アカイイト エロ総合スレ 〜第二章〜

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1名無しさん@ピンキー
人と妖とをつなぐ少女の血―――
           運命の糸車に紡がれるのは、呪縛か、絆か。

機種:PlayStation 2
ジャンル:和風伝奇アドベンチャー
発売日:2004年10月21日
価格:7,140円(税込)
対象年齢:15歳以上( http://www.cero.gr.jp/rating.html
同梱物: 「アカイイト」アンソロジーコミック

廉価版:「SuperLite 2000 アドベンチャー アカイイト」 2005年10月27日発売 価格2,100円(税込)
リバーシブルジャケット仕様

■公式(体験版、原作webノベル、「いつかのひかり」「ひととせのひとひら」「髪長姫」あり)
http://www.success-corp.co.jp/software/ps2/akaiito/index.html
■サクセス商店・月刊サクセス商店かわら版
http://www.success-corp.co.jp/tuhan/index.shtml
http://www.success-corp.co.jp/tuhan/kawara/top.html

Playstation2用ゲーム、「アカイイト」のエロ総合スレです。
2名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 03:43:22 ID:qhlR+4MV
ここでは「21歳以上を対象とした作品」、またエロ目当てではなくとも
内容上そういった描写を含まざるをえない作品の投稿を常時受け付けるスレとします。
もちろん本スレではしづらい、大っぴらはエロ妄想話など大人の雑談スレとしてもご活用下さい。

桂ちゃん(*´Д`)ハァハァ/lア/lア/ヽァ
3名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 03:54:01 ID:qhlR+4MV
大幅に遅れましたがスレ立てました
とりあえず保守代わりにツヅウヅで無理やりです
NGワードとしてメール欄に「tsuduudu」と入れておきますので、苦手な方はスルーお願いします
4名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 03:55:20 ID:qhlR+4MV
「お腹が空くんですよ」
「……?」
 突然の上司の一言に千羽烏月は首を傾げた。
 鬼切りの仕事の報告を上司――若杉葛に行ったのだが、それまでの話など興味ないといった様子で葛は烏月に向けて言った。
 適当に相槌でも打つべきかと烏月が考えていると葛は続けてくる。
「ですから、烏月さんの血を頂こうと思うんです」
「葛様?」
 先ほど以上に突拍子のない葛の発言にさすがの烏月も驚きの声を上げずにはいられなかったが、葛は応えることなく執務椅子から立って烏月に近づいていく。
「この身長差ではいかんともし難いですね」
「葛様……なっ!?」
 困惑する烏月が、彼女を見上げる葛の瞳が赤く染まっていることに気付いたときには遅かった。
 葛の耳は狐のそれに変わり、スカートの裾からは尻尾がちらつく。
「こちらのソファーに行ってもらいましょうか」
「はい……」
 一言主神の力を行使できる姿となった葛の言霊に操られ、言われたソファーへと腰掛けさせられる。
「意外と素直ですね。それなりに自由は残しておいたのですけど」
「それが主命とあれば」
 葛が言うように口は自由に回るし、身体もある程度――この場から立つこと以外――は動かせる。
 とはいえ、鬼切りの頭の命は絶対だ。
 血を吸われることに若干の不安はあるが、相手は信頼できる上司であるし、こんな暗示など使われなくとも血を差し出す覚悟は烏月にはあった。
「結構な心がけです。ですが、それだと少々面白味に欠けるのですよ」
 首に腕を回し、すがりつく格好で葛は烏月の顔を覗き込み、肉食動物を思わせる獰猛さを内に秘めた笑みを浮かべる。
「それはいったい――んんっ!?」
 ただならない様子の葛に烏月は問いかけようとするも、葛の片手が制服の上から烏月の胸をさすり、不意の嬌声に遮られる。
「可愛らしい声ですねえ、もっと聞かせてください」
「葛、さま……ふぁ、んっ、何を……!?」
 さする手つきを強めていき、指を使って揉み始めると胸の形が崩れるのが制服を着ていてもわかるようになる。
5名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 03:57:16 ID:qhlR+4MV
「言ったでしょう? 普通に吸っても面白くないと」
「ですが、いくらなんでもこれは、んっ……ふぅ……」
 今度は葛の唇に阻まれた。
「ちゅ……ん、ぺろ……」
 瞼を閉じて口付け、きゅっと閉じられた烏月の唇を舌先で舐め上げる。
 その間、巧みにネクタイを外し、制服の上着を肌蹴ていく。
「ファーストキス……ということはないですよね。最近、桂おねーさんと仲がよろしいみたいですから」
「な……!」
 唇を離し、表情が驚愕の色に染まる烏月。
「その反応は肯定と受け取っておきましょうか。この後も桂おねーさんと会う約束みたいですしね」
「……っ!!」
 プライベートまで調べられていることに思わず烏月は葛を睨みつけるが、それ以上のことができないのは鬼切りの頭が相手だからか暗示のせいだからか。
「まあ、そう時間は取らせませんからご安心を。さっさと進めましょう」
 烏月のわずかな反抗を意に介さず、葛は視線を肌蹴てブラジャーが見える胸元に移す。
「制服もですけど、ずいぶんと窮屈そうなんですよね……ほら、こんなにたわわじゃないですか」
「や……はぁ、んっ……」
 余り飾り気のない白いブラジャーを上にずらされ、双丘が葛の眼前に晒される。
 加えて、乳房の輪郭を指先で撫でられると、烏月は羞恥心から顔を真っ赤に染め、現実から目を背けるように瞼を閉じる。
「ちゃんと大きさに合ったものを着けないと駄目ですよ、烏月さん。今からわたしがサイズを調べ、見繕ってあげましょう」
 両の乳房にそれぞれ手のひらを添え、ゆっくりと力をかけて指を食い込ませていく。
「あ……くぅ……」
 湧き出る快感から大きな声が零れそうになるのを烏月は奥歯を噛み締めて耐える。
「我慢しなくてもいいんですよ。どうせ外には聞こえませんから」
 小さな葛の手のひらでは烏月の胸は言葉通り手に余り、ぺたぺたと触れる個所を忙しなく変えながら愛撫していった。
「く……んっ……」
 烏月はソファーの表面を握り締めて快感に抗い、表に出さないように努めるが理性ではどうしようもない部分が反応を見せだした。
6名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 03:58:03 ID:qhlR+4MV
「感じているんですね〜先端が立ってきましたよ」
「ふあぁ……んんっ!」
 目ざとく胸の頂上が固さを増し存在を主張しだしてきたのを葛は見つけ、指先で摘み上げると、烏月の身体に今まで以上の快感の刺激が走り、口元が緩んで声が出てしまう。
「滑らせたほうがいいですかね。ん、ふ……」
 恐る恐る現状を確認しようと烏月が瞼を開くと、乳首に吸い付く葛と目が合い、気恥ずかしさが募る。
 そして自らの行為を見せ付けるかのように葛は一度口を離し、舌を出して胸の先端を下から上へと舐めていく。
「あぅ……ふぁ……んっ……」
 繰り返し舐め上げるたび烏月が身体を震わせその胸が揺れると葛は満足げに微笑み、たった今まで舐めていた場所を先ほどより強く指で挟んだ。
 唾液で濡れ、よりぷっくりと赤く膨れてきた胸の先端を引っ張り上げながら指先で摘んで潰しスライドさせる。
「んんっ……いぁ……」
 敏感な性感帯から強烈な快感が湧き上がってくるのに対し、烏月は呼吸を整え気力を振り絞り再び目を閉じて抗おうとする。
 しかし、単純な痛みとは異なる慣れない感覚に、抑えきれずくぐもった嬌声が漏れ、表情も全く余裕がなくなり快楽で彩られていく。
「さて、そろそろ頂きましょうか」
 そう言って、乳房を鷲づかみにして固定し、盛り上がった皮膚に葛は犬歯を突き立てた。 
「っ――あっ!」
 肌を破る痛みが貫く。
 こういう痛みのほうがわかりやすくていい――などと思ってしまう自分は異常なのだろうかと烏月は考えるが、葛の次の行為にすぐさま霧散させられる。
「れろ……ちゅ、ん……」
 母乳を搾り出すようにして乳房をゆっくりと圧迫し、葛は血を啜り出す。
 傷痕が熱い。
 血が身体から流れ出ることなど烏月にとっては何度も経験したことであるが、それを啜られることは初めてであった。
 触れた唇が痛みを緩和したと思うと、血を無理に吸い上げられ傷口が疼く。
 胸という位置の影響もあるが、この強弱が快感を喚起し、烏月は葛との吸血行為に蕩け酔っていく。
7名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 03:59:17 ID:qhlR+4MV
「さすが千羽の血です。美味しいですよ、烏月さん。こうしたら……もっと美味しくなるでしょうね」
 にやりと笑い、葛は血の流出を促していた手をさらに深く乳房に食い込ませる。
「くあぁ……んんっ、つ……葛……さま……ふあぁぁっ」
「ん……く、んっ……」
 再び血を啜りながら、葛は烏月のもう片方の乳房を揉みしだき乳首を執拗に擦り上げる。
「あふぅ、ん……あ……ひあぁ、んんっ……」
 快感と痛みの刺激に打たれるたび、烏月は身をくねらせ息を乱して吐く。
 葛は搾り出した血に吸い付き、舌を這わして体内に取り入れ、胸への愛撫も混ぜて烏月の性感を高めていき、
「つあぁっ、んんんっ!!」
 爪を鋭く乳首に突きたてると、それがとどめとなり、天を仰ぎびくびくと身体を震わせ烏月は絶頂を迎えた。
「達しましたか。やはり、追い詰められたときの血は格別ですね」
 傷口から唇を離し、葛はぐったりと力なくソファーに深く腰を埋める烏月の顔を覗き込む。
 達したばかりで返す余裕のない烏月は満足げな葛の表情を見て、このような仕打ちを受けながらも、とにかく心の中で安堵した。
 これで終わると。
 そんな烏月の思いに気付いてか、葛は唇に付着した血を舌舐めずりして拭い、嘲笑うかのように語りかける。
「ですから、もっと追い詰められたらそれはもう極上の味に……」
「あ、ふぁ……!?」
 烏月がその言葉を理解する前に、葛はその手を彼女の制服のスカートの中へ伸ばした。
8名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 04:04:31 ID:qhlR+4MV
NGワード入れ損ねました……orz
申し訳ありません


そして本文ですが見ての通り力尽きました
すみません
続きは近いうちに……
改行も見づらいので工夫します
9名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 06:34:53 ID:bSf1f9bJ
ぐっじょぶ!
ツヅウヅは意外と新鮮でした。
続き待ってます
10名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 07:20:22 ID:PumdGkKm
>>1
乙花
11名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 12:04:50 ID:oiI2jhoK
僕は今、本当に腹を立てているんだよ
12名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 13:04:06 ID:Xf0CusU6
>>11
葛様を取られたことに、か?
13名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 18:19:30 ID:WKU2QOT3
>>8
GJ!続きwktkしてます
14名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 23:16:15 ID:uEn/YRvu
>>1乙、>>3も乙
15名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 23:52:36 ID:LDzzBRwE
>>1乙ざぁーっした!

一応アオイシロSSの投下予定地でもあるのかな
16名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 06:07:13 ID:qJtwdY5N
保守
17名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 10:26:13 ID:bX2K7k3J
同じく保守
18名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 02:13:35 ID:WriMrki/
誰かー
19名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 00:10:11 ID:HIJ8rRhg
すまん、頼むからどちらか選んでくれ

リンヨウ
ミカノゾ
20名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 00:21:01 ID:IdzxiLgd
リンヨウに一票!
21名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 00:52:11 ID:vcSiRHTo
先生ミカノゾでお願いします。
俺も今度何か書くから。
22名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 01:27:13 ID:Z5HBU/Wt
ronnyou
23名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 01:37:42 ID:r2cUnaLE
Kちゃんはー?
24名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 02:05:08 ID:9PgHOLLC
ミカノゾ!
25名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 02:09:55 ID:HIJ8rRhg
ごめん、ラフだけどできちゃった。
糞携帯スマソ
ttp://imepita.jp/20070319/075170

陽子ちゃん描くの難しいorz
26名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 02:29:41 ID:Wz3i2t3E
神じゃあ!
27名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 02:31:01 ID:NG3O6WeT
イイ!・・・んだけど
なんか絞め殺そうとしてるように見えたw
28名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 00:23:38 ID:eXEZs/KI
>>25
絵うまいやつは尊敬するわww
29名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 01:11:25 ID:D/+PB7AZ
>>25
貴方のおかげで一年は保ちます
30名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 08:30:57 ID:9oPHOIU/
>25
これはいい強姦シーンw
31名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 08:59:37 ID:ZTMc0MlN
>>25
うーん、やっぱり陽子ちゃんがなんか変だな
アレだ、顔の角度と長さのバランスがおかしいんだ

最近、仕事以外では書いて(描いて)なかったから
俺もどちらかうpろうかな〜
32名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 09:12:51 ID:a+8dPGti
>>31
んな細かいことキニシナイ!
普通にうまエロいじゃないか

ということで31もがんばれ。超がんばれ
33名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 23:21:58 ID:WG5LTibB
>>25
GJすぎる・・・

そして>>31に期待。
34名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 18:07:12 ID:TOfre1xa
>>25
あなたがイヅナサクヤなども描いた神か
さりげに陽子ちゃんの手がw
35名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 21:12:56 ID:0I8aV6G+
>>34
降魔霊符伝サクヤか。お前よく覚えてたなw

というか>>25ってもしやカルピス桂ちゃんのひと?
36名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 23:33:52 ID:sGnv1Qh2
>>25は、
納豆桂ちゃん描いてた人だと思うw
37名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 03:11:46 ID:KoVh7rkN
納豆桂ちゃんか。思い出した
そして唐突に妄想が浮かび上がった。

烏月「いくよ、桂さん・・・口を開けて・・・」
桂「あ・・・ん」

ぱくっ
もぐ、もぐ・・・

烏月(ああ、桂さんの唇から箸まで・・こんなにも長く糸をひいて・・・。)
「桂さん、もっとしっかり・・・よく噛んで、納豆の旨みを舌全体で味わって・・・」
桂「・・ふぁあ、納豆すごいよ、美味しいよぉ・・・。
どろどろの納豆菌が口の中にまとわりついて、ネバネバして・・・。
んくっ、こくっ・・喉に引っかかっちゃうよ・・・」
烏月「桂さん・・口、開けて見せて・・・」
桂「んぁ・・・」
烏月「すごいよ、桂さん・・。舌先から喉奥まで、納豆のネバネバがいやらしく濡れ光っている・・・」
烏月(ああ、なんて綺麗なんだろう・・・。桂さんの口内のネバネバを、私の舌ですべて舐めとってあげたい・・・)
桂さん「はぁ、はぁ、ふやぁ・・・。・・・納豆、大好きぃ・・・」
烏月「ふふっ・・桂さんは、納豆を食べる姿も愛らしいね・・・」
38名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 20:57:20 ID:JUgYAplD
おまいの妄想GJすぐる
39名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 23:30:44 ID:7Fiz+w+j
>>37
GJすぎる。
40名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 21:51:34 ID:O4jzXdAw
うpるからって保守ageまでしてごめんね
41名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:38:06 ID:/0aeQ36D
リンヨウソフトえち
ttp://imepita.jp/20070324/859420
画像が倒れてるんで見にくいかも
42名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:43:13 ID:EmiRBbQ8
>>41
嘘つき!!
43名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:46:29 ID:4TzzR+wM
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi81625.jpg.html

なんか、誰だかわからなくなってしまったけど、
SSを待ちながらうp。
44名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 02:13:04 ID:n+sXQgEs
>>41
本スレに誤爆乙w

>>43
うぉぉぉなんだこの色っぽい桂ちゃんは!

サクヤさんと2人揃ったら凶悪すぎる(*´Д`)
45名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 04:06:47 ID:xjacCcX6
>>41やべえ最高
46名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 14:16:58 ID:k9CJwynw
リンヨウと聞いて本スレより来ました

できれば>>25の再うpを…orz
47名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 19:38:02 ID:fgF33GZc
保管庫にあるんじゃね?
いま携帯だから確認できないけど
48名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 09:08:21 ID:l7A695OE
>>46
ほかんこにあるよ。15禁で済まない気がするけど

これまでにうpしたのは確か
降魔霊符伝サクヤ
納豆桂ちゃん
本スレの呪いにかかった桂ちゃん
お着替え桂ちゃん&出歯亀柚明さん
かな。相変わらず携帯スマソだけど…
4946:2007/03/27(火) 00:35:31 ID:/w2wiBfz
>>47
ありがとう、見てなかったです
>>48
頂きました。
桂ちゃんは日本一納豆の似合う女の子で(鬼切り
50名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 11:44:53 ID:RTBIz7zO
ヨウケイとユメハク(白花はショタor女装)どっちがいい?
51名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 12:56:59 ID:tzWvVvOG
ヨウケイ! 養鶏!
52名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 14:22:08 ID:i5ZgnQtY
たまにはハクカちゃんにも愛の手を・・・ね?
53名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 16:24:25 ID:O+OPOLoV
と言われても、主×白花とか明良×白花とかしか浮かんでこねぇ
54名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 18:10:52 ID:osSKKHDy
じゃあ白花ちゃんを女体化して…
って桂ちゃんになっちゃうからダメか。はは(ry
55名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 22:26:38 ID:j8sG1ep8
秋×白だれかお願いします
56名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:22:41 ID:prhMZDnz
白×桂の兄妹愛の物語をお願いします
57名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 01:00:44 ID:8H9WUKG7
イヅナコスサクヤさん、見れないのってもしかして俺だけ?

納豆桂ちゃんは見れるのに、サクヤさんだけ見れないのがなんか悔しい…
58名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 13:19:11 ID:+hdtRmfg
心の目で見ろ
59名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 00:35:57 ID:gK96NDNQ
やっぱり過疎は免れないかぁ…
ネタはあるのに、妄想があまりにもありえない方向に向かってしまってorz
60名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 23:33:29 ID:PgOrFxzb
おまえら!第二章の灯を絶やすんじゃないのだから桂ちゃんから離れなさい!
61名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 11:38:28 ID:DZssnSDr
いやさ、ネタはあるんだが書く時間がない
いざ書いたとしても特殊過ぎて普通の人には受けつけないだろうし
62名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 23:16:40 ID:D2mJL4Cc
ここには普通の逸般人しかいないから大丈夫だ。
ちなみにどんなネタ?
63名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 02:04:08 ID:k1Xx1t3d
突然だけど、お小水ユメイさんやめてもいいですか
いやあまりにも白濁液すぎるもので

>>61
百合れずなら万事おk
64名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 03:13:05 ID:nDKZZnlQ
ネタ……基本的な俺の特殊さ加減を例えるなら
分かる人なら分かるが栗スレ住人レベル
あるいは川上信者レベルだからな……

とりあえず時間があったら陽子ちゃん受けでなんか適当に書くわ
65名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 08:04:36 ID:1CtxrV0e
大丈夫、アカイイトのキャラクターの絵なら全部受け入れる(除くハクカちゃん
66名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 21:38:50 ID:fWzqABW2
くちゅくちゅと言う音とともに、桂の淫らな声が室内に響き渡る。
「あっ、やぁ、ノゾミ…ちゃ、ん、だめっ」
「どうして桂?気持ちいいんでしょう?もっと可愛い声で鳴いてちょうだい…?」
「ぅん…はぁ、き、きもちいいっけど…!」
「けど?」
「こんなことしてたら…柚明お姉ちゃんが、起きちゃうよぉ…!」
「ふふ、いいじゃない…起きたって。
 こうして痴態を晒している桂を見られてもいものだと思うけれど?」
ちゅく、くっちゅ、ちゅく。
「や、やだ、あ、ん…こんなところ見られたら、ああっ」

続きはwebで。
67名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 22:33:03 ID:Qi8aGzJz
柚明「どーする?どーしちゃうのよ私!?」



A:私も混ざる
B:私も混ざる
C:私も混ざる
68名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 21:36:11 ID:AXnSgaVO
誰かが見ていることを祈ってお(ryユメイさんうp宣言

>>67
そのCMが続いた試しはないw
69名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 21:20:23 ID:agLWayqt
ほっしゅ
そしてageてみる
70名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 09:45:42 ID:8gyFZAQl
だれか
だれかエロを
71名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 21:23:13 ID:VShEUute
待ってるだけじゃ駄目だ!俺達で作り出すんだよ!
リレー小説で。
72名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 23:53:40 ID:jP1+6joM
では出だしを>>71お願いします
73名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 01:56:05 ID:f22LSz1f
じゃあ俺が

「んぁあッ…!…お凛の舌…熱いよぉ…」
74名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 02:27:10 ID:CXE2eZbD
「それで…何度ですの?」
陽子ちゃんはお凛さんの口から抜き取った体温計を見ると、
柄にも無く険しい顔を作った。
「39度ね。こら〜やばいわ。お凛、今日は早退しちゃいなよ。」
「ゴホッ…でも、まだ午後の授業がありますし。」
朱く染まったお凛さんの頬。
75名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 21:44:44 ID:f22LSz1f
陽子「そんなのダメダメ!ノートなんかあたしが採ってあげるから、今日はしっかり休まなきゃ」
凛「…いつになく優しいですね……。…風邪、移っちゃいました?」
陽子「んなわけないでしょっ!…あたし、本当にお凛のことが…」
凛「…奈良さん……」
桂(わ、わたしの入る隙間がないよ…?)
陽子「お凛、お願いだから 心配かけないで。お凛にもしものことがあったら…あたし…」
凛「…わかりました。今回は…大人しく奈良さんに従いますわ」
桂(2人とも、いつの間にこんなに進展したのかな…)
76名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 23:57:51 ID:f22LSz1f
流れ的に陽子ちゃんとお凛さんを描くべきだと思ったので
携帯スマソ
ttp://imepita.jp/20070417/860810

ラフなので絵は荒いけど…
77名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 01:09:08 ID:LBQ4S88A
>>76
ヨウリン━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

この発想はなかったわ
78名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:13:39 ID:Ui7Nj+RP
>>76
これはナイスなサプライズだぜ!
79名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 00:54:06 ID:NszAFFS4
>>76
いいねいいね
もっと描いてください
80名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 02:55:28 ID:jh59o/bt
motto! motto!
81名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 04:13:47 ID:G1cp4iKt
(*´Д`)ハァハァ



82名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 13:10:24 ID:ThtjH+MC
このスレの過疎を止めねばなるまい

ということで陽子ちゃんハァハァ!
83名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 21:16:11 ID:n+grW1R7
ttp://akm.cx/2d/src/1177157641094.jpg
なかなか、エロくならないです。
84名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 21:24:30 ID:1o/kWBHD
>>83
GJ!
85名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 23:17:56 ID:UmIOlKII
左、一瞬タナベに見えたぜw
86名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 01:04:42 ID:ZTndK3vX
>>83
やっぱりリンヨウのキスはいいな!GJ
>>76のおかげでヨウリンという新属性にも目覚めたことだし

陽子ちゃん&お凛さん 始 ま っ た な
87名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 00:11:33 ID:EKojtlWP
らきすたのエロパロスレが百合ってる
88名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 21:16:17 ID:wSp6sEOy
過疎って来たなー。

良ければ俺、小説投稿するけど誰がいい?
拙い文章で良ければ支援しまつ

葛様は無しの方向で
89名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 23:06:13 ID:4Yt/ZnmQ
なんで葛様が(ry

まあともかく、上の流れのせいでヨウリンが見てみたくなった。
たのむ
90名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 17:39:32 ID:68wXYAYy
ヨウリンとか初めての試みだが……よし、分かった。

支援刷わ。
91名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 00:31:22 ID:c46V/sdg
>>90
超期待してる

個人的には二人の濃厚なドッキング☆シーンがあるとハァハァなんだが…
92名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 09:15:27 ID:muv5KVxv
ようりん今日出来たら投稿するけど
ドッキングは入れてねー;

…ちょっともう一個頑張ってみようかな
93名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 10:35:26 ID:AihAmKbc
がんばれ!
俺もハァハァしながら待ってる
94名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 06:32:36 ID:WFCFUyGP
ヨウリンマダー?
95名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 10:01:21 ID:arz2wfwA
96名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 13:05:56 ID:U1fl38ul
ttp://akm.cx/2d/src/1178683305181.jpg
しまった!流れはヨウリンだったんだ・・・。
描いてから気付いた。
97名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 16:46:28 ID:VTED1078
ちょwキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

これは素晴らしすぎる。
98名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 01:26:23 ID:Hm+TntS7
>>96
俺的にはリンヨウでこっちが望む所なわけなのだがw

貴方に贈る言葉はただ一つ! GJ!!!
99名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 09:31:35 ID:PcuRRBfU
リンヨウ(・∀・)イイネ!
100名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 18:29:18 ID:GcYmnCVe
ウヅケイを待ちつつ保守
101名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 17:14:56 ID:+tt6kIbV
ノゾケイを待ちつつ保守
102名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 19:55:33 ID:It30iJaq
とにかく保守
103名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 03:26:53 ID:ZGOfIgEj
保守
104名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 16:46:13 ID:RAnxfJ0d
ユメイさぁぁ〜〜〜ん
105名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 00:22:28 ID:CAEAF3sZ
ヨウリンはやくぅ
106名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 19:50:49 ID:mnk0Nf3/
何かヨウリンとか書いてみた。
勢いまかせなんで文章おかしいかもしれない。
それでもよかったらどぞ。

友情変化
107名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 19:53:11 ID:mnk0Nf3/
「……奈良、さん?」
「……」
「一体、これは、どういう……つもりなんでしょうか?」
 目の前には、私のお友達がいた。
 学校の、体育館倉庫。
 マットの上に私がいて、私の上に彼女がいた。
 ――なんでこんな事になったのか、さっぱり覚えていない。
 思い出そうとはするのだが、現在の状況が考える事を停止させてしまう。
 あぁ……始まりは何でしたか。
 考える。
 が、すぐに。
 ……目の前にある顔が、思考停止させた。
「お凛」
 名前を呼ばれた。
 びくんと身体が震える。
 目をそらしたくても赤の瞳はそれを許してくれない。
 身動きをとりたくても私の前の彼女がそれを許してはくれない。
 普段ならば気丈に振舞ってつっぱねてしまえるのに、だけど、何だかこの空気が、雰囲気が、そうする事が出来なくさせてしまっている。
 
「何かしら、奈良陽子さん。これは……何の悪ふざけですの?」
 出来るだけ気丈に、……言った途端。
 唇が、ふさがれた。
 軽く触れて離れるキスではない。
 ねちっこく。
 唾液と唾液が絡まりあって、お互いを深く感じる。感じさせてしまう、キス。
 突然の出来事に頭が真っ白になって、何を、どうすればいいか、分からなくなってしまう。
 だけど――すぐに身体の感覚が戻って。
「んっつ……!」
 拒絶しようと、身体を突き放そうとしてみたものの
 ……動けなかった。
 力が入らない。
 何も考えられない。
 ――あぁ……どうして、こうなってしまったんだっけ。
108名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 19:56:11 ID:mnk0Nf3/
「奈良、さぁんっ……」
「……あ、ごめん、苦しかった……?」
 唇と唇が離れ、一息。その息は荒くて、熱くて。
 ……狙っているのか何なのか、何故か奈良さんの息が耳に吹きかけられている気がする。
 そうやってされるたびに私がピクリと反応するのを楽しんでいるのだろうか。
 ――あぁそうなんだろう。奈良さんの口端がだって緩んでる。
 断っておきますが、私達はこんな関係では断じて無い。
 これまでだって、ただ、冗談を言い合ったり、寂しい時間を過ごしたり(言葉どおり、話をしたり、時間を適当に潰したり)する馬が合う友達、だった。
 断じて、そんな関係ではない。
 そんな事を香らせる行為も一切なかった……と、思う。
 だから、私の動揺は、大きかった。
「苦しいもなにも……キスなんて、何……私たち、お友達で……」
 支離滅裂な言葉を並べ立てる。
 必死に今の気持ちを悟られないように気持ちを殺したつもりだったのに。
 流石の私もどくんどくんと大きく跳ね上がる心臓を押さえとめる事は出来なかったから

「何……て、私がしたかったから、しちゃった……お凛、可愛くて」
 あまりにあっさりとした言葉。
 奈良さんの手が、そっと私の胸に置かれる。
 ゆっくりと、撫で回し押しつぶすように。
「っつ、ぁぁっ……! い、嫌ぁ……っ! 奈良……さん!?」
 初めて感じる、気持ち。
 高潮する。
 どくんどくんどくん――あぁもう止まらない。
 音が、奈良さんにも聞こえてしまっているんじゃないだろうか?
 これ以上進んではダメだ、ダメになってしまう。
 だから、必死に言葉を紡いだ。
「……奈良さん……! 私達、おともだ――」
 だけど。
「もうさ……私、やめたい」
 言葉に、瞳に、また、思考が止まった。
「私、お凛と友達で、いたくない」
 遠くで、羽藤さんが私達を呼ぶ声がする。
 だけど、何といっているのか聞き取れない。
 その声を掻き消すように、奈良さんが言ったから。
「お凛が、好きだから」
109名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 19:57:59 ID:mnk0Nf3/
 ――あぁ、本当に。 どうして、こうなってしまったんだっけ。

「な、奈良さん……」
 
 いつも清楚正しくしている服が乱れているのにそれを直さないのは何故?
 この先の展開を期待しているのは何故?
 もっと触れてほしいと願っているのは何故?


 ……どうして? ー―私は奈良さんに触れたいと。

「あ、の……奈良さん」
「お凛、お凛は嫌い? 私の事、好きじゃない?」
「そんな、好き、ですわ、ですけど、私、奈良さんをそういう感情では……」
「そう……なんだ……お凛にとって、じゃあ今の行為って、迷惑なだけ、なんだよね。……ごめんね、お凛」
 ――寂しそうなその顔に、ずきりと良心が痛む。
 いや、痛んだのは、良心だけなのだろうか。
 それだけ、なのだろうか。

 ゆっくりと離れる奈良さんに、待ってとばかりに手を伸ばしてしまうのは何故だろうか。
 あの暖かさを、もう一度求めてしまうのは。
 乱れた服元を直さないのは。
 また、あの時間を求めてしまうのは。
 痛んだのは。

 ――きっと、そう。

「……そうですわね、今まで、自分を殺していたのかもしれませんわ……」

 本当の気持ちを言葉にしてしまうのが怖くて、押さえつけていた。
 「友達」だと自分に言い聞かせていた。
 きっと、ずっと前からそうだった。
 今なら戻れる「友達」を、放棄したいなんて、考えて。
110名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 19:58:59 ID:mnk0Nf3/

「……私も、奈良さんとは、友達でいたくありませんわ」
 だから、だから今――
「……こんな私とは、絶交したいって事?」
「いえ、そうじゃなく――!」
 私は、奈良さんが。

 ……言葉を紡ぐ前に、自分の唇はふさがれてしまった。
 再び、またあの熱い感覚が、身体を支配する。
「ん、ふ……」
「んっくぁ……ん」
 状況を判断するに要した時間は約十秒。
 私は、奈良さんに熱いキスを貰って、また、胸を触られて。
 嫌じゃない、むしろ、恍惚な感情が芽生えていて。
 舌が絡み合わせる事がこんなにも、愛しいだなんて。
 唇が離れてしまう事に、寂しさを覚えるなんて。

 ――離れた唇が唾液の橋を作って。 プツリとそれが途切れた刹那。
 愛しいあの人の言葉が聞こえた。
「……そうじゃなくて、何?」
 あ――この人、意地悪だわ。
 言葉を自分でさえぎったくせに。
 なんてひねくれた言葉を返そうとしてやるも、真っ赤にそまった顔がそれを容易に言う事を出来なくさせていて。
 目の前の人物がにやりと笑っている事もそれに加算していて。
 主導権なんて、自分は掠め取る事も出来ないくらい、奈良さんがしっかりと握っていて。
「そうじゃなくて、何かな、お凛? ……聞かせてよ」
 首筋にキスを落とされ、びくんと身体が跳ねる。
 熱い吐息が口から漏れる。
 本当に、意地悪だ。
111名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 20:00:16 ID:mnk0Nf3/
「ん……私も、貴方と同じ気持ちだと言えば、いいんですの?」
 うまく言えたか分からない言葉。
 だけど、それを言い終えた後、奈良さんが嬉しそうに微笑んだから、きっと、うまく言えていた。
「お凛、やっぱり好き!」
 ――か細い腕が、私をぎゅっと包む。
 あぁ……顔の熱が収まらない。


 彼女が、ゆっくりと、耳元でささやく言葉に。
「……だから、もっと、触りたい」
 心が跳ねて。
「……もっと、触ってもいいですわ……私も、奈良さんを触りたい」
 言葉も、跳ね上がる。
 顔の熱は、いつになったら収まるのだろう。
112名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 20:01:39 ID:mnk0Nf3/
奈良さんが、熱くなったスカートの奥に、手を探りいれる。
 私は、両手を奈良さんの首へと回し、ぎゅっと抱きしめた。
 ふいに、奈良さんが、小さく
「お凛って、感じやすい?」
 なんて、言って。
「……聞かないで下さいません?」
 気丈に振舞ったつもりでも、口元から漏れる熱い吐息は、そんな言葉の気丈さをかき消していた。
「答えられないんだ? へぇ……じゃあ、私が調べてあげちゃおっかな」
「ん……ぁ、そんな……つぅ……」 
 探りいれた手が、ショーツの中までいつのまにか侵入していて、そればかりか、自分の中に入る入り口の前まで指が来ていて。
 だが、じらすようにその入り口を何度も指先で巡回するだけで、まだいっこうに割れ目の奥へと侵入しようとはしない。
「は……ん……っ」
 何度もじらすような行為に、ひくひくと震えて。
 自分の奥が早く早くと先をせかす。
「可愛い、お凛……――甘い声、もうちょっと聞きたいな……」
「や、ぁっ……私、そんな……ふ、ぁぁ!」
 言った瞬間、くるくるとじらすように回っていた指が割れ目を広げ、ゆっくりと奥への侵入を開始していた。
 ちゅぷ……くちゅり……
 いやらしい音をたてて、どんどん、中へと入っていく。
 その不思議な感覚に、「あ、ぁぁっ!」 なんて、恥ずかしい声をあげてしまって。
 そんな言葉が出た自分に、びっくりして。

「ぁー……もう、とろとろだからすぐ指、食べられちゃう……お凛……凄いよ」
「や、やぁ! そんな、意地悪……ふ、ぁ……ぁぁっ」
「うん、私、意地悪だから、だから……もっとお凛の声、聞きたくなるの。止めろって言われてもね、止められなくなるの」
「そ、んな……ん、はぁ……んっ!」
 びくんと大きく身体が跳ね上がり、奈良さんを抱きしめる自分の腕に力がこもった。
 汗ばんだ体がぴっとりと、彼女の身体と触れ合う。
 息が二人、触れ合うくらいに密着したのは、今回が初めてのことじゃないだろうか。
 ――もう、奈良さん以外を見る事が出来ない。
 もう、二人以外の音が途切れてしまい、何も聞こえない。
 先ほどまで何かしらの声は聞こえていたというのに、今はもう奈良さんの言葉、服がこすれあう音、自分の奥の水がくちゅりくちゅりとはねる音、それだけしか。
「んっんんっ……」
「あは……指一本、全部入っちゃった……熱いな、お凛の中」
「……わ、私……変に……あぁ、ぁっ……変な声、とまらな……んっ」
「うん、変な声? とっても可愛い声じゃない。もっと聞かせて……ね? 気持ちいいように、動かしてあげるから……」
113名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 20:03:22 ID:mnk0Nf3/
 指が自分の奥とこすれあって、びくりびくりと身体が反応して。
 怖いような、恐ろしいような、未知の感覚が。
 入れられたり、抜かれたりする奈良さんの指。
 いつしかその動きは早くなっていて。
 こすれあうたびに快感が上り詰めて――
「い、いやぁ! ぁ、ふぁぁ! ぁ、あぁあぁぁぁぁぁ!!」
 変に甲高い声を上げさせてしまう。

「……いっちゃった?」
 ぐったりと倒れる私の耳の傍で、小さく声。
 返す言葉がでなくて、小さく頷いて。
 ……一度は奮いあがった感情に絶えられなくて、奈良さんにしがみついた腕に力を入れてしまって――感情がおさまった後に離してしまったその身体を手で招いて。
「ねぇ……次は、私が触る番でしょう? 奈良さん」
 私は、彼女を求める。

 
友情変化 end
114名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 20:06:50 ID:mnk0Nf3/
不完全燃焼+中途半端でスマンorz
しかも結構昔に書いたやつだ……変なところがあってもあえてスルーで頼む。

こんなのでよければユメケイもあるんでまた過疎ってきたら支援したいと思います。
新しいものも一本かけたら書いてみたいと……。
とりあえずノゾケイ〜とか書き込んでいる人がいたからノゾケイ書く方針でいきたいと思う。
115名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 00:04:14 ID:yX0fl/Lw
GJ!!久々の投下、最高でした♪
116名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 23:12:23 ID:6nuTvG54
いつのまにこんな良作が!
ヨウリンいいよヨウリン

受けの一人称で書かれてるのが艶かしくていいですね。
この調子でユメケイとかノゾケイとか他にもどんどんお願いします
117名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 01:35:38 ID:fJKg4DwA
しつっこくヨウリンを希望してた糞携帯野郎ですが
まさかこんなにいいものを見れるとは思わなんだ。
超GJ!
118114:2007/06/09(土) 10:28:04 ID:KQ1w6237
嬉しい感想有難うございます。
こんな小説でよければまたリクエスト下さればまた一作くらい書き上げたいと思います。
……迷惑な「書きたい病」に陥りました。
あまりエロくは無いかもしれませんが。

とりあえず今回もこりずに小説投下ユメケイでただやってるだけでストーリーなんてなしな小説。
エロの練習という事で昔書いた小説。
すっからかんな内容でよければどうぞ。
内容微妙かもしれませんが……;


>>115
ありがとうございます!

