俺は乙してもいいし乙しなくてもいい
つ乙
>>1 乙です!
今までのところ、意外にも金鹿の未亡人がまだ出てきてないんだな。
ネタ会話はちょっとあったみたいが。
>>1 乙。
さて、もうすぐ完成しそうだが、どうしようもなく前置きが長い。エロはこれからでありながら、すでに11000字を超えるとは何事か。
投下してよいものかどうか迷う、血尿がでた本日の深夜
7 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 03:35:29 ID:LYbDYwvf
>>5 いいけど血尿出たなら病院行けよ尿道結石かもしれんぞ
自分で動けるうちに行っとかないとアレ発狂するほど痛くなるから
>>5 あまりに量が多いようなら保管庫に直接投下をおすすめする。
最近来たので事情がよく解からないんだが、このスレって結構早い段階で次スレ立つのな
それはそうと、なんか保管庫の作品見てたら久々に創作意欲がモリモリしてきた
体力的に余裕があってもアイテムが一杯になったら帰るだろう?それと同じ。
1スレッドは500KBまでしか書き込めない。
もう前スレは480KB超えてるからな。
単純に考えて、1つのレスが1k近くあるってことだよね…
改めて密度の濃さを思い知らされる…職人の皆さんGJ!
時に…『引退』ってなんかエロくなりそうな気はしないか?>ALL
熟練の冒険者が一線を引いて、Lv1の見知らぬ冒険者を連れてくる
で、何をしたのかわからないけど能力値には引退した人に相応の補正がかかってる…何故?
・単純に、先代の子孫
(年数経過の問題とかが大アリな気がするけど、旧Wizだって転職したキャラだけが老けるし)
・あの手この手を使ってナンパしてきた
(Lvが高いほど、有能なのを引き込めるってことで…でも、同性(特に♂→♂)の場合は…)
・術式、あるいは旧時代の装置なんかを用いて肉体の脱皮、転生みたいなことを
(それ何てWizardryXTH2?)
・実は引退した風に見せかけて変装しただけ
(無理がありすぎw)
・etc
なんとなくエロスに持ってけそうな要素はあるんだけど…ヘタレだからまとめられないorz
14 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 17:17:16 ID:yq3y1MXH
12Fのクイーンアント倒して帰らずに15Fまで探索して
コロトラングルに殺されたのは俺だけで十分だ
コロはエロい攻撃無いからSSにできなかったよorz
うお、上げスマンorz
>>14 つ【大海原の侵食】
使われたこと無いけどな!
>>13 君はそれを転職と解釈してもいいし、弟子に技を受け継がせたと解釈してもいい。
愛と運命の舞踏、続きです。忘れてる、もしくは知らない人のためにあらすじ。
レンやツスクルが生きていたら金さん銀さん以上の年齢になってる位の未来。
この赤髪ソド男には正しいと信じる夢があるッ!と言って共に世界を回ろうと
ロリバー子を口説くソド男。ギルドの伝統としてケルヌンノスを倒せばとりあえず
一人前、と認められるため、バー子含んだ自らのパーティで挑む。だが気合の死の眼光
四連続によりあえなく撃沈。バー子除いて生死不明、さらにバー子が連れ去られた!
ケルヌンノスが差し出したなんかの液体を、一気飲みしたバー子は第一話の工藤新一の様に
もだえ苦しむのだった。
登場人物
ファービオ…赤髪ソードマン男、名前だけ登場。カワイソスな人。
テーア…ロリバード女。ある意味主人公。三度の飯よりオナニーがすき!と言ってはばからない。
……と言うのは嘘だが、相当エロい。エロ妄想はお手の物。二次も三次もドンと来い!
自覚の無いM。
ケルヌンノス……ケルヌンノス。もちろん男。チンコ。微触手。
ようやくエロです。異種姦注意。……ハートマークって使ってもいいよね?ダメならごめん。
夢すら見なかった。そもそも、眠らなかった。時間の感覚はとうに失せているが、気分としては一週間位経ったのでは
ないだろうかと思う。何せこの部屋には証明があるから、昼夜の別がつかないのだ。
とにかく、身体が焼けるような痛みが全身を満遍なくなぶっていくのに絶え続けていた。足の先から頭の中まで、
激痛を感じないところはなかった。おかげで、触覚がまったく無くなっている。両手両足を拘束されたはずなのに、
自分がどんな体勢でいるかすらよく思い出せない。そうとう暴れただろうから、逆に、拘束されていなかったら
体中あざだらけだろう。
――よく生きてるなあ、私……
ようやくそう考えられるようになる頃には、痛みもほぼおさまってきた。……今度は、触覚が戻ってきたせいで
身体の節々がずきずきするのだが、今までの痛みに比べれば愛撫にも等しい。
――のど、かわいた……
調子がようやく戻ってきそうなのに、今度は身体を動かす体力がない。指一本動かすだけでも気が遠くなるほど億劫で、
ああ、衰弱死というのはこうなのかな、と思い始めた時。
「おはよう。ようやく目が覚めたね」
声がかかっても、心の中ですら驚けない。
「もう大丈夫。もう一度寝て覚めれば、体力も全開しているよ」
言いながら、拘束をはずしていく。自然体になるように腕の位置を戻して、片腕を掴まれるのが分かったが……
何をされたか分からない。
声に安心したのか、久しぶりの眠気を感じ、即座に睡魔に引き込まれた。
テーア……
誰かが呼んでる。……誰か、じゃないな。これはファービオ。判る。
テーア……
皆、死んじゃったのかな。私が生きてるから、皆も生きてるのかな。……そうだったらいいな。
ねえ、ファービオ。どうして私を選んでくれたの?私は……こんなに、役に立たなかったのに。
もしあなたが生きていて、私が帰れたら。あなたはまた、一緒に行こうって、言ってくれる?
私は……私は、こんな終わり方…… こんなのは……
「嫌……」
自分の寝言で、目が覚めた。起きてまず思ったことは、
(五層?)
迷宮内では低めの天井に、灰色の建材で作られたのっぺりとした天井。漂白したように真っ白い光を放つ
照明も見える。寝覚めには目に痛い光だった。反射でまた目を閉じる。
寝る前に声の言ったとおり、身体からはだるさがさっぱりと消え、むしろ全身に力がみなぎるのを感じる。
もう一度目をゆっくり開けてみると、当然同じ光景が広がっていた。
「おはよう。気分はどう?」
少年のような、綺麗な声だった。かすかに獣のうなりのような音が耳の奥に残るのをいぶかしんだが、
すぐ近くで掛けられた声に、身体を起こす。この状況でその主に面と向かうのは、割と勇気の要る作業だった。
意を決して一気に横を向く。
そこには、線の細い美少年のような森王ケルヌンノスが、少し緊張したような微笑を浮かべていた。
何が起こったのか、一瞬……いや、たっぷり数秒はわからなかった。
目の前に居るのは、ケルヌンノスだ。これは間違いない。特徴的な角は、実は頭ではなく肩の後ろからはえていて、肩甲骨が
枝分かれしたようになっている。そしてたくましい両腕に四本指。身長は実はそれほど高くはなくて、せいぜいが人間で言う大男くらいだ。
たてがみのおかげで大きく見えるが、同じ身長の人間より少し小さいくらいの顔が、
美少年の笑みを浮かべている。
(やだなあ頭おかしくなっちゃったかな私)
「……大丈夫?ボーっとしてるけど」
「や、っはい、大丈夫です!」
思わず敬語で返してしまった。なにか喉が変な感じに震えたのだが、声はちゃんと出た……はずだ。
「す、凄い……! 本当に成功だ!」
「は、え?」
「自覚してないのかい? 君は、いま人の言葉ではなく僕らの言葉を聞いて喋ってるんだよ!」
「うそッ!?」
大声を上げて、気づく。さっきから、喉の振動が大きすぎる。ありえないほどに低い声だった。
そのはずなのに、自分の耳には聞きなれた少女の声が聞こえる。
「あ、あ、あ、あー。うん、あー」
なるほど、自覚して声を出せば声と喉の震えの感覚が一致してきた。ケルヌンノスはやおら立ち上がって、
「やった! ついに成功したんだ! これなら!」
「きゃあっ!?」
テーアを押し倒した。力がみなぎるとは言ったが、体格差は歴然、抵抗のしようも無い。
「嫌!やめてぇ!」
このベッドに拘束具があるのはこのためだったのか、両手のみをバンザイの格好で固定される。相手の体格に
合わせてあるのか、ベッドはかなり大きいようだった。
今になってようやく気づくが、アクセサリは全てはずされていて、胸と腰まわりの布のみがそのままにされていた。
着替えされられてはいないのか、汗と垢にまみれて色がくすんでいる。嗅覚を澄ませば自分の糞尿やおりものの匂いも
かぎ分けられるだろう。そうでなくても体臭がかなりきつくなっている。
「君は、とても美人だったんだね。今ならわかる。君が同族になった今なら」
わめきながら暴れて抵抗を続けながらも、その声ははっきり聞き取れた。
「何をするのよ!」
「僕の子供を産んでもらう」
心臓が、予想外に高鳴った。
「人間たちに負け続きで、もともと少なかった我が種族は、絶滅の危機にあるんだ。だから、
より強い君たちの血を取り込もうと言うわけさ」
ケルヌンノスは顔をテーアの首筋に埋め、汗まみれのそこをやさしくなめあげた。
「ふ、ううぅん♥」
自分でも驚くような甘い声が漏れた。いつも自慰にふけってはいるが、首筋への愛撫はもちろん未体験だった。
――やだ、うそ……!
「皆は反対するけど……君を見ればきっと納得するよ。こんなに綺麗で、いい声で啼く雌はいないから」
耳元でささやく吐息が、かすかにみみたぶに触れる唇が、抵抗力を奪っていく。
一番太い指で服の上から胸を愛撫されると、じわり、と快感が心に染み渡ってくる。
「……っ!」
すでに暴れる事をやめて、せめてもの抵抗に声を押し殺すものの、どんどん身体が疼いてくるのをまるで止められない。
だが、そんなささやかな抵抗も、服をずらして乳首に吸い付かれた時点で打ち破られた。
「あはぁっ♥」
何もかも始めての感覚。乳首に吸い付いていた口が徐々に動いて、腹を上から下にてらてらと唾液の道が光っている。
下腹部に近づくにつれて刺激が強くなってくる。まだ腰布があるから見えないが、秘所はすでにぐしょぐしょで、
服の上からベッドにシミを作るほどだった。そんな快楽の中、
(嫌……!)
身体が次の行為を期待すればするほど、心の奥底から恐怖がわいてくる。その恐怖を糧に、ピンクのツインテールを振り乱し、
自由な足をまげてガードしようとするが、ケルヌンノスの胸板にあたって終わりだった。
「おねがい……やめて……」
ようやく搾り出した言葉も、艶っぽくなってしまう。バードの美声はケルヌンノス化しても変わらないようだった。
懇願しているつもりの視線も熱を帯びて、媚を売っているようにしか見えない。
理想的な雌の反応に、ケルヌンノスのほうが硬くつばを飲んだ。近年絶滅が危惧されるほどに数を減らした彼らは、
性交というものを体験した事のある方が少ないほどだった。まして、今人間を犯しているこの個体は年若い。
先ほどからの動きも、ほとんど本能に従っての求愛行動だった。
したがって、雌にこうも挑発されては、興奮して暴走するのも仕方のないことだった。
テーアの衣服を乱暴に取り払って、生まれたままの姿をさらすと、自分もベルトと腰布を取り払う。
「ひっ……!」
恐怖の悲鳴が漏れたのも無理はない。ケルヌンノスの性器は、人間のそれとはまるで違っていた。
一番似たものをあげれば、木の根だろう。テーアの腕……いや、拳以上の太さを持ち、ごつごつした表面には、
ランダムに細い触手状の器官が生えている。木の根の根毛に似たそれは、怪しくうごめいていた。
長さも半端ではなく、膣から全部入れれば、みぞおちに届きそうだった。
テーアは、雄雄しく起ったそれに魅入られたかのように、動きを止めていた。
「やめて……そんなの、入らない……」
どこか抑揚のない調子でつぶやくと、ケルヌンノスは少し落ち着きを取り戻したのか、にやりと笑って、
「入るさ。君はもう人間じゃないもの。自分でも分かるだろう?これを欲しがってるのが」
言いながら、剛直を眼前にもってくる。いやいやと顔を振るものの、先ほどよりもツインテールの動きもおとなしく、
視線がソレから離れていない。
「……口付けてくれ」
鼻先まで突きつけて、止められた。むせ返るくらい強烈な雄のにおいが、鼻から入って頭の中まで犯していくように感じる。
無意識に口が近づいていくのを、渾身の精神力でとめなければならなかった。しかしそれも、色欲に塗りつぶされていく中では
無駄な抵抗に過ぎない。
いつの間にか舌を突き出し、首を伸ばして鈴口の辺りに吸い付こうとしている自分を、テーアは呪った。
「うっ」
相手にとっても初の経験となる口淫。その反応を見る余裕などなかった。
舌先が触れた瞬間、なんともいえない苦味と共に、これまであった嫌悪感が急速に薄れていく。それどころか、
目の前のグロテスクなものがいとおしく感じる。
ちゅ、ちゅぱっ、ちゅぱ、れろ……
上半身を限界まで起こして、両腕を拘束されながら、ほおずり交じりに相手の性器についていた恥垢を舌でこそいでゆく。
性器から飛び出した触手がひくひくと震え、テーアの顔や舌を愛撫し、互いに高まってゆく。
「ちゅ♥んっ、……あは♥」
いつの間にか甘ったるい笑顔を浮かべ、何年も連れ添った恋人のようにかいがいしく性器をなめ上げていた。
それを見て、ケルヌンノスは両手の拘束もはずしてやると、テーアは小さな手を自ら竿に添えてしごき出した。
同時にケルヌンノスの股に顔をうずめて、玉に舌を這わせ始める。我慢できずに、すぐ片方を口に含んでしゃぶりついた。
「くっ……!」
予想以上の淫蕩ぶりに、ケルヌンノスのほうが戸惑った。歯を食いしばって、射精感に耐える。テーアの肩を掴んで、
出来る限りそっと引き離すと、名残惜しそうな、恋焦がれるような目で、ペニスを見つめていた。
肩を掴んだまま押し倒し、我慢の限界とばかりに膣に進入しようとするが、なかなか入らない。
「んあぁ♥いいっ♥」
すっかり蕩けきった顔で、先端部の触手がクリトリスを刺激し、剛直がラビアをなぶるのを悦んでいる。
ケルヌンノスは限界まで股を開かせ、物欲しそうに口をぱくぱくと開いている穴を、ついに捉えた。先行して何本か触手が入ってから
テーアの背中に手を回し、そのまま体重をかけて進入していく。
みちみちみちっ!
いかに身体が魔物と化したとはいえ、いかんせん体格差がありすぎる。熱烈なフェラを受けてさらに一回り大きくなったものが、
とめどなくあふれ出てくる愛液を潤滑油として、小さくひそやかな少女の華、その中央に突き立っていく。
「がっ……あ、う……!!」
衝撃で、少女の瞳に理性の光が戻ってくる。だが、抱きすくめられ、ようやく亀頭が入ろうかというところで目覚めても、
何も出来る事はなかった。ただ、ベッドのシーツを力いっぱい握り締めて、結合部を眺めているだけだ。
その心の中には、嫌悪感と、恐怖と、……期待。そして苦痛と、触手から送られてくる快楽がそれを和らげているのが分かる。
ぐぽん。
カリが大きいせいで、亀頭が収まった時音が鳴った。処女膜はとっくに破れているはずだが、特に痛みが激しくなったりはしていない。
なんにせよ一番太い部分が収まった後は、滑らかなものだった。
ぐりぐりと膣の壁をえぐって、男性器が進入してくる。あまりに太いため、外からでも盛り上がりが近づいてくるのが分かった。
「ふあぁぁ♥」
一番大事なところを蹂躙され、泣きじゃくってもおかしくない状況の中……出てきたのは溜息のような嬌声。
――犯されてる……私……犯されてる……! 嫌なのに……犯されて、こんなに気持ちいい……
事実がぐるぐると頭の中をめぐり、背中をぞくぞくさせた。たくましい『雄』に、心から屈服し、ついには子宮を
亀頭で愛撫される事をも受け入れた。
「ひあっ♥そ、こ……♥きもちい♥」
ケルヌンノスのペニスは、半分ほど入ったところで最奥部に到達していた。そのままで円を描くようにグラインドし、子宮の感触を
味わう。触手でさらに子宮口を犯すと、バードの少女はシーツから手を離して、こちらに抱きついてきた。
(美しい……)
年下、と言うほどでもない。自分もまだ種の中では成人と認められていないくらいだ。残り少ない関係で、同属の女性とはほぼ全員と
面識があるが、目の前で肉欲に身を任せている少女は、その誰よりも美しく見える。
ぐり、と子宮を強く圧迫してみる。人間の常識を超えて柔軟で強靭な肉が、子宮の内壁がピッタリくっつくまで押し込まれる。
少女は口をパクパクさせ、声も無くのけぞっている。だがこれは悦んでいるのだ。膣がきゅうきゅうと吸い付く感触でそう思った。
さっきの位置まで戻してやると、甘い溜息と共に少女が呼吸を整える。それを見届けてから、もう一度押し込む。
すぐにペースをまし、ピストン運動になった。
じゅっ、ぽっ、じゅっ、ぽっ。
「あ゛ーーーー♥っ♥♥」
規則正しい淫水の響きが、殺風景な部屋にこだまする。それ以上の音量で、少女の可憐な喘ぎ声が響く。
身を起こして、胸板にすがり付いている少女の、桃色のツインテールがぱたぱたと振り乱れている。
不意に、少女に口付けしたくなった。撫でるように頭に手を沿え、自分に振り向かせると、唇を重ねる。
「ん♥ちゅっ♥」
目を閉じて、少女の方から舌を入れてきた。しばらくされるがままになって感触を味わい、こちらからも口を犯してやる。
喉の奥や舌の裏をなめてやると、ひくひくと震え、しまりも良くなるのが分かった。
(もっと奥へ……)
いつの間にか、自分の全てを少女に刻み込みたい、と思い始めていた。
背中と、小さな尻に手を添えて、抱き起こす。少女はふしぎそうな顔、かわいい、と思いながら、支えていた手を
両方とも尻に添えて、ゆっくり力を込めた。
不安を感じたのか、少女がこちらの首に両腕を回して、身体を預けてくる。安心させようと耳を甘噛みしながらも力を入れると、
予想外に素直にペニスが飲み込まれていく。
「うあ……ぁあ……♥」
少女の方も苦痛は無いようだった。ただ、力は入らないらしく、脚がかくかくと痙攣している。
どくん、どくん、どくん。
膣が全てを飲み込んだ。先端に、心臓の鼓動を感じる。人間ではありえないほどに、深く深く性器が突き刺さっている。
少女が、震える脚をこちらの腰にからめてきた。細くしなやかな脚が、ぎゅっと抱きついてくる。同時に、根元まで
性器を押し込む動きだった。
少女の腕がわきの下から回され、しがみつく格好になった。目を閉じ、声も無く、全身で感じ入っている。
いじらしいその行為に、ケルヌンノスは少女を抱きしめた。ゆっくりと、それで居て容赦なく、大きく円を描く動きで
少女の体内をかき回すと、
「うんんんんっ♥」
深く静かな快楽を、抱きつく力と声で知らせてくれる。ひとしきり蹂躙してから、もう一度押し倒した。
ず、ず、ず、と引き抜いていく。
ふ、抱きつく力が抜けていく。
ぐ、ぐ、ぐ、と根元まで押し込む。
ぎり、と痛いほどに力を込められる。胸板に口を押し当て、声を出さずに感触を味わっているようだった。
ず、ず、ず。ぐ、ぐ、ぐ。ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、
ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、
ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、
ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ、ず、ず、ず、ぐ、ぐ、ぐ。
ベッドの上で、水音だけを響かせて、交尾している。
大人と子供のような体格差、しかも魔物の雄と人間の雌の交尾だと言うのに、傍から見たそれは愛し合っているようにしか見えなかった。
いつしか出し入れも速く、激しくなり、雌の方も腰をくねらせて射精を誘っている。
「あ゛ーー!!♥あ、あっ!!♥♥♥♥♥」
どちらが獣か分からないくらいの、喘ぎ声というよりは叫びを雌があげる。それでもなお、美しい声だった。
射精が間近に迫り、極太の肉棒がさらに膨れ上がる。本能のなせる業か、触手が子宮口から入り内側から刺激を与え、
強引に入り口を開かせる。さすがに亀頭が入るほどは広がらなかったが、精子を注ぎ込むには十分な大きさだった。
最後の一突きを全力で叩き込んだ後、半ばまで引き抜き、子宮を元の位置に戻してから、こじ開けられた穴に向かって
ベージュ色のゲルが放出されてゆく。
雌の方も達したのか、両手足から力が抜け、注がれるに任せている。ペニスが律動して送り込まれるたび、快感に震えていた。
その顔には、淫蕩な、それでいて穏やかで満ち足りた笑顔が浮かんでいる。
卵管まで精子で満たされてもまだまだ止まることは無く、また雌の方も貪欲に精子をむさぼるために膣で吸い付いて、
射精を求め続けていた。
お互いに言葉を発する事は無かった。ただ、粗い息遣いが二つ。聞こえるのは、
こぽ、こぽ、こぽ。
注ぎこむたびに膣口からあふれ出し続ける精子のたてる、静かな音だけだった。
ーーーーーーーーーーーーーーここまでーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ようやくたどり着きました。ていうか最初からこれ書くつもりだったのに
テーアさんがオナニーばっかりしちゃうから遠回りになってしまいました。
展開としては終わって無いんですが、なんか燃え尽きたし、これで終わっていっかなー。
27 :
血尿さん太郎:2007/03/22(木) 00:11:17 ID:a1tXq3GC
GJ!
君は続きを書いてもいいし、書かなくてもいい。
で、やっと完成したんだが、長すぎなので保管所に直で投下させてもらいます。
気になる方は
>>1から飛んでいってくだちいな
両職人ともGJ! 新スレ早々賑やかでいいね!
美少女獣姦エロス……
なんか出産とかまで見てみたい雰囲気だなー
ブシ男とドリ娘もラブラブでいい!
長さ、そんな感じなかった。
みんなキャラ立ってるから、他キャラのエピソードも見てみたいなあ。
……てか、血尿大丈夫?
GJ。
個人的な所感だが、これだけかけるなら
ハートマークは使わない方がいいと思う。
正直、邪魔くさく思えた。
GJ!
何度もパーティーを壊滅させられたケルヌンノスが何故かいとおしく思えてきたw
続けるとHRとNTRとBITCHと近親姦の嵐だから、続けたいような気もしている。
でもここらで新キャラ登場させたい気もする。
あとハートマークは、あんま考えてなかったのと俺の趣味でこうなった。
今後はテキトーに増減させていくつもり。つーかユニコード文字だから
どうなのかなと思って。
とりあえず環境依存の文字表現は避けるのがベターだと思う。
とは言っても丸囲みの数字とかAAとかボーダーラインの微妙な表現って結構あるしなぁ。
ハートは「v」で代用するのがベター?
それにしても、両氏ともGJ!
美少年ケルヌンノスもブシドリ大作も、存分に萌えさせて頂いた
ハートの代用は (はぁと これだろう!
35 :
血尿さん太郎:2007/03/23(金) 00:21:43 ID:r7hG6fsr
血尿はだいじょぶそう。ぶつけて中身が切れただけみたい。まだ勃ちますぜ
また書きたいとは思うが時間がないのが…。できれば次はもっと短いのを。
それとオレも代用は (はぁと がいいと思う!が読み辛くならない程度にとどめるべきかな?
記号に頼らないと表現できない文章力を責めるべきだ!
なま言い過ぎました、ごめんなさい
>>35 ハートとかはあんまり多いと読んでてうるさく感じる(解放感ありすぎる)から、ここぞ!と言うところにちょっとだけ使うといいと思う。
普段は「、」とか「!」とかだけにして抑え目にする感じで。
…という文章マスタリーの無い人間の意見ですた。
ちょっとうっとおしい感じはあったが、確かにアクセント程度に使うならむしろ好ましいかも知れんね
何で代用するかは、個人の自由、ってことに尽きるか
・・・・・・・・・同じく文章マスタリーLV0の戯言でした
>>35 大事なくて良かったな。
また暇が出来たら、ぜひ書いてくれ。隣の声につられた部屋の状況とかkwsk
保守
しかし、このスレ数で止まるのはちょっとまずくないか?
じゃあエロ雑談でもするか
なあ、モリビト少女ってツンデレの素質があると思うの俺だけ?
コロトラングルを倒された恨み、とか言いながら冒険者のことばっかり考えてて、
気づけばストーキングするようになっちゃうんだよ、きっと。
で、夜な夜なオナニーしながら、「捕まえたらコロちゃんの代わりにペットにして
飼ってやるんだから……」とか言ってるんだ。
確かにあの、ちょっと喋ってはさっと逃げていく態度は、まさしくツンデレ……!
「私は警告に来ただけだ。べ、別にここでおまえたちを待っていたわけじゃないんだからな!」
あの娘、一人称「私」でよかったっけ?
確か私でおk
飼われる事になってしまったドリ子の運命やいかに。
そういやなんでモリビト共はどいつもこいつもアホ毛標準装備なんだ?
だれかの趣味?
1 アホ毛で光合成している
2 普段は地面の中に埋まってて、アホ毛だけ外に出てる
3 流行ってる
4 アホ毛が本体
5 アホ毛からコロちゃんや巌様を操る壊電波を出す
アホ毛スマイトでも繰り出すのか<壊
>>46 2だな。世界樹の芽の正体はモリビト幼生体。
酒場の女将さんの下着を想像してみよう。
下着? 全裸だろう常識的に考えて(AA略
全裸だとそれはそれでつまらないと思うんだ。
1黒
2白
3紫
4赤
普通に考えると大事な部分だけを隠してない下着だよな。
5金
女将さんにTバック穿かせ、ローターを色んなとこに付けさせて
一日仕事させた俺マジ鬼畜
仕事終わった後すごく色っぽい表情になってました
誰も言わないから言うが。
酒場の女将さんって絶対新人の冒険者とか喰ってる気がする(性的な意味で)
>>50 ということは。
俺たちは怯えて逃げ惑うモリビトの幼女を、B18Fじゅう追い掛け回して捕らえた挙句、
手も足も出ない彼女に5人がかりで容赦ない攻撃を(;´Д`)l \ァ l \ァ
>>58 それはいいネタだな
誰か書け
いや、俺が書く
今書いてるのが終わればなorz
だからエロはちゃんと書けないって言ってるだろ俺童貞orz
いい感じにネタが補充されていってるな………あとは職人を待つばかりか?
それはそうと、モリビトツンデレ説にビックリするくらい萌えた。
眼帯レン子を篭絡して徐々に支配していく
酒場の女将さんの姿が見えたぜ。
女将さんのテクニックに声を抑えられなくなっていくレン姉。
誰かこんなネタでSS書いてくれ。
>>59 北方先生ならソープに行けって言うと思うよ
>>61 喰ってる(性的な意味で)って、てっきり童貞狩りのことだと思ってたが
可愛い女の子を捕まえて徐々に快楽に染めていく女将さんってのもなかなかイイな
百合に決まっているだろ、常識的に考えて
モリビトのアホ毛はアンテナになっていて、敵が近づくとピコピコ動くんだよ(ロリメディも同様)
つまり先制ガード持ちのレンジャーもアホ毛持ちの可能性があるな。
帽子を脱ぐとアホ毛がぴょこんと立つんだ
ダハ姉は!金髪ダハ姉は!
あのドリ子よりむっちりした腰のラインに萌える奴はおらんのか!
ちょっと書いてくる!呼称はダハ姉でいいんだっけ?触手いてくる!
>>69 安心しろ、ここにいる。
うちのギルドリーダーもダク姉だ。
ダク姉でエロい妄想を試みるとなぜかいつも
青ブシ男を縛ってるビジョンに行き着く。
拘束されて叩かれたり踏まれたり焦らされたりしてるうちに
辛抱堪らなくなったブシ男は力任せに拘束を解いてダク姉に襲いかかる。
その時の獣のように自分を求めてくるブシ男が好きで
最初の拘束はわざと解けやすいように縛っているダク姉。
そんなダク姉の気持ちを知っているのですぐに縛りを解こうとせず
高まってくるまで甘んじて攻めを受けるようにしているブシ男。
そんな感じの妄想がここ2、3日止まりません
>>71 君の中のその熱い想いを、形にしてみないか?
『【DS】世界樹の迷宮でエロパロ B3F』は、いつでも君の挑戦を待っている!
ダハ姉へ愛をこめて
四層のネタバレ多少ありです。
「で、どうしてこうなってる訳よ」
少し離れた場所で大開脚しながらうねうねした触手に捕らわれてるダハ姉がうんざりした様にオレに言った。
なんだけあいつ、うごめく毒樹だっけ?オレ最近ギルド入ったばっかだから詳しくねーんだよなー
でもあいつグッジョブ!
紫がかった緑色の気持ちの悪い触手の両足を捕まれてダハ姉さんパンツ丸見え。
黒いぴったりとした皮のスカートの下はやっぱり黒の下着だったか…
下着、ありゃもう紐か?てぃーばっくって奴で面積は滅茶苦茶少なくて、要するにエロい奴だ。
ダハ姉はうごめく触手もとい毒樹にからめ取られ宙づりにされている。
おまけに毒もくらってるから段々と元気がなくなってきている。
オレはオレで寝転がってパンツ見てるし。
「…なんでこんな事になったんだろ…」
その声があんまりにも悲しそうだったんでオレは答える事にした。
「貴婦人も姫君も濡れ濡れにしてやんぜ!って20階に挑み、マッチョなオウガに乱入されレイープ
らぁめえぇぇオウガ入って来ちゃらぁめぇぇぇ、オウガ2匹なんてらめぇええ死んじゃうぅぅううう!!
と叫び抵抗しようとするも、メンバーにアルケはいない。脳筋メンバーだから倒せない。
次々と仲間があのぶっとい腕でなぎ倒される中ようやく逃げ出せたと思ったら糸がない。
泉の水飲んだけど触覚の奴は逝ってるし、元気なのはねーさんとオレだけだし、回復アイテムないし、
オレ縛り要員で呼ばれたレベル低いダク男で役に立たないし、
必死に上の階戻って来たらf.o.e.復活してるし、うっかりぶつかってこのザマ。
オレ弱いしもう体力ないからなんもできませーーーん、ねーさんがどーにかしてくんないと」
一気にしゃべるとダハ姉さんは呆れたように頭を落とした。
綺麗な金髪もそれにならい流れる。
「オレはここで死んだフリしてスキ伺ってるんで姉さんは相手の気ひくのよろしくお願いしますよー」
ねっころがったまま言うと姉さんはヒラヒラと手だけ振った。
けっこーきてんなーアレ、まぁ毒喰らってるし。あ、呻いてる。
さて、このまま永遠にオレのターンならいいんだけどそうもいかない訳で、
敵のターン!ドローとばかりに勢い良く触手が活動を再開した。
こいつもターン制は守ってくれる紳士な奴だ。でもえげつねぇ、毒野郎だ。
ぬるぬると腕くらいの太さの触手がダハ姉さんの体を這い回る。うわぁ〜気持ちわるそ〜
特に姉さんさっき暑いって上着脱いでたから肩とか丸出しなんだよね〜
すっごい嫌そうに顔をしかめて身をよじってるけど触手はがっしり絡みついてる。
両手は抵抗できないようにからめ取られて、両足も大開脚。腰の辺りを支えてる触手もうねうねとうごめいてる。
地上から2メートル位の所で触手に捕まってる姉さんを寝たまま眺めてるオレ。
確かに何なんだこの異空間。
姉さんには悪いけどちょっと笑ってたらもの凄い目で睨まれた。
正直おっかない。ギルドに入ったばっかのオレをガンガン縛った時みたいだ(悪くなかったけど)
「ねーさーん大丈夫っスか〜」
オレ達のターンが来たので姉さんに声をかける。
「あとそんなパンツ履いてると風邪ひきますよーーー」
正直あの皮のパンツはないだろ。ギルドで見た(覗いた)デコパラ子は木綿の白パンだったぜ?
「うっさいわね!アンタはこの暑いのにチンコに皮被ってて熱射病になってもしんないからねッ!」
うわ。
しかしまだ元気そう。怒鳴った後ちょっと毒喰らってうめいてたけどあの調子じゃまだ大丈夫だな。
ブースト貯まるまでまっててくれよーーー
でもオレは次のターンでブーストする事になる。チンコが。
姉さんの腰の辺りに巻き付いていた触手が姉さんのスカートに絡みつき、毒液を出したのだ。
「ひぃッ!」
液体が触手の先端から吐き出され、触れた皮のスカート地がぐすぐすと溶けていく。
腕くらいの太さの二本の触手になで回され、姉さんのスカートはしまいには朽ち落ちてしまった。
つまり、オレのみあげた先にはブラっぽいアレ、紐パン、ブーツ、手袋、なダハ姉さんがいる訳で。
うわ、ェローーーー
つやつやとした光沢に覆われた皮の下着は腰骨の辺りから危険な角度で降りてきて、
申し訳程度に姉さんの秘部を覆ってる。
ふっくらともりあがったそこは、身動きしても大丈夫なのかな〜と心配になる位の面積で、
肉付きのいい姉さんの腰を窮屈そうに隠していた。
よく見ると腰の肉に部分に軽く食い込んでいる。伸縮性のない皮だからはち切れそうな感じ。
触手は姉さんの尻をなで回す。
むっちりとした尻が数本の触手に掴まれこねくり回される。
触手に掴まれると触手同士の間だから肉がはみ出る感じ。ここで勃起。
その間にも他の触手が姉さんの胸に首筋に絡みつく。
耳元から首筋にかけてをなぞられ、触手の先端から滴るぬめる毒液を垂らされると姉さんは呻く
胸に回った触手は金属製の防具と胸の隙間に進入し胸を引き出した。
ぶるん、と効果音がしそうな勢いでダハ姉の巨乳が出てきた。巨乳。巨乳としかいえないだろ。
ギルドメンバーな中で多分一番デカい。本人は形が良くないって悩んでるらしいが(金髪アル子さん談
(女だらけのおっぱい語りとかうらやましーーーオレなんかソド男とチンコ比べただけっての
(大きさはともかくオレの方がテクは上なので問題ない)))
その分乳首ピンクめ。乳輪大きめピンク乳首。神。
ありがとうありがとう。
オレもう迷宮の最奥とかどうでもいいよ、
ダハ姉の深くてしめった暗い奥の入れるなら次の樹海の戦士オレが逝く。
勃起チンコが苦しくなったので解放してやろうかとうつぶせのままベルト外して、
ダハ姉をしっかり焼き付ける!この目に!よしオナニーだ!!
ダハ姉は顔を背けて泣いていた。
いつもの強気なダハ姉とは思えない弱々しい様子で。
多分あんまり経験がないんだろう。もしかしたら処女かも知れない。
普段のダハ姉からは想像できなくてもダハ姉はダハ姉だ。
急にオレのチンコが萎えていくのが分かった。
オレは何をしてたんだ。姉さん助けないと。
ダハ姉さんはオレがギルドに入った時一番優しくしてくれた人だ。
同じダークハンターだからって縛り方とかエクシタシーとか全部教えてくれたんだ。
暫くオレは留守番してたけど姉さんが迷宮から帰って来たら嬉しかったろ?
童貞仲間のソド男や可愛いメディ子ちゃんと一緒にいるのも楽しかったけど、
時々姉さんに会えるのが凄い楽しみだったんだろ、
だったら今ダハ姉が泣いてるのに助けないなんて選択肢はない!
チンコを出そうと思っていた手をズボンから出しポケットに突っ込む。
あった!プレイバントU!
握って一気に立ち上がる!そして一気に飲み干す!手は、腰に!!!1
空いた瓶は投げ捨てる!
うおぉおおおおやぁぁあってやるぜ!!!
ダハ姉、見ててくれ!
心頭滅却。精神集中してブースト発揮だぜ!!
「この戦いに勝ったらオレ結婚するんだぁあああああああ!!!」
アナコンダァアアアア!!
マンガさながらに敵に襲いかかったオレ
赤くなった目を見張るダハ姉(半裸)
そしてくずれ落ちる敵。
ドシャ
鈍い音と共に敵は砂地に落ちた。触手に絡みとられていたダハ姉もそのまま尻から落下した。
でも無事だったみたいだ。
オレは下を向いてしゃがみ込んでしまってるダハ姉に近づき絡みついてる触手を取り払ってやる。
ぬらぬらとした毒液にまみれて肌も露わで痛々しい様子だ。
「大丈夫かい、姉さん」
手を引いて立ち上がらせるとダハ姉は視線を合わせないように身繕いをする。
その背中や体中についた砂を払い落としてあげた。
「無事で良かったよ、オレ姉さんがいなかったら何もできないからさ」
これは本当だ。オレ一人じゃカエル道場でだってやってけない。
「本当ね」
ダハ姉は豊かな髪をざっとかき上げ笑った。
その仕草にドキリとする。
「何アナコンダ習得してんのぉぉぉおおっ」
三点縛り+エクシタシー
一体どこにそんな体力が残ってたのか、綺麗に縛り上げられるオレ。
そして満足そうに口角を上げるダハ姉は下半身パンツとブーツでも美人だ。
「全く、アンタはあたしがいなきゃダメなんだから」
吐き捨てるように言って、少し微笑んだダハ姉に、オレはずっと縛られててもいいかも知れないと思った。
そんでちょっと位鞭で叩かれてもいいかも知れないし、時々くらいならジエンドしてもいい。
とにかくダハ姉となら何でもエクスタシーだ。
帰還後
「いや、だから冗談だって、うごめく樹材って卑猥だよね〜今日のおみやげだよ〜
なーんて、そう言うプレイもいいかなぁ〜ってえ、縛るの?ああ、練習ねいいよ。
ダハ姉の事はオレが全部受け止めてあげるって決めたんだ。
子供は二人がいいな、あれ、ちょっときつく縛りすぎじゃない?
え、ちょ、それちょっと待って!なんか武器新しい!クイーンズボンテージ!?
嘘、さっきまでクイーンズナインだったのにぃぃい!やっやあぁらめえっ
攻撃力+180つっ強いよおぉSTR+7もつよいのおっ!つよすぎぃりゅのおっ!
ブーーストしちゃうのぉおブースト値あがっちゃうのおっ!あぁっ見てるうっっ!!
毛走りみたゃぁいな新入りダクハンがみてりゅのぉおおっ!えきゅしゅたしぃ〜なのおっ!
これからよろしくおにゃがいっ!!おにゃがいひまひゅう〜っ!!」
予告してた触手ダハ姉でした。
青髪ダク男が変態なのはフェチ男さんの存在が大きい。
あんまりエロくできなくて申し訳ないです
挿入しようとしたらダハ姉が泣くんだよ…
だから愛が伝わればいいと思ってやった。
そんでもっとここが活性化すればいい。更に言うならダハ姉が増えればもっと良い。
では有り難うございました
>>78 挿入が無くともこりゃ立派な夫婦(めおと)だわw
お幸せにという言葉とともにGJを送ろう。
>>78 GJ!
ダク姉への愛、しっかり伝わってきたぜ!
強気だけど実は純な女王様……萌える……!!
初です。
ココ覗かせて頂いてたら意欲がモリモリしてきたので、1つ書いてみました。
ショタパラ×ドリルダクハンで。
長い上にエロぬるいかも知れませんが。
良かったら付き合ってやってください。
82 :
1/9:2007/03/27(火) 01:28:06 ID:4vYjq+zZ
世界中の迷宮は、果てしなく広大である。
現在まで数多の冒険者達が挑んできた領域が、全体から見てどれほど些細な物であるか。
それを推し測ることは、我々人間には到底不可能だ。未知の領域、未知の存在は、人々
に見えぬ所に確実に鎮座している。
そして、そう、例えば。その、未だ知られぬ領域に潜む何らかの存在が。
不意に………冒険者達が、『知り尽くしている』と思い込んでいた領域に姿を現したとき。
完全に油断し、何の準備も無いままの彼等が、その存在に抵抗することは。
おそらく………絶望的な程に、困難であろう。
/////////////////////////////////////////////
第三階層に広がる、蒼い樹海の中。磁軸から、そう遠く離れていない場所。
「止めなさいよ………眼ぇ覚ましなさいよ、バカッ………!!」
かつて踏破し、その地理、棲息する魔物の全てを知り尽くしたはずだった、その場所で。
「ご、め………ごめん、なさい………。」
鎧を脱ぎ捨て、上半身を剥き出しにしたパラ男は、両手両足を自らの鞭で拘束され身動き
の取れなくなったダク子に………自らの仲間に、襲い掛かっていた。
「なん、で………ッ………!」
少年の背後で、いくつかの大きな影が、その様子を静かに見つめている。
「なんで………あんた、いつもこんなんじゃ………ぁッ………!?」
「ごめんなさい、でも………ボク、もう………ッ!!」
謝罪の言葉とは裏腹に、少年はダク子の服に手を掛け、強引に身体から引き剥がした。
「ッッ!!」
片手に収まるサイズの、しかしこれ以上無い程美しい形をした胸が、露わになる。
それまで異性に見られたことの無いような姿を晒し、ダク子の顔がみるみるうちに上気
していく。叱責するような強気な言葉が、途切れる。襲い来る羞恥心と、それ以上に
身体を火照らせる感覚の波に涙を浮かべながら、彼女は眼の前のパラ男の顔を、哀願する
ように見つめた。
「嫌、こんな………お願い、止めて………ッ!!」
「ダク子さん………ごめん………ッ!!」
その視線を受け、1度申し訳無さそうに眼を逸らしてから………しかしパラ男は行為を
中断することなく、早くも隆起し始めたダク子の胸の突起に、吸い付いた。
「ひあぁっ………!!」
嬌声が上がる。身体が大きく仰け反り、その顔が茹で上がったような綺麗な桃色に染まる。
「………ダク子、さん………。」
まるで夢の中に居るような声でその名を呼び、パラ男は眼の前の身体を貪り続ける。
83 :
2/9:2007/03/27(火) 01:29:03 ID:4vYjq+zZ
/////////////////////////////////////////////
彼女の目的は、探索でも、クエストでもなかった。
「久々の非番なのに、物好きねぇ。こんなトコまで付き合うなんて。」
「ダク子さんが誘ったんじゃないですか………。」
探索のメンバーから外れている間の、気晴らし。腕を錆び付かせない為の、軽い訓練。
その程度の感覚だった。だからこうして、完全に知り尽くしているはずの場所を選んだ。
「でも………その。」
「何よ?」
「………どうして、ボクと?」
少し躊躇ってから、ボクは、ギルドで誘われてからずっと喉元に引っ掛かっていた疑問を
投げ掛ける。
「………なんか、変なこと考えて無い?」
「え?あ、いや、そんな、ボクはただ………!」
じとっとした眼つきで見つめられ、ボクは慌てて弁解する。が。
「なんて、ね。」
「え?」
「別に、たまたま暇そうだったからよ。それにあんた、回復も出来るでしょ。」
「あ、あぁ………そういうことですか。」
全くもって何の気も無い調子で答えた彼女のその言葉に、ボクは苦笑しながら、心の中で
がっくりと肩を落としていた。
長い時を共に過ごし、共に肩を並べて戦い………密かに恋心を抱いていた相手に、行き先が
迷宮とはいえ、2人きりで出掛けないかと誘われたのだ。否が応にも何か期待してしまうのが、
男の性というものだろう。
「何、残念?何か期待してた?」
まるで心を見透かすようなその言葉に、鼓動が速くなる。汗が滲む。
「いや、別にそんな………あの、その………。」
「冗談だってば。ホントからかい甲斐あるわね、あんた。」
蒼い木漏れ日の中、そう言って悪戯っぽく笑う表情に、ボクの胸は1度、大きく脈打った。
こうして一緒に居られるだけで、幸せになれる。その笑顔を見た瞬間に、そう、思った。
「(まぁ………いいかな。)」
とりあえず今は、彼女が自分をどう思っていようとも、2人で過ごすこの時間を噛み締めたい。
ボクは彼女に悟られないように、静かに笑った。
「でも、さ。」
「はい?」
と。彼女が突然、語調を変える。
ボクが視線を上げた先で、彼女は………まるで表情を隠すようにして俯き、立ち止まっていた。
「もしも、だけど。」
「………………?」
もじもじと胸の前で手を組んだり解いたりしながら、足元の蒼い地面に爪先で円を描きながら。
彼女は、何かを言うべきか言わざるべきか迷っているような様子だった。
「もしも、よ?私が、その………。」
ほんの少しだけ顔を上げて、彼女はボクの様子を伺う。その頬が、少しだけ赤く染まっている。
今まで見たことも無い、内気な少女のようなその表情に………ボクの胸が、また、高鳴った。
「あんたのこと、さ………。」
「はい………?」
普段の明朗な性格からは想像もつかないような、声で。
「………好
彼女が、続く言葉を口にした………瞬間。
ドッ
首筋を襲う衝撃と共に、ボクの意識が、途切れた。
84 :
3/9:2007/03/27(火) 01:29:37 ID:4vYjq+zZ
/////////////////////////////////////////////
今日、この日しかない、と思った。
『でも、さ。』
普段は迷宮に潜り、前線で戦っている私が。そして、彼が。
こうして、偶然に………本当に偶然に、休息の時を与えられた。
『もしも、だけど。』
こうして彼と2人きりになる口実も、一晩かけて考えた。
普段は、顔を見ればつい照れ隠しでからかってしまうような、不器用な性格だけれど………
不器用なら不器用なりに、告白の言葉も、三日三晩掛けて考えた。
『もしも、よ?私が、その………。』
もしこれで、関係が壊れてしまうようなことがあったら、と考えたら。それは、もちろん
怖かった。けれど………ここで躊躇ったら、もう2度と立ち上がれない。そんな気がした。
『あんたのこと、さ………。』
だから、こうして。勇気を振り絞って。
『………好きだ、って言ったら、どうする?』
想いの丈を………彼に、ぶつけた。
………それなのに。
私の、精一杯の言葉が、届く前に。
「………………え?」
彼は、地に伏していた。
倒れた彼の身体の向こうに………私は、大きな影を見た。
その何かが、今、彼を襲い、彼を打ち倒したということに気付くまでには、少しだけ時間が
必要だった。
「パラ、男………?」
消え入るような声が、名前を呼ぶ。返事は、無い。
背筋を、冷たい物が駆け抜ける。
「い………………。」
悲鳴が、身体の奥底から湧き上がってくる。
「いや………ッ!!」
けれど、それが喉を通り、私の口から飛び出しそうになった、そのとき。
ガシッ
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!?」
口が、何か、生暖かい物に塞がれた。開いた口に、何か、ぬるい液体が流れ込む。
私は背後に、何か、得体の知れない物の存在を感じた。咄嗟に、腰に備えた鞭に手を伸ばす。
けれど。
「(………ぁ………ッ!?)」
その手が、鞭の柄を握るよりも先に。私は、身体の異変に気付いた。
腹の底から湧き上がるような、熱。ゾクゾクと、背筋を通って全身を駆け巡る、感覚の波。
そして。
「い………やぁ………っ。」
何の抵抗も、出来ないままに。
私は何かに身体を捕えられたまま………意識を、失った。
85 :
4/9:2007/03/27(火) 01:30:49 ID:4vYjq+zZ
/////////////////////////////////////////////
得体の知れない影は、倒れているパラ男の身体に、長い針を突き刺した。
そこから注入された、ダク子が口に流し込まれたのと同じ物質が、全身に行き渡った頃。
パラ男は、全身を襲う熱と、下腹部の疼きで、眼を覚ましたのだった。
彼は目覚めてすぐに、眼の前で倒れているダク子の姿を発見した。
そして、その瞬間………自分の身体の奥底で、抑えがたい衝動が生まれるのを感じた。
すぐ側で、完全に無防備な状態で倒れている、愛しい女性の姿。それを見たパラ男の脳裏
には、普段なら決して思い至らないような発想が、生まれた。
彼女を、自分の物にしたい。彼女と、ひとつになりたい。彼女に、自分の存在を刻み込みたい。
彼女を………抱きたい。襲いたい。犯したい。
それはまるで、高度な知能を持たない獣のような、本能的な性の欲望だった。
まだ、自らの意思がほとんど身を潜めている状態で。パラ男はまず、ダク子の腰に据えられた
彼女の武器を見つけ、そこから、彼女が普段操っていた技の数々を思い出す。そのイメージに
従うように、パラ男は意識の無いダク子の四肢を、彼女自身の得物で拘束し、自由を奪う。
注入された物質の影響もあり、その行為だけでパラ男は、達する寸前にまで上り詰めていた。
言いようの無い高揚感。眼の前の彼女を支配した、悦び。
普段なら決して感じることの無いはずの快感に、パラ男は溺れていった。
ほどなくして。
ダク子が、眼を覚ました。
////////////////////////////////////////////
その発育の悪い胸を貪り尽くし、パラ尾は、ダク子の脚の間に顔を埋める。
下着を剥ぎ取られ、手袋とブーツ以外ほとんど生まれたままの姿にまで剥かれたダク子は、
気が狂う程の羞恥心に、顔といわず、身体中を桜色に染めながら、胸から伝わる快感の余韻と、
秘所から送られる新たな快楽の波に襲われていた。
「やぁ………ひ、んっ………!?」
息が上がる。心臓が、耳の裏側で鳴っているのかと思うほど大きな音で脈打っている。
性感を高められ、熱を帯びた身体は、全ての刺激に対して従順な反応を示した。
「………っ、さん………ダク子さん………っっ。」
「ひぁっ、ダメ………そんなぁ………音、出しちゃ………ッ!!」
2人の触れ合った部分から、断続的に、水音が響く。
パラ男は、もはや自分を拒絶する力すら入らなくなったダク子の両脚を押し広げて、ダク子の
元も敏感な場所を責め立てる。わざと音を立てながら、口付けをし、舌で掻き出すように内側を
掻き回し、溢れ出る愛液をすする。充血した肉芽を唇と舌で転がすと、脚の筋肉がビクビクと
痙攣するのが解かった。
「ごめん、なさい………今………楽に、してあげますから………!」
パラ男が、呟く。その言葉の意味を悟り、ダク子は眼を見開いた。
「や………ま、待って!止めて、ダメだってば………ッ!!」
「ダク子さん………!!」
ダク子の制止も、聞かずに。
パラ男は舌で秘所を責め続けながら………その指で、ダク子の肉芽を、一気に捻り上げた。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!?」
背筋を、落雷のような衝撃が突き抜ける。
眼の前に白い光が満ちて、一瞬、思考が停止する。何もかも、考えられなくなる。
その後、身体が徐々に震え出し………そして。
86 :
5/9:2007/03/27(火) 01:31:38 ID:4vYjq+zZ
「ふ、ぁ………ッッ!?」
全身を襲うゾクゾクという震えが、下腹部に集まっていくような、感覚の後。
ダク子の秘所から………黄金色の飛沫が、吐き出された。
「は………ッ、はぁ………。」
自分の顔に小水を吹き掛けながら、焦点の合わない眼で自分を見つめ、快感に身を委ねる。
やがて、自分の行為に気付き、それを見つめる視線に気付き………これ以上無いほど、
頬を赤く染める。
「や、嫌だ、見ちゃダメっ………お願い、見ないで………!!」
普段決して見ることの出来ない痴態を、誰よりも、ダク子自身よりも近くで、目の当たりにして。
パラ男の身体が、獣染みた本能に駆られ、動き出す。
「きゃ………ッ!?」
パラ男は、まだ全てを出し切る前のダク子の身体を無理矢理半回転させて、その背中に抱き
ついた。両手足を封じられたおかげでさしたる抵抗も出来ないまま転がされ、四つん這いに
させられ、何が起きたか解からはダク子はしばし呆然とする。そして、そんなことなどお構い
無しに、パラ男は自らのズボンを脱ぎ去り、ガチガチにいきり立ったモノを取り出した。
抱きついた姿勢のまま、見たことも無い大きさに成長したそれをダク子の秘所に押し付ける。
「ッ!?ちょ、待って、パラ男………っ!?」
「だ、大丈夫です………すぐには、しませんから………。」
パラ男は自分の脚で強引にダク子の脚を閉じさせる。秘所に押し付けられていたモノが、
その美しい太腿と、秘所の肉との隙間に挟み込まれる。
四つん這いのダク子を背後から抱え込んだまま、パラ男はまるで獣の交尾さながらに、その腰を
前後に激しく動かし始めた。
「は、ぁ………ふっ………!」
「や、ちょっと………ダメ、これ………!?」
小水と愛液でどろどろに濡らされながら、パラ男のモノはダク子の身体に締め付けられてなおも
その硬さを増していく。直に性器同士を擦り付けられ、ダク子は上半身を支えていた腕の力すら
保てなくなり、顔を青白い地面に突っ伏した。
「ダク子さん、ボク………もう、ダメです………ッ!!」
ダク子倒れたまま腰だけを突き上げ、雌猫のような姿で息を荒げる。その耳には確かにパラ男の
声が届いていたが、しかし今のダク子に、聞こえた声を頭で判断する余裕など残されていなかった。
パラ男は、背中からダク子の全身を抱き締めるように回していた腕を解き、もたれ掛かっていた
上半身を持ち上げる。膝立ちのまま自分のモノを解放し、閉じていたダク子の脚を開く。
「ぁ………!?」
開いた脚の間で、愛液を滴らせながらひくひくと切なげに痙攣する、秘所に、自らの先端をあてがう。
そして。
「力、抜いてください………!!」
「いっ………!?」
遠慮も躊躇も容赦もなにも無く、一息で。
今まで、何者の侵入も許したことのないダク子の中に………自分のモノを、根元まで突き入れた。
「ああァァァァァァァァァァッッッ!!?」
「く………はぁっ………!?」
結合部から、ブチブチと、何かが裂ける音がする。愛液に混ざって、赤い血が流れ出す。
が、しかし。初めて、秘所を貫かれたのにも関わらず。
「あ………んんっ………!?」
ダク子が、感じているのは………純粋な、快楽だけだった。
背後からの異物感を感じながら、ダク子は、信じられない、とでも言いたげに眼を見開く。
そこから感じられるのは、愛撫を受けていたときと同じく、純粋な快感だけで………痛みが、
全く感じられないのだ。こうして、血が流れ出しているにも関わらず。
それは、快感で痛みの感覚が麻痺しているとか、そんなレベルの話では無かった。
「(何………私、なんでっ………?)」
しかし。そんなことを、深く疑問に思う間も無く。
「あッ!?ひ、ぁんっ!!やっ、あぁぁっ!!」
「凄い、です………ダク子さんの中、っ、狭くて、熱くて………ッ!!」
パラ男の2度目、3度目の攻撃が続く。もはや理性を完全に吹き飛ばされたパラ男は、
取り憑かれたように腰を振り続ける。リズミカルな水音と、腰のぶつかる乾いた音が、
同時に響き続ける。
何度も、何度も、パラ男は欲望の赴くままにいきり立ったモノを突き立てた。
87 :
6/9:2007/03/27(火) 01:32:19 ID:4vYjq+zZ
「ふあっ、あッ!や、んんっ!ひゃん、あっ、あぁぁぁっ!!」
「ダク子さん………ダク子さん、ダク子さんッ………!!」
やがて2人の口からは、喘ぎ声と、ダク子の名を呼ぶ声しか聞こえなくなる。
「………ダク子、さん………!!」
「あぁっ!!はんっ、あン!!あッ、ひ、ふあぁッ!!」
愛液を掻き出し、肉壁を抉るように愛撫しながら。
「やっ、あッ!あン!!にゃ、ぁ、ひゃぁン!!」
「くっ………!?」
やがてパラ男のモノが、限界に近づいていく。とうとう肉体を蹂躙される快楽に負け、自ら
快楽を求めて精一杯に腰を振るまでになったダク子も、再び襲い来る絶頂の気配に、ゾクゾク
と身を震わせた。
「だ、ダク子さん………ボクっ………!!」
その声と、より一層激しさを増す腰の動きに、ダク子はパラ男の絶頂の気配を察した。
「わ、私もッ………あ、んっ、い、イきそ………んんッ!!」
「もう………う、あぁ………!?」
「き、来てっ………そのまま、んぅッ、だ、出してッ!あ、ひゃうぅッ!!」
そして。パラ男が、より一層深く、強く、腰を打ちつけた。
次の瞬間。
「うッ………!!」
「あ、あぁぁぁッッ………!?」
焼けるように熱いパラ男の迸りが、ダク子の奥深くに、放たれた。
「は、ハッ………っ、くうっ………!!」
「あ、はぁぁ………あ、熱っ………。」
ビクビクと、何度も痙攣を繰り返しながら。
パラ男のモノは、たっぷりと時間を掛けて、その全てを、ダク子の中に吐き出した。
ダク子の腰が落ちて、結合が解ける。2人の性器が、ずるり、と白い糸を引く。
地面に伏せたダク子の秘所からは、逆流したパラ男の精が、小さな気泡とともに流れ出していた。
「はっ………っ、ふ………。」
「はぁ………あ、あン………。」
常人のそれとは比べ物にならない程の体力を、たった1度の性交で消費して。
2人の意識が、果てしなく強い眠りの引力に流されていく。
/////////////////////////////////////////////
パラ男とダク子が、同時に眼を覚ます。
『気がついたか。』
そう言って目覚めた2人を出迎えたのは、1人の見知らぬ男だった。
そこは、何か、蒼い樹や葉や石で作られた、簡素な建物の中だった。2人は男に、ここが何処
なのか、自分達はどうしてここに居るのか、あなたは誰なのか、と尋ねた。
『最初の質問には、私も答えかねる。最後の質問から、簡単にお応えしよう。』
そう言って、しかし男は名前を名乗らずに、自らをこの集落の長であると言った。最後の質問
の答えはその一言だけで、男は2番目の答えに移る。
『君達は、気を失う前に何をしたか………何をさせられたか、覚えているはずだ。』
男の言葉に、2人の記憶が、一気に覚醒する。
蒼い森、大きな影、昏倒し途切れる意識………そして、目覚めた場所で自分達が交した、契り。
ダク子はそれを思い出すと同時に、その下腹部に鈍い痛みを覚えた。パラ男が、申し訳無さ
そうに視線を下げ、力無く謝罪の言葉を口にする。
『気に病むな、君も犠牲者なんだ。』
男は短くそう言って、パラ男を慰めた。言葉の意味は、そのときは解からなかった。
『回答を続けよう。君達は第3階層で、見たことも無い魔物に襲われただろう?』
2人が頷く。
『執政院にも、この世のどんな冒険者にも知られていないであろう、魔物だ。』
忌々しげな男の言葉に、2人はまたいくつかの質問を投げ掛ける。
『まぁ、待て。順を追って説明する。まず、君達が今どんな状況に置かれているか、だ。』
2人は、黙って男の言葉に耳を傾ける。
『結論から言う。君達は………もう2度と、昨日までの日常に帰ることは出来ない。』
2人が、絶句する。
/////////////////////////////////////////////
絶望的な言葉の根拠を、男は語った。
『君達は行為に及んでいるとき、普段感じない程強烈な快楽を感じたはずだ。』
2人は1度視線を落としてから、小さく頷く。
『奴等の分泌する物質の所為だ。強烈な媚薬の効果と、高い中毒性を持っている。』
中毒。
その言葉に、2人は男の言わんとすることを漠然と悟り、ゾッとした。
『痛覚を麻痺させたり、生殖活動にも影響を及ぼすんだが………専門的な話は、省略する。』
男は何か小難しいことを言おうとして、結局中断した。
『とにかく、ここ暮らし、定期的に奴等からそれを投与されなければ、我々は確実に発狂し、死ぬ。』
遠慮も何も無い率直な言葉で、語る。また、悪寒がした。
『誰かに助けを求めようにも、ここが迷宮のどこに位置するのか、見当も付かない。』
2人はさきほど男が、最初の質問には答えかねる、と言った理由を悟った。
『打開策は無い。ここで生きるか、さもなければ死ぬか。それ以外、選択肢は無い。』
絶望がより深まっていくのを、2人は感じていた。
そして、同時に………新たな疑問が浮かぶ。
/////////////////////////////////////////////
なぜ、奴等は自分達をこんな所に繋ぎ止めておこうとするのか。
2人は至極当然の疑問を投げ掛ける。あの場で襲われ、ほとんど自由を奪われていたのにも
関わらず、自分達はこうして生かされている。その理由が、解からなかった。
『簡単に言えば………我々にとっての、家畜と同じさ。』
非情に解かりやすい例を挙げて、男は4つ目の質問に答え始める。
『我々は、奴等の食料を生産する者として、奴等に飼われているんだ。』
魔物に飼われる。その言葉の響きに身の毛もよだつような想いを抱きながら、しかし、2人は
何か釈然としないものを感じていた。生産する者なら、家畜と言わずに奴隷と言えばいい。
『生産、っていうのは………君達の考えているような文明的なものじゃない。』
言葉の綾があったことを詫び、男は苦笑する。
『我々が生産させられているのは………人間の、子供。赤ん坊だよ。』
今度は心の底から、純粋に、身の毛がよだつ想いがした。
『媚薬の効果で性行為を強要し、子供を生ませて、それを食料として徴収していくんだ。』
血の気が引く。貧血で倒れそうになるダク子の身体を、パラ男はしっかりと支えた。
『なぜ我々を食わず、子供だけを攫っていくのかは解からない。それで食料が足りるかどうかも、ね。』
男は続ける。
『だが、逆に言えば、我々の身の安全はある程度保障されている。いくつかの、例外を除けば。』
例外。その言葉の意味を、2人は尋ねる。
『………少し、外の空気を吸わないか?こんな所じゃ、気が滅入ってしまうだろう。』
男の言葉に賛同し、3人は建物を出て、青白い光の満ちた空間へと脚を踏み出す。
/////////////////////////////////////////////
巨大なドームのような空間の中に、1つの集落のような物が形成されている。
そこに並ぶ建物の1つから、パラ男とダク子、そして長と名乗る男が姿を現す。
『例外の1つは、死んだ人間が食料として連れていかれることだ。だから、ここに墓場は無い。』
無言のまま、2人は男の言葉に耳を傾ける。
『そして、ここを逃げ出そうとした者。彼等は捕えられて、2度とここには戻らなかった。』
その声の微妙な変化に気付ける余裕は、今の2人には無かった。
『そして、最後が………。』
男がほんの少しだけ言い淀む。2人は相変わらず無言のまま、不思議に思って、足元に
あった視線を上げた。
『配偶者を、失った者。独り残され、生産能力を失った家畜も、同様の末路を辿る。』
ぴくり。2人が、建物を出てから1番の、反応らしい反応を示す。
『我々は既にみな、それぞれの番いを持っている。あぶれた者が入り込む余地は、無いんだ。』
まるで他人事のように語って、男は1度、息を吐いた。
『例外は、これだけだ。それに気をつければ、安全は保障されると考えていい。』
安全が、保障される。
何の慰めにもならないその言葉に、2人は、疲れ切ったような苦笑いを浮かべる。
そして、その様子を悟って。
『………失礼だが、君達は、愛し合っている者同士なのか?』
唐突な質問に、2人は面食らった。
頬を赤らめ、あたふたと取り乱すダク子をかばうように、パラ男が1歩踏み出す。
極めて冷静な、ともすれば威圧的とも思える声で、パラ男が対応する。
『いや、失礼。悪気は無いんだ、答えてくれる必要も無い。』
男は眼を伏せ、1度息を吐く。
そして、続ける。
『能率的な生産の為かどうか知らないが、我々は皆、1人ずつの配偶者を持っている。』
パラ男が、首を傾げる。
男は、なおも続ける。
『ここに居る全ての人間が、愛する人間と共にこの場所にやって来られたと思うかい?』
そこでようやく、男の言葉の意味を理解して。
今度はパラ男が、視線を落とす。
『………長く暮らせば、自然と愛情が湧くこともある。現に、私はそうだった。』
パラ男が黙り込む。
『しかし例えば、愛する者を迷宮の外に残し、与えられた配偶者を愛せない者も、居る。』
ダク子も、さきほどから一言も言葉を発していない。
『愛する人に会いたい。その想い1つで、配偶者共々奴等の餌食になった人間を、私は大勢見てきた。』
重苦しい、空気。
その理不尽に対する言葉も、出なくなる。
『もし君達が、愛し合っているのだとしたら………君達は、とても、恵まれているんだよ。』
男は、空の見えない天を仰ぎ………笑った。
/////////////////////////////////////////////
『昨日までのことは、全て忘れる。それが、得策だ。』
男が、2人の眼を見つめながら言う。
『仲間に会いたい、なんて間違っても思わないことだ。その願いが叶うこと、それは………。』
男が言い淀み、その間にもう、2人は続く言葉を悟っていた。
『君達の仲間が、君達と同じ運命を辿ることを意味する。』
心に釘を刺すような、声。
その後、少しだけ語調を和らげて、男は言う。
『何かあったら、私の所に来るといい。住人としても、冒険者としても、君達の先輩だからね。』
冒険者として。
その言葉に、2人が意外そうな顔をした。
『メディックとして、な。私の妻もそうだ、私に言い難いことは、妻に相談するといい。』
パラ男の背後に隠れるようにしていたダク子に、そう言って笑いかけて。
男は、去って行った。
その後ろ姿を見送った、後。
2人は。
互いの瞳を見つめ。
身体を抱き締め合いながら。
口付けを、交した。
/////////////////////////////////////////////
そして、時は過ぎ。
2人は、今はもうすっかり、新しい生活に馴染んでいる。
「っ、は………はァ………。」
「く、ぅん………あッ!」
あれから少しして、人づてに、長の妻が不慮の事故で死んだということを聞かされた。
彼の姿を見ることがなくなり、かなりの月日が経つ。
「くっ………だ、出すよっ………!?」
「う、うん………来て………!!」
愛する者と共に、四六時中互いのことだけを考えながら過ごした、日々。
その間、幸いなことに。
「くっ!!」
「ひゃ、ン………ッv」
2人は1度も、かつての仲間の顔を見ていない。
(END)
お粗末様でした。無駄に長くてごめんなさい。
「after」の方を先に思いついて書き始めたら、いつの間にかこんなことになってました。
愛だけは、ありますので。
愛があればLOVEisOKと。
誰か。誰か、言ってください。
最後までお付き合い頂いた方。誠に誠に、ありがとうございました。
では。お邪魔致しました。礼。
>>81 超GJ!
