547 :
落日の大后 :2007/04/07(土) 13:59:27 ID:xZZwQiSf
今回は、予告みたいなものだっと
思ってくれたら幸いです。
とりあえず、前編投下しますね。
しばし後、マリアンヌは拘束を解かれていた。その傍らにはクロムウェル
が立っている。
「貴様!マリアンヌ様に何をする気だ!?」
彼女を護る近衛兵たちも拘束を解かれていた。だが反撃はできない。
彼らはアルビオンの兵に槍や剣を突きつけられ、壁際においやられている。
「いいから、そこで黙って見ていろ」
唇の端を吊り上げたクロムウェルの手が、大公マリアンヌの身体を
まさぐった。
「くうぅ……や、やめなさいっ」
「やめろぉっ!」
「貴様ら、この女の身体をすきにしたくはないか?」
肉感的なマリアンヌの身体をまさぐりながら、クロムウェルは
近衛兵たちに目を向けて言う。
「わ、我らを愚弄するか!今すぐマリアンヌ様からその汚らわしい
手をどけろ!」
「うっ……!?」
近衛兵たちが色めき立つ中、不意にひとりの近衛兵が短い呻き
を発して立ち上がった。
その近衛兵はアルビオン兵の間をすり抜け、玉座に歩み寄ったかと思うと、
いきなりマリアンヌの乳房を鷲掴んだ。
「ひっ!?な、何をするのですっ!?」
「貴様ぁっ!」
仲間たちから怒りの視線をぶつけられ、無礼を働いた近衛兵は慌てた。
「ち、違う!違うんだ……マリアンヌ様、これは違うんです!
か、 身体が勝手に動いて……」
「くっく……クグツの種が効いてきたようだな」
「クロムウェル、我々に一体なにをして……うわっ!?」
近衛兵たちは、先ほど敵兵から何かを飲まされていた。
正体不明の種に見える物だ。毒か何かだと思ったが、苦しくなったり
痛みだしたりせず怪訝に思っていた。
動揺を見せる近衛兵たちの体内で、飲まされた物……
クグツの種が効果を現し始める。
「感謝しろ。つまらぬ道徳心や忠義心から貴様らを解きはなって
やったのだ」
「くそ、身体が……」
近衛兵たちは次々と立ち上がり、身体が自由にならないことに
苦悶の表情を浮かべながら一歩また一歩と大后の元へと歩み寄っていく。
「お、お前たち……」
「ぐ、ぐう……お許しをマリアンヌ様……身体が勝手に……」
近衛兵たちは体内の種に操られるままに、恐怖で顔を強張らせる
マリアンヌの身体をまさぐり始めた。
「さあ、大后を犯せ!」
クロムウェルの命令に従い、近衛兵たちは大后の前で陰茎を
露にする。
彼らの肉棒は、どれも痛久しいほど勃起していた。
「こ、これは……お前たち……」
「マリアンヌ様……お、お逃げください……このままでは……」
言われるまま逃げ出そうとする体后をクロムウェルの冷たい
声が止める。
「大后よ、お前が拒めばこの者たちの命はないぞ」
「く、なんて卑劣な……」
クロムウェルの卑劣さに、マリアンヌは悔しげに歯噛みした。
「マリアンヌ様!御身を第一にお考えください。私らの命など……」
「私のことなら大丈夫です。このようなことで、お前たちの命を
無駄に捨てさせる訳にはいきません」
気丈な言葉と裏腹に、大后の身体はこれから始まる恐怖の予感に
震えている
「ぐっうう……マ、マリアンヌ様っ!」
己の中で蠢く魔の胎動に必死になって抵抗していたが、
その甲斐もなく近衛兵の一人がマリアンヌの身体を押さえ付け、
そそり立つモノで大后の秘部を刺し貫いた。
「ああっ、あくぅっ!」
前戯もなしに肉棒を挿入され、マリアンヌの顔が苦痛で歪む。
彼女を気遣う思いとは裏腹に、操られている近衛兵は激しく腰を振り、
熟れた大人の秘洞を責め立てていく。
「うあ、あふ……はぐ、そんな、無理を……しない、でっ……」
「も、申し訳ありません……マリアンヌ様……うぅ」
彼女の秘洞のあまりの気持ち良さに、挿入している近衛兵は数回