>>116
ではでは、お言葉に甘えて、ユメケイを……!

>>117
ありがとうー。そういってもらえると書いたかいがあるよ
119名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 10:29:06 ID:KQ1w6237
夜。
 月が淡く輝いて、暗い部屋を淡く照らした。
 電気の明かりではない、その頼りなくも、暖かな光に照らされた身体は、とても妖艶で、真昼の太陽の下で見る彼女の身体とは違うように見えた。
 あぁ――私はいつもこんな風に彼女に見られていたか。
「柚明……お姉ちゃん」
 こんな事、許されるはずがないのに、許されるはずが……ないのに。
 呼ばれるたびに、喉の奥がごくりとなって、体中が熱で満たされて、その熱を彼女と一緒に味わいたいと、彼女の熱を味わいたいと身体が疼く。
「け、い……ちゃん」
 呼んでいいのか、求めていいのか。
 返事をしてくれなければ、まだ、戻れた。
「お姉ちゃん……」
 返事を、してくれなければ。

 動いた身体は止まらない、畳の上、無防備に横たわる――羽藤桂の上に体重がかからぬようにそぅっとのる。
 長い栗色の髪の毛が無造作に畳の上に散らばっている。
 ――本当、こんなにも綺麗によくここまで伸ばしてくれた。
 スッと栗色の上に唇を落とす。
 びくんと小さく桂の身体が跳ねて、薄く濡れた瞳で私の行動を見る。
「や……」
 恥ずかしそうに言葉を漏らす。
 その言葉も、愛しくて。
「桂ちゃん、いいのね?」
 今更止まれないくせに確認の言葉を投げる。拒否されたとしても、そのまま彼女を襲っていただろうけれど。
 小さく、申し訳程度に首を縦にこくんと振るものだから。
 さらに身体の奥が熱くなって、吐く息が乱れてくる。
「いいよ、柚明お姉ちゃん、私、いいから……」
「じゃあ……ごめんなさいね――桂ちゃん」
「謝らなくたって、いい――」
 唇を、塞いで。
 彼女の柔らかな息が、自分の中に混ざって。
「ん、ふぅ……!」
 くちゅり、くちゅりという音が口の中を響き渡らせる。
 舌と、舌が絡み合い、ねっとりとした感覚に酔いしれる。
 どんなお酒だって、今のこの熱い唾液にはかなわない。
 中毒性を持っているこの唾液を、もっと味わいたい、自分の中に取り入れたいと、舌が本能的に動く。
 かじりつくような動きで、相手をそのまま食べ、飲み干す勢いで二人弄り合う――そうして数分の時を過ごし、唇を、離した。
「はぁ……」
 息が熱くなる。
「ふぁ……」
 桂も、小さく息を吐いた。
 とろんとした顔つき、茹で上がったその頬に少し手を寄せてやると、また、びくりと身体が跳ねた。
 丁寧に自分のした事に反応してくれる桂が可愛くて可愛くて仕方がなくて。
「好き」
 思わず、言葉をこぼしてしまう。
「私も、大好き……」
 お互い、好きだ、大好きだと何度も言葉をこぼし、手を、握り合わせる。
 ――もう、止まれないよ?
 ――大丈夫、止まらなくても、私、柚明お姉ちゃんなら、怖くないから
 ――後悔、しない?
 ――うん、しないよ。

120名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 20:08:16 ID:uiE6Xr0M
エロエロですねGJ
柚明の心理が繊細に書かれていて思わず感情移入しちゃいます。
個人的には、こうやって行為だけでなく心の動きを丁寧に描写してある作品が好きです。
121118:2007/06/12(火) 20:45:15 ID:UfMPi7B8
 すまん、訳あって書き込めなかったが、続きがあるんだ。
 感想サンクス。そういってもらえると書いたかいがあるよ。
122名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 20:46:09 ID:UfMPi7B8
 しゅるりと、服のリボンをとってやる。
 びくっと桂が顔をこわばらせ、手で胸元を隠したが、それをやんわりとどけてやった。
 すると前がヒラリと開き、そこから桂の皇かな素肌、そして小さな胸を覆っているブラが現れる。
 蒼のチェック模様のいかにも子供らしいその下着を、恥ずかしそうに手で隠そうと桂はまた、身をよじらせるが、その動く手を二つとも自分の一つの手で押さえつけ。
「もっと、よく見せて」
 熱を抑えきれず、囁く。
 恥ずかしそうに桂は頭を縦にふった。
 一文字に唇を固めた桂は、恥ずかしさゆえか、瞳を潤ませていて。
 その姿が――いいというか、可愛いというか……正直、そそるのだ。
 私の前以外ではそういう顔を絶対するなと、後で言ってやろう。
「もっと、奥まで見たい……いいかしら、桂ちゃん」
「うん、もっと、私も、柚明さんに見て……ほしい……けど、恥ずかしい、から」
「……私に、見られるのは、嫌?」
「そんな事、ないよ……嫌じゃないけど――」
「……じゃあ、見るからね――」
 柚明は片手でブラをスッと上に滑らせる。
 すると、そこから落ちた――小さくも、愛しい、可愛いふくらみ。
「可愛い……桂ちゃんの……桂ちゃんの――」
「ぁ……」
 舌で、ぺろりとそこを舐めてみる。
「ひゃ、ぁぁっぅ」
 押し殺した声が響く。
 その声をふさぐように、今度は桂にキスをしてやる。熱いものではなく、軽いキス。
「ね? ……私に、任せて頂戴」
「ぁ……私、声、抑えられない……ダメ、声、出ちゃう」
「抑えなくていいわ、聞かせてほしいもの」
「でも、でも、誰かに聞かれていたら――もし、誰か来ちゃったら」
「来ないわ、誰も来ないわよ、桂ちゃん」
 ――とは言うものの、私は、いっそ誰か来て見せ付けてやれば、なんて、よこしまな考えが思考のほとんどを占めていたわけで。
 ――桂が敏感に動いた場所を、またペロリと舐めてやる。
「ぁ、ぁぅっ」
 ぴちゃり。
 ぴちゃり。
 胸の下をちろちろと小さく刺激して。
 そんな動きに、ん、んっと身じろぐ桂が可愛くて、つい、いじめたくもなってしまう。
 そのまま山を登るように舌を這わせると、小さな凹凸にこつんと舌が当たる。
 反応をうかがうように、上目使いで桂を見ると、その刺激に耐えようと、必死のようで、顔がくっとこわばっていた。
 ……可愛い。
 もっと、淫らな声が聞きたいと、あいている片方の手を右の胸に、舌は左の胸に、主に凹凸部分を刺激させるように舌を滑らせてみる。
「ぁ、はぁぅ……ん、は……」
 止まらない声――桂はただその衝撃に耐えようと、また口を一文字に閉じる。
「桂ちゃん、桂ちゃんの、可愛い……もっと、もっといじめたいな」
 言葉をかけると、びくりと身体が震えて。
「桂ちゃん……もっと、もっと感じて、感じて……?」
123名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 20:48:50 ID:UfMPi7B8
手を、スカートの下へと滑らせる。
「ぁ、きゃっ!」
 つい出てしまった声に、桂は口を閉じる。
 が、もう出してしまった声は止まらなかった。
 パンツの上からじらされるように触れられるだけで、身体がびくびくと反応し、自分の身体の奥が異常に熱くなってしまう。
 初めて味わう感覚に、変な感情が身体中を駆け巡る。
(変になる。変な感じ。怖いんだけど、とても、怖いんだけど……)
 パンツの隙間から指を入れ、湿った部分にぴっとりと指をつける。
 そこから優しく、丁寧に、ゆっくりと割れ目の部分を一つの指で開けていく。
(でも、やっぱり、なんか、なんか……ぁっ)
「気持ち、いい?」
 すでに濡れきったそこは、柚明の指を拒む事なく。受け入れる。
 くちゅり、と、水の音をたてながら、沈み込む。
「ん、ん……気持ち、いいのかな……この、気持ち……ぁ、ぁぅっん!」
 歓喜、悦に浸る声に、心臓の音が大きく高鳴る。
 お互いがお互い、同じ気持ちで。
「……桂ちゃん、もっと、もっと私の指で感じて……」
 ペロリと、舌を這わせ、胸にも刺激を与える。
 もっと、もっと自分を感じてほしくて、可愛い反応がしたくて、意地悪に指を、舌を動かす。
 丁寧に全てに反応してくれる桂が愛しくて愛しくて、仕方がない。
「おね、え、ちゃ……ぁ、く、うぅっ!」
「桂ちゃん、もっと、もっと、もっと……感じて……!」
「うぁぁ! もうダメ、ダメだよっ! お姉ちゃん、指、指が、あ、あ、あぁ! うあぁぁぁっ!」
「指じゃ、嫌って?」
「ちが、そういうのじゃ――ぁ、あぁぁっ!」
「じゃあ、舌で、してあげる」
「――!ち、ちが、そんなんじゃないってば、嫌! 汚いよ、ダメだよぉぉっ!」
 その言葉には従わず、意地悪に。
 奥から溢れる蜜を丁寧に舐めあげて、舌を奥へ、奥へと、周りを、丁寧に丁寧になめとっていく。
「ふあぁぁっ! ダメ、ダメだってら、ぁぁっ! ん、んんっ! ひぐ、ぅぅ、ぁぁぁぁつ!」
 水滴の音が大きくなる。
 部屋中に響き渡る――
「は、ぁ。ぁぁ! 、や、やだ! ふやぁ……! だ、だめぇぇ!」
「ん、ちゅ……ふ、ん……くっ……桂ちゃ……んっ……ぴちゃ……」
「ひゃ、ひゃぁぁ! ぁ、ぁぁぁ、ぁっ! ぁ、ぅ、……きゃ……ふぁぁぁぁぁああぁぁん!」
 高い声。びくんっと身体が震えて。
 ――絶頂に達した事をしり、少し、嬉しくなる。
「大好き、桂ちゃん」
「私も、好き、お姉ちゃん、好きっ……」
「ん、……知ってる…………桂ちゃん」
 スルリ、と、下着を自分も脱ぐと、ぴったりと、自分の愛しい彼女の大切な部分に自分の大切な部分を重ねた。
「は……っわっ」
 こすれあう部分に、熱がともる。
「私も、気持ちよくなりたいの……桂ちゃん」
「ぅ、ぅん……っ」
 理解したか、桂は目を閉じ、小さくキスをした。

124名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 20:50:25 ID:UfMPi7B8
「んっ……桂ちゃん……音がするの」
 耳元でささやく。
「ぁ、やん……」
 擦り付けた部分から
「桂ちゃん、甘い音がするの? これ、何の音なのかしら?」
 くちゅ……くちゅり――
 ぴちゃ、ぴちゅ――
「は、ぁ、ぁぅ……お、おねえちゃ……!」
「ん……ぅんっ。可愛い、桂ちゃん」
 唇に、キスを落として。
 逃がさないとばかりに、その唇を奪って。

 開かせた足に、自分を押し付けて。
「ん、ふっ……ん……」
 擦り合わせる。
 奥まで、奥まで感じようと。
 暖かく、湿った部分に何度も押し付け、ねじ込むように。
「ぁ、ふ、ぁぁぁ……ふゃ……ぁんっ」
 声を出しそうになった、外されそうになったその唇。
 逃がさないように両手で押さえつけて。
「んっぁ……くぅ……!」
 全てを、押し付けた。
 潰してしまうんじゃないかってくらいに。
「ん、ん……桂ちゃ……んっ、ふぅぅっ……ぁんっ」
こすれあった部分が、いやらしい音をたて、ぴちゃりぴちゃりと水滴が跳ねる。
 お互いが、もう熱く、限界だった。
「ぁ、ぁぁぁっ! んっふぁぁぁぁぁっ!」

 絶頂の甲高い音が終わりを告げて。ぐったりと倒れる桂。
 その身体に毛布をさっとかけて、お休みと、一つキスを零した。
「桂ちゃん、大好き」
 一つ、声。
 返事なんて期待していなかったのに。
「私も――」
 小さく呟かれた言葉に。

 私はまた、羽藤桂を抱きしめたくなってしまった。


fin
125名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 20:53:12 ID:UfMPi7B8
今まで中途半端なところで止めていてすまんかった。
これで全部です。

桂受け何でも好きーなんで、ノゾケイも書けたらまたUPしたいと思う。
いつになるか分からないが……orz
今度はやってるだけじゃなくて物語りつけられたら、と。

では、長くなったんでこの辺りで。
126名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 22:37:12 ID:wgSQGMs+
最高!!やっぱりユメケイはいいね♪GJです!!
127名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 00:00:38 ID:k2JKsqGK
とりあえず106氏GJ!


――実は当方も密かにヨウリンをのんびり書いてたんですが、
先を越されちった〜、と悔しがっておりまふ。

触発されて一気に書き上げてしまったんで、
スレの皆さんにはこちらのヨウリンも楽しんで頂ければ恐悦至極。


タイトル『太陽の表面温度、六千三十七度六分』
128『太陽の表面温度、六千三十七度六分』 :2007/06/13(水) 00:01:59 ID:8jO1o4Rj
「三十七度、六分……。微熱というにはちょっと高いくらいですわね」
 さっきまであたしがくわえてた体温計を手に、お凛がそう言った。
 ここ、保健室に今いるのはベッドに寝てるあたしと、その横に佇むお凛だけ。
 授業中に体調不良を覚えたところ、このお節介なお嬢に付き添われたあげく、保健室は先生が留守してたという状況だ。
「まったく、夏風邪はバカがひくものですわよ?」
 呆れたように呟くお凛に、あたしは保健室のベッドで横になったまま、抗議の声をあげる。
「はとちゃんをバカにするな〜っ」
「……いえ、良いですけれど。確かに羽藤さんも、昨日から風邪で休みでしたわね。……伝染されました?」
 お凛の最後の付け加え。心当たりがないではない。
「一昨日の家庭科実習、かなあ?」
 熱っぽい額に手の甲を当て、ボソリと呟いた。
「ふむ。一昨日なら、発症してないだけで、すでに羽藤さんの体内にはウィルスが蔓延していたかも知れません。それは災難でしたわね」
「い〜の。はとちゃんから伝染されるなら、インフルエンザだろうがHIVだろうが幸せってもんよっ」
「難儀な性癖ですこと……。そもそもHIVとは、どうやって伝染させられるつもりなのやら」
「それはもちろん、はとちゃんとの愛溢れるチュ〜、とか?」
「HIVは、チュ〜、では伝染りません。そういう不見識はHIV感染者への差別に繋がりますわよ?」
「……あ〜、もううるさいお凛。一応あたしは病人なんだから、余計な議論で熱あげさせないでよね」
 頭痛の走る額を押さえながら、呻くように返す。普段ならお凛とのこういうやりとりも上等だけど、さすがに熱ある時には頂けない。
 だって言うのに、
「あら、失礼致しました。奈良さんがあまりに元気そうなので、ついつい病人だと失念していましたわ」
 なんてことを、ベッドに横になって苦しんでるあたし相手にいけしゃあしゃあとのたまってくれましたよ、この腹黒お嬢は。
 さすがにかなりむかっ腹が立った。こうなったらもう、トコトンまでやってやろうじゃないのっ。
「チュ〜、で伝染らないなら、もっと確実に伝染ることをするまでよっ」
「ですからそれは、具体的にどういう行為のことを指しますのかしら?」
 いつもと同じ、こちらをからかうようなお凛の微笑が、熱のせいだろうか、今は妙に癇に障った。
「具体的にっつったら――」
 あたしはベッドから半ば身体を起こしつつ、お凛の腕を掴む。
「――こういうことよっ」
 そのまま同じベッドに引きずり倒すように、その腕を引いた。
「……え? ちょ、奈良さん……っ?」
 半端な抵抗をするお凛に、こちらもそれ以上の力で返してその身体を強引に押さえ込む。
 気がつくと、ベッドの上で仰向けのお凛の上に、あたしがのしかかってる体勢になっていた。
129『太陽の表面温度、六千三十七度六分』 :2007/06/13(水) 00:03:38 ID:8jO1o4Rj
「あ、あの、奈良さん……?」
 すぐ真下に、怯える小動物のように気弱げな目線でこちらを見上げるお凛の顔があった。
「…………」
 初めて見るお凛の表情に、あたしの中で何かがウズウズと蠢いた。
 ――勝てるっ!
 眼下のお嬢にコケにされてきた回数は数知れず。これまで何をやってもノラリクラリとかわされてきた相手に対し、自分が初めての絶対的優位に立ってる現状だけを理解する。
 なんとなく頭が熱っぽく浮かされた感じがした。
 風邪のせいか思考は細かくはまとまらないけど、とにかくこの千載一遇のチャンスを逃してはいけないと、あたしの野生の勘が告げてる。告げてるったら、告げてる。
「ふっふっふ……。お〜り〜ん〜?」
 わざと不安を煽るように、名前を呼びかける。
「な、何ですの……?」
 面白いほどうろたえた様子を眼下に晒すお凛。怯えているのか小刻みに震え、仰向けになってもその膨らみを主張するバストをかすかに揺らした。
「……て、相変わらず腹立つぐらい立派な胸よね〜」
 何気なく、両手を大きく広げてその双丘を、ぐわしっ、と掴む。
「ひゃああっ!?」
 それに反応して、お凛が絹を裂くような叫びをあげた。
 ……あ、なんか凄く楽しい。
「ん〜? どうしたのお凛、変な声あげちゃって?」
「そ、それはだって……、奈良さんが、わたくしの……っ」
「あたしが、お凛の、なに〜?」
 そらっとぼけて、そのまま気の向くままに柔らかい膨らみを変形させていく。
「あふっ、んん……っ! 奈良さんが、わたくしの、その、乳房を、揉んで……っ」
「そうね〜。あたしがお凛のおっぱい揉んで……。…………?」
 おんや? そもそも何だってあたしは、お凛のおっぱいなんて揉んでるんですか? はとちゃんのならいざ知らず。
 あ〜、ダメだ。熱で頭がボ〜として、物事が深く考えられない。
 んん〜、もういいや。揉み心地がいいのは確かだし、このまま続けちゃおう。
130『太陽の表面温度、六千三十七度六分』 :2007/06/13(水) 00:04:46 ID:8jO1o4Rj
「で、ですから、その……っ」
「うん。折角だし、お凛のおっぱい、揉むだけじゃなくて舐めちゃいたいな」
「……は?」
 思いつくまま口にした言葉に、お凛が呆然とした表情を見せる。
 けどまあ、気にしない。思いついたら即実行が、あたし奈良陽子のモットーだし。
「ちょっ、ちょっ、ちょっ……! 奈良さん、それだけは……っ!」
 なにやらわめいているお凛を無視し、片手で胸を揉むのは続けながら、もう片手を使ってその制服の上着を脱がせていく。
 ほどなく、お凛の上半身を覆うのは、レースのブラだけになった。色は着けてる人間の内面を表してか黒く、その肌の白さをよく際立たせてる。
 て言うか、何ですかこの色気ムンムンな下着は。これはもうきっと、何か色々校則に違反してるに違いない。うん、あたしが決めた、そう決めた。
「という訳で、ぼっしゅ〜」
「な、何が、という訳でで……っ、あっ、やぁ……っ」
 ブラを剥ぎ取ってそのバストを露にさせると、お凛は恥ずかしさでか、両手で顔を覆った。それでも隠し切れない部分が赤く染まってるのが、何と言うか、いじらしい。
 てか、仮にも女子高付き合い。バスト自体は見せ合った事もないでもないのに、今さらそんな恥ずかしがられても……
「――て、おんや? お凛……、これって、ひょっとして乳首、勃ってない?」
「〜〜〜〜!!」
 顔を両手で覆ったまま、声は出さずとも、覆い切れない部分が一段と朱に染まる。
「……ひょっとして、あたしに揉まれて、感じちゃってた?」
「……う……」
 やっぱり顔は覆ったまま、お凛は小さくコクンと頷いた。
「へぇ……」
 あたしも何か頬が赤くなる感覚を覚える。……いや、多分熱のせいだけど、うん。
131『太陽の表面温度、六千三十七度六分』 :2007/06/13(水) 00:05:33 ID:8jO1o4Rj
「あたしに弄られて、感じちゃうんだ……、ふぅん……」
 なんとなく、右手の人差し指と中指で、ピンと勃ってる胸の先端を軽く摘まむ。
「……んっ、ひゃっ」
 お凛が、面白いほど大きく背筋を跳ねさせる反応を見せた。
 摘まんだのとは逆の乳首が、目に見えてさらに大きく膨らむ。
「……美味しそう」
 熱で理性が回らない脳が導き出した感想は、それだった。
「え……」
「美味しそうだから、食べちゃう」
「ちょ……んあはぁっ!」
 勃起した桃色の尖りをパクリとくわえると、お凛が大きく叫んだ。でも気にしない。
「ちゅっ、ぷっ……、レロッ……」
 唾液を塗りつけるように、舌先で乳首をコロコロと転がす。
「ん……ほんと、美味しい……」
「あっ、ひっ、はっ……、な、奈良さんんん……っ」
 あたしの背中を、何かが撫でるように巻きついてきた。遅れて、お凛に柔らかく抱きつかれている事に気付く。
「ふはぁ……」
 胸から口を離すと顔をあげ、その表情を見てみた。あたしの背中に両手が回されてるので、お凛の顔を隠すものはもう何もない。
 お凛の方も、潤んだ瞳でこちらを見つめてきている。真っ赤に染まった顔に、乱れた髪。
 本当に何だろう。あのお凛が、物凄く可愛く見えてしまう。
 その半開きの唇は紅く、乳首に負けず劣らず美味しそうで――
「お凛……」
「んふぁ……っ、奈良……さん……っ」
 あたしが知らず唇を寄せると、お凛の方からも貪りつくように重ねられ――
 互いの唇の間で、二人の舌が熱く絡み合った――
132『太陽の表面温度、六千三十七度六分』 :2007/06/13(水) 00:06:22 ID:8jO1o4Rj


「――――っ!」
 そこで目が覚めて、わたしは勢い良く布団から上半身を起こした。
「ど、どうしたの桂ちゃん? 夢見が悪かった?」
 わたしを看病してくれていたのか、隣で柚明お姉ちゃんが心配そうに声をかけてくる。
「え……? ……い、いやははは、何でもないっ、何でもないよっ」
 数瞬の間を置いてようやく、先刻まで見ていたのが夢だったんだと気付いて、誤魔化すように笑って返した。
 そうそう。わたし羽藤桂は、今日は夏風邪で学校を休んでたんでした。だから今のはただの夢。
「…………」
 いや経観塚では、贄の血を吸われた相手と意識だか夢だかを共有した経験があるけど。
 そういえば一昨日の家庭科実習で、包丁で切った指から出た血を陽子ちゃんに吸われたような記憶もあるけど。
 陽子ちゃんとお凛さんがそんな――なんて、ある訳ないよねっ、あははははっ。
 うんうん、ただの夢、ただの夢。
 わたしが一人繰り返し頷いてると、
「そう、なら良いんだけど……、寝てる間の桂ちゃんの寝言、苦しそうだったから……」
 言って、何故か赤らんだ頬に手を添えて目線を逸らす柚明お姉ちゃん。
 ……わたし、どんな寝言を口走ってたんだろうか……。


 翌日――

「あ、陽子ちゃん、お凛さーん!」
 通学路で先を行く親友二人の姿を発見したわたしは小走りに駆け寄った。
「あら羽藤さん、もう風邪はよろしいんですか?」
「うんもう大丈夫」
「おはよーはとちゃん」
「うん。おはよう陽子ちゃん」
 そして朝の挨拶を一通り終え、並んで歩き出し――
 あれ、なんか歩きにくい?
 状況を改めて確認してみると、陽子ちゃん、お凛さん、わたし、で横一列に並んで歩いてる状態。いつもなら、三人揃えば背の高いお凛さんは一歩下がった所から付いてくるのが定位置だったんだけど。
 て言うか、良く見るとお凛さん、陽子ちゃんと腕を組んでませんか?
「……あの、二人とも。昨日何かあったの?」
「へ? ……いいいい、いや、何もある訳ないでしょはとちゃんっ? あたしとお凛の間で一体ナニがあるって言うのっ」
「ええ、奈良さんのおっしゃる通り。別段羽藤さんに報告するほどの事は何もありませんでしたわよ。ふふふふっ」
 妙に慌てた様子で腕を振る陽子ちゃんに、いつも以上に上機嫌そうな微笑みを見せてくるお凛さん。
 そんな二人の様子に、わたしは――

(うん、あんなのは夢。きっとただの夢だってば)

 繰り返し、心の中で自分に言い聞かせていた。



『太陽の表面温度、六千三十七度六分』 ED
133名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 02:24:56 ID:PlhwqufD
>>127
GJ!! 陽子攻めの陽凛はたまらんですなぁ(*´д`)ハァハァ
134名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 19:50:42 ID:FFXeMmuu
おぉっ!お凛さんの可愛さと陽子ちゃんの行動が大胆で素敵すぎる!
桂受け以外考えられなかった自分だけど、こういうのもアリかな・・・
135名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 22:37:10 ID:BbFU45pg
陽子攻めもいい!
オチも面白くてGJ
136名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 07:15:37 ID:/tAQu0i5
>>127
マジでいい。ヨウリン超GJ
色々併せて楽しみたいのでだれか>>76を再うpしてくれ。ください
137名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 18:57:37 ID:mjkPUfNc
>>136
保管庫にあるんじゃね。
138名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 22:49:13 ID:Rq4cXu6G
しばらく来てなかったんだがなにこの神的な流れ
職人さん達蝶GJ
139名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 15:38:36 ID:48zvYK8g
自分もひさしぶりに来てビックリだ。
今から仕事なのに、この猛る気持ちをどうしてくれるっっッ!!!?
140名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 15:18:07 ID:ouhLv11s
考えるんだ! その猛った気持ちを仕事にぶつければいいんだよ!!
141名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 01:04:30 ID:0DaQYlDh
そんな気持ちをぶつけてしまったら、大変なことになる……。
接客業だし。
142名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 01:19:37 ID:KasO3DZU
久々に来てみたらいい感じだな。
皆GJ
143名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 00:18:30 ID:3sHs1lcJ
THE 保守
144名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 00:50:21 ID:+M+WrLsP
ほしゅ
145名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 02:56:56 ID:28KG0xF8
捕手
146名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 15:09:59 ID:QLqie0bg
投手
147名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 19:54:32 ID:P1jWSWy0
桂×葛を投下します
148もしも桂がエロゲーの主人公だったら:2007/07/26(木) 19:55:29 ID:P1jWSWy0
「住居不法侵入に関しては、この通りっ! 平謝りに謝りますんで、どーか勘弁してくださいっ!
後生ですから、警察とか裁判所とか保健所の類には通報しないで下さーいっ!」
 どうせ使ってなかった家なんだし、わたしが迷惑を被ったわけじゃないんだからそういうところ
に突き出すつもりはなかった。でも無罪放免というのはよくないと思う。
「うーん……対価を貰えるならいいかな」
「宿泊代ですか? いくらがお望みでしょう?」
「そうじゃなくて、体で払ってもらうの」
「労働奉仕ですね! なんなりとお申し付けくださいませ!」
 どうやら十歳の葛ちゃんにこういったニュアンスは伝わらないらしい。それなら、実際にやって
わかってもらうしかないだろう。
「うん、それじゃ葛ちゃん、服を脱いで」
「は?」
 葛ちゃんはわけがわからないといった顔で目を丸くしている。
「あ、ただ脱ぐんじゃなくて、恥じらいながらやってくれるとポイント高いかな」
「何を言ってるんですか!?」
「だから、労働奉仕。言うこと聞いてくれるんでしょ」
「あうぅ……」
 つけこめる弱みにはつけこむ。基本中の基本。
「わかりましたよ! 脱ぎますからぁ」
 葛ちゃんは上着に手をかけ、もじもじしながらたくし上げる。わたしの注文どおりやってくれて
るんだね。かわいいよ。
「み、見ないでくださいよぅ」
「見ないと意味ないじゃない」
 じーっと見つめてやると、葛ちゃんはますます身をよじらせる。十分に焦らしてもらったからそ
ろそろ脱いでもらいたいところだった。わたしは携帯電話を手にとって、1のボタンを押す動作を
見せてやった。
「ほらほら、通報しちゃってもいいんだよー」
「桂おねーさん、鬼畜です……」
 ちょっと涙目になった葛ちゃんは、観念したように上着を脱いだ。その下には何も着ていなくて、
上半身裸になる。
「ふーん」
 やっぱり十歳の女の子、胸は全く膨らんでいない。膨らんでいたらちょっとショックだったけど。
「それじゃあ下も脱いでね」
「ほ、本気ですかおねーさん!?」
 慌てふためく姿がすごく可愛い。
149もしも桂がエロゲーの主人公だったら:2007/07/26(木) 19:56:36 ID:P1jWSWy0
「本気本気。葛ちゃんの裸、見たいなー。もちろん見せてくれるよね?」
「こんなお子様の裸なんか見て楽しいんですかぁ」
 いやいやしながら目に涙を溜めて抗議してくる。そんな葛ちゃんはたまらなくかわいくて、はっ
きり言って逆効果だった。
「楽しいよ。葛ちゃんすっごくかわいいんだもん」
 有無を言わさず葛ちゃんがまだ着ているものをずり下ろした。今まで隠されていた下半身が露わ
になる。
「うひゃっ!?」
 月明かりが葛ちゃんの裸体を照らす。胸はまっ平らで、その先端に申し訳程度に小さい突起がつ
いている。腰のくびれもなく、まだ女の子としての性徴は全く始まっていない。そこからもう少し
下を見る。葛ちゃんの女の子の部分は縦にスリットが入っているだけで、大人の特徴は少しも生え
ていない。ぷっくりした割れ目は触ると柔らかそうだった。月の朧な明かりに照らされることで、
わずかしかない身体の凹凸が強調されている。
「お、おねーさん……」
 泣きそうなほど弱々しい声で何かを訴えてくる。もちろんわたしはそんなもの聞かない。
 まずはどこから頂いちゃおうか……考えあぐねて、膝立ちになって葛ちゃんの腰にしがみつく。
二つあるうちの右のほうの胸をぺろり。
「はわっ! おねーさん何するですかっ!?」
 葛ちゃんは身じろぎするけど、わたしから逃れるほどの力は出していない。もう一度ぺろり。
「ひゃっ! そんな、わたしお風呂入ってないんですよ!?」
「別に匂わないよ。大丈夫大丈夫」
 この明るさでは断定できないけど、たぶんピンクの突起を舐める。わたしの腕から逃れようとす
る力は弱く、ほとんど無抵抗でわたしに舐められ続けている。その効果は確実にあったようで、そ
の先端が少しだけ膨らんできた。
「葛ちゃんの乳首たっちゃった。ちゃんと感じてるんだぁ」
「そんな、感じるなんてこと」
「感じるっていうのがわからないんなら、わからせてあげるよ」
 今度は乳首じゃなくて、舌先でその周りを円を描くようになぞる。
「それ、いやらしいですよぉ」
「いやらしいことしてるんだもん」
 葛ちゃんがわたしの腕の中で身じろぎする。口では嫌がっていてもちゃんと感じていることがそ
の動きと肌を通して伝わってきた。
「ちゅっ」
「うひゃっ!」
 乳首にくちづけ。焦らしてやった分だけ効果があったみたい。反応もさっきより大きい。
「れろっ」
「はうっ!」
 乳首を舐めちゃった。この季節、汗をかくのは必然なわけで、そのせいかちょっとしょっぱい。
 葛ちゃんはわたしの腕から逃れようともがいている。わたしはそんなに力があるほうじゃないけ
ど、葛ちゃんはうまく力が入らないのか、今のところ力比べはわたしが勝っている。
「おねーさんっ」
「はひはわ?」
「あひゃっ!」
 何かな? って聞いたんだけど、言葉にならなかった。それにしても葛ちゃんの反応が面白い。
 わたしのやること一つ一つにきちんとリアクションを返してくれる。まだ子供なのにすごく敏感
なようで、そんなふうにされるとわたしもますます弄りたくなってくる。
150もしも桂がエロゲーの主人公だったら:2007/07/26(木) 19:57:33 ID:P1jWSWy0
 というわけで腕を下げてお尻の下あたりを抱きかかえる。ちょうどわたしの目の前に葛ちゃんの
あそこが来る形になった。
「そ、そんなまじまじと見ないでくださいっ!」
 馬耳東風。今のわたしのためにある言葉だ。でも葛ちゃんの声は可愛いから、全く聞かないわけ
でもない。
 というわけでまじまじと見つめる。葛ちゃんのあそこには当然のことながら全くはえていない。
縦に一本スリットが入っていて、柔らかそう。息をふうっとかけてみる。
「おおおおお、おねーさん、それはいくらなんでもっ」
 ぺろり。まずはスリットに沿って舌を這わせた。
「ひあああああっ!」
 ぺろり。今度はスリットの中に舌をねじ込む。舌を何度も上下に這わせて、幼い割れ目をこじ開
けた。
「わ、わ、ああああっ! な、なんですかこれっ!」
「これが感じるっていうことなんだよ」
 せっかくだからもっと感じてもらおう。わたしは自分の口を押しつけて葛ちゃんのあそこを啄む。
舐めているというよりむしゃぶりつくという感じだ。
「うわあっ! おねーさ、これ、変ですっ!」
 ずっと舐めてると、味が変わってきた。もしかしてこれって。
「葛ちゃん、濡れてる」
「濡れ……?」
 まだ小さい子供だけど、ちゃんと女の子なんだ。女の子の味がもっと欲しくて、それが湧き出て
くる源泉に、舌をぐりぐりと押しつけた。
「だ、だめですっ!」
 葛ちゃんの抵抗よりもわたしの欲求が勝っていた。むしろじたばたすることで快感が増している
ことに気づいてないみたいだった。
「ああああああ! だめですっ!」
 精一杯女の子を味わって女の子の匂いをかぐ。葛ちゃんのあそこが舌先を締めつけてきた。もう
そろそろ――
「ふああぁっ!」
 いきなり葛ちゃんの顔が目の前に来た。わたしと同じく膝立ちになっている。足腰に力が入らな
くて立っていられなくなっちゃったみたいだ。
151もしも桂がエロゲーの主人公だったら:2007/07/26(木) 19:59:01 ID:P1jWSWy0
「そんなにキスして欲しいんだ?」
 わたしはあえて解釈を違えて、葛ちゃんにキスした。唇はぷっくりした感触があって、あそこの
ことを『下の口』って呼ぶのがなんとなく実感できた。
「は、初めてだったんですよぉ」
「わたしも初めてだったから責任とってね」
「そんな、こっちだってんむっ!」
 よく動く口をわたしの唇で塞ぐ。舌をねじ込んで、葛ちゃんの舌を味わう。
 おっと、忘れちゃいけない。
「んむんんんんっ!」
 指で葛ちゃんのあそこを弄る。そこが濡れているのはわたしの唾液だけじゃない。
「葛ちゃんは、自分でこういうのやったことないよね?」
 口を離して左腕で葛ちゃんを抱きかかえて、右手の指で上下に擦る。
「あ、あるわけないじゃないですかーっ!」
 それじゃあ、あそこに指を入れるのは辛いかもしれない。今は外側だけで勘弁しておこう。
「はぅあっ! つ、続けないでくださいっ!」
「いい加減素直になろうよ」
 葛ちゃんが意地をはるならわたしも手がある。割れ目を指で辿って、その上の部分にある、女の
子が一番感じるところを探り当てた。その突起を、まずは優しく擦る。
「はうぅ、ふあっ、あうっ!」
「気持ちいいでしょ? いっぱい感じてね」
 本当にもう足腰に力が入らないみたいで、膝立ちさえできなくなってわたしにもたれ掛かってき
た。初めてなら楽な姿勢の方がいいと思って、そのまま仰向けに寝かせてあげることにした。
「葛ちゃん、よだれ垂れてるよ」
 よっぽど感じちゃってるのか、だらしなく口を開けていて、端からよだれが垂れていた。それを
舌で拭きとって、唇で吸い上げる。
「あうぅ……」
「ねえ、こっちを見て」
 言われるままに葛ちゃんはわたしと目を合わせた。その目は焦点があってなくてトロンとしてる。
口も半開きのまま、わたしの与える快感のままにあえぎ声を上げている。
 年の頃十歳ほどの女の子が、こんなにも感じている。たまらなく可愛かった。
「そろそろイかせてあげるよ」
 親指と人差し指で、葛ちゃんの一番感じるところを摘んだ。はじめは優しく、少しずつ激しく。
「ああっ、はうぁっ! ああああっ!」
 どんなに感じても、葛ちゃんはわたしの言いつけどおりにわたしを見つめている。その健気な視
線に胸が高鳴ってきた。
 そろそろ葛ちゃんの限界がやってくるはず。わたしはもっと指を激しくして、葛ちゃんを絶頂へ
と導くことにした。
「ふあああぁっ、おねーさん、おねーさんっ!」
 葛ちゃんに呼ばれただけで気分が高揚した。もっと呼んでほしいと思ってる。もっと見つめてほ
しいと思ってる。だからわたしは。
「わたしのこと、好きって言って」
「あっ、す、すきですっ、けいおねーさんっ、しゅきですぅーーっ!」
 最後に体をビクッと震わせて、葛ちゃんは果てた。
「はあ……はうぅ……」
 葛ちゃんは息を乱したまま倒れている。でも、ここで終わるつもりはない。わたしは身に着けて
いる衣服を全部脱ぎ捨てた。
「ねえ、葛ちゃん、まだ半分だよ」
 葛ちゃんの手をとって、わたしのあそこへ導いた。確かめるまでもなく、わたしのあそこは濡れ
そぼっていた。
「わたしのことも、気持ちよくしてね」
 まだ、夜は終わらない。
152もしも桂がエロゲーの主人公だったら:2007/07/26(木) 20:00:26 ID:P1jWSWy0




