猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系の総合スレ 第6章
>>138 それ書いた人に聞いた方がいい
個人的にはそういうのはここではNGだと思う
誘い受け夏の陣いくっぺよ〜〜
今回も恒例の得ろなし出だしだよ〜〜
はい、もしもし・・・。
あぁ、小笠原さんですか。ご無沙汰しております。
えぇ、北海道で二人とても仲よくやっていますよ。
でも今ちょっとあいつは風呂に入ってるんですよ。
後でかけ直しをさせましょうか。
・・・あぁ今出てきました。
おい裕巳、小笠原さんから電話がかかってるぞ。
さっさと支度して来い。
え、裕巳の子供?
ふふふ、今日は裕巳もその事で小笠原さんに話したい事があるみたいですよ。
さ・・・祥子さま、お待たせしてしまい申し訳ありませんでした!!
はい。はい毎日大変ですがとても楽しいです!
きっとあのまま大学に通っていてはこんな毎日想像できませんでした。
毎日知らない事で満たされていて・・・えぇ、とても充実しています。
えぇ、これからの季節も涼しくて良いんですが、冬は怖いですね。
でも雪景色が楽しみです!
あ、その頃はぜひいらして下さいね。
あ、赤ちゃん、その頃は産まれているかなぁ?
多分その頃位にはってお医者さんも言ってましたし。
そうだ、祥子さまに赤ちゃんの事でお伝えしたい事があるんです!
赤ちゃん、双子なんですよ!
男の子と女の子!
名前をどうしようかって二人で一生懸命考えています。
あっ、申し訳ありません。
一人こんなに舞い上がっちゃって、祥子さま今日はどうされたんですか?
小笠原の邸宅では今日も決着が見えない家族会議が行われていた。
忙しい仕事の合間を縫って祖父、融そして祥子が集まり今後の事について問答していた。
「祥子、お前が小笠原の家を継ぎたくないというのなら、それはそれで一向に構わん。」
小笠原グループの会長である祖父が重く口を開いた。
「柏木君の件は残念だったが、祥子の意思なら仕方あるまい。
しかし私にも仕方ないからと言って許す事ができない事がある。」
「いい加減聞き飽きましたわ。お爺様。私は子供なんて絶対に作りません!!」
「小笠原の正当な血筋を残す事は必要だ。」
「お爺様は、女の私では小笠原を動かす事はできないとおっしゃりたいんですね!?
時代錯誤にも程がありますわ!!」
「祥子、お爺様はそういうことを言っているんではないんだよ。」
融がいきり立った祥子を横から宥める。
「お前は優秀な娘だ。確かに小笠原の家を背負って建つことも難しくはない。
しかし次の代はどうするのだ。」
祖父にこう言われてしまっては祥子にはぐぅの音も出ない。
急に威勢を失ってしまった祥子に融が優しく語りかけた。
「祥子も女性ばかりの環境で好きなことが出来るから、異性に興味が出ないんだよ。
一度社会に出てそれから好きな人を探すのも良いかもしれない。
それが駄目ならやはり私たちが探してきた・・・」
「私は・・・・私は小笠原の血筋を残す道具ではありません!!
とにかく私は子供だなんて作りませんから!!!!」
今日もまた部屋を飛び出そうとする祥子に小笠原会長は重く口を開いた。
「なら、もうお前とは勘当するしかない。」
「・・・なっ。」
大きく瞳を開いた祥子が、小笠原会長を見やった。
「小笠原の家に生まれた娘が男が嫌いと言うだけで、その血を後に残そうとしない・・・・。
そんな事があってはならない。」
「祥子・・・小笠原の人間でなければ無理に子供を生まなくてもすむ。
後はお前が望んだとおりの人生を歩けば良い・・・・。」
祥子に目を合わせようともせず、融が語りかける。
「ええ、こちらからもそうお願いしますわ!!」
祥子が激しく扉を閉める音だけが、重い空気の部屋に響いた。
祥子が裕巳に電話をしたのはそのすぐ後であった。
キャリーケースに荷物を詰めながら、祥子は裕巳に事の次第を話した。
清子も祥子が二十歳を迎える前に不慮の事故でなくなり、今の小笠原家には祥子を受け容れてくれる場所がない。
「・・・というわけで、少し貴方の所においてくれないかしら・・・・。
もちろん生活費は入れるし、それに身重の貴方の手伝いだってするわ。
えぇ、そうね、次の住処が決まればすぐに出て行くわ。
えっ、東京で家を探さないのかって?
東京から少し離れて整理したいの・・・。小笠原グループの息がかかった場所も多いし。」
祥子のあんまりにもあんまりな身の上に、裕巳も即快諾の返答をした。
祥子の今後を心配する裕巳にいつかの様に祥子は語りかける。
「あら、裕巳も知っているでしょう?私裕巳の側で色んな事を学んできたじゃない。
小笠原の家を出たって生きていけるわ。」
裕巳の安心した声を聞いて、祥子は電話を置いた。
今日は此処までです。
マリみては裕巳の妹問題が解決したら、また見るつもりです。
ある意味”この後ど〜〜〜なるの”感はレイニー超えてますよね?
瞳子素直になれ!!
>>逢魔
終わり方が何ともポエティクでした。
微グロと謙遜されていましたが、グロかったです。
良い仕事だ!女将を呼べ!
ただ、「裕巳」ではなく「祐巳」が正しいようですよ。
理解できたので全然平気ですが。
ストロベリー・パニック!アニメ準拠、元ネタがマイナーなのはごめんなさい。
長くなりすぎた部分はカットしちゃったので適当に。
でもまだ導入です……
〜前回までのあらすじ〜
ミアトル生徒会長六条美雪は、生徒会引き継ぎのために呼んだはずの
水無瀬佐希子に逆に家庭科教室へと呼び出され、部屋に入った瞬間に
後頭部へ鋭い一撃を受けて昏倒した。
そして、再び目覚めた美雪は佐希子のほかに東儀瞳、狩野水穂の二人を確認したが
自身は手脚を広げた状態で実習台の上に固定されていた。
「六条さん……ごめんなさいね。私たち、佐希子ちゃんと話をしていて
静馬様にとって一番良くなかったのは貴女の存在なんじゃないか、って気づいちゃったの」
「こういっては何ですけれど我がミアトルは伝統だけが取り柄の学校ですから。
エトワールがいない年がどれほど見るべき物のない一年になるかは六条さんもご存じでしょう?
