[QMA]クイズマジックアカデミーでエロSS!五回戦
>>前スレ654
512kBじゃなかったっけ。
まだ501kBみたいだから短文ならまだまだ行けると思われ。
というわけで
>>654に期待
・・・・・・と思ったら
ERROR:このスレッドは512kを超えているので書けません!
orz・・・
というわけで新スレ立てました。
新スレは500kBに達した時点で立てるってことでいいんでしょうか。
>>1 乙かれ〜そしてthx!
確かいつもは、500kbに到達する少し前で立ててたはずだ。(480KBぐらい?)
>>1 乙ルキアディア!
……ごめんなさい一度言ってみたかっただけなんですバールのようなものはやめt(殴
5 :
保守がてら:2007/04/10(火) 08:05:52 ID:W04y7wEp
「
>>1乙チンカラホイ!」
男子生徒の詠唱がクララの耳に入る。
咄嗟にスカートの裾を押さえ、周囲を見回す。
―――前から!? それとも後ろから!?
「やるやんか、クララ」
前の物陰から現れたのはタイガだった。
「タイガさん……」クララは驚きと、なかば呆れの混じった声で言った。
「まさか魔術まで使ってくるなんて」
タイガにスカートをめくられそうになったことは何度かあったが、その都度、ある種の偶然によってクララのショーツはタイガの目線に触れるのを拒否してきた。
だが、さっきの魔術はたしかに効いていた。スカートを手で押さえなければ、恐らく見られていただろう。
目的が達成できなかったにもかかわらず、タイガは不敵に笑む。
「おう。俺のテクニックが通用せんかったのはあんただけやしな。ちと本気出させてもろうたわ。……クララ!」
タイガはクララにびしっ! とばかりに指先を突きつける。
「あんたのパンティー、今日こそ見せてもらうさかい、覚悟しいや」
「ぱん……てぃーって……」クララの額から汗が流れ落ちる。今時ロマノフ先生だってそんな言葉は使わない。
「そんな、困ります……そんな事しても、みんなが悲しむだけですよっ……!」
「え、ほんまに?」頬を掻くタイガ。
「女子ってスカートめくられたら嬉しいもん違うん?」
クララはたじろいだ。―――この人は本気だ……!
「……とか、……とか喜んでてんけどなあ」
タイガは数名の女子生徒の名前を挙げたが、クララは聞いていなかった。
覚悟を決めたクララ。制服から短い棒杖を取り出すと、起動言語を唱える。
「リテラル・マジカル!」
棒杖は一瞬で不思議な形状の杖に変化する。二又に分かれた先端の間には、赤い球体がにぶい輝きを放っている。
杖を構え、その先端をタイガに向ける。
「タイガさん、通してください」クララは凛とした声で言った。「今は困るんです」
タイガの、今までの余裕綽々といった表情にわずかな綻びが生じる。
「私は乱暴は嫌いです。けど……」
タイガはたじろいだ。―――こいつ、本気や……!
その日その時、クララは必死だった。
なぜなら、はいていなかったから。
6 :
おっぱい体操の人:2007/04/10(火) 08:30:55 ID:g2k/IY9G
とりあえず後編は今週投下確定
で、次回のネタ
・アロエ開発ネタ
・マロン先生の性技に翻弄される誰か
・ユウきゅんはーれむのさらに続編
・おまいらが決めたカップリングを書いてみる
さあ選べ
どのみち一番下はいずれやる予定だけどね
>>1乙アロエディア!
>>5 クララがはいてないだと!け、けしからん!ハァハァ
>ぱいおつ体操の人
ネタを見た瞬間…下品ですが…その…
全部書いて欲しいと思いましてね…フフ…
・ユウきゅんはーれむのさらに続編
これをキボン
・セリオスとクララ
・レオンとクララ
希望…つか単なる趣味だ…
じ、じゃあ俺は女教師×クララ
ミランダ×ユウ
ミランダ×ルキア
ルキア×ユウ
この三つキボン
ユリがいればいいや。
14 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 23:34:33 ID:9QpCC4KY
僕は、レオン×クララが見たいなぁ。
クララ受けが見たいなぁ
前スレ
>>654に続いて垂れ流してみる。
・実はツンデレなサンダース、デレデレなシャロン
・胸がパットだったルキア
・ミランダの夫がガルーダと同類。
・サンダース、優勝したらデレたりする。
・アロエ、実は非処女かつエッチ大好き娘。
19 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 00:13:53 ID:4W0/i1Hf
意外とあんま無い奴が良い。
セリシャロとかレオユリとか。
即死回避を兼ねてネタ挙げてみたが…需要はてんでバラバラだなw
とりあえずシャロンとユウがルキアとミランダを陥落させる話はユウきゅんはーれむで出す予定
後は暇次第だな…果たして全部の需要に応えられるか?
どんな形であれ実用性は保証するよw
よーし、じゃあ後編投下するぞー
NGは前編と同じく「waxing and wanding」で
「ちょっとマラリヤさん、速いですよ!」
「アナタが遅い…言い出しっぺなのに」
「それは、そうですけど…」
同時刻、ユウとサツキが走り抜けた廊下に、人影が二つ。
猫のような足取りのマラリヤと、抜き足差し足のリエルです。
暗い廊下で今のマラリヤをシルエットだけ見ると、本当に等身大の猫のようにも見えます。
しかも窓沿いではないのにマラリヤはスイスイ歩いているわけでして…
今は目も猫目なんじゃないかとか考えてしまい、リエルはマラリヤの横に並べずにいました。
「とりあえず、さっき聞こえたすごい音の出所を突き止めないと」
「ああ…ユウくんは無事でしょうか…」
既に無事じゃないのですが、今の二人は知る由もありません。
むしろリディア先生の今の状況を鑑みると、知らない方がいいとも言えるでしょう。
「…それにしても…」
マラリヤは、ゆっくり辺りを見回して首を傾げます。
「何か匂わない?」
「んー…私は何も感じませんけど…」
日々怪しげな化学実験を重ねているので、嗅覚が鍛えられているのでしょうか。
マラリヤの足取りが、少し変わります。獲物を見つけた猫のような感じです。
「こっちからね…」
「あっ、待ってください!」
リエルも歩調を速めますが、足音が響かないように足を運ぶため、あまり速くなりません。
「あれはどうやって足音消してるのかなぁ、もう…」
廊下の暗闇でマラリヤの背中を見失わないように、リエルは必死に後を追いました。
「ん、んむぅ…」
『そ、そんなに強くしゃぶらないでぇ…!』
リディア先生はユウの股間に傅き、ユウのペニスを慈しむようにくわえ込んでいます。
知っているのか、本能なのか、ペニスに絡み付く彼女の舌は彼の弱点を的確に突いていました。
いつものぽわぽわした優しい先生というイメージしか持っていなかったユウは、
そのイメージとのギャップにも責められているようです。
「むちゅ、んんっ…」
『ふあぁん、そこ、そこぉぉ』
「ふぁい…ぁむ」
ユウが快感に声を上げると、それに操られるようにリディア先生が愛撫を強めます。
天国とも地獄とも形容し難いそんな悪循環に巻き込まれ、ユウは一気に高まりますが…
『あ、れ…?なんか…』
何故か絶頂には至りません。どうやら、ユウ自身の耐久力も上がっているようです。
今のユウは、少し腰に力を入れて我慢するだけで堪えられるようになっていました。
魔力も抜けてきて、頭も少し冴えてきます。それによって頭をもたげる、ほんの少しの罪悪感。
(でも…)
先ほど、ギブアンドテイクとリディア先生は言っていました。
それが何であるか、詳細は未だに分かりませんが、少なくともこのことではあるのでしょう。
それに、今のリディア先生に奉仕をやめる気配はないし、何よりユウ自身も…
(もっと、してほしいな…)
「ふぁぁ…」
ユウは、リディア先生の頭を優しく撫でます。先生は顔を綻ばせ、更に深くくわえ込んでいきました。
「うわぁ…」
「ここからね…」
何とも言えない匂いが二人を出迎えます。運悪く、折悪しく、彼女達も図書室へたどり着きました。
「何ですかこれ…」
「…………」
嗅いだことのない匂いに反射的に鼻をつまむリエル、対して自然体のマラリヤ。
「ええと…こっち…かしら…?」
直後、どこか夢見心地な口調で呟きながら、マラリヤはゆっくり奥へと進みだしました。
さっきの猫のような足取りと違い、少しフラついています。
リエルはそれを怪訝に思いながらも、鼻をつまんだ手を離さずに後を追います。
「…………」
「…………」
匂いに当てられて頭がぼうっとしているのかな、とリエルはそっとマラリヤの顔を見て…
「マラリヤさん、ちょっと!?」
その表情の変化に驚愕しました。いつもの無表情が、大きく崩れていたからです。
普段は何を考えているのか絶対に読み取れないその顔が、今は完全に情欲に染まっています。
リエルは大混乱。やにわに胸を突かれた時のような表情で、マラリヤを止めようとしますが…
「一旦ここから出ましょう!」
「ワタシは、だいじょうぶよ…」
「大丈夫じゃありません!それはお酒に酔った人の"私酔ってません"と同じノリです!」
片手が塞がっているために、うまく止められません。かと言って離すのも危ない。
リエルは息を止めると、鼻から手を離してマラリヤの両肩を掴み、全力で押し戻します。
「〜〜〜〜っ!」
しかし、マラリヤの体はびくともしません。
購買部の搬出入もこなしているリエルの腕力を以てしても動かないとは、凄まじい力です。
「っぷはぁっ!」
結局息が持たずに吐き出してしまい、反動で一気に空気を吸い込んでしまいました。
―くらり
途端、体から一気に力が抜けます。たたらを踏んだものの、倒れずには済みました。が…
(あ…)
思考が何かで上書きされていく感覚。さっきまでの驚きや不快感は嘘のように消え去り、
何やらわけのわからない、一言では形容しがたい感情が彼女を支配していきます。
平衡感覚が麻痺する恐怖。この匂いを嗅いでいることへの安心感。匂いの元への興味。そして、
「…あはぁ♪なんだか、おっぱいさわってもらいたくなってきちゃいましたぁ…」
被虐的な願望。
それを譫言のように呟くリエルの顔には、マラリヤよりも淫らな微笑みが浮かんでいました。
「ねぇ、ユウくん…は、はやくぅ…」
『どうしてほしい?』
「だから、そのぉ…」
『ちゃんと言わないと、挿れてあげない』
今までと違ういたずらっぽい感情に衝き動かされるまま、リディア先生を言葉で責めるユウ。
ペニスを割れ目にゆるゆる擦りつけながらのこのやりとりも、もう三回目になります。
発情したうえに魔力に当てられ、責められてよがりまくったリディア先生ですが、
実はユウと同様まだ一度も達していません。ユウが意図せず焦らしまくったおかげです。
そのため欲しくて仕方がないのですが、言葉にできません。
これだけ快楽に我を忘れていても、羞恥心というのはしっかり枷となるようです。
『おち○ちんを、お○んこに挿れてくださいって。ねえ、ちゃんと言って先生』
「ひゃぁん…!」
しかし、言葉でも責めでも、じわじわと催促を受け続けているリディア先生。
明らかに頭で考えていないユウの言葉は、しかしそれ故に相当な破壊力を持っていました。
最後の砦も、言霊に負けてゆっくりと壊れていきます。
「…ウ…んの…」
声が、理性の崩壊する音に聞こえます。リディア先生はその倒錯した感覚にゾクゾクしながら、
「ユウ、くんの…おち○ちんを…お○んこに、挿れて、ください…」
それでもはっきり言い切ってしまいました。それを聞いたユウは…
『ふふ。よく言えました♪』
年相応の無邪気な笑みのまま、ゆっくりといきりたったモノを挿し入れていきます。
既に愛液全開だったリディア先生の秘所は、何の抵抗もせずそれを受け入れます。
「んはあぁああぁあぁぁん♪」
全部収まるとほぼ同時に、リディア先生の口から一際甲高い嬌声があがります。
それに合わせて膣内全体が、ユウのペニスをぐいぐいと締め上げてきました。
いきなりの衝撃的な快感に達しそうになりますが、驚いて体を強張らせたため図らずもセーフ。
『あれ。先生…もしかして…?』
「いれられただけで、いっちゃったみたい、ですぅ…はあぁっ」
口の端からだらしなくよだれを垂らして、リディア先生は快感の余韻に…
『ずるいよ…』
「ふぁ、んっ!?」
浸れるはずがありませんでした。
『先生だけずるいよ…僕だって、まだ…』
羨ましそうな、物足りなさそうな目をしたユウは、その表情のまま腰を動かし始めます。
初めはゆっくりと慣らすように、やがて大きく叩きつけるように。
性技なんて身についているわけがありませんから、ただがむしゃらに突き入れるだけです。
ですがその不器用さが、かえって今のリディア先生には堪らない快感でした。
「あ、っあ、やぁ、ユウくん、あぁ、は、はげしいですぅ」
『もう止まらないよ、腰が勝手に動いちゃって、あぅぅっ』
「あん、もっと、ずぽずぽしてください、わたしのお○んこが、こわれちゃうくらいにぃ…!」
リディア先生も腰を自分から動かし、乱暴に自らの胸をまさぐって快感を貪ります。
さっきの言葉が、リディア先生にわずかに残っていた羞恥心を飛ばしてしまったのでしょう。
ぱんぱんと腰がぶつかり合う音、粘ついた水音に甘い喘ぎ声…
完全に枷が外れてしまった二人は、もう止まりません。
「ぁん、あんっ、わたし、またっ、またいっちゃうっ、いかされちゃいますうぅぅぅ!」
『僕も、もう限、かっ、い…!』
「だして、ユウくんだして、なかでもおっぱいでもいいから、いっぱい、いっぱいだしてぇ!」
『く、くぅぅぅぅぅぅぁぁぁああっ!!』
ユウのものとは思えない雄々しい叫び声に合わせるように、リディア先生は背をのけ反らせます。
ユウはバランスを崩し、倒れ込むようにリディア先生の胸をわしづかみにして…
それを、反射的に力いっぱい握りつぶしてしまいました。
「あぁぁああぁああぁあぁあああぁぁあぁあぁぁあぁぁーーーーっ!」
射精の如く大量の母乳をほとばしらせてリディア先生は絶頂に達し、
彼女の膣はユウのペニスを引きちぎらんばかりに締め付けてきます。
『あ、あああ、で、でちゃううぅうぅぅ!』
これにはユウもたまらず、射精を始めてしまいます。
驚くほどの勢いで、物凄い量の精液が、リディア先生の膣内に放たれました。
「でてる、でてるよぉ…わたしの、なか…いっぱい…」
体を細かく痙攣させながら、リディア先生は今度こそ快感の余韻に…
「なぁんか、もう宴たけなわーって感じですねぇ…」
「きゃんっ!?」
浸る暇もなく、乳首をつねられます。今度はユウの手ではありません。
「私たちも、まぜてくださいよぉ…」
胸に関しては、責めるのも責められるのもエキスパートと言っていいリエルの手でした。
『リエルさん、と…マラリヤ、さん?』
大きく深呼吸しながら、ユウは二人の顔を見比べます。
先ほどのリディア先生に負けず劣らずな二人の発情ぶりに、驚きが隠せません。
「ごめんなさい、ユウくん…ワタシ達がいけないの…」
『へ?』
「ほらぁ、昼間に私が渡した飴、あるじゃないですか…」
『あ…う、うん』
「あれ、ワタシが作ったの…」
『そ、そうだったん、ですか…?』
会話のスピードについていけるように、ユウは必死に記憶を掘り起こします。
購買部で渡された、キューブ状の蒼い飴。それを食べたあと、何故か眠れなくて姉と外へ。
そして叫び声を聞き付けて図書室へ駆け込み、成り行きでリディア先生とエッチして今に至る。
『と、言うことは…』
「うん…単なる滋養強壮のつもりだったんだけど…効果が、ちょっと強すぎたみたい…」
『それは、分かりましたけど…なんで二人してそうやって迫って来るんですかぁ!?』
それで何故マラリヤ達が発情しているのか、ユウには皆目見当がつきません。
無意識に後退り。必然リディア先生との結合が解けますが、ユウのペニスは全く衰えていません。
「だからぁ…」
「責任は、ちゃんと取らないと…」
獲物を見つけた猫のような、ぞくりとする目付きのマラリヤ。完全に娼婦の目をしたリエル。
そんな状態の雌二匹から、ただの少年のユウが逃れられるはずはありませんでした。
『う、うわあぁあぁぁぁぁぁああぁ』
哀れなユウ少年に今一度合掌。…ある意味、幸せと言えないこともないのですが。
二人がかりでユウを押し倒すや否や、リエルは彼の片腕を取って自分の胸に押し付けます。
「もう、おっぱいが熱くてたまらないんですよぉ…」
『い、いいの?』
「はぁい♪今夜は、好きなだけいじめちゃってくださぁい…」
いつもと完全に逆の態度に戸惑いながら、ユウは導かれるままリエルの胸をまさぐります。
リディア先生のときのようではなく、優しく丁寧に。リエルは歌うような喘ぎ声で応えます。
マラリヤはユウの股間に顔を埋め、ペニスに舌を這わせます。
リディア先生のようにくわえ込むのではなく、ただ表面をなめ回すだけですが、
外気の冷たさとマラリヤの舌の温かさがごちゃまぜになって変な快感を生み出しています。
「さっき出したばっかりなのに、んふ♪頼もしいチ○ポね…」
『あんまり嬉しくないですよぉ…』
答えながら、ふと掌に感じる温かさ。見ると、リエルの胸に直接触れていました。
いつの間に脱いだのか、傍らには服が畳んで置いてあります。ティアラだけは外していません。
「マラリヤさん…私も、したいんですけどぉ…」
言いながら、リエルはユウの顔に跨がります。濡れ透けな下着で視界が塞がれます。
そのため、二人がどうやって自分のモノに奉仕しているかは分からなくなりました。
分かるのは、ユウを責める舌が二つになったことだけです。
(こんなだったのか…ここに、僕の…)
目の前に、さっき自分がモノを押し込んだ割れ目があります。
ユウは興味津々な様子で、そっとそこに指を伸ばし、触れます。
「んっ!?」
リエルの体が跳ね、同時にユウの体を下から上に走り抜ける突然の激痛。
『ったぁあ!?』
「らめひゃない、はなんてたてたら…っんぷ」
「あっ、す、すいませ〜ん!」
どうやら、驚いた拍子にユウのモノに前歯が当たってしまったようです。
『うぅ…』
あまりに唐突だったのに驚いて、ユウの目にはうっすら涙が滲みます。
ですが、体の向きの関係で二人にはそれが見えていません。
(ええい、こうなったら!)
ちょっとやけくそになったユウは、割れ目と自分とを仕切っている下着をぐっとずらし…
「ふぁうっ!?ちょっ、いきなり、あ」
指をやや乱暴に一本突っ込みました。いじってもいないのに既にぐちょぐちょです。
爪が膣壁に引っ掛からないように、中で色んな方向に指を折り曲げてみます。
さっきはただ動かしていただけだったので、今度は注意深く。
「ん、ぁっ、そんなかきまわされたら、あ、あひ」
リズミカルな喘ぎ声があがり、次第にリエルの体から力が抜けていきます。
直後…ぽふ、と柔らかい感触。リエルは、ユウの顔の上に座り込んでしまいます。
(僕はなめられると気持ちいいけど…女の子ってどうなんだろう…)
少し息苦しさを感じながら、ユウは割れ目から指を引き抜いて舌を恐る恐る触れさせてみます。
「あああん」
愛液が溢れ、それを舌に感じます―母乳とは違い、微妙な、そして奇妙な味でした。
「んふぅぅぅ!?」
と。ユウのモノをなめ回していたマラリヤの口から、驚きをはらんだ嬌声が漏れます。
「ふふふ…さっきの、おかえしですよぉ♪」
「んんんんんっ!」
どうやら、退屈したリディア先生がマラリヤの体を弄りだしたようです。
ユウは声しか聞こえていないことを、今だけは幸せに思いました。
『あああああ、そんな三人がかりでされたら出ちゃうよぉ…!』
「いいですよぉ?ザーメンいっぱいぶっかけちゃってくださぁい…」
「あっ、リエルちゃん正面はずるいですぅ」
「さっきいっぱい出してもらいましたよね…?」
「しょんぼり…」
『そ、そんなことはいいから三人とも止まってぇ…!』
「そんな、ちくびかんじゃだめ、あはあぁあ」
「んっふっふ〜…先生のおっぱい、甘くておいし♪」
「ほら、ユウくんも…」
『んぐぅっ!?…んっ、んむぅっ』
「後ろから一気にぶちこんでぇ…ほらぁ」
『あ、そんな…んー、え、えいっ!』
「あはああぁぁあぁん」
『あっ、だっ、大丈夫ですか?』
「こっちの、ことは、気に…しないで…激しく、ね…」
「いいのぉ、おっぱいこすれていいのぉ」
「いいっ、つんつんされるのよりすごいですぅっ!」
『ふぁあん、そこは汚いよ、なめちゃああん』
「ふふふ、ユウくんのお尻…♪」
…………………
……………
………
…
「はあっ、はあっ、はあっ、はっ」
そのままユウは、全員が失神するまで犯し尽くしてしまいました。
今は荒い息をつきながら、棚に背を預けて座り込んでいます。
奇しくも、ちょうどリディア先生が最初にもたれかかっていたのと同じ場所です。
魔力も元に戻ったようで、体の熱も、思考を支配していた衝動も、今は消え失せています。
ですが、疲労はまだ息切れ程度。ということは、飴の効果自体はまだ持続中ということです。
夜本来の冷たい外気に心地良さを覚えながら、ユウは頭を抱えました。
「これ、どうしよう…」
女の子達はともかく、壊した扉はごまかしようがありません。
僕も、失神して忘れてしまいたい…ユウは、少年らしからぬ老けたため息をつきました。
「全く、今回はよかったけど…目を離すとろくなことがないんだから」
「お、おねぇちゃあん」
自室。
直後にリディア先生が目覚めてくれたおかげで、なんとか事態収拾のメドは立ちました。
ですが、ユウの受難はまだ続いていました。そう、サツキです。
彼女はユウが女三人を犯している間、ずーっと放置プレイを食らっていたのです。
彼女は霊体ですから、人間以上に魔力の影響を強く受けます。
霊体なので表立っては行動できず、かといってシたい気持ちは抑えきれない。
そんな地獄のようなジレンマにこれだけ長い間苛まれていれば、
例え相手が実の弟だろうが、なりふりかまわず襲い掛かってしまうでしょう。
「いーっぱい焦らしたんだからね?ちゃんと責任は取ってよ?」
「僕はシロだってばぁあぁああぁぁ!」
結局、一晩中女の子の嬌声と共に過ごす羽目になってしまったユウなのでした。
以上
( ゚д゚)…
( ゚д゚ )<エロしかないんだけど
ラブリーゴーストライターの仕様ですごめんなさい
既にQMAじゃない気がするけどご容赦下さい
次回からもっと気をつけますので…
>>36 >エロしかないんだけど
Σd(゜Д゜)だがそれが良い
それにしてもなんという青龍・・w
バレるかやっぱりwwwwwまあキューブとかもろCARDINAL GATEのアレだし…
でも醜響とかトリコンのミスレイヤーがユウサツキに見えるとかほざく俺ですからwww
あの構図で描いたらいい絵になるような…
激しくGJ!!
( フランシス)<コップを使ってコプコプ(コツコツ)勉強
( ´w`)<井端はいいバッター
( フランシス)<…………………………
( ´w`)<…………………………
( フランシス)人(´w` )
フランシスの駄洒落で氷河期を向かえ
寒さから身を守るために男女が肌を寄せ合う話か。
なぜか近くには異性しかいない、と。
前スレってもう書き込めないのん?
書き込みが無くて不思議に思っていたら
今、この新スレを発見した。
と、言う訳で新スレ設立乙ですー。
フランシス先生に相手つけるとしたら…リディア先生か?
ゲームキャラ板のほう見ててたまにそう思う。×というかvsな感じだけど。
誰かエロい人話作ってくれ
>>44 マロン×フランシスなら今書いてる(気がついたら書いてた)けどそれでもおk?
需要あるなら予定繰り上げて書き上げるけど
46 :
前スレ>>654:2007/04/14(土) 00:24:40 ID:CQ9aoWxF
読む専門で作文が苦手な俺だが自分の妄想をどれか文章にしてみようと思う。
エロ部分はほとんど読み手に任せる形になるだろうけど要望のネタとかある?
>>46 せっかくだから俺は
rア・夜な夜なサツキが原因とは知らずに夢精させられるユウ
を選ぶぜ!!
レオクラ書きますぅ
>>47 おk
最近ユウネタが多いから選んでくれるとは思わなかった。
一週間くらいかけて書いてみるが断念しても怒るなよw
>>49 …いいのかい?俺はユウサツネタならなんだって喰っちまう男だぜ?
お預けくらったって怒るものかよ
51 :
前スレ654:2007/04/14(土) 17:11:56 ID:R6PNKNGp
シチュをいろいろ考えていて悩んだのだが
ユウ視点でいくべきかサツキ視点でいくべきか。
サツキの方が結果に至るまでの過程で妄想が広がるのだが
夢精させるというよりフェラの話になってしまいそうなもので。
初めてだから読み手の意見を参考にしたい
>>51 双方の視点から書く
つまり両方とも書いてしまえって話
夢精ネタなら夢の内容があり、実際に起きていることの内容があるわけじゃん?
ふむ、なかなか難しいな。
ユウが起きずにやられてしまう理由までは考えているからそこから妄想を広げて・・・。
54 :
前スレ654:2007/04/14(土) 19:38:41 ID:R6PNKNGp
さっぱりエロくならないが半分くらい出来上がったので始めの部分を投稿してみる。
恐らく肝心の部分は、1,2レスで済んでしまうのであしからず。
サツキは襲うだけなのでユウじゃなくてサツキ好きな人は勘弁してください。
NGは「危険な香り」で
55 :
危険な香り:2007/04/14(土) 19:40:51 ID:R6PNKNGp
サツキはいま悩んでいる。
最近、ユウが使うティッシュの量が多くたまに変な匂いがする。
悪い虫がつかないように女子には気を配っていたが
男子の方がイケナイ知識を与えてしまったらしい。
年頃だから仕方ないか、と思いふと考えた。
(何を使って自慰しているのかな・・・?)
ここは一つ正面から聞いてみよう。
「ユウくん!!」
「うわ、どうしたの?お姉ちゃん」
「隠してもムダよ、一体どうやってゴニョゴニョしてるの!
部屋を探してもそれっぽい本は出てこないし白状しなさい!!」
ブラコンもここまでくると大変である。
ちなみに現在地は教室。
まだクラスメートは大勢いる中でそんなことを言われたらユウも困ってしまう。
赤面して戸惑うユウの視線の先にはクラスメートの一団が・・・。
(まさか、あの中の誰かを想像して?)
ユウが誰かと付き合うことを想像して、頭から消そうとぶんぶん首を振る。
幽体を見える人には変な行動が丸見えだった。
あの後ユウに怒られ、サツキはしょんぼりと散歩していた。
「ちょいとそこ行くユウレイさん」
「きゃっ!びっくりっした」
そこには幽霊以上に気配を消すのが上手なマラリヤの姿が。
彼女は、幽体を見ることはできないが存在が分かるらしい。
本人曰く、見るのではなく感じるのだそうだ。
「さっきのあなた達の会話を聞いていたんだけど」
「え、嘘!?」
「すぐ後ろにいたわよ?
それで、あなたに解決策を教えてあげようと思って」
他人にさっきの話を聞かれたのは恥ずかしいが彼女の話も気になる。
「要するにユウ君の性欲がなくなれば異性への興味も薄れるわけで・・・」
その後サツキはマラリヤに頼まれ薬品に関する禁書を図書室から盗み出したり
材料集めをさせられていた。
どう考えても先ほどの作戦とは無関係な物もあるが文句は言えない。
すべてはユウのためと言い聞かせマラリヤから複数の粉薬を受け取ると
ユウの夕食に薬をかけサツキは夜を待つことにした。
コテを忘れるなんという不始末・・・。
この後、初めに妄想したネタへと続くわけだけど
なぜ俺は男が受けの作品なんて考えたんだろう・・・。
乙
順調な滑りだしじゃないか
そんな不安にならなくても続きwktkだぜ
夢精ネタ、俺も書きたくなってきたから書こう…
上の俺の話ではユウ×サツキが不完全燃焼だし
>>57 ありがとう…ありがとう…まさかその日の内に来るとは夢にも…
続きwktkしながら待ってるぜ
>>58 ユウ君の嘆きの樹をサツキお姉ちゃんがソノ嘆キコソ我ノ糧ナリなワケですね?!
60 :
無性ネタ執筆中:2007/04/15(日) 19:31:15 ID:BoqpaDwh
現在、四苦八苦しながら書いてるんだけど
やっぱり慣れないもんだから文章に起こすのが難しいです。
エロよりネタ重視で終わらせる方向になるかも。
ネタでもいいのさ
そう構えなくてもいい
続きwktkだぜ
果たして投下終わるころに俺は書き上がるかなぁ?
エロパロ保管庫が更新されてますね。
あの……いつもお疲れ様です……。
俺にもついに識別子が付いたか……
夢精ネタ最後の投下します。
夢精とほとんど関係なくなったのと
文章の感じがコロコロ変わるのはご愛嬌ということで。
NGは前回に引き続き「危険な香り」
64 :
危険な香り:2007/04/16(月) 22:03:36 ID:8E0CFy+e
あの薬の効果を全部合わせると
一度寝たら朝まで起きないが、体は触れれば反応し
本人には都合のいい夢を見せるという副作用がないのか気になる内容です。
「そろそろ寝ようか」
「ふぁー、お姉ちゃんおやすみ。ぐー」
即効で寝静まったユウにこっそり近づき、股間へ手を伸ばします。
幽体では直接触れるわけではないが、お互いに何かしらの感触はあります。
「んっ」
ユウは反応したが薬のおかげで目を覚ます様子はありません。
サツキはそのまま服越しにユウのものを擦ります。
その頃、夢の中のユウは
大好きな人に現実と同じ事をされていました。
シコシコシコシコ・・・
「あっ、大きくなってきた〜♪」
サツキは喜び動きを激しくする。
「んんー、んぁ!」
65 :
危険な香り:2007/04/16(月) 22:04:18 ID:8E0CFy+e
クチュ、チュパ
「こんなに立派になっちゃって・・・」
恍惚とした表情で眺めていたが
ユウのものが限界に達したように震えだす。
「あ、まだダメ!」
最低でも丸一日分の性は溜めてからにしてもらわねば。
急いで精管を押さえ、無理やり止めてしまう。
「う・・・ぁ」
「苦しいのかな?でもこれもユウのため・・・」
どう考えてもサツキ自身のためですが気にしたら負けです。
その後サツキはユウが達しそうになると止める、を繰り返しました。
疲れ知らずのサツキは夜明けまでユウの体を弄り続けました。
寝ているのにユウの体は汗まみれで疲れているように見えます。
「そろそろ終わりにしないと」
そう言って力を緩めると・・・
ドピュドピュッ!
66 :
危険な香り:2007/04/16(月) 22:05:35 ID:8E0CFy+e
「あ、服を脱がせればよかったわね」
寝間着の股間の部分が精液で濡れてしまったようです。
「さて、ユウが起きても怪しまれないようにしないと・・・」
その後目覚めたユウはぐっすり寝たはずなのに疲労が残った体を疑問に持ちながらも
自分の寝間着と布団が大変なことになっていることに気付き後片付けに翻弄されました。
(ふふっ、朝勃ちもないみたいね。これでユウが異性を気にかけることもなくなって・・・)
・・・・・・
「ねえ、お姉ちゃん」
なぜか満足そうなサツキに声をかけるユウ。
「どうしたの、ユウ?」
「昨日の話なんだけど、実は・・・その」
そのことで忙しかったサツキは興味津々で耳を傾ける。
「お姉ちゃん、リエルちゃんと本を描いたことがあるよね?
その本をこっそり読んで知ってる人に当てはめちゃって・・・」
67 :
危険な香り:2007/04/16(月) 22:06:26 ID:8E0CFy+e
確かに以前、リエルに頼まれて同人誌を手伝ったことがある。
だがジャンルは確かや○い系・・・
「アッー!!」
「わ、どうかした?」
(まさか、あれを見られていたなんて・・・。
弟がアブノーマルな性癖に進まないように止めてあげなくちゃ)
「あのね、ユウ」
そこでふと考えた。
(でも同性が相手なら結ばれる可能性は低いし、あんまり気にする必要はないか)
「これからはお姉ちゃんを気にせずじゃんじゃんオナニーしていいわよ!」
「ぇ・・・え?」
こうしてサツキの悩みは解消され女子への警戒に替わり
男子とユウの付き合いをチェックするようになりました。
でもサツキは知りません。
あの時のユウの夢の中に現れたのが自分だったということは・・・。
その後、マラリヤに昔の同人誌をネタに脅されるリエルの姿があったのはまた別の話。
お粗末さまでした。
あんまり読み返さずに挙げたので文章がややおかしいかも。
機会があればまたネタSSを書いて腕を磨きたいと思います。
超GJ
さっそく次の構想で身体測定ネタをやろうと思うんだけど
確定しているシャロン以外に絡ませて欲しいキャラとかいる?
要望に応えられるかは分からないけど。
つサツキ
霊体の身体測定とか笑えそう
それはそうと、夜中にコソーリリアルタイム投下ってあり?
73 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 22:27:31 ID:uA7+gcOW
セリオスが覗きをするとネタ的にどうだろう?
おk
サツキを何かしら測定し、冷静な口調の覗き魔が闊歩する話だな。
そもそものシャロンメインが無くなるかもしれないが適当に頑張ってみるよ。
マテウスはむしろ覗かれる
じゃぁ俺は変態ネタ系リエルにマテウスを犯させる
77 :
4-172:2007/04/21(土) 10:19:16 ID:1ftXmONd
レオン×クララのファーストフュージョンです。
前スレ173-177の続きです(すみませんが185は忘れてください)
無駄に36kBあります。
NGは『Virgin Emotion』でお願いします。
「……ふぅ…っ」
その日の夜。
つまり、レオンがクララを背負って保健室に駆け込んだ日の夜。
レオンは、タイガから借りたばかりのDVDをまさに使い終わったばかりだった。
タイトルは『天使の妄想』とか、そんな感じだっただろうか。
「タイガの野郎、なかなかいいモン持ってんじゃねーか……へへっ」
今終わったばかりの行為への自嘲を込めてか、言葉に薄ら笑いが混じる。
タイガから借りた新作を見終わった直後だというのに、レオンの脳裏にリピートされるのは昼間の光景だった。
昼間の光景―――。
クララ。
瞼からは、涙の筋。
スカートから露出する白い太腿。
股間に食い込み、水分で変色したブルマ。
横たわるクララの傍に立っている自分。
―――違うって。
レオンの意識は否定する。
あの時、俺はクララの近くで起き上がっただけだ。
それでも、脳裏に浮かぶ風景は変わらない。
レオンはクララの脇に座り込み、クララの制服に手を掛ける。
次の瞬間、白いボタンは弾け飛び、黒い制服は紙のように引き裂かれていた。
「違う違う! 何でクララに……」
レオンの脳裏に残った昼間の光景は、先程まで見ていたDVDの内容に上書きされてしまったようだ。
―――クララにそんな事なんかできるかってーの。
クララ。教室ではいつも隣の席にいる女子生徒。
自分の肩ほどの背丈しかない小さな子だ。
席順の関係で、授業では今までにもペアを組む事が多かった。
クララから話し掛けてくることはあまりなかったが、こちらから話し掛ければいつでも応じてくれる。
そんな子だ。
運動神経がよくないのか、箒を乗りこなせるようになるまで結構かかったようだし、何もない所でつまずいている姿を何度も目にした。
そんな事もあって、女子の中で何となく目の離せない存在になっていた。
―――だけど、違う。
目が離せない、といっても、それは好きだから、というのではなかったはずだ。
つまり、恋してるとか、愛してるとか、ましてや肉体関係を持ちたいというのとは違う。
一言で言えば、庇護欲をそそられるのだ。
例えば、目の前で年端も行かない女の子が泣いていたら、頭を撫でてやって、キャンディのひとつでも渡してやりたいと思うだろう。
それと同じだ。
―――同じはずだ。
くそっ。
考えれば考えるほど、訳がわからなくなる。
とりあえず、この場の後始末をしてしまおう。
それにしても、昼間の光景のことが気に掛かる。
―――何だったんだ。あれは。
話は数刻前にさかのぼる。
保健室から出たクララは、寮の自分の部屋までの道を歩いていた。
―――恥ずかしくて死にそうだ。
保健のミランダ先生には仕方なく訳を話した。恥ずかしくて死にそうだ。
レオンさんに背負われて、その背中で達してしまったのを思い出した。恥ずかしくて死にそうだ。
「レオン君、全然気付いてなかったみたいだけどね」と教えてくれた、ミランダ先生の言葉だけが救いだった。
レオンさんが血相を変えて保健室に飛び込んで来た、という事も。
「あの慌てふためきぶりは見ものだったわよ」
そして冗談気味にこうも言った。
「レオン君があんなにあたふたするなんてね」ミランダ先生は、意味ありげに微笑んで続けた。「あの子、あなたにぞっこんだったりするんじゃないの?」
「や、やめてください……」
真っ赤になってうつむくだけで精一杯だった。恥ずかしくて死にそうだ。
ふふっ、と軽く笑うと、ミランダ先生はこう言った。
「それはともかく、今日の事はお礼を言っておいたほうがいいと思うわ」
言われるまでもない。お礼は絶対にしなきゃいけない。お礼を考えよう。
それにしても、スカートの中が涼しい。
クララを災難に導いたアロエのブルマは、袋に入れて手から下げている。
今、スカートの下に穿いているのは、ミランダ先生が貸してくれたショーツだ。
黒。レース。圧倒的に少ない布面積。
恥ずかしくて死にそうだ。
―――願わくば、今だけはスカートめくりに遭いませんように。
レオンが発電によって発生した廃棄物の処理を終え、後片付けもあらかた済んだちょうどその時、部屋のドアをノックする音が室内に響いた。
「ちょ、ちょっと待って」
部屋の中を見回す。
雑誌、よし。DVD、よし。ごみ箱、よし。
テレビに付けているヘッドホンも外しておこう。―――よし。
「オーケー。入って」
扉はガタガタと音を立てるが、開かない。
あわててドアに寄ると鍵を外し、内側から扉を開ける。
「悪い、鍵掛けてたの忘れ……」
そこで言葉が途切れる。
外にいたのが、クララだったからだ。
クララは両手で風呂敷を被せたトレーを持っている。この状態で扉を開けようとするのは大変だっただろう。
「あっあの……いいですか?」
「お、おう。入れよ」
「失礼します……」
クララがしずしずと部屋の中に入ってくる。
「ちょっと置かして下さいね」
そう言ってクララは、レオンの部屋にある円卓に、持ってきたトレーを置いた。
その間に、レオンは部屋の扉を閉める。
クララは、レオンに向かって頭を下げた。
「あっ……あのっ、今日は、ありがとうございましたっ」
「あ、ああ。気にすんな。別にどうってことねえよ」
レオンは脳裏に昼間の光景が浮かぶのを必死で振り払いながら、微笑んで応じる。
「それで、具合はもういいのか?」
「はい、あの、保健室で休んだらよくなりました。ミランダ先生も問題ないって……」
「そうか」レオンは安堵した。「ならいいんだ」
「それで、蒸しパンを作ってきたので……冷えてもおいしいから、明日の朝ご飯にでもしてもらったら、と思って……」
クララがトレーを包んでいる風呂敷を解くと、中からはえもいわれぬ匂いを放つ蒸しパンが姿をあらわした。
「でかっ!」
その蒸しパンの大きさにレオンはのけぞった。
厚さ5センチはいいとして、直径が30センチ近くある。
「す、すみません……」クララがうつむく。少し頑張りすぎたようだ。
「いや」レオンは慌てて取り繕った。「クララが作ったのか? これ。すげえな……」
そこでレオンの腹の虫が、かなり盛大な鳴き声を上げた。
―――そう言えば晩飯がまだだった。
きょとんとするクララに、レオンは苦笑いしながら言った。
「まだ晩飯食ってなくってさ」
「あっ、じゃあ何か作りましょうか?」クララの顔がぱっと明るくなる。
クララは本当に人に尽くすのが好きなんだな。そうレオンは思った。
自分の能力で人の役に立てるのが、たまらなく好きなんだろう。
―――だが。
「悪い、もう腹が減っちまって我慢できないんだ。これも暖かいうちに食べた方がうまいんだろ?」
「え、ええ、まあ」
「じゃあ、折角だし一緒に食べようぜ。俺、お茶淹れてくるから」
「あっ、私がやります」
そのまま、ぱたぱたと台所へ向かうクララ。
レオンはその好意に甘える事を決め、ベッドに倒れ込む。
クララならおいしいお茶を淹れてくれることだろう。
ベッドの上から台所に目を移すと、湯を沸かす準備をしているクララの後姿が目に入る。
アカデミーの黒い制服は、色気もへったくれもあったものじゃない。タイガから借りたDVDを見る度に、そう思っていた。
その色気のない制服のスカートからのぞく脚が、目の前で忙しく動き回っている。
ここからは膝上くらいまでしか見えないが、昼間には、もっと上まで目撃したのだ。
ほっそりとした上半身とは裏腹に、意外と肉付きのよい太腿。その付け根。
思わずベッドから立ち上がり、クララの後姿に向かって、一歩二歩と近づいてゆく。
視線を上に移す。首筋。お下げ。頬。眼鏡。
いつもはレンズの向こうにクララがいるのに、今はクララと同じ側からレンズを覗いている不思議。
飲み掛けだったお茶が残ったティーポットをゆすぐクララ。
―――なあ、そろそろ認めようぜ。
昨日―――いや、今日の昼まで恋愛の対象外だと思っていたはずの女子生徒が、自分の部屋にいる。
恋愛の対象外だと『思っていた』―――じゃあ今はどうなんだ?
レオンは自問する。
答は―――わかりきったことだ。そんな疑問を持つこと自体、今のクララが恋愛対象だということだ。
―――だが。
恋愛対象外―――より正確に言えば、まるで妹のような存在だったクララ。
それが急に恋愛対象になったきっかけは、昼のあの光景だ。
そう、あの光景で、自分は気付いてしまったのだ。
クララは『女』であり、自分はクララの体に欲情し得るということに。
自分が今感じているこの感情は、本当に恋愛感情なんだろうか。
本当は誰でもよくて、たまたま手に届く距離にクララがいるからそう思っているだけなんじゃないのか。
今、この場でクララを押し倒し、例えばタイガから借りたDVDのように制服を剥ぎ取って、クララを無理やり犯したとしても、その後にはいつものような、あの倦怠感だけが残るだけなんじゃないのか。
考えれば考えるほど分からなくなってくる。
「―――なあ、クララ」
「ひゃっ!?」
突然、近くから声を掛けられ、クララは驚いた。
振り向くと、いつの間にかレオンがすぐそばにいた。
あまりの距離の近さに、胸が高鳴る。
「なあ、クララ……俺、わからない事があるんだ」
レオンの真剣な眼差しに、少々気圧されるクララ。
「あの、私……が、聞いてもいいことですか……?」
「ああ」レオンは頷いた。「クララにこそ、聞いて欲しい」
「ど、どうぞ」手ぬぐいで手を拭きながら、レオンの次の言葉を促す。
「俺、お前が隣の席になってからずっと、お前の事を何かほっとけないやつだと思ってたんだ」
突如、話題が自分の事に及び、驚くクララ。
「俺がずっとそばで見ててやらないと不安だっていうか、ちっちゃい妹を見てるような感じでいたんだよ……一人で勝手にだけどな」
クララはそれにまったく気付いていなかった。
思えば、いつも本を読む事、そして書く事ばかり考えていて、クラスメイトの事を―――というよりも、他の人の様子を窺うことに鈍感でいすぎたのかもしれない。
反省しなくちゃ……。
……というクララの考えは、次のレオンの言葉で吹き飛んだ。
「そういう気持ちが一日で変わっちまったんだ。―――お前を抱きしめてみたい、って気持ちに」
―――!?
レオンさんが私を抱きしめたい、って……。
「なあ、こんなのってありなのか?」
レオンの眼差しがまっすぐにクララを見つめる。
「俺はこんなんでお前のことを『好きだ』って言ってもいいのか? クララに彼女になってくれって言っていいのか? ―――お前、本とかいっぱい読んでるからわかるだろ?」
クララの頬が、かあっ、と紅に染まる。
―――レオンさんが、私の事を好きだ、って……。
「……そうですね……」
慎重に言葉を紡ぎ出そうとするクララ。
しかし、既に頭はパンク寸前だった。
クララの脳裏に、新聞の一面トップの見出しのようなゴチック文字の群れが踊る。
『抱きしめたい』
『好きだ』
『彼女になってくれ』
―――レオンさんが私に、そう言っている。
その事実に対して、どんな言葉を投げかけろと言うのか。
「たぶん、いわゆるアガペーと、……リビドーの違いなんじゃないかと、思います」
何か違う。そんな事を言いたいんじゃない。
「精神的な愛と、その、肉体的な……肉体的な愛について、私たちの年齢で区別ができるかということなんですけど」
そんな事を言って何になるのか。私が言いたいのはもっと他の事。
「そんなの、区別できたって仕方ないと思うんです……」
早く言わなくちゃ。
早く言わなくちゃ!
「だってそのふたつを切り離したら、愛し合ってないのに肉体関係を持つ人達が出てきちゃいますし……」
好きです、レオンさん。って。
「大好きな人と肉体関係を持てなくなっちゃいますっ!」
目の前のレオンにすがりつくクララ。
支離滅裂だ。
どうしてそんな事を私に聞くんですか、レオンさん。
どうしてきちんと「好きです」って言えないんだろう、私。
レオンの手が、クララの背中に回される。
その手に押されて、クララの体はぐっとレオンに押しつけられる。
もう片方の手は、クララの頭をレオンの胸に押し付け、髪の毛を優しく撫でる。
こんなことになったら、恥ずかしくて気絶してしまうかもしれない。
そう思っていたシチュエーションだった。
実際にレオンに抱きしめられている今、クララは照れくささ以前に不思議な充足感に満たされていた。
―――アメリア先生に抱きしめられてるような気分……。
クララを抱き寄せたレオンは、もう自分の悩みに見切りをつけていた。
昨日まで、護ってやりたいとだけ思っていた存在のクララ。
だが、今は違う。
だからといって、クララが、ただ性欲の対象になっただけというわけでは決してない。
このふたつは、相反する要素ではないのだ。
身長差のせいで、レオンの胸よりかなり下にではあるが、クララの胸が押し付けられている感触が伝わってくる。
そういえば、マロン先生の授業で習ったな。
♪ふたつの胸のふくらみは……
何てアニメだったっけ。
クララはクララで、圧迫される乳房に体の高揚感を覚えていた。
レオンはクララを抱きしめたまま、キッチンを離れようとするが、やかんの湯の沸騰する音がクララを呼び止める。
「……ま、待ってください」クララがレオンを止める。
「火、消さないと……」
「そうだな」
ガスコンロの火を消し、レオンはクララの肩に手を掛けて、寄り添うように誘導してゆく。
クララはレオンに促されるままに、ぽつぽつと歩く。
ベッドの脇まで着いたところで、レオンは今一度クララをぎゅっと抱きしめる。
そのままゆっくりと、自分が下になるようにベッドに倒れ込んだ。
視線を下ろすと、胸の上にクララの上目遣いの瞳がある。
「重くないですか……?」と問うクララに、言葉ではなく頭を撫でる事で応じる。
―――重くなんかないさ。
そして不意に半回転し、今度はレオンが上になる。
もちろん自分の体重がクララに掛からないよう、肘と膝で身を支える。
「きゃっ」
少し驚いたクララだったが、自分に体重がかからないようにしてくれているレオンの優しさに感謝しつつ、レオンの背中に腕を回す。
レオンは考えていた―――さて、これからどうしよう。
このまま抱き合いつづけるのも心地よかったが、レオンの陽物はクララが来る前に第一斉射を済ませた事をすっかり忘れたかのように、その硬度を増していた。
体の位置を後退させるレオン。クララの顔がちょうど目の前だ。
その頬は火照っている。―――少し怯えているようにも見える。
レオンはクララを安心させる為に微笑みかける。クララも釣られたかのように微笑み返す。
そのかすかな紅色の唇に、レオンは自分の唇を重ねた。
不意打ちを受けたクララは一瞬目を見開いたが、その瞼はゆっくりと閉じられてゆく。
レオンの頬に、クララの眼鏡のひんやりとした感触が染み入ってくる。
自分の唇でクララの唇の上を撫でまわすように動かし、クララの柔らかい唇の感触を味わいながら、レオンはこれからするべき事を考えていた。
―――クララの裸が見たい。
だが、アカデミーのこの制服、実は脱がせにくい。生徒同士がまぐわる事まで考えて制服をデザインする学校はないだろうが……。
時間をかけずに脱がそうとすれば、それこそタイガから借りたDVDよろしくボタンごと引き裂いてしまうしかない。
いくらなんでもクララにそれは出来ない。
よし、目標変更。レオンはクララの唇から離れると、耳元に唇を近づけ、問い掛けた。
「クララ、……ここ、見ていいか」
そう言いながら、片方の掌でクララの太腿に触れる。
「ひゃっ……あ、はい」
レオンが何かする都度、少し怯えるかのような挙動をするクララに、レオンは思う。
―――大事にしてあげなくちゃな。
レオンは起き上がり、横からクララの背中まで手を回して少し持ち上げると、ベッドの上を少し移動させた。あまり広くないベッドをうまく活用する為だ。
そして、クララの膝を屈めさせる。
制服のスカートの裾が太股をずり落ちてゆく感触が、クララの敏感な太股を刺激的なほどやさしく撫でてゆく。
これからどんな事をされるのか、不安でどきどきするクララ。
レオンから見たら、下着も丸見えだろう。
脚を閉じ、これからに備えるクララの太股に、レオンの指先が触れた。
「ん……っ」
その指先は一箇所に留まってさわさわと動き、太股の感触を楽しんだかと思うと、次の瞬間にはつつつっ、と移動し、太腿の別の部分の感触を楽しむ。
「あ……くすぐったい、です……」
クララの太股の感触を繰り返し楽しみながら、レオンの指先は次第にクララの太股の奥まった部分へ近づいてゆく。
―――やだ……来ないで……。
クララの緊張が高まる。
レオンは、クララのスカートの裾を、へそのすぐ下あたりまでたくし上げた。
ふくよかな白い太股と、白いショーツがその姿を表す。
腰のくびれはスカートで隠されているが、そこから太股へ到る曲線と、内腿の曲線、そしてショーツに隠されている部分が描き出すやわらかい曲線は、クララがレオンに隠し持っていた秘密の宝物のように思えた。
「かわいいな」
レオンが思わず口にする。
「恥ずかしい……です……」
レオンの視線が、クララの曲線に沿って移動する。
「ん……」
クララは、まるでレオンの視線で撫でられているかのような感覚に陥った。
その恥ずかしさに、思わず瞼を閉じる。
―――これが……視姦……?
昼間のお礼にとレオンに蒸しパンを持ってくるだけのつもりが、まさかこんな事になるとまでは思っていなかったクララだったが、ミランダ先生から借りた下着を早々に穿き替えた自分に感謝していた。
―――あれを穿いてるのを見られたら、レオンさんはどう思ったかしら……?
と、レオンの指が、ショーツの生地の上から、クララの敏感な部分に触れた。
「んっ」
瞼を閉じていてレオンの様子を見ていなかったクララは、思わず脚をすくめる。
レオンは構わず、指を往復させ始めた。
最初はゆるく、次に少し力を込めて。
「ん……ああ……っ」
レオンの人差し指が、ショーツの生地の感触を楽しみながら、クララの渓谷を往復する。
その都度、クララの息遣いが少しずつ激しくなっていくのがわかる。
すでに沁み出しはじめていたクララの愛液が、ショーツの溝に沿って染みを作る。
片手で渓谷を往復しながら、片手で太股の内側を優しく撫で、時にはつねる。
「う、はぁぁ……」
クララの呼吸は乱れ、唇からは声とも吐息ともつかないものが漏れる。
ショーツの染みは刻一刻と大きくなり、クララの谷間から股間全体に広がってゆく。
人差し指と中指を、クララの秘唇に沿うように並べ、それぞれの指でクララの、膣口と尿道口の辺りを刺激する。
一度だけではなく、何度も何度もそれを繰り返す。
「ううぅ……んっ……んっ……んぁ……」
刺激のリズムとともに、クララの可愛い口から切ない声が漏れる。
「ああ……っ!」
呼吸を荒げるクララに、レオンが言う。
「脱がすぞ……」
そう言って、両手をクララの濡れそぼったショーツに掛ける。
ぎゅっ、と両目をつぶるクララ。
ぐしょぐしょに濡れたショーツは、クララの秘部との間に名残惜しげに糸を引き、その生地に含まれた蜜が、白い太腿にてらてらと光る跡を残してゆく。
やがてショーツは、クララの足首まで到達した。
クララの片脚を持ち上げ、ショーツから引き抜く。
濡れそぼったショーツがクララの片方の足首に残り、今はもう隠すもののない、濡れた秘部が、レオンの眼前に露わとなった。
恥ずかしい部分をレオンに晒され、クララは両手で顔を覆った。
レオンはクララの脚を開かせると、その間に入り込み、クララの秘唇と対面する。
ごく薄い体毛がまばらに生え始めたばかりの部分の下あたりにある、未成熟の、しかし成長期の少女であるがゆえに肉付きがよくなり始めた大陰唇は、クララの内気さを代弁するように閉じていたが、今までの愛撫によって、てらてらと濡れている。
まるでクララの、内に秘めた情欲を表すかのように。
レオンは両手の指でそこに触れた。
―――柔らかい。
そのまま、押し広げた。
クララの桃色を、半ば感心しながら見つめる。
「クララのここ、可愛いな……」
恥ずかしさに言葉も出ないクララ。
レオンは蜜まみれのクララの小陰唇に沿って、舌先を滑らした。
「ひゃっ」
そのままぺろぺろと、渓谷を満たす蜜を舐め取る。
「ひぁ……ぁ……」
クララの蜜が、レオンの喉を潤してゆく。
クララが恥ずかしがって脚を閉じようとしても、レオンの体を挟み込んでいる脚は、閉じることができない。
秘裂を何度もしゃぶられ、クララの体は熱を帯びてくる。
「あっ……はっ、はああぁん……」
思いがけず漏らした自分の声に、クララは思わず両手で口を押さえる。
これならもう少し激しくしても、クララの声が外に漏れる心配はないだろう。
そう思ったレオンは、クララの小さな陰核の近くに舌先を沿わせる。
「んっ……んうぅ……っ」
口を押さえて耐えているクララの様子に、レオンは嗜虐心を刺激され、クララがいつまで口を押さえたままで耐えられるかを試してみたくなる。
レオンは両親指に力を入れ直し、クララの大陰唇をしっかりと開かせる。
そして、クララの膣口を舌先でこじ開け、その中へ侵入を試みる。
「ううん……んぁ……」
舌先がわずかにクララの内側に触れる。
そこはすぼまり、舌先を追い出そうとするが、レオンは構わずクララの膣の浅い部分に舌を沿わせ、味わう。
「んんっ、んうううっ」
自分の内側をレオンが舌先で舐めているという事実に、クララの心は翻弄される。
レオンは舌先を引っ込めると、今度は露出しかけている陰核を優しく舐め、しゃぶる。
「んあぁ……あああっ」
クララの口を押さえている手が緩み、可愛らしい喘ぎ声を漏らしてしまう。
「あのっ、レオンさん……ちょ、ちょっと待って……」
クララがレオンを制止する。
「あの、本当に……」
―――どうやら本当に止めて欲しいらしい。
92 :
4-172:2007/04/21(土) 10:31:48 ID:IlyHfUjd
連投規制に引っ掛かりました……
続きは後程
支援
「どうした? 怖いか?」
「いえ、ちょっと……」
そう言うとクララは、制服のポケットから棒杖を取り出した。
「あー、そんなの入ってたら危ないもんな」
「それもあるんですけど……」
クララは呪文を唱え、棒杖を振った。
「リテラルマジカル……ビットブロック・トランスファ」
その瞬間、窓の外でまたたいていた星々の明かりが消えた。
星だけではない。見慣れたアカデミーの風景はそこにはなく、ただ夜明け前のような薄明かりだけが存在している。
「この部屋だけ亜空間に飛ばしました……」
なるほど、これならいくら騒いでも大丈夫というわけだ。
さすがは優等生、やる事が違う。そうレオンは思った。
「じゃあさ、クララの可愛い声、もっと聞かせて欲しいな」
そう言うと、舌先でクララの蕾を愛撫し、接吻し、そして吸う。
「ああぁ……んっ、あぁあん」
先程までより大きな喘ぎ声を漏らすクララの手から、棒杖が床に落ちた。
レオンはしばらくクララをしゃぶっていた舌を引っ込めると、人差し指でクララの入口の周囲をつつく。
そして、おもむろに力をこめて指先を侵入させる。
とろとろに蕩けたクララのそこに、にゅぷっ、と淫らな音を立てて、第一関節までが入り込む。
「ひああっ!」
クララの内側がぎゅっと縮まり、まるで指を追い出そうとしているかの様に強く締め付ける。
「レオンさんだめっ、そこはぁ……!」
クララの抗議を無視し、そのまま指先を左右にひねる。
指の動きと同期して、声と共にクララが上体をひねる。
感じているのだ。
眼をぎゅっとつぶり、襲い来る快感に必死で耐えるクララ。
この先どこまで耐えられるんだろうかという恐怖感と、もっとレオンに触られたいという欲求の葛藤に苛まれる。
「もっとよくしてやるよ」
クララの心を読んだのか、レオンはそう言うと、指をもっと奥まで挿れ、何かを探すようにクララの内側をさぐる。
「ああぁ……あぁ……」
そしてレオンはその場所を探り当てた。
指先をその場所で微妙に動かす。
「ふあっ、ああっ!」
その少しの指の動きさえ、クララにとっては衝撃だった。
「ここがクララの弱点か……!」
そこはクララの内に隠された急所だった。
クララが激しく反応する。
「だめ……だめです……そこはぁ……あぁ……」
いやいやをするように首を振り、瞳には涙が滲む。
それでもレオンはクララの弱点を責めつづける。
「あっ、あぁん……レオンさん……あぁあぁぁぁぁ……」
人差し指がクララの入口を動く都度、ふじゅっ、ぐじゅっ、といった蜜の音が響く。
クララの泉から、淫らな蜜が新たに湧き出してくる。
次々に湧き出すそれは、クララの太腿や臀部を流れ落ち、制服のスカートをぐしょぐしょに濡らしてゆく。
「んうっ、んうっ、はあっ、ああっ!」
クララの膣口から響く淫猥な音が大きくなるにつれ、クララの喘ぎも次第に大きくなり、両手は襲い来る快感に耐えるようにベッドのシーツをぎゅっと掴む。
やわらかいベッドの上で突っ張っている両脚は、レオンを挟んだままベッドへの力を益々強める。
レオンによって呼び起こされた、クララの中に生まれた高まりが、レオンによって責め立てられている部分で次第に大きく、強くなる。
「あ……レオンさん……レオンさぁん……もう、もう……」
その高まりが強くなるにつれ、クララの体が次第に反り上がっていく。
「はっ、あっ……んんっ、くんっ、はぁんっ!」
クララの限界が近い事を感じ取ったレオンは、しばらく触れないようにしていたクララの肉芽にキスを繰り返す。
「ひあっ! ああっ! そんなっ、いやああっ!」
クララの可愛いあえぎが高くなり、絶え絶えとなってゆく。
体の奥から生まれたクララの高まりが、クララの外に出ようとしていた。
「あっ! ああっ! レオンさんっ、何かっ、来るっ、来るうっ!!」
息も絶え絶えのクララが、その小さな体をのけぞらせる。
レオンはクララの膣から指を抜くと、指先でクララの陰核を捻る。
同時に、膣口に口づけし、内を力強く吸い出す。
クララの幼い内部を熱く濡らす淫液が、奔流となってレオンの口内に流れ込む。
「うあああっ……やあぁ……にゃあああああぁぁぁああぁぁぁ……っ!!」
息も絶え絶えに全身を痙攣させ、体を反り返させる。
ベッドからクララのふくよかな臀部が浮き上がる。
そして、レオンが指を引き抜いた場所から、透明な液体が勢いよく噴き出した。
それは小さな弧を描き、ベッドの上でぼたぼたと音を立てる。
すぐにクララの体から力が抜ける。
「はあっ、はあっ、はぁ……」
力尽き、ベッドの上で激しく息をつくクララ。
レオンは体を起こし、クララの全身を見回す。
制服もスカートも普段のままだが、スカートはへその辺りまでめくれ上がり、液まみれになっている。
小さな全身が絶頂感に圧倒され、濡れた太腿は力なく開いている。
白い靴下に覆われた足首には、濡れて変色したショーツが残っている。
半開きの眼からは、涙の雫が垂れている。
まだ落ち着かない呼吸を繰り返す口元からは、わずかな涎が垂れている。
「クララ、どうだった?」
クララの呼吸が落ち着くのを待って発されたレオンの問いに、クララはためらいがちに答えた。
「ええとあの……なんか、凄くて……なんて言ったらいいか……」
しどろもどろに答える。
「気持ちよかった?」
その言葉に真っ赤になるクララ。
消え入りそうな声で答える。
「……はぃ……」
その答えにレオンは満足した。
―――次は俺の番だ。
レオンはクララのスカートを脱がせ、自身も上着を脱ぎ捨てると、制服のズボンのファスナーを下ろし、中からすでに痛いほどに勃起している陰茎を露出させた。
先端は既に露気を帯びている。クララへの行為で興奮したせいだ。
クララの脚をめいっぱい開かせる。
ショーツを脱がせた時には慎ましやかに閉じていたクララの秘唇も、今やとろとろにとろけ、控えめながら口を開いている。
その唇にレオンの陰茎を重ね合わせ、前後に擦る。
「あっ……ぅはぁ……」
レオンの暖かな陰茎が敏感な部分に触れ、クララが甘い声を漏らす。
それとともに、クララの淫汁がレオン自身に纏わりつく。
レオンはその潤滑油を彼の陰茎に満遍なく伸ばす。
そして、陰茎の先端をクララの小さな膣口にあてがうと、そのままクララにかぶさり、掌をクララと重ね合わせ、互いの指を絡める。
準備は整った。
「クララ、挿れるぞ」
「あ、……はい」
一瞬躊躇したが、クララはこくりと頷いた。
クララの内側へ、レオンはゆっくりと腰を沈める。
彼自身の先端に、クララの膣内の抵抗が感じられるが、それを押し切ってクララに沈めてゆく。
「ああっ、くうっ……!」
レオンと絡んでいるクララの手に、強い力が加わる。
小さなクララの膣がはかなげに抵抗をするも、レオンの剛直の前にあっさりと砕け散ってゆく。
「うっうっ、痛……ったあっ……」
クララは目をぎゅっと閉じ、自分の体内の一部が裂かれてゆく激痛を必死で堪える。
目尻からは涙があふれてゆく。
「クララっ……!」
クララのレンズ越しにそれを見たレオンは、クララの中に入ってゆくのを止めた。
「悪いっ、痛かった……よな?」
無我夢中でここまで来たものの、今まで妹のように思っていたクララのつらそうな表情に、思わず腰を引こうとする。
「だめっ」
そのレオンの動きをクララが制止した。
「だめです……抜かないで……」
涙声でクララが続ける。
「ずっと、ずっとレオンさんに犯して欲しかったのに……」
「クララ……」
レオンは思わず片手でクララの頭を撫でていた。
「俺、嬉しくて死にそうだ」
そして、レオンも覚悟を決めた。
「じゃあ、ちょっと痛いだろうけど我慢してくれよ」
「は、はい」
レオンは、思い切って腰をクララに打ちつけた。
レオンとクララが繋がっている部分から、ぐちゅっ、と音が漏れる。
クララの中の最後の抵抗を、力で圧殺する。
「ひぃ……はあああっ!」
クララの悲鳴と共に、レオンはクララの最奥部に到達した。
「クララ、奥まで入ったぞ。頑張ったな」
「はい……嬉しい、です……」
涙声でそう答えるクララの唇に軽く口付けると、レオンはクララの眼鏡のつるとレンズの間から舌を差し入れ、涙を舐め取る。
クララの膣内にすべてをうずめたものの、このまま動かしてもクララに苦痛を与えるだけだろう。
そう判断したレオンは、クララに挿れたままで、絡めていた手を解き、クララに体重を掛けないように注意しながら、クララの胸元の赤いリボンをほどく。
そして、クララの制服のボタンをひとつひとつ、ゆっくりと外してゆく。
制服の間から、白いブラジャーがちらりと覗く。
胸元を覗き込むレオンの様子に、クララは恥ずかしげに視線を反らせる。
既に挿入までされていても、まだ見られぬ肌を見られるのは恥ずかしいようだ。
―――クララの胸を、もっとよく見たい。
レオンは、クララの制服を肩まで、ついで二の腕までずらした。
クララの上半身を覆うものは、今や白いブラジャーだけだ。
首筋から胸元のふくらみ、そしてなだらかな腹部と二人が繋がっている場所までがほぼ一望できる。
レオンは姿勢を変えると、クララのブラジャーを上にずらす。
歳相応の大きさ。しかし形のいいクララの乳房。
それが外気に晒される。
今までの行為によって、その薄桃色の先端はぴんと突っ立っている。
レオンはクララの腹部に手を置き、撫でるように乳房へ向かって移動させた。
もともとは巨乳趣味であったレオンは、今までクララを性欲の対象として見ていなかったこともあり、クララの胸は小ぶりだとは思っていた。
そんなレオンが初めて見た、衣服の上からではない素のクララの乳房は、発達著しい他の女子生徒と比較すると控えめといえるものだったが、制服の上から見るよりはひとまわり大きかった。
レオンの掌がクララの腹部から乳房に差し掛かった途端、そこからは明らかに段差がついていて、そこを過ぎると不思議な弾力を持つ柔らかな感触に触れられる。
まるで、発達途上の乳房がレオンに自己主張をしているかのようだ。
―――ここに私はちゃんと居るんです!
