4 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 13:05:28 ID:fTW9q+RS
1乙
お恥ずかしながら乙
>>1、GJ
てか保管庫もいつのまにやらできてたんだw
ふんがー乙
まともに乙しなさいよ!
まとめ前スレの分保管完了。
何か抜けてるとかそういうのがあったら言ってくれ
もう少し巨大化してからでも良いが、土台付けとして
タイトル名が付けられているところに「○○×○○」って書いた方が良いと思うというか
作者分けではなく、作品一覧から作者見れるとかなんだ
まぁ何が言いたいかというと、らきすたも人気だし、そのうちここも人口増えてくるだろうから
今の、まぁ言い方悪いかも知れないが未完成の状態で続けると
あとで整理するとき大変になるかも知れないと
>>14 同意。
あと、特殊表現がある場合はタイトルの後ろに(○○注意)と注釈を入れた方がいいと思う。
百合注意はいらない。キャラの名前でわかる。
それ系が苦手な人もいるわけだから
出来れば鬱系には注意書きが欲しいかも。
>>11 GJ!
ただSS保管所の部分、名前で飛ばなくても見れたらなと思ってちょっといじってみた
というか、あのクリックしてみるのが面倒とかのある
○○(作品名) ○○(カップリング) ○○(作者名)
とかで表に出来ないかな
>>14-18 いろいろな人の意見を取り入れてみたが、
正直くじけそうや…
頑張れ!
時に、他スレにあるROCOさんの初期作品群はどうする?
(前スレ17から4コマエロパロスレにリンク張ってあるアレ)
同じらき☆すたネタだし、まとめて読めるとスレ落ち気にしなくていいから、個人的には助かるのだけど。
まとめていいような気がする
スレがないから投下してた作品なわけだし
ちょっと注意書きでもすれば問題ないんじゃないか
>>19 大丈夫だ、エロパロ板にはいい例がたくさんある
東方ネチョwikiなんか小綺麗にまとめられてると思うんだわ
東方か……今思えばアレが俺の百合趣味の発端だった。
そろそろSS投下が来て欲しいところだ
今回の関西圏での放送が素晴らしかったのだが。
柊姉妹はガチでつね^^
百合姉妹ハァハァ
保管庫にROCO氏の作品追加完了。
誤字などは分かる範囲で修正しているけど、なんか意見があったら言ってくれ。なんとかするから。
とりあえず新スレ記念にSS投下。
最初の方は遊びすぎた感が否めない…
「うぅ〜ん……」
かがみはベッドの上で目を覚ました。
目にカーテンを抜けて入ってくる光が眩しい。
「朝…かぁ……」
かがみの隣には青いアホ毛のようなものが見える。
かがみはそれに笑顔を向けた。
「おはよう、こなた」
辺りは二人の衣服と見られる物が散乱している。
一体前日に何があったのか?
時を戻して見てみよう。アナザーワン・バイツァダストッ!!
「「スイッチ」を押させるな―――ッ」「いいや!限界だ押す(ry
ドグオオォ ゴバッ
「うん…こなたぁ…すきぃ……」
「はぁっ……かがみぃ……」
二人はベッドの上で裸で抱き合っていた。
唇を重ね合わせ、舌を絡め、お互いを感じ取っていた。
「ちゅ…ちゅぴ、むちゅ、ちゅる…」
「くちゅ、ちゅう……ちゅぱっ」
二人の口元から漏れる淫靡な粘っこい水音。
その淫らな水音は部屋中に響いていた。
唇を離すと二人を名残惜しそうに唾液の糸が引いていた。
離すなりこなたはかがみの胸を鷲掴みにした。
「ひうっ!?」
「んふふ…かがみ可愛い声出すねぇ♪」
こなたはかがみの胸を舌で弄ぶ。
上下左右に舌を動かし、かがみの胸を弄る。
こなたの表情は楽しそうだが、かがみとしては、今ひとつ物足りない。
「ねぇ…焦らさないでよ…」
「え?何をかな?かがみん♪」
「うぅぅ……」
こなたはそこに触れようとせず、その周りで舌を走らせる。
きっと、かがみの返事を待っているのだろう。
「だ、だからっ!早く…その…触ってよ…えと…乳…首よ…」
かがみが顔を真っ赤にしながらこなたに返事を返す。
それを聞いたこなたはニンマリ笑い、
「最近はかがみもずいぶん素直になったね――、やっぱり素直が一番だよ」
「そ、それはあんたがiひゃあああっ!」
こなたはかがみの胸の先端を銜えていた。
「ん…かがみって乳首攻められるの好きだよねー」
その先端を舌で弄び、それに飽きると先端を吸い出す。
「ひゃあんっ!や、やだぁ…吸わないで…」
「んむっ…かがみの…おいしい…」
かがみの体はこなたに触れられるたびに震えた。
もうかがみには『羞恥心』というものは快楽で消え失せていた。
「はぁっ…こなたぁ…もう我慢できないのぉ……早く…早くしてぇ…」
「かがみったら…はたしない子…まぁ、私も人の事言えないんだけどね♪」
こなたはかがみに馬乗りになり、お互いの秘唇を重ね合わせた。
「んくっ…かがみぃ……動くよっ…」
こなたとかがみは腰を動かし、そのお互いの秘唇を擦り合わせる。
動くたびにお互いの愛液が混ざり合い、ぴちゃ…くちゅう…と淫らな水音が鳴る。
「はっ…はぁ…かがみぃ、もう私…無理みたい」
「わ…私もだからぁっ、い、一緒に…っ、イこう?」
二人の動きはさらに激しくなり、絶頂へと上り詰めていった。
「ふぁあっ!?かがみっ!かがみぃぃっ!!」
「ひゃあああんっ!こなたぁ!こなたぁ!!ふぁああんっ!!」
二人はほぼ同時に達した。
部屋には二人の荒い息だけが聞こえる。
少し時間が経った後、かがみが口を開けた。
「…さ、今度は私の番ね」
「え!?い、いいよ さっきので体疲れちゃってるでしょ?だかrんむぅ!?」
「んふっ…はぁ…はぁ…こなたにも恥ずかしい言葉言わせてやるんだから…」
それから2戦目が始まったのは言うまでもない。
場面は朝に戻る。
こなたは昨日の件でもうくったくただったが、かがみは意外とそうでもなかった。
かがみはこなたの頬を指でつつく。
こなたの頬はとても柔らかくて心地よかった。
「こなた起きて?もう朝よ?」
「ぅう〜ん…まだ寝させてよ…昨日の凄い疲れたんだから…」
「そんなこと言ってると、いじめちゃうわよ?」
「アライグマくんじゃあないんだから…もう……だめぽ…………ひゃっ!」
部屋の中にまた喘ぎ声が響いた。
まだまだこの二人の朝は始まったばかりである。
Fin.
GJなんだぜ
前スレ終盤にあった切ない動画、あれで完結なんだろうか? 本気で泣ける……。
>>32 俺もマジで泣いたわ
普段あれだけバカっぽい感じだから余計に泣ける
「ねえ、かがみぃ。ヘアヌードのモデルとかって、いいお金になるのかなぁ?」
「なによこなた、いきなりなにいいだしてんのよ!」
「だってぇ、最近欲しいグッズとかいっぱい出てさ、お金が足んないんだよ」
「だからってヘアヌードのモデルはないでしょ。
だいたいそんなのあんたなんかにできんの」
「・・・・・・・」
「な、なによ」
「アデランスに相談した方がいいかなぁ・・・」
「あんたそれマジかよ!」
>>32-33 元は「こなた・つかさ・かがみの三角関係」をモチーフにした動画で、
それに別の職人が勝手に字幕をつけた結果ああなったらしい。
字幕を付けただけであそこまで変わるとは恐るべし……。
ちなみに2つ目の動画は完全オリジナルの続編として作ったもの。
元になった方はまだ続くらしいが、改変版にはその予定はないっぽい。
>>35 そうだったのか。
元ネタの方も気になるな
>>32-33 おまいらがそんなこと言うから気になって見てきた
切なぇ・・・
>>35 元ネタの動画はどんなのなんだ?
かがみはやっぱり受けだな・・・・
かわいいよ!
>>23 ところでその東方wiki見てみたが、……無理だよ、あんなの2,3年かかっても俺には無理
俺はもともと整理は苦手だし、俺以外の人がやった方が綺麗にまとまると思う
なので他の人に協力してもらいたいんだが…誰かやりたい人いる?
基本は投下順でまとめてタグ付けすると便利だと思った
作者名とかキャラ名、シチュなんか付けてニコ動みたいにクリックで一覧表示できる
もちろんオレには無理です。サーセンw
>>41 見てないがかがみ志望のやつだろ?
やっぱりらき☆すたに鬱はいらないと思うのだよ俺は
44 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 20:35:25 ID:YpDw+fES
>>44 失礼・・下げ忘れました。
(代行者より)
OK、インフルエンザで倒れた上にPCがまたぶっ壊れて
酷い状況だったが、今帰還したぜ。
……覚えてるかな?( ´・ω・)
日曜日、行けるなら投下してみる。
金曜日に出る(確定)レポートきつかったら無理ぽ。
でわでわ、少し奮闘してきます。
期待してるぜ
おぉ、久々。俺も部屋から出る時以外全裸で待っとくわ
じゃあ、俺は部屋に居る時以外全裸で待ってる
俺はいつでも(全裸で)待ってる。
なんでみんな福着てないんですか?
羞恥心が無いからかな(二重の意味で)
このスレはみんな仲良くて好きw
すごく・・・仲良しです・・・
仲良きことは美しきかな……。
もってけ! がくせいふく
返して!ニーソックス!
履くなよ……
ニーソ……、自分女だけど、はいたことないなあ。
はいてる子を見るのは好きだけど(変態
ってか実際にはいてる子ってあんまいないよね?
>>61 ホント?
んじゃあ、うちの近所にいないだけか。
……なんかソンしてる気分(オイ
真面目な女子高生はニーソックス履いてる
不良な女子高生はルーズソックス履いてる
>>46 おお、久しきと(ry
こちらもなんか投下したいが思いつかね…
リク受付中…どっちかって言うと曲名も書いてくれると俺は喜ぶ
>>60 俺の彼女はたまに履いてくれるぞ。
男性向け同人でも普通に買うようなオタク女だからかもしれないけど。
ようつべみてたり雨降ったり5話見たりしてたら、かが×こなで非エロSS書いちまったので
空気も読まずに投下してみんとす。
あ、多少俺設定が入ってるかも知らんので、原作との矛盾はご勘弁の程を。
夏休みも終わりかけのある日。みゆきに勉強を見てもらうつかさと別れて一足先に家に帰ると、妙な奴が妙な歌を歌いながら妙な事をしていた。
「にゃーにゃらっにゃー、にゃにゃーにゃー♪ にゃーららっらー♪ ららーらー♪」
「……ボン太くんのテーマはまあ特別に許すとして、何やってんのよあんた」
DSのゲームに出てるのが嬉しくて、ついうっかり15段階改造した挙句ずっと一軍で使ってたのは内緒。
「ふも、ふもふも、ふもっふ♪」
ご丁寧に金田朋子の物真似で答えたのは、いわずと知れたこなただ。人んちの軒先に、せっせと謎の物体を吊るしている。
「……日本語しゃべれ」
「んーとね、これ」
こなたは脚立(これもうちからの無断借用だ)からぴょこんと降りると、物体の一つを手渡した。
「逆さてるてる坊主? なによ、雨乞いなら自分ちの軒先ででもすればいいじゃない」
「いやあ、毎年やってるとマンネリでさあ。そろそろ新機軸の一つも打ち出そうかなあって」
「新機軸の一つで私んちを巻き込むなっ!」
「んー、今年はちょっと特別だから……彼女と二人で迎える初めてのイベント、ってね♪」
へらりと笑ってから、小声で付け加える。笑顔の眩しさに私が真っ赤になって、そのままうやむやになるのがいつものパターン。
そう。私とこなたは、女の子同士の「そういう」関係になっちゃってるんだ。告白された時も初めてのキスも初えっちも、こんな調子でずるずる押し切られて。
「……後できちんと説明しなさいよ?」
そして、ずるずる押し切られるのがなんだか妙に心地よくって、渋々を装って押し切られてあげるのもいつもの通り。
「雨あめ降れ降れもっと降れ〜♪ 誰も知らない素顔の八代亜紀〜♪ ……んー、えくせれんと♪」
やな混ざり方をした歌を歌いながら、こなたは順調に逆さてるてる坊主を吊るし終えた。
「はい、お疲れ」
それを見計らってよく冷えたアイスティーを淹れているあたり、私もすっかりこいつにやられちゃったなあと思う。
「おー、かがみん気が利くぅ♪ んっく、んっく……お代わりー!」
早速がぶがぶと飲み干すこなた約一名。やっぱり、薄目に淹れておいて正解だったわね。お代わりを注いでやりながら、私はこなたに尋ねた。
「で? なんでまた雨乞いなんて毎年やってるわけ? やっぱり、野球の延長よけ?」
スポーツ中継……というか、スポーツ中継の延長はこいつの最も嫌うところだ。タイマー録画の予定が狂うから、って言ってたっけ。
「うんにゃ、違うよ」
けど、こなたは一言の元に否定した。
「違うって……じゃあ、一体なんでよ?」
「それは雨が降ってのお楽しみ」
むふふ、と笑うこなた。ていうかこいつ、いつもより気持ちハイよね? ううん、ハイとも違う。なんでか知らないけど、今こいつすごく含蓄ありそうな顔してる。例えて言うなら、過ぎ去った思い出を懐かしむような……。
「雨が降ってのお楽しみ、って……逆さてるてるくらいでそう簡単に雨が」
降るわけ無いでしょ、と言いかけた言葉は、ぬめるような風と湧き上がる黒雲に遮られた。あれよあれよと言う間に空は暗くなり、空の彼方で稲光が光る。続けて雷鳴。って、かなり近くない!?
「ほんとに降ってるし!?」
ひとしずく、ふたしずく。湿った匂いがあたりに立ち込めたかと思うと、大粒の雨が降り始めた。
「……来た……来てくれたっ!!」
いつものだらけた様子はどこへやら、速攻で庭に飛び出すこなた。
「ちょっと、わざわざ濡れに行く気?」
呼び止めると、こなたは振り向いて言った。いつもと違う、すがるような眼差し。
「大事なことなの、かがみも来て!」
ああもう、そんな顔されたら突っ込みなんてできる訳無いじゃない!
「3分待って、ううん1分!」
一瞬で最短ルートを構築すると、私はバスタオル二枚を持ち出しにお風呂場へ走った。往復所要時間は30秒。こなたに言わせりゃ「愛だよ♪」とか言うところかしら。
バスタオルを着せ掛けようとするとなぜかぶんぶん首を振られたので、諦めて縁側に置いてこなたと一緒に庭に出る。
「うええ、すごい雨! ていうかこなた、大事なことって何なの!?」
「……あさん」
答えは囁くような声。それを聞いたとき、私はなんとなくこいつの奇行の理由に思い当たってしまった。
こなたが私の手を取る。両の手で私の左手を取って、胸にしっかりとかき抱く。体勢的に、私が片手でこなたを後ろから抱きすくめるような形になった。
表情は後ろからで見えない。のぞき込む気にはとてもなれなかったので、私は雨の降り注ぐ空を見上げた。左手が離れる感触と鼻をすすり上げる音で、こなたが涙していたのを知る。大きく息を吸う気配、そして彼女は叫んだ。
「お母さぁん! こなただよ! こなたはここにいるよー!! 私、わたし、元気だよー!!」
こなたのお母さんは、若くして亡くなったと聞いた。なんでもない事のようにこいつは話していたけど……こいつなりに思うところがあったのだろう。気の利いたことも言えないので、両手でぎゅっと抱き寄せる。抱き返すこなたの力は私以上に強くて、痛いほどだった。
顔に身体に、容赦なく夕立が降る。けれど私は顔を下ろすことが出来なかった。ったくどこのどいつよ、「涙がこぼれないように」なんて歌った馬鹿は。……上向いてたってそんなのとっくに溢れてこぼれて、雨と一緒くたにずぶ濡れじゃないの……!
「ゆーちゃんがうちに来たよ、それからゆーちゃんにも友達ができたよ! あとね、あとね……!」
こなたは空に向かって話し続ける。いつもより少し甘えた涙声。
……たぶん。これはこなたなりの、こなただけのお弔いなんだ。
思えば、こんな風に涙を流すこなたを見た事なんてなかった。普段こんな風に泣かないこいつだから、雨の降る日にこうやってこっそり一人で泣くのだろう。
(……はじめまして、柊かがみといいます)
声を出すのも気恥ずかしいというか、出してしまうとそのままさらにもらい泣きしそうだったので、心の中だけで空にいるだろう人に呼びかける。が、私の腕の中のこいつは、さらにその斜め上を行った。
「あとね、好きな人もできたよ! とってもいい子だよ! ツンデレだし!!」
「ば、ばかーっ!?」
泣き照れ怒り、という新ジャンルが誕生した。主に私の顔面周辺で。こなたを見下ろすと、一足先に雨上がりのような笑顔。トッピングはいつものチェシャ猫笑いだ。
「ねーかがみ、私好きな人が出来たって言ったけどかがみの事だって一言も言ってないよ? あーあー、せっかくかがみの顔を立ててご近所に配慮してあげたのに、自分から自爆にいくんだもんなー」
「ううううう、うっさいわね! い、いいからなんかその、話すこと話しなさい!」
「もう一通り話したよ? とっておきはたった今話したし♪」
「とっておきって私のこと!?」
「もち。言ったよね、二人で迎える初めてのイベント、ってさ」
「もう……ばかこなた」
自分自身、こんな穏やかな顔で「ばか」って言えるなんて思ってなかった。一度腕をほどき、左手で肩を抱き寄せて空いた右手で改めてこなたの手を取る。雨足は緩みはじめ、今まさに止もうとしていた。二人並んで空を見上げる。
「……女の子同士ですけど、ふつつかものですけど……こなたのそばにいようと思います。よろしくお願いします」
小声で空へ呼びかける。
「また逢おうね、お母さん。……私もかがみも当分そっちには行けないけど、また来年お話に来るからね」
雨が止む。雲は風に流されて去り、空には虹がかすかにかかり始めていた。
「ねえ、こなた」
「んー?」
「さっきのあれって、その……こなた流のお盆みたいなの、なのかな」
「お盆はお盆でちゃんとやるよ? あれはね、秘密の儀式」
冷え切った身体をお風呂で温めた後(まあ、それ以外の事もちょこっとだけしたけど)。私は秘蔵の水羊羹をこなたに振る舞っていた。黄昏時の縁側には、澄み切った風が吹いている。
「秘密の儀式?」
「物心ついたときの最初の記憶がね、お母さんのお葬式だと思うんだけど、なんか煙突みたいなのに雨が降ってて、お父さんが『お母さんはお空にいるんだよ』って言ってるの。だから、雨が降ったらお母さんに逢えるかなって思って、さ」
「そっか……」
「そんでまあ、命日の後の最初の雨の日に秘密の儀式を毎年執り行ってるって訳なのだよ。なんで秘密にしようかなって思ったのかは、正直あんまり覚えてないんだけどねー」
「でもさ、そんな大事な儀式なのに……私なんかがいて良かったの?」
こなたにとって、誰はばかることなく涙を流し、亡きお母さんに語りかける機会は何よりも貴重なもののはずだ。けれどこなたは指を振り振り言った。
「ちっちっち。かがみがいないと意味がなくなったんだよ。今年から、ね」
「……ありがとう、こなた」
とびっきりのこなたスマイル。いつもなら真っ赤になってフリーズしちゃうところだけど、雨上がりのせいか素直に返す事が出来た。
「また来年も……雨乞いしようね、こなた」
「もっちろん。ふたりっきりで、ねっ」
素直ついでに、そっとこなたに口づける。ちょっぴり抹茶の味がした。
え? 実家で堂々とキスなんかして大丈夫だったのかって?
とりあえず……見られたのがつかさだけで良かったとは言っておくわ……。(どっとはらい)
はい、お目汚しでした。
改行をサボってえらく読みづらくなってしまい、申し訳ありません。
wikiで諸先輩方の作品を見直して、修行して来ますorz
全米の前に俺が撃沈しますた。
GJ!
>>71 切なくて(壊れそうな夜にさえ)GJ
あとwiki更新完了。なんだか1スレ目が長くなってたので新たに2スレ目の保管庫設置。
2スレ目のは2スレ目で初めてSSを投下した人の作品を保存する場所だから、まほろば○△は1スレ目にある。
ややこしいようなら言ってくれれば修正する。
>>66 一回俺のSSの題名をウィキペディアで検索してみるんだ(例外もあるが…)
うるってきた!
うるって!!
GJ!!!!
ウホッ、これはいい感動ストーリー。
まさしく二次創作だからこそ出せる味……。
>>73 把握。特徴的なタイトルが多いなーって思ってたらそういうことだったのか。
>>71 超GJ。同時期に職人が三人も・・・これは黄金期突入かもわからんね。
>>65 未来のこなたん乙。
>>71 GJ!
このスレも神が増えていいね
前スレにいたこなかがの職人(非エロ中心に書いてた)は神というか俺の嫁だけど
こなた×かがみ投下します。今回はエロあり(エロパロ板なんだからそれが普通ですが)。
インスピレーションをくれた前スレ992さんに感謝を。
>>77 1-808氏のことか?
もうこの人5作も書いてるからトリップくらいつけてもいいと思うのだが
酷暑である。この地上のありとあらゆるものを焼き付くさんばかりに、夏の日射しがギラギラと降り注いでいる。
柊家に遊びに来ていたこなたは、扇風機に「あ゛〜〜」とやる元気すらなく、浜に打ち上げられた鯨のようにぐでーんとしていた。
「暑ぃ〜……」
「言うな。余計に暑くなるから……」
居間のちゃぶ台でノートを広げていたかがみだが、暑さのあまり頭が回らず、夏休みの宿題は捗っていない。
本当に暑い。車のボンネットで目玉焼きどころか、お好み焼きでもホットケーキでも焼けてしまえそうだ。
「知ってるか? 暑さは三つに分けられる。直射日光による暑さ。気温と湿度の高さによる蒸し暑さ。人の多さによる暑苦しさ。この三つだ。夏の有明は――」
「どうでもいいっつの」
「そう? えーと、それじゃあ……うーんと……あ〜……暑ぃ」
雑談で気を紛らわそうとしても、焼け石に水以前の問題だった。
「かがみぃ……クーラーないの〜?」
「それがねぇ……この前久しぶりに動かしたら故障してたの。今修理中」
「マジっすか〜……」
力尽きたように俯せになるこなた。お天道様は無情にも、扇風機一つでこの暑さに耐えろというのか。
「ひのきのぼうでゾーマに立ち向かう勇者か、はたまた無改造のザクでヴァルシオンに立ち向かうバーニィか……」
「またわけのわからんことを……」
「あれ? この前出たDSの買わなかった?」
「いや買ったけど。あれあんまり古い作品は出てこないじゃない。そもそもそんなに詳しくないし」
「そう言いながらちゃんと分かってるじゃん」
かがみはため息一つついて、ノートを閉じた。あまりの暑さで集中できないので、宿題を進めるのは諦めたらしい。
「ホント、何とかならないもんかしらね、この暑さは……」
「そうだ!」
何かを思いついたらしく、こなたはガバッと身を起こした。
「何?」
「プールに入ろう」
「今からプール? この暑さで外に出るなんて――」
「いや、他所のプールじゃなくてさ。子供用のビニールプールあるでしょ」
「ああ……って、まさか庭であれに入るとか言うんじゃないでしょうね?」
「そだけど」
「冗談じゃないわよ。この年になって」
「行水みたいなもんじゃん」
「嫌だってば。第一こなた、水着持ってきてないでしょ」
「かがみの貸してよ。小学校の頃のでいいから」
「そんなのもう置いてないわよ」
「ちぇっ……」
諦めて再び俯せになりかけたこなただが、
「そうだ!」
と電球を頭上に光らせ(イメージ映像)、再び身を起こす。
「今度は何?」
「お風呂に入ろう」
「はぁ?」
「ひとっ風呂浴びたらサッパリ出来るよ」
「そんなの――」
反射的に反対しそうになったかがみだが、ふと考え直す。確かに、軽くシャワーを浴びるだけでも、汗を流してサッパリできるだろう。今はつかさも他の家族も留守にしているから、気兼ねしなくてもいい。
「ふむ……それは妙案かも」
「でしょ。それじゃあ、かがみが先に入ってててよ」
「分かった。服は洗濯するから洗濯機に入れちゃって。この気温ならすぐ乾くだろうし。替えのシャツぐらいは貸すから」
「ラジャー」
こなたを居間に残して、かがみは一旦自分の部屋に行って替えの下着や服などを用意する。それから脱衣所へ。
服も下着も脱いで洗濯機へ放り込み、お風呂場へ入る。
柊家のお風呂は、一般家庭(社家だけど)にしてはかなり広めでゆったりしている。かがみは給湯器のスイッチを入れて湯船にお湯を張る。
お湯が溜まる間に汗を流しておこうと、シャワーの蛇口を捻った。よく冷えた水が汗ばんだ肌にかかり、小さな悲鳴を上げる。だがその冷たさにもすぐ慣れる。
かがみの白い肌を、冷たい水が滴り落ちていく。長い髪が濡れて体に引っ付くのも、今は気にならない。
「はー……生き返るわ」
冷水の清涼感を全身で楽しむ。盛夏ならではの心地よさだ。
「かがみー入るよー」
「!?」
背後から響いた声に、かがみは振り返る。
くもりガラスの戸を無遠慮に開けて、全裸のこなたが入ってきた。固まるかがみ
「どしたの?」
「なっ、何で入ってくんのよ!?」
右手で上を、左手で下をガードしながらかがみが怒鳴る。
「女同士だから恥ずかしがらなくていいじゃん」
有言実行とはこのことか。微塵も恥ずかしがらず、ツルペタぶりをさらけ出しているこなただった。
「でもまあ、恥ずかしがるかがみんもこれはこれで……」
「うるさいっ! 何で入ってくるのか聞いてんのよ!」
「私は『入ってて』って言ったじゃん」
最初から一緒に入る気満々だったと。
「馬鹿なこと言ってないで……!」
「まあまあ。人間、裸の付き合いってのも大事だよ。一緒に入った方が時間も節約できるし。さあ、仲良くサッパリしよう」
「うう……」
結局、押し切られるような形で、一緒に入ることを了承するかがみだった。
こなたも冷たいシャワーを浴びてさっと汗を流し、二人は湯船に浸かる。
たっぷりのお湯は、暑さでへばっていた体を丁度良い具合にリラックスさせてくれた。
「変なことしないでよね」
二人で入ってもある程度の余裕がある浴槽。かがみが警戒するように身を縮めながら、こなたに念を押す。
「へー……変なことねぇ。女同士で変なことって、例えばどんなこと?」
ゆったりくつろいだ様子でお湯に浸かるこなたが、にんまりと笑みを浮かべてかがみに問い掛ける。
「そ、それは、その……」
答えられるはずもなく、かがみはゴニョゴニョと言葉を濁す。こなたは海底を進む潜水艦の如く静かに、その傍へ近付き、
「えいっ」
抱きついた。
「ひやぁあ!?」
驚いて間抜けな叫び声を上げてしまうかがみ。こなたはそんなことには構わず、物凄い速さでかがみの背中に回り、後ろからがっちり押さえ込んでしまう。
「なっ、何すんのよ!?」
「いやいや。自分なりにこういうのが変なことなのかな〜、と考えて実践しようと」
「するなっ!」
「かがみの肌、すべすべで気持ちいい〜♪」
聞く耳持たず、こなたはかがみの肩に頬ずりする。
「やめなさいよ気持ち悪い……」
「あー、傷付くなぁ……そういうこと言う?」
「いくらでも言うわよ。いい加減離れろ。暑苦しい」
「むー……」
邪険に扱われたこなたは、しばし眉間に皺を寄せて唸る。やがて意を決して、かがみの胸を鷲掴みにした。
「なっ、何を……!?」
「暑い時こそ運動するのがいいのだよかがみん」
「それとこれとがどういう――ひぁっ!」
力を込められて、かがみの体が震える。
「だからちょっと軽い運動でもしようかな、と」
「運動ってあんた、お風呂で何を……この暑さでおかしくなったんじゃ……あっ」
逃げようと抵抗するかがみと、逃がすまいと力を込めるこなた。二人の攻防で浴槽のお湯が跳ねる。
「そうだね。おかしくなったのかも。というわけで……はむっ」
「ふあっ!?」
こなたはかがみの耳に噛みつき、そのまま湯船の中で、手の平に掴んでいるものを弄ぶ。それなりに膨らんだ乳房は、こなたの小さな手には少し余る程だ。
「かがみのおっぱい、やーらかい……」
瑞々しく柔らかい二つの膨らみを、思うまま手の平でこねくり回す。耳の後ろからうなじ、肩へと舌を這わせていく。
「っ……ぁ……」
こなたの舌が、かがみの敏感な部分を怖いぐらい正確にくすぐる。執拗な愛撫が加えられるたび、かがみは顔を真っ赤にして声を出しそうになるのを堪えていた。物理的な抵抗は、もはや不可能だった。
「我慢しなくても、気持ちいいならそう言っていいんだよ?」
「そ、そんなこと……」
「んー……それならこれでどうかな」
こなたはかがみの首筋から胸元まで、食らいつくように激しく、何度も口付ける。
「つぁ……あ……っ」
こなたの両手が、お湯の中でほんのり赤く火照るかがみの乳房を、円を描くように揉みしだく。
「く……っぁ……」
「ほらかがみ、我慢しないでさ」
「が、まん……なんて……あ、ぅ」
こなたの人差し指と親指が、かがみのピンと立った乳首を摘む。そのまま指先で擦り立てるが、かがみは体を震わすばかりで声を上げようとはしない。
感じていないわけはない。顔も肌も赤く火照り、息を荒げ、目は熱っぽく潤んでいる。それでも歯を食いしばって声を上げようとしないのは、これはもう意地だ。
「かがみの可愛い声、聞かせて欲しいなぁ……」
耳元でそう囁いてから、こなたはかがみの硬く引き結んだ唇に強引なキスをした。
「っ!?」
こなたがねじ込むように、かがみの中へ舌を入れていく。
「んっ……んん……」
かがみは、自分の口の中でこなたの熱い舌を感じた途端、今まで必死に張りつめていた抵抗の意志が、するりと解けていくような気がした。
唇を繋げたまま、こなたはかがみを正面から抱きしめた。背中に手を回し、全身を密着する。
かがみもこなたの背に手を回して力を込める。お湯の中で二人の肌が吸い付き合う。
「かがみぃ……」
「こ……な、たぁ……」
とうとうかがみの側から舌を動かしてきた。不安げに差し込まれてきた舌先を、こなたは思うさま吸い、自分の舌を絡ませていく。
「んんっ……ぁ……ん」
「ふ……んっ……んぁ……」
二人の唇が付いては離れ、また口づけを繰り返し、舌と舌が銀の糸を引いて、水音がお風呂場に反響する。
「こ、こなたぁ……私、何だか……もう……っ」
かがみが全身を上気させ、辛抱堪らないように体を震わせる。
「かがみ……」
こなたは抱きしめる力をまた強め、貪るようにかがみの唇を吸った。
「っ、あ、あ、ああっ……っ!」
抱きしめ合い、唇を合わせながら、かがみの体が一際大きく震え、脱力した。
「ぁ……はぁ……はぁ……」
「キスだけでイっちゃったんだ、かがみ……いやらしいね」
こなたは最初の頂きを迎えたかがみの唇に、今度は優しく、小鳥が啄むように口付けた。
放心しているかがみに、こなたは底意地の悪そうな笑みを浮かべて問う。
「ねえ、かがみ。どうする? 本当に嫌なら、もう――」
「……て」
「え? 何て言ったの?」
「……っと、して」
「あ〜聞こえんな!」
こんな時でもネタに走るのを忘れないこなた。しかしかがみはそれに突っ込める状態ではない(そもそもウイグル獄長を知ってるかどうか)。
「もっと……して。こなた……気持ち、いいから」
すがるような目で、かがみは言った。その言葉を聞き、こなたは小悪魔のような表情で頷いた。
「それじゃあ、お望み通りにしてあげるよ……」
こなたの唇が、かがみのそれにもう一度重なる。第二ラウンドスタートだった。
お風呂上がり。居間にて、かがみはドライヤーで髪を乾かし、Tシャツと短パンを借りたこなたは扇風機で同じく髪を乾かしている。
「……こなたのせいで余計に体が火照ったじゃない」
まだ余韻が残っているのか、かがみが顔を赤らめながら呟く。勢いに流されてとんでもない行為に及んでしまったことを、冷静になった今では顔から火が出るような気持ちで後悔していた。
「いやぁ、ごめんごめん」
こなたは全く悪びれた様子もなく頭をかく。
「全然反省してないだろ」
「ばれたか」
てへへ、と舌を出して誤魔化そうとするこなた。
「それにしてもかがみ、すっごくエロ可愛かったね……♡」
「エロ可愛いとか言うなーっ!!」
赤面かがみ咆哮。だがすぐに肩を落とし、ため息をつく。
「はあ、まったく……そういえば、誰かと一緒にお風呂入るなんて久しぶりだったわね」
「つかさとは一緒に入ったりしないの?」
「高校生にもなってしないわよ」
「ふーん……でも、つかさのことだから今でもお姉ちゃんと一緒に入りたがってるんじゃないかな?」
「それはどうかな……」
さすがにそれは無いと思いつつ、つかさならあり得るかもという考えが拭い去れない。
「今度はつかさも誘って一緒に入ろっか。もう一人ぐらいはいけるでしょ」
「あんたねぇ……つかさにまで変なことしたらただじゃおかんぞ」
「ほほう。つまりかがみが身を挺してつかさの分まで――」
「誰がそんなこと言っとるかーっ!!」
ちゃぶ台をひっくり返しそうな勢いで怒鳴るかがみ。こなたはやはり悪びれた様子も無く、恐がるふりをして楽しそうに悲鳴を上げていた。
おわり
読んで下さった方、ありがとうございました。
>>85 なんというリアタイ…この人は間違いなく伸びる
ってかまた割り込んだorz鬱だ死のう
とりあえず速攻でwikiに更新させてもらったけど…君コテ付けへんの?
うぉぉぉ!!GJ!!
エスコンネタワロタwwwww
よっよっ嫁が(ry
GJすぐる
適度に小ネタも入ってるし、いいなぁ
>>79 まぁまぁ、コテ付けないってのもなかなか乙なんじゃないかね
付けてもいいとは思うけど
GJ、GJ、激しくGJ!
92 :
67:2007/05/11(金) 00:05:19 ID:fB0973E7
>>85 すごくえろい! すごくネタい! すごいSS書きだ!!
いやもう、GJとしか言えない。
ていうか濡れ場の最中でもネタを忘れないこなたんに乾杯。
そして拙作をお読みくださった皆さん、迅速にwikiに転載してくださったGIOGIO氏、
みんなありがとうー!
>>85 乙。そしてGJ。特にネタに走るこなたんがらしくてイイ。
>GIOGIO氏
SSからまとめまで、全裸でこのスレを盛り上げてくれている貴方にありがとうと言いたい
全裸で。
連投になってスマソ
ふとSSのネタが浮かんできたのでSSデビューしようと思うんだけど
超激鬱死人が出ます系のSSか通常鬱(見る人によって違うかも)SSの需要ってある?
まぁ厳密に言えばただの改編なんだけども。
96 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 01:37:11 ID:wpjEjw/2
>>95 自分は普通に好きだよ。
だけど苦手な人もいるだろうから、投下の際に注意書きかなんかすればいいんじゃないかな。
>>85 GJ!
ウイグル獄長吹いたぜww俺、北斗は大好きなんだぜ?www
>>95 自分はどちらかと言えば好きだから寧ろ歓迎。
まぁ、鬱もの苦手な人のための配慮として
NGワード指定しやすいよう名前欄ないしメル欄に
「鬱もの注意」とか入れれば大丈夫じゃないかな。
保管庫のことだけど
SS保管所→作者別一覧
作品別保管所→タイトル一覧
とかの方が分かり易くない?
オリキャラの男が相手ってNGだっけ?
>>101 俺は全然おっけー
むしろそういうのも望んでる
>>101 嫌う人もいるだろうから注意書きかな。
あと、既に分かってるならいいけど「メアリ・スー」でぐぐっておくべし。
名前の出ない男で強姦とか輪姦とか鬼畜系の場合も注意書き推奨。
リュウセイとかのスパロボ主人公だな>メアリ・スー
あんまり増えて百合職人が去ならない程度ならいいかと>野郎オリキャラ
ラッキーチャンネルのお二人で
107 :
95:2007/05/11(金) 22:17:20 ID:G+j7S946
>>101 需要はあるみたいだし問題無しっぽい
自分もどうやら需要はあるみたいなので投下します。
しつこい様ですが、狂気、超激欝かつ人が死んだりするので苦手な人はNG指定ヨロ。
NGワードは「ひいらぎ」で。
108 :
ひいらぎ:2007/05/11(金) 22:26:33 ID:G+j7S946
こなたが遠くの大学へ行ってしまってから半年。
どうして私はこんな時間に起きてしまったのだろう。
外は雨が降り頻り、窓からは何も見えない。見えたとしても、一面の灰色だけ。
それでも部屋に飾ってあるこなたの写真を見ると、私の人生も悪いものじゃないと思う。
109 :
ひいらぎ:2007/05/11(金) 22:58:58 ID:G+j7S946
あ、すいませんいい忘れてましたが、携帯なもんで、
いろいろと不備があるかもしれませんがご勘弁の程を。
続き
こなたへ。
あんたに手紙を出した筈なんだけど、まだ電話もメールもくれないのね。
アドレスは手紙に書いた通りだし、私の学校の住所も書いておいたんだけど。
もしかしたら郵便局で何か手違いがあったのかしら。いえ、きっとそうね。
この手紙は絶対に見間違いの無いようにしておくわ。
まぁ、そんな事よりそっちはどう?私の方はあんたが勧めてくれたサークル三昧。
あ、あの作品はもう見た?まだみてないのなら私のやつ、送ってあげようか?
それと、つかさの髪があんたと同じくらいにまで伸びたのよ。
綺麗な水色に染めてあげたの。まるであんたみたい。まぁ、後ろ姿だけだけどね。
後ね、卒業式に二人で撮った写真、引き伸ばしてみたのよ。
こなた要にもう一枚あるから、後で送っておくわ。
他にも去年撮った写真もあるし、一昨年の修学旅行の写真もあるから、要るなら言って。
とにかく、この手紙がこなたに届く事を祈ってるわ。
連絡ちょうだいね。ただ喋るだけでいいのよ。
ひいらぎかがみより
110 :
ひいらぎ:2007/05/11(金) 23:24:51 ID:G+j7S946
親愛なるこなたへ。
まだ電話も手紙も、メールさえも送ってこないのね?
私は返事をしてくれるといいと思ってるわ。
いや、怒ってなんかないわよ。
ただ親友を放ったままでなにをしてるのか疑問に思うだけ。
最近携帯の電源が入ってないわね。それはいいんだけど
何も無断でアドレスまで変えなくてもいいんじゃない?
こっちはあんたが私に無断でアドレスを変えるなんて思ってなかったら
てっきり携帯が潰れた物かと思って携帯を折っちゃったわよ。
壊れたモノは要らないからね。
それでひよりちゃんに、あんたに連絡するために携帯借りたら
全然知らないアドレスに「こなたさん」なんて書いてるんだもん。赤っ恥よ。
でもね、それでも私は怒ってないわ。
ただ、嘘はつかれたくないのよ。
確かあんたがそっちへ行ってから一月程して電源してくれた時に、私に言ったわよね?
必ず手紙は返すからって。
111 :
ひいらぎ:2007/05/11(金) 23:49:57 ID:G+j7S946
いい?私とあんたはどこかで関わって無いとうまくいかないのよ。
私の趣味もあんたの趣味も、なかなか同志がいないでしょ?
誰も分かってくれないでしょ?でも私ならあんたに共感できるわ。
当然あんたも共感してくれるでしょ?
だから、落ち込んでる時はあんたの写真を見てる。
あんたは私を全てから救ってくれる。
つまりそれは、私もあんたを救えるって事。
それはつかさじゃ無理。
そう、最近つかさもあんたに会いたがってるのよ。
四六時中あんたの事ばかりはなしてるからかしら?
まぁ、つかさじゃあんたを救う事はできないだろうけど。
あんたの事を一番わかってるのは私なんだから。
ともかく、連絡してよね。でないと一番の親友を失う事になりかねないわよ。
PS:私達は一緒になるべきだと思う。
一旦休憩。いくらパクr(ryといっても結構しんどいな。
完全オリジナルで書いてる職人達のすごさを再確認。
>>102 超同意
もしかして書きながら逐次投下してる?
それはやめておいた方がいい。ていうかやめてくれ。
せめてキリの良いところまで書いて、ある程度推敲してからコピペで投下してくれ。
普通はみんなそうしてる。携帯しかなくても工夫の仕様があるはずだ。
>>113 まぁ確かに投下の遅さには少々気になったが、俺も昔同じような事してたから何も言えないんだよな…
とりあえず俺は鬱モノ苦手だが投げ出さないでがんばってくれよ ページ作ったからさ
え?コピペって携帯でできんの?マジっすか。
まぁともかく携帯の説明書見てみます。サンクス。
ガンバレ。
あと、出来れば元ネタの方も知りたいんだが(ググっても出ない)。
>>116 エミネムのstanでググってみそ。ただ日本語訳が出るかどうかは微妙。
コピペを身に付け投下再開。
118 :
ひいらぎ:2007/05/12(土) 01:33:43 ID:b1ZiuH7G
親愛なる「お前の相手なんかしてる暇なんかない」様へ
これがあんたに送る最後の手紙。半年たっても音沙汰無しはさすがに無いわ。
そんな扱いを受ける覚えも無いわね。
半年前に送った手紙は必ず受け取ってる筈よ。住所も完璧に書いておいたから。最後にこのMDをあんたに送る。聞いてくれる事を願ってるわ。
私は今車の中よ。高速を、そうね、140kくらいで走ってる。
ねぇ、こなた。ウイスキーを飲んでるのよ。確か・・・どれくらい飲んだかしら。
ねぇ、知ってる?私はつい昨日まであんたを許してた。
ねぇ、知ってる?私はあんたを信じてた。
ねぇ、知ってる?一言のメールだけで、私もつかさも明日を生きていけた。
そうよ、一緒に要るのよ、つかさと。
声、聞こえないでしょ?ふふ、ちゃんと動けないようにしておかないと
この娘はあんたを奪おうとするからね。それだけは、ね・・・
そうよ、私はあんたを愛してた。でも、それも、もう意味のない事。
そうよ、あんたが全て台無しにした。
119 :
ひいらぎ:2007/05/12(土) 01:35:38 ID:b1ZiuH7G
ほんの少しでも、私の気持ちを考えてくれていたら。
・・・まぁ、いいわ。
あんたが眠る時はこの私の声を思い出せばいい。
そして夢に見て、叫び声を上げ、あんたは眠れなくなる。
私とつかさを殺したのはあんた。事実にあんたの心は蝕まれ、死ぬまで苦しむ。
最後に、こな(くぐもった叫び声があがる)
黙れ!私が喋ろうとしてんのよ!!
ねぇ、こなた。今のはつかさの声。分かるわよね。
つかさなりに、死期が迫っているのがわかるみたいね。もう、限界だしね。
さっきから、手元がふらついて仕方ないのよ。後、すごく眠いわ。
そういえば、睡眠薬を飲んだ様な気もするわね。
あ、このMD、どうやって渡せばいいんだろ・・・どうでも、いいか・・・
ねぇ、こなた・・・愛してる・・・
120 :
ひいらぎ:2007/05/12(土) 01:42:19 ID:b1ZiuH7G
大好きなかがみへ
ほんとごめん、返事は前々から出そうと思ってたんだ。
ただ、一年目でしょ?色々と慣れないうえに忙しくて。
あぁ、写真ね、受け取ったよ。イイね。コレ。
後、同人もつかさの長髪もみたいねぇ。
アドレスについてはホントごめん。ひよりんとはイベントの件で連絡とってたから・・・
それにしてもかがみ、怒ってないとか言ってるけど、滅茶苦茶怒ってるじゃん。
それに私の写真見てるとか、救うとか救わないとか、つかさの事けなしたりとか
挙げ句一緒になるべきだって・・・どうしたのかがみ?何かおかしくない?
何かつらい事があったのかもしれないけど、気は確かに持ってよ。
実は最近嫌なニュースを見てね。酒に酔った女の子が橋から車ごと海に落ちたんだ。
後部座席にはその子の妹が縛られた状態で載せられていたらしくて・・・
そして車の中からは誰かに宛てたMDが発見されたって。痴情のもつれか、だってさ。
あ、もう実名出てるね。名前は、名前はひいらぎ・・・か、が・・・・・・
なぜこんな事になってしまったのだろうか
たくさんの泡で窓の外には何も見えない。
もし見えたとしても外は一面の暗闇。
それでもあんたの心に私が刻まれるなら、私の人生も悪くなかったと思う
投下完了。そして一番大事な事を言い忘れてた。非エロです・・・。
脳内でPVが再生されました
>>121 GJ!
書簡体は考え付かなかった。
書いてみたいが、エロを盛り込むのは難しそうだな…
124 :
67:2007/05/12(土) 02:21:46 ID:2BpP7f6U
ラップには明るく無いのでPVは再生されなかったが……こ、こええええ!?
というか原曲の歌詞を調べたが、こっちの方が怖いよorz
ともあれ携帯からお疲れ様。
あとオリジナルは愛と気合だ。それさえあれば何とかなる。頑張れー。
orz
なんという欝展開…これは間違いなく凹む。
だがGJ!
鬱苦手だけど書き方が面白くて全部読んでしまったよ。
GJだぜ!