腰を動かしただけで、早くも達してしまった。熱い欲望の奔流が
マリアンヌの中に叩き込まれる。
「あああ、中に……中にぃ……」
大きく脈打つ肉欲棒によって膣内に精液を撒き散らされ、体后は悲観で
震える声を漏らす。
「ああ、なんということでしょう……中に……中にだされるなんて……
ああ、陛下、ごめんなさい……」
大后は快感の余韻でフルフルと震えながら亡き王に謝罪する。しかし、
声は甘く潤っていて謝罪の気持ちは感じられなかった。
これで前編は、終わりです。
誤字、脱字が多くて大変申しわけないです。
なあ、このシリーズどっかで見たことあると思ったら
エロゲーの戦乙女ヴァルキリーのエロシーンまんまなんだ
クグツの種の部分で確信した。
557 :
さんざむ:2007/04/07(土) 23:11:31 ID:3kz4NL/R
いえいえ、そんなことないですGJですよ。
続きも頑張ってください、わたしも頑張っているので
新刊か〜〜〜〜。
星屑の王冠wktkwktk
そろそろ新スレの時期ですね。
次は「14」ですのでお気を付けて。
すまん、書き上げようと思ったんだがそろそろ限界。
続きは明日になるが投下しまっす
才人はすぐに見つかった。
才人はヴェストリの広場で呑気に素振りをしていた。
モンモランシーは才人に駆け寄って、才人に主人の危機を伝えた。
「ルイズがヤバいのっ!」
才人の目が点になる。
いきなり出てきてご主人様がヤバいとか言われても。
「ホラバカ面下げてないでっ」
いきなり手を掴まれて全力疾走。
「ちょ、おま、モンモン説明ぐらい」
「そんなの後に決まってんでしょっ!事態は一刻を争うのよ!」
才人には事情がよく飲み込めなかったが、モンモランシーの慌てっぷりから、その『ヤバい』が本物であることは察知できた。
仕方なく才人はモンモランシーに付いて走る。
女子寮の入り口を駆け抜け、階段を駆け上がる。
そして、毎日通る廊下を走りぬけ、ルイズの部屋に駆け込む。
そこには。
半透明の粘液に半身を覆われたルイズがいた。
口から溢れているらしいその粘液のせいで呼吸が出来ないのか、ルイズは青い顔をしていた。
「ルイズっ!」
才人は慌ててルイズに駆け寄り、粘液に汚れるのも厭わず、ぐったりとしたその身体を抱き上げた。。
モンモランシーは冷静にドアを閉め、才人に言った。
「喉に詰まって息が出来ないみたいなの!吸い出して!」
モンモランシーに言われる前に、才人はルイズの口から粘液を吸出し始めていた。
自分の口に含めるだけの粘液を吸い上げると、すぐに脇の床に吐き出し、もう一度ルイズの口を吸い上げる。
…さ、さすがね…。
モンモランシーはちょっとルイズが羨ましくなった。
…ギーシュも、もうちょっと仲良くなったらこのくらいしてくれるのかしら…。
こんな状況で不謹慎だったが、普段から口だけの想い人の事を考えるモンモランシーだった。
「えほっ!げほっ!」
しばらくする才人の吸出しの甲斐もあって、ルイズの喉に詰まった粘液は全て吸いだされた。
ルイズは両手で身体を支え、空気を貪った。
「よ、よかったぁ」
モンモランシーはほっと胸をなでおろすが。
「こらモンモン」
才人がそんなモンモランシーにガンを飛ばす。
「え?何?」
とりあえずここはとぼけて
「お前ルイズに何した」
誤魔化せなかった。
才人の目は完全に据わっていた。
…うわ、サイトってルイズのためならこんな顔もできるんだ…。
ちょっとカッコイイかも、とか思っていたが。
よく考えたら私ヤバい?
「いや、その、違って!
薬を間違ってルイズが飲んじゃって!」
慌てて後退しながら両手を振って言い訳するモンモランシー。
そんな彼女に才人は容赦のない視線を飛ばす。
「ご、ごめんなさぁぁぁい!」
バタン!