レオンは、心のどこかでクララの胸をないがしろにしていた事に反省しつつ、掌でクララの乳房を撫でる。
「ん……あぁ……」
撫でられているだけでも気持ちがいいのか、クララの口から声が漏れる。
レオンはクララの胸の感触をもっと味わう為、背を屈めると、下乳の辺りをゆっくりとまさぐりつつ、もう一方の乳房に舌を這わせ、先端を口に含む。
「ひゃ……あ……」
すでに堅くなっているクララの乳首の上で、舌先を何度も往復させ、唇で挟み込む。
そして口全体で吸引しつつ、口を乳首から離してゆく。
レオンの唾液にまみれたクララの乳首は、ちゅぱっ、という音を立ててレオンの口から解放されるが、その都度レオンはクララの乳首を咥え、また同じ行為を繰り返す。
そうしている間にも、もう片方の乳房は掌全体で揉みしだき続け、時には指先で堅い先端をコリコリと刺激する。
「レオン……さんっ、そこ……熱ぅ……」
クララが乳房への刺激から逃げるように体をうねらせるが、それにともなってレオンに挿れられたままの膣にも刺激が加えられる。
「ひゃ……んっ……ぅううっ!」
びくびくとクララの体がのけ反る。軽く達したのだろうか。
「クララ、大丈夫か?」
「はい、あの、レオンさん……」
レオンの顔をまっすぐ見つめ、クララが言う。
「もう、大丈夫ですから……」
少しためらい、そして続ける。
「大丈夫ですから、私で……私の膣内で気持ちよくなってください……」
「そうか」
レオンはクララの唇に口を付け、そのままクララの唇の全体を味わうかのように、自らの唇を滑らせる。
そして、舌先をクララの唇の間に割り込ませ、口内に侵入させる。
「ぁむぅ……」
クララも舌先を使い、侵入してきたレオンの舌を迎え撃とうとするが、レオンの舌使いにたちまち丸め込まれ、舌に舌が絡ませられる。
下腹部ではくさびのような剛直を膣内に打ち込まれ、上では軟体動物のような舌に口腔内を蹂躙され、同時に二箇所を犯される感触にクララの被虐心が高まってゆく。
レオンはクララの口を塞いだまま、腰の動きを再開した。
ゆっくりと、ただ前後に動かす。
「んむう……んんっ」
それだけでも、クララには刺激的だ。
クララの膣がきゅんっ、と収縮をはじめ、レオンを包み込む。
―――クララが、こんな小さな体で俺のを受け入れようと頑張っている。
それが、レオンには嬉しかった。
レオンはクララから口を離す。
唾液の糸が、二人の間に名残惜しげに残り、はかなく消えてゆく。
クララの首筋を舐め、断続的に吸い付きながら、腰の動きを次第に大胆にしてゆく。
レオンに解放されたクララの唇からは、体内を貪られる苦痛の呻きとは明らかに違う声が漏れ出しつつあった。
レオンを受け入れているクララの部分からは、クララの膣液が溢れ出している。
それはレオンの陰茎によって空気と混じり合わされ、じゅぶぶっ、と淫らな音を立てる。
「ひゃ……はあぁっ……!」
艶めかしいクララの声が漏れる。
レオンは腰を打ち込む度に向きを微妙に変化させ、クララの膣内の少しずつ別の場所を刺激した。
「あっ、ふあっ、あはぁ……ああっ!」
クララの声は、今や性の快感に取り込まれた雌のものになっていた。
レオンは思った―――もう少し激しくしても大丈夫そうだ。
クララの中でピストン運動をしていた自らの陽物を、勢いよく引き抜く。
「ああぁっ……」
その衝撃に、クララが悲鳴をあげる。
「クララ、うつ伏せになって」
レオンは肩で荒く息をするクララの体をひっくり返し、うつ伏せにさせる。
そして、クララの後ろに回りこむと、尻を持ち上げさせる。
布団に顔をうずめ荒く息をするクララの表情はレオンからは見えなかったが、長い二本のお下げがベッドの上を艶めかしくのたうっている。
持ち上げた尻の下の辺り―――クララの女の部分からは、僅かに出血の混じったクララ自身の淫液がとめどなくあふれ、白い内股を伝ってベッドへと垂れていた。
レオンはまるで引き込まれるかのように、レオン自身をクララのその部分に衝き立てる。
「ぁはあああああっ!!」
見えない場所からいきなり挿入され、クララは息も絶えそうな声を上げる。
レオンは手加減せず、両手でクララの腰を動かし、自らの腰も動かしてクララの最奥に自らをぶつける。
「ぃやああああああっ! あああぁぁぁああああぁっ!」
子宮口の辺りを何度もコツコツと刺激され、その度にクララは悶え、女の本能でレオンを締め付ける。
何度も、何度も。
「あぁん! ああっあっ! ふああああんっ!」
クララの顔は見えなくとも、怒涛の快感に耐えようと必死な顔をしている事がレオンには想像できた。
「レ、レオン……さん……っ! あはぁっ!」
クララが息も絶え絶えに話し掛ける。
「どうした……! クララ……!」
レオンは腰の動きを緩めることなく応じる。
「あの……私……もうっ……!」
―――もう、駄目そうです……。
「私……私、レオンさんの顔を見ながらがいいですぅっ……!」
クララの言葉に、レオンは思わず動きを緩める。
そしてクララから一度離れると、クララの耳元で囁く。
「クララ……」
レオンはクララの耳をぺろりと舐めると、枕に突っ伏したままのクララの頭を撫でる。
「レオンさん……」
「ありがとうな」
クララが自分の事を欲しがってくれるのが、レオンにはたまらなく嬉しかった。
レオンはクララの体を起こしてベッドの上に座らせ、自らもクララの前に座る。
ここに至って、レオンはクララの制服を肩から脱がせる。
制服は、そのままするするとクララの細い腕を落ちていった。
もはや乳房を覆い隠していないブラジャーも外す。
クララが身に付けている衣類は、もはや短い靴下のみだ。
「おいで、クララ」
「……はい……」
レオンとクララは向かい合ったまま、互いの背中に腕を回し、抱きしめあう。
クララは、レオンの屹立する陰茎の上に、ゆっくりと腰を下ろしてゆく。
レオンの陰茎がクララの膣口に当たり、そのままかすかな水音と共に膣内へ入ってゆく。
「はあぁぁぁぁ……っ」
互いに密着している状態で、レオンは腰だけを動かしてクララの奥を刺激する。
「んっ、んんっ、んああっ!」
クララの小さな膣なら、後背位ではなくともクララの最奥までは届く。
密着しているから、制服をずらされたクララの乳房がレオンの胸板に押し付けられ、興奮して硬くなったクララのふたつの乳頭がレオンの胸をなぞってゆく。
「ふあっ、あっあああっ!」
密着したレオンの体に秘芯を擦られ、クララを高みへと誘う。
ときおり体の密着を緩め、クララの顔を覗き込む。
クララ。
普段は控えめな優等生の少女。
それが今では快感に体の芯を襲われ、なりふり構わず淫らな声を上げている。
普段なら彼女の清楚さの代名詞ですらある、眼鏡とお下げ。
クララの激しい動きにより、眼鏡はずり下がり、控えめな乳房は体の動きに遅延して揺れ、二本の長いお下げは、快感にのた打ち回るように空中を踊る。
股間では膣口が、じゅぶっ、ぐじゅっ、じゅぼっ、と音を立てている。
「あぁぁ……うううんっ……!」
頬を紅潮させ、レンズの奥の瞳には涙を、口元には快感から来る唾液を垂らしている。
―――クララも、エッチの時はこんな顔をするんだな……。
クララのその姿が、たまらなく可愛らしく、いとおしい。
限界が近づくレオンの頭の隅に、こんな愚にもつかない考えが浮かぶ。
―――もう限界だ。
「レオンさんもうっ……! く、くるううううっ!!」
クララは限界に達していた。
「ふああっ、う、うあ、ああっ、あああああああああああああぁぁぁぁ───……っ!!」
全身をびくびくと波打たせながら、クララは小さな体をのけぞらせる。
それと共に、クララの柔肉がレオン自身を締め上げ、吸い出そうとする。
「クララ、出……っ!」
クララを欲望のままにむさぼり続けた中でかすかに残っていた理性が、このままクララの中で果てたいという気持ちを抑え込み、レオンはクララの腰を持ち上げることで彼自身をクララから抜き出そうとした。
しかし。
クララの全身がレオンを絡め取った。
両腕はレオンの背中を捕らえ、レオンの腰に絡み付いていた両脚はその締め付けを強める。
―――しまった!!
そう思ったのも束の間、次の瞬間にはレオンの射精感は頂点に達していた。
今まで射精を我慢していた多量の精液を、クララの狭い膣内に、どぷどぷと流し込む。
何度も、何度も。
「あっ……熱いのぉっ……あああああっ……!!」
クララが再び呻き、小さな体を波打たせた。膣内に流し込まれた精液によって二度目の絶頂を迎えたらしい。
「あっ……あ……っ……ふぅ……」
静かになった部屋の中には、二人の熱い呼吸だけが響いていた。
レオンは、発射によって役目を終えたと言わんばかりの陰茎を、クララの膣から引きずり出した。
激しく愛し合った余韻の荒い呼吸を繰り返すクララ。
クララの膣口からは、血の混じりあった精液がゆっくりと流れ落ちてゆく。
その光景に、あらためてクララの膣内に射精してしまったことを思い起こす。
「クララ……ごめん、膣内で出しちゃったな」
クララの耳元で囁くレオン。
「はぁ……はぁ……すみません……レオンさん、せっかく外に出そうとしてくれたのに……」
荒い呼吸を繰り返しながら、クララが応える。
「痛く……ないか?」
「ええと……まだレオンさんのが挟まってるような、そんな感じです……」
クララは股間に残る異物感を、そう表現した。
「でも幸せです……レオンさんのが、中に……うれしい……」
その言葉に、レオンは思わずクララを抱きしめていた。
クララも、優しく抱きしめ返す。
レオンはクララの耳元で囁いた。
「クララ、……愛してる。……いいよな?」
クララはうれしさに涙を流しながら答えた。
「私も……レオンさんのこと、愛してます……」
「ありがとう」
レオンはクララの頭を撫でながら言った。
「……とりあえず、洗わなきゃな」
立ち上がり、クララを抱き上げる。
「さあお姫様、シャワーへお連れ致しましょう」
「おねがいします……レオンさん」
「『レオン』でいいぜ、クララ」
騎士レオンはクララ姫を抱きかかえ、ベッドを後にした。
シャワーから戻ったら。
シャワーから戻ったら、二人でクララの蒸しパンを堪能することにしよう。
そして、いろんな事を話そう。
―――クララの事を、もっと知りたいから。
(終)
106 :
4-172:2007/04/21(土) 11:03:02 ID:YQnk5NY4
>>93 ありがとうございました(ぺこり)
もしかして連投って、いちど別のIPアドレスから書き込みがあったら解除されますか?
乙&GJΣd(・∀・)
俺にはこういうのは書けんなぁ…脱帽するよ
連投規制は板内で連続投稿数が一定以上だとかかるんじゃなかったかなぁ?
GJ
休日は昼間から人が多いな
>107
連投規制が板ごとで、バイバイさるさんがスレごとでしたっけ?
>106
とりあえず10レスを超えるようなら、数人の支援が必要と思われます。
しかしラブラブな話ですねwwwこん畜生w
>>109 それで合ってるよ
でも20レス以上ある話を俺支援なしで一気に投下し終えたよな?
やっぱり時間帯の問題かなぁ…
俺がサカナ野郎と呼ばれるようになるのはいつの日か…
あ、ゴールデンウィーク中に俺も投下するから
君のマジックペットが見てるよ?
もしかして見られ(ry
と言う展開も希望。
>>111 お前は俺か( ゚д゚ )
それ、今書こうとしてたよ
つーかペットが乱入してねちょねちょのエロエロ(ry
→4-172さん
オメガ良い話だぁ。グッジョブ!!
→おっぱい体操の人さん
新作、期待してるよ!!
114 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 20:48:20 ID:0/n/RqRK
→4-172氏
素晴らしい…!
参考にさせていただきます
今一応虎×栗書こうと奮起中
完成いつになるやらなぁ…
115 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 07:28:35 ID:l1OjbyCd
GJ!あげ
116 :
4-172:2007/04/24(火) 00:38:09 ID:zPKE7SGh
恐る恐る覗いてみたら……評価していただけて大感激です。
>107-の皆さん、ありがとうございます;´Д⊂)
>110
ダイヤルアップなので、途中で接続しなおしたのは関係あるんでしょうか……
新作期待大です。
>>116 ダイヤルアップのことはよく分からないけど…
あんまり関係はないような気がする
ただ単にたまたま板全体の書き込み頻度が落ちてただけと考えた方がいいんじゃない?
118 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 06:48:37 ID:Hz+wEqO3
新作期待あげ
アミ●サプリだかなんだかのポスターのマラリヤがエロかったんです…
…べっ別にアミノ○プリを使ったプレイを書いて欲しいだなんて思ってないんだからっ!
勘違いしないでよねっ!
120 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 09:53:33 ID:/BJ5JUyx
>>119 ノータリンな俺にはどうつかうのか皆目見当がつかない…
ワカメ酒ならぬワカメアミノサプリですか?わかりません><
むしろおもいっきり中に注いですすってみるとか…
え?何の中かって?イヤだなぁ、言わなくても分かるじゃないか
…朝っぱらからこんな妄想する俺って…orz
あーもーホントに書こうかな
122 :
506:2007/04/28(土) 12:49:43 ID:KogU9HlT
お久しぶりです。 もう新スレだったのですね…
多忙・病気により停滞、挙句急いで書き上げたのが気に入らず破棄…
と、「すぐ書き上げる」と言っておきながらこの体たらく、
申し訳ございません orz
さすがにGWは休みが取れましたので、1本落とします。
あと、おっぱい体操の方、レオクラ初体験の方含め、作品は
楽しく読ませていただきました。 GJです!
では…作業に移ります…
最近セリオスとシャロンのツンデレコンビにハマった…。今更過ぎる…orz
誰か同じ気持ちの人居ますか?
>おっぱい体操の人
アミノサプリネタで書いてくれるなら、その…すごく…楽しみに待ってます…
>506氏
wktk
>506様
お疲れ様です。
このスレは逃げも隠れもしませんので、どうかご無理をなさらないよう。
wktk
>>123 ここに俺という名の同志がいるぞ!
出来れば誰かに書いて欲しいものだ。
→506さん
期待してるよー!!
「はぁ、熱を一発で下げる方法ですか・・・。」
「そう、カイルなら分かるかなーって思ったんだけど。」
寮でのカイルとユリの会話
「う〜ん、しっかり栄養を摂って薬を飲んでぐっすり眠れば良いんですけど。」
「私、苦い薬は苦手なんだよ。」
「それでは本当かどうか分かりませんが、お尻に・・・。」
「親指を突っ込むと良いアルよ!」
突然、会話に混ざってくるヤンヤン。
「そうなの!?」
「ち、違いますよ。葱を入れれば下がると昔、本で読んだ事があります。」
「分かった、じゃあ指サックと葱を買ってくるね!」
捕手
130 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 20:07:08 ID:xpnlKvx7
新作期待あげ
うーむ、ネタはあるのに文章が思いつかん。
初心者は数ヶ月に一回ぐらいのペースで頑張るか・・・。
SS書きたいのに、気力が湧かない…
GW中に一本くらいは仕上げたい……誰か、誰かやる気を下さい…
ヤンヤンで一本書き上げたいと思ってるんだけど、
いいカップリングが思いつかん。
このスレは百合は禁止?
百合なんてあふれるほどあったような気が
予告しとくと新作は今週投下確定
例のアミノサプリプレイネタだ
135 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 23:12:13 ID:+bHXJHWc
書いてて続きが詰まった…頑張れ俺
アミノサプリで小ネタが思いついたんで近々投下しようと思います
厳しいようだが、やる気をくれと言ってるうちは何やっても駄目だね。自発的にやるようにならないと。
ま、強制して書くところじゃないしやる気ないんだったらそれでいいんじゃない?
アミノサプリネタwktk
138 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:31:58 ID:qOoLgzWh
「はぁ…やっぱランニングって疲れるよね…ちょっと休憩」
「毎朝ご苦労だなユリ」
「セリオス…珍しいね。どしたの?」
「今日も君がランニングしてると思って素敵な物を持ってきた。これだけど…どうだい?」
「あっ、アミノ○プリ!欲しい欲しい!!」
「じゃあ…キャップは開けておく。好きに飲んでくれ」
「でも…体くたびれて動けないよ…セリオス〜、飲ませてよ?」
「(ニヤソ)…仕方ないな。」
「ありがと〜…って何であたしの股を開いてるのかな…?」
「飲ませるために決まっているだろう」
「へ?…ってちょっ…あんっ!」
「ほら…口開けて」
「ちがっ…そっち…ちがうよぉ!」
「じゃあ…入れるからちゃんとくわえてるんだぞ」
「えっ…!?ムリムリっ!そんなの入らないっ!!」
ぐいっ
「いっ…!あぁあっ!!」
「どうだ、美味しいかい?」
「つめたっ…やっ…!!冷たいよぉっ!!」
「…こぼしてるじゃないか。ちゃんと飲むんだ」
「むりぃっ…やめてよぉ…せり…おすぅ…!」
「ねぇレオンお兄ちゃん二人とも何してるの?」
「しっ!!アロエにはまだ早いの!」
>>136 まあそんな真面目に受け取るなって。スランプになれば皆そうなるんだ。
つか自発的に出来なくなってるから苦労してるって事だと俺は思う。
140 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 08:44:42 ID:Ou6phHPg
>139
なんかイライラしてた。すまぬ。
142 :
506:2007/05/03(木) 20:08:59 ID:4zyUK5DA
完成しました。
・レオン×リエル(恋人前提)
・今さらながらホワイトデー…ですが、いつもの如くあまり関係なし
・一部文字化けの可能性有(ふりがなを入れて対応してます)
・タイトルは名前欄にします(初めてだ)
エロくなかったらごめんなさい。
NGは「Smell Like This」でお願いします。
横田商会乙
間違ってたらごめん
wktk
『Smell Like This』
そろそろ春の香りが漂いだす頃。
「あー、ヒマだな、畜生」
平日の真っ昼間、自分の部屋のベッドに横になったままレオンがこぼす。
別にサボっているわけじゃない。
彼の右足には、仰々しくギプスが取り付けられている。
週末に、とある事情でポッキリと折ってしまったのだ。
もちろん、即、保健室でミランダ先生の治療と相成ったわけだが…
『…はい、これで固定して、と…』
『ちょ、ちょっとセンセ、ちゃんと治してくれよ』
『? これじゃ不満ってわけ? …はは〜ん、レオン君ったら私と『いけない治療』を期待してるのかな〜?』
『ち、違いますって! …アタタ…』
『ほらほら、大声出したら足に響くわよ』
『センセが変なこと言うからじゃんか…じゃなくって、ほら、治癒魔法でピタッ、とさ…』
『ちゃーんと掛けてるわよ。 でも、完治するほどの効果を出すわけにはいかないの。
患部を強制的に活性化させるわけだから、意外とあなたの体にも負荷がかかるのよ』
『…へー、そうなんだ』
というわけで、しばらくギプスとのお付き合いを余儀なくされているレオンであった。
「ツイてねぇや、全く…」
チラリと壁のカレンダーを眺めてまたこぼす。
今日はホワイトデー。 本来なら、若いカップルの一大イベントの一つで、レオンも例に漏れず、
期するものがあった。
それが、このザマなのだから、ボヤきたくなる気持ちもわかる。
「アイツにも悪いことになっちまったな…」
そう独りごちて、傍らのサイドボードに置かれたものに目をやる。
丁寧に包装された小さな箱がある。
言うまでもなく、バレンタインのお礼に買ってきたものだ。
「これじゃ、渡せねぇし…って言っても呼び出すわけにもいかねえしな」
ふぅ、と溜息。
…別に義理チョコをもらった女生徒相手なら、こんなボヤきも出ない。
日を改めて、『わりぃ、遅れちまった』で済む。
でも………本命の恋人相手には、それで済ますには、気が治まらない。
「リエル…がっかりするだろな…」
足を折る前に、
『リエル、ホワイトデーのお返し、何か欲しいものあるか?』
『え…何だっていいです、レオンさんが選んだものなら何でも…』
『さん付けはやめてくれよ、こうして付き合ってんだしさ』
『あ、ごめんなさい…』
『いいよ、謝らなくても。 でも、本当に何でもいいのか? つっても、そんな気の利いたモン用意できる自信はねぇけど』
『ええ、本当に…マシュマロでも十分ですから』
『そんなチャチなもの買わねえって。 もっとリエルが喜びそうなもの選ぶさ』
『…ありがとうございます。 でも、あまり無茶な買い物はしないでくださいね…』
『商業科の生徒のセリフには聞こえねえな』
『それとこれとは別ですぅ!』
『そんな顔で凄んでも怖くないぞ』
『はうぅ…』
『…冗談さ、そんなヘコむなよ。 ま、リエルに似合うもの買ってあげるさ』
『…その気持ちで十分です…』
…なんてやりとりの後だけに、レオン自身も少しヘコんでしまう。
「あーあ…」
やるせないまま、時間が過ぎていく。
コンコン。
そろそろ夕方に近づいた頃、不意にドアをノックする音が聞こえる。
「誰だよ、一体…」
とボヤきながら、体を起こすレオンに通信魔法が聞こえる。
「あ…わ、私です…」
「リ、リエル!? 待ってろ、すぐ開けるから」
慌てて返事をして、魔法で開錠する。
「失礼します…」
「そんな畏まるなって…ま、クセみたいなもんだからいーけどよ」
「ごめんなさい」
おずおずと入ってくるリエルが少し申し訳なさそうにする。
「どーしたんだよ、もう購買部は店じまいか?」
「はい、後は予約購入の配達を済ませてしまえば…」
「じゃ、先に済ませて来いよ」
「いえ、レオンさんの部屋で最後ですから」
「あ? 俺、何も頼んだ覚えねぇぞ?」
「いいえ、大切なものをお届けに来ました」
言いながら、リエルがバッグから一包みの薬包紙とタオルを取り出す。
「何だそれ?」
「うちのおばあちゃんからもらった痛み止めです。 ケガによく効くそうで…」
「いや、一応俺も薬飲んでるんだけど………あ、いや、もらっとくぜ、サンキュ」
レオンはぶっきらぼうに言いかけて、リエルの哀しそうな表情を見てすぐに訂正する。
「…迷惑ですか?」
「ち、違うって! あまり予測してねえものだったから、つい…わりぃ、すぐ飲むわ」
「あ、それ、食後に飲むのがいいそうです」
「オーケー、晩メシの後に飲んどくぜ」
「はい」
少しはにかむようにリエルが笑って、スッと立ち上がる。
「? どうした、リエル?」
「えーと、レオンさん、洗面器はお風呂場ですね?」
「そーだけど?」
「わかりました、じゃ、ちょっと取ってきます」
「?」
怪訝そうな表情のレオンを残して、リエルが一旦部屋を出る。
「……いつになったら、俺を呼び捨てるんだろな…」
もう付き合いだして半年くらい経つけど、相も変わらずこの調子だ。
レオンから告白して、リエルが想いに応えて始まった恋人関係。
人並みに会話もして、年齢相応にデートもして、もちろんキスもセックスも体験済みだったりするが、
彼女の言葉遣いはさして変わらない。
レオンとしては、もっとフランクな恋人同士でありたいから、事あるごとにリエルに指摘するが、
彼女の言葉は普段と変わらず丁寧なまま。
ちょっと前に喫茶店で話を聞いたところによると、実家も商売をしている傍ら、母は富豪の屋敷の給仕もしているそうだ。
リエル自身もその屋敷で給仕をしていた経験もあるそうで、それが今の彼女を形成しているのかな、と勝手に解釈しているのだが。
「…ま、気長にいくか」
元来、楽観的に気を遣うタチのレオンは、あっさりそう切り替える。
「…よいしょ、っと」
と声と共に、リエルが洗面器を持って部屋に入ってくる。 どうやら水を入れて持ってきたようだ。
「足元、気をつけろよ」
「は、はい、大丈夫です……はわわっ!?」
レオンが注意を促した矢先、リエルは 何 も な い 床に足を取られて前のめりに躓く。
―洗面器が宙を舞い、正確にレオンの体に中身をぶちまけながら着地する。
部屋一面に水の饐(す)えた匂いが漂う。
「ごめんなさい、ごめんなさいっ! 本当にごめんなさい!」
目に涙を浮かべてリエルが必死に謝る。
「…いいから、謝ることねぇって」
頭からズブ濡れのレオンがリエルを止める。
「でも、でも、私……!」
泣きながらリエルがかぶりを振る。
「泣くなよ…気にしてねぇから」
レオンがとりなすが、リエルはへたりこんだまま泣いている。
「…てかリエル、その洗面器で何をしようとしてたんだ?」
「…レオンさんの…体を……拭いてあげようと思って、それで…でも…」
「別にそんなに気を回さなくても…ハックション!」
「あ! た、大変! 冷えちゃう!」
「やべ、とりあえず脱ぐか…って、おい、リエル!?」
とりあえず濡れた服を脱ごうとボタンに手を掛けたレオンだったが、いきなりリエルが半ば強引に制する。
「わ、私がやります!」
言うが早いか、手際よくレオンの上着のボタンを外し、シャツも脱がせる。
先程のドジっぽい行動が嘘のようだ。
「ちょ、ま、待て……」
レオンが目を白黒させている間に、リエルはズボンにも手を掛け、膝下までずり下ろす。
そして、ギプスに注意を払いながらゆっくりとズボンを抜き取る。
瞬く間にボクサーブリーフ1枚の姿になるレオン。
「おい、リエル! いいって! 自分で…」
「ジッとしててください!」
突如、ビシリと言われてレオンが黙る。
「……ごめんなさい、でも、私にはこんな事しかお世話できないから…」
伏し目がちにリエルが呟く。
そして、傍らの乾いたタオルを取り、レオンの頭をゴシゴシと拭く。
「………」
レオンも半ば諦めて、彼女の気の済むようにさせる事にした。
頭から腕、上半身と、丁寧に拭き取る。
(やっぱり、逞しいです…)
拭きながら、リエルはそんな事を考える。
両脚を拭いて、一旦リエルは立ち上がる。 もう1枚のタオルを手にまた部屋を出る。
洗面所の方から水音が聞こえ、しばらくしてからリエルが固く絞ったタオルを手に戻ってくる。
「さあ、横になってください」
「もういいって、リエル。 十分だって」
「まだです。 少し汗臭いですよ」
「うわっぷ!」
いきなり顔を拭われてレオンがむせる。
顔から首筋、肩から腕へと心地よい湿気が滑る。
「悪いな、なんか…」
「いいんです…ほら、やっぱり体汚れてる…」
タオルが汗と垢を吸って、軽く変色している。 半ば寝たきりなため、まともに体を洗えていないのは確かだ。
リエルはまた立ち上がり洗面所に向かい、再度タオルを絞って戻ってくる。
「体…起こしますよ」
「ん…」
体を起こしたレオンの胸から腹を丁寧に擦る。 感触が少しこそばゆい。
そして、背中。
……レオンの体を丁寧に拭きながら、リエルはふと、ボーッとなる。
(レオンさん…やっぱり逞しくって…それに…この香り…)
そう、汗臭さと水分の匂いに混じってほのかに香る『雄』の香り。
リエルの女の部分が、その美酒を求め始める。
「…じゃあ、こちらも拭きますよ」
とリエルが太腿に手を添える。
「ちょ、そっちは俺が拭くって!」
「ケガをされてる方は、じっとしていただきますよう」
慌てて手を伸ばすレオンを、静かながら、どこか丁寧な看護師っぽい口調で制する。
リエルの顔は薄く朱がさし、その表情は心なしか陶然としている。
「………」
何か憑かれたように一心に拭き続けている。
レオンも半ば諦めてなすがままになっている。
太腿からふくらはぎへと進み、ギプスのはめられた足をそっと持ち上げられる。
「………痛そう」
リエルがこぼす。
「もうほとんど大丈夫さ。 大袈裟なんだよ、こんなの」
レオンの言葉に優しい視線だけを返して、リエルはそっとふくらはぎを摩る。
そして、また足をゆっくりとベッドに戻して、再びタオルを洗いに立つ。
「おーい、もう十分だって」
レオンが暢気な口調で投げかける。
「…まだです、よ」
リエルが微笑み、レオンのギプス側の足を軽く持ち上げる。
「さ、うつ伏せになっていただけます?」
「……わかったよ」
ギプスに気を付けながら、レオンが体をよじってうつ伏せになる。
「じゃ…」
リエルがレオンの脚をゆっくり下ろして、太腿を拭く。
そして、少し躊躇うような間の後、
「えいっ!」
ボクサーブリーフに手を掛け、一息にずりおろす。
「おわっ! それは待て、リエル!」
さすがにレオンが慌てて止めようとするが、うつ伏せのままでは何もできない。
体をよじったところで、ブリーフが脱げるのを手伝う結果になっただけだった。
「ここも…綺麗にしましょうね…」
「お…おい、や、止め…」
むき出しの臀部に手を置かれたのと、リエルの口調の妖しさにレオンは抵抗を続けるが、
「あだぁっ!」
ギプスの上から少し体重が掛かり、痛みに悲鳴をあげる。
「ダメですよ、暴れたら…」
愉しそうな口調でリエルは臀部をさする。
そして、ゆっくりとゆっくりと、他の部位と比べても丁寧に拭いていく。
「つつ…リ、リエル…マジ勘弁…」
レオンが情けない声をあげる。
「………はい、きれいになりましたね…」
やっとのことでリエルの手が止まる。
リエルの手が、膝のあたりで半端に引っ掛かっているブリーフのあたりに掛かり、レオンはホッとする。
…のも束の間、リエルは信じられない程の力と素早さで、レオンの両膝を掴み、仰向けに転がす。
「なっ!」
素っ頓狂な悲鳴をレオンがあげた時にはもう完全に仰向けにされていた。
もちろん、無防備にむき出しにされた下半身もそのままだ。
「バ、バカ! 止めろ、リエル!」
さすがに声を荒げたが、リエルの表情を見て、レオンは言葉を失い固まる。
リエルの視線は、レオンの下半身に注がれている。 今までは暗がりでしか晒したことのない部分。
少し傾きだした日の光に染まったリエルの顔は、まさしく初めて見る表情。
瞳を潤ませ、どこか緩んだ印象を受ける表情。
(や、やべ…リエルって、こんなエロい表情…するんだ…)
自分の体臭に混じって、リエルの香りがようやくレオンの鼻腔を擽り出す。
(………す、すごいです……)
リエルはリエルで、実質初めて目にするレオンの男の部分に知らず釘付けになっている。
今まで、ほんの数回自分の中で受け入れたものが目の前にある。
それが、日の光の中でゆっくりと脈打ちながら大きさを増していくのがわかる。
しばらく息を呑んでジッと見つめていたが、不意にリエルの五感に強烈に届く、レオンの『雄』の香り。
(…何か、変ですぅ…)
一息に強烈な酒をあおったような感覚。 リエルの体が瞬く間に酔う。
視線が一旦レオンの顔に向けられる。 何か恥ずかしそうな、何かを堪えるような表情。
(……あ…あの時の表情みたい…)
リエルの脳裏に、ある顔が浮かぶ。 そう、自分を深く貫いた時に見せる、あの表情だ。
暗がりでしか見たことのない貌が、今はっきりと結像している。
(………)
「じゃ、ここもきれいにしましょうね…」
リエルは固く絞っていたタオルをほどき、また折り返す。
そして、優しく彼のペニスを包むと、緩やかに手を往復させる。
「うあっ!? ま、待ってく…」
レオンの狼狽した声が届くが、リエルは構わずに、まるで大切な彫像を磨くように丁寧にペニスをさする。
「うあっ!」
タオル越しの刺激にも、レオンのペニスは正直に反応し、瞬く間に硬度を増す。
(こ、こんなに大きく、固くなって………)
ぼんやりとそんな事を考えながらも、リエルは何かに憑かれたように手を休めない。
「…や、やめ…ううっ!」
レオンは何とか声を絞り出すが、その度に迫ってくる快感に体がのけぞる。
なにしろ、骨折してから自分でもしていないから、快感が強すぎて頭がクラクラする。
と、ようやく、リエルがペニスをさする…いや、拭くのを止める。
すっかり勃起したペニスは濡れて、窓から射し込む光で奇妙な輝きを示している。
…亀頭の先端からは、透明な液がしとどに溢れ、脈動に合わせてゆっくりとペニスの根本へと垂れていく。
「…も、もう終わったろ…? 服、着るから…」
何とか繕って―と言っても勃起は治まらないが―レオンがブリーフに手を伸ばすが、
「…まだですよぉ。 最後の仕上げです」
伸ばした手を押さえられる。
「…?」
訝しむレオンの目に、リエルの表情が飛び込む。 明らかに、先程以上の蕩けた表情だ。
「ま、待てよ…」
(待てません…)
レオンの制止はリエルには届かない。 虚ろに潤んだリエルの瞳がレオンの視界から消える。
次の瞬間、レオンのペニスはリエルの口腔に飲み込まれる。
「くああっ!」
暖かい粘膜に包まれてレオンが体を震わせのけぞる。
「む、んんぅ…」
リエルがくぐもった声を発する。
(こ、これ…ちょっと苦しい…で、でも、これでお口を動かしたら男のヒトって気持ちいいんですよね…?)
自分でも後先なしに咥えてみたものの、何しろ初めてだ、どう『動かす』のかはよくわかっていない。
(ここを、舌を使って転がせばいいのかなぁ…?)
深く呑み込んでいたペニスを浅く吐き出して、リエルは亀頭に集中して舌を這わせ、くびれに沿って動かしてみる。
「ダ、ダメだっ、リエルっ! よ、よご…ううっ!」
レオンは言葉が続かない。 リエルのたどたどしい舌の動きにも、こみ上げるものを堪えるのが精一杯だ。
(これ…すごく難しいですぅ…うっ…むせそう…)
そう思いながらも、リエルの口は止まらない。 舌をぎこちなく動かしながら、口を窄めて吸い上げる。
手はペニスの根本を緩やかにしごくように動かし、時に袋に触れてみる。
袋に触れると、キュッと縮み上がっていくのを感じる。
レオンにとっては甘美な拷問である。 しばらく快感から離れているのも手伝い、もう限界を迎えている。
「リ、リエル! 離せ! で…出る!」
さすがに口腔内(なか)に出すわけにはいかないと、レオンはリエルの頭に手を掛け引き離そうとする。
リエルは上目遣いにそれを見ると、逆に『出して』と言わんばかりに、舌を絡めて深くペニスを呑み込む。
「う……あああっ!」
レオンの体を強烈な快感が疾り、ペニスが跳ねる。 同時に、リエルの口腔に熱い精液が叩きつけられる。
(あ…出てる…レオンさんの…すごく……熱い…)
強烈に熱く、青い匂い。 リエルはレオンの味に酔う。
支援
「う……大丈夫か、リエル…?」
ようやく射精の快感を引き剥がしたレオンがリエルに声を掛ける。
「んん、…くんぅ…」
まだペニスを深く咥えたままのリエルは、その声に応えずにまだ吸い上げるようにゆっくり口を動かす。
「頼む…も、もう…離れてくれ」
右手でリエルの頭を撫でてそう言うと、ようやくリエルが口をヌラリと滑らせるように離す。
イッたばかりの所にまた鈍く痺れるような感覚に顔をしかめるレオンをよそに、口を閉じたままのリエルがレオンを見つめる。
そして、細い喉を軽く反らして、口腔内(なか)の精液を飲み干す。
眉根を寄せて苦しげな表情が妙な色気で、レオンは不覚にも見とれる。
「はぁ…」
瞳を陶然とさせたまま、軽く艶のある溜息が漏れる。
「…そんな事しなくても良かったのに…」
「けほ…ご、ごめんなさい…でも………私…こんな事しかできないから…」
軽くむせながらリエルが応える。
「いや、体を拭くのはともかく、ソレは…お前だって初めてだろ…」
「………ヘタクソでごめんなさい…」
「違うってば。 何て言うか………ごめん、って謝るのは俺の方だろ。 リエルに無理させて、そんなもん飲ませてしまって…」
少し我に返ったのか、しょげるリエルにレオンは優しく返す。 しょげるポイントが違う気もしたが。
「いいんです…私…レオンさんをもっと感じたかったから…」
顔を染め、目を反らしながらリエルがポツリと呟く。
「………ありがとうな」
この言葉が適切かは甚だ疑問だったが、レオンはとりあえずそう礼を言う。
「…さ、もう大丈夫だから、口すすいでこいよ」
「…はい」
そうリエルは返事をしたが、何故か膝立ちの姿勢のまま動こうとしない。
「どうした? ……ん?」
訝しげにレオンがリエルを見ると、彼女は顔をさらに赤らめている。
よく見ると、両腿あたりをもじもじとさせている。
(ん? ………っておい、リエル…)
レオンは見た。 リエルの右の内腿に何か光るものが流れるのを。
(リエル…ひょっとして…濡らしてるのか?)
その図にレオンはまた昂奮を覚える。
(『お返し』だ…)
ようやくおずおずとベッドから降りようとしたリエルの腰を抱き止め、内腿の雫を掬い上げる。
「ひゃんっ! はわわ…」
リエルが鋭く悲鳴をあげ、体を硬直させる。 内腿に鳥肌が立ち、細かく震えが疾る。
「…やっぱり」
レオンが確信したような口調で呟く。 指で掬い上げた液体は思った以上に粘り、指からこぼれて糸を垂らす。
「ダ、ダメなんですぅ…」
リエルの声がか細く震えているのは、羞恥心なのか、それともこみ上げた快感によるものなのか。
レオンは微笑み―リエルにはニヤリと笑ったように見えた―、間髪入れずに右手をスカートの奥に差し入れる。
「きゃ! だめぇ!」
リエルがまた悲鳴をあげて、レオンの手を押さえようとするが、レオンの手が的確に濡れて膨れた部分をさすると、
「はうううぅっ! ふぅ…」
ゴトリ、という擬音が聞こえそうな勢いで全身から力が抜けてしまう。
「そんなに昂奮してたのか? こんなに濡らして…」
レオンは、少し意地悪かな、と思いながらも、それ以上的確な言葉が思いつかずにそう囁く。
「あう………んんっ…ち、ちが…きゃん!」
リエルは息も絶え絶えに否定しようとしたが、レオンの指がショーツをくぐり抜け、直接秘部に触れられると、ますます力が抜け上半身が前かがみになってしまう。
レオンの指が熱いうるみに包まれる。 レオンはそのまま指を膣内(なか)に突き入れる。
「ああんっ! だめぇ!」
リエルの腰が跳ねる。 しかし、レオンの手を退けようとはしなかった。
リエルの膣内も、指を拒むことなく、いやむしろ歓迎するかのように奥に吸い込むようにうねっている。
「ここは、だめそうじゃないけど?」
「う…うう………」
リエルの頭を羞恥心と快感が同時に疾る。 同時に、両目から涙がこぼれる。
荒くなった吐息から、熱っぽい『雌』の香りがした。
(………)
レオンは膣から指を抜いた。
「………悪い、ちょっと意地悪だったな」
涙を流すリエルにレオンは謝る。
「…聞いてくれ。 正直、驚いた。 まさかそんなことまでしてもらうなんて、さ…」
「…あ……あう…」
今さらのように先程の口淫を思い出したのか、リエルはまた赤い顔をしてしょげた表情になる。
「そんな顔しないで、最後まで聞いてくれ。 俺さ…嬉しかった」
リエルが顔をあげてレオンを見つめる。
「いや、見舞いに来てくれた事が、さ。 今日って大事な日だったのにこのザマでさ、気が滅入ってたんだ」
言いながらリエルの頬に流れる涙を拭って、さらに続ける。
「それだけじゃなくて、頼んでもないのにそこまで世話してくれて…」
「ご、ごめんなさ…」
「謝るとこじゃねぇよ。 済まないな、面倒掛けてしまって」
「…いえ、私には、こんな事しかできないですから…」
「そんな事ないって。 俺の気を晴らしてくれた事、今、それ以上の事なんてねぇよ」
「………ありがとうございます…」
「もう俺は大丈夫だから、ベッドから降りて身支度してくれ。 日が沈んだら一緒にメシを食おう」
「…はい」
レオンの言葉に、リエルは涙を拭い微笑みかける。 そしてゆっくりとベッドを降りる。
「よいしょっと。 さて、服を取るか…」
とレオンがベッドの脇の洋服ダンスの引き出しに手を掛けた時、スルリと布の音がした。
「…な!?」
音がした方を振り返り、レオンがたまげた声をあげる。 ―リエルが制服を脱ぎ捨てていた。
「おい! もういいって!」
レオンの声もまたも無視してリエルはブラジャーとショーツも脱ぎ捨てる。 素肌にはスリーブだけが残されただけだ。
「リエル!」
「………最後まで、お世話させて…」
はにかむようにそう言って、リエルはまたベッドに上がる。 またしてもレオンを跨ぐ恰好だ。
「バ、バカ! もう止め…うっ!?」
レオンは気色ばむが、リエルの小さな手が彼のペニスを包み込むと、言葉が続かなくなる。
「………熱い」
そして、またあの顔。
(………リエル、こんな積極的だったか? でも…これで断ったら…恥かかすな…)
積極的なリエルに戸惑いは隠せないが、心も体も正直に反応するのがこの年頃の男の子だ。
「…わかったよ、リエル。 でも、『お世話』ばっかりにはならないぞ」
手を止めてリエルが戸惑った表情を見せる。
「一緒に…気持ちよくなろう」
リエルの頭を引き寄せ、激しくキスをする。 …自分自身の生々しい匂いも感じたが気にする程でもない。
リエルの舌をくすぐるようになぞり、吸い上げる。 リエルも数テンポ遅れで反応し、舌を絡めてくる。
「ん…ふぅ…」
互いの口から甘い吐息が漏れだす。
レオンはキスを続けながら、手をリエルの乳房に伸ばす。
「くぅぅ……ん」
リエルの口から悩ましい声が漏れる。 レオンが手を動かしやすいようにか、軽く胸を突き出す。
両手が乳房を捉える。 そして優しく揉みあげる。
リエルの舌が止まり、唇が離れる。
リエルの均整のとれた乳房は既に張り詰めていて、レオンの手の動きに的確に反応する。
「あ……ん…」
リエルが眉根を寄せ、こらえるような声で応える。
「声、出していいからな」
レオンはそう囁くと、猫背気味に顔を屈めてリエルの乳首を咥える。
「ああっ、んぅ!」
リエルが快感にのけぞる。 既に彼のペニスからは手が離れ、彼の頭に両手を廻ししがみつき、快感に身を委ねる。
「き…気持ちいいですぅ…レオン……さん…」
(せめて、こんなとき位、『レオン』と呼んでくれよ…)
そうも思ったが、口には出さず、レオンは優しく愛撫を続ける。
「ああ…レオンさん……私…」
切なく濡れたリエルの声が届く。 切れ切れの吐息に二人の熱が薫る。
「リエル…寝かせるぞ…」
レオンはそう言って、リエルを横たえる。 リエルはなすがままに仰向けになる。
レオンは体を起こし、リエルに覆いかぶさる。 ギプスの脚が少し痛んだがそう気にはならない。
「…すご…」
思わず嘆息する。 リエルの秘部は先程以上に濡れて、薄く生えたヘアも重く変色して素肌に貼りついている。
「恥ずかしい…です…」
しげしげと眺められるのが恥ずかしく、リエルがそっと手を伸ばし隠そうとするが、レオンもまたそっとその手を制する。
(きれいだ…)
レオン自身も、じっくりリエルの秘部を見るのは初めてだ。
秘唇が充血して、視られるのを恥ずかしがるように細やかに震えている。
「ごめん、俺、もっとリエルを見たい」
と言うと、レオンはリエルの下腹部に顔を寄せて、先程のキスと同じように秘唇に口を合わせる。
「ひゃん!」
リエルが嬌声をあげ、腰を上に突き出す。 まるで、もっと深く求めるように。
「甘い…」
レオンが呟く。 そして、ゆっくり膣内(なか)に舌を挿し入れる。
「んん…は、入ってくるぅ…レオンさんの…」
リエルが高く声を詰まらせる。
(暖かくて、柔らかくて…)
レオンは素直にそう思う。 挿入した舌を少しずつ奥へ進める。
その刺激にリエルの襞がさらに誘うようにレオンの舌を絡め取る。
(なんか…ほんとにキスしてるみたいだ…)
レオンはそのまま膣内で舌を精一杯動かしてみる。 ぎこちない動きではあるが、それでもリエルには十分らしく、
「ああ…レオンさ…ん、いい、いい、です」
途切れ途切れの言葉で快感を訴えている。
レオンは一旦ゆっくりと舌を抜き取る。 口はリエルがしとどに吐き出した愛液で光っている。
「リエル…ここも…触るぞ」
「え…」
リエルの視線が下がる。
レオンの舌が膨れ上がったクリトリスを捉えるのが見えるのと同時に、今まで以上の快感がリエルを貫く。
「あんっ! レオンさん…そこぉ…っ!」
鋭く悲鳴をあげて白い喉を反らす。
「い、痛かったか?」
先程までとは違う声にレオンは驚き顔を上げる。
「は、はい…少し……で、でも、何か変ですぅ…」
今までクリトリスに触れた事はなかったから、痛みと感じるほどの刺激だったのだろう。
しかし、リエルの秘部はわななき、先程以上の愛液が溢れ出してきている。
「どうする? やっぱ、止めとく?」
レオンの声に気遣いが混ざる。 一緒に気持ちよくなりたいのに、リエルに苦痛を与えては何にもならない。
「………いえ…でも、優しくして…」
消え入りそうな声で、それでもレオンの言葉を打ち消して、リエルが腰をくねらせる。
「…わかった、無理するなよ」
そう声を掛けて、レオンは改めて愛撫を再開する。
そっと舌を伸ばし、恐る恐るクリトリスに触れる。 リエルの体がビクリ、としなる。
でも、体は遠ざかることなくレオンに預けたままだ。
性急にならないよう、自分でもじれったくなる位ゆっくりとクリトリスを舌で転がす。
「んああ…はぁ…ん」
リエルの声が次第に甘い嬌声に変わるのがわかる。
レオンは舌に込める力を強めて、クリトリスを押しつぶすように刺激する。
「くううっ! いい…のぉ!」
顔を仰け反らせ、舌を突き出しながら喘ぐリエルが淫らに映る。
「いい…のか?」
「はい…気持ちいい…っ! レオンさんに弄られて…気持ち…いいのっ!」
リエルが、淫らな雌の顔を出して叫ぶ。
…挿れたい。 レオンはリエルの淫らな姿に大きく衝き動かされる。
「リエル…いいか?」
「………はい。 で、でも…」
「どうした?」
「レオンさん…が、横になって…脚…」
こんな状態になっても、リエルはレオンの体を気遣っている。
「…わかった」
レオンは改めて仰向けになって寝転がる。 リエルもよろよろと体を起こして、レオンの下半身に跨る。
「脚…大丈夫です…?」
まだリエルは気にしている。 レオンは内心苦笑しながら、
「大丈夫さ。 …いい?」
レオンはリエルの細い腰に左手を添え、右手で自分のペニスをコントロールしてリエルの秘部にあてがう。
「ゆっくり…腰を下ろして…」
「はい…」
今までにない甘い表情で、リエルがゆっくり腰を沈めていく。
湿った音を立てて、レオンの猛ったペニスがリエルの膣内(なか)にゆっくりと飲み込まれていく。
「ん…ふぅぅぅ…ん…」
快感に目を閉じたリエルの顔が悩ましく歪む。
「くっ…!」
(すげ…あったかくて、絡み付いてくるみたいで…)
レオンも全身に快感が疾り、体が震える。
リエルの膣内は、十分に濡れているとはいえかなり狭く、強く握り締められているような感触もある。
「ううっ、リ、リエル、気持ちいい…!」
握られている、というのはレオンの錯覚だった。
確かに強く締め付けられているのは事実だが、熱く潤んだ襞の一枚一枚は嫋(たお)やかに絡みついてくるのだ。
レオンは一気にこみ上げる射精感を必死にこらえた。
「はああぁ…私も…レオンさんのが…当たって…」
リエルも腰を震わせて、表情を蕩けさせている。
「リ、リエル…そのまま前屈みになって…」
「え……こう、ですか?」
リエルが両手をレオンの肩に掛け、そろそろと前に凭れかかる。
「ああ、………リエル、大好きだ、愛してる」
「! …わ、私も、私も…愛してます!」
感極まったリエルの瞳からまた涙が溢れる。 レオンは右手をそっとリエルの頬に当て涙を掬うと、
自分の頭をゆっくりと持ち上げ、リエルの唇にキスをする。
リエルもいとおしげにレオンの唇を貪る。
長いキスを終えると、
「じゃ、リエル…一緒に…」
「…はい」
リエルがはにかみながら体を元通りに起こして、ゆっくり腰を動かす。
リエルが奥までレオンのペニスを飲み込み、その愛しい形を確かめるように膣内を蠢かせる。
「ううっ、そ、そんなに締め付けると…」
レオンはまた快感の濁流に呑まれそうになる。
「だ、だって、あっ、わ、私…変になりそうで…あああっ!」
リエルも快感の大きさをこらえ切れないようになっている。
「お、俺も…我慢できない…」
レオンが声を絞り出すと、リエルの腰を両手で掴み、下から大きく突き上げる。
「あん! そ、そんなにされたら、私……!」
リエルが快楽に顔を歪めながらも、レオンの動きに合わせ激しく腰をくねらせる。
部屋に二人の吐息と淫らな水音を響かせながら、二人は絶頂に向けて激しく互いを貪る。
「くうっ…!」
レオンは眩暈を覚えながらも、リエルを絶頂へ導くべく、滑り込むペニスの角度を変え、何度も擦り付ける。
「やあぁん! そ、そこぉ! だめぇ…っ!」
リエルが絶叫に近い嬌声をあげる。 膣内から新たな蜜が溢れ、飛沫を立てる。
「レオンさぁん…わ、私もう、もうだめぇ、もうらめぇ…!!」
リエルが舌足らずに絶え絶えになりながら、絶頂の到来を知らせる。
「うう、俺も…!」
レオンももう限界である。 絶頂を求め、リエルの最奥を抉るように突き立てる。
リエルも腰を大きくグラインドさせて、レオンを奥まで呑み込む。
「あああっ! い、イク! 私、イッちゃうのぉぉぉっ!」
リエルが法悦の表情で絶叫する。 その表情で十分だった。
「リ、リエル、俺も…イク!」
「レ、レオンさ……ああああっ!」
互いに深く奥底を突いた瞬間、レオンのペニスが一気に体積を増し、激しく精液を噴き上げる。
レオンの熱を感じた瞬間にリエルも絶頂に押し上げられる。
リエルの体が絶頂にしばらく震えて踊り、やがて力をなくしてレオンの胸に上半身が崩れ落ちる。
白く靄のかかったレオンの頭と五感に、リエルの甘い髪の香りが届いた…
「ごめんなさい、ごめんなさいっ!」
またリエルが半泣きでレオンに謝っている。
ベッドの上でお互い裸のまま寄り沿っているのだが、完全に我に返ったらしいリエルが何度も謝っている。
「何だよ、また謝りだして」
気だるげにレオンが返す。 まだ快感の余韻が残っている。
「だって、だって、私…!」
顔をまた真っ赤にしてリエルが顔をレオンから反らす。
リエルにしてみたら、自分のドジと痴態を思い出すにつけ、いたたまれないのだ。
「…リエル」
レオンはリエルを振り向かせて、腕枕に載せる。
「きゃん!」
変な声の悲鳴をリエルがあげる。
「謝られたら、俺困っちまう。 さっきの『愛してる』って言葉も嘘っぽくなるだろ?」
「はう…」
「いいんだよ、あれでも。 でもビックリしたけどな、まさかリエルから…」
「きゃーーー! 言わないでーーー!」
また悲鳴をあげて両手で顔を隠す。
レオンはクスリ、と微笑う。
「笑っちゃイヤですーー!」
リエルはもう叫んでばかり。
痴態に対する照れ隠しだが、レオンはまだそこまで『女心の機微』はわからない。
「……おいリエル」
ふと、レオンが声を掛ける。
「……やっぱり、怒ってるんデスね?」
「何だ、その変な口調。 違うって。 ほら、こっちを向いてよ」
「な、何デスか? …これ?」
「何って…今日ホワイトデーだろ? さらに言えば…お前の誕生日じゃねえか。 プ・レ・ゼ・ン・ト」
「あ」
「何だよ、そんな気の抜けた返事して」
「ごめんなさい、あまりに不意打ちで…」
差し出された小振りの箱をリエルは受け取る。
「開けてもいいデスか?」
「だから、いい加減その口調やめろって。 どこの変態ピアニストだよ。 あ、開けてもいいぞ。 大したもんじゃないけど」
レオンの返事にリエルはリボンと包装紙を取る。
中からは、小さなハート型の小瓶に入ったパフューム。
「あ、これ!」
「女の子に今流行りのやつだろ? アイツらに訊くの、結構恥ずかしかったんだぞ」
「これ、リディア先生の授業にも出ますよ」
「混ぜっ返すなよ。 確か、欲しがってたよな?」
「はい、ありがとう、…レオン」
リエルは嬉しそうに小瓶を抱き締める。
「…やっと、俺を呼び捨ててくれたな」
「はわわっ!? ごめんなさい!」
「…いや、それでいーんだよ」
また謝るリエルにレオンは苦笑する。 先はまだまだ長そうだ。
「そういや、リエルって同い年だよな? 結構誕生日遅いんだな」
「え? 私…歳ですけど…」
ボソリ、とリエルが年齢を伝える。
「げっ! と、年上だったのかよ! 聞いてねえよ!」
レオンが狼狽する。
嘘だろ、とかブツブツ言っているレオンをよそに、リエルは微笑んで、パフュームを振る。
…何となく、春の香りがした気がする。
― Fin. ―
GJ
Y&Co.…げふんげふん
156 :
506:2007/05/03(木) 20:37:51 ID:4zyUK5DA
以上、お粗末さまでした。
一部ヘンな台詞があったりするのは仕様ですのでご容赦くださいw
>>143様
タイトルは「正解」です。
Y&Co./Smell Like Thisから採用しています。
曲調とエロとは何ら関係ありませんが(今までの拙作と同じく)。
>>149様
支援どうもです…でいいのでしょうか?
さて、しばらくは音ゲーと熊に廃ってきます。
で、次のクララ調教?ですが、
・暴力、スカ、AFは筆者が萎えなので描写しません。
・黒め…とは言いながら多分オチ含めキツくならないようになります
(これも筆者の嗜好によります)
ですので、ハードコアを期待される方はスルーの方向でお願いいたします。
では、またのお目もじをば。
やっぱりそうかwあの曲大好きだぜ
しかしここの住人は音ゲーわかる人結構多いね…
うおー、調教ものwktk
158 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 21:48:16 ID:qOoLgzWh
GJ!!
何だかニデラやりたくなってくるなぁ…
QMAスレなのに…
GJ!
乱れるリエルにハァハァです。
次回作のおことわりの点ですが、今までの506さんの作風から言って
多分みんなハードコアじゃないもの、というか、言い方は変ですが
「オチに愛の感じられる調教」みたいなのを期待しているんじゃないか
と思っています。
特にクララファンの人は……
→506さん
オメガグッジョブ!!and新作期待してるよ!!
という僕も、弐寺プレイヤーなので、タイトル
に、ニヤリしました(^-^)
161 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 19:26:57 ID:PDAwQL6x
保守&予告age
一応ヤンヤン X シャロンネタが完成間近なので
完成すれば今晩にでも投下します。
初めてのエロパロな上に、先輩方のように上手く書けてない&エロより駄文が多いので
つまらなかったら申し訳ないです。
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
164 :
161:2007/05/05(土) 22:20:15 ID:PDAwQL6x
とりあえず完成したので駄文で失礼ですが投下させていただきます。
タイトルは『Worry & Lesson』です。
不快な方はNGに登録してください。
ある日のこと、ヤンヤンは悩んでいた。
いつも元気いっぱいでうるさすぎるほどのヤンヤンが妙におとなしいので
何人かが声をかけたものの、「何でもないアル」としか返事は返ってこなかった。
他人に話しても仕方がないからだ。
ヤンヤンの悩みとはずばり金銭のことだからである。
「このままじゃ今月の学費がはらえないアル…」
消え入りそうな声で呟きながら何どもガマ口を覗いては溜息をついていた。
小さな農村出身でそもそも成り行きで入学してしまった
ヤンヤンにはそんなに余裕は無かったのである。
内職や先生の手伝いで日銭をかせいでたのであるが、今月は仕事が少なかったため
学費分を稼ぐことができなかった。
今となってはこのアカデミーは大切な場所でありもう一つの自分の家なのだ。
お金がないからハイサヨナラなんてのはまっぴらだ。
「どこかに金儲けの話はないアルか…」
ヤンヤンは再び大きな溜息をついた。
一方そのころ、シャロンも悩んでいた。
シャロンの場合は金銭ではなく身体、ようするに胸(おっぱい)である。
牛乳をたくさん飲んでも大きくならない、魔道書をいくら読んでも胸を大きくする魔法はない、
とうとうシャロンは最後の望みを託し、放課後を待って恥を忍んで先生の下へ聞きに行ったのだ。
リディア先生とミランダ先生に聞いてみるも二人とも呆れたような困ったような顔をするだけで
何も教えてくれなかった。
マロン先生にいたっては質問したとたん有無をいわさずお仕置きをされてしまった。
いったい何がいけなかったのだろう?
特大の電撃を食らってふらふらなシャロンはとりあえず寮に帰ろうと
教室に荷物を取りに戻ることにした。
「どこかに私の悩みを解決してくれる人はいませんの?…」
シャロンは歩きながら溜息をついた。
教室に戻るとそこにはヤンヤンだけであった。
本来なら放課後になれば真っ先に教室から姿を消すヤンヤンが残っているのにシャロンは驚いた。
心ここにあらずといった感じでシャロンが入ってきたのも気づいてないようだ。
どうやら彼女も悩みを抱えているらしい。
(珍しいこともあるものですわね)
などと思って見ているとヤンヤンは左手で胸を押さえて溜息をつきながらうつむいていた。
(胸を押さえながらどんな悩みを……はっ!まさか!!)
ヤンヤンは単に無意識に胸に手を置いていて右手で開いたガマ口を覗いて
溜息をついていたに過ぎなかったのだが、そこはシャロンからは死角になっていた。
彼女は自分の中である結論に至った。
(そうですわ、彼女も私と同じ揺れナイ組み…きっと私と同じ悩みを抱えていたに違いませんわ。
いわば彼女は同士!仲間!!心の友!!!)
それほど追い詰められていたのか、はたまたマロン先生の電撃の当たり所が悪かったのか、
シャロンは正気とは思えない共感をヤンヤンに覚えてしまった。
そしてそのまま彼女へと近寄り声をかけた。
「ヤンヤン一人で悩んではダメよ!」
「なっ何事アルか!?」
急にテンションの高い声をかけられヤンヤンは驚いた。
「なにも言わずとも私にはわかりますわ…そう!胸のことですわよね!?」
「・・・・・・・・・は?」
今度は別の意味で驚いてしまった。
いったいこの人は急になにを言い出すアル?
「私は…」
そんなちっぽけでみじめな悩み抱えてないアル、そう言葉を続けようとしたが
あえて飲み込んだ。
ヤンヤンの脳内コンピューターが感じ取ったのだ。
ずばり、これは金儲けに利用できると!!
脳内の演算装置が高速で動き出し計算を始めた。
カチャカチャカチャカチャ…チーン!!!
一つの答えが導き出され、ヤンヤンの目がマジカマークへと切り替わった。
(これはいける…いけるアル!!)