でも静馬様は佐希子ちゃんの代へきちんとエトワールの後継者を残せなかった。それって六条さんのせいなんじゃないの?」
悪びれた風もなく瞳と水穂が美雪をのぞき込む。
「静馬はこの件には関係ないでしょ!」
「関係なくはないでしょう?佐希子ちゃんがエトワールのいない生徒会を継ぐことになったのは静馬様のせいでもあるのだから」
「そうそう。それにね、前から貴女だけがその『静馬』って呼び捨てにするのも気に入らなかったのよね。一人だけ特別みたいに。何様のつもり?」
拘束から逃れようと美雪は身体を捩って暴れるが、
革か何かのベルトを直接台に固定してあるようで
思いの外頑丈に固定された手脚の拘束はまるで外れる気配がない。
と、二人の後ろから暴れる美雪を見つめていた佐希子がようやく口を開く。
「東儀さまと狩野さまのお二方は、静馬様が件の暴挙にでるのを六条さまが未然に…
いえ、あえて防がなかったことに大変ご立腹されておいででした。
今までずっと静馬様に尽くしていらっしゃいながら花織様のことがあったればこそと
遠慮もしていたお二方のお心など六条さまにはお分かりになりませんよね?」
「そこで、私たちとしては六条さまが会長をお辞めになるにあたって今後に向けて
けじめをつけていただきたい、と考えております。
私たちだけが辛い未来を背負って、六条さまは予定通り何処ぞの許嫁の所に幸せに嫁いで
はい、さようなら。というのはちょっと虫が良すぎるんじゃありませんか?」
佐希子の言葉にムッとしたような顔をして美雪が反論する。
「ちょ、ちょっと待って頂戴。私が卒業したら結婚することは
確かに親同士の取り決めで私が生まれたときから決まっていた事だけど。
第一私はそれを望んでいないし、別にそれが幸せなわけ……つっ!」
スッっと佐希子が深雪に近づいたかと思うと
パシーンと美雪の頬を叩いた。
「そう言うことを聞いているんじゃなくてですね。
私は私の、いえ私たちのかわいそうな未来を作り出した貴女に、
どうしてくれるんだって言っているんですよ。わかります?」
「あ、あなた達こんな事してただですむと思ってないでしょうね。
然るべき場所へ報告して、二度とこんな馬鹿なまねができないようにするわよ!」
身の危険を感じ取った美雪は精一杯の虚勢を張って叫ぶ。
「あら怖い。でもそんなこと言っていいのでしょうか。
そんな態度じゃあ、六条さまが一生私たちに服従してもらうようにしてしまいますよ?」
そう言って佐希子はすっと目を細める。
「愚かな事をする前、私を解放なさい。今ならまだ、忘れてあげてもいいわ」
「忘れてもらっては……困るんですよ。
あまり聞き分けがないようですと……私たちにも考えがありますよ?」
「貴女たちの程度の低い考えなんて聞きたくもないわ。
取り返しがつかなくなる前に、今すぐ、こんなことはやめなさい!」
深雪の精一杯の恫喝に佐希子が呆れた顔でため息をつく。
「取り返しがつかなくなるのは六条さまのほうだと思いますけれど。
とりあえず……邪魔なものは脱いでいただきましょうか。瞳様、水穂様お願いいたします」
ミアトルの制服はオーダーメイドで作られており、
その服のラインと身体の隙間は想像以上に少ない。
身体に完全に密着するように、それでいてまるで服など
着ていないかのような自然な着心地が売りであるこの制服は
他人が脱がすことは想像以上に難しい。
だがその制服を6年間着こなしてきた二人とってそんなことは百も承知。
糸切り鋏を持ってくると器用に美雪の制服の糸を外していく。
「瞳!水穂!やめなさい!」
身を捩って暴れる美雪の耳元で水穂が囁く。
「鋏を使っておりますので、そう暴れられると危ないですよ?
気をつけてはいますが肌にざっくり刺さってしまうとも限りませんし」
びくっとして美雪が大人しくなる。
その隙を見計らって二人は糸を外し終えた。
「はい、出来上がりです」
二人が布を引っ張るとばさっ…と音を立ててワンピースの制服がその身体から外れ、
上下色違いの下着を纏った細身ながらも必要なところは十分に発育した肢体が露わになる。
黒いレースのブラに包まれたその乳房はメロンほどもサイズがあろうか。
そしてブラとは対照的に下半身はレースに縁取られた純白のショーツと
ガーターに釣られた白ストッキングに包まれている。
「流石、エトワール様……いえ静馬様に勝るとも劣らないと
密かに噂されていただけのことはありますね。私は見たことはありませんが
この胸のサイズといい静馬様と本当に良い勝負なのでは……瞳様?水穂様?」
美雪の身体を眺めていた佐希子が瞳と水穂の異変に気づいた。
左右から美雪を押さえ込んでいた二人が、美雪のブラに見入ったまま
固まっているように見えたのだ。
「これは……」
「静馬様の……」
二人がやっとの思いで口にした言葉を聞いて
美雪が頬をさっと朱に染めて俯く。
瞬間、ぎりっと瞳が美雪の乳房を爪を立てて強く握り締める。
「きゃっ!」
「これは……このブラは静馬様の下着と同じものですわよね?
六条さんこれはいったいどういうことなのかしら」
「あ、貴女には関係が…いたっ……痛い!お願い離して!」
深雪の態度を見て瞳の手に力が入り、深雪の乳房に爪がめり込んでゆく。
「いやぁぁぁぁ!痛い!……お願いだから手を離して……言う、言うから!」
胸の痛みに思わず屈服の声を上げる美雪。
それを聞いてふっと腕にかかる力が緩む。
「……そうよ。これは静馬のよ。静馬が……上はいらないからって……
私につけていろって言うから……痛いっ!やめて!!」
「それで、静馬様の……静馬様の下着を貴女なんかがいつもいつも身につけていたと……そう言うの!?」
美雪の言葉を聞いて再び瞳の力が強くなる。
「佐希子ちゃん……気が変わったわ。六条さんには……やはりしっかりと
教える必要があるみたい。身の程というものをね」
153 :
148:2007/07/04(水) 04:44:25 ID:X4hOWsIX
とりあえずここまで。
この後の展開は自分でも正直謎(汗
>誘い受け氏
マリみてキター!
続きが楽しみです。
まぁ瞳子はもう当確でしょう…(落選しましたけどw)
女同士は容赦がなくて怖いってばっちゃが言ってた
156 :
129:2007/07/06(金) 19:48:49 ID:H+KCIv46
お久しぶりです。
また書いたので投稿してみます。
グロさ大幅アップなので注意してくださいね(´・∀・`)
部室は女子高生の青い汗の匂いに満ちていた。
大会を前にユニフォームを纏ったチアリーディング部員達は、その日奇妙なモノを見た。
大きな人間の目が一つ。同じく口が一つ。それだけが空中に浮いていた。
余りに唐突な「それ」の出現に、彼女たちはしばらくぽかんとするだけであった。
そんな少女たちに怪物は表情だけで挨拶をした。
次の瞬間、何も無い空間から無数の手が現れると、少女たちに襲い掛かった。
瞬く間に数人の少女が頚椎を捻り壊され、さらに何人かは大きな口に呑み込まれる。
全てのことが終わるのにコンマ数秒もいらなかった。
死んだ娘たちには気の毒だが、怪物は外見の良い者以外を間引いたようだった。
残った少女は6人。
驚きと恐怖で一様に顔が固まっていた。
それを怪物はニヤニヤ笑いながら眺めていた。
陽子はいつの間にか絶叫を上げていた。
心が何かで飽和するのを感じる。
彼女はドアに向かってひた走った。
・・・が、その試みはドアまで残り数十センチで頓挫した。
後ろに束ねた髪を掴まえられてしまったのだ。
そのまま引きずり回し、思いっきり壁に叩きつける。
さっきまでの上機嫌とうって変わり、怪物は明らかに不愉快な表情をしていた。
制裁は速やかに実行された。
数本の手が少女の腰を無理やり高く上げさせ、そのうち一本が尻を打ち始めたのだ。
スパンキングなどという生易しいものではない。
それほどの力でそれは打ち続けた。
「きゃあっ!あっ!痛いっ!うあぁっ!」
少女が悲鳴を上げる。
チア特有の短いスカートも下穿きも破れ、瑞々しい尻はすぐに内出血で赤黒くなった。
やがて叫ぶだけの力も無くなってきた頃、怪物は打つのをやめた。
陽子はただぐったりとしていた。
尻には血が滲み、全身は脂汗でぐっしょり濡れていた。
束ねていた髪は完全にほどけ、濡れた体に貼り付いていた。
「・・・ひっ・・・えっ・・・うえぇっ・・・」
小さな啜り泣く声だけが部屋に響き、それ以外は静寂が支配した。
その様子を見て怪物は得心したように頷いた。
空間から、今度は無数の触手群が現れる。
それらは陽子に殺到し、膣から肛門から体内へと侵入した。
突然の侵入に少女の体が大きく震える。
小さな穴はたちまち裂けて血まみれになった。
そのまま触手達は抽送を繰り返す。
「・・・うあっ・・・うあぁ・・・」
少女はただ力なく呻き、痛みに体を震わせた。
やがて触手達は動きを速め、体内に濁った液体を吐き出した。
それらはすぐに別の触手と交代し、同じことを繰り返し続ける。
傷ついた部位を抉られる度、陽子の目からは大粒の涙が零れ落ちた。
