【我が家の】柴村仁作品でエロパロ 2【お稲荷様。】
1 :
名無しさん@ピンキー:
神降臨希望
2 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 23:44:05 ID:2FDMFBQi
>>1
乙です!
いちおつ
「シロちゃん、もう出ないよ・・・」
「トール、もう出ないの、どうして?」
シロは不満そうに言った。
「トール、シロに、満足させてあげるって言ったのに」
こういう展開キボン
シロちゃんと聞くと某毛糸パンツを思い出すのは内緒な。
シロと薔薇水晶が被るんだが
シロちゃんはそんな黒いこと言わない
シロちゃんは某人型PCに似ている
スイッチは俺が入れるから
天狐の尾は4本らしい
・・・で?っていうwwwwwwwww
VSチンコ7本ですな(尾×4+前+後+口)
>>18 その気になれば乳だろうが脇だろうが髪だろうが……
やっぱり足だよね!
耳ファックを忘れてるぜ?
欲望に忠実な方々ですねww
そのうち爪の垢に萌えるスレになる予感ww
クーちゃんのエキノコックス萌え〜
流石にエキノコックスには萌えんわwww
「ノ〜ボ〜ル〜、ノ〜ボ〜ルゥ〜、起〜き〜ろ〜。」
「ん・・・・むぅ・・・みぅ、むー・・・クー?」
「いい加減に俺の尻尾を枕にするのはヤメロ。」
「エ〜、だってお前このフモフモッフ感が堪らんし〜。」
「そんなモン知るか、アッ、コラッ、に・匂いをかぐナッ、舐めるナ〜。」
フモッフ、フモッフ「少しだけ少しだけ、なっ良いだろ〜。」
「え〜い鬱陶しい、一寸ダゾ、一寸だけだけだからナッ」
「ヨッシャ〜!」フモッフフモッフ
「まったく・・・・あ〜スマン昇ぅ、1つ言い忘れていた事があったゾ。ま〜今更だけどナ〜。」
フモッフ、フモッフ「ん〜何だよ〜」
「一応俺はキタキツネだからな〜、カッカッカッ。」
「へ〜、キタ・・・・・ッア〜〜〜」
「カッカッカッ」
>>25 早速ktkrwwww
「FOXY〜狐色〜」とかいう狐耳サイト(サークル)を見つけた(前スレででてたっけ?)
狐耳はロマンと断言する管理者には共感を覚えた
まだ即死ラインだな
じゃあ保守
回避保守
>>31 とても、とてもいいGJ
誘ってるとしか思えない
尻尾モフモフしながらバックで……というのが夢なんだ
最近までエノキコックスだと思てた
コウがもし下着を着けるとしたらやっぱりふんどしみたいな物になるんだろうか。
昔の女性は下着穿かなかったっていうし。
いや、黒のTバックで上は着けない感じがする
上も下もつけてない&はいてないんじゃね?
あぁそんな状態で耳掃除や肩揉んだりしたら胸とかすげーな。
6巻の挿絵なんてしらねーよコウは巨乳だよ。
あ゙?ヒンヌーに決まってんだろ
>>39 お前ちょっと表出ろよ
大きい事はいいことだってお米の国も言ってるじゃねーか
六巻の挿絵初めて見たとき、『実は男の子でしたフラグ』とさえ思った
かわいければそれでいい
でばんがあればそれでいい
ごにょごにょできればそれでいい
保守
ここでコウ実はふたなり発覚!!
>>44 む。オレの中で新たなSSが生まれそうな予感
「コウ…俺、片栗粉買ってくるよう頼んだよね?」
「はい」
「じゃあこれは?」
「片栗粉です」
「片栗粉と違うじゃん…どうみても米だよ。稲穂だよ」
「兄ちゃん、たぶんコレ麦」
「黙っていろ透。米でも麦でもどっちにしろマーボ豆腐にトロみは付かない。護女が悪い」
「…申し訳ありません」
「いやぁ、生麦を唐突に持ち歩いてる女がおって助かったわい。脱出成功じゃの」
「え、誰この娘?何故裸っ」
「わっちか?わっちはホロ。少し置いてくれんかや?」
「ダメダメ。大型犬2匹も飼えないよ」
「うわぁ、お父さん冷静」
「ちょっ…そんな!ぬし、嘘じゃろう」
「ごめんね」
「ぎゃふん商人より取り付く島が無いぃ」
「…取りあえず誰か片栗粉買ってこい」
「というわけで、ぬし様に相談するようミズチのトウシュ様に紹介されたわけじゃ」
「いいよ、豊穣の女神なんて聞いて放り出すわけないじゃん。俺、恵比寿ね。よろしく」
「うむ、わっちは賢狼ホロじゃ」
「んじゃ早速この近所の氏子さん達の田んぼ、見て回って来て。豊作期待してるよ」
「早速仕事かや?人使いが荒いのう」
「働かざるもの食うべからずって日本じゃ言うんだ。俺だって暇そうに見えて漁業農業トラック野郎、商売繁盛などなど各種神やってんのよ?んじゃ頼んだね」
「兼業神様とな?なんかいい加減じゃのう」
「ワンダーランド日本は宗教に寛容なんだなこれが」
「うふ。なんだか楽しくなってきたわい」
なにこの夢の競演。しかも神様同士だから違和感ない
続きにちょっと期待
● ● を も て あ ま す
面白いけど微妙にホロの口調が違う気がする
本スレでも言われてるけどじいさま喋りっていうより遊郭の言葉だよね
そうそう、ホロの口調すごく難しい
書いてもすげー違和感でちゃう
不吉
小梅けいとが狼と〜じゃなくて、狐。のノベライズを担当していたらどうなっていただろうか?
くじアンのようにエロスがにじみ出るんだろうか?
一時はどうなることかと思ったが松風水蓮で本当に良かったと思う
清潔感のある作風で
佐倉が登場しなくなって代わりに見慣れないかわいい娘が出るのは不満だけど
>>55 ×ノベライズ
〇コミカライズ
>>56 それ見知らぬ娘ちゃう、佐倉や……ッ!
にいちゃん・・・
なんで佐倉すぐ死んでしまうん?
温泉……
火サス云々でクーも予備知識十分だし
もうヤルことは一つしか(ry
そういや今までの短編って何があったっけ?
「ほう、それで豊作祈願されたぬしはどうしたのかや?」
「うむ、太古の文明では川の氾濫で流れて来る肥えた土を頼りに穀物を育てていたらしい」
「もしや、ぬし…川を氾濫させたんかや?」
「ああ。人間のためにやったのに人間も一人残らず流されてな。あれには驚いた」
「ぬしに豊穣の神は無理そうじゃ。短慮過ぎりんす」
「カカカ、確かにな。まぁ元よりそんなメンドクサイもんに成る気は無い」
「うふ。ぬしは愉快じゃの…ところでぬしよ、わっちのために男に化けとるようじゃが、元はどっちかや?」
「うん?いやぁ、長く生きてると忘れてしまってなぁ」
「ふむ…実はわっち、嘘を見抜くのにちょいと自信があっての」
「え?」
「ぬし、実は覚えておるじゃろ?」
「…」
「わっちの見たてでは、ぬしはオ」
「ショートケーキ食った事あるか?」
「…ケーキ?」
「ああ、ふわふわのスポンジ生地にたっぷりとクリームが塗ってあって、苺が挟んであるんだ。とても甘いんだ。旨いんだ」
「甘くて旨いのかや!?」
「ああ。イワナギんとこでタダ食い出来る」
「是非、わっちにイワナギとやらを紹介しんす。いや、紹介してください」
ケーキにつられるホロかわいいな。最後だけ標準語でワロタ
63 :
柴村仁:2007/06/15(金) 16:07:13 ID:oBwH7ohL
私のスレなんだから狼分補給は宮部さん使ってよ><
64 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 19:40:24 ID:Xbt82KCT
宮部乙
本物の六瓢って男なのか?女なのか?
鰤というか下妻市のシモンちゃんというか
70 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 13:01:52 ID:3iTXAtm/
ムビョウちゃんもふたなってるのか・・・
つーか、女キャラは全員フタかも分からんね
女の蓋、つまり処女ま(ry
なんかわからんけど佐倉が処女ってのは納得しかねる
とりあえずクーは絶対非処女だ。
なに言ってるんだそんなもん自由自在だろうよ
クーは昇たちの母と経験済みだよね
「今日は≪チチの日≫らしいが、何をする日なんだ?知ってるか昇?」
「えっと、親父に感謝する日っていうか…まぁなんかそんな感じ」
「ほう、それでチチの日か。とんちがきいておるな」
「へ?」
「うむ、まかせておけ。春樹に紅葉合わせしてやればいいのだろう。こういうのは女がやらねば意味が無いからな」
「(紅葉合わせって…料理かな?)…よく分かんないけど、親父は金かかった贈り物とかより食いもんとか好きだと思うよ、うん」
「よっしゃ、じゃあ今日は春樹と俺は出掛けるからな」
紅葉合わせ=パイズリ
77 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 20:05:33 ID:twFB1K1/
保守
「父さん、大事な話があるんだ。ちょっと聞いてよ」
「急に何だい? 昇」
「今日・・・役所に行って戸籍を調べてみたんだ」
「・・・?」
「それで分かったんだ。
父さんと母さんの血液型の組み合わせからは・・・オレの血液型は誕生しない」
「!!!」
「なあ!一体どうなってるんだよ!
オレは父さんと母さんの子供じゃないのか?
答えてくれよ!」
>>75にもどる
で、昇が最終的に自害して、実は昇の血液型が間違っていたと。
「ふーん…じゃあ昇、お前は俺の子供じゃないの?」
「えっ?親父も知らないの?」
「うん知らない。考えて見れば怪しいとこはあったかも。お前、俺とミヤコが初めてもにょもにょした日から5ヶ月で生まれてるの」
「…」
「で、俺って結構朴念仁でしょ?婚期を焦るミヤコに襲われたみたいな感じだったんだけど、もしかしたらお前がお腹にいるの隠して既成事実つくって、俺の子にみせかけたのかも」
「うわぁ…マジ聞かなきゃ良かった…」
「じゃあ俺、クーちゃんと出掛けるからね。透とコウちゃんの飯、用意したげて」
>>76に戻る
戸籍に血液型はのってないだろう、とマジレス
確かに
というか公文書に血液型載ってるとして、それが間違ってたら大問題。
誰か真面目にエロ書いてくれ〜
ほしゅ
87 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 20:03:33 ID:ml+90T0k
知名度のない作品のエロパロスレって
一気に寂れるよね
2スレ目突入のスレでそんな発言したら即死スレがかわいそうじゃないか
>>85 昇+透×大五郎+クーでソフトでほのぼの系な4Pアナルファック物なら書けるかも。
なんてマニアックなwwwww
保守は護り女の役目なのです
たとえこの命にかえてもスレを守り抜く事が護り女の使命なのです
>>94 言ってしまえば、人生そのものがスポーツと言えるワケで。
よく長距離走にたとえられるけど、本当にそうだと思う。
山あり谷ありで、常に他人と比べられて、時々立ち止まってはまた走り出して、最後の最後までがむしゃらに走り続ける。
柴村センセも今は靴紐直してるんだろうな。
単行本出さないだけでとりあえず仕事はしてるじゃん
身辺整理で忙しいんでしょ。
執筆活動を寿引退
>100
それはそれでめでたいんじゃね?
破局後復帰
佐倉「幸せってなんですか?」
柴村「……」
佐倉「愛ってなんですか?」
見つけにくいものですか?
柴村「鞄の中も机の中も探したの?」
佐倉「けど見つからないんです。」
柴村「まだまだ探す気ですか?」
昇「それより、俺と踊ったり……しないか、しないよな、うん」
コトジ「(透の)夢の中へ行ってみたいと思いませんか?ふふっふー」
千変万化式さんのHPにやらしい更新キテター(゚∀゚)
千変万化式さんやらしすぎワロタ
中堅サイズ佐倉を光速でいただいたっ
>>113 その尻を舐め回したいナー(*´Д`)ハァハァ
>>113 構図が変態的にエロいよね。
でもそこがすばらしいんだよね。
りるっぽい
りる知ってる奴がいたのに感激。
お稲荷さま。読んでるような奴は獣耳好きな奴多いだろ。
知ってる奴がいてもおかしくない。
というわけでりるはお前らにやるからパキラはもらっていくぜ!
お稲荷様はエロゲからエロを抜いたような感じ
へ?エロで抜くのは普通だろ?
と一瞬思った
お稲荷様がでてくるエロゲもたしかあったな
沢山あるっしょ。
エロゲからエロぬくのって、油揚げから豆腐ぬいた様なものじゃん。
油揚げ・・・?
油揚げから豆腐を抜いたら何も無いけど? つか油かな?
職・人・さ〜ん。
>>127 >職・人・さ
↑↑↑
この部分が懇願してるように見えるとは、なんと計算され尽くした一文だ……!
SS書くとしたらもう一度読み直さなきゃならん
設定とかだいぶ忘れちゃったし
>>128 ナ ナンダッテー
その発想はなかったわ
アニメ化しないかな・・・
アニメ化すればスレも盛り上がるのに
134 :
転職に失敗した794:2007/07/19(木) 02:53:58 ID:fnxRhBQl
今週中にSSの続き投下する!!…って言ったって誰も信じないよねぇ?
>>134 「信じる心は何よりも大切」ってばあちゃん言ってた。
だから信じる!
あー、前回どうなったか全く覚えてないや
三行でまとめてみると
木蓮が登場
岩薙が登場
佐倉はヒロインの座から転落必至
私、佐倉美咲は今日とても信じられない出来事に遭遇しました。
たぶんこの話を誰かにしたところで信じてくれる人は皆無でしょう。
しかし、これは事実なのです。
では、これから私の味わったこの世の神秘をここに誌したいと思います。
今日の午後、私は片思いの同級生の後をつけていました。
その同級生には最近になってやたらと女が寄ってきて、私はここ最近全く会話の
チャンスがありませんでした。
そのときも一緒に帰る約束をしようとして、途中で恋敵の乱入によって失敗した
のです。
結局その女は失敗して先に帰ったのですが、私は何かが気になって仕方がありま
せんでした。なので、その同級生には悪いと思いましたが尾行することにしまし
た。
帰る頃にはもう日は暮れて、あたりは薄暗くなっていて。空は厚い雲に覆われて
薄気味悪い天気でした。
同級生は帰り道の途中にある人気の無い公園である女性と合流して、また歩き始
めました。
その女性とは、同級生の家にホームステイしている自称ドイツ人留学生で、美し
い金髪のロングヘアーが特徴的な人でした。
またしばらく後をつけていると急にすごい風か吹いて、留学生の被っていた帽子
を吹き飛ばしてしまいました。
するとどうでしょう、留学生の頭の上に何か二等辺三角形の物体があるではあり
ませんか。
そのときはよく見えなかったのですが、留学生が帽子を取りにいったときに街灯
の明かりで頭の上の物がはっきりと見えました。
頭の上でパタリと一度動いたそれはコスプレとかそういうチャチな物ではなく、
紛れもない本物でした。
私はすごく恐ろしいものの片鱗を味わいました。
何があったのかというと……。
あれ、こんな時間に誰かが尋ねてきてる。誰だろう?
ハイ、今いきます。
その二日後、彼女は自宅から数キロ離れた山中で保護される。
しかし、彼女はその間の記憶を一切無くしており何が起こったのかは不明である。
139 :
138:2007/07/22(日) 20:54:30 ID:0O2Y3eC5
〉何か二等辺三角形の物体があるではありませんか。
の所、
何か二等辺三角形の物体が二つあるではありませんか。
に脳内修正おねがいします。
140 :
138:2007/07/22(日) 20:56:34 ID:0O2Y3eC5
最近書き込みがなかったので勝手に欠かせていただきました。
すみません。
〉何か二等辺三角形の物体があるではありませんか。
の所、
何か二等辺三角形の物体が二つあるではありませんか。
に脳内修正おねがいします。
それでは、お目汚し失礼しました。
141 :
183:2007/07/22(日) 21:01:40 ID:0O2Y3eC5
最近書き込みがなかったので勝手に書かせていただきました。
早速ですが
〉頭の上に何か二等辺三角形の物体があるではありませんか。
の所を
頭の上に何か二等辺三角形の物体が二つあるではありませんか。
に脳内修正おねがいします。
では、お目汚し失礼しました。
142 :
183:2007/07/22(日) 21:05:15 ID:0O2Y3eC5
なんと!三重書き込みしてしまいました。
ごめんなさい。
カオスwwwwwwww
落ち着けwwww
あと
>>134はまた来なかったな
予告とかしなけりゃいいのに
>>142 Slow down , baby?
ところで俺は佐倉という女性に心当たりがありません。
147 :
138:2007/07/23(月) 19:59:59 ID:jcVQ05f1
>>146 そうです、携帯です。
おかしくなってすみません。
まぁがんばれ、
俺は期待してるよ
信じるも信じないも現に居ないんだから仕方あるまい
漫画に佐倉は登場しない
そもそも小説からも消えつつあるしな
それどころか小説も作家も消えそうだしな
そして誰もいなく(ry
まだだ。まだ終わらんよ。俺達がいるじゃないか
い ま せ ん が ?
ほしゅ
千変万化式に新刊の表紙キテたーヽ(゚∀゚)ノ
絵が上手くなってるけどクー様派の俺にはちと残念。まあ買うけどな
ところでここ以外にお稲荷さま。で同人出してるところ知ってる奴がいたら教えて
これはイイ表紙でつね
>>157 ニコニコでみたポケモン擬人化動画のキュウコンに萌えたのは内緒
「みやこのだっこはベアハッグ
背骨ギリギリ苦しいな
視界暗転キモチイな
みやこのまんこはスネークバイト
一度噛んだら離さない
一瞬たりとも緩めない〜」
「…」
「とまぁこういう感じで12番まで作ってあった美夜子に贈る歌を歌ってプロポーズしたんだ」「…へぇ(親父、痛い子だったんだな)」
161 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 18:49:17 ID:MaMMMpYy
新刊あらすじに佐倉の名前が……(涙)
無かったから悔し涙?
ヒント:ピザ
故郷のマルゲリータがどうしたって?
俺、故郷に帰ったら学校行くよ!
アツアツのピッ
ナランチャ( ;ω;)
>>165 ピッツァでは無い、私の名はテンコクーG!
透「うわっはあ!」
それは最強の仲介者、それは勇気の究極なる姿、
我々が辿り着いた大いなる顔役、その名は、
凡夫王!ミズチトーシュ・ノボル!!
外国産のお菓子×帝王マダー?
ここ何スレだよw
ぎゃう
174 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 19:53:19 ID:UweIM64q
やっぱ宮部さんのいう昇とかの「いい匂い」ってのを聞くと
どうもエロい方に加速するよね
千変万化式のコウ本イイ!
狐はいっぱい居たが狐。になるとちょっとわかんなかったな。今回はないっぽい。
やっぱ新刊が出ない事にはなぁ、只でさえマイナーなんだから。
お稲荷さま。書いてるとこは千変万化式とFoxyってとこしか知らん
柴村てんてー、早く新刊出してくらはい
柴村「ん〜今ぁ新作をぉ執筆中だからぁ、早くてもぉ来春ですよぉ?」
ゴーストでしょう
体育の授業でソフトボール
↓
投手佐倉打者宮部
↓
一瞬だけ人狼モードでグラウンドの反対側にいる昇の下顎にライナーを直撃させる
↓
保健室に昇をおもちかえりぃぃぃ!!
↓
(今一瞬膨らんだよね)
(膨らんだなァ)
(でもせっかく打ったんだし黙っておこう)
>>184 一瞬脳裏にラピュタの親方のシャツがはじけるシーンが浮かんだ。
宮部さん、ポロリどころじゃないな。
>>184 残念!昇守護モード発動佐倉によって打球は止められた!
狼vs佐倉 再び。
みさくら さき の出番ですね^^
狼vsみさくら
お稲荷様は昇のお稲荷さんをもてあそんで白子食べ放題です
新刊でないかなあ
つ タイムリープ
柴村センセの家に無断潜入w
隣の朝ごはんでーす。
我が家のお稲荷さま。(7)
著/ 柴村 仁 イラスト/ 放電映像
定価 515円
それはきもちいい秋晴れの日。
透は着物姿の若い女性に抱きつかれ、
「お願い、助けて……」と懇願されて……。
それは廃屋と見紛うばかりにボロボロの温泉宿。
クーとともに一泊旅行にやって来た昇は、怪しげな事件に巻き込まれて……。
そしてそれは寒風吹き荒ぶ12月の保健室。
体重計に上がった佐倉が「……っみゃ――っっっ!!」と叫んだそのこころは!?
一年ぶりのご無沙汰でした。
世にも美しい天狐空幻が踊る、現代のお伽噺第7弾です。
・・・さあ、この予告だけからエロパロを執筆できるネ申はいないかっ!w
一泊旅行にやって来た昇は、着物姿の佐倉から「お願い……」と懇願されて……。
ちょっと混ぜてみた。
>>クーとともに一泊旅行にやって来た昇
ここだけでご飯三杯いけるぜ。
515円って薄いな、と思ったらこれまでと比べるとそうでもないのか
>一泊旅行
このまえの短編もう出るんか
新刊でたらサイト更新しますよ
クーに発情期の犬を交えたいな
昇のオナニーをクーが目撃
↓
セクロス
こんなベタな展開でいいから書いてくれ
セクロス時は人でも狐でもどちらが責めでもおkだ
>>クーとともに一泊旅行にやって来た昇
その頃、赤城の街へ遊びに出かけた透は
ショタ食いに目覚めた六瓢様に手篭めにされていました。
…とかだったらごはん3杯いける。
492 :自治スレ公民館ローカルルール変更議論再開告知:2007/09/22(土) 16:10:30 ID:e1vNzA5U
六巻の挿絵見ろ
まるで洗濯板のようだ!
493 :自治スレ公民館ローカルルール変更議論再開告知:2007/09/22(土) 16:16:11 ID:nD0wcc17
実際に洗濯板として使ったら乳首に衣類が引っ掛かってコウ悶絶
これで御飯六杯はいける。
あっちとこっちを間違えて493を書いたのは内緒だ
オレ書くよ
お稲荷さま。の新刊読んだら書くんだ……
カメラ何やってんの!もっと下だよ!
カメラ「すまんが大人の事情でそのアングルは出来んのだわ」
もう消えとる
なんの画像だった?
七巻表紙っぽい
212 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 23:59:16 ID:3tZnWlI/
ほす
微妙に頭身下がり気味なのにムチムチとはこれいかに
もうここまでエロかったら乳首描いてない方が逆にやらしいよ!
これはけしからんwwwww
うぇ
また見れなかった
λ
アニメ決定か……
これはけしかランチwwwwww
7巻期待保守
なんかもう出てなかったっけ?
>>218 _ ∩
( ゚∀゚)彡 再うp!再うp!
( ⊂彡
| |
し ⌒J
アリガとゥー
新刊発売!
買いに行くぜ!!
178項の佐倉
東京から長崎の田舎に引っ越したんだ、やっぱり売ってないんだぜw
今日がサンデーとマガジンの発売だぜ・・・
虎の穴〜K-BOOKS〜まんだらけ〜ソフマップ〜メッセサンオ〜アソビット〜ゲーマーズ〜秋葉原ぁ〜〜ノォォォォォォォ〜p(´Д`q)
修行が足りんのよ
232 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 18:33:59 ID:DdmAB8Pt
>>232 ハハハ、まぁ通販が有るけどね、ただ今まで気軽に買えてた事がスッパリ出来なくなったからねぇw
お稲荷様なんか入荷すらしないし。
のちの小須田部長である
職人さん、遅いなぁ。
早く来ないと俺、
お爺ちゃんになっちゃいますよ・・・
佐倉「高上遅いなぁ、早く帰ってこないと私、お婆ちゃんになっちゃうよ・・・」
当然だが、こうしたら泣けるな
>>236 なんで泣けるんだ?
新婚ほやほやの佐倉が学生時代の癖と照れで昇と呼べないまま帰りを待ってるシーンのセリフじゃないか
むしろヌける
それは佐倉がいまわの際に見た幻覚でした…
しかし佐倉にとってそれはまぎれもない現実なのだ…
見てください
このうれしそうな死に顔…
あなたはこんな顔で死ねますか?
完
なんか佐倉の夢を打ち砕くときだけ迅速にレス付くなw
愛されてる証拠だなw
>>238 これむしろ昇死亡時じゃ、昇の死を受け入れられない状態の佐倉
その前に昇に苦労して約束を取り付けてたときの
地獄甲子園?
暦物語の思いがけぬ再会みたいだな
お鈴さんの姿を妄想しながら保守
今日中にレスが無ければ佐倉は俺の嫁。
それはありえないからw
>>246 コラッ!時間ギリギリに、「ちょっw 佐倉にゃ冷たいぞ皆w」
と自己レスする俺の計画を、貴様w
今日中にレスがなければ佐倉は幸せになる
なぜか『そし』したくなる!ふしぎ!!
今日中にSS投下がなかったら佐倉は俺の嫁・・・ニヤリ
町内会の福引で特賞の温泉旅行を見事引き当てた昇とクー。
しかし「旅館しらかば」に到着した二人にとって喜びはつかの間のことだった。
さらに追い討ちをかけられるかのように厄介な事件に遭遇する二人。
我が家のお稲荷さまこと天狐空幻はこの非常事に「火サスだ! 不倫だ!」などと嬉々としていたものだが、
一方の高上昇モヤモヤとした気分のまま一日目を終えようとしていた。
「じゃあ電気消すぞー」
「おー」
(自分たちで敷いた)別々の床に潜り込む昇とクー。
温もりの代わりに哀愁を感じてしまうようなボロボロの布団の中で、昇は今日一日の出来事を振り返り大きなため息を吐いた。
まったく災難な一日だった。おかげで身心ともにクタクタである。
なんで慰安のために温泉旅館に来ているのにこんなにくたびれなきゃイカンのか……
まぁ明日になれば家に帰れるのだからこんなときはさっさと寝てしまうに限るおやすみー……
「って、なにしてんだクー!?」
布団を撥ねあげる勢いで飛びあがって驚く昇。
いつの間にかクーが昇の床に潜り込んできていたからだ。
「こら昇。こんな夜中に大声出したら近所迷惑だろ」
「お……お前が悪いんだろ! なにイキナリ人の布団に潜り込んできてんだよ!?」
「なにって……いちいち説明せんとわからんのか?」
カカカといやらしく笑うクーと、意図が掴めず「?」顔の昇。
「も〜う、お兄ちゃんたらウブなんだから! 夜這いだよ、ヨ・バ・イ☆」
「は……?」
昇の脳内で「ヨバイ」という言葉が解析され、16フレームの間ののちに「夜這い」という言葉に結び付いた。
「よっ、よ、よ、ヨバイってクー!? お前何言っちゃってんの!? 人をからかうのもいい加減にしろよ!!」
「カカカカッ、人をからかうのは狐のセンバイトッキョだからナー!」
動揺しまくった昇のリアクションにクーは手を叩いて笑った。
ごめん、割り込んじゃって
からかわれたとわかってムスッとしたまま再び寝ようとする昇だったが、そこにすかさずクーが潜り込んできた。
「なっ、お前いい加減にしろよ。俺、もうクタクタなんだ。寝かせてくれよ」
「ふふっ、今夜は寝かせないゾー」
「だからそれはもういいってふあっ?」
クーおもむろに昇の首に腕を絡めると、強引に口付けをした。
「んーっ! んーっ!?」
口のなかにクーの舌が入ってくるのを感じて昇は目を白黒させた。
クーの舌が口のなかでトロトロと動きまわり、その動きにあわせて昇の身体中をゾゾッとした快感が駆け巡った。
「っちゅ……ふぅ」
クーはしばらく昇の口のなかを舐め回すと、満足気な様子で唇を離した。
昇は快感の余韻で頭がぽぉっとしていたが落ち着いてくると、超至近距離で覗き込んできているクーの顔が見えてきた。
「なにすんだよ!」
昇は恥ずかしいやらなんやらで唇を拭いながらクーを撥ねつけた。
すると、座敷の畳のうえで尻餅をついたクーは心外そうな顔で「嫌だったか?」と尋ねた。
「おふざけにも限度ってものがあるだろ!」
「いまのは本気だったのだがな……」
「え?」
クーがボソッと呟いた言葉に、昇は耳を疑う。
「さっきからかったときに昇が露骨にガッカリしてたからな。お詫びにと思ってやったことなんだが……」
「ガッカリしてねーよ」
「素直になれば『続き』をしてやるぞ?」
ズイッと顔を近づけて狐が問う。
「……」
昇は気まずくなってクーから目を逸らすとしばらく視線を泳がせたが、やがて小言で「頼む」と応えた。
「カカカッ、そうこなくちゃな!」
とりあえず
>>248の阻止が目的だったのでここまでしか書いてないっす。
お目汚しあいすまん。
>>256 ぐっじょぶよ! 旦那w
どっちに転んでも俺は美味しいw
ありがとん!
ヌアァァアアこれは妄想膨らむ良い文章ですな!
GJ!
なんと言うGJの少なさ・・・
住民少なくなったな
いや、もちろん俺はGJだけど
260 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 23:42:52 ID:1qmvlSXL
SSまとめたサイトってどこだっけ?
以前どっかでみたよーな・・・
そういえばアニメ化するらしいな
絵柄が全然違うらしいね
265 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 04:43:51 ID:XbNdbAS9
>>261,262
マジすまん(_ _)
あと、教えてくれてサンクス
小さな花びらのように可憐な、艶のある唇。
そこからのぞく、不釣合いに大きく鋭い歯が少年の肌に食い込む。
首筋をくわえ込まれた格好の少年は、食い込む歯の感触と皮膚を這い回る舌の温かさにむず痒さを覚えた
ぎりぎりとかかる圧力に負け、肉が形を変え圧迫されていくのを感じて、歯を突き立てている少女は満たされた表情を顔一杯に浮かべ。
自分の首筋、その柔らかい肌に食い込む歯の感触に、少女と向き合い身体を預けている少年は半ば諦めたように目を閉じた。
そして、張りのある皮膚が限界を迎えた瞬間。プツリという音と共に、少年の身体を流れる熱が真っ赤な色をもって流れ出していく。
少女はまるで水気のある果物の果皮を食い破ったように、溢れ出すその液体をせわしなく啜る。
止め処なく流れる真っ赤な血、けれど噴出すほどの勢いではないそれを口の中に溜め、より多くの出血を誘うために舌を傷口に這わせ、そして自らの唾液とで薄まってしまったそれを嚥下した。
喉を通り抜けていく味は、滑らかさは、温かさは、目の前の少年の中を流れていたもの。
体の上からでも容易に分かる、「いい匂い」をした彼の血。
それを今、自分の身体の中に流し込んでいる。
ここから更に力を込めて、今彼女の歯がある場所のさらに奥。こんな細い血管とは比べ物にならないほどに大きく脈打つ動脈、そこにほんの数ミリでも穴を開ければ……
(このまま、もっともっと『がみゅ』ってすれば、昇くんの血が。もっと、もっと)
「ごめん、ちょっと……もう、そろそろやばいって」
その呻くような声にはっとして意識を戻すと、自分が抱きかかえるようにしていた少年が、赤みの抜けた顔でこちらをジッと見つめていた。
「あ、あはは、ご、ごめんね」
たった今、自分が何を考えていたのか。言ってしまえばもう彼は二度と同じような事はさせてくれないだろう。
「いや、本当に頼むよ……今、俺死にそうじゃなかった?」
「本当にごめんね!だって昇くんの血って、匂いの通りの味がして本当に美味しいから、つい」
舌をペロリと出しておどけたように謝るふりをして見せるが、内心は水気の多い特殊な血を飲んだ高揚感と、男の子の首筋に歯を立て、血を啜るという行為自体の持つ背徳感で胸が一杯。
心からおどける余裕などどこにも無く、そうやってごまかそうとしている今でさえ自分の開けた彼の首筋の穴に目が言って仕方がないといった有様なのだ。
「血まみれの舌でそんな仕草をされてもね」
ほんの少し不機嫌でシニカルな物言いになっている彼、高上昇も、学年一の美少女に血を啜られるという異常な状況に対しては彼女、宮部紅葉と同じく奇妙な高揚感と快感を覚えていた。
「うぅ、本当にごめんなさい」
しおらしくなる紅葉。
「まぁそれは良いとしてさ、うん」
それをなだめる昇。可愛い女の子がしゅんとしている様を見るのが忍びなくて出た言葉だが
「何でまた俺の上に乗ろうとしてるの!!しかもその、裸っていうか制服を脱ぎつつ!!!」
同時に心の叫びも出た。
「だって昇くん、約束通り飲ませてくれたじゃない。お礼にその、二回戦でこっちを」
微妙に頬を赤く染めながらブラのホックを外していく
「『だって』じゃないって!『こっち』ってどっち!」
言う間に、昇の肩はベッドに押し付けられた。ミシミシと軋む肩の関節から察するに、どうやら部分的に人狼になりかけているらしい紅葉。
「ちょっ、宮部さん!本当に――」
その言葉を最後に、唇を塞がれた昇の声は聞こえることが無く。
人払いの済んだ赤城高校保健室、その一番奥のベッドからは、紅葉が上げる一方的な嬌声しか聞こえることは無かった。
宮部さんが「いい匂い」のする昇の血を飲むとしたら
所有欲と独占欲を満たすために外から見えて目立つ首筋から飲むよね。
んでもって可愛らしい絆創膏とか首筋に張ってあげた後で佐倉に思わせぶりなことするね。
昇に貼ってあげたのと同じデザインや絵柄の絆創膏を自分に貼って見せ付けるとか
傷の形とできた原因を佐倉に吹聴して佐倉に絆創膏剥がさせて確認させたりとか
血を飲んでるタイミングで佐倉がわざと保健室に来るように仕組んだりとか
変態ですね俺。
明日はどっちだろう。
お前は変態だが変態神だ!
GJ
お前は神だが神変態だ!
GJ
更新遅れてスイマセン。
パソコンが逝かれますた。
管理人久々そしていつも乙
>>273 あなたにエロい絵を描いていただけるように
これからも変態道を歩んでいきたいと思います
揃いも揃ってGOOD JOBな住人ばかりだなこのヤロウ!
保守
278 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 03:53:50 ID:YLNWWP9Z
ほ し ゅ
保守
な、何だこれ……? オレが寝てる間に一体どんな状況になったんだ?
……よし、落ち着け高上昇。冷静になるんだ。慌てるのは良くない。
順序良く筋道立てて、かつ鮮明に起こったことを思い出そう。
ゆっくり考えれば分からないことなんて何も無いはずだ……っ!
……。
…………。
せっかく普段使わない頭をフルスロットルで回転させて、状況を飲み込もうとしているのに、
全くもって集中できない。
それも当然といえば当然。
この熱にやられた頭でいろいろ考えようなんて事は、端から無理があるというもの。
しかし、碌に頭を使わなくとも元凶が分かるってのは、ある意味脅威というか……。
───結論。
この状況の元凶は、間違いなくクーの仕業だ。
それはもう間違いない。新年のお年玉を賭けてもいい。……いや、やっぱりそれはウソで(保険
オレの身体が動かないのも、
佐倉サンが部屋にいるのも、
オレの体の上にいることも、
猫耳尻尾バージョンなのも、
───全ては、あの妖怪狐のせいだっ!!
時間を少し遡る。
「え、高上今日休みなの? なんで?」
放課後、部活が始まる前に佐倉はその事実を聞かされた。
昇は昨晩から風邪をひいたかインフルエンザかそれとも得体の知れない病気にかかったかで、
熱を出して寝込んでいる。昇と仲の良い友達の間では、常に女の影が絶えないからモテナイ
オレ達の代わりに神様が罰を与えた結果、という何の根拠も無い話になっている。酷い友達だ。
それはともかく昇が病気になるのは珍しい。
「そっかぁ……」
佐倉は明らかにガッカリしたような表情を作る。
こんなに分かりやすいのも今時珍しい。
そもそも佐倉は昇と一緒にいられるように同じ部活を選んだのだ。
同じ部活でも男女で分かれてるいるから正確には同じ部活では無いのだが。
がっくりと両肩を落とす佐倉に光明が差したのは友人♀の一言がきっかけ。
「高上、大丈夫かなぁ……?」
「ふふふ、佐倉さんは高上のことがよっぽど心配なようですなぁ」
「えっ……、いや、ほら、やっぱり今の時期は風邪をこじらせるといろいろと大変だからっ」
「うんうん、そだね。それが高上だったら余計に心配ですよねぇ」
「そ、そんなこと……っ」
「隠さない隠さない。つーか、何を今さらって感じだし」
「何をって、な、何……?」
「佐倉が高上一筋って事くらいみんな知ってるんだから」
「そっ…………」
「……で、これはチャンスだよ」
友人が言うには、風邪を引いたときにはどうにも気弱になりがち。
そこへ突然お見舞いに来てくれたら、それだけで嬉しいものだ。
うん、それは確かに私にも経験があるから分かる。
でも、急に行ったら迷惑じゃないかな……?
「そんなことないない。訪問者が可愛い女子高生だよ? これに喜ばない男はいないよ」
そういうものだろうか?
「そうそう。それに手料理の一つでも作ってやればイチコロキュンキューン! 二人の仲は急接近!