『なーんてことになっちゃったりして』
「なるわけないでしょっ!」
 お父さんの実家に着いたら、見知らぬ女の子と狐がいた。それを陽子ちゃんに話したら、いきな
りとんでもない話を聞かされてしまった。
「大体、なんでわたしが葛ちゃんを襲わなくちゃいけないの!?」
『いやそこはお約束ってものですよ』
「どこの世界のお約束なの」
『ごくごく一部の世界の』
 迷い家を思わせる人里離れた一軒家に、見知らぬ女の子と狐が一匹。家に灯りはなく、わたしを
照らすのは月明かりのみ。こんな幻想的な世界でそんなお約束が繰り広げられるとは到底思えなか
った。
『ところで、その葛って子は大丈夫そうなの?』
「大丈夫って何が?」
『深夜になって寝込んだら、はとちゃんが服を脱がされて襲われた――とか、そーゆーの』
「あるわけないってば!」
 一体どこからそんな発想が出てくるのだろう。
「なんで襲うとか襲われるとか、そんな話になるの」
「桂おねーさん」
 陽子ちゃんの返事より先にやってきたのは、葛ちゃんの声。振り向いた先にいたのは葛ちゃん。
ついでと言ってはなんだけど、尾花ちゃんもいた。葛ちゃんの表情には警戒心がありありと表れて
いて、どう見ても友好的には見えなかった。
「葛ちゃん、どこから聞いてたの!?」
「わたしを襲うとか、そのあたりからですね」
 間違いなく警戒されてる。それはそうだろう。ほとんど初対面の人間が自分を襲うとかなんとか
いう話をしていて心を許せるような子なら、そもそも家出だか一人旅だかなんてしないだろう。
「あのね、葛ちゃん、これは違うの。信じてもらえないかもしれないけど――」
「話をする必要はありませんよ。わたしだって思うところがありまして」
 話も聞いてもらえないのだろうか。それほどまでにわたしは嫌われてしまったのだろうか。そう
考えると、胸が締め付けられたような気持ちになる。
 葛ちゃんとは会ったばかりなのに、何かを喪失してしまったような、そんな気持ち。
 わたしにも思うところがある。葛ちゃんはそう言った。しかし、わたしを真っ直ぐ見据えるその
瞳に何を宿しているのか、わたしには計り知れない。
「襲われるより先に、わたしが襲ってしまおーかと」
「へっ?」
 わたしが反応する暇もなく、わたしは押し倒された。どこでそんな術を身に着けたのか、わたし
が思わず感心してしまうほど鮮やかな手つきだった。
「ところで、襲うって意味わかってますよね?」
 葛ちゃんがわたしの上着に手をかけた。
『もしもし、もしもし? どしたの、はとちゃ――』
 電波が途切れた今、わたしの声は誰にも届かない――



−やっぱり桂は総受け−
153名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 20:01:26 ID:P1jWSWy0
タイトルのとおり、登場人物の行動ルーチンには
エロゲ補正がかかっていますw

読んでくださった方、ありがとうございました。
154名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 23:19:35 ID:xa7PinnV
>153
テラGJ!
別のキャラも頼む!
155名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 07:41:40 ID:f3Kdp6Az
エロゲ補正ワロタ
GJ!
156名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 02:00:09 ID:AZa9ugJ7
保守
157名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 11:24:58 ID:2zEYHZ0+
最近買ったんだが、先に進めないよ…
崖から落ちるか、家に帰るかしか無いなんて。
158名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 11:48:48 ID:o36cA38D
>>157
アカイイト 〜第四十二章〜
http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gal/1184710569/

本スレにおいで。
159名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 12:01:35 ID:2zEYHZ0+
>>158
サンクス。人大杉だったけど、家ゲー板だよね?
騙して悪いが、携帯厨でな(´・ω・`)
べっかんこ逝ってくる。
160名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 18:27:59 ID:npEIgZO0
>>159
まあ気にするな。攻略見ればすぐだから、思う存分楽しんで来い(建前)

そしてゆくゆくは、新たなエロ職人として大いに場を盛り上げてくださいお願いします(本音)
161名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 02:57:07 ID:Yh8cFbAH
>>160
既に吸血姉妹に電波ゆんゆんなんだけど、真相を知るまで、我慢……!
162名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 06:28:31 ID:wVjNb54B
献血にご協力お願いします。
163名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 02:08:40 ID:GF6TsyLF
血は、追い詰めると<力>が強くなるんだっけ。
なんと……卑猥くあwせ
164名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 11:53:14 ID:WfEAgcoY
「桂ちゃん、あなたの血を頂戴!ハァハァハァハァ!!」
「いやぁ〜!柚明お姉ちゃんこないでぇ!」

こういうことか
165名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 14:49:43 ID:eilxXQcJ
早くユメイさんルート行きたいナー
変態っぷり見たいナー
166名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 17:54:02 ID:in9WZbRw
テレビのナレーターとかで、皆口さんが出てくると反応してしまうw
167名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 23:31:59 ID:RlrHutls
>>166
たとえば旅番組
「この温泉からは絶景を楽しむことができます。
でも温泉に入る桂ちゃんには敵わないわハァハァ」

動物番組
「猫ちゃんが仲良く毛づくろいをしています。
わたしと桂ちゃんもハァハァ」

ファッション番組
「今年の流行の水着は……
ああ、桂ちゃんもこんなすごい水着をハァハァ」
168名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 00:54:24 ID:HKDs5Q7k
落ち着けw
ユメイサイドに墜ちてるぞw
169名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 01:17:04 ID:eYr3YoAG
おまいら!皆口さんがまるで柚明お姉ちゃんみたいな変態だと言ってるみた(ry
170名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 00:34:18 ID:sXYzQzhI
ねるとんもやってたんだな、皆口さん

烏月「桂さん、お願いします」
サクヤ「ちょっと待った!」
葛「ちょっと待った!」
ノゾミ「ちょっと待った!」
陽子「ちょっと待った!」
「ちょっと待った!」
烏月「ナレーションがコールかけないでください!」
くちゅくちゅと言う音とともに、桂の淫らな声が室内に響き渡る。
「あっ、やぁ、ノゾミ…ちゃ、ん、だめっ」
「どうして桂?気持ちいいんでしょう?もっと可愛い声で鳴いてちょうだい…?」
「ぅん…はぁ、き、きもちいいっけど…!」
「けど?」
「こんなことしてたら…柚明お姉ちゃんが、起きちゃうよぉ…!」
「ふふ、いいじゃない…起きたって。
 こうして痴態を晒している桂を見られてもいものだと思うけれど?」
ちゅく、くっちゅ、ちゅく。
「や、やだ、あ、ん…こんなところ見られたら、ああっ」

谷口「どーする?どーするのよ俺!?」

 A:スタンド使う
 B:必殺技使う
rアC:ワープする

桂が起きないか心配していると・・部屋の扉が開いてしまった。

「お姉ちゃんが起きてきちゃったよ・・・」

そう思った次の瞬間!!

「ういーっす WAWAWA忘れ物〜♪」

全員:・・・・・(゚д゚)ポカーン

「おうあ!!! すまん・・・ごゆっくり!!!」

と、その頃柚明は・・・寝ていた。




今頃全部読んだ俺の妄想・・・いろいろとスマンorz
172名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 12:27:03 ID:NmdqIrN/
ちょwww
173名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 00:25:28 ID:W5Ps1Ex/
ウヅケイで烏月が受けなのを見てみたい
174名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 00:28:26 ID:56f9i5tT
時間かかるが考えてみる
175名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 12:22:17 ID:utHeyQbS
烏月さんは何故か
「やらないか」
の台詞が似合う気がする。

脳内妄想だけど。
176名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 21:27:11 ID:ouHhrp2P
け、桂さん!・・・・な、なんだ、その・・・・
もし桂さんが良かったら・・・でいいんだが・・・・その・・・








              やらないか?








177名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 00:55:16 ID:5xH2E52p
それじゃ桂さん。


 や ら な い か


178名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 07:32:58 ID:Sw/Xn8MB
わかってないな。
烏月さんの場合は「脱いでくれるかい」で全てを支配してしまうんだよ
179名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 08:18:44 ID:iqD9eOJU
烏月「嬉しいこと言ってくれるじゃないか
それじゃとことん可愛がらせてあげるよ」
180名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 08:38:08 ID:5xH2E52p
>可愛がらせてあげるよ

烏月さん、受けだったのか……
181名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 11:43:45 ID:iqD9eOJU
>>180
うはwwwミスったwww
でも烏月さんは受けでもおk
182名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 03:30:03 ID:2f/e/fRg
桂攻め烏月受けってないですよねぇ。
183名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 03:43:08 ID:2f/e/fRg
>>174ホントですか!?じゃあレイプ系か烏月が他の女の子と話してるのを桂に目撃されて怒ってお仕置きとかされる話しとか書いてください!!
184名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 07:50:49 ID:iaiCulUT
>>179
なにその「ごほうびになでなでさせてあげる」的供述
185名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 20:33:02 ID:q/f8QhgW
ニア一緒のお布団で寝る
 一緒のお布団で寝る
 一緒のお布団で寝る
186名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 11:06:19 ID:Wwobw/Sx
一緒にお風呂に入る
187名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 20:23:20 ID:zWPspa2Q
一緒にお風呂で寝る
188名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 01:05:48 ID:OCsOAJCE
 一緒のお布団で寝る  一緒のお布団で寝る    イタズラする
189名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 13:43:30 ID:BmeqT3Gc
イタズラする←ピッ
190名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 02:54:57 ID:myQcRrKZ
烏月さんの胸大きいし柔らかそう…ちょっとだけなら大丈夫だよね‥
191名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 08:45:12 ID:61uYYSNS
う…烏月さんのくちびる……
192名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 16:04:22 ID:+jCNbkQL
ちりーん……
193名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 16:11:40 ID:myQcRrKZ
させないわ!!
194名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 02:00:52 ID:+bJiN4rZ
誰かぁ桂(攻)×烏月(受)の小説書いて〜!!
195名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 21:08:33 ID:o0cg665L
正直、どうやったら桂ちゃんが攻めに転じるのか想像出来ない……
既に何回か致していて
「今日はわたしが!」
みたいな感じなんだろうか。それともエロゲ補正?
196名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 23:47:48 ID:ICEOnXXW
つ烏月さんに夜這い
197名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 08:42:17 ID:uriKWTdn
夜這い……
某Yさんみたいに「烏月さんハァハァ」なのか。
果ては床を突き破って部屋に押し入ったり……
198名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 10:24:11 ID:pYncrGJO
まあ、烏月さん引き摺りながらパンツみてたぐらいだからな
199名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 14:18:23 ID:STemUCwb
烏月さんも烏月さんで「アアン スカートが…」とまんざらでもない様子だったけどな
200名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 21:09:05 ID:1kd8Q7zn
桂ちゃんは烏月さんに対しては攻めだと思う。
201名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 00:46:25 ID:ZX/3ISHK
流れを切るようで悪いが、ユメケイが書きたい!
202名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 01:00:16 ID:iauvvH1/
じゃあ間をとってユメウヅなんてどうかな!?
203名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 14:08:54 ID:4GoQGRtR
>>175-177
ウホッ
204名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 19:41:40 ID:b077zo2u
ウヅツヅで主従・下克上。身長差萌。
205名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 22:35:03 ID:T+Ra9wYQ
>>204
>>4->>7の逆ってことか



でも俺はケイウヅが見てみたい
206名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 23:47:09 ID:Ao08QP/v
>>195の流れも勿論ありだと思うが、
烏月さんを誘い受けにするのもいいんじゃね?>桂攻め
207名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 02:04:12 ID:WW+h4tlF
>>206それ最高
208名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 08:39:23 ID:OV7lXDrm
オナニーしてるところを桂に見られる烏月さん
209名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 12:25:06 ID:mgg/GUAL
>>208
それなら大丈夫だ!
桂も攻めに回れるかも試練。
210名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 05:32:49 ID:3uBSBkOe
>>208誰かその展開書いてくれ
211名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 04:23:32 ID:l2ogfaNe
その展開でも、烏月さんならサラリと流して「それじゃあ桂さんも脱いでくれるかい?」で以下略
212名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 00:46:19 ID:pxD4IUnc
「烏月さんのおっぱい…大きくってやわらかい…。うらやましいよ」
「そ…んな」
「あはっ…烏月さん、ほら…。こんなに音がする位…」
「いやっ…言わないでくれ桂さん…。そこは…!」
「恥ずかしがる事、ないよ…」


セリフは某神無月を引用
213名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 12:41:09 ID:YoH7RB+M
「桂さん、そんなことよりもっと考えるべきことがあるだろう。
例えば『地球温暖化』だ。
CO2排出量増加による地球温暖化は常識だね?
そう、常識だ。いや、常識だと多くの人々が思っている。
だが、実はCO2が地球温暖化の原因だという証拠は無いんだよ。
そもそも地球温暖化という現象は仮説に過ぎない。
そう主張する人も少なくない。
ふっ、どうも私は口下手で困るよ。つまり、常識を疑えということだ」

「烏月……さん?(汗」




台詞は……某アニメより。
214名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 21:51:49 ID:oebPoBaJ
>>212
それは漫画版のセリフだっけ?ノゾミの幻術にかかったら烏月さんは実際
そんな幻覚をみそうだよねw
>>213
ワロタw桂の中の人が出てたね。

なんだか烏月さんがこのスレで大人気になってきたな
この機を逃さず、ウヅ×サクキボン、と言ってみる。
215名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 22:50:14 ID:fGI1BDG+
>>213
烏月「だから君のこと嫌いさっ!!」
(UMIさんに向かってイトを突きつけつつ)
216名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 02:06:03 ID:s5l7X+cs
烏月より桂のほうがエッチな事は知ってると思う。烏月は常識ないからエッチでは受けだろ
217名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 10:11:58 ID:+qxdqYgL
維斗で切りつけられた事を持ち出す桂ちゃん。
うだつの上がらない烏月さん。もちろん主導権は握られっぱなし。
218名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 14:15:36 ID:oQ9r3j0v
桂ちゃんが攻めるというより、女王様プレイで烏月さんをなぶってほしい。
そう、例えば脚を舐めさせたり…
219名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 22:25:25 ID:g3SfTzxw
「ほら…わたしの脚、美味しいでしょう?」

「ブッ、臭い…洗えよ桂さん!」
220名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 02:48:19 ID:HuQgJN+J
ひーざーまづーいーて
221名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 02:52:23 ID:u0gxOXwD
なんというか…あれだ

後輩が先輩を弄ぶシチュエーションとか好きだ
222名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 03:01:38 ID:pd92WYVM
>>221←オレか!てか烏月と桂っていくつ違い?
223唐突に思い浮かんだネタ:2007/08/31(金) 07:54:03 ID:7HyDW+g0
「さぁ、今日も一緒に楽しみましょうね、『桂お姉さん』」
「やめるんだ葛、こんなの間違ってる!」
「何を言ってるんですか、『桂お姉さん』。
 経観塚であんなに私のことを好きだって言ってくれたのは、『桂お姉さん』じゃないですか」
「違っ、僕は桂じゃ……」
「いいえ、ここに断言します。――あなたは『桂お姉さん』です」
「……っ、う…、ぁ……」
「やれやれ、抵抗が無意味なのはわかってたはずなんですけどね。
 文字通り格が違いますし、贄の血で強化された今は何を言わんかや、です。
 ――では、あらためて楽しみましょうか、『桂お姉さん』」
「うん……。おいで、葛ちゃん……」
224名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 10:13:59 ID:YXlOphBp
>やめるんだ葛

一瞬、某あんパン男を思い出した。
225名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 01:23:04 ID:FQLEXarW
小碓皇子は女装して熊襲の王である川上梟師の宴にとかいって若杉乳パッドを無理やり装備させるんだな
226名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 14:32:55 ID:slqzWgx7
>>225さっぱりわからん
227名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 20:17:52 ID:S64AdwB+
>>208
誰を思って?葛ちゃんならロ・・・
228名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 21:55:31 ID:VMyf0iL2
何を言ってるですか。サクヤさんのことを考えてたに決まってるじゃないですか
229名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 03:15:14 ID:jnEn8kuq
さかき旅館のおかみ
230名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 14:33:06 ID:1OOqgZUe
>>225
言霊で変化も思いのままですよ
231名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 01:41:12 ID:MHFDFOOF
桂さん‥ハァハァ
232名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 18:56:03 ID:xueOBvB1
桂さん(のパンツ)は渡さない!
233名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 02:14:41 ID:CiaBVmVO
でも本当に烏月さんって桂のパンツとかでオナニーしてそう
234名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 03:23:26 ID:s4fbe2zT
桂ちゃんは普段の生活ではぱんつはいてるのに
旅行中はぱんつはいてないんだよな

不思議だぜ
235名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 15:56:10 ID:zNqgETob
柚明さんにはぎ取られたんだろ
236名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 18:02:12 ID:ryQZo2Qy
ユメイさんが実体化できるのは桂ちゃんぱんつのおかげなのか
237名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 19:30:37 ID:+GbOlbmT
朝はユメイさんに起こされるついでにゴニョゴニョ
学校ではトイレで烏月さんにゴニョゴニョ
風呂ではサクヤさんにゴニョゴニョ
夜寝るときにはみんなからゴニョゴニョ
これはなんというエロゲーのハーレムエンド


葛?なにそれ食べられるの?
238名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 21:35:01 ID:OdQAUVgT
はい、葛様は桂おねーさんに食べられます。
239名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 16:48:39 ID:7daKng0q
というかクズラ様は眼中にないんじゃないか
240名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 23:21:38 ID:wdkXoHMO
桂ちゃんは烏月さんの胸しか眼中にないよ
241名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 20:08:38 ID:ByJEyVAn
はとちゃんの瞳にはあたししか映ってないよ
242名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 20:26:35 ID:vmDMXMqO
それにしてもなんで桂ちゃんはあんなに「それなんてエロゲの主人公?」ってぐらいもてるのか。
いやまぁ、主人公だからもてるんだろうね。あと羽藤の血の御蔭で人外にもモテまくりだけど。
243名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 21:38:25 ID:ee2euRNj
桂ちゃんははわわ属性あるからな
244名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 00:16:13 ID:518cAO/b
てか桂って従姉の柚明にも興奮してるとかどんだけ変態レズなんだよ!女を性の対象でしか見ていないのかよ
245名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 00:28:05 ID:cV+KrCzd
血が、そうさせてしまうんだ・・・。
246名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 01:08:34 ID:2k3/feNB
というかユメイさんも桂ちゃんの縞々パンツに見とれていたぞw
まぁこれは小説版のオマケのネタ漫画だが。
247名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 00:36:36 ID:H6j0klb+
サクヤさんのアホ毛を引っ張ると……?
248名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 00:55:57 ID:dM6xCU0M
デレ成分だけになる
249名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 01:43:24 ID:qHPWnS1D
そして理性が消し飛ぶ
250名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 04:22:43 ID:OMNZJ2Bx
よーするに贄の血=女の子大好きって事?
251名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 23:34:37 ID:JpKxhuhu
なんだ、俺も贄の血だったのか。
252名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 23:37:52 ID:qHPWnS1D
やべ、俺もだ。
253名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 00:40:42 ID:pm0v2jMZ
ここは貴重な贄の血が集うスレッドですか?
254名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 06:31:36 ID:7O7S6dru
夜なかになると、みんなおに連中におそわれるのか。
今はもう朝だから、今日もにげ切った訳だな。

ああ、けさもすげーだるい。 いったい おれ どうな て
255名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 17:03:45 ID:wjmZ3HKF
鬼という名の欝
256名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 23:02:02 ID:0vqVaPxn
なあんかあー鬼鬱なんですけど〜(笑)
257名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 19:02:02 ID:LqiV3eTf
にえ の
258名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 02:06:46 ID:o9cHopGu

うこ
259名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 02:44:51 ID:2zgMrtql
そんなに日曜が好きか
260名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 08:42:43 ID:qiPACnfS
経観塚女学院

担任……葛ちゃん
生徒……桂ちゃん、陽子ちゃん、烏月さん
不良生徒……サクヤさん
優等生……お凛さん
いじめっ子……ノゾミカ
保健の先生……柚明さん
体育の先生……白花ちゃん(?)
クラスのペット……尾花ちゃん
261名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 16:55:00 ID:2zgMrtql
そういえば今日は桂お姉さんの
262名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 21:31:09 ID:Wphuf56I
烏月さんとの記念日
263名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 00:06:51 ID:qEAdb4SX
駅員による恥辱プレイ…
尾花の汚辱獣姦奉仕…
双子による吸血輪姦…
人狼の口淫奉仕…
烏月による強制脱衣…
人狐との接触プレイ…
柚明の異常性欲…
白花の精神崩壊調教…


何て過激なゲームなんだ…!
264名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 02:42:45 ID:8v3+Trhb
くらやみのまゆに辿り着けない……
265名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 01:52:00 ID:gXakt9iX
俺は1人こっちで桂ちゃんとマターリしようかな
266名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 22:09:23 ID:Ueb93mOV
>>265
鬼切り!
267名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 22:16:58 ID:tGWJmZs4
>>265
させないわ!
268名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 02:00:32 ID:R1J6ix+R
>>265
はは…その桂の背中にはジッパーで付いてるだろう?
…開けるのが怖くなって来たかな?
269名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 17:40:54 ID:f6A5nFq+
今日は烏月さんの
270名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 19:01:41 ID:0RXOd7yn
処女喪失記念日
271名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 20:13:16 ID:jz4Qggmo
ファーストキス記念日だろ…常(ry
272名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 22:41:46 ID:mRSMfDtt
何故か桂攻烏月受の電波を受信したんで投下
-----------
「それじゃあ桂さん、脱がして…くれるかい?」
常と変わらない冷静な口調と表情。だがそこに含まれる微かな羞恥とためらいに桂は気付いた。
烏月を知らぬ人なら…例えば知り合ったばかりの自分なら分からなかった程の微妙な違い。
それに気付けたことに、二人で共に過ごした日々の重さを感じて胸が熱くなる。

「し、失礼します」
我ながら場違いで滑稽な言い方だと思いつつ、桂はおずおずと見慣れた黒い制服に手を伸ばした。

桂の手が服に触れた瞬間、それまでじっと動かなかった烏月の肩がピクリと震えた。
そしていつも真直ぐな瞳で桂を見る烏月がふと顔を背けたことに、少し驚いて烏月の顔へ視線を向けた。
そこに普段見ることのない、やや上気した恥ずかしそうな顔を見た瞬間、桂の中で何かが弾けた。

(もっと知りたい、烏月さんのいろんなこと。もっと見たい、烏月さんのいろんな顔…)
桂は今までよりずっと強引に服を脱がし始m
〔電波が省略されました・・全てを読むには烏月さんの名台詞を書き込んでください〕
273名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 22:50:58 ID:ZwMElduX
おにぎり!!!!!!!!!
274名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 23:50:15 ID:f6A5nFq+
 _
(゜∀゜)おにぎり!! おにぎり!!
275名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 21:47:46 ID:lAy8BNZW
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おにぎり ! おにぎり !
 ⊂彡
276名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 12:43:53 ID:dI9ZGBsC
変態烏月さんってなかなか想像できね
277名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 23:19:28 ID:WD9Y51JP
変態=ユメイさんだからなぁ…
278名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 00:34:54 ID:moBZj3sk
やっぱケイウヅが登場するまで待つべき?
279名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 22:22:48 ID:kZ22WtfP
ついさっき全クリしたばかりのオレが保守。
280さばかん:2007/10/15(月) 23:08:04 ID:ddS+l9UW
私の妄想を投下します。文章が下手で気持ち悪いですが勘弁して下さい。
281水相撲1:2007/10/15(月) 23:08:59 ID:ddS+l9UW
 屋敷の生活は葛ちゃんのお陰で随分と楽になったけど
エアコンの無い部屋は暑く、退屈だった。
 暇を潰そうにもこの暑さ、動く事も億劫で私も葛ちゃんも居間で寝転がっていた。
 なので、
「ねぇ、葛ちゃん、紙相撲やろうよ」
 私はまんじゅうの空き箱をつかって土台を作り、下
手糞な絵の紙人形を作っておく。
「ん〜、なんですか、桂おねーさん・・・」
 駄目元で遊ぼうと誘ったんだけど、葛ちゃんもよほど
退屈なのか、紙相撲をのぞいた。
 もし駄目でも1人で楽しめばいい。今の私はそれほど
娯楽に餓えていた。
「と〜ん、とんとんとんとん」
 1人で紙相撲をしていた私を葛ちゃんはじっと見ている。
「ね。やろう?」
「まぁ、退屈ですし別にかまいませんけど」
「やった〜〜〜〜〜〜〜〜〜!有難う、葛ちゃん」
 あまりにも嬉しくて思わず葛ちゃんを抱き締める。
「・・・・・・」
 葛ちゃんは何も言わずに頬を赤くするだけで
私は恥ずかしくなって離れる。胸の動機が中々
止まらない。
「ご、ごめんなさい葛ちゃん」
「い、いえっ!それよりやりましょ!わー楽しそうだな
紙相撲。わくわくしちゃいますよ!!」
「う、うんっ!」
 畳に寝転がりながら紙相撲をすることにする。
 こっちの方がひんやりして気持ちいいからだ。
「はじめるのはかまいませんけど、何か掛けませんか?」
「駄目だよ葛ちゃん。賭け事は」
「賭けるって言っても罰ゲームですよ。勝った方
が相手に好きな事を命令できる、ってのはどうですか?」
 まぁ、それなら多分賭け事ではないよね?
 それに葛ちゃんならキツイ事も言わない・・・はず。
282水相撲2:2007/10/15(月) 23:10:30 ID:ddS+l9UW
「じゃあ、いくよ。はじめ〜!!」
 とんとんとんとんとんとん。
 土台の振動で命を吹き込まれた人形が地味に舞う。
 実際の相撲と違い、紙相撲は押し合いになる前に決着がつくことがほどんどで
 互いの人形は当たることなくすれ違う。
 こういうシュールさが紙相撲の魅力だよね?
 そして、地味に決着がつく。
「やった〜私の勝ちだよ!」
 へへ。それじゃあどんな罰ゲームにしようかな?
 素っ裸にしてしまうというのも中々そそるものが、
「練習」
 葛ちゃんが突然そんなことを言う。
「え?」
「い、今のは練習ですよね?」
 わ〜凄い卑怯。
「ですよね?」
「やだ」
 自分なりに冷たく言う。
「お願いしますよ、桂おねーさん!!」
「しょうがないな。いいけどもう一回だけだよ」
「ありがとうございます!」
 私と葛ちゃんは人形を自分の手元に戻す。
 私は土台に置きなおしたけど、葛ちゃんは紙人形を
置いていない。
「桂おねーさん。待ったなしでいいですよね?」
「いいよ〜」
 葛ちゃんがにやりと笑い。私はイヤな予感がした。
「こいつで勝負だ!!!」
 手にしたものを見て唖然とする。
 それは巨大な鉄板・・・いや、ちゃんと2つに折られている。真坂・・・。
「紙相撲の人、」
 その巨大な鉄板を土台に立てて置き、葛ちゃんは台を
とんとん叩く。
「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
 もうヤケだった。土台を力の限り叩き、そして。
「決着〜〜〜〜!楽勝〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
 葛ちゃんの 完・全・勝・利だった。
「あははは・・・」
 もう呆れて何も言えなかった。
283水相撲2:2007/10/15(月) 23:11:41 ID:ddS+l9UW
「は〜ごくらくごくらく」
「こんな感じでいいいかな?」
「さいこーですよ」
 罰ゲームは私の懇願が通じ肩揉みとなった。
 ううっもう少しで1人裸相撲をするところだったよ。
「でしょ?お母さんに上手いってよく褒められたんだよ」
「おお〜そうですかー」
 時にはツボを刺激、時には全体を揉み、さすり。
 その作業に飽きた頃、葛ちゃんの華奢な肩が目に入る。
 あれ?なんだろうこの妙な気持ちは。
 柔らかく、細い肩。
 その感触が手に馴染み、それが本能を刺激し、私の自制する脳機能を麻痺させる。
「ねぇ、葛ちゃん・・・腕も揉んであげようか?」
 肩を優しくさすりながら言う。
「悪いですねーそこまでしてもらって」
「いいのいいの。せっかくだから徹底的にやるよ」
 両腕をおざなりにこなす。
「脚も揉んであげようか?」
「いいですよーそこまでしてもらったら本当に悪いですし」
 言葉を無視して脚を揉みだし、その手は段々、付け根に近くなり、そこには到達しない。
 葛ちゃんは私の手を黙ってじっと見ていた。
「ねぇ、ここもいいよね?」
 葛ちゃんを後から抱き締め、服越しに葛ちゃんの股間に指を這わせる。
「駄目ですよ、桂おねーさん・・・」
 私は抱き締める力を強くし、うなじに自分の吐息を吹きかけるととてもいい匂いがした。
「葛ちゃんが悪いんだよ。こんな細くて柔らかくて・・・。
私をこんなに興奮させたのは、葛ちゃんなんだよ。ね?」
 誰が聞いてもでたらめな言葉を並べて何をやってる
んだろうと冷静な私が中にいるが、それはただの傍観者であり、意味なんかない。
「葛ちゃん・・・して、くれないかな?」
 股間にあった手は胸に移動し、葛ちゃんの新たな感触を求めるように手を擦り付ける。
「・・・桂おねーさんのえっち」
 そう言って葛ちゃんは私の唇に口付けをし、
「私も興奮してきました、責任とって下さい」
 私の体は経験したこともない昂揚に満たされた。
284水相撲4:2007/10/15(月) 23:12:53 ID:ddS+l9UW
「葛ちゃん!」
「わっ!」
 葛ちゃんを畳に押し倒し、抱き締める。
「待って下さいよ、桂おねーさん」
 葛ちゃんが抱き締める私を剥そうとするが、無駄。
「やだよ!今日は沢山気持ちよくなるし、させてあげるよおっっっ!!!」
 掌を私の顎下にそえ、それを強く上にやられ、私はアッパーを喰らった状態のように体全体に衝撃が走り
力が抜けた。葛ちゃんが離れる。
「いたた・・・酷いよ葛ちゃん」
「落ち着いて下さい桂おねーさん。場所、変えませんか?」

「ここは・・・川?」
「私がいつも水浴びしてる場所ですよ。ここならまず
人も来ませんし、体液を処理し易いですよ?」
 葛ちゃんは服を脱ぎだし、私もそれに倣う。
「外でそういう事がしたいなんて、本当に葛ちゃんは
えっちな子・・・」
「ですから、さっき理由は言いましたよ?」
 葛ちゃんは服を脱ぎ終わり、私も同じになる。
「それだけじゃないでしょ?」
 葛ちゃんに近付き、
「桂おねーさんの体・・・綺麗」
 唇を軽く重ねた。
 手を繋ぎ川中へ行き、岩にタオルを敷き座る。
「脚が涼しいね!」
「ええ・・・」
「こうやって私が座れば、色々やり易いでしょ?」
 私と葛ちゃんの高さは同じ位になり、再び口付けを
する。今度は舌を絡ませて、葛ちゃんと深く交わろうとする。
 最初はそっとだった舌の動きも段々と激しくなり、私の
唇の端から唾液が伝う。
「あ・・・」
 それを葛ちゃんが嘗めとりながら、私の胸を触る。
「柔らかくて気持ちいいですよ、桂おねーさん」
 最初はゆっくりと次第に大胆な揉み方になり、私の
乳首を甘く噛む。
「んッ・・・」
 その甘い刺激に体が弛緩し、その快楽に浸りながら
葛ちゃんの小さな胸を触りながら抱き締めた。
「葛ちゃんのも小さくて柔らかくていいよ」
「ン・・・ぴちゃぴちゃ」
 言葉も返さず、私の胸を揉み、嘗める。
 私は暫く葛ちゃんの感触を楽しんだ。
285水相撲5:2007/10/15(月) 23:13:42 ID:ddS+l9UW
 と、そんな雰囲気をぶち壊す声が。
「貴様!大人しく斬られろ」
「このっ!明良さんはそんなに強引じゃなかったぞ!」
「黙れ!どっちかと言えば、強引に兄さんを誘ったのは
お前だと聞いたぞ!!」
 刀をもった私と同い年位の女の子が男の子に斬りかかっている。邪魔だから他所でやってほしい。
「くっ・・・!あれは合意の上だったんだ。指でちゃんとほぐしたし、ローションだってちゃんと塗った!!!」
「生々しいぞ!お前のせいで兄さんは暫く肛門を見てもらわなければならなくなって、両親からはホモ扱いだ!」
「扱いというよりは真性の、」
「黙れ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」
 縦に振られた刀を交わし、逃げる男の子。
「ちっ、待て!・・・・・・・・・・・・・・・・ん?」
「「あ・・・」」
 その女の子は私達の体を見て、身を硬直させ、そして、
「ぶーーーーーーーーーーーー!!!!」
 透明な川を鼻から出た鮮血で染め、川に浮いて気絶した。
「このままほっといて、続きをはじめます?」
「あははは・・・それはよそうよ葛ちゃん」
 結局、最後の最後はおあずけとなった。 おわり 
286名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 01:27:02 ID:37bHg7YJ
GJ!!
287名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 21:01:38 ID:9gukwRfg
これはGJすぐる
288名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 21:22:27 ID:g8fB4XeL
せっかくいい雰囲気だったのになんだこのオチはw
このあと烏月さんを二人がかりでやるとかいう展開になったりしないだろうか
289名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 21:32:47 ID:O8D8U0SZ
ケイツヅだと思ったらお腹痛いwwGJ!!
290名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 14:45:56 ID:GrCFocBv
>>さばかんさん
激しくGJ!!
このまま18禁になるとおもったら・・。
途中まですごい興奮した。
すごい面白かった。

あぁやはりアカイイトは面白い・・・。

明良×白花のギャグホモネタもいいかもと思ってしまった。
いや、むしろ主×白花?

白「ヤメヤメヤメ・・・・・あぁ!!!」
主「くくく・・・。やはりたまらん。いいオハシラがきたものだ」
望「主様・・。これはいったい・・・」
主「なんだ望、知らんのか?同姓同士の行為というものは
  崇高なるものなのだぞ?
望「ということは、私と桂も・・・。」
ミ「姉さまには私がいるではありませんか・・・。
望「ふん、嫌がる桂を押し倒すのがいいのよ。


あれ?なんか変な方向?俺って文章力ないなぁ〜。
291名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 22:36:01 ID:6Y0VTc3f
どうやらオサも贄の血の持ち主の様だ。
292名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 17:24:03 ID:QO1pfAgy
>>291
詳しく
293名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 17:52:17 ID:YejbeqA8
ネタバレは勘弁な
294名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 18:01:27 ID:QO1pfAgy
>>293
おっと危ない。
そういえば本スレもネタバレ云々でざわついたんだっけ。
不躾な書き込みでスマソ。
295名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 23:52:41 ID:JCs8i0F7
2ch来てる時点でネタバレは覚悟完了じゃないのか?
296名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 00:41:47 ID:YqgkE0C+
我が身は既に覚悟完了。
297名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 16:25:53 ID:P9iNmtcd
(関係無いけど、みにまむシスターズの著者ってアカイイトプレイ済みだと思う… 葛ちゃん…?)
298名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 07:36:26 ID:3WPapN0x
サクヤさんは攻めだと強気だけど受けに回ると激弱いと妄想する俺。
299名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 02:40:05 ID:hjE74pur
むしろサクヤさんは攻めに向かないイメージ。
というか、個人的に桂ちゃんに攻められてるサクヤさんが見た(ry
300名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 11:12:24 ID:peRllM1L
個人的には桂ちゃんが攻めてるところが見たい
性格豹変するんじゃなくて、桂ちゃんっぽくたどたどしく攻めてもらいたい
301名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 16:58:08 ID:hjE74pur
「桂さん、話があるんだ」
「話……?」

「そう、たとえば地球温暖化だ。
CO2排出量による地球温暖化は常識だね?
そう、常識……いや、常識だと多くの人が思っている。
だけど、実はCO2が地球温暖化の原因だという現象は仮説に過ぎない、
そう主張する人も少なくない。
ふっ……どうも私は口下手で困るよ。
つまりは、常識を疑えということだ」

「烏月さん、大丈夫……?」
「夏目漱石は天才だ……」
「どうしよう……お医者さんに診せようかなぁ」


診断の結果、烏月さんは夕べに食べた「カナメダケ」が原因でこうなってしまったらしい。
完治の為には「ヒカリダケ」なるものを食べさせないといけないという。
さらに悪いことに、ヒカリダケは経見塚原産で、そこにしか生えていないという。

「テニスで勝負だ……桂さん」

私は烏月さんを元に戻すため、再び、あの地……経見塚を訪れる。
大切な人を、助けるために。

サクセスが送る大型アドベンチャー、堂々の始動!
果たして贄の血の持ち主、「羽藤桂」は、幻のヒカリダケを見付けられるのか!