さて……吐くほど甘いのでも書こうかな……
>>121 ば…ばかなッ!………こ…このGIOGIOが………
このGIOGIOがァァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜ッ
(ドガパァ――ッ)
非常に精神的にダメージを受けたけどGJ。あとwiki保管完了。
……ちょっくら今書いてるみなみとゆたか結婚ネタ甘甘に仕上げてくる
ちょ・・stanかよw結構忠実ww
てことは、かがみパートはこなたの声真似なわけだ
こなた×かがみの非エロ投下します。
今回はパロネタ少なめ。
「はい、柊です」
「あ、もしもしかがみ? こなただけど」
「ああ。どうしたの?」
「明日空いてる?」
「うん。私もつかさも予定は無いけど」
「実はブライダルショーのチケットが何枚か手に入ってさ。良かったらみんなで行ってみようかなって」
「へー、面白そうね」
「でしょ。ウェディングドレスの試着とかも出来るんだって」
「それはつかさが喜びそうだわ」
「んじゃあ決まりで。これからみゆきさんも誘ってみるから。時間とかは後でメールするね」
「オッケー」
そんなわけで、こなた、かがみ、つかさ、みゆきの四人は、とあるビルで行われるブライダルショーにやってきた。
「うわあ……思ったより凄いイベントだね」
ビルの大きさと人の多さに、つかさが感嘆の声を上げる。お客さんにはやはりカップルが多いが、若い女性が友達と連れだって来ているのもちらほら見られた。
今日のブライダルショーでは、ファッションショーを始め、ドレスの試着と写真撮影、仮想結婚式体験、引き出物の展示会、式場・ホテルのお料理試食に至るまで、盛りだくさんの企画が用意されている。
「えーと、まずはウェディングドレスのファッションショーね。あとちょっとで始まるみたい」
「その前に試食コーナーで腹ごしらえしない?」
「あとちょっとで始まるって言ってんでしょうが」
ちょっぴりそれもいいかなと思いつつ、こなたを窘めるかがみだった。
ファッションショーで美人のモデルさんと煌びやかなウェディングドレスに目を輝かせ、試食コーナーで豪華な料理に舌鼓を打ち、引き出物展示会場で実用性皆無な品々に苦笑いし……こなた達はブライダルショーを目一杯満喫していった。
そしていよいよお待ちかね、ウェディングドレスの展示・試着コーナーである。
「うわあ、凄い沢山あるよー!」
目移りしそうなほど並べられたウェディングドレスを前に、つかさはいつになく興奮していた。
「お姉ちゃんこれこれ! さっきのファッションショーで出てたやつだよ」
「分かったから、そんなにはしゃがないでよ」
「あの、これ試着してもいいですか?」
つかさは近くにいたスタッフのお姉さんに尋ねる。お姉さんは丁寧に「どうぞこちらへ」と更衣室へ案内してくれた。
「それじゃ、私達もせっかくだから試着してみようか」
こなたに倣って、かがみとみゆきも並べられたドレスを吟味していく。
「こんなに沢山あると、どれがいいのか迷ってしまいますね」
「みゆきさんはやっぱりこう、前の方が大胆に開いたのがいいでしょ。自分の持ち味を活かせるドレスにしなきゃ」
「え、ええっ?」
「みゆき。こなたの言うことは気にしないで、自分が良いと思ったのにすればいいから」
「そう言うかがみはどれにするのさ?」
「私は……これが良いかな」
そう言ってかがみが選んだのは、ややクラシカルな趣きの正統派ウェディングドレスだった。
「へー、意外に乙女チックな」
「な、何よ!? 別にいいじゃない」
「ううん、良いと思うよ。ねえ、みゆきさん?」
「はい。きっとかがみさんにお似合いだと思います」
「そう? それじゃあ、これ試着してみよっと」
こなたとみゆきもそれぞれドレスを選び、更衣室へ向かう。
着替えが終わり、四人の少女は揃って麗しい花嫁姿となった。
つかさはふんだんに使われたレースとフリルが特徴的なミニのドレス。こなたはピンクのリボンを多数あしらった個性的なデザイン。みゆきとかがみはこれぞウェディングといった感のある純白の正統派ドレス。
恐らくこなたの父そうじろう、そしてかがみ・つかさの父、みゆきの父の三人がこの場にいたら、いずれ訪れるであろうその日を思って滂沱したに違いない。
「うわあ……みんな凄く似合ってるね」
「つかささんも、とてもお似合いですよ」
「えへへ、ありがとう」
やはりウェディングドレスは女の子の憧れ。こうしていると気分も自然と浮き立ってくる。
「お客様、記念写真はいかがでしょうか?」
スタッフのお姉さんがそう勧めてくる。もちろん断る理由は無かった。
「ねえねえ、かがみ」
みんなが思い思いのドレスで写真を撮っている中、こなたがかがみに話しかけた。
「一つお願いがあるんだけど」
「断る」
「まだ何も言ってないじゃん」
「この状況であんたのお願いなんか、ろくでもないことに決まってるじゃないの」
「別に大したことじゃないよ。私と二人で写真を撮って欲しいんだけど」
「何で私がこなたと一緒に――」
「この通り。一生のお願いだから」
こなたは両手を合わせて頭を下げる。本気でお願いの姿勢だった。
「う……仕方ないわね。そこまで言うなら――」
「よしっ! それじゃあ、はいこれ」
コンマ一秒の間も置かず、白のタキシードを差し出すこなた。
「断る」
「何で!? こちとら一生のお願い使ったんだよ」
「何で私がタキシードなのよ!?」
「似合いそうだから!」
「理由になってねーだろ!」
押し問答が続くこと十数分。結局押し切られたかがみは、タキシードを着るはめになった。
かがみが髪をまとめて細身のタキシードを着ると、似合っていた。滅茶苦茶似合っていた。
「かがみ……素敵だよ」
瞳を少女漫画みたいにキラキラさせて、こなたが呟く。
「じろじろ見るな!」
恥ずかしそうに顔を赤くして、かがみが吼える。
「でもお姉ちゃん、本当に格好良いよ」
「ええ。ウェディングドレスも綺麗でしたけど、そのタキシードも凛々しくて素敵です」
「そ、そうかな……?」
二人から褒められてまんざらでもないのか、かがみは照れくさそうに頬を掻く。
「よしっ。それじゃあかがみ、写真撮ろう」
こなたが撮影を頼もうとしたその時、
「お客様。すぐ隣のルームで仮想の結婚式を挙げられますので、撮影もそちらで行ってはいかがでしょうか」
気を遣ったスタッフのお姉さん、(かがみにとっての)爆弾発言。
「お、ナイスアイデア。それじゃあそっちに行こう、かがみん」
「うああ、余計なことをーっ!」
「あら。でしたら私が神父役を務めさせて貰いますね」
「ちょっ……みゆきまで悪ノリしないでよ!」
「お姉ちゃん、頑張って!」
「何をだよ!?」
引きずられるように仮想結婚式場へ連れて行かれるタキシードかがみ。その様子はまるで荷馬車に乗せられた仔牛のようだった。
「こなた。あなたは、その健やかなる時も、病める時も――」
みゆき扮する神父が、誓いの言葉を厳かに述べていく。幸せそうな顔のこなたと、恥ずかしそうにやや顔を俯かせたかがみがそれを聞く。カメラのフラッシュ音が時折響く。
「夫を愛し、夫を敬い、生涯この者を伴侶として生きていくことを誓いますか?」
「誓います」
こなたはハッキリと答えた。
「かがみ。あなたは、その健やかなる時も、病める時も、妻を愛し、妻を敬い、生涯この者を伴侶として生きていくことを誓いますか?」
「……ち――」
(……こ、これはただの仮想結婚式なんだから……ごっこみたいなもんなんだから……!)
「誓います……」
ほとんど蚊の鳴くような声で、かがみが答えた。
みゆきはニッコリと微笑み、
「では、誓いの口付けを」
平然とそれを要求した。
「なっ……!?」
何でそんなことまで、と怒鳴りかけたかがみだが、式としてはその流れで間違っていない。
(ま、まさか本当に……!?)
「かがみさん、フリだけで結構ですので」
みゆきが小声で伝えてくる。かがみは「当たり前だっつーの!」と叫びたいのを何とか押さえ込んだ。
深呼吸を何度も繰り返してから、かがみはようやく行動を起こした。
こなたが被っていたシルクのヴェールを、かがみの手がゆっくりと持ち上げる。
こなたは静かに、かがみを待っている。普段の言動からは想像も出来ないほど、愛らしく楚々とした姿で。
(……え……?)
これを錯覚というのかどうか。今この場、この雰囲気の中で、可憐なウェディングドレスに身を包んだこなたを、本気で愛しいと思っているかがみが確かに存在した。
かがみがこなたの肩に手をかけ、ゆっくり顔を近付ける。
少しずつ、二人の唇がその間を狭めていく。
吐息がかかるほどの距離まで近づき、あと僅か――
その瞬間。パシャッとフラッシュが焚かれる音で、かがみは我に返った。
「はい、お疲れ様でした。とても良い式でしたね」
スタッフの中の偉い人らしきおじさんが声を掛ける。仮想結婚式は無事終了したらしい。
「いやあ、それにしても女の子同士の結婚式というのは初めてでしたよ」
人当たりの良さそうなおじさんは、朗らかな笑い声を上げる。式の最中はテンパっていて気付かなかったが、スタッフや一般のお客さんなど、いつの間にかかなりの数のギャラリーが、かがみとこなたを見つめていた。
穴があったら入りたい――かがみはまさにそんな心境だった。
「お疲れかがみー。これは良い思い出になるよ」
ホクホク顔のこなたが話しかけてくるが、かがみは答えなかった。
「かがみ? どしたの?」
「うるさい。人の気も知らないで……」
素っ気なく言い放ち、そっぽを向く。
「……あ、そっか」
ポンと手を打ったこなたは、かがみの手を引いて小走りに駆け出した。
「ちょ、ちょっとどこ行くのよ?」
「更衣室だよ。やっぱりかがみも花嫁役やりたいんだよね。私もタキシード着てみたいから丁度良かった」
「誰がそんなこと言っとるかーっ!!」
真っ赤な顔で怒鳴るかがみと、あくまで楽しそうなこなたが、バージンロードを駆けていく。その姿はまさしく、幸せな一組のカップルだった。
ブライダルショーから数日後。こなたが柊家を訪れてきた。
「この前の写真が送られて来たよー」
「わあっ、見せて見せて!」
こなたから写真の束を受け取ったつかさは、楽しそうに一枚一枚を眺めていく。隣で一緒に眺めながら、かがみは落ち着かない様子だった。
「ああ、結婚式の写真はこっちだよ」
こなたはそう言って、胸ポケットからタキシードかがみとウェディングこなたの写真を数枚差し出した。
「べ、別にこれが見たいなんて言ってないわよ! ていうか、何でこれだけ分けてんだ」
「後で写真立てに入れて飾ろうと」
「するな! ……まさかこの写真、人に見せたりしてないでしょうね」
「んー、見せたりっていうか……」
こなたはごそごそと鞄を探り、
「凄く良い写真だったからさ――」
その見本を取り出した。
「真・らき☆すた萌えドリルDXパックのパッケージにしてみました☆」ジャーン!
「ぎゃああああああああああ!!?」
かがみ絶叫。
「やめろおおおぉぉ! それだけはホントやめてええぇぇっ!!」
「いやいや大丈夫だって。こういうのが意外と受けるんだって」
「そう言う問題じゃあ――」
「それと誓いの口付けの時の写真だけど」
「口付けのフリだろ! ホントにはしてないだろ!!」
「こっちはTシャツにプリントしてみました♪」ジャジャーン!
「あんたそれ着て外歩いたら私ゃもう海外に移住するぞ!!」
「あ、それいいかもね。アメリカとかオランダとかカナダとか、一部の国では認められてるから」
「何がだよ何を認めるんだよ私は何も認めねぇーっ!!」
立て続けの全力突っ込みに、肩で息をするかがみ。
「ぜえ、はあ……そもそも、あんな結婚式、ただの遊びみたいなもんなんだから――」
「でもお姉ちゃん、誓いの口付けの時、かなり本気っぽい顔してたよね。あの時、ホントにキスするんじゃないかと思っちゃった」
「んなっ……そ、それは……」
つかさの何気ない一言で、かがみ硬直。
「かがみ。その気になったら言ってね。私の方はいつでもOKだから」
「な、な……なるかーっ!!」
おわり
読んで下さった方、ありがとうございました。
いいよいいよこのノリ。
ものすごくGJ
/: : : :/ : : : : : : i: : : : : :ヽ : : : : ー 、 : : \
/: : : / : : : : : : : ,イ : : : : : : :l: : : : : : : \- 、:\
. /: : : / : /: : : : : : / |: : : : : :| : |、: : : : : : : : \ \}
.' : : :/ : /: : : : : : / v : : : : l : |斗-: : ヽ: : : : ヘ
|: : :/ : /| : : :― x ∨: : :∧ | ∨: : :ハ: : : : :ハ
|: :/ : /: | : : : : / ` |: : :/ j/- ∨: : :l: : : : : :|
r┴、/:ヽ| : : : / |: :/ 示旡アV : :|: :|ヽ: : |
| | : :│: : /|. | / ト::爿/ ハ: :|: :| ',: :|
'vーく ,x┤: / :|三≧x j/ 込;リ { : | ∧ | ∨
/ ヽ. | /: :│ ,/ ' .:・} : |/ i/
| /⌒}:Y : :ヘ:.:.:. ー'ーr' /: : | <GJ
{ /´}_ム: : :≧r 、 .. _ ー ' .. </: : : |
ヽ / }ヘ: : \\ 厂}ヽ._/ | : : : |
. \ __/ \: : \\x-┴く ヽ| : : :.′
/ /ヽ \ : ヽ \ | |: : :/
/ {ヽ}} ヽ: : } \ l |: :∧
百合の結婚式は良い物だ
GJ
結婚式はいいね! GJ!
次回作投下までしばしコテハン解除。
>>129-134 よきケコーン式でありました。GJ。
あとアイドル風ドレスのつかさをお持ち帰りたくなったのは内緒。
そして俺はどうしてDS持ってないのだろうと小一時間。
パッケージ絵、やっぱり再掲されないだろうなあOTL
DX版ならDS持ってなくても充分モトとれると思うけど。
一週間ぶりに来てみたら2スレ目になってるし纏めサイトはできてるしびっくりだ。
>>140 最近の流れの速さは異常。
前スレ初期で100レスまで3ヶ月かかったのを今回は3日で成し遂げたりとか。
これもやはりアニメ化の力なのか……。
142 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 20:08:47 ID:tDiRnWfj
なか
アニメ見て来ますた
そしておかしなことに俺はついこの前まで百合なんで興味ねーぜなんて言ってたのに保管庫でこなかがを探してハァハァして暇あったら書こうかななんて思っている
みんな、俺は正常だよな?
>>143 コーラを飲んだらゲップが出るくらい普通
>>143 おめでとう。今君は本当の自分にたどり着いたんだ。
そういえばこなた達ってケータイ持ってないのか?
ありがとうみんな、なんだか書店に行く勇気が沸いてきたよ
全巻買ったらこなかが書くかもしれないのでその時はよろしく
>>134 ウルトラGJ。イイ。もぅね、こんなSSを待っていた!みたいな。
>>184 こなたはパソコンやりすぎで親に止められる、みゆきはもう言わずもなが、あの姉妹はきっと双子テレパシー
そんな理由だろう
いや、原作ではみんな携帯持ってるみたいだよ。
スレ違い承知で頼む
前スレで張られてた泣けるという動画もう1回張ってくれ
見れなかった・・・
>>153 こなた面倒くさがって変えてなかったりしてたなw
ところで携帯で思い出したんだが、待ち受けを想い人の画像にして、
その携帯を使って自慰るっつーネタが某エロゲにあった。
着信時のバイブで絶頂とか。
らき☆すたでスクイズ…いや、何でもない…
オナニーでイった時
つかさ「な、//なんかへんだよぉぉぉ///////」
こなた「オナニーサイコー!!!!!」
みゆき「あん//らめぇぇ//もうイっちゃうよぉぉぉ///////」
かがみ「あっ//あっ///あっ////…う゛/////////」
みゆき「っ!つかささん!やぁ、はぁ、つかささん!」
つかさ「んっ・・・!お、ねぇ、ちゃん・・・」
かがみ「こなたぁ!こなたぁ!やぁぁぁぁ!!」
こなた「あー、なるほど!なるほど!」
>>160 みゆき→つかさ
↓
こなた←かがみ
こなたは誰を思ってるのだろう…個人的にはかがみだが
みゆき→つかさ
↓
こなた←かがみ
↓
ゆたか
みゆき→つかさ
↓
ひより→こなた←かがみ←みさお←あやの
↓
ゆたか⇔みなみ
正直もうキャラが出てこない
そうじろうとか、ななこセンセとか、あと俺とかがいるじゃないか
OPで踊ってたキャラならパトリシアが抜けてるな。
片想い多いなw
というか、柊姉妹でこなた取り合いはやっぱりガチなのか。
かがみがこなたを独占するためにみゆきと手を組んでつかさを性奴隷にするという話を思いついた
こなた父がとうとう一線を越えて娘はおろか娘の同級生に手を出して・・・
こなたモテモテw
なぁ、頼むから突っ込んでくれよ・・・。
俺は悪くないのにスルーされてあたっまきた。
妄想投下してやる。
「ねぇ、つかさ・・・」かがみがつかさに覆い被さり服に手を滑らせる。
ぴくりと体を震わせ、オドオドと振り返るつかさ。
「お、お姉ちゃん、やっぱりこんなのよくないよ・・・」
「どうして?この前もその前も、あんなに悦んでたじゃないの?」
「でもっ!・・・でも、私もお姉ちゃんも、好きなのはこなちゃんなんだよ?
こんなの、まるで代用みたいで、ダメだと思う・・・」
「それじゃあ、こなたにしてもらう?告白して?二人して襲いかかるって手もあるわ」
「そんなの!・・・できないよ・・・。どっちもできない・・・」
「じゃあ、仕方ないじゃない。それに・・・ほら、こんなに。」
つかさの「そこ」に指をあてがうこなた。そこは確かに湿り気を帯びている。
「っ!・・・ダメお姉ちゃん・・・」
一方、その頃こなたはダウンタウンのごっつえぇ感じを見て
「つかさとかがみの放課後電波クラブ・・・フヒヒ」と呟いていた。
__
/ -―‐- 、:丶
〃´ \:ヽ
{{ __ }.::}
_, - ―‐‐┤ \ー‐――'<
/.::_/.::.::.::.::|.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::\
______//_/____::/|.::{.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ::.::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~|lll|'.::|.::|.::.::.:|.::.::.::.::.::.::.l.::.::. ',
_ |lll「.::j.::l::.::.::l\⌒.::.::.::|.::.::.::l
│ |lll|::ハ.l:.::.:: | ヽ.::.::.: |.::.::.::| このスレはこなたに監視されています
│ |lll| ',.::.::.│ \.::.|.::.::. |
│ |lll|三 ヽ ::.:|三三7:ヽ|.::.::.`ヽ
│ |lll|" \| ""・l.::.::|⌒l:ド、l
│ |lll|、 ‘ー'ー' j.::.::|-イ.:|
│ |lll|:l>ー‐rーt< リ .::|.: l :|
│ |lll|:|_j;斗<_,>/.:: /! ::.: |
│ |lll|:| >、 __/.:: / ヽ.::. |
├‐tュ‐‐┬‐tュ――|lll|:| / /.:: / i.::.|
│ ‖ ‖ ll |lll|:V ,'.::.:/ .|.::.|
│ ‖ ‖ |!____ |lll|.::ヽ i/.:/l |.::.|
_j ̄|! ̄`|! ̄|! /  ̄ l\{ W / |.::.|
つかさ→かがみ←こなた
こんな風にかがみ総受けな俺はここにいてもいいのかな・・・?
かなたさん×そうじろうさん、この小説を書いてくれる神はいませんか・・・・
>>160 こなた「ネトゲでもやろうかな・・・よっこらセックス」
| | |
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| ガンッ!! | |
| ,l ヽ
| / /
| 从/ / |
| _.,/ , / lノ
|_ //__' , i
/ (_(_`/- ,_, ノ
/ ゝ( 丿
っっっっっっっつっっっっはああああいいいいい!!!
これまたこれまた!!きてるきてるあいいいいあああ〜〜〜!
ああああ〜〜〜〜〜〜ユートピア!!!!ああぁ〜〜〜〜ユートピア!!!
なるほどなるほどなるほど!!ああぁ〜〜〜〜〜なるほどなるほど!
あああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜これはどうも!!ああ〜〜〜いやこれはまたどうも!!
ぶっべっらっぽっぷっしっぴっぱっぴっぷっぺっぽっっっっをををおおおおおおをををを!?!?
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// // ///:: < _,ノ , 、ヽ、_ ノ ;;;ヽ /////// //// ///
///// /:::: (y○')`ヽ) ( ´(y○') ;;| // ////// // /
// //,|::: ⌒ / ヽ⌒ ;| ///// // ////
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>>175 ちょ、違w
突然ですが白石×あきらで投下予定。明後日の真夜中くらいまでには。
>>176 それはもちろん女体化でござろうな?え?違う?そうか…
まあそんな話は置いといて、久しぶりに投下。
どうでもいいが、初めて一年生書いた…
「でさー、みなみちゃん……」
ある日の一年生の教室は日差しが強くて眩しい。
ひよりは仲睦まじげに話しているゆたかとみなみを見つめる。
ひよりはもう締め切り間近だというのに、ネタが出てこず憂鬱になっていた。
そこでクラスメイトのゆたかとみなみを観察してみるのだが、あの二人を見てると鬱なんて吹っ飛ぶようだ。
なんたって癒される。そして和む。
(あの二人の百合本作ったら面白いだろうな…)
なんて思うが友達をこんな目で見るようになってはおしまいだ、
と思い考えをそっと頭の引出しにしまうひよりであった。
ひよりがボンヤリ二人を見ていると、ふとクラスの名も知らぬ男子の声が耳に入った。
「俺の姉ちゃんついに昨日恋人と外国に高飛びしたぜ」
「お前の姉ちゃんって…たしかレズの志向があったな?つーことはオランダにでも飛んだのか?」
「まぁ、本人が幸せならいいんだがな、そこで結婚するみたいだ」
……え?女性同士で結婚?
それは……つまり禁断の花園の楽園なわけで……岩崎みなみと小早川ゆたか……
あーいかんいかんこんな考え早く捨てなきゃ……でもッ…妄想が止まらんッ…
ひよりは二人の妄想を止めようとするが全然妄想は止まる様子もなく、世界を広げていく。
ひよりの頭の中は時が加速しているようであった。
「ひよりんは…………自分が『悪』だと気づいていない…もっともドス黒い『悪』デス…」
パトリシアが何か言ったようだがメイド・イン・ヘブンが発動したひよりには聞こえてなかった。
以下の文章はひよりの頭の中の『世界』である。フィクションである。というか、あまりなって欲しくない。
今から少し未来の日本は同性結婚が法律で正式に認められた。
そのため、それが決定した年には同性愛好者が役所に殺到した。
その中にはよく見覚えのある姿も確認できた。
「泉かがみ…っと、これで私たち正式な家族なわけだね!よろしくね、かがみん♪」
「なッ……お、大きい声で言うな―――!!」
手続きをしているのはこなたとかがみである。
まさか二人ともこんな関係になるとは夢にも思ってなかったに違いない。
しかし、実の所、二人とも高校時代から気になっていた存在というのは秘密である。
いきさつを説明すると、先に恋心に気づいたのはかがみだった。
こなたに恋心を抱いていると自覚した時は、最初はこんなのダメだと思い心の奥底に
押し付けていたが、そのうち気持ちが抑えきれなくなり、こなたを呼び出して告白した。
涙目になりながらかがみが言うと、こなたは何も言わずにかがみの唇にキスをした。
これがいきさつだ。
かがみとこなたのファンタジー…………
この二人の詳しい話は別の機会にやるとして、今回の話の本題は別にある。
その二人はもう、こなたとかがみよりも少し早く結婚していたのだった。
その二人は、学生時代の仲の良さを維持…いや、それ以上になっていた。
さて、時は流れ今は夜。そろそろ全国のサラリーマンが帰宅する時間だ。
もっとも、この緑色の短髪の場合はサラリーマンとは言わないだろうが。
この人はどうやら久しぶりに帰ってきたようだ。
小さな家にスーツを着た男せ…いや女性が帰って来た。
玄関を開けると、近くにあったペペロミアの葉が微かに揺れた。
「ただいま…」
ドアを開けて小さく呟くと奥から小さくぱたぱたという足音が聞こえてくる。
どうやら近付いているようだ。
そして玄関に来たのは小っこくて、赤い髪色をした女性…このくらいだったら女子でもいいかもしれない。
「おかえりなさい、みなみちゃん」
「…ただいま、ゆたか」
さて、みなさんはとっくの当にお分かりだろうが、この家に住んでいるのはみなみとゆたかだ。
二人は12月20日に、岩崎の方に姓を入れて入籍した。
二人のきっかけという物は特に無かった。
でも、確かに心は通い合っていた、それだけの理由であった。
いきさつはこんなもんにして、二人は家の奥へと進む。
「ねぇねぇみなみちゃん、ご飯にする?お風呂にする?それともわ・た・し?」
「…ゆたか、それ、どこで…」
「これ?お姉ちゃんがこう言うと良いって言ってたの」
「…………」
みなみは心の奥底で燃え上がる感情を覚えながらとりあえず食事にした。
今日の夕食はカニクリームコロッケと、サラダと、小さなオムレツ。もちろんゆたかの手作りである。
あとゆたかの髪の色のような色の飲み物が一杯あった。
「ゆたか……これ、何?」
「グァバジュース、近くで安かったから買ってみたんだけど…誰かが甘いって言ってたから大丈夫だよ、たぶん」
(真夜中のコーヒーショップ……?)
とりあえず甘い甘くないは別にして、みなみはそのグァバジュースを一口飲む。
「………プライドは置き去りにしてもいい?」
「え?」
どうやらみなみの口には合わなかったようである。
「ちょっと洗面所行って来る…」
「うん……そんなにおいしくなかったかなぁ?」
ゆたかは自分のグラスに注いであるグァバジュースを少し飲んだ。
「!?…酸っぱい……ハルイチの嘘つき……」
その後ゆたかはグァバジュースを3杯ほど飲んだ。
みなみが風呂から上がると、もうすっかり就寝時間になっていた。
「さて、そろそろ寝なきゃ……」
みなみがゆたかと共有の寝室のベッドに潜り込んで眠ろうとすると、ゆたかが猫撫で声をかけてきた。
「みなみちゃん寝ちゃうの?」
「うん……私出張で疲れたから……」
「寂しいな………」
ゆたかが残念そうな声を上げる。
「私……みなみちゃんが出張してた時……すっごく寂しかったんだよ?
一人の夜なんて…寂しくて寂しくてしょうがなかったもん……」
「ゆたか………」
「だから……みなみちゃんが欲しいな……ダメかな?」
みなみは、知らず知らずの内にゆたかに不安の感情を与えていた事に気がついた。
あのとき私とゆたかは「ずっと一緒にいる」って誓ったんじゃなかったのか。
(少しの間だけだけど、ゆたかに寂しい思いをさせてしまうなんて……)
ゆたかの心情を知ったみなみは自己嫌悪してしまう。
ゆたかはそっとみなみの髪を撫でる。
「みなみちゃん………大好きだよ……」
「ゆたか……」
みなみは少し安心した表情になり、ゆたかの髪を撫でた。
そして二人は自然に顔を近づけていき、唇を重ねた。
「んっ………」
しかし二人の唇はすぐに離れてしまった。
みなみはもっとゆたかの感触を味わいたくて、また唇を触れ合わせた。
今度はさっきよりも長く、そして少しだけ深かった。
「んむぅ……みなみ…ちゃぁん……」
ゆたかが嬉しげに声を漏らす。
お互いの僅かにあいた唇からの呼吸が心地よい。
それから二人はじゃれあうようにキスを続けた。
(そろそろいいかな……)
ゆたかはみなみの口内に舌を押し入れた。
「んっ!?」
みなみは突然のことに驚いていた。
ゆたかの舌はみなみの口内を好き勝手に暴れ回り、みなみの可憐な舌と絡みあった。
「んむぅ……ゆ…た…かぁ……」
みなみが息を荒めてゆたかの大きい瞳を切なげに見つめる。
唇を離すと、お互いの唾液が混ざり合った唾液が糸を引いていた。
みなみの目はもう焦点があっておらず、虚ろで朧だった。
ゆたかはみなみのパジャマのボタンを一つ一つプチプチと外した。
肌蹴た胸は相変わらず虚無に等しかった。
それに気がついたみなみは慌てて胸を手で覆い隠す。
「やだ……あんまり見ないで…」
顔を真っ赤にするみなみを見てゆたかは小さく微笑んだ。
「そんなことないよ、胸が無くても可愛いよ?」
「それって褒めてない……ひゃっ!」
ゆたかはみなみの細い腕を退けて胸の先端に触れる。
ゆたかはそこを舌でゆっくりと弄っていく。
「ん……はぁ、はぁ…ひゃっ……は…」
みなみの僅かにあいた口から喘ぎ声が漏れる。
ゆたかは舌で弄ってない方の先端を指でつねる。
「ひぃっ!?」
みなみが苦痛か快楽ともしれない声を上げる。
「あ、ゴメンみなみちゃん…痛かった?」
「……少し」
ゆたかは少し反省した。
「……でも」
「でも?」
「………気持ちよかった」
ゆたかはニヤッとチシャ猫のように笑うと、ゆたかはまたみなみを攻め始めた。
それを何分も続けると、みなみは切なげにゆたかを見つめた。
もう理性というものは残ってないようだ。
「ゆたかっ………もう我慢できないっ……はやくぅ……」
「みなみちゃんすっごく可愛いよ……」
ゆたかは自分の衣服を取り外し生まれたままの姿になると、みなみのわずかに残った服を取り外していく。
もうみなみの秘所はぐっしょり濡れていた。
「みなみちゃんこんなに濡らしてたの?かわいいなぁ…」
「やぁ・・・あんまり言わないで……」
みなみは恥ずかしさのあまり赤くなった顔を手で覆い隠した。
「じゃあ…いくよ…」
ゆたかはみなみに馬乗りになると自分の秘唇とみなみの秘唇を重ね合わせた。
「んっ…」
「はぁ……動く、よっ」
ゆたかは腰をスライドさせて、お互いの愛液を混ぜ合わせる。
擦り合わせた秘唇は嬉しそうに淫らな水音を立てている。
「はぁ…ゆたかぁ……」
「みなみちゃ、ぁん」
二人はまた唇を重ねた。
舌でお互いを感じ取って、秘唇でお互いを混ぜ合わせ、お互いの存在をより確かなものにしていく。
もう頭の中に思考というものは無く、ただただ互いを感じ取った。
二人はもう限界に達しようとしていた。
「はぁ、はぁ、はぁ、みなみちゃぁん…」
「ゆたかっ…」
お互いの名前を呼び合い、二人は達した。
『ひゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!』
おおきな喘ぎ声を残して二人は達した。
みなみは呼吸を整えてゆたかにこう言った。
「今日のゆたかのキス……酸っぱかった」
言うまでも無くゆたかが気に入ったグァバジュースのせいだがゆたかは答える余力なんて残ってなかった。
「……田村さん?」
「はっ!?」
田村ひよりは長い妄想からやっと我に帰った。
「田村さんどうしたの?ずーっとボーっとして」
「え?あ、あれはねえ、あの、その、えーと…」
あんな妄想をしていたなどと、ひよりは言えるはずも無く、言い訳に困っていた。
今日は快晴。今日は平和な一日であった。
ちなみにひよりは妄想のおかげで同人の原稿を落とさずに済んだようである。
こう「あれ…なんかデジャヴ……」
ひより「えっ!?気のせいっスよ!!気のせい!」
Fin.
かがみのオナニー話を短く書きました投下します。
「んっ…んぁ…気持ち良い…」
私は最近、勉強の合間に気分転換で…その…オナニー…をする…
最初はちょっと擦る位だったが今では指を軽く挿入するまでになっていた。
「あぅ…イクってのが分かんないのよね…」
微妙な焦燥感を残しオナニーを中断する。頭の中がモヤモヤして余計、勉強が出来なくなっちゃった。
「はぁ…『イク』かぁ…どうするんだろう?」
私はまた女性器の周りをいじり、少し妄想してみた。この指は好きな人の指…
好きな人は…
嘘っ!気持ち良い…さっきより全然良い…
「はぁはぁ…こなたぁ…好き…好きぃ…私のあそこもっと触って…んんっ」
凄い…目の奥がチカチカする。あと少し…
「あんっ…こなたぁぁ…イクっ…私イクぅぅ…」
「って、うわっ!」
私はバランスを崩して椅子ごと倒れてしまった。大きな音が部屋に響く…と
「お姉ちゃんっ!どうしたの」
部屋のドアが開きつかさが入ってきた。目が合う
「えへへっ、転んじゃった」
「あっ…うん。お姉ちゃん…」
つかさが真っ赤な顔で慌ててる…どうしたのかな?
「お姉ちゃん…パンツ穿いたら…」
なっ!あぅ…恥ずかしい…
今日も柊家の夜は更けていく…
【終り】
どっちもGJ
ところでまとめについてだけど。
コメントフォームって何?
感想付けるためなら、それぞれの作品か作者さんの所に設置しないと意味が無いのでは。
あと作者別をスレ毎に分割するのはやめた方がいいと思う。
作者別はその人の作品がまとめて分かるのがメリットだし。
J( 'ー`)し ごめんね。注文が多くてごめんね。
>>185 読者というか平凡的な設定の男のオリキャラを作ればおkじゃないか?
すまん、文章が支離滅裂だ…
>>188 十分伝わった、大丈夫。
ただ、個人的にキャラが語りかけてくるような感じのものとか、
キャラとの絡みを楽しむドリーム小説みたいなのを連想したんだw>165の"俺とか"…という一文に
もうオリキャラの名前は「俺」でいいよ
>>189 違うんだ。俺は
165「やあっ、ダメっ・・・」
そうじろ「そんな事言って、ここはもうこんなになってるじゃないか」
165「らめぇ、言わないれぇ!」
こうですかわかりません(><)
みたいなレスを期待してただけなんだ。
そんな事より分かるか?ネタの解説をしている今の俺の気持ちが。すごく悲しいんだぞ。
>>187 謝ればなんにでもなると思うなよ
作者別は作者の名前をクリックすれば作者のページに飛ぶぜ
…正直こうしないと作者のページがいらない子になっちゃうんだよ…
コメントフォームは…そうだねそうしてくるよorz
そうじろうさんだろ男キャラは、かなたお母さんとのエロパロが見たい
194 :
187:2007/05/13(日) 18:19:12 ID:mwzwBMhj
嫌な口振り。
>>73で「ややこしいようなら〜」って言ってるのは何だったのか。
きっと自分のやってる事に意見されると、それが正しい事でも頭にきちゃうんだよ
よし、牛乳おごってやる
コーヒー牛乳でお願いします。
いや、このスレ的にはこなたも飲んでる瓶入り牛乳が正しいかw
チョココロネに牛乳、それがこなたのジャスティス
皆さんがチョココロネと牛乳に舌鼓を打っている間に
こなたのアホ毛を一本、頂戴していきますね
>>194 いや、ちょっと疲れてるときにやたらと注文がきたもんだから…
一応コメントフォームについては修正しといたけどさ…
正直この作業も結構疲れるんだぜ?
>>198 それは揺るさん。かがみんの陰毛でも抜いていけ
>>181 イイ感じにぶっ飛んでてGJ!しかしゆたかは本当に攻めが似合うなぁ。
>>183 ちょw丸見えかよwってかかがみの受け体質は天性のモノだったのか。GJでした。
>正直この作業も結構疲れるんだぜ?
お前の事情などどうでもいい件について
疲れてるんならイチゴ牛乳飲むんだ
>>199 イライラするぐらいなら余裕ある時に作業すればいいと思う。
そこまで迅速な対応は求めてないから。
>>202 苺牛乳はにがてだからコーヒー牛乳くれ
やっぱり俺じゃあ力不足なのかもな…
前からwikiの協力者は募集中なんだが…面倒ごとはみんな嫌いかorz
>>181 嗚呼! チェシャ猫笑い! 嗚呼!
原作ちょっとしか読んでない(2巻だけは今日なんとか買えた)俺にもびびっと来たぜ。
またの機会があるなら、泉さんちのかがみ奥さんについても詳細にお願いしたく。GJ。
あ、それからな。楽しみでしていることなんだから、あんまり気負いなさんな。
自分のペースでやればいいんだから、こなたを見習っておきらくに行こうぜ、戦友?
>>183 今はっきりアニメ絵で丸出しの秘所をあわてて隠すかがみんを幻視した。GJ!
こなた×かがみ&みなみ×ゆたか投下します。
A案
「だ、だめだって、こんな昼間から……!」
こなたは手を緩めようとしない。格闘技で鍛えられた腕力と技術は、瞬く間に抗うかがみをベッドに組み敷いてしまった。唇を強引に重ねながら、服の下へ手を潜らせる。
「あっ、っ……」
こなたはいつになく荒々しい手付きで、かがみの敏感な部分をまさぐっていく。
「いやっ……こなた、何でそんな……」
「ここ最近、色々忙しくてご無沙汰だったでしょ。溜まってるんだよね」
こなたは両眼を淫靡にぎらつかせ、かがみのはだけた下着から零れる乳房に噛みつく。
「痛っ……やだっ、もっと優しく、してよ……」
聞く耳持たず、こなたは硬くなった乳首に前歯を立てる。痛みとも快感とも付かない刺激に、かがみの体が震えた。
こなたの右手が、かがみの下腹部に伸びる。
「いやっ……!」
太腿をギュッと閉じるかがみだが、無駄な抵抗だった。
ショーツの下に指を潜り込ませ、そこに浅く指先をくぐらせる。熱い潤みがこなたの指を包んだ。
「かがみってば、いやいや言いながらしっかり濡らしてるじゃん」
こなたは意地の悪そうな笑みを浮かべながら、濡れた指をかがみの目の前に持ってくる。かがみは羞恥で真っ赤になりながら、顔をそらした。
「さて、これからもっと――」
「ま、待って! お願いだから待ってってばこなた!」
「……何?」
必死に叫ぶかがみに対して、こなたは口をへの字に曲げて動きを止めた。
「あの……せめて、ちゃんと服を脱がせて欲しいから……」
「何だ、そんなことか」
柔和に微笑んだこなたに、かがみもホッと胸をなで下ろす。が、
「だったら私が脱がせてあげるよ」
「へっ……!?」
だいぶ乱れていたかがみの衣服を、こなたが強引に引っ剥がしていく。
「や……やめて……っ!」
まるで姦淫するかのような情況が、こなたの嗜虐的な感情をくすぐる。
「こ、こなた……お願い……」
普段は気の強そうなかがみは、怯えきった羊のように震えている。
こなたの胸が、僅かだがチクリと痛んだ。
(あーもう……これだもんな……)
涙目のかがみを今すぐ優しく抱きしめてしまいたい衝動を、こなたは必死に押さえ込む。今日はひたすらSっぽいプレイと決めたのだから。
怯えるかがみの唇に、こなたが自分のそれを重ねる。舌をねじ込み、貪る。抗うことなど許さない、ひたすら支配的な口付け。
唇を離すと、二人の間に唾液が糸を引いた。
「ダメだよ。今日のかがみは、私の玩具なんだから……」
ぞっとするような表情で、こなたが呟く。かがみは震えていたが、恐らく自分でも気付いていなかっただろう。その口端に、僅かだが被虐を喜ぶ笑みが浮いていたことを。
たっぷりいじめた後は、お詫びを込めてたっぷり愛してもあげよう。こなたはそんなことを考えながら、かがみの乳首に再び歯を立てた――
B案
みなみの唇が、ゆたかのうなじに触れる。その暖かい感触に、少しだが緊張が解けていく。
「ゆたか、平気……?」
ベッドの上、背中からゆたかを抱きしめた姿勢で、みなみが問い掛ける。
「うん、大丈夫……来て」
体の弱いゆたかには無理強いをさせられない。だからいつもみなみは、念入りに気遣いする。
みなみの手が、衣服越しにゆたかの胸へ触れた。
「あ……」
小さく震え、ゆたかの体が強張る。その反応に、みなみは慌てて手を離した。
「ご、ごめん……」
「あ、謝らなくていいよ。やっぱりまだ緊張してただけだから」
「……」
「……」
気まずい沈黙が、しばらく場を支配する。
「「あの」」
二人同時に声を出す。一瞬目を丸くして見つめ合った後、どちらともなく小さな笑いが漏れた。
「ゆたか」
「何?」
「……キス……してもいいかな」
「……うん」
お互い向き直ってから、ゆたかは目を閉じた。その肩に手を置いて、みなみが唇を近付ける。
二人の唇が優しく重なる。触れ合うだけでも、互いが互いの熱をしっかり感じられた。
唇を重ねたまま、みなみはゆたかの体を強く、だがあくまで優しく抱きしめた。
「みなみちゃん……いいよ」
「ゆたか……」
二度目のキスをしながら、みなみの手がゆたかの胸に伸びる。その小振りな膨らみに、軽く力を込める。
「ん……ぁ……」
小さい分、感度は良いのだろうか。みなみが撫でるように乳房を揉みしだくたび、ゆたかの吐息に甘い響きが混じってくる。
「みなみちゃん……もっと……」
みなみは服の下から手を差し入れて、直接ゆたかの肌に触れた。
壊れそうなほど華奢なゆたかの体。みなみにはこの上なく愛おしかった。
ベッドの上に丁寧に押し倒す。それから服の前をはだけさせ、可愛らしい乳房を露わにした。
「み、みなみちゃん、あんまり見ないで」
「可愛いよ……ゆたか」
囁きながら、慈しむようにゆたかの胸元へ口付ける。そのままゆっくりと、乳房からお腹にまで舌を這わせていく。
「っぁ……」
くすぐったいのと恥ずかしいのが半分、もう半分は胸の奥が疼くような感覚に、ゆたかは歯を食いしばる。
「ゆたか、苦しいの?」
その表情を誤解したのか、みなみが心配そうに尋ねる。
「ううん、違うの。多分……嬉しいんだと思う」
「嬉しい?」
「うん……私、みなみさんのことが好きだから……こういうことしてるの、やっぱり嬉しいんだと思う」
「……私も」
みなみは呟きかけ、言葉を選ぶために少しの間を置く。それでも出てくるのは、ありきたりな、だけど正直な気持ち。
「私も、ゆたかが好きだから。とても嬉しい」
「うん……ありがとう」
「続けるよ?」
「うん」
頷いたゆたかに、みなみが三度目のキスをした――
「ふー……」
ため息を一つ。
何時間と机に向かっていたひよりは、カップに半分ほど残る冷めたコーヒーを啜った。夜中の作業にカフェイン補給は欠かせない。
目の前には勢い趣くまま描き上げた二種類のネームがある。どちらも百合系のエロ漫画だが、カップリングに伴うキャラと攻め受けの機微が全く違っている。
「どちらでいくべきか……?」
ひよりは眼鏡の奥で目を光らせ、二種類のネームを見比べる。どちらもこの段階での出来映えに優劣は無い。だがスケジュールが許すのは一つだけだ。どちらか一方を今回は見送らねばならない。
現在の時刻は午前二時半。二つのネームを切り終わったのが一時過ぎだったから、もう一時間以上こうして悩んでいる。
(こなかがとみなゆた……攻め受けのハッキリした前者に比べて、後者は互いの気遣いが前面に出て百合に不可欠なラブラブ雰囲気が出しやすい……しかしダイレクトなエロさでいえばやはり前者が上……ううむ……)
親が知ったら泣いて悲しむような漫画の内容で、ひよりは延々と悩み続けている。
その時、ひよりの脳裏に神の声が響いた。
神:ひよりよ。それほどに悩むのならば、いっそ二つとも描いてしまいなさい。
ひ:二つともですか? それはさすがにきついんじゃ……。
神:そこはあなたの真の力の見せ所です。
ひ:真の力?
神:人間は本来恐るべきパワーをその体に秘めています。しかし常人はそのうちの30%しか使うことが出来ません。
修羅場の漫画家は、残りの70%を引き出すことに極意があるのです。
ひ:な、なるほど。
神:ひよりよ。修羅になりなさい。幸い今は夏休み。死なない程度に作業に専念するのです――……
神の声が遠ざかっていった。
「……よしっ!」
気合いと共に、ひよりはペンを手に取った。
同人作家にとって幻聴・幻覚など日常茶飯事だ。時にはそれらが、今のようなインスピレーションを与えてくれることもある。
「いくぜーっ!!」
修羅にならんとする一人の同人作家が、夜の闇に咆哮を上げた。
ひよりの戦いはこれからだ!!
田村ひより先生の新刊にご期待下さい!!
読んで下さった方、ありがとうございました。
>>210 GJ! ああうん、どちらかといえばA案希望だけど両方描く所にひよりんの漢気(女だけど)が
あると思うんだ。ていうか漫画の神いい味出過ぎ。
ああ、あと余談だがさっき(
>>205)買った2巻を読了した。
……かなたさんを冥府から呼び戻すには何が必要なのだろうか。
ジュ○ルシード? 全竜レヴァ○アサン? それとも大聖○?(待て
>>210 GJだぜ
俺はA案希望だがむしろこなかがつかみゆきさんの四角ドロドロ的な話が・・・
って関係ないねすいませんね
あー、ミスりました……
>>208の下から八行目「みなみさん」→「みなみちゃん」
>>215 こんなところに仏が…とりあえずGIOGIOのコメントフォームにメルアド晒してくれすぐに消すから
……嵐じゃないよな?
入れてきた
>>217 送信しようとしたらエラーがおこって全部消えた…
なじってくれてもいいです マジですいませんorz
219 :
215:2007/05/13(日) 23:52:46 ID:+R4dND8W
送信エラー?
>>219 送ろうとしたらなんかサーバが存在しないとか言われて…
あ、俺のアド晒せばいいんだちょっとまってくれ すぐやるから
一応晒しといた
すぐ消すから早めに頼む
222 :
215:2007/05/13(日) 23:58:41 ID:+R4dND8W
スマン、どこ?