どうだっ!!」
どうだ……って言われましても。
「そして……はい、これ」
何やら一切れの紙を手渡された。
「期末テストの範囲。今日発表されたでしょ? これで高上の家にいく口実はできました。
あとはこれを届けに行って、お見舞いして、手料理を振舞って、目を見つめ合って、手を取り
合って、抱き合って……」
「な、何バカなこと言ってるの!? わ、私は純粋にお見舞いに行くだけなんだから!!」
「お。もうお見舞いに行く事は決定事項だったんですな。にひひ」
「あ……」
「それじゃ、顧問の先生には私から上手い事言っておくから。今日は部活休んで、心置きなく
高上のお見舞いに行っておいで」
「……う、うん。ありがと」
「いいよ、お礼なんて。友達でしょ私達。あ、知ってる? 駅前においしいケーキ屋がオープン
したの。すっごいおいしいらしいよ? あ〜、一度でいいから行ってみたいなぁ。一度でいいから」
「……言いながらこっちをチラチラ見ないでよ」
結局、友人♀の回りくどい要求を断りきれず、今度ケーキ屋に連れて行くハメになった。
……ちっ、この策士め。
そして、佐倉が昇の家に辿り着いてから約10分。
未だに佐倉は家の中に入れていない。
その理由。
なぜか佐倉がインターホンを押せないでいるからだ。
インターホンが重くて押せない。
インターホンの押し方を知らない。
インターホンがそもそも無い。
とか、そういうわけではない。
さっきから押そうと思って指を近づけるが、直前で躊躇ってしまうのだ。
かれこれ十数回もトライして失敗している。
「今度こそ………………………………………………………はぁ、」
これで14回目の失敗。
ただ、インターホンを押すだけなのに。軽く押すだけなのに。
なぜできないのか!?
何かインターホンに呪いがかけられているのではないか?
そうだ。そうに違いない。きっと防犯対策も兼ねてインターホンを押せなくなるようなのr
「……さっきからずっと何してんだ?」
「ひぃああああああああっっ!? あ、……クーさん?」
玄関を開けてひょっこり顔を出したクーが佐倉に尋ねる。
ちなみにクーの外見は♂バージョンのナイスガイだ。
「傍目からは怪しい挙動不審な人物にしか見えないぞ。気を付けろ」
「えぇっ、あ、いや別に怪しいわけじゃ……。あ、ちょうどよかった。高上います?」
「昇か? 昇はいるが昨日から寝込んでてな……まったく。おかげでろくな飯にありつけん。
いったい誰が我が家の飯を賄うというんだ。昇が寝込んだら何故かあの護り女がはりきって料理
を作ろうとするもんだから、それを阻止するのに昨日は大騒ぎよ」
「はは、……何だか大変そうですね」
まだ、昨日の事をぶつくさ言っているクーを半ば無視して、
「ところで、実は、今日はお見舞いに来たんです」
「お見舞い!?」
クーの両目がキラキラと光る。
「お見舞いって事はアレか? こう、お見舞いの品があるわけだな!? フルーツとかケーキ
とか病人が元気になりそうな立派な甘いものが!!」
「……は、はぁ。まぁ一応ありますけど……」
「うむうむ。いい心がけだ。さすがに佐倉はよく分かっている」
やっぱりオレの見込んだだけのことはある。将来はいい女になるぞ。
とかしきりに自分勝手な褒め言葉を言った後、
「まぁ、立ち話も何だ。とりあえず家に上がるといい」
「あ、は、はい。それじゃ、お邪魔します……」
経緯はともあれ、ようやく高上家に入ることができて佐倉はホッとする。
クーと佐倉はリビングルームで向かい合って座っている。
今この家にはクーと昇しかいないようだ。
目の前にはクーに促され(というか急かされ)、持ってきた洋菓子が紅茶と一緒に二人分
並んでいる。一つはクーの分で、もう一つは佐倉の分だ。
クーは何の遠慮も無く目の前の洋菓子を手で掴んで、ワイルドに頬張った。
「むぐむぐ……、む、……これは……なかなか……この、まったりとした食感が……」
クーは真剣な顔で咀嚼している。
その食べっぷりは豪快でマナーとは縁遠いものだった。
そして、紅茶を勢いよく飲み干すと、無言で親指をびしぃっと立てて満足げな表情をした。
その何ともいえない迫力に佐倉はちょっと気圧される。
とりあえず、この洋菓子は合格点を貰えたらしい。
「……あ、あの、……よかったら私の分も、どうぞ」
「ホントか!? いいのか!?」
「あ、……はい。私、ダイエット中なんで……。というか本来、自分が食べる用に買ってきたわけ
じゃないですし」
「お前、ホントにいい奴だなー」
それじゃ遠慮なくいただきまーす、とクーは佐倉の前の洋菓子を一掴み、先刻と同じように口に
運び、咀嚼。
何て幸せそうな顔をして食べるのだろう。
佐倉は紅茶だけをいただくことにする。……あ、この紅茶おいしい。
さて、とクーが切り出す。
「今日は……もぐもぐ……昇の……むぐむぐ……見舞いに……、むぅ、んん、ぐっ……」
「あの、飲み込んでから話して下さい……」
「ん、悪い。今日は昇の見舞いに来たんだったな」
「はい。あ、それと……テストの出題範囲も教えてあげようと思いまして」
「ん、そうか」
「高上の調子はどうなんでしょうか?」
「う〜ん、思ったより芳しくないな」
「風邪ですか?」
「まぁ、そんなもんかな。二階の部屋で寝てるから一度様子見てきたらどうだ?」
「え、いいんですか?」
「なに、気にするな。どうせ寝てるし、身体も動かないはずだ」
……え? 身体が動かない?
それはつまりどういう事だろう? 寝てるから身体が動かないって事?
それとも病気の症状があまりに重くて身体が動かせないって事?
それとも、それとも───
「……時に、佐倉」
「え、あ、はいっ」
「───お前、昇に好意を持っているんだろう?」
「…………っ」
不意の展開。
クーの唐突な質問というか詰問に佐倉は何も言えなくなる。
「隠すな隠すな。それくらいオレにはお見通しだぞ」
佐倉は耳まで真っ赤にしてその場で俯いてしまう。
もはや佐倉の気持ちは傍目から誰が見ても明らかだ。
「カカカカ、可愛い奴め。しかし、お前も運が悪い。よりによって昇を選ぶとは……」
真っ赤になった佐倉の耳にはクーの言葉がやけに遠く聞こえた。
「普通……なら、気付……かもしれないが、……いに超……にはいつまで……っも……」
クーさんの言葉が途切れ途切れにしか聞こえてこない。
「…………鈍感…………きになるな…………もとんだ…………だ」
おかしい。
だんだん、だんだんとクーさんの声が遠くなっていき……目の前が見えなくなって、
「…………………………………」
クーさんが何かを言っている。何を言ってるかは分からない。
ただ、なんとなく笑ってるような声が聞こえただけだ。
あれ、何だか急に目の前が……、暗く……
佐倉の視界は意識と共に暗転。そして、そのまま床に倒れた。
手に持っていた飲みかけの紅茶が制服の上にこぼれたが、もはや佐倉には知覚できない。
傍目から見れば、紅茶に毒を盛られて毒殺されたように見えなくもない。
ふっふっふ。
「そんな二人のためにオレが一肌脱いでやろう」
仁王立ちになったクーの口元に浮かぶ笑みの何と良からぬ予感のすることか。
トントン。
トントン。
応答なし。
そ〜っとドアを開けると、ベッドで寝ている昇の姿があった。
部屋はカーテンを閉め切っているため、暗くて顔色などがよく分からない。
物音がするものは無く、すー、すー、と昇の寝息だけが聞こえてくる。
「よしよし、よく寝てるな。今のうちに……」
クーの手が怪しげな動きで空を切る。その直後、青白い炎が音も無く現れ、まるで意志を
持っているかのようにクーの周りに集まった。そして、クーが昇を指し示すと炎は昇の方へ
向かい、やがて昇を円形に取り囲んだ。
青白い光に灯され、部屋が僅かに明るくなる。
炎は何をするわけでもなく、昇の周りで揺らめいているだけだ。
「これで、準備万端だな。よし、佐倉」
クーの背後から現れたのはさっき床に倒れていたはずの佐倉。
間違いなく佐倉その人なのだが、……どこか雰囲気が違っている。
どこか目が据わっていることを除いても、普段の佐倉とは決定的に違っている部分が……。
よし、もう結論から言ってしまおう。
佐倉の頭には猫耳が、そしてお尻にはふさふさの尻尾が生えていた!
……何だそれ?
「ほら、佐倉。お前の大好きな昇がいるぞ。お前の好きにしたらいい」
佐倉はふらふらした足取りで昇のベッドに近づく。
そして、昇の姿を認知すると、ネコのような俊敏な動きで昇に飛びついた。
その光景を目の端で捕らえたクーは昇の部屋のドアを閉める。
ぐはぁ、……っ!? なんで服を、うわ、そこは……ちょ、そんなとこ舐めないで、うひぁっ!
とかいう昇の変な悲鳴が聞こえてきたが、それはキニシナイ。何もキコエナイ。
「後は若い者に任せてごゆっくり、というやつだな。ふふん、我ながら良いことをした。さて、
佐倉の持ってきた菓子がまだ余っていたな」
クーは満足気な表情で再びリビングに戻った。
そして、昇の貞操は正気を失ったネコ佐倉に奪われ、めでたしめでたし───
「───っていう、同人誌を作ろうと思うんだ。今度こそ売れそうじゃん?」
「……佐倉の猫化は誰の趣味?」
「強いて言うなら神の意志だね」
「まぁ、土地神自らが言うなら間違いでもないか。でも間違いなく売れないね」
久しぶりにSS書いたらエロシーン書けなかったorz
エロシーンは各人の脳内で妄想してください
途中で力尽きたわけですが、猫化は間違いなく自分の趣味です
相変わらず下手な文章でお目汚しノシ
おいおい半GJじゃないか、
もちろんエロがあれば真GJだったんだがな
グッジョ…って半殺しかよ!
この握りしめたブツの落とし前はどうしてくれるんですか><
猫耳猫尻尾佐倉・・・
絵師の腕の見せどころだな。
てめぇww
佐倉違うwwwwwwww
さくら(´;ω;`)かわいそうです
神速で保存した。
見れなかった……
pitaは流れるの早いからイヤ
佐倉では無いから余り気にするねぃw
>303
もう少し佐倉に近づけてくれw
>>303 そうそう♪
高上の知らないところでは物の怪をカードに封印して・・・
って、ちがぁーーーう!!!
>>303 ちょww
…………真宮寺、春野(格闘家女子高生でもくノ一でも可)、間桐、ダメだこの位しか思い浮かばん。次は誰だろw
しっかし、冷静に考えてみると、佐倉は名字で名前は美咲なんだよなあいつは……美咲なんて名前のキャラって他にいたかな?
>>303 なんか絵柄が東方の某同人誌を描いてる人と似てるような
気がするのだが・・・
>>307 小説化兼バンパイアハンターと同居してるロリっ子吸血鬼とか。
昇「美咲?・・・ああ!
小説化兼バンパイアハンターと同居してるロリっ子吸血鬼のことだろ?」
佐倉「・・・・・・」
佐倉は「高上(はぁと)一緒に帰ろ(はぁと)」とか言わない!
なんかこう、もっと一生懸命勇気を振り絞った感が欲しかったかな
絵は上手い。可愛い……と言えばそうかもしれない
多分、猫じゃないよね
畜生!バレたw 修行して来る。
>>317 何でこのタイミングでまともな直球ストライクを出すんだww
取り逃すかわいそうな子が出てしまうじゃないか!!
ニョホーこれはいい狐
>317
これ以上ないほどのGJだな
と、とり逃したァー!
>321
うわぁ・・・これは悲惨
取り逃がしたぁぁぁぁぁぁ
まとめサイトの管理人さんが取れてたなら大丈夫だ!
>>307 穆清院門前稲荷桜(ぼくせいいんもんぜんいなりさくら)で如何でっしゃろ
・・・をを、キツネ耳キャラに帰結したw
326 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 15:03:48 ID:QxXosvBC
hosyu
327 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 21:38:44 ID:7nZx0QWc
保守
>>324 すいません、取れてません!
あと諸事情により来年の三月くらいまで更新不能です!
おいおいがっかりするくらい潔いな
こ れ は い い 狐
こんなおねーさんが家にいたらどうにかなるだろ普通……
枯れてんな昇
昇は既に1巻と2巻の間で抜け殻になってます
それは、性的な意味で?
それとも蝉的な意味で?
買い物帰り偶然出会った六瓢ちゃんに
パフェ奢ってあげるからとホイホイ付いていき
ファミレスでパフェ食べてる最中に
「お兄ちゃんはどういう風にエッチしてくれるの?」
とか聞かれてパフェを『べふぅッ!』と噴き出し
しどろもどろになりながら否定しようと頭の中で考えをまとめてるうちに
「この前赤城のコンビニでコンドーム買ってたわよねー、お相手といったらコウちゃんくらいしかいないし」
と土地神権限フル活用なタレコミを暴露されて諦め
「ちゅーした後に、こう、『はぐっ!』てなるんです……それで、『みゅー』って首をちゅーちゅーされて
そしてまぐまぐして下さるんです。私がふわふわしてくると、『まふっ』ってなって、後は、その……
『にゅるん』って、動くときもそうですけど、最初から最後まですごく優しくて……」
とか一通り説明し終えた後に
「ほうほう、やっぱお兄ちゃんとしてるんだ。いやー、さっきのアレね、テキトーに言ってみただけなんだけどね」
カマをかけられてたことが判明し憤慨するけど、丁度窓の外を通りかかった昇を六瓢ちゃんが呼び込んじゃって
さっきの自分の説明を思い出しながら真っ赤になってパフェをチビチビ食べるコウと
その横で『理由はわかんないけど真っ赤な顔も可愛いな』とか思ってニヤニヤしながらコウを幸せそうに見てる昇
布団入って寝るまでにここまで妄想を構築する脳。病院に行こう。
途中まで透が昇とやってる設定のブラコンボーイズラブかと思った
俺も
クリスマスイブだというのにお前らときたら…
今日は天長節の次の日で、くりすm・・なんとかではない。
岩薙さんのけーきと売り子のコウちゃん食べたいです
>>341 なんだクーお前やる気のない、かわいい、そうやる気のないかわいさ醸し出して
まったくもう、好きです
345 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:53:48 ID:qhhH1/Yk
支援age
346 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:13:52 ID:Zi6TioQ4
支援
347 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 23:43:04 ID:RhySAeiM
死亡判定って最終書き込み時間だっけ?スレ順?
最終書き込み時間
>>337 すまないが勝手に自分脳内補正をいれつつ文章化してしまった
先に謝っておきます。では、
今朝、新聞に入っていたチラシを見た昇さまが「うっわー、卵が激安いよぉぉぉっっ! でも、
今日は部活があるから、悪いけどコウ代わりに買ってきてくれないか?」と言ってきました。
もちろんすぐに承諾しました。昇さまのお願いを無下にはできません。
それに、……それに、私だって昇さまのお役に立ちたいのです。
料理も洗濯も人並み以下にしかできない役立たずの自分ですが、昇さまの為ならたとえ獄炎の中
だろうと極寒の中だろうと───。
だからこの仕事は何が何でもやり遂げなければならない、と心に固く誓ったのです。
そして、無事に目的の卵を入手し、慎重に帰路に向かっていた途中の事です。
「あららぁ! コウちゃんじゃな〜い!?」
正面からのんきな声をかけられました。
あ、見た事ある人ですね。……え〜と、名前、何でしたっけ?
とりあえず挨拶しておきましょう。それが社会のルールです。
「こんにちは」
「はい、こんにちは……って、うわぁぁ大きなビニール袋持ってるね!? 買い物の帰り?」
「はい。そうです」
「ふ〜ん、そうなんだ。何そんなに買ったんだろ? あ、そうだ! ねぇねぇ、今、時間ある?」
「時間、ですか?」
「うん! ちょっとそこのファミレスでお茶しようよ! ね、暇だしさぁ!」
この人は暇なんですね。
私はそんなに暇……というか、もう目的の卵は買い終えたし、あとは家に帰るだけです。
家に帰ってもやる事はありますが別段急いでいるわけでもありません。
しかし、我が家は節約の理という暗黙のルールが昇さまの名の下に存在しています。
勝手にお金を遣ったとなれば失望させるかもしれません。……築いた関係も崩れかねません。
そうして私が返答に窮し、しばらく黙っていると、
「よし、分かった! 今日は特別にこの六瓢ちゃんがパフェを奢ってあげましょう! どう?」
「行きます」
あ、そうかこの人は六瓢さんだ。ようやく思い出しました。
とか思う前に自分の口から勝手に返事が出ていました。返答にかかるまでの時間は自分でもびっ
くりするくらい早かったみたいです。
いや決してパフェに目が眩んだわけではありませんですよ?
六瓢さんは綺麗な顔いっぱいに笑顔を作ると「それじゃ行こっか!」と私の手を引いて、ファミ
レスへと進んでいきました。
私は買い物袋の中の卵に気を使いつつ、手を引かれるままに付いていきました。
私と六瓢さんはパフェとコーヒーが置かれたテーブルを挟んで向かい合わせに座っています。
それにしてもこのパフェ……すごく大きいんですが。材料が余ったからたくさん作っちゃった、
テヘ☆みたいな、半ば投げやり感が否めません。高さが30cmくらいあります。容器からいっぱい
はみ出ています。おまけにアイスクリームの部分には、所狭しと何かいろいろ生えています。
ホントにメニューの一つでしょうか。こんなに食べたらさすがに太りそうですが、いやその前に
どうやって食べたらいいのでしょう?
スプーンを持ったまましばらく黙考していると、六瓢さんが話しかけてきました。
「うっわ、すごいねそのパフェ! コウちゃんそんなに食べれるの!?」
「……」
何とも言い難いので無言で応答。
「ここのパフェってそんなに大きかったかなぁ? さっき運んできた店員さんがギガとかメガとか
にこにことかぶつぶつ言ってたけど……何のことだろうね?」
「さぁ、……何でしょう?」
二人して同じように首を傾げます。
店員さんが何を考えているのかは知りませんが、とりあえず今はこの目の前の巨大パフェを如何に
攻略するか思索するのに忙しいのです。
……よし、やっぱりこの頂上の部分から正攻法で攻めるしかありませんね。
自分の中で気合を入れます。
腕まくりをして(ただでさえ巫女服は裾が邪魔になるし)スプーンを片手に目の前の巨城に突き立
て、掬ったアイスを口に運びます。
………………おいしい。
口に入れた瞬間、舌の上でほどけるように溶け、甘味が口内を満たしました。
濃厚にして芳醇な味わい。それでいて後味があっさりしているので次のスプーンも自然と進みます。
これなら意外と全部食べられそうかも。
そう思っていたところ、
「ところでさぁ、お兄ちゃんはどういう風にエッチしてくれるの?」
「べふぅっ!」
吐き出したパフェが弾幕となってテーブルの上に散乱しました。
「……な、……えぁ……っ?」
散乱したパフェに気付いた店員さんが、すぐ私たちのテーブルにやってきて綺麗にテーブルを拭い
ていきました。六瓢さんは、「ありがと!」なんて爽やかに笑って店員さんをメロメロにしていま
した(多分故意ではないと思うけど)。
だけどそんな事は問題ではないのです。
店員さんが去った後、私は六瓢さんに更なる追求を受けることになりました。
「……で、どーなのかなぁ?」
「え、え、……わ、私と、昇さまが、ですか?」
「そーよぉ」
「わ、私と昇さまは、その……決して、そんな関係では、なくてですね。……う〜、何ていうかこ
う……うにゃにゃ……」
「お兄ちゃんさぁ、この前赤城のコンビニでコンドーム買ってたの! 何かキョロキョロしながら
顔真っ赤にして挙動不審な感じだったらしいんだけど。ちょっと可愛いよね! で、お相手なんて
コウちゃんくらいしかいないでしょ? だからもうバレバレ!」
「ど、どうしてそんな事……っ?」
「ほら、私いろいろ知り合い多いからさぁ。だって私土地神だもん! 知らない事の方が少ないよ!」
「……あ、あぁ、……う〜」
もう言い逃れができそうな状況じゃなくなったようです。
顔全体が熱を帯びてくるのが自分でも分かります。しかも急速に。
「絶対内緒にするからさぁ! 六瓢ちゃんにちょっとだけ教えてくれないかな!」
「……」
「ね! 何ならパフェもう一つ奢っちゃうよ!?」
「……いや、パフェはもういいです」
その後も、「私とコウちゃんの仲じゃない!」「ねぇねぇダメ!?」「このままじゃ気になって、
今日も寝不足だよ〜!」「今度、パペマペ貸すからさぁ!」とかいろいろ強引に迫られて、結局
観念して少し話すことにしました。いや、別にパペマペが決め手になったわけではありませんので。
ため息を一つ。
どこからどう説明すればいいのか分からないので、とりあえず一昨日の出来事を思い出すことから
始めました。
───二日前。
深夜でもない時間帯。
皆が寝静まったのを確認すると、コウは二階に上がり昇の部屋のドアを静かにノックした。
「開いてるよ」
中から聞こえる声がコウを部屋の中へと誘う。
律儀にも、失礼します、と言ってコウはドアを潜り部屋の中に入った。
部屋の中は常夜灯だけが灯されていて薄暗い。かろうじてベッドの上に声の主と思しき人物が鎮座
しているのが確認できる程度。
「もう皆は寝たかな?」
「……はい。皆様はもうお休みになっています。起きているのは……私たちだけ、です」
コウは自分で言った言葉が意味する事に気付き、紅くなる。
「じゃあ、こっちに座って」と、昇は自分が座っているベッドのすぐ横をポンポンと叩き、コウを
そこに座らせる。「……あ、はい」とコウは拒否せずに昇のすぐ横にちょこんと座った。
わずかにベッドが軋み、コウからシャンプーの香りが漂ってくる。
「お風呂上り?」
「……はい」
「ひょっとして、皆が寝てるのを確認してから入った?」
「……」コウは無言で首肯。
「そっか。やっぱり期待してたんだ?」
「……」
無言がそのままの答えになってしまった。
確かにコウは期待していた。今朝、昇からのサインを受け取ったときから、今この瞬間をずっと待
ちわびていた。
昇がコウの肩にそっと手を回す。コウの体が一瞬ビクッとなったがすぐに落ち着く。
昇はコウの肩ごと自分の方に引き寄せ、互いの体を接触させた。
「コウの体、あったかいね」そして、そのままの勢いでコウの唇を優しく奪った。
唇が触れる瞬間、コウの口から微かに「……あ」という声が漏れる。
最初は軽く。唇を触れさせるだけのキス。
やがてどちらからともなく、舌を絡ませる甘く深いキスに変わり、昇はコウの体をきつく抱きしめる。
互いの存在を確かめ合うようにねっとりとした濃厚なキスが続く。
昇は体重をかけ、そのままの体勢でコウをベッドに押し倒した。
その勢いで互いの唇は一旦離れ、透明な唾液が糸を引いた。
互いの息が少し荒いのは、ディープキスによって息が苦しかったせいだけではないだろう。
そして二人は再び唇を重ねる。
やがてコウの口内を堪能した昇は、そのまま唇をずらしコウの首筋に舌を這わせた。
「……っ、う……んんっ。あ、……だ、だめです……」
コウのくぐもった声が聞こえてきた。
「コウは首筋が弱いもんね。でも、そんな可愛いコウを見たらもっと苛めたくなっちゃうよ」
「ひ、ひぁぁ、あっ……」
昇は再びコウの首筋に舌を這わせて上下させる。時折、吸血鬼のように首にキスをしてちゅー
ちゅー吸う。これで、明日はキスマークのできた首筋を隠さなければいけない事が決定した。
コウは弱点である首筋を攻められてすっかり力が抜けてしまったようだ。
昇に巫女服を肩から脱がされている時もされるがままになっている。
そして、露になる二つの乳房。わずかな膨らみしかない双丘の先端にはピンク色の乳首が存在を
主張していた。
「ほら、コウ。乳首がこんなに固くなってるよ」
「あ、ああ……やだ、言わないで、ください……」
次の瞬間、コウの乳首は昇の口に吸われていた。
「あっ! ああん……んっ……!」
電流が流れるような刺激がコウの全身を駆け抜け、自然と体が反ってしまう。
昇は口に含んだ乳首を舌で優しく撫でたり、捏ねたりして弄んでいる。
その度にコウの体はビクッと反応してしまう。コウは両手でシーツを掴んで無意識に逃げようと
する自分の体を繋ぎとめていた。
そして、そのまま昇の空いた手がコウの体を滑り、袴の隙間から太ももの間へと侵入した。
巫女服を着る際、普通は下着を着けないのが慣わしであるがコウは普段から下着を着けている。
だが、今この状態では下着を着けていなかった。それはつまり、そういうことだ。
太ももの間に侵入し、コウの女性器に触れた昇は驚いた。
そこが既に、何かを塗ったかのようにぬるぬるしていたのだから。
「コウ、すごい……。もうこんなに……」
昇は割れ目の下部にある膣口に指を挿入させようとする。
が、その瞬間コウの太ももが閉じて昇の手を挟み、それ以上の追撃を阻んだ。
怪訝に思った昇がコウの顔を見ると、コウは昇から目を逸らして恥ずかしそうにつぶやいた。
「そ、それ以上、すると……その、……服が、汚れて……しまいます」
その瞬間、昇のリミッターが音を立てて外れた。がちゃん。
昇は自分の着ている衣服を0.5秒で脱ぐと、0.7秒でベッドの下に忍ばせていたコンドームを装着
した。そしてコウの袴を捲り上げ、膣口に自分のペニスを宛がった。
この間、計2秒たらず。目にも止まらぬ速さとはこの事か。
「コウ、いくよ」
コウは無言で、こくん、と首肯する。
これで昇と交わるのは5回目になる。しかし、この瞬間ばかりは慣れずいつも緊張してしまう。
昇が僅かに力をかけると、コウの膣口に昇の先端が侵入しようとする。
そして、少しの抵抗感を越えると先端が膣口をこじあけ、にゅるんと入ってくる。
「うぁっ! ああ……んっ」思わず声が出てしまう。後はゆっくり奥まで入ってくるだけだ。
全てが挿入されると、「コウ動くよ。いい?」という昇の問いかけ。もちろんコウは首肯する。
「今日も……優しく、お願いします……」「もちろん」
そして、昇はゆっくりと動き出す。
コウの中を確かめるように、コウの反応を確かめるように。
溶けそうなくらい熱く、すぐに果ててしまいそうなほどに締め付けるコウの膣。
はっきり言って、すごく気持ち良い。
コウが相手だから気持ち良いのか、それとも───。
昇は詮無き自分の無粋な考えに幕を下ろした。今は、コウと自分が互いに気持ち良くなる事だけ
考えていればいい。
やがてストロークの幅が大きくなり、動きも小刻みになりベッドを軋ませる。
その度に、必死で声を殺そうとして失敗しているコウの甘い声が漏れる。
互いにきつく抱き合い、温もりを分け合い、性器を交わらせる。
永遠に続くかのように錯覚したこの行為にも当然終わりがくる。
「くっ、コウ……オレ、もう……出そう、だ」
喋ることもままならないコウは首肯することで意志を伝えた。
そして、昇の動きが早くなり───白い快感が二人を包んだ。
果てた後も二人は繋がったまま抱き合っていた。時折交わす軽いキス。
昇はコンドームを外すと、ティッシュで自身の性器を拭いていた。
その様子を見てたコウはふとある衝動に駆られた。
「……あの、昇さま」
「ん? 何?」
「……その、……精液というものは、一体、……どんな味がするのでしょうか」
「……あー、よく苦いってのは聞くけど。自分じゃ絶対試したくないから知らないや」
「試してみてもよろしいですか?」
「へ?」という昇が間抜けな言葉を発するか発しないかの間に、コウは昇の掃除途中のペニスを
口に含んだ。
「えぁっ! ちょ……あっ!?」
昇の制止も間に合わず、コウは昇のペニスをしゃぶりだした。
射精後の敏感なペニス、しかも先端を執拗に刺激されるから昇は腰が砕けそうになった。
そして当然ながら再び勃起してしまった。
コウの口内でむくむくと膨張するペニス。さすがにコウも驚いていたが、負けじとさらに刺激を与え
てきた。
やがて、コウがペニスから口を離すと怒張したペニスがぶるんっと上を向いた。
「……あまり苦味は感じませんでしたが」
と、コウの感想。
何の参考にしたら良いのかさっぱりだと昇は思う。
「それより昇さま」
「は、はいっ」
「私、また……その……」
「うわぁっ!?」
コウは巫女服を全て脱ぎ去り、昇をベッドに押し倒した。
そして、昇の股間の辺りに跨り、「……んんっ、あ、はぁぁぁ……っ」と嬉しそうな声を上げながら
自ら昇のペニスを挿入した。
昇はまた襲ってきた快感に声が出せないでいる。
「あ、すごぉ……っい! さっきよりも……気持ち良い、かも……っ」
コウはそう言うと、昇の上で腰を動かし始めた。
目を閉じて先ほどよりも強い快感の波に酔いしれている。
それとは逆に冷静になった昇が、
「ちょっと待って。これって生じゃ……コンドーム着けなきゃっ」
「ああ、すごい! 昇さま……とっても、気持ち良い、ですっ!」
「いやいやいやいやいや」
「すみません、昇さま。わ、私……腰が、気持ち良くて、腰が止められませんっ……!」
何とか逃げようとする昇の体を力づくで押さえ、コウの腰はさらに激しく動き───
「ちゅーした後に、こう、『はぐっ!』てなるんです……それで、『みゅー』って首をちゅーちゅ
ーされてそしてまぐまぐして下さるんです。私がふわふわしてくると、『まふっ』ってなって、後
は、その……『にゅるん』って、動くときもそうですけど、最初から最後まですごく優しくて……」
「……ん、ごめん。全然分からない!」
あれ、どうやら上手く伝わってないみたいです。自分では相当忠実に再現したつもりだったのですが。
おかしいですね。
「まぁでも、やっぱお兄ちゃんとしてるんだ。いやー、さっきのアレね、テキトーに言ってみただけ
なんだけどね」
「……え?」
「ごめんね! こんなにあっさり吐露するなんて思わなかったからさ! あ、店員さーん!」
……これは、見事にだまされたって事ですか?
ハメられました。私としたことが……。
既にコーヒーを飲み干した六瓢さんは爽やかな笑顔でおかわりを頼むと、またもや別な店員さんを
メロメロにしていました。いや、そんな事はどうでもいいんですが。
新たにコーヒーを注いだ店員さんが去ると、六瓢さんは私の方を見て、
「そっかぁ、お兄ちゃんは優しくしてくれるんだね! 兄弟でも似てない部分があるのは当然か」
「兄弟?」
「うん。透ちゃんはああ見えて大きくてけっこう激しいのよ」
…………はいぃぃ!?
「あ、見て! 噂をすればお兄ちゃんじゃない! おーい!」
六瓢さんは部活帰りに偶然通りかかった昇さまに手を振っています。昇さまもこちらに気がつき、
ファミレスの中に入ってきます。
いや、その前にこの人今なんかとんでもないことをさらっとカミングアウトしたような気がするのですが。
そして、昇さまは六瓢さんに勧められるまま私の隣に座ってきました。
「お、ちゃんと卵買ってきてくれたのか? えらいえらい」
昇さまは私の横に置いてあった大きなビニール袋を見てそう言いながら、私の頭を撫でてきました。
そして、さっき思い出していた一昨日の出来事が頭をよぎり、顔に熱が集まってくるのが分かりま
した。
目の前の溶けかけたパフェを何度も口に運びますが、一向に顔の熱が冷めません。
……なぜか、昇さまの視線を感じます。ひょっとしてパフェが欲しいのでしょうか。
それとも……それとも、私……っ!?
あ、やだまた顔が熱く……!
気付けば目の前の巨大パフェは影も形もありませんでした。
その後、『巨大パフェを食べつくす巫女!』という名の動画がネット上で話題になったそうです。
……何のことでしょう?
「っていう同人誌を作ろうと思うんだけど。今度こそどうかな?」
「ある意味盗作なので却下します」
はい。終わりです。
えー、何とか年内にまた投下できて良かったです。
今年は何作か投下させてもらったのですが、読んでくれた人に感謝。
全く上達しない自分の文章力に絶望しながら。
また、来年もお願いします。読んでくれたら幸いです。ノシ
俺の数行の妄想からここまでやるとは。
GJそしてこちらこそ来年もよろしくお願いします
GJです!
とうぜん次は透とむびょうちゃんですよね?
来年はネズミ年だけどさ、
・・・・狐年はいつ来るんだい?
そもそもなんだかの会に出席しなかったから干支には入って無い。
寝坊した猫と違って入る気すらない。
狐らしいや
あけましておめでとうござい。
ジャパネットタカタのCMを見ていたら
だっちわいふだっちわいふ〜夢のラブドール六瓢〜
という最低の歌詞が思い浮かんだ
376 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 16:04:37 ID:A6JIB7IY
そんな感じの同人を出すときは
レス立ててくれるとおねぇさん嬉しいかぁ
>>376 この数日間言いたかったことがあるが誰も言わないので俺が…
「日本語でおk」
嬉しいかぁ
うるぇすぃぃかぁぁぉぉぁぁ
レス立てるってのも意味不明だな
383 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 00:26:44 ID:wzoufIB3
ほす
なんだかこのスレは職人と一般住人の比率がとんでもなく偏ってるな
冬コミでは同人誌二種類出てたな。片方ギャグでマジシュールだった。
千変はいつもどおりエロ。クーがだんだんかのこんの狐の顔になってきてると思ったら
案の定あとがきで次回はかのこん本かもだとさ。狐。もだしてー。
千変の昇を見ると成長の過程がわかる
387 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 22:15:13 ID:EvCjm2PT
コウって挿絵アレだけど巫女さんはサラシ巻いてるから脱いだら凄いよな?
和服は体のライン出すために何も着ないんじゃなかったか?
出さない、んだろ。
エロイのキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
392 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 22:04:03 ID:/PId2epB
待ってた甲斐があったZEェ!
そしてageさせていただく
俺このスレ通いだしてから結構経つけど初めて投下絵に遭遇した…
>>390 ありがとう。本当にありがとう。
ktkr
消えるの早すぎるYO
再うp…だれか、再うpを…
勝手なイメージとして
クー=透寄り
コウ=昇寄り
な印象があるんだけど実際どうなんだろうか。
昇が風邪ひいたりしたら
コウが看病するんだろな。
クーの間違った知識を前提に裸で暖めようとしたりとかするに違いない
消えてるw
早すぎだろw
はwwやwwいwww
これマジで誰も保存できてない予感
>>399 ネギを尻にさすと言うのを信じて……アッー
>>403 オレの脳内では、温める側のコウが何故か自らの尻にネギをさして……
と、変換された
406 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 02:04:21 ID:d5rUQTZ9
見たいorz
407 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 08:15:16 ID:mFqQ8xUU
>>400 >>405 最悪だな、お前。
こういう流れの遅いスレにうpするときは少なくても24時間ぐらいは残しておくべきだ
>>405 アレだというのならば
そのアレなものをうpするにふさわしいラノベスレが角煮にあったはず。
毎回楽しみに見させてもらってるから皆見たいんよ。
コンビニのレジで、ラノベ(商品)を読んでるチャラそうな店長と、ポケーっとした印象の少年が話していた。
コンビニ店長兼土地神の恵比寿と、小学生兼水槌の血系透である。
「はは、柴村センセったらやけにウルジャンぽいねぇ」
「はぁ」
曖昧に返事しておく。ウルジャンて、読んでないし。
ボンボン休刊で嘆き合うような僕らが読んで良いのはジャンプだけです。ちょっと背伸びしてマガジンまで。
「ほら、随行体と定光が。そんでこの袖っ子、ルキっぽくね?ん、ノキだっけ」
…この人ほっといたら話進まないな。と思ったので、透は自分から切り出すことにした。
「…恵比寿さん、ちょっとお願いがあるんです、けど」
「ええ〜、神様だからってお願いばっかりされると困っちゃうんだよな〜。ま、いちお聞くけどさぁ」
「シロちゃんに、会いたいんです」
「…ん〜、やりようは無いこともないけど…難しいねぇ」
「そこをなんとか」
カチャ
言いながらミニSDカードを差し出す。
「へ、何これ?」
「お願いを聞いてくれた時、その報酬のサンプル…って感じです」
「ん〜?見てもいいの?」
「どぞ」
あらなんだか透君マジっぽくね?とか思いつつ、奥の出納管理用PCにカードアダプタを挿し、中身を確認する。
「…こ、これは!」
中には、クーやコウの着替えシーンや、今にも真夜中のプロレスを始めそうな昇とコウ、昇とクー、コウとクー(男Ver.)、の動画、画像が盛り沢山だった。
アングルから察するに隠し撮りらしい。
「シロちゃんと会えたら、その続きをお渡しします」
「…透君、マジだね」
「かなり、です」
>>409 いいよーいいよー
その調子で続きを書くんだ。
ところで昇とクー(狐Ver.)かコウとクー(狐Ver.)は無いの?
>>409 wktkが止まらないwwwwwwwwww
>コウとクー
(・A・)イクナイ!!