続かない
302名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 17:31:08 ID:CTIeKoKf
RPG化クルー?w
303名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 17:46:32 ID:zs570321
傀儡Aが現れた
傀儡Bが現れた
傀儡Cが現れた
烏月は混乱している
304名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 20:55:27 ID:V0XikzLR
烏月「お、おおおにぎり!!」


……烏月さん(^ω^;)(;^ω^)
305名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 21:25:33 ID:hjE74pur
ノゾミ「コンゴトモ ヨロシク」

ノゾミは仲魔になった
306名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 23:32:56 ID:veMue+I3
>>301
正直、烏月さんは鳩飯ポジションだと思っている
307名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 04:37:02 ID:3kvD//2X
>>306
いいや天音王子だね
桂ちゃんが光莉なら
308名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 01:43:14 ID:cspcYqqL
時代は桂ちゃん総攻め
309名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 13:37:13 ID:lXMce6xx
時代は桂ちゃん総攻められる
310名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 20:25:03 ID:jDiN33ms
だがサクヤさん相手には攻め
311名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 00:46:33 ID:PYPXzK2l
サクヤさんと葛さまとノゾミちゃん相手には攻めだろ。
312名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 23:47:28 ID:J2HXxVHX
ほす
313名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 21:40:24 ID:fwtWW2ZM
桂ちゃんがみんなに襲われる訳だな
314名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 05:28:30 ID:FfhxXOSU
保守
315名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 23:50:01 ID:cPiuMCRm
時代は尾花ちゃん総攻められる
316名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 12:05:50 ID:L5YgpB7l
保守
317名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 00:26:22 ID:kjkzfGBB
保守
318名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 07:18:59 ID:qrW9p+F+
過疎っているようなので、桂×葛の前半を投下してみます。
初めてのSSな上に携帯からの投稿なので読みづらい所も多々あると思いますが、ご容赦ください。
319髪飾り1 :2007/11/26(月) 07:21:11 ID:qrW9p+F+
「うわ〜、なんだかすごく懐かしいかも…。」
気まぐれで始めた引き出しの整理の最中、ある物を見つけて私の手はピタリと止まった。
「どうかしたんですか?」
私の感嘆の声を聞きつけて泊まりに来ていた葛ちゃんがヒョイと顔を覗かせる。
「あ、別にそんな大した物ではないんだけど、小学生の頃毎日着けていたから懐かしくて…」
私は、イチゴ髪飾りの付いたシンプルなゴム留めを見せた。
「髪留めですか…」
まじまじと髪飾りを見つめる葛ちゃん。色素の薄い葛ちゃんの髪なら、イチゴの赤が映えるかもしれない、ふとそう思った。
「そうだ!葛ちゃん、これ着けてみようよ!」
「え?!私がですか?」「うん。きっと葛ちゃんには似合うよ。」

合意を得るより先に葛ちゃんのフワフワの髪へと手を伸ばす。左上の方の少し長めの部分をまとめて一つに縛ることにした。
「うん。可愛いよ」
葛ちゃんの頭を軽く撫でながら、私は微笑んだ。私の見込み通り、葛ちゃんとイチゴの髪飾りの相性がバッチリだったからだ。
なのに、どういう訳か葛ちゃんは上目づかいで私の顔を覗いてはもじもじしている。
「え〜と…、変じゃないですか?」
「そんなことないよ。すごく似合ってるもん!」
320髪飾り2:2007/11/26(月) 07:26:21 ID:qrW9p+F+
私はキッパリと断言する。にも関わらず、葛ちゃんは悩ましげに鏡を覗き込む。

…もしかして、葛ちゃんはこうゆう事になれてない?

「もしかして、葛ちゃんは髪を括ったりしたことないの?」
「たはは…、実はこれが生まれて初めてだったりします。」
少し照れながら肯定する葛ちゃん。確かに葛ちゃん位のショートヘアーなら髪を括る必要性はないし、それでいいのだろう。
でも、同じ女の子としてそれはすごく勿体無いことに感じた。

「えー、葛ちゃん可愛いんだから、もっと積極的におめかしすればいいのに。」
「そうは言いますけどね、おねーさん。あんまり必要性を感じないんですよ。」
うーん、予想通りの回答なんだけど…。やっぱり、哀しい気分になってしまう。葛ちゃんもせっかく女の子に生まれてきたのだし、もっと女の子としての楽しみを満喫してもらいたい。
よし。私は覚悟を決める。
「ねえ、葛ちゃん。明日は一緒にお洋服を見に行こうよ?」
「…もしかして、私に似合う女の子らしい服を見繕うつもりですか?」
「うん、当たりー。」
「遠慮します。」
「えー、なんで?」
「着せ替え人形にはなりたくないですから。」
口を尖らせて、呆れ顔の葛ちゃん。
う゛ー、悔しいけどその予想は当たってるんだよね。
321髪飾り3:2007/11/26(月) 07:31:02 ID:qrW9p+F+
でも、こんな簡単に引き下がる位なら最初から言い出したりはしない訳で。私はどうすれば葛ちゃんが女の子としての楽しみに目覚めてくれるかを考える。

自分がいかに女の子として魅力的であるか気付いてもらうのが先決ではないだろうか?
髪を括っただけで赤くなる葛ちゃんは可愛いし捨てがたいけれど、おねーさんとしては恥ずかしがらずに堂々とおめかし出来るようになって欲しい。
何はなくとも、まずは自信を持てるようにすることが大切だよね。
うん、この作戦でいこう。私は早速実行に移すことにした。

「可愛いよ葛ちゃん。」私は葛ちゃんをそっと抱き寄せて耳元で囁いた。
「ど、どうしたんですか?!いきなり…」
この時点で、葛ちゃんは耳まで赤い。おどおどとした様子は葛ちゃんの自信の無さの表れに違いない。
今度は肩に手を置き、真っ直ぐに瞳を見つめて語りかける。
「もっと自信を持ってもいいんだよ?葛ちゃんは魅力的だからね。」
「…おねーさん何か変な物食べたりしました?」
「違うよ。ただ、思ったことを素直に口にしてるだけだもん。」
「率直に言って、今の桂おねーさんは不気味です。」
「そうかな?私はいつも通りだよ。ただ、葛ちゃんの愛らしい顔を見ていると胸が苦しいかも…」「私は頭が痛くなってきました。桂おねーさんのせいですよ。」


「……なんでそんなことばっかり言うの?」
「その言葉そっくりそのまま桂おねーさんにお返しします。」

作戦失敗。
322髪飾り4:2007/11/26(月) 07:34:40 ID:qrW9p+F+
葛ちゃんのあまりに頑なな態度に作戦の変更を余儀なくされた私は最終手段に出ることにする。
言ってダメなら行動で示すのが早い。

「ねえ、葛ちゃん?」
「今度は何ですか?」
私は答えない。
その代わり、葛ちゃんの唇に自分の唇をそっと重ね合わせる。
「あ…」
「柔らかいね、葛ちゃんの唇。」
顔を火照らせてうつむく葛ちゃんを見ていると、何だか別のスイッチも入ってしまいそうだ。

今度は目元にそっと口付ける。
「…おねーさん?」
「葛ちゃんの目ぱっちりしてて可愛いよ。色もすごく綺麗。」
「あ…。」
私の意図が分かったのか、葛ちゃんはハッとした素振りを見せたけど何も言ってきたりはしなかった。

次は、ほんのり赤く染まった耳に優しく唇を寄せる。
「葛ちゃんの耳はちっちゃくて可愛いよ。」
「…くすぐったいですよ、おねーさん。」
葛ちゃんがむずがゆそうに、そして嬉しそうに笑う。
くすぐったいのは、言葉?それとも、吐息?

どちらにせよ、私の中にある欲望に火がついてしまったのには変わりがない。
私は、葛ちゃんの小さな体をぎゅっと抱き寄せて、もう一度唇に、今度は深く口付けた。
323髪飾り5:2007/11/26(月) 07:37:59 ID:qrW9p+F+
そっと舌を入れると、葛ちゃんの小さくて柔らかい舌が出迎えてくれた。その裏側をゆっくり愛撫すると熱い吐息が漏れる。
ぴちゃぴちゃ…と唾液の絡み合う音が内側から鼓膜を刺激する。

私は一旦唇を離し、葛ちゃんを抱きしめ直すと「いいかな?」と短く確認をとる。私の腕の中で葛ちゃんはこくんと頷いた。

3度目のキスが始まる。これからが本番。

324名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 07:51:09 ID:qrW9p+F+
とりあえず、前半はここまでです。とくに問題がないようでしたら後半は明日にでも投下します。
葛さまにイチゴは合わないだろう。というツッコミに対しては「恋は盲目」の一言で片付けさせてください…。
325名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 08:15:44 ID:w8Qbe0Mv
GJ!やっぱりアレですよ、この世で一番にやけるものと言ったら女の子同士がベタベタ引っ付きまくってる姿なわけで。
326名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 08:47:15 ID:APDQvbu8
そして、ことごとく邪魔しに来るユメイさんと烏月さん。
327名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 19:23:13 ID:G/FuJLuU
>>324
GJ!!
後編マダー?(AAry
328名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 23:54:29 ID:F68993o/
髪飾りの人です。
「明日にでも」なんて言っておきながら、前半を徹夜で仕上げたせいか風邪引いてダウンしてました…。

まだ未完成ですが今出来てるだけ投下しときます。
329髪飾り6:2007/11/29(木) 23:56:00 ID:F68993o/
葛ちゃんの口内を再び堪能した後、私は唇を首筋へと移動させた。葛ちゃんの細い首筋にキスをする。吐息がかかると葛ちゃんの体はピクンと震えた。
「葛ちゃん…」
「桂おねーさん…」
名前を囁きあって、それから私は葛ちゃんのささやかな胸に手を当てた。
「あ…」
葛ちゃんの口から吐息が漏れる。
「服…脱がせちゃうね?」
私は葛ちゃんの上着に手をかけると、焦らすようにそっと脱がせた。葛ちゃんの白い肌と胸の突起が露わになる。
「じゃあ、おねーさんのも…」
「うん。お願い。」
今度は葛ちゃんが私を脱がせる番。お互いやりやすいように、私たちは床に腰を下ろした。葛ちゃんは器用に私の服を脱がせてゆく。
そうして、私たちは産まれたままの姿になって抱きしめあった。直に伝わる体温が心地よい。


330髪飾り7:2007/11/29(木) 23:59:02 ID:F68993o/
「葛ちゃんの肌って、スベスベのもち肌だよね。羨ましいな…。」
「おねーさんの肌も白くて綺麗ですよ…」
お互いの肌の感触を確かめ合う。
裸の葛ちゃんを抱きしめて見ると、葛ちゃんのスタイルが良いことがよく分かる。適度な筋肉、必要充分かつ無駄のない脂肪。全体的に小柄なのと胸の膨らみに関しては今後の発育次第だし。肝心の将来性は。

「…葛ちゃんのお母さんって、スタイル良かった?」
「まあ、正妻でないとはいえ若杉に嫁いでくる位ですからね、顔もスタイルも抜群でしたよ。…はわっ!なんで、ほっぺたつねるんですか?!」
「何でもないよ、ただつねりたくなっただけだもん。」

葛ちゃんの自信を付けるつもりが、逆に私の自信が削がれてしまいそうだった。


気を取り直して、私は行為を再開する。
まずは、将来有望な葛ちゃんの乳首をそっと舐める。それから、軽く吸うと私の背中に回された葛ちゃんの両手がぎゅっと抱きしめてきた。
「葛ちゃん、可愛いよ…。」
私は、葛ちゃんをそのまま床へと押し倒した。
その拍子に、葛ちゃんの髪を括っていた飾りが外れてしまった。
「あ…。」
葛ちゃんは外れた髪飾りを名残惜しげに見つめた。
「どうしたの?」
「その、似合わなくてもせっかく桂おねーさんさんに括ってもらったのに…。」
外れてしまって、名残惜しい。葛ちゃんは最後まで言わなかったけど、多分そう続く。
あんまり、喜んだ素振りを見せてくれなかったけど、内心は喜んでくれていたんだ。私は嬉しくて嬉しくて、また葛ちゃんの唇にキスをした。
「これが終わったら、また括り直そうね。」
「…はい。」
葛ちゃんは頷いた。
331髪飾り8:2007/11/30(金) 05:38:11 ID:kpFvtbfa
押し倒した葛ちゃんの首もとから舌を這わせていく。緩やかな胸の膨らみやおへそを経て、私の舌は女の子の大事な部分へとたどり着いた。

「ぁ…ん…」
そっと息を吹きかけると、葛ちゃんの口から小さな声が漏れる。今度はそこに軽くキスをする。
「はひゃう!…だめですよぅ。そこは…」
「なんで?可愛いよ、葛ちゃんのここ…」
実際、まだ女性としての分化が始まっていない葛ちゃんのそこは非常にシンプルで可愛らしい。
とはいえ、割れ目に舌を入れ、溢れる液を舐めると女性特有の味と香りをハッキリと感じる事が出来る。
私は葛ちゃんの割れ目の内を丹念に舐める。
「ふぁんん…おねーさん…」
葛ちゃんから声が漏れる度、私の胸は高鳴る。大好きな葛ちゃんが私の事を体で感じてくれているのが、嬉しくて仕方がないからだ。
332髪飾り9:2007/11/30(金) 05:41:21 ID:kpFvtbfa
私がそうやって舌で葛ちゃんの下の口を奉仕していると、葛ちゃんは軽くイッてしまったみたいだった。

「気持ち良かった?」
息を荒げる葛ちゃんのおでこに口付けながら、葛ちゃんの髪を優しくなでる。いつもなら、囁くような声で「はい…」と返事があるのだけど、今日は違っていた。
モジモジとしながら何か言いたげな葛ちゃん。
「どうかしたの?…もしかして、全然よくなかったとか?!」
今にも泣きそうな顔の私に葛ちゃんは、「違いますよ。」と首を横に振ってくれたので、とりあえず一安心。
じゃあ、何が葛ちゃんの中で引っかかっているのか私には見当がつかない。
少し間を置いて、葛ちゃんがようやく喋りだしてくれた。
「あの…おねーさん。…その…今日も指いれないんですか?」
「え…?」
戸惑う私の瞳を葛ちゃんは上目使いでじっと見つめてくる。

「…いいの?だって、痛いかも知れないのに…」
「嫌なら、こんなこと言いませんよ。…おねーさんのこと、もっとちゃんと感じたいんです。」
「葛ちゃん…」
自分で言ったことが余りに恥ずかしかったのか、葛ちゃんはうつむいてしまった。
私といえば、さっきから動悸が収まらない。
どうしよう…葛ちゃんに想われている喜びが体中を駆け巡って理性が追いつかない。
私は葛ちゃんの細い肩を強く抱きしめた。少しでも葛ちゃんを近くに感じたいから。離れないようにぎゅと。

333髪飾り10:2007/11/30(金) 05:44:33 ID:kpFvtbfa
抱きしめてキスをしたまま葛ちゃんを床に倒すと、私は葛ちゃんの秘部に触れる。まだそこは濡れていたけど、もっとほぐした方がいいかな。葛ちゃんのそこは初めてな訳だし、少しでも傷つけないように私も慎重だ。キスしていた唇を離し、先程と同じ様にそこを舐める。

「ぁ…んん、けいおねーさん…きもちいい…です」
一度イッた後のそこは前にも増して敏感で、入り口を舌でなぞると、ビクビクと震えているのが分かる。
充分に濡れた事を確認してから、私は葛ちゃんのそこを指で触れる。

「葛ちゃん、………いい?」
「はい、…おねーさんの…ください」


「じゃあ、…いれるね」
あてがっていた人差し指を、ゆっくりと中へ進めていく。今まで何も受け容れた事の無いそこは予想通り狭くて、今更ながら私は心配になってきた。
「…痛かったら言ってね。」
「大丈夫ですよ…。気にせず、続けてください。…ぃっ!」
「ごめん!痛かった?!」
慌てて指を止める。
「痛くなんてないです!だから…止めないでください…」
「葛ちゃん…。」
痛くないはずないのに、やせ我慢をする葛ちゃんに、私の胸は締め付けられる。葛ちゃんはきちんと受け容れる覚悟を持っているのに、私の方が迷っていたんじゃダメだ。
「うん。…もう止めないね。」
私も覚悟を決める。もう揺るがないように。
334髪飾り11:2007/11/30(金) 05:48:39 ID:kpFvtbfa
「ぁあ…っ!!」
私はぐいっと指を進めると、葛ちゃんは痛みに耐えるようにきつくしがみついてきた。少しでも安心させたくて私は葛ちゃんと唇をかさねた。
「…んっ」
キスをしながら、指で葛ちゃんの中を浅くかき回す。痛いはずなのに葛ちゃんのそこは私の指を締め付けてきて、求めてくれるのが嬉しい。
「ちゃんと、気持ちよくするからね…!」
「桂おねーさん…、好き…!」
「私も、葛ちゃんが大好き!」
もっと深く葛ちゃんのことが知りたいから、私は指を更に奥へと入れる事にした。

「やっ…ぁあっ」
人差し指をギリギリまで入れると、葛ちゃんの体がびくんっと大きくはねた。
「い、痛い?」
「…ちがっ、気持ちいい…です!」
「え?…ここ?」
さっき触れた箇所を再び突いてみる。
「ふぁっ…ん!」
「ここが、気持ちいいの?」
葛ちゃんが感じてくれた辺りを角度を変えて触ると、その度に葛ちゃんの体は電流がはしったみたいにびくっと震える。

「ゃ…あっ…ん、おねーさん…」
「葛ちゃん、可愛い…」
心の底から、そう思う。こうやって、快感に耐えながら私にしがみついてくる強がりな所も、きゅうと締め付けて私の指を離さないあそこも、すべてが愛しい。

指で中を可愛がりながら、葛ちゃんの体のいたる所にキスをする。これが今の私に出来る精一杯の愛情表現。

「おねーさん…!私もうダメですっ!!」
「うん。イッてもいいよ。…ちゃんと受け止めるからね。」
「おねーさん…!好き!!!」
葛ちゃんのそこが今までに無いほど私の指を締め付けて、それから痙攣は緩やかになっていった。
私はイッた後の葛ちゃん細い体を優しく抱き寄せた。
335名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 05:58:09 ID:kpFvtbfa
あともうちょっとだけ続きますが、今日はここまでで失礼します。
336名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 08:49:53 ID:E650nKej
投下キテルー!?
続きを全裸正座でwktkしてます!
337名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 00:48:55 ID:fSXSFKsi
GJ!
続きも楽しみにしてます
338髪飾り12(完結):2007/12/04(火) 05:19:50 ID:xRcy9TPu
事が終わった後も、私たちは服を着るだけ着て床に寝そべってぼーとしていた。さっきの余韻がなかなか抜けない。

「桂おねーさん」
「なぁに?」
だるい体を上半身だけ起こして、葛ちゃんの方を見る。葛ちゃんはさっき外れた髪飾りを持っていた。
「そっか、括り直す約束だったね。」
「はい。お願いします。」
私は葛ちゃんから髪飾りを受け取ると、どこを括るかあれこれ思量し始めると、葛ちゃんはじっと髪飾りを持った私の手を見ていた。
「この髪飾りって毎日付けてた位のお気に入りだったんですよね?」
「うん。もう何年も前の話だけどね。」
「どうして、着けなくなっちゃったんですか?」
「うーん…、中学生になる頃にはもう似合わなくなっちゃったからかな。」
普段通りに髪飾りを着けて鏡に映った自分を見たはずなのに、ある日自分にはもう似合わない事に気づいてしまった。それが寂しくて引き出しの奥へとしまい込んだのだ。「そうだ!この髪飾り葛ちゃんにあげるよ。その方がこの子も喜ぶと思うし。」
「ええっ!いいんですか?!」
「いいよいいよ。もう私が持っていても仕方ないもん。」
葛ちゃんはしばらく考え込むように髪飾りを見つめていたんだけど。
「気持ちは嬉しいですけど、やっぱり受け取れません」
「えー、どうして?」
「鬼切りの頭がこんな可愛いの着けてもマヌケなだけですから。」
葛ちゃんは少し顔を伏せて、それからぱっと顔を上げた。
「…あ、でも今日は特別ですよ」
なんて笑顔で言ってくれたけど、私はさっきの「必要性を感じない」の意味をようやく理解した。髪が短いからなんて理由じゃなくて、「自分の役割に必要ない。」そういう意味だったのだ。
でも、葛ちゃんがそんな風に考えていることが寂しい。
私の前では普通の女の子でいてもいいのに…。

「ねえ、葛ちゃん。私は葛ちゃんがこの髪飾りを着けている姿をもっと見たいな。だから、私のために貰ってくれる?」
「おねーさんがそこまで言うなら受け取りましょう。…でも、この家以外では着けないですよ?」
口ではそう言いつつもまんざらでもなさげなので私は安心する。
「うん。…じゃあ早速着けよう!」

ただの女の子でもいいんだよ。そんな願いを込めて私は葛ちゃんの髪をそっと括った。
339名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 05:23:51 ID:xRcy9TPu
ここまでお付き合い下さった方有難うございます。髪飾りはこれで終わりです。
当初の予定に反して、書き終わるまでに一週間以上掛かってしまって申し訳ないです。

また機会があれば、何か投下しに来るかも知れませんが、その時は宜しくお願いします。
340名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 05:27:22 ID:xRcy9TPu
追加
そういえば、上の方で「へたれな桂さん攻め」の話題が出ていたので意識してみたのですが、こんなもんで良かったのでしょうか?
341名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 18:11:50 ID:4/103I8b
久々にきてみたけど、ケイウヅの話がかなり前に出てるね……。
今でも需要あるなら書こうかなと思ってるんだけどどうですか?
342名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 19:54:29 ID:S6bGN0UX
>>340
素晴らしい
桂ちゃんらしさがセリフの端々に感じられて満足しますた
GJ!
343名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 00:07:25 ID:u+5xswRy
>>340
すばらしい文章でした。
もちろん前の方々もすばらしいです。
なんていうか、自分はかけね〜。

でも葛ちゃんよりもサクヤさんの方がいいな〜もちろんサクヤさん受けでw
っと誰か来たみたいね?だれですうあ!やめろ!だれか!!

・・・・・ト・リ・ア・エ・ズ・G・J・b・de・su・・・・・・・・・・・・
344名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 01:01:30 ID:kuHiV+03
>>340
このカップリングはなんだかんだで桂がリードする関係なんだと思いました。
甘々で百合百合で初々しい二人にGJ

>>341
俺的には需要ありまくりです
345名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 14:28:12 ID:8pSgtf1s
かさ
346さばかん:2007/12/11(火) 20:31:59 ID:hzKMXBvd
文章が下手で無駄に長くて申し訳ありませんが投下します。
タイトルは「千羽家の女」
347千羽家の女1:2007/12/11(火) 20:32:35 ID:hzKMXBvd
師走の真夜中、私こと千羽烏月はアパートのドアの前で鼻を啜って蹲り、待っていた。
 何故、こんな場所で、しかも真夜中で待っているのかと言えば理由がある。
 このドアを隔てたところには私の愛しい桂さんがいるのだ。
 ・・・いや、待ってくれ。ストーカーではない。
 実は明日桂さんとデートの約束がある。
 と言っても、大型デパートを見て回る程度なのだが。
 本当は現地集合だが、桂さんを驚かせる為にここで待つ事にした。
 私のサプライズプレゼント、桂さんは気に入ってくれるだろうか?
 と、桂さんとのキャッキャウフフを想像していると。
「ン・・・アッ・・・」
「は、あっ・・・」
 耳朶に響くのではなくもっと本能の奥底を響かせる喘ぎ声が桂さんの部屋から
聞こえた。
 桂さん、真坂・・・一人え。
 途中で考えるのも面倒になり、格子の付いた曇りガラスを覗いた。
 くっ、見えない・・・いや、見てみせる!!!
 千羽妙見流の妙見とは優れた目の意ッッ!!!!
(他にも妙見菩薩という北斗七星を神様としたものという意味もあるが)
 そう思い、窓ガラスをより強く覗そうとしたその時。
 ゴンと、窓ガラスに額を激しくぶつけてしまう。
「くっ・・・不覚!!!」
「烏月さん?」
 桂さんの声がした。しまった、額をぶつけただけならばれないが、悔しさ
のせいか、とても大きな声を出していた。
「あ、やっぱり烏月さんだ」
「本当ですねー。流石桂おねーさん」
 ドアが開いて桂さんと葛様が出てきた。
「うっ・・・」
 出てきただけならまだいい。問題はその格好。
 桂さんと葛様はシーツ一枚を羽織っているだけで、それを退ければ
裸だということが一目瞭然だった。
「や、やあ桂さん。ぐ、偶然だね」
「烏月さん、なんでここに?まあいいや、こっちの方があったかいよ」
 そう言って外から玄関に抱き寄せられる。
「ああ、とってもあったかい」
 素肌の温もりは寒空にいた私を優しく暖めた。
そして、今の状況を理解してしまった。
 桂さんの体は暖かいが、部屋は寒空と同じ位の寒さだった。
 まぁ、風が凌げるだけで随分と体感温度は違うのだが、これは暖か過ぎた。
 寒がりの桂さんはいつもストーブをつけっぱなしにしているが、ある時だけは
ストーブを消すようにしている。それは、
「烏月さん、もしかして桂おねーさんを夜這いしに来たんですか?だったら
遅かったですねー。私が食べちゃいましたから」
 と、葛様。
348千羽家の女2:2007/12/11(火) 20:36:24 ID:hzKMXBvd
 そう、同衾する時だけはストーブを消しているのだ。
 こっちの方が自然と肌を重ねられるからという理由らしい。
 勿論、同衾といっても一緒の布団で寝るだけではないが。念の為に言っておいた。
「違います。桂さんを驚かせる為にです」
「驚かせる為に夜這いですか?」
「ち、違、ん!」
 さっきから抱きついていた桂さんが突然唇を重ねてきた。
「はっ、ん・・・ちゅ」
 舌を歯茎に這わせ、頬を嘗め回し、舌同士を絡ませる。
 一部だけのその行為が全身を高揚させ、快楽で痺れる。
 唇が離れると納豆を食べた後みたいにと言えばロマンチックの欠片も
なくて申し訳ないが、糸を引き、やがて真ん中から見えなくなり、無くなる。
 それとは反対に、私のなりを潜めていた性欲は鎌首をもたげ出した。
 
私と桂さん、葛様は最近こういう関係だ。
 桂さんに好きだと告白した時、既に葛様と付き合っていた。
 諦めようとした私に葛様が出した提案は『三人で仲良くすればいいじゃないですか』
というものだった。
 それは不純だと諦めようとした私に、葛様のスーパー言霊パワーが炸裂し、私はその
関係を呑んだ・・・訳では無く、私は即了承してしまったのだ。
 有体に言えば、桂さんの体にも興味があったが、葛様の体にも興味があったのだ。
私は、人から言わせれば無愛想で穢れの欠片も無く、面白味に欠けると
からかわれたりもするが、人間が動くということは欲求を満たす為以外の
何者でも無いわけで。
 私にだって、愛する人を抱きたいという欲求位ある。
 桂さんを抱えて、敷いてある布団に押し倒し攻める。
「わー烏月さん積極的ですねー」
「え!葛様」
 攻める、はずだった。
 背にいる葛様が私の服を脱がし、胸を露にさせるとそれを優しく揉む。
「だ、駄目です・・・」
「ふふー嫌ですよ」
 私に覆い被さられている桂さんも、私のスカートに手を入れ、膣の中に指を
入れる。
「あ、そんな・・・」
「烏月さん可愛い。それにしてもいいなー烏月さんはこんなに胸が大きくて。
私ももう少しないと将来赤ちゃんにお乳があげられないよ」
 桂さん、女同士で子供がつくれるのかい?
「大丈夫ですよ、桂おねーさん。胸が大きくなるのは授乳の為じゃなくて、異性を引き付ける為ですから」
「え、そうなの?」
「そうですよー。授乳に胸の大きさは関係ありませんから。お猿さんを見れば分かりますよ、みんなぺったんこですから。
 猿のメスはお尻が大きくなるんですよ。それは猿の視線に入り易い位置にあるのが偶然お尻だったからです。
 人間の場合は二足歩行でお尻の方には自然と視線が行き辛いんですよ、だから視線にちょうど合うように人間は胸が大きくなるようになっているんですよ」
「おおー流石葛ちゃん。ちっちゃい葛にはたくさーんいいものが入ってるー♪」
 という会話をしながらも葛様の胸を揉む手は休まらず、それは桂さんも同じだった。
 本当にムードの欠片も無い。
「こっちの準備はいいよ、葛ちゃん」
「ふふ・・・じゃあ、いきますか」
 言って、葛様の耳が獣に変わり、尻尾が生えてくる。
「え・・・葛様?」
 桂さんが私に抱きついて、動けなくなる。
349千羽家の女3:2007/12/11(火) 20:38:32 ID:hzKMXBvd
「烏月さん、ちょっと刺激が強いかもしれないけど、直ぐに気持ちよくなるから」
「それは、どういう意味だい?」
 首を捻ると葛様の両足が尻尾を挟み、それをピンと立てる。
「ま、真坂・・・ぐ、ああああああああっ!!!」
 その尻尾の先端が私の秘所に入ったのだろう、尖った毛が膣を強く擦り、痛みが走る。
「あ、い、痛い!葛様っ!!!」
「はぁ、呼び捨てでいいっていつも言ってますけど、プレイの時にはぐっと
きますねー。大丈夫ですよ、直ぐに気持ちよくなりますから」
 そんな事は有り得ない。
 そう思っていたが、強い快楽が段々と妙な感覚になり、遂には。
「は・・・んんっ・・・あっ!」
「ああー烏月さんの中柔らかくて暖かくてきもちーです」
「烏月さんの気持ちよさそうな顔・・・可愛い」
 こうして私は一晩中可愛がられた。

 一週間前の話になる、喫茶店である人を待っていた。
「よお、烏月。あたしと茶がしたいとは、どういう風の吹き回しだい」
 サクヤさんが向かいの席に座り、ウェイトレスを呼ぶ。
「私はコーヒーだけど、あんたも同じでいいかい?」
 私は頷き、ウェイトレスは去って行く。
「話の前に言っとくけど、あたし達はあんまり会わない方がいいと思うんだ。
 あたしとあんたのところはいがみ合ってる訳で、馴れ馴れしくすると、この
均衡が崩れかねない。場合によっては殺し合う関係だ。
ある程度の距離をとってしかるべきなんだよ。時に減らず口を叩く事も
重要な事だけどさ」
「いや、そんな事はどうでもいいんだ」
「どうでもいいのかよ」
 溜息を付くサクヤさんに単刀直入に聞く。
「私は桂さんと付き合ってる訳だが」
「ほう、それは自慢かい」
 眉を吊り上げ、怒った声色で言う。
「違う。その・・・不安なんだ」
「おおっ!ついにお別れかい」
「邪推だ。私と桂さんは愛し愛されという関係でとても幸せだ。だが、」
「あー下らない。帰ろうかね」
 サクヤさんが立ち上がると体を掴み止める。
「待って下さい。切実なんだ!」
「はぁ・・・分かった、分かったから、胸を鷲掴みするなー!!」

「ふーん、桂に飽きられてないか不安だ、と」
 黙って頷き、コーヒーを啜る。
「私は幸せだ。だが、それは必ずしも桂さんの幸せとは限らない。
桂さんに、もっと私を好きになって欲しい」
「成る程・・・じゃあ質問だけど、付き合ってる彼氏があんたに料理をつくり、あんたがとても喜んだ。何故だと思う?」
350千羽家の女4:2007/12/11(火) 20:41:02 ID:hzKMXBvd
「男に興味は無い!そんな事はどうでもいいんだ!」
「例えだよ。てか答えろよ・・・」
「お母さんの命日だから?」
 風の音が聞こえる程の静寂が12秒程。
「意外性、男が料理をつくらないと思い込んでいたから思わぬプレゼントが嬉しいんだよ」
「詰まり、私が桂さんに愛情たっぷりの料理を作ればいいと?」
「全然違う!詰まりあんたの意外な一面を見せればいいんだよ。
人には色んな一面がある。その一つ一つが人間を深くし、魅力が上がる。
あんたの場合は・・・そうだね、よし、ギャグを言うのはどうだい?」
「何故?」
「あんたみたいなカタブツが冗談を言えば、ああ、この人冗談も通用するんだなと思われるだろ。これが魅力アップに繋がる訳だ。お奨めのお笑い番組を教えてやるから
それを借りて勉強しな」
 サクヤさんがメモ帳を破きリストを私に渡す。
「有難うサクヤさん。ところでサクヤさんの意外性も参考程度に聞いておきたい」
「私は胸だけじゃなく、人間も大きいから、そんなもんは必要ないのさ」
 コーヒーを一気飲みし、席を後にし、会計を済まそうとした時。
「烏月、割り勘な」
「・・・・・・小さ」

 ピピピとケータイのアラームが鳴り、私達は起き上がる。
「ん・・・朝・・・ってこんな時間!急がないと」
 葛様が慌てて着替えを済ませる。
「それじゃあ私は急ぎの用事があるので、それじゃ!」
「ジョワッチ!」
 そんな事を叫びながら右腕を天に突き上げ飛び上がり、何処かに
消えてしまった葛様。
「WAKASUGIグループはついにワープまでも発明したのか」
「わ。凄いよ葛ちゃん」
 そんな不思議な事はさておき、家を後にした私達。
 朝はデパートの喫茶店で済ませる事にした。
 私と桂さんは納豆ご飯を注文し、それを食べつつ話に花を咲かせる。
「今日のデートは葛ちゃんも一緒だったらよかったのにね」
 桂さんは納豆にかける卵を黄身と卵白に分けている最中だ。
 納豆に生卵をかけて食べるのは一般的ではあるが、卵の白身には納豆
の成分を破壊してしまう成分があるとか。それを知っているとは流石桂さん。
 私は咳払いし、覚悟を決めて話す。上手くいくといいが。
「最近の葛様は忙しいらしいんだ。なんでも、某ネズミの楽園の真横に
ツヅラーンドを建設するとか」
「ツヅランード?」
「いや、ツヅラーンド。プリティーキュートラブラブラブリーな葛様の
魅力を200%詰め込んだ夢の楽園さ」
「わ、テーマパークの神様に喧嘩売ってるよ」
「お土産にはキーホルダーのフェミニンピンクツヅラ。欲しい。
リアルブラウンツヅラ。何があっても欲しい。
ブラックキングツヅラ。迷う。何色と?欲しくて夜も眠れない。・・・があるそうだ」
 慣れない言葉を使うのは恥ずかしいな。
「3人で絶対行こうね、烏月さん!」
「え・・・ああ、そうだね」
 桂さん、冗談に気付いて下さい。
 ほのぼのとした会話が終わり、デパートを見て回る。
 結局、さっきの冗談はそうだとは分かって貰えなかった。・・・意外と自信があった
のだが。真面目だからな、桂さん。そんな所も好きだ。
351千羽家の女5:2007/12/11(火) 20:42:44 ID:hzKMXBvd
「見て見て、烏月さん!HAMUだよ!HAMU!!」
 桂さんがデフォルメされた2匹の可愛らしいハムスターをプリントした
ハンカチを指差して言う。
「HAMU?」
「私が大好きなマスコットキャラだよ!待ち受けもHAMUだし、トランプも
HAMUを使ってるんだよ」
「何処かで見たことがあると思ったのはそういう事か」
 私も桂さんと同じ待ち受けにしてしまおうか?可愛いし。
いや、やめておこう。きっと私には似合わない。
 閑話休題。
 桂さんが興味のある話題、今こそ私の意外性を見せる絶好の機会だった。
「桂さん。このHAMUが何故いつも2匹一緒なのか知っているかい?」
「知らないよ。烏月さん知ってるの?」
「偶然ね。ハムが2匹いるのは、実は麻雀で有名な役から来ているんだ」
「麻雀?役?」
「HAMUが2匹。ハムが2。はむ無双。国士無双・・・ハムが2匹だけに。
今のギャグ、受けたんだろうな、受けてしまったんだろうな、ちょっと
覗いてみよう・・・ウワー白けてる」
「う、烏月さん・・・」
「ごめん桂さん!矢張り私にあのテンポは無理だった!!!」
 走り出し。いつの間にか女子トイレの個室に逃げていた。
「桂さんに色んな私を見せてあげたかった。なのにっ!」
 駄目だった。駄目だった。
 他人に言わせれば、それは下らない挫折だと思うだろう。
 しかし、私がボケるのは愛する人にプレゼントをする行為に等しい訳で。
「烏月さん、どうしちゃったの?」
「・・・桂さん」
 小指の絡まりが二人を引き寄せたのか、思った以上に早く桂さんは私を見つけた。
「私、何か烏月さんを悲しませるような事、したかな?」
「違う!違うんだ、桂さん!全ては私のせいで、貴女のせいで、」
 言い切る前に、私の心を激しく振るわせる、泣き声。
「ううっ、ぐずっ!」
「桂さん!」
 堪らず個室から飛び出し、彼女を抱きしめた。痛くならない程度で精一杯。
「烏月さんが悲しんだりするの、私嫌だよ!私にとって烏月さんは大切な人
だから。だから何時もの烏月さんでいて欲しいよ。
 貴女が貴女らしいと思える烏月さんに」
「ああ、そうか」
「?」
「不安だったのは私だけでは、無かったんだ」
 愛し合うとは、不安になるという事なんだ。桂さんも私の悲しい顔を見たくない。
私も桂さんの悲しい顔を見たくない。嫌われたくない。
 そんな心が擦れ合うのが、恋愛なんだと思う。
「ごめんなさい、桂さん。貴女に嫌われたくなかったんだ。冗談の一つも
言えないようじゃ、君も窮屈な思いをすると、そう思ったんだ」
「ふふふ。だからあんな事言ったんだね、驚いちゃったよ」
 桂さんは笑顔になり、私はほっとした。
「よかった。嫌われたかと思った」
 言って、唇を重ね合った。
352千羽家の女6:2007/12/11(火) 20:44:26 ID:hzKMXBvd
「私は堅物で無愛想だ。でもそんな所を桂さんは好きだと言ってくれた。
だから私は今のままでいようと思うんだ、サクヤさん」
 この前の喫茶店でコーヒーを啜りながら私はサクヤさんにはっきりと
言った。
「ふーん・・・」
「なぁ烏月。お前にはっきりと言っておきたい事がある」
「なんですか?」
「別れてしまえ」
「減らず口を」
 そう思って口走ったが、サクヤさんの顔は本気だった。
「桂に告白する。あたし、ずっと昔から桂が好きだった。あんたが
告白したと聞いて嫉妬した。それが一時的なものかと思ったが、どうもね・・・
 桂をあたしの物にする。あんただろうが葛だろうが容赦しない!」
「いや、そんな事はどうでもいいんだ」
「よくない!!!!」
おわり
353名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 22:06:29 ID:j4ydQU2W
これはなんというハーレム。続きがあるならば全裸で待ってる。
354名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 23:17:14 ID:CEBBQScn
ハーレムでありながらカオスw
ツヅラーンドが実際に建設されたりしてw
355名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 15:46:06 ID:wPLqZtea
カオスww
面白かったー
356名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 12:14:24 ID:wtm/XSN5
ほしゅ
357名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 17:06:13 ID:5VlePM+o
需要無さそうだけどサク×桂のSS投下しますー

メインはサク×桂だけど所によりヨウ×リンです
358さしこむひかり:2007/12/22(土) 17:08:06 ID:5VlePM+o
陽「あぁっ、今日もこの時が来てしまった!」

桂「陽子ちゃん?」

私は、もうお決まりの様になっている陽子ちゃんのその台詞にいつもの様に聞き返した。

陽「私とはとちゃんの間を裂こうとするこの歩道橋が憎いのなんのって。きぃいーー」

陽子ちゃん・・・そんな親の敵をみるような目で歩道橋を見なくでも・・・

桂「でもそれは仕方ないよ。陽子ちゃんの家は向こうの方だし・・・。」

陽「はぁ〜、家に帰ってはとちゃんが三つ指ついてお出迎えしてくれないこの寂しさ。
  陽子さんには耐え切れないよ、およよ」

もしもーし、陽子ちゃん
言ってることがいろいろとおかしいですよー
私の話を聞いてるのかなー?