それがどれ程続いたろうか。
多量の汚液で陽子の腹は外から分かるほど膨れ上がっていた。
少女の目は既に暗く濁り、無反応に自らを蹂躙されるがままになっていた。
その時、唐突に一人の少女が声を上げた。
「もうやめて下さい。」
声を上げた少女、茜はこの部の部長だった。
気の強そうな顔は恐怖に強張り、目には涙が溜まっている。
それでも彼女は必死に続けた。
「私が責めを受けます。・・・だからお願いです。その子を許して下さい。」
急激に単眼が細められる。
それは明らかに愉悦の目であった。
次の瞬間、一本の手が茜の頬を打ち抜いた。
少女の体がキリキリと舞い、うつ伏せに床に倒れこむ。
そんな茜に無数の手が伸びると両手足を掴み、仰向けにひっくり返した。
そのまま四肢を押さえつけられると、少女は大の字に固定された。
その上に拳骨の雨が降り注ぐ。
一発一発がやたらに重く、少女の体は踊るように何度も跳ねた。
肋が折れ、歯が折れ飛び、引き締まった体が痣だらけになる。
やがて殴打が止まった時、茜はもう声も出せずにいた。
全身から脂汗が流れ、切れた唇からは胃液が漏れている。
端正だった顔は腫れ上がり、折れた鼻からは血が垂れていた。
怪物はうっとりとした目でそれを眺めると、少女の腰を覆う布を破り捨てた。
引き締まった腿の間に小さな茂みが現れる。
その茂みめがけて一本の触手が突進し、深々と突き刺さった。
「がああぁっ!!」
少女の体がびくんと震えた。
陽子を犯したのと同じ太い触手は、茜の膣をも引き裂き、血まみれに変えた。
さらにもう一本がアヌスを貫く。
一際大きな悲鳴が響いた。
二本の触手は茜の反応を楽しむように何度か往復していたが、突然腔内を吸い始めた。
「・・・ぎいぃっ!?」
それらは物凄い力で体内を吸いながら、少女の腰を高く突き上げさせる。
やがて茜の体が逆さ吊りに持ち上げられ、宙に浮いた。
吸引され、固定された部位に全体重がかかる。
茜は内臓を引っ張り出されるような感覚を覚えた。
垂れ下がった両手が救いを求めるようにもがく。
もがくほど痛みが走るのだが、それでも動かさずにはいられなかった。
そんな彼女を弄ぶように、無数の手が群がってくる。
彼らは茜の手足や体を掴むと、重力の方向へと引っ張り出した。
「・・・いたいぃっ!やめて!・・・やめてぇ!」
もはや少女に許されるのは、ただ泣きながら嘆願することだけだった。
その声も段々弱まっていく。
すると触手たちは、ゆっくりと振り子状の軌道を描き始めた。
何度も繰り返すうちに、その振幅は徐々に大きくなっていく。
「・・・・・っあ・・・・・ぁ・・・・・ぅあ・・・・・」
茜はもう呻くことしかできなかった。
内臓と子宮でフックされた空中ブランコ。
揺れに合わせて結合点には外向きの力が加わり、少女は苦痛に満ちた声を漏らした。
延々と揺れが続いた後、ブランコは突然壁に、ロッカーにと叩き付けられた。
激突の度、蛙が潰れたような悲鳴が響く。
何度も叩き付けられた後、彼女は突然部屋の一角に投げ出された。
フックしていた部位が千切れたのだ。
子宮と腸をはみ出させ、茜はただ小刻みに震えていた。
腫れた頬は涙で濡れ、唇からは掠れたような声が漏れていた。
そんな瀕死の少女を囲み、触手達は鎌首をもたげた。
はみ出した臓器を押し戻しながらそれらが侵入する。
触手達は少女の体内を滅茶苦茶に掻き回し、次々と汚液を注ぎ込んだ。
茜は痙攣しながらそれを受け入れていたが、やがて糸が切れたように動かなくなった。
陽子は泣いていた。
自分のせいで先輩は殺されてしまった。
それもこんな酷いやりかたで。
そう思うと涙が止まらなかった。
・・・だが、少女の悲嘆は怪物を喜ばせただけであった。
動かなくなった茜に何本かの手が伸び、陽子の所へ引き摺っていった。
泣いている陽子の体が別の手に持ち上げられる。
無理やり脚を広げられると、注ぎ込まれた白濁がどろりと流れ落ちた。
そうやってあらわになった秘部に、茜の手が突っ込まれた。
「ぎゃあああっ!!」
絶叫が響く。
めりめりと音をたてそうな勢いで突っ込まれた手は、最奥まで届いていた。
子宮口に指が当たるのを感じる。
そのまま茜の手はピストンを始めた。
引き抜かれては侵入し、引き抜かれては侵入する。
往復の度に激痛が走り、陽子は体を硬直させた。
やがてもう一本、入れてないほうの手が持ち上げられる。
陽子はそれを見て何が起きるかを悟った。
「い・・・ぎっ!・・・や、やめ・・・ぐぅっ!」
痛みに耐えながら懇願する。
だがそれが叶うことは無かった。
「っっきゃあああああああぁぁっっっ!!!」
菊を貫いて茜の手が突き入れられる。
広がりきった括約筋を引き裂きながらそれは侵入した。
そのまま尻の穴でもピストンが始まる。
肉の擦れる音に呻き声が混じり、響き渡った。
やがて呻き声すら聞こえなくなったころ、尻に入っていた手が引き抜かれた。
そして勢いをつけ、もう一度思いっきり突き入れられる。
それは腕の付け根まで入るほどであった。
「・・・・・!!・・・・・!・・・・・!!!!・・・・・」
腸が破れ、陽子は声も出せずに悶えた。
脂汗で濡れそぼった体がひくひく、ひくひくと痙攣する。
それに合わせて前を犯していた手も深々と突き入れられ、子宮を内側へ圧迫した。
やがて抽送が止まった時、陽子は凄まじい形相で息絶えていた。
残った4人は最早生きた心地もせず、ただ真っ青な顔で啜り泣いていた。
次に怪物は一人の少女に目をつけた。
およそ運動部に似つかわしくないような白い体。
早速裸に剥いてみると細さが際立った。
肋骨の浮いた平らかな胸。
うっすらと生えた恥毛。
そんな少女に対し怪物がとった行動は、極めて直情的なものだった。
大きな口にぱくりと少女を含んだのだ。
それは奇妙な光景だった。
透明な領域に覆い隠され、外部的には少女の脛から先しか見えなくなったのだ。
怪物はすぐ噛み潰したりはせず、飴を舐めるように口中で少女を弄び始めた。
飴にされた少女、佳織は、全身を這う舌と共に口内の酷い臭気にも苛まれた。
吐き気がするほどの嫌悪感。
息をする度に胃は内容物をぶちまけようとする。
だが同時に佳織は内側から別の熱いものがこみ上げてくるのを感じていた。
強烈な催淫作用を持つ唾液が口中に満ち溢れたのだ。
大きな舌が胸や臍、尻を舐め回し、細かく振動し、時に口や秘所に捻じ込まれる。
「あんっ!!げほ・・・げぇっ!げ・・・うあっ!!あっ!あっ!」
果てしなく続く快楽と嫌悪の拷問。
佳織は数え切れないほど果てさせられ、同じくらい嘔吐した。
唾液と吐捨物のプールから少女が吐き出された時、怪物は次の獲物を定めていた。
佳織とは対照的な、むっちりとした脚の少女。
よく発達した尻から腿のラインは、焼けた若い肌と相俟って怪物を刺激した。
何をされるか察して暴れる彼女を無数の手で引ん剥き、固定する。
それでも少女は必死に抵抗していたが、一本の手に思いきり殴られると、大人しくなった。
肉付きのいい太腿に生暖かい液体がつたう。
余りの恐怖に小便が漏れたのだ。
怪物は嬉しそうにその様子を眺めると、そのまま少女を口に含んだ。
口に含まれた少女、弥生は佳織とは少し違う責めを受けることになった。
垂れ流した小水を丹念に舐め上げられ、柔らかい肉を吸われる。
甘噛み、舌で押し潰し、吸い、舐め回す。
佳織への責めが飴のようであったなら、弥生は差し詰めソフトキャンディーだった。
だが手順が多少違っても嘔吐と絶頂の連続は同じだった。
「やめ・・・ひあっ!!あっ!・・・おげ・・・げぶうっ・・・げ・・・おぁっ!!」
透明な領域から嬌声とも悲鳴ともつかぬ声が漏れてくる。
それを聞きながら佳織は死んだようにピクリとも動かなかった。
やがてその声も聞こえなくなった頃、怪物は佳織を摘み上げ、もう一度口に放り込んだ。
舌を使って少女たちの体をぶつけ合い、繰り返し擦り合わせる。
望まぬ天国の再開だった。
さらにそれだけでは足りないとばかりに、怪物は自らの嘔吐物で口を満たした。
嘔吐と絶頂のサイクルが加速される。
「やめてっ!!やめ・・・ふああぁっ!!!・・・げぇ、げ・・・んあっ!弥生っ!んああっ!!」
「・・・あ!・・・もう・・・ゆ・・・んくっ!!!・・・うげっ・・・あ・・・佳織、か・・・うあぁっ!!」
途中から二人は固く抱きしめ合っていた。
互いの胃液がかかっても、少女たちは力の限り抱き合い続けた。
その後吐き出された二人は、無数の手によって無理やり引き剥がされた。
そのまま尻だけ出して横並びに口に突っ込まれると、大きな歯が二人をしっかり固定した。
菊を、ヴァギナを触手が犯し始める。
濡れそぼった両穴を出入りする度ぬちゃっ、ぬちゃっという卑猥な音が響いた。
やがて欲望が吐き出されると、入れ替わりに新しい触手が入ってくる。
無論その間も上半身はゲロと媚薬のスープに浸かり、快楽と嫌悪が叩き込まれ続けるのだ。
最早声も出せなくなった少女たちは、何度も失神しながらひたすら犯され続けた。
何度目の絶頂だったろうか?
