1 :
名無しさん@ピンキー:
じっくりと、ムラムラを開放していこう!!
3 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 17:17:27 ID:Az/T1iFz
ここはゲームとアニメどっちなんだ?
4 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 20:51:04 ID:uw6Ndds1
小説も出とるぞ
>>1乙。
とりあえずブランネージュが敵に捕らわれて犯されそうな所をシオンが助けてそのままヤるというシチュをキボン
7 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 09:51:57 ID:Y0Rah9MX
まぁアニメ版はほぼウインドなわけだが
8 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 23:50:30 ID:Kg13u8+D
シオン
普通…受け
陰……攻め
陽……鬼畜
0……?
ウィンドが出たらウィンドものもおk?
カイネル×ブランはダメ?
職人さんが書きたい物を書いてくれればOKだと思うよ
ただ、ウィンドはどうなんだろうね?ウィンドが発売すればウィンドのスレが
立つと思うしそれまでは、ココに書くのはいいじゃないかな
個人的な意見ですが
11 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 11:22:23 ID:1BamvD41
セクロス
↓ 疲れた
↓
双竜の指輪で力みなぎる
↓ パートナーの属性でシオンの性格変わる
↓
サウザンドスラスト!!
ファミ通文庫の新刊を立ち読みしてきた
なんか中のイラスト濃いくてくどい。買うの止めた
13 :
悩める狼:2007/04/28(土) 19:55:34 ID:q3tiMjSK
ヴォルグは悩んでいた。なぜなら…
(シオン!!モット…モットー!!)
(エルウィン…!!)
「むぅ…」
確かに、恋人ならこうゆうこともするだろうさ。だがしかし!!
「セクロスなんかに双竜の指輪を使ってんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
上ではどうやら第五ラウンドが始まったようだ…。
「あいつらのせいで…性欲を持て余す。」
「やらないかニャ♪」
「っ!?マ、マオ!?ちょ…待てお前なんで俺の息子を握って…アッーーーーーー!!」
勇者亭の夜はまだ終わらない…
ヴォルグwww
こんなネタに困らないゲームなのにね〜
16 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 11:30:21 ID:v5+sa4Cb
アニメでリュウナが出て萌えた?
17 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 11:58:27 ID:+DmmhhCA
ゼクティのクリを舐めたい(;´Д`)ハァハァ
18 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 15:19:52 ID:nEQr9aCw
ソウマが双竜の指輪はめたからてっきりリュウナが指輪はめて双竜の騎士化すると思ってたら普通に心剣だしちゃったのね
19 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 16:55:56 ID:BkLD+YQa
これの正ヒロインって誰なの?女が沢山出てて、よく分からね
20 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 03:48:27 ID:YtPo51Sq
そもそも主人公が誰かわからん
そんな些細な事はどうでも良い
とりあえず誰か書いてくれ
個人的にブランネージュものキボン
上にも出てるが、兄貴との近親相姦がイイ
Tonyも好きな組み合わせらしい
ブランネージュとリュウナは輪姦モノが展開的に書きやすそうではあるな
装甲紙すぎてすぐ死ぬ
俺様×エルウィンキボンヌ
とりあえず、シオン×ブランキボン
ラザラスの心剣、とっても暖かいナリ
クロス・ウィンドはありなの?
大乱交希望保守
>>27 総合だからおkじゃね
書いてくれるならwktkして待ってます。
30 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 13:48:38 ID:8aSJ37Fr
キリヤはウィンドメンバー、ソウマはティアーズメンバーでハァハァしてるなアニメ。
書いて面白そうなのはソウマだが……
どんな感じになるか。
ソウマ「あんた、なかも冷たいのか?」
ブラン「試してみるk(ry
エルウィンとゼクティのエルフ白百合
女キャラの胸に心剣刺さってる間、そのキャラは感じ続けるとかいう妄想が・・・。
シーナ「ちょ、ちょっとキリヤ、早く抜いて・・・・あっ・・」
キリヤ「ニヤニヤ」
心剣抜く瞬間の仕草で抜い・・・いや間違えた勃った。
あれだけじゃあさすがに抜けない・・・よな?
俺はモビルスーツでも抜ける男だぜ。
余裕だ。
もう「心剣」じゃなくて「淫剣」でいいじゃん。
お互いが同時にイッタらそこkら剣が、で・・・・
色んな意味でごめんなさい・・・・
良い感じに変態さんが集まってますねん
アニメ第6を見て・・・
「淫剣かだったらこっちも・・・」
ソウマが剣を取り出すと
リューナとエルウィンがま○こを見せながら、
「いいわよ」
とハモッて譲り合う二人を見て、
「どっちも使わせてもらうぜ」
二人の中に・・・・
朝から何書いてるんだ、俺・・・・
最初に心剣抜く時のシーナのふとももがエロ過ぎる
ふとももの間に心剣突っ込みたい
41 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 23:31:28 ID:teaWE+yl
39は「朝から何書いてるんだ」とか言っても免罪符にならないことを理解するべき
俺だよ、俺俺
ウィンド発売されたが…キリヤの奴め、許せねえ
ホウメイが後ろで風呂入ってて「音だけしか聞こえない」ってシチュエーションなのに
「何か情けね〜」じゃねえよ、しかもその後でホウメイが「音だけでムラムラしたか?」との質問に
「ガキ臭い体に欲情出来る訳無い」って…キリヤ、お前は本当に「分かってない」
>>44 そう思うのなら、書けばいいじゃない?
ここはそういうスレだろ?
キリヤ「や、君に許されたいとか思わないから」
ウインドのスレはたってるのか?
検索すればわかる事だよね
ソウマ×クレハより、ソウマとエルウィン、ブランネージュとかのが書き易いシチュだな
「ゴメン、キリヤ俺たちゲームでも戦わなきゃならないんだ」
「ならやるしかないじゃないか!」
とりあえずウィンド作品はあっちでやったほうがいいか?
総合って付いてるんだしこっちでもいいんじゃない
アニメあのダサダサのOP主題歌なんとかしてくれよ
アニメ板で言え、援護してやるから
百合おk?
56 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 13:20:20 ID:3OrwXXJs
全然おk
むしろ好物です
個人的には
フィリアスエンドとか前提のシーナ×クレハとか見てみたいんだぜ
60 :
エロバラ:2007/05/22(火) 01:50:58 ID:+zA7wLnl
読む上での注意点
・キリヤのキャラが違うかもしれませんが、気にしないください。
・第6章のホウメイとのサブイベントがあった次の日(ゲーム内)ぐらいのお話です
・クオリティは下の下です。
では
キリヤが目を覚ますと、キリヤはすぐに違和感に気づいた。
両手が後ろで縛られていたのだ。
「なっ、なんで縛られてるんだ!?」
キリヤは縄を外そうと色々試すが丈夫に縛ってあり解けなかった。
大声を出して誰か人をと思った瞬間ドアが開き、よく見知った人物が現れる。
だが、その人物はいつも羽織っている衣を身に着けておらず、チャイナ服(らしきもの)であった。
だが、キリヤはそんな事を気にするよりも、
「ホウメイ!ごめんけど、この縄解いてくれないか?
なぜかこうなってて・・・・」
「大丈夫じゃ、安心せい。
わらわがそうしたのだからな」
キリヤはホウメイの言った言葉を一瞬理解出来ず
「・・・・・はっ?」
「だ〜か〜ら、わらわがお主を縛ったのじゃと言っておるのじゃ」
「な、なにがしたいんだ、ホウメイは!」
「大声を出すな。周りに迷惑じゃろうが」
ご立腹なキリヤに対し、ホウメイはいつも通りの態度を見せる。
そして、キリヤの前に置いてある椅子に座る。
目線の高さ上、キリヤの視線はホウメイの女性部分になってしまう。
キリヤは顔を赤くしかけるの必死に抑えながら明日の方向を見ながら、
「で、さっさとこれを解いてくれないか」
「いやじゃ」
わずか0・1秒で拒否される。
「なんでだよ!
「お主は自分が犯した罪を理解しておらぬのう」
全く身に覚えがないキリヤは
「・・・・罪?何のことだよ?」
と返す。
ホウメイは、キッと目を鋭くしてキリヤを睨みながら、
「そうじゃのう。わらわは寛大な心の持ち主じゃからな
お主が罪を思い出し、わらわに謝れば、考えることもなにのじゃが・・・」
キリヤは顔をムッとしながら、
「俺は、ホウメイに謝るようなことをした覚えはない!」
ホウメイはその否定的な態度になぜか笑みを浮かべ、
「ほほう、つまりお主はわらわに謝る気は全くないと」
「そうだ、少なくとも、いきなり人を縛って謝罪を強制するような奴に謝る気はない。
それにさっきから何度も言ってるが、俺はホウメイに悪いことをした覚えはない
むしろ、そっちのがあるだろ。
昨日なんか、何時間俺を一人立たせてたんだとおもってるのか」
昨日、と言う言葉にホウメイがピクっと反応して見せるが、キリヤは気付かずに
「ある意味、ヒョウウンには同情するよ」
と言って、溜息を吐く。
その態度にホウメイは相手が宣戦布告を寄こしてきたと判断する。
「お主は、どうもレディというものがなんたるものか分っておらぬようじゃな。
なら、今ここで教育(お仕置き)せねばならぬのう」
61 :
エロバラ:2007/05/22(火) 01:51:46 ID:+zA7wLnl
ホウメイのすらりとした素足がキリヤのズボンのチャックを巧みに下ろす。
「ちょ・・・ホウメイ!?」
すると、心剣にも負けない立派な真剣が出てくる。
ホウメイはキリヤの声を無視しながら、
「お主はお子様にはドキドキしないのではなかったのか?」
意地悪な笑みを浮かべながら、ホウメイはキリヤに問いかける。
「・・・・・・・・」
確かにいつものホウメイならキリヤの真剣は反応しなかったであろう(多分)
しかし、いまのホウメイの姿は露出面が多く、場合によっては●●●が見えてしまう
ある意味絶対領域らしきものが発生していることが、キリヤの真剣が
砲剣ブレイドカノンや、魔剣カラドボルグに負けない立派な神(心)剣にしている原因であろう。
だが、どんな理由であれ、キリヤが今そのお子様にドキドキ状態に成っていることは否定することは
一ミリたりとも不可能であろう。
キリヤは必死に何か違う事を考えて剣を納めよとするが一度抜刀した剣はそうやすやす滞納することはできなかった。
そんなこんなに、ホウメイの足がキリヤの剣に振れる。
その瞬間キリヤはビクッと震える。
「ほう?」
ホウメイはそのキリヤの態度に気をよくしたのか、足の親指と人差し指で剣を挟み、こすり始める。
「待て・・・ホウ・・・・くあっ!!」
ホウメイを静止させようと声を掛けようとした瞬間逆に違う声を発してしまう。
「どうしたのじゃ?」
ホウメイは見た目に合わない笑みを浮かべながら意地悪に聞く。
「やめっ・・うっ・・・あっ・・・・・」
キリヤの意志とは違う声が漏れてしまう。
真剣の強度はますます固くなり、そこからは汁がこぼれだす。
「足が汚れるのう・・・・」
「なっ、らっ・・・やめ・・・」
「まだ、口答えをするか」
ホウメイは今度は両足を使い擦るスピードが上げる。
キリヤはそれに耐えられず、
「うあぁぁああ」
ビュルっ ビュルっ ビュっ
バスターライフルを暴発させる。
多分此方に来てから、ごにょごにょだったのであろう。大量の弾丸が発射され、ホウメイの全身にかかる。
「ん〜〜〜〜、わらわの服まで汚れてしまったではないか!
・・・・まぁ、良い」
キリヤは、さっきの快感でホウメイが何を言ったか分らなかったが、すぐ理解させられる。
そう目の前には生まれたばかりの姿のホウメイがいた。
キリヤはその綺麗さに見とれていたが、ホウメイの言葉で意識を戻す。
「ふん、お主のそれはまだまだ元気じゃな」
「えっ?」
キリヤの真剣は一つも劣っておらず、むしろ輝きを放っているくらいだった。
「ふふふふ、なら今度は・・・・・キリヤ目を閉じろ」
キリヤは目を閉じる。
すると、
キリヤの顔に何かが乗る。そこから頭をクラクラさせる匂いがした。
キリヤが目を開けると、それは・・・・・。
続き期待保守
63 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 23:27:53 ID:6mujpJBV
続きに期待
なんかキリヤ×カリスの801エロなら見てても不快じゃない気がする。
それともいっそカリスを某SRPG板のお着きの人みたいに完全に女体化扱いでいくか・・・悩むな。
カリスは実は女の子でした、がありそうだから困る
ジード×クララ×カリスが読みたい俺
ジード×カリス×クララのほうが
裏ヒルダ×キリヤ→キリヤ×表ヒルダ→キリヤ×裏ヒルダな奴見てみたい
やはりヒルダはウィンドでホウメイと並ぶエロキャラな訳だし
ヒルダは心象風景見る限りメガネ×ヒルダしか思い浮かばんなあ
ここでシーナ×ゼクティを
シーナは受けじゃないのか?
アニメから入った俺としては
ソウマ×クレハがいいな
シーナでもメガネでもエロウィンでも巫女でも魔女でも皇帝でも良いけど
ゲームのがソウマ×クレハの色は濃い気がする
皇帝×ゼクティとかシスコン×ゼクティも面白そうじゃね?
キリヤ×シーナがいいな。逆でも悪くない気がするが。
今日は俺の誕生日なんだから、誰かキリヤ×ゼクティの純愛服半脱ぎ対面座位のエロSSを投k(ry
ゼクティっておんななの?
ってか、あれ機械でしょ、、、、、できるの?
>>76 脳をいじられてるだけで生命体なのにはかわりない
>>76 「クローンと戦闘兵器の融合体」だからサイボーグみたいなもの>ゼクティシリーズ
多分「出来る」、出来なくても「ヒルダが一晩でやってくれました」で何とかなる筈
つか、ゼクティは巫女の遺伝子持ってるんだから
子孫つくれないとやばい気がするんだ
まあ、異変が起こることなんてそうそうないんだろうけどさ…
80 :
エロバラ:2007/05/27(日) 23:16:38 ID:oEw0NFCC
とりあえず、女キャラ(ゼクティ)を除く心象世界を見たが、このゲームネタが
あまり思いつかんな。思いついたのは
1 呪いで発情したカリムがクララを襲う話
2 (恋人前提で)ソウマの味方をするような意見を言ったクレハに切れたキリヤが無理やりな話
3 心象世界でヤルとか(特にシーナ)
4 ゼロと話をつけようとしたブランがそのままゼロに流されてやられちゃう話とか
5 洞窟に閉じ込められたキリヤとゼクティでゼクティの脳内暴走でキリヤがやられる話とか
6 ハンヨウで怪しい薬が売られてて、それが・・・・・・な話とか
7 心剣士を手に入れるためにクララがあの手この手でキリヤを・・・・・
8 ゼロENDで、別れる前にクレハがソウマに・・・・・・
・・・・駄目だ・・・ネタが浮かばん。やはりアニメを見るべきなのか?
81 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 00:16:25 ID:rmek4zdI
8番希望
>>80 まあ続きを書くのに専念したってくれ、待ってるからさ
>2
これ、ゲーム中でもあったよな?
「俺よりソウマのことを信じるのか!?」とかキリヤがDQN化してた
そんくらいでDQNか?
恋するやつにはよくある普通の台詞だな
熱い恋の炎が、燃え上がるのであった
エリス乙
やはりキリヤ×ゼクティかキリヤ×ヒルダしかないよな!!
いやそれ以外もどう考えても全然あり
89 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 00:03:04 ID:WdCFI4NN
キリヤはいらない子
三人の心剣士に嬲られるゼクティキボン
キリヤ×ゼクティはわかるが、キリヤ×ヒルダはどこから出てきたんだよw
ここではゼクティが人気あるみたいだけどイマイチわからん(´・ω・`)
あんまり萌え要素無い気がするけどなー。
ヒルダ(メガネ属性)、ホウメイ(ロリ属性)、リュウナ(黒髪属性)、ブラン(ツンデレ属性)
ゼクティって何よ?・・・
個人的にはエルウィンが好きかな。
あんまし人気なさそうだけどw
97 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 06:07:59 ID:k8ZBmmdO
エルウィンは普通にティアーズ時代から人気あったぞ。
ちなみにリュウナは巨乳なんだと。
>>97 >リュウナは巨乳
それ、俺も最近知った。
エルウィンって人気あったんだ。
俺の脳内じゃ勝手に貧乳属性にされてます(;´Д`)ハァハァ
99 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 09:49:30 ID:k8ZBmmdO
マオ〈エルウィン〈ブランネージュ〈リュウナ
じゃない…か?予想だけど胸値。マオとエルウィンが微妙にわからんが…
ちなみにティアーズならリュウナが好きだな。
パロディ的には動かしにくいだろうけども。
>>100 キリヤを想いながらも裏ヒルダに開発されちゃうゼクティか
>>102 俺はそういう話が大好k……けしからん話しだな全く!!(*゚∀゚)=3
前あったティアーズのスレの保管庫ってどこにあるの?
ってか在るのか?
俺もしらね。
エロパロの保管庫にないから、てっきり過去スレ自体存在しないのかと。
>>99 記号の意味が分からん
ティアーズ当時はブッチギリでラザラスが不人気、次いでリュウナだったかと。
アニキはホモ疑惑・シスコン疑惑で妙な人気が。
ヴォルグは忘れた。
108 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 21:49:23 ID:MKEkMMFt
不等号記号な。
マジかよ…いいじゃんリュウナ…
もしかして皆エルウィンとブランネージュに持ってかれてる?
ホウメイが敵にしてやられすぎで笑った
一回ミスするごとにお仕置き(性的な意味で)制度を実装するべきだ
いや、不等号のつもりが中カッコ{になってたから。
で、人気順じゃなくバストサイズだったのね。
Tonyの裸絵とかだと
マオ<ブラン<エルウィン<リュウナ<<ラザラス だったかと。
111 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 22:29:16 ID:MKEkMMFt
ブラン、エルウィン、マオは結構出てるがリュウナとラザラスは見た事ないぞ…(特に後者
ホウメイがホウケイに見えるんだ
113 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 22:36:18 ID:MKEkMMFt
ブランブラン
まだまともな作品が一つもない件について
115 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 22:47:22 ID:MX+zeG06
>Tonyの裸絵とかだと
こんなもん存在すんの!!!
みてーー
ラザラスがリュウナに惚れてる、とかいう裏設定ってあるの?
ネット徘徊してたら、そんな感じのカキコ見かけたんだけど。
一番かわいいのはリュウナで次がブランちゃんだと思う
117 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 23:17:53 ID:MKEkMMFt
同志よ
一番かわいいのはエルウィンで次がリュウナちゃんだと思う
だがカリスきゅんの美貌にはかなわない
人生25年の中で初めて男(カリス)で抜いた。
カリス物プリーズ
ゼクティは幸薄ゆえにずっとついていたくなる属性
・・・シオン×エルウィンが見て見たい
通学片道2時間の大学に通いはじめてそろそろ2ヶ月。
この時間を無為にしてはならない!…って訳でエロウィンで書こうと思うんだが携帯でも構わんか?
それと何か面白げなシチュないか?
>>123 クピードを押し倒すエルウィンでよろしく
1609年2月
島津家久は琉球を併合すべく、樺山久高と平田増宗に兵三千を与え派遣した。
徳之島沖合い、島津軍の本陣が置かれた御座舟。
増宗「あそこにある檻はなんですか?」
久高「ああ、あれには衆道兵が入っているのじゃ、
下手に自由にさせるとわしらの尻まで危なくなるからな」
増宗「(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル 」
久高「なるべく使わずに済ませたいものだが・・・・」
瞬く間に徳之島を占領した島津軍はついに琉球本島へと上陸したが
琉球国王尚寧は首里城を拠点に激しい抵抗を続けていた。
久高「これ以上味方の損害を増やすわけにはいかん!衆道兵出動!!」
増宗「はっ!檻を開けよ!!」
島津兵壱「がるるるるっ!!おっ男〜!!」
増宗「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
島津兵壱「ふんっ!ふんふんっ!!」
増宗「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
船内での長い禁欲生活は元から少ない衆道兵達の理性を完全に奪い去っていた。
久高「待て!違うっ!!お前らが犯るのはあれに見える首里城にいる連中じゃ!!」
島津兵壱「えっ!?そうなの?」
久高「ええいっ!わかったら増宗を放さぬか!」
島津兵壱「間違えちゃった、てへっ!」
増宗「酷い・・・・」
島津兵壱「うおおおっ!!琉球国王の尻はわしの物じゃ〜!!」
島津兵弐「なにを抜かす!!犯るのはわしが先じゃ〜っ!!」
首里城を目指す島津勢は、城外へ打って出た琉球軍を一蹴。
城門を破壊すると、まるで砂糖に群がるアリの如く王のいる天守閣へ殺到した。
島津兵壱「見つけたぞ尚寧!覚悟っ!!」
尚寧「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
島津兵壱「ふんっ!ふんふんっ!!」
尚寧「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
島津兵壱「一ヶ月ぶりのまぐわいじゃ!!一度や二度では満足出来ぬ!!」
尚寧「ひぎゃああああっ!!」
島津兵壱「ふんっ!ふんふんっ!!」
尚寧「・・・・・(気絶」
そして、一時間経過
島津兵壱「ふんっ!ふんふんっ!!」
尚寧「・・・・・(気絶」
・・・二時間経過
島津兵壱「ふんっ!ふんふんっ!!」
尚寧「・・・・・(気絶」
・・・五時間経過
島津兵壱「ふんっ!ふんふんっ!!」
尚寧「・・・・・(気絶」
・・・十二時間経過
島津兵壱「ふんっ!ふんふんっ!!」
尚寧「・・・・・(気絶」
・・・翌日
島津兵壱「ふんっ!ふんふんっ!!」
尚寧「・・・・・(気絶」
・・・帰りの船内
島津兵壱「ふんっ!ふんふんっ!!」
尚寧「・・・・・(気絶」
増宗「いい加減止めさせたほうがよいのでは・・・?」
久高「だめじゃ!今止めたら我らが危ない!!」
こうして首里城は陥落し琉球王国は島津藩に事実上併合された。
この戦いにより沖縄は日本の一部となったのである。
どこの誤爆だよw
薩摩では良くある事
裏ヒルダみたいなタイプは見てるとSっ気が崩壊するまで虐めたくなるから困る
アニメスレはあんなに賑わっているというのに、ここときたら・・・・
仕方無いさ、シオンはゼロになって『中二病全開』、ソウマは『周りが付いて行けん』
キリヤは『思い上がり過ぎ』、トライハルトは『名前変わり過ぎ』
…もう、俺達の希望は『エルウィン×ゼクティ』しか無いのだ!!
『ロウエン×ブランネージュ』も悪くないと思うけどね
ここは実験用にキリヤを捕獲して来てさて実験に移ろうというところで
逆襲されて逆に喰われちゃう裏ヒルダだろ
131 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 01:20:17 ID:X/9atgga
誰かソウマがヴァイスリッターのメンバー達とヤッてるところにクレハが来て・・・みたいな話書いてくれよ
>>131 「ソウマ・・・・くん・・・?ずるい!私も入れて!」
うん分かってる。死んでくるからせめてエルウィンの矢かブランの氷魔法で死なせてくれ。
ゲームと全然違うからアニメイラネと思っている俺は少数派なのか・・・・・・
135 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 07:51:50 ID:X/9atgga
キリヤはいらない子
しかしキリヤ×シーナは真っ先に来てもおかしくないくらい王道なんだが
王道過ぎて逆に難しいのかな?
何かにつけてキリヤを絡ませたいとは想わないが
キリヤシーナとかキリヤホウメイとか読んでみたいんだぜ
ソウマと前作キャラの絡みはイラネ
138 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 15:15:00 ID:/YnuCpfy
俺はあんなにエロ向きと思われる乳姫が未だにあがらないのが不思議でならないんだ。
アニメで影が薄いから
姫は言葉責めにされてこそ輝くキャラだと思うが該当するキャラがいない
141 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 21:38:03 ID:/YnuCpfy
シュマリとかどうよ?
シュマリ…本編が「はわわわわ!」だったからな…今一何というか徹底的なあれが期待できないと言うか
理想は霧の封印か心象世界でぐるぐる茨で縛られて動けないとこを姫の幼女形態の心の闇に
ねちねちねちねち延々堕ちきるまで虐められる展開なんだが…トンでもなく暗い話になりそうだ
143 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 21:53:31 ID:/YnuCpfy
まぁパロディだからな。
ヘタレ部分はなんとでもなるさ。
確かにイバラとかあったな。
この辺はゲームやってないとわからないけど。
シーナが、キリヤとクレハが仲良くしてるのに嫉妬しつつ
自室で一人慰めているところをホウメイに見つかって
口撃されながら足だけで嬲られて
三千年のテクニックに蕩かしつくされるSSキボンヌ
>>144そこはキリヤが見つけないと俺のチン剣がおさまらないぜ。
>>144 そこまでの設定が出来てるなら自分で書けばいいじゃないかw
147 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 15:39:12 ID:xzJwB/Ja
アニメつまんね
ティ亜ーズか。。かなり前の過去スレに
ブランネージュものが一作品あったな
で、いつ持ってきて頂けるのでしょうか
アニメは全然見てないなぁ
普通にただのティアーズのアニメなら見たんだが
150 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 04:02:38 ID:oG8lRexC
アニメでメイド姫様キタ
151 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 04:05:23 ID:6JXtlrQ6
>>130 何も言うな、お前の言いたいことは俺には分かっているから。
その展開だとなにか物足りないって、自分でも薄々感じているんだろ?
ああ、その通りだよ、その展開には決定的な物が足りない。
ヒルダがキリヤを捕まえて来て、ゼクティとの性行為実験にキリヤを使う。
最初キリヤは断るけど、ゼクティを抱きたいっていう感情に負けて…。
これが足りないんだよ、うん。
つまり
捕獲→実験開始(テーマは心剣士の心剣を引っこ抜く能力は人工生命体との交配時にどのような影響を及ぼすか)
→催淫剤投与→
>>152の展開→傍で天性の煽りセンスを活かしながら実況
→実況と実験に夢中で薬の効果時間が過ぎたのに気が付きませんでした→ブリュナーク引っこ抜いて反撃
→逃亡を図るもあえなく捕獲→らめぇ
という展開だな?
154 :
エロバラ:2007/06/03(日) 22:10:59 ID:6hjToPI5
ホウメイの秘所があった。
そこからは脳を揺らす匂いが発せられていた。
「お主もわらわを気持ちよくさせるのじゃ」
そう言われ、キリヤは舌をその濡れた秘所に差し込む。
「ん・・・・」
その蜜の味は今まで味わったことがない不思議な味だったが、
ホウメイのと思うと、不快感は無く、むしろ美味と言っても過言ではなかった。
キリヤが舐め続けると、
「んっ・・・」
ホウメイの鼻先から、甘さを含んだ吐息が漏れる。
それに気を良くしたキリヤはいっそう舌の動きを変化させ、ホウメイを攻める。
「んあっ!」
ホウメイの秘所の割れ目からは次々新たな蜜が溢れ出す。
その光景にキリヤはさらに興奮し舌を動かす。
「ま、待つのじ・・・・ああっ!」
心剣士の力か分からないが、キリヤの舌の動きはとても初めてと言えるようなものでなく、
ホウメイを昂らせる。
ホウメイとしては計算外だったのだろう。キリヤを止めようと、必死に何か言おうとするが、
その口から出るのは、キリヤにさらに活力を与える、甘い喘ぎ声だけだった。
「ば・・か・・・・・・やめ・・・・んんんっ!
あっ、あああっ、イってしまう・・・・・あああああ!!
ホウメイが体をビクビクと震わせる。
キリヤは秘所から舌を抜く。
ホウメイは、肩ではぁはぁ息をしながら、
「なんてことじゃ・・・・・
わらわがイカされるとは・・・」
ホウメイは少し考えるふりをして、
「よし、わらわからお主にとっておきの褒美をやろう」
そう言って、ホウメイはキリヤの縄を解く。
「ほう・・・・び・・・・?」
キリヤは???を浮かべながら、その言葉を半分ほど理解していた。
それは・・・・・・・・・
155 :
エロバラ:2007/06/03(日) 22:12:22 ID:6hjToPI5
二人はベットの上にいた。
二人とも生まれた時の姿になっていた。
「ホ、ホウメイ・・・・本当にいいのか?」
「褒美と言っておるじゃろうが・・・・
有り難く受け取れい。
添え膳食わぬは男の恥じゃぞ?」
「・・・・・・(その言葉こっちの世界でもあるんだ・・・)」
しかし、実際昂った状態ではむしろ、ホウメイが拒んでも無理やりにでもやってただろう。
今のキリヤの心剣はもはや、LV6を超えて、LV6000と言っても言いぐらい
ギンギンでこの状態が続けば狂ってしまうような状態であった。
「入れるよ・・・」
キリヤの心剣がホウメイの中に入る。
ズブゥゥゥ…
「んああっ!入ってきたのじゃ、大きいのが、わらわの中に・・・・」
キリヤは一気に奥まで入れる。
「ホウメイ、動いていいか?」
「遠慮するのではない。お主が動きたいように動くのじゃ」
「分った」
相手の了承を得たキリヤはピストン運動を始める。
グチュグチュ…
「あぁ・・・・いいぞ・・キリヤ・・・気持ちいい・・・・あぁあ〜!!」
「俺もだよ・・・ホウメイの中・・・・すごく締め付けてきて・・・・くっ!」
そしてお互いに知らず知らずのうちに互いの舌を絡めあう。
「んん・・・・・・ん、ああぁ!」
ホウメイは突き立てられた心剣の気持ちよさに
「んん・・あっ、もう、わらわは・・・ああ!」
「俺も・・・・・・」
「キリヤ・・・・お主が望む場所に」
「えっ?」
ホウメイの言うことはつまり中だしの許可であった。
キリヤはラストスパートをかける。
同時に快感もさらに高まり、
(外に出そう・・・)
抜こうとした瞬間、
ガシ!
そんな音が聞こえるぐらい、ホウメイの足がキリヤの腰を固定する。
「えっ!?」
しかし、もうキリヤは我慢できる状態ではなく
びゅく! びゅるっ! びゅるるっ! びゅくんっ! どぷぷっ・・・!
大量のモノがホウメイの膣奥深くに解き放たれる。
「ひぅぅ・・あぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!出てる、熱いのが・・・わらわの中に・・・」
ホウメイも同時に絶頂を迎える。
キリヤの射精が止まるまで少し時間が必要だった。
ドクドクドク…
「まだ、でるのか・・・量が多すぎて、とてもじゃがわらわの中に収まりきらん」
ホウメイの言うとおり、秘所からは溢れたキリヤのモノが零れだす。
156 :
エロバラ:2007/06/03(日) 22:13:43 ID:6hjToPI5
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「しかし、お主も罪深いの」
「何が?」
「わらわの中にあんなに出しよって」
「あれはホウメイが足で・・・・・・」
「今日は大丈夫だったかの〜?」
「えっ!?」
キリヤは顔を青ざめる。
「もし、これで出来たら、シーナがどうするか見物じゃな」
「・・・・・・・・・・」
キリヤはそれを想像したのか体を震わせる。
「ふふふふふ、キリヤ楽しみにしておるのじゃぞ」
そしてホウメイがドアを開けて出ようとした時、何かを思い出したのか、振り返った。
そして、悪魔のような笑みで言った。
「お主は立派な幼女愛好家じゃな」
ボキ!!!
まるで、キリヤの心剣が折れたような音だったが、実際は何の音だったのかは誰にも分らなかった。
終わり!
157 :
エロバラ:2007/06/03(日) 22:17:42 ID:6hjToPI5
すいません。遅くて、しかもその割には質が低くて・・・
次はキリヤ×クレハ(恋人前提10章逆切れ)あたりを投下したいと思います
次がいつかは分かんないけど・・・・
158 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 05:34:56 ID:nPYYCV4U
GJ!
質が低いなんてとんでもない!
次回作も頑張ってくれ!
ヒョウウンの性処理してあげるホウメイきぼんぬ
そういえば獣人相手だと獣姦になるのか?
161 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 06:42:43 ID:brZsr9nV
オフコース
でもカモーン。
アゲ町
キリヤ側よりソウマ側の方がかわいい娘が多いな
キリヤ側はゼクティだけだけどソウマ側はリュウナにブランにエルウィン
キリヤは負け組だな
あとなんかブランの髪長くね?
かわいいからいいけど
なんという誤爆
まぁソウマ側っても、実質ゼロ側だから
>>164 シーナクララクレハを忘れるな。みんないい味出してる
168 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 12:39:15 ID:Y8fq5Qjz
169 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 13:08:37 ID:fdIvvtpp
クララは好きだぞ。
まぁ空気である事は認めざるおえないが。
確かにシーナとクララはいらないな。
つーかあんな感じの女、リアルでよく見る。
ウザがられるタイプだな。
キャラアンチは他所でやってくだしあ><
じゃあルミナスナイツの運営費用に困ったシーナがロウエンに体売る話キウ"ォンヌ
モフモフ>人間のメスに興味は無い。キリヤを出せ。
アッー!
キリヤ女化は…きついか
14章サブイベントで、ゼクティが「あーんなことや、こーんなこと」で顔赤らめてるけど、それなりに知識はあると見て良いんだな。
177 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 15:26:17 ID:ibACxwwC
裏ヒルダが色々教えてくれたんだよきっと。
心剣を抜かれる時ってどんな感じなんだろうな?
ゲーム版はプレイしたことないし、アニメ版では誰だかが顔を赤らめてる表現があった気がするが。
やっぱり「衆目に晒されたことのない大切な部分を他人の手で直に触れられる」みたいな
感じなんだろうか!? 心の通じた相手からのみ剣が抜けるということは、惚れた相手に身体を
まさぐられる、みたいな感じなのか!? ハァハァ (;´Д`)
最初に抜くシーンでは、アスランのこっぱずかしい台詞付きニメが流れて、
その後重要戦闘っぽいところでは、汎用アニメ(?)が流れる。
女キャラの大半は目を閉じてうっとりしているような気がしないでもない。
歯に挟まった食いもんを爪楊枝で取った時の様な感覚
歯に挟まったって……なんて夢の無い! 確かに気持ちよさそうだけどさ!
ゲーム版でもやっぱ女の心剣使いっていないの? せっかく美味しい設定なのに勿体無いな。
「アナタの心の剣、私の手で抜いて……あ・げ・る」
みたいななのは無いのかよ!? 畜生! ハァハァ (;´Д`)
182 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 19:12:12 ID:ibACxwwC
ゲームもあの三人だけだよ。
最初に心剣抜くシーンがホント料理漫画のコメントみたいで笑えるんだ。
ホウメイ×ヒョウウンギボン
>アニメ版では誰だかが顔を赤らめてる表現があった気がするが。
それはエルウィンだな。
リュウナも切なげな表情するな。
まったくソーマ組の女どもは、惚れっぽいんだから
ブランもピクンって反応してた
あとはゼクティもトライハルトから抜かれるときに。
435 名無したんはエロカワイイ 2007/05/30(水) 21:42:13 ID:OwWT1dU9
心剣を抜くときの感想が料理漫画の感想にしか聞こえなくて困る
ノ
.,'▼`ヽ 髪髪髪
ミi!lノノハ)) キリヤ / 剣を通して伝わってくる…
li_´д`ノ 顔 < しっとりとした味わいの赤味ときめ細やかな脂のバランス・・・
(っ∞<]―手腕体腕 \ これは本マグロの中トロ!
/|/|/|/ 腹
( /~∪ 脚脚
ロウエン「お前さえ良ければ その…俺のを…ヌイてくれないかなと…」
を思い出した
ラザラスとかソーマに心剣ぬいてほしくて悶々としてるんだろうな (;´Д`) ハァハァ
・
・
・
・
・
・
・
( ゚д゚ )
風呂上がりで頬を染めた色っぽい姐さんに我慢できなくなるのか
キリヤ女体化か
すこし書いてみる
つまりヒョウウンとのセックルは
アソコに極太の氷柱を突っ込まれるプレイでFA?
194 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 23:18:08 ID:TVqGdpFn
誰かそろそろアニメの流れで
非エロでもギャグでもいいからSS書こうぜ
俺には文才ないから他力本願w
勝手な妄想ならかけそうだな
196 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 19:05:43 ID:aO7irwJ5
心の扉の無垢なゼクティにあんなことやこんなこととか。
密林地帯でお言葉に甘えてあんなことやこんなこととか。
俺も妄想は止まらんぜ
アニメのキリヤはゼクティ再会を喜びすぎだろ……
あの晩食ったか?
>>115 ラザラスEDで、「リュウナだけはやらんぞ!」とか言いながら頬を染めてる
ティアーズの同人って出てるの?
とブランネージュ好きな俺が聞いてみる
見つからないんだ
202 :
201:2007/06/13(水) 08:22:02 ID:vhdavVqV
ここの住人のエロいお前らなら、お前らなら知ってると思ったのに…!
「原作の方がエロい」なんて言われるから同人どころかファンアートも少ない
>>203 確かにエロいよな
ところで、トニー本人がティアーズの同人描く、ってのはどうなったの?
台湾がどうたら聞くんだが
>>205マジか
台湾でしか出されなかったって聞いたから半ば諦めかけてた
台湾で売られたのを日本に持ってきたってことかな
何で日本では売られなかったのか、誰か知らない?
そっち系の趣味はないのにtony絵はカリスやヒョウウンまでエロカワイイから困る
え、なにカリスって隠しキャラルートで王子として育てられた女の子って発覚するんじゃないの?
嘘だと言ってよバーニィ
キリヤと好きな娘がいるか話してて
「うん、いるよ…すぐ近くに」とかいう流れになり微妙な空気になったり
「バ、バカ!男の心剣なんて抜く趣味はないからな俺は!」
とキリヤに照れ隠しで言われて真に受けて傷ついて、人知れずオナニーして自分を慰めるとか
温泉を入っているときに関係修復のため裸付き合いをしようとするキリヤに乱入されて湯船から出るに出られずにのぼせてしまい介抱されて正体がバレるとか
そんなイベントがあるんだろ?何考えてんだよセガ…
キミがセガに入社して新作を作ってくれれば無問題だよ!
211 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 20:01:03 ID:UsRU8ZcN
Tonyのマオのエロ画像なら見た事あるな…
Tonyがティアーズの同人誌書いたらセガに止められたとかどっかのスレに書いてあったぞ。
セガじゃなくてキ○ガイ
>208
何を言ってるんだ?
あんな可愛い子が女の子なわけないだろ。
>>210 テラナツカシスw主人公が確信を持てない頃が一番熱かったんだぜ。
>>213大丈夫。俺はお前の全てを理解してやれてるから。
本当はあんなかわいい子が男の子な訳がないと言いたかったんだろ!
うん、何も言うな。蛇足だから
216 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 02:33:30 ID:du0fB26C
>>211 マオのエロ画像見てみたい・・
どこにリンクあるかわからない?
217 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 04:58:09 ID:mm8S7n/u
台湾で出た同人って18禁なのかな
とにかく台湾いいな台湾
誰か読んだ事無いのかい
乳はティアーズは
リュウナ>ブラ>エル>マオ
な感じ?
ではウィンドは?
>>219 クラン>ロウエン>クレハ>シーナ≒ゼクティ>>>>>ホウm(ry
やはりクランがでかいかね
あのポスターは誘ってるとしか思えない・・・
さっさと本編終らして、なんか書きたいな〜
ゼクティ>>シーナ
シーナの水着絵が下向きだから一番乳が大きく見える状態だが、
アレを寄せて上げてもゼクティのような谷間にはならん
223 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 03:00:01 ID:bJHirn88
>>211 それは
>>212が言うとおり自称シャイニングシリーズファンを語るキチガイ君
がTonyのBBSを荒らしまくり、荒らしを収めるためにTonyが同人を出すのを断
念したんだよ。Tonyいわくティアーズの同人誌を出すのはセガに了解を取った
うえで出す予定だったそうだ。Tony 同人かティアーズ 同人でググれば情報が
出てくると思うよ。
ちなみに自称シャイニングシリーズファンのキチガイ君は「シャイニングシリ
ーズという多くの人間がかかわった物で同人のしかもエロを前提とした物を出
すのはおかしい」とかそんなよくわからん理由だった記憶がある。
BBSで「エロ同人が見たくなければみなけりゃいいじゃん」という意見に「な
んで自分がそんなことしなければいけないのか?シャイニングシリーズでエロ
同人を出すことが不快だから出すな」と超自己中発言をしてた。
自分が好きなものが、エロとかグロなどの同人なんかが出ると多少なり不快感
を感じるのはわからなくないけど、正直ここまで行くとさすがに無いだろうと
思ったので記憶してたわ
長文すません。
僕は魔法使い、まで読んだ
226 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 03:53:51 ID:ByFzbmGE
>>201 今更だがヤフオクでティアーズ同人誌(台湾版)
4500円位で売ってたぞ
Tonyでヤフオク検索しろ
俺も欲しかったが、文字が読めなさそうなんでやめといた
223
親切にサンクス。
>>226 GRAPHVの事か?
真偽は不明だが聞いた限りではエロもティアーズも少ないらしいよ。
229 :
226:2007/06/15(金) 11:12:24 ID:ByFzbmGE
>>228 表紙・裏表紙がブランネージュのぶち抜きの本だよ。
題名はわからないけど。
昨日書き込んだ時点では残り2日ってあったけど
今朝見たら落札されたみたいで
もう無かった。
あと、Fateが表紙のTony本もあったな
230 :
226:2007/06/15(金) 11:17:12 ID:ByFzbmGE
ごめん、あった。
>>228の言ってた本だった。
ちなみに残り2日
シーナかクレハがもふもふ王にバターを渡してあんなことこんなことするの希望
ホウメイ×ヒョウウンが見たい
どうしよう・・・ゼクティ物書いてみたが
リクエストがホウメイとかシーナとかクレハとか・・・
投下していいのか?
>>233 ホウメイ×ヒョウウン派じゃないホウメイ好きだが
是非とも投下おねげえしますだorz
なんかマオがかわいく見えてきたんだが
>>233ゼクティ物!?
大至急投下してくれ!!
このスレ投下少なすぎなんだよな・・・・
1週目でゼクティエンドだった俺もここにいるからゼクティモノ投下を全裸で待つわ
「ゼクティ・・・ゼクティ・・・ゼクティ・・・」
「キリヤ・・・キリヤ・・・キリヤ・・・」
暗い森の中を可憐な少女と手をつなぎながら歩いていく
なれない暗闇&森の中という事もあって実は結構体力が削られたりする・・・
もうどのぐらい歩いたのだろうか・・・そろそろ疲れてきた・・・
「ねぇ?ゼクティ?少し休まないかい?」
「うんっ!」
ゼクティは元気いっぱいに頷いた
「んしょっ」
ゼクティはゆっくりと下を確かめるようにして樹の根元に座った
「キリヤおにいちゃんも」
こっちこっち と言わんばかりに自分の隣をポンポンと叩いた
「ああ」
俺もゆっくりとゼクティの隣に座り込んだ
・・・
さて、今の状況を整理してみよう
今俺はゼクティの心象世界にいる
正直何処に行けばいいか分からない
今までは山勘でどうにか進めているようだが 今後もそうとは限らない
今のうちになにか対策でも決めておくべきか・・・だとしても俺はこの世界に詳しくないし
と、なるとやっぱり鍵はゼクティという事か・・・
「・・・なぁゼク・・・」
・・・・・・あれ?
そこには寝息を立てるゼクティがいた
「・・・寝ちゃったのか」
無防備に寝ているゼクティに思わず笑みが漏れる
・・・・・・
「こうしてみると・・・やっぱり女の子なんだよなぁ・・・」
やはり年頃の男の子としては胸やフトモモに目が行ってしまう
さて・・・この状況・・・どうしたものか・・・
少しぐらいなら触っても大丈夫か・・・
「よっ・・・と」
ゼクティを持ち上げひざの上に座らせる
「以外と軽いな・・・ あてがうぐらいなら・・・・大丈夫・・・だよな・・・」
恐る恐るゼクティの胸に手をあてがう
「これは・・・ヤバイ・・・」
予想通りの柔らかさに思わず声が出た 心なしか心が痛いような気がするが気にしない
「うむぅ・・・ふにふにだ・・・」
人とはやはり一度上手くいくと味を占めたもので欲求がエスカレートしていくのである
「動かしても大丈夫かな?」
分かってはいるがどうしても手を動かしてしまう
「んっ・・・・」
ゼクティの体がピクンと反応する
「・・・・セーフ」
危ない危ない・・・
「もっと優しく・・・優しく・・・」
もう一度胸を揉む 今度はやさしく 細心の注意を払いながら
「んっ・・・・はぁ・・・」
でもゼクティの体はやっぱり反応した
「うう・・・・」
やはり良心の呵責が・・・ここは涙をのんで・・・・
も飲み切れないのが男の子
キスなら・・・大丈夫かな・・・
前書き忘れてた・・・あれですよ!時間そんなに掛けてない上に
エロ物は初書きなので期待しないでほしいんだZE?
「うわぁ・・・・柔らかそう・・・」
柔らかそうな唇と甘い香りが思考を侵食していく 目にはもう唇しか映っていない
「んっ・・・・」
唇と唇が触れ合う・・・ゼクティの香りが全身に広がっていくようだ これ以上は本当にマズイ
「あぁ・・・・」
唇を離し自分の唇をゆっくりと指でなぞる
なぜだろうか・・・今までこんな気持ちになった事無いのに
「・・・欲しい」
君の声が欲しい 君の香りが欲しい 君の腕 君の髪 君の唇 君の全てが欲しい
コノ世界デナラバ 手ニ入ルノデハナイカ?
「・・・?キリヤおにいちゃん?」
「ゼクティ!?」
いつの間にかゼクティが起きていたようだ
「どうしてないてるの?」
ゼクティの暖かい手がオレの涙を拭う というか泣いていた事に気がつかなかった
「ああ・・・・」
全身が震える
俺は何をしているんだ
・・・ワカッテイルノニ
俺は・・・何を・・・・
・・・ホントウハシッテイルノニ
「おにいちゃん?」
分からない 分からない 分からない 分からない 分からない
ソウヤッテキズカナイフリヲスル ソウヤッテシラナイフリヲスル
俺は・・・
この彼女の世界なら
「ゼクティっ・・・」
ゼクティを押し倒す
「キリヤおにいちゃん?」
腕に力を込める
「っ・・・!キリヤおにいちゃん・・・痛いっ・・・・」
壊してしまいたい 俺だけのものにしてしまいたい
アア・・・ソウカ・・・・
「俺は・・」
彼女を抱く事が出来る
コワスコトモデキル
「んむっ!?」
この世界でならば
ソレヲオレハシッテイル
無理やりゼクティの唇を奪った
「む・・・はぁっ・・・んんっ・・・ぁっ・・・」
ゼクティが涙を流しながら必死に抵抗してきた
だが、俺はソレを無視して口内を犯す
「はっ・・・・むぅっ・・・・くぁっ・・・」
くちゅくちゅと卑猥な音が森に木霊する
どちらの物か分からないほど交じり合った涎がゼクティの口を伝って
闇の中へと吸い込まれていくように滴り、闇に解けていく
「ぷはぁっ・・・・」
ゆっくりとゼクティから唇を離す
ゼクティの目は涙で潤み恐怖を宿していた
「キリヤ・・・おにいちゃ・・・んっ・・・」
その涙をゆっくりと舐め取った
「んっ・・・・」
ゼクティの体がこわばる
ホントウハシッテイル
子供のようなゼクティ
ホントウハワカッテイル
汚れの無い真っ白なゼクティ
ソレを汚す事を
俺は・・・・
腕をゼクティの太ももへと伸ばす
「いやぁっ・・・・やぁ・・・」
太ももをゆっくりと撫でるように上へ上へと上がっていく
「ゼクティ・・・君が欲しい・・・」
嘘じゃないホントウの言葉
でも
それは、
ヨゴシテミタイカラ、
コワシテミタイカラ、
人形ノヨウニ。
上 ×解けていく ○溶けていく 誤字スマソ・・・ぜってー他にもあるな・・
「入れるよ」
遊びはなしだ 痛み 歪むゼクティを見たい・・・
「いやっ・・・嫌っ・・・いやぁぁぁぁぁ!!」
ズボンを片手で脱ぎ捨てた
「ゼクティ・・・大丈夫だよ?すぐに壊してあげるから」
いきり立った自分の物をゼクティの中へ一気に沈めていく
大してぬれていない上に男を受け入れたことが無いであろうソコは
ギチギチといたいほどに締め付けてくる
「っぁ・・・あぐぅっ・・・」
あまりの痛みに声が出ないのか ゼクティは口をパクパクさせている
目は既に焦点が合っていない
「ああ・・・いいよゼクティ・・・凄くいい・・・その表情・・・」
結合部分からは鮮血が滴っている
「あ・・・あぁ・・・っ・・・」
「動くよ・・・もっと乱れて」
ゼクティは壊れた人形のように涙を流しながら聞き取れない声で何か同じ事を
呟いている オレはソレを無視して一心不乱に腰を振り続けた
「可愛いよ・・・ゼクティ・・・もっともっと乱れて」
ゼクティの胸を乱暴に揉む
「ぁっ・・・・はぁ・・・あぁ・・・・っ・・・・」
ぐちゃぐちゃと音が漏れてきた
秘所からは血と先漏れが混じりながら滴っている
「お・・・に・・・ちゃ・・・やめ・・・んぁぁっ!」
ゼクティが体をくねらせながら必死に抵抗してきた どうやら痛みが少し引いてきたようだ
「ダメだよ・・・ゼクティ もっと乱れないと ねぇ!」
思いっきり腰を深く入れるとゼクティの子宮に コツン と先が当たる
「あぐっ、やぁ・・・っ・・・嫌っ・・・やめっ、て・・・ぇ・・・」
「どうして?ねぇ?ねぇっ!」
深く腰を入れるたびに奥に当たる
「あぅっ・・・はぁっ・・・くぁっ・・・・やぁっ・・・」
その度にゼクティから甘い声が漏れる
「そろそろ感じてきたのかな?」
ゼクティの潤んだ瞳に歪んだオレの笑みが移った
ゼクティは必死で首を横に振る
「ダメだよ・・・ゼクティ・・・感じちゃ・・・」
ゼクティの乳頭を口に含み軽く噛んだ
「い・・・・ぁ・・・やめ!」
「もっと歪んで?ねぇ?ゼクティ」
少しづつ歯に力を込めていく
「あぐっ、ひぁっ!痛っ・・・」
「もっと、もっと乱れて、ね?」
ゼクティの陰核を爪で摘み上げながら優しく胸にキスをした
「やぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ゼクティの体が大きく跳ね上がる ソレと同時に膣内が千切れそうなぐらいに締め付けてきた
同時に俺も溜まっていた物をゼクティの中にぶちまけた
「っくぅ・・・」
「ぁ・・・ぅ・・・」
トクン・・トクン・・・トクン・・・・
心臓の音と重なるように精液が膣内に注がれていく
本当は聞こえないフリをしていただけだった
「・・・・・キ・・・・ぁ・・・・・ぃ・・・・な・・・・で」
「キ・・ヤ・・・・お・・・ち・・・・ぃで・・・・・」
本当は知っていた
彼女の心を
「キリヤっおにいちゃん・・・ッきらわっ、ないで・・・」
「っ・・・・」
本当は聞こえないフリをしていただけ
ホントウハキコエテイタ ホントウハシッテイタ
彼女は・・・この暗い森でずっと一人だった
俺やトライハルトがここに来た時は、きっと嬉しかっただろう
だけど・・・トライハルトは居なくなった
この世界は彼女の心象世界だ、彼女が拒めば俺はここには居ない筈だ
それでも彼女は拒まなかった・・・
俺が居なくなったら・・・この森には誰も居ない 又一人になる
彼女の心は・・・俺ではなく孤独を拒んだ
俺に犯される事を選んだ ソレほどまでに孤独が恐ろしかった
俺はソレを分かっていた 知った上で彼女を犯した
「俺は・・・・」
ホラ・・・ヤッパリシッテイタ
「ごめん・・・ゼクティ・・・ごめんっ・・・」
謝って許されるなんて思っていない
それでも
「なかないで?キリヤおにいちゃん」
ゼクティの優しい手が俺の涙に触れる
涙でくしゃくしゃになった彼女の顔が・・・眩しくて、直視できなかった・・・
おわり
誤字脱字多数あるかも 見直してはみたものの寝起き作業なので見過ごしてるかも・・・
お目汚しスミマセヌ・・・ 一応何かしらアドバイスしてくれると嬉しいです
ゼクティ可愛いよゼクティ! 本当はギャグ書こうとしたんですよ?180度違うけど!
オマイはよくやった
結婚してくれ
>>242 よくやった
ゼクティ幼女Verでくるなんてなんてナイスなお人だ!
俺の心象世界の扉が1つ開かれたぜGJ!
だが本文中にいちいち何か云わない方が良いと思うぜ
感想なり内容なりは別にした方が良い
>>242 よくやった
俺の実家に行っておにーちゃんおにーちゃんと懐いてくる弟(13歳)をファックしていいぞ
ブランネージュの同人見たかった・・・・・・
>>245 おまっ!マジ外道
でもあんたがジードならおっきするな!
>>247 ジード×カリスか・・・?
うーん・・・飲み込んでボクのエクスカリバー・・・だからカリス×ジードのほうがいいか・・・
>>242椎名という名の俺とや ら な い か ?
トライハルト×ゼクティ
ごめん、言ってみただけ
クレハはセイランで捕まったとき獣人兵達に…
あそこの国なぜか女いないし兵士ともなれば相当飢えてる筈
>>252 獣人の性の区別なんてわからんだろ?
あの兵の中にはオニャノコもいるんだよ
>>251 いや、全然イけるべ
惜しむらくは皇帝があんまりそっちに興味なさそうなところか
じゃあジンクロウ×ゼクティ
EDで保護者になるって言ってたし
チンクロウは器用が高すぎてゼクティのあそこが爆発する
>>254 じゃあキリヤと陛下とで3Pするのを妄想しながらオナるゼクティ
…………ねーな
キリヤ×陛下を妄想しながらに見えた
俺乙
投下しますぇん
ヒルダにキリヤが女体化されていろいろといじられるのキボン
やる事無いので少し早いが水着ネタで書いてみようと思う
リクエストとかあったらドゾ
ホウメイの水着でよろしくハァハァ
ヒョウウンのブーメランビキニ
265 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 22:14:39 ID:GuoT6D5e
>>262 ティアーズおkなら
なかなか見ないマオでお願いします
>>262 俺も無論ホウメイがホウメイだが…
初めての水着にドキドキのゼクティもよさげ…
カリスきゅんが恥ずかしがるのもすてがた(ry
いや、ここはキリヤと海に行くシーナ
ちょっと大胆なビキニを着てみるもキリヤの反応がどうにも薄くて空回りするシーナ
最後はシーナがキリヤ押し倒してくんずほぐれつな展開が良いな
268 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 01:05:55 ID:jdN4zknw
心の扉5の後か
JavaScript:with(document.body)innerHTML=innerHTML.replace(/w/g,'w');focus()アドレス欄にこう入力してから
>>238-242を読むと…
>>262です投下します前フリ長いかも ラストでキャラ選択が有るので
一番初めに書き込んだ人のを採用したいと思います、無論選んだキャラの
エロに成りますのであしからず 注:勝手に選択肢増やしてもOKです
事の発端はこの異常な暑さだった
「あっつーい・・・海行きたいぃ〜」
「確かにこの暑さは異常だよなぁ」
と手でパタパタと扇ぐ
「塔の機能は回復しておるから、おそらくただの異常気象じゃろう」
とホウメイも扇でパタパタと扇いでいる っつーかその扇は卑怯だなぁ
「ただの異常気象って・・・何か原因が有るはずじゃないの?」
カリスが冷静なツッコミ まぁ確かに異常気象って言うのは大体原因があるものだからなぁ
「うーむ、・・・・この暑さじゃと考える事も出来ぬわ・・・キリヤ〜水を持って参れ〜」
このダメ軍師め・・・
「ね〜・・・キリヤー、心剣でババーっと海まで飛びましょうよ〜このままだと死ぬ〜」
「ソレだと2人しか飛べないだろ?他の皆に待ってもらうのは気が気じゃないよ・・・」
しかし海に行くというのは確かに・・・だけど皆一斉には飛ばせないし・・・
「そだ、ロウエンに頼んでもう一回船動かしてもらう?」
「悪いがしばらくは動かせそうにないぞ?」
と、珍しくロウエンが玉座から出てきた
「わらわが既にロウエンに頼んでおったのじゃが・・・しばらく時間がかかりそうか?」
「ああ、前回無理に氷壁を突破したダメージが残ってる、少なくとも完全修復まで早くて2日遅くて3日程かかりそうだ」
「と言うかロウエン」
「あん?」
「熱くないのか」
どう考えてもモフモフしすぎて熱そうに見える と言うか見てるコッチが暑苦しい
「獣人ってのはな、以外と便利なんだぜ?寒いときは暖かく熱いときは涼しい、人間よりも適応性に優れてるんだな、コレが」
さいですか・・・
「そうだ!皆集めて籤を引きましょう!当たりを引いた1人がキリヤと海に行けるってどう!?」
・・・・は?
「ロウエンは熱くないからいいよねー、ヒョウウンも獣人だから大丈夫だしー、」
かなり無茶苦茶言ってるぞコイツ・・・
「いや、ロウエンとヒョウウンも入れてやれよ、っつーかシーナ」
「何よ?」
「水着はどうするんだよ?」
ソレが一番大切だ
「あー・・・・きっとT○○yさんが何とかしてくれるわ!」
「誰だよソレ」
「気にしたら負けよ」
「・・・・・・」
「じゃぁキリヤは自室で待機!」
「何でさ?」
「誰と行くか分からないドキドキ感を楽しんできなさいって言ってるのよ」
そう言うと背中を押されて自室まで帰るように促された まったく・・・
まぁ、どちらにせよ俺は確実に行く事になるのだ寝て体力でも回復させておこうか
おきなさいキリヤ・・・おきなさい・・・
「う・・・・ん・・・・・?」
声が聞こえる 少し野太い声
キリヤ・・・おきなさい・・・
「だ・・・れ・・・・?」
キリヤ・・・早くおきなさい
「あ・・・あ・・・・」
ゆっくりと意識が覚醒していく どうやら寝ていたようだ
「んー?・・・なんだよ人が寝てるときに・・・」
と、いいながら目を開ける
「おきたかい?キリヤ」
・・・・・・その目を疑った
「お、お、お、オッサン!?」
そこには見たことも無いカオスな空間とブリーフとシャツ(?一枚の太ったオッサンが飛んでいた
「どうしたんだー・・・俺ー・・・こんな悪夢みるなんて・・・・」
「それは、私がお前をこの世界に呼んだのだよ」
「・・・・・・・・アンタ・・・・・誰?」
と恐る恐る指を挿しながら言った
「私はあなたの中に眠る心剣の精霊です」
いつのまにかオッサンがオレの目の前に飛んでいた
「うわぁぁぁこっちくるなぁ!っていうかオレの心剣がこんなのなんていやだぁぁぁぁぁぁ!!」
「逃げないでッ!逃げないでって言うか引かないでッ!」
と肩を掴まれて無理やり座らされた
「今日は頑張るキリヤにこのワタクシ応援をしにまいりましたさぁ、この精霊様になんでもいってみなさい」
「ぇ・・・えーっと・・・じゃぁ一個だけ聞きたい事が・・・」
「ほうほうなんだね」
「俺今最後の扉誰のを開こうか迷ってるんですよ・・・誰か一人選んだら他の連中に刺されそうで・・・もしかして俺、刺されちゃうんでしょうか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・まーね」
「やっぱ殺されるのかぁぁぁぁぁあぁぁぁああああ!!」
「まッ、まちなさいッキリヤッ!今のナシッ!ウソ!ノーカン!ノーカン!」
と又肩をつかまれ無理やり座らされた
「そんな事よりキリヤ、よくお聞き 寝ている場合じゃないのよ 今君にはゴイスーなチャンスが目の前に迫ってるのだよ」
「は?」
何の事だ
「でも・・・このままだと確実にチャンスを逃してしまうのよ、だから特別にアイテムを上げましょう」
と、自称精霊が言うと目の前に液体の入った5つの小瓶が現れた
「これは?」
「キリヤのソウルから摘出したゴイスーな薬です、使うと世界変わるぜ?マジで」
「危ない白い粉溶かした薬とかじゃないよな?」
不振な目でビンを眺める
「違うから安心して、後使うのは自分じゃなくて他の人ね、用法容量守って正しくお使いください」
なんかよく分からんが一応もらっておこうか・・・
「では、早く起きなさい皆も待っていますよ」
「・・・・はぁ」
「ウフフフ、そろそろお別れの時間の様ですぞ。ガンバルのですよキリヤや。 サラバだ・・・・」
そういい残して変な精霊は消え それと同時に夢の世界は崩れ消えていった
「キリヤ!おきなさい!」
「は・・・・い?」
目を覚ますとシーナがオレの頭元に立っていた
「えーっと?」
確か・・・あの後自室に戻って仮眠したのか
「決まったのよ さっさと来なさい!」
と言いながら歩いていった 籤に外れたのか? なんだか口調が荒い
・・・っつーか超変な夢みたような?
「よいしょっと」
とベッドから飛び起きた それと同時に
コトンと何かが落ちるような音が鳴った
「え?」
ソコには見覚えのある5個の小瓶とメモ書きがあった
「夢・・・じゃなかったのか・・・?じゃぁオレの心剣の精って!?!?!?」
あんなオッサンなのか!?
・・・・なんだか心が痛くなった
何時までも落ち込んでいる訳には行かないので
重たい体(主に重たいのは精神 を引きずりながら皆の所まで歩いていった
「うわっ!?」
皆のいる部屋から異様なオーラが漏れている・・・・
「行かなきゃだめだよなぁ・・・」
入る来になれんが 行くしかないよなぁ・・・
覚悟を決め死地に赴く
一歩足を踏み入れた瞬間 その空気に圧倒された
「皆の空気重っ っつーか感じ悪っ!」
と言ってみたものの誰一人として反応してくれない
「そうだ、・・・キリヤ皆の中の誰が当たったのか、直感で当ててみて?」
いきなりだな・・・籤に当たったのは・・・
ニア 意表を突いてシーナ
真打登場ゼクティ
考えたくないがロウエン
兄弟感覚でカリス
あえてのホウメイ
まさかのジンクロウ
え?もしかしてヒョウウン?
無難に姫
・・・クレハ?
考えたくないがロウエン
考えたくないがロウエン
>一番初めに書き込んだ人のを採用したいと思います、無論選んだキャラの
>エロに成りますのであしからず 注:勝手に選択肢増やしてもOKです
>考えたくないがロウエン
( Д) ゚゚
い、いやまて、キャラのってことだからロウエンが絡むエロであって
キリヤ×ロウエンみたいなアレなノリじゃないよなっ!?なっ!?
……駄目元だけど「意表を突いてシーナ」と足掻いてみる。
いっそロウエン×シーナとかでも。作中に気に入ったとか言ってたし。
こうなったら全部書いてしま(ry
考えたくないがモフモフロウエン
ロウエン様
当然モフモ(ry
つか作者、こうなることは予想できただろうに
女性キャラだけに絞ればよかったのに・・・
ロウエンしか選べないじゃないか!!!
あえてのホウメイで
んじゃロウエン様と適当な女キャラで
>>272 っておい!
てっきり最初のに決めたっつぅーからホウメイかと思ったらこれからかい!!
ちぇ、ホウメイかと思って楽しみに読んでたのに〜
ニア←これは?