ヤンヤンは先ほどとはうって変わって笑顔で答えなおした。
「そうアルそうアル! 私も胸のことで悩んでたアルよ!」
「そ…そうですの。なんか急にテンション高くなりましたわね」
「いやはや、私も儲け話…じゃなくて仲間が見つかってうれしいアルよ」
シャロンの手を握ってぶんぶん振り回しながら答えた。
「そこでアル。さっそく友情の証にシャロンに巨乳になる東洋の秘術を教えてあげるよ」
「ほ、本当ですの!?…でもそんな秘術を知ってる割にはなんでヤンヤンは巨乳じゃないんですの?」
「細かいこと気にしちゃ駄目アル。今晩私の部屋にくるヨロシ」
「え、ええ…」
なんか胡散臭さを感じたが、巨乳というキーワードがでては見過ごすことはできない。
とりあえずシャロンは行くだけ行くことにしてその場をあとにした。
再び教室に一人残されたヤンヤン。
しかしその表情はさっきの暗いものではなかった。
「ふふふ…さっそく今晩の作戦に向けて行動開始アルよ!!」
意気揚々とその場を飛び出した。
日も大分落ちたころにヤンヤンは自分の部屋に帰ってきた。
その手にはビデオカメラが抱えられている。
購買部のリエルから野鳥観察のためとそそのかして高画質のHDDビデオカメラを拝借してきたのだ。
ヤンヤンの作戦とはずばりこうである。
この部屋を訪ねてきたシャロンを胸が大きくなるマッサージと偽り、
裸にひん剥いて性感マッサージを施そうというのだ。
で、その模様をクローゼットに隠したビデオで隠し撮りするというものである。
「シャロンは人気者アルからな〜。上映すればきっとガッポリアル」
シャロン自身は自覚がないようだが、実は隠れファンがかなりいる。そのファンの大半は
『シャロンは貧乳だからシャロンなのだ!』
などとのたまっているのだ。
むろんシャロンからすれば大きなお世話以外の何者でもなかろうが。
無論、ヤンヤンとてできればこんなことはしたくはない。
ヤンヤンは金持ちが嫌いではあるが、別にシャロン個人のことは嫌いではない。
シャロンに罪はないし、努力家であることを知っているからである。
むしろ、友達だと思っている。
「友達を売るような真似は心が痛むアルが…販売やレンタルはしない一回きりの上映会だし、
大事なところはちゃんとモザイクいれるから勘弁ネ」
などと、誰に言うわけでもなく独り言で弁解を行い、
さっそく口の堅そうな顧客をリストアップすることにした。
「セリオスやカイルはムッツリっぽいから1000マジカでも飛びついてくるネ。
レオンやタイガは口が軽そうアルな〜」
シャロンにばれないよう一回きりの上映会なので、口の堅い人間でないと安心して呼べないのだ。
とりあえず10人ほど見繕ったところで次なる準備に移ることにした。
「さて…あとは部屋のムード作りとアレの準備アルな」
今回の作戦の重要アイテムである秘密兵器の準備を始めた。
いくらシャロンが世間知らずといっても、マッサージするから裸になれ、などと普通に言ったら
さすがに警戒されて逃げられてしまうだろう。
そこで秘密兵器の出番なのである。
「この作戦に抜かりはないアル」
準備の整ったヤンヤンはシャロンを待つことにした。
ほどなくして、ドアがノックされた。
「ヤンヤン、シャロンですわ」
「待ってたアルよ!ささ、開けて入ってくるヨロシ」
ドアを開けたシャロンが目にしたのは異様な光景だった。
訳のわからない模様の絵が壁に貼られ、床にも変な模様のカーペットが敷かれていた。
それ以上におかしかったのは部屋の中が霧のようにもやがかかっていたことだ。
それに何だか不思議な香りもする。
また、ヤンヤン自身も変わっていた。
スリットの深いチャイナドレスを着ているのはまだしも、
顔には花粉症の人間がかけているような
鼻と口をすっぽり多いかぶせられるマスクがかけられていた。
「早くドア閉めるアルよ。鍵もかけといてね」
「あの…ヤンヤン?」
さすがに不審に思ったシャロンが何かを尋ねようとした時
「気にしたら負けヨ。私を信じるヨロシ」
そういってヤンヤンはドアに近づき自分でドアを閉めて鍵をかけた。
そして強引にシャロンをあらかじめバミリをしておいた位置に座らせる。
「この部屋の様子と香りは何なんですの? それにそのマスクは?」
シャロンがとりあえず確認したかったことをたずねると、
「部屋の絵やカーペットは東洋風の雰囲気作りアル。意味は無いヨ」
「じゃあこの香りは?」
「これはブームはずれのアロマね。気分が落ち着くアルよ」
「マスクは?」
「いま風邪気味アル」
たずねられたことに淡々と答える。
だがもちろんこの部屋の不思議な香りはアロマなのではない。
これこそがヤンヤンの秘密兵器『媚薬香』である。
これはある一定量を体の中にとりいれると全身が性感帯となり、
どんな堅物でも悦楽をもとめる性奴隷になってしまうという恐ろしい香である。
この媚薬香はある日マロン先生とドンジャラで賭けをしたときせしめたものなのだが、
なぜマロン先生がこんなものを持ってたのか、何に使うつもりだったのか真相は謎である。
「ささ、細かいことは気にせずさっそく東洋の秘術、巨乳化マッサージを施すアルよ」
そういって座り込んでいるシャロンの胸を後ろから鷲づかみにした。
「ひゃあ! ちょ…ちょっとヤンヤン」
驚いたシャロンが逃れようとするが
「動いちゃ駄目アルよ。巨乳になりたくないアルか?」
そういうとシャロンはおとなしくなった。
恥ずかしいような、ちょっと気持ちの良いような微妙な感覚だったが、
頭の中でユリやルキアの自分を見下す顔(被害妄想)を思い出しじっと動くのを我慢したのだ。
(そうですわ、あの二人のようになるために耐えますわ!!)
シャロンはひたすらこらえ続けた。
しばらくヤンヤンは揉み続けていたが、シャロンの反応が思ったより鈍い。
(媚薬香が足りないアルか…?)
もどかしく思ったヤンヤンは一旦シャロンから離れ通常の3倍量を炊くことにした。
部屋中がさらにもやに包まれ、香りも協力になった。
「こんなにアロマを炊いて大丈夫なんですの?」
「大丈夫、大丈夫、問題無ネ」
再び胸を揉みはじめるヤンヤン。
力を入れすぎず、抜きすぎずほどよいリズムでシャロンの小さな胸をいじくりまわす。
「ん…あ…」
シャロンの口から思わず小さな感嘆が漏れる。
どうやら媚薬香が効き始めたようだ。
さっきまではじっとしているとはいってもやはり小刻みに抵抗していたのだが、
いまは完全になすがままだ。
(ではそろそろ第2段階に移行するアル)
今のシャロンの服装はTシャツにジーンズというラフな格好だ。
ヤンヤンはシャロンのTシャツを強引に引っぺがし、ジーンズのベルトを緩め始めた。
「な…ちょっとヤンヤン何を…」
「シャツの上からでは効果薄いあるよ。やっぱり直揉みが一番ネ」
そういいはなち、ジーンズも強引に脱がせた。
シャロンは清楚な白いブラとショーツだけの姿となった。
さらにヤンヤンはブラも剥ぎ取り、残るはショーツ一枚である。
「こ…ここまでする必要は…」
「あるアルよ」
ヤンヤンはさらけ出されたシャロンの二つの乳首を指先で弄りはじめた。
すでに乳首は起っており、やさしく弄るたびにシャロンの体が小刻みに揺れた。
「ああ!や…やめ…ん…ああっ……」
やめ、とはいっても手を振り払おうとも逃げようともしない。
もはや完全にヤンヤンの虜となっている。
後ろ側にいるヤンヤンからはシャロンの表情は見えないが、大体想像はついていた。
左手で乳首を弄くりつつ右手をショーツへと伸ばす。
(ふふ、ぐっしょりアルな)
ショーツ越しからでも熱いほどの愛液がシャロンの下の口から流れていた。
そのままショーツの中へと指をねじ込んだ。
「ひゃあ!あん………」
さらにシャロンの中へと指を滑り込ませ、掻き回す。
かわいらしい吐息がもれつづけている。
もうシャロンに抵抗の意思は無いようだ。
(これは効果テキメンあるな)
媚薬香の効果をたしかに感じて、ショーツをゆっくりと下げ始めた。
ショーツが股間からはなれると愛液がトロリと太ももをつたって流れ始める。
完全に生まれたままの姿となったシャロンの体をヤンヤンはさらに攻める。
「ハァハァハァ…ん……あ…あっ……あん…」
自分は全裸になっている。
しかも大切なところを他人に弄くられ、恥ずかしい液までイヤらしく流れてる。
通常なら死にたくなるほど恥辱感に満たされてるだろうにまったくそんなの感じない。
むしろもっと激しく!もっとイヤらしくして欲しい・・・
シャロンの理性はもはや完全に消し飛ぶ寸前である。
「もっと!ヤンヤン!もっと弄繰り回してぇー!!!」
ヤンヤンのほうを振り返りそう懇願する。
改めてシャロンの表情を見たがもはやいつもの表情はなかった。
顔は火照ったように赤く、半開きになった口からはイヤらしく涎が垂れている。
目も完全に悦楽を求める淫乱者の目つきとなっていた。
(これは…ちょっと効きすぎアルな)
やはり3倍量はやりすぎたか、あまりハードな内容だと上映できないアル
そう思い、部屋の換気をして媚薬香の空気を部屋から出そうと
窓を開けるために立ち上がろうとした。
だが…
「ヤンヤン…どこへ行くんですの…」
立ち上がろうとするヤンヤンをシャロンががっしりと掴む。
細腕なのにすごい力だ。
たちあがることができない。
「ちょっと窓を開けるだけアル。どこもいかないから離すヨロシ!」
「イヤ!!!早く続けて!!!体が熱くて我慢できない…」
そういってシャロンは突然ヤンヤンのマスクを引っぺがした。
そして強引にヤンヤンの唇を奪う。
「ムッ……ムー!!!」
突然ディープキスをされ戸惑うヤンヤン。
しかもマスクを取られてしまった。
早く換気をしないと自分まで媚薬香に取り込まれる…
だがシャロンは自分から離れようとしない。
(効果テキメンにも程があるアル!! マロン先生め!!!)
明らかに自業自得なのだが、冷静な判断をしている余裕は無かった。
渾身の力を振り絞りなんとかシャロンを振り払う。
急いで立ち上がろうとするが急激に力が抜けていく。
「きゃっ!…あっ……」
チャイナドレスのスリットからシャロンの指が進入しヤンヤンのショーツの中へ突っ込まれたのだ。
シャロンの指が不器用に動き回り、ヤンヤンの力が奪われていった。
「あふぅ…はっ離すヨロシ…」
「ダメですわ…私ばっかりこんなイヤらしいことされて。ヤンヤンにもイヤらしくなってもらわないと」
「ひっひぃー」
シャロンはヤンヤンのドレスを引きちぎるように取り去ると、
ブラとショーツの位置をずらし、乳首を舐めはじめた。
「ヤンヤンもこう直でみると結構胸がありますわね…羨ましいですわ。私にも栄養をわけてください」
「なっ何を訳のわからないことを…」
乳首を舐めつつ、下の口も同時に指で弄くっている。
ヤンヤンはそのとき非常にイライラしていた。
自分を離そうとしないシャロンにイラついていたのではない。
シャロンがヘタすぎるのだ。
(さっきのディープキスにしてもそう、今の乳首舐めや指使いにしてもそう!
こんなのじゃ…こんなのじゃ全然ダメある!!!)
すでに換気をするという目的はヤンヤンの頭から消えていた。
部屋中に充満した媚薬香は二人目の性奴隷を生み出していたのだ。
自分の乳首を舐め続けているシャロンの頭を引っぺがすと、その唇を奪った。
ヤンヤンの舌がシャロンの口の中へと強引に入ってくる。
その舌の動きは生き物のようにシャロンの舌へと絡みつき、口の中でヌチュヌチュと音を立てる。
二人の唾液が絡み合い、ヤンヤンが口を離すとイヤらしい一本の糸となり、重力で下へと垂れた。
「これがディープキスってやつある。さっきのシャロンのテクじゃ男に嫌われるアルよ」
「こ…これが本物ですのね…」
戸惑いつつもうっとりとしている。
どうやら世間知らずのシャロンは本当に性知識は低いようだ。
「シャロンは本当にダメな子アルな〜。ならいまからレッスン開始アル」
「レッスンってちょっとヤンヤン…」
「ヤンヤンではない、先生と呼ぶヨロシ」
そういってシャロンの生殖器の中へと指を入れる。
「いまのシャロンでは合格点は上げられないネ。だからお仕置きの電撃アル」
そういってシャロンの中を激しく掻き回す。
そして女体の性感帯であるスポットを激しく弄くり始めた。
「あっ…あっ………あぁぁぁぁ!!!」
シャロンは体に電流が走ったような衝撃を受ける。
上の口からは涎が、下の口からは愛液がとめどなくあふれ流れ続ける。
もう頭の中が真っ白だった。
これほどの快感を味わうのはシャロンが生を受けて初めてだった。
「い…いやぁ……や、やめて…」
そうもらしたシャロンにヤンヤンは意地悪い笑みを作って答えた。
「ふ〜ん、そうアルか。じゃ、このへんにしとくアル」
そういってすぐさま指を引っこ抜いた。
「………!!」
シャロンの表情が凍りつく。
泣きそうな顔でヤンヤンに向き直る。
「い…イヤです…もっと…」
「おやおや〜? 私はシャロンがイヤだと言ったからやめたアルよ」
サディスティックに笑いながらヤンヤンは答える。
シャロンは泣き出しそうな上目遣いでヤンヤンを見つめている。
その表情はまるで極上のエサを目の前にしながらずっとおあずけをくらっている犬のようである。
ハァハァと吐息をもらしながらシャロンは小さく呟く。
「もっと…シャロンにお仕置きを…」
「ハァ〜!? よく聞こえないアルな〜?」
「無知でイヤらしいシャロンにもっと激しいお仕置きを!! 先生!!!」
そう叫んだシャロンに満足げにヤンヤンは答える。
「ふふふ…もっと激しいお仕置きをお望みアルか。本当にシャロンはイヤらしい生徒アル」
そういってヤンヤンは道具箱からごそごそと何かを取り出し始めた。
かわった形をした小さな棒だ。魔法少女がもっているような棒を小型化したようにも見える。
これもマロン先生から賭けドンジャラでせしめたものである。
『これは赤ちゃん用の魔法のステッキなのだ!』
などとマロン先生は言い張ってたが、何のことはない。結局はかわった形をしたバイブである。
いい年してカマトトぶってたのか、本当にそう思い込んでいるのか、これも真相は謎である。
当初の計画ではこれも性感マッサージに使うつもりだったのだが、さすがにこれはやりすぎだろうと思い
道具箱にしまっておいたのだ。
「ではお仕置きを再開するアルよ。さっきのはアメリア先生レベルのお仕置きだったアルが、
今度はロマノフ先生レベルあるよ」
「ほ…本当ですか…」
さっきより本当に激しいのがくることにシャロンは一瞬戸惑ったようだが、
すぐにその表情は期待に満ちたものに変わった。
「早く先生…そのバイブを…お願いします…」
「ん〜?このバイブをどうして欲しいアルか?」
「私の…アソコに…」
「アソコってどこアル?解るようにはっきり答えるヨロシ」
「私の…イヤらしくビショビショにぬれてる…おま○こに…」
「ビショビショに濡れてるどこアル?」
「私のおま○こに!!! はやくぶちこんでぇ〜!!!」
シャロンはヤンヤンのほうに股をM字型にばっくり開いて待ち構えている。
どんどん息遣いが荒くなり涎を垂れ流している。
本当に我慢ができないようだ。
「じゃあいくアルよ」
バイブのスイッチをいれシャロンの中へと乱暴に突っ込んだ。
すでに潤滑油はそうとう浸透しており、するりとバイブは受け入れられた。
シャロンの中でバイブが暴れだす!
「はぁ〜ん!!もっと!!!もっと〜!!!」
シャロンの体にさきほど以上の電流が走る。
足の指先から脳天まで全身が得たことのない快感で満ち溢れていた。
だが、それでもまだ満足にいたってないようである。
ヤンヤンは先ほどから放置されていたシャロンの小さな二つの山を空いた手で再び弄り始めた。
さらに手が回りきらないようには舌でフォローする。
先ほど以上の舌技で、シャロンのコチコチにかたまった乳首を
なめくじのようにゆっくりと這い回った。
「……はぁっ!…くはぁ〜!!」
シャロンから言葉にならない絶叫が漏れる。
さきほどまで快感のあまり激しく揺れていたシャロンの動きが徐々に収まっていった。
どうやら悦楽の頂点まで到達したようだ。
ヤンヤンはシャロンの体からバイブを抜いて離れた。
「ハァ…ハァ…ハァ……」
シャロンから小さな吐息が漏れる。
目を瞑り口を半開きにしてるその表情はとても満足そうである。
「どうだったアルか?」
「最高…です……もう、どうなってもいい…」
今から地球が滅ぶと聞いても今のシャロンならあっさり受け入れそうである。
だがヤンヤンは意地悪く笑みをうかべて答える。
「どうなってもいいアルか。ならばまだレッスンは続けられるアルな」
「まだ…続くのですか?」
「嫌アルか?」
さすがに疲労感はあったが…
「ぜひ…お願いします」
それ以上にまだ快感を味あわせてもらえる幸福感のほうがまさっていた。
「ではもっとレベルを上げるアルよ!」
宴はまだまだ続いた……
…チュンチュンチュン
窓の外からは小鳥のさえずりとやわらかい光が漏れていた。
そのころヤンヤンとシャロンはすっかり眠りこけていた。
当然媚薬香はとうに効果が切れ、部屋のもやと香りは消えうせていた。
「う・・・う〜ん」
シャロンはだるい体を起こす。
目覚ましをセットしなくても決まった定時には自然と体が目覚めてくれた。
だがイマイチ頭がスッキリしない。
(ここは…どこでしたっけ…? …きゃっ!)
シャロンは自分の体を見て驚いた。
全裸で、しかもベットにも入らずカーペットで眠りこけていた。
しかも隣で寝息を立てているヤンヤンも全裸だ。
なんでこんな状況に? 頭がうまく回らない…
必死で思い出そうと部屋をきょろきょろと見回す。
散らかった部屋の惨状をみてゆっくり思い出そうとしていた。
(そう…たしか昨晩………ああっ!)
ようやく頭が回りだしたころ、シャロンの目に時計が入った。
まずい!このままでは1限目に遅刻してしまう!
しかも今日の1限目はガルーダ先生の授業だ。
「ちょっとヤンヤン!早く起きないと遅刻ですわよ!!」
「ただの恥さらしアル〜!!」
ただ一人不正解してる夢でも見てるのだろうか?
うなされながら寝言を言っていた。
「いつまで寝ぼけてるんですの!早く起きなさいって!」
「んん…シャロンあるか…なんで私の部屋に?」
「それは後! 1限目はガルーダ先生よ!」
「ああ!これはマズいアル!! 急ぐアルよ!!!」
「で、でもせめてシャワーくらいは浴びないと…」
「電撃浴びるよりマシある!!!」
二人は簡単な身支度だけすませ、いそいで教室へと走った。
「…はぁ〜〜〜、まいったアル…」
なんとか1限目にはまにあい、無事に放課後を迎えた。
午前中は頭が回らなかったが、午後になってから昨晩のことを完全ではないが思い出したのだ。
自分の立てていた計画を思い出し、急いで自分の部屋に帰りその惨状に愕然とした。
お気に入りのカーペットは二人の愛液でカピカピになり、一張羅のチャイナドレスはぼろぼろだ。
疲労を感じながらもとりあえず部屋を片付けた。
(あれ…?バイブはどこ行ったアル?)
夜までかけてなんとか見れるようにまで片付けたのだが、昨晩使用したバイブが見つからない。
昨日の終盤は自分がどんなことをしたのか全く思い出せないのだ。
(むー…まっいいか)
それ以上の問題を解決しなければならないのでとりあえずバイブは後回しだ。
ビデオ撮影していたのを思い出しさっそく再生してみる。
「これは…強烈アルな…」
冒頭のマッサージ部分はまだいいとしても、
二人が絡みだしたあたりから完全に上映できるものではなかった。
特に後半は隠語のオンパレードだし、カメラのほうに何度も御開帳している。
編集でどうにかなるレベルではなかった。
「上映料をもっと値上げして…ってそういう問題じゃないアルな」
結局最後まで再生せず停止ボタンを押した。
初期化ボタンを押して完全にデータをこの世から抹消する。
こんなもの万が一流出したら自分もシャロンも身が危うい。
今月の学費はロマノフ先生に頼んで待ってもらおう
来月仕事量を増やせばいいだけのことだ
初めから素直にこうすれば良かった 私のバカ
結局今回の一件で残ったのはぼろぼろのチャイナドレスとカピカピのカーペット、
それにシャロンに対する罪悪感だ。
「きっと友達売ろうとした罰が当たったアル…」
今日一日申し訳なくてシャロンのほうを見れなかった。
シャロンからの視線はずっと感じていたがきっと非難の視線だったのだろう。
「明日、ちゃんと謝るアル」
そう決意したところでドアがノックされた。
「だっ誰アルか?」
「私…ですわ…」
その声は紛れもないシャロンのものだ。
きっと昨晩のことを糾弾に来たのだろう。
「今開けるアル…」
謝ろうと思っていてもさすがに足取りが重い。
ドアの向こうに怒りのあまり真っ赤な顔のシャロンを想像しながらドアを開いた。
「……?」
ヤンヤンは思わずぽかんとしてしまった。
たしかにシャロンの顔は真っ赤だった。
だが、それは怒りで赤くなっているわけではないようだ。
微熱があるかのように目も潤んでいる。
ヤンヤンに対して向けられている視線は非難のものではなく、むしろ…
「約束通り来ましたわ」
「約束…?」
「なにをとぼけたことを……ヤンヤ…先生がおっしゃったんですのよ。
これから毎晩無知なシャロンのために 性知識の授業を施してくださると」
(そんなこと…言ったアルか…?)
全く記憶にない。
シャロンはすっと部屋に入り鍵を閉めた後、自分のスカートをめくった。
ストッキングもショーツもなにも身につけていなかった
さらに失くしたと思っていたバイブがシャロンの生殖器へと入れられていた。
朝のドタバタの時しっかり持ちかえっていたようだ。
「な…何してるアルか……」
「またおとぼけになって…先生がノーパンでバイブを入れてから部屋に来ないと
レッスンを受けさせないと仰ったんじゃありませんか」
(そ、そんなことまで言ったアルか………)
無論、記憶にない。
シャロンは期待に満ちた目でヤンヤンへと迫ってきた。
「さぁ…無知でイヤらしいシャロンに昨晩以上のレッスンをお願いします…先生……」
(やっぱり罰が当たったアル………)
〜fin〜
175 :
161:2007/05/05(土) 22:43:47 ID:PDAwQL6x
以上です。長々とスレ占拠してすみませんでした。
改めて読んでみるとだらだら長いくせにエロが少なくしかもヘタだなぁ…
もっと先輩方の作品を読んで勉強します。
>>175 GJ
アミノサプリプレイ、勢い!勢いだけでっ!!書いたら展開が支離滅裂になっていたので現在猛烈に書き直し中
今週投下が絶望的…エスケテー
いいか、俺は見習うなよ!?w
178 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 06:58:31 ID:1/eWkfaW
朝っぱらからいいもん読ませてもらいましたよ。
その直後携帯QMAの順位を調べたら69位…
誰の陰謀だ!?
179 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 15:05:10 ID:ySvmVnsZ
GJあげ!
180 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 18:50:44 ID:hfw9R6N+
あげ
181 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 13:49:45 ID:/ci8LSU6
新作期待あげ
182 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 22:20:05 ID:rOkkCG1P
あげあげ
最近、なかなかSSを読む気になれなかったんですが、
読もうとする気になった今を活用して現スレの全てのSSを読みました。
いやはや、どれもGJでしたよ。そして、それなりにまとまっててショック(謎
ここ最近はネタはあっても書く気が思うように出ません。
といっても、エロくない(あっても描写がまだ修練レベル)し、
オリキャラも出ますししかも○○○○(自主規制)なんでここでは載せませんがw
とりあえず、4-172さん返事遅れてすみませんOTL
184 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 11:34:18 ID:M+TyZpyW
あげ
185 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 20:11:56 ID:SfNAAFJX
新作期待あげ
>>183さん
どうもです。
もし「こうすればよかった」みたいなのがあったら
書いていただいたら読みますので。。。
「やだ・・・おトイレに行きたくなっちゃった・・・。」
深夜、尿意で目が覚めたクララ。
「どうしよう・・・夜中のおトイレは怖いし・・・。」
どこの学校でもあるように、このアカデミーでもトイレに幽霊が出ると言う噂がある。
「・・・でも、この歳でおねしょしたら・・・。」
数日前、クラスメイトの飛び級少女がおねしょをした罰を受けていたのを見た事を思い出す。
おねしょをする怖さと幽霊に遭遇する怖さに板ばさみになるクララ。
「・・・朝、明るくなってからでも大丈夫よね・・・?」
多少、危険ではあるがそう自分に言い聞かせて再び眠りに就くクララ。
〜翌日〜
「もぉ〜、お馬鹿さん!」
「あーん、ごめんなさーい!」
乾いた音を響かせながら寮の庭で世界地図を干しているクララが目撃されたのは言うまでもない。
ごめんね、クララスレでは書き辛いからここを借りました。ごめんね。
な ん と い う 羞 恥 プ レ イ ・ ・ ・ !!
GJ
>>187 身近なエロスGJ!
やべ、ルキアの自慰が書きたくなった
賢者様からもらった杖でいじいじ
でもおれ文才ないからな………
190 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 23:33:01 ID:2kgrKa+S
俺は最近アロエにはまってたせいでアロエ性に目覚めるを書きたくなった
でもどうしていいかわからない
授業終了まで、あと5分。私は今、尿意と戦っている。
気を紛らわす為に貧乏揺すりをする。
5分なんてあっという間だが、今回は5時間に感じられる。
「それじゃあ、授業を終わる前にテストをしま〜す。」
クラスから不満の声があがる。
「大丈夫よ、クラスを代表して一人がテストを受けるわ。・・・じゃあ。」
先生がクラスを見渡す。
(早く決めなさいよ・・・。)
イライラしつつ貧乏揺すりを強める。
「それじゃあ、そこで人一倍終わりたがっているマラリヤさん、お願いね。」
「・・・え?」
突然、指名されて戸惑う。
クラスからの応援を背にテストに望む事となった。
テストの内容は簡単なものではあったが、集中力が途切れていて不正解を連発する。
結果は言うまでも無く・・・。
「お仕置きしちゃいま〜す!」
不合格。
「痛ッ!何て事するの?」
身体に突き抜ける電流。それだけで終われば良かった。
電流で気が一気に緩み、我慢していたものが出てくる。
内股に伝わる暖かいモノ。それは、ショーツのみでは抑えきれず
ニーソックスまで伝わる。
「・・・う・・・うぅ・・・。」
漏らしてしまった。恥ずかしさのあまり、耳まで真っ赤になるのが自分でも分かる。
その場に座り込んですすり泣いてしまう。教室が少しざわつく。
クラスメイトの一人が、掃除用具入れに向かい雑巾とバケツを持ってくる。
そして、何事も無かったかのように足元に溜まっている尿を拭き取り
トイレに持っていく。また、クラスの皆も何事も無かったかの様に「次は頑張れ」
と、テストに不合格した私を応援してくれた。
ごめんね、なかなか(エロい方に)閃かない。
「あぁ、もう漏れちゃうよぉ」
「我慢できない?仕方ないなぁ…」
「へ?」
「いいよ、お姉ちゃんの口に出して」
「え?え?えぇっ?」
>>186さん
遅くなりましたが、「こうすればよかった」とは
どのことを言ってるのでしょうか?
ちなみに今書こうとしている作品の1つは最悪の展開になるので、
読む人が限られる(下手したら誰もいないかもしれない)んで・・・検討中
>>195=183さん
どこか気に入らない所があったら、言ってくれということだけです(゚∀゚)
いい作品、期待していますよ!
「うー…暑いよー…」
「ほらアロエ、アイスキャンディー買ってきたぞ。一緒に食べよう」
「わ〜いレオンお兄ちゃんありがとう!いただきまーす!」
ペロペロペロ…チュパチュパ……んん…ングング…
ハァハァ…ン…ム…ペロペロ…ジュル…チュパ……ハァ………
「冷たくておいしいねー!………どうしたのレオンお兄ちゃん?
じっとアロエのこと見つめて…それに何で前屈みになってるの?」
「い、いや深い意味は無いんだよ、うん。も、もしよければ俺の棒…じゃなくて
キャンディーもしゃぶっていいよ」
「…変なレオンお兄ちゃん」
今日あまりに暑かったのでムシャクシャして書いた
今は反省している
198 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 23:10:08 ID:bI39p/+T
>>197 イイネ!
ムシャクシャしてそうなるなら寧ろ歓迎しちゃうぜ!
199 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 21:58:14 ID:FLP80BKN
あげあげ
200 :
195:2007/05/25(金) 06:01:02 ID:JURv4LNv
えと・・・書こうとしている内容なんですが、かなり禁じ手だらけな内容です。
・このエロパロスレでうpされた最初の最初の作品「集団レイプ」のアフターストーリー(3次創作という禁じ手)
・最終的にQMAレギュラーキャラは全員「死にます」(キャラを勝手に殺す禁じ手)
・どちらかというとオリキャラが目立ちます(QMASSのはずなのにQMAキャラがメインでない禁じ手)
・多分、エロはほとんどないと思います。むしろ書けるのか・・・(エロパロスレなのにエロがほとんどない禁じ手)
事実、過去に今書く予定のSSとは違う展開のを書いた時に友達からは否定的な意見が多かったです。
そりゃ、勝手な思い込み解釈の連続だったんで当然といっちゃあ当然ですが。
主な内容としてはクララ達のその後から始まり、COMの復讐の行く末までを書くつもりです。
ただ、思いのほか長い上に後半はオリキャラメインです。
もし、こんな作品でも受け入れてくれるのであれば、本腰で書こうと思っています。
それが叶わないのであれば、また後日ネタを仕入れてから来ようかと。
別にここじゃなくてもいいのでは?と思いますが、原作がここなのもあるんで・・・
クララはコンタクト版を使ってくれれば、俺は何も言わない。
読まないけどね・・・・・・。
>>200 それ人に聞くまでもなく自分で分かってるんじゃないか
それでもそうやって『投下していいですか?』って遠回しに言うって…それなんて誘い受け?
ネタを仕入れてからの作品を楽しみにしてるよ
204 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 15:52:03 ID:yfwBZeaN
と、投下しにくい空気だ…
拙い文才を駆使してごく手短にシャロン自慰を書いてみたんだが…
いいのかな…?
まずは投下
話はそれからだ
拙いだなんだと卑下するなよな
『書いてやったぜフゥハハハァー!』くらいでちょうどいいんだよ、こういうのは
→195さん
まぁ、何だ、出直した方がいいと僕は思うよ。
→204さん
先ずは、投下しようよ。
是非とも、シャロン自慰が見てみたい。
207 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 18:18:23 ID:yfwBZeaN
>>205,206
了解です。最終推敲してから今日中には投下してみます。
一応携帯からなんで改行がおかしい可能性ありってことは言っておきますよ。
208 :
シャロン自慰1:2007/05/25(金) 20:15:07 ID:yfwBZeaN
放課後の教室。
静まり返ったその部屋に一人の少女が入ってくる。
「はぁ〜…。ガルーダ先生の補習は何故か無駄に疲れますわ…。」
本日スポーツの授業で大変ショボーンな記録を達成し青筋ビクビクのガルーダに呼び出されていたシャロンである。
ようやく超・熱血指導から解放され荷物を取りにきたのだ。
「今日は早く寝ませんと…あら?」
床に転がる鉛筆。しかしシャロンの物ではない。
「落とし物…ですわね。いったい誰の…」
観察三秒。持ち主発覚。
小さく彫られたLEONの文字。
「っ…!」
周囲を確認。誰もいない。
「わっ…ワタクシが預かっておきましょう!ええ!」
さっとポケットにしまうとそそくさと教室を後にした。
209 :
シャロン自慰2:2007/05/25(金) 20:17:38 ID:yfwBZeaN
自室に戻るとまず鍵を閉め、着替えることも忘れ鉛筆を眺めていた。
「レオンさんの私物…幸せですわぁ…」
レオンに密かな恋心を抱いていたシャロン。
こんな形で…ネコババだけど…レオンの物をゲットできたシャロンは幸せを感じていた。
「はぁ…レオンさん…」
鉛筆をウットリ眺めるお嬢様。端から見れば変人です。
「レオン…さん…」
でも彼女は妄想のあまりだんだんとそれがあたかもレオンの体の一部に…更には本人を投影し始めた。
「はぁ…あむっ…ちゅっ」
顔を紅潮させ鉛筆の尻をしゃぶりだす。
彼女の中で今この鉛筆はレオンの指…。
「ちゅっ…はむ…ぴちゃ…はぁ、レオンさん…」
何かに憑かれた様に舌でそれを舐る。
彼女自身だんだん気分がそっちの方に向かい始めた。
210 :
シャロン自慰3:2007/05/25(金) 20:19:16 ID:yfwBZeaN
「あむ…れろ…ちゅっ…レオンさん…指…んっ」
空いてる手で制服の上から控えめな胸を撫でる。
彼女の中のレオンが触りだしたのだろうか。
「んっ…胸…もっと…ちゅるっ……はふっ…」
胸を撫でる手が次第に大きく、揉みしだく動きに変わっていく。
しゃぶりながらも、快楽を感じて甘い息をもらす。
「ぷは…もっと…胸…じかに…さわって…んっ」
鉛筆をひとまず横に置いて徐々に制服をはだけていく。
ブラの中に手を潜り込ませ小さな突起もいじり出す。
「んっ…!ち…ちくび…いいです…わぁ…!」
彼女はもはや快楽の虜となった。
自分の胸を触り、いじり、揉んで楽しんでいた。
211 :
シャロン自慰4:2007/05/25(金) 20:21:47 ID:yfwBZeaN
「はぁ…レオンさん…そろそろ…こっちも…」
虚ろな瞳で幻影に懇願する。
同時にスカートをめくり上げ、湿ったショーツを露わにする。
そこで再び登場疑似レオンの指。
「んっ…あっ!やっ…レオンさんっ!!」
鉛筆の尻で湿ってうっすらと見える割れ目をなぞる。
「はぁっ…もうっ…いっ……」
グニグニと割れ目に押しつけたりしながら刺激していく。
「ふぅ…んんっ…!もっとぉ…レオンさんっ!!」
そしてクリトリスの辺りを擦ったとき。
「はぁっ…んっ!?そこっ…やっ…あぁぁぁぁんっ!!」
本日初めての絶頂を迎えた。
212 :
シャロン自慰5:2007/05/25(金) 20:23:02 ID:yfwBZeaN
「はぁっ…はぁ…」
胸で呼吸する。絶頂は迎えた。
でも…まだ足りない。
「はぁ……えっ!?ちょっ…やっ…!」
ショーツをずり下げ、すっかりぐしょぐしょになった恥丘をさらけ出す。
「…恥ずかしいですわ」
レオンの返事はない。しかし、それの意志として鉛筆が中へ進んでいく。
「あっ…レオンさ…ひんっ!…やっ…あっ…ああんっ…!!」
水っぽい音を立て鉛筆はシャロンの中を蹂躙する。
絶頂を迎えたばかりで感度がいいのか、早くも二度目を迎えそうである。
「らめっ…!もう…らめれすわっ!!いっ…イっちゃうっ…ふぁ…あっ…やぁぁぁぁっ…!!」
絶頂に身を震わせる。ゆっくり、大きく呼吸を始める。
「あっ…はあ…はあっ…ふぅ…」
二度目を感じ、シャロンは脱力感の中でそのまま微睡んでいった…。
213 :
シャロン自慰6:2007/05/25(金) 20:24:19 ID:yfwBZeaN
翌朝。
「ハァッ…ハァッ…わっ…わたくしとしたことがっ!」
廊下をダッシュするシャロン。
結局補習の疲れを引きずってかあのまま朝まで寝てしまい、目覚めたときには半裸で秘所に鉛筆挿しっぱなしというおよそお嬢様らしからぬ格好で寝過ごす始末。
制服の皺をのばしシャワーを浴びて手早く朝食を済ませてもかなり時間がきわどい。
「はぁ…我ながら恥ずかしいですわ…。」
「何が恥ずかしいんだ?」
「それは…えっ?」
「へへっ、オハヨッ!!…ってな暇はねぇかな…?」
横を併走している少年。
紛れもなく遅刻常習組のレオンである。
「れっ…れれれれれれレオンさんっ!?」
マンガ的なノリでビビりまくるシャロン。
「…ぷっ!らしくないなそれ。」
「っ…!」
赤面。
「でも…ちょっと可愛い…かな。」
「えっ…!?」
レオンは視線を逸らし頭を掻いている。
彼が照れているときによくする癖だ。
「…っと!!急ごうぜ!どやされたくないだろっ!?」
レオンの精一杯の照れ隠し。
彼自身女性をこんな形で褒めることをあまりしないのだ。
それに対してシャロンは優しく微笑み…
「…仕方ありませんわね。」
二人で教室目指し駆け出した。
214 :
207:2007/05/25(金) 20:26:57 ID:yfwBZeaN
以上です。
容量食って申し訳ないです…
また機会があったら書いてみようと思います。
いいよいいよー
GJ
乙女丸出しのシャロンもいいものですね!
GJです
久々のネタ投入でGJ
なかなか良かったよ!GJ!!
219 :
195:2007/05/26(土) 06:25:32 ID:sE4GN7v+
やはり、無理ですか。いや、当然の結果ですね。
ただ、別にこちらとしては誘い受けするつもりはなく、
内容が内容だけにここで公開すべきかと聞いてみただけと言っておきます。
ちなみに言うとすでに他のネタがあるんですが・・・
書こうと思ったネタ>>>(越えられない壁)>>>それ以外のネタ
の状態だったので書き渋っていたところもありました。
というわけで、主なストックとしては
・セリユリ(3話くらいの連作で考えてます)
・レオシャロ(ただ、エロパロ過去スレに似たようなシチュが一部あるので見送り?)
・クラユウ(エロの部分はある程度考えてますが、前後がまだできてません)
・その他ネタ路線まっしぐら集(エロはおまけと考えてください)
リクエストがあれば、できる範囲でやってみたいかと。
ただ、それがエロパロデビュー作なのでクオリティに関しては目をつぶってください。
>>219 で、結局何が言いたいの?書くの?書かないの?
そこまで噛みつくなよ・・・
222 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 21:14:01 ID:URwk1Dxr
>>219 書きたいように書けばいい。
誰も急かしていないし、誰も期待を掛けてはいない(悪い意味ではなく)。
新人なら尚更、失うものなどないだろう?
変にビクついてご機嫌取りなんぞするから、餓鬼に噛み付かれる。
胸張って何でも書け。
良ければGJ、悪ければスルー。それだけの話だ。
解ったな?解ったら何も言わずにキーボードに向かえ。人の顔色見てる暇があったら、書け。
それだけだ。
>>203>>220 ここは成人板だぞ。
ガキは帰れ。
>>222 何偉そうなこと言ってんだ?
この雰囲気で投下しろって方がおかしいだろ?
いや、投下したもん勝ちだぁね。
ほんまもんの職人さんだったら一々伺いたてずに投下するだろうし。
>>224 チキンハケーン
雰囲気で右往左往するようならダメさ
クララってMの気がありそうだ。
『お仕置きですよ、クララさん。』
「ふぇ〜ん、ごめんなさぁ〜い。それだけは許してくださぁ〜い。」
『ダメです。お尻を出しなさい。」
「いやですぅ、それはいやですぅ!」
スカートと下着を脱ぎ、ソファの手すりにうつ伏せになるクララ。
「え〜ん、助けてくださぁ〜い。」
『悪い子っ!悪い子っ!貴女は悪い子ですっ!』
自分のお尻を叩くクララ。
「あ〜ん、ごめんなさいですぅ〜。もっと良い子になりますぅ〜。」
と、夜な夜な一人二役でこんな事をやっていると妄想。
だが、実際にされそうになると怖くて泣いてしまいそう。
頼んでくれたら俺がいくらでもおしおきしてあげるのに・・・。
泣きそうになったら頭を撫でながら優しい言葉を掛けてあげるのさ。
229 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 00:00:49 ID:7tVmacR+
クララって見てるとなんだかちょっと意地悪したくなっちゃうんだよなぁ…
そういうオーラがある気がするんだがどうだろか?
無意識にいぢめてビームを放つ従順な少女
それがクララ
というわけで調教を(ry
クララってここじゃいつも中出しされてる気がする
他のキャラもか
232 :
クララが眼鏡をかけるわけ:2007/06/01(金) 17:10:46 ID:Nu1DpnQR
(今日はコンタクトにしてみたけど…みんな驚くかなぁ?)
「アロエちゃん、シャロンさんおはようっ!」
「あら…え?」
「えっ…えと…えと…」
(驚いてる驚いてる…♪)
「あ…あの…失礼ですが…」
「お姉ちゃん…だれ?」
「…へ?」
(…むしろ私が誰かわかってない!?)
「よぉおはよう!」
「あっ、レオンくんおはようっ!」
「…い゛っ!?(誰!?)えと…その…先輩、今日も綺麗ッスね!」
「ええっ!?」
(そんな…!レオンくんまで…)
「ふぇ〜ん!ロマノフせんせ〜っ!」
「む?むぅ…入学希望の方ですかな?」
ガクッ
(あ…ああ…せんせいまで…)
その晩クララはコンタクトを机の奥深くにしまい二度と出さなかったという。
確かにクララって意地悪したくなるね。
「あ〜ん、ごめんなさいですぅ〜。痛いですっ痛いです〜。」
今日も自室で一人お仕置きするクララ。だけど・・・
「クララお姉ちゃん!大丈夫!?」
異変に気付きアロエが登場。
「きゃあっ!?ア、アロエちゃん!?」
「・・・え?クララお姉ちゃん何やってるの?え?え?」
クララの赤いお尻と濡れている股を見て状況が理解出来ないアロエ。
「いやぁっ、見ないでぇ!見ないでくださいぃ!」
即座にソファの陰に隠れるクララ。
と、クラスメイトに見つかるクララを妄想。
これも意地悪か。
>>232 コンタクトのクララも可愛いのになぁ・・・。
234 :
232:2007/06/01(金) 18:07:10 ID:Nu1DpnQR
>>233 意地悪したらこうなった
今は反省している
でも俺は眼鏡の方がなんか好きだ
裸眼のクララも可愛いけど、眼鏡は眼鏡で記号性が強いからかな
顔の一部ですってやつだ
「へぇ〜、クララお姉ちゃんってこんな事が好きなんだぁ〜。」
アロエがいたずらっ子ぽい顔で近寄る。
「ねぇ、クララお姉ちゃん。この事が皆に知れ渡ったらどんな事になるんだろうね?」
アロエが笑みを浮かべて問う。
「お願い、アロエちゃん。それだけは止めて!」
「え〜?嫌だなぁ。こんな面白い事は他に無いもん。」
「何でも言うこと聞くから・・・お願い・・・止めて・・・。」
「・・・むぅ、仕方無いなぁ・・・良いよ、但し条件付きだよ。」
アロエがソファに座る。こっちにおいでと促すように膝を叩く。
それに従うようにアロエの膝でうつ伏せになるクララ。
自分より3つも下の子にお仕置きされるとはこれ程の屈辱は無いだろう。
「えへへ・・・可愛いお尻。・・・えいっ♪」
アロエがクララのお尻撫でた後、思いっきり叩く。
「痛いですぅ!」
「ほらほらぁ〜クララ、『アロエお姉ちゃんごめんなさい』って言ってごらん?」
数回思いっきり叩く。子供でも力はあるらしくみるみる真っ赤になる。
「あぁん、ア・・・アロ・・・やぁん!」
「えへへ〜私、お姉ちゃんになる事に憧れていたんだぁ〜♪」
「ふぇぇ・・・ア、アロ・・・エお姉・・・ちゃん。ごめ・・・ごめんなさ・・・い。」
「はい、素直でいい子だねクララは。・・・今日から私がクララのお姉ちゃんだよ♪」
>>234 眼鏡っ娘は眼鏡を外した時が一番可愛いんだと叫んでみる。
でも、クララは眼鏡をかけても外しても魅力があるから好きです。
眼鏡っ子=目が悪い
目が悪い=周りがよく見えない
周りがよく見えない=見えない分、外部からの刺激に敏感
敏感に反応=エロい
よってクララは眼鏡を外すとエロい
>>237 >眼鏡っ娘は眼鏡を外した時が一番可愛い
何その鼻メガネ理論
むしろ外すと目が33に…いやなんでもないです
眼鏡っ娘が眼鏡を外した瞬間は、視力の劇的な低下により、非常に目つきが悪くなると言ってみる。
(レオン他数名の男子が、眼鏡っ娘談義で盛り上がっている。主に、眼鏡を外すと可愛いかどうかが焦点)
(それを漏れ聞いたクララ、何となく眼鏡を外してみる)
ユリ「あれ、クララどうしたの?突然眼鏡外したりして」
クララ「……?」(眼前に立つ人がぼやけてよく見えない。目を細めて、じっと見詰める)
ユリ「う?……わたし、何か悪いこと言ったかな……? そんな、睨まないでよ……」
クララ「??」(相手の顔が分からないので、ググッと顔を近づける)
ユリ「えっなっなに? なに? 何怒ってるのっ!?」
クララ「……???」(さらに近付く。身長差があるので、下から舐める様に見上げる形になる)
ユリ「……ぅ…ぅ……!? 何この威圧感っ!?」
クララ「???」(生来の気弱さにより眉がどんどんハの字に。相手が判らないので、小首を傾げた状態。そのまま相手の顔へ下からどんどん近づく)
ユリ「こっこのわたしがっ気圧されるなんてっ! ていうか何このヤンキーメンチビーム! おしっこちびりそうな位怖いんですけどっ!!」
クララ「……」(互いの吐息が掛かるほどに近づく。というか余りにも周囲がぼやけていて、距離感が全く掴めない。目を細めた為に出来た眉間の皺は今や最高潮)
ユリ「うっ……助け、て……、ごめんなさい、ごめんなさいっ、何だかよくわからないけど謝るから許し……」
ぶちゅ。
(近付き過ぎて、キスした)
ユリ「んむぅううぅっうっうぅ!?」
クララ「???」(口に柔らかい違和感。だがそれが何かわからない。無意識に舌を出して確かめてみる)
ユリ「!?!? っちゅるっ……むっ……はぁぅっむぅっ……くちゅっ……うぅっ」
クララ「……」(何だかよくわからないが、気持ち良い)
ユリ「やぁっ!やぁぁっ!だめ!だめだよクラ……っんむっぅぅっ!…くちゅるっ」
レオン「おおぉ!ユリが百合にっ!」(ボルテージMAX)
セリオス「あんな事しちゃいけない……でも美しい……」(ボルテージMAX)
カイル「めがねっこ はずせばそこに エロフラグ」(ボルテージMAX)
タイガ「俺ともやらんか」(ハッテンMAX)
アメリア「とりあえず今ここに居る全員おしおきね」(チャージMAX)
オチなんて無いよママ。
>>241 百合にドキドキしたけどタイガwwwwwww
もう長いこと掃除されていない、寂れた廊下をとぼとぼと歩くクララ。
マラリヤの姿を探しているうちに、来た事もない区画へ来てしまった。
(ふぇ〜ん……ここってどこかしら……?)
と、近くの部屋から明かりが漏れている。
心細くなっていたクララはぱたぱたと部屋に入り、そして絶句した。
その部屋では、赤く毒々しい色を放つ巨大な花をもつ植物が、大量に育てられていた。
植物群の手前でたむろする数人の男子生徒。
クララは思わず息を呑んだ。
その植物が、法によって栽培を禁止されている危険な植物だったからだ。
この周辺の植生では自生せず、人工的に育てるにも知識と整った設備が必要とされている。
だが、アカデミーにはそのふたつともが揃っている。
男子生徒たちはクララの姿を見て一瞬驚いたようだったが、すぐにクララの周りを取り囲む。
「おい」男子の一人が凄む「女子がこんな場所に何の用だよ?」
「あ……その……っ」
クララは恐怖で声も出ない。
「あれ? こいつどっかで……」
「クララだよクララ。優等生の」
「あ〜、はいはい。あのクララね」
「ふぅん、こいつが……」
「優等生でも何でも、この部屋を見られちゃただじゃ帰せねえなぁ」
「あ……わ……私っ、何も……知りませんから……」
それだけ言うと、へたり込んでしまう。
「知らないってよ。どうする?」
「どうするっておめえ……アレしかねえだろ」
「へへっ、そりゃいいや」
男子のひとりがしゃがみ込み、怯えるクララの顎に手を掛ける。
「優等生のクララさん、お前、犯された事はあるか?」
クララ祭に乗じて最後の一行が書きたかっただけです
サンダーススレで宣言してたサンダース×ルキアの序盤を投下。
基本下手な上説明が多いが、それがダメな人は見ないこと推奨。
エロス&完結の後編は今晩〜明朝にかけて投下したい。
初夏特有の爽やかさが心地好い今日この頃。
マジックアカデミーのメンバーは、潮干狩に来ていた。
最も理由は遊ぶ為であり、あさりの味噌汁やらが目当てではない。
故に教師はおらず、生徒だけで来ている。
波打ち際ではしゃぐ水着ないし薄着の少女たち、それを眺めて鼻の下を緩める一部男子、真面目に潮干狩を楽しむ低年齢のメンバー、そしてそれらを全て見守る二人。
「ふむ。地上の海ではかような楽しみかたもあったのだな」
「・・・・」
「どうした。貴様も楽しめば良かろうに。監督など私一人いれば良いからな」
「・・・・・」
地上と言う未知の世界の海に来て、らしからずハイテンションなサンダースと、そのとなりでだんまりなルキア。
また胸が育ったのか、スク水どころか昨年来ていたビキニさえ着れなかったルキアは、不本意ながらにサンダースと並んでいた。
「だって、こんな格好で遊んで濡れちゃったら、帰りが大変じゃない?」
むすっとした態度で、ルキアが不満を訴える。
成程、ルキアの不満もよくわかる。
「それはよくわかるな。私とて海に落ちた時、服が水分を含んで重くなり、非常に苦労した事がある」
「そうじゃなくてさ。・・・ほら、ブラとか透けちゃうもん。そんなの恥ずかしいじゃない?」
頬を染め、照れながらサンダースに不満を訴え続けるルキアを、サンダースが笑った。
「ならば買いに行けば良い。まだ昼にもなっていないし、近くに服屋もあるだろう」
「お金がないわよ」
「貸してやる」
どうやらルキアはサンダースに言い負けたらしい。
仕方ないな、なんて呟きながら、しかし少しだけ優しいサンダースに触れられた気がして、ルキアは顔を綻ばせる。
「では行くぞ。座りっぱなしでは体が鈍る」
「うん、そうだね。じゃあ、行こっか!」
ズボンに付いた砂を払いながら、ルキアはそういっていた。
サンダースとルキアが杖で飛ぶこと十分、小さいがブティックが見付かった。
ラッキーな事に、閉店間際の処分セールなどをやっている。
二人は躊躇うことなくその店に入ったが。
「ねぇ、サンダース?」
「・・・・」
「サンダースってば。似合うかどうかぐらい見てくれてもいいでしょ?」
「・・・しかしだな。流石に露出が過ぎると思うのだが」
頬を真っ赤にして顔を背けるサンダース。
成程、ルキアが選んだ衣装は、彼女らしい動きやすい服だった。
代わりに腕やらうなじやらの露出が激しく、袖が全くない様な真夏の為の服でもある。
無論ルキアの豊かな胸にブラを着ければブラ自体が見えてしまうため、今はノーブラであるのがルキアだ。
「貴様、見ろと言ったって無理に決まっているだろうが!」
「なんでよぉ。ただ似合ってるかどうか確かめるだけじゃない?」
「ろ、露出が過ぎるのだ!」
「ははーん・・・」
必死に顔を背けるサンダースだが、ルキアにはサンダースが何故そこまで必死なのか、逆に感付かれてしまったらしい。
「サンダースってさ、キスしたことってある?」
「ある訳がない!そんな事、戦いから身を引いた後とて出来るだろうが!」
「・・・やっぱね」
ルキアは小さく溜め息をついてみせる。
結局サンダースは純粋過ぎるのだ。
まぁ軍人だとかそんなんで厳しいのは分かるが、それにしたって腕や上乳が多少見える程度で慌てすぎだとは思う。
試着を終わらせたルキアは、会計を済ませて、サンダースと二人で来た道を飛んで行く。
サンダースと二人きり、なんて嫌がる娘も多いが、ルキアは其ほど嫌ではなかった。
普段はツンツンしているが、今しがたのサンダースの姿と言ったら、もう。
「サンダースってさ、可愛いよねぇ?」
「なっ!?何を!?」
「内緒内緒」
わざと思わせ振りな態度のルキアに、サンダースは苦笑いをする。
(この娘には、私の本来の姿が見抜かれているかも知れんな・・・)
世界を支配するという夢は、きちんと意味があっての事だ。
――つまりそれは、サンダースが世界を支配すれば、曲がりなりにも争いはなくなる。
争いを食い物にしてきた自分が、今度は償う為にと賢者を目指している。
しかし、やはりルキアという少女が賢者になって何を望むかは知らないし、知ろうとも思わない。
二人が海岸に着いた時には、他の面々は皆昼食をとっており、遊び疲れた様子ながら談笑が絶えていなかった。
「行け、君は彼処にいるべきだろう?」
「・・・え?」
「私は昼飯を持って来ていなかったのでな。――さぁ」
ルキアの買った服が入った紙袋を彼女にトスし、サンダースは即座にターンする。
そのまま全速で離脱したサンダースを、ルキアは呆然と見ていた。
―――サンダースから、先にアカデミーに帰ると電話があったのは、その三十分程後の事だった。
取り合えずこれだけ
早目に完結させるんで、生暖かい眼で見てて貰うと嬉しいでふ
wktk
サンダース×ルキアの続きですが、予想以上に伸びちゃってるんで、中編を投下します。
アカデミーに帰ったルキアは、何よりも先にサンダースの部屋に向かった。
今日の潮干狩は、生徒達全員で楽しもうと約束していた。
なのに一人だけ先に帰ってしまうなんて。
電話だってアカデミーのミランダからあったものだ。
―――理由は分からないけど、でもちゃんと理由を聞かないといけない気がする。
それだけの理由で、ルキアはサンダースの部屋へと駆けた。
サンダースの部屋の扉をノックすると、間も無くサンダースが中から出てきた。
ルキアは今日彼と買った露出度の高い服を着ていたが、サンダースは寸分の動揺も見せはしなかった。
まず、そこでルキアの思惑の第一段階は外れてしまった。
運が良ければ、サンダースを動揺させて本音を聞くつもりでもあったのだが。
「何の用だ?」
「今日の事で、話があるの」
「・・入れ」
長話になると判断したのだろう。
サンダースはルキアを自室に迎え入れた。
「まず。何で勝手に先に帰っちゃったの?」
サンダースがベッドの縁に座り、ルキアはサンダースの机の椅子に座り。
ルキアはサンダースに声をかけた。
「理由などない。あるとすれば―――いや、それも無意味な事に過ぎんな」
「どういうこと?ぜんっぜん理解出来ないんだけどさ?」
「君には関係のない事だ」
「っ!」
サンダースが冷たく突き放すが、しかしルキアはそれを想定はしていたらしい。
一瞬の沈黙の後。
「だけどね。みんな心配したんだよ?サンダースが体調を悪くしたのかとか、すっごく考えてたんだから」
「貴様らに気を使われるとはな。私もナメられたものだ」
「ナメられたとかじゃなくて!――私、サンダースが分からないよ?」
ルキアの声色が変わる。
小さくも儚い憂いが籠った声が、サンダースの心に刺さる。
「―もう私に関わるな。貴様には他に友もいるだろう?」
「そんなのダメ!」
ルキアが今度は声を荒げる。
「ずっとサンダースは一人ぼっちじゃない!?」
「構わない。孤独には慣れている。多くの人と付き合うのは苦手なのだ」
「――なら、私だけでも友達にしてよ!?」
「断る」
ルキアの熱意に、サンダースの心は、一瞬だが傾いた。
しかし、ここで彼女の申し出を受ければ、きっと自分は弱くなってしまうとサンダースは感じていた。
「貴様一人とて。甘える相手が出来てしまえば、私は壊れる。弱くなってしまう。一人で戦えなくなる。――温もりを求めてしまいかねない」
「それでいいんじゃない!人は、絶対に、一人じゃあ生きられないんだよ!」
ルキアが、サンダースを押し倒す。
不意の出来事にサンダースは対処しきれず、ルキアにのしかかられてしまった。
「貴様、何を・・・」
「貴様じゃないもん、ルキアって呼んで?」
「ふざけるな。何のつもりだ、これは!?」
サンダースの一喝。
だがルキアは全く動じない。
「サンダースが心配なの!・・一人ぼっちで悲劇のヒーローみたくして、そんなのカッコ悪いよ!」
「カッコ悪くても構わん」
「それでも、私はサンダースの力になりたいの!友達じゃなくてもいい、恋人じゃなくてもいい・・・・」
ルキアの声が止まる。
よくみるとその翠の双眼から涙が溢れだしていた。
「道具だってなんだっていい!ただ、今サンダースを見逃したら私が後悔しちゃうから!」
ルキアの言葉が、涙で彩られていく。
普段はひまわりの如く笑っていてばかりの少女の、サンダースが初めて見るくしゃくしゃの泣き顔。
それを自分が作ってしまったと理解してしまったサンダースは、不意にルキアを抱き締めていた。
「サン・・ダー・・・ス?」
「きさ・・・ルキアは泣くな。お前は笑っていろ。――私などのために涙を流すな」
「・・でも」
「それにだ。道具でも良いと言ったが――それは私が許さん。微かながら、私に他人の温もりを教えたのはお前だ。ならば責任を取れ―添い遂げろ。今ならまだ見逃す。今なら私は、まだ、一人でいられる」
サンダースが、指でそっとルキアの涙を拭う。
舌に運んだそれは、限りなくしょっぱい味がした。
「ううん、私も逃げない。サンダースが必要なら、私はサンダースの力になる――今は無理でも、愛してるって言い切れる様になってあげるから」
「・・・後悔・・するぞ」
「後悔させないで、ね?」
ルキアの悪戯気なはにかみ笑顔が、サンダースの瞳に映る。
幾らかの沈黙の後、二人は唇を重ねていた。
唇を押し付けあうだけのプレッシャーキス。
唇が触れ合った瞬間、サンダースはルキアの体を抱き締めていた――それも先程の非にならぬほどの強さで。
それに呼応する様に、ルキアの両手がサンダースの頬に当てられる。
十秒程のキスだが、唇が離れた時には、既にルキアは頬を真っ赤にして照れていた。
「初めて、その、キスと言うモノをした」
「私も、お父さんやお母さんみたいな家族以外とは、初めてだよ」
「キスとは、こんなに心地好いものだったのか」
「うん・・・ねぇ、もっとキスしよう?」
ルキアのお願いに、サンダースは抱擁で答える。
それから二人は、正に狂った様にキスに溺れていった。
とりあえず中編です
最後は本日中に送れる様にしますので
投下から24時間ってことにしとく
滅茶苦茶遅くなってすいません
サンダース×ルキアの完結編です
ルキアが自分の股間に二本ほどの指を這わせると、そこはしっとりと液体が漏れ出ていた。
「うわ、私キスだけでヌレちゃったんだ・・」
「・・・小便でも漏らしたか?」
「違うよぉ」
ルキアはぷぅっと頬を膨らませた。
最も、それはすぐに終り、代わりに笑顔に戻るが」
にこりと、いつもどおりの笑顔を見せるルキア。
その笑顔は、とても綺麗で、サンダースには眩しいものだったから。
「・・・分かった。ただし、痛ければ言え。苦しければ言え。・・君を犠牲にしてまで私は楽しみたくはない」
「うん、アリガト!」
やっぱり笑顔で、ルキアは頷いた。
そしてそのままサンダースのズボンのチャックを開き、トランクスの中からペニスを取り出した。
サンダースのペニスを見たルキアは、まず息を飲んだ。
曲がりなりにもサンダースだって男だから、自身の意図しない所でペニスが勃起してしまっていた。
「うわ、おっきい」
「・・・凝視するな」
「あはは、ごめんごめん。じゃあ、ホンバンやっちゃうねぇ?」
サンダースのペニスを手に、もう片手では自分のスカートを摘み、ルキアはいざとばかりに腰を落とした――ノンストップで。
刹那。
なにかが破れる音が、ルキアの脳内に響いて。
一瞬の間の後、少なくともルキアの今までの人生では知らなかった程の激痛が、彼女の臀部から脳髄に伝えられた。
「いっ!?っっっっいたぁっっ!?」
「な、どうしたのだ!?」
「な・・・ん・・かね・・?びり・・て・・・きこえ・・」
ルキアの声は絶え絶えになっていた。
無理もない、処女膜の存在を知らなかったとは言え、躊躇いなく破ってしまったのだから。
ルキアとサンダースの結合部から、ルキアの処女膜が破れた事を示す鮮血が溢れ出す。
サンダースはそれに気付き、そして痛みに耐えるルキアを見て、何と無くではあるが現状を把握した。
そして、今一番自分がすべきことはと考えて。
「無理はするな。こんな状態の君を求める程私は浅ましくないつもりだ」
静かに涙を流すルキアに、サンダースは優しく語りかけた。
「一緒にいれば、また機会もあるだろう。今は、このまま君が落ち着くのを待とう」
「サン・・・ダー・・ス・・・」
「私は今日君と、こうやって近付けた。――それだけでいいだろう?また二人なら、君が苦しまずにホンバンをすることも出来るはずだ」
「ゴメ・・・ン、あり・・がと・・・ね?」
まだ言葉もロクに発せない程苦しむ少女を、サンダースは優しく抱き締めた。
―――こうして、サンダースとルキアの初めては、大失敗に終わった。
そして、その後の話。
二人は必死に初体験時の痛みについて調べ回り、ミランダから処女膜の事を聞き教えられ、ようやく答えを得られた。
だが初体験時のあの痛みはルキアには如何ともしがたいトラウマになっていたらしく、二人が真に結ばれるのはまだ先の事になりそうだった。
ってんでサンダース×ルキアを完結させました。
初体験ネタは多分このスレ初かもしれませんが、しかしリアリティがない話ですみません。
少しでも楽しんで貰えれば嬉しいです。
では久し振りでした、ラインがお送りいたしました。
262 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 05:55:22 ID:N9J3d7EH
上げてみる
GJ!!!
お疲れ様でした。
初体験ネタはこのスレにもたくさんあるような・・・
>>264 じゃなくて初だけでらめぇぇっ!な展開に至らないネタなんだが・・・
ミランダ「エロパロスレの象徴、ミランダが当スレをスウィートにほっしゅーーーとっ!」
マロン「……ミランダ先生、いつエロパロの象徴になったの?」
ミランダ「ん?保健の先生って、エロの代名詞じゃないかしら?」
マロン「……。まぁ、若くて人妻で保険医なら、ストライクゾーン三つ位貫いてるけど。自分で言うほど、エロパロにされてないのだ」
ミランダ「それはアレね。余りにもエロ向きなキャラ設定且つエロい立ちグラの為に、みんなドキドキして遠慮してるのね」
マロン「……ただ単に扱いづらいだけじゃn
ミランダ「ほっしゅーーーーーとっ!(ごちん」
マロン「ん”に”ゃっ! せっ扇子で殴るとわっ!? っていうか鉄扇!? それ鉄扇!?」
ミランダ「うふふ、頭部に未知なる衝撃でしょう?」
マロン「未知なる世界に旅立ちそうになったのだ……。不意打ちとは卑怯ナリ」
ミランダ「さて、という事でよく見ると、貴女もあまりネタにされてないのではなくて?マロン先生」
マロン「……わたしは別に……。エロはエロゲだけで充分なの。わたし自身は、そういうのはいらないから……」
ミランダ「あらあら。ずいぶんと弱気ね。貴女も魅力的なんだから、ちょっと頑張れば、男の子の一人や二人」
マロン「いらないの! ……わたしはどうせ、年増とかババアとか言われて、そういう対象になんて入ってないから……」
ミランダ「あらあらあら。まぁ確かに殺人鬼的立ち位置に定着しつつあるけど、貴女も女の子なのにねぇ〜」
マロン「女の子って歳でもないけどね」
ミランダ「あ。丁度いいところにレオン君が。おーい、レオンくーん」
レオン「何スか、おっぱいせんs
ミランダ「ほっしゅーーーーーとっ!(ざくくっ」
レオン「ひぁうぇぁっっ! チっチクチク!? 扇子の先端のフサフサがチクチク!? ってか先端のそれ針金!?」
ミランダ「うふふ、お顔に未知なる衝撃でしょう?」
レオン「……お顔が傷モノになりました。もうお嫁に逝けません」
ミランダ「んふふふ、そうね。でも、このマロン先生がレオン君をお嫁に貰ってくれるって」
マロン「に”ょわっ!?」
レオン「……。え〜…、だってマロン先生、殺人鬼且つ鬼婆じゃn(バール
マロン「いいのだ!! もういいのだっ!! どうせわたしは殺人鬼でババアなのだ!! もうそれでいいのだっ! うええぇぇーーーーんっ!!」
ミランダ「あ〜らあら。癇癪起こしちゃってもー。……レオンくーん、生きてる?大流血で保健室一帯が雛見沢ゾーンよ?」
レオン「先生……保健担当なら観察してないで助けて……あぁ…体力ゲージが……もう…」
ミランダ「あら。まだおしゃべりする元気があるのね。えいっ☆えいっ☆(げしげしげし」
マロン「ああっもっもうやめて! とっくに彼のヒットポイントはゼロよっ!」
レオン「ふ……、まだ……俺のバトルフェイズは……終了していないぜ……」
ミランダ「この虫野郎がっ!(げしっ」
レオン「……ぐふっ」
マロン「ミランダ先生! もう色々やめて! ネタ丸パクリよっ!」
ミランダ「さて。完全に息の根を止めたところで、本題に入ります」
マロン「今まで前座だったんだ……」
ミランダ「マロン先生、瀕死のレオン君を介抱してあげて」
マロン「………ぇ……?」
ミランダ「うふふ。ここいらで、男の子に女性らしい良い所を見せて、鬼婆の汚名を払拭してしまいなさいな」
マロン「えっ、えっ!? 何それっ!? てってかわたし、今までアニゲーばっかりで治療とか応急処置とか何も……!」
ミランダ「あ、あー、あれね。もう文字数足りないから。続きはWEBで。」
マロン「うぇっWEBって何さ!? てかいまここまさにWEBだよっ!?」
ミランダ「じゃ私行くから。颯爽と帰宅するから。帰ってポリフォニカ観るから。がーんばってねーーーん……」
マロン「なっ何そのマニアックチョイスの深夜アニメ! てかあああ行っちゃった! ホントに行っちゃった! 何これ! どうすんのこれ! どーすんのっ!? 続くぅぅっ!」
267 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 22:58:03 ID:1L450HYv
この二人もだけど意外にアメリアせんせも出番が少ない気が
……ライフカードCMの単発ネタにしようと思ったけれど、このままというのも何だかアレなんで、続き書きます。全然まだ途中だけども。
「あーぁ……ほんとに続いちゃったよ…」
保健室の天井を仰いで、ため息を一つ。
両腕の中には、血まみれぐったりのレオン。
また一つ、私のため息が保健室に響く。
「ぴーんち。わたし、ぴーんち」
呟くが、それで何がどうなるわけでもない。
どうにかせねば。
私が、どうにかせねば。
私も彼を殴ってしまったから。私にはこの子を介抱する責任が、ある。
……ってかあの保健婦め。ほんとに放置していくなんて。
心の中で悪態を吐く。吐いたところで、やっぱりどうにかなるものでもないのに。
今ここでレオンを放置して誰かを呼びにいったところで、医学の知識の無い者ばかり。たらい回しにされた挙句、病院に担ぎ込まれるのだろう。
それでは、きっと、間に合わない。
だって、出血量が半端ない。
ひょっとしたらこれ、やヴぁいよ。体温低下してってるよ。マジ救命病棟24時だよ。レスキュー911だよ。
今更ながら、事が重大な局面あることを認識した。
……まじでー……ほんとー…? ど……ど、どうしよう……あぁぁ〜…
―――とっとにかく!
