【シティーハンター】北条司作品エロパロpart5【AH】

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938名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 00:47:10 ID:FrStc95U
937はリンク貼ってもらえなかったサイトマスターかw
乙w

あの程度の隠し方ならちょっとググれば方法見つかるだろ。
教えてチャンに甘くないのはむしろ2ちゃんの伝統じゃねーの?
939名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 01:01:22 ID:LNGjexj7
>937
あんなジャンル指折りのドキュソにかかずらわなくても
940名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 01:11:14 ID:LNGjexj7
>>938
ああそうだね
LINKページのソースの一番下にURLが書いてあるなんて
口が裂けてもいえないよね
941名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 01:13:30 ID:AHtZOVQ6
産め
942名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 07:21:45 ID:A9lP2Vn8
楽しそうじゃのぉ〜
ワシも仲間に入れくれんかのぉ〜
by 教授

943名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 07:45:10 ID:UWetSKeJ
>942
あ、ジャンルの長老だ
おひさしぶりでございます
944名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 08:41:39 ID:A9lP2Vn8
>>942
お〜!ワシも有名になったもんじゃのぉ〜

やはり、CHエロパロと言えば?



…このワシじゃのぉ〜
945名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 08:43:31 ID:Q6znl8RT
>944
あなた様におかれましては
2001年の難民スレでの存在を確認しております
946名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 09:10:57 ID:Aawfljtw
947名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 09:19:09 ID:A9lP2Vn8
あれから早六年…


ワシはいったい今何才なんじゃ〜〜〜
948名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 11:55:53 ID:mb/hjJjv
>947
何歳なんですか?
949名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 17:31:36 ID:+E4okEfE
次スレいついく?
950名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 18:55:17 ID:nLzQkC41
そろそろ作っておく?
もう950だしね
951名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 08:56:51 ID:bA4pqoYz
>949、>950、勝手にしろ
そんなことで欄をムダに使うな。
952名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 13:43:33 ID:PlFwITJV
>>951
勝手に立ててスレ重複するよりは良いと思うが
953名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 16:18:06 ID:Kz4Xf2Wc
埋め
954名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 17:29:24 ID:bA4pqoYz
>>952
どっちもどっちだ
955名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 21:48:46 ID:w2QQLW+V
また空気悪くなってきたね
956名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 23:07:48 ID:cUydRSei
欄とか言ってるから新参かKYかどっちかじゃね?
957名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 16:48:13 ID:5uhpLrVt
>>956
君もそうだろ?
958名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 04:47:02 ID:Nop3A/ic
hossyu
959名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 17:42:54 ID:+v1ndtqf
>>888
辺りに戻ってくれ
960名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 20:44:14 ID:UC5gGzRJ
>>923
なぁ、このStill Loveってサイト、エロパに宣伝したんすのォ?
前代未聞
961名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 22:37:49 ID:1fNnXocL
>960
何と見事な工作員
962名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 22:52:18 ID:UC5gGzRJ
>>961
おまえってバカ?
963名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 22:56:06 ID:1fNnXocL
真性の馬鹿にバカと言われると感慨深いものがある
964名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 23:31:19 ID:UC5gGzRJ
>>963
可哀想な奴
965名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 02:27:55 ID:V9OpXr5Y
UC5gGzRJの見事な特攻ぶりに吹いたw
エロパってなにエロパってw
966名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 06:44:37 ID:nbV4IJp/
…そんなことどーでもいいと思うよ〜
神を待つのみ!
967名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 22:16:08 ID:nXJj2kT4
>>965って、ひょっとして そのサイトのマスターかもな
968Secret:ver. Ryo 1:2007/09/27(木) 01:09:47 ID:5BeJzlHb
スレ埋めついでに投下させていただきます。
撩×香ですがそんなに甘くなくてスミマセン。