二人が一際大きな絶頂を迎えたところで、怪物は上下の歯を噛み合わせた。
ぶつりという音と共に二人の胴体は切断され、その魂は天に昇った。
が、腰から下はしばらくの間ひくひくと痙攣し続け、怪物を楽しませ続けたのだった。
早苗と麻美の番が来た時、辺りはすっかり暗くなっていた。
周囲が変異に気付いた様子は無い。
それもこいつの力なのだろうか。
もっとも、誰かが気付いたからといって自分たちが助かるとは思えなかった。
幾つもの触手が最後の獲物を取り囲む。
それは狂った宴の終わりと共に、まだ幼い二つの人生の最後を予告するものであった。
「私、早苗のこと嫌な奴だと思ってた。陰口言ったこともあるんだ。・・・ごめんなさい。」
黒髪の少女が呟いた。
「いいよ。てかこんな状況じゃーさ、許すしか無いじゃん。」
茶色い髪の少女もそれに答え、二人は顔を見合わせて笑った。
笑えただけ二人は幸福だった。
例えそれがすぐ掻き消される笑顔だったとしても。
無数の手が二人を取り囲み、徹底的に打ち据えた。
やがて反応が無くなってくると、両穴を触手が犯し始める。
口からも触手は侵入し、二人の少女はボロ切れのように弄ばれた。
やがて少女たちの子宮に、消化管に大量の汚辱液が流れ込む。
二人にできるのはただ目を閉じて耐えることだけだった。
何度も犯した後、早苗に無数の手が群がった。
それらはとんでもない勢いで貫手を打ち込み、胸骨の下に文字通り指を突き刺した。
そのまま肋骨を掴み、力ずくで左右にこじ開ける。
胸筋がぶちぶちと鈍い音をたてて引き千切れた。
そうやって一対ずつ、順番に胸骨をこじ開けていく。
「ぎゃああああぁぁぁっっ!!!あがあぁっ!!が・・・うがあああああぁぁっっ!!!!!」
この世のものとは思えない絶叫が響き、早苗は小便を漏らしながら失神した。
やがて肺が完全に露になると、怪物は早苗に何度も張り手をかました。
飛んでいた意識が呼び戻される。
すると怪物は早苗に見えるよう、べろりと大きな舌を出した。
そのまま怪物は彼女の上半身を舐め始める。
取れかけた乳房やむき出しの肺が唾液に覆われていった。
恐ろしい苦痛が早苗を襲う。
だが怪物は催淫成分を凶悪なレベルにまで強めていた。
失神しそうな痛みと共に、それと同等の快感が襲ってくる。
早苗の頬はすぐに紅潮して真っ赤になり、その頬を何本もの涙が伝った。
べちゃべちゃという音に合わせ、少女の口が助けを求めるようにぱくぱくと動く。
行為の間中それが続いたが、やがて早苗は全身を震わせ、達した。
それは彼女の命が燃え尽きた合図でもあった。
最後の一人になった麻美は絶望の中で犯され続けた。
彼女には特別な液が注がれたのか、数時間後には彼女の胎は大きく膨らんでいた。
人生で初めての出産。
神聖なはずのその儀式は、ただの拷問の一要素でしかなかった。
そうやって生まれた赤子は、不釣合いに大きなペニスを持っていた。
赤子はついさっき通ったばかりの穴にペニスを突き入れると、それを出し入れし始めた。
それはたどたどしい動きであったが、すぐにしっかりとしたストロークを描き始めた。
「・・・こんな・・・えくっ・・・こんなの・・・ひっ・・・やだよぉ・・・」
生んだばかりの我が子に犯されるという屈辱。
その間中怪物は母乳の滴る胸を舐め上げ、媚液を塗りたくってやった。
意に反して濡れ始めた膣壁が、我が子の昂ぶりを締め付ける。
やがて抽送を一段と早めると、赤子は自らを育んだ器官に大量の精を放った。
「ひあああああぁぁっっ!!!!あっ・・・あ・・・うあああああああぁぁっっっ!!!!!」
大量の白濁に子宮を叩かれ、麻美は顔中涙に濡らして絶頂に至った。
同時に彼女の正気は永遠に失われた。
数時間ごとに増え、次々と麻美に群がる赤ん坊たち。
母乳を啜られ口を犯され、膣を、肛門を貫かれながら、少女はずっと笑い続けた。
それが3日間続き、3日目の夜に麻美は死んだ。
衰弱死であった。
麻美が死ぬと怪物は煙のように消えた。
後には血も死体も何も残らず、部室は最初のままの姿に戻っていた。
・・・もっともこの部屋に元の主が戻ることは、二度と無いのだが。
166 :
129:2007/07/06(金) 19:56:05 ID:H+KCIv46
以上です。
読んでの通り、前の怪物でシリーズにしてみました。
気に入って頂けたなら幸いです。
最後になりましたが、レスを下さった皆様サンクスです。
>微グロと謙遜されていましたが、グロかったです。
えーと、とりあえず誉められてると解釈しておきますね^^;
ではではノシ
しゅんばらしい
この際変態は誉め言葉だなw
>>ストパニ
喋り方が正真正銘のお嬢様言葉でかなり萌えました。
あぁいう学校ってこういう階級闘争が日常茶飯事っぽいですよね。
公式HPで読みましたが、瞳と瑞穂は本当に只のおとりまきなんですね。
静馬様の下着までご存知だなんて、本当、おとりまきとは恐ろしゅうございます。
>> 落花抄
〆の文章今回も格好良かったです!!