ニア→逆にアニ→アニキ→ソウマですね☆
兄弟感覚でカリス(性的な意味で)
いや最初のはロウエンだろ
286 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 16:03:54 ID:1t7VLRbM
無難に姫
それいいね
カリスきゅんに一票!(・ω・)ノ
>>273ちょwwwwふざけんなwwwお前のせいでもふもふ確定じゃねーかww
一か八かカリスきゅんで。もちろんキリヤのあれはカリスを掘る採掘機になるんだよな?
290 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 01:16:30 ID:dyvRBWfz
いっそ全員まとめて
ソウマ「キリヤ」
キリヤ「ソウマ」
マオ「ソウマの究極珍剣」
レイア「珍剣士から珍剣が抜けるなんて!すごいです先輩たちは!」
マオ「こらー、ソウマもキリヤも何してるの?トライハルトだけにホモネタやらせていいの〜?」
レイア「きゃ〜、このカップリングいいですわ〜」
マオ「うんうん最高よね」
ブランネージュ「やおい最高」
なんだこりゃw
ロウエン×クレハもありかもね?
自分が留守の間、人間にもかかわらずセイランの為に尽力を尽くし
セイランの民にある程度の信頼も持ち得ているので
ロウエンが直々に傍に居てほしいと告白しいつしか二人は・・・
ロウエン「なによりイイ女だしな!」
クレハ「///」
_∧,
'´/ニニミ >
i ノノノヽリ´ モフモフ
| リ!゚ ヮ゚ノリ ∧,∧
ノノく).゙v゙)>つ(叉)^,,ミ
(( //ハ-ヽノ) | \ ))
く/~UU~ヽ> ..(_,,,_,,,)/
一応アニメでは出会ったことあるんだよね。クレハ+ソウマとロウエン
ゲーム設定だとちと無理があるが
考えたくもないがロウエン
ここはあえてキリヤ×姫で
たしかに姫は普段出番が少ないからな
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
セイラン獣人兵に捕まったクララクラン様
例によって「くやしい・・・でも・・・!!」展開へ
そして人間の男では味わえない快感がもたらされたことにより本来持ってた獣の本性をあらわにするクララクラン姫
ここでエルウィンを・・・ごめん言ってみただけ
って作者まとめて書くのか、期待してるぜw
303 :
290:2007/06/27(水) 04:09:44 ID:Vx9MEyvo
採用ありがとう
全部だと味が薄れそうだな
しかーしどう調理してくれるのか逆に興味しんしんだぜ!
にしても書く輩はいないのにキボンヌはゾロゾロ居るな俺含めて?
がんばれ作者! どれだけ遅くなっても待ってるぜ
>>298 ヒョウウンとジンクロウにも期待しときますよ〜
307 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 02:21:49 ID:JVM1wWla
何かもうアニメオチで
ソウマ×マオやゼロに犯られるマオとかどうすっか
つまりはマオエロみたい
エロ無しで載っけてもいいなら
書きたいがなー
キリヤ×カリスエロ投下してくれ。801でも女体化でもいいから。
エロ無しでもいい?
小説読んだら色々と考えが浮かんできた。
問題ない・・・と思う
俺は見たい
エロSSで溢れるスレじゃないし
賑わうならエロ無しもカモーンなんじゃね?
もふもふ王のほのぼの和みssとか見てみたい
ちょっと様子見たけどこの流れなら投下してもいいんじゃない?
ただここはエロパロ板である事を忘れずに
エロ無しばっか投下されても不味いだろうしね
俺はエロ無しでも無問題だ!これスレはSSに飢えとる
316 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 00:14:04 ID:Rd0jBMZS
取りあえず黙って保守しとけ
小説よかったな
ソウマの
「鍵がかかってなきゃ安心できない…」とか
シーナが志摩に前をはだけられちゃう百合くさいシーンとか
志摩×シーナでなんか書けそう。かなりドロドロしそうだけど。
行ってみろと言われて来てみました
折角なのでこのスレ的なお勧めを教えて貰えるとありがたい
>>318 すまないTony、今このスレがこんなに過疎ってるだなんて思いもよらなかったんだ…
というか俺もお前さんのID見てからスレタイ検索してこのスレ探し当てたばかりで…
318のためにも、このスレで人生初のエロSSに挑んでいいよね? 答えは聞いてn(ry
ちなみに内容はキリヤ×クララ様予定。
…うん、正直クララ様の不人気っぷりにむしゃくしゃして選んだ。後悔はしていない。隠れきょぬー姫様かあいいよ
狐につかまって、悔しいこんな奴に!をするクララが見たい
バソウがカリスに掴まって悔しいこんな小僧に!
って言いながらおんぶするのが見たい
悪ヒルダがキリヤに捕まって、悔しい閣下以外に!をするヒルダが見たい
とりあえずソウマ×クレハ(クレハ×ソウマ)書いてる。
>>325 おぉ楽しみにしてるよ
アニキはいちいち暑苦しいけどな!
アニメ見て爆笑しまくりで好きになった作品なんでオレも一本SS書いてみたいんだが……
どうにも笑いが最初にくる作品なんでキャラをエロ視点で見れないんだよなw
シーナ・クレハ・ホウメイ・クララ・ゼクティの5人による
風俗ssを待つ
まあ投下してくれよ
>>327 俺は実質アニメはキャプ見るだけ&ゲーム派なんで
エロは全然OKで欲しいわけなんだが、アニメのハセヲさんがかっとんでたらしいからな?
書いてくれるのを前向きに楽しみに待ってるよ!
>>330 ここは.hack//Rootsスレじゃないぜ
まあ、メディア展開方式は似たようなものだがな
クレハとゼクティのおっぱいが凄い柔らかそうだ…
揉みしだきたい…
ゼクティはどうみてもヒンヌーくさい。
寄せて上げて谷間ができるんだからシーナよりマシじゃね?
ゼクティ結構大きかったぞ
336 :
エロバラ:2007/07/07(土) 16:04:31 ID:wFNr/mqC
読む上での注意点
・キリヤが嫌な奴に見えるかもしれませんが・・・・実際嫌な奴です
・第9か10章ぐらいの話です。
・キリヤとクレハ恋人でゴニョゴニョ済みです
・クオリティは下の下です。
では
「くそ!何だよソウマのやつ」
キリヤは一人部屋で、ベットに横になりながら、ぶつぶつと声を荒げていた。
「どう、考えたってトライハルトが悪に決まってるじゃないか!
なのにソウマの奴俺たちに協力するんじゃなく、『お互いに戦いをやめろ』?はっ!
俺はあいつの野望を打ち砕く心剣士なんだぞ?
どう考えたって、正しいのは俺たちじゃないか!
本当なら、あの場で俺が倒してもいいぐらいだったんだぞ!」
そう、言って、今度はシーナの事でグダグダと文句を一人言っていた。
しかし、キリヤが腹を立てている本当の理由は別にあった。
それは、皆が集まって打倒トライハルトを誓っていた所だった。
「大丈夫。俺がトライハルト倒してやるZE!」
と、、上機嫌に言っていた時、
「ねぇ、キリヤあんた何様?」
シーナがそう言った。
「俺はこの世界を救う選ばれた心剣士に決まってるじゃないか?
今さら、何を言ってんだ?団長様は?」
そうキリヤが返すと、シーナが露骨に不満な顔を示し、
「今のあんたじゃ、トライハルトと変わらないわよ!」
その言葉に今度はキリヤが不満な顔を示す。
「ふざけるな!何でおれが、あんなやつと変わらないになるんだよ。
あいつは世界を滅ぼすために、俺は世界を救うために戦うんだ!
あいつとは、180度ちがうじゃないか!」
シーナがため息を吐く。
「私はそういう意味でいってるんじゃないんだけど・・・」
「なら、どうゆう意味だよ!」
今にもストリートファイトが始まりそうな状況に、
「二人とも落ち着いて!」
クレハが二人の間に入る。
そうする事により、キリヤは止まったが、
「今なら、あんた達3人の中じゃ、ソウマが一番冷静ね」
ソウマという言葉にキリヤがピクリと反応し、
「ソウマのどこが冷静だ!
今のソウマは何を考えてるかさっぱり分らないじゃないか!
俺たちに協力する気も全然見えないし、本当はトライハルト・・・」
「何で、そうなるのよ!?」
結局二人の達の悪い口喧嘩が再び始まったので、クレハが止めようと
「まぁ、ソウマ君にはソウマ君なりの考えがあるはずじゃ・・・」
クレハは絶対自分の味方だと思っていたキリヤはさきほどまでより語気を荒め、
「俺よりもソウマの事を信じるのか!?」
「そうじゃないけど・・・」
「なら、何だよ!?」
クレハに食ってかかりそうなキリヤの雰囲気に
「ストップじゃ」
ホウメイが冷静に止め、
「戦いはもうすぐじゃ。言い合って体力を使うな。
みんな、休んで体力を蓄えとくのじゃ」
そこでその場をどうにか終わった
337 :
エロバラ:2007/07/07(土) 16:05:05 ID:wFNr/mqC
「何であそこでクレハ、ソウマの味方をするんだ!」
自分の恋人が他の男の味方をした事が、キリヤにとって腹を立てている一番の理由だったのだ。
この胸の中のイライラをどうしようかと考えていた時に、コンコンとドアの音が聞こえた。
ノックの音から、相手を察して、キリヤは言った。
「はいっていいよ」
ノックをした人・クレハが部屋に入ってきた。
いつもなら、嬉しくも恥ずかしいはずなのだが・・・・
クレハがベットに座っているキリヤの隣に座ると、
「キリヤ君、最近疲れてない?」
「全然」
「本当に?」
普段なら、このクレハの優しさはキリヤの活動元になるものなのだが、
今のキリヤにとって、それが逆に非常に腹がたった。
「大丈夫と言ってるだろ!」
思わぬキリヤの反応にビクッとして、
「ご、ごめんなさい」
そして二人の間に重い沈黙が訪れる。
数分かそれとも数十分かが経過すると、クレハが口を開く。
「私はね、キリヤ君の味方だよ?」
「クレハ・・・・」
その一言はさきほどまでの怒りを和らげように見えた。
「ただ、ソウマ君は・・・・・・」
ソウマと言う名前がクレハの口から出た途端、和らいでいた怒りは何倍にもリバウンドして帰ってきた。
「だからね・・・」
クレハはそれに気づかず、続けようとすると、
キリヤに腕を掴まれ、押し倒される。
「きゃっ!!」
クレハは短い悲鳴を挙げる。
キリヤは手をクレハの短いスカートの中に持っていき、下着を穿いてないことを確認すると
「クレハ、最初からこういうつもりで来たんだろ!」
「そ、それは・・・」
半分は図星だった。ただ、それはキリヤの心を癒すためであり、けして、性欲を持て余してという訳ではない。
今のキリヤには関係ないことだった。
獣人族から貰った服露出面が多く、胸の部分を力強く下げると、あっという間に形の良い乳房が震えながら現れた。
「キリヤ君、やめっ・・・!!ああああ!!」
キリヤがクレハの乳房を鷲づかみにした。
とても愛撫と言えるものではなく、ただ痛みだけがクレハに伝わる。
キリヤはそれに構わず、もう片方の胸に口をつけ、舌でその先端を舐め始めた。
片方からは痛みを、もう片方から、快感を与えられ、
クレハの顔にも、痛みと快感が見られた。
「あぁ・・・・キ、キリヤ・・・君」
痛みの中にも、甘い声が含まれており、キリヤは気を良くし、舌で舐めていた乳首を、歯をたてて少し強く噛む。
「あくぅぅぅぅぅ!!!」
さすがにそこが敏感なのだからだろうか?
クレハは苦悶の表情で、うめきにも似た喘ぎ声を出した。
それでも、キリヤはやめようとしなかった。
338 :
エロバラ:2007/07/07(土) 16:05:35 ID:wFNr/mqC
胸から手を離し、その空いた手をスカートの中に入れ、秘所に触れる。
そこからクチュクチュと水音が響く。
「痛がっている割には、感じてるじゃないか…」
「ち、違うの」
その否定の言葉は意味を持たなかった。
そして、割れ目に指を入れる。
「ふ・・・・んあ!?」
指が出入りするたびにクレハの快感が走る。
「ふあ・・・ああん・・・あぁ・・・・」
キリヤはクレハの喘ぎに我慢できず
キリヤは指を抜き己の心剣を取り出す。
「まっ、待って・・・・」
クレハの言葉は届かず、一気にクレハの奥の中にキリヤの大きな心剣が入る。
「んんん・・あああぁぁ!!!」
濡れていたが、まだ十分な量では無く、クレハの顔が痛みに歪む。
だが、キリヤはそれに興奮し止めようとはしない。
「キリヤ君、や、止め・・・ああ!」
「そんな顔したって、感じてるんだろ?」
キリヤは構わず、腰を動かす。
キリヤが突くたびに、クレハの胸がプルンプルンと揺れる。
キリヤが一方的にぶつける。
クレハはただ快感に飲まれないように耐えていた。
(私は・・・・こんなの・・・)
「クレハ・・・出すよ・・・・中に!」
「い、いや!!」
クレハの拒絶も虚しく、
びゅく! びゅるっ! びゅるるっ!
「あああああああ!!!」
熱いものが中に叩きつけられる。
心とは別に体は震えてしまい、クレハも絶頂を迎えてしまう。
339 :
エロバラ:2007/07/07(土) 16:06:39 ID:wFNr/mqC
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
事が終わり、キリヤが寝たのを確認し、クレハこっそり部屋を出て、ドアを閉める。
そしてしばらく、キリヤの部屋の前で立ち尽くし、呟く。
「私たちの道はどこで分れてしまったの?」
そして小さく一人の男の名前を言う。
「・・・・・・・・・・・・・ソウマ君」
その瞳から一筋の涙が零れた。
340 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 16:28:55 ID:vofoS4TW
ウォルグはラザラスの鎧を外し、丸裸にして抱きついた。
ウォルグ「お前の肌、ひんやりとしてるな」
ラザラス「・・・」
ウォルグ「前からお前のことが気になってたんだ」
ラザラス「・・・」
ウォルグ「恥ずかしがるなよ」
ウォルグはラザラスを力任せに押し倒し、ラザラスの股間を撫で始めた
ラザラス「あ、なにを・・・」
ウォルグ「お前の・・・大きいな」
無言のラザラス
ウォルグ「ふふっ、こんなに大きくなって。嫌いじゃないんだろ」
ラザラス「や、やめ・・・」
ウォルグ「濡れてきたな」
ウォルグはラザラスに跨り、ラザラスの大きくなった逸物を自らに突き刺した。
ウォルグ「んぅ、はあぁ・・・」
ラザラス「はぁ、はぁ、んああ」
ウォルグ「お前のモノ、気持ちいいな」
ラザラス「あっ、あ、気持ちいい」
ウォルグ「ふっあっ、そろそろイキそうだ」
ラザラス「で、出るょ・・・」
ラザラスの股間からハデに放たれた白い液体は、ウォルグを吹き飛ばした
ウォルグは壁を突き抜け、隣の部屋に吹き飛ばされた
マオ「ちょ、お前ら何やってるwwwwww」
マオが見たのは、股間から白い液体がなおも溢れでるラザラスと、素っ裸で転がっているウォルグであった
>>336 ふぅー…スッキリしたぜ
いやぁクレハのあの衣装と体を想像したら当社比1,5倍おっきしたGJ!
>>336 GJ!クレハ好きな俺にとっては最高だった!
ワロスWWWWWWWW
自分の部屋のドア開けたらホウメイとヒョウウンがベッドでギシアンしてる夢みた
348 :
319:2007/07/09(月) 18:21:11 ID:KBFCttLq
注意点…というか言い訳
・内容はキリヤ×クララです。「悔しい…!」なんて俺の能力では無理orz
・クララクランの第4の扉開いた以降の話です(章にはこだわっていない…というか忘れました)
・一部非常にコアなネタを含みます。分かっても責めずにニヤニヤしていてください
・どっちかっていうとコメディ寄りかもしれません(エロマンガのノリで書いたので)
・過去に文章を書いたことは何度かありますが、
この手のジャンルに手を染めるのは生まれて初めてなので、クオリティは最下層です
「はぁ…」
ドレイク城の本陣にて、キリヤはこの日何度目かの溜息をついた。
人間が溜息をつく際には、そこに何らかの理由が存在する場合がほとんどである。更に言えば、その内容は「悩み」である割合が大きい。
キリヤの溜息の理由は、1人の少女だった。
クララクラン・フィリアスである。
先日、キリヤは霊樹の力によってクララクランの心象世界に触れ、大胆にも「彼女は俺にとって特別」と言い放ち、
彼女を縛り付けていた枷を解き放ち、彼女の心を救ったのであった。
結論だけを聞けばハッピーエンドなのだが、彼にとっては、その過程に問題があったのである。
キリヤがクララクランの元に辿り着いた時、彼は知ってしまった。
大きいのである。
クララクランはいわゆる「隠れ巨乳」だったのだ。
普段は胸鎧に押さえつけられて全く気付かなかったのだが、鎧を脱いだ状態でイバラに縛られていたところを見た時には、
彼女の胸元には立派な2つの“もの”が備わっていた。
(…せめて気付かないうちに触るなり揉むなりしておくべきだったかな…)
当然このエンディアスに来て以来、キリヤはそういった欲のはけ口の一切から遠ざかっていた。
思春期の、しかも「たまっている」少年がそんな不意打ちを受ければ、悶々としない方が無理な話だろう。
そしてキリヤもまた例外なく、そういった念に囚われて…
(…って駄目だ駄目だ! 何考えてんだよ俺は!
そんなのすぐに気づかれてバレ…あーいやそうじゃなくてっ!)
…とまあ、ご覧の通り、先ほどからこのような1人脳内小芝居を繰り広げている。
(…夜這いとか? いや、そもそも俺は姫がいつどこで鎧を脱ぐかなんて知らないし…
ならいっそ開き直って合意のもとで…いやいやいや! 彼女は仮にも一国の姫だぞ!?
…こうなれば最終手段、少し虚しいけれど1人で処理する方向で…、あ)
堂々めぐりの末に、何とか安全な手段(虚しくはあるが)をひらめいたキリヤだったが、そこであることを思い出した。
(…ここ、個室がないんだよな…)
この本陣は、元は彼らが在籍していた学校の「光風館」をモデルとしている。
当然ながら、個人用の寝室などあるはずもない。つまり、プライバシーは一切守られないというわけだ。
(人によっては「実は個室が存在する」と前提付けて文章を書いているけれどキニシナイ!(・3・))
そんなわけで、結局今日もこのやり場のない劣情の処理法を見出すことができず、
「…はぁ〜〜〜…」
哀れな少年はクララクランのビッグ・ボインにも負けないぐらいに大きな溜息をつくのだった。
「(ボソッ)せめてダグが個室を…」
「呼んだか?」
「え? あ、い、いや! ただの独り言だよ独り言!」
数日後、セイランの密林地帯に2人の人間の姿があった。
1人は件の人・クララクラン。もう1人はその件で悩んでいる当の本人・キリヤである。
「色々な物が落ちているのですね」
「ま、まぁ、ここも戦場になったからな…」
性欲を持て余す少年の苦悩など露も知らぬクララクランの言葉に、キリヤは若干言葉を詰まらせながら答える。
今の彼には、会話するどころか、彼女の顔をまともに見ることも困難だった。
だが、それでも意識してしまうものはしてしまうので、何かしらの手段で気を紛らわそうとして…
「真っし〜ろい、地平の、向こう〜から〜♪ あいつ〜のか〜げが、俺を〜…」
「そのお歌は?」
「え? あ、ああ…エルデの歌…」
結局自爆した。
(まだ気持ちの整理もついてないってのに…くそ〜シーナの奴め、呪ってやる…)
彼らがこの周辺を歩き回っているのは、何もどこかへ移動するためではない。
こんなご時世、どこにどんな敵がどんなタイミングで現れるか分からないので、こうしてパトロールを行っているのである。
担当はもちろんキリヤとそのパートナー。パートナーの選択者はシーナだった。…選別方法はくじ引きだったが。
(よりにもよってこんな物陰だらけの場所だなんて…これじゃあ襲おうと思えばいくらでも襲えてしま…)
そこまで考えたキリヤだったが、そこから先は続かなかった。猛烈な自己嫌悪に襲われてしまったから。
(…orz)
今彼が1人きりだったならば、思いっきり頭を抱えて地面に突っ伏していたところだろう。
だが、それを今クララクランがいるここで実行するほど彼は血迷ってはいなかったので、脳内で実行する。
「あら」
そんなクララクランの声が響いて、心の中のキリヤが思わず顔を上げたのは数瞬後。
「どうしたんだ?」
「これ…癒しの水ですよね?」
体育座りのような形で膝を抱え、クララクランが地面に落ちていた物を指差した。
先ほど彼女が言ったように、戦場跡には様々な物が落ちている。
戦死した兵士の武器や、何かのはずみで落ちた兜、壊された馬車の残骸など。だが、このようにアイテムを見つけることは稀だった。
「あれ? おかしいな…前の戦闘でアイテムは全部回収したと思ってたんだけどな」
それらは大概、キリヤ達が残らず拾っているからである。
それも当然だ。この世界における彼らの敵はときたま、(何故か)絶命する際にアイテムやソウルピースを落とす。
そして、死の瞬間は自分達を殺した相手…すなわちキリヤ達の前で訪れることになる。必然的にアイテムはキリヤ達の物となるのだ。
「まぁ、あって困るものでもないし、もらっておこうか」
「でも、手持ちはもういっぱいですよ?」
「あ…そうか」
アイテムの中でも、癒しの水、万能薬、ソウルリターンの3つは、(何故か)それぞれ9つずつしか持てないことになっている。
彼らの手持ちは、3種類とも上限の9つに達していた。
「う〜ん…いっそ飲んじゃったら?」
「え? でも、健康な時に飲んでも大丈夫なのでしょうか?」
「多分大丈夫だと思うよ、薬とかじゃないんだし。疲れとかが取れるかもしれないしさ」
「…そうですね。では…」
そう言って、クララクランはビンのふたを開けた。
その間暇になってしまった(この場は「なることができた」と言うべきか)キリヤは、
まだ何か取りこぼしがないかと思って、辺りを見回す。
彼にとっては、何の邪念もなく辺りを見回すこの瞬間がどれだけの至福の時間であったことか。
その間の油断のおかげで、この後の事への驚きが大分倍増することになるわけだが。
「キ、キリヤ殿…」
数秒の後、背後からクララクランの呼ぶ声がした。
だが、どこか妙だ。何となく口調に違和感がある。
「姫?」
何かあったのかと思い、怪訝そうな顔でキリヤは振り返る。そして…
あり得ないものを見た。
「ひ、姫!? 一体どうしたんだ!?」
振り返った先のクララクランの頬は、まるで林檎のように紅潮していた。苦しげに吐息をもらし、とめどなく汗が赤い頬を伝う。
「そ、それが…水を飲んだ、とたんに…気分が、変に、なっ…て…」
ほのかに目もとを潤ませながら、クララクランが必死に訴えかける。
(偽装した毒か何かだったのか!?)
最初、キリヤはそう思った。だが、それなら何故このように高熱らしき症状が出る程度のものなのだろうか?
まさか戦場で病死に見せかけた毒殺…なんてシチュエーションが繰り広げられるわけもない。
普通は即死毒か、せいぜい麻痺毒に決まっている。
そう考えると、毒の線は薄くなった。だとすると一体これは…?
ふと、一瞬脳裏をある考えがよぎった。
もし、これが「病気による発熱」ではなく、「興奮症状」だとしたら…
とすると彼女が飲んだものは…
(まさか…媚薬、だった…のか…?)
途端に、キリヤはその場にへたり込んだ。
(…何だそりゃ…)
あまりの馬鹿馬鹿しさに拍子抜けしてしまったのだ。どこのトンマだよ、戦場にそんなの持ち込んだのは。
だがしかし、一切事情を知らないクララクランは、その反応を別の意味にとったらしい。
「そ…そんなにっ、ひどい…毒だったの、です…か…!?」
言われてみると確かに色っぽい喘ぎそのものの息を上げて、クララクランが言う。
「あ、いや、そういうわけじゃ…」
その様子に、最初キリヤは事情を説明しようとしたが、そこで彼女と目が合ってしまった。
涙が浮かんだ朱色の顔。頬に艶やかに光る汗。切なげに繰り返される吐息。
(………)
一瞬、これまで劣情を抑えてきた理性が明後日の方向に吹き飛びかける。
(…おおお落ち着け! 何考えてんだ俺は!
それは駄目だって結論に何度も至ってきたじゃないか!)
重ね重ね言うとおり、相手は一国の王女である。今ここで脳裏をよぎった選択肢をとるのは明らかにまずい。
だが、彼女の国・フィリアスは、心剣士とそのパートナーが結ばれて生まれた国であり、
その国民達は、自分達を当時の心剣士とパートナー…すなわち「剣聖と聖女の再来」とまつりあげていると聞く。
(…それならそうしても世間はごまかせるかも…)
そんな考えが頭に浮かんだが、キリヤはすぐにその考えを否定した。
(駄目だ駄目だ駄目だ! それをやるからには、俺が「結果」の責任とってこの世界に残らなきゃいけないじゃないか!
俺は元の世界に帰らなきゃなんないってのに…!)
エンディアスの文明は、エルデのそれと大きな隔たりがある。
そんな世界に、エルデのように安全で的確な「堕ろす」方法があるとは到底思えなかった。
いや、よくよく考えれば、それをしようとした時点で何をしたかが世に知れることに…
「キ…キリヤ、どの…っ…」
「は、はいっ!?」
頭の中で堂々巡りを繰り返している間に、キリヤはすっかり目の前のクララクランの存在を忘れていたらしい。
不意に声をかけられ、思わず彼の声は上ずってしまった。
「お願いですっ…た…助け、て…ください…私…死にたく、ない…っ…!」
「う…」
キリヤは一瞬反応に戸惑った。
得体の知れない性的な興奮に怯え、潤んだ瞳で必死に助けを請う姿は…実にそそる。
次の瞬間、キリヤの口は勝手に言葉を紡いでいた。
「…大丈夫、死ぬことはないよ。応急処置をすればすぐに治る」(あ、あれ? 俺、何を…?)
「ほ、本当、ですかっ…?」
少しだけクララクランの顔が明るくなった。その様相が、更に彼に言葉を続けさせる。
「だけど、大分特殊な症状だから、少し特別なやり方の治療になる」
「えっ…?」
「その…色々と、恥ずかしいこともあるだろうけど…それでも、構わない?」(あああああ何言ってんだ俺はー!!?)
冷静に語る表面とは裏腹に、キリヤの内心は、普段のどことなくボーっとした彼からは想像ができないくらいにテンパっていた。
恐らく今彼から心剣を抜けるなんて事態が起これば、さぞぐちゃぐちゃな心剣が生まれることだろう。
「…はい…この、苦しみからっ…逃れられるの、なら…」
だが、その動揺も、一拍間を置いた後の彼女の返事によって、たちどころに鎮まってしまった。
「あ…」
どことなくためらいがちに発せられた言葉。
媚薬による興奮で分からないが、もし平時ならば、顔を赤らめながらのものだっただろう。
頭の中がクリアになる。頭の中で渦巻いていたありとあらゆる静止の声は、いつの間にか消えていた。
「…じゃあ…いくよ」
理性は、どこか遥か彼方へ羽ばたいたまま、しばらく帰ってこなかった。
とりあえずやたら長くなったので一旦ここまで。
次回から本番なんで、期待半分不安半分ぐらいまでにして待っていただけると作者も嬉しいです。
…つーか肝心なところ(絡みとか絡みとか絡みとか)はまだ全然書けてないじゃん…駄目じゃん、俺…orz
おっぱい!おっぱい!
GJ
319、GJ!
続きwktk!
>>348 GJ!
そしてキリヤは何でそんな歌を知ってるんだい(・∀・)ニヤニヤ
>>351 乳聖女キターーーーーーーー!
しかし俺の不埒な心剣が抜けなかったではないか!!
速く後編王orz
356 :
319:2007/07/10(火) 17:24:15 ID:2LFTI/2y
キリヤの手がスカートへと伸びる。
震える手でゆっくりとたくし上げ、下着を下ろした。
クララクランの秘所。未だ誰1人として受け入れていなかった「聖域」が、今キリヤのすぐ目の前にある。
媚薬の効果で既にわずかに濡れていたそこの様子は、神秘的でさえもあった。
そのまま手を伸ばし、そっと触れる。
「あ…っ」
微かにクララクランの口から声が漏れた。
「何か感じた?」
「はい…ビリッと、きました…」
「こうやって外部から別の刺激を与えて、気分をそらすんだ。
色々と戸惑うかもしれないけど、我慢してくれよ」
そこまで言い終えると同時に、キリヤはクララクランの割れ目をなぞるように、少しずつ、ゆっくりと愛撫していった。
「あっ…ふ、あぁ…ん…っ…」
クチュクチュと微かな水音が響く。
ちょうどその音に呼応するかのようにして、クララクランは抑えた嬌声を上げていた。
「大丈夫? つらくない?」
「平気、です…んっ…このまま…つ、続けて、くださ…い…あっ…」
その健気なさまが何とも言えない興奮をキリヤにもたらす。
少しずつ自身のテンションが上がっていくのを感じたキリヤは、いよいよメインディッシュをいただくことにした。
「…胸の鎧…外してくれないかな? さすがにそれは、俺には外し方が分からないから…」
「あ…はい…」
一瞬の逡巡はあったものの、すぐさまクララクランは伏し目がちに了承し、背中の留め具へと手を回した。
キリヤが先に秘所を責めたのは、具体的な感触を相手に教え、納得させるためだ。
一般的に、女性は胸よりもそこの感度の方が高いので、その方が確実性があると判断したのである。
(我ながらよくやるよ…)
先ほどの言葉といいこの判断といい、妙に頭が回る自分に、少しキリヤは呆れていた。
やがて、クララクランが胸鎧を外し終えた。キリヤは胸元の布を下げ、「本体」を露出させる。
間近で――しかも裸の状態でみると、またすごい胸だ。心象世界の中で眺めたものよりも、一層大きく見える。
(まさか憧れの巨乳と、こんな形で対面するとはな…)
運命の数奇さに感心しつつ、先ほど同様、優しく手を伸ばし、触れる。
じっくりと、胸の丸いラインにそって、緩慢な動作で揉んでいく。
「ふぁっ…あ…あぁ…んっ…はぁ…」
先ほど割れ目を触った時よりも少し反応がいい。ひょっとすると彼女は、胸が感じるタイプなのかもしれない。
どんなエロい乳だよ…とキリヤは半ば感心したが、さすがにそれを本人に言うのは酷だったので、胸の内に留めておいた。
そして、その言葉を言う代わりに、口はクララクランの薄桃色の乳首へと向けられる。
「んあああっ!? はぁっ…ふ…ああっ…ぁ…」
敏感な部分だけあり、咥えるだけで、彼女の反応もなかなかのものがあった。
それに気をよくしたキリヤは、絶妙な舌遣いで突起を口の中で転がした。
「ひあっ、あ、あああっ! ん…んんっ…くぅ…っ…!」
押し寄せてくる快楽に、自然とクララクランの声量も大きくなっていく。
口の中の形のよい乳首は、ぴんと勃っていた。キリヤはそれをここぞとばかりに思いっきり吸い上げる。
「ふあああああああああああああああっ!」
357 :
319:2007/07/10(火) 17:24:48 ID:2LFTI/2y
一旦絶頂を迎えたところで落ち着くと、キリヤはクララクランの胸を口から解放した。
(ったく…悪いのはお前だぞ、ソウマ)
心の中でキリヤが独りごちた。
先ほどまでの、初めてと思えぬテクニックの数々は、全てソウマの入れ知恵だった。
まだ2人がエルデにいた頃、
「男たるもの、ベッドで女を満足させられてこそ一人前とは思わないかねキリヤ君?」といったノリで、
よくソウマに様々な性技を言葉づてに教え込まれたのである。
とは言え、彼もそれらを実践したわけではなく、ただ単にその手の本から知識を吸収しただけなのだろうが…
「はぁ…はぁ…」
見たところ、わずかながら、未だ媚薬の効果は持続しているらしい。
そうでなくても、まさかこのまま終わるなんてもったいない真似はできなかった。
というわけで、仮に既に薬の効果が消えていたとしても、
まだ残っているという風に強引に解釈することにした。その方が良心も傷まずに済んだ。
「…まだ大丈夫そう、姫?」
「た…多分、あともう少し、なら…」
「よかった。じゃあ…」
そこまで言ったところで、キリヤは己の股間に手を伸ばし、いよいよその心剣を抜き放った。
これまでずっとおあずけを食らっていたそれは、はち切れんばかりに膨張している。
魔剣カラドボルグとたとえた方が綺麗にまとまるのだろうが、機能的にはむしろ砲剣ブレイドカノンといったところだ。
(まぁでも鏡の世界マップなら、ブレイドカノンと姫って組み合わせもできるか…)
少々引っかかるところはあったものの、そうして納得する。
「キ、キリヤ殿…それは…!?」
「最後はどうしてもこれを使わなくちゃならないんだ」
キリヤはクララクランに手を伸ばし、やんわりと押さえ、一物を秘所へとあてがおうとする。
本当ならもう少しパイズリなどでもして折角の巨乳を堪能したいところだったが、
それはむしろ自分が気持ちよくなるためのものなので、場には合わないと思い、断念した。
「そ、そんな…それは…」
さすがにこれは抵抗あるか…と内心で思いつつも、ここまで来ておきながら、やめることはできようはずもない。
半端な言葉では、今のキリヤを止めることはできなかった。
だが、次の瞬間にクララクランの発した言葉は、彼の想定できる範囲の遥か斜め上を言っていた。
「こ…これでは、まるで…セ…セックスのようでは、ありませんか…っ…」
瞬間、キリヤの動きがあっさりと止まる。そして…
「まさか…今まで、まったく気付いてなかったのかぁ!?」
素っ頓狂な声を上げた。
358 :
319:2007/07/10(火) 17:25:45 ID:2LFTI/2y
「え? その…ど、どういうことですか?」
一方のクララクランは、まったくわけが分からないといった様子で困惑している。
「…あのさ、姫…今までのは『前戯』っていって、あれでも立派なセックスの一部なんだよ」
半ば呆れ気味の表情のキリヤが、そうやってクララクランに説明した。
「前戯…ですか?」
「いや、俺が教えておかなかったのも悪いとは思うけど…ああやって、事前に挿入を受け入れやすくするようにしておくんだ」
無論、前戯の意義というのはそれだけではないが、
むしろその方がこれまでの流れ的に都合がよかったので、解説はその程度に留めておいた。
「それで…最終的には、これが1番治療にも都合がいいんだよ」
キリヤは言葉を続ける。まあ、1番それが「感じる」という点においては間違いではない。
「でも…それをやってしまうと、その…子供を、身ごもってしまうのではないですか?」
「う…」
クララクランにそう言われたことで、ようやくキリヤは、何故今までこうして手を出すことを控えていたかを思い出した。
確かに、避妊手段がない以上、それをやってしまうと後々まずいことに…
「…あ」
そこで、キリヤが何かを思い出したかのように短く声を上げ、ズボンのポケットから財布を取り出した。
彼を含め、シーナやクレハらいわゆるエルデ出身組は、向こうでの財布をそのままこちらでの生活に流用していた。
ミニポケットやジッパーなどがついている分、そちらの方が使い勝手がいいからである。
(向こうでの所持金も入れたままになっているので、必然的に容積は半分になってしまうのだが)
そしてその財布からキリヤが取り出したのは…
「…何ですか、これは?」
「エルデの避妊器具だよ。これさえあれば、妊娠を避けられる」
コンドームだった。
(1個だけだけど、あったのを思い出せてよかった…
…でも、何で俺はこんなのを持ち歩いているんだろうな…)
実を言うと、これの原因もまたソウマだった。
「持ってないよりは持ってる方が便利だろうよ」と、ニヤニヤしながら彼がキリヤに押しつけた物である。
結局、捨てようにもその場を見られるのが恥ずかしくなって、今日までずるずると引きずることになったのだった。
(あ〜もう、何から何まであいつは…)
悪態をたれつつも、結局ソウマのおかげで現状まで上手くもってこれたのも否定できない事実なので、その程度に留めておいた。
とにもかくにも着用しなければ始まらない。コンドームを開封すると、キリヤは己の股間に視線を落とす。
(…って今のやりとりの中でまだ勃ったままなのか…)
どんな変態だよ…と内心自身を呪いつつ、心剣にそれを被せる。幸運にも、サイズはぴったりだった。
(まさかあいつ、俺のサイズに合わせて見立てたってわけじゃないよな?)
ゾッとするような想像をし、そしてすぐにそれを頭の中から追い出した。
何はともあれ、これでようやくこの珍妙な性教育の授業に幕を下ろすことができる。
それぞれ一物と乳房を丸出しの状態で行われたそれは、はっきり言ってなかなかにシュールな光景だった。
「じゃあ…行くよ」
ごくりと音を立てて唾を飲み、意を決して、再びキリヤは挿入の態勢に入る。
「…はい…」
若干遠慮がちながらも、クララクランの同意が返ってきた。
そして遂にキリヤは、己の心剣を前人未踏の聖域へとあてがったのだった。
359 :
319:2007/07/10(火) 17:26:28 ID:2LFTI/2y
「んっ…ああああああっ!」
挿入と同時に、クララクランの喘ぎ声が響く。
「くぉ…」
一方のキリヤも、未体験の快感に、一瞬身もだえた。
温かい。ついでに、膣全体が、すごい力で心剣を締め付けてくる。
これが初体験のキリヤにはナカの良し悪しなど分かるはずもないが、
「姫…動くよ…」
そう言って、腰を前後に少しずつ、ゆっくりと振りだす。
「あっ…ふあ…あぁっ!」
腰の動きに合わせて、クララクランも断続的に声を上げた。
ふとキリヤが結合部分を見やると、わずかに赤いものが流れている。そこで彼は、彼女がどう考えても処女であることを思い出した。
「だ、大丈夫…? 痛く、ない…?」
「だっ…大丈夫、です…っ…何だか、すごく…変な気持ち、で…あっ…」
どうやら媚薬の興奮作用が、クララクランの感度を高め、性感で痛みを覆い隠してくれたらしい。
内心で、媚薬様々だな…と思いつつ、多少余裕ができたということで、キリヤは更に腰の動きを速める。
「ふあっ! あぁぁ…んっ! ああっ!」
キリヤのペースに連動するかのように、クララクランの反応も一層激しさを増していく。
「キ、キリヤ、どの…っ…な…何か…来ちゃいます…っ…!」
「くっ…お、俺も…」
どうやら2度目の絶頂が近いらしい。そして、それはキリヤにとっても同様だった。
「キリヤ…どのぉ…」
クララクランがしきりに腕を伸ばしてきた。内なる未知の感覚に対する不安が、その行動からひしと伝わってくる。
キリヤは迷うことなく手を引き、彼女の身体を己の腕の中に抱きとめた。
ちょうどクララクランをかかえるような姿勢となったキリヤの胸に、彼女のふくよかな胸が押し寄せられる。
「あ…あ…あっ…ああ…っ…!」
「…姫…」
2人の身体の距離は完全にゼロとなっていた。そして、その顔の距離さえも詰まっていく。
「ん…っ…」
「…ん…んんっ…」
いつしか、2人はどちらとも知れずに互いの舌を絡ませていた。
「ぷはっ…く…っ…ひ、姫…っ!」
「ふぅ…っ…あ、ああっ…キリヤ殿…キリヤどのぉっ…!」
そして、2人は同時に達した。
…びゅくっ! びゅくっ! びゅるるるっ!
「あああああああああああああああああああああっ!!」
360 :
319:2007/07/10(火) 17:27:57 ID:2LFTI/2y
(…やっちまった…そりゃあ、中出しこそしてないけど…)
十数分後、キリヤは木陰で1人頭を抱えていた。
一連の「行為」の後、初めての体験の末に疲れ切ったクララクランが程無くして眠ってしまったため、
ここでこうして彼女が目を覚ますまで待っていることにしたのである。
衣服の乱れは、最初に脱がせた下着も含めて全て元通りに整えておいた。
だが、さすがにつけ方の分からない胸鎧はそのままにしてあったので、
今なお上半身は胸元の大きく開いたドレス部分が露出しており、
その大きな胸が寝息に合わせて静かに上下している。
(落ち着け俺、もうさすがに無理だぞ。これ以上はコンドームもないんだし…)
そんな胸元の様子に、思わず飛びかかっていってしまいそうになるところを、何とか理性で抑える。
そして、何か気を紛らわす手段はないかと考えた時に、媚薬のビンが目にとまった。
歩み寄ってそれを拾い上げ、怪訝そうな表情で見つめる。
(そう言えば、結局何でこんなものが戦場跡に転がっていたんだろう…、ん?)
ふと、キリヤの視線が、ビンのとある1点に集中した。
何か紙のような物が貼り付けられている。クララクランはこれに気付かずに飲んでしまったのだろうか。
(何だろ、これ?)
気になったキリヤはそれをビンから剥がし、広げてみる。すると、以下のような文章が書かれてあった。
頑張っているキリヤに私からのプレゼントだ。
今夜、何か飲み物に混ぜるなりしてこっそりゼクティに飲ませてみるといい。
刺激的な楽しい夜を味わえること請け合いだぞ。
ラッシィ
P.S.間違っても他の女に飲ませるなよ!
「…あ、あははは、はは…」
キリヤは乾いた声で笑うしかなかった。
361 :
319:2007/07/10(火) 17:28:39 ID:2LFTI/2y
おまけ
「あれ? 姫様、何だか妙にツヤツヤしてるみたいですけど、どうしたんですか?」
「ええ。実は先ほどキリヤ殿とパトロールに行った時に…」
キリヤがシーナの襲撃を受けるまであと10秒。
以上、お粗末さまでした。
何分初めてのエロSSなもんで、表現法とかが全然分からなくて…後半はホントに苦労の連続でした。
機会があればリベンジしたいけれど、他にシチュエーションの妄想なんてできるかなぁ…
あ…脱字どころか脱文レベルのミスがorz
>>359の
「ナカの良し悪しなど分かるはずもなかったが、」
の直後に
「キリヤにとっては、間違いなく快感以外の何物でもなかった」
と脳内補完してください
俺の嫁・・・じゃない、俺が初エンディング迎えた姫様SSキタコレ
あまりの感動に1兆回読み返した
俺が初潮迎えた、に見えたのでゼクティに殺されてきます
そういえばホウメイって生理あがってんのかな
>>362 うむ、膣中しが無かったのは残念だが、GJ!
俺の仙剣竜尾扇も抜けそうになったが、それは俺の嫁のホウメイに取って置いてあるので
普通に抜いたぜ!
つかソウマ×キリヤだなこれ・・・俺の心剣は(ry
キリヤの砲剣ブレイドカノンが包茎ブレイドカノンと読めてしまったので、ケツにバスターライフル喰らってくる
>>362 GJ!話の展開に激しく萌えた。この調子で全キャラ網羅頼んだ。
>>368のような声が上がりましたので、2作目をたった今3時間根詰めて書き上げました。
誰との絡みかはおまいらの熱きエロ妄想パワーで推し量るべし!
ただ、今うちのPCがソフトバンクIDでアク禁喰らってしまったので、投稿までにしばらくかかるかも…
作者がネトカフェに到達できるまで気長にお待ちください
なんというスペシャル作家
これからの319先生の作品にご期待下さい
wktk
372 :
319:2007/07/12(木) 17:08:53 ID:pmfwmKFl
注意点…というか言い訳
・内容はキリヤ×シーナです。前回からの続きとなってます
・シーナ告白イベントは発生済み
・既にゼロが仲間になってます。どこかで出てくるかも?
・ラッシィがキリヤとゼクティの仲を取り持とうとしている以上、多分14章
・またしても非常にコアなネタを含みます(今回は声優ネタとしての側面あり)。
前回同様、分かってもニヤニヤするだけにしてください
・クオリティは相変わらず…
「信っっっじらんない!」
シーナ・カノンは相変わらず不機嫌な声を上げていた。
今、キリヤと彼女は、セイラン大橋の地域にさしかかったところだ。
ここを通って南部街道へと向かい、カオスゲートを浄化するためである。
そして、シーナにとっては、キリヤとしっかり話をつけるための移動でもあった。
「なぁ、シーナ…いい加減機嫌直してくれよ」
許しを請うキリヤの顔に貼られたガーゼが痛々しい。
あの後、クララクランとの「一件」がバレたキリヤは、
烈火の如く怒り狂うシーナによってボコボコにされ、危うくレイピアであの世へ送られるところだった。
その後の「遠くで手まねきするレオン王子の姿を見た」というコメントを聞けば、その壮絶さも理解できるだろう。
「アンタねぇ…そんな簡単に許せるわけがないでしょ!?」
「俺だって反省してるよ…」
「反省するぐらいだったら最初っからシない!」
「う…」
容赦のない叱責に、キリヤは一瞬返す言葉に詰まってしまう。
「…でも、そんなこと言われても、男としては仕方がないじゃないか」
「仕方がない!? アンタは仕方がないって一言で王女様とヤるんだ!?」
先を歩いていたシーナがキリヤの方へと向きなおり、一層勢いをこめて詰め寄る。
「そりゃ、俺だって責任は感じて…」
「そうやって『仕方がない』なんて言葉が出てくる時点で責任感じてないっていうのよ!」
尚も激しくシーナは言い募る。
本当に責任を感じ、正直少し落ち込んでいるキリヤからすれば、あまりにつらい言葉だった。
ゆえに、相手の言う通りと思いつつも、どうしても反発心がこみ上げてきてしまう。
「…でも、男として憧れだったんだ! 俺にとって姫の巨乳は!
それがあんな状況になった! ならヤるしかないじゃないか!」
けっこう聞いていて馬鹿らしく聞こえることを、何のてらいもなくわめく。
最初キリヤは、こんなこと言ったらまた喧嘩にでもなるんだろうな…と思っていた。
それでも言っておきたいという念がキリヤの中にあった。
だが、返ってきたシーナの反応は、その予想からは大きく外れていた。
373 :
319:2007/07/12(木) 17:09:26 ID:pmfwmKFl
シーナは何も言わず、ただひたすら地に視線を落とし、うつむいたままの状態で立ち尽くしていた。
「シ…シーナ…?」
心配になったキリヤは、先ほどの反発的な態度を改め、彼女に声をかける。
「…しは…」
「え?」
「…あたしは、確かに胸もそんなにありゃしないし、性格だって女らしくないわよ…
でも…だからってそんなことされて、平気でいられるはずないじゃない…」
微かに肩が震えている。そして声も震えているようだった。
シーナが顔を上げた。
「…あの時…桜の木の下で、1番大事な人って言ってくれたのは…嘘だったの…?」
赤茶色の瞳が、雫で潤んでいた。
「…シーナ…」
そこでキリヤは思い出した。
シーナが、自分にとって物凄く大切な存在で、シーナもまた、自分をそう見てくれたことを。
彼女にとっての特別な男が、他の女と身体を重ねたとあっては、怒り悲しむのも当然だった。
そして、それを悟ったキリヤの取るべき行動は1つだった。
「…シーナ」
彼女の元へ歩み寄り、ぐっとその華奢な身体を抱き寄せる。
「えっ…?」
「…そんなことはない。お前は、やっぱり俺の1番大事な人なんだ。
説得力に欠けるのは分かってる…俺も悪かったと思う。ごめんな、今までそれを忘れてて」
優しく、真摯な言葉でそう告げた。
「…キリヤ…」
南部街道へと辿り着いた2人は、自然と物陰へと歩を進めていた。
ロウエンにしか開けられない海賊の宝箱があった場所。
ここなら周囲の視線を気にする必要がなく、またカオスゲートの進路とも被っていない。
まさに、「これからすること」には打ってつけの場所だった。
「何か、最近野外プレイばっかりしてるような気がするな…」
「本陣に個室がないからよ、我慢しなさい」
そう言うシーナの様子は、大分機嫌も直ったように見える。
「せめてダグが造っ…」
「呼んだか?」
「何でもないわよ。さっさと戻りなさい」
自然に現れて、自然に帰還命令を出されたダグは、さぞつまらなさそうな様子ですごすごと退散していく。
どこから湧いて出てきたんだ、アイツ。
「さてと…じゃあ、始めるわよ」
ダグの姿が完全に見えなくなったことを確認して、シーナが切り出した。
「ああ…」
「…い、一応初めてなんだから…優しく、しなさいよね…?」
そう言うシーナの顔は赤い。やや伏し目がちになった視線がまたとない高揚感をキリヤにもたらした。
「…大丈夫だよ」
「あっ…」
キリヤはシーナの顔を優しく引き寄せ、唇を重ねた。
374 :
319:2007/07/12(木) 17:09:59 ID:pmfwmKFl
「…んっ…」
舌と舌とが絡み合い、シーナの口から声が漏れる。
一方で、キリヤは彼女のガードが甘い胸元へと手を伸ばし、前をはだけさせた。
視線はシーナの顔に合わせたまま、右手で丁寧に揉んでいく。
「ん…あっ、ふぅ…」
キリヤが手を動かす度に、シーナの口からは嬌声が上がっていた。
そこでキリヤは唇を離し、本格的に胸への愛撫を始めることにした。
「…あんまりジロジロ見ないでよ…その…恥ずかしいから」
恥じらいのこもった表情で、シーナが言った。
シーナの胸はクララクランのそれとは異なり、若干小ぶりだ。彼女にとっては数少ないコンプレックスの1つでもあった。
「気にしなくてもいい」
そんな内心を見透かしてか、キリヤは優しく言葉をかけ、口を空いた左胸に運んだ。
「あくっ…ん…んんっ…」
片方は手でゆっくりと揉まれ、もう片方は舌で乳首を責められる。
少しずつ、だが確実に快感を与えられ、シーナは思わず目を閉じ、身もだえた。
「とても綺麗だよ」
「ほ、本当でしょうね…ただのお世辞だったら、承知しないん、だか…ら…っ…」
ぴくぴくと肩を震わせながらも、強気な口調を繕う。
「ああ。いわゆる美乳ってやつだ」
そう言うとキリヤは、手の方でもぴんと勃った突起を指でつまみ始めた。
「くっ…はぁっ! ん…あっ…」
シーナの声のボリュームも高まっていく。
「そろそろ、こっちの方も…」
キリヤは愛撫を繰り返す右手の動きを止め、フェンシングで磨き上げられた美脚の間へと移らせた。
「やっ…そ、そこは…っ」
何の前置きもなくいきなりそちらへと手を伸ばされ、一瞬シーナは狼狽する。
だが、それも一瞬のことだった。次の瞬間には、キリヤの手は下着越しに秘所へ触れていた。
「ふあぁっ!? は、ふぅ…っ…!」
クチュクチュと鳴る水音が、彼の技術と彼女の感度を代弁する。
これで濡れ場の経験は2度目となるキリヤの手つきには、大分手慣れたものがあった。
元々の知識の吸収力が吸収力なだけに、1度の実践経験が大きく影響してきている。
「キ…キリヤ…すご…っ…あっ」
そんなシーナの様子に気を良くしたキリヤは、指先でわずかに下着をずらす。
「指、入れるよ」
今度は明確に確認の言葉をかけ、ゆっくりと中指を割れ目へと入れた。
「んっ…ああぁぁぁっ! はぁっ、はぁ…あ…あぁぁぁ…!」
ナカで指を繊細に出し入れしていく。シーナの反応も一層激しさを増していった。
「キリ…ヤ…駄目…多分、もう…イッちゃ…」
最後の1文字を言い終わる前に、キリヤの指が抜かれ、充血したクリトリスをつまみ上げた。
「ひゃ…ああああああああああああっ!」
375 :
319:2007/07/12(木) 17:10:35 ID:pmfwmKFl
「もう…アンタが手加減しないから、すぐイッちゃったじゃない…」
断続的に吐息を繰り返しながら、シーナがやや不満げな声を上げた。
「はは…そりゃ悪かったよ」
「む〜…」
しばらくシーナは頬を膨らませていたが、ふと、何かをひらめいたような表情をし、キリヤの股間へと手を伸ばした。
ジッパーを下ろすと(本当にあのズボンにジッパーがあるかは不明)、いきり勃ったキリヤの心剣が姿を現す。
「うん、上出来。砲剣じゃなくて包茎ブレイドカノンとかだったら話にならないものね」
「一体何をするつもりなんだ、シーナ?」
「あたしも少しはいいとこ見せないとね。…よっ、と」
言いながら、シーナは心剣を己の胸の間に挟んでみせた。いわゆるパイズリの姿勢だ。
「え?」
驚く暇もなく、シーナの胸が上下する。大きいとは言えないまでも、形のよい乳房が一物を刺激した。
「見てなさいよ〜、あたしにだってでき…」
すぽん。
「あ、あれ?」
大きさが足りなかったのか、キリヤの心剣がすっぽ抜けてしまった。
「………」
「…も…もう1回!」
シーナはそれでもめげずに再び心剣を挟む。そのまま上下運動を始めたのだが…
すぽん。
「あ…」
今度は先ほどよりも2秒ほど早かった。
「も、もう一度!」
すぽん。
「…もう、何でできないの〜!?」
心底困った顔で、シーナは頭を抱え込んでしまった。
「その…気にするなよ。姫にもやってもらわなかったんだし」
「うう〜…」
キリヤは今のパイズリを姫(と言うよりその巨乳)に対抗しての行いと思い、そう言葉をかけたのだが、さほど意味はなかったらしい。
「…あ、そうだ」
だが、キリヤはそこで何かをひらめいたのか、それ以上の慰めを一時中断した。
「シーナ、ちょっと顔を上げてくれないか?」
「…え? まあ、別にいいけど」
キリヤの頼みに応じ、シーナが姿勢を正す。
そして、それを確認したキリヤが、シーナの乳房の間へと手を伸ばし…
本物のブレイドカノンを引き抜いた。
376 :
319:2007/07/12(木) 17:11:09 ID:pmfwmKFl
「…アンタ、それで何する気?」
心底わけが分からないといった表情でシーナが尋ねる。だが、何かの可能性に気付いたのか、ハッとした表情を作り…
「まさか、アンタそれであたしを斬り殺すとか…!」
「いやいやいや! それはさすがにない!」
必死の否定によって可能性を打ち砕かれた。
「じゃあ、心剣なんて他にどう使うのよ?」
「こうするの」
言うと、キリヤは再びシーナの股間へと手を伸ばし、今度は下着を下ろすと、
割れ目へとブレイドカノンの柄の部分を挿入した。
「ひあぁぁぁっ!? …ちょ、ちょっとキリヤ…い、いきなり、何…すんのよ…っ…」
勢いがそれほどでもなかったおかげで痛みこそなかったが、いきなりの展開にシーナは戸惑いも露わな声を上げた。
「心剣の柄って、けっこう複雑な形してるだろ?
だから、入れてみたら気持ちいいんじゃないかなと思って」
「た、確かに…気持ちはっ、いい、けど…アブノーマルすぎるわよ…あたし、は…初めてなのに…っ…」
「ごめん、それはうっかりしてた」
そう言いつつも、キリヤはしっかりとブレイドカノンを前後させる。
「あっ! ひゃ…ぁぁぁ…あんっ…くぅ…っ…」
「痛くはない?」
「だ、大丈夫…んんっ!」
下手をすれば刃で自分が傷つきかねないが、これは責め手としては効果的だったらしい。
それに、一方的に責めているキリヤには、手元を狂わす要素はなかった。
「キ…キリ、ヤぁ…」
不意に、シーナがキリヤの名前を呼んだ。
「も、もう…だめ…こんなっ、物じゃ、なくて…キリヤのが…欲しい、のっ…」
「俺の何が欲しいって?」
懇願するかのようなシーナに対し、少しばかりいじわるがしてみたくなったキリヤは、あえてそう聞いてみた。
いつも口うるさくしているののお返し、といったところか。
「あ…アンタ…女のあたしにっ、これ…以上…言わせる気…っ…?」
案の定返ってきたのは反論だった。
「はは…悪い悪い」
特にキリヤにも調教するような趣味はなかったので、素直にブレイドカノンを割れ目から抜く。
「…はぁっ! …はぁ、はぁ…」
さすがにシーナの息は荒かった。本気でイク寸前だったのだから、無理もないだろう。
「大丈夫?」
キリヤが確認をとった。すぐに入れて大丈夫か、という確認である。
「少し…待って。息、整えるから…」
吐息を繰り返しながらシーナが言う。キリヤは大人しく従い、数秒ほど待った。
377 :
319:2007/07/12(木) 17:11:45 ID:pmfwmKFl
「…ふぅ」
ようやく息の整ったシーナが、最後に大きく一息つく。そして、キリヤに向きなおった。
「キリヤ、アンタそこに転がりなさい」
「え?」
「あたしがリードするって言ってるのよ。さっきの汚名も挽か…へ、返上しなきゃいけないし!」
男が寝転がり、女がリードできる体位…すぐさまキリヤの脳裏を、「騎乗位」という単語がよぎった。
「でも、それじゃいざ出そうになった時に素早く抜けないんじゃ…」
「大丈夫よ。そんなこと気にしなくても」
「う〜ん…」
これ以上議論してもシーナの身体を冷やすだけなので、大人しくキリヤは地面に仰向けになった。
すぐさまシーナが彼の身体にまたがる。
「じゃあ、行くわよ…」
「ああ…」
シーナはキリヤの股間の心剣に秘所の位置を合わせ、一気に座り込んだ。
「んんんんんんっ!」
初めて受け入れる男のそれに、一瞬シーナはその身を震わす。
「…すごい…すごく、熱いっ…!」
「く…ぅ…シーナも、だよ…」
熱く己を締め付けてくるシーナの感触。キリヤは先ほど引き抜いたブレイドカノンをそこに見出していた。
「じゃあ…動く、わね…」
そう言って、シーナはゆっくりと、しかし徐々に速度を上げて、自らの腰を振り始めた。
「うぉ…っ…」
思わずキリヤの口から声が漏れる。自分で腰を振っていたクララクランの時には経験しなかった感覚だ。
「ふぁ…あ、ああ…ん…っ…!」
同様に、シーナも喘ぎを上げながら、己の身を震わせていた。
そして結合部から、キリヤにとっては既に見覚えのある一筋の赤い液体が流れる。
これでキリヤは2人の女の処女を奪ったことになった。
「だ、大丈夫、か…シーナ…っ…?」
「んっ…少し、痛い…けど…平気っ…」
そこまで言うと、シーナは上体を倒した。キリヤとの顔の距離がぐっと縮まる。
そしてシーナは、これ以上ないほどの笑みをキリヤに向けた。
「アンタの…っ…キリヤの、こと…大好き、だから…」
「…シーナ…」
2人が再び互いの唇を重ねるのに、時間はかからなかった。
「んっ…んん…」
「…ん…っ…」
涎が混ざり合ってどちらのか分からなくなるほどのディープ・キスに、激しく愛し合う下半身。
やがて、キリヤの方が先に唇を離した。
「ぷはっ…シ、シーナ…離れて、くれ…もう…出る…っ!」
「駄目っ! 中に…中に出して…っ…! アンタの、全部、受け止めたいの…っ!」
必死に懇願し、キリヤの身体に腕を回すシーナ。キリヤには、それを拒むことなどできるはずもなかった。
2人は同時に絶頂を迎え、キリヤの熱いものがシーナの中に叩きつけられる。
びゅくっ! びゅくびゅくっ! びゅるるるるるるるっ!
「ああああああああああああああああああああっ!!!」
378 :
319:2007/07/12(木) 17:12:36 ID:pmfwmKFl
「…もう、日が暮れちゃうわね」
「だな。…カオスゲートの浄化がまだだっていう件、どう言い訳するかな…」
2人が「行為」を終えてから数分後。結合こそ解かれているものの、2人は未だ元の姿勢のまま寄り添っていた。
「いっそどこかに泊まって、丸一晩かけて浄化したってことにしちゃう?」
「それもいいかもな。…でも、今は駄目だ。けっこう疲れちゃったよ」
「あはは…それ、あたしも同感」
シーナの笑い声が辺りに響いた後、しばらくその場に静寂が訪れる。暖かく、心地よい静寂。
「…キリヤ」
「ん?」
沈黙を破ったのはシーナだった。
「もう浮気しちゃ駄目よ?」
「浮気って…あれは、そういうのとは違うような…」
「いいわね?」
「…はい…」
「うん、よろしいっ!」
気持ちよくそう言い放ち、シーナは立ち上がった。そして乱れた衣服を整え始める。
「…あ、そう言えば」
「今度は何だ?」
シーナに合わせ、自分もズボンのジッパーを上げていたキリヤの元に、彼女の声がかかる。
「アンタのそのテクニックって、全部ソウマ君から教わったのよね?」
「教わったっていうか、何て言うか…まぁそんなとこか」
「でもってアイツは今、ヴァイスリッターで女の子に囲まれてウハウハ…」
2人は同時に頭の中に空想を展開し、恐らく同じ光景をそこに描いた。
「…考えすぎだと思うよ?」
「意外とあり得るんじゃない?」
「…かもな」
キリヤとシーナは笑顔を見合わせた。
その夜、ヴァイスリッター本陣「光風館」。
「アッー! モット、モットー!」
「オッスオッス男見せるぜ!」
「次は私よテクニシャン」
「じゃあその次あたしねー」
「ぼ、僕がいない間にこんなことになってたなんて…orz」
何だか知らないが速攻で規制が解除されましたぜヒャッホウ!
ファミ通文庫を読んで大分シーナの評価が上がりました。このツンデレさんめニヤニヤ(・∀・)
しかし実際にはやっぱりクララ様が1番なのです。ごめんよシーナ…
今回は前置きが短くて済んだので、全体の文章量も少なめですっきりまとまってます。
…いや、別にシーナが嫌いってわけじゃ…あっ、やめて、ガトリングスラストしないで…
319氏GJ!
毎度クオリティが高くて、話の展開にwktkした。
あと網羅の頼み聞いてくれてtnks
いい小説だな、ちょっと借りるぞ
あと319は俺の実家に来て「にーさん、にーさん」と懐いてくる弟(14歳)をファックしていいぞ
保守
382 :
319:2007/07/13(金) 19:39:12 ID:k2gtjv2m
注意点…というか言い訳
・内容はキリヤ×ゼクティ(ゼクティ×キリヤ?)です。前回からの続きとなってます
・多分14章
・お願いですから、このシリーズを読んでダグを嫌いにならないでください
・毎度毎度のお約束として、一部非常にコアなネタを含みます。分かってもニヤニヤするだけにしてください
・クオリティは相変わらず…
深夜、ドレイク城本陣では、ルミナスナイツの面々が寝静まっていた。
ダグが光風館の再現に力を入れすぎたため…
「呼んだか?」
…この本陣には個室がない。よって床に布団を敷き、皆で雑魚寝状態で眠っている。
ちょうど修学旅行の旅館状態を思い出すと分かりやすいだろう。
幸い、エルデの東洋国家に近い文明を持ったセイランだけあり、布団は容易に調達できた。
「…ん…」
そんな中、ゼクティ・アインが奥の「生徒会室」に当たる部屋で目を覚ました。
ちょうどその部屋が女性陣の寝室となっており、男性陣の寝室は手前の部屋になっている。
(少し、暑いかな…)
そう思ったゼクティは、1度外に出て風に当ろうと思い、寝室を出た。
ふと階段の方を見ると、微かに明かりが見える。
(誰だろう?)