  ★★★★★

きっかけがどんなことだったのか記憶にない。
こんな不毛な関係がどうして始まったのか。
きっと、それは些細なことだったのだろうけど。

真夜中、俺が夢の入り口をさまよっている頃
いつものように香がやってくる。
昼間の快活な笑顔とは別人のような
憂いを秘めた、女の顔をして。

「来いよ」
と呼べば応えるようにベッドのそばに近づく。
そして、どちらからともなく唇を交わす。
舌先が歯列に触れれば、躊躇うことなく口腔を明け渡し
素直に舌を絡ませてくる。
そしてその手は首筋――鎖骨――胸板を滑り落ち
剥き出しの――寝ているときは素っ裸だ――俺自身へ。
香の華奢な指が肉茎へと絡み、やわやわと触れた。
それだけで硬さと熱を増していく。
「触ってくれるだけなのか?」
と言えば香はそれを捧げ持つように手に取ると
その先端をおずおずと咥えた。
そしてゆっくりと奥まで呑み込んでいく。
先端が喉の奥に触れた。
香は懸命に舌を絡ませる。
くうっ、と吐息が漏れる。
最初のうちはまだまだつたないものだったが
香が俺のものを咥えている、という淫靡な光景だけで
躰の中心から熱くなっていった。
969Secret:ver. Ryo 2:2007/09/27(木) 01:11:46 ID:5BeJzlHb
くしゃり、と香の髪を撫でると
それが合図のように彼女は口を離した。
そのままベットの上に導き、接吻を繰り返す。
片手で癖のある髪を弄びながら
右手だけでボタンを外していく。
色気の無い夜着の下に潜んでいたのは
「紫か・・・」
黒いレースに縁取られたロイヤルパープルの下着は
その中心がはっきりと隆起していた。
先端を布の上から舌でつん、と突つく。
「はぁっ」
と吐息のような嬌声がこぼれた。
もっと声が聞きたくて、布越しに甘噛みした。
サテンの紫色が唾液で一層濃くなる。
ブラジャーの肩紐を落とし、もう片方の乳房を露出させた。
片手でふくらみをこねるように撫でまわしながら
双丘の一方には直接の刺激は与えられない。
「あぁん、お願い、直接・・・」
普段の香からは想像できないような懇願をされるが
乳房をまさぐっていた手をそのままもう一つの下着の上に落とす。
970Secret:ver. Ryo 3:2007/09/27(木) 01:12:32 ID:5BeJzlHb
「濡れてる」
布地の上から裂け目に指を這わすだけで
その下がしとどに濡れているのが感じられた。
「香ちゃんたらおっぱい舐められただけでこんなになっちゃうの?
それとも、俺のを咥えてくれたときから?」
卑猥な言葉で羞恥を煽る。
それこそ普段ならハンマーを落とされかねないが
今の香はただ頬を朱く染めながら
恥じらいと媚態が綯い交ぜになった表情を浮かべていた。
ショーツの下に手を滑らす。
「やぁっ・・・」
拒絶の声も男の嗜虐心を煽りたてるものだと香は判っていた。
下着をはぎ取り、香もまた生まれたままの姿となった。
上辺だけの言葉と裏腹に、とろとろに蕩けた花芯は指の侵入を容易に受け入れた。
歓迎するように肉襞がうごめく。
俺の指先一つで香は乱れていった。昼間の彼女からは想像つかないほど
大胆に、貪欲に、淫蕩に。
内壁をひっかけばさらなる刺激を求めるようにぎゅっと締めあげた。
本数を増やし、バラバラに動かせば背筋がのたうつ。
指先が最も敏感な箇所に触れれば
「くぅぅん」と言うすすり泣くような甘い声を挙げ、軽い絶頂へと達した。
俺もそろそろ限界だった。
971Secret:ver. Ryo 4:2007/09/27(木) 01:13:55 ID:5BeJzlHb
ベッドの上に腰かけると、その上に香を座らせる。
そして固く張り詰めたものを香に触れさせた。
「ほら、お前が欲しかった物だ。お前が可愛がってくれよ」
「熱い・・・」
と呟きながら、香はそれを撫でさすると
自らの熱くたぎった箇所に導き入れた。
「撩の・・・おっきい・・・」
人並み外れた長大な努張をすべて収めると
その大きさを味わった後、ゆっくりと動き始めた。
腰を動かし、角度を調節してやると
「そう、そこ・・・はぁぁぁん」
可愛い声で啼く。
「香、気持ちいいか?」
「気持ちいいよぉ、撩の、――撩も気持ちいい?」
「ああ、最高だ」
そして、下から強く突き上げる。
俺の上で香が跳ねる。あられもない声を上げて。
「もっと、奥まで来てぇっ」
その声に応えてガツ、と子宮に達するほどに叩きつけた。
「あぁっ、リョウっ、きてっ、ひゃぁん、あぁっ、リョオっ!」
喘ぎ声の切れ切れに俺の名を呼ぶ。その呼び声に快感が堰を切った。
「やっ、いっちゃう・・・あ、あぁぁあぁああっっ」
よりいっそうのきつい締め付けに欲望が爆ぜる。
最奥に吹きつけられる飛沫を受け止めると
香はぐったりと俺の胸板へ倒れこんだ。
だが、陶酔しきっていた神経が鋭敏さを取り戻すと
香はまた夜着をまといベッドを、寝室を後にするだろう。
そして朝になればまたいつものように寝汚い俺を起こしにくる。
いつもの快活な、穢れを知らない香の顔をして。
そしておれもまた、ただの相棒の顔をしてそれに応えるのだ。
今の関係を壊したくないから。
今の関係が壊れるまで。
972名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 01:17:17 ID:5BeJzlHb
   ★★★★★
Ver. 撩はひとまず完結です。Ver. 香の投下はまた次回。
濡れない文章でスマソ。
973名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 01:24:04 ID:5BeJzlHb
>>968です。
おもいっきりアゲちゃっててスミマセンでした。
初投下、初カキコということでどうかご勘弁を・・・。
974名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 05:48:39 ID:Par09gi5
>「香、気持ちいいか?」
>「気持ちいいよぉ、撩の、――撩も気持ちいい?」
>「ああ、最高だ」
>「もっと、奥まで来てぇっ」
>「あぁっ、リョウっ、きてっ、ひゃぁん、あぁっ、リョオっ!」
>「やっ、いっちゃう・・・あ、あぁぁあぁああっっ」

