前スレでユーノXリニスを書いていたものです。
前に書いた話を一部修正したので新たに載せたいと思います。
相変わらず短いですが、楽しんで頂けたなら嬉しいです。
魔法少女リリカルなのは IF 〜使い魔は山猫編〜
ミットチルダのとある山中、そこで少年は運命の出会いをする。
本編に入る前に時間を少し遡り運命の女性について話そう…
彼女の名前はリニス、プレシア・テスタロッサの最高の使い魔にして
フェイト・テスタロッサの家庭教師。リニスはフェイトにすべてを
伝えプレシアに消される予定だったが、プレシアの気が変わり、
ミットチルダのとある山中に捨てる事となった。
プレシアはリニスが動かなくなったのを確認すると、その場を立ち去った。
しかし、リニスはかすかに生きていた、長い間使い魔でいるうちに、
多少は自分で魔力を体内に蓄積することが出来るようになり、
どうにか術者を使わずに生きることが出来るようになっていた。
「私は…まだ…消えた…な…誰…か…」
彼女はまだ消えたくは無かった、心残りがあり消える気は無かった…
彼女は残りの力を振り絞って、周囲に念話を送った…
『自分を救ってくれる存在に向かって、最後の希望を託して』
山猫、リニスが力を振り絞って念話を送った。
誰でもいい、自分を救ってくれるなら悪魔でも構わないとさえ思った。
時間にして五分くらいだろうか、力の無いリニスにしては、たかが五分
さえも一時間に感じた。薄れてゆく意識、霞む視界、重くなる体、
体の五感が薄れていく中、微かにに前の茂みから音が聞こえた、
音のほうに顔を傾けると、自分の体の二倍以上もある大きな獣がいた。
その獣は弱っている山猫の匂いを嗅ぎ付け、ここまで来たようだ。
鋭い眼光が山猫を捉える。
さすがのリニスもその姿に恐怖を感じた。普段の自分、大人の自分なら
どうにか出来るかもしれないが、今の無力な自分にはどうにか出来る
問題ではなかった。
迫りくる獣、恐怖と疲労で動かない肉体、リニスは思った…
自分はここで終わりなのかと…おしまいなのかと…
リニスは泣き出しだ、泣きながら大声で…
「っ…誰か!誰か…助けてぇぇぇ!!」
そう叫んだ瞬間、獣の鋭い爪が山猫・リニスを襲った。
もうだめだと思い、目を瞑った…
「イヤァァァァァァァァ!!!」
「ガッ」とリニスの悲鳴と鈍い音が森に広がる、しかしリニスには
怪我が無かった、いつまでも来ない痛みに彼女は獣の方を見た。
そこには、フェイトより少し大きい人間がいた。
その人間は山猫の視線に気がつくと、優しい笑顔で…
「もう大丈夫だよ」
と言った、これが少年と彼女の最初の出会いである…
リニスは自分を救ってくれた人間を見守った。その人間はフェイトより
少し大きく、フェイトのように綺麗な女の子でフェイトに匹敵するほどの魔力を微かに感じた。
その女の子は山猫の視線に気がつき、再び山猫の方を顔を向け、
「もうちょっと待ってて。」
そう山猫に伝えると獣に視線を戻し、手の平から出ている魔法障壁に魔力を流す。
流れた魔力は障壁に新たなる力を与える。
障壁を強化し魔力を蓄積させる。一定量の魔力を蓄積した後、人間は小さく呟いた。
「吹っ飛べ…」
そう呟くと障壁が一瞬輝き、魔力の衝撃波が吹き荒れる。
障壁の正面にいた獣はその衝撃波に直撃し、軽く十メートル吹っ飛ぶ。
吹っ飛んだ先には巨大な大木があり、獣が激突した。
女の子は獣の方を見て動かなくなるのを確認した。
リニスは心の中でかなり驚いていた。
(えっ…今のは何? 魔力を圧縮して吹き飛ばしたの?)
しばしリニスがボケッとしていると、人間が近づいてきた。
その女の子は山猫の正面にしゃがみ、山猫を優しく抱き上げた。
山猫を抱えた人間は、腕に魔力を流す。その魔力は山猫の体に流れ込んでいく。
リニスはその暖かい魔力に体を預けた。心地よい暖かさが体に流れ少しではあるが体力を回復させた。
(抱き上げられたの……もしかして始めてかも………)
物心ついたときからリニスは人間体となってプレシアのそばにいた。
主人であったプレシアが自分を抱き上げることなど一度も無かったし、
その娘であるフェイトにも抱き締めてもらったことはあったが、抱き上げられることは無かった。
抱かれた感触を堪能していると、女の子の顔が近くにあることを感じた。
お礼を言っていなかったのを思い出し、女の子に話しかけた。
「危ない所を助けていただき、有難う御座います。」
と伝えると女の子は山猫を地面に降ろした。リニスはもう少し残念な気持ちになる。
(もうちょっと黙ってれば良かったな)
後悔をしても遅いが、その人間が頭を撫でてくれた。初めての体験にリニスは気分が良くなる。
「問題ないよ。早く君も主人の所に帰りな?心配…」
『心配しているよ』と言おうとしたが、山猫が悲しそうな顔をしているので止めた。
(何か事情があるのかな…?)
そう思うと人間は山猫に声を掛けた。
「もし良かったら…事情を聞かせて貰える?」
そう山猫に話しかけると、山猫は語りだした。
使い魔であり主人に捨てられたこと、まだ消えたくないこと、そして今の自分に新たな
主人が必要なこと全てを。
それを聞いた女の子は山猫を抱き上げ、
「だったら…僕が主人になってあげようか?」
頼りないけど…と付け加えても山猫は喜んでくれた。
「本当ですか!?私…っ…嬉しい…です。」
山猫は泣きながら嬉しいことを伝えた。
自分が探していた理想の主人、暖かく優しい主人に出会えて。
「それじゃ…早速だけど、君の名前を教えてくれる?僕の名前はユーノ。
ユーノ・スクライア宜しくね。」
女の子が自己紹介をすると山猫も自己紹介を始めた。
「宜しくねユーノちゃん。私は…」
自己紹介をしようと思った瞬間ユーノが…
「ユーノちゃん? えっと…僕、男なんだけど…」
と苦笑いしながら言った。正直びっくりした。綺麗な顔立ちしていたから、てっきり女の子だと思っていた。
「ごめんなさい!てっきり女の子だと思ってました。」
と俯いて答えた。それでもユーノは笑いながら「気にしないで。」と笑顔で答えた。
その笑顔にリニスはホッとした。
「では、改めまして。私はリニスといいます。宜しくお願いしますマスター。」
と山猫・リニスは言った。ユーノの顔を見ると少し赤くなっていた。
疑問に思い「どうかしましたか?」と聞くと
「マスターじゃなくていいよ。ユーノって呼んでくれる?」
と聞かれたので、困った「本当にいいですか?」と聞くと
「うん。」と言ってくれたので、名前で呼ぶようにした。
私に新しい主人が出来た。ちっちゃいけど優しく勇敢な少年のマスターが…
「さてリニス。そろそろ儀式を始めないかな?」
とユーノが声を掛けきたので、儀式に移ることにした。
ユーノは多少魔法は使えるが、儀式は初心者なので私がリードする形になった。
使い魔がリードする不思議な儀式だが気にしないで進めることにした。
儀式が始まり辺りが薄暗くなる、地面にはミッド式の魔方陣が写り周囲に魔力の光が灯る。
神秘的な世界が二人を包み込む。儀式は進み最終段階に入る。
「では、ここで最終段階に入ります。ユーノが私を拒まなかったら契約は終了です。」
とリニスが僕に伝える、僕のほう拒む理由が無いから問題が無い。契約を済ませようとしたとき、リニスの体が光り輝く。
リニスを包む光は大きくなり、ユーノの身長を超える。光が薄くなり何かが見える。
光の中には山猫の姿は無く、大人の女性の姿があった。
ユーノは光の中から出てきた女性に目を奪われた。部族の中にも綺麗な女性がいるが光から出てきた女性は全く次元が違うレベルの女性だった。
気が付くとその女性はユーノの正面にしゃがんでいた。
「えっ…あっ…」
あまりの美しさに声が出ない、するとその女性から声を掛けられた
「ユーノ…ありがとう。そして宜しくお願いします。私だけのマスター。」
その女性はユーノに伝えると、すぐさまユーノの唇を己の唇で塞いだ。
「……んっ………」
唇と唇が触れだけのキス。ユーノには何が起きたのか一瞬分からなかったが、
唇の感触に何が起きているのかがはっきり分かった。
(えぇぇぇぇ!?!?)
そして唇が離れる。離れて数秒後地面の魔方陣が消え、辺りに元の静けさが戻る。
女性を包んでいた光が消え、大人の女性が出てくる。
「君は…リニス…?」
と女性に言った。その女性は笑顔で
「はい!あなたの使い魔のリニスです。」
と答えた。ユーノには衝撃的だった、『山猫が変化して女性になるとは』と
いろいろ考えているうちにリニスが力一杯抱き付いてきた。
リニスはユーノに自分の匂いをつけるように体を密着させ擦り付けた。
流石にユーノは焦った。こんな女性に抱きつかれるのは嬉しいが、あれが当たっていては、
(むむむ胸がぁぁぁぁぁぁぁ!?)
リニスのふくよかな胸がユーノに当たっている。これで混乱しない人間はいない。
流石にまずいと思い、リニスを離そうとして肩を掴んだら服の感触がしない…
まさかと思いリニスの体をみたら、
「ぶっ!?」
そのまさか服など着ていない、リニスのスーパーモデル並みの裸体を見たユーノはそのまま気絶した。
ぐったりとしたユーノを見てリニスはびっくりした。
「きゃー!!どうしたのですか!?」
とガクガク揺らすリニス、改めて自分の姿を確認するとこの格好ではこうなるのも納得できた。
恥ずかしかったが、自分を二回も救ってくれたマスターにちょっとしたお礼ができたと思うようにした。
そして、気絶したユーノにもう一度口付けをし呟いた。
「これからも宜しくお願いします。愛しのマスター。」
魔法少女リリカルなのは IF 〜山猫は使い魔編〜 完
完結ではないが、区切りよく終わったので載せてみました。
リニスの喋り方が思い出せないからDVDを見直したり、
CD聞き直したりしてますが、難しい…
IFってしんどいね書いてる職人様が神だよ。
もうすぐ三期スタート、早いとこで明日ですが…私はD・V・D!待ちです。
ユーノの活躍が蝶楽しみ!でも漫画とか見てると機動六課新設に貢献してない
みたいだが…まさか仲間はずれとか無いよね??
>>8 とりあえずメガマガのCDを聞いてみることをお勧めする:-)
>>8 GJ!
そういやリニスはスタイル良かったね。
場面を想像して萌えました。
…CDを聴いた後、泣いていいと思うんだ。
StSが終わったらユーノを主人公にした再構成モノを書く
と、出来もしないことを言ってみる
>>12 応援を決意した俺がここにいる、という事実を刻んでくれ。
それじゃあ俺も本編でもしユーノの出番が少なかったら
なのはさんたちの影でユーノがどんな活躍をしていたのか
書けたらいいなぁ、と妄想してみる。
15 :
8:2007/04/01(日) 00:31:05 ID:ZnxTRPec
ドラマCD聴いてるが…はのは本人から『絡むこと無い』と聴いた瞬間…
どす黒い感情が芽生えたんだが……
XANXUS様の必殺『憤怒の炎』に目覚めたよ。
この怒りどこにぶつけりゃいいんだぁぁぁぁぁ!!!!!!!
大声で『ぶっころ』『呪いk』と叫びたい……
ユーリニのSSにユーノが復讐鬼になるシナリオいれっかな…
ポイ捨てか!!?ポイ捨てなのか!!!!!!?
>>15 餅付け
"六課の仕事で"絡むことはないだから、お土産を持ってきたりはあるかもよ
あるのかな?
あればいいな……
アニメへの愚痴はアニメスレでやって欲しいなあ
19 :
8:2007/04/01(日) 02:52:48 ID:ZnxTRPec
>>18さん
愚痴ってごめんなさい…怒りは思いに変え、小説を書く力に変えます。
そんわけで、第二話?投下します。
表現があれかもしれんが…生暖かい目で見てください。
20 :
8:2007/04/01(日) 02:53:27 ID:ZnxTRPec
魔法少女リリカルなのは IF 〜使い魔は甘えん坊?〜
リニスと契約を果たし、リニスの主人になったユーノ。
契約を果たした後リニスの神秘的な姿(裸体)を見て気絶してから、
どの位がたったろうか、多分時間にして五分位であろう。
心地よいか風が森に流れ、彼の髪を優しく撫でる。
少しではあるが意識を取り戻していく。取り戻した意識で今の状況を確認する。
(確か…契約した後…リニスの裸を見て倒れたんだっけか……)
リニスの裸を健全な少年にはあまりにも魅力的過ぎた。
なんとなくだけど、ユーノの体にはリニスの感触が少し残っていた……
(柔らかかったな…女性ってあんな感じなのかな……)
等と考えているうちに、意識がハッキリして視界が回復する。
起き上がろうとした時、手の平に『ふにっ』と柔らかい感触がした。
ユーノはその感触に嫌な予感を『直感』し急いで起き上がり感触の物を確認した。
予感は的中…手の平にあった感触はリニスの生の太もも。
ユーノはリニスの方を向かないままあることを聞いた。
「リッリニスさん?もしかしてまだ服着てないの?」
と聞いたら、リニスはユーノの頭を無理やり掴み自分の方に向かせた。
リニスの表情は少し怒っていた。
「リニス!ユーノは私のマスターなのだから呼び捨てにして下さい!
それと!人の話を聞くときは顔を見て話す!」
と言っているが、そんなこと出来ない。
少しでも目を開ければリニスの豊満な胸がハッキリ見える。
見たい気もするが、見たら人としてあれなので遠慮した。
「わぁー!!顔を見て話すから服を着るか、姿を変えて!」
と大声で叫んだ。その言葉にリニスはハッとなり、思わず胸を隠した。
『やっと離れた』と思い、ユーノは後ろを向いた。
二人の間に気まずい空気が流れる。十分くらい沈黙が続き、
沈黙を破ったのはユーノからだった。
「あの…リニス服無いの?」
と聞かれた、その質問に小さく「はい」と答えた。
するとユーノは立ち上がり自分のバッグを探した。ユーノはバッグの中から
大き目の黒いローブを取り出した、サイズにして大人サイズのローブだった。
21 :
8:2007/04/01(日) 02:54:07 ID:ZnxTRPec
そのローブを後ろを向いたままリニスに渡した。
リニスはそのローブを羽織った。そのローブには微かにだがユーノの匂いが残っていて
幸せな気分になった。
着替えたのを伝えると、ようやくユーノがこっちを向いた。
ローブを少し小さかったらしく、羽織ったらただでさえ大きい胸がさらに強調されるようになった。
リニスは気にしていなかったが、ユーノにとっては目の毒だった。
(急いで村に帰ってリニスに新しい服を買わなきゃ…)
と思った。
ユーノはリニスの手を引き、歩き出した。
「どこに行くのですか?」
と聞かれたので「少し歩けば部族の村に着く、そこで新しい服を買おう」と言ったので、
ユーノの部族、スクライア族の村に行くことになった。
正直リニスは新しい服など要らない気持ちがあった。このローブだけで良かった。
自分の愛しい主人の匂いの付いたローブだけで…
二人で歩いて大体一時間位になる、リニスの視界には小さくだが村が見えてきた。
「あの村がユーノの故郷の村ですか?」
と聞かれた。ユーノは「そうあれだよ」とリニスに笑顔で答えた。
十分歩くと村の入り口に着いた。ユーノは周りを見渡して近くにいる三十代の男に
大声で叫んだ・
「おじさーん!ただいま!!」
とユーノの声を聞いた、男はユーノの方を見た。手を振るユーノ見てかなりびっくりしているようだ。その男はユーノに挨拶もせず、村の中心叫にびながら走った。
22 :
8:2007/04/01(日) 02:55:29 ID:ZnxTRPec
「大変だぁぁぁぁ!!!!ユーノがぁぁぁぁ!!女を連れて帰ってきやがったぁぁぁぁぁ!!!!」
それを聞いた村人たちは、
「なっ何だってぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」
と叫び返した。
村中が大騒ぎになっている、ユーノは思った。
(ぎゃー!大変なことになった!!!)
ユーノとリニスの周りに人が集まる。人々はリニスを見て、
「すげーべっぴんさんだな…」や「家の母ちゃんもあんな美人だったら」と言って嫁に殴られる人達もいた。
今の二人は見世物状態。そこに六十代の貫禄のある老人が現れた。
「族長!ただいま戻りました。」
とユーノが老人に頭を下げる、どうやらこの人がスクライア族の長のようだ。
ここは礼儀としてリニスも頭を下げた。
「うむ。長旅ご苦労だったなユーノよ、積もる話もあるが食事の時にしよう。
それまでゆっくり休みなさい。そちらのお嬢さんもそれで良いかな?」
と聞かれたので二人は「はい」と答えた。
二人は族長の家に向かう、そこでリニスは疑問が浮かんだ。
「ユーノの家、家族はどこですか?」
と聞かれたのでユーノは答えた。
「僕には家族がいないよ、小さいときに死んだと族長に聞いた。
だから族長が僕の家族で親代わりなんだ。」
とリニスは聞いてはいけない事を聞いてユーノに謝った。
「ごめんなさい…酷い事を聞いて」
と言ったがユーノはユーノは優しくこう答えた。
「村に着いたらリニスに話す予定だったから、悲しい顔をしないで。」
そう言いながらリニスの手を握った。リニスはその優しさに泣きそうになった。
しばらく歩くと族長の家に到着した。族長の家はそれなりに大きく立派だった。
家に入ると遺跡で発掘した遺産などが所々に飾ってあった。
ユーノはリニスに「休む部屋は僕の部屋でもいい?」聞かれたので、
何度も縦に頷いた。そのままリニスはユーノの部屋で休むこととなった。
疲れが溜まっていたのだろうか、リニスは部屋を見渡すことなく近くにあったベッドに倒れた。
本来は使い魔がマスターより先に休むことはないのだが、疲労が限界なせいで何も考えられないまま倒れてしまった。
(ユーノを置いてベッド休んじゃ駄目だ……)
そんなことを考えても体は動かない、しかもそのベッドからは
(あっ…ユーノの匂いがする……)
その匂いでリニスは完全に動く気を無くした。するとそこに小さな人影が現れた。
視界はぼんやりとしているが、その人影がユーノだと気づく。
ユーノはベッドで眠るリニスに布団を被せた。そのままユーノはリニスに
「おやすみ」
と伝えると、近くのソファーで眠ることにした。
ソファーから小さな寝息が聞こえる。リニスもその暖かなユーノの匂いに
包まれながら眠ることにした。
リニスは久しぶりに夢を見た、その夢には自分とユーノが小さな教会、永遠を誓う
儀式をする夢を見ていた。
魔法少女リリカルなのは IF 〜使い魔は甘えん坊?編〜 完
23 :
8:2007/04/01(日) 03:04:14 ID:ZnxTRPec
投下完了wwww
書いてて恥ずかしかった…
そろそろストーリー的にユーノにデバイスを与えなきゃならんのだが、
名前が決まらん!どんな武器にするかは決まってるが、名前が出ねぇ……
職人様や小説を書いている人に質問、
書いている時に音楽聞きますか?私は聞きますよ。
今聞いてるのは、Rolling star、Rise On Green Wing、未来への咆哮、です
GJ!
ただ、少し疑問があるとすれば使い魔だから尻尾と耳で使い魔だってわかると思う。
でも、それを補って余りあるGJ!でした。
>>23 もう少し自分語り押さえたほうがいいと思う、作者の語りすぎはうざがられる一因だから
メガミマガジンの特典Diskによるとクロノとエイミー結婚して2人も子供いるらしいな…。
で、ユーノ君は?
またしても一ヶ月ぶりの396です。忙しいと時が過ぎるのが早いものでもう三期放映ですか。
男キャラが出番なさそうと聞いて地味にショックを受けました。まぁあの新キャラの多さを見てなんとなくはわかってましたが。
ちなみにユーノ主役で書いている396ですがクロノやザフィーラも好きです。
ユーノは非常に動かしやすいので主役です。でもアニメじゃ出番なさそうという…。
三期は三人とも出番あればいいなと思う今日この頃。
それでは続きを投下します。
魔法少女リリカルなのはA's++
第十九話 「スクライア」
重低音を響かせながら雲の上を航行する黒い巨大な船。星空の中で、船は真下の雲に影を作りながら移動を続けていた。
その船内の一室、船長室では二人の少年と一人の男が対峙し、殺伐とした雰囲気が部屋の中を支配する。
少年の一人、ユーノ・スクライアは目の前の机に座っている憎き男に向かって言った。
「あなたのせいで計画が実行できなくなるところだった!一体あなたは何がしたいんですか!」
ユーノの知らないところで一族を利用し犯罪行為を犯させようとしたこと。その許されざる行為にユーノは憤慨した。
その怒声を聞いてもサイオンは普段と変わりない様子で答えた。
「知ったことか。使えるものは最大限使う。それだけだ」
そう言ってサイオンは持っていたペンをくるくると指先で回し、つまらなそうに続けた。
「もっとも、お前の一族は大して使えなかったがな」
「お前は…!!!」
今までずっと押し隠し我慢してきたサイオンへの怒りが爆発しそうになり、ユーノは咄嗟に右腰のナイフへ手をかけた。
この距離なら…!
しかし、すぐに手が止まる。サイオンの鋭い瞳が何を言っているのかわかった。
俺を殺すと同時に、一族の首輪は起爆するぞ。その瞳はそう言っていた。
「くっ…!」
震えながらこぶしを握り締め、ユーノは俯いた。扉の前では護衛の男が向けていた杖を降ろした。
エリオはただその様子を見ていた。
「計画が始まったことですでにアースラの下準備は終わったとみなし5名、エースを一人倒したことで
さらに5名解放したんだ。今の残りの人質の人数は13名。なにか不満でもあるのか?」
怒りに顔を歪ませるユーノにサイオンは眼鏡をかけ、コンピュータにデータを打ち込みながら言った。
たしかにそれは事実だった。ユーノがグランディアに到着したとき、10名の首輪は外され船外へと解放された。
もちろん解放された一族が管理局に知らせるなどということはなかった。
そんなことをすれば残された家族がどうなるか目に見えていたからだ。残りの13名の人質の半数は幼い子供だった。
ユーノは心配することはない、自分が絶対何とかすると一族に繰り返し解放された一族を見送った。
「それで、お前の初期に立てた計画は続行可能か?」
サイオンはちらりと目線を上げてユーノを見た。
ユーノも突発的な感情の高まりがしだいに静まり、息を吐いてサイオンに答えた。
「…アースラのハッキングに紛れてAMF発生装置を破壊しておきました。本局に帰らない限りアースラは装置を交換できない。
今は待機状態に入っているので、その間に交換型転送魔法陣の射程内にグランディアを近づけます」
その内容を聞いて、サイオンはぴくりと眉を上げて尋ねた。
「なぜ、アースラは待機を選択したと思う?」
当然の疑問だった。アースラは転移をする気配もない上に武装局員も派遣していない。
ユーノの捜索も表面的には行われていないようだ。
「それは…」
ユーノは顔を俯かせ、少し言いとどまった。
緘口令を発したクロノの姿が思い浮かぶ。そして、しばらくの沈黙の後事実だけを伝えた。
「アースラの艦長が、僕を庇っているからだと思います」
なのはの姿で潜入していたユーノも、クロノのその決定には驚いた。
まさかあの規則にうるさいクロノが、自分を庇うために規則をねじまげる決断をするとは思わなかったからだ。
その言葉を聞いて、一瞬サイオンは目を丸くした。その顔は今までサイオンを見てきた中で初めての気の抜けた顔だった。
「ク、クク、ハハハハハ!」
そして部屋に響き渡る声で笑い始めた。
ユーノとエリオは突然のことにびくりとした。
「そうかそうか。…あのクロノ・ハラオウンがねぇ」
言いながらもサイオンはクククと笑いを堪えている。ユーノは自分を庇ってくれたクロノが馬鹿にされたようで頭にきた。
サイオンは眼鏡をはずし、椅子に深く腰をかけた。
(アースラの待機は予想外だったがこれはこれでうまくことが運んだな)
満足そうに指を組んで目の前のユーノを見る。確かにこの少年は頭がいいが、サイオンの真の狙いについては気付いてはいない。
気付いていれば、のこのことこのグランディアには姿を見せないはずだ。
サイオンの計画はすでに最終段階に入ろうとしている。
アースラの本局への報告がまだのようだが、もはや誰にも止められまい。
今はこの場にいない同胞、ミッドチルダの議員であるウィリアムスのことを考えた。
あいつはあいつで違う場所で戦っている。俺たちはこれでいい。
「では明日の夜、お前の計画を発動する。それまでしばらく休め」
サイオンがそう言うと扉の前の護衛がユーノ達に退出を促した。
部屋を出る際、エリオが不安そうにサイオンを見た。しかし、サイオンはわざとそれを無視した。
(くだらんやつだ)
エリオを見てサイオンは思った。ユーノ・スクライアもクロノ・ハラオウンも、その他のエースたちも、
その才能を認めなければならないだろう。今回の事件を起こしたことで、年端の行かぬ人間でもいかに優秀かが理解できた。
それに比べて、このエリオという少年の不甲斐なさと行動理念の不純さは子供のそれだ。
そしてそのエリオの考えの浅はかさが、サイオンに哀れみにも似た感情を覚えさせた。
(最後の夜だ。ゆっくり過ごすがいい)
サイオンは持っていたペンをポケットに入れた。
*
「みんなに集まってもらったのは他でもない。今回の事件について話したいことがあるからだ」
アースラ内、作戦会議室。クロノ、エイミィをはじめはやてとヴォルケンリッターの騎士達、
そしてアルフとスクライア一族から召喚された2人が椅子に腰掛けていた。
その場にいる多くの人間は見慣れぬそのスクライア一族が気になってしょうがなく、ちらちらと目線を送っていた。
「その前に、僕以外は会うのが初めてだから自己紹介をお願いしてもいいかな」
それに気付いたクロノが金髪の女性に言うと、女性は立ち上がって周りを見て少し頭を下げた。
「私の名前はセラ・スクライア。ユーノがお世話になっているようで、みなさんにお会いできて嬉しい限りです」
そう言ってにこにこ笑うセラにはやてが挙手して尋ねた。
「あの…セラさんはユーノ君とはどういった関係なんでしょうか」
比較的訛りを抑えつつ尋ねたはやてに、セラは透き通るようなライトブルーの瞳をみなに向けて言った。
「ああ、初めに言うべきでしたね。私はユーノの母です」
その言葉に会議室にしばしの沈黙が下りる。その静かな様子にセラは不思議そうに首を傾げた。
「な、え、えええぇぇぇ!?」
はやてが驚きの声をあげ、その他の者も目を丸くした。
「何をそんなに驚いているんだ」
「そやかて…」
呆れた顔で見てくるクロノにはやては呟き、みなと同じことを思った。
((((わ、若すぎる…))))
みながあらためてその女性の風貌を見た。
長く垂れた金髪を胸の辺りで銀のリングで留め、ライトブルーの瞳でにこやかに笑うその顔はどう見ても子供がいる年齢には見えない。
セラに集まる疑惑の目を見て心を読んだクロノが答えた。
「その人はユーノとは血は繋がってないぞ」
「え?あ、そ…そうなんだ」
エイミィが少し気まずそうに言った。触れてはならないことかも知れないと思ったからだ。
「ああ、そのことでみなさん驚いてらしたんですね」
ぽんっと手を合わせたセラが続けて言った。
「そう、あれはちょうど10年前。3歳のユーノを一族が拾って、私が育てることにしたんです」
そう言って目を閉じて昔を懐かしむセラにシャマルが尋ねた。
「あの…ちなみに今はおいくつなんですか?」
それに気付いて目を開けたセラが答えた。
「今年で18になりました」
「え!?っていうことは8歳で子供を育てようと思ったんですかぁ!?」
シャマルが驚きとともに尋ねるとまるで当然といった表情でセラが言った。
「ユーノは遺跡で拾われたのですが、その時の落盤事故で私は両親を失いました。
私は、ユーノを育てることこそが神様のお導きだと確信したのです」
祈るように指を組むセラ。どうやら彼女は聖王教会の信徒のようだ。
(でも母ってよりは姉よね。…クロノ君と同い年だし)
エイミィはセラを見ながら思った。ユーノがクロノの挑発に毎回ムキになるのも
このことが関係しているのかもしれない、と思った。
(それにしてもいつの間に知り合ったのかしら)
自分の知らない、しかもとびきり美人の女性と面識があったクロノにエイミィはちょっとやきもちを焼いた。
「そろそろあたしの自己紹介、してもいいかしら」
セラの隣に座っていた灰色の髪の少女が少し苛立たし気に言った。
「ああ、すまない」
クロノは謝りつつも、
(僕が呼んだのはアルフとセラだけだったんだがな…)
と思ったが、口には出さなかった。
直感的に言わない方がいいと思ったからだ。
「私はコルト・スクライア。ユーノの幼馴染兼許嫁よ!」
自信満々に立ち上がって言うコルトに、その場は静まり返った。
先ほどとは違い、誰も何も言ってこない。
「え、あ、何?もしかして誰も興味なし?」
反応のない様子にコルトは一人あたふたした。
(こいつはあたしよりも下だな)
それを見ていたヴィータが会議室にいるメンバーのランク付けで自分の下にコルトをランクインさせた。
「コルトちゃん嘘は駄目よ。一族に許嫁なんてもの、ないもの」
「違うわ!約束したの!それにお父さんもお母さんもいいって言ってくれたもん!!」
カップに口をつけながら静かに言うセラにコルトは必死に言った。
確かにスクライア一族の系譜は根深く、その血を薄めては一族としての成り立ちが弱まってしまうので
一族内での婚姻が比較的多かった。しかし、掟があったり親から強制される時代はとうの昔に過ぎていた。
それはユーノのような孤児も受け入れられた所以でもある。
「それにしてもユーノ君に妹さんがおったとはなぁ」
セラが姉ならコルトは妹、といったところだろう。はやてが呟くとそれを聞いたコルトが怒り心頭をあらわにしていった。
「はぁ?誰が妹ですって?あなた歳いくつよ」
「え?じゅ、13やけど…」
自分の失言がなんなのかわからずにはやては戸惑いながら言った。
「あたしは15よ!」
「んな!?」
あまりの衝撃にはやては驚いて口を開けた。少女の身長はアルフやヴィータよりも少し大きい程度。
おそらく140センチを超えてるか超えてないかぐらいではないだろうか。3年前の自分に近いかもしれない。
(な、なにー!?)
それを聞いていたヴィータが心の中で叫んだ。プログラムの自分には関係ないが年功序列はどこの世界にもある。
つまり、あの小生意気で自分と同じくらいの少女ははやての上の立場なのだ。ヴィータは泣く泣く会議室内ランキングを入れ替えた。
自分の下にはかろうじてリィンフォースがいるくらいであった。
「コルトちゃんは胸にばっかり栄養がいって、肝心の頭にいかなかったのよね?」
「そうなのよ。ホント困っちゃう…って頭じゃなくて背!今の絶対わざとでしょお姉様!!」
クスクスと笑うセラにコルトは猛烈に突っ込んだ。
実はセラは自分よりも身長が何センチも低いこの従姉妹に胸では完全に敗北していることを、あまり快くは思っていなかった。
はやてもコルトの胸と自分の胸と見比べて渋い顔をする。その悩める主の隣でシグナムは、
なぜユーノが若くしてあれほどしっかりしているのかわかった気がした。
(話が進まない…)
クロノは見ていて頭痛がした。まさか自己紹介だけでこうも緊張感がなくなるとは思っても見なかった。
スクライア一族はその活動同様、かなり自由奔放な人種らしい。
「ごほん!」
クロノは大きな咳払いをして、みなの注意を引いた。ようやく静まった会議室の中でクロノが真面目な顔をして話し始めた。
「まずは事実確認からだ。セラ、行方不明のスクライア一族について調べてもらえたか?」
そう言うとセラ真剣な表情で報告を始めた。
「調査をしたのが連絡を受けてからでしたが、行方不明のグループというのはありませんでした。ただ…」
セラは調査書のデータをモニターに表示して続けた。
「ただ、明らかに構成の足りないグループが一つありました。スクライア一族は各所で、血縁が近いもの同士や
研究内容に応じてグループを組み活動します。そこのグループは血縁での繋がりでしたので家族構成として
名簿の特定はできたのですが、いない人間について尋ねても知らないの一点張りでして…」
28名のグループのはずが現在は15名しかいない。家族単位のグループで半数の所在が不明というのはありえなかった。
(それにしてもほんの数時間でそこまで調べ上げるスクライア一族はやはり優秀だな)
クロノはそう思いながらみなを見渡して言った。
「数時間前、ユーノがはやてに接触してあるデータを渡してきた。みんなの手元のモニターにも表示されているが、
要約するとユーノはスクライア一族を捕らえた集団の条件を飲みながら解放の交渉に当たっている。今日の一件もその一つだ」
そう言ってクロノは画面を切り替えると、アースラの艦体が映る。
「ユーノの最終目標はアースラの奪取。先のAMF装置の破壊はこの時のための布石だったようだ。
艦内の人間をまるごと転送できる魔法を発動する補助装置もすでにアースラにしかけられている。が、僕はこれをはずすつもりはない。
それは、ユーノが考えている人質解放の手段に必要なことだからだ」
そしてクロノははやてとシャマルを見て言った。
「君達二人は今後いかなるときもアースラを降りないでくれ。首輪を無効化するには君達がグランディアに転送されなければならない」
クロノの言葉に二人は頷いた。
「次に、先ほど向こうから連絡があったがフェイトは独自でグランディアに潜入している。ユーノの身を守ることのみに
専念してもらうように指示を出しておいたから下手なことはしないだろう。安心してくれ」
それを聞いてアルフがほっと胸を撫で下ろした。
「それからなのはの居場所もわかった。この迎えにはヴィータ、君が行ってくれ」
「あぁ!?なんであたしが……いや、やります」
ヴィータは宿敵高町なのはのお迎えが自分であることに納得がいかなかったが、はやてに睨まれて素直に応じた。
会議室内ランキングでは自分は下から二番目。しかもリィンフォースははやてと同義。結局自分が行くしかなかった。
「アースラと本局に敵の内通者がいる可能性もユーノから指摘されている。ここでの内容は口外禁止だ」
その命令に会議室にいる全員が頷いた。
「それから最後に一つ聞いておきたいんだが…」
そう言ってクロノはセラを見た。
「エリオ・スクライアとはどういう人物か教えてくれないか?」
その質問に、セラがコルトに目配せしながら言った。
「それはこの子の方がよくわかっていると思います」
それを聞いて少し言いづらそうな表情をしながらもしぶしぶコルトが答えた。
「6年前から会ってないけど、なんてゆーか冴えないヤツよ。泣き虫だったし一人じゃなにもできないし。
ただ、それでも結構勉強はしてたみたい。結局魔法学院も中退して母親とどっか行っちゃったけどね」
幼馴染であるがゆえか毒を吐くコルト。しかし、毒舌は元からだった。
「まぁ優しいとこもあるし、ユーノと3人で昔は楽しかったわ」
カップに液面に映る自分の顔を見る。あの時から自分はあまり変わっていないような気がした。
そう思いながらも、もう元の3人の関係には戻れないんじゃないかとコルトは思った。
コルトは頭はあまりよくないが洞察力に長ける。クロノ・ハラオウンの瞳を見て、彼の考えていることの察しがついた。
「あ、そうだ。あともう一つ」
コルトは少し呆れたような表情で付け加えた。
「あいつって思い込み激しいのよね。猛烈に」
それが、コルト・スクライアから見た幼馴染の印象だった。
次回へ続く
次回 第二十話 「閃光」
ユーノが遺跡で拾われて〜ってのは396の妄想です。実は特殊な人間だ、というわけではなくなんとなくそこらへんで
拾われてそうってだけです。あとユーノが幼くしてあんなにしっかりしてたのは周りに駄目な人間がいたんじゃないか
って妄想からスクライアのオリキャラ二人は生まれました。シリアスの中で漫才コンビになってるのはもっと明るい
話が書きたいっていう衝動の現われかもしれません。アニメで盛り上がってる最中ですが暇つぶし程度に読んでください。
>>23 最近は島谷ひとみのDestinyです。
それでは。
ざくろ氏、GJ!
ユーノの落ち着きさに納得、そりゃ大人にならなきゃ駄目だわ
これからの状況の流れに期待大です
>>27-36 >>396氏 乙カレです!
毎回楽しく読ませていただいております。
今後の展開にも目が離せませんな(^^)
>>27(396氏)
まってましたー!
ユーノはサイオンの真意と、エリオのことに気づいてなくて
サイオンはアースラに情報が流れた事と、フェイトの事を知らないわけですが
これがどう働くか…。
なんか前回までで、ちょっとサイオンが出し抜かれたような感覚で見てたんですが
まだ罠がありそうですね。
セラとコルトがネカネとアーニャに思える…
41 :
8:2007/04/03(火) 01:54:53 ID:R9aOuOcF
三期OPみたよ…ようつべで……
ユーノの匂いが一ミクロンも感じなくて死にそう……
変身シーンのエロさは以上wwww
明日気合入れてユーリニ書くか…
メガミマガジン特典CDによるとなのははユーノとは割と会ってるらしいしもしかしたらアニメにも出るんじゃね?
相変わらず仲良しだが進展もしてないらしけどね…。
つか、なのは、フェイト、はやてはバリバリのキャリアウーマンよろしく今は仕事一筋って感じなんじゃね?
>>41 逆に考えるんだ。
後期OPはユーノ分100%だとw
44 :
8:2007/04/03(火) 16:35:56 ID:R9aOuOcF
>>41 むしろ、OPに出てないことが伏線となるんだ
実は、お亡くなりになってたり
大丈夫だ、ゲンヤさんはおろかクロノですら出てないOPにユーノが出てなくても何の不自然も…
そういやwikiに収録してある『秘密拷問室』が『されど罪人は竜と踊る』二巻からのコピペ改変だって既出?
wikiランキング上がってるけどエロSSが10位内きていいんかw
あそこはエロ系の制限大丈夫?
保管庫管理人です。
昔の自分のSSを読み返すと、SLBexで吹き飛ばされたい気分になります。
>>47 自分は初耳です。
でも、ここの初連載物はコピペ改変が元ネタになって続いているので、
2匹目のドジョウがいるとは思えないけど、Don't worry.
>>48 えーと、エロ系も大丈夫かどうか確かめたはず。
しかしTOP10入りなんて本当に良いのかぁ?w
wiki運営側に変に目を付けられなければ良いけど……。
ちなみに、前スレの分はDAT落ちしてから作業します。
全部まとめて前加工した方が効率が良いからです。
なので、タイミングによっては1話→2話→14話→3話……
というような順番になるかもしれません。
あと、本スレのテンプレに新旧両方の保管庫のURLが書かれていますが、
旧保管庫の方はもう削ってもらった方が良いのかな?
なんか、テンプレを縮小したいみたいだし。
リンクは張ってあるので、片方削っても大丈夫なはず。
未読が10スレ分はたまっているので、今も削った方が良いのか分からないけど。
流れをジェットザンバーするが、今日「痴漢男」のweb漫画を一気読みしてきた。
不覚にも感動したさ。けどなぁ……
早速「リリカルなのは版痴漢男」とか妄想し始めてる俺はなんなんだorz
51 :
8:2007/04/04(水) 14:18:02 ID:2OtcpQdM
書き終わったので投下します。
>>50氏
「痴漢男」ですかwなのはキャストだと、誰がロリで誰が関西やらwwww
個人的にはオナフォールことさちこが気になるがwwww
52 :
8:2007/04/04(水) 14:19:07 ID:2OtcpQdM
魔法少女リリカルなのは IF 〜使い魔は明日から家庭教師〜
リニスは目を覚ました。眠ってからどの位経ったのだろうか…
辺りには人の気配がなく静まり返っていた。
「んっ…あれっ……確かユーノに族長を紹介してもらって、
ユーノの部屋で休もうとしたんだっけ…」
ぼんやりとした頭で考える。
(ユーノの…部屋…?)
明かりは点いてなく真っ暗な状態。リニスは元々は山猫なため暗闇でも視界が利く。
リニスは暗闇の中で部屋を見渡す。周りには本らしき物の山や、発掘の資料が山積みになっている。
山積みの本や資料で奥が見えにくい。リニスは明かりを点ける事にした。
「うわ〜、相当散らかってる。ゴミもすごいし…ん?あれは?」
リニスは壁に飾ってある、動物画らしきものや鹿の頭の様な飾りが目に入った。
動物画は犬だか狼だか分からない絵が描いてあった。色使いにセンスが感じられない。
鹿の頭には埃が溜まっていて、何ヶ月掃除をしていないか分からないほどだった。
「ユーノが起きたら掃除をさせなければ…ユーノ?そういえば…
ユーノの気配が感じられない。どこに行ったのでしょう。」
ユーノが寝ていたソファーに近づくと、そこには置手紙と袋があった。
【リニスへ 目が覚めたら近くに袋があります。
袋の中にリニスの着替えが入っているので着替えて広間にきて下さい。】
手紙を見た後袋を開けた。中に入っていた服は偶然だろうか、フェイトに魔法を教えていたときに着ていた服と一緒だった。
(わざわざ私の為に買ってくれたんだ…)
そう思うと胸が熱くなる。早速その服に着替える。鏡の前で変なところがないかを確認する。
問題ないのを確認し部屋をでる。少し歩くと広間の扉が見えた。
「こんばんは〜」
広間に入り中にいたユーノと族長に挨拶をする。ユーノが少し笑っている。
「ユーノ!何笑ってるのですか!」
と少し怒ってユーノに声を掛けた。
「ゴメンゴメン。でもリニス、今はお昼だよ?」
そう言うとユーノは時計を指さした。そこには11時と針が向いていた。
「えっ!?すみません!!お邪魔した上に、こんな時間まで寝ていて!」
「気にしないで下さいお嬢さん。昨日はかなりお疲れだったようでしたからな。」
リニスが謝罪中に族長が笑顔で言った。
53 :
8:2007/04/04(水) 14:19:49 ID:2OtcpQdM
「僕も昨日の晩御飯に起こそうかと思ったけど、疲れてるだろうから
起こさなかったんだ…こっちこそゴメン…」
そう言ってユーノはリニスに頭を下げた。
「さて、挨拶はその変にしてユーノ。リニスさん…でしたかな?お話があるから
お前は席を外してくれるか?」
と族長がユーノに言った。ユーノは「は〜い。それじゃリニスまた」と言って部屋を出た。
部屋にはリニスと族長が残る。
「では、リニスさん。単刀直入にお聞きするが、あなたは使い魔ですな?
しかも、レベルも高い上位の使い魔。」
族長の言葉に驚いた。ここに来る前に使い魔特有の獣耳と尻尾を隠し、魔力を最小限に抑えたはずなのに…
「村の者は気づいてないが、ワシにはお見通しじゃよ。」
と言ったので、隠していた耳と尻尾をだした。
「ユーノは黙っているつもりだったらしいが、御主とユーノの関係を見ていると
バレバレじゃよ。ハッハッハッハ!」
と豪快に笑いながら言った。リニスはこの人に隠し事は無理だと思った。
「でも、その程度の話ならユーノがいても大丈夫なのでは?」
と族長に聞き返すと、族長の目が鋭くなった。どうやら本題はここからのようだ。
「うむ…本題はここからじゃ。リニスさんはワシとユーノに本当の
家族ではないのは聞いてるかな?」
その質問に「はい」と答える。
「よし、このことはユーノに話すな…実はなユーノの家族は死んではおらん…」
族長はそう言うと、昔を思い出すかのように語りだした。
「今から数年前、ある女性が赤ん坊を抱えたままこの家に来た。何かに怯えていたのだろう…
ワシはその女性に家に上がるよう勧めたが女性は『この子をお願いします!!この子は強い
力を持ってます。悪用されないように育てて下さい!!』と言うと赤ん坊を置いて、走り去っ たんじゃ。」
54 :
8:2007/04/04(水) 14:20:30 ID:2OtcpQdM
そこまで話すと族長は近くにあった煙草に火をつけた。軽く一服すると再び語りだした。
「ワシはその女性を追いかけたが姿はなく、地面に宝石が落ちていた。」
そう言うと族長は立ち上がり、広間の大きい棚に向かう。棚に呪文を唱えると、棚の一部に小さな鍵穴が現れた、そこにスクライア族の紋章の入った鍵を差し込んだ。
「リニスさん、この宝石だが分かるかな?」
そう言って族長はリニスに宝石を渡した。
「こんな宝石初めてみました…」
その宝石は二つあり、二つとも2p位の蒼白く、ダイヤの形をした宝石だった。
「その宝石をユーノに近づけると、強く発光するのじゃよ。一応保管しといたが、
ユーノとどう関係があるかは知らん。」
リニスは族長に宝石を返そうとしたが
「リニスさん、もし良かったらお主が持ってて貰えるかな?」
族長の提案に正直驚いた。
「なぜ私にですか!?」
族長は椅子に座り直すとリニスに言った。
「あの子があなたを一番信頼しているからです。あなたを慕う姿を見て確信しました。」
と笑顔で言われた。
「ユーノが私を信頼している?昨日今日会ったばかりの使い魔をですか?」
その質問に族長は、
「うむ。あの子は自分から心を開いて他人と話す子ではない。使い魔とはいえ、
あなたに心を開いたのは事実。あなたしかいないのです。」
昨日のユーノの姿を見ても関わりを持たないのが信じられなかった。
すると族長は頭を深々と下げ言った。
「どうか…ユーノを頼みます。」
と言った。その返答にリニスはハッキリと『はい』と答えた。
「有難う御座います。それとお時間があればユーノの家庭教師をお願いしたいのですが…」
族長の意外な頼みに驚いた。
「家庭教師ですか…?ユーノは年齢に似合わず頭良いですが?」
しかし族長は、
「さっきも話したように、あの子には『力』があります。ユーノとあなたに危険が起きたら
その『力』で乗り越えれるようにしたいのです。」
族長の言うとおりだ。昨日は障壁魔法に魔力を圧縮して放出した、レベルの低い攻撃方法。魔法とは言えない攻撃手段だ。
「あの子は今障壁魔法しか使えないので、どうにか攻撃手段もあれば良いのですが。」
族長の発言に驚いた。昨日はよく生きて帰れたなと…
(ユーノに家庭教師ですか…いいかもw)
どうやらこの使い魔はイケナイ妄想をし始めたらしい。
「族長さん!家庭教師役引き受けます!!」
リニスは家庭教師をやる気満々だ。その返答に族長は
「本当ですか!助かります。」
こんな感じだった。
(ご褒美にあんな事や、こんな事を…なら…今から行かなきゃ!)
「族長さん!早速ですが行きますね!!」
そう言ってリニスは部屋を飛び出した。
向かう場所はユーノの部屋。扉を開け中に入るとユーノがベッドで眠っていた。
部屋はかなり片付いていてさっぱりしていた。
一緒に掃除をしながら喋ろうかと思ったが無理のようだ。
リニスはベッドで眠っているユーノに近づく。
(ユーノの寝顔かわいい。)
しばらく眺めていると、再び睡魔がリニスを襲った。
(ユーノ…ちょっと失礼…)
心の中で呟くと、ユーノの隣に横になった。
(ユーノは私を信頼している、期待に答えなきゃ…!)
そう思い気合を入れ、深い眠りに落ちていった。
魔法少女リリカルなのは IF 〜使い魔は明日から家庭教師編〜 完
55 :
8:2007/04/04(水) 14:24:10 ID:2OtcpQdM
投下完了〜
前回作者語りが多いと指摘されたので減らしてみたが如何ですか?
まだまだヘタレですが頑張ります。
GJ
次もwktkして待ってますねー
4の422氏にあっちのクロなのの濃厚な性活を期待してみたかったりするんだけど…スレチ?
>>57 まぁリリなのスレだしなぁ、スレ違いっちゃスレ違いなんだが
管理人って549氏になるのかな?、と422氏の見解次第か?
とらハスレってないしなぁ、よくわからん
それより翠屋についた「なのは」がどうなったのかがずっと気になっているんだが……
都築マダー(AAry
都築じゃねぇや続きだorz
CherryLightの本格的な濡れ場も待ってたり。
夜に書いた小説を朝読み直すと、なんでこんなもん書いたんだ!と転げまわりたくなるのが不思議だ
>>58 あ、自分はスレじゃなくて保管庫の管理人なので。
昔も同じ話題が出たはずだけど、アニメ版の要素が何もなし、
トラは版のみだと、スレどころか板違いじゃなかった?
流れ切ってスマソが、
スバルが敵に捕まって陵辱されるエロ話を投稿したいと思います。
よろしいですか?
OK。
なのはやフェイト版のそういう小説も過去何度かあるし。
待ってるよ〜
〜昴、堕つ〜
「ん・・んん・・・」
囚われの少女は、目を覚ました。首を振り、ショートカットの、美しい青い髪を揺らして
意識をハッキリさせようとする。自分が今、置かれている状況を無意識のうちに把握しようとする。
少女の顔はまだあどけなく、しかしとても可愛らしい。気弱で内気な一面と勇気のある一面を
併せ持っていることをうかがわせる、この上なく可憐な少女だ。少女は、ぱっちりとした
大きな両目を見開いた。 −−ここは、どこだろう。
周囲は、狭いのか暗いのかよくわからない空間だった。薄暗い。何も無い部屋の様に見える。
少女の名は、スバル・ナカジマ。年齢は15歳。これでも(と言ったら、スバルに失礼だが)時空管理局の魔導師である。
「そうだ・・あたし、犯罪者を追ってたら、いきなり不意打ちをうけて・・」
覚醒したスバルの中で、事の次第が明らかになっていく。そう、魔導師のスバルは相棒のティアナ・ランスターと
二手に分かれて犯罪者を追っていたのだ。ところが、一人になったスバルに新手の敵がいきなり襲い掛かった。
その敵の実力は決して侮れないものであったらしく、不意打ちを喰らったスバルはそのまま意識を失ってしまったのだ。
「また、ティアナに迷惑かけちゃったな・・ギン姉にも・・」
スバルは力なくうなだれた。ギン姉とは、スバルの姉・魔導師ギンガの事である。スバルは、ギンガの事が大好きだ。
ティアナの事も好きだ。だからこそ、失態を犯した自分が不甲斐なかった。
自分がやらかしたミスが、相棒のティアナや姉のギンガの足を引っ張ることは避けられないと
スバルは分かっていたのだ。
「落ち込んでてもダメだよ! ここから早く、脱出しないと・・」
スバルは気弱な自分を奮い立たせる。だが、身動きが取れない。スバルは自分の姿を見回した。
自分の格好は、意識を失う前と変わらない。スバルの内気な性格に相反して、露出度の高い、かなりエッチなバリアジャケットだ。
白いハチマキと、彼女が憧れる魔導師・高町なのはのそれに似た上着はいいとしても、歳相応のやや小ぶりな乳房を
隠すだけのアンダーと半ズボン。成長の可能性を大いに期待させる、15歳の美しい肢体は、おへそと
足がむき出しだった。彼女の、このいやらしい格好に欲情してる男(管理局員や時空犯罪者)が大勢いることに
スバルは気づいていなかった。まだ幼く、性に対してもウブなスバルは、雄の性欲の猛々しさを全く知らなかったのだ。
それでもやはり、スバルはこのバリアジャケットを身に纏って戦うのが、内心ではかなり恥ずかしかった。
まず、両腕が頭上に高く吊り上げられ、両手首を拘束されている。拘束魔法・バインドだ。しかもとても強力である。
また、足も拘束されている。両足首も、手首と同じようにバインドで固く縛られている。
今のスバルの実力では、この戒めを解くことは不可能だった。
「どうしよう・・動けないよ・・」
その時だった。周囲が明るくなった。
「目が覚めたか」
若い男の声だった。スバルは全身を緊張させる。
この時、スバルは知らなかった。自分を待ち受けている壮絶な陵辱の運命を・・・
発情した雄共が、自分を「餌」として狙っていることを・・・
69 :
65:2007/04/07(土) 05:04:05 ID:rZgTtN/e
〜昴、堕つA〜
「気分はどうだ? スバルちゃん」 自分の前に、一人の男が颯爽と近づいてくる。
声の主は、若い男だった。中肉中背だが、スーツの上からでも分かる引き締まった体つきに
整った顔立ちの男で、年のころはせいぜい20代前半だろう。15歳のスバルと、そんなに歳は離れていない。
ーーこの人だ。
スバルはすぐに理解した。自分を気絶させた、敵だ。
「あなたは、誰なんですか? どうして、こんな事を?」
スバルは、勇気を出して気丈に振る舞い、目の前の男に問いかけた。問いたださずにはいられなかった。
「君の問いには、順番に答えよう。まず一つ目に、僕の名前はエリオルという。そして二つ目は、仕事だからだよ。」
男は、さらりと答えた。
「仕事・・・?」スバルは、自らの両手足首を拘束しているバインドを何とか解けないものかと
悪戦苦闘しながら訊き返した。ーーダメだ、やっぱり解けないよ。
「そう、君みたいな可愛い女の子を集める仕事さ。」男は指を、パチンと弾いた。
同時に、周囲に一斉に「窓」が現れた。その向こうには、大勢の人々・・いや、肉欲に身を焦がす男達がいた。
比較的若い男の子もいれば、中年のおじさんもいる。男達は、ざわついている。
広い年齢層の雄達の熱い視線が、スバルに集まっていた。
ここで、スバルはようやく気づいた。ここは、劇場の舞台のような、広いホールなのだ。
拘束されている自分と、自分を捕らえたこの男を中心に、円状にぐるりと窓が取り囲んでいる。
その、すぐ向こうで大勢の男達が、スバルを視姦していた。
「こんな・・・え・・・何・・・?」
スバルは動揺し、困惑する。
「戸惑うのも当然だな。ここは、時空間内に秘密裏に造られた施設なんだよ。もっと言えば、僕達の仕事場だ。」
スバルの目の前にいる若い男が答える。男は続ける。
「僕達はこうして、さらってきた若くて可愛い女の子達を、ショーに『出演』させているんだ。」
「ショー・・?」スバルはますます困惑させられる。自分の身に何が起きているのか、まだスバルは理解できずにいた。
「そう。君にもすぐにわかるよ。さあ、始めよう!」男は爽やかな笑顔で、腕を振り下ろした。
男の両隣に、一人の娘と一匹の怪物が現れた。怪物の方は、カマキリに似た昆虫のような、
2メートル以上もあるおぞましい生物だった。だが、スバルの視線は娘の方に釘付けになっていた。
そう、その娘は・・・
「ギン姉!」
我を忘れて、スバルは叫んだ。
新規の人にこれ参考になるかな?
7 名無しさん sage 2005/09/18(日) 02:59:02 ID:02MvW/WE
やってはいけない
■スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆する■
校正が満足にできない、中途書き込み等がおこりがち、割り込みをされることが多い、
住人から見るといつ投下が終わるのかわからないと、勧められる点が何一つ無い。
SSはワードやメモ帳などの文書作成ソフトで書いてローカル保存し、誤りが無いか
きちんとチェックし、その時投下する分は完成させてから一気に書き込むことが望ましい。
■名前欄に何も書かない■
名前欄にハンドルネームを入れたり、あるいはSSのタイトルを書くことによって、
どの書き込みまでが連続した同じSSなのかを識別することができる。
逆に考えると、名無しのままでSSを投稿すると、その書き込みがSSなのかどうかも
一目ではわからないこともあり、また何レスか連続しているSSの場合でも、どこからどこまでが
同一のSSなのかがわかりにくくなってしまう。
名前欄は有効に利用しよう。(利用方法のあれこれはまた後で)
8 名無しさん 2005/09/18(日) 16:24:16 ID:wYGZ/q3.
乙。
>住人から見るといつ投下が終わるのかわからない
これでよくスレストしてるのを見る。
その時の投下分は一気に投下する事に加えて、
終わった時に「続く」「今回はここまでです」などの一言を入れるか
名前欄に「1/10」「2/10」…「10/10」みたいに
全体の投下レス数がわかるような配慮をするとモアベターかもな。
10 名無しさん 2005/09/18(日) 19:42:03 ID:HLl8JNtY
>>1乙
とりあえず■全レス返しは鬼門■
レスをくれた人ひとりひとりにお礼を言いたくなるのは当然の感情だ。
だが全レス返しは特に2ちゃんみたいな殺伐とした場では
ウザがられて書き手叩きの材料になったりもするという事を
新人の書き手は頭のどこかに置いておいた方がいい。
次の投下の時にまとめて一言お礼を言う程度でも気持ちは十分伝わる。
15 名無しさん sage 2005/09/19(月) 22:19:48 ID:0imtd.oI
■書けたところまでぶつ切りで投下する■のは×。
完結、ないし話の区切りの良いところまで書けていないのにSSを書き込むのは避けた方が良い。
理由として、
・話のつながりがわかりにくい ・短すぎて感想を書きにくい
・他のSSの書き込みとバッティングを起こしやすい
・スレに初めて来た人にとっては、細切れのSSは非常に読みにくい 等がある。
SSはある程度まとめて投下、そして理想を言えば一回の投下で本文に何かしらの”見せ場”は作りたい。
ちなみに、エロパロ板でよく見られる現象
1.非常に短いプロローグだけが書かれて投下される。話の動きやエロは次回以降。続く。
2.↑こういう書き込み方をする人は大抵が初心者なので、文章や内容も正直微妙なものが多い。
3.そのため、読んだ人もどう感想を書いていいのか困り、結局スルーしてしまう。
4.無反応、あるいは冷たい反応しか返ってこなかった書き手は、続きを書くのを放棄して去る。
44 名無しさん sage 2005/12/13(火) 00:45:59 ID:54/qhMaM
>>15 まさにそれ、初めてのSS投下でやったorz(別板だが)
なんで俺だけ叩かれてるんだ?そんなに下手か?(´・ω・`)としてたんだが
最後に現れたパンドラの箱の希望みたいな人が
「冒頭部分過ぎてなんともコメントできないけど」と書いてくれたのを見て
ああ序盤のみの投下って不評なんだな・・・とようやくわかった。
それ以前に内容がまずかったからだ、というのはまあ置いておくとしてw
45 名無しさん sage 2005/12/14(水) 03:25:39 ID:uOAITS6g
設定紹介みたいな部分のみであまり話に動きがないと、
確かにコメントはつけづらい。
が、それだけが理由で叩くのもちょっとなあ。
46 名無しさん sage 2005/12/22(木) 09:43:36 ID:9TAk8lWU
>>44 全然話が動いていないのに
「さあ書き上げましたよ一仕事終わった終わった」
そんな顔をされても困るんだ。
47 名無しさん sage 2005/12/24(土) 18:56:35 ID:caV67w.I
その程度でわざわざ叩く奴の方がウザイ。
他人のSSを読んでコメントのしようがないと思えば
「乙」の一言かスルーするだけだ。
72 :
65:2007/04/07(土) 09:37:28 ID:rZgTtN/e
〜昴、堕つB〜
管理局の制服を着たギンガ・ナカジマは、妹のスバルと同じように拘束されていた。乱暴された様子は無かったが
意識は無いらしく、眠っているようだった。 スバルは恐慌状態に陥った。「ギン姉! しっかりして!」
「無駄だよ、彼女はしばらくは目覚めない。」男ーエリオルは言った。
「どうして、お姉ちゃんまで・・」スバルはエリオルに向き直った。
「君達姉妹は、美しくて有能な魔導師だと評判だからだよ。だから、今回のショーに出演してもらうんだ。
そのために、君を誘い込んだ。」
「それじゃあ・・あたしが追っていた犯罪者は・・」
「そう、君をおびき出すという役目を負った僕の仲間さ。彼は立派に任務を果たしてくれた。」
エリオルは、ギンガの方を向いて、腕を振り下ろした。
ズバアッ! タプンッ
スバルは、制服と純白のブラを破られてしまった姉ギンガの豊かなおっぱいがはずむ音を聞いたような気がした。
そう、エリオルはギンガのストリップを強行したのだ。現在17歳の少女、いや類まれな美少女であるギンガの
薄い桜を浮かせる豊かな双乳。大きさがありながらも重力に負けず、プルンと丸い形を保っている。
スバルも、一緒にお風呂に入った時に何度も見ているギンガの裸。そしておっぱい。スバルが、同じ女の子として
思わず見とれてしまっていたギンガの美しい裸体が、大勢の男達の前に公開されてしまっている。
ギンガは、上半身を完全に裸に剥かれてしまった。
周りでざわつき、鑑賞していた男達がどっと大きな歓声を上げた。
「いいぞー、姉ちゃん! 最高のストリップだぜ!」「これが見たかったんだよ、俺達は!」
「スタイル良いじゃねーか、見ろよ、あのおっぱいを!」「高い金払って観に来た甲斐があったってもんだ!」
「妹の方も、ガキだが美味そうだよな」雄達の肉欲にまみれた歓声がスバルとギンガを突き刺す。
恐怖でスバルは青ざめ、次に羞恥で真っ赤になった。ギンガを助けるために必死で自らの戒めを解こうとするが、やはりできない。
性に対してウブなスバルにとって、この状況は悪夢そのものだった。周りを取り囲む男達の猛々しい肉欲のはけ口に
自分と姉・ギンガが選ばれてしまったのだという現実が信じられなかった。信じたくなかった。
73 :
65:2007/04/07(土) 09:38:23 ID:rZgTtN/e
たまらず、スバルは叫んだ。スバルの目には、既に涙が浮かんでいた。
「やめて!お願いだからやめて! 私は何でもするから・・お姉ちゃんには、手を出さないで!」
「じゃあ、この子と戦うんだ」すかさずエリオルが言った。エリオルの手は、ギンガの片方の乳を鷲掴みにして
むにゅむにゅ、もにゅもにゅ、と容赦なく揉んでいる。この子、とはギンガと共に現れた化け物カマキリの事だ。
スバルは、息を呑む。そうか、このエリオルという男の人は、最初からそれが目的だったんだ。
「私が勝ったら・・お姉ちゃんを助けてくれるの?」スバルは、気が狂いそうなほどの恐怖と羞恥を
必死に押さえ覚悟を決めていた。
「もちろん。勝てたら、の話だがな」エリオルが相変わらず爽やかな笑顔を見せながら答えた。
「わかった・・やります!」スバルは、はっきりと言った。その瞳に勇気を宿して。
「いい返事だ・・それでは、ショーを始める!」エリオルが淫虐の宴の開始を宣言する。
同時に、スバルの戒めは解かれた。ギンガが、ホールの中央にスーッと移動し薄い光の柱に包まれた。
ホールを取り囲んでいる窓は、最高の硬度を誇る金属で造られており、ギンガを包んでいる光の柱も
結界魔法の一種で極めて高度なものである。魔法学校で学んだスバルは当然そのことに気づいており、
窓を破壊することも、ギンガを光の柱から助けだすことも、今の自分には無理だと悟っていた。
ギンガを助けるには、スバルが戦って勝つしかないのだ。選択肢は、もはや他には残されていない。
エリオルの姿が消えた。そして、化け物カマキリが鳴いた。キシッ・・ギシッ・・ギシュッ・・・
淫乱のホールは、淫虐の闘技場と化した。周囲の観客達が一際大きな歓声をあげる。
「美少女魔導師スバル・ナカジマVSカマキリ型クリーチャー」
これが本日のメインプログラムである。
ーーあたしは、勝つ。勝って、お姉ちゃんを助け出す。絶対に。
覚悟を決めたスバルは、戦闘態勢をとった。目の前にいるカマキリが、ギシッ、と鳴いた。
74 :
65:2007/04/07(土) 09:40:08 ID:rZgTtN/e
〜昴、堕つC〜
ーー待ってて、お姉ちゃん! 絶対、絶対、助けるから!