ゼクティは1階へ降りると、光の先――「書庫」へと歩を進めた。
そこにいたのはヒョウウンだった。
「ヒョウウン…? 何してるの、こんな遅くに?」
「っと…見つかっちまったか。やれやれ…せっかくみんなが寝るまで粘ってた意味がなくなったな」
ヒョウウンが座っていた机には、ひょうたんが置かれている。
そして彼が手に持っているのは、いわゆる「おちょこ」。
「何を飲んでるの?」
それらの状況からひょうたんの用途を悟ったゼクティは、その中身を問う。
「こいつは酒だ。コウリュウの爺さんがこないだ会った時にくれてな。
ただ、ウチは未成年が多いから、何となくみんなが起きてる間に飲むのは肩身が狭くてよ」
言いながら、ヒョウウンは苦笑交じりに、言葉通り肩をすくめた。
「ふぅん…」
ゼクティは短くそう言いながら、ひょうたんをぼーっと見つめていた。
かつて彼女が属していたベイルガルドのトップ陣も未成年が多かったので、彼女にとって酒は珍しいものだった。
383 :
319:2007/07/13(金) 19:40:02 ID:k2gtjv2m
「そうだな…せっかくだし、お前も飲んでみるか?」
「え?」
一瞬、ゼクティは戸惑った。何故なら…
「でも、コウリュウさんはすごくお酒臭かった…」
「ああ、ありゃ爺さんが異常なんだよ。1杯程度ならああはならねぇって」
「うーん…」
そうヒョウウンに言われながら、尚もゼクティは考え込んでいた。
自分の外見年齢からして、それを飲んで本当に大丈夫なんだろうか?
そう思っていたのである。
「ふぅ〜、ふふぅ〜」
すると、横から抑えた奇妙な鳴き声が近付いてきた。
風の精霊ラッシィである。今となってはゼクティの相棒的存在だ。
「ラッシィ?」
「ふぅ〜」
間抜け面&間抜け声のダブルパンチで、ラッシィがゼクティに語りかけてくる。
「そいつは何て?」
ヒョウウンがその内容を尋ねた。
「飲んでみろ、だって」
「ふふぅ、ふぅ、ふぅぅ〜」
通訳を終えると同時に、またしてもラッシィが何事かを言った。今度の言葉は少し長い。
「えっと…酒の勢いで愛しのキリヤにアプローチをかけるのも、作戦としては悪くないぞ…
…って、もう! どうしていつもそんな…」
「ははははは…そりゃいいかもな」
まるで漫才のような掛け合いに、思わずヒョウウンは笑っていた。
「ヒョウウンまで…」
「まぁ、そいつはともかくだ。1杯飲んでみろよ。
飲むのが習慣になりさえしなきゃ、身体壊すこともねぇって」
未だに笑い気味の声で、ヒョウウンが勧める。
ヒョウウンだけならともかく、さすがにラッシィも合わせて2人(?)から勧められては、
ゼクティも断りづらかった。
「…じゃあ、本当に1杯だけ…」
おずおずと、ヒョウウンの誘いを承諾する。
「よっしゃ。んじゃ、そんな所に立ってないでこっち来いよ」
言われて、ゼクティは自分が書庫の入り口からまだ1歩も動いてないことに気がついた。
言われる通りにそちらに歩いていく。そしてヒョウウンはその間におちょこへ酒を注いでいた。
「ほれ」
ゼクティが到着すると同時にそれを手渡す。
最初ゼクティは、皿のような形のおちょこを持つのに手間取ったが、すぐに保持できた。
「それじゃあ…」
意を決したかのようにそう言い、ゼクティがそれを口へ運ぶ。
そして、飲み干した。
384 :
319:2007/07/13(金) 19:40:37 ID:k2gtjv2m
その頃、キリヤは布団の中で眠りについていた。
今はさほど深い眠りではなく、ノンレム睡眠…すなわち夢を見ている状態。
ゆえに、「外からの変化」をその夢の中で察することができた。
(…ん…何だか少し寒くなったな)
半ば夢の住人状態の頭で、ひとまずそれだけを察知する。
(雨でも降るのか? 勘弁してくれよ、せっかくの海水浴なのに…)
どうやら夢の中のキリヤは海にいるらしい。
すると今度は、何かがもぞもぞと身体を這うような感触がした。
(ん? 何だ?)
徐々にキリヤの意識が覚醒へと向かっていく。
(あれ…何だ、夢か。じゃあさっきの寒気の原因は…)
ようやく一応目を覚ましたキリヤは、そのまぶたをゆっくりと開く。そこには…
「…って、うわぁっ!」
キリヤの下半身に覆いかぶさるかのように寝転がったゼクティの姿があった。
「ゼ、ゼクティ…!? 一体、どうしたんだ、こんな夜中に…」
周りがまだ眠っていることを考慮し、キリヤは声を押し殺して尋ねる。
その最中、だんだん今の状況が把握できてきた。
今、ゼクティの顔が自分の腰のあたりにあって、上目遣い気味にこちらを見ていること。
寒気の原因として、自分の身体にかかっていたはずの布団がどけられていたこと。
この場で寝ているのがカリスとゼロのみで、何故かヒョウウンがいないこと。
「…うー…」
そして、何故かゼクティがどこかぼーっとしたような様子だったこと。
「ゼクティ…? ひょっとして、正気じゃないのか?」
最早声は聞こえていないものと認識し、キリヤが独りごちる。
新手の夢遊病か何かだろうか? いや、目は開いている。そして意識そのものは存在する。
では、まさかサイエルフにはこういう状態になる期間というものが存在して…
(…それなんてエロゲ?)
あまりに非現実的すぎたので、その考えは速攻頭から追い出した。
「…ひくっ…」
などと考えていると、ゼクティの口から、何か音が漏れた。声ではない。
確かにそれは声などではなく、「しゃっくり」の音だ。
(そういや、漫画とかだと…)
しゃっくり、意識朦朧な様子、とろーんとした目、ついでに微妙に赤い顔…
(…ま、まさか…酔っぱらってる?)
気づいた頃には、ゼクティの手がキリヤのパジャマのズボンへとかけられていた。
「え? ちょ、ちょっと待…」
「まさか、1杯飲んだだけであんなになっちまうとはなぁ…」
階段の陰で、ヒョウウンがそれを隠れるようにして見つめていた。横にはラッシィもいる。
「なぁ…俺、マズいことしちまったかな…?」
「ふっふふぅ、ふぅ〜♪」
「…お前気のせいかニヤニヤしてねぇか?」
385 :
319:2007/07/13(金) 19:41:27 ID:k2gtjv2m
抵抗する間もなく、キリヤの心剣が露になる。
(い、一体何がどうなってんだ…?)
まだ勃っていないとは言え、立派なキリヤの心剣の姿を認めたゼクティは、
あろうことか、いきなりそれを口に運んだのだった。
「はむ…」
「う…うわっ! ちょ、ちょっと、それは…!」
声を押し殺そうと努めながら、キリヤはそれを止めようとする。
「ん…むぅ…ん…っ…」
だが、ゼクティが口をゆっくりと上下させ始めた途端、彼は反撃の余地を奪われていた。
「う…っ…く…ぉ…」
思わず声が漏れ、顔が快楽にゆがみ、肩がぴくりと震える。
既に2度の性交を経験したキリヤだったが、意外にもフェラチオを受けるのは初めてだった。
初めて味わう感触に、キリヤは身体の自由を失う。
「だ…駄目だ、ゼクティ…う…っ…」
今や快感に飲み込まれそうになった理性で、必死に静止の声を絞り出す。
だが、相手は言葉が通じる状況ではない。そんな静止は無意味だった。
「む…んん…」
不意に、ゼクティの責めのパターンが変わった。
尿道付近を、舌先を使ってちろちろと丹念に舐める。
「うっ! くぅ…っ…」
キリヤが全身を震わせた。彼女の口の動きはそれほどまでに洗練されていた。
一体彼女はこのような舌技をどこで手に入れたのだろうか。
誕生の過程で、何らかの目的でプログラムされていたのか、
あるいは、彼女のモデルとなったセレスティアから継承したのかもしれない(それはそれでショックは大きいが)。
(まずい…このままじゃ…)
キリヤは頭の中で、自分の絶頂が近いことを悟っていた。
一旦イッてしまえば、下手をするとそのまま勢いに任せてゼクティを襲ってしまいかねない。
何としてもゼクティを引き離さなくてはならなかったが、彼にはそんな余裕はもう残っていなかった。
「ん…むぅっ…ふぅ…」
そんな様子を見透かしてか、突然ゼクティの責め手がスピードを持ち始めた。
心剣を口に咥え込み、先ほどとはうって変わった速さで上下運動をする。
「くぁっ…ゼ、ゼクティ…駄目だ…で、出る…っ!」
最早キリヤの身体は限界に達していた。
瞬間、ゼクティが口元の拘束を緩める。
「くぅっ!」
どぴゅっ! びゅくっ!
勢いよく発せられたキリヤの分身は、緩められた口から溢れ、
ゼクティの顔を白く染めていった。
「お、俺は知らねーぞ…」
ちょうどその頃、見るに堪えられなくなったヒョウウンが元の書庫へすごすごと退散したのだが、
それに気づいたのは、その場にいたラッシィだけだった。
386 :
319:2007/07/13(金) 19:42:15 ID:k2gtjv2m
「はぁ、はぁ、はぁ…」
今、キリヤは息も絶え絶えになっている。
自分が本格的に受け手に回るという初体験が彼に与えた快感は、計り知れないものがあった。
ゼクティはしばらくそれを見つめていたが、やがて今度はパジャマのボタンに手を伸ばす。
キリヤのボタンが1つ1つ外されていき、胸元が露わになった。
「あ…」
状況を理解する余裕もなかった。
先ほどキリヤを翻弄した口が、今度は彼の乳首へと運ばれる。
「ふ…うぅ…っ…」
舐めまわし、吸い上げ、口の中で転がす。
今までクララクラン、シーナへと立て続けに行われたキリヤの責め手が、
今、ゼクティという身体を介して自身へと向けられていた。
(こ…こんなに、感じるものだったのか…っ…)
頭の中をびりびりと電流が駆け巡るような感覚だった。
「うっ…く、う…ぁ…」
押し殺された男の喘ぎ声が、静かな室内を満たしていた。
と、ゼクティの方を見やったキリヤが何かに気づいた。
よく見ると、今キリヤの身体を押さえているのは、彼女の右手だけだ。
左手は、彼女自身のパジャマズボンの中へと入れられ、少しずつ動いているように見える。
「ん…んくっ…ぅ…」
それを裏付けるように、キリヤの乳首を弄び続けていたゼクティの口から、少しずつ甘い声が漏れ始めていた。
(ゼクティ…)
その様が、キリヤの中の男を一瞬理性の檻から飛び出させかける。
(…駄目だ駄目だ駄目だ!
落ち着け俺! そうやってすぐシチュエーションに流されて…悪い癖だぞ)
だが、すんでのところで何とか心を持ち直した。
すると、ゼクティがキリヤの胸元を解放し、その場に立ちあがった。
今度は自分のパジャマのボタンへと手を伸ばし、1つずつ外していく。
全て外し終えたら上着を脱ぎ捨て、今度はズボンを下着と共に下ろした。
「あ…」
ゼクティの一糸まとわぬ姿がそこにあった。
シーナのそれよりもやや大きく、形も整った綺麗な胸。
日頃からその美しいラインを強調してきたへそ。
見事な脚線美を披露する脚。
その全てが今、キリヤの目の前にあった。
「ゼ…ゼクティ…」
キリヤが呟いた名前に応えるかのように、ゼクティが彼の顔の位置へと歩み寄る。
「…ん」
ゼクティが短くキリヤの顔の位置のものを声で指し示す。
ちょうそこには、ゼクティの秘所があった。先ほどまでの自らの愛撫によって程よく濡れており、
甘い香りがキリヤの脳に直接伝わってくる。
「………」
既に、キリヤには取れる手段は1つしかなかった。
387 :
319:2007/07/13(金) 19:42:49 ID:k2gtjv2m
クチュクチュと響く水音。だが、今回はいつものそれと違い、音の発信源は指ではなく、舌だった。
「ふ…はぅ…あ、あぁ…」
ゼクティは恍惚の表情を浮かべ、身を反らせている。
今、彼女の割れ目の間には、キリヤの舌が入りこんでいた。
繊細かつ的確な動きで、ゼクティの身体を快感にうち震わせていく。
「あっ…はぁ、あ…っ…んっ…」
キリヤの中の理性はどこか遠い遠い所へと姿をくらまし、
今まで保とうとしてきた自制心を粉々に打ち砕いてしまっていた。
「んんっ…ふ、うぅぅ…ん…っ…」
不意に、ゼクティの両手がキリヤの頭にかけられ、自身の秘所からそっと引き離した。
「ゼクティ…?」
代わりに、ゼクティはその場に座り込み、脚を開く。
「来い」ということなのだろう。先ほどの行為も、このために秘所を濡らしていたと考えれば合点がいった。
「…なら、入れるよ…いいね?」
ゼクティが相変わらずのぼんやりとした様子でうなずく。
最早キリヤにためらいはなかった。
いきり立った己の心剣を、ゼクティの割れ目の間へとあてがう。
「ふあっ! ああんっ!」
舌とは明らかに異なる感触が、ゼクティにより激しい喘ぎを上げさせた。
「みんなが、起きてしまう…だからっ…なるべく、声は…抑えてくれよ…っ…」
先に断りを入れておき、キリヤは本格的に腰を振りだした。
「あっ! あ…んんっ…!」
ゼクティの方もそれに従おうと、必死に声を抑えようとする。
そんな様子が何とも可愛らしくて、キリヤは彼女の裸の胸へと口を運んだ。
「ひぃんっ…!」
先ほどのお返しとでも言わんばかりに、乳首をぐっと吸い上げる。
「はぁっ、あ…あ…ふぁぁぁぁっ…!」
ゼクティの尖った耳が揺れた。顔の正面からアンテナのように立っている前髪が揺れた。
全身が興奮に身もだえ、うち震える。
「ゼ…ゼクティ…っ…出るよ…な、中に、出すよっ…!」
キリヤの腰がより一層そのスピードを増した。
「ふあっ、あ、あああ…んんっ…くぅ…っ!」
ゼクティも徐々に反応が激しくなっていく。
やがて、キリヤの心剣から熱いものが放たれ、ゼクティのナカを満たしていった。
…びゅくっ! びゅるるるっ!
「んんんっ…!!!」
388 :
319:2007/07/13(金) 19:43:33 ID:k2gtjv2m
朝。と言っても、未だ誰も目を覚まさない早朝中の早朝。
キリヤが目を開き、状態を起こした。
(朝か…夕べはあれからすぐに寝ちゃったんだな…)
つい数時間前の記憶をさかのぼり、そう認識する。
(…「あれ」?)
だが、冷静にその内容を考えた途端、ものすごい勢いでキリヤの顔が真っ青になっていった。
そして、本来ならそこにいるはずの少女を見つけるため、自分の布団の周りを見渡し、
ちゃんと自分の隣にその少女――ゼクティの姿を確認した。ただし、全裸の状態で。
(またやっちまった…どうしよう、これがシーナ辺りに知られたら…!)
以前クララクランの件の時に経験したすさまじい攻撃の数々。
いや、あの後「もう浮気はしない」という約束に従った以上、あれ以上のものが待っている可能性も…
「ふふふぅ〜♪」
不意に、頭上から間の抜けた鳴き声が聞こえた。
見上げてみると、すぐ目の前にラッシィが浮いている。
「ふぅ〜、ふふっふぅ〜♪」
日頃からニヤけたような微妙な表情をしているラッシィだったが、今日はより一層ニヤニヤしているようだ。
そして、今のキリヤには、何となくその表情から、それの言うことが理解できたような気がした。
きっとこう言っているのだろう。
『とうとうやってくれたなキリヤ君。これで既成事実はいただきだ♪』と。
「…またお前かーっ!」
キリヤがラッシィの高さへと跳び上がり、うさぎのような両耳を掴む。
「ふぅ〜! ふぅ〜!」
「…ん…あれ? 何で私、裸なんだろ…?」
と、そこへゼクティが目を覚ました。そして、キリヤのいた方へ視線を向ける。
ちょうどキリヤがラッシィの耳を縄のようなもので縛りあげていたところだった。
「…何してるの? キリヤ」
「捨ててくる!」
「えっ!? ちょっ、ちょっと待ってよ…何で!?」
「ウフフフフ〜、楽しそうねぇ、キリヤ君…?」
突然、背後から声が響いた。恐らくキリヤが一番聞きたくなかったであろう、半笑いのすごみがこもった声。
「シ、シーナ…!?」
「さぁて、これが一体どういう状況なのか、詳しく説明させてもらおうかしらぁ…?」
1つの布団を共有。しかも女の方は全裸。
「い…いや…こ、これはノーカンだノーカン! 俺はただ、酔っぱらったゼクティに襲われ…!!」
「問答無用! ギブアップせーいっ!!」
「いやあああああああああああああ…!」
朝っぱらから、本陣にキリヤの悲痛な叫びがこだました。
おまけ
「どうしたのじゃヒョウウン? 目の下に立派なクマなんぞ作りおって」
「…姐さん…俺、もう酒は死んでも飲まねぇよ…」
「?」
結局ヒョウウンは、あの後興奮で一睡もできなかったとのこと。
389 :
319:2007/07/13(金) 19:44:19 ID:k2gtjv2m
「鉄は熱いうちに打て」の論理で、前回のシーナ編を投稿した日の夜中に新鮮な妄想をぶちまけました。
しかし、おかげで寝たのは2時半…ぶっちゃけ眠いです…
さて、ちょうど前回のを書いた頃に、ファミ通の攻略本を購入しました。
これで地図の位置関係とかが分かって書きやすくなったぜ!
まぁ、それはともかく、今回のSSでお気づきでしょうが、
このシリーズ、毎回毎回内容が特定のシチュに特化されているのです。
クララ編は役得、シーナ編は純愛、ゼクティ編はキリヤ受け…といった具合に。
さて、次回は誰がどんなシチュエーションを見せてくれるのか? ぶっちゃけまだ決まってません!
…ていうか、もう残りがクレハとホウメイなんだよな…
この2名は既にこのスレでグッジョブSSが投下済みだというのに…どうしよう…
ゼクティの既存SSは幼女verだから何とかなったけれど…
390 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 20:32:39 ID:jfnH5+vG
ネ申現る。GJ!!
391 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 02:27:30 ID:0LISqim2
GJJJJJJJJJ
>>389 GJ!
既存の作品と被る気もするが
クレハは奉仕系で、ホウメイはキリヤを攻めていたのに逆転される……とかどうでしょう?
>>389久々に来たら名職人さんが。GJ!
だがカリス女体化(寧ろそのまま)は無いのか?果てしない萌えが待っていそうなんだが。
もふもふおおかみちゃんも忘れないでくれ。
>>389 ノノ(⌒∀⌒)ハb「ニヤニヤ」GJ!
シーナは属性に合わなかったのでコメントあぐねいていたら疾風の酒乱妖精キター!!
ゼクちーはかわぇぇ娘やなホンマ〜♪
いよいよクレハと本命のホウメイだぜ!
頼みますよ旦那。
>>389 GJ!
シリーズじゃなくなるけどソウマ×クレハ、ヒョウウン×ホウメイとかなら被りにくいのでは?
ヒョウウンか…
トカゲの生殖器ってどうなってんだ
>>389 ネ申降臨!!
ゼクティの奉仕(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
俺もカリスきゅんだったら抜ける。
むしろ>389でヒョウウンに萌えた
別に相手は桐谷じゃなくてもいいよな
>>396 収納型で出し入れ可能らしい
形までは知らんw
>>401 でもヒョウウンはな〜
ところで319氏は後日談なり外伝でキリヤ×カリスきゅんはあるよね?
答えは聞いてない!
ヒョウウンだとなんか不都合あるのだろうか
キリヤ×クレハを偶然見てしまってちんこビンビンになったヒョウウンを姐さんが偶然見つけてry
>>404 なんつーかカッコイイし背中もあずけられるんだけどさ
エロ方面に走ると受け付けないんだよな〜
そもそも竜族が人間に欲情するのだろうか
個体間に容姿の差がありすぎると欲情しない気もするが・・・
エソパロだもんなwwwwそんな設定あったとしても無視だよなwwwww
>>408 「人間の女もなかなかイケる〜」っていうお世辞言ってたから
性欲の対象じゃないのかもしれないが
遺伝子的な呼びかけならホウメイ相手なら無問題だ
ティアーズだと普通に獣人と人間が子供作ってるし
欲情するのは同じ種族にかぎらないんじゃないの
たとえば君たちは犬をお菓子たいと思うのかい?
思うよ。可愛いきゃ
普通に獣人が存在する世界で犬とかなに言ってんだか
たとえばの意味が理解できない馬鹿がいるのか
馬鹿で何が悪い
416 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 23:25:55 ID:bLH63uS+
ベイルガルド兵の慰安婦として毎晩犯されているゼクティ・そしてゼクティU達・・・
生意気なロウエンをシメてやるっ!
ホウメイが見守る中、制裁は行われた。
既にロウエンのほっぺは、クララクランの白くて細い指にむにむにされている。
「ゼクティよ、ロウエンの耳はフカフカして柔らかそうじゃぞ。」
ホウメイの声に応じて、ゼクティはもふもふへの好奇心に顔を輝かせた。
手加減を知らない耳ふにふにに、難しい顔をするロウエン。
しかし、その表情とは裏腹に、ロウエンは尻尾を楽しそうにぶんぶん振り回している。
犬にとっては、耳やほっぺこそが喜びポイントだったのかもしれない・・・。
ロウエンのあごの下あたりのモフモフを、クレハが絶妙な指技でなでなでしていく。
クレハの触覚にぬいぐるみに触れたような感覚が広がる。
そして、ホウメイがロウエンの肉球をつついていく・…
巫女四人によるド迫力の5P私刑。
まだ、幕が開いたにすぎない。
悦楽は、ここから始まる。夜はまだ終わらない…
武蔵川部屋乙
419 :
sage:2007/07/16(月) 01:23:55 ID:oTANsgKh
ゼクティの長い耳を両手で持ちながら強制フェラをさせる、そんな夢がみたい
>>417 >手加減を知らない耳ふにふにに、難しい顔をするロウエン。
>しかし、その表情とは裏腹に、ロウエンは尻尾を楽しそうにぶんぶん振り回している。
大型わんこに和んだ
ここらでヒョウウン×カリスの統治親睦フラグでパヤろうぜ!
冷静に見るとゼクティってけっこう腹筋鍛えられてるんだな
そしてアホ毛があるんだな
犯してやる!絶対ゼクティを犯してやる!
ここは敢えて受身に回ると途端に弱気になる裏ヒルダを提唱したいところですな
じゃあ僕は、
ロウエンに宝物見学させてもらうシーナとクレハ
しかし偶然宝の不思議パワーが発動しエッチになっちゃうシーナとクレハ
そのままわんことお布団へ
ちゃん!!
心の扉を開くためのソウルピースが「種」
本当にゼクティはいやらしい女の子ですね><
俺の心の扉は男×3でしか開かないぜ
今日初めてゼクティの大ダメージ時のセリフを聞いた
喘ぎ声が生々しすぎだよ桑島さん(*´Д`)
>>424 _
'´/ニニミ .,'▼`ヽ
__i ノノノヽリ__/i,/i__ミi!lノノハ))
| | リ!゚ ヮ゚ノリミ,,´(叉)li_゚ ヮ゚ノ |
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ \
\|⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
なんかこの大きさだとぬいぐるみと一緒に寝てるみたいだな
ここにもゼクティ房が沸きはじめたな。
ここにもゼクティ房が沸きはじめたな。
ここにもゼクティ房が沸きはじめたな。
ここにもゼクティ房が沸きはじめたな。
ここにもゼクティ房が沸きはじめたな。
ここにもゼクティ房が沸きはじめたな。
ここにもゼクティ房が沸きはじめたな。
ここにもゼクティ房が沸きはじめたな。
ここにもゼクティ房が沸きはじめたな。
ここにもゼクティ房が沸きはじめたな。
ジンクロウって何気にテクニシャンそう
イメージとして凄まじい早漏というのがある
433 :
319:2007/07/17(火) 16:58:38 ID:mo8RvQZy
注意点…というか言い訳
・内容はキリヤ×…?。前回からの続きとなってます
・多分14章
・連投規制かかっても恨まないように
・アニメ未見のためソウマの性格面の情報が少ないので、ソウマ×クレハは多分描けません
・異種姦ならなおのこと。お願いだからもっと初心者をいたわってくれ…orz
・毎度毎度のお約束として、一部非常にコアなネタを含みます。分かってもニヤニヤするだけにしてください
・クオリティは相変わらず…(しかも今回はいつもより輪をかけて低めかも…)
「…はぁ…ん…っ…」
ドレイク城外には、ちょっとした物陰がある。
そこには今、クレハ・トウカが1人で座り込んでいた。
「んっ…く、ぅ…」
彼女の細く綺麗な指が、スカートの中で動いている。
濡れてしまわないようにするためか、下着は片足に引っかけた状態だった。
「あ…う、うぅ、ん…っ」
胸元の布を剥ぎ取ると、自ら乳房を揉みしだく。
口からは喘ぎが漏れているが、門番の耳に届くほどの距離ではなかった。
「あっ…あ、ぁぁ…んんんっ…!」
最後の一瞬、クレハの声が少しだけ大きくなる。肩がぴくんと震えた。
「…はぁ…はぁ…はぁ…」
それっきり愛撫の手は止まり、しばらくの間荒い息をしていた。
そして、息が整い、衣服を正すため、まず下着に手をかけようとした時…
「おっ」
突然、後ろから驚きの声が上がった。
クレハは一瞬びくっと身を震わせ、反射的に胸元を腕で覆い隠し、声の方を向く。
そこに立っていたのはホウメイだった。
「いや…すまん、遠くからでは死角で見えんかったからの。
…今からするところじゃったのか?」
「あ、い、いえ、もう終わったところ…です…」
クレハの声は、言葉を続けるごとにボリュームダウンしていき、顔もみるみるうちに赤く染まっていく。
「気にするでない。ヒョウウンやキリヤではあるまいし、
何分個室が無いものだから、室内でするわけにもいかんしの。それもこれもあやつが…」
ホウメイはそこまで言いかけたところで、何か嫌な予感を察知し、言葉を切った。
「…いや、それはこの辺でよしておこう」
そう言って、ホウメイはクレハの隣に腰かける。
「で、相手はどっちじゃ? ソウマか?」
「いえ…」
答えながら、クレハは自分の衣服を整えていた。
「そうかそうか、するとキリヤの方か」
図星を指され、またしてもクレハの顔が赤くなる。
「…お主、徹底的に嘘のつけんタイプじゃの、多分」
若干呆れた様子でホウメイが言った。
434 :
319:2007/07/17(火) 16:59:11 ID:mo8RvQZy
「…分かっているんです。キリヤ君が本当に好きなのはシーナさんで、
それはシーナさんにとっても同じことだっていうのは…」
不意に、そんな言葉がクレハの口から静かに語られる。
さすがに人生経験が豊富なだけあり、ホウメイは落ち着いた様子でそれを黙って聞いていた。
「本当は自分の気持ちを打ち明けたいけれど、それをしたら、キリヤ君にとっては迷惑だろうし…
…だから、何かしたくても、結局何もできないまま、ここでこうしているんです…」
「余計な気遣いをさせたくないというやつか。まぁ、お主らしくはあるかの」
確かに、いきなり告白などされては、急に答えを返すこともできず、思い悩んでしまうだろう。
そしてそれを聞いたホウメイは、しばらく視線を空に向け、何か考え事をしているような表情となった。
数瞬後、何かひらめいたのか、隣のクレハの方を向く。
「…気休め程度のことなら、やれるかもしれんぞ?」
「え?」
唐突にそんな言葉をかけられたクレハは、面喰らったような表情を浮かべる。
「まぁ、お主の協力次第じゃがな」
ホウメイの顔は、いたずらっ子のようなやんちゃな笑みに彩られていた。
「そろそろ鑑定前のブツも多くなってきたわね」
「じゃあ、今度まとめてやってこようか?」
城内の本陣では、キリヤとシーナが事務的な話をしていた。
ルミナスナイツ内で「ゼクティ添い寝事件」とうたわれたあの惨劇から数日後。
一体キリヤがどんなマジックを使ったのかは不明だが、何とか関係は修復できていた。
ちなみに、本筋が皆が眠っている最中のことだったので、
この事件の全容はほとんど知られていない(当事者のゼクティですら覚えていなかった)。
第3者の中で唯一知っているのはヒョウウンなのだが、彼はあの後原因不明の寝不足と興奮から、
「俺は見てない…何も見ちゃいない…」と「書庫」の隅で体育座りをしながらブツブツ呟く日々を繰り返しているため、
結局事件の真相は闇の中へと葬られていた。
「それならついでに鍛冶屋で猫耳カバーを…」
シーナがそこまで言ったところで、部屋にホウメイが入ってきた。
「すまんが、少しキリヤを借りていくぞ」
「え? 俺?」
先に反応を示したのは、指名されたキリヤだった。
「ん、まぁいいけど…どれくらいかかりそう?」
「なぁに、ちょっとしたことじゃ。全体に支障を来たすほどでもない。
…ほれ、キリヤ、行くぞ」
「あ、うん…」
そんな応対があって、ホウメイはキリヤを「作戦会議室」へと連れていった。
435 :
319:2007/07/17(火) 16:59:52 ID:mo8RvQZy
作戦会議室の明かりは落ちており、中は真っ暗と言っていいほどだった。
「暗いな…明かりは?」
「うむ、まぁまずはそこに座れ」
ホウメイから指示があったので、とりあえずそれに従い、席につく。すると…
…ガチャ。
「なっ!? て、手錠!?」
突然、キリヤの両腕が椅子に固定されてしまった。
「…俺は何も見ちゃいないんだ…そうだ俺は知らない、何もやってない…」
背後からはとてつもなくネガティブな声色のぼやきが聞こえてくる。
「お、おいヒョウウン! 一体何のつもりだよ!?」
「無駄じゃ。ヒョウウンには何も教えておらんからの」
今度はホウメイの声が聞こえてきた。言い終わると同時に、ヒョウウンの足音が部屋の外へと去っていく。
「ホ、ホウメイ! どういうことだよこれ!? 説明しろ!」
キリヤが声を張り上げた。
「ふっふっふっ…少しお主にいじわるをしてみたくなっての」
「いじわるって…それならもう少し程度の低めなのを…」
キリヤの声は若干呆れ気味に響く。またいつものノリかと認識したのだ。
「まぁそう言うでない。少しはお主にとっても面白いかもしれんぞ」
心なしか、ホウメイの声はうきうきしたような響きがあった。
やがて、不意に部屋に明かりが灯った。
「………」
同時に、キリヤは目の前に新たな人影を認め、その名を叫ぶ。
「ク…クレハ!? 一体どうしたんだ!?」
目の前のクレハは、キリヤと同じように無言で椅子に座っていた。
だが、その両手首は、紐のようなもので手すりに縛りつけられている。
手錠でないということは、わざわざ縛る余裕があったということか。
「どうじゃ? なかなかそそる光景じゃろう?」
ホウメイはクレハの縛りつけられている椅子のすぐそばに立っていた。
「こ…こんな状況でそそるも何もあるかよ! 何で俺達はこんなことになってんだ!?」
「まぁ待て。何もしないうちからそう怒鳴るな」
「まだ何かする気か!」
キリヤの渾身のツッコミを無視し、ホウメイはクレハの身体へと手を伸ばす。
指先がクレハのスカートの中へ入り、彼女の秘所に触れた。
「んっ…」
「な…おいおいおい! いきなり何やってんだよ!?」
「ふふふ…お主ならわらわがこれから何をするか分かるじゃろう? このヤリチン心剣士め」
「う…」
図星を突いたホウメイの顔は、その反応を楽しむかのようにニヤニヤとしていた。
「まさかクララクラン姫を筆頭に、シーナ、ゼクティまでも手籠めにするとは…」
「て…手籠めにはしちゃいない! 大体何でそんなこと知って…」
「ともかく、お主はそこで大人しく見ておれ。
さーて…お主は目の前で延々と繰り広げられるレズプレイに耐えられるかのう…?」
436 :
319:2007/07/17(火) 17:00:27 ID:mo8RvQZy
ホウメイは下着越しに、本格的に秘所を責め立て始めた。
「あ…ん、んん…はぁ…っ…」
クレハがその身を小刻みに震わせる。
これまで自分で触れて身体を慰めたことはあれど、他人に触れられるのは初めてのことだった。
「どうじゃ? 誰かに弄られるのはまた格別じゃろう?」
「んっ…あ、あぁぁぁ…ふあっ…」
返事はない。代わりに口から漏れる嬌声がその胸の内を代弁していた。
やがて、クチュクチュといやらしい音が聞こえてくる。
「ひゃ…あ…ふ、うぅぅ…っ」
「ふむ…このままここを触っているだけではキリヤも飽きてしまうか」
そう言って、ホウメイはクレハの胸元にもう片方の手をかけ、前をはだけさせた。
クララクランほどとまではいかないが、十分張り合えるほどの豊満な胸が露わになる。
「…それ以上やるとシーナにチクるぞ」
さすがに(性的な意味で)身の危険を感じたのか、キリヤが釘を刺した。
「ふふふ…本当に言いつけることができるか、見ものじゃのう」
意味深に言うと、ホウメイの手がクレハの胸に触れる。
「あっ…ひあ、ぁぁん…っ…くぅ…」
女の身体のことは女が1番よく知っているとでも言いたげに、優しく的確な動きで揉んでいった。
ひょっとすると、テクニックではキリヤさえもしのぐかもしれない。
「まったく…これほどの乳の持ち主と一緒におって手も出さんとは、キリヤもヘタレというか何と言うか…」
ホウメイはそう言い終えると、口を胸へと運ぶ。
ちょうど自分の顔の高さがクレハの胸の高さとそう変わらなかっただけに、動きはスムーズだった。
「ふあぁぁぁっ!」
「ふふ…ずっと1人でシてたお主には、未体験の領域というやつじゃな」
ホウメイの舌がピチャピチャと音を立て、形のよい乳首を刺激する。
「あんっ…は、あぁ…くはぁ…っ…」
快楽に歪んだクレハの顔が、ホウメイの責めに合わせて反り返る。
「どれ、ではそろそろ…」
口元と右手はクレハの胸に固定したまま、余った左手を再びスカートの中へと伸ばす。
下着をおろし、割れ目へと指を突っ込んだ。
「ひああぁぁぁぁんっ! …あっ…ああ…っ…!」
指の出し入れに呼応し、クレハが喘ぐ。
「ふふ…これだけではないぞ」
更にホウメイは、口に咥えた乳首を吸い上げた。
「あぁぁんっ! ん…あ…ああぁぁぁっ!」
クレハの声も一層激しさを増していく。
そしてある時、ホウメイの指が素早くクレハの膣内をかき回した。
「ふあ…ああああああああああああああああああっ!!!」
437 :
319:2007/07/17(火) 17:01:02 ID:mo8RvQZy
「はぁ、はぁ、はぁ…」
クレハの息は荒い。他人からの秘所への責め、胸への責め、乳首を吸われること…全て初めてづくしだった。
「さてと、今度はわらわの番じゃな」
そう言うと、ホウメイは己の服を脱ぎ捨て、一糸まとわぬ姿となった。
人は裸体の人間を「生まれたままの姿」と形容するが、彼女の場合は特に…
「うるさい」
そこまでキリヤが考えたところで、ホウメイが彼の額めがけて扇を投げた。
(勝手に人の心を読むなよ…)
痛みを覚えながらも、あえてキリヤは胸の内を読まれたことにはツッコまなかった。
相手は魔法使いも同然なのだから、それくらいはできても不思議じゃない。そう思ったのだ。
「よっ…と」
その間に、ホウメイはクレハの膝の上へと飛び乗った。
ちょうどクレハの目の前に、ホウメイの胸がある。そんな位置関係になった。
「口で頼めるかの?」
ホウメイが頼む。
一瞬戸惑ったような表情を浮かべたものの、クレハが無言で口を運んだ。
「ん…ふむ…っ」
他人を気遣うクレハらしい、繊細かつ丹念な動作で、乳首を舌で転がす。
「ふあ…っ…あ、んんっ…」
ここにきて初めてホウメイの顔に快楽の色が浮き出てきた。
「は、初めての、わりに…っ…なかなかの技術を、持っているでは、ないかっ…ぁ…」
経験豊富なホウメイが言うからには、確かなものはあるのだろう。
「ひ…あっ、あ、あぁぁぁ…っ…」
「はむ…んっ…」
ホウメイの身体が快感に身もだえる。足が震え、立っているのもつらそうだ。
「く、あ…ん…んんんんんんんっ!!!」
絶頂を示す大絶叫。その身はびくんと動き、反り返っていた。
「…はぁ、はぁ…まさか、本当に乳首だけでイカされるとはのう…」
微妙に敗北感のこもった声でホウメイが独りごちる。
大きく息をつくと、そのままキリヤの元へと歩み寄った。
「さぁて…お主の出番じゃぞ、キリヤ」
「え…」
キリヤの反応を待たず、ホウメイは彼の股間へと視線を向けた。
恐らく彼女の目論見通り、そこには立派なテントが張られている。それをさぞ面白そうに指で1度つついた。
「よしよし…ちゃんと反応しているようじゃな」
「お、おい…」
するとホウメイは、今度はキリヤの手錠に手をかける。恐らく古代文明の産物と思われる手錠が外れ、床に落ちた。
「これで下準備は完了じゃな。…キリヤ、お主もこれからわらわ達の中に加わるのじゃ」
「は…はあ!?」
「よもや、このまま立ち去って収拾がつかないような状況に追い込むなんて真似、お主にはできんはずじゃ…
さぁ、どうする…?」
ホウメイの言う通り、こんな展開で、1人だけ逃げられるはずもなかった。
加えて、先ほどまでの絡みを経て、自身の心剣もまた、収まりのつかない状態になっていた。
「…ひとまず、クレハの縄を解いてくれ」
438 :
319:2007/07/17(火) 17:01:40 ID:mo8RvQZy
「ま、そうくるじゃろうな」
そう言って、ホウメイは己の仙術で指先に小さな火種をともし、縄を焼き切った。
それを確認したキリヤは、クレハを立たせ、壁へと誘導する。
「キリヤ、君…」
ここでようやくクレハが言葉を話した。
(本当に、こんなことをしていいのかは分からないけれど…)
自ら壁に手をつき、バックの態勢を取る。
「クレハ…」
キリヤはズボンから心剣を出すと、クレハのナカへとあてがった。
「…行くよ」
ただし、
「ん…あああぁぁっ!?」
膣内ではなく、菊門に、である。
「キ、キリヤ君、そこはっ…ふああぁっ!」
「ほほう、考えたのう。確かにそこなら身ごもらせてしまうこともあるまい」
ホウメイの言葉は、まさしくキリヤの胸中をずばり言い当てていたのだが、そんなことを聞いている余裕はなかった。
妊娠の可能性を避けるためにアナルへと挿入したはよかったが、そこの締め付けはキリヤの想像を遥かに超えていた。
(や、やばい…すごく気持ちいい…意識が、飛びそうだっ…)
今度こそは感情的にならないでおこうと心に決めたのだが、
早くもその理性は危機を迎えている。
「あっ…あぁん…ひあ…っ…」
一方のクレハも、初めて受け入れる男の感触に、その身を震わせていた。
しかも、相手は自分の想い人――それも既に叶わぬ恋と思っていた相手だ。
その事実が、一層クレハの身体を熱くさせる。
「く、ぅ…っ」
キリヤの手が胸へと伸びる。消えかけそうな理性とは裏腹に、手の動作は穏やかだった。
「ひあっ! はぅ…あ、あんっ…!」
キリヤの掌の中で、クレハの巨乳がぷるんと揺れた。
それが腰の動きに合わせ、ぷるん、ぷるんと続けられる。
「う…っ…ク、クレハ…」
「キリヤ、く…んっ…すご…あっ…」
キリヤが腰を振り、胸を揉むたびに、クレハのナカの締まりも少しずつ強くなっていく。
後ろから突く衝撃で、掌の中で乳首が擦れており、快感も増していたのだ。
と、不意にキリヤの手がクレハの乳房を離れ、指が乳首をつまむ。
「ひあ…ああぁぁぁぁっ!?」
いきなりの不意打ちに、クレハの口から一際大きな嬌声が放たれた。
「クレハ…出すよっ…!」
その言葉を裏付けるように、キリヤの腰のスピードが増していく。
「は、ああぁぁっ! んんっ! くぅ…っ…!」
一方のクレハも、バックと胸の同時責めに、絶頂の寸前にまで達していた。
「く、う、うぅ…っ…!」
「あんっ! ふあ…っ…わ、私も、もう…イクっ…!」
やがて、互いに限界を迎え、クレハのナカがキリヤの分身で満たされていった。
びゅくっ! びゅくっ! びゅるるるっ!
「ああああああああああああああああああああああああ!!!」
439 :
319:2007/07/17(火) 17:02:26 ID:mo8RvQZy
「はぁ、んっ…ふぅ…まったく、見せつけてくれおって…」
2人が結合を解いたところへ、ホウメイが声をかけた。
よく見ると、彼女の右手が自身の割れ目の間へと入れられている。
2人の交わりに我慢ができなくなって自ら…といったところだろう。
「さてと…次はわらわの番じゃぞ、キリヤ」
そう言って、ホウメイは自らの秘所を指で拡げた。
「ちょ、ちょっと待て! さすがにそれは…」
「安心せい。人族と竜尾族の間での出生率は低いのじゃ。加えて今日は安全日。まず子供はできんよ」
キリヤに言いながら、今度はクレハの方を向いた。
「クレハ、お主ここに座ってはくれぬか?」
「え、あ、はい…」
「おいホウメイ、一体何をする気なんだ…?」
キリヤがそう問いかけると、ホウメイはその顔に好奇の笑みを浮かべて振り返る。
「決まっておろう。いわゆる3体合体というやつじゃよ」
「さ…3体、合体…!?」
要するに3Pといったところだろうか。いや、前後関係からしてそれで正解なのだろう。
「キリヤも言っていたではないか。
3つの心が一つになれば、一つの正義がうんたらかんたら…たしかそんな感じの歌だったろう」
「いや、それの場合だと、紫・白・黄色じゃなくて、赤・白・黄色でないと成立しないんだけど…」
キリヤの指摘を聞いたホウメイは、全員の服を見回した。
まず、クレハは何の問題もなく黄色。キリヤは灰色っぽかったが、髪色が少し薄いのでかろうじて白。
最後に、脱ぎ捨てた自分の服は確かに大部分が紫。
「…赤い服を着てくればよかったかのう…」
心底残念そうに呟き、ため息をついた。
「ともかく、ヤるなら早くしないと、身体冷やすぞ?」
「それもそうじゃな。ではクレハ、頼む」
「は、はい…」
ホウメイの言葉に従い、クレハが床に座り、股を開く。
(キリヤ君って、ああいう趣味があったんだ…)
先ほどの発言を思い出し、心の中で独りごちる。
それでキリヤに対する好意が揺らいだとか、そんなことは断じてないのだが、純粋に意外に思ったのだった。
「で、次がわらわ…」
ホウメイは元の姿勢を保ったまま姿勢を低くし、ちょうどクレハの割れ目の辺りに頭を持ってくる。
「最後が俺…」
キリヤが己の心剣を握りなおし、ホウメイの秘所へと近づけた。
先ほどクレハにしたのと同じように、バックの態勢である。
「では、いくぞ」
合図はホウメイが出した。
一拍の間をおいて、キリヤが心剣を膣内へと挿入する。
(チェンジ・ゲッ@ー、スイッチオン!)
何言ってるんだろう、俺は…とキリヤが自分に呆れようとして、結局できなかった。
440 :
319:2007/07/17(火) 17:03:02 ID:mo8RvQZy
「くぉ…っ…!」
ホウメイのナカは、先ほどのクレハのアナルとほぼ同等と言っていいほどにきつかったのだ。
「ふあぁんっ! …ふ、ふふ…どうじゃ…幼児体型というのも、悪くはなかろう…っ」
キリヤの反応に満足げに言い放つと、ホウメイの舌がクレハの秘所へと触れた。
絶妙な舌遣いで割れ目を開き、膣内へと侵入する。
「くはあああぁぁぁっ! んんんっ…!」
あまりの快感に、たまらずクレハが大きな喘ぎ声を上げた。
既に今日だけで通算3回も絶頂を経験している彼女だ。身体もそれだけ敏感になっていた。
「く…っ…う…」
「あふっ…ん…っ…あぁぁ…!」
「ふ、あ、あぁ…ひぅんっ…!」
キリヤが腰を突き、ホウメイの身体を揺らす。
ホウメイの揺れが舌に伝わり、クレハのナカをかき回す。
クレハとホウメイ、2人分の嬌声がキリヤの動きに勢いを与える。
今や3人はまさに一つとなっていた。
「んっ…う…」
突然、キリヤの両手がホウメイの胸へと愛撫を始めた。
ふくらみこそないものの、乳首への責めとしてはしっかり効果を持っている。
「んくあぁぁぁっ!? はぁっ…う、ああ…っ!」
ホウメイの身に、一気に快楽が押し寄せてくる。
突然の衝撃に、思わず舌が口の中で暴れた。
「ひゃあぁぁっ! ああぁぁぁんっ!」
当然舌の動きはクレハに伝わる快感へと直結している。
散々責め立てられた身体は、よがり狂わんばかりに震えていた。
「くぅぅっ…ホ、ホウメイ…出すぞ…いいんだなっ…!」
「か、構わぬ…わらわも…っ…イッてしまいそう、じゃ…っ!」
「キ…リヤ、君…わ…私もっ…もう、駄目…!」
全員の反応を確認した後、いよいよキリヤはラストスパートをかけた。
腰の動きがさらに加速する。
「ふあ、あっ…ひぃ…っ!」
「あああっ…あ、あんっ…!」
そして先ほどのサイクルに沿って、ホウメイとクレハにも更なる刺激が襲ってきた。
「う…もう、出る…っ!」
キリヤの言葉と共に、再び彼の心剣から熱いものがほとばしり、今度はホウメイのナカに注がれる。
「くはああああああっ!」
凄まじい快楽の波に、思わずホウメイの身が反り返った。当然クレハのナカに入った舌も急激に動く。
「ふあああああああっ!」
ほとんどクリトリスを巻き込まんばかりの動きに、クレハの身体にも衝撃が押し寄せてきた。
3人は、この時既に同時に達していた。
びゅくっ! びゅくっ! びゅくびゅくびゅくびゅくっ!
「んあああああああああああああああああああああああっ!!!」
「ひあああああああああああああああああああああああっ!!!」
441 :
319:2007/07/17(火) 17:03:38 ID:mo8RvQZy
「一応、これで気休めにはなったと思うが…どうじゃ?」
作戦会議室の中で、ホウメイが衣服を整えながらクレハに尋ねた。
驚異の3体合体を終えてから数分後。キリヤをシーナの元へ戻らせたため、ここには2人だけしかいなかった。
ちなみに、どうやってキリヤの口を塞いだかというと…
『さてキリヤよ。これでお主もわらわと「共」にクレハを「犯」した「者」同士…文字通り「共犯者」じゃ。
加えて、このわらわにも手を出しておる。もし今のことを告げ口したら、お主も不利になってしまうのう。
まぁ、今日は楽しかったぞ。これからも仲良く賢くやっていこうではないか。はっはっはっ…』
これでイチコロだった。
「これで本当によかったのかは、正直微妙なところですけど…少し、気が晴れました。
ありがとうございます、ホウメイさん」
そう答えたクレハの顔には、まさしくエルデの巫女に相応しい、美しい笑顔が彩られていた。
「うむ。今後も何かわらわにできることがあったら言うといい。力になろうぞ」
「本当にありがとうございます」
「気にするでない。何せわらわ達は…」
ホウメイはそこで一旦言葉を区切ると、一息おいて続きを言った。
「…同じ秘密を共有する友じゃからな」
それから数瞬の間をおいて、今度はクレハが口を開く。
「そうですね」
数日後。
「…う゛ー…」
「んな声上げて…また今日も寝不足ですかい、姐さん?」
あれから完全に立ち直ったヒョウウンが、隣のホウメイに問う。
「確かにわらわは『力になる』と言ったが…
…安請け合いはするべきではなかったかもしれんのう…」
気だるそうにホウメイが呟く。
すると、そこへクレハが駆け寄ってきた。
「あの、ホウメイさん。えっと…今夜もよろしくお願いしますね」
半ば恥じらいで顔を赤らめながらも、笑顔でそう言うと、また小走りに去っていった。
「…毎晩『夜の相手』をせねばならんとは…」
今度は、隣のヒョウウンにも聞き取れない声で独りごちる。
「…はぁぁ〜…」
そして、今度は周りにあからさまに聞こえるように、大きなため息をついたのだった。
442 :
319:2007/07/17(火) 17:04:23 ID:mo8RvQZy
おまけ
「…今回は呼ばれなかったな…」
単独で書くのがしんどいなら3Pにしてしまえばいいじゃないか!
そんなこんなで半ば実験的に書いたのが今回のSS。
人数多いので容量もクララ様編並に大きくなりましたが…
…スイマセン、クレハメインで書き始めたつもりなのに、大分影が薄くなっちゃったかもしれません…
ていうかスレで発表するような作品で実験なんてするなよ俺…
さて、前々回のシーナ編が少し不評なようですが、
あれでのエロシーン中のシーナは、心象世界5の水着を見せる時のシーナ(別名「究極デレ期」)を元に書いたので、
確かに少しデレに偏りすぎたかもしれません。
でもまあ、そこはやっとお互いに素直になれたってことで許してほしいな…だって俺はデレ期が好きなんだもの…
しかし、シーナのみならずクララ様を考慮しても、やっぱりゼクティの方が反響がデカいのは何故…
…あ、そっかぁ〜見た目がえろいからだぁ〜。アハハハハハハハハ…
…俺は非エロ’s(クララ様&シーナ)が好きなのにorz
あ、でも最近ではクレハも好きになりましたよ?
ゲーム中で大ダメージ受けた時の「あぁんっ!」ってエロボイスが。
…おや? どうしたんだいキリヤ君、日輪烈光なんか持っ…
443 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 19:37:22 ID:zvixmd1P
死んだwwwwwGJ!!
チャレンジャーだな。
だがそれがいい!GJ!
『さすがに、まだ立派とはいかないかな』
下着を優しく下ろし、キリヤがカリスの男を掴む。
『すぐに追いつくさ』
『そうだな。逆にその歳で立派な巨根だったら、それはそれで引く』
お互いに笑い混じりで声を掛け合う。
『…本当にいいのか? わざわざ俺の性癖に合わせる必要はないんだぞ?』
『いいよ、キリヤなら。だって…』
一瞬、そこでカリスが言葉を切った。場を穏やかな静寂が包み込む。そして、カリスは次の瞬間、満面の笑みを浮かべ、続けた。
『僕だって大好きだから。キリヤのこと』
『…カリス王子…』
キリヤの顔がカリスに近づく。2人の距離がゼロになる。そして次の瞬間、互いの唇が…
「いーやーだっ! 死んでもやるかそんなこと!」
「仕方ないわ、キリヤ。もうネタは使い切っちゃったんだもの」
「ふっふっふっ…まさか本当にわらわ達全員と身体を重ねるとはのう」
「そうよ! あれほど言っておきながら、こんな状況になったことの責任は取ってもらわないとねぇ〜?」
「その…頑張って、キリヤ君」
「私はあまりこういうことは分かりませんが、応援していますね」
「クレハ…姫まで…」
「さーぁ、カリス王子の待つベッドへレッツダイブよ!」
「やだやだやだーっ! お、俺に男を犯す趣味はないんだーっ!」
「はっはっはっ、今更何を言うか。ヤリチン心剣士の名がすたるぞ」
「そーよっ! それに王子なら見ようによっては、アンタの大好きな女の子でも通るじゃない?」
「あーもう何でみんなそんなにニヤニヤしてるんだよチクショー!
…誰か! 誰かぁ! 助けてくれぇ! ヒョウウン、ロウエン! ゼロ…ジンクロウ!
あーもうこの際ダグでもいいから!」
「呼んだか?」
「ああ呼んだよ! だから早く助けて…」
「ウフフ…キーリヤッ♪ 何も恥ずかしがることはないからね。さあ、僕と一つに…」
「! カ、カリス王子…!」
「…アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
第1部(キリヤ編)、完
無理だよ…カリスきゅんなんて真面目に書けるはずないよ…俺はノーマルだってのに…
なんか大量に書き込みが消えてるな
と思ったら気のせいでしたorz
何してんだ自分…
カリスきゅんを女体化すればノーマルだよ!不思議!
まぁ、キリヤ×カリスはエロパロとしては・・・うん、アッーはないんじゃないか?
ともかくGJ
ようやく俺の嫁のクレハが来て思わず俺の心剣を二重の意味で抜いちまったぜ
ここはセイラン王ロウエンの寝室
時刻は深夜、ロウエンはベッドでアホの子のように口を開けて寝ていた
むにむに
フカフカのほっぺをつままれて夢の世界から引き戻されるロウエン。
「む〜・・・誰だワン?」
不機嫌そうに眼を開け、不届き者の正体を確かめる
「なんだワン、クレハじゃねえか。そんな格好でどうしたんだワン?」
ほっぺをつまんでいたのは下着姿をあられもなく晒した日輪の巫女、クレハであった。
「夜分ごめんなさい。でももう我慢できなくて・・・」
「我慢?何を?」
「あっ・・・・こ、こっちの話!ところでロウエン、こんなものがあるんだけど食べてみない?」
そういってクレハは四角い塊が盛られた皿を差し出した。
「なんだこれ?豆腐か?」
「いいえ、これはバターという牛乳から作った食べ物よ。はい、あーんして」
「???」
こんな夜中に下着のクレハが自分におやつを持ってくるなど
寝ぼけた頭では状況が理解できないロウエン
でもせっかくだからバターを食べることにしたロウエン。
パクッ
「こっ、これは!!」
「どう?美味しかった?」
「しょっぱくてうまい!こんなもの食ったのは初めてだワン!おかわり!」
「よかった・・・気に入ってくれたみたいで」
あっという間に皿に盛られたバターを全てたいらげたロウエン。
しかし、大柄な体を持つロウエンにとっては少々物足りない量だったようだ
「なあクレハ、もっとねえか?」
「うふふ・・・そういうと思って実はもってきました」
そう言ってクレハはおもむろに下着を脱ぎ捨て、その豊かな体を王の前に晒した
「この
(省略されました続きを読むにはここをクリックしてください)
↑カチッカチカチカチッ!
ホウメイ「なぜじゃ、続きが見れぬではないか!!」
>>445 ナイスだ!俺の正妻ホウメイが実にナイスだGJ!
俺の限界を超えた心剣7レベルの仙剣竜尾扇が、
扇風結界陣に暴れまくり吸命衝竜波して泡縛結界陣の如く射精たぜ!(特に膣中しは実に良かった)
最後の百合んなオチと婦女子ウケにも噴いたぜ!
俺はカリスきゅんはどっちで調理してもおいしく逝けそうだけどな?
451 :
319:2007/07/18(水) 16:31:24 ID:sVdNuhTE
とりあえず何とか第1部(キリヤ続き物)も終わったところで、第2部の製作に取り掛かろうと思います。
第2部はオムニバス予定です。原作では見られなかったカップリングも飛び出すかも?
というわけで、現在執筆予定のモノをリストアップしてみました。
これ以降の皆さんの書き込みで、トップバッターを決めようと思います。
・キリヤ×クレハ(リミックスver.)
1部でのクレハがやけに目立たなかったのでリベンジ。
…すいません、ホウメイだけは独自のシチュが思い浮かばないんで勘弁してください…
・クレハ百合モノ
1部最終章で百合に目覚めたクレハが女の世界を繰り広げていく作品。
相手未定。多分今まで通りコメディタッチです。
・ヒョウウン×クララ様
クララ様に言っていたお世辞が、もしも彼の本心だったとしたら…?
といった切り口から繰り広げられる純愛異種姦モノ。でもヒョウウンはエロ方面での人気がないんだよなぁ…
・ゼロ×シーナ
色々あってゼロがシーナを陵辱してしまう話。けっこう重い作品です(でも作者的には1番書きたい)。
…「ゼ@ス×しい@」って単語を連想した奴、ちょっと出てこい。
・トライハルト×裏ヒルダ
表ヒルダの知らないところで、陛下の夜のお相手をする裏ヒルダ…って感じ。
問題はゲーム中に出てきてないトライハルト部屋の描写をどうしていくかだ。
…何? カリスきゅんやもふもふロウエンの話がリストアップされてないだって?
されるわけねぇだろ! そんな物並べたらてめぇら絶対それだけしか選らばねぇのは目に見えてんだよ!
カリスの方は待ってりゃそのうち女体化モノに挑んでみるからそれで我慢しやがれ!!
…スイマセン、取り乱しました…orz まぁ大体そんな感じで。
…でももふもふだけは勘弁。
じゃあ姫にメロメロなヒョウウンでw
ゼクティ×キリヤ希望!
俺×ゼクティしかないだろ
これだから人間は
もふもふロウエンはエロ担当というよりはマスコット的な存在だからな
ぶっちゃけラッシィなんかよりずっと可愛い
>>453-454 らめぇぇぇぇぇ! ちゃんと
>>451から選んでぇぇぇぇぇ!
…まあそれはともかく、クララ様ってヒョウウンのことは何て読んでましたっけ?
ヒョウウン殿? さん?
誤字orz
「読んで」ではなく「呼んで」です。多分分かると思うけど…
確かヒョウウン殿
でも親しくなったら呼び捨て合いってのを希望
というわけでヒョウウン×クララクラン
キリクレで頼みます。
ゼロシナはおすすめですか?ならばそれも頼むよ。
ヒョウウン×姫はあのお世辞シーンでちょっと気になってたので期待
ヒョウウンクララクランをお願いしますね
しかし319はつい最近初エロSS書いたばっかつぅ感じには見えねえはしゃぎっぷりだぜ
面白いからいいんだけどな!
クレハの百合ものはホウメイお姉様もあったら面白そうだし
ゼロシーもイイオカズになりそうでwktkだ
あとはカリスきゅんだな☆
いや、間違いなく319はエロ初心者だな
カリスきゅんを女体化とはまったくわかってない奴だぜ!