途方に暮れていても仕方ない。先ずは頭からぴゅっぴゅ出てる血を止めないと……。
「包帯包帯ぐーるぐる♪ぐーるぐるぐるぐーぐるまっぷ!衛星写真は便利だねーっ♪」
陽気に歌いながら、レオンの頭に、包帯を巻いてゆく。
そう、陽気に。限りなく陽気に。
……だって。
陽気にしていないと、潰れてしまう。
不安で、潰れてしまう。
今、この子の命は、私の掌の上で、陽炎の様におぼろげに彷徨っているから。
繋ぎ止めないと。私が、この子の命を。
レオンの頭を、きゅっと抱く。
腕の中から、どんどん抜け落ちてゆく、暖かさ。
この子の命の暖かさ。
……失わせるわけには、いかない。
「止血よし……」
何とか止まった。命が流れ出るのを防ぐ事が出来た。
でも、まだ安心できない。
この子の体温が、依然下がったままだから。
温めないと。
どうすればいいのかわからないけれど、温めないといけないと思った。
身体が小刻みに震えている。
その震えは、彼のもの?
それとも、私のもの?
……わからない。それすら、わからない。
ええい、落ち着け、私!
ベッドに寝かせよう。
少しでも暖かくできるなら、何でもしなければ。
そこで、彼の制服が血に濡れている事に気付く。
血液は体温と同じだが、体外に出れば、冷えるのではないか?
その冷えた血液に塗れた制服は、脱がさなければならないだろう。
……え、まぢ、で?
自分の辿り着いた結論に、畏怖する。
脱がすの?全身に血が付いてるから、全身脱がすの?まっぱ?真っ裸?まぢで?
―――ええええい!恐れるな私!
今更男の裸が何だ!BL本で見慣れてるじゃないか!エロゲでもたまに描画されてるじゃないか!
…………でっでっでも……実物は、おとうちゃんの風呂上がりフ○チンしか見たことがなかったりする。
だって、私の見た目がこんなだから、今まで彼氏とかそういうの何も無かったもん!そんなのいないもん!
どうせ腐女子だもん!変な趣味の変態しか寄って来なかったんだもん!いいもんいいもん!どらゑもん!
「のぉ〜び犬くぅ〜ん……」
……自分でもパニック状態なのが手に取るようにわかる。というか口と手と脳が上手く連動していない。ばらばら。
口で妙なセリフを延々呟きながら、手で制服を一枚一枚剥がしてゆく。
脳内では、幼い頃変態おぢさんに声を掛けられて連れ去られそうになった数々の想い出が、甘酸っぱくフラッシュバックする。
そんなカオスがしばし続き、
レオンは、とうとうパンツ一丁になった。純白ブリーフ。まりもっこり。
ちょっとクラクラする。
マンガやエロゲで見るより、実際の男性の肉体は、とても逞しく、思わず縋ってしまいそうになるほど頼り甲斐があった。
危機的状況にある事も忘れ、しばし見惚れてしまう。
首筋の筋肉。胸筋。腹筋。
無意識のうちに、それらに、人差し指を這わせていた。
指でなぞる度に、レオンは小さな声で呻く。
私の指の動きに合わせて、彼は身じろぎをする。
依然体温は低いままだが、多少の動きが見て取れて、少し安心した。
同時に、私の身体の奥底が、じん、と火照るのを感じる。
今までに経験したことの無い感覚。なんだろう、これは。
……いけない。こんな事をしている場合じゃない。この子を温めなければ。
我に返り、レオンをベッドへと運ぶ。
重くて持ち上がらないので、床をずりずりと引きずりながら運んだ。背中に擦り傷が出来ただろうけど、それはカンベン。
ベッドに辿り着き、彼の身体を横たえる。
すぐさま掛け布団をかけてから、様子を窺った。
表情は穏やかになったと思う。
―――だが依然、体温が元に戻らない。
布団を掛けてもダメなら……ダメなら……っ!?
……脳裏に、雪山で遭難した人間の行動がフラッシュバックする。
…………人肌ですかぁ!?
…………人肌で温めるんですかぁぁっ!?
すいません、今日はここまでが限界でした。明日またがんばります。まりもっこり。
私はアメリア
マジックアカデミー生徒時代の恥ずかしい思い出がふとこみあげてきた
ある日、マロン先生によるテレポート魔法の練習のこと
「みんなちゅ〜も〜く!
テレポート魔法って言えば、ゲームとかでもよく出てくるけど、
今のみんなの実力なら、コツさえ掴めば短い距離をテレポートできるのだ!」
マロン先生ってば、この頃から今の姿のまんまなのよね!
「マロン先生って何歳なのかなぁ?」
「さぁ? 聞いてみても永遠の魔法少女の歳とか言うんじゃない?
アメリアもそう思うでしょ?」
「そうよね! でも実際は30代だったりして!」
「ちょっ、声が大きいよ!」
「平気平気! 聞こえちゃいな………ひでぶぅぁぁ!」
マロン先生のおしおきはすごいビリビリしたわ……癖になりそうだったな
「アメリアさん、罰としてみんなのお手本として先生といっしょにみんなの前へ来るのだ! ぷんぷん!」
「ひゃ……ひゃぁい……」
「いいみんな? 杖をまっすぐぴしっと頭の上にかざすの!
そしたら、こう唱えるの!
アンゲルスクイッツアッ!」
マロン先生がみんなの後ろの方にテレポートしたときは少し驚いちゃった
なんだかんだ言って、やっぱり先生なんだよね
「はい、アメリアさんもやってみるのだ!」
「はい!」
私はマロン先生に言われた通りにやってみた
でも呪文を間違えてしまって………
「アンゲルスクイッタァァァ!!」
テレポートには成功したの………でも………
「ア、アメリア………おっぱいでけぇぇ」
「下の毛あんまし生えてないな」
「え!? なんでみんなそんなことがわかるの?」
「アメリアさん、自分の体をよく見るのだ……」
「へっ? あっ////」
そう、わたしはすっ裸になってたの
服と下着はさっきまでいた場所に残して………
「み、みんな! 呪文間違えると大変なのだ!
気を付けるのだ!
アメリアさんは早く服を着て欲しいのだ……校長先生にしかられちゃうから」
「うぅ、はい………」
このときはお嫁に行けないと思ったわ……
何でこんなこと思い出したかってですって?
今やってるテレポート魔法の授業で、ヤンヤンさんが私と同じ事しちゃって……
「ただの恥晒しアル! うぅぇぇ!」
どうはげましたらいいか考えているとこなの……
私も今は教師
生徒を励ますのも教師の役目
この子の自信を取り
へたくそで済まない
>>271 GJ
ホントにGJ
俺の理想のマロン先生そのまんまでビビった。
中身はオトナの女性なのにあんなナリだから彼氏も出来なくて実はとっても寂しい思いをしてるとか
今まで近寄ってきたのはヤバい奴ばっかりとか
そんなとこまで理想ピンポイント
どーか先生が幸せになれる展開をおながいします
>>271も
>>272もよかったデスよー!
うらやましい。
>>273みたいに言われるSSを書きたいものです。
(アニゲ○×)
アメリアせんせは学生時代から眼鏡である?
275 :
秘密のレッスン:2007/06/12(火) 22:34:03 ID:THCrvZS9
「来たわね…カイルくん、クララさん。」
「いったいこんな時間に呼び出して何なんですかアメリア先生?」
「ふふ…二人の素質を見込んで私だけが使える禁断の究極呪文を教えちゃおうと思って♪」
「何で…私とカイルくんなんですか?」
「この呪文はあなた達にしか使いこなせないわ。ロマノフ先生もマロン先生も使えない、正に秘術なの!」
「そんな魔法があったなんて…」
「じゃあ私がまず手本を見せるわね。はあぁぁっ…!!」
「すっ…すごい魔力!」
「ほんとだ…肉眼で魔力のオーラが見える…!」
「いくわよ…!!」
「ごくり…」
カッ!!
「メ・ガ・ネ・ビィィーームッ!!」
ズルッ
「こんなくだらないオチだなんて…」
「あぁ…スレの人が怒っちゃうっ!」
メガネビームを3機も独占・・・
その気になれば世界を滅ぼせるわね・・・
>>273 ごめんね、何だかんだでまだ出来上がってません。
完成したら投下します
279 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 21:40:39 ID:ovQLDcUA
ちっと前のサンダース×ルキアの作者です
構想中のがありますが、エロ無し〜微エロ程度ってダメなんですかね?
281 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 22:06:01 ID:IbdNre2W
いいと思いますよ
ネタしか思いつかない俺がいるし
キャラスレのSSの毛嫌いの仕方は異常だし
もうエロだけに拘らなくていいんじゃね?
そもそもこの板エロパロだから、おけ。
ラクスが女子生徒にいろいろされる
展開きぼんぬ
(´・ω・`)
「ルキアお姉ちゃん…今日も一緒に寝ちゃダメ?」
「くすくす、ラスクったら…ダメって言ってもお布団に入ってくるくせに。
ほら、おいで。抱っこしたげる」
「ふぁ…ルキアお姉ちゃん、あったかくていい匂い…」
「こーらっ お姉ちゃんの匂いかいだりするなんて悪い子…お仕置きしてあげる」
「あっあっ…そこ…おっぱいだよ…お、ね…ひゃうっ…く…ぅん」
「あれあれ? 男の子なのに乳首が気持ちいいのカナ? こんなにこりこりさせて〜
じゃ、こっちはどう?」
「ああぁぁんっ! や…お…ちん…ちん…だめぇ… こすっちゃ…やだよぉ…」
「もう出ちゃうの? 今おちんちんからミルク出したら罰としてお尻もいじめるよ? それでもいいの?」
「あっ…あうぅ…うん、いいよ…僕のこといっぱい…いじめて… あっあっ…出る…いっちゃうっっ…」
286 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 23:09:00 ID:+wDEPVfq
いや俺はむしろ内なる黒ラスクが女子生徒を言葉巧みに攻める展開が見たい
アロエ「ユウ君いつも一人だよね」
ユウ「えっ・・・?」
ユウは一瞬戸惑った。実際は姉と話してるだけなのだが回りから見ると一人に見えるらしい。
アロエ「もしかしてお姉ちゃんがいないの寂しいの?
私ずっとユウ君のこと見てた。ユウ君は一人でいつも誰かに話し掛けてた
そんなユウ君見る度に胸が苦しくなって・・・」
アロエの顔が段々赤くなる。
アロエ「ユウ君
(作者が恥ずかしくなってきたので省略されました。。続きを読みたいならユウきゅんきゃわいーと叫んでください)
288 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 00:14:58 ID:JnhMWobC
ユウきゅんきゃわいー!
ユウきゅん(ry
そのアロエにはサツキが取り付いているに一票
290 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 00:52:09 ID:RkRVc47P
ユウきゅんきゃわいー!
でも事情を知らない人が見ると独り言が多いとか思われてそうだ…哀れ
ユウきゅんきゃわいー!
この俺様がそんな餌に釣られるとでもっ…
・
・
・
・
(辺りを見回す)…よしっ
・
・
・
・
ユ、ユウきゅんきゃわい〜っ☆
293 :
287:2007/06/19(火) 08:10:13 ID:QH4u9GTa
実は昨日読みたいSSがなかったら自分で書けばいいと言われたばっかりなんで続きを書いている途中なんですよ。
なんで今日午前に講義あるんだよorz
では書き終わったら投下しますね。
俺にも言わせてくれっ
ゆ………ユウきゅんかんわいいぃぃんー☆
ユウきゅんきゃんわいぃ〜☆
と、サツキがおっしゃっていました。
ユウきゅんきゃわいー
どうせなら、ミランダ先生とかルキア辺りに筆おろしされるユウきゅんキボン
>>296 オレもキボン
想像したらテンションが上がってきた
298 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 10:55:20 ID:yy+LnGzk
ユウ君は俺の嫁
アッー!
>>296 母性本能を擽る可愛さにより発情してしまい、ユウきゅんに、あんなコトやこんなコトをするルキアorミランダ先生(*´Д`)ハァハァ
301 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 09:56:23 ID:+o3aVmb4
おい、アロエが省かれているぞ………
むしろユウじゃなくアロエにルキアやミランダ先生が乳を(ry
303 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 13:13:33 ID:t3WAlKmA
ユウきゅんはおっぱい好きな気がしてきた
304 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 22:10:32 ID:+o3aVmb4
>>302 アロエに大人のお勉強させるのかw
ヤバイ、想像したら鼻血が………
しまった!流れに遅れた!
だがしかし…う、うむ、誰もいないな…よーし…
\\ ユ ウ き ゅ ん き ゃ わ い ー ユ ウ き ゅ ん き ゃ わ い ー //
\\ ユ ウ き ゅ ん き ゃ わ い ー ユ ウ き ゅ ん き ゃ わ い ー //
\\ ユ ウ き ゅ ん き ゃ わ い ー ユ ウ き ゅ ん き ゃ わ い ー //
\\ユ ウ き ゅ ん き ゃ わ い ー ユ ウ き ゅ ん き ゃ わ い ー//
_ _ ∩. _ _ ∩. _ _ ∩. _ _ ∩. _ _ ∩. _ _ ∩. _ _ ∩.
( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡
⊂彡. ( ⊂彡. ( ⊂彡. ( ⊂彡. ( ⊂彡. ( ⊂彡. ( ⊂彡. (
| | | | | | | | ..| | | | | |
し ⌒J. し ⌒J. し ⌒J. し ⌒J.. し ⌒J.. し ⌒J.. し ⌒J
☆
昨日、昔ゲーセンの景品で出てたフィギュアが安かったら衝動買いをしちゃったな
先生ばっかりだったけどな
なんだかアロエ×ユウネタでもりもり盛り上がっているなぁ・・・
今、マラ×ユリネタを書いているんだが・・・途中でちょっと躓いてしまった・・・
それでも頑張って書いてみます
309 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 10:01:13 ID:XnkTEALh
>>308 だがどんなに盛り上がろうとアロエは俺の娘
執筆ガンバ
310 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 18:54:21 ID:dYAJlNLM
アロエは俺の………
俺の…何だ?
アロエはユウの嫁
フリーになったサツキは俺の嫁
これで万事解決
じゃあ俺はミランダ先生の旦那さん
313 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 19:48:07 ID:WKI4M6eR
皆様ご結婚おめでとうございます
保守
・・・何か小ネタは無いかと考えたが思いつかない。
各キャラとペットとのやりとりとかどうだろうか
「んっ…カイル…もっと…もっとぉ…!!」
「…この辺ですね?」
「ひゃうっ!!そこっ…いいっ…いいのぉっ…」
「じゃあ…もっとしてあげますよ。」
「ひんっ!!はぁ…だめ…ぐりぐりしちゃだめだよぉ…んんっ…」
「あっ…やっ…ん、あぁぁぁぁんっ!!」
「はぁ〜肩スッキリ♪ありがとカイル!」
「いえいえ、僕でよければいつでもどうぞ。」
(胸が大きい人って本当に肩こりやすいものなんだなぁ…納得納得。)
「………」
「なっ…何ですのカイルさん?」
(やっぱりシャロンさんは無縁…なのかな?)
「よくわかりませんが何故か不快ですわ…」
こんなネタでよければどぞ
317 :
506:2007/07/04(水) 08:43:32 ID:UlVOldyg
鶴光師匠乙です。
…はともかく、いい加減そろそろ取り掛からねばと思いつつ、
忙しくてまだ手をつけられてません。
1〜2ヶ月で何とか、というペースになりそうですので、
気長にお待ちいただければ…と思っております。
…すみませんorz
wktk
319 :
308:2007/07/06(金) 00:17:56 ID:miumTCZO
前にマラ×ユリネタ書いて躓いた者ですorz
とりあえず、途中まで書けたので保守含めて投下
320 :
二人の秘密:2007/07/06(金) 00:20:36 ID:miumTCZO
カリカリカリ・・・・
ポニーテールの青い髪の少女がノートと問題集をにらめっこしながら、問題を解いている。
傍らには、ミステリアスな雰囲気を持つ黒髪の少女がいる。
「マラリヤぁ・・・」
マラリヤと呼ばれた後者の少女は前者の少女を見た
「どうしたのユリ?」
ユリと呼ばれた少女は半泣きな声を出す。
「ここが分からないよぉ・・・」
「どこが分からないの?」
「・・・・全部」
「・・・・どこが分からないと教えようがないじゃないの」
「あ〜う〜〜マラリヤ〜私もうだめだ〜〜〜〜」
「・・・・弱音吐かないの」
「ぎゃぼーーーー」
格闘学科からの転科生で元気印のユリ、他の学校からの転校生組で不思議で独特の雰囲気を持つマラリヤ。
傍目は全く接点の無いこの二人だが、学問が苦手なユリが「ぎゃぼー」しているのを見かねたマラリヤが
手を差し伸べたのが全ての始まりだった。
学問の追試を明日に控え、マラリヤの部屋でユリは学問の特訓をしている。
「・・・はいはい泣かないの。もう一度教えてあげるから」
マラリヤは時々ユリの「あまりにも酷い学問の成績」にため息をつくものの、まんざらではない様子。
一方、ユリの心境は一言で言うと・・・・「神様、仏様、マラリヤ様」
これ以上はあえて語るまい。
「・・・一度休憩入れましょうか」
「はうぅ・・・・」
マラリヤは台所に立つと、やかんに火をつけお茶の準備を始める。ユリはテーブルの上で突っ伏している状態で
半開きになっている口からは今にも魂が抜けそうな感じがした。
マラリヤはお盆に二人分のカップとポットを持ってきて、カップにポットの中身を注ぐ。カップの中身の褐色の
液体からは気が立っていた。
「・・・お茶が入ったわよ」
「ありがとうマラリヤ・・・・」
ユリは熱さに気をつけながら、褐色の液体を飲んでいく。
ごくごく、ごくごく
液体が喉を伝うと同時にほっとした気分にもなる。
「マラリヤはすごいよなぁ・・・なんでこんなに頭いいんだろ・・・」
ほっとしたユリは日ごろから思っていることを口にした。
「・・・そんなことないわよ・・・現にスポーツは大分ユリに助けられているもの・・・」
「でもさ・・・学問が成績悪すぎて、自分でも笑っちゃうよね・・・よくマラリヤに見捨てられない
なぁ、って自分でも思うもん・・・」
「・・・誰だって苦手なところぐらいあるわよ」
またユリの目が半泣き状態になる。
マラリヤはまたやれやれとため息をついた。普通はそれで終りなのだがクスッと笑うとユリに話かけた。
「・・・そうだユリ、気分転換になる良い提案があるんだけど・・・」
「なに???」
マラリヤはユリの耳元で提案を言った
「え?!?!?!」
「・・・ね、いいアイデアでしょ」マラリヤは微笑んだ
「大丈夫かなぁ〜」
「・・・大丈夫よ。二人とも似たようなものだし」
最初は鈍っていたユリだが、マラリヤの微笑みに負けてしまった。
「よしやろうやろう♪」
その瞬間、マラリヤの目が違う輝きを帯びていた。
保守
>>308 反応がなくてもとにかく書き上げる事を考えて。
おしまいまで読まない事には感想の返しようがないからね。
323 :
308:2007/07/10(火) 00:09:25 ID:91CvUsBN
すみません、この続きは必ず2・3日中にここにUPしますので・・・・
>322さん、ここのスレの皆さん、本当にすみません
324 :
308:2007/07/13(金) 00:45:31 ID:4JGlguio
お待たせいたしました。続き投下します。
NGワードは引き続き「二人の秘密」でお願いします。
そして15分後・・・
「こっち終ったよ〜出ていい?」「・・・こちらもいいわよ」
浴室からユリが出てきた。ただし、15分前と違うところは・・・なんといつもマラリヤが着用している
制服姿。そして、マラリヤの今の服装は・・・ユリがいつも着ている格闘学科の制服を着ているのだ
そう、マラリヤの提案とは「お互いの服装を交換」だったのだ
「なんかヘソ出ししているマラリヤって・・・・・なんか違うね」
「・・・私こそ、ヘンな気持ちよ・・・いつも自分が着ている服をユリがきているんだもの」
どうやら格闘学科の女子生徒の制服は胸の部分が伸縮素材が使われているみたいで、マラリヤにすっぽりと
はまった。
しかし、ユリが今来ているマラリヤの制服は胸のシースルーの部分が伸縮性が無いのか、胸が少し横にはみ出て
いる状態だ。しかも、ユリはいつもマラリヤが羽織っているケープを羽織ってない状態なので、肩が完全に露出し、
ブラジャーの紐が完全に出てしまっている。(ちなみにマラリヤは肩紐の無いブラジャーをいつもしている)
「ね、背中とか大丈夫かなぁ??」
「・・・見てあげるわ」
マラリヤはそう言うと、ユリをベッドに誘導し座らせ、自分はユリの後ろに腰をかける。
「なんだか胸が少しキツいから、大丈夫かなぁ・・??」
「・・・大丈夫よ」
・・・・・・・・・・・・・・・・
「え???マラリヤ、今なんて言ったの??」
ユリが後ろを振りかえろうとしたその刹那。
「・・・脱がせてあげるから、と言ったのよ・・・」
マラリヤはユリの耳元で囁いた。
びっくりしたユリは振り返った。その瞬間、マラリヤは自分の唇をユリの唇を押し当てる。
(!!!!)
ユリの頭の中は真っ白になる。しかし、その間もマラリヤは執拗にユリの唇をついばむように
キスをした。回数が多くなるほど、唇があわせる時間が長くなっていき、何回目かのキスでマラリヤは、
ユリの唇の間に舌を入れてきた。
「う・・ふ・・ぅ・・・」
ユリも自然な動きでマラリヤの舌を絡ませてきた。ユリの唇から唾液の筋ができた。
「ふ・・ぅ・・・」
マラリヤはユリの唇から離れると、首筋にキスをし始めた。と同時に首のシースルーの部分を取った。
それまで押さえつけられていたユリの胸がまるで自己主張をするように出てきた。そして、マラリヤは
ゆっくりとユリの胸をブラジャーごと揉みはじめる。
「は・・・はぁ・・・・ん・・っ・・」
ユリは隣の部屋を気にするかのように声を押し殺している。が、時々喘ぎ声が漏れてしまう。
その声を聞いたマラリヤは手を緩めることはなく、さらに胸と首筋を責める。
「・・い・・や・ぁ・・ん・・っ・・・」
ブラジャーの上からも乳首が固くなってきたのを確認したマラリヤはブラジャーの肩紐に手をかけ、
さらに背中のホックも外した。そして、ピンク色したユリの乳輪と乳首が姿を現した。
「・・・かわいい・・・」
マラリヤはユリの前に移動し、ユリをベットに押し倒して今度は真正面からユリの胸を揉み始めた。
「う・・・ふ・・・・っ・・・ん・・・っ」
ユリの顔は声を押し殺すのに一生懸命なのと、マラリヤにされている行為で顔がまるでゆでタコのように
真っ赤になっている。
「・・・今日は両隣とも人はいないから声出しても大丈夫よ・・・」
マラリヤはユリにさらに囁く。
「・・・もっとユリが感じる声、聞きたい・・・」
マラリヤはユリの乳輪を舐め続け、その後に乳首を舌を使い転がしたり吸ったりした
「あああぁ〜んっっ!」
(マラリヤにこんなことされているのに・・・・感じちゃってるよぉ・・・)
ユリにとっては憧れの存在にして尊敬の対象。それがマラリヤだった。
だから、自分が学問で泣いている時に手を差し伸べてくれたのは奇跡だと思うぐらい本当にうれしかった。
後で何かしらの形で恩返ししたい。そう思っていた矢先の出来事だった。
「マ、マラリヤぁ・・・・」
ユリの目から涙が流れてきたのを見たマラリヤは、ユリの涙を舌ですくい舐めた。
「・・・いいのよ、怖がらないで。私が気持ちよくさせてあげるわ・・・」
マラリヤは転入して来た時から、ユリに対して直感的に何かを感じていた。
いつも元気で明るくて、一喜一憂している姿も可愛くて・・・・
・・・・いつか自分のモノにしてしまいたい。独占してしまいたい。
何時からだろうか??
ユリを独占したい衝動に駆られ始めたのは。
ユリと笑いながら会話しているルキアはおろか、ユリと会話していると言うだけで周りの人間全員に対し
嫉妬を抱き始めていたのは。
その時、ユリが学問の追試を受けることを知り、学問を教えてあげるからと自分の部屋に誘い出したのだ。
服装の交換も作戦の一つだった。自分の制服を着たユリを見た時・・・・
今まで押さえていた気持ち・・・どす黒い欲望が臨界点を突破したのだ。
「あぁ・・・んっっ」
マラリヤの胸責めはまだ続いている。
ユリの胸は性感帯らしく、すっかりマラリヤの責めの虜になっている。
マラリヤは左手で胸を揉みながら、右手をスカートの中に入れる。
ユリの両足は自然に少し開いていたので、中の敏感な部分をショーツの上から触るのに時間がかからなかった。
「あっ・・・あんっ!」
ユリが仰け反るように反応をする。この様子だとショーツの中の敏感な部分はどうなっているか予測が出来る。
マラリヤはユリのスカートをゆっくりと下ろすとユリの白いショーツが現れた。
「・・・は・・・・恥ずかしいよぉ・・・・」
ユリは今にも泣きそうな目で言った。
マラリヤの中にある「独占欲」を刺激するのも知らずに。
左手でショーツの上から敏感な部分を、右手で内股の部分を責める。
「ひゃぁっ・・・!」
ショーツの真ん中あたりにシミができた。
「・・・すっかり感じているのねユリ・・・」
「・・・は、恥ずかしいからぁ・・・そう・・・い・・うこと・・言わ・・ないでぇ・・!」
マラリヤはショーツのシミの部分に顔を近づけると、桃色の舌を出し、シミの部分を中心に舐めはじめた。
「きゃぁぁ・・んっっっ!!」
マラリヤの唾とユリの愛液でシミの部分がどんどん広がっていく。
「はぁぁぁ・・・んっっ!」
ユリはかけ布団をギュッと掴んでいる。相当気持ち良いらしい。
そんなユリの様子を見たマラリヤは、執拗に舐めている。
「・・・そろそろ・・・ね・・・」
するするする。ユリのショーツがマラリヤの手によって脱がされていく。
ユリの下の唇はもうすっかり開いており、蜜によって濡れている。
その開いている下唇にマラリヤは右手の中指とひと指し指を入れ、中を指でこねくり回した。
ビクン!ビクン!!
「あ・・・あ・・・あ・・・!!」
快感のポイントに当たったのか、ユリが先ほどとは違う反応をする。
「いやぁ・・・・いやぁ・・・っ!」
マラリヤの指は完璧にユリの快感のポイントを的確についていた。
そして、マラリヤは顔を秘所に近づけると、ユリの一番敏感なところを舌で転がしたり、吸い出したりした。
「それ・・・は・・・・だめぇ・・!!・・イ・・・イっちゃ・・・うよぉっっっ!!!」
最後に悲鳴を上げながらユリは達してしまった。よっぽど気持ちよかったのか、呼吸は荒く、息は絶え絶えな
状態だった。
マラリヤは指を抜くと、ユリに顔を近づけキスをした。
「・・・今の貴方、最高に良かった・・・」
更に耳元で囁く
「・・・もっと気持ち良くしてあげるわ・・・
2〜3分後、ユリは朦朧とした意識の中で、マラリヤを見つけた。
「・・・・マラリヤ???」
マラリヤは何にも服を着てない状態だったのだが、股上のところにあるはずの無いもの・・・ペニスが付いている。
「・・・・これは擬似ペニスよ。身体の一部になるように特殊な魔法をかけているのよ」
ユリはマラリヤが言っている意味がイマイチ把握できてないようだった。
「・・・つまりは、これは今男性のモノと同じようになっているということなのよ・・・それじゃあ、行くわよ・・・」
マラリヤは擬似ペニスをゆっくりとユリの下唇に入れていく。先ほどからそんなに時間が経っていないので、
ユリのはまだ濡れたままだ。
ズブッ、ズブッ・・・どんどんユリの中に入っていく。
「や・・は・・・あっ・・・んっ!!」
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
マラリヤのモノが中に入っていくたびに、お互いの息が荒くなっていく。
「・・・すっかり入ったわ・・・」
マラリヤが顔を火照らせながらユリに囁く。そして、ゆっくりと腰を動かしはじめた。
「あはぁ・・・あはぁ・・・あはぁんっ!!!」
「はぁ・っ・・はぁ・・っ・・!」
二人の喘ぎ声が部屋に響く。
いつもは冷静なマラリヤは想像以上の快感に完全に我を忘れて腰を動かしている。
「もう・・・もう・・だめぇっっ!ま・・た・・イっ・・ちゃうよぉ・・!!!」
「・・わ・・わた・・しもぉ・・イきそ・・う・・よぉ・・!!」
二人はほぼ同時に達してしまった。
「「ああああああっ・・・・!!!!」」
それぞれの絶叫が部屋中に響いた
それから二人はベットに子猫のように寄り添って寝ていた。
「・・・ねぇ・・・マラリヤ・・・」
「・・・何」
ユリはマラリヤの耳元で囁いた
「私たち、これからもずっと一緒だよね??」
マラリヤはクスリと笑うと、ユリの額にキスをした。
「・・・そうよ・・・」
ユリはマラリヤに守られている一種の安堵感を覚えている。
一方のマラリヤはユリを自分の物にすることが出来て満足感に満ちている。
・・・秘密と同時に得られたもの。それは・・・タイセツナヒト
328 :
308:2007/07/13(金) 01:01:00 ID:4JGlguio
・・・やっとUPすることができました・・・
途中かなり駆け足になってしまっているのはお許しください。
ちなみに女性同士を書いたのはこれがはじめてだったりします
(前回はマラサン。しかも違うところに投下)
GJ!!
やはり純愛(?)はいいものですなbb
ユリ・マラフィギュメイトの首をすげ替えつつ読んだ。
こういうときのユリはやっぱネコがハマりますな。イイヨー。
>前回はマラサン
投稿所?2〜3あるうち、一つテイストが似てるのが。
331 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 13:00:36 ID:H9XXIJkj
GJ
使用キャラがユリだし、百合好きな私にとって、マジGJです。
ところで最近マジアカ始めたのだが、各キャラの設定とかが知りたいのだが、詳しく載ってるHPとか教えてください。
私も何か書いてみたいので。
334 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 17:08:53 ID:hYxeWKbq
夏だから怪談大会で何か書こう!
と思い立ったら怪談かなり関係なくなってしまったレオシャロを近々投下させていただいてよいですか?
おながいします。
お待ちしてます。
>>335 >レオシャロ
(*´Д`)Д`)Д`)
イイコに待ちます
なかなかいい組み合わせだな
まあレオンの場合はどんなキャラと組ませてもおkなキャラだからな
レオンってお得なやつなんだね〜
そういや、ラスク×アロエって組み合わせはもうダメなのかしら?
「……それで、宿屋の窓から覗いていた子供というのは、昔その地で親に捨てられたまま、今でも親を待っていて、若い女性が泊まる度に『連れていこう』とするんですって……。
……と、これでおしまいなんだけど、どうだった?みんな。」
「ひゃあ〜!!怖かったよ〜!」
「お、おお。えらくジワジワくる話やな。何か終わってから急に鳥肌立ってきよったで。」
「ふむ、…さっきのユリの話みたいに、突然驚かせてくるような話も良いが、こうした全編に渡り臨場感を与え続けてくるような怪談も、中々良いものだな。」
「…サンダース、あなた何か怪談の楽しみ方を間違えていませんこと?」
月が不気味な程に綺麗に輝く丑三つ時。
この日、レオンの部屋に集まったアカデミー寮の生徒達は、それぞれの知る『怪談』によって盛り上がっていた。
「それじゃあ、次はアロエの番ね。」
「…ぇ、ふぇ?もう私の番だっけ?」
「はい。一応これで一回りですね。」
「え……、えっと、えっと……」
「アロエ、今起きてて眠かったりしないか?」
「無理はしなく方が良いアルよ?アロエ」
「ううん!大丈夫なんだもん!
……大丈夫なんだけど……」
俯いて、子犬のようにしゅんとしているアロエ。
その様子にピンときたクララが訪ねる。
「ひょっとして、怖い話が思い付かないんですか?アロエさん。」
「…あのね、アロエの知ってたお話、先にタイガお兄ちゃんがしゃべっちゃって……」
「「「………」」」
「「「ターーイーーガーー」」」
「な、何で?みんなごっつ目が座っとって……
ヒ、ヒィィィーーーッ!?」
『─故人や幽霊の遺恨より、現実に生きている者の想い・恨みの方が遥かに強く、恐ろしい─
杉作J太郎』
一見屈強そうな男が、薄暗い部屋の隅で膝を抱えてガクブルしている様。
それはそれで薄気味悪い。
「別に怖い『お話』である必要はありませんのよ?」
「ふぇ?」
「そうそう。最近アロエがちょっとでも怖いと感じたこととかさ。
何でも良いんだぜ?」
シャロンの言葉にレオンが続く。
基本的に怪談という催しにおいて、話の『怖さ・恐ろしさ』も勿論重要だが、それ以上に『皆で盛り上がれること』が大切な点。
月は静かに、夜空を照らし続けている。
「何でも良いんですよ?アロエさんが最近『怖いなあ〜』と思ったことで。」
「えーと……うーんと……
…あ、あったあった!」
どこぞの一休さ○よろしく、閃いた途端に顔を上げて満面の笑みを浮かべるアロエ。
「それじゃ、話すね!
……それは、この前あった大会でのおはなし……」
(……大会?)
(この前の?)
(……普段の授業ならば、……そうね、ロマノフ○生とか……)
てっきり彼女らしい、怖さとは遠いところの、むしろ微笑ましい話を想像・期待していた一同。
話の触りに少なからず違和感を覚える。
「……アロエ、何度もチャレンジして、200人以上のみんなに負けずに頑張ってたんだけど……」
(…200人だと?)
(こ、この飛び級天才少女……!)
さりげなくみんな、心の中でアロエに嫉妬。
「……でもね、その時はね、アロエが分からなかったり、知らなかったりする問題ばかり出てきたの……」
ざわ…… ざわ……
(え、そうなっちゃうと……)
(……200人が、一度に、さんぶんの……)
一同、話の流れを察し、想像すると同時に震え出す。
「それでもね、アロエ、何とかもう一問答えられれば雷におしおきされないっていうところまで頑張ったんだ。
……最後に出てきた問題が、『谷家最強の生物は』って出てきたの。
だからね、間違えないように『りょうこ』って打ち込んだんだ。
……そしたらね、問題が、
『りょうこ です 【が】』
って……」
「イヤアアアアアア!?」
「ギャアアアーッッ!!」
「お、恐ろしい……恐ろしいっていうレベルじゃねーぞ!」
アロエは『その時の雷がすごく怖かった』と続けたかったのですが、その前に部屋中が悲鳴飛び交う惨状と化したのでした。
めでたしめでたし
競ってる時の問題の分岐って、トラウマになると思うんですよ。
先に『怪談』という単語が脳に張り付いてしまい、どうしても書かずにはいられませんでした。
反省はしている。
何よりも、「谷家最強の生物」に吹いた自分。
とにかくGJでした。
すごく他人事ではないなぁ…
GJ!
さて、予告通り投下しますが例によって携帯からなのでたぶん改行がおかしいですが、どうぞ。
夏の恒例怪談大会。
夜中の教室にみんなで集まり怪談話で盛り上がる企画だ。
始めのうちはタイガやヤンヤンのネタ怪談で和やかなムードだったが、サンダースの軍人仕込みの怪談やマラリヤの素で怖い話が続くと皆が青くなっていく。
そして今…
「もうやめてくれ〜っ!!」
「どうした?まだまだ続くけど」
「あ…あひ…きゅ〜。」
「わ〜っ!?クララっ!!」
「ぼ…ぼくもうだめ…」
「も〜あたしトイレいけな〜いっ!」
セリオスが呪詛を唱えるが如く怪談を続けて皆が阿鼻叫喚の渦に巻き込まれていた…。そんな中…。
「ふ…ふん。まだ序の口ですわ。」
明らかに体を凍り付かせながら余裕を装うお嬢様がいた。しかしこのお嬢様そんなにタフではなく…
「で…ですが私はそろそろ眠くなってしまいましたわ。残念ですけど…先に失礼させていただきますわ。」
完全に逃げ腰。強がっても耐えられないと判断したらしい。全く素直じゃない。
「…もう寝るんか?ほな気ぃつけや…」
「え…ええ」
そそくさと退散したシャロン。それと同時にセリオスが…
「じゃあ続きを…」
「休憩!!休憩しよ!!うん意義なし!!」
話す前にルキアが強引に流れを切った。
(ナイスルキア!)
皆同時にそう思った。
「ひぃ…なぁ」
休憩という名の安息。タイガはレオンに声をかける。
「ん?」
「シャロン…1人で大丈夫か?」
レオンは少し考える。
あの言動にしては明らかにおびえている挙動。強がってはいるがすぐ折れる。そんな状態だった。
「まぁ心配ではあるけどな…」
「せやろ?誰か部屋まで連れ添ったった方ええんちゃうか?」
「今からか?…じゃお前がいけよ」
ぶんぶんと首を振るタイガ。
「すまん…さっき俺情けないけど腰抜けてもうたわ。」
「お前…怖いのだめだっけ?」
「あ…あれは特別や!ほれ、行ったれや!!」
理不尽に感じながら半ば強引に追い出されるレオン。
「はぁ…俺…フられてもうたもんなぁ。」
レオンを見送りタイガがポツリと言った。
「昔惚れた男のおせっかいやけど。シャロン…お膳立てぐらいはさせてや?」
夜中の学校。月明かりがぼんやりと光る廊下。張りつめた空気。妙に響く足音…。
「うぅ…こ…怖いですわね…」
やっぱり怖かった。このお嬢様素直じゃない。
「…やっぱり、戻ろうかしら?」
しかし今戻ったところでセリオスの怪談が待っている。それは嫌だ。
「…思い出すだけで、うぅぅ…」
ふらふらとした足取りで部屋へ向かう。そんな時…
カツ…カツ…
(…え?)
立ち止まる。急に足音が増えた。
カツ…カツ…
(こっちに…来る?)
もはや恐怖に囚われて足が動かない。足音はすぐ近くまで来ている。
そして。
ポンポン
「よぉシャロ…」
「ひっ…きゃあぁぁぁぁぁっ!!」
「い゛っ!?」
予想外のことに驚く声の主。それは紛れもなく…レオンであった。
「おいっ!オレだよオレ!!」
「あっ…あぁ…ぅ…」
その場にへたり込むシャロン。そして…水の音。
シャアァァァァ…
「…え?」
「うぅっ…ひっく…ぐす…ふぇ…」
安堵のあまり泣き出したと同時に失禁してしまったらしい。
レオンは更に焦ってしまう。
「あっ…いや…その…ごめん!」
「ふぇぇん…ひっ…ひっく…」
「…こりゃ参ったな。」
レオンとしては完全にタイガに厄介を押しつけられた気分だ。とりあえず後で殴っておこうか?
いや今はそれより…
「とりあえず、誰か呼んで…」
来ようとしたが脚を捕まれた。
「おいて…いかないで…」
「………」
「ひとりにしないで…おねがい…ぐすっ…ですわっ…」
涙ながらの素直な懇願に流石に置いていくわけにはいかなくなってしまった。
「とりあえず…立てるか?」
立ってもらわなくてはどうしようもない。しかし…
「………」
無言で首を振る。腰を抜かしたのか。
「…ああっ、しょうがねえっ!!シャロン、少し我慢してくれよっ!」
「えっ…ひゃっ!?」
宙に浮くシャロンの身体。レオンが抱きかかえる形、俗に言うお姫様だっこである。
彼自身女性の身体に触るのには慣れていないのだが…そんな事言っている場合ではない。
「ひとまず女子トイレに行くぞ。そのままじゃ気持ち悪いだろ?」
「えっ…ええ…」
「うっし、飛ばすぞ!!」
シャロンを抱きかかえたまま走り出す。
廊下の水たまりは…後で何とかしよう。それより今は…
「大丈夫か?」
「………ええ。」
この儚い少女をなんとかせねば。
女子トイレに着くなりハァーッと息を吐くレオン。
「もう…立てそうか?」
「あ…ええ。」
既に泣き止んだシャロンはレオンに抱かれた余韻でまだポーッとしている。そのせいか返答がさっきから一本調子である。
「…ソックスとパンツ脱いで。それでだいぶ変わるだろ。」
「えっ…!?」
「あっ!いや、流石に後ろ向いてるから安心してくれ!」
「あっ…そっ、そうですわよね…」
気まずい。目を堅く閉じるレオンの後ろからパサッと布地が落ちる音がする。
「もう…いいか?」
「…いいですわ。」
振り向くと生足を露わにしたシャロン。その側には湿ったニーソックスとショーツが…
(…いかんいかん)
ついつい下着にまで目が行っていた。悲しき男の性である。
「じゃあ、部屋まで歩いていけるか?」
「………」
しかしシャロンは下を向いてもじもじしている。
「…どした?」
「…ですわ」
「え?」
「脚…ベタベタして気持ち悪いですわ…」
レオンは呆れてしまう。このお嬢様、予想以上に繊細だ。
「じゃあ拭けばいいだろ…」
「…誰のせいでこうなってしまったのかしら?」
「それは怪談に怯えトイレに行ける状況じゃないのにさっき麦茶をガバガバ飲んでたシャロ…」
しかし続きは咳払いに止められる。
「…俺だ。」
「なら…責任を取って下さる?」
断ってもややこしくなりそうなので素直に従う事にする。
「あぁ…どうやって…?」
「…拭いて」
「…へ?」
「ですから、拭いて下さるかしら…?」
…マジ?
この娘は自分が何を言っているかわかっているのだろうか?
「ちょっ…待て!それってつまり…」
「早く…してくださるかしら…?」
「で…でもよ…」
レオンは流石にたじろいだ。拭くのは尿。つまり…
「み…見ちまうぞ…?」
ただでさえ下着を付けていないのにいいのか?
こんな行きずりのクラスメートに…
「……構いませんわ」
「ほんとに…俺で…?」
いまいち踏ん切りがつかないレオンにしびれを切らしシャロンはポソリと呟いた
「好きでもない方に…こんな事…頼みませんわ…」
「えっ…」
間接的な告白。
突然のことにレオンの頭の中は真っ白になった。「…あぁ。そう…か。」
そう答えるのがやっと。
「………」
それきりシャロンは黙ってしまった。
改めて向かい合う。
黒の制服のスカートから白い脚がのびる。まだ少し湿り気を帯びたそこはなかなか扇情的である。
「じゃあ…拭くぞ?」
トイレットペーパーを適当に丸めてそっと脚に当てる。
「んっ…」
「ん?」
「…何でも、ないですわ。」
乱暴にせぬよう柔らかく当てゆっくりと滑らせながら水分を取っていく。
最初は気が気でなかったレオンも慣れてしまえば集中してくる。
「んふ…はぁ…」
「…大丈夫か?」
「えっ!?…平気ですわ。続けて…」
だが気づいていた。拭く場所が上の方に近づくにつれ明らかにシャロンの息が乱れてきている。
「…そうか」
今ちょうど内腿の辺り。シャロンの反応を見たレオンはだんだんシャロンを愛おしく思うと同時に強い悪戯心を抱いてきた。
黙々と拭き続けるレオン。しかしさっきまでと違い動きに緩急をつけたり刺激を与えたりと少し反応を楽しみ始めた。
「…ここだな……よし。」
しかも彼は集中してるためシャロンとしては何と言うべきかわからない。
「んっ…あ…れ…レオンさん…?」
「ん…どした?」
「そ…そこはもう…」
「…そっか。じゃあ…オシマイっと。」
急に拭くのを止めペーパーをゴミ箱に投げ捨てる。
「えっ…!?」
「もう大丈夫だろ?」
レオンはニヤリと笑い言った。
「しっかり感じちゃう余裕もあるみたいだしな?」
「っ………!?」
バレてないと思ってたのか。ピクッと身を震わせる。そこにつけ込み少し意地悪に問いただす。
「それとも…もっとフキフキして欲しいのかな?シャロンお嬢様?」
「うっ…ぅぅ……」
図星。みるみる赤くなるシャロンの顔。そのまま黙って俯いてしまう。
暫く顔を赤くしたまま俯いていたシャロンが顔を上げた。まだ赤い。
「ま…まだ全部拭き終わってませんわ…」
「あれ…そうだったかなぁ?」
わざとらしくすっとぼける。もちろんわざと。
「そ…その…す…スカートの…中…とか……」
「…拭いて欲しいのか?」
意地悪な質問。シャロンはそれに対しゆっくり頷く。
「そうそう、人間素直が一番…っと」
「ひゃっ!?」
急にスカートをめくり上げられる。濡れた秘所が外気に触れてひんやりとした。
レオンは思わず生唾を飲み込んだ。
「………」
「いっ…いきなりなんて…」
「…スカート押さえててくれよ」
生で見るそこは予想以上に興奮する。レオンは必死に本能を押し殺していたが限界が近い。油断すると今すぐにでも目の前の少女を押し倒してしまう…
「…綺麗、だな。」
「ぅ…そんなこと…言わなくても…」
目の前の女性器は毛が薄くまだ幼さが残る。だが返ってそれがシャロンらしいと思った。
新しくペーパーを適当に丸めて優しく押し当てる。
「んっ…ふぁ……」
「じゃあ…早いところ終わらせるぜ?」
レオンとしては大変な事態になる前に早く終わらせたい。そのため迅速に事を済ませたい。
しかしその手は意志に反しまるでじらすかのように秘部を避けてしまう。
「ひっ…、あ…あぁん……」
「………っ!」
下唇を噛みしめ本能を抑える。いよいよレオンの手は恥丘へと向かう。
すっかり濡れ雄を受け入れる状態となったそこは彼の自制心を狂わせる。
「くっ……!」
黙って唇に力を込めそこにペーパーを当てる。そしてゆっくりと拭きながら刺激していく。
「ひゃんっ!?あ…そこ…だめっ!」
自制心が揺らぐ。
もっと聞きたい。
もっと喘がせたい。
そして手がクリトリスに伸び、先端に触れた。
「やっ…もう……んぅっ!?あ…あぁぁぁぁんっ!!」
シャロンは絶頂に達した。だがレオンはまだ満足しない。じかに触りたい…欲望が更に深まっていく。
シャロンが、欲しい。
「はぁぁ…ふぅ、あぅ…」
脚に力が入らずへたり込むシャロン。目の前ではレオンが息を荒くしていた…
とりあえずここまで。
もう少し後で続き投下します。
「なぁ、シャロン…」
「…な、何かしら…?」
「ごめん、俺…もう我慢できねぇ。シャロンが…欲しい。」
「えっ…!?」
自分が慕う人が欲情している。自分に。断る理由はなかった。
「…ど、どうぞ…受け取って…下さい…」
「…サンキュな」
先ほどまで自分が拭いていた所に顔を潜り込ませる。間近で見る女性器からは頭をくらくらさせる臭い。
そこに舌を這わせる。
「ひぁあっ!舌っ…した、きもちいいっ!」
せっかく拭いた所は愛液と唾液ですぐにビチャビチャになる。だが今は関係ない。ただ感じる。それだけでいい。
「レオンさんっ!もっと…もっとメチャクチャにしてぇっ……!」
寝乱れるシャロンは普段より一層官能的だった。
レオンはもはや本能を抑えようとはしなかった。この声を、この味を、心行くまで堪能したかった。
クリトリスを舌でつつく様に刺激する。ピリピリと刺激が伝わってくる。
「はぁんっ…レオンさん、もう…もうっ!」
「いいぜ…イっちゃえよ。」
舌の中で転がすと今までよりも強い刺激がシャロンに襲いかかる。
「んふっ…んっ…ふあぁぁぁぁっ!!」
二度目の頂点。もはやシャロンの頭の中はとろけきっていた。
「ぷはっ…可愛い顔するんだな。」
シャロンは紅潮したまま照れくさそうにポツリと呟く。
「………わ」
「ん?」
「こんな顔…レオンさんにしか見せてあげませんわ…」
その言葉に胸を締め付けられたレオン。そろそろ狂ってしまいそうだ。
「シャロン…その、もう大丈夫か?」
レオンの股間を見て次の展開が容易に想像できた。むろん男を迎え入れるのは初めてである。
だがシャロンは拒まない。愛しい人に全て捧げると決めたから。
「…ええ。心も…身体も…あなたに捧げますわ。」
恥ずかしそうに制服をゆっくり脱ぐ。その光景はレオンを更に高ぶらせた。
「じゃあ…痛かったら言ってくれよ?」
「………」
無言で頷く。シャロンは緊張していた。脚を少し広げ迎え入れる。
その中にレオンが少しずつ入ってくる。
「んっ…くうぅ…!」
「だ、大丈夫か?」
初めての痛み…それは生やさしいものではない。
「平気…ですわ、最後まで…入って…」
うっすら涙を浮かべ痛みに耐えるシャロン。奥へ入る度痛みが強くなる。
そして身が裂けるような激痛。悲鳴が口から出てくる。
「くぁっ…あうぅぅぅっ!!」
「っ!?」
心配になり動きが止まるレオン。しかしシャロンの手が彼に触れた。
「へ…平気…わたくしは平気ですから…最後まで…」
「…そうだったな。」
そのままゆっくりと挿れていき更に奥、子宮壁に到達する。荒かったシャロンの息も少し落ち着いた。
「はぁっ…はぁ…」
「動いていいか…?俺…もう我慢できない…!」
「えっ…ぁ…あうっ!」
シャロンの中で再び動き出すレオン。さっきよりも激しく…
「いっ…あぁっ!いつ…んっ……ふぁっ…」
「くっ…!すげぇ…!」
喘ぎ声に甘さが混ざってくる。徐々に快楽を感じる余裕が生じてきたシャロンは身体をレオンに委ね必死に絡みつく。ニチャニチャと結合部からいやらしい音が響く。
「はぁっ…!もう…もうっ…らめぇ…レオンさぁん……!!」
「うっ…俺も…そろそろ…!」
度重なる絶頂に感じやすくなったシャロンと堪え続けていたレオン。二人とも絶頂が近い。
「一緒に…一緒にイこうな?」
「ええっ!レオンさんっ……最初は…最初は中にっ……!!」
「あ…ああっ…出る!」
シャロンの膣でレオンがビクンと震え、熱いたぎりを打ちつける。
「ひぁっ…ぁ……ふぁぁぁぁぁんっ!」
激しい前後運動を繰り返し、二人はほぼ同時にイった。
結合を解くと膣から血と精液が混ざって垂れて出てきた…
「うぅ……まだ痛いですわ。」
「だからごめんって言ってるだろ…」
「レオンさんが乱暴にするからですわ!女性はデリケートなんですから…」
月明かりが輝く廊下。しかしシャロンの恐れていた気配はもうない。
股の痛みで歩けそうもないシャロンを抱え二人先ほどのことを語り合う。
「…でも、そんな俺を好きになったのお前だろ?」
「うっ…!うぅ…」
反論できない。真実だからだ。
「ま…俺も、シャロン好きになっちまったから…」
「っ…、卑怯ですわ…」
ぷいとそっぽを向いてしまう。
「…あ、いけねっ、忘れてた!!」
「え?何を…んむっ…」
二人は唇を重ねる。思えば行為中一度もこうしてなかった。改めて恋人同士になった証として…二人はその感触に酔いしれる。
「へへっ、これからも…よろしくな?」
「は……はい…。」
シャロンは顔を真っ赤にして静かに頷いた。
一夏のある夜の出来事。淡い月明かりが一組の新しい恋人たちを祝福していた…
おわり
以上です。
とりあえずまたROMりながらネタ考えて出直してきます。
GJ!GJ!GJ!GJ!
シャロンかわいいよシャロン
そしてGJ!!
364 :
十四の怪談 壱:2007/07/27(金) 19:43:18 ID:tvjaAlX2
今旬のネタで勝手に投下。
許してください。
あとのことはクマキューが何とかしてくれる。
↓から本文↓
十四本分の蝋燭に揺らめく焔。
語り手が話を終える度、赤の光はひとつ、またひとつと消えていく。
夏真っ盛なこの時期、アカデミーのクラスメイト達は怪談会のため、タイガの部屋に集まっていた。
北向きの窓から時計回りで、ヤンヤン、タイガ、ユリ、シャロン、マラリヤ、サンダース、セリオス。
それからクララ、カイル、アロエ、ラスク、ユウ(とサツキ)、レオン、ルキアが座る。
ルールは百物語形式で進行。
一人が語り終わったら、蝋燭を一本消すこと。
次の語り手は、前の語り手がクジを引いて決める。
全部消えた時、本物の幽霊が現れる。
十四の話が終わるまで、皆外に出てはならない。
進行役のヤンヤンから始まり、ラスク、シャロン、タイガ、ユウ、レオン、サンダース。
小休憩をはさんで、ユリ、セリオス、ルキア、マラリヤ、カイルの順に進んでいった。
アロエはガタガタと震えながら、頭を抱える。
「聞いたとき、恐かったよー…」
「もう大丈夫ですよ、アロエさん」
今しがた、アロエが両親から聞いた怪談噺を終えたばかり。
面倒見の良いカイルはアロエの背中をそっと撫でた。
「これじゃ当分、保健室に行けないよ!」
「大丈夫だ。保健室に行くなら、俺が着いていってやる」
数秒後、ルキアがレオンにすがりつき、めそめそと泣いている。
レオンはルキアの髪を撫でて、よしよしとなだめている。
その横で、ユウは幽体離脱を謀ろうとする。
「きゅぅ…お…ねぇ…ちゃ‥‥がみ…え、もう‥らめぇ…」
『ユウ君はこっち側に来ちゃダメぇ!』
「ユウー!くじけるな、クヨクヨするな、生きろー!」
一人(と、幽霊一体)に霊魂を押し込まれつつ、ユウは生死の境目をさ迷う。
「皆、一旦打ち切りするヨ。このままじゃユウが幽体離脱をする。危ないネ。それでヨロシか?」
ヤンヤンはこの空気を変えようと、提案。
満場一致で、五分間の休憩が決まった。
セリオスは潔くカッコよくスルー(内心はビビっている)。
サンダースは淡々とマラリヤを相手に分析している。
少し落ち着いたアロエが焔を吹き消す。
─────蝋燭は残り一本。
365 :
十四の怪談 弐:2007/07/27(金) 19:45:25 ID:tvjaAlX2
「皆、休憩おしまいネー」
なんとか、ユウが正気に戻ったところで、十四話目の物語が始まった。
最後のクジには、白紙に黒の鉛筆でクララと書かれている。
「ラストはクララアルヨー」
「よぅっし!ドンと来い!」
「ごっつ、元気やな…」
ユリはピンピンしていた。
彼女は幽霊とボクシングで勝負したいらしい。
戦う準備として、休憩中にシャドウボクシングをしていた。
「…………親戚から…聞いた話です」
クララは深刻そうに、こう切り出した。
「あるところに、一般の価格より安いアパートを借り、独り暮らしを始めた青年がいました。
部屋には、前の住人が置き忘れた、両開き式の箪笥があったそうです。
その箪笥はアンティーク調で……そう、シャロンさんが好みそうなデザインでした」
「前の住人はお洒落だったのでしょうね。私も欲しいですわ」
シャロンはうっとりしながら、箪笥を思い浮かべる。
「お嬢が欲しくても、箪笥はお嬢のお宅に腐る程あるちゃいますかー?」
ニヤニやとタイガが突っ込み、ユリが隠し持っていたハリセンでぶたれた。
クララは続ける。
「彼は初めての独り暮らしだったので、ウキウキしていたそうです………───しかし」
一瞬、クララがうつ向くと、眼鏡が蝋燭の焔を写した。
「夜になると、青年は殺気を覚えました」
焔が揺れた。
「──何処かで見られている。
そんな錯覚を、その方は覚えたそうです。
…気のせいだと思い、すぐに忘ようとしました。
興奮が醒めてから、青年深い眠りに着きました」
とうに月は分厚い雲に隠れた。
「その時でした」
───ガタン。
「「「!」」」
何かが落ちた音が部屋に響いた。
年少三人組は肩をぴくりと震わせた。
「開き箪笥の隙間から────人の目が見えていました」
就寝一歩手前の目をしたクララはおしまいです。といって、蝋燭を吹き消した。
「あ」
部屋は真っ暗になり、ざわつき始めた。
百物語が終わったとき、本物のアヤカシが招かれる。
366 :
十四の怪談 参:2007/07/27(金) 19:45:58 ID:tvjaAlX2
「キャア─────ッ!!!」
突然、ルキアが大きく叫び、クララはハッと顔を上げた。
「ルキア!どうした!?」
レオンはルキアの顔を覗き込むように、彼女の肩を揺さぶった。
悲鳴に驚いたアロエはカイルの首を絞め殺さん勢いで抱きつく。
ルキアはガタガタと震えながら、右手の人指し指だけを出して、箪笥を指す。
「……いま…箪笥の方から…見つめられた……感じがして‥」
「失礼な!私は見つめてなんかいませんわよ!」
シャロンは(暗くて、ルキアには見えにくいが)怒りを露にしている。
シャロンは丁度、東側の箪笥を背にして座っていた。
見つめてもいないのに、妙な言い掛かりを付けられては、黙っていられない。
「もうっ!先に上がりますわよ!」
「来たな、アヤカシ!」
「いやなの〜!一人にしないでー!」
「ヤバイヨ、セリオス。電気付けるヨロシ!」
「最後のラムネ。しなくちゃ…」
「いやっ、やめてー!」
「貴様ら、やかましいわ」
「僕に危険な役を押し付けるな!」
「アロエ…さ‥…く、‥ぐる‥じぃ‥‥」
「落ち着け!俺が側にいるから、な!」
「ねぇ、誰か助けて!ユウがまた幽体離脱だよ!」
「ちょっと‥‥危ないわね」
あれこれわめいては騒ぐ十四人の少年少女たち(一部違和感を持つ人物が中にはいるが…)は、一大パニックを起こしていた。
367 :
十四の怪談 肆:2007/07/27(金) 19:50:28 ID:tvjaAlX2
「確かめてみるか?」
誰の耳にも、サンダースのはっきりとした声が耳に入った。
ざわめきはピタリと止み、静まり返った。
「…な、何をアルか…?」
サンダースは壁を伝い、箪笥の横につけた。
シャロンには箪笥から離れた。
すぐにユリが立ち上がり、空中でシャドウボクシングをする。
「シャロン、幽霊はあたしがノックアウトさせちゃうよ」
ヒュンヒュンと空気が霞める。
「すまんが…明かりを付けてくれ」
マラリヤは立ち上がり、壁に手を滑らせる。
彼女の手はスイッチの角に触れ、山を横に倒す。
サンダースは目にも止まらぬ速さで、箪笥を開けた。
眩しい室内で、箪笥の中は開かれた。
棚ははなく、両開きのドアはクローゼットの様だ。
五、六着はあるタイガの服がハンガーにかかっており、棚から落ちるような物は何もない。
クローゼットを閉めたサンダースは下の引き出しも、開けては閉めた。
「幽霊らしき物体はない」
「…な……何でも………なかったアルか…」
ヤンヤンが胸を撫で下ろしたところで、会は終了。
カイルはユウとラスクを連れて、一番にタイガの部屋を出た。
その後にクララがアロエを握りながら、廊下を歩いていった。
各々、自室に戻っていく。
368 :
364:2007/07/27(金) 20:02:35 ID:UkYwET9n
ID違うけど 364です
続きはまた後で
wktkwktk
ワクワク
シャロンにカフェテリアのメニューを一品奢る約束を取り付けてから、ルキアは先に自室へ戻ったレオンの部屋を訪ねていた。
「あ、あの…さー」
「なんだよ?」
「…………お泊まり、して……いい?」
上目使いで懇願するルキアが、いつの日のルキアと重なった。
レオンはルキアに手を差し出す。
「おかえり」
「うん、ただいま」
ドアがゆっくりと、閉まった。
「ユリ、張り込みならまたにしてや」
怪談話の会場だったタイガの部屋で、ユリは箪笥を前に構えていた。
「あたしは絶対幽霊に勝ってみせる!」
箪笥に幽霊がいないと分かった瞬間、一番がっくりしたのがユリだ。
ワクワクしながら、シャドウボクシングに勤む格闘少女。
「……もうええ。
ユリちゅわんは良い子やから、ワイの腕でねんねせぇy「ソイヤッ!」
キレのある回し蹴りが決まると、タイガの頬が凹んだ。
「今夜は寝ないんだから!」
「うっ…ワイの玉の‥‥肌が……ぐふっ!」
結論、ユリのパンツは白と青のシマシマだった。
「あれ、なんだろう?」
自室に戻り、ユウがデスクの上に視線を寄越すと、見知らぬマンガが置いてあった。
『それ、ユウ君が借りたいっていったマンガじゃない?』
幽霊の姉、サツキが思い出したように言った。
ユウはタイガとレオンから、野球とサッカーのマンガを一冊づつ借りたのだった。
二冊とも既に読み終った。
『返しにいこっか?きっとまだ起きているわよ』
「うん」
ユウは最初、レオンの部屋に来た。「レオンお兄ちゃん、まだ起きてる?」
ノックすると、返事はなく、ドアノブが回った。
「出ているのかな?」
『入ってみましょ』
サツキはゴーゴーとユウの背中を押す。
ユウはいぶかしげに、サツキの顔を覗き込む。
「……いいの?そんなことしちゃって」
『いいのいいの。置いて、すぐ帰ろう』
ドアを開けると、部屋の灯りは消えており、何も見えない。
もう寝ているのか?
それなら、明日に渡そう。
それにしても、寝るなら鍵を掛ければいいのに不用心だ。
『……ユウ君』
「なあに?」
『シャワーの音がしない?』
サツキが部屋を見渡してから、そう呟いた。
言われてみれば、風呂場のある方向からざあざあと響く。
『様子見ちゃおうかなー……え?』
幽霊の姉は大きく目を見開いた。
ぷかぷかと宙に浮きながら、顔を真っ赤に染め上げた。
姉の突然変異は急に始まる。
「…………どうしたの……?」
サツキは上下左右の壁にぶつかり、しまいには両開きの箪笥にぶづかった。
ひょろりと滑り落ちてから、何かの拍子で、箪笥のドアが開いた。
幽霊なのに。
「ああ!」
ドアの向こう側から、たたまれていないアカデミーの制服やスポーツ雑誌、マンガに未開封の菓子などがあぶれた。
「………てへっ。開いちゃった」
「お姉ちゃん!…どうしよう…片付け…な」
事態を重く見たユウは制服を拾い上げ、違和感に気付いた。
「…リボン?」
拾ったのは男子生徒用ではなく、女子生徒用のリボン。
レオンは以前、リボンを捨てたと公言し、アメリア先生からお仕置きを食らった。
それなら、このリボンは誰のもの?