桂「もぅっ、またそんなこと言って!私お嫁さんじゃないもん。」

陽「でも今のはとちゃんって実際サクヤさんのお嫁さんみたいなものでしょ?
   今日だって帰りに夕飯の材料買ってたじゃない。
   はぁあ〜、私もサクヤさんみたいにはとちゃんの家でくらしてみたいものだねぇ。」

むー、私とサクヤさんは一緒に暮らしてるだけだもん。
お嫁さんっていっても今はサクヤさんが帰ってくるのを待って                       陽「でも、はとちゃんのことだからきっとお塩とお砂糖を間違えて入れたり・・・お風呂沸かしてて・・・それに・・・あ、あと・・・」
家の中の事をしてるだけで・・・
そりゃあサクヤさんの事は好きだけどでも、サクヤさん帰りが遅いこともよくあるし             陽「・・・んもーぅ、はとちゃんったら可愛いんだからーっ。ん?あれ?」   
一緒にいられる時間だって最近は・・・
それに私だって、もっといっしょに居たいってサクヤさんに言いたいけどサクヤさんにはお仕事があるし・・・
それにそれに
359さしこむひかり:2007/12/22(土) 17:09:12 ID:5VlePM+o
陽「お、おーいはとちゃん?私の言ってること聞こえてる?Can you hear me?。」

桂「わっ、わわわ、き、聞こえてるよ?、聞こえてる、うん、聞こえてる。」

陽「そっ、それならいいんだけどさ。
  それじゃああたしはこの辺で、明日も可愛い私のはとちゃんでいてねー。それじゃ。」

桂「わっ、わわっ、また明日ね陽子ちゃん。」

むぅ、陽子ちゃんったら私と別れたら歩くのはやい
私に合わせてくれてるのかなぁ、うぅ、ありがとうございます

だんだんと距離が開いて見えなくなっていく陽子ちゃんに背を返して
私はサクヤさんといっしょに暮らしている自分のアパートへと歩を進めるのだった。
360さしこむひかり:2007/12/22(土) 17:09:55 ID:5VlePM+o
カンカンかんかん

がちゃっ

桂「ただいまー、サクヤさんはやっぱりまだ帰ってないんだね。」

茜色の西日の差している部屋に入ると
私は持っていた鞄と今日の夕飯の材料をよいしょっとテーブルの上に置く

あのねサクヤさん、今日の荷物はいつもより重かったんだよ
最近すごく寒くて、サクヤさんが外で寒いだろうなって思ってお鍋にしたんだよ
ネギに白滝、白菜に木綿のお豆腐、それにちょっと奮発したお肉に春菊
つみれはいっしょに作って入れようね

テーブルの上の材料と鞄に目を落としながら
今この瞬間にもさっき私が使ったドアを開けてサクヤさんが帰ってくる
そんな淡い期待を胸にしている自分がいて

いつからこんなに感傷的になったのか
さっきまで重い荷物を持って冷たくなっていた手を胸に当てて
きっと差し込む西日がいけないんだーとか陽子ちゃんが別れ際に変なこと言うからだよ
と、自分に理由をつけてみても
いつも私の心の中を占めているのはサクヤさん
今日だって夕飯の買い物をしているときにはサクヤさんの事を想っていた

サクヤさんに私の作ったご飯を食べてもらって、おっ、おいしいじゃないかい桂ってサクヤさんに言ってもらう事を考えてた
サクヤさんの事を考えて材料を選ぶのは楽しかったら
サクヤさんに私がしてあげられる事があるのがうれしいから
サクヤさんの中の私をもっと私で、私が感じてるように大きなものとして感じてほしいから

こういうのって独占欲っていうのかな
ちょっと違う気もするけどでも、いっしょに暮らす前はこんなこと考えなかった。
経見塚での出来事があって、いっしょに暮らすようになって
私のサクヤさんに向けている想いは以前とは明らかに変化してるって自覚できてる。

サクヤさんとの事を考えてるときはすごく楽しい
でもふと独りでいることに今日みたいに気づくと、サクヤさんのことを考えて胸が締め付けられる様に痛くなる
頬が緩むくらいのうれしい感情と足元が無くなったように感じる切ない感情
サクヤさんのことを想って感じる気持ちのブレが怖い。

お母さんはお父さんと結婚したときにも同じように感じたのかなぁ
私が想ってるサクヤさんへのすきとお母さんがお父さんに感じてたすきは違うのかな

桂「うぅ〜、なんだか難しいよねそういうのって。よしっ。」

ひとつ宣言をして私は一端この話題から離れられるように
洗濯物を取り込もうとベランダへとぺたぺた歩いていくのだった。

桂「感傷的になってるときはやっぱり日常作業だよね。」

なんてよく分らないことを言いながら

361さしこむひかり:2007/12/22(土) 17:12:33 ID:5VlePM+o
プルルルルルルルル

陽「くっそー、この陽子さんが電話をかけてるんだから早くでなさいよね。」
 
帰ってきてすぐ
制服を着替えることも無くあたしは部屋へと続く階段の真ん中に座って何度目かの呼び出し音を聞いていた。
本当に帰ってすぐだったから廊下の電気もついてない
あるのは階段の上の窓から入り込んでくる夕日に照らされた木々の淡い木漏れ日だけ
今の私の気分にぴったりじゃない、とわたしは感じていた。

プルルルルルルルル

凛「はい、東郷ですわ。奈良さん?」
陽「お凛っ!ちょっとあんたもっと早く出なさいよこのおばかっ!」
凛「あら、それはわたくし到りませんで申し訳ありませんでしたわ。」
陽「むむむ、なんだか素直に言われると釈然としない感じ・・・。
   ってそんなことより聞いてよお凛!はとちゃんが乙女なのよ!ラブなのよ!」
凛「あら、それは大変ですわね。奈良さん。」
陽「そーなのよ、大変なのよ。二つあわせてガールラブなのよ。」
凛「さて、わたくしそろそろお電話お切りしてもよろしいですか?」
陽「わっ、ちょっとお凛!待って!話を聞いてっ・・・。あたしが悪かったから。」
凛「ですわね。まぁ、いつもの奈良さんらしくて結構ですけど。それで?羽藤さんがどうかしまして?」
陽「むぅー、なんだか最近はとちゃんのあたしに対するラブ度が下がってる気がする。」
凛「そう。それはお辛いですわね。」
陽「うー、今日の帰りもはとちゃんが夕飯の材料買うっていうからスーパーによったんだけどさぁ。」
凛「まぁ。」
陽「はとちゃんなんだかすごく幸せそうな顔しちゃってさ、一緒にいるあたしのことなんかそっちのけーみたいな感じなのよ。
   それではとちゃんって帰ったら家でサクヤさんにご飯作るでしょ?」
凛「羽藤さんの家族構成を考えるとそうなりますわね。」
陽「でしょー。あのはとちゃんの幸せそうな顔はサクヤさんがそうさせてるんだなって思うと、なんだかなーって。
  奈良陽子さんは思うわけですよ。はとちゃんのあの顔はぜったい乙女の顔ね。」
凛「妬けますわね。」
陽「誰が誰に?」
凛「もちろんわたくしが奈良さんにですわ。」
陽「あたしがサクヤさんにじゃなくて?」
凛「えぇ、わたくしが、奈良さんに、ですわ。」


362さしこむひかり:2007/12/22(土) 17:13:32 ID:5VlePM+o
陽「なっ、なななななっ、ちょっとお凛っ、本気!?」
凛「もちろん冗談ですわ。」
陽「うわっ、あんたいー根性してるわ。」
凛「それはそれはどうもありがとうございます。」
陽「むむー。」
凛「奈良さん?」
陽「むー、なによお凛?」
凛「少しは元気が出ました?わたくしに話してすっきりできました?」
陽「分ってるくせに、そーゆうこと聞くからあんたって苦手。」
凛「ふふふ、ほめ言葉として受け取っておきますわ。」
陽「ふーんだ、いつかみてなさいよー。」
凛「その日が来るのを楽しみにしていますわ、奈良さん。」
凛「最後に奈良さん、差し出がましいようですけど羽藤さんをあまり悪く思わないでくださいね。
  羽藤さんはきっと・・・。」
陽「ふーんだ、そんなことお凛に言われなくてもわかってますよーだ。」
凛「まぁ、それはわたくし重ね重ね差し出がましいことを。」
陽「あたしははとちゃんの愛のステディですから。」
凛「それは初耳ですわ。」
陽「あはは、あのさ、お凛?」
凛「はい、奈良さん?」



陽「・・・ありがと。」
凛「なんのこれしき、ですわ。」

・・・
・・・・
・・・・・
・・・・・・
ぷつっ、つーつーつー

電話を切ってからあたしは膝を抱えるようにして自分の体をかき抱く
冬の階段のひんやりとした冷たさが、さっきまでのお凛との会話でほてった体に心地いい
電話ではお凛にしてやられたみたいにいつも通りを心がけたけど
お凛相手にどこまで隠し通せてるかは分らない

陽「お凛ってなんだかあたしのこと全部分ってるみたいに話してて感じるもんなぁ。」

あたしはこつんと壁を横に体と頭をあずけてお凛のことを考える
お凛に見透かされてる気がするからあたしはお凛のことが苦手なんだろうか
あたしはお凛に心の中を見られるのが怖いんだろうか
あたしはお凛のことをどう感じているのか
お凛はあたしのことをどう想ってるんだろう
はとちゃんにはこんなこと感じないのに・・・

いろいろ考えたけどとりあえず今私に分かることは

陽「さっきのお凛は私のこと考えてくれてやさしくて良かったな。」

と、そう想う私の横顔は自分では人知れず木漏れ日に照らされて微笑を浮かべているのだった。
あたしはなんともなしにお凛の名前を呼びたくなって

陽「お凛のばーか。」

と目を閉じて壁に身体をあずけながら呟くのだった。


363さしこむひかり:2007/12/22(土) 17:14:29 ID:5VlePM+o
桂「よぉしっ、洗濯物を畳んじゃうよ。」

私はさっきまでの感傷的な気分を紛らわせる為に不自然な掛け声を挙げていた。
制服も着替えて掛けてあるし、お夕飯の材料も冷蔵庫に入れて冷やしてある
今私が家の中で出来ることはもう洗濯物を畳むくらいしかないのです

洗濯物をおりおり畳んでいる内に私は一枚のシャツに手をかける

桂「あっ、サクヤさんのシャツ・・・。」

私はそのシャツを胸元のポケットのついているラインにそってなぞってから手元に持ってくる
折り目正しく丁寧に畳んでから床に置こうとした
サクヤさんの白いシャツは窓から入る西日に照らされてオレンジ色に染まっていた
その色の持つセピアな感情に私の心は染められたのだろうか
私はサクヤさんのシャツを両手で抱えて鼻先まで持っていった

すんすん
すんすん

桂「サクヤさんのにおいがする。」

シャツから微かに感じられるサクヤさんの香りをもっと確かに感じたくて
私はシャツを両手で大事に包むように持って抱きしめる

桂「あったかい匂い、ずっと前から知ってる気がする。」

思い出されるのはサクヤさんの顔

桂「サクヤさん、早く帰ってきてよ。私早くサクヤさんの顔が見たいよ。」

サクヤさんのシャツを抱きしめている
サクヤさんの肌に密着しているシャツを抱きしめているという事実が私の動悸を速くさせていた
シャツを抱きしめているとサクヤさんの肌を直接触って抱きしめているようで
私はたまらなくなってきていた
364さしこむひかり:2007/12/22(土) 17:15:24 ID:5VlePM+o
桂「んっ・・・ふっ、ぅんっ、サクヤさん。」

もじもじと太股を擦り合わせて
股間に感じるもどかしさを慰めようとする

桂「ふっ・・・んっ、はっ、ぁはっ。」

たまらなくなって
私は抱きしめているサクヤさんのシャツにやわらかく甘噛みをして声を抑えようとする
もう自分でも濡れてきてるのが分るほどに興奮してる
サクヤさんサクヤさんサクヤさんサクヤさんっ

桂「はぁっ、んっ、くふっ。私っ今サクヤさんにキスしてるよっ、んっ、想像だけど、んぅっ、き、きすっ。」
桂「はぁ、はぁ、もう指でしちゃっても、大丈夫だよね。。。」

シャツは右手と口でしっかりと掴んで咥えながら左手はショーツの中に進めていく
触りたい
私の頭のなかはそのことでいっぱいだった

くちゅっ

桂「あっん、ん、ぁん、ぁっ。」

初めは割れ目に添って上下にこするように指をなぞらせていた
くちゅくちゅと言う音が私の頭の中に響いてきていやらしい気分で頭の中がいっぱいになる

桂「あっ、あっ、サクヤっ、さんの指が、わたしのここっ触ってるよっ、んぅっ、はっぁん。」
桂「もっと、もっとサクヤさんの指で触って私のこともっと触ってっ。」

くちゅっくちゅずっつぷっ

桂「んぅぅうっ、ぃぁ、あんっ。」

シャツをかき抱いた右手はそのままに
私は左手で膣のなかに中指を出し入れしていた
これが自分の指でなくサクヤさんの指だと感じながらやっていると
もっと気持ちよくなりたくて、出し入れしている中指にあわせて
腰をおねだりするように前後にくねらせるのだった

桂「サクヤさんっ、サクヤさんの指でっ、もっと出し入れしてぇっ
   サクヤさんで私っ、んっ、私っ、ぁっ、私っ、サクヤさんにも触りたいよっ。」

サクヤ「ただいまーって、けぇ?」

桂「ふぅっ、ふあぁっ、んっ、。」
桂「はぁっ、私っ、もう、もっ、ふぅっ、サクヤさんでいっちゃうよっ。」
桂「もう我慢できない、ぁんっ、いかせてっ、わたしっ、サクヤさんの指でいかせてぇっ!」

桂はあたしがいる事に気づいていないのか
あたしの目の前であたしのシャツを咥えながらあたしの名前を読んで
足先をぴんと反るようにのばして
その・・・・いっていた
あたしは桂が自慰行為をしていたことよりも、桂があたしの名前を呼んで
あたしでしていたことの方が動揺を呼んだんだ

桂「はぁはぁっ、あっ、ぁはっ、サクヤさんでいっちゃった。」
365さしこむひかり:2007/12/22(土) 17:16:43 ID:5VlePM+o
サクヤ「っ・・・け、桂?」

桂の赤みをさした頬ととろんとした目
それに最後のこあくまのような台詞があたしの視線を桂に釘付けにさせた
それに桂の秘部はあたしの目線からはショーツの濡れとその隙間から見え隠れしていて
桂から目を話すことが出来無い・・・・

桂「へ・・?サクヤさん?」
サクヤ「あ、あぁ、あたしだよ・」

桂「わっ、わわわわわわわわわっ、さ、サクヤさん、そっ、そのですねっ、あのですねっ
   こ、これはそのぅ、なんと言いましょうか。う、うぅ〜〜〜〜。」
サクヤ「あ、あぁあたしはべ、べつに。」

はじめて目にする桂の痴態と桂の・・・性器に興奮して
会話になっていない会話をしていると意外にも桂の方が

桂「さ、サクヤさんっ!ちょっとこっちにきて!」

と、言うのだった
あたしは蜜に吸い寄せられる蝶のように、桂のその言葉に、桂に吸い寄せられたのだった

一歩桂に近づく
とくんとあたしの胸が高鳴る
二歩桂に近づく
桂の上気した顔がはっきりと見える
三歩桂に近づく

桂「えいっ。」
サクヤ「ちょっ、け、桂っ。」

桂の伸ばした手に着ていたシャツを引っ張られあたしはバランスを崩した
ぽふっと桂のなだらかな胸に抱きすくめられる形になって
あたしはなんだか急に恥ずかしくなった

サクヤ「桂・・・。」
桂「わっ、サクヤさん恥ずかしいから今はこっちみないで。」

桂の顔を見上げようとしたあたしを桂はまたぽふっと胸に押しやる

サクヤ「け、桂っ、これじゃ息ができないよ。」
桂「わっ、わわっごめんなさい、でもまだ恥ずかしいし・・・・
   うぅ〜、それなら。」
サクヤ「桂?」
桂「あのねサクヤさん、首筋から血をすう時みたいにしてくれる?
   それなら顔も見えないし。」

うっ、桂あんた、その頼み方は卑怯だよ

サクヤ「あ、あぁ、分かったよ。」
366さしこむひかり:2007/12/22(土) 17:17:54 ID:5VlePM+o
あたしはもぞもぞと桂に言われた通りの格好に身体をもっていこうとする

桂「ひゃっ、も、もぅサクヤさんっ、変なところ触らないでよ。」

変なところって・・・今更そんな、あんたねぇ

サクヤ「ふぅ、まぁ取りあえずこれでいいかい、桂。」
桂「う、うん、だいじょうぶです。」

それからしばらくして落ち着いたのか桂はぽつっとあたしに話しかけてきた

桂「サクヤさん、あのっ、その、見たよね?」

今桂がどんな顔をしているのかは知らないけれど
耳が真っ赤になって熱くなっているのがあたしにも分かったから
桂が取り乱さないようにゆっくりと
そして桂にきちんと聞こえるように小さく頷いて答える

サクヤ「見たよ、桂のしてるところ。」

あたしがそう言った途端に桂の身体がぴくんっと震えて
ふるふると全身総毛立ったようになるのが分かる

桂「うぅ〜、そんなにはっきり言わないでよ。」
サクヤ「見ちまったもんは見ちまったんだし、しょうがないだろ。
     それとも何かい、あたしに見てませんって嘘吐いてほしいのかい?」
桂「そういうわけじゃないけど、でも、あのっ、その。」

多分真っ赤になってしどろもどろになっているだろう桂
もごもごと行き詰ってしまった桂
なんだかそんな桂が可愛く感じられてあたしは桂に問いかける

サクヤ「見られて恥ずかしかったのかい?」

時間はかかったけど少しの間をおいて

桂「・・・・・うん。」

ぽつりと、桂はそう答えた

サクヤ「そうかい。」
桂「あのね、でもサクヤさん、私ね、あのね。」
サクヤ「あたしのこと見られるかい?」
桂「あっ、うー、しばらくは無理かも。」

ほんとにしょうがないねぇこの子は
これはあたしも覚悟した方がいいねぇ

サクヤ「桂、あんたなんで恥ずかしいんだい?」
桂「それは、サクヤさんに、その、してるところ、見られて。」
サクヤ「それで?」
桂「それで、その、サクヤさんに嫌われるんじゃないかって、思って。」
桂「それで、それで、怖くなって、サクヤさんの顔みられなくて。」
サクヤ「それで全部かい?」
桂「うん、うんっ・・・ひくっ。」
367さしこむひかり:2007/12/22(土) 17:19:42 ID:5VlePM+o
全部話して楽になったのかひくひくと桂は泣き出す
まったくほんとにこの子は
やっぱりあたしも覚悟した方がいいねぇ

サクヤ「桂、ほんとのこと言うとね、桂があたしでしてるのが、ちょっと嬉しかったんだよ。」
桂「え・・・?」

さっきまでふるふると泣いていた桂がぴたっと震えを止めてあたしのことを見る
その惚けたような真剣なようなどちらもがないまぜになった表情にあたしも覚悟を決める

サクヤ「実をいうと、桂、あたしも、桂でしてるよ・・。」
 
桂はぴくりとも反応せず真剣な表情で聞き返してくる

桂「サクヤさんも、私でしてるの?」
サクヤ「うっ、あんたストレートに聞くねぇ。」
桂「答えて、サクヤさん。」

なにか大切なものを確認しようとしているかのようなその真摯な表情と声色にあてられて

サクヤ「あぁ、桂で、してるよ。」

と、薄く目を閉じてあたしに出来る精一杯で答えた
桂はすぐにうつむいてあたしはすこし困ったけど

桂「そっか、サクヤさんも私でしてるんだ、あははっ。」

と、そういった声が喩え様も無くすずやかで綺麗な声だったので
桂が泣き顔のように微笑んでいるのがわかってしまい
そんな桂がとても可愛く思えてしまってあたしは桂をくいっと抱き寄せてこう言うんだ

サクヤ「桂、今から桂としてもいいかい?」

桂からの答えは分かってるけどでも、桂の口から、桂の言葉で、桂の声で聞きたかったから
あたしは桂の答えを待った

桂はやっぱりさっきと同じ表情のまま一拍おいて

桂「うん、いいよ。サクヤさん。」

微笑みながら言った
あたしはその言葉だけでもう十分とばかりに桂の首すじにキスをして桂をそっと押し倒すのだった。


368名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 17:23:46 ID:5VlePM+o
だはー、投下完了です
えらく長くなってしまった

なんだか序盤投下ミスってたりしますが広い目でお願い
誤字・脱字無いように気を付けてるけどあったら脳内補完しといてください
ではー
369名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 19:05:24 ID:AsdaFeqo
いいぞもっとやれ!
ってなんという生殺し・・・っ
370343:2007/12/23(日) 22:52:35 ID:QCShzOZn
>>さしこむひかり

ま、ま、まさか私の希望をかなえてくれたのかぁ!!!
ありがとう、ありがとう!!
ちょっと早いクリスマスプレゼントですぅ。
GJGJGJGJGJ。

ふふふ、まだ私は洗脳されてませんですよ。
多分私は3人目だと思うから。
やっぱロリはだめですよロリは。
○様なんか薀蓄だけですよ。
所詮は数合わせ

バーーーーーーーーーン


ドサッ


わ、私が倒れても・・次の・・私が・・・

みんな・・後を頼む・・


・・・・・ト・リ・ア・エ・ズ・G・J・b・de・su・yo・・・・・・・・・・・
371名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 02:08:02 ID:yS4n1sBP
ここで終わりだなんてorz
生殺しだったけど桂がエッチな気分になっちゃうところとか
読んでてドキッとしました
372名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:48:58 ID:qhhH1/Yk
支援age
373名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:49:22 ID:6ZT8VWg4
保守
374名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 13:31:07 ID:y9fdgSUr
支援age
375さしこむひかり投下した人:2007/12/29(土) 14:13:55 ID:OO7WlPqn
久々に見たらレス付いてるー

>>369
初レスありがとー
生殺しについては、その、なんだ、すまんかった

>>370
投下主はサク×桂が好きなんだ
葛さまを邪険にしてあげないでください

>>371
もっとドキドキしちゃってください
桂ちゃんはきっと純情にえっちだと思うんだ

>>372>>373>>374
支援ありがとー

生殺しについては、実は最初の予定ではサク×桂えちーまで書くつもりだったんです
でも投下した所で終わっておいたほうがSSとしてすわりが良いので終わっておきました

この先は桂ちゃん甘ええちーだったり桂ちゃんサクヤ攻めえちーだったり桂ちゃん攻めらr(ry
そんな感じで予定してたので脳内補完してください(;´▽`)ノ



376!omikuji !dama:2008/01/02(水) 12:36:08 ID:klvgoSxN
はは、まいったな……
377名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 00:20:37 ID:H/DGlSoY
保守保守
378さばかん:2008/01/10(木) 23:45:25 ID:uRmhJzHk
今回も投下させていただきます。
ミカゲの喋り方が変という突っ込みはどうかご勘弁を。
タイトルは「アカイイド」
379アカイイド1:2008/01/10(木) 23:52:30 ID:uRmhJzHk
 月明かりだけが井戸の二人を照らしていた。
「・・・・・・」
 葛は桂に自分の苦しみを吐き出し、桂はその苦しみを払拭した後、二人は寄り添い
井戸の中は暖かい。
「このままずっといるというのも悪くはないかもしれませんね」
 そう言った葛は桂の腕に抱きつき、顔を埋めた。
「それはちょっとキツイかも」
「はは、冗談ですよー。でも、桂おねーさんと一緒ならそれも悪くないかなーって」
「それって、告白?」
 葛は、はははと笑い、桂の頬に口付けをする。
「そうですよ。結婚しましょう、桂おねーさん!」

「くんくん・・・贄の血の匂いがするわ」
 ノゾミが鼻息をスンスン言わせて進む。
「姉様、格好悪いので気配がする、と言う事にしませんか?」
 とミカゲ。
「ま、そうね」
 言って立ち止まり、二人は辺りを見渡す。
「間違い無く、近くに居るわ。隠れてるのかしら?」
 ノゾミが木々の陰を覗き込むが何も見つからない。
「姉様、隠れているとしたら此処しかないかと」
 ミカゲが指差したのは暗闇に同調する、まるで落とし穴の
ような井戸だった。
「あ、あははははは!!真坂こんな汚い井戸にいるわけ無いじゃない。
物語でもあるまいし・・・でも、」
 笑っていたノゾミだったが木々の途切れたこの場に隠れる場所は
ここしか無かった。
 無かったのだが。
(こんな汚らしい場所を調べるのは嫌よ)
 と、ノゾミは思った。
380アカイイド2:2008/01/10(木) 23:53:52 ID:uRmhJzHk
「でも、念の為、念の為だから!ミカゲ、調べて来なさい!」
「・・・・・・」
 沈黙。
「ミカゲ、早く行きなさいよ!!」
「・・・えー」
「ミカゲ!!」
「こうやって命令口調の時だけは妙に得意気になって私に命令して
少しは自分でやれないの?と言いたいけど、もしそんなことを言ったら
ひょっとしたら泣いてしまうかも知れないし、ほら、姉様意外と世間ず
れしてないし、厄介なんだよね。まぁそこが可愛いんだけど。
現実問題、可愛いだけでは食べていけないし、使えない子とは常に思って
いて、頭にくる時もあるんだけど、比較するのが私って言うのがね。
ほら、私の方が有能だし、可愛いし」
 と早口で言った。
「わー、ミカゲ今日はお喋りね」
「いえ、そんな事は」
「井戸の中を調べて来て」
「どうしても?」
 睨んで無言で行けと答える。
「・・・・・・」
 ミカゲがノゾミを見詰めたまま沈黙。
「・・・・・・・・・・・・・・・いませんでした」
「見え見えの嘘をつかないで!」
 頬を引っ張り合って喧嘩をしていると人の気配と足音がして、二人は
同時に振り向き、美しい黒髪の少女がそこにいた。千羽烏月である。
「葛様の甘酸っぱい香りを辿って見れば、人違い所か鬼だったとは。
ちっ、一刻も早く葛様に、短パンを穿いている時、女の子はパンツが見えないと
安心しはしゃぎ回り、大胆な動きにも抵抗が無くなるが、その実短パンもパンツが
裾からチラリと見え、スカートのそれと比べると極めて卑猥であると警告しようと思った
のだが・・・」
「こ、こいつ変態!!」
「いえ、姉様。鬼切りです」
「とは言え、邂逅とは僥倖だ。覚悟しろ!」
 烏月が鞘から維斗の太刀を抜くと、素早く肉薄し、二人に切り掛かる。
「オン・マカ・シリエイ・ジリペイ・ソワカッ!」
 袈裟に通る月光は空だけを切り裂いた。
「くっ!」
 突然の攻撃に、二人は防御も間に合わず避けるのが精一杯だった。
 刀身より少し離れた間合いを烏月は破軍の型を取り、じりじりと距離を
詰める。刀身が届けば、素早く振ることに長けた破軍の型に軍配が上がる自身が
烏月にはあった。
381アカイイド3:2008/01/10(木) 23:55:05 ID:uRmhJzHk
 素早く詰める事も可能だが、それではさっきの二の舞を演じる事となるだろう
と思い、日時計の様な速度で詰め寄る。
 鬼が術を仕掛けた時が勝負、その時こそ、この脚力が爆ぜる時である。
「待って下さい」
 と、ミカゲ。
「・・・・・・」
 待てと言われて待つはずが無く、型を解く事も無かった。
(何かの術でも掛ける気か?)
 そう思った烏月だが、その気配も無い。
「貴女も人を探しているようで、どうです?一時休戦し、一緒に探すと
いうのは」
「そ、そうよ協力しなさい!鬼だって争う事だけが脳じゃないわ。
弱い人間に肩を貸してあげるんだから、有難いと思いなさい?」
 ミカゲに釣られてノゾミも言う。
「・・・・・・・・・いいだろう」
 維斗を鞘に戻しはしたが、太刀の如く鋭い目は心に納める事は無かった。
「交渉成立ね」
 ノゾミは烏月に手を差し出した。
「これは?」
「こ、これから協力する仲なんだから握手位してあげようと思って。
べ、別に深い意味は無いわよ」
 烏月はその手をただ見詰めるだけだった。
「勘違いするな。貴様らとは協力関係では無く、利用し合う関係なだけだ。
親愛の証の握手など、遠過ぎる」
「ま、それもそうね」
 少し残念そうな顔をしたノゾミもこればかりは仕方が無いと諦めた。
「よろしく。私の名前は千羽烏月」
「私はミカゲ」
 お互いに握手をする烏月とミカゲ。
「そうか、鬼の手も暖かいのだな」
「鬼も色々ですから。貴女の手も柔らかい」
「いや、刀を持つので掌はボロボロだが・・・御世辞でも嬉しいよ」
「御世辞では無いです」
 お互いに見詰め合いながら二人の話は弾む。
「悔しくなんか、ないんだから・・・」
382アカイイド4:2008/01/10(木) 23:59:56 ID:uRmhJzHk
「この井戸の中に居る?真坂、こんな汚い井戸の中に人が居るわけ
無いだろう。小説じゃああるまいし」
「それに葛様は博識で頭脳明晰、こんな井戸に落ちる訳が無い。
万が一落ちたとしたら、葛様の博識のイメージが壊れてしまう」
<烏月による、葛の博識イメージ>
『薔薇の棘にも花言葉があって、不幸中の幸いでした、なんですよー』
『シャーロック・ホームズはコカインの愛用者だったんですよー』
『キンギョソウの花言葉は、推測で言えばNOです、なんですよー』
『納豆にワサビをかけて食べると美味しいですよー』
『バナナとマヨネーズの食べ合わせは美味しいですよー』

「だからここにはいない」
「それは証明にはならないわ。そう思うんなら井戸の中を探しなさいよ」
「はっきりと言えば、こんな汚い井戸の中を探すのは御免だ」
「いそうな場所がここしか無いのよ!」
「なら、貴様が調べればいいだろう」
「私も嫌よ!」
「なら、じゃんけんで決めればいいじゃないですか、姉様」
 言争う二人にミカゲが割って入る。
「嫌よ!それじゃあ確実には勝てないじゃない!!」
「私は別に構わない。それとも、人間如きに勝てないのか?」
「莫迦にしないで!わ、私の豪運にかか、掛かれば貴女なんて
一撃よぉ!!」
「や、やってやるわよ!」
 ノゾミが拳を引く。
「そうか。では、いくぞ」
「姉様単純・・・」
「最初はグー!」
「じゃんけんって、えー!な、何、最初はグーって?」
 ノゾミが慌ててグーを出す。
「じゃんけん、ポン!」
 二人はほぼ同時に出した。
「・・・それは、ビーム?」
 ノゾミの手は人差し指を前に突き出し、親指を斜め前に突き出した
状態だった。子ども達がごっこ遊びで拳銃を使うジェスチャーをする時に
よく用いられるものと酷似していた。
「ちょ、チョキよ!貴女の方こそ何よ、二本貫手?」
「チョキだ」
「ま、まぁいいわ!アイコで、」
「「しょ!」」
 ノゾミは古流チョキをまたしても出し、烏月はそれを読んで
グーを出していた。烏月の勝利である。
「これで文句は無いだろう。早く探してくれ」
「不公平よ!」
 ミカゲと烏月があまりにも身勝手な言葉で振り向いた。
383アカイイド5:2008/01/11(金) 00:02:00 ID:uRmhJzHk
「こ、この世には、じゃんけんで常に勝ち続ける、じゃんけんに愛された子がいるかも
知れないじゃない。そう、不公平よ!やり直しよ!!」
「姉様、その言い訳は流石に、」
「成る程、一理ある。なら、何で決める?」
 と、烏月。
「えー・・・」
 バカだこの人、とミカゲは思った。
「そうね・・・なら、どっちが可愛いか勝負よ!!」
「いいだろう!」
「そっちの方が不公平では・・・」
 ミカゲの言葉を無視して、二人はミカゲの前に横に並んだ。
「さあミカゲ、どっちが可愛いかはっきり言って、」
「烏月」
「・・・え?」
 ノゾミはミカゲなら自分を選ぶに違い無いと自分に有利な勝負を仕掛けた
のだが。あまりにも意外な言葉に、驚く事しかできなかった。
「な、なんでよミカゲ!いつも私の事を可愛がってくれたじゃない!」
「もう、小さい胸には飽きました」
 はっきりと、これ以上無い位はっきりと言った。
「そんな、うわあああんっ!!!」
 ノゾミは膝を落とし、大粒の涙を流した。ミカゲが烏月に振り向く。
「泣かしたー」
「いや、選んだのは貴女だ」
「貴女の魅力が私をそうさせたのよ」
「え・・・」
 烏月はどきっとしてミカゲを見詰め、静寂が流れた。
「こんな事で誤魔化せられるか!」
「ちっ」
「今、舌打ちしただろ?」
舌打ちをするミカゲはノゾミに近づく。
「せめて姉様を励ますのを手伝って下さい」
「無視か?」
 言って、ミカゲは泣いて俯いているノゾミの顔を顎から持ち上げ
その唇を奪った。
「ミカ・・・んっ、はむっ、ぺちゃ・・・」
 互いの唇を啄むように味わい、ノゾミの着物をはだけさせ胸を絞るように
優しく揉み、その先端を刺激する。
「なはーーー!」
 変な声で烏月は驚いた。励ますってこういう事かよー、とか色々思った。
「あんっ・・・」
 ノゾミの幼い喘ぎ声に、烏月の奥が刺激され、口内が唾液で侵食される。
 さっきのミカゲの言葉をすんなりと受け入れる心が刹那完成。いや、この場合は
理性の崩壊と言うのかも知れない。
 烏月は慣れない手付きでノゾミの涙を嘗め採る。
「ちょっと・・・」
 顔を嘗められる恥ずかしさとくすぐったさが混ざった響きに
嫌悪の感は無かった。
「姉様、私を見て」
 再び重ねられる唇。涙のしょっぱさを味わった烏月は耳を甘噛みし、
耳の穴に舌を優しく捻じ込む。
「ン・・・はぁ。ねぇ・・・そろそろ、こっちも弄ってよ」
 ノゾミは太股をもじもじさせ、股間を刺激し、二人に膣の愛撫を
せがむ。
384アカイイド6:2008/01/11(金) 00:03:24 ID:Mp4Y5W5p
 その願望を無視し、烏月とミカゲはノゾミの右手を取り、ミカゲは親指を、烏月
は小指を口に含み愛撫した。
「あ・・・くすぐったい」
 最初はくすぐったかったそれも、快楽に解れた体には蕩けるような感覚だった。
手の甲はまだ良かったが掌が駄目だった。懸命に嘗める姿を俯瞰するこれは
口付けより卑猥で、ひょっとしたら気持ち良いかも知れない。
 掌の、特に間接の部分が絶頂にはいかないものの、飛びそうだった。
「あむ、ちゅぱっ・・・」
「ぴちゃ、姉様・・・元気になりましたか?」
「うん・・・」
 二人はノゾミの中指を丹念に嘗め回しながらお互いの舌も絡め合わせて、そちら
はそちらで楽しんでいた。
 指から舌が離れる。快感に酔った目で唾液でベトベトになった指を見詰めていた。
「あ・・・」
 ノゾミはその唾液に濡れた指を膣に乱暴に入れた。
「あぁっ!ん・・・」
 散々焦らされた行為の反動か、ノゾミは愛撫された指を使い
快楽を貪る。指が愛された分だけ、つよくつよく。
「はぁはぁはぁはぁ・・・」
 ミカゲと烏月は首筋を嘗め、なおノゾミを楽しんでいる。
 愛されるだけ、自分を、自分の快楽を引き出し、そして、
「ん!ああっ・・・!」
 一部から全体へと、愛は流れた。