おまえ達は忘れている。
美代子×クー(形態は問わない)という可能性を。
でもやっぱり昇×クーが一番だけどな。
お前も忘れている!
橋姫×恵比寿という過去を!!!
橋姫は老婆だぞw
いいのか?
神様だよ
アレ?
おすずさんは?
そういえばあの旧神(元から土地にいた的な意味で)はあまり人気無いのか?
恵比寿って男色家っぽいから、
昇×透、クー(男Ver)×透、透×大五郎(狐Ver)を撮って持ってくといいはず。
台所から昇の声がする。
「今日の夕食何くいたい〜?」
作業に没入しているコウには届かない。
ピピピ
くぐもった電子音が響き、コウは体温計の液晶を確認した。
(うーん…)
ちょっと、高い。
日記帳を確認する。
最後の日から、ずっと微熱。
(あっちの巡りも無いし…)
「どうしたのコウちゃん?風邪?」
「ひゃっ!なななななんでもないですっ!」
突然かけられた背後からの透の声に驚き、日記帳やらなんやらを巫女服の袷に捩じ込む。
「そう?ならいいけど…風邪ならはやめにお医者さん行った方がいいよ」
「はいっ、大丈夫、です」
…あぶなかった。
ほっておくわけに行かないし…誰かに相談しようかな。
…でも、誰に?
こんなこと誰にも言えない…けどどうにかしなきゃ…
コウの思考は堂々巡りしていた。
随分考えた挙句、相談を持ち掛ける対象をクーに決め、居間に行く。
珍しくクーは居間に居ながら人型で、難しい顔をして座って居た。
「あの…天狐様、私ちょっと相談が」
「言うな、わかっている」
コウの言葉を遮って、クーが言葉を紡ぐ。
「本当に大事なのは俺の意見ではない。そうだろ?お前と昇がどうしたいか…それが重要だ」
「…」
「はん、俺も馬鹿ではない。お前の好みくらいわかっている。己が信ずる道を選べ。俺も協力してやろう」
「…そうですね。そうです。私と昇様のややこです。今更おろせるはずがありません!ありがとうございます、天狐様。私、決心つきました!」
ボンッ
驚きに満ちたクーは、一気に変身が解けてしまう。
「お、お前…子が出来たのか?…昇と?」
「そうですけど…なぜ驚いているんです?今さっき分かっているって」
「…俺が言っていたのは、今日の夕食をハンバーグにするかカニクリームコロッケにするかについて、だ」
「…」
「…」
気まずい沈黙。
「…ハンバーグ」
「ほ、ほら当たった!ハンバーグだよなぁ、ははは、はは」
>>421 >>409と同じ人かな?続きってわけじゃなさそーだが。これはこれでGJ
そっち方面の知識は薄いんだが妊娠すると微熱が続くものなの?
オレも今日はハンバーグがいいな
>>421GJ!
おれはカニクリームコロッケがいいな、と空気を読まないぜ
バしゅの運転スさんは子供出来ても怒らなさそうだな
しっかりしろとかそういうことは言いそうだけども
子育てはクーがやりたがりそう
好きな男の子がいつの間にか子持ちになってるとか佐倉どんな気持ちだろね
保険に入りなさいとか
お嫁にしなさいっ!
ハ,,ハ
( ゚ω゚ ) お断りします
/ \
((⊂ ) ノ\つ))
(_⌒ヽ
ヽ ヘ }
ε≡Ξ ノノ `J
>>426 それは嫁候補3人に最後は殺されちゃうフラグじゃないかwwww
霊夢→コウ
魔理沙→クー
萃香→宮部さん
……あれ?
みんな佐倉への愛情が足りないな。
一巻P249を見返して欲しい
このシーン、実は両想いフラグではなく、昇が「佐倉はないわぁ」と思っていることの象徴なのでは
昇が鈍感と言うより避けられてる佐倉…
>>431 みんなが気づいていながら必死で目を逸らし続けていたのに…
お前…消されるぞ…
昇の前にコウ、宮部、佐倉を並べてみました
司会者(以下司「では昇さん、コウさんを見てどう思われますか?」
昇「コウはどんな仕事も一生懸命にやってくれてとても良い子だよ、
最近は家事が色々とできるようになったし、それに『夜の』相手もしてくれるしね」
司「なるほど、うらやましい発言がありましたが追求するのは止めましょう。死にたくないですし
では、続いて宮部さんをどう思われますか?」
昇「宮部さんは癒し系だね。良い香がするし声も綺麗だし。
なにより胸がすごく柔らかいんだよ、しかも感度がよくてとても綺麗だし。胸ではコウも負けるかな」
司「なるほど、たしかにあの胸は…………すいません宮部さん牙をこちらに向けないでください。
……では佐倉さんをどう思われますか?」
昇「(胸を見つつ)ふっ、サイズも質も二人に劣るからなぁ。
それにアソコも大した事なかったし……しょせん唯の人ってことか」
あれ?なんかこんなのが書きたいわけじゃなかったんだけど………
まぁいいや、黒昇万歳って事で
白磁の白。
桜の薄朱。
のばした手を押し返す、絹の肌理。
今になって、少し後悔した。
こんなに綺麗な蕾を、咲く前に汚してしまった事を。
芽吹いた萌芽を摘み採って、もう少し、せめて花が開くまで。
この蕾を眺めていたい。
できるわけないよな。
軽いくちづけを交わすと、意識には陽炎が漂い始めた。
俺を置き去りにして、唇は陽炎の向こうに歪んでゆく。
彼女と俺の唇が、求め会う。
唇は陽炎のなか、歪んで混じって、境目が何処かも解らなくなる。
君は俺を求めてくれてる?
それとも君も、陽炎の向こうを眺めているのかな。
二人の唇が水音を奏でるたび、陽炎は深く歪む。
立ち昇る陽炎を、俺は少し恨んでいた。
陽炎の熱が、俺を、彼女を春にして、思わぬ萌芽を芽吹かせた。
仕方ない、とも思う。
歪み越しの景色は、儚げでぼんやりしているくせに、いやに粘着質で、視線を外せない魅力がある。外させない魅力に満ちている。
蕾が持つ魅力すら飲み込んで、内包してしまう。
萌芽をつんで、眺めていたい。
ダメだ。
俺の頭は堂々巡りを繰り返していた。
「んっ…」
彼女の曲線に俺の手が這いずり、なだらかな流線の頂点を、舐め回す。
「ん…っ、はぁ…」
艶を帯びた彼女の声が響くと、耳も手も、歪んでいった。
触れた花弁のぬめりを確かめた頃、熱くなった尖端だけが鋭敏になり、俺が感じられる感覚はそれだけになった。
歪みのなかに、張詰めた棘と意識だけが浮かんでいる。
ぬめりを帯びた肉に棘を突き立てると、侵入を拒むように、キシッ、と窄まった。
「ああっ…昇、さま…はぁ…あっ」
ゆっくりと、尖端が奥を抉るように、肉の入口を削るように、身体を揺する。
だが、尖端が捉える肉の熱の感触以外は、歪んでしまっていた。
「は…あぁん!あっ、ああ…!」
そして、激しく腰が動く。
動くたび、段々とその熱さだけが膨らんでゆく。
煮詰まった熱さが最高点に達したとき、彼女のなかに俺の熱さが注入された。
俺の熱がそれに込められていたかのように、急に頭の芯が冷えて来る。
陽炎はかき消え、セピアにくすんでいた現実の景色が色を取り戻す。
性欲に負けて孕ませてしまった雄と、汚されてしまった可憐な蕾。
「ごめん…コウ」君の未来を奪ってしまって。
荒くなった吐息とともに、謝罪を吐くことしか、やれることは思い浮かばなかった。
最後の一文だけ読んで死姦かと思って何度も読み返してしまった
コウは昇のためなら何処までするのかな?
羞恥プレイとか
ケーキ屋の件で短いスカートに赤面してたからそのへんの羞恥心はありそうだよな
昇が「セックルしよう」とか「子供産んで」とか言ったら平気そうだけど
「えっちい格好して」とかは恥ずかしがりそうな
今日も今日とて悩みは絶えません。
教えて天狐様。
「天狐様…相談したいことが」
「断る」
「えっ、ちょっ、まだ何も…」
「お前の相談は心臓に悪い。突如の懐妊宣言で俺がどんだけたじろいだ事か」
うぐ、根に持ってる…長い事生きてるくせになんてスケールのちっちゃい…。
仕方なく、今度は恵比寿様の所に行って参りました。
「え〜相談?困っちゃうなぁ…こないだの透くんのお願いもすっぽかしたままなのに」
「そこをなんとか」
私は盗撮した天狐様の生着替えシーンと、その時脱いだパンティを恵比寿様に渡しました。
「なんでもご相談承ります」
分かりやすい人で助かりました。
「相談と言うのはですね…実は…」
私は恥ずかしくて、耳が熱くなってしまいました。
「その…が…ッチ…の時……が無く、て」
「え?ごめん、聞き取れないんだけど」
「…昇様がエッチの時元気が無くて困ってるんです!!」
言ってしまいました。
やばいのです、テラハズいのです///。
「…はぁ、ナルホド」
やめてっ、ちょっとキョトンとしないで神様っ。
「ええっと、待って。少し整理しよう。元気って言うのはつまり――硬さ、とか?」
「そうそうふにゃふにゃで…ってちちち違います!ガッチガチです!っていやっちがっ、そのっ、そういうんじゃにゃくて!」
思わす力が暴発して、冷蔵棚に陳列してあった紙パック類を爆散させてしまいました。
「…あんまり、店内荒らさないで欲しいなぁ〜」
「す、すみません。…あの、そう、体の反応はとっても素直なんですけど…なんか乗り気じゃない、みたいな雰囲気なんです」
「ふーん、そんなの簡単じゃん。要はもっと興奮させればいいんだよ」
「…具体的にはどうすればよいのでしょう?」
と聞くや否や、恵比寿様は犬用の首輪とリード、獣耳カチューシャ、肉球手袋、肉球靴下を取り出しました。
「新たなプレイを開拓すればいいだけさ」
ニヤリと笑うエロ福の神。
これを付けて…致すのでしょう、か。
………ゴクリ。
「試して見ます。ありがとうございます恵比寿様」
「他にもたくさんあるからまたマンネリしたらおいで」
「はい」
私はコンビニ袋に詰まったけもけもセットを見るたび、今夜の事に胸が高鳴るのを感じました。
コウとするのに乗り気じゃないとかマジで殺す
ですよねー
きっとお腹の中の子を心配しているんだよ
ところでおすずさんは俺がもらっても構わないよな?
このスレには不要みたいだし
僕にも分けて下さい。
じゃあコトジヌシは俺がもらった
じゃあ俺は佐倉さん!
のお姉さんを
姉って・・・さきこ?
どうぞどうぞw
今日は部活が休みということで、いつもより結構早い時間に家に帰れそうだな、とか思いつつ、昇は下駄箱からスニーカーを取り出した。
昨日買い物に行ったからこの後スーパーに行かなくていいし宿題もとくに無いし今日はゆっくり出来そうだな、いやでも久々に夕飯に手の込んだものをつくるのもいいか―などと考えながら校門を出ると、
「あ、オニーチャン。こんにちは〜」
「え、ああ、六瓢さん?」
六瓢が校門に寄りかかって立っていた。
そういえばこの人ってこの辺の土地神なんだなよな。てか神様が普通に話しかけてくるってどうなんだろうか。
「ねぇねぇ、これから暇? 暇ならちょっとお茶しようよ。おやつまだだからお腹すいちゃってるのよ〜。ね、いいでしょ?」
時間的には少し遅めのおやつの時間だし小腹も空いてるので、昇は気軽に頷いた。
「いいですよ」
「それじゃ決定ね。ファミレスのパフェもいいけど、いつも行かない喫茶店で新しいスイーツ出てるかもしれないからそっちにいかない? ちょっとくらいならおごってあげちゃう! あ、でも、スイーツは半分ずつにして二種類食べましょ」
六瓢がいつも以上に喋っている気がして、なんかストレスでも溜まってんのかな、と思いつつ、昇は彼女にホイホイついていった
「―でね、そのこそこそした感じの男の子達に気付かれないようにして覗き込んだのよ、そしたらね……」
と、話し続けていた六瓢が、少し温くなってきた紅茶(三杯目)に口を付けた。
昇は少し前から苦笑いを浮かべながら六瓢の話を聞いていた。
最初のうちは自分のことや透のこと、クーやコウのことを訊かれたり話したりしていたのだが、いつの間にか六瓢が止まることなく喋り続ける今の様子となっていた。時間もかなり経っていて、昇の前にあるティーカップには四杯目の紅茶が入っている。
話の内容は愚痴だったり世間話だったりで、やっぱり土地神ってストレス溜まるんだな、という感想を思い浮かべながら紅茶を口に運ぶ。
「―だったの! やっぱり男の子なんだな〜って逆に関心しちゃったわ。そういえばオニーチャンは彼女いる?」
「は? あ、いや、いません…けど」
一瞬吹きだしそうになったがなんとかとどまって答えられた。腹がひっくり返りそうになったのもなんんとか踏みとどまった。でも隠し切れなかった動揺を六瓢はしっかり確認したようで、新しいオモチャを見つけたような顔をみせた。
「それじゃあ護り女ちゃんと? そういえば本家と護り女ちゃん血はつながってないのよね〜」
「イヤイヤイヤイヤ」
コウと何? 何なの?
という動揺と何というか…恥ずかしさで懸命に否定。
なおも楽しそうにこちらを見てくる六瓢からは逃れられそうにない。
「違うの? ということはひとりで? でもオニーチャンは家で忙しいんでしょ…どうしてるのか、オネーサン気になるナー」
「イヤ…チョット、ナンノハナシデショウ?」
「あら、オニーチャンは女の子に言わせるのが良いの?」
もう明らかにオロオロする昇と楽しそうにしている六瓢のテーブルはちょっと目立っているが、店内に知り合いがいないのが幸いだろう。
それでも昇にとっては居心地が悪い。
「ちょっと…トイレにいってきま」
「じゃあ私も」
………なんで二人してトイレに行くんでしょうかね。
「……て、何で同じ個室に入ってくるんですか!?」
「え〜だって個室が一つしかないじゃない。しょうがないでしょ?」
「いや、確かにそうですけど…」
この喫茶店はそんなに大きくない。ということで、トイレも従業員用と客用を兼ねているようだ。ついでに男女兼用でもあるらしい。
「…じゃあオレはあとでいいんで出ますよ」
どうせトイレに逃げ込んだだけだし。
「あら、イイのよ? 私はオニーチャンについてきただけだから」
といいつつ、六瓢はドアの鍵を閉めた。さきほどのように動揺する昇に対し、六瓢はどことなく楽しそうだ。
「いつも忙しそうなオニーチャンには、私からサービスしてあげちゃう!」
「え、あの、サービスって!……て、うわ!」
ムフフっと怪しい笑みを浮かべて向かい合うように立っていた六瓢はしゃがみこむと、おもむろに昇の制服のベルトを外し、下ろそうとしている。
「あんまり大きい声出すと店員さんが来ちゃうわよ?」
イヤ、アンタいきなりそんなことされたら声もでますよ、と思いながら昇は六瓢のされるがままになっている。腕っ節では六瓢さんに勝てませんよ。コンビニの棚をグチャってやっちゃったらしいし。
そんなことを考えているうちに、昇は下着のトランクスまで下ろされ、本来隠されている所は六瓢の目前に晒されている。
「へぇ…男の子って、こんな風になってるんだ……」
六瓢は興味津々といった様子で、昇のモノを見つめつつ、さわさわといじっている。
「あの…なにをしてるんですか、六瓢さん?」
「いやね、こういう知識も少しはあるんだけど、実際にやったことはないからちょっとね……」
答えになってないんですけど…これで納得しろってことですか六瓢さん?
そんなことを昇が考えている間も六瓢がいじっていたためだろう、昇のモノは徐々に体積を増していき、まさに肉棒という様相になっていた。
「オニーチャンの、結構立派ね……他の人のって見た事ないけど。ねぇ、どういうふうにしたら気持ちイイ?」
自分のモノを弄りながら上目遣いでこちらを見てくる六瓢に対して昇は、快感や優越感ではなく恐怖を感じていた。だってホラ、何かの拍子に力加減を誤ってグチャッといかないとも限らないじゃないですか、もしかしたら男としての危機ですか、これ。
そんな中、昇が出来ることは、
「……えっと、こう、手で軽く握るようにして、上下に軽く擦る感じで……」
できるだけ自分に被害がでないように誘導するしかなかった。
……だって、痛いのはイヤだし、痛いってことは男として死にかねないってことだし。
「へぇ、こうするのがいいんだ……どう、こんな感じ?(オニーチャン、やる気になったのかな)」
「は、はい……あ、それでいいです(下手な指示出せないって怖えぇ!)」
…といった様子でしばらくしていると。
「ね、オニーチャン、先っぽからなにか出てきたけど…これが精子?」
昇のモノを丁寧にしごく綺麗な手の動きを止め、六瓢が上目遣いで尋ねる。
「それは……気持ちよくなると出てくる奴で、精子とはちょっと違う…かな」
あれ、そういえば先走りにも精子って少し入ってるんだよね。てことは精液ではないけど精子になるのかな。いやでも……などと昇が考えているうちに、六瓢はソレに顔を近づけていた。
「……て、また六瓢さんまた何を、うわ、ちょっとそれは……くうっ」
少し匂いを確かめたあと、六瓢は舌で液を舐めとってみていた。
息のくすぐったさと舌の刺激の連続した快感から、昇の口から声が漏れた。
「今の良かった? それじゃあ…」
「それじゃあって、うう…ちょ、六瓢さ……あう」
六瓢の舌が、ちょうど裏スジを舐め上げた。
昇の反応に気を良くしたのか、六瓢はそのまま亀頭のクビレや先走りの溢れる鈴口などを舌で舐め唾液で汚していく。
唾液は肉棒を伝い、しごき続ける六瓢のしなやかな指を汚しながら潤滑油となって淫らな水音を立てている。その音と、快感に興奮を隠せなくなっている昇の荒い息遣いが個室に響いている。
「どう、気持ちイイ? もうそろそろイきそう?」
昇ほどではないが、六瓢も興奮しているようで、肉棒から口をいったん外して昇に向けた顔は、いつもよりかなり赤らんでいて、口からもれ出る吐息にも熱が感じられる。
「はい……もう、あんまり…持ちそうにないです」
その言葉を言う昇の、何か我慢しているような顔を見ると、艶やかな笑みが六瓢の顔に浮かんだ。視線を昇の顔から肉棒に戻すと、その先端を口に含む。あまり深くは咥えなかったが、口に入った部分を口腔や唇、舌で撫で回した。
「うあ! も、もう出ます…出るから口を、離し……アアッ!」
口に含んだ部分が膨らんだのを感じた瞬間、痙攣する昇の肉棒から熱く粘着質なものが吹きだした。
「んぐっ!?…うぅんんっ、んくぅ、ふぅンン……」
射精には勢いがあると聞いていたので、服を汚さないためにも口に出してもらおうというのは考えていたが、六瓢の予想以上にそれは強かった。
口の中だけに納めることはなんとか出来たが、喉の奥や気管の方にまで少し入ってしまったようで、むせてしまいそうになった。それでも射精が終わるまでは、なんとか口は離さなかった。
肉棒の痙攣が収まってからようやく口を離し、精液を嚥下する。口の中がなくなると、六瓢は案の定むせて咳き込んでしまった。
「…六瓢さん、大丈夫ですか!?」
射精後の脱力感を感じながらも、昇は何とかズボンを上げて咳き込む六瓢の背中をさすりながら俯いた顔を覗き込んだ。
六瓢は咳き込みながらもこくこくと頷いて、何とか返事を返した。
咳が落ち着くまで、しばらく六瓢は背中をさする昇の手の温度を感じていた。
「イヤーごめんね、結構な時間つき合わせちゃって」
「こちらこそ紅茶とかおごってもらっちゃってスイマセン」
あのあと、口直しの紅茶を六瓢が飲み終わるのを待って店を出ると、部活がある時よりも少し早いくらいの時間だった。とくに予定がなかったので、このくらいは問題ない。
「それにしても…オニーチャンはやさしいんだね、感心しちゃったわ」
なんとなく嬉しいが、いまいち良く分からなかったので、「あ、どうも」とだけ答えておいた。
途中まで送ってくれるというので、
「ねぇ、ホントに彼女いないの?」
「いませんってだから本当に〜」
などと話をしながら歩いていると、橋のところで六瓢は足を止めた。
「ここから先はエビちゃんの土地だから私はここまでね。今日はアリガト」
「いやいやこちらこそ」
紅茶代おごってもらえただけで懐的にはありがたいですよ。
「それじゃあ…またこんど誘っていい、かな?」
ちょっと微妙に控えめに六瓢は昇に尋ねた。ちょっと顔も夕焼けに照らされる以上に赤くなっていたのだが、
「まあ、部活とか予定がない時ならいいですよ」
とくにその様子に気付かずに昇は答えた。
「ホント! それじゃあまたこんど……あと、暇なときとかは電話で誘ってね!」
満面の笑みを浮かべ嬉しそうな六瓢の様子に、なんか予想以上に喜ばれてるな…そんなに土地神って大変なのかな、とか思ったが、昇は口に出さなかった。
「ただいまー」
玄関を開け居間に向かい顔を出すと、高上家VIP席にデカ狐が座っていてやる気なさげに、というか眠そうにテレビを眺めていた。
「あれ、透とコウは?」
「アイツらならさっきコンビニに行くっていってたぞ」
おやつでも切れてたかな、と思いつつ、冷蔵庫チェックのために居間を通り抜けて台所に行こうとしたところ、
「昇、ちょっとまて」
クーが昇のところまでやってきて匂いを嗅ぎだした。
「なんだよクー、どうした?」
「…お前から六瓢の匂いがかなりするんだが、なんでだ?」
昇の身体が硬くなった。ここで素直にお茶してきたとかいったら、なに食ったかとかでうるさいし、ましてやトイレのことなんていえないし……
「なあ、クー」
匂いを確認しながら不思議そうな様子のクーが顔を昇に向ける。
「今晩何つくろうか迷ってるんだが、何かリクエストとかあるか」
「おう、そうだそうだ! さっきテレビでやってたロールキャベツって作れるか?」
「ああ、分かった。それじゃあ早速作らないとな…」
それを聞くと機嫌よさげにクーはVIP席に戻っていった。
その様子を確認して台所に行くと、昇は軽く胸を撫で下ろした。
チョロい。
ちょっ、土地神暴走w つか終わり? 続き、続きは?
久しぶりにゴチでした。
なんともいえず原作テイストだな
エロいのにw
なんかとても読みやすかったわ。グッドジョブ
コウと透のアレが気になるのは俺だけか?
六瓢よりむしろ最後のクーに萌えてしまった俺がいるぜ。
乙でした。
あー、まだ職人さんが居てるー。
ありがたやー。
ここってひたすらエロいヤツと日常に+α程度エロのヤツとではどっちが需要ある?
両立しようとすると長くなったり部分ごとに文章の雰囲気が変わったりするから難しい…自分の力不足かorz
ひたすらエロいのをあまり見ないから俺は逆にひたすらエロいのを見たい
むしろ投下してくれるだけでありがたい
460 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 14:03:21 ID:VI6hFIfe
保守
人居ない
かといってアニメから流入するであろう人員はクーの事勘違いしてそうだし
ここオワタ
新参ものです。やっと、お稲荷様既刊分を読み終わりました。
クーの事勘違いというと?
美夜×クー妄想とかでしょうか?
それともふたな(ry
>>462 いや、アニメ版のクーはテレビの中の人に戦いを挑むようなアホっ子になるらしい
ソースはゆかな
煤iTдT )まぢか
大丈夫だ
お前らの中に自分のクーのイメージをしっかり持てば美味しく頂ける
クゥゥゥゥ!
クゥゥゥゥ!っていうとやっぱり恐竜の方が思い浮かぶなぁ。
バラすなよw
CMでネタバレしてただろ
保守
佐倉はヤンデレになるんでしょ?今後
今年からは佐倉が主役です。
クーの耳や尻尾をさわさわしたい
よぉ、お前等・・・満足か? こんな過疎で・・・
俺は・・嫌だね・・・
なぜ録音兄貴がここに……
SSを書くときは
・技術
・ネタ
・時間
・気力
・体力
が揃ってないとダメなのさ!
俺はネタと時間が無いから書けねぇぜ!!
ネタはあるんだけどなぁ
落ちが思い浮かばない
千変万化の新刊に期待
>>477 あの人は表紙と中身の差を何とかしてほしいな、静止画イラストはまだ見れるけど動きやら何やらがorz
ろう人誌には良くある事なのれす、表紙買いはらめらめれすよ。
クー「いいこと思いついた。透、俺のケツの中で射精しろ」
>>480 透が女クーのアナルに挿れてるんですね、わかります
…………でも病気にならんか?エキノコックスとやらに…………
乙彼様
我が家のお疲れさま。
狼と香辛料を読んで「クーの方がかわいいよなぁ」って思った俺は何?
他のと比べどうだとか聞いてもないのにそういうことわざわざ言うお前が何なのかこっちが聞きたい。
小学6年生って普通に精通終わってる?
6、7割くらいじゃね
>489
俺まだだった。
>487
透乙。
492 :
489:2008/04/06(日) 18:04:30 ID:Lf2o1FA6
精通前に手淫覚えさせただけでも快感に身悶えるくらいなのに、
さらに性交まで教えたらもう手が付けられなくなる…と思ったもので。
>>488 狼と香辛料のホロがどうとか言われてるけどクーのほうがかわいいと思った俺はこのスレ的に異常ですか?普通ですか?ついでに皆はどっち?
って意味で言ったんだ。他のと比べどうだとかをこっちが聞きたかったわけさ。
つまり文章力の無い俺が悪かった、忘れてくれ。
ここで煽り立てるのは大人の反応ではない。
生暖かく嘲笑、苦笑、冷笑してスルーしてあげよう。
ただの馬鹿みたいだし
放置でいいんじゃないの
なんだかんだで皆釣られてるな
とりあえず流れを変えようか
↓
コウ:休みの日の朝から一日中布団の中で昇とラブラブにセックル
クー:寝ようと布団の中に入ったら既に素っ裸で先に布団の中にいて昇逆レイプ
宮部:学校でさも恋人のようにいちゃつく事を要求され放課後に自宅にお持ち帰りされる昇
享年高1、高上昇。
死因は腹上死と見られる。
>497
缶ジュース買いに行ったら、佐倉に
「だ〜れだ」と後ろから目隠しされて、
背中に胸おしつけられて、股間に手入れられる昇。
アンスコとショーツだけおろして
白プリーツのスコートで騎乗位。
まだ精通していなくて、終わらないため、
クーからしろちゃんまで、みんなのバイブ扱いされる透。
むしろ誰の中で精通を迎えるのか賭けてる恵比寿と六瓢。
しろちゃんが透の上でイッたら天変地異が起こりそうだが・・・
個人的にはメイド服の岩薙×透が見たい。
ふたなりクーちゃんに昇と透が…いやなんでもない
一日だけクーとちずるが入れ替わったら?
クーが竜の力で大暴れ
?
クー「男に『ケツを出せ』と言ったらやることは一つに決まってるだろうが」
ケツバットか
ぎょ〜ちゅ〜検査じゃない?
508 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 00:56:12 ID:baBwzOUr
クーって発情したら昇と子作りするのか?
ショタを襲うほどあれな人じゃないしな
妖怪の子作りって精子と卵子がどうこうのレベルから外れてそう
昇から精気搾り取りさえすれば完了みたいな。
それじゃつまらんからわざわざ人間ぽく十月十日妊婦さんやって徐々にお腹膨らませて
マタニティな服着て胎教とかやっていつも以上に喰って
「二人分だ!」を免罪符に家計へのダメージを増大させたり
大きなお腹でも構わずセックルとかしちゃったりで大変そう
>>510 ん…?
ちんこが!?
ちんこがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?
>510
それって、一般家庭の普通の奥さんだよねえ?違った?
美夜子の息子の子供が自分の中にいるってので慈しむようにお腹撫でさすったり
エロい事抜きで昇に添い寝しておっぱいに顔埋めさせたり
お腹のラインはっきり出ちゃうのにわざわざ緋袴に巫女服着て誘惑してみたり
色々やったあとに、お腹に差し支えないような足を崩した座り方で半裸のまんま昇と喋ったり
515 :
名無し:2008/04/13(日) 01:53:44 ID:UB8+5P44
ヤンデレなクーを見てみたいと思っているのは、俺だけ?
クーちゃんが昇や透とか相手に病むとこが想像できない
517 :
名無し:2008/04/13(日) 02:28:07 ID:UB8+5P44
>516 想像できないから見てみたいと思っているんだが・・・
せいぜいセックスモンスターになるのが関の山じゃないか?
ヤンデレは佐倉のポジション
置かれたポジションはそのとおりだな。
だが、佐倉の性格・キャラと中の人の今のキャラ作りからは、
はぶられてもはぶられてもついて来るわんこのような女子高生になりそうな。
いつも詰めが甘くて、罠にかけて服を脱ぎかけるところまでいくのに
邪魔が入って昇を落とせない・・・・
いやー、白プリーツのスコートで、ノーパンとか、
ふりふりアンスコがクロッチレスとか、
昇をだまして中に入っているバイブを操作させるとか、
昇に馬乗りになっているところをクーちゃんに声かけられるとか、
宮部さんから逃げてきた昇をかくまって襲い掛かってまた逃げられるとか、
おお、俺の妄想の佐倉、こんなに一途に愛してくれるなら、
俺が昇だったら、落ちてしまうな。
#ラケットのグリップ挿入はお約束だな。
#テニスじゃなくて、バドミントンだから、
#佐倉のまんこにも負担がすくなくて丁度いいだろう。
アニメがきっかけで佐倉の人気が爆発するとは、このときスレの住人の誰も思わなかった……
あれだけ妄念を持って昇に近づこうとしているのに、
なにか妖怪に憑かれたりしていないとすると、
佐倉も何かの力に守られているのだろうか。
操の力だナ。やつは處女でその生涯を終へるのだ
524 :
名無し:2008/04/14(月) 03:09:53 ID:xFgZYEdG
そーなのかー
水気と相性が悪いのかもな。
てことは何になるんだ?
土剋水 で土気か?
人だけに
恋する美咲は土気土気(ドキドキ)なのです、ってかwwwwwwwww
スマン、今ちょっと話を考えてるんだが、二つ程質問良いかい?
岩薙サンが経営してるケーキ屋の名前ってなんだっけ?
恵比寿の神社に名前出てたっけ?
6巻26ページ 洋菓子りーぶず
1巻183ページ 羽柴神社
パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
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(/【◎】 (/【◎】 (/【◎】 【◎】ヘ) 【◎】ヘ) 【◎】ヘ)
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ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ
527 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/04/15(火) 07:31:09 ID:74tYfR1o
恋する美咲は土気土気(ドキドキ)なのです、ってかwwwwwwwww
パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( )】 ( )】 ( )】 【( ) 【( ) 【( )
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ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ
532 :
名無し:2008/04/16(水) 02:01:28 ID:kBmuiuph
ちょWWWWWWWW
533 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 05:24:11 ID:Rej5//LK
期待age
土気土気
(・∀・)<土気土気
doki ga munemune
おい、重いぞ、美夜子。また重くなっただろう。
ああ、やめろ。太ももで締めつけるの。
あ、何やってんだ。なんか固いのが当ってるぞ、背骨に。
もう、乗馬ごっこなんかやるんじゃない。俺は、天狐だぞ。
ああああ、ああ、胸なんか押しつけて。
おとなしくなりやがって。イッたのか?美夜子。
天狐を机の角扱いする司祭は始めてだ。
それにしても重くなったなあ・・・・
天弧様ぁー
539 :
名無し:2008/04/23(水) 00:43:40 ID:mPjmZ3jd
いいね
アニメ板から来ました。こんなスレがあったんですね。知りませんでした。
俺も張られるまで知らなかった
エロパロ保管庫には2つしか作品なくて絶望してたら専用スレが有ったとはw
542 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 09:01:11 ID:KgK5HDLX
いい加減にSS書けよ
頼むから
だって新刊でないんだもーんもーんもーんもー(ry
アニメで補完するんだ
SS書くって言ってお菓子屋の名前聞いてた人はまだ?
土気土気しながら待ってるのにな
この土気土気とめられない
>546-547
おちつけ、狛犬。
透が手篭めにされる、菊門を開発される話を書いてください。
おながいします。
佐倉とコウで3Pかんがえてる連休ヒマなわたし……
つまり透がコウと美咲に掘られると
553 :
>>550:2008/05/11(日) 21:18:19 ID:qtBmEIFa
切りの良いとこまで書き終わった。
エロ無しでも良いなら投稿しますが
完成させた方が良いでしょうか?
絶対に放置しないのなら投下よろしく
555 :
>>550:2008/05/11(日) 21:53:06 ID:qtBmEIFa
じゃあいきます
最寄り駅まで徒歩17分。
学校までは徒歩で10分。
家賃6万2千円の2K風呂トイレ付き。
このアパートの1階には……
水の司祭の末裔で、現在大学生の三槌家の現当主の青年
その彼と恋人で、彼の家の狐によく化かされ、人狼の女の子と仲の良い女子大生
そして、鈴ノ瀬から上京し、当主を守るために付いてきた三槌の護り女
といった、少々普通ではない三人が住んでいた。
そして今、当主の青年は頭を抱えていた。
「なんで……こーなったんだろ」
ジュースと酒の空き缶が散らばり、下着や巫女装束が散らばった八畳間のふとんの上で、素っ裸の高上昇はボソリとつぶやいてから、ため息を吐いた。
彼の隣では、すこやかな寝息をたてる酒臭い女子大生と、その臭いに時折わずかに表情を曇らせる護り女が、どーゆー訳か自分とおんなじ格好で、しかも抱き合って寝ているのだ。
二人の無防備な寝顔と、外気に晒された乙女の白い柔肌の一部を眺めて、昇は再びため息を吐く。なんとなく、そこらに転がる梅酒の空き缶をチラっと横目で見やる。
しばらく、ボーっと眺めてみる……
「片付けなきゃな…………」
ボソッとつぶやくと、目の前の嫌なことから逃げ出すように立ち上がり、とりあえず部屋の片付け(と云う名の現実逃避)をするため、昇は寝ている二人を起こさないようにそぉっと歩いて、まずパンツを手に取った。
きっかけは、些細なことだったと思う。
昇は最近、バイトで随分と仕事を押しつけられてたため、しばらく残業が続いていた。しかし、その甲斐あってか貰った給金はかなりの金額で、昇のやせ細った財布を大きく膨らませてくれた。
財布の重さに浮かれ、今日はバイトが早く終わった事もあり、昇は今晩のおかずの材料と一緒に、普段はあんまり買わない酒とジュースとおつまみをお土産に買って帰ってのだった。
「ただいまぁ」
アパートの玄関をくぐると、大学のレポート課題に追われているらしい佐倉美咲が、上半身をグイッと伸ばし頭だけを覗かせて昇を迎える。
「おかえり昇。今日は早かったね」
「普通に終わったからね、バイト。今日は当番どおりに俺がメシつくるよ。」
言いながら、昇は手に持った買い物袋を玄関にバサっと置いてくつを脱ぐ。
美咲は「ヤタッ!助かったわホント」と喜ぶと、覗かせてた頭を引っ込め中断したレポート作成を再開した。
――そーいえば、俺もバイトのおかげで最近溜まってたなぁ……課題。やっとかなきゃいかんな、小林先生(愛妻家の温厚な講師。メンドクサイ提出課題が多い中年)のレポート……
なんて事を考えていたら、また声を掛けられる。
「おかえりなさいませ。昇様」
「あぁ、ただいま。コウ」
主人である昇を三槌の護り女コウがわざわざ迎えに玄関までやって来きた。
コウは昇が置いた買い物袋を手に取ると台所に向かった。
「お夕飯の支度、手伝いましょうか?」
「うん頼む。ひき肉とか入った袋はすぐ使うからそのままにしといてくれ。で、お酒とジュースの方は冷蔵庫にしまっちゃって」
「お酒……ですか?」
コウはきょとん、といった感じで昇に聞き返した。
「うん、そうだけど……。なんかあった?」
「はい。先ほど美咲様が……」
「なになに?昇。お酒買ってきたの?」
美咲が再び部屋から頭だけを覗かせて、コウの言葉を遮った。
「うん。バイトで結構お金が入ったし、ここ最近飲んでなかったからさ。たまにはと思って。も
しかして、美咲も買ってきた?」
「貰ったのよ、小林先生から。梅酒は飲まないから、良かったらもってけって言って」
「へぇ、そーだったんだ。なんか良かったような……勿体なかったような……」
昇は「なんか損した気分だな……」と思いながら晩飯の用意のために台所へ向かった。
ちなみに今夜の晩ご飯は、ちょっとリッチに和風ハンバーグだ。
現在、昇が入浴中の風呂場からお湯を流す音が、未だに湯上がりで火照った美咲の耳に届く。
髪を乾かし、パジャマ代わりの部屋着に着替えた美咲は、昇と共用している八畳間のガラステーブルで、貰ってきた梅酒をチビチビと飲んでいた。
目の前には、巫女装束のコウがジュースを飲みながらおつまみのタコワサをつまんでいる。
美咲は梅酒の缶を傾けながら、タコワサをつまむコウのとても良く整った、綺麗な顔立ちをじぃっと見詰める。
すると、コウが美咲の視線に気づいてタコワサに向いてた顔をスッと上げる。
「あの、なにか?」
美咲の心拍数が一瞬跳ね上がった。
「なんでもないヨ!何となく見てたダケ!!」
とっさの事だったので、妙な受け答えになってしまった。しかし、コウは大して気にする様子もない。
「……そうですか」
そう言ってコウは、再びタコワサに箸を延ばした。
美咲はホッと胸をなで下ろす。
コウに向けてた視線を外し、再び梅酒を飲み始めると、美咲は心の中でつぶやいた。
(やっぱり、コウちゃん……邪魔だ!!)