>>221 GIOGIOのコメントフォームにあるよ
224 :
215:2007/05/14(月) 00:00:28 ID:dimLOEPL
おk
>>224メルdくす 送っといた
さて、無駄無駄にスレを消費したお詫びにできてるところだけ投下。
>>205に読まれてたのと、非常にネタ多目なのでよろしく。
田村ひよりの一巡した世界ではみなみとゆたかが結婚していたが、ひよりの『世界』はまだまだ広がりを見せた。
「みかんはいろいろあるけれど〜愛媛のみかんは〜ひとつだけぇ〜♪」
ひよりが愛媛のみかんについて気分よく歌っていると、
ひよりが属しているアニ研の部長であるこうが話しかけてきた。
「どうしたんだひよりん……不気味なくらい元気だなぁ……」
「失礼っスねー、いいじゃないっスか、セックスピストルズぐらい」
「セックスマシンガンズな、それじゃあ5番目が虐められるだろ、それよりなんでそんなに機嫌いいんだ?」
「え?いやぁ〜最近ネタがカタツムリのように湧いて出てくるから…」
「怖いよ!みんなマイマイカブリに食われるよ!目閉じなきゃ!…でもしばらくサークルは…」
「この田村ひよりが金やちやほやされるためにマンガを描いていると思っていたのかァ―――――ッ!!」
急にひよりが叫んだのでこうは少しビクゥッってなった。
「私は『自分の欲求と趣味のため』にマンガを描いている!『欲求と趣味』ただそれだけのためだ
単純なただひとつの理由だがそれ以外はどうでもいいのだ!」
(同人って金のためにやるようなものじゃあないだろ…)
こうが心の中でツッコミを入れる。
「『傑作』が描けるという最高の『題材』をつかんだ時の気分は部長にはわからんだろうッ!」
「……あのさぁひよりん」
「ん?」
「ネタに走りすぎ」
「…………」
もうひよりはこうの一言で何も言えなくなってしまった。
…まぁそんなどうでもいい話は放置プレイして、ひよりの『世界』のファンタジーを記すことにする。
何度も言うようだがこの話はフィクションである。日本がこうなったらそれこそおしま(ry
ある夜遅く、薄紫色のツインテールの女性が家のドアを叩いた。
「こなたー?いるんでしょ?開けてよ」
どうやらこの家はこなたとかがみの家のようだ。
だいたいの事はグァバで説明したので割愛するが、とりあえず今北産業の人に説明すると、
こなたとかがみはそういう関係
同性結婚が認められる
泉かがみ
…………である。
さて、話を元に戻すが、かがみがドアを20回ほど叩くと、やっとこなたから返事が返ってきた。
「だ〜れ〜?ワンクリ詐欺の催促状ならいらないよ〜」
「んなわけないでしょ!ってあんたワンクリに引っ掛かったの?かがみよ、かがみ」
「フルネームで言ってくれないと分かんないよ〜」
「なッ!?」
実を言うとかがみ、まだ泉の姓に慣れていない。
いや、慣れてないというより、単に気恥ずかしいだけなのかもしれない。
「ほらほら、早く言ってよ、じゃないと家入れないよ?」
「うぅ……」
ドア越しからこなたのニマニマという擬音が聞こえてきそうだ。
しかし意地を張ってても埒が明かないので、拳を硬く握り締め、顔を真っ赤にしながら言った。
「ぃずみ…………かがみよ…」
「え?何?聞こえないなぁ?」
こなたは調子に乗った。
かがみはこなたに心の奥底で燃え上がる感情を覚えながら叫んだ。
「いずみかがみっ!!」
かがみが思いの丈を叫ぶと、ドアがやっと開いた。
「ほらー、ちゃんと言えるじゃん自分のなm「オラァッ!!」げはっ!」
かがみの拳がこなたにクリーンヒットする。
「か…かがみこれは一体何のまn「オラオラオラオラオラオラオラ(ry」ドベェーッ」
こなたが後ろに吹っ飛んだ。
冷徹にかがみはこなたを見つめている。
「ば…ばかなッ!………こ…このKONATAが………このKONATAがァァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜ッ」
「てめーの敗因はたったひとつだぜ……KONATA…たったひとつの単純な答えだ………
『てめーはおれを怒らせた』」
後ろの夜の空気がオオオォォオオオォオォォォオオって聞こえたような気がしたが、そんな事は無かった。
>GIOGIO氏
投下完了…?何はともあれお疲れ様です。
そしてこちらは地獄レポート開始だぁorz
授業の合間縫って(というか授業中に)チマチマでも書いて行こうかと思います。
というか先輩に拉致されて徹夜マージャンとかもうね(ry
来週のらき☆すたはこなかがだな。
次回予告の時点でイチャつきまくりだ
>>227 うわ、ほんとに泉夫妻だったとは!? 早速夫婦どつき漫才してるし。
続きをドラゴンハングより長くなった首で待つ。
というかリンプなんとかって調べてみたが……透明なゾンビは流石に(汗
>>228 「できてるところだけ」と但し書きがあるので、次回に続くということだと思われ。
しかし来週って言うと7話か。こっちだと……うげ、よりによって30分繰り下がる日だ!?
カレンダーにメモっておこう……。
>無駄にスレを消費したお詫びにできてるところだけ投下
この発言が意味不明だな。投下するなら中途半端でなくちゃんとしたのを投下してくれ。
前スレでも細切れの投下して結局未完だったし、それこそスレの消費だ。
過疎どころか十分に賑わってるんだから、焦らなくていいよ。
ウワァァン!なんで電車まで使って探したのに単行本売ってないんだよぉぉぉぉ!
アニメもこっちの地域じゃやってないし……orz
とりあえずアニメだけの知識で書いても平気?教えて原作知ってるエロイ人
品薄なのかこちらの地域でも単行本全滅してましたな
先月までは山積みしてたのがうそみたい
ネット書店でもあんまり残ってないようだし
>>210 今さらながらGJ!!
A案が個人的に来たぜ
アニメ効果は絶大だな
楽天とかでも在庫ないし
今回はみんな水着だったな
かがみは胸を小さく書きすぎてないか?
俺も思った。
「ちょ……やだ…ぁん…」
「かがみもあんま私と変わんないじゃん」
「あ、あんたよりは…ぁっ……あるわよ…!!」
「かがみのおっぱい小さくてかわいいよ?」
「やぁ……んっ…やめっ…」
「貧乳かがみん萌え〜」
「そこっ…だめだって…言って…んっ……」
次回作まで名無しに戻る、とか言ったけどいろいろ思うところあって前言撤回。
>>67の中の人、「にのろく・じゅうなな」(2-67)です。
>>232 俺は原作知ってるえろい人ではないけど、こなかがについては恐らく平気。
ただし、wikipediaでの設定の補完(アニメと原作のずれ、アニメ未出の設定)は必須。
逆にみゆきさんやゆーちゃんといった面子は原作知識ないと厳しいかも。
(アニメに出ていないから)
すまん、みゆきさんはレギュラーなんだから出てるに決まってるよなorz
ええとアレだ、やりこみ出すと人が変わるとかそこらへんの設定はまだ出てない(んだっけ)、と
脳内で読み替えてくれ。
さて、みゆきさんに五体投地で詫びてくる。
徹夜麻雀と見て、ななこ先生とゆい姉とこなたとそうじろうさんで四人打ち麻雀を妄想した
っていうか、今回のつかさの座る言葉って何だよww
こなたが言うのならともかく、つかさが言うのは…
イニDネタには吹いたなぁw
投下します。相変わらず、かがみのオナニーネタです。
最近オナニー癖のついてしまったかがみさん、ついでに好きな人を想ってするのが彼女のマイブーム。
「どうしたの?かがみ珍しく携帯にかけてきて」
「こなたの携帯ちゃんと充電されて常時持ち歩いてるかのチェックよ」
「まぁ…あんだけ言われたらねぇ〜」
そんなチェックなんて嘘よ…私って変態なのかな?
こなたの声を聴きながら…
「かがみ?お〜いかがみん!」
「…ひゃ!な、何よ」
「かがみん。今の話し聴いてた?」
「あっ…ごめん聴いてなかった…」
そのあとも私は適当にこなたの話に相槌をうつ
あ〜駄目ぇ…気持ち良い…こなたの可愛い声をBGMにするオナニー…私ヤバいわ…
あえぎ声が漏れちゃう…
「…じゃあ今度の日曜日かがみも行けるの?」
「…んんっ…イクぅ…イッちゃう!」
「うわっ!いきなり大きい声出さないでよ、かがみ。びっくりするじゃん」
「行きたいのは分かったから今からそんなに興奮しないでよ♪それじゃ、おやすみ〜」
電話を切った後、私は荒い息をつきながらベットに寝転がる…
最低だ私って…
軽い自己嫌悪になりつつ、
「明日もこなたに電話しよっと」
そんな柊かがみのマイブーム。
【終り】
>>232 東京近郊ならアキバのゲーマーズに行けばまだいっぱいあるよ
それ以外の地域ならスマン・・・
つーか、次回予告でセミがポトッと落ちたのを見て、
例のフラッシュの続編の素材に使われはしまいか
と…………
>「…じゃあ今度の日曜日かがみも行けるの?」
>「…んんっ…イクぅ…イッちゃう!」
吹いたww
亀だが
人間の脳を100%使うと死にます
こなたって撫でやすい位置にあるよね
いちいち癇に障るな、この人。
>>251 このくらいの煽りも耐えられないようなら2chなんてしない方がいい…って誰か偉い人はおっしゃってました
いいから両方黙れ
どっちもいなくなればいいとおもうよ
コテで作品を書いて、その上まとめの管理人までしている人間が煽りをするのか。
>>253 >>254 すまなんだ。
悪いのはそっちだろ
>>255?
かったりーときに自分の感想なんて書き込むんじゃねーよ。
ってかお前みたいなのに何言っても無駄か。
ただ少し煽っただけで癪に来る様ならここにいる資格ない
>>253>>254 ムシャクシャしてやった。今では反省している
>>256 前4行を読む限り、反省してるようには見えないけどな。
まぁなんていうか、皆我慢してるものはあるだろうな・・・色々と。
こなかが職人たすけてー
7話は楽しみだけど6話も良かったな
風呂でこなたとかがみがほっぺたくっつけるとことか
>>256の縦読みを誰も指摘してくれないことに涙
一応投下するけれど、これ終わったら俺このスレから離れるよ。
wikiは細々と更新するけど。
『荒らしに走るくらいならスレから離れた方がいい』
…と偉い人は言っておりました。
それともみなさんは恥じらいも僕もなにもかも許してくれますか?
「ゴメンねこなた……さっきはてめーのつらを次みた瞬間オレはたぶん…プッツンするだろうということだけだぜ的
な心境になってたから……」
「大丈夫だよ気にしてないから、それに自分からネタを振ってきた事にGJだよ」
「……………」
かがみはずいぶん(マニアックに)染まったんだなぁと思った。
「……と、ところで何か食べた?」
「まだ何も食べてないよーずっとネトゲやってたし…」
「あんた就職するんじゃなかったの?…で、何か食べたいものある?」
一応専業主婦という肩書きを持つかがみだ。このダメ人間の食事くらいは作らなければなるまい。
……まぁそのダメ人間が好きで好きでしょうがないのも事実だけれども。
「うん……そうだなぁ……かがみ…かな……」
「……え?」
こなたの発言にかがみはあっけにとられた。
「え?こういう発言を待ってたんじゃないの?そんなボーっとしてると、押し倒しちゃうよ?」
手を前に出しながらじりじりとかがみに近付くこなた。
「え、そういう意味じゃnきゃああああっ!」
という訳でかがみはこなたに押し倒されたのであった。
「ねぇ…そういう意味じゃあないってばぁ……」
「そう?でも私はね……今はかがみの事しか頭の中に入ってないから」
「何言って…んぐぅ!?」
かがみが言い終わらないうちにこなたはかがみに唇を重ねた。
「んふっ…ぷちゅる、くちゃ…くちゃ…ぺちょ……」
「んくっ……ぴちゃ、ぴちゃ…ちゅる、ちゅぴっ……」
こなたの舌とかがみの舌が絡み合う厭らしい淫靡な粘っこい音。
こなたはキスをしている最中にかがみの胸を肌蹴させ、それに触れる。
「あっ…やだぁ……」
「かがみって意外と胸あるんだよね……柔らかくてふにふにしてて気持ちいいよ」
こなたはかがみの胸を指で弄りまわす。
鷲掴みにしたり、先端を指でこねたり、優しく愛撫したりする。
「ほらほら、もっと声上げて……」
「ん……くぅ……ひぁ……あ…」
こなたは除々にかがみの服を脱がしていく。
「や…やめてぇ……こなたぁ………」
「そんなこと言って、私がやめると思う?」
こなたはすっかりかがみの服を取り払うと、さらに胸を舌で弄る。
「んあぅっ!や……いやぁ……」
「むぅ……かがみイマイチ乗ってくれないね……何で?」
こなたがかがみに問い掛けると、かがみは途切れ途切れに言った。
「だ…だって、私一人だけ…良くなっちゃうなんてずるいじゃない……私とこなたはこういう関係
になったんだから……いいことは二人で共有したいのよ………」
かがみの真摯な言葉にこなたはくらっと来た。
「…ゴメンかがみ、私、かがみの事なんにも考えてなかった」
うるせえなレス乞食が
こなたは自分の服を脱ぎ捨て、生まれたままの姿になった。
「じゃあ…かがみ、いくよ……」
こなたはかがみの股を大きく広げ、そこに組み合わせるように自分の秘唇を重ねた。
こなたの秘唇はすでに濡れていた。
「んくっ……はぁ…かがみぃ…」
「こなたぁ……」
二人で抱き合いながらお互いを感じるかがみとこなた。
かがみの心配そうな表情は消え失せ、見ることができたのはかがみの淫らな微笑みだった。
「かがみぃっ……嬉しそうな表情してくれてぇっ…嬉しい、よぉっ」
「なっ……そ、そんなことぉ……」
かがみが顔を赤らめて俯く。
しかしそんな感情も快楽にかき消されていった。
「か、がみぃ…もう…ダメだよぉ…はぁんっ……」
「こなたぁっ…私もだから…一緒にっ……気持ちよく、なろう?」
二人の股をすっかり愛液が染め上げる頃、二人は絶頂に達した。
「ふぁああっ!!かがみぃ!かがみぃっ!!」
「こなたぁ…こなたぁっ!!ひゃああんっ!!」
二人が達したのはほぼ同時だった。
「はぁ…はぁ…はぁ…かがみぃ…」
「はぁ…こなたっ…」
かがみとこなたはまた唇を重ねた。
それを何分も続けて、唇を離したときには二人の顔はすっかり茹で上がっていた。
「…さ、ご飯作らなきゃね……何食べたい?」
「うーんとね…私はね…」
夜遅くの二人の声は心なしか弾んでいるように聞こえた。
「ひよりん…こんな事かんがえてるの?」
「わ、悪いっスか?」
「い、いや、別に……」
「ちょ、部長―――!!どこ行くんスか―――!?」
心なしかスキマが開いたようなひよりであった。
「現実がじゃれて来て…悪戯にため息……はぁ部長……」
Fin.
GJ。お疲れ様
つ [空気]
許すも何も無い。何一つ気にして無いから
でもコテも自己主張しすぎたらいけないらしいよ
wikiの管理は凄いと思うし、作品は大好きだけどね
また気が向いたら足を向けたってくださいな
スレ序盤のマタ〜リぶりが一変、これほどまでに殺伐としてしまうとは。
とりあえず一旦もちつこう。
非エロこなかが投下します。
267 :
仲直り:2007/05/14(月) 23:40:08 ID:D7ahFbVp
ここは都内某所のあるスタジオ。茶の間を賑やかす番組が、日々産み出されている場所である。
どうやら今収録されているのは、深夜番組のようだ。
一面ブルーの壁を背に、四人の少女が立っている。
一人はあほ毛、一人はメガネ、残りの二人は姉妹である。
「いや〜まさかアニメ化とはねぇ。今だに信じられないよ」
「皆様が御贔屓くださったおかげですね」
「すごいなぁ…緊張するね、お姉ちゃん。」
「……だから…で………そうなるから……うん…」
女三人寄れば姦しい。
四人ならば尚更だろうが、ツインテールの薄紫、ツンデレ印のツリ目の少女は、地面を睨んでブツブツ ブツブツ。
何やら一人で唱えている。
「それでは、一応本日の予定を確認します。」
責任者らしき男の声に、私語も一旦おさまって、八つの瞳が集中する。
「引き続きOPの収録です。皆さん各々のソロは既に撮ってあるので、今日は四人でのダンスをメインに、細かなシーンを撮っていきます」
無言で頷く少女達。更に2、3の注意を伝えると、男は開始を宣言した。
曖昧3cm そry「つかさ。アウト〜」
軽快に始まった音楽を、男の声が遮る。
開始から一時間にわたり、繰り返されている光景である。
「あっ、すっ、すいませぇ〜ん」
「早いなぁつかさー。みゆきさんの記録を塗り替えたね、こりゃ」
「つかささん…お互い頑張りましょう」
元より機敏な動きとは無縁の二人。遺憾無くその個性を発揮しているようで、
つかさが気張ると、みゆきがトチる。みゆきが力めば、つかさがチョンボ。
ト言う具合いだった。
今までの撮影から、スタッフもある程度は覚悟していたのだが…
どうも彼等のスカウターは旧式だったようである。
「大概にしなさいよつかさ!全然進まないじゃない!」
「ご、ごめんなさい…」
姉の叱咤を受けながら、つかさは動きを確認する。
「ほらほらかがみ、大声ださないで。つかさも反省してるんだからさ」
「…………………ふんっ」
産まれた時から一緒の二人、互いに相手の得手 不得手、一切承知の筈なのだが、今日に限って…随分きびしい。
「では、頭からもう一度お願いしまーす。3・2・1…」
姉を失望させたく無い。
その一念が足を引っ掛け、つかさは派手に転倒した。
「ま゙っ!」
ごつんと響いたその後に、プツンと切れる堪忍袋…
「つかさぁ…アンタわざとやってんでしょ!!!」
胸ぐら掴んで噛みついた。
「そ、そんなこと…ないよ…」
「なら本当にノロマなのね!分かってんの?皆が迷惑してんのよ!!」
「…ご、ごめ…なさい…ぅ…ヒック…エック…」
つかさは遂に泣き出した。どうも…よろしくない雰囲気である。
「………え〜と…とっ、とにかく休憩にしましょう。つかさ君も落ち着けば大丈夫ですよ!」
男の言葉を聞いたあと、暫くしてからかがみは放した。
泣き崩れる妹をしり目に、何処ぞえ去ろうとするのを、ガシッと捕まえるこなたの腕。
「………な、何よ…」
振り向いたかがみに向かい、奇妙なポーズでこなたは言った。
「表へ出ろ」
書き忘れてた
>>95 すっごい今さらで悪いけどGJ!
最後の取り返しのつかない感じがたまらん…おかげでアルバム引っ張り出して聴きなおしちゃったよw
269 :
仲直り:2007/05/14(月) 23:42:50 ID:D7ahFbVp
人気の少ない場所へかがみを引っ張っり、鋭い視線を相手に向けて、こなたはゆっくり問掛ける。
「一体どうしたの?かがみらしくないよ、さっきの」
「……………………別に」
うつ向きながらぽつりと一言。それが大分さわったようで、
「しっかり理由を聞かせてよ。いつまでもそんな態度だと、私も穏やかじゃいられない」
瞳に冷たい怒りを燃やす。
「………分かったわよ…」
漸く観念したのか、かがみは静かに話しだした。
「OPにさ…私とこなたのツーショット…あるでしょ」
「………(いい加減にしなさい)の所?」
「そう」
「それが何?」
「…最近。ソロの収録が忙しくて、なかなか会えなかったでしょ?やっと会えて、しかもツーショットなのに…つかさったら…」
下唇を噛みながら、目をうるませて告白する。
『なぁんだ』と、こなたは思った。
「だから…だから私――――――えっ!?」
「もういいよ。寂しがり屋さん」
ぎゅっと抱き締めるその胸は、何とも言えず暖かく、やっと堪えた涙の粒が、ポロポロポロポロこぼれだす。
「私…私…つかさに…酷いこと…ぅぅ…」
「大丈夫。そう思えるなら、きっと大丈夫だよ」
「こなたぁ…こなたぁ…ヒック……うわああぁああぁん!!!」
少女の叫びが空に散る。
優しく背中を摩りつつ、こなたは全部泣かせてやった。
泣きたい時に泣けぬのは、とっても辛い事だから…
「落ち着いた?」
「……うん………ごめん」
「言う相手が違うでしょ」
「………………うん」
「じゃあ行こっか。もうすぐ休憩終わっちゃうし」
踵を返して行こうとすると、クイッと袖が掴まれる。何かと思って振り返ると、かがみが顔を真っ赤にしていた。
暫く黙ったこなただが、どうやら意図に気付いたらしく、かがみに体をスッと寄せ、その唇にキスをした。
離れるそれを追うように、かがみは言葉を口にする。
「大好きだよ……こなた」
終
お目汚しスマソ
次回はそうじろう再婚ネタを考えております。であノシ
( ;∀;) イイハナシダナー
/'´ /: : : : : : : : : : : : :/ : |: : : : : : : l: : : !: : : : : :\ : \
三|三 ,/: : : : : : : :/: : : : : :/: : ,!: : : : : : : |: : : l: : : : : : : :ヽ: : ヽ
イ `< ./: : : / : : : /: : : : : _/__:/ |: :l: : : : : :!ヽ :_|_: : : : : : : :ハ : :ハ
 ̄ ../: : : /: : : : : /: : : , '"/!: :/` l: :|: : : : : ! !: |、` ヽ : : l: : l: : : !
∧ /: :,. イ : : : : : l: : : : : :/ |: / |: | : : : : | !:| ヽ: : :`: : ! : l: : :|
/ \ /:::::/ !: : : : : : !: : : : :/ !/ l ||: : : : :! '.| ヽ : : : : l: : | : |
,': : / !: : : : : : | : : : / |' l!', : : : | ヽ: : : : l : | : !
└┼┘ .l: :/ |: : : : : : :| : : / !´! ̄ ̄`! ! ヽ: : :! l ̄ ̄`lヽ : : : l: :|: :|
. |_|_| |/ |: : : : : : |: : i' l_ | | ヽ: | '、 !∧ : : :|: |: ,!
__ !' ! : : : ∧:|: :| ヽ r'、___,.! ヽ| l´、___,l ! : : |.、!/
/ ! : : :! |:! :|: : l ゞ-‐' . `ー- '. ∧ : !ノ|ヽ
´⌒) l : : | !:| |: : :!. '"'"'" 、__,、__,. '"'"'" ,! : l: :|: |ヽ!
-' ヽ: ! l:l:'l: : :| ヽ、 !、 ,! ,. イ : : |:| : !
, 、 .ヽ| !| : : : l |: : l> __` ´ _ <´ : /: : : :|! : |
ヽ ヽ. _ |:!: : : :| ! : | : , - |  ̄ .!- 、:|:|: :/: : : :/: : :|
} >'´-!、 : : : :ヽ: :l: ,/:::::!/ ヽ!::::\/: : : :/:!: : :|
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ノ ,二!::ヽ : : : ヽ::::::::::::::::::::ヽ /::::::::::/: : : / \: : :|
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l: :/ / __ ,イ ̄! ! ヽ: : :! l ̄ ̄`lヽ : : : l: :|: :|
|:/ / -' / ̄ )` | | ヽ: | '、 !∧ : : :|: |: ,!
!/ ,-、____ , イ ̄___,.! ヽ| l´、___,l ! : : |.、!/
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/ ./ ヽ: ! l:l:'l: : :| ヽ、 !、 ,! ,. イ : : |:| : !
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ヽ / \ ,.イ / ⌒` /
|` ー―‐ '′ ` ー―'′| / /
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_____ ____/_____/__! ,'._/ // ̄\
U '. ,' ! 〈-‐ '  ̄
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| / ,ィ '. il , ヽ │
─‐‐┬-‐─‐┴───―――‐/ `' ヽ | _ , _├―─
│ / '.| 「i | | |
| / ! | ヽ ト '│
| / i i し' ヽ_j |
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,' | ! i―┬―┴
| i ヽ、 / | |
こらこらwww
貧乳じゃないと認めない
こなたはそんなに(ry
279 :
215:2007/05/15(火) 00:43:26 ID:1cP5jw6i
>>260 GJ、お疲れさんです。
GIOGIOさん的にも考える所があったと思うんで、静かに見送らせて頂きます。
ただ256の縦読みは正直、間が悪かったとしか……。
>>269 GJっす。こういう収録ネタは結構好き。
>>260 GJ
まぁそう難しく考えなさんな。SS書きたければ書き込めばいいし
まとめの更新もSS投下も無理にする必要は無い。
見る人によるけど、別に荒らしとも思えないし
レス乞食と言われればそいつに「レスありがとう」とレスすればいい。
職人なんだからさ、もっとドシッと構えとけ。
そうして各スレは徐々に衰退して行き、やがて埋もれる
それが寿命など無いスレの寿命といえるかもしれない
よーするにアニメ効果でたまにちょっと無礼すぎる方が来るかもしれんが
皆仲良くいこーぜ、ってことです
先生がたまたま泉家の近くを通る
↓
「よっ!泉、宿題ちゃんとやってるか!」
↓
ヨネスケばりのお宅訪問で家に上がりこむ
↓
家にはこなた一人しかおらず、二人きりで勉強したりだらだら過ごす
↓
突然の大雨。しかも、翌朝にならないと止まないらしい
↓
「(ノ∀`)アチャーどうしよっかな」と先生
↓
こなたが先生泊まっていったら?と提案
↓
流石の先生もこれには賛成
↓
ゲームなどして夜も深けていく
↓
「さて、そろそろ勉強するぞ」
↓
そして夜のレッスンへ
というのはどうでしょう
こなかがでネタを一本エロ無しです。
投下します。
286 :
ガラスの仮面:2007/05/15(火) 17:50:55 ID:RgUvCh94
「こなた。今度の日曜、暇?」
「暇だよ〜。何で?」
「水着買いに行くわよ!流石にスク水はヤバいわ」
「えっ…。私のスクール水着九十九神計画が…」
「またアンタはアホな事言って…良いわね!新しい水着買いに行くわよ!」
そんなこんなで日曜日に駅前で待ち合わせた私達。相変わらずこなたは遅いッ!
私がイライラしていると…
「お待たせ〜。いや〜ごめん、ごめん。」
「遅いッ!それにアンタその恰好…」
こなたはオーバーオールにキャップを被り長袖を着ている。暑くないのか?
「まぁ良いわ。早く水着買いに行こう」
私達は早速、最近出来た駅ビルへ。可愛い服などが売っていて日曜日には女の子でいっぱいだ。私達はその中の水着を扱うお店へ向かう。
「可愛い〜♪こなたこれ私に似合うかな?」
「おぉ〜!ビキニですか。真夏の視線は総てかがみんの物ですな〜」
オヤジ臭い…。全く…何でこうもっと素直に褒めてくれないんだか…
まぁ、今日はこなたの似合いそうな水着を探さなきゃ
「お客様。妹さんには、こちらの水着など如何ですか?」
突然、店員に私は話かけられた。店員の指差す先は…明らかに小中学生向けのコーナー…え〜とっ
287 :
ガラスの仮面:2007/05/15(火) 17:52:39 ID:RgUvCh94
「あ、いや〜。私達同級生なんですけど…」
「はっ!し、失礼いたしました。」
平謝りの店員にはご退場頂いて…
私はこなたをフォローしようと水着をすすめる。
「気にしなくて良いわよ。こなたには、こなたの魅力が…」
涙目でプルプル震え、こなたの一言が私に叩きつけられた。
「同情するなら金をくれ。同情するなら金をくれ!」
…………はぁ?何?またアニメ?ネタなの?
「…嫌よ。自分で水着買いなさいよ」
「あぅ…ネタにマジレス…これからの日本は平気なのか?」
まぁ…こなたの似合いそうな水着も買えたし、私も新しい水着買っちゃった♪こなたが、びみょ〜に落ち込んでるから
「あたしん家でお茶してかない?今日買った水着も見たいし」
「それじゃあ、家来る?今日お父さん何でか居ないんだよねぇ」
てな訳でこなたの家で水着の見せ合いっこをする事になり、私はこなたの部屋でこなたはお風呂場で着替えていた。部屋のドアがノックされ
「かがみん。着替えた〜?」
「ん〜と…。オッケー良いわよ」
下は平気よね。昨日処理したし…
さて、こなたの水着楽しみだな…
「……あんた何それ…」
「何って絆創膏だよ?」
288 :
ガラスの仮面:2007/05/15(火) 17:54:09 ID:RgUvCh94
「あぁ。絆創膏ね♪へぇ〜絆創膏でも大事な所、隠れるのねぇ」
「…てっ、馬鹿!なんちゅ〜、恰好してんのよ!」
こなたの乳首と…あそこに…ペタっと張り付く絆創膏が三枚…アホな娘なの?こなた。
「かがみ涼しいよ♪どうですか?ナンパされ放題ですよ」
「アホか!警察にナンパされるわ!だいたいそんな絆創膏で隠れる訳…」
「あぁ、『具が大きい!』からですか?」
「具って…やらしい言い方するなっ!」
こなたがウルウル瞳を輝かせ…ガクリと膝をつく。
「かがみじゃ知らないのか…切ない…」
そんなネタの為に身体をはるこなたさん。
【終り】
>>288 貧乳でも絆創膏は( ・∀・)<エロいな
>GIOGIO氏へ
俺ごときがこんなこと言って良いのか分からんがやっぱあれだな。
GIOGIO氏はどっかネガティブすぎるんだよな。
事態を深く受け止めすぎなんだと思う。みんな気にしてないぜ?
とりあえず気持ちが落ち着いたらまたSS書いてくれや。待ってるからさ。
>>284 イイ。すごくイイ。そこまで骨格が定まってるなら後は肉付けだけだな!
頑張れ!超頑張れ!!
>>284 俺・・・本命はせんせとこなたの絡みなんだよな・・・
と言うわけで頑張って完成させてくれ!めっちゃ応援してる!
>>288 こういう空気好きなんでこれからもいい仕事してくださいねw
コテの使い方がいまいちよく分かってない俺惨状。
雑談の時はコテハンだけじゃなくてトリップも脱いだほうが良いのかなあ。
GIOGIOのひとの一件は残念だったが、本人が決めた事なら仕方ない。
気が向いたらまた戻っておいで。
で。
>>244のどんどんえっちな子になっていくかがみが可愛いなあ、とか、亭主がニートって
苦労しそうだなあかがみ奥さん(
>>260)とか、
>>267のこなたがいい奴で惚れそうとか、
>>288の絆創膏こなたは正直おっきしたとか、そんな感じでみんなGJ。
あとななこ先生の夜の個人授業は見たい。正直見たい。是非。
作品投下する時以外は名無しになるんだ
自己主張したって場が荒れるだけだからな
やはりあきら×白石はない、か……
こなた×かがみの非エロ投下します。
※アニメ六話の内容準拠。
※一部に暴力的な表現あり(大したことは無いと思いますが、念のため)。
保管庫の管理をされている方へ
収録されている『究極の選択』で、神の台詞におかしな空白が入っているので修正お願いします。
海に来てから二泊目の夜。既に時刻は深夜近い。旅館の一室では、四人が静かに横になっている。
「ふー……」
どうにも眠りが浅い。かがみは布団の中で仰向けのままため息をついた。
こなたは、スケキヨやら犬神家やら、一通りのネタでつかさをたっぷり恐がらせた後は、大人しく眠りについている。恐がっていたつかさも同じく。みゆきも穏やかな寝息を立てている。
「……だめだ。眠れない」
特別寝付きの悪い方ではないのだが、どうにも目が冴えてしまう夜というのはある。かがみは体を起こして、足音を忍ばせ部屋の外に出た。
「少し夜風にでも当たろっと……」
ビーチサンダルを履いて旅館の外へ。直射日光がギラギラと眩しかった昼間と違い、夜の町には心地良い風が吹いている。見上げれば快晴の夜空。満天に星が瞬いている。
海を見に行こうと思い、かがみは旅館前の道路を歩いていった。海水浴場まで行かずとも、海を見るだけなら近くにテトラポッドの並んだ海岸がある。
夜の町はとても静かだ。自動販売機の蛍光灯が低い音を立てているのがハッキリ聞こえる。
……ふと、かがみはその静寂に心細さを感じた。誰もいない。生き物の気配すら感じられない空間。無論、それは錯覚だろうが。
闇夜の中、一人きりという状況を改めて認識する。海はすぐそこだったが、引き返そうかと考えた。
踵を返しかけたその時、
ポン
と誰かがかがみの肩を叩いた。
「きゃああっ!?」
素っ頓狂な声を上げて後ろに転んでしまう。
「おわっ……ちょっとかがみ。夜中に大声出しちゃダメじゃん」
「こ……こなた?」
尻餅をついていたかがみは、声をかけてきたのがこなただと知って安堵の息をついた。
「ほら、立ちなよ」
辛うじて腰は抜けていない。かがみはこなたに手を引っ張られて立ち上がった。
「何でこなたがこんな所に?」
「かがみに付いて来たからじゃん」
「起きてたの?」
「起きたんだよ。お陰様でかがみんの、つかさに負けず劣らずなリアクションを見ることができました」
グッと親指を立てるこなた。
「そ、それは……あんたが普通に声を掛けてくればあんな――」
「普通に肩を叩いただけじゃん」
「ぐ……そもそもあんた、何で付いてきたのよ?」
「こんな夜中に女の子一人で出歩くなんて危険でしょ。ボディガードがいなくちゃ」
「そりゃそうかもしれないけど……旅館の近くを散歩するぐらいなら問題無いわよ」
「甘いよかがみん。最近は色々物騒なんだから。下手すりゃ質の悪い連中に捕まって『悔しいっ、でも(ry』とかクリムゾンな展開が――」
「意味がわからん」
「ま、何にせよ、夜のお散歩なら私も付き合いたいからさ。行こ」
こなたはとっとと先を歩いていく。かがみは小さくため息を漏らし、その後に付いていった。
無数のテトラポッドが並べられた海岸に、白い泡を立てて波が打ち付ける。遠くへ目をやれば、深い黒をした海面に、星と月明かりが反射している。
かがみとこなたの二人は、コンクリートの堤防に腰掛けて海と夜空を眺めていた。
「良い夜だ」
月を見上げて、こなたが呟く。
「そうね……」
「こんな夜だ。血も吸いたくなるさ」
「またアニメのネタかそれ」
かがみは相づち打ったことを後悔した。
「ネタなのは確かだけどさ、かがみの血だったらホントに吸いたいなー」
こなたは口の下に人差し指を当て、あながち冗談でも無さそうな好奇の目でかがみを見つめる。
「やめい」
「ちぇ……」
残念そうに舌打ちし、こなたはまた夜空を見上げる。
「……何かこうしてるとさ、あれみたいだよね」
「あれ?」
こなたの言わんとする所が分からず、かがみは首を傾げる。
「だからこうして二人きりで、夜の海を眺めてたりすると、あれみたいじゃん」
「だからあれって何よ?」
重ねて問うかがみに、こなたは答える。
「恋人」
「なっ……」
そう言った瞬間のこなたの笑顔が、かがみには何か妙に可愛らしく見えてしまった。
「ば、馬鹿なこと言わないでよ! 何で私とあんたが……」
「まあ、そう硬いこと言わずにさ。一夏の思い出ってのを作ってみませんか?」
「作るかっ!」
「むー……ノリ悪いなぁ。ナンパしてほしかったんじゃないの?」
「あんたが私をナンパしてどうすんのよ。そもそも、私はナンパなんて望んでないっつの」
「そう? それなら安心だけどね」
「安心?」
「だって、かがみが男に声かけられてホイホイついて行っちゃうなんて、許し難いことだからね。ツンデレキャラとして! 巫女さんとして! そんなことはあってはならない!」
「前半はいいが後半はよく分からん。……大丈夫よ、そんな迂闊なことしないから」
「うむ。でも万一の時は、私が体を張ってかがみを守るよ」
「あはは……頼りにしてるわ」
胸を張るこなたに、かがみは笑って応えた。
「……ねえかがみ」
不意に、こなたが真剣な顔をする。
「何?」
「トイレに行きたい。かなり緊急」
あくまで真剣だ。
「オイオイ唐突な……」
「やばいよ。旅館までは時間かかるし、この辺は公衆便所も無いし……やむを得ん!」
「えっ、やむを得んって……」
「ちょっと待ってて。すぐ済ませてくる」
そう言って、こなたは堤防を降り、テトラポットの上を身軽に駆けていき、たちまち姿が見えなくなった。
「あいつ……海でする気か。高校生にもなって」
かがみは何となく両手を組んで、海に向かってごめんなさいと呟いた。
あきら×白石人気ナッスィング
時計が無いので正確には分からないが、今おおよそ午前一時ぐらいだろうか。こなたが戻ってきたら、そろそろ旅館に帰ろう。
そんなこと考えていた時、
「あれ? こんなとこに女がいるじゃん」
「おっ、ホントだ」
「……え?」
いきなり背後で響いた声に、かがみの体が強張った。振り向くと、男が五人立っていた。いかにもマガジンの不良漫画にでも出てきそうな外見。
かがみは立った。逃げるべきだと分かっているが、震える足はなかなか動いてくれない。その様子を気にもせず、男達は無遠慮に近付いてきた。
「結構かわいくね?」
「こんな所で何やってんの? ナンパ待ちとか?」
「マジでー!? だったら俺らと遊ぼーよ」
戸惑うかがみの目の前で、男達は勝手に話を進めていく。
「決まり決まり! じゃあ行こうぜ」
一人が強引にかがみの腕を取ろうとする。
「や、やめてください!」
ほとんど悲鳴に近い声を上げて、かがみは体を引いた。男達はその声を聞いて、一斉に下卑た笑い声を上げる。
「やめてくださ〜い、だってよー」
「マジかわいいじゃん」
へらへらと笑いながら、男はまたかがみの体に触れようとする。
逃げだそうとしたかがみの左腕を、男の手が捕らえた。
「いやっ……」
振り解こうとするが、大の男に力任せでこられては敵わない。
「そんなに恐がらなくてもいいってば。俺らと来れば楽しいぜ」
「嫌だって言ってるでしょ! 離して!」
「痛っ」
必死に抵抗するかがみの右手が、男の鼻面に当たってしまった。たったそれだけのことで、男の表情が怒りに満ちる。
「てめえ、何すんだっ」
男がかがみに向かって拳を振り上げた。
その時である。
「待ていっ!!」
鋭い声が響き、同時に夜闇を引き裂いて、かがみの腕を掴んでいた男の顔面に何かが直撃した。石飛礫だ。男は鼻血を出しながら尻餅をつく。
いつの間にか、堤防の一角に小さな人影が立っていた。
「か弱い乙女を拐かし、己が醜い欲望を満たさんとする者よ。その行いを恥と知れ。人、それを外道という!」
「だ、誰だ!?」
「お前らに名乗る名は無い!」
現れた人影は跳躍し、男達の前に立った。立ちはだかった、と表現するには背丈が低かった。
「何だガキじゃん」
現れたのがどう見ても中学か小学校高学年ぐらいにしか見えない女の子だったので、男達の間にありありと軽侮の空気が流れる。ただ一人、顔面に石をぶつけられた男だけが怒り心頭だった。
「このやろう、よくも」
大きく拳を振って殴りかかろうとしてきた男に対し、こなたは無造作に前へ踏み出し、右足を蹴り上げる。狙い違わず股間を直撃した。男はたまらず悶絶する。
ここでようやく、他の男達にも怒りと緊張が走った。
殺気だった男達を前にしても、こなたは全く怯む気配を見せない。
「……貴様らは私のかがみに手を上げた」
冷めた声。据わりきった瞳。
そう。こなたこそが怒っていた。今この場にいる、誰よりも強く。……そんな状態でもネタ台詞全開なのは流石と言うべきなのか。
「生きてここから帰れると思うなよ。……ぶち殺すぞヒューマン!!」
「なめんなコラァッ!」
怒声を上げて向かってくる男に対して、こなたがした行動は屈みながら前へ出る、それだけ。男はこなたの体に蹴躓き、無様にすっころぶ。
「豚のような悲鳴を上げろ」
尻を突き出すような姿勢で倒れた男に、間髪入れず金的蹴り。男相手ならこれが何より有効だ。
「ぃいぃぃいぃぃ……!」
大事な部分を潰された男は、豚というには少々か細い悲鳴を上げて動かなくなった。
一切の情け容赦無いこなたの攻撃に、男達の間に形容しがたい恐怖が湧く。
残りは三人。三方から一斉に掴みかかってこられたら危ないが、そういう戦法を思いつける余裕も頭も無いだろう。
「さて……私はお前らをひどく責め抜いて仕置きしてもいい。かがみのことを考えればつりの上に特典が付く。だが、あいにく私はお前らのように下品ではない」
元軍人のマフィア幹部が乗りうつったかのような声音で、こなたは朗々と宣言する。
「だから私は、お前らの××を速やかに潰すことにする。その戦力では保って一分だろう。お前らが男としての人生を終えるまでの数十秒を、サハロフ、メニショフ両名の鎮魂に当てる。お前らには、理解できんだろうな」
確かに元ネタ知らない人には理解不能だろう。
何はともあれ、宣言通りその後一分以内に、残った三人に対する仕置きは完了した。
「こなた……あれはちょっとやりすぎだったんじゃ」
相変わらず静かな町の中を、こなたとかがみが並んで歩いていく。
「別に大したことしてないよ。ホントに潰しちゃいないから」
「そういう問題か」
「まー、あれだよ。オタクとヤンキーって仲悪いからさ。オタク狩りとかあるじゃん。たまにオタクでヤンキーな人もいるけどね」
かがみはため息一つついて、この話はそこまでとした。あの連中は不幸だとは思うが、自業自得だ。同情する謂われは全く無い。
「ごめんねかがみ。助けに来るの遅れちゃって」
「ううん。こっちこそごめん。こなたの言う通り、一人で夜中に出歩くなんて危険だったわ……」
元々かがみは一人で散歩しようと思っていた。もしあの時こなたがいなかったら、どんなことになっていたか、想像するだけで怖気がする。
「あの、こなた……」
さっきのことを思い出して、かがみはまた恐怖がぶり返してきた。
「何?」
「……手、握ってくれないかな」
不安にかられてついそんなことを頼んでしまった。だがこなたはそんなかがみをからかったりせず、黙って手を差し出した。
こなたの小さな手を、かがみが握りしめる。小さいけれど、不思議な逞しさを感じさせた。事実、こなたは強いのだから。
「こなた」
「ん」
「助けてくれてありがと」
「どういたしまして」
ニンマリ微笑むこなたに、かがみもホッとした笑みを浮かべた。
「それにしても、格闘技やってたのは知ってたけど、あんなに強かったのは意外だったわ。男五人を軽くのしちゃうなんて」
「んー、そこまで余裕じゃなかったよ。勝因は向こうがあんまり喧嘩慣れしてなかったのと、あとは補正だね」
「補正?」
「恋愛補正だよ。かがみんが傍にいたから、攻撃力が上昇したのさ」
「なっ……そりゃゲームの話だろ!」
「何にせよ愛の勝利だね。今の私ならデビルガンダムも敵じゃないよ」
「ああそう……」
またいつも通り、よく分からない方向に話が流れていった。
海岸から歩くこと数分。じきに旅館へ辿り着く。
「こなた。今日のことは、ちゃんとお礼するわね」
「別にいいよ、そんなの」
「遠慮しないの。友達同士でも、恩返しぐらいちゃんとさせてよ」
「ふーむ……お礼か」
「うん。私に出来ることなら――」
「んじゃ、キスして」
「は……?」
思わず立ち止まって手を離すかがみ。
「な、何でそんな!?」
「だって女の子を助けたお礼の定番じゃん」
「どこの世界の定番だ! 女のあんたがそれを頼むか普通!?」
「してほしいから頼んでるんだよ」
「そんなこと言われたって……」
顔を真っ赤にして、物凄く困惑するかがみ。その絵に描いたようなリアクションに、こなたはつい笑いが漏れそうになるのをを必死で堪える。
「まあ、強制はしないけどね。かがみに嫌々キスさせるなんてごめんだし」
「な……」
「かがみが私にキスするのなんて何がなんでも嫌! っていうなら、もう頼まないよ」
「わ、私はそんな……」
「かがみは、私のこと嫌い?」
ある意味卑怯な口上だ(ツンデレを落とす常套手段とも言えるが)。
「そんなことない! ……けど、その……」
「じゃあお礼にキスしてよ。今ここで」
こなたは待ちの体勢に入った。かがみは、まず一歩距離を置いた。当たり前だが、躊躇う。
「うぅ……」
顔を茹で蛸みたいにしながら、かがみはゆっくり唇を近付けていく。じっと待っているこなた。横からその光景に釘付けになっているつかさ。
こなたとかがみの唇が――
「……っ!!?」
いつの間にか約一名のギャラリーがいた。かがみが慌てて振り向く。
「つ、つかさ!? あんた何でこんな所に……!」
「あっ、あの、お姉ちゃんとこなちゃんが部屋にいなかったから、トイレとかにもいないし、外に行ったのかなと思ってちょっと出て来て……」
ふと気が付けば、二人がキスしようとしていたここは、もうほとんど旅館の目の前だった。
「えっと……ご、ごめんなさい」
心底申し訳なさそうに、つかさは二人に頭を下げる。
「お邪魔しちゃったみたいで……」
「ちょ、ちょっとつかさ! お邪魔って何よ!?」
「だって、お姉ちゃんとこなちゃん、逢い引き、してたんだよね?」
「あいっ……!? 何でそうなるのよ!? ただちょっと眠れないから散歩してただけで――」
「じゃあ何でキスしようとしてたの?」
「そ、それは……うー、あー……」
さっきの出来事を話して余計な心配をさせたくはない。先生やゆい姉さんにばれたらさらにまずい。暴力沙汰だし。かといってキスの理由などでっち上げられるはずもなく――
「まあまあ、かがみ」
どうしたもんかと頭を抱えるかがみの肩を、こなたが叩く。
「無理に説明しなくてもいいからさ」
「こなた……」
「というわけでつかさ。私達はそういう関係ってことで一つ」
「うん、分かった!」
「そういう関係って何だよ!? ていうかつかさもそれで納得するなーっ!!」
夏の夜空に、ひたすら近所迷惑な大声が響き渡った。
「かがみ。お礼のキスはまた今度じっくりと」
「やっぱそうなるのか……」
おわり
読んで下さった方、ありがとうございました。
こなたTUEEEEEEEEEE
ここは一回ヤンキーにサークルナイフかロードロ…い、いや何でもない
GJ
ロム兄さん! ロム兄さんじゃないか!