耐え切れなくなったモンモランシーは、扉を開けて逃げ出した。
「…ったく、俺のルイズに何してくれてんだよ…」
言って才人は、自分の言った台詞に慌てた。
よく考えたらここにルイズいるじゃん。
よく考える前に普通は気付くものだが。
「いやごめんルイズ!そういう意味じゃっ!」
だったらどういう意味なのか。
慌ててルイズを振り返り、手を振って言い訳する。
その手を。
ルイズの濡れた両手が、きゅっ、と握った。
「え」
才人の目が点になる。
ルイズの頬は赤く朱が注し、その瞳は今にも泣き出しそうなほど潤っていた。
そして、呟く。
「サイト、だぁ…」
ほぅ、と熱い甘いため息を漏らし、ルイズは。
手にした才人の右のひとさし指を、はくん、と甘く噛んだ。
「え、ちょ、ルイズっ?」
状況が飲み込めず慌てる才人だったが、薬の成分に侵されたルイズは、そのまま自分の欲求に忠実に、身体を動かす。
才人のひとさし指に舌を絡ませ、まるでそこに甘い蜜でも塗りこまれているかのように、ちゅうちゅうと吸い上げた。
才人は性感帯をいじられているわけでもないのに、ルイズの行為に快感を覚えた。
「サイトぉ、ほしいよぉ」
ルイズは熱に浮かされたようにそう言いながら、今度は舌で丹念に才人の指の間を舐める。
「うぁっ」
手を舐められているだけなのに、才人は異常な興奮を覚えていた。
その間にも、ルイズはぴちゃぴちゃと才人の手を舐めている。
「サイトの、あじ、だいすきぃ…」
そう呟いて、才人を見上げる。
「…ん」
目が覚めた。さっきまでの夢と現実の区別がつかなくなるような求愛が、過ぎ去った闇の静寂の中で。
夜の月は風流…なんて言うのはガラじゃない。ただ、差し込む光に自然と惹かれて、なんとなく夜風を浴びたくなった。熱くなり過ぎた頭を冷ましたい思いもある。
「…すー」
動くには、胸を枕にしている少女をどけなければならない。
こうなる事、今夜がどんな夜になるかを予想して、入念に洗っていた桃色の髪からは優しい香りが鼻をくすぐった。
寝息を立てている柔らかな唇も、規則正しく呼吸に合わせて上下する、将来は母になるであろう体も
全て自分が汚してしまった。望んだ事とはいえ痛い思いもさせ、涙を見てしまった。
その責任は、自分の一生で償うべきだ。
だから今朝は、愛しい者と共に祝福の道を歩んだのだ。
この世界の伝説、始祖の前でこれからもその者を守る事を誓って。
夢の世界から引き戻さない様注意して、体を引き抜く。一つのベッドに一緒に寝ているとは言え、貴族の寝床は二人でも大きい。床に着くのに距離がある程だ。
どうか起きないでくれよ…
自分が居なくなった後の空間に、冷たい空気が流れ込む。この冷たさが最愛の人の素肌に当たり、眠りを覚ます事だけは勘弁して欲しい。
「よっと…」
ベッドの横にある机には、使い慣れたズボンと下着が置いてあった。きれいに畳まれていた事に首を傾げたが、彼女を待つ間の、自分でも理解不能の行動で畳んでいたと思う。
上着はシャツ一枚だけ。春先の夜風は寒いかも知れないが、冷ますと言う目的にはちょうど良いだろう。
行く先は豪勢なベランダだが、目を惹かれるのはその先の景色にある。
あまりにも淫らに光るその視線と、朱に彩られた可憐な表情に、才人は。
思わずルイズの唇を奪っていた。
ルイズはその行為に応え、才人の首に手を回し、そして舌で彼の唇を割って、口内に侵入する。
才人も負けじときつく抱きしめ、ルイズの口内を犯し返し、互いの唾液を絡ませる。
そして、深いキスをしながら、才人は気付いた。
そうか、モンモンの薬で、ルイズおかしくなってんだ。
…まあ、悪いのモンモンだし?俺のせいじゃないし?
ここは一つ楽しみましょうかね?