エロい上に何という完成度……ッ!
周りの目はともかく、二人の間だけはハッピーエンドであるというのも俺好みです。
あ、序盤の初々しいノリの作品ももいつか期待してます。
ダク男のブーストアップって
ノリノリすぎてハマるなw
ダク男はキャラ設定自体がノリノリで良すぎる。
エロパロにしてくれと言わんばかりの特技。
wiki裏絵板のいじめられいいんちょが
めちゃくちゃ可愛い件。
色々な方法で責めながら恥ずかしい言葉を沢山言わせたい。
>>82のSSに惹かれまくった俺はどうやらドリ子が好きだったらしい
素直になれないドリ子萌えぇぇぇ
イワォロペネレプに犯られるドリ子
>>91 愛があればLOVEisOK!
……じゃなくて、GJ! ダク子エロ可愛いよ。
こういう「閉じた世界」って切なくていい。
こんな設定もありそうだと思えるあたり、改めて、あの世界観の懐の広さを感じたよ。
ダク男「ところでドリ子、こいつを髪コキしてみる気はないか?」
アッーーーーー!!
103 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 21:40:37 ID:rdB1U67h
そ、そんな
モリビトたんとも愛のある和解(結合)をしたかったぜ…
105 :
フェチ男:2007/03/27(火) 23:21:24 ID:Hx4QAi9N
げふ、髪コキネタで行こうとしたら言われてたぜ……
フェチのネタが尽きた……orz
いや、言われててもいいと思うけど…
むしろ書いたネタをもとに作ってくれるってのは願っても無いのでは
俺も髪コキとか
ダク男レン男ソド男あたりとモリビトの少女の絡みとか
色々見てみたひ…
また何か書こうかなーって考えてるんだけど
世間的に人気あるのってドリ子とかデコパラ子辺りかな?
自分のギルドにいないキャラってなかなか認識できてないんだよね
特に男
カメ子、メディ子、ブシ子、レン子あたりも結構良いかな
たまにはレンジャー兄さんも書いてあげてください
いやごめんお願いします
うわ、うちのギルドカメ男にブシ男に触覚メディに金髪レン男だ。
よし手始めにギルド行ってくる!
俺の股間のダブルショットが(ry
カスメの男もエロに使えそうなキャラだよね
いや俺は書けないんだけど…
ごめん、やっぱダク男とダハ姉で書くことにする。
それから他のキャラ育成して思い入れできてきたら他のキャラ書く
金髪アル子も好きなんだけどなかなかシチュが思いつかない。
豆が弱点なのは分かってるんだけどさ…
やっぱ自分のプレイから妄想してネタに繋がってくんで、
自分のギルドにいないキャラのネタは難しいよな。
115 :
B2F:94:2007/03/28(水) 01:45:08 ID:oee7hwKq
前スレ491に対する答えをば。
メディ子と金髪ダハ子の絡み書いてたのにいつの間にか呼称がダハ子からダハ姉に。
もうダハ姉以外の呼称は考えられません。
ダハ姉攻めのガチ百合、投下致します。
/不夜城エトリア
冒険者達を迎えるために、エトリアの街は眠ることが無い。
エトリアに生まれた私は世界樹の迷宮に挑む冒険者達の姿を見て育ってきた。
まさか自分も冒険者として、この迷宮に挑むとはおもっても無かったけどね。
私がこの街で迎える側から迎えられる側になっただけのコト。エトリアは何も変わらない。変わったのは私の立場ダケ。
物心ついたときから、この街はそういう姿を私に見せて生き続けてきたし、きっとこれからもそうやって生き続けて行くのだろう。
ちっぽけな私の存在とは別に、ソレはソレとして、変わらない姿を、ずっと。
/中心街 長鳴鶏の宿
今日も私達はこの宿に部屋を取る。というか、エトリアで冒険者を迎える宿がここだけなので必然と今日も、になってしまう。
宿屋も強かというか腹黒いというか……あえて何か言うのはよそう。同じ街で暮らす人間だしね。
そう、エトリアに自宅のある私はワザワザ宿に部屋を取らなくてもいいのだけど(きっとその方がギルドのお財布も優しいしね)
寝食を共にしてこそ絆は生まれるモノなんです、というリーダーの計らいで私もこの宿にお世話になっていた。
寝食を共にするという信条がある以上、狭い私の家に皆は泊められないから必然と宿に行き着いてしまう。
幸いにも…というか元々数百名単位の冒険者達を迎え入れることのできるこの長鳴鶏の宿はおかげで今日も大繁盛していた。
夕食もお風呂も終わり、寝るだけとなった私達は挨拶をしてそれぞれの個室に向かう。
寝るだけ…かぁ。…最近はコレが悩みの種だったりする。
/廊下突き当たりから二番目の個室。壁に隣接するメディ子のベッド
(ん…ふっ、…ちゅ)
あーあ。今日も始まっちゃったよ。すぐ隣の部屋にに私が居るのにお構いなしなんだから。悩みの種とはコレ。…隣の部屋。
廊下の突き当たりにある唯一の二人部屋には、リーダーのパラ子さんとギルドメンバーのカメ子が一緒に寝ているはずだった。
あの二人はデキてる。…噂が流れるまでも無く、一緒に冒険に出た仲間ならこうやってすぐにそのウラが取れちゃう。
しかもアレでパラ子さんは隠しているつもりなんだから微笑ましいというかバカップルというか…。
っていうかさ…。女の子同士なのに、楽しいのかなぁ…?
好きになったら性別もかんけー無いのかなぁ? イヤまてよ…ひょっとしたらどっちかに生えている…とか?
冒険者としてこのギルドにお世話になる前は施療院で働いていたからその…男の人のソレは見たことがある。
アレが…攻められているのはパラ子さんの方だから、カメ子の方にでも付いているのかな…?
そんなワケ無いっか…さっき皆で一緒にお風呂入ったしね。うん。
(ふぁ…、ぁあっ)
何の解決にもなっていない。やっぱりパラ子さんとカメ子は女の子同士で、今、この瞬間も愛し合っていると言うこと。
【そういう】宿屋じゃないから声は筒抜け。枕に顔を埋めて布団を頭から被る。…それでも嬌声は私の耳にまで届く、少しも防音効果になってない。
どうせするならもうちょっと周りの人に気を配りなさいよ…! リーダーもカメ子も…!
あんな声を隣で出されてマトモに眠れる人間が居るわけ…一人を除いているわけ無いじゃない…!
訂正訂正。その一人は反対側の部屋で高いびきを上げて爆睡しているハズ。
(んぁっ…、んぅ)
ドキドキと心臓が高鳴るのを感じる。だってあんなに気持ち良さそうな声…。
きっとパラ子さんは気持ち良すぎて自分で声を出しちゃっていることに気が付いていないんだろう。
一体どんなコトをしているのか、ヒジョーに気になる。ごめんなさい、気になりますメディックとして。
もぞもぞとベッドから身体を起こしてドコか覗ける場所は無いかと木の節目を探してみる。
……キノコ頭の糸目さん無駄に仕事してるね。ピッタリガッチリと木が合わさっている壁には、覗けそうな隙間なんて見つかるわけが無かった。
でも壁は薄い…手を抜けるところはトコトン手を抜いている。もうね、流石としか言い様が無いね。
仕方ないから耳を壁に当てて隣の部屋の声を盗み聞きする。
薄いと言っても聞き耳を立てて集中しないと小声は聞き取れないくらいの厚さではあった。
壁一枚挟んだ向こうで展開されているのはどんなコトなんだろう。
期待に高鳴る胸の鼓動がひょっとしたら聞こえちゃっているんじゃないだろうかと不安になりながらも、隣の部屋の会話に聞き入っていた。
(あ…あの、カメ子…)
パラ子さんが困惑したような声を上げている。
声は微かに息切れして…る、のかな? なんか妙に荒い、ような気がする。
攻めているカメ子、という図はすぐに浮かんだけど、具体的にどんなことを、となるとサッパリです。
性知識という点では私は結構豊富にその手の教養を積んでいたりするんだけど……けしてやましい気持ちから、じゃなくてメディックだからだよ?
医術に携わる人間として男の人の実物も見たことがあるのにイザ実践となるとてんで経験ないので
こうやって声を聞いただけじゃ何をされているのかちっとも想像が付かなかった。
医術的な見地からも気になります。知識と実践と応用。なんだか医学的な用語がグルグル私の頭の中を飛び交う。
ホントに覗く場所がないのが悔しいわぁ…。
(…パラ子可愛い。パラ子っ…)
へぇ…カメ子ってあんなに喋る子なんだ。
(カメ子っ、ぁっ、ふ、お、おねが…)
パラ子さんも気持ち良さそう…。切なそうな声出して何かをお願いしてる。
(…我は封ず、汝、其の両の腕を)
(…ぇっ!!)
(私がシてあげてるのに…自分で慰めないでね…。急がなくてもそのうち、下の方もシてあげるから)
下のほう…っていうのは、ココ…だよね?
壁から耳を離してカメ子の言葉を咀嚼するように、自分の右手を股の間に滑らせる。
下着越しにそこを縦に軽くなぞると腰が勝手に浮くような、奇妙な感覚を覚える。
でも…ここはまだなんだよね。…ってことはカメ子はおっぱい、攻めてたのかな。
さっきのキスしてたみたいな音はひょっとすると…その、舌でしてたってコト…?
服の上から両方の手で自分の胸を軽く押さえる。ドキドキしているその鼓動が、服の上からでも伝わる。
いつもよりも随分早鐘を打っているのは、やっぱり興奮しちゃってるんだろう。
一度弾みのついてしまった私の身体はいきつくトコロまでいかないと止まらない。
坂道を転がりだしたヒーラーボールのように、止める術は下りきること、だけだった。
……あの二人が悪いんだからね。
「…んっ」
服の上から両胸をさすり始める。壁から耳を離してしまったから彼女達の声は僅かにしか聞き取れないが、それでも私の欲情に油を注ぐには十分すぎた。
膨らみかけ、とか、発展途上とか仲間に揶揄される私のおっぱいは、悲しいことに仰向けになっても全然負担がかかることが無い。
この視点からだとホントもう、山というよりは丘に近いんだけどせめてシリカ商店の店主さん並には欲しいところ…。
ダハ姉が教えてくれたけどおっぱいっていうのは好きな人に揉んでもらうと、大きくなるらしい。
…金鹿の酒場の女将さんとか、なるほどそうかもなぁと思ったり。好きな人じゃなくてもやっぱり揉んでもらえば大きくなるかな?
大きくなーれ大きくなーれと願いを込めながら自分のおっぱいをさする。
少しでも揉んでもらっている、という感覚を味わう為に、自分の腕を交差させて右手で左のおっぱいを、左手で右のおっぱいをさする。
「…んふぅ」
…うーん。交差させている自分の腕が無視できない存在感。やっぱり腕と胸とをあわせた方がいいかな?
右手を右のおっぱいに、左手を左のおっぱいに、当てる手を変えると胸元が開放的な感じ。
下側から上側に、寄せて、持ち上げて、少しでも胸に脂肪がいくように揉んでみる。
自分で揉んでいるって思っちゃうとなんか萎えちゃうけど、隣の部屋から聞こえる声に集中してカメ子にやってもらっている、
と思うと不思議と自分の手が自分の手ではなくなっていくような感じがした。
フニフニとささやかな膨らみで遊んでいると胸のさきっちょ…乳首が硬くなっていくのが分かる。
段々と揉んでいる手にも引っかかるようになってきて、手のひらで軽く擦るだけで思わず背中が丸まってしまう。
「ぁあ…」
手のひらに伝わるその感覚と、おっぱいの先からジンと伝わる両方の感覚を味わう。
きっとカメ子はこの手のひらで…パラ子さんはおっぱいでそれぞれに感じているに違いない。
彼女達のことを考えると、そのたびに隣の部屋で嬌声が上がっているのに気が付く。
…ホント、お楽しみ中なんだから。ズルイなぁ…。
「んっ…きもち、いぃ…」
鼻に抜ける自分の声をスパイスに、もっと感じようと丸まる背中を精一杯伸ばしておっぱいを突き出す。
寝転がっててもこうやって背中をそらせばそれなりに大きく見える…。
手のひらはおっぱいを潰すように激しく捏ねるようになってきた。
潰れちゃったらどうしようとも思ったけど、この手は自分の手じゃない…だから止まらない。
「ぁ…痛っ」
やがて、乳首が下着そのものを持ち上げるくらいにまで主張を始めるようになる。
コレくらいまで乳首が大きくなっちゃうともう手のひらで不用意に捏ねくり回すのは痛みを助長させるダケ。
胸の先の痛みで自分の手が止まった。そのままベッドに手を投げ出して大きく息をつく。
「はぁ…ん! ぅっ」
呼吸するだけで少しゆったりめな私の下着と乳首が擦れて余計に感じちゃう。
両手を投げ出したまま乳首の感覚だけが鋭くなっていく。
「「はぁ…はぁ…」」
曲げ続けていた腕の痺れが取れると、二回戦目。今度のFOEは私の乳首です。なんてね。
服の上からも自己主張を続ける自分の乳首を親指の爪先で軽く引掻く。
「あんっ」
鋭い。面から点の刺激に変わったのだから当然かな…。
そのままカリカリと何度も爪先で引掻いて乳首から伝わる刺激を楽しむ。
気持ちいい。爪先が乳首を弾く度に、おっぱいが軽い弾力で元の位置に戻る。
なんだろう…引掻くたびに弓を引き絞っては放つ感じ?
それとも自分の乳首が楽器で、音色が快感で、指先で演奏している感じ?
「はぁ…あんっ…あんっ」
とにかく気持ちいい。日夜こうやって開発を続けているのだ、小さいけれどきっと感度は他の女の子よりも数倍は良いハズ。
っていうか実際、おっぱいをこうやっていじくりまわしているオカゲで皆と冒険に行くときも、気をつけて普段よりもタイトな下着を着けているのだ。
このパジャマのようなゆるい服だと、刺激がありすぎてきっと冒険にならない。
普段冒険を共にしている仲間が実は緩い服を着ているだけで感じちゃうような変態だとはまさか気が付かない…よね?
自分で自分のことを変態だと卑下すると余計に興奮する。そうだ、私は変態さんなんだ。
ああそうか、変態を自負する人はそうやって快感を得ているんだ。
私も、同じ…。
「やぁ…あんっ」
布越しに得られる快感は、例えるなら緩やかな上り坂。自分から積極的に快楽を引きずりだして上り詰めていく。
ゆっくり、ゆっくりと水位を上げる浴槽のように、私の身体を埋没させていく。
そのもどかしさに我慢できなくなってしまった私はプチプチとパジャマのボタンを外していく。
ボタンを外して胸元を開くとむわっと、自分の汗の匂いが立ち込める。
…身体が、熱い。胸を隠している下着を捲り上げるとひんやりとした外気が火照った身体を包む。
トクン、トクンと心臓の鼓動に合わせて桃色の乳首が震えている。早く弄って欲しいとねだっているよう。
勢いに任せて自分の胸を強く揉みしだくのも魅力的だけど、最近のお気に入りはコレ。
両方の手のひらを乳首に当ててそのまま円を描くように回す。
すぐに乳首からさっきの服の上から引掻くのよりも何倍も鋭い快感が生まれる。
手のひらには、快感に硬く膨れ上がった乳首のコリコリとした感触。
「あふっ…コレ…いいよ、ぉ」
時々手のひらに軽く力を込めて乳首をおっぱいの中に押し込む。
すると息の詰まるような快感が背筋を走り、おなかの奥へ奥へと駆け込んでいく。
ゾクゾクと身体が震えて腰の辺りがじんわりと痺れる。
女の子の日には辛くて仕方が無いその場所が、快感を貯蔵して熱く火照っているのがわかる。
弄っているのはおっぱいだけなのに、快感は下の方にも繋がっている。
…ぱんつが濡れてきてる。これ以上感じちゃうとズボンが汚れちゃう…。
乳首への愛撫を止めてパジャマのズボンをずり下ろす。太ももが外気に晒されてまたひんやり。
けれどそれくらいで熱い私の身体が冷えることは無かった。
私は今、パジャマの胸元を大きくはだけて、下着を捲くりあげ、
ズボンを足に引っ掛けてぱんつを晒したカッコでベッドに寝転がっている。
そのぱんつは、おしっこ以外の液でしっとりと濡れている。
「こんなカッコ、誰にも見せられないよね…」
「うふふっ…そ〜ねぇ」
えっ……!!
身体に大雷嵐が走る。
声のした方…机の椅子にはダハ姉さんが腰掛けてこっちを見ていた。
「ええぇぇええええええええ!!!!????」
「あんまり大きな声だすと隣に聞こえちゃうわよぉ?」
そんなダハ姉さんの言葉なんかお構いなしにバババっとパジャマを着込む。
見られた。見られちゃった…。よりによってギルド一の変態と噂されるダハ姉さんに。
「あらぁ…? そのままでもイーのにぃ」
「いいい、いったいいつからソコに…!!」
ギギギと油が切れた人形のように、身体の間接が音を立てている。
「パラ子とカメ子のエッチしてる声に聞き耳立ててるアタリからかしらねぇ〜」
つまり…最初から。最初から私の行為は一挙一動、ダハ姉さんに見られていたんだ。
恥ずかしさに頭が沸騰し、同時に仲間に私の性癖を知られたという事実が、
私の立場をガラガラと崩していく音が聞こえた…ような気がした。
「な、なんでっ…!?」
「夜、這、い。…って知ってるかしら? 古い言葉でね、男が女の寝床に忍び込んでエッチすること」
「エッち、って…ダハ姉さんは女性じゃないですかっ!」
「そんなの些事よ。些事、小さい小さい」
「小さくないですよっ!!」
「小さいのは貴女の胸ダケよ♪ 感度がイイのは認めてあげなくもないけど…」
(イ、ッ、イきたいよ、ぉっ!)
小さいと言われた事に反論しようとしたら、絶妙なタイミングでパラ子さんの嬌声が隣の部屋から響いてきた。すっごく切なそう。
「あんな声、聞いちゃったら寝られるワケ無いしね。
どうせ貴女のことだからあの声オカズに一人で慰めてるだろうと思ってこうやって忍び込んでみれば、ビ、ン、ゴ♪」
「知ってたんですか…?」
「匂いで分かるもの。発情した獣の匂い。男を誘う淫靡な雌の匂い。何よりも……同類の匂い」
イイワケデキマセン。自分で自分が変態だって自覚あるし…。タダそれを仲間には隠していただけで…。
同類…かぁ。言われてみればそうかも知れない…。
(ば、ろっ…と、イきたいのぉっ! ゆびっ、ゆび、なか…なかにいれてぇ!)
「ね〜、だからサ。一人よりも二人でシましょう? 一人で非生産的な活動に勤しむよりもずっと気持ちイイはずだから」
う〜ん…ひょっとしてコレはエッチのお誘いなんじゃないかしらないかしら?
ダハ姉さんのお誘いは魅力的だけど、これに応じてしまったらホントに私は自分で自分を変態だと認めてしまうことになっちゃう。
小指の欠片程に残された理性がそう訴えている。
「非常に魅力的な提案ではアルノデスガ…その、エッチっていうのは男女でするモノでは…?」
「あら…そうだったかしら? パラ子とカメ子の絡みを想像して興奮してた子が何を言い出すかと思えば…」
「う゛……」
「どーしよっかな〜? 皆にメディ子ちゃんは毎晩自分で慰めてる淫乱なオンナノコですって…言いふらしちゃおっかなぁ?」
「!!?」
ダメ…! それだけは全身全霊をかけて拒否します。じゃないと私のイメージが…。
目の前に居る人と同類だって思われるのでさえ嫌悪感で一杯なのに…。
「そ、そんなことしたら私、もう皆と一緒に冒険に出れません!!」
「あらぁ〜? でもでも、メディ子ちゃんが淫乱なのはジ、ジ、ツ、でしょう?」
「それでもっ!!」
「ぇ〜。 仲間増やしたいなぁ、私」
捕らえどころの無いダハ姉さんは言葉の駆け引きに置いても捕らえどころが無かった。
巧み、というのとはまた違うんだけど、こっちの言いたいことが上手く伝わらない感じ。
しかもそれを全て分かった上で故意にやっているのだから余計にタチが悪い。
どうかこのコトだけは黙っておいて欲しい、ただそれだけなのに…。
「お願いです…!」
「ん〜」
きっと私から折れないとこのままずっと平行線だろう。
ダハ姉さんは私からの言葉を待っているし、他の言葉を耳に入れるつもりすら無いんだ。
「……ダハ姉さんの条件飲みますから!!」
この言葉を待っていたのだろう。ダハ姉さんはにぱぁっと笑い、嬉しそうに答える。
「あらあら、……ホントにイイの?」
「それで皆に黙っててくれるなら……」
私としても悪い条件では無いハズ…。自分で慰めていて準備ができている身体は期待に疼いていた。
「じゃあ、追加オーダーしちゃおっかな?」
またワケのわからないコトを言い始めたよこの人は…。
「私の目の前でオナニーして頂戴。それで貴女のコトは今夜限りダケにしてあげるわ」
「オナニー…?」
聞いたことの無い言葉だった。ソレが多分…イヤラシイことだっていうのは分かるケド…。
「オナニーって言う言葉、知らなかったのね。いいわ、教えてあげる。オナニーっていうのは古い言葉で自分で自分の身体を慰めるコト。
メディ子ちゃんがさっきまでやってたコトよ。だから、それを私の見てる前でシてね、リピートアフタミー?」
「えぇ!!」
「…イヤなのかしら?」
「恥ずかしいですよ!!」
「今の今までその恥ずかしいことを散々やってたのに? 小さいお尻がもぞもぞ動くの見て私も感じちゃったのになー。
メディ子ちゃんが興奮してはぁはぁ言ってるの、可愛くてだぁいすき♪
きっとオナニーしてくれなかったら明日もこーやって忍び込んで観察しちゃうわよ?」
願い下げ。
「…わかった、わかりました。わかりましたよ! やれば良いんでしょやれば!」
「わぁい♪」
半ば自暴自棄に自分のパジャマを脱ぎ捨てる。完敗だった。さっさと終わらせて今夜のことは忘れてしまおう。
きっと明日になれば悪い夢でも見ていたと思って綺麗サッパリ、無かったことになってくれるはず。
そうだ…今の私は私であって私じゃない。ダハ姉さんに強要されたから仕方なくやってるんだ。
だったら言いなりでも…イイかな? ダハ姉さんのことだから言うとおりにしてればきっと気持ちよくなれる…。
そう思ったら強ち今の状況も嫌悪するようなものではないことに気が付いた。
「じゃあ良く見えるように壁によっかかって…そう。足を開いて…私はココから見てるから、いつも自分でシてるの思い出してやって見せて?」
「…はい」
――ギシ
っとベッドが軋み、ダハ姉さんが私の目の前に寝転がる。
上下の下着だけになった私は壁に寄りかかるように座り込み大きく足を開いた。
開いた足の間にダハ姉さんの顔が見える。なんていうか…特等席?
視線が合うと恥ずかしくて足を閉じちゃいそうになるので目をギュッと瞑って、
今、自分は一人なんだという暗示をかける。一人…一人…うん、一人だ。
「ちょっと…目を瞑ってたらメディ子ちゃんの欲情した瞳見れないでしょお? ちゃんとこっち見なさい」
注文の多いギャラリーは無駄に存在感を醸し出していた。
「どうしても…そっち見ながらじゃないとダメですか…?」
「当然よ。当然。…それにね、きっとメディ子ちゃんは見られた方がコウフンしちゃうわよ?」
「…」
「だから、ね、ホラ、ちゃんとこっち見てね、私も見ててあげるから」
仕方ないのでそのまま始めることにした。
ダハ姉さんと視線が絡み合う度に恥ずかしさに足がガクガクしてしまうのだけど、
彼女の言うとおり、見られてガクガクと足を振るわせる自分が…なんか可愛く思えてきた。
私はダハ姉さんみたいに自分のこと大好き人間じゃないのになんだか今の状況にゾクゾクする。
ダハ姉さんの言葉はまるで魔法のように染み込み私をソウイウ身体に作り変えているような気がした。
背中の方からは微かにパラ子さんとカメ子の声が聞こえる。まだまだ彼女達の宴は終わらないらしい。
彼女達が結ばれる声を呼び水にさっきまでシていた感覚を思い出して性感を高める。
……胸は十分に弄っていたので今度は下の方、だよね。
「…んっ」
下着越しに興奮で濡れている割れ目をなぞるとクチュっという音がして指が軽く沈み込む。
ぱんつを少しだけ襞々に食い込ませて湿気を吸収させる。
すると食い込んだぱんつが襞々からクリトリスまで、指が往復できるくらいの溝ができる。
指を当てて上下に動かすと皮と濡れた下着に包まれたクリトリスに鈍い刺激が走る。
身体の出来は、このクリトリスで確認できる。痛いだけならまだまだ愛撫が足りない。
今はピリピリと痺れるような快感が走っている。……上出来だった。
女の子の孔から溢れ出てパンツを濡らしている液体を指で掬い、そのまますぐ上のクリトリスに擦り付ける。
思わず腰が引けてしまうけど、後ろは壁なのでそれ以上腰が逃げることは出来なかった。
逃げることができないということは=快感が逃げられないということ。
このまま快感に溺れていったら私はどうなっちゃうんだろう…?
考えると不安で堪らなくなるけれど、指は私のそんな考えとはお構いなしに、別の生き物のように上下運動を繰り返し、快楽を貪っている。
怖い…けど……怖い以上に、気持ちいい……。
「あっ…あっ…あんっ」
私の心臓の鼓動に合わせて滾々と快感の証を吐き出している泉は止まることが無い。
ひょっとしたら身体中の水分がソコから流れ出ているんじゃないかと思うくらい…。
「きゃ〜♪ すっごい可愛いわよ、メディ子ちゃん…私もコウフンしちゃうなー」
ダハ姉さんの声が私の集中力を途絶えさせること無く、更に油を注ぐ。
可愛いって言われた。ココをこんなにいやらしく濡らしているのに、…可愛いって。
――クチュクチュ
溝を擦る音が一段と水っぽくなっている。もう私の下着はあふれ出る水分を吸収しきれないのだろう。
そこに目をやると私のぱんつは布としての機能さえはたすことなく、愛液で透け透けになっていた。
上から見えるのはその程度だけど、目をキラキラと輝かせながら魅入っているダハ姉さんには、
私のまだ余り生えそろっていない陰毛や、快感にぷっくりと膨れ上がったクリトリスが丸見えなんだろう…。
…そう考えると、ぱんつ穿いているってかえってヤラシイんじゃないかな。
「…ダハ姉さん」
「なぁに?」
「あの…私のソコ、どうなってます?」
ダハ姉さんの目には、どんな風に映っているのか気になって聞いてみた。
恥ずかしいんだけど…頭がぼ〜っとして、私が私じゃないみたいな感じがしたから、
今ダハ姉さんの目の前でオナニーをしている私と、この私はきっと別。だから恥ずかしいこと聞いたって大丈夫…。
「くす…パンツが透けててメディ子ちゃんの女の子も、クリちゃんもハッキリと見えるわよ。毛はすこーし薄いのねぇ。
エッチなお汁がぱんつから溢れてシーツも…っていうかメディ子ちゃん、お漏らししたみたいにシーツびしょびしょなの気が付いてない?
ぜ〜んぶメディ子ちゃんのココから流れ出たのよ? ふー。あっ、息吹きかけると孔がビクビクしちゃうのまで見えちゃうわね。可愛いなぁ。
……ねぇ、メディ子ちゃん。私にこうやって見られて、しかも実況中継までされて、すっごい感じるでしょ? 感じないわけ無いわよね?
自分のココがどうなってるか気になって私に聞いちゃうくらいだものね。ふ〜。あはは、おもしろ〜い。エッチな子。好きだなぁ私」
ダハ姉さんがそうやって息を吹きかける度に、愛液に濡れたソコが急激に冷やされる。
その刺激がクリトリスにとってはまた新しい快感となって私を震わせる。
「んゥ…」
ダハ姉さんからの息吹を感じたいから指を上下に擦るのはやめてクリトリスに中指の指先だけが当たるようにして
ポンポンと軽く叩いて刺激を与える。元々、女の子の方じゃ快感を得てなかったからこっちでいい。…こっちのがイイ。
こっちに変えたらダハ姉さんが時折吹きかける吐息が急に熱を帯びたものに変わったような気がする。
灼ける…熱い。
「ひゃァンッ…アンッ」
ダハ姉さんの吐息が熱いよ。ダハ姉さんがいつの間にかさっきよりも身を乗り出していた。
そのまま舌を伸ばせば私の垂れ流した愛液を舐め取れちゃうくらいに…。ああそっか。だからさっきよりも…熱いんだ。
ダハ姉さんの瞳はキラキラからとろーんに変わっている。混濁、陶酔…。興奮している瞳。
私の女の子の証を見て……ダハ姉さんが興奮してる。感じてる。もっと見て…もっと感じて、感じさせて。
ダハ姉さんのサラサラの金髪が内腿を撫でたらゾクゾクが止まらなくて思わずキュっと足を閉じてしまった。
「あひゃっ…んんム…!?」
挟まれるダハ姉さんの頭。いつもの余裕とは裏腹に手足がバタバタ。
「もう…もう…止まらないよぉっ! …ンッ!」
理性の敗北宣言。ダハ姉さんの後頭部を押さえつけて自分の股間にグリグリと押し付ける。
腰を激しく振って気持ち良いトコロ…クリトリスを刺激する。
「はぁ…んっ、ダハ姉さん…あんっ…ごめ…ンッ!!」
「ンー!!! ンー!!!」
頭の後ろの方が白く焼け付き、ぼんやりがさらに加速する。おしっこするのを我慢している時みたく、あそこがジンワリと痺れる。
ダハ姉さんの顔でクリトリスを刺激するたびにそのジンワリがクリトリスからあそこの奥へ奥へと広がっていく。
もう少し…もう少し…。
「ンー!!! ぷぁっ」
ダハ姉さんが頭を押さえつけていた私の腕を強引に引き剥がしソコから逃げ出してしまった。息を切らせて肩を上下させている。
擦り付けるものがなくなってしまった私の女の子は、我慢できない程疼いてて早くイきたい、イきたいと切ない声をあげている。
その声に導かれるままに、左手で女の子の孔を、右手でクリトリスを激しく弄り始める。
ダハ姉さんが居ても…もうどうでもイイ。今は行き着くところまでイきたい。
「アンッ…ふぁあ…イイ!! イイよぉ!」
「はぁ…はぁ…はぁ…もう…。メディ子ちゃん、ホントに見込みあるわぁ。…そんなにがっつかなくても、イかせてあげるわよ」
ダハ姉さんはそういうと絶頂を求めて蠢く私の両手を掴んだ。名残惜しそうに愛液が糸を引いている。
「あぁン…」
そのまま両手を頭の上まで移動させられた。
イきたくて疼きまくっている私の身体、自分で慰めることもできなくなってしまった。
「また押し付けられるのも屈辱的だし、少しはダークハンターらしいところ見せちゃおうかしら? …アームボンテージ!!」
ぐるぐると鞭で拘束される私の両手。縛られる…と言うことは私の手に代わってダハ姉さんが弄ってくれるんだぁ…。
考えただけでまたおなかがキュンとなって濡れてくる。今の私の身体は縛られているという事実さえ快感へと変えてしまうらしい。
縛られている私を見て舌なめずりをしているダハ姉さん。
あまりにも魅力的で、彼女と視線が絡み合うだけでまた女の子が疼く。
同じ女の子のハズなのに、彼女の美貌は同性である私すら虜にしてしまうようだ。
私の愛液を顔中に散りばめて、ランプしか灯すものの無い薄暗い部屋ではキラキラと輝いて見える。
普段はルージュとグロス、チークで薄い化粧をし、香水を身体にふりまいているだろうダハ姉さん、
今は私の愛液で化粧をしているようなものだった。勿論香水は私の体臭…。
我ながら考えることがえっちぃ…。
「ぱんつは邪魔ね。脱がせるわよ」
既に前の部分だけじゃなく後ろにまで恥ずかしい染みが広がっているぱんつ…というよりは水分をたっぷり含んだ布が、
ダハ姉さんの指に絡めとられてずり下ろされる。右足首に引っかかったけれどそのビチョっとした気持ち悪さで思わず蹴って放り投げてしまった。
どさっとかなり重たい音がして部屋の片隅に落ちるぱんつ。後で洗うから…ごめんね。
布一枚とはいえあるのと無いのではその感覚が全然違った。
私のあそこから今も流れ出ている愛液は、ぱんつという緩衝材に吸収されることなく、直に私の身体から溢れ出す。
雫は私をくすぐりながらとろりとろりと谷間を流れる川のようにそのままお尻の方まで伝っていき、今度はシーツへと吸収される。
冗談とかそういうレベルではなく、もうお漏らし以上にシーツには染みが広がっているハズだ。
微かにそんなことを考えるだけの思考回路は生きていたが、すぐにまた快感の波に押し流される。
「わ、わ、わ。もうすっごいドロドロねぇ。足突っ張っちゃって、
おかげでワザワザ開かなくてもメディ子ちゃんのココ、全部見えちゃってるわよ。
クリちゃんもビンビンに勃たせちゃって。インランな娘だわねぇ。あ、ホラ、私の言葉でまたお汁が出てきちゃってる。
お口が男の子のおチンチン食べたいようってヒクヒクしてるわぁ。クスッ…処女なのにね。
もし私が男の子だったら今すぐこのお口におチンチン食べさせてあげちゃう。
処女膜破って、突っ込んで、掻き回して、抉って、気持ちいいところゴシゴシ擦って、
精液をタップリと注ぎ込んでメディ子ちゃんとの子供作っちゃうのになぁ…残念だわぁ」
ダハ姉さんがもし男の人だったら…今の私は有無を言わさず処女を奪われてたんだぁ……。
その言葉で私にも男の人を魅了するだけの魅力があるってことに気が付いてまたヒクリ、とあそこが震える。
ソレを見てまたダハ姉さんが口を開く。
「可愛い娘。ホントに残念だわ。…でも、女の子同士だからこそ、気兼ねなく理性吹っ飛ばしてあげちゃう。
男の人とするよりも何倍も何倍も気持ちよくさせてあげるわよ」
そっか…男の人とするなら避妊とか考えてやらないとダメなんだよね…。
冒険者として生活していくなら妊娠するなんてそれこそ冒険者生命の危機だし。
その点、女の子同士ならそんな心配しなくていいんだぁ。ダハ姉さん、あったまイイなぁ。
急に、同性同士でエッチするという行為が、とても素晴らしいものだと思えてきた。
ニンゲンだったら性欲なんてあってトウゼンだしね。それを処理するなら女の子同士でするのが冴えたやり方だよね。
「あ、そ〜だ。確かメディ子ちゃんアレ、持ってたわよね〜?」
アレ…って、なんだろ…?
ダハ姉さんは私の鞄をごそごそしている。
そこに入っているのは包帯や薬品類とお菓子、日記帳にヌイグルミくらいなのに…。
「あったあった、ふっふ〜ん。コレで更にブッ飛べるわよ」
視界がぼやけてたから何を取り出したのかは分からなかった。でも…ダハ姉さんは更なる快楽を約束してくれた。
ダハ姉さんは私の前でソレ…小瓶? のようなものをシャカシャカとふり、蓋を開けた。
――キュポン
と勢いの良い音がしてその小瓶のようなものの蓋が開く。
あの色の瓶は…たしか…。
「…貴女に天国見せてあげるワ」
小瓶の液体を少しだけ口に含むと私の唇に口を重ねてくる。
ダハ姉さんの唾液が混じりドロッとしたその液体が私の口の中に広がる。
「…んぷ!」
強烈な薔薇の香り、鼻を突き抜けるツンとした刺激。アクセラVだ…!!
余りにも強力な効果の為、香水として身体にふりまくだけで十分に威力を発揮する精神加速剤。
飲み込んじゃイケナイ。これを飲み込んだら正直、命の保障が無い。
「ん…」
アクセラVと共に口内にダハ姉さんの舌が侵入してきた。
一つの生命体のように私の口内で暴れまわるダハ姉さんの舌。
ダハ姉さんが前歯の裏の歯茎を這うと頭に霞がかかったようになる。
嫌悪感など微塵も無く、這うがまま、暴れるがままにさせておく。
ダハ姉さんの舌に対して抵抗しようとかそんな考えは無かった。
こんなに気持ちいいのに、抵抗すること自体、どうかしてる。
這い回ったところから根こそぎ性感が引きずりだされる。
とうとうその快感発生装置が私の舌を捕らえた。
ビクンっと身体が勝手に快感の反応を返し、ダハ姉さんの舌に積極的に絡む。
薬品の味とダハ姉さんの味が混ざり合ってこの上ないほど…美味しい。
二人の口内を行き交うアクセラVのピチュピチュという水音が静かに部屋に響き渡っていた。
キスがキスでは無く、それだけで性交渉と成り得るまでに昇華されてる。
なに…これ…?
――ゴクン
喉が鳴った。……私の喉。アクセラVを嚥下した証。
「ぷぅ…! えっへへ〜♪ 今の感じたでしょう? 私の本気べろちゅー」
「……はっ、はっ」
すぐに身体が勝手に酸素を求めて激しい呼吸をする。
鼻の穴と口が思いっきり開き、出来る限りの空気を取り込もうと必死になっていた。
ドクンドクンと脈打っていたハズの私の心臓がバクンバクンと破裂しそうな音を立てている。
「ひぇ…かふッ…はふッ」
言葉が言葉にならない…。
私が何か言おうとしても口と肺とを往復する空気に阻まれて意味を成すような音にはならなかった。
「暫くは呼吸するのに必死でマトモに喋れなくなるわよ。即効性なのが嬉しいわよねぇ。ブーストブースト」
ダハ姉さんが何を言っているのかが分からない。
こうやって頭で考えることはできるんだけど、外から入った情報が全然処理できない。
お酒に酔った時でさえこんなコトにはならないのに…。
「大丈夫……死にはしないわよ。私もオナニーのネタとして興味本位で飲んだことあるもの。でね、今の貴女は――」
「ひぐぅ!!!!???」
ダハ姉さんの指がツツーっと私の肌を滑っただけなのに気絶しそうな快感に襲われた。
身体がプルプル震えてボンっと頭のドコかが破裂した。
「こうやってかる〜く触っただけでもイっちゃう程、ビンカンになってるの。
どこ触られたか分からないでしょ? 全身クリちゃんになっちゃったみたいだものね?」
自分がどこを触られたのかもワカラナイ。ドコ今の?ドコを触られたの私??
「鎖骨触られただけなのにねぇ」
頭の中が消し飛ぶ程の快感の中、なんとかダハ姉さんの言葉を拾い集めた。さこつ??
……鎖骨を触られただけでイっちゃったの私。
コレでクリトリスや、女の子の孔を弄られたら私は即死するんじゃないだろうか?
こんなときの為に医術防御U覚えてればよかったのに。
恐怖感と、体験してみたいという好奇心がない交ぜになって私の思考を攪拌させる。
「ふふっ、身体は理解が早いわね。太もも擦り合わせちゃってる姿、可愛いわぁ」
トンッと身体を押され、ベッドに押し倒された。ダハ姉さんがのしかかって来る。
涙でぼやけた視界には興奮を顔に浮かべているダハ姉さんと、天井しか見えなかった。
「さぁ…私に溺れなさいナ…」
下着の間に手を滑り込ませたダハ姉さんの指が私の乳首を摘む。
カチカチに硬くなった乳首を解すように柔らかく摘まれる。
母親になればそこからミルクを出して子供に与えるだろうトコロが爪先で押しつぶされる。
息が詰まって窒息しそうになるのを堪えながら、私は悲鳴を上げた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あああ!!!!」
背中が激しく反り返って引き裂かれる。両足が快感の逃げ場を求めて空中を蹴る。
両手も本当ならシーツをギュッと握りたいのに、縛られたままなので突っ張らせるしかない。、
素人が腕を縛ったら酷い痣を残しそうなのに、ダハ姉さんの技はガッチリと私の腕を固定してて離さない。
千切れてしまいそうなくらいに身体が捻れて、快楽で全身が吊ったみたいになる。
さっきからずっとイきっぱなし、腰の痙攣が止まらない。
「ふぁっ!! ぐぅ……あっ、あっ、アッ!!!」
指で乳首を弄るのをやめたダハ姉さんは、今度はその唇で私の乳首を摘んでいた。
所在無さげにしていた右手は、私の太ももを割って入り、熱く脈打つ泉へと伸びようとしていた。
「……ッ!!!!!」
ダハ姉さんの指が軽くクリトリスを弾いたのだろう。
叫ぶのすら忘れて反射的にまた背中を大きく反らし、今までで一番激しい波が私を襲った。
私の膣の一番深いトコロで女の子が弾けた。
――パキン
と何か枝が折れるような音が私の頭のどこかで響いた。
イっている余韻に浸る暇も無く、連続的にやってくる波に、私の頭はとうとう壊れてしまったようだ。
完全に思考と身体とが分断されている。快楽を求めて勝手に動く身体を止める術はもう無かった。
「気持ちイイでしょう?」
「う゛ぅ〜!! イイ…よぉ!! あぁあああ!!」
ダハ姉さんの指先が私のクリトリスを追い回す。
充血して膨れ上がったクリトリスがクニクニ潰され、腰が大きくうねる。
「こっちのお口にも飲ませてあげるわね。大丈夫、処女膜破るようなヘマしないから」
「あ゛…」
ダハ姉さんの言葉を認識する間も無く、私のソコにさっきの小瓶が突き立てられた。
襞々が瓶の口を飲み込むとひんやりした液体が女の子の孔に流れこむ。
冷たかったのは一瞬で、すぐにその液体は身体を焦がす灼熱の溶岩流となって膣に浸透していく。
――トプトプトプ
ダハ姉さんは瓶が空になったのを確認すると膣から小瓶を抜き取りベッドの片隅に転がした。
掴むものを失った私の膣は満たして欲しいのに何も与えられていない居心地の悪さに鳴いている。
女の子の孔は私自身の愛液とアクセラVとが混ざり合った液体で満たされていた。
時々聞こえるコポっという音は私から溢れ出た愛液が気泡になって弾ける音だろうか。
ここはこんなにも熱く硬いモノを求めてヒクついているのに私の膣に入ってくるのは熱いダケの液体。
…溺れている。そんな表現がピッタリな気がした。
「可愛いお尻を淫らにふりまくってイきなさい。何も考えられなくさせてあげる」
膣にダハ姉さんの指が突き立てられる。ぬぷっとぬかるみがその指を飲み込んだ。
気持ちイイ…。女の子を襲う異物感が、とても自然なものに感じられる。
この孔は何かが挟まっていてこそ本来のカタチなんだ。
気持ちよければソレが何だってイイ。指が孔とクリトリスを蹂躙する。イイ。
ガックンガックンと身体が更に高みを求めて淫らに震える。
連続的に私を襲っていた波が全部一緒くたに、高波になって私を高いトコロ、高いトコロへと押し上げた。
イイ…、イイよぉ。どんどん、どんどん高く上がっていく。
「あああァ、ああ、んんんぅ、ぁぁあああ、ァッ、あああああぁあああ……ヒぁああ!!!!!」
爆ぜた。
めくるめく快楽に、とうとう私の身体は天国まで昇り切ってしまったらしい。
ダハ姉さんの身体が私を柔らかく包んでくれたような気がして、その感覚を最後に私は意識を手放した。
…
――チュンチュン
「あ゛…れ?」
雀の鳴き声で目が覚める、窓の外が明るんでいる。
昨日のは夢…じゃなかった。完璧にその痕跡が至るところに残っている。
床に落ちてる私のぱんつ。びしょびしょで冷たいシーツ。
そして何より、私に身体をすり寄せながら眠りこけている素っ裸のダハ姉さん。
私は…女の子と一晩中エッチしてたんだった…。
「クシュンッ…ひぁ」
そりゃ裸で身体も濡れっぱなしで寝ちゃ風邪の一つや二つひいて当たり前だった。
おまけに腰にも全然力が入らないし…。こりゃ今日は冒険無理だね。…多分、お隣さんも。
四人とも動けないって、一人残ったメディ姉さんが変に思わなきゃ良いけど。
…まいっか。
「〜♪」
まだまだ夢の中に居るダハ姉さんの金髪を手で梳く。
メディ姉さんが扉をノックするその瞬間までもう少し、この幸せな瞬間を味わっていよう。
朝の静謐な空気をお日様がやんわりと暖める。
私の中で何かが変わっても、エトリアを包む朝は今日も同じ始まりを告げていた。
おしまい。
129 :
B2F:94:2007/03/28(水) 02:04:45 ID:oee7hwKq
一番最初に書いたパラカメ夜に出てたメディ子、ダハ姉と同じ人です。中の人同じ。
書き込んでから保管庫の方に直接投下すればヨカッタと反省。
長すぎですね(´・ω・`)
にしても自分、ホントに縛りネタ好きだなぁ…。
例によって例の如く、足りない分は各自脳内補完をば!
これはやばい……
完全に勃起した
ちなみに、同時系列におけるメディ姉さんのご乱交もあったりするわけですかね?
ここまでエロいレズ物があっただろうか
いやない
>>129 エロい! GJ!
ロリメディ可愛いよエロいよ;´Д`)ハァハァl \ァ l \ァ
―――夜。長鳴鶏の宿の一室にて。
「…うふふ、お目覚め?」
柔らかそうな金の髪の女性メディック――どういうわけか下着姿の――が、傍らで横になっているもうひとりの女性へと話しかける。
「ん…そうだけど…何なわけ、これ?」
「ふふっ、こんなのもいいかと思ってね。」
ギシッ―――
ベッドに横になったダークハンターの女性――こちらも金髪だ――が腕に力を入れると、その背中の方から――
蔓の軋むような音がした。
「あ、っ…」
メディックがダクハンの身体を撫でていく。優しく、妖しげな手付きで。
「どうしたのかな?そんな声出しちゃって…」
メディックの手はダクハンの胸の上へ、そしてビスチェの上からその豊かな胸を優しく揉む。
柔らかくゆっくりと、けれど執拗な責め。そして時折、彼女の蕾の場所を服の上から羽毛のようにそっと擦りあげる。
ダクハンはその微妙な刺激への不満から身体をよじるが、腕が不自由なため思い通りにはならない。
「ふふ…こんな刺激じゃ足りない?」
胸の上を円のように、しかし中心をわずかに避けながら愛撫する。
「…だったとしたら?」
憮然と言い返すダクハン。
うふふ、と笑うメディック。
分かっているんでしょう?と。
ダクハンはぶすっとした顔で、しかし頬を朱く染めて、
「もっと…責めてよ…」
消え入りそうな声で、
「…お願い…」
ビスチェのカップに手がかかる。
「…かわいい顔。」
ダクハンの太腿をその細い指先で撫であげるメディック。同時に口と手で揉まれついばまれる、むき出しになった胸。
腕を封じられ声を抑えることの出来ないダクハンの口からは、色っぽい喘ぎが漏れてくる。
「ダク、そんなに鳴いちゃ駄目。…すごく可愛いけど。」
腕の代わりにダクハンの口を塞ぐメディックの唇。
そしてその舌が、ダクハンの口の中を蹂躙していく。
「んっ…あふ…あっ…」
同時にショートパンツの上から脚と脚の間をゆっくりと、しかししっかりとメディックの指がなぞっていく。
その一番柔らかいところで、指はいやらしく蠢いた。
唇が離される。二つの口の間に、熱い糸が生まれる。
「あん、っ…はぁ…はぁ、っ…まったく…このヘンタイっ…」
メディックはニコリと微笑むと、
「んふ…ヘンタイはどっちかしらね?」
その手をスルリとダクハンのショートパンツ、そしてショーツの中へ潜り込ませる。
人指し指と薬指で秘部を広げるようにすると、中指がその中を掻き上げた。
クチュッ―――…
「あ、あぁんっ!」
一際大きな声が零れ落ちる。
少しおいてダクハンの目の前に差し出される手。
「うふふ、このヌルヌルは何なのかしら?」
目をそらすダクハン。
「…いつもより濡れちゃってるんじゃない?…もしかして腕を縛られてるのがいいのかしら?」
ダクハン、目をそらしたまま。頬の朱みが僅かに増したのは気のせいか。
「…別に、そんなこと…うぶっ」
今度は指がダクハンの口を侵していく。
「自分の商売道具でいやらしい気分になってるヘンタイさんには…お仕置き。」
指を咥えさせたまま、メディックはダクハンの胸を、耳を、太腿を、その口と空いた手で責め続ける。
摘まれ、舐められ、甘噛みされ、吸われていくダクハンの身体はどんどん桃色に染まっていった。
「これも邪魔でしょう?」
身体からビスチェとショートパンツが取り去られていく。露になる美しい身体。
細身ながら大剣すら難なく扱う彼女の身体のラインには、無駄の一つも無い。
そして今は腕を縛られ無防備なその肢体はたっぷりと上気し、見るものを誘っていた。
「綺麗な身体…うらやましい。見てるだけで…ドキドキしてくる。」
どこかぼうっとした表情でうっとりとため息を吐くメディック。
「そんなこと言って…メディだって、すごく綺麗で…んっ」
メディックの貪るようなキスが口を塞いだ。
唯一残ったエロティックなショーツの上から、メディックの指はいやらしい刺激を送り込む。
「あっ…やあぁ…んっ!あ…!」
快感を呼び起こすのに十分な、けれど上り詰めるにはまだまだ足りないメディックの指姦。
それでも小さなショーツの中心からは、止め処なく水音が溢れ出てくる。
「これも脱がして欲しいんじゃないかな?こんなに濡れちゃったいやらしいショーツも。」
いやに熱っぽい声で、詰問が投げかけられる。
「あ、ぅ!ん…う、ん…脱がして…あぁっ!」
すでに息も絶え絶えなダクハン。本能のままに、懇願する。
「ふふ…まったくもう…」
ダクハンの唾液と愛液で濡れそぼったメディックの手は―――今度は自分の秘部へと向かった。
下着をずらし、熱い陰裂の中へ…
……ク、チュ―――……
「あ、あっ……!」
「もう…この、インラン…」
・・・・
・・・・・
解放されたダクハンの手はメディックの秘部を、
メディックの手はダクハンの秘部を貫いた。
「あぁぁ…っ!!」
「んっ…!あっ!」
二人の蜜壷から熱いものが溢れ出す。
相手の痺れるような声といやらしい自分の声に酔いながら、
一糸まとわぬ姿になった二人は互いの唇を、舌を、秘部を、貪り合う。
「「んっ!あっ!あ、ぁっ!!あんっ!!」」
口の間で糸を引く粘液。蕩け合う妖艶な声。淫靡な水の音。
女達は知り尽くした互いの弱点を的確に、容赦なく責めあげる。
「あっ!ん…!気持ちいい…?」
「あぁっ!…ん…おか、しく…なりそうな…くらい、んっ!」
「良かっ、た…ダク…好きっ、あっ…!」
「…知ってる、よ…や、ぁんっ!…でも…私も、だよ…」
舌を絡め合い、乳首に優しく歯を立て、耳の中を蹂躙し、首筋を舌でくすぐり、
背中を愛撫し、胸を擦り合わせ、燃えるように熱い相手の中に埋もれた指を蠢かし……
そして二人の熱にうなされたような視線が、混ざり合い―――……
・・・
・・・・
・・・・・
「やれやれ…メディも十分ヘンタイだよね。」
「…ふふ、バレちゃしょうがないかな?」
「…まぁとっくにバレてるけどね。」
「…ねえ、ダク。」
「え?」
「ずっと…一緒だからね?」
「…なにをいまさら…」
「ん…」
「…」
「ふふ…ありがとう…」
「…おやすみ…」
136 :
夜は揺り籠:2007/03/28(水) 15:15:00 ID:9MpKG7lT
真面目に文章書いたのなんていつ以来だろうウボァーなんですけど
許して下さいまし。
姉さん方二人の百合でつた。
>>129 今まで百合ものってあんまりトキメかなかったのに、どんどん堕とされて行くメディ子に死ぬほどトキメきました
ダハ姉さん超GJ!!
おぉ!百合作品乙です!
メディ子可愛すぎッ…
>>136 お姉さまズGJ!
今日はどうした、百合祭りかここは。
保管庫の方、いつも更新お疲れ様です!
ふと気になったんですが、カップリングとかジャンルとかついてないものって、
あそこのミニ掲示板で、指摘とかしたほうがいいですか?
141 :
140:2007/03/29(木) 01:32:02 ID:WAqYWuwK
というか、言うだけ言って自分が動かないのもあれなんで、
今抜けてるあたりのリストを掲示板の方に張っておきます。>保管庫様
なんかの役に立てば幸いです。
各職人様も、間違いとかあったらどうかフォローをば……
百合スバラシス
>>129 超GJ…!「腰が引けなくて快感から逃れられない」の
くだりあたりだけで5回はイってしまいそうだ…
144 :
フェチ男:2007/03/29(木) 11:50:15 ID:VgV4HVIh
どうも、フェチ男です。 ネタが固まったので投下しますです。
相変わらずフェチ注意でし。 しかも今回はフてんこ盛り。 長いです。
「さて、今日も何か面白いことでも探しに行きますか」
フェチハンター・ダク男は今日も自らの欲望を満たすべく、宿内をウロついていた。
「はっ! せい! でぇぇぇぇいっ!」
「ん? この声は……」
中庭付近を通りがかった際、聞き覚えのある声が耳に届く。
声の主を探すと、中庭で何体ものカカシを相手にブシ子(サラシ)がカタナを振るっているのを見つけた。
「お、あれに見えるはブシ子じゃないか。 相変わらず修行か、精が出るねぇ」
「まぁ、俺は何時も精を出しっぱなしだが。 ぶはははは! おもしれー、俺サイコー! ナイス!」
下らない独り言(しかも下ネタ)に自ら大爆笑するダク男。
ひとしきり笑った後、ふと思いついたように考えを巡らせる。
何かを思いついたダク男は、ブシ子に近づいていった。
「おう、ブシ子。 頑張ってるな」
「やあっ! とうっ! ……はぁ、はぁ……これはダク男殿。 如何なされましたか?」
「いやあ、修行に精が出てるようだから、差し入れをな。 ほれ」
そういってダク男はブシ子に一本の瓶を差し渡す。
「やや、これはかたじけない。 メディカですか、有難く頂戴いたします」
「おう、グイっといってくれ」
「んく、んく、んく……っはぁ……」
「相変わらず凄ぇ太刀筋だな……焼け焦げたカカシに、四分割されたカカシに、腹に穴開いたカカシ……」
「いえ、手前はまだまだです。 レン殿や、ギルドメンバーの方々には到底及びませぬ」
「レンか……あいつはともかく、ウチのギルドで一番つえーのはお前だと思うがね、俺は」
「そんな! 手前はただ目の前の敵を斬ることしか出来ませぬ。 ダク男殿のように攻撃もサポートも兼ねた攻撃はとても……」
「まぁ謙遜すんなよ。 リーダーも他のメンバーも、もちろん俺も、お前の実力は認めてるぜ」
「あ、有難きお言葉……手前には勿体無いです」
「今日はまだ続けるのか?」
「いえ、今日はこれで仕舞いにしようかと。 疲れを残すと明日の迷宮探索にも支障をきたします故」
「そうか、だったらこれから俺の部屋に来ないか? お前がギルドに来てから、ゆっくり話をしたことも無いしな」
「え、ダ、ダク男殿の部屋に、ですか……?」
「おう。 ……おっと、わりぃ。 流石に抵抗あるよな、ははっ」
「い、いえ! 手前で宜しければ、喜んでお伺いします」
「お、そうか? じゃあ、遠慮しないで来てくれ」
「はい!」
こうしてダク男はブシ子を自らの部屋へと案内する事に成功したのだった。
「ギルド唯一の男性メンバーって事で冷遇されてるから、ちと狭苦しいが勘弁な。 ほい、粗茶だが飲んでくれ」
「あ、お気遣いなく」
「それにしても、お前がギルドに来てからもう一ヶ月か。 短い間に何度助けられたか数え切れんね」
「そんな……手前は何も」
「いやいや、お前が居なかったら倒せなかった奴とかも居たしな。 お前は凄いよ、うん」
「褒めすぎです、ダク男殿……」
顔を真っ赤にしながら照れを隠すように茶を啜るブシ子。
そんなブシ子をニヤニヤしながら眺めるダク男。
他愛の無い話を一時間も続けた頃だろうか、ブシ子の様子がおかしいことにダク男は気付く。
「(そろそろ効いてきたか)」
145 :
フェチ男:2007/03/29(木) 11:50:58 ID:VgV4HVIh
「ぅ……はぁはぁ……」
「ん? どうしたブシ子」
「い、いえ、何もあり、ませぬ……」
ブシ子の異変が何なのかを知りながら、ダク男は優しい言葉をかけていく。
「体調が悪いのか? 大丈夫か……?」
「ひゃあうっ! だ、だいじょう、ぶ、です……!」
ダク男がブシ子の肩に手をかけると、一瞬ブシ子の声に嬌声が交じる。
「(こいつぁ効果抜群だぜ)」
「具合が悪いんだったらメディ姉のところに行って診てもらったらどうだ」
「ひ、ぃっ……! ダ、ダク男殿っ……はぁっ! て、手前は何、も……!」
耳元で息を吹きかけながら囁くだけで、過敏に反応を示す。
「動けないのか? だったら俺が診てやるよ」
「あっ!? いやっ!」
ダク男は言うやいなや、ブシ子の服を脱がしにかかる。
だがそこはフェチハンター、上半身の羽織と下半身の袴だけを脱がしていく。
数秒後、ブシ子はサラシに足袋と草鞋だけという姿でベッドに寝転がされていた。
脱がされていく間にも、ブシ子は衣が肌に擦れるだけで息を荒げていたのだった。
「はぁっ、はっ、はっ、はぁっ……!(身体が……言うことを聞かない……)」
「身体がだいぶ火照ってるな、熱でもあるんじゃないか?」
「きゃっ、う!」
ブシ子の肌に指を滑らせると、嬉しくなるくらい良い反応を示してくれる。
それに気を良くしたダク男はブシ子の身体を思う存分に味わってゆく。
「ぅう〜……くはっ! あ……くぅっ、ん……!」
「苦しそうだな……どうしたものか?」
口ではそう言うのだが、明らかに楽しんでいる様子のダク男。
局部は避け、くすぐるように刺激を与えていく。
うなじから肩へ、肩から肩甲骨へ、肩甲骨から背骨のラインをなぞり、わき腹、下肢へと指を進める。
「きゃふっ! ひ、ぃんんっ、くあっ! ……あ、うふぅっ……!」
太股、ふくらはぎ、足首、足の裏をなぞって、くるぶし、膝の裏、臀部へ指を這わせていく。
そのまま滑るように、へそ、みぞおちを辿り、胸を避けて首下、顎、頬を撫でる。
本来なら笑い出していたであろう、その柔らかすぎる愛撫に、しかしブシ子は異様なまでに快感を感じていた。
「はっ、はひっ、かはっ! はっ! ふ、ぅっ! くはっ!」
「ここまで効き目があるとはなぁ、恐るべし、メディ姉特製媚薬……」
そう、ダク男はブシ子の湯のみへ媚薬を仕込んでいた。
だからこそブシ子はここまでの快感を得ていたのだった。
「はっ、はっ、はっ、はっ、び、びや、く……?」
「ん? あぁいや、気のせいだ」
「うぅんんっ! ダ、ダク男、ど、のっ! てっ! 手前、は、一体、どうっ、しっ、たのです、か、あ、あああっ!」
ダク男が不意にブシ子の耳に息を吹きかける。
その急激な刺激に耐えられず、ブシ子は極みへと達してしまった。
「さぁ? どうしたんだろうなぁ?」 ニヤリ、とダク男は笑みを浮かべながら、楽しそうに呟いた。
146 :
フェチ男:2007/03/29(木) 11:51:38 ID:VgV4HVIh
「ひあああっ! くああっ! かふっ! ふっ、んんんんんっ!」
室内に嬌声が響き渡る。
ダク男は指でブシ子を弄るのに飽き、今度は身体中を舐め始めていた。
「ふむ、脇とか首筋が弱いみたいだな」
「かはぁっ! も、もう駄目……おかしくなるぅっ!」
既にブシ子は五指に余る回数の絶頂に達していた。
ただでさえ経験浅く、武士として生きてきた彼女は、媚薬によって感度を増幅されている。
加えてダク男の巧みな愛撫によって今まで感じ得なかった快楽に翻弄されていた。
更には一番敏感である胸や秘部は完全に刺激を与えてもらえず、もどかしさに気が狂わんとばかりに喘ぐ。
「ぅあああぁぁぁぁっ! ま、た、イク! イ、ックぅぅぅぅぅ! あああああああっ!」
何度目の絶頂であろうか。 ブシ子はまたも登り詰め、身を崩れさせた。
「おーおー、痙攣させちゃってまぁ。 ……うし、ただ弄るのも飽きたしそろそろ本番と行きますかね」
そういうとダク男は服を脱ぎ捨てた。 既に剛直は臨戦態勢へと入っている。
棚から瓶を取り出し、中に入っている粒状の何かを喉に流し込む。
そしておもむろにブシ子の右足を掴むと、草鞋を脱がせる。
足袋だけを履いた状態となった足の裏に、自らの剛直をあてがい、擦り始めた。
「ふぉお、スベスベ感がタマラン! こいつはエクスタスィ〜!」
「きゃぅんっ! 熱い! 熱いです、ダク男殿ぉっ!」
突如として自らの足に訪れた熱に、ブシ子は悲鳴を上げる。
もっとも、その熱と硬さは、数度の絶頂によって超敏感になっているブシ子にとって新しい刺激を与えるに過ぎなかった。
「くっ、ふっ、はぁっ! タビってのも、いいもん、だなっ!」
「はひぃ! あぅっ、ふああっ! 熱いぃっ! 足が、足が燃えてしまいますぅ!」
「よーっし、まずは一発目、イクぜぇっ! くおおおおっ!」
「ひっ?! あ、あああああああっ! あ、つぅっ……ううううううっ!」
ビュプ、ビュッ、ビュルルルル!
