ひぐらしのなく頃に Part.9

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330圭×魅スク水:8
「えーと、それじゃあ……いくぞ魅音」
「う、うん……。――あ!あのね圭ちゃん、」
「大丈夫。脱がさないから」
「うん……」
バスタオルを敷いた布団の上に横たわる魅音の両足をそっと開き、水着の股布部分を横にずらす。
じっくり見てみたかったが、あんまり間が空くと魅音も緊張するだろうし、
情けないことに俺も爆発寸前だったから、一気に挿し入れた。
ずちゅっ……!ずっ、ずっ、ずちゅっ……。
「……ふっ!く、うぅうぅ……っ」
濡れているはずなのにかなり窮屈な魅音の中。自分でするのとは全然違う未知の快感に任せて
つい激しく突いてしまったが、魅音は痛みに歯を食いしばって耐えているようだった。
「悪い、魅音……っ、すぐ済ませるからな……」
「あう……う、だ、大丈夫……いたくないよ」
苦痛に顔を歪ませながら、無理に笑顔を作って。ああもう、まったくこいつはこんな時まで……。
「魅音……っ」
早く終わらせてやらないと、魅音には痛いだけだもんな……。
あまり痛くならないように、激しい快感に溺れそうになりながら行為を続けた。
ず……ずず……。ゴチッ。
「痛っ!」
さっきまでとは違う、やけにハッキリした魅音の声。
「…………あ」
痛みから逃げようと無意識に後ずさっていたのか、壁に頭をぶつけてしまったようだ。
331圭×魅スク水:8:2007/06/04(月) 22:46:51 ID:EVxulrvX
「わ、悪い魅音っ!……よいしょ」
両手で太ももをつかんでズリズリと元の位置まで戻る。
「大丈夫か?……ただでさえ痛いのな」
「ううん、平気……ぁぅ」
そっと頭を撫でてやると、辛そうな表情が少しだけ和らいだ。
「ごめんな魅音。……なるべく早く済ませるから……いてっ」
下半身に痛みが走る。
「ふぇ……圭ちゃんどうしたの?……男の人も痛いものなの……?」
「あ、いや……水着がこすれて、ちょっと……さ」
摩擦で軽く擦りむいたのだろう。
「あ、そっか……」
魅音は俺と繋がったまま、きょろきょろと部屋中見回している。
「圭ちゃん、アレ……使って」
「ん?」
魅音が指差したのは、ペン立てに刺さったハサミ。
「アレで、その……切っていいよ、水着」
「……お、おう……」
そっと手を差し入れ、皮膚を切らないよう気をつけながらハサミを入れる。
シャキン……。股間の圧迫感から開放されると同時に、露になった結合部分に下半身が熱くなる。
「魅音っ、みおん……!」
さっきよりきっと痛いはず。でも止まらなかった。
「ふあっ!あぅ……圭ちゃん、……痛いよぉ」
ぎゅっとしがみつき肩に頬を寄せる姿がたまらなく可愛くて。
「いくぞ、魅音……っ」
「ふぇっ……いくって、どこに……ふぁあっ!」
激しい快感の中でもさすがに中に出すのはマズいと判断した俺を、我ながら褒めてやりたい。
荒い息でぐったりと横たわる魅音。切られた水着の腹部に散る、魅音の血と混じってピンクに染まった液体。
なんだかとても痛々しかった。
332圭×魅スク水:8:2007/06/04(月) 22:47:11 ID:EVxulrvX
「けーちゃん……」
「――悪い、なんか俺ばっかり気持ちよくって……痛かっただろ?」
「ううん、そりゃ痛かったけど……さっきあんなに気持ちよくしてもらったし、
 それに圭ちゃんが気持ちよくなってくれて嬉しいよ」
汗で髪が貼り付き、ちょっと疲れた表情で、それでも笑顔を向けてくれる。
「あのさ、魅音が気持ちよくなるように、これから俺も頑張るからさ」
「え……あの、えっと、……これっきりじゃないの?これからもおじさんと、その……こうして、いいの……?」
「当たり前だろ?」
「――――よかった」
うっすらと、目尻に涙。まったく、なに遠慮してんだか。
俺はこの上ない果報者だってのに、魅音は俺に「選んでもらった」と思ってやがる。
「――ま、でも今日はこれだけな。最初から何度もするのはキツいだろうし、
魅音も帰りが遅くなるのはマズいだろ?少し休んだら送って行くよ。――ほら」
「――――うん!」
腕を伸ばすと、魅音は一瞬躊躇した後、嬉しそうに頭を乗せてきた。
目覚ましを一時間後にセットして、魅音が眠りにつくのを確認すると、俺も瞳を閉じた――。

「悪い……せっかくの備品なのに、こんなにしちまって」
「大丈夫だよ。まだいっぱいあるから気にしないで。
 これは持って帰って綺麗に洗っておくよ。……えへへ。圭ちゃんとの罰ゲーム専用だからね☆」