おとこのこのままいただくのが通の(ry
465 :
319:2007/07/20(金) 21:25:00 ID:zJJJ3PpG
注意点…というか言い訳
・内容はヒョウウン×クララ。捏造CPが苦手な方はお気を付けください(全くの捏造ってわけではないですが)
・第1部の続きなので、多分14章
・俺、分かったんだ。
異種姦が書けないんじゃなくて、今までそこにもっともらしい絡みの理由が見出せなかっただけだったんだって…
・今回キリヤがあまり出てこないので、コアなネタは出てきません
・クオリティは相変わらず…
「よーし、遂に待望の個室が完成しましたぁ!」
ルミナスナイツの面々を前に、シーナが高らかに宣言する。
今まで、彼女らが使用してきたドレイク城の本陣には、個室というものが存在しなかった。
ここの構造の原型となった、かつての本陣の「光風館」に個室がなかったためである。
「光風館」時代では、人数もそこそこだったのでそれでどうにかなったのだが、
こちらに渡ったことで(正確にはカリスが来たあたりから)微妙に人数が多くなったので、
今では少々不便になっていたのだ。
そこで今回、貯金も用意できたことで、思い切って改築に踏み切ったのである。
「これもダグ様々だな」
「へへ…オイラだってやるときゃやるのさ」
キリヤの称賛に、ダグが満足げに鼻をさする。
「私は、今までのみんなで寝るのもよかったんだけどな…」
ゼクティが少し残念そうに呟いた。
「なら、今夜は私の部屋に来てみる?」
「ストップじゃクレハ。まさかよからぬことは考えておるまいな?」
「じゃあ僕もキリヤの部屋に忍び込んでみようかな」
「いぃ!?」
「ふふ、冗談だよ冗談」
そんな風に盛り上がっているところを、シーナが一旦周囲を落ち着かせる。
「はいはーい注目ー! それじゃあ、今から部屋割りを発表するわ。
…あ、普段玉座の方にいるロウエンとジンクロウの分はないからね」
そう言って、シーナは皆を個室の並ぶ廊下へと案内した。
「向かって右の手前から、私、キリヤ、姫、ホウメイ、
左の手前から、ヒョウウン、クレハさん、カリス王子、ゼクティ、ゼロ」
「俺の周りは女の子の部屋ばかりだな…」
「まぁ、深く考えずに加入順で振り分けたからね。
もしよかったら、キリヤと、クレハさんかゼクティで部屋を交換する?」
「いや、俺は別にこのままでいいよ。そしたらもう片方の周りが男だらけになっちゃうからな」
そんなこんなで部屋割りも無事に終わり、自然と各々が部屋の中を確認する作業に移った。
「すごいね。収納スペースなんかもあるんだ」
「このくらいあれば、色々と私物も置けるのう」
各部屋からそんな声が聞こえてくる。
「………」
だがそんな中、早々と部屋の確認を終えたヒョウウンは、
向かい側の手前から3番目――クララクランの部屋を、じっと見つめていたのだった。
466 :
319:2007/07/20(金) 21:25:38 ID:zJJJ3PpG
やがて夜が来て、各々が就寝前のちょっとした時間を過ごすために、新たにできた自室へと入っていた。
「不思議な気分ですわね。今まではこうして1人で寝ることはなかったのに」
1人の部屋の中で、クララクランが微笑み混じりに呟き、テーブルの紅茶を飲んだ。
そんなこんなで彼女は優雅に過ごしていたのだが…
「あ…あんっ! お姉様…ホウメイお姉様ぁっ!」
「くぅ、ぅ…っ! お…大声を出すでない、隣に聞こ…んんんっ!」
まさか隣でこのような百合の宴が繰り広げられているとは思いもよらなかっただろう。部屋の防音は完璧だった。
…コンコン。
ふと、戸を叩く音があった。
「はい、今開けますわ」
それに気づいたクララクランは席を立つと、カップを机に置いて席を立ち、ドアを開ける。
そこに立っていたのはヒョウウンだった。
「あら、ヒョウウン殿。こんな遅くに何かご用ですか?」
「い、いや、まあ…野暮用なんだけどよ…」
ヒョウウンはやや恥ずかしそうに顎の下を右の人差し指で掻いている。ついでに言うと視線も斜め上の方を向いていた。
「ともかく、どうぞ中へ入ってくださいな。立ち話では疲れるでしょうから」
そんなヒョウウンの様子には気付かずに、クララクランは優しく微笑むと、彼を部屋の中へと案内する。
「お、おう…」
言われるままにヒョウウンは中へ入り、ひとまずベッドに座らせてもらうことにした。
「どうぞ」
新たなカップを取り出し、ポットから紅茶を注ぐと、クララクランがヒョウウンに促す。
「あ、ああ、どうも」
ややぎこちない応答でそれを受け取ると、自身を落ち着かせるようにぐいっと飲み干した。
「ところで、私にご用とは?」
クララクランがそう切り出す。
すると、ヒョウウンはしばらく黙った後、いつもよりも若干改まった様相で、口を開いた。
「…前に、俺がアンタに世辞を言ったことがあったよな」
「え? ああ、そう言えば…」
ちょうどフィリアス解放の前後といったところか。
正確な日にちは覚えていなかったが、大体そんなことがあったのを、クララクランは思い出した。
「キリヤ達は勘違いしてたが、ありゃあ世辞なんかじゃねえ」
そこまで言ったところで、再びヒョウウンは口を閉じる。
そして、数瞬の後、真摯な眼差しでクララクランの瞳を真っ向から見据え、
「俺の想いだ」
はっきりとそう言った。
「…え…」
クララクランは予想外の展開に、そう小さく漏らすことしかできなかった。
「…初めて会った時は、コンロンだったか…あそこで見た、アンタの意志の強い目…俺はそういうのは嫌いじゃなかった。
だが、実際に一緒にここで暮らしてみて、ここで戦ってみて…『嫌いじゃない』じゃあ済まなくなってきたんだ。
正直驚いたもんだ。まさか姐さん以外の女が、それも人間の女が、こうも気になるなんてよ…
…おまけに、姐さんに対しての『守りたい』っつう気持ちとは、また別の意味だと思うんだ、こいつは」
ヒョウウンの大きな口が、少しずつ言葉を紡いでいく。
「…難しいことだってのは分かってる。だが、俺は言っておかなくちゃきっと後悔するだろう。
だから、アンタさえよければ…俺の、嫁さんになってくれないか」
真っすぐな瞳で、はっきりとそう言った。
467 :
319:2007/07/20(金) 21:26:39 ID:zJJJ3PpG
「………」
と、クララクランの頬を伝うものがあった。
「う…お、おい、どうしたんだよ」
突然のことに、ヒョウウンはこれまでの真面目な顔を崩してうろたえた。
「あ…申し訳ありません。少し、驚いてしまって…」
そう言って、クララクランは涙を拭おうと手を伸ばす。
「…やっぱり、獣人にいきなりこんなこと言われたら、そりゃ驚く…」
「いえ…嬉しいんです」
「…へ?」
完全に自分の予想外の返事をかけられたことにより、ヒョウウンは間抜けな声を上げる。
一方のクララクランは、先ほどヒョウウンを招き入れた時とはまた異なる、愛おしげな笑みを浮かべていた。
「私が誰かを愛している時に、その方も自分を愛してくださっているということ…
そんなことは、とても稀なことで、私の身には起こらないことだと、そう思っていました。
…そう、今のようなことは」
「………」
そこまで語ったところで、クララクランはそっと目を閉じ、ゆっくりと語っていく。
「…キリヤ殿が、貴方から心剣を引き抜いたあの時…
あの時の、貴方の雄々しく誇りに満ちたあの背中…
思えば、私はあの時、貴方の背中に、兄レオンの面影を見ていたのかもしれません。
…でもいつの間にか、私もまた、『レオンお兄様のような人』では済まなくなってきたのだと思います。
だって、今の私は…」
そう言って、クララクランはその瞳を開き、満面の笑みでその顔を彩る。
「これほどまでに、貴方のことを想っているのですから」
「…姫さん…」
「きっと、障害は多いことでしょう。でも、貴方と共にあれば、それさえも乗り越えていける…そんな気がします。
…私と共に歩み、私を守っていてください。私もまた、貴方を守り続けます」
それは、クララクランの今までのどの言葉よりも、真っすぐな言葉だった。
今まで彼女は、「誰かを守る」ことを第一とし、そうできることを願い続けてきた。
「自分を守ってほしい」と誰かに求めることなど、今までにはなかったのだ。
誰よりも強く、誰よりも深く、「愛しい」と思える、この男以外には…
「…任せておきな。守ることは、昔っから俺の役目だ」
ヒョウウンの厳つい顔に笑みが浮かんだ。
「それは心強いですわね」
クララクランもまた、その顔に微笑みを浮かべ、そう答えた。
468 :
319:2007/07/20(金) 21:27:57 ID:zJJJ3PpG
「ん…」
クララクランの小さな唇が、ヒョウウンの馬鹿でかい口に触れる。
いつしか2人は、ベッドの上で互いに一糸まとわぬ姿となっていた。
「人間の男ってのは、こういう身体つきに魅力を感じるんだってな」
ヒョウウンがクララクランの豊かな胸を見てそう言う。
一歩間違えばセクハラともとられてしまう発言だが、そういうことに無知なクララクランは特に気にした様子はない。
むしろ気にしたのは「人間の男」という部分だった。
「竜人の貴方から見たら、私には魅力がないのですか?」
何も自身を誇りたいわけではない。ただ、自分に全く魅力がなかったとしたらと思ったのである。
「いや、外っ面なんてのは気にしちゃいねぇよ。人間だって竜と同じ。触れられれば感じるものがある。
加えて、アンタはいい女だ。こないだ言わなかったか?」
言いながら、ヒョウウンの手がクララクランの胸元に伸びる。
「それに、大事なのは何より中身だ」
そして、右手でクララクランの胸に触れた。
「んっ…!」
一瞬、クララクランの顔に微かな苦悶が浮かぶ。
「っと…少し力入れすぎたか」
己を戒めると、ヒョウウンは手の力を抜き、優しくゆっくりと愛撫していく。
「あ…んっ…」
「これでどうだ?」
「はい…大丈夫、です…」
クララクランの反応に確かな手ごたえを掴んだヒョウウンは、もう片方の手も胸に添えた。
「あっ…は、あぁ…っ…」
既に第1部の最初の章で触れたことなので読者の方々は忘れているかもしれないが、クララクランはどちらかと言えば胸が感じるタイプだ。
筋骨隆々な図体に似合わない繊細な責めを両手に受け、クララクランの頬は少しずつ紅潮していった。
「んじゃ、そろそろこっちの方にも手を出させてもらうか」
そう言って、ヒョウウンが片方の手を胸から離す。
その手はクララクランの秘所へと伸び、太い指がそのナカへと入っていった。
「ふ、あ、ああぁぁっ…!」
人間のそれとは明らかに異なる、鱗のついた太い指が、クララクランの身体に未体験の快感を注ぐ。
ヒョウウンはそのまま指を少しずつ出し入れしていった。
さすがにこちらの構造は人間も竜人も共通しているようで、そこを責める方法は理解していたのだろう。
「ヒ、ヒョウウン、殿…っ…胸…口で、して…ください…」
「ん? …ああ、そういうことか」
一瞬ヒョウウンには言葉の意味が分からなかったが、獣の子供が母親の乳を吸う動作を思い出し、すぐに理解した。
すぐさまクララクランの空いた胸に舌が伸びる。
「んくっ…あああああっ!」
ここでもまた、竜の特異な舌の構造が、クララクランにまたとない刺激をもたらした。
ヒョウウンの舌は、言うなれば猫のようにざらざらとしたものだった。
「はあっ、あ…あ、あぁんっ!」
舌が乳首に触れる度に、クララクランの肩がぴくっと震える。
その様子がたまらなく愛おしくて、ヒョウウンは口全体でその胸を吸い上げた。
「ふ…ああああああああああああああああっ!」
469 :
319:2007/07/20(金) 21:28:32 ID:zJJJ3PpG
「今度は、私がさせていただきますわ」
ヒョウウンを座らせると、クララクランは彼のそそり勃った男へと手を伸ばした。
鱗の独特な温度が、彼女の手に伝わってくる。
「少しひんやりしているんですね」
「俺の鱗にゃ冷気がこもってるからな。ただ、これでも俺らは恒温動物なんだぜ。
でなきゃ冬とかは動けなくなっちまう。氷竜のくせに雪山で冬眠っつうのはカッコがつかねぇだろ?」
苦笑混じりにヒョウウンが言った。
「成る程…」
そう言いながら、クララクランはヒョウウンの逸物へとその豊満な巨乳を持ってくる。
「そいつで何するんだ?」
「こうすると、殿方を喜ばせることができると言われたもので」
そして、その両胸でヒョウウンのものを挟み込むと、少しずつ上下しだした。
「うお…っ…」
思わずヒョウウンの口から声が漏れる。
「どうですか?」
「こいつはいいや。暖かいし柔らかい」
「それはよかったですわ」
満足げに言いながら、クララクランは更にその胸のスピードを速めていく。
「く…うっ…」
押し寄せてくる快楽に、ヒョウウンの顔が少しずつ歪んでいった。
「ひ、姫さん…もう…出る…っ!」
びゅくっ! どぴゅるるるるるるるっ!
「きゃっ!?」
キリヤ達人間のそれよりもかなり多い量の白濁液が、クララクランの顔や胸にぶちまけられた。
「すまねぇ、もう少し早く声をかけられたらよかったんだが…」
一瞬驚いた様子を見せたクララクランを気遣うように、ヒョウウンが声をかける。
「いいんです。それより…」
顔についた熱いものを拭いながら、クララクランが口を開いた。
「私のことは呼び捨てで構いませんわ、ヒョウウン殿。
『姫』などではなく、『クララ』とお呼びくださいませ」
にっこりと笑ってそう告げた。
一方のヒョウウンは、いきなりの提案に面食らい、しばらく困惑ぎみの顔を浮かべていたが、やがて口を開く。
「あー…その…悪いが、まだその呼び方は今しかできねぇ。こうして2人でいる間しかな。
まだアンタはフィリアスの姫で、俺はセイランの一戦士だ。その辺のけじめはつけなくちゃならねぇ。
…だが…」
そこで、ヒョウウンはその大きな顔に厳つい笑みを浮かべた。
「この戦いが終わって、俺がフィリアスに行ったら、いくらでもそうやって呼んでやる。
だから、今は少しだけ我慢してくれな」
その答えに対し、クララクランは笑顔を崩すことなく答える。
「はい。待っています」
「その代わり、と言っちゃ何だが…そっちも『ヒョウウン殿』だなんてよそよそしい呼び方じゃなくて、名前で呼んでくれねぇかな。
身分はアンタの方が上なんだから、まだ融通が利くだろ?」
「えっ? …そうですね…」
しばらく、クララクランは考え込むような素振りを見せ、そして再び微笑みをたたえて向きなおる。
「では、私もしばらくは『ヒョウウンさん』で」
「はは…こいつぁ手厳しいや」
お返しとばかりの返答に、ヒョウウンは苦笑いを浮かべた。
470 :
319:2007/07/20(金) 21:29:12 ID:zJJJ3PpG
「さてと…」
そんな他愛もない会話の後、ヒョウウンは改まったような表情となって、クララクランをベッドに寝かせた。
自らの逸物は、1度の絶頂を迎えたにも関わらず、未だにいきり勃っている。
「んじゃ、挿れるぞ…いいな?」
「はい…お願いします、ヒョウウンさん」
相手の合意を得たところで、ヒョウウンは自身のものをクララクランの割れ目へとあてがい、一気に挿入した。
「ふあ…あああぁぁぁっ!?」
入り込んだそれはかつて自身が受け入れたキリヤのものよりも遥かに太い。
凄まじいまでの衝動が、クララクランの身体に一気に押し寄せてきた。
「ど…どうだ、クララ…ッ!?」
「すごく…太い、です…っ」
「俺の方も…キツキツ、だ…っ…!」
ヒョウウンのものがクララクランにとって大きいのなら、クララクランのナカがヒョウウンにとってきついものであるのは当然だった。
初めて体感する膣内の肉壁は、ヒョウウンをきつく締めつけてくる。
「く…おおお…っ!」
自然とヒョウウンの腰の動きも加速していった。つまり、クララクランへの快感も増すということだ。
「あっ! あっ…ああんっ!」
身体が揺れるのに連動し、その大きな乳房もぷるんぷるんと揺れている。
たまらずヒョウウンはそこへと手を伸ばし、揉み始めた。
「くはあぁぁぁっ! んっ…んんん…っ…!」
次第にクララクランの反応も大きくなっていく。それが更にヒョウウンを高揚させていった。
「ク、クララ…出すぞっ…!」
「は…はいっ…来て、ください…っ!」
ヒョウウンは遂にラストスパートをかけ始めた。
凄まじいスピードで腰を動かし、クララクランを突き上げていく。
「あんっ…はぁ…ああぁぁぁっ!」
クララクランの身体も快楽で満たされ、ぴくりぴくりと小刻みに震えていた。
「ヒョウウンさん…ヒョウウンさぁん…っ!」
「ク…クララ…ッ!」
絶頂の寸前にまで近づいてきたクララクランが、しきりにヒョウウンの名を呼ぶ。
そして、それはヒョウウンも同様であった。
「う…うおおおおおっ!」
雄たけびと共に放たれたヒョウウンの熱い分身が、クララクランのナカに一気に注がれていく。
びゅるるるるっ! どぴゅるるるるるるっ!
「ああああああああああああああああああっ!!!」
471 :
319:2007/07/20(金) 21:29:45 ID:zJJJ3PpG
「そういや、俺がフィリアスに行って、それからどうなるかな…」
一連の「行為」を終えた後、互いに衣服を整えている最中、ヒョウウンが呟いた。
「ひとまず、貴方のことは国民にも触れられてますから、きっと理解してくれると…」
「いや、俺はそんな名前に頼るつもりはねぇよ」
クララクランの言葉をヒョウウンが遮る。
「え?」
「…自力でなってやろうじゃねぇか。
姐さんやセイランのだけじゃねぇ…フィリアスの、リーベリアの、そしてアンタの『守護竜』によ」
ニッと不敵な笑みを浮かべて天井を向き、そう言い放った。
「…ふふ…」
そしてその様子を、クララクランは優しく微笑みながら見つめていた。
おまけ
「ヒョウウンに対する姫の絆値が『6』ってなってるんだけど、何だこりゃ?」
「そもそもアンタとパートナーの間以外に絆値なんてあったっけ?」
先日初めてコンビニで「ひぐらしのなく頃に」を読みました。「鬼隠し編」です。
…あんなに読んでて嫌な気分になる漫画見たことねぇ…もう一生読むもんか…
ヒョウウンら竜人族が恒温動物っていうのは正直適当です。だってでなきゃヒョウウンのセリフにある通り…ねぇ?
まぁともかく、やっぱりサブキャラ同士の絡みとなると、正直本編のサブイベント並に気合が入るもんで、
第1部に比べてずいぶんと粋な表現も出てきますねぇ。
まぁ、それが読者の方々にとってもそうなのかは皆さんの判断にお任せしますがw
やはりほとんどゼロの状態から物語を作り上げるということで、
元々下敷きのあるキリヤに比べて、そういった「過程」が必要になるということでしょうか。
…まぁその分コメディ色が薄れてくそ真面目になってしまうわけですが、それは別にどうってことないか。
P.S.
Q:クララ様はどこでパイズリなんて知ったんですか?
A:…まぁ、ラッシィでしょうね。ラッシィがゼクティに吹き込んだのを聞いたんでしょう。
エロスの原因は8割方ラッシィです、多分。
神!・・・・・・いや仏!!
神お疲れ&GJ!!
これぞまさに異種格闘技だな!
それにしてもサブキャラ同士の絡みは、なんでこんなにもwktkするのだろう。
神乙!
クララ→ヒョウウンをどう書くのかが気になってたけど、
話の持っていき方が上手いなあ
あとはクレハがゼクティを誘ってるのにワロタ
クレハの百合話が見たくなったw
>>471 いや〜面白いぜ!
ホウメイお姉様〜にはパヤパヤしちまったぜ!
ところで今ブルードラゴン観終わってから読んだからちとヤバイ、インスピが・・・
476 :
319:2007/07/21(土) 11:47:16 ID:rAKaOAHR
この世界に登場する人達
キリヤ
通称ヤリチン心剣士。第1部で全ての女性仲間キャラを食ってしまった猛者。性病とか大丈夫か?
作者の趣味のせいで、微妙にヲタキャラになりつつある。正直すまん。
シーナ
キリヤと告白イベントを発生させた恋人(?)。ことあるごとに股間の心剣を抜いてしまうキリヤにイライラしている。
クララクラン
通称クララ様。作者のフェイバリットキャラである。
色々あってヒョウウンとラブラブに。
ホウメイ
通称お姉様。
クレハの性欲処理のためにレイプ芝居を打ったという女傑。最近諸々の事情で寝不足気味。
ヒョウウン
ホウメイの付き人。ゼクティ編がきっかけでしばらく酒がトラウマになった。
色々あってクララ様とラブラブに。石破ラブラブ氷竜拳!
クレハ
キリヤを想ってきたナイスバディ。だがホウメイのレイプ芝居が原因で、百合の世界の住人に。
カリス
通称カリスきゅん。可愛い顔して、実はキリヤのケツを狙っている?
ゼクティ
僕らのエロス代表。酒は1杯飲んだだけで理性が飛ぶ。そして酔うとやっぱりエロくなる。それ何てエロゲ?
ゼロ
姿をくらまして中2病に走った元主役。今や酒池肉林状態のヴァイスリッターにかなり困惑気味。
ダグ
少しでも話題に出すと湧いてくるKY野郎。合い言葉は「呼んだか?」。
ラッシィ
本編より更にスケベ度が増した変態精霊王。結局キリヤには捨てられたのか?
ソウマ
キリヤに数々の性技を叩き込み、毎晩ヴァイスリッターの面々と乱交を繰り広げる、真のヤリチン心剣士。
でも特に出番はないのでそこまで重要な知識でもない。
477 :
319:2007/07/21(土) 11:47:57 ID:rAKaOAHR
注意点…というか言い訳
・内容はゼロ×シーナ。捏造CPが苦手な方はお気を付けください
・第1部の続きなので、多分14章
・陵辱モノが苦手な方もご注意。
それでもこのスレの住人ならきっと乗り越えられるって信じてる!
・作者はまだゼロを仲間にしてません。よって「ん?」と思うところがあってもあしからず
・今回キリヤがあまり出てこないので、コアなネタは出てきません
・クオリティは相変わらず…
「ただいまー」
そこそこに声を上げ、シーナが本陣の2階へ上がってきた。
彼女は先程まで、キリヤと共に「光風館」へヴァイスリッターとの作戦確認へと行っていたのである。
霊樹で帰ってきたところでゼクティと合流し、カオスゲートの浄化に行かせるためにキリヤを預け、
自身は連日の団長業務で疲れた身体を癒やすために戻ってきたのだ。
「おかえり」
シーナに応じたのは、最近ルミナスナイツへと加わった、このゼロという少年1人。
他の者は声はおろか、姿さえ見当たらなかった。
「あれ? 他のみんなは?」
「ロウエンとジンクロウはいつも通り玉座の間。
ホウメイはヒョウウンを連れて竜泉郷に、クララクランは城へ顔を見せに、
カリスはダグとクレハと一緒にハンヨウへ買い物に行ったよ」
「んじゃ、アンタは1人でお留守番ってわけね」
「君が帰って来たから、今は2人だけどね」
ゼロがそう言ったところで、会話が途切れてしまった。
元々シーナは、この得体の知れない存在にまだ慣れていない。正直、今こうして一緒に戦っていることが、未だに信じられなかった。
つまり、どんな会話をしていいものやら、未だよく分かっていないのだ。
おまけに当のゼロもまた、どちらかといえば口数は少ない。会話が続かないのも無理はなかった。
「…そういえば、アンタヴァイスリッターの所には顔を出さないの? 昔の仲間でしょ?」
とはいえ、2人っきりでの沈黙ほど重々しいものはないので、ひとまずシーナはそんな話を切り出してみた。
すると、途端にゼロの表情が、今にも部屋の隅で体育座りをしかねないレベルまでに暗くなっていく。
「…あそこは僕の入り込める余地のある空間じゃない…毎晩毎晩みんなで酒池肉林の状態だった…」
がっくりとうなだれた様子で、口からか細い一声が漏れた。
(あたしの予想当たってたんだ…)
要するに、あの3人とソウマで毎晩壮絶な大乱交が繰り広げられているということだろう。
かつての自分の想像がまるっきり的中していたことに正直シーナは驚いた。
だが、そんな顔をしていてはゼロに何かを追求されそうだったので、気づかれる前に慌てて取り繕う。
「ま…まあ仕方ないんじゃない? 長いこと行方くらましてたって言うし!」
「! …」
一瞬、ゼロの肩が震えたような気がしたが、シーナは気づかない。
「ほら、あれよ! 因果応報ってやつ! アンタみたいなのを、世間では甲斐性なしって…」
次の瞬間、シーナは壁に押し付けられていた。
478 :
319:2007/07/21(土) 11:48:34 ID:rAKaOAHR
「痛っ! …アンタいきなり何す…!」
突然のことに、シーナは猛然と食ってかかろうとしたが、目の前のあるものを認めた瞬間、すっと押し黙ってしまった。
そこには、ゼロの無感情な目があった。恐ろしいまでの無感情な目。瞳という模様のついたガラス玉のような目だった。
「君に何が分かる」
ゼロの無感情な声が響く。機械の合成音声のような、感情の一切が押し殺された冷ややかな声。
直感的にシーナは理解した。自分の言葉の中の「何か」が、ゼロの逆鱗に触れてしまったのだと。
拭うことのできない冷や汗が頬を伝う。目の前の強烈な怒りに晒されたシーナは、あたかも金縛りにあったかのようだった。
不意にゼロの手がシーナの胸元に伸びる。
「やっ…!」
そこでようやくシーナは我に返ったが、最早手遅れだった。
ゼロの手によって胸元の布がぐっと引きずり下ろされ、シーナの小ぶりなバストが露わになる。
すかさずゼロが彼女の胸に手を伸ばし、強引に揉みしだき始めた。
「んっ! く…ぅっ」
シーナの顔が歪む。キリヤの優しい愛撫とは比較にならないゼロのそれは、苦痛さえ伴うものだった。
ゼロの責め手は止まることを知らず、更に強くシーナの胸を掴む。
一方で、もう片方の手はスカートの中の下着に伸びていた。だが、シーナにはいちいちそちらを気にする余裕はない。
「少し痛いぐらいに力入れてるのに、感じてるんだ?」
特に冷やかすでも軽蔑するでもなく、ただただ無感情にそう呟いた。
「あ、アンタ…これ以上、やると…っ…本気で怒るわよ…」
苦痛と快楽に耐えようとしながら、シーナがゼロをきっと睨みつける。
「やってみるといい」
言いながら、ゼロの中指が下着の中の秘所へと突っ込まれた。
「んく…あああっ!」
強気な言葉とは裏腹に、シーナが一際大きな声を上げる。その一方で、まぶたを閉じて快楽と必死に戦っていた。
「あまり大きな声を上げると、奥のロウエン達に聞こえるかもね」
「…!」
特に気にしていないようにゼロが耳打ちをする。そして、割れ目の中の指を動かし、クチュクチュと音を立てた。
「ん…くぅ…っ…!」
ゼロの言葉に従うように、シーナは声を押し殺そうと固く口をつぐむ。時折肩が快感にぴくんと震えた。
そんな様子が加虐心をそそるのか、ゼロの愛撫はさらに勢いを増していく。
「ひぁ…ん…くぅっ!」
一方のシーナは、その身を快楽に震わせながらも、それに堪えようと歯をくいしばっていた。
(このまま、キリヤ以外に…イカされるだなんて…っ!)
だが、必死の抵抗も虚しく、シーナの身体は絶頂を迎える。
「んんんんんんんんんんんんんんんんんんんっ!」
479 :
319:2007/07/21(土) 11:49:09 ID:rAKaOAHR
「はぁ、はぁ、はぁ…」
絶頂を迎えたシーナは、壁に寄りかかるようにしてその場にヘたり込んでいた。
ゼロはそんな様子などお構いなしに、シーナの身体をソファに押し倒した。
下着を引き剥がし、濡れた秘所を露わにさせる。そしてズボンのファスナーを下ろし、自らの男を露出させた。
「ちょ、ちょっと待って、それは…っ!」
シーナは必死にそれを拒絶したが、火照った身体には、人外の力を持つゼロを止める力などありはしなかった。
いきり立ったゼロの逸物が、無言でシーナの割れ目にあてがわれ、ナカへと挿入される。
「うあ、あああっ!」
シーナの身体がソファの上で小さく反り返った。
ゼロはまたしても力を込めて腰を前後させる。痛みと快楽が入り混じった感覚が、シーナに注がれていく。
「く…ん…んんん…っ!」
容赦のない責めに、シーナの顔が再び歪んでいく。
「…ひ…ひどい…キリヤ以外に、こんな…っ…!」
シーナの目尻に涙が浮かぶ。痛みと悲しみ、その双方が涙を流させていた。
「…こんなことをしても、子供“さえ”産まれさせることもできない…」
「えっ…」
不意に、ゼロが呟いた。シーナの顔も虚を突かれた様相になる。
「強すぎる力の代償だ。僕の身体は、もう子を成すことができない。
…それだけじゃない…いや、それだけならどれだけよかったことか…」
依然として無感情な目と声のまま、ゼロの言葉は続く。
「僕が得てしまった力、受け入れてしまった役目…みんなの肩を借りるには、あまりに重いものだった…
…ずっと、僕は1人だった…多分、これからも…」
ふと、シーナの頬を濡らすものがあった。彼女の涙ではない。
「…こんな重いもの、できるなら背負いたくなかったよ…」
それはゼロの涙だった。無感情な目と声のまま、涙だけが流れていた。
「ねえ…『Xero』である限り、僕はずっと『ZERO』でいなければならないの…?」
「…ゼロ…」
突然、ゼロの腰の動きが速くなった。
「ふあぁっ!? あ、あぁんっ!」
今まで忘れていた快楽の不意打ちを受け、思わずシーナの喘ぎも大きくなる。
「んっ…う…あ、ああぁぁぁ…っ!」
次第にシーナの身体は、2度目の絶頂へと向かっていった。そして、ゼロもまた限界へと近づいていく。
そして、2人は同時に達していた。
「う…く…っ!」
「ああああああああああああああああああああああっ!」
480 :
319:2007/07/21(土) 11:49:56 ID:rAKaOAHR
「…ごめん」
背を向けたまま、ゼロがソファのシーナに向けて言った。
ゼロによる「陵辱」から数分後、2人はしばらくどちらも口を開かなかった。
「僕のしたことは、きっと取り返しのつかないことだと思う。…本当に、ごめん」
そう言うゼロの顔は、先程の無感情なそれではなく、深い後悔のこもったものになっている。
「………」
シーナは黙ったまま、「陵辱」の時のままとなっている自分の身なり…そのうちの下半身を見た。
彼女の秘所からしたたるものは、自身の透明な愛液だけだ。ゼロの精液はどこにも見られない。
最後の絶頂の最中、シーナのナカがゼロの熱い分身で満たされることはなかった。
そんなものは一滴も出なかったのだ。
ゼロの言葉どおり、彼には既に子を成す能力は備わっていなかった。
(過去の仲間と一緒にい続けることも、新たな仲間を求めることも許さなかった力…)
シーナが心の中で独りごちる。そして、最後の一言は声にも出された。
「…寂しかったのね」
「え…?」
思わず、ゼロはシーナの方へ顔を向けていた。
「ずっと1人でいるしかなかったんだよね…ごめん、何も知らなくて」
「………」
そこまで言ったところで、一旦その場を静寂が支配した。そしてしばらくの後、シーナが顔を上げた。
「…あたし達にも、背負わせなさいよ。その力」
「えっ?」
顔を上げたシーナの表情は、優しげな笑みに彩られていた。
「ヴァイスリッターのみんなだけで不足なら、そこはあたし達ルミナスナイツが補うわ。
倍以上の人数だもの、やろうと思えばやれないことはわよ」
「でも、僕は…」
「あたしは、決してアンタを見捨てたりしないわ。もっとも、今日みたいなことはもう二度と御免だけど。
…大丈夫、アンタは『ZERO』なんかじゃない…アンタは、立派なルミナスナイツの一員なんだからね」
「…シーナ…」
初めてゼロがシーナの名を口に出す。
「…だから、戻ってきなさい。あたし達の…そして、アンタの仲間達の所に。みんな、アンタのことを待ってたわよ」
そう言って、いつの間にかゼロの目の前に歩み寄ってきていたシーナが、彼の顔を優しく抱きしめた。
「…ふ…うう、ぅ…」
「よしよし…大丈夫、大丈夫だからね…」
1人の少年の嗚咽と、1人の少女の優しい声が、その場に響いていた。
481 :
319:2007/07/21(土) 11:50:38 ID:rAKaOAHR
早朝(というか真昼間)から失礼します、エロSSです。
何でこんなにこれが書き上がるのが早かったのか?
答えは簡単、携帯使ってヒョウウン×クララ様と同時進行で書いていたからです。
移動中の電車の中でエロSS書くのはかなり勇気がいりました…
まぁそんなわけで文章短かったので、キャラクター紹介持ってきて積み増ししたわけですが。
何となくゼロの言葉に厨っぽさがあるかもしれませんが、
本編でのイベントと文庫版(主にこっち)からそういう印象を受けたので、あえて目をつぶりました。
「むしろこっちの方がゼロっぽいじゃん?」って。
きっと寂しかったんだと思います、ゼロは。
かつての仲間を頼ることもできず、1人孤独に使命を全うしなければならない。
半分は個人の意志であったとしても、やっぱりそこには後悔があったんじゃないかと。
作者はシオン時代を知らないので、ここまでしか想像することはできませんが。
なので、矛盾が生じてしまうのを避けるために、あえてゼロに関する心理描写は少し浅めにしました。
暗い話ばかりなのもあれなので、ちょっと音楽の話でも。
作者はSSを書くとき、大抵音楽をイヤホンで聴いています。
最近は友人からもらった「ガンダムシリーズ」の主題歌詰め合わせ(1st〜SEED DESTINY)を飛ばし飛ばしで。
その中でもよく聴くのが、
・シャアが来る
・STAND UP TO THE VICTORY
・JUST COMMUNICATION
・あんなに一緒だったのに
・moment
・Zips
・Reason
・vestige-ヴェスティージ-
…必然的にこの曲順だと、「シャアが来る!」が先頭に来るわけです。
つまり、あのヒョウウンの告白シーンやクレハの自慰シーンは
「ビームかがーやく♪ フラッシュバックにぃー奴の影♪ シャア! シャア! シャア!」
がかかっている中で生まれたと。…すげぇカオスだ…
まぁ、これ入手する前が
「ガガガッ! ガガガッ! ガーオガイガー!」
だったから、まだマシな方か…
P.S.
エロシーンだと大抵「Zips」や「Reason」がかかっているわけなので、そこは大分燃えます。
まさか「シャア! シャア! シャア!」でエロシーン書くはずがあるまいw
…にしても今回はいやに頑張ったなぁ、あとがき…
お疲れ&GJ!
電車の中でエロSS書くなんてチャレンジャー過ぎるぜ!
エロシーンでシャアってw
海竜王の遺跡もクリアしたところで、たった今ラスボスを倒し直し、晴れて2周目を始めているのですが…
カリスきゅんがしょっぱなから光風館にいたり(自分はセイラン行った辺りまで城に帰ってると思ってました)
クララ様の一人称が「わたくし」とひらがなだったりと、もう記憶がぐちゃぐちゃ…
…せめてコンロンでの戦闘でクララ様がキリヤを呼び捨てにしていたのは何かの間違いだと信じたい…
そんなわけで、色々もうわけが分からなくなってしまったので、
どなたかカリスきゅんがパートナーになって以降のキリヤからの呼ばれ方を教えてくれませんか?
保守
カリスorカリス王子
486 :
319:2007/07/22(日) 21:32:47 ID:v/7tbku4
注意点…というか言い訳
・内容はキリヤ×カリスきゅん女体化
・第1部の続きなので、多分14章
・だから俺はやおいが大嫌いなんだと何度言えば(ry
・今回キリヤが出てきますが、諸事情によりコアなネタは出てきません
・クオリティは相変わらず…
(い、一体何がどうなってるんだ…)
上半身裸で、下半身もタオル一枚という無防備な状態のキリヤは、内心相当焦っていた。
(俺は、カリス王子が「温泉に入ってみたい」って言い出すもんだから、ホウメイに竜泉郷の風呂場を借りて、
ケツの危険を冒してこうして風呂に浸かって、そこに王子がようやく服を脱いで来た…
…そういう普通の展開だったはずなのに…)
自身を落ち着かせるために、キリヤが頭の中で情報を整理し、最後に目の前の存在――カリス・フィリアスを見やる。
(…どうしてこういうことになってるんだ…!?)
浴室に入ってきたカリスは、「王子」ではなかった。
丸みを帯びた曲線的なボディライン、ほんのわずかに膨らんだ胸、
つんと立った綺麗な薄桃色の乳首、ぴっちりと閉じた股間の割れ目…
「どうしたんだいキリヤ? そんな面食らった顔して」
「カ、カリス王子、君は…『王女』、だったのか…!?」
思いっきり面食らった顔で、キリヤが叫んだ。
そう、服を脱ぎ捨てたカリスの身体は、まさしく少女の身体だったのである。
華奢とか、少女的とか、そんなちゃちなものでは断じてなく、
れっきとした少女の身体が、そこにはあった。
「あはは…そうだよね。まだ君には、こうやってちゃんと僕の身体を見せたことはなかったよね」
少々赤らめた顔で、カリスがさも面白そうに笑う。
「だ、だって、君は、あの時確かに無理やり俺の尻を掘って…!(第1部エピローグ参照)」
「ああ、あれはペニバンだよ。
…そう言えば、あの時、僕はズボンのファスナーを下ろしてただけだったね」
「あ…」
確かに、あの時キリヤはカリスの裸を見たわけではなかった。
それどころか、抵抗する間もなくバックを取られてしまったので、股間のブツが本物かどうかさえ見ることができなかった。
「まぁ、それはともかく、これが本当の僕なんだ。ほら…」
そう言って、カリスはキリヤの元へと歩み寄っていき、湯の所までやって来る。
そして、わずかに湿った自らの秘所を指で拡げた。
「こうやって、君を想ってちゃんと濡れるし…」
自身の手を離し、尚も近寄ってキリヤの手を持つと、その指で自らの秘所へと触れさせる。
「ん…」
ぴくんとカリスの身体が震えた。
「こうやって…君の手が触れて、ちゃんと感じる…」
「…カリス王子…」
快感に顔を赤らめ、微かに恍惚さの漂う笑みを浮かべるカリスに、一瞬キリヤは目を奪われていた。
487 :
319:2007/07/22(日) 21:33:20 ID:v/7tbku4
その隙をつくかのように、カリスの細く綺麗な指が、キリヤの股間に伸びていた。
「あっ…」
「ふふ…身体は正直だね。ちゃんと反応してるじゃないか」
そう言って、カリスはさっと邪魔なタオルを取り払う。
すぐさま、キリヤのそそり勃った心剣が姿を現した。
「これがキリヤのエクスカリバーか…やっぱり大きいな、実物は」
感心したように呟きながら、カリスが指を使って先端をむにむにといじる。
「く…」
心地よい責め手に、たまらずキリヤの顔が歪んでいった。
「あんまり早くイッちゃ駄目だよ? ちゃんとじっくり楽しまなきゃ。せっかくのお風呂なんだからね」
にこにことした笑顔でカリスが念を押し、本格的に右手で心剣を掴んだ。
そのまま緩慢な動作で、しかし徐々にスピードを上げて、手を上下させてさすっていく。
「うぐっ…ん…っ…はぁ、はぁ…」
段々とキリヤの顔も熱くなっていく。吐く息も荒くなってきた。
「ふふ…可愛いなぁ、キリヤの顔。まだ誰も見たことないんじゃないかな?」
「カ、カリス、王子…っ…やめるんだ…俺は、君を犯したくは…」
「む〜、だから言ってるじゃないか。僕は王子じゃなくて女の子だって」
やや頬を膨らませ、不機嫌そうな表情を作る。
そして、自分の機嫌を損ねたお返しとでも言わんばかりに、もう片方の手で心剣の根本の玉をむにむにし始めた。
「くはあぁ…っ…!」
「僕は女の子なんだから、それが分かった今なら、別に遠慮する理由はないんだよ?」
凄まじいまでのカリスのハンドテクニックに、キリヤは脳髄が痺れるような感覚を覚える。
「姉様達他の女の子とはみんなヤッたのに、僕だけのけ者だなんて、ひどい話だと思わない?」
それを最後に、カリスは心剣に添えた手を離し、代わりに自身の口で咥え込んだ。
そして、口の中で丹念に亀頭を舐めていく。
「ふ、う、うぅぅっ…!」
ゼクティ以来のフェラチオに、キリヤの理性は既に風前の灯火だった。
唾液と舌の心地の良い生温かさが、心剣全体を包んでいく。
「む…ふむっ…」
そこでカリスはとどめとばかりに、勢いよく顔を上下させる。
「うあっ! カ…リス、王子…もう、出るっ…!」
ぶるぶると快楽に身もだえながら、キリヤが必死に声を絞り出した。
そして、その言葉を裏付けるように、彼の心剣から、熱いものが一挙に放たれる。
「く、ううううう…っ!」
びゅくっ! びゅるっ! びゅるるるっ!
「ぷはっ!」
たまらずカリスは口を開けてしまい、その色白の顔がより一層白く彩られる。
「はぁ、はぁ…はぁっ…」
顔を快感で真っ赤にしながら、キリヤが苦しげに吐息を吐いていた。
「ふふ…いっぱい出したね、キリヤ。顔が真っ白になっちゃったよ」
そう言いながら、カリスが口元の辺りの白濁液を舌で舐め取った。
488 :
319:2007/07/22(日) 21:33:52 ID:v/7tbku4
「さて、そろそろ本番だよ」
そう言って、再び己の割れ目を指で押し拡げる。
「…駄目だ、それは…できない…っ」
未だ余韻をその身に残しながら、キリヤが拒絶の意志を示した。
これ以上、無責任に誰かと重ねるわけにはいかない。
それに、このままでは本当に襲ってしまいかねないことが、彼には分かっていた。これは彼の理性の最後の抵抗だった。
「つれないなぁ…一つになろうよ、キリヤ。きっと気持ちいいよ?
僕だって今までそれをしたくて、毎晩ずっと1人でシてたのに…、あ」
そこで何かをひらめいたのか、カリスの顔がキリヤのすぐそばに寄った。そして、悪戯っぽい声で耳打ちをする。
「もしよかったら見せてあげようか? 僕が1人でえっちしてるところ」
「な…!?」
完全に予想外の、しかもキリヤにとっては最悪の言葉をかけられ、彼の目が見開かれる。
そんなことをされては、キリヤの残りわずかな理性はたちどころに打ち砕かれてしまうだろう。
だが、キリヤにはそれを食い止める余裕はなかった。
素早くカリスはその場から数歩下がって、いわゆるM字開脚の態勢を取って準備を整えていたのだから。
「それじゃあいくよ。ちゃんと見ててね」
キリヤが何か言葉をかける前に、カリスの右手の指指は自身の秘所へと伸びていた。
「んっ…ふ、ぅん…っ…」
ゆっくりと割れ目の間を指の腹でなぞる。軽く目を閉じた様子が、たまらなく可愛らしかった。
そして余った左手を小さな胸に伸ばし、乳首を指先でつまんでいじる。
「ふあ、あ…っ…あんっ」
両手の指が動く度に、カリスの肩がぴくん、ぴくんと震えていた。
「キ、キリヤ…ちゃんと、見てる…っ?」
喘ぎ混じりに、カリスが微笑みを浮かべてキリヤに確認を取った。
しかし、そんな確認などされずとも、キリヤには目の前の光景に釘付けの視線を引き剥がすことなどできない。
やがてカリスの指が、クチュクチュという水音と共に割れ目の中へと入っていく。
「ひぁぁんっ! ん…は、あ、あぁぁぁ…!」
カリスの口から一際大きな嬌声が漏れた。そして指を出し入れする度に、喘ぎ声が口を突いて出てくる。
乳首を責める手つきも徐々にスピードを増していった。
「キリヤ…ッ…キリヤぁっ! 見て…もっと、僕を…僕のいやらしいところを…見てぇっ!」
快楽に上ずった声で、カリスが必死に叫ぶ。
「カリス、王子…」
「あ…んんっ…ふ、あぁぁっ! はぁっ…んっ!」
キリヤの目に映ったカリスは、自らの行為に頬を紅潮させ、内股気味になり、目を閉じて可愛い嬌声で鳴いていた。
「キリヤ…もう、僕、イッちゃう…っ…キリヤに見られてるところで、1人えっちしてイッちゃうよおぉっ!」
切なげな声で、再びカリスが叫ぶ。
瞬間、キリヤの身体が動いていた。
湯から出ると、足を滑らせる危険性など構わずカリスの元へ駆け寄り、秘所へ指を突っ込んだ腕を止める。
「! …はぁ、はぁ、はぁ…」
達する前まで高ぶったところに制止を受けたカリスの口から、荒い息が漏れた。
「…ふふ…やっと来てくれたね、キリヤ…」
「王子…」
カリスの顔に、満足げな笑みが浮かぶ。
もう、キリヤには、この1人の少女を拒絶する意志はなかった。
489 :
319:2007/07/22(日) 21:34:27 ID:v/7tbku4
「行くよ、カリス王子…」
床に座ったキリヤがカリスに言った。
「『カリス』でいいよ、キリヤ」
口元に笑みを浮かべ、カリスが訂正する。
「そうだな…カリス」
キリヤもまた笑みを浮かべ、カリスの身体を引き寄せる。
それに応じ、カリスが、互いに向き合う形でキリヤの太腿に座り込んだ。そして、ゆっくりと心剣目がけて腰を落とす。
瞬間、火照った身体を凄まじい衝撃が駆け巡った。
「んくっ…あ、ああああああああっ!」
身体中を襲う快感に、カリスは大きな声を上げ、全身を震わせる。
「だっ…大丈夫か、カリス…っ…」
「すごく、大きいよっ…へへ…軽く、イキかけちゃった…」
紅潮した頬を汗でぐっしょり濡らしながら、カリスが微笑む。
「じゃあ、動くぞ…っ!」
そう言って、キリヤは腰を少しずつ上下させ始めた。
「あっ! あっ! は…あぁぁぁんっ…!」
キリヤの身体の上で、カリスの小さな身体が揺れている。
「んっ…キリ、ヤ…ッ…すごい…僕、壊れちゃう、かもっ…」
「なら、少し弱めて…」
「いいよっ…このまま、僕を…ひと思いに壊して…っ!」
「…カリス…」
断るいわれなどなかった。キリヤはより一層腰の動きを激しくさせる。
「あくっ、ん、んんんっ…ふあっ! あぁぁっ!」
それに連動するかのように、カリスの身体も反り返り、縮こまり、激しく暴れまわる。
そこでキリヤの手が、カリスのぴんと勃った乳首に触れた。
「ひああぁぁぁんっ! …キリヤ…いい…乳首、気持ちいいよぉ…っ!」
その反応に気をよくしたキリヤは、指先で丹念にカリスの乳首をつまみ、愛撫する。
「んんっ…くは、あ、あぁんっ…!」
「くっ…カリス…俺、もう限界だ…っ…!」
「キリヤ…ッ! ナカに…ナカに全部、出してっ! 僕…キリヤのが、欲しいよぉっ!」
最早キリヤを縛るものはなかった。
今まで以上に凄まじい勢いで腰を動かし、最後の一撃の準備を整える。
「あんっ! ふあ…あっ…あああぁっ!」
「ん…くぅ…っ…!」
やがて、2人の顔の距離が狭くなっていく。そして、唇が触れ、互いの舌が口の中で絡み合った。
「んっ…む、ぅん…っ」
「はむ…う…んっ」
2人の口の涎が混ざり合い、どちらのものとも知れなくなる。
そして、その口が離れるのと同時に、遂に2人は絶頂を迎えた。
びゅるるるっ! どぴゅるるるるるっ!
「あああああああああああああああああああああああっ!!!」
キリヤの上で、カリスが思いっきり身体を反らす。
そのまま数秒間硬直が続き、やがて結合部から、少しずつキリヤの分身が流れ出てきた。
「…ふふ…大好きだよ、キリヤ…」
ようやく身体の自由を取り戻したカリスが、目と鼻の先まで顔を近づけて言った。
490 :
319:2007/07/22(日) 21:35:49 ID:v/7tbku4
「…って何読んでんだよお前らーっ!」
ドレイク城本陣の2階で、キリヤがその場の2名――シーナとゼクティに怒号を上げた。
「ホウメイが書いてくれたのよ。いや〜、文才まであるとは思わなかったわぁ」
少しニヤニヤしながらシーナが言う。一方、ゼクティは無邪気な様子でキリヤに尋ねてきた。
「キリヤ…本当にこんな風なこと、したの?」
「してないしてないしてない! そもそもカリス王子は女の子じゃないし!
…シーナもこんなのゼクティに読ませるなよ!」
「あらぁ? プライベートの範囲なら、あたしが何しようとあたしの勝手じゃない?」
「だからってなぁ!」
「まあまあ、いいじゃないの。アンタだってその様子じゃ説得力ないわよ」
そう言われたキリヤの股間には、既に立派なテントが立っていた。
「う…こ、これは…!」
尚も言い募ろうとするキリヤだったが、そこで背後にぞわっとする気配を感じ、言葉を中断せざるを得なくなる。
そして、恐る恐る後ろを振り返ると…
「もぅ、キリヤったら女好きなんだから…
でも大丈夫だよ。僕は男だけど、ちゃんと君を満足させてみせるからね♪」
「チクショウ! どうせこんなオチだアッー!」
…自分で書いておいて難ですが、女体化萌えに目覚めそうです。
可愛いよ女カリスきゅん…自慰しながらぴくぴく震えるところとか可愛いよ…
やおいは勘弁だけど…
今回、女体化という思いっきりはっちゃけた内容になるということで、
「やるなら今しかねぇ!」と思い、意を決して淫語表現に挑戦してみました。
素人が手を出すと途端に寒くなると思い、今まで意識して使うことはせずにいたのですが…どうだったでしょうか?
ちなみに、注意点の「諸事情」というのは、ホウメイがそういうネタを知らない、ということです。
知らないことは文章にできない。まぁ、そういうわけで。
491 :
319:2007/07/22(日) 21:36:23 ID:v/7tbku4
閑話休題
「で、ようやく俺達にも出番が回ってきたわけだが」
「何の話だ何の」
「んー何つーかさー、何だかみんなギシギシアンアンしてるみたいなんだがさー、
何で俺達は今の今まで出番ゼロなんだろうなー、と思うんだけどさー」
「そもそも我らには相手がおらんではないか」
「おめぇにはいるじゃねぇかよー、ゼクティっつうエロ的にもオイシイ相手がよー。
アストライア組エピローグでフラグもバリバリ立ってるじゃねぇかよー」
「…お主は人間やエルフの女の容姿に性的な興奮を覚えるのか?」
「ん…そういやそれはねぇな。確かに見た目だけじゃまず勃たねぇ」
「要はそういうことだ」
「バソウとかの人馬族なら、まだ人間と外見似てるから分かるんだがなー」
「それでも、あの体格で人間と情事に及ぶのは骨が折れるぞ」
「それもそうなんだよな…はー、つくづくオイシクねえなー俺ら」
「諦めろ。我らには誰もが納得できる形など無理だ。
ヒョウウンのようにそこに何らかの感情が入り込んでいるわけでもあるまいし」
「つーかさー、それも問題なわけよー。
俺アイツに王位譲ってとっとと引退しちまおうと思ってたんだけどさー、
何かアイツフィリアスの姫さんとやらかしちまってさー、『アンタと一緒にフィリアスに行くんだー』とか言い出しちまったじゃん?」
「…お主が現役を貫けばよかろう」
「まぁそれはそうなんだけどさー、アイツの後釜の五獣将どうするよ?」
「後釜?」
「だってそうじゃん? 俺とおめぇとヒョウウンとその他4人除いたら、
もうストーリーの中には名のある獣人なんかいねーじゃん? シュマリは死んじまったしよー」
「表舞台に出てない者から選べばいいではないか」
「だってさー、それ面倒くさいしさー。いちいち名前もない連中から捏造するってのは手間がかか」
「もう黙れもふもふ」
ジンクロウ×ゼクティきぼんぬ
もふもふはみんなのマスコット係
カリス、君は…女!
乙
そういえばチンクロウは完全スルーされてるなw
打ち間違えたorz
×されてる
〇されてた
>>491 ピッチはぇー!
シーナ陵辱はかなりそそったんだけどな〜オチが肝っ玉かぁちゃんだし
シーナはもっといろいろ犯られるべきだと思うんだ、うん
カァ〜リスきゅんもきたー!!
こっちは脳内でオート変換されたので変則GJ!!
やっぱカリスきゅんは受けもイイが責めもイイな
なによりホウメイお姉様女史に感銘を受けましたです、はい。
497 :
319:2007/07/24(火) 16:23:21 ID:AsO5q2fE
注意点…というか言い訳
・内容はクレハ×シーナ。捏造CP…なのか、これは? まぁ、そういうのが嫌いな方はご注意ください。
・第1部の続きなので、多分14章
・本編を遥かに凌ぐ、アホみたいなテンションの展開が見られます。そういうのが嫌いな方もご注意。
・百合が嫌いな男子などいません! そうさ、どっちも女の子(=欲情の対象)なんだから…
・「クレハはこんな娘じゃないやい!」という意見は受け付けません。
キャラの崩壊はコミカル系2次創作モノにはつきものですぜダンナ
・今回キリヤがあまり出てこないので、コアなネタは出てきません
・クオリティは相変わらず…
「はあ、あ、あ…あぁっ!」
「んん…くっ…ふぅぅっ…!」
ドレイク城のホウメイの部屋では、2人の女が、一糸まとわぬ姿でベッドの上で身体を重ねていた。
1人は当然、この部屋の主であるホウメイ。
そしてもう1人は、エルデの巫女・クレハ。
「あ…あんっ! お姉様…ホウメイお姉様ぁっ!」
「くぅ、ぅ…っ! お…大声を出すでない、隣に聞こ…んんんっ!」
2人の巫女は、脚を絡め、互いの割れ目をこすり合わせている。
大声を上げても、この防音設備完備の部屋では外に声が漏れるなんてことはないのだが、
まだ説明がなされてはいなかったので、ホウメイは必死に声を抑えようとする。
一方のクレハは、そんなことなどお構いなしに、存分に嬌声を上げていた。
「お、お姉様…私、もう…っ…ああっ!」
「わらわ、も…っ…もう、イキそうじゃ…!」
やがて両者の腰の動きが激しさを増していく。
そしてある一時、遂に2人の身体がびくんと反り返った。
「ふああああああああああああああああああああんっ!」
「ひあああああああああああああああああああああっ!」
2人同時の絶頂。しばらくの間、どちらも荒い吐息を吐きながら、そのまま動かなかったが、
やがて身の自由を取り戻したのか、絡んだ脚を解いて、身体を離す。
クレハは机の上に畳んでおいた衣服に手を伸ばし、膝の上に置いた。
ホウメイも、ベッドの脇に乱暴に脱ぎ捨てた着物を掴み、それを着始める。
「今日もありがとうございました、お姉様」
ちょうど下着を穿いたところで、クレハが満面の笑みを浮かべてホウメイに感謝する。
「お、おう…」
一方のホウメイは、やや困惑気味にそれに応じた。
「明日も、また来てもいいですか?」
「あ、いや、そのことなんじゃが…」
ホウメイが言いづらそうに言葉を濁す。そして一瞬の間を置いて、再び話し出した。
「ここ最近、連日情事を続けたせいか、少々身体が疲れてしまっての。
おまけに今日この個室ができるまでは、皆が寝静まるのを待ってだったから、もう眠くて眠くて…」
言いながら、ホウメイは小さくあくびをする。
「あ…すいません、お姉様の都合も考えないで…」
「いや、構わんよ。元はと言えば『力になる』と言い出したのはわらわじゃからの。
…ただ…さすがに体力の限界じゃ。1週間くらいでいいから、しばらくゆっくり寝させておくれ…」
498 :
319:2007/07/24(火) 16:24:02 ID:AsO5q2fE
「はぁ、1週間おあずけか…」
自室に戻ったクレハは、1人ベッドに転がって溜息をついた。
(でも、お姉様のお身体のことも考えなくちゃいけないし…仕方ないわよね。
…多分、それくらいなら、何とか我慢できると思うし)
そうやって気持ちを整理すると、その日は歯を磨いて、パジャマに着替え、そのまま眠りについた。
1日後。
「………」
2日後。
「………………」
3日後。
「………………………」
4日後。
「……………………………………………………………………」
たまらずクレハは大きな溜息を漏らした。
「はぁ〜〜〜〜…」
そして自室のベッドに座り込む。
(んー…何だかあれからムラムラしてしょうがない…)
ホウメイからおあずけを食らって今日で4日。クレハの頭の中はホウメイのことでいっぱいだった。
ホウメイのしなやかな脚。未成熟の可愛い両胸。つるつるでぴっちりと閉じた幼い秘所。
少女らしい切なげな喘ぎを上げる口。快楽に歪む可愛い表情。
それらが脳内を占領し、悶々としていたのだった。
だからといって、今更また1人で身体を慰める気も起きず、性欲のはけ口を完全に失っていたのである。
(こうなったら残された手段はただ1つ…)
そう言って、クレハは壁の時計を見やった。
午後7時50分。先ほどみんなでの食事を終えて解散したばかりである。
(他の娘で我慢するしかないっ!)
右手で握り拳をつくり、決意に満ちた顔で心に決めると、クレハはすっと立ち上がった。
(狙うは、この後大体8時くらいから待ち構えている裸の時間…「バスタイム」!)
風呂場道具一式を桶に入れると、勢いよくドアを開け、周囲のドアを見回す。
(まず姫は駄目。ちょうど私がおあずけ食らった次の日くらいから、何故かヒョウウンさんとの間に新婚さんオーラが出てる。
ゆっくり休みたいとおっしゃったお姉様は当然除外として…
…残るはシーナさんとゼクティ。どちらかと言えばゼクティの方が丸めこみ…納得させやすいけど…
必死に抵抗してきそうなシーナさんも捨てがたいし…
…よし、先に私の視界に入ってきた方を誘おう!)
クレハが頭の中で策謀を張り巡らせた、その直後だった。
「んふふ〜♪ おっ風呂っ♪ おっ風呂〜♪」
ドアが開き、上機嫌のシーナが怪しげな歌を口ずさんで、風呂桶片手に姿を現す。
(ターゲット捕捉!)
目標を捉えたクレハの行動は素早く、そして自然だった。
「ねぇ、シーナさん。たまには女の子同士、一緒に入らない?」
「え? クレハさんと? んー…まぁ、別にいいけど」
作戦の第1段階は成功した。
499 :
319:2007/07/24(火) 16:25:04 ID:AsO5q2fE
「く〜っ、気持ちい〜っ! やっぱり1番風呂は格別よねぇ〜」
湯船の中で、シーナが気持ち良さそうに身体を伸ばす。
「そう言えば、シーナさんはいつも最初にお風呂に入ってたわね」
一方、クレハは椅子に座り、桶のお湯で身体をさっと流していた。
「まぁね。やっぱり団長権限っていう強力な発言力がある以上、これは譲れないのよね〜」
湯船の縁に寄りかかるようにして組んだ腕を乗せ、シーナがクレハの方を向く。
「ふふ…私も浸かっていいかしら?」
「どーぞどーぞご自由に」
シーナは笑顔でクレハを招き入れた。
掴みは上々。やはり風呂好きのシーナを選んでおいて正解だった、とクレハは確かな手ごたえを感じていた。
ちゃぽん、と音を立て、上品な仕草で豊満な身体を湯船に沈める。
「にしてもクレハさん、やっぱり大きいわね〜」
「?」
「胸よ胸! やっぱり同じ女の子として憧れちゃうなぁ」
「そうかしら? でも、あんまり胸が大きいと、弓を引く時に少し邪魔になるから…」
「クレハさんの腕前ならそれでも大丈夫! それに何かと大きい方が得なのよ?
…はぁ〜…こればっかりはあたしにもどうにもならないからなぁ〜…」
今までの明るい語り口調とはうって変わって、自身の胸に視線を落としながら言った最後の一言には、愚痴のような響きがあった。
「やっぱり、小さいと魅力ないもんねぇ…」
小ささを実感するように、シーナが胸に手で触れながら言う。
(ここだ!)
一瞬、クレハの目がきゅぴーんと光る。この日の彼女は妙に冴えていた。
「そんなことないわ。シーナさんだって、とっても魅力的なスタイルだし」
「そう…なの?」
やや不安げな様子でシーナが尋ねた。
「ええ。身体のラインはすごく整ってるだし、胸だって、今の形が一番そのバランスに合ってると思うわ。
脚だって、私なんかよりもずっと綺麗よ。そう…食べちゃいたいぐらいに?」
にっこりと笑ってクレハが話す。
「…クレハさん、こっちに来てちょっとエッチな性格になってない?」
シーナがクレハをじと目気味に見ながら言った。
「うふふ…そうかもね。まぁ、こっちに来て、色々とあったから」
そう言いながら、クレハは妙に艶めかしい動作でじりじりとシーナに迫っていく。
「え…ちょ、ちょっとクレハさん…!?」
そんなクレハの様子に何やら背筋がうすら寒くなる感触を覚え、一瞬シーナは後ずさる。
だが、背後に湯船の端という壁がある以上、シーナはろくに逃げることもできなかった。
「でも、今のは一応本音のつもりよ?」
シーナの至近距離まで近寄ったクレハは、そのまま彼女の顔を優しく指で支え、ゆっくりと唇を重ねた。
「んっ…!」
クレハの目の前にあるシーナの目が見開かれ、顔がみるみるうちに赤くなっていった。
裸の女同士の接吻は数秒ほど続き、やがてクレハが唇を離す。
「可愛いわね、シーナさんは」
その時には、既にクレハの左腕がシーナのウエストに回されており、右手は彼女の胸に伸びていた。
500 :
319:2007/07/24(火) 16:25:44 ID:AsO5q2fE
「なっ…ちょっと、クレハさ…っ!」
抵抗する間もなく、シーナの胸がクレハの右手の中に包まれ、緩慢な動作で揉まれていく。
「あ…あんっ…」
「ほら、胸だってこんなに柔らかい」
抑圧されていた性欲が少しずつ満たされていくのを感じ、クレハはより丹念に胸を愛撫していった。
「あ…んあっ、あ…」
「今の貴方はとても可愛いんだから、そんなに自分を卑下しないで?」
顔を耳元へと運び、優しく言葉をかける。
そして、喋り終えた口で、シーナの耳をそっと咥えた。いわゆる「甘噛み」である。
「ふあ、あ…んんっ…」
シーナの口から抑えた喘ぎ声が漏れだす。
今までおあずけを食らってきたクレハにとっては、最高のご馳走にも等しい声だ。
「だ、駄目よ、クレハ…さんっ…女の子、同士で…こんな…っ」
快楽を堪えようとしながら、シーナがクレハを諭す。
しかし、既に百合の世界にどっぷりと浸かったクレハには、そんな制止は無意味だった。
「そんなつれないこと言わないで」
そう言いながら、今までシーナの身体に回っていた左腕が離れ、彼女の下腹部をなぞり、秘所へと近づいていく。
「身体はちゃんと感じてるのに」
そして、クレハの指が遂に割れ目へと到達した。
「ひぁ…あぁん…っ…!」
シーナの身体がぴくりと震え、湯船の水面に波紋を作る。
クレハはシーナの秘所の表面をなぞったり、指を入れたり、それを出し入れしたりと、絶妙なタイミングで彼女に快感を注いでいく。
「ひゃうっ…んく…っ…あ、ああ…!」
「気持ちいいでしょう? 我慢することはないのよ」
クレハが言葉をかけた。艶やかな笑顔で、シーナへ快感を促すように言う。
「それに、これからもっと気持ちよくなるしね」
今度はクレハの舌が、ぴんと勃ったシーナの乳首へと伸びた。
そして、舌で彼女の乳首をつんと突く。
「ふあっ! あ、あぁ…っ!」
更にクレハの舌責めはその程度にはとどまらず、ゆっくりと丁寧に乳首を転がしていく。
右手でいじっていた方の胸も、乳首への責めに移行した。
「くぅ…あっ、はあぁぁんっ! ふああぁぁっ!」
両方の乳首、そして秘所と、3か所の性感帯への同時責めを受け、シーナの口からも一際大きな声が上がる。
キリヤとの「行為」の際にも似たようなことがあったが、あの時責められていた胸は片方だけだった。
加えて、どこで知ったのか、クレハは女体の扱い方が非常に上手い。
正直なところ、今のシーナはキリヤの時以上の快楽を与えられていた。
「あ、あ…あああっ…!」
「そろそろイッちゃいそうなのね?」
確認を取ると、クレハは胸から口を離し、再びシーナと唇を重ねる。
そして、今度は相手の口の中へと舌を這わせ、舌と舌とを絡めさせた。
シーナにとっては、これがとどめの一撃となった。
「んんんんんんんんんんんんんんんんんんっ!」
全身をぶるぶると震わせ、塞がれた口から音が上がる。絶頂を迎えた証拠。
それらを見届けたクレハは、シーナの口を解放した。
「ぷはっ! …はぁ、はぁ…」
ようやく自由になったシーナの口から、荒い息が上がる。そして、クレハがそこに耳打ちをした。
「続きは私の部屋で…ね?」
501 :
319:2007/07/24(火) 16:26:32 ID:AsO5q2fE
風呂から上がった後、2人はクレハの部屋のベッドの上にいた。
先ほどの状況を再現するかのように、どちらもパジャマを脱いで一糸まとわぬ姿となっている。
「………」
シーナは尚も顔を赤らめながらも、抵抗するそぶりはない。
あれだけ責め立てられた後で、更なる快楽を拒絶することなど、シーナにはできはしなかった。
「ふふ…じゃあ、始めるわよ、シーナさん」
クレハはベッドにうつ伏せになるようにして、座っているシーナの股間へと顔をうずめた。
そして、彼女の秘所をそっと咥える。
「んくっ…ん…あ、あぁ…っ!」
口でそこを責められるのは、シーナにとっては完全に初めてのことだった。
「どこを重点的にしてほしい? ナカ? 表面? クリトリス?」
一旦口を離し、クレハがシーナに問う。
「わ…分かん、ないっ…こんなの…初めて、だから…」
「そっか…じゃあ、私の方で考えてやっていくわね」
そう言うと、クレハは再び秘所へと口を戻す。
そして、表面を少しずつ吸っていきながら、舌で割れ目をなぞった。
「ふあ…あぁっ…ん…っ」
初めてそこに感じる舌のうごめく感触に、シーナの表情が少しずつとろけていく。
やがてクレハの舌は表面のみにとどまらず、割れ目を押し拡げてナカへと侵入した。
「ああぁぁぁぁっ!?」
シーナの膣内でクレハの舌先が暴れまわる。
今までにない異物感に、シーナの全身がうち震えた。
「ふむっ…それじゃあ、私も…」
言葉を離す一瞬だけ舌を抜いて、クレハが言った。
そして再び舌をシーナのナカへとあてがうと、今度は自分の膣内へ自分の指を入れた。
「ふ…うっ…んんんっ…」
口を塞ぎながらも、指の動きに合わせて色っぽい声がクレハの口から漏れる。
「くはぁぁぁっ…あ、あぁん…っ!」
「んく…っ…ふ、むぅぅ…っ…!」
互いの喘ぎが重なる。身体を震わせる度に、シーナの小ぶりな胸が、クレハの豊かな胸が、ぷるんと震えた。
そして、ある時クレハが口をシーナの秘所から離し、自身の手も止める。
「はぁ、はぁ…このままじゃ、2人とも、イッちゃうところ、だったわね…」
そう言うと、クレハは戸棚を漁り、ある物を取り出した。
「それは…?」
シーナが怪訝そうに尋ねる。
「双頭バイブっていうらしいの。両側を、女の子のナカに入れて使うんだって。
昔、ソウマ君から没収したものなんだけどね」
一体ソウマはこの明らかにレズプレイ専用の玩具を何に使うつもりだったのか、とシーナは思ったが、深く考えないことにした。
「じゃあ、まず私が入れるわ」
そう言って、クレハが己の膣内へとバイブの片方を入れていく。
「んんん…くぅっ…!」
ほとんど男性器と変わらない太さのそれは、電源OFFの状態で入れるだけでもそれなりの快楽を与えるらしい。
「つ…次は、シーナさんの、番よっ…」
クレハはベッドの上に腰かけると、シーナの割れ目にバイブのもう片方をあてがい、電源を入れた。
502 :
319:2007/07/24(火) 16:27:15 ID:AsO5q2fE
途端、2人のナカに今まで味わったことのない振動が生まれた。
「ふあっ…あああぁぁぁぁ!」
「ん…ひぅっ、うぅぅんっ!」
両者ともこういった玩具を使うのは初めてだ。この反応も当然といえば当然だろう。
「す、すごい…っ…こんなに、すごい物だったなん、て…っ!」
興奮も露わにクレハが言った。
「ああっ! う、あぁぁ…ひあぁんっ!」
対して、クレハから散々に責め立て続けられたシーナには、喘ぎ声を上げることしかできない。
「シーナ、さん…腰…動かして…っ」
そう言うと、クレハは自身も腰を小刻みに振り始めた。
シーナのナカに、バイブの振動とクレハの振動、双方が伝わってくる。
まるで、キリヤに彼の股間の心剣を挿入されているような感覚だった。
「くは、あぁぁぁっ! んんっ…!」
途切れそうな意識を繋ぎ止めながら、シーナはクレハの頼みを実行に移そうとする。
やがて、クレハの秘所へも同じ感覚が押し寄せてきた。
「ふ、あ、あぁぁぁんっ!」
クレハもまた一際大きな声を張り上げ、その身を反らす。
「はぁ、あっ…シーナさん…私っ、今、シーナさんと…繋がってるのね…っ…」
恍惚な笑みを浮かべ、クレハが呟く。
そして、クレハはシーナをベッドに寝かせると、男女の間の正常位のようにして覆いかぶさった。
「あっ! あっ! ああんっ!」
「くふ…あ、あぁぁっ!」
互いの距離がぐっと近くなり、より身体の振動がダイレクトに伝わってくる。
更に、身体を重ねたことで、互いの胸が触れ合い、乳首がこすれ合って、別方向からの快楽を両者の身にもたらしていた。
ふと、クレハが結合部を見やると、自身の秘所から赤いものが流れていた。
(そっか…私、シーナさんに処女をあげちゃったんだ…)
頭の中で冷静にそう判断する。
(…まぁいいか、シーナさんになら。おかげで、こんなに気持ちよくなれたんだし)
そう結論付け、その顔に満足そうな笑みを浮かべると、クレハはいよいよラストスパートをかける。
「シ、シーナ、さんっ…一緒に、イこっ…?」
「クレ、ハ…さ…んっ…」
必死にそれだけを喉から搾り取ると、シーナは微かに震える腕をクレハの身体に伸ばした。
それを同意と受け取ると、クレハはやさしくシーナを抱きとめる。
やがて2人は、今度は両者共に舌を相手に差し出し、互いに絡め合う。
お互いの涎が混ざり、どちらのともつかなくなっていった。
そして、遂に両者は絶頂を迎える。
「あああああああああああああああああああああああああっ!!!」
「ひああああああああああああああああああああああああっ!!!」
503 :
319:2007/07/24(火) 16:27:53 ID:AsO5q2fE
翌朝。
「ホウメイッ! アンタ、クレハさんに何吹き込んでるのよっ!」
「ご、誤解じゃ! わらわとてああなるとは思わんかったわ!」
「そうなるようなことって、一体何をしたのよ!?」
ドレイク城の「書庫」には、言い争う2人の姿があった。
「おかげで最近妙にあたしヤられっぱなしじゃない!」
「………」
不意に、扉の方から、ズゥ〜ン…と重たい空気が漂ってくる。
「あ…ち、違うのよゼロ! アンタを責めてるわけじゃ…」
「おおおおいちょっと待て! 一体お前とゼロの間に何があったんだよ!?」
今度は本陣の外から入ってきたキリヤが乱入する。
「キ、キリヤ!? ち…違うのよ! 要は、事故みたいなもので…!」
そんなこんなで1階は大騒ぎとなっていたのだが、この騒ぎの直接の原因となったクレハは、
(何だか下が騒がしいわね…何かあったのかしら?)