才人は唇を離すと、ルイズに言った。
「ルイズ、ガマンできないの?」
ルイズはなんの躊躇もなく応えた。
「ガマン、できないよぉ…。して、サイトぉ…」
そしてそのまま、粘液に塗れた自分の身体を遠慮なく才人に擦り付ける。
平坦な胸が服越しに潰れ、ルイズの吐息がさらに甘くなる。
そしてさらに。
ルイズは才人の太股をまたぐと、なんと粘液でべとべとになった秘所を、ショーツごしに擦りつけて来たのだ。
「サイトぉ、おねがい、いっぱいいじって…」
ルイズのギアスが発動して、才人に命令を打ち込んでいた。
「イエス、まいろーど♪」
才人はそのままルイズをお姫様抱っこで抱き上げ、ベッドに運ぶ。
その間も、ルイズは才人の首筋に顔を埋め、彼の肌を吸い続ける。
「ちょ、ルイズ、くすぐったいって」
「やだ。やめない」
ルイズは小さい子供のようにそう言って、才人の肌に新たなキスマークを造り続ける。
すぐにベッドに辿り着き、才人はルイズをベッドに座らせたが、ルイズはまだ才人の首に絡みつき、肌を吸うのを止めなかった。
それどころか。
今度は、才人につけたキスマークの上を、丹念に舌で舐めはじめた。
「うわっ、ちょ、ルイズそれっ」
なんという背徳的な快感。
肌に付けられた痕を、その痕を付けた相手が舐めて労わる。
今まで味わったことのない行為に、才人の中でどんどん快感が膨らんでいく。
「…くっ、このっ!」
才人は必死に力を振り絞ってルイズを引き剥がし、押し倒した。
これは、戦いだ。
男と、女の─────。
「サイトぉ、はやくぅ」
しかしその戦いの幕は、ルイズの全力で甘える視線と声によって一瞬で閉じられた。
負けでいいでーす♪
才人は乱暴にルイズの足を開く。
その眩しい白い太股の間では。
もうすでに下着の意味を成さぬほどに粘液と雌の液体で透き通ったショーツが、ひくつくルイズを露にさせて待っていた。
566 :
220:2007/04/08(日) 01:07:29 ID:SuOW14ld
しまっ…投下予告しないのが裏目に出…
せんたいさんスミマセン!とりあえず10分後まで引っ込んで来ます!
今日はここまで〜。
で、こぴぺみすがあったので。
>>529と
>>530の間に、
そしてルイズは試験管に口を付け、傾けた。
という一文が入ります。エディタからぶち込むときにミスったヨ
そういうわけで、明日も仕事なのでこのへんでノシ
初の一番槍GJ
せんたいさん…………。完結させるまでGJはおあずけですww
モウホントorz
>>566 自分の身長を裕に越える窓、と言うよりベランダへの入り口を開けた。裸足にその床は冷たかったが構わず手すりまで進み、ひじで上半身を預ける。
白塗りの床は月光に照らされて青白い。いや、幻想的な変化を起こしているのはそればかりでは無かった。眼下に見える森も、遠くに見える山も、距離が圧倒的に違う筈なのに一様の変化だ。緑がさらに深くなり、碧とも翠とも全く違う緑を見せる。
むしろ蒼いのか?元々、緑の物が蒼く見える事は無いとは思うが、目の前に見えるのは蒼い夜の景色だった。
故郷と違うのは月光の光源が二つである事。この蒼さの中で唯一、「燦然と」輝いている。
夜の風は肌を少しだけ撫で、鼻と口を抜けて、最後にはこの体をすり抜けていくように、風を感じさせてくれた。
景色を楽しむ癖など無かったのに、何故かベッドに戻れなくなっている。妙な安心感を覚えて。
「なにしてんのよ?」
「…起きたのかよ」
「そんなに窓を開けっ放しにして、寒い思いをさせるとは思わなかったのかしら?」
ならそんな格好で出てくるな。と言いたい。彼女が来ているのは薄手の…下着同然の寝間着。確かに肌触りは良く、その愛らしさに虜にされたのは自分だが、実用性は無いだろう。
何しろ薄手過ぎて素肌を触っているのと殆ど差が無かったからだ。触れれば体温を感じる程に。
「お陰で目が覚めちゃったじゃない」
「悪かったな」
「もう!……まだ寝ないの?」
「…うん。もう少し…」
「そう…」
隣にやってきて、同じように月を眺める。どうやら一人で寝るつもりは無いらしい。桃色の髪からは、相変わらず優しい香りがした。
「風邪引くぞ」
「ありがと…」
肩を抱き、寄り添う。華奢な体を、いつまでも守りたい相手を、傍らに置いた。
「似合わないわよ」
「わかってるよ」
「…」
「…今日は可愛かったな」
「うるさいわね」
「それにすっげぇ綺麗だった。式の時も、さっきも」
「それがアンタのモノになってあげたんじゃない。素直に喜べないの?」
「喜んでるよ」
「足りないわよ。もっと…表現しなさいよ」
「はいはい」
「…さっき」
「うん?」
「さっき、風で目が覚めたのは嘘。隣にアンタが居ないって気づいたから」
「…そっか」
「今日はずっと抱きしめてて欲しかったの。アレしてる時も、寝る前も、目が覚めた時も、アンタが居るって…感じたかったのに…」
「ごめん」
「もう良いわ。今日はおめでたい日だから…じゃあ、先に寝るわね」
どこで彼女は傷つくかわからない。いつも彼女の事で頭を一杯にしていないと、彼女はすぐに離れてしまうだろう。
それだけやきもきさせて、すれ違って、ようやく手に入れた人だから。
「ルイズ」
「なに?」
「戻る。一緒に寝ようぜ」
「…うん。それと…」
「わかってるって。お前が寝るまでは起きてる。俺が寝てても離さねぇよ。ルイズ」
「…ま、まあわかってるならいいわよ。あなた…で良いのかしら?」
「…無理すんなよ?」
「わ、私もアンタのお嫁さんになったんだから、ちゃんしなくするわ…よ」
微笑んでしまう。嬉しくて。
完
572 :
220:2007/04/08(日) 01:17:11 ID:SuOW14ld
自分で何を書いたのかわからない物を書いorz
初夜モノ…難しいモノでした。スミマセン
それでは、新刊の発売+投下ラッシュを祝って。(ry
う〜〜ん。この表現力、羨ましいです。私もこんなの書いてみたい。
GJ!!