ダク男が叫んだ次の瞬間、剛直より大量の精液が放出された。
それは足袋を履いたままのブシ子の足裏に、打ち付けるように噴き出されていく。
足裏に高熱を感じたブシ子は、その熱と精液に打たれる感触に再度達した。
ヌルリとしたダク男の精液は足袋に染みこみ、その足袋の色を濃くしてゆく。
「はぁっ! はぁっ! まだだ、まだ終わらんよ! 今日の俺様はこれでは終わらん!」
一度精を放出したにも関わらず、ダク男の剛直は未だその硬度を保っていた。
「お次はここだっ! そりゃっ!」
「ひはっ! くぅぅぅぅんんっ!」
ズリュッ。 ダク男は次に、足袋を履いた足の親指と人差し指の間に剛直を侵入させた。
普段は草鞋の鼻緒を締めるであろうそこは、今はダク男の剛直を締め付けるために存在していた。
「おぉっ!? こいつはすげぇ締め付けだ! ナイス!」
「ふああっ! あうっ、くぁぁん!」
全身が性感帯と化しているブシ子にとって、そこもまた、快楽を与えてくれる箇所であった。
指の間を熱棒が擦るたびに快感が全身を襲い、身震いする。
次々に襲い来る快感にブシ子は身を硬くし、足に力が入りダク男の剛直を締め上げる。
147 :
フェチ男:2007/03/29(木) 11:52:11 ID:VgV4HVIh
「くっ、キツイなっ……!」
滑らかな足袋の質感に加え、ダク男の先走りで湿っていて摩擦力が高められている。
その上、ブシ子の足の指の締め付けもあり、ダク男は二度目の限界を感じていた。
ヌルヌルとしたような、ツルツルとしたような、例えようの無い感触に自然と腰の動きが早まる。
「も、もう、ダメぇっ! またイッ、ク! イッ! くあああああああっ!」
「ぐぅっ……! 本日二度目の、エクスタシーッ! うおああっ!」
ブシ子はまたしても自分の足を襲う熱に、強引に高みへと連れて行かれた。
「かはっ! はぁっ、はぁっ! しかしまだ終わらんぞぉ! ケミ姉が実験中に偶然作り出したこのっ!」
「特製倍悪羅(とくせいばいあぐら)がある限りはなっ! 医薬部外品だから、良い子は用法・用量を守って正しく使えよ!」
誰にともなく叫ぶと、先ほどの瓶より更に粒を取り出し、喉へと流し込む。
「ふしゅるるる……逃げろ逃げろ! 早く逃げないと真っ黒焦げだガガガーッ!」
特製倍悪羅により更に硬度と熱を増したダク男の剛直。 先端から高熱を帯びた先走りを迸らせている。
訳の解らない言葉を叫びながら、今度は足袋と足首の隙間へと己を潜り込ませてゆく。
「くるぶしのゴツゴツとした感触! 足袋の滑らかな感触! こいつはWエクスタシーだ!」
「あぁっ! もう足、だめぇっ! 足が溶けて無くなってしまいますぅ! ふあああっ!」
二度の射精で右足をドロドロにさせられたブシ子は、三度目の足への襲撃に身悶える。
しかし身体は敏感になっているため、剛直がもたらしてくれる快感に期待もしていた。
ズリュッ、ズリュッ、ズリュッ。 大量の精液と先走りにより足袋は肉壷と化している。
ピッチリとしているにも関わらず湿り気を帯びているお陰で、キツイ締め付けと滑らかさを失っていない。
ダク男自身も、射精して直ぐに次の行為に至っている為に過敏になっていた。
「はぁっ! はぁっ! はぁっ! ダメだ、もう出ちまうっ!」
「これでラストだっ! ダークハンター流・卸し焔ぁぁぁぁっ!」
ゴプッ。 ビュク、ビュルビュル。 三度目にも関わらずまたしても大量の精液をダク男は放つ。
足袋の中へと注ぎ込まれた精液は、恐ろしい程の熱量でブシ子の足を襲う。
「あぁっ、またっ!? あつっ、熱い熱い熱いぃぃぃぃぃぃっ! くああああああああっ!」
足を犯され続けたブシ子は、完全に足を性感帯へと開発されてしまった。
足袋から溢れる精液を指で押し込み、足を擦り上げる。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ」
口から涎を垂らし、涙すら零しながらも指を止めることは無い。
そしてくるぶしを爪で掻いた瞬間。
「っ! あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
高い悲鳴を上げながら、快楽の極みへと登り詰めていったのだった……。
「うひー、我ながら足だけで良くここまで出来たもんだぜ」
グッタリと崩れ落ちたブシ子を見やりながら、ダク男が呟く。
「しかし、中々良い経験であった。 また今度やろうっと」
「んっ! はぁはぁはぁ……」
楽しそうにブシ子の足を撫で上げる。 ピクンッ、と身体を震わせるブシ子を見て、満足そうに笑みを浮かべるダク男であった。
148 :
フェチ男:2007/03/29(木) 11:53:58 ID:VgV4HVIh
どうも、フェチ男です。 今回は足袋フェチでした、どうでしたか?
エロくしようエロくしようとすると、なぜか先にギャグが浮かんでくるのは悪い癖です。
楽しいんですけどね。 お次はケミ姉(金髪)だと思います。
途中まではこらえてたんだが
>ダークハンター流・卸し焔ぁぁぁぁっ!
で盛大に噴いた。あんた最高でバカだな! GJ!
ちょwwwwwwwwwwテッドブロイラーwwwwwwwwwwww
死ぬほど笑ったののに興奮している人体の不思議。
GJ!
ギャグとエロスを融合できるってのは、素晴らしいことなんじゃないかと思うんだ
ということでフェチ男さん、毎度毎度GodJobです!ブシ子素敵過ぎました!
フェチ男キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
今回もGJです! 畳み掛けるテンポがたまらんー
フェチ男が飲んだのはまんたんドリンクなのか?wwwwww
投下します。
赤目アルケ×ロリメディ。
書いてる自分だけが楽しいっつーかロリメディ好きでごめんねごめんね
重く濡れそぼった白衣の裾を両手でぎゅっとひねると、ぼたぼたと滴った水が、瞬く間に足元に水たまりを作った。
杏色の髪先から、肩の上に雫が落ちる。冷たい水が背中まで滑り込んで来て、メディックはぶるりと身体を震わせた。
「……はくしゅん!」
小さく響いたくしゃみの音に、焚火をかき立てていたアルケミストが、真紅の瞳を曇らせる。燻る炎にカシの枝を継ぎ足しながら、心配そうに顧みた。
「大丈夫か? 服なんか後にして、とりあえずあったまれ。風邪ひくぞ」
「うん……」
くしゅくしゅと鼻をすすりながら、メディックは炎の側に腰を下ろす。青白い岩に尻をついた途端、芯まで完全に濡れ切ったキュロットが、ぐちゅりと妙な音を立てた。
(わっ……、やだぁ……!)
思わず赤面して首を竦め、それからおそるおそる、傍らを見やる。
アルケミストは視線に気づく様子もなく、炎の調節を終えてあぐらをかいた。軽くため息つきつつ、濡れた衣服の裾を絞り始める。
どうやら、恥ずかしい音は聞かれずに済んだらしい。――ただ単に、聞こえなかったフリをしてくれただけかも知れないが。
薄く息を吐き出して、メディックはそろそろと火の側ににじり寄る。濡れた布の貼りつく胸元を、少し隠すように膝を立てた。
(寒……っ)
燃え上がる炎に手をかざすと、ぶるりと震えが走った。身体の前面は確かに暖かいが、衣服が濡れたままのせいもあって、逆に背中の冷えが強く意識されてしまう。
千年ノ蒼樹海――蒼く豊かに水面が広がるその階層の空気は、濡れねずみの身体にはあまりにも冷え冷えと寒い。
「――はっくしょん!」
漆黒の髪から水を絞っていたアルケミストが、いきなり身体を震わせてくしゃみをした。憮然と顔をしかめたさまが妙に子供っぽく、メディックは思わず噴き出した。
くすくすと笑うさまに、アルケミストの眉間の皺が深くなる。
「何だよ」
「だって、人の心配しといて、自分がくしゃみしてるんだもん」
「仕方ないだろ、寒いんだから。……あーっ、たく、何でこんな目に遭うかなあ!」
着衣同様、これもべっとりと濡れたマフラーを手に、アルケミストが嘆く。外すと寒いし、つけても濡れた布が首にまとわりつくだけで不快だし、と逡巡するさまが面白いぐらい表情に出ていて、メディックはまた微笑まずにはいられない。
「でも、濡れたぐらいで済んで良かったんだよ? 落ちたところにあの池がなかったら、私たち、助からなかったかも」
「……そもそも『落ちる』ってのが、あり得ないけどな。ったく、あの蟻どもめ、巣穴掘るにも限度ってもんがあるだろ」
結局解くことにしたらしいマフラーを、傍らに放り出しつつ、アルケミストがぶすりと唸る。
――地下12階の探索中、フロアが突如、崩落したのである。
際限なく繁殖を続ける蟻どもが、階層の「床」に巣穴を掘りまくった為、地盤そのものが緩んでいたらしい。
いきなり崩落した床から、前衛連中は素早く避けて難を逃れたが、地図を書きつつ歩いていた後衛二人は、なすすべもなく巻き込まれ、下の階層へ落下した。
落ちた先は幸い、滝の流れ落ちる大きな池で――怪我こそせずに済んだものの、髪の先から下着の中まで見事にずぶ濡れ。しかも未踏の階層ど真ん中に、ふたりきりで取り残される結果となったのだ。
上の階層とは明らかにレベルの異なる魔物が徘徊する状況に、下手に動かず救助を待つのが最善だと判断したのだが――
「あいつらもあいつらだ。さっさと『糸』持って迎えに来いってのに……何をぐずぐず、時間かかってるんだか」
天井にぽっかりと開いた穴を睨んで、アルケミストがこの場にいない仲間たちに毒づく。
「それなんだけどね、アルケくん。もしかして、地図がないんじゃないのかな」
「地図? 地図なら俺がちゃんと作って――」
それだけは死守した書きかけの樹海地図を、ガントレットの指に得意げに掲げて、アルケミストの動きがぴたりと止まる。
メディックはしょんぼり、頷いた。
「うん。ここに地図があるってことは、つまり、上のみんなは道が判んないから……」
「書き直してるのか! 地図を! 地下11階から! ――ったく、だからマッピングは俺一人に押し付けずにみんなで分担しようって常々……!」
がりがりと頭をかきむしるアルケミスト。
何とか元気づけようと、メディックは医術担当らしい知識を披瀝してみる。
「だ、大丈夫だよ! みんなが助けにくるの、多少時間かかったとしても、ここ、お水だけはいっぱいあるし。お水さえあれば、人間一か月かそこらは死なないんだよ!」
「そーか。そーだな。一か月、水飲んで待ってる間にこの服ぐらいは乾くかな。ははははは」
……知識はあまり、彼の心に感銘を与えなかったようだ。
力無くうなだれた途端、くしゃみが出た。一度では収まらず、二度三度、くしゅん、くしゅんと池の水面に音が響く。
(……うう。寒いよぉ……)
ぶるりと背中が震えた。間近に火にあたっているのに、身体は冷えきったまま、いっこう暖まる様子もない。濡れた衣服がべったり肌に貼りついたままだからだろうか。
さらさら音を響かせる水の流れと共に、わずかに空気も動いているらしい。濡れそぼった襟足に、風が触れてぞくぞくする。
「くしゅん! はくしゅっ、くしゅん!」
「…………」
くしゃみを連発するメディックのさまを、アルケミストは無言で見つめていたが、ふいに膝をついて身体を起こした。
「アルケくん?」
きょとんと振り仰いだメディックの背後に、どかりと座り込むアルケミスト。
そのまま腕を延ばし、立てた両膝の間へ、メディックの身体を抱き寄せた。
がしゃり、とガントレットの指が鳴る。
「きゃあ――、やっ、あ、アルケくん……!?」
「あったかいだろ? こっちのほうが」
耳元に、響く声。
メディックはびくりと背を震わせた。かあっと血の上る頬を、慌てて俯く。
「あ、ったかい、かも、しれない、けど」
「てかな、俺が寒いんだよ。もう限界」
情けない声で答えながら、アルケミストはますます腕に力をこめ、メディックの身体を胸の中にすっぽり抱き込んでしまう。
濡れた背中に、彼の身体がぴったりと押しつけられる。息を呑んで竦むメディックの身体に、ぎゅっと重みがかかり――そこからやがて、じんわりとぬくみが伝わってくる。
体温。
「……ああ、あったかい……」
幸せそうに目を閉じて、アルケミストが陶然と呟く。
メディックは身体を硬直させたまま、ぎくしゃくと頷いた。
「う、うん……」
確かに、暖かい。
けれどそれ以上に、頬が熱い。
どきどきと速さを増した鼓動が、胸はおろか、耳の辺りまでうるさく響く。こんなにぴったりくっついていては、きっと彼にも聞こえてしまっている。
(どうしよ――、どうしよう……)
意味のない言葉ばかり、意識をぐるぐる駆け巡る。
呼吸すらだんだんままならなくなって、細く息を吐くだけのメディックを、アルケミストがつと目を細めて見やる。
「どうした?」
「……え? な、なに、が?」
「急に黙っちゃって」
耳たぶのすぐ後ろで、くすりと低く笑う声。
メディックは首をねじまげて、背後の彼を睨もうとした。が、一瞬早く――アルケミストが顎をメディックの肩に乗せた。
びくっと竦むメディックの頬に、ゆっくりと頬を寄せて来る。
冷たい頬がぴたりとくっつき、メディックは小さく悲鳴をあげた。反射的に退く身体を、けれどアルケミストの腕はしっかりと抱き込んで、逃がしてくれない。
「メディックちゃん、体温高いなあ。すっげー、あったかい……」
「つ、つめたいよ、アルケくんは……」
「まだ、寒い?」
かしゃり、と金属音を響かせて、ガントレットの指が動いた。抱え込んだメディックの身体へ、掌を滑り込ませる。
「きゃっ――!? ちょっ……、や、なに、して……!」
「寒いんなら、暖めないとな」
にんまりと、笑みを浮かべて。
アルケミストの指先が、濡れて肌に貼りついたインナーの上を、ゆっくりと伝う。
濡れた布地越しの感触に、ぞくりと背筋がわなないた。
「あ……、やっ……」
「摩擦熱って、馬鹿にできないぞ?」
ずるずると、布に皺が寄っていく。
べったりとまとわりついた布地が引っ張られ、浮く。肌との間に生じた隙間を、たまった水滴がつうっと流れ落ちた。
「ひゃっ……!」
ひくりと身じろぐ身体に、回される手。
濡れた布越しに浮く下着のラインを掴み取り――ごくささやかな二つの膨らみを、両掌ですっぽりとくるむ。
そのまま、やわやわと揉みしだかれる。
「は……、あ、やだ……って……」
弱い身じろぎは、抵抗にもなっていない。
アルケミストはますます遠慮なく指を這わせていく。インナー越しに下着をずらし、濡れた布の上から先端をくすぐる。
もうはっきりと勃起した乳首が、貼りついた布地を持ち上げ、ぷっくりと震える。金属の指がそれをつまみとり、挟んで擦り立てた。
「ふぁ……、あ、んっ……、や、だめっ……」
びくっとはねる耳元に唇が寄せられ、やんわりと耳たぶを噛まれる。熱い吐息のかかる感触に、メディックもつられたように息を吐いた。
あくまでも、ゆるゆると。
けれど、絶え間なく、確実に。
動く指と息づかいの間に、意識はどんどん引きずられ、ぬるんでいく。
背中を支える心地よい重みとぬくみに、全部預けてしまいたくて――
でも、それも何だか少し、悔しい。
「……だめ、だ、よ……。こんな、の……、みんなが、来たら……」
「一か月、かかるんだろ?」
くすりと笑みをこぼして、アルケミストがメディックの首筋に口づけた。ちゅ、と濡れた音が響き、ちくりとした感触が走る。
ひく、とかすかに顎を反らせるメディック。
吸い上げられた箇所に湧き上がる熱が、血の流れに沿って、首から背筋、腰へと広がっていく。
「あ……んっ、やぁ……、こんな、とこ、でっ……」
「こんなとこだから、いいんじゃないか。ほんとは……メディックちゃんも、そうなんじゃないのか?」
「ち、が……、あ……っ!」
心底楽しげなその声に、反駁しようとした途端、右手がキュロットの内側に滑り込んで来た。
あっと身を強ばらせた時にはもう、ガントレットの指は濡れた下着に届いている。
そのままゆるりと、表面を擦られた。
やんわりしたその動きだけでもう、腰の力が抜けていく。
「んっ、ふぁ……あっ、んぅっ……」
「……あー、よくわかんないな、これだと」
布地越しに擦り上げ、奥のかたちをなぞりながら、アルケミストがかすかに眉をひそめる。
鋼の指が動くたびに、べったりと貼りついた布の下、ぐちゅ、ぐちゅりと、更に湿った音が響いている。ひととおり、辺りを探り回して指を絡めると、いったん手をキュロットから引き抜いた。
息をついて見上げるメディックの前へ、アルケミストが指を差し出す。
指先を覆う鋼のおもては、ぺったりと濡れている。
「どっちだと思う? これ」
「え……? ――ッ!」
濡れた指をぼんやりと見つめていたメディックの瞳に、ようやく理解の光が灯る。
ただでさえ上気していた頬に、さあっと満面、朱が上った。
「なっ、何を――やっ、やめて、嗅がないで、舐めないで! いやっ、そんなの……あ、んっ!」
きゅうっと乳首を指に挟まれ、メディックはアルケミストの腕の中で、なすすべもなくのけ反った。
くっくと肩を震わせて、アルケミストが笑っている。力のこもらない瞳で、メディックはそれでも、彼の顔を睨み上げた。
「……いじわる。いじわる」
「ごめん。だってさ……」
腕をかけて身体を抱え直され、膝を大きく開かされて――改めて、下着の中へと掌が潜り込んできた。
股布の脇からねじ込まれた指が、濡れそぼった秘所にずぶりと沈む。
思わず、肩がはねあがった。
「あっ! つ、めたっ……!」
「――かわいい。すっごく」
冷たい金属の指が、もうとっくにぬかるんでいたそこを、無遠慮にかき回す。浅い襞を撫でて擦り、深いところへ押し入られて、引っ掻くように擦られる。
熱いところを、冷たいものが貫く。
温度差に、びくびくと背に震えが走った。本来それは、心地よい感覚などではないはずなのに――意識はとけて、腹のなかがふわあっと熱く、わなないた。
「あっ! うぁ……、や、だめ……っ、ん、ふ……っ、あぁ……!」
「……濡れやすいよな、メディックちゃん」
耳元に囁かれて、頬がかっと熱くなる。
アルケミストの指摘どおり、あふれる愛液は金属の指先で、じゅぽじゅぽと大きな音を立てていた。
(や……はずか、し……)
自分の立てている音だなんて、信じたくないようなその響き。
拒むように目を閉じると、動く指の感覚だけ、やけにはっきりと際立って――余計にメディックは追い上げられていく。
引き抜かれて、また踏み込まれる。ぬるぬると絡めた愛液をすくい、少しずつ動きは速まっていく。
「ああぁっ、……んっく、ふあぁ……んっ、やっあぁ……!」
ふわふわと、世界が揺らぐ。
背中を抱く体温に、メディックは遠慮なく身を預けた。ぴったりと触れ合ったところに、どくどくと血の搏つ音を感じる。
自分の鼓動かも知れないし、彼の鼓動かも知れない。
境目が、わからない。
冷たかったはずの金属の指も、熱い肉の中で、いつしか人肌に温まっていた。
「ああ……、だいぶ、あったかく……なってきた、な……」
陶然と呟く彼の呼吸も、興奮に熱く乱れ始めている。
生乾きの衣服が、ふたつの身体の間でぐしゅぐしゅと皺を作る。指が這い、舌が舐め、歯が甘く噛む。べっとりと濡れた硬い中指が、膣内をゆっくり往復する。
親指は外側をくすぐっている。襞からその合わせ目へ、その頂点に硬く尖る陰核へ。
包皮の上から転がすように擦られて、メディックはがくがくと背筋を震わせた。
「あっ、く! んあっ、そ、こ……やっあ、んぅ!」
「きもちいい……? ここ、が?」
「んっ……ん、うん。そこ、そこっ、きもち、いい……っ!」
甘い囁きに、頷き返す。
なにかとてもはずかしいことを口走っている気もしていたが、もうどうでもいい。
ただ、もっと、欲しい。
喘ぐ身体に応えるように、濡れて硬い感触が、一番敏感な箇所を執拗に擦り立てる。同時に、挿し込まれた指がぐるりと回り、内壁を内側から圧し上げた。
目の裏に光が飛び散り、意識がとけ落ちていく。
「あぁぁっ……、んあぁ、それ、だめぇ……っ!」
びくん、と、ももが勝手にはねる。
反射的に引ける腰を押さえ付けられ、なお内と外を擦られる。
ぶしゅ、と愛液が膣口から噴いた。
ざあっと、真っ白な感覚が押し寄せ――一気に、さらわれる。
「はっあ! んっあぁ、あああぁぁあ!」
ぐったりと力の抜けた身体を、彼の胸元にもたれかけさせて、メディックは荒く息をつく。濡れた衣服は生暖かく肌の上に貼りついて、くしゃくしゃに乱れていた。
はぁ、はぁ、と上下する細い身体に、なおゆるゆると指を這わせ続けながら、アルケミストがふと、呟いた。
「……やばい。本気に、なりすぎた」
「え……?」
ぼんやりとした頭で尋き返し――メディックはようやく「それ」に気づく。
ぴったりと密着した身体、その下の方、尻の辺りに硬く当たる感触がある。
何だろう、と身じろぎしかけたところで、はっと思い至った。
(これって、アルケくん、の……!)
ぼっと頬に血が上る。
「う、わ……、あ、あのっ、アルケ、くん」
「――ごめん、メディックちゃん」
申し訳なげな呟きと共に、ぐいと手が動いた。
その動きが、キュロットを引き下ろそうとするものだと気がついて、メディックはさすがに青ざめた。
「ちょっ、それは――そこまでは、さすがに、まずいよ! みんなが来たら……っていうかその前に、魔物とか来たらどうするの!?」
「そんなのもう、今更だろ。来るならとっくに来てるって。だから、さ……な?」
「だ、だめっ! ぜったい……っ、んっ、あっ……、やあっ、そ、それ、反則っ……」
首筋と、まだ挿し込まれていた秘所とを同時に責められて、メディックの声が甘くとける。
力の抜けた瞬間に、アルケミストは彼女のキュロットを膝下まで引き下ろしてしまった。
慌てて振り仰いだ真っ赤な顔に、強引に唇が重ねられる。
「んっ……ふ……ん……っ、う……」
侵入して来た舌に嬲られて、もうメディックの意識はぐずぐずと白い世界に滲んでいく。
くたりとひらかされた場所に、熱い塊が押し当てられるのを感じつつも、もはや抵抗するだけの力は湧いて来なかった。
濡れた声が、耳元に囁く。
「仕方ないだろ。メディックちゃんが、やらしーのが悪いんだからな……」
「……ちがう、もん。アルケくんが、こんなにしたんだから、ね……」
責任とってよ、と甘く訴える声に応えたのは、深く侵入してくる熱い感触だった。
*
――それから、やや経って。
未踏破階層に転落した後衛二人を心の底から心配しつつ、必死に地図を作り直して駆けつけたギルドメンバーたちは、待ち受けていた光景に、ただ無言で「アリアドネの糸」を投げつけ、踵を返して引き上げたということである。
その後、樹海のマッピング作業が全員の持ち回りになったことは、言うまでもない。
以上です。
マップ上なら、13階のA2の池。
実際にゲーム中のマップ眺めつつ場所選んでる自分オワタ\(^o^)/
更に、アルケのガントレットはどう考えても、つっかえてキュロットに入らない。
判っちゃいたが、ぱんつに手を入れたかったんだ!!
ガントレットプレイやりたかったんだ!!
きっとあれだ、横の突起物は折りたたみ式で収納でき(ry
ラブでコメってニャンニャンしてんじゃねーコンチクショー!w
GJだ!
GJです!!ずぶ濡れメディ子ってのもまたえろいわぁ…
なんというラブ米…
この二人は間違いなくストロベリー
GJ!
最近メディ姉の自慰というのもなかなか乙な気がしてきたんだが、どうよ?
>>161 なんかオレの中のケミ男観が変わった
それにしてもロリメディは可愛いなぁ、オレも大好きです
なんかここ、週末割と止まるのなw
ところで金鹿姐さんは、あんなエロい空気で実際みんなネタも多そうなのに、
実際に動かすのは難しいのかね……。
クエスト失敗のお詫びとして金鹿姐さんに身体を許す羽目になるレン子、
みたいなのを妄想はしているんだが文にする気力が沸いてこないぜ畜生。
金鹿の女主人は俺の中ではガチで受けキャラなんだが
夜な夜なダクハンにぎっちぎっちに緊縛された豊満な肉体を天井から吊されてたり、
晒されている胸元以外の箇所には縄の後とキスマーク、肉奴隷宣誓の落書きがされてたり
あのチョーカーの下には犬の首輪が巻いてあったり
若手冒険者に依頼を説明してる時も下着着用を許されず、カウンター下からアナル責めされてたり
俺の頭が痛くなるような剥き出しの青臭い欲望を一身で受けている
おっきした
責任を取ってその設定でSS書いてくださいコンチクショウ
カウンター下から責められながら接客、ってシチュは良いな
>>168 「お詫び」「身体を許す」というキーワードから、なぜか「宿代が払えなくて身体を要求される」
という電波を受信した。
けど、糸目はやっぱ、エロより金か……?
>>172 そこから「宿代が払えなければ他のPTに身を売らせる糸目」
を受信した。
もしかして高レベルで宿代が上がるのはだれかがその手の買い物を
しているのか?
糸目が、金を払えない客に涼しい顔して身体を要求する鬼畜に見えるようになってしまった
責任取って誰か1本書いてくださいお願いします(土下座)
>>173 糸目「熟練の冒険者である皆様が、後進の冒険者たちに、ぜひ『援助』してあげて下さい」
顔を真っ赤にして俯いている新人冒険者が、君の部屋に残された。
君はこの冒険者に奉仕させてもいいし、指導してやってもいい。
こうですか! わかりません!
うむ、犯罪臭がするぜw
待て、そうなるとハシタ金でブシ子、ヒメ子とかを買ってしまうことになるぞ
宿代としては高いが武器とかの準備金と考えると安いからな
・・・・それがまたいいな
メディ子とか?売るわけ無いじゃないか、有能なのに
>>177 …ブシ子、ヒメ子が有能でないと申したか。
メディ姉は売らない。そして、売れない。いろんな意味で。
だが熟れてる
180 :
フェチ男:2007/04/02(月) 07:46:26 ID:gmoWHsv9
俺の中では糸目は女で固定されてますよ。
疲れて帰ってくる冒険者達を癒すため、サービスプランで身体を売るのです。
強くなるほど料金が高くなるのも、ギルド御用達になるからなんだ。
>>180 もちろん女の子もあの手この手で癒してくれるんですよな?
俺も糸目は脳内では女設定だ。
そうしないとやってられんw
なぜか女だと、ボッタクリも許せるんだよなー
>>182 なんという差別w
俺は糸目が性別どっちだとしても
結構嫌いじゃないんだが、変かね?
>>169 あの余裕と掴み所のない感じを見ているとメディ姉的な
Sにも思えてくる。Mのみとはちと思えん。
こうしてみると、糸目ってエロパロ的においしいポジションだな。
女衒したりサービスプランでぼったくったり。
いろいろ考えてるうちに、俺の脳内『長鳴鶏の宿』には、地下に『夜鳴鳥の宿』という
それ系の地下オークションクラブがあるところまで妄想した。
>>183 俺も糸目は嫌いじゃない。笑顔でぼったくられるのにも妙な快感が最き(ry
エトリアには糸目の宿しか無いのだろうかと思っていたがこのスレ見て納得した。糸目が他の店を裏でつぶしていたんだな
それにより全ての冒険者(屈強な男性から妖艶なお姉さままで)が糸目にお世話になり、宿も相応に大きくなっていく。宿代が高いのは増築の資金にする為
その広い宿のどこかに専用の特別室があって、そこで宿代の払えない冒険者は金がある冒険者に奉仕する仕事を与えられると。ここまで妄想した
どうでもいいが5層行った後、モリビトの少女と偶然再会し怖がるモリビトを優しくなだめるダク男という妄想がここ数日止まらん
日向氏のサイトで悲しげな顔をしたモリビトを見たからかな
>>178 ごめん
うちのPTでそういった割り切ったお付き合いOKの面子はメディ姉だけだ。
あまりにも若い娘さんを商品にするのはちと良心の呵責があるし、あとは
野郎ばっかでPT組んだ自分の責任っていえばそれまでだけどね。
173〜の流れでシチュやら大筋は浮かんでいるが文章がエロくならないorz
くそぅ、純愛スキーの俺は筆が進まないじゃないか…w
いや、読む分(もとい妄想する分)には大抵OKなんだが、
純愛話しか指がタイプしてくれんのよな…
>>175から膨らませようと思ったんだが何で純愛に行こうとするんだ俺の指…
>>187 いいじゃないか純愛!
むしろこのシチュから純愛になる流れ、読んでみたいぞ!
189 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 02:28:48 ID:aUIDO/70
まとめの方はSSだけで絵は無いの?
ヒメ子とか誰だか分からない新参者の俺。
袴ブシ子
>>193 何日か前、キャラスレのほうで画像つき愛称まとめ、うpしてくれてた人がいたんけど、
今見に行ったらもう流れてたorz
あれ、かなりわかりやすかったんだけどな。誰かもってない?
>>195 なるほどこんな物があったのか、有難く頂戴しました。
後で役立ててみます………気が向いたら。
カメ男の呼び分け噴いたw
ちょっとだけギャグ漫画日和を思い出したのは俺だけでいい
トリ忘れた。
――――――――――――――――――――
その男はゆっくりと手を伸ばしてきた。
「……今日も始めようか」
(いやぁ……!)
青髪のダークハンターは楽しむかの様に口元を歪ませて指を這わせる。
(んん……ッ!)
ダークハンターの指はその花をゆっくりと撫で回す。
「さて、お前の大切な部分を……摘ませて貰おうか」
(や、やめてぇぇ……!!)
『Episode5 ○○○○○○のエロさは異常』
周囲にはダークハンターが行っている行為を黙って眺めているのが4人いる。
ただ立っていて、その光景に対して止める者も加わる者もいない。
うっすらと生え揃う茂みに、ダークハンターは指を這わせる。
まるで、探し物をするかのように手を激しく動かす。
(そ、そんな風に……弄られちゃ……!あああ…ッ!!)
「これがお前の大事な所だな?」
ダークハンターの指が茂みの奥にある部分を摘んだ。
(ひゃん!そ、そこは!!)
「ククク……そうか、此処がそうなのか」
指に力を入れて、その部分に力を込める。
捻る様にその部分を摘み上げる。
――最早、限界に達した様だ。
(ふ、あ……ふぁあああああッ!!)
「――今日はこの位で良いか。明日もまた来るぜ」
青髪のダークハンター――ギルド"タルタロス"のマスター"――は
全ての行為を終えた後、そのまま事後処理もせず仲間達と立ち去っていった。
その場にあるのは蹂躙されたモノしかなかった。
◆
(ひッ……!)
原始ノ大密林6階にて、本日のターゲットはダークハンターに襲われていた。
「今日は……お前を戴きに来たぜ」
相変わらず口元を歪ませて微笑むその姿は、対象に恐怖を与えるには充分だった。
戦慄が走る。この男のいい様にされてしまうのだろうか。
――動く事などできない。ただ、これから行われる行為に耐えるしか道は無かった。
「へぇ……昨日の奴より綺麗な花弁じゃないか」
(んんんッ!)
顔を近づけ囁く様に語りかけるダークハンター。
「このまま食べちまいたい位だな。鮮度もいい感じだし……初物か」
何時もの様にダークハンターは指を近づける。
傷が付かない様に優しく見えるがその実、狩人が獲物を逃さぬよう
掴みかかるかの如く、絶妙な力加減だった。
(ああ……く……!)
「その花……俺が全部摘んでやるよ」
ダークハンターの顔から笑みは消え、猛獣の如く一気に襲い掛かってきた。
(い、いやああああああああああああああ――!!)
「この程度で限界か……まあいい、また今度相手にしてやるさ」
ダークハンターは立ち上がり、再び来た道も戻っていった。
(うう……ひっく……)
そこにあるのは例によって陵辱された後の凄惨な光景だった。
◆
今日のターゲットは21階に居る。
追い詰められた獲物の様に、部屋の隅でダークハンターに見下ろされている。
背後も左右も壁。前方に彼は立ち塞がり、退路を断っていた。
「待っていたかい? 遊びにきてあげたぜ……」
一歩一歩近づいてくる。
(く、来るなぁ……!)
しかし――その願いも叶わず、ダークハンターの身体が密着してきた。
「今日は何が出てくるかな……」
ダークハンターの手が茂みの奥に一気に突っ込まれる。
昨日までの優しい愛撫の様な動きではない。激しく掻き回す様な乱暴な動きだった。
(ひぎぃ! い、痛い痛いぃぃぃ!!)
声にならない悲痛な叫びを上げる。しかしダークハンターは構わず手を動かす。
「なんだ……相変わらずだな。蜜が出てきたぞ」
否応なしに反応し、ソレは溢れ出してしまう。
「じゃあ――遠慮はいらないな。もっと激しく掻き回して、搾り取ってやろう」
恐怖を告げる"狩り"の宴が始まった。
―――――――――
――――――
―――
「で、どれだけ取れたの?」
一通りの行為を終えたダークハンターに、ギルドメンバーのパラディンが問いかけてきた。
「今日は命の蜂蜜が沢山取れたぜ。早速換金してこよう」
「これでメディカXが売り出されるわね」
「ああ、全回復アイテムは魅力的だ。必死に蜜を掻き集める価値はあるだろうよ」
そう言い、何時もの様にその場から離れていく一行。
当然あるのは、茂みが荒らされた後の無残な採取ポイントだ。
「しかしメディカUが小さい花10個も必要だとは思わなかったな」
「いつも安いゴミアイテムだと思って捨てていたから売り出されなかったわよね」
「でも、カフタンフラワーはわざわざ作る必要があったのですか?
もう既に上位の武具は揃っていますし、今更初期の装備なんか……」
「いやぁ、アイテム欄に空きがあるとどうも気になってな。俺の悪い癖だよ」
「だから昨日、鮮やかな花ビラを集めてきたのね……」
『Episode5 採取ポイントのエロさは異常』
to be continued...?
ちょwwwww
203 :
201:2007/04/04(水) 18:46:41 ID:SQgDWbpY
良く見たらIDがセカキューな俺に誰かなんかクレ
つ【封の呪言:絶頂】
>>198 ワラタ。洗濯機スレとか思い出したぜ!
何気にエロネタに行けそうなアイテムも多いよな、世界樹。蜜やら花やら。
本編の続きも待ってるぞ。
>203
好きな男同士の組み合わせを書け。
俺がそれを元にBLで書く
↑あなたのIDもなかなかのものですな
緊縛ダークハンターの人はもう来てないのだろうか?
せめてドリ子との本番だけでも見たかったんだけどな…。
3〜4月は、なにかと忙しい時期だからね……。
マターリ待つさ。
初期にスレにいた職人さん、連載中の職人さんも、待ってるぞー
215 :
201:2007/04/05(木) 17:17:51 ID:KmhAa9jn
>>207-209 キミはツスクルたんかい?キミのいう事なら僕はなんだって聞くさ!
さっそく実行するけど、その代わりキミはおかずになってくれよ。わかってるね?
それとは関係なくツスクル分が枯渇気味なので自給自足しますよ。楽しいの俺だけ。
陵辱ものだから嫌いな人はスルーして。あと前置き長いのでエロは2レス目くらいからと思う。
一応、レンもちょっとだけ。
『枯レ森』
後にそう称される階層に始めて踏み込んだレンは、思わぬ苦戦を強いられていた。
モリビト…人と似た姿をしたそれは、今までの階層の獰猛なだけの獣と違い、人と同じように知性を持ち、巧みな戦術でこちらを追い詰めてきた。そん
な攻撃を予測していなかった彼女は、あっさりとその術中に嵌り、相棒のツスクルともはぐれてしまったのだ。枯れ木の間を縫うように走りながら、レンは
焦っていた。ツスクルは無事逃げただろうか。
だが。他人の心配をしている場合ではない事を、レンはすぐに思い知る事になる。
(――囲まれた!?)
何かにぶつかったように…殺気に、とでも言うべきか。彼女は足を止めた。背中がじわり、と冷たくなった。
影から幾人かのモリビトが姿を現す。それぞれの手に武器を持ち。
「人間の女だ」
「女は初めてだな」
自分達が圧倒的優位にあるとわかると、彼らは口々に好きなことを言いながら姿を現し始めた。
(…これまでか)
レンは舌打ちする。数が多すぎた。差し違えを覚悟しても、多くて3人。逃げられはしない。
しかし、ならばせめて相棒の逃走は助けなければならない。一分でも多く稼ぎ、そして一人でも多く減らす。覚悟を決め鯉口を切った。
「おい、止せよ。バレたらまずいって」
「どうせ始末するんだ、バレやしねえよ」
右手を柄に手をかけようとしたレンの耳に、そんな言葉が滑り込んできた。ニヤニヤと笑うモリビトを睨み付ける。その視線を笑い飛ばし、モリビトは言
葉を続けた。
「だけどよ、お前らも興味あるだろ?人間の女がドウナッテんのかさ…」
その台詞に周囲も色めき立つ。
「な……」
一瞬、意味を理解しかね…正確には自らが理解する事を拒否し…レンは顔を曇らせた。
「見下げ果てた奴らだ…!!」
「俺達の縄張りに勝手に入ってきたのはあんただ。恨むなら自分を恨むんだな」
いっそうの事、手にした刀で自らの首を掻っ切ってしまいたい。そんな衝動にさえ駆られた。だが…。
レンは刀を投げ捨て、抵抗の意思が無い事を示すように、その場に座り込む。ここで自分が倒れても、このモリビト達はもう一人の獲物を捕獲に行くだ
けなのだ。
「――好きにしろ!」
震える声音を悟られないように、力強く吐き捨てた。
一方、ツスクルもまた相棒の姿を探していた。幸い呪言を駆使する事で、難は逃れ、退路も確保できた。あとはレンと合流し、逃げるだけ。
「何処にいるの…」
もう、殺されてしまったのではないか。そんな不安を胸に、少女は枯森を彷徨う。
「きゃああああああっ!!」
突如、静寂をつんざき響いた悲鳴に、ツスクルは青ざめる。
(レン…!)
間に合って。そう念じながら悲鳴の聞こえた方角へと急ぐ。
(――――!!)
駆けつけたツスクルの目に飛び込んできたのは、悪夢のような光景だった。
下品な笑みを浮かべるモリビト達がぐるりと円を描くように立っている。その中心には、複数のモリビトたちに手足を押さえつけれ、組み敷かれ、蹂躙さ
れるレンの姿があった。
216 :
201:2007/04/05(木) 17:20:10 ID:KmhAa9jn
「へへっ…悪かねぇなあ、人間もよぉ」
がっしりとレンの腰をつかみながら、モリビトは自分の腰を突き上げる。幾度も、繰り返し。
「あっ…うああっ…くうぅっ…」
「もっとケツ上げやがれ!!」
ツスクルは蒼白する。頭の中が真っ白になり、そこにふつふつと怒りが湧き上がった。冷静な思考能力はきれいに奪い去られた。
「レン!!!」
悲鳴のような声を上げて、気が動転したツスクルは、モリビト達の前に飛び出す。
「ツ…ツスクル!?…駄目、逃げてっ!!」
レンが叫ぶ。だが怒りに満ちた少女の耳には届きはしなかった。
モリビト達は予想外の客に驚きはしたものの、歓迎したようだった。陵辱されるレンを取り囲んでいた者達は、薄笑いを浮かべながら少女に興味を示す
。
「なんだよ、お嬢ちゃんも仲間に入りたいのか?」
「レンから離れて!」
ツスクルは鈴を鳴らし歌うように呪いの言葉を発する。
余裕綽々でその音を聞いていたモリビト。だが、そこから徐々に笑顔が消える。表情がこわばる。
自らの身体の自由が奪い去られる違和感に、モリビト達は脅えだした。一人、また一人と動揺の声をあげる。
と、モリビトの一人が剣を持って、仲間に切りかかった。場は一気に混乱する。ツスクルはさらに鈴を鳴らす。
「ツスクル!……!!」
モリビト達から逃れたレンが、必死に這いずりながら何かを叫んでいた。だが、無我夢中で鈴を鳴らし続けるツスクルの耳には聞こえない。
「ツスクル、後ろ!!」
「…!!」
「このガキ!!」
一人、呪縛を逃れたモリビトが、背後からツスクルに襲い掛かった。
「きゃあっ」
殴り飛ばされ、ツスクルは地面に倒れた。鈴が彼女から離れる。必死で拾い上げるその前に、鈴はモリビトの手に奪われた。
「あっ……」
「舐めたマネしやがって…!!」
ツスクルを殴ったモリビトは、そのまま彼女の胸倉をつかんで持ち上げる。怒りに任せもう一度手を上げかけ…やめた。
「へっへっ。まあ、いいや。ちょうど順番待ちにウンザリしてたところだ。お前で楽しませてもらうぜ」
「あ…あ…」
顔を近づけられ、息を吹きかけられ、ツスクルは目をそむける。先ほどのレンの姿が脳裏に浮かんだ。
これから、自分にも同じ事が行われるのだ。
「いや!いやあ!!レンっ!!」
「止めろっ!!」
レンが叫ぶ。
「その娘には触るな!私が満足させてやる…それでいいだろう!?」
起き上がろうとするレンの身体を一人のモリビトが地面に押し倒す。
「そうガッつかなくても、お前は俺らが存分に楽しませてやるよ」
「くっ…離せっ!離せ、離せ、離せええ!!うあああッ」
絶叫し、なおも逃れようともがくレンの手を、頭を、別の男が押さえつけ組み伏せる。
「レン!レンっ!!」
数人のモリビトに阻まれ、ツスクルの視界からレンの姿が消えた。それと同時に、彼女の周りを、また別のモリビトが取り囲んだ。
「あ…あ…」
恐怖のあまり、ツスクルは言葉も出せない。大地に仰向けに寝かされる。乾いた砂の感触が背中に冷たかった。
一人がツスクルのローブをつかみ、一気にまくりあげた。
「いやああっ」
「おお?」
モリビトは呆気にとられた。真っ白な裸体が一瞬で晒される。少女はローブの下には下着すら身に着けてはいなかったのだ。手は鎖で拘束され、細い
足は枷がはめられていた。そして惜し気もなく男達の前に晒された幼さの残る肢体。未発達な胸と、薄く茂る秘所。ツスクルは羞恥に頬を染めた。
「なんだよ。ヤラれたくて仕方ないって感じじゃねえか?」
「違う!違うのっ!!」
必死に首を振る。呪い師としての儀礼的な服装が、目の前の男にどう見えているのか、嫌というほど理解できた。自分の身体が男の欲望を駆り立てて
いる。その事実だけで、ツスクルは恐怖に駆られ、足ががくがくと震えだした。
「じゃあ、なんでココもコッチも丸出しなんだよ?」
言いながら、一人のモリビトが右の胸の突起を転がし始める。もう一人は股間に手を伸ばす。発育は悪いもののその薄い肉の柔らかさ、それを包む皮
膚の滑らかさは、また一味違う快感を伝えた。
217 :
201:2007/04/05(木) 17:23:05 ID:KmhAa9jn
「いや!…いやあ…こんなの、こんなの、いやああ!!」
「ちゃんと悦くしてやるから、いいコにしてな」
あいた左の乳首には、また別の男が吸い付き、口に含み、転がし始めた。
「あっ…いやっ…やだぁっ…!ひぅっ」
「ちっちゃくても、乳首は感じるんだなあ…?」
そうかと思えば、太ももの隙間から入り込んだ二本の指は、交互にこする様にクニクニと恥丘を刺激する。焦らすように。その気色悪い指のうごめきに
、汚らわしい男の唾液にに、ツスクルは泣き叫ぶ。
「いやあ…触らないで!やめてっ…ああ…」
複数の男に、好き放題に身体を弄らる嫌悪感。そして、そんな抗う自分の姿を愉しそうに眺める周囲のモリビト。逃れようと足をばたつかせようとする
が、自らで嵌めた枷がそれを許さない。
「そんなに動かしたきゃ、外してやるよ」
にやり、と口元をゆがめながら、一人がその足かせの鎖を破壊する。そしてそのまま両の足首をつかむと、M字に大きく広げた
「……!!!」
「ほっほぉ…」
局部を曝け出され、ツスクルは硬直する。胸を弄っていた男達も動きを止め、彼女の太ももの間を覗き込む。
「へぇ…本当だ、おんなじようにできてんだな」
「なんて言ってお前、今までに見た事あったのかよ?」
「あるに決まってるだろ、馬鹿」
好き好きに言いながら、指で割れ目を開き、まだ使われた事のないであろうピンク色のその場所に指を這わせる。ツスクルの身体がぴくん、と痙攣した
。
「やぁ…見ないで…見ないでよぉ…!」
「こいつは可愛らしいなあ」
「やあっ、あ、あっ…だめぇ!」
それぞれの指が肉襞を、肉芽をはじくように嬲る。ツスクルを襲う、小刻みに電流を流されるような感覚。無意識に身体がぴくぴくと反応する。徐々に
その場所がしっとりと湿り気を帯びてきた。
「あらあら、オモラシかな?」
「あぅ…ちがッぁ…んん、ふぅぅ…」
腰の奥が熱い。下半身を集中して責められる最中、ツスクルの中で嫌悪とは違う衝動がふつふつと湧き上がってきた。
ぴちゃ…。
「ひゃぅっ!?」
生暖かい感触に、ツスクルは思わず首を起こし、自らの下半身に目をやる。そこには足の付け根に顔を埋めたモリビトの、頭だけが見えた。
ぴちゃ…じゅる…ちゅぷ、つぷ…。卑猥な音が身体を伝わり脳に届く。舐めまわされ、唇でついばむように吸い上げられる。
「やっ、そんっ、な、汚いっ…」
ツスクルは必死に腰を捻り、足を閉じ、逃れようとした。だがその動きが逆に、舌による愛撫を助長させる結果となった。
「腰を使うのはまだ早いぜ」
「ちがぁ…はぁうっ…あっ…だめ、だめなのぉ…っ」
その間にも、他のモリビトはツスクルの胸や尻など、我先にと手当たり次第に撫で回す。
「ああ…ふぅ、はあん…」
ツスクルの声音がわずかに変化した。苦痛の絶叫が、徐々に嬌声へと変わっていく。肌がざわつくような愛撫も何か物足りなさを感じる。
(いや…違う、そうじゃない…)
思考では必死に否定しながらも、ツスクルは既に、わずかな抵抗も止めていた。体力の限界もあるだろうが、それだけではなかった。身体が行為を受
け入れ始めているのだ。自分の意思とは無関係に。
「そろそろ、準備しないとな…」
秘所を貪っていた男はさらに指も加え、秘所を押し開く。蜜の染み出すその場所は、未だぴったりと閉じられていた。その割れ目に指を這わせる。ゆっ
くりと。
「ひゃん!?」
男は指を動きを早める。同時に、閉じられたその場所へ指を埋めていく。
「あっ…やめて!やめてえ!!うっ…いたぁ…いぃ…っ」
つぷ、つぷ…と指が潜り込む。進入を阻むように閉ざされた肉壁を貫くように。経験のない少女の膣内は、その指ですら受け入れる事が困難であった。
「くぅぅ…ん…いや、抜いてぇ…抜いてよお…」
痛みと、この先行われる事への恐怖に、ツスクルはついにぽろぽろと涙を流す。
その姿が相手の加虐心に火をともした。
218 :
201:2007/04/05(木) 17:25:57 ID:KmhAa9jn
「…きっついな。こいつは楽しみだぜ」
奥まで指を差し込むと、それを一度引き抜く。
「はあ…はあ…はあ…」
下腹部の圧迫がなくなり、ツスクルは大きく息を吐いた。が、次の瞬間、さらに二本の指が挿入される。
「……ひぅっ!!」
「んん?ちょっと痛かったかあ?」
気遣うような言葉を吐きつつも、それとは裏腹に指は激しく上下に動き始めた。
「ああ!あんっ!っ痛う…いたいぃ!いやああああっ」
「すぐ良くなるぜ…もうこんなに濡れてるんだしな」
男の言うとおり、差し込まれた指の隙間からは量を増した蜜があふれ出している。それにより、指はさらに奥まで、すんなりと進入する事が出来た。そし
て根元まで差し込んだそれは、かき回すように激しく動き始める。
「あうっ、や、だめえ…裂けちゃうっ…よぉ…っ」
「だったらちゃんと腰動かしな」
尻を膝の上に乗せる形で持ち上げ、さらに深くえぐるように指を動かす。右手の指を奥に差し込みながら、左手の指で肉芽から膣の入り口、尻にかけて
のラインをこすり始める。
「いや、それ、もぅだめえっ」
「だめだぁ?その割には嬉しそうじゃねえか?」
全身を嬲られ昂っていたところに、追打ちをかけられ、ツスクルはもう耐えられなくなっていた。自分の中で何かがこみ上げ、膨張する。
「だっ、て…あ…あんっ…ふぅ、は、あ、あああ…ふぁあああああああ!」
そしてそれは、限界まで膨らんだところではじけた。望まぬ行為に屈し、達してしまったのだ。
しかし彼女自身、何が起きたのか理解できずにいた。意識がぼうっとし、その事さえ考えられなくなっていた。
「はあっ、ふぅ、やだあ…もう…」
「ったく、指だけでこれじゃ、先が思いやられるぜ。まだ続くんだぜ?」
「そんっ…なあ…」
「おい、そろそろいいだろ。後がつかえてんだぜ」
乳首を嘗め回していた男が顔を上げる。その男も、他の男も、既に股間は服の上からでも解るほど膨張していた。
「そうだったな。んじゃ、いただきますかね…」
「ひっ…」
そういうと男は腰の紐を解き、下半身をあらわにした。始めて目にするそそり立ったソレに、ツスクルは目をそむける。
「立派だろ?よーく見ておきな」
「いやっ、いやあっ!」
男は一物をツスクルの顔に近づける。筋の浮き立ったグロテスクな棒から目をそむけると、青臭い匂いが鼻を付いた。
「今からお前をきもちよーくしてやるモノだぜ。ちゃんとご挨拶しな」
「…やめて…やめて…」
ツスクルの頬に肉棒が押し当てられる。熱く硬いそれからわずかに染み出した白い液が、彼女の顔を汚す。
吐き気を覚えつつも、ツスクルは必死に歯を食いしばり堪えた。
ふと頬からその熱源が遠ざかる。息をついたのもつかの間、それが意味する事はさらなる恐怖の始まりでしかなかった。
「そんじゃ、いくぜぇ…」
「あっ…」
次にその肉棒が押し当てられたのは、既に指で押し広げられ、蜜を流し続ける秘部だった。
「やめて…お願い、やめて…やめて…」
震える声で懇願し、ふるふると首を振る。だがそれが受け入れるはずも無かった。男は腰を一度引き、一気に突き出そうとする。
だが…。
「これはなんの騒ぎだ?」
ツスクルの耳に、女性の声が聞こえた。レンではない。聞いた事の無い声。その声に場は静まり、男達は動きを止める。
「なんの騒ぎだと聞いている」
「これは…その…」
ぼんやりとした思考は、聞こえてくる言葉の意味を上手く把握できない。だが、先ほどまで自分の身体を押さえていた重圧がなくなっていることには
気付いた。手足を押さえていた手は、既に彼女から離れていた。
女の声が何かを命じた。一瞬で男達は逃げるように場から消えた。声の主と思われる女が一人、残る。
「部族の者が下劣な行いをしたようだ」
(だれ…?)
自分達に向けられている声。その主の姿を確認しようと顔を上げようとするが、上手く動かない。薄暗い視界の中、わずかに影だけが見えた。
「詫びとして、今回は見逃そう。だが…」
声が途切れる。ゆっくりと3秒待って、ふたたび言葉は続いた。
「次に我らの領域に侵入する事があれば…次は、地獄を味わうと思え。今日など、比べ物にならぬほどのな」
一方的に言い捨てると、その女も姿を消した。
周囲が静かになる。脅威は去ったのだろうか?ツスクルは疲労した身体を無理やり起こした。体中が痛い。だが、一刻も早くこの場を去らなければなら
ない。たくしあげられたローブを直し、レンの姿を探す。彼女は少し離れた場所で膝を付き、肩を落とし、身動きせずに、ただ砂を握り締めていた。
「…レン?」
恐る恐る声をかける。レンは返事をしない。うつむいたまま、肩だけ震わせて。
「レン。レン、ごめんなさい。私、うまくやれなかったから…」
「ちが…う…」
か細い声で返事があった。
レンは、自分の為に傷ついている。ツスクルにはそれが痛いほど解った。
「レン。大丈夫。私は、大丈夫だから…。だから泣かないで」
ツスクルはレンの前に跪く。腰が少し痛んだ。自分のローブでレンの裸体を包むように抱きしめる。
「泣かないで…」
―――
終わり。まあ、二人ともPCと同じで最初から強かったわけじゃないよね!って事で。
俺は結構前後の状況って好きなんだが、見てる方としてはうざいかな?
エロである以上、速攻ギシアンなのが良いのはわかってるんだが。
いやいや、GJ!レンもツスクルも好きなんで嬉しい限り
個人的には前後書いてあるのも好きだ。エロに一層のめり込めるし
ギリギリで助けてくれたモリビトありがとう
GJ!
今だにレンとツスクルの性別を
これだ! と決められない・・・
ある時見ると男に見えてしまったり、
またある時見ると女に(ry
>>219 その後レンは極寒の三階層で狂ったように蟹を狩りまくって修行。
のちの氷の剣士である、というわけか。
>>219 GJ! ラストの二人のやりとり、切なくてイイヨイイヨー
自分も前後の状況あるSSが好きというか、実はそこらあたりに職人ごとの
個性が特に出るような気もするんだよな。
世界樹みたく、職人によってキャラが違うものだとなおさら。
どうして誰も金鹿の主人ネタで書かないのは何故なんだぜ?
ええい誰も書かないなら俺が書く! 文句はいつでも受け付ける!
いつぞ萌えスレあたりであった「新米冒険者の筆下ろし」みたいなシチュになった。
未知の樹海に挑む冒険者たちの街、エトリアの中央部。
旧市街の面影を未だに残している、緑の多いベルダの広場の片隅に、小さな酒場があった。
妙齢の女主人が切り盛りするこの金鹿亭には、街の人たちから寄せられた依頼を冒険者に紹介するというもう一つの顔があった。
「いらっしゃいませ。あら、新顔の冒険者さんのようね?」
肩から胸元までを露出した扇情的な衣装を優雅に着こなした女主人が、一人の新米冒険者を笑顔で迎えた。
冒険者は重い足取りでカウンター席へと近づく。まだ日は高く、店内に他の客の姿はなかった。
「この街は初めてかしら?」
母性を感じさせるゆったりとした口調で女主人が問いかけるが、男からの返事は無い。
おおかた、樹海で仲間の死に様でも見てしまったのだろう。恐怖と葛藤のないまぜになった表情が何より雄弁に語っていた。
「……辛かったのね。そして、怖くなったのよね」
己の無力さを思い知らされ、冒険者としてではなく人間としての自信すら失った冒険者たち。
そんな冒険者たちを間近で嫌と言うほど見てきた女主人だからこそ、この冒険者に今必要なものを理解していた。
「いらっしゃい。あなたがまだ、冒険者でありたいなら」
カウンター脇のミニスイングドアを押し開いて、女主人が冒険者を促す。
その声に導かれるままに、冒険者はふらふらとカウンターの内側へ吸い寄せられた。
「今は忘れなさい。辛い事も怖い事も……」
女主人のしなやかな腕が冒険者の身体を優しく抱きしめる。
鮮やかなルージュで彩られたふっくらとした唇が、冒険者のそれと柔らかく重なり合った。
「んふ……ちゅ、ぷ……」
互いの唇をただひたすら獣のように貪りあう。
女主人の背に回されていた冒険者の右手が腰から尻へと移り、肉感的なヒップを揉みしだくように撫で上げる。
肩を抱いていた左手で大きく開いた胸元をずり下ろし、張りのある豊かな双乳をあらわにする。
舌を絡め合いながら、右の乳房を下から持ち上げてゆっくりと上下左右にこね回す。
「ちゅ……あむ……ん、ぷぁ……」
名残惜しげに唇を離す。混ざりあった唾液がきらめく糸となって二人を繋いだ。
「……キス、上手なのね。ちょっと危なかったわ」
火照った顔でそう言うと、カウンター下から簡素なスツールを取り出した。
「さ、座って。あなたの準備をしないと」
スツールに腰掛けた冒険者の脚の間に身体を滑り込ませ、細い指で手際よくジッパーを下ろす。
半勃ちの肉棒を慈しむように取り上げると、その先端に口付けの雨を降らせた。
「ちゅっ……ん……ちゅ、ちゅ……」
しっとりした柔らかい唇の感触と、幹の部分をさする指の刺激を受けて、徐々にイチモツの硬度が増していく。
麗しい女主人が見せる、普段からは想像も出来ないほど淫靡で背徳的な姿によって、確かな硬さを得た肉槍が天を衝かんばかりにそびえ立った。
「んふ……おっきぃ……」
反り返った肉茎の裏筋を唇でつまむようにして下から上へとついばむ。
やがて鈴口から透明な粘液が滲みはじめた。舌先を出してそれをぺろりとすくい取り、亀頭全体に塗り込める。
カリ首の裏側を舌先でくすぐるようにして一周し、裏筋から幹全体にたっぷりと唾液をまぶしていく。
熱を帯びた舌のざらつきが敏感な部分を刺激するたびに、それ以上の熱さを持った剛直がびくびくと震えた。
「もう我慢できない? ……しょうがないわね、もう」
苦笑しつつ身を起こし、帯締めをほどく。幾重にも巻かれた帯布が支えを失って足元に流れ落ちた。
タイトスカートの脇にあるジッパーを下ろすと、焦らすようにゆっくりと脚の上を滑らせていく。
濃緑のスカートと色素の薄い素肌が織り成すコントラストが、冒険者の興奮をいっそう高めていった。
「そんなにじろじろ見ないの。恥ずかしいでしょ?」
興奮と羞恥で頬を朱に染めつつ、布面積の少ないレースの下着を下ろしていく。
冒険者は下着ごしに愛撫するという楽しみを失ったが、秘唇とクロッチ部分を結ぶ愛液の輝きを見てそんな事はどうでもよくなった。
「あなたのキスで……こんなになっちゃったのよ?」
そう言って冒険者の手を取り、自らの秘所へと導く。
女主人の言葉通り、そこは既に男を受け入れるのに充分なほど潤っていた。
熟れた果実のような、力を入れると崩れてしまいそうなほどの柔らかさ。
指先を秘裂にそって這わせると、女主人が甘い嬌声を奏で始めた。
「んっ……そう。優しく、ゆっくり……ふぁっ……くぅんっ」
くちゅり、と水音を立てながら膣内に指をうずめていく。
膣内の心地よい熱さと蠢く肉壁の感触に夢中で指を動かす冒険者。
指の動きに合わせて艶がかった美声を響かせるその姿は、さながら名工の作り上げた楽器そのものだった。
「ふ、はぁ……ねえ、私もそろそろ……我慢、できなくなってきちゃったわ……」
冒険者の腕にしなだれかかって荒い息を吐きながら女主人が耳元で囁く。
膣内の分泌液ですっかりふやけた指を優しく引き抜き、冒険者は女主人の腰を抱き寄せた。
女主人が冒険者の腰の上にまたがり、剛直にそっと手を添える。
「じゃあ……挿入れるわね」
肉槍の穂先を自らの秘部にあてがうと、ゆっくり腰を下ろしていった。
「あはぁっ……凄い……ん、はあぁっ」
やがて膣内に肉棒をすっぽりと飲み込んだ女主人が大きく息をつく。
鼓動に合わせてびくびくと律動する剛直と、呼吸に合わせてゆるやかに締め付ける肉襞。
深く繋がる感触を噛み締めるかのようにゆったりとした動きで女主人が腰を前後左右に揺らし、
互いの恥毛が擦れ合うかすかな音と共に淫靡な水音がカウンターに響き渡る。
冒険者もまた自らの腰を上下に揺すり、女主人の最奥を容赦なくえぐった。
「あんんっ……それっ、すごく……イイ、の……」
絡み合うような、溶け合うような交わり。
眼前でリズミカルに弾む双丘の先端に冒険者が吸い付くと、女主人の声のトーンが一段と高くなった。
「ひゃうっ! ん、はっ、あぁっ!」
桜色の突起の片方を指でつまみ、もう一方を舌先で転がし、柔らかく甘噛みする。
女主人が嬌声を上げるたびに、熱を帯びて蕩けきった肉壁が冒険者の剛直をきゅうきゅうと締めつける。
下半身を本能のままに突き動かしつつ、舌と手で胸を愛撫する冒険者。
扇情的に腰を揺らしながら、胸への愛撫をねだるように冒険者の頭を抱きかかえる女主人。
冒険者の腰のスピードが上がると同時に女主人の締め付けが一層強くなる。
「んぅっ、あっ、はぁっ! すごい! すごいのが来ちゃう! ダメッ! 来る、来ちゃうぅ!」
絶頂を目指してひたすら互いを求め、腰を動かし続ける。
女主人の透き通るような白い肌の上を大粒の汗が流れ落ちた。
「はっ、イ、イクッ、イッちゃう、あっ、あ、ぁあぁ――――ッ!」
ひときわ甲高い艶声を上げて女主人が絶頂を迎えた。
千切れそうなほどに強い締め付けと吸い上げるような肉襞の蠢きに、冒険者の欲望の塊が放出される。
「あんっ、出、出てるぅっ! 膣内で熱いのがいっぱい出てるっ!」
熱い迸りを子宮口に叩きつけられて、再び女主人が絶頂を迎えた。
背後に倒れ込みそうなほど上体をのけぞらせ、小刻みに身体を震わせる。
冒険者は女主人の腰をしっかりと抱え込み、その最奥に白濁の粘液を幾度も注ぎ込む。
絶頂の余韻を味わうかのように、しばらく二人は互いの身体を抱きしめあっていた。
「冒険者に一番大切なものって何か知っているかしら?」
後始末を終え、礼を言って店を出ようとする冒険者に女主人が問いかけた。
「名を上げて財産を築こうとする野心? 樹海の真実を暴こうとする探究心? ……どれも違うわ」
瞳を閉じてゆっくりと思い出話をするように語る女主人。
「こんな所で店なんてやってるとね、毎日のように誰かが傷ついて帰って来るのを見ることになるの」
その顔に浮かぶ、悲しみとも諦めとも――あるいは後悔とも取れる表情は何を意味するのだろうか。
「怪我をしても帰って来てくれるならいいの。でも、時には物言わぬ姿で帰って来る人や、帰って来る事さえできない人もいるの」
再び目を開けて冒険者をまっすぐに見つめる。
「だから、いいこと? 冒険者に一番大切なのは生きて帰って来ることよ」
泣きボクロの上にわずかに輝く何かが見えたような気がした。
「あなたも、あせらず無理せず頑張りなさい」
樹海に挑む冒険者たちの街、エトリア。
今日もベルダの広場の片隅にある酒場で、一人の女主人が冒険者たちの帰りを待っている――
以上です。
あー金ならいくらでも出すから金鹿の主人としっぽり結ばれてぇー
そんな妄想を形にしてみますた。
GJ!
金鹿の主人母性的だよ金鹿の主人。
俺もちょっとエトリアで冒険者になってくる!
30分後・・・
花畑のなかで毒てふてふによりhageた231の姿があった。
233 :
フェチ男:2007/04/06(金) 10:49:13 ID:Kv2E7zco
ここで女主人とツスレンのガチ百合3Pフェスティバル話を
誰か投下してください。
GJだ。上手いね、普通に読ませてもらった
金鹿姐さんついにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
すげえ色っぽくて堪能しました。
雰囲気もゲーム内のそのまんまで、たまらんわー。GJ!
>>219 レンとツスクル可愛いよレンとツスクル
最後のシーンも切なくて良い、個人的には前後もあった方がいいというか、あってこそのエロシーンだと思っている
>>230 ガ チ で 惚 れ た
色っぽいです、包容力のあるお姉さん万歳
238 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 18:32:23 ID:mp4HAz0v
貴方の書くアルケ×ロリメディはいつも最高!