美咲と昇は、恋人同士である。
同じ大学に通い、一つ屋根の下で同棲生活をおくる二人は、一般のカップルと比べて一緒にいる時間が結構長い。
しかし二人っきりの時間となると別だ。ハッキリ言ってとても短い。
その大きな原因はなにか?と問われれば、それは間違いなく目の前にいる彼女『護り女コウ』にあると言える。
なにせ彼女は昇が外出するときは『当主の身を守るため』に、ほぼ必ず彼に付いてくるのだ。しかも中途半端にコッソリと。
そして、昇がアパートにいるときは基本的にコウも一緒なのでここでもなかなか昇と二人っきりにはなれないのだ。
あと、昇がそう言った気持ちに鈍感な、父性愛溢れる青年である事も原因の一つではあるが……
「はぁ〜〜〜〜〜」
最近、欲求不満な女子大生、佐倉美咲は梅酒を一気に飲み干してまたため息を吐いた。
そのとき、ある物が目に入った。
コウが飲んでいるジュース、「梅ソーダ」の缶である。
自分が飲み干した梅酒を見る。そして、今ちょうど飲み干したらしいコウの手の中の梅ソーダを見る。
この瞬間、欲求不満な酔っぱらいはロクでもないことを閃いた。
閃いてしまった……
「コウちゃん、梅ソーダ飲むでしょ!もってきたげるヨ!!」
そう言って美咲は、変なテンションで立ち上がった。
プルタブに爪を掛け、カシュッ!と開けると、5分間冷凍庫でキンキンに冷やしておいた缶酎ハイの飲み口から冷気が溢れる。
風呂上がりの昇(パンツオンリー)は腰に手を当て、火照った身体にそれをクイッと流し込む。
「クァーーーーー!!生きているってなんて素晴らしいんだろ!!!」
「もう…………なんかそれ、オジサン臭いんだけど」
美咲は梅酒をチビチビ傾け、昇の裸の体を艶っぽい、熱の籠もった視線で見つめる。
昇は「べつにイイじゃん」と軽く反論すると、衣装ケースから部屋着を取り出して、梅酒を啜る美咲の方を見る。
すると、さっきまでジュースを飲んでいたはずのコウの姿が見えない。
……ちょっと気になる。
「なあ美咲」
「な〜に〜」
「コウはどーした?」
一瞬、美咲の目が泳いだ。……様な気がした。
「……もう、寝ちゃったわよ」
美咲はそう言って、コウの部屋として使われている四畳間の和室を左手で指差す。
表情は右手に持った梅酒に隠れてよく判らない。
「…………そっか」
まあ、別にいいか。昇は大して深く考えず、部屋着のカーゴパンツに足を通した。
その様子を見て美咲はホッと一息つく。
美咲のロクでもない計画は、一応成功した。
コウはとても酒に弱い。缶サワーを一口飲んでベロベロになった場面は美咲もしっかり見ている。
なので美咲は、コウの梅ソーダをコップに注ぎ、自分の梅酒を混ぜ、手製の梅サワーを作ってコウに持って行った。
つまり、コウに酒を飲ませて酔い潰してしまおうと考えたのだ。
だが、缶ジュースをわざわざコップに移し、なにやらゴソゴソやって用意されたシロモノを飲む人間は滅多にいない。
当然コウは怪しんだ。しかしパーフェクトな酔っぱいである美咲は、酔っぱらいの標準武装『強引なゴリ押し』で強制的にソレを飲むようコウに勧め続けた。
主である昇の恋人の美咲に強く言われては、コウには無下に断る事は出来ない。
なので仕方なく、コウは梅ソーダという名の梅サワーを飲む事にした。
そして、コウはあっという間に酒に堕ちた。
「じゃあ、そろそろ俺たちも……」
「ねえノボル!」
寝ようか。と言おうとした昇の言葉を美咲は遮った。
そして、Tシャツに腕を通した昇に、いきなり背中から抱きついた。
「うわっと……。なんだよ急に?」
後ろからの急な衝撃にちょっとよろける。
いつもと違う彼女の様子に昇は戸惑うが、鈍感な彼は彼女の纏う雰囲気には気付かなかった。
「……美咲?」
呼びかけてみるが彼女は応えてくれない。
美咲は昇のはだけた胸板に手を回した。
そのまま手のひらで、ゆっくりと乳首を弄り始める。
「わたしね……」
薄い部屋着越しに昇の背中に乳房を押しつける。
酒に濡れた唇を耳につけ、微かに吐息を吹きかける。
ここまでされて、昇はようやく彼女の態度に気づいた。
「昇と……」
「チョッ……待てって、美咲」
首だけ動かして昇は彼女の方に顔を向けると、待ち構えてた唇が昇のソレにちょっとだけ触れた。
昇の鼻腔に酒の臭いが流れ込んできた。
「シたいの」
「んぐ……」
言うと同時に、昇の口が美咲にふさがれ、口腔内には舌がねじ込まれた。
濃厚な美咲のキスは、思った通り酒の味がした。
腕がTシャツに入ったままの昇は、美咲の身体を離す事も抱き寄せることも出来ず、仕方なく彼女のされるがままに任せた。
561 :
>>550:2008/05/11(日) 22:03:57 ID:qtBmEIFa
とりあえずこんな感じです。
初心者なんで過度な期待はしないでください。
続きはそのうち投稿します。
>>561 お疲れ
再び投下される日を楽しみにしてるよ
3巻の後半のシロと透が気に入ってるんだが
>>475的に考えて技術と体力が足りない
半年小説romってから出直してきますorz
乙。裸で待機するのにもちょうどいい季節になったし、待つか。
>561
GJ!
>>561 おお、旱天の慈雨とはこの事か。
柴村テイストで素敵だなあ、続き楽しみに待ってます。
>>563 頑張れ、応援してます。
>>561 乙
ん?昇と美咲とコウが暮らしてるってことは、高上家には春樹パパと透とクーだけか……
生活能力大丈夫か!?
コウちゃんも佐倉も底なしっぽいからなw
コウからミヅチ秘伝の薬を渡されるから大丈夫
自制できない昇っていいかも。
宮部さん!せつないんだ!
昇が自制できないと大抵のパターンにおいて行き着くところまで行っちゃうな。
昇を止める役目を果たせる女が誰もいないからなぁ…
美咲はホイホイ食われに行きそうだしコウは上手いこと口で丸め込まれそうだし。
クーは面白がって煽るだろ?エビスは便乗して馬鹿騒ぎを起こしそうだし…
宮部さんは流されそうな気がするし。
うむ。ちょっと胸が土気土気してきたぞ
狛犬は稲荷寿司でプロックされるし。
美咲「わ♥た♥し?、高上。」
575 :
>>550:2008/05/18(日) 05:08:47 ID:9RmoQhCT
エロってホント難しい……
全然筆が進まないです。
来週までに投稿出来るかどうか。
Wordとじてもう寝ます。御免なさい。
PS
黒い昇って見たいですか?
昇と透はしばむーてんてーの思い入れがあるから、
黒くない方がうれしいかも。
577 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 22:24:18 ID:9xl0CzCq
保守
>>576 意味がわからないw
早く次巻書いてください先生
>>579 おまwwwやすもり知らないのかwwwwww
こうですか分かりません
>579
各界SSで有名なオリキャラ
蛟ですか分かりません
>>581を素でみづちと読んでしまった俺を罵倒してくれ
>>579 ____ 、ミ川川川彡
/:::::::::::::::::::::::::""'''-ミ 彡
//, -‐―、:::::::::::::::::::::三 ギ そ 三
___ 巛/ \::::::::::::::::三. ャ れ 三
_-=三三三ミミ、.//! l、:::::::::::::三 グ は 三
==三= ̄ 《|ll|ニヽ l∠三,,`\\::三 で 三
/ |||"''》 ''"└┴‐` `ヽ三 言 ひ 三
! | / 三 っ ょ 三
|‐-、:::、∠三"` | ヽ= U 三. て っ 三
|"''》 ''"└┴` | ゝ―- 三 る と 三
| / ヽ "" ,. 三 の し 三
| ヽ= 、 U lヽ、___,,,...-‐''" 三 か て 三
. | ゝ―-'′ | |::::::::::::_,,,...-‐'"三 !? 三
ヽ "" ,. | | ̄ ̄ ̄ 彡 ミ
ヽ、___,,,...-‐''" ,,..-'''~ 彡川川川ミ
厂| 厂‐'''~ 〇
| ̄\| /
>>582 あなたは人に褒められる立派な事をしたのよ
サカサエンをずっとサカエサンだと思っていて
アニメではじめて間違いだとわかった。
やすもり君とサカエさんのSS投下していい?
一体どんなキャラ設定なんだろう
___ o
( ;;;;;_;;;;; )/'''
丶.-'~;;;;;;;;;;;;;;~'-、
/~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,ヽ、
,;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヘ
l;;;;;;;;;' ~''''''''''~ ';;;;;;;;l
.l;;;;;;;;;; やすもり ;;;;;;;l
l;;;;;;;;;;' .;;;;;;l
k;;;;;;;' '''''' '''''''' ;;;;;l
ヘ ヽ;; (●), 、(●)、.::;; ノ
∧. ,,ノ(、_, )ヽ、,, l
/ キ `-=ニ=- ' /ヽ、
./ ヽ 、 `ニニ´ / ヽ
/ ヽヽ、_ ___ / |
`\\//
これはキタwwwwwwww
これはひどい(いい意味で)w
もう栄さんはすっかり定着したな。
サカエさんかわええwww
ネタキャラのくせになにこのクオリティw
596 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 22:19:25 ID:8o1qlFay
ktkr
これはひどいww
小高い丘の上。
鎮守の杜に囲まれて、社が建っていた。
暦の上では秋だというのに、未だ涼しくなる気配は感じられなかった。
ただ、木立に囲まれた、その社の中は例外ではあったのだが。
前面に配置されている石で作られた一対の狐。
それのお陰で、辛うじて稲荷社だと分かるその建物。
中は広さ三畳ほどの板敷きに、神棚の上に榊と共に祀られた銅鏡がある以外、見事なほど何もない所だった。
ただ、普段であれば、と注釈が付くのだが。
その板敷きの床に、若い男が寝ころんでいた。
傍らには、水を張ったバケツとぞうきんが一組置かれている。
壁際に寄せられた、バケツの中の水が汚れている所を見ると、掃除を終えてそのまま午睡と洒落込んでいるのが見て取れる。
男の寝顔に暑苦しさは感じられなかった。
壁の上部にある小窓と、戸板に開けられた僅かな隙間から、時折涼しい風が入り込んでくるためだ。
その隙間に、外から手を掛ける者がいた。
薄暗い社の中からでも分かる、細く白い指先が、するりと入り込む。
手入れが行き届いているのだろうか、少しの軋みも生じさせることなく、次第に扉が観音開きに開いていく。
それを半ばほど開けると、その人物は中へと入り込み、後ろ手に閉じた。
薄闇に浮かび上がる、白い小袖と緋の袴。
俗に巫女装束と呼ばれる物だが、肩を半ばまではだけ、豊満な胸の谷間を惜しげもなく晒すその着崩し様は、その装束の持つ清浄な印象とは大きくかけ離れた物だった。
それと並び、何か頭頂に奇妙な膨らみを持ちながら、背の中程まで伸びる黄金の髪。
この二者を揃えても、しかし、その女性の装いに不自然なところが感じられなかったのは、それを着慣れているためだろう。
「保守」
女が男の側まで歩み寄り、そう名を呼びかけながら膝を折った。
「保守」
男の胸元に置いた両の手で、軽く揺すりながらさらに呼びかけるが、男から返る反応は静かな寝息だけだ。
「起きぬのか?」
言葉だけを捉えれば、男に対する問いにも聞こえるのだが、その中には何か、男が起きぬという確信めいた物があった。
ふふふと、女は口元に微かな笑みを浮かべつつ、横から男に軽く覆い被さる。
左の手で男ののど元を弄びながら、もう片方は次第に男の股間へと伸びて行く。
刺激と言うほどのものはなく、ズボンの上から軽くなで上げるようにゆっくりと、何度も行き来する。
単純な往復運動から、長細い楕円を描くように繊手は絶え間なく動き続ける。
こんな感じ?(´・ω・`)
>>599 おまっw やるじゃねーか。
つか設定が独り歩きw
601 :
579:2008/05/23(金) 13:04:44 ID:lLTvoGvw
俺がやすもりなんて書き込んだばっかりに、SSまで投下されるとは………
何故か罪悪感を感じる。
ここ何スレだよwwwwwwww
まあいい、続けたまえ
603 :
584:2008/05/24(土) 08:09:41 ID:RWSvgR79
ごめん、俺も同罪だ。
もっとやって。
604 :
サカエサン:2008/05/27(火) 18:07:12 ID:/0d+FgDF
保守
是非ともお願いします、勿体ないですし(w
男の、保守の股間を撫でて付けていた手が、不意に動きを止めた。
のど元に置いていた手も、次第に下半身へと下りて行き、両の手を使い保守のズボンの前にある襞を広げる。
そうしている間に、保守の横に居た女は、彼の両足の間へとその身を移していた。
その後、女は上半身を屈め、自らの手の側へと顔を持って行く。
そのまま両手の間から見えるファスナーへと近づき、口で器用にそれを下ろし始めた。
先程まで続けられていた微かな愛撫で、多少隆起の生じていたその場所が、前面を開けられたため素直に姿を現した。
女はその盛り上がった下着に、鼻先を近づけ擦りつける。
それを左右に幾度が動かすうちに、中に収まった物が姿を現した。
男の一物を出しきったのを確認すると、女はふふふと笑みを漏らす。
その笑みと同時に頭頂で膨らむ物がフルフルと動いた。
髪にすれば不自然に思えたのもそのはず、それは狐の耳だったのだ。
今までが窮屈だったのか、何度か振るわせると、それまでとは一転、上に向かってピンと立てさせた。
そうしている内に、今まで反応の無かった保守の目蓋が、ぴくりと動く。
まだ覚醒しきっていないのか、口から漏れるのは意味をなさない微かな呻き。
薄く開いた瞳は、この薄暗い社の中をも眩しく感じるのか、何度か目蓋をしばたかせる。
やがて順応してきたのか、それが少しずつ開いていき。
「……サカエさん?」
自分の股座に陣取る相手を確認した。
「またですか」
「神聖な社の中で惰眠をむさぼる自らの不調法をさしおいて、またですか、とはご挨拶だな。
私に何の断りもなく使っているんだ、利用料を請求したとて罰は当たらんと思うがな」
保守の一言に対し、サカエは一気にまくし立てる。
ただその表情は穏やかな物で、これも普段の二人の光景なのだと見て取れた。
「それにお前とて、支払っても損するわけでもあるまい」
にやりと笑いながら放たれるサカエの言葉に、保守は苦笑を返すだけだった。
確かにその通り、損をするわけでもなく、ある意味得をしているのかも知れないのだから。
「利子がかさむ前に支払った方が良さそうですね」
「つまらんことを言わずさっさと、サカエ様ボクのおチンチンを舐めてください、とでも言えばどうだ?」
それだけ言うと保守からの答えも聞かず、サカエは取り出したモノを両手で支えながら口に含む。
奥にまで含むのではなく、ただ亀頭だけを。
唇に唾液をまぶしながら、先より順に含んでいき、唇が竿との溝に行き着くと、また亀頭の先へと戻していく。
サカエの唇が、保守の小さな唇まで行き当たると、また含んで行き。
それを幾度か繰り返すと次第に血が巡り、屹立した状態に変わっていた。
そうなると、両手はただ添えただけで十分だ。
サカエは口に含むのを止めると、次は鈴口を中心に丹念に舐め上げ始める。
敏感な部分が感じる、舌先の微かなざらつき。
それは保守に苦痛を感じさせるのではなく、むしろ快感を促すものだった。
ただ、その感覚を味わう度に、保守はこの娘が人ではないのだと思い知らされる。
サカエは保守を舐め上げながら、上目遣いにその様子をうかがっていた。
その中に何かの変化を感じ取ったのか、次は裏筋に舌を添えたまま口中に、その節くれ立った物を入れる動きに変えていた。
透はそこまで読むと、本から目を離した。
入手経路が気になるような、誌面がガビガビの漫画雑誌。
それを持つ透に浮かぶのは、こんなモン見せてどうするつもりだ、と言った珍しく直情的な困惑の表情だ。
その表情のまま、横並びに座る女に視線を向けるが、透の方に向いていないため、その感情を知ってくれることは無さそうだが。
隣に座る女はまっすぐ前を見据えたまま、透を一切見ることなく静かに、
「そこに描いているような事を、あたくしにして頂きたいのです」
だが、しっかりとそう言った。
>605
こうすれば大丈夫ですか?(´・ω・`)
こんにちは槐さん
さようならサカエさん……もう少し出て貰う予定ですけど
少しずつの投下でごめんなさい
>>608 おお!そう来たか。GJ!
続きは期待していいんだな?
ほしゆ
>>608 なんという切り替えし!!
スバラシスギル
ほしゆって新キャラ?
ぼちぼち本編キャラに戻さないか?
いや、戻ってるし。
615 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 15:21:09 ID:jyiSPYEf
もうぬるぽ
なぁ護り女、ぬるぽとはなんだ?
ぬるぬるじゅぽじゅぽの略です
身振り手振りで説明してくれるんですね。わかります。
なぁ護り女、ガッとはなんだ?
>599 >607の続きを4レスほど投下します
投下終了時は文末にその旨を明記します
後、場面転換のため607の文末と、今回の書き出しが繋がりませんけど仕様です(´・ω・`)
槐と言いながら、内容は
兄弟×クーだったり透×コウだったり
それと文中の独自設定は、ほとんどが槐さんの妄想だとご理解下さい
622 :
暴走槐さん1:2008/06/09(月) 13:22:36 ID:Z2xn57X8
聞けば一度は白鬼をその手中に収めたとか。それをむざむざ……
その様なことでしたら、白鬼の親となられた、その三槌の御舎弟に、王に成っていただいた方がまだマシですな。
槐がその様なことを言われたのは、先の白鬼獲得作戦の報告会での席であった。
金銭に関しては自分たちで調達できたのだが、情報収集においてはそうもいかず、各方面に手を伸ばしていたのだ。
ネットや金で済む情報ならば、その場限りのことだが、無償で提供された物も少なからずあった為、その様な会を開く必要があった。
またその様な提供者が居た事からも、今回のことに皆が期待を寄せていたのが窺える。
その計画ががもう少しで成功、という所に手が届いていたのだ、情報提供者にすれば皮肉の一つも言いたくなるのだろう。
これが空幻に一喝される前の槐ならば、その言葉に激昂したのかもしれない。
だが今では、その発言を聞いて、
白鬼を取り返すのは無理だが、透さんが白鬼の親とは認識されている。
↓
と言うことは先の発言通り、王に一番近いのは透さん。
↓
では透さんの子を産んで王にすれば……。この際、あたくしが王に成らずとも。
などと言った三段論法な思考をするようになってしまった。
そしてその考えに至ると、
「その手がありましたわ」
と言って、その場から掛けだし去った。
報告会がその後どうなったのかは、杳として知れない。
さて、そうして鈴ノ瀬に着いたのだが、そこで槐は平静さを取り戻した。
(どのように頼めばよいのでしょう……)
その身に纏うのは、いつぞやのライダースーツ。
丁度良い位置に落ちていた雑誌の上に腰を下ろし、川の流れを見つめている。
見渡す限りに誰も居ず、聞こえる音は川のせせらぎだけ。
そんな環境に恵まれていても、良い案は浮かんでこなかった。
まさか高上の家に赴き、
「透さんの精を頂けませんか」
など頼めるはずはない。
では無断で、それこそ夜這いでも?
(天弧空幻と護り女の居る家屋へ夜間に侵入……。成功するとは、とても思えませんわね。
それに、仮に成功したとして、その後どうすれば)
そう。
そう言った行為に不慣れな、と言うより経験のない槐が夜這いを仕掛けたとして後が続かない。
(経験……。そう言えば透さんは、その、既に経験なさっているのでしょうか)
変なことが気になった。
(悪行が元で封印されたと聞く、天弧空幻と一つ屋根の下。もしや……)
623 :
暴走槐さん2:2008/06/09(月) 13:25:12 ID:Z2xn57X8
「昇はホントに胸が好きだな」
右手で左胸を弄びながら、左手はもう片方の乳房を揉み上げて、その乳首にしゃぶり付く。
そんな昇を見るクーの表情は何処か優しげだった。
乳房全体をまさぐっていた右の手つきは、いつか指先だけの動きへと代わり。
乳輪付近を動き回っては、乳首を扱き上げるように。
右手の優しげな扱いとは異なり、左のそれは、まるで絞り上げるかのような動きだった。
そうして底上げされた胸に、音を立てながらしゃぶり続ける昇。
「こら、歯を立てるな」
言葉尻を捉えるなら抗議しているようにも聞こえるが、クーのその上気した顔にその影は窺えない。
しかし、その様を為し得たのは、果たして胸に取り付く兄なのか、その言葉を向けられたのも。
昇が甘く噛み付いたのと同じ頃、透はその下半身で陰核に噛み付いていた。
両の親指でその亀裂を広げ、横に傾けた顔で皮の上から、歯を軽く擦りつけるように。
その後、正面から舌で舐め上げる。
舌先だけで舐め上げる様は、まるでその動きだけで核の覆いを剥ぎ取ろうかと言うほど執拗に。
しかし、そんなことが不可能なのは透も十分承知している。
だからこそその動きは、外から剥ぎ取るのではなく、内からの動きを期待してのこと。
その甲斐あってか、ピタリと閉じられていたその下から、薄紅色の質感の異なった物が次第に見え始めた。
その変化を感じ取り、舌はその部分を突くように、舌先でそこだけをくすぐるように。
そんな動きに変わっていた。
「……ぁっ」
敏感な部分を直接触られたせいで、クーから思わず声が漏れる。
当然その声は、爪先で乳首を擦り、歯で扱きながらその頂点の部分を舌で舐めていた昇にも、それを上げさせた原因である透にも聞こえる。
その声を合図にしてか、二人の動きが変わった。
山頂部分ばかりをせめていた昇は両掌を使い、全体を揉み包むように、用を終えた舌先はクーの露わになった首筋へと伸ばされていた。
舌全体を使い臭いをなすり付けるかのように、丹念に唾液をまぶし、舌先だけを使い血管をなぞるように上下する。
耳たぶを舌先で舐め、唇だけを使って挟みこみ、耳の穴付近へと舌をやり、極力唾液を付けないように舐め回す。
そんな緩やかな攻めに移った兄とは違い、透に路線変更は認められなかった。
舌先は皮から微かに顔を出した粒を突き、その下の亀裂を開いていた手は左のみになっていた。
自由に動くようになった右手は、兄弟の行為で十分な滑りを持った部分へと。
そしてそのままに揃えられた中指と薬指が、何の抵抗もなくその中へと侵入して行く。
未だ幼いその手では、一番奥にまで差し込まれても、クーの体内を犯し尽くすことは出来ない。
出来ないのだが……。
この場合は、それが逆へと転じていた。
掌を上に向け差し込まれた指先は、他の場所とは異なる、少しふくれあがった場所を探し当て、その場を抑えるようにしながら前後に擦り上げる。
丁度そこは、唇で押さえ込み、舌で舐め上げる場所の裏となり、
「うっ……ぁん」
痺れるような衝撃に、クーの手が反射的に透の頭へと伸ばさた。
だが、間に割り込む昇の体が邪魔をして、それが目的を果たされることはなく。
宙をさまようクーの手に気付くこともなく透の攻めは続けられ。
(そうやって十分な湿り気を帯びた部分へ、昇さんのモノが差し込まれて。
その後の口淫によって膨らみきった透さんの一物は、空幻の後ろへと宛がわれて……。
透さんが行った、淫核への前後からの愛撫と同じように、膣壁への前後からの圧迫。
その薄い胎内の壁を圧し延べるように、お二人の一物が行き来して。
その行為に耐えきれずに、ついに空幻は……。
はぁ、きっとそれぐらいの経験はなさっているかも知れませんわね。
そう言えば、あのお宅にはもう一人……。)
624 :
暴走槐さん3:2008/06/09(月) 13:27:13 ID:Z2xn57X8
六畳の部屋の中程には、寝具が一揃え敷きのべてあった。
部屋を照らすのは、障子越しの朧な月明かりのみ。
「透様。失礼いたします」
そう言い置いてコウは、立ち尽くす透の前に跪く。
伸びる素足からも分かるように、コウの身を包むのは襦袢がただ一重だけ。
慎ましやかな胸元の、布越しに浮かぶ微かな蕾から、下着の類も用いていないことが分かる。
コウの表の仕事を三槌の守護とするならば、裏の仕事は己が血脈を後世へと残し、新たな護り女を育て上げることだった。
とは言え嫡流を守るのに、その当主から情けを頂くのは少々憚られる。
その点、内に秘めた「力」が感じられ、傍流となる透の存在はまさに打って付けだった。
そんなコウの前に立つ透も、常に着ている寝間着ではなく、月明かりに白が映える襦袢だけだ。
荒く横結びに垂れる帯。
恐らく自分で着込んだのだろう、着慣れていないことは、帯がコウのようにきちんと結ばれず、前の合わせが乱雑なことからも見て取れた。
その着合わせられていない帯の下の隙間へと、コウの手が伸びていく。
こちらも下着を着込んでいないのか、透の男性器が素直に表へ顔を出す。
小さく縮こまり、未だ皮を纏っているそれは、コウの小振りな掌にも乗る大きさだった。
それを根元にある袋ごと左の掌に乗せ、その上から右手を重ね。
頭を撫でるような手つきで右手を動かし始めた。
緩い手つきで、何度も。
他人の手で揉まれたためだろう、縮こまっていたそれも次第に膨らみを見せる。
そして大きくはなっても、まだ自立はしないほどで手の動きを止めた。
左手は袋の下で中の物を捧げ持ち、右は竿の先端付近に宛がわれ、そこに顔が近付いていく。
亀頭付近に置かれた右手を少し下へ引っ張ると、その中から回りとは質感の異なるモノの一部分が見えた。
そこへさらに近付くコウの口。
軽く伸ばされた舌先には、しっかりと唾液が乗せられていた。
その水分を、微かに見える部分へ流し込むように。
舌先をチロチロと動かし、流し込めたと見たのか、右手の動きが再開する。
唾液を潤滑油として皮をめくられ、中の物が露わになる。
それは血色豊かな粘膜の塊。
そこからコウの舌は離れることなく動き続ける。
尿道口付近を舐め上げ、時にはほんの少しその中へと舌先を差し込む。
膨らみきった亀頭は、唾液を帯びてテラテラと照りを見せる。
その頃には竿の膨らみは十分に、角度も透の体から見れば、直角を指していた。
その状態を確認したのか、コウは透の足下にしなだれ掛かるように体勢を変えた。
横座りをさらに崩したような形で、足を投げ出し、左腕で体を支える。
今まで整えられていた裾も乱れ、太股の付け根までも外気に晒していた。
わざわざそんな体勢を取ったコウの眼前には、透の股間に盛り上がりを見せる陰嚢が。
それに有る中心線をなぞるように、コウの舌先が微かに踊る。
門渡りより肉棒の付け根へと。
625 :
暴走槐さん4:2008/06/09(月) 13:28:37 ID:Z2xn57X8
付け根に至ると、次は片方の玉を皮ごと口中に含む。
軽く吸い込むようにして、そのまま引き抜く。
その後、含んだ時に付いた唾液をなめ取るかのように、舌全体を満遍なく袋に押し当てて動かす。
そんな風に舌を玉下に踊らせている間にも、右手は肉棒を扱き上げていた。
力を余り入れず、ただ単純に上下させる。
それだけの刺激であっても、透の肉棒は次第に上を向き、へそを指すように隆々とそそり立っていった。
それを手応えで確かめると、精嚢で踊っていたコウの舌が、尿道をなぞりながら上がってきた。
鈴口にたどり着くと、そのまま口中へ肉棒を含む。
しかし顔を上下させることもなく、一度中程まで含むとすぐにそれを抜く。
更なる刺激を望むのか、透の竿が二、三度ヒクヒクと動き自己主張する。
その動きに合わせ、透の先端にぷくりと、透明の液が少しずつ溢れ貯まり、小さな半球を作り上げた。
コウはその半球へと恐る恐る舌を伸ばす。
舌先がそれに触れると同時、その水分は吸い込まれたかのように消え去った。
コウは舌を戻すと、それが高価な薬であるかのように、大仰に嚥下した。
透の分泌液に本当に何某かの効果があったのか、コウの顔が上気する。
左手で袋を揉み遊び、右手が竿を緩く擦り上げる。
先程コウに吸い取られただけでは満足出来ぬ先走りの雫が、透の分身を伝い落ちる。
当然それは支えるコウの手にも垂れて、しかしそれを気にする風もなく。
依然存在を主張する、透の股下へとコウは顔を寄せ、さも愛おしいかの如く頬に撫で当てる。
艶やかな髪に己の唾液が付くことも、透の先走りが顔を汚すことも気にせずに。
(そして彼女は透さんを床へ寝かすのです。
その状態でも隆々と天を指す男性器。
帯を解き襦袢を羽織ったまま、彼女は自分の中へとそれを導き入れる。
最初は軽い上下運動だったそれも、次第に激しさを増し、前後や回転運動を交えて……。
その内に自らでは姿勢を保つことが出来ぬようになり、透さんの胸板に手を掛けることで辛うじて保って。
透さんは彼女を支えるように、手を差し伸べるのだけれど、それは乳房へと伸ばされ……。
更なる刺激の追加に、護り女は気をやって……。
でも、そこに至っても精を放っていない透さんは、下から突き上げるのです。
達してしまったばかりの護り女は、刺激を敏感に感じる状態。
そこにそんな強引な攻めを受けて。
肌を合わせ、年少と言えども相手は主筋。
文句一つ言うことも許されず、それを甘受しなければならない立場。
ただの突き上げならば兎も角、鋭い透さんのことです、既に彼女の弱点も見極めていることでしょう。
浅く擦りながら、深い部分を突きつけて、次第に彼女の力を奪って……。
きっとそれは、護り女がその身にしなだれかかるまで続けられるのでしょう)
〜 〜 〜 〜
とりあえず今回ここまでです
エロ神様じゃ…………
エロ神様が参られたぞ皆の衆! GJでした!
槐さんの耳年増ー!妄想処女ー!
いいぞもっとやれー!
ポポ、神様尊敬
628 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 21:57:28 ID:SDjjgjgJ
鬼のお頭の妄想力スゲェ
これは良い妄想ですね。
槐さんGJ!
神はここにいた
631 :
暴走槐さん:2008/06/14(土) 13:09:46 ID:XajE7GeW
>625の続きを透×槐で2レスほど投下します
投下終了時は文末にその旨を明記します
槐さんがおバカになってしまった(´・ω・`)オチンポ…
632 :
暴走槐さん5:2008/06/14(土) 13:12:45 ID:XajE7GeW
では翻って、自分がその様な立場になればどうなるのか。
(透さんの男性器と言うにはまだ幼く、オチンチンというには赤黒く凶暴なソレ。
言うなれば……、そう、おチンポです)
槐曰く、皮で敏感な部分を包み込んでいるおチンポが、目の前に出されていた。
ネットによる情報が氾濫している昨今、ソレをどのように扱えば良いかは知らぬ訳ではない。
しかし、虚構と現実の差は埋めがたく、それに手を伸ばすという行為でさえ、とても難しく感じられた。
跪いている槐の頭上から、漏れるため息。
見上げれば、その程度のことが出来ぬのかと言いたげな、透の蔑んだ眼差し。
その眼差しに反抗するように、しかし恐る恐ると言った風情で手をそこへと伸ばす。
触れて擦っても、ピクリとも動かず槐は途方に暮れた。
それに業を煮やしたのか、透が自分で手をやり、皮をめくり擦り上げた。
亀頭が表に出ると同時に、男性器に血が流れ込むのが感じられ、大きさを増しながら首をもたげる。
脈動を続けながら膨れあがるそれは、さも舐めろと言わんばかりに槐の眼前、垂直の位置で停止した。
さながら蛇に睨まれた蛙のように、透の先端を凝視する槐。
差し出した手で支えながら、ゆっくりとそこへと舌を出す。
まず感じたのは、微かな塩気。
それをぬぐい去るように大胆に動きたいのだが、舌の動きは遅々として進まず。
透の分身を舐めると言うより、舌先で突くのがやっとだった。
そんな槐の行為に焦れたのか、透の両腕が槐の頭をがっちりと押さえ、強制的に己の股間へと近づけさせる。
彼我の体格差、鬼の身体能力を考えれば、透のそんな行動を拒否するのは簡単なはずだった。
しかし、未知の器官を目の前にしての、その行為に恐慌状態に陥ったためか、力が発揮されることはなく。
槐は口中に透の一物を含むことを余儀なくされた。
接吻すら経験したことがない、汚れを知らぬその口が、一足飛びに牡を含むことを強いられる。
覚悟を決める前に押し込まれたソレのせいで、槐の呻きが振動として透の先端に伝わった。
拒むために歯を立てる余裕もなく、異物を排除しようとするのは舌だけで、しかしそれにより透への締め付けがきつくなる。
槐は呼吸も厳しく、その瞳から涙が一筋溺れ出すが、それを顧みられることもなく、透は動く。
両手で固定された頭部へと、躊躇無く腰を動かし続ける。
やがて口腔内を激しく前後していたそれを、透は一番奥に差し込み、動きを止めた。
何事が起こったのか理解できない槐を尻目に、それは一度大きく跳ね、何かを喉の奥へとぶちまける。
更に数度、跳ねる度に吐き出された。
細い糸を引きながら、透が己の分身を口から引き出すと、槐は激しく咳き込んだ。
足下に出される唾液と、それによって色を薄くした透の白。
吐き出し終わり、息を整えた槐の目の前には、先端から白い糸を垂らし、唾液に濡れる透のおチンポ。
未だ硬度を保ち、ピクリピクリと蠕動を続けながら、その度に細く白い糸を吐き出すそれ。
仕舞い込まず、槐の眼前に汚れたまま出していると言うことは、その垂れ落ちる物を舐め取れと言うことか。
透の見下した目がそう語るような気がして、槐は再びそれへ舌を伸ばす。
あれほどに口内を蹂躙されたため、既にその部位に対する恐れはない。
その代わりに今胸中を占めるのは、ある種の惨めさだ。
633 :
暴走槐さん6:2008/06/14(土) 13:15:27 ID:XajE7GeW
年端もいかぬ子供に、いいように扱われる自分。
しかし、そうなる事を望んだのも、また自分なのだ。
垂れ続ける精を舐め取り、透の体内に残ったモノも吸い出し、保つ強度を唇で確認してそこから離れる。
漸くに槐は自分の願いを果たす機会を得る。
そのために、それに相応しい格好へと。
槐はその場で俯せになり、しかし尻だけは高く掲げ、膝立ちで安定させた。
思い人に対するような、正面からではなく。
女性上位な体勢でもなく。
自分から乞い願ったのだ、そんな屈辱的な姿勢を取ってでも。
「寄る辺も知らぬ憐れな鬼に、あなた様のおチンポを入れて下さい」
そう言って、両側から手を伸ばし、自らの秘裂を開け広げた。
そこはろくな愛撫も受けず、また自分で準備もしていなかったため、湿った気配はあまりない。
しかし散々唾液を受けた肉棒は、少しの停滞も見せず、ずぶずぶと沈み込む。
今まで男性を飲み込んだことのない、狭隘な穴が押し広げられていく。
初めての感覚に息を詰める槐は、しかしその為に更なる異物感に襲われる事になるのだが。
透の動きは、ただ前後に動く、己の欲望を満たすだけのモノ。
槐は自身の快感を得る方法も知らず、ただその身に降りかかる嵐が過ぎ去るのを待つだけだった。
耐えて、そしてその時が訪れる。
ほんの少しだけ、しかし経験のない槐ですら分かるほどに、挿入された透の肉茎が膨らみを感じさせる。
その直後、数度の迸りを放つ。
それは引き抜かれて、槐の白い腰の上で。
異物の挿入感が無くなり、自分の体温より熱いモノが放たれ、安堵した槐。
しかし彼女がその意味を理解したのは、腰から垂れ落ちる透の精液を感じたときだった。
腰を伝う子種は、自分の中で放たれるべきものだったはずだ。
これでは辛い思いを我慢した意味がない。
思わず感情が高ぶり、抗議しようと上げた目の前に、透のおチンポが立ちふさがる。
それは目の前で、一度だけ跳ねた。
射精を促す自動的な動きではない。
透が手も使わずに、腹筋だけでそれを跳ねさせた意図は明白だ。
今の行為で汚れたこれをキレイにしろ、と。
透の表情を、槐は上目遣いに伺う。
そこに浮かぶのは、早くしろという催促だけだ。
屈辱的な態度だが、槐には従う以外になかった。
ひょんな事から思いついた、皆に認められる新たな王を生み出す計画。
計画遂行の為には槐が孕むまで行為を続けられなくてはならない。
故にこそ槐は、透との関係を望んだ。
しかし望まれた相手には、そこから何ら得る物がないのだ。
だからこそ透の機嫌を損なうわけにはいかず。
精液と、唾液と、僅かばかりの愛液を受け、てらつく一物へと槐が取り付く。
屹立する事を期待して口に頬張るが、二度の射精を終えたそれが、膨らむ様子を見せることはなかった。
〜 〜 〜 〜
とりあえず今回ここまでです
朝もはよから……(*´Д`)
エロい、エロ過ぎるぜGJ!