というか、キス寸前の地の分から既につかさが増えてるの吹いたw
こなた余裕すぎるwww
こなた・・・奴は頼れる男だ。あらゆるリファレンスになる
GJ!こなた漢前すぎるw
今から一時間したら読んでやんよ!
画面に穴があくほどにな!
サンテレビ放送遅すぎるだろ・・・
白石×あきら様なら俺が製作中だ。絶不調だが。
某スレに貼られてた四コマに激しく影響を受けたパクもとい意欲作。
五月中には投下予定。たぶん。
ぎゃあああああああああ
ぎゃー、誤爆した
この後キスはこなたの部屋でってことになって
キスの瞬間にかがみはベッドに押し倒されるんですね!
さっき放送終わったから見た。
夜中にロム兄さんで吹いちっゃたじゃないかw
正直こなたになら潰されてもいい奴。
ノシ
ちょ、ロム兄さんにアーカードw
台詞が脳内再生されちまったじゃないか。
いい話だ、いい話なんだが・・・
きっと男どもは全員立木文彦。
さっき起きて見たら…おぉぉぉ超GJ!!俺これ好きだ。なんか好きだ
>>320 何を言う。意表をついて他の人がキャスティングされてるかもしれないじゃないか!
くじらとか。
あえて保志総一郎、石田彰、鈴村健一と言ってみるテスト。
保志と緑川で俺たちローラン
…いや、なんでもない
毎日受験で頭ピッピロパー誰か俺を癒してくだしあ
よし、
>>326のような人の為に初めてこのスレで何かを書こう
ところで、このスレは百合っ娘大好きなお友達が多いんだよな
少しレイプものとか書いてみようと思ったんだが、それはお呼びでない?
受験生乙。週1回のらきすた分補給で乗り切るんだ。
>>327 お呼びではないがソフトなのを頼みたいw
かがみんの赤いタイを引っ張って、うりうりするタイプならおk
今のところ、考えてるのは
・こなたとかがみとつかさが軟派男に襲われる(酷い鬱もの
っての。これを問いたい
もちろん、百合も書けるが、上記のも
>>330の通り、注意書きがあればOKなのか?
「過激な内容は断りを入れてから」と
>>1にもあるし、注意書きがあれば良いと思う。
苦手な人は……各自で紳士のようにスルーと言う事で。全裸で。
かがみんの赤ネクタイはそのままで<全裸でも
GIOGIO氏のコメントフォームが更新されてる件
……もうちょっと休んでたほうがいいよ?
好きでやってんだしいいんじゃねーの(ホジホジ
>>327個人的にレイプ系おkだけどww個人的に
>>331 百合が多いから強姦は意外と需要ありそう
現に俺がry
欲望をおさえきれなくなって
物凄いひどいことするんだけど
急に罪悪感が芽生えて、泣きながら謝って
最後に和解
って感じのレイプものなら、いくらでもイケるぜ
いや、この通りに書いてくれってわけじゃないよ
鬱ものでもなんでもばっちこーい!
まぁ、書けば良いじゃない
見たくない奴は、見なければ良いんだしね
というか俺としては鬼畜に走ってもらっても全然おk
サディストの嗜虐心を駆り立てるような作品を期待しているこの頃
…すまん、俺にはそんな物書けるほどの才能が無い
20歳未満禁止じゃないのか
鬱系大好物だし、個人的にはおk。
名前欄に注意書きなり入れて苦手な人はNG指定するとか。
こなかが鬱物で投下します。NGは狂気で
345 :
狂気:2007/05/17(木) 00:37:04 ID:jU63pOmw
何故?
かがみの笑顔が私だけの物にならないの…
何故?
私の身体はかがみを抱けないの…
何故…?
かがみ…私の事嫌い?
何を泣いてるのよ…
泣いてばかりの瞳はいらないよね…
もう私を傷つける事しか言わない唇は縫ってしまったもの…
かがみ…好きだよ…
ねえ…好きだといって?
何故…
好きだと言ってくれないの…
唸ってばかりじゃ解らないいよ…
哭いてばかりじゃ伝わらないよ…
あぁ…口が開けないのか…
指はまだ残ってたよね…
私にラブレターを書いて…私に貴方の気持ちを教えて
…たす…けて…?
かがみ…日本語も解らなくなったの?
それじゃあ…耳もいらないね…
…あい…してる…?
本当に?嬉しいわ…かがみ
お礼に私だけのかがみにしてあげる…
喜んでね…貴方はこの世界から解放されるの…
私と一緒に逝きましょう…
二人だけの世界へ…
「かがみ…愛してるよ」
【終り】
>>345 こういうのって自分で妄想すると平気なんだけど
いざ他人のを見てみると('A`)って感じになるよね
不思議
>>342 今は18歳未満禁止。
去年の暮れ辺りだったかに改正があった。
>>345 乙です。
こなたの独白は普段の口調に合わせた方がいいような気もするかな。
「地の文ですから」と言われたらそれまでだけど。
投下させていただきます。
効きすぎのエアコンみたいな冷たい冬の風がカーテンをわずかに揺らし、
遠くからジングルベルの愉快な音楽が聞える。
部屋のテレビもミニコンポも持ち主の意思におとなしくしたがって沈黙を守っていて、
会話のない部屋でジングルベルの音楽に少しだけ身をゆだねながらかがみは
ベッドの上で目を閉じていた。
「じんぐるべーる、じんぐるべーる、すずがーなるー……」
自分にも聞えない小さな声で、ささやくように歌う。でもすぐにそんな気力も萎えてしまって、
またため息をついて体をごろごろと転がした。
窓から入るひんやりした風が、ほっぺたをそっと撫でた。
「はあ……」
せっかくのクリスマスイヴだというのに、随分と景気の悪いため息だと自分でも思う。
いつもにぎやかなこの部屋も、自分ひとりしかいないとひどく静かに感じられた。
いつもだったらつかさに、みゆきに、……それにこなたが居てくれて楽しくおしゃべりしたり、
ゲームをしたり。そんな『当たり前』が最近はとんとご無沙汰で、正直心細かった。
冬休みだから仕方ないけど、みんなが予定あるのに自分だけ一人ぼっちなのはさびしい。
部屋着にしているグレーのジーンズの縫い目をすり抜けて、冷たい風が足に
まとわりついては離れていく。そろそろ新しい服買いたいなあと思いながら、かがみはつま先をこすり合わせた。
「さむい……」
ちらりと窓の外を見やると、少しだけ雪が降り始めていた。
さすがに風邪を引くのはいやだったから窓を閉めて暖房をつけた。
古いやつだったから、あんまりあったかくなった気がしない。
ジングルベルが聞えなくなると耳鳴りがして、自分が一人ぼっちだという現実をあらためて突きつけられた気がした。
こらえきれなくなってこなたが貸してくれたアニメソングのCDをつけた。
妙にアップテンポで落ち着かなくて、すぐに消してしまった。
「はぁーあ」
天井を見つめても何もない。
しばらくぼぅっとしていると携帯電話がじりりり、とレトロなベルの着メロを鳴らした。つかさだ。
「はい、もしもし」
『あ、お姉ちゃん。どう?そっち何もない?』
なんだか申し訳なさそうな声で言う。相変わらず優しいコだ。
「んー、まあね。何もない。本当、何もなくてちょっとしんどいわ」
『ごめんね、私だけ……』
「いいっていいって。友達とパーティーなんてそうそうないんだから楽しみなさいって」
『う、うん……今日泊まりだから帰れないけど、何かあったら連絡してね』
「はーいはい。それじゃ切るわよ。友達に悪いでしょ」
『うん。じゃあ、またあとで電話するね』
ぴっと通話を切った。枕元に携帯をおくと、また大きいため息が出てしまった。
ほんの短い会話でもちょっとは気晴らしになったけど、やっぱりすぐにまた寂しくなってしまう。
またつかさから電話あったら、ちょっと長話につきあってもらおう。
そうは思っても、かがみの頭に浮かぶのはつかさではなくて、海のように真青な髪の『あの子』だった。
「電話くらいよこしたっていいじゃないかよぅ」
また携帯を握って恨めしげに言う。
この一週間、何度となくこっちから連絡をとろうと思った。
でも『あの子』は親戚ご一同と旅行に行っている真っ最中でなんだか気が引けたし、そもそも
彼女は携帯電話を携帯しない人間だ。かけたところで連絡がとれるとは思わなかった。
「私たち恋人じゃないのかよぅ……バカこなた……」
手でくるくると携帯電話を玩び、また枕元に置いた。
予定だと二週間の大型旅行だそうで、いろんな場所の温泉を巡るツアーらしい。
温泉かあ。いいなあ。私も行きたいなあ。
慰めにそんなことを考えても虚しいだけでまたため息が出てしまった。
キッチンでコーヒーを入れて、静かな音楽(やっぱりこなたが貸してくれたアニメソングだ)を
聞きながら窓をのぞいた。
道行く人々はみんな『清しこの夜』を待ち焦がれているようで、笑顔がこぼれて楽しそうだった。
胸がぎゅっとした。
一番つらいのは、両親と姉が三人で旅行に行っていることでも、つかさが友達の家にお泊りに行ってる
ことでも、自分だけ予定がないことでもない。
こなたがいないことだ。
二週間くらいなら平気、と思ってたけど一週間でもう寂しくて仕方ない。自分で思ってたよりこなたの
こと好きだったんだなあ、としみじみ考えてもなんの慰めにもならなかった。
それにやっぱり、クリスマスイヴくらいは恋人と一緒に過ごしたかった、と思う。
できるだけ時間をかけてコーヒーを飲んだらやることがなくなってしまった。半分拗ねてベッドに
倒れこんだ。
このまま明日になっちゃえばいいなあ。しょうがないから、明日は一人でゲームセンターでも
行こうかなあ……。
ぼんやりしてきた頭でそんなことを考えていると、そのうちゆっくりと意識が遠のいていった。
しばらくうとうとしていると、突然さっきのアップテンポなアニメソングが耳に入った。
驚いて飛び起きると、携帯電話がけたたましい音を立て、おおげさなくらい大きくバイブレーションしていた。
大急ぎで電話をとった。この曲は、こなたがかけてきたときの曲だ。
「も、もしもし」
『やっほお、かがみ。愛しいこなたですよー』
「愛しくなんかないわよ」
思わず憎まれ口を叩いた。
私がこんな寂しい思いしてるのに、こんなあっけらかんとした声出しちゃって!
「どうしたのよ。温泉はいいの?」
『いやあ、温泉もいいんだけどね。さすがにアニメ見られないしゲームもできないし。そっち方面の話も
できないからしんどくなってきちゃってさ。それに今日イヴじゃん?どうしても話したくなっちゃってさ』
「私はあんたの暇つぶし相手か」
話しながら、だんだん自分の声が涙声になってきているのに気づいた。
こんな他愛もない話でも、やっぱりこなたの声を聞くと安心する。心があったかくなる。
一週間ぶりに聞けたどうしようもないくらい愛しい声は、かがみにはとても嬉しかった。
『あれ、かがみ泣いてる?』
「な、泣いてないわよ!!」
『わわ。わかったよ、そんな大きい声出さないでよ……。どっちにしてもかがみ、寂しいでしょ?』
「……まあ、ちょっとね」
『えっへへー。そんでさ、ちょっといいこと考えちゃったんだ、私』
「いいこと?」
『そ。すっごくいいこと。っていうかプレゼント、あげようと思ってさ。かがみ、きっとびっくりするよ』
「プレゼント?何よ、もったいぶらないで言いなさいよ」
『んふふ、それはねえ』
ぴんぽーん。
「………!」
ばたばたと普段ならさせないような足音を立てて、玄関に向かって駆け出した。
二重のカギを開けて、思いきりドアを開けた。
「はーい、こんばんは」
携帯を耳に当てたまま、こなたがにへら、と笑った。
喉の奥に何かつまった感覚がして、何もいえなかった。
「あれ、やっぱダメだったかな、この演出。アニメならもっとラブラブになるフラグ立つと思うんだけど」
「………なんで、ここに?」
「ん。抜け出してきた」
やっとこさ言葉をひねり出すと、こなたはやっぱりあっけらかんと言い放った。
「こう、スキを見てね。あとでお父さんに怒られる気がするけど、でもいいんだ。
かがみと一緒にいたかったしねー。ほら、ケンタッキーとお菓子とジュースとー。
あとケーキ買ってきた。一緒に食べよ」
「こなたぁ……」
「わ」
思わず目からぽろっと涙がこぼれてしまったが、もうそんなの気にしてられなかった。
こなたの小さい体を、そっと抱きしめた。
「さびしかったよぉ……」
「うんうん。私も寂しかった。あー、ほら。泣かない泣かない。今日はずっと一緒にいたげるから」
「ほんと?ほんとに?」
「うん。私がウソついたことある?」
「……ある」
「ありゃりゃ」
思わず目を見合わせて、小さく笑いあった。あ、とこなたが思い出したように手を叩いた。
「忘れてた。かがみ」
「ん?」
「メリークリスマス」
また、にへらと笑った。雪は少し弱くなっていて、その中に立つこなたはすごく可愛かった。
「うん。メリークリスマス、こなた」
頬に手を添えて、一度だけキスをした。
遠くから、ジングルベルの愉快な音楽が聞えていた。
おわり
ありがとうございました。
良いよほー
ヒューゥ
ウホッ
これはいい
久々に心暖まる話だ
こなたに染められてる幸せを感じた
かがみんのウサギ体質を掴んだお話だねぇ
いい話だなぁ
レイープ物はあまりこの作品に合わないかもな
ただ、白石が逆レイプされる展開なら何も問題ないと思うんだ
起き抜けに糖分補給できるこの幸せ。
ケーキより甘い二人を、どうもごちそうさま。
「かがみ…タイが曲がっていてよ」
「おねえさま…」
「…いつもはツッコミいれるのに…ノってきたよ…」
「はッ!…べ、別に…」
「はいはい。かがみんはカトリック系女学園萌えですよ」
―その後
「おねえさま〜♪」
私に対するつかさの呼び方が暫く変わっていた…
そんなネタ
えぇ話やわぁ
>>361 俺としちゃ見てみたいんだがな>強姦もの
しかし、あきら→白石の逆レイプ自体にはすげぇ納得。
どうしても白石から攻める要因が見当たらないだけに。
ところであきらのエロって、猫被って無邪気攻め装うのか、
それとも腹黒全開で苛烈に攻めるのか、どっちなのかわからん俺がいる。
>>365 してる時は無邪気全開白モード、時々腹黒
終わったあとは腹黒全開脅しモードww
『あたしの初めて奪ったんだから責任とってくれるのよねぇ?まさかやるだけやって中に出したくせに無実と言い張れるの?(ry』
そんな感じで結局あきらのペースにながされる白石ってイメージがするw
あ、もうGIOGIO氏のうpが流れてる…
どんなだった?
>>367 流血&死にネタありのみなみ×ゆたか(非エロ)と、自作についてのライナーノート。
内容についての論評はあえてしないが、焦って書いてる印象があった。
>そんな感じで結局あきらのペースにながされる白石
なんかあの二人に急に好感が湧いてきたw
>そんな感じで結局あきらのペースにながされる白石
逆にいつもの態度に白石がブチ切れる展開を期待する俺は異端
>逆にいつもの態度に白石がブチ切れる展開
で事後黒化したあきらのペースに結局ながされるエンドレス、と
なんだかんだで
あきらはツンデレ
だと信じてやまない俺が来ましたよ
>で事後黒化したあきらのペースに結局ながされるエンドレス
そうか…結局皆はそれを期待してるのか…
なら俺はとことん異端であり続けるぜ…
男女の体の違いの話で盛り上がる四人、しかし男子の体はみゆきも実際に見た事はない
適当な理由で無害そうな白石を呼び出し、気絶させ、みゆきの家に連行
抵抗出来ないようにされた後、男子の体の反応を試す、という名目で四人に弄ばれる白石
という電波を受信した
しかし書く時間がないorz
>>374 大丈夫だ、その設定だけで、脳内で綺麗に再生されつつある。
おおっ!
その精液ドバドバ剤って何て名前?
夢の中身はか〜ぜ任せってなんでやねん!
>>374 みゆき『あの…白石さん、これからちょっとお時間大丈夫でしょうか?少しお話ししたいことがあるのですが』
白石『え、あ、はい、大丈夫ですけど』
みゆき『じゃあ行きましょうか』
人気のないところへ
白石『それで用ってくぁせ(ry』
こなた『ちょあー!!』
白石『………(気絶)』
つかさ『はわわ…こなちゃんこの人、大丈夫なのかな?白目むいて泡吹いてるよぉ!?』
こなた『んー…大丈夫でしょ。お父さんにも同じようなことしてたけどちゃんといきてたしねーw』
かがみ『そー言う問題か!』
こうですか?わかりません><
でも、歌詞を見てくとなるほどなぁと思うことはあるw
376-378とか380の発言に思わず?となってしまう俺
いったい何の話をしているんだorz
サザン知らんのか
thx、把握した。
>>382 このスレにポルノ以外のアーティストの話題が出るとは…
エロティカ・セヴンは、架空のクスリとかの名前ネタとかで出せそうだから、
サザンの曲の中でもネタにしやすい方だと思うなぁ…。
>>384 初めて見たけど、結構面白いな…それw
こなかが書いたんだけど、張っていい?
幼稚な文体で申し訳ない上に、非エロなんだけど…
あと、ここって一回の書き込みに何文字おさまる?
質問スレより↓
101 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/06(火) 07:02:33 ID:F1upm79w
>>97 60行までいける。2048文字(4096バイト)規制に引っかかったのだと思われ
102 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/06(火) 07:09:21 ID:F1upm79w
追加
一行あたりは128文字(256バイト)までらしい
390 :
かがみの決意:2007/05/18(金) 20:31:07 ID:1zi//X97
...ここは何処だろう
タクシーの料金メーターを睨み続ける事、2時間と15分。財布の中に数泊できるだけの余裕を残して、私は適当な場所で歩道に降り立った。
深呼吸も兼ね、軽くため息をついて見回すと...辺りにはコンビニどころか民家さえも見当たらず、道路を点々と灯す薄暗い街灯が少し先に伺えるだけの、無表情な景色が目に映る。
もう少し金銭的余裕があれば、多分此処よりはマシな所で降りられたのに...はぁ、前もって貯金しとくんだったなぁ.....。
お金の事を考えていると、自然と本当のため息がでた。
白く色付いた私の吐息は、少しの間視界を支配すると、さっと薄れて消えてゆく。
それはまるで今の私.....そんなクサイ事を考えるつもりはないが、消えてしまうそれは、私をより感傷的にさせていた。
今までの暮らしを全て捨て、逃げるようにしてタクシーに乗り込んだ私には、冬のため息のような結末しか待っていないのだろうか...。
ふと、後ろで小さな靴音が鳴った。
それを待っていたかのように、タクシーのドアが閉まる音。
これも無表情なエンジン音を響かせて、私の傍から消えていった。
「うわ...何にも無い」
小さな靴音の主が呟く。
唯一表情のあるその声からは、呆然とするような、しかし他人事であるかのようにも聞こえた。
「仕方ないでしょー?アンタが殆んど無一文で来ちゃったんだから...」
呆れたような声を作って振り返る。
すると、視界には青いアホ毛。さらに少し見下げると、その青い髪を羽織り物のように纏ったこなたが私を見上げている。
391 :
かがみの決意:2007/05/18(金) 20:32:16 ID:1zi//X97
「にしてもさー、民宿どころかコンビニすらないじゃん。あぁー....これは早くも野垂れ死にかな〜」
普段の、のほほんとした表情で道路の先を見渡す。
それを見て、何故か不安に駈られていた私の心はホッと息をついていた。
この子は、本当は付いてきたくはなかったのではないか。そんな事を私はいつしか気にしていたのかも知れない。
冗談を言うこなたを前に、私の心配事は、それこそため息のように薄れて消えていた。
「勝手に殺すな。
...取り敢えず、歩いてみない?どこか座って休めそうな所でも探しながらさ」
「...今夜はそこで寝るの?」
「まぁ...そうなるわね」
こなたの顔がぶす〜っと歪む。私はやはり申し訳なくなり、少しだけ頬を掻いた。
「はぁ〜...冬の寒空の下、かがみんと二人で寂しく野宿かぁ〜...」
わざとらしくため息をつくと、渋々歩道を歩き始めるこなた。
「わ、悪かったわね...私で...」
すぐに隣に並ぶと、小柄なこなたに合わせ、少し加減して歩く私。
この無表情で、それが物悲しくも感じるこの景色に、そんな私達は酷く不釣り合いに見えただろう。
392 :
かがみの決意:2007/05/18(金) 20:34:17 ID:1zi//X97
雪が降った。
ただでさえ厚着をしてこなかった私達に追い討ちをかけるように、その氷屑はしんしんと降り注がれる。
少し辛そうに、それでもおどけてみせるこなたを横に、私はそっと差し出した手で雪粒を受け止め、転がしてみる。
そのふわふわとした、柔らかく温かい雪粒の表情に、私は妹を重ねていた。
「つかさ....心配してるかなぁ...」
ふと呟いた私に、隣のこなたは口元をにんまり。
「おやおやかがみん、女々しくもホームシックとやらですかな?」
「なっ...ち、違うわよ!
その...つかさには悪い事したかなって...」
やっぱり恥ずかしくなってしまった私は、こなたの視線から逃れるように俯いた。
その様子をじっと見ていたこなたには、私が落ち込んでいる、後悔しているように映ったのかもしれない
少しだけ静まった声を、その口からそっと呟いた。
「かがみ...、今から戻ってもいいんだよ...?
ちょっぴし怒られるかもしんないけど...つかさが心配なら--」
「...いいのよ」
顔を上げた私が、ため息混じりにそう言い放った。
私はとうに吹っ切っていたのだ。こなたにこの話を持ち出す、その前の日には決心していた。もうこの道しか無いのだと、それしか信じはしなかった。
それでも心配そうに見つめてくるこなた。私がそっと手を差し出すと、すがるように両手で握り締めた。
393 :
かがみの決意:2007/05/18(金) 20:35:58 ID:1zi//X97
いつしか、人気のない公園に辿り着いた。
夜中なので人が居ないのは当然だが、そうでなくてもこの辺りに人が来るような気はしなかった。
中央の廃れた花壇、それに沿って一つのベンチがあった。
「や〜っと休めるー...、もう足が棒みたいだよ〜」
真っ先に腰掛けたこたな。存分に背をもたれさせ、両足をぷらぷらと揺らしている。
「お疲れ〜、ほれ...これ飲んであったまんな」
公園の門付近に備えられた自動販売機で買った、「あったか〜い」缶コーヒー。一つをこなたにトスし、私も隣に腰掛けた。
「おぉかがみん...気が利くね〜、これに免じて今日は野宿も許すとしようか」
「はいはい、そりゃどーも」
相変わらずおどけるこなたを軽く流し、プルタブを開けて口に運ぶ。
長く歩いたせいか、どこにでもある缶コーヒーの味が私の身体をひどく癒した。一息に飲んでもしまっても良かったが、身体を縮め、ちびちびと口にふくむのが好きだった。
こなたはと言うと、未だプルタブも開けないまま、手の内で転がして暖をとっていた。小さな手の為か、それがおぼつかなく見えて可愛らしい。
私はしばらく、こなたを見ていた。ちっちゃくて子供みたいで、それでも私をからかい、いっつも手玉に取るこなたを。
394 :
かがみの決意:2007/05/18(金) 20:37:24 ID:1zi//X97
....あの時も、からかってるんだ。そう思った。
誰も居なくなった、夕焼けに染まるこなたの教室。呼び出された私は、紅い陽射しを背中に浴びるこなたを前に、暫く呆然と立っていた。
そりゃそうだ、同じ女の子にあんな事を言われれば誰だって---
「...かがみん、そろそろ眠くなってきたね...」
ふとこなたの声。見れば缶を手に納めたまま、下がってきたまぶたを押し上げるように擦っている。
「あぁ...ちょっと待って、いま毛布出すから」
足元のリュックサックに手を伸ばすと、中から一枚の毛布を取り出す。これだけでリュックサックの中は空だ。
「むぅ...かがみんめ、最初から野宿するつもりだったとは...」
「ちち、違うわよ!念のためにって...持ってきただけよ」
ブツブツと不平を呟くこなたの肩に毛布を掛けてやる。私も風邪をひくまいと、こなたに寄り添い同じ毛布を羽織った。
「........」
するとこなたは少し俯いて、急に黙ってしまう。
ん?...コイツ、もうねちゃったとか...?
寝顔を覗き込もうとも思ったが、肩に掛かった毛布がずれてしまう。そう考えて止めた。
暇になって、ふと顔を空に向ける。未だ静かに雪は降って、鼻先に少し積もった。
それを払う事もなく、私は考え事をした。
これからどうやって食べていくか、どこで寝泊まりするか、どこで働くか...
明日にでもバイト先を見つけ、少しでも稼がなければ...
そうすれば、何時かは二人で部屋を借りて、野宿なんてしなくてもすむようになる...
そんな事を考えた。都合良く事が進むとは思わないが、それでも努力してみよう。だって、やっと夢が叶ったんだから...
いつの間にか、私の左手が暖かい。
こなたが小さな手のひらを重ねていた。
そして呟いた。
あの時と少しだけ違う、同じ言葉...
「かがみ.....好きだよ..」
そうして目を閉じ、私に寄りかかって眠るのだ。
「...私もよ、こなた...」
だからこうして野宿をしている。
私達が許される場所を求めて...今は、その過程だ。
頭に雪を積もらせた私達は、お互いに寄り添い合って夢を見た。
おわり
終わり
正直すまんかった、ゆとりだから大目に見てm(__)m
>>395 えーとね、...は…だと読みやすい
---は―――にすると読みやす(ry
それ以外はGJですぜ兄さん
>>395 基本GJなんだが…
頼むから最後に余計なこと言うのやめてくれ。
面白かったのに水さされる
>>396 携帯でまとめサイト見るとこんな感じに変わってたから…次があれば気を付ける
>>397 ごめんなさい、見なかった事に
( ;∀;) イイハナシダナー
いい事思い付いた。
大木こなた「いやぁ、最近ホンマ暑なってねぇ」
大木かがみ「そうですねぇ。」
こなた「あんまり暑いからやろか、ウチの犬の毛ぇ、みんな抜けてしもたんやぁ」
かがみ「えぇ!ほな丸裸かいな!」
こなた「おぉ丸裸やぁ!」
かがみ「ホンマかいな。はぁー、なんや嘘みたいな話やなぁ」
こなた「うそやがなぁ」
かがみ「・・・」
>>395 大目に見るも何もない。
切ないよウワァァァァン!
駆け落ちネタって奴は、どうしてこう切ないのだろう……GJ!
そのまま凍死なんてことはないだろうなあ…
403 :
いつもと逆?:2007/05/18(金) 22:53:25 ID:/FJrALm7
ここはとある一室のベットの上
「あっ・・あぁん・・・そこは・・・や、やめぇ」
苦しそうに喘ぐのはこなた
「ふふっ、こなたぁーあんた以外と敏感ねぇ」
笑顔で見下ろすかがみ
「くっ・・・かがみんにこんな一面があったとは・・・はひゃあぁ!」
高校生とは思えない小さな体を震わせるこなた
・
・
・
・
・
何て言う普段とは逆のパターンはどう?
続きを書いてみようと思うんだが。
〜っての需要ある?
〜っての書いてみたいんだけど
〜ってシチュエーションはあり?
よく見かける文句だ。
まずは書く。そして投下。話はそれから。
かがみ攻めは今までにもあった。需要はあるだろ。
>>405 そのスレなら煽られない…そんな風に考えていた時期が俺にもありました
>>403 かがみ攻めは正直難しいから少ない。
ないが言いたいかってと、需要ありまくりってこった
>>390-394 これはいい。
文章が綺麗で雰囲気がよく現れてたよ。
読み手が想像する余地を残してるのもいいね。
>>408 コンマ00おめ
かがみは、普段ツンツンしてる分近づこうとする人も少なくて
寂しい思いをしてるっていうイメージがあるんだよなぁ…。
上げ
いろいろと練りこみ中保守
昨日の390だけど。
また書いたんで、こなかが張っときます。
鬱です。
414 :
平静は:2007/05/19(土) 15:13:11 ID:vnrnWWXG
学校からの帰り道、私とこなたはケンカをした。
と言っても、殆んど一方的に私が怒っただけだ。
毎日のように「凶暴」「暴力的」とこなたのネタにされ続けた私が、今日という今日でとうとう拗ねてしまったからだ。
そりゃあ拗ねたくもなる。密かに想いを寄せる人、その本人に貶されて、平気な奴なんて…普通はおかしい。
私も例外には当てはまらず、ひどく憂鬱な心持ちで自宅の洗面所の鏡を見つめていた。
「…そんなに怖いかぁ?私の顔……」
映るのは、軽くつり上がった目尻、心なしかムスッとした口元。これに普段の攻撃的な口調が加われば、たしかに近寄り難い雰囲気はあるかもしれない。
初めの頃は、別にそれでも構わないと思っていた。取り分け困るような事は無かったし、こんな愛想でも友達は結構居た。
……アイツにまでそう思われている、それだけが最近の私には辛かったのだ。
「………」
辛気臭い事を考えていると…いつの間にか、どうにも救いようのない私の顔が鏡にあった。
いかんいかん、こんなだからアイツのネタにされるんだ。空気を切る音がする程に首を振り、再度鏡に向き直す。すると映るのは真剣な表情。辛気臭さは抜けていた。
「まずは……にっ」
取り敢えずはと、小さく笑顔を作ってみる。軽く上がった口の端。少しだけハンサムに見えてしまうが、怖いよりはマしかな…そう思う。
「もうちょっと、こう……ん…」
一旦崩すと、場所を変えて目を意識する。うっすらと細め、淡い目付きを作ってみると、つられて口元も緩んでいた。
これは…私がアイツを見つめる時の表情だ。勿論、面と向かってはこんな顔、恥ずかしくて出来ないのだが…
ふと横顔を見つめたり、たまに遠くから見掛けたりすると、ついついこんな表情になってしまう。
私、やっぱり好きなんだなぁ…。
改めて今、そう思った。
「……へへ…」
そんな事を考えると、自然と本物の笑みが溢れていた。鏡を前にしてにやける私は、その様子を覗き見る妹にとって、ひどく不気味に映った事だろう。
415 :
平静は:2007/05/19(土) 15:14:37 ID:vnrnWWXG
こなたです。
今日はかがみを怒らせてしまった。海よりも深く、山よりも高く反省したあたしは、その反省を行動にするべく此処に来ていた。
それは柊家の玄関前。そして戸を前に立ち尽くすばかりのあたし。あぁー…やっぱり緊張するなぁ〜。
きっとかがみはまだ怒ってるだろうから、もしかしたら顔を見せてすらくれないかも。出てきてくれたとしても、あたしは上手く成し遂げられるだろうか…。
そう考えると、呼び出そうとする声はいっこうに出なかった。
もう一時間は経っただろうか、背中に日は落ち、カラスがかぁかぁと鳴いている。
諦めよう、そろそろアニメが始まる頃だ。
そう思って踵を返すが、でも…と立ち止まってしまう。
だからあたしは、こんな時のための強い見方を用意していた。これは最終手段、ホントは直接言えれば良かったんだけど…
かがみんや、意気地無しのあたしを許しておくれ。
詫びるような気持ちを添えて、それを郵便受けに突っ込んだ。
416 :
平静は:2007/05/19(土) 15:15:41 ID:vnrnWWXG
夕暮れ時の交差点、あたしは二つの理由で駆けていた。
一つはもちろん、アニメの放送時間に間に合わせるため。録画の予約も入れてないから、どうしてもリアルタイムで観るしかないのだ。
もう一つ、それは恥ずかしかったからかな。あたしは成し遂げられなかった。けど、アレを置いてきたんだから、どのみちかがみは知ることになる。
明日の朝…顔を合わせる事を考えると、身体が痒いような…熱いような。
そんなこんなでテンション高めに、あたしは青の信号を渡った。
「こなちゃん、遅いね…」
つかさが言う。
それは陽の射す次の日の朝。
珍しく待ち合わせに遅れそうだった私達は、急いでここにやって来た。それから20分は経っただろうか、未だにこなたはやって来ないのだ。
私はひどく落ち着かなかった。ケンカ別れしたのが昨日、アイツも怒って、先に行ってしまった。
なかなか現れないその理由に、そんな事を当てはめていた。
「うーん…これじゃ遅刻しちゃうし……ちょっと可哀想だけど、私達だけで先に行っちゃおっか」
その言葉には、暫くしてから頷いた。
どうせこなたは此処には来ない。もう先に行ったのなら、それは当然だったから。
そう決めつけるしか無かった私は、珍しく無言で登校した。
417 :
平静は:2007/05/19(土) 15:16:46 ID:vnrnWWXG
チャイムが鳴った。
それに遅れて号令がかかり、私はならって礼をした。
一時間目のおわりを迎えた教室、それは適度な騒がしさで、私の瞑想を邪魔しなかった。
考える事は、当然こなた。やはり怒っているのだろうか、それとも私がまだ怒っていると思い、避けているのだろうか。
どちらにしても悲しいと思った。こなたは私が傍にいなくても平気、そんな答えが浮かんで来るからだ。
締め付けられる胸の苦しみから逃れるように溜め息をつくと、それと同時に教室の戸が開いた。
「あの……お姉ちゃん…」
妙に静かではあるが、それは聞き慣れたつかさの声、とすれば私を呼んでいるのだろう。
「ん?どしたーつさか」
机に頬杖をついたまま、つかさの方を向いてみる。
つかさは何も言わないまま、私を呼び寄せるように教室を出た。
「ったく、いったいどうしたのよ?私、次は移動なんだけど…」
終始黙ったつかさの背につき、私は廊下を歩いている。こういう時のつかさは大抵、何か後ろめたい事を隠している。
今回もそう解釈した私は、ほくそ笑みつつも黙って歩いた。
連れて来られたのは、つかさの教室…こなたの教室。
私はここで勘づいてしまった。
…こなたの奴、つかさを使って私を呼び出して、昨日はゴメン!なんて謝るつもりだ。
今朝の事でちょっと頭にキテたけど、ちゃんと謝ってくれるのなら…昨日練習した、飛びっきりの笑顔で許してやろう。
私は内心胸を踊らせつつ、こなたの席へと歩いていった。
「おっすこなた。て言うか、呼び出すんなら自分で来な―…」
こなたは無かった。
その代わりだと言いたげに、机の上の花がしなる。
他には何も無い机。
カバンも教科書もコンプも無い。
私はどんな気持ちで止まっていたのだろう。隣のつかさの泣きじゃくる声も聞かず。
信号無視の車、被害者一名。ニュースは今朝から報じられていたらしい。
418 :
平静は:2007/05/19(土) 15:18:12 ID:vnrnWWXG
―――――――
ようやく、私の生活は落ち着きを取り戻した。
のんびりと過ごす日曜日。特にする事も無い私は、珍しくベッドに寝そべっていた。
窓から射す陽射しが柔らかく、普段で言う、まさに平静だった。
こんなに平和だと感じるのは久しぶりで、私は至極気分が良かった。
そうだと思ったから、ベッドから降り、何となく部屋の片付けを始めてみたのだ。
雑誌、小物、お菓子の袋。
全てを適所に運び分けてゆく。
それだけで楽しく思えてしまって、つかさが来た事には気付かなかった。
「お姉ちゃん、お手紙が届いてたよ」
私の部屋を覗き込みつつ、少し遠慮がちにそう言うつかさ。
見ると手には便箋を持ち、受け取る私を待っていた。
「ん…サンキュ。誰から?」
そんなつかさに、床に膝をついたままで手を差し出す私。捨てる雑誌を縛っていたからだ。
「…………」
ふと表情が薄くなり、つかさは私に便箋を渡す。暫くすると、そのまま黙って歩いていった。
その様子に首をかしげつつ、私は二つ折りの便箋を開けたのだ。
419 :
平静は:2007/05/19(土) 15:20:28 ID:vnrnWWXG
かがみんへ
さっきはゴメンねー、かがみんがあんなに怒るとは思わなくってさ。
あたしも色々反省した訳だよ、うん。
んで、謝罪も兼ねてかがみん家に行こうと思ったんだけど…ちょっとだけ思うことがあったので、手紙を入れときまーす。
いやー…にしても、さっきのかがみんは凄かったね。髪の毛こんなに逆立てちゃってさ。もうかめはめ波とか撃てちゃいそうだったよ。
「かがみんこわー」なんて言ったら、そのまま怒って帰っちゃったけどさ。
でもね、あたしはそんなかがみん…見てて楽しいよ。
ちょっとからかうと、すぐタコみたいに膨れて怒ってさ。かがみんは自分のそーゆー所気にしてるみたいだけど、あたしはそのままの方が楽しくて好きだなー。
…うん、楽しいよ。けど、最近はちょっと違うんだ。
何て言うのかなー、かがみんがムキになってるのみてると…こう、可愛く思えちゃうんだよね。
ぷくーって膨らんだほっぺたをさ、指でつんつんってしたくならない?
つつかれて焦るかがみんは、また可愛いんだろーなぁーって思ってね。
だから、かがみんは怖い顔ーだなんて思ってないよ、あたし。
むしろ可愛いよ、萌えだよかがみん!
…だからさ、最近はそんなかがみ見てると…ちょっとドキドキしちゃってるんだよね。
……もう書いちゃうね?どうせ言うつもりだったし…
あの、あたし…あたしね、かがみんのこと――…
何を叫んだのだろう
私の声が、閉め切った部屋に響いていた。
終わりm(__)m
.。::+。゚:゜゚。・::。. .。::・。゚:゜゚。*::。.
.。:*:゚:。:+゚*:゚。:+。・::。゚+:。 。:*゚。::・。*:。゚:+゚*:。:゚:+:。.
.:・゚:。:*゚:+゚・。*:゚ ゚(ノД`)゚ ゚:*。・゚+:゚*:。:゚・:.
。+゜:*゜:・゜。:+゜ ゜+:。゜・:゜+:゜*。
.:*::+。゜・:+::* *::+:・゜。+::*:.
>>420 リアルタイムで読んだ。
……こ、こなたぁぁぁぁ! 俺の命をやるから生き返ってくれうわぁあぁぁあん!!
と言うわけで切なさに全俺が泣いた。GJでした。
あ、417にミスタイプ合ったので報告。
×:「ん?どしたーつさか」
○:「ん?どしたーつかさ」
週末の昼間に俺が泣いた。
>>422 またか、報告ども。
昨日のも一ヵ所「こたな」って打ってた…
GJ、だがなんという鬱
直ちに救済措置が必要だ!
俺にまかせろ!
こなたのモノマネは意外と簡単だぞ。女ならかなり上手くいくんじゃなかろうか。
なにげなくwikiに投票フォームが設置された件について
/::://つ /-=、 か u / _,,さゝ. 「ヽ l ! , l 姉の部屋から漏れる嬌声
/::_;イ-‐=レ'==ミ" '∠-==ヽl=ヽlヽ レ'レV
/::::::::..、 o ,≡:::::::〈、 o , :|│ リ ' 真夜中なのに付いている照明……
::::::::::::::::: ` ー--‐ '´三 :::::::::ヽ`::ー-‐:'.´ |│ l
::::::::::::::: ニニ ::::::::::::::ヽ::::::::: U |│ ! この二つの符号が意味するものは
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>>429 投票フォームではそういうことできません><
3レスほど投下します
※非エロ注意
題名:こなたは柊家に泊まりに来たようです-その夜-
ドーン
「ッヒィ」
「ほうほう、なるほどなるほど」
「何がなるほどなのよ」
「かがみんは雷が苦手なんだねー」
「に、苦手じゃないわよ。全然平気よ」
ドーン
「うっひゃあ!?」
「おーよしよし。こなたちゃんがちゅいてまちゅからねー」
「頭撫でるな。あと赤ちゃん言葉使うな気持ち悪い」
「だってかがみん赤ちゃんみたいに私に抱きついてるもん」
「・・・ぁ///」
ドーン ドーン ドン
「ヒィ」
「かがみん子供みたいで可愛い」
「ゆ・・・言うな」
「ね、ねぇ・・・こなた」
「ん?なあに?」
「 ・・・ちょっとの間このままでいい?」
「うん、いいよ」
ドーン ブルブル なでなで
ドーン どんがらがっしゃん
「ううう・・・」
「かがみん、布団に入ろうか」
「え?」
「布団かぶってたら雷の音聞こえないでしょ?」
「うん・・・わかった」
スゥスゥ
(かがみん寝ちゃったよ)
トントン ガチャ
「お、お姉ちゃん居る?」
「おーつかさ、まだ起きてたんだ」
「あ、こなちゃん・・・」
「どったの?」
「あ、あのね・・・えと・・・」
「ん?」
「か、雷が恐くて・・・」
「つかさ、お前もかー」
「・・・?」
「いいよ、こっちおいで。一緒に寝よ」
「あ、ありがとう・・・あ、お姉ちゃんは?」
「ここにいるよ」
「ぁ・・・お姉ちゃんの邪魔しちゃ悪いからやっぱ自分の部屋で寝る」
「そういことなら」
「つかさの部屋で一緒に寝よう」
「ありがとう・・・でもお姉ちゃんは?」
「もう寝ちゃってるし、放置プレイでもいいんじゃないの?」
「そ、そうだよね・・・」
「つかさも雷恐いんだね うんうん」
「こなちゃんは平気なの?」
「全然平気だよ」
スゥスゥ
(二人のせいで寝れなくなっちゃった)
(トイレ行ってこよ)
シクシク
「?」
「ぅぅぅ・・・こなたぁ・・・どこぉ?」
(かがみんの声だ)
ガチャ
「どうしたの かがみん」
「あっ・・・こなたぁ・・・どこ行ってたのよぅ」
「ちょっとトイレに(行きたいんだけどなあ)」
「うぅ・・・グスッ・・・一人で恐かったんだからね・・・」
「よしよし、こなたが付いてるから泣かないでね」
「・・・・・・うん ///」
(ね、寝れない・・・)
-翌朝-
全国的にアッサー
「おはよう、こなた、つかさ」
「おはようお姉ちゃん」
「お・・・おはぃよう・・・」
「どうしたのこなた。顔色が悪いわよ」
「こなちゃん、目の下に熊が出来てるよ。ちゃんと寝たの?」
(あんたらのせいで寝れなかったんでしょ)
(でも二人の可愛い寝顔見れたし、いいか)
「あんた何ニヤニヤしてるのよ」
「二人とも可愛かったよ」
「「?」」
(昨日のこと覚えてないのか!)
-終わり-
435 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 21:42:54 ID:cHCZWABC
>>434 こ、この甘えんぼ姉妹め! もっとやれ!!
と言うわけで、どんな装甲でもただ撃ち貫くのみな勢いでGJ。
435はツンデレと見た
二作品ともGJ!
>>422 大丈夫。きっとこなたなら天下一武闘会編で蘇ってくれる。
>>434 台詞だけってのもなかなかオツなもんだな GJ!
>>422 今はただ黒コート着た闇の住人になってるだけさ
職人様みんなGJ!
フルバージョンのもってけ!せーらーふく聞きながら読んだ
ぎりぎり泣かなかったぜ!
かがみ→こなたってよくね?
かがみが攻めとかそういう意味じゃなくてさ
こ:…ってな感じで壊れかけるかがみんってのを想像したらこれはこれで萌えるかなーなんて思ったわけよ
か:(半ベソで)ね え よ
…と
>>413を脳内補完することにした
>>440 KONATAをアナグラムにしてX入れるのか…
>>443 そんな感じかな
「こ、こなたの為じゃないんだからねっ」みたいな……それなんてツンデ(ry
こなたはニヤニヤ
>>445 元ネタが分かる輩がこのスレにいるとは…
ちなみに武器はライトセーバー
結局のところ、みゆきに兄はいるのか?
>>448 実のところ、兄など存在しない
前スレで伊南屋氏がいないって言われてて焦ってたよな…よく考えると一年以上前なんだよな…アニメってすげえな
>>448 兄がいるとは言っている(※原作のバレンタイン直前の話)が
こなたの父やかがみ達の父とは違い実際に出てきた事はない
>>440 >>447 えーと。やったことはないが、みwikiとつかペディアの力を借りて大体理解した。
「彼方より来たる者」カタノクス(Katanox)、とでも名乗るのか、この場合?
>>449 あれ、今日買った原作では父と兄にチョコをあげるって書いてたような……?
黒歴史ってことになったのか?