堪能しました。こういうストーリーのあるパロは好きだわ。
重たいネタだからこそなんていうか、愛情が感じるっていうか。
ageてしまった。スマン…………
>237
御美事に御座る
勃つより先にしみじみしてしまった。
こういう痛いのを乗り越えるみたいなシチュに弱いな俺。
>>237 なんて切な良い話………時間を忘れて読み耽ってしまった、まさにGodJob
エロパロとしてじゃなくても、普通に作品として楽しめると思った
>>240 最後の1行に激しく同意
ズタズタになりながらも寄り添う2人とか、なんか良いよな………
>>237 赤目アルケ×ロリメディ好きの俺にとってあなたは神
ここは、キャラの性格も人によっていろいろで面白いな
ここに来るまで、オレの中の赤目アルケは『ござる口調じゃない五右衛門』みたいなキャラだった
244 :
237:2007/04/10(火) 17:53:31 ID:TtOjp56V
いや、一般的には、黒髪赤目アルケは「ストイックな朴念仁」という方向だろうとは思う。
ウチのがちょっとズレてるんだ。
でもまあ、プレイヤーの数だけ妄想があるのが「世界樹」だということで……
投下迷ったんだけど、レスくれた人たちありがとう。
あとwikiのお絵かき掲示板の人! あれ、やっぱウチの……!?
すごい嬉しい。ほんとにありがとう。
コメントつけたかったけど、あっちにレスする度胸なかったよ……
次は、ちゃんとエロの方もがんばるよ。やっぱエロくてこそのエロパロだもんな!
では名無しに戻ります。
何となくイメージする、ジョブ別エロテクランキング。
ダークハンター≒カースメーカー>>(エロ系ジョブの壁)>>バード>メディック>レンジャー>>ソードマン>>>パラディン>アルケミスト>>>>>ブシドー
男女ともに、だいたいこんなイメージ。
髭ブシは年の功って事でなかなかのテクを持ってるはず。
パラは聖騎士だしきっと童貞だ
>>245 アルケミストは知識だけならダークハンターに匹敵する!!
でも順位はそんなもん
>>246 オッサンパラ童貞なのかwww
レンジャーは手先の器用さではNo.1!
だがAGI同様、逝くのが早い。
ソードマンは迫力あるパワープレイが可能!
しかしTECが低いので飽きられやすい。
真っ先に思ったのが
ツスクル>>>>>>>>>>>>>>>レン
という事なんだがこれ如何に
251 :
『前夜宴』:2007/04/11(水) 17:15:47 ID:UfOa71Cr
こないだツスクル分自給自足した者ですが、本日はレン分自給自足に来ましたよ。
前回はレスありがとう。エロ以外もしっかり書きつつ、かつ文章量は抑えるように頑張るよ。
っつーかレンなんて供給以前に需要無くね?とか思わなくもないんだが、
今度こそ楽しいの俺だけかもしれん。…でもオナニーさせてください。お願いします。
ジャンルは強いて言うなら虐待っぽい。グロは無い。
昼ドラ系欝でgdgdな感じなので、ああいうのが許せない人はスルーしてくれ。
微妙に俺設定が見え隠れしてるのはごめんなさい。ネタバレはぼかしてるから大丈夫だと思う。
タイトルつけないとまとめサイトの人が面倒くさい気もしたんで一応つけとく
『前夜宴』
「不満そうだな?」
不意に向けられた言葉と視線に、レンの意識は自らの胸中より、現実に引き戻される。
薄く雲のかかる夕暮れ時、レンはヴィズルより執務室に呼ばれた。要件は解っていた。
そろそろだろうと思っていた。やや視線を外しながらレンは答えた。
「…そんな事はない。解っていた事さ、始めから」
「この期に及んで背く気ではあるまいな」
レンはその問答に違和感を覚え、椅子に座る男の姿を眺める。いつもの尊大な
様子とは打って変わり、どこか脅えた様子のヴィズル。俯くように机に視線を落とし、
時折、苛立たしげに髪をかき回し、ため息を漏らす。何より、半分程度まで減っ
た酒の瓶と、手に握り締められたグラスが、彼の尋常でない様子を物語っていた。
少なくともレンは、彼が酒を…それも、職務中に…嗜む姿は見た事が無かった。
「約束は果たすよ。すぐにでも出る」
「待て」
ヴィズルは、踵を返そうとしたレンを呼び止めた。彼女が返事をする前に立ち上
がり、
「ついて来い」
振り返りもせずに、奥の扉の中に消えた。訝しげに思いつつも、レンは彼の後を追う。
奥は小さな寝台があるだけの仮眠室だった。執務室に併設されているのも珍しい
わけでもなく、その内容もごく平凡なもの。何があるのか、と思いを巡らせかけたとこ
ろで、がちゃり、と背後で重い音が響いた。その音に振り返ったレンは、目前に迫るヴィ
ズルの姿を見た。
「……!!」
不意に突き倒され、レンは寝台に倒れこむ。ヴィズルは勢いのまま彼女の上に覆い
かぶさった。
「ヴィズル!?何をするんだ、ヴィズル!!」
レンは必死で抵抗した。密着してくる身体を、着物をつかむ手を振り払おうと抗う。
ヴィズルは彼女を押さえ込む為に首に片手をかけた。
「我が命に背くのか?」
ヴィズルは低くつぶやいた。指にわずかに力をいれ、ひどく暗い目は真っ直ぐにレンをうつす。
その視線に、声に、首にかけられた手の圧力に、レンは圧倒され息を呑む。
似たようなヴィズルの瞳を過去にも一度、彼女は見ていた。本気だと思った。
「どう…して…」
戯れなどではない。背筋がぞくりと冷たくなり、気道が圧迫された喉からはかすれた
呼吸が漏れる。唇がわずかに震える。ヴィズルの腕をつかむ自らの手が、力を失ってい
くのを感じた。
ややあって、ヴィズルはレンの首にかけた手を離し、身体を起こす。そして低い声で命じた。
「服を脱いで横になれ」
「……」
「二度は言わない」
レンは身を起こし、震える手で帯を解き始める。唇をかみ締め、表情を歪め。
(この男は)
軽みしめた唇を振るわせる。
252 :
『前夜宴』:2007/04/11(水) 17:17:51 ID:UfOa71Cr
手の震えが大きくなる。表情こそ動かさないものの、その下では湧き上がる静かな怒りと、
全身に絡みつく様な恐怖が混ざり合っていた。
(散々、私に手を汚させた上、辱めようとまで言うのか!?)
絹擦れの音を立てて、最後の着物が床に落ちる。レンは言われるままに寝台に裸身を
投げた。視線は壁に向け、無表情で。
ヴィズルは彼女の裸体に覆いかぶさる。そして首筋から足先まで、舐めるように視線
を這わせた。
「…嫌…」
か細い声で呟く。鍛えられた無駄の無い身体は白い肌により象られていた。
しかしその体で最も目をひきつけるのは、ひき締まった身体に支えられ持ち上がった豊かな乳房でも、
濡れたような茂みに覆われた下腹部でもなく、胸、腹部、四肢と所構わず無数に刻まれた傷跡だった。
「醜いな」
嘲笑交じりにヴィズルは呟く。
「女の身体とは思えぬ」
「……っ!」
レンの顔がかっと赤くなる。普段あまり意識しない女としての欠点を、この様な形で曝け出され、
突きつけられるなんて。屈辱と羞恥に精神がかき乱される。
ヴィズルはおもむろに手を伸ばすと、彼女の右の乳房をつかんだ。握りつぶさんとばかりに指に力を入れる。
「あぅッ」
優しい愛撫でもなく、感触を味わうわけでもない手の力。レンは激痛に顔をしかめた。
次にヴィズルはレンの首筋に歯を立てた。
「痛っ…」
レンの表情が歪む。一瞬、喉を食いちぎられるのではないかとさえ錯覚する。痛みは首筋から鎖骨へと移っていった。
強く噛み舐め回し、それが繰り返され、徐々に下っていく。
「あぁ…っ!」
その歯が乳房の先端に触れた時、レンの唇から甘い吐息が漏れた。
普段の静かな声とは裏腹な艶やかな音に満足したのか、ヴィズルの責めはその場所に止まる。
吸い付き、甘噛みし、舌で嬲る。
「はぁっ…ん、…うぅ…」
食いしばった歯の隙間から零れる声。堪えられなくしてやろうと、
ヴィズルはつかんでいた乳房を開放する。くっきりと紫色の跡が残る乳房の、その先端を指で挟む。
「んん…っ!…くっ…ううぅ」
太くごつごつとした指は、見た目からは想像できないほど繊細な動きを見せた。
乳輪をなぞるように愛撫したかと思えば、先端にわずかに触れる。
そのまま離れたかと思えばねじる様に乳首を摘み上げる。
レンはただただ、目を硬く閉じ、歯を食いしばり、行為に耐えていた。
「遠慮せずに啼けば良い。誰にも聞かれはせん」
顔を上げ、レンの耳元でそう呟く。そして左手を腰に回し、腰から尻の曲線を撫で回し始める。
ぴく、ぴくとレンの身体が小刻みに痙攣する。徐々に尻の割れ目から足の間に手を入れ、太ももを開かせる。
「っっ!!!」
思わず声を上げそうになり、レンはシーツを引き寄せ、噛み締めた。
ヴィズルはそれを許さず彼女の顎に手をかけ、上を向かせる。
「駄目だ」
耳元でそう囁くと、そのまま彼女の耳朶に吐息を噴きかけ、ちろちろと舐め始めた。
「や…あ…」
くすぐったさといやらしさの混ざりあう感覚に、レンは首をすくめる。
ヴィズルは逃げようとするその顔を抱え込み、真っ赤に熱を帯びた耳を攻める。
下半身に伸ばした手はそのまま、荒々しく彼女の秘所を弄った。
「ああっ、駄目っ…!」
割れ目を開き、指を押し入れる。まだあまり濡れていないその場所を、強引にこじ開けるように。親指で肉芽をこすりながら残る四
本の指を挿入し、膣内で広げる。ざらついた肉壁を力任せに広げる。
「そん、なっ…あっ…いや…ああああっ!」
自分の欲望を満たす為の準備、それでしかないヴィズルの行為。
レンはこのまま自分が壊されてしまうのではないかと恐怖した。
それを察したのか否か、ヴィズルは悲鳴を上げるレンの唇を吸った。
愛しい女にそうするように、舌を絡ませる。
「んむぅ…ん、んんっ」
膣内に進入した指は急遽動きをかえ、入り口付近を優しく刺激し始めた。
253 :
『前夜宴』:2007/04/11(水) 17:19:09 ID:UfOa71Cr
わずかに湿り気を帯びてきた肉襞が指に吸い付くように絡む。
ぴくん、とレンの肩が震える。ヴィズルはその指先に絡みつく、しっとりとした粘りを感じていた。
「ああ…あああ…」
「他愛無いな」
ヴィズルはそうせせら笑うと、唇を離した。レンは自分の口元を手で押さえながら、
息を荒げ、力なく横たわっていた。
「そこに跪け」
レンはただ、従った。これから何をされるのか、何をさせられるのか脅えながら。
ヴィズルは寝台に腰掛け、足元にレンを座らせる。自らもはいているものを脱ぎ捨てると、
硬度をもったイチモツを突き出し、促した。
「咥えろ」
レンははっとしてヴィズルを見上げる。許しを請うような目をむけながら、首を左右に振り。
「…い…いや…嫌…」
ヴィズルも何も言わなかった。有無を言わさぬよう、彼女を睨み付けるだけ。
恐ろしかった。逆らえば何をされるか、と。だがそれ以上に、男の雰囲気に圧倒された。
観念してレンは肩を落とす。傍目にも解るほど指先は大きく振動している。
その指で目の前のものにそっと触れ、そのまま先端に唇をあてる。
「ん…んむ…んふぅ」
最初は、そっと先端を唇でしごく。しっとりとした滑らかな唇の感触が先端のみを襲う。
その拙い行為が、受け入れる側には焦らしているようにも感じられた。
徐々に肉棒は深く飲み込まれてゆく。レンは口内で猛り狂うそれを、
唇で締め上げるようにしごき、舌で愛撫し、唾液を塗りつけ、根元を指先でなでた。
「ふぅ…んむ、んう…はあ…ぁ」
レンの吐息とともに、ぴちゃぴちゃと濡れた音が狭い部屋に響きわたる。
次に唇を一度離し、全体を手のひらでしごきながら、舌先で裏側の筋をなぞる。
青く筋張ったそこに赤い舌が絡みつく。舌に痺れるような味覚がじわり、じわりと広がり、レンは顔をしかめた。
再び、肉棒を飲み込むように口に受け入れる。
その唇からは唾液と何かがまざりあった液体が毀れ、彼女の顔を汚していた。
端正な顔立ちに似つかわしくない卑猥な姿に、ヴィズルは自らが昂っていくのを感じた。
ふとヴィズルの指先が、レンの額に触れる。そこに残る傷跡をゆっくりとなぞる。
しばらくそうしていたかと思うと、今度はそこに爪を立てた。
「―――っ!」
「続けろ」
痛みに舌の動きを止めたレンに、ヴィズルはすぐさまそう命じた。そして、
さらに古傷を爪でなぞるように抉る。
「うぅっ…」
レンの顔が苦痛に歪む。痛みに脅えながら…しかし、万が一にでも
口に含んだものに歯を当てないようにしながら…レンはひたすら耐えた。
「零すなよ」
「んうぅっ!?」
ふと、ヴィズルの手がレンの頭を押さえつける。肉棒を口内に深く進入させると、喉に向けて射精した。
「!?んぐっ…う、んむうっ…」
突如喉の奥に熱い液体をかけられたレンは、激しくむせ返る。
液体はいくらかは否応無しに喉の奥に流れ込み、残りは彼女の唇を伝い、ヴィズルの足先を汚した。
「ごほっ…かはっ…はあ、はぁ…」
開放されると同時に床に突っ伏し、激しく咳き込むレン。
ヴィズルはその彼女の目の前に白濁とした液で汚れた足を突き出した。
「零すなと言っただろう。どうしてくれる?」
「そ…んな…」
「さっさとしろ」
レンは恐る恐る、ヴィズルのつま先に舌を這わす。精液と自らの唾液の汚れを、舌で舐め取る。這いつくばり、男の足をしゃぶる。こん
な屈辱的な行為を幾度も要求され、
受け入れる自身に寒気がした。
しかしその反面レンはどこか冷めていた。自身が落ち着きを取り戻しているのを感じた。
もう諦めきったのか、それとも頭が麻痺してきたのか…。
254 :
『前夜宴』:2007/04/11(水) 17:20:12 ID:UfOa71Cr
力を見せ付け、自分を弄び、屈辱的な言葉を叩き付ける目の前の男。執務室での脅えた姿は既に無い。
逆に言えばこんな歪んだ行為に没頭する事で全てを忘れ去っているのだ。
レンはただ虐げられながらも、勝ち誇る男の姿に哀れみさえ感じた。
「そろそろ褒美をくれてやる」
つま先から顔を離したレンに向けて、にやり、とヴィズルは笑う。
そしてレンの髪をなでた。言葉どおりの意味ではない事は、レンにはもう解りきった事だった。
「何…を…恐れている?」
レンは恐る恐る口を開いた。足元から、見上げる体勢で。
「私が…逃げると?刃を…向けると?」
以前よりヴィズルの苛立ちは感じていた。自らが作り上げた世界が手を離れ、
計画も思惑もままならぬようになってきた男の苦悩は、傍で見ていたレンが一番よく知っていた。
助けたい…そうとさえ思った。
「モリビトのように…それとも彼らのように?」
何もかもが彼を離れようとする今。自分の手元に残されたものが、
本当に自分の思い通りになるか、不安で堪らないのだ。再確認する事で孤独から逃れようとしている。
(哀れな男)
レンは思った。それに、大した意味は無いというのに。むしろ、逆効果だというのに。
「黙れ」
ヴィズルは呻いた。
「違うと言うのなら、示してもらおう」
「……」
(いいだろう)
レンは胸中で呟いた。自分を支配する事で、ただそれだけの事で気が済むのなら、好きにすれば良い。
レンは仰向けに寝るヴィズルの腰をまたぐ。肩が振るえ、それに呼応し二つの乳房が大きく揺れる。
片側に痣の残るそれを、ヴィズルは鷲づかみにした。
レンは震える手で未だ衰えの無い肉棒をつかんだ。そしてそれを、
自らの秘所にあてがう。進んで自身を犯す行為に身震いしながら。
「ぅんッ…」
亀頭が秘所を擦れ、レンは思わず声を漏らした。
彼女の入り口は男の先端を飲み込むのに手こずっていた。
腰を落としては圧迫に耐えかね離し、少し深く刺しては腰をうかし、
おぼつか無げな挿入作業が続く。腰を動かし捻るその姿はまるで妖艶な娼婦の誘惑を連想させた。
剣士としての名ばかり有名なレンのそんな姿は、ヴィズルのそそり立った男根をますます強靭なものにする。
そんな事をしばらく続けられ、いい加減耐えかねたのか、
ヴィズルは胸を弄るのをやめ、レンの腰をつかんだ。
「あっ…」
レンが拒否の言葉を発する前に、ヴィズルは彼女の腰を引き寄せ、自らの腰を勢いよく突いた。
「あああああっ!!」
腹部を、まるで刃の無い剣に刺し貫かれるような激痛にレンは絶叫した。
それに構うことなく、ヴィズルは腰を上下させる。動きにあわせ、レンの身体も揺さぶられた。
「あっ…ああぅ…はぁあ…!」
肉棒を突き刺す時に貫いた肉壁は、それが戻る時には離すまいと吸い付いて締め上げてくる。ぐちゃ、ねちゃ、と卑猥な音とともに
、汗ばんだ肌のぶつかり合う音が部屋に響く。
ヴィズルは動きを止めない。挿入したまま自らの身体を起こすと、
膝の上にレンを座らせる形でその身体を引き寄せる。腰を動かしながら、乳房に顔を埋める。
「ん、ああ…あぅ…も、う…だ…め…」
胸の敏感な部分が享受した快楽は、すぐに膣内の熱へと昇華される。
とろけるようなその熱は、挿入された男根を包み込む。愛液が量を増して溢れ出る。
「あ、ああ…やあっ…ん、あんぅ…」
髪を振り乱し悶えながら、レンは既に苦痛を感じていなかった。
自らを溺れさせようとする情欲に抗う事を止めていた。それだけで、ただそれだけで、痛みは快楽へ転化していった。
(貴方が…守り見続けたエトリアは)
舌で、唇で乳首をくすぐり、手でもみしだき、ヴィズルは欲望をぶつける事に没頭する。
レンは無意識にヴィズルの背をつかむ。自ら、腰を擦り付けるように動かしながら。
「うんっ…はぁ、はあ…ああっ、ん…」
(貴方にとっての希望…崩壊した文明と、死滅した人々が再び大地に蘇った
…その象徴だったエトリアは)
255 :
『前夜宴』:2007/04/11(水) 17:22:16 ID:UfOa71Cr
ヴィズルはそのまま身体を起こし、レンを寝台に押し倒す。
うっすらと汗ばみ、肌を紅色に染め、悩ましげな吐息を漏らすレンの姿に欲望を募らせる。
獣のように覆いかぶさると、再び腰を荒々しく動かし始めた。
幾度ついても、緩やかになるどころかさらにきつく強く絡み締め付けてくる肉壁を、これでもかと押し返す。
(力の抑圧などなくとも…冷たい鎖の束縛などなくとも
…貴方を慕い愛していると言うのに。力で従えるものより、
よほど貴方を信じているというのに。どうしてそれが、解らない?)
「痛っ…ん…ああっ、あんっ…」
再び、首から胸にかけて、何度も接吻する。痕跡を残す事に執着するように、
レンの身体に唇の痕を刻んでいく。それを引き止めるように、レンはヴィズルの肩を必死につかむ。
言いようも無い感覚に、レンの意識は薄れ掛けていた。もはや痛みすら、
欲望を昂らせる材料にしかならなかった。
下腹部のその熱はレンの体温か、ヴィズルの膨張したそれのせいか、最早わからない。
肉棒と膣が溶け合うように密着する。とめどなく溢れる愛液と汗が混ざり合い、
太ももまでを濡らしていた。奥まで挿入された肉棒は力強く脈打っていた。
(こんな事をしなくても、私も…貴方の一言さえあったなら私は―――)
そろそろ、限界が近づいてきた…そんな感覚にレンは目を閉じた。
「――!……!!」
「…え…?」
ヴィズルが僅かな声で、何かを呟いた。悦楽に溺れかけていたレンの意識は瞬時に醒まされる。
「……!……、……」
レンの身体を貪りながら、その言葉を繰り返すヴィズル。何かの呪文であるかのように。
(…どうして…そんな…)
レンは自分の身体が、心が、乾き冷えていくのを感じた。
あれほど熱く全身を駆け巡った快楽は、既に消し去られた。
彼が繰り返し呼ぶ、知らぬ女の名前に。
知らぬ名であったが、それが何者なのか、彼女には解った。膝ががくがくと震えだす。
全身に鳥肌が立つ。行為に没頭しながら、目の前で遠い昔に失った女の名を呼び続ける男に、
例えようもないおぞましさを感じる。
「や…めて…やめて…もう…嫌…」
快楽をかきたてた歯と舌も、荒々しくも優しい愛撫も、一瞬で冷たい嫌悪感へと変わった。
膣内の肉棒は、レンにはわずかな快楽も与えず、ただ己の欲望を満たす為に暴力的に暴れまわるだけだった。
「違う、違うッッ!!もう…もうやめて!聞きたくない、言わないで、離して…離してええっ!!!」
レンは衝動的に叫んでいた。甘美なる感覚は消えうせ、
ただ蹂躙される恐怖だけが戻ってきた。だが、ヴィズルは許さない。
足掻き始めた彼女の身体を力任せに押さえつけ、腰を荒々しく揺さぶる。
最後の時が近づいていたのだ。
「あぅっ…くううっ…い…やっ!やめて…やめてええええ!!」
その悲鳴と同時に肉棒が一気に引き抜かれる。そしてレンの腹の上で、
それは白く濁った液体を吐き出した。
レンは寝台の上でうずくまり、荒い呼吸を続けていた。彼女を弄んでいた男は、
既に用が済んだとばかりに彼女に構う事はなく、無言で自分の身支度を始めていた。
部屋を出ようと扉を開けかけたところで、ヴィズルは立ち止まる。
「とんだ醜態を晒したな」
その言葉に、レンの肩がぴくんと揺れた。
「なかなか愉快なものを見させてもらった」
はき捨てられた言葉とともに、ばたん、と扉が閉められた。
「くっ…う…うぅ」
それが引き金となった。取り残されたレンの瞳から大粒の涙が零れる。
この胸の痛みは、喉を突くような苦しさは何なのか。
無理やり手篭めにされた事への憎しみか、身体どころか心まで好きに弄ばれた事に対する憎しみか。
それとも…。
(…そんなはずはない、私は…)
解っていた事だった。ヴィズルの全ては、その過去の為のみ存在する。
256 :
『前夜宴』:2007/04/11(水) 17:26:15 ID:UfOa71Cr
そんな事は百も承知していた事だった。手を貸す事になったのも已む無い理由からであったし、
進んで任務を受け始めたのは彼の志…世界樹の存在のためであった。
その事で人の手には負えるはずもない多くを背負い、苦悩し、
途方もない時を見続けてきたヴィズルに敬意と情の念を持つことはあったが、
それだけの事だった。抱かれた事も自ら望んだ事では無い。
無い、はずなのに。
レンは嗚咽した。寝台に顔を伏せ、流れる涙を、声を、堪えようともせず。
ヴィズルの残り香にただ憤りを感じながら。自らにこんな浅ましい感情があったなどと、
レンは知らなかった。どうすれば良いか解らなかった。
どうすれば気が晴れるのか。どうすれば満たされるのか。
解らないまま、ただ一人泣き続けた。
橋の上から見る風景は、いつもと代わり映えはしなかった。
強い風に吹き晒されながら、レンはただ時が来るのを待っていた。
「レン」
背後から、ツスクルが彼女の手に触れた。物憂げな視線でレンを見上げる。
「…良いの?本当に」
レンはわずかに目を細め、微笑む。彼女の不安を拭い去るように。
「私には迷いはないよ」
「でも…」
「ツスクルには、悪い事をしたね」
その言葉にツスクルはふるふると左右に首を振る。触れた手を握り締めながら。
「それがレンの望みなら…それで、レンが…救われるなら」
レンはふと笑みを消した。ツスクルの言葉はまるで、昨夜の自分の姿を見ているようで。
自分も所詮、その程度のものだったのかと、レンは自嘲した。
自分もあの男と大差ないのではないか、と。そしてツスクルをそっと抱きしめる。感謝と謝罪の念をこめながら。
「レン…?」
「今までありがとう。きっと、今日で終わるよ。私のすべき事は、全てね。その時は、もう私に付き合う必要もなくなる」
はっとツスクルはレンを見た。だが、レンは既に彼女の事は見ていなかった。
レンは立ち上がり、視線を投げかける。橋の対岸、遠くに現れた影に。それらに、何かを求めるように。
全ての終幕を、託す様に。
****
終わり。まあ、レンはドMだ。間違いない。本人がどうかはさておきドS心を掻き立てるのは間違いない。
正直、改行がどうもしっくりこない。読みにくかったらすまんかった。
職人の皆さんは投稿するときどんな風にレイアウトしてるかアドバイスもらえたら嬉しい…。
ミニコミ誌はレンツスに関する記述はあるだろうか…。
GJ!切ないよレン
そして最後にツスクルの心情も描かれてて巧いと思った。すげぇ
>>251 せつねえ……。連鎖してく関係性が、すごい悲しい。
エロ分も心情とリンクしてて良かった。GJ!
自分もSSをこういうとこに投下するのはここが初めてなんで、試行錯誤なんだけど、
とりあえず台詞の「」は埋もれがちだから、特にエロ突入してからは前後に空行入れてる。
あと立たせたいキーポイントの行やブロックも、前後に改行足す。
横幅に関してはある意味諦めて、文中に改行は特につけないな。
段落でフツーに改行するだけ。
あと場面が変わるとこに、何かマーク入れてわかりやすくするのは、ここで誰かの
SS見て覚えたw
259 :
251:2007/04/12(木) 22:43:05 ID:gvEY0M1s
>>257 単にツスクルたん出さないと気がすまない病だったりして、
自制しないとエロ後のエロ無シーンが延々と続く事になりかけた。
>>258 文中の改行しないと、行が長すぎるって言われるんだが、
下手な改行すると変なところでとぎれて改行されちゃったりして、
読みにくいからどうしたものかなって思ったんだよ。
プレビューで確認してると1レスごと時間かかりすぎるうえ、見落としも多くてなー。
空白はレス数増えそうで迷ったけど、次は(次があったら)入れる事にするよ。
参考になった、ありがとう。
>>259 100文字ぐらいまでなら、改行なしでもいける。
多少こまめに段落つけるようにするといいかも。
名前判明したみたいね。以下コピペ
長鳴鶏の宿フロアマネージャー アレイ
パラディンLv1
ケフト施薬院院長 Dr.キタザキ
メディックLv144
シリカ商店 シリカ
プリンセスLv17
金鹿の酒場店主 サクヤ
ディテクティカLv64
冒険者ギルド統括執務役 ガンリュー
レンジャーLv70
施政院ラーダ情報室長 オレルス
サ−ジェント28Lv
本スレで語られてたな
…あらためてキタザキ先生強すぎw
金鹿女将やシリカの職業が気になる
キタザキ先生wそれなんてチートww
糸目がパラだとか予想外
>>262 シリカは、リーダーにすると全員が2回行動に違いない!
キタザキ先生吹いた。間違いなくエトリア最強じゃねえか!
糸目パラディンは意外すぎ&レベル低すぎw
むしろ糸目のレベルが140あったら超納得するんだが。
名前は今から言われると、何か逆に馴染みなくて戸惑うなー。
フォレストオウガバトル乙
パラとプリンセスは受け狙いにしか思えない。
シリカ「え、ええ?ボクのクラス!?えっと、えっとーぉ。プリンセス!…とかじゃ、ダメ?」
くらいの勢いだろうむしろ
>>267 なにその萌えるシリカ。
「えへへ……、冗談だよ。プリンセスなんてガラじゃないけど、ちょっと言ってみただけっ」
宿屋のパラはあれか。
高レベルの冒険者に対するあの高額は守り重視の経営だからということかw
まずプリンセスありきで考えると未亡人とシリカでどちらが相応しいかは瞭然
糸目は実戦経験がない が
基礎パラが最初から・・・・とかな
きっとHPブーストとキュア系に全振りだろうよ。
宿での回復はきっと糸目がこっそりブーストキュアをなんどもかけてくれてるんだよ。
働き者でいい奴じないか!
>>268 なにその萌えるシリカ。
「あ、でもでも、君達に護衛とかして貰えるんだったら、悪くないカモ………なんて、ね」
>>273 >ボディガード料を身体で払うシリカ。
>(中略)
>褐色の乳房に剛直を挟み込み、舌先で奉仕しつつ
>股間のクレヴァスをはう冒険者の指先を蜜で濡らしている。
>(中略)
>ほとばしる白濁が自称プリンセスの頬をべったりと汚した。
……まで読んだ。
「聖騎士?性騎士じゃないのか?」
と糸目に聞いてみたい173−の設定が頭から離れない俺
宿賃に対する苦情を完璧にパリングする糸目が
レベル1だなんてウソに決まってる。
レベル144で引退した前マネージャの
後を継いだという考え方もある。
/////
「…という次第でございます」
一分の隙もなく身支度をととのえたアレイが、
同じく一分の隙もない営業スマイルを見せた。
あの微笑を浮かべるくちびるがほんの一刻前に
俺のものを飲み込んでいたという事実がにわかに信じられなくなる。
「三階に到達したばかりのソド男様とわたしでは、
こういう言い方も失礼とは思いますがさほど違いはない……と申しましょうか」
言うこときついなあちきしょう。言いように手玉に取られて
いまだ裸身の上にシーツをひっかぶっている身としては反論もしづらいが。
「改まってお伝えする必要もないかと存じますが
先ほどまでのサービス代金は別途申し受けますので。
パラ子様には内密に、ソド男様個人にということで」
ああ、もう勝手にしやがれ。俺は不機嫌な顔のままうなずくしかなかった。
一礼したアレイがちらとこちらを上目遣いで盗み見る。
……早く出てけよ。
「次のお帰りを楽しみにお待ちしております」
舌先をわずかに覗かせる表情が妙になまめかしく、俺はこの女マネージャに
完全にしてやられていることを思い知った。
/////
俺妄想乙。
天才現る
そうやって性を弄ばれた冒険者が感情が平坦になっていき、
いつしか仮面のように崩れない愛想笑いを覚えていき次代の糸目へとなっていくんだな
妄想GJ! やっぱ女糸目はエロいな……
手玉にとられ感がM心を誘うぜ
先代の糸目も女性だし次代の糸目も女性のはず
その上で
>>279の説は正しいとするともちろん女性客も
/////
「……という次第でございます」
一分の隙もなく身支度をととのえたアレイが、
同じく一分の隙もない営業スマイルを見せた。
あの微笑を浮かべるくちびるがほんの一刻前に
私の肌の上を動き回り、あまつさえ他の誰にも許したことのない部分にまで
口づけていたという事実がにわかに信じられなくなる。
「三階に到達したばかりのパラ子様とわたしでは、
こういう言い方も失礼とは思いますが、さほど違いはない……と申しましょうか」
ひどいことを言われている気がした。膝に力が入らないほど繰り返し昇りつめさせられて、
裸の胸をようやくシーツで隠しているような私からはなにひとつ反論出来ないけれど。
「改まってお伝えする必要もないかと存じますが……」
ええ、今夜のことはお金を取るとでも言いたいんでしょう。
嫌みを口にしようとしたのに、アレイはまったく意外なことを告げた。
「今夜のことは、サービスでございます。
そう、幾多の冒険者が倒れた三階から無事お戻りになった記念、ということで」
目を丸くする私にアレイは本の少し苦笑めいた顔をした。
「そこまで驚いていただけるとは思いませんでした」
……ごめんなさい。
謝る私に一礼してアレイは踵を返した。
そして戸の前で立ち止まり、振り返らないまま、言った。
「今後も無事にお戻り下さい。どうか」
言葉の意味を問いただす暇もなく、アレイは出ていった。
なんだろう、頬が熱い。
かくして私は、残り少ない宿の滞在時間を悶々と過ごすことになった。
/////
こうですか! わかりま(ry
神妄想が2つも………まさにGod−Job
糸目のデレ=代金無料ということか……!!
超納得。
流れは糸目のような気がするので、投下します。
……嘘です結構前からちまちま書き進めてたんで、よもやミニコミ誌で名前とか
明かされるとは思いもよらず、フロアマネージャならず宿のオーナー扱いですが
私は謝らな(ry
宿主人×眼帯レン子。
「――話が違う!」
カウンターを力任せに叩く拳にも、『長鳴鶏の宿』の主人は完璧なる営業スマイルのまま、ぴくりとも動きはしなかった。
「違う、と言われましても……これは宿泊約款に定められました正規の料金でございます。執政院の認可も得ておりますよ」
「だが! 昨日まではこの値段で宿泊できたはずだ!」
右目を眼帯で覆った女レンジャーは、残るひとつだけの瞳で、目の前の男を睨み据えた。携えた弓など使わなくとも、眼光だけで相手を射殺せそうな表情。
しかし彼は涼やかに肩を竦め、その視線をいなす。
「昨日と今日は違います。お客様方は日々着実に強くなられ、そのレベルを引き上げられた。ならば私どももそれに相応しいサービスを提供し、見合った対価を求めさせて頂くだけのことです」
「サービスなど必要ない! ひと晩……、今夜ひと晩、あいつらを休ませてくれるだけでいいんだ……!」
怒気に満ちた声が、仲間のことに触れた途端、苦しげに揺れる。
エントランスホールの片隅に、ぐったりと疲れ果てた冒険者たちがうずくまっていた。体力も精神力も使い果たし、命からがら逃れて来たと一目で判るその姿。
憐憫を催さずにはいられぬそのさまにも、宿の主人は眉一つ動かさない。薄っぺらな笑みを張り付け、同じ言葉を繰り返す。
「ええ。ですから、代金をお支払い頂ければすぐにでも、お部屋へご案内致します」
「……こ、の……ッ!」
拳を握って、レンジャーは呻いた。
宿の主人は瞬きもしない。揺るぎのない笑顔を前に、レンジャーは膝から崩れ落ちるような疲労を覚えていた。
(私が、もっとしっかりしていれば……)
自分の責任なのだ。
新しい装備や医薬品の代金、施薬院での治療費、その他ギルド運営に要する経費――その一切の管理を請け負っているのがレンジャーだった。
冒険者たちの生命線を預かる重大な任務を、これまで彼女は完璧にこなしていた。逼迫しがちな財政を切り詰め、必要な物品を購入し――不意打ちで前衛が施薬院の世話になったとしても、宿に泊まれるだけの金は、常に残していたはずだった。
それがここに来て、突然の値上げ。
レベルだか何だか知らないが、理不尽なその価格に、彼女の計算は脆くも崩れ去ったのである。
後に残ったのは、もはや一歩も動けぬほど傷つき疲れ果てた仲間たちと、自らの失策に対する責任感だけで困憊した身体を動かし、交渉を続ける彼女自身だけ……
「……頼む。何でもする。どんな要求でも呑む。だから、どうか……」
力を失っていく声で、レンジャーは縋るように、カウンターに額を擦りつけた。
宿の主人は変わらぬ表情のまま、磨き上げられた板に滑る蜜色の髪を見下ろす。
長い沈黙に、壁の時計が時を刻む音ばかり、かちかちと響く。
「何でもと、仰いましたね?」
ふいにぽつりと、彼が呟いた。
はっと顔を上げたレンジャーの耳元へ、彼が唇を寄せた。変わらず穏やかな笑みを浮かべたまま、一言、二言、何事か囁く。
「……ッ!」
レンジャーががばと飛びのいた。愕然と見返す視線を受けて、主人はなおもにっこりと、口元をほころばせた。
*
案内された部屋には、窓がなかった。
四面すべてが切石組みの、真四角な空間。換気や湿気の対策は万全らしく、空気は乾いてこざっぱりしていたが、押し込められたような閉塞感は拭いようもない。
ランプの炎影が石壁に踊るさまを眺め、レンジャーは呆れた声をあげる。
「どうして宿の主人が、地下室なんかに住んでるんだ」
「これで案外、居心地はいいのですよ」
背後から来た主人が答えつつ、ぶ厚い樫の扉を閉めた。
蝶番の重い軋りに、レンジャーの肩が小さく揺れる。湧き上がるおののきをはねのけるように、強く声を出した。
「地下に籠もって、夜な夜な溜め込んだ金でも数えているのか。確かに似合いと言えば、似合いだが」
「……言いますね」
返った声は、別段非難するようでもない。
扉にもたれて腕を組み、見つめてくる主人の視線に、レンジャーは背を向けた。
「それで……私は、どうすればいい」
声が震えぬようにするので、精一杯だった。
主人は微笑みのまま、どうということもない声で言う。
「そうですね。まず、全部脱いで頂きましょうか」
「……!」
呼吸が止まる。
硬直したレンジャーのさまに、主人はしれしれと追い打ちをかける。
「今更、厭だとは仰いますまい? お客様は今夜ひと晩、この私に買われたのですから」
「判っている……」
「まあ、厭なら厭でも結構です。お部屋にご案内した皆様を、今からでも叩き出すだけですから」
「判っている!」
怒鳴り返して、レンジャーは上着の紐に指をかけた。
(ひと晩……ひと晩だけ、私が我慢すれば、済むことだ……)
仲間たちは、何も知らない。
交渉上手で計算高いレンジャーのなすことに、失敗はないと皆が思っている。今回も多少はもめたが、最後は彼女の手腕が主人のそれを勝ったのだろうと、無邪気な賞賛を送りさえしてきた。
――そう、失敗したのは、自分なのだ。
報いを受けるのは、だから自分だけでいい。
するり、と袖が落ちる。
革の胴着が、厚手のスカートが、白い無地の下着が――一枚ずつ、石の床に散っていく。
やがて、一糸まとわぬ白い裸体が、ほの暗いランプの灯あかりに浮かび上がった。
地下室の空気は、素肌にはやや冷たい。胸元を両手で抑えながら、レンジャーは肩を震わせる。
「……脱いだ、ぞ」
かすれた細い声は、自分でも情けなくなるほど頼りなく響いた。
(……こわ、い……)
実は彼女には、全く経験がなかった。口づけさえ、まだ誰にも許したことはない。
これから起こることを思うと、樹海の中ですら感じたことのない恐怖が、じわじわと込み上げてくる。
「こちらを向いて、腕を下ろして」
容赦のない、指示の声。
唇を噛みしめ、レンジャーはのろのろと振り返った。腕を下ろして肢体をあらわに晒しつつ、拒むように目を閉じた。
扉にもたれて眺めていた主人が、かすかに感嘆した声をあげた。
「これは……思ったよりも、着痩せするタイプでらっしゃいましたか」
薄明かりに、震える白い乳房。
むっちりと重い果実のようなそれが、鼓動に合わせて細かく揺れていた。淡い桜色の乳首は、部屋の寒さのせいか、ふっくらと頭をもたげつつある。
「…………」
目を閉じて視界を閉ざしても、なめ回すように観察する視線を感じる。耐え切れず、レンジャーは声を張り上げた。
「は、やく、してくれ! もう!」
「……そう、せかさずに」
苦笑がふっと側に寄って来たかと思うと、とんと鎖骨の間を突かれた。
いきなりの衝撃に、震える足は身体を支えることができなかった。よろめいたレンジャーは真後ろに倒れ込み――部屋の中央に陣取るベッドへ落ちる。
ぎょっと目を開いた瞬間、主人がのしかかって来た。
「あ……!」
反射的に退さる身体を、腕をかけて押さえられる。顎を掴まれたと思うや、もう唇が重ねられた。
思いのほか柔らかい、暖かい感触が、強ばった彼女の唇を包み込む。
「……! ……んっ、う……!」
一瞬派手に身体を震わせ、すぐにレンジャーはがくりと力を抜いた。
諦めたように脱力した唇に、生暖かいものが流し込まれた。口の中いっぱいに広がって、喉の方へと落ちていく。
液体。
予想もしていなかったそれに、レンジャーはどう対応していいのか判らなかった。ただ茫然と唇を開いて、口の中にたまった液をそのまま受け止める。
主人はぴったり唇を重ねて、動かない。
飲め、ということだろうか。
おずおずとレンジャーは喉を上下させ、その液体を飲み込んだ。
ん、と小さく頷いて、主人が唇を解放してくれる。満足げに見下ろす表情に、レンジャーは息を乱して問う。
「何……飲ませた……」
「ただの『メディカ』ですよ。あなたも探索で体力を使い果たしているでしょう。それではこちらも楽しめませんからね……」
答えつつ、レンジャーのさまを改めて見やり、主人はふと瞬いた。
指が伸ばされ、わななく頬に触れる。
「もしかして、お客様……初めて、でいらっしゃる?」
――ようやく、レンジャーは気が付いた。
触れられた頬が冷たい。飲まされたものとは全く別の液体が、目尻から頬へと伝わっている。
「あ……」
自覚したとたん、どっと涙がこぼれて来た。奪われた唇を両手で押え、レンジャーは声も立てずに泣き出した。
肩を震わせ嗚咽するレンジャーに、主人がつと苦笑する。
「これでは私、まるでものすごい極悪人のようですね」
「ご、極悪人、だろう……っ!」
泣きながらレンジャーがなじる。主人はますます苦笑を深めつつ、レンジャーの右目を覆う眼帯に手をかけた。
悲鳴を漏らし、レンジャーはその手を遮ろうとした。が、主人の指は素早く眼帯を剥ぎ取ってしまう。
「……うう、あぁあ……!」
「ああ……こちらは、泣けないのですか」
苦しげな泣き声をよそに、主人の指がそっと彼女の右瞼を撫ぜた。
閉ざされたままの瞼を過る、引き攣れた傷痕。
「や、やめろ……、触らない、で……」
レンジャーは身をよじり、その指から逃れようとする。
消え入りそうな声に、主人が従うはずもない。身を屈め、傷痕を包むように口づけた。
「いけません。お客様は今夜ひと晩、私に買われたのですから。この傷痕も、他のすべても……私に、明け渡して頂きますよ」
囁きと共に、指が身体を這い下りる。
悲鳴をあげて竦む耳元へ、苦笑まじりに主人が囁く。
「安心なさい。痛いことは、ひとつもしませんから」
「――やッ、……あ!」
ほっそりと長い彼の指が、余るほどに大きな乳房をやわやわと揉み立てる。言葉通り、強さ荒さはまるでなく、ゆっくりと、ごくゆっくりと、張りのある肉を掴み、こねる。
乳輪を指先でくすぐる。刺激に反応して勃ち上がってくる乳首にも、強い動きは一切与えず、ただ時折唇を寄せて、軽く転がすに止める。
慣らすようなその動きに、緊張からがちがちに背を凍らせていたレンジャーの身体から、わずかずつ力が抜けていく。
ふたつの白い丘が主人の掌の下で、たゆたゆと形を変える。そっと擦り合わされ、離され、潰されて、揺れる。
「そう、力を抜いて。マッサージか何かだと思って……どうですか?」
「……わ、わからない……」
レンジャーはまだ涙の残る声で、子供のように首を振った。
リラックスできるような気分では、まだない。だが、触れてくる指のなめらかな人肌、ほぐすような動きは、予想していたよりずっと穏やかで優しかった。
されるがままにただ横たわっている彼女のさまに、主人の瞳がふっと笑む。
「ではいっそ、お客様も挑戦してみますか?」
「え……?」
ぼんやりと瞬くレンジャーの前で、主人が身を起こす。ボタンを手早く外すと、無造作に上着を脱ぎ捨てた。
ぎくりと慌てて目を逸らしかけて――レンジャーは愕然と目を開く。
「――なっ……!?」
胸が。
仰向けに晒されたレンジャーのそれに負けず劣らず、たっぷりと豊かな、ふたつの乳房が。
どうみても、まぎれもなく、女性のそれが。
主人の身体に、揺れていた。
「お……、お、女……っ!?」
目を真ん丸にして硬直するレンジャーを前に、彼――否、彼女は素早く下も脱ぎ捨てて、生まれたままの姿になってしまう。
揺れるランプの明かりに、雪白の裸身を晒しながら、女体が覆いかぶさってくる。
「さあ。触って」
レンジャーの両手を、主人が掴む。そのまま自分の乳房の上に、ひたりと押し当てさせた。
指先が、ふにゅっと白い肉に埋もれた。
「う、わ……!」
「ゆっくり掴んで、揉んで。……こう。……そう、上手ですよ……」
乳房を掴ませた手を、上からくるむようにして、扱い方を教える主人。狼狽し、頬を真っ赤に染めながら、レンジャーはされるがままに彼女の乳房を揉み立てた。
指の間で、乳首が硬く勃起していく。生々しいその感触に、レンジャーはいっそう混乱し、悲鳴めいた声をあげた。
「なんっ、何で……おまえ、女……、隠して、今までずっと……!?」
「男だと申し上げたつもりも、ないんですけれどもね」
「お、おんな、女がどうして、女を……私を買ったんだ!?」
「買ってはいけない、という法はございませんでしょう?」
にっこりと返された笑顔は、見慣れた営業スマイルで。
紅潮したまま、ぱくぱくと口を開閉させるレンジャー。震えるその胸に、主人がすっと両手を這わせた。
「あっ……!」
「……手。続けて」
身を竦ませたレンジャーに、すかさず主人の声が飛ぶ。
ぎこちない手つきで、レンジャーはおずおずと動きを再開した。覆い被さる姿勢のせいか、触れる乳房はずっしりと重い。もたげた指に、柔らかい肉が食い込んでくる。
逆に主人は慣れた手つきで、晒された身体を愛撫していく。こね回す指は先より力を増していたが、動転しているレンジャーはそれに気づく余裕がない。
「……ん……、ふ、うぅ……?」
「そう……、だいぶ、うまくなってきましたよ。……っ、ん……」
ただひたすらに、与えられる感覚を真似て返すレンジャー。行為に集中する内に、頭がぼうっとして来た。
揉む手と、揉まれる手と、目の前に揺れる白い肌のぬくみだけが確かで。
あとの世界すべてが、遠くなる――
「……ふふ」
ぼんやりと没頭するレンジャーのさまに、主人が低く喉を震わせる。
薄く開いたままになっている唇に、身を屈めて口づける。びくりと逃げかかるのを許さず追いかけ、舌を滑り込ませる。
ゆるりと口腔を舐め、舌を絡めて吸い上げて、たっぷりと唾液を送り込む。
「んん、ん……っ!? ……ん、う……」
対応するだけの技はレンジャーにはなく、ただ先の経験のせいか、流し込まれたものは柔順に、喉を鳴らして嚥下する。
ねっとりとキスを繰り返しながら、主人は指先にレンジャーの乳首を捕らえ、くすぐるように転がした。
与えられる舌の感覚にさらわれ、止まりかけていたレンジャーの指が、その刺激に促されてまた動く。
応えるように主人の胸をまさぐり、先端に震える少し大きめの乳首を、遠慮がちに擦り始めた。
「――ん、ふ……ちゅ、……んんっ」
「んー……、ふうぅ……んぁ……、は……」
たっぷりと舌をねぶり、唾液と口唇を味わい尽くして、主人はようやくレンジャーを解放する。
陶然と瞳を潤ませて、レンジャーは呼吸を荒らげた。ようやく自由になった唇で、空気をせわしく吸い込む。
頭の芯が痺れたようで、ものが考えられなくなっていた。遠のいた世界の向こうで、楽しげな声が響いている。
「もう少し、気持ちいいことしてみましょうか。先日、あなたがたがシリカの店に売った品で、面白いものが出来てきたんですよ」
「おもしろい……もの……?」
主人がベッドの傍らに手を延ばし、ガラスの小瓶を取り上げた。
コルクの栓を抜き取ると、呼吸に弾むレンジャーの胸元に、その口を傾ける。
「――きゃっ……!」
「『ねばつく液体』から精製された、シリカ商店オリジナルローションです」
とろりと透き通った液体が、レンジャーの乳房に滴り、谷間をあふれて流れ落ちた。
冷たさに身を竦ませたレンジャーに、主人が再び手を這わす。やや粘性の高い透明の液を、乳首の先から乳房、腋や腹にまで、たっぷりと塗り広げていく。
ランプの炎に、白い身体がぬめぬめと光った。
「……はっ、あ……、やっ……、なん、だ……、こ、れ……!?」
ぬるぬると滑る感覚に、レンジャーが耐え切れず声をあげて、身をよじる。
粘液にべったり汚れた手を、主人は自分の胸に擦りつけた。レンジャーに施したのより、やや荒い手つきで乳房をこねると、かすかに息を弾ませながら、彼女の上へと覆い被さる。
乳房と乳房が、ぐちゅり、と合わさった。
「あ……ッ!!」
うわずった悲鳴が、レンジャーの喉をこぼれる。
仰向いた彼女に身を伏せて、主人はゆっくりと身体を動かし始めた。塗り付けたローションのぬめりを借りて、前後に滑らせ、擦り合わせていく。
乳房が乳房を潰し、こね合い、乳首どうしがぬるぬると絡み合う。
「はッ、あ……あぁ……! ――んんっ」
身体を震わせのけ反るレンジャーの唇を、またも主人が奪い取る。
舌と、唇と、乳房と、腹と、脚と――身体と身体がぴったりと重なり合って、蠢く。肌を合わせ、体温を寄せて、互いの凹凸を埋め合わせるように擦り合う。
あたたかいぬめりに全身をすっぽりと覆われ、愛撫され尽くす感触に、レンジャーはびくびくと背をわななかせた。
「んんん……ッ、ふぅ……んあぁぁ……」
身体が猛烈に、熱い。
相手を愛撫することも忘れ果て、レンジャーはいつしか主人の背中に腕を回してしがみついていた。
にちゃり、と音を立てて身体が滑る。快楽にわななく腹を、あたたかい肌が撫で上げていく。
硬い感触が胸元を転がる。勃ち上がった乳首を、くちゅくちゅと押し潰される。
思わずこぼれた甘ったるい吐息は、重なった唇と舌の間に、すべて吸い尽くされてしまう。
――呑み込まれる。
何もかも、呑まれて、溶けていく。
「……お客様……、お客様、ったら」
主人がふと、苦笑する。
陶然と弛んだ世界に浸っていたレンジャーも、声にようやく、少しだけ我に返る。
そうして、かあっと頬を染めた。
「あ、あ……」
いつの間にか――
レンジャーは股の間に主人のももを挟み込み、腰をくねらせて、秘所を懸命に擦り付けていたのだ。
主人の白いふとももは、レンジャーの秘所からあふれた愛液で、てらてらと光っている。
「……わ、私……、あ、あぁ……!」
耳まで真っ赤に染め上げて、レンジャーは身体を震わせた。自分がそこまで我を忘れて、溺れていたことが信じられない。
言葉を失い、ただ喘ぐだけの彼女に、主人がくすくすと瞳を細める。
「いいんですよ。それぐらいしていただけないと、こちらもあなたを買った甲斐がない」
でも、と小さく付け足して、主人は身体を起こした。
こね回されて泡立ったローションが、身体と身体の間に糸をひいて、とろりと腹に流れていく。
「お客様だけではなく、私も気持ち良くして頂けないと、困りますね」
身体の向きを、入れ替える。
レンジャーの顔に背を向け、ふとももに手をかけて押し開きながら、主人は再び身を伏せた。白い腹に乳房を押し付けつつ、その下に息づく秘所に顔を埋めた。
「――う、あああぁっ……!?」
「私の動きを、真似して」
舌が、何も塗らずともぐっしょり濡れそぼったそこをかき回し始めた。
噴き上げる、強烈な感覚。
腰をひくつかせ、熱い快楽に呼吸を乱しながらも、レンジャーは懸命に視線を上げた。
すぐ目の前に、濡れた花が咲いている。
生まれて初めて見る、他人の淫猥な箇所。自分のそれとて、よく見て確かめたことなどもないのに――つきつけられた風景に、レンジャーは知らず、ごくりと喉を鳴らす。
重なる襞の透間から透明な露が湧き、雫となって落ちていく。
引き寄せられたように、唇をつけた。
「んっく……、あ、ふ……。そ、う。そんな、感じで……、もっと、ふか、く……」
「……あっ……んぁ……、ふ、う……」
主人の息もあがり始め、熱い吐息が甘く秘所に触れてくる。
いじられ、かき回される感覚に、半ば意識をさらわれつつも、レンジャーは夢中で舌を動かした。与えられる動きを真似て、繰り返し相手に施す。
襞に舌を這わせ、くすぐる。
唇を動かし、挟み、擦る。
とめどなくあふれる愛液を、互いにすすり合う。
指も足して、ぬめる透間をかき回す。経験のないレンジャーを気遣ってか、主人は深く指を挿れては来なかった。
ただ浅く擦りあげる刺激。レンジャーも従って同じように擦ると、焦れたように主人の腰がわなないた。
「いれて、かまいません……。もっと、そう、そこ、こすって……」
「……こう、か……?」
「そ、う……! あぁ、んっ……、ああ!」
おそるおそる指を使うと、主人が高く嬌声をあげた。
挿入した指が締めつけられ、レンジャーは思わず息を呑む。
「すご……い……」
「は……あぁ……、……ふぁ……あ……!」
目の前で熱くうねる、桃色の肉。
快楽に震えるそのさまを見つめているだけで、こちらの意識も熱く、とけていく。
呼吸を荒らげながら、レンジャーは主人の秘所に吸い付いた。ぼたぼたと滴ってくる愛液を舌に受けつつ、挿れた指を激しく前後に擦る。
抑えかねたような悲鳴と共に、覆いかぶさる身体がびくびくと跳ね、掴まれたももに指が深々、食い込んだ。
「はぁ、あ、あ……。……じょうず、に、できましたね、お客様……。では、ごほうびに……」
陶然と細めた瞳に微笑みを浮かべて、主人が舌を差し伸べた。
ひっそりと包皮に隠れたままの、クリトリスを舐め上げる。皮の上から転がして、その下の熱い硬さを確認すると、隙間から探るように舌先をねじこんだ。
柔らかい皮と熱い舌の間、ぐりぐりとねぶられる快楽の中核。
ひっ、とレンジャーが瞳を開く。
閃光が視界を貫いた。どろどろに溶けた甘い快楽を、一気に引き裂く白い電光。
「――ひ……ッ、あッ、あぁぁあ!!」
ぴんと両ももを突っ張って、全身が大きくのけ反った。突き出した乳房を震わせ、がくがくと背をわななかせつつ、幾度も幾度も痙攣し――
ゆっくりと、弛緩へ転じていく。
脱力しきってベッドに沈んだ身体を、主人の腕が抱きしめた。
「ふふ。大変いい買い物でしたよ、お客様は……」
微笑む声を遠く聞きつつ、レンジャーの意識はぬかるみめいた沼の底へ、ずるずると滑り落ちて行った。
*
――数日後。
「申し訳ございませんが、お客様。現在のお客様方のレベルを鑑みますと、この価格でお泊めする訳には参りません」
変わらぬ営業スマイルと共に、宿の主人はあっさりと、カウンターに並べられた貨幣を押し戻す。
隻眼に驚きの色を浮かべたレンジャーは、だがすぐに財布を探り、もう一掴みの金貨を主人の手元に叩きつけた。
「ならばこれで、泊めてもらえるな?」
「……おや」
意外そうに目をしばたかせる主人。
珍しいその表情に、レンジャーはにんまりと笑みを刻む。
「あれ以来、宿代は多めに確保しておくことにした。あの日のような失態は犯さん。もう、二度とな」
「ですがあの夜のお客様は、そんなにお厭そうにも見えませんでしたけどね」
金貨を数えつつ、主人がしれっと呟く。
レンジャーの頬に、一瞬朱が差す。だがすぐに、鼻を鳴らして顎を掲げた。
「プライドの問題だ。なすべき職務を全うできず、身体で補うなど屈辱の極みだからな」
「なるほど。それでは私も職分を全うし、お客様方が快適なご滞在を満喫できますよう、いっそう努力することに致しましょう」
「ああ、ぜひともそうしてくれ」
満足げに頷いたレンジャーに、ええ、と主人は微笑んだ。
「そうして元気になられたお客様が、思いがけず大幅にレベルを上げられれば――こちらも一気に料金をはね上げて、また『買わせて』頂く隙ができるかも知れませんから」
懐にしまいかけた財布が、指からこぼれて床に落ちた。
貨幣が床板を叩く音に、エントランスで待っていた仲間たちが、驚いた様子で顧みる。
「……お、まえ――ッ!」
満面を朱に染め、絶句するレンジャー。
真正面からのぼったくり宣言と、『買い取り』宣言、どちらに動揺しているのか、自分でももう判然とはせず――
声も出ない彼女のさまを平然と眺めつつ、主人は金貨を手元の引き出しに収納する。そしてにっこりと、極上の笑みで頭を下げた。
「毎度、ありがとうございました」
以上です。
……百合ムズカシス! で、ついローションプレイに逃げてしまった。許して。
自分の脳内シリカ商店には他にも、「伸縮する皮」や「蜜のかけら」や「しなやかなツル」で
作られたあれやこれやを販売する地下商店がある設定。
って糸目な。
もうゲーム画面見ても女にしか見えません。最近泊まりに行くと胸がドキドキします。
>>293 GJ!
女糸目萌える!ウブなレン子もいいなぁ…(*´Д`)ハァハァ
>>293 糸目のナイスなサドッぷりに全俺がガクブルしながら
スタンディングオベーション。……そこ、マスターとかつけようとするな。
地下シリカ商店もいいなあ。
商品の説明しながらシリカが不自然に近い距離によってきたりして
ぐっと胸を押しつけてきて、悪戯っぽさを装った、微かにふるえる声で
「あのね、ソド男さんだったら、その……ボクで試してもいいよ?」とかなんとか。
ソド男はその時持っていた「伸縮する革」製のオナホールを取り落としてもいいし、
「エナメル質の角」で出来た責め具におもむろに手を伸ばしてもいい。
ナイスサド、ナイスウブ、そしてナイス百合!
ウチのソフトの中の糸目も、今日から女になりました
最近ここのおかげでシリカと糸目の株が急上昇中。
それにしても逆に女糸目の方を「お買い上げ」することも可能ではないのかな?
不夜城エトリアの街。もうじき日付が変わろうというのに大通りは人でごった返している。
その通りのど真ん中を堂々と闊歩する男性が二人いる。
異国風の出で立ちに、腰には大業物の刀。裸の上半身に刻まれた数々の古疵は、戦国時代の荒武者さながら。
二人の歩調は全く揺らぐことはない。
誰が目の前に立とうとも、ゆずろうという感覚を一切持ち合わせていないためであろう。
親とはぐれて泣いている子供がいても、急病で倒れた老人がいても、二人は足蹴にし踏みつけて通り過ぎるに違いない。
しかし。誰がそれをとがめられるだろう。
この兄弟こそ、宙空のルシファーホークを両断するほどの腕前を持つ、エトリア最強レベルのブシドーなのだ。
「兄者」
若い方のブシドーが言う。
「手元にはかなりの銭が貯まり申した。そろそろ長鳴鶏の宿に行って、あの女フロアマネージャーを一晩買ってはいかがかな」
「ウム」
壮年のブシドーが応じる。
「俺とお前二人の相手をするマネージャーだ」
「ワハハ」
「ワハハハ」
冒険と殺戮におぼれた後は気分転換の意味で、迷宮に程近い長鳴鶏の宿に一泊するのが常であった。
かくして二人同時に相手にされて、息も絶え絶えになってしまうアレイだった。
「どうした。まだまだ夜は長いぞ」
「そうだ。大枚をはたいて一晩お前を買ったのだ。もっともっと楽しませてもらわなければな」
「お…お客様……後生ですから……ああっ………ゆ、許して………下さっ…」
「兄者。そろそろこちらと場所を交代してもいかがかな」
「おお。忘れておった」
「…そんな………あ……も、もう…………だめで…す……っ」
「ワハハ」
「ワハハハ」
三人で過ごす夜は当分明けることはない…
なんてシグルイな妄想が。しかし元ネタからするとこれじゃ糸目が男でもOKかwww
男糸目「どうした。まだまだ夜は長いぞ」
兄者「あ…あ、あぁぁぁぁ!!!」
弟者「アッー!」
こうですか?わかりません
自分達とまるで同じ姿の、三体の竜。
その「自分自身」を侵略し尽くした冒険者。
動く事も許されぬ私は。
その屈辱を片時も忘れず。
いつか。
人間に復讐する時が来ると信じて。
だっていうのに。
信じられない事に、目の前にはあの時と同じ冒険者。
まさかこんな階層にこんな短時間で現れる筈は無いと思っていた。
そう、これは天が与えてくれた千載一遇の復讐の時。
そう思っていたのに。
「アアアアアアアァァァァァァァァァッッッ!!!」
全身全霊の呪いを込めた遠吠えは虚しく木霊する。
さっきからもう何度も雷を吐いた。しかし届かない。
守りに入った事もあった。しかし奴らはやすやすと障害を消し去る。
天を見上げれば。
輝く矢が降り注ぎ。
私を地に伏せた。
こうして、私の全ては、奪われてしまった。
私は、天を、呪う。
「…いやー、やっと逆鱗取れたなー」
「苦戦した甲斐があったな。何で今回あんなに強かったのかね?」
「いい加減狩られまくって怒ってたんじゃないの?w」
「あ、だから逆鱗か!」
「誰が上手い事言えと(ry」
ってのを前スレに落とそうと思ったら500KBでやんの。
地下商店シリカに、女糸目お買い上げに……
さらに
>>173からの流れで、新人冒険者の「援助」も加わったりした日には……
たまんねーな、エトリアの夜!
>>298 ちょww いつの間にか立場逆転wwwww
ヤラれてもヤラれても必ず同じ場所に戻って来てしまう三竜たんは、
ガチでMだと思うんだ。
>>301 激しい羞恥心と背徳感にも関わらず、あの冒険者の身体を求める疼きに耐えられずいつもの場所に向かってしまう三竜
うむ、ガチマゾ萌え
>>303 オレ達はとんでもない考え違(ry
「逆鱗」は三竜たんの怒りの証ではなく、その羞恥心と背徳感の果てに導かれる……
絶頂の証だったんだよ!!!!!
>>304 な、なんだっ(ry
つまり、絶頂の証を集めて作られる「真龍の剣」は、
三者を征服したものが持つにふさわしい雄々しきシンボルというように
解釈してよろしいか
逆鱗に触れると竜が怒るのは、逆鱗が一番敏感な部分だからであるからして
つまり性感た(以下略
クリ皮ならぬクリ鱗か
畜生、お前等が要らんこと言うからムラムラしてきちまったじゃねぇか
ちょっと三竜たん狩ってくる
311 :
フェチ男:2007/04/20(金) 01:00:17 ID:EunW8UTR
三竜「しっぽぉ! しっぽらめなのぉ!」
で、誰か続き頼む。
火、氷、雷でいい感じに性格が別れそうだな
女体化させたくなってきた
>>312 不幸者のワイバーンたんも仲間に入れてあげてやってください
ワイバーソたんでシンデレラを
誰か三竜たん+ワイバーンたんを擬人化して下さい頼む
絵板ならwikiにもまとめにもあるぜ!
>>312 まぁ、順当に行くなら火は熱血純情娘、氷はクールキャラだよな。
じゃあ雷は金属に触れるたびに静電気でバチッてなる娘な
三竜たん妄想で意欲がモリモリしてきた
久々に書いてみようかのぅ
>>312 >>318をみて、のぼせ症、冷え性、足がしびれやすい というのが
思いついたが萌えにはつながらなさそうだった。
・・・汗っかき娘なら萌エロになるか?
氷竜たんは体温が人間よりかなり低いので口ですると常にアイスフェラ状態、とか考えてみる
炎
熱血にして頭に血がのぼりやすい単純なキャラ。お約束通りの体育会系。
ただしラブな事になるとわたわたしてオーバーヒートするウブな一面も。
氷
クールで知略に長け、人を寄せ付けないオーラを纏う近寄りがたい系。
心の中では暖めてもらいたいと密かに思いつつもキャラ的に出来ない不器用な所も。
雷
常に騒がしい台風のような元気ッ子。とにかく早口でまくしたてる。
誰とでも仲良くなる反面、どこか壁を作ってしまう癖がある。
…ごめん雷は流石に無理があった。
// 最初に浮かんだのが電波っ子なのは秘密
雷はお姉さん
イケイケお姉さん
おいおいお前ら。
雷はツンデレに決まってるだろ
じゃあ氷はツンドラで。
雷は緑色の髪で虎縞の水着のような服を着た娘さん
ごめんまだ見たことない
雷→強化すると咆哮
つまり、普段は凛としているのに、
相手が強気で来ると内心ビクビクしながらも大声でわめいちゃう
苦労の多そうな生徒会長タイプって事だな!!