槐さんの色ボケー!
槐さんのドM!
しまった
狐を「弧」って誤字してる…
六瓢分が欲しい…
|\___/|
| .|
| Θ Θ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| .| < パペットマペット
∈AA∋ ∧∧ \_______
(゚‥゚ ) ( ゚Д゚)
∪∪|___⊃ ⊃
/|__.| |__|\
| | | | \_|
| ノ ノ \_|
\_ノ| |
| |
保守
わっふるわっふる
が、がお…
保守なのれすよ〜
アニメ12話、ビール片手に親父’Sがしてたであろう会話
「いいねぇ、コウちゃん」
「ああ、本当ちょっとどじな娘だけどいい娘だよ」
「そういえば、護り女は彼女だけなんだよね」
「そうだね、そんな事いってたね」
「うーん、このまま絶やすのもどうかと思うんだよね」
「そうだね」
「やっちゃう?」
「やっちゃいますか」
「透ちゃんだとちょっと早いし、やっぱり昇君?」
「ただ昇はちょっとにぶいところがあるからなぁ」
「コウちゃんには悪いけどたきつけるか、天狐様にも協力してもらって」
「うん、昇も男だからあんな可愛い子相手だったら」
あのシーンみたら真っ先にこんな会話がされたんだろうなぁって妄想できる俺の脳は大丈夫でしょうか?
>633の続き
透×槐で今回の投下で最終となります
(細やかな技巧も知らず、ただ口に頬張るだけのあたくし。
余りの稚拙さに、透さんは後ろに控える護り女に代わるよう命じるのです。
代わった途端、見る見るうちに膨らみを見せ、天を指す透さんのおチンポ。
それを認めると彼女は、自ら緋袴と下着を脱ぎ、小袖を纏うだけの姿となって。
あぐらをかく透さんに、正面から向き合う形で座り込み、女陰へと誘う護り女。
前後に揺さぶられながら控えめな嬌声を上げる彼女を、優しく微笑みながら見つめて。
熱い迸りは一滴も余すところ無く、その胎内へと放たれるのです。
そして放出を終え汚れきったモノの後始末は、一部始終を為すことなく見つめていたあたくしに
「えっと、槐さん……?」
突然横から声を掛けられ、慌ててそちらを向く槐。
身体能力に優れている鬼である彼女が、そこまでの接近を許したのは、妄想に耽っていた為なのは疑いようがない。
妄想に耽っていた為に許した接近、またその人物が、妄想していた人物である透だったのだ。
槐の混乱は計り知れない。
「こ、これを」
槐はどうぞこちらにと言う意味で、敷物代わりに自分が使っていた雑誌を差し出す。
ありがとう、と透は素直に受け取り、それのページをめくった。
渡したのは雑誌なのだ、透の行動に非はない。
その姿を見て槐も、自分の言葉が足りぬ事に気付けるほどには冷静さを取り戻せた。
しかしページをめくる透の表情が、いぶかしげなものへ変わったのには気付かずに、
「透さん、腰を下ろしてご覧になっては?」
そう声を掛けた。
一瞬、驚きを見せ、それから少し考え、結局は槐の隣に腰を下ろす透。
食い入るように数ページをめくり、時々チラチラと槐の顔を盗み見し、そして誌面へ視線を戻す。
槐は視線を向けられる事に気付かず、自分の思考に囚われていた。
目標が期せずして自分から舞い込んできてくれたのだ、これを生かさぬ手はない。
しかし、どう切り出せばいいのか。
考えあぐねる槐は、その時になってやっと透の視線に気付く。
「どうかしましたか、透さん」
「い、いえ、なんでもない、です」
慌てて視線も戻す透に釣られ、槐も横から誌面をのぞき込んだ。
(え?)
淫靡な女体が克明に描かれる漫画。
どのような雑誌だったのか、確認もせずに渡す槐も迂闊ではあった。
しかし自分の横に座り、拒否もせずそれを読み続ける透という構図は、
(好機ですわね)
槐は再び河の流れに目を向け時を待つ。
期間は透がそれを読み終えるまで。
そして、その後に切り出しさえずれば、後は経験豊富な透が何とかしてくれる、と。
槐の中の透像は妄想を元に、その様に固まっていた。
透は最後まで読み終えると、それを閉じた。
雑誌を持つ透の顔に浮かぶのは、明らかなまでの困惑の表情。
横並びに座る槐に視線を向けるが、透の方に向いていないため、その感情を知ってくれることは無さそうだが。
その槐はまっすぐ前を見据えたまに、
「そこに描いているような事を、あたくしにして頂きたいのです」
そう言った。
「え?」
透は一瞬、向けられた言葉の意味が分からなかった。
エロマンガに描いてあるような事、と言うことはエロいことだろうか。
透とてもそう言ったことに興味がないわけではなかった。
透の年齢だと余り大っぴらに語れる話題ではない。
また今の居候過多と言える高上家の状況から、その様な情報に触れる機会も乏しい。
その為にそう言った想像は、むしろ膨らんでいると言っても良い。
そんな話題を妙齢の美女から持ち掛けられたのだ、透に断る理由はない。
断る理由はないが。
「どうしてですか?」
しかし、それを自分に望む理由が分からない。
「理由は、その……」
言いよどむその姿から、ほぼ察しが付いた。
今までに姿を現した時も、二回とも白鬼関連の、鬼を率いる王になると言う理由だ。
恐らく今回もそれと似たような物だろう。
聞く所によると王になるのも、私利私欲のためでなく、ただ住む場所が欲しいだけらしい。
王になる事と、住む場所の確保がどう繋がるのかはよく分からないが……。
しかし王になる、と言うのに妙に押しの弱い彼女の物腰に透は、
「いいですよ」
事も無げに答えた。
「ほ、本当ですか」
同意して欲しかっただろうに、素直にその言葉を貰えると、すぐに信じることが出来ない。
そんな槐を、少し可愛いなと、そんな風に思えるほどの余裕を持つことが出来た。
「でも、その……、何処で、ですか?」
「少しお待ちくださいね」
そう言って胸の部分から手を入れ、服の内側から薄いプラスチックケースを取り出す。
開けたその中に入っているのは数本の、長さ10cmほどで銀色に輝く少し太めの針だ。
「これは2m四方以内に打ち込めば、その内側にいる限り、対象者の姿を見えなくすると言う優れ物なのです」
そう説明しながら、槐が針を一本一本地面に差し込んでいく。
四本目を打ち込むと、なるほど先の説明通りその内側に居るはずの、槐の姿が見えなくなった。
「どうぞこちらへ」
しかし声だけは聞こえる。
「いかがでした?」
「うん。本当に見えなくなってたよ」
「そうですか」
そう言って自分の服の、全部にあるファスナーに手を掛ける槐。
覚悟を決めた透は動揺も見せず、しかし少しうつむき加減でその場に立つ。
顔を少し赤らめながら、チラチラと槐を伺い見るのは仕方のないことだろう。
透のその様な行動にも気付かず、槐は脱ぎ終えたライダースーツを河原に敷き伸べる。
黒の下着姿で行われるその行動は何処か扇情的で。
透の股間は知らずの内に膨らみを見せていた。
「申し訳ありませんが、その上で横になっていただけますか」
槐の言葉に従い、そこに身を横たえる透。
仄かに残る槐の体温。
それを感じながら眼前で繰り広げられる、槐の脱衣。
後ろ手でホックを解き、白い肩を滑り落ちる黒の紐。
少しうつむき加減でカップを取れば、そこから顔を覗かせる乳房は頂点に桜色の蕾を乗せて。
その頂を地面に向けて、ショーツの横紐に手を差し入れ、そして下ろしていく。
するすると。
普段透が見慣れた物が下がっている箇所には、ただ亀裂が走り。
その上に槐の頭髪と似た、色素の薄い毛が微かに見える。
そうして槐は、膨らむ余裕がないために痛みを感じ始めた、透の股間へ取り付こうとしていた。
「ちょ、ちょっと待って」
「何か?」
「あの、こっちにお尻向けてください」
一瞬キョトンとする槐。
しかしすぐにその意味を知り、
「それでは失礼をいたします」
そう言い置いて、透の頭を跨ぐ槐。
目の前で足を開いたため、亀裂が少し開きを見せる。
目の前には微かに開く女性の陰部。
通常密着に近い状態を取るこの体勢も、身長差のため槐は少し腰を上げて曲げている。
その為、今透の眼下には垂れ下がる乳房と、そこで揺れる乳首が見て取れる。
さらにはその向こう。
ファスナーを下げ、さらにパンツの中から取り出された自分の性器。
それは自分でも初めて見るような膨らみを見せていた。
弾けるように天を指し、鼓動に合わせ揺れ動くそれを、見つめる槐の表情はそこからでは窺い知れない。
このまま槐の肢体を眺めていたい気にもなる透だが、流石にそうはいかない。
(確かあのマンガに描いてること、って言ってたよね)
さて、先に示したとおり通常この体勢ならば。
つまり槐が上位に居て、透の股間へと顔をやり、透は槐の下で、眼前に女性器を見るこの体勢ならば。
透の眼前には女性器だけが見えているはずだった。
しかし身長差のため槐は少し腰を曲げている。
その為に透が認めることが出来るのは、女性器以外にも……。
透は自分の左手薬指を口に入れ、唾液を付けた。
その指を伸ばしたまま目標へと。
皺の数も数えられるほどに、近付けられた肛門へ指先を触れさせた。
「透さん?」
びくつく透の分身を眺めていた槐が、異変に気付く。
声を掛けられたがそれに応えることなく、透は指を少し埋没させた。
「ひっ!?」
思いもしなかった箇所への突然の来襲。
戸惑う槐に構いもせず、透の指は躊躇うことなく沈み続ける。
さて。
前立腺がある男性ならば、肛門から指を入れられても性感を得ることが出来る。
しかし、その様な器官がない女性が肛門で快感を得る方法とは。
(はいせつってことは、うんこだよね?)
根元まで差し込み終えた透は、雑誌に描いてあった通りにそれを一気に引き抜く。
排便ではあり得ない、指という硬質の、躊躇のない排泄。
今まで味わったことのない感覚に、槐の腰が少し落ちる。
それを透は下から右腕で押し支え。
しかし左の指は再びその部分へと添える。
少しずつ埋まり、それに従って増える異物感に、
「ま、まってくださいまし。そんな所に」
槐が抗議の声を上げる。
「でも槐さん」
腰が落ちたために、透の前には更に広がる花弁が。
「そんなこと言っても」
その奥には槐自身も見たことがない穴が広がる。
「槐さんの口はそんなこと言ってないみたいだよ?」
「え?」
透が言う「口」の意味が槐には分からない。
そんな問答を続ける間に、指は総て埋まり。
そして引き抜かれる。
「あっ……ん」
更に腰が崩れる。
「おっ、おやめになって」
「上の口が断っても、下の口は物欲しそうにパクパクしてるよ?」
その物言いで、やっと槐にも「口」の意味が理解できた。
接吻もせず、女性器に男性を迎えたことも無い自分が、肛門に指を入れられて悦ぶなど。
認めたくはないが、しかしそう言っているのは透なのだ。
恐らくその通りなのだろう。
そう認めてしまった槐は、股間を滴らせたのが自らの妄想の賜物だったと気付くことはない。
彼女がその様な逡巡を巡らせている間に、透の指は三度差し込みを終えていた。
そして一気に引き抜く。
生じる衝撃に槐は上体を保つことは出来ず、地に二の腕を着いて支えている状況だ。
「それにほら」
開ききった、透の眼前に広がる女性器。
「嬉しそうに涎も垂らしてる」
そこから滴り落ちる、微かに粘性を持つ透明の液体。
それは透の鼻先に落ち、それを伸ばした舌で取ってみる。
「……酸っぱい」
その言葉を聞いた時点で槐は、何かが飛んだ気がした。
目の前には透の男性器。
皮を被っているために、ネットでよく見るように亀頭は見えはしないが。
しかしその中に埋まっているのは知っている。
槐は吸い寄せられるように、それへ口を運んだ。
表皮に包まれたままのそれを、口を開け迎え入れる。
その舌触りは男性器を含んでいると言うより、切って血を出したときに含む、自分の指に似ていた。
いざやってみれば何ほどのこともなく。
動画で見たほどにはスムーズに行かないけれど。
しかし恐れることもなく頭を上下に動かす。
そうなると更なる好奇心が湧き始めて。
一度口から透を抜き出し皮をめくり始める。
焦らず慎重に。
少しきつく感じると舌先で舐め、皮の中へ水分を入れる。
皮を動く分だけ往復させて、水分を馴染ませて捲る作業を再開する。
その時に舌を亀頭に触れさせていたのだが、どれほどの感情も湧かなかった。
その事に少し可笑しくなる。
何を恐れ、何を興奮していたのだろうと。
心に余裕を持って、そして亀頭を捲り出す作業を終えた。
それは肌の質感とは違い、薄皮を極限まで張り詰めたような、血色の粘膜。
風が当たり、ピクリピクリと震えるそれに、更なる刺激を加えようとして。
槐の動きが止められた。
「あっ」
槐に与えられる、急な刺激。
その正体は透が目の前にある表皮を手で剥き、直接に陰核を舐めたためだ。
舌先だけで、または舌の真ん中で全体を舐め回すように。
色々形を変え刺激を与え続ける透。
舌はそのまま小陰唇の中を舐め回す事に動きに変えたが、陰核への刺激は絶えずに右親指が代わり送り続けている。
透から見て槐の股間の向こう、垂れ下がる胸部には左手が。
先程、腸内に差し込まれた薬指は使わぬように、親指人差し指中指が乳輪を触りつつ、乳首を弄んでいた。
その内に、小陰唇付近を嬲っていた舌は膣へ差し込まれ。
縦横に動いては陰水を流させ、唇を付けて、それを吸い出す。
「や、やめっ、おね……い」
為すがままの槐。
与えられる快感を止める手立てもなく、やがて透の上に倒れ伏した。
そうなると透も体の自由が利かなくなるために、槐を攻めることも出来なくなる。
動きを止めた透から、息を乱しながらも槐が起き上がった。
その目の焦点が何処か合っていないのは気のせいだろうか。
「槐さん。顔がべたべたする」
槐の股間を直接攻めたために、愛液に塗れた透がそう声を掛ける。
槐はそれに応えようともせず、しかし透の顔へと自分の顔を寄せ。
舌で透の口付近を舐め始めた。
全体を舐め上げると、それは仕舞い込まれずに透の口へと運ばれて。
差し込まれた舌を拒みもせず、透は受け入れそのまま口づける。
透の口中を動き続ける槐の舌。
絡み合い、掻き乱すだけ掻き回すと細い糸を引きながら、二人はゆっくりと離れた。
「お情けを頂きとうございます」
槐は透を見つめながらそう言った。
「えっと……」
さすがに、お情けって何?、とは聞ける状況でないのは透にも分かる。
「透さんはそのままでいらしてください」
微笑みかけて彼女は、上から男性器を自分の箇所へと宛がう。
十分な湿りを帯びたそこは、僅かの停滞も見せず透を根元まで飲み込んだ。
鬼と人の生態の違いか、ここに至るまでの度重なる運動の成果か、そこから破瓜を示す出血は見られない。
それでも、それが彼女の初めてには違いなく。
育ちきっていない、透の薄い胸板に手を置くわけにも行かず、慣れない不安定な姿勢のまま動く。
想像よりも薄い胸板、それと同じように想像と異なる透のその表情。
快楽に喘ぐと言うより、結合部を見ながら始めて味わう感覚に困惑しているような。
そう恐らくは初めてなのだ。
そんなことは始めから分かっていた。
透の年齢で経験している訳がないと。
ただ、自分も初めてだからこそ、導いて欲しかっただけなのだと。
バカなことだと自嘲しながら、槐の腰は上下に動く。
辿々しい動きのまま続けていた。
その動くが辛くなるとネットで見たように、前後の動きも試してみる。
しかし、笑ってしまうほど動きが一定しない。
見ると、やるとの差を、こんな時に感じながら腰を動かし続ける。
何かを言いたげに透が小さく口をパクパクさせ始めた。
そろそろ終わりなのだろう。
結局自身は結合の性感を得るには至らなかったが、良い経験をしたと槐はそう結論づけた。
自分の中で透が僅かに震える。
二度三度と。
小さな躍動が終わった事を確認して、槐はそっと透の上から腰を外した。
透の半身が纏う、白く泡立つ槐の愛液。
そして。
己の陰部に手をやっても、認められる粘液はそれだけだった。
「え?」
透の震えは間違いなく自分の胎内で感じたはずだ、それなのにそこに精液の放出跡は認められない。
よく見るような、自分の股内を伝う精液もない。
「で、気は済んだか?」
「クーちゃん」
「……天狐空幻」
槐の張った結界内に、いつの間にか空幻が透の頭の脇に立っていた。
「どうしてここが分かったのです」
「あのな、狐を幻術で化かせるかよ」
そう言いながら空幻は、透と立たせる為に手を貸す。
立たせ終わると、下半身で出ていた物を仕舞い込む作業に移っていた。
「それに気は済んだかとは、どういう意味です?」
「ん?あれはなぁ、透の歳で子種を出せるわけがないだろう。
熟しもしてない青い果実から芽は生えんと言うことが分かったか?って事だ」
「そ、そんな……」
「さて、透も珍しい体験ができて良かっただろ。
さぁ帰るぞ」
「え?あ……う、うん」
そうして空幻に手を引かれ、結界より去る透。
寸前に振り返ると、そこには項垂れ座り込む槐が見えた。
結界を出た透に、今槐がどのような姿で居るのかを確かめる術はなかった。
以上で終了になります。ありがとうございました。
後、オチが弱くてごめんなさい(´・ω・`)
話変わって、バドガールのフォアローゼス版てありませんでしたっけ?
呑みながら探しても見つからない…
でもタイトルは 『かんのこ』
せっかく耳生やしたのに…
ふ、と。
昇は目を開けた。
そこはカーテンで陽が遮られた、薄暗い部屋。
いつも寝起きしている高上の家ではなく、何処か古くさいアパートの一室を思わせる、寂れた雰囲気の漂う場所だった。
目の前には絡み合う二つの、白い影。
片方の横からもう片方が、胴を両足で挟み込むという中々に面白い絡み様だ。
一つは胴を挟む、頭上に黄金色の狐の耳を、ぴんと張らせるクー。
もう一つは胴を挟まれて、クーと同じく頭上に、しかしこちらは金色の狼の耳を生やした宮部紅葉だ。
その二人の身を包むのは薄く白いもの。
上端を、両脇の下から胸部の上を通るそれは、鎖骨を覆う物や、そこを通る肩紐もなく。
下端も、裾と呼べるほどの丈はなく、股下から少し伸びただけの物だ。
胸元には描かれているのは、白地に大輪を誇る、真紅の薔薇。
その側に綴られるのは、Four Rosesの文字。
これでその手にスリムなボトルが捧げられているならば、キャンペーンガールの出来上がり、だったのだが。
何故かクーの手に握られているのは「神の河」と書かれた、焼酎の寸胴の瓶だった。
「ほら紅葉、昇が目を覚ましたぞ」
そう言って、クーは手にした瓶の中身を口に含む。
トンと、床に置かれたその中身は、見れば六割ほどを既に失わせて。
総てをクーが飲み干していたのかと思えたのだが、中身を口内に蓄えたクーは瓶から口を離し、紅葉の方へと向きかえった。
嫌がる紅葉の顎を、もう片方の手でたぐり寄せるクー。
その手慣れた様子から、もう幾度も同じようなことを繰り返しているのだろうと思えた。
そうして引き寄せた紅葉の顔にクーの口は近付き、含んだ物を紅葉の口中に押し流す。
しかし総てが注ぎ込まれることはなく、幾割かは紅葉の喉を伝い流れ落ちる。
その零れ落ちた物は、紅葉の着衣が吸い込んでいった。
だがその総てを吸い込むことなど、薄い着衣に出来る行為ではなく、かなりの範囲に濡れ色を及ぼしている。
濡れて透けて張り付いて、その下にある肌の色を浮かび上がらせる。
それが乳房にまで及んでいるところを見ると、インナーやサポーターの類は用いられていないのだろう。
「のぼるくん……」
力なく伸ばされる、昇に助けを求める手。
先程から紅葉に注ぎ続けられる、二五度のアルコール原液は紅葉から抵抗する力を奪うには十分な代物だった。
紅葉の言から意識が昇へ向いていることを確かめたクーは、その隙に身を紅葉の後ろに移す。
背後に座り後ろから脚を伸ばし、紅葉の脚へ絡み付かせるクー。
その為に紅葉は脚を無理矢理に開かせられることになる。
胸部と同じく下着を着込んでいないため露わになった股間には、頭髪に似た縮れ毛が豊かに生える。
「何だ、結構毛深いんだな」
そう言いながら後ろから伸ばした右手でその毛並みを撫でるクー。
「やめてぇ」
そう声を出し紅葉は嫌がるが、背後に手を出すことは出来ないため結局は為すがままだ。
クーは余り動かれるのを嫌ったのか、その身を封じるために残る左手を抱えるように胸元へ回す。
しかしそれは抱えるだけに留まらずに、胸をまさぐる形に動きを変えていた。
服の上から胸の形が変わるほどに、紅葉を揉みしだくクー。
項に舌を這わせながら、右の手は撫でていた毛並みの下へと動かす。
指を揃え、緩く上下に動かし続けると次第に中指が亀裂の中へと沈み込んでいく。
有る程度忍び込ませると、その指先をゆっくりと、亀裂から出ぬように上へと少しずらし動かす。
指を半束ほど動かすと、それが止まる。
止めるとそこで動きを早く、しかし小刻みなものへと変えた。
「んっ」
紅葉はそれを口を引き結んで耐えようとするが。
「ぁは……ん」
耐えきれる物ではなかった。
掌で頂上を押し潰しながら揉み、右手の指は人差し指と薬指でその亀裂を押し開ける。
小指と親指は脚の付け根を緩く刺激し、中指は突き上げるように陰核を突く。
耳の裏に舌を這わせ、そのまま当たりを舐め回すクーが、
「昇はそのいきり立ったモノをどうしたいんだ?」
そう問いかけた。
その言葉に、己の陰部へ目をやる昇。
おかしな話だが昇はこの時になって自分が裸な事に気がついた。
視線の先には天を指し、びくびくと脈動を打ちながら、先端から雫をこぼす一物があった。
限界まで膨らみ、己を主張するそれを、
「ここに入れたいんだろう?」
そう言って、陰核を突く指を下にずらし、その部分を指し示すクー。
穴の付近で動くクーの指に抗うことも出来ずに。
ふらふらを昇は近寄っていく。
「のぼるくん」
そう声を掛けてくる紅葉には、クーにいじられるときとは違い、拒否するような表情は見えない。
そこには僅かながらも好奇心を感じさせるほどだ。
それを確認すると昇は、己のモノをその部分へと宛がった。
己の粘膜が、つぷり、と。
何かを押し広げる感覚と、そこから流れ出る僅かな血。
アルコールの摂取のためか痛みを感じさせぬ紅葉の、
「あ……っ」
と言う艶を含んだ一声に。
僅かに亀頭を埋没させただけだというのに、そこで昇は放出した。
最初の一つは膣内に。
深度がなかったため、跳ねた後のモノは、紅葉の腹部へと吐き出す昇。
「気が早いな」
クーは笑みを浮かべながら、
「それではまだ満足できないだろう?」
中指を穴に埋没させ、その中で昇の精を混ぜながらそう問いかける。
多少高度を失いながらも、しかし十分な硬度は保っている昇のそれ。
昇は焦らずに、今度はゆっくりと埋没させていく。
根元まで入れ終わると、紅葉が昇に手を伸ばし、首の後ろに回したそれを軽く組む。
互いに向かい合うと、昇の肩に顎を預け、昇の上に座り込む形になる紅葉。
その上で腰だけを動かすが、上体は密着させているために、その胸は昇の胸板に押しつぶされている。
軽く息を乱しながら、ゆっくりと腰を前後に動かし続ける紅葉。
クーはそれを、後ろから見続ける。
「どうも、せってーでは昇のコイビトらしいからなぁ。
男に化けることも出来ないし」
そんなことを立ち上がりながら、呟くクー。
「こうするしかないか」
言うと昇の目の前で、クーの陰部に変化が訪れる。
僅かばかりの裾を、手も使わずに持ち上げる何か。
場所からすれば間違いなく、クーの性器だろう。
皮から這い出た陰核はそのまま膨張を続け、昇の一物と同等の大きさにまで膨れあがった。
昇はそれを見て驚くが、顔を赤らめて腰を振り続ける紅葉は、背後でどのような変化があったのか一切察知していない。
クーは自分の掌に涎を垂らし、それを屹立する陰部に塗りたくる。
そして薄く笑みを浮かべながら、それを手で軽く持ち、昇の上で揺れる部分へと持って行き。
そのまま一気に後ろの穴へと差し込んだ。
「ぎゃっふっ」
いきなり自身の胎内に生じた圧迫感に紅葉がその動きを止める。
「いきなり2本はやっぱりきついか」
しかしその言葉とは裏腹に、クーは動きを止めた紅葉の腰を両側から持ち、強引に振り始めた。
表情を見る限り多少なりとも性感を得ていた紅葉が、今度は呼吸を止め、ただ口をぱくつかせるだけになる。
開いたままの口からは、透明の液が流れ落ちていく。
その唾液が自分の上に落ちる前に、昇は自ら身を引いた。
前にいて座り込んでいた人物が消えたため、自然と体位は後ろから責め立てる物に変化していた。
昇が収まっていた穴にはクーの指が3本入り、残る片手で胸を揉み続ける。
それは愛撫と言うより、責め立てているようにも見ることが出来た。
昇は狐と狼のまぐわいを正面から眺めていたが、ふと何を思ったか二人の背後へと回る。
突かれるままに動く紅葉と、前後に動き続けるクーの臀部。
自分がこの様な体勢を取っているところを、見ることは出来ない為はっきりしないのだが。
恐らく垂れ下がっていなければならないだろう物が、クーには無かった。
先程の、男に化けることも出来ない、と言う呟きはコレを指していたのだろう。
垂れ下がるべき睾丸の代わりに、クーにあるのは竿の下の秘裂。
恐らく造りは紅葉と同じ物。
昇が自身の屹立を見ると、未だそこは紅葉の愛液に濡れそぼっている。
それだけを確認すると、昇はクーの背後に忍び寄り、捲れ上がっている尻に手を掛けた。
「の、昇?何を考えてる?」
逃げようにも後ろは昇に押さえられ、前では紅葉を攻め続けている。
クーには逃れる術はなかった。
竿の下でその花びらが開いているのを確認すると、昇はそこへと先端を差し入れた。
「ひゃっ」
突くことに専念し、自らが突かれることは全く考えていなかったのだろう。
少し甲高い声を上げ、後ろを振り返ろうとするが、紅葉と昇に挟まれている為にそれも叶わない。
昇は背後から手を回し、両の手でクーの双丘を下からすくい上げ、下部を揉む。
ナイロン地の手触りに、その奥にある乳房の柔らかさ。
乳首が多少の盛り上がりを見せているために、その位置は正確に知れて。
指先でそこを撫で遊ぶと、固さが増しながら、その大きさが変わったような気がした。
ただ見て確かめることは出来ない為、昇の勘違いであるのかも知れなかったが。
そうであるならば、だ。
昇はクーの両脇に手を運び、そこにある生地をゆっくりと下にずらし始める。
クーの撓わに実る双丘を、フィットした生地が降りていく。
頂上に差し掛かるに従って、その行いは難しくなっていったのだが。
生地の上端からまろび出る蕾。
その後は何ほどの抵抗もなく、下にずらすことが出来た。
その為に露わになる乳房。
乳房を出し切った当たりで服をずらす行為は終えられていた。
その後は先程と同じく、胸の下半分を持ち上げて、揉む。
それは揉む感触を味わうと言うより、二つの重さを感じていると言った方が良いだろうか。
いくらか堪能したのだろう、それに集中していた昇はそれを惰性の動きへと替え、次の行動へと移る。
下から突き上げるような腰の動き。
既に十分な蜜を滴らせていたクーは、その動きに逆らうことが出来ずにいた。
前後の動きでは、まるで二人を一度に相手取るかのようで。
昇が動く度に、
「やぁ……ぁん、っく」
湿りを帯びた声を上げ始めるクーと、
「おねが……ゃ、やめ」
停止を願っているのか、それとも別の物を懇願しているのか、判別できない色を持つ紅葉の声が同時に響く。
双方共に頭上の耳を垂れ下がらせて、二匹の牝に声を張り上げさせる昇の愉悦。
緩急を付けるといった技巧も知らず、相手より先んじて達してもかまわぬと思える青い欲望。
昇は恐れずにその渦中へと飛び込み。
かけて目が覚めた。
「へっ?」
何とも間抜けな声を響かせ、その次に行ったことは確認だ。
幸い、顔を洗う前にパンツを洗う必要はなかったようだ。
洗面所の鏡に映る昇を見て、
「どうした、変な顔して」
そう言ったクーの朝食には、何故か他より一品オカズが多かった。
* * * * *
これは以上で終了です。夢オチでごめんなさい。
ではまた(´・ω・`)ノシ
うェェェえるォぐァみィすァまァァァァァァァァァァァァァァあッ!!!!!!!!
槐さんも昇も残念でしたw
つーかひでぇよクーちゃん&透……。
いや後者はまだ子供だししかたないのか。
あと宮部さんには尻尾は生えてたんだろうかそれが気になるな。
何はともあれグッジョブそしてごちそう様でした。
また投下していただける日を楽しみにしています。
かのこんをもじるなら、もうちょっと耳とか尻尾の有効利用考えれば良かったですね、反省
後、厨設定入れて良いなら>651の後日談、考えがない訳じゃないんですけど
このスレ的にはどうなんでしょう?
昇×紅葉で8レスほど投下します
タイトルは『特製ジュース』
木蓮の情報を得るために交わしたデートの約束。
生返事だったとしても、その履行を迫られた昇はそれを断ることも出来ずに。
その待ち合わせが、宮部紅葉宅の玄関であるという不自然さを昇は気にもせず。
ごめんね、もう少し掛かるから、と紅葉から手渡されたジュースを飲み干した時点で。
昇の意識は途絶えた。
いや、正確に言うならば少し違うのかも知れない。
昇の意志が回復した後にも、その時の記憶は残っていたのだから……。
昇が目を開けた場所は、見も知らぬ部屋だった。
装飾を見る限りは女の子の部屋のような、しかしそれにしては釣り合いの取れぬ大きなベッド。
昇は服を着たままに、そんなベッドの上で大の字になっている。
何故この様な所にいるのか前後の記憶がはっきりとしない。
何かをしていたような、何か約束があったような気はするのだが、それも茫洋としている。
意識を結ぼうと思うのだが、頭がはっきりとせずに。
そこに小さくカチャリと、ドアノブを触る音がした。
思考を放棄した昇がそちらへ目を向けると、音もせずに扉が開く。
「大丈夫?」
そう言いながら、紅葉が戸を後ろ手に閉め昇に歩み寄る。
上げ気味に結った髪は生乾きのまま、バスタオル一枚で身を包んだ状態だ。
「どうしてそんな格好で……」
「シャワーを浴びてたからよ」
違う、そう言うことを訊きたいのではない。
では、どのようなことを訊きたかったのか?