 話が全く変わって。
「わーい、葛ちゃんと結婚だー!」
「あははは。新婚旅行はどこにしましょうか?」
「葛ちゃんが一緒なら、どこでもいいよー」
「そんなー桂おねーさん。もうWAKASUGIなりなんなり
利用してやりますよぅ!
 新しい法律をつくって同性も結婚できるようにしますよー!」
「葛ちゃん、やりたいほーだいだー!」
 桂と葛はとっくに井戸から出ていたりする。
おわり
385名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 00:07:37 ID:+EWgOfoO
>さばかん様
好きです、結婚してください。
386名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 11:49:19 ID:RuBfYjcz
GJ!!
とりあえず吹いたお茶返せww
387名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 00:04:46 ID:ZZ2lBuMn
実はある個人サイトに同じタイトルのSSがあるのですが
カオス具合はそちらに負けていないw
388名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 12:07:42 ID:9/EJTooy
GJ!
最初は桂×葛だとおもったら・・・。
これはこれですごくすごく笑わせてもらいました。
エロスレでなくてもいいような気がする。
389名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 23:55:36 ID:gOKU+ByF
GJ!
普通にミカゲと握手する烏月吹いたww
390名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 11:27:50 ID:AharaWks
アオイシロ出るまでスレ使い切れそうになさそうだけど、どうすんの?
391名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 11:59:06 ID:42OgbTMq
ただヌくのみ
392名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 12:10:47 ID:T0L5Ydsn
>>391
(; ・`д・´)
393名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 21:06:11 ID:Cyf8ZkOe
>>390
脳内でオサ先輩とか犯しまくってるから問題ない
394名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 21:16:26 ID:Klv+W5tz
>>393
どうしてもオサが受けにしかならなくね?
395名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 00:25:13 ID:jquYOvQl
>>394
しまった、気がつかなかった!
あなたさては天才ですね?
396名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 23:54:34 ID:jjDr65cO
^p^
397名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 20:06:27 ID:7PPyq0se
俺、アオイシロ発売したらオサケイ書くんだ……
398名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 11:28:28 ID:gDsm75+X
ケイくん受けとは斬新な
399名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 17:00:28 ID:lpyPHBb+
何事もケイケン、だね。
400麗羅:2008/01/30(水) 07:11:07 ID:qcNhqWca
死百、いただきます。
401名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 20:33:57 ID:1jq49TrM
俺は少なそうなオサ攻め書くよ
402名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 21:54:40 ID:5gcOXhLv
尾花関係のエロがみたいです
403名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 14:43:36 ID:s2yRP2mp
尾花と融合した影響で発情期を迎えてしまう葛ちゃんを書いたことならあるが、
ふたなりものだったから投下はしない
404名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 22:29:37 ID:mcdpQ73u
ふたなり葛様といえば、葛様がサクヤさんにくわえられて精通を迎える夢を見ました。
そんなわけで>>403のSSが読みたいです。
405ゅみ:2008/02/09(土) 22:30:48 ID:faCZOO6S
エロい人限定
きてください。
http://08.mbsp.jp/yumi0302u/
406名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 18:47:52 ID:xN0a+KQT
鬼切り桂ちゃんによるサクヤさんハードを誰か(ry
407名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 20:59:23 ID:DAyGJYjm
ビクビクッ
408名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 10:25:27 ID:N3Pnpqhi
ハードにはならない予感
409さばかん:2008/02/15(金) 03:16:13 ID:BbUBaaO5
今回も懲りずに投下させていただきます。
烏月のイメージぶち壊してすみません。
タイトルは「大人の必殺技」
410大人の必殺技1:2008/02/15(金) 03:16:56 ID:BbUBaaO5
 前回のあらすじ
 感触も感情も消えた。
私の目の前には血塗れになり倒れた桂さんが横たわっていた。
 見た目通り、その体には命はもう無い。
「・・・桂さん」
 鬼ごと斬った、ただそれだけの事実しか無い。
 大切な人だった。
 好きだった。
 失って悲しいはずだった。悲しいはずだった。
 しかし、涙は出ない。
 それはもうここには無いからだ。失うものが。
 無辜の民を救う為に今まで鬼を切ってきた。
 どんな苦しみだって耐えて来た。
 それはこれからも続く事。そのはずだった。
 だが、私が救う人とはそんなに良いものだろうか?
 私の為に何かしてくれただろうか?
 ・・・止めよう。今は都合の良い考えしか浮かばないだろう。
 桂さんに特別な感情が無いなら、私は平然と生きた事だろう。
 鬼を切り続けただろう。
 もう、そんな事はどうでもよくなった。
「桂さん、貴女一人を、逝かせはしない」
 維斗の太刀を首にあてがい、私は私を断った。
「・・・ん、」
 気が付くと私は布団の中で眠っていた。
「烏月、起きたかい?」
 横には全裸のサクヤさんが居た。
「色々あったけど、元気出すんだよ」
 そう言って、私を抱きしめた。
 許してくれ、桂さん!おっぱいが、おっぱいが全て悪いんだ!! 
 閑話休題。
 夜、烏月は商店街にいた。
「今日も駄目だった。鬼も葛様も全く見つからない。
 あの鬼だけは絶対に切らなければならない。兄さんの穴を開発したアイツだけは許さない。
こんな日は何か美味しいものでも食べて気分転換するのが望ましい。
 旅館でも夕食を食べたから軽いものがいいな。
 そう言えば、私に親しく話しかけてくれる、桂さんと言ったかな?
 可愛い子だった」
 そんな独り言を烏月は呟く。
411大人の必殺技2:2008/02/15(金) 03:18:55 ID:BbUBaaO5
 暫く歩くと、誂え向きの居酒屋を発見する。
 古い引戸を開けようとすると戸は勝手にスライドした。
「自動だったか。田舎を甘く見ていた」
 いらっしゃいとおっさんの声がし、店の中に入る。
 あまり他人と同じ席になりたくなかった烏月は隅のカウンターに
座ろうとしたが、既に先客がいた。
 その隣に座り、その人と目が合った。
「ん、烏月じゃないか」
「・・・サクヤさん」
 烏月は素早く席を立ち、店を出ようとするが、スカートの裾を掴まれる。
「いいじゃないかい酒の席位さ。隣に座った座った」
 諦めて、溜息交じりで席に座る。
「納豆とイチゴ牛乳」
 はいよとおっさんが答え、用意し始める。
「仕事でここに?」
 と烏月。
「ああそうさ」
 言いながら、一口酒を飲む。
「しかしこんな所で逢うとは、運命を感じるねぇ」
「格別何も」
「つれないねぇ。で、その調子だとそっちの仕事は上手くいってなさそうだ」
「そうですね」
「・・・・・・」
 そっけない返事ばかりする烏月にサクヤは溜息を漏らした。
「あー暗い暗い。こんな場所では他愛の無い話をしたり、冗談を言ったり、とにかく楽しむのが大切だよ。あんたの浮いた話一つ聞かないけど、気になる人はいるのかい?」
 話が弾むよう、サクヤは適当な話題を出す。
「別にいませんね。学校でもあまり人とは関わらないようにしていますし」
「ふん、本末転倒だね。人を救う為に鬼を切るのに、肝心の人付き合いが薄いとはね」
「人を巻き込まない為にもあえて避けているだけだ」
「本当にそうかい?」
「・・・・・・」
「悪い。暗い話になっちまったねえ」
「いえ、気にしないで下さい」
コップの中をあおり、それを烏月の隣に置く。
(気になる人か。別にいないが・・・)
 その時一瞬だけ桂の笑顔が頭に浮かんだ。
(ち、違う!桂さんは、偶々知り合った人で!)
 それを払拭する為、水を一気飲みする。
「う、烏月!それ、あたしの酒だよ!」
「・・・あ」
 言った時には既に遅く、コップは元の空の状態になっていた。
412大人の必殺技3:2008/02/15(金) 03:21:08 ID:BbUBaaO5
「烏月、大丈夫か?」
「コップ一杯の酒程度で酔っ払う程、私は弱くは無い」
 サクヤが見た所、顔も赤くならず、言葉もおかしくは無い。
「そうかい。それならいいけどさ」
 サクヤがビンから再び酒を注ぎ飲む。
「納豆とイチゴ牛乳だよ」
「どうも」
 納豆を自分に寄せ、近くにある醤油タレをとり、納豆に
ぶっかけた。
「お・・・おい、その食い方はどうなんだい?」
 大量に醤油がかかり、納豆が黒色にそまり、黒豆のようになる。
「いただきます」
 何の躊躇いも無く、箸で摘み口に運ぶ様を恐る恐る見守るサクヤ。
(辛党のあたしだってそこまではしないよ)
 それを咀嚼し、飲み込んだ。
「サクヤさん!」
「なんだい!」
「濃い醤油の味がするぞ、この納豆!」
「そりゃあするだろ」
「何故知っている!」
「何故ってそりゃあ」
「意外と美味い!!!」
「・・・そうかい」

「しかし、サクヤさんはたまらない体をしている」
 納豆を全て食べ終わった頃、烏月はそう言った。
「まあね。褒められて、嫌な気分はしないね」
「その体で何人の女の子を餌食にしてきたやら。流石美少女ハンター」
「だれが美少女ハンターだよ」
「では、エロ大名で」
「おい」
「そのテクニック、是非私にも教えて欲しいね、エロ大名様」
「大名命令じゃ。今すぐ殴らせろーーーーーーーーーーーー!!!!!」
 立ち上がり、拳を振り上げるサクヤに客の視線が集まる。
「いや、騒がしくしてすみません、本当にすみません」
 頭を下げ謝り、席に座り直すサクヤ。
(酔っ払いをまともに相手にするのはよくないねぇ・・・)
 考えた結果、無視するのが最善だとサクヤは判断した。
「では、エロ将軍で・・・」
 そっぽを向く。
「サクヤさん」
 これも無視する。
「サクヤさん!」
「なんだい!」
「これを見てくれ」
 しつこさに耐え切れず振り向くと酒の紙パックにデカデカと書かれた文字を見せ付ける。
「鬼ころし!!」
 酒の名前である。
「だからどうした」
「おぅにぃころし!!!」
「はぁ・・・」
「いやね、こんなもので鬼が殺せるなら私達も苦労しないのだが・・・くっ、今私は
とても面白い事を言ってしまったようだ、はははっ」
「いや、可笑しくないよ」
 烏月は肩を震わせ、笑いを必死に堪える。
413大人の必殺技4:2008/02/15(金) 03:24:01 ID:BbUBaaO5
 その姿に呆れたサクヤはツマミを口に素早くかっこみ、酒を一気飲みし、烏月の手を
引っ張った。
「旅館に帰るよ、烏月」
「いや、もう少しいたいのだが」
「いいから、帰るよ!」
「サクヤさんは強引だ」
「黙っとけ!」
 手を引っ張って烏月を誘導する。
 抵抗も無く、烏月はその方向にただただ流される。
「サクヤさん」
 言った後、引っ張る腕を払い、旅館の方へ烏月は走った。
「鬼の気配だ!」
「なんだって!」
 急いで旅館に戻り、桂の部屋へ向かう二人。
「烏月、桂とは知り合いだったのかい?」
「ええ」
 桂の居る部屋のドアノブを捻り、ドアが開く。
「無用心だねぇ・・・」
 ドアの先には寝ている桂を襲おうとするノゾミとミカゲ、それを
守ろうとするユメイの対峙が見えた。
「大人しく贄の血を渡しなさい!」
「駄目よ、桂ちゃんは私のモノ・・・じゃなくて、渡さないわ!」
「あはははは。もし、渡してくれるなら一緒に桂を好きなだけ弄ばせて
あげるわよ」
「・・・・・・」
「凄い真剣な顔で悩まないで!」
 眉間にしわをよせ、目を細め、腕組をしてユメイは唸っている。
「一緒にって事は桂ちゃんは勿論、あの二人も弄べるって事よね・・・」
「姉様、私達も捕食されそうです」
 とミカゲ。
「冗談よ、冗談!」
「そこまでだ、鬼はこの私が切る」
 ノゾミとミカゲは身を構えて、烏月の方を見る。
「鬼切り・・・やっかいな奴が現れたわ」
 烏月は間合いを徐々に詰めていき、太刀が届きそうな距離で腕を振り上げる。
414大人の必殺技5:2008/02/15(金) 03:25:55 ID:BbUBaaO5
「いくぞ!」
「千羽妙見流奥義、鬼!」
「ころし!」
 手に持っていた酒、鬼ころしをノゾミとミカゲに掛ける。
「あ・・・」
 唖然とするサクヤとユメイとミカゲ。
「見た事無い技だわ。ここは退くわよ、ミカゲ!」
「いえ、姉様。あれはただ、酒を私達に掛けようとしているだけでは」
「うるさいわね!いいから退くのよ!」
「バカな姉様・・・」
「なんか言った?」
「いえ」
「それでは贄の血、また会いましょう」
 そして、二人は消えた。
「アホだあいつら」
 と、サクヤ。
「でも、それで助かったんだから有難いわ」
 ユメイは烏月に近づきお礼をする。
「ここにも鬼が!」
「烏月、そいつは大丈夫だ、あ」
 烏月は酒を口に含み、ユメイに口移しでその酒を飲ませた。
「んっ・・・んくっ、んくっ・・・ふはっ・・・どうだ、効いたか?」
「はぁはぁはぁ・・・・・・・・・私の、私のファーストキスが〜〜」
 畳に転がりながら悶え苦しむユメイ。
「桂ちゃんにあげるはずだった私のチッスが〜〜!」
「なんだいチッスって」
 驚いて何も言えなかったサクヤのやっとの言葉がそれだった。
「はははは、効果は抜群だ!ぐ〜」
 満足したのか、烏月はそのまま倒れ、眠りについた。
「で、でも、黙っていればファーストキスだって言い通す事もできるわ。
幸いにも、サクヤさん位しか知らないし」
「「みてたよー」」
 扉からノゾミとミカゲが覗き見ていた。
「げ」
 ユメイの美しい容姿からは想像もできないような声がした。
「みーちゃった、みーちゃったー。ばらしちゃおうかしら、桂に」
「それだけは、それだけは止めてー!!」
「止めて欲しかったら、私達に協力するのね!桂を私達のものにしましょう!!」
「滅茶苦茶だねえ。いくらなんでもそんな条件を呑むはずが、」
「一緒に戦いましょう!桂ちゃんを、桂ちゃんを必ず私のものにするわ」
「酔ってるんだよな、酔っ払ってるだけだよな、ユメイ!」
「・・・・・・」
「凄い真剣な顔するなー!」
 こうして敵同士になった桂とユメイ。この戦いはさらに苛烈を極める事
になるっっ!!!
勿論つづかない。
おわり
415名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 08:12:39 ID:Y56sXwAx
・・・見ていて自分がすごく諦めた笑顔になっている気がするw
GJ!
416名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 12:06:51 ID:jAFlNEmW
毎回展開がカオスwww
417名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 16:56:58 ID:HdD8loR0
烏月のイメージぶち壊しどころじゃないw
418名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 19:55:01 ID:H/xzolrz
作品ごと粉砕する勢いじゃねえかwww
419名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 21:04:30 ID:gfOYfAW0
最初は、くらい話なのか〜エロすれなのに〜
と思ったのだが・・・。
GJ!
420名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 18:26:35 ID:9aL82gWw
常識人がサクヤさんしか居ねぇwww
421:2008/02/21(木) 00:42:40 ID:cGE07aCF
あげ
422名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 14:59:53 ID:5nlLZK8u
>>406
竹林に呼び出されたサクヤ(幼)……だがそれは、姫様の巧妙な罠だった!

「サクヤは石の民だというのに、こらえ性がないわねぇ」
(耐えなきゃ……姫様をがっかりさせたくない……!)
「……あら? サクヤの花もほころび始めたみたいね?」
(恥ずかしい……! でも姫様だから……!)
「ほーら、贄の血ですよー」
(悔しい……! 逆らえない……!)
423名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 18:18:45 ID:2exCMDkk
サクヤ(幼)とな!?
424名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 21:18:21 ID:5nlLZK8u
>>423
だっていつかのひかりの裏ジャケが素敵だったんですもの
425名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 21:00:09 ID:lrFZKGf9
いつかのひかりの裏ジャケ見たら一瞬、
サクヤさんが姫様にイヤラシイ事をされているように見えたんだが、
これは俺の目が狂ってしまったんだろうか。
426名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 00:52:18 ID:CtnR/sVp
本スレの方がエロ会話盛りだくさんとは(´・ω・`)
427名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 03:41:10 ID:sBDbUjfS
じゃあケイツヅお漏らしプレイでも構想練ってみる
428名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 18:43:46 ID:CtnR/sVp
じゃあ俺はサクヤさんの総受けを(ry
429名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 01:47:57 ID:+BWbMRej
>>422
ほーら、贄の血ですよー
が何故かツボったw
430名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 12:58:11 ID:lhw/AvFk
発売前からこんな夢を


陽の光にまぶたを刺され、わたしは目覚めた
目を開けて最初に目に入ったものは
どこから取り寄せたのか、一升瓶を手にし、上半身に着物だけ羽織って、
縁側で猪口を傾けている晩酌ならぬ朝酌しているコハクの姿だった

わたしの覚醒の気配を察してか、コハクは庭へ向けていた視線の向きを変えて

「よう、もう起きるのか梢子」

「ん・・・」

朝日のまばゆさに目を細めながら、コハクをじっと見つめた
いつも結っていた髪は今は解していて、逆光を背負うコハクの透き通った流れる銀糸は神々しく
華奢ながら無双の太刀筋を振るうその真っ白な四肢の曲線は美しく
目覚めたばかりの血が十分行き届いてない頭も相まって、わたしは恍惚した

「ゆうべはあれだけ乱れたのだ、もう少し眠っていてもようかろうに」

「あ・・・」

こんな状態でいきなりそんなこと言われて、顔に血が昇るのをはっきり感じ取れた

「どうしたどうした、攻めていたのはそちらの方じゃろ?おぬしが照れてどうする。くくく、ういやつめ。」
「くすぐってくれるわ、今宵はわしが上を取る。覚悟しておけ。」



「わしの房術は百八式まであるぞ」
431名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 14:13:01 ID:ke21pb1Y
「攻めさせてあげた」感が漂うコハク様かわいいよコハク様
432名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 15:06:17 ID:uHijdubg
最後の一行がなければエロとして期待できたのにwww
433名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 18:28:18 ID:QYYA4thS
.。゚+.(・∀・)゚+.゚←とても満足しているようです
434名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 21:11:04 ID:lUk+AHAB
何か腰一回振る毎に隕石降ってきそうな房術だな
435名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 01:14:07 ID:dKjTAQNm
夢の中はこの景色とコハクさまのこの五行のお言葉だけでした
最後の一言が出た時点で吹きながら目を覚ましたのがくやしいですw
これを言ったときのコハクさまのお声は無駄に凛々しくてかっこよかった
ほんと、こんな夢を見る俺の脳みそはどうなってんのやらw
436名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 03:04:17 ID:N8CPgFw/
「四十八手などすでに千年前わしが通り過ぎた場所じゃ」
437名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 21:34:32 ID:DIWP4jqh
桂さん……桂さんに四十八手……ゴクリ
438名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 21:55:43 ID:TcPuY34r
サクヤさんかわいいよサクヤさん
439名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 14:42:55 ID:N0VOySUg
本スレが充分エロいからここの存在忘れてたぜ
440名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 17:25:38 ID:yoChPT7n
全くだ
441名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 23:33:22 ID:/+vExBT8
さしこむひかりの人です
前に投下したやつの続き書いたので投下してもいいでしょうか(´・ω・`)?

よかったら修正いれて投下しようと思うんですが
442名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 00:04:13 ID:YwsGKY5J
どうぞあなたの意のままに

おれはまだ投下迷ってるですけどねw
443名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 00:11:59 ID:lBFRvxzD
>>442
おぉ、こんなに早くレスがつくとは思わなかった、ありがd

それじゃあ修正して明日の夜あたり投下してみます(`・ω・´)

アオイシロ発売したらアオ関連で多くなっちゃうと思うから
アカイイトで書いてるなら発売前に投下しちゃおうぜ
444名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 22:11:49 ID:H2w3ASkz
修正終わったので投下しますー
誤字脱字あったら前みたいに脳内補完で
445名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 22:16:26 ID:H2w3ASkz
OCN規制されてて長いのが書き込めないヽ( ゚д゚ )ノ
446名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 23:48:05 ID:H2w3ASkz
投下できないのでまとめサイトのうpロダにあげましたヽ( ゚д゚ )ノ

ttp://akaiito.hitobashira.info/up/src/aka-ao_0095.txt

何だかやっちゃった感がありますが・・・
気軽に感想とかドウゾー
447名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 01:45:12 ID:d3qT5vY0
すべて脳内妄想したことのあるシチュエーションだw
あなたとは萌えの方向性での同志のようだ
GJ!
448名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 05:31:57 ID:tXYWEznc
サクヤさん……

GJ!!!!
449名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 21:00:04 ID:wxt6sfpp
さしこむひかりの人です

>>447
やっぱり考える事は一緒ですなー

>>448
サクヤさん良いよね!


サクヤさんトゥルーエンド後に寂しさに耐えられないで
あの後桂ちゃんに血をあげたと妄想してるのは自分だけじゃないはずさ!

投下したのはそこまで書いてないけどいつかきっと血を飲ませるんでしょうなぁ

個人的サク×桂BGM
( ・3・)つttp://pv-syoukaijyo.seesaa.net/article/34341083.html


450さばかん:2008/03/20(木) 20:11:18 ID:AnEX2CXz
いきおいでやった。深く反省している。

【7:12】起床。まだ眠い。顔を洗う。歯を磨きつつ朝シャン後のバスタオルはとちゃんを視姦。
【7:22】朝食のかわりにはとちゃんの脱いだぱんつを匂ぐ。 自己嫌悪で自分がイヤになる。
「携帯の番号教えてください!」 ナンパ野郎の言葉だ。 はとちゃんに近づくな、殺すぞ。
【8:15】下駄箱に手紙「お姉さまになって!」うるせぇんだよこのレズビアンが。
【9:43】「陽子ちゃん、助けて〜!」はとちゃんからメール。 いま行くぞ、はとちゃん!
【9:50】はとちゃん救出。生理なのにブルマ履いてるらしい。 赤ブルでよかったね、はとちゃん。
【11:03】今日は曇りだ。気分が盛り上がらない。早く帰ってオナりたい。
【2:30】学校終了。
【3:40】帰宅。
【3:45】さっそくオナーニ。おかずはバスタオルのはとちゃん。 またやってしまった・・・
【4:11】はとちゃんと談笑。男の話にいらつく。
【4:40】はとちゃんおでかけ。 スカートが短すぎる! 駄目だよはとちゃん!
【4:41】さっそくオナーニ。inTHEはとちゃんのベッド。おかずははとちゃんの生足 またやってしまった・・・・
【6:43】はとちゃん帰宅。 はとちゃんの買って来たスピナッチアイスを食す。 ゲロマズ。 いやがらせ?
【7:45】はとちゃんのトイレ音を盗聴。 最低だ・・・自己嫌悪で自分がイヤになる。
【7:45】さっそくオナーニ。おかずははとちゃんの放尿音。 またやってしまった・・・・
【10:53】はとちゃんが来た。「わたしの一番は陽子ちゃんよ」 可愛いすぎる。帰って。 オナニーするから。
【11:30】就寝 はとちゃんがドアの隙間から流し目でこっちを見ている。
いやがらせか?犯すか?
451さばかん:2008/03/20(木) 20:12:59 ID:AnEX2CXz
ageてしまってすみません。本当に深く反省している
452名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 20:32:47 ID:F+BKUTVU
gj!
453名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 23:23:46 ID:yaAOdPdo
一連の流れがヤミと帽子と本の旅人に見えてしまうw
454名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 00:20:17 ID:7V02iVtU
友達にアオイシロのゆりゲロSSを書けと強要されてる
どうしょう
455名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 03:58:07 ID:XsJZiz6q
>>454
マニアックすぎるwww
自分は嫌いじゃないけど、普通の人はまず耐性ないだろうな
456名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 08:10:54 ID:u+HkuJU2
奇遇だな。
俺も友人からSS書けって言われてたんだ。








白花×烏月兄貴で。
457名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 00:15:48 ID:fQtoiqgr
誰かノゾ×桂とかサク×桂書いてクダサイ
458名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 20:30:35 ID:yl9zOXy+
sage
459名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 00:23:29 ID:T9wE0Jb1
保守
460本スレ531の妄想から小ネタ:2008/03/24(月) 01:05:22 ID:A4aWLCix
私の首筋にできた痕を見て、夢中になって吸い付いてくる。
こくっこくっと喉をならし、吐息で私の首筋をくすぶらせながら……
―――――
「綾代先輩、鏡…。」
耳まで真っ赤にして手鏡を渡してくれた保美ちゃん。
それで、確認していた時のこと。
百ちゃんがふざけてつけたのはこれだったのか。
顔を赤らめる保美ちゃん、可愛いかったなあ…等とぼんやりしていたからかもしれない。
―――――
特に痕になる事は無いし頼めば消してくれるのだけれど、
「ナミちゃん……やっ……んぅ……ぁん……」
ナミちゃんも、時々イジワルでキスマークを残すことがある。
「ん……ん……むぅ……んっ……ちゅ……」
そんなところも可愛らしいのだけれど、だからこそ、困ってしまうのです。
イヤイヤとでも言うように横に2回首を振り、再び吸い付いてくる。
(ああもう…可愛いらしすぎて…。)
気が付いたら、太腿が秘液で濡れつつあることを自覚し、思わず恥ずかしくなる。
はしたない私。……でも、こんなに可愛らしいナミちゃんも悪いのだ……。
461名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 18:45:36 ID:QRka9MRA
執筆中ふと梢子がじいちゃんばあちゃんっ子ってのを思い出して
おそらく劇中最年長であろうコハクさまに懐いてゆく様を幻視した
ハァハァ
462名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 05:55:38 ID:BBrVo3j0
桂「や…やめてください」
桂「ふふふ……ラップはもうビリビリだよ?あとはフタだけ」
桂「いやぁ!だめ、フタを開けないで…!」
桂「うわぁ…このおかめ納豆…すごく嫌らしいよ……」
桂「あれ?タレが二袋もある……誘ってるんだ?」
桂「そ…そんなんじゃありません…!」
桂「『砂糖も一緒に混ぜた方が粘る』?まちきれないよ……今すぐ入れるからね!」
桂「や、やめてー!ま、まだ卵黄と卵白も分けていないのに…」
桂「うわぁ…すごい、辛子とタレが混ざってぐちゃぐちゃだ…たまらないよ…」
桂「次は卵を入れるね、たっぷり入れてかき混ぜてあげるから」
桂「あ、ああ…ね、粘る……て、ぜてえ!」
桂「聞こえないよ…はっきり言って欲しいな…」
桂「ネギも…!ネギも入れてかき混ぜてくださいぃいぃ!」
桂「ごめんね、わたしは梅を刻んで混ぜる派なんだよぉ!ははは!」
ガタッ

桂「!!!」
桂「サ、サクヤさん……!?もも、もしかして見てた!?」
サクヤ「さあ…ねえ?(ニヤニヤ)」
463名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 16:23:41 ID:AMx9Nsyg
桂が時折このような一人遊びに耽るのを見て見ぬふりをする情けが
サクヤさんたちにも存在した(・∀・)ニヤニヤ
464名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 18:00:36 ID:gD7pj1tO
一人遊びに耽る桂ちゃん……!?
465名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 18:18:55 ID:s3mfMxGE
>>464
落ち着いてくださいユメイさんw
466名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 20:27:28 ID:M/QsKiUw
>>464
ユメイさん…落ち着いてくださいw
467名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 00:19:15 ID:JrPG8EuL
サクヤさん!サクヤさん!
468名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 02:57:53 ID:5KfbmMwA
>>467
「ふふ。柚明は10年前と変わらないねぇ」
「サクヤさん……サクヤ……さん……」
「もう気をやったのかい? 柚明。まだ、これからだよ……」

こんな様子を妄想したッ!
469名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 03:12:13 ID:niTxlZ89
サクヤさんは総受けだろうJK
470454:2008/03/26(水) 03:16:01 ID:utQfJXwx
いま書きながらどうやって展開をゲロに持っていくの悩んでたら
友人からさらなるリクエストが

「グロも入れればいいじゃない。新ジャンル『ゲルググロ』を作ろうぜ」

・・・なんですかその新型MAはwもうあんたにゃついてけないよw
まあ・・・アオイシロなら・・グロもあり・・・か?
471名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 16:19:37 ID:NrTqOBwN
アオでゲロでグロ・・・

がむしゃらクッキングですか?
472名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 17:22:06 ID:fTqDBy6V
どんどんマニアックな方向に流れていくなw
473名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 20:29:13 ID:KHyVpNo1
>>454
つバス酔いで気分が悪くなってしまったやすみんを介抱する百ちゃん
474名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 20:44:22 ID:JrPG8EuL
>>468
ナイス妄想!
475454:2008/03/26(水) 21:40:56 ID:utQfJXwx
>>473 ごめん、今書いてるのオサコハなんだ・・・
しかしその題、有難く頂戴いたす!次のゲロ小説に使いますw
476名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 01:39:10 ID:xoZicDS4
次もゲロかよw
477名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 22:06:07 ID:TwRa5vMn
>>460の姫の扱いに吹いた
478名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 11:52:15 ID:bCegAFHi
お願いだからこの板にゲロ投下するのはやめてくれよ!!
とか思っていたがなんかそれはそれで見てみたいと思い始めた俺は末期?
479名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 19:21:43 ID:dvEihAom
……桂ちゃんのゲロ……!?
480名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 00:04:05 ID:nY5rhmBv
大丈夫さ、このスレで今書いてるみたいな事言った人で実際に投下した人は
ほぼ居ないから

言っちゃ悪いけどぶっちゃけ投下されても個人的にはスルーだしな
481454:2008/03/29(土) 00:33:21 ID:u4AetvyU
さすがにそんな特殊ジャンルのものをそのまま投下しないよw
ちゃんとノーマル版がある。マニアック版は外部ロダに、との予定。
482名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 00:34:52 ID:nY5rhmBv
>>481
すまんはやとちったみたいだな
483名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 00:52:05 ID:Ebr8BzFb
>>481
なんという用意周到・・・
とりあえず期待
484さばかん:2008/03/30(日) 09:53:32 ID:5RUJL/2R
えー毎度すみません。懲りずに投下したいと思います。
タイトルはリアルアカイイト。
今回は本当にやり過ぎた、すみません。
485リアルアカイイト1:2008/03/30(日) 09:55:21 ID:5RUJL/2R
 部屋はわざと暗くしている。
 カーテンも月光は完全に遮断できず、二人の姿を映す。
「はい、飲んで飲んでー」
「妙に明るいわね、桂」
 座っている桂を見下ろすノゾミも桂に近づき座り、その首に顔を近づける。
桂の顔が間近で妙にドキドキするのがノゾミは苦手だったりするが、背におなかは
代えられないのだ。
「じゃあ、吸うわよ?」
「いただきますは?」
「・・・い、いただきます」
 両手を桂の前に合わせて、渋々頭を下げる。
 最近はノゾミ自身も自覚はしているが、桂の言動に逆らえない。
 桂の首筋を今度こそ噛み、溢れる血を啜る。
「んくっ、んっ・・・ちょっと桂!何処触ってるの!」
 見ると、桂の右手はノゾミの尻と剥き出しの太股を触り、左手で
未発達の胸を擦っていたりする。
「血が零れて勿体無いよ、ノゾミちゃん」
「うっ、いじわる!」
 ノゾミは何も抵抗できず、溢れる桂の血を嘗め取る事しかできなかった。
「可愛いよ、ノゾミちゃん」
 胸を擦っていた手でノゾミの頭を撫でた。
 そんな甘い光景を柚明は部屋のドアの隙間から羨ましそうに覗いていたりする。
(桂ちゃん、やっぱり幼い容姿の子が好きなのね。私もだけど)
 小さい頃の桂の姿を思い浮かべ、桂の嗜好に同意する柚明。
(でも駄目よ桂ちゃん!)
 覗くのを止めて、ノゾミと桂のいる部屋から離れると電話を物凄い勢いで
かける。
「・・・はーい、もしもし」
「もしもし、サクヤさん。大変なの!桂ちゃんが・・・妊娠しちゃうわ!!」
「な、なんだって!」
「私、桂ちゃんの情事をさっき見てしまったの!」
「お、おおお、落ち着け柚明!!行為後の72時間以内なら大量のエストロゲン服用
で妊娠は防げる」
(何でも知ってるわーこの人)
「分かったわ。有難うサクヤさん!」
 言って、柚明は電話を切った。
「おい!ちっ、切りやがった。・・・いつも通りの柚明の勘違いだと思うけど。
・・・今夜はもやもやしながら眠りそうだよ」
 その頃、柚明は。
「あ、女の子同士で妊娠はしなかったんだ」
486リアルアカイイト2:2008/03/30(日) 09:58:00 ID:5RUJL/2R
次の日。桂達は買い物をしに街へ繰り出していた。
「今日は奮発してデザートを食べて、服も買って、夕食もすませて、とにかく
贅沢をしよう!」
「そうね、桂ちゃん。たまにはいいわよね」
「そうだね、桂さん。今日は泊まりでゆっくりしようか」
 桂と柚明は大して驚かず振り向く。
「烏月さん、来てたんだ」
 と、桂。
「烏月・・・呼ばれてないのにまた来たの?本当に桂が好きなのね」
 ノゾミがそういうと烏月はノゾミがいるであろう何も無い場所を睨む。
「勘違いするな。貴様の事をまだ信用した訳では無い。貴様を監視する為にだ。
おっと、何故かは知らないがこんな所に偶然饅頭が。桂さんにあげるよ」
「わー有難う、烏月さん!」
「嘘!絶対嘘よ!何あの凄く嬉しそうな顔ー!」
 ノゾミの突っ込みも完全に無視する烏月。
(烏月さんの積極的な姿勢・・・侮れないわ!)
 柚明は今後最大の障害になるであろう人物の言動を観察する事に必死だ。