574 :
220:2007/04/08(日) 01:35:07 ID:SuOW14ld
おっ、俺を殺すつもりだな!
何が目当てだ!保険金か?
GJ
>>575 もちろんお前の体じゃー!
ふおおおおおおおおGJ
このスレには神が多すぎる。幸せすぎるなぁ
578 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 03:39:01 ID:6mi0HNa8
多分日本一すばらしいSS職人達がいるスレだと思うよ。いや、マジで。
作品の数は多くても作品の質が落ちないんだよね。
ここの職人さんたち
580 :
ゼロ厨:2007/04/08(日) 09:50:58 ID:jdhJTV9f
>>577>>578>>579 同意!
神職人がたくさん居ていいですよね!
これからの活躍に期待っ!GJ!
ちなみにゼロの使い魔11巻は、5月25日発売予定ですね
もう容量が少ないんだが立ててみてもいいかな?
次は14だよな?
>>582 14であってる。お願いします。m(__)m
埋め代わりに途中まで投下します。
586 :
八年後:2007/04/08(日) 17:40:24 ID:gWPlH1vm
ラ・ヴァリエールの屋敷の中で、若い二人の乙女が話をしていた。屋敷を照らす二つの月はその建物の情緒を一層引き立てているかのようだ。
二人の乙女が話をしているのはルイズの部屋。二人はお互いにベッドを挟んで向かいあい、その間のベッドにはサイトが腰をかけていた。
「ひめさまひめさま!女王が人の使い魔を横取りしたらおかしいですわ!」
そう騒ぎ立てているのは、桃色の髪が眩しいルイズ・フランソワーズ。
今年十六歳になる彼女は、服のデザインの素晴らしさを三割引するような虚無の身体を震わせて、自分の主君に注進した。
「女王さまはこんなところまで男を漁りに来ませんわ。女王さまはお城に貴族の素敵な方がいらっしゃるでしょう?」
一番の親友にそう言われ、思いっきり眉をひそめたのは、御年十七歳になるトリステイン王国女王、アンリエッタである。
彼女はこの年の夏、ルイズがサイトを連れて帰省すると聞いて、ラ・ヴァリエールにやってきたのであった。
「だって、サイト殿といたいんですもの」
つまらなそうな顔で、アンリエッタは言った。十七歳の彼女からは、王族の持つ気品と彼女固有のか弱さが顔を覗かせている。
「女王様はこんな平民あがりと一緒にいませんわ。姫さまは今や女王なのですから……」
ルイズは間にいるサイトを少し引き寄せた。
「サイトの躾は主人である私にお任せください。姫さまは、ちゃんとあの、お城で……」
「そんなのイヤ。わたくし、サイトさんと一緒にいたいのよ」
「ちゃんと身分をわきまえてくださいまし。躾をするのは、主のわたしでございます。姫さまは女王なので政治をしてくださいな」
アンリエッタは露骨に頬を膨らませた。
587 :
八年後:2007/04/08(日) 17:41:50 ID:gWPlH1vm
「ずるいわ。あなただけずっとサイトさんと一緒にいるじゃないの」
「だからこれは躾を………」
「何よ!サイトさんのこと、好きなんでしょう!?」
アンリエッタは嫉妬むき出しにして、ルイズに向かって必殺の言葉をくりだした。