はっきりしない頭で考えるが、昇はその答えに行き着くことなく。
そしてその気はあるのに、肝心の質問内容を忘れてしまった。
「どうしてシャワーを?」
忘れてしまったと言うことを紛らわせるような質問も、
「汗をかいたからよ」
紅葉の応えにはまるで手応えはなく。
話が進まないその歯痒さに昇は、側にまで近寄ってきた紅葉へと手を伸ばす。
「え?」
そしてその手を取ると、自分の方へと引き寄せた。
「きゃっ」
昇の胸元へと無理矢理引き寄せられる紅葉。
その状態からでは確認の仕様もないが、タオルの広がり具合から、全面の入れ込みが解けていると想像できる。
「もう、酷いなぁ」
そう言いながら上体を起こす紅葉の、その見を包んでいたバスタオルは、やはり解けて。
バサリと、微かに音を立てて落ちるタオルに、色ずく肌。
片手に収まりそうなほどの胸の膨らみに、
「え?」
昇は躊躇もせずに掌を寄せていた。
「の、昇君?」
驚く紅葉に、
「柔らかい」
場違いな答えを返す昇。
「ちょっとやめて」
「どうして?」
「どうして、って」
言いながらも手の動きを止めようともしない昇は、
「やめてって言っても、乳首大きくなってるよ」
そんなことを言った。
「そ、そんなことないわよ」
「だってほら、ホントだよ」
そう言って、指先を使いその先端部分を指の腹でつまむ。
「あんっ、……だ、だから」
「やっぱり大きくなってるよ」
摘んだ先に口を寄せ、そこへ舌先を這わせる。
「っ、い、ぃゃ……ゃ、やめてってば」
尚も聞く耳も持たずに続ける昇は、
「それにオレの方も大きくなってきたし、止められないよ」
そんなことを言いながら、紅葉の片足を両の脚で挟み込んだ。
両足の中央に有るはずのない、しかし異質を誇る存在。
ひっ、と声を上げ足をずらそうとするのだが、
「おっ」
そんな声を上げる昇に、思わず動きを止めてしまう。
「そのまま続けて」
「えっ、あ、うん」
止めればいいものを、ついつい言葉通りに足を密着させ動かす。
そのように従ってしまった紅葉に、昇の手の動きも止まらず。
そのせいで、胸に加えられる刺激と、自分が与える刺激に次第に紅葉も興が乗り。
「ちょっと待って」
間が悪いなと、昇が告げる中断の言葉にそんな思いを持ったのは、どのような心境の変化だろうか。
そうしている間に昇が下腹部で何かをしている。
不審に思うのもつかの間、紅葉の足に、ピタリと何かが押しつけられた。
生暖かな、心臓の鼓動を思わせる動きと、堅い物。
物の正体が掴めないため、先程と同じように足を擦りつける紅葉。
知識としてはそこにある器官がどのような物かは知っているが、まさかそれほどの固さを持つとは認識の外で。
そのうちに、ぬるり、と。
足を擦りつける暖かな物から、何かぬらついたモノを感じるようになるまで、その動きは続けられていた。
「これ、が……」
すべすべとした物から肌触りが変化したことで、動きを止める踏ん切りが付いたのだろう。
足に押しつけられた物へと、身を起こした紅葉は漸くに視線をやる。
それはびくびくと脈を打ち、その脈打つのも不思議に思えぬほどの筋張りを表に出すモノ。
正面から見て、何故か思い出したのはツチノコで。
紅葉はまるで単眼のツチノコに睨まれたかのように、身動きが取れないで居た。
「触ってみて?」
一瞬、昇の言葉が何を意味しているのか理解できなかった。
眼にしているのは昇の牡の器官、それをまじまじ見ていることは既に悟られているのだ。
ならば、触れとの言葉が何を指しているのかは考えるまでもないものを。
それでも紅葉は理解できないで居た。
暫くの間、紅葉の反応を待っていた昇だが、その動かぬ様子を見て取って、自分の手を紅葉の手に重ねるように置く。
手の外側から重ねるように。
その行いの意味が分からない紅葉は、昇の為すままに。
抵抗せずにいた手は運ばれるまま、昇の一物まで運ばれてしまった。
(あたたかい……)
脈打つそれの、始めて触る感想はそんなものだった。
乾いている部分はスベスベとしながらも、堅く、筋張りを見せて。
昇の手が離れた今も、紅葉の手は己の意志とは関係なく、昇の剛直を這い回っている。
太さは上から下までそれほど変わりはなく。
しかし張り出したエラの先からは一気にすぼみ。
触る時間が経る度に、触る箇所が変わる度に。
昇の体がピクリと、微かに動くことが面白く感じられて。
「これが気持ちいいの?」
先端からわき出る汁を掌にまぶせながら、エラの辺りを軽く握り込む。
「うん、気持ちいいよ」
「そう……」
素直に返す昇の言葉に、事をもう少しエスカレートさせても良いような気持ちに紅葉はなった。
これを、口に含む。
年相応に、他から得た知識の中にその行為はあった。
躊躇した時間はそれほど長くはなかっただろう。
手に触れ、既に一次接触を果たしたことが大きかったのか、ゆっくりとその部分へと紅葉の顔が寄る。
窄めた唇が亀頭を含む。
そのまま飲み込んでいくが、肉製の棒は半ばほども含めずに。
嘔吐きそうになったため、そのまま折り返し、亀頭付近を含むことに専念していた。
口中に溢れる亀頭に舌を這わせてみる紅葉。
位置がおかしいことを除けば、その舌触りは口内の粘膜を舐めるのと、それほど差があるとは思えなかった。
エラの周りの舌を這わせて。
舐めながらも顔を動かし続け、昇に悦びを与えることが出来るなら良かっただろうが、流石にそこまでには及ばず。
舌を這わせるのか、口淫を施すのか、択一的な動きしか紅葉は取ることが出来なかった。
その為に、顔を止めて舌先を動かす紅葉。
昇の先端部を舐め取ると、唾液とは違う滑りを感じた。
剛直を動く唇は、自身より高い体温を感じ取り。
その剛直が僅かな膨らみを感じさせた刹那、それは紅葉の舌上に更なる熱を吐き出した。
突然起こったことに戸惑いを見せる紅葉に、
「掌に出してみて」
そう指図する昇。
とりあえず従うことにした紅葉は、二つ並べた己の掌に打ち出されたモノを吐き出した。
自身の唾液と混ざり合う、しかし十分に主張する白い塊。
そんなモノが自分に出されたのかと、紅葉に微かながら怖気が走った。
「舌を出して」
そんな紅葉の様子に気付かぬのか、昇がそう続ける。
今更拒否することも出来ず紅葉はその言葉従うのだが。
出された舌に吸い付いてきた昇に、思わず総ての思考が白く飛んだ。
舌を吸われ、その舌に昇の舌が絡められ、昇の舌はそのまま収まりを見せず紅葉の口内に雪崩れ込む。
押し込まれ絡み取られる舌と、歯茎を舐め取られ、為す術もなく口中を蹂躙される紅葉。
思わずに、ぼうっと動きを止めていると、掌に僅かながらの重みが増した。
辛うじて動く眼球をそれへとやると、重ねられているのは昇の指先だった。
その先に己が吐き出した精を付けると、それを紅葉の乳首へと塗りつける。
「あ……ン」
素手で触られるのとは違う、滑りを持ち快感を誘うような接触。
昇の指で昇の精を塗り込められる。
乳首、乳輪を経て、乳房全体へ。
滑りが足りなくなれば、紅葉の掌からその元を補充して、また塗り込む作業へと戻る。
余すところ無く塗り込められる頃には、昇の精液は乾燥して乳房の表面を突っ張らせていた。
しかしその上に、昇が口から直接唾液を流し落とす。
再び潤いを取り戻す、昇謹製のローション。
昇の臭いを、丹念に塗り込められてしまう二つの膨らみ。
その行為に紅葉は、思わず力を失いベッドへ仰向けに倒れ込んだ。
その様子を見ると、ゆっくりと服を脱ぎ始める昇。
自身の精液を付けた指は使わずに、器用に脱ぎ終えた。
ただその服が畳まれずに、その辺りへ脱ぎ散らかされるのは仕方のないことか。
脱ぎ終えた昇が紅葉へとにじり寄る。
場所から言えば、それは紅葉の足の間。
牡を示すモノは、放ったばかりとは思えぬほどの固さを取り戻していた。
紅葉の中の湿り具合は、未だ昇の手で確かめられてはいない。
しかし紅葉の唾液による照りを見る限り、その必要はなさそうに思われた。
そして、昇は紅葉のその箇所へと、鼓動を示す先端を押し当てる。
それがゆっくりと、沈む。
「ひうっ」
痛みに耐えるように、シーツを握りしめる紅葉。
鮮血が緩く流れ出すその箇所へ、昇は確実に填り込んでいく。
最奥へと。
至り、その動きを止める昇と、動きが止まったお陰で辛うじて息をつく紅葉。
そこへ、
「動くよ」
紅葉の耳に顔を寄せそう、呟く昇に。
こくり、と。
小さいながらも頷き、その意を表す。
始められたのは技巧も何もなく、ただゆっくりと確実に、先端部から奥底までスライドさせるだけの動き。
しかし胎内に動くモノを感じる度に、紅葉の、
「う、ぁ……あ、ん」
痛みを耐えながらも、漏れ出る声が室内に響く。
その声を聞きながら昇は何を思うのか。
動きは速まりもせず、遅くもならず、着実に続けられる。
紅葉の腰を挟み込む手はそこから動くこともなく、ただ腰だけが動き続けた。
紅葉の苦鳴を聞きながら、ひたすら打ち込まれる昇の剛直。
赤い血を浴び、何か透明な液を浴び始めながら、留まることなく出入りする。
だがそれも、いつまでも続くはずもなく。
今まで一定のリズムが続いていたものが、少しずつ速さを増してきた。
昇も気付かぬ内の、しかし自然な流れだったのだろう。
射精を促すためには仕方ないとしても、それは紅葉には関係なく。
痛みを堪える声は、快感を感じさせるものを一切交えずに、次第に大きくなってくる。
そして。
それが跡絶えた時には、昇もその動きを止めていた。
ずるりと、抜き取られる昇の一物。
その後を追うように、どろりと吐き出される、白い粘液。
二度の射精を終えたというのに、昇の剛直は未だ前を指すほどの力を残している。
紅葉の眼前へにじり寄った昇は、
「綺麗にして」
そう言って手も使わずに、腰を少し差し出して紅葉にそれを突きつけた。
「え?」
それは確かに先程、自分から口に入れた物だ。
しかし見れば、その先端からは吐き出し損ねた粘液が、まだ流れ出している。
その白い物を付け、さらには自分の破瓜を示す鮮血もまとわり付けている肉の棒。
それを言い出す昇の顔にも、冗談を言っているような感じは見て取れずに。
ああ、と。
先程、口淫で放った後に、自身の出した物があるにも拘わらず、キスをしてきたのはこの為か、と。
そう紅葉は結論づけた。
そうであるなら拒否など出来ないのだろう。
諦めた紅葉は昇の粘膜に舌を這わせ始めた。
苦みを感じる白。
舌先で舐め取っても、その度に滲み出てくる。
己の鮮血は、鉄の味しかせず。
その為にこの剛直が、先程含んだ昇の物とは違う、熱を帯びた鉄製の玩具のように感じられてきた。
そんな戯れ言が脳裏をよぎると、何故か瞳が潤み涙が一筋、頬を流れ落ちた。
その涙を誤魔化すかのように、竿の半ばまで一気に頬張る紅葉。
その涙を見てどう思ったのか、昇は今まで遊ばせていた手を紅葉の股間へとやった。
中指で探り当てたクリトリスは、微かな膨らみを見せている。
男性を舐めながら、女性を弄られる紅葉。
胎内に感じる鈍痛が、次第に痛痒に変じるような、更には疼きに感じられるような。
今まで静かに行われていた口淫が、次第に水音を伴う物へと変わっていった。
恐らくは唇を密着させる余裕が無くなってきたのだろうが、それが二人に変化を与えたのかもしれない。
己の行いが、淫らの音を立てるものだと今更ながらに気付く紅葉。
その音から、昇の剛直が力を取り戻し始め、その為僅かながらも大きさが変わり、更に変化する唾液の音。
昇はその音を聞きながら残る片方の手を紅葉の胸元にやる。
その様はまるで捏ねるように、紅葉には少しきつめの愛撫を与えている。
その成果なのか、紅葉の息が少し荒れてくるのを聞き取ると、自分で腰を引いて口から剛直を抜き取った。
今まで舐めていた物を探そうとするのか、紅葉の舌が少し出され辺りを彷徨う。
それを見ながら、昇は牡を再び牝へと宛がう。
陰核への刺激はそのままに、乳房を捏ねる強さも変わらずに。
紅葉は挿入による痛みを感じながらも、他の箇所から得られる刺激に、どのような反応を返せばよいのか戸惑っていた。
挿入される痛みは先程に比べれば幾分柔らかい。
昇による愛撫は過去、自分の手で経験した物とは比べられずに。
何か膣内の痛みさえも性感に感じてしまいそうな自分が、何処か空恐ろしくなる。
しかし、頭のその様な悩みも、
「あぁ、ん……ン、っく、はぁ、ぁあ」
そう、自然と口から漏れ出た、体の反応には叶うはずもなく。
その自分の声を聞いた途端に、紅葉の思考は消え去っていった。
「ふっ、っくっ」
と言う手を動かしながら腰を振る昇の吐息に、
「あっ、……はっぁ、くぅ」
胎内に感じる唾液とは全く違う、愛液による滑りを感じる紅葉。
昇の動きを受ける紅葉も、今となっては痛みも感じずに、ただそれで答える。
互いに出す声が響く室内に、湿った音が立ち始めた。
その音源を絶つことなく、昇が口を寄せ、紅葉が応じる。
外で舌を絡め、互いの中で交わり。
口内を互いに往復しては、流れ出た唾液を舐め取る。
溢れそうになる唾液は、向かい合う口の中へ流し込む。
唇を合わせることによって、それを無理矢理にでも嚥下させる。
それを確認した昇は、出した舌を口から離れその横へと移動させる。
白く覗く紅葉の首に舌を這わせながら、昇の腰の動きが、前後から円を描く物へと変わった。
「はぁあ、い……ぃぃ、ん……ぅ」
昇の唾液を飲み込み、自由になった紅葉の口からは声が漏れ続けている。
それは昇の、ただ吐息を漏れ出させるだけの口とは対照的だ。
昇が突き入れる腰の角度を少し変えるたびに、紅葉の中から違う音色を引き出す。
だがそれは、狙って行われているのでないのは、必死に動き続ける昇の顔色からも知れた。
その昇が息を短くし、再び腰の動きを直線的な前後運動に戻す。
ひたすらに早く。
奥を目指すように、突き進むように、深く突く上げる。
その最奥を探し当てることが出来たのか、昇の腰と臀部が動きを止めた途端に、びくりと跳ねる。
それを受けて、びくびくと細かく揺れ動く紅葉の腹部。
腰の物を抜き取り、息を乱す紅葉の隣に昇は倒れ込んだ。
紅葉の横顔を見ながら、目蓋を重く感じ始めた昇が、
(あれ?どうしてオレこんな所に?)
そう疑問を持ち、
(確かあのジュースを……)
そこに思い至った時に、昇は己の意志を取り返したのだが。
閉じる瞳に、再び意識は放り出された。
その後、起きた後も始終ぼーっとしていた昇に服を着させ、と言うより半ば以上は紅葉の手で着させたのだが。
そうして昇を玄関から送り出した、翌日のこと。
宮部紅葉の姿を、学校にほど近い公園で見ることが出来た。
薄曇りの冬空。
雪がちらつくことはないだろうが、寒風が吹きすさぶ公園には誰の姿も見えなかった。
そんな中を紅葉は歩く。
前方に見えるのはホワイトカラーのワンボックス。
一部で有名な、神出鬼没のクレープ屋だ。
時間も半端なことでもあり、その周りにも人影は見えない。
その車に据え付けられたカウンターに近付くと、
「ありがとう、うまくいったわ。
これは残りの半金」
そう言って紅葉は学生カバンから、少し小さめの封筒を取り出し乗せた。
それをカウンターの奥から手を伸ばし受け取ったのは、この店の店主を務める汨羅だ。
中を見ると、入っている物は帯封を巻かれた紙幣。
これが半金と言うことは、締めて高額紙幣が二〇〇枚。
そんな金額を持っていてもおかしくはないが、紅葉の年代からすればポンと出せる物でもないはずだ。
だからその金の出所は紅葉ではなく、その父重蔵だった。
それは娘の恋慕を叶えるために、などと言った理由でなはく、もっと泥臭い。
理由としては昇のその出自。
三槌当主に己が娘を娶せ、親族に引き入れる。
その血を求めるだけならば多少の躊躇もあっただろうが、言い出したのがその娘からなら。
話が話だけに重蔵の眉間に皺が寄りはしたが、その程度の出費で済むならば安い買い物であるとの計算も働いて。
結果、娘の目的と宮部の思惑が合致して、今回のコトに至る。
「は〜い〜、確かに頂きます〜」
そう言って汨羅は服のポケットへと、それを収めた。
クレープ屋に寄りながら、そこの商品には目もくれず紅葉は身を翻す。
店主もその様子に異を唱えるでもなく、ただ見送った。
恐らく店にとってもそれが、今日最後の客になるのだろう。
〜 〜 〜
以上になります
ありがとうございました
ちょっw久しぶりに来たらエロエロな作品がが連続してぇぇぇぇ……正直、堪りません。
くそー、アニメしか知らない身としては最近投下された長いのが幾つかまだ読めないんだぜ。
というわけで未来の俺がきっと言うであろうGJを今言っておくぜ。GJ!!
「のぼるも、とおるも、童貞なのかぁ。
仕方ない、わしが筆おろししてやろう。くーくくくく」
そして二人とエッチする。
自信がついた二人は、のぼるはみさきと、とおるはコウとエッチする。
相手がいなくなったくうげんは、男になりムビョウとするのであった。
ぐらいでいいんじゃない?
どうでもいいがクーは「俺」っていう
昇×汨羅が見たいのは俺だけか?
674 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 22:54:00 ID:sU0c3Wyn
あげるのもたまには…。
保守
最近見始めたから来てみたら何て過疎ってるんだ…ここは…
原作者が狐の新刊を出さないからかな
他作品はあまり人気ないらしいし
678 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 14:16:52 ID:S0spX5L1
人集めあげ
ムービョ ムービョ ムビョ メカのムビョ〜
六瓢ちゃんならトニー・スタークとタイマンでも渡り合えると思う
ベッドの上では俺に負けまくりだけどね
マネキン相手にナニをヤってんだか
表に出ろ
家に入れ
しかし表に出ろ
誰がマネキンだふざけんな球体関節に決まっとる
間接部分に挟まると痛いよ
バイブスレに誤爆がありました
両スレの住人だったから二重にうれしい
透「コウちゃんは名乗ってないよ」
昇「知ってる人はわかるだろう」
透「名乗ってなくても言霊で支配されるの?」
昇「大丈夫だと思う」
クー「面白そうな話だな」
昇「クーは化けたときウォシュレット使うの」
クー「なんだそれ、俺にもくれてもいいだろ」
透「女の人がどうつかうのか、知らないから・・・」
昇「・・・」
クー「教えてくれよぉうん」
691 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 20:16:15 ID:/jZludYr
保守
美咲「高上?」
昇「おっす」
美咲「おまんこ」
昇「な、なんだよ、佐倉、いきなり」
美咲「『おまんこ』っていうのにあこがれてたの」
昇「・・・」
美咲「意外と緊張してるんだよ。・・・言う時。」
昇「言わなくていいから。」
美咲「言わない・・・ん、だったら、・・・・見せるの?」
昇「あああ、バド部の女子ユニフォームがワンピースになったからって
めくりあげなくっていいから。あああっ、しかもはいてない。」
美咲「だめ?オグシオじゃおまんこじゃ、だめ?」
昇「だめじゃないけど。」
すさまじい過疎っぷり
ED変わったね。なんかいい感じだ。
695 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 23:01:29 ID:C4OkNhz6
ひとあつめあげ
696 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 07:29:53 ID:KyoAdgXy
保守
697 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 14:43:13 ID:svVJwl3S
「天弧空幻、俺のチンポを〜喉奥深く咥え込め」
しかし、なんで過疎ってる?
あれだ、夏コミ終了して燃え尽きてるか賢者タイムかそのどちらかだ。
このスレでは、
昇×コウ
昇×佐倉
どっち派が多いの?
ちなみに俺は断然昇×コウ派です。
エビスxクウ で言霊調教物を希望します。
断然昇×クー派だろ?jk
透総受け派ですが、何か。
でも、美夜子×クーちゃん。
おいしそう 気になる
宮部 →→→→ 昇 →→→→ コウ
←←←← ←←←←
可愛いが怖い 護り女の義務
ここから昇とコウが両思いになるような展開が本編であるといいなぁと思ふ
妄想 何するか心配
美咲 →→→→ 昇 →→→→ クー
←←←← ←←←←
空気 おもしろがる
温泉は好みでは無かったでした
>>703 六巻、136ページ。
この『手料理食べさせたいどなたか』は昇の可能性大。
つまり既に兆候は有り。
と妄想。
行間を読みまくった結果、昇とクーが温泉でずっこんばっこんな妄想をしたのは俺だけじゃないはず
あの騒動の後、お詫びにもう一泊…って温泉サイドが申し出る
小説家は騒動の文章化でお籠もり
他の連中はイラネって帰る
クー昇はまぁ日程に余裕はあるから…
って感じで混浴フラグ立てるの考えたことはあるなぁ
クー(♂)
↑ ↓
↑ ↓
ウホッ!↑ ↓ 氏ね
↑ ↓
氏ね ↑ ↓ ウホッ!
→→→→→ →→→→→
昇 恵比寿 透
←←←←← ←←←←←
ウホッ! ↑ ↓ 氏ね
↑ ↓
ギャウ? ↑ ↓ ウホッ!
↑ ↓
↑ ↓
大五郎
673 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 本日のレス 投稿日:2008/08/20(水) 01:10:14 8mbUQb8F
老獪な女狐は過去にも人間の男をたぶらかした経験はたくさんある。昇をその手で
落とすのも造作もないことに思われた。
「こういうのは好みじゃないのか? やりたいんならやってもいいんだぞ」
家族の目がないところではあからさまにモーションを掛けるクー。
「恥ずかしいのか、自信がないのか? やさしく教えてやってもいいんだぞ」
なんとか自制心を発揮していた昇であったが、日に日に己の本能に圧倒されていく
のを自覚していた。
のようなSS希望
ええい、透をたぶらかしてモノにしてしまうSSはまだか!!
そんな事より六瓢ちゃん
パペット
マペット
のショートコント
サカサエン
「買い物に付き合ってくれたラた昇をラブホに押し込んで球体関節な肢体を惜しげもなく晒して子作りにはーげむっ♪の巻」
サーモンピンクからドドメ色まで、昇の趣味に応じてパーツを取り替えられる六瓢ちゃん。
保管庫の更新ってされないの?
720 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 16:21:17 ID:BOX9VKZx
保守
>721
透の趣味?
限りなく透明に近い白ま●こってこと?
723 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 17:11:45 ID:wTQiySt4
保守
ペニバンじゃなくて、しっかり固定できて、
しかも動きを伝えることのできるディルドーを装着する六瓢ちゃん。
「きゃー、透くん、逃げてー」と、今度は餌食になる美咲ち。
726 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 21:18:13 ID:xHZWkLfN
保守
727 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 19:21:57 ID:FGsuYSMQ
保守
>724
アイキャッチの四つんばいポーズで、
ヒダスカートをめくりあげられる美咲。
無気味な笑顔でピストンする六瓢ちゃん。
あああ、無気味さイメージで萎えた。
729 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 21:49:53 ID:6Xhl7phc
保守
730 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 07:51:01 ID:B5BwWPaQ
保守
宮部さんに操られたメンバーは、
全裸でめざめて、つい、他のメンバーも裸だから、乱交・・・・
ってことはないだろうけど、
気づいて、女性にそこらの布を掛けてあげたり、
思わず手でかくしてあたりを見回したりして。
あんまりエロいことにならんな。
732 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 02:42:55 ID:MdeNqi2O
保守
733 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 03:56:36 ID:b40GSRbJ
なんで天狐様が非処女設定なの?バカなの?
むしろクーちゃんが非処女の方が萎えるわ
タマちゃんならともかく
失礼、クーちゃんが非処女じゃない方が萎えるわ
の間違いだった
御神体としての役目が終わってからの初めての相手はお前だぞ?
というフラグですね。
御神体の場合はどんなに穢れても浄化されるという利点があり、
御神体じゃない場合は好きな色に染まっていけるという利点がある。
みたいな感じなのでしょうか。御神体うんぬんはアニメ派なのでうろ覚えです。
今のクーって、すげー狐ってだけで、神様じゃない(祀られてない)んだよね?
・・・・昇 フラグ乱立させすぎだろ
ハーレムか、このやろー
くーちゃん非処女
たま 処女
これでおk
女難レベルですけどね
「帰ったらつきたてのお餅でお汁粉作ってやるからな〜」
「やったーーっ! お汁粉ーーぅ!」
大掃除が終わって上機嫌の昇の言葉に、クーが諸手を上げて大喜びする。
外で作業していたクーは、ジーパンに赤いセーターの上に、黒いジャンパーを羽織っていた。
スラリとした体躯に似合った凛々しい姿の天狐は、甘い歓声を上げて飛び跳ねる。
「約束だぞ! 大掃除も頑張ったんだからなっ!」
大きな胸を一緒に上下させていたクーは、感極まって昇に抱きついた。
昇の顔が、セーター越しにむにゅむにゅとした柔らかいモノに挟まれる。
「むがっ、ちょ、なにするんだ、くー!」
豊満な乳房にサンドイッチされた昇は、くぐもった声で抗議する。
そんな言葉にも構わず、クーは昇の頭を抱きしめて思いっきり胸に埋めさせた。
「気にするなー、柔らかーいお餅の前払いに、柔らかーいおっぱいを味わわせてやる〜っ」
「わー! わー!」
ぐりんぐりんと身体をよじって、頭をわしわし撫でて抱擁する女性姿の天狐空幻。
全身の血が逆流するような感覚に混乱した昇は、少し腰を引いてもじもじしている。
そんな様子をきょとんとして見ていた弟の透は、不意に横から抱きしめられた。
「わっ……コウちゃん?」
見ると、巫女服に身を包んだ年上の少女が、透のことをぎゅっと抱きしめている。
胸の大きさこそクーに及ばないものの、コウの身体もまた女性らしい柔らかさを持っていた。
「前払い、だそうです……」
「は、恥ずかしいよ……」
瞳を閉じ、愛しむように抱きしめるコウに、透が頬を赤らめる。
それでも母に先立たれ、女性の温もりに憧れを抱く少年は拒むことができなかった。
「照れるな昇〜っ、ほらほら、柔らかいだろ〜、これくらいの餅を期待してるぞ〜」
「わー! わー! わかったっ、わかったからっ!」
「えっと……私の胸は、その、参考にしないでください……」
「うー……コウちゃん、温かい……」
チラシ片手に、玄関先で戯れる四人組。
高上家の年末年始は、どうやら過ぎるくらい幸せに迎えられそうだった。おしまい。
……という保守。
なんとゆう季節はずれwww
742 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 04:29:16 ID:YXoqFLbx
デレたタマちゃんが、恥じらいながらも勇気を振り絞って昇に夜這いを仕掛けるSS希望
クー♂x昇がいい
・・・・・ゲイ乙
♂クー「昇、たまには男の尻を辱めるのはどうだ?
癖になる良さだぞ。
ほれ、みにすかーと風の袴に、
ガ、ガターベルトというのか?これもつけてるのだぞ?」
♂クー「また四つん這いにさせて後ろからするのか、お前もこの体位が好きだな。
俺か?嫌いなはずなかろう、この姿勢が一番
犯されてるのを実感できるからな。
さあ、早くせんか。男の俺も堕としてみせろ・・・」
747 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 18:17:45 ID:H0UNIP3z
保守
748 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 22:41:17 ID:uaFUr5Pz
保守
「なあ、昇ぅ〜。いいだろう〜?はめてくれたら、
途中で、お前のことをいつも見てるあの子に化けてやるからさあ〜。
ほら、佐倉美咲。
なんなら、つながりながら、狐の姿に戻って、
しっぽでもふもふしてやってもいいぞぉ〜」
「クー、何言ってんだよ。そういう趣味はないの。」
「やぁだ〜。犯してくれないとやぁだ〜やぁだ〜。」
750 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 07:23:31 ID:4CKVwQ7V
ほ
751 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 05:52:26 ID:85g18P82
保守
〉〉749
保守
≫749
六瓢かわいいよ、六瓢。
755 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 00:22:45 ID:a6ixSBr7
昇×コウ×美咲×宮部の4Pないの?
それに4Pってかなり難易度高いぞ
下手したら誰か1人だけ放置プレイになる
760 :
755:2008/10/04(土) 21:51:27 ID:a6ixSBr7
たしかに、、、エロじゃなかったら書ける気がする
昇が風邪ひけば全員あつまりそうだが。
761 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 19:14:41 ID:8sgUwPXM
クー♀とタマ♀の絡みが見たい
762 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 21:05:13 ID:xxUnewBx
クー狐とタマ狐が狛犬と、、、が見たい
763 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 19:39:21 ID:qo0yfYmn
ほしゅ
764 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 21:12:39 ID:IV5HFCnb
保守
765 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 22:30:04 ID:TjM9FCFP
クーちゃんのおっぱい!おっぱい!( ゜∀゜)○彡°
766 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/13(月) 07:30:13 ID:V8bWe4ur
保守
767 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 15:56:29 ID:UmZkqgAO
保守
六瓢ちゃん!六瓢ちゃん!
769 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 14:04:30 ID:btjf3wFd
久しぶりのネタ投下
それは十月のある休日のことだった
朝食の支度をし終わった昇は、いつものように透、クー、コウを起こす。
この日は赤城市内の某所でイベントが開かれるため、バスの運転手である父春樹は客の増加にともない、早朝からの勤務だった。
いつものように透とクーを起こすと、客間にコウを起こしに行った。(この部屋はコウの部屋として使われている)
昇が部屋の襖を開けようとしたそのとき
「の、昇様!?は、入らな…いで下さい…」コウの声だ。酷く焦っているようだ。
コ、コウ?
昇は、コウがまたドジを踏んで何かとんでもないことをやらかしたのかと思い、直ぐ様襖を勢いよく開けた。
そこにいたのは…
つづく
770 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 22:16:17 ID:0OqLLvPM
期待してまってるぜぇー
支援。
772 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/20(月) 20:17:12 ID:L0YpO/0g
>>769のつづき
そこに居たのは巫女服を脱ぎ捨てた全裸のコウだった。
布団の上には、バイブ、ローターをはじめとする性玩具が無数に転がっていた。
本人は慌ててそれらを布団の中に隠し、自分自身も布団の中に潜り込もうとしていたようだが、間に合わず、その隠蔽工作の現場をしっかりと昇に見られてしまった。
「あの、昇様…これはえっと……その………」
「コウ…毎晩こーゆーこと…やってるの…?」
「は、はい………」
間近で見た同年代の女子の裸体、部屋中に立ち込める淫乱臭
それらは昇の理性を完全に破壊していった。
「あの、昇さ…キャアッ!!」
昇はコウに襲いかかった。
「の、昇様、や、やめてください」
「ごめんコウ、俺、我慢できないんだ」
昇はコウの豊満なおっぱいを掴むと、舌から唾液を滴らせながらコウの乳首をしゃぶり始めた。
「や、やめてー!」
コウは敬語も忘れ、涙目で嫌がるが、体は正直だ。
コウのマンコはどんどん濡れていった。
つづく
キャラ違うって次元じゃねぇ…
特に昇…
昇とコウの名前変えただけの借り物でしょ
いや、ストーリーは自分で考えてるんだけどな…
ストーリーなんかないじゃん。
777 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 20:38:47 ID:ut/4+lCg
あと下品な書き方しすぎ、まあがんばれ。
779 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 19:39:44 ID:Jp/AE4XX
保守
昇って、女子に簡単にデレないのは、どこに壁あるんだろ。
色気とか容姿がかわいいとかには反応するけど、
簡単に惚れたりはしてないというか、
恋愛しないというか。
コウやクーはどんなヤツかわかってるから、
面倒な感じが先に立つのか・・・
なんか、奥手というのではない、心の壁がある気がする。
それをのりこえてきてくれないとちんこ勃っても、
手は出ないんじゃないかな。
ああ見えて、昇の中にすごくかっちりした主義主張なのか倫理なのかがあって、
その行動原理に対してすごく忠実だよな。
オナる時の妄想と現実の人間関係はかっちり区別しそう。
いや、妄想しないかなあ。
美夜子かあさんとの関係とか、思い出とかどうなんだろう。
おさんどん少年としては、少なからずこだわってるところだろうけど。
うちでは俺がかあさんなんだからしっかりしなきゃみたいな。
単純に恋愛至上主義じゃないだけだろ
コウのことが普通に好きだけど
コウの貞操観念だと遊びでセックルなんかできないし
するとしたら普通に愛情を持って子供作るのが前提だから
きちんと学校出て就職して家族養えるようになってから
いやらしい意味とか抜きで真正面から
「俺の子供を産んでくれ」って言うために今はそういう恋愛沙汰とかどうでもいいんだよきっと。
>>781 恋愛至上主義じゃ無いのと恋愛しないのはまた違う話だと思うが…
クーちゃんが、透に、世界はいらないか?のノリで、押し付け教育・・・
これはありそう。
ソロ活動中の昇をコウが目撃、
クーに相談したら余計なことを吹き込まれ、
昇が朝目覚めたら、コウに跨がられて御奉仕されていた、とかならあるかなあ。
昇は主夫を自覚してるってだけだろ
>>783 好きだからってそれを最優先に考えないんだろ。
>>785の言う事が一番しっくり来る。連れ子持ちの男やもめみたいな。
クーがからかい半分本気半分で昇にアプローチをかける所は容易に想像できるけど
コウが自発的に昇に対して何かするってのが想像しにくいのもなぁ。
クーになにか吹き込まれて行動するとか
忙しさにかまけて昇が自慰をほとんどしないから体内の陰陽の気のバランスが崩れて
それを癒すために閨事関連の技術でどーにかするとk
前者はありがちだけど後者は使えそうだな…
だれか最初に出た蛇女が透にマジボレして再登場するSS書いてくれ
789 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 21:30:24 ID:dlYOOHJS
保守
新刊、こねえかなぁ
791 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 04:19:06 ID:Zpz2SkSQ
クーが昇にマジでベタボレしたSSくれ
792 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/13(木) 22:26:37 ID:88YXjsjp
何ここ?過疎ってるな
今こそ革命のときだ!
美咲ちは、夜のオカズには不自由しないだろうなあ。
高上兄弟とは別の意味で。
今度正月帰省できたら、
筑肥線の美咲が丘に巡礼して妄想してくる。
794 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 07:27:22 ID:mhwVf3nr
クーちゃん
クーちゃんは昇がお願いすれば子供産んでくれそうだな
昇に対してすごく微妙にツンデレが入ってるクーちゃんと昇のラブラブな夢を見たb
さっそく書き起こすんだ!
アニメから入ったから口調とかまだ不完全なんだ
怖くて書けない・・・
チキンな俺を殺してくれorz
いや許さん
尻を出せ尻を
800 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/30(日) 23:23:47 ID:2OeP5D5L
800
「俺の尻を掘って良いのは昇だけだゾ!」
こうですか、わかりません!
何故かしんちゃんボイスで脳内再生された
やはり、少し修業してくるべきか・・・
それまでに新しい職人が来ることを祈ってるよノシ
まだ書くのは無理だけど毎日チェックしに来るんだぜw
べ、別に期待してるわけじゃないんだからナ!?
投下があったのかと思ってきたら雑談だった時のガックリ感
PCで昇×クー書こうと思ったのに規制されてた俺涙目ww
しょうがないから携帯から書き込んでるけどめんどくさくてやる気出ないんだぜorz
>>807 PCでテキストに書く
適当な所で切ってメールで携帯に送る
それを投稿する
でおk
がんばっておくんなまし
楽しみだ、がんばれ!
アドバイスの通りしてみようかと思って仕事から帰ってきたらPCが消えてた・・・
姉が勝手に持って行ったとか!泣きたくなった、ちょっと吊ってくるorz
811 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 06:15:25 ID:eGJv5atQ
それわかるwww
クーが好きだァァァァァ!!!
残念、クーは昇の嫁だ
いや、実は大婆様
弟のPCを使ってこっそり書いてみたよ
近々投下してみる
処女作だからおかしい所があるかもだけど待機よろろ
しかし弟にばれたら・・・
姉ちゃん、俺のPCで何やってんだよ。こういうことされたかったんだろ?
あぁ、ダメよ。私たち姉弟なのに……
ですね、わかります
さっそく投下してみるよ
成功を祈りつつ・・・
817 :
狐と食事1:2008/12/04(木) 15:50:22 ID:m5cIjKwO
「昇ぅ〜早く行こうではないかぁ」
そういって腕を引っ張る天狐空幻ことクー。
現在約11時30分、昇とクーは商店街にあるレストランに向かっている。
理由は商店街の福引で、クーが食べ放題券を当てたからである。最初はまた一等の温泉旅行を当てるではないか、とひやひやしたが、無事三等を当てたのである。ちなみに二等は米俵。
高校生兼主夫ある三槌現当主、高上昇は家計の足しにと思い二等が当たることを望んでいたが、また旅行で無駄な出費を増やさなかっただけまあいいかと思うのだった。(主にクーが電車内で食べる弁当など)
ちなみに、透はテストの勉強会で朝早くから友達の家に行っている。父、春樹は当然のごとく仕事である。
自分たちだけというおこがましい気持ちがあった昇だが、自分だって毎日家庭のことで忙しかったりもするのだ。これくらいの贅沢は許してもらえるだろう。
それにしても、この商店街は毎回福引をやっているが、お金に余裕があるのだろうか。
818 :
狐と食事2:2008/12/04(木) 15:52:20 ID:m5cIjKwO
ようやく店に着いた。雑誌などでもよく取り上げられているレストラン「とんふぁ」。
店内は少し薄暗く、レストランというよりバーのようになっていた。
昇たちはさっそく席に座ってメニューを開いた。
「じゃあ、このメニューから食べたい物を選んで決まったらこのボタンを押して、そしたら定員が注文を取りに来るから。」
「わかった。あ、これ食べたい!こっちも!これも旨そうだナァ!」
食べ放題券があるので全部食べても大丈夫なのだが、クーの食欲を考えると本気で店の方が心配になってしまう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「うぅ〜、ノボルゥ〜頭イタイ〜お腹痛い〜…」
「そりゃあれだけ冷たいもん食ったら腹壊すって…頭は急に冷たい物食べたからだろ…」
メニューのほとんどを食べ終えたクーは最後はやはりデザートだろうということでメニューに載っていたデザート×4を食い尽くしたのだ。
3週目の途中から顔色が悪かったのは気のせいではなかった。
この狐は、加減というものを知らないのだろうか。
819 :
狐と食事3:2008/12/04(木) 15:55:28 ID:m5cIjKwO
結局、クーは昇に体を支えてもらいながら帰るのであった。
肩に手を回すような形で支えているので、胸部の側面が昇の体に密着しているのだ。
(しかし、この状態はやばい!)
腐っても男子高校生。いや腐ってないけど男子高校生。日本、いや世界でもトップクラスの美女の体を密着させているだけでも
十分興奮の種になるというのに、胸まで意識するとどうしても顔が赤くなる。クーにバレると後でからかわれそうなので、
できるだけ反対側を見ることにする。
しかし天狐空幻は見逃さなかった。ふと見た昇の横顔が赤みを帯びていたことを!