>>451 4巻ではみゆきの家族構成は父、母、長女(みゆき本人)となってるな
ちなみに伊南屋さんが黒歴史化を知らずに書いてしまった
暫定みゆき兄×みゆきモノが前スレで投下されてる。
このスレでは数少ない男×女モノだな。
390です、また書いたので貼る
「平静は」の続き。
非エロと鬱が続いてホントごめん。
455 :
想い出は:2007/05/20(日) 02:22:07 ID:x4dtFfsB
空は灰色、道は白。
淡く紺に色付く空気は、夏で言えば夕暮れ時で
私の吐息を白く染める
そんな冬の街だった。
珍しく一人で帰る私は、静かな通りを散策していた。
足の気紛れに身を委ね、通学カバンを後ろに持って。
まばらに歩く人すら居ない、私の世界と錯覚しそうだ。
悠々と闊歩する足取りに連れ、鳴るのはいつもと違った足音。
それが唯一の街の音、それが唯一の私の音。
年甲斐もなく、それが楽しい。私は歩みを進めていった。
ふと、それが止まる時が来る。
何時もの本屋を通った時だ。
別に、本屋に寄る気はない。ただ眺めるだけ、それだけだ。
そして私は目を閉じて、そっと以前を懐古した。
時折聴こえる硬い足音、唸りをあげる冷房の音。
アイツと私は並んで立ち、思い思いに本をめくった。
ふと、アイツが話し掛けてくる。コンプ祭り、そんな冒頭。
いっつも理解に苦しむ私。それでも、嫌ではなかった寄り道。
アイツの笑顔が好きだった。
アイツの声が好きだった。
だから私は満足し、難解な話に付き合った。
今、ゆっくりと目を開く。かすれて見える、変わらぬ本屋。
ガラスの奥に、アイツが見えた。
ため息一つで、それは消えた。
456 :
想い出は:2007/05/20(日) 02:23:40 ID:x4dtFfsB
再び降った、雪の中。
私はベンチに腰を落とす。
軽く宙に浮き、休む足。街の音は皆、静まった。
無言で雪は降り続け、街も私も染めていた。
小さく頭を傾ける。時間はずっと経っていた。
私は雪が好きだった。今になって、そう気付く。
見下ろす手のひらに停まる雪。ふっと吹くと、逃げてゆく。
ひらひらとゆく、その粒は…おどけて逃げる、アイツに見えた。
ふと思い立ち、横を向く。
ベンチの雪をかき集めた。
赤くかじかむ私の手。構わず、雪を丸めている。
そっと離した両手の中、小さく居座る、雪だるま。
「…へへ……こなた。」
照れ気味に笑う私の隣、黙ってアイツも微笑んだ。
そっと手を乗せ、撫でてやる。気持ち良さげに、目を閉じた。
依然と積もる、淡い雪。
依然と黙る、白い街。
依然と流れる、時の中
私のそれは、止まったまま。
そっと崩れる、雪だるま。
未だ枯れない、私の涙。
終わりm(__)m
>>457 乙です。
こういう切ない系も、たまにはいいものですね。
>>457 じんわりと来るなあ……。張り裂けそうな胸の奥からGJ。
GJ……だがこれから出かけるモチベーションが。
>>457 俺が幸運な男とめぐとすいぎんとう以外で泣くとは…
.。::+。゚:゜゚。・::。. .。::・。゚:゜゚。*::。.
.。:*:゚:。:+゚*:゚。:+。・::。゚+:。 。:*゚。::・。*:。゚:+゚*:。:゚:+:。.
.:・゚:。:*゚:+゚・。*:゚ ゚(ノД`)゚ ゚:*。・゚+:゚*:。:゚・:.
。+゜:*゜:・゜。:+゜ ゜+:。゜・:゜+:゜*。
.:*::+。゜・:+::* *::+:・゜。+::*:.
ウボァー!
こなた復活した!地獄から舞い戻ったぞ!
>>463 こなた「でも私もう心無いんだ……それでもいい?」
かがみ「ばかっ!心なんかなくってもこなたはこなたよっ!…ずっと寂しかったんだからぁ……ひっく…」
誰だよこなたが闇の住人になったとか言った奴は
こなた復活ネタで仕込み中(非エロ)なんだが、投下してもいいかな?
おk
完成しだい投下してくれ
467 :
390:2007/05/20(日) 14:05:01 ID:x4dtFfsB
ちょwwwも少し待ってwww
もう1つ続き書いてるから、その後のオマケ編みたいにしてくれると有難い。
あいや、
>>390氏の続きじゃなくて、某MADの続きだったり……
>>468 すまんかった、どうぞどうぞm(__)m
470 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 14:37:32 ID:slhaW1bA
かがみ「復ッ 活ッ
泉こなた復活ッッ泉こなた復活ッッ泉こなた復活ッッ」
こなた「してェ・・・エロゲしてェ〜〜〜〜〜〜・・・」
バケツ一杯の砂糖水でかwww
やさしいんだな あんた
かぁぁあああ//////
バキネタを見たせいで
〜バレンタインの日〜
かがみ「さ」(チョコを差し出す)
こなた「たぶんくるとは思ってたけどよ」
かがみ「喰うんだ」
こなた「かがみさ ほんっ・・・と優しいのな」
かがみ「(カァ・・・)喰うんだ」
という妄想をしてしまったじゃないか
>>474 バキって漫画にツンデレの代名詞とも言えるキャラがいるんだよ
炭酸抜けたコーラをかがみに差し出すこなた
かがみの反応をニヤニヤしながら見るこなた
かがみから文句を言われるとネタだよと反論するこなた
こなた「かがみって死刑囚背中に担いで水の上走れる?」
かがみ「何だその限定的すぎる状況。出来るわけ無いでしょ」
こなた「じゃあ死刑囚背中に担いでバイクの後ろの部分だけ吹っ飛ばしたりとかは?」
かがみ「だから出来ないって」
こなた「じゃあもし私が凄い毒に冒されて命が危険な時に、ヘリを飛ばして助けに来てくれたりとかは?」
かがみ「それは……無理だろうけど」
こなた「けど? それでも助けに来てくれる?」
かがみ「あ、当たり前でしょ。友達なんだから」
バキ好きな奴多すぎだろwwwww
かがみかいおう乙
こなた「くだらない女さなんだって途中で終わっちゃう
いつだって途中でだめになっちゃう………」
???「そんな事はないわよ…………こなた」
こなた「え?……………」
???「あなたはりっぱにやってるじゃあないの………『意志』は同じよ………
あなたがあの子と出会ったばかりの時にいだいていた『意志』は……
今…あなたの心の中に再びやどっているのよ………こなた」
こなた「!なんで私の名を……知っているんだ?
……そういや…あんた…前どこかで会った事が………ある
あのバスに乗るんだ…………思い出してきた……そうだ!!
もう行かなくては………私はかがみのところに戻らなくては…!!」
???「忘れたのこなた!?あなたはあれに乗ってここに来たのよ ここは終点なの……もう…戻る事はできない」
こなた「あ……あんたは……!!そうだあんたはッ!!
あんたは私が幼い頃亡くなった……………………!!」
かなた「こなた……あなたはりっぱにやったのよ………そう………わたしが誇りに思うくらいりっぱにね………」
481 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 16:24:07 ID:/Rl6xF3m
今度はそっちのネタかwww
「ここにおいていくのかよオオオオみんなァ〜〜〜〜〜かがみんをひとりぼっちでおいてくのかよオオオオォーーーー」
「おいてくなんてわたしはヤダよオオオオオオオオオ!」
「……見舞いに来てくれたのはうれしいんだけどさ、病人の近くで騒ぐのやめてくれない?」
483 :
カガミ・ザビ:2007/05/20(日) 17:21:42 ID:+hYJ44/A
「我々は一人の美少女を失った!」
「これは敗北を意味するのか?」
「―否!!」
「始まりである!」
「諸君らが愛してくれた泉こなたは死んだ!」
「何故だ!?」
こなた「私…変な『夢』を見たよ…
私…夢の中で暗闇で歩いてるとさ―――光が見えて私の死んだお母さんにあったんだ『かなた』のお母さんさ……
『どこに行くの こなた』…って……お母さんが私に聞くんだ 私は『お母さん』について行くよ』って言った……
そしたらお母さんが『あなたが決めるのよ』って言うんだよ……『こなた…行き先を決めるのはあなたよ』ってな…
私はちょっと考えてさ――『かがみのところに行く』って答えたら目が醒めたんだ………とてもさびしい夢だったよ」
かがみ「………こなた……あ…あんたね〜〜〜こ…こんな時に………
のん気して夢なんてみてんじゃあないわ―――ッ!
生きてるならさっさと目を醒ましなさいよ〜〜〜もう〜〜〜ッ!!」
485 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 17:41:05 ID:/Rl6xF3m
いつからこんな流れになったんだ
パロネタは大好物なんだが……
そろそろ自重しないとエロを求めている住人たちが肩身の狭い思いをすると思うんだ。
>>485 そろそろGIOGIO氏でも復活してくれないかな…
パロディもエロも楽しめる数少ない職人だし
角煮の方も何となく寂しいしなあ…
しょうがない、落とした動画で抜いてくる
390です
こ…これは非エロを投稿してはいけない空気か?(;゚Д゚)
ようやく完結したんだが…
492 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 17:53:22 ID:/Rl6xF3m
ガクブルしながら投稿するぜ(;゚Д゚)
「平静は」「想い出は」の続き。非エロ。
鬱な所が多いから気をつけて
495 :
私は…:2007/05/20(日) 17:58:38 ID:x4dtFfsB
休み時間を迎えた教室。
あちらこちらで話し声、そして笑い声のあがる中、変わらず私の周りは静かだった。
あれから、ずっと黙っている。ただ机に頬杖をついて、休み時間も、授業中も…昼休みも、ずっとだ。
話し掛けても頷くだけ。そんな私に愛想を尽かしたのか、今では誰も言い寄って来なくなった。
それでも、構わないと思った。
ただ昨日の出来事と、それについての感想を述べるだけの会話。
到底今の私には、何の魅力も見い出せないのだ。
昼休みには、つかさが来るようになった。
アイツなりに気を使っているのか、それとも単に淋しいだけか。
毎日のように弁当を持って来ては、私に向かい合って座った。
別段話す事は無かった。私は黙って箸を進め、それに従ってつかさも同様。
たまに会話を切り出すつかさ。やはり頷くだけの私に、どれだけの諦観を抱いただろう。
下校も、最近は独りだった。
未だに雪のはらつく道を、飽きもせずに毎日歩いた。
淡く暗い空気の中、私は薄く積もった雪を踏み締めて歩くのが気に入っていた。
寄り道は、いつも途中に構えるベンチ。
雪を払ってそこに座ると、何時間もの間、灰色の空を見つめるのだった。
………もしかして規制?
497 :
私は…:2007/05/20(日) 18:38:42 ID:x4dtFfsB
夜、遅くなって家に帰り着く。
やはり私は独りだった。
サランラップを被せられた、一人分の冷めた夕食。毎晩、私は手をつけることなく、暗い食卓を素通りする。
部屋に戻ると、着替える事もせず音楽を聴いた。
スローテンポで、静かで…優しい曲。私はヘッドホンに閉じ籠った。
どんなアニメの曲だろう、微塵たりとも知らなかった。
それでも、目を閉じると浮かぶものがあった。
忘れもしない…アイツの顔だ。
心地よい闇の中で、呑気な造りのそれは私の名前を呼んだ。私はふっと笑顔になり、そっと小さく…返事をするのだ。
好きだった…この時が。
居ないアイツが語り掛けてきて、そして居る私が言葉を返す。
この時間は永遠だと思った。そうでなくてはならないと思った。
だから、音楽が途切れたとき…私は毎夜、すすり泣いた。
「…ねぇ、お姉ちゃん…」
閉ざした戸の向こう側から、つかさが私を呼んだ。
私は涙を拭う事なく、そして戸を見るでもなく、返事をする事さえもせず、ただ床に縮まって座っていた。
498 :
私は…:2007/05/20(日) 18:40:17 ID:x4dtFfsB
「明日ね…明日、また一緒に登校しない?
雪道を歩きながらお話したり、途中で雪合戦したりするの。きっと楽しいよ…?」
少しだけ明るい声色で、それでも控え目に語り掛けてくる。
珍しく返事をした私。対照的に、無表情な声しか出なかった。
「…いい……そんなの、楽しくない」
長年連れ添った双子の妹にとって、それは余りにも冷たい言葉だと思った。
私は、突然と現れたつかさと話したい気分ではなかった。諦めろ、だからそんな念がこもっていた。
「楽しいよ〜。お姉ちゃん、雪…好きなんだよね?
雪だるまでも、雪ウサギでもいいから…歩きながら、私と作ろ?
…楽しいよ、きっと楽しい…」
そんな念は通じなかったのか、未だ戸の向こうに立つ妹。
大きな声で追い払うのも面倒な私は、ただつかさが折れるのを待つしかなかった。
「楽しくないって言ってるの…つかさ。」
「そんな事、してみなくちゃ分からないじゃない?」
すぐにそう帰ってきた。
私はもう、何も言うまいと思った。
楽しい…あり得なかった、私には。軽やかな足取りで道を歩き、くだらない事で談笑する。
そんな気分になる為の要素が、つかさとの登校には欠落していた。
そう思ったから、もう黙っていた。
「…こなちゃん…居ないから?」
「………っ」
こなたが居ないからだ。
アイツが居れば私は楽しい。
アイツが居れば私は笑える。
アイツが居れば…私は、また私に戻ることができる。
私は何よりそれを望んだ。
だけど、こなたはもう居ない。戻ってすら来ないのだ。
だから私は必然的に、ずっとこのままの私だろう。
そう決めつけた私の耳に、それは未知の振動を与えた。
「こなちゃん…居るよ?」
499 :
私は…:2007/05/20(日) 18:41:08 ID:x4dtFfsB
飛び起きた。
直ぐ様戸を見据えた私の顔は、ひどい形相だっただろう。
「どっ…何処に!?」
未だかつてない大声で、私はつかさに話し掛けた。つかさはそれ程驚く様子もなく、優しい声で教えてくれた。
「何処に…って、お姉ちゃんには居ないの?
ずっと変わらない…明るいこなちゃん、私達の心の中に居ない?」
先程の行動を、私はひどく後悔した。
ドラマか何かに影響されたのだろう。それだけの安易な考えで私を連れ出そうとするつかさに、思わず怒号してしまったからだ。
「ふざけないでよ!アイツは死んだの、この世に居ないの!
記憶だけ残ったって…何の意味もないじゃない…!」
拳を震わせ、歯を噛み締めた。
頼むから…もう放っておいて。そんな悲痛な念も込めて。
それでもつかさは、それを拒んだ。
「居るよ、私にも…お姉ちゃんにも。
想い出の中で、いっぱい遊ぶの。そうすると、楽しいし…自然と笑っちゃってるし。
だから、こなちゃんは私の心に住んでるんだって思うの
お姉ちゃんにも…居ると思うよ」
もう何も考えなかった。それは無意味だと悟ったから。
私が静かに「帰って」と言うと、閉ざした戸からは何も聴こえなくなった。
500 :
私は…:2007/05/20(日) 18:41:56 ID:x4dtFfsB
月も見えない、未だ灰色の冬の空。したがって辺りは見通せないほど紺色で、私は点々と立つ街灯を頼りに雪道を彷徨いた。
行きたい場所も、したい事も特に無かった。あるとすれば、それは気晴らしだろうか。
つかさの言葉をひどく鬱陶しいと感じた私は、胸に詰まった何かを冷たい空気に晒したかった。それで消えてくれると思った。
今から理由をつけるとすれば、きっとそんな処だったのだろう。
期待した通りに肌寒く、私の身体を鎮めてくれる街。
すっかり気を許し、下校時のように散策する私は、徐々に暗闇に慣れた目を頼っていた。
ふと、この雪道を…こなたと歩きたいと思った。
青い髪を揺らし、私に寄り添って歩くこなた。
時折は離れて、私に雪玉を投げてくるのだろう。
そんなこなたを相手にしながら、いつかはあのベンチに辿り着く。
二人して大人しく腰掛けると、膝の上で雪だるまを拵えるのだ。
今では夢のような、簡単な事を…私は想像しながら歩いた。
変わらず独りで無口な私は、いつから笑っていたのだろう。
501 :
私は…:2007/05/20(日) 18:43:13 ID:x4dtFfsB
そしてベンチを正面に迎えた時、やはり想像した世界とは違い、私は一人で立っている。
うっすらと雪を被ったベンチは、歩き疲れた私を座らせてはくれなかった。
そんな冷たいベンチに無理をして挑み、小さく居座る先客がいた。
崩れた、雪だるまだった。
以前に私が拵えたそれは、新雪を被って形を変え、ベンチに備え付けられているかのように馴染んでいた。
「……こなた…」
私は呟いた。
最愛の人の名を、再びこの雪だるまに向けて。
いつしかゆっくりとしゃがみこみ、それと目線を合わせていた。
そして、私は時を巡った。
502 :
私は…:2007/05/20(日) 18:47:13 ID:x4dtFfsB
青く、長い髪を背に引き連れ
グラウンドを駆け抜けるこなた。
弁当はいつもチョココロネで、合わせて牛乳も欠かさないこなた。
会話は大抵オタク系の事
ついて行けない私を他所に、延々と持論を語るこなた。
そんなこたなを、思い出した。
「こなた………」
いっつも私をからかって、反応を見て楽しむこなた。
いっつもダルいと机にへばり、結局は一年中だるそうなこなた。
たまに、わたしに痛い処を突かれ
唸って何も言い返さなくなるこなた。
そんなこたなを、思い出した。
「…こな…た……」
放課後、いつも一緒に下校し
私の寄り道に付き合ってくれるこなた。
自分で考えようとせず、宿題を私に頼ってばかりのこなた。
結局は一夜漬けで勉強して、テストの高得点を私に自慢するこなた。
そんなこたなを、思い出した。
「……こ…な……っ」
503 :
私は…:2007/05/20(日) 18:48:24 ID:x4dtFfsB
『何て言うのかなー、かがみんがムキになってるのみてると…こう、可愛く思えちゃうんだよね。
ぷくーって膨らんだほっぺたをさ、指でつんつんってしたくならない?
つつかれて焦るかがみんは、また可愛いんだろーなぁーって思ってね。
だから、かがみんは怖い顔ーだなんて思ってないよ、あたし。
むしろ可愛いよ、萌えだよかがみん!
…だからさ、最近はそんなかがみ見てると…ちょっとドキドキしちゃってるんだよね。
……もう書いちゃうね?どうせ言うつもりだったし…
あの、あたし…あたしね、かがみんのこと――…
――……好きなんだ。』
「……ーっ」
…誰だよ、想い出は楽しいなんて言ったバカは。
私が、こんなにも泣き崩れていると云うのに。
――――――
通りは一面、薄桃色に染まり
心地よい風が、それを揺れ動かした。
四月
私とつかさは3年生だ。
最上級生だとはしゃぐつかさ、大学受験に緊張する私。
そんな二人が足並み揃え、この春の道を歩いていた。
今にも走り出しそうなつかさを制しつつ、私はまた、思い出していたのかもしれない。
この景色に合う、青い髪を。
小学生のような、小柄な姿を。
私を急かすつかさの声に、ようやく足が止まっていた事に気付いた。
……この場所も、一緒に歩きたいな…。
それだけを想うと、私はまた歩き出した。
504 :
私は…:2007/05/20(日) 18:50:07 ID:x4dtFfsB
こなたへ
あの時は…その、怒ってごめん。
アンタがしつこく言うから、放ったらかして帰っちゃった。
もう怒ってもないし、気にしてもないから…仲直りっつー事で、またよろしく。
もうすっかり春だねー、通学路なんて桜が満開でさ〜。
びっくりする位キレイだから…アンタもネトゲーばっかりしてないで、たまにはこっちも観に来なよ。
それで思ったんだけど…アンタの青い髪ってさ、桜の色と合いそうじゃない?
こう…風でさらさら〜って流れると、風流っていうか、何ていうか…。
それだと私が隣を歩いてあげて、恋人の役でもやってあげてもいいかな〜なんて。
…まぁ…ホント言うとね、私が歩きたいのよ。アンタと。
友達しながら歩くのも良いんだけど…なんつーか、もっと親密な感じで…って言うかさ。
つ…つまり…さっきも言ったけど、恋人よ恋人!わかる?
アンタと私がくっついて歩くと、桜吹雪に映えるかな〜って、そう思ってさ。
だから…だからさ
恋人として、一緒に歩いて欲しいのよ。私は。
…もう…あの返事、分かったでしょ?
…こなた…私も、こなたの事――…
桜並木にそよ風がふく。
それは桜の花びらを舞い上げ、静かな通りを彩っていた。
終わりm(__)m
何という悲恋
これは間違いなく涙腺崩壊
>>505 何でだろう?おまいさんのSS読んでると、目頭が熱くなってきて…
.。::+。゚:゜゚。・::。. .。::・。゚:゜゚。*::。.
.。:*:゚:。:+゚*:゚。:+。・::。゚+:。 。:*゚。::・。*:。゚:+゚*:。:゚:+:。.
.:・゚:。:*゚:+゚・。*:゚ ゚(ノД`)゚ ゚:*。・゚+:゚*:。:゚・:.
。+゜:*゜:・゜。:+゜ ゜+:。゜・:゜+:゜*。
.:*::+。゜・:+::* *::+:・゜。+::*:.
GJ
何とも切ないなぁ…(つд`)
>>491 そうかスマン
昨日と同じ顔文字使ったりしてるから間違えた
これだけ頻繁に投下のあるスレで
わざわざその人を待ってるなんてよほど好きなんだな
去ってから一週間も経ってないのに
涙が止まらない
本当にGJ、感動できました
貼り付けてる途中でミスって、保存してたの消してしまった
急いで後半書き直してきたんだ、遅れてすまんすm(__)m
切ないな…うるっときちまったぜ…GJ!
。 ∧_∧。゚
゚(゚ ´Д`゚) n
 ̄ \ ( E) グッジョブ!!
フ /ヽ ヽ_//
>>505 アンタの目的は分かっている、俺を干からびさせるつもりだな!
まぁ何が言いたいかと言うと切なさをありがとうってこった
あと
「こなちゃん…居るよ?」
「どっ…何処に!?」
「……付いて来て…」↓
窓から飛び降り
になるんじゃないかとヒヤヒヤしたぜ
G〜J〜!!!
まぢで泣けてきた…
感動をありがとう。
>>508 いや、そういうわけじゃないけどさ
なんか、昔からいた職人が去っていくのは寂しいなと思っただけさ
小説で泣いたのって始めてかも・・・
(はじめに)
この作品は、MAD動画「出さない手紙(字幕入)」からの続き、という前提でお読みください。
「らき☆すた」ネタは初めてなので、言い回しとか「らしくない」部分があるかもしれません。
おまけに非エロです。
いろいろとごめんなさいということで……orz
では、投下開始します。長さは6レスです。
感動した。
マジで泣きそうだ。
バイトの休憩中に読んだのは失敗だぜ……
病室には、こなたの苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
こなたの白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、こなたが死ななくちゃいけないのよ。まだ高校生じゃない。あんまりよ。
「かがみ……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、こなたが静かに口を開いた。
「……何、こなた?」
「私、飛行機が見たいよ」
飛行機どころか、このひと月外にだって出られていないのに。
「飛行機かぁ。……どんなのが見たいの?」
「うん」
ちょっと考え込んだこなたは、儚げに笑ってこう答えた。
「……F-108レイピアに護衛されて飛ぶXB-70ヴァルキリーが見たいよ」
「この期に及んで、まだネタかますかーっ!!」
……だけど、それが、こなたの冗談を聞いた最後だった。
-------------------------------------------------
らき☆すたMADNESS 〜 こなた復活! 〜
-------------------------------------------------
乙
素直になった時には思い人がいないということの切なさが
ひしひしと伝わって来ましたよ。
病室には、こなたの苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
苦しげに息をつく、こなたの白い顔。
こなたの友人や親類縁者が集まって、来て欲しくない『その時』を待っている。
「こな……ちゃん」
嗚咽をこらえながら、つかさがこなたの名を呼ぶ。
「ごめんね……せっかくの二人の誕生日なのに、こんなことになっちゃってさ」
弱々しく、微笑むこなた。
「な……何言ってるのよ、バカ……」
こなたの小さな掌を、ぎゅっと握り締める私。
「ねえ、かがみ……」
「……何?」
「私ね……っ、ゴホッ、ゴホッ!!」
何かを話しかけようとして、急に咳き込むこなた。
規則正しかった心電図が乱れ、容態の急変を告げる。
「こなた……っ!」
「こなちゃん!」
「こなたさん!」
その時。こなたのお父さん……そうじろうさんが、こなたに顔を寄せて言った。
「こなた……生きたいか?」
「……うん」
「……"アレ"に賭けてみるか?」
「うん」
「……うまくいくかはわからない……元の生活には戻れないかもしれない……それでもいいか?」
「……うん」
二人が何を言っているのか、私たちにはわからなかった。
聞こえなかったんじゃなくて……理解できなかった。
主治医の先生が腕時計を睨みながら、こなたの左腕の脈を取っている。
「……じゃ、また後でな」
「うん……よろしくね……お父さん」
そして、こなたは私たちの方を向くと、
「……きっと……戻ってくるから、待っててね」
そういって、かすかに微笑み……
長い、長い息をひとつついた。
<<ピーーーーー…………>>
かすかに踊っていた、心電図の光の線がフラットになり……
長く続く電子音が、沈黙の病室を満たした。
……ここは、どこなんだろう。
私は、どうしてここにいるんだろう。
どうして、みんな泣いているんだろう。
……そうだ、
こなたのヤツ、死んじゃったんだ…………
「……こなたぁっ!!」
私の中からあふれ出たものが、頬を伝い唇を濡らす。
みんなで行った海水浴。うっかり飲んでしまった海の水。
あの時と、同じ味がした……
「……よし、始めるぞ」
静かに立ち上がる、ぜんじろうさん。
……でも、その目には、娘を失った悲しみの色はなかった。
ううん、違う。
今までに見たこともないような、真剣な表情で……
「すまないが君たち、ちょっと部屋から出ていてくれるかな」
「え?ちょっ……」
何がなんだかわからないまま、ゆいさんに押されて部屋を出される私たち。
「え、えっ?な、何なんですか?」
あまりにも予想外の展開に、みゆきも目を白黒させるばかり。
「…………」
つかさに至っては、立て続けのショックに、呆然としたまんまだ。
病室のドアを閉じる間際。ゆいさんは私たちを見つめて、
「大丈夫。信じて待ってて。……ね?」
真剣な眼差しで、そう言った。
「う――す、みんなそろっとるな〜?」
朝のホームルーム。いつものように、黒井先生が威勢のいいお声を上げられました。
こなたさんが亡くなってから三日間。……私たちは、学校を休みました。
ただ、こなたさんの思い出だけが頭の中を巡り続けて……何もする気になれなかったんです。
部屋にいると、思い出しちゃって辛くなるから……と、無理をして三人で登校してきたのが今朝。
けれど……もう座る人のいない席……ぽっかりと開いた、こなたさんの机を見たとき、私たちはまた……
「ん?」
先生はぐるりと教室を見渡すと、呆れたように言われました。
「……なんや、まぁた泉は遅刻かいな」
「……あの、先生……」
つかささんが、ゆっくりと立ち上がりました。
真っ赤に泣きはらした瞳と、寝癖も取れていない髪。
「ん?どしたんや、柊?」
「こなちゃんは…………こなちゃんは…………」
つかささんの目から、枯れ果てたかと思った涙が再び溢れて……
「スト―――――――ップ!遅刻じゃないで……」
<<ガシャーーーーーン!!>>
聞き覚えのある声と、何かが割れるものすごい音が響いたのは、その時でした。
「!!……こ、こな……」
あとは声にならず……ぱくぱくと口を動かす、つかささん。
その視線の先にいたのは……
そこにいたのは…………
……えぇぇっ!?こなたさん!?
こなたさんは、肩で息をしながら、教室の入口で仁王立ちしています。
真っ二つに折れた教室の扉と、散らばったガラスの破片。
こ、これ……まさか、こなたさんが!?
こなたさんの視線がゆっくりと、『扉だったもの』の方へと流れていきます。
「はぁ、はぁ……って、うぉぁ!? Σ(○□○)ノノ」
『ヤバい』という言葉を絵に描いて額に入れたような表情で、おずおずと先生の顔色を伺うこなたさん。
「……うぁ……すいません、またやっちゃった」
「あー……まだ『慣れてない』ねんな。しゃあない、今日のところは大目に見たるわ。ホラ、早よ席座りい」
「ふぇーい」
つかささんの目が、点になっています。
きっと、私の目も、点になっていたと思います……
「何よあんた!あんだけ私たち泣かせといて、ピンピンしてんじゃないのっ!」
「いやー、三途の川まで行ったらお母さんに追い返されちゃってさ〜、まいったね(アハ☆)」
「納得のいく説明、してもらうからねっ!」
「いや、病気はホントだよ?……でも、"処置"が成功したんだよねー」
そう言いながら、チョココロネを両手に挟んだまんま「ありがたやありがたや……」と祈るこなちゃん。
「"処置"?……何よ、"処置"って?」
「もうちょっと落ち着いてから話すよぅ」
「ハァ……まあいいわ、無事に帰って来ただけでも」
『タドンにダメ押し』……じゃなかった、『のれんに腕押し』のこなちゃんに、お姉ちゃんもさすがに疲れたみたい。
「でもね、今度あんなドッキリカメラみたいな真似したら、ただじゃおかないからねっ!」
「ハイハイ、前向きに善処しますよ王大人」
「誰が王大人か―――!」
あとは、いつもの光景。
チョココロネを頭からぱくっ。お尻からチョコがでろん。あわてて舐め取るこなちゃん。
うん、こうでなくっちゃダメだよね、やっぱり。
「それにしても、こなちゃんって本当、チョココロネ好きだよね〜」
「んー、てか、当面これしか食べられなくなっちゃったんだけどね〜」
「???……あんたねぇ、朝からちょっと変よ?ほんと、あの空白の三日間に何があったのよ!?」
それは、私もそう思う。
朝、教室の扉を壊しちゃったこなちゃん。
体育の時間、短距離走で自分の記録を5秒も更新しちゃったこなちゃん。
それに……『チョココロネしか食べられなくなっちゃった』っていう、こなちゃん。
でも……
今こうして、机に突っ伏してゴロゴロしてるこなちゃんは、どう見てもいつもと同じだよね?
『……り返します。2年○組の泉こなたさん、至急、職員室まで来てください』
「うぉ!?忘れてた!」
ガバッと跳ね起きるこなちゃん。
「ちょっと行ってくるよ!」
と言うなり、机に勢いよく手をついて……
<<バキャッ!!>>
……ざわついていた教室が、しーんってなった。
私たちの前にあった、こなちゃんの机が、真ん中から真っ二つになって転がってる。
「……はぃ?」
朝のいきさつを知らないお姉ちゃんが、「何事?」という顔で、机とこなちゃんを交互に見てる。
食べかけのお弁当は……あ、手に持ってる。どうにか無事だったみたい。
「うわ、またやった……」
しまったー、という表情のこなちゃん。
でも、少しの間の後、
「あ、あとで片付けるねー!」
と言うなり、こなちゃんは勢いよく飛び出していった……
人間とは思えないスピードで。
あの長い長い廊下の曲がり角に、あっという間にたどり着くこなちゃん。
「うわっ、ぶつかる!!」お姉ちゃんの悲鳴。
こなちゃんは壁に向かってジャンプ。そしてそのまま……
……壁を走って行っちゃった。
こんな映画、ちょっと前にテレビで観た気がする……間取りがなんとか言ったっけ?
「あー、今日は散々だったよ……」
いつもの交差点でみんなと別れて、ひとり家路を急ぐ私。
「命拾いしたのはいいけど、早いトコ慣れないとまずいなぁ、コレは」
盆暮れの有明で人ごみをかきわけるのには便利そうだけど、勢い余ってケガなんてさせたら大変だ。
このご時世、なんか事件でも起こしたら、次の開催まで危うくなるもんね。
家に帰ると、お父さんが出迎えてくれた。やっぱり、心配してたのかな?
「ああ、お帰り、こなた。『新しい身体』の具合はどうだった?」
「お父さん……コレ、どうにかなんないかな?」
力こぶを作って……いや、出ないけどね?……指差す私。
「今日一日で、ドアやら机やら、片っ端から粉砕しまくっちゃったよ〜……」
今度やったら、さすがに先生も怒るだろうなぁ。
そしたら、
「バカだなぁ、そこがいいんじゃないか」
って、お父さんは笑いながら言った。
「『馬鹿力の制御に困る』と言うのは、『サイボーグ娘萌え』のお約束だぞ〜?」
……あのね……orz
「……お父さん?」
「ん?なんだ?」
「このまんまで肩揉みとかしたら、お父さんの首へし折っちゃうかもよ?(にやり)」
「ぐはっ! Σ(○□○;)ノノ」
- Fin. -
以上です。
すいません、投下タイミング読み違えた……
今から
>>495を読ませていただきます。orz
>>526 今から見て号泣するなよな
サイボーグ娘…あれ、昔似たような少女漫画があったような…気のせいか。
とりあえずこなたが元気になってよかったな、GJ!
528 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 19:45:06 ID:Hoy49RJm
・・・何故か「エクセルサーガ」という単語が思い浮かんだ俺。
>>505 良かった……なんつーかほんとに良かった。
悲しみを乗り越えて前を向けるかがみんは、きっと史上最強にいい女になれると思う。GJ!
>>526 ……そうじろうさん。
もしかして娘の左腕に、「G」とかでっかく浮かぶ緑色のアレ、埋め込んだんじゃなかろうな。
ていうかちょうど良く、赤毛の従妹が居るし……。
>>519 乙
リロードしわすれ…orz
割込みごめんなさい
このスレになってからこなた死にすぎだw
じゃあ代わりにかがみん…は死なすより泣かせたいから
つかさにでも死んでもらうか
>>533 てめーは俺を怒らせた
泣かせたいならこなたに喧嘩してもらってかがみが泣きながら謝る、という選択肢があるじゃあないか!
『特定のモノ』しか喰えず、
『制御に困るようなバカ力』付きのサイボーグ化手術を
『実の父親に』施される、と。
タイトルから察するに
>>519さん、ネタは安西信行の『ROCKET PRINCESS』だなっ!?
となるとかがみは鞭の人かキャタピラの人か?
なんにせよGJです。
こなた×かがみの非エロ投下します。
ミーン ミン ミン ミー
「あっつー」
「お姉ちゃん、こんなに暑いと、何にもする気が起きないね」
「本当よね。さすがにこれはきついわ」
夏休みの昼下がり。扇風機は温い空気をかき回すだけ。じっとりとかいた汗は乾くこともなく、
下着を湿らせて不快感を増幅させている。
少しでも涼を求めようと、親が見たら目のやり場に困るであろうあられもない姿で、
畳敷きの居間で寝転がっている柊姉妹。
「あ、そうだ。ねぇ、お姉ちゃん」
「なによ、つかさ」
「わたし大発見したのー」
「大発見?」
「うん。お姉ちゃんだけに教えてあげるね」
「あっそう、ありがとう。で?」
「見て見て」
つかさはそう言うと、ひじを突いて身体を起こし、かがみのほうを向いて、片膝を立てて股間を広げた。
そして、何のためらいもなく下着の隙間から自分の股間に指を差し込むと、
かがみによく見えるよう、まだ陰毛も生えていない自分の股間の陰核をむき出しにし、
その周辺をマッサージするように指を動かし始める。
「ほら、ここをね、こうやっていじると気持ちいいんだよー」
「えっ?! なっ!」
突然目の前で自慰を始めたつかさに対して、事態を飲み込めず、目を丸くしているかがみ。
「ちょ、ちょっとあんた、何やってんのよ!」
「え? 何って? こうする気持ちよくなって、夜暑くてもよく眠れるんだよー。おすすめだよ」
「止めなさい!」
「えーどうして?」
つかさは、不服そうな顔をしてかがみから視線を外すと、
もう片方の指先で、つかさのささやかな胸の乳首も転がし始める。
「んっ、んっ、んっ」
姉の目前で何のためらいもなく自慰に耽り始めた妹の姿に、かがみはしばらく呆然としていたが、
表情を厳しくして立ち上がると、ずかずかと妹の横に歩み寄り、両腕を掴んだ。
「止めなさいって言ってるでしょ!」
「えーどうして? 気持ちいいのに」
「気持ち良いかもしれないけど、しちゃいけないの!」
「どうしてー」
姉の剣幕に、トロンとした表情のつかさは当惑した様子。
「ど、どうしてって、それは……それは頭が、頭が悪くなるからよ!」
「えーそうなの? どうしてお姉ちゃんはそんなこと知っているの?」
「そ、それは……」
つかさの思いがけない問いかけに、かがみの顔が見る見る真っ赤になっていく。
「あはは、分かった。お姉ちゃんもしているんだ。でもお姉ちゃん成績いいよね」
「し、してないわよ」
「本当? だったら、一度してみるといいよ。気持ちいいから」
つかさは、うろたえているかがみの手から自分の腕を外すと、再び自慰を始める。
もはやかがみはつかさを止めることができない。
やがてつかさは芋虫のように腰を振りながら絶頂に達したのだった。
すう、すう、すう
かがみは、股間に腕を差し込んだまま、
眠り込んでいるつかさの腕をそっと股間から抜き取ると、つかさにタオルケットをかける。
かがみシャワーを浴びると自室に戻る。
「ったく、どこであんなこと覚えたんだろ。人目のあるところでするもんじゃないってこと、
ちゃんと言っておかないと、ところ構わずなんてことになったら大変よ」
先ほどの衝撃と夏の熱気に頭の中に霞がかかっていく。
暇さえあれば、股間に指を這わせる自分。理性もプライドもかなぐり捨て、
ただ自分の欲望のままに、人目も憚らず自慰にふける私。
本屋さんでエッチな本を読んで、思わず自慰を始めてしまう私。
たちまち男の人に取り囲まれ、お店の外に連れ出され、エッチなことされちゃうんだ。
やがて、クラスの男子にも淫乱な私のことが知れ渡り、
休憩時間、放課後と休む時間もなく、クラスの男子に犯され続ける私。
「んっ、んっ、んっ」
明かりの落とされた薄暗い室内で、押し殺した声が控えめに響く。
「んっ、んんっ、うっ、ううっ」
高まった声とともに、ベッドの上のかがみの身体が強張り、やがて弛緩した。
はぁっ、はぁっ、はぁっ
荒い息を吐きつつ、ベッドの上で仰向けになるかがみ。
上気した身体から、風呂上りのボディーシャンプーの香りが立ち上る。
少女から大人になりかけのこじんまりした形の整った胸が、吐息にあわせて上下する。
かがみは、股間に差し込んだ右手をそっと抜き取り、そのぬめった指先を見つめる。
「……やっちゃった」
ベッドから起き上がってティッシュを抜き取り、
指先を拭ってティッシュをゴミ箱に投げ込むと、かがみはベッドに身を投げ出す。
自慰の後の罪悪感と、心地よい疲労感とともに、たちまち深い眠りの淵に沈んでいく。
私は、私の心をまとう理性とプライドの鎧をまとい続けることに
疲れてきているのかもしれない。
でもその鎧を脱ぐことはできない。なぜなら私は柊かがみなのだから。
>>539 乙です。
タイミングが悪かったようで。
改めて、こなた×かがみの非エロ投下します。
「耳そうじして」
休日のかがみの部屋。遊びに来ていたこなたが、いきなりそんなことを言い出した。
「藪から棒に何?」
「いやぁ、最近耳そうじしてなかったからさ。たまたまここに耳かきがあったもんだから」
「じゃあそれ貸して上げるから自分でやりなさいよ」
「かがみがして。もち膝枕オンリーで」
ズイと身を乗り出し、こなたは耳かきをかがみに差し出す。テコでも動かぬというのはこういう状態を言うのだろうか。
かがみは深々とため息をつき、耳かきを手に取り、適当にティッシュを用意して、正座する。
「それでは失礼」
ご機嫌そうに笑いながら、こなたはかがみの膝に頭を乗せた。
「んー、かがみんのふとももあったかい」
「こら動くな」
「はいはい……」
大人しくじっとしているこなたの耳の穴に、耳かきの先を入れる。
「……く……ふふ」
「動くなってば。危ないから」
「だってくすぐったいもん」
「だったら自分で――」
「すみません大人しくしてます続けて下さい」
くすぐったくても動かないよう、体をピシリと緊張させるこなた。妙に子供っぽい仕草に、かがみは思わず笑みを零した。
黙々と耳そうじをする間、こなたは時折くすぐったそうに震えるぐらいで、大人しくじっとしていた。
「それにしても、急に何で耳そうじなわけ?」
「膝枕で耳そうじといえばラブラブイベントの定番だからね。一度体験してみたかったんだよ」
「誰がラブラブだ、誰が」
「つかさには耳そうじしてあげたことあるの?」
「少しはね」
「されたことは?」
「つかさには無い。小さい頃、お母さんにしてもらったことはあるけど」
「そっか……やっぱりそうだよね」
「……こなた?」
急にしんみりと呟いたこなたの顔を、かがみが訝しげに覗き込む。
「どうかした?」
しばらく黙っていたこなただが、やがてポツポツと口を開く。
「……この前お父さんがさ、自分で耳そうじしながらお母さんのこと話してたんだ」
「かなたさん、だっけ」
「うん」
泉かなた。こなたの小さい頃に亡くなったお母さん。
「昔さ、私がお腹に出来る前ぐらいまでは、よくお母さんがお父さんの耳そうじしてくれたんだって……ちょっと寂しそうにさ、そんなこと言ってたの」
「そう……」
またしばらく沈黙。静かな部屋の中で、かがみの手だけが動いている。
「はい、左終わったよ」
「ん……」
こなたは体をよじって、右耳を上にする。
「娘なんだから、こなたが代わりにしてあげたら? お父さんに、耳そうじ」
「うん。そう思ったんだけどさ――」
「けど、何?」
「私、人に耳そうじしてあげたことも、されたことも無いんだよね」
「……ひょっとして、それで?」
かがみの膝の上で、こなたが小さく頷く。
「こんな感じでやればいいんだね」
「そうよ。……そういうことなら、ちゃんと言ってくれればいいのに」
「でも、それだけじゃないよ」
「え?」
「かがみにして欲しかったから」
「んなっ……」
こなたがどこまでも真剣な口調だったから、かがみは思わず赤面する。
「私、お母さんにこういうことしてもらえなかったから。かがみにして貰えて凄く嬉しいよ」
「わ、私なんかを代わりにしたら、こなたのお母さんに失礼でしょ」
「そんなことないよ。きっとお母さんも、かがみみたいに優しくしてくれたと思う」
「う……」
恥ずかしさに顔を俯かせて、でも手元にだけは注意して、かがみはこなたの耳そうじを続ける。
「はい終わり!」
照れ隠しだろう。耳そうじが終わった途端、かがみは膝の上のこなたを早々と追い払おうとする。
「早くどいてよ。足が痺れるから」
「そんなに急かさなくてもいいじゃん……」
ぶつくさ言いながらこなたは身を起こす。
「お〜、結構取れたね」
ティッシュに付いている自分の耳垢を見て、こなたは感嘆の声を上げる。
「何見てんの。捨てるわよ」
「ああっ、何となくもったいない」
普段通りに戻ったこなたに呆れながら、かがみはティッシュを丸めてゴミ箱へ捨てた。
「かがみ」
「何?」
「ありがとう」
「どういたしまして。……で、帰ったら早速お父さんの耳そうじしてあげるの?」
「んー……それもいいけどさ。その前に……」
こなたはテーブルに置かれていた耳かきを手に取る。それから正座して膝の上を軽く払い、
「まずお返しに、かがみにしてあげるね」
手招きするこなたに、かがみは再び顔を真っ赤にした。
「なっ……わ、私はいいわよ。自分でできるから――」
「遠慮しないでさ、ほら」
断ろうとするかがみを強引に引っ張るこなた。とうとう膝枕にされ、かがみは観念してため息をついた。
「しょうがないわね……あんた、初めてなんでしょ? 大丈夫?」
「大丈夫! ……多分」
「すげー怖いんだけど……」
「まあまあ、任せたまへ」
「本当に頼むわよ……」
くすぐったくても動かないよう、体をじっと固定する。目を閉じると、こなたのふとももの暖かい感触が自分の頬に当たっているのが分かった。何となく良い匂いもする。
(……って、何考えてんのよ私は)
胸中で自分に突っ込みを入れて、かがみはまたため息をついた。
初めてという割に、こなたの耳そうじは存外上手だった。
何となく、かがみは昔、母親に耳そうじしてもらった時のことを思い出していた。
おわり
読んで下さった方、ありがとうございました。
てっきり
>>537がオナニー話を投下してるのかと思ったぜ!
どうりで矛盾が多いと思ったら…
しかしあれだな。今日は作品ラッシュだな。GJ!
>>543 GJGJ!
因みに390だけど、明日から学校始まるから書けないんだぜ☆
俺も一瞬びっくりしたが、ID見て納得した。こういう事もあるんだねえ。
>>539 ああ、なんつーかえろいよかがみん。普段禁欲的な子の痴態はやはり美味ですな、GJ。
>>543 そしてこちらはほのらぶですか。なんかもうそのまま結婚してしまえ貴様ら(こら)。
良いほのぼのを、どうもごちそうさまー。
耳掃除和んだ。GJ
>>543 十分和ませてもらったよww
ほのぼの系GJ!
MADって前スレ最後の方のか。表示されなかったから見れてないんだな
そして非エロでオナネタ?しかもカップリング違w
と思ったら別人でしたのね。二人ともGJでありますよ
まさか3時間の間に4作品も投下されるとは……恐るべし日曜日
>>495-504 思わず「会いたい」が脳内再生されたよ。
悲しみを癒してくれるのはやっぱり時間なんだよなぁ。
皆さんッ…幸せな日曜をありがとう
552 :
少女の日課:2007/05/20(日) 22:37:57 ID:Hoy49RJm
「んっ!…んぅ……はぁ……」
「そこ…だめぇ…んぅ…」
………
……
…
はぁ。また…やってしまった。
うぅ…自己嫌悪…
「この行為」は今やほとんど日課のようになってしまった。
その妄想の対象になっているのは―あの子。私の一番の友達だ。
それなのに。
私は…何やってるんだろう。
その親友の恥ずかしい姿想像して、こんなことまでして…
私…なんて酷い友人なんだろ…
ごめん…ごめんね…
心の中であの子に謝ってはみるものの、そんな程度でこの罪悪感が消えるはずもない。
やっぱり。やっぱり…
こんなことしちゃいけないわよね。
うん、決めた!もう絶対…こんなことしない!
…実は昨日も一昨日も、そのまた前の日も同じことを決意したのは忘れることにしよう。
と、とにかく、明日はこんなことしないんだから!