洗濯マークのタグの裏に黒で名前があった。
【 ル キ ア 】
『……これは、つまり‥‥』
風呂場のバスタブは溢れんばかりの乳白色のお湯が貼ってあり、ゆったりとレオンとルキアがつかっていた。
「久しぶりだな。こうやって風呂に入るのは、さ」
「そうだね」
ルキアの背はレオンが預かる。
レオンは背後から手を回し、ルキアを抱き締める。
「…好きだ…」
「知ってる」
「誰だ?」
ルキアの右肩に口付けを落とす。
「……私」
はにかみながら言ったルキアは振り向き様に、レオンの逞しい躯に抱きついた。
「正解」
あちらは睦事、情事に対し、こちらは片付けの真っ際中。
ユウはせっせと片付けながら、風呂場の前に律儀に正座しているサツキを呼ぶ。
「お姉ちゃん…もう、帰ろうよ…」
『…………イイ』
それは肯定なのか、否定なのか解らない。
幽霊の特権を利用し、サツキはデバカメに洒落込んでいる。
困ったユウは最後の片付けをし、崩れそうな山を正すため、呪文の詠唱を始めた。
詠唱を終えると、ユウはドアを閉めようとした。
が………
「……あ、あれ?」
箪笥の向こう側がブラックホールのような世界に見えた。
この箪笥はユウを吸い込もうとしている。
「え!まっ、ちょっ!…あ…わー!!」
『ユウくーん!』
箪笥は姉弟を吸い込み、扉を閉めた。
暗い空間を高速で流され、ユウとサツキは急に開けた眩い白に目を瞑った。
「わ゛────────!」
少年の叫び声に、プロレスごっこをしていたタイガとユリは箪笥の方を見た。
「ああ゛っ!?」
「ぎゃぼー!」
突如開け放たれた箪笥のドアから、帰ったはずのユウがローリングをしながら、現れた。
ユウは壁に衝突、きゅぅ〜と頭上に星が廻っていた。
「…」
「…」
突然のアクシデントに、タイガとユリは顔を見合わせるしかなかった。
ユウとサツキが再び、自室に戻って来たのは、深夜遅く。
タイガにおぶってもらい、戻ることが出来た。
ユウが寝間着に着替えてから、サツキはか細い声でこう言った。
『ユウ…く‥ん‥』
「?」
『…早く……賢者になって………私を……』
この後に何かを言った筈なのに、ユウには聞こえなかった。
サツキがハッキリと言わないから悪い。
ベットに入り、その言葉の意味をずっと考えていた。
本気を出して、考 え て い た。
おしまい。
お待ちどうさまです。
これにて、おしまいです。
反省はしています。
でも 後悔はしていません。
本当にありがとうございました。
あと、レオシャロ御馳走様でした。
何とも不思議な話ゆえコメントしづらいが
とにかくGJでした。
378 :
335:2007/08/04(土) 01:17:29 ID:d6ysMPTA
こんばんは。ご無沙汰です。
ユリ×セリらしきものを近いうちに投下させていただく予定です。
まったりとお待ち下さい。
>>376 風呂で戯れてるレオンとルキアの続きはまだか!
あ、GJっす
376氏の続きじゃなくて申し訳ないけど予告通り投下いたします
ユリっぽくないかもしれないけど…まぁどうぞ。
あいつがわからない。
何から何までわからない。
「む〜……」
あたしの視線の先。ずいぶんすました男が一人。
「…どしたのユリ?セリオスを呪わんがばかりに凝視して…」
「…あっ、ルキア。あのね…セリオスって何なの?」
「……はい?」
質問が抽象的すぎてわからなかったらしい。
「だからさ、なんか…ね、セリオスってどんな奴なのかな…って。」
「見ての通りでしょ。ナルシストの無愛想。ツンデレでも目指してるんじゃない?」
流石にそれはないと思うけど。
「ま、あんま気にしなくてもいいんじゃない?あいつに何かされたわけじゃないし。」
「そ…だよね。」
でも気になる。どうして?あいつの事がもっと知りたい…
「ぎゃぼー……どうしよ…」
あたしは部屋で一人途方に暮れていた。課題を忘れていたから。しかも明日提出の。
「ヤバいよ…驚きの白さ。」
洗剤なしでこの白さは反則。
「誰かに見せて…………ううん、たまには自力で解決だ!」
堕落した学生になるのも嫌だから図書館に行ってすることにした。静かだし、うん、ぴったり。
「おーし、やるぞ〜っ!」
課題セットを手にいざ出陣!
図書室はすごく広い。所狭しと本の壁。ここあまり好きじゃないんだけど…。
「よいしょ…さて、気合いだーっ!」
参考書を探すにも実は苦労する。この量ありえない…
「えと、化学の基礎…と、これだっ。」
本棚のジャングルから出ようとした時、声が聞こえた。
「ね、ねぇ…ほんとにここでするの?」
「この時間帯は意外と人がいないんですよ?リディア先生も寮ですからかえってこっちの方がバレません。」
聞き覚えがある。クララとカイルだ。でも何するのかな…?
「こうして……よいしょ。」
本をずらして本棚越しに二人を見る。クララが背伸びしてカイルの顔に顔を近づけ…って、え!?
「嘘っ!こんなとこでキス!?」
しかも時間からして…その、舌を絡ませてするキス。
「んっ……んふっ、むっ……」
「ん……ちゅ…はぁ…」
二人ともすごい…エロい。普段が普段なだけに凄くエッチ。
「…やっぱ二人もエッチするんだよね。」
「まぁ眼鏡を外した方がキスしやすいと僕は思うな。」
「それはどうか……へ?」
突如後ろから声。この声…あいつだ。
「それと恋人たちの秘め事を覗くのは感心できない。」
いつの間にかセリオスがあたしの後ろにいた。
「ひゃっ!?いつの間に!?」
「しっ静かに。馬に蹴られても知らないぞ。」
「あっ…うん。」
確かに…邪魔したくないよね。
「で…何でいるの?」
「どうも寝付けなくてね…本を借りにきた。けどこの状況じゃ部屋には戻れないな…。」
「あたしも…あれじゃ課題できないよぉ。」
本棚の向こうではキスはもう終わりカイルがクララの胸をいじってた。すごい…クララの顔、あんなに…。
「んっ…。」
アソコが湿り気を帯びてくる…。セリオスにバレて…ないよね?
「恋人同士の愛の営み…か。なるほど。」
こいつもやっぱり欲情してるのかな…?
「…飽きてきた。」
えぇっ!?マジで?ありえない!
「セリオス…あんたホモ?」
「そんな事あるはずがない。」
「…ほっ。」
何故か安心。
「ふむ…何かいい暇つぶしはないものか。」
セリオスは一人首を傾げ始める。あたしは二人の営みに見入ってた。
「きゃふっ……か、カイルくん…」
クララの声…すごく可愛い。あたしも…もう…。
「…そうだ。」
「んっ…んん……」
もじもじと脚を擦り合わせると気持ちいい…
「ユリ」
「ひゃっ!?なな…何?」
「しっ。今いい暇つぶしを思いついた。」
「え…何々?」
こいつの暇つぶしって何があるのかわからない。けど興味があるからとりあえず聞いてみる。
「恋人ごっこだ。」
「へぇ〜…は?」
コイビトゴッコ?
「あの二人の真似事をしてればじきにあっちも終わるだろう。いい案だと思うが…どうだい?」
二人の真似事…って、つまり…えーっ!?
「ちょ…あんたと…?マジ!?ありえない!」
「まぁ…決してファーストキスや処女までは取らない。所詮真似事だからね。安心してくれ。」
「で…でも……」
セリオスに…されるってこと…だよね?
「…少なくともさっきから君の身体はしたがっているみたいだけど。」
「っ……!?」
バレてた!?意外とめざとい…!
「どうする?君が自分でするよりも気持ちよくさせるつもりはある。」
「うっ…うぅぅ…」
………イきたい。
したいよぉ………。
「お、お願い……」
「わかった。じゃあ…」
いきなり後ろから抱きつかれる。アンドロイドって噂もあるけど…すごくあったかい。
「ユリ…好きだ。」
「………!!」
その言葉だけで頭がクラクラする。麻酔を打たれたような変な気分。好きって言われた…。ごっこなのにドキドキする。
制服の上をめくりあげられる。もう乳首が硬い。
「ちっちゃい方…好き?」
「…愚問だね。」
乳首を軽く摘まれる。ピリッと刺激が走って気持ちいい…
「んっ…」
「僕が胸だけで女性を見ると思うかい?」
それもそうだ。あまりそういうの気にしなさそう…。
「まぁ…あればあるで嬉しいかな?」
「あっ……んんぅ…」
後ろから胸を鷲掴み。適度な力加減で安心できる。
「ふ…ここはどうかな?」
「え…ひっ…やんっ…!?」
乳首を重点的にいじられて思わず声があがる。セリオス…すごくうまい。
「やっ……んふぅっ……!だめぇ……セリオスぅっ!」
「しっ、静かにするんだ。バレるだろう。」
横目でかろうじて向こうを見る。二人は行為に没頭している。まるで鏡を見てるみたい…
「いい…いいよぉ…、ちくび……きもちいいよぉ…!」
「………そうだ。」
その声と同時にセリオスの手があたしの口を押さえる。
「んむっ…んっ…むーっ…!?」
「これで少しは静かになるだろう?」
「むーっ!むーっ!む…ん…んふっ…」
必死に反抗しても乳首を転がされて感じてしまう。口を押さえられてるせいで…すごく興奮してきちゃった。
「んっ…んむっ…、むぅ…」
だめ…もう、我慢できない…
「…?胸だけじゃ嫌なのかい?」
「んっ…むっ!」
スカートの中に手を入れられてパンツを触られ…思わず身悶えしてしまう。
「ずいぶん濡らしてたみたいだね…気持ちよかったのかい?」
「んーっ……んっ、む…」
パンツの上から指で愛撫される。グチュグチュといやらしい音が聞こえる…あたし、感じちゃってる…
「んっ!んふっ…ん…」
「…左手が疲れてきたな。」
「んん…ぷはっ!」
口を押さえていた右手が離れ下に向かう。代わりにあたしので濡れた左手が顔の前に…
「んむっ…!?」
「自分の味…確かめてみるかい?」
「んっ……?ん…ちゅ……」
セリオスの指が口の中に入ってくる。思わずしゃぶってしまう。
「ちゅぷ…んむ……ん……」
あたし…何だか変だよぉ……
「じゃ、再開しよう。」
「れろ…ん…ふむっ…んっ…!?」
パンツをずらされて直に触られてる…すごく…気持ちいい。
「んふぅっ…んっ…ふぁ…!」
指が入ってきた…!あたしの中でセリオスの指が動いて気持ちいいところをグリグリする。もう…もうだめ…!
「ちゅ…んっ…!んむぅぅぅぅぅっ!!」
…イっちゃった。凄くよかった…。
「んっ…んふっ…ふぅ…」
脚に力が入らない。セリオスに完全に身体を任せてしまっている…
「…イったようだね。」
口がセリオスの手から解放される。
「ぷはぁ…気持ち…よかったぁ……」
「じゃあ………ん?」
私に手をかけようとしたセリオスの動きが止まった。
「…終わったみたいだ。」
「…へ?」
「ほら、あれ。」
本棚の向こう。気恥ずかしそうに顔を赤くする二人。制服を着てる。もうエッチ終わったんだ…
「さて…そろそろ僕も帰るかな。」
「えっ……?」
帰るって…じゃあ…
「続きは…?」
イったばかりで敏感になったあたしのはもっと欲しがってる。そんなあたしを後目にセリオスは言った。
「ごっこ…はもうおしまいだ。楽しかったろう?」
「も…もっと…」
「後は好きに自慰にふければいいさ。僕はもう寝る。じゃあ、また明日。」
セリオスは部屋に帰ってしまい、性欲を持て余してしまったあたしはもう課題どころではなく…
「んぅっ…はぁ……」
図書室で一人言われた通り自慰にふけるしかなかった…
その翌日、あたしは課題ができなくてロマノフ先生にこってり絞られた…ぎゃぼー
あいつがわからない。
やっぱり全然わからない。
「む〜……」
あたしの視線の先。ずいぶんすました男が一人。
「…また?セリオスに恨みでもあるの?」
「…あっ、ルキア。ねぇ…ホントセリオスって何なの?」
「……はぁ。」
とうとう呆れられた。
「なんか…ね、セリオスがどんなやつかわからなくなっちゃって。」
「だからぁ…ナルシストの無愛想。それでいいじゃん?」
そうかもだけど…
「意外と色好みな青年かもしれないね。」
「えっ…?」
セリオスがいつの間にかいた。
「まぁ…好きなように見てくれて構わないさ。あの時みたいに。」
「っ………」
図書室でのことを思い出す。ちょっと…恥ずかしいかも。
「うん…わかった。」
「…?」
ルキアだけ状況を飲めないで首を傾げる。
「じゃ。僕はもう帰るから。…また後で。」
「……やっぱなんかあったの?」
「へへ…秘密。」
夜の図書室。あの場所にセリオスがいた。
「やっぱり来たね。」
「う…うん。」
「じゃ、始めようか。」
二人はただのクラスメート。でも夜だけ恋人ごっこをする。いつか本物の恋人になれるのかなぁ?
「くぅ…ん…」
夜はまだまだ長い…
読んで下さった方々お疲れ様です。
またネタ探していつか出直します。では。
>>389、GJ!!!
ユリの想いが報われるといいなぁ…
>>389 GJ!!
セリオスは確信犯な感じた……
ユリがんがれ
394 :
308:2007/08/10(金) 00:07:29 ID:hsgRdg9o
前にマラユリ書いてここに投下した人です
そのうち、続きみたいなモノを投下したいと思ってます。
一応、2つほど考えているのですが
・マラリヤが軍曹を誘い込んで3P
・マラリヤが目を離したすきに、ユリがタイガに凌辱
・・・・
>>394 勝手にリクエストして悪いけど、それらよりは
*マラユリユキア の3P
か、
*マラユリシャロン の3P
が読みたいかな。
マラユリルキシャロアロエの5p乱れ撃ちなら最高。
書くんは大変だと思いますが。
タイガかサンダースしか選択肢無いってどうよ
>>396 ロマノフとガルーダよりは全然マシかと
どちらかというと俺はタイガの方で
やべ、ロマノフの若い頃の話を書きかけて放置してた
レズのフルコースもいいけど、タイガ懲らしめルートをキボン
おぉ、賑わってきたな。
フラ×マラ話が脳内で完結したので、連休使って文章に起こしてみるよ。
ミランダ先生がユウに大人の個人授業を・・・
ってのを読みたい
ツンデレコンビが好きだから何か書こうかな
アカデミーの購買部にて、リエルは片付けを済ませ、大きく背伸びをする。
今日も何人かの生徒にセクハラされた。
特にタイガは毎日現れては、胸を触って帰る。
今日に限っては、五日前からの胸防衛記録を破られた。
「ふーっ、今日も疲れました…まったく、タイガさんは私の胸を博物館のボタン扱いし」
「ち ょ っ と」
不意に耳元で囁かれ、リエルは飛び跳ねて、しゃがみこんだ。
目線は仕掛人の脚を捕えた。
紺色のソックスから上に目線を上げる。
すると、紫色が悩ましい他校の制服を纏ったマラリヤが立っていた。
「ひゃっ!……マッ、マラリヤさんじゃありませんかー。
後ろからドッキリ仕掛けないで下さい!…購買部なら、店仕舞いです」
リエルは膝をはたいて、立ち上がる。
「店仕舞いしてから悪いけど、予約をお願いしたいの」
マラリヤは決まって、夕方頃に購買部に来る。
それが、今日は閉店時間を過ぎて、やって来た。
一体、何の予約だろうか。
「よ、予約ですか?またへn…あわわ!────で、何を予約しますか?」
マラリヤは制服のポケットからメモを取り出し、リエルの手に落とし、握らせた。
「コレをお願い。明後日取りに行くわ」
「あ、はい!確かに承りましたー………って、マラリヤさん!伝票…ぉ」
時、既に遅し。
伝票を貰うことなく、マラリヤは寮の道を辿っていた。
姿なんて、購買部からは見えませんよ。
「…何でしょう?わざわざ紙に書いて渡して…
まさか、人に言えない物なのかもしれませんねぇ!」
ぴらっ
「!!?」
戦慄が走ります。
このコードに見覚えがあったから。
(この商品コードは……まさか…電 マ じ ゃ な い で す か !!!)
説明しよう。
電マとは、電気マッサージ機のこと。
通常価格は野口さんが三人は消える健康器具。
しかし、最近の電マの使い方は自慰目的に使われたり、桃色なお遊戯の小道具として有名。
(そして最近、とあるカップルが一台お買い上げしました。それはまた、別の話なのだが。)
と、言うことは………
(電マは自慰!?それとも、セックス!?)
「有り得ない!」
リエルはささくれた心と疲れた脳で計算します。
三十秒後、分岐にぶつかりました。
(やっぱり自慰なのでしょうか?
…あの方にはいて、マラリヤさんにいないのも……うーん……
…あれ?ここのところ、マラリヤさんはサンダースさんとよく話していたような…
……あ゛ー!でもでも、セリオスさんとそのペットぐるみで、仲がいいような…)
マラリヤさんが電マを予約した理由は何だったのか?
答えと訳は………405、君に任せた。
あとのことはくまきゅーが何とかしてくれる。
end
う〜む・・・・
百合好きな俺はマラ×リエのアイデアが浮かんだが・・・・
>>405に全てを任せよう
QMA同人誌にサンダース×女性ネタがないことに
絶 望 し た
>>409 なら考えて形にしちゃえばいいよ
少なくとも俺はそうしてきた
王道CPが読みたい俺に救いの手を!
セリオス×ルキアと言うどマイナー好きな自分に誰か愛の手を!!誰か!
どいつもこいつも他力本願な奴だなw
>>409 サンダースはお堅い性格だからね。恋愛話に持っていくのが難しいのでは?
セリオス×ユリの話を誰か書いてください・・・
セリオス×シャロン
417 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 12:52:05 ID:S0Vnz/A3
セリオス×クララ……
セリオス×アロエ と言ってみる
年下の子に振り回されるセリオスが見たい
セリオス×マライア×サンダースの3Pを……
マライアって誰だよ orz
マラリヤで
422 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 00:00:21 ID:FePD4ACD
マテウス主役の同人エロゲがあった希ガス
よーしパパ張り切ってサンリエ作っちゃうぞー
無理だな
>>421 マライヤ・キャリー
「マラリヤよ……良く名前を間違える人がいるわ……どうしてかしら?…貴方達との付き合いは長いのに…」
「……マラリヤよ……マラリアでも、マライヤでもないわ……」
「マラリヤよ…次間違えたら、毒飲ますわよ」
つぎの8文字のうち4文字を使ってQMAのキャラ名にしなさい
ヤ イ マ ア
ピ ラ ニ リ
>>425 マイニラ
要するにmy韮
ただいまネタ思考中…リクと合うかは別として。
ラスクxアロエマダァ-?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
ショタ、ロリの組み合わせがいい〜
431 :
308:2007/08/16(木) 00:13:43 ID:dTDKlADK
すみません、
>>394の書き込みをしたまま放置してしまいました。
今のところは皆さんの期待に添えないとは思いますが、
タイガがらみで一つ浮かんだので、文章にしてみます。
完成したらまたUPしますので、よろしくお願いいたします
「良かったら僕のをお分けしましょうか?」
―――ヤンヤンは錬金術の授業の為のマンドラゴラをただ一人用意できていなかった。
賢者への昇格が近いこともあり、授業が忙しかった関係で内職が出来なかったのである。
彼女の家は貧乏で、まだ幼い弟もいる。家族に援助を求めることは出来るはずもない。
ラスクはそんな彼女を見透かすように取引を求めたのだった。
「断るアル。 アナタ胡散臭いね。」
「いいのかなー? 今日の授業は単位取得に大きく関わってくるはずなんだけど……。」
「うっ、それは……。」
ラスクはヤンヤンの耳元に口を寄せ、呟く。
「そうですね、今日は胸を触らせてくれたら……コレ、差しあげますよ。」
目の前にマンドラゴラをぶら下げ、挑発したような目つきでヤンヤンを見据える。
ヤンヤンが考え込んでいるようなうちに、背後に回りこんでわき腹に手を触れてきた。
「ひんっ! 何するネ!」
敏感な部分を触られ、ようやく我に返ったヤンヤンはラスクの手を振り解いた。
「ふふ、可愛いですよ。 でも、コレだけじゃ渡せませんよねえ……。」
「下郎!」
ヤンヤンはラスクの顔に唾を吐きかけた。
「気が強いんですね。 ……それでこそ堕としがいがあるというものです。」
ラスクは吐きかけられた唾を指で拭うと、そのまま舐めた。
「な、何するヨー!!」
ヤンヤンは背筋に這い上がってくる悪寒に震えた。
「今日はこのくらいで良いでしょう。 取引は成立です。 これは差し上げますよ。」
「厭アル! 誰が、こんなもの……。」
「では、ここに置いときますから、ご自由に使ってくださいね。」
ラスクはにやりと笑うと、教室へ消えていった。
ヤンヤンはしばらく右往左往していたが、予鈴が鳴ったことに気付き、
忌まわしいそれを拾い上げ、教室へと向かった。
もともと勉強は得意でない彼女であったが、寝る間も惜んで内職と勉強に打ち込んだ結果、
賢者に昇格することが出来た。
「これで故郷の??(パーパ)の手助けが出来るね。皆の為に頑張るヨ…。」
皆の役に立ち、そして収入も上がる。 彼女は目の前の未来を確かに感じていた。
……しかし、残酷な現実が彼女を待っていた。
「昇格おめでとう、だが、お主は真の賢者ではない……。」
ロマノフは残酷な現実をヤンヤンに突きつけたのだった。
アカデミーのさらに上にいく為には、多額の費用が必要だった。
「そんな……そんな額出せないアル。だけど……。」
「僕が面倒を見てあげますよ。 ただ、その金額だと君自身を捧げていただかないと……。」
「!?」
聖堂の真ん中でへたり込んでいるヤンヤンを、影で見つめている人物がいた。
―――ラスク
「こ……断るアル。 また努力すればきっと……。??にも体だけは売るなと言われてるネ。」
「努力だけではどうしようもないことはあるんですよ。……例えばあなたの家とか。」
「!? な、何アルか? 答えるネ!」
ラスクはヤンヤンのアゴを人差し指で持ち上げる。
「今現在、君の家は借金で首が回らない状況にあります。 でね、なんと言ったかなあ、君の弟。
彼は今、口減らしの為に売られようとしています。」
「そ、そんな……!」
「全てはあなた次第ですよ。」
「誰がオマエなんかに! 心も体もやらないアル!」
ラスクは震えている彼女を見つめ、微笑んだ。
「パーパ……。 私頑張るネ、だから……弟は。」
「僕が全て出しますよ。」
「私がもっと頑張れば…何とか出来るネ!」
ラスクは思わせぶりな表情を浮かべた。
「例えばあなたを売った人物がいたとしたら?」
「そ、そんなのいないヨ!」
「出てきてください……。」
柱の影から現れた人物……。 それはヤンヤンの父であった。
貧乏でありながらも威厳を失わなかった父……今やその面影はなく、只の小さな男が居た。
「そん……な……。」
ヤンヤンは地面にへたり込み、呆然としていた。
「さあ、僕の部屋に行きましょうか。お父さんは全部見ていてくださいね。」
ラスクはヤンヤンの手を引いて自室へと向かった。
ベッドに腰掛けたラスクはヤンヤンの腰を引き寄せ、唇を合わせるだけのキスをした。
ヤンヤンは黙ったまま大粒の涙を零す。
ラスクは、肩―脇、腰。 そして太腿へと手を滑らせる。
その微妙なタッチにヤンヤンは身震いをした。
「感じやすいんですね。」
「大したことないアル。」
ヤンヤンは勝ち誇ったような顔でラスクを見つめる。
その視線を受けると、ラスクは乱暴にヤンヤンの胸を揉みしだいた。
「…っ! ふっ…うっ……ああッ!」
「もっと声を出してもいいんですよ。」
ヤンヤンは答えなかった。
ラスクは自分の上にヤンヤンを跨らせ、腰に手を廻して尻を弄る。
「……! くっ! ん」
ラスクはヤンヤンの下着をずらすと、彼女の陰部を攻め立てた。
しかし、彼女は声を押し殺したまま、ラスクの背中に手を回して抱きつき、耐えていた。
「強情ですね。 もうちょっと気をやってくれても良いのに。」
耳元で囁く声に、体が反応してしまう。
「このままだと僕が持ちません。 もうそろそろ行きますよ。」
ラスクは張り詰めたそれを、ヤンヤンの中に埋めていった。
「……!!」
ヤンヤンは大粒の涙をたたえつつ、唇を締め、ラスクを見つめた。
「……美しいです。 汚されてなお、その色を失わない。それでこそ僕の妻にふさわしい。」
瞬間、ヤンヤンの膣がうねり、ラスクは溜まっていた全てをそこに吐き出した。
……
ラスクは寝息を立てているヤンヤンを優しく抱きしめていた。
彼女の股間には破瓜の為か、血が一筋垂れた跡がある。
「僕は、ずっとあなたを見ていました。 そしてこれからも。」
「じゃあもっとまともな方法でアプローチするアル。」
「起きていたんですか……。 でも、それって…?」
「これからはずっと私のターンね。」
ヤンヤンはそういうと微笑んだ。
最後の台詞がちょっとアレだがGJ
裏切られ、全てを失い、悲しみと絶望の果てで何かが目覚める。
「バージョンアップ!2.0になったアル!」
第二部 〜ヤンヤン反撃篇〜 乞うご期待!
こうですね、分かります!
ほっしゅ────と
442 :
3年B組ガルーダ先生:2007/08/21(火) 05:16:47 ID:YdKzdxH3
ガルーダ「いいかお前達!人と言う字は!互いに支えあってできているんだ!
だから俺達も支え合っていくことを目標に生きなければならない!以上だ!!」
レオン「…先生鳥じゃん。説得力無ぇ〜…(ボソッ」
一同「!!!!!!」
勢いで書いた。今は反省している。
ユウ「ひと、ひと…うーん、支えられないよぉ」
サツキ「ごめんね、わたし霊体だから…」
とか本気でやってそう
マラリヤ「セリオス、ちょっと…」
セリオス「ん…」
(ひしっ)
マラ・セリ「ひとー…」
タイガ「疲れたサラリーマンが寄っかかり合ってるみたいやで」
アメリア「今の時期、ビアガーデンの出口でよく見る光景よね」
ガルーダ「ぶるあぁぁぁぁっ! お前らなんちゅうやる気のない…
ローヤルゼリーのアミノサプリ飲んで気合い入れんかぁぁ!」
セリオス「契約期間が終わった以上スポンサーに義理立てする必要はない」
マラリヤ「右に同じ」
ガルーダ「キエェェェェェッ!!(雷撃)」
エロと言うよりパロなこの空気w
唐突にモジモジ君思い出して吹いた
サツキ「うらめしや〜♪」
ユウ「(何か楽しそう…)お姉ちゃん、お盆はもう過ぎてるよ?」
サツキ「いやほら、夏だし。一回くらいはやっとかないと」
ユウ「…そういうものかな…」
というわけで何か納涼エロパロを書きたいんだが、何か案ないかな?
ユウサツキは絡ませたい
>>448 納涼とは違うかもだが…
肝試しくらいしか思いつかない
納涼から脱線するが、夏休みの宿題に追われてとか。
「だからね、この円周率が・・・あら?円周率ってどうだったかしら?」
「分かった、πだね。」
「ああん、もうユウ君えら〜い♪」←思いっきり抱きしめる。
「うわわっ、胸がっ・・・!苦しいよぅお姉ちゃん・・・。」
πと(オッ)パイをかけてみました。
>>448 残暑もヤバイらしい。
そこで、熱い熱いと脱ぐ、サツキのストリップショーを見ようぜ。
現在のまとめ
キボンヌ*
セリオス×女子生徒
(シャロン、ルキア、ユリ、アロエ、クララ)
サンダース×女子生徒
(リエル、アロエなど)
ラスク×アロエ
セリオス×マラリヤ×サンダース
王道
投下される?*
タイガ、エロでフルボッコ
フランシス×マラリヤ
ユウ×サツキ
>>451 今自分が書いてみてるレオン×ロリてんてーも入れてもらってよいですか?
訂正
【投下予定?】
タイガ、エロでフルボッコ
フランシス×マラリヤ
ユウ×サツキ
レオン×マロン先生
後は任せた
レオン×マロン熱望!
以前あったのは惚れ薬で奴隷にした話で直接的なエロじゃなかったから!
しかし内容がなんらかゲームの罰ゲームでそうなるってのがいいな!
ちゅ……ぴちゃ…
しゅるしゅる…ぱさっ…
夜もふけたアカデミー生徒寮内のドア越しに、かすかな衣擦れと水音が聞こえてくる。
薄くない戸や壁を隔てても聞こえるほどの―
「んぅ…はぁ…んっ…ユ……ユリ…だめえ…そんなしたら…ぁっ…」
「ふぁ…んむ……ふふ…そんなこと言って、ホントはしてほしいくせに……ねっ? エッチなルキア?」
深く口付けを交わし、互いの肌に触れ合う、二人の美少女の姿があった
睦言を交わしていたのは、紅いショートの髪に耳元で飾りを着けた、翡翠色の瞳の少女と
透き通るような蒼く長い髪をポニーテールにまとめた少女
学内でも仲良しで有名な活発少女二人組、ルキアとユリであった。
相部屋だから二人っきりになっていても不自然ではないものの、その行為は単に友達同士で嗜む範囲を超えているのも事実である。
「やだ…意地悪……だってだって…ユリが…
大好きなユリがしてくれるんだもん…ふあ…また……んんっ…」
「もう…そんな目で言うの反則だよ? ルキア…
よしよし、いい子……あたしも大好きなルキアをたくさんよくしたげるからねっ…」
制服の布地越しにルキアの胸元に手を伸ばすユリ。
それが合図であるかのように、二人の影がより一層縮まり、重なった
(…いつから、こうなっちゃったかな…)
詮のないことをふと思うユリだったが、すぐにそれは目の前の愛らしい少女の艶かしい吐息にかき消された
わっふるわっふる
SMとQ2とは・・・。
森で拾った裸の女の人が載った雑誌に書いてあった電話番号にかけてみるユウ君。
身に覚えの無い電話料金を請求される寮の先生。
459 :
452:2007/08/29(水) 01:46:05 ID:eEeXobJ/
一応完成なんですが…ちょっと途中レオンが黒めかも。
とりあえず投下するんでそこに気をつけて下さい。
「うあ〜…暇なのだ〜。」
広い職員室に小柄な人物一人。
アカデミーが誇るロリ(?)教師マロンその人である。
彼女が暇を持て余すのには訳がある。
昨日
「じゃあ頼みましたよ。」
「…あい。」
「では、行くとするかの。」
ヒューン…
「…これでとうとう一人。」
夏休みは教師たちにもある。三日前にアメリア、フランシス、ガルーダが、一昨日にミランダが、そしてその日ロマノフとリディアが休暇で旅行へと旅立った。
そして残された仕事の山。
これはマロンの魔法でチョチョイで終わった。
その後、である。暇つぶしに悩んだのは。
「誰もいない…帰れないからゲームも無理…最悪なのだ〜…」
せめて明日になればガルーダが帰ってきて交代して旅行にもゲーセンにもいける。
わかっていても辛いこの時間。
「はぁ〜…誰か来ないかなぁ…」
そうは言うが実際生徒もほとんどがやはり帰省してたりする。期待はできない。
「…見回りしよ。」
座ってウダウダするのも飽きた。
席を立ち校内及び寮の見回りをする事にした。
誰かいることを密かに祈りつつ…。
ほぼ無人であろう寮内をぶらぶら歩く。
いつもなら活気に溢れるそこは閑散としていた。
ドアには鍵がかかっており部屋主の無人を示す。
「うぅ〜、寂しいよぉ…」
事実彼女は宿直で一人でいたことがない(無理矢理アメリアを連れ込むのだ)。
意外に寂しがり屋さんでもあったのだ。
「誰かいないかなぁ…寂しいし暇だし…切ないよぉ。」
廊下を彷徨きため息をもらす。
もう…いやだ。
同時刻
「ふあぁ…ようやく終わった…」
自室で机に向かっていたレオンが大きく伸びをした。
「全く休み返上で追試レポートなんて…ロマノフ先生も厳しいぜ。」
実は彼学問の期末試験でヘマをして合格出来なかった。
そのため追試レポートを課され今日ルキアやカイル達と約束していた海水浴にも行けずじまい。
要するにレポートが終わった今暇になったのだ。
「ふあ…流石に徹夜は…ねむ…」
しかし暑い日差しが安眠を阻む。
どこかいい場所はないか…?
「保健室とか涼しいよな?」
記憶では保健室は風通しがよくカーテンも遮光性があり快適。
水も飲めて文句無し。
「よし、行ってみっか…」
だるい腰を上げ軽く準備をする。
ひとまず一口パンをかじり部屋を出た。
「ふぁ…」
欠伸をしながら廊下を歩く。
無論誰もいないだろうと思いこんでいる為、スキだらけ。
まさか次の瞬間曲がり角であの人に会おうとはゆめ思うまい…。
「…あれ?」
今確かに見えた。赤い髪の少年が歩いているのが。
「いた…いたよぉ…♪」
ようやく自分以外の人を見つけた。
こんなに嬉しいことはない!
無論つかまえる事にする。
「レオンく〜ん!!」
「ん…どわぁっ!?」
いきなり抱きつかれる。
眠気でそのままふらつき倒れ込む。押し倒された。
「会いたかったよぉ〜♪」
「ちょっ…ぐるじ…」
「あっ、ごめんごめん。」
いそいそとレオンから降りる。
「…何でマロン先生がいるんスか?休みは…?」
「えへへ…かくがくしかじかってことなの。ねえ、暇だよね?」
「いや…俺今から…」
眠いんで保健室へ…と言い切る前に腕を掴まれ引っ張られていた。
「じゃあ一緒に宿直室で遊ぶのだ!さっ、レッツゴ〜ッ♪」
グイッ
「ぬぁっ!?待っ…ふぐぉっ!?」
眠くて力が入らない以前に出所不明の異様なまでの馬鹿力。
どうにせよあらがう術はなくずるずると連行されていく…
宿直室は様々な先生が利用するためいくつかの私物が置いてある。
その中には明らかにマロン先生のテーブルゲーム類(アメリア先生と遊ぶ用)がある訳で…
「ほら!レオンくん、早く〜!」
「……あ゛い?」
今まさにその中にあったトランプをして遊んでいたのだが…今やレオンは眠気で完全に意識が上の空。
「……もしかして寝てるの?」
「ぁ…?寝てないっスよ〜。俺、寝てる…あれ?」
「はぁ…説得力無いのだ。」
やれやれと素直に寝かせることにした。
まぁ自分のワガママにつきあってもらったのだからこの位許してあげよう…
「よいしょ…」
布団を敷いてその上にレオンを転がす。
「くかー…」
「………何だかあたしも眠くなってきた…」
しかしこの部屋は一人宿泊前提のため布団は一つ。となれば…
「お邪魔しま〜す…ふぁ…」
隣に入り込み布団をかぶると心地よい眠気が訪れてそのまま眠りに落ちてゆく…
「いー夢見たいなぁ…むにゃ。」
一つの布団に男女が一組。
恋人?兄弟?否、生徒と教師。
奇妙な光景であることにまず間違いはない。
真夏の暑い昼下がりはこうして過ぎていく…
「…ん?ふぁぁあっ…」
日も傾き涼しくなりだした頃レオンは目覚めた。
「えっと、ここは…宿直室か。で、何してたんだっけ…?」
あたりを見渡す。散乱したトランプ、飲みかけの麦茶、隣で寝てるマロン先生。
「あぁそうだ…無理矢理つれてかれて……ん?隣で寝てるマロン先生…!?」
「ふにゃ…殺してでも奪い取るのだ〜…」
「えっ!?これって……もしかして俺、寝ぼけて先生と過ちを!?」
慌てて掛け布団をめくる。マロンの服は…上ははだけ下はめくれ上がっている。
だらしなく下着が露出した状態だった。
「…やばい……殺される…!」
すぐさま布団から抜け出ようとするがマロンが腕にしがみついて離れない。
「ふへへ〜………ハゲは冥府逝きなのだ〜♪」
「…マジかよ……どうしよ……」
うろたえるレオン。
しかしそんな時一瞬邪な考えが頭をよぎる。
(…待てよ?もう過ちを犯しちまったんなら…これ以上やっても問題無し……だよな!?)
なるほどなかなかいい考えだ。
たちまちレオンの心はダークサイドに支配される。
「…へへ、じゃあいただいちまうか。」
すぐ横に悪魔がいるのに幸せそうに眠るマロン先生。
これから何をされるかなど知る由もなかった。
「さて…」
そっと腕を振り解きはだけた上着を更に脱がす。
キャミソールも上にずらし控えめなブラも外す。
「へへっ、やっぱりてんてーはぺったんこですか……」
別にロリコンな訳ではないが今のレオンの性的衝動を駆り立てるには十分すぎるもの。
まずは桃色の頂を軽く指でいじる。
「にゃ……ん、ふぅ…」
寝息が若干甘くなる。
それと同時にそこは徐々に硬く、張ってくる。
「美味そうだ……」
レオンは迷わずマロン先生の胸板に顔を近づける。
そして……しゃぶりだす。
「れろ…んちゅ、ぴちゃ」
「ん、んぅっ…ふみゅ…」
徐々にとろけていく寝息も堪能しつつ舌の動きを止めない。
普段の熱血好青年のイメージとはかけ離れている。
これは……女を弄ぶ男のそれだった。
「んっ…んぁっ…はふっ……」
「ちゅる…ぷはっ。さて…次はどうするかな?」
悩むレオンにめくれたスカートの中身が目に入る。
白いシンプルなショーツにははっきりと認識できるシミが…。
「んっ…?こっちもできあがってるか。どれ…」
ショーツの上から直接舌を這わせる。生ぬるい感触がマロンを襲う。
「ふあっ…!?…んん…ひ…やぁ…!」
徐々に快楽により意識が覚醒していく…
「んふっ…にゅっ……?…んんっ!?」
目が覚めた。
下半身から絶えず快感が襲ってくる。
身体が……熱い。
「ひぁっ……!!なに…?んぅ…!」
「お…?ようやくお目覚めですかてんてー?」
マロンの股の間からニヤリとしながら顔を上げるレオン。
しかし彼女の知るレオンはこんな邪悪な顔をしない。
「な……何してるの?」
「決まってるじゃないスか?第二ラウンドっすよ。」
「えっ…?……ひっ!!」
レオンは再び顔をマロンの股の間に埋めショーツの上から舐め続ける。
ジュル…ニチュ…
「だめぇ……こんなの…んっ…ダメだよぉっ!」
「ははっ…何言ってるんすかてんてー。もうヤっちゃったんだから…いいっしょ?」
ショーツを下に乱暴にずらし無毛の割れ目をなぞり、肉芽の付近をじらしながら反応を楽しむ。
「やっ……してないっ!してないよぉっ!…んふぅっ!!」
「またまた…言い逃れは見苦しいぜてんてー?」
じらし続けてきた物をここでキュッと摘む。
「ひゃうんっ!や…やだぁ…ひっく…やめてよぉ……」
次第に性経験のないマロンは泣き始めた。
それをよそにレオンは直に肉襞に舌を触れる。
グチュグチュとわざと被虐心を煽らせるように…
「やだっ…やだよぉ……」
「そんなこと言って…こんなに濡らしてるのは誰ですかね?」
「う…うぅ……」
もはや未知の快楽に身をよじるしかない。
マロンの秘裂は何ともつかぬ液体でぐしょぐしょになっていた。
「てんてー…そろそろイかせるぜ?」
「えっ?…くぅっ…ふにゃあっ……!」
舌の動きが激しく、的確に性感帯を刺激する。
経験がないマロンにはかなり強烈な感覚。
「やぁっ……なに、これ……!!」
徐々に上り詰めていく。そんな感覚。
そして…
「うぅん…だめっ……ふにゃあぁぁぁっ!!」
初めての絶頂を迎える。
全身を痙攣させその感覚に酔いしれる。
「…へへっ、イっちまいました?じゃあ俺もそろそろ…」
「はぁ…あふ……んぅ……?」
ぼんやりしたマロンの目の前にはいきり立ったレオンの分身。
その異形な物を目の当たりにし畏怖を感じずにいられない。
「中で気持ちよくさせてもらいますか…!」
「へっ…?中って……やっ!いやぁっ!!」
マロンを布団に押さえつけ脚をM字に広げる。
その中心にだんだんと異形の物が近づいてくる…。
「やめてレオンくんっ!おねがい…やめてよぉっ!」
しかし今のレオンがここで止めるはずがない。
熱い物がメリメリと入り込んでくる。
徐々に侵食される感覚。
同時に耐えがたい苦痛。
「いっ…う……ぐぅぅぅっ……!痛いっ…痛いよぉ!」
「うぅ…!なかなかきついぜ…」
更に侵食を続ける。
するとレオンは違和感を覚えた。
何かが進行を阻んでいるのだ。
「…えっ!?」
しかしもう遅い。
ブチブチと音を立てマロンの純潔が散っていく。
「いぎっ…あうぅっ…!?くあぁぁぁっ!!」
「ヤって…なかった……」
レオンはようやく自分の誤りに気づいた。
同時にどんどん邪気が抜けていく。
そして罪悪感に打ちひしがれる。
「せ…先生…!」
「ひくっ…レオンくん……ひどいのだ……」
結合部からは痛々しく鮮血が流れる。
「先生…俺…俺っ!」
許してもらえるほどの償いの言葉が浮かばない。
次第にレオンも泣き出しそうになる。
「…俺…最低だ。」
引き抜こうとするレオンをマロンの脚が阻んだ。
「…先生?」
マロンの顔は泣いてはいたが、しっかりとレオンの眼を見つめていた。
「今途中で止めたら…殺すのだ。」
「…っ!」
「最後まで…責任取ってよ…」
その視線に強い意志を感じたレオン。
「……わかりました。」
もう迷いはなかった。
再び奥へと入っていく。
非常に狭かったが、目が覚めたレオンはマロンを気遣いながら歩を進める。
「くぅっ……!!」
「先生…大丈夫っすか?」
「へーき…へーきだから…最後まで…」
マロンはもう涙を見せない。
強い人だ、とレオンは感じた。
「…っ…着きましたよ。先生…」
「うん…あったかい…」
「先生も…すごく…」
2人は互いを感じあう。
少しずつ愛しさがこみ上げてくる。
「…先生…俺、もうっ…!」
「いいよ…来て…動いて……」
本能が理性を侵し始める。
初めてのマロンを気遣う余裕がなくなったレオンは大きく動き出す。
「んんっ…!ちょ…はげし……あぅっ!」
「先生…先生……!」
痛みに耐えていたマロンも徐々に余裕ができてきた。
「やだ……!マロンって、よんでぇ…」
今だけは先生生徒の関係は捨てたい。
そんな想いが口から出る。
「せっ…マロン…俺……!」
「レオンくんっ…!」
2人はどんどん上り詰める。
そして…
「だめだっ…出る!」
レオンが熱いたぎりを吐き出す。
そのわずかに後。
「んふっ…ふぁ……あぁぁぁぁぁんっ!」
マロンも絶頂を極めた。
その後2人は体力が回復するまでしばらくつながったままでいた……
470 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 03:10:55 ID:bZMSK8GS
>>452 GJ!
まずそのまま楽しんだ。
次に、失礼ながら好きなキャラに脳内変換して楽しんだ。
一粒で二度おいしかった。
>>455 GJ。エロい。
続きも希望。
うわ…寝てたorz
以上です。
次があるならマラ様かリエルで何か書いてみたいですね…
>>470 どうもです。
もしよければ参考までに誰に変換したのか教えていただけますか?
>>464の途中からをメモ帳にコピペして
マロン先生をクララにして
細部を修正して楽しみました。本当にありがとうございました。
つかコレ
>>77氏と同一作者と見たが…
思い過ごしならゴメンナサイよっと。
474 :
452:2007/08/30(木) 00:20:03 ID:ekcs9s5o
>>452 GJ。初心なマロン先生というのも新鮮で良いですな。
>>472 個人がそうした行動を取る分には勝手だろうけど、作者に失礼だしそうした野暮な発言・報告は止めようよ。
「細部を変えればどのキャラに首すげ替えても一緒」という風にも聞こえるし。
突然だが、おまいらに聞く。
何か好き/嫌いなシチュとかある?
鬼畜はいいが、スカ〇ロは嫌とか、何かと聞きたい。
>>477 一途に相手を思いながらの自慰が好きかなぁ
んで自分鬼畜はちょい苦手…
479 :
4-172:2007/08/30(木) 23:22:14 ID:CdqpJ37o
>>452さんにインスパイヤされました。
今から1本書いてきます。
○月○日
明日から購買の売り子として働くことになりました♪
うれしいです!
皆さんに愛される売り子を目指して頑張りますっ!
○月×日
今日からカウンターに立ちました。
皆さん優しそうないい人です……少し安心。
お仕事も覚えたし明日からも頑張ろうっ♪
○月△日
今日タイガさんという人に…その、おっぱい触られました…。
しかも初対面なのにリエリエって呼ばれちゃったし……あの人少し苦手です。
でも、そういう人にも愛想良く、明日からも頑張ろうっ♪
○月□日
今日もタイガさんにおっぱいを触られ…いえ、今日は揉まれました。
なんだか段々エスカレートしそうでこわいです…
○月◇日
今日もまた揉まれました。
しかも昨日よりも激しい目に。
迂闊にも…私、ちょっぴり感じちゃいました。
×月○日
最近私気づいてしまいました。
毎日タイガさんが来るのを待ち望んでること。
そして胸を触られるのを待ち望んでることに。
今日もめいっぱい揉まれちゃいました……。
気持ち……よかったです。
×月×日
今日は一段と激しかったです。
店番してるのに…声が出ちゃって、恥ずかしかった。
胸だけで……イっちゃいそうになりました。
×月△日
タイガさんがどうやら風邪で休みだった。
胸は揉まれずに済みましたけど…なんだか、物足りない一日でした…。
だからつい部屋で自分で…しちゃいました。
×月□日
タイガさんが来た。
「二日分やで。」と言われたくさん揉まれました。
その後…誰もいないとき、こっそりオナニー…しちゃいました。
そして本日×月◇日昼、購買にて
「リエル、焼きそばパン!」
「はい、30マジカです。」
「俺にはコーヒー牛乳とサンドイッチ!」
「あたしはメロンパン!」
「みなさん押さないでくださーい!」
昼の購買ラッシュ。すごく混み合って…一番大変な時間です。
「はぁ……ひと段落ですぅ。」
精魂尽き果てそうです……。
「おうリエリエ。」
「ふぇ…?あっ、タイガさん。いらっしゃいませ♪」
「カレーパンと麦茶頼むわ。それと…ん?なんやスマイル始めたんか?」
「はいっ、客商売に笑顔は大事ですから♪」
「……の割には有料かい!」
「はいっ、客商売ですから♪」
タイガさんがハァとため息をついた。
「なんやぼったくりな気ぃするわ……ま、ええか。スマイルもひとつもらおか。」
カウンターに一枚マジカが増える。
「毎度ありがとうございまーす♪」
「じゃあいきますよ〜?」
「おう。」
「ニコッ☆」
スマイル。
と同時に胸に慣れた感触が…。
「ひぁっ!?」
「おやぁ?ダメやろまだスマイル中やからほほえまなぁ…」
「うっ…に、ニコッ」
タイガさんの手はいつものように私のおっぱいをこね回す。
つい感じちゃって…どうしてもぎこちない笑顔になっちゃう。
「ふむ……なかなかええ顔するなぁ?」
「ふんっ…はぁ……」
「笑顔やで?まだまだ笑顔や。」
さらに激しい刺激を受ける。
もう……限界ですっ!
「や…です……やめてぇ…」
顔中の筋肉が弛緩する。
「……ま、ええか。エロエロスマイルは堪能したし、そろそろ飯食わな。」
胸が解放される。
私今息づかいが荒いです…。
「ほな!」
シピッ!と手を上げ教室へ戻るタイガさん。
「あ…ありがとうございましたぁ…」
私は……もうダメです。
今日もオナニー…しちゃいそうです。
今日の日記
今日はタイガさんに新しいプレイをされました。
タイガさんの技術は日に日に凄くなって……もう私には耐えられません。
毎日購買でオナニーしちゃうかも……
「あぅぅ……これじゃ完全に痴女の日記ですよぉ……」
日記帳を見返し私はうなだれるのでした……。
483 :
452:2007/08/31(金) 01:59:48 ID:c1kdeU0t
書きたい気持ちだけ焦ったらこうなった……
しばらく反省しますorz
>>477 百合、ショタ、近親が好き。
嫌いなのはレイープくらい。ただ、愛があればスカでもダルマでもOK
カイル×シャロンって人気ないのだろうか……
カイルはアロエとだよ。
青髪眼鏡に愛を!
アメリア「呼んだ?」
カイル「僕に何か御用でしょうか?」
カイル好きならここにいるぜ!
491 :
308:2007/09/02(日) 22:39:39 ID:LUtC3HkZ
話しぶった切りですみませんが、以前に納涼の話が出たので、季節的には遅いですが
幽霊話を一つ投下してみます。
ちなみに、マラユリでタイガを囲む話は別に出筆ちうですので、これで勘弁してくださいorz
〜プロローグ〜
「おらおらおらっっっ!!!」
「ああんっっっ!!」
深夜のとある寮、一人の男子生徒が激しく少女を責め立てている「最中」であった
「中にぶちまけるぞっっ!!」
「い、いやぁっっっっ!!!!」
女子生徒の拒絶を無視し、男子生徒は少女の中で果てた
そして、己の欲望を満たすとフラフラと何処かへ消えてしまった
その場には無残な姿を晒した少女のみが残された・・・
「・・・・これで3人目ですか・・・・」
「酷い・・・一体誰が・・・」
ミランダとマロンが同時にため息をつく。
ここは、とある少女の一室。ここの部屋の主はベットに寝かされていた。
「まったく、己の欲望を満たすだけに汚れない少女を襲うなんて・・・」
ここ1週間でもう3人もの女子生徒が襲われている。そのたびにミランダとマロンが
女子生徒を介抱しているのだが・・・
ミランダは苦虫をつぶしたような顔で言った
「それにしても・・・レイプにしては抵抗をした時に付く外傷がまったくないのが不思議なんです
よねぇ・・・」
「でも、女の子の反応は典型的なレイプの被害者の反応だよ」
二人はまた同時にため息を付いた。
「私は・・・絶対に許さないっ!絶対に犯人を見つけるよっっ!!」
マロンは決意したのだった。
〜その1〜
学校はまさに夏休み真っ盛り。だが、中には諸般の事情で学校で過ごす者も少なくない。
家庭の事情しかり、自分の意思しかり・・・
「しかし、暑いねぇ・・・・」
「学校が空を飛んでた時はもう少し涼しかったのになぁ・・・」
ここは学校に設けられて自習室。空調があまりきいていないのか、中は暑かった。
ルキアとユリはここでまさに勉強中だったのだが、あまりの暑さでなかなか勉強がはかどらなかった。
「なんか涼しいこと無いかなぁ・・・」
ルキアの隣にいるレオンも一緒になってダレている。
「ふぇぇぇん、暑くて頭が働かないよぉ・・・」
ユウも3人と一緒に勉強をしているのだが、目が回る寸前だ
(ユウ君、大丈夫・・・???)
傍らでサツキが心配そうに見ているものの、霊体の身であるサツキには涼ませることができない。
「ユリ、そういえばタイガの調子は??」
「う、うん・・・相変わらず『ダルい』を連発しているよ」
タイガに異変が起きたのは10日前ぐらいからだ。夏バテなのか、あんまり外に出たがらなくなってしまった。
「本当に大丈夫かなぁ・・・??」
「一応、マラリヤから滋養強壮の薬を貰っているけど、あんまり効果無さそうだし」
「・・・・私の薬があんまり効いてないの?」
近くにいたマラリヤがちょっとムッとした感じで聞き返す。
「なんか・・・もう私何をしたら良いのか分からないよぉ・・・」
一気にしんみりムード突入。
「そ、そういえば・・・・最近、ユーレイの話を聞くんだけどぉ・・・」
そんな暗いムードを打ち破るかのようにルキアが別の話題を降った。
「なに??」
「最近、生徒寮にユーレイが現れてるんだって・・・噂だと、ずっと昔に寮で自殺した男子生徒の寮が
真夜中にフラフラと・・・・」
「まさか、ここの学園にもそんなのがいるのか・・・!?」
「ねぇ、ここはいっちょみんなで確認してみない??」
ルキアが悪戯っぽい笑みを浮かべる
「賛成賛成!!」
「楽しそうじゃん!」
「・・・私も賛成だわ・・・」
「ね、ユウとサンダースは???」
ルキアは端っこでずっと黙って話を聞いているサンダースとユウに問いかける。
「ふんっ、莫迦莫迦しいが・・・付き合ってやるか」
「え・・・・・」
まさに両極端な反応を示した。
「・・・無理なら大丈夫だよ・・?!」
(楽しそう♪行きましょう〜)
「おねぇちゃんっ・・・・」
ユウは小声で反論したものの、サツキは行く気満々である
「・・・行くよ・・・」
消えそうな声で同意した
「じゃあ、決まりね♪今夜11時に寮の入り口に集合!!」
「タイガも誘っておくね〜」
それからは皆自習に取り掛かった。
1時間後、自習を終えたサンダースは自習室を出たところでマラリヤに呼び止められた
「何か用か??」
「用が無ければ呼ばないわよ・・・今日の夜の事なんだけど」
「あのユーレイの話か??」
「ええ、実は貴方に協力して欲しいことがあるの・・・」
〜その2〜
夜11時。
自習室ののメンバーが挙って集まって来ている
「あれ、マラリヤとサンダースは??」
「二人なら別件があるとかで来ないよ」
「あの二人、デキているんじゃないの??」
「をいをい、憶測だけで言うなよ」
「タイガは??」
「誘ったんだけど『気乗りせぇへん』って言われた」
「タイガもダメかぁ・・・しょうがない、4人で行くか」
ユウはかなり乗り気で無かったが、傍らでウキウキ気分の姉を見るとため息を出さずにいられなかった。
懐中電灯を持っているレオンを先頭に、ルキア・ユウ・(サツキ)・ユリの順番で
寮の中を歩いていく。
いつも歩き慣れてるところだが、深夜の誰もいないところで歩くのではいつもとは違う新鮮な感じがした。
「・・・なんか出そうな雰囲気ねぇ・・・・」
ルキアが少し震えた声で言った。
「そういうこと言うなよ・・・!」
レオンが反論したが、語尾は震えている
「・・・あっ、アレ見てっ!」
ユリが何かを見つけたらしく、指を先の廊下の角を指している。
一瞬だけ、青白い何かが角を曲がったのだ。
「よし!追いかけるぞ!!」
追いかけると言っても、半分抜き差し指し足で追いかけていった。
4人(と一人)は夢中で追いかける
(このルートは・・・まさか・・・)
ユリはとある不安を感じていた。
そして、青白い何かが消えたところのドアに立ち尽くしている。
「ここは・・・・っ!!」
全員が絶句をしている。そこはタイガの自室だった。
「タイガ・・・入るよ・・・」
施錠もしてなかったので、レオンがコッソリ入った
その後に他のメンバーも入ってくる。
ベットにはタイガが寝ているが、ベットの傍らにいるのは・・・まぎれもなくタイガだったのだ!!
「・・・タイガが二人?」
「よく見ろよぉ・・・」
ベットの傍らにいるタイガは目をギラギラさせ、右側の唇を引きつかせて笑っている。
普段のタイガはと全く違う別人だった。
「・・・」
「・・・タイガ??」
「やぁ〜らぁ〜せぇ〜ろぉ・・・・・」
その瞬間、最速の速さで近づいてきた!
「きゃぁ!」「逃げろっ!」
みんなは無我夢中で逃げている。
ユウも逃げて、いつも傍らにいる姉に話しかけようとしたのだが・・・
(・・・いない???)
「お姉ちゃんっっっ!!!」
「・・・どうしたの??ユウ君??」
「お、おねぇ・・・ちゃんが・・・い、いないの・・・!!」
「????????」
サツキが見えているのはユウだけなので、その場の全員は一瞬何のことを言っているのか全然分からなかった。
「さ、探してこなきゃ・・・!!」
ユウは力を絞って立ち上がると、タイガの部屋へ走りだした
「ユ、ユウ君!?」
その後をユリが追いかける
「ユリっ!!」
ルキアは呼び止めたが、ユウ・ユリ両者の姿はアッと言う間に消えてしまった・・・
〜その3〜
「がぁっっっ・・!!!」
「い、いやぁぁ・・・・!!!」
サツキは・・・タイガの霊につかまってしまったのだ。サツキの上にしかかる形でタイガが上にいる
タイガは両手を伸ばすと乱暴にサツキの両胸を揉みだした
「だ、誰かぁ・・・・!!ひぃっ!!」
「誰も助けには来ないでぇ・・」
サツキはハッとした。自分は霊体。少なくともユウ以外は自分の姿は見えないし、声も聞こえない。
ということは・・・・サツキはこれから自分の身の上に起こりえる事を思って、身震いをした。
タイガの手でサツキの着ている制服がビリビリと左右に引き裂かれる
「いやぁぁぁぁぁ!!!!!」
「そこまでよ!!」
いつの間に二人の霊体の近くにはマラリヤとサンダースがいた。
「・・・やっぱりね・・・そんなことだろうと思ったわ」
マラリヤは魔女が被る黒のとんがり帽子に杖を持っている。
「しかし・・・あんなタイガ見たことないぞ」
「え・・・もしかして、あなた方二人とも私が見えているの!?」
「ええ、そうよ・・・安心して、貴方を助けに来たのよ」
タイガが邪魔者に対し、忌々しい目を向けている。
サンダースはタイガに向かって殴りかかった
「生身の人間ではワイには・・・・がはっっ!!」
右ストレートを受け、タイガはよろけた
「な、なんでやっ!!」
「今のサンダースは私の特殊な薬で、霊体に対し影響を与えられることが出来るようになっているのよ」
「な、なんやって・・!!」
「私ももちろんその薬を飲んだので、私も二人とも見えているわ」
マラリヤはそう言いながら、サツキの近くに寄った。
「大丈夫??」
「あ・・・ありがと・・・」
サツキは助かった安堵感でマラリヤの胸でしがみついた
そんな二人(?)を庇うように、サンダースが立ってタイガと対峙する。
「ユウ君!ま、まって・・・」
ユリはアッと言う間にユウに追いつくと、腕を掴んだ。
「ユ、ユリさん!?離してください・・お、お姉・・」
「ユウ君!」
ユリはユウを正面から見据えると両手をユウの両肩に乗せて力強く言った
「お姉さんは私が助けるから、部屋に戻ってて!」
ユウは「でも・・」と言いたかったが、ユリの真摯な目に打たれて頷いた。
「わ、分かったよ・・・」
ユリは微笑むと「ありがとう」とお礼を言った
「あと、ルキアとレオンには『先に部屋に戻って休んでいて』って伝えといて」
「う、うん分かった・・・ユリさん、気をつけて」
「ありがと・・・」
ユリはタイガの部屋に向かった
(タイガ・・・・ごめん!・・・全部・・・私のせいだ・・・!!!)
「くうぅ・・・・・!」
タイガはサンダースにじりじりと迫られていた。
「マラリヤ・・・・どうするのだコイツは・・」
「・・・本当は自分の意志で消えてもらうのが一番なんだけど・・・最悪、私たちの手で消すことに・・」
「そ、それは嫌や・・!!せっかく、ワイは自由を手に入れたのに・・!!」
「・・・自由ですって・・!?女の子を無差別に襲うのが自由ですって??笑わせないでよ!」
ピシャリとマラリヤは言い放った
「この・・・アマ・・!!」
タイガはギラギラとした目で3人を睨んでいる
〜その4〜
「ま、まってっ!!!!」
いきなり、部屋の中にユリが入ってきた。
「・・・ユ、ユリ・・・!!」
タイガがユリを見て、かなり動揺し始めた。
「い、嫌や・・・っっっ!!!!!!」
部屋の温度が一気に下がった
「みんな伏せて!!!」
その瞬間扉が閉まり、部屋の中の物が勝手に飛び交い始めた。
「・・・な、なんて事に・・・」
さすがのマラリヤも動揺を隠せない。
「ね・・・やっぱりあれはタイガなの??」
頭を両手で抱えながらユリが聞いた
「・・・正確に言えばタイガの『性欲』が生霊という形になったのよ」
「あう・・・やっぱり私のせいだ・・・!!」
「・・・心当たりがあるのね??」
ユリは頷いた
「・・・何があったのか良かったら聞かせてくれる??」
話は10日前のこと。
ここはタイガの部屋。ユリとタイガはベットに一緒に座っていた。
二人は付き合い始めてからもう4ヶ月。一応、キスとハグは済ませ、後は・・・・
「なぁ、ええやろ・・そろそろ??」
そのセリフはここ2週間のタイガの口癖だった。
「う〜〜〜ん・・・・」
(確かにタイガとはもっともっと触れ合っていたいけど・・・)
ユリは正直迷っていた。タイガが「カラダを目的に」なんて考えるようになってしまう自分が嫌だった
というのもあるが・・・
「・・・ね・・・もうちょ」
「もう待てへん!!!!」
タイガはユリのやんわりとした拒絶をピシャリと押さえつける
この日のタイガは完全にやる気満々だ。ユリはベットに押し倒されてしまった
(ま、まだ心の準備が・・・!!)
最初はソフトなキスから始める
「あ・・・」
いつの間にユリは服を脱がされていた
タイガはユリの大きな胸を最初はゆっくりと、だんだんとスピードをつけてもんで行く。
「・・あっ・・あんっ・・!!」
そして、全身をタイガの愛撫とキスでほぐされ、後は・・・・
「・・・入れるでぇ・・・・」
タイガのモノがユリの中に入ろうとしたその瞬間。
「あ・・・あ・・・」
ユリは恐怖におののいてしまった。
「・・・・ダメ!!!やっぱり・・・・ダメ!!!!!!!!」
ユリはタイガを突き飛ばし、服を持ってそのまま部屋を飛び出してしまった。
「・・・そう、そんな事が・・・」
「タイガは・・・私の事を考えて緊張をほぐす為に優しくしてくれていたのに・・・
怖くなっちゃって・・・・・」
確かにユリを見た時のタイガの過剰反応の理由が頷ける
〜その5〜
バンッ!!!!
タイガの部屋の扉が勢いよく開かれた
中で飛んでいた物は下にバラバラと落ちていった
「そこまでだっ!犯人!!」
扉の傍らには、マロンが立っていた。
「レイプ犯はタイガ君だったなんて・・・・確かに霊体で犯されたなら、生身の体には外傷は無いはず」
「マ、マロン先生、これには訳が・・・!」
「ユリさん、アナタは黙ってて!!」
マロンは持っている魔法ステッキを振りかざすと呪文を唱えた
青い鞭が出てきて、タイガのカラダを巻きつきぐいぐいと締め付けている
「ぐはぁぁぁぁぁ!!!!」
「悪いことをする子はたーんとお仕置きをしなくちゃ・・!!」
ユリはその瞬間、寝ているタイガの顔を見た。寝顔のまま、苦しい顔をしている
「タ・・タイガっっ!!!!」
マロンを突き飛ばし、寝ているタイガの上に唇を重ねる
タイガの生霊は青い鞭から解放された。
「ご、ごめんねっ・・・・タイガっっ!!!!!私の全部あげるから!!!