図星をつかれたルイズも、なんとか堪えてアンリエッタに向かって睨みつける。
「なによ!『いやだわルイズ。もし、そんなことになったら、わたくし死んでしまうわ』とか言ってたのどちら様でしたっけ!?」
「あら?じゃあサイトさんのこと好きだって認めるのね!?」
「「う〜〜〜」」
アンリエッタとルイズは、お互いの髪を引っ張りながら、取っ組み合いを開始した。
間近で見守っていたサイトはおろおろと慌て始めた。喧嘩などしてほしくはないが、下手に手をだすと自分が死にかねない。
「お…おい……二人とも……や……やめた方が……よろしい………かと………」
しかし二人にはそんな言葉も届かない。ますます怒り狂い、発情した雌犬もドン引きする勢いで絡み合う。
どうにかしないと、と一人悩むサイトの前に救世主が訪れた。
桃色の長い髪をふわりと風にそよがせた、美しい女性である。年相応かそれ以上に均整の取れた身体を白い上着で包んでいる。
何処をとっても非がないので、むしろ洋服が彼女の魅力を三割引しているかのような神々しさであった。
おっとりした雰囲気と見るものをほっとさせるオーラを纏い、彼女は喧嘩している二人を見て、にっこりと微笑んだ。
「あらあら。まあまあ」
「カ、カトレアさん!」
サイトはすがるような目で桃髪の美女を見つめた。カトレアと呼ばれたその女性は髪の毛を引っ張り合うアンリエッタとルイズに近づいた。
「ちいねえさま!」
「カトレアさん」
二人は近づくカトレアに気づき、争いを中断した。カトレアは笑みを絶やさず、
「あらあら。いったいどうしたの?そんなふうに暴れたら美貌が台無しよ」
ルイズとアンリエッタは恥ずかしそうに顔を伏せる。
588 :
八年後:2007/04/08(日) 17:43:03 ID:gWPlH1vm
「ルイズ、あなたは今や陛下の一番の臣下なのよ。それが髪の毛掴んでどうするの?」
「だって……」
姫様とサイトが…姫様とサイトが…、とブツブツ言っていたが、そんなルイズにカトレアは、
「あなたは立派なレディよね?ルイズ。ねえさんはあなたを信じてるわ」
ルイズは頬を染めて頷いた。
傍らで見ていたサイトは驚いた。
ご主人様がこんな子供みたいにあしらわれているのを初めて見たのだ。
(す、すげぇ……!!)
そんな感想しか出て来ない。
(いつもなら『うるさい!うるさい!うるさい!』って怒鳴りちらすところなのに…………)
ついでカトレアはアンリエッタに顔を向けた。
アンリエッタは女王となって既に何人もの貴族と対面しているが、それでもカトレアの優しい視線に恥ずかしくなってしまった。
カトレアはアンリエッタの前に膝をつく。
「陛下、妹のご無礼をお詫びいたします。ルイズがやったことはあねであるわたくしに責任があります。
どうか罰を与えるならわたくしにお与えくださいませ」
「頭を上げてくださいまし。わたくしも無理を申しましたし……」
アンリエッタも幼い頃から慕っているカトレアには勝てないようだ。
二人が反省したのを見たカトレアは満足したかのように笑みを浮かべた。サイトもほっとする。
カトレアは立ち上がると二人に仲直りを促した。
「あなたたちは、レディよね?」
アンリエッタとルイズが頷く。
「では、決着をつけなさい。レディのやり方で、ね」
二人はそろってサイトの方を見た。
(アレ? ナニカ マチガッテ イマセンカ?)