狐はいたずらが仕事ですと言わんばかりに素敵な笑顔を浮かべると
「昇ぅ…オレもう苦しくて歩けない…」
ハリウッド女優もびっくりな演技力で本気で苦しんでいるような顔をする。
ただでさえ鈍感な昇なのだ、この演技にだまされない方がおかしい。
「だ、大丈夫かよ…。クー!救急車呼んだ方がいいか!?」
本当に心配する昇の顔を見てちょっぴり罪悪感が生まれるものの、ここでやめたら後々うるさそうなので続行する。
「いや…そこまでじゃない…心配するな。そうだ、昇オレをおぶってくれ!」
「よし、わかっ…いやいやいや待て待て待て!」
820 :
狐と食事4:2008/12/04(木) 15:57:10 ID:m5cIjKwO
一瞬大事じゃなくてほっとした勢いで了解しそうになった昇だが、よくよく考えたらここは商店街のど真ん中。
文化祭の時のような周りからの目が怖いのである。
「さすがにそれはちょっと…」
「そうかぁ…、じゃぁ昇はオレがここで倒れてもいいんだな?か弱い女性を見捨てていくなんて…男として最低だぞぉ?」
終いには手で顔を塞ぎ泣きマネまでしてみせる。
『やだぁ、あの男の子彼女を泣かせてるわよぉ〜』『最近の子は冷たいのねぇ』
買い物に来ているおばさんたちの声が矢の如く昇の精神を射抜いていく。
ここで見捨てたら完璧に悪者になってしまう昇。もう了解するしか道は残っていないらしい。
「はぁ、わかったよ…ほら、クー、乗れよ」
後ろを向いて屈む。思わずため息が出てしまう。
そのため息にカチンと来たクー。
(こんな美女が背中に乗るというのにため息とは、いい度胸だな昇)
仕返しとばかりに深く手を回し、押し付けるような形で寄りかかる。当然押し付けられるのは胸である。
821 :
狐と食事5:2008/12/04(木) 15:58:54 ID:m5cIjKwO
美女をおぶさって商店街を通るのだ。嫌でも人の目につく。
『あいつ、こんな明るいうちから見せ付けやがって!』『あの子たちって文化祭の時にもいなかった?』
嫉妬の声が聞こえてくる。しかも文化祭でも結構目立ってしまったらしいので、顔を覚えられている。
だが、そんな声も昇の耳には届いていなかった。クーが胸を押し付けるようにして背中にいるのだ。意識するなと言う方が無茶である。
「クー…その…さ、あ…当たってるんだけど……」
ほとんど掠れたような声で昇が言う。
「ん、なんだぁ?聞こえないぞぉ」
すでに苦しい様子すらしないこの狐は意地悪な笑みを浮かべている。ほんのりと頬が赤みを帯びているのは幸い昇の方からは見えない。
この時点で昇はクーに騙されたことを悟ったが、口に出してまた余計なことをされると困るので言うに言えない。
「だから、その…胸…当たってる」
さっきより少し大きい声で言う。回りの人には聞こえないがこれでも昇は頑張って声にしたのだ。
822 :
狐と食事6:2008/12/04(木) 16:00:27 ID:m5cIjKwO
「当たってるんじゃなくて、当ててるんだよ」
カカカと笑いながら言うクーに思わず体勢を崩しそうになった昇。
「ちょ…お前どこでそんな台詞覚えて来るんだよっ」
「ん、嫌だったか?この前本屋に行った時、ピンク一色のコーナーがあったからナ。そこで読んだ漫画に載ってたゾ」
コイツを一人で本屋に行かせるのは辞めよう。そんなことを考えていると…
「どうだ昇!お前にしかしないんだぞ!?グッときたか?」
また体勢崩しそうになってしまった。上ではクーが危ないぞぉと言いながらバランスを取っている。誰のせいだ、誰の。
「ナァナァ?どうだったノ・ボ・ル」
「あぁもぅ!耳元で息を吹きかけるなぁ!」
照れ隠しに怒る昇。まだまだ子供だなと言わんばかりにニヤニヤしているクー。
823 :
狐と食事7:2008/12/04(木) 16:02:54 ID:m5cIjKwO
「……半分本気、だったんだからナ」
今にも消えそうな声でつぶやくクー。その声は昇に届くことはなかった。
「ん、何か言ったか?」
「いや、早く帰ってオヤツにしよう!オ・ヤ・ツ!」
「わかったわかった。お前が自分で歩ければもっと早く進めるんだけどな」
「固いこと言うなよぉ。たまにはいいだろぉ?」
無邪気な子供のような笑顔で微笑んでいるクーを見ていると、もう少しこのままでもいいかなと思えてしまう。結局おんぶしたまま帰る昇であった。
しかし二人は気付いていない。商店街に、買い物に来ていた人ごみの中に普通ではありえないような色をした紫のオーラを纏いながら
すごい形相で睨んでいる佐倉の存在に。
続く?
824 :
狐との中の人:2008/12/04(木) 16:07:19 ID:m5cIjKwO
投下終了です。
エロ無しです。
携帯からなので見にくかったらごめんなさい。
アドバイスなどあったらよろしくお願いしますね。
では、これにて失礼ノシ
825 :
狐との中の人:2008/12/04(木) 16:10:57 ID:m5cIjKwO
連続スマソ
コウの説明抜けてましたorz
透の付き添いだと考えておいてください。
ぐっじょ
続き待っとる
827 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 18:45:03 ID:bmFu78Cr
乙!
ニヨニヨした。待ってるぜ。
乙!
GJ!
831 :
狐との中の人:2008/12/05(金) 00:29:47 ID:PlmMlV3A
とりあえず批評がなかったようで嬉しいです
気が向いたらまた書こうかと思っています。
それまで新しい職人さんを待たせてもらいますねw
832 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 08:24:46 ID:mY5G5thW
GJ!
クー好きだな、俺
批判はないほうがいいけど批評はあったほうがいいんじゃないか?w
コミックス3巻読んでたら、「サカサエンは透ちゃんのおちんちんの中に…」という
シチュエーションの六瓢×透が思い浮かんだ。誰か書いてくれw
アーッになりそうで怖い
836 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 23:30:39 ID:9YpO9iEh
言えてる
透くんはあまり汚さないでくれ、頼むから
逆レイプは昇の担当
透は鬼畜要因
>837
わかります。美咲ちのヘタレ攻め。そこを透が放置プレイ。こうですね。
透の担任の先生、人間的にもいい先生みたいだし、
コウちゃん特製ドリンクやら、
クーちゃんの術で、
授業中ショタフェロモンを浴び続け
昼休みにはニアミス。
放課後には母を知らない透が
先生を慕うようななにげない一言を発したとたん
じゅるじゅるになった先生が押し倒す。
そしてしっかり合体した透が先生の中で精通。
気配を感じたクーが駆けつけるも、3Pに、
コウも駆けつけ4Pに・・・
840 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 01:12:29 ID:G3xwvgxY
カオス
いいかげんやめれ
841 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 00:21:41 ID:UifOEQ48
4Pとかクソだろ
クーちゃんが昇を誘惑するラブラブ和姦ものがいいなぁ
843 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 10:52:58 ID:THfSse6c
それいいな
ぜひ見たい
わかります。クーちゃんのおねだり攻勢を
ことごとく退けるおさんどん少年ですね。
846 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 18:10:37 ID:L3ZfDjwh
みんな「ラブラブ」って言葉に弱いよな
誰か≫842のネタで書いてくれないかな・・・
848 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 08:07:00 ID:RhMTiRPj
努力はしている
けど時間がないな
全裸待機してる
がんがれ!
850 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 22:23:49 ID:mai+OBuv
クーちゃん好きだ〜
俺の家に嫁いでくれ
名前の通り、通りすがりの投下魔です。
あまり「我が家のお稲荷様」に関しての知識はありませんが、Wikipediaの知識で書かせていただきます。
また、少し違うかと思いますが極力レス842に近く書いてみます。
「なぁ昇、俺東京にあるネズミの王国とやらに行ってみたいぞ。連れてけ」
「ダメだ」
話が始まって即刻却下を出されたのは、狐姿の天狐空幻。
またの愛称をクーという。
一方即刻却下を出したのは、この家の主とも言える高上昇。
台所に立って、夕飯の準備をしているところでのクーからの申し出を断った。
「何でだよ? ネズミの王国と言えば夢だの魔法だのほざく素晴らしい場所と聞く、一回くらい見てみたいと思うのが人情だ」
「狐が人情語るなよ、素晴らしいなら俺だって行きたいさ。でもな、お前のお陰で食費の出費も増えたからそうそう外出も出来ないんだよ」
するとクーはムッと顔をしかめたかと思うと、突然女の子の姿に変わり昇に抱きついた。
「やぁだぁー! ネズミの王国行きたいのー! あのネズミのカップルの中に何が潜んでるのかあーばーきーたーいーのー!」
「それ言ったら夢だの魔法だの言ってられないだろうが! 何より夜だし金もない、だからダメだ。分かったから離れろ、女の子の姿で甘えたってダメだ」
昇はクーの顔を押して自分から引き剥がすと、再び夕飯の準備に取りかかった。
クーはつまらなさそうに床に寝転がる。
そしてふと横を見ると、ケースに入った錠剤を見つけて手に取った。
フタには《これがあれば、彼女もメロメロ!》と書かれていた。
クーは中を覗き込み、つまらなさそうにため息をつく。
(やれやれ、昇もこんなものを買うとはヤキが回ったか? こんなもので何をしようと言うのだ、どれ)
クーはフタを開けると、数粒口の中に放り込み薬のように丸飲みにした。
そしてしばらく自分の体を眺めていたが、何も起こらなかったため何事もなかったようにケースを机の上に置いた。
(何も起こらないではないか、何か面白いことはないものか……)
それからしばらくすると、昇が声をかけた。
「おいクー、寝てるってことは夕飯食べないのか?」
「ん? もちろん食べるぞ、食べないわけがない」
いつの間にかふて寝していたクーは、別段慌てる様子もなく起き上がり机の上の夕飯に目をやった。
すると部屋の異変に気付いた。
「おい昇、この部屋暑くないか? よくこんな部屋にいられるな」
「何言ってるんだ、この真夏にクーラーまでかけてるんだ。そんな暑いわけ……クー! どうしたんだ、その汗!」
「俺が知るか、何だか分からないが異常に体が熱いんだ」
「何か変なもの食べたのか?」
クーは昇の言葉に、先程の自分の行動を思い返した。
昇にネズミの王国に連れていけとせがみ、即刻断られたときによく分からない錠剤を飲んだ。
クーは机の上のケースを手にとると、昇に見せつけながら言った。
「これ……飲んだ」
「おい、これ迷惑会社からのよく分からない怪しい薬じゃないか! 体熱いだけか? 他に苦しいとかはないのか?」
「くそ〜……知りたかったら昇も飲めぇ!」
「おわっ! ちょ、よせって。こら……んぐっ!?」
クーは昇を押し倒してマウントポジションをとり、昇の口の中に錠剤を数粒押し込んだ。
昇はクーの手からケースを弾き飛ばすことに成功したが、すでに錠剤を飲み込んだ後だった。
そしてすぐさま昇は自分の体が異常な熱を持ち始めたのを感じると、クーに尋ねた。
「体が熱い……クー、さっきのケースのフタ。何か書いてなかったか?」
「はぁ? 何かって……これで彼女もメロメロとしか書いてなかったさ」
「……くっ、そう言うことか。クー、今すぐ俺から離れろ! すぐにだ!」
「な、何だ? 急に焦り始めやがって、俺に指図するならネズミの王国につれていってからにしやがれ!」
クーはそう言って昇の上で腕を組み、ツンと昇から目をそらす。
昇はその間にも自分の体が熱くなっていくのを感じていた。
そして数分後、昇が焦っているとクーが昇の方を見つめた。
完全に目がとろけていて、今すぐにでも性行為に走りそうな狐の目をしている。
「……く、クー?」
「ね、ねぇ昇。今から私がする事、誰にも言わないでね? 我慢できないよ……」
「はぁ? 何で急に女言葉になってんだよ、良いから早く俺の上から……んむっ?!」
クーは昇の胸ぐらを掴んだまま床に押し付けつつ、自分の唇を昇の唇に押し付けた。
それもクーは自分の全体重を唇にかけ、あらゆる方向からあらゆる動きで昇の唇と舌を貪る。
深く深く、そして甘い甘いキスだ。
「諦めて、昇。さっきも言ったけど私もう、我慢できないんだから……」
「むっ、クー! よ、よせ! むっ、んー! プハッ、やめろ! お前はこんな事望んじゃ……んー!」
今日はもう寝ます。
二人の行為の本番は、明日中(12月28日)ぐらいには書き込みます。
ではまた。
続き投下します。
抵抗する昇、しかし薬を飲んでいる上に上からクーに押さえつけられるようにされるキスへの抵抗はまさに糠に釘だった。
薬のせいで力が入らず、クーに舌を貪られている感覚に頭の芯から痺れて真っ白になっていく。
ついに昇の抵抗むなしく、昇の唇から舌まで完全にクーに支配されてしまった。
れろれろ……ピチャピチャ……クチュクチュ……
部屋の中に二人の舌が絡み合い、唇が重なり合い、互いの唇を吸い合う音が響く。
やがてクーがやっとの事で唇を離して体を上げる。
クーと昇の唇の間を銀糸がツゥーッと伸びて、やがて切れて昇の頬に落ちる。
「はぁ、はぁ……く、クー? もう戻ったか?」
「ダメみたい、ねぇ昇。私これ欲しい、ダメ……かな?」
クーはそう言って、昇のギンギンになったソレを握って尋ねた。
昇はビクッと腰を跳ねさせたが、もはや昇とクーの思考は薬によって一致していた。
「ダメ……じゃない、でも一つ言っておくぞ? 俺、こういうの初めてだからうまく出来るか分からないからな!?」
「大丈夫だよ、私が乗るから昇は私の動きに合わせてくれれば。でもその前に……」
クーはマウントポジションから降りて全裸になると、すでにトロトロと愛液の滴る自分の秘部を昇に見せつけた。
「私のここ、まだ濡れてるだけだから……その、入れても痛くないようにほぐして欲しいな。私も昇のソレ、ほぐしてあげるから」
「あぁ、分かった」
クーは昇の返事に一つ微笑みを浮かべると、昇の口の上に乗った。
昇は待ってましたと言わんばかりに舌を出し、クーの秘部ごと溢れている愛液を舐め取った。
「ひゃいん! の、昇ぅ! 気持ち、良いよぉ!」
「あぁ、気持ち良くしてやる。だから、その……俺のも舐めてくれよ?」
クーは昇の言葉にうなずくと倒れ込むようにしてソレを手に取った。
ズボンの中から顔を出した昇のソレは、クーの口に入るかどうかさえ危ぶまれるサイズだった。
「ふぇ、昇のおっきい。それに熱くてドクドク脈打ってる……興奮、してるの?」
「し……してる、してるけど薬のせいだよ! 何だよ、クーだってもう俺の顔びしょびしょにしてるじゃないか!」
「あっ! わ、私だって薬のせいだもん! じゃ……じゃあ昇、いただきます。はむっ」
「うぁ、くっ……あった、かい。いいよ、クー……俺もするよ?」
クーは昇のソレを、昇はクーの秘部をそれぞれ舌で貪った。
お互いにそれほどのテクニックを持っているわけではない、二人ともただ薬に導かれ本能に導かれるままに互いの部位を貪った。
部屋の机の上には、昇の作った二人分の食事がある。
しかし二人は恐らくその存在すら忘れているかもしれない、それほど二人は今愛し合っている。
そしてしばらく、互いが互いの性器を貪ったあと昇が口を開いた。
「く、クー。俺、そろそろ出ちゃいそうだよ。クーの中に、入れたいんだけど……」
「う、うん。いいよ、私も昇が欲しくなっちゃったから」
そしてクーは体勢を変えて、仰向けになっている昇のソレの上にしゃがんだ。
「いい? 昇、行くよ」
「ま、待てクー。一つだけ聞きたいことがあるんだ……今ならまだ間に合う、俺なんかで良いのか?」
「今さら遅いよ、あんなに私のここ舐めておいて……あんなに昇のおちんちん舐めさせておいてそれはないよ。それに、次に気持ちよくなるのは私だから」
クーはギンギンの昇のソレを掴んで固定すると、自らソレの上に座って膣に挿入した。
「あっ、昇の固くておっきいのが入ってくる、よぉ。熱くて、ビクビクしててぇ……脈打ってるぅ!」
「うっ、気持ち良いよクー。大丈夫か? 痛くない、か?」
「だ、大丈夫大丈夫。じゃあ、全部入ったからゆっくり動くよ……?」
クーは一つ深呼吸すると、昇の上でぎこちないながらも腰を前後に動かし始めた。
一往復、それどころか前後に揺れる度に空くクーの膣と昇のソレの隙間からクーの愛液が吹き出し床を濡らしていく。
クーはせり上がる快感をこらえきれずに昇の体を掴みのけ反ってはいるが、そのまま昇に聞いた。
「んっ、んっ……のぼ、る。気持ちいい? 私、すっごく気持ち、いいんだぁ。あん、ふぁ、ぁん」
「俺も、気持ちいいよ……クーの中、温かくてヌルヌルしてる。なのに凄く絡み付いて、うっ!」
「んぁ、ヌルヌルしてるなんて言っちゃ、あん! やだぁ……私がえっちな子みたいだよぉ」
「ははっ、別に違わないだろ? じゃあクー、俺も動くぞ」
昇はクーにそれだけ言うと、クーの両脇腹を掴んで腰を上下に跳ねさせた。
もちろん自分の腰が上に上がるときに、手でクーの腰を打ち付けるのは忘れない。
「うひゃあん! 昇、急にそん、なの……激しすぎ、やぁん。ひもひいい、ひもひいいよぉ!」
「ろれつが回ってないぞ、ちゃんとしゃべれよな」
クーは突然突き上げられた快感に襲われ、ろれつが回らなくなっていた。
今まで前後だけの揺れだったのが上下に変わったため、クーの胸もまた上下に揺れ始める。
すると突然昇が腰の動きを止めた。
不思議そうに、そしてうとましく未練がましいような表情を浮かべるクー。
「急にやめちゃやらぁ、のぼるぅ。さいごまで、してぇ」
「してやるさ、だからクー。お前は寝転がってくれ、次は俺が上になる番だ」
「……え? う、うん」
クーは訳が分からないまま、昇に言われるがままに仰向けに寝転がった。
昇はうつ伏せになり、クーの秘部を指で撫でた。
「ははっ、こんなグチュグチュにしちゃって。やっぱりクーはえっちな子なんじゃないか」
「ふぇぇ、ち、違うよ。いいからのぼるぅ、早く。早くさっきの続きしてぇ」
「じゃあちゃんとお願いしなきゃな。クーはえっちな子です、えっちなクーの中に昇のおちんちん入れてくださいって」
「えぇ!? そんなぁ……ひどいよぉ」
クーは目を潤ませたまま左手の人差し指をくわえ、右手で秘部を隠しながら許しを乞うが昇は応じる様子はない。
しかし本当なら、昇も今すぐ挿入しクーと果てたいと考えていた。
だが逆に、もう少し楽しみたいと言う願望もあった。
その願望がいたずらと言う形で現れたのだ。
「いいんだよ? クーが嫌なら言わなくても」
「んぅ〜! 昇の意地悪ぅ! 私……私言えないよぉ〜」
「さっ、どうする?」
「もう……昇のばかぁ! 言うよ、言うから。く、クーはえっちな子です。え、えっちなクーの中に昇のお……おちんちん入れてください」
昇は顔を真っ赤にするクーを見下ろすと一つ満足そうな笑みを浮かべ、うんうんとうなずきクーの膝裏に腕を通した。
そしてクーをM字開脚の体勢にさせると、膣の入り口にソレを沿えた。
「じゃあ、クーもしっかり言うこと言えたことだしごほうびに入れてあげようかな」
「う、うん。お願い昇、早くしないと私おかしくなっちゃう……」
「やれやれ、分かったよ」
昇は、ゆっくりとクーの膣にソレを押し込んだ。
「ふああああん! あっ、昇が入ってきて。中でこすれてぇ、気持ち、気持ちいいのぉ!」
「うわっ……また濡れてるな、いいよクー。中ヌルヌルで気持ちいい」
「あふぁ、ねぇのぼるぅ! もっと、もっと深くちょうだい!」
クーはその声と同時に、昇の首に腕を回して共に床に倒れ込んだ。
そしてその勢いで、昇のソレはグッとクーの奥深くまで押し込まれた。
「んああああ! ふ、深いよぉ!」
「バッ……クー、大丈夫か?」
「らいじょーぶ、へぇきー。それよりも続き」
「本当にこいつは……」
そして昇は一度体勢を整えると、クーに言われた通りに腰を動かした。
ほとんどクーを抱き締めながら、体を密着させるなかでなおも腰を動かしてクーを突く。
「あっ! あっ! はぁん、のぼる! のぼるぅ!」
「くっ、もう出そうだよ俺。抜くぞ」
そう言って昇がソレを抜こうとしたそのときだった。
クーが足を昇に絡めて、抜けないようにしたのだ。
「おい、こら! それは本当にまずいだろ、クー!」
「らめぇ! 抜かないで、昇の精液クーの中に出してぇ!」
昇はさすがに中はまずいという危機感から、出るギリギリで数十秒耐えた。
しかしなおも締め付けるクーの中では、それも無に等しい。
「いやいやいや、まずいって! 早く、しろ……出る!」
「いいよ! 私の中に出して、私もイクから昇の子孕ませてぇ!」
「バカ……やろう!」
「ああ、中に出てるぅ! 昇の精液、クーの中にたっぷり出て熱いぃぃ!」
昇は我慢を重ねたせいか、相当の量の精液をクーの中にぶちまけた。
クーもまた焦らされるなどによって我慢が限界を越えたのか、相当の量の愛液を吹き出した。
「どうすんだよ、マジで」
「……俺に言うなよ、だいたい中に出せって言ったのクーだぞ?」
一通りの行為を終えた二人は、薬の効果も消えたのかかなり冷静に後片付けをしていた。
クーも完全に男しゃべりに戻っていて、だるそうではあるが床を拭いている。
「抜こうとしたのはいい、元はと言えばあんなよく分からん薬を持ってた昇が悪いんだ」
「知るか、あそこまで徹底的に欲望にまみれてた淫乱狐なんて初めて見たぞ?」
「あ゙ぁ!? 何だって!? 何が淫乱なんだよ、誰が淫乱なんだよ!」
「わがった、わがっだから首を絞めるな……苦しいのと胸が当たるんだ」
首を絞めていたクーはフッと笑いをこぼすと、その言葉を聞くとわずかに腕を緩めて胸を突き出した。
無論クーの豊満な胸は、ムギュッと形を変えて昇の耳元でささやいた。
「当たってるんじゃない、当ててるんだ」
「……どこのツンデレだよ、クー」
「ツンデレってこういうときに使うのか? まぁ、でも男ってのはこういうのに萌えるんだろ?」
「バカなこと言うな、俺はそんなのに興味ないよ」
昇もクーと同様にフッと笑いをこぼす。
しかし一つ違うのは、その笑いはクーにも分かったことだった。
「何だ、何がおかしい?」
「いや、別に何も。なぁクー、いつになるか分からないけどお前が行きたがってたネズミの王国。いつか連れてってやるよ、そのうちな」
「急にどうした? 俺は構わんのだが、その意見の変わりようは気色悪いぞ?」
「ひどいな、お前の望みを叶えてやろうと言うのに……」
昇はそこまで言うと、クーの腕を首から外して半回転しクーと正面から向き合った。
そして先程までの薬に支配されていたものとは違う、昇は自分の思うまま素直にクーへ口づけをした。
そっと、軽く触れるだけのキス。
「俺はただ、クーがやりたいことをやってやりたいだけなんだ。クーの喜ぶ顔が見たいだけなんだ、いつも守ってもらってるし」
「なっ、だ、誰に許可をとって俺にキスなどしたんだ! こんなことが許されるとでも……」
「お前が好きだからだ、嫌だったか?」
「……!? いや、じゃない」
クーは顔を真っ赤にして、昇から視線を外した。
手は胸の前辺りでもじもじさせている。
昇はクーの髪の毛を撫でながら言った。
「クスッ、いつもそれくらい素直なら可愛いげがあるんだけどな」
「う、うるさいバカ! そんな告白でごまかされないからな! 昇のせいで飯が冷えたんだ、こんな冷えた飯なんか食えるか! 作り直せ」
「やれやれ、仕方ないな」
昇は軽いため息をついて台所に向かい、料理を作り直し始めた。
一方で机の辺りで転がっているクーは、昇の視線が自分の方を向いていないのを確認して声をかける。
「お、おい昇……」
「何だ? まだ飯は出来ないぞ」
「違う、飯の話じゃない。の、昇の告白の話なんだが……別に受けてやっても良いぞ」
「本当か?」
「……し、仕方ないから受けてやるんだ。断ったら昇が哀れに見えてしまうからな! そ、その代わりいつか必ずネズミの王国にはつれていくんだぞ!」
「分かってるよ、じゃあ飯も作り直したし食べるか」
そして二人は夕食を食べた。
しかしこのとき、クーに漂う雰囲気がわずかながらも柔らかで温かなものであったことは昇の勘違いではないはずだ。
そして夕食を食べ終えると、クーはテレビを見ながら昇に言った。
「の、昇。いくら俺がお前の告白を仕方なく受けてやるとはいえ、お前は俺に告白をした身なんだからな? その……浮気とかしたり急にいなくなったりだけはするなよな?」
「そんなことはしないよ。俺はクーが、クーだけが好きなんだから」
「ふ、ふん! イヤらしい事する気満々なのが見え見えだ!」
「ふぅん、じゃあ子供とかも要らないのか? 子供を作るにはさっきみたいな行為も必要……」
「いちいち頭に来るやつだ、昇がしたいのならしてやってもいいが?」
昇はうんとうなずき、先程とは逆にクーに乗る形になった。
クーと手を貝殻合わせで握ると、クーは今まで見た中で最も優しく微笑んで言った。
「バカめ、やはり昇もしたいんじゃないか」
「昇も、か。そうだよ、クーは俺だけのものだから」
「いきなり物扱いするな、だがそれもまた一興か。昇こそ、俺以外の女に手を出すんじゃないぞ?」
「もちろん……好きだ、クー」
昇とクーは再び深いキスを交わし、夜が更けるまで行為にふけっていた。
投下終了です。
最後のレスだけ長くなりましたが、一応書き終えました。
原作等を見たことがないので、しゃべり方や一人称に不備を感じる方も出ますでしょうがそれはあしからず。
ではまた、投下魔は気まぐれで様々なスレッドを飛び回っています。
またここに来る日も来るでしょう。
そのときは、またよろしくお願いします。
では……。
エロイチャいい!
原作未読でここまでとは・・・!
また来てください
>>866 もったいない言葉ですね。
現在確認しているキャラは、クーと昇のみなので可能な限りこの二人でストーリー展開したいと思います。
>>867 すげえぇ!すげぇよ!アンタは天才だよ!
869 :
白夜:2008/12/28(日) 22:11:13 ID:Y+TmlnRE
どーも、「白い夜の通りすがりの投下魔」改め「白夜」です。
そろそろスレッド放浪の旅も疲れましたので、一旦放浪の旅を取り止めようかと思います。
宿代代わりと言っては難ですが、自分こんなんでも子供用〜大人用の幅広い恋愛ものを書いてましてね。
まだキャラは昇とクーしか把握は出来てませんが、頑張っていろんなキャラでSSを書いていきたいと思いますよ。
もちろんHなものから純愛のもの、果ては悲恋ものまで幅広く取り扱いたいと思います。
そんなわけで、このスレッドではこれから「白夜」と呼んでくださいね。
870 :
白夜:2008/12/29(月) 10:30:13 ID:k/AeE12N
作品投下します。
「天弧空幻ドSへの道」
「ふぅ、あん、やぁ……」
俺は天弧空幻、最近妙に自然に秘部に手が伸びるのに悩んでいる。
ある程度ダメだと理性を働かせても、体は快感を望まずにはいられず私はいわゆる「じい」という生理現象にさいなまれている。
確かに気持ちは良いのだが、終わると何故かしら嫌悪感が出てくる。
妖怪扱いされる俺にも狐なりの発情期はあるということか。
しかしどうしたことか、最近調子が狂うのだ。
「ふぅ、やはりイケない……」
調子が狂うのはこのせいなのだ、今までは簡単にとは言えないがそこそこのペースでイケていた。
しかし今ではいくら汗だくになるほど秘部をこすろうが、なぶろうが全くイク事が出来ないのだ。
時にはぶっ続けで数分間、体力の限界に挑戦してイこうとした事もあった。
しかし全くイク事は出来ないままでいた。
「くそ〜、やはりこれは昇が料理か何かに仕組んだとしか思えないな」
俺はそっと押し入れのふすまの隙間から昇が寝ているのを確認すると、ゆっくり畳に足を下ろしてゴミ箱の中を覗く。
ゴミ箱の中には大量のティッシュ、そして生臭い臭いが漂う。
「ふん、昇め。俺がイケないで悩んでいる間、自分はいくらでもイケますと自慢したいのか? ……だが確かにうらやましい」
そう、この気持ちだけは本能だから隠すことは出来ない。
俺は再び押し入れの中に戻り、頭を抱えていた。
何か、何か昇が料理に仕組んだという証拠を掴めないものか。
いや、証拠を掴めないまでも昇が何かしたのだと自白させられないものかと。
……それも証拠か。
そして俺は一つ、案を思い付いた。
「これならいける、我ながら名案を思い付いたものだ。フフッ、待っていろよ昇〜……」
微笑みが消えない、これで何かしら昇が仕組んでいれば百パーセント自白させられる。
明日の夜が楽しみだ。
翌日、俺は昇が出掛けたあと帽子を被るなり髪をまとめるなりして耳を隠して外に出た。
ポケットには昇が毎月少しずつくれている、お小遣いをためたものが入っている。
本来ならネズミの王国に行くために貯めておきたかったのだが、俺のプライドが許さない。
昇はこの作戦で倒してくれる!
俺は女性服の専門店に向かい、「ねぐりじぇ」とかいう服を眺めていた。
薄紫でかなり薄い布で作り上げられているワンピースとも言える。
しかしそれを試着室で着てみたが、着ている感覚もなく胸や秘部などはほとんど見えているに等しい。
確かに寝るときに使うならこの程度で十分なのだろうか。
とにかく一つ言えるのは、俺の作戦にはピッタリと言うこと。
一つ俺の誤算はと言えば、「ねぐりじぇ」が予定より安かったことだな。
そして帰り道にある百円均一という店で青のビニールテープを購入して帰宅した。
一時間一時間、少しずつ夜が近付いてきている。
夕飯を食べる頃には、俺はまさに心踊ると言った例えがピッタリな心情だった。
俺は手っ取り早く食事を終えて押し入れに入って言った。
「昇、俺はもう寝る! うるさくしたりして起こすなよ!」
「珍しいなぁ、クーがご飯一杯で食事を終えるとは。まぁ食費は浮いて大助かりだけどな」
言っていろ、今にお前は俺にひざまずいて懇願することになるんだ。
そのときの昇の顔、一瞬たりとて忘れてやらないからな。
俺はわずかにほくそ笑んでふすまをしめて一度眠った。
そして午前3時。
俺は予定通りに押し入れの中で目を覚ました。
そして押し入れの中からふすまの隙間を覗き込むと、昇は気持ち良さそうに寝息を立てている。
さて、作戦開始だな。
俺にしか出来ない、完璧な作戦の始まりだ。
俺は押し入れの中に隠しておいた櫛を使って、今までより回数を重ねて下に向けて髪をとかした。
しばらくとかしてから撫でてみると、今までより格段に髪の艶が違うのが自分でも分かる。
俺はそれを確認すると、押し入れの中で下着を外してねぐりじぇに着替える。
下を見下ろしただけでも、恥ずかしいぐらい胸や秘部が透けている。
俺は片手にブラジャーとパンツを持ちもう片方の手にビニールテープを持って押し入れから出ると、昇を起こさないように近付いた。
フフッ、おあつらえむきにうつ伏せで寝てくれている。
今から何が起こるかも知らずに……。
俺はうつ伏せで寝ている昇の両手首を背中の上で重ね合わせ、×の字にするとビニールテープをすべて縦に横に走らせてガチガチに固定した。
それでも昇は気持ち良さそうにスースーと寝息を立てたまま、ぐっすりと眠っている。
フフン、誰が言っていたかは忘れたがいちご牛乳にあんこ投入するくらい甘いんだよ。
あとは色々細工をして……昇、お前が目を覚ました頃ここはワンダーランドさ。
ちょうど細工をすべてセットして昇を仰向けにした頃、豆電球だけが光る部屋で昇がぼんやりと目を覚ました。
「ん、んん〜? 何やってるんだクー、まだ夜中なのに俺の目の前にいるなんてさ」
「別に何も、ただ少し昇で遊んでやろうと思っただけだ」
「はぁ? 何言ってるんだ、こんな夜中に遊んでもらわなくたって……あ、あれ? 手が動かないぞ?」
昇は途端に目を覚まして驚愕の表情を浮かべてもがき始める。
しかしほどけるわけはない、何メートルもあるビニールテープをすべて腕に巻き付けてあるんだからな。
「ようやく気付いたか、やはり昇は鈍いんだな。お前が寝ている間に下準備は終わらせた」
「な、ふざけたこと言ってるんじゃない! とっととほどけ、そして俺を寝かせろ!」
「冗談じゃないね、昇の仕業なんだろ? 俺がイケないの?」
「何言ってるんだお前はぁ! 真夜中だからってそんな下ネタが許されるかぁ! いいから早く眠らせろ!」
そんな事で放すと思ったか、このバカ。
とりあえず真夜中なんだ、軽く黙ってもらおうか。
「うるさいぞ昇、お前の言う通り真夜中なんだ。黙れ」
「くっ、正論だから従うよ。でもこれはどういうことだ? ていうかクーがイケないって何の話だよ?」
「バックレるのは無しだ昇、お前が料理か何かにそういう薬入れたんだろうが!」
「はぁ? ワケわからないよ、変な言いがかりつけてくるな!」
ふ〜ん、どうやら徹底的にしらばっくれるつもりらしいな。
良いだろう、吐かせてやる。
俺は電気をつけて、昇の腹部にまたがった。
「ば、バカ! クー、お前何て格好してんの! はしたねぇ、とっとと服着ろ上から降りろ!」
予定通り、昇は顔を赤くして急いで目を背ける。
だがその程度の事をこの天弧空幻が読めないとでも思ったか、この愚か者の昇……いや、愚かも昇が。
俺は昇の顔を両側から掴んで、無理矢理自分の方を向かせる。
「そう目を逸らすなよ、昇のためにこんな恥ずかしい格好してんだぜ? じっくりその眼に焼き付けてくれよ」
「ちょ、おま! いい加減にしろよ、俺はこんなのに興味ないんだよ!」
「あら、本当に? じゃあ少しだけ、興味持てるようにしてやるよ」
俺は昇の手をとり、空間貫通とでも言おうかそんな感じで昇の両手を腹の上に持ってきた。
昇の目は驚愕の色に満ちていて、もう俺の服装など気にしていないかのように。
そして俺は昇の手を持ち、俺の胸に押し当てた。
ねぐりじぇがほとんど布の役割など果たさないものだから、昇の手の感触や温度が伝わってちょっと気持ちいいのは内緒な?
「どうだ昇ぅ? 俺の胸の感触は、柔らかくて気持ちいいだろ?」
「き、聞くな! そしてさわらせるな!」
「なるほど、どうやら本当に恥ずかしいらしいな。触り方が実に謙虚と言うか、腰じゃないが引けている……がやはり男か」
俺がふと後ろを見やると、昇の下腹部の辺りがムクッと膨らんでいることに気付いた。
まるでテントでも張っているかのように、ピンと一ヶ所だけ突出している。
昇は顔を真っ赤にして、思いきり腰を跳ね上げた。
「や、やめろクー! 見るな! そんなところ……」
「恥ずかしがることないじゃないか、昇が男であると言うことが証明される良い図柄だぜ」
「〜〜〜〜〜!」
どうやら相当苛立っているようだな。
だが俺は数週間前からずっと苛立っているんだ、この程度で済まされると思うなよ。
俺は昇のTシャツを中心から左右に引っ張って引きちぎると、昇の上半身が露になる。
少しずつ羞恥に晒されていく昇の顔を見ているのがだんだんきもち良くなってきたな、俺は性別は忘れたがどうやらSなやつらしい。
「フフ。だんだん恥ずかしくなってきたようだな、昇? そら、これでどうだ?」
俺は昇の上にうつ伏せに倒れ込んで、昇の乳首を賞味する。
このときわざと胸を押し上げると同時に昇に押し付けて谷間を見せつけるのも忘れない。
これで昇にさらなるもどかしさを持たせることが出来るからだ。
「ふぅっ! ぅんっ、やぁん……くぁっ!」
「フフ、そんな女の子のような声を出してどうした? おやぁ? 乳首が固くなって上を向き始めたが、これはいったいどうしたことか……」
昇はまな板にあげられた鯉のように、ピチピチと細かく跳ねる。
だがその程度の抵抗、俺に効くとでも思っているのか。
まぁ、時間はあるんだ。
たっぷり遊ばせていただこうか……。
「なぁ昇、気持ちいいか?」
「バカ、いい加減やめろよ。こんな事して何になう゛ぁ!? おぁえ、あんあおぉうぉあ!」
「何しゃべってっか分からんねぇよ、でも今口に突っ込んだやつの正体が聞きたいって言ったのは分かるぜ。それはな、俺のパンツだ」
「むぅ!? ふが、ははふほぇおぁ! ははぉほぇくぅはあ!」
今のは本当に何を言ってるか分からなかったな、とりあえず文句を言いたいのだけは分かる。
そう言えばまだ口を犯していなかったな、上の方から順に犯していくとするか。
「悪かったよ昇、口開けろ。パンツ抜いてやるから」
「あ……ぐ、ゲホッ! もう少し優しく抜いてくれると助かるんむっ!?」
俺はしゃべろうとした昇の口を覆うようにして口づけをした。
いくら抜いてやると言ったって、しゃべらせるために抜いてやるわけではない。
無論昇の口を犯してやるために抜いたに過ぎないのだからな。
昇は口を離そうと首を振ったりするが、正しく言えば振ろうとするが全く動かない。
動かないようにして、ガッチリと頭を抱き締めるようにして掴んでいるからな。
「んむー! ふぁ、むっ! ちゅ……ぅうん!」
昇の鼻から悲鳴が漏れてきている、そう、これはキスなんかじゃない。
俺の一方的な蹂躙なんだよ。
それから十分程経っただろうか、俺が口を離すと昇の目がトロンとしているのが目についた。
もう何かを言ってくるわけでもない、しかしこれはこれで逆に犯しがいがないというものだな。
昇の頬は大量の唾液で濡れていて、電気の光を怪しくヌラッとした光で反射させている。
俺は心配するようにして、昇の頬からその大量の唾液を口の方へ寄せてみた。
「おいおい、大丈夫か昇? こんなに唾液こぼしてよ」
「ぅ……? そんな汚いものを近付けるなよ! 口に近付けて飲ませるつもりか!?」
おっと、一瞬で目を覚ましやがったな。
さすがはミヤコの息子だ、自分というものをしっかりと保っている。
そうでなきゃ張り合いがないってもんだぜ。
さぁて、次はどうしてやるか。
877 :
白夜:2008/12/29(月) 10:38:40 ID:k/AeE12N
「天弧空幻ドSの道」の前編を書き終えました。
後編はまた後ほど。
878 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 11:04:15 ID:z2b0oBiD
白夜さんのSSこれからもマジ楽しみにしてます!!
