648 :
夢の途中 9:2012/08/02(木) 21:17:37.88 ID:Y71dLTdj
アコニーの真剣な表情に気圧されながらも、基海はためらってはならない事を自覚した。
「別に、そんな交換条件みたいなのを出されたから言うんじゃないぞ。」
「うん。」
「おれは、アコニーが好きだ。大好きだ。」
「あたしも…、あたしも基海が好き。あんたが好き。だから基海に、あたしの事好きにして欲しい。
現実に帰っても消えないような、跡が付くくらいあたしを好きにして、お願い。」
絡みつく細い手足。
しっとりと触れる肌。
甘やかな髪の匂い。
柔らかくつぶれる乳房。
溢れるごとく湧き出る熱い泉。
か細く漏れる吐息。
基海は、アコニーの海に溺れた。
首筋に、肩に、胸に、脇腹に、太股に、白い肌に赤くキスマークを刻むところではまだ冷静でいたつもりだった。
けれどその都度、甘くこぼれる彼女の声は、基海の理性を削り取って行く。
柔らかく撫でるつもりだった指は強く乳房を握り潰し、舌先で転がすはずの小さな乳首に噛みつくようにしゃぶりつき、優しくなぞるはずの女陰に深く指を突き立て。
それでもアコニーは拒絶の素振りを見せず、むしろ深く深く、基海を受け入れる。
微かに苦痛の表情を浮かべながらも、基海の名を呼んで更にせがむかのように自らをひらき、奥へ奥へと招く。
固く尖った基海がアコニーの中心を貫いた時、絶えきれず苦痛のにじむ声が漏れてしまう。
それでもその腕は、押しつぶすようにのしかかる男の体を抱きしめた。
引き裂かれる痛みで思わずもがく自分を押さえ込むために。
基海はもはや無我夢中で、アコニーを気づかう事も出来ずその白い肉体をむさぼる。
獣のように激しく腰をゆすって奥へ奥へと突き立てる。
649 :
夢の途中 10:2012/08/02(木) 21:18:27.35 ID:Y71dLTdj
「い…た、あ…、もと、みぃ…。」
にじむ涙を押さえ切れず、溢れる悲鳴を堪え切れず、アコニーは唇を噛みしめてこらえている。
基海はアコニーを強く抱きしめ、大きく足を広げさせてその最奥部まで自分自身を届かせる。
アコニーは更にのけ反って悲鳴を漏らし、それをこらえるように今度は基海の肩に歯形を刻んだ。
そのまま、アコニーは自分の深いところでほとばしる基海の精を受け止めた。
アコニーに覆いかぶさったまま荒い呼吸を繰り返す基海は、ようやく呻くように声をかける。
「アコニー、その、ごめん、もう夢中になって、無茶苦茶乱暴になっちゃった。ホントに、ごめん。」
「…全くね。好きにしていいって言ったのはあたしだけどさ。キスマークはまだしも、指の跡やら爪の傷やら、こんなとこに噛みついて歯形まで付けて。」
「歯形は、お互い様だと思うけど。」
「あ、あたし結構深く噛んじゃったのね。ごめん、痛くない?」
「痛いけど、まあ。いや、アコニーは大丈夫なの。かなりその、優しくなかったけど、おれ。」
「あんまり大丈夫じゃないかも。裂けるかと思った。てか、ちょっと裂けたかも。」
シーツをのぞき込むと、結構な大きさの鮮血が染みを作っている。
650 :
夢の途中 11:2012/08/02(木) 21:19:30.54 ID:Y71dLTdj
「うわ、ちょっと、これは…。」
「焦んないでよ。まあ裂けたと言うか切れたと言うか、入り口は無理矢理突込まれて文字通り傷物にされちゃったけど。
出血は派手でも見た目だけよ。それより奥の方が辛いの。まだ何か入ってるみたいで。」
「ああ、いやほんとごめ」
人差指で基海の唇を押さえ、アコニーはそれ以上の謝罪を拒絶する。
「あのね、最初は痛いのは承知の上。思ってた以上に乱暴だったのは確かだけど、合意の上なんだからこれ以上謝るのは無し。」
「あ、うん。分かった。」
アコニーは基海の胸に身を寄せる。
おずおずと、基海はアコニーを抱きしめる。
先刻の乱暴な扱いを埋め合わせるように、そっと優しく。
「ねえ、基海。」
「なにさ。」
「現実に戻っちゃったら、あたしもしかして、またちっちゃいままかも知れない。」
「まあ、そうかもね。」
「でも、ゆっくりだけど現実のあたしの体は成長してるの。だから、あっちに戻っても、その、さ…。」
基海は、無言で促す。
「我慢して待っててくれる? あたしが、あんたの横に並んでおかしくないくらい成長するまで。ちょっと時間がかかるかもしれないけど。」
「どっちかって言うと、おれが先に老け込んじゃうかも知れないけどな。そうなっても構わないか?」
「しょうがないねえ、ジジイになった基海かあ。まあ我慢してあげるとしよう。でも、出来ればダンディな年の取りかたしてよね。あたしのパパみたいに。」
「アコニーのパパさんが見本かあ。どっちかと言うとおれのじいちゃんみたいになるかもな。」
「うんまあ、それはそれで。」
二人は目を合わせ、くすくす笑いだす。
シーツにくるまって、抱き合って。
二人だけの空間で。
二人だけの夢の世界で。
651 :
348-360:2012/08/02(木) 21:20:18.55 ID:Y71dLTdj
いじょ、しゅうりょ。
ヴァーチャルセックスか、モトミとアコニー。
目が覚めたら下半身の下着の始末が大変だな。
ロリの体のままのアコニーとの実際のSEXも読んでみたいです。
hoshu
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670 :
名無しさん@ピンキー:2013/04/05(金) 11:12:54.53 ID:QVaBaurx
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ここも休載状態だな
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しばらく書いてないなー。
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ほす
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695 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/21(金) 23:36:29.35 ID:TMpYf1ZB
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