おまいら、氷竜は三姉妹ですよ。
じゃあその三色丼もとい、三姉妹丼は私がいただいてきますね。
あれ? 体があつくてしびれてつめ亜qw背drftgyふじこlp;@:」
三竜の話題を読んで意欲がモリモリしてきて1本書いたので、投下していきます。
氷竜たん陵辱モノ。だけど、書き終わってみたら氷竜たんでやる意味が無かったかも知れない。
………まぁ、とにかくドウゾ。
第三階層、千年ノ蒼樹海の、奥深く。
「あー………ッ………。」
その、水音が響く蒼白い空間に鎮座する、岩の上に腰掛けながら。
「最ッ高だ………相変わらず。」
ソードマンは、気の抜けた声でそう言った。
「そ………そんなに、良いんですか?」
数日前にこのギルドに加入したばかりの新米パラディンの少年は傍らで、ごくり、と喉を
鳴らしながら『その様子』を見下ろしていた。
「ああ、この柔くてひんやりした感じ………お前もやってみろよ、病み付きだぜ?」
「………じゃぁ、次、貸して貰っていいですか?」
「おう。」
ソードマンはそう言って、自分の脚の間………そこに跪き、自らのいきり立ったモノを
賢明に舐る、蒼い髪と白い肌を持つ少女の頭をくしゃくしゃと撫でた。
少女の口元から、断続的な水音と、荒い吐息が漏れている。
「ん、ちゅぷ………は、むぅ………く、ぅん………ちゅ………。」
頬を上気させながら、まるで夢の中に居るかのようにうっとりと蕩けそうな瞳で眼の前
のそれを見つめ、少女は唇と舌による奉仕を続ける。愛しそうに両手の指を絡め、先走る
ものを丹念に舌で掬い取り、先端を口の中に含む。
「ん、くぷっ………はぁ、あ、熱、あひゅいぃ………ひゃ、んッ!」
すると、熱っぽい声を上げていた少女の身体が、不意にビクリと仰け反る。
「おっ、と。失礼。」
至って冷静な声でそう言ったのは、少女の太腿の間に割って入り、少女の秘所を観察して
いたメディックの男だった。
「ふぁ………ん、やだ、そんなに見ちゃ………ぁ。」
「しかし毎回思いますけど、見れば見るほど、人間やモリビトと変わりませんね。」
「んやぁッ………ひ、拡げ、ぇッ………!」
膣内を無遠慮に押し拡げ掻き回すその乱暴な指使いに、少女はプルプルと背中を震わせる。
一通りの作業を終えて、メディックは刺し込んでいた指を引き抜いた。
「本当に、驚いたものですよ………伝説の『氷竜』が、こんな姿だと知ったときは。」
感心したようにそう言って、今さっき観察した秘所の上、人間における尾てい骨の位置
から生えた蒼く長い『尻尾』と、背中から生えた同じく蒼い『翼』を撫でる。それは
どちらも、爬虫類の表皮のような、ざらざらとした鱗の感触を持っていた。
名残惜しそうに下半身をひくつかせながら、氷竜の手と口の動きが止まる。ソードマン
は氷竜の頭に手をやり、その顔を無理矢理自分のモノに押し付けた。
「そっちの用事は、後でいいだろ………ホラ、集中集中。」
「ふぁ、は、はい………あ、む………んにゅ………。」
「そうですね………一通り、楽しんでからにしますか。」
メディックはそう言って、しかしその場を動こうとはせず、再び氷竜の秘所を指で押し
開く。今度のそれは観察の為のものではなく、純粋に、その身体を嬲る為の行為だ。
指を挿入し、溢れる愛液を掻き出し、むくむくと勃ち上がった肉芽を転がす。
「ん、うぁ………は、ふぅ、んくッ………ちゅぷ………。」
下半身からの刺激にも今度は意識を保って、氷竜は快楽に身を震わせながら奉仕を続ける。
「しかし………エラい素直だけど、マジで大丈夫か?」
「何が?」
「ソイツだよ。ソコでブレスでも吐かれたら、凍傷どころじゃ済まねぇぜ?」
部屋の中に居た最後の独り、片目を髪で隠したダークハンターは、不自然なほど従順に
ソードマンのモノを愛で続ける氷竜の姿を見て、訝しげな表情を浮かべた。
「『氷竜』サマが、なんだってそんなに大人しくしてるんだ?猫被ってんじゃねぇか?」
「ああ………それなら、心配無い。」
ソードマンは答えながら、不敵な笑みを浮かべて見せた。
「お前、今回が初めてか?」
「2回目。1番最初に挑んで、それっきり。」
「ああ………そういえば居たな。あのときは、こんなことヤってる場合じゃ無かった。」
「『薄汚い人間めが!』なんて言われちまってよ。その娘が、今じゃこのザマか。」
猫のそれと同じように無意識のうちに動く尻尾と、ゆっくりと上下を繰り返す翼を愛撫
するように撫で回しながら、ダークハンターは氷竜の様子を伺う。全身くまなく感度が
高まっているのだろうか、それだけで氷竜はゾクゾクと背中を震わせた。
「流石に、最初っからこうなワケじゃないさ。抵抗されて、死に掛けたこともある。」
「あのときみてぇにか………そこまでされて、よくやるぜ。」
「でも、何度も何度も時間を掛けてゆっくり『仲良くなって』いけば………この通り。」
「今じゃすっかり、快楽の虜ってか。」
「そういうことだ。ついでに言うと、念の為にミストも使ってあるから心配するな。」
2人のやり取りが耳に入っているのかいないのか、氷竜は一心不乱に行為を続ける。
その、人間よりも温度の低いひんやりとした口内が、ソードマンのモノを咥え込む。
体温が低い分、氷竜自身がそこから感じる熱も、人間のそれとは比較にならない程の
ものだった。
「でもよぉ、だったら俺、別に要らなかったんじゃねぇ?縛る必要も無ぇだろ?」
「な、に………そもそも、お前の得物は縛る為にあるんじゃないだろ………ッ?」
丹念に舐っていた先端を咥え込み、上下にしごくように刺激していく。ソードマンの声
が、快楽によって徐々に途切れがちになる。
「へ?どういう………?」
「このコ、どうも………かなり手荒いのも、嫌いじゃないらしくて、な。」
「っ!」
その言葉に、どこかやる気無さげに半開きになっていたダークハンターの眼が不意に、
ギラリ、と獰猛な光を放った。
「なんだよ、それを早く言えっつーの。」
腰に据えられた鞭の柄を握り、ダークハンターが戦闘態勢に入る。振り上げられた腕に
従って長い鞭が蛇のように舞い上がり、そして………腕と共に、再び振り下ろされる。
「どれどれ………よッ!!」
鞭全体が大きく波打つようにしなって、その先端が、ピシャン、と乾いた音を立てて氷竜
の背中に打ち下ろされた。
「ひゃ、あうぅぅぅッッ!!?」
鋭い痛みに、氷竜の背筋が反り返る。背中に赤く残ったその衝撃の痕を見下ろしながら、
ダークハンターは相変わらず下半身への愛撫を続けるメディックの顔を伺った。
「ホントらしいですよ。今ので、更に緩んできたみたいだ。」
そう言って引き抜いた指には、その言葉通り、氷竜の吐き出した愛液がべっとりと絡み
付いていた。メディックは、指先で感触を確かめるようにそれを弄び、口へ運ぶ。自分の
中で何かに納得したらしく、今度は、眼の前の秘所に口付けし、舌を這わせる。
「ふ、やぁ、ひ、舌ぁ………あ、あった、かいぃ………ッ。」
「どんどん、溢れてきますよ?とんだ淫獣ですね、あなたは。」
「や、違ッ………そんな、言っちゃ………あうぅッ!?」
氷竜の抗議を待たず、ダークハンターはその背中に2撃目、3撃目の鞭を振り下ろして
いく。赤い痕が、その数を増していく。
「良〜い声で鳴くねぇ………よッ!オラァッ!!」
「ひッ、んくッ!ひぎッ、ん、ぷあぁッ!!?」
最も敏感な部分を攻められ、背中を鞭打たれ、両手と口は奉仕の為に供されて。全身を
冒険者達に蹂躙されながら、しかし氷竜の眼には、敵意や絶望などの負の感情ではない、
恍惚とした光が宿り始めていた。
「ん、ぐッ………はむッ、ん、ぷちゅ………ん、くッ………!」
下半身を這う舌と、激しい鞭の打撃とに急かされるように、氷竜の奉仕は速度と激しさ
を増していく。冷たい舌で裏筋を舐め上げられ、ソードマンは、絶頂が迫るのを感じた。
「う、おぉ………そう、そうだ、そのまま………!」
氷竜も、眼の前のモノに迫る限界の気配を察し、ラストスパートに掛かる。指と、掌と、
舌と唇と歯と、全てをフル動員してソードマンを絶頂へと誘っていく。
「それじゃ………こちらも、そろそろイきますか。」
「んッ!?ふ、ひぅぅッ!!」
それに合わせるように、メディックも愛撫を加速させる。
そして………その唇が、ソードマンの先端を、一際強く吸い上げた、瞬間。
「くぁッ………!!」
「ん、ふぅッ………んんんんんッ!?」
ソードマンの手が氷竜の頭を鷲掴みにし、自らの股間にその顔を押し付ける。限界まで
膨らんだモノを咥えたまま、頭を固定され………氷竜は為す術もなく、その口で、吐き
出されるソードマンの熱い迸りの全てを受け止めた。
同時に、氷竜の背筋がピンと伸びて、足腰がガクガクと痙攣する。彼女もまたソードマン
と同じように、襲い来る快楽の波に押され、絶頂を迎えた。
「ん、ぷっ………ぐ、んむぅ………ッ!!」
「く、ぅ………あー、最ッッッ高だ………。」
たっぷりと時間を掛けて全てを吐き出し、最後に残った物も全て吸い上げさせてから、
ソードマンはようやく氷竜の頭を解放する。口に含んだソードマンの精を、氷竜は決して
吐き出そうとはせず、そのまま、喉を鳴らして完全に飲み込んだ。
「あ、ぁ………熱くて………濃い、のぉ………ッ。」
唇の端から唾液と精液の混ぜ物を垂れ落としながら、氷竜は全身を弛緩させ、蒼白い地面
に突っ伏した。メディックの舌の動きと、ダークハンターの鞭打ちが、止む。
「はぁ………ぁ、はッ………んぅ………。」
まるで伸びをする雌猫のように、うつ伏せで腰だけを突き上げた格好のまま、氷竜は快楽
の余韻にその白くしなやかな身体をピクピクと震わせる。未だ声の届かない世界に居る
かのようなその姿を見下ろしながら、ソードマンは満足そうな笑みを浮かべた。
//////////////////////////////////////
「準備完了………じゃ、本番イきますか。」
自分のモノを仕舞おうともせず、ソードマンは地に伏した氷竜の身体を、そっと抱き起こ
した。そして、焦点の合わない瞳で中空を見つめる彼女の耳元で、呟く。
「さて、じゃぁ………頑張ったから、ご褒美だ。」
「あ………ひゃ、い………。」
「こういうときは、なんて言うんだっけか?ちゃんと、教えたよな?」
小さい子供に語りかけるような、ともかく上辺だけは暖かいその声に、氷竜はコクリ、と
1度だけ首を縦に振った。そして、自分を取り囲む4人の顔を上目遣いで見上げながら、
か細く、しかし熱っぽい声で呟く。
「わ………私の、中………中に………。」
「ほら、もっと大きな声で。」
めっ、とでも言わんばかりの声でそう諭し、ソードマンは氷竜の胸の先端を、ピン、と
指で弾いた。決して大きくはないが形の整ったその胸が、ビクリ、と震える。
そして。氷竜は意を決したように………ソードマンに仕込まれたその台詞を、口にした。
「私の、中に………皆さんの、あ………熱くて、おっきいの………ください………。」
哀願するような声でそう言って、氷竜は、上気していた頬をさらに桜色に染める。
「………〜〜〜ッ。」
「ひゃー………堪んねぇな、こりゃ。」
「それじゃぁ、早速。」
「おう。じゃ、新入りは口で相手して貰うとして………あとは、どうする?」
その後2,3の言葉を交し、4人はそれぞれ決められた場所に陣取った。ソードマンが
氷竜の脚の間に寝そべり、ダークハンターは彼女の身体を背後から抱き締めるような場所
でスタンバイする。残りの2人は左右に立ち、それぞれに右手と左手、そして唇と舌の
奉仕を受けることになる。
ソードマンは、熱いモノを求めて切なげにひくついている秘所に、指を添える。くちゃ、
という水音と共に、それはあっさりとソードマンの指を呑み込んだ。
「はぅ、ん………ッ。」
「トロットロだな………んじゃ早速、腰落として。」
氷竜は言われるがままに、ゆっくりと腰を落としていく。秘所とソードマンのモノがその
距離を縮め、やがて、接触する。身体の入り口に当てられたその熱く脈打つモノの気配
に、氷竜の身体がピクリと跳ねる。
「ん、ん………ぁッ………。」
そのまま腰を前後させると、モノの先端がスジをなぞりながら、溢れる愛液に濡れていく。
それを何度か繰り返した後………氷竜は熱いモノに手を添え、そして。
「ふ………ん、んんんんッッッ!」
真っ直ぐに腰を落とし、ガチガチに固まったそれを、根元まで一気に咥え込んだ。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!?」
「く、ぅ………!?」
一息にそれを呑み込み、氷竜はしばしの間、眼を剥き、口を半開きにしたまま強烈な感覚
に打ち震えていた。身体が反り返り、硬直し、ピンと上を向いた胸の先端がわななく。
じっくりと時間を掛けて1度目の快楽の波を受け止め、その身体が崩れ落ちそうになる。
「っと。」
自分にもたれ掛かってくるその身体を、ソードマンは腕を突き出して受け止める。胸に
手を置き、先端を転がしながら刺激を与えて飛びかけた意識を繋ぎ止める。
「凄ぇ、絡んでくる………1発で、イっちまったか?」
「あ………ひゃ、あ、熱ゥ………ッ………。」
「ホラ、ホラ。入れただけでイってる場合じゃねぇぜ?」
ソードマンはそう言って、左右に待機した2人の相手もするようにと、視線で促す。氷竜
は促されるまま、従順に、メディックとパラディンのモノにそれぞれ手を添えた。
「う、わ………冷たっ………!?」
「体温は、人間よりかなり低いですから。」
初めての感触に驚きを隠せないパラディンと、慣れた様子で氷竜の髪を撫でるメディック。
対照的な反応を見せる2人のモノに細く冷たい指を絡ませて、氷竜はそれをゆっくりと
上下にしごいていく。
「ちゃん、と、口でも………な?」
微妙に腰を動かし、内部に緩やかな刺激を送り込みながら、ソードマンが言う。氷竜は
一瞬だけ、左右どちらのモノにするべきか迷った後………メディックに促され、左手に
握ったパラディンのモノに、口付けをした。
「あ、ぅ………ッ。」
濡れた唇と舌が、おずおずとパラディンを刺激していく。冷たく柔らかく、これ以上無い
程に心地良いその感触に、パラディンは思わず、ビクリと腰を引いてしまう。
「ぁ………ッ?」
その反応に、自分が何か失敗を犯したと思ったのか、氷竜は不安げな顔でパラディンの表情
を伺う。パラディンは照れ笑いをしながら、メディックにならってその蒼い髪をゆっくり
と撫で付けた。
「い、いや………あんまり気持ち良くて、つい………。」
その言葉を聞き、氷竜は再び奉仕を続行する。掌でモノを包み込み、指でしごきながら、
唇と舌で刺激を送り続ける。先端の割れ目に舌を這わせると、顔に似合わず大きくいきり
立ったものが、ビクビクと脈打つ。
「………んじゃ、そろそろコッチも良いか?」
独り蚊帳の外に居たダークハンターは、そう尋ねながら………ソードマンと結合した部分
よりもやや後ろ、氷竜のアナルに、ぴたり、と指を当てる。
「ひゃ………………!?」
一瞬だけ奉仕が止まった隙に、ダークハンターは、押し当てた指をその内部へと侵入させる。
愛液が潤滑油となり、氷竜のアナルは驚くほどあっさりと、その指を受け入れた。
「あ、ああぁぁ………ァ………!?」
「おー。入った入った………どうだ、気持ち良いか?」
「あ、んやぁ………だ、だめッ、曲げちゃらめ、ぇ………!」
内部でぐねぐねと指を蠢かせ、ダークハンターは従順に反応する氷竜の様子を堪能する。
そして、そこを十分に解した後、指を引き抜く。
「ちっと………尻尾がなぁ、邪魔なんだよな………。」
そんな愚痴を溢しながら、ダークハンターは、蒼い尻尾を両腕で抱え込み、少々乱暴にぐい、
と上に引き上げた。氷竜の腰が浮き、その整った形の尻が突き出される。
「う、ぁ………ぁ………ッ。」
「お、っと!」
無理に腰を引き上げられたお陰で、ソードマンとの結合部が離れそうになる。ソードマン
は咄嗟に氷竜の腰を掴み、ズン、と腰を深々と打ち付ける。
「あ、ンッ!きゃ、うぅぅッッ!!」
不意に秘所を突き上げられ、氷竜は甲高い悲鳴を上げた。
「んじゃ、こっちも入るよ?」
しかし、そんなことはお構い無しに、ダークハンターはズボンのチャックを外してギンギン
に反り返った自分のモノを取り出し、氷竜のアナルにあてがう。そして、彼女が何をされて
いるか理解するよりも先に、こちらも一息で、躊躇いなく腰を打ち付けた。
「あ、ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!??」
2つの穴を、同時に、無遠慮に貫かれ。2人分のモノを、根元まで呑み込んで。
氷竜は、気が狂うほどの感覚の波に、絶叫した。
「や、く、苦しっ………熱、あひゅい、ィ………キツ、ぅッ………!!?」
様々な感覚が津波のように押し寄せ、もはやそれを言葉にすることもままならず、氷竜の
口からは言葉の欠片がぽろぽろと零れ出す。
そして、その口すらも塞ぐように………いきり立った別のモノが、眼の前に突きつけられる。
「こちらも、忘れないで貰えますか?そろそろ、手だけじゃ我慢の限界だ………。」
「え………ん、んぶぅ………ッ!?」
メディックはそう言いながら、眼鏡の奥の瞳を邪悪に輝かせ、こじ開けた口に自らのモノ
を叩き込む。喉の奥まで達してむせかえるのもお構い無しに、メディックは氷竜の口を
犯していく。
「こ、こっちも………まだ、まだ足りない………ッ!」
「ん、んぢゅぅッ………んくッ、ちゅ………!!」
冷たい唇と舌をメディックに横取りされ、パラディンは中途半端なまま置き去りにされた
自分のモノを、そこに絡みついた氷竜の指ごと握り締め、慰め始める。
「やッ、ダメぇッ!と、溶けちゃう、私、アッ、熱くてッ、溶けちゃう………!!」
秘所とアナルを同時に責められ、身体の中で薄い壁1枚を隔てて擦れあう、2つの熱の塊。
膣内でそれを感じつつ、口と両手で更に2人分のモノに一心不乱にしゃぶりつきながら。
氷竜は、自分の身体の奥底から湧き上がってくる、その気配を感じていた。
「ぐ、ぁ………凄ぇ、どんどん締め付けてくる………!」
「こっちの穴も、良い、カンジだぜぇ………ッ、ったく、淫乱な身体してやがる………!」
「ッ………そ、そろそろ出そうですよ………全部、ッ、受け止めて、貰いますよ?」
「っは、ぁ、ふッ………ぼ、ボクも、もう………ッッ!!」
「き、来てぇッ!あひゅッ、熱いの、んくぅッ、ぜ、全部、わ、私にくらさいぃッ!!」
本能のままに腰を振り、身体を擦り合わせながら………それぞれが、絶頂へと昇り詰めて
行く。細い糸が、キリキリと張り詰めて行く。
そして。
「うッ………………。」
誰の物とも解からない、呻き声が上がり。
次の瞬間………その糸が、プツリ、と音を立てて千切れた。
「く、ぁ………………!」
「うぐッ!?」
「………………ッ。」
「うあ、ぁ………ッ!?」
ほぼ、同時といえるタイミングで。
4人分の、精が………氷竜の身体目掛けて、容赦無く、吐き出される。
「あ………………ッ!」
身体の内と外から、全身を焼くような熱を、浴びせられて。
「ああああああああああァァァァァァァァァァッッッッッ!!!!!」
氷竜は、全身をガクガクと激しく痙攣させながら………失神した。
//////////////////////////////////////
「………大丈夫かよ、コイツ?メディカでも飲ましとくか?」
「ああ、それなら大丈夫だ。ちょっ待ってれば、じきに起きる。」
「なんせ、自己再生能力を持ってますからね。体力的には、我々の比じゃないですよ。」
「へぇ………見た目、ちょっと華奢な感じしますけどね。」
瞳の焦点を失い、地に伏したまま気が狂うほどの快楽の余韻に浸っている氷竜を見下ろし
ながら、4人は小休止を入れる。
「意識ブッ飛んでんのは、どうにもなんねぇけど………それはそれで、オツなもんだぜ?」
「ま、マジですかソレ………。」
「こちらの体力が尽きるまで、やり放題ですよ。幸い、妊娠の心配もありませんしね。」
「うーわ………オレよか、よっぽど鬼畜じゃねぇか。ソードマンとメディックのくせに。」
少女1人を寄ってたかって蹂躙した後とは思えない、他愛も無い会話をするような口調で
しばし談笑した後。1度全てを吐き出した気だるさが薄らいだ頃を見計らって、ソードマン
がぐったりした氷竜の身体を抱え上げる。
「じゃ、第2ラウンド行きますか、っと。」
「ったく、気が早ぇなぁ………なんつーか、罪悪感とかそういうの、無いワケ?」
「普段ギルドのオヒメサマ達にこき使われてんだ。こんくれーの役得、あって当然だろ。」
何でもないような調子で言い切るその言葉に、ダークハンターは思わず苦笑した。
「ほら新入り、次、下入れよ。下。」
「あー………いや、その………。」
「どうかしましたか?」
「ボク、なんていうか………経験無いんで、最初の相手が人間じゃないってのも………。」
「は?え、童貞かよ!?」
「………お、お恥ずかしいですけど。」
「いいじゃねぇかよ。氷竜ちゃんで童貞捨てられるなんて、ラッキーだと思うぜ?」
「可愛くて従順で身体も最高、オマケにエロい………確かに、これ以上無ぇ相手だわな。」
「先輩の好意は、素直に受けるものですよ?」
「………じゃぁ、お言葉に甘えて………。」
「その次オレなー。」
「じゃ、私はダークハンターの次ということで………。」
氷竜を無視したやり取りが為され、4人は再び、その白い身体を取り囲む。
第三階層、千年ノ蒼樹海の、奥深く。
その、水音が響く蒼白い空間で………宴は、続く。
(END)
以上でした。お粗末様でした。
三竜たんの性格分けの話とか深く考える前に見切り発車で書き始めちゃったんで。
こう、なんというか………いろいろスイマセン。本当にスイマセン。
もしかしたら、もう2本あるかも知れない。無いかも知れない。
GJGJGJ
これはよい竜娘。炎、雷も是非
性格分けなんてのは作者の感性だよ
俺の脳内では氷竜はコート着たお姉さんだけどロリだっておつなものです
うむ、うちじゃ雷は男の子だ。雷をめぐって取り合いの日々だよ。
氷竜たん輪姦キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
調教済み娘たまんねー……。ソードマンのアッサリした鬼畜っぷりがイイ。
他2竜もぜひ! GJ!
ついに竜にまで行くとは……
>>342 前に、ケルヌンノス出てくるの無かったっけか?
>>344 あったあった。
つまりアレか、ケルヌンから氷竜までの隙間を埋めるべく
女王アリ(リアルクイーン化)、コロちゃん(飛んでるクーデレ)
イワォたん(神々しいまでの委員長)、
さらにはレンツスと王までの幅広いネタを(ry
>>345 スノドリのことも、たまには思い出してやってください
>>346 スノードリフトたんは真っ白なドレスがよくお似合いのやんちゃなお嬢様。
別荘地に品のいいサロンをしつらえて、侍女たちを侍らして暮らしています。
「あら? 誰かが遊びに来たみたい。今日の応対係は誰なの?
お客様が待ちきれなくて中まで入ってみえてるじゃない。
仕方ないわね、私がお出迎えするわ!」
しばらく後、サロン脇の通路で、お嬢様は
……こんなもんでどうだ! 鬱展開苦手だから自分じゃ書かないがな!
ニア 耳としっぽと首輪をつけて芸を仕込む
>>347 新たなる白のドレスに身を包み虚ろな瞳でくうを見る
気高いお嬢様に「ご主人様」「にゃん」を強要してプライドを崩壊させていく
更に、ごろりと仰向けになって降伏のポーズ・・・・・・ってソレは犬か
>>347 白いドレスのやんちゃなお姫様ならアルル様がいるじゃないか!
352 :
347:2007/04/23(月) 01:45:42 ID:lDIEa7YA
>>351 馬鹿野郎!
俺の中ではアルルーナ様はなあ
長い孤独に耐えつつ、助けてと歌い続け
訪れた冒険者たちに「遊びましょう…!」といいながら
戦いと捕食の他に遊びと呼べるものを知らぬが故に
殺傷してしまう、あるいは刈り取られてしまう、
悲しい運命を背負った姫君なんだよ!
そう、あたかも隔離された地に一輪咲き続ける気高い花のような…
↓ 君は次に「ラスト一行、そのまんまじゃん」という
ラスト一行、そのまんまじゃん・・・ハッ!?
世界樹の迷宮って……出てくる全員がガチMだったんだな……
中ボス全部、戻ってくるもんな。
>>342 もちろんギルドメンバーたちにだって、変わらず萌えてますよ?
確かにこのところ、NPCやMたんたちの流れだけど。
ギルド内エロ話もいつだって大歓迎だ。
355 :
347:2007/04/23(月) 10:11:10 ID:sKYa9vho
>>353 あいしてる。
君は任意の中ボスもしくは五層までのFOE一体の名前を呟くことができる。
忘れたころ・・・具体的には連休明けあたりに良いことが起きるかも知れない。
よし、ここは俺が353になりきって(ry
なるほど、FOEかぁ・・・・・・・・・
ヒステリックな叫び声で敵を混乱させる情緒不安定娘
キレると手が付けられなくなる暴れ牛娘
ちょっとしたことですぐ甲羅に引き籠もっちゃう亀娘
毒で抵抗力を奪い触手のような長髪で責めるサド娘
畜生、よりどりみどりじゃねぇか羨ましい!
芽娘(めむすめ)三姉妹
長女よつば:時間に几帳面なしっかり者。毎日早起きし、基礎体力もばっちりだ。
次女ふたば:方向音痴でおっちょこちょい。よく壁にぶつかっては、見知らぬ場所へふらふら移動してしまっている。
三女めぇ:華奢で病弱なので、健康的な姉さんたちを羨ましく思っている。つい守ってあげたくなる健気な幼女。
ちなみに三人ともセル様の肉奴隷ですが何か?
天羽々斬を所持するとセル様と見紛って冒険者の肉奴隷になるんだな。
361 :
355:2007/04/23(月) 23:34:16 ID:pECTrCTr
冷酷なる貴婦人、一丁はいりましたー。
ストレートなところに来たな。そういうやつは嫌いじゃないぜ。
貴婦人といえば縛り、縛りといえば貴婦人
ひねりはないが、そういう路線になろうかと思う。
気長にお待ちを。忘れた頃にまた会おう。
362 :
353:2007/04/24(火) 03:57:04 ID:kwPUvEfA
>>360 てっ、てめぇ、俺の心を読みやがったな!
ちょ、何そのシンクロw
ここで355より先に貴婦人ネタ投下したらどんな罵倒レスが貰えるんだろう…ハァハァ
何故かPC規制で携帯しか使えない俺には今のところ無理だけど。
365 :
355:2007/04/24(火) 21:17:29 ID:9xjrsNqo
>>364 馬鹿野郎ッ!
住人たるもの作品が投下されて罵倒するなんて
もったいない真似をするわけがないだろう!
せいぜい前置きに「××に先越されるなんて…
くやしい…っ ビクビクッ」とか書くくらいだ!
アク禁解けたら投下してくれるモンと思って楽しみに
……なんかしないんだからね! ビクビクッ
ていうか
>>360 にまんまと騙されたわけだが。
まあ、幸いなことに
>>363 と思考がシンクロしたようなので
予定通りに行くぜ! ええと、シンクロした分貴婦人ふたり?
六カ所縛りとはダクハンもたいへんだな。
367 :
360:2007/04/24(火) 23:15:29 ID:UYjNmosJ
あれから一度も書き込んでなかったのに何だこの流れは
あなたのせいでこうなったんだから…責任取ってよねっ
俄然楽しみになってきた
wktkしながら待つとしよう
「うーん、進むべきか底上げをするか…」
ギルドのリーダーの剣男は今後の方針を考えながら宿の長い廊下を歩いていた、
「やはりここは実入りのいい場所で稼いで…」
足を止め悩んでいると微かだが衣擦れが聞こえてきた、
ふとそちらを見るとそこは最近ギルドに参加したブシ子の部屋であった、
礼儀正しく真面目で強くて真っ直ぐな性格のブシ子はギルド内でも人気が高く剣男も好印象を抱いてる男の一人であった、
「問題は『いのちをだいじに』かな」
そう苦笑しながら辺りを見回して人気がないのを確認してそっと屈み鍵穴を覗いた、
(うおっ!)
鍵穴の向こうでは着替えの最中で今まさにメインイベントが始まろうとしていた、
しゅるしゅると胸のさらしをほどくブシ子、
(くっそー、もう少しこちらを向いてくれれば!)
ドアに背を向けて着替えて居るので肝心な場所は見えないが興奮するには十分である、
そしてさらしをほどき終えその下からは小ぶりの可愛らしい胸が現わr…?
「うえっ!?」
「誰です!?」
覗きをしているのにもかかわらず思わず声を上げてしまった剣男、
勢い良くドアの方に振り向くブシ子、
振り向く効果音は『クルッ』でなく『ぶるんっ』であった。
さらしの下から現われたのは小ぶりの胸でなくまるでメロンのようなサイズの巨乳、
明らかにさらしで隠し切れないだろ、とツッコミを入れたくなる双丘であった。
ばぁん!と開け放たれるドア、鋭い目で剣男を睨んだがすぐに警戒を解き視線は柔らかくなった、
「剣男殿ではありませんか、
妙な声を出してどうなされました?」
まさか覗きをしてました、と正直に言うわけにもいかず咄嗟に嘘をついた、
「い、いやあ考え事をしていて足が滑ってしまって、な…?」
我ながら苦しすぎる嘘だと思った、
「そうですか、しっかりなさって下さい、
長たる者常に気を張ってないといけませんよ」
だが根が真っ直ぐすぎ疑う事を知らないブシ子はそれを信じてしまったようだ、
「そ、そうだね、ハハハ」
苦笑いしながらも剣男の目は豊かなメロンに釘付けである、
ブシ子は着替えの最中という事も忘れ廊下に上半身裸で突っ立っているのである。
「して、考え事とは何を?」
いまだへたり込んだ剣男に視線を合わすように膝に手をあて覗き込んでくるブシ子、
(おお!腕で胸が強調されてるぞ!)
「いやね、しっかり稼いでレベルと装備を充実させるか
それとも少し冒険してみるか、とね」
ゴクリ、と唾を飲み込みそれを隠すように口にする
(嘘はついてないぞ…)
それに感心したのかすっと背筋を伸ばしうんうん頷いた、
元の姿勢に戻った時に胸が左右に開きそれがぶつかり合いぽよよん、と揺れた、
「流石ですね、私のようにただ戦うだけではなく色々と考えているのですね」
うんうん、とひたすら頷いている、
このサイズになると小さな動きでもぷるぷると上下に動き可愛らしい桜色の乳首も動きに従っていた。
そこからさらに少し会話して別れた。
最後まで、と言うか結局裸な事には気が付かなかった、
いや、恥かしくないとか?部屋の中からは着替えを再開している音が聞こえてきた。
何かアクションを取る度に色々な表情を見せる巨乳、
反芻すると頭がクラクラしてきた、
部屋に戻ったらこれで…と考える中もう一つの考えが頭をよぎった、
これだけ簡単に信用をしてしまうお人好しが他の所に行っていたらどんな目に合わされていたか…、
そう思うと背筋に寒い物が走った、
そんな考えを振り払うように頭を振り立ち上がろうとする、
「こんな所で何やってんだ?」
いつの間に近くに来たのか同じギルドのメンバーの冷ややかな視線がへっぴり腰の剣男に突き刺さる、
「えーと、コンタクト?」
「何だそれ」
「さあ?」
流れを全く読まずにゲリラ投下、
巨乳スキーなので趣味に走ってみますた。
小さいのも大好きだけどな!
本番は無いよ!
今の所はね!
激しく、激しくGJです!
巨乳で無防備なブシ子………可愛過ぎます。ウチに嫁に来てください。
迷宮の奥にこのような場所があったとは知らなかった。
しばし、ここに留まる事にしよう。たまに本スレに還らないと深みにはまるかもしれんが。
レン「君が噂の本スレからの冒険者か。
君がここの探索を続けるなら、いずれ
…私のあられもない姿が書き表された新作SSに出会うかもしれん。
それまで壮健でな。」
俺も本スレから誘導されてきましたが、百合しか書けないことに気がついて絶望した
>>377 君は自分の技倆について「百合しか書けない」と思っていてもいいし
「百合を書ける」と思ってもいい。つーか百合書いてってくれよハァハァ
>>376 まさからブシドーともあろう方が 嘘 は つ き ま せ ん よ ね ?
期待hage。…あれ?
アンソロが出たようだが、萌えるネタは何かあったかね……?
サー! 萌えネタの塊でありました、サー!
萌え萌えすぎて萌え尽きたよ…真っ白な灰にな…
kwsk
>>384 うおーパラ子も可愛ええが、ロリメディも可愛ええーーー
ダク姉に何があったんだーー(アルケも)
ちくしょうkonozamaーーーさっさと発送しろーーー
百合好きな俺は
おかっぱブシ子とパラ子の奥手カプがたまらん
誰か書いてください
……誰もいないなら自給自足だコノヤロー
パラ子はデコ娘なのか褐色娘なのか、そこが問題だ。
褐色パラ子とヒメ子は、過去スレでも出て来てないんだな。
>>386に期待wktk
ヒメ子居なかったのか、意外だな
同じくwktkしながら待つとする
剣男×ブシ子を書こうと思うんだが需要はある?
今回は本番ありの予定
バッチコーイ
保管庫さらりと見てきたけど、金鹿の女将さん意外と少ないのね
金鹿スキーだからちょっち残念…
酒場の経営が上手くいかなくて借金の変わりにあんな事とか
クリア後で平和になった為、依頼などが来なくなって客寄せの為に自分が見世物になるとか
そんな妄想が頭の中を駆け巡ってるです、ハイ
>>392 残念に思ってはいけない。
思う存分「自分のもの」にできる、と考えるんだ。
>>392 女将のネタが出てないからこそ
>>225が書いたんだぜ?
受身で待ってちゃダメだ、自分で創らなきゃ!
>>389 ブシ子はちょいちょい出てるんだけど、サラシ子に押され気味かな。
あんまり出てないように見えるキャラも、需要がない訳じゃなくて
たまたま、めぐり合わせ、みたいな感じもあると思う。
現に、1スレ目にはツス×レンがほとんどなかった。
誰かが書き出すと、萌えが萌えを呼んで投下が増える……と期待。
>>395 書かれてないキャラは躊躇するやね、やはり。
下手なものは書きたくないし、結構勇気もいるし。
俺はシリカを書きたいんだが……どうにもネタが出てこない。
うぅむ……
別に気合入れてSS書かなくても、萌え妄想かいてるだけで職人が触発されるかも
しれないじゃないか!
というわけで職人以外もガンガルのだ
>>396 >書かれていないキャラ
自分色に染めろ
>書かれていないキャラ
それはまるで荒らされていない真っ平らな新雪の雪原
>>393-394 なるほど、思う存分自分の物にした女将ものを、受身で待たずに自分で創れば言い訳だな
そうすりゃ俺もハッピー!スレの女主人スキーもハッピー!ヒイヤッハー!!
作文は学生以来だがやってみるぜ
それはまるで荒らされていない真っ平らなブシ子の胸板に見えた
吾輩はブシ子である。乳房はまだ無い。
どこで生れたかとんと見当がつかぬ。
何でも薄暗いじめじめした樹海でハニャンハニャン泣いていた事だけは記憶している。
>>402 おいおい、「鳴いていたの間違いだろ?」
パラ子やメディ子の胸は荒れ放題とな
メディ子の胸はばんそうこうによるかぶれが痛々しいな。
「違うよ〜、メディック特製のばんそうこうだから全然かぶれないんだよ、ほら!」
「ほら…って、おい、ちょっと!」
「え?……きゃあああああ!!!」
とか脳内で再生される俺は末期
なんか乳ばんそうこうがここにまで伝染してる……
>>406 そのメディックはやはり、キャラスレにあった
EQUIP
[ 絆 創 膏 ]
[ 絆 創 膏 ]
[ 絆 創 膏 ]
[しましまソックス]
……という仕様なのか? 鼻血噴いた
>>409 ショタパラに「そんな装備じゃまずいよ」とか注意されて
「いやー! この装備じゃなきゃダメって先生に言われてるのー!」
「(キタザキ先生……っ) と、とにかくそれじゃ迷宮にはいる前から危ないよ」
「いーやー!」
「ちゃんとした装備に替えてくれるならなんでもするから……」
「……じゃあ、パラくんが着替えさせてくれるんなら替える」
「わかったよお安いごよ……って、えええええっ! ちょ、まっ」
「パラディンに二言はないよね?」
「あ、あのあの、えっと」
「……痛くしちゃ、ヤダよ?」
そしてメディ子の白い指がパラくんの手をつかみ……
……ってところまで妄想した。
やってる場合か! 早くダブル貴婦人を緊縛する作業に戻るんだ俺!
>>410 よし、貴婦人の次の作品も今から大いに期待してるぜ!
エロクナイ、抜けない、つまらない。
三拍子揃った駄文できたのですが、投下していいのでしょうか・・・。
内容的にはちょっと成長したパラ男の短い駄文です。
タタタターン
タタタターン
タタタタン、タタタタン、タータータ、タタッタタッタタータータタ
僕の隣には純白のウェディングドレスに包まれたメディ子が立っている。
「じゃあ、行こうか」
僕はメディ子にそうつげると、神父の前に歩いていった。
周りには昔の仲間の笑顔と、拍手…。
ああ、そうか・・・僕はメディ子と結婚するん
ドスン!
人がベットから落ちる鈍い音がする…。
「つー・・・あれ?メディ子は?」
いや、ちょっとまて。
…夢かよ!
夢落ちかよ…はぁ…。
彼、パラ男(ショタ)はメディ子に恋心を抱いていた。
いつから…などの説明は省かせていただこう。
ドンドン
…そうか、今は宿屋か…。
意識がハッキリしてくるとともに、ドアをたたく音が頭に響く。
「おーきーろー」
あ…この声はメディ子!
「おきてるよー」
とりあえず返事…平常心、平常心。
「パラ男…いいことしない?」
はぁ?ドアの向こうから聞こえてくる…いいことって何だ…。
若干の期待を胸にしているとドアが開けられた。
「はい、残念俺でしたー」
「ダ…ダク男…」
「変な声色使うな!」
くそう…なんでこいつはこう無駄なスキルばっかり…。
「無駄でもないさー、こうしてからかえるし」
心読めるのか貴様は。
エトリアに来て…迷宮の探索を始めて2年…。
僕も身長が少しは伸びた。いや、訂正しよう、かなり伸びた…はず。
ダク男は、この街に同じときに来た親友…のはずだ。
「今日休みだし、僕もう一度寝る…」
ダク男を追い出し、鍵を閉め、ベットへ向かった。
「パラ男…」
メディ子の声で起こされる…。
目の前には裸のメディ子。
ああ、メディ子が裸でいるのか。
ふー・・・ん?
「メディ子、ナにその格好…」
内心驚きながら平常心を装って聞く。
「パラ男に喜んで貰えると思って」
「…そんな格好襲っちゃうよ?」
「いいよ」
は?
…いいか、向こうOKしてるんだし。
「フェラしてあげるね」
いや、フェラ?
「医学書で読んだんだよ」
あー、そう。
言われるままにズボンを脱ぐ…。
意外と恥ずかしいなあ。
「ふふ…出したくなったら出していいからね」
こんなキャラだっけメディ子…いいや、気にしない気にしない。
「はむ…」
いきなり咥えてくる…。
しかもやたらと巧いし。
「ん…どう…?」
「どうって、気持ちいいとしか…」
「そ…良かった」
ピチャ…
時折卑猥で、とてもエッチな音が部屋に響く…。
「メディ子…もう」
「いいよ…」
我慢できなくなって…そのまま…。
…なんてことにならないかなあ(汗
最近妄想がエスカレートしてしまってヤバイ…。
いや、メディ子にフェラなんて…昇天してしまうよ…。
こうして、パラ男(成長したショタ)は確実にヤバくなっていくのであった…。
続けれたら続けます。
くそっパラ男め、俺と代われ
EQUIP
[ 絆 創 膏 ] LUC+15
[ 絆 創 膏 ] LUC+15
[ 絆 創 膏 ] LUC+15
[しましまソックス] ブースト値↑
>>418 そのブースト値ってのは相手のブースト値も含むのかい
久々に一作書きたくなってきた。
誰かリクプリーズ。
ちなみに、レズ物はダメだが、BLまでならかけると思う。
投下は連休明けになるかもしれないが
>>420 お気に入りのPTメンバー一名とNPCのからみ。
ただし、PTメンバーが男性の場合は金鹿の女将。
女性の場合は、糸目かキタザキ先生のいずれかとする。
てのはどうだい?
・・・レン男攻め、眼鏡アルケ子受けとか。
いや、そんなネタないですかね
自分じゃマスタリ低すぎてかけない。。。
>>419 むしろパーティメンバーのブースト値に、常に+1
「ちょ、ちょっと恥ずかしいけど、キタザキ先生のオススメ装備だもん!
みんなの為に、わたし、頑張るね!」
「……ってあんな無防備なの、敵に近づけられるか!!」
「うおおおおこのクサレモンスター、こっち来んじゃねェェ!!」
「というかこんな戦闘さっさと終わらせて、あの姿をじっくりしっかりま、瞼にやきつけ……ッ!!」
「うわぁ、キタザキ先生の言うとおり、みんなの攻撃力がめちゃくちゃ上がってるよ!
でも何だか、TPはいつもの倍、消費しちゃってるような……」
「…………(精神力がもたないっての!)」
「そんで、アルケくんはどうして、ずうっと黙って俯いてるの?」
「…………(顔をあげると鼻血が出るからです)」
ブースト値+1と引き換えに、パーティメンバーのTP消費が常に2倍。
……いかん書きかけのやつ放置して、絆創膏ネタで1本書きたくなってきたー
424 :
B3F:82:2007/04/29(日) 23:11:30 ID:IAthLjXe
>>422 某スレの「アザステ=お姫様だっこ」という見解と組み合わせると
なかなかオイシイものになりそうな気がしないでもない。
「本当にこの体勢にならないと行けないのか?」
「無論だ。俺が走る。君は術式に集中しろ」
「集中しろと言われても……不安定だ」
「そんなはずはないな。君くらいの華奢な身体、俺が支えきれないわけがない」
「……支えきられてるからこっちの気持ちが落ち着かないんだ」
「何か言ったか?」
「なんでもない。ともかく練習しよう。やはりこの体勢は、長く続けるには気恥ずかしい」
「俺は悪い気はしないがね」
……どう見ても素直クールカップルです、ありがとうございました。
426 :
420:2007/04/29(日) 23:47:05 ID:qQ3ImIGI
>421
お気に入りPTメンバー。 全員お気に入りだから困った物だ。
糸目は書いた事無いなぁ。
いまんとこ、PTメンバー以外は禍乱の姫君だけだし。
427 :
421:2007/04/29(日) 23:54:49 ID:wwcywoMA
>>426 お前さんが素直なヤツだと言うことがわかった。
ああいう曖昧な指定が来たときは
指定の範囲を活かしつつ自分の書きやすいように
状況をだな……まあいいや。
PTメンで決められないようなら
>>422 で一本書いてみてはどうだろうか。
428 :
420:2007/04/29(日) 23:57:39 ID:qQ3ImIGI
OKんじゃ。レン男×アルケ眼鏡でいくわ。
一瞬「レン男」で氷の剣士レンの方を思い浮かべたのは秘密だ
>>424 馬鹿野郎っっっ
今から寝ようと思ってたのにっ
お前のせいでっ眠れなくなっただろうガァ!!!
激しくGJ
ドSツスクルたん最高。
もっとレンに恥ずかしい事させてください。
連休らしく、投下増えてきたな!
>>415 「ちょっと成長」ってどんなんかと思ったら、妄想度合いの成長なのかいw
次があったら、妄想を超えて行動を起こすパラ? 頑張れパラ。
>>424 ツスクル、せつないな……。
二人での幸せを応援したい反面、あの選択をしたツスクルの気持ちもわかる。
そして鈴&呪言はやっぱりエロい。GJ!
そして、そろそろSSの投下ペースも前2スレほどでもなくなって来てるから、
30KB(レス数なら10〜15レス)程度なら、スレ直接投下でも構わないんじゃないかと
個人的には思うんだが。どうかな。
もちろん内容とか鑑みて、職人さん判断で保管所投下のが良いと思われたなら、
それもまた自由だが。
>>424 GJッ!
畜生・・・・・・・・・ツスクル切な可愛いよこの野郎
やっぱ呪言は良いな、エロい
スレ投下でも無問題だと思うから、次から遠慮せずバッチコーイ
と言おうと思ったが、あの空白の部分の演出は直接投降ならではかな?
まぁやっぱり、職人さんの判断次第ってことか
>>424 昼の部
――ギィイン!
レン「どうした!この程度で果てるかッ!!」
ブシ男「くっ…うぬ…」
レン「まだ終わりではないぞ!もう一度だ!!」
ブシ男「承知!!」
夜の部
ブシ男「どうなされた?この程度で果てられたか…?」
レン「ぁ……」
ブシ男「まだ終わらぬでござるよ。もう一度…」
レン「…そっ…んな…ぅう…」
ブシ男「学んでいるのは太刀筋だけではないでござるよ」(ニヤ
とかいう妄想が止まらなくなったんだがどうしてくれる
誰かモリビト少女陵辱する五人の鬼畜男を描いてください。
PCギルドがひたすら悪役って話はこのスレ的にはOKなのかな?
いや俺も21Fでツスクルだけは許してくれと懇願するレンを五人がかりで以下略とか
いろいろ欲望のままに妄想しつつも、
やっぱり主人公達が一方的に悪ってのは拒否する住人も多いかなって。
>>436 前例があったような気がしないでもない。
投下1レス目に警告文載せておけば問題ないんじゃなかろうか。
自分もラブラブと同じぐらい、陵辱も好きだったりするので、気になってた。
今いじってるのはPCギルドの娘が、他のギルドの連中に襲われる系なんだが……
初期の頃は陵辱もそれなりあったし、まとめサイトの閲覧数見る限り、ダメってことは
なさげだと希望的予測。
投下前に警告つけるのは、当然のこととして。
・この小説にはグロテスクな表現があります
・部屋を明るくして、離れて読んでください
・この小説に出てくる登場人物はぜーんぶ18以上だよ、お兄ちゃん
投下レス前文にこうやって警告書いておけばOKか
>>436 前例があったような、っていうかちょっと前の氷竜のやつってまんまソレじゃないか?
見てみたら1レス目に「陵辱モノ」って警告があって、投稿語には特に否定的な意見は出てなかった
まぁ、見たくない人が回避できるような対策をしとけば、ある程度どんな内容でも構わんってトコだろうか
世界中のあのねって同人買った人いる?
ネタの温度が冷めきらない内に、勢い一発投下します。
赤目アルケ×ロリメディ、絆創膏ネタです。
「――アルケくん。ちょっと今、いいかな……?」
遠慮がちなノックに続き、開いたドアの隙間から、ひょこん、とメディックが顔を覗かせた。
試薬を量りかけていた手を止めて、赤眼のアルケミストは顧みる。
今日はギルドの休業日。探索も休みだから、宿の一室で朝から研究に取り掛かろうとしていたところなのだが……
「なに?」
「うん……。ちょっとね、相談っていうか……見てもらいたいものがあって」
妙におずおずとした声で答えつつ、メディックは後ろ手にドアを閉め、室内に入って来た。
(……ん?)
微妙な違和感を覚えて、アルケミストは眉を寄せ――すぐにその正体に気づく。
いつもはボタンなど止めず、翻るがままになっているメディックの白い長衣。今日の彼女は、その前をぴったり閉じていたのだ。布をかき合わせて、きっちりと隙間なく。
寒いのか、と尋ねようとした瞬間、メディックは自分から手をかけて、長衣の前を大きくはだけた。
「これ、どう思う?」
――どんがらがっしゃん!
アルケミストは座っていた椅子から転がり落ちた。
卓上の幾つもの試薬瓶や書物が、衝撃に巻き添えになって床に散らばる。
「なっ、なっ、なっ……!」
開かれた長衣の下は、
絆創膏。
ほんのささやかな、だが、ふうわりとやわらかな初雪の丘のような、ふたつの乳房――その頂点、左と右にぺったりと一枚ずつ、ベージュに輝く四角いガーゼとテーピング。
そして、なめらかな白石のように続く下腹の先、しなやかな脚のつけねの間に、またぺったりともう一枚。
あと、いつものしましまのソックスとシューズ。
……以上、それだけの装備を身につけたメディックが、ぱちくり、と瞬いている。
床にひっくり返ったアルケミストを、びっくりした様子で眺めやり、それから慌てて駆け寄って来た。
「アルケくん、大丈夫!? しっかりして!」
「うわあぁ、待て、いや、何でもないから来るな! 側来ないで――うわうわうわ、ちょ、待て、屈むな、見えちゃ、見――」
「あ、鼻血! 鼻血出てるよ! どうしたの、のぼせちゃったの? ほらこっち向いて」
「いい! いいからちょっと、服閉じて離れて落ち着かせてくれぇぇ!」
*
「――とにかく。事情を説明してくれ」
憮然とした声で、アルケミストは言った。
表情と態度は普段通りだが、鼻には詰め物がされたままなので、迫力には甚だ欠ける。
アルケミストのベッドに腰掛けて、メディックはしゅんと俯いた。
「昨日ね。ケフト施薬院を訪ねて行ったら、診察室にキタザキ先生と、看護士のメディックさんがいたの」
「あのちょっとおっとりした、金髪のメディックさんか」
「うん。でね、メディックさんは別に怪我してた訳でもないのに、院長先生が絆創膏を貼ってあげてたの。メディックさんのおっぱいと、その……あそこに」
アルケミストはもう一度床に倒れそうになるのを、何とか堪えた。
(キタザキ院長……。見かけに寄らず、マニアックな性癖が……)
これからどんな顔をして、あの院長と顔を合わせればいいのだろう。
真剣に悩むアルケミストをよそに、メディックは無邪気そのものの声で続けている。
「そんでね、どうして絆創膏なんですかって尋いたら、院長先生が『これは新しい医術防御なんだよ』って。まだ開発途中なんで、人には教えちゃいけないけど、あらゆる攻撃を防御できる、大変な威力のあるスキルなんだっておっしゃって――」
(……ごまかしたのか)
「でも、すっごく気になっちゃって。自分でも試してみたんだけど……」
白衣をちらりと自分でめくって、我が身を顧みているメディック。
白い肌に貼られた三枚の絆創膏が、窓からの陽に眩しかった。
また頭がくらくらして来て、アルケミストは慌てて天井を睨む。顔を背けたその姿に、メディックは心配そうに問いかけてきた。
「やっぱり私、何か間違ってるのかな?」
「……まあ、たぶん。根本的に」
「そうなのかなあ。みんなも何だか、変な顔してたしなぁ……」
「待て。『みんな』って何だ。まさか他の奴にも見せたのか!?」
ぎょっとアルケミストは振り返った。
愕然とした視線を前に、メディックはきょとんと小首を傾げた。
「装備してすぐ、レンジャーさんとソードちゃんに見せたけど」
(なんだ、女性陣か……)
ほっと安堵の息を吐きつつ――それはそれで、気にかかる。
「あいつら、それ見て、何だって?」
「何も、言ってくれなかったの」
ますますしょんぼりうつむいて、悲しげにメディックは答えた。
「二人とも難しい顔で黙り込んじゃって。私の説明聞いたら、黙ったまま装備揃えて、真っすぐ部屋出て、広場の方へ行っちゃった」
「……施薬院の方角じゃなかったか?」
「うん。そういえば、そうかも」
(ケフト施薬院……、建物の土台ぐらいは、残るといいな……)
院長のキタザキは大変な高レベルの冒険者だったという噂もあるが、今回に限っては彼の方が後ろ暗い身だ。仕置きに来た女戦士たちとも、いい勝負となるだろう。
心の中で合掌するアルケミストに、メディックは縋るような声をあげた。
「ね、どう思う? 私、ゆうべ一晩中医学書調べたんだけど、これがどうしてそんなすごい防御になるのか、見当もつかなかったの」
「それは……研究熱心なことで……」
「こうして装備しても、実感ないし。だからアルケくんだったら、錬金術の見地から、何か解明してくれるかなって思って!」
「錬金術も、何も……」
ようやく出血の止まった鼻孔から詰め物を取り外しつつ、アルケミストは唸った。
多少状況にも慣れて来て、のぼせはおさまってきたようだ。そもそもは「白衣の下がいきなりソレ」というショックにやられた訳で、覚悟さえしておけば、別に――
ゆっくり息を吐きつつ振り返ると、メディックは肩からするりと白衣を落として、立ち上がったところだった。
明るい真昼の日差しの中。
煌めくような真白の裸身に、ぺたりと四角い絆創膏、三枚。
あと、しましまソックス。
ぶは、とも、ぐは、ともつかぬ声を漏らして、アルケミストは床にくずおれた。
(慣れるか、こんなん!)
「アルケくん、また鼻血……?」
「……いやどうにか出てない。てか、とにかく座れ。まず座ってくれ。そこに。うん」
困惑顔のメディックを再びベッドに座らせると、アルケミストはその前へ、床をにじって近づいた。
ちょっと今、立つのは困難。
しゃがみ込んだ姿勢のまま彼女を仰ぎ、半ば自分に聞かせるように言う。
「冷静に考えてみようぜ、メディックちゃん」
「冷静、に……?」
すぐ目の前に揃えた膝があり、その隙間に四角い絆創膏の端っこが覗いている。
そこから更に視線を上げていけば、雪の野原のようなおなかに、ちょんと刻みこんだようなへそ、ほんのかすかに隆起した胸の突端に、ぺったりとふたつ……
干上がる喉に唾を呑み込みつつ、アルケミストは内心に唱える。
(冷静になれ、俺。落ち着け)
無心にキタザキ院長を尊敬した挙句、こんな暴挙に出たメディックの気持ちを踏みにじることなく、この装備のいけない点を、指摘しなくてはならない。
「……あのな。だってそれ、つまりは裸にただの絆創膏、貼っただけなんだろ?」
「ただの絆創膏じゃないよ! これ、メディックにしか作れない特製のやつでね、しっかりくっつくのに、長い時間貼ってても絶対かぶれないの」
メディックが自慢げに胸を張ると、その突端に貼られた絆創膏もぴんと伸びる。
「へーえ……?」
アルケミストは感心した声をあげつつ、指を伸ばしてその表面に触れた。
びくっとメディックが身じろぐ。
ごく真剣な表情を保ったまま、アルケミストは指を滑らせ続ける。乳首を覆って貼られた絆創膏は、確かにしっかりした粘着力で、肌の上に貼りついている。
つるつるとしたテーピングの下に感じる、やわらかなガーゼの厚み。そしてその下に――次第に頭をもたげて触れてくる、別のかたい感触。
「……の、あの、アルケ、くん……? ちょっ、と、そ、の……」
「なるほど。これはちょっとやそっとじゃ、剥がれそうにないなあ」
呟きながら、アルケミストはもう一方の手も伸ばし、反対側の絆創膏をきゅっとつまむ。
ひゅっ、とメディックが息を呑んだ。
「つっ……」
「ごめん。痛かった?」
「あ……う、ん。ちょっと、だけ……」
「おかしいな? 攻撃は全部、防げるんじゃなかったっけ?」
指摘してやると、メディックは狼狽の表情になって、瞳を瞬かせ始めた。
「そ……だよ、ね。どうして……」
「やっぱり、確認する必要があるな」
アルケミストは腰を浮かせた。両手を絆創膏の上に這わせたまま、メディックの身体へとのしかかる。
ベッドの上に、押し倒した。
「きゃあっ!?」
「徹底的に調べないと。どれぐらい『攻撃』を『防御』できるのかさ」
口調だけは、あくまで真面目に保ちつつ。
アルケミストは両手の指で、本格的に絆創膏を――その下で反応し始めた乳首を、弄り回し始めた。
(……ごめん。冷静にとか、もう無理!)
指先の動きはもう完全に、煽る為のそれに変わっている。
ガーゼで覆われたその下に、硬く浮き上がる丸い感触。なぞる指に伝わるその輪郭を、ゆるゆると擦ってやる。
ひくっ、とメディックの肩が震えた。それでもまだ行為の意味に気づいていないのか、あくまで真剣に問うて来る。
「あ、アルケくん、わかる? 攻撃、どのぐらい防げるのかな、これ」
「……メディックちゃんは、どうなんだよ?」
「私……?」
絆創膏のガーゼは案外しっかりしていて、触れれば感じる内側の硬さも、見た目にはあまり現れて来ない。
それでも執拗に転がし続けると、はっきりそれと判るかたちが浮き立って来た。
ぷくりとしたその周辺を、指先で撫でる。
「どう? 感じる?」
「感……じ……? ……ん、触られてるのは、ちゃんと……っ……わか、る……」
「どんな感じ?」
見えにくい尖りを、きゅっとつまむ。
ひく、とメディックが喉を震わせた。窓からの陽に、頬はうっすら上気し始めている。
「……なんか……、ぼうっとする……」
「そう。じゃあ……これは……?」
唇を寄せて、吸い付いた。
「やっ!? ちょっ……とっ、あ……!」
メディックの身体が、びくんと大きくはねた。慌てて腕をかけて、アルケミストの頭を押し戻そうとする。
アルケミストは無視して更に唇を乳房に埋め、ガーゼ越しの感触を思うさま吸い立てた。
消毒アルコールのつんとした匂いが、口の中いっぱいに広がる。味覚的にはいまいちだなと思いつつ――乳首をガーゼで挟むようにくわえ、唇の間で擦ってやる。
もう一方の手も休ませない。硬く自己主張している先端を、やわらかい乳房の肉に押し込むよう揉み潰す。
腕の下で、細い身体がひくひくと震えた。
「ち、が……ぁ……これ、違う……っ、あ、アルケくん……!」
覆いかぶさる黒髪を握り、ぐいぐい引っ張って、メディックはうわずった声をあげた。
かすかに眉をひそめ、アルケミストは抗議する。
「……痛いぞ。俺を攻撃してどうすんだよ」
「だって。これ……、攻撃、違う。アルケくん、よこしまモードに入ってる、ぜったい……!」
「横縞は、メディックちゃんの靴下だよな」
「何ばかなこと言って――んっ、ふぁ……あぁっ!」
呆れ果てた声は、再開された動きによって、あっさりと吐息に溶けた。
舌を伸ばして、アルケミストは絆創膏越しに乳首をべったりと舐めあげた。くわえて引っ張り、挟んで、甘く噛む。押し込んでくりくりと転がし、音を立ててしゃぶり立てる。
メディックご自慢の絆創膏は、確かにしっかりとした粘着力を保っていた。これほど弄り回しても、まるで剥がれる様子もない。
テープと布越しの刺激に、メディックが小さく呻いて、身をよじる。
「やぁだ……。こんな、の、したかった、わけじゃ……」
「違うって。これも研究の一環だろ?」
うるんだ瞳が、意味を問うように仰ぎ見る。
もう堪え切れない笑みを浮かべながら、アルケミストはその耳元に囁きかけた。
「イかないで我慢できたら、この装備の威力は本物ってことじゃないか?」
「な、にそれ……っ、あぁっ! やっ、そこ、だ、めぇ……っ!」
悲鳴めいた声で、のけ反るメディック。
アルケミストの指が、股間に貼られた絆創膏を遠慮なくまさぐっていた。ぴったりとスリットを覆う細いテープを、往復して撫で回す。
濡れる感触が、指先に伝わってきた。
既にぐっしょりとガーゼに染み込んだ愛液が、そのおもてのテープにまで薄く滲み始めている。
それでも剥がれはしないのはいっそ見事なものだと、アルケミストは顔を寄せる。
つるりとなだらかな恥丘に、しっかり貼りつくベージュのテープ――
「……もしかしなくても、ここ、剃った?」
もともと彼女のそこはさほど毛深い方ではないが、こんなテープ一枚で、すべてが覆えるほど無毛な訳はない。
問いかけに、メディックは震える瞼を持ち上げた。見返す真紅の瞳をじっと捉え――やがて耳まで真っ赤になりつつ、こくんと一度、頷いた。
(うわ、見てえ……!)