心に染み入らないものがあります。
Ver. 撩とVer. 香に分けるセンスも疑います。

所詮創作する器ではないというところでしょうか



975名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 15:03:25 ID:vuzrR1YK
なにこの人また添削しにきたの?
976名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 15:36:08 ID:QQZylg51
>>974← 絶対こうゆう奴が現れるんだよな
977名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:39:28 ID:BJTom4Gq
>972-973
d!GJ! 続き待ってます。
978Secret:ver. Kaori 1:2007/09/27(木) 22:38:45 ID:rTzUWO27
撩Ver. の続きになります。どぞ。

  ★★★★★

こんなこと、誰にも話せない。
撩のいない夜、彼のベッドで淋しさを紛らわしているなんて。

毎夜のように撩に愛されるうちに、彼無しでは体が疼くようになっていた。
たとえ、愛されているのが体だけであっても。
シーツにくるまり、枕に頬を寄せればまるで撩に抱かれているような感覚を覚える。
(撩の・・・匂い)
しかしそれは渇望を満たすものではなく、よりいっそうの欲情を煽る。
茂みを掻き分け、秘唇の奥に指を伸ばせば
――もう、こんなに・・・?
そこにいるはずのない撩を迎え入れるべく、蜜を滴らせていた。
それは偶然だったのか、それとも意図したものだったのか
指が蜜壺の中に潜り込む。
彼の長く太い指には劣るものの、与えられた刺激を逃すまいと
内襞はぎゅっと自らの指を締め付けた。
「あっ、いや・・・」
979Secret:ver. Kaori 2:2007/09/27(木) 22:40:32 ID:rTzUWO27
いつからだろうか、
撩に抱かれたい、女として愛されたいと思うようになったのは。
それは最初、夢見がちな処女の密やかな欲望でしかなかった。
それが堰を切ったのは、撩の想いを知ったとき
「愛する者」とあたしを呼んだとき。
――だが、それは許されないこと。
判っている、撩が今もあたしのことを表の世界に返そうとしていること。
それゆえ、想いを打ち明けても決してあたしに触れようとはしなかった。
あたしも、自分が撩のパートナーにふさわしくないことは判っている。
でも――この愛とも情欲ともつかない想いを抑えることはできなかった。
撩に抱かれてしまえば、愛されてしまえばきっと彼を縛りつけてしまう。
だったら愛さなければいい。
一夜だけの恋人を演じればいい、毎夜のように。
それが明日も続くという保証はどこにも無い、
ならばいつか来る別れにも平気な顔ができる――