などと呑気な様子でいたのだった。
(…まぁいいわ。さてと、今夜は…♪)
獲物を狙うような危ない光が、クレハの目にきゅぴーんと宿る。
「?」
そして、その視線を向けられた獲物――ゼクティは、何だか背筋にぞくっとするものを感じ、怪訝な顔を浮かべるのだった。
だから何で毎回毎回シーナを書いた時の反響が薄いんだよォォォォォォォォォォォォ!
そりゃ前回のゼロ編は自分でもイマイチだと思ったけどさァァァァァァァァァァァァ!
そんな思いをこめて、あえてヒョウウン編でフラグの立っていたゼクティを外し、
シーナを相手に抜擢してみました。本当に毎度毎度ヤられっぱなしになっちゃったけど…
しかし我ながら今回は本当に無茶苦茶やったなぁ…
「勇者王ガオガイガーFINAL」のドラマCDに影響されたかもしれません。
何せガガガは我が心の聖典ですから…あ、でもこんなマニアック話しても誰もついて来れないか…
さて、以前「最近初エロSS書いたとは思えないはしゃぎっぷり」「ピッチはやい」といった風なことを言われたのですが、
作者はSSを書いている時、大体次の2作くらいのアイデアが、同時にかつ無意識に頭の中に展開されるのです。
「今回これやってなかったから、次のSSでやるか」「でもこれができなかったから、それは更にその次で書こう」といった感じで。
1つのSSを書いている最中に、2つ後の作品の7割ぐらいまでのテロップが脳内でできあがるのです。
あとはそれをそっくりそのまま打ち込むだけなので、1作にかかる時間は約3時間ほど。とってもスピーディー。
大体の形でまとめてみると、
1作目(クララ様)→「騎乗位やりたいなぁ」→2作目(シーナ)→「フェラまだやってないじゃん」→3作目(ゼクティ)→
→「『膣内だけなのが残念』って意見あったぞ」→4作目(クレハ&ホウメイ)→「パイズリやれなかったな」→
→5作目(ヒョウウン×クララ)→「まだ1度もレイープ書いてないよ」→6作目(ゼロ×シーナ)→
→「淫語ってまだやってないな」→7作目(カリス)→「クンニもまだだったなぁ」→8作目(クレハ×シーナ)
と、こんな感じになるわけです。
…ただ、残り2作でやりたいと思えるような真新しいことってもうないんだよなぁ…
504 :
319:2007/07/24(火) 16:28:33 ID:AsO5q2fE
閑話休題
∧_∧
∧_∧ (´<_` )
( ´_ゝ`) / ⌒i
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↑もふもふ ↑ジンクロウ
「さぁて、見ての通り数多くの意見が作者の元に寄せられたわけだが」
「いや、今回はむしろ少なめだろう」
「こういう時は無理してでも『多い』と言っておくのだよワトソン君」
「ワトソンとは誰だ」
「(無視)さてと…
>>496から、『ゼロ編でのシーナはもっと色々犯られるべき』という意見があったんだが」
「確かに、他に比べて文章量も少なめだな」
「まぁ文量の少なさは仕方ないんだけどさー、
あそこでシーナを無茶苦茶に犯しちまうとさー、後で色々融通利かなくなるらしいのよー。
今回のオチにも繋げれなくなっちまうしさー」
「誰の話だ誰の」
「作者のだ。
んでさー、作者的には今回最終的にゼロが救われる話を書きたかったらしいんだわー。
それもこれもさー、作者の『鬱』嫌いが要因なんだってよー」
「まぁ、『ひぐらし』を嫌悪していた時点で大体の予想はつくがな」
「書いててだんだん気分が沈んでいくようなのを書く勇気がないんだってさー」
「なら陵辱モノを書くな、と思うのだが」
「そいつは作者も重々承知の上なんだとさー。
ついでに言うと、作者がむしろ肝っ玉母ちゃん萌えだったってのもあったんだってさー。
作者の中では、シーナはああいうのに対しての面倒見のいいお姉さんタイプなんだとよー」
「元も子もないな」
「まぁ許してやれや。作者も謝ってたしさ」
「…そもそもこれ、あとがきに書いた方がよいのではないのか?
お主の適当な口調で謝罪などするものではないと思うのだが」
「ん、まぁそうなんだけどさー、ただこれあとがきに書いちまうと、
また無駄にあとがきが長くなっちまうんだとさー。
なら逆にしろとも思うかもしんないけど、俺らに上みたいな資料まとめってそれこそ無理な話じゃん?」
「確かに…」
「そういうわけでこっちに追いやられたのよー。
まぁ俺もこういう話はできりゃしたくないんだけどさー。むしろもっと気軽に愚痴っていた…」
「もふもふ! 無駄話なんぞしとらんでとっとと仕事せんか!」
「OKホウメイ、時に落ちt」
今読んだ
安易な神扱いはアンチを呼ぶからしないが、十分すげぇよアンタ
これからも楽しみにしてる
/i,/i
ミ,,`(叉) エッチ!
ノ);;/ |
\(_,,,_,,,)
507 :
リョウ:2007/07/24(火) 22:30:41 ID:tW86/kVq
素晴らしい、次回はついにゼクティフラグの結果が見れますよね!?
イイ!!(・∀・)b
ソウマさんマダー?
まさか、ホウメイが人魚だったなんて!?
「はて、何を期待しておったのかの?」
(だが人魚さんにもパイパイはあるって亀○人もいってたじゃないか!)
「ホウメイ!ちょ、ちょっとだけパパパイパイつま……めるほどないな……」
PUNCH!
>>504 底抜けの性欲に駆られ、お姉様におあずけをくらう淫乱クレハ、その矢先は・・・GJ!
ゼクティ逃げて
逃げてゼクティ
しかしゼクティの逃げ道は同じく淫乱精霊王に塞がれ
シーナはもっと淫らに乱れるべきだ、いやジョジョに懐柔されてきたかな?
淫乱精霊王?
ラッシィ×ゼクティですね?
獣姦されるゼクティktkr(*´Д`)ハァハァ
ラッシィってチソコあるのかよwww
王っていうくらいだから、きっと物凄い巨根なんだよ
ゼクティ「キ、キリヤのより大きい……!!」
ラッシィ「ふぅふぅ♪」
風の精霊王自重しろwww
そーや!
疾風の戦闘妖精ゼクティ・アインの性格が急に甦って(二重人格風)
責められるのもむしろよし!よし!
517 :
319:2007/07/29(日) 12:28:51 ID:gpiroJDs
注意点…というか言い訳
・内容はクレハ×ゼクティ。捏造CPが嫌いな方はご注意ください。
・第1部の続きなので、多分14章
・百合が嫌いな男子などいません! そうさ、どっちも女の子(=欲情の対象)なんだから…
・「クレハはこんな娘じゃないやい!」という意見は受け付けません。
キャラの崩壊はコミカル系2次創作モノにはつきものですぜダンナ
・今回キリヤがあまり出てこないので、コアなネタは出てきません
・クオリティは相変わらず…
「さてと…」
クレハは1人、部屋の中で考えこんでいた。
今回のターゲットは、純粋無垢な少女・ゼクティ。
エロスに関する知識が皆無の彼女だからこそ、可愛げもひとしおなのだが、
それだけに、無茶をしてしまうとトラウマになりかねない可能性をはらんでいる。
(どんな責め方がOKで、どんな責め方がNGなのかな…)
それだけに、クレハもじっくりと考えこむ必要があった。
確かに女の子同士でどうこうしたいという思いはあるが、そのために人間関係が崩れてしまうのは真っ平御免だった。
(でも、それ以前に、どうやって自然にベッドへ連れ込むのかが問題なのよね)
ふと、クレハが考えの方向性を改める。
前回のように風呂を狙うという手もあるが、そちらはシーナが既に警戒を強めているだろう。
直接的に部屋へと誘うのも同様だった。
まず声をかけた瞬間にシーナにはぐらかされてしまうに決まっている。
(いっそ順番逆の方がよかったかな…はぁ…)
ベッドに寝転がり、クレハはため息をついた。
そして、ふと、机の上に視線を向ける。
「…あ」
どうやら何かをひらめいたらしい。
2階に上がってみると、いつもの場所にゼクティがいた。
「あ、ゼクティ。これ、食べてみない?」
「?」
ゼクティは顔を声のする方へ向ける。
声の主たるクレハの手には、何やら小さな紙の包みのようなものがあった。
「これは?」
ゼクティの問いかけに対し、クレハはその包みを開いてみせる。その中には、茶色の丸いものが1つ。飴にも似ている形だった。
「チョコレートっていってね、フィリアスやエルデのお菓子なの」
お菓子と言われ、ゼクティはそれをそっとつまみ、口の中へと入れる。
「…美味しい」
未体験の甘みに、ゼクティの目が見開かれ、顔がぱあっと明るくなっていく。
「そうでしょう? 今手元にはこれだけしかないけど、今度一緒に食べましょうね」
「ええ」
クレハの申し出に対し、ゼクティは首を大きく縦に振って了承する。
その後、クレハはゼクティと二言三言言葉を交わし、1階へと降りる。
そして、自身の部屋に入ってドアを閉じ、数瞬経った後に、ニヤリと笑みを浮かべるのだった。
518 :
319:2007/07/29(日) 12:29:39 ID:gpiroJDs
半日ほど後。
風呂から上がったゼクティは、パジャマ姿で自身の部屋へと向かっていた。
ふと、足元に視線を落とすと、何かが転がっている。
「あ」
よく見ると、それは今日見せられた包みに似ている。
拾って開けてみると、中身まで今日食べたお菓子に似ていた。食べてみると、味も全く同じである。
「チョコレート、だっけ?」
ゼクティはそう呟くと、首を傾げる。
またしてもこれを食べられたことはとても嬉しかったが、これが誰の落とした物かが非常に気になった。
「…あれ?」
視線を再び足元に向けると、少し先に、またチョコの包みが落ちている。
その瞬間、疑念は消失し、全ての興味は目の前の美味なお菓子へと向けられた。
チョコの元へと歩み寄り、拾い上げ、食べる。
口の中に甘い味が広がり、再びゼクティの心が至福で満たされていく。
そして先を見ると、また同じものが落ちていた。
チョコの元へと歩み寄り、拾い上げる。
また同じものが落ちていた。
また歩み寄り、拾い上げる。
また落ちていた。
また拾い上げる。
落ちていた。
拾い上げる。
落ちていた。
拾う。
落ちていた。
拾う。
落ちt(ry
ひr(ry
・
・
・
いつしかクレハの部屋のドアの前に来ていたが、ゼクティはそんなことには気付かない。
そこにもチョコが落ちていたので、拾う。
すると…
…バシャッ!
「!?」
何故か頭上から水が降り注ぎ、ゼクティはずぶ濡れになってしまった。
と、外で起こった水音の正体を確認するかのように、クレハの部屋のドアが開く。
「ゼクティ! 大丈夫!?」
そして部屋の主――クレハはゼクティの姿を認めると、一目散に駆け寄った。
「びしょ濡れね…早く着替えないと!」
「え、でも、私の部屋も近いから大丈…」
そこまで言いかけたものの、ゼクティは有無を言わさずクレハの部屋に引き入れられてしまった。
519 :
319:2007/07/29(日) 12:30:31 ID:gpiroJDs
今、クレハの部屋にいるのは2人。
洋服棚を開けてパジャマを探すクレハと、ベッドの上でシーツにくるまって座っているゼクティ。
シーツの上からは、裸の肩がそっとのぞいていた。
「…チョコ…」
ゼクティは実に残念そうな目つきで、机の上のチョコを見つめている。
先ほどの水のせいで、チョコは溶けてしまい、ぐちゃぐちゃになっていたのだ。
一方のクレハは、代えのパジャマを探すフリをしながら、内心で会心の笑みを浮かべていた。
(よし! ここまでは成功ね。
…それにしても、まさか本当にこんな方法で成功するなんて…)
頭のいい読者の方々は既にお気づきだろうが、先ほどの流れはクレハの罠である。
チョコの味をゼクティに刷り込ませ、それで自身の部屋の前に誘導し、
最後の1個を拾うことで頭上の水入りタライがひっくり返って、ゼクティを水が襲う。
机の上に置いてあったチョコを見てひらめいたのが、この作戦だったのだ。
明らかにいい歳した女の子に仕掛ける作戦ではなかったのだが、
ゼクティの馬k…ゲフンゲフン、純粋さに賭けた結果、このように成果を見たのである。
(さて、ここからは…)
頭の中で、今後のシミュレーションを瞬時に展開する。
(…よし、完璧!)
一瞬のうちに終わらせると、意を決してパジャマを手に取り、ゼクティの元へと歩み寄っていった。
「お待たせ、ゼクティ。サイズが合うか分からないけど…多分、背も近いし、大丈夫よね」
「うん…ありがとう」
ゼクティがそう言うと、クレハは彼女のすぐ横に腰かけた。未だにパジャマは膝に置かれている。
「ところで、ゼクティには好きな人っているの?」
「え?」
いきなりそんなことを言われ、ゼクティは一瞬反応に戸惑った。
「ちょっと気になったの。で、結局のところ、どう?」
「どう、って…私、まだここに来てそんなに経ってないし…その…」
みるみるうちにゼクティの顔が赤くなっていく。
しどろもどろになった彼女の様子を見て、クレハは心底「可愛い」と思っていた。
「…うん、じゃあ教えてあげようか?」
頃合いを見計らい、クレハが切り出す。
「? 何を?」
突然意味の分からないことを言われ、ゼクティが聞き返した。
クレハはそっと顔を近づけ、ゼクティの目と鼻の先でささやく。
「好きな男の子とすること♪」
次の瞬間、2人の唇が重なっていた。
「んっ…!?」
突然の出来事に、ゼクティは戸惑いも露わな表情を浮かべる。
その間に、クレハの手は彼女を包むシーツにかけられていた。
はらりとシーツが落ち、ゼクティの裸の身体が姿を現す。ショーツを身に付けている以外は、ほぼ全裸にも等しい姿だ。
「あっ」
気づいた頃には、既にクレハの手は、ゼクティの股間に触れていた。
520 :
319:2007/07/29(日) 12:31:18 ID:gpiroJDs
「ん…っ!」
途端、ゼクティの身体を「未知」の感覚が駆け巡る。
それもそのはずだ。前回キリヤとこのようなことに及んだ際には、酔っていて記憶もないのだから。
「ふふ…可愛いわね」
「ク…クレハ…何、これ…っ…?」
「気持ちいいでしょう? 女の子は、好きな男の子とこういうことをするの」
そう言うと、クレハは尚も下着越しに秘所をさする。
「あ…はぁ…ん…っ…」
次第にゼクティの口から喘ぎ声が漏れ出てきた。
「どう?」
丹念に愛撫を続けながら、クレハが尋ねる。
「少し…怖い…」
ゼクティがクレハの顔を見上げながら言った。
「大丈夫、怖がることはないのよ」
子供をあやすかのような口調で言うと、クレハはゼクティの長い耳をそっと咥えた。
「ひぅんっ!」
瞬間、ゼクティの身体がぴくっと震える。先ほどまでよりも少し大きな反応だった。
どうやらこの無垢な少女は、耳が感じるらしい。まったくもって分かりやすい特徴だ。
クレハはそのまま耳への甘噛みを続けながら、秘所をさする手とは反対の手を、ゼクティの程よい大きさの胸に伸ばす。
「ふあ…あ、あんっ…」
ゆっくりと、ゼクティの繊細な心を刺激しないように、優しく揉んでいく。
「大丈夫? まだ…怖い?」
口を耳から離し、クレハが優しく声をかけた。
ゼクティのメンタル面には、過去に濡れ場を経験しているシーナ以上に気を遣わなくてはならない。
ただ、クレハはそういうことも嫌いではなかった。むしろ母性本能のようなものをくすぐられ、不思議な愉悦を覚えていた。
「うん…もうっ、大丈夫…だと思う…」
荒い息の中、何とか言葉を紡ごうとして、ゼクティが切れ切れに言う。
そんな健気な様子も、クレハにとっては極上の御馳走だった。
「よかった。こういうことには、慣れておかないといけないものね」
そう言って、クレハはゼクティの下着をそっと下ろした。
しっとりと濡れたゼクティの秘所が露わになる。
そして、ここにきてようやくゼクティは、真に一糸まとわぬ姿となった。
「じゃあ、行くわよ」
クレハはその割れ目に顔を近づけると、そっと舌を這わせた。
「ああぁっ!? …そ、そこは…っ…んんっ!」
秘所への舌責めを受け、より一層ゼクティの声のボリュームが上がる。
「だ、駄目…そんな、汚いところ、舐めちゃ…っ」
「そんなことないわ。とっても綺麗よ」
言いながら、クレハは舌の動きで割れ目を開くと、秘所のナカへと舌を侵入させた。
「ふあ、あぁぁんっ!」
今までに知らなかった異物感が、凄まじい快楽をその身に注いでいく。
そして、クレハは口全体でゼクティの秘所を包み、勢いよく吸い上げた。
「あああああああああああああああああああああああっ!」
521 :
319:2007/07/29(日) 12:31:58 ID:gpiroJDs
「ふふ…イッちゃったみたいね。それじゃあ、いよいよ本番に移りましょうか」
ゼクティの絶頂を見届けたクレハは、自らも穿いていた下着をおろすと、戸棚の方へと向かおうとした。
前回の「締め」に用いたあの玩具――双頭バイブを使おうとしたのである。
「ふぅ〜!」
だが、その行動は、背後から浴びせられた間抜けな怒声に遮られた。
クレハが振り向いた先にいたのは、変態精霊王・ラッシィである。
「ふふふぅ! ふぅ〜!」
何か怒っているように見えるが、クレハには彼の主張を確かめる術がない。
そこで、ゼクティに視線(と書いてヘルプコールと読む)を送る。察してくれたゼクティは、通訳を始めた。
「えっと…何をしている、ゼクティの身体を好きにしていいのは、キリヤだけと相場が決まっているのだ」
「ふふぅ! ふぅふぅ!」
「分かったらとっととゼクティを解放しろ、この淫乱レズビアンめ」
「ふぅぅぅ! ふふっふぅ!」
「さもないと、お前の××××に××を××して、×××と××××で××××してや…ぅぅ…」
容赦なく浴びせられる放送コード抵触もののマシンガントークに、ゼクティは顔を真っ赤にしてしまった。
「うーん…あ、そうだ。ちょっと協力してくれないかしら?」
「ふぅ?」
いきなりの申し出に、ラッシィは首をかしげる。
「今はゼクティに、こういうことを教えてあげているのだけど、どうしても私では男の人のフィニッシュを教えてあげられなくて…
もし協力してくれたら、後で付き合ってあげてもいいわよ」
「ふぅ〜♪」
「喜んで…って、ええっ!?」
即決だった。
「ふぅぅ〜…ふぅ!」
協力を決めてからのラッシィの行動は素早かった。
何やら気合を溜めるかのような声を上げると、股間部に随分と立派な逸物が姿を現す。
「うわっ…」
たまらずゼクティが声を漏らした。いくらなんでもこれは身体とのサイズバランスが悪すぎる。
「さすがは精霊王、やる気満々ね。…じゃあ、そっちは頼んだわよ」
「ふぅ!」
相槌を打つと同時に、ラッシィはゼクティの股間に素早く接近し、自らの逸物を割れ目へと近づけた。
「えっ…そ、そんなの入らなっ…!」
「大丈夫、ちゃんと入るわ。好きな人同士は、みんな最後はこれで締めるんだから」
クレハの言葉が終わるのとほぼ同時に、ラッシィの逸物がゼクティのナカへと入っていった。
「くはっ、あ…あああああっ!」
522 :
319:2007/07/29(日) 12:32:30 ID:gpiroJDs
ラッシィのものは、確かに相当なサイズだった。
そうでなくても、意識を持った状態で男の逸物を受け入れるのは、ゼクティにとって初めてである。
その身を震わせる衝撃は、相当なものがあった。
「ふあぁぁぁっ! あ、ああんっ!」
ラッシィが腰…というより全身を前後する度に、ゼクティの声が上がる。
「す、すごく…大き…っ…んあぁぁっ!」
「ふぅふぅ♪」
身体上初めてではないゼクティの身に苦痛はなく、快楽のみが全身を駆け巡る。
一方のラッシィも、未だ男を受け入れたことがほとんどないゼクティのナカの締まりに、すっかり上機嫌の様子。
「ふぅっ!」
そして一声上げると、より一層前後運動のスピードを上げていった。
「くはああっ! ひあ…あぁぁ…!」
「ふふ…そろそろ私の出番かしらね」
と、今まで事の成り行きを横で見ていたクレハが、ゼクティの無防備な胸へと触れる。
「くは、あ、ああん…っ…!」
膣内と胸、双方に刺激を受け、ゼクティの感度も徐々に上がっていく。
「それじゃあ、これはどうかしら?」
そう言うと、今度はクレハは右手を胸から離し、代わりに口をぴんと勃った乳首へ運ぶ。
「ひゃあぁんっ!」
絶妙な舌の動きで乳首を転がされ、ゼクティの声が更に大きくなる。
「ふっふふぅ、ふぅふぅっ」
ふと、ラッシィの声がクレハに向けられた。
「何となくだけど、分かったわ。もうそろそろイキそうなのね」
「ふぅ〜」
ラッシィが首を縦に振る。
確かに、このタイミングでわざわざクレハに声をかける理由があるとすればそれぐらいしかない。
「ゼクティの方はどう?」
クレハは視線をゼクティに向け、優しく声をかける。
「ひぅんっ…な、何か…来ちゃい、そう…っ!」
「大丈夫よ、ちゃんと受け止めてね」
ゼクティもまた絶頂が近いことを確認すると、クレハは再び口を胸に運び、もう片方の胸も手で愛撫する。
フィニッシュに向けて、ラッシィも動きを速め、ラストスパートをかけた。
「あ、あああ…あぁんっ!」
そしてゼクティも、いつの間にか自ら腰を振り始めている。
「ふふ…その調子よ」
クレハはそう言うと、口全体を使って思いっきり乳首を吸い上げた。
「ひゃ…ああああああっ!」
いきなりの不意打ちに、ほとんどゼクティは意識も飛びそうになる。
「ふぅぅ…ふううぅぅぅぅぅ〜っ!」
そこへ、まさにとどめの一撃が放たれた。
気合と共にラッシィの逸物から熱いものがナカへと一気に注がれ、ゼクティを絶頂へ導く。
びゅくっ! びゅくびゅくっ! びゅるるるるるるっ!
「ふああああああああああああああああああああああっ!!!」
523 :
319:2007/07/29(日) 12:33:18 ID:gpiroJDs
翌日。
「………」
「どうしたんだ、ゼクティ?」
何やらぼーっとしていたゼクティに、キリヤが声をかける。
「ん…それが、昨日ね…」
そこまで言ったものの、そこから先が続かなくなった。
「昨日?」
「………」
そして、ゼクティは顔を真っ赤に染めてうつむいてしまう。
「え? ちょっと…何があったんだよ? 気になるじゃないか」
「………」
結局、キリヤの問いの答えは、明かされることはなかった。
(ナレーション:小林清志)
君達に最新情報を公開しよう!
遂に迎えた、お姉様解禁日前日。
感極まった我らが巫女・クレハは、次なるターゲットへと魔の手を伸ばす。
今度の標的は、ソウマに保護されていたヒルダレイア。果たして、内気な眼鏡っ娘の運命は?
シャイニング・ウィンドNEXT「百合の園FINAL」。
次回もこのスレで、ファイナル・フュージョン承認!
「う、嘘です! そんな続きありませんっ!」
そろそろキャラソンが欲しいと思う今日この頃。
だって、こんな声優祭り滅多にないじゃないですか! あっちもこっちもどの組織を見回しても人気声優だらけ!
なに? 主役のキリヤが音痴?
そこはあれですよ、シーナのキャラソンに台詞役で出させて、夫婦漫才的なインチキデュエット風に。
…本当に出してくれませんかね、SEGAさん?
実は今回、最初はクレハ受けの予定だったんです。
前回同様、酔ってしまった(ラッシィがチョコの中に酒入りの物を忍ばせた)ゼクティがクレハを襲うって内容で。
しかし、スレでの書き込みを見るうちに、徐々にそういうわけにもいかなくなっていって…
…「淫乱精霊王」…「獣姦されるゼクティ」…
お前ら俺をいじめてるのかorz
まぁ、何とかまとめられたので別にいいのですが。
524 :
319:2007/07/29(日) 12:33:57 ID:gpiroJDs
閑話休題
∧_∧
∧_∧ (´<_` )
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ FMV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
↑もふもふ ↑ジンクロウ
「さぁよい子のみんなお待ちかね、『なぜなにもふもふ』の時間だよー」
「何だそのコーナー名は」
「たった今考えた」
「またコアなネタを…」
「さて、今日も色々と意見があるんで、さっさと進めていこう。
まずは
>>506からだが…」
「………」
「…これ俺か? 俺こんなこと言った覚えないぞ?」
「どうでもよかろう…」
「まぁいいや。時間もないしちゃっちゃとやろう。
続いて
>>510から。『シーナはもっと淫らに乱れるべき』とのことだ」
「前回から引き続いての意見だな」
「というわけでジンクロウよろしく」
「自分でやれ」
「僕もふもふだから分かんないや〜」
「何だそれは」
「んーなんつーかさー、いちいち俺ばっかり説明するのも面倒なんだよー。
何が悲しゅうて本編から追放されてこんな所で言い訳ばっかりしてんだろうなー、と思うわけよー」
「だからたまには拙者もやれと?」
「もう適当でいいからさー、何か頼むよー」
「…仕方がないな…
今回のこの意見だが、作者の趣味嗜好以前に、文章量の問題もあったのだ。
作者は前回で前フリにやたら時間をかけ過ぎてしまい、気づけば文量もかなり膨れ上がっていた。
そこで、これ以上やってはgdgdになってしまうと思い、あの程度に留めたのだ。
ペース配分が上手くできていなかったことは、拙者が作者に代わって謝罪しよう」
「なーんか真面目っぽすぎてつまんねーな」
「…お主はこういうことをナメておるのか」
「もうちょいウケ狙ってもいいじゃん?」
「お主の話もそこまでウケてはおらんぞ。
結構必死で考えてるのに、反応もほとんどなしという事実が物語っておる」
「まぁいいじゃん、別にコメントなくてもさ。
…そういうわけで、今日はこれまで。
当番組では、↑のAAの俺&ジンクロウバージョンを作ってくれる職人を募集していまーす。んじゃ」
「最後まで締まりのない…」
クレハと精霊王に犯られるゼクティきたああああああああああああああああああああああああ
マジGJ!!
526 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 00:47:54 ID:7jGYz5cv
ハルト×ヒルダ希望
>>524 ゼクティのデビュー作がコアだと、君は!
ネ申降臨!!
GJ!!
531 :
319:2007/07/30(月) 19:40:54 ID:WLNMSCy1
他の人のも保管するなら叩かないでおいてやる
流石に暴走しすぎだ
およよ、およよ
保守
もふもふ物が見たい
536 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 00:52:35 ID:rOMxSJsH
いやでもこれはちょっと痛いな
長い後書きとかとくに
数字コテ、延々と続く後書きetc
539 :
319:2007/07/31(火) 15:07:50 ID:+WXbTpRB
他の方々のSS管理も無理、案の定需要もないということで、
これ以上騒動がデカくなる前に、ページを削除しておきました。お騒がせして申し訳ありません。
にしても、色々な作家さんはともかく、ネット上で文章を書かれている人達もこれぐらいのコメントは書くのに、
何故2chであとがきを書くとこうも叩かれるのだろう…
…あ、そっかぁ、「見たくはない人は見なくてもいい」ってのが掲示板書き込みでは無理だからだぁ〜、あははははは…
…OTL
日頃SS書くのに手間取られてROM専に回っていますが、たまには話したいことがある。
でも、わざわざ議論のネタにすることでもないので、あとがきに書くという形で我慢していたのですが…
(キャラソン云々なんて話題振っても、エロパロスレでは誰も乗ってきてくれないよ、そりゃ…)
他には、製作過程を書いたりすることで、「ここはこうすべき」というようなアドバイスも頂きたかったんです。
またそれに対してヒントを得たり、「今回はこういう理由でできなかったんです」と釈明をしたり…
…でも、2chではそういった発想が通じなかったようで。
…何でいつもいつもやることなすこと裏目に出てばかりなんだろう…
とりあえず「痛い」なんて言われた日には、大分心にグサッとくるものがあったので、
しばらくSS書く手を止めて、心を落ち着かせることにします。
次回はトライハルト×裏ヒルダを予定しておりますので、待っていてくださる方はもうしばらくお待ちください。
P.S.
数字コテが続くのは、現在進行形で気の利いた名前が思い浮かばなかっただけだったりします。
モロ怠慢じゃねぇか…orz
言いたいことは分かる、後書き書きたくなるのも分かる。
ただね、そういう書き込みの内容がとやかく言われる原因なんだと思う。
でもSS書くのは上手だから期待してるよ、うん。
後書きなくしたらもふもふ(とチンクロウ)の出番がなくなっちゃうだろ
>>541 なぜなにもふもふだけになるってことじゃない?
俺は期待してるぜ、評価するやつがいれば叩くやつが出てくるのもまた当然なんだな・・
作品は面白いんだけどな
あんまりそれ以外の自己主張が激しいとね
作品が作品だから仕方ない
案の定アンチがきたかって感じだな
別に儲ってわけじゃないが、ちょっとでもレス着けて褒めたりおだてたり構ったりする人がいるとアンチが湧くから困る
不快なら319でNGするなりなんなりすりゃいいのに
大概のアンチは文句言いたいだけで自分で何とかせずに何かしらしてる人間に文句つけるだけなんだよな
どうしようもない人種だぁな
煽る様な文章書いてるお前もどうしようもない人種だぜ
/i,/i
ミ,,゜(叉) <わん!(落ち着け)
>>539 言いたいことは判るけど、HPなりで小説をアップするのと、
ここで小説を投下するのじゃ、結構違うもんだからね。
あとがきにしたって、ああいうおふざけ感のあるものを好む人もいれば、
受け付けないって人もいる。中には、どんな文体であれ、あとがきは不要って
考えてる人もいますからね。
言ってしまえば、
「今回はこういう理由でできなかったので、アドバイスくれると嬉しいです」
たったこれだけ、短くあとがきを済ませることも出来るはずです。
まあ、ネットで物書いてるとこの程度のことは日常茶飯事ですから、
気を落とさずに頑張ってください。
550 :
:2007/08/04(土) 20:42:36 ID:mjKkUUH2
完璧にもう過疎る流れだな
職人が1人しかいない状態で叩いたらその人はもう書く気なくなるし
他に書こうと思ってる人も投下しづらくなって最後に誰もいなくなるよ
やっぱり過疎ったな・・・
職人さん一人しかいないのに自治房やアンチが・・・
まぁデカイ口叩いたんだから自治房やアンチはSSを書いてくれるだろう。
552 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 20:53:46 ID:n5mlFNBm
職人さん戻って来て(ry
気に入らないから叩いて、それを繰り返し続けて、そして最後は誰もいなくなる、自治厨は責任とれんのか?
職人さん戻ってきてくれー
自治もなにも、あれはやり杉だから注意されたり叩かれたりしてもしょうがないだろ…。
その結果がこの過疎か?w
5レス程投下します
キリヤ×ホウメイです
>>553 ああいう後書き付きのSSがやりたいんだったら他所でやるべき
ここは2ちゃんだぞ、そんなことも理解出来ないやつがいるのか?
2ちゃんにそんなルールねぇよ。自治厨カエレ
559 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 13:30:17 ID:lIWz/AJJ
自治厨ウザイ
職人戻って来て
自治厨という言葉を覚えたばかりの夏厨が集うスレはここですか
無駄に長い後書き、自分専用補完庫
確かにSSは良かったけど、これじゃ叩かれても仕方がないだろ…
それを自治厨と言っているやつはなんなんですか?
>>555 なに言ってんだ、元から過疎スレだったろ。
あとがきやその他の問題があったとしても叩いた末に過疎ってんじゃ本末転倒じゃねーの
よく嫁。
叩いたから過疎ってるんじゃなくて、元から過疎スレだって書いてあるだろ。
別に過疎ってはいないだろ
一日3,4レス前後しかつかなかった頃を見れば、むしろ賑わってる
まあ、あれだな
保管庫なんかは第三者を装って出しときゃ良かったんだよ
作者が直接作ったりしてると叩かれても仕方がない
でもSS面白かったし、後書きも好きだったから戻ってきてほしいなあ
職人戻ってきて
>>565 いちいちうるせーんだよチンカス野郎www
意味もなくageて書き込むやつがいるようじゃ職人は戻ってこねぇよ
俺は信じたい。(このスレの)人類を…そして、俺自身を! だから戦う!!
注意点…というか言い訳
・内容はトライハルト×裏ヒルダレイアです
・今回に限り10章です。キリヤとの決戦直前となります
・実はこの前の金曜日ぐらいには復活していたのですが、
なかなかPCに触れる機会に恵まれず…遅れてしまい申し訳ありません
・心剣士が揃いも揃ってヤリチンだらけというのはストーリーの都合だ。その辺は目をつぶってくれ、な!
・一部コアなネタを…って、ここまで直接的だと「ネタ」って言っていいのかな…
・クオリティは相変わらず…
魔装錬金帝国ベイルガルド。
そんな心なしか厨房じみたセンス漂う名前の国家に、トライハルトは皇帝として君臨していた。
今は深夜。執務を済ませ、風呂上がりの身体をバスローブで包んだ彼は、1人寝室の椅子に腰かけている。
「ふぅ…」
溜息が口から漏れる。かつて「四季会」会長として、在籍していた学園を牽引していたトライハルトだったが、
為政者――それも皇帝という最高権力者としての仕事は、なかなかの重労働だった。
たかだか高校3年生でしかないトライハルトが、これほどまでの大組織を背負えるのも、彼が「神童」であればこそ。
つまり、普通の学生ならばあっという間にへたってしまうような仕事であるということだ。
――コンコン。
ふと、寝室のドアを叩く音がする。
「入っていいぞ」
トライハルトは事も無げに、扉の向こうの訪問者に声をかけた。
この時間に彼を訪ねてくる人間など、平時ならば1人しかいないのだ。
特に、エルフの精霊魔法によって外界から隔絶されたこの土地ならば、刺客が来ることも考えられなかった。
「失礼しますわ、陛下」
ガチャリという音と共に、扉が開く。訪問者から発せられたのは、妖艶な女の声。
入ってきたのは、キャミソール姿のヒルダレイアだった。
本来は引っ込み思案な少女なのだが、それにしてはやけに堂々としている。
加えて、少女にしてはその声は艶っぽすぎる。
「いつも通り、『表』の顔が出ることはないな?」
「ええ、それはもう」
ヒルダはこのリーベリアで過ごすうちに、二重人格者となっていたのだ。
今の彼女は、狂気に満ちたマッドサイエンティスト――後から生まれたヒルダである。
「いつもすまんな。わざわざベルクレールから呼びつけて」
「ウフフ…私の自慢の魔砲機なら、これくらいはどうってことありませんわ。
それよりも陛下、貴方こそ本当に周1でよろしいのですか? 私ならもう少し来ることも…」
「これくらいのペースでなければ、腑抜けになってしまうさ。それではあまりにナンセンスだ」
「あらあら、ご立派な責任感ですこと」
言いながら、ヒルダはキャミソールを脱ぎ、「いつも通り」大きなベッドの上に畳んで置く。
キャミソールの下には、ところどころフリルの付いた黒い下着姿。
「では、今夜もお相手させていただきますわ」
誘うような笑みを浮かべ、ヒルダが言った。
ヒルダの手がバスローブの下半身に伸び、ゆっくりと布をはだけさせていく。
トライハルトの股間の心剣が露わになった。黄金の心剣皇帝とはよく言ったものだ。
「まずは元気になってもらいませんとねぇ」
艶めかしい言葉遣いでヒルダが言う。
そして、その口をトライハルトの心剣に運ぶと、舌先でその先端をちろちろと舐める。
一瞬、トライハルトの肩がぴくっと動いたような気がした。
その反応を楽しむかのように、ヒルダは口全体で逸物を包むと、更なる刺激を与え始めた。
初めはゆっくりと上下運動を繰り返し、かと思えばある一時を境に激しさを増す。
そしてそれだけに留まらず、両手の指による愛撫も行われた。
「場慣れしている」だけあり、絶妙な責め手がトライハルトの心剣を刺激していく。
いつしかその心剣は大きく膨らんでいた。
「っ…そろそろだ、ヒルダ」
頃合いを見計らったトライハルトが制止の声を上げる。
後々にとっておくためにも、この辺りで止めておかねばならない。
「ウフフ…分かりましたわ」
そう言って、ヒルダは己の口からトライハルトを解放した。
「では、次は俺の番だな」
トライハルトが口元にニヤリと笑みを浮かべて言う。
「ええ。…さぁ、この私の身体を好きにしてくださいな」
言いながら、ヒルダは後ろのベッドへ歩み寄り、そしてその上に仰向けになった。
トライハルトもまたそちらへ近寄ると、手始めに下着越しに秘所へ手を触れる。
「ん…っ」
ヒルダの口から、わずかに声が漏れた。
トライハルトの指が、更なる愛撫を加えていく。
下着の上から割れ目をなぞるように。軽く指を押しこむように。
やがてヒルダの下着が、少しずつ「水気」を帯びてきた。
「あ…ふあ、あぁ…っ…」
「フッ…元々いやらしい下着ではあったが、更にいやらしくなっているようだぞ?」
そんな様子に気をよくしたトライハルトは、徐々に責め手の勢いを増していく。
「随分と淫らなものだな。下着越しだというのに、もうこんなに濡らして」
「あんっ…へ、陛下もお人が悪いこと…陛下だから、こんなに感じているのですよ…っ」
上気した顔に笑みを浮かべながら、ヒルダが言う。
「なかなかに嬉しいことを言ってくれるな、ヒルダ」
そう言いながら、トライハルトのもう片方の手は、ヒルダの上半身に伸びていた。
小さなリボンのついたブラジャーを取り去ると、彼の1つ下の歳にしては大振りな胸が姿を現す。
「では、直に肌に触れられてはどうかな?」
快楽によってぴんと勃った乳首を、トライハルトの指がつまむ。
「ひあっ! は、あ、あぁん…っ…!」
一瞬、ヒルダの意識が吹っ飛びかける。
性感帯の一部を直接刺激されたことで、ヒルダの全身を快楽の波が駆け抜けていった。
下の方も、その余波によって更に感度を増していく。
「また随分物欲しそうにしているな。では、お望みどおりくれてやるとしよう」
言うと、トライハルトはヒルダの最後の1枚を膝の位置まで下ろし、指を彼女の割れ目のナカへと挿入した。
途端、これまでとは比べ物にならない衝撃がヒルダに襲いかかる。
「ひぅんっ! あ、ああぁぁぁっ!」
敏感なヒルダの身体はほとんど保たず、すぐに大きな水音を立てて果ててしまった。
ぷしゃあああぁぁぁっ!
「ふあ…ああああああああああああああああああああっ!」
「はぁ、はぁ…」
「フフフ…今日も盛大に濡らしてくれたものだ。侍女も洗濯が大変だろうな」
いわゆる「潮吹き」によって、ヒルダはトライハルトのベッドに大きな水たまりを作っていた。
そのヒルダは、しばらく肩で息をしていたが、トライハルトから言葉をかけられた頃に、その上体を起こす。
「いいじゃないですか、陛下のお手を煩わせるわけでもありませんし」
「それもそうだ」
他愛もないといった様子でそんな言葉を交わすと、ヒルダは脱いだキャミソールから薬瓶を取り出し、錠剤を口に含む。
殺精剤――分かりやすく言えば「ピル」だ。トライハルトの言いつけによって、こうして夜の奉仕をする際にはいつも服用している。
天才少女である彼女にとっては、その程度の物をリーベリアの材料から作り出すことなど雑作もなかった。
そしてそれを飲み込むと、自らの指を秘所へと運ぶ。
「ウフフ…さぁ、いよいよ本番ですよ陛下。
陛下のその猛々しいミストルティンで、この淫らな私めを貫いてくださいな」
しっとりと濡れた秘所を拡げながら、ヒルダが言った。
「フッ…それでは蛇腹刀のようにぐにゃぐにゃとした物になってしまうが、それでいいのか?」
「あらやだ、これは失礼致しましたわ」
苦笑混じりのトライハルトの言葉に、一瞬ヒルダははっとしたような表情で口をもう片方の手で覆ったが、
すぐにまた余裕綽々の表情で続ける。
「まぁいいだろう。では行くぞ」
言いながら、遂にトライハルトは己の心剣をその秘所へとあてがう。
「うああぁぁっ! はぁ、んっ…!」
絶頂の余韻の残るヒルダの身体は、侵入してきた異物に、その全身を身もだえさせた。
「フッ…こっちに来てから、結構な回数をこなしたというのに、まだこれほどに締め上げるか…この淫乱女め…っ!」
「陛下のっ、ご情愛があればこそ、ですわ…っ!」
「なら受け止めてみるがいい…!」
トライハルトは、自らの腰を思いっきり振り出した。
叩きつけるかのような凄まじい前後運動である。にも関わらず、激しい責めを好む今の人格のヒルダは、恍惚の笑みを浮かべている。
「ひあああぁっ! …いい…いいっ、ですわ…陛下ぁ…っ!」
「フフ…全く、普段のヒルダはああだというのに、お前は随分とメスの本性を剥き出しにするものだな…っ!」
尚もトライハルトは罵る。もっとも、別に彼はそういうヒルダが嫌いというわけでもなかった。
自らの責め手によがり狂う彼女の反応は、トライハルトの一種支配欲のようなものを満たすには十分なものだ。
とは言え、普段のヒルダを相手にしては、その儚さに罪悪感を覚えてしまう。
逆に自ら求めてくる今のヒルダは、まさにトライハルトには適役だった。
「そろそろいくぞ、ヒルダ…ッ」
「あんっ! は、あぁぁっ! は、はい…っ…陛下の手で、この私を、ぐちゃぐちゃにしてくださいっ…!」
ラストスパートをかけたトライハルトの腰は、更にその動作を加速させる。
彼が己の心剣を突き上げる度に、ヒルダの全身がそれに連動して揺れた。
「陛下…陛下ぁっ!」
「ヒルダ…く、おぉっ…!」
唸るような声と共に、トライハルトの逸物から熱い奔流が放たれ、ヒルダのナカを満たしていった。
びゅるるるるっ! びゅくびゅくっ!
「ひああああああああああああああああああああ!!!」
「いよいよ明日は総力戦ですわね、陛下」
言いながら、ヒルダは未だ湿り気のわずかに残る下着を穿く。
あの後もひたすら交わり続けたことで、この日ヒルダは、実に3回もの射精を受け止めていた。
「そうだな。恐らく、キリヤともまた直接刃を交えることになるだろう」
トライハルトもまたバスローブを整え、椅子に腰かけていた。
「だが奴さえ叩けば、アイゼンザルクが1つだけになろうとも勝つことはできる。
早いところ、このような無駄な戦闘は終わらせたいものだな」
「ウフフ…陛下が今まで遊びすぎたせいですよ」
「遊びすぎ、か…確かにそうだな。
よくも悪くも、俺はキリヤとの戦いを楽しむことにこだわっていたからな」
そう言って、トライハルトはさっと席を立つ。
「だが、それも今度で終わりだ。
俺自身の手でキリヤとの決着に臨み、勝つ。そしてこのリーベリアを我らの手で救う。
何事も早めに切り上げた方がいい。その方が、民が苦しむ時間も短くなる。
そして俺自身も…」
トライハルトはそこまで言うと、一旦言葉を切った。そして、数瞬の後に、ニヤリと笑って再び口を開く。
「…録っておいたビデオを見ることができる」
そしてキリヤとの決戦当日。
――キン! キン! ガキィン!
「大体お前はいつも萌え萌え五月蝿いんだよ! 『ハ@ヒ』だの『@ギま!』だの!」
「愚かな…お前の好きな『ガンダ@』や『マ@ンガー』こそ、俺にとっては理解できんがな!」
「ことあるごとに俺をそっちの世界に引き込もうとして!」
「お前の知らない世界を教えてやろうとしてやっているだけだよ!」
「そんなにツンデレやメイドさんが好きか!」
「それだけではない。
ドジっ娘、幼馴染、ヤンデレ、ブルマ、スク水、眼鏡、アホ毛…萌えには無限の可能性がある!
その中には、きっとお前に合った属性もあるだろう!
その懐の広さに比べれば、あんな鉄人形の魅力など微々たるものだ!」
「俺はそもそも二次元の女に興味がない!」
「フッ…そうは言いつつも、潜在的には、お前も俺と同類のはずだ。
どうせお前のことだ、綾波@イやア@カの18禁画像でも拾って来て、1人己を慰めているのだろう!」
「俺は二次元でヌく時はコン・バト@ーVやガ@ガイガーでヌいていた!」
「ハン、とんだ変態だな!」
「どっちが!」
(…飛び出して行って助けるの、やめようかな…)
ああもう、何で自分はこうもシリアスムードを茶化さずにはいられないんだろうorz
というわけで久々の投稿です。皆さん、お待たせして申し訳ありませんでした。
にしてはエロシーンだけだったんで文章短めですが…
最近になってソウマ×マオを書きたいと思うようになったんですが、アニメ未見の上にようつべにもニコニコにも本編がない…
どなたかてっとり早く見れる場所があったら教えていただけないでしょうか?
閑話休題
∧_∧
∧_∧ (´<_` )
( ´_ゝ`) / ⌒i
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↑もふもふ ↑ジンクロウ
「…せちがらいもんだな、世間ってのは…」
「募集したにも関わらず、我らの流石兄弟AAが作られなかったことか…
いちいち気にするな。そもそもここに都合よくAA職人がいると思ったのが間違いだ」
「単独でなら、クレハのはあるのにな。
…それよりも、今日はやけに上が静かだな」
「あとがきを極端に削ったらしい」
「まぁ、あれも結構容量食う原因になってたしな。別にいいんでねぇの?」
「拙者が口出しする問題でもないし、それで構わんか」
「ところで、心の療養にしちゃ随分と間が空いたが、作者は何してたんだ?」
「…『OVERMANキングゲイナー』のレンタルビデオを見ていたらしい」
「はぁ!?」
「そちらに時間を取られて、なかなか執筆できなかったそうだ。
ついでに言うと、昨日も嬉々とした表情で『ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』を見ていたそうだぞ」
「ったく、@樫じゃあるめぇしよ…」
「お主も似たようなものではないか」
「一緒にすんじゃねぇ! 俺はこうしてせっせとこっちに顔出してるじゃねぇか!」
「ほとんど面倒事を拙者に押し付けているくせに」
「(無視)さぁ始めようか『なぜなにもふもふ』」
「聞けよ」
「さてと…『あとがき付がやりたいのなら他所でやれ』という意見があったが、
これは作者も相当悩んだそうだ。
いっそでっち上げたサイトで連載を続けていって、スレでは経過報告だけにしようとも考えたそうだが、
むしろそっちの方が色々叩かれそうだったから控えたらしい」
「HTMLも面倒だそうだからな」
「ついでに言うと、あのサイト作った理由の一端にそれもあったんだそうだ」
「ほう、それは初耳だな」
「自分のSSがむやみやたらに容量消費してるのを気にして、『なら他所で書こうかな?』と思い、
でも結局第1章でタグ貼りの面倒くささに絶望して、やむなく普通のまとめサイトにしたそうだ。
まぁ話をあとがきの件に戻すが…つーかあれだよ。不満があるなら早いうちに言ってくれればよかったんだよ。
人間言われなければ何も伝わらないんだしさ。
『空気嫁』とか言う人もいるだろうけど、ネットの空気は書き込みから生まれるものじゃん?
その書き込みさえない状況で何を読み取れっつうんだよ」
「今日はいやにまともに喋るな、ロウエンよ」
「ぬっふっふ、俺だってまともに仕事する時もあるのだよ」
(単に作者がいつもの調子を忘れただけのような気もするが…)
「…っと、これじゃただ愚痴ってるだけだな。さぁて、ではいよいよ本格的に司会進行を…」
「五月蝿いぞロウエン! 風呂ぐらい落ち着いて入らせぬか!」
「OKホウメイ、時に落ち着け。そしてまず服を着ろ。話はそr」
____/i,/i___
|ミ,,´(叉) | ムニャムニャ・・・頭だけとっかえればいいじゃん
|\⌒⌒⌒ \
\|⌒⌒⌒⌒|
ぐっじょぶ
ソウマオはゲーム準拠のクールな雰囲気でも問題ない
というかそっちのが読んでみたいわ
アニメだとほぼ全員性格別人だしな
小説読む限りあのメンバーにソウマがてをだしてないとは思えん
おかえり&GJ!
アンチは気にしないで自分のペースで書いてくれ!
ニフ/ゞ
/i,/i <)゚] Г
ミ,,´(叉) / ⌒i
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「みんな!シャニウィンのビジュアル設定資料集が八月三十一日に発売だぞ!」
「今度は一体どんな邪気眼設定がつけられるのやら」
>>573 デイリー○ーションに行けば一応見られるかな。
ただ、アニメのソウマさんはゲームのソウマと随分違うし、
アニメその物が好き嫌い大きく分かれると思うよ。
久しぶりだな職人の旦那!
これからもいいSS頼むぜ
582 :
319:2007/08/08(水) 10:28:15 ID:O5CCqNb7
ニフ/ゞ
/i,/i <)゚] Г
ミ,,´(叉) / ⌒i
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↑もふもふ ↑ジンクロウ
「まずは
>>579にGJを贈ろう」
「うむ」
「
>>575の言うとおり顔だけ差し替えるって手もあったが、
ズレるのが恐かったし、何よりジンクロウの顔の素材がなかったからな」
「…しかし、拙者の顔…妙に不気味だな…」
「鳥頭なんてそんなもんだ」
>>580 情報提供サンクスです。というわけで第1話を視聴。
…意外と直球勝負な告白をするもんだなぁ、アニキ…
>>577 ちゃうのよ、ソウマとマオの会話というか、絡みというか、そういったの全部忘れちまったのよ。
そして、何やらアニメの方はこのスレでも若干評判悪いようですが(笑いのネタとしては愛されてる?)、
でも自分はどうしても見なきゃならんのです。ソウマオの位置関係把握ということを差し引いても。
だって…
ク ラ ラ 様 の メ イ ド 姿 が 見 た い か ら !
>>582 なに言ってるんだ、俺はアニメ大好きさ!
アニメ見て、ソウマさんに惚れて、何となくゲームも買って、
アニメのDVDも買ったからな。まったく、恐ろしい購買魔力がある作品だ……
584 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 20:04:56 ID:oQcU103T
いっそのことロウエン×ロウエンは
ガチホモだとかわんこだとか以前にいぬどうしがじゃれあってるのしか想像できなかった
和むなあ
でっかい犬って意外と甘えん坊で可愛いんだよね
ゲームのマオは大人っぽいよね
ソウマのことを冷静に評してるし
リーダーの資質十分て感じだ
アニメはネタとしては面白いけど…
なんか険悪すぎて嫌だったな、つまらんし
587 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 11:26:46 ID:+D7UAJai
マオねぇちゃんはイイよね〜
ニフ/ゞ
/i,/i <)゚] Г
ミ,,´(叉) / ⌒i
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「知ってるか、ジンクロウ? 今度はこんな物が出るそうだ」
つ【
ttp://shining-world.jp/goods/wind/media.html#dramacd】
「ドラマCDか…11月発売とは少々遠いような気もするが、確かに楽しみだな」
「だろ? キャストも石田や水樹などゲーム版での豪華な面々が…あ、あら?」
「どうした?」
「…稲田と江川の名前がねぇ…」
「…もしや、我らは公式でもハブなのか?」
>>588 カリス「ひどいなぁ。僕の担当の白石さんだって載ってないのに、忘れないでよ」
悔しいワン! クレハに慰めてもらうワン!
_∧,
'´/ニニミ >
i ノノノヽリ´ モフモフ
| リ!゚ ヮ゚ノリ ∧,∧
ノノく).゙v゙)>つ(叉)^,,ミ
(( //ハ-ヽノ) | \ ))
く/~UU~ヽ> ..(_,,,_,,,)/
_
'´/ニニミ ギシ
__i ノノノリ__∧∧__ ギシ
| | リ!゚ ∀ノリ((叉)`ミl|
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒\
\|⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
592 :
319:2007/08/12(日) 22:29:22 ID:JK8nzuYi
>>591 ホウメイ「マサチューセーッツーのー…フフ、わらわもこのスレのキリヤに毒されたか。
してヒョウウン、マサチューセッツとは何じゃ?」
ヒョウウン「はぁ? 知らねぇで歌ってたんですかい?」
クララ「ヒョウウンさんはご存知なのですか?」
ヒョウウン「いや、俺も知らねぇけどよ…」
何はともあれGJ! そしてトロンベwwwww
593 :
319:2007/08/13(月) 14:52:44 ID:/5MEjjUF
ある日のベイルガルド本国でのこと。
「やはりいけませんね…性欲を持て余すというのは」
「あぁ? 何の話だよ」
談話室でぽつりと呟いたキルレインに、ジードが尋ねた。
「私ですよ、私」
「てめぇがか? 意外だな」
「ダークエルフは汚染の影響を直に受けているのです。負の感情が高まるのも当然でしょう」
「ま、それもそうか」
そう言うと、ジードは手近な椅子にどっかと座り込む。
「ふぅ、果たしてこの劣情をどう処理したものか…」
再びキルレインが、ため息混じりに呟いた。
「ゼクティとでもヤればいいじゃねぇか」
「どあほうですか貴方は。ゼクティは我が妹の移し身ですよ。私に近親相姦をさせるつもりですか?」
キッと目を細めてキルレインが言う。
「あのなぁ…分身ってことは本人じゃねぇんだろ?」
「気の持ちようです」
気だるそうなジードの反論に、キルレインはきっぱりと答えた。
「チッ…まぁ、俺は強ぇ奴と殺し合いができりゃ満足だから、そういうのは分かんねぇけどな」
「だからどあほうなのですよ、貴方は」
「うるせぇ!」
激昂するジードを尻目に、キルレインはどうすべきかを考え、そして結論を出す。
「仕方がない、陛下にお相手してもらうとしましょう」
(省略されました。続きを読むにはワッフルワッフルと入力してください)
うん、自分でもまともな精神状況じゃないってことは分かってるんだ。
ただ、昨日待ちに待った「アレ」を拝めたことで少々気が動転して…
一瞬とはいえメイドキタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!
>>587 それではブランネージュは俺がもらっていきますよ
>>594 では俺は乳姫様を所望する。
しかし、彼女の場合どういうシチュが萌えるかねぇ…
>>595 じゃあリュウナは俺が頂いちゃいますね。
姫様は少し特殊なシチュだといいかもしれん。
普通の純愛でもいいけど、なんか変化球をつけてもそれはそれで良さそうだとおもうんだ。
597 :
319:2007/08/14(火) 15:02:46 ID:Egbf3l5d
注意点…というか言い訳
・内容はソウマ×マオです
・第1部の続きなので、多分14章
・アニメでソウマオの雰囲気を確認しておきたかったのですが、
いつまで経っても両者が合流しないので、1話の会話から類推して見切り発車。
その他細かい所はアニキが語ってくれます
・一部パロディネタを含みますが、いつもとは方向性が違います。こちらの方が分かりやすいかも?
・クオリティは相変わらず…
――お、俺は、どうしたっていうんだ…
「はぁっ、あ、ああぁんっ! ふぅぅ…っ」
――何で、こんなことになってるんだ…
「ソ、ソウマ、くん…」
――だって、こいつは…
「私、ちゃんと受け止めるから…っ」
――目の前で俺に抱かれてるこいつは、キリヤのことが…
「…来て、ソウマ君…っ!」
――…クレハァァァッ!
「ああああああああああああああっ!」
「! …はぁ、はぁ…」
床に敷かれた布団から、裸の上体をがばっと起こして、1人の少年が覚醒する。
セミロング気味の銀髪を伸ばした、長身の少年だ。
その立派な髪は、先ほどまで頭を預けていた枕と共に、ぐっしょりと寝汗で濡れている。
他に布団は合計3つ敷かれていて、少年の布団の近くには、彼の物と思われる赤いチャイナ服風の上着と黒いズボンが、乱雑に脱ぎ捨てられている。
少年は汗でベタつく頭を右手で押さえ、わしゃわしゃと髪の音を立てて掻いた。
そして憂鬱そうな目つきで、不快感が漂う下半身へ視線を落とし、ぽつりと呟く。
「何やってんだか、俺は…」
598 :
319:2007/08/14(火) 15:03:23 ID:Egbf3l5d
俺の名前はアキヅキ・ソウマ。
エルデからリーベリアにやって来た異界人。世界の平和を乱す奴らを、ばっさばっさと心剣でなますにしていくナイスガイだ。
ネット上での主な愛称はアニキ。声を当てている声優は保志総一朗。
とはいえ、自分の住んでいる土地の人間に命を狙われているわけでもないし、遺伝子を弄られたスーパーコーディネイターでもない。
ましてや、「衝撃のファースト・@リットォォォ!」とかわめきながら赤い右腕を振り回すDQNトリーズナーなどでは断じてない。
このゲームの主人公・キリヤとはダチだ。ベッドの上でのテクニックを色々と叩きこんだのも俺だった。
誤解のないように言っとくが、その際俺自らアイツの身体に実践してみせたわけじゃないぞ。誰だ、今「シャニティアッー!」とか言った奴。
この際だから断言しておく。俺に「そっちの気」はない。最近そういう方面に勘違いされて結構困ってるんだよなぁ…
まぁ、それはともかく、このリーベリアに来てからは、キリヤやトライハルトと色々あって、ヴァイスリッターという組織に所属している。
「色々」という部分…つまり俺の活躍に関しては、ゲーム版、アニメ版と内容が分かれるが、まぁ都合よく両者の間をかいつまんでくれれば構わない。
分かりやすく言えば、本筋はゲーム版、心境の変化なんかはアニメ版を参考にしてくれってことだ。ゲームでは全然出番なかったしな。
ちなみにゲーム版準拠ではリュウナとラザラスの蘇生が間に合っていない以上、
どうやって俺がヴァイスリッターの面々と知り合ったのかは非常に気になるところだろうが、そこはあまり深く考えないでくれ。
面倒な時は、「何やかんやあって仲間になってた」と解釈するのが1番楽だ。余計な知識労働をしないで済む以上、脳ミソにも優しい。
そもそもダチなんてそうやっていつの間にやらできていくもんだろ?
…っと、大分横道にそれちまったな。一旦話を戻そう。
いきなりこのリーベリアに飛ばされて、何度か冷や汗もかいた俺だが、ここでの経験も全部が悪かったわけじゃない。
俺自身、物の見方という点からすりゃ結構成長はできたと思う。
ヤニが手に入らなかったもんだから禁煙もできた。自分から吸いだした手前、別に苦になってたわけじゃないが、一応健康には悪いらしいからな。
何より、このヴァイスリッターには女の子が多い。
エルウィン、マオ、ブランネージュ…全体の人数は3人だけだが、全員外れなしどころか大当たりだらけのかわい子ちゃん揃いとなっている。
俺自身もテクニックを鍛えていた甲斐あって、今いる「光風館」を根城にしてからは、みんなで毎晩ウッハウッハの大パーティーだ(第2章参照)。
恐らく変なところで理屈っぽいキリヤでは、こんなことは恐ろしくてできないだろう。はっはっは、俺を敬え。
とまぁ、結構行数食っちまったが、俺はそんな風にそれなりに充実した日々を送っている。
…送っている、はずなんだが…本音を言うと、最近ちょっとブルーな気分だ。
原因は1つ。一緒にリーベリアに来たクレハのことだ。
大体上の文章(俺のクソ長い自己紹介じゃないぞ。もっと上だ。上、上)を読めばある程度は気づくだろうが、
それだけじゃまだ足りないだろうし、何より俺から説明するのは結構つらい。
だから、その辺のことは、ここから先のことを読んで把握してほしいと思う。
…なに? もったいぶらないで今話せ? そいつは勘弁してくれよ。もっと俺のガラスのハートをいたわってくれ、な!
ってなわけで、以下本編へとどうぞ。
ひとまず、目を覚ました少年――ソウマは、服を着ると、長机があるため食卓に使っている「生徒会室」へと入った。
(結構長いこと寝ちまったけど、朝飯とかあるよな…?)