怪物だから人間には不可能なプレイが沢山出来ますね。
>そんな少女たちに怪物は表情だけで挨拶をした。
創造したらちょっと萌えました。
さて、今回で長い前置きも終わりです。
意外と前置き長くなってしまいました。
さーせん。
>>147 こりゃ本当に女将でも呼ばんといけませんね>名前間違った
完全に変換をPCに任せていました。
誤字のご指摘有難うございました。
では続き行きます。
「そうか。良いところのお嬢さんってのも大変だな。祐巳が構わないなら俺も構わないよ。」
祐巳の夫も祥子の件を快諾した。
裕巳が世話になった恩人なら一向に気にしないとの事だった。
「実際は俺も心配していたんだ。俺は仕事で朝から晩まで裕巳を一人にしているし。
何かしら裕巳に負担をかけていたらどうしようと思っていたんだ。」
大学を通じて知り合った裕巳の夫もまた、彼女の父親と同じく建築士だった。
今は北海道にて大きなプロジェクトに参加している。
「小笠原さんがいてくれたら安心だよ。一人で裕巳抱え込まなくてすむもんな!
俺は良くわかんないけど、やっぱり家に一人ってのはお腹の子供にも良くないだろうし。」
祐巳は心から嬉しそうに微笑む。。
あれだけ忙しい毎日で、ちゃんと自分や子供たちの事を考えていてくれたのだ。
「で、いつごろ小笠原さんはこっちに来るって。」
「今度の週明けにも。」
「そうか・・・。まぁどっちにしても成る丈早い方がいいよな。」
祐巳の夫は優しく彼女の少し膨らんだ腹をなでながら呟いた。
「こいつらが産まれる位には仕事も少しは落ち着くだろ。そしたら家族4人で色んなところに行こうな!」
「いろんな楽しい事があると良いね。」
「あるさ。あるに決まってる。」
北海道の片隅には、小さな家族の幸せが確かに其処に存在した。
その頃東京では一つの家族が終わりを迎えた。
小笠原邸の繊細で美しい窓ガラスを、叩き割ろうとするかのような今日は朝から大粒の雨が降り続いている。
まるで大広間のような玄関で祥子と融は車を待っていた。
「・・・祥子、今なら間に合う。お爺様に謝りなさい。いやこの間の言葉を撤回するだけで良い。」
融は最後まで祥子に語りかけた。
大きなキャリーケースをたった一つ抱えただけの祥子は何も答えなかった。
「これからの人生の決断を決めるにはまだ祥子、早すぎる。大学だって・・・・。」
「もう放って置いてください。私も20を超えました。子供ではないのだから自分の事は自分で決めます。」
扉の向こうから車の音がする。
祥子を空港まで運ぶ車が到着したのだ。
「お父様、今までお世話になりました。」
最後の最後だと言うのに目も合わせず祥子は小笠原の家を出た。
「空港まででようございますね。」
「ええ、そうよ。」
行き先を告げた後、祥子は車の窓越しに大きな庭に目を移した。
祐巳はこんなに庭が広ければ、毎日弟と転げまわったであろうと言っていた。
しかし祥子には毎日車の窓越しに見る景色の一つでしかなかった。
いくら大きな庭を持っていようと、それを何かに使うなどと言う事は思いつきもしなかった。
思えば自分が時間を過ごしたほとんどのものが、自分には何の意味もなかった。
皆と青春時代を過ごした薔薇の館だけが、祥子が確かに其処にいて何か事を成し遂げた場所だった。
これからの人生はどんな場所でも、自分が確かに存在し何かを成し遂げる場所にしたい。
祥子は自信に誓った。
車が大きな小笠原邸の門をくぐる。
祥子は心の中でひっそりと自分を育ててくれた家に別れの挨拶をした。
空港までは1時間半ほどである。
昨日の夜はあまり寝付けなかった、祥子は車内で仮眠をとることにした。
「祥子さま、着きました。」
運転手の声で祥子は目を覚ます。
車外は仄暗い。車はどうやら屋内にいるらしい。
屋内駐車場にいるのかと思いながら祥子は腕時計に目をやった。
時計は祥子が家を出てから1時間も経っていない。
「此処は・・・どこなのかしら・・・・。」
運転手は何の感情も込めずに返答した。
「小笠原会長には此処に祥子様をお運びするようにと言われました。」
「お爺様に・・・・ですって?」
「はい。此処は小笠原グループの倉庫にあたる場所でございます。
主に外に知れてはいけないものを厳重に隠す倉庫になります。」
外からいくつかの靴音がする。
祥子は靴音の主である男たちが車を取り囲んでいる事に気がついた。
「・・・な・・・何!?」
一人の男が扉を開けて祥子の腕を掴んだ。
「な・・・何をするのよ!!!助けて!!!!」
祥子は運転手に助けを求めたが、彼は祥子の方に振り向きもしない。
祥子は全てがぐるである事に気がついた。
「噂には聞いていたが、よく吠えるお嬢さんだな。」
懸命に祥子は身をよじって抵抗しようとする。
「でもさすが小笠原のお姫様だぜ。抵抗するのもお上品だな。
そこいらの女の抵抗ってのはもっとすげーからな。」
祥子は手術台がある薄暗い部屋まで、男たちの手によって引きずられていった。
「な・・・一体何なの!!??」
「これから此処がお前の新しい家になるんだよ。」
祥子の背後から徹の声が響いた。
「お父様・・・?」
「お前が呑気に車で寝付いてくれたおかげで、思いのほか事が上手く行ったよ。」
「コレは一体どういうことですの!!??」
「これから此処でさっちゃんの卵子を摘出して、僕の精子と体外受精させるんだよ。」
優が普段からは想像できないほど、冷たい表情で出てきた。
「小笠原会長はどうしても小笠原の正統な血筋を残したいらしい。」
優が祥子の下あごを掴みながら語りかける。
「小笠原の家ではやりたい放題。でもいざ家族の問題になったら、自分の意見が通らないから家出って・・・・。
そんな娘の遺伝子を残したい会長の気持ちは僕にはよく分からないな。」
優君は厳しいなぁと微笑みながら、融は祥子に絶望的な彼女の将来を伝えた。
「祥子は子供が出来ない体だと知って、異性との関係をもてなかった。祥子はそれを気に病み重い鬱で入院。
しかし体外受精によってやっと子供が出来た・・・というシナリオさ。」
「まったくよくできたシナリオだ・・・。
君と僕が結婚して、君が外で愛する人と子供を作ってくれた方がどんなにか楽だったろう・・・。」
いつの間にか優の拳が震えていた。
「僕の一家は小笠原グループの参加に入れるということで、こんな非人間的な計画に賛同してしまった!!
流石の僕だって、こんな事で作られた子供を愛せるはずがないじゃないか!!!