「はああああっつ!」スバルは、カマキリ型クリーチャーに飛び掛った。スバルの武器・リボルバーナックルが
空気を鋭く裂く。
ガイイイイイン! スバルの拳とカマキリの固い皮膚が激突する音が響いた。
スバルは愕然とした。−−効いていない。
そう、このカマキリは今回のショーのためにエリオルが特別に造りだしたクリーチャーであり、スバルの実力を
遙かに上回る強さを誇るのだ。もちろん、スバルはそんな事など知らなかったが。
カマキリが両腕の鎌をスバルに向かって振り下ろす。
とっさにスバルはガードしたが、カマキリの一撃は信じられないほどの威力で、次の瞬間スバルは
闘技場の壁ースバルの肢体を視姦する男達と闘技場を隔てている「窓」に叩きつけられていた。
「うあああっ!」激痛でスバルは叫んだ。思わずうずくまってしまう。しかし、
ーーダメだ、今は、痛いのも怖いのも気にしてなんかいられない!
スバルは「ギン姉を助ける」という意志の力で立ち上がった。その瞬間、スバルの全身に怖気が走った。
窓一枚を隔てて、スバルを嘗め回すように見つめている男達が、何事かを叫びながら窓をバンバンと叩いているのだ。
スバルは、「ひっ」と悲鳴を上げてそのおぞましさに思わず窓から飛びのいた。
「何やってんだよ、お嬢ちゃん! 姉ちゃんを助けたくねーのか!?」「早く乳見せろ、乳を!」
「お前達姉妹は俺達の餌なんだよ、あのカマキリにもっと嬲られろ!」
ーーこの人達、ずっと私達のことをエッチな目で見てるんだ・・・
だが、今はこんな男達のことになど構っていられない。
男達の下卑た声を必死で断ち切り、スバルはカマキリの方にばっ、と向き直った。
その瞬間、カマキリの鎌が十字を刻んだ。
75 :
65:2007/04/07(土) 09:42:18 ID:rZgTtN/e
スバルは、恐るべき疾風の音を聞いた。
次の瞬間、スバルは全身にわたって数ヶ所に鋭い痛みを感じた。と、同時に新たなストリップショーが
開催された音を聞いた。
ズバアアアッ! フルンッ
闘技場に、一糸纏わぬ姿のスバルが立ち尽くしていた。スバルの小ぶりな美乳が、わずかに揺れた。
そう、カマキリの衝撃波が、スバルの武器を破壊し、バリアジャケットをビリビリに引き裂いてしまったのだ。
リボルバーナックルもマッハキャリバーも上着も腰当てもアンダーも、全てを引き裂き、吹き飛ばした。
今や、スバルは全裸だった。流麗な流線型を描く小ぶりな双乳も、つるんとしてくりんとした
小さくて可愛らしいお尻も、そしてまだ毛の生えていない綺麗な少女の秘所も・・・・
全てが、晒されていた。
「いやああああああああああああああっ!!!」
スバルは絶叫した。自らの双乳と秘所を手で隠し、その場にうずくまってしまった。
同時に周囲から、これまでにないほどの大歓声があがった。
「やってくれたぜ! これだよ、これ!これが見たかったんだよ!」「スバルちゃんの裸をようやく拝めたぜ!」
「姉貴に比べたら、おっぱいもアソコもまだまだ可愛いもんだよなあ!」「あ〜、もう我慢できねえ!!」
「今回は、姉妹揃って最高のストリップショーを見せてくれたぜ!」
雄達の咆哮がスバルに突き刺さる。スバルは、気絶してしまいそうなほどの羞恥に襲われた。自然と涙が溢れる。
ーーーもう、ダメ。ダメだよ・・あたし・・もう・・動けない・・あたし達、なんで、こんな事になっちゃったの・・?
その時、涙を流して絶望しかけたスバルの目に、未だ意識を取り戻していないギンガの姿が飛び込んだ。
ーーーギン姉。
スバルは、自分を取り戻した。両腕に力がこもる。
ーーーそうだ、あたしは・・ギン姉を助けるんだ・・
スバルの胸の中で、勇気の炎が灯った。
ーーーあの人なら、どんな状況でも絶対にあきらめたりしない!
スバルは、数年前に自分を助けてくれた命の恩人・高町なのはの勇姿を思い浮かべた。
ーーーあたしは・・戦う!
スバルは、再び立ち上がった。もはや、嘲りと肉欲の混じった大観衆の歓声など、スバルの
耳には聞こえていない。全裸のまま、スバルはカマキリに飛び掛った!
「はあああああっ!!」真の戦士となった少女は、敵に立ち向かった。
76 :
65:2007/04/07(土) 09:45:07 ID:rZgTtN/e
ドゴッ ドサッ
闘技場に鈍い音が響いた。
ただただ冷静なカマキリが、スバルに当て身を喰らわせた音だった。
スバルは、闘技場の床に、一糸纏わぬ姿のまま崩れ落ちた。
男達の歓声が響く。ギンガはまだ目を覚まさない。
姿無きエリオルの声が闘技場に響く。
「10・・9・・8・・7・・6・・5・・4・・3・・2・・1・・0!」
「勝負あり! カマキリ型クリーチャーの完全勝利です!」
男達の歓声が響く。
ーーそんな・・そんな・・嘘・・
崩れ落ちたスバルは、薄れゆく意識の中で自分の敗北を告げるエリオルの声を聞いていた。
「さあ、それではお楽しみ、今回のショーを観に来てくださった殿方の皆様に、
お待ちかねの大サービスです! 思う存分、敗れ去ったナカジマ姉妹を可愛がってあげてください!」
待ちかねていたケダモノ達の狂乱の歓声が響く。
ーーえ・・今、何て・・?
衰弱しきって動けないスバルの問いに答えるかのように、闘技場の窓が一斉に開放された。
発情した オス達が 一斉に スバルとギンガに 群がった
77 :
65:2007/04/07(土) 09:45:51 ID:rZgTtN/e
〜昴、堕つD〜
闘技場の窓が開放されて数秒後には、全裸のスバルと半裸のギンガはそれぞれ全裸の男達に
手足を拘束され、宙で恥ずかしいV字開脚にされていた。
もはや、衰弱しきって抵抗する気力も残っていないスバルには涙とよだれで汚れた顔を
赤らめ「あうあう」と喘ぐことしか出来なかった。
今のスバルの心境は、処刑台に立たされた死刑囚と同じだった。殺されると思った。
今から自分と姉は、この男達に寄ってたかって殺されると思った。
既に服を全て脱ぎ捨てている男達の男根は、どれも異臭を放っており
スバルは心底ぞっとした。見るのは初めてだった。こんなものは見たくなかった。
一糸纏わぬスバルの肢体が、V次開脚のまま下ろされていく。
ピトっと、スバルの陰唇に熱くて固い何かが触れた。
身体が凍りついた。
男達の一人が闘技場の床に寝そべっており、スバルの幼すぎる陰唇にそそり立つ
男根を当てているのだ。巨大でビクビクと脈打つ、禍々しい男根だった。
スバルは、何をされるのか理解した。
「いや・・いやぁっ・・・! それだけは・・許して・・許してください・・!」
スバルはか細い声で懇願した。許しを請うた。また涙が溢れてきた。
だが、男達の耳には届かない。
ピリッ、とあまりにも残酷な音がした。
「あ・・」痛みよりもショックの方が何倍も大きかった。ゆっくりとスバルの処女膜が裂け、
肉塊が押し進められていく。
「い、たっ、・・痛っ・・やあっ・・痛いっ・・」
女性の本能なのかスバルの膣壁がキュと締まり、勝手に蠢いて男根を心からもてなし始める。
スバルは無性に情けなくなり、声も無く泣き出した。
その時、スバルの桜色の唇に男達の口が殺到した。少女の舌が散々もてあそばれ
スバルの顔と肢体を汚していた涙とよだれも男達がなめ取っていく。
スバルは後から後からむせび泣いた。
78 :
65:2007/04/07(土) 09:47:33 ID:rZgTtN/e
「ギン姉・・・」スバルは、現実逃避のために、自分と同じように輪姦されている姉・ギンガの
姿を見た。ようやく意識を取り戻していたギンガは、スバルと同じように全裸にひん剥かれていて
豊かな乳房をプルンプルンと揺らしながら、男達に犯されながら、何事かをわめいている。
スバルは知らなかったが、ギンガは処女だった。目を覚ました時に、自分を取り囲んでいた
悪夢に抵抗する間もなくマワされて処女を散らされ、ギンガの精神は崩壊しかかっていた。
同じくケダモノ達にマワされているスバルの姿も、狂ったようにわめくギンガの目には入っていなかった。
「ごめんね・・ギン姉・・あたし・・勝てなかったよ・・ギン姉を助けられなかったよ・・」
スバルは、可愛らしい乳房をフルンフルンと揺らしながら、未熟な膣道を散々いたぶられながら
それでも姉の身を案じ、敗れた自分の無力さを悔やみ、愛しい姉に詫びた。
スバルは男子と付き合ったことすらほとんど無い、内気で気弱でウブで、恥ずかしがり屋の女の子だった。
それなのにここ数時間で、面識すらなかった男達の前で姉ともどもストリップショーを演じさせられ
乳房を揉まれ尻房を力ずくで割り広げられ陰唇と陰核を撫で回され、無数の舌で口の中から
処女膜、肛門皺まで舐めとられ、文字通り全身を蹂躙されてしまったのだ。
スバルは、この悲惨すぎる現実が信じられなかった。
その時、男の陰茎が射精した。どぶりどぶりとスバルの膣内に白濁液が注ぎ込まれる。
「い・・いやあっ・・やめ・・やめて・・赤ちゃんできちゃう・・」
膣内ーいや、子宮内射精をされてしまった現実をリアルに感じ、スバルは泣きながら喘いだ。
だが、当然、男達の耳には届かない。
数時間後、スバルの精神はもはや崩壊していた。理性を消失していた。
「ひゃぐっ・・ひう・・これ、いいよお・・これ、気持ちいいよお・・」
全身精液にまみれながら、全裸のスバルはへらへら笑って男達の肉体・男根にむしゃぶりついた。
姉・ギンガも同じような有様である。哀れなナカジマ姉妹は、それぞれおよそ百人近い男達に
連続で強姦され、百回以上中出しされていた。
79 :
65:2007/04/07(土) 09:49:44 ID:rZgTtN/e
昴は、堕ちた。銀河も、堕ちた。
だが、終わりなき悪夢が、とうとう終わりを告げた。
ズウウウウン! ゴゴゴゴゴ・・・
「なんだ!?」「時空管理局の奴らだ!」「まずい、逃げろ!」
「この姉妹はどうする?」 「いいさ、もう十分楽しんだんだ、ここに置いていけ!」
男達は口々に叫び、嵐のように脱出した。
いち早くこの事態を察知していたエリオルは、今回のショーで掴んだ莫大な金を持って既に遙か遠くへ逃走している。
あとには、ゴミのように打ち捨てられた、精液まみれの淫乱肉奴隷二匹・・・
スバル・ナカジマ15歳とギンガ・ナカジマ17歳が横たわっていた。
「う・・ん・・んん・・」スバルは這いずるようにして陵辱と汚辱の限りを尽くされた身体を動かし
姉の様子を確かめた。−−生きている。気を失っているだけだ。
「良かった・・・」スバルは、そのまま意識を失った。
ーーごめんね、ギン姉。
スバルは、心の中で再び姉に詫びた。もう、動けなかった。
時空管理局員達の足音が近づいてくる。彼らの会話が聞こえてくる。
「いいか! 人質に囚われているナカジマ姉妹の救出が最優先だ!」「はい!!!」
ーーそっか、ティアが呼んでくれたんだ。
いつまでたっても戻らないスバルと、突然姿を消してしまったギンガを心配して
ティアナが救援を呼んでくれたのだ。スバルは、嬉しかった。
だが、このままでは同僚の時空管理局の人々に、自分達の、精液と汗と涙と涎にまみれている
「地獄そのものの輪姦」に遭った姿を確実に見られてしまう。何年経っても消えない
恥辱である。しかし、もうスバルとギンガには立ち上がる気力すら残っていなかった。
救助された後、散々子宮内射精をされたスバルとギンガのお腹の中には、新しい命が宿っていることがわかった。
姉妹揃って妊娠していたのだ。スバルとギンガは、悪夢としか言いようの無い性拷問の果てに、父親が誰かも
わからない子を、身ごもっていた。
ーー眠い、眠いよ・・・
スバルは、意識を失った。
時空管理局員達が、淫虐のパーティー会場と化していた闘技場へ・・
気を失っているスバルとギンガが横たわるホールへと・・
足を踏み入れた・・。
完
80 :
65:2007/04/07(土) 09:56:24 ID:rZgTtN/e
投下完了しました!
お目汚しかと思いますが、如何でしたか?
「スバルとギンガ」・・この姉妹は外見も性格も、個人的には
第3期で新しく登場した娘達の中では一番好きなので、
今回のエロエロ小説の陵辱ヒロインズに選びました。
(スバルのバリアジャケットって、スバルの内気で気弱な性格に反して
やけに露出度が高く、エロくて良いですよねw
ギンガお姉ちゃんの戦う姿も、早く見てみたいです!)
僕は未熟もいいところですが、今後も精進していきたいと思います。
GJ
GJです
今後もこの路線でやって欲しい
83 :
復讐の女神:2007/04/07(土) 14:41:37 ID:zgi/Rr4m
>>65氏の『〜昴、堕つ〜』の後日談。
なお、自分は
>>65氏とは別人です。
ミッドチルダの首都クラナガン。繁華街から少し外れた裏通りの一角に、レンガ造りの一軒の酒屋が
隠れ家の如くひっそりと佇んでいた。酒屋の店内は薄暗く、年代モノのカウンターテーブルに、坐ればすぐに
ギシギシと嫌な音を立てる椅子、店内には流行遅れのフォーク・ソングが申し訳程度に流れている。
ジェイスン・クインパーは葉巻をふかしながら、扉から一番離れた最奥の4人掛けテープルに腰掛けていた。
クインパー氏は初老に入ろうかという年齢の、口髭を豊かに蓄えた紳士であった。
カウンターの奥ではこの店のマスターである初老の男がグラスを布で丹念に磨き上げており、さらに
その横では、栗色の髪の鮮やかな若い女が鍋のなかの煮込み料理にかかりきりになっている。
木製のカウベルがカランコロンと軽快な音をたてた。やおらスーツ姿の男が酒屋の扉を開けて店内に入ってきた。
ジェイスン・クインパーは扉のほうに目を向け、入ってきた若い男に「やあ」と短く声をかけた。
ブランド物のスーツで身を固めたその男は、中肉中背で整った顔だちをしており、魅惑的な爽やかな微笑を
顔に貼り付けていた。彼はカウンターにチラリと目を向け、まっすぐにクインパー氏のところへやってきた。
「今晩は、ミスター・クインパー。」
クインパーは葉巻の先端にできた灰を灰皿に落とし、男に目で向かいの席に坐るよう促した。
「うむ、だいぶ景気がよさようじゃないか?エリオル」
エリオルと呼ばれた若い男はクインパーの向かいの席に坐ると、身を乗り出して、息つく暇もなくしゃべり始めた。
「最高さ!手がけたショーは全て大成功。コネもできたし、次はクスリの方にも手を出していくつもりだ」
エリオルの瞳にはギラギラとした貪欲さが満たされていた。まるで獣だ、とクインパーは思った。
エリオルはクインパーを相手に、ひとしきり今までの活躍と今後の計画について語った。子供が父親に
学校での出来事を報告しているかのような無邪気な態度に、クインパー氏は一抹の憐れみを覚えた。
84 :
復讐の女神:2007/04/07(土) 14:42:48 ID:zgi/Rr4m
「それで」とエリオルは続けた。「ミスター・クインパー、今日は何の用事なんだい?」
クインパーは5杯目のグラスをあおると、静かな声音でしゃべりだした。
「君に悪党として裏で生きる術を教えたのは私だ。
君が成功しているのをみるのは、うれしいかぎりだ。だが・・・君は・・・そう、あまりに若い・・・。
若すぎる。怖いもの知らずだ。それは、時に、とんでもない危険を招くこともある。君は理解しているかね?」
戸惑った表情でエリオルは問う。「何を言いたいんだい?」
老クインパーは6杯目のグラスに口をつけた。飲みすぎではないか、とエリオルは思った。ただでさえ
クインパーは老齢なのだ。既にクインパーは椅子の背もたれからだいぶずり落ちていて、今にも倒れそうだ。
「今回のことだ。君が手がけたショーのなかに時空管理局の魔導師が含まれていただろう?」
「それが?」
「不味いとは思わんのかね?相手は次元世界全体から優秀な魔導師を集めた大組織だ。」
「ハッ!」エリオルは鼻で笑った。「そんなことを心配してるのかい?俺はそんじょそこらの奴らとは違う。
他のどんな悪党よりうまくやれる自信がある。俺が若すぎるって?あんたが年をとっちまっただけさ」
椅子によりかかった姿勢のままクインパーが言った。「管理局に捕まるのも1つの手だ。自首なら減刑される。」
先ほどから感じるクインパーの態度への違和感に戸惑いながらエリオルはクインパーを睨んだ。
「自首?自首だって?とんでもない!ビジネスはまだ始まったばかりなんだ。
管理局の魔導師なんざ糞だ!こないだだって、AクラスとBクラスの魔導師をはめて犯してやったんだ。
楽しいぜェ―!そいつときたら、お姉ちゃんの前で・・・」
しかしエリオルの言葉はそれ以上続くことはなかった。
85 :
復讐の女神:2007/04/07(土) 14:44:44 ID:zgi/Rr4m
『Accel Shooter』
無機質な電子音声が店内に響き、次の瞬間にはカウンター側から30発を超える桜色の光弾が唸りをあげ、
驚異的な速度でエリオルを襲った。
「う・・・ああああああああああああああああああああああ――!!あぁぁ・・・あああああああぁぁああああ!!」
激痛に顔を歪め、為すすべもなく、エリオルは堅いレンガの床に顔面から倒れこんだ。
上から誰か若い女の声が聞こえた。
「痛い?だけど、あなたに苦しめられた子達の辛さはこんなもんじゃない!」
『Accel Shooter』
再び無慈悲な機械音声が聞こえるか聞こえないかのうちに、死んだ方がむしろましだと思えるほどの激痛につぐ
激痛がエリオルを襲い、若い獣の意識は桜色の闇に落ちていった。
翌日、ミッドチルダの主要新聞紙は、多次元において集団強姦事件を起こした犯罪者一名を管理局が
捕らえたと報じた。
時空管理局の捜査官達は事後処理に精を出していた。
ジェイスン・クインパーは逮捕への協力と情報提供の代わりに起訴を免れた。
ある午後の昼下がり、捜査課の聴取室から、事件解決の功労者である戦技教導官が報告を終え、出て行った。
「たいへんやさしくて・・・・たいへんに冷酷ですな」と管理局に入局して20年にもなるベテランの捜査官が言った。
「今までに会った中でも一等恐ろしい女だね」と捜査主任がそれに答えていった。
捜査主任は最後の書類にサインをつけると、眼鏡をはずして目元を揉みほぐして言った。
「老クインパーも相当の修羅場を潜り抜けたいっぱしの悪党なんだがな、こう言っていた。
まるで・・・劇中のNemesis(復讐の女神)のようだったと、あれほどひどいものは見たことがない、と言っていたよ」
86 :
83:2007/04/07(土) 14:48:38 ID:zgi/Rr4m
えー。やってしまいました。
65氏のを読んだ後に、怒れる悪魔を想像してしまい、やっつけですが書かせてもらいました。
『復讐の女神』ENDです
87 :
KNIFE:2007/04/07(土) 15:04:54 ID:Qrh7a8GN
なんかssが立て続けだな・・・・
そんな中、空気を読まず投下
魔法少女リリカルなのは 〜罪と罰〜
88 :
KNIFE:2007/04/07(土) 15:05:38 ID:Qrh7a8GN
プロローグ
――――――はじめに感じた感覚は、熱だった。
見渡すとあたり一面で炎が燃えている。
周りには、壊れた何かの機材、赤く光るガラスの破片、砕かれたコンクリート片、
そして――黒焦げになった人の形をしたナニか。
そんな場所にわたし、高町なのはは立っていた。
(ここは・・・・)
なのはは自分の立っている場所を見直した。
空は月が出ているにも関わらず赤い、耳を澄ますと喧騒の騒ぎが聞こえてくる。
そして先ほどから匂う、鼻にツーンとする香り。
彼女は、この匂いを知っている。
軋むような足音になのはが振り返ると、少し開けた場所に男と女が一人ずつ立っていた。
男の方の見た目は白一色だった。
全身を覆うベージュのロングコートに石灰色の帽子、ご丁寧に靴までもが白く染められている。
対する女の方は、こちらも白の研究服を身に纏い、鮮やかな色の手袋をはめ、首には黄色のマフラーを巻いている。
茶に近い金髪をストレートで流していて、風に舞う長髪がとても女性的で美しく見えた。
そんな二人が向かい合っていた。
男の方は右手に抜き身の赤く染まった剣を、女の方は鈍く光る銃を手に。
「どうし・・・・・・んだ、・・ラ・」
男の方が喋ったようだが、声が良く聞き取れない。まるでノイズがかかっているようだった。
「・・にし・・・しょ・・、・・つ・・・・もの。」
今度は女のようだ。だが、それももう分からない。
なのははまるで金縛りにあっているような感覚にとらわれているからだ。
(待って!)
彼女は声を限りに叫んだのだが、それは音にはならなかった。
女がゆっくりと銃を上げた。――男に照準を合わせて。
(待って!ねえ、お願い!待ってよ!)
手を伸ばしたが、体が果てしなく重い。
まるで泥の中にいるようだった。
足を動かそうにも床に張り付いてほとんど動かず、首を巡らせることもほとんど出来ない。
目で女を追うのがやっとだった。
男は両手で女をなだめ、何か叫んでいるようだが、それももう聞こえない。
そして女はトリガーに指をやり、その引き金を――――――――――――
投下終了なのかな。
特に理由がなければ、メール欄に「sage」推奨。
90 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 15:40:59 ID:C69bgfbx
とりあえず立てる板と内容をもうちょっと考えろド低脳
さっき、ちょっと妙なネタが降りてきたんだけど
フェイトが(メ欄)っていうの需要ある? それでやっていいならなのは×フェイトで行こうと思ってるんだけど…
こればっかりは好き嫌いが強烈だから意見お願いします。
このスレでも過去に実例アリだし大丈夫。
そのときはフェイト×アルフだったかな?
すでにその属性を投下してる人がいるんで問題なし。
ていうか棒担当が足りないこの作品じゃ別に珍しいネタでもないよ。
有り難う。了解した。書いてくるノシ
97 :
さばかん:2007/04/08(日) 01:43:43 ID:H7SxnUs0
お久しぶりです。
今回もこりずに投下してみようと思います。
今回は百合エロなので苦手な人はスルーして下さい。
エイミィから逃げ出した私は一件の家の玄関に案内された。
「フェイトちゃんありがとうな。ここはうちのおうちやー」
「だじゃれ?」
さっそく家に入る。家の中は普通とは決して言えないちょい豪華なものだった。
「時空管理局から逃げっぱなしで御飯食べてないやろ?5分位まってなー」
「まった。はやては時空管理局の協力者でしょ。だったら場所も既にばれているはず」
はやてはにやりと笑い、自信満々に答える。
「彼らには嘘の場所を教えてあるから大丈夫や」
はやては台所に小走りし、調理を開始する。
「周到な子だ」
イスに腰掛け、待つ。
予告通り5分後。ソースの芳しい匂いと共に、白いものが置かれる。
「はい、ペヤング特大サイズ」
ジャスト1000キロカロリーが私の食指を動かす。しかし、へヤングは3分でできる。
と言うことは・・・
「2分も掻き混ぜた!?」
「ご馳走様でした」
「お粗末様です」
ペヤングを食べ終え、満足感に浸る私にはやてがハンカチで私の口元を拭く。
「よっぽどお腹すいてたんやね」
「う、ま・・・まぁ」
顔が赤くなるのが分かる。
「テレビでもみよか」
テレビの近くに移動し、ソファーにボスッっと座る。
「見てハッスル聞いてハッスルでええかな?」
「にほんごであそぼ以外ならなんでも」
適当に流れるテレビ、机の上にはひんやり冷えた牛乳パックが乗っていた。
「はやて、気になったんだけど」
「ん?なんや」
「君はどうやって逃げたんだい?なのはは無事?」
「なのはちゃんは無事や」
はやては牛乳をつぎ、一気飲みをする。
「どうやって助かったかって言うとな・・・」
はやての回想
私もなのはちゃんも大ピーーーーーーーンチその時、何故かアリサちゃんが現れて。
「はやてーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」
って言ってな。私の中に眠るスーパーパワーが爆発して。
「クロノくん、私や」
そして、クロノくんの前に立つ私。
なのはちゃんは思わず、言う。
「あのスタイル。八神はやて。またの名を虎殺し」
「何年も昔、あの地下で2.5m260キロのシベリアトラとバカやった時のものや」
クロノも驚愕する。
「伝説とばかり思っていたあの逸話・・・・・・ッッ」
虎殺し
「実話だったの!」
となのはちゃん。
「ただでさえも絶滅が叫ばれる最大の猫科動物シベリアトラ。動物保護団体の手前
社会教育指導者としての立場。そんなこんなで声高には語れなかった」
「しかし、語らぬ最大の理由はなのはちゃん、
誰も信じちゃくれねェッてッッ」
目をキラキラ輝かせるアリサちゃん。
「おお〜〜〜〜!!!!私の執事をやら、」
「待った」
回想強制終了。
「ん?なんやフェイトちゃん」
「嘘でしょ、絶対」
牛乳をチビチビ飲むはやて。
「ん〜ばれたか」
「はやて違い」
「本当はな」
再び牛乳を一気飲みするはやて。
はやての回想その2
私もなのはちゃんも大ピ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンチ!その時、私は驚愕の事実を口にする。
「私の名前は本当ははやてやない!本当の名前はナギや!!!!!!!!!」
「「「な、なに〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」」」
「しかも剣道3段や!!!」
その言葉にクロノは笑う。
「ふっ、剣道3段なんてここにはゴマンといる!!!!」
「が〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」
回想終了。
「それも嘘だし、しかもまたはやて違い!!!!!!!しかもまいなー」
「まいらー?」
「違う!」
はやては再び牛乳を一気飲みして
「実はな、」
「・・・はやて、もうボケはいいから」
がっかりするはやて。
「分かった、本当の事を話すよ」
はやての話を纏めるとこうだ。なのははクロノに一度圧倒されるが、再び目覚め、どうにか
脱出したらしい。
「んで、なのはちゃんはとなりの部屋で寝てる。」
「なのはに会いたい」
隣りの部屋に行き、扉を開ける、だが。
「・・・はやて、私をからかってるの?」
「な、え、う・・・嘘なのはちゃん、何処に?」
はやては部屋を出て行った。
外に出たはやてを追いかけると自然公園に辿り着く。
そこには、
「はあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
べきっ、べきっ。木を叩き続けるなのはがいた。
その拳は血で濡れていて、体も傷口が開いたのか、血だらけだった。
「なっ、なのはちゃんなにやっとるん!?」
なのはは答えず、ただ木を打ち続ける。
「なのはちゃん!やめて!!!」
体を抱き締めてはやてはなのはを止める。
「・・・はやてちゃん、ごめん。私が弱かったから貴女もユーノくんも守れなかった。だからこうして
鍛えてるんだ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
一人の漢(おとこ)の生き方を見た。
そして、私が取るべき行動もただ一つだった。
「なのは、久しぶりだね」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
答えず、打ち続けるなのはの腹に一発打ち込み、なのはは倒れた。
なのはを適当な場所に寝かし、私とはやては木陰に休む。
「責任か・・・誰のせいでお無いのにな」
暗く呟くはやて。
「なのははちゃんとはやてを守ったじゃないか。でも私は一番守るべき人を守れなかった。
なのはは何を自責してるんだろう?」
「なのはちゃんは優しいからな、友達の大切な人を守りたかったんや。」
「・・・そうか」
違う。私が訊きたい事はそれじゃない・・・勇気を振り絞り、はやてに訊ねる。
「はやて、訊きたい事がある」
はやてはこれまでと比べ物にならない位優しい声で答える。
「なんや?」
そこから長い沈黙が流れ、言葉を口にする命令がやっと届いた。
「ユーノは死んだの?」
「うん」
「・・・う、ずっ・・・うっあ、あああ」
俯いて徐に涙が、雨になる。
冷たく降り注ぐそれをはやては優しく抱き締めた。
「フェイトちゃんはどうしたい?このまま消えるか、戦うか」
私はその暖かさに甘え、何も返さなかった。
そんな私を急かさず、はやては優しく包んでくれた。
冷たく空を覆う雲を、優しく照らす月のように。
「はやて、このまま私のカッコ悪い話を聞いて欲しい。」
返事の変わりにはやては私の頭を優しく撫でた。
「私の主はユーノを含めて二人目なんだ。私は一人目の主が凄く好きだった。
でも、その主は、ユーノに殺された。それは憎むべき相手なのに私はその人に
ついていったか。
それは死ぬと言う事がとても恐かったから。痛そうで、悲しそうで、そうなりたくなかった!
私達使い魔は主の魔力提供がなければ死ぬ・・・だからユーノの使い魔になった。
カッコ悪いでしょ。生きる為に使い魔になって・・・そんな半端な事由だったから守れなった」
「そうか」
優しく私の首から顎、耳、頭を優しく撫でる。
「はやて、私は確かに悲しいけど、これは愛じゃないと思うんだ。彼がいなくなるということは
私も消える。だから彼の使い魔である以上、これが本当の愛か、自己愛(エゴ)なのか分からない。
そして、生きたいとも思ってる」
はやての暖かい体から離れ、私ははやてを見つめた。
「だから私を君の使い魔にして欲しい。今度こそ、誰かを守れるように強くなるから、私から温もりを奪わないから!」
頬を伝う涙をはやては優しく嘗め取り、気が付けば唇を重ねていた。
重ねるだけの優しいキスに私の体の熱は高くなる。
「ええよ。可愛い女の子大歓迎や!!でも、使い魔にする方法フェイトちゃん知っとる?」
私はワンピースの裾を捲りはやてにパンツを見せる。
「なんならここでも・・・かまわない」
はやては私に肉薄したかと思うと何をするでも無くただ優しく抱き締める。
「ははは!!んもぉ〜うかわいいなぁ。そんなにあわてんでも私は逃げないよ」
帰って来るなり、シャワーを浴びた私ははやての部屋に入る。
使い魔になる方法で一般的なのはセックスによる擬似的な一体感により
使い魔と主の絆を作成するというものだ。
「「なっ!?」」
驚いたのは両方だった。私もはやても裸だったからだ。
準備が早く、はやてはもうベッドの上だった。
「フェイトちゃん積極的やなー。服を脱がす楽しみがのうなったなー」
そのわりには嬉しそうだ。
「本当は私が脱がすつもりだったけどね」
そう言うと、はやては少し照れたのか思わず顔を逸らした。
ベッドに上がり、はやての頬に優しくキスをする。
「随分優しいキスをするんやな」
今度は激しいキスを言わんばかりに私の唇にがっつき、舌を絡ませる。
優しく、丁寧なキスに私もはやても体が火照るのが分かる。
「んっ、ぱぁ!フェイトちゃんの舌、柔らかくて美味しい・・・」
私はベッドに仰向けになり、その上にははやてがいる。
少女のすらっとした体に、僅かに膨らんだ胸が柔らかそうだ。
はやては私の耳朶を甘噛みし、耳を嘗め回しながら私の胸を触る。
耳はくすぐったくなり、胸はじれったい。
「フェイトちゃん胸大きくて柔らかくてええなー。私もこんなおっぱいがよかったなぁ・・・。」
乳首をつままれ、思わず声を出してしまった。
「んっ・・・」
「ふふっ・・・かわええなぁ」
乳首を舌で転がし、歯をたてる。
「んぁっ・・・・・・・はやて、もっと強く噛んでいいよ」
「え?う、うん」
噛む力は強くなり、強い快楽が走る。
「あっ!いいよ!!!もっと強く!!!!!!!」
その言葉にはやては何故か唇を離した。
「ふぇ、フェイトちゃんこれ以上かんだら痛いって!」
「え?そんな事ないよ!!!!強く噛まれると凄く気持ちいいんだよ。はやては、違うの?」
はやてはゆっくりと頷く。
「それじゃあ試してみないとね」
「え?あっ・・・」
はやての胸を触り、乳首をつまむ。弾力があって気持ちいい。
「謙遜は良くないなはやて。君の胸は柔らかくて暖かい」
「え?そ、そうなんや・・・」
乳首を吸い、甘く噛む。
「んっあ、あああああ!!!!」
あ、凄く感じてる。
本当に人って色々違うんだ。
「じゃあ今度は、こっちを攻めてあげるね、はやて」
はやての柔らかい女性器に触れ、優しく出し入れをして掻き回す。
「んっ!あああああああああああああああ!!!!!」
「んっ、早いもういっちゃったのはやて・・・君って可愛いね、私も嵌まっちゃいそう・・・」
私達の昼間はこうして埋まっていった。
「「「いただきまーす!!!」」」
3人分の特大ペヤングがおかれ、食べる。
「おいしいねーフェイトちゃん」
なのははあれから目覚め、体調も良好だ。
「美味しいねーってまたペヤングなんだ」
「ペヤング美味しいからなー」
「はやても美味しかったけどねー」
はやてを徐に見つめる。
「あっ、あはははははは」
「はやてちゃんとフェイトちゃん何かあったの?」
ブ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
はやてがペヤングを吐き出す。
「けほっ、けほっ。な、なんもないよなー」
「ははっははははは」
私は思わず笑ってしまった。自分が攻めると思いきや逆に攻められたんだから。
「なーんだ、セックスしてたんだね」
「「え?」」
つづく
はやてを
目の前で車椅子をぼこぼこに壊して自分では移動できないようにして
首輪と手枷をつけてそれを短い鎖で繋ぐ
上はノーブラで服は着せる下はショーツのみ
普段はできるだけ柔らかい態度で接するが
反抗的な態度や目をしたらきついお仕置きをする
膝の上に乗せたりして内股を撫で回したり
お風呂では隅々まで洗ってあげたりしたい
食事は四つん這いか口移しで
排泄は大は浣腸で小はカテーテルをつけて強制的に出させる
それ以外での排出では罰を与える
そんな風にしてペットとして飼いたい
StrikerSの新キャラ4人で何か書きたいが……
シチュエーションが思いつかんな。
>>106 月並みだが、年上のお姉さん二人と二人に唆されたパートナーの三人に
おもちゃにされるショタッ子とか。
浣腸ものがいいな。
ショタでもOk。
スカか……それは流石に書いたことねーや。
ショタが同僚を始め憧れの人とその友達に絞りつくされ
それを目撃して自分は好きじゃないんだと誤解してしまったロリとぎこちないセクロスとか
スバルとティアナの絡みならどっちが受けになるんだろーか、と真剣に考える春の夕方。
躊躇せずにティアが受けだと判断しまふ
ティアは受けだがスバルはヘタレ攻めだな
最初は突っ張っていたティアも次第に快楽に溺れていく様なSSが読みたい
たまには「久しぶり」以外の挨拶をしてみたいなぁ、と常々「思っては」おります、4の422です。
でもやっぱりお久しぶりです。
CherryLightが上がりました……が…ええ、予想通り完結してませんですよ orz
いいかげん尺すら調整できねーのかよ、と言われかねませんが…ごめんなさい…
っつーか、さすが人生の一大イベントの1つだ、結婚の準備っていろいろ大変なんですね、いやはや…
とか言いながら640さんのサイトであんなことしてたりもするわけなんですが、あっはっは。
とりあえず、CherryLight A Sweet Night Vol.3 であります。
微エロなのでご注意をー。
前回分の話は5ヶ月前、スレの12話に掲載されておりま…3スレも前かよ…
魔法少女リリカルなのは 〜 CherryLight 〜 A Sweet Night Vol.3
〜 Before 2 days 〜
「… … …、と、いうわけでして、そのー、解りやすいアドバイスなんかを…友達に
してあげたいので、その…もしよろしかったら簡単なことでいいのでお教えしていただ
けない、かと…忍さんならその辺り詳しいかと…はい、そういう状況でして」
「そっかー……」
腕組みして目を閉じ、うんうん、と感慨深そうに頷くのは、なのはの兄の恋人にして
親友の姉、月村忍。
クロノに捧げる決心はしたものの、流石に不安は隠せず、誰かに相談したくも一体誰
に…と、自分の部屋でクッションを抱きしめ、ベッドの上でなのはがあっちにごろごろ
こっちにごろごろ、時折何やら妄想して「にへらぁ」としつつ、またはっと我に返り…
あーくそぅ!かわいいなぁ、もぅ! していたところに、恭也との待ち合わせで来訪し
てきた忍。
これ幸いと忍を部屋に引っ張り込み、フェイクを交えつつアドバイスを頂こうとした
なのはであったが…
「なのはちゃんももうそんな年になったんだねー。お姉さん嬉しいなー。うんうん、甲
斐甲斐しい彼女を持ってクロノくんも幸せだねぇー」
大概にしてそんな偽装は徒労に終わる。もうどうしようもないくらい完膚なきまでに。
「あ!あの!!い、いえ、あの、わ、私じゃなくて友達が…」
「わかった。ここは未来のお姉さんたる私が教えてあげましょう」
「あ、あの、ですから私ではなく…」
うろたえるなのはを忍は完全無視。
「ん、まずはね…」
そしてその忍の口から…
まぁ、出てくる出てくる一ヶ月前のなのはだったら耳ぃふさいで逃げ出すであろう、
愛の情事とか、男をその気にさせるテクニックとか…
ま、そういったアドバイスの大群。
「じゃ、実践で体験してみる?」
と、危険にも忍は今にも脱ぎ出さんばかりに自分の服の裾に手を掛ける。
「わっ、わかりました、もういいです!ありがとうございますーーーーーーーー!!!」
「あ、ち、ちょっと!なのはちゃん!」
真っ赤な顔で文字通り脱兎のごとく逃げ出したなのはであったが、なんとかいくつか
のアドバイスは脳裏に留めることに成功した。
うちの一つが…
「…あと初心者同士でも有効なのはお風呂ね」
「お風呂…ですか?」
「そう、お風呂で背中を流してあげるの。ベタだけど効くわよー。これをやられると男
は「あー、自分のためにここまでしてくれるんだー」って気分になるの。これで落ちな
い男はいないわね。なにせあの恭也が落ちたくらいなんだから」
「は、はぁ、なるほど…背中を……お兄ちゃんも……って、いや、そ、それってあの…
お風呂ということは、まず、その…2人とも、その、は、はだ…か…なんですか?」
一体どこが初心者向けなんだ、自分達はまだせいぜいがキスまでなのに。
というなのはの胸の内を忍は一蹴。
「勿論♪」
「はうぅっ!!」
予想通りの答えになのはは顔を仰け反らせる。
「もし恥ずかしかったら相手に目隠しさせるとか、水着でってのもアリね。まぁ、水着
だと男は多少がっかりするかもしれないけど」
もちろん私は裸でやったわよ。と、聞いてもいないこと付け加える忍。
「で、でもでも、その…い、いきなりお風呂に入ってきたら、え、えっちな娘だとか思
われたりして…嫌われちゃうかも…」
経験浅いなのはの純な心にしてみれば、確かにハードルの高い行い…かもしれない。
「んー、なのはちゃん。かわいいねー」
忍はにまにまと笑いながらなのはの頭にぽんぽん、と手を乗せる。
「あのね、クロノくんだって男なんだから、そーゆーのは逆に嬉しいの。私が保証して
あげる」
「そう…なんですか?」
ほんとかなぁ…の疑問符を頭上に掲げつつ、なのはは首をかしげる。
「うん、間違いなく。それにね、背中ながしてあげるだけじゃー、ないわよ。せっかく
のシチュエーションなんだからそれを有意義に活かさないとね」
「シチュエーション??」
「そっ。せっかくのお風呂よ。お互い裸なんだからやること…………
あ、ごめん、これはなのはちゃんにはまだちょっと早い…か。んーっと」
「あの…そ、それは…もしかしてお風呂場で…その…あの……」
再び、経験浅いなのはの純な心にしてみれば、そういった秘め事はやはりベッドの上
で、とあいなるわけで。
波打ち際に建つホテルの最上階クラスの部屋から、波のざわめきをBGMなんかにし
て、月の光だけの淡い照明の中、そっと優しく服を脱がせてもらって、合間合間にキス
なんか交わしつつ、「…きれいだね、なのはの身体」「や、やだ、恥ずかしいからあん
まり…見ないで…」「やだ、こんな綺麗なんだからもっとよく見せて…」なーんて微エ
ロトークを交え、そっと優しくベッドに押し倒され…
というなのはの妄想はそっちにおいておくとして、
「ん?そうよ。お風呂場って声が響くから、小さな声でもすっごい反響して、こう、雰
囲気出るのよねぇ…あー、んー…まぁ、足場が危ないから初心者にはお勧めできない…
かな。滑って転んだりしたら危ないしね」
経験深い(?)忍にしてみれば、普段と違う一場面、程度の認識であったわけで。
「あ、あの…その…できればもう少し初心者向けのアドバイスを頂けると…その…うれ
しいんですが…」
「あ、そっか、さすがに初めてはやっぱりベッドの上がいいよね。んー、まぁ、お風呂
場でその気になって、そのままベッドへ、って流れは悪くないから。そうだなー………
あ、じゃぁあれだ、ここ使うの」
と、忍は自分の(なのはから見れば)とんでもなく豊満な胸をちょいちょいと指差す。
「へ?胸…??」
「そ。ここにね、石鹸付けて、こう、ごしごし、っと」
何を言いたいかはその忍の妖艶な動作から言わずもがな。
といっても、なのはにそんな耐性などあるはずもなく。
「うわわわわわわわわわ、わわわわ、わ、わたしにはそそそ、そんなの無理ですーー!
だ、第一、私そんなに胸ないですからーーー!!!」
思わずがばっと両手で胸を隠し、ぶんぶんと否定するなのは。そもそも比べる方が
間違ってる、と。
「ん〜、そうかなー、けっこうなのはちゃんもあると思うんだけどなー…」
じぃっ、と隠されたなのはの胸に視線を送りつつ、小首をかしげる忍。
「ま、大丈夫、大きさはあんまり関係ないから」
フォローになっているのかいないのか。
「うー…それは忍さんくらいの大きさだから言える台詞です……うぅ……」
別段。
現在16歳、花の高校一年生、高町なのはのバストは極端に小さい方ではない。
ぎりぎり平均値ややマイナス。といったところ、別に卑下するほどではない。
まさに「今でも十分だけど将来が超楽しみー」な相貌である。
が、
彼女の周りは、なぜかやたらと豊満な方々で満ち溢れている。
ごく近い友人達や家族と比べても見劣りするのは否めない。親友と呼べる4人と比
べてもなのはは残念ながらワースト1である。
そして最大の課題はクロノの母、リンディ・ハラオウンその人。
なのはが知る限り、彼女がキングオブ。次点のシグナムを遥かに凌駕している。
彼女と比べられたら自分など、105インチ地上波デジタル放送対応型ハイビジョン
プラズマテレビの前のワンセグ携帯にすぎない(と、なのはは思っている)。
なおかつ、クロノの側、つまりはハラオウン家の事情である。
リンディをはじめ、フェイト、アルフ。クロノの家族は軒並み「ばいんばいん」である。
そんな(色々な意味で)目の肥えているであろう、クロノの前に自分がしゃしゃり出
たところで…
(ぜ…絶対がっかりするよぉ…クロノくん…)
「やるやらないは勿論なのはちゃんの自由よ。でもね」
「…で、でも?」
ずずぃ、っと忍はなのはに詰め寄る。にこやかな笑顔と共に。
「喜んでくれるわよぉ♪クロノくん。忍ちゃんが保障しちゃう。それに、恭也とクロノ
くん、なのはちゃんはどっちが堅物だと思う?」
あまり考える必要もなかったが、とりあえずなのはは考えるふり。
「……え、えと…お兄ちゃん……ですよね…」
「その恭也が落ちたんだから、威力は保障付きよ♪」
「…納得できるようなできないような…」
「未来のお姉さんを信用しなさいってばぁ、で、次だけどね…」
「え?!ま、まだあるんですかぁ?!」
「当然じゃない、まだまだこんなもんじゃ…………
〜 〜 〜 〜
「なっ!!なのはっ!!!!ちょっ!ちょっと待って!!なっ、なんでここにっ!!!」
別段、
いくら裸とはいえそうそう風呂場の入り口の立ち位置から湯船の中が覗けるわけでも
ないのだが、反射的にタオルで股間を隠しつつ、クロノはぎりぎり顎までお湯に潜り込…
…んだその慌てっぷりは徒労に終わる。
「…あっ…あの、そ、そのっ…せせ、背中っ!…流して、あ、あげようと…お、思っ…」
ドアから顔を覗かせたとはいえ、真っ赤な顔で目をつむり、横を向いているなのはが
クロノの姿を見れるわけがないのだから。
「せ、背中っ!?い、いやっ!、そ、そんなのいいから、だ、大丈夫、べ、別にそんな
に汚れてないから、だ、だから、あの、す、すぐ上がるから!なのははその後で入ってっ!」
クロノとしても勿論本音は「では、ありがたく…」なのだが、総動員するまでもなく
理性が勝る。と、いうよりは、クロノにとってみても普通に「恥ずかしい」。
「ご、ごめんなさいっ、あ、あのっ、クロノくん、よ、喜んでくれる、って、あの、し、
忍さんに、お、教えてもらって…」
『クロノに喜んでもらう』という最終目標。そのための『背中を流す』という目的自
体は憧れを抱くほどですらあるのだが、そのためには『一緒にお風呂に入る』もしくは
『相手の入浴中に後から入る』などの障害が付きまとう。
想い人の入浴に乱入するなど、忍に言われるまで考えもしなかったなのはにとって、
「さぁ、目的の場所までは来た」
「ドアを開けた」
それ以上。「クロノの元まで行く」という超難関をクリアせんがため、必然的に、
硬く目を閉じ、横を向いたまま、クロノの方に顔を向けることすらできず、初めて入
る風呂場に、暗黒視界のまま恐る恐る一歩足を踏み入れる。
という手段を取らざるを得なかった。
当然。
「そんなことしなくていい」と断ったはずのクロノにとってみれば。
バスタオル1枚という、今まで妄想の中でしかお目にかかったことのない姿の愛しき
人が自分に向かって近づいて来ている。
慌てるな、という方が無理であろう。
「なっ!!!なのはっ!!!ちょっ!ちょっと!!だ、ダメだ入ってきちゃ!!」
立ち上がる。
湯船から出る。
なのはを押し出そうとして、その剥き出しの肩に手を置く。
その時点で自分の手が濡れていることに気付き、
「うわっ!!ご、ごめん!!」と、叫ぶ。
この一連の流れは至極当然の流れである。
誤算があったとすれば、
慌てるあまり、湯船から出る時点でタオルを「手放した」ことである。
結果。
急に謝罪の声が聞こえたなのはは思わず「えっ?」と目を開け、クロノに振り向く。
その視界に映るは上半身裸のクロノ。
思わずきゃっとかわいい叫び声を上げ、下を向…………
いらっしゃいませー!翠屋へようこそ〜♪
「ごっ!ごめんなさっ!(ゴインッ!)あ痛っ!(ズルッ!)きゃぁっ!!」
「なのはっ!!」
驚く。
ドアに向かって駆け出す(ほどの距離はないが)。
盛大にドアに額を打ちつける。
仰け反った拍子に足を滑らせる。
どこのドジッ娘だ、あんたは、と言わんばかりのお約束をぶちまけたなのはは、咄嗟
に抱きとめんと伸ばしたクロノの腕の中にすっぽり納まる。
驚きつつも足を滑らせることもなく、なのはを抱きとめたクロノは賞賛に値するであ
ろう。
「にゃぁ〜…い、痛ぁ〜ぃ…」
「だ、大丈夫か?なのは」
「う、うん…いたた…」
クロノに抱きかかえられたまま、なのはは涙目でおでこを擦る。
「ち、ちょっと見せて、もしあれなら治療魔法か鎮痛魔法で」
「うぅ…だ、大丈夫、そこまでじゃ…ないと思う」
はい、と、両手をどけ、なのははクロノの側に頭をめぐらせる。
心持ち赤くなった額を覗き込み、そこに手を触れようとして、クロノはいまだなのは
を抱いたままであることに気付く。
「ちょっと手、離すよ。立てる?」
「あ、うん、大丈夫…」
クロノは軽くなのはの肩を押し、なのはは彼に預けていた体重を自分の両の足に戻す。
なのはが両足で立ったのを確認するし、正面に回りこ…もうとしたクロノの動きがそ
こでぴたりと止まる。
そして気付く。なのはも気付く。
今のお互いの状況に。
「うわっ!!」
「きゃぁっ!!」
慌ててお互いその場で回れ右。
「え、えーっと…その…」
「あ、あの、その・・・」
「……」
「……」
(や、やば、また見られたか?や、でもいつの間にか臨戦態勢から待機状態に戻ってい
てくれたか、た、助かったぞ分身)
提督と、
(み、見てない、見てない、ぜんぜん見てない、昔見たお兄ちゃんのよりおっきかった
けど大丈夫、ぜんぜん見てないから、あ、でもお父さんの方がおっきか……違うー、私
見てないーーーー)
戦技教導官としては、
もう少し現状打破の思考をめぐらせてほしいところではあるのだが…
先に復帰するは修羅場の経験値の多いクロノ。
「…な、なのは!」
「はっ!はいっ!!」
「え、えと、その、と、とりあえず、そ、そのまま…しばらくこっちを見ないでいてく
れると…その…助、かる」
「う、うん、わかった…」
なのはの返答を確認したクロノは浴槽に振り返り、風呂の底に沈みこんでいるタオル
を引っ掴み、ざばっと引き上げる。
それを軽く絞りつつ、ちらり、となのはに視線を送る。
バスタオル1枚で背を向け、もじもじと、身体を震わせているなのはの姿に、必然、
頬が熱くなりかけるが、クロノはぶんぶんと頭を振り邪念を追い払うと、タオルを腰に
巻きつけた。
「え、えと、も、もういいよ、なのは。こっち向いても…」
「う、うん…」
ゆっくりゆっくりとなのはは振り返る。
大事な部分はタオルで隠れているとはいえ、
自宅。
風呂場。
二人きり。
若い2人にとって意識するな、というのは無理な相談であろう。
お互い、なんとなく「そういう」部分にちらちらと視線を這わせるのは仕方のないこと。
「え、えっと…」
「あ、あの…」
息の合う2人…でなくとも、こういう時はタイミングがかぶりまくるもので。
「!!」
「!!」
ばつが悪そうにまた無言になってしまうのもまた然り。
「……」
「……」
先に沈黙に耐えられなくなったのはなのはの方。
「え、えと…クロノくんから…」
「あ、う、うん…」
とはいえ、クロノも何か言葉を用意していたわけではなく。
ただただ頭の中はピンク色のバスタオル(正確には妄想でしかお目にかかったことの
ないその内側)に埋め尽くされている。
と、クロノは気付く。ピンクと肌色の視界の中にもう1つの色があることに。
「えと、なのは…その…タオル…」
「えっ、あ、う、うん…その…背中…流してあげようと…思って…」
手に持つ白いタオルを握り締めながら、なのはは先ほどと同じ台詞を繰り返す。
そしてそれにすがるようにそっとタオルをクロノの側に差し出す。
「あ、あの…ク、クロノくんが、嫌じゃない…なら…あの…背中…流…」
「なのは…」
ふるふると小刻みに震える手と、握られたタオルがクロノに無言で訴え掛ける。
ぐっ、と熱くなる胸と目頭に押されるように、クロノは足元にあった腰掛を掴むと、
なのはに背を向け、それに座る。
(…とりあえず…背中流してもらう間は…僕からなのはに邪なことせずにすむしな…)
リンディ茶よりも甘い考えではあるが、まぁ、そう考えられるだけでも十分。
「お願い…していいかな?」
「えっ?」
「背中、流してくれるんだよね?」
首をめぐらせるクロノに、なのははぱっと花が咲いたような笑顔で答える。
「うんっ!うんうん!」
そそくさ、となのははクロノの後ろにしゃがみ込むと、見つけた洗面器をカランの下
に置き、お湯を溜める。
「あ、ポディソープ、そこにあるから。その赤いキャップのやつ」
「うん、これだね」
クロノに言われる通り、鏡の前のボトルを手に取ると、濡らしたタオルをキュッと絞
り、ソープをタオルに付け、泡立てる。
ではいざ、となのははタオルを掲げ、改めてクロノ(の背中)に向き直る。
そして目を閉じ、二度ほど深呼吸。
ゆっくりと目を開け、再びクロノの背中と対峙する。
「じゃぁ…いくよ?」
「うん、頼むよ。なのは」
そっ、と。
なのはは、タオルをクロノの首の後ろから背中の真ん中あたりまで優しく這わせる。
「うひゃっ!」
そのくすぐったさに、思わずクロノは声を上げ身震いする。
「ひゃっ!ごっ!ごめんなさい!」
クロノの様相に慌ててなのははタオルを遠ざける。
「ご、ごめんなさい。あっ、あのっ、フェイトちゃんと一緒に入った時はこれくらいだっ
たから、あの、その…」
女性の柔肌と同じレベルならさすがに男に対しては弱かろう。
「あっ、い、いや、その、くすぐったかった…その、フェイトよりは丈夫だろうから、
も、もう少し強くても、いいよ…」
「あ、えっと、う、うん、じゃぁ…」
これくらい?と、さっきより幾分強めになのははクロノの背中を擦る。
「あ…うん、そのくらいか、もう少しだけ強めで…」
「うん、これくらいだね、わかった」
よし、っと小さく気合を入れたなのはは、わずかにタオルにお湯を付け、それを両手
で持ち直し、ごしごし、とクロノの背中を擦り始める。
「…ぁ……」
心地よさに思わず出たクロノの声に満足げな笑みを浮かべると、なのはは勢い付いて
クロノの背中を流す。
「よいしょ、ど、どう?気持ちいいかな?」
「…うん…すごく…気持ちいい」
「んしょ、あ、痒いとこあったら言ってねー」
「じゃぁ、もうちょっと右の上の方」
わずか数秒でずいぶんと柔軟な対応の2人。
「えっと、このへんかな?」
なのははクロノの右肩甲骨付近を擦り上げる。
「もうちょっとだけ左…うん、そこそこ。ぁー……」
「えへへー、がんばるからねー」
目を閉じ、背中で柔らかなタオルと、時折わずかに触れるなのはの指先の感触に酔い
しれるクロノ。その脳裏に先ほどの光景がもやもやと蘇る。
バスタオル1枚…
剥き出しの肩…
健康的に伸びた色白の足…
頭の上で纏め上げられた髪…
ほんのり色づいた頬…
(あんな一瞬でよくもまぁこれだけ明確に覚えてるもんだな、僕も…)
暗闇の中の一条の光のごとく、クロノの脳裏にはフルスペックハイビジョンの画像で
なのはの肢体が映し出される。
(う……)
まぁ、そんなことを思っていれば当然。
健康的な成人男性として身体変化が現れてもおかしくないわけで。
(ま、まずいまずい、何か他の事…)
クロノが文字通り自分自身と戦っている最中、なのはもまた戦っていた。
そう、忍に言われた一言に対して。
(喜んでくれるわよぉ♪クロノくん……)
(…喜んでくれる……で、でも…私のじゃ逆にクロノくんがっかりするかも……)
ワンセグ携帯はいまだなのはを引きずり回す。
(そ、そうだ、さっきのあのドジっ娘ぶりを思い出すんだ! 教導官たるものが風呂場
で滑って転ん……くぁっ!だめだっ!逆に可愛いすぎるっ!!)
超逆効果。
(でも…もしかしたら…万が一、忍さんの言う通りなら……)
(だ、誰か他の娘の事を考えれば……そ、そうだ、この前間違ってフェイトの入浴中に
出くわし……余計に始末が悪いぃぃ!!)
そして意を決する少女。
クロノの背中を擦っていた手を止め、タオルを洗面器に戻し、右手を胸元のバスタオ
ルの合わせ目にかける。
「あっ、あのっ!く、クロノくんっ!」
「えっ!いやっ、ちちっ、違うっ!僕はなのは一筋だからっ!!」
言わなくてもいいことを口走るクロノ。
「へっ?」
「あっ、い、いやっ!何でもない!フェイトのことはなんでもないっ!」
2、3のまばたきの後、え?といった風に小首をかしげ、友人の名前がなのはの口か
ら出る。
「…フェイト…ちゃん?」
「うぁっ!」
しまったぁ、とクロノは更にいらんことを言ってしまった口を押さえる。まぁ、既に
手遅れではあるが。
「フェイトちゃんが…どうしたの?」
「い、いや…その……」
正直に言うべきなのか言わざるべきなのか、どっちに転んでもあまりいい結果は得ら
れない予感にクロノは冷や汗を流す。
その動揺が伝わってしまったのか、なのはは気付く。
なんとなく「言いたくない」ことであることを。
「……クロノくん……」
「はっ!はいっ!!」
なのはの方を向かぬまま、クロノは座った状態でピンと背筋を伸ばす。
その仕草はまさに天敵に驚いた小動物。
「…フェイトちゃんと何があったのか…私、知りたいなぁ……
教えてくれる…よね?クロノくん」
クロノからは見えてはいないが、多分…顔は笑っているのであろう、あくまで推測だが。
だが、しかし…
声
が
怖い。
「ちちっ!違うっ!!風呂場を覗いたのは偶然なんだ!たまたまドアを開けたらフェイト
が入ってたんだ!本当……はっ!!!」
なのはを振り返り必死に説明しようとする素直すぎる男、クロノ・ハラオウン。
「……クロノくん……フェイトちゃんの裸見た事あるんだ……」
うつむいているため、クロノになのはの表情は読み取れないが、それがまた逆に怖い。
「ちっ!違っ!じ、事故だ!本意じゃない!!」
そんなクロノの言葉はなのはには届かない。逆にこの場にはいない小悪魔の笑みをうか
べた忍の声が頭の中でこだまする。
(ほらほら、フェイトちゃんにクロノくん取られちゃってもいいのぉ?まだ間に合うわよ、
っていうか、今しかないわよぉ〜)
「…クロノくん…」
「っ!はい……」
「ま、まだ…洗い終わってないから、む、向こう、向いてて…」
意を決した声は、クロノには怒っている声、に受け取られる。
「い、いや、だからフェイトのことは…」
「いいから向こう向いててーっ!」
「うわっ」
がっ、となのははクロノの肩を掴み、ぐりっと元位置に戻す。
平手の1発でも、と覚悟しかけたクロノだが、それならこの位置関係はおかしいな、
と、思う間もなく、なのはから妙な注文を受ける。
「…目、閉じて、クロノくん」
「はっ?」
「いいから目瞑ってクロノくん」
「え、あの、何故……かな?なのは」
抑揚のない声に一抹の不安を覚えるクロノ。そういえば大概において女性から手打ち
を受ける場合、往々にして目を閉じさせられるな、と。
「ちゃんと目閉じた?」
「あ、は、はいっ」
これ以上機嫌を損ねては、といわれるがままクロノは目を閉じる。
「ほんとに閉じた?見えてない?」
「ち、ちゃんと閉じてます…」
「いい、って言うまで目、開けちゃだめだよ、ぜ、絶対だよ!」
やたらとなのはは念を押す。
それが余計にクロノの不安を煽る。
「わ、わかり…ました…っていうか、なのは、一体何を…」
「だめっ!こっち向いちゃダメっ!!!」
「は、はぃっ!!」
とりあえず言い付けは守ったまま、顔だけなのはを振り向こうとしたクロノは、なの
はに一喝され、あわてて前を向く。
そしてそのクロノの耳に、こしゅこしゅとおそらくはポンプケースからハンドソープ
を出す音が、次いでわしゃわしゃとそれを泡立てる音が聞こえる。
(え、えーっと……)
その音を聞きながらクロノは手持ち無沙汰。動くわけにも、目を開けるわけにもいか
ず、その音にじっと聞き入るしかない。
「ちゃんと目閉じてる?クロノくん」
「う、うん、閉じてるよ……」
「え、えと、じゃぁ……」
「?……じゃぁ?……」
「フェ、フェイトちゃんでも…こ、こんなことまではしてくれない…よね…」
「は?…うわぁぁああっ!!!」
ふよん。と
クロノの背に、
確認するまでもなく、今までの流れからして、まず間違いなく……
「なななっ、なのはっ!!!む、胸っ!胸がっ!!」
あわてて振り返ろうとしたクロノの行動は、がっしりと肩を掴むなのはの両の手で阻
まれる。
「わ…わたし…ク、クロノくんの、ため…ならっ!」
最後少し声が裏返りながら、なのははクロノの両肩をつかんだ手を支えに、ゆっくり
と密着させた上半身でその背中を擦り上げる。
「なんでも…で、できるんだから…は、恥ずかしくなんかないもん!」
涙交じりのなのはの声が2割と、むにむにぬるぬるやわやわとした背中からの二箇所
の感触が8割。うあぁ…と、声にならない情けない呻き声を上げながら、クロノの思考
はそれら蝕まれていく。
「クロノくんにこんな事していいのは私だけなの!わ、私が全部してあげるの!だから
クロノくんは他の女の子のことなんか考えちゃダメなのっ!」
そしてなのははつぃ、とクロノから身体を離し、洗面器を掴むと、ざば、とそのお湯
を自分の胸にかける。
ばしゃ、と洗面器の中のタオルが床に落ちる音を聞きながら、なのははクロノの前に
回り込み、ひざまずく。
「…いいよ、クロノくん。目…開けて」
「え……うわぁっ!!」
素直に目を開けたクロノの視界いっぱいに飛び込んでくるなのはの双房。
その白い肌が、つんとわずかに上を向いた淡い桜色の2つの突起が…。
その圧倒的な迫力に、反射的に顔を反らしかけるクロノをなのはの声が押し留める。
「だ、だめっ!ちゃんと見てっ!!」
あまりの迫力にクロノはうっすらと涙まで浮かべながら視線を戻す。
「なの…は…」
「ちゃんと…見て…わ、私の…なんか…ち、小さいし、その…綺麗じゃない…けど……
わ、私ので…私のだったら、い、いつだって見せてあげるし、な、何しても…いいから…
だ、だから…」
ぐっと両の拳に力を込め、胸を隠したい衝動を必死に堪え込み、一筋の涙を目から溢
れさせながら、なのははクロノに己をさらけ出す。
「だから…他の娘のことなんか考えないでっ!私はクロノくんのものだけど、ク…クロノ
くんだって私だけのものなのっ!!」
そこまでて耐え切れなくなったか、なのははがばと両手で顔を塞ぎ、嗚咽を漏らす。
「だか……やだ…わた……だけ…見て……」
「なのは……」
しゃくりあげるなのはをどうしていいかわからずも、それでもクロノはそっとなのは
を自分に抱き寄せる。
「ごめん、ね…なのは…」
声を出さず、なのははふるふるとクロノの腕の中で頭を振る。
「ごめん…なさい…私、わがままだよね…でも…わかってるけど…でも…」
(またか…また泣かせたのか、なのはを…僕は…)
ぎっ、と奥歯を噛み鳴らすと、クロノはわずかになのはを自分の身体から押し戻す。
「…顔…上げて…なのは…」
ぐすっ、と一つすすり上げ、涙に濡れる顔をなのははクロノに向ける。
「…ごめんな…さい…」
「僕の方こそ、ごめんね。もう君を泣かせないって決めたのに、また…」
言いながら、クロノは優しくなのはに口付ける。
「…ん……」
「…ぁ……」
顔を離したクロノは、人差し指でそっとなのはのまぶたの下をなぞり、涙を拭きあげる。
「愛してる…なのは…」
「クロノくん……」
「だから…もうしない」
「え?」
クロノはもう一度、指でなのはの頬をなぞり、涙を拭く。
「約束する。なのはがそうしたいなら、ほかの女の子ことはもう見ない。ずっとずっと
なのはだけを見てるから」
「ほ、ほんとに?」
返事の代わりに、と今一度クロノはなのはにキスを、今度は深い、恋人のキスを送る。
「んっ…」
ちゅぱ、と舌先の触れ合う音が静かな浴室に響く。
(…キスの音…おっきくて、すごい…頭の中、全部キスでいっぱいになっちゃうよぉ…)
触れ合う唇と、浴室効果で反響する音が五感の全てになり、なのはの中になだれ込む。
(だめぇ…何も考えられないよぉ…このままキスで溺れちゃぅ…)
「ぷぁっ」
もうこれ以上は、となのはが撃沈しかけた時。ようやくクロノはなのはを解放する。
そのままなのはは支えを失ったかのように、頭をクロノにもたれかけた。
そんななのはの頭をクロノは愛しく撫でる。
「なのはだけを…見てるよ、ずっと…ずっとね」
「…こんな私でいいの?……」
思わず出た不安の言葉に答える代わりに、クロノはそっと右手でなのはの左胸を不意
打ち気味に包み込む。
「ひゃんっ!」
「…7年…」
「えっ? ひぅんっ!!」
柔らかな、果てしなく柔らかな感触を、生まれて初めて手のひらに感じ取りながら、
クロノはゆっくりと語りかける。
「なのはと出会ってから…ずっとこうなるのを願ってたんだよ、僕は」
「んふっ…んぁぁっ…」
「そしてようやくそれが現実になろうとしてるんだよ」
「んんんんっっ!!!!」
左手も加え、クロノはなのはの2つの膨らみを両の手に収め、緩急を付けて揉みなが
ら、その耳もとで囁く。
「それが、どうして目移りなんかしなきゃいけないんだい?」
「あんっ!だ、だめっ!そぉっ、んんんっ!!!」
「公園でも言ったろ?僕はなのはじゃないとダメなんだ、って。なのはもそう言ってく
れたよね?あれは嘘?」
「ひゃぁあんっ!んあんっ!!」
止まないクロノの愛撫になのはは喘ぎながら、やっとやっと首を左右に振り、否定を
示す。
「わたっ!しっ、んんっ!だって、クロ、あぁぁっ、んっ!だめぇっ!いやぁぁっ!!」
「何がダメなの?僕の手じゃなのはは気持ちよくない?それともそもそも触っちゃダメ
なのかい?」
言いながらクロノ胸のふくらみの頂へと愛撫の矛先を向ける。
周囲の柔らかさと一線を介する、心地よい硬さでそそり立つ2つの突起。こりこりと、
クロノの指先でそれがこねられる度、なのはの口から今まで以上の艶声が飛び出す。
「ひゃうっ!らめえっ!そこをっ!!かっ、感じっ、すぎちゃうのぉっ!!!」
ひくひくと震えだすなのはの身体。絶頂という限界が近づいている証拠だが、思いも
かけず強気に出ている、いや、強気でなくともその手の経験のないクロノにはそれが果
てに近づいているサインだと気づかない。
加えてまさかクロノ自身、性的行為の初心者の自分が胸だけを愛撫して女性を絶頂に
導けるとは夢にも思っていなかった。
結果、緩められることのない愛撫の手は、なのはを急速に高みに近づける。
「やはっ!やっ!らぁっ!むねっ、だけぇっ、なのにっ!!あんんっ!!」
「えっ?!なのはっ?」
ひくひくとした震えが一転、がくがくと痙攣し始めたなのはに驚き、、クロノは慌て
て手を離す。
と、その拍子に、ほぼ同時にクロノの左右の親指がなのはの乳首をそれぞれ弾いた。
「ああああああああああぁぁぁぁっっっっ!!!!!!!」
ぴくん、と大きく震えると。絶頂を迎えたなのははがくりとクロノにくず折れた。
〜 〜 〜 〜
10分後…、
「…クロノくんのエッチ」
「いや、だから…」
「見て、とは言ったけど、触っていい、って言ってないもん、私」
「いや、あの…何しても…って…」
言ったじゃないか、とは続けられず、クロノは押し黙る。
体育座りをするなのはを後ろから抱きかかえる形で、湯船につかる2人。
当然というか、なのはは至極むくれていた。
「もっとちゃんと触ってほしかったもん!ベッドの上で、ぎゅーって抱っこしてもらっ
て、いっぱいいっぱいキスしてもらって、それからゆっくり洋服脱がせてもらって、優
しくそーっと触って欲しかったんだもん!」
「…まぁ、経緯はどうあれ最終目標は達した、ってことで…」
「いいわけないでしょー!!」
という様なやり取りを、早数回。
クロノの謝罪は既に30回を超えていた。
「わかったわかった、全面的に僕が悪かったから。じゃあどうしたら機嫌直してくれる?