だから、目を覚まして・・・っっ!!」
ユリは泣き声で懇願している。
タイガの生霊は段々と普段の穏やかな顔に戻っていく。
「・・・ユリ・・・堪忍な・・・ワイもユリのこと考えないでヤルことばっかり・・・」
「ううん、私も自分の事ばっかり・・・本当にごめんね・・・」
「ユリ・・・好きやで」「私もだよ、タイガ・・・」
部屋の中は、完全にラブラブモードになってしまった。
「・・・でもね」
マロンは咳払いを一つした
「タイガ君のやったことは・・・残念だけど犯罪なのだ」
タイガはシュンとした
その時、ミランダが走って部屋の中に入ってきた。
「マロン先生!!!」「どうしたの??ミランダ先生」
「あの子たちが目を覚ましました・・・だけど、襲われた記憶が全く無いみたいで普通に目覚めましたけど」
「え!?!?!?」マロンが目を丸くした。
「何を飲ませた、マラリヤ」サンダースが小声でマラリヤに聞いた
「・・・別に、忘れ草という草から作った記憶を消す薬を飲ませただけだけど」
「いつ飲ませた」
「・・・あなたと会う前よ」
マラリヤはクスリと笑った
「・・・私って友達思いでしょ??」
「そういうことは自分では言わん」
コホン、とまた咳払いをするとマロンは改めてタイガに向いた
「・・・まぁ、そういう事で、被害者がいないと事件も成立しないし、今回はこれで勘弁するのだ」
ユリは泣き笑いながらマロンに抱きついた。
「先生!!ありがと・・!!」
「いや・・・私は何もしてないのだ・・・」
「・・・これで私たちは引き上げるわね・・・」「マラリヤ、サンダース・・・ありがとね」
「じゃあ、私たちもこれで引き上げますかね」「そうね」
その頃、ユウの部屋では、一睡もできないユウが机に座っていた。
「お姉ちゃん・・・!!!」
(ただいま〜〜〜)
「!!」
ユウはサツキを見ると、泣き出してしまった
「お姉ちゃん・・・・心配したよぉ〜〜」
(ユウ、ごめんね・・・・一人にしちゃって)
その後、サツキの傍らでユウは泣き続け、疲れて寝てしまった。
それからと言うもの、ユーレイの噂はいつの間に消えていった・・・・
〜エピローグ〜
「あ〜あ、あの時は大変だったなぁ・・・」
あの事件から1週間後、またいつもの自習室にいつものメンバーがいる。
1週間前と違うところは・・・・
「まぁ・・・心配かけたな」
ユリの隣にタイガの姿があった。
「結局は痴話喧嘩に振り回されただけだったしぃ〜」
「痴話喧嘩言うな!」
「あはは・・・・」ユリも照れ笑いを浮かべる
「・・・ねぇ、ルキア」小声でレオンが聞いた
「何??」
「なんだかあの二人、以前よりも親密になってね??」
「・・・・それが今回の事件の元凶だったのよ」
「・・・・・」
レオンは反応に困ってしまった
そして、タイガの隣の席を3つほど空いたところにユウがいる
「あれ以来、ユウにはすっかり嫌われてしもうたなぁ・・・」
ユウはタイガを見ると3mは離れるようになった
(そ、そんなユウ君・・・もう大丈夫よぉ〜)
(お姉ちゃんは大丈夫でもボクは嫌だよ)
(襲われることはもうないのにぃ・・・)
(一人になるのはもう嫌だよっ!!)
サツキはユウが自分のことを思ってくれているのはうれしいのだが・・・なんとも複雑な心境だった
アカデミーは今のところ(一部除いて)平和の様相を呈していた。
499 :
308:2007/09/02(日) 23:09:48 ID:LUtC3HkZ
これにて投下終了でございます。
いつものごとく、途中端折ってしまいましたがお許しください・・・orz
悪い、後で記憶を飛ばしたとはいえ、生娘のレイプは受け付けられない
名無しなだけ、
>>454の言ってた以前のレオンのよりはマシなのかもしれんけど
レイプは置いといて・・・・・
エロがあまりなかったな・・・・・・
次の作品に期待してみる
とりあえず 乙
乙です
あと一つだけ言わせてもらうとタイガの一人称は俺ですよ
乙です。
>>502 タイガの一人称に関して、タイガスレの281-284に詳しい見解がある。
ツンデレカポーが見たい
トゥエット×シャロンか!
506 :
308:2007/09/04(火) 00:24:51 ID:KYFLHwgA
(上の小説について)
一応、レイプ&エロの表現関しては抑えたつもりです(特に前者は極力)
それでも気分悪くされた方には大変申し訳ない。
タイトルは・・・全然考えてなかったorz
あと
>>503様、タイガスレ見て勉強になりました。次からは気をつけます・・・
次は一応「タイガがエロでフルボッコ」の予定
マラユリ二人がかりでタイガを責めると思います(笑)
最初に「これこれが嫌いな人はタイトルでNGしる」を入れとけばいいのでは。
それもあってタイトルは必要ですね。
淡々としたレイプ描写がキャラの使い捨てみたいで好きくないのは俺だけ?
>>500の言うレオンSSで俺の一押しキャラも犯られたが、出たのは名前だけで
本当に淡々と使い捨てました感じがして悲しかった。
やるならきちんと責任取れよ、と。
タイガの一人称は他にも間違えてた人がいたような・・・
次回もよろしくです。
508 :
364:2007/09/04(火) 23:34:57 ID:+cKE5mkF
よし、今なら言える。
忙しくなくなったら、エロチカな
セリオス×シャロンかレオン×ルキアを投下したいと叫びたい。
509 :
4-172:2007/09/05(水) 01:39:32 ID:9oJF48HJ
突然ですが、アメリア×クララです。
百合で異物挿入なので、見る人を選ぶかもです。
嫌いな人はNGワード『SENSUAL GLIDE』にて華麗なスルーをお願いします。
新任教師のアメリアは悩んでいた。
ここは彼女の研究室。
アメリアの目の前では、ひとりの女子生徒が椅子に座っている。
俯いているので、表情は見えない。
垂れ下がった前髪の間から、眼鏡のレンズが見えるのみである。
だが、二本のおさげが元気なく垂れ下がっているのと同様に、彼女の表情が打ちひしがれているであろうことは容易に想像できた。
女子生徒の名前はクララといった。
教員としての経験が浅いアメリアには、あまり手が掛からない生徒、言い換えれば問題行動を起こさない模範生が重点的に配置されたのだが、クララもそのうちのひとりだった。
事実、昨年度において、クララの成績は学年トップクラスを維持しつづけ、優等生の名をほしいままにしてきた。
そんな彼女に、致命的な弱点があった。
同級生に比べ、運動が極端に苦手だったのだ。
体育実技が苦手なくらいはまだいい。
だが、今年からは、箒で空を飛ばなければならない。
彼女にはそれができなかった。
まったく空を飛べない、といえば嘘になるが、クララができるのは、地面から浮き、不安定で危険な移動を繰り返すのみだった。
とうてい「空を飛べる」とは言いがたい。
去年までの学科はほとんどがアカデミーの構内で行なわれたので、それが問題になることはなかった。
だが、これからは、非実技系の科目でも移動手段として箒に乗れることが要求される。
さらに、移動手段としてだけではなく、箒に乗りながら魔術を使うことすら要求されるようになる。
箒に乗って空を飛ぶ事は、これからマジックアカデミーで授業を受けつづける為の大前提といえた。
つまり、箒に乗って空を飛べないということは、アカデミーに在籍しつづける事ができないことを意味する。
そのことは、当然、クララも分かっているはずだ。
だからこそ、ここ最近は毎晩のように努力を続けて―――そして、やはり飛べなかったのだ。
だが、努力を知っている以上、アメリアにはクララになんと声を掛けるべきか、まったく見当がつかなかった。
そして、先日の教員会議の後、ついにお偉方にほのめかされたのだ。
場合によっては転校させる事も視野に入れてくれ、と。
アメリアは考えていた。
もっと知識に特化した学校なら―――箒で空を飛ばなくても進級できる学校なら、彼女はうまくやれるのだろうか。
だが、そのような単科学校で学問を修めても、その評価はここマジックアカデミーを卒業するに比べ、著しく低くなってしまう。
マジックアカデミーの卒業生であるということは、いかなる事態にも対応できるゼネラリストであることを意味する。
当然、世間の評価も高い。
「いかなる事態にも対応、ね……」
アメリアはやや自嘲的につぶやいた。
それを聞いてクララが少し顔を上げるが、またすぐにうつむいてしまう。
―――卒業生がいかなる事態にも対応できるというのなら、マジックアカデミーの卒業生の私は、この事態にどう対処すべきなのかしらね。
クララを単科学校に転校させるなんて、そんなもったいない事ができるはずもない。
科目ごとに得手不得手はあるものの、彼女の成績はすべての科目で概ねトップクラスだった。
言い換えれば、今のクララの問題は、箒に乗れない、ただそれだけなのだ。
そんな彼女を単科学校に転籍など、させられるはずがない。
なぜ、た か が 箒 に 乗 れ な い ご と き で、この優等生の―――私の可愛い教え子の芽を摘まなければならないのか。
アメリアは意を決し、口を開いた。
「クララさん」
クララが顔を上げる。レンズの奥の目が、少し赤い。
「……はい」
覇気の感じられないクララの返事。
「箒を持って、保健室へいらっしゃい。私は先に行ってるわ」
「……はい」
クララの去った研究室で、アメリアはひとりごちた。
「クララさんにはちょっと可哀想だけど……」
だが、他にどうしようもない。
結局のところ、アメリアはクララを手放したくなかったのだ。
飛行用の箒を手に持ち、クララは廊下をとぼとぼと歩く。
通常、飛行用の箒を舎内に持ち込むことはないので、少し違和感のある風景である。
保健室へ向かう足が重い。
普段なら、アメリアの所へ向かうのだから、もっと足取りも軽やかだろう。
クララは、アメリアに憧れていた。
模範生であるがゆえの教師への憧れ。
思春期の少女に特有の、自分にないものを持つ年上の女性への憧れ。
同じ女であり、眼鏡を掛けていて、そしてかつてはマジックアカデミーの生徒だったという共通点を持つ女性が教師をしている、その教師への憧れ。
そのようなものが入り乱れた感情を、クララはアメリアに対して抱いていた。
―――だから、今まで頑張ってきたのに。
クララがマジックアカデミーに入学するまでは、彼女が勉強が好きなのは、単に知識を得ることを好んでいたからだった。
マジックアカデミーに入学して以降は、もうひとつの理由が、彼女が勉学に励むより大きな動機となった。
―――アメリア先生に褒められたいから。
だが、今、クララがアメリアに呼び出されているのは、少なくともクララを褒める為ではない。
「クララさん、箒で空を飛ぶのにいちばん大切な事はなんだかわかる?」
アメリアの言葉がクララの脳裏をよぎる。
「箒と友達になることよ」
そうアメリアは言った。
こればかりは感覚的なことだから、理詰めだけではどうにもならない、とも。
しかし、クララにはその方法がわからない。
―――こんな所を、先生に見られたくなかった。
このまま学校を出て行ってしまおうか。
そんな考えが脳裏をよぎった時、クララは既に保健室の前に着いていた。
「失礼します……」
アメリアの待つ保健室に、箒を持ったままクララが入る。
普段はミランダが座る椅子から立ち上がり、アメリアはクララの箒に目をやった。
直径2センチほどの竹の柄に、ホウキギの枝を束ねた穂がついている。
全長は160センチ程で、クララの身長よりそこそこ長い。
―――こいつがクララさんの言う事を聞かない箒ね。
「じゃあクララさん、ちょっとその箒を貸してもらえるかしら」
「あ、はい」
クララから箒を受け取ったアメリアは、その柄をタオルで念入りに拭き始めた。
その様子を不思議そうに眺めるクララ。
タオルが動く度に、消毒用アルコールの匂いがクララの鼻腔を刺激する。
「……と、これくらいでいいかしらね」
そう言うと、アメリアは立ち上がり、箒を事務机に立てかけた。
「さて、クララさん」
アメリアはクララの周りをゆっくりと歩きながらたずねた。
「箒で空を飛ぶのに、いちばん大切な事はなんだったかしら?」
それは、今までにうんざりするほど聞かれた言葉だった。
「……箒と、友達になることです」
「そう、そのとおりね」アメリアは続けた。「でもその為には、箒の囁きが聴こえなくちゃいけないの」
「……はい」
それが聴こえたら、どんなに楽だったろう。
「だから今日は、箒の言葉が聞こえるようになる最後の手段を使うわ」
「最後の……」
クララは訝しく思った。それはどんな手段なのだろうか。
「ちょっとつらいと思うけど……もし箒で空を飛べなかったらどうなるか、解るわね?」
「……はい」
ここに、いさせてください。その言葉をクララは飲み込んだ。
「じゃあ、始めるわね」
そう言うと同時に、背後から伸びたアメリアの両手が、クララの胸のふくらみに重ねられた。
「……!?」
驚くクララをよそに、アメリアの掌は、クララのまだ柔らかくなりきれないふくらみを、その制服の上から揉みまわす。
「あっ……ちょっ、先、せ……っ」
「静かにして。我慢よ、我慢」
アメリアに掴まれているクララの右の乳房は、アメリアの掌が揉むとおりに形を変え、左の乳房は、先端の敏感な部分を、指で執拗に捏ね回される。
「先……せっ、やっ、痛っ……あふ」
左だけでなく、右の乳頭も指先で捏ね回す。
「やっあ……両方……なんてっ」
まったく予期しなかったアメリアの行為に、クララは戸惑い、どうすればいいのかわからない。
それどころか、アメリアから与えられる恥ずかしい刺激に、次第に体が火照り、呼吸も荒くなる。
クララの様子を見たアメリアは、片腕でクララの体をホールドする。
その掌は、当然のようにクララの胸に重ねられている。
そして、片手をクララのスカートの中に入れ、下着に覆われたクララの両脚の付け根を撫でまわす。
「ひゃう……っ」
背筋を反らせるクララ。
「せんせっ、そこはぁ……っ」
「大丈夫よ。大丈夫だから先生に任せて。それに……」
クララの耳元に唇を寄せて囁く。
「気持ちいいでしょ?」
「……」
クララは頬を赤らめ、こくりと頷いた。
「素直な子ね」
くすっと笑いつつ、アメリアはクララの股間の敏感な部分の周囲を、指先で焦らす。
脚をガクガクと震わせるクララ。
立っていられなくなり、アメリアに体重を預ける。
「さあ、こっちよ」
そんなクララを誘導し、ベッドに腰掛けさせる。
「靴を脱いでね。あと、ぱんつも」
「ぱ……ぱんつも、ですか?」
「このまま続けたら、ぱんつが汚れちゃうわよ」
「……はい……」
クララは腰を少し上げ、スカートの中に両手を入れた。
純白で、小さなリボンがついているショーツを、おずおずと膝の辺りまで下ろす。
靴を脱ぎ、ショーツから脚を片方ずつ引き抜く。
アメリアはクララからそれを受け取ると、スカートのポケットの中にしまった。
「さあ、横になって体の力を抜いて」
「あ、はい……」
「続きを、してあげる」
アメリアはクララのスカートをたくし上げ、両脚を開かせた。
先程までショーツに覆われていた、クララの女になりかけの部分を隠すものは、すでにない。
かすかな和毛が生えているばかりのそこを見つめながら、アメリアは、既に先ほどまでの悪戯で湿り始めているクララの閉じた部分を、指先で直になぞる。
往復する度に、指先への力を少しずつ強くしてゆく。
「んっ、う……んっ」
声が漏れそうになるのを我慢するクララだったが、どうしても漏れてしまう。
「我慢しなくていいのよ」
それでも、声を上げてしまうのが恥ずかしいクララは、我慢しようとする。
「あら、どこまで我慢できるかしら」
クララの閉じた部分の往復を続けながら、アメリアは、クララの最も敏感な部分の周囲を、指先で焦らすように撫でる。
「せ、せんせ……ひゃあんっ!」
ぴくんと腰が跳ねる。
「ふふ、だいぶ感じてるみたいね」
クララの隠された唇から、透明な雫が幾重にも垂れ落ちてゆく。
アメリアは、その唇を指先で開かせる。
「きれいね……」
クララの未熟な薄紅色に、思わずうっとりするアメリア。
「先生……恥ずかしいです……」
今まで誰にも見られたことのない場所を覗き込まれ、しどろもどろになるクララ。
「ふふっ、今までは恥ずかしくなかったの?」
「そうじゃ……ないですけど……」
「なら平気よね」
「うぅ……」
アメリアは中指をクララの雫で湿らせると、恥ずかしがるクララの膣口に指を押し込んだ。
「んう……っ」
自分の内側に異物が侵入する感覚に、思わず身をすくめるクララ。
「クララさんの中って、暖かくて湿ってて、本当に生き物の内側って感じね」
「いやぁ……」
不思議な感触と恥ずかしさとに襲われ、両手で顔を覆うクララ。
アメリアは指を動かし、恥ずかしがるクララの膣内をまさぐる。
女が最も悦ぶ場所。
アメリアも女であるが故に、その場所は熟知している。
アメリアは、クララのその部分を指先で探り当て、執拗に攻め始めた。
「ひ……いやぁ、ああっ……!」
クララの膣口から、空気と水が混ざる音が響く。
それとともに、愛液が溢れ出し、アメリアの手をしとどに濡らしてゆく。
「先生そこやめてぇ……っ!」
「あら、ココは『もっとしてください』って言ってるわよ?」
喋りながらも、アメリアはクララへの責めをやめない。
もはやアメリアが何を言っても、クララにとっては言葉責めに聴こえてしまう。
「あっはあっ……先生、先生せんせえっ……」
苦しんでいるかのようなクララの喘ぎ声が響く。
「はぁっ、あっ……ひゃあっ、あっああああっ」
クララの体がだんだんと登りつめつつあるのが、アメリアにも感じ取れた。
アメリアは突如、クララを責めていた指の動きを止め、クララから引き抜いた。
少しばかりの粘性を帯びたクララの蜜が、アメリアの指先とクララの花弁との間に糸を引く。
「っふ……先生……?」
苦しそうに肩で息をしつつも、期待していた突如として行為を中断された物足りなさ、不満を帯びた言葉が、思わず口から漏れてしまう。
「さて、そろそろかしらね」
アメリアの声と同時に、先ほどまでとは違う、何か硬いものが、クララの膣口にあてがわれる。
不審に思って首を上げたクララが目にしたのは、クララの箒の柄を手にしたアメリアの姿だった。
「……っ! 先生それって……」
「心配しないで。同級生の男の子のモノに比べたら、こんなの細いくらいよ」
「う……嘘ですよね……」
「あら本当よ。今度の保健体育の授業が楽しみね」
「いえ、あの……それをどうするんですか……?」
アメリアは、箒を持っていない方の手で、クララの手を握った。
「大丈夫。絶対飛べるようになるから、先生を信じて」
「先生……」
アメリアの真剣な言葉に、クララは覚悟を決めた。
このひとに、身を任せよう。
「はい、じゃあ、あの……お願いします……」
アメリアは、躊躇うことなくクララの膣内にそれを押し込んだ。
「ああっ!? いやあああっ!!」
覚悟をしていたとは言え、思わず背をのけぞるクララ。アメリアの手を握る力も強くなってしまう。
アメリアも、クララの手を握り返す。
それでも、アメリアは箒に込める力を緩めない。
硬く、無機的なそれが、クララの膣内にずぶずぶと侵入してゆく。
だが、先程までアメリアの指を受け入れて悦んでいたクララの身体は、それの侵入すら恋焦がれているようだった。
アメリアも、クララに無理が掛からないよう、ゆっくりとそれを押し込み、クララの体を慣らしてゆく。
「っぁ……痛ぁ……」
「頑張って、クララさん」
体の一部が裂かれてゆく感覚と、性感帯を刺激される快感。
そして、憧れの先生に奪われたという安堵感。
これらが複雑に入り乱れた感触に全身を支配される。
クララの体が慣れてきたのを受け、アメリアは箒の柄を小刻みに動かし始めた。
アメリアの手によって動かされる箒の柄が、クララの奥をコツコツと刺激する。
「あ、ふ……先生……奥に……当たって……っあはぁ……」
ベッドの上で可愛い教え子が発する官能的な声に、箒を動かすアメリアの手の動きも大胆になってゆく。
箒の角度を微妙に変え、クララの膣内のあちこちに箒の先端を当てる。
「あふぅ……ぅあん……んっんっうっうっ……」
箒が往復運動をする度に、クララの膣で箒が淫らな水音を発する。
それに同期するように、クララの口から淫らな声が漏れる。
「あっ、あっ……あっあんあんあんあん」
クララの声の高まりは、極限が近いことをアメリアに悟らせた。
「先生もう、もうだめぇ……私、私もう……」
クララが快感に流されそうになりながらも、必死でアメリアに言葉を紡ぐ。
「私もう飛んじゃうううぅぅぅ……っ!」
「いいわ。思う通りに飛んでみなさい」
アメリアはクララを握っていた手を放し、クララの敏感な肉芽に刺激を与えつつ、クララの奥に箒を打ち付ける。
「んううぅ……ぅあ……あっあああああああああああぁぁぁ……っ!」
生まれて初めての絶頂を受け止めきれず、意識と体を翻弄されるクララ。
その瞬間、クララの膣内に押し込まれた箒から魔力の奔流が噴き出し、クララのさらに奥へと流れ込んでいった。
薄れ行く意識の中、クララは声を聞いた気がした。
“Hello, my master.”
一時の怒涛から解放され、ベッドの上でようやく落ち着きを取り戻したクララに紅茶を勧めながら、アメリアが語りかける。
「今日は部屋に戻ってゆっくり休みなさい。明日からまた特訓よ」
自身も紅茶に口をつけながら言う。
「心配しなくても、絶対飛べるようになってるから。―――ああ、そうそう」
アメリアはクララの耳元に唇を近づけ、何かを囁いた。
……こくり、と頷くクララ。
翌日の放課後。
そこには、箒乗りの特訓に勤しむクララの姿があった。
「え、えっと……前進微速、アップツリム8度」
“Okay, my master!”
その日、アメリアは、再び保健室にいた。
先程まで窓際で体育の授業を見ていたのだが、それも既に終わり、グラウンドに生徒の姿はない。
と、保健室のドアがノックされる。
ドアを開くと、そこにはクララがいた。
体育の授業が終わってすぐにこちらへ来たらしく、小柄ながらも若くて張りのある太腿が、紺色の体操服からむき出している。
「先生、あのっ」
クララを室内に招き入れるアメリア。
「見てたわよ。よく頑張ったわね」
途端にクララが笑顔に変わる。
「はいっ、先生のおかげです! ありがとうございました!」
感謝を込め、ぺこり、と一礼するクララ。
「それで、先生、その……」
「わかってるわ。約束だものね」
口篭もるクララに、アメリアが微笑みながら囁く。
頬をいっそう赤く染めたクララを、アメリアは抱き寄せた。
クララは目を閉じ、背伸びをして、アメリアに唇を近づける。
眼鏡が触れ合う音とともに、二人の唇が重なる。
『もしクララさんが箒乗りを完走できたら、もっと気持ちよくしてあげる』
二人の長い放課後が始まった。
(終)
大変GJでございました。
どこぞの魔法少女の杖みたいな箒にワロタw
そこは多分作者狙ってるでしょ。
なにせ中の人がたm(ry
って言うかあれはどう見てもレイg(バール
作者GJ
非道に走らず、でも甘くないアメリア先生のスタンスがナイス。
お見事でした。
フラxマラ難航中…でも近いうちに必ず。
セリシャロまだー
激しくGJ!作者はウチの中で神確定!
タタキに耐えてよく頑張った!感動した!
>>485 486
身体が引っ張られるような違和感を覚え目を開くカイル。
「あら、ようやくお目覚め?」
「えへへ、おはよー♪」
両手足をベッド端に縛り付けられ身動きが出来ない状態にあるカイル。
「・・・一体何の真似ですかシャロンさん、アロエさん。」
「んとね、今からカイルお兄ちゃんにお仕置きするの♪」
アロエがにこりと笑いながら両手を合わせる。
「はい!?な、何で僕が・・・?」
「貴方がいけないんですのよ、私が決勝戦に出るといつも貴方が優勝して・・・。」
「それは、シャロンさんが・・・。」
「お黙りなさい!・・・それに私達の気持ちに気付かない・・・。」
「はい?」
「・・・いいわ、アロエさんやってしまいなさい。」
シャロンがアロエに促すと「はーい。」と、アロエがカイルの服を脱がし始める。
「わぁ・・・カイルお兄ちゃんの身体凄いよぉ・・・。」
アロエがうっとりして下着一枚のカイルの身体を眺める。
「アロエさん、それでは始めましょうか?」
シャロンがスカートのポケットから容器を取り出しカイルの身体に万遍無くかける。
「シャ、シャロンさん。これは一体・・・?」
「ふふっ、これはマラリヤさんから貰った練乳よ。・・・さぁ、アロエさん始めましょうか?」
「はーい。・・・えへへ、カイルお兄ちゃん。いただきま〜す。」
シャロンとアロエの舌がカイルの肌を這う。
これ以上思いつかない・・・。
レオルキマダー?
「くぁ・・・っ。」
今まで感じたことの無い感触に身体を仰け反らせてしまう。
「あは♪カイルお兄ちゃん女の子みたいな声を出して可愛い♪」
アロエがカイルの脇腹を舐めながらからかう。
「や、やめて下さい・・・あ、謝りますから・・・。」
半分涙目で二人に許しを請う。
「謝ったって許さないわ・・・ふふ・・・可愛いわぁ・・・その顔・・・。」
カイルの首筋を舐め、カイルの頬を撫でる。
「何で・・・何で・・・。」
カイルの身体にかかった練乳を舐め終えると、シャロンはカイルの下着に手を伸ばす。
「だ、駄目です。そこだけは・・・っ!」
カイルの声はシャロンには届かず、ズルリと下着を下ろされる。
「うわっ!・・・大きいよぉ・・・。」
最初はカイルの男性のシンボルを見て驚いたアロエだが、すぐにまじまじと眺める。
「ね、シャロンお姉ちゃん。最初は私にやらせて?」
「そうね・・・それじゃあ、やって貰おうかしら?」
シャロンが答えるとアロエはカイルの男性のシンボルを擦り始める。
「くぅぅ・・・、ア、アロエさん・・・痛いです・・・。」
「ん〜、アロエさんにはまだ早かったらしいわね。交代なさい。」
「ちぇ〜。」と、アロエは顔を膨らましシャロンと交代する。
不定期だが、続けるかも。
需要あるかわからないけど、投下します。
ユウ×シャロン+サツキです。
作品中では皆様のシャロンのイメージを壊さないためにあえてトゥエットで書いてます。
ユウサツはリネーム無しです。
エチシーンに入るまで長いです。長いです。
正統派ラブラブで進行です。
スルーな方は「シャロユウ」をNG登録お願いいたします。
シャロユウ1
「こんな補習も、たまにはいいですわね。」
「え?何か言った?」
「な、なんでもありませんわっ」
新学期が初まって数日…。だんだん日々受講する問題のレベルも上がって毎週行われる小テストで落第だった人は補習を受けることに。
…僕みたいに。
「ごめんね、お姉ちゃん、またダメだったよぉ〜…。」
(誰でもみんな調子が悪いことなんてあるんだから、ユウ君もがんばろ?)
「うん…。」
放課後の図書室…誰もいない寂しい図書室で僕は先生を待ってた。
書物庫の中には読んだこともない難しそうな本がいっぱい並んでる。
賢者になるにはきっといつかああいう本を読まなきゃいけないんだろうなぁ。
その時、図書室の扉が開いた。でもそこにいたのは先生じゃなくて、トゥエットさんだった。
「あら…私以外にもいらっしゃったのね?」
「トゥエットさん!今までどうしてたの!」
「少し風邪が長引いてしまって…あなたは、えっと…」
「ユウです、ホビットの時も一緒のクラスの! トゥエットさん新学期になってから一度も姿見せないから心配しちゃったよ。」
トゥエットさんは僕の隣の席にそっと座ると少しばつが悪そうな顔をしてた。
「同じクラスの方の名前も覚えてなくて申し訳ないですわ。ユウさんは私のことを知ってるのに、私は知らないんですもの。」
「そっ、それはしょうがないよ!僕も前のクラスであんまり関わらなかった人の事なんて覚えてないもん!!
そ、それと!なんか“さん”はくすぐったいから普通に呼んでくれていいよぉ、一応同じ組なんだし…。」
「ふふっ、じゃユウ君、でいいかしら?」
「うん、ありがとう!」
実は僕はずっとこの間ドキドキしてた。
僕が名前を覚えてたのはホビットの頃からずっと気になってたから―。
涼しげな視線、だけど時々寂しそうな眼をしてる…そんな姿がお姉ちゃんと少し似てる気がしてた。
お姉ちゃんも「好き」だけどトゥエットさんに対する「好き」とは、何か違ってた。
シャロユウ2
「トゥエットさんは補習だけ受けに来たの?」
「そう、もし朝から来て何も分からないままテストで落第とるなんて悔しいじゃない?私のプライドが許しませんわ。」
「あはは、そうだね、でも今まで休んでたんだからしょうがないよ。」
そこにパタパタパタパタと遠くから誰かの足音が聞こえてきた。
とたんに図書室の扉が開くとそこにいたのはアメリア先生だった。
「遅くなってごめんなさい!でも今日の補習は、なし!」
「えぇーっ!!!」
何やら緊急で会議が始まってしまったらしくそれに出席する為だとか。
「はぁ、私無駄足でしたわね…。」
「…そ、そうだね。」
と、僕はお姉ちゃんに肩を叩かれて、そうだ忘れてた!!
「トゥエットさん!これ!」
僕はノートを差し出すとそれを手に取ったトゥエットさんがパラパラとページをめくる。
「これ…今までの講義のノートじゃない、どうなさったの?」
「それはもちろんトゥエットさん用に!僕のは、ほらここにあるから。」
と、かばんの中のノートを見せる僕にトゥエットさんは驚きを隠せないみたい。
「私のためにわざわざこんな…ありがとう。」
「喜んでもらえてよかったぁ…字が汚いって言われたらどうしようって思ってたんだ。」
トゥエットさんが笑ってた、僕の胸は必要以上にドキドキしてた。
今まで見たことない表情に僕は…動揺してたから。
「こんな補習も、たまにはいいですわね。」
「え?何か言った?」
「な、なんでもありませんわっ」
シャロユウ3
あの補習の日以降僕たちは少しづつ一緒に行動するようになった。
僕は講習で分からないことはトゥエットさんに聞いたり、教わったりした。
トゥエットさんも苦手な分野は納得いくまで僕の説明を聞いてくれた。
気付いたら一緒の委員会に入ってて、一緒に話し合って、一緒に帰って…。
一緒に笑って、一緒に悩んで…一緒に…一緒に…。
「何かお前ら、いっつも一緒だよな!何お前らもしかして付き合ってんの?」
休み時間、僕がトゥエットさんと委員会の相談をしてるとクラス一のうるさ…い、
いやえっと…熱血漢!ムードメーカー!の、ユルグ君が僕らをまくしたてた。
「そ、そんなことないよ!」
「ありえませんわ!」
否定しちゃう僕+トゥエットさんが悲しくなる…好きなのに気持ちが伝えられない僕が悔しい。
本当に恋人同士だったら、それでも否定はしてただろうけど、こんな悔しい思いをしなくてすんだはずなのに。
「あーそー?ふーん、そーなんスかー。へぇー。」
納得いかなそうな表情でユルグ君は、今度は別の人とおしゃべりを始めた。
「はぁ…。。。」
「…。」
微妙な空気が僕らを包んでた。
放課後、日直の僕は誰もいない教室で今日一日の出来事をまとめた日誌を書いてた。
ユルグ君から聞かれたことを思い出す度にため息が出る…。
結局、僕は断られるのが怖いんだ。もし断られたら友達としても接することが出来なくなる。
そんな辛い思いをするぐらいなら今のままが一番いいのかもしれない。
僕はそんな事を考えつつ日誌を書き進めた。
シャロユウ4
日誌の最後の行に近づいた頃に何か良い香りがして顔を上げるとそこには紅茶を持ったトゥエットさんがいた。
「お疲れ様。」
コトリとティーカップを僕の机に置くとトゥエットさんは僕の前の席に座った。
「これは…食堂から拝借してきましたのよ?ユウ君の為に。」
「あ、ありがとう。嬉しいな。」
僕は静かに紅茶をすするとトゥエットさんの後姿を見てた。
「…私は、人を信用することが…出来なくて。」
少し静かな間の後、トゥエットさんがそんな事を言って僕は最後の一行を書こうとした手を止めた
「父親に厳しく育てられて、絶対に賢者にならなくちゃいけない…。
その厳しさが親の愛情なのかそれともただの傲慢なのか、悩んでた事がありましたの。」
「だから、他の人にも心を開けなくて友達もあまり出来なかった。」
「…でもユウ君は、そんな私を変えてくださったの。」
「え?」
聞きっぱなしだった僕はどこか悲しげなトゥエットさんの背中を見ながら、驚いてた。
「あの時いただいたノートで、私は人の心の温かさを触れた気がしましたの。」
「…友達って、いいものですわよね?」
「うん、もちろん。僕はトゥエットさんの事は大切な…大切な…」
後に続く言葉が出てこない…友達…そうなんだけど、でも僕は…。
「でも最近気付きましたの。私の中にある不思議な感情に。」
シャロユウ5
不思議な感情…そんな言葉に僕は鼓動が高鳴った。
「…こんな私でしたから、もちろん恋もしたことがなくて、そんな感情が私にあるかすらも疑問で。」
「私はユウ君のこと…」
「ま、待って!」
僕はトゥエットさんの言葉を遮ると火照った体を深呼吸しながら落ち着かせた。
さっきから心臓の高鳴りは異常なほどドキドキ言ってて呼吸を落ち着かせるのもせいいっぱいで。
「そ、それは!それは…僕も…僕もいっしょなんだよ…。
僕もトゥエットさんが、ずっと気になってた、好きだったんだよ…。でも、なかなか言えなくて。
本当は僕の方が先に言うべきだったのに…ごめんね。」
ありったけの声でトゥエットさんの背中に想いをぶつけた。
「…こ、これで私達は“付き合う”事になったのかしら?」
昼間のユルグさんの言葉をよっぽど気にしてたのかそんな事を言うトゥエットさんが微笑ましかった。
「うん、そうだね、あはは…」
「そう…ですわよね、これが、そういう事ですのよね…。」
僕は日誌の最後の行を書き終えるとトゥエットさんに一緒に帰る約束をした。
いつも一緒に帰ってたけど、それでもいつもと何か違う感覚で、そんな気持ちがこそばゆかった。
「…ユウ君、その…愛し合う男女が一番初めにする事って…何かしら?」
「え…」
「これ、ですわよね?」
トゥエットさんは僕の方に一歩進むとかがんで僕の唇にキスをした。
やわらかい唇に僕は溶けてしまいそうだった。
シャロユウ7
「んっ…んふぅ…」
二人の唇が重なり合う間、悩ましげな息が鼻から漏れた。
僕は腕をトゥエットさんの背中に回すと力いっぱいトゥエットさんを抱きしめた。
そこで僕のほうから唇を力強く押し付けて、そして離した。
唇と唇の間に二人の唾液の糸が伸び、弾けた。
お互いに顔と顔を合わせ真っ赤に染まった頬を撫でた。
「…トゥエットさん大胆すぎだよ…。」
「そうかしら?初めはみんなこうするって、聞いたことがありますのに…」
「そ、そうかなぁ…僕は嬉しいケド…。
ね、ねえトゥエットさん。…うちに遊びに来ない?」
僕は思い切ってトゥエットさんを家に誘ってみた。
トゥエットさんに話さなきゃいけない事があるから。
少しトゥエットさんも考えた後に、
「美味しい紅茶を淹れてくださる?」
「もちろん!」
僕らは手を繋ぎながら家へ向かった。
何だかドキドキして一言も話せなかったけど、でもそんな時間すらも心地よかった。
帰ったらいっぱいお話しよう、焦らないでも僕らの時間はいっぱいあるんだし。
僕は今、きっと世界一の幸せ者だよ!
「…ところで、ユウ君…。学園から歩くと何時間かかるのかしら?」
「え…えーっと…5時間くらい…かな?」
「…箒で帰りません?」
「そ、そうだよね…」
シャロユウ8
二人で離れ離れにならないようにゆっくり空を駆けながら、僕らは家に着いた。
重い玄関を開けると、いつもの散乱した本や資料、研究に使う化学用品が目の前に―
って!
散らかってちゃマズいよね!?マズいよ、もぅ、どうしよう…
でも、片付けたらお姉ちゃんがいなくなってしまう気がして…。
この家はずっと僕とお姉ちゃんが暮らしてた家…。
お姉ちゃんが生きてた頃、魔導師だったお姉ちゃんは毎日研究に明け暮れてた。
学園内での講義を全て修了して、教わることは何もない。
だからずっと家にこもって賢者になる為のレポートや実験、課題に明け暮れてた。
今の家の風景はそんな姿がそのまま残されてる。
だから、この風景をなくしてしまうとお姉ちゃんがいなくなってしまう気がして、だから…。
僕は覚悟を決めた
「汚いけど…ごめん!」
「気にしませんわ、そんな事。」
(ユウ君がついに家に女の子を連れてきちゃった…。)
(少し、寂しくなるなぁ。ユウ君が独り占め出来なくなっちゃうし…。)
その頃、サツキはユウに気を使って自分の部屋に閉じこもっていた。
(ユウ君も、男の子だもんね…。しょうが…ないよね…。)
サツキはふと自分の机にあった写真たてを見た。
(そういえば彼…元気かな…。)
シャロユウ9
「はい、トゥエットさん、紅茶だよー」
約束通り僕はトゥエットさんに紅茶を渡すと、風景を壊さないように最低限の片付けを始めた。
トゥエットさんも周りを見渡しながら紅茶を飲んでいた。
「ユウ君にはお姉さんがいらっしゃるの?」
「え…えっとー、いるんだけど、いないっていうかー…いや、でもいるんだけど、うーん…。何で?」
「このレポート用紙、サイクロプス組、サツキって。」
「それは…えっと…、後で話していいかな?少し長くなるんだ。」
事の始まりから終わりまで、僕がここにいる理由を語るのは話すと長くなるし、信じてもらえるかも分からない。
でも、この事は今まで誰一人として話したことのない秘密の話。
それはいつか話さなきゃいけない話だった。
「ごちそうさま、でした」
夕飯を食べ終わった後、僕は話し始めた。
学園内で起きた事故の話、そして僕が生き返った話、そしてその代償に肉体を失ったお姉ちゃんの話…。
「・・・そうでしたの、そんな事が。」
一通り僕の話を聞いてくれたトゥエットさんは神妙な面持ちでそう言った。
「思えば、ユウ君がここにいるのも奇跡…って事かしら?」
「うん…。僕は、本当にお姉ちゃんに感謝しなきゃいけないんだ、僕を助けてくれてありがとう…って
トゥエットさんと一緒にいられるのも…お姉ちゃんのおかげなんだ。」
「ユウ君…。」
「…あつかましいお願いかもしれないけど、でも僕は絶対賢者にならないといけないんだ。
だから、トゥエットさんにも色々迷惑をかけるかもしれないけど…許して欲しいんだ。」
「私にはユウ君に恩義がありますもの。ずっと、いつまでも私はユウ君を、サツキさんを応援しますわ。」
「うん…ありがとう…好きだよ、トゥエットさん…大好きだよぉ…」
僕は、トゥエットさんの胸で泣いていた。ごめんねお姉ちゃん、今だけ泣き虫でいさせて欲しいんだ…。
シャロユウ10
「ユウ君、…さっきの続き、しましょうか?」
「え…でも、もうこんな時間だから帰った方がいいよぉ?」
「今、私の家、誰もいませんの…だから帰っても意味がないですし。」
「え…そ、そうなんだ…。じゃあ…。」
「もうしばらくこちらに下宿させてもらってよろしいかしら?」
「うん!喜んで!」
「じゃぁ、シャワーをお借りしてよろしいかしら?」
「うん、じゃぁ、えっとパジャマと下着は、お姉ちゃんの部屋にあるからそれを使って良いよ?」
「お借りしますわね」
(いいなあ…トゥエットさん、これからユウ君とHかぁ…。)
自分の部屋に入ってきたトゥエットに羨望の視線を送るサツキ。
「…サイズが合いませんのね…。特にブラの…くっ…。」
(私も前は手でしてあげてたんだけど最近はトゥエットさんがいたから私がする必要なくなっちゃったのよねぇ。)
「私に合うサイズなんて…ありませんわよね…。」
(ないよ〜)
独り言のトゥエットにイタズラ心で返事をするも聞こえるはずがない。
「仕方ありませんわね、ノーブラで…」
(あら、こういうところでも大胆ですのね〜っ。うらやましぃっ)
サツキの部屋から風呂場へ向かうトゥエットを確認した後ユウは自分の部屋を整理し始めた。
(ユウ君もオトナになっちゃったんだなぁ、でも胸の大きさなら私の方が上なんだけど。)
シャロユウ11
シャワーを浴び終わったトゥエットさんが僕のベッドの上でちょこんと座った。
トゥエットさんからシャンプーの香りと香水の香りの混ざった良い匂いが僕の鼻を刺激して、
パジャマの上から乳房が二つ透けて見えて気が気じゃない。
「電気…消すね。」
体くらいは視認できるくらいの豆電球の明るさにした後、僕とトゥエットさんは唇を合わせた。
濡れた体や、髪の毛、お湯の温度で上がった体温で接吻すらも学園でしたキスの味を上回っていた。
交わした唇を離してはくちづけ、離してはくちづけ…。
次第に僕のテンションや体温が上がってきて沸騰したヤカンみたいになってきてた。
トゥエットさんの口の中に自分の舌を這わせて、また同じようにトゥエットさんもそうした。
お互いの気持ちを接吻で表現した後、僕はそっとトゥエットさんを横に倒した。
「・・・」
言葉こそないけどトゥエットさんは確実に動揺してた、もちろん僕も。
そういう表情を今まで見たことがなかったから。だから余計によくわかった。
そうすると僕は静かにトゥエットさんのパジャマのボタンを一つ一つ外していく。
誰に教わったわけでもない本能的な動きだった、きっとこうすればうまくいくって何となく体が僕に指令を出してる。
パジャマの下にはもう何もない、そこにあるのは裸のトゥエットさんだけ。
何かとんでもない事をしてるんじゃないのかな!って、テンションが妙に上がってる僕。
対してトゥエットさんはどことなく冷静な気がした。
「あ…あんまり見ないで下さるかしら・・・」
ささやかなトゥエットさん的要求に耳を傾ける間もなく、僕は行動でそれを否定した。
覆いかぶさっただけのパジャマの上から、胸に耳を押し当ててトゥエットさんの鼓動を感じる、
片腕でヘソや腰のあたりを手のひらで掻き回しながら僕はもう片腕で自分の衣服をなくした。
お互いに隠すものはほとんどない状態で体温を感じあった、そしてもう一度接吻を交わすと上着を脱がした。
「や・・・ぁ」
声にならない声というか何と言うかトゥエットさんの声に耳を傾ける事無く、胸を露にすると恥ずかしそうに顔を横に向けてしまう。
ふっくらと盛り上がった胸の隆起、そして薄い茶色の乳房、僕を興奮させる。
「小さくて…ごめんなさい」
自らを責めるような口調のトゥエットさん、胸の大きさなんて関係ないよっ。
僕はトゥエットさんの体に馬乗りになると、自分の指に唾液の水分を含ませ乳房を弄んだ。
シャロユウ12
「や、ひやあ・・・」
聞いた事のない声だった、徐々にトゥエットさんの本性が露になっていく。
指で乳首の突起をこねたり、弾いてみたり、舐めてみたり。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・っっ・・・」
トゥエットさんの息が荒い。身をよじらせ、髪が乱れ、その髪も汗で顔や腕に付着する。
そうやって僕はトゥエットさんの上半身の次に下半身も一緒に満足させてあげようとした。
「濡れてる…」
女性器の形に沿ってトゥエットさんの体内から分泌される液は下着の色を少しづつ染めていた。
僕はそれを少し嬉しく思いながらゆっくりと下着の上から女性器を撫でた。
そうするとやはり、それに反応するように下着のシミが拡大していく。
乳房と同様に指で遊んでみたり、下着ごしからなめてみたりするともはや壊れた蛇口のよう。
「ああっ、はぁぁ、そこ・・・きもちいいのぉ…」
愛液が下着をぐしょぐしょになって僕は、もはや役目不要となったパンティーを脱がしていった。
「あ、や、やあ、見ちゃ、恥ずかしい…そこ、汚いから…ダメだから…」
うっすらと毛の生えている女性器の割れ目の周辺をじっくりと指で刺激する度にトゥエットさんの体がビクビク動く。
そして正直な体は愛液をどんどんと分泌する。
体から出てきた天然のローションで指を女性器の中に出し入れして指を中でこねくり回してみる。
「あああっん!!!」
今まで聴いたことのないようなあえぎ声が聞こえる、どうやらここが弱いようだ。
僕はトゥエットさんの体に覆いかぶさり胸と秘部を一緒に刺激しはじめた。
「おっぱいぃ・・・くすぐった・・・ひゃうん・・・」
舌でコロコロと乳首を弄ぶ、汗で少ししょっぱめの味がする。
片手で女性器の中の指の数を一本にしてみたり二本にしてみたりして刺激をした。
すると突然トゥエットさんが暴れ始めた。
「あっ…きちゃう…きちゃう…だめっ・・・やぁぁぁっ!!!」
シャロユウ13
トゥエットさんは腕を顔の上に持ってきて力尽きた。
「あれ…もしかして僕、イかせられたのかな…」
「はぁっ・・・はぁっ・・・ユウ君のエッチ…もうぅ・・・」
「気持ち…良かった?」
トゥエットさんは無言でコクコクと頷いた。
「…でも、私だけじゃ不公平ですわ。」
そう言うとトゥエットさんは僕のペニスを掴んだ
「コレ、使ってないんじゃなくって?」
「…う、うん。」
「じゃ、今度は私が気持ちよくさせる番ですわね。」
そういうとトゥエットさんは僕のペニスを掴んでグリグリと揺らしたりした。
「ふふ…かわいい…」
まだ未発達の体にあって、僕のペニスはまだ小さい。
包皮をかぶって毛もまだ生えてない。そんな僕のペニスの事を言ってるのか、または僕が悶えてる姿を見て言ってるのか。
「どうすれば気持ちよくなるんですの?」
「え…それは…」
「おっしゃって?私はユウ君を気持ちよくさせたいの。」
「…口…。」
「口…。」
そう言うと何の戸惑いもなくパクりと僕のをくわえた。
その瞬間、トゥエットの体に電撃のようなものが走る気がした。
「っ・・・!んむんむ…」
シャロユウ14
何の衝撃だかわからない、でもふと顔をそこに上げるとそこには見覚えのない女性がいた。
くわえたまま呆然とするトゥエット。
そう、それはユウの姉、サツキであった。
「んーんー!!」
くわえたまま何かを話そうとするがとりあえずユウの為に口の中でペニスをマッサージするトゥエット。
息苦しくなっていったんソレから口を離すと、トゥエットはつぶやいた。
「…サツキさん…」
「え!?トゥエットさん、お姉ちゃんが見えるの!?」
「見つかっちゃったね〜、どうしようかな〜。」
「お、お姉ちゃん!そこにずっといたの!?」
「いたよ〜、楽しそうでいいなぁって。 …それにユウ君のおち○ち○見たら、少し興奮してきちゃった」
「う…まさか、お姉ちゃん…。」
「ユウ君のおち○ち○もらいっ!」
「あっ!」
トゥエットが口を離した間にユウを“強奪”するサツキ、そしてユウのペニスを刺激し始めた。
「トゥエットさん、男の子のおち○ち○を気持ちよくさせるにはこうすればいいんですよ〜?」
デモンストレーションのようにサツキはユウのペニスを刺激する。
「ああ、おね、おねぇちゃぁん…でちゃ…でちゃうよぅ…」
「さ、トゥエットさんやってごらん」
ユウがトゥエットにパスされるとサツキの見よう見まねでペニスを刺激する。
「あぁぁ、もうダメ、トゥエットさん、出ちゃう!出ちゃう!!」
どうすればいいのかわからなかったトゥエットはたまらずペニスをくわえた。
「うわぁぁっ!」
シャロユウ15
ペニスから大量の白濁液が放出され口内に広がった。
やはりどうすればいいのかわからなかったトゥエットはゴクリと飲み込んだ。
「っ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
力がすっかり抜けてしまったユウはそのまま裸で眠りについた。
トゥエットもまた同様にユウに寄り添うように眠りについた。
(トゥエットさんに見つかっちゃうとは思わなかったけど、でもあの娘なら大丈夫かな?
でもどうして見つかっちゃったんだろう…やっぱりユウ君とHしたからかな…。
ふふっ、それにしてもユウ君のおち○ち○んはかわいかったなぁ…。)
サツキはサツキなりに奔放なよう。
どれくらい寝たんだろう…ふと、眼を覚ますと隣には静かに寝息をたてて寝ているユウの姿があった。
そうだ…私は今ユウ君の家にいる+そのユウ君が隣で寝ている+何も着てない私=Hしたんだ私…。
寝起きからその事を理解するのにそう時間はかからず、トゥエットは顔を赤らめてしまった。
…そうね、まずは昨夜の汚れを洗い流さなきゃ、シャワーを浴びよう。
そう考え付くとトゥエットは横で寝ているユウを起こさないようにと、そっとベッドから降りる。
しわくちゃになってしまったパジャマを着るとユウのかわいらしい寝顔にトゥエットは手をそっと差し伸べ髪を撫でた。
「シャワーをお借りしますわよ」
そうささやいた途端、風が通るような気配を感じた。
そこにはサツキの姿があった―
「トゥエットさん、おはようございます。」
「…お、おはようございます」
「これからシャワーですか?」
「そうですわ、昨晩の汚れを落とさないと…。」
「んー…じゃあ、ご一緒してもいいかな?」
「のんびりつからせて下されば…」
「はいはい♪」
シャロユウ、以上です。
6番は欠番です。
読んで下さった方ご愛読ありがとうございました。
最近大量だな。職人さん皆GJ
>>530 wktkしながら続きまってるYO!
激しくGJ
なんで6番は欠番??
GJなんて言ってageないんだからね!!
550 :
4-172:2007/09/07(金) 22:50:18 ID:YnCpw7Zc
>>509-をお読みいただいた皆様、ありがとうございます。
投下前は反応が怖かったんですが、胸をなでおろしました。
>>522,523,524
ありがとうございます。
ネタ自体はQMA3の不思議な杖の実物を見る前に固まってたんですが
(多数ネタ?)、シチュエーションが異物挿入なだけに今まで踏ん切りが
つかないでいました。
>>525 ありがとうございます。
アメリア先生のクラララブが過ぎると物足りないと言われそうだし
鬼教師にするとレイプと変わらないと言われそうだしで、
結局ラブラブも鬼畜も好きな自分の趣味に走ってしまいました。
フラマラ期待してます。
>>527 ありがとうございます。……照れるじゃないですか。
褒められるのが明日への活力なので、またネタができたら書いてみます。
よろしくお願いします。
>>530 カイル君はどうなってしまうのか。
続きを期待してます。
>>531 ラブラブな二人がいいですね♪
サツキお姉ちゃんがユウきゅんを取られて(?)拗ねるでも落ち込むでもなく
彼女を受け入れてるのもポイント高いです。GJ!
ではでは、名無しに戻ります……
アメクラ・シャロユウ両方激しくGJ!!!
他の方々の作品はとても勉強になるし、制作意欲湧いて来ました〜
がんがりたいです〜
両作ともG〜J!!
俺も今度何か書いてみるか
お題があったらマジで挑戦するので何か要望あったらヨロです
(なるべくシチュなどもあれば・・・・・)
>>553 了解
挑戦してみますw
とりあえず、初めての投下なので
読み切り物みたいな短いものになるかも知れませんが
宜しくお願いします
555 :
531:2007/09/09(日) 02:14:08 ID:CfVaEZuj
この度はありがとうございました。
良い評価をもらえた事で大変満足しております。
これにおごることなくまた色々書いていきたいと思います。
>>547 僕も皆の中に入ってたりするのかな。
だとしたらありがとうございますw
>>548 激しくありがとうございます。
単純に自分自身のミスと言いますか…
1レス1段落って感じで15レスで一話が出来るように形成してるのですが、
7を書く際に以前の5を6だと思い込んで7で打ち込んでました。
で、コピペして14個貼ったときに数が足りないのに気付きました。
>>549 べ、別にあんたに言われたって嬉しくなんかないんだからっ!
>>550 いえいえ、こちらこそ教師と生徒の禁断の愛には憧れます。
良い話を拝見させていただきました。
サツキさんはきっと弟君の恋愛も優しい目で見てくれると思いまして…。
「俺ワールド」全開の話でスイマセン…。
>>551 ありがとうございます〜。
色々なキャラクターで話が書ける人はスゴイです。
僕は自分の好きなキャラでしか書けないので…。
>>552 ありがとうございます。
じゃ、そうですねぇ…
「メダルを作る為に横から絵を書かせて欲しい」というマロン先生のお願いに水着で良いのに何を勘違いしたのか
裸で来てしまい困惑するシャロン、のシチュでお願いします。
あ、もう決まってましたね。
この度は本当にありがとうございました。
また皆様を楽しませることが出来れば、と思います。
それでは失礼します。
556 :
554:2007/09/09(日) 03:21:29 ID:1F2od0mZ
とりあえず眠れないので
書きますね 初投下なので
かなり短く、題名そのまんまなのは勘弁してください
あと、すいませんがエロは無しです
では、カイル×シャロン純愛始めます・・・・・・
【カイル×シャロン】
「おぉぉぉろかものぉぉぉぉぉぉ!! 」
凄まじい怒声がアカデミーのグラウンドに響き渡る
「こ、こんなのおかしいわよ!」
少女は反論するがその声は届かず真紅の雷が彼女を襲う
「わ、わたくしの実力はこんなもので無くてよ!!」
少女はそう言いまた補習を受けるが結果は・・・・・
「 きぇぇぇぇい!」
再び大きい怒声が響き雷が彼女を襲う
「な、なんてことをするんですの!? 」
彼女がようやく開放された時すでにグラウンドは夕日で紅く染まっていた・・・・・
彼女の名はシャロン、富豪の一人娘で幼いころから英才教育を受け学問の成績は優秀であったが、スポーツの成績は目も当てられないほど酷かったのである
「ま、まったく!、スポーツなど野蛮なジャンルは無くすべきですわ!!」
シャロンは今回の補習のあまりの出来なさに教科そのものより自分に腹が立っていた
「早く寮に戻り、冷たいシャワーでも浴びましょう・・・・・・」
そう思いながら寮に向かっている途中今度は美術室から声が聞こえてくる
「アレに代わって、おしおきだー!」
「うああっ、お許しをぉっ!! 」
この声はマロン先生と・・・・・・カイルですわね
シャロンはこっそりと窓を覗いた・・・・・
そこにはやはり頭に浮かんでいた1つの光景が広がっていた
「今度不合格だったら、あのスナイパーに狙撃してもらうんだらね〜!!」
相変わらず冗談なのか本気なのかわからない脅しを言ったあと、マロン先生はプリプリしながら美術室を後にした・・・
「また、不合格だぁ〜・・・・・」
カイルは自分の成績に落胆していた
「あら?、不合格?情け無いですわね・・・・・」
シャロンは思わずカイルに向け言葉を発してしまった
「え!?、あ、しゃ、シャロンさんじゃないですか、こんばんわ」
急に声をかけられ少し驚くがいつものように笑みを浮かべながらシャロンのほうを向き
「シャロンさんも予習終わったところですか?良かったらご一緒に帰りませんか?」
え?・・・・一瞬シャロンは言葉を失った、何故なら彼女はまだ男性と2人きりになどなったことは無かったからだ
(な、何を言ってるの!?、この方、そ、それは・・・・私が容姿端麗で成績優秀なのは解りますけど・・・・・)
そんなことを考えているうちにカイルはいつの間にかシャロンの横に来ていて
「さぁ、帰りましょうか」
「え、えぇ!、私と一緒に帰れることを誇りに思うことね!!」
彼女はいつもの強がりを言ってしまった
しかし、カイルは怒ることも悲しむことも無く
唯、笑顔で
「すみません、恐縮です 」
その1言で自分の本当の気持ちを表しているのだ
流石のシャロンもここまで丁寧にされると、悪く思えたのか
「べ、別に良いわよ!!、む、無理に喜ばなくても良いですわよ?」
そして、彼女はまた自分が素直になれていないことに気付いてしまう
しかし、カイルのほうは
「いえ、嬉しいですよ、シャロンさんのような方と一緒に帰れるなんて、僕はなんて幸せ者なんでしょう」
この言葉を聴いたとたんシャロンの頬はみるみる紅くなっていく
勿論、今時にしてはとても古いような言い回しを聞いて恥ずかしいのもあるが、一番の原因は自分であった
自分自身の恥に彼女は頬を紅く染めた
もやもやしながら歩きながらもシャロンとカイルは
何とか寮と学校の間まで来た
「お、お待ちなさい!!」
シャロンは少し先を歩いているカイルに話しかけた
「え?、な、なんでしょうか?」
カイルは相変わらず無垢な笑顔で返事をしてくる
「あ、あなたって人は今の時代に何ですか!!あの台詞は!!」
顔を真っ赤に染めながら彼女はカイルに詰め寄る
「え?、だ、だって、僕は本当にそう思っただけですよ?」
カイルは笑顔でまるで挨拶でも交わすのごとくさらりと言い放つ
この言葉を聴いてシャロンの瞳からは少しずつ涙が流れ落ち
「な、何であなたはそんなにいつも真っ直ぐなんですの!?私なんて・・・・うっ・・・・ぐすっ・・・・」
カイルは突然の事態に少し驚き
「ど、どうしたんですか?シャロンさん?」
心配になり、落ち着かせるように声を掛けるがシャロンは本格的に泣いてしまう
「ひっ・・・・わたくしなんて・・・・賢者を目指している理由は唯の私怨ですのに・・・・あなたは・・・・困っている世界中の人々を助けるためという立派な目的を持って賢者を目指していますのに」
「わ、わたくし・・・・ぐすっ・・・ごときが賢者になる資格なんて無いですわ・・・・・それとあなたと帰る資格も・・・・」
そう言い走り去っていこうとする腕をカイルは掴み
「ひっ、な、何をなさるの!?、は、離しなさい!!」
シャロンは腕を振り解こうとするがいくらカイルが温和な性格でも力は男性なのでシャロンよりかはあるので一向に離れない
「お、落ち着いてください!、僕の話を聞いてください!!」
それは初めて聞く彼の大声だった
「ひっ・・・・うっ・・・・な、何ですの?」
大声に驚き力が抜けかえるのほうを振り向き
カイルはいつも通りの笑顔に戻っていて
「そんなこと言っては駄目です、お父さんを超えることが貴方の目標なんですよね?」
「ならば、その目標に価値を付けてはいけませんよ・・・・僕は世界中の困っている人を助けてあげたい」
「そして、あなたはお父さんを超えたい、それぞれ目標は違うかもしれませんが、立派な目標ではないですか」
カイルはシャロンを諭すかのようにそう言い聞かせた
「うっ・・・・で、でも、わたくしなんて・・・・スポーツは駄目ですし・・・・雑学も駄目ですし・・・・・アニメ・ゲームも・・・ぐすっ」
「出来るのは学問と芸能しかないのですわよ?」
またシャロンの瞳から涙がこぼれ始め
「ぼ、僕もスポーツとアニメ・ゲームは苦手です・・・・、それでも雑学は自信ありますよ」
「なので、苦手な所を他の人に聞くのはどうでしょう?僕も最近はレオンやラスクにスポーツやアニメ・ゲームのことを聞いてますし」
そうカイルはシャロンに提案したが
「うっ・・・・わたくしなんて・・・・ひっ・・・嫌われているから、誰も相手になんかしてくれませんわ・・・・・」
シャロンはそう言うと大粒の涙を流し続け
「うっ・・・ひっぐ・・・・わたくしみたいな者が周りの者と喋る資格なんて無いですわ・・・」
カイルはそれを聞き、励ますように
「そんなこと無いですよ、もし仮に・・・・仮にですよ?そうだとしても僕は貴方の味方です」
シャロンはそれを聞いた瞬間、カイルに抱きつきないてる顔をカイルの胸板に押し当て
「ひっ・・・・貴方って人は・・わたくしとは違って・・・本当に・・ぐすっ、真っ直ぐすぎるんだから・・・・」
カイルはそれを聞きシャロンの髪を優しく撫でながら
「そんなことないですよ?貴方も十分素直じゃないですか、こうしている以上・・・・」
そしてシャロンはそれを聞き涙を拭き、抱きついているカイルの顔を見上げながら
「ねぇ?カイル・・・・その・・・・えと・・・・き、キスを・・・・・///」
シャロンの心臓の鼓動は急激に高くなった
「え?解りました・・・・それでは・・・行きますよ?」
カイルの唇がシャロンの唇に近づき
「カイル・・・・・愛しているわ」
「僕も貴方を愛しています」
お互いが言い終えた後互いの唇が重なり合い
何時の間にか2人を包み込んでいるのは夕日ではなく
優しい月の光だった・・・・・
〜fin〜
559 :
554:2007/09/09(日) 04:41:57 ID:1F2od0mZ
以上です
初投下な俺が書いた作品ですが
楽しんでいただけましたら光栄です
青春って良いねぇ。GJ!
カイシャロリクしたものです。
ありがとうー!青春すぎて萌えた!!!
夕刻の図書室。
「ねぇ、カイル。これって何て読むんですの?」
「あぁ、はい。それはですね・・・。」
シャロンのお願いでカイルは彼女の宿題を手伝っている。
「『臭い』ですね。」
「!?」
カイルの突然の言葉に驚く。そして、肩を震わせるシャロン。
「・・・?シャロンさん?」
「し、し、し、失礼ねー!」
顔を真っ赤にしてカイルに平手打ちを喰らわせるシャロン。
「ふぶっ!?」
溢れる涙を抑えて図書室を飛び出すシャロン。
「・・・僕、何か悪いことしましたっけ・・・?」
場所が変わってここは女子大浴場
「・・・カイルさんの馬鹿・・・。女の子に向かって臭いだなんて・・・。」
湯船に顔の半分まで浸かって物思いにふける。
「私だって毎日お風呂に入っているのに・・・。」
遠くで物音が聞こえ、そちらの方を見ると誰かもう一人大浴場に入ってくる影が見えた。
「あら、クララさん・・・。」
「あ、シャロンさん。こんばんわ・・・う〜ん、今日は私が一番じゃなかったですねぇ。」
クララが少し悔しそうな顔で微笑みかけてくる。
「あれ、シャロンさん。目が少し腫れていますよ?」
クララが心配そうな顔で覗き込んでくる。
「そ、そんな事は・・・。」
「もし、良ければ何があったか話して貰えませんか?」
クララさんになら話してもいいか・・・。シャロンは今までの経緯を話した。
「・・・そう、そんな事があったんですか。」
「まさかカイルさんがそんな事を言うなんて思ってもいませんでしたから・・・。」
「・・・あの、シャロンさん。少し聞きたいのですが・・・。」
「・・・何かしら?」
「シャロンさんが聞いたのってまさかこんなモノじゃなかったですか?」
曇っているガラスに指で何か記号を書く。
「それですわ。・・・だけど、それが何か?」
「えっとですね、驚かず聞いてください。」
謝らないと・・・謝らないと・・・。
暗い寮の廊下を走る。途中、先生に廊下を走るなと怒られたが今は気にしていられない。
「はぁ・・・はぁ・・・。」
カイルの部屋の前に到着する。
あの時、クララに教えて貰った。あの記号はξと書いて「くさい」と読む事を。
シャロンはどう言う訳か「臭い」と聞き間違えたようだ。
カイルの部屋のドアをノックする。「はーい。」という声と共にカイルが出てくる。
「どなたですか?・・・あ、シャロンさん。」
「そ・・・その、カイルさん。今日の夕方の事ですけど・・・。」
シャロンがカイルにしてしまった事を謝ろうとしていると、先にカイルが・・・
「今日はすみませんでした。僕のせいでシャロンさんを傷つけてしまった事を謝ります。」
深々と頭を下げて謝罪するカイル。
「今後とも気をつけていきますので、どうか僕の失礼をお許し下さい。」
どうして・・・どうしてこの人はいつも自分を悪者にするの・・・。
「おやめなさいカイル!」
「・・・え?」
「殿方がそう簡単に頭をへこへこ下げるモノではありませんわ!」
カイルを叱りつける。
「それに、私は貴方を謝らせに来たんじゃないんですのよ。」
そう、私は謝りに来た。
「その・・・あの時、私は勘違いをしたんですの。」
恥ずかしながらも「くさい」を「臭い」と勘違いした事。
頭に血が上ってカイルをぶってしまった事。
それらを謝罪したシャロン。
「ですから、カイル。貴方私をぶちなさい。」
「えぇ!?」
「私だけカイルをぶって貴方は私をぶたない。それは不公平ですわ。」
「そんな、女性をぶつだなんて・・・。」
「いいから早くぶちなさい!」
固く目を瞑り頬を差し出すシャロン。
往復をされても仕方ありませんわ。だって私はカイルを傷つけたんですもの・・・。
カイルが動く気配を感じる。歯を食いしばり衝撃に供える。
しかし、シャロンが感じたのは温かく包み込まれるようなもの。
「・・・?」
目を開けるとそこは真っ暗だった。いや、カイルの制服であった。
「・・・カイル・・・さん?」
その人の名を呼ぶ。
「馬鹿ですねぇ・・・。」
「バ・・・!」
「シャロンさんは馬鹿ですよ。僕なんか全く気にしていないのに・・・。」
優しく頭を撫でられる。
「それなのに、シャロンさんは謝ろうとしている・・・。」
明らかに自分が悪いのに全く咎めもせずに・・・何でこの人は・・・。
「お願いだから、私の事を嫌いにならないで・・・。」
つい、本音が口から漏れてしまう。
「こんな事で嫌いになんかなりませんよ。」
また頭を撫でられる。
「うぅ・・・。」
自然と涙が出てくる。
「あぁ、ほらほら泣かないで下さい。」
子供をあやすように優しく背中を叩かれる。
暫くしてシャロンがようやく落ち着きを取り戻す。
「もう大丈夫ですか?」
「・・・平気ですわ。」
カイルの胸から離れる。
「さて、それじゃあ。」
シャロンがカイルの部屋の中に入る。
「宿題の続きをしましょうか?」
終
うむ、支離滅裂になった。554氏の作品に便乗して作ってみました。
激しくGJ!!!!