・・・さっちゃんさえ僕を選んでくれたら!!!」
祥子に向かって拳を振り上げた優には、普段の優しい面影は一つもなかった。
「ギャ!グッワ!待ってちょうだい!待ってちょうだい!」
祥子は、叫んだ。
「許してちょうだい!挿れられたくなかっただけなんだから」
「バキッ!ボコッ!」
優はかまわず殴り続ける。
「ヒッー!助けてー!助けてー!」
祥子が悲鳴に近い叫び声をあげた。
「お前みたいな奴がいるからいけないんだ!」
優が叫びながら殴り続ける。
「ギャー」
祥子の血があたりに飛び散った。優のコブシも血で染まっている。
「世の中!狂ってんだよ!狂ってんだよ!」
優の形相は、もうフツウではなかった。その様子を見ていた、融もとりまきも言葉を失ってしまっていた。
思わず融が言った。
「優君!それ以上やったら死んでしまう!」
「ガッシ!ボカ!」
優には、まったく聞こえていない。祥子も失神したのか動かなくなった。
「うわあぁ、やめてくれ!」
融が叫んだ。
「あっ……はい」
とりまきが後ろから優を押さえた。
wktk
174 :
148:2007/07/11(水) 02:36:55 ID:hWtiNFbB
「これがエトワール様の……ですか。なんか思っていたより地味ですね。
あの性格でいらっしゃいますからもっと際どいものをお召しなのかと思っておりましたが……」
6年生のやり取りをみていた佐希子が率直な感想をぼそりと漏らした。
確かに、深雪の身につけているブラは、大人の女性を意識させるものではあっても
それが深雪のものであるといって誰も疑わない程度には常識的なデザインであった。
「……要するに、貴女が身につけておかしくないものをという範疇で静馬様が
お選びになっていたとそう言うことですわね」
「…………」
無言で視線を外して横を向いた深雪の態度に、再び瞳が強く乳房を握りしめる。
「きゃぁっ!痛…いたっ…いたぁぁぁっ……やめ、やめてぇぇぇぇ!!」
傍目にわかるほどに深雪の胸にしっかり食い込んだ5本の爪を気持ち緩めると
瞳は残った左手で深雪の顎を正面に固定する。
「それとも……ひょっとして貴女がそも静馬様の下着を選んでいたとか……
そういえばそうね。静馬様のお世話をさせていただけるようになって2年、
いつも気がつくと静馬様は新しい下着をお持ちだった。
かといって、それを買いに出かけられた様子はない……。
それに引き換え六条さんはちょくちょく外出をなさる……そういう事なの!?」
瞳は一頻りごちてからキッと深雪を睨みつける
「ああ……。エトワール様が着るには大人しくても六条会長が着るには大胆。
かといって着られないほどではないし、ショーツともデザインは似通っている……
ということは……」
「どうなの!静馬様が上をつけないことを良いことに余るブラは自分用……
そう言ういやらしいことをまさか今までずっと続けていたの!?」
顎を押さえる瞳の手に力が入り深雪の顔が歪む。
深雪の心が見透かされた、と絶望した刹那、金属同士が擦れるときに出すいやな音が部屋の中に響き渡った。
175 :
148:2007/07/11(水) 02:37:52 ID:hWtiNFbB
「ねぇ瞳。そんなのどっちだって良いじゃない。静馬様がお戯れに六条さんで遊んでいたにしても、
六条さんがいやらしい変態女だったにしても。
どのみち静馬様と同じ下着を身につけて喜んでいたことに代わりはないわ
そしてそんな人を馬鹿にした行いは決して許されていいはずがない……」
「私たちの13年になくて六条さんにあるものって、その大きなおっぱいじゃないかしら。
だから、静馬様はその女に特別な遊びを許した……。
だったら元凶になっているものを、その邪魔そうな胸を無くしてしまえばいいと思うの」
突如として響いた音は、水穂が両手にもつ庖丁から発せられていた。
左手に鋸のようにうねった刃を持つウェーブナイフを、右手には柳刃をもって
それの背を互いに擦り合わせていたのだ。
「この庖丁、こっちがモリブデンバナジウムで、柳刃は白鋼ですって。
どっちが六条さんのその大きなおっぱいを切り落とすのに向いていると思います?
好きな方を選んでいいですよ」
一瞬、何のことやら事態を把握しそこなった深雪は、水穂の台詞を反芻して愕然とした。
恐る恐る視線を水穂のほうへとずらすとにっこり微笑む水穂と目があった。
が、深雪にはその眼差しに正気を見出すことは出来なかった。
水穂が両の手に持つ庖丁から放たれる鈍い光で身体全体に震えが走る。
「ひっ……いゃ……あ……」
カチカチと歯がぶつかる音がして、深雪の口はうまく言葉を発することが出来ない。
「本当に大きくて切り裂きがいのありそうな胸ですよね。瞳はどっちを使いたい?
好きなほうを使っていいわよ」
176 :
148:2007/07/11(水) 02:38:40 ID:hWtiNFbB
深雪の顎が激しく震えるのを手で感じながら、瞳も一瞬水穂が何を言っているのか
わからなかった。
水穂が手にした庖丁と左手に伝わる深雪の震え。
その二つがつながった時、瞳は深雪の乳房から手を離すと迷わず柳刃をひったくった。
「そうね。このいやらしい女をどうやって痛めつけようかと思っていたけれど、
それがいいかもしれないわね。こんな大きな胸が、静馬様と変わらないサイズのものがあるから、
不埒な遊びを思いついてしまうんだわ。だったら、いっそ無くしてしまったほうが清々するわね」
柳刃の鋭利な先端を胸元に突きつけられた深雪は恐怖に身体が硬直する。
動きが止まったその一瞬を見計らって瞳はスッと肌に当てないよう、
器用に左右のカップの間に刃を通すと深雪のブラをブツリと中央から切断した。
締め付けを失ったたわわな乳房がぶるっと揺れてわずかに左右へと零れる。
「ねぇ六条さん……私たちは貴女が佐希子ちゃんに謝ってくれさえすれば。
ご自分の失態を心から詫びて、佐希子ちゃんのこの先の一年がすばらしい
学園生活になることを保障してくれさえすれば貴女を許すつもりでしたのに。
こんないけない遊びをしているから……あの方に尽くした私たちの13年を
無にするようなことをするから……いけないんですよ?」
微笑みながら深雪を見下ろす水穂の目には、やはり理性の光は感じられなかった。
177 :
148:2007/07/11(水) 02:47:31 ID:hWtiNFbB
ここまでです。
適当に書いてたら過激な方に進んだのでこのままいった方が良いのだろうかと一寸迷ってます。
そう言えばわかりにくかろうとキャラ表を書いておいてつけてなかったので以下。
六条美雪(ろくじょうみゆき)
6年生。ミアトル生徒会長
アニメでは静馬を偉大なエトワールにするために生徒会長をしている。
静馬を愛しているが静馬には気づいてもらえないどころか
「あなたは人を愛したことがないから私の気持ちがわからない」
等と罵倒される不幸の人。
原作では世継ぎを確実に生むために10代のうちに嫁に行くことが
義務づけられておりアニメでもその設定は引き継がれている。
東儀瞳(とうぎひとみ)
6年生。静馬のとりまき。
アニメでは水穂とともに静馬の身の回りの世話もする。
基本的にアニメの静馬は生活力がないため相当手間をかけていると思われる。
原作では、水穂共々13年も取り巻きをやっているらしい。
基本的にアニメ準拠ですがここの設定は原作を使用させていただきました。
狩野水穂(かのうみずほ)
6年生。静馬のとりまき。
アニメでは失踪した静馬を探したり静馬の身の回りの世話をしたりと
静馬に振り回されっぱなしである。
原作では、花織の死後、静馬と共に前年度のエトワールとなるが
翌年に主人公によりカップルを解消される。
水無瀬佐希子(みなせさきこ)
5年生。ミアトル生徒会副会長。
静馬が一人エトワールを二年続けたことで割を食ったと思われる。
(原作ではミアトル生徒会長は5年生)