テープを剥がして、剃り上げたそこをすぐさま確認したい衝動に襲われつつ、とりあえず今のところは我慢する。
暖かく濡れた絆創膏を、指先で煽る。布の下にひらく割れ目に沿わせて前後に擦り、時折かすかに指をめり込ませる。
絆創膏のテープの伸縮力が届く限りにしか、指は内部に潜れない。結果的に表面だけをなぞる動きになり、メディックは次第にもどかしげに腰を揺らめかせ始めた。
「あ……ぁ、や、んっ……、ふぁ……は、あぁ……」
「いま、どんな感じ……?」
「あ、ふ……っ、……ど、んな……て?」
ゆるやかに、なぞるだけ。
くすぐるように指を立て、おもてをひっかくようにしながら、ただ通り過ぎるだけ。
「攻撃。効いてる?」
「……ッ!」
目許まで朱に染めて、睨まれた。
アルケミストは声をあげて笑った。興奮のせいか、やけに楽しくて仕方がない。
張り詰めた下衣の前は苦しく、酔っぱらったように頭の芯がぼうっとしている。早く解放したいなと思う反面――目の前の彼女を、とことんまで追い詰めてもやりたい。
ほっそりとした足首を掴むと、左右に拡げて身体をひらかせた。身を屈め、絆創膏の上から彼女の秘所を、音を立てて吸い上げる。
「あぁぁ……っ!? んうぅ、あぁ、はぁっん!」
がくがくと背を反らせて、彼女が鳴く。
耳に響くその声に酔いながら、濡れそぼった絆創膏を舌を蠢かせてなぞり、ガーゼを噛んで含まれた水分をすする。
乳首のそれと違って、アルコールの匂いはほとんど感じなかった。彼女の身体があふれさせたものに、みんなとけてしまったのだろう。
代わりに口の中いっぱいに広がる、潮めいた味と、甘い匂い。
彼女の腰を半ば抱え上げるようにして、アルケミストは存分にそれを味わい尽くした。
「はぅぅ、あぁん、ふあぁ……っ、や、もう……んなの、はんそく、だよぉ……」
宙に浮いたしましまソックスの爪先が、ひくひくとはねあがる。
舌先でガーゼ越しの秘裂をなぞりながら、アルケミストは問い返す。
「反則って、なにが」
「こんなこうげき……、ずるいよぉ……。ぼうぎょ、できるわけ、ないもん……」
「ていうか、もともとただの絆創膏だしなぁ……」
この期に及んでまだそんなことを言っているメディックに、アルケミストは思わず苦笑した。
こんなに辺りじゅう、べたべたに濡れているのに、絆創膏は剥がれない。その性能に驚嘆しながら、アルケミストはぬるりと舌を滑らせた。
舌先に感じる秘裂の上――悦楽の核にあたりをつけて、ぐいと強くねぶる。
「あぁあ! やっ、あぅ、んぁう!」
淡く色づいた身体が、大きく反り返る。
のけ反って震える身体を、アルケミストは更に引き寄せた。反応のあったその箇所に、軽く歯を当てかき立てながら、両手を伸ばして胸をまさぐる。
胸を覆う二枚と、秘所を覆う一枚。三枚の絆創膏の上から、その下に隠された箇所へ、いっぺんに攻撃を与えていく。
「やだぁ……、んあぁっ! あう……ちが、のに……なん、で、ぼうぎょ、できないのぉ……!」
指先で乳首を擦りつつ、絆創膏越しにわななく秘所に、舌を沈めて強く抉ってやる。
ひっ、とメディックが呼吸を止める。
すかさず指を添え、貼られた絆創膏の上から、ぐりぐりと擦り立てる。
真っ赤に染まった顔を振り立て、悲鳴を長くこぼしながら、彼女は絶頂に達した。
「ああぁぁ……! んっ、う――キタザキせんせの、うそつきぃぃ……!」
*
ぐったりとベッドに沈んだメディックの身体に、なおしっかりと貼りついている絆創膏。
濡れそぼっても役目を果たすそのテープに、アルケミストは指をかけ、しばし迷う。
剥がしてみたいのもやまやま――というか、最後には絶対剥がすつもりではあるが。
(一回はつけたままで、ってのも、悪くないか……)
新しい境地に、目覚めた気分。
うきうきと衣服を寛げ始めたアルケミストの前で、メディックがもぞりと身じろいだ。
「嘘だったんだ」
思わず手を止めるアルケミスト。
メディックはのろのろと身を起こした。不思議そうに見返す彼を睨むと、もう一度繰り返す。
「コレがほんとは何も効果ないって、アルケくん、最初からわかってたんだ」
「……いや。だって、絆創膏だろう。当たり前じゃないか」
「なのに私に話合わせて、性能確かめるって、こんなことしたんだ」
「…………まあ、……だって普通、気づくだろ。絆創膏だぞ?」
何となくのいやな雰囲気を察しつつ、アルケミストはごく正直に、思うところを述べた。
途端にメディックは唇を噛み、ベッドに転がっていた枕を彼に向かって投げ付けた。
「普通じゃなくて悪かったですねっ」
ばふっ、と顔面に食らったアルケミストがよろける隙に、メディックはベッドから滑り降りた。床に落ちていた白衣をさっと羽織ると、一顧だにせずドアへと向かう。
「ちょっ、待てよ! どこ行く――」
「装備変えて、私もケフト行って来る!」
追いすがった鼻先で、ドアは無情に閉ざされた。
しばし呆然と見つめたアルケミストは、やがてへなへなと床にへたり込む。
「――ちょっと、待てよ……。ていうか、そもそも最初はそっちが引っ掻き回しに来たんじゃないか! 煽るだけ煽っといて、そんなんありか!? てか自分だけ、……くうぅ、ちくしょおぉ――!」
ひとり空しく絶叫する声だけが、昼下がりの『長鳴鶏の宿』に響き渡ったのだった。
以上です。
「キタザキ先生の間違った教え」「かぶれない」などなど、キャラスレやこのスレで
出てきたネタを、できるだけとりこんでみました。
萌えを授けて下さったスレ住人の皆様に感謝。……その結果がこんなバカ話ですがー
ロリメディはほんとに可愛いねぇ……
ここまでして寸止めなんて、ずるいです。
責任、とってくださいます?
(メディ姉の声でどうぞ)
>>449 馬鹿野郎ッ! 他に言葉が出てこねえよ! GJ!
あんた最高の馬鹿野郎だ!
メディ子かわいいよメディ子……
>>441 虹板の方が話出てるよ。
レンツス萌えならかなり買い。エロ分以外も萌える。レンは少ないけど。
そうじゃないなら、他はイラスト数点しかないからオススメしない
そして俺も「せかいじゅ」なら世界樹と出るが
「せかいじゅの」で変換すると世界中のになる。
ばんそうこうメディ、激しく激しくGJですッ!可愛過ぎる!
失血死さす気かバカ野郎大好きだ!
>>453 つまり絆創膏は防具でなく武器である、と?
攻撃は最大の防御というからな
己の肉体を護る盾であり、敵の精神を破る矛である
ほら、アレだ、
某有名3DRPGのとある日系職業は裸が最強だったじゃん、
そういうことだよ。
俺たちゃ裸がユニフォーム
バード 「おお勇者殿!私の踊りを見てくだされ〜キタキタ(ry」
「なぁブシ子、お前の国に己の肉体が最高の武器だと言う
戦士がいるって聞いたんだが、真似できない?」
「わ、私がですが・・・?」
「うん」
「わ、わかりました…」
しゅるしゅる
「不束者ですがよろしくお願いします…」
三つ指ついてぺこりと。
どうも疲れてるみたいだ、この大型連休休み一日しかないしな。
房中術っすか?
462 :
やっちまたぜV2:2007/05/03(木) 23:43:55 ID:56LzMp7b
メディックが毎晩毎晩出てきて夢精しちゃうんだが
これって病気?
普通だよな
至って真面目な質問なんだけど
22歳で夢精したことが1回しかないのって異常?
中学くらいにしてそっから一回も無いのだけど
スペック
別にインポではない
オナニーはするけど毎日ではない
他で聞け。
キタザキ先生に聞け。
メディ姉に見てもらえ。
あらあら。こんなにパンツを汚しちゃって…。
なんて、いけない子…。
ぐしゃ。
これでもう、汚さないですよね…?
(゚Д゚)
のちの金髪バド男である。
保管庫さま、更新乙です。
改めてじっくり見直すと、同じキャラでも職人によって違うのがホント面白い。
1スレめにいっぱいいたロリバド子やカメ子が最近はご無沙汰だったり、
wiki絵板で大活躍の眼鏡ケミ子が、意外とSS少な目だったり。
ギルド内ラブラブとか愛憎劇とか、もっと読んでみてぇー
>470
ヨシキタ
wktk
473 :
RS 1:2007/05/05(土) 05:10:51 ID:k0d2/46U
■Characters
セシル
男バード(1P)24歳。“カヴン”所属のヒーリングバード。
様々な歌に手を出し、金策のために採取も持っていたが、スキルを絞って憶えなおし。
ブシドーとの連携を前提として、回復・防御系を中心に攻撃補助も押さえる。
何気にかなりのダメ人間(主にロリ方向に)。
ヒスノ
女ブシドー(2P)
周囲には「20歳前」で通しているが、実際は6歳ほど下。“カヴン”所属の物理ニューク。
居合を中心に取っていたが、構えに1ターン必要な時点で居合じゃないということで転向。
つばめ特化パッシブ型へ。
何気に振る舞いが技巧的な少女。
姉
女。非冒険者。
ヒスノの母。享年22歳。
カヴン
少数精鋭をモットーとするギルド。
森の謎や富よりも、力の探求を主目的としている、ある意味ではストイックな集団。であると
同時に、許されざる関係に溺れる者の多い背徳の集団。
この時点での所属メンバーは6名で、第3階層まで到達している。
なお、重大なミッションをクリアしているのは、彼らとほぼ同時期に結成され、一歩先を行く
“プレイヤーズ”。“カヴン”と対極の、軍団主義のギルドである。
『Roundabout Song』
どうしてもその詩を書くことができない。できあいの詩を歌うこともできないから新たに
書こうとしていたのだが、いずれにせよ無理なのは同じだった。
蛮族の行進曲。
効果は一時的な生命力の賦活化。治癒と守護を専門とするからには、一応は習得して
おくべき呪歌だろうとは思う。
より難曲である癒しの子守唄は、ほぼ完璧に演奏できるようになっているし、技量的な
問題は無い。
問題は――。
彼は窓の下に目を落とすと、中庭で刀を持った少女が、型稽古に励んでいた。異国の血か、
エトリアあたりの人間とは、少し面差しを異にしている。
問題は、異境の民に対する複雑な想いにあった。
あきらめたように羽ペンを放り出し、セシルは窓に腰掛ける。懐からフルートを取り出して
唇に当てると、ほどなく気高くも慈愛に満ちた舞曲が紡がれだした。
中庭の少女は、ちらと上を見上げ、稽古を再開する。旋律と戯れるように、ゆるやかに
刀を振るう。それはこの土地のものとも異国のものともつかぬ剣舞だった。
474 :
RS 2:2007/05/05(土) 05:15:22 ID:k0d2/46U
夜半も過ぎに彼が訪れた金鹿の酒場は、珍しく客が少なかった。テーブルで談笑している
冒険者のカップルが一組と、地図を囲んで真剣に語り合っている、これも同業らしき5人組。
「いらっしゃい。めずらしいわね、一人で来るなんて」
と、女店主がカウンターの向こうからセシルに微笑みかける。
「カヴンの連中は森に潜ってます。僕とあともう一人、目下休養中」
「あのブシドーの子? ヒスノちゃん、だっけ」
「ご名答。……何で分かったんですか?」
「最近考えこんでたもの。どうしても貫突で斬っちゃってうまく突きにならないし、
太刀ゆきの速さにも不満があるから、いっそ居合は捨てて鍛えなおそうかって」
「ああ、確かに朝からひたすらつばめ返しを稽古してましたよ。にしても、そんなこと言って
ましたか」
「ええ。結構理詰めで考えるタイプみたいよね。
ところでご注文は? あの子のお国の清酒なんてどう?」
彼は見るからに嫌そうな顔で、首を横に振った。
「いつもの葡萄酒を頼みます」
女主人はくすりと笑った。
「それにしてもあなた、一人の時だと、態度が変わるわよね」
「そうですか?」
「愛想が悪くなる……というとちょっと言いすぎかしら」
「そうかもしれない。こっちが素ですよ。
僕達が使う歌は、結局のところ心に語りかけて作用させるものですから、場の雰囲気にも
一応気を使わないと」
「複雑なのね」
「複雑、ですかね」
彼は深く細くため息をついた。
「……そうかもしれない」
「なんだか落ち込んでるみたいね。私で良ければ、グチでも何でも聞くわよ?」
彼は答えず、ワイングラスを持ち上げる。
しばらくは無言のまま、葡萄酒を機械的に口に運んでいた。時折、手製だというチーズを
つまんだりもする。
後ろから漏れ聞こえる、今後の探索計画を相談する冒険者たちの会話を、聞くともなしに
聞いていると、女主人が口を開いた。
「ねえ、セシルさん。うちに来てるとき、彼女のこと時々目で追ってるでしょ。ヒスノちゃん
とはどういう関係?」
「…………」
「ごめんなさい。変なこと聞いちゃったかしら」
「いえ。僕は彼女の親代わり、とまでは言えないけど、一応面倒を見てます。
ヒスノは、僕を育てた人の娘で。その人にいろいろ頼まれたんです」
「ええと……」
女主人の混乱している様子に、彼は苦笑いをもらす。
「要するに、姉がいて、その義弟が僕で、さらにその義妹がヒスノで、それぞれ歳がわりと
離れていて、上が下を育ててきたってことです。
全員天涯孤独みたいなものだから、姉と妹の間にしか血縁はないんですけど」
「……複雑なのね?」
「ですかね」
と、彼は何度目かのため息をついた。
「口が滑ったな。忘れてください」
そう言い残し、カウンターに数枚の紙幣を置くと、セシルは酒場から出て行った。
「大丈夫かしら……。随分悩んでるみたいだけど」
背中を見送りながら、女主人はつぶやいた。
475 :
RS 3:2007/05/05(土) 05:18:26 ID:k0d2/46U
「あっ、お帰りなさいませ、兄様」
宿の部屋に戻ると、花開くような笑みを浮かべたヒスノが駆け寄って来て目の前で止まる。
刀を手にしている時は倍も大人びて見える彼女も、戦場を離れれば年齢相応の少女に返る。
「ただいま、ヒスノ。まだ起きてたんだ」
彼女は自分からは触れてこない。必ずあと一歩のところで止まる。FOEじゃあるまいし、
どうしてそんなルールを定めているのか、一度聞いてみたことがあるが、単に気恥ずかしい
から、らしい。
だからセシルは、髪に触れ、首の後ろに手を回して抱き寄せる。途端に込み上げてくる
愛しさをごまかすように、
「疲れてない? 昼間はがんばってたみたいだけど」
と、どうでもいいことを聞く。
「大丈夫です。お帰りをお待ちしておりました」
意図が分からず、セシルは抱擁を解いて彼女の顔を見る。
「今日は久しぶりに二人きりですもの」
ヒスノは頬を桜色に染め、はにかんでいる。そのいたいけでありながら艶やかな表情を
見たとき、彼の理性は、これまでもそうであったように、愛情――あるいは肉欲に、敗北した。
セシルが再びヒスノを抱き寄せると、彼女は目を細めて上を向く。桃のような頬に口付ける。
「あ……」
不満の声をもらそうとするヒスノの唇をふさぎ、首筋を抑えて貪るように舌をからめる。
歯の一枚一枚を味わうように、思う侭、口の中を蹂躙し、唾液を流し込む。
「んふ」
だんだんと荒くなる呼吸の向こうに、嚥下する音を聞きながら、舌の裏をくすぐり、
今度は自分の口内へ誘う。強く吸う。このまま体内からすべて吸い込んでしまえればいいのに
と思いながら。彼女の舌を軽く噛むと、びくりとして逃げる。逃がさない。ヒスノの中に再度
侵攻する。前歯と前歯がぶつかり合うほど強く求める。
「――っと」
ヒスノの身体から力が抜け、崩れそうになるのを慌てて支えた。
「おにいさま、きょう、ちょっと、すごすぎ」
息も絶え絶えにもらすヒスノを、ベッドは遠かったので椅子にもたせかけ、後ろから
抱きしめる。
「ヒスノはかわいいな」
肩越しに、口の下の唾液の跡をなめ取る。
「あ、ごめん。服、よごしちゃったね」
あふれた唾液が、和服の合わせを濃くぬらしていた。
「洗いますから、気にしなくて良いですよ」
そして、少し小声になって、
「明日の昼までは二人だけの予定ですから、好きなだけ汚していいです」
着たまま、好きでしたよね、と付け加える。
「挑発してる?」
セシルは合わせに手を入れて、胸の突起をつまみ、軽く転がす。
「んっ……シリカさんのお店で、何回、防具を新調してもらいましたっけ」
「何着か再起不能にしたのは事実だけど、あらためて指摘されると……。やっぱり挑発だ」
残りの手で、着物の上から太ももを撫で、首筋にキスマークを付ける。
「あ、や……兄様の、いじわ……っあ!」
袴の脇に手をもぐりこませ、固い芽を転がす。
「あぅ、は、ぁん、にいさまぁ」
彼女の筋をやさしく撫でながら、耳たぶを甘噛みすると、椅子の上でヒスノが跳ねた。
耳元で何か甘いセリフをささやこうと思ったところで、化粧台の鏡に映る自分たちの姿が
目に止まった。
椅子に座る少女に後ろから抱きつき、淫らがましい行為を仕掛けるやさ顔の男。絵に写して
しまえば、じゃれあっている姉妹に見えるかもしれない、そんな姿。だがその裏にある意味は
ずっと重かった。
「…………」
セシルの手が止まる。悩んでいたことを忘れていたわけではない。ただ、正面から向き合う
のが怖くて、欲望に逃げていただけだ。
(中断されました。続きを希望される方はワッフルワッフル
ああっ、オウガとデモンが
>>476の方へ!
何と言う生殺しか。
保管庫乙で
ドロドロGJ!!愛憎劇期待。
しかしなんだ、自分で書いたの改めて保管されると、
恥ずかしくて読み返せない。俺はまだ修行が足りないな
>>478 どっかのエロ漫画家は自分の絵で抜けたら一流って言ってた
自分のSSで抜けるように頑張れ!!
>>478 同感w
書いた直後は推敲のために何度も読み直してるのに、
保管されたころにはとても直視出来なくなる
ほんとに修行が足りないと思いますわ
>>476 きぼんした数時間後に投下が来るとは、何たるタイミング!
超ワッフルワッフル。義兄妹(*´Д`)ハァハァ
関西弁の姫子は俺に新境地をみせてくれた
>>476 畜生、ヒスノ可愛いよヒスノ
続きを死ぬほどwktkしながら待ってます!
京都弁の姫侍
名前はドスエか
一瞬、ドエスに見えた俺は末期。
>>486 京都弁姫侍に足袋でグリグリ責められるの妄想しちまったじゃねぇか
キャラスレからの流入ネタ?
まだ1作もSSが投下されない内に、ヒメ子のドS京都弁キャラが確立しつつあるような……
うわごめんorz
ヒスノたんヒメ子か! 大変失礼した。
え、ヒメ子たん今回が始めて(スレ的な意味で)だったのか
意外だな
491 :
RS 4:2007/05/06(日) 10:49:21 ID:EuKiwnad
「兄様?」
「ヒスノは、僕のことを恨んでないか」
「……は?」
きょとんとして聞き返してくる。
「僕がヒスノの気持ちにつけこんで……。憧れや保護者の立場を利用して、こうして今日まで、
ずっと君を虐待し、搾取してきたことを」
「……変なお兄様! 急にどうしたんです?」
ヒスノは無邪気に笑う。彼が愛や好きといった言葉を避けたことに気づかないふりをして笑う。
その作り笑いの上手さに、セシルは泣きそうになる。
「本当に今さらだけど、急にじゃない。ずっと、君をどんなに苦しませ、人生を歪めてきたのか
と、考えてた……」
「兄様、」
ついさっきまで愛し合っていたはずの相手の豹変に、ヒスノは戸惑い、意味もなく髪飾りを
いじる。
「もしや、わたくしの幼い頃に手をつけたことを気に病んでらっしゃるのですか? 確かに
……最初は少し驚きもしましたけど、想い人に求められるは女子の本懐なれば、うれしく
思いこそすれ、苦しむことなどありましょうか。ましてや、恨みになど……」
迷いながらも、ヒスノは率直に語る。
「聞くところによると、殿方にとって、男女の間のこと無きは苦痛だとか。少なくとも、
お兄様がお嫁を迎えるまでは、ヒスノがそばにいてお勤めを果たします」
誰だそんなことを吹き込んだバカは、とセシルは毒づきそうになったが、最も愚かなのが
自分なのは明らかだった。
「……いいえ、兄様、はっきりおっしゃってください。畢竟、もうお側に置いてはいただけ
ないのですか。ヒスノが邪魔になりましたか?」
「違う!」
セシルは叫んだ。
「違う……そうじゃないんだ。僕は。
ヒスノ、頼む。君はもう一人前の剣士だ。だから、僕を斬って自由を取り戻してくれ。
僕には僕を止められない」
「もう……?」
つぶやいて、ヒスノは黙り込んだ。
「よもや、わたくしがこれまで肌を許してきたのは、あなたに力づくで蹂躙されたがゆえと
でもお考えか?」
きっとまなじりを決して、彼女は顔を上げる。
気が付くとセシルは喉元に剣先を突きつけられていた。
「侮るなセシル・グレイス!」
大喝。
化粧台に並ぶ壜が、びりびりと震えて倒れる。
ヒスノは上段に刀を振りかざすと間髪入れず、振り下ろした。鎖骨が砕け、床に叩きつけ
られる――前に、斬り上げに襲われ、肋骨を何本か持っていかれる。仕上げとばかり、
宙に浮いた身体に飛燕のごとき一閃が叩きこまれた。
セシルは壁まで跳ね飛ばされ、ベッドの上に墜落した。首から落ちて、身体のどこかから、
ぐきり、と嫌な音が響いてくる。条件反射的に、癒しの子守唄を歌おうとするが、横隔膜を
強打されているせいで呼吸ができない。
やっぱりヒスノは刀を携えている姿が一番綺麗だ、と思いながら、彼は絶命した。
492 :
RS 5:2007/05/06(日) 10:55:04 ID:EuKiwnad
「ん……」
蘇生時特有の、頭の芯が麻痺している感覚と、口の中に残るネクタルのほのかな甘味。
「おはようございます」
先ほども見せた、完璧に無邪気な作り笑いでヒスノが言う。
「……おはよう。悪い。目が、覚めた気がする」
「兄様。ヒスノは馬鹿な女でありますゆえ、難しいことは分かりません。分かるのは、
わたくしは何があろうと、いつでもお兄様を慕っているということです。
お話してくださいませんか。何をそんなに悩んでいらっしゃるのか」
「……姉が僕のことを育ててくれていたのは前に話したな」
話したことを後で死ぬほど後悔するだろうなぁ、と思いながら、セシルは話し始めた。
「僕も姉も孤児で、本当に小さな村の、廃屋に住み着いて暮らしていた。もともとは水車小屋で
ね。水場が近いのは便利だったけど、大雨で川が増水すると、戸口から水が入ってくるのだけが
困りものだったな。溝を掘ったり、板を立てたり、いろいろしたけど、最後はあきらめて、
丘の洞窟に避難場所を作った。
村の人はいい人が多くて、畑を手伝っては、食べ物をもらっていた。魚も釣れたし、
食べられる野草も結構あって、貧しくてもどうにか生きていけた」
湿った土の匂い。暗い戸口の向こうに見える、輝くばかりの緑。水のせせらぎ。今でも
憶えている。
「姉が君を産んだ人なのは知ってるね。ヒスノはまだ顔を憶えてるかな?」
一呼吸。言っていいのか?
セシルがためらっていると、ヒスノが彼の手に両手を添えた。話してください、と目で
うながしてくる。
「……君が3つのときに姉さんは僕に娘を預け、1年を待たずに死んだ。
病気だと教えたのは嘘だ。自分で、命を絶ったんだ」
あぁ、神様。僕は一体どこまで彼女を傷つければ気がすむんだろう? 自問しながら、
搾り出すように続ける。
「すべての原因は4年前だ。僕たちの住んでいた村が、野盗の集団に襲われた。傭兵くずれか、
冒険者くずれか、素性は今となってはよく分からない。村の人はほとんど殺され、家は焼かれ、
食べ物やわずかな貯えは略奪された。
僕達は例の、避難場所の洞窟に隠れていたけど、見つかった。でも、見つけた人は、女子供を
斬るのは好かんと言って、僕達を殺さなかった。連中にも報告しなかった。ただそれは殺さな
かったというだけで、見逃したという意味じゃない。姉さんも、僕も……」
また一呼吸。
「つまり、端的に言えば、お姉様はわたくしを身篭った、ということですね?」
「……そうだ。
野盗どもはそれから付近の領主と戦って全滅したと聞いている。だから復讐もできなかった。
姉は君を愛していた。それは間違いない。僕の命にかけて保証する。でも、きっと、憎しみの
行き場がなかったんだろう。それに、姉さんはひどく傷付いていた……」
故郷とも言える場所をすべて失った、ということも、拍車をかけていたと思う。慣れない
新しい生活。大きくなるお腹。僕以上に追い詰められていただろうことは想像に難くない。
むしろよく3年間もがんばってくれたと思う。
「君を育てながら、姉さんは、精神的に不安定なことが多かった。
自分がダメになったら、ヒスノを頼むと、何度も僕に頼んでいた。自分に代わって幸せに
してくれと。
姉の命令は、僕にとって絶対だった。君の面倒を見ることについては、勿論僕にも異存はない。
だけど「命令」はもうひとつあった……。姉さんは、ときどきひどく取り乱すようになって、
そんな時、よく言っていた……。クスリで濁った目で僕を見つめて、首を締めながら、」
言葉を切る。
493 :
RS 6:2007/05/06(日) 10:59:57 ID:EuKiwnad
「……あの薄汚い蛮人の血が流れるこの女を、自分と同じ目に合わせて欲しいと?」
と、またヒスノが後を引き取って言った。
「…………ごめん。なんか、ちゃんと説明できなくて」
「いいえ。わたくしも、なんとなく気持ちは分かりますもの」
ふと、目を上げて、彼女は正面からセシルに問う。
「お兄様はいかがですか。わたくしが――あるいは、わたくしの父が、憎いですか?」
予想していなかった質問に、ぎしりと音を立てるように、セシルは止まった。数秒だが、
反応を返せずに止まってしまった。
「ごめんなさい……」
ヒスノは果敢なげに微笑んでうつむく。
「待て! 今のは無し、ちょっと不意を打たれて驚いただけで、まったく考えていなかった
ことだからとっさに言葉が出なかっただけ! 勝手に反応を解釈するな」
一気に言い募る。
嘘だった。
愛憎半ばというのが、どう言い繕っても実際のところだった。ヒスノには何の罪も無いと
知っていても、どんなにその小さな命を愛しく思ったとしても。最愛の人を失うということは、
そう簡単に割り切れるものではない。
「でも、そうだったんですね……。全部、お姉さまの命令でしていたのですね」
「それも違う! それが理由じゃない。
姉の命令は絶対だけど、ヒスノは僕のすべてだ。僕は……僕自身の欲望に負けて、君を
抱いたんだ」
「兄様……嘘でもうれしゅうございます」
「馬鹿。嘘でなんかあるものか」
そこまで必死で言い訳を並べたところで、セシルは改めて認識した。
――あぁ、僕はこの女にどこまでも惚れている。
最初から明白だ。悩みながらも関係を続け、今日散々もったいぶって言葉を重ねてきたのも、
要するに自分から離れることができないからだ。
「嘘なものか……。
愛してる。ヒスノ。お前を誰にも渡したくない。鎖につないで檻に閉じ込めて、自分だけの
ものにしてしまいたい。
そして僕はそれを実際にやってしまった大馬鹿者で犯罪者だ。この罪は一生かけて償う。
それも許せなくなったら、どうか遠慮なく殺して欲しい」
縋るように告白する。
「いいえ……。いいえ、兄様。わたしをお兄様のものにしておいてくださいませ。ヒスノは果報者です……」
彼女は心からの喜びを浮かべ、それからその笑顔を少し困ったような色に変えた。
「でも、その前に、申し訳ございません、お兄様。
ずっと重い荷物を背負わせてきて、そして今日、真剣にお話いただいて……。わたくしも、無理に
話していただいた手前、これ以上お兄様に負担をかけたくありませんし、あえて誤解を恐れずに申し上げます。
……とても、心苦しいのですけれど」
再度中断。予定では夜に犯られる。
なんだよコレ?
凄くGJじゃないか
まさに世界樹の冒険者の裏側って感じだな
一人一人背景があってそれはレン達にも勝る陰惨なものもあるという…
なんか感想も纏まらないな
とにかく続きを楽しみにしている
>>494 うはwww俺寝ずにまっちゃいそうwwww
つか何言い出すのかオソロシス
痛い話は好きだ。土台がちゃんとしてるのは特に
>>495 まて、レンの過去は別に陰惨だと決まってないぞw
まあ俺の脳内では既に全年齢板では書けない様な内容になってるけどな。
すまん、俺の脳内でもレンとツスクルの前半生はエロエロでドロドロだ。
……み、みんなそうだよな!?
ちょっと話し合う必要があるようだな
>>497 そのエロエロでドロドロな過去にレンは囚われてる一方、
どこか割り切った感じのあるツスクル…。
ってのはアレだな。そこからさらに広がるな。
ちょっと違う。ドロドロに始まってちょっと幸せの味を教えたところで
エロエロのグログロに突き落とす。これ。
俺脳内ではツスクルとモリビト達は長がレンに産ませた子。
ロリビトはツスクルと長の子かもしれない。
5層最奥戦で全滅すると男はフォレストオウガやフォレストデモンに改造されて
女はモリビトの苗床にされる。
色々だめだ俺の脳。
意味あり気に煽っておいてレンの過去が語られていない理由はなぜか?
その過去があるからこそレンはあの行動に出たのだから、
決して軽んじてよい要素ではないはずだ。
おそらく、語らなかったのではない。
語れなかったのだ!任天堂の壁に阻まれて!!
要はレンの過去は18禁って事で。
畜生っ!任天堂の奴らの野郎!
いまから京都まで行ってくる
まぁ容量の制約だろうね。無論18禁の線も無視できないが。
なぁーにDSのメモカが256から1GBになれば不可能じゃない
>>494 果てしなくGJ
暗い過去が、愛憎が………どうしよう、オレこういうの大好きだ
それと、陰惨な過去の描写が、エロパロとしてじゃなくて普通に作品として惚れた
偉大なるイワォロベネレプが断末魔の叫びをあげて崩れ落ちる。
私は、焼け落ちた集落の中で絶望にうちひしがれていた。
屍を乗り越えて、目の前に五人のニンゲンが迫ってくる。
「ニンゲンよ、我々には既に戦う力は無くなった。貴様らの勝利だ。好きにするがいい」
すでに同胞も散りじりになってしまい、抵抗する気力もなかった。
「…敵ながら見事であった。せめてもの情け、ひと思いに同胞の元へ送ってやろう」
黒髪のニンゲンが湾曲した剣を上段に構えた。私もその凶刃に倒れるのだろう。
…まあいい、仲間がいる場所へといけるのだからな。
自嘲する私の上から刃が振り落とされ、私の意識は暗闇へと落ちる―――
「待て」
―――はずだった。
「主殿、いかがなされた?」
振り上げた刀を鞘に納め、黒髪のニンゲンは尋ねた。
主殿、と呼ばれた赤髪のニンゲンは、下卑た笑みを顔に張り付かせて答えた。
「いい考えを思いついた、殺すのは後だ」
そう言って私に近づき、髪を掴みあげて私の顔をニヤニヤと眺める。
「好きにしろ、と言ったな。いいぜ、好きにさせてもらうぜ」
そう言って他の四人に、私を連れ帰るよう命令した。
気力を失っていた私はされるがままに縛られた。
炎にまかれる集落にニンゲンの哄笑が響き渡る。
王に聞いた「ジゴク」というのはこういう光景を指すのだろうな、と何となく思った。
しかしそれは間違いだった。ジゴクというのは地下ではなく、地上にあったのだ。
………私は何をやっているのだろう。
「おら、出すぞ!しっかり受け止めろよ!」
喉の奥にニンゲンの欲望が叩きつけられる。私は堪えきれずに吐き出した。
四つん這いになって咳き込む私に向かって、ニンゲンは冷ややかな目で言った。
「何度やっても出来の悪い奴だぜ。出来る様に教えただろうが」
言葉はそう言っても顔は怒ってはいなかった、この者は無様な私を見て笑っているのだ。
この者は、弱き者を痛めつける強者の快楽を味わっているのだ。
赤髪の男(アンスタンといったか)は、私の手の平を踏みつけた。
「おら、何ぼさっとしてやがる、続きはどうした」
私はそれを聞いて、ここに閉じ込められた時に教えられた口上を述べた。
「……はい御主人様、今日も卑しい私めに哀れみをくださってありがとうございます。
申し訳ございませんが、今しばらくお待ち下さいませ。後始末も精一杯御奉仕させていただきます」
口上がおわるとそのまま四つん這いのままニンゲンのモノを咥えこむ。
欲望を舐め取り、そのまま亀頭を舌で転がす。
たまらず鈴口から溢れ出てきた欲望を吸い取る。
ぴちゃぴちゃじゅるじゅる、ずるり。
そのまま数分が経ったであろうか、出て来なくなったのを舌で確かめると、私は口を離した。
綺麗に舐めとったニンゲンのモノがぬらぬらと光る。
それを確認した私は上目遣いでアンスタンを見た。
下卑た笑みを張り付かせて私の仕アンスタンは頷く。
了承を得た私は、口内に残っている欲望を嚥下した。
「ング…ハァ…。御主人様、後始末もさせて頂きありがとうございます。
それでは行ってらっしゃいませ、明日も心を込めて御奉仕させていただきます」
躾に満足したアンスタンは、身支度を整えると出て行った。
扉越しに錠がかかる音が聞こえる。これでこの部屋は私一人となった訳だ。
いや、鍵がかかって無くても、私は一人か。
………私は何をやっているのだろう。
>>435 五人じゃないけど、鬼畜っぽい冒険者を書いてみた。
気に入ったなら続き書くよ。
509 :
RS 7:2007/05/06(日) 22:56:38 ID:EuKiwnad
そう前置きし、ヒスノは、
「わたし、今の話・ものすごく・どうでもいい!」
と宣言した。
「――――は?」
「ええと……お姉様のことについては、本当にお可哀想だと思いますし、お兄様のお気持ちも
お察しいたします……。
ですが、わたくしの親については、わたくしの関知するところではございません。はっきり
言って他人です」
そっと、彼の胸に頭を預ける。
「ヒスノにとって重要なのは、お兄様だけ。いまお心を明かしていただいたことの方が、よほど……。
わたくしを冷たい女だと思いますか?」
「ああ……。いや」
呆けたようにセシルは声を上げ、天井を見上げる。
「そういう人生唐竹割りなところは、姉さんそっくりだよ」
「ほめてます?」
「勿論だ」
「今日、捨てられるんじゃないかと思いました」
「ごめん……。僕が悪かった」
「わたくしにしたことは、本当に気にしないで下さって結構ですよ」
「……いや、それは」
「すっきりしました?」
「ん?」
ヒスノは抱きついたまま顔だけ動かして彼を見上げ、言う。
「わたくしの『感想』は、申し訳ありませんが言ったとおりです。兄様の方は、話せて、楽に
なりましたか?」
「ああ。うん。いや、なんていうか、気が抜けた」
ほう、とため息。
「……悪かった。何だか随分遠回りをしてきたような気がする」
「ふふ。幾千夜を重ねて、ようやく想いが通じ合い、といったところですわね」
ヒスノはまた胸に寄り添い、
「では、わたくしもすっきりさせてください」
と頼んだ。
「今夜はもう全面降伏。何でも聞くよ」
というか、セシルは彼女に、もう永遠に逆らえそうにない気がしている。
「途中で止めてしまうなんて殺生です」
ちょん、とセシルの股間をつつく。
「…………すっきりってそっち?」
「あぁ、わたくしったらはしたない……。ヒスノはすっかりお兄様の性の虜……」
ヒスノは両手で顔をおおって、よよよと泣き崩れるふりをする。わざとらしいことこの上ないが、
彼女なりに気をつかってくれているようだ。
510 :
RS 8:2007/05/06(日) 22:59:38 ID:EuKiwnad
「ヒスノ……」
手をつかんで下ろし、あらためて唇と唇を重ねる。初めてキスを交わしたときから、陶酔は
色褪せないでいる。
「ん……お兄様」
何度も口付けを続けながら、胸の前の紐をほどき、帯やその下に巻いてある布を外していく。
落ちた布が寝台をエキゾチックに飾り立てていく。
「今日は、着たまま、だったね」
「ふふ……。お兄様のお好きなように」
「じゃあ、続き行こうか」
着物と袴だけにされた彼女を、赤ん坊にするように横抱きにする。
「変な感じ……」
だらりと首を垂らして、彼を見上げながらヒスノが言った。
「もっと変にしてあげる」
セシルは左手と足で彼女の身体を支え、右手の指で前髪をかきわけ、耳を頬を首筋をたどり、
胸の頂上をつつく。
「ん……」
手は止まらず、身体の上を流れ、ときに流れるように撫で、ときに摘むように刺激を与え、
琴を爪弾くようにヒスノを愛する。彼女はうっとりと目を閉じて快楽に身をゆだねる。
「兄様、これ、すてき……。ね、そろそろ……わたし、」
しばらくそうしていると、スイッチが入ってきたようだ。ふとももをもぞもぞさせながら、
とろんと潤んだ目で懇願してくる。
「分かった。膝で立って」
「はい……」
「持って」
たくし上げた袴を、口にくわえさせ、さらに手で広げさせる。
「口でしてあげよう……と思ったけど、かわいいかわいいかわいいヒスノの姿が見たいから、
そのまま自分でいじってほしいな」
と、頼むが、ヒスノは顔を真っ赤にして首を横に振った。口元が隠れているのが、さらに
恥じらい感をブーストしていて、凶悪に可愛い。理性にくらっとくるものを感じるが踏みとどまる。
「お願い」
「んー!」
と、くぐもった鼻声で主張してさらに首を振る。涙目になっていてさらにレベルアップ。
あぁダメだ、次が来たら耐えられない。矢も盾もなく組み敷いて彼女が気絶するまで犯すだろう。
という内心は伏せて、セシルは「しょうがないなぁ」と、仕方なさそうに言った。
ヒスノはされる分にはほぼ何でも受け入れるが、セックスの際に自分の服を脱ぐことにも一月
かかったほど、自分が何かするとなると拒む。 あれは僕が着衣で抱いて汚すから、仕方なく
自分で脱いだという感もあるけどな、と頭の隅で昔のヒスノを思い出しながら、これ以上は強いて
求めることなく、彼は太股の間に顔を寄せた。
511 :
RS 9:2007/05/06(日) 23:03:14 ID:EuKiwnad
着物と襦袢を捲くって、その奥を舌で攻める。
「んあっ……」
と、小さなうめき声が上がる。
「んぅ、あ……」
音を立て、声を上げさせながら、丁寧になめ上げていく。彼女の中からしみ出す愛液の酸味。
「あんっ、あふっ! ……だ、だめです、にいさまぁ」
「もうびしょびしょだよ」
秘所から口を離し、代わりに指でいじってあげることにする。愛液をたっぷりと指にからめて、
お尻の穴に突き刺すと、嬌声が上がった。ぶるぶる痙攣する足を嘗め回すようにキスをする。
その間も、手は休めないで、ふたつの場所を攻め続ける。繊細で力強い指使いは演奏家の面目躍如。
「ひぁっ!」
股の内側を少し強めに噛むと、悲鳴をとともにセシルの視界が暗くなり、一瞬遅れて背中に
心地良い重さがかかる。ヒスノが膝立ちも維持できなくなって倒れてきたのだ。
「もうちょっとがんばって欲しかったな」
と、言いながらも、彼女の脱力した身体を優しく仰向けに横たえる。
「……お兄様のいじわる。いくときはいっしょがいいと、何度も申し上げていますのに……」
「かわいいこと言うなよ」
「知りません!」
ヒスノがすねてそっぽを向く。もうダメだ。嗜虐心と獣欲と、絶望的なまでの愛おしさに、
彼は狂う。
「……じゃあ勝手にやる」
――姉さん。娘が陵辱される姿を見て、貴女は泣くだろうか。それとも、笑うだろうか?
自問しながら、ヒスノの着物の胸元を乱暴に割り開く。
「ひぁっ!?」
わずかな膨らみが外気にさらされ、ヒスノは怯えを含んだ悲鳴を上げた。
……案外一緒に混ざってきそうな気もしたが、今はヒスノのことに集中することにする。
セシルは彼女の腰の紐をほどいてゆるめ、袴の下に巻いてある帯に指を入れて、袴ごと引きずり
下ろし、床に投げ捨てた。
「もう前戯はいいよな?」
左手で彼女の肩口を押さえ、右手は自分のものに添えて、割れ目にあてがうと、ちゅく、と
淫靡な音がした。
こくん、と小さくヒスノがうなずくや否や、腰を突き出す。
「ん――――!」
ヒスノがのけ反った。彼女の中は、熱く、狭い――細い上に浅いが、入った部分から融けあう
ような快楽が背骨をかけ上がって脳を襲い、頭の中が白く飛ぶ。自我も、触れた肌も、ふたつが
ひとつに融けて混じり合うような錯覚の中、本能に任せて動く。
「んっ、あぁっ、いぁ、んぅっ、にぃ、さまぁ……」
突かれる度にがくがくと身体を揺らして、ヒスノは甘い声を上げる。手で口を押さえ、顔を
隠そうとするが、肩を押さえられているせいでうまくいかない。
「いっ、んっ、あぁぁっ! はっ、はっ、んっ、いたっ、あぁっ、いぃっ!」
繰り返される振動に、反脱ぎにされていた着物がすべり、押さえつけていた手が外れた。
寝台の上に広がる色とりどりの布と、花開く着物。その中心に位置する少女は、しなやかな
腕を伸ばして彼に抱きつこうとする。
「ぉに……さまぁ」
「来いよ、ヒスノ」
荒い息の向こうからセシルが呼ぶ。繋がったまま抱き上げて唇を重ねた。何度も。何度も。
もっと、と、舌を吸われながらヒスノが懇願する。彼女の望みに応えて、セシルは律動を
再開した。
512 :
RS 10:2007/05/06(日) 23:13:24 ID:EuKiwnad
重なる皮膚から何かが押し寄せてきたように、彼女の中で水位が高まっていく。ヒスノが
ぎこちなく腰をくねらせ始めた。それは、多分、彼が彼女を犯してからの五年間で、初めての
こと。それに気づいたセシルはキスをやめて強く抱きしめ、彼女に合わせてリズムを変えて攻める。
「あぅっ! すごいですっ、はぁぅっ、あっ、にいさまっ、兄さまぁ!」
ヒスノの中の高まりはさらに強まり、強く突き込まれる度に絶頂を迎え、その度に絶頂を
超えてさらに高まる。繰り返し繰り返し達する。
「ヒスノっ! 好きだ! 君を愛してる!」
その感情は、さながら血のように赤い炎。
「お前が欲しい! 僕を犯した男と僕を犯した女の間に生まれたこの肉は全て僕のものだ!」
「はいっ! ヒスノはお兄様のものです!
あぁっ、うれしい! わたし兄様のものなんだ!! もっと、もっと抱いてください!」
飲み込み、嘗めつくし、すべてを灰燼へ帰すような。
「くぅ、いくぞ、ヒスノ! 出すぞっ!」
「はぁっ、来て、来てくださいっ! なか、だして、あああぁぁぁぁっあついっ……!」
身体の芯まで注ぎ込まれるような熱を感じながら、彼女の意識は暗いところに落ちていく。
気を失う直前、セシルが泣き出す叫びを聞いたような気がした。
だが、ヒスノは彼を案じることはない。
こうして強く抱き合っていれば。
この二対の腕の確かさが消えることはないと、信じられれば。きっと。それだけで――。
下げ忘れた。しかも2回目。ごめんなさいorz
次回エピローグ。
流し読みしたけど、姪、叔父の関係なの?
だろ?
性別は逆だがワカメとタラちゃんだ。
実姉ではないはず。
血縁関係にあるのはヒメ子とその母親だけで
ヒメ子とバド男、バド男とヒメ子の母親は育ての親子みたいな関係だっけ。
>>516 イグザクトリィ。
>>474 より
「要するに、姉がいて、その義弟が僕で、さらにその義妹がヒスノで、それぞれ歳がわりと
離れていて、上が下を育ててきたってことです。
全員天涯孤独みたいなものだから、姉と妹の間にしか血縁はないんですけど」
>>508 モリビト少女ktkr! 435じゃないけど、続き読みたいぜひ!
こんな遠慮がちじゃなくて、堂々と書いて投下してくれぜひ!
その時は一応、「陵辱」って最初に注意入れないと、純愛スキーの住人が戸惑うかも。
>>513 ヒスノたん案外強い……? それとも虚勢?
6から7へ展開するとはちと読めんかった。エピローグも期待してます。
>>508 ぐわむふ、先を越された
くそぅ、心の底からGJだッ!
調教エロいよ調教
>>513 なんかこう、お互いが居てくれさえすれば暗い過去なんてどうでも良い、とか
そういうの、もう、大好きだ
とにかくヒスノたん可愛いよヒスノたん、エピローグにも期待!
>>519 もしかしてモリビト陵辱SS、進めてたとか?
そちらも期待wktk
シチュやキャラがかぶってても、職人が違うと妄想の形も違ってくるから
愛があれば全部オッケーだと思うんだ。
アルルーナ討伐完了
とりあえず街の広場に磔じゃな
男A 「モリビトの○○○ってのは人間のとかわらねぇな!」
男B 「ちげぇねぇ!うちの古女房のモンよりは締りがいいぜ」
むしろ好きなシチュエーションなら何作品でも見たいぜ
>>522 いや、そんな大層なもんじゃないが頭のなかでぼんやり考えてたというかなんというかごにょごにょ
とりあえず、今書いてるの完成して投下したらちょっとずつ書き始めてみるかな………忘れた頃に出来上がるように
最近、世界樹始めてみたが…作品スレがしっかりあった事に喜び。
久々に一書きしてみたくなったはいいけど、まだB3F('A`)
蟷螂怖いよ蟷螂。
存分に恐がりなさい
そして存分にお書きなさい
>>527 了解。
ネタ自体は固まったから後は形にするだけかな。
軽く陵辱になりそうだが…。
クリアしてないけど書けるとこまでは頑張ってみる。
カマキリが怖かったときに戻りたいぜ
>>529 LV1のキャラ5人でパーティ組んで2周目やったら、カマキリどころかモグラに狩られそうになった。
と、友達が言っていた。
>>530 モグラ3匹で普通に死ねたもんな・・・・・・・・・
>>530 初見の毒てふてふに感じた絶望も、今は遠い昔だな……
蟷螂はシカトして先進んだな
逃げれるからあんま怖くなかった
三階到達時にパリングLv5あった俺
ブシ子のクリティカルに10P振ったのも今となっては良い思い出・・・なワケねぇ・・・
536 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 21:31:07 ID:a4U2WELW
>>533 蟷螂が怖いのは逃げるとかどうとかじゃない
3階に到達してスキルもぼちぼち揃い始め、鹿とかとも楽に戦えるようになり慢心したプレイヤーが
どれどんな物かと戦いを挑むとそれまでとは桁違いの力で返り討ちに合う事にある
アレで迂闊にFOEに挑めなくなるくらいトラウマになった
>>536 それは言えてる
いいタイミングで鼻っ柱を折られるよなw
蟷螂は今でこそ避け方も解ってるし、エンカウントに気をつけなきゃ
ならない事も解ってるが、
最初に観たときは本当うろたえたものよ。
そんでもって必死に超えたら超えたで練炭に門前払いくらって追い討ちhageよ
蟷螂に瞬殺されたくせに懲りずに飛竜に挑んでやっぱり瞬殺された馬鹿は俺くらいですかそうですかw
どうも、こんばんわ。
前に書いた『三竜狩り』の2本目を書いたので、投下していきます。
※陵辱モノ ※ギルドメンバーが極悪
ですので、一応注意書きを添えておきます。気が向いたら、お付き合いください。
では、どうぞ。
世界中の迷宮の地下に広がる、遺都『シンジュク』。
太古の昔に栄え、後にそこに暮らした人間達自らの手で滅びを迎え………閉鎖された、かつての『世界』。
その最深部、『世界樹の王』と呼ばれた、ヒトならざる男が君臨していた空間に。
黄金の長髪と、白銀の双角を持つ彼女は、居た。
「よお。」
「ッ!」
ジャリ、と粗い地面を踏み締める音と共に、男の声がする。彼女が振り向き、ブシドーの衣装に似た
雰囲気の、これも金色に輝く着物が、ふわりと揺れる。
迷宮の最深部へと続く道を逆に辿って、そこに姿を現したのは………3人の、冒険者だった。
先頭に立ち、あとの2人を引き連れるようにして彼女に近づいたソードマンは、気さくな様子で爽やかな
笑みを投げ掛けた。
「久しぶり。長いこと会えなくて、寂しかったよ。」
「………………。」
彼女はソードマンとは対照的な忌々しげな眼で、その顔に張り付いた笑顔を、視線で射殺そうかという程
の剣幕で睨み付ける。
「そんな怖い眼で睨むなって………でも、怒った顔も好きだぜ、オレ?」
「黙れ。」
ここに来て初めて発せられたその言葉に、ソードマンはわざとらしく肩をすくめた。
と。そこで彼女は、ソードマンの背後に立つ2人の男の姿を見て、何かに気付く。
「奴は………………。」
「へ?」
「奴は、居ないらしいな。」
「………奴、って?」
ソードマンは仲間2人を振り返り、顔を見合わせる。
「いつも連れて来てるのは………あぁ、パラディンか。なんだ、雷竜ちゃん、アイツが本命かよ?」
『雷竜』と呼ばれた彼女は、また心底不機嫌そうな眼でソードマンを睨みつけ、何事かを呟こうとした
が………しかし、ふと何かに気付いたような顔をして、喉まで出掛かったその言葉を飲み込んだ。
「………好きに受け取ればいい。どうせ、私が何を言っても聞く耳など持たんのだろう?」
「そんなことないさ。どうしても、ってお願いなら聞いてあげてもいいけどな。」
冗談めかしたその声に、雷竜は更に不快感を露わにする。
「………なら………この場で、今すぐ、私に、大人しく、殺されろ。」
「そりゃ無理だ。ってか、冗談に決まってんだろ。」
「………口先だけの、薄汚い下郎共が。恥を知れ。」
「はいはい、悪ぅございました。嘘を吐く生き物だから仕方無いんだよ、人間ってのはな。」
人を馬鹿にしたような口調で雷竜の訴えをさらりと受け流し、ソードマンは更に彼女に歩み寄る。
その手を頬に添え、撫で、耳をくすぐり………不意に、顔を引き寄せる。
「ん、ぅ………!?」
突然唇を重ねられ、雷竜は思わず眼を見開く。ソードマンの舌が頑なに閉ざされた唇をこじ開けて、
雷竜の中に侵入する。舌を絡め、吸い上げ、唾液を送り込む。
「………っ、ふぅ。」
「ぷ、ぁ………ッ………。」
熱く濃厚なキスを終えた2人の口元を繋ぐ、透明な糸。それを指先で絡め取り、ソードマンは雷竜の
耳元で、呟く。
「流石に、もう解かってんだろ?選択肢が、無いことぐらいさ。」
その言葉に雷竜は一瞬、死を宣告されたかのような絶望的な表情を浮かべ………再びあの、全てを
呪うような憎悪に満ちた視線をソードマンに向けた。
「言うこと聞かないなら、俺達が黙っちゃいない。俺達に何かあれば、仲間が、黙っちゃいない。」
「………………っ。」
「………『あの娘達』は、どうなるかな?」
「………この、下衆が………ッ。」
吐き捨てるように言った後、唇を拭い、唾を吐く。酷く辛辣なその言葉を完全に無視して、ソードマン
は何事も無かったかのように、背後の2人に向き直った。
「じゃ、了解も得た所で、早速………ダークハンター、アレ出してくれ。」
「おう。」
後ろに控えていたうちの1人、片目を髪で覆ったダークハンターは、ソードマンに促され、持って
いたカバンの中を探り始める。ガチャガチャとしばらく中身を掻き回した後、そこから、いくつかの
道具が取り出される。
「………………ッ。」
雷竜は忌々しげな瞳で、無造作に投げ出された物を見つめる。小さな棍棒のような道具に、妙な細工
の施された下着、毛先の粗い筆など。どれもこれも、形や色は違うが、見覚えのある………いや、
『身に覚えのある』道具ばかりだ。
「しかしまぁ………せっかくの古代の遺産を、こんな玩具にねぇ。よくやるぜ。」
「ただの、研究のお零れだよ。汗水垂らして培ったコネがあってこそだな。」
何かよく解からない会話を交しながら、ソードマンが、雷竜の視線に気付く。
「そんな、じっくり眺めちゃってよぉ。そろそろ、玩具にもハマってきたか?」
「………馬鹿も休み休み言え、この、腐れ外道が。」
「ま、身体に聞きゃ解かるよな。じゃぁその前に、まずはいつも通りに、な?」
「くッ………………。」
眼力にも、辛辣な言葉にも、ソードマンは全く動じる気配を見せない。
いくら罵倒し、口先だけ抵抗したところで、結局それは敵を喜ばせることにしか繋がらない。それを
悟ったのか、雷竜は相変わらずの剣幕でソードマンを睨みつけながらも、やがて、遂に観念したように
『いつも通りに』という言葉に従い始めた。
まず彼女は太い帯に締め付けられた胸元を緩めると、やけに大きな袖に通したしなやかな腕を、引き
抜き始める。肩が、二の腕が、肘が順に露わになり、とうとう片方の腕と、下着に覆われていない胸が
剥き出しになる。もう一方の腕を同じ様に曝け出すと、帯から上の彼女の身体はあっと言う間に生まれた
ままの姿になってしまった。
ひゅう、と、ソードマンの背後に立つダークハンターが口笛を鳴らす。
「ッ………………。」
「ほら、今更そんなの隠してないで。さっさと次行けよ、次。」
羞恥心に頬を上気させ、歯を食い縛りながら屈辱に震える雷竜に、ソードマンは当然のように、更なる
恥辱を要求する。雷竜はその美しい乳房を隠すことを諦め、ソードマンの言葉に従うしかなかった。
前屈みになり、着物の両脇の裾を腰元まで捲り上げて両手を潜り込ませ、1番大事な部分をを覆う薄手の
下着を取り払う。脱いだ下着を地面に投げ捨て、そこでまた、手が止まる。
「………いちいち止まんなよ。早く、捲くれ。」
着物自体は脱いでいないので、まだそこがどうなっているのか外からは見えなかったのだが………その
最後の砦も、ソードマンの無慈悲な一言の前には、呆気無く崩れ去ってしまう。
雷竜自身の手が着物の裾を撒くり上げ………髪と同じ色をした薄い毛の生えた、自らの秘所を、晒け出す。
「………ふ、ぅ………〜〜ッ………!!」
食い縛った歯の隙間から、荒く、震えた息が漏れる。敵意を剥き出しにした両眼の端に涙を浮かべながら、
雷竜は、もはや何も身に付けていないのとそう変わらない格好で、襲い来る屈辱感と羞恥心に耐え続けた。
「どれ、どれ………。」
「ひ、ッ………………!?」
眼の前で小刻みに震える秘所に、ソードマンは下から手袋をしたままの指を添える。まだ湿り気は無いが、
ソードマンの指が触れるだけで、そこは雷竜の全身に震え上がるような感覚を伝えた。
そのまま、綺麗に走るスジ全体に手袋の布地を擦り付けるように指を前後させる。指先で、引っ掻くよう
に刺激する。それに合わせるように、雷竜の腰は何度もビクビクと大きく震えた。
「んー、相変わらず感度良いなぁ。」
「ッ、ぁ………き、汚い手で触るなッ、この………ひ、ひゃ、ぅッ!?」
「そんなこと言われれも、眼の前で『どうぞ』って見せ付けられたら、そりゃぁなぁ?」
「ッ、だ、誰が………ん、そ、そんな事を、言うかッ!!」
触れていた部分が、徐々に水気を帯び始める。
「ちゃんと言うこと聞くし、逃げないし。素直な子は大好きだぜ、俺達。」
「貴、様………ッ!………ッ、どの口で、そんなこと、を………ん、あぅッ!?」
次の瞬間、覆った物の分だけ一回り大きくなったソードマンの指が、ぬるり、と雷竜の内部へと呑み
込まれる。突然の異物感に思わず甲高い声を上げ、ビクリ、と腰を引く。
ソードマンはまるでそれを繋ぎ止めて逃すまいとするかのように、更に指を差し込み、間接を曲げる。
不意に、ろくに準備も出来ていない内部を抉られ、雷竜の全身に突き抜けるような衝撃が走った。
「や、ゆ、指、入れ………まッ、曲げるなッ、この………う、うぁあ………ッ!?」
すると、今度は差し込んだ指が急に引き抜かれる。さきほどとはまた別のその刺激に、雷流は再びその身
をゾクゾクと震わせた。さきほどまでソードマンの指を咥え込んでいた秘所からは、いつの間にか、透明
で粘度のある愛液が湧き出していた。
「………身体の方はもう、許してくれたみたいだぜ?」
絡みつく愛液を1度振り払い、ソードマンは雷竜の顔を見上げる。着物の裾を持ち上げたままの格好で
耐え忍ぶその顔には、屈辱とも羞恥とも憎悪とも違う、どこか熱っぽい表情が浮かび始めていた。
「ハハ………そんな物欲しそうな顔しなくても、すぐいつも通りにしてやるって。」
「だ………黙れ、誰が貴様等など、求めるものか………この私、が………ッ!」
「おい、そろそろ良いか〜?いい加減ヒマなんだけどよぉ〜?」
「ああ、悪ぃ。じゃ、ぼちぼち玩具も使ってくか。」
雷竜の抗議はあくまでも無視して、ソードマンは雷竜への命令を解かないまま、不満そうな声を上げた
ダークハンターを振り返る。手の中で取り出した『玩具』を弄んでいたダークハンターは、待ってました、
とばかりにソードマンと雷竜に歩み寄る。もう1人、ここに来てから無言、無表情のままだた金髪の
アルケミストがそれに続く。
「っと。」
ダークハンターが、先にそこに居たソードマンを押しのけて雷竜の前に歩み出る。
「これ………覚えてるよな?」
そう言って差し出されたのは、布ではない素材で出来た1枚の下着だった。
「じゃ、早速履いてみようか?」
下着だったの、だが………そこには明らかに、本来あるはずの無い細工が施されていた。
「………く………ッ………。」
1つは、秘所を覆い隠す部分に取り付けられたジッパー。
そして………もう1つ。
下着の内側、丁度、尻の当たる部分に装着されているのは………生々しい形の、責め具だ。
男性器を模したそれは、そこに付いているのだから、下着を履けば、当然、雷竜のアナルが貫かれることに
なる。ダークハンターも、そのことはもちろん承知の上だ。
実を言うと雷竜は過去に、その道具を強制的に装着させられたことがあった。そのときの相手ももちろん、
眼の前のソードマン率いる人間の男達だった。
今回は何かもう1つ、責め具から細長い紐のような物が伸びているが………その正体が何なのか、などと
いうことは、今の雷竜には知る由も無かった。
「ほら、早く。」
「………………ッ。」
「まさか………断りゃ、しねぇよなぁ?」
精神を攻め立てるような、容赦の無い声が浴びせられる。雷竜の手が、ゆるゆるとした動きで、下着
を受け取る。
「………そッ………く、そ………っ!!」
小声でそう呟きながら、しかし抗うことも出来ず、雷竜は下着にその美しい両足を通す。震える手が
恐る恐る下着を持ち上げていき、責め具が徐々に目的地へと近付いていく。
「っ!」
その冷たい感触が、整った形の尻の肉に触れた所で、ピクリ、と身体が震える。手が、止まる。
だが。
「ホラ、さっさと履いた履いた。」
「え………………っ!?」
いつの間にか背後に回っていたダークハンターの手が、躊躇い踏み止まる手から下着の裾を奪い取る。
そして次の瞬間、責め具の狙いを1点に定めた後、その手が、雷竜の意思を無視して、下着を一気に
腰元まで引っ張り上げた。
一瞬の淀みも無く、責め具は一息で、雷竜のアナルを深々と貫く。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!???」
余りの衝撃に、雷竜は眼を剥きながら、その奥歯を割れんばかりにきつく噛み締めた。しばしの間、
責め具に貫かれた衝撃が全身を震わせ、まともに立っていることすら出来なくなる。ダークハンター
の腕に支えられながら、雷竜は、気が狂う程の感覚の波が去るのを待った。
「か………ッ、は………あぁ………ッ!!」
「イッ………ては、いないか。まだ、辛うじて。」
眼を白黒させながら必死で意識を保とうとする雷竜の顔を、ダークハンターはニヤニヤと見つめる。
「まだ1発目だぜ?この程度でトんじまったら、こっちもつまんねーよ。」
「あ………ッ、ぅく………ッ。」
「じゃ、ちょっと眼ぇ覚まして貰うか。アルケミスト、玩具取ってくれ。」
「………………。」
ソードマンに呼ばれ、アルケミストは足元に散らばった道具の中から、さきほどの責め具によく似た
小さな棍棒のような道具と、1本の筆を拾い上げた。
棍棒がソードマンに投げてよこされる。もう一方、硬い毛先を短く切り揃えられた筆は、アルケミスト
の担当らしい。
「よ、っと。」
「う………ぐ………ッ!!」
受け取った棍棒を足元に置いて、ソードマンは両手で雷竜の膝を押し開きながら、その脚の間に割って入る。
体位を変えるだけで差し込まれた責め具が内壁を刺激し、雷竜はくぐもった声を上げた。
無理矢理持ち上げられた膝の下に、すかさずダークハンターとアルケミストが腕を差し込んで、脚が閉じ
られないように固定する。
「そんじゃ、ご開帳、っと。」
ソードマンが、無防備に開かれた脚の間で、責め具付きの下着に取り付けられたジッパーを下ろす。下着が
左右に開いて、その向こうに雷竜の秘所が露わになった。さきほどの侵入の余韻と責め具からの刺激に、
ひくひくと切なく震えている。
「こっちは、早くシて欲しいってよ。可愛いねぇ、全く。」
「や………み、見るなぁ………ッ!」
「しっかし、勿体ねーよな………それが、生じゃ出来ねぇってんだから。」
「ミストだけじゃ、流石にな。ま、痺れて使いモノにならなくなってもいいなら、止めはしないさ。」
「………よし。素直に、諦めるか。」
2人は、顔を真っ赤にして羞恥心に耐える雷竜にもお構い無しでその秘所を観察、愛撫しながら、まるで
ただの雑談のような調子の会話を交わす。
すると。
「………馬鹿な話はその辺にしておけ。」
2人の横から、今の今まで黙りこくっていたアルケミストが、突然、低い声で割って入った。
「っと、そうだな。じゃ、とっとと始めるか。」
「よーし、今日は、いつもよりたっぷり時間掛けて可愛がってやるからなー。」
「ぅ、く………………ッ。」
言いながら、ソードマンは早速、眼の前で開かれた雷竜の秘所を解し始める。内腿に手袋をしたままの
手を添えて、両手の親指で捏ねるよう入り口を刺激し、徐々に指を奥深くへと向かわせて行く。愛液に
濡れたスジを左右に押し開くと、くちゃ、という音を立てながら透明な糸を引く。
「うぁ………ん、や、ぁッ………!」
「入り口だけでこの有様じゃ、こっち触ったら………どうなるか、な?」
心底楽しそうな様子でそう言って、ソードマンは手袋の荒い布地で、雷竜の最も敏感な肉芽を擦った。
「ひ、ひゃぅッッ!!?」
甘く甲高い悲鳴と共に、雷竜の背筋がピン、と反り返る。執拗に繰り返される刺激が生んだ痺れるような
感覚の波が、腰の辺りから徐々に身体中へと広がっていく。
「ほら、だんだん可愛い声になってきた。」
「や………止めろ、この………ッ!!」
反射的に腕が秘所へと伸び、ソードマンの手を拒もうとするが………それは目的を遂げる前に、まだ
空いたままのダークハンターとアルケミストの腕に捕らえられてしまった。
「っとぉ、そういやこっち忘れてたな。」
言うが早いか、ダークハンターは眼にも留まらぬ早業でどこからともなく得物の鞭を取り出し、捕えた
腕を一瞬で縛り上げてしまった。
「あ………………!」
「無駄な抵抗すんなって。どうせ、意味無いんだからさ。」
耳元でそう囁き、ダークハンターもソードマンに続き、雷竜への攻撃を開始する。足を捕まえている
のとは逆の手で、その程よく発達した胸を鷲掴みにした。
「あう、ッ………………!」
更に、無言のアルケミストも、手にした硬い筆でもう一方の胸を刺激し始める。チクチクとした刺激が、
決して先端には触れず、肌色と桃色の境界線付近をぐるぐるとなぞっていく。同時に、生暖かい舌が
首筋を這い回る。
手足の自由を奪われ、もはや抵抗の術を無くした雷竜に出来ることは、ただ、じわじわと際限なく与え
られるその刺激に必死で耐え続けることだけだった。
「ふ、ぁ………ん、んぅ………ッ!」
同時にいくつもの性感帯を責められ………為す術無く男達に身体を明け渡しているその嫌悪感とは裏腹に、
雷竜の体は、徐々に、羞恥心から来るのとは別の熱を帯び始めていた。
「そろそろ、いけそうか………?」
「あ、あッ………や、だ、止めッ………!?」
溢れる愛液の具合を見ながら、ソードマンが眼の前の秘所に口付ける。音を立ててそれを啜ると、雷竜の
身体が、もう何度目かの痙攣を起こした。
そこが十分に解れていることを確認し、ソードマンは、さきほど放り出した棍棒を改めて手に取る。
「ほら、お待ちかねのコイツだ。」
雷竜が、眼を見開く。
「ッ………………!」
そして。その先端がジッパーを潜り、ぴたり、と雷竜の入り口にあてがわれた、直後。
雷竜が、それを拒絶しようとするよりも、早く。
「そら、よっ!」
「ぁ、ぐッ………ああああァァァァァァァァッッッッ!!!?」
ソードマンの手に押され、それは瞬く間に、雷竜の内部へと飲み込まれていった。
ずぶずぶと沈みこんでいくそれは、取っ手までもが取り込まれようか、という所で、何かにぶつかって
制止した。瞬間、雷竜の両脚が引き攣る。
「あ、ひゃッ………お、奥ゥ………ッ!?」
「………最後まで、入ったな?」
「ンくぅッ………〜〜〜〜ッッッッ!!!!」
それより先が無いことを確認するかのように、ソードマンはまるで雷竜の脚の間から生えているようにも
見えるその取っ手を、2,3度軽く押し込む。秘所の最深部を圧迫され、擦られ、雷竜は身体を仰け反ら
せながら、声にならない悲鳴を上げた。
「………っ、ひ………ひ、はッ………ぁ………!」
「どうだ?2本も咥え込んでよぉ、中で擦れて、凄ぇことになってんだろ?」
言いながら、ソードマンは差し込んだばかりのそれで、雷竜の内部をぐりぐりと掻き回す。角度を付け
回転させる度に棍棒の先が内壁を抉り、肉1枚隔ててアナルに差し込まれた責め具と擦れ合う。
「アぁッ!う、ぐ、ひぅぅぅぅッ!!?」
「ほら、こっちも掻き回してやるよ。」
「やァッ!!お、おし………お尻、ダメぇ………んやァァァァッッ!!」
ダークハンターが、下着越しにアナルに突き刺さった責め具を圧迫する。外からの圧力と、雷竜の身体
が異物を押し出そうとする圧力とで、責め具は雷竜の体内を何度も何度も往復した。
更に、赤い瞳でその様子を見つめるアルケミストの動きも加速していく。荒い筆先でカチカチに隆起した
胸の先端を執拗に擦りながら、耳や首筋を舐り、口付け、甘噛みする。
性への欲望が、徐々に雷竜の理性を侵食し始める。その身体が徐々に高まって来た頃合を見計らって、
ソードマンは脚の間から雷竜の蕩けたような表情を見上げながら、尋ねる。
「そろそろ、イきそうか?」
「ッ!?」
ストレートな言葉に、雷竜はビクリと身体を震わせた。
「なんだかんだ言って、楽しんでんだろ?もっと、ヤって欲しいんだろ?」
「ば、馬鹿を言うな………そんな、ワケが………わ、私が………ッ!!」
顔を真っ赤にしてその言葉を否定する様を楽しそうに見上げながら、ソードマンはなおも秘所を乱暴に
掻き回し………そして。
「よく言うぜ。こんだけドロドロにして………ココだって、もう限界なんじゃねぇか?」
「ッ!?や、止めろ、そこは………さ、触ッ………!!」
秘所の最上部、赤く充血した小さな肉芽を、指先で軽く弾いた。
「ひゃ、うゥッッ!!?」
最も敏感な部分を刺激され、雷竜の中で高まっていた衝動が、一気に熱を上げる。断続的に与えられる
全身を痺れさせるような快感に身を悶えさせながら、しかし決定的なきっかけは与えられずに、身体の
疼きばかりがその度合いを増していく。
「どうだ?焦らされっぱなしじゃ、辛いだろ?ちゃんとイかせて欲しかったら、自分で言うんだぜ?」
刺激を与え、達しそうになると目配せをしてそれを緩め、半ば拷問するかのように臨界点すれすれの状態を
キープし続けながら、ソードマンは雷竜の自尊心をへし折りに掛かる。しかしそんな仕打ちにも、雷竜は
決して心を折ろうとはしない。快楽に喘ぎ、身体をこれでもかと言う程に弄ばれながら、最後の砦だけは
一向に崩れる気配が無い。
「ふ、ぁ………き、貴様等になど………ッ、屈して、なるものか………ひ、ッう………!!」
「………………よく、耐えるな。」
「ッかぁ〜、可愛くねぇの。女は、素直なのが1番だぜ?あぁ?」
「まぁ、まぁ。こういう強気な娘をちょっとずつ切り崩してくのも、たまには面白いだろ?」
「げ、外道め………獣以下の、ッ、下衆共が………ふ、ぅ………ッ!!」
「………ま、確かに悪かねぇけどな。」
ダークハンターは、ただ自尊心の崩壊を待つばかりの雷竜の有様を見つめながらその眼を凶暴そうに
輝かせる。胸に顔を埋め、舐り、先端に噛み付く。また1つ新たな嬌声が上がる。
「全く、なぁ………。」
が………次の、瞬間。
「他の2匹なんか、もうすっかり従順になっちまったからなぁ。」
何気ない調子で発せられた、ソードマンのその一言に。
雷竜の声が、止む。
「え………………………………?」
涙の浮かんだ眼が、これ以上無い程に見開かれる。震える瞳が、ソードマンの顔を見据える。
「い………今………?」
「こう、ちょっとずつ相手を染めてく感じっていうか、そういうのが………。」
「貴、様………今………何と言った………?」
「は?」
ソードマンが、雷竜の声が自分の愛撫に反応しなくなったことに気付いたのは、雷竜の擦れた様な声が絞り
出された、後だった。
「何、って?」
「貴様、今………『他の2匹』が………どうしたと………?」
「………あー。悪い、ちょっと、口が滑ったな。」
まるで悪びれる様子も無く、ソードマンはそう言ってのける。わざとらしく肩をすくめるソードマンのその仕草
に、ダークハンターが苦笑した。
「ま、まさか、貴様等………ッ、あいつ等………氷竜と、炎竜に………!?」
「いやぁ、ホントは黙ってようと思ったんだけどなぁ。失敗、失敗。」
「………や………!」
雷竜の顔に浮かんでいた、驚愕と絶望の表情が………みるみるうちに、憤怒と憎悪に上書きされていく。
「約束が違う!!わ、私が大人しく身体を差し出せば、あいつ等にはもう手を出さないと………!!」
「んー………手ぇ出さないも何も、あの約束したときには、あの娘達もうかなりメロメロだったけど、なぁ?」
「ああ。氷竜ちゃんなんか、もう、すっかりオレ達の虜だもんな。可愛いもんだぜ、お前と違って。」
さも当たり前のように絶望的な事実を暴露され、雷竜の感情が、暴走していく。
「貴様、等………ッ!!」
「おぉ、そんな怖い顔しちゃって、まぁ。」
「騙したな、腐れ外道共が!!この、犬畜生より下賎な蛆虫共めッッ!!!!」
「だから、言っただろ………人間は、嘘を吐く生き物なんだ。覚えとくといい。」
「………こ、の………!!」
もはや、身体を支配していた快楽の感覚など全て怒りに吹き飛ばされ、雷竜は我を忘れて猛り狂った。見た目
からは想像もつかない程の怪力で、封じられた腕と脚を賢明にばたつかせる。
「っ、と………ったく、大人しくしろってんだ、このッ!!」
「殺してやる!!貴様等全員、この場で皆殺しにしてやるッ!!死ね!!くたばれ、このクズ共がッ!!」
狂ったように憎悪を剥き出しながら、雷竜は吠える。
「パラディンが居なくても、こっちだって対策打ってんだ。そんな無理したら、そっちの身体が持たないぜ?」
「知ったことか!!貴様等の仲間も、貴様等の暮らす世界も、全て!!私が、裁きの雷で焼き払ってくれる!!」
「ほ、う………面白い、具体的にはどうするつもりだ………?」
「この身を滅ぼす覚悟さえあれば、貴様等など一瞬で消し炭にしてくれるわ!!この、薄汚い人間共めッ!!!」
そして………その、言葉通り。
自由を奪われた雷竜の体内で、破壊の力が、膨張を始める。
「自らの雷に、この身を焼かれようとも………貴様等だけは、生かしては返さんぞ!!」
「一応、言っとくけど………止めた方が良いと思うぜ?どうせ、効かねぇんだ。」
「1度で死なぬなら、何度でも浴びせてやる!!もはや、その穢れた塵さえ残してなるものか!!覚悟しろッ!!」
空間に、殺気が充満し始める。雷竜の中で、眼の前の人間達を打ち滅ぼす力が、育っていく。
「………………そうか。」
やがて、黄金の髪の中から生えた白銀の角が徐々に帯電し、青白い光を放ち始め………。
次の、瞬間。
「じゃ、ダークハンター。」
「了解ッ!」
しゅる、と、何か細いものが空気を鳴らす音がする。雷竜の視界の中で、何か、細長い紐のような影が躍る。
そして。
「『ヘッドボンテージ』ぃッ!!」
その声と共に………今にもショートしそうな双角に、何かが巻き付いた。
直後。
『ヴヴヴヴヴヴヴヴゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッッッッッッ!!!!!!!!』
低い、唸り声のような振動音が聞こえ。
「………………〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッッッッ!!?!??!?」
同時に………雷竜の身体を、頭の天辺から爪先までを一瞬で貫く、それこそ落雷のような衝撃が駆け巡った。
息が止まる。身体が引き攣る。視界が明滅する。思考が掻き乱される。
しばしの間、叫び声を上げることすらままならず、ただひたすら全身を激しく痙攣させて。
「ァ………か、は………ッ………!!?」
やがて、がくり、と全身が力を失った。
ぴしゃ、ぴしゃと、断続的な水音が響く。
見ると、雷竜の秘所はひくひくと痙攣しながら………人間には到底不可能な早さで振動する責め具を奥深く
差し込まれたまま、黄色い液体を垂れ流していた。
『ヴヴヴ、ヴッ………ッ』
激しく震え、雷竜の内部を無遠慮に蹂躙した2本の責め具は、しばらく余韻のような微かな振動を繰り返し
た後、沈黙した。
「はッ、はッ、ハッ………ッ、はぁッ………!!」
かつて経験したことの無い、激しい感覚の波。理性も、自尊心も、何もかもが跡形も無く吹き飛び、快楽
だけに意識を支配されてしまうほどの、衝撃。
激しい動悸を抑えるように、浅く短い息を繰り返しながら、雷竜は眼の前のソードマンの顔を見つめた。
「………きさ、ま………何を………い、今のは………ッ!?」
「だから、言ったろ………止めた方が良いって。」
得意気な顔でそう言って、ソードマンは、秘所に差し込まれたままになっていた、ドロドロに濡れた責め具を
引き抜く。ぐちゃ、という淫靡な音と共に、雷竜の秘所が再び小さく痙攣した。
「俺達も、良く知らねぇんだけどよ………なんでも昔は、雷の力で物を動かす技術があったらしいじゃねぇか?」
「き………貴様等が、何故そんなことを………!?」
「こっからいろいろ持ち帰ったもんでな。で………研究のついでに、ちょっとばかし作って貰ったワケだ。」
愛液と小水の混ぜ物を滴らせるそれは、ソードマンの手の中で弄ばれながら、てらてらと怪しく光っている。
「それにしても、まさか………漏らしちまうとはなぁ。エラい破壊力だ。」
まだ惚けているような顔をしている雷竜の耳元で、ダークハンターが意地悪く囁く。雷竜はそこでようやく、
自分の脚の間に広がる水溜りに気付き、自分が何をしてしまったのかを悟り………絶望的な表情を浮かべた。
「い、嫌だッ………違う、こんな、こんなの………私は、ッ………!?」
「そんなに悦んで貰えて、俺達も嬉しいぜ?」
「嫌ぁ………見ないで、違う………違っ………!」
さきほどまでの暴言や憎悪の籠った視線はどこへやら。まるでいやいやをする子供のようにひたすら首を
ふるふると震わせながら、雷竜は上擦った声で呟き続ける。
自尊心が………雷竜の精神を支えていた最後の柱が、音を立てて、崩れ落ちる。
「や、ぁ………見ちゃ………っ。」
そして。
「いつもなら、ここで終わりなんだけど。」
その上に、更に絶望的な言葉が、浴びせられる。
「今日は、まだまだ時間掛けて可愛がってやるからな。」
「え………………ッ?」
雷竜が、顔を上げる。もはや言葉の意味を理解することすらままならないのか、ソードマンの言葉の意味を
汲み取れていないきょとんとした様子で、その顔を見つめる。
「あんなネタバレしちゃって、このまま帰れるはず無いよなぁ?」
「え………何、を………?」
「後で思い出したら絶対復讐されんじゃん、オレ達。そりゃ、ちょーっとマズいんだよなぁ。」
「………本当にエトリアを焼き尽くされては、かなわんからな。」
「そ。だから………そんな気も無くなるくらい、俺達にメロッメロにしちゃおう、ってワケ。」
「ッッッ!!?」
紅潮していたはずの頬から、さっ、と血の気が引いた。
「まだまだ楽しませてやるぜ?なんせ今回は、ウチの『雷使い』を連れて来てるからな。」
「散々、口汚く罵ってくれたな………これでも、結構根に持っているんだぞ………?」
「あぁ、スイッチ入っちまった………コイツも、無口でクールなフリして結構エグい性格してっからなぁ。」
「や………嫌、ぁ………ッ!?」
絶望と恐怖に意識を侵食され、もはや震えていることしか出来なくなった雷竜の身体を、3人の手が無慈悲に
弄り始める。痙攣を続ける、未だ熱の冷め遣らない秘所に、責め具が再びゆっくりと沈められていく。
「じゃ、敏感になってるトコで、もう2,3回イってみようか?」
「悪いが、手加減は出来そうにない………覚悟しろ………。」
「え………い、嫌ぁッ!!離して、嫌だ、今、そんな事ッ………嫌だ、止めて、駄目ぇッ!!」
「ったく………2人してオレより酷ぇ性格しやがってよぉ。ダークハンターの面目丸潰れだぜ、マジで。」
雷竜の必死の抗議も虚しく、アルケミストの腕を包む手甲が、バチ、とスパークする。
振動音が響く。雷竜の身体が、また、大きく仰け反る。
少女の叫び声は止むことなく、ただ、閉鎖された『世界』に響き続ける。
(END………?)