流石にもう謝り疲れた」
「え?……えーっと…えーっと……」
答えを用意していなかったか、ぷんすか文句を垂れていたなのははそこで急に考え込む。
「え?考えてなかったのか?」
あら意外、とのクロノの言葉はなのはには自分を小馬鹿にしているように聞こえる。
結果、半分逆ギレの勢いでなのはは叫ぶ。
「そ、そういうのはクロノくんが考えることなのっ!!わ、わたし…ものすごく恥ずか
しかったんだからっ!だ、だからクロノくんは私に優しくしなきゃいけないの!」
「…今の台詞が今までで一番わがままな台詞だと思うのは気のせいか?」
「気のせいっ!」
うかがい知る事はできないが、今顔をみたらかなり面白い百面相してるんだろうな、
とクロノは心中ほくそ笑む。
「わかったわかった。でもまぁ、その、正直今のなのはにどう接していいかわからない。
今後の参考にするから…えーっと、そうだな…なのはの中の優しい僕、ってのいうはどん
なイメージなんだ?言ってくれ、なのはの言うとおりにするから」
「え?えーっと、えーっと、んと…そーっと優しく抱きしめてくれて…」
「今みたいに?」
「も、もうちょっとだけ、ぎゅってして欲しい。ほんとは前からがいいけど…」
繰り返しになるが、なのはは湯船の中でクロノに背中を向けている。
「こうかな?」
元々抱きかかえる形ではあったが、クロノはわずかに腕に力を込め、なのはを引き寄
せる。
「ぁ……」
押し付けられたクロノの胸板を背中に受け、お湯の中なのに感じ取れるクロノの温も
りになのはは息を漏らす。
「次は?今ならなんでもなのはの言うこと聞くよ?」
なんでも、という恋人の甘い響きになのはがとっさに出した答えは、
「はぅっ!え、えと、じゃ、じゃぁ、私の事好き、って言って」
「…それは…割と普段から言ってなかったか?」
「いっ!いいの!今言って欲しいの!」
「はいはい、前にも言ったけど、まったくわがままなお姫様だ」
「お、お姫様はわがままって決まってるのっ!そっ、それより早く言って!」
照れと焦りとで頭に血が上り、おそらく半部くらい自分がなにを言っているのかわかっ
ていないなのはに向け。クロノはわかった、と咳払い一つ。
「…好きだよ、なのは。誰よりも…誰よりも」
既に赤ら顔のなのはの頬がさらに朱に染まる。
「つつっ、次は、きっ、キスっ!キ、キスしてっ!!」
「…いや、なのは、この体勢じゃ流石に…」
何度も言うが、自由にならない湯船の中で、なのははクロノに背を向けてます。
「…う…」
なのはは必死に振り向こうと、えいえいと身体をもどかせるが、いくら広いハラオウン亭
の浴槽とはいえ、湯船の中でクロノに抱かれながらそれが叶うはずもない。
「こらこら、無理しちゃだめだよ、なのは」
「ふぇーん、だってぇ…」
そう言いながらもなのははぐりぐりと身体を動かし続ける。
(…あ!)
さて、どうしようかと思案するクロノに妙案。
この場を切り抜ける、これ以上ないほど最良の策。
それは文字通り最終目標に至るための道…二人にとっての道。
「…なのは…」
「えっ?」
きゅっとわずかに腕に力を込め、クロノはなのはを感じる。
「続きを…してあげる。…だから……僕の部屋へ、行こう」
びくっと身を硬くしたなのははそのまま数瞬…。
「……」
ちゃぷ、と水面が揺れる小さな音を耳に残しながら…
なのははゆっくりと頷いた。
To Be continue 〜 CherryLight 〜 The Final Sweet Night !!
私の中ではシグさんよりリンディママンの方がボインさんなんですが、違うんでしたかね?w
はい、ぜんぜん濡場でもなんでもないですね、期待していただいていた
>>61さん、ごめんなさい。
2ヶ月前の段階で完成してた分を直してたら伸びてしま…ごめんなさい*2
>>59さんはさらにすいません。「もう一人…」は、まだ全然上がってません、せいぜい3割…orz
3期も見れないし忙しいしでなかなかモチベーション上がりません。
とりあえずネットで拾った3期2話のなのはのおぱんつキャプ画でなんとかこの話は書き上げ(ry
では今回はこれにて、次こそ早……いや、できない約束は…(T_T)
P.S
「結納」とやらをやってきました。
ぜってー何かのネタにしてやる、と意気込んだんですが…
思いのほか地味なイベントでしたね、あははは(^^;)
とりあえずGJ!
思わずオレも何か書いてみたい衝動に駆られるぜ。
>>4の422氏 GJ!
なんていうかこう、422氏の作品は見る度、ROM専の俺でも何かSS書いてやろう、って気にさせるから不思議だ。
えー!ここでおしまい?
ちょっwww
GJ!ですが翠屋はまだ先ですかorz
スバルはいい子なんだけど、絡めれる男が少ないからなあ。
それのどこが問題なの、と素で思った百合厨の俺
>>136 個人的にはユーノと何てどうかなぁと思う。
スバルが求める強さとは、また違った強さを持つユーノに惹かれていくスバルというのを俺は妄想しちゃってる。
>>138 しかし、相手は尊敬する上官の……って感じか。
精神的葛藤とか含めると、結構面白い話が書けそうだな。
142 :
さばかん:2007/04/15(日) 00:24:10 ID:BB5Ntb1d
みなさんこんばんは。今回も懲りずに投下します。
今回はエロなし、はやての日常&恋って感じになってます。
この物語は、なのはとフェイトのいない世界での八神はやての道。
「じゃ〜ん。これ、なーんや?」
居間にいるシグナム達に紙を纏めてホチキスで止めたものを見せる。
その紙には、
「も・も・た・ろ・うってなんだ?はやて」
「やだ、ほもたろうなんて。ねぇ、シグナム」
「いや、何故私を見る」
こほんと咳払いをして、一呼吸おいてから答える。
「今度、公民館で『ももたろう』の劇を皆ですることになりましたー」
ぱちぱちぱちと一人で手を叩くだが、盛り上がらない。
「主はやて。私達は何故演劇をすることになったのでしょうか?」
とシグナム。
「面白そうだったからやー」
「へー。どんな物語だよはやてー」
ヴィータが持っていた紙の束、台本を奪い取る。
「簡単に言えば、悪い奴を倒して、お宝をGETするお話や」
「それは犯罪なのでは・・・」
とザフィーラ。
「んで、ただももたろうを演じるだけじゃつまらんから現代風にアレンジしてみたんやー」
3人と1匹は台本を見る。
現代版ももたろう。作:はやて
「ふぅ・・・イベント日でこの様とは笑えないな」
秘宝伝でバケ連、アラエボではボーナスさえ引けず。今は北斗をシグナムは打っている。
スロットにメダルを流し込み、やっと2チェが出て、前兆→ボーナス。
7をそろえようとするとタイミングをずらしたのか赤7が枠内に止まる。
(シマッタ・・・コインロス)
マイルド7を取り出し、火をつける。だが、嬉しいことに赤7は揃った。
オーラの色は・・・赤!!!
(これは!ついに私も救世主の仲間入りか?)
だーん、だーん、だーんと言う音楽と共に最初に出てきたのはラオウ。しかも、剛掌波!
だが、剛掌波は高継続の時にも頻繁に発生するとシグナムは記憶している。
「いけ!」
やっぱり駄目だった。よしんば天国モードに到達したらしく暫く打つとまたボーナス単発。
暫くそんな事が続いたから、資金はジリ貧だった。
「ああもう!移動移動!!!」
他のシマをチェックしてもロクに出ていない。もう帰ろうかと思ったその時。たまたまある台が目にとまった。
それは、ウルトラマン倶楽部だった。
(打ってみるか)
なんとなくだった。なんとなく適当に打ってバルタン星人とのバトルになる。
それに対抗するウルトラマンだが、流石宇宙忍者!分身攻撃であっけなくやられた。
長いバトルが終り、暫く適当に打っていると、赤いアイツが真ん中に止まった。
「2チェ!]
その後直にバトル・・・今度はキングジョーこいつも強い。
対抗するセブンはエメリウム光線を発射!
見事、倒す!
ボーナスを揃えるとなんと7!しかも
『胸〜にで〜てるハートは流星〜♪』
(おお〜連チャン!!!)
一撃5000枚の嵐がシグナムに吹き荒れた。
「ただいまー」
アパートのドアを開けるとシャマルがシグナムを暖かく迎える。
「あータバコ臭い!またスロットにいってたのねー」
「あ、す、すまない・・・でも、今日はバカ勝ちだぞ」
「ふ〜ん」
膨れ面のシャマルを愛しくシグナムは抱き締めた。
「あっ・・・」
「すまなかった。今度、ヴィータと一緒に家族旅行にでも出かけるか」
「もう、あなたって調子いいんだから」
「調子いいついでに愛のオヤツでもいただこうかな」
シャマルの顎を指で上げ、唇を近づける。
ふれそうな距離に近付くと同時にヴィータが帰ってきた。
「「あ」」
二人の様子を暫く見たヴィータは
「一発すんだ頃に戻ってくる」
再び玄関を閉める。
そして、
「待ってください。何ですかこの突っ込み所の多いストーリーは!!!」
シグナムは顔を赤くし、必死に訴える。
「愛のオヤツってなんだー?」
ヴィータが皆に尋ねるが無視される。
「まず私はタバコも吸いませんし、ギャンブルもしません!後、なんでシャマルが嫁なん
ですか!・・・いや、それ以前に何故ももたろうのタイトルがついてるんですか?」
「ちゃんと悪い奴、バルタン星人とか倒しとるやん」
にっこりと答えるとヴィータが袖を引っ張るが無視する。
「なあ、愛のオヤツってなんだよー」
「そういう問題ではなく・・・シャマルからも何かか言ってくれ!」
シャマルはまだ台本を見ていて、そこから目を離すとシグナムを熱っぽい目で見つめる。
「ラブシーンもあるわよ。繋がっちゃうんだ、私達(ばぁと)」
「もう、好きにして下さい・・・」
シグナムは諦めたが、ヴィータはなお諦めない。
「なぁ、ザフィーラ。 愛のオヤツってなんだ?」
「子どもは知らんでもいいことだ」
「んだよ!犬っころ!!!子ども扱いしてんじゃねーよ!!いいよ、今度図書館で調べるから」
「誰が犬っころだー!!!まぁ、犬っころと言われる位キュートなのは認めるが」
「・・・それは自分で言う事なのか?」
次の日私とヴィータは図書館にやって来た。
「お〜い、はやてちゃ〜ん」
「すずかちゃん!!!」
早くふれたかったが、私はあいにく車椅子でそんなに速く移動出来ない。
「ヴィータ、出来るだけはやくな」
しかし速度は変わる事無く、ヴィータは急に不機嫌顔になる。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ヴィータ?」
暫くそんな空気が続いたが、すずかちゃんの所にいくとそんな雰囲気も払拭される。ヴィータの機嫌が
直ったかは別だけど。
「すずかちゃん!この前貸してくれたヤミボーありがとうな。その、エッチな内容やったけど、面白かった」
「うん、今度は『少女セクト』を貸すね。エッチな内容だけど、面白いよ」
私の代わりにヴィータがそれを受け取る。
「すずかちゃんが貸してくれる読み物ってみんなエッチやなー」
「「ははははははははは」」
すずかちゃんの笑顔を見ると心がとくんとして、その度に心地良い痛みと暖かさが体中に広がる。
私とすずかちゃんは図書館で出逢い、そして今は無二の親友。
彼女にとってはそうかも知れないけど、私にとっては・・・最近よく分からなくなった。
ふと、ヴィータを見ると、さらに不機嫌度が増していた。
図書館の中に入り、それぞれ読む本を探しばらばらになる。
お互いがそれを見せ合い、適当に読みあい、話題にする。細かく読むのは家に帰ってからだ。
そして私はちょっと高い段にある本を取ろうと苦戦中だった。
「ん〜ん〜あ、あかん!と、取れん。こうなったらーはやてーぱわー」
更に気合をいれ、腕を伸ばす。運よく本に指が届く。が、
「よっしゃ〜って、わわわ〜!」
引っ掛けた本は手に収まらず、小さな雪崩となり私の頭に降り注ぐ。
「あぶない!!!」
声がしたのと同時に私の体がヤミに包まれ、雪崩が私に届く事はなかった。
暖かいヤミに包まれた私はそれが誰なのかその暖かさで理解できた。
ヤミが離れ、すずかちゃんの顔が見えた。
「てて、大丈夫?はやてちゃん」
ドキドキが止まらなかった。
私を助けるためとは言え体を、抱き締めてくれた。
私はすずかちゃんの胸に頭を預け。
「あかん・・・少し、当たってもうた・・・」
勿論嘘。彼女はちゃんと守ってくれた。
「もう、こんな無茶しちゃ駄目だからね」
すずかちゃんは私を再び優しく抱き締めてくれた。鼓動は大きくなり、顔は・・・見せられない
程赤くなっていた。
「おーい、はやて!こんな本・・・あ」
視界の端にヴィータが見え、すずかちゃんを睨んでいる顔が朧げに見えた。
みんなが選んだ本はどれも短く、直に読み終わり、雑談になる。
「ヴィータちゃんは何を読んでたの?」
訊ねるすずかちゃんにヴィータは機嫌悪く答える。
「料理本」
「へーヴィータちゃんごはんづくりに興味あるの?」
「違う。愛のオヤツを調べるため」
「ヴィータ!そんな風に答えたらすずかちゃんが不快な気分になるやろ!!」
「うん・・・ごめんなさい」
すずかちゃんはなんと答えたらいいか分からず、とりあえず頷いた。
ヴィータは読み洩らしがないかと読み返す。
「はやてちゃんは、学校いかないの?」
「うん、休学中や」
「そういう意味じゃなくて、学校には行きたくないの?」
考えた事も無かった。最近はみんなの事で頭がいっぱいで、学校よりは
食費の方が心配だった。
腕組みして顎を浮かせう〜んと考える。
「行きたい・・・かも」
「だったら行こうよ!私の学校!多分はやてちゃんも暖かく迎えてくれるから」
「でも、迷惑がかかるし・・・」
「はやてちゃん。人に迷惑がかかる事を考えるよりも自分の事を先に考えようよ。
それからだよ、人に迷惑がかかる事を考えるのは。迷惑をかけていいんだよ、はやてちゃん。
自分が生きる為には仕様が無い事なんだから」
すずかちゃんは私の目をしっかり見て、情熱的に話した。真剣な話をしてもらって申し訳ないけど
ちと照れる。
「自分の為か・・・」
暫くして、私達はばらばらになり、再び本を探す。
「今度は無理をしないようにと・・・ん?」
ヴィータとすずかちゃんが外に出て行くのを偶然に目撃する。
図書館の周りは公園で、二人は、図書館裏で話をしていた。
「お話って何かな?ヴィータちゃん」
「警戒しなくていいから。ただ、訊きたい事があって」
私の耳がここまで良かったとは、バッチリ遠くの会話が聞こえている!
「はやての事・・・好きか?」
すずかちゃんははっきりと答える。
「うん」
「そっか、私もだ。訊きたい事って言うのは、すずかと会うとはやての様子がおかしいんだ」
すずかは首を傾げ、そうなの?と言う。
「うん。はやてはさ、ぴかぴかに光ってんだ。いつも笑顔で、たまに恐いところもあるけど、それでも
ぴかぴかで・・・まぶしい。
すずかに対するはやての態度が、まさにそれなんだよ。朝だと直視すると眩しくて、でも、見ずにはいられない。 夜になれば、急に親しげにされて、こっちが朝のように真っ赤になる。
似てるけど・・・ちょっと違う感情・・・私達には見せてくれない感情、笑顔。それをつくれるすずかが羨ましかった・・・てか、シットって奴かも知れない・・・良く分かんないけど」
「ヴィータ・・・」
あの子の事、少しは理解してるんだろうかと再び自分を問いただしたくなった。
ヴィータは私の事を思って、すずかちゃんに冷たくしてしまった・・・可愛い子だ。
「ヴィータちゃん・・・」
「はやてが気付いてないこの感情・・・知ってるなら教えてくれ!」
すずかちゃんの肩を掴んで頼むヴィータ。おおっ!KISSか!?
「え?し・・・知らない。ごめんね、ヴィータちゃん分かんないや」
「そっか、ごめん、貴重な時間を減らしちゃって、ってうおっ!?」
ヴィータの後にそっと近寄り、手で目を覆う。
「だーれや?」
「は、はやて!?ひょっとして今の会話・・・聴いてたのか?」
「まぁなー。ヴィータが私の事をどれ位思ってるかとかなー」
ヴィータは顔を真っ赤にしてでも、真っ直ぐ答えてくれた。
「当たり前だろ!守るって、一生守るって約束なんだから」
「二人共仲いいねー」
と、すずかちゃん。
「「まぁねー」」
「さっきいった通りだから」
「ん?守るぜーって言ったこと」
こくんとヴィータは頷く。
図書館の帰り、私とヴィータはいつもより静かに会話していた。
「それは騎士として?」
彼女は静かに首を振った。
「生きる喜びを知らなかった。私達は騎士、主の使う剣だから。剣は人を殺す為に
使い、血を浴び、錆びて使い物にならなくなり、捨てられる。それが当たり前だと思った。
でもさ、違ったんだはやて。本当の騎士ってさ、きっとそんなんじゃないんだ。
主を守りてーって強い気持ちを剣にして戦うんだ。だから、錆びないし、倒れない!!!
それにさ、あたしだって女の子なんだ。いっぱい遊んで、誰かに恋もする。
そんな幸せを与えてくれたはやてに感謝してるし、大好きだ!
シグナムだって、シャマルだって、犬っこ・・・じゃなくてザフィーラもはやての事が大好きだ!うん絶対」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ありがとう」
ヴィータはただ眩しい笑顔だった。
「ところでさーはやて」
「ん、なんや?」
「愛のオヤツってキスのことだったんだな」
え?いや、人によって意味が違う言葉なんじゃ。
「この漫画に載ってた」
それは、すずかちゃんが貸してくれた「少女セクト」だった。
「あ、あははははは・・・」
こんな楽しい日々がずっと続けばいいと思ってた。それは、私だけでなく、シグナム達もと思いたい。
でも、永遠を否定するかのように、幸せは終わった。
私が、倒れたのだ。
つづく☆
149 :
匿:2007/04/15(日) 12:26:17 ID:lehb1hO6
>>138 >>139 だがイケソウだ。結構面白いかも知れない。
先に待つのは新旧主役対決か…。
ぎゃぐ調なら、
『この6年+1年何の進展もさせて貰えなかったのに、新参者が出しゃばるななのぉ!!!』
『そんな(屁)理屈!! 上官もランクも関係ない、恋にペナルティなんかないんだぁ!!!』
とかなるんか。
問題はそのユーノ君が出てくるか否かという。。。
>>139 ユーノを取られそうになったことで初めて自分の気持ちに気づくなのは。
>>151 しかし、いざそういう状況になると、
なんかもやもやとしつつも、二人の仲を応援するなのはさん。
という情景を幻視する俺ガイルorz
>>152 それはそれで萌えるな
もやもやしつつと言うのが良い。
お前らもう書いちゃえよ
スバルに恋愛という言葉があるのだろうか…俺には想像出来ないから誰か書いてくれ
156 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 18:23:28 ID:ffjINHYe
ティアナ
オリキャラの名無しで良かったら……
百合させてしまえ
ティアナと旧キャラだったら、フェイトの紹介でクロノと会って
話を聞いたティアナが次第にシンパを感じていって…とかかな?
160 :
139:2007/04/15(日) 22:27:58 ID:EmnZlCGp
エロ無しでもとりあえず良いんじゃないかなぁ。だから書いてみてくれ! 楽しみにしてるぜ!
>問題はそのユーノ君が出てくるか否かという。。。
正直出てこなかったら(多分少しくらいは出るだろうけど)出てこなかったで、幾らでも設定捏造出来るからそれはそれでと思ってる
書庫の設定とか個人的に色々妄想してるから。大量の仕事をこなすために探査魔法とかに長けた奴集めたら
性格的にちょっと変なのばっかり集まった司書達とか、仕事録とか
スバルは外見アレだけど性格は割りと女の子っぽいってことらしいが。
今はなのはへの憧れとか夢があるから恋愛にあまり向けてないだろうが、恋に落ちたら
割と一直線だと思う
ユーノくんがぴこにみえた。
ユーノって、10年前から成長してないとしても、
スバルより魔導士ランク上なんだよな。それなりに場数も踏んでるし。
一見頼りなさげなお兄さんが実は……ってパターンは、
きっかけとしてアリかもしれん。
てかスバルが一番普通の女の子だよ、2期までの人達は色々普通じゃないし。
ユーノ×スバルか…ネタ的にはいいかもしれん。
個人的にはSSM聞いていて「ユーノとなのはの進展のなさっぷりに呆れたはやて、何とか進展させようとして
自分がユーノに迫るふりしてなのはに自覚を促そうとするが本気で惚れてしまう」とか考えたけども。
後3期だと個人的に期待してるのがシグナムとヴァイス。3期のポっと出キャラと旧キャラカップリングはなあ…
とか思ってたが、漫画を読んでてヴァイスなら許せる気がした俺がいる
功を焦って突撃するスバル。
しかし敵の反撃を受けピンチに。
なのはやフェイトのフォローも間に合わない。
死を覚悟して思わず目をつぶるスバル。
その時、一人の青年が立ちはだかる。
防壁を展開して敵の攻撃をことごとく防いでいく。
「あの……貴方は一体……。」
「僕はユーノ。なのはやフェイト達の……友達、さ。」
こんな感じ? 俺はこういうの好きなんだが、でもこれユーノにしちゃあ格好良過ぎるかなぁ。
>>168 俺としては寧ろちょっとカッコ悪いところから入れるな。ちとそれは格好良すぎると思うから
「え?なのはさんの先生ですか?」
「うん。凄く優しくて…強い人かな」
↓
「あ、あの人がなのはさんの言ってた…よ〜し!」
「?」
「一撃必倒ー!!」
「え?えー!?」
↓
「う、うう、ごめんなさい…」
「い、いやいいって。
そっか。なのはのところの…」
「ユーノさんはなのはさんの先生だって聞いて、どれくらい強いのかって、思わず」
「あはは。先生って言っても教えたことは大して多いわけじゃないよ。
それにあの頃からなのはの方が凄かったから」
↓
「ユーノさんってそんなに強くないんですね」
「ううん。ユーノ君は…強いよ。私なんかよりも、ずっと」
こんな感じかな。で、その「強い」が気になってユーノのところにちょくちょく行くようになるスバル。
で、段々と(何かのイベントがあっても可)なのはの言う「ユーノの強さ」がわかってきて…とか。
「誰かを護る方法って言うのは矢面に立つだけではない」というのがコンセプトで
展開妄想論までいくといいかげんチラシの裏じゃねえ?
ここはフリーダムでいこうぜ
俺たちの妄想に規制なんていらないぜ
>>168-169 それならば、こういう流れならどうだろう。
スバル、なのはからユーノに関する話を聞く
↓
無限書庫へお使いに行った時にユーノとファーストコンタクト
↓
過去のなのはの話を聞く等で、じょじょに親しくなる
↓
とある任務にユーノが支援で参加、共同作戦を取る
↓
作戦中、不用意な行動でスバルがピンチになった所をユーノが救出するも、
ユーノ重傷を負う
↓
責任を感じたスバルがユーノの看病に当たり、そこで、スバルの対ユーノ恋愛フラグ発動、と。
で、病室で思い余ってスバルがユーノに告白するのを、見舞いに来たなのはが聞いてしまうとかになると、
結構おいしいと思うのだがどうだろう。
>>171 チラシの裏は言い過ぎにしても、
妄想の垂れ流しやりたかったらここじゃなくてアニキャラ個別にいったほうがよくないか?
職人さんの誰かの目に止まって、じゃあ書こうかな、って気になってくれたら恩の字じゃないか。
過去そういう例もあるし。ここの職人さん結構そーゆーの好きそうだし。
クロノのおしりを調教するフェイトきぼう。
176 :
銘:2007/04/16(月) 20:29:51 ID:AUaFHPld
>>172 うむイケルな・・・。じゃ、後は任せたぞ。
>>168>>169>>171 いいなあ。ガチで書いてみようかなあ。
付き合い長いから心内は知れている、けれどだから気持ちに気付いても一歩踏み出せないなのはと
果敢にアタックするもユーノの心の内になのはが深く入り込んでいる(恋愛感情別としても)ことに
不安とかも感じるスバルってので。
問題はちょっと長くなりそうなこととオチどうするかか。一番楽なのは二人から迫られENDだけど
個人的には
>>169の流れが好きだな
でもその展開だとなのはがユーノを意識してるように思うんだが・・・
なのはを巻き込んで三角関係というのはあるの?
182 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 23:50:10 ID:1MLmBoki
183 :
すばゆー:2007/04/18(水) 15:11:05 ID:Fyqv7CYY
寄りかかった体はアタシよりきゃしゃで、凄く優しかった。
「あ、あの、ごめんなさい……」
顔も上げられず、アタシは胸に向かってぶつぶつと喋った。けどそう言ったわりにはア
タシは離れなかった。離れたくなかった。
「スバルは……」
名前を言われて胸が痛んだ。今は呼んで欲しくない自分の名前。その名前の後は突き放
されるか、やんわりと断られるかどっちかしかない。アタシはこのままユーノさんの胸に
手を置いて、頭をあずけていたかった。
「ア、アタシなんかだめですよね……」
「え?」
「アタシなんか、なのはさんより全然、全然魅力ないし、かっこよくないし……。ずっと、
ずっと思ってたんです、二人の方がお似合いだって。だから、だからアタシがこんな事し
てちゃだめだって分かってるんです」
「スバルは……」
また名前を呼ばれた、きっとさっきの続きを言いたいんだと思う。
「スバルはどうしたいの?」
「アタシが……、どうしたいか……?」
変な質問に顔を上げた。顔はなきじゃくっている、かなり無様だと思うからあまり見せ
たくない。それでも思わず顔を上げてしまった。
綺麗な瞳の中にアタシがいた。ライトグリーンの瞳はすごく素敵で、うるうるしている。
顔は普通の女の人より断然整っていて、アタシが完璧に負けているぐらい綺麗だった。
「アタシは……」
それだけ言って、唇が止まった。ユーノさん息が少し顔に触れる。相手の瞳を見ている
と、アタシの胸は狂ったように動いて止まらなかった。隙間がないぐらい抱きついて、押
し当たっているアタシの胸は、確実にこの胸の故障の音を伝えているだろうから恥ずかし
い。それでも、それでもこの瞳はアタシを捕らえて離さなかった。
「したい事は……」
アタシはそっと目を閉じて、アゴを少しだけ前にあげた。。こういうのはいけない、反
則だ、卑怯だ。黙って目を閉じてしまえばアタシの勝ちなんだから。それでもそう出来る
なら、反則でも目を閉じたかった。
そして何秒かこのままでも嫌がられる様子はなかった。受け入れてくれたんだろうか。
目を閉じているから分からない。でもこのままでいいって事は……。
足りない距離は、少しだけかかとを伸ばした。アゴが当たる、息が唇に触れる。そう思
った時には、しっとりと唇が重なっていた。待ちに待っていたつもりなのに、なかなかす
んありいってしまった気がする。
唇は離れない。アタシは勝手に手を首にに回して、さらに体を引き寄せた。するとユー
ノさんも手を背中と、頭の後ろに持って来てくれて、アタシを受け入れてくれた。アタシ
は嬉しくて、またちょっと涙を流した。暖かい涙だった。
お題が上がってたのでどんなもんかとちょっと数分でさらっと書いてみたものです、
このあとおっぱいもみもみでスバルが積極的にうんぬんとか考えたけど、
時間かかりそうだからどうしようか考え中。
とうとう来たよ誘い受け。
こういう流れになるからSS未満の妄想垂れ流しはそれぞれのキャラスレでやれってんだよ……
186 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 21:08:56 ID:GhkPT8lF
>>184 GJ!是非続き書いてくれー
>>185 何か問題があるのか?
自分の発言が職人のモチベーションに影響する事を考えた上での発言なのか?
気に食わないから愚痴るだけなら自分のノートにでも書け。
188 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 21:15:15 ID:r0ISXzWL
まぁ仕方ないと言えなくもあるまい。どうとられるか解ったもんじゃないからな。
どの道書くかどーかは個人の自由だ。少なくとも全く関係ない/ねたすらないモノを落としてく
荒らしよりか、10倍マシさね。ココに至る経緯やらその後やらは閲覧出来るなら大歓迎だが
未完や細切れのSSを書いて「続くかどうかは不明」とか書くのは誘い受け。ほぼ確実にうざいと思う人がいる
荒れる元だからその気がなくてもやめておくべき。
>>187 >何か問題があるのか?
いや、さすがにこの状況は問題大ありだと思うよ……。
・SS書いてみようかな。(=楽しみにしてます! ってレスして!)
・続きどうしようかな。(=続き待ってます! 書いてください! ってレスして!)
っていうようなもんだろ。
SSスレなんだから、書きたきゃ勝手に書いて勝手に投下すればいいだけなのに。
>自分の発言が職人のモチベーションに影響する事を考えた上での発言なのか?
書き手を神格化しすぎ。
書き手も読み手も「スレを稼働させる部品」って意味で全くの同列。
書き手あっての読み手。読み手あっての書き手。
職人様に文句つけるな、って一方的な態度の方が間違ってる。
192 :
76:2007/04/18(水) 23:13:41 ID:+Dt4hYxT
>>189 そうだね…ウザイよね
細切れでごめんよ。
誰からもレスが無くても完結するまで投下しようと思ったけど、迷惑みたいだし、打ち切るよ。
じゃあね
193 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 23:28:09 ID:NVW5g5Sm
続ける気があるのかはっきりしないのに細かいのを投下してる奴がウザイって意味だろ上のは・・・
あ〜あ。
SS投下をやめろなんて誰も言ってねえじゃんよ……
誘い受けをやめろってだけの話なのに、
この流れで古参が撤退宣言わざわざ残していくってお前……
しかも完結させるつもりはありました、っておまけつき。
引き留めて欲しいんだな? そうなんだな?
あほらし。
はいさようなら。
その「誰か引き止めて!」的な未練がましいレスがなければまだマシだったのに。
いやこれは「誘いうけがウザイ」って言わなきゃ絶対荒れなかっただろ、
空気読むのは投下したしたよりいちいち文句言わなきゃ気が済まないガキの方。
確かにスルーしとけばよかっただけの話だな。荒れる元とか言ってるレスが実質荒れる元になってる。
>>190の論理なんかはじめて見たわ
それどう見ても『俺の』論理だろ
自分が荒れる引き金になってんのはよ気づけ
みんな落ち着け
荒れた原因より、今、荒れてる現状が問題なのを気づけ
誘い受けするやつはスルー。スルーしないやつもスルー
頼むよ・・・
こういう時は何かエロい話をするに限るね。
個人的には活発的なスバルが制服だから仕方無いとはいえスカートをはいているのに萌える。
きっと「パンツ見えたらどうしよう」とか思って羞恥心に耐えているのだろうなぁと勝手に妄想。
例の漫画の事故直前スバルは短いスカートはいて普通に走り回ってたぞ。
訓練校時代の休日もタイトミニ穿いてたティアより短いプリーツスカートだし。
ハッ!
実は露出狂の気が・・・
空気読まずに言ってみるが、基本的にこのスレが盛り上がるのって土日だよね?
>202
ニートのなにが悪い
204 :
76:2007/04/19(木) 02:00:59 ID:W5AL0Bwf
>>194>>195 ンじゃ、補足
私の作品の大本は、誰かさんが書き捨てた物に続きを書いたものです。
元来、単発のちょろっとで終わる予定だったけど、その当時は職人も少なくて、まあ、ウェルカム状態だったわけで、
あなた方のいっている誘い受け作品な訳ですよ。過去ログをあされば分かりますけど、何回か展開の希望を聞いたりしてましたしね。
そういう作品ですので、ウザイと思う方がいらっしゃった時点で不成立なんですよ。スレ的にも作品的にも
私も不快感をもたれる方がいる中で書くのも不本意ですので、今回の判断に至ったわけです。
いまは、良い職人さんもいることですし、私が消えたところでスレの運営には何ら問題ないでしょ?
まあ、そういうことですので、再開を希望されても、このスレで書くことはまずないです。そこは安心してください。
あと、名無しで短編とかを投稿したところで、勘のいい人は誰だか判別できますしそういうこともしません。
駄作なりに2年掛けて書いてきた物を捨てるのに未練がないわけ無いです。
すっぱりやめられる程度なら、誰もレスしなくなった時点で消えてますよ。
いらっしゃるかどうか分かりませんけれど、期待していただいた方には申し訳なく思いますが、私はこれで名無しに戻ります。
長い間おつきあいいただき、本当にありがとうございました。
では、このレスをNG指定にして続きをどうぞ
それは心の中で思うだけにしとけ
全てをスルーして作品投下を松
こういう流れだと投下もしにくいねぇ……
書き手なんてのは、俺も経験あるけど「俺は書き手なんだから」って
感想貰ったり褒められたりする間に天狗になって、自分がスレで優位な存在だと思いこんじまうんだよな。
これが都合の良いファンレターしか手元に来ないプロ作家ならまだ良いんだろうけど、
様々な意見がダイレクトに伝わってくるネット掲示板という場所では、批判的意見は必ず来る。
ここが自分を絶賛して褒めてくれる場所じゃない、時には批判も受けるんだ、ってことを職人は理解しなきゃいけないんだ。
これは止めたほうがいいと言われたら「わかった」「じゃあ、どうすれば?」とすぐに対応して。
ウジウジしながら自分の味方がくるのを待って、擁護して貰うのは何か違うと思うんだよ。
ネット物書きなんて、所詮大した存在じゃないんだからさ。
長文スマン。まあ、あくまで俺の気構えね。
まあもう済んだことを言ってもしょうがないよ
さっさと忘れて誰かが来るのを待とう
どうでもいいがお前さん方、無駄に発言すればするほど荒れるぞ
フェイトのソニック・フォームはStSでも出てくるのかねぇ。
ソニックよりライトニングが好きな俺は異端
ここって他のアニメ(ガンダム以外)とのクロスオーバーが
投下された事ってあるの?
無いなら自分で別の板にスレ作って投下するが・・・
>>213 俺はクロスオーバーものって結構好きなんだが、作品タイトルの付いた
スレでは大抵嫌がられるね。
クロスオーバー専門のスレとか無いのかな?
218 :
212:2007/04/20(金) 22:53:37 ID:bVL1Av0I
>>217 (・∀・)人(・∀・)ナカーマ
高速機動中にパージして突撃とかやってくれたらカコイイと思うのに。
それなんて劇場版ナデシコのブラックサレナ?
220 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 12:42:27 ID:arQFQyak
>>213 保管庫の長編クトゥルフにゃ、無限書庫にデモンベイン関連の書物は在ったが出てきただけに留まってたな。
もし出すにしてもその程度がいいじゃ?
某スレに比べると住人も職人もすぐ荒れる低レベルで可哀想だ
エロに関して真剣であるかどうかでここまで差がでるものなのか
やっぱ迷わないスレは凄いと再確認…
日本語でおk
>>213 その作品の登場人物がでなけりゃいいんじゃないか?
世界観だけ一緒とかさ。
なのはたちがMSに乗ったり、MSと戦ったりはするけど
アムロとかガンダムシリーズの登場人物は一切出ないみたいな。
まぁ、もとネタ知らない人が楽しめないし、あんまクロスオーバーはどうかと思うけどね。
なんとなくだけど
なのはの戦い方って、ガンダムっぽくない?
あまり口に出したくないけど凄くキラっぽいです
>>225 どっちかっつーと、迂濶に前に出ないバスターガンダムinディアッカじゃないかとw
どっちかというとウイングガンダムっぽいと思う
>227
任務が完了したら高笑いですか・・・・・・
何か似合いそうで困る。
>>226 スパロボのバスターは一番使いやすかったなぁとか思い出したり。
なのはの能力ならバスターやウイングってよりエックスあたりじゃないか?
サテライトキャノンをぶっ放すイメージで。
なのはがウイング、フェイトがデスサイズっぽいとオモたんだが少数派かね
>>221 句読点も付けれないお子ちゃまに言われたくないよ。
>>231 みんなわざわざスレ違いのガンダムの話題まで出してスルーしてるのに
お前はいったい何がしたいの?
まったく流れを読まず投下。
スバルXユーノです。
基本3期ですので3期否定派の人はスルーお願いします。
では楽しんでいただければ幸いです。
4年前の空港火災。
そこから助け出してくれたあの人は、強くて、優しくて、カッコよくて。
その人に憧れて目指した今の場所。
もっと……強くなるために。
魔法少女リリカルなのは Strikers 〜 強さの条件 〜
私、スバル・ナカジマは時空管理局所属の陸戦魔道師。
階級は二等陸士。魔道師ランクは、この間Bランクに昇格した所です。
Bランク昇格試験の後、八神二佐に招かれて、新設部隊機動六課に入隊しました。
この部隊には、私が憧れている高町 なのはさんが戦技教導官として、
私達の指導に当たってくれています。
まぁ、なのはさんがいるからこの部隊に来たって言っても、私の場合は過言じゃないんだけど。
訓練はハードだけど、新しく出来た仲間と充実した日々を送っています。
と、まぁ近況報告はこれ位にして今は早く寝たい。
なのはさんに指導してもらえるのはすごくうれしいんだけど、
このトレーニング量はさすがにきつい。
ティアも疲れてるみたいだし、私たちより小さい
エリオやキャロはかなりグロッキーになってる。
新人でこんなにきついんだからエースクラスや戦技教導隊の人たちは、
どれ程の事をしてるんだろう。ホント私の目指す所はまだまだ遠いです。
という訳でおやすみなさい。
「無限書庫ですか?」
「そう。頼んでた資料が揃ったらしいんだけど、向こうも手がいっぱいで
持って来れないみたいだから、取って来て欲しいんだ」
なのはさんに訓練が終わった後、そう呼び止められた。
無限書庫って事は本局だったはず。ヘリで行かないと駄目だね。
「わかりました。すぐに出発します」
そう答えるとなのはさんはにっこり笑って、
「ありがとう。本当ならバックヤードスタッフの人たちに頼むんだけど、
こっちの整理もあるからね。明日はオフだしゆっくりしてきて良いよ。
ユーノ君に頼めばすぐに帰って来れるしね」
ユーノ君って誰だろう?
「あっ、ユーノ君は無限書庫の司書長さんで私の魔法の先生かな」
どうやら顔に出てたらしい。なのはさんが付け加えてくれた。
なのはさんの魔法の先生か。どんな人かな。
「じゃ、よろしくね。私が行きたかったんだけど、これでも戦隊長だからね。
今、八神部隊長やフェイト執務官がいないから、離れられないんだ」
なのはさんはそう言うと少し寂しそうに笑って、踵を返した。
そういえば、昨日からはやてさんとフェイトさん揃ってどこか行ったんだっけ。
教官に部隊管理になのはさんも大変だなぁ……。
っといけない。早くヴァイス陸曹の所行かなきゃ。
ヴァイス陸曹は私達を本局に送った後すぐに帰ってしまった。
何でも輸送任務がまだあるらしい。
「なんで私があんたのお使いの付き添いしなきゃなんないのよ」
ティアが柳眉を逆立てながら私に言ってきた。
「せっかくなのはさんが揃って休みにしてくれたんだからいいじゃない。
ティアも無限書庫行ったこと無いでしょ?」
「まぁ無いけど。ホントあんたって人の都合お構いなしなんだから」
ぶつぶつ言ってるティア置いといて、後ろの年少組みに目を向ける。
エリオとキャロはキョロキョロとあたりを見回してる。
特にキャロは辺境自然保護隊所属だったから、こんな人が多い所は慣れてないんだろうな。
最も結構しっかりしてるから迷子になったりしないと思うけど。
受付で要件を告げ無限書庫へ向かう。向かう間私はずっとユーノさんの事を考えてた。
あのなのはさんに魔法を教えたってことは、すっごく強いのかな。
よかったら手合わせして欲しいな。本局なら空いてる訓練室もあるだろうし。
そんなことを考えてるとすぐに無限書庫に着いた。
「うぁ、大きい。」
キャロが驚いたように声を上げる。本当に大きいな。
すべての情報が集まってるって聴いてたけど、中はどれ程の大きさなんだろう。
意を決っして扉を押す。鈍い音を上げながら扉が開いていく。
一歩踏み込むと体が宙に浮いた。すっごい無重力なんだ。横を見ると流石のティアも驚いてる。
エリオはすぐに姿勢を制御している。さすが高速機動戦闘型。
キャロは手こずってるみたい。バックスだからしょうがないね。
手を貸そうとしたら、エリオがそっと引っ張り支えてあげてる。なんか微笑ましいな、あの二人は。
赤い髪の小さな女の子がいた。こんな所にあんな小さな子がいるなんて。あ、頭に大きな耳がついてる。
あの子使い魔かな。大きな本を5冊ほど抱えて運んでる姿は危なっかしいけど、なんかかわいい。
赤毛の女の子に近づき機動六課の資料の事をたずねた。
「ユーノだね。すぐ呼んでくるからちょっと待ってて」と残し上の方に飛んでいってしまった。
しばらく待つと先ほどの女の子と、栗色の髪の人が降りて来た。
あの人がユーノさんだろうか。でも何かイメージが違う。線が細いって言うか女の人みたい。
「はじめまして、ボクはユーノ・スクライア。えっと……」
「私はスバル・ナカジマ二等陸士です」
続いてティア、エリオ、キャロの順で自己紹介をする。
「なのは達が依頼してきた資料だよね」
にこやかに微笑みながら私達を奥へ案内する。
優しそうな雰囲気は有るけど強そうには感じない。
「ユーノさんはなのはさんの魔法の先生なんですか?」
少しぶしつけかと思ったけど、思わず聞いちゃった。
ユーノさんは少し困ったような顔をして、
「きっかけを与えたのはボクだけど、先生という程の事はしてないよ。
少しアドバイスしたぐらいかな。あの頃からなのははすごかったから」
眩しそうに目を細めながらユーノさんは答えてくれた。
「どういうきっかけで、なのはさんと出会ったんですか?」
今まで興味なさそうにしてたティアが口を挟む。
やっぱり若手ナンバーワンと言われてるなのはさんの事には一応興味あるようだ。
「うーん。話せば長くなるなぁ。時間のほうはある?あるようなら20分ほどで休憩に入るから、
お茶でも飲みながら話すけど」
私には願ったり叶ったりだ。少しでもなのはさんの事が知りたいし、
何か強くなる為のヒントがあるかもしれない。
ティアや他の二人からも反対の声は上がらなかった。
「お願いします」
「うん、分かった。じゃ食堂で待っててくれるかな。休憩に入ったらすぐ行くから」
ユーノさんから資料を受け取り無限書庫を後にした。
約束の時間を少し回ったぐらいにユーノさんが食堂に現れた。
「ごめんね。少し遅れちゃったね」
ユーノさんは早足で私達の所に来てコーヒーを注文する。
「ごめんね。どっかのXV級艦船艦長が人使いが荒くてね」
「いえ。時間を作って貰ったのはこちらですし」
恐縮してそう答えるとユーノさんは、「ありがとう」と返してきた。
何か不思議な感じのする人だな。どう言えば良いのか分からないけど。
「さてそれじゃなのはと出合った時の事だよね。ジュエルシードって知ってるかな?」
ジュエルシード?何だろそれ。
「ロストロギア。あらゆる願いを叶えると言われている宝石ですね」
ティアが紅茶のカップから口を離してそう答えた。
「そう。それを僕が偶然発見して、管理局に移送中に船が爆発事故を起こしてしまったんだ。
ジュエルシードは、なのは達の世界にばら撒かれ、僕もそれを追ってなのはたちの世界に行き、
そこでなのはに出会ったんだ」
ユーノさんは懐かしむようになのはさんとの思い出を語っていく。
何の訓練も無くデバイスを起動させ、バリアジャケットを形成した事。
フェイトさんと最初は敵同士だった事。
そんなフェイトさんと友達になりたいと呼び続けた事。
ジュエルシードで次元震が起きかけた事。
裁判の為少しの間友達になったフェイトさんと分かれた事。
そして、いまや管理局の教科書にもなってる闇の書事件。
その解決と悲しい別れ。
そして自分の進む道を決めた事。
語られる思い出は、なのはさんと同じ時間を長く過ごして来たことを示すように
1時間にわたって紡がれた。
「なのはとの出会いからの事はこんなとこかな。
本人の居ない所でつっこんだ話をするのは何だから、
大分端折ってるし、分かり難いとこもあると思うけど」
すっかり冷めてしまったコーヒーを飲みながらユーノさんは休憩時間が終わったことを告げる。
「いえ、ありがとうございます」
私の知らないなのはさんを沢山知っていることを羨ましいと思いつつ、
何か他のもやもやした気持ちが胸の中にある。
「ユーノさん、明日もお邪魔して良いですか?」
いきなり何言ってんだろ私。ティア達も目を丸くしている。ユーノさんも少し驚いた様だけど
「構わないよ。明日は外部調査だけど、まぁ部外者って訳でもないし、付いて来る?」
「良いんですか?是非お願いします」
ティアが「何勝手に決めてんのよ!」っていう風に睨んでる。
「あ、でも私達明日までしか時間が無いんですけど」
遠くならせっかく誘ってもらったのに申し訳ないな。そんな私を見てユーノさんは、、
「大丈夫。局のトランスポーター使えば20分くらいだし、本調査はもう済んでる。
明日行くのは僕の個人的なものだよ。じゃ明日9時くらいに無限書庫まで来てくれるかな」
と、こちらを安心させるように続けてくれた。
「はい。よろしくお願いします」
調査か、どんな事をするのかな。私達が部外者じゃないって事は、ロストロギア関係かな?
など考えていると、
「じゃまた明日ね」
と、ユーノさんは席を立つと食堂を出て行ってしまった。
その後ろ姿を見送り、視線を前もどすと冷ややかな視線とぶつかる。
ティアが不機嫌にこちらを見てる。
「あんたねー、貴重な休みの予定を勝手に決めないでくれる?」
うぁ怒ってる。
「でも、私達部外者じゃないって言ってたし、そうするとロストロギア関係だろうし、
ユーノさんはなのはさんの先生だし……」
語尾をごにょごよ言いながら何とかはぐらかそうとする。
「もう良いわよ!あんたの自分勝手は今に始まったことじゃないし、
放っておくと余計面倒ごとに付き合わされるんだから!」
そういうとティアは顔をぷいっと横に向けてしまった。
「ごめんね、ティア。それからエリオ達も」
「いえ。僕も興味ありましたから」
そう言ってくれたエリオに続きキャロも頷いてくれた。
ティアが横を向いたまま
「今日の夕食はあんたの奢りだからね」
うっ、まぁそれで済むならいいか。
翌日、約束の時間に無限書庫に向かう。
私達が着くともう扉前で、ユーノさんが待っていた。
「おはよう。ゆっくり休めたかな?」
ユーノさんがにこやかに挨拶をしてくる。
「おはようございます。部屋まで用意して貰ってすみません」
「寮の余ってる部屋だからね。僕がしたのは申請だけだし、気にしなくて良いよ」
昨日夕食の後、泊る場所を決めてなくて、(ティアたちは私が取ってると思っていた)
困った私達はユーノさんに連絡を取った。
「寮でよければすぐに用意できると思う。ちょっと待てて」
そう言ってユーノさんはすぐに手配してくれ、野宿せずに済んだ。
「今日はどこまで行くんですか?」
昨日のことを回想してるうちに、ティアがユーノさんにたずねてる。
「君達、機動六課が追っているレリックが有ったとされる研究施設だよ。
最もレリックが暴走して周辺を巻き込み、研究施設自体は破棄されてるけどね」
「でも、ロストロギアが有ったところなら十分に調査されてるんじゃないですか?」
「まぁ、そうだけどね。ちょっと気になる事があるんだ。
こういうのは自分で見てみないと分からない事も多いんだよ」
そう言いながらユーノさんは歩き始めた。私たちも後を付いて行く。
「レリックに関する資料は結構読んだけど、実際に調査には参加してないからね。
自分の目で見てみたいんだ」
「普通、司書長ってこんな調査とかするんですか?書庫で調べものってイメージがあるんですが?」
ティアが質問を重ねる。
「う〜ん、どうかな?僕が来るまで無限書庫は、情報が集まってるだけの場所だったし。
まぁこれでも学者の端くれだからね。こういう調査は嫌いじゃないし、
なのは達の役にも立ちたいしね」
あ、また胸がもやもやする。何でこんな気分になるんだろ?
トランスポーター室に着く。
「危険は無いと思うけどバリアジャケットのスタンディングアップはしておいてね」
そう言われて私達はバリアジャケットを形成する。
「じゃ行こうか」
私達は光に包まれ次元を跳んだ。
>233
GJ! この空気でアクセルを踏む勇気に乾杯!
続き楽しみにしてます。
今回は以上です。次回はゴールデンウィークくらいに上げれると思います。
何か意外と長くなりそう。
3期にユーノの出番があることを願いつつ寝ます。
それでは読んでいただいた方ありがとうございました。
GJだ、貴様!
家に来て、ザフィーラ(獣形態)をファックしていいぞ!
243 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 20:47:56 ID:UV7MMmWg
>>233 GJだぜ・・・これがここの本来の使われ方。
Thankyou
>>241 ハートマン軍曹みたいな口調の高町教導官・・・
帰ってきてびっくり。
少しでもスレのふいんき(何故かry)変えたくて投下したんだけど、
レス頂けてすごくうれしいです。
エリオはどこで寝たんだとか、年少組みしゃべってねーぞとか、
アルフは赤毛というより茜色じゃね?とかつっ込まれてたら
どうしようとかガクブルしてたんだけど。
初めてSS書いたんだけど、難しいね。
偉大な先達に少しでも近づけるよう、リリカルマジカルがんばります。
後トリップの方付けました。3期駄目な方や
お前の話なんか読みたくねーです。って方はNG指定のほうお願いします。
247 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 23:53:06 ID:cb9g3eXU
≫233,246
GJ!あっという間に空気が変わった。
アーっという間に空気が変わった。
>>246 むしろ、3期からハマッた俺には全く問題ないw
250 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 10:52:53 ID:G7/Xz/pd
>>246 あの空気を変えたんだ。そのくらいは大目に見ようじゃないか。
この流れでヴィータの陵辱物書いていいっすか?
wktk
253 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 12:59:51 ID:G7/Xz/pd
俺的にはおk
じゃ夜までに書いてのっけマス
冒頭
「ここか、シャマルの連絡が途絶えたとこは」
ふわりとヴィータは小高い丘の上に降り立った
荒涼たる景色が眼下に広がってる、緑がポツポツと見えるが動くものは無い
無言で周囲を見渡す 乾いた風が吹き抜ける
似てるなー かつて闇の書と呼ばれていたものに仕えていた頃
何度となくこんな場所を訪れた
(あの頃はなのはも敵だったんだっけ)
トントンと相棒で肩を叩いた
時間というものにあまり頓着しなかった守護騎士の自分がこんな事を
思うのが不思議な感じがした、今の主ー はやてと出会ってからの日々は
ただ起動して戦うだけだった彼女の時にも明らかな変化をもたらしていた
モノクロ画像が鮮やかに彩色されるように
この数年間の、彼女の総起動時間にしてみれば瞬きほどの僅かな時間であろう
そんなものが遥かな過去のように思えた
「フン・・」
柄にも無い感傷に気を取られたのを照れたようにヴィータは声を出して当たりを見回した
「さーてどうすっかな?あたしはシャマルみたいに探索みたいなことは苦手だし・・」
ヴン、彼女のデバイス、通称 鉄(くろがね)の伯爵の電子音が鳴った
「・・・解ってるよ、手間が省けたってもんだぜ!」
周囲から敵意ある気配が立ち上った、同時にヴィータは空中に飛び上がり身構えた
「きやがれ!」
戦闘
手品のようにヴィータの手がひらめくと
そこに一つの鋼球が現れた
「いくぜ!」
『シュワルベ・フリーゲン』
デバイスのコールと共に宙に舞った超速の鋼弾が炎を上げ打ち出された
それは衝撃波と熱波を伴って猛烈な勢いで地上に激突した
爆縁と砂煙が舞い上がり次々と『敵』をなぎ倒していく
(何だこいつら?)
戦闘開始から5分ほど、ヴィータは怪訝な表情で動きを止めた
久々の戦闘に気合を入れて望んだのだがー弱い
10数体出現したそれらは単純に突進してきては次次と鋼球に吹き飛ばされ、ブギブギ喚きながらまた向かってくる
見ると一応粗末な斧やナイフで武装をしてるようだが、飛び上がってくる気配も無い
空中に居る自分をさかんに吼えて、威嚇してるのもいれば
届くはずも無い獲物を投げてくる者もいるーと思うとそろそろと逃げ出す者まで・・一言で言うとまとまりの無い奴らだ
カートリッジ使うまでもねーなこりゃ・・
「アイゼン、ちょい待て」
『ヤ・ボール』
じーっと地上に目を凝らす
・・・・・ケモノ・・豚、、、合成兵?爆煙が収まるのに合わせてヴィータは構えをゆっくりと解きながら
地上でウロウロしてる奴らの姿を眺めた、手元に出した残りの鋼球をかき消しハンマーを肩に担いだ
「こいつら・・」
次第にハッキリと見えてきた、それは一般にオーク兵と呼ばれる魔法による合成生物だ
ベルカの辺境で主に使用され、外見はハッキリ言って豚人間だ、たいした知能も無く魔法も仕えないので
下級兵として土木工事や単純労働に使われていた、ザフィーラ達の下等種ってとこか?
(言ったら怒るだろうな)話には聞いていたが、余裕から思わず口元がニヤけた
誇り高き守護騎士ヴォルケンリッターの騎士であるヴィータにはあまり縁の無い生物であった
ミッドチルダではこの手の生物の生成は禁止されてるそうだから、・・あそういやシャマルが何か言ってたような
問題がどうとか・・ポリポリと頭を掻きながらヴィータは考えた
こいつらがシャマル達調査隊を・・・・・?んな馬鹿な、こいつらにそんな能力はねぇ、
それにこいつらのレベルじゃ指示を下す人間が居ないとせいぜい・・あー考えるのは苦手なんだよなぁ
「うぐ!」
突然首筋に痛みが走った、そしてそこを中心に一気に体の隅々指の先足の先端まで赤い
稲妻のような衝撃が走ぬけた、まるで千の釘に空中に縫い付けられたかのようだ
あまりの衝撃に爪先がビリビリ痺れる、それでも首を必死で背後に回そうとした
「な・・・・」
ブルブルと震える顔で見上げた、距離にして15M程さらに彼女の上空
そこに黒い仮面に同じように漆黒のフードを羽織った男がヴィータを見下ろしていた目の部分だけ細く開いている
シンプルなマスクだ
・・そんな、ベルカの騎士がまったく気づかれずに接近されるなんて・・・そんな馬鹿な・・
ヴィータの首を光の光子が突き立っていた、物理的にはダメージがないがパリパリと放電してるかのようなそれは
魔力回路の流れを寸断するようで、次第に空中に体勢を維持できなくなってきている、目も霞んできた
「誰・だてめ・・え・・グラーフ・・・・」
自分の唇なのに他人のものみたいだ、懸命に意識を繋げ構えようとしたが、潮が引くように感覚が失われて行く
視界の端で僅かにデバイスの光がまたたいた、がそれも2重にぼやけ、ぶるぶると腕を上げようとした
誰だ・・何者なんだ・・・ こんな・・
視界が暗転し、ヴィータの体は地上に向かってゆるやかに落下し始め、同時に意識は闇に落ちた
「うっ ・・・・ここは ・・ 」
まだ頭がぼんやりする、チラリと見ると地下のようだ、上を見ると魔法の光らしきものが天井のあたりに浮いて
まわりの赤い岩肌をぼんやりと浮かびあがらせている。頭を振った
動こうとして初めて五体が宙に張付けにされている事に気がついた、首を回すと薄闇の中、
手足を縛る光の輪に見えた(バインド・・だなコレ?)