にぎやかな桂達の後姿を電柱に隠れ、カメラで桂を無心に撮り続けるサクヤ。
「はぁはぁ、桂。あんたは私のもの・・・」
 桂に視線が集中して隙だらけの背中の真後ろに付き、その肩を誰かが叩く。
 驚いて、後ろを振り向くとそこには、
「サクヤさん、ちょっと一緒に来てもらえませんか?」
「なんだい葛か。てっきり警察かと思ったよ」
「お世話になった事があるんですか?」
「いや、その影に怯えてるだけだよ」
「たはは・・・そうですか」
「で、来てもらいたい場所って?」
「着いてからのお楽しみですよー」
 葛に付き合った先にはごく普通の喫茶店だった。葛は店の奥を素通りし、ひみつるーむと札のついているドアの前に着き、開ける。
「こ、これは」
 そこは異常な数のモニターがあり、そこに映っているのは、
「桂・・・」
 全てのモニターがあらゆる角度で桂を映していた。
「ふふふーWAKASUGIの力でこの街には桂おねーさんを覗く専用のカメラを付けたんですよ」
「何の為にだい?」
「何事も大切なのは復習ですよ。桂おねーさんの行動を記録し、覚え、おねーさんが一番
喜びそうな言動をすれば、会えない機会の多い私でも十分勝算がありますよ」
「一理あるけど、それとあたしと何の関係があるんだい?」
「この盗撮、ではなくて、この映像をまとめて、一つの作品にしようと思っているんですよ。
 その中にですね、桂おねーさんの小さい頃の写真もあればいいなーって思いまして」
「あるよ。小さい頃のだったら、鹿の背丈位はね。でも、」
「無料で、なんて言いませんよ。その纏めた映像をサクヤさんにもあげますから」
「ふ〜ん」
 関心無いねぇ、とばかりに腕を頭の後ろに組んで伸びをするサクヤ。
「で、その内容がですね。最初は桂おねーさんの日常の映像を流して、その後に桂おねーさんの濡れ場を、」
「AVだろ、あんたAV見たろ!なんだいそのありがちな安っぽい内容は!」
「さあ、なんのことでしょうねー?」
「よろしくたのむ!支援は惜しまない」
 サクヤは葛の手を取り、強引に握手をした。
 即席エロ姉妹の誕生である。
「たはは・・・おや、烏月さんが何かしでかすみたいですよ?ちょっと
声を拾ってみますね」
「声を拾えるのかい?どこまで凄いんだWAKASUGIの技術は!」
 適当なボタンを人差し指で押しすと烏月の大きな声が部屋に響いた。
487リアルアカイイト3:2008/03/30(日) 09:59:30 ID:5RUJL/2R
「桂さん!水着だ、水着を買おう!!もし溺れた時は私が人工呼吸っぽい
事をしてあげるよ!」
「なんだい、人工呼吸っぽい事って・・・」
 と、サクヤ。
「人工呼吸って唇を重ねてするものと勘違いしている人が多いんですけど、実際は
空気が漏れないように唇を唇で覆ってするもので、あんまりロマンティックでは
ないんですよ」
 葛がいつものようにその博識っぷりを披露する。
「・・・詰まり、キスをするぞ!って堂々と言ってる訳かい」
「そういう事ですねー」
 サクヤ達がモニターを見る。
そこには烏月が桂の裾を引っ張り柚明も桂の背中を押し出した映像が映っていた。
「桂ちゃんの水着は私が選んであげるわ!」
 二人の力は確実の水着のある店の中に桂を押し込めようとする。
「待ってよ!ちょっと季節外れだよ!」
「た、確かに」
 烏月は冷静さを取り戻し、その手を離すと同時に柚明も押すのを止める。
「烏月さん、余計な所で冷静になって・・・」
 と、柚明。
「では、こっちのランジェリーショップで下着を買おう!今なら紐パンが3割引なんだ!」
「ひ、紐って、いいよ!絶対恥ずかしいよ、烏月さん」
 再び烏月が桂の袖を掴むと、柚明も桂の背中を押し出した。
「ひ、紐パン・・・」
 夢心地で呟く柚明。
「柚明、ひもぱんって何?」
「とっても、素敵なものよ!!」
「そ、そうなの・・・」
 柚明の迫力にそれだけしかノゾミは言えなかった。
(もう、どうにでもなりなさいよ・・・)
「紐パン3割引って・・・」
 サクヤが呆れているとパソコンのモニターをチェックしていた、葛が言う。
「データベースを調べたら本当にそうでしたよ」
「・・・ネットで懸命に調べたのかねぇ、あいつ。・・・で、試着室にカメラは?」
「言わずもがな、ですよ」
 ふふん、と鼻息を立てて背を反らして誇らしげに葛は言った。
「紐パンか・・・それはそれでそそるねぇ」
「ふふふ・・・私はシンプルな下着が好きなんですけど、偶にはいいですねー」
 ははは、と二人は陰湿に笑った。
「今更何だけど、濡れ場ってあんたどうやって取ったんだい?」
「撮る・・・予定なんですよ、私と桂おねーさんとの」
「やっぱ、AVみただろ」
いつもこのような感じで桂争奪戦が続く中、ついにある事件が起こるのである。
488リアルアカイイト4:2008/03/30(日) 10:00:52 ID:5RUJL/2R
 ノゾミが起きると、そこは天井が無い、詰まり家では無い何処かにいた。
 空はいつもの青空を隠し、雲と暗闇、寒さ、豪雨が支配していた。
「・・・何処に来てるのよ桂」
 ノゾミが見現し視界を広げると、そこには、
「ノゾミちゃん、起きるのが早いのね」
「ゆ、柚明!」
 柚明が傘を差しながら、子どもが砂遊びで持ってそうなスコップ片手に自分が居る桂のお守りを埋めていたのである。
「な、何の悪ふざけよ!」
「羨ましい・・・」
「え?」
「羨ましい。羨ましいのよ!私だってノゾミちゃんのように桂ちゃんの血を
吸いたいわ!ついでにおっぱいも吸いたいわ!!」
「さりげに変な事言わないで!どうしてこんな事をするのよ!」
「だって、貴女も桂ちゃんの事が好きなんでしょ?」
「なっ・・・」
 言われた瞬間、桂の暖かな笑顔、血を吸う時に近くなる顔、桂に体を触られた事が次々と浮かんだ。
「なっ・・・そ、そんな事」
 否定できなかったし、肯定もできなかった。
「隠しても無駄よ。見れば分かるわ。そこで暫く大人しくしてて、貴女がいない
間に桂ちゃんを私のものにして見せるから」
「何の権利があってこんな事するのよ!」
「私が誰よりも桂ちゃんを愛しているからよ」
 あっさりと柚明は言い、ポケットから紐にぶら下った何かを取り出した。
「何よ・・・それ?」
「桂ちゃんがまだ小さかった頃の話よ」

 柚明、回想。
「うぅ・・・全然上手くいかないよー」
 髪の毛を自分で切った桂を柚明はますます気に入ってしまった、トリコだった。
「桂ちゃん大丈夫。桂ちゃんならきっと上手くいくわ」
(はぁはぁ、この子可愛い、可愛すぎるわ桂ちゃん。何、私を誘ってるの?誘って
いるの?桂ちゃん)
「お母さんの誕生日のプレゼントなのに・・・出来なかったら嫌われちゃう」
「大丈夫、私が見守ってるから」
「うん!」
 涙を拭った桂は元気を取り戻し、再びその作業をする。
 柚明は奮闘する桂をやましい気持ち全開で見ていた。
 30分位経過しただろうか、桂のプレゼントは完成していた。
「できたよ、柚明おねーちゃん!あとはこの粘土が乾いて色を塗れば
完成だよ!」
「おめでとう桂ちゃん!(はぁはぁ)」
「ちょっと手を洗って来るね」
 桂が部屋から離れると柚明はさっきまで桂が捏ねていた紙粘土を見詰めていた。
 柚明、回想終了。

「そう、これは桂ちゃんが一生懸命に捏ねた紙粘土を丸くして紐を通したものよ!
この中には桂ちゃんの思いや汗がそれはもう、たっっっぷりと!!」
 ぞぞっ!とノゾミの背中に冷たい体液が走り、全身がその気味悪い感覚に支配された。
「ち、近寄らないで!こ、この変態!」
 ノゾミは完全に引いていた。
 しかし、柚明はその態度を気にもせず続けた。
489リアルアカイイト5:2008/03/30(日) 10:03:04 ID:5RUJL/2R
「そうね、普通の反応がそれよ。でも、愛するってそういうことじゃないかしら?
周りじゃない、その人の事を思う強い気持ち。それは普通の人から見たら変に見える
かも知れないけど、私の中にはその人を思う確かな意味がある」
「・・・・・・」
 何故だろう、何故だかは分からなかった。分からなかったが、その時の
柚明を、凄く羨ましいと思ってしまう自分がいた。
「じゃあね、ノゾミちゃん」
「柚明、貴女も抜けてるわね。私が見現すればお守りを持ちながら桂の所に帰れるわよ」
「ノゾミちゃん。貴女の着物の丈、短すぎて太股が見えるのよ。
私達の国ではね、太股を見せる事は公然わいせつ罪に該当するのよ」
公 然 猥 褻 罪。ノゾミの頭に大きな文字が並んだ。
「詰まり私はこの国では猥褻扱いなの?」
 そう思うと、平気で桂の前に姿を現した自分が急に恥ずかしくなった。
「見現するならご自由に、それじゃあ」
 ノゾミはその背を見送ることしか出来なかった。

「柚明おねーちゃん!お守りを何処かに落としちゃったみたいなの!周りを探しても
無かったし、ノゾミちゃん・・・大丈夫かな?」
 家に帰ると、桂がそんな事を言って涙を流していた。
「桂ちゃん、大丈夫だから。ノゾミちゃんも桂ちゃんの気配を辿って帰って来れるわよ」
 柚明は桂の涙を人差し指ですくい上げて桂を抱きしめ、そのすくった涙を桂に
見えないように舌先で丁寧に嘗め取り、舌全体で転がし、唾と涙が分からなくなった頃に
嚥下した。
味は不思議と桂の血の味に似ているような気がした。
「桂ちゃん・・・」
「どうしたの?」
「私ね・・・ずっと前から桂ちゃんの事が」
「桂ちゃんの事が・・・」
「柚明おねーちゃん?」
 柚明ははっきりと今、好きと言おうとした。しかし、言おうとするとさっき
自分がした行為を思い出し、その罪悪感が言葉を詰まらせた。
「なんでも、ないわ」

 今日の所はいったん眠り、明日探そうという事となった。
 桂にお休みと言ってから随分と時間が経過しているので桂は眠ってしまっているだろう。
 そんな中、柚明だけは眠れず、部屋の隅で膝を抱えて座っていた。
「・・・・・・」
 睡眠という最も強い筈の欲求を邪魔していたのは罪悪感とそれを遥かに勝る性欲だった。
「・・・桂ちゃん」
 独り言だ。そこに彼女はいない。柚明はそこに彼女がいるようにスカートを
はだけさせ、下着越しに、陰核を刺激する。
「んっ・・・あっ」
 陰核を弄っていた手は大胆になりパンツを脱ぎ、手持ち無沙汰の手は上着を脱ぎ、白く豊かな胸を露にし、両足を見せ付けるように大きく広げた。
「桂ちゃん、見て・・・私の、凄い濡れて、赤くなってるでしょ?
ここも膨らんで大きくなって・・・見て欲しいの、私のいやらしい姿を・・・あっ」
490リアルアカイイト6:2008/03/30(日) 10:03:58 ID:5RUJL/2R
 寝転がった柚明は両足を閉じ、胸を揉み、膣を掻き回す動きは指、手首、腕、全体と段々激しくなっていく。
「はっ、あああっ!」
 快楽で体は振るえ、体は熱に浮かされたように薄く赤くなる。
 息と喘ぎ声を漏らす事だけに必死で唇の端からは情けなく唾液が滴り落ちる。
「ごめんなさい、桂ちゃん。私、小さい頃の貴女にも欲情していたの。
貴女を寝かし付けた後、桂ちゃんを見ながら自慰をしていたの!
お願い、嫌いにならないで、好きなの!桂ちゃんが!!」
 柚明は自分以外誰も居ない部屋で声を抑え、自分を辱める言葉を呟きながら自慰に耽っていた。
「はっはっはっ!」
「ああああああっっ!!!」
 訪れた絶頂の奔流には逆らえなかったか、抑えていたはずの声が大きく響いた。
「はぁはぁはぁ・・・」
 快楽に緩んだ目は涙を流し、柚明はそれに酔い、動かない。
「そんなに大きな声を出したら起きちゃうわよ」
 柚明の体はびくっとなり、慌てて上半身だけ起こすと両手で胸を隠した。
「嘘・・・ノゾミちゃん?」
 そこには穴に埋めたはずのお守りを持ったノゾミが確かにそこにいた。
「なんでここに居るのって顔ね?」
「その卑猥な太股を見せながら家に帰ったって言うの?」
「卑猥言っていわないで!
よく考えたらこのお守り、無くしても自然に戻ってくるって桂が言ってたから
もしかしたらと思ったらそういう術が掛かってるみたいで
その力を強めに発動したら一気にここに戻ってこれたって訳」
「ごめんなさい、ノゾミちゃん!」
 柚明は土下座をして謝った。スカートと靴下以外は穿いていない状態で。
「ちょっと、服位着なさいよ!」
「私、自分のしでかした事の大きさを分かって怖くなって・・・本当にごめんなさい!」
 柚明はさらに深く土下座をする。ほぼ全裸で。
「いいわよ別に、桂にも言わないから心配しないで」
「やったー!」
 なんか凄い高く飛び上がって喜ぶ柚明。
「調子に乗らないで!」
「はい・・・」
 正座になり全裸で柚明は反省をした。
「私ね、柚明の話を聞いて最初は気持ち悪いって思ったけど、貴女が羨ましいって
思えるようになったの。
 なんでこんなに人の事を思えるのかなって・・・それが愛なのかなって」
「ノゾミちゃん」
「私も桂を好きになりたいって、そう思ったの。
桂を見詰めるとドキドキしたり、体を触られると体の奥が変な感じになったり、それって病気みたいでいやだなって思ったけど、そうか・・・これが人を好きになるって事ね」
「そう、好敵手が増えたわね」
 柚明は笑顔で恋に目覚めた女の子を祝福した。
491リアルアカイイト7:2008/03/30(日) 10:05:04 ID:5RUJL/2R
おまけ
 もし、ノゾミがあんまり早く戻って来なかったら。

「桂ちゃん、いい朝ね」
「そうだね、柚明おねーちゃん」
 あれから、柚明と桂は一線を越え、そういう仲になっていた。
「あのね、柚明おねーちゃん」
「何かしら、桂ちゃん」
 爽やかな微笑みが、昨夜のお楽しみ度を示している。
「これなんだけど」
 桂が薄っぺらい本みたいな物を取り出した。
「ノゾミちゃんの忘れ形見・・・3ヶ月だって」
 そこには母子健康手帳と書いてあった。
「あ」
 柚明が固まる。
 暫く時間が経過し、朝の天気が嘘のような豪雨になり、柚明はシャベルと大きな荷物を持ち何処かの山へいったそうな。
おわり
492名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 15:34:03 ID:Bz/TvhFj
>>さばかんさん
毎回いつも面白い展開です。
GJ!

AVはどうなったんだろう・・。
493名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 16:03:35 ID:0JjvuhZA
「リアル」ってそういう意味だったのかww懐かしすぎるw
GJッス!
494名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 03:04:20 ID:V4G+Cg+d
アオイシロの延期のせいで・・・更に・・・頭が・・・w
495名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 20:34:24 ID:nXawJy2P
なんだこれはwww
カオスかwwwエロスかwww
496名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:34:12 ID:2RBWTyNv
桂ちゃんが・・・妊娠!!?
497名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 05:13:06 ID:e8KJ1Fpx
>>496
ユメイさん自重してくださいww
498名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 09:37:22 ID:+LnU4Qz8
最近の本スレを見ているとどっちが18禁スレか分からなくなる時がある
499名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 09:54:37 ID:+gsOzbjq
ここは桂ちゃんを高尚に愛でるスレだしな
500名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 05:38:50 ID:emg//PI0
時折カオスな流れになる以外は殆ど過疎だしねw

それはそうと、次スレは
アカイイト/アオイシロ エロ総合スレ 〜第三章〜
かな?
501名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 11:29:10 ID:bMry756J
アカイイト×アオイシロ ?
502名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 13:53:26 ID:3FwtxDDR
桂ちゃん×オサ?
503名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 17:05:57 ID:l/g82E0z
>>502
桂ちゃん攻め・・・だと・・・(´Д`*)

>>500
個人的にはそれでいいと思う
問題はいつこのスレが埋まるかだけど
504名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 18:23:56 ID:hI91rbUZ
>>501
サクヤさん×花子先生でぜひっ……
505名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 18:33:09 ID:yej5yXyE
サクヤさーん
506名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 14:51:56 ID:TTiwf6QY
このスレに限らず、本スレにも
何名かすごいサクヤさんスキーが潜伏している気がする。



俺もだけど。
507名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 19:22:27 ID:AOTQkO+E
サクヤさんスキーで今回ミギーにキュンキュンきている自分が通りますよ
もちろん予約はソフマだぜ!
508名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 01:32:52 ID:7gtownHV
おっぱい星人め!
509名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 03:53:21 ID:0J2AQvro
唐突に、贄の血には中毒性があり定期的に飲まないと酷い飢餓感に襲われる……とか言う設定を打ち立ててみた。
つまり……たまさんは夜な夜な桂さんのところに忍んでくる破目に!
510名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 13:54:40 ID:5XG625T8
葛様がおしりに自分の尻尾をいれられて、悶える姿が見たい
511名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 20:28:15 ID:qPJ6k7ZA
「葛ちゃん一人だと洗うのも大変だね」

そう言いながら尻尾をボディーソープで泡立てる。
毛先はそうでもないが、根本を洗うときに何故か葛の小振りな臀部が微かに動いている。
それを知ってか知らずか、手を止めず。

「一人で洗うときはどうしてるの?」

その問いに葛は上体を後ろに向け、自らの手で尻尾を泡立たせて見せた。

「何だか辛そうだねぇ。……そうだ葛ちゃん、ちょっと立ってみて」

その言葉に素直に従う葛。

「ちょっと足を開いて。……そう、そうして下から手を回して」

指示通りに、葛が股の下から手を出してみるが、体勢に無理があり洗えそうにはない。

「ダメかぁ」

自分の考えが上手くいかなかったためか、ぞんざいに扱うつもりの無かった尻尾を少し手荒く引いてしまった。
葛自身が持ち上げていた尾を、後ろから引いたのだ。
それは泡の滑りを生かして、内股の上部を擦りつける。
双方が意図した物でなく、それだけに何の覚悟もなく生み出された刺激。
柔らかな肉の中に沈んでいた、敏感な部分だけを狙ったかのように、それは舐め上げた。

な〜んてシーンが頭よぎった
>葛の尻尾
512名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 21:07:47 ID:5XG625T8
うわあああ、ありがとうございます!
読んでてすごくドキドキしてしまった…。続きが見てみたいです。
513名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 19:55:01 ID:t9o3ae1R
保守
514名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 04:26:02 ID:+6vgUUmm
保守
515名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 00:37:58 ID:f5G7EiAO
いかん、保守のレスが付き始めると会話が止まってしまうw
516名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 06:01:10 ID:FRUqjQdK
517名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 06:55:27 ID:JDOw1Yv0
518名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 18:02:01 ID:g/wNyqr5
アッー!
519名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:26:21 ID:BQrDosFU
尾花の菊に白花ちゃんのエクスカリバーは入らないかな?
520名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 06:58:59 ID:cZ7n1fPQ
白花ちゃんは掘られる方だがな!
521名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 07:39:40 ID:Q71dK5AG
尾花ちゃんは女の子で、葛様との百合だよ
522名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 05:18:50 ID:E5nYgseG
尾花ちゃん人間化で、桂ちゃんの指の血を舐めるとか、葛様による尾花ちゃん吸血シーンですか。
523名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 10:13:15 ID:Tbmv8D1j
ここって、自分のサイトにうpしたSSも書きこんでイイんですか?
524名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 11:29:30 ID:1sdAPwIy
その自サイトに「無断転載お断り」とか書いてないならいいんじゃない?
525名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 21:13:30 ID:mhcxBZD5
羽藤家はみんな誘い受け〜
桂ちゃんはもとより、白花ちゃんも主様からの誘い受け〜


うん?ならユメイさんも!!??

誰に誘い受けなんだろ?
でもユメイさんは、いとこで直系じゃないから違うのかな?
526名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 22:20:20 ID:AgnoKYWK
サクヤさんにだろ
527名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:36:44 ID:mcGtb/0h
アオイイト
528名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 02:19:35 ID:BB9RkpWm
遠い愛
529名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 06:06:29 ID:08UBvAoc
アオイシロも語れ
530名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 17:45:23 ID:7PVLBEgf
アオイシロのものもここに投下していいのか?
531名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 17:57:09 ID:/5INm2Q1
OK
過疎ってるし、プレイヤーも大体被ってるだろうから
532名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 19:18:48 ID:mQAR1z6u
是非投下してほしい!
533名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 21:02:45 ID:aTFqHMbW
全裸待機
534名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 22:10:50 ID:1Hs2MxSO
姫先輩×ナミーがみたいです
535名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 04:41:21 ID:m9+P1/qe
>>530じゃないけどオサヤス(ヤスオサか)投下してみる。
SSは書くの初めてなんだ……orz
何回かに分けて投下します。
536名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 04:47:42 ID:m9+P1/qe
「ねぇ綾代」
「何でしょう、梢子さん?」
「最近、保美の様子が変だと思うんだけど……」
 私は、素振りをしながら綾代に問いかけた。体育館は騒がしい音に包まれ、部員全員の竹刀は何度も空を切っている。
 合宿から帰って来た私たち。合宿先の卯奈咲や咲森寺、卯良島では色々あったけれど、私は保美を守ったではないか。私は、保美の笑った顔が好きなのに……。
 帰って来てからの保美は何かぎこちない。
 まるで……。
 まるで、西洋人形のようだ。
 保美は、虚ろな瞳で、私を見ていたりする。あとは少し怒った感じの目をしたり。
 保美の両手には竹刀はあれど、入部したばかりのようにいつ飛び道具になっても可笑しくはない状態だ。体力は付いたと思うのだけれど。
「そうですね……くすっ……梢子さんを疑っているみたいです」
 何が可笑しいのだろう。笑い声を漏らすなんて……。
 私は顔をしかめていたのか、
「ごめんなさい。なんだか、微笑ましくて」
 綾代は申し訳なさそうに、でも笑顔でそう言った。
「一度保美ちゃんと話してみてはどうです? もうすぐ部活も終えなければいけない時間ですし」
 顔を少し上げて体育館の時計を見ると、時刻は六時を過ぎようとしていた。
「そうね。終わりにしましょう」

 道具の片付けをしていると、残っている部員は保美と百子と私だけになっていた。
 保美の瞳は相変わらずとぼんやりとしている……。
「オサ先輩、オサ先輩」
「何? 百子」
 着替えの途中で、後ろから百子の声が聞こえた。しかし、振り向かずに対応する。百子の猫なで声は確実にいいものでは、ない。確実に、絶対に、だ。
537名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 04:51:33 ID:m9+P1/qe
 まぁそれは無視して、保美は何故あんな目を――
「更衣室の鍵がここにあります。扉は内から鍵が掛けられます。しかーし! こちらから細工をしてしまえば、ざわっちとオサ先輩は袋のラビットちゃんです」
「はぁ? それが?」
 私は、妙に芝居がかった声に耐えきれず、溜め息にも似た声を出していた。振り向くと、扉のすぐ近くにいる百子の含み笑いを見ることになった。いや、これは不吉な笑いと言ってもいい域か。
 ちょっと前に、気付いていればよかった。
 百子が私と保美を「閉じ込めようと」していることを。
「あっ! ちょっと待ちなさい百子!」
 着替え中にも関わらず走り出していた。しかし、私の手は百子には届かず、竹刀のように空を切り……。
 ガタンッ!
 カツッ……
 扉を閉める音とほぼ同時に、何か軽い音がした。
 悪い予感も同時に浮かんだ。
 私は恐る恐る見えない相手に問う。
「百子。まさかとは思うけど、竹刀みたいな棒とか、立て掛けたりしてないでしょうね?」
「ふふん。どうでしょうー」
「すぐに開けないと怖いわよ? 早く開けなさい!」
「……そんなこと言ってオサ先輩。今開けても後で開けても、怒るのは目に見えているのですよー! 鍵はそちらにお渡ししてますし、あたしは寮に戻るのでお二人でごゆっくりと」
「待った! ほら、食べ物とか飲み物とか! 布団とか!」
 自分でも何を言っているのか分からなくなってきた。鍵はいつの間に置いたのか、扉の前に落ちていた。
 ぼうっとしていた保美も、流石に危機を感じたのか、
「……百ちゃん?」
「ふっふっふっ、この百子さん、そのへん抜かりありません。辺りを探してみよ!」
538名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 04:53:51 ID:m9+P1/qe
 私と保美は周りを見渡した。すると、隅に置かれた毛布、透明なペットボトルと黄色と黒の缶、菓子パンの類いが確認出来た。黄色い缶の方はもしかしなくても。……レックスコーヒーだった。
「……くぅ、これもざわっちのため……邪魔者の百子さんは退散するとしますですよ! あ、先生とオサ先輩の親御さんには言っておくので安心していいオッケーでーす」
 百子らしき足音はやがて聞こえなくなり、更衣室には私と保美の二人だけが残された。
 開かないと分かっていながらも、少しの淡い期待を込めて扉の戸に手を掛けた。
 ……全く開かなかった。竹刀くらいだったら隙間から出られたのに。
 …………。
 二人して、沈黙。いや、呆気に取られていた。
 不安そうにしている保美に何かしてあげなければ。そう思ったけれど、私にはそんな気が利くようなことは出来ず、気分を紛らわして喋りかけることしか出来ない。……いい方に考えれば、保美と話すチャンスなのかもしれない。あくまでも、いい方に考えれば、だが。
「保美」
「なんですか? 梢子先輩」
 何気に棘のある答え方だった。……少し、怒ってる……?
「喉、渇かない……?」
「渇きますね」
 私は「どうぞ」と二リットルペットボトルに入った水を手渡す。百子のやつ、わざと大きいペットボトル一本を置いていったな……。これじゃ間接キ――
「梢子先輩、先にどうぞ」
 声に気付くと、保美は顔を赤らめ、うつ向いてペットボトルを差し出していた。断る訳にはいかない。保美なりの配慮なのだろう。さっきの棘のある感じはしなかった。
「あ、ありがとう……」
 こくっ……こくっ……こくっ……
 喉を潤すと、再度保美にペットボトルを手渡した。
 私は、保美が細い両腕でペットボトルを持ち、目を閉じて喉を鳴らす様を見ていた。
 ……ん?
 私は保美の表情の変化を見た。微笑んでいた。
539名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 04:57:28 ID:m9+P1/qe
「保美? 何笑ってるのよ」
「んんっ……はいっ? 梢子先輩の飲みかけを飲めて嬉しいなーとかやっと二人っきりだなーとかなんて一切思ってないです! 本当です! あ……わ、わたし、笑ってました?」
「くすっ……」
 一気に言い終えてから「しまった」と言うように、悲しそうな顔をした。
 私は保美が持っていたペットボトルを床に置き、保美の唇から溢れた水を手で拭った。
「やっ……!」
 手を払いのけられた。
 私はまたもや呆然としていると、
「梢子先輩が悪いんです。綾代先輩と楽しそうに話したりなんかして……わたしなんかどうでもいいって感じで……。それで……」
「それで、口数が少なかったわけね」
「〜〜〜〜!」
 怒ったり恥ずかしがったり、忙しい子だ。だから面白い、いや、好きなのだけど。
「保美。私には、保美だけだから……」
「……はい」
 頬を赤く染め、うつ向く様がとてもいとおしい。
 そんな保美に、私は意地悪をしたくなった。少し困らせるくらいはいいだろう。気の弱い彼女はどんな反応をするだろうか。
「私は、保美にどう思われてるのか不安。ほら、私って無愛想だし。保美が私以上に愛してくれてるなら……キス、して……」
 ……最初は保美を困らせるつもりだったはずなのだが、自分で自分の首を絞めている気がする。最後の一言で身体が熱を持つ。私の顔が真っ赤になっているのが目に浮かぶ。私は右手で顔を隠した。
 保美は「いいですよ」と、思っていた表情とは違う、柔らかな笑みを浮かべて近付いてくる。私より全然余裕そうな笑顔……。
 そんなに広くはない更衣室。どうしようどうしよう、などと考えている暇もなく。
「ん……んんっ……ふぅ……」
 保美は私の唇を奪った。
 甘い吐息が漏れる。それはどちらのものかすら分からなくなるほど、私はぼうっとしていた。肩に掛けられた保美の手に、ぎゅっと力が入るのが分かる。さえぎられた唇。苦しいと思う頃には、もっと保美が欲しくなっていた。
「や、保美……」
「先輩、触って欲しいですか?」
 こうやって喋っていて、唇を離すことさえ嫌なのだ。
 私はこくりと頷いた。
540名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 05:15:37 ID:75/yZgER
 愛しいひとの腕が、手が、指が、私の身体に触れている。まだ着替え途中だった私の制服は、ネクタイをしていなく、すぐに脱がされて下着姿になっていた。
「先輩はここが弱いんですよね?」
「ひゃっ!」
 首筋をなぞられ、びくっと反応してしまい、思わず高い声が出る。
「かわいい声……もっと、もっと梢子先輩を……」
 保美は恍惚とした表情で私の下着を脱がせ、じっと見ていた。
その視線を感じ、私は……私は脱がされた制服と下着の上にぺたんと座り込み――
 もっとして、と保美を見上げた。
 そう、例えるならば褒美を待つ犬のように。
 保美は微笑んで、私の頭を撫でた。途端に押し倒される。保美が馬乗りになり、
胸を触られる。両手で揉まれ、気持ち良さに声が出てしまいそうになるが、目を閉じ、耐えるようにして息を飲み込む。
声を我慢していると、苦しげに吐き出す自分の吐息すらも、いやらしいもののように聞こえ――
「あっ! んあぁぁぁ!」
 胸の先端に、痺れるような……痛みにも似た快感が襲ってくる。目を開けると、保美は指と舌で私の胸の先端を転がしていた。
「声なんか我慢してるからですよ……梢子先輩……わたし、もっと先輩に感じて欲しいです……」
「やっ、やすみっ! 十分、感じ、て……っ……あっ!」
 敏感な部分を指と舌で弄られ、私は喘ぐことしか出来なかった。
 やがて保美の手は下の方まで来て……私の耳元で囁いた。
「濡れちゃってます……結構いやらしいんですね」
「ち、違っ……保美が触るか……らぁ……あ、んんっ……」
「かわいいです、梢子先輩……」
 グリグリと秘部を押され、自分でもぬるぬるとした感覚が分かる。くちゅりと静かな音を立て、保美の指が入ってくる。
 一番気持ちいい所を触られ、私の脳はそれ以外を考えることが出来なくなった。
「や、保美も……」
 保美は控えめに頷いて、制服を脱ぎ、一糸纏わぬ姿になった。
 綺麗で華奢な身体は、抱き締めたら折れてしまいそうなくらいに細く……。
 私は首の辺りに手を掛けて保美を引き寄せた。熱い体温に私は感じさせられる。
 片方の胸に吸い付き、秘部を弄る。
541名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 05:17:11 ID:75/yZgER
「んく……あんっ! あ……う……」
 保美は私の上に倒れ、重なった。
 トクン、トクン、トクン……
 速めの鼓動が伝わり、また私を熱くさせる。
「キス、して……いっぱい触って、いっぱい愛して。
 はぁ……他のことなんてどうだっていいから……保美、好きっ……!」
 途切れ途切れにならないように一生懸命に伝えると、保美は目を潤ませ、
「わたしもです」
 瞬間、保美はキスして唇を塞ぎ、私の中を掻き回した。
 私の身体は電流が流れるようにびくつき……。
「あっ! あっ! そんなにしたら、私……!」
「はぁ……はぁ……イッちゃいそう……ですか……? わたしも、先輩に触られてるだけで……」
「保美……ちゃんと名前で……呼んで……んんっ! もう、きちゃうっ……!」
「梢子先輩! 梢子先輩! 好きです! 大好きです!」
「ふぁぁぁぁぁぁぁ!」
 私たちは同時に絶頂へと達し……

 ガラッ
「い、いやー『オサかん』なことで……あのー、あたし、先生に怒られてですね……二人を出してこいと……言われて……。
 鍵をせっかく渡したのに掛けてない方が悪いんですー! 
 はぁ……逃げるが勝ちと言いますし!」
「百子ーーーーー!!」
 私は走り去る百子の背に、大声で叫ぶことしか出来なかった。



 ('A`)
 やっと終わりました。やれやれです。
542名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 06:35:43 ID:m9+P1/qe
タイトル入れ忘れた。
『保美には愛を、百子には肉を与えるとして』
543名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 06:42:36 ID:aRv7Nbxc
GJ!まさかの保美攻め…いや、それがデフォか?
544名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 06:56:42 ID:RQ1xFrFG
GJ!
しかし、百子の心情を考えるとせつなすぎる。
545名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 07:45:56 ID:t7y/obpk
グッジョビ!!
オサかわいいよオサ
546名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 16:26:56 ID:0M7zZPde
GJ!
>>542
ちょwwタイトルwww
547名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 19:10:57 ID:Nsus0RMm
GJwwwタイトルがひでえwww絶対後で百子泣くぞwww
ともかく最近過疎ってたから全く気が付かなかった
これからはチェックしよう
548名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 01:20:15 ID:2kg+fVe8
保管庫って更新されてる?
549名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 20:47:38 ID:RDbLDCu2
保管庫ってあれか?何故か自分の個人ブログをくっつけてるDQNがやってるサイトか?
SS関係は掲示板に書いた奴が保管してくれって書いたら保管するみたいだ
正直あのサイトには触れないほうが良いな
550名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 20:58:33 ID:9uAIeMIH
ttp://momokoniss.wiki.fc2.com/

新しくSSまとめサイトが出来たそうだ。
551名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 21:25:28 ID:RDbLDCu2
>>550
おぉ、いつのまにこんなものがっ
ばんざーい
552名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 21:41:59 ID:L9rxruN8
>タイトルがひでえww
決して百子が嫌いな訳じゃないんだ!
このスレをアカアオ総合にするため、今現在やすみん×百子書いてる次第であります
553名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 22:19:07 ID:yIavS5C0
>>552
またも全裸待機
554 ◆/ParALYsz2 :2008/05/23(金) 22:51:21 ID:2r5Orinc
気づいたらオサカヤを書いていたんだ。
というわけで投下させてもらいます。
いちおうカヤルートハッピーエンド後のつもりです。
555 ◆/ParALYsz2 :2008/05/23(金) 22:52:01 ID:2r5Orinc
 水に沈んでいた身体が浮き上がるような感
覚。夢の終わりによく感じるこの浮揚感をい
まもまた感じていた。
 幸せな夢だった。
 小さな私は縁側に腰掛けて、庭で竹刀を振
るう女性、夏姉さんをただ眺めている。
 その立ち姿は私にとって理想の姿であり、
そしてその傍にいることが理想であった。
 目標の回数に達したのか、あるいは気まぐ
れに休みを取ろうとしたのか。夏姉さんは竹
刀をおろしこちらに振り返った。
 「なっちゃ・・・」
 声を掛けようとしたところで、浮くような
感じが強くなる。
 私は夢から現へと浮かんでいく。浮かびき
ったところで目が覚めた。
556 ◆/ParALYsz2 :2008/05/23(金) 22:52:46 ID:2r5Orinc
 視界が少しずつ開けてゆく。
 ぼやけていた光景が徐々に焦点をむすび、
おぼろげな景色がはっきりとした形をとる。
 「おはよう。梢ちゃん。」
 私の目が認識するより早く、耳に入ったそ
の声は脳に届き、そこから全身に暖かい感覚
を広げる。
 ようやくそこで夏姉さんの顔をはっきりと
認め私の意識は急激に覚めていく。
 頬が熱い。
 「・・・おはよう。なっちゃん。」
 それだけが、やっと口から出た。
 朝起きて最初からそこに愛しい顔がある。
なんと幸せなことか。
 私は、8年間置き忘れてきた幸せを取り戻
してきたのだ。そんな実感を新たにする。
 私は帰ってきたのだ。
557 ◆/ParALYsz2 :2008/05/23(金) 22:53:20 ID:2r5Orinc
 卯奈咲での一件で私は8年前の記憶と、夏
姉さんを取り戻した。
 私を命がけで守ってくれたことを忘れてい
たなんて自分でもなんて恩知らずなんだろう
と恥ずかしくおもったりした。
 そして、どうして夏姉さんなしの人生を歩
んでこれたのだろうかと、今は不思議に思う。
 卯良島に渡る道中で絆を確かめあったとき、
私の心は8年ぶりに満たされた。
 それまでずっと胸の内の奥深くにあった空
虚がやっと埋まったのだ。
 私の目の前にいるこの人によって。
 朝食にも手をつけずそんなことを考えてい
ると、
 「どうしたの?梢ちゃん。私の顔をじっと
見て。ご飯粒でもついてる?」
 そんなふうに疑問を持たれてしまった。
 「あっ、いや、なんでもない。」
 「そう?」
 「ねえ、なっちゃん。なっちゃんは今日何
か予定ある?」
 「ないわよ。どうして?」
 「じゃあ、今日は一日一緒にいてくれる?」
 「もちろん。私はずっと一緒にいるわ。梢ちゃんの傍に。」
 ああ、私はなんて幸せなんだろう。
558 ◆/ParALYsz2 :2008/05/23(金) 22:53:40 ID:2r5Orinc
 気まずくない、むしろ暖かい沈黙が私達の
周りを支配している。
 寄せ合った肩にかかる重みとぬくもりが心
地よい。
 私も、夏姉さんも口数の多いほうではない
から会話は途切れ途切れだけれども、ただこ
うしていられるだけで、それでよかった。
 「・・・幸せね。」
 そんな呟きをもらしたのはどちらだったか。
 「私は梢ちゃんと一緒にいられるんだった
らどんなことでもするし、なんにだってなる
わ。」
 「どうしたの?なっちゃん突然。」
 「それくらい、梢ちゃんと一緒にいたいっ
てこと。ほんとにお母さんにでも、お姉さん
にでもなりたいわ。」
 そう。私と夏姉さんは本当の姉妹ではない。
 ・・・でも。
559 ◆/ParALYsz2 :2008/05/23(金) 22:54:14 ID:2r5Orinc
 「・・・恋人には?」
 えっ?自分でもびっくりするような言葉が
口からこぼれた。
 私、今なんて?
 夏姉さんもびっくりした顔で私を見て、で
もすぐに優しい顔に戻って、
 「そうね、それは素敵ね。でも梢ちゃんは
私でいいの?」
 そう答えてくれた。
 拒絶の言葉を一瞬恐れたわたしは、その言
葉に嬉しさを隠せなかった。
 「いいに、決まってるじゃない。私は、な
っちゃんが好き。なっちゃんだから好きなの。」
 そう口にしながら。なっちゃんに抱きつい
た。
 なっちゃんは、そんな私をやさしく抱き返
してくれて、それがまた嬉しかった。
 自分の身体を押し付けるように強く強くな
っちゃんの体を抱きしめる。
 なっちゃんもそれに答えて私を抱く力を強
くする。
560 ◆/ParALYsz2 :2008/05/23(金) 22:54:44 ID:2r5Orinc
 目を閉じてあごを上げてなっちゃんを見上
げるように顔をむける。
 まぶたの向こうからなっちゃんの顔が近づ
いてくる気配がして、くちびるにやわらかい
感触を感じた。