戸惑うサイトに二人はゆっくりと近づいてくる。
「それじゃあサイト、覚悟しなさいよ」
「精一杯、ご奉仕させていただきますわ」
「ふ、二人とも……やめ」
続きは後日、次のスレで、容量的にも辛いですし。
それでは(´∀`)ノシ
590 :
ゼロ厨:2007/04/08(日) 17:57:24 ID:3e5JmyCq
テスト
591 :
八年後:2007/04/08(日) 18:14:22 ID:gWPlH1vm
サイトを口止するかのようにルイズがキスをしてきた。
舌を入れる大人のキス、まだぎこちなかったが大好きな人にキスされて嬉しくない訳がない。
戸惑いながらもサイトはルイズの舌に応え始めた。
暫くお互いの感触に酔った後ルイズは名残惜しそうに顔を離した。
サイトとルイズの間には銀色に光る橋がかかり、それを見るだけでもルイズは恥ずかしさに頬を染めた。
アンリエッタはその間にサイトのズボンを手際よく降ろすと、現れた男の象徴に指を這わせた。
彼女の、白く細い指に弄ばれサイトは驚きの声をあげる。
「ひぅっ!ひ、姫様?」
「キスをしただけでこんなに大きくなるなんて、はしたないですわ、サイト殿」
言うとアンリエッタはサイトのそれを自らの口に含んだ。
(姫様の口の中、あったかくて気持ちいい……)
ルイズも、よりサイトに体を預けるようにしてキスをしてくる。
自然とサイトはルイズを受け止めるようにして抱く形になった。
その手は知ってか知らずか、ルイズの可愛らしいお尻に触れてしまう。
(えっ?さ、サイト?)
使い魔の突然の行動に驚くルイズ、しかし頭の後ろをサイトのもう片方の手が押さえているため喋れない。
サイトは調子にのり、ルイズの臀部を撫でたりしはじめた。
「んっ!……ん〜〜…ん!」
体をサイトに預け、頭をサイトに押さえられているので、自然と動くのは腰になってしまう。
(ルイズ、そうやって動かれると……)
感じる度に腰をくねらせるご主人様の姿はこの上なく扇情的でサイトの槍はますますその硬さを増してしまった。
「もぉ、ふぁいほふぁんはら〜、ほんなにかはふひひゃっへ〜」
(いえ、姫様。何言ってんのかわかりませんし、ナニをくわえて喋らないで〜!)
サイトの心の叫びもルイズとのキスに消えて、サイトの興奮はいよいよ最高潮となってくる。
二ヶ所からの淫靡な水音がサイトの脳を汚していく。
(も、もう……ダメ……)
アンリエッタが裏から先端までを一気に舐められると、サイトはいとも簡単に達してしまった。
女王の顔、髪が白濁に汚される。
「あらあら、こんなにたくさん」
アンリエッタは顔についたものを指ですくうと一口舐めた。
「うふっ♪おいしいですわ」
(姫さま……エロすぎです……)
592 :
八年後:2007/04/08(日) 18:16:13 ID:gWPlH1vm
一国の女王が自分のを舐めている。この状況に否応なしにサイトの槍はまた硬さを取り戻した。
「まだ元気みたいですわね。でもこれ以上やると服を汚してしまいますし……」
言うや否やアンリエッタはそのドレスを脱ぎ始めた。
普段はドレスの下に隠されている、まだ踏まれていない雪のような白く柔らかそうな素肌。
重力を感じさせない張りのある禁断の果実が露となる。
「そ、そんなに見ないでくださいまし」
いや、姫様が勝手に脱いだんじゃ……、というサイトの心の中でのツッコミも虚しく、アンリエッタは恥ずかしさに頬を染め、体を震わせていた。
体の震えにあわせて禁断の果実がプルプルと揺れている。
(確信犯だ……!絶対にわかってやってるよこの御方!)
そうとわかれば手伝ってあげなければ男じゃない、ということでサイトは姫様の有られもない姿をじっくりと堪能することにする。
「あれぇ?ひめさまぁ、手で隠してしまわれては、お姿がよくみえません。手をどけてくださいませんかぁ?」
「むっ無理ですぅ。は、恥ずかしくて……」
「そんなことないですよぉ。ひめさまはお綺麗なんだから自信もって!」
「そうですかぁ?じゃあちょっとだけ……」
ちょっと頭のネジがゆるくなったかと思われる会話をしながら、アンリエッタとサイトは二人の世界に入ろうとしていた。
だが、こんなやりとりを聞いて黙っているご主人様ではない。
(むきぃぃぃいいいいいい!!)