力いっぱい両手両足を拘束した光のバインドを振りほどこうとしてみた、効果無し
ビクともしなかった、常に共にあるグラーフアイゼンも無い
デバイスを失った彼女にそれは正に鉄環だった、ハァ。ため息が出た
(くそっデバイスを奪われちまったか
・・・ここはドコだ?さっきの仮面ヤローはどこ行きやがった・・・)
-ひたひたと足音が近づいてきた
一匹の合成獣、通称オーク兵が暗闇からガフガフ鼻を鳴らしながら姿を現した、さっきぶっ飛ばした奴らだ
明かりの下近くで見るその姿は醜悪で全身に毛が一本も無く、頭は豚、ただしこちらの世界の豚とは違い
牙が上下に伸びて大きく口が開いている、首から下は人間に近いが皮膚が厚く傷みに鈍感だ、全体的にずんぐりして
一見相撲取りか肥満した成人男性のようにも見える、装備と言えば粗末な革製の腰当だけだ
くんくんと犬のように匂いを嗅ぐと、にじり寄ってきたそいつは、近くに寄る、むっと生臭い臭いがする
気持ち悪くて思わず顔を引いた、黄色く濁った目からは知性がどのくらいあるのか判断できない
「何だてめー!さっきの奴はどこだ? ・・・!くっそこんなものっ!」
気丈に叫ぶともう一度四肢に力を込めた、ガッ、やはりビクともしない、何度も引っ張るが
コンクリートに固められたようにピクリとも動かない、怒りにコブシを握り締める
ブギブギと息を吐いてオーク兵が笑った、おかしくてたまらないようだ
くっそ、こいつにこんなマネできるわけねー、さっきの仮面ヤローか
「てっめぇ・・・・グラーフ・アイゼンさえあればお前なんか・・・くそっ下ろしやがれ!何笑ってやがる馬っーわぁっ!」
悪態をついてると、いきなり体がひっくり返った、手足を固定した光の輪が空中にレールでもあるかのように滑らかに動いている
トレードマークの帽子が転げ落ち、隅に転んでおさげが垂れた
ヴィータの体は一回転してちょうど赤ちゃんがハイハイするような格好で
お尻をオークの方に向けて空中に固定されていた、両手はなおも動き左右に伸ばされて止まった。
屈辱的な姿勢に顔に血が上る
「なっ何しやがる!」
ブーフブーフ
手に何やらレバーの付いた装置を、ちょいちょいとオークがレバーをつつくと小さな魔方陣が浮かび上がり
ヴィータの足は抵抗しがたい力で開かれていった
「な・ あ・」
ギリギリと足に力を込めて抵抗したが虚しく
八の字を左右に広げるように白い太股がパックリと開くと、お尻のあたりにオークの生暖かい鼻息を感じた
スカートがまくり上げられ、顔が真っ赤になる。可愛いパンツが丸見えであった
「くっ、離っはなせー離せ!!」
バタバタと暴れるがどうしようもない、抵抗できな事と相手の声が背後からくる不安に焦りが隠せない
渾身の力をこめて足を閉じようとした
「ひゃぁあ!」
ふいに足の付け根のあたりに何か触ったと−と思ったら、オークのごつい手が
ヴィータの小さなお尻を掴んでぐにぐにとこねまわしていた、両手一杯につかむと縦に左右に
好き勝手にこねまわしフニフニとしたヴィータの尻の肉の感触を楽しんでいる
ブヒブヒと鼻を鳴らしてもてあそぶと両側から親指を差し入れ布地を真ん中に寄せた
パンツを中央に寄せると真ん中に一指し指をひっかけてグイっと上に吊り上げた
「て、てめぇ何を・・・」
羞恥に顔が赤くなる、しかしそんな事はまったく無視され、尚も布は上に引っ張られた
一本の紐のようになってお尻が吊り上げられるーとパチンと戻った
「ひゃん!」
敏感な部分をまともにヒットされて思わず声を漏らした
オーク兵はそのゴツゴツした親指でしっかりと掴むとぐいっと左右に押し広げた
「うわ」
汗ばんでしっとりと汗ばんだ布が紐のようにぴったりとヴィータの肉の丘に貼りつきかろうじて割れ目を隠している
豚兵はフゴフゴと匂いを嗅ぎ顔を近づけると眺めるとおもむろに舌をベタリと這わせた
「わああ、止めろてめえ!気持ち悪ぃ!」
おぞましい感触に真っ赤になりながら言った
常人の倍はあるだろう肉厚のある舌がベロベロと敏感な部分パンツの上から舐めまわした、
「ひいっ」
執拗に舐められたパンツーぐっしょりと濡れた布地の下が透けて見える、グイグイと鼻面を押し付け尚も舌が強く押し付けられ
さらに舌先をパンツの下にもぐらせ、ぴったりと閉じた幼い秘所をこじ開けるように舌が進入し舌舐めずりをして中を味わっている
と口を当てじゅるじゅると吸い上げてきた
「うあああ・・ やめろ!やめろぉ!吸っちゃ・・や・・やあ・・うあ・ ・・・ひぃいっ!あぁあ!」
未経験の感触にゾワゾワ背筋に悪寒が走った、戦闘では決して味わった事の無い感覚だ
そんなオレはベルカの騎士だ、なんでオレがこんな事こんな汚い動物みたいな奴に
わけの解らない思考で頭が混乱しかけた
次の瞬間ゴツゴツしたカギ爪付の指がが無造作に紐と化した小さな布切れを握り勢いよく引っ張った
「ま、待てちょっちょっと、ま、・・!!」
ー小さな布はあっさり引き千切られ、ぴったり閉じた秘肉が露になった
他人にどころか自分でも見たことない部分をさらけだし、羞恥に顔が赤くなった
直接オークの熱をもった舌がヴィータの閉じた部分を舐めた
「ひっ・・」
あ、熱い。オークの唾液はドロドロと潤滑油のように糸を引いた熱く茹った潤滑油だ
「ひ・・・・・・ふっ・・うぐ・う・うー・・あ・っあっあ・・ ・ ・・あっ!」
ヴィータは執拗に閉じた部分をを舐める舌の動きに耐えていた、チャッチャッと犬がミルクを
飲み干すような湿った音が洞窟内に低くこだました。
くっそデバイスさえあればこんな奴ら・・怒りと恥ずかしさで顔をくしゃくしゃにしながら
そう思った時、ズン 「ひっ」 いきなり深く棒のようなものが差し込まれ腰がびくりとした
「ひぁ!?・・・・・・・ な・・・し、舌を入れるなぁ!・・」ブルブルと震えながらそう言った
差し込まれる舌が膣の内側を舐め上げる、先ほどから時折妙な反応をする体がおかしい
な ・・なんだ!?気持ち悪いのに体がビクンってなる・・
ぶふーぶふー
薄い腰肉をがっしりと抱え込んでオークの固く丸くそばめられた舌がズンズンと奥まで責めてくる
「はあっはっ あっあっあっ ・・あうっ あうあんっあっ」
くそっこんなの、こんなのっ全然 は・・ 何とも ね え 心でそう自分に言い聞かせようとした、
心にはやてのヴォルケンリッターの誇り高い姿を描いた
いったん顔を離すとオーク兵は舌なめずりをし、一番敏感な部分の周りををほじるようして舌で転がすと
敏感過ぎるその部分を剥いて、軽く歯を立てて噛んだ
「ひぃ!」
跳ねそうになる体を押さえつけられて、再び膣内を執拗に舐められる巨大な肉塊の下に細い手足がガクガクと揺れてる
「あっ・・はっ・はっ・はっ・あっ・ ・・ああっ・・うんっ」
快感と恐怖の入り混じった感覚に思わず食いしばった歯から小さく声が漏れる
本人の意思とは関係ないものが汗とオークの涎以外にヴィータの内側から滲んで、それをまた貪欲な舌が残らず
舐め取って行った、それは後から後から彼女の意志とは無関係にどんどん溢れてきた
豚兵士は涎だらけの顔を上げた、その舌からトロトロしたものを床に垂れている
四肢を宙に固定されている少女はようやくその四肢を休めハァハァと喘いだ、手首がだらんと垂れて
,いつの間にか彼女の赤い髪の毛がほつれて首筋や頬に張り付いている
「うう・・ぐ」
息も絶え絶えなヴィータの大事な部分を掴んでた指ににさらに力をこめられて押し広げられた
限界まで左右に広げられた秘肉が、唾液でテラテラと光る。ピンクの奥の部分があらわになり処女膜が光っている
普段空気にさらされない部分に冷たい空気が触れて腰がうわずった
「はぁ・・は・・
・・・・ハァ・・ ハァ・ ハァ・・・ ・・ひっ!」
捕獲3
背中越しに後ろを見たヴィータは思わず悲鳴を上げた
ごそごそと動くとオークの股間から隆々とそそり立つものが引き出されている、その異様な大きさにヴィータの目に恐怖が浮かんだ
赤黒く怒張した長大なソレは、幹の部分が少女の腕よりも太く、その表皮にトウモロコシの粒を出鱈目に貼り付けたように
カサの下から根元の方までグロテスクな凹凸がついている
「な、・何だそれ・・・何を・・す・・る気・・・」
引きつった声でヴィータは呻いた、詳しくは無いがヴィータにも一応の性知識がある、しかしそれは彼女の想定のモノから
いや想像のモノから大きく逸脱していた
自分のお尻の3分の1ぐらいの幅があるみたいに見える、・・あれが中へ!?無理だ!絶対無理!
恐怖に身を捩じらせたそんな思いとは無関係にグリっと亀頭が広げられた敏感な部分に押し付けられた。
「ひっ」
いったん浅く先端が浅く潜ったと思うとそのまま下腹部を伝い先端をずらせていく
ヴィータの濡れた割れ目に肉棒を擦り付けている、愛液と唾液が混ざり合いグチョグチョ鳴った
逃げようと先ほどから渾身の力を振り絞っているが、巨大な獣に掴まった小動物さながらの非力を感じていた
やがてオークはピッタリとヴィータの細い腰に己の下腹部を密着させ、そのままゆっくりと腰を
大きく前後にグラインドし始めた、敏感な部分を愛液と唾液でぬらついた剛直が擦り上げ突起物がクリトリスに当たるたび
小さな刺激を送り始める、ブフーフー・・ハッハッハッハッ、リズミカルに腰を振り、されるがままだ
「あっ・・・ う・ ・・うぅっ・・うっ ・く・・・・ ・・や、やめ・・やめろ ・・・やめ離せ、はなせ・・」
くそ、この手が
バインドがふいに消えた、ドサリと石畳に体が落ちる
(え?)
に、逃げ
しかしあっさりと足首を捕まえられると強引に引きずり寄せられ頭を抑え付けられ、尻を突きす格好にされた
「ひっ・・・」
オークはヴィータの綺麗な閉じたスジにピタリと亀頭を押し当て腰をがっしりと掴んだ
「は、離」せ、まで言えなかった、 ズン みっちりと亀頭部分がオークの体重で埋めこまれた
戻そうとする体の抵抗に張り出したカリ首が入り口にひっかかって止まった
「かっ ・・ ・はっ・・」
純潔を失ったショックを感じる間も無く、硬直する少女に、巨大な獣の体重が加えられ男根が奥へ奥へねじ込まれていく
血と涎のまざったものがジュグジュグと押し出されて、白い太股を伝いまだらに染めた
「あぎいいいいいーーー!」
ミリミリプチプチ 狭い肉壁が押し広げられる音が体の中から聞こえた、死ぬ、死ぬ死ぬ死んじゃう!
「うあああ・・・かっは・・あぐ、ああっ、あぐぅっ ぐ っ止めっ・・・・やめ止めてえええ太い死ぬ、裂ける、裂けちゃううううう!!」
本当に裂けるかと思った、股から二つに、叫んだ、しかし
鉄のような指がっちりとマシュマロのような尻にくい込み身動きが取れない、爪が立って血が滲む
その下で焼けそうに熱い肉棒がなおも抵抗少女の体の抵抗を楽しむかのように徐々にズブズブと押し込まれて行く
文字道理、灼熱の鋼鉄に体を貫かれて、ヴィータの背筋に汗がふつふつと浮かんだ、痛みに背がビリビリと反り返る
「ひぎっ・い・ぎ・い・・・・・・ ・・かはっ・・・ッ ・・!!!」
狭い肉壁を無理やり押し広げる征服感に興奮したにオークは歯を剥き出しにしなおも腕に力をこめ細い腰を引き寄せ前傾した
ずっ・・ずずっ・・・・・・・・ミチミチ・
「あがっああっうぎぃぃぃ・・・・」
ズン、最後の一突きを思い切り突き入れると灼熱した鋼鉄の棒が彼女の最深部に達して当たって止まった
奇跡のように彼女の繊細な部分は裂けていなかったが、猛々しく膨張したイチモツはそれでもまだ3分の1ほども残していた
「あがっ!」
ブフーブフー鼻を鳴らすとオークはグリグリと腰を押し付けた、度重なる衝撃にヴィータの目は見開かれ口の端をつたい涎が垂れた
白熱した痛みと痺れが頭と体を貫いて真っ白になった
ず太い剛直がねじ込まれた結合部が涎と愛液と血でギチギチと鳴り、痛みがただちに少女を現実に引き戻した
「・・・ぬ、抜けっ・・・抜いて、 ・・抜いてく・・れ・・い、いき・・息ができ・・」
内蔵が口まで出てきそうな圧迫感にパクパクと酸欠の金魚のようにヴィータは喘いだ、下から見ると下腹部がぽっこりと出ている
はぁはぁと苦しげに酸素を求め喘ぐ
(助けて・・・・・助けてシグナム・・・・、ザフィーラ ・・はやて)
ガバリとオーク兵はヴィータの体を抱え込み顔を近づけると覆いかぶさるように重なるとピストン運動を始めた
離せばヘソまで反りあがるような剛直が容赦なく少女のただ今まで誰も立ち入った事のなかった内部を前後する
「あぐっあ・ああああっあっ、うっうっうっ・ううぅぅうぁう!」
幼い少女の膣に残った処女膜を全て削りとろうとするかのようにかりの部分が膣の天井をガリガリとひっかき挿入が繰り返された
「はぎっうぎっいぎっうぎいいいっいぎっいいっ ・・ぐぁっ ・あ あぐぅっ! ひっ ひぎいいい!」
少女の悲鳴に逆に興奮したオーク兵はハッハッハッハと息遣いを荒くバンバンと少女の臀部に己の欲望を叩きつけた
背筋を這い登る愉悦に図太い体をゾクゾクさせ獣人はヴィータの顔にむしゃぶりつき、獣臭のする舌を口中にねじ込み思うさま味わった
目に嗜虐の色が浮かび圧倒的な力で少女をメスを支配してる快楽に酔ってる、強引に舌を絡ませ口中を蹂躙する
「むぐ!!、んぅっうっうぐんっ ・・ん・んっ・んんーっっ・・・んうっうっ ぷはっ! ・・・あっあっあぅ あぐう ・・うあっあああああ!」
一旦涎だらけの顔を離し、亀頭が見える位置まで引き抜くと、オーク兵は再び一気にその長大なものを突き入れた
「いぎぃっ!」
再び激しくピストン運動が続けられる、湿った音が絶え間なく狭い空間に響き、そして唐突に最後を迎えた
ペニスが最奥まで達すると未発達な子宮は大きくひしゃげ、さらに硬く閉じた子宮の入り口に押し付けられた
柔らかな亀頭の感触を奥で感じて少女の女としての本能が恐怖を感じた、達しそうな荒い獣の息を耳元で感じる
「ひいっ」次の瞬間ビュルビュルと熱いものが膣内で弾けた
「や、止め!何・・な・・・うあああっひっ ひいいいっ ・・い あつい・・・・・・・熱い・・・ ッ!!」
ビクビクと快感に腰を震わせ、舌から涎を垂らすオーク兵 ゼヒゼヒっと出来立ての餅のように柔らかく吸い付きそうな尻を2、3度ピタピタ叩き感触を楽しむと再び腰を前後させる、出したと言うに全然萎えていない、ヴィータはまだ初めての膣内射精に声も出ない
突然オーク兵は腰を揺するのを止めてた
プハーと口を開け、ぴくぴくと痙攣するヴィータの細い体を勢いよくぐるりと回した
急激に結合部を中心に違う角度を擦り上げられヴィータの口と体が再び悲鳴を上げた
細い足を肩に担ぐと巨大な精を放って滑りを増した膣内に鉄棒がさらに強く押し込まれた、休む暇もなく一度達した敏感な体を容赦無く怒張したものが狭い肉壁をガンガン広げ、前後し、刺し貫いてくる
「いやあっあっあっあああああああっ、やだあ!止めろ、やめ、それ深いっすぎ・すぎ・いやっ・・あ・っある、深い、あぎっいっ ぎいい!」
濁った音を立てて愛液が滴りビチャビチャと足元に落ちた、近くに牙をむいた口の端からボタボタと涎が落ちてヴィータの顔に落ちてくる
ゲヒャゲヒャと獣が人間のように笑う
「あぐ、うっ・うっううっ あぅぃう ・うぎっ ・・いいいいい! ・う・っうっ・うううんっああ あん!はやてぇ!」
少女の痛みによる泣き声にほんの少し甘い響きが加わってきた、あるいは痛みに耐えかねた体の本能だろうか
主の名を叫ぶ、興奮したオスの動きがますます激しいものになっていた
「あはっ・かっ・はっは・あぐっ・う、はっ はっ・・・ああっあぅっあっあっあ・」あ・あ・あっあああ・・・・ っぐ ・・うぁあ!!!」
オークは一声吼えて大きく腰を叩きつけヴィータは2回目の予感に思わずツメを立てて石畳を掻いた
一瞬膣内の剛直が膨張したかと思うと、熱い奔流がヴィータの子宮にドクドクと注ぎ込まれた
「ひっぐ・いや、あ・・・・あ・・・・やだっ ・やだあああ ・・中嫌っ・中にっ・中に染みる・・いいっいいぃ・・ らめ・・らめだあっ とめて・・・・」
流し込みながら、もう一度思い切り腰を打ちつけた
「ひっ」
細い腰をひときわ引き寄せガッシリと押さえつけ固定すると、
腰を押し付けてペニスに残る残りのザーメンを最後まで搾り出した、満足げに呻く。ヴィータの薄い背中がビクビクと痙攣し反り返る
それでもなおオークは何度もその細い骨格に長いストロークで何度も腰を叩きつけ余韻を楽しんだ
ヴィータは弱弱しく腕を上げそうすれば逃れれるかのように伸ばされたが、オークは嘲笑うかのように再び小さな尻を押さえつけ
ゆさゆさとしばらく揺らし続けた。ようやく動きを止めた時、少女はすで抵抗する力を完全に失っていた
ズズズズッ
少女の内臓を引っ張り出すかのように怒張したものが愛液とザーメンと共に出てくる、引かれるたび内側が引かれ、結合部はめくれ上がっている
一度入り口で惜しむようにしたそれはいったん止まり
それから もう一度一気に奥まで差し込まれて子宮に当たった
「ぎっ!」少女の口からとどめをさされたような呼気が漏れた
ボッ
糸を引いて引き抜かれる瞬間、少女の体がビクリと震えた
2発放ったにもかかわらずそれはなおも凶悪に反り返り、うすいピンクが混ざる精液で先端からてらてら光っている
むりやり絶頂に導かれた少女の背筋は上気して小刻みに足がピクピクと痙攣している
先ほどまで糸のようだったヴィータの性器は大きく開かれ、ふるふると閉じていきながらゴボゴボと大量の熱い白濁をこぼした
未だ首根っこを万力のようなオークの腕に押さえつけられ動けなかった
「うううっうっ・・・・ぐっ」
涙がボロボロこぼれてくる、ヴィータは悔しさと無力感に打ちのめされていた頬に冷たい地面が感じられた
また足が太い指に掴まれ引き寄せられるのを感じた、その時
「やあ楽しんで頂けてるようだね」
闇の中から声が響き、あの仮面の男が眼前に浮かび上がった
「気分はどうかな?」
音も無く、闇の中から現れたその男は、マスクからフード全身黒づくめで本当に闇の一部を切り取った様だ
するすると歩きながらフードを脱ぎ捨てるとそれは淡雪のように暗い空間に解けて消えた
眼前まで来るとヴィータを見下ろすように立った、
「てめぇは・・・・」
涙と涎の跡も乾かない顔をオーク兵に髪をつかまれ強引に顔を上げられた
「あまり麗しくないようですねぇ・・」残念そうに首を傾げる
「ふざけ・・んな・・ぶっ殺して・・やる・・」
ようやく口を動かしてそう言った、男は感極まったように両手を上げると
「すばらしい、流石はベルカの騎士であらせられる!小生その気高き魂の力に驚嘆の思い禁じえませんぞ!」
芝居がかった仕草で優雅に一礼して クスリと笑った、礼はしてるが顔はこちらを向いたままだ
もっとも仮面で表情までは見えないが
「・・く」
呻いたヴィータの足元にチャリンと音が鳴った
グラーフ・・・・アイゼン!!
バッ
伸ばした手が瞬時に空中で光の輪に固定された
(バインド!)「くっ」
「起きろアイゼン!ラケーテンフォルム!」とっさに叫んだ
≪ラケーテンフォルム≫
デバイスが起動すると、一瞬にしてピッケル状に変形し、ジェット噴射して炎の輪が高速回転し始めた
ほう?男は初めて少し驚いたような感じで腰に手を当てた、スタスタと灼熱の輪に近づくとサッカーボールをリフティングするように
軽く高速回転するデバイスを蹴り上げ片手で易々と掴んだ、もう片方の指はピッケルの先端に当てている
とたんに嘘のように魔力が消滅し炎が消えて無くなる、ヒュゥゥウ・・・ デバイスがスリープしていく
「・・・残念」 男はひらひらと手を舞わせた「ライターにしては少々大きすぎるようです」クスクスと笑う
このスピード、どう考えてもSクラスの使い手だ、いやそれ以上か、管理局が把握してる魔導師の中でもここまでの人物はそうは居ないだろう、
こんな奴がまだ居たのか?
「・・てめぇ! なにもんだ!」ありったけの気力で叫んだ
「何者ですか・・・まぁ世の中のやんごとない方々の仲を、そぅ・・潤滑に取り持つお仕事 、、のお兄さんでいかがでしょうか?」
少し首を傾げると男は言った、どこまでも人を食ったような態度だ
「まぁそれはそれそれ!」男は右手を高々と差し上げるとパチンと指を鳴らした、さらにもう一つ光りの輪が出現して
ヴィータのもう片方の手をもちあげ聖者の磔のようなY字に彼女を宙に固定した
「くっ」やはり動けない
「時間は誰にとっても貴重なものです・・・貴女にも私にも・・そうですね?−ですからお互いの為にもー同時進行と行きましょう、
アナタは私から話しを聞く、私は貴女で仕事を続ける、これぞ平等の精神と言うものです」そう言うと男はオーク兵の方に剥きくいっと手首を上げ告げた「やりなさい」
な、何言ってやがんだこいつは?お仕事?
フゴ、と鼻を鳴らすと、オーク兵は木偶のように従順に動き出し、ヴィータの後ろに回りこんだ、足を抱えるとMの字にかかえ上げ、怒張したそれをお尻の穴にあてがった
「話せば長くなりますが・・」
「ちょっちょっとまてよ、まてよテメえ!仕事って、 な・何を・・・ ・・お、おい止めろ馬鹿ぁ!そっちは・・ひぃいいいいいいいいい!」
ズブブブブブ、前戯もないまま先ほどまで自分の奥まで突き込まれいたモノが血管を浮かび上がらせ
本来は排泄のための穴に根元まで体重で押し込まれ少女は絶叫した
続く
力尽きたので続きはまた書きます、読んでくれた人感謝
誤字脱字その他もろもろご容赦を
神をも恐れぬ何とも素晴らしき所業!!!GJ
なのはが重傷負ったときのSSってないの?
これだけ「強さ」を前面に押し出している作品で、主人公があれだけの重症を負う状況が俺には想像できない。
リミッターが付いて・・・ないわなあの頃は
268 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 23:10:57 ID:G7/Xz/pd
>>263 GJ!続きまってるぞ〜。あと、なのはが重傷の時のSS書いてくれる人いないか?俺には文才ないから無理だが。
>>265 重傷負ったときのSSなら2つほど見たことがあるな。でも2ch外のやつだが。一つはまだ途中だし。
270 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 23:58:18 ID:G7/Xz/pd
>>270 3つだった。全部リリカルあぷろだにあったやつ。
目を覚ましたら (連載途中:ヴィータ視点)
魔法少女リリカルF&B (連載途中 ※オリキャラ登場有り)
魔法少女リリカルなのは〜Call of Nanoha-san〜 (完結 ※ただし終盤ちょっと壊れてる)
こーいうとこで個人サイトのアドレス晒すのはご法度だ。
273 :
271:2007/04/25(水) 00:19:34 ID:Ul12ERvn
しまった。勘違いした。
『魔法少女リリカルF&B』は重傷事件のものじゃなかったわ。
274 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 00:21:36 ID:59s2woS9
個人サイトだったのか。聞いた俺もわるかったな。スマソorz
GJ!!!
シャマルはどうなったんだろ
やっぱりヤられてるんだろうか
精神的外傷は重傷には入らないのか
277 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 09:47:11 ID:59s2woS9
ヤられてるだろうな。
>>262 の続きです引き続き、ぐっちゃぐちゃの陵辱ものです、趣味に合わない人は
どうぞカレーにスルーして下さいm(_ _)m
終わりの話2
「・・い・・っぎ・・・」
限界まで開かれた括約筋を太い幹が貫いている
歯をくいしばって耐えた
男はなめらかにワックスしたばかりの廊下を滑るように近づくと屈みこんで結合部を覗き
いっぱいまで引き伸ばされた少女の穴を感心したように指でなぞった
前にまわると、よく磨かれた黒檀のようなマスクが眼前に来る
「う・・ぐ」涙で滲んだ目で、睨み返した
「どこから話したものでしょうか・・少々込み入っておりまして・・はやてさん、・・そう、やはり機動6課の
事の話になりますか・・・何と言いますか、どこの世界にも心配性と言うか嫉妬深いと言うか自分より功績を上げる人材が
気に入らない一箇所に固まるのを好まない困った方々がおられるわけでして・・」
フグーフグー、次の命令が来ないオークがじりじりと腰をゆする、結合部がギチギチ音を立てる
「ふぎっ・・・いっ・・・ぎぃっ」少女は
「おやおや、ダメですよ、まーて、 ・・待て」
男の声のトーンが一瞬落ちる、とたんにオークがビクリと動きを止める
「はっ・・・はっ・はぁ・はっ・・・」
「聞いておられますか?・・・ま、それで6課があらぬ方向に・・いえ私が言ってるのではありませんよ?
・・あまり過ぎた権限を持たないように内偵を・・・スパイですね、・・置いて監視した方がいいのではないかという方々がですね・・」
「ひっ・・あっ」ヴィータがうめく
男の、男性にしては白く繊細な指がいつの間にかヴィータの開かれた股間に伸ばされ
小さく覗いたクリトリスをくりくりと転がしている
「そこで、まぁ私が・・・昔からわりと非合法な解決に駆り出される事が多いんですが・・駆り出された次第で」
ピンと敏感なところを指で弾くと、弾ける少女に構わず、悪戯していた男の指はヴィータの秘所に差し込まれた
長いなめらかな指が内側をなで、そのたびに少女の体は小さく電流が流れたように跳ねた
「・・シャマルは・・シャマルはどうし ・・やがった・」ハァハァと男の指に反応する体に耐えるように言った
ふむ?男はピタリと手を止めると何かを思いだすように首を傾げた「シャマルさんですか・・」
「シャマルはどこだ!」泣きながら叫んだ、構わず男は続けた
「Gスポットってこの辺ですかね?」差し込んだ指を鉤状に内に曲げて膣の天井を擦った
「ひいぅう!」背筋が反り返った、腰はがっしりとオークに抱えられ、股間から生えたものに固定されたままだ。
「シャマルさんはあちらです」
ふいに右手の暗闇にヴィータのよく知った人物が映し出された、金髪のさらさらとした美しい髪
抜けるような透明感のある白い肌、少女のように可憐な清楚な女性
ヴォルケンリッター風の癒し手ーシャマルが映し出された
ただし後ろ手に両手を縛られ、目隠しをされた上四つんばいにされ前と後ろを同時に責められている無残な姿が
舞踏会でよく使われるようなバタフライマスクを付けた−−体つきから見て中年からもう少し上くらいの醜悪な男どもが汗だくで彼女の体に群がっている、
背後から貫いている太った男は一心に腰をシャマルの白い尻に叩きつけ、音は聞こえないが何か彼女を罵って楽しんでるようだ、
揉みしだかれた白い乳房が痛い痛しいほどひしゃげ、その乳首に別の男が吸い付く
いやはやという仕草で仮面の男は肩をすくめた、ヴィータはそんな仕草にも気がつかず画面に見いっている
あばらが浮いた、細身の初老の男がそこだけは猛々しいもので前からシャマルの口を犯し、頭を押さえつけ中に放った
シャマルは首をいやいやするように振ったが頭を下腹部に押しつけられて、やがて諦めるように喉が動いた、ようやく引き抜かれると
咳き込んでゲホゲホと大量のザーメンを吐いている、頬にザーメンの流れるペニスがこすりつけられる。
後ろから責めていた腹の出た男がシャマルを持ち上げると仰向けに寝転がった、彼女を仰向けに自分に跨がせ、白く長い足を
大きく左右に開かせると、ヘソまで反りかえったペニスをその柔らかそうなアナルに当て強引に突きこんだ、
シャマルの口が大きく開かれる、すぐそこに怒張した別のものが捻じ込まれる。
脇でゴシゴシと自分のイチモツをしごいていた筋肉質の男が前にまわりこむと、十分に固くなった剛直を、
すでに何度も膣内射精されて滑りの良くなったヴァギナに当て狙いを定めると一気に奥まで突きこんだ。
シャマルの四肢が弾け、猛烈なピストンが加えられると思わず両手が自分を犯している男の背中にまわされしがみついた。
「シャ・・・マル・・・」
呆然とそれだけ呟いた、画面の中ではサンドイッチにされたシャマルが上から下から激しいピストン運動にさらされている、
こちらからのアングルではシャマルの表情はもう良く見えない、極太の剛直に交互に突かれる雪のように白い下半身だけが突き込まれるたびにガクガクと揺れている。
「この通り無事です・・」画面を眺めて気のなさそうに男は言った
「・・な、何が無事、シャマルをシャマルを離せよぉ!・・あぎいっ!」
ポンっ、男の手がヴィータの小さな両肩に置かれると軽く体重がかけられると、さらに図太いものがお尻にめり込んだ
「・・・おおっ・・・・そうでした!!申し訳ありません・・ 私とした事がすっかり失念しておりました・・」
ゆさゆさと肩を?み揺する、ぎっいっ、少女の悲鳴が漏れる
少女の事情などおかまいなしに男の手はヴィータの背中ををさわさわと撫でー離れると、右手の人差し指をヒョいと上げ宙に円を描いた、
その手の中に栄養ドリンクの太さほどの緑のアンプルが出現していた、
ビキっ親指で軽く先を折ると、続いて、いつの間にか左手に出現したフランクフルトほどもある注射器が握られており、
サンプルに差込まれるとギリギリまで引かれ、その中身を残らず吸い出した、ちょいちょいと指を振るとオークに合図を送る
命令を受けたオークが唸ると、肉棒をズルズルと少女の中から引き抜いていった
「ひ・・・・・・・・・・・いっいっ・・いぃ」自分の意思以外で−極太のうんちをするような未知の感覚におののくヴィータ
亀頭がアナルから出現しそうになり周囲が盛り上がる、一瞬抵抗するとムリムリと姿を表した、充血した亀頭はそのまま先端がアナルにピタリとそえられ止まる
「私・・・・こう見えましても博愛主義者でして・・」何故か悲しげに告げる、ピュッピュッと注射器の中の空気を出し
光にかざして、確かめるとヴィータの小さな肩を?んだ、見かけによらず万力のような力だ
透明なガラス容器の中に不気味な赤い液体が満たされている
ヴィータは恐怖を感じ体をよじった「ひっ」
「動かないで下さいね ・・・動くと大変ですよ・・」
首筋にピタリと当てられると注入し始める
「や・・・・だ・・こ、 怖・・・い・止めて ・・くれ」涙がとめどなく流れる
ピッ 半分ほど注入すると男は針を抜いた、ホッとするヴィータに淡々とした男の声がかけられた
「・・SEXは明るく、楽しく、気持ちよくがモットーなんです私、ええ・・・例え○歳だろうと・・です、
・・気持ちよくなる権利は・・そう・・誰にでもある、犯されてはならない神聖な男女の権利だと思うのです・・」
ヴィータが唖然とする内容をごく真剣な口調で喋ると、
男はヴィータのバリアブルジャケットの胸の部分が男の魔力で綺麗に掻き消され少女のささやかな乳房がのぞく、男は
小さなピンク色の固くなった乳首を露出させると、そっとつまんで引っ張りながら耳元に呟いた
「・・ヴィータさんには本当に申し訳なく思っています・・ ちょっとした手違いから・・いえいえ責任を逃れるつもりは無いんですよ?・・少し・・はい、
来るのが遅れまして・・ええ、ご安心下さいそちらの方はちゃんと終らせました
今ですね、注射したのはミッドチルダのどこの動物園でも大人気だった超強力催淫剤でして・・あれフェロモンでしたかな?・・
絶滅が危惧されておりましたベルカ・クロサイ、ツヅキマキ・ゾウなどなどありとあらゆる性的にタンパクな巨獣の方々もサカリのついたサルのように元気になる一品です!
・・もちろんベルカの騎士に使用するのですから、原液100%、死んだお爺さんでも走り出す事かと・・ここからは思う存分快楽をお楽しみ頂けると思いますよ
・・・まぁ過去形なのは商品に少々問題があったからかもですが・・」
「な・・な・・」
何を、と言おうとする、生ぬるい汗が首を伝った
ドクン!「はっ・・・あっ・・」体がブレたかのような衝撃が全身を叩いた、頭の中から指先の血管までありとあらゆる場所の血が凄い早さで流れだしたみたいだ。
目の前が真っ赤になる、何だコレ!?何だオレの体どうなったんだッッ??
「残りの半分は頑張ってくれたオーク君にプレゼントしましょう」
そう言うと後ろでヴィータの足を広げていたオークの下腹部に注射器を近づけると男根に針を差し残った赤い液体を全部注入した、
透明な容器の中身が圧力でスルスルと減って行き、注入されるにつれお尻の、只でさえ巨大な男根の血管が更に太くなりビクビクと波打ち始めた、
後ろの獣のどんどん鼻息が荒くなるのを背中に感じ、まるで背後に熱球があるかのようにヴィータは感じた、
お尻の下の怒張したものが浅く、しかしじりじりと進入してるのに気がついた
「えーと・・あと何か忘れてるような・・・」
その時男の背後の暗闇からゴゴンと音が鳴り、薄く開いた光の中からトコトコと誰か歩いて来た
「なーオレはどうすりゃいいんだ?」逆光の中から聞き覚えのある人の声が聞こえた
!!?
ドクドクと血が駆け巡り、火のように熱くなる体、ぐるぐる回る頭、世界、極めつけにヴィータの目の前に現れたのは
真新しいバリアブルジャケットに身を包んだ鉄槌の騎士
ヴィータその人だった
「・・おおっそうでした、忘れてました」ポンと手を打つ仮面
「忘れんなよなオイ・・」ぽりぽりと頭を掻く・・・・オレがそこに居る
グラグラする頭で頭の光景が、呆然とオレ・・が居て
・
・
・
「あぐっがぁっあっ ・・あぐっぐっあうっうっうぅっうぅ、いっいぎっいいっぐっ」
体から湯気を立ち昇らせながら狂ったようにオークのものが少女のアナルを前後する
グロテスクに膨張したイボ付き棒が押し込まれては引き抜かれ愛液が散り
パンパンパンパンパン、バチン、バチン、そのたびに「あっ」「うぎぃ!」「ひぎぃ!」間断なく声が響く
「あーそのまま聞いて下さい、ヴィータさん・・・・」男はグラーフ・アイゼンを拾いいじると、下を向いて何やらブツブツ唱えている
カシャカシャカシャ・・・ ・・チャキ ・・・ヴン 起動を知らせるデバイス音が鳴る「よしと」
明るい声で言うと、ハイと側に立つ少女、もう一人のヴィータに手渡す
渡された少女は2、3度ぶんぶんとデバイスを振ると、仮面の方に向き嬉しそうに歯を見せた
「デメっえぅt・・・・らzx・・・・なぎっ・・・何っ おぅっおっ ・・・しやっ がっあああああああっが、いいぎっいいい!ああっあっああううあああ!」
「紹介しますね、こちら、ヴィータ・ツヴァイ、つい先ほど生まれた貴女の妹さんです」
委細構わず男が言う
涙に滲む目を見開いて、そいつを見る。体は猛烈なピストン運動に前後に激しく揺れ続ける
前にぶちこまれたペニスが前後し、後ろの穴にはオークのごつい親指が中をこねくっている
クスリのせいで強烈な痛みはそのままに同じだけ快感を体に刻み込んで、そのたびに頭が飛びそうになる
「よろしくな、姉貴 ・・まーすぐサヨナラだけどよ」二ヒヒと、ツヴァイと呼ばれたヴィータは笑った
「あぅあっはっはっははっあっいくっ・まだっ・また・いっちゃう・いく・オレのっ がっいっあっあああああ!!!」
「喜んで下さい、ヴィータさん、あちらの可愛そうなシャマルさん」
画面を顎でしゃくって仮面は言った、彼女もまた尽きる事の無い男達の欲望に
蹂躙され続けていた、部屋の隅で順番を待っている男が腕に注射器を当ててる、目の焦点が合ってなく
口の端に泡のような涎がブクブクと沸いている。
引き続け洞窟内にはバンバンと肉のぶつかる音が響いている
「これから、こちらの頼もしいベルカの守護騎士、紅の鉄騎ヴィータさんによって『救出』される事になってます」
「任せとけーイエーイ!」細い腕でガッツポーズを作るとツヴァイは
、オークの腹に乗せられ騎上位でガンガン突き上げられている姉に笑顔でピースサインを送った」
顔が向こうを向いてるので反応が解らない、アレ?と首をかしげるヴィータ・ツヴァイ
「それではお願いしますね、ツヴァイ」屈みこんで仮面の男は言った、よしよしと頭をなで帽子を載せ直す
「んー、ところでさ・・・あいつ等殺っちゃっていいの?偉い奴とかじゃないのか?」
画面の狂乱を見ながらグラーフ・アイゼンを担いだツヴァイが言った
「ええ、構いませんとも、あの人たちは、政府の大事な大事なお金を使い込んだり、偉くて怖〜い人の女に手をだしたり・・ええと、まぁ理由は様々ですが、
文句なし、厳選されたとっても『悪い人達』ですから・・」
殺っちゃって下さい、男が先ほどのツヴァイのようにガッツポーズをした
「フーン」クルリと画面から振り向くとガクガク揺れる、姉の前までてくてくと近づいた
ザーメンと汗と涙とその他もろもろの小さな水溜りの中で陵辱されている姉に、汚れが靴に付かないように注意しながら覗きこんでヴィータに声をかけた
「じゃあな姉貴、後の事はオレに・・この本物のヴィータ様に任せとけ、グラーフ・アイゼンもオレの事気に入ってくれたみたいだし・・、
6課のヒヨッコどももちゃーんとビッシバシ鍛えてやっからさ!」
(生後1時間ですが)、後ろで仮面の男が思った
そしてツヴァイは姉の耳に口を寄せると小さな声で言った
・・これでも感謝してるんだぜ ・・・オレをこの世に生まれる機会を与えてくれた事によ
「はっあっあっあぅっあっ、いいっいっいいいぅうっ気持ち、ぎもちっいいですっオっれぅtあっあうあああああ!!!」
姉は絶叫で答えた
画面の中では飛び込んだ、AAAクラス魔導師が高速で振り回す鉄槌に、裸の男達が次々に打ち倒され
あるいは脳漿を壁にぶち撒け、あばらをへし折られ、うなりをあげる鋼球に逃げ惑っていた、へし折られた腕が飛び
膝までの足を引きずって逃げようとする者も居る、赤い髪の少女が鉄の旋風そのものと化して荒れ狂う、
制圧は時間の問題だろう、まるで無音映画を見てるようだ、題材が美少女スプラッターなのは珍しいが
「うーん・・いいですねぇ、汚い大人達が年端もいかぬ可憐な魔法少女に華麗にこらしめられる
・・・・・いやいや絵になる、世の大男達が機動6課に熱を上げるのも無理からぬ事です・・ねぇヴィータさん?」
ウンウンと頷きながら仮面は言った
少女から返事は無い、新たに男に呼び出されたオークが2頭、計3頭、ヴィータの口を、ヴァギナをアヌスを攻め立てていた、
クスリで凶暴化してるのは明らかで、どの目も血走って舌を垂らして吼えている、ガフガフ、ブギーブギー獣の声が響く
まるで幼女が相撲部屋にでも放り込まれたみたいにもみくちゃにされている、
肉の嵐の海に小さな手足が難破船の残骸みたいに浮き沈みしている、豚小屋?小首を傾げた
ヴィータはもはや痛みを感じて無いようで、口から出る快楽に目覚めたメスの声が切れ切れに肉塊の間から聞こえる
「・・聞いてませんか・・ お、制圧したみたいですよ、ツヴァイがシャマルさんを抱き起こしてますよ、うーん感動的な場面ですねぇ・・
そう!そこで泣いて、 ・・いいぞツヴァイ いやいや何分時間が無かったものですから人格プログラムに齟齬が無いかとちょっと心配だったんですが
・・やっぱり守護騎士プログラムが夜天の書から分離されてたのが助かりましたね管理プログラムが・・」
ブツブツと喋る、やがて
「ヴィータさーん、その出来損ないどもはあと10時間程はもつでしょうからゆっくりお楽しみ下さい・・・では後ほど迎えに来ますので良い子にして待ってて下さいね」
声が遠ざかり光の向こうに消えた
ゴゴン
重い扉が閉まった
ブラインド越しに柔らかな光が差し込んでくる、地上からはるか上空に位置するこの特別室には
プログラムにより完全自動調整され光の量を制御している、同時に連動した空調は
深い森を思わせるしずかな空気の流れを作り出し、快適な空間を提供してくれる
ゆっくりとチェアを回す、魔力で浮いてるため音が無い
足元のペットがピクリと反応してスリスリと体をすり寄せて来た
ベルカ産の綺麗な毛並みの頭をさらさらと撫でてやる
プルル
「はい」2回目のコールで手に取る、ペットがペロペロ指先を舐めるのを
よしよしと足元に座らせた
中空ににプラチナの髪を肩口で切りそろえた、見るからに知的そうな美人の
女性の映像が浮かんだ
「提督、機動6課部隊長 八神二佐よりご連絡が入ってます、お取次ぎいかがしましょう」
実に秘書官らしい美しくもやや冷たさを感じる事務的な声で告げた
「ああこちらに回してくれ」ゆっくりと向き直りににっこり笑うとそう言った
「では2番におつなぎします」秘書官が軽く頷き捜査パネルを弾いた
画像が変わって、直立体勢を取った美しい栗色の女性が浮かび上がった
先ほどの美しい氷を思わせる秘書官とはまた違う、だが十分に魅力的な女性が画面に居る
まだ幼さが少し残るが活発な印象が見るものをハッとさせるものがある
映像が繋がったのを確認すると女性は、背筋を伸ばすと手をピタリとかざし敬礼した
「機動6課隊長、八神はやて陸上二佐であります お取次ぎ感謝いたします」
「ご苦労、そろそろ連絡が来ると思ってたよ、 ・・では用件を聞こう」
「はっ先日の襲撃事件の件ですが・・」少し視線だけ手元に落とし、はやては宙に浮かんだいくつかの図面に指を走らせた「こちらをご覧下さい」
ポン ポン ポン リンクされたいくつかの資料がこちらのモニターの横にも淡く浮かび上がる
軽く顎に手を当てそちらにしばらく目を通すとくるりと画面に向き直った、フム・・
若い指揮官が生真面目な顔で反応を待っている、ちょっと間を置いて微笑した。
「八神二佐、いや、はやて君と言った方がいいかな?、そう構えられて居ては僕としても緊張して困るね」
できるだけ親しみの持てる口調を努めて言った
ぱちくりと目を見開いた彼女は口を閉じたままだ、とっさにどう対応するのか判断しかねてるようだ
「事件はある程度事前に報告は受けている、こちらの資料もよく整理されているねいやご苦労さま、私もね」
困ったようにやや癖のあるダークブルーの髪の毛をくるくると指に絡めて頬を掻く
「育ちはあまり良いとは言い難いんだ、君のとこのフェイト君だったかな?、
今はこんなところにふんぞり返ってはいるけど、似たような境遇でね、問題児だったんだ、
・・いや彼女みたいに良い子じゃなかったか。お役所仕事はここまでとして、楽にして後はざっくばらんに普通に話そう、それがお互いの為だ」
女性仕官の間ではクロノ提督に並んで人気のある整った顔立ちと評価の高いマスクでハハと笑った、
はやて二佐はちょっと困ったような表情を一瞬浮かべたが、クスリと笑うと
「はい、お言葉に甘えさせて頂きます、ありがとうございます」独特のイントネーションが微かに残る喋り方で答えた
−ー
>>278 GJ!
ツヅキマキ・ゾウってちょっと・・・w
後、細かいところだけどヴィータの一人称は“あたし”で、
バリアブルジャケットは間違いでて正しくは“バリアジャケット”では?
「人身売買に禁止されてる人造生物の生成 ・か・・」
「はい、それと大量の規制薬物が、未確認のものも多くて分析はまだ少しかかりそうです・・」
どうも彼女の生真面目さは生来のもののようだ
「違法取引のバーゲンセールだな・・容疑者の生き残りは・・・・無しか、こちらの被害は・・
・・あっ!・・ああすまん!シャマル捜査官の事は・・
・・君の直属の部下だったな家族みたいなものと聞いてる・・気の毒な事をした、もう少し我々本部が情報を正確に把握してれば・・」鎮痛な声
「 ・・・いえ」一瞬悲しみに目を曇らせたが、やや伏し目がちに言った
「提督の全面的なお力添えを頂いたおかげで、突入チームが迅速に編成できました・・すごく感謝してます
・・一人で先行したヴィータちゃんも無事やったし・・もしもあと少し・」あ、小し赤くなってはやては慌てて言い直した
「ヴィータ捜査官らの活躍で・・シャマル捜査官も・・今はちょっと静養してますけど・・先生の話やと本人も気を強くもってるようで
・・時間はまだかかるかもしれませんけど・・「きっと復帰はできると思います」
無理をしてるようだ、心から信じてる目ではやては言ったそれは自分に言い聞かせているようだ
「・・そうか・・ そうだな」一言間を置く「彼女の治癒能力は隊の貴重な戦力だ、私自身も一日も早い復帰を願っているよ
・・うん・・そう言えばヴィータ捜査官は変わりないかね?あの小さな騎士どのは」
「ええ、もう事件前にも増して、元気過ぎるくらいです」やっと表情を楽にしてはやては答えた
「あれからシャマルの事一番力になってくれたのあの子なんです、やっぱりあの子だけが事件の事情が解ってるから・・」
「そうか、あの子はとてもいい子だ・・・・きっとまだ伸びるだろう、今後とも君の指導に期待してるよ、
ではご苦労だったはやて隊長、報告書はまとめて渡しから上層部に提出しておこう」
「はい、それでは失礼します」カッと居ずまいを正すとはやては一礼した
ピッ、手元を操作して画面を消した。本当にいい子だと思うよはやて君
ツヴァイは問題無いようですね、提督と呼ばれた男は独りごちた
たった今はやてが消えた画面に
内偵の −ツヴァイの報告書が幾重にも浮かんでいる
スルスルとスクロールすると、6課の極秘事項、隊長クラス権限の情報が次々と流れる
最新デバイス、予算、運用実績、隊員のプライベート記録・・・・
ピタリと画面が止まった
(教会・・・・・・?)クリックするとはやて隊長の教会関連の情報が多重窓で開かれる
なるほどなるほど・・クックと低く笑った
(これはあの方々の心配もあながち杞憂とも言えないかもしれませんね)
たしかにはやて君はやり手のようだ、しかしそれを疎む人が居る事を理解するには
まだ少々若過ぎる・・・か
あまり苛めたくないんですが・・
足元のペットの滑らかな喉をすりすりと撫でてやると甘い声を上げ喜んだ、連絡の間じゅう
靴下を引っ張って、脱がせ、足先を一心に舐めていた困った悪戯好きだ
(まったく、はやて君に気がつかれたらどうするんだ?)
ジッパーを小さな歯を使って下ろすと中のすでに勃起してるものを愛しそうに両手でやさしく取り出し頬擦りした
根元に舌を這わすと下から上へ舌を走らせ、先端をかぷりとかぶりつきはむはむと頬張る
細い冷たい指先が袋をくにくにとまさぐり何とも気持ちがいい
薄く苦笑した
「こらこら、お行儀が悪いぞ、もう我慢できないか?そんな時はどう言うんだった?」笑顔でそう言う
夢中になってるペットの顎を両手でつかんで顔を引き離すと隆々とそそりたつものが引き抜かれた
先走った液がテカテカした先端とかわいい舌の間に、つっと糸を引いた
ペット、ベルカ産美しい赤髪のオリジナルヴィータはとろんとした目つきで見上げると言った
ほんの10日ほど前に凄惨な陵辱にあったとは思えない、無垢な少女の裸体があった
「はい・・ヴィータのいやらしいお口に・・ ご主人さまの せいえきが・・ たくさんほしいです、・・下さい、びゅーって
ヴィータのお口に下さい・・」
首輪と靴下以外、一糸まとわぬ白く美しい白磁のような裸体、うっすらと上気した頬がじらされて赤い
さらに赤い彼女の髪の毛が汗でうなじに付いて少女とは思えない色気をかもし出している
「よく言えたね」頭を撫で、そのまま手を回してお尻にまわすと中指をアナルに当てて軽く差し込む
「ひゃん」
ビクリとどこか嬉しそうに開いた小さな口にペニスを突っ込み喉の奥に当てると
中に大量に放った、少し苦しそうな表情をした後ヴィータは目を閉じると
喉をゴクゴクと動かせ嚥下する
「おいしいれふ・・とってもおいしいれふぅ・・」一旦口を離し舌に絡ませながらそう言うと
再び、「あむ」・亀頭を口に含むと残った精液をチューチューと吸い出す
6課か・・そう言えば最近報告書にリィンフォースUデバイスと一緒に写ってる写真を貼り付けて送ってきたな
ツヴァイ同士で気があったのか、・・あるいは本気で情が移ってるのかもしれんな・・
知的だが酷薄そうな目が細められた、眼下の赤毛のつややかな髪を撫でながら考えた
(なぁマスター、オレは確かにオリジナルのコピーで記憶も偽もんだけどよ、これから作る6課の思い出はオリジナルだよな)
くったくの無い笑顔で報告を締めくくるツヴァイの事を思い出した
あるいはいつか私に逆らう日がくるのでしょうか? ・・・それもまた面白いですね
ひとまずはこれで良いでしょう・・・内偵がもう一人二人必要になるにしても今は焦る必要もありません、
そこまで管理局の方々もそうそう愚かでは無いでしょうし・・ご老人方への借りも多すぎては余計な心配を増やすようなものです・・
それに種は少しづつまくのが賢明な苗の育て方と言うものですから・・
デスクに目を向ける
美術品はやはり本物が良いものです
その価値が解る人の下にあるのが美しいものにも幸せと言うものでしょう
ピッピッ画面がスクロールする
・・そう・・・物の価値の解らぬものどもにはフェイクで良い、美しいものはいつでも私の掌の上にあるのが相応しいのだから
卓上の画面にはいつの間にか新たに幼い顔つきの少女達のデータが並んでいた
スバル・ナカジマ
ティアナ・ランスター
キャロ・ル・ルシエ
・
・
・
壁に掛けられた漆黒の仮面が
柔らかな朝の日差しに鈍く光った
おわり
これにて完結です
連投失礼しました
レスくれた人ありがとう、前半投下した後
怖くてスレ更新できなかったヘタレが最後まで書けたのは
レスくれた皆さんのおかげです
お目汚し失礼しましたm(_ _)m
>>284 スイマセン本人アニメしか見てなくて色々記憶を頼りに書きなぐってました
たしかに一人称はそうだったですね、あはは(汗)m(_ _)m
清書の機会には直してみます
>>288 いえいえ、こちらこそUp途中に書き込んだりしてスンマセン
ところで、もしかしたらスバルら新人がイロイロされる後編があったりするんですか?
楽しみにしています。
神キター!!!GJ、お疲れさまでした。
291 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 21:05:36 ID:59s2woS9
GJGJ!!!
文的におかしなところもあるけど、言い回しが上手いです
ヴィータって、なんか目がうつろになるまで犯したくなるよね
>>289>>291 ありがとうございます、初めてだったので短めの習作をやってみよう
と思って、ひたすら単純にシンプルに・・・を心がけて書いたつもりが・・陵辱なんて
ひたすらヤレばいいやなんて安易に考えてたのが話に収拾がつかずorz・・エロは奥が深い・・
最後附近に3期を使用してるのは、文章全体で魔法世界の雰囲気を出せない
のに気がついて慌ててバレ無いように調味料振り掛ける料理人が・・続かないデス(汗
次はシリアスなのか感動ものでもチャレンジしたいかな(無r
>>290 過分なお言葉ありがとうございます
>>292 はい、読み直して・・・頭抱えました うああ、ここも あ、ここも変
何 を 言 っ て る の か 解 ら な い y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
(後半を貼ってる最中にリアルで呼ばれるし・・)
一応さっと読み返して、ガリガリとあれこれ削っては見たのですが・・
勢いのまま筆まかせに書き進めて・・・某作家を笑えません
きちんとした人に見てもらったら後何回書き直しになる事やら・・
読むのと書くのでは大違いでした
内容がエロなので別の人が書き始めたらどうしよう、邪魔になると勝手に焦り
とにかく終らせてしまえと大慌てで着陸させてみましたが初飛行から胴体着陸してしまいました
テキストからコピペしたらそのたびに内容がオーバーしたり、改行して
無かったのでエラーが出たりで、切ったり貼ったり、とにかく反省する事しきりでした
やはりキチンと時間をかけて添削してから一気に貼るのが大切ですね基本を
痛感させられました
自分語りが切りが無いので、今回の事についてはこれで最後のレスにしたいと思います
最後にもう一度
レスしてくれた人ありがとうございました
294 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 09:49:23 ID:4x4mENbT
初めてにしてはなかなかだぞ。書き手の少ない最近は、多少語りが長くともこの程度なら俺はかまわん。
うわ、これで完結ってもったいねぇ!
少々長編になっても続投きぼんぬ!
296 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 13:15:55 ID:4x4mENbT
>>286 の悪役、エリオをターゲットに入れてない時点で器が知れるな。所詮、三下か・・・
>>233、
>>255 GJ!
空気悪くなってからしばらく来てなかったんだが、
新人二人が頑張ってくれたおかげで空気が変わった。
二人とも続き待ってるぜ。
299 :
魔法少女の啼く頃に:2007/04/26(木) 21:26:48 ID:Zk1HD8HY
薄暗い部屋の中少女は目を覚ました。
「・・・う、ん・・・ここは―――――?」
少女の名はギンガ・スバル。
時空管理局機動六課に所属する陸戦魔導師である。
少年のように短く切られた髪、凹凸の少ない体つきがかえって女になる前の中性的な魅力を引き出している。
少女はバリアジャケットという特殊な装備を身に着けているが、そのデザインもいやに扇情的なものであった。
腹部は大きく開いており形のいいお臍は丸見えになっている。
さらに滑らかそうな太ももが晒されており、男達は目のやり場に困るであろう。
「あたし・・・って、え〜〜〜〜〜〜〜!!?」
現状を把握しようとしてスバルは思わず声を上げてしまう。
少女の身体は鋼鉄の鎖によって拘束されていた。
両手は頭の上で一つにされ天井から吊るされている。
両足首にも鎖が絡み付き、その足を無理やり開かせている。
少女はいわば「人」の文字の形にされているのだ。
「く、なにコレ。こんなもの・・・!」
自分の無防備な格好に居心地を悪く感じ身体を動かそうとするが、その抵抗はわずかに鎖を揺らしたに過ぎない。
恐らく魔封じの魔力がこめられているのであろう。
スバルの力ではその戒めを解き放つことは、とてもではないが叶いそうもない。
「あら、目が覚めたようね」
その声が思いのほか近くから聞こえてきたので、スバルは慌てて顔を上げた。
涼やかな女の声だった。
年の頃は20代半ば、といったところであろうか。
腰まで伸びた美しい金髪。
ピンク色の服の胸元を大きく持ち上げる柔らかそうな膨らみ。
端正な顔立ちには柔和な笑みが浮かんでいる。
男であれば誰もが劣情をもたらしそうな、怪しい魅力に満ち溢れた女性だった。
その全身からは隠しても隠しきれない魔力の迸りを感じる。
しかしその目には隠そうともしない明確な悪意が浮かんでいた。
「誰ですか、貴方は?これはどういうことなんですか?」
その目に耐え切れずスバルは口を開く。
声がわずかに震えてしまったのは仕方がないことであろうか。
「あら、ごめんなさい。そうね、まずは自己紹介をしないといけないわね」
女はくすくすと嗤う。
それが不気味で、スバルは知らず知らずのうちにゴクリと生唾を飲み込んだ。
「私の名前はツメ・タカノ。これでも時空管理局の三佐だったのよ」
「え、管理局の方なんですか?」
それを聞いてスバルの緊張がわずかに緩む。管理局の人間ならば徒に自分に危害を加えたりしないであろう。
だがタカノはくすくすと悪意ある嗤いを浮かべ続けている。
「言ったでしょスバルちゃん、三佐だった、って。元管理局の人間なのよ、私は」
「・・・・・・それは、どういうことですか?」
不吉なモノを感じながらもスバルはそう聞いてみる。
「私はね、管理局を追われたのよ。あの女にね」
タカノの目に昏い炎が宿る。
「あの女って・・・?」
「ナノハ・タカマチよ」
ツメ・タカノは優秀な魔導師だった。
しかし残念なことにそれに見合った優れた人格は備わっていなかった。
彼女はその優秀さゆえに自分以外の全ての存在をクズとして認識するようになり、いつしか世界征服の野望に傾倒するようになっていった。
秘密結社ツメタカノ団を組織し、管理局の幹部という立場を利用し、数多くの犯罪に手を染めてきた。
だが、その悪事をついには八神はやてに突き止められ、ツメタカノ団は管理局の武装局員の強襲を受け壊滅した。
そしてその部隊を率いていたのが武装隊のエース・オブ・エース、ナノハ・タカマチだった。
タカノ自身もナノハとの一騎打ちに敗れ、命辛々逃げ延びたのである。
それはタカノにとっての初めての挫折。耐えがたき恥辱。
今まで誰にも負けたことのなかった自分が、一回り近くも年下の小娘の軍門に下ったのだ。
それからタカノは己の全能をナノハ・タカマチへの復讐に傾けてきた。
自身が味わった屈辱を何倍にもして、あの少女?というかあの女に味合わせてやるのだ。
そして今日、ついにその機会を得たのである。
「どういうことですか?なのはさんが・・・」
「あなたが知る必要はないわ。くすくす。あなたはただ自分の身の心配をすればいいのよ」
「えええ!!?」
タカノは指をパチンと鳴らす。
すると少女の無理やり開かされて足の間に魔方陣が現れた。
「な、何をするつもりですかっ!?あああ、い、いやあ!?なに、コレ!!?」
その魔方陣からヌメヌメとした軟体動物の触手のようなものが伸びてきて、スバルの身体に絡みついたのである。
「くすくすくす。さあがんばってね、魔法少女さん」
それが淫虐のショーの始まりの合図だった。
魔方陣から伸びてきた触手はスバルの剥き出しの太ももに絡みつき、這いずり回り、その滑らかな素肌をべチョべチョと汚らしい粘液で汚していく。
少女の全身に鳥肌が立つ。
「こ、このお!やめろ!やめろってば!!やめっ、やめてッ!!!」
どんなに叫んでもこの生物がやめるはずはない。そもそも言葉が通じるはずもない。
それでもスバルは叫ばずにはいられなかった。
そうすることでわずかでも恐怖と嫌悪感を発散するしか、少女には正気を保つ方法がないのである。
触手はゆっくりと、しかし確実にスバルの肌を昇っていく。
やがて彼女のはいているショートパンツに辿りつく。
その頃にはこの奇妙な生物は魔方陣の中から完全に姿を現していた。
その形状はやはり蛸に似ている。
色は赤黒い肉色で、十本前後の触手が胴体と思われる部分から生えている。
鼻をつまみたくなるような腐臭を放つその醜悪な姿に、見る者は生理的嫌悪を感じずにはいられないであろう。
そんな汚らしい触手の一本が、するりときつきつのショートパンツの中に滑り込む。
「ひッ、いやあ!!いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやあああああああああああああああああ!!!!!!!」
スバルの口から今度は絶叫が迸った。
そのかわいらしい顔は痛ましいほどに恐怖で引きつっており、涙に濡れていた。全身からは嫌な汗が止めようもなく溢れてくる。
今まで異性との性交渉の想像すらろくにしたことのない少女は、自分がよりによってこんな生物にそういった対象にされていることが信じられなかった。
服の中に入り込んだ図々しい触手は自らの収まるべき場所を探すかのようにスバルの素肌を這いずり回った。
触手から出る粘液で下着の中があっという間にヌルヌルにされる。
そしてついに触手がスバルの性器に触れた。
「うひっ!!」
ビクッ、とスバルの身体が戦慄く。
触手はそこを確かめるかのように優しく撫で回す。
「あああああああ、お、お願いです・・・・!許してくださヒ・・・!許してえぇ・・・うううっ、お願いします・・・」
恥も外聞もなかった。
女としての破滅の予感、本能からの欲求にしたがい、魔法少女としての矜持を忘れ、スバルはタカノに哀願をしていた。
出来る限り哀れを誘う声で、無様に、顔を涙と涎と鼻水でぐしょぐしょにしながら。
しかし・・・・・・
「だぁめ♪」
ショートパンツの中で触手の動きは次第に大胆になっていく。
先端部分を割れ目に沿って上下に動かしていく。
足を閉じることが出来ないスバルはただただそれを受け入れるしかない。
するとスバルの花弁は徐々に女の反応を示し始めた。
硬く閉じられていた少女の秘裂は綻び始め、愛液を滲ませる。
スバルの身体が分泌した愛液と、自らの粘液を混ぜ合わせ、それを潤滑油に触手の動きがさらに滑らかになっていった。
くちゅくちゅくちゅ、と水音が聞こえる。
それに伴い、スバルは下半身から今まで味わったことのないような熱が身体に広がっていくのを感じていた。
「うううう・・・なに、これ?」
熱病にかかったときのように全身が熱くなり、頭がぼうっとして思考が定まらない。
全力疾走したあとのように呼吸が荒くなる。
「はあっ、はあっ、はあっ、こんな・・・・・・・」
そんな少女の様子をみてタカノが嗤う。
「くすくすくす。言い忘れたけど、その仔の粘液には催淫効果があるのよ」
だが生贄の魔法少女にはその言葉は届いていなかった。
すでにスバルの脳内は触手からもたらされる快感に塗りつぶされていたからだ。
その動きは決して巧みではない。
触手はほころんだ女穴に入り込みピストン運動をしているだけである。
だがその快楽は人外のものであった。
「ああ、だめ!そんなに動かないで!ああああ!!?」
この触手生物は自然界に存在する生き物ではない。
稀代の魔導師ツメ・タカノが、「女を壊す」ただそれだけを目的に作り上げた、いわば生物兵器なのである。
そんなものに対して、生まれてこの方自慰すらしたことのないスバルはあまりにも無防備であった。
「はあっ、うううっ、あっ、あっ、あっ!!」
スバルの艶をおびた声が徐々に切羽詰ったものになっていく。
子宮に溜まっていた快楽が爆ぜ、脊椎を伝い、脳を貫いた。
「ああああああぁぁぁあああああぁぁあああああああぁああああああああぁ!!!?!!!」
生まれて初めての、しかもとびきり強力な絶頂に、スバルは背骨が折れんばかりにのけぞって痙攣した。
もし彼女がなにも穿いていなかったら、さぞかし見事な潮吹きが見れたであろう。
その快感は、少女の価値観全てを塗り替えてしまいかねないほど強烈であった。
「くすくす。見事なイキっぷりね。悔しい、こんな触手相手に、でも、ビクッビクッ・・・ってところかしら?」
タカノは軽口を叩くがスバルはそれどころではなかった。
「あああ、あひひぁん!もうや、やめへ、苦しいぃあああん!!!」
触手はスバルが達しても全く躊躇せず奥へ奥へと膣道を削堀していく。
当然例の強力媚薬粘液を分泌しながらである。
触手は勢いに任せスバルが守り続けていた処女幕をブチ破るが、その痛みさえも快楽にかき消され、憐れな少女は全く気がつかない。
いや、というよりもはや意識がないというべきであろう。
スバルは白目を剥き泡を噴きながら無様なアヘ顔を晒している。
それでも少女の身体は快楽に打ち震え、小刻みに痙攣し、無意識の領域にまで性的な快感を刷り込まれていくのであった・・・・・・
「ぐぎゃあ!!?」
スバルが意識を取り戻したのは激痛からであった。
異常な激痛に股間へ目をやり、そして信じられないものを見た。
いつの間にかバリアジャケットのショートパンツは脱がされ、丸出しになった少女の秘部に、例の触手生物が頭から潜り込もうとしていたのである。
「無理、無理よ無理無理むりむりむりむりむりいぃぃぃぃぃいい!!!!」
あまりの惨劇にスバルは今日何度目かの絶叫をあげる。
目の前ではタカノがさも楽しそうに笑っていた。
「無理だ無駄だってセリフは聞き飽きたし私には関係ないわ。大丈夫!スバルちゃんはやれば出来る子だから」
その言葉通り膣道は恐るべき伸縮性をみせ広がり、物理的に不可能なサイズと思われた触手生物を飲み込んでいく。
触手生物のほうもまた伸縮性に富んでおり、散々分泌させられた愛液と媚薬粘液のヌメりを借り、スバルの中へと進んでいく。
しかしそうは言っても凄まじい異物感と恐怖である。
本来は赤ちゃんを出産するはずである器官を逆流されているのであるから。
スバルはもはや言葉もなく、目と口をおおきく開き、ただただその衝撃に耐えていた。
やがて触手生物はスバルの膣の更にその奥、子宮の中に潜り込んでいった。
「あががぁぁぁ・・・・・・・」
その圧迫感に潰れた蛙のような声が口から漏れた。
下腹がまるで妊娠しているかのようにボコッと膨らんでいる。
「くすくすくすくす。これで準備は上々ね・・・・・・・・待っていなさいナノハ・タカマチ。くすくすくす」
闇の中タカノは満足そうに嗤い続けていた。
明るい部屋の中あたしは目を覚ました。
「・・・う、ん・・・ここは――――――――?」
そこは白を基調とした清潔感あふれる部屋。少しだけ消毒薬の臭いが鼻につく。
「スバルちゃん、気がついたんですね!」
嬉しそうな女性の声がする。
「シャマルさん?えと、これは一体・・・?」
ここが機動六課の医務室だということはわかったが、なぜ自分がここにいるのかがわからない。
「・・・記憶が混乱しているのね。あなたは任務の最中に行方不明になっていたのよ」
「ええ?行方不明?あたしがですか?」
やはりわからない。記憶がぽっかり抜け落ちてしまっている。
「どう、どこか身体に痛いところとか、おかしなところはない?」
そういわれてスバルは自分の身体に意識を向ける。
そういえば身体が少しだるい気がする。
あとお腹が便秘したときみたいに少し張ってるかな?