カイシャロ萌えすぎる……!
このスレは神が大杉。
GJ
シャロン可愛いよ。
次はセリオスとが見たい
二人纏めてしまってすまそが、カイシャロの両名GJ!
エロがないといっても全然イイじゃないですか。
キャラ萌えスレでカップリングをやると五月蝿いし、これからもエロあり・なし含めていろいろやっていきましょうよ
ドマイナーなギリシャ文字を書けるクララは流石か。
ところで、昔の書き手たちを最近見ないね。
カムバーック!
セリシャロチャレンジします!
早く家帰りたいorz
570 :
554:2007/09/09(日) 20:48:42 ID:1F2od0mZ
お役に立てて光栄ですw
初めての投下+シャロンを使っていないと言う問題点もありましたが
何とか書けました
自分はこういうのに自信が無かったのですが
今回のでだいぶ自信がつきましたw
今度は自分が考えたあまり無いシチュを考えて見ます
(タイガ×ヤンヤン、セリオス×ルキア,etc・・・・)
とりあえず、読んでいただきありがとうございました
571 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 22:58:29 ID:V+32XUf+ BE:649144883-2BP(1)
激しくGJ
…今日アメリア先生と赤いのの誕生日だったんだな、全力で忘れてた。アッーを見て思い出しました。
572 :
364:2007/09/10(月) 01:13:01 ID:Xa6XM7oc
今来たら、とんでもないことにwww
>>485様
二人に翻弄されるカイルが良かったです。
>>509(4-172)様
とにかく、感服いたしました!
>>531様
ユウがいると、ほのぼのします。
>>554様
祝、初投下!甘酸っぱいのをいただきました。
叫んだ通り、
レオン×ルキアとセリオス×シャロンを投下します。
セリオスのはまた後日投下予定。
レオルキは【ring】
セリシャロは【策士の罠は極上の罠】
NGの際、上のカッコ内をカッコよくスルーしてください。
573 :
ring:2007/09/10(月) 01:16:16 ID:Xa6XM7oc
誕生日パーティをこっそり抜け出して、屋上へのドアを開ける。
「誕生日おめでとう」
そこで待っていたルキアの唇がそう、動いた。
九月九日はアメリア先生が生まれた日でもあり、レオンが生まれた日だ。
差し出された箱を受取り、彼がはにかむ。
「サンキュ。なかなか抜けられなくて、悪い…寒かったろ?」
「ううん、平気」
クラスメートから渡されたプレゼントも嬉しいが、彼女から貰うプレゼントがもっと嬉しい。
「嘘だろ」
彼女の手を引き、自分の腕で抱き締める。
温もりが冷えた躯を溶かしていく。
次に溶けるのは何?
ふくよかな躯を抱き締め、レオンはルキアの首筋に唇を当てる。
「躯冷やすなよ」
「んっ……ごめん」
夜の闇に浮かびあがる星々は煌めく。
熱を増す躯、ルキアはぽつりと呟く。
「私ね…レオンの両親に会いたい……」
「急に、どうしたんだよ?」
顔を上げ、その頬に触れる。
「レオンが生まれたのは、レオンの両親がいたから……だから、私がレオンに逢えたんだ」
腕を離れ、フェンスに一歩ずつ近付く。
今晩の月は満ちようとする。
「レオンのお母さん、それからお父さんに会ったとき、ありがとうって言いたい」
くるりと振り向き、いつも以上の笑顔でにっこりと、そう言った。
手を繋ぎ、フェンスに寄りかかり、星を眺める二人。
レオンがプレゼントの箱を空けると、シルバーのリングがちょこんと収まっていた。
左の小指に通し、夜空にかざす。
「すげー…本当にありがと」
「どういたしまして。実は…ほら、お揃い!」
ルキアは首からチェーンを取ると、もう一つのリングが現れる。
止め金を外し、リングを左の小指に通す。
「さっきの話の続き…いいか?」
彼がそう尋ねたので、彼女は縦に頷く。
「両親がいなきゃ…俺は産まれることもなく、こうして…ルキアに逢うこともなかったんだろうな…」
「「逢えて良かった」」
伝えたい言葉は同じだった。
「ははっ…考えていることは同じだったか」
「それ、私が一番先に言いたかったのにー!」
ちょっと待ったと彼。
「俺は親父を越えてやる」
ルキアの左手を取り、小指のリングに触れる。
「いつかは指輪をずらそうな」
「レオン………大好き」
ルキアは彼の首に腕を絡める。
それから、目を閉じて…キスをした。
軽いキスから始まり、次第に深くなる。
後は何も考えられないくらい、深く甘い夢へと………堕ちた。
『図書室内では、以下の行為を見付け次第、直ぐに強制退室を命ず。
私語の多い雑談
室内での飲食
特殊蔵書の持ち出し
蔵書への書き込みなど、
利用者の迷惑に当たる行為を禁ずる。
なお、図書室内の特殊蔵書区域の棚の閲覧には、司書も立ち合う』
◆◆◆
最近のシャロンは胸に煩くなった。
「それは良かったじゃありませんこと。クララに素敵な彼……はいぃ!?」
三日前、親友のクララからカミングアウトされた事実に、大変ショックを受けたのでした。
相手がどうであれ、成功の決め手は胸の膨らみにあると。
安直な答えしか浮かばない。
────やはり、胸が必要だと。
クララといい、某巨乳少女といい、
この学校の女子生徒は大体胸が大きい(一部を除く)。
そして、恋愛中だ。
発育はいい筈なのに、遺伝子レベルの問題が彼女を悩ませる。
思春期が終わる前に、どうしても胸だけは…。
「世の中、不公平ですわー!!!」
屋上からの主張は地球の裏側まで届いたとか、届かなかったとか。
それから数日後、事件は会議室ではなく、図書室で起きた。
◆◆◆◆◆
「ここに間違いありませんわ」
放課後の図書室にはシャロンがひとりいるだけで、閑散としている。
ついさっきまでいた下級生のお喋りを盗み聞きし、帰ったところを見計らって、図書室の奥に移動した。
下級生が話題にしていたのは、身体の一部のサイズを変える魔法が載っている本がある、という噂。
もしや、胸も変更可能なら、やらない手はない。
いい話は突然やってきた。
おまけに下級生はちゃっかり書名まで口に出し、シャロンにとっては好都合。
「今まで小さい胸に苦しんでいた私へのプレゼントに違いありませんわ!」
今、神様をも味方につけた彼女は無敵だった。
苦手なスポーツで雷が落ちても、彼女の人生に曇なし。
奥のゾーンは特殊蔵書区域で、持ち出し禁止の棚が並ぶ。
ここにあるのは、難しい魔法やリスクの高い魔法の方法を集めた本が埃を被っていた。
シャロンは今、その場所に立っている。
区域に入るのはまだいいが、持ち出しは厳禁。
閲覧となれば、司書の立ち会いが必要だ。
生憎、司書は出張中。
「さ、早く見付けて帰りましょう」
それだけ埃臭い場所にいたら、呼吸器官に悪いので、早くお目当ての本に出会いたいものだ。
「…………あら?」
一冊だけ、埃をかぶっていない本が棚にある。
手の届く範囲にあるそれは、誰かが最近持ち出したと推測出来た。
「全ては胸の為ですわ」
シャロンは丁寧に本棚から抜き、大急ぎで図書室を出る。
部屋に戻り、埃を払ってから、タオルケットに本を包んだ。
「ここで術を使うのは、危ないですわ」
部屋で発動してしまうと、隣室を巻き込みかねない。
その為にも、別の空き部屋で行う必要がある。
出来れば、誰も知らない場所へ──。
「………!…そうですわ」
◆◆◆◆◆
その夜だった。
シャロンが向かったのは、研究室が多く点在する建物で、見回りは手薄で知られている。
誰かに見られては不味いので、立入禁止の研究室に入る。
ポケットから杖を取り出し、その先を魔法で火をつけ、先を行く。
以前、この研究室で実験中に事故があり、生徒が一人亡くなった。それ以来、鍵をかけていたが、どこかの誰かがそれを壊したので、そのままになっている。ドアを開き、廊下の先にある突き当たりを右に曲がれば、研究室に着く。
とりあえず、杖の火を燭台に移し、手近な椅子の上を魔法で払い、タオルケットから本を出す。
包みを椅子にかけて、呆れる。
「……凄い有り様ですわね」
とは言うものの、殺風景の壁には元素記号の羅列がびっしりと書かれ、実験器材が机上に並べられてあった。
レポート用紙は黄ばんで、この部屋が長いこと、人に片付けられなかったのがわかる。
床を調べると、何度も書き直したサークルがあった。
幸い、基礎の魔法陣が一つ残っていたので、余計な手間が省ける。
本を開き、陣に白いチョークで書き足していく。
複雑な陣円を作るのは難しい作業だが、シャロンは間違えずに三角を円の中心に描く。
チョークを陣外に出し、深く呼吸する。
本の説明を何度も読み返し、術の詠唱を始めた。
「朱の地より…」
「───そこで何をしている」
すっと響いた別の声は、前振れもなくシャロンの耳に届いた。
「!」
薄明かりの研究室に教師が入って来たのなら、これはお仕置きものである。
振り返り、本を閉じる。
「………誰ですの?」
侵入者の靴は床を叩く。
「僕だ」
その声に聞き覚えがあった。
ゆっくりと暗闇から出て、燭台はその輪郭と銀髪を照らした。
シャロンの同級生・セリオスが憎い相手の不正を見付け、せせら笑っているように彼女は見えた。
「セリオス……どうしてですの?」
「それは僕が聞きたい。その本は持ち出し禁止じゃないか?まあ…僕の記憶が正しければの話だけれどね…」
「こっ…これは、一般書籍ですわよ!」
「僕はその本に見覚えがあるんだが…見せてくれないか?」
「その位置からでも見えますでしょう!?」
泣きそうな悲鳴で威嚇するも、セリオスがにじり寄る。
「ちょ、ちょっと!」
彼が一歩進めると、彼女は一歩下がる。
「悪いが君の為だ」
「何のことですの?断固拒否致しますわ!」
──私の為なら、見過ごして。
──私はただ、胸がある女性でありたいだけですのに…。
心中に秘めた願いの為に、シャロンは本を抱え、後ろに下がる。
──背中が冷たい。
冷えた感覚を知って、愕然とする。
追い込まれた。
「嫌っ!」
彼は彼女に近寄ると、それを無理矢理取り上げ、パラパラと捲り、直ぐに本を放り投げる。
「あっ!」
手を伸ばすシャロンだが、セリオスが手首を掴み、壁に張り付ける。
「あっ!」
ややあって、本が床に衝突し、一瞬で灰となった。
彼が瞬時に燃やしたのだ。
「イージス=ダルトア…」
シャロンの顔に縫い付けられた手首と、別の手。
向かい合うセリオスが鋭く睨みながら続ける。
「この作者は違法魔術作成と配布のした犯罪者で、本の中身は嘘だ」
「!?そんな!嘘ですわ!いい加減なことを言わないで!」」
「多分、誰かが持ち込んだ違犯品だ。上手くアカデミーに潜り込めたが、その効果が切れたのだろうな…」
「嘘ですわ!いちいち茶々を入れないで下さらない?そこをおどきなさい!」
「それは出来ない相談だ。君は助かったんだ。あの術を発動したら、君はどうなっていたことか…」
絶望の淵に追いやられ、セリオスが密告したら、教師陣からの鉄槌が下るに違いない。
「そんなこと、怖くもありませんの!私はどんな罰を受けても構いませんわ。こんなちっぽけな胸とはオサラバしたいのに、貴方は…」
シャロンはうつ向き、瞼に溢れんばかりの涙を堪え、再び向き合う。
「私のことなんか放っておいてくださいませんこと!!」
「─────くだらない」
少しの間、沈黙を破ったのはセリオスのたった一言だった。
「…くだら…ない?…そうね、貴方にしてみればくだらなくても、私には────っく!」
突然のことだった。
唇がきつく押し当てられ、息が出来ない。腕を動かそうにも、セリオスが手首を壁におしつけているので、動かせない。
「んっ!んんっー!」
深く重なった互いのそれは、やがて彼のが彼女のを覆い被さり、彼女の文句を喰らう。
「んっ…く……んぅ……」
ややあって、彼が唇を離すと、銀の絲(いと)が伝う。
「君は誰よりも美しい。だから、無理に背伸びをしなくていい───僕の言いたい事は分かるか?」
その蒼は真っ直ぐに碧を見つめる。
セリオスの澄みきった蒼に映るはシャロン。
「…セリオス…」
「それに、僕は憎い奴にこんな真似はしない。それに」
掴んでいた片手を離し、もう片方の手を引いた。
「!」
シャロンの躯はセリオスの腕に抱き締められ、彼女は目を白黒させる。
「こんなことはない」
囁かれた言葉。
きつく抱かれる躯。
彼女を受け止めるは温もり。
ふと、何かの鼓動を感じる。
セリオスの心拍がとくんとくんと打つ。
「セリオス…」
シャロンは顔を上げる、するとセリオスは顔を横に反らし、罰の悪い顔をした。
不正解をした時のあの表情を。
「……分かったか?」
「‥‥‥わ…分かりましたわよ。高望みはいけないんですものね」
それと…、と彼女は顔を真っ赤ににして、セリオスの制服を掴む。
「…む、胸がない私を…捨てるのは、一生許しませんわよ!……八代先まで祟って、差し上げますわ」
恥じらいながらも、シャロンは勇気を振り絞って答える。
「─────覚えておこう」
「あ…そろそろ、戻りませんと。寮の見回りが…」
「そうだった…」
タオルケットを取り、シャロンは頭からすっぽりとかぶる。
「どうした?」
セリオスが布をめくろうとした瞬間、シャロンは彼の耳元で囁く。
「おやすみなさい」
「途中まで送りましょうか?お嬢様」
◆◆◆◆◆
目が醒めると、寮の天井を見ていた。
眩しい朝日が窓から差し込み、清々しい一日になるだろう。
クシャクシャのタオルケットをお腹にかけたまま、シャロンはベットで仰向けになっていた。
唇に触れると、夕べの事件を思い出し、顔を赤く染めた。
昨日は夢じゃなかった。
「…セリオス…」
本人からの返事はなく、可愛らしい小鳥がさえずる。
あの後、セリオスが送ってくれたが、その後の記憶がない。
「ま、いいでしょう。そろそろ教室に行きませんと」
その時は良かった。
まだ、シャロンは気付かない。
躯に潜む、異変を。
「シャロンちゃん、おはよう」
「あら、クララ!ごきげんよう」
教室へ行く途中、シャロンはクララに会った。
クララは思い出したように、シャロンにこういった。
「今日の三時間目、雑学は調理実習なんだって」
「まあ!クララの得意な実習じゃございませんこと」
「それが……今日は二人一組での実習で、ラスク君とヤンヤンちゃんが欠席で、シャロンちゃんはセリオス君と組むみたい」
「欠席が出てしまうなんて、大変ですわ。私がセリオスと……はいぃ!?」
580 :
364:2007/09/10(月) 01:51:12 ID:Xa6XM7oc
一旦、切ります。
また仕込んできます。
やり忘れましたが、レオルキはあれでおしまいです。
いいよいいよー。
wktk
最近活気があって嬉しい
582 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 18:21:48 ID:vW7AtJf2
レオルキ、セリシャロすっごくGJです。
文章だけでその情景が思い浮かぶ臨場感に圧倒されました
「よいしょっと・・・。」
靴を脱ぎカイルの上に跨る。
「いい?アロエさん。なかにはこういうのもありましてよ?」
両足でカイルのモノを挟み、扱きはじめる。
「くぅぅ・・・っ!」
カイルの身体にお仕置きの時とは違う電撃が走る。
「ほらっ、ほらっ。気持ちいいでしょ?」
右足でモノを踏みつける。
「や、止めて・・・シャロンさん・・・。」
カイルの言葉を一切聞かずに次の工程に入る。
足の親指と人差し指の間にモノを挟め上下にさする。
「ほらっ・・・もう少しで・・・。」
さするスピードを速める。
「うぅ・・・っ・・・く!」
カイルのモノから液体が染み出してくる。
「さぁ、出てきなさい・・・。カイルの・・・。」
「く・・・ぁ・・・っ!」
カイルのモノから勢いよく精液が飛び出してくる。
「わぁ・・・シャロンお姉ちゃん上手・・・。」
アロエがその光景を見て感嘆する。
「ふふ・・・アロエさんも早く上手になりなさい。」
自分の服にかかった精液を指で掬い口に運ぶ。
「ふふ・・・美味しい・・・。」
「ホント!?私も食べてみた〜い。」
アロエがカイルに駆け寄り、まだビクビクしているカイルのモノから精液を掬い取る。
「・・・うぇ・・・美味しくないよぉ・・・。」
もう少し続ける。
レオルキ、セリシャロ、カイシャロの方々GJです。
職人さんが沢山現れ、今が一番アツいですね。
みんな凄いよ!秋は人を詩人にするのか。
しかし、素敵なシャロン様を拝めるのが
18禁のこのスレだけってのも変な話だな。
>>364=572-580
GJです。
レオルキは短い中に凝縮された切なさを感じました。
セリシャロはシャロンの弱い所を見れるのがたまりません。
続きを楽しみにしています。
クララはQMA1の時は胸が大きかったのに、その頃のクララを引き継ぐのは今やユージンのガシャのみ…
だから胸が大きいといわれるとうれしいですね。
>>583 アロシャロの二人はどこまでしゃぶり尽くすつもりなのか…
続きが楽しみです。
>>584 書き手の書きたいことも書けないキャラ萌えスレよりも、ココの方がかなり好き放題に書けるので…
帰りのホームルームの時間・・・
「これはちょっと見逃せないわね・・・。」
教壇でアメリアが皆に向かって話す。
「前回のテストで不正があったなんて・・・。」
先ほど、他の先生からアメリア先生にとある話を持ちかけられた。
その内容とはテストの事。女子生徒全員が同じ設問で正解し、不正解をしていたのだ。
これはカンニングではないのかと言う話であった。
「誰が提案したの?」
女子生徒に向かい強い口調で話しかける。
「・・・ひっ!」
今まで聞いたことの無いアメリア先生の大きな声に驚くアロエ。
「・・・そう、誰でもないの。・・・それじゃあ白状するまで皆残って貰います。」
男子生徒の一部から不満の声が上がる。
「これは連帯責任です。」
男子生徒から誰だよ早くしろよと声が上がる。
「・・・私です。」
クララが手をあげて答える。
「そう、貴女だったの・・・。」
「クララ、あれは私が・・・。」
隣でユリが声をかける。
「いいの、気にしないで。」
「それじゃあ、貴女に責任を取って貰います。」
腕を掴まれ教壇まで連れて行かれる。
「それでは、黒板に向かってこの教壇にうつ伏せになりなさい。」
言われた通りうつ伏せになると杖を片手に魔法を詠唱するアメリア。
光のロープが現れクララの四肢を教壇に固定する。
「いい事?カンニングなんてしたらこうなるのよ・・・。」
クララのスカートを捲り、白いショーツを膝まで下ろす。
「反省しなさい!」
その声と供に、杖でクララのお尻を思いっきり叩く。
「いたぁい!」
その後、女子生徒の人数×10の数だけ叩かれたクララ。
「・・・よし、これに懲りてもうカンニングをしない事。それでは解散です。」
拘束を解き、杖をしまって教室を出て行くアメリア。
あのクララがねぇ・・・と、口にして教室を出て行く男子生徒。
「クララ、大丈夫!?」
しゃがみ込んでしゃくり上げるクララに駆け寄るユリ。
「何で・・・何でそんな事するのよ・・・。」
クララを抱きしめるユリ。
「あの・・・私はこのクラスの委員長ですから・・・皆の責任は・・・私の・・・。」
「馬鹿っ、何で貴女一人で抱え込んじゃうのよ・・・。私が悪いのに・・・。」
「そうですわ、もっとクラスの人達を信じなさい。」
シャロンとアロエが現れる。
「そうだね、クララは責任感がありすぎるから・・・。」
ルキアとヤンヤンが現れる。
「さぁ、クララだけお仕置きされるのは不公平ね。皆でアメリア先生に話をしに行きましょう。」
女子友情ネタ?
あと、エ○漫画で学園ものと行ったら委員長を・・・
ってのが多いような気がするので、脳内委員長候補bPのクララを選んでみました。
あと、最後の台詞はマラリヤです。
ひとりの少女の決意と涙に
女 た ち は 立 ち 上 が っ た
クララの汚名は晴らされることでしょう。
しかし飴先生叩き過ぎ。Sか?
こう考えるんだ
名前が飴で行動は鞭
マロン先生(MARRON)のMはマゾのM?
最初に服を脱がせて、椅子に縛り付けて貰う。
「ひゃぁっ!?」
次に取っ手の部分に穴を開け、紐を通した洗濯バサミで両乳首を抓んで貰う。
「そ、それじゃあその紐を思いっきり引っ張って・・・。」
最後にぐいっと引っ張って貰う。すると乳首が取れるかと思う位激痛が走る。
「ひぃっ!・・・あはぁ・・・いい・・・気持ちいいよぉ・・・。」
びりびりする感覚を楽しみ、うっとりしながら空を眺める。
「・・・満足しましたか?」
あの人が半分呆れ顔で覗き込んでくる。
「だめぇ・・・もっとやるのぉ・・・。」
小学生の頃やっていました。・・・いや、乳首じゃなくて瞼でやってましたが。
勿論、脱いでいません。激痛に耐えるってゲームが流行ってました。
「次はガムテープでやるのだ!」
乳首でもグロいけど瞼はもっとグロいな…
お、俺はパスするわ…
593 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 09:53:05 ID:eEyiYKYw
このスレ、結構前からROMってたんだが・・・
ユウ×サツキのSSなら、書いてやる。
いや、ていうか書かせて下さいorz
596 :
593:2007/09/12(水) 13:19:06 ID:eEyiYKYw
よし、それじゃあ完成次第投下する。
投下が不定期だが、そこは了承願いたい・・・
597 :
593:2007/09/12(水) 13:53:58 ID:eEyiYKYw
じゃあとりあえず、プロローグを。
タイトルは「a boundary line」。
僕は、いつも隣に大事な人がいる。
それは、人じゃなくて幽霊だけど・・・
・・・とっても優しくて、綺麗な、自慢のお姉ちゃん。
それがサツキお姉ちゃんだった。
僕とお姉ちゃんは、あの事件以来、ずっと一緒に過ごしてる。
授業中も、食事中も・・・もちろん、寝るときだって。
僕はそうやって、ずっと一緒に居たいほどサツキお姉ちゃんが大好きだった。
優しい、姉として・・・
・・・でも。
ずっと一緒に居て、サツキお姉ちゃんを見ていたら・・・
僕の心に、不思議な感情ができたんだ。
そして・・・
・・・僕はあの夜、この感情を爆発させちゃったんだ・・・
香ばしいユウサツ、wktk〜
カリカリと教室中にシャープペンシルの音が響く。
今はテスト中。いつもは五月蝿い教室だが今日は静かだ。
一方、監視役のアメリア先生は椅子にもたれ掛かって暇そうな顔をしている。
「はい、いきなりですが問題です。」
テスト中、アメリア先生が手を上げて突然立ち上がる。
何事かと皆が手を休め、顔をあげてアメリアを見る。
「魔法のランプと男性器。さて、これに共通するものは?」
暫しの沈黙の後、皆作業に戻る。
「あぁん、皆無視しないでよぉ・・・。誰か答えてくれない?」
見渡すが皆無視をする。
「くすん・・・いいわよ、皆で先生を無視して・・・。」
教室の隅でしゃがんで足元に転がる消しゴムをいじる。
「あの・・・先生?」
クララが話しかける。
「え、何々?答える気になった?」
ぱぁっと明るい笑顔になる。
「いえ、その消しゴム落としたので返して貰えますか?」
(´・ω・`)とした顔でクララに返す。
「あの・・・さっきの答えって『形』ですか?」
返す時、クララが答える。
「残念、正解は『擦ると精が出てくる』よ。この精とはランプの・・・」
説明しようとしたその時・・・
「こらー、アメリアちゃん!テスト中に邪魔をしたら駄目なのだー!」
「マ、マロン先生・・・。」
教室の戸が開きマロン先生登場。
「君には指導が必要だね。お仕置きだー♪」
首根っこを掴まれ何処かへ引き摺られていくアメリアでした。
「わ〜ん、ごめんなさ〜い。だって暇だったんだも〜ん。」
保守小ネタ
かわいいアメリア先生じゃありませんか。
「何や、クララは形も知らんのかいな。ほな俺が見せたるがな。どや」
「きゃーっっ、タイガさんの股間にかわいいつくしがっっ」
「orz」
>>565の続きを書いてくれる神がいると信じて
待ってるオレガイル……
セリシャロの続きにwktk
>>600 吹いたwwwww
俺もセリシャロの続きには期待
>>601 どうも、書いた人です。
続きは考えていません。(すみません)
どうです?そちらが続きを書いてみては?
ベランダに出て満天の空を眺める。
今夜は星空が綺麗だ・・・あ、流れ星。
確か星が消える前に願い事を3回唱えればいいんだっけ・・・。
え〜っと、私の願いは・・・。
「もう寝ますよ〜?」
唱え終わると同時に後ろから大切な人から声をかけられる。
は〜いと、その人の胸に飛び込んでいく。
大好きなあの人に抱かれ、私は眠りについた・・・。
朝、スズメの鳴き声で目が覚める。
気のせいか視界がいつもと違うような・・・?
「・・・ん?」
隣で大好きな人が目を覚ます。
手探りで眼鏡を探している。その動作が面白くて、つい声を漏らしてしまう。
「おはy・・・!誰ですか!?」
眼鏡をかけたと同時に大好きな人が身構える。
そんな、私を忘れるなんて酷いよ・・・。ぽろぽろと涙が零れる。
その涙を手で掬う。・・・え?手?
「あー♪私、人間になってるー♪」
昔、マジックペットに性別がどうのこうのってあったから妄想してみました。
605 :
452:2007/09/18(火) 02:26:14 ID:ZapOi7bZ
構想練っててふと思った。
ここには触手プレイ×な人はどれくらいいるんだろう?
結果によっては今少し書いてる物の構想変えなければ…
いや、実際自分もそんなに好きなわけじゃないんだけど今後の職人さん達の方針にも関わりそうだし一応。
愛があれば何でも構わんさ
俺も頑張って書くぞー∠( ゚д゚)/
同じく愛があれば何でもよかとですたい。
>>604の続きに期待。wktk!
>>605 愛があればいいのだよ
俺も頑張って書くよ
シャキ━(`・ω・´)━ン
>605
俺は正直愛は無くても・・・ゴメンナサイ
610 :
556:2007/09/19(水) 00:19:49 ID:4VkP8QE5
>>605 自分的に愛があればおkですww
俺は今までに無いような
カプを考えるために、ついに全キャラのカードを作ってしまった
これから頑張って考えるか・・・・
>>605 愛があればOK!
583の続きでも・・・。
「あら、そうですの?こんなに美味しいのに・・・。」
シャロンがまたカイルの精液を口に運ぶ。
「シャロンお姉ちゃんあんまり食べちゃ駄目ぇ〜っ!」
アロエが抗議する。
「仕方ないわね・・・。」
ポケットからさっきの練乳の入ったビンを取り出し、アロエに渡す。
「くぁぁっ、だ、駄目です。や、止めて・・・。」
搾り出したカイルの精液を二人がかりで舐める。
男根を中心に舌を両方から這わせたり、交互にカイルの亀頭を咥えたりする。
「あは、これなら美味しいよぉ・・・。」
練乳と精液を交互に口にするアロエ。
「これくらいで勘弁してもいいですわね。」
全て舐め尽くしてふう、とため息を吐き額の汗を拭うシャロン。
「うん、これでいいよね。」
縛り付けた縄を解きながらアロエも同意する。
「うぅ・・・酷いです・・・。」
「これに懲りて決勝では手加減しなさい。それと・・・。」
これから先は言えないと口をつぐむ。
「それと・・・何ですか?」
痛む手首を擦りながらカイルが続きを聞こうとする。
「う、五月蝿い!・・・そ、その汗をかきましたわ。シャワーを借りますわよ。」
次で終わる。謝罪しますセクースには突入できないです。えちぃ事で終わります。
よし、次を待とうじゃないか。
>>605 箒の柄がOKで触手が駄目ということはないのでは。
投下前に一言注意してれば基本OKだと思う
「触手産卵四肢切断死姦カニバリズム投下します^^」とかはさすがに自重
615 :
452:2007/09/21(金) 22:07:39 ID:bl7erKx7
>>614 どう頑張ってもそんなん書けませんて
それにその前にそんなの書いてて自分が鬱になる
ただいま進行状況鈍亀。
たぶんルキアさんとマラ様が出る予定。
超がんがれ
マラ様は外せませんよね。
キャラスレ用SS投稿所の「鍵」の続き書いてくれる神はいませんか。
クララの弱みを握ったカイルが図書室にクララを呼び出して・・・の続き。
>>616 何も言わずに続きを待つか
自分で書いてみるか
選択肢は二つに一つ!
あー、ユウ×サツキ書いてるんだがミランダ乱入しーのシャロン巻き込みーので収拾つかない…orz
エロレベルがうpしまくり…何と言う芸術の秋\(^o^)/
セリシャロ期待age
619 :
616:2007/09/22(土) 19:01:41 ID:c0PuWurH
俺が書くとラブラブにしかならないんだ・・・
506さんのクララ調教待ってますよ〜
ミランダ×ユウ期待
タイガ×ヤンヤンを投下しようと思いましたが
この流れで投下するのは空気嫁になると思うので自粛します
他の方の名作に期待!
誰か×マラ期待
623 :
506:2007/09/23(日) 10:07:35 ID:onsvdfsH
えー、お久しぶりです。
>>616様
只今、スクラップ&ビルド状態です…
正直、こちらも甘属性が本業(?)っぽいので、ガチ調教にはなりえませんが…
(てか、彼女たちの設定年齢を超越しすぎた内容は自分で書いてても白々しいので)
今しばしのお待ちをお願いいたします。
なんとかリアルの忙しさが過ぎてきましたので。
おつかれさまです。
もちろんその辺も含めて期待しておりますので、どうかよしなに。
クララ受けでちょっと黒め…いいですねぇ。
書いてみようかにゃ。。。
>>621 こ、この誘い受けめっ!
投下しないと許さないんだからねっ!
途中までですが、マラ様分投下いきます。
タイトルは『セイレーン・コースト』で。
夏のコスチューム配信記念で書き始めたのにこの始末。
海はもうクラゲでイッパイですよ。
「さぁ君達、今日は特別にここで休憩といこう。トーナメントの続きは2時間後だ」
「イェィッ!」「よっしゃあ!」「わーい、先生大好き!」
ここは大陸の外れの小さな海岸。沖の海底神殿が決勝会場だ。
アカデミーが地上に降りて以来、時々トーナメントの合間にこうした休憩を挟むのが
半ば通例になっていた。
特にこの時期海岸行きを希望する生徒は多く、あらかじめ水着を着込んでいたり、
麦わら帽やゴーグル持参で授業に臨む者までいる。
当初風紀の乱れを懸念する向きもあったが、空中の校舎と寮のみに生活圏を縛られる
従来のあり方への反省が優先された。
世間から離れて魔術の修練にいそしむばかりが賢者への道ではない、ということだ。
長年空の上で呑気に最高学府を気取っているうちに、あの瘴気が再び地上に蔓延し始めている。
地上の実態に肌で触れ、瘴気に正面から立ち向かえる賢者の育成を急がねばならない。
この美しい海と、大地と、空がまだあるうちに。
そんなお題目を忘れさせる程に、今日の海は穏やかで、空はどこまでも澄み渡っている。
思い思いの夏の装いに身を包み、浜辺で戯れる生徒達。平和な昼下がり。
フランシス先生まで監視役の職務そっちのけで寝そべっている。海パン一丁で。
今年こそ小麦色の肌を手に入れ、イメージチェンジを図ろうと必死らしい。
「ふっ、タンニングで、もっと愛される担任を目指すのさ。ナンチテ」
:
:
「先生!先生起きて下さい!大変です!」
「ん…カイル君か…しまった寝過ごしたか!? 汝、今何時だ?」
「(起きざまにダジャレですか…無視)マラリヤさんがいないんです!」
「マラリヤ君が? …どこかに隠れてないか?砂の中とか」
「貝じゃないんですから。難破船の中まで捜したんですが」
「箒でアカデミーに戻ったとか?」
「それなら誰か気付くはず…まさか!?」
二人はほぼ同時にピンと来た。
「浮き輪!」
確かマラリヤは水着と浮き輪を持参していた。
浮き輪姿の彼女をラスクがさんざん茶化していたから間違いない。
「ラスク君!マラリヤさんを最後に見たのはいつですか!」
「浮き輪の事をからかったら、何も言わずに海に入ってって…それから見てない」
「…ヤバイぞ…」
「ヤバイって。流されたとしても、そんなに遠くへは」
「カイル君。ここが何故 "セイレーン・コースト" と呼ばれるか知っているかね?
潮の流れが早くて、捕まったら簡単には抜け出せない難破の名所だからさ」
「俺もよぉナンパに使うとるけどな」
「つまらん。自重したまえタイガ君」
他人のギャグには滅法厳しいフランシス先生である。
「そ、それじゃあマラリヤさんは」
「うむ。相当なスピードで沖へ流されたな。泳いでは到底戻って来れまい。
私は空から彼女を探す。カイル君はすぐアカデミーへ連絡してくれ!」
「わかりました!」
「まったくあの撥ねっ返りは…! いつだって僕を困らせてくれるよ」
フランシス先生は海流の先、東を目指して飛ぶ。海パン一丁で。
「さぁて…どうしよう、かな…」
もう陸地も見えない。ちょっと遠出のつもりが、予想外の勢いで沖まで押し流された。
普段の冷静を装ってはいるが、このまま助けなど来ないのでは、とも思い始めている。
「………」
目を閉じる。不安を払いたくて、マラリヤは別の考え事に耽ることにした。
自力で戻る術はないが、きっとそのうち誰かが探し出してくれるだろう。
アカデミーが空にあった頃、浮遊島の圏内は常に魔力が満ちていた。
浮遊島下部の球形の構造物、あれが魔力のジェネレーター。
かつて伝説の五賢者が創り上げ、古の大戦の趨勢を決したと言われる超魔術の集大成。
数万トンの岩塊を空に持ち上げ、時間の流れすら変えてしまう圧倒的な力場。
何せアカデミーの「一学期」が、地上の一年余りに相当するのだ。
更なる魔術の心得次第で、何十年でも若い肉体を維持する事さえ可能だという。
…誰とは言わないが。
マラリヤは知っている。アカデミーが地上に降りた本当の理由を。
先学期あたりから、急に先生たちの動きが慌しくなった。連日深夜に及ぶ職員会議。
ある日職員室のダンボール箱に身を隠して、その内情を嗅ぎつけた。
ジェネレーターの出力が年々低下している。例の瘴気の作用だろうか。
総員手分けして古文書の解析を進めてはいるが、いまだ有効な解決策は見出せない。
このまま出力低下が続けば、いずれ現状通りの運用は不可能になる。 道は二つ。
校舎の浮遊を停止するか、教師生徒の安全を守る事を放棄するかだ。
何度目かの重い沈黙の中、突然リディア先生が口を開いた。
「さっきから誰かの気配がします」
マラリヤが潜んでいる方角を正確に指差す。
「……!」
完全に気配を殺した筈なのに。エルフのセンシビティ能力を甘く見ていた。
気を乱せばますます気取られ、こっそりこの場を抜け出すチャンスを失ってしまう。
「フン、どこの悪ガキだぁ? 百叩きの上、記憶抹消モンだなこりゃあ」
「以前にもいたのぅ、商業学科にそんな生徒が…」
「かわいそうだけどしょうがないよね。あの子には一生購買部の番をしてもらうわ」
「…僕が見てきましょう」
フランシス先生は席を立ち、その方向へ足を進めた。
窓際に昨日までなかった大きなダンボール箱。多分あの中に…。
「──────────!!」
近づいてくる。もはや無言を保つのが精一杯。冷や汗がにじむ。動悸は早鐘のよう。
逃げなくては。しかし既に恐怖で足がすくんで動かない。それどころか。
プシャアアアアアアア……ッ
制御を失った括約筋をこじ開けて、ありったけの尿が噴き出した。
量と勢いから、それが箱の外まで漏れ出ているのは明らかだった。
もう逃げられない。 マラリヤは覚悟を決めた。どうにでもなさい。
「ここか」
箱の前でフランシス先生は足を止めた。しかし、いきなり箱を取っ払いはせず、
しゃがみ込み、小声で話しかける。
「その探究心は評価するが、程々にしておかないと身を滅ぼすぞ」
「……」
「今回だけは見逃そう。だがおしおきは受けてもらう。その身に刻め」
箱に軽く手を掛け、詠唱を始めた。
「!?(こんな呪文聞いた事ない…私を…どうする気?)」
箱の中が淡い光に照らされた次の瞬間、マラリヤの体に異変が走った。
「っ!! ぅ…ぁぁ…ぁ……ぐ!」
両手で口を押さえ、叫びを必死で堪える。
「よく最初のショックに耐えたな。体の力を抜いて。何も考えるな。じき楽になる」
痛いとか苦しいとか、ありきたりな表現では言い表せない別次元の感覚だった。
全ての内部組織が一旦寸断され、ゴッソリ入れ替え・再接合された様な。
気持ちが悪い。自分の体の在りかも、頭や手足がどう繋がっているかも分からない。
やがて箱の上蓋が開けられた。ニュッと伸びた巨大な手に軽々と掴み上げられ…
いや自分の体が小さくなっているのか…。それを把握するのにも数秒を要した。
どこかへ運ばれている。不快感は大分落ち着いたが、視界がグルグル回って定まらない。
「ニャンと、猫でした」
「猫…ですか」
「思わずキャッと驚くタメゴロー。ナンチテ」
「別に驚きはしませんが(…猫の気配じゃなかったんだけど…?)」
「うわぁ可愛い黒猫ちゃん!ナデナデするのだ!」
「オシッコしてますよ」
「うげ!」
「外へ連れ出してきます」
職員室の扉を出たフランシス先生は、マラリヤを抱き寄せ再び囁きかけた。
「そういう事だ子猫ちゃん。アカデミー創立以来の危機に皆ピリピリしている。
余計な騒ぎを起こさないでくれ。 …それから、今聞いた事は当面内密に頼むぞ」
「ニャー」
「行きたまえ。魔法の効果は数分で切れる。人目のつかない所でジッとしているんだ」
そっと床に下ろし、ジェスチャーで逃げるよう促した。
まだ体が猫の構造に馴染みきっていないが、何とか四つ足で歩く事はできそうだ。
「ニャー…」
振り返ると同時に、扉はパタンと閉じられた。
せめて最後に、助けてくれた礼を言いたかったのに…。ニャーしか言えないけど。
誰もいない夜の校舎の廊下を、マラリヤはヨロヨロと歩き出した。
「あの時…何で先生は私を見逃したんだろう…あんな呪文まで使って」
浮き輪を抱えて、不気味なほど静かな海を漂いながら考える。
答えは出ない。壁に突き当たって考えが先へ進まない。 ずっとそう、もう何度も。
分かった事といえば、あの時以来フランシス先生が、他の先生とは違う存在に
なりつつある、という事くらいか。
「…惚れた? まさか。あんなダジャレ好きのお調子者」
マラリヤは苦笑した。 その時。
ゆらり。
海流とは違う水の揺らぎを足先に感じた。
海面の下に目をやると、ゆっくりと視界を横切る大きな魚の影が。
「…うそ……」
頭の中に鳴り響く「ジョーズのテーマ」。
「どこへ行ったんだ…魔法石も持たずに」
箒で沖へ出て大分経つが、マラリヤは見つからない。
鏡のように凪いだ海面は陽の光を照り返し、フランシス先生の全身を容赦なく灼く。
これ以上肌を晒し続ければ、日焼けどころではなくなってしまう。
「ジェネレーター出力回復の目処が立つまで、校舎と寮を地上へ降ろす」
これがアカデミー教師陣の結論だった。
綿密な降下地点選定の末、新学期の始まりに期日を合わせ、計画は実行に移された。
湖のほとりに、校舎と、それを囲むように五つの寮が静かに降り立ち、
浮遊島と大地の繋ぎ目が魔力で見る間に塞がれ、まるで昔からそこにあったかのような
景観になってゆく様は、生徒達と周辺住民の度肝を抜いた。
寮を校舎の周辺に密集させたのは、一種の結界。各ジェネレーターの及ぼす魔力が
くまなくアカデミー敷地内を覆うように配置されている。
これでとりあえず今まで通りの安全が確保された。 問題は敷地の外。
「これを使ってみるか」
ロマノフ先生が取り出したのは、ある洞窟から産出される特殊な鉱石だった。
これを精錬加工して、魔力を「溜め込んでおける」宝石状の物体にできる事は
古くから知られていた。封じ込めた魔力に応じて輝きを変える様子は美しい。
悪用の危険。正しい魔力の引き出し方を知らぬ者が扱えば大事故にもなりかねない。
しかしアカデミーは全生徒への魔法石の配布を決めた。
生徒の修練度合いに合わせて、行動範囲と魔力の封入量を制限すれば良いだろう。
あとは各自の自制心次第。
博打に近い新カリキュラムへの移行であったが、意外に生徒達の順応は早く、
むしろ楽しんですらいるようだ。 この半年、大きな事件もなかった。
胸をなで下ろす教師陣ではあったが、外出時の魔法石の携行に関しては
常に厳しく義務付けていた。
魔力を持たない魔術士は、ただの人だからだ。
「…見えた!」
遠くに小さな波しぶきを認めた。 目を凝らす。確かにマラリヤだが、様子が変だ。
慌てている。何かに襲われているような。
「鮫か…? だから言わんこっちゃない!」
箒を加速させつつ、印を結び呪文発動の準備をする。
間に合ってくれよ。
「助けて…助けて!」
急ごしらえの魔法障壁で何度か鮫の突撃を凌いできたが、もう限界だ。
体力と引き換えの魔力発動だから、消耗も早い。
魔法石を浜辺に置いてきた事を、マラリヤは心から後悔していた。
こんな筈じゃなかった。ちょっと皆を困らせたかっただけなのに。
誰にも気付かれないまま、海の真ん中で鮫に食われて死ぬなんて。
誰でもいい。私に気付いて。私を助けて!誰か!
海面から突き出た鮫の背びれが勢いをつけて接近してくる。
こちらの体力が尽きたのを見計ったか、悠々と真正面から喰らいつく気だ。
ここまでか。 普段は何でもできるイッパシの魔術士のつもりでいたのに、
一歩外へ出れば、何と無力なんだろう。
子猫の姿で職員室を追い出された、あの日以来の敗北感。
フランシス先生…
「…って、人生最後の瞬間に何であんなダジャレ先生が!」
「悪かったね、あんなダジャレ先生で」
「…へ!?」
気が付けば空の上にいた。遥か下では、餌を見失った鮫がウロウロしている。
「間一髪だったな。間に合ってよかった」
「………はぁぁ…」
何てこと。一度ならず二度までも、フランシス先生に助けられるなんて。
正直、嬉しさより先に脱力感が来た。拍子抜けの余り、溜め息をつく。
先に言うべき言葉があるのに、どうしても切り出せない。
「後ろに乗りたまえ。浜へ戻るぞ」
「……怒らないんですか」
「お説教ならアカデミー査問委員会でいくらでもしてやる。覚悟するんだな」
「………」
ダメ。 今ここで先生が怒ってくれなきゃ、また繰り返しだ。
ありがとうも、ごめんなさいも言えないまま、時だけが過ぎ去ってしまう。
マラリヤは思わずフランシス先生の背中に抱きついた。
「先生っ…!」
「うああああああああああっ!!」
「ひっ!?」
絶叫に飛び退く。背中が異様に熱い。改めて見ると、全身が真っ赤だ。
「…日焼けに失敗しましたね」
「ぅぐぐ…半分は君のせいだぞ…!」
海水で絶叫する程の痛み。これはもう火傷に近い。
早く手を施さねば、体中水ぶくれで、まともに寝起きすらできなくなる。
急いでアカデミーへ戻り、ミランダ先生に治療を頼むか? いやそれよりも…。
631 :
625:2007/09/24(月) 14:53:28 ID:hzdgFl0W
今全国大会モードで気付いた事…
ホウキレースの背景で、アカデミー校舎が空を飛んでる。
…見なかった事にしよう。
たぶん試運転なんですよ!
続きwktk
マラ様キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
wktkしながら続きを待ってますよ
保守
容量が残り少ないよな‥‥
保守。
職人さんがんがれー!
保守
え〜と、タイガ×ヤンヤンで良いのなら
近日書いてみます
>636
激しくwktk
執筆超がんがってください!
638 :
364:2007/10/02(火) 20:51:08 ID:zVLmKO34
大変遅くなりました、364です。
セリオス×シャロンの続きを投下します。
前回のあらすじは>>574-
>>579を参照です。
今回、無理矢理まがいの描写がありますが、
苦手な方は見ないほうがよろしいかと。
NGワードは【策士の罠は甘い罠】でスルーを。
お待ちどうさまでした、ではどうぞ。
昨日の今日で、なんで────。
「……そう…セリオスと…」
「?」
──ごめんなさい、クララ。
───まだ本当の事を言えないわ。
心の中で謝り、雑談をしながら教室のドアを開けた。
◆◆◆◆◆
「…セリオス」
二時間目後の小休止、急遽組むことになったセリオスにシャロンは小さく呼ぶ。
交した視線は甘く絡む。
目を反らせないのは何故?
躯の芯が熱い。
「何だ?」
「昨日、貴方は私に大事な事を言っておりませんこと?」
「何の事だ?」
「…っ……それは」
────好きと言って。
「あのさ」
食べるのが専門のユリは、ペアのタイガの肩をつつく。
「何や、今更サボる気か?成績に響くで」
「ちっがーうって!!ラスクとヤンヤンは何で休みなの?」
「何やお前、まだ知らんのか?最近出回ってる、違法魔術書の副作用で出席停止らしいで。そのおかげで、ミランダ先生が保健室に帰れないそうや」
「副作用如きで休むの?」
「俺は良ぅ知らんが、おどろおどろしいって話や」
ユリの頭上で、ラスクとヤンヤンの身体から、タコの足がにょきりと生えていた。
うねうねとうねりながら、ユリの脚を絡め、宙ぶらりにさせる。
「…………ぎゃぼー」
すぐに頭を横に振り、今日はタコを食べないと誓った。
「まあ…あくまでも噂や、ウ・ワ・サ」
「なんだー…………お」
ユリは食材の蓮根を手に取り、穴から周囲を見回していた。
「ちゃらららっちゃちゃー、ス〇スケスコープ〜!最近のクララは彼が出来たから幸せそう」
「ド〇えもんからネタを拝借すんな」
「さーって、と。何か楽しい事、無いかなぁ…」
何組かのテーブルを見回ってから、シャロンとセリオスのペアで止まる。
「お?」
特にシャロンの首筋に釘付け。
ユリの視力はクララとカイルの逆を行く。
「今度は何や?」
蓮根望遠鏡が動かないのを不審に思ったタイガは、スコープの前を手で遮る。
「ねぇ…シャロンが…」
「?…お嬢がどうしたんや」
「…首……大きい蚊に射されてた」
「ハァ?」
そこへ、雑学専門のリディアが腕にエプロンをかけてやってきた。
「はい、皆さん静かに。これからグラタンを作りますけど、次の試験に出しますから、しっかり覚えてね」
リディアが杖で各ペアに食材を配る。
終わると、中央のテーブルに戻り、手を叩く。
「その前に。作業の説明をしたいから、前に集まってね」
リディアを中心に生徒が集まる。
◆◆◆◆◆
─────ズキン。
「!」
急に下腹部の痛みが走ったかと思えば、シャロンは熱を感じる。
何処のテーブルもコンロやオーブンは使っていないのに、躯に熱がまとわりつく。
眩暈がし、焦点が定まらず、脚が揺れる。
何故?
病に倒れる動機や理由はないのに。
──ドクン
また下腹部が痛む。
生理は二週間前に終わったのに、その兆候に似た痛みを響かせるこれは何だろうか。
─────ドクンッ!
「あっ」
膝がガクンと落ち、床に受け止められた。
鈍い衝撃が調理室に響く。
「どうしたの、シャロンちゃん?顔がトマトみたいに赤いよ」
隣のテーブルにいたアロエが心配そうに此方を見る。
立ち上がろうにも、立てない。
情けないことに、腰が抜けた。
「…な、何でもありま」
「どうした?」
セリオスが戻り、シャロンの赤い顔を覗きこむ。
「シャロンさん、どうしたの?」
なかなか来ないシャロンにリディアが駆け寄り、親友の異常を察知したクララが青ざめている。
「っう……立て‥ない」
他の生徒も心配のようだ。
タイガやユリ、クラスメートがが大丈夫かと口々にする。
「失礼…」
セリオスの手がシャロンの前髪に滑り込み、額に触れる。
「んっ」
彼女は身を小さくたじろぎ、自分の躯を抱き締める。
痛みと熱が続く。
直ぐに彼の手は熱を指で感じる。
差し込んだ手を抜き、不味いなと呟くのは銀髪の青年。
「彼女は高熱で、授業の続行は無理です」
セリオスが淀みなく判断した。
「先生!私、シャロンちゃ…シャロンさんを保健し」
なら私がと手を上げたクララを、セリオスが手で制す。
「いや、僕が行こう」
「セリオスさん、いいの?」
リディアの問掛けに、セリオスは二つ返事で了解した。
「シャロン、保健室に行くぞ」
声をかけてから、そっと彼女を横抱きにして、調理室を出た。
「…………見た?」
「…ばっちりな」
◆◆◆◆◆
ふわふわした浮遊感。
心地好いグリーンの香。
こんなこと、前にもあった気がする。
小さい頃、書斎から父の手で部屋に戻された時のことだっただろうか…?
それとも、別の時間で────。
シャロンが目覚めると、天井の色が目に飛込む。
冷たく、汚れを知らない白。
「…ここは…」
「保健室だ」
枕元でセリオスがタオルを絞る。
「…セリオス………」
「高熱でうなされていたよ」
「‥授業に出なくて…よろしいの…?」
「看病する人間は‥いた方がいいだろう」
セリオスがちらりと投げた視線の先─校医の机があるのだが─いつもいる陽気な人がいない。
多分、ヤンヤンとラスクの問診だろう。
魔術書の被害者達は、当分治療目的で出席出来ない。
不可能の原因を知るのは、ごく僅か。
シャロンは知る由もない。
額に心地好い冷たさが舞い降りた。
「…っは」
あえぎに似た呼吸をし、潤んだ瞳で、セリオスを視界に捕える。
「私……本当に、倒れましたの?」
「ああ、クララが心配していた」
シャロンの頬に冷たい掌が触れる。
撫でられ、細い指が赤いラインをなぞる。
「シャロン」
静かな部屋に患者の吐息が小さく木霊す。
「風邪は僕にうつすことだ」
布団を少し捲り、胸元で緩んだリボンを制服の襟から引き抜く。
「な、何をしていますの…?」
釦をはずし、首元を寛げる。
露になった白い首に彼が近付く。
「ひゃ!…あっ…ぅう……セ…リ‥」
「シャロン」
舌が耳朶を撫で、奥を丁重に味わう。
「ああっ…だめっ…セリオ…スぅ」
耳にかじりついた後、軽く口付ける。
「授業より、君が心配だ」
「っ…恥ずかしい台詞は‥‥禁止ですわ‥っ」
「本当は嬉しいのだろ?」
「か…勘違いしないでくださる!」
その瞳は彼女の心中を見透かし、彼女の制服に手を掛ける。
「あっ…」
左右に開かれ、ブラウスを引き千切る。
真珠色の釦が四方八方に飛び去り、清楚な白いブラジャーが目に飛込む。
「やめてっ」
片腕で白をかばおうとしたが、その腕はセリオスのに妨げられた。
「僕は君が苦しそうだったから、ブラウスを解いたまでだ」
「でも、これはないでしょう!?」
空いている手でブランケットをたぐりよせようとシャロン。
またしても、セリオスが妨げる。
「シャロン……身体がうずくことはないか?」
セリオスの手がシャロンの頬に手を触れた瞬間、脊髄の神経にきつい衝撃が伝わり、躯が撥ねる。
─────ドクン
「ああああっ!…やっ…っ…ああ…あぁ、ダメェ!」
すっかり忘れてた痛みがぶり返す。
手を払い、身を堅くするが、男の力は強い。
セリオスは払われた手で両手を束ねた。
慣れたような手付きで、シャロンの両手首にリボンが巻き付けられ、ベットの手摺に結ばれた。
「は、離しなさ‥いやぁっ!」
セリオスはブラジャーのフロントホックを意図も容易くはずすと、締め付けがなくなったからだろう
、胸が外気に晒された。
「ん‥っ」
するりと下る手の先は小振りの双丘の頂、乳房と言うべきか迷う箇所にぶつかる。
「ぁん…」
「胸の有無は問わない。ただ、感じさえすればいい」
縛られた手でシーツを握り締め、彼からの快楽(けらく)を受け止める。
「セリ…オ…ス、ぅ…」
「僕を感じればいい」
片方の乳首を抓み、指の腹で房を圧迫する。
「ああっ‥は、…ぅぅ…っ」
「僕が与える痛みに敏感になればそれでいい」
そのまま、セリオスは小豆サイズの飾りを口に含み、舌でざらざらと拭く。
「やぁん!…あっ…ゃは、‥‥んぅ」
そのまま、乳房をも含む。
一体どこまでが胸で、どこまでが何でもない皮膚なのか、線引きが曖昧な白の裸体を味わう。
乳房を揉みしだき、中央に寄せる。
寄せた谷間に湿った水。
「ひゃぅっ…う…ぁ」
「こちらはどうなんだ?」
スカートが捲られ、ストッキングに守られた白のパンティが姿を現す。
布ごしに指が宛てがわれる。
これはセリオスの指。
セリオスはベットから離れ、机のスタンドから、鋏を抜いた。
ベットに戻って、ストッキングを摘み、鋏を開く。
「動かないでほしい。君の柔肌を傷付けることはしたくないんだ」
「ちょ…っ…何を!?…セリオス?!いやぁ!」
狙いは秘部。
「静かにして」
チョキン。
切り込みを入れたストッキングに大きな穴が空き、指で空間を拡げる。
「やめてぇ!」
カットより、秘部の周りを円状に開く。
「ふぅん…もう少し拡げるべきかな?」
セリオスが握る鋏はパンティのクロッチを挟んだ。
「‥‥‥それにしても‥妙な匂いがするな」
「ああ‥やめて…セリオス……わたく…し…嫌ぁ‥‥‥やめて」
裁断が終わり、セリオスの指はラビアに触れる。
鮮やかな桃色は膨らみ、ぱっくりと花開く。
「中はどうなっているんだ…?」
突如、セリオスがベットに乗り上がり、ラビアに唇を寄せる。
「あ、駄目…そこは!」
───汚いのに。
そして、丁寧に舌で舐め上げていく。
拒否は無視され、。
時々、彼の吐息がかかり、シャロンはゾクゾクと震えあがる。
「いやあああっ!あああんっ!」
「ふぅ…ん」
顔を離した彼は、するりと指を挿入し、受け入れられる。
セリオスの指は呑み込まれていった。
「ああん…っ!」
「何だ…これは?ザラザラしているな‥‥」
擦られた壁から感覚が伝わり、シャロンの背中は僅かに浮く。
「言わな…ふぁ…っ‥‥セリオ‥スっ!」
「───僕に委ねて。身も、心も」
詠うように、囁くように、彼はそう呟いた。
その反対で、指の動作は激しくなり、スパークする。
一瞬の白から解き放たれると、シャロンの唇にそっとキスしたセリオスは、彼女を縛りつけていたリ
ボンをほどき、紅くなった痕に舌を這わせる。
「んっ…」
「シャロン…」
痕またキスをして、うわ言のように呼び、手首を労る。
彼女は虚ろで熱っぽい眼差しで彼を見ていた。
「──君が欲しい」
否定する理由なんて無い。
シャロンはコクリと頷き、シーツを握る。
「セリ…オ…ス…………好き」
ふわりと、唇と瞼にキスが降りる。
「痛いときには、無理をしないでほしい」
スラックスのチャックを下ろす。
「セリオス…わた…く……し」
「ああ…」
はち切れんばかりのペニスが現れ、シャロンのラビアに挿し込んだ。
「あああああああっん!」
嬌声が甘く響き、二人とも苦しそうに表情が歪む。
シャロンはまだ知らぬ行為を受け入れる痛みで、セリオスは喰千切られそうな締め付けで、快楽に身を焦がしていく。
彼のが彼女の行き止まりに達し、先端が彼女の内側と何度か擦れる。
「やあああん!」
「…っは!……シャロン…痛くないか…?」
今にもかすれそうな声色でセリオスは気遣う。
荒れた吐息と別の体温。
彼よりもシャロンはもっと辛い立場にある。
「…んっ…へい、き‥です‥わ…っ」
口では気丈に振る舞うが、やはり痛むのだろう。
白い波につかまり、堪えるシャロンは、セリオスにとって愛しく見えた。
きつく握った拳をほどき、自分の手に重ねる。
「……シャロン…もう少しの辛抱だ」
彼の中で熱情が混みあがる。
どうしてだろう。
深くくちづけながら、それを沈めていく。
舌を絡め、指を絡め、蜜を絡める。
くぐもった音が鼻から抜け、はみ出しそうな呼吸は一切漏らさない。
否、漏らさせない。
彼のは今にも白濁色を解き放ちそうなくらい、限界のボーダーを越える。
「あああああああっん!はぁ!…セ‥セリッ!」
「 」
交じり合う舌が離れると、セリオスはシャロンの耳元に寄り、心の奥底にずっとしまっておいた秘やかな決まり文句を囁く。
「いやあああああああんっ!」
大きくグラインドしたのを最後に、シャロンの意識は全ての神経が切断される。
シャロンはぐったりし、目を閉じている。
蜜壷から引き抜き、ティッシュで白濁を丁寧に拭き取った。
それから、彼女の口唇を重ね、瞼、頬に口付け、彼女の薬指を一舐めし、掌にキスを落とす。
その場を伝い、首を強く口付け、淡い花弁を清めた。
ベットが朱で汚れる事は無かった。
◆◆◆◆◆
「…グリルパルツァーの言葉を借りるようだけれど、君の唇や首だけでなく、それ以外に口付けた僕は……君に酔いしれているかもしれない」
誰に言うわけでもなく、ただの独り言をつぶやく。
「全く、君はいけない…知っていたかい?僕は欲しいものは何が何でも、手に入れるのさ…なのに、君は…シャロンは……この僕を本気で狂わせたのだから」
遠くの教室では、電撃の落下音が轟く。
また別の教室では、笑いが聞こえる。
セリオスは自嘲的に嗤い、一息置く。
「本を仕掛けたのは僕だ。こうすることでしか、僕は君を縛ることが出来ない」
「君が術を使う前に止め、送った後、君に異変があった」
校舎の廊下は静かで、まだ授業は終わらない。
「魔術を無理矢理止めたせいで、君は魔力に取り付かれていた」
時が止まればいい。
誰にも邪魔をされることなく、懺悔を告白したい。
この胸に隠していた情欲の訳を、何もかも打ち明けたい。
「なのに、僕は───────────────錯乱した君を奪った」
彼のために、少しの時間で良いから、止めたままで。
「これは許されることではない。しかし、錯乱した君の同意を得て事に及んだ。迂闊だった」
いろいろな彼女の表情がフラッシュバックする。
「君には申し訳ないと思っている…すまない。僕の本能を止められなかったのだから。君を欲した僕がいけないのだから」
怒った顔、小さく泣きじゃくる顔、しょんぼりした顔─────そして、笑った顔。
「しかし、これだけは分かってもらいたい」
シャロンの金色の髪を梳き、一房掴んで、口付けた。
「僕はありのままの君を愛している。これだけは、偽りの無い真実だ」
◆◆◆◆◆
唇の上なら愛情のキス。
閉じた瞼の上なら憧憬のキス。
掌の上なら懇願のキス。
腕と首なら欲望のキス。
さてそのほかは、みな狂気の沙汰。
【フランツ・グリルパルツァーより一部抜粋】
◆◆◆◆◆
長い夢を見ていた。
裕福な家庭に生まれ、父と母に愛された幼少や、一人で家を飛び出した日、アカデミーの入学式をセピア色で眺めていた。
エリック・サティのジュ・トゥ・ヴをピアノで聞きながら、シャロンという一人の伝記映画を見ている様だった。
フィルムは終盤に差し掛かり、セピアのシャロンは不服そうにしていたが、やがて、優しい笑みを浮かべた。
彼女の目線の先には、同級生のセリオスがいて、彼は手を差し延べていた。
「セリオス・・・」
もう一人のシャロンはその手に、自分の手を重ねた。
◆◆◆◆◆
「あ・・・・・・」
気が付くと、シャロンは自室の天井をまず見た。
疑問を問いただすために、少し前の出来事を反芻し始めた。
やがて、シャロンは真っ赤になり、記憶を消そうと躍起になる。
「お目覚めかい?」
真横で声がした。
振り向くと、ワイシャツだけのセリオスが横になっていた。
「!!!ちょっ!?」
しい、とセリオスが人差し指を口の前に一本伸ばし、遮る。
「静かに」
しかし、女子の部屋に男のセリオスが居るのは、寮の風紀問題に関わる。
シャロンは飛び上がり、ベッドを抜け出そうとする。
「!」
そこで、自分の躯は何も纏っていないと、思い知らされた。
一瞬の隙を見せたのが間違い、逆に手を捕まれる。
その手はいささか強く、彼女を引き戻し、シャロンの躯を背後から抱きしめ、項(うなじ)に口付けた。
「愛している─────シャロン」
耳元で囁いた言葉は心からの愛情と熱情を込めて。
またも、ヒートアップした彼女は毛布をかぶろうと、セリオスと揉みくちゃになりながら、彼の愛撫を身体中に受けるのだった。
End
646 :
364:2007/10/02(火) 21:10:26 ID:zVLmKO34
これにて、おしまいです。
>>636や他のSSにwktkしながら、今日は寝ます。
拙い話にお付き合い頂き、ありがとうございました。
なんというラブラブ……!