書記の高倉瑞貴(たかくらみずき)が将来の生徒会長候補と目されているらしく、
深雪卒業後に会長になれるかすらも謎。
花園静馬(はなぞのしずま)
出てこないけどいろいろな元凶。
学園に君臨する女王で数多の女子を食い散らかした上に一人で純愛路線に走る迷惑きわまりない女子。
深雪をただ一人の親友と位置づけるが、恋愛対象にはみていない。
彼女であった桜木花織(さくらぎかおり)と死別し、エトワールという学園最高の地位を2年にわたり一人で独占してきたが、
次期エトワール決定戦のさなか、候補であった主人公をかっ攫って逃走。
現在は二人でラブラブである。
「雪山で凍死も良いが、暑い所、砂漠も良いかも」ということで
【発端】
制服姿のマヤたんを砂漠のど真ん中に放置 暑いので上着を脱ぎストッキングも脱いであてもなく砂丘を彷徨うマヤたん。
すぐに汗びっしょりになって下着が肌に吸い付きブラウスが透けちゃうマヤたん。
やがて汗も止まり空ろな表情で俯き、力が抜けて膝をつきそのまま倒れて浅い呼吸を繰り返すマヤたん。
【展開1 】
虫の息のマヤたんを抱き起こし着衣を剥いてマヤたんの乾いた汗の味を堪能。
熱く火照ったマヤたんの裸体を抱きしめてさらに熱いマヤたんの処女膣を犯して処女を奪う。
朦朧とした意識でも処女を喪失したことを感じて体を震わせ目を潤ませるマヤたんが熱射病で絶命するまで気長に犯しつづけてあげる。
【展開2】
すんでのところでオアシスを見つけたどり着き、ほっとするマヤたんを押し倒し服も下着も引き裂いて犯しながら、
「たっぷり、お水を飲ませてあげるね」
と囁いて頭を水中に押し込んで胸を揉み圧迫して肺の中の空気を押し出す。
処女を喪った痛みと肺に流れ込んでくる水に苦悶し体を震わせるマヤたんの膣を楽しみマヤたんが絶命したら、
涎と涙と汗と破瓜の血と小水にまみれた遺体を湖で清めて改めて屍姦してあげる。
【展開3】
すんでのところでオアシスを見つけたどり着き澄んだ湖の水を飲んでほっと一息ついて汗と砂にまみれた自分に気付くマヤたん。
静かな周囲を見回してそっとブラウスを、スカートを、下着まで脱いで湖に身を浮かべ汗を流すマヤたんの肢体を鑑賞。
しばらく生まれたままの姿で泳いでから岸に上がり木陰に入ったマヤたん。
体に潤いが戻って笑みさえ浮かべる水を滴らせるマヤたんを、
抱きすくめて一気に貫き処女を奪い押し倒して乳房を揉みしだき、恐怖と苦痛に泣きながら抵抗しようとするマヤたんの、
細い首をじわじわと絞めてマヤたんが舌を突き出して苦しみ膣が締まりあげくに失禁するのを楽しんで、
マヤたんが絶命する瞬間の肉体の、膣の痙攣を味わって射精してあげて、ゆっくり屍姦してあげる。
殺す以外の選択肢はないのかよwww
181 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 19:51:28 ID:vgGBewNh
それ以外は必要ない
相も変わらずいい仕事をする方だ
【1】
ゼルエル。
後に最強と呼ばれることとなるその使徒は、第3新東京市とジオフロントを隔てる十数層の装甲板を容易く貫き侵攻してきた。
対してNERVはジオフロント内にアスカの弐号機を出撃、単機による迎撃戦を開始させた。
「………」
轟音とともに侵攻してきた使徒に対し、アスカの駆る弐号機は自分の周囲に突き立てた様々な火器を休む間もなく撃ち込んだ。
「ATFは中和してるのにィッ…」
膨大な火力はしかし、使徒のATFを突き破れず爆煙を巻き上げるだけだった。
降り注ぐ弾雨をただ浴び続けるだけの使徒に不意に動きが生じた。
腕部とおぼしき部位がパタパタという音が聞こえるかのごとく展開したのだ。
「なんなの…よ?」
使徒の動きに虚を突かれたアスカが身を乗り出した瞬間、弐号機は両腕を失っていた。
使徒と対峙する弐号機の両腕が、瞬時に伸びた使徒の腕部に切断されたと同時に発令所の喧騒が一気に増した。
主モニタ上、一拍置いて切断された箇所から体液を噴出させる弐号機の周囲に機体とパイロットに関する警告表示が展開する。
決戦兵器が一撃で無力化されるという事態に、発令所の誰もが主モニタ上の惨劇に目を奪われる中で、
メインオペレータの1人・伊吹マヤだけは手元のモニタでエントリープラグ内のパイロット・アスカに目を奪われていた。
自分の存在意義を示す絶好の機会であったが為に、アスカはここ最近で最も高いシンクロ率を出して出撃していたが、それが仇となった。
弐号機、そしてエントリープラグに搭載されたパイロット保護機構も正常に動作せず、
弐号機が受けた損傷をそのまま受けたアスカは両肩を抱くようにして膝を折り、激痛に耐えようと細い身を震わせていた。
『先輩』譲りの手捌きで次々とウインドウを開き機体とパイロットの状況表示を展開させ打開策を考え続けながらも、
マヤの心は不安と恐怖が占められていった。
機体は戦闘機動が継続出来ないばかりか大掛かりな、独逸支部にも協力を仰ぐ程の修復が必要な損傷を受けているし、
パイロットの受けた精神的損傷(肉体的には無傷であるとはいえ)は瞬間的にとはいえ許容値を遥かに超え、精神崩壊に及ぶものだった。
無口で人を寄せ付けない雰囲気のレイは勿論、司令官の息子でありながら父に似ずに繊細さを感じさせるシンジには性別の壁を感じ、
明るく勝気なアスカだけが、3人の中で特に親しく妹のようにもマヤには思えていた。
そのアスカが、仮に機体の保護機構が正常に機能したとしても深刻な後遺症が残る可能性が高いと予測される損傷を受け、
無事でいられるだろうかという不安と恐怖。
その思いが、結果的に、アスカの命を奪った。
【2】
「神経接続解除ッ! 急いでッ!!」
作戦部長の絶叫に顔を上げたマヤの目に、使徒に向かって突撃する弐号機の姿が映った。
「こぉんのぉッ!!!」
発令所に響くアスカの怒号にハッとして手元のモニタに目をやると、アスカの狂気に満ちた表情が目に入った。
(アスカ…)
瞬間マヤの思考が停止し、次にマヤが目にしたものは切断された首を切断され棒立ちとなった弐号機の姿だった。
「に…弐号機…沈黙」
隣席から聞こえた報告に、マヤは眼前の事実を、自分のミスが引き起こした悲劇を理解した。
零号機・弐号機の戦線離脱と初号機の覚醒、本部施設の半壊と多数の殉職者、
弐号機パイロットである少女の死を引き換えにして使徒は倒された。
凄惨な戦闘の翌日、破壊の爪跡残るジオフロントに佇む弐号機の足元に、マヤは立っていた。
機体そのものの回収は後日に回されたが、先にやらなければならないことがあった。
パイロットの遺体の回収である。
専用車のアームが弐号機からエントリープラグを引き抜き地上に安置する。
アスカの死後も心を押し殺して職務に忙殺され、解放されてから半壊した本部で独り泣き眠ったマヤは目を真っ赤にして作業を見守っていた。
強制排出されたLCLが周囲に広がる中で、作業員によってプラグのハッチが解放され人形のように力無いアスカが
運び出され遺体袋に密封されるのを、マヤは目を逸らすことなく見つめていた。
生きながら首を切り落とされる。
強制的に斬首を体感させられたアスカの精神は一瞬で崩壊し、生命もまた失われた。
あの一瞬で、果たして神経接続を解除できたかのどうかは分からない。
だが、出来たかもしれないのに出来なかった、しなかった自分を責めるマヤは
アスカの遺体回収とその後の処置に自ら立ち会うことを望んだ。
なにより、少しでもアスカの傍に居たかった。 謝りたかった。
「…アスカ…ごめんなさい…」
奇跡的に損害の小さかった医療ブロック、殉職した職員達の遺体が安置される一角で、
マヤはアスカの遺体に囁きながら、震える指先でアスカの薄く開かれたままだった瞳を閉じさせた。
「苦しいよね…待ってて…」
まだLCLに満たされているであろう胸を見て呟き、マヤはプラグスーツの着脱機構を動作させた。