しかし取り立てておかしいというほどのこともない。
「いえ、大丈夫です」
「そう、よかった」
シャマルさんは心底安心したように微笑む。
「それじゃあみなさんを呼びますね」
ややあって―――――――
「スバル、大丈夫なの?まったく心配かけさせるんじゃないわよ」
「スバルさん、よかった。ご無事で何よりです」
ガヤガヤと集まってくる愛すべき仲間達。
ティア、ごめんね、心配かけて。エリオ君、ありがとう。
そして・・・・・・
「スバル、よかったあ。心配したんだよ?」
わたしが最も敬愛する先輩、なのはさん。
―――――――――――ドクン――――――――――――――
その笑顔を見た瞬間胸が高鳴った。
え?
え?
なにコレ?
動悸が激しくなり、頭に血が上っていく。こめかみがドクドクと脈打ち、眼球が痛い。
「・・・?スバル、大丈夫?」
なのはさんの顔が目の前にあった。
「っっっ!!!!???」
私は思わず布団の中に潜り込んでいた。
「ご、ごめんなさい、あたし、や、やっぱりまだ体調が優れないみたいです」
そう言うのが精一杯だった。
みんなが部屋を出て行った後も、あたしの身体はおかしなままだった。
この感覚をどう言葉にしていいか、あたしにはわからない。
なんというか・・・もどかしかった。
頭の中に浮かぶのはなのはさんのことばかり。
そしてなのはさんのことを考えると身体、特に下腹部のあたりが熱くなる。
何かをしなくちゃいけないという焦燥感に襲われる。もどかしい。そして切ない。
なのはさんに会わなくちゃいけない。
あたしは何かに突き動かされるままふらふらとした足取りで医務室を出て、なのはさんの私室へと向かっていた。
――――――――コンコン
ノックの音にわたしは目を通していた報告書から視線を上げた。
誰だろう、こんな時間に?
もう深夜といって差し支えない時間帯。
わたしは立ち上がってドアの鍵を解除した。
「スバル!?どうしたの?」
そこに立っていたのはスバルだった。
顔に笑みが浮かんでいるが、その顔は真っ赤でお世辞にも体調が良さそうだとはいえない。
「とにかく入って」
「えへへへ、なのはさん、失礼します」
そう言ってスバルちゃんはふらふらと夢見心地で部屋の中に入ってくる。
「・・・なのはさんの部屋、いい匂い・・・・・・」
そうして椅子に腰を下ろしたまま、何も語ろうとしない。仕方なくわたしは話を促すことにした。
「どうしたの?何か話があって来たんでしょ?話してむちゅう!!?」
!!???
わたしは最後まで言葉を紡ぐことが出来なかった。
スバルが突然わたしの口を自分の口で塞いできたのだ。
つまり、その、わたしはスバルにキスをされてしまったわけである。
わたしは初めてのキスを突然後輩に奪われ、その柔らかな感触に完全に思考が停止してしまっていた・・・・・・
あたしは促されるままになのはさんの部屋中に入った。
・・・・・・あ、なのはさんの匂いだ。
この匂いを嗅ぐだけで、肺に幸せが満ちていくみたい。
椅子に座ったまま、なのはさんのきれいな顔に魅入ってしまう。
ホントきれい・・・
愛くるしい大きな瞳、通った鼻筋、白磁のように清らかな頬。
まるで美の女神が創造したかのような非の打ち所のない完璧な美しさ。
そして形のいい唇があたしを誘うかのように動いている。
「どうしたの?何か話があって来たんでしょ?」
あたしはもうたまらなくなってその唇を奪っていた。
「話してむちゅう!!??」
なのはさんの目が大きく見開かれる。
その反応がかわいくてかわいくて、あたしはもっとなのはさんのかわいらしい反応が見たくなった。
なのはさんの口内に自分の舌を入れてみる。
必死に逃げ回るなのはさんの舌を追い回し、ねっとりと絡める。それは今まで食べたどんな料理よりも甘美な味がした。
並びのいい小粒の歯や歯茎にも舌を這わせてその味を確かめ、逆にあたしの味を味わってもらおうと唾液を流し込む。
流し込む。
流し込む。
どうしたんだろう・・・・・・後から後から唾液があふれてくる。
なのはさんがかわいすぎて、あたし、おかしくなっちゃったのかも。
そんなことを考えていたら、突然なのはさんが私を突き飛ばした。
わたしの口の中を激しく貪るスバルを全力で突き飛ばした。
「はあっ、はあっ、スバル、これはどういうつもり?」
「・・・・・・・なのはさん、ひどい。あたしを拒むなんて」
そういうスバルの目は虚ろで、普通ではなかった。
「はあっ、はあっ、はあっ」
身体が熱い。さっきスバルの唾液を飲まされたせい?
これは明らかに何者かの敵意を感じる。
わたしに攻撃を仕掛けてくるのは構わない。けど、スバルを、私の大切な仲間を利用するのは・・・
「許せない!!」
わたしは素早く精神集中をし、バインドの魔法を仕掛けた。
まずはスバルの動きを止めるのが先決だと思ったからだ。
その魔力の奔流はスバルに対して収束し、しかしそこにまるで壁があるかのようにはじかれてしまった。
これは・・・AMF!?
でも個人が使用できるこんな強力なAMF、聞いたこともない・・・!
「きゃああ!?」
その一瞬の油断を見逃さずスバルはわたしに飛び掛ってきた。
わたしは必死にもがくけど、体力はスバルの方が上。しかもAMFのせいか、ここまで密着されると魔法の行使そのものができない!
「えへへへへ、なのはさん、捕まえたあ」
目の前には心底幸せそうなスバルの顔があった。
「くっ、スバル、やめなさい!」
薄々無駄だとは思いながらもわたしは制止の声を上げた。
そうするとスバルの顔はみるみる曇っていき、今にも泣きそうな顔になった。
「どうしてですか?どうしてそんなこというんですか?あたしはこんなになのはさんのことが好きなのに。なのはさんはあたしのことお嫌いなんですか?」
瞳に今にもこぼれそうなほど涙を溜めたスバルに、罪悪感が募る。
「別にあなたのことが嫌いなわけじゃないの。でも・・・んちゅう!?」
再びわたしの言葉は遮られた。
再びなのはさんの甘く熱い唇に自らの唇を押し付けて、唾液を流し込む。
そっか。なのはさん、あたしのことが嫌いなわけじゃないんだ。
ただちょっと緊張してただけなんだね?
大丈夫。あたしがちゃんとリードしますから。
普段は指導する立場にいるなのはさんをあたしがリードする。
その事実があたしをひどく興奮させる。
左手でなのはさんの動きを制し、右手でなのはさんの柔らかな胸をもみほぐしてあげる。
「んみゅう!?」
口を塞がれたまま変な声を上げるなのはさん。
なのはさんのおっぱいはちょう手のひらに収まるくらいの大きさで、まるであたしに揉まれる為に存在するかのようにあたしの手に馴染んだ。
搗きたてのお餅みたいに柔らかくて温かい。
それをこねるように、円を描くようにやさしく揉んであげる。
するとだんだんなのはさんの身体から力が抜けてきたみたい。
優しい愛撫に油断してるなのはさんの、服の上からでもはっきりわかるくらいに恥ずかしいほどしこってる乳首に指を立ててみる。
「あうううっ!!」
あはははは、なのはさんビクッとなった!かわいい!!
さらになのはさんの硬くなってる乳首をグリグリと爪を立てると、その度に乳首は柔らかな乳肉の中に埋没する。
それに合わせてなのはさんは「ああんっ!」とか「んふゅう!」とかいやらしい声を上げる。
なのはさんまるで楽器だ。乳首で演奏できるいやらしい楽器。
ふふふ、なのはさんがあまりにも可愛いから、あたしもう我慢できなくなってしましましたよ?
あたしは本能の赴くままに制服のスカートを脱ぎ、既に恥ずかしいほどぐちょぐちょになっていたショーツもずり降ろした。
おかしい。いくらなんでもおかしすぎる。
スバルの唾液を飲まされたせいなのだろうけれども、わたしの身体は異常なまでに敏感になっていた。
おそらくあれには強力な催淫作用があるのだろう。
スバルに組み伏せられ、左のおっぱいをいいように弄ばれる。
乳首を押されると・・・・・・!
「んひゅう!!」
ううっ!こ、声が抑えられない。
わたしだって一人えっちくらいしたことがある。
ふざけてフェイトちゃんとそういうことをしてみたこともある。
そういうときにクリトリスを弄くるのがお気に入りなのだけれど、今の乳首はそれと同じくらい気持ちよくされてしまう。
このままではいけない、流されてはいけない、と理性は主張するのだが、わたしの肉体はもうすぐそこまで迫ってきている絶頂を求めている。
「ああひゅん・・・・・・・!?」
スバルの指が止めとばかりに一際強くわたしの乳首を抉った。
その衝撃でわたしは軽く達していた。
腰がわずかに震え、身体が反り返る。
両手両足の指が何かを掴むかのようにギュッと閉じられる。
うううう・・・後輩に胸でイかされるなんて・・・・・・
惨めな敗北感と自己嫌悪に苛まされてしまう。
でもわたしの身体はまだまだ満足してなくて、更なる快楽をもとめている。
でもでもこんなこと許されるわけない。なんとか隙を見つけて逃げ出さないと。
一応イけたことで心に余裕が出てきた私はスバルの様子を伺い・・・・・・
「な、なにそれええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!??」
わたしは驚きのあまり声を上げていた。
スバルは下着を脱ぎ捨てていたのだが、その股間にはグロテスクなモノがそそり立っていた。
そもそも女の子のスバルにそんなものが付いてるはずはないのだけど、本物の男のひとのおちんちんを見たことがないわたしでもそれが普通でないことはわかった。
それは例えて言うならば巨大な海鼠。
不気味な軟体動物がスバルの下半身に寄生しておちんちんのふりをしているかのよう。
イボがいっぱい付いた表面は汚らしい粘液に濡れ、部屋の明かりを反射しヌメヌメと黒光りしていた。
スバルが再び私の上にのしかかってくる。
そして硬直しているわたしの下着を脱がせる。
「いやあ、や、やめてスバル・・・じょ、冗談、だよね?」
まさか・・・スバルは私の中にあんな気持ちの悪いものを挿れるつもりなの?
あまりの恐怖に歯の根が合わない。さっきまでの性的な興奮が嘘のように引き、代わりに全身から冷たい汗が噴出す。
「あははははは、なのはさん。何言ってるんですか、こんなにしておいて」
スバルは目の前で脱がしたてのわたしの下着を広げる。
そこには否定しようもなく私の恥ずかしい体液がこべりついていた。
「なのはさん、お手洗い行ったあとにちゃんと拭いてますか?少し黄ばんでますよ。ん〜〜〜、ほら!!臭いも付いてるし」
「いや、そんなこといわないでッ!!」
あまりに露骨な物言いに恥ずかしがるわたしを楽しそうに眺めながら、スバルは宣言した。
「それじゃ行きますよ、なのはさん。覚悟してくださいね」
「ちょ、ちょっと待って!!んあああぁぁああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!?」
スバルのおちんちんはわたしのアソコを二度三度滑って挿れるべき場所を確かめた後、充分すぎるほど濡れていた私の中にズブズブと入っていった。
そしてそれはわたしが19年間守り続けた純潔を一瞬で奪い去ったのだった・・・・・・
「くうっ、なのはさんの中、あああ・・・!」
なのはさんの中は温かくて、ヌルヌルであたしのものを優しく包み込んでくれた。
そのあまりの快感にあたしはだらしなく口をあけ舌を突き出してしまう。舌の先から涎がポタポタとなのはさんの頬に垂れ落ちる。
気持ちよすぎる・・・・・・!
意識のすべてがなのはさんに締め上がられる肉の器官に集中する。まるで全身がオチンチンになったみたいだ。
あたしはしばらく挿入の快感に打ち震えていたけど、より深い快感を貪ろうと腰を振り始めた。
ぬちょ ぐちょ ぬちゅ ばちゅん ぬちょ
いやらしい水音とふたりのあえぎ声が部屋に響き渡る。
「なのはさん!あん、気持ちいいですよ!最高です!最高ですよ、なのはさん!!」
「く、スバル!だ、ダメ!うくぅ!ぬい、抜いて!くひゃん!?いやあぁぁ!」
なのはさんもとても気持ちよさそうだ。
わたしの中に入り込んだスバルはしばらくして猛然と腰を使い始めた。
それはまるで内臓を引きずり出されるかのような拷問だった。
そもそも大きさが合わない。私の体に対してスバルのそれはあまりに大きすぎる。
あの気持ちの悪いものが私の中に入っていると考えるだけで気が狂いそうになる。
表面の突起が膣襞を削ぎおとさんとばかりに擦れ痛い。
「く、スバル!だ、ダメ!うくぅ!ぬい、抜いて!くひゃん!?いやあぁぁ!」
膣穴を無理やり拡張される感覚に眩暈を覚える。
先端が子宮口を突く圧迫感に吐きそうになる。
それなのに――――――――
「ああん!ひゃん!うううう・・・だ、だめええっ!ああああ!?」
わたしの上げる悲鳴に徐々に甘いものが混じり出したのが、自分でわかった。
スバルのおちんちんが分泌する粘液のせいなの?
突かれるたびにわたしの身体は熱く燃え上がり、苦痛が快感に塗り替えられていく。
いや、むしろ痛いのが気持ちよくなっていくというべきか。
さっきまでは自分の身体が壊されることに対して恐怖を感じていた。
でもいつしかわたしは、スバルから与えられる快楽の大きさに恐怖を抱くようになっていた。
スバルのおちんちんが打ち込まれるたびに子宮内で快感が炸裂する。
引き抜かれるたびに切ない喪失感に胸が締め付けられる。
いつしかわたしは全身を細かく痙攣させぷしゃぷしゃと壊れた蛇口のように潮を吹き続けていた。
あまりにも気持ちよすぎて、自分がイっているのかいないのかすらわからない破滅的な快楽。
こんなものに逆らえる人間がこの世にいるというの?
ごめん・・・フェイトちゃん、はやてちゃん・・・
わたし、もうダメみたい・・・・・・
残ったほんのわずかな理性で、わたしは愛する者たちにお別れをいった――――――――
なのはさんがあたしの腰に足を絡めてきた。
あああ、やっぱり気持ちいいんだ、なのはさん!
うん、あたしも、あたしも気持ちいいよ!
なのはさん!なのはさん!
あたしのなのは!!
なのはのオマンコあたしのオチンチンを必死になって締め付けてきてる!
そんなに嬉しそうな顔をして!!
なのはの全てをあたしのモノにしてあげる!!
爪の先から髪の毛一本にいたるまで全部あたしのもの!
心もだよ?あたしのことしか考えられないようになるよ!
ううん、それだけじゃない!
なのはの汗も涙も愛液もオシッコもウンチも、なのはの身体から出るものは全部あたしのもの!!!
「あああああ、なああのおおはああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
わたしはその快楽に完全に打ち負かされた。
無意識に足を絡め、より気持ちよくなろうと身体を密着させる。
くううぅう!気持ちいい!
気持ちイイの!
何よりも気持ちイイ!
こんな気持ちイイのなら、もう他に何もいらない!
どうなってもいい!
ひいいぃいいい!!いいよおぉぅうぅう!!
「あああああ、なああのおおはああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
スバルが奇声を発した。その腰がビクン、ビクンと痙攣し始める!
スバルもイイの!?
いいよ!
来て!
「あああ出してえええ!わたしの、わたしの中に出してええええええええええぇぇえぇええええええ!!」
スバルは一際強く腰を打ち込むとそのグロテスクな性器もどきをふるわせ大量の白濁の腐液を放ち、それをなのはの膣内にぶちまけた。
その量はあまりに多く、なのはの膣内、子宮内のみならず卵巣にまで満ち溢れた。
それが意味することを、高町なのはは知らなかった・・・・・・
「くすくすくす、あーははははははははははっははっはははは」
スバルの瞳を通してその一部始終を見ていたツメ・タカノは狂ったような大笑いを上げた。
全てが自分の思い通りだ。
スバルの子宮に寄生させた触手生物は時間の経過と共にスバルと同化し、もはや分離させることは不可能であろう。
あれにはナノハ・タカマチの魔力波動に対してしか効果はないが、それを絶対的に無効化するAMFが仕掛けてあった。
そして宿主の思考を誘導し、ナノハ・タカマチを破滅へと導くのだ。
「くすくすくす、これからが大変なのよナノハちゃん。くすくす、女として生まれたことを呪うような目にあわせて上げるわね」
己の勝利を確信したツメ・タカノは高らかに勝利の雄たけびを上げた。
「ツ〜〜〜メ〜〜〜〜タ〜〜〜〜カ〜〜〜〜ノ〜〜〜〜〜」
それは暗い部屋にいつまでもいつまでも木霊していた――――――――
315 :
あとがき:2007/04/26(木) 21:38:11 ID:Zk1HD8HY
このスレには初めて投下する新参者です。
読みやすいようにと改行しまくってたら異様に長くなってしまいました。
無駄に長い上に大してエロくならなかったのですが、最後まで読んでくれる方がいらっしゃるならば幸せです。
尻切れトンボな終わり方ですが、この物語の続きはみなさんのご想像におまかせします。
それではこの辺で失礼いたします。
GJ!・・・・・・なんだが
ギンガ・スバルって・・・
>>315 スバル×なのはさんか―――!
な・・・なんというGJ!
クリムゾン吹いたw
>>315 ギン姉キタ━━━━━(・∀・)━━━━━━!と思っちまったじゃねーか。
GJ
次はギン姉キボン・
322 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 01:52:37 ID:THank0AN
GJ!…だが、名前のミスと終わり方がイクナイ。
>>315 俺としてはもってきかたがイイのでまた是非書いて欲しいGJ!
スバルシリーズってのも良いかも
第3期のキャラ像がだいぶ固まってきたから、
SSのSSも増えそうだな。(ヤヤコシイw
>>324 3期の略称はSSだと非常にまぎらわしいのでStSまたはStsをお薦めする。
つ「なの☆すと」
>>320 だれにだって勘違いはあるさ・・・
そんなに目くじら立てないで
>>326 RHエクセリオンでおかわりだだだだだー!
>>286の続きを書いてみました え・・何と言うか恥ずかしながら、もうちょっと書いてみます
エロは入ってないです、かなりイロイロ逸脱してます
邂逅
ギッ! キンッ!キィン! カアァン!
西の端に僅かに赤を滲ませる暗い夜空に二つの影が交錯していた、炎と閃光が糸を引き
激しく愛を求め合う蛍のように、縺れては離れた
ガキィイイン!
機動6課ライトニング部隊副隊長
ヴォルケン・リッター烈火の将シグナムは強烈な一撃を頭上で受け止めると
渾身の力を両腕に込めて跳ね返した、夜の冷気の中、白い肌が薄く汗をかいている
魔力を帯びた刀身から出る炎の残滓が、赤く淡くその半身を暗闇の中に浮かべた
真紅の瞳がじっとシグナムを見つめている、顔立ちはハッキリと見えない
魔力に包まれた武器が青い陽炎のように妖気を漂わせ闇の中その存在を誇示している
氷のように冷たく獲物を見つめる視線が伝説に聞く吸血鬼のようだ
地方都市への出張の帰り道だった
「・・くっ」
シグナムは少なからず驚いていた、恐るべき手練れ
シルエットからして、歳のころはスバル達ぐらいか、小柄な少女の外見からは想像もつかない
これ程の速さの敵と対峙した経験はシグナムの長い戦闘経歴の中でも数える程しかない
そのうちの一人
現在彼女の同僚にして上司・『閃光の戦斧』の異名を誇る隊長フェイト・T・ハオウランと比べても
いささかの遜色も無いだろう、(打ち合った感触からするとパワーは私とほぼ互角か)
何者だ・・油断なく身構える
愛刀『炎の魔剣』レヴァンティンの剣先をゆっくりと下げると下段にピタリと構えた
「名前を聞いておこうか」静かにシグナムは言った
さほど期待はしては無かったがやはり返事は無い、突然襲い掛かられたのだ
ルビーの様な双眸がじっとこちらを見てる
ほんの少し二人の間に沈黙が流れた
ふいに眼だけ見えていた顔の位置に白い歯が小さく嘲笑ったように見えた
影の少女がデバイスらしき獲物を持った右手をゆったりと斜めに伸ばし
左腕と共に細い両腕が優しく親友を迎えるような形にシグナムに向かって開いた
「ウロボロス」
少女が呟くと銀の光芒がその背後から渦を逆巻くように飛び出した
いったん大きく散開したそれは、瞬時に主を警備するように周囲に舞戻ると主を中心に正確に真円を描いた
それはスルスルと時計回りに動きだし、危険で幻想的な光輪を回転させ始めた
ジャキンッ!
シグナムは鍔を返して剣を握り直した、(多いな・・・・・・10・・いや12・)数えながら、ギリギリと
弦が引かれるように歴戦の剣士の中に気が高まっていく (・・・遠隔操作能力はなのは戦技官並みか)
つっ・・と汗が一粒頬を伝った
少女の左手が上がり指先がこちらをピタリと指した
「やれ」赤い眼が告げた
銀の流星が一斉に光の軌跡を描いて殺到する
「はぁあッ!!!」
気合と共に剣を跳ね上げると唸りを上げて迫る光弾を弾き帰す、ガキン!強烈な手ごたえに痺れが走る
空中を跳躍して次弾を回避する、火花が散り、次々に襲いくる光弾を、身を捻りやり避し、跳き、
手甲で打ち落とした、一発一発が身を削るように重い
「レヴァンティン甲冑を!」
叫びながら顔面に向かって飛んできた何発目かを叩き落とすと一瞬の間隙を突いて
シグナムは術者に向かって飛んだ
『パンツァーガイスト!』デバイスが主に答え吼える
シグナムの体を紫色の物理障壁が包みこむ、次々に迎撃に上がる鋼の編隊が次々に飛来しては
見えない壁に弾かれ四散する、シグナムは鋼鉄の弾幕をものともせず突き破り殺到した
「カートリッジロード!」彼女が叫ぶ、爆音と共に薬莢と排気が弾き出され
圧縮された魔力をその身に取り込んだ刀身が激しく炎を吹上げた
『エクスプロージオンッ!』
「はああああああああああああああ!!!!」裂迫の気合を込めて炎の剣を降り下ろす
その時風が流れ雲が晴れ月光の下相手の相貌をハッキリと照らし出した
「なっ!」
思わず驚きの声が漏れ、僅かに剣勢が削がれた
ゴォ!激しく炎と鋼がぶつかり合い、火花を散らすと二人は離れた
シグナムは少女の頭上で一回転して少し離れた位置に降り立った
後ろを振り向いた、自分の眼が今見た顔の人物を確かめる為に
月明かりが煌々と照らす星空の下
僅かな動揺があったとはいえ、シグナムの必殺の一撃を難なく防いだその少女は
魔剣を退けた鉄槌をゆっくりと下ろすと表情を動かさす静かに向き直った
常日頃から、冷静沈着を持ってなる剣の騎士は呆然とつぶやいた
「お前は・・」
月の明かりを受けキラキラと輝く12の鋼球
主を守る忠実な番犬のように
黒を基調にしたバリアジャケットに全身を包んだ少女が
赤い髪を夜風になびかせ佇んでいた
(ヴィータ!? ・・・いや・・・違う・・)
なぜその人物をヴィータと思ったのかシグナム自身にも解らなかった
よく見ると髪の色と・・顔立ちはどこか似てる気もするがまったくの別人だ、第一年齢も背格好も違う
(しかし今の感じは一体)
白磁のように白い相貌に貴族めいた雰囲気さえ漂わせているその少女は
長い紅の髪を腰のあたりまで優雅に流している
少女が纏っているバリアジャケットは黒を基調とされており、ちょうどヴィータの
BJを反転させたように黒の地に赤のアクセントを加えたような一般に言うゴシックロリータ調だが
すらりとした彼女の体に合わせてカスタマイズされているようで所々仕様が違う
ヴィータのように可愛さは感じさせないが
青白くさえある華奢な手足と相まって黒い薔薇のような美しさを醸し出していた
頭には飾り気のない漆黒のベレー帽をかぶっている
「何者だ貴様!」シグナムは言った
少女は瞼を物憂げにそばめると薄く笑った、デバイスを両手に持ち直し言った
「人に物を尋ねる時はまず自分からと言うのをご存知ないみたい・・・ねぇグラーフ・アイゼン・クラヴァール・・」
「いきなり切り付けてくるような相手に礼儀を諭される覚えは無いな」
半ば本気で腹を立ててシグナムは剣を振った
その間も相手を観察した
グラーフ・アイゼンだと・・?
少女がグラーフ・アイゼン・クラヴァールと呼んだアームドデバイスは
マットブラックの素材と銀の鋼から構成されていた
グラーフアイゼンより大型で少女の身長ほどもある
両側のヘッドの部分が巨大なメイスのように意匠が凝らされていた
カートリッジにあたる部分が本物よりやや太く、フェイトのバルディッシュ・アサルトを彷彿とさせた
おそらく連発式だろう
シグナムの反応を無視するかのように漆黒と真紅の少女は静かに目を閉じ
緻密な模様の入ったレースの指先をデバイスに滑らせている
そうしてヘッドの先端でピタリと止めると
ゆっくりと赤い目を見開き、あらぬ方向を向いたまま夢見るように言った
「死になさい」
一瞬で少女の姿が眼前から掻き消え残像が後を引く
シグナムの頭上から声が落ちてきた
「カートリッジロード!」歌うように少女が命じると、薬莢が爆音と一緒に排出され夜空に飛ぶ
巨大な鉄塊が凄まじい勢いで振り下ろされる
『ヴィーザル・フォルム』
瞬時にデバイスが反応して、ヘッドの両端が巨大な装飾をほどこされたテトラポッド
のように変形した
シグナムはとっさに剣を上げその巨大な質量を全身で受け止めた、圧力に刀身が軋む
ヴィータのギガント・シュラーク並みの威力だ、速度は比べ物にならない
「潰して」抵抗を嘲笑うかのように少女は命じた
『ヤボール』デバイスが応えカートリッジが回転するとさらに一発薬莢が排出され軽々と振り抜く
一瞬の後、烈火の将ははるか地上に叩き落とされ
爆発が起こったように砂煙が舞った
トン
体重の持たぬ者の様に軽やかに地上に降り立った黒衣の少女は
「ゴキブリみたいにしぶといのね」
と言った
「ぐ・・・く」パラパラと砕けたアスファルトの欠片が甲冑からこぼれ落ちる
とっさに物理障壁を張ったのはいいが・・シグナムは上半身を起こそうとした
デバイスから緊急排出された排気が白煙を上げている
いつの間にか周囲を鋼球が取り囲んでいる
「終わりかしら?」左手をすっと上げる少女
まずい、と思った。既に3発、懐から予備のカートリッジを取り出す
残り3発これを防いでもジリ貧だ、レヴァンティンに細かくヒビが入っている
先程の攻撃を凌いだ代償だった
長くは持たない・・周りに目をやり脱出口を見出そうとする
全てお見通しよ、と言わんばかりに冷ややかな表情で見下ろす少女
その手が巨大な戦鎚をゆっくりと掲げると一つカートリッジをロードした
デバイスが新たに輝き両端がピッケルのように変化した
『ガルフ・ハンマー』
ーとその時
白熱した雷光が地面を貫き炸裂した
一瞬前に空中に飛び上がった少女が宙で静止し首をまわして放った者の方を見やる
「どなた?」少々気分を損ねたような声で尋ねる
「上司です」
白いマントをはためかせ、フェイト・T・テスタロッサが応えた
アサルト・フォームのバルディッシュ・アサルトが鳴った
「大丈夫ですかシグナム・・」
空中の襲撃者を視界の端に置きながら注意してフェイトは舞い降りた
シグナムを抱え起こす
「ああ大丈夫だ、すまないテスタロッサ・・」
助け起こされた方が応えた
上空の少女は何を考えているのか無表情のまま見下ろしている
「誰なんですかあの子は・・?」
「・・・・・解らん・・だが強い・・正直助かった」
一息をついたシグナムが応える、支えられた肩を外して自力で立つ
クスリとフェイトが微笑した
どうした?とシグナム
「ごめんなさい、いつぞやの時を思い出して」
あの時は襲撃者はシグナムだった、そう言えばあの子どことなくヴィータちゃんに似てる
「ふ・・そうだったな・・回り回って今では助けられる身だ・・」
苦笑して部下が呟く、そんな事は・・
無いです、と言いかけた時
うなりを上げ、超高速の鋼球が降り注いできた
「話は後だッ!」跳びすさりながらシグナムが叫ぶ
「ええ!」反対側に抜けたフェイトが答える
その後をそれぞれ鋼の軌跡が追う
「バルディッシュお願い」高速飛行しながらフェイトが言った
『Yes Sir 』
フェイトの呼びかけにインテリジェントデバイスが応え
輝く光の槍を周囲に次々と出現させた
『フォトン・ランサー』
「ファイア!」
振り向きざまに雷光を飛翔させた
眼下の交錯する光芒を見ている少女のさらに上から
シグナムが切りかかった
「はあああああああッ!!」
赤毛の少女がクルリと向き直るとの足元にベルカ式の魔方陣が浮かび上がり
強固な防御シールドを眼前に展開した、軽く片手をかざしただけで炎を上げるそれを防ぐ
「ぬううっ!!!」力を込めるシグナム
冷ややかな視線が少しほころび可笑しそうに見つめる、一瞬後に表情が引き締まる
斜め下から金の閃光が襲い掛かって来た
『ハーケンスラッシュ』
フェイトのインテリジェントデバイスがコールして
稲妻の鎌が切り上げる、振り下ろされた戦鎚と鎌が激しくぶつかり
火花を上げ押し合う、逆側ではシールドを突破すべくカートリッジをロードしたシグナムの剣圧が増し、
少女の顔が険しくなった、続けざまにカートリッジが弾かれ、強烈な圧力が内側から起こった
次の瞬間二人は弾き飛ばされた
追撃すべく飛来した鋼球をかろうじてそれぞれ回避したシグナムとフェイトは
安全圏まで逃れ、再び背中合わせに合流した、周囲を鋼球が高速で回っている
自他共に認める空戦のスペシャリスト二人を相手にして尚黒い少女に
疲れは見えてなかった
「テスタロッサ、模擬戦のパターンBでいこう」
鍔を返し、シグナムが言った
「え・・・でもあれは」
人相手に使用するのは危険なのではないか?とテスタロッサは思った
「あの防御力なら死にはしないだろう・・何より」
二人同時に跳躍する、今二人の居た空間を恐ろしい速度で死の流星群が駆け抜ける
「こちらが危険だ」再び背中合わせになる
「ですね」と真顔で答えるフェイト
元よりシグナムの長年の戦闘経験の蓄積を誰よりも買ってるのはフェイトだった
むしろシグナムにこそ隊長の資格があると思っていた、その判断を疑った事は無い
「レヴァンティン!カートリッジロード」剣を掲げ最後の弾を込めシグナムが叫んだ
『シュランゲフォルムッ!』魔剣が刃の生えた鞭に変化する、一振りすると
命ある大蛇のように周囲の弾を弾き、ヴィータに似た少女を捕らえるべく撒き込んでいく
「バルデッシュ!」
『ロードカートリッジ』デバイスが稼動し魔力が満ちる
フェイトの眼前に光り輝くエネルギーの塊が収束していく
充分にタイミングを計り、力を集中する
「プラズマ・・ ・・スラッシャーーッッ!!!」
フェイトは叫び、追撃する連結刃から逃れるべく飛んだ黒影を捉えた
エネルギーの奔流が直撃する
「・・うぅっくっ」少女がとっさにシールドを展開して防いだ、強烈な魔力の衝突を起こし
初めて苦しげな表情を浮べた
「飛龍 ・・一閃!」連結刃を引き戻すと一際大きな火柱を上げシグナムが跳躍した
「はあああああああああ!!!!!!!!」
反対ではさらに薬莢を飛ばしたバルディッシュが巨大な剣へと変貌していた
『ザンバーフォーム』
「雷光 ・・一閃 ・・プラズマザンバーッ!」フェイトも飛翔した
ハッとした顔の少女が両手で頭上に完全防御陣を敷く、真紅の魔法陣が幾重にも出現した
轟音と共に炎と雷の大剣が強固なシールド上で交差した
「クロスッ・・」二人の声と魔力が重なってみるみる圧を増していく
周囲を昼のように眩かせ、金と紫の光の中で焦りの表情を浮べる少女を照らす
そして薄い氷のようにシールドが飛散した
「ブレイカーッ!!!!!!」
巨大な爆炎が上がり、やがて噴煙の中から放物線を描いて黒衣の少女は地上に落ていった
・
・
・
地上に降りた二人は気を失った少女を発見した、側に落ちた未確認のデバイスを拾い
しばし恐るべき襲撃者の無防備な姿を眺める
「とりあえず任意同行ですね」とフェイト
「隊長に従う」と剣を収めるシグナム
長い夜はようやく静寂を取り戻した。
今回ここまでです、失礼しました
お前はまずキャラ名を」しっかり把握してこい
二次ものの基本だろう?
昔と違ってwikiっていう便利なもんがあるんだしな
でも文章はGJ!
339 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 00:29:23 ID:EGOlWUDt
340 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 00:33:47 ID:EGOlWUDt
俺もあまり詳しくは知らんからパワーバランスがようわからん・・・
でもハァハァを想いGJ!
本気なのか、わざと捕まったのか・・・?
カートリッジロードではなくロードカートリッジではないか?
文章自体はGJだから続き楽しみにしてる
>>342 術者(なのは達)はカートリッジロード、デバイスがロードカートリッジ
A’s5話参照
>>336 GJ!
>342
使用者が命じる時は「カートリッジロード」で良かったハズ。デバイスが実際に
ロードする時には『ロードカートリッジ(ベルカ式なら『エクスプロージョン』)』
とデバイスが発声する。
カートリッジで浣腸。
うう、未だに言われてるてる場所が解らないアホーがここにorz
(手持ちの参考資料、公式HP・なのはwikiキャラクター一覧・アニメ視聴)
登場人物2名でこのありさま・・(約一名オリ)・・予定では勝利するはずの黒ヴィータが勝っちゃった
ア○ンストラッシュクロスがックロスがッ! ・・どうしよう・
ご指摘、感謝です次書くとき気おつけます〜休み明けまでに何とか・・多分
>>340 これは素晴らしいサイトですね、大変参考になります
ありがとうございます
あまりにも馬鹿馬鹿しい間違いなんで指摘する気にもなれんがあえて言おう
「フェイトTテスタロッサ」って誰だよ
まあ間違いは誰にでもある
エリオとスバルのエロ妄想したの俺だけ?
なんか二人の関係が兄弟っぽいから
>>350 ヘタレ攻めのエリオとヘタレ受けのスバルか。
…いいじゃないかw
最近新たな書き手さんが増えてきてるみたいだが、俺も便乗しようかな。
今考えてるのは
アリサ「私の執事をやらないか?」
って感じのパロディなんだけど。
ワ○ルの中の人が井上さんだと知ったら、ポンコツメイドなフェイトさんを連想してしまって……
ここってパロディでも大丈夫なのかな?
353 :
魔法使いに猥褻なこと:2007/04/28(土) 20:56:18 ID:JYFe54Hd
スクランブルはいつだって唐突だ。
こちらの都合なんておかまいない。
でも今回ばかりは呟かずにいられなかった。
「よりによってこんな時に・・・・・・」
今私の親友のなのはとその後輩のスバルが大変なことになっている。
それは、口に出すのも憚られるような、破滅的な状態だ・・・・・・
だからこそ、私はなのはの傍に居てあげたい。
でもそれは私の甘え。
管理局の魔導師として、事件が起こったならば迅速に対応しなければならない。
私は全体の奉仕者なのだ。
「フェイトさん・・・」
エリオが心配そうに、気遣うように話しかけてくる。
「大丈夫よ、エリオ」
私は努めて明るくそう返した。
そう、不安なのはみんな同じなのだ。
こんなときこそ隊長である私がしっかりしなければならない。
「これ以上の抵抗は無意味です。おとなしく投降してください」
闘いの趨勢は決まった。
目の前にいる女は絶望的な表情を浮かべた。
女の名はミオンヌ。
そこそこ名の通った時空犯罪者である。
魔導師としてのランクはA。
皮肉にもなのはとスバルが戦線離脱したことによってリミッターを解除された私の敵ではなかった。
諦めたのかその場に崩れ落ちるミオンヌに私はゆっくりと近づいた。
そのとき――――――――
「おとなしくするのはアンタのほうよ、管理局の魔導師さん」
――――――――え
私は慌てて声のほうを振り向いた。
「ご、ごめんなさい・・・フェイトさん・・・」
そこにはいま私の目の前にいた女に瓜二つの女がキャロを羽交い絞めにしていた。
その脇には無念そうに俯くエリオの姿も。
なぜミオンヌが二人?幻覚魔法?
混乱する私を愉快そうに眺めながら、その女は口を開いた。
「私の名前はシオンヌ。ミオンヌの双子の妹です。以後お見知りおきを」
く、なんていうミス・・・
ミオンヌに双子の妹がいるなんて話は聞いたこともない。
しかしあらゆる事態を想定して、隊長としてもっと慎重に行動すべきであった。
私は自分のうかつさに歯噛みするほかなかった・・・・・・
「あはははは、形勢逆転ね」
ミオンヌが勝ち誇ったような笑い声をあげる。
「そうですね、お姉。魔導師さん。わかってると思うけど、妙な真似しないでくださいね。もし妙な真似されたら、私、キャロちゃんをどうしてしまうか、自分でもわかりませんから」
そう言われ、キャロの顔に怯えが走る。
無理もない。いくら戦闘訓練を受けているとはいえ彼女はまだ幼い少女なのだ。
こんな状況で平静でいられるはずがない。
ごめんね、キャロ・・・
でも絶対に助けてあげるからね。
私の命にかえても・・・・・・!
「ほら、何ぼさっとしてんのよ!!」
「ぐほあぁぁ!?」
突然の激痛。
ミオンヌが私の鳩尾に蹴りを叩き込んだのだ。
「ごほっ・・・!げほっ、こひゅう・・・」
胃から胃液が逆流し、口からビチャビチャと零れ落ちる。
「くくくく、さっきはよくも散々偉そうにしてくれたね。おじさん怒らせると恐いよー?」
さっきまでの雪辱をはらさんとばかりに私を蹴り飛ばす。
「・・・!・・・・・・・・!・・・ッ!」
私はその暴力の嵐に黙って耐える。
この程度の苦痛は何てこともない。
今キャロが感じている恐怖に比べればなんでもない。
「お姉、顔はやめておきなよ。商品価値が下がるよ」
「くくく、それもそうだね」
シオンヌが制し、ミオンヌもそれに従う。
「さて、いつまでもこうしていても埒が明きませんね。魔導師さん、取引といきましょう。あなたが私たちの商売のお手伝いをしてくれるなら、この子は解放しますよ」
シオンヌが悪魔の笑みを浮かべながら語りかけてくる。
キャロを拘束したまま、その立ち振る舞いには微塵の隙もない。
その取引とやらがろくなものではないことはわかる。
しかし、私にそれを拒否することなどできようはずもない。
キャロを助け出すためならばどんなことでもする。
「わりました。貴方達に協力します」
悲壮な決意を胸に、私はうなずいた。
ミオンヌの手にはいつの間にか妙な機械が握られていた。
それをこちらに向けながら自分の顔に近づける。
私はその動作で、形状は少々見慣れないものだがそれが撮影用の機械なのだなとわかった。
「それじゃあ魔導師さん、まずは自己紹介からお願いしますね。あ、目線こっちで」
私はその機械をまっすぐ見据えながら口を開く。
「時空管理局本局執務官、フェイト・T・ハラオウンです」
「はい、よく出来ました。それじゃあ早速だけど、そこでオナニーしてもらおうかねぇ」
――――――!!?
「聞こえなかった?オナニーよオナニー。自慰行為。手淫ともいうかにゃ」
「そ、そんなこt・・・・!」
できません、そういいかけて私は慌てて言葉を飲み込んだ。
く・・・!
「ん〜〜〜〜〜どうしたのフェイトちゃん?やりたくないの?」
ミオンヌはわざとらしく私の顔を覗き込んで来る。
「・・・・・・やります・・・・・・」
消え入りそうな声でそう呟く。
しかしミオンヌはそのわずかな反抗すら許さない。
「『やらせてください』でしょ?ほら、ちゃんとこっち見てオナニー宣言してよね」
言われるままに私はミオンヌの構える機械のほうを見て、言葉をつむいだ。
「・・・これから私はォ、オ、オナニーをします。あ、いえ、オナニーさせてください」
出来る限り意味を考えないように、棒読みで言ったつもりであったが、顔から火が出そうなほど恥ずかしい。
しかしこれはまだまだ始まりに過ぎないのだ。
これから実際今口にした行為をしなければならないかと思うと、羞恥で気が遠くなりそうになる。
「さ、じゃあとっとおっぱじめてよ」
ミオンヌにそう促されたものの、私は途方にくれていた。
そもそも私はそういった行為があることを知識では知っていたけど、実際にやってみたことなどただの一度もない。
以前お風呂でなのはに悪戯されてちょっと気持ちよくなったことはあったけど、ああいったことをすればいいのだろうか?
私はその時の記憶を頼りに行為を始めてみた。
左手で自分の左乳房を持ち上げるようにして揉みながら、右手を股間にもっていく。
若干前屈みになりながらもぞもぞと太股をこすり合わせて、右手の人差し指で性器をバリアジャケットの上からなぞってみる。
「ちょっとちょっと、そんなんじゃ誰もチンポしごいてくれませんよ?ほら、もっと足ガバーと開いて、オマンコおっぴろげてくださいよ」
シオンヌが口を挟んでくる。
足を開いてって・・・
あ、あれかな?あれをすればいいのかな?テレビで見たことのあるM字開脚とかいうやつ。
私はその場に座り込み大きく足を開いた。
私のバリアジャケットはミニスカートなのでこんな格好をすると丸見えになってしまう。
もっとも下はレオタード状のインナーになっているから別に見られても構わないのだけど。
「あ〜、いい格好になりましたね。それじゃあ続きをお願いしますよ」
いわれて行為を再開する。
人差し指でインナー越しに性器をなぞり・・・
「ああ、その邪魔な布脇に寄せてよ。肝心な部分が見えないでしょ?」
・・・・・・く。
つまりミオンヌは私の性器を見せろと言っているのだ。女の最も大切な部分を。
さすがにそれは抵抗がある。
しかし、逆らうことは許されない。
今は従順な振りをしてチャンスを伺う。それが最良の策なのだ。
私は自分にそう言い聞かせて、言われたとおりにレオタードのクロッチを脇にずらす。
今までなのはくらいにしか見られたことのない秘部が皆の目にさらせれる。
それは初めて冷たい外気に触れた緊張で小さく縮まっているようであった。
・・・恥ずかしい。この場に同性しかいないのがせめてもの――――――――
「――――――あ」
エリオと目が合った。
エリオは顔を真っ赤にして慌てて目を逸らす。
その瞬間頭が沸騰した。
そ、そっか、エリオも・・・・・・
「へえ、てっきり使い古されたグロテスクなオマンコが出てくるのかと思ったら、なかなか綺麗なモンだね。じゃあ続きをお願い」
「ま、まって!お願いします、せめてエリオを別の場所に連れてってください・・・!」
私の必死の哀願に一瞬きょとんとしたミオンヌは、やがて爆笑をもってそれに答えた。
「あっははははははははははは!!今更何いってんの?いいじゃん。ちょうどいい機会だからあの子に性教育してあげなよ」
くっ・・・
私は歯噛みした。
「ほら、つまらないこといってないでさっさと続けてよ。あは、いじりだしたら昨日の男の精液がドローと出てきたりして」
仕方なく私はむき出しになった自らの性器を指で弄ぶ。
エリオの視線は努めて気にしないようにする。
左手では乳房をこねるようにもみ、右手の人差し指は硬く閉じた性器をほぐすように割れ目を上下運動する。
別に気持ちよくもない。
ただ恥ずかしいだけだ。
いや、むしろ汚らわしい行為だとさえおもう。
しかしそれでも私の性器は外部刺激に反応して徐々に体液を分泌し始める。
「うーん、たどたどしい動きだねぇ。アンタ、週に何回くらいオナニーしてんの?」
「・・・してません、そんなこと」
「嘘!?アンタオナニーしたことないの?」
「・・・・・・はい」
「それじゃあしかたないやねえ、おじさんが気持ちよくなる方法を教えてあげるよ」
眦をさげ、くくくといやらしい笑みを浮かべるミオンヌ。
「クリトリスの皮を剥きな」
「え、なんですか?」
なんだっけ、クリトリスって。聞いたことあるような。
「アンタのマンコの上の方に小さな突起あるでしょ。それの皮剥きなっていってるんだよ」
ああ、これか。
確かに割れ目の上の方に何かある。
自分の身体にこんな器官があったなんて意識したこともなかった。
私は内心驚きながらも言われたとおりにその皮を剥く。
にゅるん、とばかりに赤く敏感な肉芽がとびだし、背筋にゾクリとしたものが走った。
「はいよくできました、ってアンタなにそれ!垢まみれじゃん。きちゃないな〜、ちゃんと洗ってるの?」
え。
いわれて自分のクリトリスとやらを生まれてははじめて凝視する。
確かにそこには白い垢らしきものが大量に付着している。
でもそれも仕方のないことだ。なにせこんな部分生まれてこの方洗ったこともないのだから・・・
「ほら、自分でその垢とって臭い嗅いでみなさいよ」
どうしてこの女はこんなに相手を貶めることを思いつくのだろう・・・
ミオンヌの人間性に底知れぬ恐怖を覚えながら、言われたとおりに指の平で恥ずかしい垢をこすぎ取り、鼻に近づけその臭いをかいでみる。
ツーンと、なにか乳製品が腐ったような酸っぱい臭いがする。
「どう?」
「・・・・・・臭いです」
私は搾り出すかのそうにそう呟いた。
こんな屈辱的な姿を記録に撮られ、永遠に残されるかもしれないというの・・・
「あははははは、臭いんだあ〜!あはははは、それじゃあそのくっさいクリトリスを指でグリグリしてよ!おっぱいもみもみしながらね」
左手の動きを再開しつつクリトリスを押してみる。
ビクッ!
腰が跳ねた。
え、なにコレ?
クリトリスを指で押すたびにそこから電撃が走り身体が反射的に震える。
私はこんな感覚知らない・・・!
でもそれは嫌な感覚ではなく、むしろはっきりと快感だった。
「次は左手、クリトリスにやってるみたいに乳首にして。右手でクリトリスシコシコして」
硬くしこった乳首を指で柔らかな乳肉に埋没させていく。
そこから胸全体に甘い痺れが広がっていく。
先程よりも一回り大きくなり充血したクリトリスは人差し指と中指で挟み込み擦り上げる。
「ああ、くふ、んんっ!」
不覚にも声が漏れてしまった。
自分の身体の中にこんな気持ちよくなる部分があるなんて知らなかった。
私のクリトリスは受けた刺激を確かな官能にかえ、それを脳へ送り込んでいく。
その感覚を堪えようと眉を寄せ目を閉じたのだが、そのことで逆にその快感がはっきり感じられてしまう。
「そうそう、調子出てきたじゃん」
これはミオンヌに強制されて仕方なくしている行為のはず。
しかしいつしか指の動きは私の意志をはなれますますその速度をあげていった。
指の動きも、それに合わせた腰のうねりも止められそうにない・・・
「あはは、すごいですねフェイトさん。もう夢中になってるじゃないですか。ぷぷ、必死だな、って感じー」
シオンヌの声が思った以上に近くから聞こえ、私は慌てて目を開けた。
いつの間に近づいてきたのかシオンヌ、彼女にとらわれたキャロとエリオ、そして私の痴態を撮影するミオンヌが私を取り囲んでいた。
キャロは信じられないものを見るかのように私の姿をみており、エリオも口を開けっ放しにして食い入るように私を見つめていた。
「だめえ!みないでキャロ、エリオ!!見てはだめ!!」
私は思わずそう叫んでいた。
しかしシオンヌは薄ら笑いを浮かべて残酷な命令を下す。
「エリオ君、フェイトお姉さんがどういう風になってるのか、説明してくださいな。でないとキャロちゃんに取り返しが付かないことしちゃいますよ〜?」
エリオは悲しそうに俯きながら黙り込んでいたが、やがてあきらめたように顔を上げ口を開いた。
「フェイトさんは、アソコを、指で弄くっています・・・」
「アソコってどこですか?」
「・・・・・・オマンコです」
エリオの視線に晒され私の動きが止まる。
こんな状態で出来るはずがない。
しかし・・・
「ほらフェイトさん指が止まっていますよ。続けて続けて。エリオ君ももっとしっかり詳細に描写してください」
私とエリオの視線が絡み合う。
私は静かにうなずいた。
「フェイトさんは、左手で、ち、乳首をいじりながら、右手で、クリトリスをしごいてます。
オマンコ、からはヌルヌルした汁が出てきて、太股と、あと、その、お尻の穴の方まで垂れてきてます。
そのお尻の穴もヒクヒクしてます。
音もすごいです。え、と、ビチャビチャって。
飛び散って、綺麗な金色の、陰毛が濡れて、ぺたっとしちゃっています。あと、てらてら光ってます。
床にまで、こぼれて、水溜りみたいになってます。
え、臭いですか?う・・・んと、なんか変なにおいです。その、生臭いような」
エリオが私の股間に顔を近づけくんくんと臭いを嗅いでそんな感想をもらした。
いやあぁ・・・・・・
そ、そんなに臭いの?
それに私そんなにいっぱいお汁溢れさせちゃってるの?
恥ずかしくて死にそうになる。
しかし私の官能の炎はその羞恥をガソリンにさらに燃え上がり、性器はより多くの愛液を吐き出してしまう。
「あ、いま割れ目が勝手に開いてまた粘液が出てきました。
ゴプッ、て感じです。
フェイトさん、あの、物凄いいやらしい顔してます。
顔真っ赤にして、目を潤ませて、口の端から涎が一滴こぼれてます。
あとあえぎ声が出てます。
あ、本人は我慢してるつもりみたいなんですけど、我慢しきれてないみたいで」
うううっ、エリオなんか饒舌になってない?
そ、そんなに露骨に言わないでも・・・・・・
「指の動きがさっきよりも速く大きくなってます。
あ、身体が少し痙攣してきました。
オマンコが物凄いヒクヒクしてます!
腰がビクッと定期的に大きく痙攣してます!
息も大分あがってきてます!なんかすごいです!」
エリオは私の身体の変化を適切に指摘する。
く、ホント、なんか、身体がおかしい・・・!
なんか、来そう・・・!来そう・・・!
な、なんなの・・・!
すごく気持ちイイ!
全身が痙攣して、ブーツの中の足の指が折れ曲がる。
性器に溜まっていた快感が爆ぜ、脳を貫き意識が白濁に染め上げられる!!
「ああ、あああ、なんか来る!!あっくうぅぅぅ!!」
「ああ!?フェイトさんのオマンコからなにか噴出しました!
いえ、今も噴いています!いっぱい出てます!!」
「エ、エリオくん、もうそのくらいで・・・」
見かねたキャロが口を挟むが・・・
「なんなんですか、これ?
おしっこですか?フェイトさんおしっこ漏らしちゃったんですか?
え、潮?潮吹きっていうんですか?
ああ、でもフェイトさん凄かったです。なんていうか、必死って感じで・・・」
私は生まれて初めて味わった感覚に憔悴し、エリオの声も遠く聞こえていた・・・・・・
「いやあ〜、お見事!!初めてであんな立派に潮吹ける人いませんよ。フェイトさんいやらしい身体なんですねぇ〜。うらやましいくらいですよ?」
私は気だるい身体を奮い立たせ、嘲るシオンヌを睨み付ける。
「もういいでしょ?キャロを開放して・・・」
「はあ、何いってんの?今のは前戯みたいなもんだよ。これからが本番なんだからね」
「そうですよ、フェイトさん。これからフェイトさんの処女喪失ショーを見せてもらうんですから」
「・・・・・・」
私は言葉を失う。
しかし、覚悟もしていた。
・・・・・・これは罰だ。
私が迂闊だったせいでキャロとエリオを危険な目にあわせてしまった、その罰。
いつか愛する人に捧げるはずだった純血をこんな形で散らされることは心底口惜しいけれど、仕方のないことなのかもしれない・・・
「それじゃあそれ使って、ズボッといっちゃってください」
そう言ってシオンヌ嗤いながらが指差したのは、私のインテリジェントデバイス・バルディッシュだった。
「そんなっ・・・」
あまりのことに私は顔の色を失う。
いくらなんでもそれは・・・・・・あまりにも・・・・・・
慈悲を請おうとシオンヌとミオンヌの顔を見つめて、その望みを捨てた。
二人の顔には相変わらず獲物いたぶる嗜虐的な笑みが張り付いていたのだった・・・
「く・・・・・・」
先程自慰行為をさせられたときと同じように足をM字に開き座りながら、インナーのクロッチを脇にずらす。
そしてそこにバルディッシュの柄をあてがったまま、私は固まっていた。
つぅ――――――――
額を汗が伝い落ちる。
今まで闘いの最中幾度も激痛を味わってきた。死を覚悟したこともある。
しかしそれとはまた違う恐怖があり、決心がつかない。
「ほらほらいつまで待たせる気?おじさん気が短いんだからね」
「ねえキャロちゃん、目なんて二つもいらないですよね?片方あれば十分ですよね?」
「やめてっ!いま、いまやりますから」
私には初めから選択肢などないのだ・・・・・・
「ごめんねバルディッシュ。あなたをこんなことに使ってしまって・・・」
「(いえ、光栄です、マスター)」
・・・そんなこといわれても、その、困る。
私は予防接種を受ける子供のようにギュッと目をつぶり、腕に力をこめて、私の中にバルディッシュを一思いに突き入れた。
「ぐううぅううっはあっ、はあっ、はあ」
私のそこは、熱くぬめってすっかり準備が整っていたおかげで挿入自体は何の問題もなかった。
しかし硬く冷たい金属の棒が私の中の何かを破った瞬間、激痛がはしり、全身から嫌な汗が噴きだした。
見ると私の性器からは鮮血が流れ出している。
「これで、満足した・・・?」
自分の股間から血まみれのバルディッシュを引き抜きながら私はシオンヌをにらみ付ける。
「うーん、でもまだ尺がたりないんですよね〜。最近は消費者の皆さんも目が肥えてしまいましてね、この程度じゃチンポしごいてくれないんですよ」
そんな、まだ何かさせるつもりなの・・・?
「そうだ、せっかくだからアンタ、コイツに本格的に性教育してあげなよ」
ミオンヌがそういってエリオの方を抱く。
「え、そ、そんなこと・・・!だ、ダメですよ・・・あうううっ!!?」
慌てふためくエリオの股間をミオンヌが突然握る。
「ここ、こんなにカチコチにしておいて何いってんの?ほら、さっさと憧れのお姉さんに筆卸してもらいなよ」
ミオンヌに突き飛ばされたエリオを私は受け止める。
私たちの視線が間近で絡み合ったが、エリオはすぐに恥ずかしそうに目を逸らす。
無理もない。
さっきまであんな無様な醜態を晒していたのだ。軽蔑されて当然だろう。
「ほら早くしてよ。何度も言うけど、おじさん気が短いんだよ(・3・)〜?」
促され私はエリオの頬に手を当てこちらを向かせる。
「ごめんね、エリオ・・・・・・」
許してとは言わないけど、わかってもらいたい。
これも全てキャロを助けるため。
嫌かもしれないけど、我慢して・・・
「フェ、フェイトさん・・・」
何か言いたげなエリオの口を自らの唇で塞ぐ。
唇を重ねるだけのそっけないキス。
でもこれが私の始めてのキス。
ふふふ、処女を失ってからファーストキスなんておかしいかな?おかしいよね。
緊張からか硬くなっていたエリオ君の身体から、徐々に力が抜ける。
「ぷはあーーー」
どちらともなく離れた唇に細い銀の糸が一瞬架かり、そしてはかなく消えた。
私はそれからマントを脱ぎ捨て、着ていた上着を脱ぎ始める。
その様子を呆然と見ていたエリオも、慌てて私に倣い服を脱ぎ始める。
インナーに手をかけるとわずかに躊躇したが、それも肩をはずし、足を抜き、そして脱ぎ捨てる。
ニーソックスは・・・脱ぐ必要ないかな?
裸にニーソックスと靴だけという格好になった私は、両手で乳房をかくし太股を閉じた。
今更そんなことをしても何の意味もないことはわかっていたが、女としてやらずにはいられなかった。
「き、綺麗です・・・フェイトさん・・・」
私と同じように全裸になったエリオがそんな感想を漏らす。
そう言ってくれるのは、お世辞でも嬉しい。
これからエリオにそういうことをしなければならないという罪悪感が、少しだけ薄れた気がした。
エリオの身体はまだまだ女の子と変わらないようであったが、その股間にだけは男の子の象徴が自己主張していた。
・・・・・・こんなになるものなの?
赤黒い肉を剥きだしにして、表面に血管を浮かべて天に向かいそそり立つそれは、以前一緒にお風呂に入ったときに見たそれとはまるで違っていた。
これを、私の中に入れないといけない。
私は先程の破瓜の痛みを思い出し、戦慄した。
それでも、逃げることは許されない。
「エリオ、それじゃあここに横になって」
私はそう言って自分のマントを床に広げる。
「は、はい・・・・・・・!」
エリオはおずおずとその上に寝転ぶ。
私は横になったエリオの股間に跨り、指でおちんちんを掴み、それを自分の性器にあてがう。
バルディッシュのおかげで場所はよくわかっている。
「く・・・!」
エリオのおちんちんがズブズブと私の中に入っていく。
「うあああああああぁぁぁぁぁあああああぁぁあぁ〜〜!」
エリオが上げた悲鳴に胸が締め付けられる。
ごめん、エリオ・・・少しの間だけ我慢して・・・!
苦しそうな声を上げるエリオのためにもこんなことは早く終わらせようと、私は腰を上下に振り始める。
え、と。やり方はあってるよね、これで?
エリオの顔がますます苦しそうになるので不安になる。
性器が十分に潤っていたためか、エリオのおちんちんのサイズが小さいためなのか、あるいはその両方なのか、痛みはそれ程でもない。
でも腰を動かすたびに胸がタプタプと揺れて、乳房の付け根がちょっと痛い。
「うう、フェイトさん・・・!な、なんか、出そうです、あ、あ、ああ!!」
エリオは私のマントを握り締めながら切羽詰った声を上げる。
出るって、あ、精液?え、でも、それはまずいかも・・・!