かつてブランネージュの家にお邪魔した時、寝坊して朝食を食べ損ねたエルウィンのことを思い出し、ソウマは内心不安を覚えた。
だが、入って確認しないわけには先に進めないので、意を決してドアを開ける。
「あ、おはよ。遅かったね」
「おう」
部屋にいたのは、猫耳が特徴的な少女――マオだ。
「そういや、他の連中は?」
一応自分の朝食が置かれていたことを確認すると、ソウマは席につきながらマオに問いかけた。
ちなみに、ソウマの席はマオのすぐ隣である。
「2人で買い出しに行ってもらったよ」
「そっか」
言いながら、ソウマは皿に乗ったパンを掴んで口へと運ぶと、一口に頬張った。
599 :
319:2007/08/14(火) 15:04:02 ID:Egbf3l5d
「…ねぇソウマ、最近アンタ元気なくない?」
唐突にマオが口を開く。
「んぁ? …そうか?」
「そうだよ。最初に会った時には、もう少し明るい目してた」
的を得た発言だ。いつもこういう理知的なことはブランネージュの役回りだったこともあり、一瞬ソウマはどきっとする。
「…やれやれ。まぁ、俺とお前しかいないんだし、話しといても損はねぇか」
どうせなら誰かに聞いてもらった方が解決の糸口が見えるかもしれない。少なくとも、馬鹿な自分が1人で考え込むよりはマシなはずだ。
そう考えたソウマは、自分が抱えている問題をマオに相談することにした。
「…なるほどね。要するに、クレハへの恋心が断ち切れずにいる、と」
一通り話を聞いたマオは、その内容を短くまとめて言った。
「キリヤにクレハを預けた時に、俺の意識ん中では吹っ切れてるんだけどよ、
もっとこう…何て言うか、根源的っつうか、無意識っつうか…そういう所ではまだ未練が残ってるみたいなんだ」
「ふーん」
「実際、普段生活する分には忘れてるんだが、夢の中とか、意識がはっきりしてない状況だとどうも駄目でよ」
情けない話だよな、と苦笑しながらソウマが付け足す。
「いや、普段は意識せずにいられる分まだマシな方だと思うよ。…それより…」
「それより?」
ソウマが言い終えると同時に、マオがじと目気味な視線と共に顔を近づける。
「…アンタ、毎晩あたし達とガンガンヤっときながら、よく淫夢なんて見られるね」
「わ…悪ぃかよ」
「悪くないけど、よくそんな余力があるねってこと」
そう言って、マオはようやく顔をソウマから引き離した。
「まぁ、体力だけは自慢だからな」
そう言ったソウマだったが、まさかその後にマオが言ったことは想像できなかっただろう。
「じゃあ、今からでも大丈夫だよね?」
「…はぁ!?」
完全にこちらの予想の遥か斜め上を行くマオの提案に、ソウマは素っ頓狂な声を上げる。
「今から相手してあげるよ。団員のメンタルケアは団長の務めだしね」
「ちょ、ちょっと待った! さすがに朝っぱらからはキツいし、何よりいつもヤってるんだから、そういった意味では効果が…」
「いつもは全員でシてるから、あんまりゆっくりとできてないでしょ。
今のアンタには、誰かの温もりっていうか、そういうものが必要だから。そういうのは、こうして2人っきりじゃないと得られないしね」
クレハの好意を自分のものにしたい――そういったかつてのソウマの想いから、
彼の潜在的欲求を「誰かに愛されたい」という願望だと判断した上での行動である。
「それに、大体こんな感じの展開になるだろうと思って、牛乳に精力剤混ぜといたから」
ニッコリと悪戯っぽく笑いながらマオが言う。
「はは…用意がよろしいことで…」
俺っていくら何でもそんなに分かりやすいタチだったのか…と、ソウマは軽くショックを受けた。
「それじゃ、始めよっか!」
マオは明るい声でそう言うと、自身の唇をソウマのそれへと近づけた。
600 :
319:2007/08/14(火) 15:05:04 ID:Egbf3l5d
ソウマとマオ、両者の距離がゼロになる。
マオのわずかにざらついた猫の舌が、ソウマの口の中で彼の舌と絡み合った。
「んっ…」
「ん…むぅ…っ」
一方で、マオの手はソウマのズボンへと伸びていた。
目を閉じたまま、器用にズボンのジッパーを下ろすと、ソウマの心剣を露出させる。
そしてそれだけには留まらず、両手のしなやかな指を使って、亀頭を、竿を、そして睾丸を刺激していく。
「うぉ…っ」
視線こそ向けられなかったものの、ソウマは、己の心剣が膨張していくのを感じていた。
(確かに、スタミナの方はこの分なら大丈夫そうだな…)
頭ではそう冷静に判断しながらも、身体の方は正直に反応している。
「マオ…っ、このままだと、手だけで出ちまうぞ…」
重なっていた唇を離し、ソウマが警告する。
「ん、確かにそれじゃつまらないもんね」
言うと、マオはその場にしゃがみこみ、顔の高さにあるソウマの心剣を見据えた。
「確かに、エッチな夢見て一発出しちゃっただけあって、そんな感じの臭いだね」
「い、いいからやるならやれよ…っ!」
「分かった分かった」
マオはニヤニヤしながらそう言うと、ぺろっと舌を出し、そのままその先端を舐め始める。
「く、ぁ…っ…」
「どう? 誰か1人とこうしてじっくりヤるのも久しぶりでしょ」
「違いねぇ…」
ソウマのその言葉を皮切りに、マオの口全体が彼の心剣を包み込んだ。
「はむっ…ん…」
「う…くぉぉ…っ!」
口の中で、マオの猫舌が心剣に絡みついてくる。ざらざらとした異物感が、ソウマへの刺激を倍増させた。
「マ、マオ…もう、出すぞっ!」
ソウマの心剣から、勢いよく熱いモノがマオの口へと注がれていった。
「むぐっ! …ん…」
その勢いに一瞬圧されながらも、マオはその全てを口の中で受け止め、飲み込んでいく。
「…ぷはっ。さすが体力自慢するだけあって、朝からすごい量ね」
「まぁ、薬の効果もあるしな」
「それ差し引いてもすごいと思うよ?」
「そりゃ光栄だな。さてと…」
そこまで言ったところで、ソウマはマオの胸元へと手を伸ばした。
いわゆるチャイナドレス風の服の前を開け、マオの豊満な胸(ティアーズの水着フィギュアでは小さいけど、Tonyの全裸イラストではバインなんだZE!)を露わにさせた。
「当然、俺が責めに回るってのもアリだよな?」
「そりゃもちろん」
「んじゃ、いつも通り遠慮なくヤらせてもらうとするか」
口元に笑みを浮かべ、ソウマはマオの乳房へと手を触れさせた。
601 :
319:2007/08/14(火) 15:05:48 ID:Egbf3l5d
「ん…っ」
マオの耳がぴくんと動く。
ソウマは更に胸への愛撫を重ねていった。
乳房のラインに合わせるようにゆっくりと。しかし、時にはスピードを上げて揉みしだく。
キリヤのようにただ相手を気遣う“だけ”の愛撫ではなく、
時に痛みを感じないギリギリの激しさも込められたそれこそが、彼のエロスの師たるソウマの実力だった。
「はぁ…あ、あぁん…」
適度に緩急をつけたその手つきにより、マオの顔が徐々に赤くなっていった。
乳房全体を、そして乳首をピンポイントに。穏やかに、そして激しく。
絶妙なタイミングで繰り出されるそれらの連続は、それこそこのまま続ければ、マオを胸だけでイカせることも可能なものである。
ただ、やはりソウマとしてもそれだけでは面白くないので、視線を彼女の下半身へと落とす。
極めて丈の短い服装なだけあり、服の上からでも濡れているのが見て取れた。
「どうする? 前戯を続けとくか、それとももう挿れちまうか」
「ど…どっちかっていうと、ひと思いに挿れちゃった方が、こっちもやりやすいかな…っ
…それに…あたしも、もう、欲しくなっちゃったし…」
「じゃあお言葉に甘えて」
ソウマはマオの下半身から下着を下ろすと、身体を抱き上げ、彼女の秘所を自らの心剣へと近づけた。
今回の交わりの目的は、ただ快楽を追い求めることではなく、同時にソウマの心を治すことだ。
あくまで主導権は、治す側に当たるマオにあった。
そして、マオがソウマの腰の上に座るような形となり、遂に心剣が割れ目へとあてがわれる。
「ひゃあ、あぁぁぁっ!」
ナカへと入りこんできたソウマによって、マオの身体が快楽に身もだえる。
「あぁ…んっ! …じゃ、じゃあ…あたしが、リードッ、するね…っ」
「おう…」
ソウマの返答を聞いたマオは、自ら彼の上で腰を振りだす。
ナカの肉壁による圧迫と、腰を振るリズムが、ソウマにまたとない快楽をもたらしていった。
そして、それはマオにとっても同様だった。
「う…うにゃあ、ぁぁん…っ!」
微妙に猫の鳴き声のような喘ぎが口から漏れる。性的興奮が高まるとこうなるのが、半獣人のマオの癖だった。
そして、そんな色っぽい声がまた、男の脳を痺れさせる。
「く…ぅっ…すげぇよ、マオ…ッ」
「んにゃぁっ…! ど、どう…っ…ちゃんと、あたしを…感じてるっ…?」
「ああ…っ」
ソウマの返事を聞くと、マオはまっすぐに彼の顔を見据えた。
「ちゃんと、こうして…誰かの体温を、感じようと、して…っ…
あたしが…アンタの傍で、あっためてあげる、から…っ!」
「マオ…」
瞬間、ソウマもまた、自ら腰を振りだす。
「にゃふぅぅっ!?」
不意を突くような責めに、マオの嬌声のボリュームが跳ね上がった。
「にゃ…にゃあ、あ、あぁぁんっ!」
「へっ…お前1人に、依存して、られっかよ…俺も、お前を支えてやらなくちゃな…っ!」
言いながら、ソウマは腰のスピードを更に速める。
ソウマとマオ、両方が互いに相手を刺激し合った結果、両者の感度は最大限に高まっていた。
「そらっ! 出すぞ、マオッ!」
びゅくっ! びゅくるるるるるるるっ!
「ふにゃあああああああああああああああああああああああんっ!」
602 :
319:2007/08/14(火) 15:06:26 ID:Egbf3l5d
「はぁ、はぁ、はぁ…」
絶頂を迎えたマオは、ソウマの胸の中にもたれかかって、荒い息を吐いていた。
そして、やがて息を整えると、上目遣い気味にソウマの顔を見上げる。
「どう、ソウマ…何か、吹っ切れた?」
「ああ、どうにかなりそうだ」
ソウマはニヤリと強気な笑みを浮かべて答える。
「そう…よかった。じゃあ、後はエルウィン達が帰ってくるのを…」
そう言って、マオは立ち上がろうとしたのだが…
「おっと」
ソウマの手がマオの手首を掴み、それを止めた。
「えっ?」
「せっかく気分も晴れたんだ。もう少しだけ付き合ってくれよ、な?」
ソウマは席を立つと、そのままマオの手を引いて、部屋の窓の前へと歩いていった。
そして、マオの両手を窓の横の壁につかせる。
「ちょ、ちょっと!?」
「あと一発。この一発で終わりにするからさ」
「こ…これじゃ外からエルウィン達にも見えちゃうじゃない!」
彼女らが買い出しに行ったのはラグナ村の方である。
こんな所で「行為」に及んでは、帰ってくる途中に窓を見上げるだけでバレてしまう。
加えてこのバックの態勢では、マオが乱れる様が真正面から克明に見られることになる。
「だから燃えるんじゃねぇか、いつ帰ってくるか分かんねぇってのがよ?」
「あーもう、どうしてこう馬鹿なのよアンタはっ!」
「そいつは肯定ととっとくぜ」
言いながら、ソウマは未だいきり勃っている己の心剣を、再びマオの秘所へと侵入させた。
「ちょ、ちょっと待っ…ふああぁぁぁっ!」
完全にナカへと入りこませると、ソウマは勢いよく腰を振る。
「あっ! ああ…う、ああぁぁ!」
ソウマの腰の動きに合わせて、マオの胸がぷるん、ぷるんと震える。
1度絶頂を迎えた直後だっただけあり、マオの身体は先ほどよりも一層敏感になっていた。
当然その手のことを熟知していたソウマは、彼女へ更なる責め手を加えていく。
具体的には、マオの揺れる胸へと手を伸ばしたのだった。
「ふ…にゃああぁぁぁっ!」
両方の乳首を同時につままれ、マオはびくんと身体を震わせ、背中を反らす。
「へへっ…文句言ってた割には、感じてるじゃねぇかっ…!」
「そっ、それは、1回イッた後だから…んにゃあ、あぁんっ!」
尚もマオは反論するが、感度の高まった身体は正直に甘い声を上げさせる。
遂には、反射的に自らも腰を振っていた。
「んじゃ、ノッてきたところで、ラストスパートいくぜっ…!」
ソウマの腰の動きが爆発的に速くなる。ソウマの手がマオの胸全体を思いっきり揉みしだく。
「ひにゃっ! にゃふ、う、うあぁぁぁぁ…っ!」
マオの身体も、背を反らし、かがみこみ、窓にぶつからんばかりに暴れまわっていた。
そしてついに、マオのナカを、心剣から放たれたソウマの分身が満たしていく。
びゅるるるるるるっ! びゅくびゅくびゅくびゅくびゅくっ!
「にゃああああああああああああああああああああああああああ!!!」
603 :
319:2007/08/14(火) 15:07:20 ID:Egbf3l5d
「たっだいま〜♪」
「今帰ったぞ」
買い出し班が帰って来たのは、それから5分後だった。
エルウィンは帰って早々に階段を駆け上がり、ソウマ達のいる生徒会室を目指す。
「マオ〜、ちゃんと買い出し行って…」
「あっ…」
思いっきりドアを開いたエルウィンの視界に飛び込んできたのは、
椅子に座っているソウマと、胸元を露出し、見るからに慌てた様子で下着を穿きかけているマオの姿。
「あ〜! マオが内緒でソウマとヤってた〜!」
「い、いや、ち、違うのよ! これはその、いわゆる、カウンセリングみたいなもので…!」
「ずる〜い! あたしもあたしも〜!」
そう言いながら、既にエルウィンは自分の上半身を覆う布に手をかけている。
「はは…悪いが、勘弁な。俺もう、出すもんが残ってねぇから…」
「確かに、布団に夢精の跡がわずかにある。そんなに余力があったわけでもなさそうだ」
「いぃ!?」
いつの間にか2階に上がったブランネージュが、布団の乾きかけたシミを確認しながら言った。
「えぇ〜!? 夕べもみんなで楽しんだのに? ソウマってタフだね〜」
「あ、はははは、はは…参ったな、こりゃ」
ブランネージュの容赦のない暴露と、エルウィンの無邪気な反応に、ソウマは苦笑いを浮かべる。
「で、何回出したんだ?」
「ん〜…ナカ以外も合わせると、3回だな」
「うっそ〜!? そんなに〜!?」
「ああ、そりゃマオが俺の朝飯にバイアグラ仕込んでたからで…」
「ちょ、ちょっと! 余計なこと言わないでよっ!」
ううん…ヴァイスリッター組の口調がこれで合ってるのか、激しく不安です。
特にブランネージュ。アニメ口調はこんな感じでしたけど、ゲームだと違ったような…思いすごしならいいですけど…
「マオの喘ぎ声は猫の鳴き声風」って唐突にひらめいてろくすっぽ考えもなしに反映したんですけど…どんな感じなんだろw
というかあれですよ。ワッフルワッフル(=需要)さえありゃ書きますよ?
>>593のキルレイン×トライハルト。
下手すりゃワッフルワッフルなくても書きますよ?
やばい、BLモノ書くのを「それはそれで面白そう」と思ったのは初めてだ…
604 :
319:2007/08/14(火) 15:08:05 ID:Egbf3l5d
閑話休題
ニフ/ゞ
/i,/i <)゚] Г
ミ,,´(叉) / ⌒i
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ MOF2 / .| .|____
\/____/ (u ⊃
↑もふもふ ↑ジンクロウ
「1人になれる時間が少ねぇっつうのは、単なる言い訳だと思うのよ」
「拙者が知ったことか。というか誰の話だ」
「作者のだ。最近執筆ペースが落ちてるだろ? それの理由とかいってそう抜かしやがったのよ、アイツ」
「そうか」
「日中に時間がねぇならさ、夜更かしして書けばいいだけじゃねぇか」
「次の日つらいだろう」
「まぁそれもそうだが、それだってそんな大したことじゃねぇだろ。
キリヤが言ってたナポリタンっつうエルデの武人は、睡眠時間が常人より遥かに少なかったって言うぜ?」
「ナポレオンだ」
「どっちでもいいじゃねぇか」
「いいから早く進行を…」
「あーはいはいやりますよ。今回もまぁそれなりに適当に…」
「………」
「…どうした、ジンクロウ?」
「…五月蝿ぇんだよこの野郎ォォォ! いい加減にせぇやァァァァァァ!」
「ジ、ジンクロウ…?」
「黙って聞いてりゃいつもいつもむちゃくちゃなことばっかり言いやがって!
そのくせ面倒なこと俺に押し付けて、挙句見当違いなダメ出しまで!」
「OKジンクロウ、時に落ち着け。…つーかマジで落ち着いてくれ! 怖いぞ!」
「ふざけんのも体外にしろやこのもふもふがァァァァァァァァァァァァァ!!!」
「冷静になれジンクロウ!」ガシッ
「HA☆NA☆SE!」ジタバタジタバタ
「チッ…おいヒョウウン! こいつ押さえつけんの手つd」
「ランランラン♪ クラランラン♪」
「ふふ…おかしなお歌」
「ヒョウウーーーーン! カムバァーーーーック!!
…くそっ! アイツこんな時にラブラブ買い出しデートなんざ行きやがって!」
「うおおおおおおおおお! 誰にも俺を止められねェェェェェェェェェェェェェェ!」ジタバタジタバタ
「ちょwww何か方向性が違wwww落ち着けwwww」
「もふもふ…あれほど言ってもまだ静かにしろというのが分からんか…
ここは1度涅槃を見ておいた方がいいかもしれんのう?」
「\(^o^)/」
ワッフルワッフル
607 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 00:03:29 ID:iVRi5kyI
もうソウマは死ね
608 :
319:2007/08/15(水) 02:09:24 ID:6Qe5ivWl
注意点…というか言い訳
・内容はキルレイン×トライハルトです
・ジードが存命で、かつキリヤ達と面識があるので、多分6〜7章くらい
・警告! ネタとは思えないような結構真面目なBLです。
こういうのを笑い飛ばせれないような方は一気に飛ばし読みしてください。どデカイのが来るぞ!
・作者は腐の人なんかじゃありません。女は乳聖女ハァハァなんて言わねぇ!
・一部パロディネタを含みます。今回は陛下なので萌えメイン
・クオリティは相変わらず…
「おい、ホントにやんのかよ?」
ジードが並んで歩くキルレインに問いかける。
ここはベイルガルド本国の城。現在この2名の幹部は、皇帝トライハルトの執務室へと向かっていた。
「他に相手がいないのですから、仕方がないでしょう。それに、陛下が相手というのも悪くありません」
「だがよ、陛下は男だぜ? 性交っつうのは、おしべとめしべでやるもんなんだろ?」
「男性体にも、尻という立派なめしべの代用品があります」
両者の意見は平行線を辿り、交わる気配はない。
「まぁそりゃそうだが…男とヤってて楽しいか?
ヒルダから試作のゼクティツヴァイを借りてきた方がよっぽど…」
「所詮は他のサイエルフ同様、感情の乏しい存在です。
マグロを犯すことこそ何が楽しいのですか。それに…」
と、ここまで進行方向を見据えていて、ジードの顔を一度も見ていなかったキルレインが初めて振り返る。
そして口元には、いつもの怪しげな笑みが浮かんでいた。
「こう見えて私は両刀なのですよ。フフフ…」
「うげ…」
怪しさ全開のキルレインの言葉に、ジードは冷や汗をかいた。
「ああ、とは言っても貴方を襲う気はありませんのでご心配なく。誰が貴方のようなどあほうの尻など掘りますか」
「なっ!? き、気味悪ぃこと言ってんじゃねーよこの野郎!」
「ハハハ…では、着いたら誰も部屋に入ってくることのないよう、見張りを頼みますよ」
そう言うと、キルレインは再び視線を進路へと戻す。
(チッ…ったく、面倒くせぇこと押し付けられちまったなぁ…)
不満そうな表情で、ジードは頭をぽりぽりと掻いた。
先ほどまでの説得でキルレインを諦めさせることさえできれば、
ただひたすらトライハルトの部屋の前で棒立ちでいるような面倒をせずに済んだのだが、世の中そう簡単にいくはずもなかった。
まして、魔剣の思念たるジードの人格は、根っからの戦闘狂である。説得などというまどろっこしいことは最初から無理な話だ。
そうこうしているうちに、2人は執務室の前へと辿り着いていた。
「ではジード、私はこれで。くれぐれもお願いしますよ」
「分かった分かった。さっさと済ませやがれ畜生め」
ジードの返答を確認すると、キルレインは拳を握り、コンコンとドアをノックする。
(しっかし、陛下も災難だな…)
そんな様子を見て、ジードは心の中で1人合掌していた。
609 :
319:2007/08/15(水) 02:10:08 ID:6Qe5ivWl
「もっていーけ最後に笑っちゃうーのは私のはーずー…♪」
一方、そんな恐ろしい魔の手が迫っているとは露知らず、トライハルトは執務机に座って、ペンを片手に歌を口ずさんでいた。
彼の耳にはめられているのはイヤホンである。そして、それは机の上のMDウォークマンに繋がっていた。
ただ、その外見は驚くほどにシンプルで、とてもエルデの店頭に並んでいたものとは思えない。
それもそのはず、実はこのウォークマンはこのリーベリアに来てすぐに大破寸前となってしまい、
ヒルダに修理をさせた結果、今の形を成しているのだ。
リーベリアを、そして世界の異変の影響を受けた母を救うため、
あらゆる物を置き去りにしてきたトライハルトにとって、今はヒルダの奉仕とこの音楽だけが癒しとなっていた。
「みっみっみらくる♪ みっくるんるん…♪」
上機嫌で歌を歌いながら、トライハルトは書類にサインをしていく。
――コンコン。
ふと、その時ドアを叩く音がした。
(ん? 誰だ…?)
そう思いながら、ウォークマンの再生を止め、イヤホンを耳から外す。
確かヒルダが来るのは2日後だったはずだ。それ以前に、まだそれにしては時間が早すぎる。
とは言え、何か真新しい報告が来るような時間でないのは確かだった。
少なくとも、ベイルガルドの中でも夜更かしな部類に当たるトライハルトの業務でさえ、あと数10分で終了するような頃だ。
「入っていいぞ」
とは言ったものの、無視するわけにもいかないので、トライハルトは扉の向こうの相手を促した。
「失礼します」
入って来たのはキルレインだ。
「どうしたキルレイン? 言っておくが、晩酌の相手はできんぞ」
「それは承知しております。陛下はワインをお召しにはなられませんからね」
いつもの笑みでキルレインは答える。
「フッ…相変わらず読めん奴だ。では何の用かな?
見たところ緊急事態というわけでもなさそうだからな。チェスか? それともエルデの話でも聞きに来たか?」
トライハルトは余裕の笑みを浮かべていた。
まさか彼には、キルレインの抱えているとんでもない願望など、予想もできやしないだろう。
「いえいえ。もう少し切実な用件のために来ました。
実は私、少々性欲を持て余しておりましてね。…単刀直入に言います。陛下を抱かせてはもらえないでしょうか?」
「…は?」
いきなりの申し出に、さしもの「神童」トライハルトも間抜けな声を上げる。
「フフフ…言葉通りの意味ですよ、陛下」
「…フ…フン、まさかそっちの趣味があったとはな」
身の危険を感じたトライハルトは、席を立ってドアへ向かおうとする。
「おっと、人を呼ぼうとしても無駄ですよ。外にはジードを見張りにつけてありますからね」
「む…」
「ついでに言うと、せっかくここまで来たのですから、目的を果たすためには少々荒っぽい手段に出るかもしれません」
言いながら、キルレインは自らの身体に魔力を集め、その身を魔法を放つための待機状態に持ち込む。
「くっ!」
手段を選んでいる暇はない。そう悟ったトライハルトは、手近にあった木刀を掴み、猛然とキルレインに迫った。
――ドンッ!
「ぐはっ!」
しかし、太刀筋はキルレインを気絶させることなく、その前にバレーボール大の氷の塊を食らって、トライハルトはその場に倒れ込んだ。
「フフフ…存外甘いようですね、陛下。心剣も抜いていない普通の人間が、魔法にかなうはずがないでしょう」
キルレインは怪しげな笑みをたたえ、トライハルトの元へと歩み寄り、その顔を引き寄せて、自らの唇を重ね合わせた。
610 :
319:2007/08/15(水) 02:10:43 ID:6Qe5ivWl
「んぐっ…!」
突然の、しかも同性からの接吻。
トライハルトが一瞬うろたえるのも当然だった。
「さてと…ああ、そうでした。ご心配せずとも、陛下が私の身体に何かなさる必要などございません。
私が個人的に欲求を満たしたいだけですから」
キルレインはそう言うと、トライハルトが身にまとっているコートのボタンを外し始めた。
そして、更にその下の服の前も開き、引き締まった裸の胸を露わにさせる。
出鼻をくじかれたトライハルトにはろくな抵抗もできなかった。先ほどの口づけにはそういう意味があった。
すぐさまキルレインの白い指が、トライハルトの乳首へと伸びる。
「く…っ」
「さすがに接吻程度ではまだ感じてはおられませんか。では、少々長くなりそうですね」
言いながら、キルレインは胸への愛撫を続けていった。
指先で乳首をつまみ、こりこりと刺激していく。
「う…お…」
「おやおや、そう言った割にはなかなかの感度のようで。
これならこちらとしても楽ですが、男の私相手に感じていると知っては、ヒルダレイア博士も悲しむでしょうね?」
「言…うなっ…」
「フフフ…では、これを受けてなおも、そのような強気な様子を保てますかな?」
そう言うと、キルレインは片方の乳首へと自らの口を近づけ、舌先でぴんと弾く。
「あぐっ…!」
舌の生温かさと妙な柔らかさが与える刺激は、指によるものを大きく上回る。
トライハルトの乳首がすっかり固くなるのに、そう時間はかからなかった。
ふと、キルレインは彼の下半身を見やる。そこには、既に立派なテントが張られていた。
「苦しそうですね。ですが、そちらは責めてあげませんよ」
「………」
「私が気持ちよくなる前に達されては面白くない」
キルレインはそう言って自らのズボンのファスナーに手をかける。
「こんな、ことをして…ただで済むと思うな…っ!」
と、トライハルトが苦しげなにそう吐き捨てた。
だが、キルレインは気にした様子もなく作業を継続する。
「貴方に報復される前に私は退散しますよ」
行為の直後を抑えなければ、その後に再び捕まえることは難しくなる。「キルレインに犯された」などと他の者に知られたくはない。
そう確信しての態度だった。
「ではこちらも」
自らの逸物をズボンから露出させると、今度はトライハルトのズボンのベルトに手をかけた。
抵抗できないトライハルトを尻目にベルトを外し、そのズボンを脱がしていく。
そして、彼の上半身を執務机にうつ伏せに預けさせ、あたかもキルレインに尻を突き出しているかのような姿勢を取らせた。
「さて、これで準備は整いました。
私はさして自分の息子を自慢に思っているわけではありませんが、この狭い穴にとっては、ガラティンも同然でしょうね?」
ニヤリと笑みを浮かべると、キルレインは己の逸物をひと思いにトライハルトへと挿入した。
611 :
319:2007/08/15(水) 02:11:34 ID:6Qe5ivWl
「ぬぐああああぁぁぁっ!」
絶叫。
当然のごとく、菊門に異物を挿入されたことなどないトライハルトにとっては、それは未体験の感覚だった。
まして、いきなりそんな太いものを挿れられては、快楽を通り越して苦痛もいいところである。
「フフフ…先に身体を責めてほぐしておいて正解でしたね。
すぐに挿れていては、この程度の痛みでは済まないところでしたよ」
キルレインはそう言って己の腰を振りだす。
「うぐ…お、おおおお…っ!」
熱く太い肉棒を叩きつけられ、トライハルトは苦悶の声を上げる。
だが、その一方で、揺れる彼の心剣は執務机にこすりつけられ、適度な快感を覚えていった。
「そうです、その声です。さぁ、もっと私の手の中で可愛らしく鳴いてください!」
キルレインの腰のスピードが速くなった。
「ぐあ、あああぁぁぁ…!」
苦痛と快楽。
相反する2つの刺激を同時に与えられ、トライハルトの意識は混乱する。
自分の身体はこの男を拒絶しているのか。求めているのか。
理性では明確に拒絶しているだけあり、その疑問がより一層彼に恥辱を与えていく。
「では、そろそろフィナーレと致しましょう…」
キルレインは机の上の書類やウォークマンを脇によけると、その手で彼の胸への愛撫を加えた。
トライハルトにとっては、まさに最後のとどめだった。
「う…ぐ、うぅぅぅぅぅぅっ…!」
歯を食いしばり、必死にトライハルトは耐えようとする。だが、時すでに遅し、といったところだった。
「さぁたっぷりと受け止めてください、陛下!」
絶頂を迎えた両者は、同時に自身の股間から熱い奔流をほとばしらせる。
片や、自らが抱く男のナカに。片や、自らが押し付けられている机の上に。
びゅくっ! びゅくっ! びゅるるるるるるるるるる!
「ぐあああああああああああああああああああああああああああっ!!!」
――ガチャリ。
キルレインが部屋を後にしたのは、それから20分後のことだった。
「遅ぇじゃねぇか。話が違う」
ドアの前に立っていたジードがイライラした様子で言う。
「情事に興じていたのですから、この程度では遅いとは言えません。
それくらいも分からないのですか?」
「知るかよ」
理解できないとでも言うかのように、ジードはきっぱりと言い放つ。
「ふぅ…まったく、レオン王子はもっと聡明な方だったと言うのに、どうして貴方はこうもどあほうなんだか…」
「それだ。そのことで聞きたいことがある」
ぽつりとキルレインが呟いたのを聞き逃さずに、ジードは彼に尋ねた。
「この前フィリアスを攻めた時に、奴らは俺のことをそいつと間違えやがった。結局、レオンってのは何なんだ?」
そう問われたキルレインは、一瞬押し黙るが、やがていつもの怪しい笑みを浮かべた。
「そうですね…お尻の美味しい方だった、とでも言っておきましょう」
612 :
319:2007/08/15(水) 02:12:29 ID:6Qe5ivWl
おまけ
「友とのもう1つの誓いを果たす。そのためにも、拙者の翼、お主に預けたぞ」
ラグナ村にある天照の塔の前で、ジンクロウが宣言した。
「ああ。一緒に頑張ろう、ジンクロウ」
「うむ」
目の前のキリヤから同意を受け取ると、ジンクロウはその思考を遥か遠くの友へと向ける。
(我がもう1人の友、キルレイン…
あやつは殺された妹・セレスティア女王を心から愛していた。
だが、愛しすぎたが故、あやつは他の女を愛せなくなっていた。故に、あやつの愛は男にまで向かうようになった。
…愛すべき唯一の女を喪ったキルレインは、あのトライハルトがリーベリア全土を管理下に置いた時、
あやつにとって代わって世界を支配し、神聖ガチホモ帝国を築こうとしている…
…キルレイン。お主の嗜好を他者へも強制させるやり方、見過ごすわけにはいかぬ。
拙者は何としても、お主を止めてみせようぞ)
…うん、もうネタじゃないね。何やってんだか俺はorz
ただアニメでのキルレインあんちゃんの声があまり美しくなかったんで、むしゃくしゃしてやっただけです。
とりあえず先に謝っておきます。すいません。
さてと、色々遠回りはしましたが、これで作者が考えたカップリングでのオムニバス・第2部も、次回のキリヤ×クレハでラスト。
第3部はスレの皆さんのリクエストを聞いて、そのカップリングで書いていこうかなと思っています。
613 :
319:2007/08/15(水) 02:14:41 ID:6Qe5ivWl
ベイルガルド帝国ホスト部(仮)
∧_∧
∧_∧ (´<_` )
( ´_ゝ`) / ⌒i
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__(__ニつ/ FMV / .| .|____
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↑ルカワ ↑サクラギ
「おい、何だこりゃ? 俺は何でこんな所に出てるんだ?」
「前回の巻末でフルボッコにされたロウエン王が重傷を負ったので、今回は我々がここの進行役です」
「はぁ!? 何でまた俺がンな面倒なこと…」
「いいからとっとと始めますよ。どの道誰かがやらないと終われません」
「チッ…分かったよ。あ゛ー面倒くせぇ…」
「それはそうと、私は先日面白いことに気付きましたよ」
「何だそりゃ?」
「このコーナー、完全に偶然とは言え、アニメでキャストが変わったキャラしか出ていないんです」
「あぁ、そういやそうだな。
俺の声もゲームでは草尾だったのに、アニメでは安元に変わってやがった」
「私も緑川光氏から近藤隆氏に変わっています」
「見てる奴が混乱するだろうが…何でまた違うんだ?」
「恐らく出演料の問題かと」
「んじゃテメーの妹をゲームで演ってた広橋はどう説明するんだ?
アイツエルウィン役で普通にアニメに出てたじゃねぇか」
「スケジュールの都合じゃないですか?」
「結局ハッキリとした情報なしかよ…使えねぇな」
「確かな情報など公開されていないのですから、当然でしょう」
「チッ…。
まぁいずれにせよ、その法則からすりゃ、あのフィリアスの王子とかも出る可能性が…」
「本文で出番をもらえている人間がここに来るはずないでしょう。
元々ここは本文で出番のなかったロウエン王とジンクロウの避難所ですよ?
まったく、相変わらずどあほうですね貴方は」
「う、うるせーな! じゃあ次は誰が代役の可能性があるっつーんだよ!?」
「…シュマリとセレスティア?」
「…また微妙なとこだな…」
「後はラザラスとブランネージュといったところでしょうか」
「まぁ、一応ティアーズとアニメで変わってるからな…
…つーか前者の組み合わせだと、またテメーの妹がキツネに殺されかねねーぞ?」
「…そうでした…あのシュマリの謀略によって、我が妹セレスティアは…」ワナワナ
「おい、どうした?」
「…あンのキツネ野郎ォォォォォォォォォォォォォォ!
直接手を下してないとは言え、よくも我が愛しの妹セレスティアを殺りやがったなァァァァァァァァァァァァァァァ!
ド腐れがっ! 毒虫がっ! 社会に不適格なゴミめっ!」
「ち、ちょっと待て! こんな狭い所で暴れんじゃねぇ!」
「見るからに卑猥な顔つきしやがって! 根性なし! インポ! ●●●●! ●●●●!」
「だーもう! 結局テメーも暴れてるじゃねぇかっ!」
先生、ゼクティツヴァイをどうか出演させてあげてください!
615 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 06:32:35 ID:ZsdBqDNz
キリヤ×クレハお願いします!
>>614 ゼクティとゼクティEVEの姉妹丼を(ry
つまりゼクティとセレスティアだと親子丼ってことになるのかね?(*´Д`)ハァハァ
親子丼とか俺の大好きなジャンルじゃないですか
お前は牛丼でも頬張ってろw
ワロスwwwww
ブランネージュとママンネージュで親子丼とか最高じゃねぇか
って思ったんだが、ママンネージュはもういないんだったな…(´;ω;)
ママンネージュ吹いたww
ロウエンが人間とかエルフの女の子と子作りしたら
犬耳の可愛い子が生まれてくるのだろうか?
ロウエンと人間だと獣人?
獣人と人間の子供がビーストクォーターのマオなんだよな
そういえば女獣人っていなかった気がする
男獣人は人間かエルフを嫁にしてるのかあの世界は?
>>625 女性のケンタウロスとか居るし
アニメのシャニティアではクレハの着付けやってた人が女性の獣人じゃないか
627 :
319:2007/08/21(火) 14:28:59 ID:quid+Us3
注意点…というか言い訳
・内容はキリヤ×クレハです。前回からの続きとなってます
・多分14章
・バトルSSじゃないよ、エロSSだよ!
・クオリティは相変わらず…
「そこを通してもらうぞ、死神!」
怒号と共に、キリヤがゼクティEVEへと斬りかかった。
――ガキンッ!
キリヤの霊剣日輪烈光とEVEの大鎌が激突し、氷上で火花が散る。
攻勢に転じたのはキリヤだった。取り回しの差で勝る日輪烈光が、EVEの鎌へと連撃を重ねていく。
「………」
しかしEVEもやられっぱなしではなかった。
キリヤの攻撃の一瞬の隙を突き、鎌を横一閃に薙ぎ払う。
「うわっ!」
武器の重量で圧倒的に劣るキリヤは、その一撃で後方へと吹き飛ばされてしまった。
氷の床で尻もちをついたところへ、EVEの次なる攻撃が迫る。
――ヒュンッ!
だが、その攻撃はキリヤに届くことなく、後方から射られた矢に阻まれた。
「大丈夫、キリヤ君!?」
「ああ。すまない、クレハ!」
クレハの援護によって難を逃れたキリヤは、態勢を立て直しEVEへと肉迫する。
日輪烈光と鎌の激突が、再び正面から激突した。
今度はEVEが2撃目を叩きこむ。巨大な鎌の一振りがキリヤの身体を両断した。
…かと思われたが、そこにあったのは生身ではなく、質量を持たない残像。
「こっちだっ!」
不意にEVEの背後から声が響く。
EVEが声の主の方へと振り向くと、そこには…
“神速連斬”!
「ッ!」
怒涛のような連続攻撃が、容赦なくEVEの身体を斬り裂く。
サイドステップですれ違いざまに攻撃を仕掛けたキリヤは、そのまま近場へと着地した。
先ほど正面から斬りかかった際にキリヤが使ったのは“残影剣”。分身を囮に、自らはEVEの死角へと回り込んだのだ。
「まだまだぁっ!」
この程度ではまだEVEを破壊することはできない。キリヤは更なる攻撃を仕掛けるため、三度間合いを詰めようとする。
とっさのことにEVEはその場を飛びのいて回避することを試みた。
――ヒュンッ!
しかし、足元を狙ったクレハの矢が、それを阻害する。
「! ………」
EVEはクレハを一瞥すると、1対2ではやりづらいと判断してか、そちらへ向かって猛然と突っこんでいった。
「あ…!」
「クレハッ!」
突然の襲撃を受けたクレハは反応が遅れ、敵の接近を許してしまう。
キリヤもクレハを守るために両者の間に割って入り、日輪烈光で攻撃を受け止めようとしたが、渾身の一撃は容易に2人を吹っ飛ばした。
――ドンッ!
そして2人は…
「うわああああああああああああああああああっ!」
「きゃああああああああああああああああああっ!」
628 :
319:2007/08/21(火) 14:29:38 ID:quid+Us3
ドレイク城本陣。
「…つまり、キリヤとクレハはEVEの攻撃を受け、氷の谷へと落ちたのじゃな?」
「ああ。…悪かったな。追っかけときながら、肝心な所に追いつけなかった俺の責任だ」
ホウメイに向かって、ソウマが申し訳なさそうに頭を下げる。
「で、何でソウマは落ちたキリヤ達を放っておいたのよ?」
「おいおい、勘弁してくれよ。俺1人でどうにかできるわきゃねぇだろ? だからこうしてお前らに人手借りに来たんだ」
「うむ、この場合ソウマが正しいな」
肩をすくめるソウマをホウメイが弁護し、シーナは不機嫌そうに頬を膨らませた。
「それで、EVEっつうのはどうなった?」
ヒョウウンがソウマへと尋ねた。
「その後、今度は俺に襲いかかってくるもんだから応戦してたら、勝手に動き止めやがった。
多分ヒルダが電源でも切ったんだろうな。…どの道、あまり時間はねぇだろうけどな」
「…キリヤ…」
ゼクティが不安げにキリヤの名前を呟く。
「…と、そんなことよりも、まずはキリヤ達を助け出さねぇとな」
ソウマはそんなゼクティの様子を見ると、そう切り出した。
「そうですわね」
「キリヤのことだから大丈夫だろうけど、自力では戻ってこれそうにないし…」
「反対意見はなしじゃな。では、キリヤ達をとっとと救出するとしよう」
さっと手に持った扇を開き、ホウメイが言った。
「そうこなくっちゃな。俺もクレハのことが心配だ」
協力を得られたソウマは口元に笑みを浮かべる。
「実はソウマってクレハさんのことが好きなのよ」
「ほほう、それは初耳」
「ちょっ…お、お前なぁ! 否定はしねぇが、そう包み隠さずにバラすなよ!」
「さっきのお返し!」
永久凍土の洞窟。
「…ん…リヤ…キリヤ君…!」
谷底でキリヤの意識を揺り起こしたのは、長く親しんだ学友の声だった。
「う…ぅん…クレ、ハ…?」
「よかった…気がついて」
キリヤは未だ完全に覚醒しきらぬ意識を、頭を振って強引に起こす。
「ここは…そうだ、EVEは?」
「姿が見えない…というより、多分、会おうにも会えないわね。私達、あの攻撃でこの谷に落ちちゃったみたいだから」
「…そうか。そんなことになってたのか」
周囲を埋め尽くす断崖を見渡せば、嫌でもクレハの言葉が真実だと認めざるを得なくなる。
「ここから登る方法は?」
「多分、私達だけじゃ無理だと思う…」
「そうか…ホウメイ辺りが察してくれることを信じて、助けを待つしかないな」
腹をくくると、キリヤはその場にどっかとあぐらをかいて座り込んだ。
629 :
319:2007/08/21(火) 14:30:26 ID:quid+Us3
キリヤが意識を取り戻してから3時間後。
2人は元の場所から動くことなく、じっと大人しくしていた。
戦闘の跡は、真上のベルクレールへの道で途切れている。ちょうどEVEと戦った場所だ。
もし自分達が落ちたことに皆が気づいたならば、その近くから捜すだろうと考えてのことである。
「少し…寒くなってきたな」
「そうね…」
キリヤは身を軽く震わせる。
特に防寒具がなくても戦闘が行える以上、そこまでの極寒の地というわけではなかったが、
やはり周囲の氷が発する冷気の影響もあり、肌寒さを感じる程度の気温ではあった。
特に、薄着のクレハにとっては、結構厳しいものがあるだろう。
「ごめんな、上着とか持ってなくて」
今の自分にはどうすることもできず、ただただキリヤは謝罪の言葉を述べる。
「ううん、大丈夫。死ぬことはないから」
そんなキリヤを安心させるように、クレハはにっこりと微笑んだ。
「…あ、そうだ」
「?」
「ねぇキリヤ君、だったら、ほんの気休めにしかならないけど…ちょっと温まってみない?」
「温まる…? というと、互いに抱き合って体温で温め合うっていう、あれ?」
何のてらいもなく言ってのける辺りは、キリヤが恋愛に関しては鈍い故か。
「うーん…もう少し、大胆なこと」
「へ?」
キリヤがそう言うと、クレハは微かに頬を赤く染めながらも、いきなり彼のズボンへと手をかけた。
「え!? ちょ、ちょっと…ええっ!?」
キリヤは精一杯に制止しようとしたのだが、予想外の出来事に頭の中は混乱するばかりで、
あっという間に心剣を露出させられてしまった。
「ほら、こういうことをして興奮すると、身体が熱くなるじゃない」
「い、いや、確かにそうだけど…うっ!」
有無を言わさず、キリヤは己の心剣をクレハに咥えられてしまった。
「はむ…ん…っ…」
「く、うぅ…っ」
クレハの口が上下し、心剣に心地よい刺激をもたらす。
なおもクレハは空いた手で、竿に睾丸にと、少しずつ愛撫を重ねていく。
(最近になってようやく作者が睾丸の読み方を知ったのはみんなの秘密だ)
「うぁ…ク、クレハ…もう、出る…!」
口を離してもらおうと思ってキリヤは言ったのだが、クレハは一向に心剣を解放しない。
挙句、遂に限界を迎えたキリヤの心剣は、彼の恐れたとおり、クレハの口を熱い奔流で満たしていってしまった。
どぴゅ! どぴゅるるるっ!
「んっ…!」
クレハはそれを口の中で受け止め、ゆっくりと飲み干す。
「ふぅ…いっぱい出たね、キリヤ君」
「クレハ…」
「次はこっちよ」
そう言うと、クレハは立ち上がり、自らの下着へと手をかけた。
630 :
319:2007/08/21(火) 14:31:21 ID:quid+Us3
「そ…それだけは駄目だ! うん、絶対にいけない!」
いよいよまずいことになったと痛感したキリヤは、懸命に制止の声をかける。
だが、クレハはそれに耳を貸さず、一息に腰から下着をずり下ろした。
そして再びかがみこむと、キリヤの肩に手をかけ、そっと身体を近づける。
「キリヤ君…」
「ク、クレハ…?」
「私ね…キリヤ君のこと、好きだったんだよ」
「えっ…」
突然の告白に、キリヤはあっけにとられたような間抜けな表情を浮かべる。
(クレハが俺を…? 今まで、全く気づかなかった…)
「それから、キリヤ君とシーナさんが、特別な関係になっているってことも知ってる」
クレハは更に言葉を紡いでいった。
「最初はね、諦めようと思ったの。キリヤ君のことをっていう以前に、想いを伝えることを。
だって、私に急にそんなことを言われたら困るでしょう?
でも、なかなか踏ん切りがつかなくて…
…ある時、ホウメイさんが気づいてくれて、わざわざ私のためにお芝居を打ってくれたんだけどね」
そう言われてキリヤはホウメイがクレハと自分を拉致した時のことを思い出した。
あの時のあれにはそんな事情があったのか…と、キリヤは自身の無知を呪う。
「でも…私、どこかで思ってたの。ちゃんと自分の気持ちは打ち明けないと駄目だって。
でないと、本当に吹っ切ることはできないんだって。
…こうして2人っきりになって、今がその時なんじゃないかって、私、思ったんだ。
ついでに、キリヤ君のことも押し倒せちゃうしね」
クレハが冗談混じりな笑みを浮かべた。
「…クレハ…ごめん、俺は…」
「いいの、キリヤ君。…その代わり、今は私に相手をさせて」
そう言うと、クレハはキリヤの腰の辺りにまたがり、自身の秘所へと心剣を誘った。
しかし、キリヤは彼女を制すると、自らの手を割れ目へと伸ばす。
「えっ?」
「…先に濡らしておかないと、挿れる時に痛いだろ」
言いながら、キリヤの指が秘所へと入り、クレハのナカをかき混ぜる。
「あっ…!」
クレハの肩がぴくんと震えた。
キリヤは黙ったまま、クレハの秘所への愛撫を続けていく。
「は、あ…あぁっ、ん…っ」
自分達以外誰もいない谷底に、クチュクチュと水音が響いた。
そしてそのままどれほどの時間が経ったのか。不意に、キリヤの指がクレハのクリトリスをつまみあげた。
「ひあぁぁっ!?」
631 :
319:2007/08/21(火) 14:31:59 ID:quid+Us3
「そろそろ…かな」
手ごたえを感じてきたキリヤは、一旦責め手を止め、クレハを解放する。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
口から漏れる荒い息が、今のクレハの様子を物語っていた。
「じゃあ、クレハ…挿れるけど…」
キリヤはそこで言葉を切り、一瞬の間の後に続けた。
「…これで最後だ。俺は、何度も何度も、無責任に女の子と身体を重ねるなんて真似はしたくない」
「キリヤ君…」
「こういう偉そうなこと、言える立場じゃないのかもしれないけど…それだけは分かってくれるか?」
クレハの目をじっと見据えて、キリヤは言った。
「うん、分かってる。…私も、これっきりにしたいから」
にっこりと笑うと、クレハは先ほどしようとした通り、自ら心剣を自身の割れ目へとあてがった。
「ふあ…あ、あぁぁっ!」
「くぅっ…!」
両者の身体を快楽が一気に駆け巡る。
クレハは自ら腰を上下させ、キリヤの心剣を刺激していった。
「あ…んんっ! …ど、どう、キリヤ君…?」
「俺には…こんなことを言う資格なんか、ないのかもしれない…けど…っ…すごく、気持ちいい…」
若干後ろめたさの残る表情で言ったキリヤの顔を、不意にクレハの手が引き寄せる。
「資格がないなんて言わないで…私は、今キリヤ君に、私を感じてほしいんだから…」
「…クレハ…ッ」
そっとキリヤの口に触れるものがあった。クレハの唇だった。
クレハは今、自分を求めてくれている。彼女の好意に甘えるだけかもしれないけれど、彼女の気持ちは無下にはできない。
決心してからのキリヤの行動は素早かった。
クレハの胸元を覆う布をそっと剥がすと、左手で彼女の身体を支え、右手を胸へと運び、優しく揉んだ。
「は、あぁぁんっ! くふぅ…っ!」
キリヤの手の中で、クレハの身体がぴくんと震えた。キリヤはゆっくりと愛撫を重ねていく。
「キリヤ君…キリヤ君っ…!」
「クレハ…!」
いよいよラストスパートを迎えたキリヤは、自らもかなりのスピードで腰を動かした。
「ああんっ! ふ、あぁぁっ!」
腰の動きに合わせて、クレハの口からも嬌声が上がる。
それが谷の断崖に反響して、そのボリュームを大きくしていた。
そして遂に、キリヤの心剣が、クレハのナカへ自らの熱い分身を注いでいく。
びゅるるるるるっ! びゅくびゅくびゅくっ!
「ああああああああああああああああああああああああっ!!!」
632 :
319:2007/08/21(火) 14:32:45 ID:quid+Us3
「本当にごめん、クレハ」
申し訳なさそうにキリヤが呟く。
「俺は、君の想いに応えることができない…」
「ふふ…そのことならいいのよ、キリヤ君。私は、そんな風にキリヤ君には悩んでほしくないから」
「クレハ…」
クレハの顔には、いつもの優しい笑みが浮かんでいた。
「おかげで、私もようやく吹っ切れたような気がする。
…今日はありがとう、キリヤ君。ごめんね、無理言っちゃって」
「いや…本当なら謝るべきは俺の方なんだから、いいよ」
そんなクレハを見ていると、キリヤもまた、自然と顔がほころんでいた。
ちょうどその時だった。上の方から、何やら声がしたのは。
「おーい! クレハ、キリヤー! 迎えに来たぞー!」
「ソ…ソウマ!?」
不意に崖の上からソウマの声が響いた。しかも、その声は徐々にこちらへと降りてくる。
「と、いうことは…」
「助けが来てくれたのね」
ソウマとその他数名が降りてきたのは、その直後だった。
「何落っこちてるのよ馬鹿っ! 心配したんだから…!」
目もとに薄っすらと涙を浮かべながら罵声を浴びせてきたのはシーナだ。
「ごめんよ、シーナ」
「うぅ…あーもう、馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ぁっ!」
シーナはいよいよ涙腺を決壊させると、キリヤの元と飛び込み、ぽかぽかと胸板を叩く。
「はは…」
「ありがとう、ソウマ君。ソウマ君が助けを呼んできてくれたのね」
「どうってことねぇさ。お姫様を助けるためなら命も張るのがナイトってもんよ」
「まったく、ソウマがお主らを目撃しておらんかったら、危ないところじゃったな」
ソウマの背後からホウメイが歩み寄ってくる。
すると、途端にクレハの目の色が変わった。先ほどまでとは明らかに異なる、キラキラとした輝きを帯びている。
「おね…ホウメイさん! 助けに来てくれたんですね!? ありがとうございますっ!」
心底感激した様子のクレハはホウメイへと飛びつくと、思いっきり頬ずりをした。
「こ、これクレハ! 人前でそういうのはよさんか!」
「ホウメイさぁん…」
一方のソウマは、突然の展開について行けず、ただただ口をパクパクさせるばかり。
そしてキリヤは、
「(…ああ…吹っ切れたって、こういうことか…)
…は、は、ははは…」
と、せっかくの微笑みを、何とも言えない微妙な笑みに変えてしまったのだった。
633 :
319:2007/08/21(火) 14:33:26 ID:quid+Us3
おまけ
キリヤ達が落ちたポイントから少し離れたところで、腰をおろす男が2人。
ヒョウウンとカリスだ。
今その2人は、何を考えているのか、谷底目がけて釣り竿から糸を垂らしていた。
「…引っかからないね、キリヤ…」
「そうだなぁ…」
2人は退屈そうに呟く。
「ねぇヒョウウン、本当にこれでどうにかなるのかな?」
「何言ってんだ王子、昔っから下の方のものを取り上げるにはこれって相場が決まってるだろうよ」
「まぁそれはごもっともなんだけどさ…」
「ああ、釣れねぇなぁ…」
と、そこで会話が途切れ、しばらくどちらも無言となる。
「…ひょっとするとキリヤの奴、くたばっちまったのかもな」
「そんなことはないよヒョウウン。キリヤを信じようよ」
「そうだな。クレハも一緒だしな」
「むしろ僕はクレハの方が心配だな…怪我してないといいけど」
「キリヤは頑丈だからなぁ」
再び会話が途切れた。今度の沈黙は長い。
その間、釣り竿はぴくりとも動かず、彼らを取り巻く状況にまるで変化は訪れない。
「…僕、思ったんだ」
「?」
カリスが切り出したのは、10分も経ってからだった。
「やっぱり、これは救助の方法として根本的に間違ってるんじゃないかって」
「いや、こうやって糸垂らしてたらいずれ引っかかって…」
「冷静に考えたんだけどさ、それって結局は魚の話じゃないか! 人間はこんなので普通釣れないよ!」
「ん、ま、まぁ、そんな気もしないでもないが…」
「大体それ以前に問題がある。この釣り糸なんだけどさ…」
そこでカリスは言葉を切ると、一拍の間を置いて、思いっきり叫んだ。
「全然長さが足りてないんだよ! 僕達の高さから4〜50センチぐらいの所で釣り針がぶらぶらしてるってのはどういうことだよ!
こんなのよくよく考えたら最初からキリヤがかかるはずないよ!」
「そ、そっか…盲点だった!」
「今更気づくんじゃないよこのアホ! ていうかそれを言ったらさっきようやく気づいた僕もアホだし…
…あーもうみんなアホだチクショー!!」
「お主ら、たった今キリヤを救助したから、もう引き揚げるぞ」
背後からホウメイが言った。
「………」
「………」
というわけで第2部終了です。皆さん、ここまでついて来てくださってありがとう。次回からはちゃんとリクに答えるからね。
まぁ、ゼクティとEVEの姉妹丼をって要望があったのですが、ここで見せ場があったってことで…駄目?
…無理無理無理、EVEなんて扱いづらいったらありゃしないよ…ゼクティツヴァイは何とかひらめいたけど…
というかみんな、ベイルガルドばっかり頼まないで、他のもお願いします…シーナとか乳聖女とか…
あとはこちらからも1つ。
ノンエロでコミカル方面のエピローグを書きたいのですが…構いませんかね? 結構長いです。7〜8レスぐらい。
634 :
319:2007/08/21(火) 14:34:06 ID:quid+Us3
閑話休題
ニフ/ゞ
/i,/i <)゚] Г
ミ,,´(叉) / ⌒i
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__(__ニつ/ MOF2 / .| .|____
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↑もふもふ ↑ジンクロウ
「ハーブの香り〜♪ もふもふロウエン〜♪」
「………」
「この続きを考えてくれ」
「断る」
「そっか。…まぁ、そんなわけで、随分と久しぶりだが、俺も晴れて現場復帰だ。
良い子のみんな、心配かけたな」
「良い子と呼べるような年齢の者は、エロパロ板に顔は出せんぞ」
「大きなお友達って表現を知らねぇのか? あれみたいなもんだよ。
…いやしかし、前々回は散々な目に遭った。まさかこの俺が入院するとは思わなかったな」
「その件は、とっさのこととはいえ、拙者もすまんことをした。謝ろう」
「こうして生きてるんだからいいってことよ。
…しっかしまぁ、本当に随分久しぶりの仕事だな」
「前回代行を頼んだキルレイン達も、ほとんど好き勝手に喋っていただけだったからな」
「ジードがレオン王子だったらもうちょいまともになったかもしんねぇんだがなぁ…」
「死んだ人間を頼っても仕方あるまい。
それに、あの魔剣も、存外ツッコミとしての役割を果たしておった」
「まぁ、このシリーズの変態万歳なベイルガルドじゃあ、まともな部類にもなるわな」
「トライハルトをヲタにしたのは、『どうせはっちゃけさせるならこんな感じか…』という思いと、
アニメでのヘタレもいいとこな扱いの2点を受けた結果だそうだ」
「アンソロでも似たような感じで暴走してたしなぁ」
「ある意味、1番扱いに困らぬのが奴かも知れん」
「だな…」
「………」
「おめぇ1回しか出番なかったし」
「…そのことには触れないでくれ…」
「…さてと! 一旦第3部に入っちまったら、それ以上続くかどうかは分かんねぇが、
少なくとも2部が続いているうちは、次回以降のこのコーナーも頑張って盛り上げていくか!」
「そうだ。そのことだが、お主に言っておかねばならんことがあった」
「? 何だ?」
「…非常に言いづらいが、第2部はこれでもう終了だ」
「………」
「………」
635 :
319:2007/08/22(水) 00:33:27 ID:ztXwK10G
あ、あ、あ…
>>627のテンプレが、1部参考にしてたから何か変な風に…
「前回からの続き」っていうのは無視してください。ていうか前回も前々回もまるで関係ないorz
GJ
そろそろ、俺も何か書こうかな。
ソウマさんの扱いがあんまりよくないしw
>>636 是非あとがきなチラ裏は程々にしてくれよ!
楽しみにしてっからさあ
日本の夏
ブランネージュがアンアンいうSSまだー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
今仮想キャラソン集第2段製作中。
今回はもふもふにもまともに歌わせてあげようと思ったものの、彼もまたキリヤと同じ穴のムジナだったんだが…
…むしろもふもふが音痴だったら可愛いよな?
641 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 02:42:19 ID:6DoOP1HY
久しぶりに来てみたら・・・まだ319の天下か?
いやいいんだいいんだ。
319はよくネタ尽きないなぁと思っただけだから。
さて、遡って読むか。
時間と才能が欠如しているため書きにくい……
643 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 03:45:19 ID:6DoOP1HY
ふぅ、やっと読み終えた・・・途中でTry☆春人×キルレインがあった気がするが見なかったことにしとこう・・・
319はBLの方が得意なんじゃ・・・?っていうのも思わなかったことにしよう、うん。
ふと、リュウナに押し倒される陰シオンっていうのが思い浮かんだ。
……だがッ、俺には文才がない!
ふと、ヴォルグ団長に押し倒されるラザラスっていうのが思い浮かんだ。
……だがッ、需要がない!
646 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 01:29:17 ID:B1vc0arS
需要・・・あるぜ?
少なくとも俺にはな!!
どうしてここにはろうえんのえろがないの?
もふもふは絡ませるのが難しいからじゃね?
もふもふは確かに考えにくいよな
だが俺はもふもふエロ期待してる
もふもふはエロ要員というよりは可愛いマスコット要員だからな
宝箱発見
↓
猫耳バンドでした
↓
嫌がるキリヤに装着
↓
もっふもふ
もうこの展開でいくしかない
/i,/i
ミ,,゜(叉) パカッ
ノ);;/ | ミ /)
\(_,,,_,,,) |箱|
. ̄ ̄
△△
ミ,,^(叉) 猫耳カバーだ
ノ);;/ | /)
\(_,,,_,,,) |箱|
. ̄ ̄
コレを装着してるところを女衆に見られ、それをネタに弄ばれるもふもふ希望
.ィ/~~~' 、
、_/ /  ̄`ヽ}
,》@ i /i,/i | ←こんな格好とかさせられて遊ばれる
||ヽ|ミ,,゜(叉)||
|| 〈iミ''介ミi〉||
≦ ノ,ノハヽ、≧
テ ` -tッァ-' テ
実際あの巨体なロウエンじゃあ、並の女に突っ込んだら壊れちゃうような
酒池肉r(ry
余裕たっぷりのホウメイお姐様が欲求不満のロウエンを誘ったら完全に弄ばれるとか…
もふもふは経験豊富、というか女壊しまくってそう。海賊というイメージからして
ミストルティンによって性格が変わった蛭田が虎井を責める…
という妄想をした。
みんな妄想力書き込みだけは凄いな!
どんどん妄想したまえ!!
クララ:95
クレハ:84
ヒルダ:80
シーナ:77
(以上、ビジュアル設定資料集より)
シーナ「むぅ…流石にみんな大きいわね。で、でも、大きけりゃいいってわけでもないしぃ〜? ねーゼクt…」
ゼクティ:84(=クレハと同じ=ボイン)
シーナ「…うわああああああああ〜ん! 裏切ったな、私の気持ちを裏切ったなああああああああ〜!!」ダダダダダ
ゼクティ「え…? えっ、ええっ?」
つうかそのデータマジ?ゼクティ=クレハはねぇだろ……。
つかゼクティのウエストが52っていう異常数値だからあんまり気にせんでいい
ゼクティのがウエスト細いからクレハより巨乳になるけど
クレハは身長がそこそこ高そうな。170はない、ってくらい
参考に女性陣のスリーサイズ
シーナ
B77 W54 H81 身長157cm 体重42kg
クララクラン
B95 W60 H89 身長160cm 体重48kg
クレハ
B84 W55 H85 身長165cm 体重48kg
ホウメイ
B66 W52 H68 身長138cm 体重28kg
ゼクティ
B84 W52 H82 身長163cm 体重48kg
ヒルダ
B80 W58 H84 身長160cm 体重45kg
シーナ・・・・
662 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 16:06:31 ID:Z9C6q6oH
>>661 キリヤ「おっぱいの価値は大きさじゃない! 弾力だ!」
ソウマ「いや、やっぱ大きさだろ!」
トライハルト「だからぬるいのだお前達は。感度に決まっているだろう!」
ゼロ「味じゃない?」
シーナ「…うわああああああああ〜ん! 」
ダダダダダ・・・・・・ドンッ!