//////////////////////////////////////////////////////
はい、どうも。三竜狩り第2弾、雷竜たんでした。
前半戦でしか描写出来ませんでしたが、一応、和服です。
雷竜はいわゆる『ドラゴン』じゃなくて『龍』の印象が強いので、なんとなくアジアな衣装です。
荘厳な感じ。純愛だったら間違いなくクーデレでツンデレ。
『それって氷じゃね?』と言われても、個人的にはそんなイメージ。です。
………愛だけは、ありますので。(以下略)
550 :
RS 11:2007/05/13(日) 00:37:57 ID:Yhi09qnX
rア Load Game
>>512 の末尾をカットしてエンディング。
身体の芯まで注ぎ込まれるような熱を感じながら、彼女の意識は暗いところに落ちていく。
――数日後。
「あら、いらっしゃい、“カヴン”のみんな。
ずいぶん久しぶりな気がするわね」
「延々とカエル道場行ってたからね。まったくもう、久しぶりの新人だからって、マスター達が
張り切っちゃって……。促成栽培みたいで、あれは好かんのだが」
と、すらりとした長身の女性がぼやくと、彼女に似た長い金髪をもった男が、明後日の方向に
目をそらす。その横で背の低い白衣の少女が困ったように、にははと笑う。
「何か暖かい食べ物とお酒をお願いします。あ、食べ物は絶対チキン質以外で! じゃなくて、
チキンが嫌というか、肉が見たくないです」
と、言ったのは、腰に細身の剣を下げた、褐色の肌のダークハンターらしき少年。
「キノコと青いものもしばらく御免だ」
と、先ほどの女性が付け加える。
「はいはい。注文が多いわねぇ。とりあえずお酒を先でいい?」
くすくす笑いながら、女主人が聞く。
「遅くなりました……」
と、微笑みながら店に入って来たのは女顔の青年――セシル。彼はいつも通り葡萄酒を
頼むと、和装の少女の隣の椅子に腰掛けた。二人は微笑と視線を交わす。
(あらあら。前までは遠くに座ってた気がするけど……。)
わずかな変化に、めざとく気づいた女主人は、
「仲直りしたの?」
と、酒の壜とグラスを並べながら、さりげなく二人に聞く。
「…………? 別にケンカしてませんよ」
不思議そうにヒスノが首をかしげる
「殺されはしましたけどね……」
セシルが混ぜ返すと、「あ、あれはお兄様が悪いんです……」と、ヒスノが赤くなる。
「……相変わらず複雑なのね?」
「いや、いつだって愛はシンプルですよ」
「ふふ、ひどいセリフね。詩人の名が泣くわよ」
そう言いながらも、女主人はうれしそうだ。ちょっと待ってて、とカウンターの向こうに
引っ込むと、透き通った大きな壜を一本と、陶器のグラスを人数分持ってくる。
551 :
RS作者:2007/05/13(日) 00:41:36 ID:Yhi09qnX
・・・(((( ノ□≦)うあぁぁごめんリロードすればよかった!
ちょっと間をあけて出直します!!
552 :
三竜狩りの人:2007/05/13(日) 00:45:25 ID:9h6c4weH
ぎゃぁ、なんというタイミング!
えっと、その、なんていうか………すいません!楽しみにしてます!
553 :
RS作者:2007/05/13(日) 00:56:21 ID:Yhi09qnX
読ませてもらいました。
三竜氏GJ。この鬼畜め!(ほめ言葉
メロメロな氷たんもステキですが、人間め! という姿勢も良いものです。
紅き者も期待しております。
>>542 陵 辱 万 歳 。
かわいいおにゃのこは愛でるに限るが、
勝気だったり強気だったりお固かったり気位が高いのは、
やっぱり「そっち」だよな。
世界樹には後者が多くて素晴らしい。
>>550 最後、期待してるからな!
>>541 三竜続編キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 陵辱超GJ!
五層ならやっぱ「遺産」絡みがオイシイよな。道具責め激しくエロいよー……!
>>550 エピローグ待ってました! こちらも楽しみです。
二方ともGJ
氷竜と炎竜…この文字を見た瞬間何か消防車的なものがフラッシュバックして脳裏に焼き付いた
>>556 さらに雷竜という響きで「なぜ風竜がいないっ」と叫んだ俺はどうなる
558 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 14:41:45 ID:f5KxdM56
風竜、いるじゃないか
冒険者に卵を奪われ、炎竜に住処まで奪われている奴が
=GGG=シンメトリカルな流れ ここまで=GGG=
逃げられない、逃げなくちゃいけない
あの人が逃がしてくれたんだ、あたしは逃げて…街に戻って。
……戻ってどうしようと言うんだ、あの人が居ない街で。
「本当に、何をしよう…なんだろ?」
そう呟き、彼女は走る足を止め考え出した。
今、彼女――――眼鏡アルケは数多くのFOEから逃げ出してきた。
しかし、その逃げるという行為自体がパーティの犠牲の上に成り立っている。
「なんで、こんな事になったんだろう…」
言い、彼女は自分の信頼出来る仲間を思い出す、思い出す。 思い出す…
ソードマン、カースメーカー、ダークハンター…
そして最愛の人…みんなには内緒にして付き合っていた
「………レン男」
言葉を発しただけで顔が浮かんできた。
アルケを逃がす為に、最後に盾になったレンジャーの顔を。
それを思い出すと、自分は逃がされた存在…な筈なのに、ここから逃げてはいけない気がしてきた。
「帰って…あたしは何をしようって言うんだろう」
………思い出してみた。
彼女たちのパーティは迷宮の最深部に挑んでいた。
既に第5階層へと到達した物は、氷の剣士、そして呪い師の二つ名で呼ばれるベテランの冒険者
その他には彼女たちという、よく言えば優秀なパーティであった。
しかし、その優秀さが今回の満身を生んだのだろうか?
「―――ド、ドラゴ―――ン!?」
―――オレンジもやもやFOE
今までに強敵は多数いた。 その多くの敵、FOE達を葬ってきた。
しかし、今回迷宮を彷徨いていたモンスターは一風変わっていた。
強大な姿、邪悪な眼、そして何よりもその容姿…伝説と言われていた「龍」であった。
「どうする……? 逃げようか」
パーティの誰かが言った。
「いや……俺たちだって充分強い……危なくなったら逃げればいいさ。
あんな大きな獲物を前に逃げてたら、冒険者稼業が聞いて呆れるぜ?」
パーティの誰かが否定した。
そしてパーティは後者に従った。
――――危なくなったら逃げればいい、自分たちは歴戦の冒険者達だ。
その言葉はすぐに後悔へと変化した。
まず最初に倒れたのはソードマンだった。
前線で龍に斬りつけ、或いは攻撃を避け、倒れる最後まで前線に居続け、そして龍の爪に倒れた
次に倒れたのは、カースメーカ、ダークハンターほぼ同時だった。
ソードマンを斬りつけた爪が下がらないうちに、龍に踏まれた。
そして残ったのは、レンジャーそして彼女。 アルケだった。
「ここは俺に任せて、お前だけは逃げろ!」
普段前線に残った事のないレンジャーはそう叫んで、龍の前に躍り出た。
慌ててサポートすべく、大爆炎の術式の準備をするアルケではあったが…
「馬鹿……ッ! そうじゃねえだろ……ッ!」
龍を目の前に目を反らす、それは戦闘中としてはあり得ない行為だったかも知れない。
しかし、レンジャーはアルケを逃がす為だけに、その行為を行い叫ぶ。
「あそこだ……ッ!」
目配せをする先は、15Fへの階段。
逃げる、あそこまで行けば……っ! 逃げ切れる……っ!
理不尽に……っ! 理不尽までにパーティを戮殺した龍から……っ!
安全な……っ!
ざわ……
アルケの背筋に衝撃が走った。
(レン男は死ぬつもりだ)
解った。 解っていた。 レン男ならそう言うと。
「行けぇぇぇぇ! アルケぇぇぇぇぇぇ!」
「う、うわぁぁぁぁぁぁ!」
アルケはその場から一目散に逃げ出した。
惚れっぽいが憎めないソードマン、そんなソードマンに付き従う二人の女性、カースメーカー、ダークハンター
そして、最愛のレンジャー……4人を置いて。
「なに、やってるんだろう……ボクは」
ぽつんと、階段の途中で自問自答をしていた。
自分だけ逃げて、その後悔に苛まれて一生を過ごすのか?
愛しきレンジャーを置いて逃げ出した、罪に怯え過ごすのか?
日陰者のように、全てから逃げ出し…そこに何が残るんだろう?
レンジャーは語っていた。
いつかは自分のギルドを作って、迷宮にもう一度最初から挑むつもりだと。
1Fから再び始め、新しい仲間達と共に新しい発見をしたいと。
自分はその傍らにいるはずだった。
いつまでも、いつまでも、そう悠久の間でも。
だが、その幻想は脆くも崩れ去った。
ただ、一体のFOEの為だけに。
夢は崩壊し、唯そこには「せいかんしゃ:1めい」
という言葉だけが残っていた。
「いやだ…」
涙を押しこらえて呟く。
「こんなところでレンジャーを失うなんて…」
踵が振り返る。
「絶対に嫌だぁぁぁ!」
逃げろ。
最愛の人が言った台詞を返し、彼女は術式の準備をしながら龍の前に立ちふさがった。
そしてそこには、既に倒れていたレンジャーが確認される。
「うわぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁあ!」
叫び声が、迷宮を支配した。
レン男が気がつくと、そこは施薬院のベッドの上だった。
「……俺は?」
右手を握ってみる。 左手を動かしてみる。 感触はある。
「生きているのか、あの龍から……? けど何で」
右手を伸ばし、思い起こそうとし、その手先が柔らかな感触に触れた。
アルケミストの髪の毛だ。
ベッドに眠っていたレンジャーを慈しむように、眠っている。
「よっす、お前も起きたのか?」
レンジャーが眠っていた個室のドアを開け、こともなげに同じギルドのソードマンが入りかけで話しかけてくる。
「ソードマン、これは一体……?」
「どうもこうもねぇよ……ソイツさ」
首をすくめ、眠りこけているアルケミストを指さした。
「アルケ一人で倒したらしいぜ、んでもって俺たちを連れて帰ったらしい」
「んな馬鹿な…」
驚愕の真実が告げられた。 実は力持ちさんだったアルケミスト。
………ではなく、パーティはこのアルケ一人のおかげで全滅の危機を乗り切ったとの話だ。
「んじゃ、俺はギルド長にでも挨拶行ってくるわ、リーダーとしてな」
―――恐らく、攻めの言葉はあるだろうがそのあたりは関与しておかない事にする。
どうせ、魅惑的なダークハンターが説法を遮らせる形で援護にはいるだろうから。
事も無げにレンジャーはアルケの髪を撫でた。
(一人に……がんばったんだ……いや、それすらも凌駕してたな)
事実其の通り、アルケミストは壊滅したパーティを救った。
その華奢な腕で、体で、そして確かな未来を見据えて。
(そして俺たちはこのアルケに全部背負わせたってか)
そう思うと、目の前のアルケが過度に愛おしく見えてくる。
一際目立つ、異色とも思える黒の髪、思慮の奥底に何かを秘めるような黒眼。
「……ん」
気がつくと、レンジャーはその黒い髪の海を掌ですくい、その匂いを胸一杯に嗅いでいた。
「……にゅ…」
ふと眠っていた。
レンジャーが目を覚ますまで起きようと思っては居たが、体がそうはさせてくれなかった。
(いけない…ねむちゃってたのかな……)
寝ぼけ眼で現状を確認しようとすると……
「……ん」
どうも、レンジャーが自分の黒髪の匂いを嗅いでいたらしい。
「―――――!?」
認識した瞬間顔が沸騰した。
真っ赤になってレンジャーから離れる。
「あ、起きたのか」
「『起きたのか』じゃなあぁぁぁぁぁい!」
真っ赤な顔でレンジャーに物を申す。
「な、な、ななにをやってるんだ、キミは!」
「何って、生を謳歌してるだけだけど?」
――――と、それと。
片目をつぶり、アルケミストを指さすと
「アルケの感触を感じたかった」
ボッ―――。
効果音にすると、こんな事になるだろう。
真っ赤、いやそれを超えた紅がアルケの顔中に拡がった。
「キミは―――キミは自分の発言の意味を知るのが大事だ」
すこし平常心を取り戻したアルケは、レンジャーに近づく。
近づく、が、その矢先からレンジャーのターンは始まっていた。
「キミは―――解ってると思うが、今まで瀕死だったんだぞ?」
顔を赤らめながらも、怒った表情を見せ、レンジャーに言う。
「ああ、でも今は生きてるさ」
レンジャーはアルケを抱き寄せた。
「だから、少しは自重を――――」
言の葉を繋げようとして、アルケは気付いた。
アルケを抱き寄せるその腕が、微かに震えていた事に。
「キミは――――震えてるのか?」
その言葉があったから、レンジャーも気がついた。 自分が震えていた事に。
「そうか、俺は震えていたのか」
アルケの耳元で呟く。
「…………あんま大声で言えないけどな…怖かった」
怖かった。
レンジャーはそう言う。
アルケを逃がそうとしたときのことだろうか。
「怖かったのなら、なぜボクを逃がそうと?」
「言ってくれるね。 いつもクールな言葉で仕切ろうとする仕切りやさんが」
抱き寄せた顔を一度離し、真摯に見据えて一言。
「好きな人間を守れないぐらいで、何が冒険者だ」
――――と。
くちゅり……
微かに繋がれた二人の唇から、唾液音がした。
それは二人の唇が繋がり、そして愛を交わし合う事の始まり。
「ぷはっ!」
その唇が離れた際に、二人は同時に喘ぐように空気を求めた。
「キミは………卑怯だ」
「卑怯さ、レンジャーだからね。 何でもするさ」
その言葉が轢鉄のように、レンジャーの指はアルケの大切な部分を弄ぶ。
「そしてレンジャーだからこそ、相手の弱点も知る事が出来る」
いきなり、アルケのズボンを脱がしたかと思うと、ゆっくりと指を侵入させていく。
「ひゃ…きゅ……ひぃあ」
レンジャーがアルケの膣の中で指を曲げるたびに彼女は喘ぐ。
「例えばアルケは……中でゆっくりと弄られるのが好きだったかな」
リズミカルにその指を曲げ、慎重且つ大胆に指で中を弄る。
「いやぁ…き、キミは……まだ病み上がり…だぁ…りょ…?」
「そんな顔で言われても、説得力がないぞ?」
くいっ
その中で鍵型に曲げた瞬間だった。
「いやぁ…だか……ら………っ! んっくっ!」
急に膝を曲げ、その場にヘタレ込んだ。
紅顔の中にある黒眼は既に、涙に濡れている。
大声を出さなかった事が、彼女なりの意地、だろうか?
だが、アルケにはそこで立つだけの力もなかった。
「ちょ、ちょっと待ってくれよ……まさか、この程度でイッっちゃったのか?」
病み上がり、だったはずのレンジャーの方がまだ元気だ。
施薬院謹製の粗末なベッドのわきに立ち、今度は逆にアルケの側に立っている。
「だってぇ……だってぇ…」
涙混じりの上目遣いでレンジャーを見上げる。
「だってぇ……レンジャーが…レンジャーのなんだもん……ひっぐ…」
「何で泣く…」
あきれ顔でレンジャーは呟いた。
こんな泣き顔をされては、続きを使用にも気持ちが萎えてしまう。
本来レンジャーはこのまま、ご休憩〜な流れを期待していたのだが
こんな顔を見せられては仕方がない。
「いいさ、こんな機会はまだある、俺が君の側にいる限り、ね」
諦めて再びベッドに戻ろうとした。
戻ろうとしたのだが、足下にすがりつくような感触が。
―――ふと。
見下ろしてみると、そこにはアルケがすがりつき、今にもレンジャーのズボンを脱がそうとして居るではないか。
「う…ん?」
しばらくその様子を見ていると、アルケはモノを言わずにレンジャーのモノを取り出した。
「こ……れ…ぐら…は…知ってる」
しばらく取りだしたモノをじっと見続けると、アルケは勢いよく頬張った。
「お、おい、いきなりに程があるぞ!」
くちゅり…くちゅり…
口腔内でしばしレンジャーのモノを弄んでいると。
息を求めるのように口を離し、大きく空気を吸った後に言う。
「キミのアザーステップ程じゃあない」
両の掌でレンジャーの屹立したモノの鈴口、袋を包み込み、
自身の口は、レンジャーの竿をまるでバードがフルートを吹くかのように舐め、或いは吸い
普段、自分の心をまったく顕さないレンジャーの本心をさらけ出そうとする。
「うっ……く、そうだ……、なんだ、アルケも結構えっちな女の子じゃないか」
「ち、ひきゃう!」
口を離さずに言おうとする、言おうとするから変な言葉になる。
「えっちな女の子だから、こんな時でも口を離さないんだぜ?」
指を伸ばし、アルケの首筋に つつ〜 と這わせる。
ビクンッ!
その時アルケに電流が走る!
「休まないの」
一旦は中止した、アルケのフェラチオではあったが、レンジャーの言葉を皮切りに
もう一度再開する。
「そうそう……うっく…」
常にアルケの上手を行っていたかのようなレンジャーではあったが
流石にアルケの口を使った奉仕では否応がなく絶頂が近づいてくる。
「んくっ…レンジャーも、出してよ、ボクにした事のように」
レンジャーの裏筋に舌を這わし、その鈴口、両道の先に舌を侵入させる。
少し、しょっぱい味がした。
「ばっ! アルケ! そんな所に舌を……!」
一瞬にして、レンジャーの体から力が抜けた。
「ん……ふっふぅ……発見した レンジャーの弱いトコロ」
にんまりと口を「ω」の形にし、蕩々とした目線でレンジャーを見上げるアルケミスト。
表情が今ひとつで想像出来ない紳士諸君は、らき☆すたのこなたを想像していただこう。
弱点を見かけたら集中砲火、それがアルケの役割だ。
「くぁ…やめ、それ以上進むな…ぅっ!」
舌先で尿道を弄くり倒す。 その一挙一動に今まで有利だったはずのレンジャーも陥落間近だ。
つぷっ
その舌先が尿道の奥に達した瞬間。
「射精る! アルケッ! 口で……呑め……!」
「――――〜〜〜〜〜〜っ!?」
少し、アルケの唇の端から少量の白い液が垂れ下がった。
「まったくキミってやつは…」
施薬院の水道で口を濯いだ後にアルケはそっぽを向きながら言った。
下着を穿こうとしたのだが、アルケの膣からはその愛液が垂れており汚す訳には行かないのではけなかった。
しかしながらズボンだけは穿かない訳にも行かないので、そのままはいた。
「可愛かったぜ、アルケ?」
「そういう問題じゃない!」
可愛い、の一言で顔が赤くなるのはこのアルケが純情だからだろうか?
「こういう事は……だなぁ…」
目を泳がせ、なんと言葉を繋ごうか考えた。
普段はすぐに何かしらの良いアイデアが浮かぶのだが、今日に限ってはそうも行かない。
ので、こうなってしまった。
「人の目を気にしなくて住む、樹海とかでやってくれ! 最後まで!」
…
……
………
「そう言うのが好きなのか、お前は?」
レンジャーのアルケに対する見方が一つ変化した。
今日もエトリアの街は綺麗だった。
こんなにも綺麗な街で、人の想いは紡がれていく。
それは誰にでもある、唯一自分だけの物語だ。
―――了
綺麗だろ……
死んでるんだぞ、これ……
氷嵐の支配者のブレスで一撃で死んだんだぞ…
記念に書いてみた。 連休は越えてしまったが
一応>422で書いてみたが、濃いエロってモノが書けない俺陵辱好き。
ま、たまになんか書いてみるので目汚しですがそのときにはまた。
お久しぶりです!
相変わらずのGJ振り乙です
なんかアルケ子のクールなデフォルト表情が内心のキョドりに合わせて顔色だけが目まぐるしく変わっていくのが妄想できた
そこはかとなくニコ臭がするがGJ!!
最近SSラッシュで嬉しいぜ
『ニコ臭』?
>>561 乙であります!
スレ初期を盛り上げたあの方でせうか。
もしそうならお帰りなさい。
アルケミスト1人で勝てるのかなって部分がちょっと気になります・・・
FOEタイマンで倒せる気がしないうちのアルケ。
というかレベル低いのでよく分かりません。
神が戻ってきてくれるのは嬉しい事だ。
最近見かけない神も投下こそしなくても、まだこのスレに居てくれてるんだろうか?
つい先日、ああああ氏のブログの短編読んで萌え死んだ俺としては
氏の作品がいつかまた読みたい。
575 :
RS 12:2007/05/14(月) 20:59:44 ID:O97zd9q6
>>473-475 >>491-493 >>509-512 >>550 rア Load Game
「ふたりの仲を祝して、一杯プレゼント」
「え? そ、そんな、」
ヒスノが周りの客を気にして遠慮しようとするのをさえぎるように、
「お、これは銘酒・森鬼殺し。一杯だけで止まるはずがない! 結局一本丸ごと売れる
というトラッピングだね!」
と、ダークハンターの少年が壜をつかんで注ぎはじめた。
「ふむ。よく分からないが、めでたいのなら今日の払いは俺が持とう」
金髪の男が言った。
「さすがマスター」
ニヤリ、とダークハンターが笑う。
「良し、では店主、皆にも酒を注いで回って、この男の帳面に付けておいてくれ」
と、長身の女性が言うと、それがまたよく通る声だったため、周囲の男から歓声が上がった。
話を聞いていなかった者たちも、わけが分からないままに一緒になって叫びだす。
「いよっ、おだいじん!」
「クソったれの森に乾杯!」
「世界樹万歳!」
それらの声の合間を縫って、
「幼い恋人たちに乾杯」
ギルドマスターの音頭で、“カヴン”のメンバーは陶器の杯を乾す。
「さぁ、同胞たちよ、もう一杯やってくれ! 新たに森に踏み入った、若き戦士のために!」
と、今度は直接客たちに向かって叫ぶ長身の女性。請求や支払いが混乱しそうな大雑把な
奢り方だが、武門の名家の出である彼女は、細かく明細を見るようなはしたないことは、
発想からして出てこない。よきにはからえというやつである。
「新入りに乾杯!」
と、今度は調子の良さそうな“カヴン”の男が言う。
「乾杯!」
周りのテーブルからも声が上がる。
「セシル! 宿まで行ってリュートでも取って来い。何か気の利いた曲を弾け。ヒスノが
歌えるやつな。……マリスも一緒に歌えるとなお良い」
と、女性が言う。
「うへぇ。宿は遠いですよ姐御。フルートなら持ってますけどダメですか」
セシルが不平を鳴らし、
「わ、わたしも!?」
白衣の少女が急に話を振られてびくりとする。
ヒスノは、まぁ、どうしましょうと首を傾げただけだが、単に酔っ払っていてまともに
判断力が無いだけだ。
「いいからさっさと行け。もしくは私達が出払っている間、二人きりで一体何をしていたか
しゃべれ。克明に」
「イエッサー、行ってくるであります!」
セシルはあわてて金鹿の酒場を飛び出した。彼女はからみ上戸なのだ。あの流れはマズイ。
歌おうが歌うまいが結局吐かせられること請け合いだ。
マズイので、裏口に回り、トイレと言って席を立ってきたヒスノをかっさらって外に出る。
この辺はさすがに長い付き合い。ついでに言えば、なかなか戻ってこない彼らを探しに行く
という口実で、ほかのあまり飲まない連中もやがて抜け出して来るだろう。
576 :
RS 13:2007/05/14(月) 21:10:18 ID:O97zd9q6
月光に濡れる石畳を、ヒスノの手を引いて歩いていく。
バカ騒ぎもだんだんと遠くなり、二人の足音だけが響くようになってくる。
「……お兄様、どうしましょう」
「ん?」
「わたくし、今、幸せすぎて怖いです」
「……僕もだ」
「このまま――」
言いかけ、ヒスノは口ごもる。
「このまま、死んでしまえればいいのに?」
彼女は少し驚いたような顔で、セシルを見上げた後、小さくうなずいた。
この前と逆だな、と思いながら、セシルは彼女の髪を指にからめる。
「可愛そうなヒスノ。泣いても喚いても、もう離さない」
ヒスノは、彼の首に手をかけ、そっと背伸びをして唇を重ねる。背徳の蜜の、甘い甘い味がした。
冒険者の街、エトリア。
熱気と浪漫あふれる黄金時代の夜は、濃密な闇を覆い隠しながら、まだまだ続いている……。
==============================
セシル「"Roundabout Song" closed. です。
ヒスノ「長々とお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
セシル「さて、校正漏れがありました。お詫び申し上げます。
>491の終わりごろ
ヒスノは上段に刀を振りかざすと間髪入れず、振り下ろした。
→に続けて
峰打ちだが、それが何の甲斐もないほどの剣気を込めた斬撃。
→を挿入。
× 条件反射的に、癒しの子守唄を歌おうとするが、
○ 条件反射で、
>510末尾
あれは僕が着衣で抱いて汚すから、仕方なく自分で脱いだという感もあるけどな
→この一文の冒頭で改行。
ヒスノ「また、レスとレスの間は空行1行、シーンが変わる部分(宿屋→金鹿亭、絶命後など)は2〜3行の想定です。
誠にお手数とは存じますが、保管庫管理人さま、よろしくお取り計らい下さいませ(ふかぶか
セシル「えー、次回作のシチュを皆さんに選んでいただきたいと思います。
ヒスノ「レスを消費するのは心苦しいので、興味のある方は下のサイトで投票してくださいませ。
セシル「登場するのは同じギルド所属の人たちです。よろしくお願いいたします。
ヒスノ「ではでは、みなさま、良い夢をーv
http://d.hatena.ne.jp/sin-semillas/
>>577 タイミング被っちゃったあの日からずっと待ってました
凄く平和で微笑ましくて素敵です………13が特にツボ
なんだか暖かい気分になれました、本当にありがとうございます
>>569 いいんちょ可愛いよいいんちょ!
リクに答えてる時から、もしかしたらあなたかなと思ってたよ(禍乱の姫君言ってたし)。
また気が向いたらぜひ書いてくださいwktk
>>573 「メディカIV」と「絶耐ミスト」があれば何とかなる。
五層でミストは入手難だが、ここのパーティのメディックは新薬作りマニアだったしw
何より愛のブーストがあれば大丈夫!!
>>577 ハッピーエンド、GJです! 長編乙でした。
メインふたりはもちろん、何気に周りのメンツの空気もいいなあ。
『ニコ臭』ってのがよく分からないのです。
なので、さっきの話のタイトルは「おきら(ry(ニコ臭編)」で決定しましょう。
>573
あれだよ、レンジャーがFOEの体力を1まで削ってたんだよ!
あとはほら、根性補正愛情補正
>579
wktkと言われたら期待に応えたくなるのが俺。
今週の木金曜日、実家に帰って暇になるから
エロス薄目(場合によってはキス止まりとか)の話でも書いておk?
カップリングは今から募集で
いや、ニコニコ動画っぽいネタが多いなと感じて……
オレンジもやもやとかターンとか死亡フラグとか
>>581 カイジネタとかもあるし、単純にネタが多いってだけじゃ。
と思ったが、俺のターンとオレンジもやもやとらき☆すたが揃ったらニコニコネタか。
うまいこと配合されてるからいいんじゃね。
たまに世界樹×何か(主にニコニコ由来ネタ)な動画つくったら面白そうだなとか思うけど
如何せん、それを形の出来る技術力が無いんだぜ!
>>580 わ、リクしていいのかな?
カプリクというより、シチュリクに近いかもだけど、同職ジョブどうし、というのが
あんまり見たことないので、見てみたい。
ショタパラ×パラ子とか、メディ男×メディ姉とか、カメ男×カメ子とかそういうパターン。
最後のカプは、微妙に犯罪ぽい匂いが漂いそうだがw
うpの流れを継続させる為に俺も勇気ある一歩を踏み出すぜ!!
今から投下します。
レン×ツスクルで百合。出だしは鬱くさいけど内容はそうでもない。
レンの一人称でお送りしますよ。身の程知らんな俺。
全身にまとわり付く違和感に目を覚ましたものの、視界は『黒い』。
まだ、日はでていないらしい。
私は――既に動かないものだと悟っていたが――身を起こそうと試みる。
予想通り体の自由は全く利かない。…嘆息する気にもならない。
冷たい痛みが腕に食い込む。着物がはだけられ素肌が空気に晒される。
そこに冷えきった…否、僅かに熱を帯びた…細い指先が触れてくる。
徐々に暗闇に目が慣れる。最初にはっきりと見えたのは金色の瞳。
「おはよう、レン」
私が目を覚ましたと知ると、既に何も身につけていない彼女はその裸体を重ねてくる。
そのまま唇を奪われ舌を絡めとられる。
「ん…」
いつもの事だ。いつもの。また悪い夢でも見たのだろう。
それとも、気づかぬうちにまた私が「やってしまった」か…。
いずれにしろ彼女は、度々こういった行為に及んでくる。大抵は酷く不安を抱いている時に。
呪言で私の自由を奪い、その上で鎖で腕を縛る。彼女の気分次第ではご丁寧に足枷も用いる。
呪いをかけられた時点でもはや抵抗する手立てなど無いのだが、彼女はいつもそうする。
そして嘲弄するような言葉を並べつつ行為にいそしむ。
普段とは別人のような、冷徹さと残酷さをもって…。
初めてそれが行われた時は――事が終わるまで思いつく限りの罵詈雑言を彼女に浴びせ続けたものだ。
けれど…何時からかその気も失せた。
彼女の気がすむのならそれでも良いという諦観だ。歪んでいると思う。彼女も私も。
「ツスクル」
しかしどうしてか、今日の私はいくらか気分が違うらしい。名を呼ばれ彼女は手を止めた。
「解いてくれ」
こういうときは常に無表情な彼女が、僅かに顔を歪めた。軽く唇をかむように。
しばらく無抵抗でいた私が急に刃向かったのが気に入らないのだろう。
「逃げたりはしないよ。今日は――」
ふと思いついてしまっただけだ、逃げる方法を。
この屈辱的な時間から開放されるのならば何でもよかった。
「今日は、私にさせてくれ」
そういうと彼女は、その瞳を大きく瞬かせた。
僅かではあるが瞳に光が差し、昼間見せる…普段どおりの彼女の姿に見えた。
そしてやや目を伏せて沈黙する。迷っているのだろう。
その瞳が幾度目かの瞬きをした時。私の体が不意に軽くなる。
見えない束縛が取り払われたのだ。そして腕の拘束が緩められる。
身体が動く事を確認しながらゆっくり身を起こす。
その私を見上げる彼女は、切望するように瞳を潤ませつつも…怯えていた。
おそらく疑心の方が大きいのだろう。
だろうが…それよりも、僅かな可能性にすがる渇望が勝ったというところか。
…罪悪感を覚えないわけではない。
彼女の期待とは裏腹に、私は愛情で彼女を抱くわけではないのだから。
「…はじめるよ」
正直、どうすれば良いか戸惑う。
まず…彼女がそうするように…その薄い唇に口付けた。
髪をそっと撫ぜながら。舌を使う事を躊躇っていると、彼女の舌が進入してくる。
つい主導権を奪われそうになり…慌てて彼女の唇を吸う。
そのまま、ゆっくり体を密着させ、覆いかぶさるように彼女の細い体を横たえた。
「あ……」
月明かりに照らされた彼女は頬を染め、まるで何も知らない乙女のような表情で私を見上げる。
…いつもは感情のこもらない顔で、私にとんでもない事をしているというのに…。
ゆっくりとその肌に指を這わせる。それだけで彼女の身体は大きく震える。
鎖骨をなぞるように撫で…胸の僅かな膨らみに包むように触れる。力を入れないように。
動きにあわせて彼女の体はまるで痺れを伴っているかのように痙攣する。
触れられる事を、期待しているのだろうか。
「うぅ…ん…」
先端を軽く指で押すと、彼女は切なげな吐息を漏らす。
その声に誘われるように…私はもう片方の胸に吸い付く。
いつも自分がされている行為を…普段は消し去っているその記憶を…掘り起こし、最初は先端には触れずその周
囲を舌で愛撫する。
「あっ…あ、ん…レン…」
幼さの残る声で淫らに悶えられ、その声で名を呼ばれ、不覚にも下腹部に熱を感じる。
十分に焦らした後立ち上がったその桜色の突起に触れると、彼女は一際大きな嬌声を上げた。
「ふあ…っ、レン、もっと触って、もっと…」
彼女は私の手をとり、自らの欲望を顕著に示すその下腹部へ誘う。
誘われた先で指に感じた粘稠な液体の感触に、私は狼狽してしまう。
…まだ、そこには少しも触れていないというのに…。
望まれるままにその窪みに指を這わせた。
柔らかい肉が絡みつくものの、さしたる抵抗もなく指は侵入した。
奥まで差し込んだ指を恐る恐る動かすと、まとわりつく粘膜が音をたて…その卑猥な感覚に頭が痺れそうだった
。
加減がよくわからないながら、かき回すように指を動かす。
とても技巧的なものではないだろうが、それが精一杯だった。
まるで熱源を掘り当てているような錯覚に陥る。
「あぅっ…はぁ…んうぅ…」
快楽と思しき啼き声を上げていた彼女の瞳から、不意に一筋の涙が零れた。
私は慌てて指を抜く。
「すまないっ、その…乱暴だった、だろうか」
その問いかけに彼女は大きく首を左右に振った。
そして、いまだ頬に涙の筋を作りながら…抱き寄せるように私の首に手を回してくる。
指の一本一本を髪に絡めるようにして。
「ううん、嬉しいの」
…彼女の言葉は、仕草は、一々私を締め付ける。
自分は彼女に何一つとして報いていないというのに。
今だってそうだ。こうしているのだって、決して彼女を悦ばせようなどと殊勝な思いではなく、ただ彼女の歪んだ
欲望から逃れるためだというのに。
「…ツスクル」
「なに…?」
「…その」
思わず口から出そうになった謝罪の言葉を飲み込む。
おそらく彼女はそんな事は求めていないだろうと…。
「……続けても、いいだろうか」
恍然とした表情で彼女は頷く。
私の言葉ひとつですら、彼女にとっては己の情欲を高ぶらせる糧となるのだろう。
再び、刺激を求める彼女の足の付け根の窪みに指を埋める。
そして片手で僅かに茂るその場所を押し広げ…口付けた。
「ひぁ?!」
驚いたのだろうか。上擦った声が漏れる。視線を上げると彼女と目があった。
大きく目を見開く彼女と。
私は彼女の表情を確かめながらその濃い桃色の場所を舌で探った。
…彼女はいつも、私に対し執拗にそうするから…おそらく、彼女自身が求める行為なのだろうと、予想して。
「そ、んな。だめ、そんな事…」
「いつもツスクルがしてる事だろう」
「で、でも、駄目。そんな事したら、だめ…」
言葉とは裏腹に彼女の顔も、そして今私の目の間にあるそれも…期待しているのがありありとわかる。
同性である故、「解ってしまう」のは、都合がよくもあり、悪くもあり…。
この事で彼女にあらぬ誤解を与えなければ、良いのだけど。
「あんっ、や、ひぅあ、…あ、はぁ!ふぁ…!」
抑えるつもりもない嬌声が響く。
外に聞こえるのではないかと、恐々しつつも続けた。
舌をさす味覚と、目の前で小刻みな痙攣を続ける独特な形状のその部分…普段、同じようなものを自分が彼女に
晒しているのかと思うと、羞恥心でおかしくなりそうだ。
…あまり、考えないことにする。
「…ああん、んぅう…レン…すごく、いいの…レン…」
喘ぎ声の隙間で、幾度も繰り返し私を呼ぶ。私は身を起こし彼女を抱きしめた。
見た目は白く華奢で、なんとも脆そうに見えるが、腕には確かな体温と柔らかな重量が伝わる。私の胸に埋められ
た彼女の顔は、夢見心地で幸福そうで。
そんな彼女はこれまで見たことがなかった。
自らの鼓動が、彼女の高鳴るそれに徐々に追いつこうとしている。
私は体内に徐々に沸く感覚に戸惑っていた。
彼女のいじらしい姿から受けるたとえようもない息苦しさは、恋情なのではないかと。
「…もっと…して…」
「うん?」
「もっと…イヤラシイこと…いっぱい、して」
恥ずかしげも無くそんな事を言われ、私の方が赤面してしまう。
上目遣いでねだる彼女に正体不明の衝動を覚えながら…。
それを悟られないように、私は一度彼女の体を離す。
今度は促される前に…しとどに濡れる下腹部に手を伸ばす。
「あ…はぁん…や、あ…」
自ら足を開き腰を摺り寄せてくる彼女に、自分自身も高揚していくのを感じる。
触れるたびに耳に熱い吐息が吹きかけられ、とろけるような声音にくすぐられる。
自らの指に粘膜をまとわりつかせるように動かし、流れ出る粘性の液をこぼさぬ様に絡めとる。
上手く出来るものか不安だったが…指の動きに合わせるように彼女は愛らしい反応を返した。
…悪い気はしなかった。
「あ、うぁ、んんっ…やだ…ぁ」
「…終わりにするか…?」
「あん、だめ…やめちゃ駄目。レンの意地悪」
……私は一応、心底彼女の身を案じて尋ねたのだ。
が、当の本人にはそれが焦燥を煽る為の戯れに聞こえたらしい。
少々荒っぽくしても構わないだろう。一度指を引き抜き、今度は二本差し入れる。
既に私の身勝手な思惑はいつの間にか消え去っていた。
今は…私はただ、彼女を求めているのだと思う…。私の言葉に、行為に、その小さな身体で応じる彼女を。
「んっ…あ、あ…もっと……」
胸のささやかな膨らみに軽く歯をたて、空いた部分を撫で回す。
さらなる愛撫をねだるように重ねられた手が、ただ愛おしい。
「もっと、ぁ、強く噛んで…あん…痕、いっぱいつけて…ずっと、消えないくらい…」
彼女の言葉はまるで責め苦のようだ。
細い弦で締め上げられるかのような痛み…僅かに甘さを伴った痛みを…覚える。
だが、流石にその願いを実行するのは躊躇われた。
私は胸元にひとつ、唇の痕を刻む。
「消えたらまた付けるよ」
「ん…ぅん…本当に?今日で、ぁあ…終わり、じゃ、ない?」
息も絶え絶えに哀願する彼女の声は悲鳴にも聞こえた。
その索漠たる思いをまざまざと見せ付けられ、私はただ自分の至らなさを痛感する。
これほど長い時を共にいたというのに、彼女の渇愛など少しも気づきはしなかった。
彼女はこんなにも私を求めていてくれていると言うのに。
「終わる理由が無い」
「う…ん…」
閉じた彼女の目じりから涙が溢れる。
それをぬぐう様に頬に唇を寄せた。とめどなく流れる涙を幾度も。
長く長く押さえ込んでいた彼女の叫びを、飲み込んでしまうように。
差し込んでいた指をそのままに、もう片方の手を添え僅かに膨らむ下腹部の丘を指で挟み、陰核にそっと触れる。
彼女の体が二度、大きく震えた。
「あ、はぁ…それっ、いいの…やぁ、ん…やだ、いっちゃうぅ…」
「構わないよ」
「だって、まだ、レンを…ぁ、全然、気持ちよく…してあげてない…」
…私は、いいんだよ。言葉にでかけたが、飲み込んだ。
元より男女の営みだ。持つ器官が違うのだから、同じようにとは行くはずもない。
散々自分もしてきておいて、解っているはずだろうに。
か細い声が開放を求める。応じるように唇で胸の先端を飲み込み、強く吸い上げた。
差し込んだ指の動きを早める。彼女のその反応を喜悦しながら。
密着した肌が、濡れる指先が、髪に絡みつく彼女の腕が、溶けそうなほど熱い。
「あ、はぁっ…ん、レン…レンっ…あ、ふああぁああっ」
彼女の細腕に力がこめられる。限界までのぼりつめた悲鳴が脳に届き、甘美な音色として響いた。
指の隙間からとめどなく達した証が溢れ流れる。
その感触に私も僅かな達成感を得ながら。
力尽きた彼女の唇からは、呼吸とも喘ぎとも解らない音が繰り返し吐き出される。
それも、やがて収まった。
「…レン」
思わず返事をする事を躊躇ってしまう。
お互い尋常となれば直前の行為に対して未だ、気恥ずかしさが伴う。
…房事はあまり好きな方ではない。相手が女だからという訳ではなく、例え男だろうと同じ事で。
勿論それと彼女に対する感情はまた、別物であるのだけれど…。
「私、幸せ。本当に…幸せ」
なんと応えればよいのか解らない。
だが、彼女の姿に私も幸福を感じないわけではない。
私を辱めている時の陰湿で悲しげな顔ではない、どこか恍惚とした満ち足りた笑顔に。
言葉を返す代わりにと、夢現つな彼女をそっと抱き寄せる。
それが唯一、私に出来たことだ。
「私の事、好き?」
「…ああ」
「ちゃんと言って欲しい」
愛している、と。そう言葉にした瞬間、それだけで彼女の瞳は輝きを増した。
こんなふうに笑うなど知らなかった。無防備なほどの一途さで彼女は私を見ている。
その彼女が愛おしいと思った。同時に羨望も感じた。発した言葉も…断じて嘘ではない。
ふと外を眺めると、空は薄っすら白んでいる。
ずいぶんと長い時間が経っていたらしい。
それに気づくと同時に疲労に襲われる。重い体を重力に任せるように横たえ毛布を被った。
「ねえ」
名残惜しいのか、彼女は私の髪を弄びながら、まだ喋り足りないようだ。
「レンは…自分で慰めるとき、ああするの…?」
「…え?」
「さっきみたいに両手で…私、いつも、あんな事、してないでしょ…」
…もう、許してほしい。自身の耳朶が火照るのが解る。
聞きたくない。もうたくさんだ。
だが彼女は普段どおりの…具体的には私の前での普段どおりの…子供のような無邪気な含み笑いを見せた。
「怒った?」
私は返す言葉もない。
彼女に背を向けたまま頭まで毛布に埋める。
「ごめん。怒らないで…今度は私が、してあげるから」
違う。そうではない。
どう否定すればよいかと言葉を探すが、どれを言おうとも彼女を誤解させ悦ばせるだけのような気がした。
…先が思いやられる。
眠ってしまおう、もう。何も考えないで…。
ねえ…ねえ…と擦り寄る彼女の声が徐々に遠ざかる。
「ねえ…本当にまた、してね?」
「…痕が、消えたらね」
半分夢の中でそう応じる。
そのまま、意識は深い闇へと落ちていった。
///////
世の中はほぼ10割レン受けだってのは解ってるわけだが、
あえて逆行してツスクル受けにしてやったぜ。ヒャハー
多勢に反抗したいお年頃って事で…。
おまけに百合で一人称でとかいろいろチャレンジャーな事をしてしまったわけだが、
読んでくれた人ありがとう。
投下するのってマジ緊張するわ。喉から心臓が飛び出すってこういうこというんだろう。
>>592 やべぇツスクル可愛いよツスクル惚れたよツスクル
クール攻めレンの新境地開拓、お疲れ様です
どんどんチャレンジしていけばいいよ!!
なんか泣けた
自分でもよく分からない
ツス受けの初めての試みGJ
>>592 超GJ! ツスクル可愛すぎる……!!
レンが気づいてく過程の描写も、すごくいい。
新境地開拓、ためらわずどんどん行くべきだと思うんだ!
自分が書きたいものを書いてこそ、だからなー。
「ほら、違うでしょ、そこは!」
「わ、わかってるよぉ……」
二人の聖騎士の鎧を身に纏った人物がいた。
一人は女性であり、そのおでこには定評がありそうなほどのチャームポイントになっている。
最近は動やら、失恋をしていたらしいがその痛みからは脱却出来たようだ。
そしてもう一人は女性……
いや、少女と見間違えんばかり。 まだ子供の表情を残すほどの子供である。
―――仲間を守りたい! みんなの力になりたい!
彼はそう言って、聖騎士・パラディンの道を選んだ。
「はい、もう一度フリーズガードから!」
「えぇと……」
先輩のパラディンに教えを請い、少しづつ腕が上がるように練習してきた。
しかし……
「フリィィィィィィィィズゥ・ガァァァァァァァドッ!!」
盾を構え、氷の技を封じれるフリーズガード。
聖騎士にとっては重要であると思われる技。
――――しかし。
「それじゃあ、ショックガードよ。 雷が防げても、氷は防げないわよ」
「う……うん、でも、……」
「でも、じゃない!
いい、ガードを制す者は世界樹を制するのよ!」
くどくど説教を始めた。
ショタパラはそれが気に入らなかった。
いつまでも子供扱いがされているようで。
「むぅ……騎士道大原則一つ…パラディンはとりあえずパーティを守る」
「とりあえずって何よ…」
ふてくされながら呟いた言葉を、パラ子は目敏く聞いた。
「パラディンはパーティの要なのよ。
ったくねぇ、それがこんな調子じゃあ」
――――やっていけないわよ。
そう言おうとした。 いや、事実言った。
けど、それはショタパラには通じなかった。
なぜなら、その場には既にショタパラが居なかったからである。
「いつまで経っても子供扱いなんだから」
エトリアの土手でふくれっ面をしながら、座っていた。
思い起こすのは先程の訓練である。
「何度も何度も同じ練習させて、少しは僕の事認めてくれたっていいのに…」
―――大体いつもそうだ、パラ子は僕を侮る。
―――僕は一人前のパラディンだ、みんなを守る事も出来る!
―――何で一つも認めてくれないんだ!
―――僕は、認めて貰ってもいいはず。
「よっ、どうした半人前」
一人でぶつくさモードに入っていたショタパラに声をかけたのはソードマンだった。
なんだか、頬のひっかき傷が痛そうだ。
「ソードマンさん、どうしたんですか、その傷」
「いや、なに、な、ははは」
後ろ髪を掻きながら、恥ずかしそうにそっぽを向いた。
「女心って難しいモンだなってことさ。 で、君は何を考えて居るんだね?」
さらっとスルーして、問題をショタパラの方に移した。
「パラ子さんが……」
ショタパラは言った。
自分の不満も、認めてくれない事も洗いざらい。
「ふぅん、成る程ね」
一通り愚痴を聞いた後、ソードマンはうなずき、彼に返信をする。
「何で僕は一生懸命にやってるのに、パラ子さんは…」
「そりゃまあお前」
そう言って、ソードマンは笑いながら剣を抜いた。
「例えばよ、お前はこれから俺が斬りつけるとしたらどうするよ?」
へ……?
一瞬あっけにとられた。
同じギルドなのに、斬りつけると言ってるのだ、このソードマンは。
それをどうするかって?
「甘いな、それじゃあ俺たちは死んでるぜ」
スラッと抜きはなった刃をショタパラに向ける。
それだけで、彼の顔は蒼白になっていた。
「いいか、少しでも敵意を見せたヤツに躊躇しちゃいけない。
ましてやお前はパラディンだ、味方を守るには自分も生きていなきゃ、だぜ?」
刃をしまう。
その響く音が、何とも冷たく感じる物だ。
そしてショタパラには、彼が言いたい事が解らなかった。
「覚悟がまだ薄いんだよ、お前はさ、冒険者としての」
「パラ子さんも……同じ事を言ってるって言うんですか?」
「さてね、あいつは不器用だからねぇ……」
手をひらひら振って、ソードマンは彼の元を去った。
―得てして姉って言うのは、弟の成長を認めたくない者だしねぇ―
風に乗ってそんな言葉が聞こえた。 気がする。
「少し強く言い過ぎちゃったかしらねぇ」
長鳴鶏亭の一回バーでパラ子は呟いた。
強く言いすぎ、そう、昼間のショタパラへの特訓の事である。
確かに彼は成長している、各種ガードも既に無効化出来る程度には育っている。
後は吸収出来るようになれば良いんだけどねぇ…
−それはあくまでも、自分観点だ。
「いやいや、でもあんなんで増長して、迷宮に入らせてもねぇ」
エール酒を一杯。
対して美味くもないアルコール飲料が彼女の喉元を湿らせた。
「パラ子さん!」
そんな彼女の元にショタパラがやってくる。
一瞬驚きの表情を見せるパラ子ではあったが、その顔はちょっと嬉しそうだ。
そんな表情の変化を気にもせず、ショタパラはずずぃと詰め寄る。
「僕解りました!」
「な、なにがよ…」
「僕に足りなかったのは覚悟ですね!」
「………はあ?」
思いっきりまくし立てられたと思ったら、いきなり宣言をされた。
「き、君はアホの子なのか? いきなりなにを…」
「昼間の話です! 昼に厳しく言ったのは、僕に覚悟が足りなかったからなんですね!」
―――い、いや違う。 違う、違うけど……
とは言わなかった。
ここまで真剣に自分の事を見つめ、自分なりに何かしらを思う事があったのだろう。
それを思い浮かべるだけで、なんとなくパラ子に幸せそうな気持ちが浮かんできた。
(まったく、この子は……
勘違いをして、でもそれで悩んでくれて……可愛いな、このぉ!)
思わず、ショタパラに抱きついていた。
そして、軽く唇を交わす。
「ふ、ふわぁ、ぱ、パラ子さん、な、なんですか!」
目をまん丸くして、ショタパラは言う。
「べっつにぃ、可愛いなって……ふふ」
「ぼ、僕は子供じゃないやい!
き、騎士道大原則一つ、騎士は子供であってはならない!」
「そーゆーとこが可愛いっていってんの……フフ。
また、明日もこってり絞ってあげるからね」
>584
同種というと、こんな感じになるのかな?
とはいえ、エロがないですけど…申し訳ない。
この汚名はカスメ同士の陵辱で挽回したいと思う。 出来ればの話だけど。
メディ同士は…ちょっと考えさせてくれ、メディ男使った事がない。
ちょっと自分の昔自分で書いたの見直して、カスメの性格思い出してくる。
>593
やべえ、この新境地はツボに来るものがある。
ツスクルを見る目が変わってきそうだ
パラ姉弟微笑ましいよパラ姉弟。
あと、騎士道大原則ネタが一瞬で某音速の騎士が元ネタだと分かった俺はどう見てもいい年です。本当に(ry
602 :
584:2007/05/18(金) 02:45:46 ID:QAJZayvT
>>600 おおお、GJ!です。 生真面目どうしのカップル可愛いよ!
そうですこういう同ジョブならではの関係性というか、ね……
というかあそこでずらずら並べてしまったのは、単純に「こんな例」と
いうつもりなだけで、アレ全部書けなんて無理難題を押し付ける意図は全くなく……
……そんな期待に応えてくれてしまうあなたの器に感動。
無理とかせず、書きたいものを選んで書いて下さい。
といいつつカスメどうしにひそかにwktk……
603 :
お気楽ご気楽:2007/05/18(金) 04:28:00 ID:7CSubp/L
これは、その続編でもありアンソロジーでもある。
もちろん、読む読まないは君の自由である。
前回にシアワセの絶頂にたったカスメはどうなっていくのか…
お気楽ご気楽珍道中 〜夢の中のあの人へ〜
「はいよ、待たせたね」
威勢のいい声を挙げて、シリカ嬢はその冒険者に剣を渡す。
その剣は地の妖精達鍛えた…とも呼称される逸品である。
しかし、その剣の受け取り主は明らかに剣を扱う職ではない。
というか…
「あ、ありがとう」
はにかみながら受け取ったのは、カスメであった。
「けど、どうすんのさ、使えないんじゃないの? ってか持てる?」
この剣は相当重い。
非力でマントの下には何も着ていないともっぱらの噂のカスメには持てないだろう。
「ううん、いいの……使うのあたしじゃないし」
そう言って、あの人の事を思い浮かべる。
あの人、つい最近ようやく結ばれた想い人、ソードマンである。
色々な紆余曲折はあったものの、初めての恋は大成功(?)に終わった男性の事。
「あの……ラッピングして貰えるかな?」
「ら……らっぴんぐぅ?」
シリカは驚いた。
まさか、剣をラッピングしてくれなんて初めての注文だ。 出来る出来ないはともかく。
「なんでまた、そんなことを?」
シリカは疑問を率直に述べた。
ただ、それの答えは唯一つだった。
「もうすぐ、ソードマンの誕生日だから」
そう、カスメは誕生日プレゼントとして伝説の剣を用意しようとしたのだ。
呆気にとられていたシリカも、これには頷き。
「あ〜あ、これだからもう……このこのぉ!」
思わず笑みを零しながら、リボンをグルグル巻きにするのであった。
604 :
お気楽ご気楽:2007/05/18(金) 04:29:36 ID:7CSubp/L
うわ、いきなりコピペみすった! 冒頭2行が消えた!
