蹴りたい背中でエロパロ

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1名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 23:53:06 ID:t1Mz/oUZ
ハツ×にな川が萌えてたまらんのだが
いまだ見たことがない。
2名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 23:56:56 ID:KG20ZfDZ
これは新しい
3名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 01:34:37 ID:psArg3b9
いいな
4ハツ×にな川:2007/03/14(水) 20:46:44 ID:zXTnO0E+
1です。
誰も書いてくれなさそうだから自分で書いてみたw

−−−ドスッ

気がつけば、私は彼の背中に上履きの薄黒い足跡をつけていた。
白いワイシャツには、この汚らしい砂と埃の混じった色がはっきりと映える。

9月、にな川の上靴と数学の教科書が無くなった。
2つとも、次の日に男子トイレの便器の中から発見された。犯人はいまだ不明。
退屈が退屈を呼び、ついに私が密かに恐れていたいじめが始まったのだった。
ターゲットが私で無くてよかったという安心感と同時に、
にな川が私以外の人物に蹴られているのを見ると、胸がつまった。
つんと、アンモニアの刺激臭が鼻にきたときの、あの何とも言えない不快な感覚。

<にな川の背中を蹴っていいのは私だけだ。
にな川の丸まった背中は私のものだ。
にな川は私のもの。
他の人間なんかに渡さない。>
5ハツ×にな川:2007/03/14(水) 20:47:36 ID:zXTnO0E+
「友達もいないくせに、よく生きていられるよね。」

彼の背中を蹴った後、私はこう一言低い声で呟いた。
クラスはシーンと静まりかえっている。
まるで世界の終わりを予言されたかのような空気の中で、私はにな川の黒くて重い髪を、ぐっと掴んだ。
いつも存在感を消してひっそりと生きている私が、今は動物園のライオンのような威圧感をもっているようだった。
きっと小さい子が見たら、恐くて泣いてしまう。

「は・・長谷川さ・・ん?」
驚いたにな川はかすれた声を出した。まさか私がこんなことをするとは夢にも思っていなかったからだろう。
「オリチャン、オリチャンてさ、いい年してキモチワルイよ。
あんたみたいなどうしようもないオタクは生きていても意味ない!」
これは嫉妬だ。私のどうしようもない嫉妬。
いつもは死んでいるような彼の瞳が大きく見開かれていた。
何かを言いたそうだけど、声が出ていない。パクパクと鯉のように口を動かすにな川。
そんな彼を見ていると、胸がギュッと締めつけられた。
そして気がつくと、私は彼の顔を右足で踏みつけていた。
何度も何度も踏みつけた。左右に靴をスライドさせた。
彼の顔は砂と埃でまみれ、この時が早く終わるようにと願っているのか、ギュッと体を小さく曲げて目を固くつぶっていた。

<誰も信じられなくなって、壊れてしまえばいい。私を見ないにな川なんていらない。>
6ハツ×にな川:2007/03/14(水) 20:48:20 ID:zXTnO0E+
一体どのくらい時間がたったのか。私の顔からは汗が吹き出していた。
にな川の体中を蹴ってやった。腕、肩、お腹、太股、足・・・
彼の背中は汗でべったりだった。にな川が震えていた。
私はその姿に満足して、彼の股間を上履きのつま先でおもいっきり蹴り上げた。

「うっ」

彼は低い声を出し、股間を自分の両手で押さえた。
その茶色い制服のズボンにおかしな変化があった。
手で押さえている股間部分の周辺が黒く染まっていたのだった。



コレハナニ?




「ハツ、ハツ!!・・・やめなよ!お願いやめて。やめ・・」

横で親友の絹代が涙ながらに、私をとめようとしているのに気づいた。
まるで、世界には私とにな川しかいないような錯覚に陥っていた私には、周りの状況が見えていなかったらしい。

そう、ここは私の教室。今は昼休み。
教室には20人ほどの人間がいた。
きっと、このことは一挙に広まるだろう。尾ひれをつけた噂はとどまることを知らないと私は知っている。
血の気が引いた。

これからどうなるのだろう。私とにな川は。

<END>
7名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 16:18:28 ID:1zTZ+RGb
先がきになる!GJ!

ついでにスレ違いだけど
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エロパロもみてみたいw
8名無しさん@ピンキー
超GJ!!
ドMにな川(*´Д`)ハァハァ