………
……
…
うぅ…ま、またやっちゃった…
あ、あそこであのイイ笑顔さえなければ今日は…
とにかく明日からは絶対に…
…と決意してはみるものの。
多分私はまた明日も明後日もそのまた次の日も同じことを繰り返すのだろう。
私はあの子に会うたびに、それまで知らなかった顔を見て―魅せられ続けているから。
ドサクサ紛れに初書き。
短いなぁ・・・w
あえて個人名書いてないけど誰かは…丸分かりか。
かがみのコーラをひっそり炭酸抜いておくこなた
それに苛ついたかがみがこなたのペプシの中身をめんつゆと入れ替え
こなたは反撃にかがみのコーラ(2本目)をワインと交換
酔ったかがみは勢いでこなたを押し倒してあんなことやそんなことを
ほうら簡単にかがこなが出来た、応用でどのキャラにも適用可能
まぁ何が言いたいかというと、ヤルだけSSも大歓迎ということさ
>>555 つまりお主はこのスレにはエロスが足りないと?
まあ確かに少ないな
まぁ聞いてくれ、俺は
やっちゃったZE☆的なのは大好きだが
やっちまったぁぁぁぁぁぁ的なのは苦手なわけだ
つまり明るいエロス、ギャグ的なエロスを云々
こなたとかがみが仲良くやってるのが読めれば
エロなんて無理にはなくてもいいんじゃないかと、つい思ってしまう
しかし
>>555に期待
>>559 自分で書いちゃったZE☆
…って事は起こり得ないのか
こうなったらよっこらS☆E☆X☆的なノリのを一本書いてやるZE☆
話題として微妙かもしれないけど
このスレの住人なら、あの妄想MADは見るよね?
やってしまえ!
……ところで、541-542の作品って
1-808氏(こなかが非エロ中心で書いてる人)のだよね?
>>565 よく知らんが…PC無いと観られないよなやっぱ…
>>567 本編とは関係のない小ネタ的なもんだからたいして気にすることじゃないよ
余計な事言ってスマン
>>566 最後に言ってる事が同じなので多分そう……もうちょい地を出してもいい気もするんだがなー出しすぎは困るが
>>568 いや…なんか、ゴメン
なんか皆優しいスレだな
>>552 私:みさお
あの子:かがみ
…違うよな
こな「……っていうエロ小説ネタを考えたんだけどどうかな、かがみん?」
かが「何故モデルが私? つーか名前くらい変えろ!!」
こな「よーし夏コミに向けておとーさんに書いてもらおー」
かが「いやぁぁぁっ!!」
作品の最後に↑みたいなのを付けたらどうだろう?
百合も鬱もグロもレイプもこれで解決だね♪
>>573 実は研無刀並に扱いにくいんだぜそのオチ。
>>573 その方法はもうGIOGIO氏がひよりとこうで実践している!……以上です
>>573 自分のでやってみますた
…もう…あの返事、分かったでしょ?
…こなた…私も、こなたの事――…
桜並木にそよ風がふく。
それは桜の花びらを舞い上げ、静かな通りを彩っていた。
こな「……っていうエロ小説ネタを考えたんだけどどうかな、かがみん?」
かが「何故モデルが私? つーか名前くらい変えろ!!」
こな「よーし夏コミに向けておとーさんに書いてもらおー」
かが「いやぁぁぁっ!!」
>>573 俺は鬱モノ読んだ後は
こなた「う〜・・・こなた死んじゃやだよお・・・」
かがみ「はぁ?」
こなた「いやー、らき☆すたスレの鬱モノのSSがさぁ・・・」
かがみ「アンタまた変なもん見てるのか・・・うおっ、これは結構キツイわねー・・・」
こなた「かがみんも死んじゃやだよー!」
かがみ「うわっ、抱きつくな!はーなーれーろー!」
というやりとりを勝手に足して鬱にならないようにしてる
誤解の無いように言っておくけど、別に鬱モノで気分を害してるわけじゃないよ
>エロ小説
ちょ、看板に偽りがw
エロ部分書く時
喘ぎ声と効果音がパターン化しないようにするのに苦労する人手ぇ挙げて
ノ
雑談は程々にな
エロゲでそんなの見たとか夢で見たとかでもいいんだよな。
徹夜で下ネタ妄想座談会をやってる最中とか。
>徹夜で下ネタ妄想座談会
なんかいいなコレ。このネタで一本書けそうだ。
展開的には猥談しててもギャグにしかならないか、
みんなして変な気分になって乱交始めるかのどっちかになりそうだが。
決勝点になりました
巧みな流し打ちでライトスタンドに運ばれた
原作読んでもかがみがこなたに惚れてるようにしか見えなくなりました・・・
自分のトリップも正確に打ててる自信がない俺、惨状。
ええと、今回投下いたしますのはつかさ×みゆきのエロありです。
初エロの上に小ネタのチョイスもアレで何なのですが、何とぞご笑覧のほどを。
皆さんこんにちは、高良みゆきです。
お恥ずかしながら……私は今、つかささんに抱かれています。
「ゆきちゃん……かぁわいぃ♪」
下着姿のつかささんが私にすり寄ります。夢見るような瞳は普段の五割増しできらきら輝いて、頬にさす紅も普段よりもっと赤々としています。
「つ……つかささん……!」
私はと言うと、突然の事態に動転してしまって彼女のなすがままです。スカートは剥ぎ取られブラウスははだけられ、さらに下着すら脱がされたはしたない姿。
そんな私が硬直している間にも、つかささんはついばむような短いキスの雨を顔に、うなじに、胸に、そして唇に降らせます。……ど、どうしましょう、なんだか、変な気持ちです……。
百聞は一見にしかず、とはよく言ったもので。初めて経験する現実の性感は、私の身体を熱く火照らせるのに充分なものでした。
「い、いけません、そんな、つかささん……!」
「ふふ♪ 最初にそういうことしようとしたのは、ゆきちゃんだよ?」
天使の笑顔が、今は小悪魔のように見えます。そして、つかささんは歌うように付け加えました。
「そ・れ・に。……ゆきちゃんの女の子は、そうは言ってないみたいだけどなー」
「ひゃぁっ!?」
不意打ちのような感触。つかささんは不意打ち気味に手を差し伸べ、私の秘所を潤すしたたりを指ですくい取ったのです!
指先で糸を引く液体を私に見せ付け、可愛らしく舐めとってしまいます。
「えへへ……ゆきちゃんのお味、とっても美味しいよ?」
「……や、ぁ……恥ずかしいです……」
羞恥に打ち震える私をいとおしげに見つめてから、身体のラインをなぞるような優しい愛撫。
つかささんの視線にさらされている、そう思うだけで胸が高鳴り、私の身体は一層貪欲になっていくのです……。
ああ……それにしても、これではまるであべこべです。
私がつかささんを抱くはずだったのに、どうしてこのような事になってしまったのでしょう?
かがみさんにつかささんを紹介されてから、はや2年あまり。
私は日夜、つかささんへの道ならぬ思いに身を焦がす日々を送っていました。
それなのに。私がぐずぐずしている間に、どうやら泉さんと来たらかがみさんとねんごろになってしまわれたようなのです!
(ちなみに情報源はつかささんでした。先日の夕立の日に、縁側で濃厚な口づけを交わされていたそうです)
私も負けてはいられません、いいえ、負けたくなどありません。
卒業まで半年とちょっと。新学期になってしまえば、受験の準備が本格的に始まってしまいます。
その前に……女子の本懐を遂げてしまわなければ!
そうと決まれば善は急げです。
幸い今年は、つかささんと図書館で何度かお勉強会をしていました。
「お勉強会の締めくくりに」と我が家でお疲れ様会を催せば、違和感無くつかささんを我が家に上げることができるはずです。
無論両親はもちろん、泉さんとかがみさんのご予定とも重なるスケジューリングにも抜かりはありません(お二人には申し訳ないのですが)。
そして。斎戒沐浴しててるてる坊主を吊るした甲斐があって、気持ち良く晴れた晩夏のある日。つかささんと結ばれるべく、私はかねてから暖めていた計画を実行に移したのです。
所は私の部屋。つかささんは私の意図にも気づかず、いつも通りころころと笑っています。
「……でね、お姉ちゃんが『だぶったから』ってかえるさんをいっぱいくれたの! 嬉しくてお部屋中に飾っちゃった」
ひとしきりかがみさんや泉さんの話題を語り終えると、つかささんは一息つきました。……そろそろ、頃合いでしょうか。
「さて、それじゃあお飲み物をお持ちしますね?」
「あ、ありがとゆきちゃん」
無垢な微笑みに、私の良心が痛みます。部屋をそっと出てから、高鳴る鼓動をごまかしつつキッチンへ。
綺麗に洗われた二つのグラスを前に瞑目し、私は意を決しました。
(つかささん……ごめんなさい!)
眉を立て、冷凍庫からお父さんのウォッカを拝借します。私の分の飲み物は、ごく普通のオレンジジュース。
ですがつかささんのそれは、よく冷えたウォッカをオレンジジュースで割ったもの。
その名もスクリュードライバー。遠い砂漠で工事にいそしむ作業員さんが、ドライバーをマドラー代わりにして作ったことから名付けられたカクテルです。
オレンジジュース譲りの飲み口と裏腹の強さから、「レディキラー」と呼ぶ人もいます。
もうお分かりの方もおられるでしょう。
世の殿方がこのお酒を意中の女性に振る舞われ、勢いに乗じて一線を越えるように……つかささんにほんの少しお酒を飲ませ、開放的にした上で本懐を遂げる。これが私の計画です。
もちろん未成年の飲酒は違法ですし、お酒の上での情事も一歩間違えればれっきとした犯罪です。それゆえに私もこのような事はすまいと誓ってきたのですが……もはや躊躇は出来ません。
「ゆきちゃん、おかえりー」
「……お待たせいたしました」
平静を装いながらトレイを持って、私は自室へと戻ります。
「あ、そういえばね。こなちゃんに誘われて、お姉ちゃんと一緒に始めてコスプレっていうのしたんだよ」
待ちかねたように、つかささんは堰を切って話しはじめました。
「コスプレと言いますと、確か漫画やアニメーションの主人公の仮装、ですよね?」
「うん。私が魔法刑事の隊長さんで、お姉ちゃんとこなちゃんは隊長さんのお供の騎士さんなの。かっこいい杖とか刀とかとんかちも、衣装と一緒に貸してもらっちゃった」
そう言うと、つかささんはポーズを決めて隊長さんの台詞をそらんじて見せました。
関西弁のアクセントを一生懸命真似しているつかささんが可愛らしくて、私にも笑みが浮かんできます。
……はっ。
いけません。非常にいけません。このままほんわかムードに流されては、せっかく綿密に練り上げた計画が台無しです。
「さあ、せっかくですから氷が溶けないうちにどうぞ?」
「うん、ありがとー。いただきまーす」
そう言ってグラスを手にとり、ストローに口をつけてちゅーっと飲みます。つかささんも私に習って一気に飲み干し……。
……一気に!?
「つっ、つかささん、あのっ……!」
まさか、「一服盛りましたのでゆっくり飲んで下さいね」などとは言えません。私がへどもどしている間につかささんはすべて飲み切ってしまい……そのままの笑顔でずるずると酔いつぶれてしまいました。
「きゃあ! つかささん、お気を確かにー!?」
うかつでした。つかささんがここまでアルコールに弱かったなんて。それにこのままでは、急性中毒の恐れもあります。
失礼します、と声をかけてから、つかささんを引きずって横向きに(窒息防止のためです)ベッドに横たえました。
身体を冷やすエアコンは一旦切って、毛布をかけることで体温を保ちます。
顔を近づけて、顔色と呼吸を確認します。幸い血色も適度に良く、時折寝言交じりの穏やかな寝息が聞こえました。
(良かった……)
どうやら、危険な状態にはならずにすんだようです。
私はベッドに腰掛け、眠るつかささんを見つめました。あどけない寝顔にかかる前髪が、窓からのそよ風でかすかに揺れます。
ふと左手を伸ばしかけ、一瞬ためらい……恐る恐る、つかささんの髪に触れます。
柔らかくてさらさらした髪。それを無心にくしけずる間にも、私の胸はざわざわと騒いでいくのです。
このひとが、欲しい。
そんな声にならない声が、私の中でどんどんと膨らんでいきます。まるでかさを増した川のように、まるで引き絞られた弓のように。
……少し、だけなら。少しだけ、そう、軽いキスだけなら。
私は自分にそう言い訳しながら、ゆっくりと顔を近づけていきました。
あと30センチ。あと15センチ。あと5センチ。あと……。
唇に触れるばかりになった、ちょうどその時。
「見ーちゃった」
「……!」
つかささんが不意に目を開けて言いました。とっさの事に息を呑む私。もう言い逃れようもありません。
一度二度、ぱくぱくと口を開いて。それでも何とか言葉を継ごうとした私に。つかささんは、口づけをしたのです。
(あ……!)
舌を差し入れる濃厚な口づけ。生まれて初めてのディープキス。
手の甲へのキスは尊敬のキス。手のひらへのキスはお願いのキス。頬へのキスは親愛のキス。額へのキスは挨拶のキス。そして、そして唇は……。
まとまりのない思考が、頭の中で回転数を上げていきます。身体中の血が頭に集まっていくかのような感覚。
酒盃をあおったのは私なのでしょうか、それともつかささん?
数秒にも数十秒にも思える時間が過ぎて。つかささんはゆっくりと唇を離しました。絡まる舌はほどかれ、交じり合った唾液が糸になり、そして途切れていきました。
視界いっぱいに目覚めの笑顔。いつぞやに見た寝起きのつかささんとは違う、上気したようなその笑みに私は再び言葉を失います。
「いけないんだ、ゆきちゃんったら。私にキスしようとするんだもの、だからこれはお返し」
可愛らしく舌を出した、いたずらっ子の笑み。それに見とれる間もあらばこそ、「えいっ」という掛け声とともに、私はつかささんに抱きすくめられてしまいました。
「ゆきちゃん、いい匂い〜♪」
小ぶりな胸が、ブラウスと下着を隔てて感じられます。それと、髪をくしけずる指の感触も。
自分でこうなりたいと企んでいながら……私は始めての、そして予想外の経験にただただどぎまぎとする事しか出来ません。
「ふぅ……なんかいい気持ちー、いい気持ちついでに……よいしょっと」
つかささんは横に半回転して、体勢を綺麗に入れ替えてしまいました。そのまま私の上に覆い被さり、二度目の口づけ。
求め返したい。求め返して、もっとつかささんに溺れたい。
勃然と湧き上がる欲求の大波に押し流される私をよそに、つかささんはあっさりと唇を離し、おもちゃ箱をひっくり返す子供の無邪気さで次のおもちゃにじゃれ付くのです。
「ふふ……ゆきちゃんのおっぱい……服の上からでもこんなにあったかい……」
両の手のひらと柔らかな頬が、私の乳房を撫でさすります。ごく柔らかな刺激のはずなのに、口から漏れ出る吐息を止められません。
「まだまだお返しは続くんだよ? ……今度は、私の気持ちに気づいてくれなかったお返し」
ぎこちない手つきで、つかささんは一つ一つブラウスのボタンを外します。一瞬だけ戻った理性が制止しようと手を動かしかけますが……襟元から差し込まれた手の動きに、僅かな理性は儚く消し飛んでしまいました。
なんとなれば。つかささんは両手を襟元に差し入れ、ブラジャーを一息でめくり上げてしまったのです。あっと思う間もなく、揉みしだく動きがあとに続きます。
「あっ……や、やっ……!」
ごく単調な動きのはずなのに、私が時たまする一人遊びのような、つたない動きのはずなのに……その動きがもたらす刺激に、私はいつしか酔いしれていました。
熱に浮かされたような感覚はいや増し、私の声も加速するように熱を帯びていきます。ひとしきり感触を楽しむと、つかささんはサマードレスをすとんと脱いでしまいました。
「ほら、私ゆきちゃんとならこんな事だって平気だよ? ……教えてあげるね、うーんとうーんと。ゆきちゃんとずーっと、こうなりたいって思ってたってこと」
艶のある微笑みとともに、つかささんは私のスカートに手をかけるのです……。
そして今。ブラウスを残して生まれたままの姿にされた私は、つかささんの愛撫を受けていました。
指が肌の上を走り、口づけの雨が注ぐたび、私は高く甘く声をあげます。さながら私が一個の楽器になって、つかささんに奏でられているように。
と、つかささんがもじもじと内股をすり合わせ始めました。
「私も……変な感じ……」
ふわふわとした手つきでブラジャーに手を伸ばそうとしているのを察して、私も身を起こしてそれを手伝います。
桜色の突起が露わになると、つかささんはショーツを脱ぎ始めました。つるりと滑らかな秘所の中で、赤く充血しためしべが目を引きます。脱ぎ捨てられたショーツは、じっとりと濡れそぼっていました。
そのまま導かれるように、今度は私からつかささんに口づけました。利き手はつかささんの秘所へ、そしてつかささんの手も私の秘所へ。
円を描くような優しい指と、前後に往復する激しい指。まるで夢を見ているような感覚に突き動かされて、私たちの指はお互いを高めあっていくのです。
「あ、あ、あ、ゆ、き、ゆき、ちゃん……!」
「ん、む、むぅう、つかさ、さん、つかささん!」
……もう、限界でした。
私の懇願するような視線が、つかささんのそれと絡み合います。
つかささんは私の足を大きく割り広げ、私の秘所に自分のそれを重ね合わせました。そのまま腰を強く振り、お互いの秘所をこすり合わせます。
まるで夫婦の和合のような行為。その実道を外れた行為だという後ろめたさは、既に私の脳裏から蒸発しきっていました。
より強い刺激を求めて、両手で腰を抱えて強く強く密着させます。
「すき、好きだよ、ゆきちゃん、ゆきちゃん、大好き……ゆきちゃん!!」
「私も、私もです、つかさ、さん、つかささんつかささん、つかささん!!」
汗ばむ肌。お互いの匂い。響く声。それら全てを押しのけるように、身体の奥底から湧き上がってくるものがあります。それに突き動かされるように、私たちは激しく睦み合い、そして。
「ああ、あ、なんか、へん、ゆきちゃん、ゆきちゃん……!!」
「私も、です、だから、一緒、一緒に……!!」
『あぁぁぁぁぁぁぁ…………!!!』
漂白される視界。くずおれるつかささんを抱きとめながら、私はゆっくりとまどろみの淵に落ちていきました。
「……くしゅん」
私は肌寒さを感じて目覚めました。見ると日は西へ傾き、空は黄昏時を迎えようとしています。もちろん二人とも、睦み合っていた時の一糸まとわぬ姿のままです。
母が帰ってくるまであまり時間もありません。私はそっとつかささんを抱き起こしました。
「つかささん、つかささん?」
「ふぁ……おふぁよぉー。すごい夢見ちゃったー、なんかこう、えっと、えっち、な……」
寝ぼけまなこのつかささんの声が、途中で凍りつきました。信じられないものを見たような顔で、私とご自分を交互に見比べました。
「え? あれ? あれれれれ? 私、なんで裸なの? というかゆきちゃんもはだかんぼだし、あれれれれれれ??」
「あの……もしかして……つかささん、どこまで覚えていらっしゃいますか?」
「ジュース飲んでなんだか眠くなって、夢の中でゆきちゃんがキスしようとしてきて、どうせ夢だからいいやって思って、こないだこなちゃんに借りた漫画みたいに、ゆきちゃんにいろいろして、すっごく気持ちよくて……」
つ、つまり。つかささんは、完全無欠に寝ぼけていらっしゃった、ということでしょうか。
後悔と気恥ずかしさと自己嫌悪が、私の胸中でラインダンスを踊ります。
こうなっては、道はただ一つ。
「つかささん……申し訳ありません……!」
「え? どうしたのゆきちゃん、どうして土下座してるの? とりあえず落ち着こうよ? ゆきちゃーん?」
……それからしばらくして。すべてを打ち明けた私は、つかささんとオレンジジュースを飲んでいました。
もちろん、今度はごく真っ当な100%ジュースです。
「本当に申し訳ありません……あんな卑劣な行為に及んでしまうなんて」
「それはもういいよ。私だってゆきちゃんにいきなりあんな事したんだから……だから、おあいこ。ね?」
いつも通りの笑顔。でもなんだか私はいたたまれなくて、つかささんに尋ねました。
「あの……それで、なんですが。夢の中の出来事と思っていらしてたということは、その……」
ですが、つかささんははっきりと首を振りました。
「ううん、それはほんと。私、ずっとゆきちゃんみたいになりたくて、憧れて……でもね、こなちゃんとお姉ちゃんが付き合い始めてから、私もそれだけじゃ我慢できなくなったの」
まっすぐな瞳が、私を見つめます。
「私、ゆきちゃんのお嫁さんになりたい。ううん、お嫁さんは多分ダメだと思うけど、ゆきちゃんと……その」
そこまで言うと先ほどの行為を思い返されたのか、つかささんは押し黙ってしまいました。
私はゆっくりとつかささんを抱き寄せ、返事代わりに口づけます。
「私も、おんなじ気持ちです。だから……おあいこ、ですよ?」
「……うん!」
暮れなずむ日に照らされて、笑顔の花が咲きました。
と。ここで終われば良かったのですが。
あの出来事があった後、新学期のお昼休み。
「はい、ゆきちゃん。あーんして?」
満面の笑みで、つかささんがおかずを差し出します。凝りに凝ったメニューは彼女の全力投球、まるで毎日が体育祭かのような豪華さです。
「あ、あーん」
その笑みにずるずる押し流されるように私が口を開くと、つかささんが一口ずつおかずを食べさせてくれます。そしてまた、「あーん」。
「高良さんが、あの高良さんと柊さんが……神は死んだーっ!」
「柊さん……よりによって同性に走るなんて!」
「みゆきお姉さま……お慕い申し上げてましたのに!」
クラスの皆さんのすすり泣きが耳に痛いです。中には少々看過できない声もありましたが、今の私にそれを聞き分ける余裕はありません。
「みゆきさんめ……ここまで強烈なバカッポーにジョグレス進化するとは。んじゃかがみ、私たちも対抗していちゃつこうか」
「しない、できない、できるかっ!」
泉さんとかがみさんだけが、魔の三角地帯と化した私のクラスでいつも通りのやりとりを繰り返しています。
あの後。つかささんはご自分の告白どおり、私にかいがいしく世話を焼いてくれるようになりました。
それは非常にありがたいのですが……思い込んだら一直線と申しましょうか、衆目も何するものぞとばかり、熱烈かつ献身的なお世話が今日に至るまで続いているのです。
始めのうちは黒井先生も諌めようとされたのですが……先生が近づく度に「嘘だっ!」とか「くけけけけけけ」などと、そこだけ別人のような声で威嚇をされるようになり、ついにあの黒井先生ですらさじを投げてしまわれたのです。
「ゆーきちゃん、美味しい?」
「はい、とっても……」
ああ、そしてこんな時にもつかささんのおかずは美味しいのです。私……このままずるずる餌付けされてしまうのでしょうか。
そもそも、言わば私がつかささんを罠にかけたようなものなのに。
本当に罠にかかったのは……果たして私とつかささん、どっちだったのでしょうか?
(どっとはらい)
はい、お目汚しでした。
とりあえず、某コンバットゼロのサントラとこのスレにおわす神々のおかげで、なんとか
完成まで持って行けました。
……という事で俺は寝ます。おやすみなさい(自爆
おお!みwikiさんとはこれまた珍しいw
ヒュッヒュー!GJ!
俺もエロ書こうかな…
また鬱に走りそうだけど
GJなんだぜ!
>魔法刑事の隊長
ちょ、リリなのw
こなた=ヴィータでかがみ=シグナムかwww
激しくGJ!
やっぱエロはいいなw
髪型的につかさ=はやてか
GJおつかれさま
みwikiさんっていつもああいう佇まいだから
裏でどんな欲望渦巻いてるか想像付かないなw
みゆき百合GJ
ここから鬱鬼畜ENDに持っていくことは可能だな
みwikiさんの相手だと、やっぱりつかさが一番しっくりくるな
__/ . うぃ〜っす | _______
/:::::::::::::::::::::::> WAWAWA | /: :.l: ∧: :.!: : :`ヽ \ ̄\ ______
/ -r─--v、:::::::::> 忘れ物 .| /:::::イ:/ !__!、:.!: :::::ヾーゝ | / \_
/:{ | }ハ::}:::::〉 | |/´/l/ l/ `}:|: : l: :} . | |/: : :イ´: ∧ヽ 、: :.\ \
|::i ィ=z z=く 〉:::> ___ノ |≠rミ r-=rァ: :|: :| . | |.: : : :|:/:_: l/ }: |、: : !: : :ヽ |
|::レ´ ! `!::/ / | r、:::| トィ,.:} 〉: ト、l | | : : : |/´// l:バ`:|: l: : :.|..|
|.j ≡≡ ≡≡|< l \シ 弋ツ{ }イ:|. | |::l: : :|≠彳 !テミ: :!: ト、! |
| u ''' i '' |ノ | ヽ 。 '''ノl" l:.| . | |::l: : :イ代.| |rt:从l____ノ
|¨l、 、__ ノ .._ノ\_/ ̄ ̄`ヽ \ . ポニテ ,___人敵 /::|: : : 弋シ ゞ= {x/\
|ー-{ヽー--‐ イ_..:/ \ 一匹狼 |  ̄ ̄ ̄ ̄ __| |__ |. ヾ.ト、:.l、''''' 。 ''''イ:. ̄| 「
| あきら様 . / ヽ. (多分)ノ.:.::.::.::/.:/.::ll.::.::∧l:.::.::.::l.:. \/ |. Vヽヾ7ーfァニ彳 l/......| |友人
`ー―― ァ==='-―-、 ` ̄ ̄ .:.:/77‐ /l.::./ lA、_::.:l:.::.:ミヽ:: \ ...つばさ __ノ __,| |__
_/ /| | lヽ..\__. .::.:〃/ l |.:/ l|ヽ:.::.l.::.::.::l ヾ、 .`ー┬┬‐┘________\/
/ /,.. -、 l | ,..-、 ヽ. \_ .::./ / ´l.:/ ll l.::.l.::.N:.:l / / /...ヽゝ`ー─ ̄\
| //r`::r ヽ、.l lr:::ヽヽヽ ヽ.\ / l 三三 l/ 三ヨヘ人/ ヾ| ∧/ <. / ‐ \
|.ト| l l.:::ノ i__,/ ゝ l:::::::r' 〉 ト、 ', ∨|::::.l , ・l:N:.:/ ./ /\\// //ァー=,ャ |
|l 、 i. ___,ノ '、 `ー ,' / |) ) }..||.:丶_" ー'ー "_人l:./ .\| \| . ∨/ / / |
|! |` 、_ ー `ー‐'_,/ |'´ | ,/ / ::.::.l:.>┬-,、..-‐:T:l:.::.ハ/ . 仲間 | / l∧/ / /|
|. /ヽ,.-、_>-‐ <).. l .レ__,/:::. .::.Y Y '┤、::.:l.l:.::.l | / /xr示 / _,./ . |
|!/ ,//::/ /::/ / /_____|\:l:.::ヽ 「 ̄`l >l:.::.:l /. イ{ 伐:jl // /l.|
ヽ ...ウィキ博士 .____/ー―‐i/「レフ. _ 「ヽ「l /ニヽ lニ.ニl /ニヽ . //! ム 辷リ ャ==|
`ー───一' _____ 敵 |_ト、ゝ(O) l_ト、.」/_,ニ、 ゝ l」 /_,ニ、 ゝ. | /l/ァ}::: 、_,__, `ヾ ...|
____//::::::ヽ \ 、―┐| .こなた。.主人公 .| | \l/《> ._( )__::::/ /
/ 埼玉. {:r--j:} |/.へ/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |....あきら様の部下?/
| 県警の. >ニ< l/ライバル `ー‐-----―――‐'´
| 警察官(独身):::::::} |
\.. YUI ノ ラッキーチャンネル
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
俺らき☆すた読んだことないけど大体こんな感じだろ?
ちょっと違うけど、その労力は高く評価したいw
あきら様と白石を間違えるのは空耳とかいうレベルじゃねーぞ
なんか色々間違ってるwww
誰かこのスレ向けに改変頼む
>>581 ノ
エロ同人誌から切ったり貼ったりしてる。
そろそろ白石を書いてやってもいいと思うんだ……
ダレモイナイ…トウカスルナライマノウチ
モウチョットヤスンデヨウトオモッテタケドデキタカラトウカ
ナオヒエロ。
唐突な事だが、ひよりは登校中の道端で何かが入った袋を見つけた。
無視しようかと思ったが、ちょっと興味が湧いてしまった。
「何スかねこれ…」
ひよりは辺りを見回して誰もいないのを確認すると、指先で掴んでひょいと持ち上げた。
それと同時に紙が風に乗っていったような気がしたがひよりは気づかなかった。
その袋にはこう書かれていた。
「なになに…エロティカヘヴン?」
中には沢山の粉と説明書のような紙切れが一枚。
「ま、まさか麻薬じゃないっスよねぇ」
ひよりがたじろぎながら紙を拾い上げて読んでみた。
しかし、その内容にひよりは拍子抜け、いや、むしろ喜んだ。
「え?発情粉?」
その取扱説明書には、こう書かれていた。
・この粉を吸い込むと異常に性欲が湧いてきます
・実験の際には抵抗薬を飲んでから使う事
・多用すると危険なので多用しない事
・危険度『A』
…と書いてあった。
いわゆる一言で言ってしまえば媚薬の粉末バージョンであった。
「ふーん…ホントっスかねぇ……」
ひよりはこの得体の知れない粉に冷静に構えた。
ウソにしては手が凝ってるなぁ……とか思っていたがやはり同人作家のサガか、やはり妄想の方が先に膨らんだ。
……これが本当だったら、どこかであった発情祭じゃあないか……
…でも悪戯だったらどうしよう…
「……まぁ、百聞は一見にしかずっスね」
とりあえずひよりはその袋をしまって学校へと足を速めた。
しかし、この事がどんなに恐ろしい事を引き起こすかという事をひよりは予想の想定外だったに違いない。
時は流れて昼休み、ひよりは屋上へ向かった。
ひよりがこっそりと屋上のドアを開けると、二人の少女が座っていた。まぁ、ひよりから見ると先輩であるが。
「こなた、そろそろノベル返してくんない?あれの新巻が明日発売なのよ」
「だが断る」
「ナニッ!!」
「この泉こなたの最も好きな事のひとつは返してもらえると思ってるやつに『NO』と断ってやることだ…」
「とりあえず明日持ってきてね?」
「はい………」
こなたとかがみが何か話している。
ひよりからだと遠くて何話してるのかよく聞こえないが相変わらず仲は良さそうだ。
そりゃもう一部の人からみたら本当に付き合ってるのかと言われそうなくらいであった。
「仲いいっスねぇ、あの二人……邪魔しちゃ悪いね…」
とひよりが戻ろうとした瞬間、あの袋の存在を思い出した。
「あ……これを使えば……」
ひよりの脳裏に悪どい考えが浮かんだ。
しかしひよりはその思考をすぐに振り払った。
(いかんいかん!それはダメだぞ田村ひより!私の友達を実験台にするなんて、人の風上にも置けないっス!
心が騒ぐのは分かるけど、落ち着くんだ…落ち着くんだ田村ひより……っ)
何回か深呼吸して、無邪気に惹かれ騒ぐ心を落ち着かせるひより。
しかしやっぱり、ひよりは赤く腫れたハートを抑える事ができなかった。
ちょっと粉を袋から取り出し、屋上のドアから振り撒いた。
その粉は風に乗ってあたりの空気に溶けていった。
ひよりは瞳を輝かせて二人の変化を待ったが、全然変化が見受けられないのでやっぱり悪戯か…と思い
戻ろうとすると、なんか普段は聞かないようなこなたの声が聞こえた。
「あれ………?かがみぃ…なんかわたしぃ…へ…ん……かも……」
「こなた……あんた目付き変よ?ちょっと落ち着いtうわぁぁぁあああああ!?」
どうやらこなたが発情したらしい。
こなたはかがみを押し倒すと、かがみの顔をじっくり見つめた。
「な……何よこなた…ちょっと……冗談はやめnんむぅ!?」
かがみの言葉も聞かず、こなたはかがみの唇を塞いだ。
それを遠くで見ていたひよりは顔を赤らめて思わず『すげー』と呟いた。
ひよりはこの粉が本物だと分かると、くるくる回りながら階段を降りていった。
一方その頃こなたはかがみにアレコレしていたようだがそれは別の話。
ひよりはさっきの粉の事で、廊下を回りながら踊っていた。
周囲からは白い目で見られていたが、すっかり喜びの渦に入り込んだひよりには届かなかった。
「これで私は読者にリアリティを伝える事ができる!もうネタ切れの症状が出たりはしない…
スタンドはないけれどッ私は平成の『岸部露伴』なんだァ――――ッ」
と、よく分からないことを口走りながら袋を振り回していると、後ろから誰かがひよりにぶつかってきた。
その誰かは前にいる誰かを追っているようだった。
「おいそこのテメー!俺の髪型がアヴドゥルとホルマジオとサンドマンを混ぜたみてーだとォ!?」
「そ、そんなこと誰も言って…」
「確かに聞いたぞコラァ――!」
ひよりはよろめき、窓から体を乗り出しそうになったが、何とか耐えた。
「ふぅ、危なかったっス(べり)…べり?」
なんか嫌な予感がする。
恐る恐る見てみると、袋が破れて粉が風に乗っていた。
「亜亞阿蛙唖吾嗚呼蛙阿唖亞唖蛙阿〜〜〜〜〜!!!?」
ひよりは声にならない悲鳴をあげた。
そんな悲鳴を上げているあいだにも粉は学校中に広がっていった。
(これは発情祭じゃあないっス…発情災っス!)
こうしてひよりが上手い事言ってるうちにもやっぱり粉は(ry
粉が学校中に撒かれた時、みゆきは図書室で調べ物をしていた。
一人だと調べるのが大変なのでつかさにも手伝ってもらっているようだ。
みゆきは閉め切ってると暑いので、窓を開けていた。
風が吹くたびに、みゆきの資料にしている本のページがペラペラとめくられた。
「ふぅ、風が気持ちいいですね」
しかし、風が吹いた後、みゆきは妙な感覚を覚えた。
「ゆきちゃーん、探してた]V機関の資料ってこ(バリィ)ああっ!?」
最初から破れていたのだろうか、つかさの持っている本からページが破れて落ちた。
みゆきはその瞬間をしかと見ると、顔を顰めてつかさに近付いた。
つかさはみゆきに怒られるのかなと思い言い訳をした。
「ゆ、ゆきちゃん!これはきっとなかにシミでもいたんだよ!そのシミが本のページを食べちゃって…」
みゆきはそんな事は全く聞かず、つかさを押して尻餅をつかせた。
「きゃっ!?な、なにするのy…わっ!?」
みゆきは尻餅をついたつかさに顔をぐいと近づけた。
つかさとみゆきの顔の距離はもうほとんどなく、お互いの息を感じる事ができた。
みゆきの顔は少しだけ赤かった。
つかさもみゆきにあまりに見つめられたものだから、顔が赤くなってしまった。
「つかさ…さん……」
「ゆき……ちゃん…」
二人の呼吸が自然と荒くなる。
そして二人は目を閉じて顔を近づけていって―――
バン!
その時扉は開かれた。
「こぉら高良、いつまで図書室におんねん、もうすぐ昼休み終わ…って、何やってるん?」
この空間にいる人間は動きをやめた。
みゆきは少し考えた後ふらふらとした歩みでななこに近付いて、耳元で囁いた。
「先生…悪いんですけど出てってくれませんか…さもなくば絶望を教えてあげますが…それでもよろしいですか?」
ななこはみゆきの言葉に背筋が凍った。
それによく見るとみゆきの顔は微笑んでいるはずなのに顔は全く笑っていない。
「わ、わかったで……早めに戻ってくるんよ?」
ななこは図書室のドアを閉めると走ってその場から立ち去った。
みゆきはその事を確認するとつかさに満面の笑みを見せた。
「さ、つかささん、続きですよ♪」
「う…うん…」
正直つかさはさっきのでみゆきが少し怖かったのだがそれは秘密。
さて、二人が営みを開始した頃、保健室でゆたかを見守っていたみなみに変化が起こった。
(ゆたかの安らかな寝顔……かわいい…)
ゆたかはさっきちょっと貧血を起こして倒れてしまった。
そこでみなみが看病しているわけだが、ここにもあの粉の魔の手は迫ってくるのであった。
話を戻し、みなみはゆたかを襲ってしまいたい衝動に駆られている。
手を近づけて、ゆたかの××を××××して、××××…
その淫靡で厭らしい考えみなみはを振り払った。
「そんなこと…ダメだ…」
しかしやっぱりかわいい…
みなみが葛藤している内に頭の上に二人のみなみが浮かんだ。
「みなみ、やっぱり襲うのはよくない…それに相手は女の子…女同士なんて……いけないことだ…」
天使の格好をしたみなみが言った。
「…やっぱりそうか」
「そんなことはない、女の子同士だろうが好きなことに変わりはない、
それに、こんな無防備な唇を放っておくのか……もったいないな……」
悪魔の格好をしたみなみが言った。
「そうだな……もったいないな…」
みなみはそっとゆたかの顔を覗き込む。
そっと顔を近づけていくが、また天使のみなみが言った。
「ダメだ、そんなことしたらゆたかに嫌われちゃうかもしれないぞ、それでもいいのか?」
「え……それは……嫌だ…」
みなみが躊躇する。
「じゃあ大人しくしておいたほうがいい…」
「まてまて、その理論はおかしい」
悪魔のみなみが天使のみなみの話に口を挟んだ。
「もしかしたらゆたかはさらに自分の事を好いてくれるかもしれない…
しかも自分の欲望を抑えるなんて…辛くは無いか?」
「まて悪魔、人とは欲望を抑えて生きていくものだ…それに寝床を襲うなんて人として最低だ…」
「しかしみなみはゆたかに恋心を抱いている。それを押し込むのか……?
恋心を押し込むって、人にとってめちゃくちゃつらい…」
「しかし人には―――」
ついに悪魔のみなみと天使のみなみの喧嘩に近い口論になってしまった。
「やめろ私…喧嘩はよくない…そんなに騒いだらゆたかが起きる……」
「そうだよ起きちゃうよ――」
「ほら、ゆたかもそう言って……ってゆたか、いつの間に起きた?」
普通だったら驚くだろうが、意外とみなみは驚かなかった。
「ずいぶん前から起きてたよ?ずっと待ってるのにみなみちゃんしてくれないんだもん…」
「し、してくれないって何を?」
みなみがゆたかに聞くと、ゆたかは一瞬目を瞑り、みなみに言った。
「そ・れ・はぁ……みなみちゃんからのキス!」
「えっ…き、きsんむうっ!?」
ゆたかはみなみに飛び掛ってみなみの唇を奪った。
……襲われたのはみなみの方であった。
そのころみさおとあやのが何かしていたようだが面倒なので省略する。
学校中がウホッとお姉さまで溢れてしまった事態をどうにかするため、ひよりは校内を走っていた。
「えと…この電話番号に電話すればいいのか…」
あの取扱説明書には、こうも書かれていた。
・もし緊急事態が起こった場合、下記の電話番号に電話し、その緊急事態の住所を言って下さい。
連絡先…405-38×-△●□○
「…なんで40538だけマトモに書いてあるっスかねぇ…」
変な疑問を抱きながら、ひよりは自分の教室へ携帯を取りに行った。
とりあえず携帯を取り出して電話をかけるところまでは上手くいったのだが、
ひよりは教室だと電波が悪いだろうと思い教室を出た。が、それが運のツキだった。
「ひより――――んっ!!」
「まだかnわああっ!!」
ひよりにこうが飛び掛ってきた。
ひよりは一瞬よろめいたが、すぐ体勢を立て直し、ダッシュで逃げた。
どうやらこうにも効果が出たらしい。
「な、何で私――――ッ!?」
「それはひよりんが好きだから――!」
ひよりは早くこうを正気にさせねばなるまいと思い電話を急いだ。
(早く繋がれ……っ早く……っ)
ひよりの携帯はそんなに新しい機種では無かった為、繋がるのには時間が掛かった。
やっと繋がったのは2分後だった。
「はいこちら亀有公園前研究所…」
「き、緊急事態っス!場所は春日部の○×△□!!は、はやくしてぇ―――っ!!」
ひよりは走りながら痛切な思いで叫んだ。
「はいはいちょっとお待ち…えと、○×△□でよろしかったですか?」
「そ、そう!だからはやくッしてくれッ!!」
もうひよりはこうの恐怖と受付の人のまったりさから涙目だった。
「それじゃあ早速…跪け!ジャラピー部隊 !全艦主砲発射!怒りを込めて撃ち尽くせ!」
「土方艦長!?」
なんか他にもいろいろ混じってるような気がしたが、ツッコむ余裕はひよりには存在しなかった。
ひよりは逃げているうちにいつの間にか行き止まりまで来てしまったからである。
「さぁひよりん〜もう逃げられないよ〜?」
もうこうの目は一目瞭然でヤバイと分かる。
はぁはぁと息を荒める二人。
「ひより〜〜ん……かくごぉっ!!」
「キャ―――――ッ!!」
ひよりは思いのたけを叫んだ。
それと同時に、上のほうからぱん、というはじけるような音がした。
はじけたかけらは学校じゅうに降り注いだ。
そのはじけたかけらはきらきら光っていて美しく、まるで花火のようだった。
どうやらこれが主砲から発射した解毒剤らしい。
これを見たひよりは安心して、腰を落とし、四肢を放り出した。
「はぁ…これで一件落着っス……あのとき解毒剤が降り注いでこなかったらと思うと…ゾッとするね」
ひよりが一人でボソボソつぶやいていた。だがしかし。
ひよりはこうの目付きが全く変わってないことに気がついた。
(…ハッ!まさかッ!!まわりのノリに合わせてただけなんじゃあ…)
もう考え付いた時には後の祭り。逃げようと思ってももう疲れちゃって無理だ。
(私……\(^o^)/オワタ)
この後静かな空間にひよりの声が何回も響き渡ったのは言うまでも無かった。
Fin.
GJ
なんか小ネタがいろいろ凄すぎだw
とりあえずお前がジョジョ好きなのはわかった
ニコニコの東方発情祭のパクリじゃねえか
>>627 元ネタがわかる輩がいるとは思わんかった
悪かったね 逝ってくる
結局一週間で戻ってきたのか。
前スレで「このスレから離れる」とか言ってた時と同じだな。
書くのも書かないのも自由だが、相当うざいことをしているというのは自覚してくれ。
あと半角カタカナは面白いつもりかもしれないけど、読みにくいだけだよ。
GIOGIOお帰りwwww
小ネタワロスwwwwwww
つまり、ひよりん=てゐと言うことでよろしいか。
いいよ、パクリでも
面白いものが見られれば俺はそれで良いwww
>元ネタがわかる輩がいるとは思わんかった
いなけりゃなにしてもいいと思ってんのかよ
お前最低だな・・・・
ただでさえ二次創作は他人のキャラ使ってるのに、ストーリまでパクったら何が残るの?
パクリ(というかパロディ?)なら最初にそう書いておいてもらえると、
余計な混乱を招かずに済むと思うんだが……とりあえずお帰り。
パクリと突っ込まれなかったらそのまま自分のオリジナルだと白を切るつもりだったか。
モラルの無い書き手だな。
____________
/ /: : :イ´: ∧ヽ 、: :.\ │ .┌──────────┐ ┌───────────┐
│ /: : : :|:/:_: l/ }: |、: : !: : :ヽ │ ...│lー ァ´/:/: :.l: ∧: :.!: : :`ヽ \ ../ ./`ーヽ ヽ ヽ ヽ、 .│
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│ |: l: : :|≠彳 !テミ: :!: ト、l │ .|{:::::/:{: /´/l/ l/ `}:|: : l: :} | │.../ l l __ ヽヽ、 く ̄ヽ、 ヽ...ヽ│
│ |: l: : :イ代.| |rt:从l: :| | |`Y イ ャ≠rミ r-=rァ: :|: :| | │.l..l l f´ ヽヽ ヽヽヽ ヽ lヾ ..|
│ l/l: : : 弋シ ゞ= {ノ: :| /|___|.\∧! / r、:::| トィ,.:} 〉: ト、l . | │l l l│ ヽ、 >ヒz七、 ト、Y|
│ ヾ.ト、:.l、''''' 。 ''''イ: | ̄.7 姉妹フラグ .>込.弋シ 弋ツ{ }イ:| / ...| リ l N、,,三ミ ` '´´〃ヾ,、 V ./
\ Vヽヾ7ーfァニ彳 l/.| ._...\ | ̄ ̄ ̄l/!:. ート、'''' 。 '''ノl" l:.| ./ . \ | N、 '_ , -,、 l∧ /
 ̄ ̄ ̄\つかさ ___|/ .\ \ 」_ かがみ _____/___ \. M. { l レ./\
__,二二二´ ./ \ \ .\  ̄| ̄ ̄ ´/ \ >師弟 | ヽ l リー 、_ `ー- ' , イ/ \
_/ /| | lヽ \_.... ̄| | ̄\ \/.,ヘ_l  ̄| | ̄ / /\| | ななこ先生 /─┐ ┌┘
/ /,.. -、 l | ,..-、 ヽ. \_| |__ \ . < | | / /フラグ .  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ │
| //r`::r ヽ、.l lr:::ヽヽヽ \ / ::.:/.:.::.::.::/.:/.::ll.::.::∧l:.::.::.::l.:.ヽ:.::ヽ ______ .大人のフラグ┌┘ └┐
|.ト| l l.:::ノ i__,/ ゝ l:::::::r' 〉 ト、 ',.\/ : :l.::.:.:/77‐ /l.::./ lA、_::.:l:.::.:ミヽ:ヽ |r─--v、:::::::::>| _____\ /
|l 、 i. ___,ノ '、 `ー ,' / |) ) }..|| : .l: .::.:〃/ l |.:/ l|ヽ:.::.l.::.::.::l ヾ.| }ハ::}:::::〉| / .ー'ァ:7:フ7``i!:、ヾY-┐
|! |` 、_ ー `ー‐'_,/ |'´ | ,/ / :.:l.::.::./ / ´l.:/ ll l.::.l.::.N:.:l .| =z z=く 〉:::>| | ./:.:.:/._l' T|イ:.:.〉. .│
|. /ヽ,.-、_>-‐ <).. l .レ__,/ .┤:./l 三三 l/ 三ヨヘ人/ ヾ| |! `!::/ .| | . /イl:.l''ニ'‐、<.|ハ /.│
|!/ ,//::/ /::/ / / .ヽ l:/::.l , ・l:N:.:/ ` ...|≡ ≡≡|< .||. | ' > ,、ー_ ̄l Y/
../\ みゆき ____/ .l:l:.::.レ:.:丶_" ー'ー "_人l:./ ..|'' i '' |ノ .| .\ ゆい姉さん __/
/ \.,───一' .....┌───→ll:.::.::.l::.::.l:.>┬-,、..-‐:T:l:.::.ハ/ | 、__ ノ . .| _二二二二二二________
 ̄| |´ みさお←┴→あやの「レフ .. _ 「ヽ「l /ニヽ lニ.ニl /ニヽ .| ー--‐ イ_. | .| | // / / l∧/ / ...\
|兄| みなみ ┌──┬─→|_ト、ゝ(O) l_ト、.」/_,ニ、 ゝ l」 /_,ニ、 ゝ┐\ 白石 ./ |_|ヽ / </ / /xr示 / _,./斗│
. ̄ ↑ ....↓ │ │こなた。このスレの主役。.応用多数.|  ̄| ̄|. ̄. | 小 \ / /| イ{ 伐:jl // /l.│
.└→ゆたか . │  ̄↑ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .│ └──--l 神 \ |/ /! ム 辷リ ャ==l.│
↑ .↓ │近親フラグ 夫婦フラグ └──── l あ. ヽ//l/ァ}:::: 、_,__, `ヾ │
└──── ひより └───→そうじろう←→かなた .| きら.. /\l/《> ._( )__::/ │
.\_____________/
>>613 随時追加よろしく
な、なんなんだこの空気は…(;゚Д゚)
新参の俺には初体験だぜ…
>>639 俺のせいなんだ…ゴメン
やっぱり俺なんてこのスレには必要とされてないのかな……
七話見たが…ktkrって感じだたww
>>639 だからそういう言動がうざいと自覚しろ。
出たよ、誘い受け
何?「そんなことないよ」って言って欲しいの?