「エリオ、ちょっと待って、一旦抜いてから・・・あっ!」
エリオは腰を私の中に強く打ち込まみ、そのままビチャビチャと精液を注ぎ込んできた。
・・・・・・どうしよう、膣に出されちゃった・・・
あ、でもいいのかな別に?これはエリオが気持ちよかったってことなのだから。
あまりに異常な行為の連続で、私にはもう何が正常でそうでないのかを判断することが出来ないでいた。
「ちょっと待ってよ。エリオもうイッたの?いくらなんでも早すぎるでしょ」
ミオンヌが不満そうな声を上げる。
「でも、言われたとおりにしたわ。・・・もういいでしょ?」
「そうはいきませんよ。世の男達はフェイトさんみたいなのが悶えるのを見たいんですから。ふぅ〜、仕方ないですね。これ使ってください」
シオンヌが何かを投げてよこした。
エリオと繋がったまま私はそれを受け取る。
「こ、これは・・・?」
それは恐ろしく不吉なものであった。
一本の注射器。しかもその中身は地獄のようにドス黒かった。
これを打てというの・・・?
「それがなんなのか、フェイトさんが知る必要ないと思いますよ。知ってどうするんですか?ヤバそうならやめるんですか?可哀想なキャロちゃん!」
く、そうだ。私に選択肢はないんだ。
それにもうここまでくれば行くところまで行くしかない。
「フェ、フェイトさん、もうやめてください・・・!わたしはどうなってもいいですから!」
キャロの制止を振り切り、半ば捨て鉢な気分で私はその注射器を腕にたて、中身を自分の身体に流し込んだ。
「はあっ、うううっ、はあっ、くう・・・!!」
効果はすぐに表れた。
心臓が異常なまでに早鐘を打ち、物凄い速さで全身に血がめぐる。
体中が熱い。頭がズキズキする。指の先が痛む。
「あヒャああああああアあアああアああああああああオオオオオオ!!!???」
唐突だった。
唐突に頭の中で多幸感が炸裂した!
目が回り世界の全てが渦を巻き始める。
股間からはあ、ア、アイエキがアフれてく、クる。
く、ク、苦しい、イや気餅イい、アウッ、ャつパリ苦し・・・・・・!!
「ああ、とうとう頭に薬が回りましたね。ご愁傷様」
詩音ヌガ何カイッテイルヨウダガキコエナカッタ
菜ニ蛾何ヤラ輪カラ内・・・・・・
タダ殻、体、カラダがアツw背drftgyふじこlp・・・・・・・・
あれから何時間たったであろうか・・・・・・・
「ヒャアア、ヒャアアアアアアアア、エロオ、アヒャア、エ、エロオオオォオオヒャアアアアアア!!!!!!」
フェイトはいまだにエリオに跨り絶叫を上げながら腰を振り続けていた。
その声はすでに枯れており聞いていて痛々しい。
その目はドロリと濁っており、以前の理知性を微塵も感じさせない。
フェイトは汗や涙、小便と愛液の流しすぎで脱水症状を起こしている。
それでも腰を振るのをやめない。
まるでそれが自分に課せられた使命であるかのように。
結合部分からは大量の精液と愛液の混合液がこぼれ出している。
エリオはぐったりとして動かない。
とっくの昔に意識を失っているのだ。
「あ〜あ、お姉、あたしもう飽きてきちゃいましたよ。もうそろそろ行きません?」
「そうね。尺はもう十分撮ったし、行こうか」
「こいつどうします?」
「そいつは連れてこう。そういう幼いのが好きだって外道も最近は多いしね」
二人は絶望から死んだように動かなくなってしまったキャロを引きつれその場を後にした。
その後、フェイトが、エリオが、キャロがどうなったかは、また違う物語である――――――――
365 :
あとがき:2007/04/28(土) 21:06:18 ID:JYFe54Hd
前回投稿したときは迂闊にもスバルの名前を間違えてしい、お叱りの言葉をいただきました。
これもひとえに自分のキャラへの愛が足りないゆえであると反省し、今回はそんなことのないよう万全を期したつもりですが、いかがでしょうか。
今回の物語も状況説明が多く、あまりエロくならなかったのですが、最後まで読んでくれる方がいらっしゃるならば幸せです。
また今回も尻切れトンボな終わり方ですが、この物語の続きは皆さんの想像におまかせします。
バッドエンドが嫌いという方は、実はこの後三人ともあっさり管理局に保護されたと脳内補完してください。
逆にこんなぬるま湯じゃチンポ勃たねえよ、って方は更なるドス黒い妄想で三人を穢してみてください。
長くなってしまいましたが、この辺で失礼いたします。
こういう俺TEEEEEEEは読む気がしない
>>365 興奮した注射前までGJ!
「(いえ、光栄です、マスター)」←に萌えた!
しかし・・・なんていうか、まぁいいか精進してくれ。
>365
Mary Sueが登場する作品を久々に読ませていただきました。
369 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 00:21:32 ID:LpHUTK0h
>>365 注射前までGJ!
ミオンヌ、シオンヌはひぐらしから…だろうな。
>>365 この前は鷹野さんで今回は園崎姉妹か……
お前、クロスオーバーやりたいなら他行ってやれ
なのは、ひぐらし両作品に失礼だ
ここ最近職人が少し増えたと思ったらスレの雰囲気わるくなってきてる
これは職人が他の職人がGJされるのを嫌って雰囲気悪くしてる
と考えるのはうがちすぎか?
病院いけ。脳の
375 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 01:22:18 ID:LpHUTK0h
なんだ?最近空気よくなってきたのに、また悪くなってきそうな悪寒。空気良くするために、素人でもいいから職人キボン
必要以上の文句言う人については
いろいろ言おうと思っても結局行き着くところが同じで疲れるからスルー
スバルXユーノの続き投下します。
今回は少し短いですが、楽しんでいただければ幸いです。
魔力光が消え視界が拓ける。立ってるのは、周りより少し高くなっている丘のような所だ。
眼下には見渡す限り木に覆われた大地が広がっている。
「こんな所に研究施設があるんですか?」
エリオが驚いたように声を上げる。
「うん。文化レベルははゼロ。この世界はあらゆる建造物の建設は、禁止されているのだけど。
まぁ、周りに人が居ないってのは、悪意ある人達には好都合だからね」
ユーノさんはそう言いながらすばやく印を結ぶ。右手に小さなミッド式の魔方陣が浮かぶ。
「方角はあっちか。ところでスバルたちは飛翔魔法は使えるの?距離はたいしたこと無いんだけど
道は余り良くないんだ」
私達は顔を見合わせ首を横に振る。何かちょっと恥ずかしい。
「陸士だもんね。必須じゃないし。じゃ歩いていこうか」
ユーノさんは気にした風も無く、先ほど割り出した方角へと歩き始める。森の方だ。
私達もその後について行く。道すがらの話はやはりレリックの事になる。
ユーノさん曰く
「誰が何の為の造ったのかは一切不明。現在分かっているのは、超高エネルギーの結晶体であること。
これを狙っている組織があること。その組織が自立行動型の自動機械、通称ガジェットドローンで
蒐集しようとしているってこと位かな」
ってことらしい。「厄介な代物だよ」とユーノさんは締めくくった。
何でそんな物騒な物作ったんだろ?
まぁ、闇の書の前例もあるし、最初はそんな厄介な物じゃなかったかもしれないけど。
それにしてもユーノさん、結構いいペースで歩くなぁ。無限書庫に篭りっきりだって言ってたのに、
毎日訓練で走り回ってる私達と変わんない。
そんななことを思いながら、遅れないようにユーノさんの後を付いていった。
森の中を15分ほど歩くと、急に視界が広がった。そこには周りの風景に似つかわしくない
巨大な建物があった。高さこそ木のそれを越えてないようだが、横方向はかなり大きい。
「ここですか?」
「そうみたいだね。座標はぴったりだ」
ユーノさんは立ち止まって、魔方陣を展開する。
「何の魔法ですか?」
「検索魔法と結界だよ。念のためにね」
言い終わるとともに結界が広がり始めた。と思ったら、あっという間に
結界の端が見えなくなる。
「これでよしっと。これから中に入るけどあまり離れないでね」
私達が頷くのを確認すると入り口のほうに歩いていく。
ついていこうとした時、横からティアが声をかけてきた。
「ユーノさん相当な使い手ね。封時結界をあんな一瞬で数百メートル範囲で展開するなんて、
並みの結果魔導師にできる芸当じゃないわ。最初見たときはだたの優男かと思ったけど、
今ならなのはさんの先生だって言われても納得する」
封時結界って事は、広域型上位の結界だよね。確かにすごいかも。
「早く来ないと置いてくよー」
気がつけばユーノさんが、入り口で私達を呼んでいる。あ、後ろに居たはずのエリオやキャロまで
向こうに居る。
「今行きまーす」
少しの恥ずかしさを感じながら、私達はユーノさんの元へ駆け出した。
ユーノさんが作り出した灯りで周りを見る。
研究施設の中は、かなりボロボロだ。壁や天井があっちこっちで崩れてる。光の届く範囲は
3メートルくらいだけど、おそらくこんな調子でずっと続いているのだろう。
「足元気をつけてね。瓦礫もいっぱいあるし、崩れるかもしれないから」
ユーノさんを先頭に、あたし、ティア、キャロ、エリオの順で施設の中を進んでいく。
途中、崩れた場所を迂回しながら、一番奥と思われる部屋にたどり着いた。
部屋の真ん中には、水槽みたいな入れ物が鎮座している。そして右手にはそれに繋がっている
パネルとモニターが見える。
「ここだね」
ユーノさんが水槽に近づく。パネルやモニターは見ただけで壊れているのが分かるが、
水槽周りだけは明らかに雰囲気が違う。周りから浮いてしまうほど、きれいなままだ。
ユーノさんは水槽を覗き込んでなにやらしている。
「何の反応も無いな。何かは分からないけど、液体で満たされているだけの状態か」
ぶつぶつ言いながら印を結び、魔法陣を形成、続いて魔力開放。
水槽には何の変化も無い。
「これは外れかな。何かある気はしたんだけど」
ユーノさんがなお水槽に魔法をかけようとした時、パネルの一部が点滅しているのが、
私の目に入った。
その事を伝えようとする前に、目の前の空間が歪んだ。
現れたのは、私達が訓練初日に使ったタイプと同じ、ガジェットドローンだった。
左右の空間も歪み同じタイプの物が現れる。
ユーノさんも気付き私達のほうへ走ってくる。それよりも早く向こうからの砲撃が来た。
私達も慌てて回避するが室内なので十分に距離が稼げない。
当たる!そう思った瞬間私達の前に、緑色のシールドが展開された。
「囲まれる前に外に出るよ」
ユーノさんはそれだけ言うと私達の返事も待たず、転送魔法を行使した。
外に出た私達を待っていたのは、5体のガジェットドローンだった。中からは
先ほどの3体も出てくる。
「結界があったのにどうして!?」
ティアが悔しそうに叫んだ。
「エリオ、行くよ!」
私は、エリオに声をかけながら走り出し、マッハキャリバー装着した。
エリオはすでにストラーダを構えて加速体制に入っている。
一番手前の敵に照準を定め、リボルバーナックルに魔力を込める。
「いっっけぇー!」
AMFが作動するが、加速した勢いをそのままに拳を打ち付ける。
AMFを貫通し機体に穴が開く。
「吹き飛べー!」
そのまま振り抜く。ガジェットドローンは地面に衝突し爆発する。よし!まず一機。
着地と同時に次の目標へ視線を移す。
加速しようと前傾になった瞬間、一条の光が私の横を通り過ぎる。
ティアからの援護の砲撃だった。光の先には、一体のガジェットドローンがおり、
私の死角から攻撃しようとしてたらしい。
「あんたはもうちょっと周りを見なさい」
ティアから叱責が跳んでくる。
ティアの砲撃によって一瞬動きを止めたそれは、エリオのシュペーアアングリフで
機体に大穴を開け、森の中へ消えて行った。
いきなり2機やられた事で、散開していたガジェットドローン達が一箇所に集まる。
こちらの出方を伺うような感じだ。ティアに指示を貰おうとそちらに目を向けると、
ユーノさんと目が合ってしまった。その瞬間、自分で止められない感情が溢れた。
その感情を理解する前に私は、ガジェットドローン達へと走り出していた。
何故こんな感情を持ったのか本当に分からない。
研究施設の中で、ユーノさんに助けて貰ったからって言うのはもちろんある。
でもそれだけじゃないものが、心の中を渦巻いていた。
ユーノさんに良い所を見せたいだなんて。
上手くコントロールできない感情を前に、その苛立ちをぶつける様にして敵に向かっていく。
先程まで、散発的だったガジェットドローン達の砲撃は、一箇所に集まった事により
的確にこちらの行動を制限し、また屠ろうとその密度を上げる。
ティアが後ろで何か叫んでいるが、私の耳には届かない。今あるのは目の前の敵を
殲滅する事だけ。
手前の敵に向かって跳躍。自由落下の加速度と、マッハキャリバーによって生み出された
加速との勢いを殺すことなく蹴りを放つ。
敵は施設の壁にぶつかり煙を上げ炎上する。
「カートリッジロード!」
振り向きざまにもう一機倒すため、カートリッジをロードする。薬莢が排出され
リボルバーナックルが回転する。繰り出す拳とAMFが激突し火花を散らすが、
そのまま強引に振り抜く。
魔力が緩和され本来の威力が出ていないが、後ろにいたもう一機とぶつかり
縺れる様に地面に落ち動かなくなる。
「あと3体」そう思ったときに慢心が出たのだろう。自分が思っていたより敵に
近づきすぎていた事と、距離を置くための初動が遅れた。
正面からの攻撃は何とかバックステップでかわせた。でも左からの攻撃にはもう対処できない。
やられる!と思い目を閉じた。しかし衝撃はいつまで経ってもやって来ない。
恐る恐る目を開けると、ユーノさんがシールドを展開して私の前に立っていた。
「ごめんね、トランスポーターの準備に手間取って少し遅れた」
ユーノさんは横目で私の方をちらりと見て、安心させるように微笑んでくれた。
「距離をとった後、一気に転送するから僕に掴まって」
前に向き直り私にそう告げる。ユーノさんのシールドも、AMFにより端の方から綻び始めてる。
私は慌ててユーノさんに掴まる。掴まってからその体温と感触にどきどきする。
エリオが牽制のために、シールドを中和しようとしていたガジェットドローンに突撃する。
スピードが速い。どうやらキャロにブーストアップして貰ってるみたい。
その隙にユーノさんが後ろに飛び退き、魔力を開放しトランスポーターを展開する。
「エリオ、転送するからAMFの影響を受けなくなるまで距離をとって」
エリオは頷き、高速機動を生かして距離をとる。そして緑色の魔力光に包まれて消えた。
どうやら転送されたらしい。私の少し後ろにいたティア、キャロも同じく光に包まれて消えた。
「じゃあボク達も行くよ」
そう言って転送しようとした瞬間、私が倒した筈の一体が砲撃を加えてきた。
完全に不意打ちだったそれは、私を守るように前へ出たユーノさんの体へと吸い込まれた。
崩れ落ちながらユーノさんは転送魔法を展開し、私たちも光に包まれた。
今回は以上です。
スバルに「ユーノさんに良い所を見せたいだなんて」これを言わせたかった。
今は反省してる。
それにしてもユーノ君が動いてくれない。
396氏のユーノ君みたいに動かしたいのに、ごめんね俺の書くユーノ君。
>>382 まあまだ序盤だってんなら、ヤマなしオチなし意味なしなのも仕方ないと思うけどさ
これ完全にMary Sueやん
一応そう突っ込まれないようにユーノで体裁は取り繕ってるけどさ
ユーノに自己投影しすぎ
>382
ユーノものは貴重なのでGJ。
続き期待してますよ。
>383
見えなくはないけど、あんまりツッコミなさんな。
それにユーノは一応シリーズ登場キャラだから、
一概にそうと言えるわけでもないし。
マターリ楽しめればよし!
違う?
>>382 勝手に補足しとくが、Mary Sueって駄作の条件じゃなくてイタさの条件だからね。
ユーノに自己投影しているのではなく、ユーノの能力に感心する他キャラに自己投影してしまってるように見える。
他は空飛べないけどユーノは飛べる。ユーノの結界の範囲スゲー。
これらの描写がなくても、普通にストーリー進むよね? そのへん、人によっては鼻についてしまうかもしれない。
たとえば俺の場合、「なのはの師はユーノ」とはいうけれど、
たかがユーノスゲーをティアに言わせるためだけにこれを持ち出すのはどうかなって思った。
こんなこと描写するくらいだったら、もうちょっとスバルの心理に焦点を絞って、描写を積み重ねて、
「ユーノにかっこいいとこみせたい」に説得力を持たせたほうがいい。そんな印象。
>383
そう結論をいそがず、完成をまとうじゃないか。
>>385 まあさじ加減は難しいがなあ…
好きなキャラ主役で書く以上、劇中の主役程度には持ち上げたいってのもあるだろうし。
キャラに対する好き嫌いも関わる問題でもある。
鼻に付かないようどう持ち上げようかってーとなあ…
たとえば某スーパータイムとか本編の時点で空気読めって声が出たりもしてるし。
そういうキャラってどの辺が落としどころなんだろうと時々思う。
プリンタのインクカードリッジを装填するとき
「カードリッジロード」と、ついつい言ってしまう
>>387 持ち上げてることが問題じゃなくて、
持ち上げたことでかえってキャラの魅力を損なってるって話だよ。
ユーノスゲーが鼻につくのではなく、ユーノスゲーを「言わせられてる」キャラが鼻につく。
そういえば保管庫にあった魔法少女リリカルなのはstepってまだ完結してないんだよね?
とりあえず空気悪いと言うのが空気悪くなる原因だから何かを悟るな、空気読むな
あと評論家ぶるな、どうせ自分もたいしたことないんだから
率直な意見ありがとうございます。
手探りで書いてる状態なので、正直ありがたいです。
ご意見を参考に次につなげたいと思います。
次は5月中ごろになるかと思いますが、お付き合いいただければ幸いです。
スレを長続きさせるにはスルーのスキルが必要、ってことですね。特にこの板では。
>>382 GJ!
ユーノの結界魔法はAAAクラスだからこれくらいは当然と漏れは思っている。
みんな、いろんな感想があるみたいだけど、
自分は戦闘時のユーノにバリアと結界魔法しか使わせてない事が
ちゃんと“わかっている”と思った。
>>382 GJ!読んでて、あ、この表現いいなってとこあったよ
続き期待してます
禁断のフェイト×エリオを…
399 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 16:53:13 ID:LpHUTK0h
[92]名無しさん@ピンキー7/04/07(土) 23:21:38 ID:zs5lVl1+
さっき、ちょっと妙なネタが降りてきたんだけど
フェイトが(メ欄)っていうの需要ある? それでやっていいならなのは×フェイトで行こうと思ってるんだけど…
これ、ずっとまってるんだが、どこかにあったか?
ふたばとかだとフェイトとエリオの妄想スレとか結構立ってるけど
>>398 なのはでは今まで無かった姉ショタだからな…
402 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 23:11:59 ID:LpHUTK0h
新種に期待、ということだな。
エリオはショタロリ、姉ショタどっちの組み合わせもいける美味しいキャラだからなぁ。
フェイト以外にも年上のお姉さんはいっぱいいるし、
おそらく公式じゃエリオ×キャロなんだろうけど、妄想は広がるな。
フェイト×エリオはもちろんのこと、シグナム×エリオやはやて×エリオとかも面白そうだな…
ならばクロノ×エリオで。
ガチは置いといて
「クロノさん」
「おじさんでいいよ」
みたいな家族的絡みならなんか興味あるな。
25歳で「おじさんでいいよ」はあんま言わないような気もするが…。
「クロノ提督!」「一々そんな畏まらなくていいよ」「じゃあ、クロノさん」くらいじゃね?
エリオとキャラも家族的に取り込まれたら、ハラオウン家物凄い一家になるよなー。
これでゲームみたくなのはまで編入できてたら完全にすさまじい一家になってたねえ…
キャロをキャラとか書いてることに今気付いたorz
なのははフェイトの嫁だから普通に参入可能
ハラオウン家と八神家に大別されるんだな
まあ、あれだ
9歳年下の弟のような少年にときめいちゃうフェイトが見たいってことだ
俺、体格差がある合体とか大好物だし
>>412 逆に9才年上で義理とは言え母である女性にときめいてしまうエリオが見たい
俺は、おまえと友達になれるだろうか?
さて、某所で変身シーン総集編を見たんだが、マジで美少女ストリップショーだった件について。
というか下着凝りすぎ!
>>413 ああ、親友と書いて"マブダチ"と読める仲になれるだろう
そして俺は更に、お互いの気持ちが通じ合って初々しい反応をするフェイトとエリオも見たいし
フェイトが頑張ってエリオの皮を剥いたりとか、二人の初々しい初めての合体とかも見たいんだよ
>>382 今月のメガミマガジンの漫画総集編でのユーノの扱い見ると
2次創作では報われないと泣けてくるのでこれからもがんばって・・・
エリオとのデートの度に赤くなりながらも勝負下着を選んで穿いていくフェイトが見たい俺も友になれるだろうか…
エリキャロはいないのか……っ!
ショタとロリが初々しくストロベリってる展開に萌え狂う同士はいないのかっ!!
……そんなSS、書いちゃ、ダメ?
>>419 同士キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
SS待ってます
>>419 まだまだ本編ストーリーが序盤も序盤なので流石に早すぎるかとは思うのだが…
現時点で既にエリキャロ好きな自分としては書いていただけるというなら止める理由は
無い!バッチ来ーい!
422 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 19:29:51 ID:qZsuQLyg
>>419 よく言ってくれた!!!俺も見てみたい!!!!
>>419 今時点で書けるなら、サッサと書いちゃったほうがいいと思う。
本編で性格が明らかになって、あなたの思っていたキャラと違った場合、書けなくなってしまうから。
ただ、長くなるようなら、発表するたびに「何話まで見た時点でプロットを書きました」
くらいの断りを入れた置いたほうがいいと思う。
流れを無視して、なのはでキャリアと一般要員の確執見たいのを読んで見たくなった。
出世競争で今まで並んでたのを一気呵成に追い越したからかな・・・
425 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 23:38:24 ID:xcKOZdt5
>>419 俺もだ!!是非とも書いてくれ!まってるぞ!!
>>424 ああそれで嫉妬から言われない虐めを受けるとかな
なのはとかはやてとか他人の悪意に慣れてなさそうだから見てみたいわ
>>415 kwsk
キャロがエリオの目の前で獣姦される話とか読みたい
スバルだけBJ装着で下着姿にならないのは何故だ!
一気にマッパってマジで露出狂の気でもあるんじゃなかろうか?
>424
チラシの裏
前二作品と違い、「組織物による群像劇」なので、そういう話しか思いつかないw
エロパロ物書いているけど、一番好きなのが政治劇なので。
たとえば「部隊で保有出来る魔導師ランクの総計規模」があるのがおかしい。
人命救助とか取り締まりをやる組織なのに何故リミッターをかけるのか。
違反者を追跡するパトカーにリミッターかける馬鹿はいないだろ。
普段の生活に支障があってかけているというのではない上に、
解除には上役の許可が必要でそれも滅多に出さない。
あれは、クーデター(組織内反乱)や、ひとつの部隊が魔力にものを言わせて事件・事故を解決していくことで
突出して実績・結果を残して出世等の人事に差が出やすくなるのを阻止するためのもの、と考えている。
いわゆる「横並び」を強制的に実現させるための「官僚的構造」だと思っている。
・後ろ盾を利用して課を新設
・デバイスが役付
・人間でないものが役付
・元犯罪者が複数所属
・家族がすでに局員・本人も入隊(しかも六課配属)
などなど、かなり内部的にはやっかみや僻みなどがあるはず。
あれほど、政治物として条件が整っているのも珍しい。
キャリアとして他の課や部署との軋轢に腐心するはやてとかw
漫画版には、スバルがやっかみを受けているようなのがあったときいた。
>>416 そんな話が読みたいな…
今までに無いタイプの話だし……
>>415 確認した。隊長二人ともエロ過ぎ。スバルの変身、それなんて勇者王?
ティアとキャロは割かし普通の魔法少女らしい変身。エリオ、ハブられなかった上に
短いながらも曲も演出も中々。
つーか新メンバーの変身完了時のカットンのカッコ良さに燃えた!
433 :
432:2007/05/01(火) 08:32:58 ID:a0u+rJCM
>432最後
「カットイン」な。「カットン」って何だ… orz
>>430 警官にバズーカーやマシンガン持たせるは規制されるのと同じじゃないんでしょうか
魔導師なんて一般人から見たらワケの解らない人種なんだから
普段は安全に管理されてますよーってポーズを示すのが必要なのかと
好意的に解釈してみる
>434
武器や行動を制限すればいいのであって
「人間にリミッターを掛ける」のは非人道的。
「魔導師が分け判らない人種」という思考がある世界なら
あの世界の魔法を使える一般人は裏で差別を受けている。
表だって魔女狩りをやると魔法で反撃されるから、裏でやる。
星すら攻撃出来る戦艦を保有しているんだから、人間にリミッターなんて今更なんだよね。
現場で災害救助や危険な敵と対峙する部下達の命を考えたら、私はリミッターを頻繁に解除するし、可能なら掛けない。
手かせ足かせをつけて、なおかつそれを外すことはまずない、といって
現場に放り込むのは「死ね」といっているようなもの。
友人達も含めて全員が「人間にリミッター」の一点が納得出来なかったよ。
ぶっちゃけ「物語の都合上」でしかないのがみえみえだが、視聴側を納得させる論拠は提示して欲しかった。
「総計規模」で納得しろというのは無理。
かなりスレとずれてしまってスマソm(_ _)m
>>434 そもそもリミッターがどういう仕組みかわからないので非人道的かどうかはなんとも。
あと、総計規模については管理局と各次元世界政府とのあつれきと妥協の結果だと(勝手に)思ってる。
AA×2名で数十機の無人戦闘機をあっさり蹴散らせるんだから、管理局にそんなに戦力集中して欲しくないだろ。
で、リミッターはそこを突くための裏ワザな。
>>435 リミッターは六課側が悪用してるんだろうと思う。
以下予想という名の妄想。
本来は制御が甘くて部隊行動に向かない術者を戦力にするためのもので、
そのためにリミッター後の能力で部隊組んでいいよという規定があった。
ところがリミッターをかける条件が規定されてなかったので、
「わたしリィンがおらへんと制御がダメダメなんよ」とか適当抜かして
必要の無いリミッターをかけて部隊編成したと考えてる。
そんな黒い裏技が使えるはやて萌え
>>435 まぁ・・お役所仕事なんか意味不明な決まりとかあるからw
実際『魔法少女規制せよ!、人間兵器を野放しにするな!』とか
プラカードもった団体が管理局の前に押しかけるようなシビアな銀英伝的世界もアレだし
ビルの高層から下を見て
はやて「ふ・・民衆など勝手なものだな・・都合の良い時だけ助けを求め
用が無くなれば排除しようとする・・・うちらはあんな愚民どものために戦っているのか・・」
なのは「だからこそはやてちゃんみたいな指導者が必要なの!どうしようもない人達だけどわたし達が
駆け上がるのには必要だし都合がいいの」
はやて「ついてくるかなのは至高の玉座まで」
なのは「死が二人を分かつまで、はやて様」
みたいなの想像して( ^∀^)
そこは、なのはよりシグナムのほうが合ってる気が・・・
それ何てラインハルトとキルヒアイス?
441 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 13:26:31 ID:ZvTdxjH2
リミッターとかそういうのを、かける魔法があるんだろ。ガジェットドローンのAMFみたいなのを応用したような感じの。
せいぜいリストウェイトみたいなもんだと思ってた俺
「こんな重りを付けたまま飛行魔法を!?」
そういえば一期ですでに負荷かけたまま日常生活とかやってんじゃんなのはさん。
そもそも一部隊だけ突出したら組織としてバランスしないじゃないか。
大体が「精鋭部隊」なんてもてはやされても結局は便利使いで戦力消耗してボロボロになる上に、
そういう突出部隊を編成するようになったら組織として負けが込んできた証しみたいなもの。
全般情勢が不利なので局所的優位だけでもなんとかしましょう、って発想だからな。
時空管理局は三桁を数える多数の世界を持続的に管理していかにゃならんのだから、
一部の部隊だけを突出させてそいつをあっちこっち引き回すより、それなりの部隊が数多くあった方がいい。
エリオがキャロの事前練習にフェイトと、ってのも作れそうだなw
>>443 しかも部隊長にリミッター付けてるのがますます意味不明だよな。
まあ相変わらずの設定崩壊っつーことで。
え?ゆえに平均的な部隊を編成する方針として部隊ごとのランク制限があるのは妥当だ、
っていうつもりで書いたんだが……文章力ナサスorz
いちいちそこまで文句あるならみなきゃいーのに・・・。
むしろそーいうのは本スレでやってくれぃ。この板なんの板だっけ?
脱線はほどほどにしておかないとこうなる
>>444 どっちから言い出したとしても萌えるな(;´Д`)ハァハァ
>>449 つまり、高レベル魔道師ではない高級官僚が、普通では手が出せない高レベル魔道師を凌辱する
ために作ったシステムだ、というSSを書けと言いたいんだな?
たしか管理局はいくつかの世界が同意の上で設立・運営されてるんだよな?
もしかしたら時空管理局はその世界間をまたぐ犯罪が担当で、
基本的に世界内の事案には不介入とか?。
もし介入する時、構成国の治安当局や軍に無用な刺激を与えないために
「制限してますよ」って言う為なんじゃないかな?管理局が現地の当局を指揮下に入れる時とかに
特に必要な規定な気がする。
万年人手不足とはいえ多数の高位の魔道士や次元航行艦を保有している組織だし
何かしら制限をつけてないと構成国は安心出来んだろ。
簡単にいうと設定と設定がかみ合ってないってことだ
どーせ今度のメガマガ辺りで都築パパンの分かりやすいリミッター解説が載るよ
魔導師ランクが云々って時もそうだったじゃん
ぶっちゃけ勇者王的に「リミッター解除、承認!」とかやりたいだけのような気もするけどさ
本スレ行け、マジで。
456 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 21:43:22 ID:8RdMFZni
仕方ないじゃん、ここまでシリーズ化するなんて誰も考えなかったんだから。
後付設定で矛盾が出るのはあきらめろ。
そんな本筋から見ればどうでもいいところがイヤなら見るな(笑)
sage忘れたorz
落ち着け!
そもそも2期まで設定だったものが、後付3期になってようなもんだからしゃーない
459 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 22:29:30 ID:ZvTdxjH2
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第十五話☆魔法少女、続いてます。
ここは、
魔法少女リリカルなのは
魔法少女リリカルなのはA's
魔法少女リリカルなのはS's(StrikerS )
のエロパロスレです。
『ローカル ルール』
エロは無くても大丈夫です。
しかし特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に確認又は注意書きをお願いします)
のはずだが。
>>456 >>458 おまえらこそ落ち着け。いくらなんでもはしゃぎすぎだ。
後付で矛盾が出てくることを嫌がってる奴なんて居ないぞ?
場所を選ばず盛り上がってるお前らのことが見るに堪えないだけだよ。
いいから語るな!
語るならエロく、もしくはラブい空気を作ること
お前ら 大変なことに気がついた
百合分が足りない
そんなもん本編でいくらでも補充できるだろ
それよりもユーノ分は致命的だ
前から俺は、はやて分が足らなくて干乾びそうなの…
クルノ分マダー
早く声が聞きたい・・・ まぁ、だいたい想像つくけど
クルノって・・・
ほら、あれだ 来るとクロって・・・・・・・・・なんでもない
つまり
重要度の低い資料の請求をしたい、なのはとはやてが
先にイったほうが負け、と事を始める
でもダブルノックダウン
「よう考えたら本人に聞いた方が早いよね…」
妖しげな光を湛えた二人がユーノに…
みたいな感じですか?(´・ω・`)
>468
お待ちしております
>464
致命的どころか公式HPのキャラ紹介にいない。
そもそもベルカ式のデバイスって、廃れてたんじゃなかったのか?
この時点で3期は設定がおかしいなと思った
考察とかマジでウザい
本スレ行け、ゆとりども
道具使うのは邪道だよね
↓
でもマンネリ打破のためには仕方ないか ←3期
>469
普段SSなんて書かないからあんまり期待しないでね
もし上がったら、そんな話もあったなくらいの気持ちで(´・ω・`)
474 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 08:29:43 ID:HacEQ8m5
>>473 469とは別人だが、了解。期待しつつ、期待せずに待つ。
>>451 そういうのは大好物
エース達をRankCあたりに制限して陵辱イイヨー
エリオ×フェイトはアリだな
やはりキャロと本番のための予行演習って感じでお姉さんっぽく指導が良い
ついでにキャロはエリオを喜ばせるためのフェラをクロノかユーノあたりに指導されてくれ
ユーノファンの俺としては、新キャラ達とことごとく男女の関係(もちろん和姦で)になってしまう展開を希望だ。
新ジャンル:姉ショタの開拓を…
478 :
460:2007/05/02(水) 11:05:46 ID:GVmqposT
最近の流れからユーノとなのはの行為を見てしまったエリオとキャロが
行為に及ぶのを思いついた。
479 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 11:50:47 ID:HacEQ8m5
480 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 12:45:12 ID:CPIia1Nz
>>478 2話で期待し、3、4話でホクホクし、5話で完全に墜ちた俺としては、
控えめに言って
>>479-480と同意見だ。エリキャロ万歳w
>>335の続きです、エロ入れてみました百合かどうか微妙です
「では、このデバイスは本当にグラーフ・アイゼンなんだなシャリオ・・?」
「うーん・・・・同じものって言うかですね・・」
画面に映った画像に皆が見入っていた
時空管理局内、部隊長八神はやてを交え6課ライトニング分隊の面々が集まっていた
「魔力のコアとなる部分が同じなんです」
メガネをキランッと反射させると、通信主任にして自称メカニックデザイナー
シャリオ・フィニーニーは答えた、腕を組んで聞いていたのはシグナム
なのです!とその肩の上でリィンUが胸を張る、無言でフェイト
何となく感心した様子のキャロと、意味が解らないと言う顔のエリオが見つめる
ご存知の通り・・と均整の取れたスタイルにメガネのお姉さんにしてメカフェチというナイスな一等陸士は続けた
「・・なのはさんのレイジングハートに代表されるインテリジェントデバイスが
持ち主の精神の形に応じて同じコアからまったく違う形状に変化する事はわりと知られていますが」
こほんと咳払いする
「こちらのグラーフ・アイゼンに類似したこのデバイスは・・形こそオリジナルと違いますが、
それと同じように同一原型から派生した姉妹品・・デバイスに間違いないと思われます
古代ベルカ式はその現存数の少なさから今までほとんど検証がなされていない状況でしたが
・・・今のところ何故ヴォルケンリッターのデバイスの同素体が存在するのかなどは未だ不明ですが、
ヴィータちゃんのグラーフ・アイゼンと比較し分析した結果、間違い無いと判断しました」
「リィンも保障しますですよ!」元気よくプカプカと宙に浮いてる空曹長が保障してくれた
やや調子が出てきたようにシャーリー(愛称)が謎のデバイスのさらに詳しいスペックを・
・・ウンチクをとうとうと説明し始めた、表情が実に楽しそうだ、段々と専門用語が混じりだしてきて
フェイトやシグナムはともかく年少組みは少々置いてけぼりになりつつあった
「ともかくや」
必要なところまで皆が理解したのを見て取り
はやてが手を上げて熱心なデバイスマスターの説明の流れを止めた
そろそろ内容がデバイスの設計思想とデザインの美しさにまで及ぶところだったので、賢明な判断といえる
「やっぱり放っておく置くわけにはいかんやろなぁ・・S級魔導師なんてそこらにそうそうはおらへんし・・」
ふぅ、と息をついた、上座に鎮座した若すぎる司令官は気を取り直した
左右の頼りにしている部下に水を向ける
「隊長らはどない思う?」
思案する様子のピンクの髪の将が答える
「・・我々の武装は個々人用に専用に用意された言わば分身です、
・・そのコアの同一体が存在するというが未だに私には信じられません・・」
またじっと考えこんでる、シグナムはデバイスの事がまだ今一つ得心がいかないようだ
金髪が揺れてフェイトが考えながら言葉を紡ぐ
「・・あの子の戦闘能力の高さは私達をも凌駕していました
・・デバイスの事といい単独の犯罪者とは思えないし・・」
背後関係を探るべきだと思います、はやてに向き直って進言した
うんうん、と目を閉じ真面目くさった顔ではやては頷いた
「もう現実、捕まえてしもたしな」
「二人はどう思う?」今度はキャロとエリオの方に向いて質問してみた
「わ、わたしはええ・・と・・えと・」しどろもどろになるキャロ
「・・隊長の判断に従います!」困ってるキャロを見て取ると、こっちを向いて元気よくエリオが答えた
「そか」、エリオの返事を二人の意見として、はやては笑顔で頷いた
もともと大した答えを期待できない年少組みにまで声をかけてるのは
チームの一員としてちゃんと見てるんだよ、と表明する上に立つはやてなりの気配りだろう
皆を見回すと若い司令官は告げた
「私も・・うちのエース級二人を追い詰めるような犯罪者・・・・どこぞの非合法な組織に属してる方が自然やと
そう思う・・・個人レベルでどうこうなる範囲を超えてると思うし
・・それはうちらの追ってる仕事にも無関係とは限らへん
・・よしゃ!では6課としてはこの件に関してはライトニング分隊に捜査を担当してもうことにしよ」
パムと掌を合わせると、それでええな?はやては指を交差させてフェイトに向いた
「了解です」フェイトが頷いた
――同刻
「お腹が空いたわぁ・・・・」
ベッドが一基と小さな簡易机だけある殺風景な部屋で、明るい天井を眺めて
場違いな闇のゴシックロリータを身に纏った少女が夢見るように呟いた
机に用意されたトレーの食事は手もつけられず冷めていた
「・・あ ・・・・全然食べてないの?・・駄目だよ少しは食べないと・・・」
「放っときなさいよ!そんなヤツ!」
鉢巻にショートパンツ、ヘソ出しルックの青い髪の少女が
心配そうに魔力シールドの施された格子の中を覗き込んだ
ボーイッシュに見えてけっして控えめでは無い形の良い豊かな胸、なのに色気より元気さが印象的な子だ
細い腕に不釣合いなほどごついデバイスが装着されている
オレンジの髪を両側で留めた気の強そうな子が不機嫌そうに湯気の上がるコーヒーカップを離して言った
表情が苦々しいのは砂糖が無くてブラックだからだけではないだろう
こちらはミニスカートに現代的なガンマン風のいでたちだ
まだ発展途上だが将来が大いに有望視されそうな均整のとれたスタイルに
ぴったりとした黒地に赤のスーツと白いジャケット、ごつい革ベルトが不思議と似合っている
本部から距離にして1kmほど離れた特A危険物収監施設内
機動6課フォワード スターズのスバル・ナカジマ二等陸士とティアナ・ランスター二等陸士の二人だった
両名ともすでにBJに身を包んでの準警戒待機だった
二人の言い争いの元になっている当の相手は
チラリと二人に一瞥をくれると
「こんな犬の餌みたいなものを食べろなんて・・・時空管理局って酷いところね・・
・・・・・・・・・・・・・それとも貴女方は普段から・・
・・こんな物しか食べて無いのかしら ・・お気の毒ね・・・」
薄く笑い、哀れむように悲しげな表情を見せた
ポタージュスープの器にプラスティックのスプーンを突っ込むとクルクル詰まらなそうに回した
沈黙と共にしばし室内にカリカリとスプーンが器の底をかく音だけが流れた
少女は艶のある赤髪を優雅に払うと乾パンを一枚、2本の指でつまみ上げた
ピンっ とそれをスバル達の方に弾いた
魔力で封印が施された檻にそれが触れるとパシっと音を立て弾けた
カカオクリーム付きの乾パンが粉々になって欠片が散る
勢い良く、かつしなやかにBJの金属製のブーツが小型机を蹴り飛ばし
トレーが引っくり返ったプラスチックの食器が散乱しスープの飛沫を散らせた、
黒のニーソを組み直すと、ふん、とそっぽを向いた
バンッ!カップを置くとティアナが机を叩いた、閉じた目がスバルの知る不機嫌の極みだ
「アナタね、・・・・今の自分の立場解ってんの!!?」
同年輩とは思えない物腰の少女に向くと威嚇するよう睨んで怒鳴った
コーヒーの飛沫が飛んでバリアジャケットの裾にちょっこっと付いたのに顔をしかめた
なんてムカつく奴かしら・・絶対掃除なんかしてやらないんだから・・
囚人用にしては美味しそうだなどと思っていた自分に腹が立った、こっちはお昼もまだだってのに!
ティッシュを抜いて裾を拭いた
「ティ、・・ティア・・落ち着いて」オロオロとしたスバルがなだめる
「そもそも誰のせいでこんな事になってると思ってるのよ!」
くるりと振り向くとこんどは怒りの指先をスバルに付き付けててティアナは言った
朝のミーティングの事だった
昨夜フェイト隊長・シグナム副隊長両名を襲撃、互角の戦いを繰り広げた後
捕縛された少女の話をなのはさんから説明された
あの二人を一度に本気で相手できるような人物・・・
しかも私達と同年輩の少女だと言う・・にはティアナも正直興味が沸いた
戦車と戦闘機を生身で同時に相手にしたようなもので自分にはにわかにはとても信じられなかったが
一応デバイスは取り上げたし、魔力で封じた施設に収攬したから危険は無いと思うが、
それでも念の為腕の立つものを見張りにつけようと言う話になったらしい
問題なのはこのお馬鹿が・・ジロリとスバルを見る
それなら監視役はあたしがやります! ・・・・と即座に手を挙げた事だった
(なんで?腕の立つってとこ聞いて無かったの?)
とスバルを見る私の視線に気がついていたのかどうか
そう、と言ったなのはさんが それじゃスバルお願いね、とニッコリと微笑んで言った、ハイッと答えるスバル
本当は私でもいいんだけど・・ちょっと手を離せないの、となのはさん
そりゃ隊長が捕虜の見張りなんてあたしも聞いた事が無い、それはしょうが無いと思うけど
でもあの二人がやっと取り押さえた犯人を・・
・・もしもそんな怪物が逃走を図ったら・・アンタ解ってんのスバル?スバルはやるぞーって顔だ
嫌な予感がした、意見した方がいいのかな?
そう思っていた私になのはさんがこっちを向いて言った次のセリフが最悪だった、予想できた事なのに
「もしもの時のためにランスター二等陸士にもお願いしていいかしら?」と言った
私は正直 「ええ!?」と思った、ニコニコしてる。・・なのはさんの中ではもう半ば決定してるみたいだ
この人の「お願いしていいかしら」は最終指令である事がほとんどだ
やさしげな見かけによらず押しは強い人なのだと言う事が最近やっと解ってきた
<もしもの時にあたしとスバルじゃどうしようもありません!>
・・という心の声が反論しかけたが、そんな情けない事言うわけにもいかず
「・・了解しました」
観念した私はちょんと敬礼して答えた、ハァ・・つい溜息が出た、結局こうなるんだ・・
確かに件の少女に興味はあったがモンスターの監視役と言うのはあまり気が進まなかった、
これが映画なら最初の犠牲者は私達だろう、いや、何かあたしだけになりそうな気がする
ふとスバルとの過去の思い出が頭をよぎった
どういうわけかトラブルを起こすのはいつもスバルなのに
被害を被るのは理不尽にもあたしである場合が多かった・・
かくしてあたしは、ティアナ・ランスターはスバル・ナカジマとの
学校時代からの腐れ縁の歴史にまた一ページを加える事になった
・
・
・
そんなこんなで、それから2時間ほどは何事も無く過ぎた
壁に埋め込まれたTVにスバルがアハハと笑っている
最初の30分ほどは熱心に少女に話しかけたり、どういうつもりか敬語で色々質問してたりしてたが
(まぁ・・事情聴取って事に最大限好意的に解釈すればだけど・・)
そのうち相手にされない事を理解したらしく、続いては椅子に腰掛けて真剣な目で監視していたが
それも続かなくなりこうなっている
コイツは一体何考えてんだろう・・自分で真っ先に名乗り出たくせに・・
何かムカついたけど、いつもの事か・・と思うと諦めの心境に達した、そんな境地に達したくは無かったけど
ふぅ、と今日何回目かの溜息をついた
やる気がある子なのよね、それは解るし悪気も無いんだよね・・・一応
・・ふと私は気を紛らわす為にやってたデバイスの手入れをする手を止めた
腹立たしくなるから目を合わせて無かった相棒より更に、ずっと、ムカつく少女の方に視線を向ける
ヒラヒラした黒いBJ・・・よく見るとあちこちが破けて死闘の跡を思わせる漆黒に赤のスカートの間で
足をこっちを向いて動かしてる
破けた衣装は太股の部分など大きく露出して扇情的ですらある
スレンダーな赤毛の少女はうつ伏せになり、すらりとした足にニーソを交互に上げては下ろしている
そのたびに女のあたしから見ても彫像のように綺麗な肌の白い太股の隙間が微妙な感じで見えそうになり
・・って、男の子とか見たら喜びそ ・・・なんて思ったり
むろん男ではないあたしにはそんな趣味ないし、嬉しくもなんともないのだけれども・・
「ねぇ」
退屈さに耐えかねて思わず赤い髪の少女に声をかけた、だいぶ最初の頃の緊張が緩んでいた
考えてみればいくら魔力があっても空手の少女の力では大したこともできるわけもないと、そう考え
一人で気を張ってたのが馬鹿みたいに思えた
少女の足が一瞬止まったように見えたがすぐ同じ動きをゆるゆると繰り返す
あたしも何か考えがあって言ったわけじゃなかったからまた黙ってしまった
・・・いいか、こういう時あんまり囚人に話しかけちゃ駄目って映画でなんか見た事あるような気がするし
また視線を手元に戻してデバイスをいじろうとした時
「うぐっ!・ ・・ッ・・ッ!」
いきなり少女が身を二つに折ったかと思うとベッドからズリ落ちて
苦しげにもがき始めた
「え?・・な、何!?」あたしは急いで立ち上がって油断無く身構えた
少女が身を捻らせて苦しんでいる
苦しげに胸を?む・・と突然・・ゲッと真っ赤な血を吐き出した
かなり量が多い何か赤黒い固形物も見えた
ええ!?
「た、大変だ!」驚いたスバルが立ち上がり、もう半ば牢に向かおうとする
「ちょっ・・ちょっと待ちなさいよ!、アンタ・・これって・・・罠かもしれないじゃない!、とりあえず人を・・」
ほんとに映画じゃあるまいし
努めて冷静に言おうとしたあたしの声も少し上ずってた
「ちょっ・・ちょっとあなた!・・」声が裏がえらないよう気をつけて呼びかけてみた
けれど少女は苦しげに身もだえするばっかりで額に汗が浮かんで見える、実際に見る血の赤さにドギマギした
し、死なれたら責任問題かも・・・・って考えと・・任せてくれたなのはさんの顔が浮かんだ
・・ううん、正直言って、それ以前に人が死にそうな事に直面してオロオロしてる自分がいた
どど・・どうしよう・・こんなの訓練になかったし
スバルもスバルで真っ青な顔でティアどうしよう?って感じにあたしを見てる、
駄目だスバルは当てにならない、あたしが何とかしなくちゃ
演技っ・・・て言ってはみたけど床に流れた赤い液体どう見てもトマトの汁には見えなかった
本当に赤い、まっ赤っか、・・・って言うかトマトなんか無かったよね?食事に、誰にともなく現状を確認する
・・・・まさか舌噛んだとか!?
秘密を守るために自決するスパイとか・・そんな映画も見た気がする
・・しょーもない考えが頭を回ってる間にも事態はどんどん悪化していくみたいで
なんかもう足がピクピク痙攣してるし、背筋が反り返って死にそうな感じで喉を苦しげに押さえてる
「ティ・・ティア!」
スバルに言われてハッとなった
・・・血が喉に詰まって呼吸を塞いでいるのかもしれない
「スバル!、あんたはなのはさんに連絡してきて!とりあえずあたしが何とかするから!」
ピピっピっと封印解除のコードを入力して中に入った、それでも一応デバイスを構えてだ
用心しながら痙攣する少女に近づいて体を抱え起こした
「わ、解った、ティアも気をつけて!」慌てて、廊下の通信用端末に向かおうとするスバル
その背中に冷然とした声が突き立った
「動かないで頂けるかしら ・・・・じゃないとお友達が大変な事になるわ・・」
スバルが振り向くと首すじに銀色の刃物を押し当てられて顎を上げさせられたティアナと余裕の表情の囚人がいた
金縛りにあったみたいに青い髪の少女は固まった
「あ・・あんたどっからそんな・・・」とあたし
やっぱり演技だったんだ、迂闊・・捻り上げられた腕の痛みに顔をしかめた
デバイスを持った方の腕を極められていた、頚動脈に当たった刃物の冷たさに背筋がぞっとした
あら?少女は不思議そうな顔で言った
「女の子にはいろいろなところに隠し場所があるでしょう?・・時空管理局の方々・・・
・・全然・・・誰も調べられないんですもの、本当・・ ・・返って驚きでしたわ・・」
可笑しそうに目を細め子悪魔のように笑う
黒と赤の少女が座ったベッドの背中側、あたし達から見て死角になるとこに
太めのボールペンくらいの太さの光沢のある黒い棒みたいなものが転がってた
それから近くにビニールの小さな赤い袋の破れたみたいなのが見えた(・・血糊ッ!)
全てを理解した、何て典型的なの!
腕に体重をかけられ体が前傾させられていく、関節に力が加えられてミリミリと骨と靭帯の擦れる音がした
「う・・く・・・くっ・・・・・」
手からデバイスがポロリと落ちた
「貴女だってホラ・・ここ・・」赤い眼が妖しく微笑すると首筋に触れるか触れないか口の端を寄せ息をかけた
小さな舌がチロリと唇を舐めると白い首筋に這わせた、ひっと声が出た
BJのスカートがまくり上がり、無理やり足を開かれた
露わになった健康的な太股をするすると少女の指が撫でた
ティアナはぞわぞわと鳥肌が立った、(ちょっ!なな何考えてるのよ・・こいつ女の癖に・・)
陶器のように繊細な細い指がつつつっと足の付け根まで来ると
パンティの中にするりと滑り込んだ、淡い茂みをいやらしくまさぐりると、指先が割れ目にピタリと押し当てられ
そのまま指を立てて潜らせた
「キャッ!」
思いもよらないところを触られて、冷たさと衝撃に思わず悲鳴が出た
ハッ、と顔を上げるとどうしていいのか解らないという感じの狼狽したスバルと目が合った
よりにもよってスバルの前でこんな事になるなんて・・
こんな時なのに羞恥心に耳まで顔が赤くなった
淫媚が形を成したような少女が目に加虐的な喜びを映すと
潜らせた指をいったん獲物の下着から抜き舌先で舐め味合うようたっぷりとその口にと含んだ
唾液が糸を引き、再びティアナの股間にもぐりこんで、いやらしく性器を愛撫し始めた
「なっ・・ 何を・・はっ 止めなさっ!あっ!・ちょっと!・ 止めて!ああっ・・
・・止め・・・うっ くっ ・・あ・あっ・あ・ あっ! ・・ああっ!・・・・・」
ティアが苦しいような切ないような艶かしい声を漏らす
スバルは初めて聞く種類の親友の声に戸惑っていた
近しい人のSEX・・なのかな・・性的な行為に刺激されてる姿を生まれて初めて見た
・・・いやティアに限らず見たこと無かったんだけど・・スバル・ナカジマは思った
閉じようと抵抗する股の間に強引に滑りこんだ少女の手が男のようにいやらしく蠢いている
赤い尖った舌がするりとティアの耳の穴に潜り込むと
押さえつけられた少女の体がピクンと跳ね、食いしばった歯から吐息が漏れる
執拗にティアの敏感なところを蠢く白い指が、クチュクチュ湿った音を響かせ始めた
「ああっ・あっ・・嫌っ・・・止めっ・・あっ ・・っ」
細い腰が跳ねて、聞き慣れてる声が艶かしい声を上げる
あたしはこんな時なのにドキドキして顔が熱くなった
そのくせ視線は一時も外してなかった、というか外す事が出来なかった、ごめんティア
いつも闊達でスマートなあのティアが・・
あたし―はピンク色の空気の中で
頭が痺れるようで、この突如出現した異世界に立ちすくむしかなかった
「・あっあ・ ・・うっ ・・く・・はっ ・・あっ
・・っ・・・うっ・・くっ っバル・・ ・・っスバル!」
目が潤み、息も絶え絶えなティアに呼ばれて、はっとして我に帰った
「なのはさんを! ・・うあっ・・っ・なのはさんに連絡を!んぐッ・・」
ティアナはやっとそれだけ言った
終わりがくぐもってたのは口に黒い太いものを捻じ込まれたからだ
「で、でも・・ティアを置いてくわけには・・」
と言うあたしに、ティアは苦しそうな目で何か訴えてる
口に押し込まれた端から涎を垂らしている
「いいから早く行きなさいっ!」・・・・・とか多分そんな感じの涙の滲んだ目で
「そう、放っておいては行けないわ・・」
あたしはその声で踵を返しかけた足を止めた、振り向くと
楽しげにあたし達のやり取りを見ていたその子はティアの敏感な部分を弄んでいた濡れた指を抜くと
床から刃物を拾い上げティアの頬に当てた、止める間も無く
そのままスーーッと浅く頬に沿って斜めに引いた
赤い線が薄っすらと白い肌に浮き上がったいくつかの小さな球が盛り上がって滴って
小さな顎に滴り床に赤い斑点を作った
ティアの目が恐怖に歪んでる、あたしも足が動かない
「これからもっと楽しくなるのにぃ・・」血を指ですくうとぺろっと舐め
冷たい視線をチラリと下に落とすとどこか楽しげにー少女は
刃物を首筋を伝わせ柔らかに隆起した胸に軽く立てた
ティアナの体が恐怖に身じろぎする
そのまま凶刃は腹の上を通り、足の付け根を滑るとティアのパンティーの両側を何の抵抗も無く切り裂いた
ハラリと小さな布地が落ちて強引に股を開かされてるティアの大事な部分が・・
・・淡く生えてるアソコが・・あたしの目に映った
羞恥に赤くなりティアは顔を伏せた
私もどうしていいのか解らなくて赤くなり慌てて目を泳がせた
「スバルさんて言ったかしら・・ほぅら・・よくお友達のいやらしいお肉の中身をご覧なさい・・」
横目にそっと見ると苦しげなティアの表情の下、少女の腕が強引に股を割り
指先がパックリと親友の性器を弄び二本の繊細な指が綺麗なサーモンピンクの秘肉を開いて見せた
目を閉じて羞恥に耐えるティアの晒された内部が独房の明かりの下に僅かにその奥を濡れて光らせる
あたしは何か・・・・わけもわからない感覚が背筋を這い上がるのを感じ
顔が火照りその淫媚な光景から視線を外せなかった
少女の片手がいやらしくティアの乳房をBJの上からまさぐっては固くなった乳首をつまんでる
いきなり、その口に突っ込んでた黒々とした棒情のものが引き抜かれた
ケホケホッ! 咳き込むティアナ
サディスティックな表情の少女がオレンジの髪を?み、強引に顔を上げさせた
その手に握られたティアの唾液に濡れた黒い光沢ある物体が赤く脈打つように形が大きく歪んで
・・歪んで・・・って!
・・ええ!・・・・・・・あ・あれって・・多分・・ 両手が自然に口に当てられて絶句した
「素敵でしょう・・?・・そうお父様と同じ大きさにしてみたのよ・・」
<お父様って誰?>口に手を当てたまま固まったあたしに見せ付けるように
ラバーぽい材質のそれはあたしの眼前にそそり立った
明らかにさっきより大きさと太さ増している
・・まさか簡易・・・・デバイス!?あんなのが?
ティアの目も驚愕に見開かれてる
更に変化したそれは黒いバナナを一回り大きくしたみたいにやや湾曲し
黒々とした概観に両単が蛇の頭みたいにグロテスクにくびれてる
「とおっても・・よく出来てるのよ・・この子・・ ・・んっ!・・」
そう言ってそれを自分の股間に一端を当てると秘所に差込んだ
クチュ
湿った音を立て先端を・・・蛇の頭が少女の内部に沈むと
少女は、「んっ」・・と艶かしい表情を浮べ、力を加えて一番奥までズブズブと導いた
「はぁ・・あっ・・くっ・・・ あぁ・・いいわ・・」
ゾクゾクとたまらないと言った感じの声を漏らした
しなやかにティアの後ろに立った少女の黒衣のBJのスカートの中央が押し上げられ
可憐な少女の股間にありえないものが逞しく出現していた
それは光沢を放つカサをメリッと広げると生きてるみたいにぴくぴくした、先が濡れてる
(あ・・『あれ』って男の子の・・・)
余りの事にあたしは言葉を失ってた・・・
「さあショータイムよ・・楽しみましょう・・・」
快楽に頬を染めた少女が耐え切れないようにティアの腰骨のあたりに手を回すと
黒々とした男性器そのもののようなそれをティアのお尻に密着させると
スリスリと擦り付け上下に動かし背中を押すと床に這わせた
「キャッ!」小さく悲鳴を上げるティア
瞬間肘と両手首に光の輪が浮かび上がりティアの上半身を床に縫い付けた
「行くわよ・・」組み伏せられたお尻を高く掲げさせBJのスカートをまくり上げた
濡れた先端をティアの粘膜に当てがった、亀頭がフルフルと振るえるひだに触れて
これから犯す相手の味に喜びを隠せないかのようだ
「ま、待っ・・て・」お尻をよじって逃げようとする真っ青なティア
あたしは次々と展開される非日常・・・・いや非日常は任務でこなしてたつもりだったけど
ミッションとはまるで違う非常識な展開に圧倒されてた
「待たなぁい・・」
ツプ・・太くて固いものの先端が潜り一気にティアナの最奥まで貫いた
張りのある腰を両手で押さえたゴスロリ少女の下腹部が勢い良く臀部に当たり
ティアが背筋を反らせた
ニュプニュプと音を立て黒々したものがティアの中を前後してる
「はっあっあっ・・・はぁっ・・・やっ・・いやっ・っあ・・・・やめてっ・・あっあっあっ・・」
「んふふ・・・いいわぁ・・ あなたの オ ・ ○ ・ ン ・ コ ・・とっても熱くて
・・・んっ・・・よく締まるわ・・」楽しげに腰を揺する
「いやぁ・・やめっ・抜いてっあっ・・・あっああっあっ・こんなのっ・・いやっ・・いやぁ・・・」
ティアがくぐもった悲鳴を上げる、クチュクチュといやらしい音が響く
「はっあっああっ・・あ・・・・はっ・はっ・ああっあっ いっ あっ あっ、こんなっ・・・あっ
私もっ・中の熱いお肉が絡みついてきて・・・ああっ・・当たるわっ あつっ奥にっ・・
・・・んっいいわ・・・・・貴女 あぅ・・あ・・・カリがいいっあっ・あっ・・・ったまら・・・・ないっ」
一文字ずつ区切るように卑猥な言葉を投げかけ少女は腰を押し付け、ぐりぐりとグラインドさせる
自分と少女の間をつなぐ黒いデバイス(?)が性感が備わっているかのように
(実際そうなのかもしれない)
黒い蛇が少女の内部を味わい尽くそうと貪欲にその鎌首を膣の天井にこすりつける
ティアの悲鳴に押さえようの無い快感が混じる
うつ伏せの体勢でオレンジの髪を前に垂らしたティアの頭が前後に揺れ、嫌々するように首を振る
乱れた髪が首筋に絡み、肉と肉がぶつかるパンパンと言う音が聞こえる
しっとりと上気した肌と肌
叩きつけられる少女の細い腰に不釣合いな猛々しく長大なものがティアの中から引き出されては
また一気に埋め込まれる
黒い鋼のような太い肉棒がリズムカルに若鹿の様な引き締まったお尻に挿入を繰り返した
二匹の甘い雌の匂いが発する汗と愛液の香りが狭い室内に充満して
思わずあたしの股の間までムズムズしてきた
「止めて!」自分の体の反応に赤面して、たまらずあたしは叫んだ!
ティアをバックから抱え込んで犯していた少女がピタリと動きを止めると上気した顔を上げた
「貴女もご一緒するかしら・・?」熱い吐息と共に呟いた、真紅の瞳があたしを見つめる
その体の下でティアがハァハァと息をついてる
「や、止めないと力づくでも・・・止めさせますよ!」
青髪の少女は震えそうな声に精一杯の虚勢を言葉に込めて投げつけた
右手のデバイスを起動させた足元からコールがあり
重厚な金属の歯車が激しく回転を始め机に触れた部分が火花を上げる
少女はお尻と突きたったものの繋がった間の部分をわずかに開くととじっくりとそれを沈めた
ああぅぅっ・・・押し殺されたティアの切ない声
「 ふふ・・駄目よ・・この可愛いオチンチン・・・・簡単な術式くらいなら発動できるの・・
・・・私の力なら小さな爆発くらい・・・容易いわ・・・お友達のお腹の中にそれがあるのよ
・・・見たいの?・・・・・爆ぜるわよ・・
蛙のお尻に爆竹を突っ込んだみたいに・・ パァンって弾けるわ・・真っ赤にね・・・・」
ひっ・・・・っ・・・恐怖にくぐもった悲鳴が床に押し付けられた口から発せられた
顔を上げたティアの表情が引きつってる
警告された方はあたしの脅しなんか子猫の鳴き声ほども気にもしない様子で
とんでも無く怖い事を楽しげに言っている
うっすらと汗を浮べたティアの背中を背筋に沿っていとおしそうに撫でている
あたしはがく然とした
事態はあたしが思ってるより更にずっと深刻だった
以上今回ここまでです、お楽しみ頂けたら幸いです
次回はなのはさん中心の戦闘パートにしようかなぁと考えたりしながら
sts見てフェイトえろす!キャロ可愛えええ!!などと言いってるので
どうなるか不明です
なんと、なかなかよいモノを…
お前は…また初歩的なミスを…
公式とwikiを熟読して出直して来い
『シャリオ・フィニーニー』か?
初歩的なミスってか、これは多分単にタイプミスしただけだろう。
肝心なのは中身だ。内容は良いんだから、これくらいの凡ミスは暖かい目で見てやろうよ。
もう粗探しするために読んでるようなものだな
この手の誤字がらみは一度ついたらしつこいからな
誤字あったんだ、後々探す手間がはぶけたZE☆ラッキー!位の軽い気持ちで受けとめてればいいと思うよ?
ちなみにこのレスに対して意見はいらないよ、そんなくだらないことに容量使うのもったいないし。
>>490 >487でいつの間にか視点が変わってるのがややわかりにくいかも。
>>496 ああ、それ実験的に導入パート、ティア語りパート、スバル語りパートでやってみました
文章全体がが短くて上手くいきませんでした、ちょと反省してます
指摘はいくら頂いてもありがたいです
498 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 22:22:45 ID:HacEQ8m5
>>497 まあ、徐々に改善していけばいいと思うよ。内容はGJだから。
GJ!!
>パァン
・・・・・ちょっとそれ見てみたい気もするが
スレ的にはまずいだろうなぁ
誤字ぐらいで目くじらたてんでもいいだろうに
脳内で修正すればよろし
事態と自体とかあたりなら全然平気
でも俺はA’sどまり、stsはやっぱやってみたがふくざつでだめだ
キャラの名前間違いをただの誤字としてしまえる人はなんでエロパロいるの?と思ってしまう。
二次創作の根幹に関わることじゃないのか?