シュッと空気の音がして体のラインに密着していたスーツが緩んだ。
そっとアスカの上半身を抱き起こしスーツから肩を、腕を引き抜いてマヤは息を呑んだ。
首、そして肩に赤黒い爪の跡が残っていた。
肩に残る跡は腕を切断された時の、首筋の跡は死の間際のアスカの苦しみの残滓であろう傷跡から、
目を背けることなくスーツを脱がし終えると、マヤはアスカを横たえて、形の良い発育途上の乳房に両手を当てて
「我慢して…」
言って体重を掛けて胸を圧迫すると、ゴポッと音を立てて、アスカの鼻と小さく開いた口から肺に満ちていたLCLが溢れ出した。
LCLで血の気の失せた頬を濡らし、意思とは無関係にツンと上を向く乳頭と白い乳房から細く括れたウエスト、
まだ子供らしさの残る腰と仄かに萌える恥毛に覆われた恥部から足先まで。
「…アスカ……きれい……」
横たわる少女の遺体に、マヤは言葉を漏らしていた。
【3】
「伊吹二慰ですね」
アスカの裸体に見入っていたマヤ唐突に声が掛けられた。
視線をあげると二人の医師と思しき男性が立っていた。
「独逸支部からの要請による弐号機パイロットの検視を担当します。こちらが要請書の概略と、参考資料です。」
「検視って…アスカをどうするんです…」
若い医師から無感情に手渡された資料の束を胸元に抱きしめたマヤの問いかけに、もう一人の年配の医師が答える。
「詳細は資料をご確認頂ければ。独逸支部からは速やかな検体の摘出と保存が要請されております。」
言葉を聞き終える前から資料を繰るマヤ。
要請書の形式的な文言に続く『検体〜』の簡素な表記を読み飛ばし、資料とされる冊子に目を通すマヤの手が止まった。
『被験者:惣流・キョウコ・ツェッペリン』
アスカの亡き母の名に続く臓器、特に女性器名とそれらについての迷信とも思える考察と摘出された生殖器の写真。
「独逸支部の研究班は脳以外の臓器、特に性器を重要視していましてね。」
「資料にもありますが、母親も自殺後に臓器を摘出され遺体を今も保存しているそうです。墓には遺品を納めてね。」
言葉を失ったマヤに肩をすくめて、アスカの遺体に手をつけた医師の所作に死者への尊厳は感じられなかった。
「発育は…平均以上」
「…処女、と」
「な…そん…な…」
無遠慮に乳房に触れられ、両足を広げられて処女の証を確かめられるアスカの姿にマヤは声を上げかけたが。
「失礼ながら、作業は正式な要請に基いて行われており、確認事項も定められたものです。」
「これら作業におきましては、二慰に同席して頂く必要は有りません。」
年配の医師の言下の威圧と、自身の感じる負い目に俯くことしか出来ないマヤの前でアスカの遺体は辱められていく。
「次は摘出だ」
マヤの視線の先でアスカの下腹部が切り裂かれ、零れだした腸が掻き分けられていく。
黒ずんだ血を零しながらアスカの熟れつつあった子宮と卵巣が掴み出され切り取られると、
膣から血が溢れ、誘われたように膀胱に溜まっていただろう小水が流れ出した。
「これで良し、開腹部は塞いでおけ。先に検体を運んでおく。」
年配の医師は若い医師に告げ、摘出した生殖器を密封した袋を手にしてマヤに向き直った。
「後ほど別の者が検体を運びに参ります。すぐに冷凍して独逸支部に空輸しますので、お別れは早めにお済ませ下さい。」
マヤの返事を待たずに年配の医師が去り、処置を終えた若い医師がさってもマヤは、すぐにアスカを見られなかった。
資料を抱く手に知らずに力を入れて、アスカの遺体を見たマヤは資料を床に散乱させていた。
動かされた為か瞼が薄く開き虚ろな瞳が宙を見つめている。
切り開かれた下腹部は無造作に医療用のテープで閉じられただけで、
だらしなく開かされたままの股からは血と小水が流れて床に滴っていた。
再度、瞼を閉じさせて、ハンカチで局部を拭ってから両足を揃え、両手を胸の上で組ませてから、
マヤは跪いてアスカの死顔を見つめた。
少女という年齢で惨たらしい死を迎え、辱められた挙句に女性の機能を司る臓器を奪われて、
友人らとの別れも葬儀も無く、眠りにつかせてももらえず母と共に辱められ続ける…。
「ごめんね…アスカ…ごめんね…」
アスカに待ち受ける運命を思い、その原因である自身を責めて、
マヤはアスカの遺体が運び出されるても、ただひたすらに言葉を繰り返し続けた。
【4】
警戒レベルが引き下げられ司令部要員も解放され、マヤは自宅に戻っていた。
私服は瓦礫に埋もれていたため制服姿のまま帰宅したマヤは、その格好のままベッドに身を投げ出した。
「アスカ…」
手には、アスカが最期の時まで身に着けていた赤いリボンが握られていた。
遺体が搬出される間際に、髪を解いてそのまま持ち帰ってきてしまった遺品を握り締めて、
ベッドの上でマヤは自分を責め続けた。
深夜、締め切られた室内の絡みつくような空気の中でマヤは体を起こした。
「…アスカ…ごめんね…わたし…も…」
憔悴しきった表情で呟きながら、マヤは手の中のリボンに弱々しい微笑を向けた。
マヤは自分が許せなかった。
アスカを死なせて自分が生きることに耐えられなかった。
下着やブラウスが汗に濡れて肌に吸い付いて不潔に思えても、シャワーを浴びることも下着を替えることもしなかった。
アスカはそんなことをしてもらえないばかりか辱めすら受けたのだから、自分だけ…なんて出来なかった。
酷い顔だろうと分かっていても、化粧だってしてはいけないと思った。
台所から持ってきた包丁を右手で握り、リボンを巻きつけて柄をしっかりと固定する。
ベッドの上に正座して背筋を伸ばし、反らして露になった喉に包丁の切っ先を当てて、
「…アスカ…ごめんなさい…許して…」
目を閉じて小さな声を漏らすと、マヤは迷い無く包丁を突き立てた。
「ひゃぐっ…」
喉の奥に熱いものが込み上げてマヤの小さく開いた口から鮮血と喘ぎが漏れた。
反射的に突き立てた包丁が抉るような動きとともに引き抜かれ、傷口から鮮血が噴き上がる中でマヤは
両手を支えにして仰け反るような格好で倒れそうになる上体を起こした。
突き出された胸元が傷口から噴き出す液体で真っ赤に染まり、寒気を感じながらマヤは体を支えられずにベッドに横たわった。
横たわり膝を立てた格好で、口と鼻から血の泡を溢れさせ涙を零してマヤは苦痛と呼吸が出来ない苦しさに見苦しく身を捩っていた。
震える左手は指が白くなるほどに布団を握り締め苦痛に耐えようとして、本能的に傷を押さえようとした利き手が、
握った包丁で傷口を深々と抉る格好となった。
「ぐぇ………がっ…ゴポッ…」
力無く横を向いた、青褪めたマヤの口から血の塊が吐き出されるとマヤの動きが目に見えて緩慢なものに変わった。
両腕はぐったりと投げ出され、瞳は焦点を失って宙を彷徨う。
意思とは正反対に、肉体が死に激しく抗った為に制服は乱れ、タイトなスカートが捲れ上がったことで露になっていた
ストッキングに包まれた純白のショーツに染みが広がり始めて、
「…うぶっ…」
奇妙な音が血塗れの舌を垂らしたマヤの口から漏れたのを最後に、室内に完全な静寂が訪れた。
少女を死なせ、自責の念に駆られて、伊吹マヤは自分が死なせた少女と似た方法を選んで自殺を遂げた。
享年24歳、少女と同じく処女だった。
翌朝、憔悴しきっていたマヤを心配して訪れた同僚の女性職員に、遺体が発見されたのはマヤにとっては幸せなことだったろう。
自殺したことは伏せられ、殉職として扱われたマヤは他の殉職者同様に荼毘に付され遺骨と遺品が遺族の元に送られた。
>殺す以外の選択肢
殺してばかりでアレだが、他の選択肢があってもいいと思うがね。
恥辱と苦痛で死んでしまいたいと願っても死なせてもらえず…なんて良いけど、
殺さないと 屍 姦 できないじゃないか!
とか。
>エヴァの人
いいな。俺的には、ネタ風味一人称妄想形式より、こういうSSらしい形式の方が好み
189 :
名無しさん@ピンキー:
らきすたのかがみが精神肉体ともにズタズタにされちゃうのきぼんぬ