姫様の姿に鼻の下をのばしている己れの使い魔を見てルイズはこれ以上ないくらい怒っていた。
(キスしたくせに!キスしたくせに!キスしたくせに!……………)
もちろん平和な頭をしているので自分からしたのは忘れている、なんとも都合のいいご主人様だ。
だが姫様に負けるわけにはいかない。ルイズは意を決して自らも脱ぎ始めた。
しかもキスした時から動いていないので、サイトの目の前で。
593 :
八年後:2007/04/08(日) 18:18:55 ID:gWPlH1vm
「ル、ルイズ?」
そりゃもう天晴れな脱ぎっぷりであった。恋する乙女に敵はいないのである。
別にあんたのためじゃないんだから……、など呟いてはいるが、体が嘘をついているのである。
「綺麗……だな……」
以前から、裸同然の付き合いをしていたようなサイトも、改めて見るご主人様に感嘆の声をあげるほどの美しさ。
ルイズの体は空気抵抗を感じさせないような流麗な曲線を描き、その姿は彼女の誇りと威厳を表しているかのようだった。
銃の弾丸にしてもその威力が期待できそうである。(これは彼女が弾丸のような性格だと言っているのではない。)
まぁ、言ってしまえばツルペタなのだ。
「………………サイトだけ服を着てるなんてずるい」
(へ?)
「ご主人様が脱いでるっていうのにこの使い魔はぁぁぁ!」
サイトの視線に恥ずかしくなったルイズはサイトの服を脱がしにかかった。
「ちょっ……まっ…て…」
「やだ」
使い魔に拒否権はないようだ。
これで使い魔がご主人様に勝てたためしがない。ものの数秒でサイトは全裸となってしまった。
「へ、へぇ〜〜」
「わぁ、これがサイトさんの……」
(なんか恥ずかしすぎ……死にたい)
モグラモードになりかけるサイト、だがまだ二人の淑女の戦いは続く。
「サイト殿……わたくし、貴方の姿に胸がドキドキしておりますの」
むにゅ
アンリエッタはサイトの手をとるとそれを自らの果実へともっていった。
サイトの手にアンリエッタの柔らかな感触が伝わる。
(やわらけぇ〜〜〜〜)
それだけでサイトのテンションははねあがる。ご主人様と似て、忙しい使い魔……。
ちょっと手が動く度に聞こえるアンリエッタの甘い声にサイトは悪戯したくなる。
ちょっと揉んでみよ(むにゅ)
もうちょっとだけ…(むにゅ)
この感触をもう一度(むにゅむにゅ)
「あんっ、サイトさん……そんなぁ、ふぁ……気持ちいぃ」
ご主人様も負けちゃいられない。
「サイトぉ、わたしの、濡れてしまったところ、拭いてほしいんだけどぉ……」
ルイズはサイトのもう片方の手を自らの既に十分に潤った割れ目へとあてがった。
(ルイズ……もうこんなに濡らしてる)
「ひぅっ!そう、そこを拭き取ってぇ」
「サイトさん、気持ちいいですかぁ?」
594 :
八年後:2007/04/08(日) 18:22:08 ID:gWPlH1vm
ルイズとアンリエッタはサイトの手に自分の秘処を委ね、全身を使ってサイトに奉仕していた。
ルイズのまだ幼さを残す肌が、アンリエッタの柔らかい禁断の果実が、サイトの腕に押し付けられる。
彼は今極楽にいるかのような心地だった。
「んっ!さいとぉ?きもちいぃ?」
「さいとさまぁ、わたくしのっ!アンのからだはぁ!いかがですかぁ!?」
二人は次第にサイトの腕に自身を擦りあわせることによって生まれる快楽へと酔っていった。
(二人とも、こんなにエッチだったなんてな)
貴族の高貴な女二人が淫らな行いを自らしている、という背徳感すら快感へと変えて二人は絶頂への階段を上がっていく。
「らめぇ、サイトぉ、気持ちいいよお」
「こんな、こんなのってぇぇ!」
ルイズとアンリエッタは既に勝負を忘れ、ひたすらに快楽を求めていた。
いつの間にか立場が逆転していることにも気付かない。
「二人とも、イキたい?」
「「お願い、イカせてぇえ!!」」
ルイズとアンリエッタの声がユニゾンする。サイトはその言葉にニヤリと笑うと手の振動を速めた。
「あ、あ!ひぁ!ひぃ!あ!やぁ!」
「あふぅ!ひぐぅ!いぃあぁ!ふぁん!!」
二人の秘処でサイトの指が奏でる、終りのない水音の円舞曲がその速さを増す。
「「いっイクぅぅぅううううう!!!!」」
ルイズとアンリエッタは仲良く絶頂を迎えた。力無くベッドへと倒れこむ。
だがサイトの槍は未だに自らを収める壺を欲していた。
まだ容量あったみたいなのでここまで。
まだ続きます。次は本番を……。
(´∀`)ノシ
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\ .ljハ トkハ 从斗j │ ハ
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容量オーバーでこのスレはお終いね。次スレはここよ。
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合14
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