シーナ「ギャフン!」
ロウエン「危ないワン。ちゃんと前を見て走るワン。」
シーナ「・・・・・・(もふもふの胸のあたりを凝視)」
ダダダダダダ
シーナ「ちぐじょおおおおおおおwwwwww」
ロウエン「わん?」
>>663 ロウエン「おっぱいは複乳! 異論は認めん」
ジンクロウ「おっぱい? 何それ美味s(ry」
666 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 00:09:57 ID:JVkSYzkl
ゼクティは前から結構あるんじゃないか?と言われてたしな
ビジュアル設定資料集とファンブックどっち買うかな・・・・
>>665 カリス「形も重要な要素だよ。僕はお椀型が好きだな」
ヒョウウン「肝心なのは乳首の色じゃねーの」
キルレイン「1番はセレスティア、2番は僅差でゼクティ。後はどうでもいいです」
ワイワイガヤガヤ…
ホウメイ「ちょwwwお主らwwwなんつー話題で盛り上がっとるwww」
>>661 乳姫鼻血でそうになった
シ「や、やつはバケモノか」
クララ、身長低い割りにでかすぎ、
どこかの巨○ハンターにパイ拓を、とられるぐらいでかいな。
ゼクティは脱いだら実はすごいんです系かw
シーナは・・・
クララはエロすぎ
>>668 ソウマ「おっぱい! おっぱい!」
虎井「おっぱい! おっぱい!」
キリヤ「OKみんな、ときに落ち着け。冷静になって話し合おう」
カリス「そうだね、これは徹底的に語り合うべき問題だ」
キリヤ「ああ。…で、一通りみんなの言い分は聞いたけど、じゃあ各々その観点からしたオススメの娘は?」
ソウマ「おっぱいだけなら、断然キリヤん所の姫さんだな。バスト95なんかもうたまんねぇよ」
カリス「そうかな? 姉さんはこのゲームの面子では、やや垂れてる方だと思うけど」
ソウマ「何だと! じゃあお前は誰がいいんだよ?」
カリス「ブランネージュさんかな。
アニメでシャワーシーンを見させてもらったけど、形もいいしサイズもなかなか。言うことなしだよ」
キリヤ「成る程…じゃあトライハルトは?」
虎井「俺はシーナを推しておこう。強気な抵抗とは裏腹に、身体は敏感に感じるというギャップが何とも…」
ソウマ「誰もてめぇの妄想なんざ聞いちゃいねーよ! もっと客観的に考えろ!」
虎井「やれやれ…無難なところではゼクティだな。そういう経験がないから、こらえる余裕もなく素直に反応しそうだ」
ソウマ「ならクレハとかでも…つーかほとんどそうじゃねーか」
虎井「甘いな。クレハの場合、毎晩キリヤを想って1人火照る身体を慰めているかもしれないぞ?」
キリヤ「なっ! ななな、何で俺なんだよ!?」
ソウマ「ぐっ…相手がキリヤっつうのが悔しいが、それも悪くねぇ…」
キリヤ「ソソソソウマ!?」
カリス「あーはいはい、話そらさないで。…じゃあ、ゼロは?」
ゼロ「僕は…やっぱり、クララクランかな。何となくミルキーな印象があるよ」
キリヤ「何か今までで1番変態臭い発言だな…」
キルレイン「やれやれ、聞いていられませんね。いかなる乳房だろうと、我が妹セレスティアに勝るものは存在しm…」
ヒョウウン「えー、むしろアイツゲームの中では年増の部類だろー」
キルレイン「ブッ殺すぞこの野郎」
キリヤ「お、落ち着いてくれ! …そういうヒョウウンは?」
ヒョウウン「んー…無難なとこで姐さんだな。外見1番若いし」
ソウマ「キリヤは誰なんだよ?」
キリヤ「そうだな…触感なら、クレハかエルウィン…かな?」
ヒョウウン「結局巨乳趣味じゃねーか」
キリヤ「ぐ、偶然だよ。…とにかく、みんなのオススメを総合してみると…」
一同「「「………」」」
キリヤ「…まぁ…やっぱり、大きいは正義、ってことで…」
外見一番若いし、ってヒョウウンロリコンかよww
>>673 ヒョウウンは乳首フェチ(若い=色が綺麗)
>>672 ちょwww男性陣集まって何やってんのwww
誰か女性陣版も作ってくれw
>>677 シーナ「ち@@! @@ぽ!」
クレハ「@ん@! @ん@!」
ホウメイ「OKお主ら、ときに落ち着け。冷静になって話s(ry
お前らはこんなのを見たいのか!?
>>668 誰もヒルダのことは触れてくれないのナ・・・
ある意味一番現実的なスタイルか?
>>672 なんと ジードが よみがえり
なかまに なりたそうに こちらを みている!
なかまに しますか?
はい
いいえ
>>679 ヒルダはむしろ尻要員ですから。
>>672 ニフ/ゞ
/i,/i <)゚] Г
ミ,,´(叉) / ⌒i
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ロウエン「俺達またハブられてるぜジンクロウ」
ジンクロウ「そのようだな」
キリヤ「お前らは問題外だ!」
獣人♂×人間♀はもっと評価されるべきである
ライヒ×クレハか?
684 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 01:49:47 ID:WfyMVYM2
クララクラン×ヒョウウンは、良い。
ヒョウウンとホウメイは二人暮らししている間何もないわけがない
エンディングで性奴隷宣言までするしな
絶対に本番はさせてもらえないがな!
寧ろ足コキのみでそれはもう〜
身長138cmのホウメイにヒョウウンの男根が入ったらそれはそれで
「ヒョウウンのひゃっこいのじゃ〜」
もはやギャグにしかならんな・・・
691 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 05:13:24 ID:SRyvguQm
リュウナとラザラスも何もないわけがないよなー
キルレインとジンクロウも何もないわけがないよなー
ヒョウウンやラザラスは種族的に小さいんじゃないだろうか
人間サイズでしょ。鳥人におっぱいがある世界だし(SF1,3参照)
>>694 ニフ/ゞ
/i,/i <)゚] Г
ミ,,´(叉) / ⌒i
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ジンクロウ「あったのか…」
ロウエン「どの道好きなおっぱい属性のないおめぇじゃ仲間入りは無理だ、諦めな」
キリヤ「複乳趣味のお前が言うな!」
>>678 ホウメイ「さてと…では始めるとするか」
ヒルダ「そうですね! もう、みっちりと語り合いましょう!(ハァハァ)」
ホウメイ「息が荒いぞお主。…ではシーナ、まずは団長意見から聞かせてもらおうかの?」
シーナ「そりゃもう断然太さが1番大事よ! やっぱりズ太いのでぶち抜かれたいっていうのは当然の願望じゃない?」
クレハ「そうかしら? 私は、太さは同年代ならみんな似たり寄ったりだと思うから、むしろ長さの方が重要だと思うけど…」
シーナ「むむ…確かに正論ね。…あ、そう言えば姫は?」
クララ「え? わたくしですか?」
ホウメイ「無駄じゃよシーナ、姫はこういう猥談には疎いはz」
クララ「えっと…味、でしょうか? 口でご奉仕させていただく際には、大切な要素ですから」
ホウメイ「………」
シーナ「い…意外と濃い意見、ね…は、はは…」
――へっきし!(保志ボイスのくしゃみ)
クレハ「今何か聞こえなかった?」
ホウメイ「気のせいじゃろ」
シーナ「ところで、ホウメイはどうなの?」
ホウメイ「うむ、ズバリ射精量じゃな。ドバドバとナカを勢いよく満たしていく感覚は、一度知ったら病みつきになるのぅ」
シーナ「なるほどぉ…さっすがホウメイ! 長く生きてるだけあって経験豊富ね」
クレハ「確かに、私達からは出ない発想ね」
ホウメイ「何だか年寄り扱いされとるような気もするが、まぁよかろう。…では、ヒルダはどうじゃ?」
ヒルダ「それはもう、絶対感度ですよ! 私の手の中で太い男根がビクビクと脈打つ感覚、私の想いに応えてくれている証…萌えぇぇぇぇぇぇ〜!」
ホウメイ「…しばらくあのままにさせておいてやるかの」
クレハ「え、ええ…」
シーナ「そ…それより! 最後はゼクティの番ね。ゼクティは何か気にしている要素とかはある?」
ゼクティ「え? …うーんと…色…かしら? 陛下のはだいぶいい感じだったけれど、キリヤのも悪くなかったし…」
一同「「「…えええええー!!?」」」
シーナ「そ、それってまさか、その…」
ホウメイ「ヤッたのかお主!?」
シーナ「そうそれそれ! 答えなさいよゼクティ!」
ゼクティ「え、えっと…キリヤは、初めてって言ってたけど…」
シーナ「あああああー! ホントにやってた!」
クレハ「そ、そんな…キリヤくんの貞操は、私の…」パタッ
クララ「クレハさん! お気を確かに!」
ホウメイ「衛生兵! 衛生兵を呼んでこい!」
ヒルダ「萌えぇ〜…」
うん、もう書いてから気付いたけど…もはや痴女トークでしかないねorz
いやwwwまさか本当に来るとはwww
姫の経験論には笑えたwww
ソウマ姫にやらせたのかよwwww
>>699 あ、いや、その…単に男編のゼロと嗜好が同じだったってだけで…
何か急に少なくなったな…
そんな俺は、キルレイン×セレスティアの輪姦キボン
二人で輪姦って意味わからんぞ
ちゃんとした日本語でおk
素でミスった。スマソ
そ れ だ
ビジュアル設定資料集を買ってきた
ゼクティってバストけっこうあるな
なんか書きたいがいまだ未クリア・・・・・
再生時におまけしときました
ロウエン「おいジンクロウ…ヤらせろ」
ジンクロウ「え、ちょ、ま、…アッー!」
みたいなのは需要ないの?
801でやれ
いつもゼクティのパイズリしてもらってるけど、すごいぞ・・・
2週目やってて、ようやくゼクティを仲間に加えた。
しかし、そこからなんとなく思ったんだが…
桑島キャラは(一部)無知な所が多いからエロい事を教えれば素直に実行する気がすると思う。
ゼクティは性行為についての知識はありそうな感じだったが
「ねぇ、どっちに行く?こっちは通った事がある道(既に知っている技をキリヤで試す)、あっちは通った事がない道(未知の行為にLets Try!withらっしぃ)だよ!」
…と書こうと思った俺はもうだめだorz
兄貴に仕込まれたのか陛下に仕込まれたのか闇ヒルダに仕込まれたのか
それが問題だ
仕込まれた?
いえいえ、とんでもない。
セレスティアの妙技を身体はちゃんと覚えているんですよ。
じゃあ陛下+兄貴+ジード×ゼクティを希望してみる
意外とジンクロウが男を嵌める術として仕込んでたかもしれん
空蝉の術って便利そうだよね
>>717 忍者はやはりそういうのに長けてるのか?
空蝉の術ってこのスレ的にはどう使うの?
腹上死しても一度だけ完全回復して蘇生
苦しくなってきたな、このスレ。
なんで?もっと過疎ってるスレはいくらでもあると思うけど
ジンクロウはヒルダに体の隅々まで見られているのだろうか
獣人の体って人間とどこまで違うんだろ?
ゼクシィ!
いやゼクティ!
ジンクロウは分身使えば複数責めできるし更に空蝉の術で復帰すれば絶倫のようなもん
ラザラスには特技:固くなるがあるんだぜ?
>>718 女体を使った術はくのいちの最大の武器ですよ
すごく…… 貧相です…・
で、誰が一番大きいんだ?
カリスじゃねぇ?
資料集を買ってきたんだけど
ブランネージュのパンツ設定が無い…orz
ヒント:パンツマントフィギャ絶讃発売中
>>733 ヒントというよりストレートでど真ん中じゃないかw
>>735 あ、よかった…現団長ではなく前作での団長か…
体格的にロウエンもかなり凄そうだが
/i,/i
ミ,,`(叉) エッチ!
ノ);;/ |
\(_,,,_,,,)
つまりロウエンは赤ちゃんハスキーいっぱいってことだな
一番声が低いのはロウエン?
ジンクロウも白いひよこいっぱいだな
だが二人とも独身のおっさん
ロウエンって意外と年寄りだったよな…
もふ王なら意外と隠し子とかいっぱいいるんじゃないか?
1.日本で声の低いガッシリしたタイプがあまりモテないのと同様にあの世界でもそういうタイプはモテない
2.これから沢山作る予定
3.実は隠し子が沢山
4.女に興味が無い
どれだ?
746 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 13:17:33 ID:TbH1mrxu
キリヤ×シーナが欲しいです。
748 :
ミリィ:2007/09/30(日) 21:06:17 ID:ROXtIZJ6
初めまして。
声の低い……トライハルトも声が低い気が(え?)
しかしキルレイン×トライハルトはびっくりです。
ソウマ×トライハルトは平気なのに流石にあれは(え?)
これはいい釣り
750 :
ミリィ:2007/09/30(日) 21:12:37 ID:ROXtIZJ6
あと、書き忘れてましたが、キリヤ→ゼクティや、表ヒルダ×トライハルトが好きです!
キリヤ×シーナも捨てがたいですね。
腐女子は消えろ
キリヤ→ゼクティ
には同意しておこう
754 :
ケモィ:2007/10/01(月) 01:03:56 ID:MdQxvEoT
狼団長→ラザラスが好きですね
ヒョウウン×ラザラスも捨てがたいです
ニフ/ゞ
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ミ,,´(叉) / ⌒i
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「わんこ×女キャラ全員希望・・・と」
「・・・・・」
エロシーンさえもう少し上手く書ければ、ソウマさん主役のヴァイスリッター話が投下できるんだが……
エロパロスレだから、エロ描写が上手くないと話にならないもんなぁ。
誘い受けはよすンだ。
上手下手じゃない。
書きたいものを書いて投下すりゃいい。
無粋な言い訳は男らしくないゼ
>>756 どうせ過疎だし、別にエロがなくても構わない
俺だけか?
ヴァイスリッターの面子ならシオンのがいいような
なんか、ソウマだとNTRもの見たいな感じなりそうなんだよなぁ
エンディング迎えてないキャラは普通に仲間意識だからNTRにはならんだろ…
漫画とか小説みてると、マオ以外がソウマになびくのはNTRだと思えなくもないが?
そいや、アニメとかティアーズは誰かのEND前提になってるの?
修正
そいや、アニメとかウィンドはティアーズで誰かのEND前提になってるの?
なってますぇーん。
アニメだとソウマとマオがくっつくけど、アニメはパラレル。
ゲームだと一番ゼロと親密なのはマオなような。そんな印象。
ていうかカップリングにケチつけるとかアホス
でもアニメだとマオENDぽいような気がしなくもない
マオが前面に出てるからそう見えるだけかもしれんが
いや…マオエンドはない
というかアニメは認めたくねえ
公式で答えだされるの嫌いなんだよな
766 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 21:44:00 ID:D5PKJWkO
さて、せっかくだからウィンドキャラのカップ数でも計ってみるか。
誰かバストとウエストの差がどれくらいで何カップとか分かる奴いない?
>>766 カップサイズはバストとウエストじゃなくてトップとアンダーの差ですがな
すまん、てっきりトップ=バスト、アンダー=ウエストかと…
…ではちゃんと計測できるんだろうか?
ほほう、これはなかなか便利なものが…
…と思ったら、これ携帯では使えないみたいだorz
アニメしか見たことのない人間からすると、シオンってどうも書きにくいキャラかな。
アニメ寄りの考えしかできないから、必然的にソウマさんを中心に考えてしまう。
別にマオとくっついても良いじゃないかって感じに。
まあ、原作ファンもアニメファンも争わないようにいきたいものだね。
アニメとゲームと小説じゃ全員別人じゃねえかってくらいキャラ違う
ライターが違うからだろうけど
PCで調べてみてそのまま書き込もうかと思ったんだが、アクセス制限食らってたんで携帯から。
シーナ B
クララクラン H
ホウメイ AA
クレハ D
ゼクティ E
ヒルダ B
うん、まあホウメイは仕方がないとしよう。
シーナも意外と善戦したと考えよう。
…ゼ…ゼクティ…?
ホウメイがいちばんエロいよ
そうよホウメイはエロカワイイよ?
ゼクティも結構あるように見える絵もあるからな〜
脱いだらすごいってことかw
なるほど……
つまり普段はさらしみたいな感じの下着で、胸がむぎゅっと押しつぶされているんですね?(*´Д`)ハァハァ
ウッ!!
>>773 >クララクラン H
シーナ「や、奴は化けm(ry」
>>777 こんなところで出しやがって、臭うだろ!!
ところでこのスレはソウキリやキリカリとか薔薇は有りなのか?
てか是非見たいものだ。
んなもん見たかねーよ。気持ちわりー
カリスきゅんに対してはスレ創立からウェルカム中だが?
ラザラスさえ出してくれれば相手は♂だろうが♀だろうが誰でもいい
鎧剣の人にやられるのか
ソウマ「それでも……、触りたいおっぱいがあるんだあああぁぁ!!」
それでも・・・・・、塞ぎたい穴があるんだーーーっ!
トライハルト「戦争とはエレガントに(ry」
ロウエン「ユニバアアアアアッース!」
名台詞選手権になっている件について
中の人のな
俺はいま猛烈に欲情しているーーー
水樹奈々を出してもいいなら俺が一本書く
痛いだけだから帰れ。
シーナを出してくれ
シーナに中出ししてくれだと!?(*´Д`)ハァハァ
シーナとかゼクティは太股がエロすぎる
素股してもらいたい
太ももに挟んでほしい
ホウメイの素足もなかなかいいと思うけどあんまり肉ついてないから挟むと微妙なのかな
意外とロウエンがふかふかしてて気持ちよさそう
あごの下とか耳の後ろなでると尻尾振って喜ぶロウエン
手足を縛ると魚のようにぴちぴちさせて喜ぶヒョウウン
って、こんなとこに書いてもわかる奴いないかw
802 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 02:26:30 ID:2YDr5skF
age
輝く風クリア記念パピコ
フルクリアーか…俺は最初の本命1回で止めてしまったよ
あのEDは再プレイ意欲を削ぐのに充分だ(ry
姫、ゼクティ、クレハ、ホウメイをクリアしたから、四周か
よくやったもんだ
ウィンドの本スレ、久々にゲームの話題で盛り上がってるな
ふむ 初めてここにきたんだが
何故シオン×ヴァイスリッターの誰かっつうのはないんだ?
そこまで人気ねえのかシオン
自分で書きもしない奴が何を言おうと無駄なんだヨ
シオンなんて人物はもういないんだ
シオンとかキリヤなんてプレイヤー的にはどうでもいいキャラだしな
いっそ主人公はデフォルトネーム無しの無個性キャラでも良かった
いやどうでもよくはないだろう
いっそ主人公を男女選択制にして腐女子以外の女オタを取り込んだ方が売り上げ上がったんじゃないか?
女の心剣士はネタにしやすいだろうな
俺は好きだけどな、シオン。
特に陰シオンが。ブランネージュをパートナーにしてたから、
彼を見かける機会は殆どなかったけど。
>>813 声は川上とも子なんだろ?
世界を!革命するry
>>814 やっぱティアーズならブランネージュだよな!!
ブランネージュに氷のバイブをプレゼントしてくる
ブランネージュ大人気だな
それはそうと涙の時より風の時の方がブラン性格丸くなってないか?
やっぱり国が安定して心配事が減ったからかな?
カイネル×ブランが読みとうございます
ママンネージュ×ブランネージュが(ry
>>818 やっぱり、涙のときの仲間との交流がそうさせたんじゃないか?
そして俺はブランネージュ×ノーマルシオンg(ry
責めか、ブランネージュが責めなのか!!(*´Д`)ハァハァ
それはたまらんな!!
涙の女性キャラがなかなか夜の相手をシオンがしてくれないから夜這いを・・・
なんてのを書こうと思ったがうまくキャラが思い出せない
なんとしてでも思い出させてやる
826 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 22:54:22 ID:DLT5alYH
せ・か・い・を!
827 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 23:15:21 ID:l5UTVgrb
か・く・め・い・す・る・ち・か・ら・を!
絶・対・運・命・黙・示・録!
姫宮アッー!
ニフ/ゞ
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「「かしらかしらご存知かしらー」」
ちょ、目に黒ベタwww
>>830 案の定ドラマCDでもハブられてたな君らw
あんなつまんなそうなもん買う奴いたんだ
>>833 なかなかに会話のテンポがよくていい感じだった。
「シリアスメインでまた邪気眼か?」かと思いきや、シリアス半分コメディ半分だったし
ポスターだけ買うのが吉
わんことか獣単体のドラマCD出せよ
タイトルは「三丁目のロウエン」とかでいいから
age
捏造シャイニング
風と涙の設定を混ぜて、アルコールとカフェインと妄想を三日ほど煮込んでみた。アニメ版は見てない。
改行に難があり、キャラも壊れている代物。
駄目な方はスルー推奨
Beyond the Ocean
〜虹の心剣士、海を渡る〜
――夢幻大陸エンディアス
広大なその世界の一地方であるリーベリア。その場所で世界の命運を賭けた戦いがあった事は記憶に新しい。
初めは只の種族間の抗争程度だった。しかし、それが闇の勢力との全面衝突、そして神器の覚醒と言う事態に収束していくとは誰にも予測は出来なかっただろう。
……紆余曲折あったが、戦いは終結し、結果として世界は救われた。
その戦乱の立役者であり、最大の功労者。七色の心剣を振るうソウルブレイダー。リーベリアを救い、新たな伝説として歴史に名を刻んだ英雄の名はキリヤ。
キリヤ=カイト(霧谷魁斗)と言った。
「……長かったな。此処まで来るのに」
雑踏の中、うーん、と伸びをしてキリヤは長旅の疲れを少しでも癒そうとしている。
船に乗って、辿り着いた港町から街道を直走り、ノンストップでこの場所までやって来た。体力値が低めに割り振られた彼にとってはかなりの荒行であった。
「だけど、漸く辿り着いたぞ」
土地勘も地理勘も全く無い、初めて来るこの場所。
――自分は目的があって此処に来た
……そんな思考を一瞬忘れさせる程にキリヤは喜んだ。
自然と頬が緩み、笑いが顔に張り付く。……そんな彼の姿を見た道行く人々が不気味そうにキリヤを見ていたが、彼はそんな事は御構い無しだった。
「さぁて……」
キリヤは雑踏を離れ、数十歩歩くと、ある建物の前で顔を上げた。
「往くとしますか」
気合の入った独り言を呟くと、キリヤはその建物の中に歩を進める。
その建物には大きな軒出しの看板が取り付けてあった。
『うたう勇者亭』
虹の心剣士はエルデにも帰らず、何故かヴァレリアの都市国家シルディアに居た。
見た目は古い酒場だ。中に入ると木材とアルコールの匂いがキリヤの鼻腔を突いた。
「おう。いらっしゃい」
この店のマスターなのだろうか?カウンター越しに威勢の良い声が聞こえて来る。
「……どうも」
キリヤはそう言って会釈する。そのマスターはロウエンと同じタイプのウルフリング(狼獣人)だった。
非常に痩せた体躯をしていて、無駄な贅肉や筋肉が一切付いていなかった。
「どうした?まあ、掛けなよ」
「あ、ああ……」
促されるようにキリヤはカウンター席の端っこのスツールに腰掛けた。ギシッ、と古い木製の三脚が軋みを上げる。
「で、何にする?」
「えーと、そうだな……」
酒場のマスターはキリヤに早速注文を聞いてきた。キリヤは戸惑った。始めて来た場所なので、何を頼んで良いのやらがさっぱり判らない。
だが、黙っている訳にもいかないのでキリヤは口を開いた。
「取り合えず、ビールを」
「あ?ビー……な、何だって?」
だが、キリヤの注文はマスターには通らなかった。
「おっと」
ここでキリヤは一瞬、しまったと思った。エルデでは飲み屋に入れば大抵これで通じるのだが、此処はエンディアスだ。麦酒があるかどうかも定かではない。
キリヤは怪訝な顔をするマスターに対し慌てて言い直す。
「え、えーと、取り合えず一杯引っ掛けたいんだ。酒と肴を少々……」
「……酒とつまみの注文か?じゃあ、何にする」
言いたい事は伝わったが、更に困る質問をされてキリヤはまたも戸惑う。キリヤはさっさと注文を済ませる事にした。
「マスターのお勧めで」
「俺の、ね」
「あ、酒はキツくて甘くない奴を宜しく」
「ふむ……判った。少し待て」
漸く注文が通った事に安堵したキリヤはほぅ、と息を吐いた。奥に引っ込んだマスターの背中を少しだけ目で追い、完全に視界から外れると、今度は店の中を見渡す。
「……寂れてるな」
時間帯が時間帯なのだろうか?店の中にはキリヤ以外の客の姿は見て取れない。仄暗い店の照明が壁に掛けてあるタペストリやらインテリア等を写し出すが、そのどれもが色を失っている様だった。
「嘗ての白騎士の本拠……まあ、当の騎士達は遠征中だから仕方がないか」
キリヤは独りごちた。
うたう勇者亭と言えば、ヴァレリアでは知らぬ者が居ない程に有名な傭兵騎士団の本陣がある場所だ。
こっちの世界に渡ってから、キリヤは戦記物を何遍も読んだのだ。それ位の知識はある。
だが、肝心の白騎士達の本隊は新たな神器と戦乱を求め、今は何処に居るのかも判らない。……嘗ての友を連れて、だ。
前の大戦では白騎士達にはお世話になった。だが、そんな彼らの本陣も、主役たるヴァイスリッターが居なければこうも寂れてしまう事にキリヤは侘しさを感じた。
「待たせたな」
「あ、どうも」
注文の品がやって来た。ニュッと突き出されたマスターの毛深い両の腕には酒が注がれたタンブラーと肴の乗った皿が乗っていた。
それを受け取ったキリヤは早速、酒からその味を楽しみ始める。
「ん……っ」
……良い酒だった。喉に染み入る熱さと鼻腔を抜ける樽の良い香りが脳味噌を麻痺させる。
――ゴクリ
「ふはあぁ……」
それを胃に収め、キリヤが大きく、そして熱い息を吐く。……かなり強めの酒だった。ウィスキーに似た味がする。
「おっ」
そんなキリヤの様子を見ていたマスターは喜色ばんだ笑みを浮かべた。
「イケる口なのかい?お前さん」
「まあ、多少は」
キリヤは笑いながら答えた。嘗て、ロウエンやヒョウウンによって散々飲みに誘われた経験は彼にとっての肥やしになっていた。
「そうかい。……滅多に手に入らない酒だ。味わってくれよ?」
「……遠慮無く」
どうやら、マスターのお勧めに縋ったのは正解だった様だ。エトランゼである自分に貴重な酒を出してくれた事は素直に感謝の意をキリヤは表したくなった。
「お前さん……見ない顔だな」
「?」
肴である香草と何かの肉のソテーを突付いていると、マスターがそんな事を聞いてきた。
「あ、いや……お節介だったら無視してくれ」
「・・・」
マスターの体は強張っていた。それだけではなく、警戒心にも似た空気がその体から漂って来ている。キリヤはそれを見逃さない。
(判る人には判るもの、か)
キリヤは若干だが顔を顰めた。マスターが自分に興味を持ったのは自分がこの辺で見ない顔だからと言う訳ではない。
恐らくは、この体に染み付く血の匂い、若しくは死臭に反応したのだろう。正義、若しくは大儀と言った曖昧な事の為に自分は死山血河を築いてきたのだから。
「……少し前にリーベリアから渡ってきました」
「ほう」
だが、自分の素性について隠す事などは無い。聞かれたのならば、少しずつ明かしていけば良いとキリヤはそう思った。だから、その旨を伝えると、マスターの瞼が明らかに釣り上がった。
「……何か?」
「いや、大変だったらしいじゃないか」
マスターはリーベリアに起こった未曾有の危機について言っている。キリヤはそれがどれだけの修羅場だったかを目の前で見てきたから知っている。
だから、さらりとその場を流した。
「ええ。……もう、終わりましたけど、ね」
「・・・」
そう。もう終わった事だ。終結させたのは自分だと声高らかに吹聴する真似をキリヤはしない。マスターはそれきり黙ってしまった。
注がれた酒を飲み干すと、頼んでもいないのに代わりの酒が運ばれてきた。それを舐める様に飲みながら、肴をつまんでいると、キリヤは自分でも気が付かない裡に時が過ぎていた事に気付かされる。
窓から差す赤い西日に照らされながら、タンブラーの中身を揺らす。琥珀色の液体が赤みを増してキリヤを睨んでいた。
……そうして、入店から数時間経過した時、この店を訪れる者があった。
「只今、戻りました」
男の声だった。敷居を跨いでやって来たのは眼鏡をかけた長身の、如何にも学者風と言った男だった。
「おう。戻ったか、ピオス」
マスターがピオスと呼んだその男の名にキリヤは聞き覚えがあった。
「ええ。……おや、お客さんですか」
「ああ。久々にな」
「……」
ピオスと呼ばれた男に軽く会釈したキリヤは再び酒の入ったタンブラーを弄ぶ。
「閑古鳥の鳴くこの店に来るお客があるとは、世の中不思議ですね」
「うるせえ!お前は一言多いんだよ」
「仕方がありませんよ。看板娘達が揃って居なくなってしまったんですから。出迎えてくれるのがむさ苦しい狼男では、客足は途絶える一方ですよ」
「俺の所為だってのか!?この藪医者め!お前だって十分胡散臭いだろうが!」
「私の所為じゃありませんよ。私はこれでも名医で通ってます」
「良く言うぜ……!」
……聞いている分には退屈しない会話だった。キリヤはそんな大人達の悪態の応酬を心の中では笑いながら聞いていた。
「そろそろ、潮時なんじゃありませんか?店を閉める気は……」
「ケッ!心にも無い事言うんじゃねえよ。此処はアイツ等が戻ってくる場所……そうだろ?」
「ええ。そうですね。……心配なんでしょう?彼等が。ねえ、団長」
「心配なんざしてねえよ。それに俺は『元』団長だ。その役割はあの跳ねっ返りに任せた」
「やれやれ。今は隠居を兼ねた道楽商売中ですか?似合いませんね」
「そうか?俺は実は気に入ってるんだけど、なあ」
「……ぷっ」
聞き耳を立てていたキリヤは思わず噴出してしまった。……話に聞いていた彼等の姿と随分違う。そのギャップはキリヤの心の平静を容易く崩したのだった。
「「・・・」」
「あ。いや……失礼。続きをどうぞ」
二人の視線が一斉にキリヤに注がれた。水を差してしまったと思ったキリヤは素直に謝罪すると続きを促した。
「いえ……お客人の前でする話ではありませんでしたね。こちらこそ失礼」
「すまねえな。妙な事を聞かせちまって」
そのキリヤの言葉が二人を冷ましたのか、揃って謝るピオスとマスターは何故かおかしかった。
「いえいえ」
別に気にするまでも事なのでキリヤはそうとだけ答えてタンブラーの中身を呷る。食道が焼きながら胃に溜まっていく酒を感じながら、キリヤは思案した。
元団長と自分を呼ぶ勇者亭のマスター。彼こそは嘗てのべスティア十二神将が一。そして、遊撃傭兵騎士団の元団長。血風の餓狼の二つ名を持つヴォルグに間違い無い。
そして、ピオスと呼ばれた町医者はヴァレリアでは伝説の存在となっている四勇者の一人、賢者アスクレイ=ピオスだ。
……そんなデカイ人物達がこんな地方都市の寂れた酒場に屯していると言う実情には言葉が見つからない。
――戦争や大きな戦いが起きなければ、力を持つ者はそれを持て余すのが世の常
……今の自分がそうである様に、彼等の姿には何となくだが親近感が湧いた感じがしたキリヤだった。
「……?」
気が付けば、ピオスが自分の顔に視線を向けていた。
「貴方は……若しや」
「……!」
気付かれた。一瞬そう思ったキリヤは何故か冷や汗を顔に伝わせた。流石は賢者アスクレイとでも言う冪か。目は非常に良いらしい。
「旅人だってさ。リーベリアからの」
だがそんなキリヤを救ってくれたのはマスターことヴォルグだった。
「リーベリア、から?」
そのヴォルグの言葉を反芻するピオスは顎に手をやり、何かを考えている。
……これ以上此処に居ては面倒臭い事になるかも知れない。聞かれて拙い事は無いが、今はその時ではない。
そう思ったキリヤは動いた。
「マスター、お愛想」
「あ?お、おお」
この場は一端退く事が正しいと感じたキリヤはこれ以上の追撃が来る前に勘定を済ませて勇者亭を出る事にした。
幸いにして路銀は掃いて捨てるだけあるので、多少の出費は怖くない。
「美味い酒だったよ。また、来る」
「……毎度」
金を払って、そう言い残してキリヤが勇者亭を出て行く。その背中にヴォルグとピオスの視線が刺さってきた。
「……バレたか?否、間違いなく」
目敏い、そして耳聡い輩が居た事は不幸だったが、今の自分は一介の剣客であって、英雄でもなければ勇者ですらない。素性がバレたのならそれで構わないと開き直ったキリヤは今日の宿を求めて勇者小路を後にした。
「なあ、ピオス?今のは……」
「間違い、無いでしょうね」
「やっぱりか?一目見て只者じゃ無いとは思ったが、何でこんな場所に」
「さあ。それは私にも」
「……だよなあ」
食器を片しながら、ヴォルグはピオスに尋ねるが、ピオスもまた状況が把握出来ていない。そうとだけ答えると彼はテーブルに荷物を置いて、椅子に腰掛けた。
ヴォルグも思う所が何かしら有った様だが、今のキリヤに危険は無いと判断し、黙々と食器の水洗いを始めたのだった。
――数日経過
慣れない土地での暮らしで最初は戸惑っていたキリヤだったが、気が付けばシルディアは彼にとっては庭の様な状態になってしまっていた。
例えそれが何処であろうが容易く順応出来るのはキリヤにとってのある種の才能だった。
……そうして今日も今日とてキリヤは勇者亭へと向かう。
日が没し、夜の帳が訪れる時、彼は夕餉と美味い酒を求めて最早馴染みとなった酒場の敷居を潜るのだ。
「ちわっす」
「おう。いらっ……またお前さんか」
ヴォルグは短い間で常連になってしまったキリヤに対しそんな事を言っていた。
「また……は無いでしょう。こんなでも客ですよ?」
「まあ、経営難の酒場には有り難い事だけどよ。……一体、うちの何処が気に入った?」
どうやら、相変わらず勇者亭は閑古鳥が鳴いているらしい。そんな状況で金払いの良い固定客が付くのは店側にとっては有り難い事なのだろうが、ヴォルグ本人としては未だに複雑な気分の様だ。
何故なら、彼のキリヤに対する警戒心は解けてはいないのだから。
「マスターの顔を見に来ている」
「あ?」
「……そう言う事で一つ」
だが、キリヤはそんなヴォルグの内面を無視し、軽口を叩いた。そうして、定位置となったカウンターの隅に腰を下ろす。
「ケッ。男に好かれて喜ぶ趣味は俺にゃねえよ」
「はは。それが普通でしょうね」
「からかうんじゃねえよ、餓鬼。……何時もので良いのか?」
「はい。頼みます」
キリヤがこの店で注文するメニューは店に入った時点で決まっている。それが判っているヴォルグは厨房へと引っ込んだ。
「……ピオス先生は居ないんですか?」
「あーー?」
ヴォルグは注文を捌く為に忙しそうだ。そんな彼にキリヤは質問を投げ掛けた。この店に居る筈のもう一人の姿が見えなかったからだ。
「先生が見当たらないんですけど」
「ああ……昼過ぎから往診に出てる、っと!……そう言えば、まだ帰って来ないな」
鍋とお玉が忙しなく動く音がする。何かを炒めている様な香ばしい匂いも漂ってきた。その匂いでキリヤの空きっ腹は激しく蠕動を始めた。
「美味そうな匂いだなあ。やっとおまんまにありつける」
……此処に居ない人間の事を言っても始まらない。キリヤは自分の注文がやって来るのを黙って待った。
「頂き、ます」
「おう。飢えた狼の如く喰らいやがれ」
漸く現れたヴォルグ謹製の定食を前にキリヤは手を合わせる。彼の味がすっかり気に入ったキリヤにとってはまたとないご馳走だ。
「がうがう!」
そうしてキリヤは本当に欠食児童が如く目の前の皿を喰らい出した。
「……そう言えばよう」
「んあ?」
ヴォルグは頬杖を付いて美味そうに定食を喰うキリヤを目を細めながら見た。
「あ、いや……喰ってからで良いけどよ」
「むぐむぐ……ごきゅごきゅ……っ。何ですか?」
口腔に溜まった飯粒を酒と共に胃に収め、キリヤはヴォルグを見る。彼の仕草には何となくだが興味を注がれたのだ。
「お前さんは……シルディアに住んでいるのか?」
ヴォルグが抱いた興味はそれだった。相変わらず、キリヤの素性についてヴォルグは殆ど知らない。だが、こうも連日自分の店を訪れる男を見ていると、寝床や金策についてはどうしているのかが気になったのだ。
「住んでいる訳では無いですよ。宿の一室を長期で間借りしてるだけです」
キリヤはその質問に対して迷う事無く答えた。
「じゃあ何か仕事を……している風には見えんな」
「はは。仕事かどうかは置いておいて、昼間は汗水垂らしてますよ」
「へえ?」
キリヤは一瞬だがニヤリとした。ヴォルグはそんなキリヤの顔に危険なモノを見た気がした。
「聞いて良いか?それは一体」
「ごきゅごきゅ……ぷはっ。……この辺りには野生のモンスターが多いみたいだ。手を出さない限りは安全だけど、近隣住民はそれを怖がっている。主にそれの始末とかを」
「……読めた。レグルスの丘でモンスターが減ってるって報告はお前さんの仕業か」
「後はゲートの浄化とかを少々。……報奨金は出ませんけどね」
「・・・」
ヴォルグはキリヤの言葉を聞いて漸く合点がいった。それこそが今のキリヤの生業だったのだ。日々の糧を得る為にキリヤはモンスターを食い物にしている。
今のキリヤにとって、モンスター退治なぞは取るに足らない事だ。得られる経験値も雀の涙程だが、狩り続けていればお金は確実に貯まっていくし、稀にレアな小物だって手に入る事だってあるのだ。
そして、カオスゲートの浄化は一銭の得にもならないが、彼の心剣士としての重要な役割だったりする。
しかし、セイランやフィリアスとは違い、シルディアでは大地の浄化に対する報奨金は一切出ない。シルディア国主のバルボアは超が付く程のドケチで有名なのだ。
そんな誰もやりたがらない危険な仕事を率先してこなすキリヤを突き動かすのは、半分は使命感やボランティア精神だ。
「常に斬り続けてないと、腕が錆付いてしまうんですよ」
「!」
そしてもう半分は自分の楽しみの為だった。それこそがヴォルグのキリヤに対する警戒心の理由だった。
「……って言ったらマスターはどう思います?」
「危ない奴。誰だってそう思うな」
「ふふっ。そうでしょうね」
キリヤは冗談半分で言ったのだろうが、ヴォルグはその言葉が冗談には聞こえなかった。何故なら、キリヤの体からは数日前より遥かに強い死臭が漂っていたのだ。
「本来なら、俺の様な異邦人が出張る事じゃないんだろうけど、誰も引き受ける奴が居ないなら仕方がないですよ。その御蔭で飯の種には困らないけど」
「・・・」
ヴォルグは何も言えなかった。それはシルディアと言う都市国家が抱える根源的な問題だった。商業によって発展したこの都市は何処よりも潤ってはいるが、その反面、国防面に於いては脆弱だった。
だからこそ国主のバルボアは有り余る富で傭兵を雇い、国防に当てているのだが、彼等が活躍するのは有事の際のみ。誰だってモンスターハントに代表される汚れ仕事はしたがらないのだ。
そしてその体制はシルディア戦役を乗り越えた今現在も変わっていないのだから。
「問題を起す気は無いんです。でも、俺は荒事には慣れてるから」
一昔前はその手の仕事はヴァイスリッターが請け負っていたが、彼等は現在シルディアには居ない。だからどうしても人手が不足する。そんな時にこの地を踏んだキリヤにとって、それは一応僥倖らしかった。
「それなら……良いんだけどよ」
一通り話を聞いたヴォルグはこれ以上立ち入った事を聞く気が失せた様だった。興味本位でこの男の内面に踏み込むのは危険過ぎると気付いたのだろう。
キリヤはそんなヴォルグを気にする風でもなく、黙々と飯を喰い続けた。
「いや、すっかり遅くなってしまいましたよ」
些か込み入った話が終わるとピオスが勇者亭に帰還してきた。
「お疲れさん。随分遅かったな」
「こんばんは」
ヴォルグとキリヤが漸く帰って来たピオスを労う。ピオスは少しだけにっこりした。気の所為か、何処かピオスは嬉しそうだった。
「ええ。参りましたよ。お産に立ち会う事になるとは」
「お産だあ?お前、産婆の真似事も出来るのか?」
「だから参ったと言っているんです。しかし専門外でも何とかなるもんですね」
それがピオスが嬉しそうな理由だ。新しい命の誕生に付き添ったと言う事は、医家にとっては輝かしい事であるのは間違い無いだろう。
「へえ、そりゃ凄い。新生児を抱き上げたんですか」
「ええ。そうです。……詳しく聞きますか?その時の様子を」
「……勘弁して下さい」
取り合えず、キリヤはそんな事を言っていた。出産がどれだけ激しいモノなのかは一応知識としてはある。だからそう言った話は飯時には遠慮して欲しかった。
「冗談ですよ。……それより、団長?」
「ん?」
今迄纏っていた嬉しそうな空気が一瞬だが取り払われた。ピオスは真面目な顔付きでヴォルグを見る。
「例の話は聞き及んでいますよね?」
「ああ」
例の話?その内容が気になったキリヤが耳を欹てる。
「……文は受け取ったよ。帰って来るみたいだな、アイツ等」
「あれから三ヶ月。今戻ってくると言う事は大した収穫は無かったと言う事ですか」
「エンディアス全体を見たって、戦乱の種なんざそう転がってるモンじゃない。神器の情報なら尚更、な」
「本格的な活動はロウエン王が合流した後に……そう言う事ですか」
「そう考えて良いだろうな。まあ、尤もセイランも今は戦後復興でゴタゴタしてるって話だし、何時になる事やら」
「随分と豪気な御方の様ですね、ロウエン王は。王職を辞して海賊稼業に戻りたいとは」
「全くだ。引継ぎとかはどうするんだろうな」
「へえ」
話の内容は全て理解できた。聞いた所によると、白騎士達が古巣であるこの場所に戻って来るらしい。闇の門での最終戦から既に三月が経過している。白騎士達は旧友を連れて新しい航海に出た筈だったのだ。
そんな彼等が本陣に戻ってくる理由は……聞いた通りなのだろう。ロウエンがセイラン王を辞すと言う話はキリヤも聞き及んでいる。その後釜に座るのはヒョウウンだと言う事も聞いていた。
だが、実際それを行うには様々な観点から未だに幾許かの時が必要な様だ。
「……まあ、戻ってくるってんならそれも良いさ。あれからずっと休み無しだろうからな、アイツ等は」
「命の洗濯も必要でしょう。それに何やら新しいメンバーも出来た様ですし」
「ああ。アイツの代わりらしいが……その面を拝むとするか」
いよいよ核心に迫ってきた。彼等が言うアイツ、そして新しい面子の事もキリヤは当たり前の事の様に知っている。その始終は余す所無く両の目で見たのだから。
「また、逢えるのか。皆に」
心に油断が生じたのか、キリヤはうっかりそんな事を口走っていた。
「「・・・」」
その瞬間、ヴォルグとピオスの矢の様な視線が集中する。
「お前さん……今、確かに」
「『また』って言いましたね」
「え?……聞き間違いじゃあありませんか?」
吐いた言葉に後悔しても、それは後の祭りだった。。キリヤはすっ呆ける事を決め込んだ様だが、二人の追撃はかわせない。
「いや、確かに言ったぞ。お前さんは……アイツ等と面識が」
「あるって事ですよねえ?」
ヴォルグもピオスも互いに顔を見合わせる。もう完全に自分の素性がバレたのは間違いなかった。
「まあ、これ以上の込み入った話は」
キリヤはタンブラーに残っていた酒を飲み干すと席を立った。そうしてプラチナの貨幣を一枚カウンターに置くと一言呟く。
「皆が帰って来た時にでも」
ニヤ、と厭らしい笑みを見せキリヤは勇者亭を出て行こうとする。そんな彼の背中に声が掛かる。
「待て」
「?」
「彼等はもうヴァレリアに入っています。恐らく、一両日中には着くかと」
「……了解。明日は勇者亭で待機してるよ」
ヴォルグとピオスの言葉を受け、キリヤは明日の仕事を取り止める事にした。昼間から酒浸りになるのも悪くは無いとそんな事を思ったのだった。
煙の様に消え去ったキリヤを見送った二人は緊張した面持ちをしていた。
「で、どうなるのかね?」
「悪い様にはならない……そう信じたいですが」
「気にはなるよな。……ふむ」
「……取り合えず、明日は歓迎会ですね」
「ああ。今日はもう看板だな」
これ以上考えても判る事は何も無い。それよりも今は帰って来る戦友達の為の歓迎会の準備が必要な状況だった。
勇者亭はその日、珍しく早い時間に店を閉めた。
――翌日
「先生、飾り付けはこんなモンで宜しいか?」
「ええ、結構。次は垂れ幕を……」
「はーーい」
朝の早い時間帯からキリヤは勇者亭に来ていた。案の定、歓迎会の準備に追われる男二人を可哀想に思った彼は率先して準備の手伝いを申し出ていた。
その言葉に怪訝な表情をするヴォルグとピオスだったが、キリヤが吐いた『昔の馴染みの為に』と言う台詞に二人はあっさりと警戒心を解いた。そうして彼等はキリヤの助っ人の申し出を丁重に受けたのだった。
「飾り付けはこの位で良いでしょう。次は団長を手伝ってあげて下さい」
「こっちはもう良いんで?」
「ええ。そろそろ、酒や食材の納品がある筈です。行ってあげて下さい」
「判りました」
キリヤはもう手伝う事が無い事を確認するとヴォルグの加勢へと駆け出した。
「……昔の馴染み、ですか」
キリヤが取り付けた『熱烈歓迎』と書かれた垂れ幕を見上げてピオスは呟いた。
「それは一体、誰なんでしょうねえ」
しかし、ピオスの頭脳をもってしてもそれは判らなかった。
「いやあ、しっかし助かったぜ。まさかお前さんが手伝ってくれるたあな」
「お役に立てたんなら幸いですよ」
キリヤは非常に段取りが良いのか、ヴォルグの手伝いも手早く終えて自分の定位置となったカウンターの片隅に座っていた。ヴォルグもそんなキリヤに感謝の言葉を述べつつ、カウンター越しに談笑していた。
「後は、料理を皿に盛り付けて、アイツ等の到着を待つだけだ」
「もう直ぐ、来るんですよね」
「ああ。まあ、待ってろ。……ほれ、こいつでも飲んで」
「あ、どうも」
キリヤが何時も飲む酒がタンブラーになみなみと注がれて出てきた。ヴォルグなりの心遣いだろう。
キリヤはその好意を受け取る事にした。少しだけ啜って口に含ませると、何時も以上に濃いその酒に少し咽そうになった。
「ぅ……ぐっ」
「うん?少し濃かったか?」
「え、ええ。ちょっと」
本当は少し所ではありえないのだが、ヴォルグの気持ちを無視したくないキリヤ黙ってそれを飲み始めた。
「なあ」
「はい?」
時刻は正午に差し掛かった。酒も半分に減った時、ヴォルグが真摯な表情をキリヤに向ける。
「そろそろ話してくれるんだよな、お前さんの事」
「ええ。……と、言うか厭でも話さざるを得なくなりますよ、絶対」
「ヴァイスリッターが到着したら、か?」
「はい」
ヴォルグは勿論、ピオスだってキリヤの正体については察しが付いている。だが、判らないのは彼が何故此処に居るのかと言う事だ。それが気になって仕方が無いヴォルグは何とかキリヤの口からそれを聞き出したかった。
そうしてその時がとうとう訪れた。
「なら、大いに語って貰おうじゃねえか。……お客さんだ」
店の外から何やら喧騒が聞こえてくる。ガヤガヤと非常に賑やかなそれは直ぐに騒音に近い姦しさになった。
「お前さぁ!他人に自分の荷物を押し付けんなよな!」
「何よ、男の子でしょう!?レディの荷物持ち位は黙って引き受けてなさい!」
「私は預けていないからな」
「アタシも同じく!」
……聞いた事のある懐かしい声が直ぐ外から聞こえて来た。賑やかな一団は勇者亭の入り口付近までやってくると一端立ち止まった。
「此処がそう、なのか?」
「ええ。うたう勇者亭。私達ヴァイスリッターの本拠にして、家みたいなものね」
「お前は初めてだったな、此処は」
「きっと直ぐに慣れるよ。……慣れて貰わないと困るけどね」
一瞬戸惑った男の声がした。それは紛れも無く自分の旧友の声だ。その狼狽した様な声にキリヤは吹きそうになる。
「えーと、そう言う訳で……懐かしの古巣にただいまにゃん!」
威勢の良い声と共に白騎士の団長であるビーストクォーターが我先にと勇者亭に足を踏み入れた。
「ただいま、団長」
「やっほー」
続いて、ルーンベールとフォンティーナの姫君が内部に突入。そうして……
「お、お邪魔します」
何やらカチンコチンになった銀月の心剣士がギクシャクとした足取りで敷居を跨ぐ。
遊撃傭兵騎士団ヴァイスリッターが古巣へと戻ってきた。
「漸く帰ってきやがったか!このじゃじゃ馬娘が!」
「ちょっと開口一番に酷いじゃない!久し振りに帰って来た義理の娘に向かってさ!」
「誰が娘だ阿呆!さっさとディオクレスの処に行っちまえ!」
「何ですって!?」
マオはその容姿に似つかわしくない子供っぽさを全開にしてヴォルグに食って掛かっていた。ヴォルグが彼女にとっての育ての親と言う事実はあまり知られてはいない。
「予想はしていたが……」
「しょっぱなからこれなのね」
ブランネージュ、そしてエルウィンがもう呆れたと言った感じに呟く。嘗ては日常茶飯事だった光景が久し振りに見られた事に何処か懐かしさを感じている様だった。
「まあ、放っておいてあげましょうか」
「……ピオス先生」
「お久し振りです」
彼女達に近寄ったのはピオスだった。藪医者と言われる彼も軍師としては類稀なる才を発揮していた事を二人は知っていた。だから、彼女達は恭しく頭を垂れた。
「変わりは無い様ですね、お二人とも。結構な事です」
「「はい」」
にっこり微笑むピオスにブランネージュとエルウィンの声がハモる。
「兄さんは……来てませんか」
「クピードも居ないわね。ったく、久々の全員集合だってのに」
「一応、便りは出したのですがね。彼等も何かと忙しい身ですので、運が良ければ」
彼等は此処には居ないカイネルとクピードについて言っている様だった。……因みにリュウナとラザラスは残念ながら欠席だ。
「えーー……っと」
白騎士達が再会を楽しむ中、一人だけハブられている男が居た。彼こそが白騎士のニューフェイスだ。
それに気が付いたヴォルグは義娘との喧嘩を一時取り止め、その青年を値踏みする様に見た。
「……成る程。お前さんがそうか」
「あ、は、はい……」
「ふっ。そんな畏まらなくて良いぜ。俺はヴォルグってモンだ。今はこいつ等の家を守りながら隠居中の老兵だ」
「あ、アンタが……ヴァイスリッターの前の」
「ああ」
ヴォルグについての武勇伝はマオからしっかり聞いていたのだろう。だが、今の彼は自分で言った通りに閑職中だ。
「私はアスクレイ=ピオス。今は町医者をしています。以後お見知り置きを」
「は、はあ。どうも」
そうしてピオスもヴォルグに続いた。柄にも無く緊張を露にする旧友にキリヤの我慢はもう限界に近かった。
「は、始めまして。俺はソウ……」
そうして、彼はヴォルグとピオスに対し自己紹介を始めた。だが……それは途中で止まってしまった。
「「?」」
二人は何事かとその男を注視する。だが、彼は止まったまま動かない。その理由は明白だ。
「な、な……!」
彼の視線は遠くの席に座るキリヤのそれとばっちり合っていたからだ。
「はっ……」
そうして、漸くキリヤが動いた。体に既に回っている酒精の赴くままにキリヤは旧友の前に歩み出る。
「久し振り、だな。アキヅキ=ソウマ(秋月蒼真)」
「!!?」
――ズザザ!
ソウマはその場から1mは後ずさった。それ程迄に彼の衝撃は大きかったのだ。
「「「!?」」」
そんなソウマの異変を感じた残りのメンバーはその元凶であるキリヤに視線を向け、皆一様に顔を歪ませた。そうして……
「「「あーーーー!!!!」」」
マオが、エルウィンが、ブランネージュがキリヤに絶叫し、一斉に指を差した。
「いや、久し振りって程じゃないか。あれから未だ三月だし。って言うか、指差さないでくれ。失礼だなアンタ等」
白騎士達の帰還に合わせて用意されていたとんでもないサプライズが発露した。
「何が、どうなってんだ?」
「さあ。私にもさっぱり……」
ヴォルグとピオスは努めて冷静だったが、目の前で起こっている事態については残念ながら理解出来ていなかった。
「で、マスターも先生も」
歓迎会は一時中断と相成った。そんな事にうつつを抜かす場合では無くなったのだ。現団長であるマオの号令と共にキリヤに対する査問会が開かれる。当然キリヤはこれを予想していたので別段慌てる様子も無く、定位置でのんびりと酒を啜っていた。
「どうしてキリヤが此処に居る事を黙ってたのさ」
「黙ってた訳じゃねえ。ただ伝えられなかっただけだ」
「貴方達が帰って来るほんの少し前でしたよ、彼が現れたのは」
マオはヴォルグとピオスを問い詰めるが、彼等に非は無かった。
「二人は知ってたの?キリヤがどんな奴なのかって」
「まあ、何となくそんな気はしてた。確証は得られてなかったけどな」
「ええ。それ位は。でも、彼は自分で口を開かなかった。だから、我々も問い詰める真似はしませんでした」
「いや、そこは敢えて問い詰める冪処だと私は思うが……」
エルウィンの疑問に対して、ヴォルグもピオスもとっくに答えを出していた。だが、ブランネージュは知りつつも何もしなかった二人を手緩いと思ってしまった。
「んな事ぁ、もうどうでも良いぜ。実際、コイツはこうして俺達の前に居るんだからな」
「「「「「・・・」」」」」
ソウマが一喝すると周りは一斉に黙った。今議論すべきはそんな事じゃない位、皆も本当は判っていた。
「それより判らねえのはお前がどうして未だエンディアスに残ってるかって事だ。シルディアに居る事も無視出来ないけど、お前は何で」
「何で、とは?」
周りの混乱は他所に、キリヤは相変わらずマイペースだ。そんな飄々としたキリヤの様子にソウマは苛立ちを募らせている様だった。
「勿体振るな!……エルデに帰ったんじゃなかったのか?クレハは、シーナは一体どうしたんだ」
「……」
今にも掴みかかりそうなソウマをキリヤは軽く一瞥した。そうして、ほんの少しタンブラーの酒を飲むとキリヤは口を開く。
「帰ろうとはした。でも、止めたんだ」
「何だって?」
ソウマはキリヤの言葉が判らなかった。だから、聞き返した。
「帰る事は何時だって出来る。だけど、俺はこの世界に愛着が湧いた。だから、帰る前にこっちでの地盤を固めておこうと思ったんだ」
「何の為にだよ」
「半分は自分の。もう半分は友の為、だな」
「・・・」
聞けば聞くほどに訳が判らない。地盤だの友だのと言われた所でソウマが理解出来ないのは当然だった。
「だからこそ、俺は未だ未だ知らなくちゃいけないんだ。こちら側の根幹に関わる事を、さ」
「一体、何を」
「ゼロボロス」
「「「「「!」」」」」
喧騒を繰り返していた周囲が一斉に静まった。その単語は或る意味に於いて禁忌とも呼べる言葉。それを吐いたキリヤに視線が刺さる。
「そ、そいつは……確か」
「俺も、そして彼も全てを把握している訳じゃない。だが、俺はゼロ……否、今は敢えてシオンと呼ぼうか。彼の心に踏み入って、そして知ったんだ」
「帰る前に俺は知りたいんだ。この世界の根幹に関わる事象だ。混沌の支配者……その事柄に関わる情報を」
ゼロボロス。それこそがシオンが人を辞めざるを得なかった元凶だ。キリヤはその正体を求めて已まなかった。
「シオンの……為?」
「有体に言えば、だけど。……リーベリアで得られる情報には限りがあった。だから、こっちに渡ったんだ。シオンの心に深く刻まれたこの場所になら手掛かりはある筈ってね」
キリヤはマオの問いには的確に答えてやった。妖魔王と戦う為に触れざるを得なかったゼロの心。心剣を研ぎ澄ます為に踏み入ってしまった調律者の心の底。
その時触れた彼の心がキリヤを離さない。
「それで、見つかったのかよ」
「断片的には」
「断片?」
その情報とやらは既に見つけているとキリヤは言っている。だが、それが全体の一部分と言う事にソウマは目を細めた。
「そこに居る、ピオス先生とか」
「・・・」
キリヤの言葉をピオスは黙って受け止める。確かにアスクレイは混沌の支配者についての情報を持ってはいる。
「でも、それだけじゃ足りない。シオンの母親であるゼノヴィア、神弓のクピード、聖騎士ケイロン辺りからも情報を得なきゃならない。だが、それが難しいんだよな」
これは単純な理由だ。居場所が特定出来ているのはアスクレイとケイロンのみ。ゼノヴィアとクピードについては何処に居るのかすら定かではない。そして、全員に言えることだが、会った所で素直に話をして貰えるとも思えない堅物ばかりなのだ。
「一筋縄ではいかないけど、俺は謎を残したままでエルデには帰れない。それが、俺がこっちに未だ在り続けている理由だ」
その気になれば、キリヤは元の世界に帰る事が出来る。だが、一度帰ってしまえば今度エンディアスに跳んで来られるのは何時になるのか判ったものではない。
可能な限り、心残りの種は摘んでおく。それこそがキリヤがエンディアスに残る理由だった。
「お前……自分の使命、忘れてないよな?」
「無論だ。エルデでやる事があるってのは重々承知している。だけど、遣り残しを放置するってのは精神衛生上宜しくない。主に俺のな」
「……ゼロは何て言ってた?」
ソウマはキリヤに尋ねた。自分に後釜を託した男について。残念ながら、キリヤがゼロと交わした友情は自分が及ぶべき所では無いと言う事をソウマは知っていた。
「呆れてたな。でも、最終的にはシオンの方が折れた。好きにしろってさ」
「……クレハ達は?」
そしてもう一つ。自分と同じエトランゼ達の動向がソウマは気掛かりだった。キリヤは嘘偽り無く淡々と事実を告げた。
「未だ帰らないって言ったら目を丸くした。お前達だけ送ってやるって言ったら、首を横に振ったよ。今はリーベリアで戦後処理に当たってる。ルミナスナイツの最後の仕事だって言ってな」
「そうか」
ああ、安心した。
ソウマはほっと胸を撫で下ろす。気掛かりが減った事への安堵からだ。シーナは兎も角、クレハに対する彼の思いは並々ならぬものがあったからこそ故だった。
「他には?」
他に何かあるのならば受け付ける。キリヤはそう言っていた。
「ああ。あるぜ。重要なのがな」
そして、ソウマにはそれがあった。
「この……」
ソウマは一瞬笑った後にギリと奥歯を噛んだ。
「どうした、ソウマ」
キリヤはソウマが何をしようとしているのかを察知したのだろう。だからこそ、キリヤは無防備な自分の姿を晒した。
「馬鹿野郎がっ!!」
――ガッ!
ソウマは己が心の赴くままにキリヤの横っ面をぶん殴っていた。腰の入った重い一撃がキリヤの頬に突き刺さる。
ザワザワ……。周囲が二人のやり取りに沸いていた。だが……
「……気は済んだ?」
ソウマの一撃はキリヤには通っていなかった。殴られた痕をボリボリ掻くキリヤは格の違いをソウマに見せ付けている様だった。
「へっ……敵わねぇな、お前には」
ソウマはお手上げだ、と言う風に諸手を上げた。自分の使命を無視し、あまつさえクレハやシーナをそれに付き合わせているキリヤを殴らざるを得なかったソウマ。
だが、キリヤは抵抗する素振りすら見せずにそれを甘受した。その程度の責め苦は背負って然る冪とキリヤは踏んでいたのだ。だからこそ、彼は無抵抗だった。
この一撃を許す事でソウマとの件はチャラになる。キリヤはそこまでを計算していたのだ。
「さて」
キリヤは漸く滲んできたソウマの拳による血を拭いつつ、場を閉めようとしていた。
「俺からの話は以上だ。部外者はこれで消えるから、後は身内同士で宴会の続きを」
「ちょっと待って!」
「マオ?」
だが、それを止めたのはマオだった。ピクピクと彼女の猫の耳が震えている。
「ゼロ……ううん。シオンは、今何処に?」
「気になるの?」
「(コクン)」
恥も外聞も捨てたのだろうか?マオはキリヤにシオンの居場所を聞かざるを得なかった。
「……何処に居るのかは判らない。少なくともリーベリアやヴァレリアには居ないみたいだ」
だが、ゼロが何処に居るのかはキリヤも知らない。ヴァイスリッターと行動を共にしていない以上はまた何時もの単独行動に彼は戻ったのだろう。
行き先を仲間にも伝えないのはゼロの持つ悪い癖だ。
「……そう」
そうキリヤが語るとマオは残念そうに頭を垂れた。しゅん、とマオの耳がお辞儀したのは彼女の心をそのまま示しているみたいだった。
「でも」
「え?」
「呼ぶ事は出来ると思う」
だが、幸運な事に今のキリヤには鍵があった。他の誰にも真似できない彼だけの特技が。
「……は?」
ピクン、とマオの耳が立った。だが、それは一瞬で、次の瞬間には元気が無い素振りを見せる様に萎れてしまった。マオは内面を読むには苦労をしない女だとキリヤは今更ながらに気付かされた。
「距離は離れていても、心は常に繋がっている。お互いが生きている限りは。例えそれが人外の者であっても例外は無いんだ」
「おい。そりゃ、どう言う」
ソウマが訳が判らないと言う風に聞いてきた。キリヤはそれを無視して言葉を紡ぐ。
「俺に心の内を晒したシオンの最大の汚点って訳だ。……知ってるか?心剣士の力はエンディアスの秩序すら超越するんだぜ?」
キリヤの顔が歪んだ。キリヤは元来、エルデの民。エンディアスの秩序には当て嵌まらない規格外の存在だ。故に、この世界の理を無視した裏技の使用が可能となる。
「呼んでみる?シオンの事」
キリヤの発言は正に鶴の一声だった。シオンを呼ぶ為の手段が存在するらしい。
既に皆の心は一つだった。
「是非呼んで。アイツが居ないとこの場は締まらないわ」
「呼んでくれ。アイツの顔を久々に見たい」
「言いたい事が山程あるの。横っ面引っ叩いてやらないと気が済まないわ」
「おう。頼むぜ心剣士。取っておきの酒を用意してあるんだ」
「出来るなら、是非。彼だけ仲間外れと言うのは些か寂しい」
これぞ人徳と言うものなのだろうか?シルディア戦役を駆け抜けた嘗ての英雄は仲間達の心を鷲掴みにしていた。
「オーケー?」
キリヤは彼等の願いに応えるべく、全身に力を込めた。そして、大きく息を吸うと肺全体に酸素を満たす。そして……
――スウ
「助けてぇぇーーーー!!!!ゼローーーーッ!!!!」
「うをっ!!??」
側に居たソウマが思わず耳を塞ぐ程の絶叫だった。キリヤは全身全霊を賭した魂の叫びを、世界を見守る存在である親友に対して送っていた。
「……さて、後は座して待つのみ、と。カモンマイフレンド」
「ちょっと待て。何じゃそりゃ」
晶喚の儀式は完了した。ソウマの疑問に答える事もせず、キリヤは自分の席に戻り再び酒を呷り始める。ソウマ以外の面子は皆ポカンとしていた。
――一分後
ゴゴゴゴゴゴ……
大気が突然振動を始めた。軋み上がる空間は歪み、裂け目を生じさせ、その深淵を覗かせる隙間からは白と黒の翼が姿を表す。
裂け目を通って現れる青年の姿。先ずは上半身。次いで下半身。現れた青年の両の指には彼等が見知った指輪が嵌められている。
双竜の指輪の所持者。その名は――――
「「「「「「シオ――『キリヤッ!!!!』
ゼロは皆が呼ぶ真名を掻き消して、彼にとって一番大事な存在の名を叫んだ。
「ゼロ……来て、くれたんだね」
「君の……叫びが聞こえたんだ。僕を求める」
周りの一切合切を無視してとんでもなく怪しい空間を醸し出す野郎二人。良く言えば耽美。悪く言えばうほ……な世界だ。
「……じゃあ、後は任せるよ。俺にはどうしようも無い面子だから」
そうしてキリヤは掌を返した。ゼロ……否、シオンに状況を確認させるかの様に回りに向かってアピールをする。
「――――え」
シオンの内面を如実に語る驚天動地の呟き。調律者として人を捨てた彼にも敵わない者があると言う事が立証された瞬間だった。
「キリ、ヤ?これは……一体?」
シオンの声は爆笑を誘う程に上擦っている。キリヤはそんな憐れなシオンに対し止めの一言を放った。
「済まん、シオン。死んでくれ」
キリヤはシオンにそっぽを向いて合掌した。調律者に生死の概念があるのかは知らないが、人としての部分を多く残す彼にとって、この状況は致命的だ。
「……さて。行こうか、ソウマ」
「え?俺?」
「部外者が居て良い場所じゃない。此処は身内同士で盛り上がって貰おう」
「お前……ひょっとして気を利かせたのか?」
「さて……それは」
間違い無く、今のキリヤには悪魔が憑いていた。
「じゃ、行こう。この街を案内してくれ」
「いや……俺はシルディアは初めてなんだけど」
「そうだったな。じゃあ、僭越ながらこの俺が」
「俺より詳しいじゃねえか!……って言うか、俺、朝飯食ってないんだけど」
「あーー……俺が奢る。だから、付き合え」
無理矢理やり取りを終結させるキリヤ。ソウマはそんな友に黙って頷くしかない。
「へいへい……お前、キャラが違くね?」
「何周も繰り返してたらこうなるって」
「周とか言うな!世界が壊れるぞ!」
不気味に哂うキリヤにソウマは背筋が寒くなる思いがした。
周回を重ねれば、人はこうも変わってしまうものなのか?