こなたの誘い受けをかがみは断れないに1000ドル
>>639 俺はGIOGIOさんの作品が好きで何度か読み返したりもしてるんだが……
このまま賛否両論ある状態でスレに留まり続けるのは
このスレにとってもGIOGIOさん自身にとっても良くない気がする。
GIOGIOさんは嫌いじゃないけど、批判してる人が言うことも解るし。
もっと時間を置いて、自分の犯しやすいミスを把握できるようになったら、
その時こそが戻ってくるタイミングなんじゃないかと思う。
>>624 パロディならパロって書いておくべきだとは思うが
何はともあれGJ
GIOGIO氏の作品は嫌いじゃないが
SS以外の書き込みがちょっとアレな・・・
スレを盛り上げてくれようとしてるのはわかるけど
色々と空回りしちゃってる気がする
もうちょっと2chの空気や、叩かれやすい書き込みを勉強してほしい
俺は提供してもらう側の人間だから、職人に対してこんなこと言うのはどうかと思うが
やっぱり、今この状況でここに書き込みを続けても、
>>644の言うとおり
GIOGIO氏にとっても良いことではないと思う、勿論このスレにとってもね
何はともあれ投下乙でした
長文&偉そうな言い方でスマソ
|
 ̄ ̄| ̄/ .| 人__
│,/ 二|二  ̄`Y´
、 |
-=>ー‐--イ/ \
< ア \
/ __rヘ-ーk l { \\ /
〃"ー──----rーt<_,ィレ-' ヽf^ヘハ! ノ{ /! /
└─=≠――― ゝ-'^┘ / /} -´‐=、( /
〃 f才′ . ヾ{/ .}7 ∠flヽ
くr‐‐' `ヽ〈 ,/ { (n_>{ノ
\_.{____}′ '⌒i´ヽ /ュヘ>ゝ 流れを変えるつかさホームラン!!
ヽ! ∧ {___∧ヽ
携帯をバッティングしちゃいけません!
そういえば七話観たがこなたは百合アニメにハマってるようだね
マリみてのマネとかストパニのOPが流れたりとか
このネタでだれか書いてくれ
七話の百合度は異常。
・・まあ、フィルターかかってるだけなんだろうけど
かがみが文系選んだってネタは最高だった。
かがみはやっぱりうさちゃんだな
心細そうに記入にして、わずかに頬を緩めるかがみん
クラス発表を見て人知れず俯くかがみん
てか弁護士目指してるんなら文系選ぶのが当然じゃないの?
一年生の頃はまだ目指してなかったのか。
2巻のおまけ見てそうじろう×ゆかりも良いと思ってしまった俺末期。
ゆかりとかなたが友達だったとか設定出てこねぇかな。
>>653 皆が文系と聞いて、一人ぼっちになるのが嫌で文系選ぶ
→どうするか考えて、結局法学部志望という事に
ということなんじゃ…?
かがみんなら、火を吹いても萌えるオレ社壊人。
かがみんが火を吹くほどの恥ずかしいことってなんだろ
657 :名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 16:55:37 ID:KEoAdOpa
かがみんが火を吹くほどの恥ずかしいことってなんだろ
「だってさ。かがみん」
「な、なによ」
「かがみんが恥ずかしいことってなに?」
「べ、別に普通よ・・・」
「普通って?」
「いや、だから・・・普通の人でも恥ずかしい事なら恥ずかしいってことよ」
「ふーん・・・」
「かがみん」
「ん?なにこなt
バッ
「っ ///」
「火を吹くほど恥ずかしかった?」
「な、なにやってんのよあんたは!」
「かがみんのスカートめくった」
「だからそういうことじゃなくって・・・」
「恥ずかしかった?」
「うーん・・・そりゃ街中でめくられたら恥ずかしいだろうけど・・・」
「部屋の中だし、あんたと私しかいないし・・・」
「それもそだね」
ピポパ
カチャカチャ
「あんた何してんの」
「ねぇ・・・かがみん・・・」
ドキッ 「な、なによ、そ、そんな顔して」
「私のこと好き?」
「え・・・」
「ねえ・・・好き?」
「そ、そりゃ友達としてなら・・・」
「そうじゃなくって、恋人としてなら・・・好き?」
「え、えーと・・・」
「私はかがみんのこと、好きだよ?」
「・・・わ、わたしは・・・///」
「ねえ、かがみん」
「な、なによ・・・」
「キスしよっか」
「な、ななな、///」
「だめ?」
「べ、べべ別にあんたの好きにしたらいいじゃない・・・///」
「じゃあ・・・するよ?」
「うん・・・///」
「ん・・・ちゅ、ちゅぅ・・・んっ・・・」
「はぁっ・・・・・・! んっ! あぁっ・・・・・・!」
「やぁっ・・・。こ、こなたぁ・・・・・・くぅんっ!」
ガチャ
「こなちゃん、用事ってなあに?」
「「あっ!」」
「あ、お、お姉ちゃんと・・・こなちゃん・・・」
「あ、あああああ・・・」
「お、お邪魔しちゃ悪いから帰るね・・・」
「ちょっ・・・つかs
ガチャ
「orz」
「ねえ、かがみん」
「な、なによう・・・」
「火を吹くほど恥ずかしかった?」
「う、うん・・・って あんたもしかして」
「ちょっとつかさんとこ行ってくるから♪」
「こらまてー!」
(かがみん満更でもなさそう。またやってみようかな♪)
-終わり-
かがみんと言えば…
ライトノベルについて話せるのが
思いきりオタク系のこなたと
割とジャンルに関係なく読書するみゆきさんしか
いないってのも
可哀想だよなあ…。
みWikiはラノベ読まないんじゃなかったっけ
こなたもラノベ、つか小説自体避けてなかったっけ?
アニメのノベライズすら避けてたような記憶が
>>662 wikipediaにはラノベも読むって書いてあった
えーとね。
こなたはラノベを敬遠してたが、かがみんが熱心に布教中。
(ドラマガ掲載分のエピソード参照。単行本だと各エピソードの間に挟まってる)
みwikiさんは流行り物を幅広く読むので、ラノベもその延長上らしい。
布教の効果は徐々に現れているようで
3巻107ページのかがみの楽しそうなこと
畜生、原作欲しいぜ…(;゚Д゚)
原作がまだ手に入らないとかどんだけ
角川相当重版してんぞ
俺おととい全巻揃えたぞ
アニメ化する前に単行本1〜3巻をプレゼントしてもらった俺は勝ち組!
アニメ化するまで全然手をつけなかったけど・・・
勿体無いことをした
このあいだ2巻まで買って、ついさっき4巻まで出てることを知った俺が来ましたよ。
ヤバイ、探してこにゃ。
尼で検索してたら、「12」とか出ててビビッたが、よく見たらDVDの予約だったw
しかも「2008/5/23発売予定」ってw
こないだ、ゲマでクリアファイルの為に2セット目買ってきたぜ。
探し始めたのが増刷前だったので、えっらい遠回りした俺惨状。
結局、2→1&3→4と、地元の本屋3軒回って買いましたとさ。
そして。もってけのお支払い番号がまだ来ないOTL
さすがkonozama、発送予定が発売日過ぎても何ともないぜ(血涙
現在連載ってどこまで行ってるの?
この手の作品には珍しく、2巻まではちゃんと進級してるみたいだが、
このペースで行くとそろそろ短大卒業?って感じだし。
今書いてるSSにかかわってくるんで、メイン4人の進路だけでも教えてもらえるとありがたい。
遠出して用事があったついでに書店に立ち寄ったら、全巻大量に平積みされてて
「ああ、さっき入荷したんですよ」とか言われて全巻揃えた俺は勝ち組!
ただいまサザエさん時空
>>674 この間のコンプティーク時点で高校三年の12月、ってところらしい。
ごくスローペースだが、一応進んではいる模様。
進路志望としては、
こなた:決めてない かがみ:法学部進学
つかさ:調理師の勉強 みゆき:医学部進学 ってとこか。
さんきゅー。
うーん、今書いてるのとズレてるなぁ・・・
どうしよ。並行世界化するか?
こなたは誰かに寄生
つかさに飯食わせてもらって、困ったことがあったらかがみんに相談、体調崩したらみゆきさんに頼む
こなた包囲網が完成しているな
こなたが寄生してるのか周囲が囲ってるのか分からんな。
柊家警備員か柊家従業員で宜しいかと
かがみの嫁になれば万事解決
柊こなた…なんか語呂悪いな
意外にシビアな所もあるから何だかんだでやっていけそうな気もする>こなた
……単にニート予備軍という線を考えたくないだけというのもあるが。
>>678 このペースでいくと6、7巻ぐらいで完結ってことになんのかな
大学に受かって一人暮らしをはじめるかがみの所に押しかけるこなた、とか
「いや〜ここアキバに近くってさ〜いいでしょ?ご飯つくってあげるからさ〜」
688 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 23:28:59 ID:10atMZMQ
んで四六時中ラヴラヴしてついにはかがみにローターとか仕込んで学校行かせるわけですね
こなたならやりかねんな
>>685 いいじゃないか
ただ立場的にこなたよりかがみんが嫁という方が萌ゆる
問題はそこだ
ごめん、今俺がちょこちょこ書き進めてる
SSのこなたは嫁的位置だ…(;゚Д゚)
こなたが嫁でかがみが婿
こなたが受けでかがみが攻め
そんなSSがあってもいい
自由とはそういうことだ!
>>692 黒「こなたとかがみのカップリングでSSを書こうとした時の話やけど……
こなたを攻めにしてオーソドックスで書きやすいこなかがを狙うか、
かがみを攻めにしてハードルの高いかがこなを書くかは……自由やーッ!」
こんな感じか
みんなつかさのことも忘れないであげてください。
白石の事も(ry
>>696 白石は放送終了後豹変して、あきらと立場が逆転するんだよ
大助・花子みたいに・・・
(私生活ではものすごい亭主関白らしい>大助)
というのをちょっと考えた
「こなた×かがみ」ってのが多いけど、「かがみ×こなた」ってのも有りかなって思えてきた
7話みたいに、こなたがかがみを弄ってるところで、かがみのこなたに対する気持ちが爆発
そのままこなたを押し倒しちゃうってやつ
こなたの方は(やっば〜、スイッチ入っちゃったよー・・・どうしよう・・・)とか思いつつも、(まぁ、かがみんならいいかな〜・・・)みたいなノリで
これまでも、かがこな派は存在したが
なかなか流行らすのは難しいようだ
132 :(*゚Д゚)さん:2007/05/23(水) 14:16:51 ID:mpziy6GZ
,,==二==、、
/ ヾヽ
ヾヽ
_. .─:─-、_ l l
,-‐: :  ̄: : `:‐´: : : : : : : : : : : :ヽ | /
/:_:_: : ‐: : : : : : : : /: : : : : : : : : :`:ヽ.」/
-´‐´´ /: : : : : : : /: : /: /: : : : : :, : : : : : : : :ヽ
/τ: /: : : : :/: :/l : :l : : : : :/l: : : : : : : : : :ヽ
/: : :ιj: : : :/: /-´┤、/: : : :// l: :l: : : : : : 、: : : :ヽ
/ // : : : /: :/:/ l: /l : : : / ┤A: : : : : : :l: : : : :l
,、.'´’l :υ: : /: /l/、__|/ l : : :/ l l l`:、: : : : :V: : : :l
(τ.. l: : : : l: :/l |T::::::::ト l: : l l:l ヽ: : : : : : ヽ: : :l ………
)´ l: : /:/: :l l lo::::::l V:/ テ'ミ=、」、: : : l: : l: : l
,,_.゛。 l: : :/ l/.: :l 辷り V b:::::::::://〉: : :ト: : l: /
/::::::´ヾ, . l: / l l: :l //// 、 ` 辷:::り/ /ヘ: ::ハ: l/
,,(´_::::ィ,゛ V l:/:: 、 ,、__ //// .シ:ハ: :ノ: ヽl
(_) ゝく l/: : ::`>、_ `─ ' ι ,/:/: : l/: : :l`
(´` ) (_ , ヾ l: : : : //: :`>,‐-─,<:´: :/ : ハ:: : l
( フ , ' ,) ヽ l_ /: : : : :/- '´,-' l, ヽ: /: : : :ハ: :: :l
. (_),、 / , l , ヾ l : : : :/ /_ / /: : : :く: : l: : : ヽ
. / ´,' i T //、 /l: : : / / >´ /: : : :/==ヽ: : : :ヽ
ノ 人 //,l / l: : イ / / /: : : : /彡彡=l : : : : ヽ
>>701 少ないって顔だな。
そういえば、90年代の始めから、白濁液内の精子の数が激減しているという研究結果があった。
母数がかなり怪しいが、当時20〜30歳のn人から精液を抽出したデーターで、
結論は、ジャンクフードを食っている若者のスペリマの中の精子数は少なく、
自衛隊員等、比較的食事のパターンがはっきりしている人は平均値であったと……
リアルAV業界でも、90年代中頃から男優の白濁液の量が減っていて困っているって話があった。
/ / `ヽ、
/‐ // l `ヽ
, ‐´ / ,/ / l 、 ヽ
/ , , / / /l l ハ ヽ ヽ
/ / / / /'´7/ l / -Lll ヽ l ヽ ________
/ / / / / / l l l / l. l ト、 V. l /
l /l / / / _,/、」│ l/ ヽl l ` ヽ l |あっ、ごめんなさい、
l/ l l l / 〃、フ:、∧ l ニ=ミl、ヽ ヽ l< >702って話を本で読んだことがあるんです。
l l ハ〈/:::::::::ll ヽ l ´,、/`:、ヽヽ l l |でも、多ければいいってものでもないですよね
l ∧ l ∧ l:、: :d l _〉l l:: :::::::::〉,l l 、 l l \________
ヽ Nゝ、 |l l `─' ラ´F l: : ´,、/N、 l l リ
ヽ ヽl`l\`ト、_ ,ノ ' l ` ‐' ' / ハ. ト l ll
ll `l,、 。 ヽ、_ _ノ// l N イlノ l
l 〃 ` ‐、_  ̄ ィフ' W l/l l l
l l 丶 ヾ >,‐ ´ レ/ ハ ヽl l
l / l_,_ ,〉, ノ /' ノミ、l ll l
_ ,、 l / /川 / /´ /´´ ヽ ヽ l
(_r‐、- l. ト 、. l / l 川 /‐-y´´ //´ ヽ ヽヽ
, -、. l l 丶`´ヽヽl /l 川 / // /´/´ l ヽl
.(_, -‐-`_ /〃、/ l 川 l 〃l / 〃 l ヽ
>>705 こなたが思わず「おほわっ☆」って言うぐらいは出したいものだな・・・・・・
/ / `ヽ、
/‐ // l `ヽ
, ‐´ / ,/ / l 、 ヽ
/ , , / / /l l ハ ヽ ヽ
/ / / / /'´7/ l / -Lll ヽ l ヽ ________
/ / / / / / l l l / l. l ト、 V. l /
l /l / / / _,/、」│ l/ ヽl l ` ヽ l | 実は私も好きなんですよ。
l/ l l l / 〃、フ:、∧ l ニ=ミl、ヽ ヽ l< でも小さいのは困りますよね。
l l ハ〈/:::::::::ll ヽ l ´,、/`:、ヽヽ l l | かといって余り大きすぎるのも…
l ∧ l ∧ l:、: :d l _〉l l:: :::::::::〉,l l 、 l l \________
ヽ Nゝ、 |l l `─' ラ´F l: : ´,、/N、 l l リ
ヽ ヽl`l\`ト、_ ,ノ ' l ` ‐' ' / ハ. ト l ll
,,_.゛。 ll `l,、 。 ヽ、_ _ノ// l N イlノ l
/::::::´ヾ, | 〃 ` ‐、_  ̄ ィフ' W l/l l l
,,(´_::::ィ,゛ l l 丶 ヾ >,‐ ´ レ/ ハ ヽl l
(_) ゝく l / l_,_ ,〉, ノ /' ノミ、l ll l
( フ , ' ,) ヽ l / /川 / /´ /´´ ヽ ヽ l
. (_),、 / , ヽ l / l 川 /‐-y´´ //´ ヽ ヽヽ
. (_),' i T ヽ l /l 川 / // /´/´ l ヽl
.ノ 人 /〃、/ l 川 l 〃l / 〃 l ヽ 改良宜〜(ずれていると思う)
みゆきさんは男なんかに興味ありません><
歯医者行くようになったのは、若くてカッコイイ歯科医がいたからだったりして>みゆき
>>709 そんなベタな展開……天然なみゆきちゃんならあり得るな。
あの椅子に座って治療受けている時とか濡れ濡れとか
イケメン歯科医「は〜い、お口開いて」
みゆき→心の声「ああ…」
イケ「ちくっとするよー」
みゆき「もっとぉぉーー」
イケ「けずるよー」ウィィィィーン
みゆき「あぁぁっっ―――ん!ちくちくするー」
…………
………
(15分経過)
イケメン歯科医「はい、今日はこれまで」
みゆき「はぁーはぁーはぁーもう終わりなの…もうぐちょぐちょ」
そして、みゆきは帰った後、足りなかった文を妄想補完しながらオナヌーw
イケ「君のことは喉チンコの形から歯垢の残り具合までなんでも知ってるよ」
みゆき「やだ、○○さんたら・・・」
まで読んだ
このスレで、フェチな小説も投下OK?(くすぐり含)
>>712 なんという新境地……バンバンやってくれ。
716 :
712:2007/05/23(水) 22:01:28 ID:iVhFzM2z
そんな需要があったとは・・・
つーか、やっぱ、こなた貯め、かがみ・つかさ受けだよね(特にかがみ)。
みゆきさんは、意外と攻め?
みゆきさんはほら、どっちもそつなくこなせるんだよ。
普通にやれば受けだし、本気モード入ると逆転して攻めになる。
>>712 もともとらきすた自体がフェチのかたまr(ry
>>717 典型例としちゃ、
攻めみゆき>1-374氏のハバネロみゆき×かがみ
受けみゆき>尼野録捨七氏の酔っ払いつかさ×みゆき
だな。
>>719 つまりみゆきさんは酔うと攻めで酔われると受けでおk?
…って普通そうじゃないか……?
流れをぶった切ってごめんね、390です
突然だが、俺の書く文体って読みづらくないか?
>>721 なにをおっしゃるのです
あなたにはあなたの文体がある。
文体なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです。
>>721 唐突だなw
俺は別にそうは思わなかった。
人によるだろ。
俺は普通に読めた。
>>722 もしお前さんが書き手でそれを言っているなら、考えを改めるべきだと思うぞ。
みんなThanks。
改めて読み返すと、果たしてこれで内容が伝わってるのかと不安になってね
伝わってるからこそのGJだ。胸を張れ、戦友。
>>726 おk
素人&遅筆なりに頑張って書いてくる。
728 :
愛だよ。:2007/05/24(木) 00:12:18 ID:rTX/a6cQ
非エロ単発もの、かが×こな(?)です。
エロ描写は試行錯誤中なので、今回は省きました。
729 :
愛だよ。:2007/05/24(木) 00:18:16 ID:rTX/a6cQ
何の変哲もない週末。
こなたが私に用があって泊まりに来るという。
別に用事もなかったので、家族に伝えてみると、
つかさはみゆきの所、姉達も遊びに行くというので、
チャンスとばかりにOKを出した。
それが、私にとって、嬉しい誤算の始まりだった――
――家に来るなり、こなたが私にくれたのは、突然の告白、そして困惑。
嫌だったわけじゃないし、寧ろ嬉しい。でも、応答<こた>えることはできなかった。
私はただ、こなたの次の言葉を待っていた。
どれくらいの時間が経ったのか、分からない。
数秒だったのか、既に数分過ぎているのか。
時間が止まっているかのような静寂を、こなたの言葉だけが、動かしているように思えた。
「特別なのは、かがみだけなんだよ」
心なしか、こなたの小さな身体は震えていた。
――恥ずかしくてすぐには気がつかなかったけれど、
こなたがこんなに感情的に話すのなんて、趣味の話する時でさえなかったっけ……。
「かがみ以外の相手なんて、考えられないよ……」
私が恥ずかしくて、言葉にできなかった気持ちを、こなたは一生懸命伝えようとしてくれているんだ。
そう思うと愛しくて、思わず抱きしめたくなる。
「ありがとう、こなた……嬉しいよ」
どちらからともなくキスをする。女同士だからって、もう迷いはなかった。
ベットを共にした夜は、これまでで一番幸せなものになった。
そして、私がこなたの気持ちを受け入れた翌朝。
普段おどけていたのも、本心を伝えるのに怯えていたからと聞いてホッとした。
私も、こなたの事が好きだったから。
「かがみ、結婚するならどこが良い?カナダ?オランダ?」
今はもう、いつもの調子に戻っているけど、もう怖くない。
2人きりのとき位、思いっきり甘えよう。
「こなたの好きなようにすれば良いじゃない」
私も、いつものように返す。でも、お互いに分かっているから。
「わかってないなぁ、二人で決めるから楽しいんだよ」
普通の恋愛をしている人、同性しか好きになれない人、どちらも好きになれる人。
愛の形は人それぞれなんだし、好きな人が偶々同性だったというのも、一つの愛の形だよね。
1レス完結です。オムニバスもののような続編ができるかもしれませんが。
エロ物等、できたらまた投下しに来ます。
所で唐突だが、アニメでMHの話が出てたのを思い出して
こなた=メラルーヘルドール キリン+レックスのエロ装備
かがみ=ブラックゴアキャノン 全身凛(皇)
こなたと一緒にやるときは広域+2&麻痺武器装備
つかさ=カオスレンダー 金色一式
みゆき=ファンキーボンボン サザミ+頭ピアス
ななこ先生=ブラックテンペスト リオソウルU一式
あきら=クロームデスレイザー ヒーラー+ベルトの女子高生装備
白石=鬼斬破 カイザー一式
「かがみんモンハンやろー!」
「いいけど…あーあー、防御それしかないの?まさか強化してないんじゃ…」
「だってえろい装備とかかっこいい武器とか集めるとお金吹っ飛ぶんだもん…」
「馬鹿ー!そんなんだからティガにもソロで勝てないのよー!」
「いやでもね、武器は一応レア8だし私頑張って麻痺弾撃ってるし
たまに3死しちゃったりするけどですね、それでもほらやっぱり…」
「いいから素材でも何でも売ってきなさい!」
「でも、だってお金とかすぐ武器とかに…」
「そんなんだから現実でも散財しまくりなんでしょ!」
「お父さんに出して貰ってるからいいもんねー」
「あーもー!」
というのを妄想した。
マニアックでスマソ
ごめん空気読めてなかった('A`)
今度から書き込み前にはリロードするわ…自重する すまんかった
なんというか、自分もそういうことある…
モンハンは噂聞いたことくらいしかないけど
それはそれで面白そうだと思った。
390氏、GJなんだぜ。
728です。
接続が妙に遅くなったのでリセットしてきたらID変わってしまいました。
>>734 いえ、名乗り遅れましたけど別人です。
別スレでは幾つか投稿した事もありますけど、
こちらでは
>>729が初投稿です。
>>730きゅん(´・ω・`)てなった。
小ネタに神GJ!
>>736は少し寝ぼけてた。小ネタにって所脳内削除しといて
時間が出来次第あきら×白石物を書こうと思うんだが、公式設定ではどういった理由であの二人がラジオ番組をやる事になったんだろう
らっきーちゃんねる最初の方聞いてないからそこらへんがさっぱりわからん
白石×みゆき
いかにも温厚そうなみゆきさんがたまたまピンチを助けてくれた
これまたいかにも人畜無害な白石に好意を寄せ両親にも紹介してしまいたじろぐ白石
>>739 ちょっとゴメン。CGはどこに投下すればいいのかな?
・ノーマルの場合
・エロパロの場合
・SSの挿絵の場合
スレ乱立しすぎてわけわからんorz
お、朝からかがこな漫画とは縁起がいいね。眼福眼福。
もってけ!セーラーふくは3位か……残念だな
気圧されてるこなたモエス
>>740 SSの挿絵ならここでいいと思うが、それ以外なら半角かキャラスレじゃないか。
え〜、390です。
まとめサイト管理してくれてる人よ、「愛だよ。」は俺の作品じゃねぇすよ
>>747 728の人が昨夜名乗り出てるから、まとめの中の人にも伝わってると思われ。
7話のこなかが描写に悶絶しながら、気長に待つが吉。
誰もひよりんの誕生日を祝ってない事に泣いた
>>749 俺は祝ったってww
過去ログ見てみろ!!
よし、ひよりんの誕生日なので
やおい本でもプレゼントしてこよう
>>751 この場合は百合本をプレゼントしてひよりんの百合意識を高めるんじゃあないのかい?
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \
∧ ∧
(=ω=.) 両方送ればいいんだ
ノ( )ヽ
< >
こう「ひよりんって最近、百合ものをよく書くよね。なんかあったの?」
ひより「ま、まあ……(友達をモデルにしてるなんて言えないっス)」
こう「そっか、そういうことなら早く言ってくれればよかったのに」
ひより「へ?」
こう「実は私もひよりんのこと」
ひより「ちょっ、くぁwせdrftgyふじこ」
百合意識が高まってこうなっちゃうわけだ
胸の大きさは
みゆき>>>かがみ>つかさ≧こなた
だろう
なんたってゾロ目一歩手前だからな
み:特盛
か:大盛
つ:並盛
こ:ライスのみ
759 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 00:41:18 ID:9+gEUEph
展開が全く思い付かないけど
こなたの嫉妬(スネる?)ネタが見たいな
>>762 おおお、ありがたや
wktkして待ってる
>>756 ゾロ目一歩手前はヒップじゃなかったっけ
とても不二子ボディには見えないな>みwiki
みゆきさん巨乳とは言うけど、肝心の描写が少ないからな。
アニメの水着話でも大して強調されてなかったし。
>>766 ゾロ目(おそらく88)直前の胸というのはネ、よほどデフォルメしないと
それほど大きくは見えないものなんだよ d(=ω=.川
1巻ep4の扉が何とか大きく見えるかな<みwiki
でも、日常では先生の方がよほど大きく見える罠
ゲーム特典のこなたが産まれる前の両親の話が良かった
落ちでこなたと何をしたのかも、実に妄想を掻き立てられるが
かがみ「大丈夫か?乳首が陥没してるようだが」
こなた「乳首なんて飾りです。エロイ人には分からんのですよ」
こなた「大丈夫です。かがみんなら犯れますよ」
>>770 こなた「・・・グーで殴らなくても・・・(涙」
関係ないが、カレーが腐った時のこなたの半ベソ声に萌えた
772 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 14:44:12 ID:0nTqm9nG
すごく遅くなりましたが>>1乙職人さんGJ!!
真・萌えドリル予約特典のゲーム…
こなたとかがみのクラスが文化祭で演劇「ロミオとジュリエット」を。
↓
ロミオとジュリエットのキスシーンあり。キスは脚本・あやのの意向で振りではなく本当に。
↓
かがみ:ロミオ、こなた:ジュリエット。二人ともやる気まんまん。
↓
つまり観客の前でキスするのを了承していた。
既にこなたがかがみ攻略済みだろ…常識的に考えて。
ロミ×ジュリ見てるとかがみがジュリエットに思えるがw
>>773 男が思うほど女はキスに対して抵抗感がないんじゃないか、
そう考える俺はどうみても女に幻想を抱きすぎです。本当に(ry
Mステ8位記念マキコ
>>773 あるあるw
結婚式パッケージといい、それといい
こなかがはもう公式設定にしてもいいんじゃないかなw
かがみがこなたに惚れている系の話は、非常に癒される(エロ非エロ問わずに)
まぁ、朝日系列で放送してるアニメだし…。
781 :
762:2007/05/25(金) 22:35:22 ID:mDhZ3vv+
できました。投下させていただきます。
かなりやっつけですが、ご了承くださると幸いです。
782 :
ちいさいこと:2007/05/25(金) 22:36:09 ID:mDhZ3vv+
上々な天気に恵まれて、昼の楽しいひとときを過ごしたどこかけだるい、それでも
心地いい静かな時間のはずだったのだが、部屋の中の空気がどうにも重い。
ベッドに腰掛け、お気に入りのライトノベルを読んでいたかがみは、しかしいつもの
ようにあまり集中できずに、部屋の一角にちらちらと視線を飛ばしていた。
自分の勉強机に座っているのは、こなただ。
どうにもこうにもどうやら怒っているのか、ぬいぐるみをぎゅっと抱きしめたまま動こうとも
しないで強烈な視線をびしばし飛ばしてきている。
普段からタレ気味な目をさらに細めて妙な威圧感を発せられると、かがみもたまらない。
「……こなたあ。何怒ってるのよう」
「……」
たまらなくなって声をかけるもスルーである。
普段は心配になるくらい楽観的であっけらかんとしているこなたが、ひとたび押し黙ると
こんなにこわい人間だとはかがみも知らなかった。
「ねえ。私が何かしたんなら謝るから。ちゃんと言ってくれないとわからないでしょう?」
「……」
ぎゅ、とぬいぐるみを抱きしめる手を強め、ますます目を細めた。
「かがみは……」
「ん?」
「かがみは、つかさのほうが大事なんだ」
「はあ?」
いきなり言われても、何がなんだかわからない。
「何言ってるのよ。私、あんたが一番大事よ。つかさは……まあ、そりゃ妹だし、大事だけど。
でもやっぱり、一番はこなたよ」
「うそつき」
低い声。刺すような視線。
うそつき、といわれても本当に思い当たるフシはない。心底困ってしまって、首をかしげた。
「ねえこなた。なんでそんなこと言うの?私、本当に何かしたの?」
「昼間……」
「昼間って、三人で遊びいったとき?……うーん。何もしてないと思うけど」
「……ばか」
783 :
ちいさいこと:2007/05/25(金) 22:36:52 ID:mDhZ3vv+
ばか、って言われても。
正直濡れ衣を着せられたような気分であんまり愉快じゃなかったけど、今にも泣き出しそうな
こなたを見ると怒る気にもなれない。というか、こなたの泣き顔なんて見たくない。
私、何したっけ。本を閉じて、昼間のことに頭をめぐらせた。
「うーん。今回のコンプ祭りもなかなか渋いトコ押さえてきたね。バイトの時間増やそうかなあ」
「あんたは、もう。単純すぎよ」
「あはは、こなちゃんらしい」
レトロなロックがかかる糟日部駅前マック、二階禁煙スペース。
ようやく中間テストが終わって普通の学生ならイヤッホウな気分真っ最中の時期で、三人も例に
もれず早速ショッピングに繰り出した。
こなたは相変わらずアニメのDVDだとか、新刊のマンガだとか、マイナーメーカーのこれまた
マイナーなシリーズの新作ゲームだとか。そういうちょっと一般女子の趣味趣向からはずれた
アイテムを漁る気まんまんで、いつも以上に目がきらきら輝いている。
「一応付き合うけどね、私たちの買い物にも付き合ってよ。そろそろ季節も変わる頃だし、あんたも
服くらい買ったら?」
「そんなお金あったらやっぱりマンガ買うよー。だいじょぶ、一昨年買った服まだまだ着られるし」
「そういえば、こなちゃんて結構同じ服着てること多いよね」
つかさがずず、とコーラをすすりながら苦笑した。かがみもため息をついて、少しだけ不満げな顔をした。
こなたとかがみは、一応公認の恋人同士である。とはいってもいつも二人だけでイチャイチャしてる
わけでもなく、付き合う前と同じようにつかさやみゆきを交えてみんなで遊ぶことのほうが多い。
やっぱりみんなに悪いし、恥ずかしいし。
まあそれはいいのだが、かがみとしては可愛い恋人の新しい服を着た姿なども見てみたいわけで、
そんな小さな期待をあっさり裏切るこなたにちょっと文句も言ってやりたい気分にはなる。
でも、これでいいのかもしれない。ムリに流行りのファッションに身を包んだこなたというのはどうにも
想像がつかなかったし、やっぱりこの方がこなたらしい。
たまごバーガーにかぶりついて、かがみは小さく笑った。
784 :
ちいさいこと:2007/05/25(金) 22:37:33 ID:mDhZ3vv+
「んぐんぐ。うーん、これ……んぐんぐ。初めて食べたけど美味しいよ」
つかさが幸せ極まりない声を出した。
「それ、なんだっけ。あー、アレか。パンがホットケーキになってるやつ?」
「うん。お肉と意外と合うよ。この発想はなかったなあ。今度、ウチでも作ってみようかなあ。
お姉ちゃんもこっちにすればよかったのにー」
言いながらもう一口。頬を小さく動かしながら、つかさは心底嬉しそうな顔をする。
そんなに美味しいんなら、本当に私もそっちにしときゃよかったかな。
つかさの顔を見てるとこっちまで美味しいものを食べている気分になる。
「あ。つかさ、ケチャップついてる」
「え?」
ティッシュを取って、ちょびっとついたケチャップを拭いた。
「んぐ」
なぜかこなたが一瞬、動きを止めた。
「美味しいのはわかるけど、あんまり一口で一杯ほおばらないの。みっともないでしょ」
「う、うん。ありがと、お姉ちゃん」
えへへ、と恥ずかしそうに笑った。
「さてと、それで今日はどこから行く?こなたの用事を先に……ん。こなた、どうかした?」
「ん、んぐ、んぐ……」
「こなた、急にがっついてどう……」
「ん?」
顔をあげたこなたの顔は、ケチャップがべっちゃりついていた。
ビール髭のようなカンジだったが、どうにも間抜けである。
「何してんの?」
「……」
そのままの体勢でいつか見せたわくわくオーラを出している。……何を期待してるんだ?
「ほら、あんたもみっともないでしょ。これで拭きなさいよ」
「え……」
785 :
ちいさいこと:2007/05/25(金) 22:38:15 ID:mDhZ3vv+
ティッシュを手渡すが、なぜかちょっとショックを受けたような顔。
おずおずと手にとって、何か言いたげな顔のままもそもそと口を拭いた。
「……」
「拭けた?それじゃ、今日はこなたの用事から先に済ませちゃいましょ。そっちのほうが
時間かからないだろうし。つかさもそれでいい?」
「うん。私も見たいマンガあるし」
「そ。じゃあ、それで。こなたもいいわよね?」
「……」
無言のまま、小さくこくりとうなづいた。
なんだか急に元気がなくなったように見えて、少し『?』と思ったがどうせすぐ元気になると
思って何も言わなかった。
すぐにアニメとゲームの専門店に行ったが、なぜかこなたはうつむいたまま。
結局何も買わなかった。
「お姉ちゃん、こんなのどうかな」
「ああ、いいじゃない。うんうん、やーっと普通の服選ぶようになったわね」
駅前にたった一軒ぽつんと建つチェーンの洋服店は、かがみとつかさがいつも利用する店だ。
割と手ごろな値段で色々揃うので学校でも足しげく通う生徒は多い。
今日は夏に向けて少し薄めの服を選びに来たのだが、前々からどうもつかさはハデなガラモノを
選びがちで、かがみと一緒でないととても外に着て出られないものばかり買ってきてしまう妙癖が
あったのだが最近ようやく、自分にあったかわいらしい服を持ってくるのでかがみも安心だった。
「ああー。こっちもいいかも」
「うん、かわいいわね。似合ってるわよ、つかさ」
「えへへ。ありがと」
「試着してきたら?」
「うん。ちょっと行ってくるね」
両方を手に持って試着室に向かうつかさを見送って、かがみは自分の着るものを物色し始めた。
自分も最近はちょっとハデなものを買うことが多かったから、少し落ち着いた色のにしよう。
全面黒で胸に小さいロゴが入ったTシャツを手にとって熟考。少々お値段が張るが、これはしばらく
持ちそうだし買っておきたいかもしれない……。
786 :
ちいさいこと:2007/05/25(金) 22:38:57 ID:mDhZ3vv+
「ねえねえかがみ、これどうかな」
「ん?」
珍しいこともあるものだ。いつもだったらかがみとつかさが服を見てるときはヒマそうに
してるか、休憩スペースで携帯ゲームをいじっているこなたがどうやら新しい服を選んでいるようで、
両手にハンガーを持ったままかがみに意見を求めた。
「へへ、似合うかな?」
「んー……」
右手。アニメキャラ、とまでは言わないがちょっとセンスを疑わざるを得ないキャラもののTシャツ。
左手。ハレンチ、とまでは言わないがこなたが着るにはスリーサイズが足りないと言わざるを得ない
ブランドもののワンピース。
また何かを期待したような目をくりくりさせて、かがみの目を真正面からわくわくオーラで見詰めてきた。
「……たぶん似合わない」
「ええー?じゃあどういうのならいいかな?ね、かがみが選んでよ」
さっきまでの落ち込み(?)がウソのように妙にテンションが高い。
というより、なぜか少し焦っているようにかがみには見えた。
「そうだなあ。こなたなら……」
「おねえちゃーん、ちょっとー」
「あ、つかさ。ごめんこなた、ちょっと待ってて」
「え」
また背中のホックが閉まらないとか言うんだろう。案の定背中のホック二つを止められなくて
困っていたつかさを軽くたしなめ、止めてやって鏡に映った姿を二人で見た。
やっぱり最初のハデハデなほうが気に入ったようでそっちを買った。……アレを着るときは一緒に
出かけないようにしよう。
ようやくこなたのところに戻ると、完全にさっきと同じ、ひどく落ち込んでいて『いいよ、もう』で話は
終わってしまった。
元気がないこなたに、かがみは『?』となりながら家に戻ってきて、今。
今日はこなたがお泊りの予定で、かがみもとっても楽しみにしていたのだが。
787 :
ちいさいこと:2007/05/25(金) 22:39:38 ID:mDhZ3vv+
「……やっぱり、わかんない」
「……」
そろそろ変形しちゃうんじゃないか、というくらいぎゅうっとぬいぐるみを抱きしめ、こなたはますます
目を細めてかがみを睨みつけた。
「にぶちん」
「にぶ……」
なんとか聞き取れるくらいの小声だったが、明らかに怒っている声である。
うーん。本当になんだろう。もう一度記憶を再生する。
確かに、つかさにかかりっきりだったとは思うけど、だからってつかさが一番大事ってことに、なる?
あれくらいなら、いつもやってることだと思うんだけどなあ。
「ねえこなた。確かにつかさと一緒にいる時間多かったけど、それだけじゃつかさのほうが大事って
ことにはならないでしょ?何がイヤだったのよ」
「……」
相変わらずだんまりを決め込むこなたにかがみは頭を掻いた。
うーん。ううーん……わからん。
「私だって……」
こなたがようやく普通に聞える声で言った。
ちょっとだけ泣きそうだった。
「私だって、口拭いてほしかった」
「え」
「かがみに、服ほめてほしかった」
……
えーと、つまり。
「あんた、拗ねてたわけ?」
「……」
ああ、ああ、そうか、そういうことか。やっとしっくりきて、かがみは胸がすく気分になった。
そう、忘れてたけど、こいつは意外と寂しがりやなんだ。
私がつかさと一緒にいてノケモノにされた、っていうより、つかさにしてあげたそういう『ちいさいこと』を
してほしかっただけなんだ。
まったく。こどもなんだから。
788 :
ちいさいこと:2007/05/25(金) 22:40:18 ID:mDhZ3vv+
小さく笑って、かがみは両手をひろげた。
「おいで」
「やだ」
「いいから。おいで。頭なでてあげる」
自分でもびっくりするくらい優しい声だった。まだしばらくじっとしていたこなたは、やっとぬいぐるみを
床において、おずおずとかがみの膝の上に陣取った。
左手をこなたのおなかのあたりに、右手をそのきれいな髪に乗せて、そっと撫ぜた。
「よかった。嫌われちゃったかと思った」
「……そんなこと、ない。絶対ない」
「そう」
いつもと違ってしおらしいこなたも可愛い。でも。
「気持ちいい?」
「ん……」
「なら、笑いなさいよ。嬉しいときは笑うもんよ?」
「……へへ」
こいつは、やっぱり笑ってるほうが、絶対可愛い。
ゆっくりゆっくり、髪を撫でながらこなたの耳元でささやいた。
「今度は、二人だけで出かけようね」
「うん」
「一緒にアニメ見たり、ゲームしたりしようね」
「うん」
「今度から、ちゃんと口拭いたり服ほめたりしてあげるからね。今日は、ごめんね」
「うん」
「……ずっと、一緒にいようね」
「……うん」
こなたの肩越しに、顔をのぞかせた。目の前に、こなたのきれいな目があった。
どちらともなく目を閉じて、そっとキスをした。
夜は、これから。
おわり。
789 :
762:2007/05/25(金) 22:41:23 ID:mDhZ3vv+
ありがとうございました。
バニラシェイクにガムシロップ突っ込んだように甘い
コーヒーと砂糖の分量が逆になったくらい甘い
というかむしろ砂糖にガムシロップかけたぐらい甘い
甘々いいよいいよー
( ;∀;) イイハナシダナー
かがみがブルーベリーのクレープ食べてこなたがラズベリーのクレープ食べてて
こなたが口の周りにラズベリーのソース付けてしまい、かがみが口でふき取り
「これでミックスベリーだね」というのを思いついた
ところで俺はこなたが急に男になったという夢を見たんだがどうすればいい?
アマーイ!
>>789 あっ、甘すぎるぜ…しかし俺が求めていた物はこれだ……!!
ハチミツの一気飲みくらい甘いわ
…にしても、
>目を細めてかがみを睨みつけた
2巻P114の顔をもっとキツくしたような感じなんだろうか
拗ねたときにあのねこ口がどんなになるのか見てみたい
>>794 「これでミックスベリーだね」をどっちが言うのかでまた面白いかも
この場合はかがみかな
金欠で限定版買えなかった俺orz
>>789 かっ、身体が! 身体がグラニュー糖に!! 嗚呼! 嗚呼!! 嗚呼!!!
死ぬほど甘いというのはこの事か。身体中が幸せオーラで満たされていくぜ。
Good Job!!
甘い!ルノアールのココアよりも甘いっ!
でもルノアールのハムトーストはおいしいんだ
>>789 甘い以上に優しい。今の感覚を例えればマシュマロに沈んでいる気分。
MAXコーヒーを煮詰めたぐらい甘いSSをありがとう。
ああ、甘さがついに四肢を犯し、俺をこなかが党へと進化せしめん。
四肢すら犯すこなたん恐るべし
心が糖尿病になりそうだ…。
3巻51ページのかがみの台詞
「なっ ちがっ
これは全部あんたが…っ
あんっ あぅっ」
これだけで十分妄想できるよな
>>789 甘い…だがそれがいい…
いつもは攻めなこなたがおとなしくて、デレ全開のかがみ…
GJ!
4レス投下してよかですか?