そのうちクララ達とWデートなんかするのでしょうか。あちらは清い交際かもしれませんが。
セリオスの言動が素晴らしいです。俺には無理ぽ……。
おつかれさまでした。
(; ・∀)っ [GJ]
キャラのらしい雰囲気が良く出てて、綺麗にまとまってる作品ですね。
GJGJ。
649 :
636:2007/10/03(水) 01:57:01 ID:E4pnF+2D
>>646 GJっス
なんという高レベルな作品、恐れ入ります
いきなりレベルが高い作品がおかれて緊張w
しかし、一応アイデアはもうできてるので
時間の空く今週末あたりに手を付けてみます
タイガどらま待ちage
651 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 20:30:55 ID:X9S+8ZTb BE:270477825-2BP(1)
今頃みんなサンクリかな……
雨の中QMA男性向け本探すくらいなら
俺はこのスレの続きを待つぜ!
世間様は休みでも、こっちはバリバリ仕事だぜorz
よって俺もじっくりと各作品の続きを待つぜ
654 :
636:2007/10/08(月) 19:18:13 ID:ku06XD/4
すいません、手がけるつもりが仕事が入ってしまい
遅れそうです、本当にすいません;
655 :
452:2007/10/08(月) 20:40:09 ID:C4eJkwOE
今書いてる物が続き詰まっちゃった…見事なまでに。
こういう時職人さんたちはいつもどうしているんでしょうか?
とりあえず一応別のネタも模索しています。頑張ります。
皆様も頑張ってください。
本日最後の授業(男子は体育、女子は保険(原形を留めないほどの骨折の応急手当))が終わり、放課後。
「ラスク君、喉渇いてない?ジュースあるわよ」
「あ、マラリヤさん。むぅ……」
「なによ、その疑いの目は」
なにしろマラリヤには前科があった。
彼女からもらった物(たぶん魔法薬の類)によりある者は性転換してしまったが元が元だけに気づいてもらえないまま生活することになったりまたある者は乳房が肥大したがアイデンティティーがなくなったと言われたために半月ほどアカデミーに来なくなったりしたのだ。
ラスクが疑ってかかるのも無理はない。
「だって今までに…」
「今度のは大丈夫よ!!確かに量が多いと生きとし生けるモノ全てを性欲の対象としてしまう危険性を孕んだ媚薬だけど……、あ!!」
「そんなのいらないよ―!!」
「行っちゃった……。また失敗ね」
変な事を口走ってしまった。コップに一杯じゃひとりの人間に恋心を抱くようになるのが限界なのに…
「ふふ、恋ぐらい薬に頼っちゃ駄目ってことね…」
「うーん、初々しいわねぇ」
「アメリア先生。双眼鏡覗いてなにやってるんですか?」
「ば、バードウォッチングを…」
なんかスマン
>657
>またある者は乳房が肥大したがアイデンティティーがなくなったと言われたために半月ほどアカデミーに来なくなったりしたのだ。
くそう、朝から吹いたwww
保守ネタGJだぜb
ルキア誕生日乙
660 :
308:2007/10/11(木) 23:50:37 ID:Fac+PM3b
色々あって筆が遅くなってます。本当にごめんなさいorz
二週間以内にはうpできれば・・・と思ってます
のんびり職人様のペースでやっとくれ
待つ方はwktkしつつ保守しとくからさ
レオユリマダー?
すっかり日も暮れ、皆は寮での自由時間となっているころ。
明日のトーナメント(ガンダムオンリーアニメ&ゲーム杯)の追い込みをしているラスクの部屋にて。
ノックの音。
「あれ、誰かなぁ?今開けるよー」
マラリヤだった。
「ラスク君、今日はスープ作ってみたの」
「ドーピングコンソメスープ!?」
マラリヤがいきなり上半身だけムキムキになったり、ありあまるパワーで人ひとりをねじ伏せたり(例によってセリオスを)するのを容易に想像できたのはおかしいやら恐ろしいやら……
「私だって薬以外のモノを作る事だってあるわ。失礼ね」
「あうう、ごめんなさい」
「まあいいわ。飲んでみて」
「う、うん」
ラスクはマラリヤから渡されたマグカップのとろりとした液体を口に含んだ。
香辛料のスパイシーな刺激とそれを打ち消すような強烈な甘さが口の中に広がった。
ん?甘さ?
「なにこれ!すごく甘いよ!?」
「隠し味にチョコレートを入れてみたのよ。ラスク君好きでしょうチョコレート」
「入れ過ぎだよこれは」
その後、マラリヤはカイルに料理のコーチを頼んだが、アカデミー内でふたりの関係が噂され、マラリヤの言う『目標』からかなり遠ざかったという。
ごめんなさい。
664 :
636:2007/10/14(日) 19:23:21 ID:wbpV+Hug
仕事がようやく終わりました
今夜中に貼ります
一応言いますが今回もエロ無しの純粋物になるかもです
それで良ければ貼ります
>>664 おねがいします。
まっていますから。
さっきまで過去のSS読み返していました。ラスク君人気無いのか……あうう。
667 :
636:2007/10/14(日) 23:16:35 ID:wbpV+Hug
では、これからやっていきます
タイトルは【タイガ×ヤンヤン】
相変わらず題名はショボです;
そして話の流れとして、他キャラのカップルを勝手に書いてます
一応COM名にして配慮はしてまいますけど、駄目な方はNGでスルーしてください
では、やってみます
「はい、今日はここまでー!来週は試験ですからきちんと勉強してきてくださいねー」
今日の最後の授業が終わり皆話しながら帰り支度を始めている
その中に1人かなり疲れてる女子生徒がいた彼女の名前はヤンヤン
彼女は別に目的も無く麻雀大会に向かってる途中なぜかこのマジックアカデミーに入学する羽目になってしまったのだ
「(う〜、私普通に授業受けてるけど本当は麻雀大会に出るはずだったのにこれで良いアルか?)」
「(賢者になれば儲かるって聞いてここに居るアルが・・・・勉強は難しいアル)」
少女は机にへばりながらそんな事を考えていた
「・・・・まぁ、難しい事は考えない方が良いアルね」
「それより、誰かと一緒に帰るとするアル」
「おーい、ヒルダ一緒に帰ろうアル!」
ヤンヤンはヒルダという名の赤髪の女子生徒に声をかける
「ごっめーん、ヤンヤン今日は用事があるから早く帰らなきゃいけないんだ、じゃあね」
そう言い去っていくヒルダを見送りながらヤンヤンは心の中で
「(ふん、なにが用事アルか!どうせ、ルッツと一緒に帰るくせに、ムキー!!)」
ヒルダという名の女子生徒とルッツと言う名の男子生徒が付き合ってる事は校内では有名だった
「仕方ない・・・・・1人で帰るアル・・・・・」
そう言いヤンヤンは1人寂しく教室を後にした
ヤンヤンが外に出るとまだ青い空がまぶしく光っていた
「はぁ・・・・部屋に戻って麻雀の練習でもするアルか・・・・」
そういい寮に向かってると途中のベンチに1人の人影を見つける
「む・・・・あれは・・・・・タイガあるか?」
ヤンヤンの目線の先にはベンチにオモシロク無さそうに座るタイガと言う名の男子生徒が居た
「ムフフ・・・・後ろから脅かしてやるアル」
そう言いタイガに気づかれぬようにコッソリと後ろに近づいた
「まったく、どいつもこいつもイチャつきやがって、うっとうしいのぅ!」
そう言いながらタイガは周りでカップルで帰ってる生徒たちにガンを付け始める
「何や!?何見てんねんボケ!!野郎1人だけで文句でもあるんかい?」
そう言いイチャモンを付け始め近くに来るカップルを追い払っていったのだ
「タイガ、お前そんなことして楽しいアルか?」
後ろから声がしてタイガが振り返るとそこにはヤンヤンが立っていた
「な、何や!?ヤンヤンやないか、ビビって損したわ」
「なんやとは何アルか!!私じゃいけないアルか!?」
「そうじゃないわ、けどな・・・・お前じゃな・・・・・」
「言いたい事ははっきり言うアル」
「俺は彼女が欲しいんや!、けど良い女が居ないし、何より皆付き合ってやがるから、チャンスがないんや!」
「くだらないアル・・・・・」
「な、なんやと!?
タイガはベンチから腰を浮かせてヤンヤンに近づいた
「くだらないとはどういうことや?」
「お前そんな事して自分が寂しくないアルか?」
ヤンヤンは珍しく真面目な表情でタイガを見つめ
「へ、別にさみしくなんか無いわ!2輪乗りはロンリードライバーが最高なんや!」
「お前・・・かわいそうな奴アル・・・・・!閃いたアル!!」
ヤンヤンは何かを閃きタイガに抱きつき
「今日から私と付き合うアル!そうすればお互い幸せアル!」
抱きついてきたヤンヤンを離し
「お前、ムチャいうなや俺にだって選択権は・・・」
そう言い終える前にヤンヤンは
「じゃあ明日は休みだしデートするアル!じゃあ、10時に校門前アル!」
そう言うとあっという間に走り去っていってしまった
「何やねん・・・・あいつ・・・・・俺なんでこんな目にあわなあかんねん・・・・」
ぶつぶつ言いながらタイガも自分の寮に向け帰っていった
「(まったく・・・・あいつどういうつもりや?)」
「(私と付き合うアル!・・・・なんでやねん!!)」
タイガはベットに横になりながら考えていた
「(とりあえず、俺も暇やし行くだけ行ってやるか・・・・)」
そして翌朝
10時になった校門前
「あちゃー!遅れたアルー!」
ヤンヤンがダッシュで約束の場所に来て
「ごめんアル、待ったアルか?」
息を切らせながらも約束の場所で待っていたタイガにそう言い
「待ったアルか?ってお前言いだしっぺが10分遅刻ってどういうことや!?」
「タハハ・・・・時計が止まってたアル、だから寝坊したアル」
「お前・・・・はぁ、今日1日お前と付き合わなくちゃいけないと思うと悲しくなってくるわ・・・・」
そうタイガはつぶやくがそんなタイガに目もくれずヤンヤンは1人はしゃいでた
「さ、映画でも見に行くアル今流行の『世界の中心で×を叫ぶ』でも見に行くアル!」
「ちょっ、待て、俺の話を聞・・・」
言い終える前にヤンヤンは1人で楽しそうに走っていき
「まったく・・・・あいつホウキで行けば良いのに・・・・あ、そういやあいつホウキ駄目やったんや」
「授業中何回も落ちかけてたしな・・・・・まったく仕方ないやっちゃ」
タイガを振り回していることを自覚せずにヤンヤンは
「早くするアル!!映画が始まるアル!」
そう言いタイガのてをひっぱり映画館に向け走り出し
タイガは手をひっぱられながら
「(こんな事になるんやったら1人寂しく単車のカタログでも見てたほうが良かったわな・・・・)」
タイガはそんな事を思いながらヤンヤンにてをひっぱられる形で走っていくのであった
ヤンヤンに無理やり連れられる形で映画館に到着したタイガ
早速席に座るが
「(まったく・・・・なんで俺がおごらなきゃいけないんんやろ・・・・)」
タイガが落ち込んでいるのを知れず横のヤンヤンは1人はしゃいでおり
「早く始まらないアルか?楽しみアル〜!」
「(うっとうしいわ・・・・)」
そして映画は始まった内容は今流行の純愛もので
ヤンヤンは食い入って見てるが、タイガは
「(何やねん・・・・この映画オモロ無いわ・・・・・)」
そうして映画が終わり、ヤンヤンは目に涙を浮かべながら
「ううう・・・・・良い話アル・・・・泣けるアル・・・・」
ヤンヤンは泣いているがタイガは面白く無さそうに
「(あの映画どこが泣けるんや?)」
「まぁ、泣くのはその辺にして今日はもう帰ろうや、」
「えぇ!?、まだ昼前アル!」
そう言いヤンヤンはまた1人で走り
「あそこに美味そうなイタ飯屋があるから行くアル!」
そう言いタイガの手を引っ張っていき
思わずタイガは小さい声で
「・・・・・飯まで食うんやな」
しかしヤンヤンの耳には届かず、イタ飯屋の前まで来たが財布の中身を確認すると
「(しまった・・・もう金が無いやんか)」
「・・・・・なぁ、ヤンヤンちと公園行かないか?マジな話があるんや」
タイガが珍しくまじめな顔をしてるのでヤンヤンもはしゃぐのをやめ
「・・・・・良いアル」
「そうか・・・・じゃあ行くで」
「・・・タイガ?何で私の手を引っ張るアル?」
「今度は俺が先行く番や!、黙ってついて来いや」
そうして今度はタイガがヤンヤンの手をひっぱりながら公園に向け歩いていった
2人が公園に着いたときすでに空は紅く染まっていた
タイガはヤンヤンをベンチに座らせると話をし始めた
「・・・・・お前、今日楽しかったか?」
「楽しかったアル、タイガありがとうアル」
ヤンヤンは笑ってみせる
「そうか・・・・・なぁ、お前俺とホンマに付き合う気あるか?」
そうタイガは聞いた
「何でそんな事聞くアル?」
「いやな・・・・お前は俺におごらせるだけ奢らせてあとはオサラバって考え・・・・」
そう言いかけるとヤンヤンは掠れた声で
「うっ・・・・私そんな汚い事・・・考えないアル・・・・貧しいけど汚い人間にはなるなって父上や母上も言ってたアル」
「ヒッ・・・だからそんなこと無いアル・・・・」
ヤンヤンは泣き出してしまい、タイガは慌てて
「わ、悪かった冗談や冗談そやな、俺たちは付き合ってるからな」
「な、泣くなってほら元気出せや」
そう言いタイガはヤンヤンを抱きしめ
「なぁ、ヤンヤン俺みたいな奴でもホンマにエェんか?」
「勿論アル告白したのは私アル」
「そうか、じゃあ付き合うならキスせんとな」
タイガは急にそんな事を言い出し
「な、キスするアルか!?」
「あたりまえやないか、付き合うならキスはするやろ!」
「で、でも私キスなんてした事無いアル・・・・恥ずかしいアル」
そう言いヤンヤンは頬を紅くして
「そ、そうアル私が目をつぶるアルそのうちにキスするアル!」
そう言いヤンヤンは目を閉じタイガを待ち
「俺も始めてやけど・・・・いくで」
そう言いヤンヤンの唇に自らの唇を重ね口付けをして
「これでお前は俺の女やからな、これからもヨロシク頼むで?」
そうヤンヤンに言いヤンヤンも
「勿論アルこれでタイガも私の男アルヨロシク頼むアルネ」
「あぁ、解ってるって、さ、ぼちぼち帰るでそろそろ暗くなって来たやろ」
「早く帰らないと先生に叱られるで」
そう言いヤンヤンの手をとり
「さ、急ぐいで帰るで!ヤンヤン」
「解ったアル!タイガ急いで帰るアル!」
そうして2人は手をしっかりとはなれないように握りながら
夕焼けの中を走りながら帰路についていった
〜終〜
674 :
636:2007/10/15(月) 01:08:29 ID:8JcyOTG3
以上です
スイマセン、何かむちゃくちゃな仕上がりで^^;
仕事上がりでイマイチでした
こんな作品でよければ楽しんでください
では・・・・
GJなSSを有難う! うまく言えないけど、
ヤンヤンはシャロンと違う不器用可愛さがあって好きさ!
その辺が凄くいい感じで書けてると思ったさ!
俺も頑張って完結させるさ。
>>667 あえて苦言を呈するなら、ヤンヤンの言葉尻は「アル」だけじゃないよ。
「ヨロシ」とか「ヨー」とか、使える所で積極的に組み込んでいこう。
公式(ファンブック)のセリフ集を参考にするといいかも。
和みと純愛と新世界をありがとう!GJ!!!
hosyu
職人さんがんがれー!
679 :
636:2007/10/19(金) 03:52:52 ID:53JUewh5
>>676 スイマセン、やはり変でしたか
ご指摘感謝します、次の作品を制作するときは気をつけます
しばらくは他の職人さんの作品を参考にさせて頂きます
>>677 こんな物で良ければ、ありがとうございます
683 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 02:15:02 ID:89A/NfTI
ラスクとアロエでユウの筆卸しをするという電波を、寝起きから受信した件について
685 :
680:2007/10/21(日) 06:46:19 ID:MTzwHH4v
コンコンコン
部屋のドアがノック
うわぁぁぁぁぁ
送信押してしまった…orz
自宅に戻ったら改めてPCでうちなおしします。
本当にゴメンなさい
690 :
686:2007/10/21(日) 23:47:22 ID:okuDzcwy
と言う訳で仕切り直します(笑)
微妙に変わっているのは内緒ですorz
カリカリカリ・・・・部屋に響くのは鉛筆を走らせている音だけ。
そして、何故か隣には・・・青髪の少女の姿が。
「なぁ・・・ユリ」
「何??サンダース」
「なぜ故に我輩の隣にいるのだ??」
「何故って・・・隣にいちゃダメ??」
「むうう・・・」
最初はユリを無視していたサンダースだが、突然鉛筆の音が止まった。
バンッ!!
「ユリ!」
「今度は何?」
「部屋に戻れ」
「私はサンダースの隣にいたいの」
「勉強の邪魔だ」
「なんで勉強の邪魔なの?」
「邪魔なものは邪魔なんだ」
「私はサンダースのことが好きだから隣にいたいのっ!それだけなのになんで邪魔なの??」
「・・・」
ガタッ
ユリは立ち上がるとじりじりとサンダースに迫ってきた。
(う・・・ユリの目がなんだか怖いのは・・・気のせいか?)
サンダースも間を取るようにじりじりと逃げるものの、ベットの前まで誘導されてしまった
まるで獲物に狙われたネズミのようだった
「私はサンダースが好きなのっっ!!」
ユリが、まさに「飛んで」サンダースに向かって飛んできた。
ゴッチーン!!!!!
ユリはサンダースの首に両腕を絡ませ抱きしめるものの、反応が全く無い。・
「あ、れ・・・?サンダース??サンダースどうしたの!?」
そこには迫ったユリからボディーアタックを受けて、それに倒されて壁に後ろ頭を強打し、
気絶しているサンダースの姿があった。
後日、サンダースはこの時にお花畑を見たとか見なかったとか・・・
後に続いて前回・前々回のの続きやります。
タイトルは『らす☆すた』で。
エロ無しのギャグなので嫌な人はタイトルをNGワードに。
昼休みの学食兼購買部にて。
「チョココロネ一個、いや二個!!」
「コッペパンを要求する!!」
「肉まん五個よこすアル!」
「ディバイディングフランスパーン!!」
昼休み、飢えた生徒が購買に集う時。そこは戦場となる。
アカデミーには学食が一応あるがメニューはあまり多くなく割高なため、バリエーション豊富で安価な購買のパンを求める生徒は少なくない。
比率にすると購買のパン3:学食4:持ち込み弁当その他3、となる。どうでもいいことだが。
そして購買のパンは種類こそ多いがそれぞれの数が少なく、のんびりと人が少なくなるのを待っていたら好みのパンはなかった。なんて事もよくある。
そんな騒ぎを横に、丸テーブルを囲んでクララルキアマラリヤ。
「相変わらず凄いわね」
とルキア。
「ところで、ディバイディングフランスパンっていったい何なのでしょう?」
紅茶にミルクを混ぜながらクララ。
「爆熱ゴッドカレーパンみたいなものよ。いろいろな意味で。」
何か意味ありげな言葉を放ち、別ルートで買ったサンドイッチに塩を追加しながらマラリヤ。
「まぁそれはいいとして。マラリヤ、ひとつ訊きたい事があるの」
パンについて熱く語っていた作者の立場は!?続く。
693 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 01:46:30 ID:qjsigaG6
「何?私が答えられる範囲でならいいけど」
不思議そうな顔をしながらマラリヤは返事する。
「前に……カイルと噂になった時に目標が遠ざかったとか言っていたよね。その目標っていったい何?」
短刀直入とはこの事か。ずいっと確信に迫ろうとするルキア。
「あ…それは……」
急に顔が赤くなるマラリヤ。
「顔が赤く!と言うことは恋なのね。で、誰と?どこまで?」
ルキアさんテンション上がり過ぎ。落ち着いて。
「私も……少し興味があります」
ブルータス、お前もか。
「……、わかったわ。答えましょう」
観念するの早すぎない?マラリヤさん。
「相手は……ラスク君よ」
さっきとはうってかわってシリアスモードのマラリヤ。
「ラスク君!?」
ラスクと言えばたしか一期と二期のショタ担当のあの男。いや、三期四期でもショタ担当は変わり無いけど。
「私は、ラスク君に……私の事を……」
『……ごくり』
「お姉ちゃんって呼んで欲しいのよ。……あら。なんでみんなひっくり返っているわけ?」
「アメリア先生。なんでずっこけているのですか?しかも双眼鏡持ちながら」
>>684 そのネタ。イエスだね!
と、エロのないの一本書いたのですがここに投下してもいいですか?
一応シャロンアロエで・・・。
どうぞどうぞ
ではいきます。
タイトルは「呼び方マトリクス」で。
「あ、シャロンだ。おっはよー!」
「おはようルキアさん。今日もお元気ね」
「あ、おはようございますシャロンさん。今日もいいお天気ですね〜」
「おはようクララ。本当、今日はいいお天気ね」
「みんなおっはー! シャロンおっはー! と、ギリギリセーフ!」
「おはようユリさん。僭越ながら、もう少し早く登校したほうがよろしいわよ?」
「・・・おはようシャロン・・・まだ・・・この前の薬の効果は出ていないようね・・・」
「お、おはようですわマラリヤさん。
・・・そ、その話はどうか人前ではご内密にして下さるかしら?」
「了承・・・したわ・・・」
「え? なになに?」「どったの?」
「・・・ルキアとユリには必要がない薬の話よ・・・」
「あ、あぁマラリヤさんその話はもぅよろしいですわ・・・っ」
「?」「?」
「みんなおはようアル! ・・・あーシャろん、済まないアルがこの前の返済は
もう少し待つヨロシね! ついでではアルけど今日のお昼ゴハンの分をちょっと
借してくれると助かるヨー」
「・・・おはようございますヤンヤンさん# なるべく早くお願い致しますわ・・・
と、昨日も同じことを仰っていたのではないかしら?」
「多分明日も明後日も明後日も頼むヨー! よろしくアルね!」
「・・・わたくし、シャイロック家に嫁入りするのは御免こうむりたいのですけれども」
「シャ、シャロンは鬼アル!」
「あっシャロンちゃん、おはよ〜」
「お、おはようございますアロエさん・・・っ」
「うんおはよ〜。今日もいい天気だよね〜、シャロンちゃん」
「そ、そうですわね、アロエさん・・・#」
*続きます
と、そこでシャロンはアロエの元に歩み寄った。
「? な〜に?」
「わたくし、前々から思っていたのですが」
「ほぇ?」
「何故貴方はわたくしのことをシャロン”ちゃん”と呼ぶのですの?」
「え〜、だってシャロンちゃんはシャロンちゃんだよ〜」
アロエは無垢な笑顔で答える。一部男子生徒には「天使の笑顔」と呼ばれる
その笑顔に、シャロンは一瞬躊躇ったが、すぐにいつもの−いや、いつもよりも
少しだけ剣呑な態度を滲ませて−調子でアロエに迫った。
「その件について今日こそははっきりさせておきたいと思いますの。
いくら貴方がこのアカデミーに学校始まって以来と言われる成績で飛び級で
入学したとはいえ、貴方はわたくしよりもずいぶん年下なのではなくて?
例え今は同級生であっても、貴方に”ちゃん”付けで呼ばれる憶えはございませんわ」
「えぇ・・・でも、シャロンちゃんはシャロンちゃんだから・・・」
「ですから! そのシャロン”ちゃん”というのはお止めなさいと」
「だ、だってぇ・・・シャロンちゃんは・・・シャロンちゃん、だもん・・・」
いつも居丈高ライクな態度のシャロンではあるが、いつになく強い調子で迫るシャロンに
アロエは涙を浮かべながら答える。
「シャロンちゃんは・・・シャロンちゃん、なんだもん・・・」
「ですから!」
*続きます
「・・・ちょっとやめなってシャロン、アロエちゃんが泣いちゃうよ? ってか泣きそうじゃん」
「そうですよシャロンさん、かわいそうですよ」
いつにないやり取りを始めた二人を見て、すかさずルキアとクララが止めに入る。
「シャロン感じ悪ー」
「・・・薬の効果が出ないからといって・・・小さい子にあたるのは・・・よくないわ・・・」
ユリとマラリアも止めの輪に入る。ヤンヤンも
「シャロンは小さい子にも容赦ないアル! さすが金の鬼アルね!」
止めに入った。多分。
「わ、わたくしは別にそのような・・・」
シャロンはうろたえつつ抗弁するが、
「う、うぇぇっ・・・」
「はぃよしよし・・・シャロンはヒドいねー。アロエちゃんは悪くないよー」
アロエは既にルキアの、シャロンにはおそらく一生縁がない部分に顔を埋めて泣き始めていた。
これではどう見てもシャロンに分はありそうにもない。
「・・・泣いちゃいましたね、アロエさん」
「・・・じー」
「・・・フッ」
「まったくシャロンは極悪人アル! お詫びにワタシの借金をチャラにするヨロシ!」
残る3人と1人の冷たい(例外あり)視線を浴びて、さすがのシャロンも引き下がる。
「・・・わ、わたくしが悪かったですわよ・・・。
で、でも、やはりというかしらさすがにというかしら、”ちゃん”はやめて頂きたいですわ」
「じゃあ、アロエちゃんにシャロンはなんて呼んで欲しい訳?」
アロエの頭を撫でながら、ルキアが訊く。
「そ、それは・・・ふ、普通に、シャロンさん、で・・・」
「それもヘンじゃない?」
ユリが即座にツッコむ。
「アロエちゃんが「おはようございます、シャロンさん」とか言ってたらヘンだよー絶対。
そしたらあたしも「おはようございます、ユリさん」とか呼ばれんの? うっわー、違和感
ばりばりー」
「・・・そうね・・・わたしも・・・「ぉはよぅござぃます、マラリァさん」なんてアロエに
呼ばれたら・・・変」
(いやそれ違う。絶対違う)
いつものボソボソ口調でアロエの真似(にもなにもなっていないが)をするマラリヤに
思わずその場にいる全員が心の中でツッコむ。
「で、では、わたくしはどうすればよろしいのですの・・・?」
自分の希望を全力で否定されてしまい、シャロンは困り顔で呟いた。
と、
「あ、そうだ! こうすればいいんだよ! うん、これで完璧っ!」
ルキアがいきなり叫ぶ。ルキアの頭上に電球が光ったのが彼女以外の全員には何故か見えた。
*続きます
「あのね、アロエちゃん・・・ごにょごにょ・・・」
「そ、それで・・・いいの・・・」
「完璧だって」
ルキアはアロエに何かを小声で囁いている。
「ルキアさん・・・?」
「じゃあ、アロエちゃん、あらためて、ほら」
「う、うんなの・・・」
「? ? ?」
何をどう反応すればいいのか解らずに戸惑うシャロンに、アロエは今だ涙の残る瞳で上目遣いに
見上げて、言った。
「お、おはようなの・・・です、シャロンお姉さま・・・」
「・・・!」
「あぁ・・・」
「おおー」
「・・・ハッ」
「最凶アルね。・・・オトコなら即殺アル」
その最終兵器とも言える呼び方に、全員が深くうなづいた。完璧である。
「・・・ほらね、これで問題ないでしょでしょ? ん、なに、これでもダメ?」
「・・・ま、まぁこれなら問題ありませんわ・・っ。ア、アロエさんはわたくしの妹のような
も、ものですしかしら」
笑顔で問いかけてくるルキアに答えるシャロンの顔は、何故かとても紅かったとか。
その後、二人は
「シャロンお姉さま〜、一緒にお昼ごはん食べよぅなの〜」
「よろしくてよ」
「シャロンお姉さま〜、一緒に帰りましょうなの〜」
「えぇ、よろしくてよ」
と、周囲の人々を大いに萌えさせた、とマジックアカデミー史第573編第9のMa節は記するという。
703 :
696:2007/10/23(火) 06:41:12 ID:J9TmioNb
これにて終わりです。
キャラが台詞だけでうまく表現できているといいのですが・・・。
読んで下さる方どうもありがとうございます。
非常にGJでございました。
次回も萌えさせてください!
705 :
名無し:2007/10/23(火) 17:20:22 ID:I2SH0Z8B
最近はピンク板がまともで
表のゲーム板がハァハァ?みたいな感じです。
>>705 確かにあっちよりはまともな感じはするかも
>695
暇を見つけて書いては見るが・・完成は程遠いぜ?
>>699 GJ!!!こういう日常も可愛くていいな。
>>705 エロパロ板の方が平均年齢高いだろうから
その分表より大人な対応できる人が多いだろうな。
いいことじゃないか。
間違いなくここでは下から数えた方が早い年齢な俺が来ましたよ
でも18より上だから大丈夫だよね?
今はもう18禁じゃなかったっけ?
712 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 10:33:54 ID:1BiDyAvM BE:243429833-2BP(1)
実はケコーンすれば18歳未満でも成人として認められるから、外国ででもケコーンしてくれば18歳未満でもオケイです。
なら俺これからマラ様にプロポーズしてくるわ。
714 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 08:10:45 ID:OPaIEygY
毒、飲ますわよ!
保守。
土日に職人さんが出現すると信じてる!
こうして土日がすぎてゆくのであった。
保守
「相撲というスポーツは日本古来より存在していたんだ。その根拠に……」
「〜♪」
「……ということから相撲には儀式的な色合いもあり……ん?くぉらクララぁ、聞いてんのかっ!」
「ひゃっ!?すいません!」
「……今何を隠した?見せてみろ。」
「う……はいぃ……」
「どれ……?ほぉ、これはクララが描いたのか。なかなか上手いじゃないか!」
「あ……」
「相撲を取るレオンとセリオスか。授業で喋っていたからなぁ。」
「そ…それは………」
「ハハハ、だがクララ、マワシを描き忘れてるぞ!」
「!?」
ザワザワ……
「それに後ろからつかみかかるのは相撲としてはおかしいな。それに二人は何故気持ちよさそうな顔をしている?」
「あ……あぅぁぅ……」
「ちゃんと授業聞いて相撲を理解するんだ!いいか?」
「………はい。」
「なぁ……クララって………」
「みたいだね……意外……」
「この僕がネタにされるとは……!」
「……ちょっと見てみたいわね。」
「(うぅぅ……マロン先生に頼まれただけなのにぃ…)」
翌日クララは人生初のズル休みをした。
718 :
308:2007/10/31(水) 08:55:12 ID:Zmh3FYWI
やっと完成したのでうpします。
一応設定としては
・前回(「二人の秘密」)の続き
・タイガ(ー人ー)
・ちょっとSMっぽい所もある
なので、上の一つでもダメな方はNGワード「真夜中の秘密」を設定してください。
マラリヤが自分の欲望を達成させてから数日後。
二人の仲は表向きは「とても仲の良い二人」という事になっている。
一応、二人が「友人以上の仲」になっている事は誰にもバレていない。
「マ〜ラ〜リ〜ヤ〜ァ〜」
ここはマラリヤの部屋。相変わらず学問がダメダメなユリはマラリヤの部屋に押しかけては学問を教わって
いる。3回に1回はプラスアルファが付くのが、定例的になってきている。
「どうしたの?また何処か分からないところがあるの??」
今日で何回目になるユリの悲鳴(!?)に対し、こう答えるのがマラリヤの日常と化している。
「実はさ・・・・今、とても困ってることがあるんだよぉ・・・」
「何?」
話は5日前に遡る。いつもの授業が終わった後のこと。
ユリは校庭の端っこでクラスメートのタイガに呼ばれたのだ。
「タイガ??どうしたの??話なら教室でも・・・」
「・・・ユリ、オマエの事、メッチャ好きだ!!」
普段からの仲の良い友人の一人から、しかも、飾り気の無いストレートな告白。
ユリは頭の中がパニックになった。
「え・・・あ・・・」
「実は、ユリの事・・・ここに入ってから気になっとって・・・だって、ユリはフリーだ、って周りから
聞き込みしたから・・・・」
普段では見せない真剣な顔をしてしどろもどろに告白をするタイガ
「そんなこと言われてもぉ・・・・タイガの事、そうゆう目で見たことな・・・」
「そんなら、ユリがその気になるまで俺は待つっ!」
「はぁぁぁぁ!?・・・待たれてもぉ・・・その・・・困るの・・・」
「・・・・もしかして、好いとるヤツがいるのか??」
(う〜〜〜〜ん・・・・・)
「え・・・まぁ・・・そんなところ・・・」
「相手は誰や?」
ユリは口をパクパクしている
正直、ユリの心はまだ迷っていた。
マラリヤとは相手のリードに乗せられたまま「友達以上の仲」になってしまったが、ユリ自身の気持ちは
「本当にマラリヤのことが好きなのか」考え続けていたのだ。
しかし、マラリヤはユリの中では(肉体関係うんぬんは別にして)「信頼できる友人」なのは事実なのだが。
「まさか、ユリの片思いなのか・・・??」
タイガは少し考えた後、「ははーん」とつぶやくと
「そんならまだ俺にも芽はある、ちゅうことやな!」
「ちょ・・・・」
人の話を聞いてよ、と言いたかったユリだが、ポジティブ思考のタイガに半ば呆れてしまっている
「よーし、決めた!!俺は絶対にユリを振向かせたるでぇ!!」
「それからは、授業が始まる時から終った後まで、挙句の果てには女子トイレの近くにまで付いてくるように
なっちゃって・・・」
「うわ・・・それはさすがに引くわね・・・で、どうやってタイガを巻いたの??」
「うん・・・校舎内でかくれんぼをして、やっと巻いてここに到着したの」
「それは災難だったわねぇ・・・」
「しかも、それがもう4日も続いているのよぉ〜〜もう疲れたよぉ〜〜」
「そうね、しつこい男は嫌よね・・・」
そのとき、マラリヤの中で何かがひらめいた
「言って分からないのなら『カラダ』で分からせてあげましょ」
マラリヤはニコリと笑った
(ああ、あの笑顔・・・絶っっっっ対何か思いついた顔だよぉ・・・)
「ユリ、耳を貸して・・・」
それから数日後の放課後。タイガはユリに普段から使われていない、離れの校舎に手紙で呼ばれた。
「お〜い、ユリィ〜〜どこやぁ〜〜!?」
タイガは大喜びで駆けつける。もちろん手紙に書いてあった通り「誰にも言わずに来た」のである。
その時、一つの教室から、ユリの顔が出てきた。そして、右手で招くしぐさをする。
「そっちか??今からいくでぇ〜〜〜」
タイガはユリに誘われるように、ある教室に飛び込んだ。
その教室の中には、真ん中にポツンとベットがあって、ベットの上には笑顔のユリが座っている。
「ユゥ〜〜〜リィ〜〜〜〜」
タイガは、迷わずベットにダイブした。その瞬間
バチィッ!!!!
(う・・わ・・なん・・や・・・)
身体に何かしらの衝撃を受けたタイガはそのままブラックアウトした。
気を失う寸前、ユリの笑顔が少しだけ歪んで見えた・・・
「・・う・・ん・・・・」
「・・・お目覚め??」
タイガは目を覚ますと目の前にはスタンガンを持ったマラリヤが立っている。
「マ・・・ラリ・・ヤ・・・???」
マラリヤはフフフと笑った
「・・・気分はどう??」
「あ・・え・・・あーーー!!!」
タイガは自分の置かれている状況にショックを受けた。
先ほど、ユリがいたベットに寝かせられているのだが、両手はベットに括り付けられ、
両足は反対側のところから足首を括り繋がれている。
そして服は脱がせられ、黒のブーメランパンツ1丁のあられもない姿。
「ちょ・・何しとんねん・・・!?」
タイガはそう叫んだ後、マラリヤとユリを見ると思わず言葉を止めてしまった。
マラリヤはブラジャー・ハイストッキング・ガーターベルト姿
しかも、全てが彼女の象徴している黒で統一されている。
一方のユリも同じ形であったが、彼女の髪の色と一緒である青い色だった
そんな二人の姿を見て、タイガはかなりドキドキしてしまった。
「お・・俺をどない・・・するんねんっ!」
「うふふ・・・どうしましょうかねぇ・・・」
マラリヤは意味深な笑いをした後、右手をユリの頬に添え、引き寄せてキスを始めた
「う・・・ん・・っ・・・」
「ふ・・ぅ・・・・」
ピチャピチャピチャピチャ
お互いの舌を求め合い、二人の吐息と唾液の音が三重奏に聞こえる。
そこに「二人の世界」があることをタイガに見せ付けるように。
・・・この二人の「アヤしい関係」は一部の生徒の噂になっているのをタイガも小耳に挟んだことがある。
しかし、タイガはそれを今まで振り切ってユリ一筋に惚れ込んで来た。それなのに。
タイガは自分が惚れた少女への疑惑を振り払うように自分の頭を左右に振る
・・・タイガはいつの間に二人のキスシーンを見入っている自分がいることに気付いた。
そして、固唾を飲み込んだ。
マラリヤはユリの唇から離れると、耳元・うなじ・首筋に口付けをしながら、両手で豊かなユリの胸を
愛撫する。
「・・あぁ・・・あ・・んっ・・」
ユリの口からは吐息がこぼれる。
マラリヤは愛撫の手を止めずに、乳房に何度も何度も口付けをする。
「ここまでよ」
マラリヤは一言言うと、ユリへの行為を一切止め、タイガに顔を向けた。
「・・・・へ????」
「続きが見たいなら、私たちを満足させなさい」
「・・・・・はぁ!?」
「こういうことよ・・・」
マラリヤとユリはタイガの左右に座ると、頬に唇を下ろし舌を下に這わせはじめた。
二人の舌が首筋、鎖骨、肩を這っている時はタイガも我慢できたが、マラリヤに右の乳首を攻められると
さすがに声を出してしまった。
「ひやぁ・・・・」
「タイガは乳首が弱いのね・・・女の子みたいな悲鳴を上げて・・・可愛いわぁ・・・」
マラリヤの言葉のとげが、タイガに甘く刺さる
「そ・・そん・・なこ・・とは・・ぁ」
「じゃぁ、私も・・・・」
その様子を見ていたユリも左の乳首を舐め始める
「く・・・ぁ・・・」
タイガがビクッと反応する。
「カラダは素直ね・・・」
マラリヤはくすくす笑いながら、舌を下に移し始める。そして、黒のパンツを見た。
「もう・・・こんなに固くなっているわ・・・」
「あ・・・あ・・・」
パンツの中身のモノが少し浮いているのが分かる。この状態でパンツを脱がすとすぐにでも飛び出してくるだろう
マラリヤはうふふ、と笑いながら人差し指でパンツの上から愛撫をする
「大丈夫よ、こちらはまだ後で可愛がってあげるから・・・」
舌はパンツを越え、内股・ふくらはぎ・足元に行く。
ユリはまだ「それなり」の気持ちよさ(恐らくマラリヤから手ほどきを受けているのだろう)なのだが、
マラリヤの方は性感帯のツボを掴んでいるような舌の動きだ。
(アカン!このままでは・・・・)
タイガは快感に押し流されそうになる気持ちをかろうじて抑えているものの、これ以上責められたら・・・
そう思うとちょっと泣きそうになってくる。
「俺が・・・何した・・・んや・・!」
「さぁ、何でしょうねぇ・・・」
マラリヤはクスリと笑う。まさに淫魔の笑いだった。
「ねぇユリ、あれやるわよ」
内股に舌を這わせていたユリにマラリヤがタイガのモノを指す。
「うんっ」
そして、二人はパンツの上からモノを舐めなじめた
二人同時に舐められる感覚に、今まで味わった事の無い気持ちよさがタイガを貫いた
「それは・・・アカン・・っ・・・・!」
抵抗したくても、手と足が枷につながっているので、ジャラジャラと音がするだけ。
「だいぶいい感じね・・・」
モノが大分硬くなってきているらしいことがパンツの中からも分かるぐらい、
マラリヤはそういうと、近くにあったハサミを手にして、タイガのパンツに2回ハサミを入れる。
ハサミの冷たさでタイガは思わず身を縮める。
ジョキ、ジョキ
ハサミがタイガのパンツを切ると、中からモノがバネ仕掛けのように飛び出てきた。
すっかり硬くなっていて、先走りも出ているみたいで、先端が少し濡れていた。
マラリヤはそれをうっとりとした顔で、ユリは緊張した顔で見ている。
「じゃあユリ、教えたとおりに・・・」「わかった」
そして、二人は直接唇と舌を使って、タイガのモノを舐め始めた
同時にサオを舐めたり、片方が口に含むともう一方が袋を舐め、それを交代でピッタリ息の合った動作で
責めている。
タイガも最初は我慢していたのだが、ここまで来ると我慢する余裕が無いのか息がすっかり荒くなっている。
「・あ・・がっ・・・!!」
もう既に限界まで来ていたタイガは、生まれて来てから今までで一番踏ん張っていたのだが・・・・
ここまでされるともう限界だった
ドクッ、ドクッ、ドクッ!!
マラリヤが含んでいる時に、白い液体を口の中にぶちまけた
そして、彼女は全部受け止め、中で味わっているみたいだった。
その姿もひどく淫らだった。
「マラリヤ・・・少し頂戴っ」
ユリはマラリヤから口移しで少しだけ白い液体を貰った
彼女は顔にその独特の味に抵抗の色を隠せないながらもなんとか飲み込んだ。
「大丈夫?」
既に飲み込んでいたマラリヤがユリを気遣う。
「う・・・・」「ユリにはまだまだね・・・」
口直しと言わないばかりにマラリヤがユリにキスをした。
「さて、第二段階ね」
タイガは少しぼんやりしていたが、マラリヤが手にした赤い首輪をみて目を見開いた。
カチャカチャ
まだ手足は枷に繋がれたままなので、無抵抗のまま巻きつけられてしまった。
「うふふ、可愛いわよタイガ」
タイガの頬を撫でながらマラリヤは言った。
「・・・・!!」
「あそこはだいぶ元気みたいね・・・まだまだ楽しませて頂戴・・・」
どうやらまだ悪夢は終わらないらしい。タイガは愚息を呪った。
タイガはふと、全裸姿のユリが見えた気がした。
「・・・・ユリ??」
ユリは無言でタイガの上へのしかかると、自分の中へとタイガのモノを入れた。
「う・・・うんっ・・・・」
そして、そのまま上下運動を始めた。
「んっ・・んっ・・んっ・・!!」
タイガの視線の先には、ユリの豊かな胸が上下に揺れているのが見えるだけだが、膣内(なか)の体温と
モノに絡みつくような感覚で自分と繋がっているのが分かる。
タイガ自身こんな状況は初めて(むしろ滅多に無い状況)なのだが、自分でもびっくりするぐらい興奮して
いるのが分かった。
「ア・・・アカンっ・・・!!」
先にタイガの方が限界が来る様子を見ていたマラリヤがユリの揺れている胸の乳首を舐め始めた。
「ああんっ!!!私も・・・もう・・・ダメぇっ・・!!」
絡みつく感覚がますますキツくなった。
「ああっっ・・!!」「っううっ!!」
ユリはタイガの上で果て、タイガもユリの中に白い液体を出した。
「気持ち良かった・・・」
これが普通の恋人同士の会話ならどんなにハッピーか、と頭の中でクラクラさせながらタイガは思った。
しかし、これで終わるはずが無い。
だってこれは現実に起きている悪夢なのだから。
ユリはタイガから離れると、先ほどまでタイガのモノが入っていた入り口から、白い液体が流れ出て来た。
「ユリ、大丈夫?」
ユリは呼吸の乱れを整えながら、マラリヤにうなづいた。
「ベットから降りて、少し休んでなさいね」
マラリヤはユリがベットから降りるのを手伝いユリを床に座らせると、クルリと向きを変えタイガに近づき
耳元で囁いた
「今度は私を満足させて・・・・」
マラリヤは下着を外すと、顔をモノに近づき丁寧に舐め始めた。
2回も使ったので、少しは萎れていたものの、舌の愛撫でまた元の硬さが復活してきた。
「ふふ、そろそろね・・・・」
そう言うと、マラリヤはタイガの上にのしかかり鎖骨の部分から下にキスマークをつけ、指でタイガの乳首を
責めながら自分の中にタイガのモノを収め、上下運動を始める
「あんっ・・・」
タイガはマラリヤの膣内(なか)の体温と先ほどとはまた違う絡みつくような感覚に襲われた。
ユリよりはやや小振りだが、形の良い胸が上下に揺れるのが見える。
「うくっ・・・・・アカン・・・!!」
3回目を迎えようとしたその時、違う感覚がタイガを襲った
「!!!」
ユリが袋の下の部分を指で押していたのだが、タイガからは何も見えないので、パニックになる
「な・・・なんでや・・・!」
「ユリに教えておいて・・正解だったわ・・今のあなたは・・絶頂を向かえることができないの・・」
息を荒くしながらマラリヤが説明をする。
タイガは授業でのおしおきの雷撃を受けたみたいなショックな表情をする。
「あなたが『マラリヤ様の中で出させてください。イカせてください』って言ったらイカせてあげる・・
言わないならこのままよ・・」
(もうそろそろ、薬の効果が出るころね・・・)
マラリヤは心の中でニヤリと笑っていた
今の状況は完全にマラリヤにリードされている。悔しいがそれはタイガも認めざるを得ない。
あの爆発するような快感も得られないまま、マラリヤからはずっと攻め立てられている。
そして、行き先を亡くした性欲が中で暴れている状況では、完全に思考停止に陥ってしまった。
もうタイガに残されている道は一つだけだった。
「・・・がいし・・ます・・・」
「何?聞こえないわよ」
「マラリヤ・・さま・・お願い・・です・・あなた様・・の中で・・イカせて・・ください・・」
「もっとハッキリ言いなさい!!」
タイガは苦しいそうな顔だが、ほんのり頬を赤く染めてる。
そんな様子をマラリヤは薄笑いを浮かべ見ている。それはまるで女王様そのものだった。
「マラリヤ様お願いです!あなた様の中でイカせてくださいっっ!!」
タイガは絶叫にも近い哀願をした。
「よくできました・・」
マラリヤは満足気な微笑を浮かべる。
「ユリ、離していいわよ」
合図と同時にユリが手を離す。と同時に、マラリヤの上下運動は更に加速し、激しさを増した。
「あああああああっっっっ!」「あああああああんっっ!!」
二人はほぼ同時に果てた。
数日後の真夜中
マラリヤの部屋のドアが開き、中からマラリヤと赤い首輪と皮ひもで繋がれた全裸のタイガが出てくる。
しかもタイガは四つんばいになっている。
タイガはあの日以降、自分の中に隠れていたマゾの部分が目覚めてしまい、マラリヤによる「真夜中の
課外授業」を受け続けている。
実は、あの赤い首輪には生物の分泌物と混ぜると「苦痛を快楽にする効果」が発生して、
サディスティックな人間もマゾにしてしまう恐ろしい媚薬が中に塗ってあったことをタイガは知る由もない。
「さて・・・どこに出かけましょうか」
マラリヤはフフフと笑うと「真夜中の散歩」へ出かけたのであった。
725 :
308:2007/10/31(水) 09:17:15 ID:Zmh3FYWI
一応、これで終了です〜
うpするのが大変遅くなってしまい、本当にすみませんでした(T_T)
他のみなさんの作品をwktkしながらまた作品を練って行きたいと思ってます。
最後に、作品を読んで皆様へありがとうございました〜
そろそろスレの容量が限界近い事だけ言っておこう。
308はGJ
スレ立てに挑んでくる
308にGJを
728に乙を
>>728 レオン「よっしゃ、乙だぜ!」 ルキア「うん、乙だね!」
セリオス「フッ・・・乙だな。」 シャロン「乙ですわ。」
カイル「乙かれさまです。」 クララ「お、乙です。」
ラスク「乙だね!」 アロエ「あはっ、乙乙〜♪」
サンダース「乙である!」 マラリヤ「・・・乙。」
タイガ「乙かれさん。」 ユリ「お〜〜〜〜つ!」
ユウ「えっと・・・お、乙?」 ヤンヤン「乙アルヨ!」
アメリア「グッジョブ、乙!」 フランシス「よくやったな、乙だ。」
ガルーダ「うむ、乙だ!」 リディア「はい、乙よ。」
マロン「乙乙ガンダム!」 ロマノフ「うむ、乙じゃ。」
ミランダ「頑張ったわね、乙よ。」 リエル「毎度乙です。」
マジックペット一同「みゅ〜〜〜〜っ♪」
これから私の体験を話せばいいのね。
くれぐれも、他言無用。
誰かに言ったら、毒呑ますわよ。
それにしても───
恥ずかしい、きゃー…。
───実験こそ私の趣味。
たまに、薬目当てで訪ねる人がいるわ。
今まで出した薬は星の数位あるの。
風邪薬から滋養強壮剤、精神安定剤。
ホルモン剤、興奮剤に避妊薬───あと、媚薬ね。
それらは実験無しに誰かに渡すことはないわ。
あの薬はある程度の実験をしてからなの。
まぁ…実験をしても、何が起こるか分からないのよ。
まさか、私が実験体になったら、後始末や改良が出来ないでしょう?
あなたはこの話を知っている?
製薬会社の新薬実験の被験者はマウスじゃないの、人よ。
リスクは多い分、高額アルバイトなの。
だから、私も…被験者を立ててみたわ。
初めて、人体での実験をしたのは媚薬だった。
錬金術の産物──マジックペットで実験したところ、効果適面。
そこで、次のステップに進んでみようと思ったの。
そこで、最初で最後の同性被験者・ヤンヤンで試して見たわ。
───よく相手が許したね?
…それは、さっきも言ったように、新薬実験のアルバイトは高額だと言ったじゃない。
無害な新薬の実験体になってほしいって頼み込んだ私はお金で釣ったのよ。
彼女の家庭事情は私も知っているわ。
ヤンヤンには悪いとは思っているの……本当よ。
実験段階の薬を正常な人間に服用させるのは危険な事。
けれど、彼女はお金で飛び付いてきた。
………単純、なのかしら?
私は休日に実行すると彼女に告げた。
実験開始日前夜から、ヤンヤンは私の部屋に上がり、実験を開始したの。
依頼人から強めに、というリクエストがあり、調合の時点で、誘発成分の量をこれでもか…って位、配合したわ。
あと自白剤。
ああいうのは、快楽によって、理性が隠している本能を引き出さなければ意味がない。
つまりは、自己の欲望のいいなりになること。
相手はその望みのままに、相手を支配するのよ。
…話が脱線したわね…。
内職しているヤンヤンに薬を混ぜた水を飲ませたの。
ヤンヤンはぽっと頬を赤らめて、礼を述べたわ。
水が飲みたかったそうよ。
それから、二分もしないうちに、ヤンヤンは制服を脱ぎ出したの。
暑いアルヨ…って。
…ヤンヤンに言ったのよ。
暖房のスイッチは入れてないって。
あと…あの子、脱ぐと凄いの。
小さい頃から働いていたようね。
少しばかり、筋肉がついていたわ。
ああ、でも…彼女は力仕事より、手先を使う仕事が似合うわ。
………また話が逸れたわね。
ヤンヤンは下着だけを着けたまま、研究書を読んでいる私にやたらと絡み、耳に息を吹きかけたの。
タチの悪い酔っ払いのする芸当ね。
ヤンヤンの悪戯は次第にエスカレートしたわ。
いきなり胸を鷲掴みにし、揉みしだいたの。
ヤンヤンはニヤニヤしながら、紫は怪しい色だとかぼやき、また耳に息を吹いたわ。
困ったことに…私…
…感じちゃったの。
きゃー…。
手慣れていたのよ…揉み方といい、その後の施し方だって…。
いいえ、あれは媚薬のせいだわ。
そうやって、自分に言い聞かせたの。
そのときばかりは、ケープを外していて、ヤンヤンったら、胸元のシースルーを破き、私の胸を直に掴んだわ。
迂濶だった。
外気に晒されたからとは思うけど、私はたじろぎ、ヤンヤンに止めなさいって言ったのよ。
それから、ヤンヤンは乳房を舌で一舐めし、赤子が母乳を飲むのと同じ様に、私にくっついたの。
ヤンヤンに抑え付けられて、私はよがってしまったわ。
だらしない。
私があらがえないのをいいことに、ヤンヤンはさらなるテクニックを仕掛けたの。
──ところで…
私、 は い て な い の 。
───守る盾がないのは痛手ね…。
あなたみたいな人は転機が訪れたと思うだろうけど、私からしてみれば、誤算。
興奮状態のヤンヤンは私のスカートを捲り、オ〇メコをいじったのよ。
指、舌、それから水、氷。
言葉で執拗に、卑猥に、淫らに攻められた私はイったわ。
。
指、舌、それから水、氷。
言葉で執拗に、卑猥に、淫らに攻められた私はイったわ。
………悪いけれど、私が覚えているのはここまで。
朝になり、私は目を覚ますと、ヤンヤンはまだ寝ていたわ。
紫の制服は皺だらけで、私の腹部でくしゃくしゃになっていたの。
ヤンヤンは潰れたカエルのまま眠っていたのよ。
寝相が悪いのか、何なのか…。
そのとき、彼女は寝言でこう言ったわ。
私……マラリヤ…好きアル。
──正直、デマカセと思った。
ヤンヤンはまだ言うの。
もと、私を頼る‥ヨローシ…‥。
なんてね。
人と接するのは苦手だけど、彼女なら…………。
その一件によって?
…分からないけど、私はヤンヤンと仲良くなって、人体実験はそれっきり。
お泊まりする時は、とても仲良くなるわ。
昼よりも夜が仲良しになるのよ。
──それと、毒呑ますわよは脅し文句よ。
私の話はこれで終わるけれど…つまらなかったでしょう?
あなたにとって、良い体験談だったら、話す意味はあったかもしれない……。
それじゃあ…私はおいとまするわ。
…彼女が待っているの。
───────あ、ちょっと。
注文に答えたから、逆にこちら側の注文に答えるべきじゃない?
…ひとつお願いがあるの。
先日、アカデミーを退学した男子生徒がいたわ。
その退学理由が曖昧で、一身上の都合だとか。
アカデミー内では、根も葉もない噂が絶えなくて…
その退学騒動に胸を痛めている子がいるの。
彼女は彼を好きでいたけど、何も言えないまま、彼は出ていったのよ。
私はその子から優しくしてもらったの。
恩を返す時が来たわ。
彼女を救いたいの。
…あんな悲しい彼女を見過ごせないから…
──彼女の為にも、調べてほしい。
退学する本当の理由は何なのか。
退学して、今は何処にいるのか。
この二つを調べて欲しいの。
勿論、お礼はするわよ。
───退学した生徒の名前?
……名前は
(テープはそこで終っていた)
マ…マラ様祭りなのか!?
マラ様スレでも再評価の流れがあったり、いろいろ参考になった。
職人さんGJよ!
お疲れ様でした。退学した生徒の名前、気になりますね。
以前、クララスレで話題になっていたがクララがエロに目覚めたのは
度重なるお仕置きで何かに目覚めたと妄想。
「ショタが高じた」に一票
739 :
karte-ある幼女の願望- ◆A6Ry4XylYI :2007/11/08(木) 20:57:28 ID:DDBEPC/T
karteを御覧の皆様へ。
背後をよく確認してから、再生して下さい。
ご理解、ご協力をお願い致します。
あたしはお兄ちゃんのこと、知っているよ。
お兄ちゃんは外から来たんんだよね?
でも、お兄ちゃんがどんな人なのか知らない。
内緒にしないでよ、お兄ちゃん。
アロエ、お兄ちゃんのことタイプかも。
えへへ〜。
なんか、アロエたちのこと知りたいの?
これって……すぽーつかー?
あ、ストーカーなんだね。
え?これ、くれるの?
わーい!アロエの好きなお菓子だ〜!
お兄ちゃんありがとう。
それじゃあ……アロエのおはなし、聞かせてあげる。
あのね、あたしはお姉ちゃんになりたいの。
だけどね、あたしには妹も弟もいない。
だから、あたしは……弟を作ったんだー。
誰?
同じクラスの子を弟にしちゃったの。
えへへ〜、すごいでしょ?
本当はお兄ちゃんをあたしの弟にしたかったけど、
みんなアロエより年が上なんだもん。
大きいお兄ちゃんとか、優しいお兄ちゃんとか、
マテウスなお兄ちゃんとか……出て行っちゃったお兄ちゃんとか。
だから、あたしと近い二人を弟にしたの。
お兄ちゃん、今うらやましいって思ったよね?
え?違うの?…むう。
なあに、お兄ちゃん。
どうやって弟にしたの…?
それはね………えへへ。
まず一人、ユウ君をおびきだしちゃうこと。
最近ユウ君は一人で、どこかに行っちゃうの。
それでね…ユウ君の後をあたし、こっそり追いかけたの。
中庭を素通りして、ユウ君は奥へ行き、ひとりでしゃべっていたんだ。
誰としゃべっているのかな?
女の子かなぁ?
アロエ以外の女の子に話しかけないでよ!
こういうとき、
「くたばっちまえ、ざーめん」って言うの?
あー、めん────あ、そうなんだ。
でね、物陰から覗いたけど、何もないの?
だから、あたしは出たよ。
だって、ユウ君の秘密を握って、
アロエがさでぃすてぃっくに攻めるもん。
ユウ君のお姉ちゃんは私なんだから!
誰もとらないでよ。
何しているの?って、声をかけたの。
Y君はすっごくびっくりしたよ。
すごく慌てて、「何でもないよ!」って言ったの。
一体、誰と話しているのか分らなくて、困っちゃった。
アロエより先にお姉ちゃんがいたら、絶対やだもん!
そうしたら、ユウ君の制服のお腹のあたりから猫が一匹出てきたの。
みゃーって、かわいいなぁ〜。
その猫、可愛い野良猫だったんだよ。
アロエ、猫大好き!
──────そうじゃなくて!
ユウ君のズルにのせられちゃダメだもん。
寮で犬とか猫は飼っちゃいけないのに──ユウ君は悪い子。
ユウ君のお願いを聞いてあげたいけど、
あたしのためにも、ユウ君を手なずけるチャンスだと思うんだ。
だからね……おどしちゃった。
「あれれ?──あたし、ユウ君の秘密握っちゃったんだー。誰かに言いふらしちゃおうかな〜?」
「えええ!アロエちゃん!?待って、この子は野良猫で…」
「言い訳はしちゃダメだよ。約束守れないユウ君なんか、アロエ嫌い!」
「え?ええ!?アロエちゃん!…ぼ…僕は…」
「ばらされたくないよね?ねぇ、あたしの云う事聞いて。お願い」
「そんな………わ、分ったよ。アロエちゃんの云う事聞くよ!
だから、ニャミの事を誰にも言わないで!」
「うん!絶対云う事聞いてね」
「…あ!…じゃあ、僕はこれで…」
「あたしの部屋に行こう!」
「そう、アロエちゃんの部屋…
───ええっ!?」
嬉しくなっちゃった。
だって、こんなに上手く出来ちゃったんだもん。
これで、あたしの弟としてY君を躾ければ……。
いつかのタイガお兄ちゃんが言っていた。
本気と書いて、マジと読むん────って。
「アロエちゃん…それ、本気?」
「うん」
「アロエちゃん、からかわないでよー。アロエちゃんにそんなの見せられないよ…それに、汚いし‥
」
「ねえ、ユウ君はあたしの……えっとー、なんだったっけ?」
「お……おねぇ……ちゃん、です」
「はい、正解でーす!!!」
ユウ君のオ〇ンポが見たいって言ったら、ユウ君迷っちゃった。
あたしはユウ君、ラスク君の全部を見たいんだもん。
なのに…ユウ君はいくじなし。
ユウ君はお姉ちゃんの云う事を聞かないの。
どんなに言っても、ユウ君はあたしの言葉を聞いてくれない。
ユウ君のバカ。
「どうしてアロエお姉ちゃんの言うことが聞けないの?」
「アロエちゃん…出来ないよ。だって、汚いし…恥ずかしいし…」
ああ、恥ずかしがるユウ君は本当に可愛いの。
女の子に見えちゃうよ…。
ああっ、ダメ!
ユウ君を甘やかしたら、お姉ちゃん失格だよぅ。
でも、お姉ちゃんは厳しくも優しいの。
リボンが曲がっていてよ?って直してあげるの。
マロン先生の授業で見たことあるよ。
「ダメっ!ユウ君はお姉ちゃんの云うこと聞かなきゃダメだよ!」
「あのね……アロエちゃん、僕にはちゃんとしたおねえちゃ…」
「何があっても、ユウ君のお姉ちゃんはあ・た・しっ!」
でも、ユウ君が暴れるから、なかなか出来なくて…。
アロエはキョーコーシュダンに出たの。
なんと、チャックを下げてあげたの。
慌てて、隠されて、焦っちゃった。
だから、だと思うの
ちょーっとユウ君より…力が弱くて…ふえーん。
床に頭の後ろをぶつけちゃったー。
撫でてよ、お兄ちゃーん。
弟が…ユウ君があたしを払い飛ばしたの。
その時、「おーあーるぜっと」なキブンだったんだよ。
そうしたら、弟はあたしがケガをし、慌てて抱き起こすの。
大丈夫!?
ごめんね?ごめんね、アロエちゃんって。
あたしの弟は優しい子なんだ。
こんな弟を持つことが出来て…アロエ、嬉しいなぁ。
幸せ者なぁって、すごく思った。
兄弟って、こんなに温かいものなんだーって。
心配そうなユウ君に大丈夫って言って、あたしキスしたの。
パパもママも、あたしが転んじゃったときに、
大丈夫?ケガしてない?
膝っこぞう、痛くない
もう大丈夫って。
大丈夫。
アロエは言いたかったの。
「お姉ちゃんは泣かないよ」
でも、涙が出てきちゃった──────だって、女の子だもん。
泣いちゃう時があるもん。
「ユウ君──────大好きだよ。ずっと」
…と、いう話なの。
それでね……──────え?
お兄ちゃん、もうテープが終わりそう?
それに、替えのテープがないの?
えー。
お兄ちゃんのせいで、聞く人にわるいよ〜。
お兄ちゃんなんか…
マロン先生に代わって、お仕置きだー!
で、どうしよっか?
お兄ちゃん、ここでおしまいにする?
それとも、次スレ(六回戦)にする?
どっちにする〜?
じゃあね、ばいばーい。
────────────そういえば、クララお姉ちゃん。
今日、全部の授業でお仕置き受けちゃって、かわいそう………。
あのお兄ちゃんが学校辞めちゃったからかなぁ?
謎の匂いがすると言ってセリオスさんがそわそわしまだしました。
>>747 ネウロ、QMA2でマテウスに化けて出ていたのか!?
お前の頭ならあの理不尽な強さもわかる……!
【ノン・四択】
セリオスがそわそわする理由を答えなさい
1ネウロだから
2トリカブトを飲んだから
3マラ様の新作を飲んだから
4そういう性格だから
【ノン・タイピング】
シャロン様のトップバストを数字で答えなさい
トップなど無い!
【アダルト・順番当て】
露出度の高い順に並べなさい
aミランダ
bユリ
cセリオス
dラスク
【アダルト・○×】
シャロンとアロエでは、シャロンのほうが身長が高い
(wait)
ですが、胸のサイズを比べると、アロエの方が大きい
【アダルト・○×】
今日までのQMAエロパロスレで、みつ編みをほどいたクララをネタにしたSSがある。
もうすぐこのスレも末路へ・・・
il ー )ヽ)、'´,'´__,ィ,
, -‐゙ ´ "ニ、
, '/ ヽ_`,
i、、_! ン´
ヽ、゙ , , 、 、 、 ヽ
,', - /, ' i ,' ヽ ヾヾ、、`i 'l
、_彡' ' ,'i,'_l、ヾ l、l_l」i, , ミー
_ン ゝ、ilrlモi=、 lr'iモiゥ,イ,イン、´
'´,ゝi ー‐' `ヽー‐'l',ィ'、`
, -‐ ´/i,iヽ __ ,イlヽ、` ‐- 、
,<´ /l ' 'l i` 、'/゙`/!l ' lヽ `ヽ,、
/ ヽ /l ヽ "`´ / l、ヽ / ヽ、
/ ヽ /l ヽ / l 、 / l
| , ' ヽ / l /|\ヾ '/ィ'`iヽ、 l 、, / 、 l
/ 、 ヽ l` '、´ | i i`V´i l | _ >' i / , i ヽ
|, l l l > | l l ゚// | \ ヽl l l ヽ
/ 、ヽ l,l/ , '´ | l´゙"7 | \ ヽl l ヽ
/ ー- ヽヽ、l/ \ | ├┤ | / ヽ l,__‐-- `、
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 ̄ , '´ `ヽ ヽ, ィ'-'l l`ー-、/ , '´ ̄ヽ `ー――‐'  ̄
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`ー ニニ-‐'´ ヽ 、`二ニ-'