もちろんそういうレベルを超えたエロさ、ストーリーを持つ作品があるのは知っているが、
そうでなければ土台から崩れてるようなものだろ。
504 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 21:35:33 ID:tBf1EYj4
まあまあ。こっちが元の名前がわからないようなミスをしてるわけでは無いだろ。それに、ミスをした方だって、だいたいはタイピングミスが原因なんだろうから。間違えた名前でそのキャラを覚えているとしたら、それは問題だが。
キャラの名前って実際に文字に起こしてみると案外迷うもんだぜ
普段は耳で聞いてるだけだから漢字とかわからないし
カタカナでも大体の雰囲気で覚えてるだけのことが多い
それが脇キャラなら尚更
もちろんそういう間違いを犯さないように公式とか参考にするけど
それでも間違うときは間違う 人間だもん
まあSSとか書いたことないで批判しかしない人には永遠にわからないだろうけどね
思いこみは怖いからな
俺なんかハラオウンをずっとハオウランと思ってたけど何ともないぜ
俺はハラウオンだと思ってた
509 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 22:37:59 ID:tBf1EYj4
>>505 同じく。試しにかいてみたことがあるが、結構大変なものだぞ。何となくわかってても、実際文章にするのは苦労するものだ。
表記間違いで一番多いのは「リイン」(リインフォース)な希ガス
本スレなんかでも「リーン」とか「リィン」と書く人を時々見かける。
名無しやオリキャラの台詞で出てきたら
口調なのか誤字なのか判らんなその辺は
考え方をを変えるんだ。ファミスタみたいな物だと考えるんだ。
なんかもう結論出てる気がするんだがローカルルールに追加必要なの?
公式かwikiに逝けば済むじゃん。設定とか口調とか、それうんぬんの前にある程度知っていても
調べるのがたかがSSにしても最低限やるべき事じゃね?
515 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 00:07:07 ID:8VJKEZrf
まあ投稿前にタイピングミスとか、そういうのを確認して、投稿後みつけた場合は、あとから修正として説明をつける等の処置をすればいいと思うんだが。
ミスしても突っ込むなよって雰囲気になってるのは何か違うと思う
別に字なんか間違ってても誰のことだかわかるだろ。
ネットの二次創作にクオリティ求めるくらいなら市販小説買えよ。
最低限やるべき事だのなんだの、お客様にでもなったつもりかよ。
こんな話を思い出した。
「護くんに女神の祝福を!」の声優オーディションで、
1/4ほどが「エメレンツィア」を「エレメンツィア」と間違えて、役をとった真田アサミもミスしている。
小説の担当編集者すらメールのときに「エメレンティア」と書いた。
ミスしないにこしたことはないが、表記ミスは往々にしてある。
もし、明らかに錯誤しているのなら、やんわりと指摘してあげるのが吉。
めくじら立てても仕方ない。
普通に一言言えば終わるようなことをいつまで引っ張るんだ
>>516 突っ込んでどうすんだと思ったが
結局指摘する人の人格次第かもしれん
521 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 01:14:11 ID:8VJKEZrf
そろそろ誰かSSキボン。
話題がなくなってきた。
フェイトが陥落するやつあったら教えてくれ
フェイトはなのはを愛してる。
でも女同士だから子供が作れない。
エリオとフェイトは同じプロジェクトF出身。
遺伝子もそっくり。よってエリオとなのはの子供は自分の子も同然。
そんな理論で、フェイトがエリオになのはを犯らせちゃうシチュを妄想したが、
悲しいかな私には文才が足りない。
>>523 カテゴリーFってその意味だったのか!
知らなかった。
○プロジェクトF
×カテゴリーF
なぜかこの時間にガンダムX見てたから間違えてしまった。
>523
つまりフェイトは女版エロオであると。
A'sのとき、ソニックフォームがあんなに露出過多だったのもエロ遺伝子のせいだったのだな。
なのはさんも今や彼女と同棲してるってことは、とっくに毒牙にかかってしまったのか・・・
バルディッシュ、オチンチンフォーム
で、フェイトの股の間から・・・
何かが違う気がするな
先に言い訳しておこう
ごめんね俺設定でごめんね(´・ω・`)
>シフト
どう考えてもおかしいけど、誰も居ない状況が欲しかったので
時期
はやての足は完治、でもA'sの1年後じゃまだなんだよね…
その他諸々
ごめんね(´・ω・`)
時々、資料や記録の請求がピタリと止むときがある。
今も全く仕事がない訳じゃないけど、急ぎではないのが三件ほど。
僕一人が片手間にでも出来る量だから、そんな時を見計らって皆には休みを出す。
定期的に訪れる訳じゃないので少し心苦しいけど、恨むなら検索と整理を並列で行わせている
管理局を恨んで欲しい。
クロノには、一度に休みを取らせずシフトを組め、とか言われるけど、
そんなことを言うならシフトを組めるような仕事量に
「…言っても始まらないか」
ため息と共にそんな言葉が出た。
一人言言うようじゃ危ないかなぁ…。
気を取り直して仕事の続きをしよう、そう思ったときだ。
「ユーノくん、居る?」
この声はなのはか。
「こっちだよ。どうしたの?」
回廊の下辺りにいたから、なのはの死角になったみたいだ。
声を掛けてこちらに呼ぶ。
「あのね昨日テレビで、一撃目を入れた瞬間に二撃目を繰り出せば、抵抗が無くなって対象を壊せる、
ってやってたんだけど、わたしにも出来ないか実験につき合ってくれないかな?」
いや、それテレビって言うよりアニメ。それに斬馬刀(?)を持ってるのはフェイトだし…。
「ユーノ君、今いける?」
次は誰だ…。
「あ、はやてちゃん。こっちこっち」
「あぁ、なのはちゃん。ユーノ君もそこ?」
うんと頷きながら、なのはがボクの方を指し示す。
「どうしたの?」
「うん、つまらん事やねんけど、なのはちゃんはカートリッジ一度に四回ロードする時あるけど、
過去にどれだけ同時にロードして、その時どれだけの効果があったんか分かるかなって思って」
…何かなのはも食い付きそうなネタだなぁ…。
あ、自制してる。仕方ないか、自分の話もあるしね。
「とりあえず、今ある仕事が片付いてからかな。タイミングはほとんど変わらなかったし、
どちらの方から先にするか決めておいて」
なのはの案は実現できるかは別としてSLBの付加効果の件もある。
結果は別の方向に転がるかも知れないが、頭から否定はしない方が良い。
はやての話もそうだ。
自らもベルカ式を駆使し、その配下も使うのだ。
カートリッジシステムの出力を知っておくのも良いことだと思う。
などと考えずに
「仕事が残ってるからダメ」
と追い返しておけば…。
まぁ、十分な見返りもあったけど、でもその見返りこそが…。
いや、やめておこう。
元々は今日、明日中に片付けるつもりだったけど、この後の予定が図らずも決まってしまった。
待たせるのも悪いし、できる限り早く済ませよう。
そうして集中していったため、背後で何が起こっているのか注意を払わず、
書庫内で起こるはずのない衣擦れの音に、どのような意味があるのか、
考えることもせずに作業を進めていった。
集中してる間の時間感覚はアテにならない。
でも、そのおかげで残り一件。その目処も付いた。
「お待たせ。もう少しでこっちは終わ」
振り向いて目にした光景に、言葉が最後まで続かなかった。
順番を決めるはずなのに、二人とも裸になって。
はやては、なのはの後ろに回り、首筋に舌を這わせていた。
ぴったり付けるんじゃなくて、かろうじて触れるほどに舌先で、丹念に上下に動かす。
左手は僅かに膨らみかけた胸にやり、下から持ち上げては軽く包み込み、また下から。
時折、お腹に持って行っては、腰の辺りからゆっくりと這い上げ、そしてまた胸へ。
それらに比べて右手はほとんど動いてない。
大股開きにさせられた足の付け根で、ただ中指だけが執拗に上下してる。
でも力は入れずにゆっくりと、同じ動きを繰り返して。
それを嫌がってるのか、なのはは太股と膝を閉じようと動かしてるけど、
はやての足が蛇のように絡んで、思い通りに動かないようだ。
声を出さず、でも何かに耐えてるなのはの顔と、時々漏らすため息が…。
何とも艶っぽい。
……じゃなくって。
待っている時間が暇なのは分かるけど、だからって…。
「はやて何やってるの?って言うか何で裸なの?」
かろうじてそう問いかけても、
「何って順番決めるのに、下着のままやったら汚れるし、後が大変やから」
意味の分からない答えが返ってくる。
「意味が分からないよ。どういう事?」
「そやから順番決めてるんよ。先に参ったした方が相手に先譲るって」
そんなことも分からないのか?そんな表情ではやてがこっちを見る。
…そこに油断があったんだろうか。
なのはが、かろうじて動く足先で踏ん張り、はやてもろとも後ろに倒れ込んだ。
「え?」
突然のことで驚いたはやてだが、かろうじて受け身を取る。
ただ、なのはの拘束を解く、と言う代償を支払ってだが。
はやての方へ振り向いたなのはが、はやての体を持ち上げる。
こけた体勢から体を持ち上げられた為、今はやての体を支えているのは、
自分の首から肩に掛けての部分、持ち上げた後に腰へと回された、なのはの腕。
それだけでは足りないのだろう、腕を広げてバランスを取る。
ただそうなると、なのはに抵抗することが出来なくなる。
なのはは顔を、はやての股間の辺りに持って行ってるから、足で蹴り離すことも出来ない。
でも、そんなところに顔を持って行ってどうするんだろう。
ここからだと、なのはの体の向こう側になるからよく見えない。
でも様子を見るために動くのもちょっと…。でも状況が分からないのもなぁ…。
別になのはの背中からお尻のラインに見とれてたわけじゃなくって。
「あかんて、なのはちゃん。そんな所舐めたら汚っ……んっく」
「でも、こうされると気持ちいいでしょ?」
「そんなこと…あらへ……っん」
「なら」
なのはが右手だけ腰から離し、
「これは何かな」
はやての股間へと持って行く。
亀裂に添えた中指を、軽く二、三度を動かし、離してから親指とこすり合わせる。
「…何だか湿ってるよ?」
「そ、それは…。あの、あれや、なのはちゃんの唾液が」
「ふーん、そんなこと言うんだ」
はやてに最後まで弁解させず、なのはが言葉を挟む。
「でも確かにそうだよね。士官候補がお尻の穴を舐められて悦んでる、
なぁんて知れたら下に示しが付かないもんね」
「やめてっ。何でそんな事言」
「でも大丈夫だよ。ここにはわたし達以外、誰も居ないし」
離していた指を再び股間に近づけ、
「誰にもばれないから」
亀裂の上に沿わせた。
「っあ……っ」
中指と薬指、二本を揃えて亀裂をなぞる。
でもさっきまでのように、上をなぞるんじゃなくて少し入れ込むように。
上下になぞり続ける。
「ふふっ。はやてちゃん、何だか開いてきたよ?」
「…えっ?」
なのはの言うとおりだ。
さっきまで筋を描いていた股間が、ほんの少しだけど、内側の色を覗かせていた。
なのははそのまま二本の指を亀裂の上の方へとずらす。
亀裂の端へ到達した指は、今までの動きとは違い少し力を入れて、小刻みに一秒ほど振動を与えた。
「っあっ」
「ごめんね、はやてちゃん。少しきつすぎた?」
口ではごめんね、と言っているが、その声からは反省の色は感じられない。
とは言え、指の動きはさっきの強烈に振動を与えるものとは違っていた。
なぞるように上下に、揉みほぐすように左右に、押し込むように円を描いて、
微妙な力加減で動き続けている。
なのはの目が何かを見つけたのか。
クスッ、と言う微かな笑みを浮かべた後、今まで離していた舌を、再びお尻へと近づける。
さっきまで自分がされていたような、触れるか触れないかの舌先で、
お尻の両の山を動き続ける。
「…何だかお尻のしわがヒクヒクしてるけど…触った方が良い?」
「なっ、そ、そんな事あらへん。もう近付けんでいいからっ」
「そう?」
その顔には微かな笑みが浮かんだままだ。
なのはの顔が中央に近付くのを見て、はやての顔に心なしかの緊張が走る。
ふっ、と言うなのはの吐息。
口をすぼめて吐き出されたそれが、はやての菊へ届く。
「ひゃっ」
「あ…はやてちゃんのお尻の穴、きゅっって窄まったよ」
「何でそん…なこと…」
はやての瞳が揺れる。
親友とも言える人物から、こんな仕打ちを受けるのだ。
涙が浮かんでも仕方ないのかも知れない。
なのはの顔が前に倒れる。
「…ごめんね、はやてちゃん…」
お尻の穴より前、亀裂の下部へ舌が出される。
薬指と中指は何かを挟み込んでいるのか、ほんの少し隙間を空けて動いていた。
「はん……んっく…っあ」
はやての声音が上がるに従って、指の動きが激しくなる。舌の動きも。
次第に唾液だけとは思えない水音が上がり出す。
さっきまで指を広げて、バランスを保っていたはやての腕が、拳を握りしめていた。
「あっ…ん…はっ……まっ、まって、なの、はちゃん…んっ」
待ったを掛けるはやての声を、なのはは無視して動き続ける。
「よぅ…かっ…かんがえたら、わたしらで…じゅ、じゅんばんきめる、の、んっ…は、
お、おかしぃない…?」
「え?」
はやての言葉の意味を考えるためか、なのはの動きが止まった。
「いまじゅんばんきめてるんは、ユーノくんに、てをかしてもらうためや」
ようやく止まったなのはの攻めに、荒い息をつきながらはやてが言葉を紡ぐ。
「はぁっ…そうやのに、それをわたしらで決めるんは何かおかしない?」
「ん〜…そう言われれば、そう…かな?」
何だか話が…?
「なら裁定するのは…」
「そうや。ユーノ君が適任や」
………は?
とりあえず導入部?
続きはこれから書かないと…
それじゃまた(´・ω・`)ノシ
>529
ちょい受身なユーノがすばらしい
続きお待ちしとります
>>523 そのままフェイトも加わって姉ショタ3Pなんて展開が思い浮かんでしまった俺は頭の中がピンク色だな…
537 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 13:37:36 ID:8VJKEZrf
>>534 GJ!はやて分は貴重です
期待してます
539 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 21:12:49 ID:HQVfmoE2
541 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 00:08:54 ID:O0tpn/uh
はやてスキーではあるが和え物にもよるので様子見…
( ゚∀゚)o彡゚ はやて!はやて!
ねこ先生姉妹×スバル
とか読んでみたくなりますた。
スバルの真っさらなところをいじって遊ぶねこ先生。
ねこ先生に弄ばれるスバル。
そして「勇者王の人」の声を出す魔法を習得するスバル
>>545 そして、調教したスバルを使って、今度はティアを餌食にするのだな>ぬこ姉妹
で、エリオ&キャロの幼年組みをもその毒牙にかけようとして
エリオ辺りに返り討ちに遭う、とw
>>546 子供と思って油断したらキャロのブーストアップでエリオの・・・
548 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 12:11:40 ID:O0tpn/uh
うむ。なかなか話がまとまってきたな。これをまとめてSSにしてくれる人キボン
ストラカーズネタでなのは・フェイト・ハヤテの魔法少女三人娘VS宇宙怪獣なネタを妄想してみた
ストラカーズで組織(チーム?)が結成される少し前
謎の隕石落下を調査する為に三人は落下ポイントに向かうが
隕石には恐ろしい怪物が眠っていて落下の衝撃で復活して潜んでいて
調査をしにきた三人に襲いかかる
三人は応戦するが魔法技全てが効果が無く動揺した隙を突かれ三人は怪物の触手に絡め取られ凌辱されフェイトとハヤテは屈伏し
なのはも激しい凌辱を受けてしまう
激しい凌辱の嵐に完全敗北寸前の三人は守護騎士達によって救い出される
なのはに苛められるフェイトがみたいです
過去ログにあったら紹介よろしくです
だが断る
>>552 保管庫逝けばぁ有るんちゃう。少しは捜しいやぁ。
エリオがなのはさんにもうこんなになっちゃってるじゃない的に
ウリウリされるようなエロSS希望。
フェイトってなのはさんとはやてに攻められるのが似合いすぎる。
>>552 >>1のまとめサイトの「ハード」と書かれたもののどれかが
そんな感じのがあった
フェイトがムチでバシられるやつ
>>549 ぜひその路線で
できれば最後は助けないでほすぃ
>>556 変身シーンの流し目を見て以来、脳内なのはさんの性癖がそっち方向に
偏ってしまって困る。
>>556 「騎士見習いと教官、夜の秘密特訓!」なんてタイトルが思い浮かんだ
フェイト×エリオでラブラブ性教育なんてのも面白そうだな…
>>489の続きです
誤字脱字注意してはみましたが
その他もろもろ何かありましたら笑ってご容赦下さい
再会
「バーカ! ・・何ビビってやがんだよお前ら・・」
絶望的な状況にスバルが腰くだけになりそうになったその時
廊下からトコトコと歩いてくる足音が聞こえた、スバルは振り向いた
「まんまと担がれてんじゃねーよバーカ・・ったく、なのはに様子見てこいって来て見りゃ・・これだから新人は・・・」
ブツブツと文句を言いながら小柄な少女が姿を現した
青い瞳、ぴょこんとクセ毛が飛び出た赤毛 一見するとヤンチャな小学生にしか見えない少女
スターズ分隊副隊長 紅の鉄騎 ヴィータ三等空尉であった
今は真紅のバリアジャケットではなく時空管理局配給のシックなミニスカの制服に身を包んだい出立ちだ
白い靴下にすらりとした素足が見える
ぽりぽりと頭を掻きながら、異様な光景が広がる室内に入ると小さい副隊長は
ハンマー状のデバイス グラーフ・アイゼンを担ぎ腰に手を当てた
「ヴィ、ヴィータ教官!」
思わぬ救援にスバルの声が弾んだ
その鼻先を鋼球が一直線に黒衣の少女の顔面に向かって飛んだ
「わぁ!」
驚いてのけぞって避けるスバル
「・・ッ!」
目前に飛来した鋼球を体を逸らして回避した少女が思わずティアナの体から離れた
唸りを上げる銀の閃光が対象者の赤い髪をかすめて
そのまま二人の背後の壁に深々とめり込み、そこを中心に亀裂が走った
同時に跳躍したヴィータが少女との彼我の距離を一瞬にして詰めグラーフ・アイゼンを大きく振るった
とっさに腕を交差して防いだ少女が紙細工のように吹っ飛ばされ壁に音高く叩きつけられた
そのままずるずると黒い少女は壁をずり落ちた
全ての動作がスバルが瞬きする間も無く行われた
「・・ふん、しょーもねーな・・ おい新人!」
壁際に崩れた年上の少女を見据えたままヴィータはデバイスを振って怒鳴った
「あ・・は、・・ハイ!」
鮮やかな手並みに呆けるように尻餅ついて座りこんでたスバルが慌てて返事した
屈まないと顔を合わせられないほど両者の身長差は大きいが
見た目と階級以上に小さいほうが態度も戦闘能力もデカイ
「さっさとコイツを引っ張り出して医務室に連れてけ」
足元で崩れ落ちてるティアナを指して言う
「あ・・・は、ハイ! ・・ティア」
急いで立ち上がって牢屋内に踏み込む
ヴィータがティアナの両腕を床に縫いとめてたバインドをいとも簡単に砕いた
おい大丈夫かよ・・、と声を掛け手を引っ張り上げた
駆け寄ったヴィータからティアを受け、ぐったりした少女の肩を担いだ
うつむいたティアナは力無く表情は見えない
スバルもたった今酷いことをされた親友の顔を覗き込む気になれなかった
「あ・・あの・・あたし・・」
ティアナを気遣いながらも何か手伝える事がないかという素振りでスバルが言いかけた
「あー・・もういいからここはあたしに任せて・・人を・・なのは達を呼んでこいよ
お前らが居ても足で纏いなんだよ・・今お前にできんのは・・・そいつの、相棒の面倒見てやる事だろ」
面倒臭そうにヴィータがシッシと手を振る
千切って捨てるような言葉にも思いやりと多少の照れ臭そうな所が感じられる
「・・・す、すいません、そうします ・・・あ、あの・」
役立たずの自分に口惜しそうな表情のスバルがまだ続けた
ん?まだ何かあんのかと首をまわすヴィータ
「その子 ・・・デバイスを隠し持ってたんです、気をつけて下さい」
ヴィータはちらっと壁に背を預けてピクリともしない少女に目をやると
これか、と
足元に転がる卑猥な濡れた黒いデバイスを足先で蹴った
「・・ふん ・・最後の辺しか聞いて無かったけどよ、・・だからお前ら担がれてんだよ
いいか?こいつに」
顎で崩れ落ちてるてる少女を指した
「・・・爆発系の術式なんてねーよ、・・報告書読んで無かったのか?
コイツにできるのは、デバイスの大きさや形変えるとか操作するとかそんなんだ
系統が違うんだよ・・お前とそいつだって違うだろ・・・それもたかがこんなオモチャじゃ大したコトはできねーって
質量増大もせいぜい2倍程度が限度、変な形に変えて ・・・お前らからかわれてたんだよ」
麻薬中毒の患者のようにだらしなく壁際に座り込んでいる少女から
耐えかねたようにクスクスと忍び笑いの声が漏れた
「ごめんなさいねぇ・・・・軽い冗談だったのよぉ・・」
絶句するスバル、抱えられたティアの体が一瞬ぴくっと反応した
無表情にそいつを見やるとヴィータは言った
「・・・解ったら行け、なのはに連絡してこい」
「は・・・・はい、了解 ・・しました・・・」
呆然の後思わずカッとなって囚人を張り飛ばしに駆け出したくなる衝動を抑えてスバルは言った
なんて自分は間抜けだったんだ、スバルは悔しさと悲しさで息が詰まるようだった
頼りない足取りのティアをそっと支えて部屋を出て行く
ティアの足の間に伝うものを感じて足取りが少し止まり一瞬ぎゅっと肩を支えた手に力が入った
くそ・・こんな気持ち嫌だな・・
一度だけ肩越しに部屋を振り返ったスバルの水色の目に
あたし絶対にあいつを許さないから・・押さえ切れない思いが滲んだ
足音が遠ざかり立ち去った二人を無言で見送るとヴィータは
グラーフ・アイゼンを片手に座りこんだ囚人につかつかと近づいた
笑いを止め、うつむいた黒衣の少女の前に立つとデバイスをピタリと顎に当て顔を上げさせた
「さーてと観念しな犯罪者め・・
・・・なんてな、 ふん・・なってねーな・・
奴等を舐めてかかるからこんな事になっちまうんだよ・・姉上様よ」
冷ややかに見下ろして言い放った
「・・・・いやSP2つーほうがいーのか?確か一度ヤリ過ぎてぶっ壊れたから
マスターに人格プログラム再インストールされて再教育受けたんだったよな・・」
くっくと馬鹿にしたような笑みを含み蒼い眼を閉じると
黒衣の少女を姉と呼んだヴィータはグラーフ・アイゼンでトントンと肩を叩いた
ふっ、と笑うと座り込んでいた少女は言った
「・・より高度に相応しい教育を受けてupdateしたと言って欲しいわ・・ちょっと油断しただけよ・・
がさつな貴女を見てると昔の自分を見てるようで本当に不快だわ・・殺したくなっちゃう・・」
そう言うと立ち上がるとバリアジャケットの埃を払った
パーンッ
出し抜けに繊手がひらめいて、音高くヴィータの頬を張った
「おかえしよ」ふふん・・と冷たく微笑むと
危ないわね・・本当に顔に当たったらどうするつもりだったのよ、などと髪先をいじりぶつぶつと呟く
ヴィータは軽く頬をぬぐった、口元に笑みは残ったままだ
「・・・・・ふふ・・いえ所詮粗雑なコピーはコピーね・・
そこまでの性能を求めるのは酷と言うもの・・ ねぇツヴァイ私の可愛い妹・・」
囁くように言った
嘲笑するような紅い眼と不敵な蒼い眼が真っ白な独房の中で非友好的に見つめあった
感動とか感傷とは無縁の姉妹の再会であった
コツッコツッコツッ
人気の無い本部の渡り廊下を背を丸め急ぎ歩く人影があった
こちらの方角は資料や証拠品の保管庫などが多く
他のエリアよりは基本的に人の往来は少ない区画だった
これと言って特徴の無い地味なスーツの、どこかにこやかな印象の中年の男性がゴルフクラブのバッグを担いで
先を急いでいた、何かの用事に使い走らされる中間管理職と言った風采だ
歩く足が吹き抜けのホールに出て、明かりの差し込む通りへ出る勝手口に差し掛かった
「止まって下さい、お持ちのバッグを改めさせて頂きます」
柱の影から妙齢の女性が声と共に歩み出た
チャキ・・
音を立ててインテリジェントデバイス・レイジングハートエクセリオンが男に向けられた
ライトの明かりの下に踏み出した
栗色のツインテールを揺らし、純白のバリアジャケットに身を包んだ見事なプロポーションが
成熟して咲き誇る花の一歩手前を感じさせる
機動6課戦技教導官 一等空尉 高町なのはの姿が現れた
「あの・・・・・何か人違いではないでしょうか?これ・・うちの上司がその、うっかり忘れちゃったみたいで、
まぁその・・ご自分で取りにくればいいんですが困った人で、・・それで私がですね、あの、急いでるんですが・・」
男は当惑したように人懐こい微笑を浮かべ、わざとらしく腕の時計を見る
「貴方が重要証拠品保管庫から無断で証拠品を持ち出したのがカメラで確認されてます、ご協力をお願いします」
なのはの表情にも言葉にも緩みが無い、デバイスの先端をピタリと男に向けて微動だにさせない
男が微笑を浮べたまま、なお抗弁を試みようとした
「ですがですねぇ・・それも人違いじゃないかと」
エース・オブ・エースの称号を持つスターズ隊長が合図を送るとその後ろからバラバラと3人陸士が出てきた
男を確保するために左右から取り囲む
「やれやれお話を聞いては頂けませんか・・」
ふう、と肩をすくめると
男が観念したようにガシャッ、とバッグを床に下ろした
「・・レイジングハート、お願い」
なのはが命じると忠実なデバイスがコールする
男の両手に光りの輪が出現し拘束する
「失礼します」
抵抗する様子も無く両手を前に背を丸めた男の肩に陸士の一人が手をかけた
次の瞬間
男の顔が消えたと思うと手をかけた職員の即頭部が高速で旋回した足に強打され、吹き飛んだ
しゃがみこんだ男はにこやかな表情を張り付かせたまま
拘束された両手で逆立ちの状態なると、腕を支点に強烈な捻りを腰から生み出し高速で回転すると竜巻のように
バッグに手をかけようとしていた陸士を二人まとめて左右に打ち倒した
瞬きする間にそれらの作業を完成させてのけた男は脚で反動をつけて起き上がった
格闘技に詳しい人なら男の体技にカポエラの動きを見て取っただろう、中年の男とは思えない凄まじい体のバネだった
ハッとした、なのはがデバイスを構え直すのと
男が両手のバインドに力を込め脆いガラスの様にそれを粉砕したのが同時だった
平和的交渉が決裂された事を受け、なのはの目が緊張を帯びた
尋常ならざる相手だという事を長年の戦闘経験で瞬時に悟った
「・・・・抵抗しなければ貴方には弁護の機会が ・・抵抗するなら実力をもって・・取り押さえます!」
『スタンバイ・レディ』
デバイスが主の意を汲んで紅く輝き臨戦態勢を取る
(レイジングハートのバインドをいとも容易く無効化した・・少なくとも一般人じゃない ・・よね)
より正確に言うとなのはとレイジングハートの作り出した強固な拘束を、だった
「やれやれ身内の忘れもの回収するだけでも最近は大変ですねぇ」
にこりと笑うと男が言った
二人の間にミリッと空気が圧縮されたような雰囲気が漂った
「手が必要か高町なのは」
ふいに上から太い男性の声が降りてきて二人が同時に声の方に振り向いた
階段を二人の人物が下りてくる
「フェイトに顔見せに寄っただけだったのにね〜・・・、なのはっ!元気にしてた?」
底抜けに明るい女性の声
明るいオレンジの髪にショートパンツの張りのある豊かな胸
くびれて締まった白い腰のインストラクターみたいなセクシーな女性
白い髪に紅い目、深いブルーの衣装のギリシャ彫刻みたいな逞しい筋肉質の男性
ごつい手甲をはめた腕に何か荷物を一杯抱えてる
どちらも人間じゃない証拠に尻尾とぴこっと動く耳がある
「アルフさん?!ザフィーラさん!」
なのはの表情が驚きと喜びに揺れた
よっと
アルフが階段の残り2段を飛ばすとホールに下り立ち
さり気無く男の右手出口側にまわった
「・・何か捕り物みたいだね、手伝うよ、なのは、話はその後・・
・・あ、あんたそれそこに置いといておくれよ」
そう言われた男−ザフィーラが階段の中ほどに荷物を
・・何か時空管理局内のおみやげ屋とかブティックの包装がいっぱい見えた
・・・を崩れないよう律儀に置いた
「・・私は貴様の召使でも荷物持ちでも無い、そもそも何故使い魔のお前が
自分用の服をこんなに取り揃える必要があるのだ・・」
ぶつぶつ言いながら階段を降りるとアルフと反対側に回りこみ真面目腐った顔で構えた
あたしのだけじゃないしーいいじゃないか、大体あんただって使い魔だろ
−私は守護獣だと言っているだろう何度言えば解る
−変なこだわりだけは変わってないねぇ似たようなもんだろ
−主に使えるベルカの獣をなんだと・・
-首輪つけてるくせに
−これは主から贈られた大事な・・
男を挟んで緊迫感の無い会話が人気の無いホールに響く
「・・・・・・・・」
調子を外されたように男が黙っている、心なしか微笑したままの表情が呆れ気味だ
ぷっ
なのはの表情がふいに緩み、思わず微笑で口元がほころんだ
頼もしい旧知の救援者に感謝をもって答えた
「うん、 ・・・・そうだね、ありがとう、お願いします、アルフさん!ザフィーラさん!
後でゆっくりお話聞かせてね・・、いくよレイジングハート!」
『イエス・マイマスター』
まかせとけとアルフが腕を回す、ザフィーラが無言で半身になる
光を反射させたレイジングハート・エクセリオンを力強く構え直すと
なのはの表情が輝いた
対峙した美しい女性隊長の放つ魔力の総量が膨張したのを男は感じ取った
巨大な山を前にしたような圧迫感を感じる
(余計な肩の力が抜けましたか・・これはちとやっかいな事になりましたねぇ・・)
にこやかな顔の男は表情とは裏腹にそう考えると
チラリと左右を見回し
こちらも楽な相手ではありませんか・・と考え
ゆっくりと腰を落とした
「・・もういい、独りで歩けるから」
医務室まで来るとふらふらとティアがスバルから肩を外し、扉に手をかけてそう言った
「あ・・・」
あたしは何て言っていいのか解らなくて離れたティアの体を追った手が宙を泳いだ
「スバル・・・・あたしね・・」
ティアの痛々しい声が響く・・
ノブに手をかけたティアの肩が細かく震えてる
あたしは居たたまれなかった・・
いつもあたしを精神面で引っ張ってくれる力強いその後ろ姿がいやに小さく感じる・・
「ティア・・」
たまらない気分であたしは胸が一杯になった、涙が滲んで思わず後ろからティアを力一杯抱きしめた
「ティア・・ごめんあたしがずっと付いてるから、・・・ううんゴメン、居ても何の役にも立てなかった・・
謝っても・・どうしようも無いけど・・でも何があっても一緒だから・・あたし・・あたしができる事なら何でも・・」
ふわりとオレンジの髪があたしの頬で揺れた
「・・あたし・・・・・・]
ティアナがぽつりと言った
「あたし・・・・
・・・・・・・・・・・・・・ぜええええええええったい許せないわ!!あの黒ゴス女・・・・目にもの見せてやるんだから!!
あのムカつく赤毛のど頭に1グロスは(ぶ)撃ち込んでやらなきゃ気が済まないわ!!!」
ズガン!
ドアと主人の手に握られてたクロスミラージュが想定外の使用法に激しい悲鳴を上げた
「・・できる事・・・え?」
彼女の背中で目をつむってたあたしの頭の上に大きなお星様が浮いた
抱きしめてた腕が思わず解けた
少し後ずさると
ドアに普段大事にしてるデバイスを叩きつけたティアの両肩から
青白く上がる何だかよくわからない湯気みたいなオーラみたいなものを感じた
「・・・・次にアイツが脱走したら・・ううん脱走しようとしたらあの(○ぺけ自主規制)女!!!
・・遠慮なく後ろから・・後頭部からシールドブチ破ってやるわ多重弾殻射撃で・・・・警告無しで・・
・・・・そしたら脳みそぶちまけて・・」
ふっふっふ・・
今度は肩を揺らせて小さく笑いだした
(○ぺけ自主規制)女!のあたりで一瞬ビクッとなったあたしの片足が浮いた事を付け加えておく
・・あたしは事の成り行きにあっけに取られ完全に後ずさりしていた
あたしはおずおずと、さっきまで傷き弱り果てていた可愛そうなバンビにしか見えなかった親友から
大激怒のシシガミ様へと転じた彼女の豹変した後姿に見入っていた
「・・あ、あのーティア・・・・さん?」
腫れ物に触るように恐る恐る声を掛ける、ぎこちなく微笑む
あたしの顔もさぞかし変な顔してたと思う
爆発処理班が爆弾に近づく光景が頭に浮かんだ
なんて言うと真剣に仕事に取り組んでる人達には失礼だと思うけど別の意味であたしも緊張してた
ぶつぶつとティアはまだ何か言ってる
・・そうよ・・そうだわ・・大体女同士ならカウントには入らないじゃない・・
・・犬に噛まれたっていうか・・・・・よりもっと・・
・・・・そうよ・・全然平気だわ!・・ノーカウント・・・ノーカウント!・・・とか何とか・・
「・・ねぇスバル」
「は・・ハイ?」
背を向けたままのオレンジの髪の子が静かに言った
「・・・あんた・・・さっき何でもするって言ったわよね?」
ドアに押し付けられたデバイスが負荷でミシって言った、可愛そうに・・
「え”!?・・
・・・・えーとあの・・」
あたしの頬に漫画みたいな大きな汗が流れた、マクドナルドの営業スマイルよりかなりぎこちない笑顔を作る
「言ったわよね・・」
念を押すティアナ
「な・・・なんでもって言うか・・・あたしのできる事ならって意味で・・その・・」
末尾が小さくなったのは一抹の不安が隠せなかったから
あはは
乾いた笑いが出た
「そう・・・大丈夫・・ぜんぜんスバルができる範囲の事だから・・」
そう言って振り向いたティアの目が完全に据わってた
ひっ
と悲鳴を上げる暇も無く
いきなり手を取られると誰も居ない医務室に連れ込まれてベッドに押し倒された
ほとんど未使用のシーツの清潔な匂いに全身が包まれた
ほんのりと香るティアの行為の後の匂いと意外に真面目な視線とそれらを一度に感じて息が詰まった
ティアがあたしの腰の上に跨ってあたしの両腕は押さえられていた
「ちょ・・ちょっとティア・・」
驚いたあたしの目とじっと見つめる何かとても真剣なティアの目が合う
「ティ・・ティア何を・・んむッ・・」
いきなりティアの顔が迫ったかと思うと乱暴に唇が重ねられた
熱い舌を差し込まれて
目を大きく見開いてあたしは頭がパニックになった
それは激しくあたしの舌に絡みつくと、喉まで侵入しようかとするほど差し込まれ
口中貪欲に動き回り、舌先が歯の裏側まで丹念に貪り味わった
んーッ・んんーん!ーんー!・・はっ・・ティアッ・・何・・・を・んっ・・むー・・・んんぅーんっ・・・んっー・・・
唾液と唾液が混じりあい、クチュクチュチュパ・・と淫靡な音が骨を通し体の中で響いた
頭が白くスパークしてあたしは突然の出来事に手足を陸に上がった魚のようにぱたぱたさせた
けどティアの腕と足が
細いそれからは信じられない力でがっちり押さえて身動き一つ取れなかった
執拗な責めは秒針が一回り半するくらい続いた
っぷはッ
息苦しさと甘い欲望の両方からやっと開放された
やがて唾液を引いて舌と舌が離れた時
あたしは目も空ろで、体から力が抜けてた、ついでに腰も
「はっ・・ハァハァ・・ ティ・・・ア あっ・・は・・・・何を・・」
激しく息をついた、涙が滲んだ、手足ののマッハ・キャリバーが鉛の塊みたいに重く感じて指も動かない
重ねられた二人の体温で、ひんやりしてるはずの医務室の中なのに
うっすらとBJの下に汗が滲んで体が火照った
やっと小さく息を吐いた
顔が熱くて、まともにティアの顔が見れなくて横を向いてた
そうしたら
その時、頬に熱いものが落ちてきた
一粒、二粒
あれ・・これって・・
驚いて上を見ると
ティアの顔が泣いてるような笑ってるような、逆光でよく見えないけどそんな感じに見えた
オレンジの髪が垂れてその先端がライトの光に透けて輝いて見えた
唇が小さく開いて真珠みたいに白く歯が覗いた
「何でもするって言ったじゃない・・・慰めてよ・・あんたのせいもあるんだから・・」
ちょっと怒ったように言った
「・・口直しさせてよスバル・・さっきの事なんか忘れさせてよ・・・
あたしだってね・・・これでも多少は傷ついてんだから
・・それに・・」
<あたしの初めては大好きな子って決めてたから>
「え?」
暗くなったティアの口元に
小さく紡いだその最後の言葉聞き直そうと
思わず上半身を起こしかけた、あたしの胸にティアの柔らかい胸の弾力が重ねられ再び押し倒された
「あっ」
乳首の先に触れた時、電気が走ったみたいに痺れて声が出た、ティアの先も固くなってる
あたしの口に再び桜色の甘い唇が重なった
「ん」
また激しく求められた
「ん・・・ぷはっ・・・あっ・・・だ・・・めっ・・だよ・ティア・・そこは・・・・・・・やっ・あっ・ん・・・・」
激しく熱い口付けを再び交わすと
ティアナの舌が首筋を伝い片手はスバルの豊かな胸を優しく揉みほぐした
乳を搾るように乳房をつかみ、押し出すようにすると乳首のあたりに指を立てて刺激を送る
もう片方は股の付け根をまさぐりカチャカチャとベルトを外すと、白くおへそ覗くおなかを滑り
ショートパンツの中に手を差し入れた
ぴくっとスバルの腰が跳ねる、更に指が深く差し込まれる
青い髪と白いハチマキがシーツの上で乱れて、ボーイッシュな少女の顔が上気してほんのり染まった
「や・・・・・だ・・だめ・・・・・やだよぅ・酷いよ・・・こんなの・・ティア・・・・あたし・・怖い・・」
心臓がドキドキして押さえ切れない涙がポロポロ流れて
まともにティアの顔が見れなかった
あたしきっと変な顔してるって、顔がくしゃっとなった
オレンジの髪の少女はクスっと笑うと、ちょっとスバルの体を抱え起こして
愛おしそうにギュッとスバルの頭をその胸に抱き寄せた
涙の跡が残る空色の瞳が初めて明るく嬉しそうに言った
「大丈夫よスバル・・・あんたってとっても可愛いから・・」
最愛の恋人をやさしく諭すように白い指先をスバルの唇に当てると
何か言おうとしたあたしの言葉を止めた
シーツに二人の影が倒れこんでベッドが軋んだ音を上げた
は・・・はわわわわわわ
ドアの外で大きな白い帽子を被った小さなピンクの髪の女の子が
小さな両手を顔に当てて廊下にヘタリ込んでいた
ドアを挟んで反対側では女の子より多少年上の・・それでも小学生には違いない赤毛の少年が
バクバクする心臓をストラーダと膝ごと抱え込んで、パートナーの方も見れず赤くなって固まっていた
キャロ・ル・ルシエとエリオ・モンディアルのライトニング年少組の二人であった
一匹だけ普段と変わらない使役竜のチビ竜フリードリヒが二人の間で小首を傾げて
キュウ?と鳴いた
空中を3つの影が曲芸師のように舞い複雑に絡み合っていた
打つ、薙ぐ、蹴る、受ける、払う、突く
めくるめく拳と拳が交差し頭と脚の位置が逆転したかと思うと
180度開脚した双脚が左右の相手を蛇の鎌首ように同時に襲う
同時に受けた二人が宙を蹴ると上下から獣が口を閉じるようにぴったりと息が合った攻撃を繰り出す
香港のカンフー映画を見てるような光景が次々に展開する
ただし宙に舞ってる3者の内二人は人では無く、ワイヤーも付いて無い
「アクセル・・・ シュート!!!!」
なのはの声がホールに木霊した
アルフとザフィーラがそれを合図に左右に飛んだ
室内を舞っていた数え切れない閃光が赤い光の軌跡を宙に描き男に集中して行った
爆発と粉塵の渦の中から男が飛び出した
「てあああああああああ!!!」
壁を蹴って斜め上空からアルフが渾身の魔力を拳に込めて撃ち下ろす
男が身を捻り手を翳す
瞬時に出現した青い魔法陣が凄まじい風圧を伴って襲来したそれを阻み激しく光と衝撃波を撒き散らす
「ぜいあっ!」
鋭い気合と共にザフィーラの左拳が風を巻いて男の腰骨の辺りに迫る
まともに当たれば骨はおろかコンクリートの壁でも粉砕しそうな剛拳が到達しようとした時
一瞬片手を上げ防御しようとした男の腕が上がりかけ
直後に逆にだらりと脱力したかと思うと流水のようにしなやかに、その重機のような一撃をサイドに受け流した
まともにぶつかり合えば危険と思考と言えないほどの刹那の瞬間に判断したのだろう
中国拳法で言う相手の力を受け流す化頸(かけい)である
唸りを上げて前方を通過する剛拳を回避した中年の男がにこやかに笑みを浮かべ
右の手刀をザフィーラのがら空きの首筋に打ち下ろすべく振り上げた
アルフの体が月面宙返りのように軽やかに上空を舞い、男の黒い頭頂部に踵を落とした
スウェーでやり過ごした鼻先をアルフの踵が掠める
身を引いた男の動きがわずかに停滞し、機会を待っていた周囲の赤い光弾が弧を描いて襲いかかり
その頭部を捕らえたかのように見えた
「やた!」アルフが思わず声を上げる
「後ろ!」なのはが声を上げる
ハッとすると残像を残し男がアルフと背中合わせの至近距離にいた
「っこの!」
振り向こうとしたアルフの体が強烈なGを受けてくるくると吹き飛んだ
キャアと悲鳴の跡を引いて
背中を合わせたままの体勢で八極拳で言う鉄山靠を男は空中で静止したまま繰り出した、足元に展開された魔方陣が消えた
その周囲に鈍い光を放つ鋼のバインドが次々に出現して男の体を拘束すべく迫った
男は宙をロンダートするような動きで二つ三つ追撃する鋼の追っ手を避し、振り向きざまに手刀で切り払ったが
遂に裁き切れず捕縛され両手両足を固定された
「高町なのは!」腕を交差させたザフィーラが叫んだ
『ロード・カートリッジ』
機械的な女性のデバイス音がコールされ次々とレイジングハートエクセリオンから次々に薬莢が吐き出された
「レイジングハート・・・・・エクセリオンバスター、ブレイク・・・・・
シュート!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
なのはの声と共に
急速に魔力の圧が地上の一点で高まり、直径10数メートルに及ぶ赤い魔方陣が瞬時に彼女の足元に展開した
ホールが赤く、次いで白く輝き
光りの柱が轟音と閃光と共にガードを固めた男をエネルギーの濁流に飲み込んだ
全てを蒸発させるように背後の建物の壁ごと吹き飛ばし
凄まじい爆音と砂煙が建物の一角で巻き起こる
なんや?
数百メートル離れた本部に居るはやて達にもその揺れが感じられた
販売機の前でコーヒーカップを持っていたシグナムとフェイトも手を止めた
パラパラと舞い落ちるコンクリートの破片の中
「やったか」とザフィーラ
風と共に爆煙が晴れるとぽっかりと天井に明いた青い空の中に
残煙と共に男が浮いていた
グレーっぽいスーツが破れ見るといつの間にかその左手にバッグを下げていた
もう片方の手は男の半顔にかけられていた
「・・信じられんなとても生身の人間とは思えん」
ザフィーラは呟くと大地を蹴り宙に舞い上がった、アルフも続く
攻撃に耐えた男の方も相手の予想以上の攻撃力に内心舌を巻いていた
男の顎から頬にかけての合成樹脂がパックリと破れて素肌が見えていた
再び左右後方に半包囲をしようとする二人を見つつ、マスクに手を当て小さく舌打ちした
バッグを持った左手の肘からは血が垂れていた
(ここまで出来るとは)
血がしたたる手を懐に入れると黒い仮面を取り出し、ゆっくりと装着した
空間に渦巻くように黒い外套が出現する
「デバイス無しだと流石に辛いですね・・」
自嘲するように呟きそれを身に纏った
「追うよレイジングハート」
厳しい目つきで上空を睨み、なのはが命じた
『アクセル・フィン』
なのはの足元に輝く光の羽が出現して地上との間に僅かな隙間を作ると
次の瞬間、男の正面に立ち、再び対峙した。
以上今回ここまでです
以下チラシの裏
個人的にやっと15歳ヴィータ(本物)と偽を再会できてホッとしました
どこがヴィータやねんという突っ込みがあるかと思いますが
スバルがあんだけ別人になったし、上品に成長したヴィータがいてもいいかと
作り出してしまいました、イメージは内側が壊れ気味の某人形でビジュアルは
怪○王女を想像して書いてます
なのはさんがいまいち暴れ足りなかったので年少組み共々
続きはのんびり書いてみようと思います
では乱筆失礼しました
>>571 ぞろぞろ出て来たね〜
百合好きじゃない俺でもティア×スバの逆レはなんか大丈夫みたいで噴いた!
573 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 13:24:34 ID:LIg6nGqT
エリキャロSS投稿しますよー
でも、まだ導入部です。
遅筆ですいません。
最近どうも、調子がおかしい。
機動六課前線フォワード部隊「ライトニング分隊」04、わたし、キャロ・ル・ルシエは思った。
任務終了後、帰還中のヘリの中、
「今日の出動も無事、終了だね」
「……うん。エリオ、キャロ、二人ともお疲れ様」
「はい、フェイト隊長っ」←任務中のため役職名つき
「あ……は、はいっ!」
フェイトさんの言葉にワンテンポ遅れてしまう。
「……? キャロ、大丈夫?」
「キャロ、どうかしたの?」
フェイトさんが、エリオくんが、心配そうにわたしの顔を覗き込む。
「……」
エリオくんと目があったとたんに、わたしの鼓動が、はね上がった。
「あ……えと……だい、じょぶだから」
顔が熱くなるのが、分かる。
「キャロ……?」
フェイトさんが何か言おうとしたとき、
『みんなー、お疲れや』
はやて総部隊長からの通信。
全員の視線が画面に集中する。もちろんフェイトさんも。
……何故か、ほっとしている自分に気づく。
『……でな、ここ暫くスクランブルに訓練と立て続けやったし、
明日は訓練はオフにしようと思うんやけど、どっかな?」
「「「「……」」」」
はやてさんの言葉に、無言ながらも喜色満面になる、わたし達新人フォワード達。
ここ最近、真夜中や早朝など不規則な出撃が多く、みんな少し疲れ気味だったのだ。
『もしもがあるから、外出許可はできんけど、ゆっくり身体を休めてや』
「「「「はいっ!!」」」」
ヘリの着陸とともに、スバルさんが言った。
「よっし、エリオ。隊舎まで競争しよっか?」
「えっ!?」
「負けた方は勝った方に、夕飯のおかず一品提供」
「そんな……って!?」
すでに駆け出しているスバルさん。
「ずるいですよっ、スバルさんっ!!」
少し遅れてエリオくんも走り出す。
「……まったく、何やってんのよ」
ティアさんの呆れた声。
そこへ、すでに遠く影になりだしたスバルさんの声が聞こえてきた。
「……ティア達もやるんだよぉー……」
「勝手に決めるなぁっ!!」
憤然とティアさんが走り出す。
……何だかんだでティアさんって、スバルさんにつきあうんだなぁ……。
苦笑いを浮かべながら、わたしも走り出した。
夕焼けの空の下。
この赤い景色の中でも決して見失うことの無い、赤い炎のような髪の男の子の背中だけを、
わたしは追いかけていた。
……………………………
余談ですが、おかず提供云々は、ウヤムヤになった事を付け加えておきます。
すんません、まだここまでっす。
ほのぼのなお話にするつもりですので、もすこしお待ちくださいませ
>577
嬉し恥ずかし初々しいホノボノ路線は大好きだ。
前動続行でよろしく頼む。
>>577 他の職人がSSを投下したら一日、少なくても半日投下を待つのが礼儀だと思うのだがどうだろう?
何でこのスレは自己ルールを当たり前のように押し付けるやつが多いんだろうか?
連続投稿中で明らかに続きがあるならともかく、一回締めてるんだから問題ないと思うが。
>>581 職人の気持ちになってみ?
自分が何時間もかけて書いたSSにほとんど感想も付かないうちにかぶせられたら不愉快でしょ?
書いたらすぐに投下したいのもわかるけど、少しぐらいまってもバチあたらないだろ。
強制する気はないし、強制することもできないけどスレの円滑な進行には必要だと思う。
583 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 18:58:38 ID:LIg6nGqT
>>581におなじく。そういうルールが最初から決められている、もしくは後から追加されたならともかく、俺の記憶ではそういうルールはなかった希ガス。半日待つとかしないほうが、新鮮な空気になっていいと思うんだが。
584 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 19:04:14 ID:LIg6nGqT
追加
>>582はあくまで俺のかんがえで強制する気はない。
まあ、ある程度感想やGJがでたら、投下おKだと俺は思う。
585 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 19:05:27 ID:LIg6nGqT
↑アンカーミス582→583
>>583 これはルールじゃなくて礼儀の話なんだよ
職人を大切にしないといつかスレが廃れるよ
>>586 まず、「こういうルールを作ってはどうだろうか?」と提案するべきだろう。
589 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 19:26:55 ID:LIg6nGqT
>>588 豚クス。jbbs.livedを参考にしつつ、今回のことはスルーを決め込む。
>>589 スルーでも何でも見ているのなら一つだけ言っておく
sageろ、これはルール以前に2ch(pink含む)全般で言われる事だ
なんか意見を見てると、そんな事言い合ってるより作品についてですね
>>571 GJ、あのヴィータをここまでできるんだからご主人様はきっと神!!!
>>577 ほのぼのエリキャロGJ、
俺は>576の続きが早く読みたい。
本編の方がSSを追い越してしまうかもしれないからな。
いやホント。
このスレで言うことは間違いだとわかるんだが言わせてくれ
そういや前作の男連中一回もでてないのは気のせいでしょうか
>>595 ザフィーラをどうカウントするかによるな。
犬であって男連中に含まれないとしたらそうだと思う。
別に男なんてどうでも良いよ。
貴重なスバティア分をもっともっと補給したいぞ!
俺は、大人になったエリキャロの「二人エッチ!」でも全然かまいません!
男なんてどうでもいいからアルフを出してくれよ
リンディさんがほしい私は異端ですかそうですか
ザフィーラとアルフによる獣姦
アルフはもうどれかというとユーノとだよなぁ
どっち攻めでもいいや
フェイエリで姉ショタを…
>>580 遅レスだが書き手側の意見として同意
読み手は次々新しいものを読みたいから仕方無いが
これから書き込もうかと思ってる人は
>>588 に目を通しておいた方がせっかくSS書いて嫌な思いしなくて済むと思う
せっかく流れ変わったのになんで蒸し返すかなぁ……
本編で淫獣再登場の悪寒なので、SSでも淫獣ものをリクエストしたいところ。
相手はキャロがいいなぁ。
608 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 15:28:30 ID:vXcWJJj4
>>607 同じく。キャロのエロSSはまだ(ほとんど)出て来てないから、期待。
なのは・フェイト・はやてに迫るに悲劇
10年前は敵に負けても年齢的に色々ヤバいと言う事でスカート捲りなどの子供の悪戯程度で済んでいた三人だが
10年の歳月が過ぎ結婚も許されほぼ成人した三人に戦闘系の魔法少女の伝統である敵に敗北したら凌辱と言う悪夢が起こる
触手が三人の身体を蹂躪し二人がイク様子を見せ付けられながらイク寸前で辞める寸止めで自ら求めるまでに落とされるフェイト
パートナーのちゃっちい上司(名前忘れた)を人質に取られ5分間イクのを我慢すれば人質は解放すると言うゲームを提案され同意し最初の三分は耐えるが
実は触手に敢えて手を抜かせていて四分目に後、60秒耐えれば勝てると安心した隙を突かれ本領を発揮した触手の巧みな責めの前にハゥと悶え声を上げたのを合図に30秒も持たずにイカされ
パートナー共々、快楽の底無し沼に落とされるハヤテ
なのはは今まで起こった大事件を解決した英雄と言う理由から他の二人とは比べ物にならない程の魔物や触手にタライ回しに犯され
最初こそ悲鳴を上げジタバタして抵抗したが最後には力尽き
何時間もタライ回しに犯されたせいでマグロ状態で犯されていた
三人+αは徹底的に凌辱され身体を汚され白濁色の液体の海の中に放置される形で解放される
三人+αは心に深い傷とトラウマを抱える事になり二度と前線に立つ事は無かった
リンディ・ユーノ書きたいんだが…見たい人いる?
リンディ×クロノなら見たい
>>610 オレはみたいぞ
熟れたリンディさんがこっそり書庫にいってにゃんやんとかたまんね
あ、結構コスプレでなりきっちゃう感じもいいね
614 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 20:41:02 ID:MYN8q2VQ
ろだで見たフェイト×エリオのが頭にこびり付いてる自分、
主キャラ全員で慰安温泉旅行→実は混浴とは知らず風呂入るエリオ→御約束でキャロと遭遇→
→先着して、子孫繁栄に励むユーノ×なのはを発見→
→場の空気に流されエリオ×キャロも行為に及ぶが、前者が一足先に終ってたり後から入浴者が来たりで寸止め→
→その後、布団(ベッド)inして本番(2、3回くらいか)
てな展開が浮んだ
>>614 す、素晴らしい・・・。
想像しただけで幸せになれました。
出来たら書いてくだされ。
来週はユーノ出てくるし、今からwktk。
基本にかえってなのはXユーノキボン。
え!? ユーノ出るの!? 本当だったら嬉しい!!
がんばった、俺。無駄に長くはなってしまったが5日で書き上げた。
最短記録更新やほーw(この程度でかよ orz)
ご無沙汰してます。4の422です。
CherryLightのメインストーリーようやく完結です。
…読み返すとほんとに無駄に長いな…ぎりぎり1000行には収まったか…
校正中途半端なのはご勘弁ください、や、ほんと暇ないんすよー orz
スレの流れがちょっとあれみたいですが、そんなことは気にしない。
でも一言だけ、
みんなで楽しく、やりませんか?このスレで。
まぁ、それはさておき。
スレの主流は3期みたいですね…3期か……
3期って食えますか??
どうせ見れねーよ、こっちは、えいちくしょーw
ではクロノ×なのは、いきまーす。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大人なのは見たいよぉ orz
「Was not there it with the master?」(マスターと一緒ではないのですか?)
「ん?」
自室へ向かおうとしていたクロノを呼び止める声。
声に顔を向けるクロノが見つけたのは、リビングのテーブルの上に『置かれた』彼女。
「ああ、レイジングハートか」
がしがしと頭をタオルで擦りながら、クロノはテーブルに歩み寄る。
「Take a bath together?」(マスターと一緒に入浴されていたのでは?)
「ん、なんだか身体を洗いたいから先に上がっててくれって言われてね。僕はそんなの
気にしないって言ったんだが…」
「…Please think about psychology of a girl. It is avoided by master」
(そんなことばかり言っているとマスターに嫌われますよ。女性の気持ちも考えてあげてください)
デバイスにまで説教されるようじゃ自分もヤキが回ったかなと苦笑しながら、クロノ
は椅子を引いてレイジングハートの前に座る。
「似たようなことは言われたよ……しかし君がなのはから離れてるなんて珍しいな?」
風呂場でのなのはの胸にレイジングハートがなかったと、今更ながらクロノは気付く。
7年来の主従関係。デバイスの調整・保守以外で、なのはがレイジングハートを手放
している記憶はクロノにはなかった。
とはいえ、クロノとてそんな深くまでなのはの私生活を知り得ているわけではないが。
「I was said to "be ashamed" by master to me」(「恥ずかしいから」、だそうです)
「…なるほど…っとと、のんびりもしてられないな、先にベッドメイクしとかないと。
あ、君も一緒に来るかい?」
「Sorry. I wait for master here」(せっかくですが。私はここでマスターを待ちます)
「そうだね、その方がいいか」
「Yes. Let's meet later」(では後ほど)
がた、と椅子を鳴らして立ち上がるクロノに彼女は今一度声をかける。
「Please make happiness of my master」
「公園でも言われたね。大丈夫だ、任せておいてくれ。君の方こそ、僕が傍に居ない時
はなのはを頼むよ。今までのようにね」
「Yes. Off corse」(もちろんです)
魔法少女リリカルなのは 〜 CherryLight 〜 A Sweet Night Vol.Final
クロノに遅れること15分。
部屋着に着替え、レイジングハートを携えたなのははクロノの部屋の前に辿り着く。
「…やっぱりもうちょっと綺麗に洗った方がよかったのかな……でもあんまり遅くなっ
たらクロノくん心配するだろうし…でも綺麗に洗えてなかったらクロノくんに悪いかも
しれないし…それに恥ずかしいし…」
辿り着いたはいいが、風呂場にとって返しそうな弱音を吐く主人に、『彼女』はそっ
と背中を押す。
「No problem. He loves you than anyone of the world」
「…うん……ありがとう、レイジングハート」
軽く唇を触れる感謝の意をレイジングハートに示すと、なのははそっとドアをノック
する。
「…どうぞ。開いてるよ」
カチャリとドアを開ける音が、妙に大きく、なのはのそしてクロノの耳に響く。
文字通り一線を越えるための境界線を、なのははゆっくりと踏み出した。
〜 〜 〜 〜
「こっちのクロノくんの部屋に入ったの…初めてだね」
「そうだな。まぁ、むこうの家の部屋にだってなのはは3回しか入ったことないけどね」
二人。ベッドに並んで腰かけ、クロノは左手でなのはの肩を抱き、なのははクロノの
肩に頭を預けている。
ぼんやりとお互いが見える薄明かりの中。二人の距離は限りなくゼロだった。
「3回…も…入った事あったっけ…クロノくんよく覚えてるね」
「全部覚えてるさ。最初はフェイトが君を家に呼んだ時に…たしか2回目くらいになの
はが家に泊まりに来た時だよ。その次はその翌朝、君が僕を起こしに来てくれた時。そ
してその次は2年後くらい。フェイトが帰ってくる間の30分ほど、部屋で2人で話を
してた時だ」
なのはは目を閉じ、クロノの言葉に聞き入る。
3度目のことはよく覚えている。デバイスの使い方について色々聞いてもらった時だ。
2度目はフェイトと一緒にふざけて布団を引っぺがしていたからこれも覚えている。
…最初のは…クロノには申し訳ないがなのはの記憶からは引き出せなかった。
「…その頃から私のこと好きでいてくれたんだよね?…」
「その前から、だ」
ぎゅっとわずかに力を込め、クロノはなのはをさらに抱き寄せる。
「気付けなくて…ごめんなさい…」
「いいさ…今、ここに君がいるんだから…」
なのはが顔を上げると、間近に迫るクロノの顔。
ゆっくりと目を閉じるなのはにクロノはキスを落とし、同時に念話で語りかける。
《君を好きになれて…よかった…》
《…どうしたの、急に?》
《…いや、なんとなく、ね。よくこの競争率の高いレースに勝てたな、と思っただけだ》
ふぅ、と、どちらともなく唇を離し、二人見つめあう。
「…私…そういうの全然わからなかったから…管理局のお仕事とか、学校とか、家の事
ばっかり考えてたから…」
「フェイト達もいたし…充実してたからだろうね…」
「うん…」
(もし、なのはが普通の女の子だったら…いや、違うか、管理局入りしなかったとした
ら…今ここに居るのは……あいつだったんだろうか……)
「…そんなことないよ、クロノくん」
「えっ!あっ!?」
まさか思わず思念通話してしまったかと焦るクロノの唇になのははぴっと指を当てる。
「念話じゃないよ。クロノくんのね、右の眉毛がちょっと釣りあがる時はね、なにか私
に言いたくないことを考えてる時なの」
「えっ?!」
クロノは思わず嘘だ、と空いた手で眉を押さえる……が…
「ふふふっ、うーそっ♪」
「…なのはぁ…こらぁ」
ちろ、と舌を出すなのはの額をこつんとクロノは小突く。
「うふふ、でも言いたくない事考えてたのは本当でしょ?」
「う……なんで…解るんだ?」
視線を外したなのははまた元の体勢に戻るように、クロノの肩に頭を乗せる。
クロノも戸惑いながらもそれに習い、なのはの肩を抱く。
「…わかるよぉ…クロノくんのこと…大好きだもん……」
「…今ひとつ答えになってないが…」
「だってわかっちゃうんだもん。ユーノくんのことを考えてたことも、ね」
「……そうか…」
言ってクロノは自分の肩に視線を落とし、なのはの髪をそっと指で梳(す)く。
「あいつに…謝らないといけないな……」
「えっ?ユーノくんに?」
「あっ!」
しまった、と、慌ててクロノは口を押さえる。時既に遅し、今日の自分はなんて失言
が多いのか、と。
「なんでユーノくんに謝らないといけないの?」
「い、いや…その…だから……どいことを…って…た…という…その…」
視線を逸らし、なにやらもごもごと呟くクロノを追いかけるように、なのははクロノ
を覗き込む。最も体勢的にそれは叶わず、顔を少し動かしたにすぎないが。
なのはは考える。
クロノはなにかユーノに対し、負い目を持っているらしい。
でも付き合い始めたことは既にユーノや他の皆にも報告済。それに関して今更とやか
く言うクロノではないし、ユーノではないだろう。
では他に、例えば仕事の上でクロノがユーノに厳しくしていたかと言えば特にそんな
節は思い当たらない。そんなことをしなくても、幾度かユーノの仕事を手伝った経験の
ある自分には、無限書庫の仕事はそんな口を挟む間もないほどハードだとわかっている。
とすれば普段の生活の中でクロノとユーノの間に何かあったかというと……
…あったかというと……
…あったかというと……
………あったかと……いうと……
「あのー…クロノくん…もしかして…なんだけど……」
まさか、とは思いつつ、なのはは問う。
問われた側は未だ何やらぶつぶつと呟いている。
「まさか…クロノくんがユーノくんに普段ずいぶんつっかかっていたのって……」
一旦言葉を切るなのは。クロノは押し黙り、逃げるかのようにあさっての方を向く。
「……私のせい?」
口には出せず、ぎりぎりと音を立てる関節をやっと動かし、
クロノは頷いた。
「うっ、嘘ぉ!!!!!!!!!!」
思わず飛び退ってクロノから離れたなのはは、あ、と思い直し、クロノの真正面に陣取
り声を上げる。
「嘘嘘嘘!ユーノくんをフェレット扱いしたり使い魔扱いしたり本に埋もれて自分が発掘
されないように気をつけろとか言ったり!いつもあんなこと言ってたのって!!!」
「わ、わかった、わかったからなのは。そ、その辺で勘弁してくれ……」
もういい、止めてくれ、となのはの腕を掴むクロノ。そのなのはの身体からごそっと力
の抜ける感覚が伝わってくる。
「…わかってるよ…わかってるさ、自分のやったことくらい…」
「…嘘ぉ……」
空気の抜けた風船のように、なのははへなへなぁとクロノの腕の中に倒れこむ。
「しっ!仕方ないだろう!!」
開き直ったかのように、クロノはなのはをしゃんと起こし、激興する。
「あいつはいつだって君の傍にいたんだぞ!僕が願っても願っても叶わないのに」
「クロノくん…」
「あいつはそれがさも当然かのように君の傍にいたんだぞ!僕がどんな思いで居たか!