「んっ、はぁんっ」
だから、こんな姿を見られてはならない
撩を求めて悶えるあたしの姿を。
980Secret:ver. Kaori 3:2007/09/27(木) 22:42:16 ID:rTzUWO27
静かな寝室に淫らな水音だけが響く。
だがあたしのつたない指では撩の与えてくれる快楽には遠く及ばない。
(んんっ、もっと・・・)
パジャマのボタンの隙間から手を伸ばし、すでにむっちりと密度を増した乳房をこねる。
渇望とわずかばかりの快楽に妨げられながらも、懸命に撩の愛撫を思い出す。
(あの大きな手で包み込んで、強く揉みしだかれて、
膨れ上がった先端を手のひらで押しつぶされて・・・)
そして二本の指は奥へと伸び、親指は花弁の奥の肉芽を探し求める。
さらなる快感をねだるように肉襞がざわめき、纏わりつく。
指先がざらついた天井に触れた。
乳房をまさぐる手がその突端を指で挟みこむ。
花芽に添えられた親指をそっと押しつける。
そうすれば機械的な快楽が与えられる、心までは満たされなくても
少なくとも体の疼きだけは散らすことができる。
そうしたらベッドから出て、シャワーを浴びて部屋に戻ろう。
そして何事もなかったように朝帰りの撩を叩き起すのだ――
(あぁっ、リョオ!)
膣内のもっとも敏感な箇所を引っ掻こうとしたそのとき、その手が止められた。
981Secret:ver. Kaori 4:2007/09/27(木) 22:43:55 ID:rTzUWO27
「りょう・・・」
行為に没頭しすぎて彼の帰還に気づかなかった。
そのがっちりとした手が、あたしの淫らな手首をがっちりと掴んでいたのだ。
羞恥で全身が真っ赤になるどころではない。この場から消えてしまいたかった。
最も見られたくない姿を、あさましい女の姿をその眼で見られてしまったのだ。
撩の与えてくれる以上のものを求めまいと心に決めたのに。
撩は何も言わなかった。無表情のままパジャマのズボンとショーツを下ろした。
そして、股ぐらに顔を近づける。
ぴちゃ、と柔らかなものが秘裂に触れた。
自慰によってこぼれた滴を撩が舐め取る。
それはいつもの貪るような愛撫とは違う、まるで動物が傷口を舐めるようなそれであった。
そして肉の飢餓感だけでない、満たされるものを感じていた。
982Secret:ver. Kaori 5:2007/09/27(木) 22:45:14 ID:rTzUWO27
溢れ出たものを綺麗にすると、内奥の蜜をも掻き出そうかと舌を滑り込ませた。
「んんっ」
「もっと声出せよ、いつもみたいにさ」
撩の舌はすでに赤く充血して露出したであろう芽をつついたと思えば
再び胎内へと潜り込み生き物のようにのたうつ。
ぬちゃぬちゃっ、と唾液と混じり音を立てる愛蜜は自分の指によって湧き出たものか
それとも撩によって湧き出されたものなのか判らなくなっていた。
思わず撩の髪に手が伸びる。癖のある固い髪、それを掻きむしる。
だが、快楽に己を手放すわけにはいかない。
今のあたしは淫蕩を装っていた夜のあたしではない。
初心で、潔癖で、臆病ないつものあたし自身、
今の関係が壊れることを恐れている槇村香なのだから。
だが、相手はそんなあたしの心はともかく躰だけなら知り尽くしている撩、
舌先だけであたしを快楽の一歩手前にまで押し上げてしまった。
983Secret:ver. Kaori 6:2007/09/27(木) 22:46:48 ID:rTzUWO27
「香、俺が欲しいか?」
目の前には撩の貌。少し眉根を寄せ、真っ直ぐにあたしの瞳を見つめる。
こんな撩の表情を今まで見たことがあっただろうか?
ここで撩を受け入れてしまっては、ありのままのあたしが撩に抱かれてしまっては
もう元には戻れなくなる。だがそんな心と裏腹、撩によって女にされたこの躰は
一刻も早く撩を迎えたがっていた。
「・・・欲しいわ」