後半がすげー気になる
880 :
白夜:2008/12/30(火) 00:22:11 ID:xDY1GzLX
「天弧空幻ドSの道」の後編投下します。
さ〜て、今の状況を一通り確認しておくとするか。
とりあえず目の前には俺をイケなくしたであろう、昇がまな板の上の鯉状態で寝ている。
動きは完全に塞いである上で、すでに口までは犯し終わっているところだ。
他にも色々考えはあるのだが、それは使うときに姿を現せば良しだな。
「いい加減にしろよ、クー! お前は何が楽しくてこんなことをしてるんだ!?」
「何が楽しくて? 別に楽しくも何ともないさ、ただ俺をイケなくした昇に罰を与えるだけだからなぁ」
実質それを楽しんでいるのだがな。
まぁいつまでも我慢させては健康上都合も悪かろう、そろそろ昇のおちんちんとやらを拝ませてもらうとするか。
俺は昇のズボンのチャックに手をかけて、上目使いで昇に言った。
「さぁて昇、色々やってくれたのと言ってくれた礼だ。ご開帳の時間だぜ」
「く、クー。俺が悪かったよ、な? 頼むからそれだけは……」
「そいつは無理な相談だな。まぁいい加減諦めて、快感に身を委ねるが良いさ」
昇のチャックを開けて、パンツをずらすとギンギンに反り返った立派な昇のソレが出てきた。
……予想より大分でかいな、これでは計画が狂ってしまうじゃないか。
俺が顔をあげてみると、すでに昇は羞恥心に支配されており顔が真っ赤になっていた。
「嫌がってた割りにはずいぶん大きいじゃないか、えぇ? 昇さんよ」
「うぅ、やめろクー。あっ! ダメ、そこにさわるな。んぁあ!」
そら見てみろ。
軽くソレの先っぽとか裏筋とか、少しこすってみるだけで腰は跳ねるわ喘ぐわソレも反応するわ。
嫌がってるなんて読み取ることを、いったい誰が端から見て出来るんだ。
「何だ何だ、あんだけ嫌がってたのにもう感じてんのかよ? 本当にスケベなやつだ、俺が眠ってからこっそり自慰にふけるだけの事はあるな」
「ぅ、ダメ! やめて、くぅあ! クー、いい加減……」
「まだ口答えするかぁ!?」
「うあああ! らめぇえ!」
なるほど、強く握ったらてっきり嫌がるとか痛がるものかと思ったがまさかそれでさえも感じてしまうとはな。
本当に自慰してるのか、昇は……あまりにも反応が初々しいが。
「う……く、クー。俺、もう出る。イク!」
「へ? どわあああ! 何しやがんだ昇!」
くぁっ! ふ、ふざけやがって!
いきなり人の手に精液ぶっちゃけるとは良い度胸だな。
しかし反応の割りには濃いな、まぁこれくらい濃くてネバネバしてなきゃ面白くない、まだまだソレも元気だしな。
待てよ、もしかしたらこいつ自慰したことないのか?
しかしそうだとしたらあのティッシュは何なんだ、説明がつかなくなってしまう。
まぁあとで考えるか。
「ちっ、何勝手にイってるんだ昇」
「だって、き……気持ちよかったんだから仕方ないだろ」
「そうかそうか、気持ち良かったなら仕方ないな。本来なら究極の寸止めとかも面白いなとか思ったんだが……一回イっちまったんだ、悪いがもう出なくなるまで抜かすぜ」
焦りの色が浮かぶ昇を無視し、俺は手を地面について足を持ち上げると両足の間に昇のソレを挟んだ。
さっきの精液がこぼれているせいか、妙にぬるぬるして仕事がしやすくなっている。
「はぁ、クー。さっきイったばっかりだから触る……なぁ、あぁ、やめろぉ」
「さっきイったばっかりだから敏感なんだろ? 敏感のときにした方が気持ち良いに決まってるじゃないか、これ確か足コキってんだろ?」
昇はさっきより1.5倍くらい激しくもがく。
しかしその抵抗も、俺が足を前後に滑らせてカリとかいうところを刺激したり真横から締め付けたりするとすぐに収まる。
どうやら昇のいうように本当に敏感になりすぎると苦しいらしいな、昇のソレの先から透明な汁が大量に溢れてきやがる。
「ほらほら、イキそうなんだろ? イカせてやるよ、たっぷり吐き出しなよ!」
「あぁ、やめ……んふぁ、やめ、やめえええ!」
昇は体を捻り腰骨がおれんばかりに腰を跳ね上げると同時に果てた。
しかしソレから出たのはさっきよりは薄い汁で、ネバネバよりはトロトロと言う感じだ。
まだまだ二回じゃ終わらせねぇよ?
昇は横を向いて体を丸くして、自分のソレを守っているつもりらしい。
しかしそんなものは抵抗にもなりはしないというのがまだ分かっていないようだ。
次は……そうだな。
俺は昇のソレを昇の腹に寝かせて、その上にねぐりじぇをたくしあげたまま尻を乗せて昇の方に尻を向けた。
「さぁ、出血大サービスだぜ昇。俺の尻でしてやるよ、そら」
「うっあ! 柔らか、ぃん! ぅあ、ああん!」
「ハハハ、恥ずかしい声が出てるぞ良いのかぁ!?」
尻をわずかに前後に移動させただけで相当の快感を得たようで、今回に至ってはたった数回で尻に出されてしまった。
さすがに生で尻は見えるわ、生で尻にこすられるわじゃサービスしすぎたようだな。
とりあえず間違っても秘部には触れさせないように尻をあげ、ゆっくりと半回転した。
その際昇と目が合ったが、何かもうすでに死んだ魚の目をしている。
あぁ〜、やばい。
そんな顔見たら……もっといじめてあげたくなっちまうだろ〜。
尻までしたから、今度は口でしてやるかな。
「なぁ昇、何か精液の出が悪くなっているのではないか? おちんちんの中に何か詰まっているとか……」
「や、やめろクー。別に何も詰まってない、分かったから顔を近付けるな!」
「そう遠慮するな、はむっ」
「うあああ!」
……勢いでくわえてしまったはいいが、ここまで生臭いとは思いもよらなかったぞ。
舌触りもぬるぬるだし、舌にへばりついてくるようなこのとろみも気持ちが悪い。
しかし昇も意地っ張りだな、少しくらい素直になったら膣に入れさせてやってもよいのに……。
どれ、一つ吸ってみるとするか。
「むっ、ちゅううう……」
「むあああ! ちょ、よせよクー。吸うな啜るな吸い込むなぁー!」
「じゃあ……れろれろ」
「カリをなめるな亀頭をなめるな、ぁ! んっく、あぐぅ……ああああ! やめ、てぇ」
クククッ、どうやら限界は近いらしいな。
袋の方で仕上げと行こう。
俺は袋の筋に人差し指の爪先を軽く当て、ツツーッと上へ走らせた。
「ぐぅ、あ! 無理、またくるぅ!」
止めだ、続いて舌を昇のソレの付け根から一気に裏筋を走らせ距離をとる。
「うああああ! ふんっ、ぎぃぃぃ! あぁ!」
イったはイったらしいが、どうやら本当に限界のようだな。
もはや透明の汁すらも出ないらしい。
つまらないな、わずか四回で終いとは。
一応五回くらいまでは策を練っておったのだが……だがあと一回だ、付き合ってもらうぞ昇。
俺はねぐりじぇを脱ぎ捨て、昇のソレを掴んで膣の入り口にあてがってやる。
「仕方がないなぁ昇、特別に膣に入れさせてやるよ」
「あっ、本当にやめろ。今入れたら間違いなく俺おかしくなるから……」
「良いじゃないか、イケるだけ幸せだと思わなきゃダメだぞ。お前は俺をイカせなくしたんだから」
「だから知らないって……うああああ!」
膣に入れた瞬間、俺には俺なりの快感が走ったりするがやはりイケるような大きな波は来ない気がしてならない。
しかし四回もイったくせに、昇のソレはさっきより元気になりやがってるな。
どうせ俺はイケないんだから、徹底的にぶっ壊してやる。
「ん……あ。ほらほらどうした昇、またおちんちん元気になってるんじゃないのかぁ!? まだ膣なんかゆるゆるだぞ!」
「そ、そんなこと言われても。つーか抜き……んあああ!」
こいつ、もう出したのか!
ていうか中出しかこの野郎、贅沢なやつだな。
良いだろう……。
「い、くぞ昇……ほら、締めるぞ締めるぞ!」
「よせぇ昇ぅ、本当に……おかしくなるがらぁ! ああん、むぅ、ふぁあ!」
「だから出すなっつーか早すぎるだろうが、自分ばっかり……ん? 何だ、この……感覚はぁ!」
この感覚、久しく感じていなかった大きな波が来てる。
バカな……昇が俺をイケなくしているはず。
ダメだ、止まらん!
「んあああああああ!」
「な、何だよクー。イケたじゃないか、言っただろ? 俺はクーに何もしていないと……」
クッ、勝ち誇った顔で見よってからに。
しかし何故だ?
「昇が何もしていないのに……何故俺は一切イケなくなったというのだ? 昇にイカされたなど認めないぞ!?」
「クー、お前押し入れの中で一人えっちしてるんじゃないのか? あくまで聞いた話だが、一人えっちのし過ぎで自分で慰めるだけじゃイケなくなることがあるらしいぞ」
「そ……そんなにしている覚えはないのだが、その話が本当ならもう俺は自慰じゃイケないと?」
「ま、そういうことだな」
ば、バカな!
俺はそんな落ち度を自分で作っていた、それを昇に見抜かれたとでも言うのか!?
まさか自慰を諦めろとでもいうのか!?
……いや、一つ良い考えがある。
「昇、自慰でイケなくなったとしても今みたいに人の手を借りればイケるんだな?」
「まぁそういうことだな……? おい、その怪しい笑いはまさか!?」
「フフ、ムフフフ……よし昇、今日からお前をこの天弧空幻の性欲処理道具に任命してやる! 嫌だとは言わせないぞ!」
我ながら完璧なアイディアだな。
さぁ昇よ、お前はこれから毎日俺の性欲を満たすために働いてもらうぞ。
フフフフ……明日から夜が楽しみだな。
「天弧空幻ドSの道、後編」完結しました。
次の投下辺り、Wikipediaで新しく情報を仕入れた新キャラで純愛ものでも行こうかななんて考えてます。
ただ年末年始は多少忙しいかもしれませんので、年内に投下できるかは分かりません。
では、次回作をごひいきにお願いします。
ウィキなんて読まずに原作嫁よ。
ふつうに新品買っても面白いから、損はしないと思うよ。中古でも安いし。
原作を読んだら、設定の深いところまで踏み込めて、さらに創作のインスピレーションが湧くと思うよ。
俺は最初の作品の続きが気になるな
原作を是非読んでもらいたい
でも素晴らしかったよ 乙
892 :
白夜:2009/01/03(土) 22:58:02 ID:LL1TMXXv
何だか忙しくて、顔出さないうちにありがたいコメントありがとうございます。
>>890さん、最初の作品と言うのは昇がクーに告白した作品ですか?
もしそうならば続きを書かせていただきますが……?
893 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 00:57:03 ID:ibh2L4eN
俺もそれ読みたいな
やっぱ純愛っぽいのがいいWW
似たようなプロットのかんなぎが主役脇役とわずキャラが立っていて、ストーリーも面白いのに、
なんでこっちはこんなに単調かつ感情移入もできない薄っぺらな作品なのかな。
>>894 お前いつもキモヲタキモヲタ言ってるけどわざわざヲタ貶すためにアニメスレ荒らすとか相当キモいぞ
自覚無いのかな・・・
そんなに興奮しなくてもいいのに。
せっかくレス増えてるから投下でも着たかと思ったのに
>>897 興奮してんのはどっちだよw
荒らして叩かれたことに逆上して特定のスレに粘着とか痛々しくて見てられませんね・・・^^;
>>899 別に荒らしたことなんてないですけど。
なんか妄想癖でもあるんですか?
>>900 荒らした自覚もないのか
可哀想に・・・
ほっといて白夜さん待とう
903 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 02:47:06 ID:+/dPLVa1
クーの尻尾をもふもふしたい
905 :
白夜:2009/01/04(日) 08:12:36 ID:xdwOvPSz
>>894 いやー、薄っぺらな作品と言われてしまいましたか。まぁ否定はしませんが、それほど言うならお手本として一作見せてもらいたいものです。
実質大した文章力を持たない僕が書いてるのだから仕方ないと言えば仕方ないですが……。
いかがです?
難ならクーと昇の展開の続きをお譲りしてもよろしいですよ?
まぁ……冗談はここまで、自分の作品をけなすような人に自分の作品を渡すような真似はしませんけどね。
とりあえず荒らすしか出来ない輩は早いところお帰り願いたいですね。
全く、落ち着いてSSも書けやしない。
ただでさえ年末年始で忙しくてSSに手が回らないのに……。
ミ\ /!
「 i ト、 , ィ //
| i ! . \ ,. . '. . . l ./ i
〕 l l . . . . \ /. . . . . . i/ フ
ノ l . . . . . . . ヽ-‐. . ̄¨´ ̄`.'´ . . . . . . . / Z
Σ i. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ >
〉 ン. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . く ミ
/,._ 冫'. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .< ミ
彡_./. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . i . r-ヾ
/. . . . . . . . |. . . . . . . . . . . . .| . . . . .l . l
. ,'./ . i. . . . . . l . l . . . . . l. . . . .i . . l. . .l . l お前らの一悶着のせえで
;. l. . .i . . . l. .l.l. .i . . .i. . .l . . i. i、. . l. . .l . l 耳が爆発した
. i./! . .!. . l _L⊥-. .l. . .i .、/_ハ . i . . ! . l
. li l. . l. . .l . !,.ィテくヽ. l. . l. /___ `V.!. . .i. . l どうしてくれる
. li i. .l . . .i .l` tェノ \.ノ/ ヒィj`>ソ . . l. . i
. l! Vi. . . .ヽ.! ,.,.,. j/  ̄ /. . . i. . .i
. `l. . . . ト、 , ´´´ // . . .!./.;
. '. . . . l.\ _ _ ノ/ . . . i.' /
', . . .l、_ .丶、 ,.ィ. ノ. . . .//
V. .l´ \| ` .- ´ |ヽi . . ./イ
. / V.!\ ヽ i |. . /レ'
. ,. イ\ ヤ ヽ \ / l ./`丶
/ ヽ. \ ヽ/ l./ | \
ヽ ヽ / /.! │ \
' , ヽ / ! ヽ
コテハンつけて荒らしに構うなよ。
そもそも原作も読んでない奴が何そんな偉そうにしてんだか。
ホントお前ID変えるの好きだよなw
原作を読めば偉いんですか?
原作を読んでいなければ奴隷も同じ、偉くないんですか?
原作を読まなければ創作を書いてはいけないと?
面白い定義だな……。
原作読まないで二次創作やってる人は、自分としては許せない。
原作を読んだ上で、その作品に関する創作活動をするのが、二次創作のマナーだと自分は思うよ。
自分は一連のSSは読んでないから、作品の内容についてはなにも言わないけど、
せめて、原作を読んでいないとかカミングアウトするのは避けた方がいいと思う。
荒らしとか寄せ付けないためにも。
昼間からエラソな長文ごめんなさい。
912 :
911:2009/01/04(日) 12:34:22 ID:yrBH5RTL
自分は荒らしに来てる人間とは違うのであしからず。
とりあえず自分の気に入らない書き込みみると、荒らしだ荒らしだ気が狂ったような顔をして排除しようと
する奴の方がよっぽどすれ違いだし悪質だと思うんだけどな。
自分が荒らしになっていることに気づいてない。
そんな奴に荒らしは止めろ、なんて言われも何の痛痒も感じないしね。間違ってるのはそっちの方だし。
「偉そうに」なんて言葉を使うべきじゃなかった。今では反省している。すまんかった。
「恥知らず」というべきだった。
>>910 原作者をないがしろにするようなことしていると白状しておいて
自分が同じようにないがしろにされたらキレる、って態度をどう思いますか?
貴方もオリジナルで何か創作してみればよろしい。自分の作品を尊重してもらいたかったら
他人の作品も尊重しよう、と思えるようになりますから。
正直二次創作の時点で原作者の尊重とか本家からしたら十分あれだと思うんだけどね
だからその上原作を購読せずにキャラとか設定とか借りて創作したものを他人に見せるなんて
恥知らずなことはしたくないねー、って話。
ファンフィクションだからね。
原作は読んでませんが設定あらすじはウィキで読みました、なんて原作者さんに対して何の対価も払わない奴が
その作品のファンです、なんて言えるのかどうか。
917 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 15:46:02 ID:G2BdAosE
どーーーーーーーーーーでもいい
確かにな。オレもアニメしか見てないから、皿を割ったコウが昇にエロお仕置きされるくらいしか思い浮かばない。
もしくはコウがうっかり家を灰にして、借金背負った主人公一家と共に六畳一間に引っ越したコウが性奴隷になったり。
水を操る能力を使ってソープっぽいプレイをしたりとか、そんなんばっかだよ。とても書けやしない・・・。
おまいら餅つけwwwwwwww
文章多すぎて目がちかちかするwwwwwwwwww
以下流れは元に戻るッ!
透とシロちゃんの甘々小説が読みたい
シロちゃんが透の生気絞り尽くして終わりそうww
伸びてるのに投下がないだと…
やっぱ尻尾が性感帯というのは外せんよね
耳じゃね?
>921
水気という陰の気が溜まりすぎるために次第に体調を悪くする透
一方、透という存在に触れたため無用に自我が発達し、術の掛かりが浅くなって
結局目覚めるシロちゃん
その話を聞きつけ、白鬼に透の水気を吸わせれば…と思いを巡らせる空幻
そんで後はだらだら透とシロちゃんがやったり、初めての時はクーが手ほどきしたり…
何てのを妄想した
>>924 よし、はやく続きを書く作業にもどるんだ
陰陽五行だと、水の気は性欲も司っているそうですね。
という事で>924さんは妄想の詳細な文章化をお願いします。
俺個人としては透の前でクーと昇が実演してってシチュが…
ベッドヤクザの昇が見せ付けるみたいな
「おいクー、いいかげんその大食いは治らないのか?」
「うるさいなぁ。俺は食欲でストレス発散しているのだ。苦情ならエビスに言え」
「ストレスって……。じゃあせめて金のかからないことにしてくれよ」
「むぅ。じゃあ、s
s !?
930 :
名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 04:52:40 ID:YzH4kMIa
15話でシロちゃんが連れて行かれた後に
透がシロちゃんの夢を見ているシーンで初めての夢精をしたというのが
脳内での裏設定だ。
透に謝れ!
昇に後ろから抱かれるように包丁使いを教わるコウがみたい
コウ「透様。オナニーというものを教えていただけませんか?」
透「おなにー?ん〜、なんだろう。わかんないや。おにいちゃんに聞いてみよう?」
>>934が止まってるみたいなのでリレーをば
昇 「何ぃ〜オナニーが知りたいだって! しょうがないなぁ……だったらこれ貸すよ、ほれっ」
透 「何このビデオテープ? ……女子校生オナニー日記って、にいちゃんこんなの持ってたんだ(汗)」
昇 「まぁ、俺も男ですから(苦笑)」
コウ「これはいわゆるエイブイと言う物ですか?」
昇 「そっ、百聞は一見にしかずってことで」
コウ「でも……ビデオデッキは天狐様が壊してしまいましたが?」
昇 「あっ、そうだっけ……ったくクーのやつ〜」
透 「にいちゃん、どうしよっか?」
昇 「そうだなぁ……」
936 :
インジョブ ◆wINJobxPmM :2009/01/17(土) 20:16:55 ID:EXF/2ZxX
期待
昇「要するに!触ると気持ちいいところ触ればいいの!」
コウ「はあ。こうですか?」
コウは昇の耳たぶをふにふにした。
ふにふにふにふにふにふにふにふに
昇「らめぇ!」
クーちゃん(´ω`)
お稲荷さま。バニーガールになる
正式名称は「我が家のお稲荷さま」だったとおもうから
次スレで修正してほしいな・・
我が家のお稲荷さま 柴村仁作品でエロパロ
みたいの名前のほうが検索引っかかりやすいんじゃないかな
正式は「我が家のお稲荷さま。」
そんな感じでいいかもね。
タイトルの文字数制限がどれくらいか分からないけど。
我が家のお稲荷さま 柴村仁作品でエロパロ3尾目
みたいな。
他にも出してるけど一応お稲荷さまが代表作だろうし。
【】って検索しやすいように付けるんじゃなかったけ?だから
【我が家の】紫村仁作品でエロパロ 3【お稲荷さま。】
とかでもいいのでは?
>>943 正式名称の「我が家のお稲荷さま」で
検索する人が多いと思うから
【】で分けるよりつなげた方がいいと思う
めんどくさい奴だなぁ
つか、「」とかいらんだろもう
「さま」と「様」を間違えてる奴けっこう多いぜ?
あと最後の「。」をつけ忘れたりとか、な
【】を使うなら「さま。」は外しといたほうがいい
【】はいらないと思う。
949 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 00:13:10 ID:kYJemwzn
お稲荷さま、エロパロになる
950 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 01:33:39 ID:MmVao4Wm
951 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 01:36:07 ID:MmVao4Wm
透かわいいよ透
新刊期待
二期も期待
956 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 21:47:08 ID:rtm/4pJ5
じゃぁ3期に期待
957 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 20:35:53 ID:RDcdwH4U
以下妄想
昇がタイムスリップ(クーの封印前に)
真名を知っているので襲われ無い。
送ったのは月読の呪いをどうにかしたい神族。
昇パワー発動クー タマ シロ を落とす。
タマを助けたので鬼の一族感謝→槐ゲット
タマは昇の事を好きでは無いと否定しかし昇に会ってから男に化ける事を止めた。
何故かカーズ様を思い出してしまった
959 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 22:53:48 ID:RDcdwH4U
>>958 えっ荒木飛呂彦並の面白さだって。
照れるじゃ無いか(*^_^*)
って言える文才が欲しい今日この頃。
誰か代わりに書いてつかあさい。
960 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 03:46:57 ID:Zw8+A/2r
959に対する反応が無い。
此がボケ殺しか!?
何か冷静になると恥ずかしくなって来た。
白夜さんマダー?
962 :
白夜:2009/03/26(木) 16:08:01 ID:eFWFeC87
年末辺りの失態の反省含め、しばらくROM入ってました白夜です。
とりあえず来たはいいんですが、携帯を変えてしまって貯めておいたSSが無駄になってしまったんです。
故にまだしばらくはSS投下できないかと。
そうですか……
ここは待ちの一手ですね。
965 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 22:29:15 ID:r9SspU+S
保守age
クーの娘はいぬかみっのヨー子
夫は……
透はシロちゃん一筋だから昇?
戸籍関係とか恵比寿にお願いして(もちろん昇の顔役としてのタダ働きで)
コウと籍入れて形の上でクーを囲う実質上の一夫多妻制。
妖怪と人間の子供の間の産まれ方がどうとか知らないけども
とりあえず美夜子と同じ体験がしたいとのことで
コウと一緒に十月十日きちんと孕んでお腹を痛めて産むことを決め
大きくなっていくお腹を撫でて幸せそうな顔で笑うクー
クーちゃんはあれで情が篤いから、けっこういいお母さんになりそうだな…
数年後…
「むう…、こういうのは好みでしょうか…」
「お母さん、だから試着室はカーテンしなきゃ駄目だってばー! お父さんも気をつけてあげてよー」
「そうだぞ、コウ。試着する時はカーテンを閉めてだな…」
「おぉぉぉ!昇昇ぅ!今日は色々な所の駅弁フェアらしいぞ、さぁ行こう今行こうすぐ行こう!」
「お、お母さん、声が大きいよ…恥ずかしいってばぁ… お、お父さんからも言ってあげて…」
「そうだぞ、クー。他にもお客さんがいるんだから、もう少しだな…」
「お兄ちゃんいつも大変そうだねー」
「(コクリ)」
「僕達は先に駅弁フェア行こっか」
「(ニコリ)」
昇関係で二人書かなかったけど、公開はしてない
あれ、今庭にバットを持った女のコと大きな狼みたいな影が見えた気がする
誰か来た、ちょっと出てくる
>公開はしてない
わかったから今すぐ公開してくれw
971 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/29(水) 21:54:34 ID:gxpmbncz
昇に産まされた子に授乳するクーちゃん…
美夜子の息子と子作りしてると思うと
なんだかゾクゾクしてきてやばいくらいに感じちゃうクーちゃん
一戦交えた後に裸のまま昇を胸に抱き
母性愛あふれる仕草で頭を撫でておっぱいの間で眠らせてあげたり
親友?の息子とだからな〜
クーちゃんは母性が強そうだから母乳が出ちゃったりして
クーちゃんエロス
クーちゃんって、童貞?それとも処女?
男クーちゃんから、女クーちゃんに変身する度に膜が再生されるので、
変身の度に昇か透を一発食うまでは処女。
昇も透も女はなんどやっても処女だと誤解してる。
ちなみに女クーから男クーに変身する度に
童貞膜が再生されるので、
そのつどコウに童貞を奪ってもらうまでは
童貞。
美夜子には義理立てしてるので
父ちゃんには頼まない。
過疎ってるからちょっと時間かかるけど書くよ!
汨羅と誰絡ませようかな?
wktk
岩薙っ・・・て接点ないなあ。
クレープ屋とケーキ屋くらいで。
やぱり透かな。たゆんたゆんにどぎまぎするあたり。
うーむ
昇、透、月読の3人分書けば解決す・・・るのか?
981 :
978:2009/05/31(日) 16:27:23 ID:jE5IUFGl
透×汨羅で書きます!
SSは初なので色々と稚拙な部分があると思いますがご容赦ください
ある朝のこと。
ベットから這い出た透は、下着の中に奇妙な感触があることに気づいた。
「・・・?」
本能的に下着の中に手を入れてみると、なんだかぬるぬるした感触が手を伝った。
手を抜いて見ると、べとっ、とした透明な液体がまとわりついていた。
初めてだった。自分の性器からおしっこじゃない何かが出てきたことが。
もっとも透のソレは、精液になりきれていないような透明な液体だったが。
「うぅ、なんだか気持ち悪いよ・・・僕、いけないことしたのかな?」
初めての体験でなんとなく罪悪感に見舞われる透。
「僕の体、おかしいのかな?これってもしかして何かの病気!?」
疑問が頭を駆け巡る。
とりあえず、透はこのことを誰かに相談する決心をした。
982 :
978:2009/05/31(日) 16:45:28 ID:jE5IUFGl
「う〜ん、誰に相談しよう?」
一人では悩んでいても解決するとは思えない。
相談することに決めたはいいが、誰に聞くかという当てはなかった。
しかしこのまま放っておくのは嫌だった。
兄ちゃんは〜・・・なんか恥ずかしい。お父さんも。
コウちゃんは、たぶん聞いてるこっちが混乱するだろう。
クーちゃんは、なんかからかわれそうだしやめとこう。
学校の友人や先生には、なんとなく話したくなかった。
しばらく悩んで。
やがて透は一つの結論にたどり着いた。
≪体がおかしい時や病気だと思った時は、お医者さんだ!≫
我ながらこの結論にたどり着けなかったことにちょっと笑えてくる。
正直恥ずかしいがこの際我慢することにした。
「お医者さんお医者さん・・・鈴ノ瀬小児科ならいいかな!」
さっそく透は鈴ノ瀬小児科に電話した。
12歳ながら並外れた行動力である。
「は〜い〜。もしもし〜。鈴ノ瀬小児科です〜」
「あ、あの、診察をお願いしたいんですけど・・・」
「はい、どのような症状でしょうか〜?」
「あの、その〜・・・お、おち・・・」
「どうなさいました〜?」
恥ずかしい。顔から火が出るほど恥ずかしい。
でもここまで来たら黙っていられなかった。
「おちんちんから、変なのが出てきて・・・それで、その・・・」
「あらら〜、そうですかぁ〜、わかりました〜。そちらにお伺いしますね〜」
「は、はい!お願いします!」
ガチャ。
顔のほてりが冷めていく。
興奮が収まり、思考が冷静になると、透は今のやり取りの不自然さにようやく気付いた。
あれ・・・?
今電話に出たヒト、そちらにお伺いします、って言ったよね?
どういうこと?なんで僕の家知ってるの?
知り合いに医者なんていないような・・・
いや、いる。
かつてシロちゃんこと白鬼の騒動の際にいた、眼鏡で巨乳な女のヒトが。
それにこのあの口調と声の主は。
「あはは、まさかね・・・」
983 :
978:2009/05/31(日) 17:55:58 ID:jE5IUFGl
電話を切ってから暫くの時が流れた。
「ピンポーン!」とインターフォンが鳴った。
「き、来たー!」
この世の終わりのような顔で叫ぶ透。
だが、ここまで来た以上止めるわけにはいかなかった。
重々しい足取りで玄関に向かい、ドアをゆっくり開く。
「どうも〜こんにちは〜、透さんっ♪治療に上がりましたよ〜」
透の気持ちとは対照的な明るい声で述べる。
ああ、やっぱり。やっぱりこの人だった。透の予感は的中した。
「汨羅さん・・・!」
そこに立っていたのは、保管係所属の呪医、汨羅その人だった。
「な、何のご用ですか?」
それとなくごまかしてみる透。
「え〜、あなたが治療してほしいってお電話してきたんじゃないんですか〜」
アハハ、と笑いつつ答える汨羅。
「それで〜、症状はなんでしたっけ〜?おちんちんから何か出てきたんですっけ〜?」
「うっ・・・!そうですけど、なんであなたが出てくるんですか!」
「だから〜、あなたの治療に来たんですってば〜」
「いつから小児科に転勤になったんですか?」
「ま、それは置いといて〜、本題に入りましょ〜」
とりあえず客間に上がってもらうことにした。
お茶を淹れながら、「なんであのヒト平気でおちんちんとか言うんだろう・・・」
とか考えている透だった。
「あら、今はお家には透さんだけでしょうか〜?」
「そうですけど」
「やや、それは好都合ですね〜」小声でつぶやく汨羅。眼鏡が光ったのは気のせいだろうか?
「え?」
「いえいえ〜。なんでもないですよ〜」
「それで〜、透さんはどのような処置をお望みでしょうか〜?」
「あ、あの、処置というより・・・このことについて教えて欲しいかな〜・・・なんて」
「ふむふむ〜。では実物を交えてご説明しましょう」
眼鏡がズリ落ちる。さらっととんでもないことを言ったのを透は気づいてないようだ。
「お、お願いします」
12歳の少年と、元人間の呪医による特別授業の始まりであった。
「さて、まずはズボンと下着を脱いでくださいね〜」
「えぇ?何でそんなことしなきゃ」
「治療です〜。さっさと脱いでくださいね〜。それとも脱がしましょうか〜?」
言い知れない威圧感を感じてか、透はしぶしぶ脱ぐことにした。
毛もうっすらとしか生えてなく、皮も被っているが大きさは年の割には大きかった。
「お〜、これが透さんのおちんちんですか〜。では治療に入りますね〜」
984 :
978:2009/05/31(日) 18:33:34 ID:jE5IUFGl
自分は普段見慣れているが、他人──それも女となるとやっぱり恥ずかしかった。
何をするんだろう・・・とちょっと不安になりながらも、なぜか期待がこみ上げる透。
するといきなり汨羅は透のソレを握り、上下に擦り始めた。
やわらかな指の感触に、透のソレは敏感に反応し、硬さと大きさを増していった。
「うぅっ・・・」
透は今までに感じたことのない、未知の間隔を味わっていた。
──これが、快感って言うのかな?
透の中の快感が高まるのに反応するように、彼のソレからも液が垂れ始めていた。
汨羅はそれを見ると、突如透のソレを舌でぺろっと舐め始めた。
「っ!」
手で擦るより強い快感に、思わず体がびくっと反応した。
「あはは〜、敏感ですね〜。なんだか〜・・・私まで変な気持ちになってきました〜」
もしかして水気の血によるものだろうか?と汨羅が考えをめぐらす。
「水気っていうのは〜、こういう効果もあるんですかねぇ〜」
透の反応を面白がるようにぺろぺろと尿道のあたりを舐め、液を味わう汨羅。
「そろそろ一回イかせてみましょうかねぇ〜。」と微笑を浮かべながら言う。
今度は舌だけでなく、口全体で透のソレをくわえ込みディープスロートする。
「うっ!べ、汨羅さん!何か出そうだよっ!」
「んぐっ・・・大丈夫ですよ・・・むぐっ・・・そのまま出してください・・・むぐっ」
「あうっ!」
反射的に自分のソレを抜き、そのまま汨羅の顔にそれを向ける。
びゅびゅびゅっ、と白濁した液体が彼女の顔を汚す。
「きゃっ!」
彼女の想像していたよりも大量の精液が、彼女に降りかかる。
彼女の顔は、透の精液によってべとべとに塗れていた。
「すっご〜い・・・12歳にしてはすごくたくさん出しましたね〜。
それにしても透さんって、眼鏡ごと顔射するなんてマニアックなんですねぇ〜。」
何がどうマニアックなのかいまいち分からなかったが、自分の出した液体が
今日の朝にも出たものと同じであることは理解できた。
「あのー、汨羅さん・・・?これって何なんですか?」
ごく自然に、疑問を口にする。
「これはですね〜、精液って言って〜、男の子が気持ち良くなると出るんです〜。
それと精液は赤ちゃんの元なんですよ〜、覚えておきましょうね〜?」
「せい・・・えき・・・かぁ。なんだか不思議だね、これが赤ちゃんの元だなんて。」
「そうですよ〜。あ、そうだ透さん〜。もうひとつ教えておきましょうか〜?」
「え?何をですか?」
すぅ、と汨羅が短く息を吸った。
「赤ちゃんの作り方、です〜」
985 :
978:2009/05/31(日) 19:00:57 ID:jE5IUFGl
「それって一体どういうことですか?」
「知りたいですか〜?」
なぜか楽しそうな汨羅。
しかし透だって興味が無いわけではなかった。
男としての本能の部分が、彼にそれを伝えている。
「知りたい・・・です」
「ですよね〜!やっぱりオトコノコですもんね〜!
それではこの薬を飲んでください〜!」
汨羅がズボンのポケットから怪しげな錠剤を取り出す。
「何ですかこの薬?」
「いいから飲んでください〜」
むぐ、と口に無理やり薬を押し込まれた。
(あれ・・・なんだろう。体が熱い・・・!)
湧き上がる身体の疼きが透を包む。
「汨羅さんっ・・・体が熱いよ!」
「ふっふ〜ん、やはり効き目抜群ですね〜、さすが私です〜」
「何を飲ませたんですか?」
「精力増強剤、ベキリンZです〜」
「うわ、ネーミングセンス無いんですね」
「うっ!ハンチョ〜ダメ出し食らってますよ〜!」
しゅるっと汨羅がネクタイを緩めた。
そしてスーツのボタンをを外し、ズボンを脱ぎ、そして下着を脱ぐと、
形のいい胸と割れ目が露わになる。
「どうです〜?興奮が抑えきれなくなってきたんじゃ〜ないですか〜?
あなたの好きなようにしていいんですよ〜?」
薬の効果によって高められた透の性欲が、理性という堤防を破壊した。
むにゅ、と両方の手で汨羅の胸を揉みしだく。
「んっ・・・透さん、がっつきますね〜」
(もっとメチャクチャにしたい、気持ち良くさせたい!)
乳首を指で擦ったり、舌で舐めると汨羅が色っぽい声を上げた。
「あっ、ひぁ・・っ」
透の知っている物腰穏やかで知的な彼女が、自分の手と舌で喘いでいる。
そのことが透の性欲をさらに煽り立てた。
右の乳首に吸いつき、左の乳首を指でくりくりと擦り上げる。
「んぁっ、あぁっ・・・透さんっ・・・すごいです」
さきほど浴びた透の精液の影響か、彼女も幾分か敏感になっているようだ。
目が少し潤み、声に艶が出てきている。
舌を離し、今度は汨羅の口内を舌で犯す。
口内を舐めまわし、彼女の舌を思いっきり吸い上げる。
ちゅ・・・ちゅるっ・・・んっ・・・
右指を秘所に入れてみると、すでに汁が溢れていてぐちゅぐちゅと音を立てている。
「んぅっ、ひぁぁっ!」
喘ぎ声が一段と大きくなった。
指をもう一本入れ、2本の指で彼女の秘所を抜き差しする。
ぐちゅっ・・・ぐちゅぐちゅっ・・・
とろとろとした汁が次から次へと溢れ、汨羅を感じさせる。
986 :
978:2009/05/31(日) 21:57:53 ID:jE5IUFGl
ごめんなさい、今日はここまでです。
また明日以降続きアップしたいと思います。
乙です。
楽しみに待ってます。
988 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/01(月) 21:35:39 ID:UBSZ+KQY
次スレ要らんの?
誰か頼む
990 :
名無しさん@ピンキー:
しかしぬるぽ