ユーノのやつに迫られてないかとか。もしかして万が一なのはがそれを受けたりしたら!
いつもいつもそんなことばっかり考えてたんだぞ!ああ、そうさ、僕はあいつが羨まし
かったんだ!!」
「……」
声を荒げるクロノをなのはは見上げる。不思議と落ち着いた気分で。
まるで強風で靄が吹き飛ぶようになのはの心は澄み渡り。一つの想いで満たされてくる。
「だからっ!!!だかっんぐっ!!」
驚きで目を見開くクロノの唇に、なのはは自分のそれを押し当てた。
反射的に身を引こうとするクロノの身体を、その背に回されたなのはの両手が押し留
める。
それでも、と逃げようとするクロノに今度は逆らわず、なのははクロノをベッドの側
へ倒しこむ。
結果。どさりと二人もつれたまま、なのはが上になる格好で二人はベッドに倒れこんだ。
倒れた拍子に唇は離れるも背に回した手は離さず、なのははクロノの胸板に顔を押し
付けるそっと一言。
「ごめんね…」
「え?…い、いや、なのはが謝ることは…何も…っ!?…」
再び。クロノの言葉を遮り、なのははクロノに不意打ちのキス。
クロノの身体から力が抜けるのを感じ取ったなのはは、身を起こし、クロノの両足を跨
いだ状態で膝立つと、ぷつぷつと、上着のボタンを外し始める。
慌てふためくはクロノ。
「ちょっっ、なのはっ!んむっ!!」
肘で上体を起こそうとするクロノに、またしてもなのはから不意打ちのキス。
クロノの肘が崩れ、またもクロノはベッドに倒れ込むことに。
なのはは笑顔を浮かべ、一つ、また一つと上着のボタンを外していく。
5つのボタンを外し終え、なのはは上着の袖から両手を抜く。
唖然と見上げるクロノを尻目に、パンツ(ズボン)に手をかけ、そっと太ももまでそれ
を降ろす。
あらわになったなのはの下着姿をクロノは呼吸も忘れて見つめ続けた。
「これ…わかる?」
「えっ?」
なのはからの問いに、クロノはやっと下着の呪縛から開放される。
「私と…クロノくんの色なんだよ…」
窓から入る薄明かりの中浮かび上がる、ピンクと水色のストライプ柄のブラとショーツ。
「私と、クロノくんが、一緒に並んでるみたいで…一番のお気に入りの下着なんだ…」
買ったのは、実はクロノくんに告白してもらう前なんだけどねと続けながら、なのは
はそっとクロノの手を取り、その手を自分の左胸に押し当てる。
「だから、これを着た私を見てもらいたかったんだ。私はクロノくんのものだよー、って
意味を込めて…」
「なのは…」
「私はクロノくんとずっと一緒。ずっとずっと。何年経っても、何十年経っても。
たとえ世界が滅んでも、たとえ死んだって二人は一緒。生まれ変わって、私が私でな
くなっても、クロノくんがクロノくんじゃなくなっても、きっと二人は巡り合うの。
前世だって来世だって、その先もいつまでもいつまでも、二人はずっとずっと……
…いつまでも一緒なの……」
「……」
淡々と語るなのはにクロノは言葉を投げかけられない。
静かな口調の中に強い意志。そうなっていただろうことを、そうなってしまうだろう
ことを微塵も疑っていない。
「最初にキスしたときのこと、覚えてる?」
「あ、ああ…翠屋で…」
なのはは頷き、言葉を続ける。
「あのときね…なんだか不思議な感じだったんだ、初めてだったのに初めてじゃないみ
たいな感じ」
「…うん…」
それは僕も、とクロノは心の中で。
「きっと私達が私達じゃないときも、きっとこうやってキスしてたんだな、ってあの時
思ったの。高町なのはじゃない私が、クロノ・ハラオウンじゃないクロノくんに、って。
だからきっとこれからも、私達は何度も何度もファーストキスを繰り返すの。
ずっとずっと、いつまでも…」
ゆっくりと、なのははクロノに覆い被さり、きゅうとしがみ付く。
「…だからクロノくんが心配することなんかないよ。私はいつだってクロノくんの傍に
いるんだから…」
「なのは…」
「でも…でもね……」
「…でも?」
「もしそれでも心配だって言うんだったら…」
身を起こし、離れ行く愛しき人の体温に少し戸惑いながら、なのははクロノをまっす
ぐに見つめ…
そしてその口から思いのたけを解き放つ。
「…抱いて…ください……。私の全部…クロノくんのものにして…」
〜 〜 〜 〜
「なのは…」
「…はい…」
ゆっくりとなのはをベッドに横たえると、覆いかぶさるようにクロノはなのはに口付
ける。
微かに唇を開き、なのははそれを迎え入れる。
触れ合う唇の感触とその熱をひとしきり楽しむと、クロノは舌でちろりとなのはの唇
に舐める。待っていたと言わんばかりになのはは自分の舌をそれに絡ませた。
静かな室内に響く二人の舌が触れ合う水音。
なのははクロノの背に手を回し、もっととせがむ様にクロノを引き寄せる。
クロノもなのはの身体とシーツの間に手を滑り込ませ、その背を抱く。
唇や舌という器官は、普段は他者と触れ合うことのない器官である。触れ合うとすれ
ば、今まさに二人がしているような行為の時。
想いを語り合い、それを相互が確認し、愛を確かめ合う。脳内麻薬エンドルフィンが
最大限に放出され、その行為を継続させるよう脳が指示し、感覚も思考もそれ一色に染
まっていく。
クロノもなのはも、ただ感じるのはお互いが触れ合っている部分のみ。目を開けるこ
とも、ともすれば呼吸すら忘れ、自分の中に少しでも相手を取り込もうと、ただただ繋
がり合う二人。
クロノがようやくなのはから身を離し、二人の唇に架る細い銀の橋が、ふつ、と音も
無く消えた時、なのはは酸欠と脳内麻薬の過剰分泌により、意識は朦朧とし、半開きの
目はクロノを捉えてすらおらず、両の目からは一筋の涙まで流している状態であった。
「…きひゅ…もっろ……ほひぃのぉ…やめひゃ…やらぁ……」
言葉すら満足に発することのできない体で、なのはは喘ぎながら必死にクロノを呼ぶ。
だが、クロノはそれに従うわけにはいかなかった。
「僕だってそうしたいさ。でも、ここで終わるわけにはいかないしね…」
そう、ここで終わってはならないのだ。
クロノはなのはの下敷きになっていた自分の両手を抜き、そっと、自分となのはの色
を持つ布地を包み込む。
「ひゃんっ!!」
瞬時に覚醒したなのはは驚きの目でクロノと、己が胸を包み込むクロノの両手を見やる。
「ちゃんと、見ていい?僕となのはの色を」
反射的にうんと頷いてしまってから、なのはは自分の肯定の行動の意味に顔を赤くする。
クロノはにこりと笑うと、右手の人差し指を中空に向け、魔法を唱えようとして……
思いとどまる。
「…代わりに灯りを点けてくれないか?レイジングハート。この先魔法の維持ができる精
神状態の保障がないからね」
「All right」
部屋の中央のテーブルに置かれた彼女の声はさも嬉しそうであった。
「えっ!ちょ!や、やだぁ、明るくしないでクロノくん!!」
「Lightning ball. LEVEL-Twilight」
なのはの叫び虚しく。レイジングハートは明かりの魔法を灯す。ピンポン球ほどの大
きさのそれは、ふよふよと漂い、二人のベッドの1m半ほど上空で停滞する。
ぼんやりと、それでも薄暗い室内には十分な光で室内が照らし出され、クロノの視界
に驚きの表情のなのはの顔が浮かび上がる。
「やだやだ!止めて!止めてよレイジングハート、お願いだから!!」
「どうして?僕はちゃんと見たいな、なのはのこと」
「恥ずかしいよぉ!!だめだってばぁ!レイジングハート!すぐそれ消してぇ!!」
クロノの手を振り解き、なのはは両手で胸元を隠してしまう。
「ふむ…なのはは明るくしちゃ駄目だ、と。僕は明るい方がいい、と…
ここは多数決だな。君はどっちがいい?」
え?何??となのはがクロノに視線を向けると、当のクロノはなぜか明後日の方向を
向いている。視線の先は…と、なのはが顔をめぐらせると、当然、彼女が居た。
「Be light. I want to look, too.」(明るい方で。私も見たいですから)
「決まりだね」
「いやぁああぁぁ!!!」
数の暴力で場を制したクロノは、なのはの両手をどかせるべく、その手首を掴む。
「やだやだやだぁ!」
渾身の力で胸を守るなのは。力ずくで手を外してもよかったが、思いもかけないその
強さにクロノは作戦を変える。
「…なのは…」
「っ!」
一転、優しくなのはを呼んだクロノは、そのまましばし、なのはを見つめる。
「……」
「……」
直後、一瞬だけ唇を触れ合わせ、わずかな距離からクロノは続ける。
「なのはが…見たい…僕に、見せて…君を…」
「…ぁ……」
脳に甘く染み入るその言葉に、なのはの両手から力が抜ける。
そして自らの意思で、
なのははゆっくりと両手を身体の横に落とした。
頬を赤く染め、目を閉じ横を向くなのはの顔から徐々に視線を落とし、クロノはその
自分と彼女の色の布地に包まれた胸を視界に納める。
「すごく…綺麗だ…これが僕となのはの色…」
「…恥ずかしい…から…あんまり、見ない…で……」
横を向いたままやっとそう呟くなのはに答える代わりに、クロノはふわ、と右手でそ
の膨らみを包み込み、そっと握り込む。
ひくんと一つ震えたなのはの反応に、クロノはそっと布地の上から胸を包み込む愛撫
を繰り返す。
「んふぅっ…あ…んっ…ふぅっ!…」
握り込むとやや強めの、離すと息の抜けるような艶声を出すなのはの反応を見るにつ
け、だんだんとクロノも抑えきれなくなってくる。
「…もっと…ちゃんと見ていい?なのはの全部」
「……………うん…」
頷くなのはの反応を待ってから、クロノは膨らみを包む布をそっと下からたくし上げる。
ブラの端が頭頂部にひっかかるのに構わず、そのまま一気にたくし上げると、なのは
の「あふんっ」という声と共に、2つの膨らみがふるんと震え、その全貌がさらけ出さ
れた。
見るからに柔らかそうな2つの膨らみは、決して大きいとは言えないが小さいわけで
もない。普段クロノの目に映る周囲のそれらが大きめである分、つつましやかに写るそ
の双丘は愛おしさをもってクロノの目を引き付けて止まない。
さっきまで軽めの愛撫に晒されていた左胸の頂は、右と比べると明らかに天を突くよ
うにそそり立っている。そして右側も、よく見るとわずかにひくひくと震え、まさに今
隆起し始めんとしている。
「…恥ずかしいよぅ…そんなに…見ないでぇ……」
− 見られている −
目を閉じていてさえ、クロノの視線が自分の胸に注がれているのが、なのはにはあり
ありと手に取れる。
意を決したとはいえ、例えようもないくらい恥ずかしい。
武装隊の訓練時に、飛行中に制御を崩し、隊の男性陣の前にスカートを捲れ上げさせ
たまま −バリアジャケットのアンダーとはいえ、下着には違いない− 落下してしまっ
た時も顔から火が出るくらい恥ずかしかったが、あんなもの今の状況に比べたら太陽の
前のマッチの炎みたいなものだ。
「いゃぁ……」
恥ずかしさに顔を覆い、かぶりを振るなのはを尻目に、クロノは隠す物の無くなった
きらめく2つの果実を手中に収める。
「はぁぁんっ!」
クロノが触れただけでなのはは甲高い悲鳴を上げる。
「柔らかい…手がめり込んじゃいそうだ……」
何の抵抗もなく、クロノの指先がなのはの胸の中に潜り込む。
「やはっ!そんっ、言わっんっ!ないでっ!!」
ぱっと手を離すと、ふるんと乳房は震え、何事もなかったかのように、元の姿を取り
戻す。抜群の柔らかさとハリの良さ、相反する性質を見事に調和させ、ただひたすら、
なのはの胸はクロノに愛しさと美しさと興奮を送り続ける。クロノは飽きることなく、
何度も何度も握る・離すを繰り返す。
変化はすぐに訪れる。左同様に硬く隆起する右の乳首の姿となって。
「先っちょが…大きくなってるね」
なのはに何か言わせる間もなく、クロノは、くに、と、そそり立つの右の乳首を歯で
甘噛みし、舌先でちろちろと撫であげる。
「あぐぅんっ!!」
あっという間にその突起はクロノの口内でさらにむくむくと隆起する。ぴちぴちした
その感触に、隆起の限界を示しているのがクロノにもよくわかった。
「あんっ!らめっ!かっ、あああっ!!噛まっ!なぃれぇっ!!」
じゃぁこれ以上刺激したらどうなるんだろう、などと好奇心にかられたクロノは、口
を離し、左右それぞれ、限界までぴんぴんに張り詰めた乳首を、両手の指の腹でぶるぶ
ると擦り上げる。
「ひいぃぃぃいぃぃんんっっ!!やらめっ!らめえええええええーーーーーーーっ!!
感じすぎっ!!んあぐぅぅっ!!!」
覆い被さるクロノを吹き飛ばさんばかりに、なのはの身体が跳ねる。
目の前で火花が飛び散り、両の乳首から電流が流れる。想像しない刺激に思わずなの
ははクロノの手を払いのけ、胸を守るように両手で覆い隠してしまう。
そのあまりの勢いにクロノは痛くしてしまったかと内心焦る。
「ご、ごめん、痛かった?か、加減がわからなくて」
胸を荒く隆起させながら、なのはは目を閉じたままふるふると頭を振る。
「ううん…違う…けど……びりびり、ってなって……感じすぎちゃって…怖いの……
お願いだから…や………優しく…触って…」
止めて、と言おうとしたものの、結局なのはの口から出たのは継続を希望する言葉。
じんじんと張り詰めた乳首からの、甘い疼きがそれを言わしめた。
「ご、ごめん…わかった…え、えと、じゃぁ…」
と、手を伸ばしかけるクロノであったが、直前でその動きがはた、と止まる。
「……」
「?」
怪訝そうななのはを尻目に、クロノはなのはの2つの膨らみの谷間に手を落とす。
「…なのは…こっちも…いいかい?」
そのまま、じわじわと手を這わせ、なめらかに隆起するお腹を経て、ショーツに包ま
れたなのはの下腹部にその手を到達させる。
はっと目を見開くなのはだが、視線の先に優しく自分を見つめるクロノの顔を見つけ、
目を閉じ、こくんと頷く。
お礼の代わりになのはにキスしてから、クロノはショーツの左右に指をかけ、そろり、
とそれを引きずり下ろす。
5cmほどショーツが下げられ、へそから続くなだらかな曲線がクロノの興奮を追い
上げる。
このまま一気に、とクロノはショーツを引っ張ろうとしたが、不意にそこから先に手
が進まなくなる。
(…あれ?)
何か引っかかっているのか、とやや力を込めて引っ張るものの、なのはのショーツは
そこからぴくりとも動かない。
(な、なんで取れないんだ??)
少し考えればクロノにも解りそうなものだが、人間の身体、特にヒップの形状を考慮
すると、一度捲りあげるようにヒップの膨らみを回避しない限り、直線的な動きで下着
を抜き取ることは非常に難しい。加えてショーツがお尻とシーツに挟まされていること
による摩擦や体重もそれを邪魔する。
(な、なのはが力を入れているから取れないのか??い、いや、そんなに力が入ってい
るようにも見えないが…な、なんでだ?!)
気ばかり焦り、ますます逆効果な力の込め方で、ショーツをえいと引っ張り続ける。
先に状況に気付いたのは、やはり自分のヒップに食い込むショーツの攻撃を受けてい
るなのは。
(あ…もしかしてクロノくん…取れない…のかな?)
腰を浮かせた方がいいのか、でも急にそんなことするのもなんだかはしたないような、
でもなんだかショーツが伸びてきてるような気もするし、これお気に入りだし、などと
考えている間にもショーツにかかる力はどんどんと増す。流石にそろそろ、となのはは
口を開く。
「あ、あのっ、クロノくん、ち、ちょっと…待って……」
「えっ!?」
嘘のようにお尻を圧迫していた力が抜けるのを確認すると、なのははブリッジの要領
で腰を浮かせる。
「こ…これで…いいよ…」
「えっ……あっ…」
するり、と、何の抵抗もなく、クロノの手により、ショーツは太ももまでずり落ちる。
下腹にひやりとした空気を感じ、きゅ、と目をつむったなのははすとんと腰を落とし、
今度はほんのわずかに太ももを開き、クロノにショーツの開放を無言で促す。
意を察したクロノはそのままするするとショーツを足に伝わせる。なのははクロノが
行動しやすいよう足を折り曲げ、その動きを助ける。
なのはの右足からショーツを抜き取り、そのまま左足も、と手を動かしかけたところ
でクロノは考え直し、左の足首にショーツを留めた。
膝を90度に曲げた姿勢で揃えられたなのはの両膝に手を置いたクロノは、今一度、
「見て…いい?」
こくんと、頷く恋人の了解を得てから、
ゆっくりと両足を割り開いた。
愛する人の秘められし部分。
大陰唇はほとんどピタリと閉じ、美しいスジを形成し、だがしかし、その完全には閉
じていない隙間から、見えるか見えないかのほんのわずかだけ覗く小陰唇が、確かにそ
こが男性を迎え入れるべくして用意された愛の器官であることを示している。
薄く淡い亜麻色の恥毛は、その割れ目の上方に、両手の指で数えられるほどの本数し
か生え揃っておらず、陰唇の周囲は彼女の清らかな肌が、隠し立てするもののないまま、
惜しげもなくその色を晒していた。
初めて目の当たりにした女性の秘部に、クロノの理性は音を立てて崩れ去っていく。
「…綺…麗だ……なの……は…」
ふらふらと、花に誘われる虫のように、クロノはなのはに吸い寄せられる。
なのはもクロノの顔が自分のあそこに近づいてくる感覚に、ぎゅっと目を閉じ、その
時を待つ。
そしてその花びらにクロノの唇が到達する。
と、待ち構えていたかのように、秘唇はわずかにその身を開く。そしてなのは自身気
付かぬうちに、その母なる器官そしてそれに続く愛の道なる器官に溜め込まれていた蜜
が、こぷり、と溢れ出た。
触れた途端に唇に感じた未知の液体の感触にクロノは驚き、なのはの股間から顔を離
す。見ると、秘唇から溢れ出た、クロノの知識で知るところの愛液が、レイジングハー
トの灯した光を反射してきらきらと輝き、お尻の辺りまで続く道を作っている。
クロノから遅れること数瞬。股間に感じる液体 −おもわず小水を漏らしてしまった
かのような感触− になのははあわてて股間を押さえる。右手に感じるそのやや粘性の
液体の正体に気付き、それが小水でないことに安堵すると同時に、それ以上の羞恥に顔
を赤くする。
「なのは、そ、それ…「ちちっ!違うのっ!クロノくんが触ってくれて気持ちよかった
からで、わ、私お漏らしなんかしてないよっ!ほんとだよっ!!」…もしかして気持ち…」
「……」
「……」
さて、どうしたものやら…フォローはしなきゃいけないな、とクロノは自滅して口を
ぱくぱくさせている恋人を困ったように見つめる。
「なのは…その…女の人と…こういうことをするのは…その……初めて…なんだが…、
まぁ、その…普通の知識くらいは持ってるつもりだから…えーと、まぁ…そんなに…、
いや、何が普通かって言われると僕も困るんだけど…なんだ、その…そこまで気をつか
わなくてもいい、と言うか、その…」
「…ばかぁ…」
余計に恥ずかしい、となのはは逃げるようにクロノから顔を背ける。
「……じ、じゃぁ……わ、私の…お願い…きいて…」
「え?あ、ああ、僕でできることなら…」
言えばもう戻れない。とっくにそんな覚悟は、クロノの家に入る前から、いや、アー
スラに来た時から、いや、むしろ今日という日を迎えた時からその覚悟はできている。
だが、文字通り今は最後の一線。もし戻るなら、もし止める今が最後。
なのはは「これからのクロノと自分」と「今の羞恥と恐怖」を天秤にかける。
ゆらゆら揺れる天秤が、はっきりと「これから」に傾くのを自分の中で感じ取り、
ぎゅうと固く目を閉じ、股間にあてがったままの両手で、
クロノから見えてしまうことを承知で。
クロノに見てもらうがために。
クロノを愛するがゆえに。
なのはは自らの秘唇を、自らの手で、
「…………ください……」
そっと、静かに、割り開いた。
なのはの秘められし内が、
その入り口の全容が、
その周囲の白く透き通る様な肌の色と溶け込むように混じり入る、淡い淡いピンク色
の内壁が、
上部に位置する、包皮からわずか顔を覗かせた愛の粒が、
とろりとその中よりこぼれ出る愛の水が、
その全てが一瞬にしてクロノの脳裏に叩きつけられ、大量の血液が痛みすら伴い、ク
ロノの股間に集中する。
「う…ぁ……」
愛する人の名前を告げることすら忘れ、クロノはなのはに覆いかぶさる。
本能で当たりを付け、腰を、固く張り詰めた己を前に突き出す。
目視もせず、ただ突き出されたそれは挿入口を反れ、つるんとその外壁を滑る。
二度、三度、その度クロノの怒張は目標を外れ、見当違いの場所を突付く。
(くっ…ど、どこだ?)
手で探るなり、目で確認すれば簡単に解決するはずであるが、焦るあまりクロノはそ
れに気付かない。むしろ股間に集中していた血液が文字通り頭に上ったのか、クロノの
己は急速に力を失い、しぼみ始めてさえいる。
(ま、まずい、早くしないとっ!こ、ここかっ!)
そう思い、焦って突き出すも、当たったのは膣口のやや上部、ちょうど尿道口のあたり。
(入らない?!ここでもないのか?)
クロノの焦りはなのはにも届いていた。そして思い出されるは忍から受けたアドバイ
スの一つ。
「そうそう、クロノくんって初めてかな?もしそうだったら、あ、恭也もそうだったん
だけどね。最初って入り口がわかりづらいらしいのよね。だから、クロノくんももしそ
うなったら、なのはちゃんちょっとだけ勇気だして「ここだよ」、って教えてあげるの
も手だよ。多分感謝してくれると思う」
自分の上でもぞもぞと動くクロノの動きからしておそらく忍の言った通りになってい
るのであろう相手に、ちょっとした母性を感じ、なのはは、
「…クロノくん……」
「えっ?!あ、い、いや、その、今すぐ、その、す、するから、だ、だいじょ、うっ!?」
待って、と、自分の秘唇を開く手の片方を外し、クロノの分身をそぉっと握る。
後で考えると自分はずいぶんはしたないことをしたな、と頬を染めるのだが、とりあ
えず眼前の壁を乗り越える思いがそれを包み隠した。
「もう少し…下…」
「えっ?」
「こ…ここが私……だよ…」
つい、と、クロノの矛先をわずかに下げ、片手で開いている入り口に、ぴた、とその
先端をあてがう。
わずかにほんの数ミリ、つぷ、と先端が潜り込み、その部分から信じられない温かさ
がクロノの分身に伝わるや、萎えかける寸前の怒張は瞬く間に元の剛直さを取り戻す。
その温かさと共に、クロノの脳裏にエイミィの声が響く。
「いい、クロノくん。なのはちゃん絶対初めてだろうから、クロノくんが優しくしてあ
げないとダメだよ。程度の差はあるけど初めての時ってすっごく痛いんだからね。まぁ、
中には全然痛みのない人もいるけどさ。でも女の子は痛い、って思ってなきゃダメだよ。
クロノくん初めてなんだからそんな余裕があるかわからないけど、絶対がっついちゃダ
メだよ、なのはちゃん怖がっちゃうからね。あ、あとこれね。なのはちゃんの世界での
避妊具。こういうのは男の義務なんだから、ちゃんとする前に付けるんだよ。なのはちゃん
のことだから、安全な日とか確認してるとは思うけど絶対はないから。計画なしに子供
ができちゃったりしたら、二人とも困るでしょ。いい、何度も言うけど、ちゃんと優し
くしてあげるんだよ!」
「なのは、あの、ちょっとだけ…待ってくれるかい…その、ごめん、忘れる所だった」
何を、となのはが聞き返す前に、クロノは立ち上がり、机の上に置いてあった鞄から
エイミィに託された物を取り出す。
(よかった、覚えして入れてあって。エイミィ、感謝だ。今度のランチは奢るよ)
「?」
「えと、その…なのはの世界の…その、あれだ…避妊具っていうやつ」
「あ…」
ちら、とそれを、半身をこちらに向けるなのはに見せたクロノはそそくさ、とベッド
に取って返す。
ぎし、とベッドを鳴らしてなのはの両足の間に膝立つクロノを、なのはは潤んだ目で
見上げる。
「あ…ありがとう…クロノくん……えへへ…すごく嬉しい…」
「ま、まぁ、お、男の義務…だからね…じ、準備はしてあったんだ」
今にも泣き出さんかのなのはの笑顔に、クロノは、エイミィ訂正だ、ランチ1週間分
面倒みてやる。と、心の中で旧来の親友に対する謝礼を上乗せした。
「忍さんにしなきゃダメだよ、って言われてはいたんだ…でも…それ…ない方が男の人
は気持ちいい、って聞いてたから…私…クロノくんに少しでも気持ちよくなってもらい
たくて……あ、べ、別にすぐ子供が欲しいとかそういうんじゃないんだよ、あ、ううん
クロノくんとの子供が欲しくないっていうんじゃないんだけど…あの…えと、も、もう
すぐ生理始まるから…あの…だ、大丈夫な日だから……その……心配…ないかな、って…」
「そ…そうだったんだ…」
照れ隠しにコンドームの包みを破きながら、クロノは赤らむ顔をなのはに見られまい
と何食わぬそぶりで薄いゴム製の品を取り出す。
(えーっと、確かこうやって付けるんだった…よな……)
覆い被すように、くるくるとゴムを陰茎に取り付けると、クロノは改めてなのはと向
き会う。
「えと…なのは…それじゃ……いくよ?」
なのはは目を閉じ、胸の前で手を組み合わせ、こくりと頷いた。
「痛かったら…言って…すぐ、止めるから…」
途中で止めることができるかははなはだ疑問であったが、なのはを安心させたい、と
とっさにクロノの口から言葉が出る。
が、なのははそれに対してはふるふると首を振る。
「どんなに痛くても我慢するよ。クロノくんと一緒になれるんだから、それくらい何で
もないよ」
「なのは…」
クロノは己を右手で握ると、今度は目視できちんと入り口を確認してから、なのはの
花弁にその先端をあてがう。
つぷ。と先端がなのはの中に入り込むと、なのはの身体が逃げるようにわずかにずり
上がるのを、その両肩を抑え、
「なのはっ!」
クロノは一気にその奥へ己を突き入れた。
「はぅぅぅんっっ!!!!」
甲高い悲鳴を受けながら、クロノの怒張の7割ほどがなのはの内に埋め込まれる。
「はあぁぁ…あ…ぁ・・・あぁ…あ……あ、あぁぁ…あ……」
いっぱいに目を見開き、わなわなと振るえる口からなのはは喘ぎを漏らす。
「うぁあぁぁっ、なのはぁぁぁっっ!!」
薄幕越しにさえ感じる、熱湯のような熱さと、にゅぐにゅぐとした己を包み込むなの
はの膣壁の感触に、クロノはさっき言ったばかりの優しくする、の言葉も忘れ、そのま
ま一気に残りの自分をなのはの中に叩き込む。
その先端は瞬時に最終点に届き、なのはの子宮口とクロノの鈴口が突き合わされる。
陰茎に押し出され、行き場の無くなった大量の愛液が二人の結合部から吹き出る。
「はうううううぅぅぅんっっ!!!!」
「うあああっ!!!!!」
なのはの叫びを聞きながら、クロノも叫ぶ。
自分一人での行為の快楽を根底から覆す、360度ありとあらゆる方向からクロノを
包み込み、やわやわとランダムに緩急を付け、末端神経の一つ一つに至るまで、文字通
り初めての想像を絶する快感。
自慰行為、つまるところ手淫による快楽は、当然であるが、己の手が触れる部分から
しか快楽は生まれない。その分自分が望む箇所に快感を望めるのが自慰である。
反面。女性生殖器による性交は、局所的に見れば快楽の度合いは手淫に劣る。が、し
かし、隙間のできる手淫と違い、膣という空洞器官は、ぴったりと張り付いた陰茎の全
ての快楽神経に刺激を送ることができる。しかも手などよりはるかに高い体温を持って。
生まれて初めて、快楽神経の束で感じたなのはの愛の受け口は、クロノを吸い込まん
ばかりにひくひくと収縮し、背筋が震えるほどの快楽をクロノに送る。
クロノはとっくに先端が終点の子宮口に辿り着いているにもかかわらず、さらなる快
感を得ようと、さらに腰を突き入れる。
「ああ…ぁ…な…の…はっ!」
名前。
を呼んだことで気付く。
自分が今何をしているのかを。
「なのはっ!!!ごめっ!うあっ!!!」
「はああああああああぁぁっっっ!!!」
優しくしなければ、と、まぁ、入ってしまった以上どうしようもないはないが、それ
でもなのはが痛がっているだろうと、突き上げた勢いと同じ速さで、クロノはなのはの
中から自分を引き抜く。
が、抜けたのは半分ほど。
水も漏らさぬほどぴったりとクロノの陰茎に吸い付いたなのはの膣壁は、陰茎が引き
抜かれる際、その内部が言うなれば真空状態に近くなる。
陰茎の先端、亀頭が引き伸ばされるかのような、そのあまりの快感に、腰がくだけ、
クロノは叫び声を上げる。
なのはも同様。快楽により開きかけ、やや下降を始めた子宮口が、クロノが陰茎を引
き抜く、という動作で作り出した真空により、ぐいと下に引っ張られる。
自慰では触れたことすらなかった部分からの快楽になのはの全身ががくがくと揺れる。
仰け反り、喘ぎというより悲鳴を上げ、なのははクロノに必死でしがみ付いた。
そのしがみついたなのはの手が、くたり、とベッドに投げ出され、なのはがクロノに
貫かれたまま、ひくん、と一つ震えた頃、クロノもようやく我を取り戻す。
よくぞ今の刺激に耐えたと、自分の分身に顔を向けたクロノは、薄明かりの中、避妊
具に纏わりつく「赤」を発見する。
「なのはっ!!」
それは間違いなくなのはの証。
この目の前の愛して止まない少女の身体に自分を刻み込んだ証。
初めてそれを手にしたものだけが見ることのできる純粋の証
愛液に混じり、やや色薄くなりつつあるそれを、クロノは指で擦り取る。
目の前に指をかざし、確かにそれが「その色」であるのを再度確認したクロノは、ぎゅっ
と手を握りこみ、なのはに視線を向ける。
なのはは静かにクロノを見上げていた。
「えと…よかった…ちゃんとあって…あの、運動したりすると破れちゃう、って聞いて
たから…えっと…えへへ……ちゃんとクロノくんにあげれた…嬉しいな…」
「…なのは…」
と、一筋こぼれるなのはの涙。それにクロノは気づき、思わず声を上げる。
「あっ!!ごめん、じ、自分ばっかりで、そ、その、や、やっぱり、い、痛い…かい?」
「えっ?あっ………あ…れ?…い、痛く…ない……」
「えっ!?」
なのはの中から自分を引き抜こうとしたクロノは、その返答に思わずがくりとこける。
「えっ?あ、あの、い、痛いって聞いてたんだが…え?あれ?だ、大丈夫…なのか?」
「え、えっと、えっと、あ、あれ、わ、私も痛いって聞いてたんだけど…あれ?あれ?
あ、あの、い、痛くない…んじゃないんだけど…あれ?…なんだが痛痒いっていうか、
むず痒いっていうか…じんじんしてるんだけど……な、なんだか嫌じゃ…ない…かも…」
「……」
「……」
二人顔を見合わせたり、なんとなく下を向いたり、また見合わせたり。
「えーっと」
「…その…」
「これは…その…痛くなくてよかった、と喜べば…いい…んだろうか?」
「えっと…その…う、ん…多分……か。身体の相性とかが…いい…のかな?」
「か、かもしれない…えと、じ、じゃぁ…」
元より痛いから優しく、という気遣いをすっ飛ばしてはいるのだが、結果オーライ、
と、クロノは新たな提案を試みる。
「…う、動いても…いい…でしょうか?」
「…え、えと、その…よ、よろしく…お願い…します…」
場違いに丁寧な質問と返答に、普段なら吹き出してもおかしくないのだが、あいにく
と今の二人は大真面目。
緊張しまくりながらも、クロノはやわやわと、1センチ単位のゆっくりとした抽送を
なのはの中に送る。
「あああぁんっ!んっ!あっ!あっ!やっ!クロノくっんっ!なかっ!!ああんっ!!
なかぁっ!!!!」
「うああぁっ!!!!!!なのはっ!!!!」
腰を使い出した途端。握りこむようになのはの膣壁がクロノをきゅうきゅうと締め付
けだす。
最初の数センチがいきなり呼び水となり、ものの数回のピストンの後、クロノの腰の
動きは瞬時にトップギアのそれに変わる。
「やはっ!!きっ、気持ちっ!いいっ!!んはんっ!!やんっ!!恥ずかっ!!ああっ!!
気持ちっ!!はぁぁあぁんっ!!!
「なのはっ!!中がっ!なのはの中がっ!!!締め付けっ!!ぐぁっ!!」
がすがすと突き入れる度、なのはの壁は別の生き物のごとくクロノをぎゅうぎゅうと
締め上げ、それに逆らい抜き差しするクロノの肉棒はなのはの内襞を激しく擦りあげる。
相性がいい、と示す通りなのか、クロノがなのはの奥に突き入れたちょうどその位置。
カリ首の部分を擦りあげるように、なのはの内壁に一部盛り上がりがあり、奥に突き入
れ、戻す度に、敏感なカリ首を重点的に刺激する。
「うぁぁっ!なのはっ!奥がっ!!うぁぁっ!!ぐぁっ!!」
朦朧とする意識の中、そこが最も気持ちいいと判断したクロノは、目いっぱい腰を突
き入れ、その頂点部分で早く短い抽送を全力をもって叩き込んだ。
「ああああああああああああっ!!!!!!!!らめっ!!!そこっ!!!ああっ!!
なにっ!!なにこれっ!やらめっ!!あぐんっ!!!なかっ!!クロノくんっ!!!!
なかっ!!!ごりごりっ!!あはあああぁぁっ!!!すごひぃぃぃいいいぃっ!!!」
なのはにとってもそこは焦点であるらしい。爆弾のように膣全体に襲い掛かる快感が、
急激に1点からのレーザーのような快楽に変化する。絞り込まれたその快感は脳天まで
突き抜け、己が身体を仰け反らせ、両足をクロノの腰に離すまいと絡みつかせる。
そんな状態が長続きするわけもない。
「なのはっ!!!だめだっ!!!もうっ!!!でっ、るっ!!!!!!!」
「あああああっ!!だっ!だしてぇっ!!!あんんんっ!!もっとぉ!!きもちっ!!
いひっ!!はんんんんっ!!あんっ!!あぐぅぅぅぅっ!!だ、出してぇぇぇぇっ!!」
出す。の意味をなのはは理解していない。ただなすがまま、言われるままにクロノが、
愛する人が口にした言葉を反射的に反すうしただけ。
それでもクロノにはそれが、愛する人が自分を受け止めてくる言葉と取る。
「出して」という甘いささやきに、クロノは最後の力で突き破らんばかりになのはの
中を蹂躙する。
「なのはっ!!!出すよっ!!!!なのはっ!!なのはっ!!なのはぁぁぁっ!!
うああああぁぁぁぁあああああああああっっっっ!!!!!!!!!」
「ああああああああああああああああああああああっっっ!!!!!!!!!!!」
どんっ。と、大砲の弾のごとく。クロノの先端から精液が塊のように発射される。
クロノとなのはを隔てる薄幕を突き破らんばかりに吹き出したそれは、勢いと熱でな
のはの子宮口に叩きつけられる。
その衝撃と熱さが、なのはをもまた一気に高みへと突き上げた。
長い長い絶叫の後、力尽きたクロノは、なのはの上にどさりと覆いかぶさる。
その心地よい重さを受け、なのはの意識は心地よい闇に包まれていった。
クロノは最後の力でなのはを気遣い、その身をなのはの横に投げ出す。自分の身体が
反転し、なのはから離れたその瞬間、クロノもまた意識を失い、なのはと同じように安
らかな闇にその身を委ねた。
〜 〜 〜 〜
事が終わり、クロノが意識を取り戻すと、自分の横でシーツに包まり、目だけ覗かせ
ているなのはが視界に入った。
目が合った途端、なのははクロノから逃げるようにシーツを頭から被り、潜り込んで
しまう。
そんな仕草にクロノはそっとシーツ越しになのは背を撫でる。
ぴくりと震えたなのはは、それでもそろりとまた、シーツから目だけ覗かせた。
「…平気?」
「…うん…」
「激しすぎたかな?身体痛くない?」
「…なんだかまだ水の中にいるみたいにふわふわしてる…自分の身体じゃないみたい…
あと…まだクロノくんが中に入ってるみたいな気がする…」
赤面しそうななのはの言葉だったが、まぁ、ひとまず問題はなさそうだ、とクロノは
安堵する。
それと同時に確認。
「で、なんでシーツ被ってるの?」
その問いになのははまたしてもシーツの中に潜り込み、クロノからはそのポニーテー
ルだけが残される格好になる。
「……恥ずかしい……もん…」
「恥ずかしい?なんで?今更?」
文字通り何を今更、とクロノ。
「ばかぁ……恥ずかしいよぉ…あ、あんな大声で出しちゃうし、は、初めて…なのに…
ささ、最後まで…いっ………」
語尾はもう聞き取れない。
文章の前後で何を言いたいか察したクロノは、苦笑すると、そっと、なのはを覆い隠
す布をえいと取り払う。
間近に迫るクロノの顔に、なのはは顔を真っ赤にしてくるりと向こうを向き、クロノ
から逃げる。
「僕の…僕だけの…宝物…」
クロノはぎゅ、と。半分残されたシーツごとなのはを抱きしめる。
「あっ…」
「なのは…手…出して…」
「えっ?」
何?と今の今まで恥ずかしがっていたことも忘れ、なのはは半身で振り返る。
クロノはそのままころりとなのはをこちらに向かせると、その左手を取る。
「…えっと…」
困惑のなのはを無視し、クロノはなのはの左手を自分の目の前に掲げ、その甲にそっ
と口付ける。
「手の甲へのキスは忠誠の証…」
そして、くるりと手を裏返し、その手のひらにまたも口付ける。
「…知ってる?手のひらへのキスの意味」
「…愛情の…証…」
「愛してるよ、なのは」
「…クロノ…くん……」
そのまま…二人の距離がゆっくりと縮まる。
お互い目を閉じ、唇が触れ合う。
その姿を確認したレイジングハートは、ゆっくりと自らの灯した明かりを消した。
魔法少女リリカルなのは 〜 CherryLight 〜 Very Sweet END
To Be continued 〜 Morning of the Next Day 〜
And
To Be continued Future Happiness,Hope and LOVE!
And
To Be continued Next CherryLight=I!
〜 The five people of later(その後の5人) 〜
「…でね、それで、朝起きたらね、もう6時過ぎててね、一瞬驚いたんだけど、ぱっ、
て横見たら、クロノくんが寝ててね、あ、そっか、クロノくんにあげちゃったんだー、
って………あれ…?…みんな…どしたの?…
もう!人に話せって言っておいてなんで聞いてないのー、ひどいよぉー」
恥ずかしがっていたのは最初だけ、本音を言えばなのはとて
『聞いてほしかった』
のであろう。
フェイトは火がつきそうなほど真っ赤な顔でうつむいてもじもじと手を擦り合わせ、
アリサは仰け反って白目を剥きながらひくひくと痙攣している。
すずかは一見ティーカップを掲げにこやかな表情に見えるが、カップを持った姿勢の
まま、その笑顔も石像の様に硬直し微動だにしない。……意識が飛んでいるらしい。
その横でテーブルに突っ伏し、あうあうと情けないうめきをあげるはやてを、人目も
はばからず実体化したリインフォースUが「はやてちゃん!しっかりしてください!」
とその小さな身体で、懸命に主を揺り起こそうとしている。
序盤から全力全開問答無用でいちゃつきっぷりを堪能させられ、死屍累々の様相が喫
茶店の一角に広がっていた。
「…あ…あ………あんたねぇーーー!!」
4人の中で最初に復帰したアリサが、がばぁっと身を起こし、なのはに詰め寄る。
「ははは、話せとは言ったけど、誰もそこまでいちゃいちゃらぶらぶ全開で説明しろ、
なんて言ってないでしょーーがー!!」
「だってほんとのことだもん。嘘とか言ってないし。ありのまま話してるだけだよ?」
迫るアリサになのはは素で返す。
「うぐぐぐぐ……」
「あ、それでね、それでね、その後ね」
「「「「ま、まだあるの?!」」」」
「うんっ!」
聞いて聞いて、と身を乗り出してくるなのは。
「だってまだ半分くらいだもん」
「「「「 んなっ!??!!!!?!? 」」」」
「起きる時にね、クロノくん12回もキスしてくれたんだよー、あ、2回は私から。で、
朝食の時の話でしょ、その後街に出かけて、本当に空飛んでるスカイラウンジでお昼
したでしょ、それから二人でショッピングして、あ、クロノくんその時ハネムーンどこ
にしようかー、なんて言ってくるんだよ、もう、まだそれは早いよねぇ。でもその後ミッ
ドで一番大きい教会見に行ったりしたんだー、あーゆーとこで結婚式できたらロマンチッ
クだろうなぁ〜。すーっごく綺麗だったんだよー。でね、それでね、その後ね、クロノ
くんの部屋じゃなくて、その、ホ、ホテル…入ったの、向こうの。すごかったよぉー、
ベッドが浮いててね、勝手に回転したりするの。でも落ちたりしないんだよ、面白かっ
たぁー。あと目の前をね、水の球が急にふわ〜って漂ってきてね、なんだろ?って思っ
たら中に魚が泳いでたんだよ。球水槽、っていうんだって、魔法で水の表面に弾力を持っ
た幕を作って浮かべてるんだよってクロノくんが教えてくれたの。そのお魚の玉を二人
で投げあったりしたりしてね、えへへー。
って、あはは、ごめんね、こんな説明じゃわからないよね、えっとー、じゃぁ6時過
ぎに起きたのは話したよね、でね、そんときクロノくんに、ありがとー、ってキスしよ
うとしたんだ、クロノくんが寝てる間に、えへへー、だって恥ずかしかったんだもん、
面と向かって言うの。でもね、クロノくん実は起きててね、もうちょっとでキスするっ
ていう時にぱちって目開けてね、こっちこそありがとう。なんて言うんだよ、びっくり
しちゃったー。でね、私が拗ねたフリして「知らない!」なんて言ったらクロノくんこ
れで許して、ってキスしてくれたんだー。ほわーんってなっちゃって、思わずうんって
言いそうになったんだけど、まって、ここで許しちゃうよりもうちょっと拗ねればもっ
とキスしてくれるかなー、なーんて、えへへ。そしたらクロノくんその後5回もキスし
てくれて、えーい、私も負けないよー、ってこっちからキスしようとするんだけど、ク
ロノくんたら私がキスしようとしたら、急に「好きだよ」って言ってくるから、つい
「私も」って言っちゃうの、そうするとその隙にクロノくんキスしてくるんだもん、結
局2回しか私からキスできなくて……」
4人は共通の思考を働かせる。 − これ以上聞いていたら悶絶死する − と。
まず行動を起こしたのははやて。
「ああぁっ!あかん。よく見たらこの焼肉屋さんの割引券、今日までやんか!あかん、
やっぱ今日行っとかんと間に合わへん。このまま期限切れになったらヴィータにどやさ
れる!はよ戻ろ、リイン!ほんなわけでなのはちゃんごめんなー、あたし先に抜けさせ
てもらうわー!」
ばん、と1000円札をテーブルに叩き付けると、がしぃっ、とリインの腕を引っ掴
み、4人が唖然としている間に疾風を伴ってはやて(とりイン)は喫茶店のドアから駆
け出していった。
最初に我に返ったのはフェイト。
「あっ!ごめん、なのは!急に電話が。はい、もしもしエイミィ?あ、うん、うん、そ、
そうなんだ、そ、それは大変だね。わかった、私もすぐそっち行くよ。うん。じゃぁ。
あ、ご、ごめんね、なのは、向こう大変みたいだから私行くね、ほんとにごめんね」
「…あ、うん…エイミィさんによろしく…クロノくんに…も……」
雷光一閃。「エイミィ」辺りで既にドアベルがかららんと音をたてていた。
その音が鳴り止む頃、空中にひらひらと舞う1000円札が皆のテーブルの前にぽと
りと落ちた。
「あら、いけない。今日はファリンのメンテの日だったわ。やだ、ファリンったら最近
調子悪いみたいだから、今回は気合を入れて直してあげなきゃいけなかったのに。あ、
ごめんねなのはちゃん。遅くなっちゃうから私もう行かないと。話は……そうだ、今度
ファリンと一緒に聞くね!それじゃぁ」
2人と同じ用に1000円札をテーブルに置くと、すずかはふわりと立ち上がり、テー
ブルを離れる。…優雅さを装ってはいるが、すずかの手と足は一緒に動いていた。
ドアの前で、顔だけ振り返り、
「それじゃ、ごきげん(ドガンっ!)……よう…」
盛大に側頭部を柱に打ち付けつつ、何事もなかったかのようにすずかは、頭から血を
流しながら喫茶店を後にした。
…残るは……
「ち…ちょっとあんた達ー!!なに勝手に帰ってるのよっ!わっ、私はどうな……
はっ!?」
がしぃっ、と肩を捕まれた感触に、アリサが恐る恐る振り向くと、まぁ、わかりきっ
た展開ではあるが、にこにこにこにこと笑顔のなのは。
「みんな用事じゃ仕方ないよねー。じゃぁアリサちゃんだけでもっ!最初に話を聞かせ
ろって言ったのアリサちゃんだもんねっ」
「……ね…念のために聞くけど……拒否権…は?」
「ないよっ♪」
澄み切った、今日一番のなのはの笑顔が、アリサの上に降り注いだ。
魔法少女リリカルなのは 〜 CherryLight 〜 Very Sweet(?) END
うわああああああ!!エロ有りって書くの忘れたーー!!!
ごめんなさい!!!!!!!!
もう遅いけど「エロ有り」です、ご注意を…orz
投下してる最中に気づいたけど…遅かった…スレ立てしたことあるのにルール破って
しまうとは…申し訳ありません…
あととりあえず「To Be continuedNext CherryLight=I!」にしておけば
ネタに困ったときに短編としてあげられるな、ふふ、この計算高さ、WinVistaにも真似できまいw
それはそれとして(マテ、遅くなりましたが549さん、保管庫更新いつもお疲れ様です。
何も手伝えず一人押し付けてほんと申し訳ありません。
今後とも無理のないようにがんばってくださいー。
…ところで今回もでらごっつ長くしてしまったんですが…ごめんなさい、お手数ですが、
また2つに分けてください、適当なとこで…1文章の限界バイト数ってどれくらいですかね?
今度はそれに入るようにしますんで…
よし、やっと翠屋の都築(またも誤字)だー。
ではまたー。
レイハさん好きの俺も萌えた。
世話やきレイハさん可愛いよレイハさん
GJ!
超GJ!
前世万歳
関係ないけど、クロノの初登場が淫獣より遅いとは思わなんだよ
そのテンションが創作力に繋がってんだなジョブ!
>私達が私達じゃないときも
うわぁ意味深だw
次も激甘期待してます。
できれば情事にもっと小慣れた頃のをぜひw
>>641 俺も驚いた。
名前はちょくちょく出てきてるのに本人登場をこうも引っ張るとは…
>>よし、やっと翠屋の都築(またも誤字)だー。
ふ。ふふ。ふふふ。待っておりましたぞその言葉!発表の一日も早からんことを期待しております。
>>638 >「Be light. I want to look, too.」(明るい方で。私も見たいですから)
てゆっかレイハさんいいポジションだなw
思わず同じセリフをレヴァンティンが吐いたらシグナムに蹴り出されるんだろうなってオモタ
GJ!
646 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 00:44:59 ID:KTBNSFvx
>>639 待ってました!!!GJ!!!!!!!!
>>ご無沙汰してます。4の422です。CherryLightのメインストーリーようやく完結です。
この時点でエロ有りとわかったから、全く問題なし!
酔っぱらったフェイトが勢い余ってなのはを押し倒し
そのまま身体を重ね会う
そんなシチュを希望
>>604 俺もフェイト×エリオの姉ショタ物とか読んでみたいな。
お姉さんなフェイトが色んなHなレッスンを教えたり・・・
>>639 GJ!!
こう言うの凄く好きだわ!
>>648 >お姉さんなフェイトが色んなHなレッスンを教えたり・・・
それは面白そうだな…
>>609 ぜひキボンヌ!!
というか、
>なのは何時間もタライ回しに犯されたせいでマグロ状態
このネタ、別の隔離スレでやっていい?
>>641 同意。管理局に居るが六課には居ない旧キャラで唯一sts時の姿が出てないキャラだからなあ。
なのに一番先に出てくるとは。眼鏡かけてなかったが、状況やその他の特徴からして彼じゃなかったら詐欺レベルだし。
ユーノ好きではあるが流石にビビッた。
>>650 609ですが書いてオッケーですよ。ストライカーズはまだファミリー劇場で一回みただけで
ストライカーズ本編の三人の性格がまだ上手く掴めてないから書くかはまだ微妙なんで
>>648 最初はフェイトがリードするんだけど、何度も交わるうちに立場が逆転してくるとかもいいよな…
>>653 で、それを目撃したキャロが対抗心とやきもちで、
エリオを誘惑する行動に出る・・・とw
保管庫にある『魔法少女リリカルなのはstep』の続きってまだー?
>>651 クロノは子育てに忙しいor子作りに忙しいので暫くお待ちくださいw
そういやクロノとエイミィの新婚生活ってこれまでに作品あったかな……
てか、無印やA's時点で、クロノとエイミィて何歳なんだ?
>>653 そういう展開になるから姉ショタは嫌いだ。
まぁそう言うなよ、良い書き手さんに恵まれれば新しい世界が開けるかもしれんジャマイカ
>658
いいと思うけどなぁ・・・。
最初は余裕だったフェイトの態度が、どんどんイニシアチブを
とられるようになって羞恥心が芽生えてくるところとか・・・。
何気に意地悪くなってくエリオの性格とか・・・w
>>660 だからそーゆーのが受け付けないと言ってるんだよ。
>>657 クロノ14才、エイミィ16才、だったはず。
姐さん女房か……(笑)
当時クロノは身長がなのはたちと変わらないのがコンプレックスだったっぽい。
663 :
657:2007/05/08(火) 19:28:32 ID:yLL2QTwZ
>>662 あら、思ったより年とってたのね・・・
>当時クロノは身長がなのはたちと変わらないのがコンプレックス
なるほど。Stsからハマった人間なんで、知らんかったわ。サンクスw
>>653 でもお互いに初々しく攻め合うんだな
フェイトが攻めたり、エリオが攻めたりと……
666 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 22:43:57 ID:KTBNSFvx
嫌論を言ったらきりが無い
優先順位が男>>>触手>百合>>>>>クロユーな俺だっているし
でもそれ言ったら折角のスレの勢いと活性化に支障がでちまうだろうしな
スレや物書きが盛り上がれるのが1番だ!そうすればいずれは・・・
そろそろ容量的にヤヴァくないか?
残り14kb。デカイのが来たら危ないな。
話は変わるが、6話でギン姉→フェイトフラグが成立しているように見えるのは俺だけか?
>669
個人的にはエリオやキャロやなのはよりもありえると思う。
次回できっとユーノとスバルの間にフラグが立つ! はず……。
>>671 ユーノとスバルにフラグより作画崩壊フラグが(ry
673 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 09:33:18 ID:E73eVC6j
リリカルなのはAs七話で闇の書の魔物とシグナムさんが戦闘してた時にシグナムさんが油断して背後からの不意打ちを対処しきれずに触手に絡め取られ絞め上げられ足が開いて大開脚状態になったシーンを見て
フェイト達が万一、シグナム達の戦闘に気付かなかった場合
トドメを指さんと伸びた尻尾の先端には実は生殖器に似た機能を持っていて絞め上げた際にシグナムの足を開いて開脚させたのは一撃で秘部を貫き(挿入して)魔力を吸い取る為で
濡れてない状態でほぼ一撃で極太の肉棒を奥まで突っ込まれた為に痛みから絶叫するシグナム
だが徐々に気持ち良いと思い始めてしまい
シグナムは絶対にイッてはいけないイッたら最後、魔物に消滅するまで身体を持て遊ばれるのは確実だし
何よりハヤテの為に闇の書の魔物を倒しページを増やさなければと言う思いだけでなんとか持ち堪えていたが
巧みな触手の愛撫と責めの前に少しまた少しと暴かれていくシグナムの女としての弱点と本性
魔力を奪われる事により徐々に衰弱し精神的にも肉体的にも弱っていき快楽の底無し沼に沈み始めるシグナム
そしてついに訪れるシグナムにとって最も恐れていた絶頂の時。絶頂に呼応して枯渇寸前まで魔力を吸い取られ全身が痙攣し頬には涙が伝い
愛用の剣がドサッと地面に落ちのを合図とするかの様に
魔物から解放されるシグナム。消滅寸前の所をヴィータに助けられシャマル達三人の魔力を少し分けて貰い消滅は免れるが
今回の件でシグナムは心に深い傷とトラウマを抱える事になる
ってのを妄想してみた
675 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 17:46:29 ID:q8WXyzzB
SSどころか今日の午後になってから書き込みがない。
676 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 17:48:35 ID:q8WXyzzB
皆さん急がしいのでしょうか。
677 :
660:2007/05/09(水) 18:33:38 ID:AMCQS+Cd
フェイエリでプロット考案ちう
ただ姉ショタ系って今まで書いた事ないんで、ジシンナス。
んで、書く前にひとつだけ皆さんに意見を募集したい案件が。
フェイトですが・・・、処女と非処女どっちがよろしい?
これでずいぶんプロット変わってしまうんですけど・・・(汗
俺個人としては、処女で行きたいですが、非処女となると
当然、「いつ?」、「相手誰?」までちこっとでも明言
しなくちゃならんなるので(滝汗
678 :
ファラリス神:2007/05/09(水) 18:51:13 ID:zMJxtZUm
汝のなしたいようになすがいい
まあ、経験アリのお姉さんが翻弄されだすのも面白そうだけど、自分が書きたいように書くのが一番。
頑張ってくれ!
490kだから、そろそろ次スレがいる。
>>677 >処女非処女
それこそむしろ書き手の選択肢であり、書き手の好みだと思うんだがなぁ・・
あと残り10KBか、
>>639ででかいの投下されたからな、次スレ誰が立てるんだ?
とりあえず立てに行ってみる
>>677 処女だと思うんだ
それだとお互いが初めてで初々しい感じが出ると思うし
ええええもう次スレなんだ・・・・前の文章残ってないと続き書きずらいな
覚えて貰ってるとは思えないし
685 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 19:36:24 ID:q8WXyzzB
>>677 意見に対してはキャラ的には処女がいい
しかしシチュ的には非処女のおとななお姉さん的リードが絶対にイイ!
でも既存誰との経験となると…あーーーーーー!
688 :
660:2007/05/09(水) 20:22:15 ID:oV6ua6j3
>>687 そうそう、まさにそのまんまの心情でした。
お前は俺か?w
経験有と偽って耳年増なリードをするも
エロオが挿入しようとしたら
「初めては好きな人と…ね」
と上手く素股にもっていく処女などいかがか
691 :
660:2007/05/09(水) 21:11:45 ID:oV6ua6j3
>>690 その辺が落とし所ですね。
とりあえず書き始めましたんで、しばらくお待ちをー。
今夜中には、プロローグを投下予定です。
処女のままアナルを開発されるスバルとかフェイトってどうよ?
693 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 21:53:21 ID:q8WXyzzB
StSのはやてのエロ有りSSキボン
ユ、ユーノ分を……。
>>691 うん、良い落としどころかもね
今夜なんてペース速そうだけど、楽しみに次スレ?で待ってるよ〜
カリム×はやてなんかダメか?
カリム×シャッハでもいいんだけどさ
699 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 10:24:22 ID:bE3i+OLq
>>697 はやて×カリムならおK。
ところでスレ違いなのわかっていて聞くが、2ちゃんねる用語?のsageってどういう意味だ?
>>699 マジレスするとメール欄にsageって入れるとスレが一番上に行かない
sageろと言われるのは上にスレが昇ると変な人が付いたりするから
ところでこっちもう雑談&相談に使っていいのかな?
書き込みのあったスレッドは基本的に、一覧の一番上に移動するんだが、
メール欄に半角でsageと入れると、そのままで移動しない。
sageと書くと、下がると勘違いしてる人も多いので、注意されたし。
一番上に上がると、荒らされる事が多い板では、sage推奨されてることが多い。
702 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 12:02:23 ID:bE3i+OLq
>>700 >>701 二方ともトンクス。
もう向こうにSSでたりしてるんで、雑談、相談等に使っていいと思いますよ。
一部方からは邪険にされているが、王道の
なのは×フェイト
も読みたいと思う今日この頃なんだ。
2スレ目ぐらい前のふたなりフェイトの続きが読みたい。
はやて「ギンガとスバル、私らがこんな事しとるって知ったら怒るやろね。」
ゲンヤ「情欲に溺れてる方が人間としてリアルだ。それに、2人とももう大人だ。怒ったりはしねえだろ。
ただ、2人よりもお前さんの方が子どもっぽく見える事が問題だな。」
はやて「そんな子どもっぽい私にこんな事して。ほんま、ロリコンさんやで。
なあ、もういっぺんせえへん?」
ゲンヤ「またか。もう何回目だ。夜の帝王は凄えな。」
はやて「夜天の王やて。変な名前付けんといて。それに、そないな事ゆうて、
もう元気になっとるやん。」
関西弁でエロって扱いが難しいね
やっぱりゲンヤとはやてのエロ考えた人いるか
ハードSキャロ×Mなのはを
次スレつくるのが、俺的に少し早過ぎた気がするのだが、このくらいが普通なのか?300近く残ってるが。
つデータ容量
>>710 スレ容量があと少しで500kbなんで
残りだとSSの途中でぶった切りになるか、感想が次スレになるんよ
>>705 なぜか女性上位で、はやてが揺れながら言ってる情景が
脳内で再生された。てか、それで1本書いてくれw
はやて×グリフィス
はやて×ヴァイス
はやて×エリオ
駄目だな、どう転んでもはやてのキャラに負けてしまう
ゲンヤは互角だけど純愛になりそうもないし
ヴェロッサあたりに期待するか
あるいは指名手配のマッドサイエンティストあたり
既存キャラだとクロノかユーノだが……。浮気するクロノってのもなぁ……。
ユーノとはやてだと接点が少し弱いかなぁ。そこを上手く書ければという所かなぁ。
クロはやはすでに相応の作り手がいるしな。
>ユーノとはやてだと接点が少し弱いかなぁ。そこを上手く書ければという所かなぁ。
リインUの件で関わってたとかすれば、とは思う。リイン生まれた頃はまだはやて達を疑う目が多かったから、マリーとかほぼ身内だけで製作した、とか
あとどっかで読んだネタであった記憶があるが、『ベルカ式は騎士たちが居たから兎も角、ミッドチルダ式はわからなかったので、
なのはの紹介でユーノがミッドチルダ式について色々教えた』とかつければOK。
リイン誕生の件は本編で出る可能性が無いとは言えないから怖いが、こっちなら流石に出ないからそんな設定にしても大丈夫だろ
もうなのはに振られたユーノが自棄酒飲んで酔っ払って
書類整理で独り司令室に残ってたはやての前でドッターンと倒れる
はやてが、なんやのーこの人と介抱してたら
酔った勢いのユーノ君に襲われて(以下ry
ユーノとなのはのカップルを見て、一目惚れしたはやてが略奪愛とか
なのはが嬉しそうにユーノの事を話しているのを聞いて、横恋慕とか
……あれ?
俺、普通の純愛好きなのになんで修羅場ネタ?
720 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 00:21:09 ID:4uvkRbX+
>>718 ぜひとも、SSで書いてくれ。
次スレがエラーで見れないのは、俺だけか?
ゲンヤ×はやてが妙にハマってしまった俺…
でも、ゲンヤさんは紳士だし奥さんのことまだ愛してそうだから、はやての密かな片思いって感じで
ゲンヤ×はやてならエロ抜きが見てみたい
父と娘って素敵やん・
723 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 02:34:12 ID:ks00o19W
接点はなさそうだが、両親なくして育ったユーノにとって
騎士達の母とも言えるはやてのような母性のあるタイプには割と弱いかもな。
>>719 個人的にはStSにいないすずかかアリサとの方が好みかね?
夜の一族の血が抑えられなくなったすずかのため、抑制手段探してモンハンみたく東西奔走するユーノが見える。
で、二〜三期の間になのはの知らない所で仲良くなってたりとか。
>720
特に問題なく読めるな。専ブラならログを再取得してみるとか。
>>720 ショートショートならなんとかなるかもね
書くとすると
酔った勢いとは言え、はやてだから
少しはユーノが気になってた描写が必要だろうなぁ・・
プロット練り直して、面識まったく無しはヤメて
・なのはの事について以前から恋の相談してたので知ってた
・八神家の食料買い込んでたはやてがトマト落っことして、慌ててたらユーノが拾って集めてくれて
とか(小ネタ
・階段でこけた、はやてが「あいたー」とか言ってるのを見つけたユーノが
シャマルのとこにおんぶorお姫様だっこで運ぶ、「ちょ、ええて・・そんな大げさな・・」
などとフラグたてる →シャマルに「いい人ですか?」 「ち、違う、違うて!」赤くなるはやて
などなどの後ふられて酔った後のユーノに襲われるはやてなら、まぁいけるかな?