ありったけの理性を掻き集めて、娼婦のあたしを演じてみせる。
その答えに、ゆっくりと撩のものが突き立てられていく。
己の指では到底およばないその圧倒的な存在感に、躰は正直に歓喜する。
だが、根元まで埋められると、
「欲しいのはこの躰だけか?」
先端を残して引き抜かれる。さっきまで快楽の予感にうちふるえていた肉襞が
ありもしない撩を締め付けるようにぎゅっとわなないた。
「俺は・・・お前が欲しかった!」
「ひゃぁっ」
最初の緩慢さから想像もつかない勢いで突き上げられた。
「身も心も!お前に愛されたかった、愛したかった!想われている自信があった。
俺が望んでいるように、お前もそれを望んでいるっていう自信も!」
欲望と共に叩きつけられるのは、撩の真意。
「でも・・・っ」
あたしの臆病な言い訳は与えられる刺激に飲み込まれ、粉々に砕かれた。
「お前はそれを拒んだ!」
最奥に打ちつけられ、全身に電流が走る。背筋をのけぞらせて、
よりいっそう中を締めあげてもそれは徒に撩の硬度を増すだけだった。
なおも撩の抽送は止まなかった。
984Secret:ver. Kaori 7:2007/09/27(木) 22:48:36 ID:rTzUWO27
「お前だけは身も心も愛したかった。割り切った抱き方だけはしたくなかった。
一つになりたかった」
切れ切れの意識の向こうに撩の叫びが聞こえた。
一度達した躰を撩は責め続けた。過敏になった躰は撩の動きの一つひとつに
揺らされ、乱され、翻弄される。そして次なる快楽へ――
さっき以上の絶頂へと追い詰められていった、己の意志とは関係なく。
「朝になっていつもと変わらないお前を見るたびに不安になった、
昨夜のことは夢だったんじゃないかと。
いくら抱いても埋まらない距離がもどかしかった」
「りょう・・・」
彼の姿がぼやけて見えた。汗・・・?
(あたし、泣いてる・・・?)
撩に抱かれて涙を流すのは初めてだった。
985Secret:ver. Kaori 8:2007/09/27(木) 22:49:44 ID:rTzUWO27
「香・・・」
激しかった抽送が止み、撩の唇が涙をぬぐった。
そのとき、胎内に収められた撩の存在感に気づかされた。
熱く、巨大な塊。それがあたしの中を裂こうとばかりに圧迫する。
だがその侵入者を媚肉は優しく迎え入れていた。
まるで互いのために誂えられた刀と鞘のように。
今、あたしたちの躰は一つになっている。
――なら心がバラバラなのはおかしいはず。
襞の一つひとつに力を込め、愛おしげに撩を包みこんだ。
「くっ・・・かおり」
「来て、撩」
再び撩が動き始めた。最初はゆっくりと、だが次第に勢いを増して。
二度と撩を離すまいと脚を絡ませればより深く穿たれる。
「あぁっ、撩、リョオ!」
「香・・・っ」
寝室に響くのは淫靡な水音と互いの喘ぎと、名前を呼ぶ声だけ。
986Secret:ver. Kaori 9:2007/09/27(木) 22:51:36 ID:rTzUWO27
肌と肌が密着し、汗と汗が溶け合う。
唇を重ね、吐息すら絡ませ合う。。
そして――絶頂の瞬間、二人を隔てる境界線すら溶け出したような気がした。

全身を弛緩させ、ぐったりしたあたしの耳元で撩が囁いた。
「身も心も俺のものになれよ・・・
俺はもうとっくにお前のものだから」
あたしはそのたくましい腕の中に閉じ込められた。
「朝までここにいろ」
――もう朝が来るたび、いつもの自分を装う必要はない。
ありのままの自分で、撩の腕の中で目覚めればいい。
あたしたちの関係は音を立てて壊れた。
そして、新しい関係が始まる。

  ★★★★★

お目汚し、失礼いたしました。
ところどころ前編のVer. 撩と齟齬があるような・・・
一度きちんと書き直したいです【泣】
987名無しさん@ピンキー
>986san
お疲れ様。かおりん、せつなす。