816 :
1/4:2007/05/26(土) 02:12:01 ID:+jQJCosY
「……く・さ・い・よ・ね……っと。 ……ふ――っ、やっと終わったよ――〜〜」
鉛筆を投げ出し(と言いたいところだけど、私、PCで原稿書いてるんだよね)、大きく伸びを一つ。
ワープロソフトのツールバー。その右肩にある「コンプ」と書かれた小さなマクロのアイコンをクリック。
たった今書き上げたばかりの原稿が、暗号化つきZipで圧縮され、メールに添付されて飛んでいく。
……よし、今日のお仕事終わりっと。
この雑誌(コンプティーク)の連載ラノベだけは、何をさておいても真っ先に書き上げることにしてる私。
その分、『月刊チェウンス』のほうの原作が遅れて、トミタさんには迷惑かけっぱなしなんだけどね。
……あ、そうだ。そういえば、あのゲームの初回特典書き下ろしの締め切りも近かったな――……
表計算ソフトで作ったスケジュール表に、マウスでぴ―――っと線を引く。
窓から差し込んでいた残暑の白い光は、いつの間にか暖かい色の西日に変わってた。
------------------------------------------
『あふ☆いや 〜らき☆すた After Years〜』
------------------------------------------
…………ふぅ。
私は今、物書きの仕事してる。「日向(ひなた)こなた」って名前でね。
好きなアニメのノベライズすら、読むのをめんどくさがってた私が、今じゃ物書きを生業にしてるなんて……
ゆい姉さんじゃないけど、自分でもびっくりだ。……やっぱり、泉家の血筋なのかなぁ。
――でも。
デビューした頃に感じてた、「創造することの恍惚感」みたいなのはいつしか薄れて、半ば惰性で文章を書き殴る毎日。
ご他聞に漏れず、『職業病』にもかかってる。
腰痛と慢性の腱鞘炎……それに、『萌え』に関する不感症みたいなもの。
「趣味は仕事にするな」って、よく言ったもんだと思うよ。
ほんの数年前はあんなに入れ込んでたマンガやアニメを、今じゃ参考資料ぐらいな気持ちでしか見てない自分に気づいたときは、ちょっとショックだった。
需要側から供給側へ。
夏冬のコミケ(おまつり)からも足が遠のいて、同人誌もほとんど買わなくなった。
私の作品のファンサークルとは、仲良くしてもらってるけどね。
新刊貰ったり、お忍びの匿名でちょろっと寄稿したり……
学生から社会人へ。
締め切りのなんのと忙しい日々の中、ゆっくりゲームする時間も減ってきた。
そういえばあのネトゲ、アカウント期限切れしちゃってるなぁ……
……あの頃。
まだほんの四年しか経ってないのに、もうずいぶん前のような気がする。
私ももう二十二歳。少しずつ臆病者になるお年頃、ってね。
あの頃のみんなとは、今でも仲良くやってる。
つかさは調理師学校を出て、糟日部の商店街にあるお店で修行中。それ以来、お昼はいつもここ。
みゆきさんはもうすぐ医大の三回生。さすがのみゆきさんでも一浪したけど、無事希望の大学に入学できた。
近い学校じゃないんだけど、毎日実家から通ってる。
――「いつものみんな」は、今でも「いつものみんな」のまんま。
休日には、みんなで遊びに行くことも多い。
……でも、一人だけ。
「いつものみんな」の中で、一人だけ。
ほとんど会えなくなってしまった子がいる……
818 :
2/4:2007/05/26(土) 02:13:05 ID:+jQJCosY
――そう、かがみ。
高校卒業後、かがみは弁護士を目指して遠くの四年制大学に行った。
かがみは頑張り屋だから、成績は大学(がっこう)でも上のほうだって聞いた。
そろそろ卒業が近くなって、卒論の仕込みや大学院の入試勉強で忙しいみたい。
毎日何通も往復してたメール、三日に一回はかけたりかかってきてた電話。
でも、だんだんとその数も減ってきてる……
PCの電源を落とし、ベッドに身体を投げ出す。
枕元に積み上げた本が崩れたけど、元に戻す気になれない。
ゆたかが卒業して実家に戻った後、私はまたお父さんと二人きりの生活に戻った。
そのお父さんも、今日は担当さんに誘われて連載の打ち上げ。
気がつけばすっかり日も暮れかかって、私のほかに誰もいない家の中は薄暗く、しん……と静まり返っている。
……カナカナカナカナ……
開け放った窓から、蜩(ひぐらし)の声が聞こえてくる。
はしゃぎながら駆け抜けていく、子供たちの歓声。
見上げれば、もくもくと沸き立つ入道雲。
あの頃聴いた、蝉の声。
あの頃見上げた、夏の空。
あの頃と、何も変わってない。
変わったのは……ただ……
「……んっ」
変わったのは……かがみと私……
「……ふ……」
……ね、かがみ。
私、ネトゲーでバーチャル結婚してた、って言ったよね。
結婚相手のハンドル、「Kagami」って言うんだよ……
ツインテールにリボンを装備したHigh-Priestでさ、
かがみと同じ、ツンデレでさ……
「……は……あふっ……」
……ね、かがみ。
私のラノベ、読んでくれてる?
……あの娘、かがみがモデルなんだよ。
かがみのこと、想って創ったキャラなんだよ……
「……あ……あん……んんっ……」
……かがみ……
……寂しいよ……会いたいよぅ…………
……………………
819 :
3/4:2007/05/26(土) 02:14:12 ID:+jQJCosY
× × × × × ×
「……ん……」
気がつくと、もう日はとっぷりと暮れていた。
耳障りなオケラの鳴声と、ぽつぽつ混じり始めたコオロギの涼しげな声が、庭のほうから聞こえてくる。
あ……そのまま寝ちゃったんだな、私。
ベッドから身を起こして、さっきの事を思い出す。
しっとりと濡れた下着が張り付いて、ちょっと気持ち悪い。
……かがみ……
……そうだ。久しぶりに、電話してみよう。
「今忙しい」って、切られるかもしれないけど……
――たまには、いいよね?
たっぷり10回の、呼び出し音。
なんだろ、胸がドキドキする……
「……あ、かがみ?」
『あ、こ、こなた?久しぶりね、あはは;』
「?」
受話器から聞こえてくるのは、ずっと聞きたかった声。
少し上ずった、焦りの色が見え隠れする声。
ずいぶんと音質がよくなった、最近の携帯電話。
かがみの声は少し艶っぽくて、上気した息遣いが聞こえる。
「どしたの?なんだか息が荒いみたいだけど……」
『あ、え、いや、なんでもないわよ!』
変に慌てた、その声の調子。
少し鼻にかかった、甘い声。
……もしかして……
「……もしかして、お邪魔だったかナ?」
ちょっと茶化して、言ってみる。
胸の奥が、ずきん、と痛む。
……そうだよね。
ぱっと見、とっつきにくい感じがするだけど、根は可愛くて寂しがり屋のかがみ。
……大学の四年間で、彼氏の一人ぐらいできても、おかしくないよね……
820 :
4/4:2007/05/26(土) 02:14:54 ID:+jQJCosY
『いや、あの、そういうわけじゃ……』
「……また、掛けなおすね?」
まずいなぁ。今の声、ちょっと涙声混じっちゃったかも。
『……ね、こなた?』
「……何?」
『その……ちょっと、話さない?』
そう言ったかがみの声は、さっきよりも落ち着いて……
……さっきよりも、もっと色っぽくて。
……あ、そうか。
かがみも、私と同じだったんだ。
私より、ちょっとばかりタイミングがズレてただけで……
遠く離れていても、"思い"は同じだったんだ。
そう思ったら……
「……うんっ」
急に、心が軽くなった気がした。
- Fin.-
-----------------------------------------------------------------
BGMは竹内まりやの『AFTER YEARS』。歌詞とはあんまり関係ないけど。
エロ描写はダメだなぁ……orz
割り込んですまない、首吊って詫びる_| ̄| ○
大儀であった。
…谷村新司をもってくるとは渋いのう
超絶甘甘作品と切ない甘甘作品の連続にGJ!
でもさ、あんたら俺を砂糖にしたいのかい?
感動して涙ぐんだらよ・・・その涙甘かったんだぜ?
こなたとかがみは同じ大学に進学して欲しい派だがGJせざるをえない
こなたを思って一人でいやらしいことをしてしまうかがみん・・・・
GJ!!
文章も読みやすいし好きだぜ
かがこなだと、かがみは聖母モード入るイメージ
なんつーか……糖尿病になったみたいなんだがこれが原因かな?
GJ!
>>816-820 大人こなた! しかも遠距離恋愛! 嗚呼!!
なんつうかもう、俺はもう一山のグラニュー糖になるのであとはよろしく。GJ!
つか、「くさいよね」まで入れてるあたり芸が細かすぎだ貴様w
かがみマジ必死だな。という感じのかがこなもいいと思うんだ
あれ、顔洗ったらヌメヌメする…。ちょっと顔が小さくなったような…。おまけに何か甘い匂いもするぞ。
何でだろう?
>>830 必死すぎて自爆するのならあったな。
確かリレー小説のバッドルートの方で。
んと、ちょろっとだけ言い回しのところに修正したい部分があるんスけど・・・orz
まとめWikiって、自分で修正していいのかな?
編集はできるみたいだけど……
>>833 ご自由にどうぞ
GIOGIO氏の作品って結構言い回しが投下時と変わってるからな…自分で変えたんだろうか
了解ですー。修正しました。
予約なんかしなくても買えるって!
と甘く見てたら難民になった
かがみサンこなたサン、こんな漏れを罵って蔑んだ目で見てくれ!
>>836 「こっ……このお馬鹿! あんたねぇ、最近のアニメのってネット主導のブームに
煽られて品薄になるから、早いとこ予約しときなさいって、私があれ程言ったでしょう!?
ああもう、信じられない! 貸して、って泣きついても知らないからねっ!?」
(しかし後ろ手にもってけを持っていて、内心貸してあげてもいいかなと思う柊かがみさん17歳)
「あーあー、だから言わんこっちゃない。あさはかだねぇ〜、今日日のアニソンを
予約なしで手に入れようなんてさ。まあ、君はようつべでも見ながら己の敗北を
噛み締めて、大人になりたまえー」
(勝者の余裕でipodに落としてヘビーローテ中の泉こなたさんもうすぐ18歳。
頼まれれば貸してもいいと思ってるけど、基本的にものぐさなので頼まれない限り他人事)
……こうですか? わかりません!!
真・萌えドリルのDX版のことだと思ったが違うのか?
(≡ω≡.)<どっちにせよ欲しい物は予約しておくのがベストだね。店によっては在庫あるだろうから、がんばりたまへー。
こなた×かがみの非エロ投下します。
薄力粉をふるいに掛ける音が、軽やかに響いている。
台所でハミングしながらクッキー作りに勤しむつかさを、傍でかがみが眺めている。
「念入りね。それ、ふるいに掛けるの二度目でしょ」
「一度でもいいんだけど、何度か繰り返すと生地がよりきめ細かくなるんだよ」
「ふーん……」
机の上には材料と調理器具が整然と並べられている。つかさはその一つ一つをテキパキと手に取り、作業を進めていく。
室温に戻したバターをボウルへ入れ、泡立て器でクリーム状に。ふるいに掛けた白砂糖を加え、さらにまぜる。その中へ解いた卵を数個分、バニラエッセンスを数滴。またさらによくまぜる。次に薄力粉――
普段のそそっかしさはどこへやら。手際の良さはまるでそれ自体が一個の芸術品だ。
かがみも、こと料理と製菓に関しては、つかさを敬服する思いである。
「そのクッキー、出来たらどうするの?」
「んー」
完成に近付いた生地をこねながら、つかさは思案する。
「半分は明日学校に持っていこうかな」
「そう……」
こなたもみゆきも喜ぶだろう。つかさのクッキーはみんなから美味しいと定評がある。
こなたなど、何かというとこのクッキーに釣られるぐらいだ。誕生日の時もそうだった。つかさのクッキーはいつも通りで好評で――
「お姉ちゃんも作ってみる? 材料、余ってるけど」
「えっ……」
いきなり話を振られて、物思いに耽っていたかがみはハッとなる。
「わ、私はいいわよ。下手くそだし……」
「そんなことないよ。何事も慣れだし、私も手伝うから」
「だって私が作っても……こなたのことだし、どうせまた文句言うだけよ」
「私、こなちゃんの名前なんて出したっけ?」
純粋だけど、どこか悪戯っぽい笑みを浮かべるつかさ。
「あぅ……」
ちょっとした自爆に気付き、かがみは顔を赤くする。
「お姉ちゃん、誕生日の時のこと、気にしてたの?」
「べ、別に気にしてるとかそんなんじゃないわよ! こなただってつかさの作るクッキーの方が嬉しいに決まってるんだから、私はそういうのはもういいの」
「それは違うよ」
「え……?」
つかさの口調がいつになく真剣になる。
「料理やお菓子を作るのって、美味しく作るのはもちろんだけど、やっぱり食べて貰う人のことを考えて、気持ちを込めるのが大事だと思う」
「気持ち……?」
「うん。気持ち。だからお姉ちゃんが気持ちを込めて作れば、こなちゃんはきっと喜んでくれるよ。誕生日の時だって、口ではあんなこと言いながら、ちゃんと食べてたじゃない」
「……そうなのかな」
「うん。私が保証するよ」
「昨日、久しぶりにクッキー焼いたんだ。良かったらこなちゃんとゆきちゃんも食べてみて」
昼食後のお昼休みではあるが、甘い物、しかもつかさのクッキーとなれば別腹も別腹だ。こなたとみゆきは喜んで袋入りのクッキーを手に取った。
「う〜ん……やっぱつかさのクッキーは美味しいね」
「そうですね。甘さも焼き具合も程よくて、とても美味しいです」
「えへへ……ありがと」
照れくさそうなつかさの横で、かがみは口数少なくちびちびとクッキーを囓っている。
「かがみ、どったの? 今日は何か静かだけど」
「え、いや、別に……」
「お姉ちゃんってば」
「わ、分かってるわよ。実はその……」
おずおずと、かがみは小さな包みをこなたに差し出した。
「昨日、私も、またクッキー焼いてみたの……つかさに教わりながら」
「ほほう」
キュピーンと目を光らせるこなた。その真意が読めず、微かに身を引くかがみ。
「その……良かったら試食してもらえないかなー、って……い、嫌なら別にいいのよ。自分で処理するから」
「まだ何も言ってないし、食べてみないとどうだか分かんないじゃん」
そう言ってこなたはクッキーの包みを取り、一つ口に運んだ。
「ど……どう?」
自分でも何でこんなに緊張するのか分からないまま、かがみはこなたの反応を待つ。
「ん……」
食べ終えたこなたは一つ頷いた。
「やっぱりつかさのに比べるとちょっと出来が粗いよね。形も歪だし」
「……そう」
かがみはがっくりと肩を落とす。やはり自分にこういうのは不向きなのだ……そう思い、ため息をつく。
「でも――」
「え?」
「前より美味しくなってるかな。これなら次も楽しみだよ」
純粋な笑顔でそう言いながら、こなたはもう一枚、かがみの作ったクッキーを摘んだ。
「ほ、ホントに!? 美味しいの?」
「だからそう言ってるじゃん。美味しいよ」
こなたはモグモグとクッキーを頬張りながら答える。
「あ、その、えっと……」
顔を真っ赤にしたかがみは、何と言うべきか咄嗟に出てこず、金魚みたいに口をパクパクさせる。端から見ると馬鹿みたいだ。
見かねたつかさがその背中を軽く叩いて、ようやくかがみは落ち着きを取り戻した。
「あ、ありがとう……こなた。御世辞でも嬉しいわ」
「ん? ふぉんどのごどだって――」
「口に物詰め込んだまま喋るな」
リスみたいにほっぺたを膨らませていたこなたに、かがみが瓶入り牛乳を差し出す。口の中の物を流し込んだこなたは、ホッと息を付いた。
「ホントのことだってば。みゆきさんも食べてみなよ」
「いいんですか? それってかがみさんがこなたさんに作ってきたんじゃ……」
「え? そうなの?」
「ちょっ……み、みゆき何言い出すのよ!? そんなこと誰も――」
「うんそうだよ。お姉ちゃん、こなちゃんに喜んで欲しくて頑張ったんだよね」
「つ、つかさーっ!!? 」
思いっきり暴露されて顔から火を噴くかがみ。こなたはにんまりと笑みを浮かべて、その様子を見つめる。
「へぇー、かがみってば私に喜んで欲しくてクッキー作るの頑張ったんだ……いつの間にやらそんなフラグが」
「なっ、ち、違っ……!」
「うむ! 今のかがみのデレ度は、『長田は竹宮流の代表だッッ』って言った瞬間の藤巻に匹敵しているッッ!!」
「いきなり誰だよ!? ていうかデレてなんかないし!」
「照れなくてもいいんだよ。私とかがみの仲じゃんか。思う存分デレてくれたまへ」
「しないわよそんなの! ああもうっ、私自分の教室帰るから!」
うっかり椅子やら机やら蹴り飛ばしてしまいそうな勢いで、教室を出て行くかがみ。
「ああ、ちょっと待ってよかがみ〜! まだ昼休みも残ってるのに――」
「ついてくるなーっ!」
生徒達の怪訝な視線を尻目に、こなたとかがみは騒がしく教室を出て行った。
「……こなたさんとかがみさん、本当に仲が良いですね」
静かになった教室で、みゆきがつかさに話しかける。
「うん。私が最初にこなちゃんと友達になったのに、いつの間にかお姉ちゃんが一番仲良しになっちゃってるね」
「つかささん、ひょっとして……焼き餅とか?」
みゆきの問い掛けに、つかさはいつも通りにこやかな表情で首を横に振る。
「そんなことないよ。私、お姉ちゃんもこなちゃんも大好きだから、二人が仲良くしてるのが凄く嬉しいんだ」
「そうでしたか。失礼な質問をしてすみません」
「別に謝らなくていいよ。確かに、ちょっと寂しいかなって思うときもあるし……あ、クッキーまだあるから良かったら」
「はい、いただきます」
勧められるまま、みゆきはクッキーを一枚口に運ぶ。
「美味しい……つかささんは、お菓子や料理を作るのが本当に好きなのですね」
「うん。作るのを好きっていうのもあるけどね。やっぱりそれを食べた人が、美味しいって喜んでくれるのが好きなのかな。だから頑張っちゃう」
「なるほど……つかささんは、人の幸せを自分の幸せに出来るのですね。とても素晴らしいことだと思います」
「そ、そんな大したことじゃないってば……えへへ」
つかさが照れ笑いしていたその時、
「かがみーっ! どこ行ったーっ!?」
そう叫びながらこなたが凄い勢いで教室に飛び込んできた。
「こなちゃん? どうしたのそんなに慌てて」
「いやぁ、あの後、逃げるかがみを追いかけて走り回ってたら、何か向こうがムキになってきて……マジで見失っちゃったから、学校中探してるんだよ」
つかさとみゆきがまったりお話している間に、こなたとかがみの間では本格的なハイド&シークが始まっていたらしい。
「それは大変ですね……」
「うん。とりあえず助っ人もいるんだけど」
「助っ人?」
「おーい、ちびっ子ー! 柊そっちにいたかー!?」
廊下の向こうから響いてきたのは、かがみのクラスメイトの日下部みさおだ。
「いないみたーい! ……そういうわけで、泉こなた他一名はかがみん捜索ミッションを遂行してまいります!」
ビシッと腕を上げて敬礼し、こなたは風のような勢いでその場を去っていった。
「……ああいうのも、仲が良いからこそ、なのでしょうか?」
「多分……」
戸惑うみゆきに、つかさは曖昧に微笑むしかなかった。
おわり
番号ミスりました……orz
読んで下さった方、ありがとうございました。
>>843 嗚呼。なんと可愛らしいこなかがである事か。
おじさん嬉しくって、意志をもつグラニュー糖というかアザゼル的な何かに進化しちゃったよ。
とにもかくにもGJ!
( ;∀;) イイハナシダナー
>>846 さんざん既出だと言いたくなった俺は虹板住人
(´・ω・`)知らんがな
見事なり
んーーーっ、ぐっじょーぶ!
……みさおxこなたの男の(ような)友情、ってのもありかもしれないなw
>>846 石恵だよな
つかさのパイオツでかすぎじゃない?
852 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 19:54:17 ID:K28qKBHi
このつかさは限りなく偽者
俺の中のつかさはこんなに巨乳じゃなーい
あちこちで既出な上にサイト行けば見られる絵を「ヤバイ物」とかw
>>850 かがみ争奪戦の末勝者と敗者に分かれるも、二人の間には友情が芽生え、やがてそれが愛情へと変わっていき…
…ってな展開も悪くないと思うんだ
856 :
712:2007/05/26(土) 21:48:02 ID:YXxa/MSi
>>846 ぐはっ、GJ!
と流れを読まず小説投下です。
【タイトル】
API
【カップリング】
こなた×つかさ
【注意】
・ゆり
・鬱?
・変な世界観
・エロ描写にたどり着く前に、長ったらしい文章読まないといけない
・未完
その日、目が覚めると、午前10時だった。
カーテンの間を縫うようにして差し込む夕焼けの赤、耳に痛いほどの静寂。
カーテンを開け放つと、そこには、しんと静まりかえった都市があった。
その日、目が覚めると、世界は変わっていた。
その瞬間から、太陽は西に傾いたまま、その動きを止めてしまった。
誰もいない世界、電話や電気はもちろん、水道もガスも途絶え、私は静寂の世界で、ただ生きるためだけに生き続けている。
誰もいない……正確には、私の他に三人だけを残して、少なくとも、この街からは人の姿は消えてしまった。
だが、おそらくは、この国に……この星に残っているのは、私たち四人だけなのだろうという事は、漠然と知っている。
最初の1ヶ月、私たちは必死に人の姿を探したが、それは虚しい徒労に終わった。
私たちは生きていくために生き、時間の止まった世界で、日々を過ごしている。
この静止した世界が持つ、本当の意味を知らないままに。
時計の針は、夜の9時を指している。
空がその彩りを失い、赤一色に染まるようになってから、時間は彼女たちにとって僅かに寝る時間だけを教えてくれる道具になった。
確かに流れていく時間は、「食欲」と「眠気」だけを与え、無意味に過ぎ去っていく。
電気が通らないパソコンを見つめながら、彼女はぼんやりと、数時間前に近くの公園で食べたカレーの味を思い出していた。
「つかさのカレー、おいしかったな……」
つかさが作るカレーはおいしい。
かがみが作るカレーは、時々、ルーの塊が残っている。
みゆきが作るカレーは、上品な味わい。
四人で食べる食事、四人だけで食べる食事、それが日常になってから、どれだけの時が過ぎ去ったのだろう。
カーテンの向こう側には鮮やかな光が鎮座し、世界はあたかも彼女たちのためだけに、都合の良いツギハギだらけの現実を運行している。
それが慈愛によるものなのか、それとも、悪質な悪戯なのかを知る手だてはない。
ただ、確かに世界は彼女たちを生かす方法を選択していることだけは確かだった。
郊外にあるスーパーだけには、なぜか新鮮な食材が用意され、買い物をすれば、翌日には商品がちゃんと補充されている。
雨の降らない日々が続いているにも関わらず、川はその流れを止めることはせず、むしろ、日に日に水は透き通り、水浴びができるほどまで清らかになってきていた。
気温だけは相変わらず高く、真夏の様相を呈している。
時折、風が申し訳程度に吹くが夕涼みとはいかず、暑くなったら水を浴びるか、ビルの屋上へ登り火照った身体を冷ますのが日課になりつつあった。
ベッドに横になり、天井をぼんやりと見つめている彼女の耳に、微かなファンの音が聞こえてくる。
(まただ)
電気の通わないはずのパソコンが、ひとりでに起動する。
ディスプレイが漆黒から、灰色に変わり、そこに、白い文字が表示される。
『夢』
その文字は、画面いっぱいの大きさで、所々が途切れた粗いドットで表示される。
時間は決まっていない、それが、彼女が部屋にいるときに起こることなのかすらも分からない。
ただ、確かにパソコンの画面に表示される「夢」という漢字。
この世界が夢だとでも言いたいのだろうか。
例え夢なのだとしても、目覚めのない夢を、夢だと考えて何になるというのだろう。
パソコンの電源が落ち、ディスプレイが漆黒に戻る。
静寂が戻った部屋で、何をするわけでもなく、静かで退屈な時間だけが、ゆったりと過ぎていく。
トントン
扉を叩く音に、重たく感じる体を起こし上げる。
誰だろう?と思うことは愚問だった。
「つかさ?どしたの?」
ガチャリと扉が開き、はにかくような笑顔で少女が顔をのぞかせる。
黄色のキャミソールとスカイブルーのミニスカートが似合っていた。
「こなちゃん、一緒に川行かない?」
そう言って、左手に持ったバスタオルとボディソープを見せる。
「うん、いくいく。あ、かがみんは?」
「買い物当番だから、ゆきちゃんと先に入っちゃったんだ」
繁華街は、ここから歩いて1時間ほどの所にある。
10代半ばの少女たちが食べる食事の量など、たかが知れていたが、それでも当番で毎日、代わる代わる食材を調達することを提案したのは、みゆきだった。
「ふーん……じゃ、行こっか」
身なりもそのままに、ベッドから立ち上がる。
準備する物など、タオルとボディソープだけ。
鍵をかけなくても、この世界には彼女たち四人しかいない。
着の身着のままで、つかさと並んで部屋を出る。
階段を下る途中、ふと思う。
「ねえねえ、つかさ」
「うん?」
「私たち、夢を見てるのかなあ……?」
静けさが、彼女たち二人にびっくりしたように、二つの足音を無人の街に響かせる。
ほんのりと、温かさを乗せた風が、汗ばんだ肌を優しく撫でるようにして通り過ぎていく。
朱色の街は、相変わらず無機質にその身を横たえ、空にはいくばくかの褐色の雲がちりぢりに飛び、消えていく。
「こなちゃん」
「ん?」
「きっと私たちは、夢を見ているんじゃないと思うよ」
「どして?」
「えっと……う、うんと…なんとなく」
「……うん、そだね。こんな長くて、現実感がある夢なんてあるわけないよね」
長くて現実感がある夢と、誰もいない世界とを比べたなら、どちらの存在を認めるだろう?
長くて現実感がある夢で、誰もいない世界を見ているのだとしたら、うなずくことができる。
だが、長くて現実感がある夢を見ているのだと、誰もいない世界を思いこむことは、いささかの疑問を感じる。
きっと誰もが思っているが、誰も口にしないこと。
そして、四人の誰もが一度は試しただろう、頬を強くつねってみるという行動も、おそらく、この世界ではさしたる意味すらも持たないのだろう。
川は歩いて25分ほどの所にある。
土手を下り、川へと下る階段を降りる。
川の水は夕陽を浴びて赤色に染まっているが、その水は驚くほど澄んでいることが分かる。
大きく息を吸い込むと、川の清らかな香りが喉を通り抜けていく。
川底に水草はほとんどなく、石がいくつかあるばかり。
流れはそれほど速くはなく、ふくらはぎほどまでの深さは、体を流すには丁度よい。
「……やっぱ魚、いないねぇ」
こなたが小さく言う。
「でも水浴びしてて、お魚さんが近寄ってきたら、ちょっと困るかも」
「どして?」
こなたが首をかしげる。
「だって、水浴びしてて、お魚さんにヌルッてされたら、イヤじゃない?」
「ま、生臭くなるかもね……」
ぼんやりとつぶやきながら、つかさに背を向けて上着を脱ぐこなた。
つかさの胸がトクンと小さく高鳴る。
「でも、魚がいたら、こうグイッと掴んで、明日の朝ご飯にしちゃうかもね。臭いのは困るけど」
こなたの言葉にうなずきながら、つかさは、その後ろ姿から目を離すことができない。
静止した世界で、時計の針が淡々と進む中、食欲と眠気の他に、彼女たちの中で日に日に大きくなっていく感情があった。
それは、このいい加減な作りの世界に感じるストレスも相成って、いよいよ抑えきれないものになりつつある。
欲求不満。
それを満たしてくれるものは、彼女たちにとって四人以外に求めることはできなかった。
こなたがブラジャーのフックに手をかける。
胸の高鳴りは、いよいよ自分の耳にも心音となって届き始めている。
必死に鼓動を押さえ込もうと努力するが、こなたの指先の動きを見る度に、理性を遙かに上回る無秩序な本能が、その上蓋を何度も突き上げ、カタを外そうとしているのが分かった。
ブラジャーのフックが外れ、続いて、こなたの指先がスカートに伸びる。
屈み込み、スラリと伸びた背中、あどけなさすら感じさせる後ろ姿に、全身が火照っていく。
「つ、つかさ!?」
その声にハッとする。
思わず抱きしめた小さな体。
つかさの腕の中に、こなたがいた。
目をまん丸にして、つかさを見上げるこなた。
その表情が、つかさにとっては愛おしく、頬が紅潮するのをはっきりと感じた。
「……こ、こなちゃん…」
自分でも驚くほど真剣な口調で、こなたの名前を呼ぶ。
手が震えている。
心臓が周辺の空気を振るわせんばかりの勢いで、強く鼓動を刻んでいる。
……いけない事だと分かっていた。
きっと、こなたは自分に対して、強い嫌悪感を抱いているに違いない。
無秩序に吹き上がる本能が、自分を狂わせていく。
こなたの瞳を見つめ、その中に映る自分の姿が、まるで獣のように見えた。
どうして、こんなに真剣な顔で、こんな恥ずかしいことができるのだろう?
頭の奥がチリチリと痛み、胸が強く押しつぶされるように痛む。
「……ごめん…こなちゃん……」
強い自己嫌悪、どうしようもない悲しみが、沸々と胸の奥からわき上がり、涙となって流れ出す。
「ごめんなさい……」
つかさは、もう一度小さく言うと、こなたの体を抱きしめていた腕をゆっくりと解いた。
ああ、何をやっているのだろう。
伝えられない気持ち、伝えてはならない気持ちだと分かっていたのに、私はとんでもないことをしてしまった。
こなたに対する申し訳なさと、自分への情けなさと怒りが、次々と涙となって頬を伝う。
先ほどまでは、興奮で高鳴っていた胸が、今では悲しみで大きく打ち震えている。
しゃがみ込み、両手で顔を覆い、涙を止めようとするが、それは適わない。
「つかさ」
ああ、この後、自分に対して、どんな怒りの言葉が向けられるのだろう。
何も聞きたくないと心から思い、再び自分のことが嫌になった。
それを私は、受け止めなくてはならないというのに。
顔を上げ、こなたを目を見よう。
そう思い、涙を腕でぬぐって顔を上げる。
その時、ふわりとつかさの唇を柔らかな物が覆った。
涙で濡れた瞳に映るのは、愛おしくてたまらない少女の顔。
温かな唇が、自分の唇と重なっている。
「……あ…んっ……」
胸が張り裂けんばかりに大きく脈動する。
体中の肌が真っ赤になっているのではないかと思うほど、芯から熱い。
こなたの鼻から漏れる吐息が、つかさの頬をくすぐり、その吐息に甘い悦びが溶け込んでいることを感じさせる。
ああ、この時が永遠に続いてくれればいいのに。
強く、強く心の中で願った。
すっと唇から柔らかな感触が遠ざかる。
口に残る優しい香りに、口を閉じた後も奥歯が上手く噛み合わず、全身から力が抜けてしまう。
足が震えて、思わず尻餅をつきながら見上げると、陽の光を背に受けるこなたが、悪戯っぽく笑っていた。
「つかさの負けー」
その笑みの中にも、確かに甘美な香りが漂っている。
頬は赤く染まって、彼女の指先もまた、微かにだったが震えていた。
「こ、こなちゃ……えっ…えっ?」
つかさが、口元に手をやり、辺りをキョロキョロと見回している。
「ふっふっふっ、つかさも実は積極的だったんだねえ」
腕を組み、何度もかぶりを振る彼女の姿に、つかさはようやく、今起こった出来事を思い出すことができた。
こなたがゆっくりと近づいて、つかさに顔を近づける。
仄かに瞳が潤み、憂いすらも含ませている。
「今度は、私のターンだよね」
861 :
712:2007/05/26(土) 22:00:38 ID:YXxa/MSi
字数ばかりに気を取られて、改行数制限にやられて、見づらい文面になってしまたとです・・・
『うる星やつら2・ビューティフルドリーマー』ktkr
風景描写がまたいいですなあ。
救いのなさそうな雰囲気だなあ、と思いながら目が離せなかった。
続きを引き続きお待ち申し上げる所存。全裸で。
864 :
712:2007/05/26(土) 22:21:12 ID:YXxa/MSi
>>862 同じシチュエーションが、すでに既出だったとですか・・・orz
>>864 いや、そういうことではないです。
「うる星やつら」の映画二作目が、そんな感じの話。
気にせずゴー!
こなかが大学を主席で卒業した俺だが読んだ
余すところなく読んだ
>>864 アニメファンでは結構有名な映画……らしい。
文化祭を明日に控えた主人公たちがループ世界に突入→ループの事実に気づくと世界は一変して崩壊→
→世界に取り残された主人公たちはそこでサバイバル開始(生活必需品は近くのコンビニに補給される)→以下略
こんな感じ。
>>865 まっすぐでGO!
>>867 補足d。
てっきり、それ(うる星やつら2)を踏まえて書いてるものとばかり思ってたんス・・・すまんっス!orz
ちなみに、監督はあの押井守。
絶望した!終わりのない世界に絶望した!
GJ!
まとめwikiに保管所の新カテゴリを作ろうと思うんだが、
「キャラ別」「カップリング別」のどっちがいいだろうか。
>>870 逆に考えるんだ、
『両方作ればいいさ』と考えるんだ
>>870 後者の場合、「こな×かが」と「かが×こな」は違うものとして扱われたりするんだろうか
>>870 どちらかといえばカプ別かな。カプ別ならキャラ別を兼ねる事もできるし。
で。「こなかが」「かがこな」は攻め受けが逆なので、別のものとしてカウントされるはず。
875 :
712:2007/05/27(日) 00:24:31 ID:s0PPL5zY
>>870 俺の
>>873と同意見で、個人的な意見ではカプ別かな、とか思ったりして。
と、再び空気を読まずに小説投稿させてください。
【タイトル】
API
【カップリング】
こなた×つかさ(つかさ×こなた)
【注意】
・ゆり
・おパンツ
「今度は、私のターンだよね」
こなたの言葉に、つかさの表情が微かにほころぶ。
ああ、彼女も自分と同じ気持ちでいてくれた、という安堵感。
そして、それにも増して感じる、驚きと喜び。
つかさの心の中で、どんよりと立ちこめていた狭霧が、一気に晴れていく。
それに相成って、先ほどよりも胸が強く高鳴っていく。
「とりあえず……どしよ?」
「あ……う、うんと、あ……どうしよう?」
二人できょとんとして、そしてクスクスと笑い合う。
先など考えていなかった。
ただ、つかさがきっかけを作り、こなたがそれを受け止めた。
二人の間には、目的などはなく、ただ、二人が何かの形で愛し合えればそれでよかった。
ささやかな、心のぬくもりが欲しかった。
「うーん、こういうシチュってエロゲーだとないからなぁ」
腕を組み、考え込むこなた。
眉間にしわを寄せる表情に、つかさの胸がまた大きく波打つ。
心の奥の方で、モヤモヤとしたものが大きくなっていく。
それは、あっという間に言葉となり、その言葉は彼女の心を乱れさせる。
焦ってはいけないと思えば、思うほど、体がそれを欲してしまう。
(こなちゃん……願い、焦らさないで……)
「こ…こなちゃん…?」
「ん?」
「そ、その……こ、こう……こうやって…?」
つかさは、体操座りをすると、自身の両足を開いてみせる。
普段、決していない淫らな姿に、顔がみるみる紅潮し、口から自分でも驚くほど熱い吐息が漏れた。
「ぬおっ!お、おっぴらきっすか!」
「こ、こなちゃん……!声大きいよ!」
顔を真っ赤にして、つかさが慌てた調子で言う。
その姿に、こなたは微かな笑みをこぼし、彼女の言われたまま両足を開脚する。
長い藍色の髪が、夕陽を浴びて紫色に輝いていた。
その1本1本が、風になびき、虹色の光沢をもって目を潤わす。
風が止み凪ぐ髪は、興奮のためか、暑さのためか、幾分かの湿り気を感じさせた。
甘美な時間、待ち望んだ幸福の時間。
つかさが、我慢ならぬと、彼女の秘部に顔を近づけようとした時、こなたが小さく声をこぼして、それを制した。
「あ、ちょっとタンマ」
「こ、こなちゃん……」
落胆すらも垣間見せるほどの慚愧(ざんき)に堪えない声で、つかさがこなたの瞳を見つめる。
そんな自分自身の姿に、獣のように本能に突き動かされる、もう1つの自分を見たような気がした。
「パンツ脱ぐ」
ポツリと言い、こなたがスカートをめくり、パンティに手をかける。
パンティのゴムと素肌の間に指を差し込み、腰から太ももへ。
そして、右足を上げそれを足首まで引き下ろす。
「くはっ……!?」
意図せずに口と鼻から強い息が漏れだしてしまう。
いつもは、決して人前に晒すことなどしないはずの場所、そこは、決して豊満とは言い難いこなたの容姿とは裏腹に、小さく2つの丘を携え、紅色に染まっていた。
頭の中がぼんやりとして、全身が一気に熱くなる。
おかしくなってしまいそうだった。
焦らされ続け、体中から沸き上がる欲望が、今にも溢れ出さんばかりに暴れ回っていた。
(もう……もう、我慢できない……!)
「こ、こなちゃん!!」
「ちょ……つ、つかさ!まだ脱いでないって!」
慌てるこなたを尻目に、つかさは、こなたの秘部に顔を埋める。
甘く、いやらしい香りが鼻孔に充満し、その秘密の場所を間近で見ているという背徳感に酔いしれる。
「……さわって…いい?」
「へ?あ……う、うん……」
日頃とは異なり、不安が混ざるこなたの声。
そっと指先を伸ばし、こなたの2つの丘に触れる。
フニっとした感触、そして、ぬるりとした手触り。
ビクッと、こなたの体が震え、口からの吐息が増す。
指先を丘にそって、何度も往復させると、小さな体がその度に面白いように震え、動く。
「つ、つかさ……んっ……」
とろんとした声で、こなたが彼女の名前を呼ぶ。
「こなちゃん……気持ちいい?」
丘を何度も何度も撫で、こなたの反応を楽しみながら、つかさは静かに問いかける。
「わ……わかんない……変な感じ……」
指先が丘から、そっと窪みに移動する。
「!……ぁっ……つ、つかさぁ!」
ぬるりとした透明の液体が、つかさの細い指先を濡らし、こなたが、そのしなやかな指先から送り込まれる刺激に乱れていく。
小さな体では、その刺激のすべてを受け止めることはできないのだろうか。
その秘部を行ったり来たりする指の遊びに、体がビクッビクッと動き、声が漏れてしまう。
「……あっ…うっ………い……くぁっ……ぁぅ……」
オタクな話しばかりして、いつも明るい口調の彼女とは、明らかに異なる雰囲気が漂う。
つかさは、自分の指先を受け入れてくれる彼女と、それを感じ乱れる彼女の両方を心から愛おしく感じていた。
「……つ…つか…さぁ……変な……感じ……っ……」
「大丈夫よ、こなちゃん……」
驚くほど冷静な言葉で、つかさは言うと、秘部にそっと舌を這わせた。
878 :
712:2007/05/27(日) 00:28:09 ID:s0PPL5zY
ごめん、まだまだ続きます・・・
長いヤツって、提供していただいているWikiに直接投稿した方がいいのかしら?
教えて、エロい人!
長くてもここに投下でいいでしょ
あんまり長くて気が引けるならロダにテキストファイルを上げるとか
それより細切れの投下は止めておいた方が
880 :
712:2007/05/27(日) 00:32:10 ID:s0PPL5zY
>>871-875 レスどもです。
とりあえずカップリング別で作ることにしますね。
攻守は混同させようか否かで迷ってたんですが、
それに関しても意見が出ているようなのでその通りにします。
キャラ別は……余裕があればそのうち作るかも。
じゃ、頑張ってきます。
ムハ―――(゚∀゚) =3―――!!
……ところで、トレンドは「こな×かが」みたいだけど、逆襲パターンてのはないのかな。
耳年増のこなたが序盤優勢→かがみが意外にそっち方面のセンスあり→逆襲されてこなたメロメロ
みたいな。
そういえば860と876、それぞれ終わりの文と始めの文が一緒ですが、
片方省いて両方を繋げちゃってもOKでしょうか?
それとも続き物みたいな感じで分けたほうがいい?
作者さんの意図した構成が崩れてしまうのは避けたいので、一応質問。
884 :
712:2007/05/27(日) 01:56:01 ID:s0PPL5zY
>>883 ご迷惑をおかけして申し訳ないです。
続き物みたいな感じで分けていただけると嬉しいです。
>>882 リアルの百合には興味ないと言われつつ性的な意味でいじくりまわされてるかがみんが
あるとき悔しいのと悲しいのでプッツンきちゃって泣きながらこなたを襲っちゃう、とか考えたことあった
886 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 06:29:09 ID:5n/jeaOq
>>864 俺はクロスチャンネルかとおもたわ
なんにせよGJ!続き待ってるお
つかさの部屋でつかさとみゆきが絡み合っているところをたまたまこなたとかがみに見られる
↓
こなたの部屋でこなたがかがみとニャンニャンしているところをゆい姉さんに見られる
↓
先生の家でななこ先生がゆい姉さんを犯しているところにつかさとみゆきがやってきて見られる
↓
以下エンドレス
なんというループ…
まさにクロスチャンネル、生きてる人、このスレにいますか?
萌えドリル予約特典のらき☆すら…
かがみんはこなたとキスするために必死で練習してたんだろうね
そんな展開あるのか
予約しときゃ良かったよ・・・
これが現実
http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gal/1173698364/ 63 名前:名無しくん、、、好きです。。。[sage] 投稿日:2007/05/24(木) 10:24:01 ID:gmDQnBbq
とりあえず主人公は自分で名前つける
ボイス無し、プレイ期間は3日
ストーリーは主人公とゲームオリキャラが転校してくる
初日にみゆきに助けられて面子の紹介
文化祭の手伝いをする(演劇)
練習中にかがみが怪我で主人公が代役(主役でロミオ)
ジュリエットはこなたでキスシーンやることに
こなたが主人公攻略宣言、翌日朝起こしにくる
隠しでいいからこなかがモード入れてくれ
>>892 NOOOOOOOOOOOOO!!!!!オリ男イラネー
ネタバレしておくと
最後のスタッフロールで超監督こなたとかなってるのが唯一の救い
百合にしなかった罪は重い
冷静になれ、お前らの分身とこなたが仲良くなれるんだぞ?
だから別にかがみんが頑張らなくても……あれ?何故だろう、さっきまで全身が甘かったのにこの液はしょっぱいや……
ばかやろおおおおおおお
俺はこなたを嫁にしたいとかそういうんじゃないんだよ!
こなたがかがみの嫁してるところがみたいんだあほんだらああああああああ
>>893-896 おまいらいいやつだな
ところでもうすぐ1000か…アニメってすげえな……
>>896 逆に考えるんだ!
プレイヤーであるこなたがお前を操作してかがみを落としてると考えるんだ!
百合好きには特典よりドリル本編のがいいな
かがみが一番好きな人も分かるし
プレイヤーは好きな登場キャラになって物語に加わる、という方法があってもいいと思うんだ
そもそも、作ること自体がギャグ、というたぐいの企画
ニコn(ry)でも、もう上がってる
みなのコメント見ながら笑って、それでスルーしとけばおkかな
>>899 、ヾ:;:::::::::::::::::::::':::::::-、
、ミ::::::';:::::::::::::::::;';:::::::::::::::::ヾ、
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i.llir_,=:ll!,.- :l:. ::::'::',!:::::::; ...!-'!:ヽ
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クワシク [S. Kwhask]
(1940〜 ロシア)
あぁ…書き上がる前にスレ埋まりそうだな…
PS2のヤツをニコ(ryでみてきたけど、あれみたい
えっと、くじびきアンバランスあなざぁ☆すとーりぃ
>>904 一日で50進むから明後日までに書き上げればいいんだ!
>>903 かがみの夢に恋の精霊が現れて「目を閉じて最初に浮かんだ人があなたの好きな人」とか言う
結果は大方の予想通り
オリキャラだからって男とは限らないじゃないか…。
>>907 俺のSS、レス50は喰いそうなんだ…
もう投げようかな
>>910 そういうときはロダにうpればいいと思うよ
ってか50とかどんだけ大作だw
ロダ…?
厨の俺にはチンプンだぜ…(;゚Д゚)
長い割には微妙な内容なんですけどね^^
実際に厨かどうか知らんが18禁の板で未成年匂わすような発言やめれ
あー……大作とか連載は挫折しやすいんだよなあ。
とりあえず、それを乗り越えて頑張れ。
漢なら黙って投下
心が折れそうな時に作品を匂わせて応援貰って動力にするのもいいけど、投下後の批評もきつくなるよ
オリジナル男キャラが主人公でひたすらそいつが活躍する内容50レスとかだったら目も当てられないな
単に携帯がしょぼくて長文打てないだけのような
>>712GJ
(=ω=.).。oO(BDか……何もかも皆懐かしい。
>922
まあ、はしかみたいなもんだし
とりあえずメアリ・スーでぐg(ry
928 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 22:10:23 ID:tmLj/ubI
はじめてこのスレきたけどここってエロパロ板だよね?
ええ、3割くらいはエロあるよ
いや逆だろ
作品数でいえば非エロが三割ぐらいだ
>>908 こういうのはもっと微細にkwsk書くもんだろ
常識的に考えて……
このスレではまだこなたの誕生日を祝ってないのに泣いた
【エロ教師】 教え子の女子小中学生6人や教え子の母複数人と性交しまくり、鬼畜先生に懲役7年求刑
・18歳未満の小中学校の教え子計6人にみだらな行為をしたとして、強姦(ごうかん)罪
などに問われた群馬県太田市の元市立小中学音楽教師 岩井彰人(旧姓 吉田彰人)被告(31)の論告
求刑公判が10日、前橋地裁(結城剛行裁判長)であり、検察側は懲役7年を求刑した。
検察側は「被害に遭った教え子らは、好意を抱いていた教師から性欲のはけ口とされた」
と指摘した。
論告によると、岩井被告は昨年3月から11月にかけて、12−16歳の教え子に計24回、
県内のホテルなどでみだらな行為をした。被害者には小学校教諭時代の教え子だった
当時12歳の女児もいた。
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070510-196611.html
>>932 微細につっても特に詳しく書くようなこともないんだが…
以下ちょっとネタバレ
ドラマモードの双子シナリオで「評判を調べよう」→「女を磨こう!」もしくは「家に帰ろう」→「自分を磨こう!」選択
夢の中でひなた(ひなたパートナーの場合はひかげ)の格好した恋の精霊が現れて勝負する
その後のシーンで
精霊「目を閉じてください」
かがみ「な、なんでよ?」
精霊「いいから早く。さあ」
かがみ「これでいい?」
精霊「はい…結構です。最初に思い浮かんだのは誰の顔です?」
かがみ「…え?」
こなたが出てくる
かがみ「…あ…な、なんであいつの顔が…」
精霊「誰か知りませんがそれが一番好きな人…自分に心にうそはつけませんよ?」
こんな感じ
誤字 自分に→自分の
こなた誕生日おめ
>>935 らきすた は じ ま っ た な
てかそんな漫画だったっけ
こなちゃん誕生日おめっとー
こなたちゃんにハルヒとあかりのコスプレをした姉妹の祝福を
こなたちゃんなんて呼称初めて聞いた……と思ったらゆい姉さんが居たか。
とりあえず誕生日おめでとう。