すまん、>603は見なかった事にしてくれ!
---ここから-----
はてさて、果たして覚えてる冒険者はどれだけいるのだろうか。
とあるギルドで発展していった、二人の女性と一人のソードマンの恋愛話を。
これは、その続編でもありアンソロジーでもある。
もちろん、読む読まないは君の自由である。
前回にシアワセの絶頂にたったカスメはどうなっていくのか…
お気楽ご気楽珍道中 〜夢の中のあの人へ〜
「はいよ、待たせたね」
威勢のいい声を挙げて、シリカ嬢はその冒険者に剣を渡す。
その剣は地の妖精達鍛えた…とも呼称される逸品である。
しかし、その剣の受け取り主は明らかに剣を扱う職ではない。
というか…
「あ、ありがとう」
はにかみながら受け取ったのは、カスメであった。
「けど、どうすんのさ、使えないんじゃないの? ってか持てる?」
この剣は相当重い。
非力でマントの下には何も着ていないともっぱらの噂のカスメには持てないだろう。
「ううん、いいの……使うのあたしじゃないし」
そう言って、あの人の事を思い浮かべる。
あの人、つい最近ようやく結ばれた想い人、ソードマンである。
色々な紆余曲折はあったものの、初めての恋は大成功(?)に終わった男性の事。
「あの……ラッピングして貰えるかな?」
「ら……らっぴんぐぅ?」
シリカは驚いた。
まさか、剣をラッピングしてくれなんて初めての注文だ。 出来る出来ないはともかく。
「なんでまた、そんなことを?」
シリカは疑問を率直に述べた。
ただ、それの答えは唯一つだった。
「もうすぐ、ソードマンの誕生日だから」
そう、カスメは誕生日プレゼントとして伝説の剣を用意しようとしたのだ。
呆気にとられていたシリカも、これには頷き。
「あ〜あ、これだからもう……このこのぉ!」
思わず笑みを零しながら、リボンをグルグル巻きにするのであった。
605 :
お気楽ご気楽:2007/05/18(金) 04:30:22 ID:7CSubp/L
「〜〜〜♪」
奇妙だ。
奇妙な光景だ。
街に行くは、笑顔でルンルン気分なカスメ。
しかもスキップだ。
こんな健康的で運動的なカースメーカーは見た事がない。
しかもその両腕には物騒な剣……いや、可愛らしくラッピングされた伝説の剣が。
一見すると奇妙なカスメではあるのだが。
(ふ〜ん♪ ソードマン、喜んでくれるかなぁ?)
そんな思いを楽しい事なら一杯 夢見る事ならめい一杯で満たされたカスメには気にしない事であった。
街の住民は一旦は振り向き見る…が、相手がカースメーカだと知ってそそくさと目線を戻す。
……ま、怖いよな。 普通。
(もう少し、後少しでソードマンが待ってる宿屋に着く〜)
なんだか性格変わりましたかカスメさん?
いやいや、愛というものは人を変えるんですよ。 偉い人も言ってました。
そんなカスメに声をかける一人の男が居た。
「カメ子? カメ子じゃないか」
「へ……?」
急に声をかけられて、思わず声の出所を探す。
そこには同職異性のカースメーカーがいた。
作注・混同すると厄介なので、カメ子、カス男で分ける事にします。
実際プレイ中の名前を付けると、読んでる方で想像出来るかどうかわかりにくいので。
カス男。
以前、出会った事がある。
今のギルドにいる以前、初めてエトリアに着いた時にちょっと顔を合わせた程度。
珍しいカースメーカーだったので、少しだけ一緒に呪いの手ほどきをしていた。
その後それぞれ、別のギルドへと進んでいたのだが……
「お、お久しぶり。 で、いいのかな」
「そりゃ、そうだな」
このカス男、カメ子が依然あった時から感じていたのだが、少し違う。
何というか、開放感があるというか、嫌に親しげなのだ。
それはカメ子にだけではなく、全体に大してなのだが。
「今、お前は何をしてるんだ? ソードマン?」
「あ、いや、ちがう…」
カメ子は確かに大きな剣を持っていた。
それを見て、カス男はソードマンに転職したのか、と聞いてきたのだろうか。
だけどそれは、
「これ、同じギルドの人にあげるんだ」
「ギルドの人」
顔を赤らめて言うカメ子に怪訝そうな顔をするカス男。
「こんな高価そうなものを…?」
「う、うん……」
暫くくちをごにょごにょとしていたカメ子だが、やがて意を決したように、
「うん、あたしの大切な人…大切なソードマンに」
「た、いせつ……?」
目を丸くして聞いていたカス男だが、やがて大きな声で笑い出した。
「ハッハッハ、こりゃ面白い、人を色んな手段で呪おうとするカースメーカーが他人を好きになるなんて」
「むぅ……」
ふくれっ面をするカメ子。
自分の思いを他の人に告げるのは、勇気が要る事なんだゾ。
「けどなぁ、ああ、惜しかったかなぁ…」
後ろ髪を掻き、目線をしたにしてカス男は言葉を繋げる。
「俺も、お前の事結構好きだったんだぜ? 期間は少しだったけどよ」
「ぇ……」
これまた意表を突かれる告白だ。
しかも、数ヶ月ぶりにあった人から言われるなんて。
けど、カメ子の心は揺るがない。
「その……嬉しいけど…けど……」
「ああ、解ってるって」
カス男は顔を上げ、カメ子の顔をのぞき込んだ。
釣られるように、カメ子はカス男と目を合わせる。
思えば、ここで気付くべきだったのかも知れない。
そのカス男の目に 暗示の魔力が付加されている事に。
ガラン……
音を立てて、プレゼント用の剣がカメ子の腕から落ちた。
「はぅ……や、やめて……」
通りから外れた一本の脇道から淫猥な声が聞こえる。
良く耳を澄ませば聞こえるかも知れないが、今日の通りはあいにくと騒がしい。
「おやおや、声を出しちゃ、愛しのソードマンにこの現場を見られちゃうかもしれないぜ?」
カメ子を抱きかかえ、その耳元でカス男が言う。
そのままカス男は、まだ発展途上のカメ子の乳首を摘み引っ張る、
「い、いたいいたい……!」
「痛いなら逃げればいいじゃん? 出来るならね」
―――出来るなら逃げたい。
それはカメ子が思う事。
けど、出来ない。
いま、カメ子は呪いの呪縛『畏れよ、我を』に掛かっている。
その暗示は強力なもので、如何なる事柄でも彼の言う事には逆らえない。
無論、カメ子もカースメーカーとしてこの術を破る方法は知っている。
が、出来なかった。 そこまで、カス男の『畏れよ、我を』のレベルが高いのだ。
「あらら…まさかこの程度の呪縛も破れないなんて…… 栄養取ってる? 乳酸菌取ってるぅ?」
「にゅ、乳酸菌なんて知らない…」
まだ蕾のようなカメ子の乳首をこねくり回しながら、嗜虐心をつく。
「こんなカースメーカーじゃあ、そのソードマンも苦労するねぇ」
カメ子の乳首を舐めだした。
―――いやっ!
そう叫ぼうとした。 叫ぼうとしたのだが、口から出た言葉は。
「ひゃ! うぅ……いい……」
その言葉に満足したのか、カス男の顔が笑顔にまみれる。
「へぇ、恋人がいるって言うのに、別の男に犯されてよがろうとしてるんだ?」
―――違う、あなたが呪いを…!
「い、言わないで……ソードマンの事は、今は」
全然違う言葉、真逆の意志を紡いでいく言葉。
それほどまでに『畏れよ、我を』はカメ子の心奥底まで浸透していた。
「呪言のせい、じゃないよね、この濡れっぷりは」
カス男はカメ子の大切な部分に軽く触れた。
触れただけで、既に湿り気を帯びている事を確認する。
―――ど、どんな呪言をかけてるの、あなたは!
『ひゃぅぅん、恥ずかしいことは言わないでぇ』
「こんなの見せられちゃ、俺も本気にならざるをえないなぁ」
ニヤニヤしながら、カス男は自分のズボンからイチモツを取り出した。
それは既に大きくなっている。
「君が淫乱なせいでね、こいつが言う事聞かないんだよ」
カメ子の秘所にあてがう。
――――いや、いや、やめ、それだけは…
抗いたい。 抗うべきだ。
そんなのは解っている、けど『畏れよ、我を』はそれを許さない。
一説によると、自分を傷つけさせる事も出来るらしい。
「じゃあ、挿入れるよ?」
――――いや、絶対ダメ! だめだめ!
『早くいれてぇ…ぐちゃぐちゃにして欲しいの……彼を忘れるぐらいに』
「OK」
――――違う、こんなのあたしじゃない!
そんな心の叫びは、大きな黒き闇の言葉の力の前に消されていった。
ずぶ…ずぶ……
ゆっくりと、ゆっくりと、本来は受け入れるはずのないものが。
カメ子の体内に浸食していく。
ビクン!
カス男に抱きかかえられつつも、弓なりに揺れるカメ子。
男の『畏れよ、我を』はカメ子の性感帯の感度すらも上げていた。
すげぇ! すごすぎる!
普通のカースメーカーには出来ないことも平気でやってのける!
そこに痺れる憧れるぅ!
カメ子はカス男に抱きかかえられつつ、その細い腕先をカス男の首にかけた。
そのまま全体重をカス男にかけていく。
形的には繋がったまま、カス男がカメ子をだっこしている形だ。
「お、おおっと、いきなり激しく抱きついてきたねぇ」
ニヤニヤ。
笑いが止まらない。
ついでにカメ子を持ち上げたりゆっくりと降ろしたりしている、
見かけに寄らず力持ちさん。
ちゅぶ ちょぶ…
その上下運動の際に、カメ子の結合されている部分が音を立てる。
カメ子の愛液が、意志に反して役に立っている音だ。
「〜〜っ! ……っ!」
言葉にならない悲鳴を上げようとするカメ子。
痛い、痛すぎる。
尋常じゃない、こんな痛いのは初めて。
思いやりのないセックスなんて…いやだ!
けど、それは言葉に出来なくて……
「きっつなぁ……お前、そのソードマンとあまりヤッてないんじゃない?」
それは……確かに。
ソードマンとカメ子はもう一人の女性を挟んで、いわゆる三角関係になっているのだ。
いや、カメ子自体もそのことは了承しているのだが、すこし不満だ。
「いっさ、まずは一回だな」
「――――〜〜〜〜〜〜〜ッ!」
大きく、カメ子の眼が開いたかとおもうと。
その小さな子宮に、カス男の精液が放たれた
そしてそのまま、カメ子の躯は地面へと自由落下する。
すでに放心状態になりつつあるカメ子に対し、カス男が一瞥すると、操られたかのようにカメ子は言いだした。
『もっと おかして ください』
と。
さて、なんどイカされたことだろうか。
時には指だけで、口で、そしてカス男のペニスで。
性感帯を数倍に過敏にされているカメ子は、ただ指だけでもイッてしまうだけの淫乱となっていた。
そして、幾たびに何か大切なものを忘れていくように感じた。
その様子を満足そうに見るカス男。
「……お前が悪い、俺は何度もお前に言った」
―――なにを?
深く考えられなかった。 ただその言葉だけが右から左へと流れる。
呆然と開いているカメ子の口に無理矢理ペニスを突っ込むカス男。
もう口をあまり動かす事の出来ないカメ子に業を煮やした彼は、自分から腰を動かし
そして抱え込んだカメ子の首を揺する。
それに抗うだけの力、そして思いすらもカメ子には残っていなかった。
「そうだ、だったらお前は人形でも構わない………!
俺はお前を犯す事が出来れば満足だ……可愛くて、可憐で誰よりも汚れを知らない少女であれ」
ゆっくりと威圧感を込め、カス男は言う。
言いながらもそのペニスは、カス子の口を汚す事を止めない。
舌先も動かしていない、そのイマラチオは時間は掛かったもののカス男に絶頂感を呼び寄せる事には成功していた。
「『畏れよ、我を……我の至福を味わえ』」
そう言いながら、カス男は自分の精液をカメ子の顔にぶちまけた。
そのぶちまけられた精液を、機械的に指ですくい口へ運び、そして
こくん……こくん……
飲み出すカメ子。
「そうだ、それでいいんだ……お前は俺の従順で可愛い人形であれば良いんだ」
衣服をただし、その裏路地にカメ子をそのままにし、立ち去るカス男であった。
「……また………ね」
* * * *
あれから何時間経ったろうか。
カメ子は何とか正気を取り戻し、今自分の置かれている姿を確認した。
裸の自分。
異臭のする液体。
そして………
「ぁ………」
目線の先に剣が目に入った。
大好きなあの人へ、渡すはずだった剣。
「つっ!」
手に取ろうと、体を横たえたまま手を伸ばすカメ子。
「あは……ごめんね………ソードマン……剣、汚れちゃった……」
その剣に手が届いた瞬間、カメ子の意識はまた遠のいた。
―――了
いかん! カースメーカー男がブッ毀れた!
最初は
『うわー昔好きだった娘が誰かのものになってる!
えぇい! 俺様の術であんなことやこんなことを!』
って話になる予定だったのに、毀れた!
以下、裏話。
ちなみに、このカメ子は昔(2月頃だっけ?)おいらが書いた話のカメ子になります。
おいらの書く話では、全部同じギルド内の出来事、みたいな感じで考えてます。
なんだ、この桃色ギルドは、俺がメンバーになりたいよ。
>602
例題と時間があれば、何とか形にしたくなってくる俺の駄目心。
しかし、実家って帰ってもやることないのね
同じギルドって事は踏まれたのはやっぱりあの二人?
HP3200もあるのに踏まれたくらいで力尽き…、
ウソです!ゴメンなさい!
イベントだと取るに足らない攻撃であっさりやられますもんね!
冗談はさておきとてもGJでした!
613 :
592:2007/05/18(金) 11:18:32 ID:J9dYLEiY
新境地っていうか、攻めのクセに受けに手玉にとられるレンと
鬼畜っぽいクセに受けになると乙女ちっくなツスクルが書きたかった!
役割チェンジしてもキャライメージはあまり変えたくないのもあるし。
チャレンジしたいとは思いつつでもこの二人ネタって難しいよ。
百合以外にバリエーションがあまり思い浮かばない。
なんか良いネタはないか。
>>594 レンツスの偉大なる一作目はツス受けだよ。フタナリだが。
最初の一石を投じた神を称えるとともに感謝を。
>>604 陵辱キタコレ
GJGJ。歪んだ愛のちレイープはええな!ダークっぽいのも。
俺も桃色ギルド入りたいよ。だが足の洗い時がつらそうだwwww
ある日、ギルドのリーダーである弓男が、ぽそりと呟いた。
「俺、冒険者やめて、カニの養殖やるわ」
「はあああ!?」
一同、あまりに突拍子もない発言に、呆然とした。
「次のリーダーは、委員長な」
委員長、とは、そういうあだ名のケミ子のことである。
「なに言ってるのよ? いや、リーダーになるのは、いいのよ。ついにこの私にふさわしい権力が手にはいるわけだから。下僕どもをいろいろとアレしたりコレしたりするのは、私の夢だったし」
「……いまの発言で、ちょーっと心配になったが、後は頼む」
んー、まあいいわ、うふふふ……とかほくそ笑みだした委員長を放って置いて、弓男に一番懐いていたデコ子(ソードマン)が、キランとトレードマークのおでこを光らせて、理由を問うた。
「でもどうして急に?」
「いや……もう、戦いがイヤになったんだ……これからは一人で、地下13階でカニの養殖やるわ」
「そっちの方がある意味戦いだと思うけど……それだったら、私たちも一緒に」
デコ子はだだをこねるように、頬をふくらませた。
「そぉねぇ。急に言われても、私たちだって困ってしまいますもの……せめて、もうしばらくは、一緒にいましょうよ」
「うん──カメも姉さんのいう通りだと思う」
姉さん、と呼ばれたのは(パーティで一番の年上の)メディ姉。普段無口なカメ子(自称『のろまなカメ』)も、不服そうだ。
しかし、弓男の決意は、固かった。
ここは長鳴鶏の宿、数少ないダブルサイズのベッドが用意されている部屋……の、ベッドの上。
一同生まれたままの姿で、ようやく、弓男は四人全員を満足させることが出来たところである。
もう、腰はぴくりとも動かせない。
自慢の『弓』も、限界を超えてしまっている。赤く腫れ上がった『弓』が痛々しい。
外では、すでに明るくなり始めたのだろう、スズメのさえずりが聞こえてくる。
「……つーか、もう限界だ! 毎晩毎晩お前らに付き合ってたら、戦死する前に腹上死するわ!」
こんなやりとりがあって、リーダーの弓男は、引退したのであった。
引退、と言っても、弓男がちゃんと自分の後釜を用意していたかというと、そうではなかった。冒険の、そして戦闘の要ともなるレンジャーは、どこのギルドでも引っ張りだこで、なかなかフリーの者はいない。
「なかなか見つからないね……」
新メンバー募集のチラシを手書きしていた、デコ子はため息まじりに、そうつぶやいた(だんだん字が雑になってきたし、おやつのドーナツをぱくつきながらだから、油で汚れている)。
「チラシ配り……してきた……」
自らサンドイッチマンになって街頭でチラシを配っていたカメも、特に成果を得られずに、帰ってきた(ローブを脱いで看板を首から提げていた。ローブ以外の服? 下着ぐらいは着けていたと思ってもいいし、期待通りはいてない状態だと信じてもいい)。
「困りましたわ〜」
一見『困っている』表情のメディ姉(でもなにもせずにお茶飲んでただけ)。
三者三様に、ため息。
もう、二週間になる。
そろそろ、いままで倒してきたf.o.e.もみんな復活した頃だろう。
前リーダーの弓男も、今頃は地下13階でカニ狩りにいそしんでいるだろうか。
そろそろ、迷宮の探索に行きたいし。
……それに、性欲もだいぶ抑圧されている。
お互い口には出さないが、もうだいぶ『たまっちゃっている』のだ。
回復の泉を使うよりも、長鳴鶏の宿で『夜まで休憩』することの方が多かった、彼女たちである。
このままだと、いつか犯罪に走ってしまうだろう。
いや。
どうやら、新リーダーの委員長は、この時すでに犯罪に走ってしまっていた。
「というわけでー。新メンバーのブシ子ちゃんでーす」
「よ、よよよ、よろしくです!」
そう紹介されて、ブシ子は、ぺこりん、と頭を下げた。
そのときの、ギルドメンバーの感想は
ち……ちっちゃい!?
おかっぱ頭に花の意匠の髪飾り。身に纏うのは藤色の袴。身の丈は、ギルドメンバーで一番幼いカメよりも、さらに低い。
そんな彼女が、四尺はありそうなカタナを抱えて持っているのである。
これはもう、ギルドメンバーと言うよりは、
「……メディ姉さんの子供?」
思わず、デコ子はそう口走っていた。
「あら、デコ子ちゃん……あとでゆーっくり、おはなししましょぉかしら〜……?」
その夜、このやりとりが原因で、デコ子はメディ姉に大変な目にあわされることとなる。
「……こんにちは」
カメ子は、礼儀正しくお辞儀を返した。相変わらずの無表情だが、ブシ子がにっこり微笑むと、そっぽを向いた。
「あらあら。カメってば、もしかして照れてるの?」
委員長に指摘されると、カメ子はますます首を後ろの方へ。
「……」
なにかもぞもぞと呟いて、カメ子はそれっきり黙ってしまった。
「え、えぇと……」
途方に暮れる、ブシ子。この時、ブシ子はてっきり、自分はカメ子ちゃんに嫌われたのだと、思いこんでしまっていた。
──
ここまで考えて、筆が止まってしまいました。
ブシ子(袴)とカメ子のロリ百合展開で進んでもいいし、デコソド子に対するメディ姉さまのお仕置きタイムで進んでもいい。
このスレは初めてなのですが、どちらの方が需要高いでしょうか?
Both of them.(両方で)
…ドリ子がショタパラいぢめる話とか思いついたけど
カプもシチュも手垢べっとりな気がしてならない。
文章マスタリー上げてそのうち形にしてみる。
ロリ百合という言葉だけでもうときめかずには居られない
先の展開が楽しみです
あと、ドリショタはオレも大好物です
どんどん書けばいいよ
>>611 うは! 呪言陵辱ktkr!
やっぱカースメーカーってエロいよカースメーカー
カス男の暴走感がどっか哀れで、いい。GJ!
>>615 うん。どっちも需要高いので、先をぜひともお願いしたい……
というか腹上死寸前の弓男、かなりワロス。ここも桃色ギルドだな!
>>616 頻出キャラということは、裏返せば需要が高いということでもあると思う。
wktkして待ってます。
なんという神スレ。
>>お気楽氏
GJ。おぼえてるよ大好きだよ!
『うわー昔好きだった娘が誰かのものになってる!
えぇい! 俺様の術であんなことやこんなことを!』
これだけ聞くとわりと萌えなのになんてダークな。
カメ子さん相変わらず不幸なのですね。
>>614 カメ子さん以下で4尺の刀というと、ちょうど身の丈くらいですか。
つーか
ローブを脱いで看板を首から提げていた。
こんなの見たら犯罪に走ってしまうね!
お気楽極楽氏・・・カメ子が・・・この後大逆転で幸せに・・・なるよね?
バカヤロウ!まだカメ子の幸せは無くなってもねぇよ!
まだソド男の仲は健在じゃねぇか!これから虚ろな瞳した(まあ普段もだが)カメ子がソド男んとこに
「汚れちゃった…綺麗にしてよ…」
って言って勝手に奉仕始めちゃってそんな身勝手に暴走するエロにソド男が切れて説教して、それからラブエロになるんだよ!
→酷い目→幸せ→酷い目→幸せ→
これなら半永久的にラブラブなままだぜ!
投下ラッシュの勢いに乗せて、性懲りもなく投下します。
赤目アルケ×ロリメディ
五層ネタバレですのでご注意を。
――りりん。
硬い床を踏む足音に、清かな鈴の響きが重なって揺れる。
樹海、地下25階。
行く手に延々と続く、何で造られているものか見当もつかない、不思議な材質の床と壁。青白いその表面を覆うのは、びっしりとはびこった世界樹の根。
頭上深く垂れ下がる枝をかき分け――その先にようやく見えて来た光景に、メディックの少女は息を吐く。
「……アルケくん」
長い通路の先に続く、やや広い室内。
かつて栄華を誇った文明の「遺産」たる装置や機器がひしめき合う真ん中に、黒髪のアルケミストが座り込んでいた。熱心に巨大装置のひとつをいじり回していたが、近づく声と鈴の音に、驚いた顔で振り返る。
「メディックちゃん。……あ、あれ? まさか、一人で来たのか!?」
「だって他のみんな、執政院のお手伝いですっごく忙しいんだもん。私も施薬院の院長先生にレポート頼まれてたの、ほっぽり出して来ちゃった」
あっさり答えつつ、メディックは部屋の入口に張り巡らされた世界樹の蔓を潜る。
――りりりん。
蔓の上に幾つも並べてくくりつけられた『獣避けの金鈴』が、一斉に涼やかな音色を響かせた。
『鈴』と蔓を幾筋も囲って、魔物の侵入を防いだ「結界」――その内側は古代の不思議な巨大機械を中心に、アルケミストがフロアじゅうからかき集めて来た大小の遺物であふれ返っている。
『水晶の蔓』の束を踏み越えて入って来るメディックの手を、アルケミストが支えるように掴んだ。
「あっぶないなぁ。幾ら『鈴』使ったって、魔物の不意打ちは完全には防げないんだぞ?」
「私、アルケくんより打たれ強いもん。ささっと逃げちゃえば大丈夫。それより――ああっ、やっぱりご飯、食べてない!」
装置の周囲に散らかった『メディカII』の空き瓶の山に、メディックは憤然たる声をあげた。傍らに積み上げられた干し肉や固パンの包みは、封すら切られていない。
キッと振り返った瞳から、アルケミストはばつが悪そうに視線を逸らす。
「用意するのも面倒だし、時間がもったいないからさ。とりあえず『メディカ』飲んどきゃ死にゃしない――」
「そういう問題じゃないの。もう……、どうせこんなことだと思ったけど」
ため息まじりに、メディックはバッグから包みを取り出す。
パラフィン紙から顔を覗かせたジャムとチーズのサンドイッチに、アルケミストの真紅の瞳が嬉しげに輝いた。
*
冒険者たちは、ついに『世界樹の迷宮』の中枢部に到達し、その秘密を解き明かした。
披瀝された事実を前に、エトリアの街には大きな衝撃が走り――けれど、長を失った執政院に、その混乱を治める力はなかった。
ギルドの面々は自分たちの責任をも鑑みて、いったん迷宮の探索を中断し、事態の収拾と執政院の立て直しに尽力することにした。
その忙しい合間を縫って、アルケミストは迷宮の地下25階に下りては、膨大な古代の遺産を調査・分析する作業を始めている。
謎めいた過去の文明については、何もかもがまだ、判らないことだらけ。その真実は一つ一つ、手探りで明かしていく以外、すべはない。
失われた叡知を求める果てしない探索の旅は、始まったばかりなのだ。
*
「――で、何か新しいもの、見つかった?」
またいっそう数を増したように見える遺物の山を、メディックがわくわくと見渡す。
サンドイッチをぱくつきながら、アルケミストが頷いた。据え付けの回転椅子――これも皮革のように見えて全く異なる、奇妙な素材で作られた「遺物」だ――を回し、傍らの装置の上に手を伸ばす。
拾い上げられたのは、比較的小型の遺物。手渡された「それ」を、メディックはしげしげ眺め回した。
大きさはちょうど、彼女の両手で包み込めるぐらい。箱と円筒を組み合わせたような、銀の金属塊だった。横手に一枚、小さな羽根が突き出ている。
円筒の端には、呪いガエルの瞳を思わせるガラスの「眼」が一つ、煌めいていた。
「なぁに? これ……」
パン切れを口に押し込むと、アルケミストは椅子から身を乗り出して、その「遺物」に手をかけた。側面に並ぶボタンの一つを押し込む。
途端、横手の「羽根」が、ふわりと光を放ち始めた。――正確には「羽根」にはめ込まれた小さなガラスの窓が。
思わず「遺物」を取り落としかけ、メディックは慌てて指に力をこめた。
「なっ……なに、これっ! ……うわうわ、何か窓に映って――」
光るガラス窓に、図像が浮かび上がっている。しばしぽかんとその「絵」を眺め、メディックは更に息を呑んだ。
この部屋だ。
縮尺は小さな窓のサイズに歪められているが、それ以外は現物と寸分違わぬ精密さで。この室内の風景が、窓の内に描き出されている。
「遺物」を揺らすと、風景も揺れた。彼女の動きに従って、機械の並ぶ壁面を回り込み――正面、椅子にかけて微笑むアルケミストの姿が、大きく映し出される。
次第にメディックの心にも、理解が生じてくる。
「これ……この、ガラスの『眼』が見てる風景が、ここに出る、ってこと……?」
「当たり。前にさ、21階で昇降機の機械をいじったら、黄金竜の幻が出て来たろ? あれも多分、こういう機械を使って作ったものなんだ」
メディックの抱える「遺物」に手を添えて、アルケミストが説明を加える。前とは違うボタンを押すと、窓に映る風景が切り替わっていく。
「こうやってな。『眼』に収めた風景を、幾つも覚え込ますことができる。覚えた風景は、後で好きな時に見返せるって訳だ」
「すっごい……。古代の人って、ほんとにすごい! わっ、また違う絵が出て来た!」
小さなガラス窓を見つめ、メディックは感激の声をあげる。
アルケミストが試験的に撮った映像が、次々と窓に現れ出る。蔓だらけの壁や、転がる空き瓶など、周囲の風景を手当たり次第映しただけのものだが、メディックは息を呑んでひたすら見入る。
見たものを見たまま、いつまでも残しておける装置だなんて――
「面白い……。すごいね、これ……!」
「な、よくできてるよな。ってことで――」
最後のサンドイッチを飲み込むと、アルケミストはちょいちょい、と手招きした。
メディックは「遺物」を携えたまま、彼の座る大振りの椅子に歩み寄る。
――途端、肩をぐいと抱き寄せられた。
「しよう。メディックちゃん」
は、と問い返す間もなく、いきなり唇を塞がれる。
引き寄せられてバランスを崩したメディックを、座った膝の上に引きずり上げて。アルケミストはメディックの身体を抱き竦め、その唇を舌で割る。
唐突な展開に、茫然と竦むメディック。その間にもう彼の舌は口内を舐め回し、彼女の舌を吸い上げている。
サンドイッチに使われたコケイチゴジャムの強い甘みが、いっぱいに広がった。
「ん――!? ふ、んぅ……っ、んーっ!」
ようやく我に返り、メディックはもがく。
アルケミストは構う様子もない。左手で彼女の頭をとらえ、深く口づけを繰り返しながら、右手を上着の内に差し込む。
指先が、胸に触れた。ささやかな膨らみをくるんで撫で回し、爪の先で頂きの辺りを弱くひっかく。
ひくりと、メディックの背が揺れた。
「……ふっ……んっ、うん……っ……」
割り込んだ舌が暖かく動き、唾液と吐息を絡めて飲み干す。震えた唇を唇が噛み、こぼれ落ちる雫を舐め取る。
衣服に差し込まれた掌は、胸をくすぐり、腋を撫で、背から腰へのラインを伝い下り、這い上がる。
与えられる甘やかな刺激に、メディックの意識も次第に蕩けていく。
(も……う、いっつも……強引、なんだから……)
けれど――このところ忙しくて、こんな時間をもてたのは、確かに久しぶりなのだ。
彼の膝に横座りに腰かけ、メディックは探る舌の動きに、自分から応じ始めていた。不安定な姿勢を支えてくれる彼の腕が、暖かくて心地いい――
陶然と没頭する傍らで、力の緩んだ指から、銀の「遺物」がするりと落ちた。
「んっ……んんっ! あっ!」
慌てて口づけを振りほどき、手を伸ばす。
「遺物」に取り付けられていた細い紐が、危ういところで指にかかった。ギリギリ床に叩きつけられずに済んだ「遺物」を膝に手繰り寄せ、メディックは深く息を吐く。
「あっぶな……」
「……気をつけろって」
彼女の手から「遺物」を取り上げつつ、彼が呟く。身勝手な言い分に、メディックの口の端がむっと下がった。
「あ、アルケくんのせいだよ? だいたい、何でいきなり、こんな……」
「仕方ないだろ。これがこの『遺物』の正しい使い方なんだからさ」
「遺物」のボタンを操作しつつ、こともなげに彼は答えた。
「ええ……?」
「ちょっとさ、これ見て」
あっけにとられるメディックを膝に抱えたまま、アルケミストは椅子を回した。
正面の壁いっぱいに設えられた、巨大な機械――大小のガラス窓や計器類の並ぶ下には、機械に命令を入力する為のものなのだろう、ボタンのびっしりついた操作盤が、小さなテーブルのように張り出している。
その上に、中央に穴の空いた銀の「鏡」が、大量に散らかっていた。この階層ではさほど珍しくもない遺物だ。
アルケミストはその一枚を手に取ると、壁の装置に挿入した。設えられたスリットに、銀の「鏡」はするりと滑り込み――
やがて正面、一番大きなガラス窓に、その「風景」が現れたのだ。
『――ああンッ! いいッ! 気持ちいいわァ、もっと、もっとよォ……はあぁぁんッ!』
豊満な肢体をくねらせて、悶え喘ぐうら若き美女。
その身体を突き上げ責める、肉付きのいい男性の背中。
激しく交わる男女の姿が、巨大な「窓」いっぱいに映し出されていた。
「……なっ、なっ、なにっ、これっ……!?」
目を瞠ったメディックの顔が、みるみる内に真っ赤に染まっていく。
反射的に目を逸らし、けれど完全に見ずにもいられず。ちらちらと視線を投げる彼女の傍ら、アルケミストは真面目くさった顔で頷いた。
「こんなのがな、そこらの『鏡』に延々、記録されてる。いろんな人たちの、いろんなパターンで」
「ええっ!? こ、これ、全部……!?」
「この部屋の棚の奥に、大事そうにしまってあったんだよ。上にわざわざ違うもの入れて、隠すみたいにして。きっと、大切にしてたんだろうな」
「……これ、を……?」
おそるおそる、画面に視線を戻すメディック。
ガラス窓の内部では、はるかはるか昔の男女が、淫らな声をあげて身を絡ませている。
(昔も今も、することって、あんまり変わらないんだな……)
つい浮かんでしまった感想に、メディックは自分で恥ずかしくなって、更に頬を染めた。
もじもじと俯く彼女を、アルケミストが再び抱き寄せた。杏色の髪を撫でながら、穏やかな声で推測する。
「これはたぶん、昔の恋人たちの記録なんだよ」
「恋人たち、の……?」
「気持ちいいのなんて、一瞬で終わっちゃうだろ。けどこうして残しておけば、ずうっと後まで残るじゃないか。自分たちが生きてた証とか……その時の思いとか、さ」
映像を見守る思慮深い瞳が、追憶するように遠く細められる。
抱き寄せられた腕の中で、メディックも一緒に画面を眺める。
「そういう習慣があったんじゃないかな。思い出を『鏡』に写して、遠い未来まで残し続ける。二人が死んだその後まで、永遠に……」
幾千年過去とも知れぬ遠い日に生きたその女性は、全身を桜色に染め、乳房を震わせながらのけ反っている。
『ああぁン、もう、イクぅ! イクぅぅぅ!』
「――そうかなぁ〜〜?」
何か、違う気がする。
本能的な勘でそう感じ、首をひねるメディックをよそに、アルケミストは行動を再開した。手にした「遺物」のボタンを入れ替えると、ガラスの「眼」が自分たちを向くようにして、装置の上へ置く。
「だから俺たちも、作ってみよう。『記録』」
「え?」
「そしたら古代人の心理とか、もっとよく判る気がするし」
さらりと言いながら、アルケミストはメディックの両肩から白衣を脱がせ、床に落とす。
メディックは一瞬茫然と、言われた言葉の意味を反芻した。無機質にこちらを見つめるガラスの「眼」と、画面にくねる女性の痴態を交互に見やり――
ぼっと耳まで朱に染まる。
「いや! やだよ、そんなの! し、信じらんないっ、私ぜったいやだ――……っん、あ……!」
インナーの内へと入って来た指先に、きゅっと胸元を掴まれて、メディックの声があっけなく途切れる。
アルケミストが薄く笑みつつ、下着の掛け金を外した。浮いた隙間から潜り込んだ指先が、ささやかな膨らみをこねるように揉み立て始める。
先に官能をかき立てられかけた身体は、そんな刺激だけでもう、敏感に反応してしまう。
「あ……、あっ、だ、だめっ、……っ!」
ぴんと先端を弾かれて、痛みとも快感ともつかない熱が、じわりと滲んで広がる。
わななく首筋を、唇が伝う。耳の後ろを、濡れた感触がぺろりと舐めた。
「ん、あっ……!」
「ここ、弱いよな、メディックちゃん……」
耳たぶを甘噛みしつつ、アルケミストは低く笑い続けている。かかる熱い息づかいに、メディックはぞくぞくと背筋を震わせた。
あたたかな快感が、全身を浸していく。まだ触れられてもいない下肢が、早くも熱をもち始めて、鈍く疼いた。
『――ああンッ、いいッ、きもちいいッ!』
頭上に響く、淫らな喘ぎ声。
のろのろとメディックは顔を上げた。快楽に潤みかけた瞳が、画面に蠢く白い肢体と、その下に置かれた「遺物」を捉える。
冷ややかなガラスの「眼」は揺るぎなく、こちらを見つめ続けていた。
観察されているようなその「視線」を前に、メディックは耐え切れず身をよじる。
「やだ……よ。あれ、とめて……」
「だめだって。記録止めちゃったら、ここでする意味、ないだろ……?」
「……ちが、うもん。アルケくん、ただ……あれ見て、煽られただけ、でしょ……」
頭上の画面に喘ぐ肢体を指して、メディックは涙目で彼を睨んだ。
アルケミストの手が、ぴたりと止まる。
「……何でそんなこと言う?」
「だって」
メディックは視線を下げた。つられて下を向いたアルケミストも、たちまちきまり悪げな表情になる。
彼女のもものすぐ下辺り、椅子に座った彼の股間は、一見して判るほどにはっきりと自己主張を起こしている。
またそのタイミングを見計らったように、画面の美女が大きく鳴いた。
『ああんッ! あんッ、あんッッ! きてェ、ああぁぁ、イックぅぅぅ!』
「……この『記録』出してから、もうずっとこんななんだもん」
ようやく呼吸を整えて、メディックがじっとりと言う。
アルケミストが唇を開きかけた。何か言おうとするのに先んじて、メディックはすかさずたたみかける。
「私が来るまで、ここでひとりでずうっと、こんな『記録』ばっかり見てたんでしょ?」
「……あー、まあ。だって見ないと、中に何が入ってるか判らないし――」
「それでひとりで、ずっと……我慢してたんでしょ?」
う、と声を詰まらせるアルケミスト。
メディックは彼の肩を掴むと、姿勢を立て直した。足を開いて彼の膝をまたぎ、ももの上に馬乗りになる。
そうして――隆起を見せる彼の股間、すぐ傍らにわざと手をついた。
アルケミストがごくりと息を呑む。行動の意味を問うように、メディックの顔を見上げてくる。
その耳元へ顔を寄せ、メディックはそっと囁きかけた。
「あのね――、『記録』、とらないなら……好きなだけ、しても……いい、よ」
真紅の瞳が、瞬いた。
決断するまでの一瞬、彼は恐ろしく逡巡したようだった。メディックの背にかけた指がひくりと動き、握りしめられ、また開かれる。
だがやがて諦めたように息を吐いて、アルケミストは「遺物」に手を伸ばした。穴空きの「鏡」が散らばる操作盤の上、ガラスの「眼」がそっぽを向くよう、逆向きに方向を変えて置き直す。
「アルケくん……!」
声を弾ませた瞬間、ぐいと背中を抱き寄せられた。かけられた手は遠慮なく、インナーを掴んでたくし上げる。
「泣いても、勘弁しないぞ?」
にんまり向けられた満面の笑みに、メディックの笑顔がたちまちひきつる。
――ちょっと煽り過ぎたかも知れない。
*
「……あぁあ……っ! やっ、んっ! あぅ、ああっ……んああぁ!」
青白い天井の下で、裸身がのけ反る。
衣服をすべて剥ぎ取られ、白い肌に汗の玉を浮かせて、メディックは椅子にかけた彼の上で、腰を揺らめかせていた。
大きく開かされた両のももが、彼の身体を挟んでひくひくと震え――その先端、それだけ脱ぎ忘れた靴下が、足首にたわんで残っている。
着座したままのアルケミストは、上下とも前だけを寛げた恰好。ボタンを外した間に覗く、裸の胸に掌をつき、メディックは懸命に身体を動かして彼に快楽を与え、また自分でも貪る。
ぐちゃぐちゃと響き渡る、濡れた音。沸き立つ沼をかき回す音。
べっとりと愛液に光るペニスが、熱にとろけた秘所を何度も何度も、出入りする。
「あぁぁ……、ふっ、あっ……ああっん!」
「……う、あ……、とけ、そ……」
悦楽の息を熱く吐いて、アルケミストが背を震わせる。突き上げたい衝動を堪えているのだろう、唇を噛んで、掴んだ彼女の腰をただ撫で回す。
ゆるゆるとした愛撫を受けながら、メディックは深く突き刺さる彼の熱い肉に、自らの襞を絡めて擦り付ける。
前へ、後ろへ。
上へ、下へ。
奥へ。もっと、奥へ――
「やっ、んっ! く、る! あっ……、また、う、んっ、あぁ!」
総身が震え上がるような絶頂。
彼の胸にかけた指が、がくがくとわなないた。きつく閉じられた瞼の端から、堪え切れぬ涙がこぼれる。
もう、自分でもよくわからない。
彼に与えているのか、与えられているのか、自分がしているのか、されているのか――
ただ勝手に、身体が動く。声がこぼれる。
「あぁぁ、ある、け、くんっ! あるけ、くぅん! んぁあっ、も、もう……!」
「……舌。出して」
いやいやと振り払う顔に、彼の指がかかる。
低く告げられた言葉に、何の考えもないまま従って、舌を伸ばすメディック。
アルケミストも舌を差し出し、彼女の舌に擦り合わせた。唇は触れずに、舌と舌だけを絡め、舐めあげ、音を立ててねぶらせる。
先端だけの鋭い刺激に、メディックの襟足がぞくぞくと震える。夢中になって応じ、彼の舌に舌を這わせる。
剥き出しの彼の胸に、ぼたぼたと唾液が滴って落ちた。
「んっ……ふ、んっ……む、うぁ……」
陶然と舌を蠢かせながら、腰は知らず揺らめいて、なおも快楽を追い続ける。
彼の右手が、背を伝って下りていく。ゆるやかに前後する彼女の尻を包み、びっしょりと一面を濡らす愛液を指に絡め取ると、そのまま後ろへ回る。
「ふぁ……んっく……、……ん、う!?」
びくっとメディックの目が開く。
彼の指が、慣れぬ場所を探っている。閉ざされた後ろの孔、その入口を、濡れた感触が円を描いてくすぐる。
感じたことのない、新たな感覚。ぞわりと背筋を何かが駆け上がった。
「やっ、あ……、そこ、ちが……っ……」
「だいじょうぶ……。あんま、奥……入れないから」
うわずった抗議の声は、答えにもならない言葉で、簡単にいなされた。
確かに無理に内部へ押し込まれることはなく、ただ執拗に入口だけを撫で回される。軽く押してかすかに指先を沈ませ、すぐに退く。
メディック自身が続けている前の動きとリズムを呼応させて、ゆるやかな刺激を繰り返す。
「や、だぁ……、それ、なん、か……やっ、あ……! あぁっ、ん!」
「……けど、きもちいい、だろ……?」
低く笑う彼の声も、官能に濡れて熱い。
指の動きは離れない。決して強くもないその刺激が、甘いわななきとなって前へと響き、膣がひくひくと収縮して、挿入されたペニスをしめあげる。
濡れて震える襞たちが、悦びの蜜を滴らせながら、硬い肉を包み、うねる。呑み込んだそのかたちさえ、はっきり感じ取れるほど――
「あ、あ、あぁあああ……!」
熱い。
擦り合う秘所が、嬲られる後孔が、耐え難い熱を生んで、全身を満たしていく。身を起こしているのもつらくて、目の前の身体に必死に縋りついた。
途端に、乳房をぱくりと噛まれた。
「あっ! ……や、あっ……だ、め! んぅう!」
小ぶりな乳房を、大きく開いた顎にまるまるとらえて。アルケミストは舌先で、その先端をぐりぐりと舐めあげる。
硬く尖った乳首を、なだらかな丘に押し込み、めり込ませて上から転がす。
ひう、と喉を鳴らして、メディックが震える。背をのけ反らせて逃れようとするが、アルケミストはすかさず腕を回し、逆に彼女の身体を引き寄せ、くわえた乳房をべたべたと舐め回した。
喉を反らせて、メディックは泣いた。
「やぁだぁ……、も、ゆる、してぇ……。あぁんっ、くぁああ! は、あぁ、んっ!」
ぐいと指がめり込み、後ろを穿つ。
同時に前を突き上げられた。深く挿入した先端を、内部へ擦りつける動き。
押し付けるように動く恥骨の下に、包皮を掲げて膨らんだクリトリスが挟まれる。愛液を絡めて、ぐちゃぐちゃとすり潰される。
既に飽和しかけた身体に、なお注がれる強烈な快楽。
びくん、びくんと、不規則に全身がはねあがる。頬をぼろぼろと涙が伝い、喘ぐ唇から落ちる唾液と共に、顎を滴った。
「……は、ぁ……、ぁあ……、はあぁ……」
「ああ……、す、げ……。これ、とっときたかったなぁ……」
虚ろに瞳を濁らせて、絶え絶えに呼吸を紡ぐメディック。
快楽に堕ち切ったその表情を仰ぎ見て、アルケミストが陶然と息をもらす。汗で貼りついた杏色の髪を掻いてやりつつ、諦めかねたように呟いた。
「すごい……やらしー顔、しちゃって……。自分で見て……みろ、って……。俺が、こうなるの……ぜったい、わかるから……なぁ?」
甘く囁くくせに、手は全く緩めてくれない。
後ろへ入れた指が引かれると思うや、前をずん、と突き上げられる。交互に繰り返される動きのたびに、息が止まり、視界が飛ぶ。
もはや姿勢を支えていることすらできなくなり、メディックはぐったりと彼にしなだれかかった。
汗みずくの額を、彼の首に擦りつける。そこもびっしょり汗に濡れ、漆黒の髪がよじれて貼りついていた。
はぁはぁと苦しい息を吐き出しながら――とぎれとぎれに、訴える。
「……れより、いま……の、わたし……みて、て……」
――映像に残る「記録」ではなく。
この瞬間の、現実を。
彼の腕が、彼女の背を抱き返す。
後孔を嬲っていた指が抜かれた。両腕が腰に回され、尻をしっかりと抱えられて――本格的な律動が開始される。
深く結ばれた箇所を、彼が更に深く貫き、貪る。叩きつけるような勢いで、最奥を抉っていく。
力の入らない身体を幾度も幾度もはねあげられ、メディックはなすすべもなく、彼の首にしがみついた。
「あぁ! やぁああ! んっ、ふぁ、んうっ! うあぁ、あう、あっ、うっ、ああぁ!」
なにももう、わからなくなって。
ただ突き上げる動きのひとつひとつに、喉が勝手に悲鳴をあげた。
猛烈な勢いで繰り返される呼吸と鼓動が、意思とはどこか遠いところで響く。
耳元ひどく近いところでも、同じような息づかいが弾けて、苦しげに呻きがこぼれていた。
「はぁ、ああ……っ、んっ、くあ……!」
「あぁ――あ! うぁ! あ! あぁ、んあぁぁぁ! あああぁぁぁ!!」
ずくん、と胎内がわなないた。
境目を失った熱と熱とのつながりの内に、更に熱い飛沫が噴き出し、弾ける。
真っ白な奔流。
その熱に呑まれて、悲鳴も忘れて、ひらいた唇に呼吸も途切れて。
世界が一瞬、完全に止まり――
「……ぁ……んぅ……は、ぁ……」
痙攣を繰り返しながら、堕ちていく。
遠のいた感覚のはるか向こうで、どくどくと流れ落ちる音が聞こえていた。
胎内に吐き出された欲望のそれと、頬を寄せた肌の下、脈打つ鼓動。
どちらも逃がさないように、メディックはしっかり脚を閉じ、腕を絡めて、彼の身体を抱きしめた。
*
「――いつの間に、こんなの……」
裸身に長衣だけかけた恰好で、連れて行かれた部屋のその一角を眺め――メディックは呆れた声をあげた。
壁に穴が切られ、そこから透明な水が流れ落ちている。金属製の机の引き出しを転用した洗面台や、『蛙のホホ皮』を繋ぎ合わせて作ったホースらしきものまで、しっかり備え付けられていた。
簡易とはいえ機能は揃ったシャワースペースを前に、アルケミストが胸を張る。
「地下24階の『泉』の水、壁破って引いて来た。途中で埃とか混じるから飲み水にはできないけど、身体洗うぐらいなら問題ないからさ」
「何ていうか……時々むちゃくちゃなことするよね、アルケくん……」
「文句あるなら、これ使わないでそのまま帰る?」
憮然と尋ねられ、慌ててメディックは首を横に振る。手渡されたホースを掲げると、ほどよく温められた湯が流れ出して来た。
湯温の調節も完璧な辺り、火炎の術式が得意の彼らしい。
長衣を脱ぎ、汗みずくの身体を流し始めたメディックに背を向け、アルケミストは壁の装置の方へ戻っていく。
ガラス窓に映し出されていた、はるか古代の恋人たちの「記録」も、いつの間にか終了していた。
沈黙した窓の前から、彼はガラスの「眼」をもつ「遺物」を拾い上げる。
「……ん?」
湯の心地よさに頬を緩めていたメディックは、ふと視線を感じて振り返る。
そして、そのまま固まった。
「なっ、アルケくん! 何とってるの!?」
アルケミストは「遺物」を抱え、ガラスの「眼」で彼女のさまを撮影し始めていたのだ。
憤然と睨まれてもどこ吹く風、ただわずかに唇に笑みを浮かべて、湯の下に晒された裸体をとらえ続けている。
「気にしないでいいからさ、ほら、続けて続けて」
「気にするよ! やめてってば、もう!」
「俺さ、動くものをとりたいんだよ。瓶だの壁だの、動かない相手はもうたくさんなんだ。だから頼むよ、な?」
「お湯浴びて服着たら、いっくらでもとっていいから! ね、ほんと、やめて!」
身体を両手で隠しながら、メディックは懸命に訴えるが、アルケミストの方も退く気は全くないらしい。しっかりと「遺物」を向けたまま、満面の笑みを浮かべている。
こんな楽しそうな顔、ついぞ見たことがない。
メディックはしばし彼を睨んでいたが、やがて大きくため息をついて背を向けた。ホースを掲げて再び湯を浴び始めた姿に彼が、おっ、と声を弾ませる。
一瞬、その呼吸を待って――
メディックはいきなり振り返ると、アルケミストに駆け寄った。意表をつかれて反応の遅れた彼の手から、すかさず「遺物」を奪い取る。
「没収っ!」
「あっ、ちょっ、待て! 勝手にいじるなよ、こらっ!」
アルケミストが慌てて取り返そうと手を伸ばす。メディックは身を屈めてかい潜りつつ、撮られた映像を何とか消去しようと、目についたボタンを押した。
途端。
『やぁだぁ……、も、ゆる、してぇ……。あぁんっ、くぁああ! は、あぁ、んっ!』
どこかで聞き覚えのある声と共に、歪んだ白っぽい映像が、ガラスの窓に浮かび上がった。
背後で手を伸ばしかけたアルケミストが、あ、と一声叫んだきり、顔を押さえて天を仰いだ。
メディックは凝然と、小さな窓の画像を見つめた。
映っている図像は、焦点のずれた視界のようにぼやけて判然とはしない。角度も悪く、画面の大半を占めているのは壁に設えられた大型の装置と――そこに立て掛けられた穴空きの「鏡」だけだ。
だがその「鏡」の上に、何かが映っている。ゆらゆらと蠢く白い「何か」が。
「……アルケ、くん……?」
地の底から響くような声で、メディックが問う。
視線を逸らせたまま、アルケミストがびくりと肩を震わせる。
わななく指に「遺物」を握り、メディックはゆっくりと繰り返した。
「ねえ、アルケくん。さっきさ、約束したよね? とらないならいいよって、はっきりそう言ったよね?」
「……えーと。それは、だな、その」
「約束したよね?」
言い訳を許さない迫力に、アルケミストはしばしむごむごと口を動かしていたが、やがて力なくうなだれた。
冷たく笑みをたたえて見返すメディックの手の中で――鏡の反射を利用して撮られた曖昧な画像の彼女が、切なげな声をあげて泣きじゃくる。
『あぁ! やぁああ! んっ、ふぁ、んうっ! うあぁ、あう、あっ、うっ、あぁ!』
気まずい沈黙の中、高らかに響く淫らな声。
メディックは「遺物」をアルケミストにつきつけて、命じた。
「……消して。全部」
「……はい」
とても名残惜しそうに唇を噛みしめながら、アルケミストは「遺物」を受け取り、すべてのデータを消去した。
*
――後日。
「ね、やっぱりヘンだよ。この『記録』の中の恋人さんたち……」
「ええ? ヘンって何が」
「だってどの記録見てても、画面に映るの女の人の顔だけで、男の人が全っ然映らないよ? ふたりの記録なのに、それって何か、おかしくない?」
メディックの指摘に、アルケミストは意表をつかれた顔で再生される古代の映像を見つめ――やがてぽつりと呟いた。
「……女の子の方にばっか目が行ってたから、気づかなかった……」
あまりにも本音すぎた一言に、今度こそ彼の脳天に怒りの『ヘヴィストライク』が降り落ちたことは、言うまでもない。
以上です。
プロジェクト・ユグドラシル研究員の夜勤のお供だった秘蔵コレクション、数千年後に発掘されるの巻。
五層の何がオイシイって、電源・システム関連がまだ生きてるところ。
エレベーターがスイッチひとつで起動する辺り、状態はかなり保たれているはず。
もっといろいろいけるアイテムも残ってると思うんだ。
場所は地下25階。B1〜C2の辺りに広がる8マスの部屋。
ゲーム上は何もない空間だけど、やけに広いスペースはきっとコントロールルームか何かと妄想。
そして、あそこまで実際にメディックが『獣避けの金鈴』でたどり着けるか、
実際に実験してみた自分やっぱりオワタ\(^o^)/
(レベル70最強装備で、1ターン目に『医術』かけて逃げ続ければ、充分可能だった)
遠い未来のヒトタチに秘蔵のエロ物件が見つかって
研究の名の下に日夜鑑賞されると思うと拙者の愚息はもう…もうッ!
アルケ×メディの人はいつもながらGJなモノを書きなさるわ…
世界樹のラブエロを追いかけていて とんでもないスレを見つけてしまった。
どうしよう。(CV.納谷悟朗)
>618-623
自身が書いた者に反応があると嬉しいですな。
続きは時間がある時にでも書かせていただきますが、
カスメ続きか、メディ子のお薬実験室か、どっちがいいでしょうか?
ちなみにカスメはこの後どうなるか、ほとんど決まってない。
カ、カ、カメ子の続きを・・・し、幸せに・・・
何と言う良スレ、早速お気に入り登録だ
途中鬼畜エロ満載はステキだが、やっぱ最後は幸せになって欲しいかな
色々とあったのを見てるからカスメ子とソド男に妙な愛着がw
つ、つまり俺たちのこのスレが遠い未来に発見されて、それをきっかけに……
うおお、時間警察に逮捕されそうじゃぜー!
ところで、そろそろ新スレの季節かにゃー?
>>633 GJ!!!
相変わらず文章が上手い
続きも期待してます!
>>633 ググググググGJ!!
毎度毎度、あなたのアルケ×メディには萌えさせられっぱなしです
本当にご馳走様でした
あんたの汚い手が盗んだモンなんて返して欲しくないわよ!
だから…ずっと持ってなさいよねソレ
わ、私の心…
>>633 いつも思いますが、上手いなぁ
リアルというか、世界を生かしてるというか、なんというか………見習いたいです
そこはやはり、地道な場所探しと検証の成果なんでしょうね
惜しみないGJと尊敬の念を捧げます!
>>646 >地道な場所探しと検証の成果
……というとえらくカッコいいけど、実態は、ただ一人でにやにやしながらプレイしてる
やばい妄想野郎でしかない罠……。
さて、このスレも残り10KBちょいか。
何して埋めるかねー。
埋め
昨日だったか、まとめサイトのトップに投稿されてたスパム投稿の、
「巨乳なんたら」いうの見て、「ダハ姉かなメディ姉かな、金鹿かもーーー」と
すげえワクワクしてクリックしたのは俺だけでいい
ラーブミステリィ−♪
マッシィンロ(ry
651 :
埋めネタ:2007/05/30(水) 00:19:21 ID:lsWSnw9w
「あれ、どうした?凄い浮かれてるが」
「へっへっへ、分かる?」
「そりゃそんだけニヤニヤしてりゃ誰でも分かるだろ。何かいい事でもあったか?」
「いやー、迷宮の中で凄い可愛い女の子に会ってなー」
「ほー。別のギルドの冒険者?」
「いや、冒険者じゃないみたいなんだけどさ」
「まぁ、普通の人が材料収集に入るってクエストでも良く聞くし」
「その子がもう本当に可愛くてさ、会った瞬間にバチッと来たね。バチッと」
「少女マンガみたいな展開だな」
「もう一目見ただけで頭がボーっとしちゃってさ。運命の出会いって奴?」
「お前がそこまでいれこむって凄いな…」
「しかもアレなんだよ、その子も積極的でさー。
熱い想いをぶつけて来たり体をまさぐってきたり、キスまでしてくれちゃったんだぜ?」
「おー、脈アリどころの話じゃないじゃん。それでそれで?」
「んー、…良く分からないんだが、どうも何かあったらしくてさ。
ふいっと何処かに行っちゃったんだよね」
「嫌われた?…にしてはキスまでされてるしなぁ」
「でも、最後のあの笑顔。アレは絶対に脈アリだね。
あんまり綺麗なんで思わず動けなくなったもん」
「そんなに綺麗な子なのか。俺も一度見てみたいな」
「絶対に譲らんぞ」
「いや、お前と喧嘩すると勝ち目ないし」
「迷宮潜ったらまた会えるかな…?」
「ま、そんなに気になるならこれから潜るか?」
「うし、あの子の笑顔を目指して今日も頑張るぞ!」
「…普段もそのぐらいやる気になってくれると楽なんだけどな…」
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「あれ、どうしたの?不思議な顔して」
「んー、分かる?」
「それだけ妙な顔をしてれば誰でも分かるって。何かあったの?」
「いや、迷宮の中で変な人に会ったのよね」
「ふーん。冒険者?」
「うん、冒険者っぽい。でも一人で歩いてたんだよね…」
「まぁ、たまに一人で来る冒険者も見かけるけど」
「そいつが本当に変でさ。いきなりライトニングを打ち込んだのに平然としてるの」
「お、さすがの不意打ちだねー」
「綺麗に決まったから頭を封じられたと思うんだけど。でも平然としてたのよね…」
「そこまで丈夫なのって凄いね。それで?」
「それからフレイムサイ、テンタクルルート、ヴァンパイアキッスって
片っ端から試したのに逆に嬉しそうにしてるんだよね」
「フルコースじゃん。それでも平気だったの?」
「うん。だから一旦引こうと思ってフロストスマイルやってから逃げたんだけど」
「変な冒険者だねー」
「うん、あんな冒険者見たこと無かったからさ」
「…おやおや?もしかしてちょっと気になっちゃったりしてる?」
「へっ!?いや、その、何で?」
「だってー、普段から『一人で寂しい』とか『受け止めて欲しい』とか言ってたしー。
その人って全部受け止めてくれちゃったんでしょ?」
「…それは、そう、なんだけどさ…」
「あ、もしかして種族の違いとか気にしてる?
それなら大丈夫よー、下層の三竜だって冒険者の虜になったって話だしー」
「えーっ?ウソでしょ?」
「まぁ噂だけどさ。そんなご時世なんだから大丈夫だって!」
「…んー、じゃあ、ちょっとだけ。ちょっとだけ探しに行ってみようかな…」
「頑張れ頑張れーw」
その後、色々あって色々あったりするらしいが、それはまた別の機会に。
ソド男可愛い金髪(ここ重要)バードと2人で迷宮にもぐってちょっぴりムフフで滾る熱血バトル
そして告白
「ボク・・男だよ?」
NOOOOOOOOOOOOOOOO
こんなかわいい子が女の子なはずがない!
男でも良い!
>>651 ちょwww
アルルーナたんからフルコースくらって、無事かつ誤解ってどんだけタフwwww
>>653みたいな下らないのって誰が言い出したんだろうな
全然笑えないしホモを強要してるみたいで相当印象悪い
ツンデレですよ
ウホッ アッーーーー くそみそ
662 :
埋めネタ 2:2007/06/01(金) 00:07:50 ID:5O5bVf2e
【蟻酸】
アリから見つかったから蟻酸。安直にも程があるよね。
B12F、地図で言うと左下の辺り。
延々とFoEと戦っていた訳だが…
「…くっ、不覚…」
そう言っているパラ子は冷静を努めようとしているが頬が赤い。
「あ、その、見ないで…」
ロリメディ子は普通に恥ずかしそうだ。
「くそっ、こら、見るな!」
自慢の縦ロールも台無しなダク子。
「………」
…相変わらずのメガネケミ子。
事は少し前に遡る。
アリを避けつつハイガードアントに戦いを挑んだ訳だが、
次々と増援がやってきてしまい。
「きゃっ、ネバネバする…」
「気にするな、足が取られるだけだ!」
まぁ少量ならそんなもんだが。
残念ながら今回は大量に浴びてしまった訳で。
計26発。
ねばねばした蟻酸を浴びまくっておりました。
で、今に繋がる。
「…ひゃっ、鎧の繋ぎ目が!」
「あうぅ、服が…」
そう。腐っても蟻「酸」である。
溶けるのだ。…その、アレが。
「んうっ、このっ、このっ!」
「…………」
しかも何故かトリモチ並の粘着力になっている。
普段縛ってる側のダク子は凄まじいうろたえっぷりだ。
貴方は華麗に助け出して好感度を上げてもいいし、
このまま無理矢理押し倒してもいい。
電車の中で蟻道場をやってたら受信した電波。
今は反省している。
そう、溶けるわけだ。ナニが。
粘膜だからゼッテー痛ェー。
蟻酸で速度が下がるってことは、やっぱネバネバするもんなのか
それとも服やら何やらが溶けちゃう→体隠したまま身動きできなーい!なのか……
なんだこれは?蟻の体液か?・・・さ、酸だー!!
エロの無い短いSSなんだけど、
B4Fに投下してもいいか悩んでるんだ。
どっかエロ無しSS投下する場所あるなら
そっちに行くんで教えて貰えると助かります。
あと、この板での投下初めてなんで、
行制限や、一レスの文字制限なんかあるんなら
ご教授お願いします。
内容はVSゴーレム戦で、萌えより燃えなネタなんで
本気で投下場所に困ってるorz
キャラ萌えスレ蟻でいいと思うよ。個人的に燃え歓迎。
短いなら避難所行く必要もないだろうし、
ここでしたような前置きをして書きなされ。
672 :
669:2007/06/05(火) 16:01:39 ID:uEv5z6Ze
>>670-671 レスありがとうございます。
勢いで書いたんで、仕事終わったらキャラ萌え蟻投下しようと思う。
それまでは合間見て推敲しておく。
>>667 割と本気で悩んだが、ネバネバはウーズやクモの糸があるので、
ここは「溶ける」で
「いやあぁぁ!! 服溶かしちゃだめぇぇ!! こないでぇぇぇ!!
土けむりで前見えないのぉぉ!! なんか、なんかさわってるうぅぅ!!
ああぁぁぁぁ!!!! 卵産んじゃらめえぇぇぇぇ!!!!」
すみません、こっちのスレがまだ残ってたんですね
早朝のナチュラルハイに任せてぶち込んでしまいました
蟻酸は溶けて欲しいところ
当然、同じく服が溶けて下半身ぶらぶらしつつも…
押し倒されるとおびえるメディ子を華麗に助け出そうとして
「蟻の増援!?くそっこんな時に…まて、そこは卵産んで良い場所じゃアッー!!」
>>674 ちょwwww
B4Fの4連結もワラタ(そして何気にエロい)し、このシリーズなんか味があっていいなw
>>673 ウーズはヌルベタ、溶けのどっちもイケるな・・・・・・・・・なんという素敵生物
>>677 しかも最弱のやつでも睡眠、次点は毒と、特殊技能まで持ってやがる!
世界樹の敵は四層の奴らを除くと、ケモノ・ムシ系しかない訳だが、
触手・縛り(クモ)・産卵(アリ)と、ひととおり揃ってるところはさすがだ……
ラスボスと裏ラスボスもしっかり触手(っぽいもの)持ちだしな!!
記念すべきエロパロスレ一作目もウーズの陵辱モノだったからな。
何より殆どのプレイヤーが初遭遇時警戒して様子見したら状態異常でフルボッコにされてるだろうし
・・・・・・・・・たまには、原点回帰も大切だよな?な?
原点回帰……モグラや毒てふてふがお望みか?