自分はそうなるまいとソウマは固く心に誓ったのだった。
「あの……僕はもう帰って良いかな?」
「駄目に決まってんでしょ。ふざけんじゃないわよ」
「このまま何事も無く帰れると思ってるのか?御目出度い奴だな」
「んーー……と。取り合えず、殴らせてくれるかしら?」
「シオン。お前の為に用意した酒がある。取り合えず、空けてってくれや」
「胃薬ならありますから。遠慮せずに逝って下さい」
ゼロ……否、シオンはキリヤの願いを安請け合いした事に後悔した。若しあの時に冷静だったのなら、転移先の座標を確認する事も出来た筈だった。
……それが出来なかったのは、単にキリヤの危機に対して気が気でなかったからに他ならない。そうして、その先にこんな罠が待ち受けていようなどは調律者でも予想出来ない事だった。
見渡せば、周りには霊獣が召喚出来そうな仲間達に溢れている。
ピクシーやら、マンモスやらだったら何とかなる。だが、酒樽を抱えた紅玉鬼神やら、酒瓶を咥えた金狼の群れは危険過ぎる。
「恨むよ……キリヤ」
この瞬間、世界の調律者は死を覚悟した。
――数時間経過 山猫通り
「んーと、これで目ぼしい場所は大体回ったかな」
キリヤは自分で吐いた言葉の通り、ソウマにシルディア観光をさせていた。勇者小路を出発し、中央通り商店街、鍛冶屋通りにドワーフの洞窟。そして今は此処山猫通り。
一年前はしょっちゅうベスティアの隠密が侵入する厄介な場所であったが、今ではそんな事は全く無いシルディアに於けるB級スポットと化していた。
「ハア、ハア……お、お前タフだね」
キリヤに彼方此方連れ回されたソウマは草臥れたと言った感じに肩で大きく息をしている。
「うん?……案外、だらしないんだな。エルデで見せてたスポーツマン振りは実はフェイクだったとか?」
「あ、あの時とは状況が違うぜ」
実際、ソウマのエルデでのそれはスポーツマンを超えて、超人の域だったりする。スズメバチの動きすら見切れる動体視力を持つ彼は存外に持久力が足りない様だ。
「なら、少し休むか?連れて来て悪いんだけど、ここは見る冪物が殆ど無いんだよな」
「な、何だよそりゃ」
キリヤは往来の真ん中でぐるり、と周囲を見渡した。通りにはキリヤ達も含め通行人が殆ど居らず、閑散とした状況を厭でも伝えてきた。
「それとも、他の場所に移動するか?……って言っても鳥人の集落位しか残ってないけど」
「いや、暫くは此処で良い。休ませてくれ」
「そうか?それじゃあ、息抜きにコインゲームでもやってみる?」
「それは?」
キリヤは顎でコインゲームの主催者である獣人の居る方角を指した。
「コインの裏表を当て続ければ掛け金が倍々。でも外れた時点で掛け金は没収。参加費は何時でも100Gから。……試すか?」
「結構。賭けに興じる気分じゃない」
「何だよ。つまらないなあ」
「そう言うのは俺のライフが回復してからにしてくれ」
それだけ言うとソウマは道端にどっかりと腰を下ろした。どうやらHPの自動回復に期待している様だが、彼がその効果を持つ装備品を装備しているのかは疑問だった。
「……どっこいせっと」
キリヤもまたソウマの隣に腰を下ろした。些か行儀が悪いが、キリヤはそんな事は気にしない。
「態々俺の隣に座らなくても良いじゃねえか」
「気にするなよ。俺とソウマの仲だろ?」
それから暫くはキリヤもソウマも言葉を交わさず、ただのんびりと空を見上げて、風に乗って移動する雲の動きを見ていた。
「中々、良い街だよな。此処は」
「ソウマ?」
脚を路上に投げ出しながらソウマはそんな事を呟いていた。
「未だ来て一日と経ってないけど……お前に色々連れ回されて、少しだけ愛着が湧いて来たって言うかさ」
「へえ。どんな処が」
ソウマの語りをキリヤは胡坐の姿勢で聞いていた。彼がこんな殊勝な言葉を発する事は滅多に無い事だとキリヤは知っていた。
「何よりも活気に満ちてるよ。俺はべスティアにもセイランにも居たけど、此処はその何処とも違う。何より大きいし、街並みだって綺麗だ」
「都市国家だからな。街が広いのは当たり前だし、人口だって多い。でも、此処が他と違うのは多くの種族を抱えてるって事だろうな」
「そうだな。ドワーフにエルフ、それに獣人だって。これだけ雑多な種族を抱えた都市は他には無ぇよな。だからこそ活気があるんだろうが」
「見えない所でのいざこざは多いみたいだけどな」
キリヤは少しだけ寂しそうな目をしていた。種族が違うと言う事は住む世界が違うと言う事に他ならない。それが原因で喧嘩は起こるし、酷い場合は戦争に発展する事もある。
嘗てキリヤはセイランとフィリアスの抗争を目の当たりにしていたのだから、その呟きは重たい。セイラン側の人間だったソウマにとってもそれは同様だった。
「仕方がねえよ。人間だからな。種族が同じだろうと違かろうと、二人以上集まれば争いは起こるんだ」
「確かに。でも、治安の方は大分マシって話だよ。一年前に比べればだけど」
「一年前……ああ。シルディア戦役な」
キリヤもソウマもその時の戦いについては伝聞記録で多少は知っていた。
遊撃傭兵騎士団ヴァイスリッターを伝説の存在にまで昇華させた大きな戦乱。それを乗り越えたシルディアは確かに変わらない部分も多く存在するが、良い方向に変わっていっている部分もあったのだ。
それに代表されるのは治安の強化と種族を超えた住民同士の繋がりだった。
「この美しい街並み……ゼロや皆が守ったんだな」
「美しい、か」
ソウマは遠くの家々を眺め、素直にそう零した。耳を澄ませば子供達の無邪気な笑い声や小鳥の囀りが耳に入ってくる。キリヤもソウマと同じ感慨を得ていた。
だが、キリヤはソウマとは一つだけ違う考えを持っていた。
「まあ、綺麗な街だよな。でも、それが崩れ去るのは一瞬だ。今だってそうなんだぜ」
「キリヤ?」
心なしか、キリヤは闇を纏っている様に見えた。ソウマはそんなキリヤの様子にドキッ、とした。
「確かに、表面上は美しい。でも、この街が何の上に乗ってるのかって事を忘れちゃならない」
「獣神の器、だったけ」
キリヤが言いたいのはそう言う事だ。シルディアは獣神の器が格納された古代遺跡の上に発展した街。一年前はその街から溢れる人々の負の感情を吸い、器はとうとう覚醒してしまったのだ。
「でも、獣魔王はゼロ達が破壊したじゃねえか」
「話ではそうなってるよな。でも、本当に完全に破壊されて、起動が不可能な状況になったのか?」
「それは……判らないけど」
「だろ?誰も確認してないんだ。……俺達の時だってそうだよ。エルファーレンを俺達は倒したけど、完全な破壊を確認する前にキルレイン達が俺達を門の外に跳ばしちまったからな」
キリヤが危惧しているのはこれ等の器が再び目覚めてしまう可能性があると言う事だった。そうでなければ、態々門に究極心剣を使ってロックなど掛けないだろう。
否、それ以前に神器は完全に破壊する事は不可能だと言う説すら存在するのだ。絶対と言う言葉がこの世にありえない以上、恐らくキリヤの危惧は現実のものになるだろう。
「おいおい……幾ら何でも考え過ぎだぜ」
「ソウマは気にならないのかよ」
「気にはなるけど。でも、完全に倒し切れていないとしても、今日明日に復活する様な代物でもないだろ」
「・・・」
キリヤの心配も尤もだったが、ソウマはキリヤ程にその事については重く考えていない。考えても仕方が無い事だからだ。
「十年先、百年先か知らないけど、そん時は俺達は墓の中だ。もう少し気楽に考えねえか?」
「……そんな、ものかな」
「そうだよ。お前、ネガティブな思考をし過ぎだ。……本当に魔王様が起きちまうぞ?」
「うわ、そりゃいかんわ」
ネガティブと突っ込まれ、キリヤは慌てて何かをしようとしたが、結局おたおたするだけで何も出来なかった。そんなキリヤの様子を見たソウマはゲラゲラと笑い転げるのだった。
「はあ。話してたら幾分か回復したぜ」
「ん?行くのか?」
よっこいせ。ソウマが爺臭い掛け声と共に立ち上がる。キリヤもまた立ち上がった。
「さて、次は何処遊びに行く?」
「ああ……他の場所行く前に詩人の卵の所に寄っていこう」
「卵?……何か、面白い事でもあんのか?」
「その人間にとって一番大切な人物を教えてくれるんだ」
山猫通りの名物と言っても過言ではない詩人の卵。一年前はシオンも頻繁に利用していたらしい。残念ながら小鳥のサービスは現在休止中だ。
キリヤはその場所にソウマを連れて行こうとした。
「大切な、ねえ」
「ああ」
「はは。当然、お前にとってのそれは俺だよな?」
ニヤリとした怪しい笑みを顔に張り付かせるソウマ。それに寒いモノを感じたキリヤは顔を少し歪めた。
「いや……残念だけど、お前の名前が出た事は一度たりとも無いな」
キリヤの答えはソウマにとっては酷なものだった。現実とは常に非情なものである。
「何ぃ!!?」
――ガーーン
そんな擬音が確かにソウマの背後の空間に浮かんだ。ソウマはこの世の終わりが訪れた様な表情を晒し、がっくりと項垂れてしまった。
「おい……そんな気落ちするほどの事でも」
「一体、何なんだよそりゃあ。じゃあ、俺がお前から心剣を抜いたのは嘘だったってのか……?」
キリヤはいじけるソウマにちょっとだけ苛立ちを募らせた。大の男が小娘宜しく泣きそうな空気を纏っているのは見ていて気持ちの良いモノではない。
「あのなあ。ソウマの俺に対する評価が高かったってだけだろ?でも、俺のお前へのそれはソウマ程には高くなかったってだけだ。それだけじゃないか」
「薄情な奴だな、お前は。この絆は揺るぎ無いモノって信じてたのに……ハア」
……ふらふらしていたお前が悪い。キリヤはソウマにそう言いたかった。共に悩む事も戦場を駆ける事も無かったのだ。幾ら旧知の仲だと言っても、それすらこなさずに仲良くなる事は出来ないのだ。
キリヤは半分出かかったその言葉を何とか飲み込んだ。
「……それじゃあ、お前にとっての一番って一体誰だったんだよ?」
自分がキリヤにとってのそうでないと気付かされたソウマは当然の様に尋ねていた。
「え?」
ズイッ、と顔を寄せてくるソウマの目はマジだった。
「やっぱり、シーナ?それとも、まさかクレ……」
「どっちも有り得ないから安心してくれ」
「そ、そうか。……ふう」
キリヤがそう答えると、ソウマは安堵の溜息を漏らす。やはり彼はシーナは兎も角として、クレハに対して未練を残している様だ。
……あの時、自分に彼女の全てを丸投げしたソウマが悪い。
キリヤは冷静にそう判断していた。ある意味自業自得なので慰める様な言葉を掛ける事もしなかった。
「それじゃ誰だろうな。残ってるのは……フィリアスの姫さんに戦闘妖精だろ。
……ま、まさかあのちびっ娘軍師だとかそう言うんじゃあ」
「ん?んーー……信頼も尊敬もしてる人達だけど、一番って訳じゃ」
「あ?また外れか?」
取り合えず脈がありそうな女の事を連呼してみたが、そのどれもがキリヤの大切な人では無いと言う。ソウマは困った顔でキリヤを見る。
「じゃ、誰なんだよ」
「当ててみるんだな」
「・・・」
キリヤはヒントの一切も出さず、ソウマに再び考えさせる。目を閉じて、思案に耽るソウマの姿は普段の彼のそれからは想像も付かない程似合わなかった。
「やっぱり、ゼロ……か?」
「ああ。彼の名前も出たな」
「・・・」
どうやら、正解の一部に辿り着いた様だ。だが、名前が出たと言うのはどう言う事なのだろうか?ソウマは混乱した。
「もう正解言っちゃうけど……名前が出ただけでヒョウウンだろ、ロウエンにジンクロウ、ゼロもそうだし……あ、後はカリスか。……取り合えず、これだけ居るよ」
「お前、一番が何人居るんだよ!しかも皆野郎じゃねえか!」
キリヤのサプライズな回答にソウマは思わず叫んだ。女の名前一つ出て来ないとは、暑苦しい事この上ない。加えて汗臭い。
「いや、俺もおかしいと思ったんだけど……何か条件を満たしてるのが大勢居たみたいなんだ」
それが真相だ。心に踏み入り、戦場ではプラチナペアを量産していれば、絆がこれ以上上がらない所まで来るのは必定だった。だが、それを五人分やってのけるキリヤは相当にアレな人間かも知れなかった。
「マメだとかそう言う次元を超越してるだろ。しかも野郎だらけって。もう少し、こう……浮いた話の一つでもあった方が良かないか?」
「ソウマと一緒にするな。それに俺は、愛よりは義に生きる男なんでね」
嘗てロウエンの心に触れた時、キリヤはそう答えていた。そしてそれは今も変わっていないらしい。
「お前、それ絶対何か履き違えてるよ……」
ソウマはキリヤに呆れる様に零した。友達付き合いを考え直した方が良いのかも知れないと、一瞬思ってしまったのはキリヤには秘密だった。
「……アレ?」
「どうした?」
「いや、居ないんだよな」
雑談をしつつ、通りを移動したキリヤとソウマは詩人の卵が何時も屯している場所に辿り着く。だが、キリヤはその場所に目当ての人物が居ない事を知った。
折角訪れたと言うのに、詩人の卵が居ない事に肩を落としそうになったキリヤだったが、実際そうはならなかった。
――ポロン……ポロン♪
聞こえてくる竪琴の旋律がキリヤとソウマの耳小骨を振るわせる。何時も詩人の卵が居るその場所には竪琴を奏でる詩人風の男が音を紡いでいた。
その奏でられる旋律には聞き覚えがあるキリヤ。嘗て、カリスの心象世界で聞いた曲とそれは一致していた。
詩人の周りには音色に引き寄せられた聴衆が挙って集まり、その優しい旋律に耳を傾けている。
「あの男……確か」
ソウマは少しだけ驚いた顔をしてその男の複雑な運指を目で追っている。
「・・・」
対してキリヤは聴衆の中に居る或る一人の男を吸い寄せられる様に見ていた。
両腕に刺青のある長身の男だ。その男は目を閉じて、他の聴衆達がそうする様に曲に聞き入っている。
左目に傷を持ち、布が巻かれた長い棒状のものを手に持っているその男はキリヤが知っている誰かに似ている気がした。
……曲が終わると、聴衆達は詩人に向かって雨の様な拍手を送った。詩人は仰々しくお辞儀をすると次の曲を奏でる準備を始める。
「……驚いたな」
「ソウマ?」
漸く言葉を発する事を許されたソウマは詩人を見ながら呟く。キリヤの方は一切見ない。
「彼が此処に居るって事は……全員集合ってのは本気だったのか」
「知り合いなのか?あの詩人と」
キリヤもソウマの方は見なかった。キリヤが見ていたのは聴衆の中の男の方で、その男もまた鋭い視線でキリヤを見ていた。
……只者じゃあない。キリヤは瞬間的にそれだけは判った。
「ああ。以前、会った事がある。彼もヴァイスリッターだ」
「何だって」
キリヤは驚きを隠そうともせず大きな声を漏らす。そうすると、聴衆達は何事かと思いキリヤ達の方に視線を向けた。
その中心に居る人物……吟遊詩人はキリヤ達に語りかける。
「よう。お兄さん達」
バンダナによって耳が大きく隠れた男だった。長い金髪が風に靡き、にやけた蒼い視線がやんわりとだが突き刺さって来た。
「俺様の曲はお気に召さなかったかい?」
「そんな事は無い。結構なお手前だった」
キリヤは詩人に対し直ぐに答えた。実際、見事な演奏だったのだ。不満などある筈もない。
「そうかい。じゃあ、あんまり曲に集中してなかったのは何か理由があるのか?」
「それは……」
途端にキリヤは声を詰まらせる。確かに良い曲だったが、彼の言う通りにキリヤもソウマも余り集中して聞いては居なかったのだ。詩人はそれを見抜いていた。
「ああ。あるぜ」
ソウマがキリヤを庇う様に一歩前に出た。
「……お前さんは」
ソウマの顔を見た詩人から軽薄な空気が霧散した。
「よう、クピード」
「なっ」
再びキリヤが叫んだ。クピードと言えば、神弓と呼ばれる程の弓の名手だ。シオンの嘗ての仲間であり、四勇者の一人にも数えられる偉人だった。
「アンタ……こんな処で何やってんだ?シルディアに居るって事は、皆が帰って来ている事は知ってる筈だろう?」
「勿論だ。ヴォルグから手紙を貰ったからな」
「じゃあ、何だってアンタは」
「見て判らねえか?弾き語りだよ」
クピードは再び飄々とした空気を纏いソウマに答えた。だが、ソウマが聞きたいのはそんな当たり前の事じゃない。
「そうじゃないだろ。もう皆、集まってるぞ?」
「お前さんがここに居るって事はそうなんだろうな。じゃあ、お前さんは何だって山猫通りに?」
「っ、それは」
今度はソウマが言葉を詰まらせる。困った様にソウマはキリヤを見たが、それは一瞬で、次の瞬間にはクピードの方を向いて小さく呟いた。
「……居辛くなったから、抜け出して来たんだよ」
「へえ」
「俺は未だ白騎士の中でも部外者に近いからな。話に加われないから、逃げてきた」
「成る程」
そんなソウマの呟きを聞いたクピードはニヤリ、と哂った。
「俺もそうだよ」
「あ?」
「そこに居るカイネルもな」
クピードはやっと勇者亭に赴かない理由を話し出した。むっつりと黙っている刺青の男……否、カイネルも少しだけ頷いた。
「カイネル=フランベルジュ……」
キリヤはその男が誰だか理解するに至った。ルーンベールの第一王子。そして第一王女であるアイラ=ブランネージュが溺愛するお兄様。一年前はシオンの親友だった男だ。
「行き辛いって事なのか?」
「まあな。俺も昔を懐かしんで酒を飲むほど若くは無いって事だ。それに俺様が一番会いたい奴はあそこには居ないだろうし。……そんな場所に駆けつけたって、な」
「・・・」
それがクピードの言いたい事だった。嘗ての古巣が目と鼻の先にあるこの場所から動けないのは彼なりに理由があっての事だった。
「まあ、カイネルは少し違うんだろうけどな」
「「?」」
クピードはカイネルに話を振る。キリヤとソウマの視線がカイネルに向かうが、カイネルは動じなかった。
「久々に逢うだろう麗しの妹君に戸惑ってるのかもなあ」
「……っ」
一瞬だが、確かにカイネルの体から殺気が放出された。
「なあ……妹って、誰の事だ?」
「ブランネージュだろ?」
「ぅえっ!?ア、アイツの兄貴かよ……!」
「知らなかったのか?ソウマ」
その様子を見る限りではどうやらソウマは知らなかったらしい。だが、これは或る意味仕方が無い事だ。ブランネージュは自分の事を語らないし、仲間達だって聞かれなければ決して答えない事柄だろうからだ。
「……俺が、そんなタマに見えるのか?クピード」
「違うって言えるのか?ん?」
「寧ろ逆だな。アイラの面は直ぐにでも拝みたいが……奴が居ない場所に態々行ってもつまらなそうだ」
「薄情な兄貴だねえ。ブランネージュは待ってるぞ?お前の事」
「……そうだろうな」
カイネルもまたクピードと同じ事を言った。行っても出会えない人物の事が頭にあって、その想いが彼等に最後の一歩を踏み出させないのだ。
「一寸、良いかな」
「「?」」
此処に至って殆ど黙っていたキリヤが動く。カイネルともクピードともキリヤは初対面だが、キリヤは臆さない。初対面なのはクピード達も同じだ。
「貴方達が勇者亭に行かない理由って、まさか」
「「・・・」」
キリヤはその理由が判った。だからこそ、彼等に伝える事にした。慎重な面持ちをするクピードとカイネル。キリヤは言った。
「ゼノヴィア?」
「……は?」
「ぶっ!」
此処で敢えてキリヤは的外れな事を言い、二人の出方を伺う。カイネルは予想通りのつまらない反応を返し、何故かクピードは盛大に噴出した。
……何となくだが、クピードの反応は怪しい。
「何だってここでアイツの名前が出るんだよ!焦ったじゃねえか!」
「いや、失礼。今のは冗談」
クピードにしては珍しい類の反応だ。彼はシオンの母親について何か想う所があるらしかった。
「シオンが居ないから貴方達は行きたくない……そう言う事ですか?」
「「・・・」」
キリヤの言葉に二人は息を飲んだ。それで正解だった。
「……まあ、そうとも言うな」
「アイツを知っているのか、お前は」
正解を当てられたクピードは視線を外し、カイネルはキリヤに対する警戒心を強める。
だが、それも直ぐに解かれた。
「ゼロなら、今勇者亭に居るけど」
「「……なぬ?」」
タイミングを計ったかの様なソウマの一声にクピード達の目が丸くなる。
「ど、どう言うこった?」
「こいつが召か……いや、晶喚?しやがった。どこからともなく」
「召喚だと?」
ソウマもその時の始終を見ていたが、そうとしか表現出来ない現象だった。
「おい、クピード」
「ああ。判ってる」
居ないと思っていた彼等にとっての目当ての人物は実はとっくに勇者亭に居て、彼等は無駄な時間を過ごしていたのだった。
こんな所でのらりくらりしている場合では無くなった彼等は撤収の準備を始めた。
「行くのか?」
「ああ。今日はもうお開きだ。そんな場合じゃないしな」
竪琴を仕舞い込むクピードに集まっていた聴衆達は至極残念そうな顔をしていた。
「先に行くぞ、クピード」
「おう」
カイネルはさっさと準備を完了しその場を離れようとした。だが、駆け出す前に彼はキリヤの方を向いて言葉を投げつける。
「お前……」
「え?」
「何者なんだ?」
「ソイツは俺のダチでキリ――「俺については、ヴォルグ団長かピオス先生にでも聞いて下さい」
割って入ってきたソウマの言葉を掻き消して、キリヤはカイネルにそう言って場を閉める。語るには少しだけ長くなるからだ。
「カイネル!何やってる!」
「……判った」
クピードに促され、何か言いたそうな顔をしながらもカイネルは離れていった。
「……行っちまった」
「ああ」
ポツン、とその場に残された二人は小さくなっていくクピード達の背中を見送りながら呟いた。
「俺達、何しに来たんだっけ」
「さあ……何かどうでも良くなったな」
「……違いねえ」
ここにやってきたのは何かしらの意味があった気がするが、それはもう瑣事に成り下がった。
「次、行くか?」
「そうだな」
ソウマとキリヤは次なる場所を求め、山猫通りから離れる決心をする。
……その数十分後、勇者亭に敵性勢力の増援が届いた。
――更に数時間後 フォンティーナ 精霊の森
「いやあ……何時来たって此処は空気が美味い。流石はエルウィンの故郷。……ソウマもそう思うだろう?」
森の木々が来訪者を祝福している様だった。清々しくまた清涼な森の空気を胸一杯に吸い込んでキリヤは満足そうに漏らした。
「お、お前は……」
「うん?」
だが、ソウマはそんなキリヤの胸中に興味など無い。寧ろ、足が棒に成る程連れ回された事に豪くご立腹の様だった。
「こんな場所まで連れてきやがって!シルディアの外じゃねえか!」
「……ここの鑑定屋は安いんだぞ?経費の削減にはうってつけだ」
「そんな事を言ってるんじゃねえ!!」
そうしてソウマはまたしてもその場にどっかりと腰を下ろした。キリヤが垂れる能書きにも興味は最早無かった。
「もう無理だ、これ以上は。俺を勇者亭に帰してくれ」
「無理って……俺は未だイケるんだけど。次はエトワールにでも行ってみる?」
「てめえ、ふざけんじゃねえぞ」
キリヤのその一言にキレそうになったソウマは得物に手を掛けた。
「判った。判ったよ、もう。……はあ、もう十分に時間は稼げただろうからな」
「……腹が減ってひもじい。もう日が暮れちまうよ」
陽はとっぷりと傾いていた。西日を顔にモロに受けながら、疲労困憊と言った様相を呈するソウマ。彼はもう擦り切れそうだった。
「あれだけ喰っておいてもう腹が減ったって?……燃費が悪いのか?」
「何時間前の……話だよ……」
体力値の違いか、燃費の違いかは判らないがもうこれ以上ソウマはキリヤに付き合う事が出来なくなっていた。
昼に食べた飯はソウマの中ではとっくに消化されていて、血肉に変わってしまっている。ソウマの腹は新たな食事を切実に欲していた。
「もう、勘弁して下さい。お願いだから」
「じゃ、帰るか」
許しを懇願するほどに消耗したソウマを置いて、キリヤはシルディアに向かって歩き出した。
「ううぅ……」
グーグー腹の虫を鳴らしながら、ソウマは幽鬼の様なふらつく足取りでキリヤの後を追った。
夕暮れの街道を北上しながらキリヤは勇者亭の様子がどうなっているのかを考えた。
「少し……シオンには気の毒だったかな」
あの場に残り、矢面に立った友人の顔を思い出して思案に耽る。
査問会……否、宗教裁判や魔女裁判にも似た私刑が行われているのは恐らく間違い無い。しかも、あの場所に自分達は図らずも援軍を送り込んでしまったのだ。
「シオン……ちゃんと生きてるかな」
キリヤは心にも無くシオンの心配を始めた。あの連中が嘗ての仲間の命を奪うとは考えられない。でも、五体無事であるかどうかは判らない。
……ひょっとしたら、シオンは簀巻きにされて逆さに吊られているのかも知れなかった。
「……ま、シオンだから大丈夫だよな」
そう思い至ったキリヤは思考の一切を閉じた。シオンであるならば無事である筈。そんな根拠の無い自信が彼の内を占めたのだ。
「・・・」
死体の様に黙りこくったソウマを連れて、キリヤは勇者亭へと急いだ。
〜続く〜
長駄文失礼。誤字や脱字が結構あって凹みます。
需要があるのならエロ有りの続きを投下しようと思います。
一発目はシオン&マオを予定
それでは
大作乙
個人的には他の予定しているカップリングも聞いておきたい
864 :
862:2007/12/11(火) 17:23:58 ID:qYfFvXlu
今手がけているのがカイネルとブランネージュ絡み
未定なのがキリヤとルミナスナイツの誰か
シーナ&クレハかそれともホウメイか
>カイネルとブランネージュ
これは期待せざるを得ない
ホウメイとのサシがあるのなら座して待たざるを得ないのですが?
端折って読んだがなかなかだったよ
まぁ俺が光風しか知らんのってーのもあるが…
868 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 01:14:07 ID:jxLGFKYO
男はシオン以外死ね
870 :
862:2007/12/14(金) 10:14:51 ID:QpVD35iv
――勝手に予告
「迷惑だよね。アタシみたいなしつこい女はさ」
マオの想いはシオンに届くのか?
「アレ、おかしいな。何か、目から汗が」
キリヤの頬を伝う涙の訳とは?
「んっ……兄さん……」
「随分と露骨だな、アイラ」
二人の関係はイケナイ領域まで進んでしまっているのか?
「あばばばばばばば……!」
『さあ、行くんだ勇者』『二人を見届けるのです』
「ありがとう。二人とも……!」
キリヤの脳内に巣食う暇人とは一体?
「いや……無理無理。もう無理」
何が無理なのか?
「黙れ、阿呆が」
怒りの矛先とその理由とは?
「○○○なんて下らねえぜ!俺の歌を聞けぇ!」
歌の人、降臨!?
「愛してるよ、シオン」
「僕もだ」
果たしてこの結末をマオとシオンは拝めるのか!?
次回 捏造シャイニング
SPEEDY CAT
〜気紛れ猫娘とその飼い主〜
「何で、こんなに悲しいんだろうなあ……!」
――君はヴォルグの涙を見る――
明日にでも投下?
※内容は八割方冗談です。
ニフ/ゞ
/i,/i <)^] Г
ミ,,^(叉) / ⌒i
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ MOF2 / .| .|____
\/____/ (u ⊃
「あばばばばばばばば」
「あばばばばばばばば」
872 :
862:2007/12/15(土) 12:30:46 ID:CLHEExD3
※読む際の注意
シオン×マオ
独自解釈と俺設定の嵐。キャラが壊れているので肌に合わない方はスルー推奨。
誤字脱字、用法の間違い、改行については最初に謝っておきます。
SPEEDY CAT
〜気紛れ猫娘とその飼い主〜
――勇者亭 夜
精霊の森とシルディアは実はそんなに距離が離れていない。死にそうになっているソウマに負担をかけない様にキリヤは早足で獅子の鬣の中に戻ってきた。
そうして勇者亭の前に辿り着いたとき、陽は完全に地平線の向こうに隠れてしまった。
「はあああ〜〜……漸く、漸く飯が喰える」
「あ、おい!ちょっと!」
ソウマの頭にはもう食べ物に関する事柄しか無い様だ。ソウマはキリヤの静止を聞く素振りも見せず、勇者亭の中に入ろうとする。
「……仕方が無いな」
キリヤとしては内部の様子を伺ってから入店しようとしていたのだが、ソウマがこの有様ではそれは出来なかった。
意を決して、キリヤはソウマと一緒に勇者亭の敷居を潜った。
――ギッ
木製のスイングドアを押して中に入ると、途端に吐き気を誘うほどの酒の臭いが漂って来た。
「5番、マオ!脱ぎますにゃん♪」
「ヒューヒュー!」
「マオってば、素敵!」
「「・・・」」
――パタン
キリヤとソウマはドアを閉め、勇者亭の外に出た。
……今、何やら有り得ない光景が目の前に展開していた気がする。
「なあ、ソウ、マ?」
「何だよ……キリヤ?」
感情を押し殺した表情を二人はしていた。今のは何かの間違いであるとそう信じたかったのだ。
「俺、疲れてるのかな?それとも、目と耳がおかしくなったか?」
「んーー……前者が俺。後者がお前だな」
「……そうか」
どんな言葉を返されようと、キリヤは構わなかった。取り合えず、ソウマの何らかの言葉が欲しかっただけだ。
「……うん。気の迷いだよな。有り得る筈が無い」
「ああ。幻覚や幻聴の類だよ」
きっとそうなのだろう。……否、そうであると勝手にキリヤ達は自己完結した。白騎士の現団長がそんな醜態を晒すとは到底考えられない事だからだ。
――ギィ
気分を入れ替え、二人は再びドアに手を掛けた。そうして、恐る恐る中を覗き込んだ。
「いや〜〜ん♪シオンくんってば視線が熱いぃ♪」
「「・・・」」
残念ながら、先程見た光景は間違いではなかった事を改めて認識させられたキリヤ達だった。
マオはテーブルの一つに上って、ストリップの真似事に興じている様だ。本気の下着を着込んだ彼女は熱視線をシオンに対して送っている。
「……目が、腐るよ」
憮然とした表情を張り付かせたシオンは見る価値すら見出せないと言いたげに呟いた。
「酷い!」
そんなシオンの言葉が許容できなかったマオは幻影脚であっと言う間にシオンの席まで詰め寄ると、一切の迷い無くシオンの胸の中に飛び込んだ。
「う、うおっ!?」
「んふ〜〜どう?これでも目が腐るって?」
「っ……酒臭くて、序に獣臭い。引っ付かないでくれるかな?」
「イ・ヤ♪」
本気で迷惑そうにシオンはマオを睨むが、マオがそんな言葉を素直に聞く訳が無かった。
じゃれる猫宜しく、体をシオンに擦り付けるマオは本気で嬉しそうだった。
「マオったら大胆!」
「おいおい。見せ付けてくれるねえ」
……浴びるほど飲んだのだろうか、すっかり出来上がっている他の面子がマオを止める様な真似をしないのは或る意味凄い。
「シオンが圧倒されてる……滅多に見れない絵だ」
「何かショックだな。あんな一面を持ってたんだ、マオ」
キリヤとソウマはそれぞれの感想を口に出した。キリヤもソウマも此処まで乱れた白騎士達を見るのは初めてだった。
「……本気の下着装着って処が妙に気合入ってるよな」
「勝負下着も兼ねるからな、アレ」
つまりそれだけ本気だと言う気持ちの現われだろう。だが、そう言う事は他人の見ていない場所でやって欲しいと思うキリヤとソウマだった。
「ん?……おお、お前等!」
二人が入り口で固まっていると、ヴォルグが声を掛けてきた。
「何処ほっつき歩いてやがったんだ!……オラ、さっさとこっち来て座れ!」
ヴォルグは大きく手招きしていた。当然、それに抗う事はせず、二人はカウンター席に腰を落ち着ける。
「何か、俺が想像していたのと違う……」
「ああ?何がだよ」
ヴォルグから手拭を受け取り、キリヤは手を拭きながら呟く。ヴォルグは怪訝そうに聞き返した。
「いや……シオンが此処に居るのにこの喧騒ぶりが信じられない。もっと険悪な事になっているとばっかり俺は」
「険悪?そんなムードに見えるのか?」
「いや、全然?」
キリヤは首を横に振る。この空気は何処からどう見ても宴会モードだ。
「じゃあ何だってんだ?」
「ひょっとしたら、シオンが吊るし上げ喰らってるかもって。最悪、達磨にされてる可能性もあるかって考えてた」
「おい、キリヤ?」
突然、不穏当な事を言い出したキリヤを信じられない様な目で見るソウマ。だが、キリヤは本当にそう思っていたのだ。嘗ての仲間を殺し、逃亡した人間が古巣に帰ると言う事はそれだけ危険を伴うと言う事だ。
自分で呼び出しておいて無責任だが、キリヤはそのとばっちりを喰らうのが厭でソウマを連れて退避したのだ。決して、身内同士の再会に水を差したくなかったからではない。
「俺達がシオンにそんな事をすると本気で思ったのか?」
「・・・」
ヴォルグは半ば呆れ顔でキリヤに聞く。キリヤは何も言わなかった。
「そんな事は有り得ない。有る訳が無い」
「……そうだな。悪い」
ヴォルグの言葉は説得力に満ちていた。それでやっと判ったキリヤは邪推を払い、素直に謝った。
「それで、何にする?」
「取り合えず、食い物。腹が減って死にそうだぜ」
遅く到着したキリヤとソウマにヴォルグはそう聞いた。ソウマは間髪入れずに答えた。
「食い物?その辺のテーブルから適当に持って来い」
「そうか?んじゃ、遠慮無く」
ソウマは席を立ち、食い物を求めて近くのテーブルに突撃して行った。
「っしゃあ!次は俺だ!」
ソウマがカウンターを離れると同時にカイネルの元気の良い声が店内に響く。
「6番、カイネル=フランベルジュ!俺の歌を聞けぇ!」
……先程会った孤高の剣豪はそこにはいなかった。酒の所為で開放的になっているのかは知らないが、カイネルは宴会部長の才能がある。
『宇宙を全部くれたって 譲れない 愛もある』
「久々に聞いたな、アイツの歌」
「?」
「こう言う場じゃないと、カイネルの歌は聞けないんだよ。滅多に無いぞ」
「はあ」
ヴォルグの話では、カイネルは歌う事が滅多に無いらしい。だが、滅多に聞けないだけあってそのシャウトには魂が込められている様だった。
そんな彼の後ろにはクピードが控え、リードギターのコードを紡いでいる。
……竪琴でギターの代わりをこなすのは神技を超えた変態技の域だろう。
『見つめ合うだけじゃ 朝は遠すぎる 抱き締めたい今夜だけ』
「上手いもんだなあ、ブランネージュの兄貴」
「きっと、歌の人がカイネルあんちゃんに降臨してるのさ」
取り皿に山盛りに食料を盛ったソウマが帰って来た。見るからに胸焼けを誘う量だが、きっとこれでもソウマには足りないのだろう。
『ヒ・ヲ・ツ・ケ・ロ』
「にいさぁあ〜〜〜〜んっ!!」
……ブランネージュの矢鱈と黄色い歓声が耳に残るキリヤとソウマだった。
「飲み物はどうする?」
カイネルが歌い終えて暫くはスタンディングオベーションの嵐だった。アンコールを求める声すらあったが、結局それは無かった。
そうしてやっと静かになった所でヴォルグが飲み物のオーダーを聞いてきた。
「一応聞くけど、酒以外の飲み物ってあるのか?」
「あ?」
キリヤがそう聞くと、ヴォルグは鼻で笑って予想通りの答えを提示した。
「ふっ……んなもん無ぇよ」
「うん。予想通り」
思った通りだった。これはいよいよ明日は二日酔いを覚悟しなければいけない。
「えっ……マジか?」
ソウマはその言葉を聞いてぎょっとしている様だった。キリヤはそんなソウマを宥める様に言う。
「ソウマ?俺達は宴会に顔を出してるんだ。素面のままで居られると思ったら大間違いだぞ」
「そうだけど!俺は、酒は得意じゃ」
「諦めるんだな」
「キリヤの言う通りだぞ、新入り。……オラ!駆け付け一杯ってな!」
――ドンンッ!
ヴォルグがキリヤ達の前に置いたのはピッチャーだった。それに並々と注がれた度数の高そうな琥珀色の液体。ソウマの顔が引き攣った。
「好い加減、覚悟決めたら?」
「……勘弁してくれよ」
もう最初からこうなるであろうと知っていたキリヤを尻目にソウマはこの期に及んで未だ逃げ道を探している様だったが、それは徒労に終わったのだった。
――凡そ一時間経過
宴の熱は全く冷めやらない。それ所か、際限が無い様に温度は上がり続けている。今に至るまでブランネージュやエルウィンが何か芸らしきモノをやっていた気がするキリヤだったが、彼はそれに全く集中出来なかった。
「それでなあ。アヤネが息を引き取って、此処を間借りする様になった頃のアイツは本当に可愛かったんだよぉ。こんなにちっこくてなあ」
「は、はあ」
……迷惑なオッサンがこの身に纏わり付いていた。
酒の回ったヴォルグが紡ぐ愚痴の様な昔話を肴にしつつ、キリヤは一向に減っていかない酒を飲み続ける。酔いは全く回ってこない。
「ダンチョー、ダンチョーって俺の後をついって回って来てなあ。……それが今じゃあ、なあ」
ヴォルグは赤い顔をしながら、遠くの席に座る義理の娘をじっと見つめていた。
「シオンくぅん……さっきからずっとノリが悪いよぉ?」
「君が離してくれないからテンションががた落ちだよ」
「んもう。可愛くないんだから。
……じゃあ、こんなのはどうかにゃ?」
「んなっ!?……ちょ」
「……どう?興奮する?」
「そ、そんな場所を押し付け……!こんな処じゃ拙……!」
「あんっ♪……シオンくんのえっち」
「う、うう……妙な気分になってきた」
聞き耳を立てて会話を拾う限りでは、何やら非常にいかがわしい事が行われている感じがする。だが、キリヤにはそれを邪魔する気は一切無い。馬に蹴られるのは御免だった。
「えっと……憎たらしくて堪らない、とか?」
相変わらず下着姿でシオンに絡みつくマオから目を背け、頭に浮かんだ適当な台詞をヴォルグに言うキリヤ。
「・・・」
だが、ヴォルグはマオとシオンを注視したまま微動だにしなかった。
「あの……団長?」
ピクリとも動かないヴォルグが気になったキリヤは彼の顔を覗き込む。
「……なっ!?」
そうしてキリヤは息を呑んだ。
……端正な顔だった。歴戦の重みと熟練の業が証としてその顔には刻み込まれていた。その象徴である皺の上を走る青と白の体毛。それが、濡れていたのだ。
「大きく……そして、綺麗になりやがって……」
――ヴォルグは泣いていた
「え、ええ!?」
キリヤには何が起こっているのか判らなかった。だから困惑するしかない。ヴォルグはただ泣いているのではなく、男泣きしているのだ。
「アイツは……アヤネに似てきた。容姿の細かい部分なんて本当にそっくりだ。ずっと側で見てきたから判る」
「・・・」
「それだけ、俺も年を食ったって事だ。そして、マオももう年頃の娘。色を知る時期だってのも判ってる。……だが」
ぽつりぽつりと語られるヴォルグの言葉をキリヤは黙って聞いている。口を挟む様な真似はしたくなかった。
「何で、こんなに悲しいんだろうなあ……!」
そうしてぶわっ、とヴォルグの両の目から心の汗が噴出した。滝の様なそれにキリヤは顔を歪めながら、手元にあった布巾をヴォルグに手渡した。
「……ああ。すまねえな」
そうしてそれを受け取ったヴォルグはチーン、と鼻をかんだ。
「それは……きっと、アレだ」
「……アレ?」
差し出がましいとは思いつつも、キリヤは語らざるを得なかった。一度だけマオとシオンの方を向いてキリヤは切り出す。
「結婚間近の花嫁を見ているその父親」
「っ」
「若しくは、男に年頃の娘を取られて悔しい男親」
キリヤの言葉は実に的を射ていた。表面上は仲が悪い風に装っても、マオはヴォルグにとっては娘の様なモノだ。それが男を作れば気が気で居られなくなるが男親の宿命である。例えヴォルグだろうとそれに例外は無い。
その証拠にヴォルグは何も言えなかった。
「男親ってのは娘には気を遣うモノって言うし……まあ、避けては通れない道だと俺は思うよ?」
「・・・」
男親とはそう言うモノだ。例えその娘の相手が、自分が認めた男であったとしても、悔しがらずには居られない。……実に難儀な事だ。
「まあ、取りあえず」
そうしてキリヤは空になっていたヴォルグのタンブラーに酒を注ぐと、それをヴォルグに手渡した。
「今は邪魔しないであげましょうよ」
「お前さんは優しいなあ。こんなおっさん相手によぅ」
親として苦しい立場にあるヴォルグを労う様にキリヤは微笑んだ。そんな優しさが心に沁みたヴォルグは注がれた酒を一息で呷り、再びくだを巻き始める。
「おら、お前も飲め」
「……飲んでますってば」
キリヤはヴォルグの心を真の意味では理解していない。結婚経験がある訳でも、子供が居る訳でも無いキリヤにヴォルグの心が解かる筈も無いのだ。
……でも、出来るならこうはなりたくない。
それだけはキリヤにとって嘘偽り無い思いだった。
――更に数時間経過
勇者亭に帰ってきてからもう時計の長針が三周はしただろうか。宴はもうお開きに近かった。
ふと気が付いて周りの様子を見渡せば、先程までは確かに居た面子が消えている事に気付かされた。
「何か、皆居なくなって静かになったな」
明らかに熱が冷めつつある光景だった。
飽きる事無くシオンに絡み続けていたマオはシオン共々何時の間にか居なくなっているし、エルウィンは先程駆け込んだトイレから未だに出て来て居ない。そうして、カイネルとブランネージュはほんの少し前に勇者亭を出て行ってしまったのだ。
その場に残っているのは黙々と酒を消費し続けるクピードと、片付けの準備に入り始めたヴォルグとピオス。そして、明らかに気分が悪そうな青い顔をしたソウマとその横に座る自分だけだった。
「ぅ…ぐ、うう……っ」
「ソウマ……平気か?」
「そう、見えるっ……か?お前、には」
苦しそうにしているソウマは間違いなくギリギリの所に居るとキリヤは瞬間的に判った。どうやら、完全に酒量を超えてバッドトリップの領域に入ってしまっているらしい。
キリヤの行動は早かった。
「トイレで、イジェクトしてこいよ。気分が悪いならさ」
「やっぱ……そうした方が、良いのかな」
「いや、そう思ったんなら迷わず行けよ。我慢したって誰も褒めてくれないぞ?」
キリヤの言う事は正論だった。もう何かを言う気すら失せたソウマは自分の胸を擦りながら危なっかしい足取りで自分の席を離れた。
「やれやれ……昔とは逆で手が掛かる奴になっちまったなあ」
ほんの一年前はソウマが居たポジションこそがキリヤの立ち位置だった。だが、多くの戦いを経て成長したキリヤはソウマを追い越してしまったのだ。それ故に、背負い込まねばならない気苦労が増えてしまっている。
キリヤ本人にとってそれは喜ばしい事では無かった。
「う、うぷっ……」
そんな事を考えていると、青い顔を通り越して土気色した顔のソウマが戻って来た。
「随分早いな。もう済んだのか?」
「むっ…っ、し、使用中」
「何だって?」
本当は胃にあるものを吐き出したいソウマだが、残念ながらトイレは使用中だったので泣く泣く引き返してきたのだった。
キリヤが知る限り、最後にトイレに駆け込んだのはエルウィンだ。それが未だに出てきて居ない事を考えれば、彼女はトイレの中で眠りこけているのかも知れなかった。
「?……どうかしたのか」
「あ……ソウマが気分が悪いって」
「何ですって?」
流石に異変に気付いたのだろう。ヴォルグとピオスが声を掛けてきた。
「い、や……未だ、平気……っ」
ソウマはそう答えるだけで苦しそうだ。見るからに全く大丈夫ではなかった。
「おいおい、ソイツの顔色は危険だぞ。さっさとトイレにでも……」
「それが、今使用中らしくて、どうしようも」
「何!?……エルウィンの奴、中で寝てやがるな」
クピードの言葉に困った様に返答したキリヤ。どうやらクピードも同じ結論に至ったらしい。だが、至った所でどうしようも無かった。
ソウマの胃の内容物は着実に食道を昇って来ている。トイレの解放を待つ前に堰は決壊してしまう事だろう。キリヤはほとほと困り果てた。
「まったく、仕方が無い奴だな。……キリヤ、済まんがソイツを宿舎に連れて行ってやってくれ」
「宿舎って……此処の裏手でしたっけ」
「そうだ。そこにもトイレがある。吐くならそこにしろ」
……つまりそれは、吐くならそこで。最低でも外で吐いて、此処では吐くなと言う意思表示に他ならない。キリヤは引き受けたくなかったが、ソウマを見捨てる事だけは出来なかった。
「わ、かりました……」
「ほれ、部屋の鍵だ。……ピオス!そいつに胃薬を持たせてやれ」
「ええ。……これを。吐いた後に飲めば明日が違いますよ」
ヴォルグから部屋の鍵、ピオスから胃薬を受け取るとキリヤはソウマの手を引きマッハの速度で外に出て行った。
「……ったく。あんなんで大丈夫なのか?あの新入りは」
「まあ、団長。此処は時間を掛けてゆっくりと頼もしくなって貰いましょう」
「そうだぜ。最初は誰だってあんなもんだろ」
消えたキリヤとソウマを見てヴォルグは心配になった様だが、ピオスもクピードも暖かい目でそれを見守ろうとしている。大人達には大人達なりにそれぞれの考えがあるらしい。
「しっかし、侮れないのはキリヤの方だな。アイツは俺以上に飲んでる筈なんだが」
「ええ。私も驚きました。殆ど素面ですよ?アレ」
「年端もいかない餓鬼だと思ったが、俺様の酒量の上をいかれるとは……いやはや」
そしてそれ以上に、ヴォルグ以下はキリヤの蠎蛇(うわばみ)っぷりに戦慄していた。
――勇者亭 敷地内
「もう少し!もう少しだから!気合で耐えれソウマ!」
「ぐっ、ぐぅぉ……っ」
キリヤはソウマの手を引きつつ宿舎を目指すが、その途中でソウマは限界を迎えてしまった。……最初からソウマを別のトイレに牽引するなぞ、無理な話だったのだ。
ソウマは全てを諦めた様に手を振って言った。
「いや……無理無理。もう無理」
「う、うわ……!」
キリヤは焦った。
……幾ら友人だと言っても、そのリバースの現場には立ち会いたくない。
そんな事を思いながらもキリヤはソウマを物影へと誘導し、黙ってその背中を擦ってやった。
――暫くお待ち下さい
「……で、気分は良くなったのかよ」
「少しはな。……でも、未だ気持ち悪」
胃の内容物をぶちまけて、多少顔色が良くなったソウマだったがバッドトリップは解消されていない。寧ろ、新たな嘔吐感がソウマを襲っていた。
「じゃあ、続きはトイレでやってくれ。……な」
「ああ。……しかし、お前は何時の間にそんな大酒飲みになっちまったんだ?」
「……飲みが無い時でも、日頃から竜泉酒で鍛えてるからな。糞不味いけど」
自分が悪酔いと格闘している時に平静を保ち続けるキリヤが放った言葉がソウマの脳味噌を揺さ振った。
「お前、その裡肝臓壊すぞ?」
「ハハハ。今ならコウリュウの爺様にだって勝てそうだよ」
「そりゃ、良かったな」
ソウマはそんなキリヤの言葉は文字通り他人事だった。今は一刻も早く胃腸の不快感を取り除き、部屋で休みたかった。
「……ハア。終わった」
明らかに貧乏籤を引いた気がするキリヤはミッションが終わった事を自分の中で確認して少しホッとした。ソウマに鍵と胃薬を渡して宿舎のトイレに打ち込んだ後にやっと訪れた静かな時間をキリヤは堪能したかったのだ。
……良い夜だった。時折、雲の切れ目から月明かりが差して辺りを仄かに照らし出す。吐く息はほんの少しだけ白くて、虫の声すら聞こえない静けさ。こんな夜は深夜徘徊にうってつけなのだが、今のキリヤにはそんな元気は無かった。
「ったく……何つーか、もう……!」
誰も周りに居なくなった事で漸く自分の真なる心を曝け出せる様になったのだろう。キリヤは案の定、憤慨していた。
「今日はもう大人しく寝ててくれよ、ソウマ……!」
自分がシルディア周遊の旅に付き合わせた事自体が失敗だったのかも知れない。……そう考えても後の祭りなのだが、これ以上世話を焼きたくないキリヤはソウマを安らかな眠りの内に引き止めたかった。
……否、この際寧ろ永眠でも構わないと本気でキリヤは思ったのだった。
そして、それから凡そ十数分が経過して、キリヤはやっと空いた自分の両手を見つめて大きく息を吐き、そして安堵する。
今日に限ってはもうこれ以上、ソウマが何かをする事は無さそうだった。
「……悪い奴じゃないんだけどなあ」
ソウマが悪人では無い事はキリヤ自身が良く知っている。寧ろ、自分の方がよっぽどの悪人だと言う事もだ。
しかし、ソウマは悪人ではないが聡明では無い。その一点については幾らか自分の方が優れているとキリヤは本気で思う。今日の一件を総合的に見ればそれは明らかだった。
だが、所詮それは自分の中での勝手な評価だと言う事もキリヤは気付いていた。
「考えた処で、空しいだけか」
それが正解に最も近い答えだ。
少し自嘲気味に笑い、キリヤは宿舎を離れて勇者亭に戻る。
「……ん?」
その途中、キリヤは行きは気付かなかった連中に気付く事が出来た。
「ブランネージュ?それに、カイネル?」
薄暗がりで視認は容易ではなかったが、二人とも容姿が特徴的なのでキリヤには判別が付いた。二人は何かを話している様だ。こちらには気付いていない。
「なっ……」
目が慣れてきて、二人が何をしているか漸く判ったキリヤは絶句した。二人が宴会を早々に切り上げた理由が判った気がした。
「んっ……兄さん……」
ブランネージュは兄であるカイネルの胸に顔を埋めて悶えていたのだった。
「うわ」
中々に刺激の強い光景が展開している。クールガールの代名詞が自分のお兄ちゃんに抱き付いてハアハアしていると言う事実はキリヤの中に何とも言えない甘酸っぱい背徳感を生じさせた。
「・・・」
カイネルは悶える妹を尻目に、何も言わずブランネージュを抱き締めている。
最早、言葉など必要が無いほど二人の絆は強固なのだろうか?……否、きっと強固なのだろう。キリヤは勝手にそう思った。
「もっと……ギュって、強く抱いて。兄さん」
「これでは未だ足りんのか?アイラ」
「全然足りないわ。今迄離れていた分……兄さん分を補給したいのよ」
「今、この場で全てを満たす必要は無いと思うがな」
カイネルは妹の注文通りに抱擁をきつくしてやる。少しだけブランネージュは苦しそうな声を出したが、次の瞬間に聞こえてきたのは悩ましい吐息だった。
「っ……ふっ、んん、ん……♪」
聞いているだけで何かを催してくる様な官能的な息遣い。キリヤの視線はイケナイ事に興じる兄妹に釘付けだった。
「随分と露骨だな、アイラ。お前、そんなに俺に逢いたかったのか?」
「聞くまでも無いでしょう?……ずっと、寂しかったんだから」
カイネルあんさんは妹とは対照的に冷静な振る舞いを見せている。意志が固いのか、それともこう言う場面にはもう慣れっこなのかは判らない。
だが、ブランネージュの吐いた寂しいと言う言葉を反芻して少しだけキリヤは彼女の気持ちが解かった気がした。ブランネージュはヴァレリアをずっと離れていたのだから、今の様にカイネルと逢うのも数ヶ月……否、もっと久し振りなのかも知れなかった。
彼等がどれ程深い関係にあるのかは未だ完全には読み取れないが、ブランネージュはずっと、それこそリーベリアに救援としてやって来て働いていた時にも兄への想いを内に飼っていたと言う事は間違い無い。
……自制が利かなくなるのも納得だ。彼女もまた若い婦女子であるのだから。
「そうだな。……本当を言うと、俺もお前の事は言えない」
「兄さん?」
「おっ?」
カイネルが動いた。キリヤは少しでも近くで見ようと物陰から身を乗り出す。
「俺も、アイラに触れたかったよ」
半ば殺し文句の様な台詞があんさんの口から飛び出す。カイネルはブランネージュ……否、アイラへの抱擁を解いて、その顎に手を添えると自分の方へと向かせた。
……何とも生臭い台詞だ。逢いたい、では無くて触れたいと来た。空気がべた付く程に甘ったるいのは間違い無く気のせいでは断じて無い。
「……嬉しい」
アイラはその台詞にやられてしまったのか、一言呟くと兄の顔をじっと見た。
「お、おお!?」
そうして彼女は背伸びしてほんの少しだけ唇を突き出す様な格好を取った。頭二つ分は大きなカイネルにはそれでも届かないが、カイネルはその妹の動きにあわせる様にちょっとだけ身を屈めた。
――そこ迄イってしまわれておられのですか
キリヤは揺れる二つのシルエットに引き寄せられる様に更に一歩歩を進める。何が目の前で行われているのか確かめずには居られなかった。
……だが、その行動が命取りだった。
――ガサッ
「ぬっ」「ふえっ!?」
「げえっ」
……しまった。そう思っても手遅れだった。身を乗り出しすぎて足元が疎かになってしまっていたのでキリヤはこの重要な局面で物音を立ててしまった。
「「・・・」」
「あいたたたた……」
貫通効果を秘めた絶対零度、且つ麻痺しそうな斬りつける刃の様な視線がダブルで飛んできた。
憎悪を超えて殺気すら見え隠れするそれには虹の心剣士も竦みあがった。
「チッ……水を差されるとは」
「邪魔は入らないって思ってたのに、もう」
行為を中断させられた二人は揃って肩を落とす。やっと二人っきりになれたと思っていたらこの仕打ち。キリヤに見つかった兄妹はひたすらに運が悪かった。
「場所を移すか。此処ではどうも、な」
「仕方無いわね。……私の部屋、来る?」
「……構わんのか?」
「兄さんなら、何時だって歓迎するわ」
「そうかい」
「……うん」
何やら一頻り喋った後のカイネルとアイラは手を取り合って何処かに行ってしまった。その場を去る瞬間、二人はもう一度傍観者の方を見たが、その視線には最初とは対照的に何の感情も見受けられなかった。
「……バレたかな?俺だって」
寿命を数分間縮めたキリヤが大きく息を吐いた。覗く気は無かったが、結果的にそうなってしまった事について、もう議論の余地は無い。そして、若し彼等が根に持つ様な性格だとしたら、非常に危険な事になるだろう。
顔が割れていた場合、最悪明日は月下乱舞とフリーズが飛んで来る事になる。それはキリヤにすれば有り難くない。
「……しかし、惜しかった。もうちょっとで、なあ」
そんな現状に在って、キリヤは全く懲りていなかった。
少し、寄り道してしまったがキリヤは起こった事の一切合財を頭の隅に寄せて、勇者亭に戻った。
「……アレ?」
だが、中に入る前にキリヤは勇者亭から灯りが消えている事に気付かされる。
……もう、皆出掃ってしまったのだろうか?
キリヤは店の正面から中に入る。幸いにも鍵は掛かっていなかった。
中は火が消えた様に真っ暗だった。只一つ厨房を覗いては。そこにはヴォルグが一人残り、ゴソゴソと何をしていた。
「ヴォルグ」
「ん?……キリヤか」
カウンター越しに声を掛けるとヴォルグの声がした。暫く待っていると、ヴォルグは帰り支度を済ませたと言った感じで現れた。
「今日はもう看板なのか?」
「ああ。宴会もさっき終わった。俺も、今日は帰って寝る事にする」
「そっか」
ソウマを送っている最中にこっちの方はとっくに終わっていたらしい。ヴォルグが残っていた最後の一人だ。戸締りか何かをしていたのだろう。
「お前さんは……そうか。宿を別に取っていたんだったな」
「ああ。……にしても、随分と汚したね。流石と言うか、何と言うか」
「全くだ。片付ける方の身にもなれってんだ」
ヴォルグに対してすっかりタメ口に落ち着いたキリヤは店の惨状に顔を引き攣らせた。
彼方此方に食べ物のカスや酒瓶が転がっている。酒場としては衛生面で失格だった。
「流石に今日は何もする気になれん。明日に持ち越しだ」
「通常通りに開店出来るの?」
「ま、無理だろうな。起きれる気がしねえ」
流石のヴォルグも酒を残してしまっている様だ。だが、そんな所が道楽商売の強み。普段から客がいない勇者亭だからある程度の適当はこの際許されるのだ。
「……じゃ、俺は帰るわ。またな、キリヤ」
「え、ええ。お疲れさん」
そう言ってヴォルグは店を出て行ってしまった。キリヤは完全に灯りの消えた暗い店内に一人だけ残された。
「あ、あれ?俺、独り?」
その独白に答えるものは居ない。
……と、言うか俺は此処に残っていて良いのだろうか?そんな疑問が頭を過ぎったがキリヤは直ぐに思考する事を止めた。
「……ふう」
キリヤは自分の定位置である馬鹿でかい蓄音機の隣に腰を下ろすと、ソウマが飲み残してそのままにしていた酒を自分のタンブラーに注いでそれを呷った。
「騒がしい一日になったけど、まあ」
それも悪くは無かったと今日一日を振り返り、零す。
……久々に出会えた懐かしい面々。旧友のソウマと街を巡り、その一方でシオンの信頼度を下げつつ、カイネルとブランネージュの面白いやり取りだって目に出来た。
部外者である事は変わらないが、それでも宴会に参加出来た事は無駄にはならなかった。
「明日からも忙しそうだよな」
自分がここに留まる限りは、今日の様な事は頻繁にあるのだろう。当事者としてではなく、傍観者としてその始終をニヤニヤしながら眺めるのはきっと楽しいに違いない。
キリヤはそれを本気で楽しみにしている。
「でも……」
だが、キリヤには今、それ以上に自分を突き動かすモノがある事を知った。そうして、タンブラーの中身を空にするとキリヤは席を立つ。そうして、テーブルに置かれたキャンドルの一つに火を点けた。
「……片付けよう」
この店の状況が気になって仕方が無い。キリヤは誰に頼まれた訳でもなく、勇者亭の掃除を始めた。
――俺、何やってんだろう
片付けの最中、キリヤの頭には常にそんな声が鳴っていたが、彼はそれを考えない様に努めた。考えたら終わってしまうからだ。
――数十分後
「もう、これ以上は弄れないな」
表面上は粗方片付けたキリヤはこれ以上手を出すとヴォルグに怒られかねないので手を止めた。そうして、もう本当に自分に出来る事が無い事を確認すると、キャンドルの火を消して今度こそ店の外に出る。
「……っはあ」
ドアにクローズの板が掛かっている事を点検した後にキリヤは入り口から離れ、そして懐から何かを取り出した。
瓢箪で作られた器だった。その天辺にある栓を抜いて、中身の液体をゴクゴク、と喉を鳴らして飲んでいく。
「……不味い」
酒を調合して作られた仙女の秘薬。味の不味さに比べ、滋養の効果は非常に高く、キリヤが常時手放せない酒だった。
抜けてしまった酒精を再び入れる様にそれを飲んだキリヤは胃に落ちた液体が熱を放っている事を感じながら、竜泉酒を懐に仕舞った。
「俺も帰るかな」
良い感じの疲労感が体を包んでいた。酒によって暖かくなってきた体を解しながら、キリヤは家路に就こうとした。
これ以上、彷徨った所で暇潰しの種は落ちていないだろうし、今はそれよりは徐々に体を蝕む睡魔の方が重要だったのだ。だから、キリヤは自分の滞在する宿に戻りたかった。
……だが、そうは問屋が卸す筈も無く、今日最後のイベントがキリヤを待っていた。
『――、――……っ』
「……?」
家路への一歩を踏み出す。……その一瞬前に誰かの話し声が聞こえて来た。
「何だ?」
勇者亭裏手の桟橋の方からだった。キリヤはその話し声に興味を持ってしまった自分にハッ、とした。
「……っ」
もう時刻は真夜中だ。本当なら、そんな雑多な事象には取り合わず部屋に帰って寝たいキリヤだったが、内に涌いた好奇心には抗えない。
……こう言う場面は常に首を突っ込みたがる自分の性分が恨めしいキリヤだった。
「今度は何のイベントだ?」
迷いは一瞬だ。キリヤは先程のカイネル達の時の教訓を生かし、身を隠せて尚且つ、退路が確保されている場所に陣取る事を決めた。
もう、何が来ても驚かない。キリヤは覚悟を決めると、その人物達の姿と声が確認出来る場所へと移動する。
「っ」
そうして、その人物達が誰だか判った時、キリヤは息を呑んだ。
「シオンに……マオ」
酒場から何時の間にか居なくなっていた二人が何かを話していた。
885 :
862:2007/12/15(土) 13:20:48 ID:CLHEExD3
すいません。一端切ります。
スレ容量は大丈夫でしょうか?
乙。続きが気になるが、それは次スレ?
492KB
888 :
862:2007/12/15(土) 18:51:34 ID:CLHEExD3
書きこめなくなりそうなので続きは次スレが立った場合、そこに投下しようと思います。
長駄文失礼しました。
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