 ・・・ ・・・ ・・・

 長い長いキスのあとゆっくりと名残を惜し
むように互いの顔をはなす。
 心臓はいまだ早鐘を打ち。全身は火がとも
ったように熱い。
 「なっちゃん。愛してる。」
 「私もよ。愛してる、私の梢ちゃん。」
 誓い合うように互いに言葉を交わす。
 そう、それは門出の言葉、わたしとなっち
ゃんの新しい未来への。
561 ◆/ParALYsz2 :2008/05/23(金) 22:55:14 ID:2r5Orinc
以上です。
お目汚し失礼しました。
562名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 23:07:09 ID:RDbLDCu2
読みたいけどまだミギーしか越せてないから読めNeeeeeeeeeee!
563名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 23:08:06 ID:Xb0hK+bC
>>561
GJ!!!!!!
お目汚しなんてとんでもない!!
564名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 23:08:48 ID:hHL6TO8Z
改行位置が気になったけどGJGJ
こっちまで幸せになってくるぜ
565名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 23:21:34 ID:yIavS5C0
乙!
オサカヤGJ!!
566名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 23:50:05 ID:L9rxruN8
GJ!
やすみんしかクリアしてないけと読んでしまった
百子×肉じゃない、百子×やすみん完成までもうちょっとだから私も頑張る
567名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 02:46:43 ID:oBfLhokP
書けたので投下。


  『百色パレット』

 突然ですがこの秋田百子、本日はエイプリルフール……ではないのですが、ざわっちに嘘をつこうと考えている所存にございます。
 もちろん「ざわっちなんて大嫌いだー!」などという卑劣極まりない嘘はつきませんよぅ。当たり前ですね! あと「ざわっちなんて動物性タンパク質にも及ばん!」とかいうことも申しません。まぁそれはさておき……。

 今、あたしとざわっちは寮の部屋にいる。あたしたち剣道部の合宿は早めに切り上げてきたのだ。まぁ要するに、ざわっちとオサ先輩がイチャイチャするのを誠に残念ながら$リり上げてきたのだ。
 時刻は午後十時。あたしはベッドの上に寝転がり、雑誌をパラパラとめくっている。ざわっちも椅子に座って本を読んでいる。もうすぐ寝ようとしているのか、髪はほどいている。
 ……こういう姿を毎日のように見られるのは、あたしだけの特権なのだ。そう、あたしだけの……。
「ざわっち、ざわっち、ざわっちー!」
「え? 百ちゃん、何?」
 あたしはベッドから出て、ざわっちの後ろから声を掛けた。
「姫様、わたくしめとお付き合いしては下さいませんか?=v
 王子様さながらの演技で――演劇部に入らないか、なんて流石に言われたことはないが――膝を付き、瞳を真っ直ぐに見つめ、椅子に座っているざわっちに手を差し伸べた。
 冗談だと思ってくれてもいいのだ。本気じゃなくて、いいのだ。
 でも……いや、もしも、あくまでも、もしもの話だ。本気で受け取ってくれて「いいよ」なんて答えが返ってきたら……。
 いやいや、そんなことは、あり得ない。あたしがよく知っている。
 こんなくだらない嘘≠つくのも、ざわっちの笑った顔が見たいが為なのだ。『百ちゃん面白い』その一言……それだけの為なのだ……。
568名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 02:49:02 ID:oBfLhokP
「はい。王子様=v
 あたしより低めの体温。ざわっちの手が、あたしが差し伸ばした手のひらに触れる。
 は? 『はい』?
 待て。冷静沈着に考えて、推理すべし。名探偵はなんとかを怠らない。
 ざわっち特有の天然攻撃なのか? それともノリツッコミ攻撃なのか?
 どっちにしろこっちもノらないといけまい。
 あたしはざわっちの手をきゅっと包み、
「あぁ、小山内梢子という人がいながら、わたくしなんかと……いいのですか?=v
「はい。いいのです=v
 ……オサ先輩よりあたしのがいい、だって……。へへっ。嬉しいなぁ。涙が出てきちゃうなぁ。
 ――ざわっちが泣いている! やりすぎてしまったのだろうか。早く謝らな――いや、少し笑っている。
 これは空想上の王子様とお姫様を演じているだけなのだ。あたしに向けられた言葉でもあり、あたしに向けられた言葉ではない。
 ざわっちったら、演技うまいなぁ。あたしの方が騙されそうだよ。
 これが夢ならよかったのに。きっと夢の中でなら王子様とお姫様は幸せに結ばれて……。
 ……夢の中でなら……。
 ざわっち、演技がうますぎて錯覚しちゃうよ。辛くなってきちゃうよ。
「姫……さ……*ウ理。ざわっち、もう無理〜!」
 泣きたくもないのに涙が溢れてくる。この気持ちを知られてはいけない。ざわっちの悲しい顔なんて、ざわっちの泣く顔なんて! 言い方は悪いが、見る価値無しだ!
「へ、へへっ。笑いすぎて、涙、出てきた」
 笑いながら片手で涙を拭った。
 あれ? 可笑しいな。涙が止まらないや。
 あたしは座り込むしかなかった。
 あたし、どうかしちゃったかな。拭っても拭っても、止まらないんだ。
569名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 02:51:08 ID:oBfLhokP
「百ちゃん……?」
「な、なんでも……ないよ、ざわっち……ひっく……」
 あぁ、悲しい顔なんて見たくないと言ったはずなのに。
 あたしの方が泣いていたら元も子もない。
「百ちゃん、無理しなくていいんだよ。わたし、百ちゃんが一人で悲しんでるの、いやだよ。言ってみて。百ちゃんは一番の友達だよ?」
 ざわっちの顔を見たはずなのに、視界はぼやけていて、何も見えなかった。
 一番の友達
 前のあたしなら喜んだだろう。でも今は……。
「わたしに聞かせてみて」
 ざわっち、やっぱり優しい。あたしが好きになったのは、この子、相沢保美なのだと改めて知った。
 でもざわっち、今はその優しさが、痛くて苦しいよ。
 もうダメなら、いっそのこと話してしまおう。
 こんなあたしは、投げ出してしまおう。
 ざわっちの笑顔が見られればそれでいいなんて思ってたけれど。
 あたしは強欲だ。最悪だ。
 嘘なんて、つかなければよかった。
「あたしは、ざわっちが、好き。ざわっちみたいに友達としてじゃなくて……じゃなく、て……!」
「わたしも好きだよ、百ちゃん」
 優しく頭を撫でられる。いつもとは逆だ。
「梢子先輩も綾代先輩も好きだけど、それ以上に百ちゃんが好きなんだよ。さっきだって嬉しくて、泣きながら笑っちゃった」
 照れ隠しをするように、ざわっちは自分の髪を触った。
 ぼやけていた視界はいつの間にか開けていて。
「んっ……」
 ざわっちの身体に抱きついてキスをした。
「えっ……ちょっと、百ちゃんっ?!」
「大好き、ざわっち……」
570名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 02:51:43 ID:oBfLhokP
あたふたとするざわっち……かわいい。あたしは眺めているだけだった。
 でも、いやだったのかも。ざわっちは恋愛対象としてあたしが好きだとは一言も、言っていないんだ――。
「ご、ごめん」
 気付いてから咄嗟に謝った。
 好きでもない相手からキスなんて、あたしがされたら怒りに狂うだろう。でもざわっちは優しい……から……。
「いいよ、百ちゃん」
 ほら、笑った。
 あたしはこの笑顔に甘え、苦しむ。
 この笑顔を独占してしまいたくなるのだ。
 ただの親友≠ネのに。
 友達以上恋人未満。これのことを言うのだろう。
「両想いなら恋人≠ナしょ?」
 あたしは子供っぽい嫉妬に狂う赤。
 真っ白なほど純粋なざわっちはそれに染まってしまえばいい。
 あたしは涙を溢すことしか出来なかった。
 あたし一人では、優しい色は作れない。色を落とすだけ。
 ざわっちがいるから作れる。満たされる。
 そんな、新しいあたしたちの色。
571名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 02:54:02 ID:oBfLhokP
終わり!
ちょっと乙女チックになりすぎたか。
572名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 03:11:23 ID:yMRFiWKI
>>571
こんな時間にマジで乙!
なんか切なくなってきたぜ・・・。
573名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 09:35:07 ID:kbu4kRY5
>>571
うおーせつねぇ。
片思いキャラが大好きな俺にはたまりませぬ。
おつかれっした。
574名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 16:39:10 ID:REfCyOgM
切ない……
汀エンドの後日談とかなんとか
こじつけしてでも二人をくっつける話を考えたくなってくる
575名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 17:02:26 ID:eTDETA8r
テラセツナス
もうくっついちゃえよYOU達!

アオのSSが出始めてきたがミギーさんSSはまだか!
書いてる人はいねがー?
576名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 17:58:17 ID:WUZ2SvAh
>>575
君がチャレンジするのはどうだろう
577名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 18:03:05 ID:oBfLhokP
肉とパレットの人だけど、GJって言ってくれてありがとう(´;ω;`)ウッ…
エンドは一応(私的)ハッピーエンドも交えて二つに受け取れるつもりだったんだけど、ちょっと分かりづらかったねorz
切なすぎるって人は「あたしたちの新しい色」で恋人になったと脳内補充おねがいしまっす
>>575
ミギーか……
ミギー……か……
578名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 18:30:23 ID:eTDETA8r
>>576
ミジカスな奴ならいけるかもしれない( ・∀・)

>>577
ミギーやっぱり人気ないのね。゚(゚´Д`゚)゜。
分かってる少数派なのは分かっているんだ
でも、ソフマ特典のミギークッションはぱっつんぱっつんですごいんだ
579名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 20:15:31 ID:REfCyOgM
ミギーの話……
決勝戦を軸に話を作ろうと思っても
剣道の試合の描写が全くできないorz
580名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:51:18 ID:vwrb+5eG
遅筆だ今ミギオサ書いてます。過度な期待はせずちっと待っててくださればそのうち

どーでもいいがカップリングの省略名ミギオサとかオサヤスとかそんな感じなのな
ねーちゃんと二人でヤスショコとかカヤショコとかだとなんか可愛いねと話してたので
581578:2008/05/24(土) 21:53:41 ID:eTDETA8r
オッケー
ミギーさん話書いてきたぜ
何か今書き込み規制かかっててるんだが
ロダに上げてここにURL貼るとかでもいいんかな?
582名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:54:54 ID:WunJJYwu
ミギー大人気だな!wktk
583名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:55:41 ID:eTDETA8r
>>580
ふぉお、ワクテカして待ってるよ!
584名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 22:25:01 ID:WunJJYwu
>>581
ロダうpもばっちこいこい。早くこい
585名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 22:29:14 ID:eTDETA8r
連投みたいでスマソだけどロダにあげてきたよー
ttp://akaiito.hitobashira.info/up/src/aka-ao_0127.txt

短くサラっといってみました
586名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 22:50:04 ID:X1eyFqF+
にやにやしました、たまらん
587名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 22:51:10 ID:WunJJYwu
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
ミギオサ!GJ!!GJ!!!!ギャラリーわろたw
588名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 23:00:22 ID:REfCyOgM
早くもSSきたー!
俺もなんか書きたくなってきた
アイディア出て来いアイディア出て来い
589名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 23:00:24 ID:iHnRvL9D
>>585
GJ! ラストの姫www
590名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 23:02:29 ID:WUZ2SvAh
実にミギオサらしい展開ににやついた
GJよ!
591名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 23:08:41 ID:oBfLhokP
ミギオサ書こうと思ったら既に上げられてたぜ
GJ
ツンデレオサかわいいよ
ミギーもかわいいよ
592名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 23:11:42 ID:eTDETA8r
すまん風呂入ってたんだ
ふぉお、こんなに反響がくるとは思わんかったありがとうみんな!

>>586
にやけてくれてありがとうなんだぜ!

>>587
ギャラリーの方々は頑張りました

>>587
ワクテカして待ってるよ!

>>589
姫さんはああいうタイプだと思うんだ

>>590
ミギオサらしさが伝わるか不安だったので内心ほっとしております
593名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 23:13:28 ID:eTDETA8r
>>591
何だか、その、先にあげてしまってすまない
でも、ワクテカしながらミギオサ投下してくれるの待ってるから!
594名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 23:43:19 ID:eTDETA8r
本当に連投ですまないんだが
アンカミスったorz
592レスの中で3個目のレスは>>588へです
すまなかった
595名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 00:12:07 ID:NLtIAOPm
次、オサナミ行きます!長くてごめんなさい!!
596名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 00:13:05 ID:NLtIAOPm
 ゆらゆらと、ゆらゆらと。わたしは波の中をたゆたう。夢と現の境を。
 意識はここが夢の中だと気づいてるけど、まなこに映る情景はあまりにも鮮明で――
 
 目の前に女の子がいる。肩で綺麗に切り揃えた黒髪、わたしを見つめる深い瞳。
 ああ、幼い頃の梢子ちゃんだ。
 「わたしは梢子。あなたは?」
 幼い梢子ちゃんがわたしに話しかける。わたし?わたしは――
 夢の中のわたしはたまたますみちゃんと入れ替わって外に出たわたし。だから、わたしはすみちゃん
なのだ。わたしは存在しないもの。贄として捧げられる日のために家族以外には出会ってはいけない者。
 だから、わたしはすみちゃんとして名乗るべきだったのに――
 「……つ……なみ」
 わたしの口から漏れたのはわたしの名前だった。
 「なみちゃん?よろしくね!」
 梢子ちゃんは無垢な笑顔でわたしに手を差し伸べる。『つ』の方はわたしの声が小さかったせいで聞き
取れなかったのだろう。わたしを『なみ』と梢子ちゃんは呼んだけれど。それでもわたしはわたしを呼ぶ
他人がいることが嬉しくて――その人にわたしの名を呼ばれることでわたしが確かにここにいるのだと
気づくことが出来て――
 「よろしくね、梢子ちゃん」
 梢子ちゃんの手を取る。伝わる梢子ちゃんの暖かさ。初めて繋ぐ他人の手。生きながら死にゆく
わたしを繋ぎとめる小さな手。

 その暖かさに包まれて、わたしの意識は水底へと沈んでゆく。眠りの淵へと。現への路へ――
 浮かび上がってゆく、私の意識が。眠りから目覚めへと。
 しかし何時までたっても私のまぶたには光の刺激がやって来ない。目を閉じても、開いても、視界を覆
うのは暗い闇。もしかして夢と自覚しない眠りの中を漂っているのだろうか。だから私の傍で手を繋ぎな
がら眠りについたナミの小さな手のひらの温度が伝わってこないのだろうか。あるべきものがそこにい。
だから、これは夢に違いなく――
 でも、もし夢でないのだとしたら?
意識が急速に収束してゆく。何を寝惚けてるのだろう。真夜中でも目は覚める。では、ナミは?ナミは
どこにいったのだろう?
 人魚姫の最後は泡となって消える――こういう時に限って思い出す物語の終焉。そんな、まさか。
 慌てて身を起こし、周囲を見渡す。駄目だ。まだ暗闇に目が慣れていない。だから代わりに手を延ばし
ナミの姿を探す。
 緊張の瞬間はすぐに解けた。隣の布団へと向かった指先が柔らかな肌の感触に辿り着いたからだ。
 目を凝らし、よく見つめる。ふと眠りについたナミの姿が暗闇から浮かび上がった。ほっと胸を撫で下
ろす。まったく……我ながら何を慌てていたのだろう。眠りながら手が解けることぐらいあるだろうに。
ここ数日の間、この子と何時も繋ぎ合うのが当たり前のようになるほど私たちはずっと一緒にいたから
だろうか。今からこうでどうする。私は明日卯奈咲を発つというのに。
 
 その事実に思い至った途端、私の心に細波が広がる。ようやく帰れる安堵よりも、ナミと離れる寂寥感
が私を支配する。さんざん悩んだけれど結局ナミは咲森寺へ残ることとなった。私たちはまだ子供で、
連れて行こうにもナミと暮らすための準備も環境も何一つ整っていない。おじいちゃんに頼み込めば
あるいは、という望みもあるけれど。祖父にかかる負担を無視して我を突き通すことなど出来ない。
何よりも――いや一番子供みたいな考えかもしれないが――私自身の力でナミと共に過ごしたかったから。
 だから私たちはとりあえず離れて暮らすことになった。
 仕方が無い。仕方が無いことなのだ。けれど――
 細波は止まない。
 寄る辺もない心はどんどん沈んでゆき――せめて今この瞬間でもナミを感じていたくって。
 私の指先がナミの頬へと向かい、そっと撫で上げる。柔らかい肌触り。少し冷たいのが、寝起きで体温
が高めの今の私にはむしろ心地よく。――ナミは確かな存在としてここにいる。泡になって消えてたりし
ない。
 飽きずにナミへと触れ続く。やがて、私の手は止め時を失ってゆき――ナミのさらさらとした髪を梳い
ては、ナミの珊瑚のような小さい耳へと滑り落ち、そして――
598オサナミ3:2008/05/25(日) 00:15:20 ID:NLtIAOPm
 「……梢子ちゃん?」
 指先が触れた唇が突如開き、私の名前を紡ぐ。瑠璃色の瞳と視線が交じり合う。突然の事に私は焦った。
 「ご、ごめん。起きた?」
 無断で顔中に触れた後ろめたさで顔中がかっと火照る。暗闇だから見えないだろうけど、私は赤らん
だ顔を隠すためにナミの唇から手を離そうするも――
 ナミがその手を己の小さな手で掴み、私の手はナミの頬へと導かれる。
 「ナミ?」
 私の問いかけににっこりと微笑みを返す。
 「梢子ちゃんの夢を見ていました」
 「私の…?」
 「はい、8年前の夢を」
 「ああ……」
 不鮮明ながらも私の奥深くで掘り出される記憶の映像。
 『なら、こんな島、出て行けばいいよ!』
 『行く所がないなら私のうちに来ればいいよ!』
 ――幼い私はあまりにも純粋で、その純粋さゆえに現実を知らなくて。結局あの時の私は不可抗力と
はいえナミを置いて島を出て行ってしまった。
 だから、今度は――もう一度同じ台詞は言えばナミは私についてきてくれるのだろうか。きっと来てく
れる。そう、確信はあったけど、だからこそ私は何も言えず――
 代わりにナミの頬を撫で上げる。ナミはそっと目を細め、私の頬に、私の手が重なっていないもう片方
の手を伸ばそうとするも――起き上がったままの私の顔へは届かない。仕方ないので身を屈ませナミ
の手を迎え入れる。すると冷やりとした感触が頬に伝わってきた。
 ナミとの顔との距離がぐっと近づいた。ナミの全てを見透かすような瑠璃色の瞳に私の姿を映りこんで
いるのが見え――私はそこへ呑みこまれるような錯覚を覚える。その水底の闇へ溶けてゆくような。
夢と現の境目が歪み、深い深い海の奥深くへ。
 「梢子ちゃん」その最中でも私を呼ぶ声が聞こえる。人魚姫の歌い声。泡となって消えたりはしなかっ
たことに改めて安堵を覚える。
 「梢子ちゃんは私の初めての他人<ひと>……」
 歌声は続く。
 「わたしがわたしでいられる確かな存在」
 ナミの息吹が私の顔にかかる。ナミの香りが私の鼻をくすぐる。
 「でも、私は――」明日にはもう卯奈咲を――
 ナミは笑顔で首を左右に振る。
 「たとえ離れていても、もう一度梢子ちゃんに会えるとわかっているから、信じているから」
 だから大丈夫です。そうナミは囁いた。
 ああ――この子は強い。私よりもずっと小さな子供のように見えるのに、私なんかよりも強い意志を持
っている。
 「私ったら…駄目ね。ナミがほんの少し見えなかっただけでも大慌てだったのよ」
 「そうなのですか?」
 「縁起でもないけど、ナミが泡になって消えたんじゃないかと思って焦ったんだから」
 ナミは目をぱちくりと瞬き、私の言葉の意味に気づくとふわりと微笑む。
 「梢子ちゃん、わたしはここにいます」
 そして重なっていた私の手を己の小さな膨らみの方へ――
 「……!」慌てふためきそこから手を離そうとするも金縛りにあったかのように動かない。身体が動か
ないのではなく、心が縛られているのだ。
 「聞こえますか?わたしの心の臓の音が」
 「ええ」
 聞こえる。とくんとくんと。ナミの音が。早鐘を打つ私の鼓動が。
 「ナミ……」
 さすがの私もこの行為のなす意味がわからないはずもなく――
 理性は中止を訴えるけど――
 とくんとくん。
 「……いいの?」
 問いかけて無粋なことを訊いたと後悔する。何よりも今この瞬間は望んでいるのは私なのだ――
暗闇でナミの存在を確かめたかったのは私なのだから。ナミは私を導いただけで――
 「はい、梢子ちゃんになら」
 それでもナミは笑顔を絶やさず顔を綻ばす。そこで私の理性と欲求の境界が溶けた。
599オサナミ4:2008/05/25(日) 00:15:58 ID:NLtIAOPm
 沈黙が降り、吐息が絡む。その先にはナミの唇。招かれるまま私の唇もそこへ向かい――
 唇を重ね合う。
 キスをする時は目を閉じるもの。だから私は瞼を閉じる。広がるのは更なる闇。それでも不安はない。
しっとりと湿ったナミの唇がそこにあるのだから。
 唇の輪郭を頭で描きながら舌を這わせる。わずかに開いた隙間を発見し、迷わず舌先を差し込む。
そこは暖かい空洞で――しばし舌を彷徨わせた後、ナミの暖かい舌先に触れ、絡める。
 ぴくり、とナミは震えるも抵抗はなかった。むしろナミも私の舌を遠慮がちにつつきながら私を迎える。
 「……はぁ」
 「ん……」
 とくんとくん。手のひらから伝わる鼓動で思い出す。私の手のひらがナミの胸を包んでいるのだと。
服を覆う布地の上からナミの小さな膨らみをなぞるように指を滑らす。中心には私の指の行く手を遮る
硬い突起があり、私は敢えてそこを避けるように胸を撫でる。
 「ぁっ……んあ……」
 私の手によって身体を弾ませるナミ。息を吐こうにも私の舌のせいでそれも叶わず――
 「―――!んん!」
 私が突起を指先で挟むと、いよいよ苦しそうに身をよじらせ、私の唇から逃れようとする。
 興奮を抑えこむ。いきなり無理をさせすぎたのかもしれない。ナミの唇を開放し、胸から手を離すと、
ナミは大きく吐息を漏らし呼吸を整える。真っ白な顔が羞恥のためか、それとも刺激のためか朱に染ま
っている。その艶やかな姿にどぎまぎとする。
 「大丈夫?」
 「はい……」
 「その……痛かったり苦しかったりしたらちゃんと言うのよ」我ながら勝手な。言えないように唇を塞い
だのは他ならぬ私だと言うのに。
 それでもナミが笑みをこぼし頷いたのが、せめてもの幸いか。
600オサナミ5:2008/05/25(日) 00:16:29 ID:NLtIAOPm
 勢いが止まったせいか、今度はどうすればいいのかと悩む。当然ではあるが、私もこういうことは初め
てで――勝手というものが良くわからない。
 とりあえず……今度は呼吸を乱したりしないように、ナミの額にキスを落とす。無理をさせないように、
無理をさせないように。頭の中を呪文で埋め尽くし、唇を落とす先を下へと移す。赤らんだ頬へと、白くし
なやかな首筋へと。
 「ん……梢子ちゃん」
 更に下へ――襦袢の衿が重なっていない、露になった肌より下へ向かうために帯に手をかけ、解かす。
 「……」
 抵抗の気配はない。それでも少しばかり躊躇した後、衿を左右に広げる。
 開かれた先にある光景に、私は思わずごくりと生唾を飲み込んだ。
 別段初めて見る訳でもないのに――服を着替えさせたり、お風呂にも共に入ったのだから――か細い
月明かりに照らされたナミの裸体はとても幻想的で――
 ほのかな膨らんだ双丘、そこに乗っている淡い桜色の小さな粒、つるりとした下腹、くぼんだへそ、
そして――
 襦袢だから下着をつけていなかったのだろう。茂み一つない股の間にぴたりと閉ざされている割れ目
が見える。
 ナミは前を隠そうとせず、瑠璃色の瞳を潤ませ、首を傾げて私を見上げている。その幼い仕草と、
未成熟な身体に私は今更ながら――
 ………自分がとんでもないことをしているのではないかと焦りを覚えた。
 「……」
 「梢子ちゃん?」長い沈黙に不安を覚えたのだろうナミが憂いの眼差しで私を見る。
 「な、なんでもないわ」
 そう、今になって止めることなど出来るはずがない。落ち着け落ち着け――そうだ。ナミだけ脱いでい
るから余計に怪しく見えるのかもしれない。
 私はシャツに手をかけ、一気にたくし上げる。すーっとした夏の夜特有の涼やかな冷気が肌に纏わり
ついた。
 「―――!」ナミが微かに息を呑む。
 「どうしたの?」今度は私が不安を覚える番だ。
 「いいえ、その……すみちゃんのを見た時も思ったけど」
 ナミがもじもじと言葉を紡ぐ。
 「梢子ちゃんの胸……大人の人と同じなんだなと思って」
 「え」思わぬ言葉にかーぁと頬が熱くなる。
 「ごめんなさい。変なことを言って……」
 「ううん……」
 確かに戸惑ったけど、ナミとしてみれば起きてみたら私と保美が成長した姿でいたようなものだし…… 気になるのも仕方がないことだろう。
 「ねえ、ナミ……触ってみる?」
 ナミがしたように、ナミの手を取り私の胸へと招く。ナミは瞳を揺らし、少しの間悩むように目をふ
せた後に、こくりと頷いた。
601オサナミ6:2008/05/25(日) 00:17:04 ID:NLtIAOPm
 しかし予想していたナミの手の感触は来ず――かわりに思わぬ刺激に私は声を出してしまう。
 「あ…ん」
 ナミが起き上がり、私の胸に顔を寄せ、真ん中にある先端をちろりと舐めあげたのだ。
 「ちょっと、ナミ……」
 いきなり過ぎると抗議しようにも、私の身体は一瞬で力が抜かれて――
 ……ちゅっ…ちゅる………
 ナミが私のを啜る音が辺りに響く。ナミは乳飲み子のように一心に私のを舐める。血を飲む時もそうだ
ったし――この子にとってこれが自然な愛撫なのだろうか。
 「ん!くっ……」
 油断すればすぐに声が漏れそうになって私は必死に唇を紡ぐ。気を抜けば忘れそうになるけど――
ここは咲森寺の一室で、隣には部員たちが眠っているのだから。
 ナミは構わず私のを舐め続ける。温かな舌の感触に私の心は沸騰しそうになる。背筋を快感が駆け登る。
 いけない。このままでは完全に呑み込まれてしまう。
 刺激から気を紛らわそうと、私もナミの剥き出しの白い肌を辿る。瑞々しい肌から弾力が伝わってくる。
すべらかな表面に指を走らせ、お返しとばかりにナミの膨らみの敏感なところを弾く。
 「ふあっ!……」ナミが私の突起から口を離し、身を震わす。
 大きな声に私は焦り、声を止まらせるためにもナミの唇を唇で塞ぐ。もつれ合い、私たちは布団へと倒
れこんだ。
 それでも止まらない。ナミの、汗で額に張り付いた髪をかきあげ、再度舌を絡ませる。手はナミの胸を
まさぐる――さきほどの行為の続きのように。今度はナミも一緒に私の胸へ手を伸ばし――
 私の手でナミが小刻みに揺れる。きっと私も震えているのだろう。互いの愛撫に悶えて――
602オサナミ7:2008/05/25(日) 00:17:42 ID:NLtIAOPm
 いよいよ私は手を胸から離し、異なる場所へと向かわせる。くぼんだ下腹を撫で上げて、太腿の間に
あるナミの中心へと。しかし、ナミは足を閉じ、そこへの道を断たせている。初めての抵抗なのかもし
れない。それほど怖いのだろう。
 止めるべきだろうか――
 「梢子ちゃん、私は大丈夫です……」
 私の迷いに気づいたのだろう。息も絶え絶えにナミの唇が開く。
 「どうすればいいのかわからないだけで……」
 「でも……」ナミのそこはまだ成長しきっていない幼いもので――
 「梢子ちゃんを……ください」それでもナミは構わないと――
 「わかった」
 ナミに向かって頷き、膝を割ることで、閉ざされた足をゆっくりと開かせる。未熟なナミの秘裂が見えてくる。
 そこは今までの行為ですっかりと濡れそぼり――間には小粒な蕾が顔を出し、奥には鮮やかな桜の
襞が覗き見える。羞恥に耐えられないのだろう。ナミはじっと目を閉じ、震えながら私の視線に逃れよう
としている。
 「痛かったらちゃんと言うのよ?」
 「はい」
 まったく……返事とは裏腹にナミはきっと痛みにも耐えようとするだろう。だから私がこの子を気遣って
あげなくてはならない。
 ナミのそこは溢れるほど潤み、今にでも私の指を迎えられるかもしれない。それでも相手の身体は
まだ幼い少女だ。慎重を重ねる必要がある。
 だから私は股の間に顔を近づけ、舌でナミの秘所を舐めとった。
 「ああっ!」
 ナミの身体が弾む。大きな声を咎めることは出来なかった。私は舌先を差し入れナミのそこを更に濡ら
せる。蜜が舌に絡みつく。不思議な味だった。海の味のような――
 「んっ……あっ……ああっ……」
 ナミは両手で自分の口を防ぎ、湧き上がる声を必死に抑えている。ナミも隣に皆がいることに思い至
ったのだろう。どちらにしろ私のやることに代わりはない。ナミの痛みが少しでも和らぐよう、ナミの秘所
に唾液を含んだ舌を這わせ、潤いを与える。
603オサナミ8:2008/05/25(日) 00:18:09 ID:NLtIAOPm
 そろそろ頃合だろうか。舌を離し、様子を伺う。何せ経験がないのだから、判断のつきようがない。
 しかしナミの方はもう限界だ。ぐったりと力の抜けた身体を後ろから抱き起こす。
 「ナミ、そろそろ……」
 本当にいいの?と視線で問いかける。ナミはこくりと頷く。ナミの意志に変わりはない。私は私で出来
る最善のことをしよう。この子に傷がつかないように。つらい思いをさせないように。
 左の腕でナミを抱き上げ、私に寄りかからせたまま、ナミの秘裂の間にもう片方の手の指を差し入れる。
 そこは零れそうなほどに濡れていて――
 思っていたほどの抵抗もなく私の指を受け入れる。
 「はぁ――」
 ナミは私にしがみつき、熱い吐息を漏らす。私はしっかりとナミを抱きとめ、更に指を滑らせる。指を浸
すぬめりに誘われて、奥へと奥へと――
 「んん……んん……あぁ……」
 途中で押し戻される感覚。ナミが苦しそうに呻きはじめる。ナミが私の腕を掴み、指を食い込ませる。
 「ナミ、痛いの?痛いのね?」
 ここまでか。私は指を引き抜こうとして――
 ナミの手によって止められた。
 「ナミ!」やはりこの子は無理をしようとしている。
 「梢子ちゃん、お願い。このまま……」
 ナミが振り返り、私に口づけをする。切実な願いに私の胸は詰まり、止め時を失って――
 唇を重ねたまま再び指に力を込める。進んでゆく。途中途中で襞をくすぐりながらゆっくりと。
 奥へと、中心へと。
 いや、私は導かれているのだ。
 私を包み込み、押し寄せては、引いて――それはまるで波のようで―――
 何度も何度も、私の指はナミの中でゆらめく。
 不思議な感覚だった。私はナミの中に私の指を入れながら、私の中にも何かが――暖かい心地よい
何かが流れてくるような。
 やがて、ナミの呻きも、甘い啜り声と化し――
 私は今まで以上に力を込め波の中を跳ねる。
 「梢子ちゃん――!」
 そして一際大きいナミの声が放たれ――
 「ナミ!」
 私は波打つその肢体を強く強く掻き抱いた。
604オサナミ(ラスト):2008/05/25(日) 00:18:44 ID:NLtIAOPm
 私はナミを抱いたまま横になり行為の余韻に浸る。
 「梢子ちゃん、ありがとうございます」
 「お礼を言うようなものじゃないでしょ」
 「それでも…嬉しかったから」
 ナミは私の身体に己の腕を差し込む。自然と私たちは抱き合うような形になった。
 「本当は少し不安だったんです。明日から梢子ちゃんがいなくてわたしはどうなるのかと」
 ナミの心の内が曝け出される。
 「8年前も、今この瞬間も、私を繋ぎ止めてくれるのは、梢子ちゃんがわたしを呼ぶ声。梢子ちゃんが
わたしに触れてくれる暖かさ」
 あなたがいたからわたしはわたしでいられる――瑠璃色の瞳に光を湛えながらナミは告げる。
 「梢子ちゃん、大好きです」
 不意の告白。ここまでしたというのに私の心は再びどきどきと大きく揺らめいて。その波に攫われる勢
いで私も勇気を出し――
 「私も好きよ、ナミ」
 「……はい」
 顔を見合わせ微笑み合う。大丈夫。たとえ離れても私たちは笑顔でいられる。これが今宵の別れでは
ない。私も信じられる。ナミと再び会えるのだと。
 「今度はわたしが梢子ちゃんの所に遊びにいってもいいですか?」
 「いいわよ、何時ごろ来れそう?」
 「冬に…クリスマスの時とかに」
 「もっと前に来ても構わないのに」私に遠慮でもしているのだろうか。
 「その……恋人同士が一緒に過ごす日だって聞いたから」
 ナミが耳まで真っ赤に染めながら呟く。
 「あ……」――誰に聞いたのだろう。そんな疑問はさて置き。
 「うん、じゃあ今度のクリスマスの時に」私はナミを抱きしめて、その小さな耳に囁く。きっと私の顔も
とんでもなく赤いだろうか、それを隠すためにも――
 ナミは頷き返し、私たちは共に寄せ合い、ほんの少し遠くも近い未来に想いを寄せる。
 これからも、どこへいようとも、私たちは互いに繋ぎ合い、傍にいよう。波に導かれるままに。

 遠くに聞こえる波の音に私たちは耳を傾けながら、忍び寄る眠気に身を委ねた――
605名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 00:20:41 ID:NLtIAOPm
以上です。ありがとうござい素股。

以下、心のシャウト。

あああああああああ、ナミちゃんかわいいよ!ふわふわかわいいよ!
オサのへたれ攻めが好きだ!好きだああ!!
やすみんもかきたいよ!ミギーも!なっちゃんも!コハク様も!3Pも!
うおおおおおおおおおアオイシロさいこーーーーーー!!
606名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 00:31:19 ID:kFS19JCm
うおおおおおおおおおおお
オサナミ最高ーーーーーー!!起きててよかったーーーーーー!
607名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 00:39:31 ID:KtJiWb+a
部員にばれる、それ部員にばれるってー!
おまいが紳士的なロリコンだっていうのは文章で良く分かった
だが待ってくれ、3Pってなんだw
608名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 00:46:27 ID:l4BJDWeq
GJ!
オサナミキタ!二人とも可愛いよ(;´Д`)ハァハァ
609名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 01:30:09 ID:KtWAgItY
オサナミGJ!
610名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 01:52:34 ID:l4BJDWeq
そういやナミってトゥルーEND後でも幼女の体から成長しないんだよな?
色んなプレイを強要しづらい・・・オサ頑張れオサ
611名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 01:59:17 ID:h7yXfrk2
コハクもあの姿のままか…ごくり
612名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 02:25:09 ID:RjQK3byn
>>605
オサナミッ!オサナミGJ!!
やすみんSSも是非に!

>>610
だからこそ見えてくる地平もあるさ
613名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 02:27:52 ID:ugevaUmO
>>610、611
綾代「梢子さん、うらやましいです…」
614名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 02:30:45 ID:/7aN/UIe
>>607
>3p
つ グランドルート
615名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 03:24:47 ID:H2Sh9At5
>>611
猛者のコハクがああ見えて激しいのは苦手と…
616名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 06:35:13 ID:2IstYFVo
ネタバレ気にする人は、「NGワード:ネタバレ」推奨
>>607
オサにしなだれかかるやすみん&ナミの図が、どう見ても3P
617名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 07:42:07 ID:kFS19JCm
>>610
グランドルートなら体を再構築するから普通の人間に戻れたと
考えられるじゃあないかな

コハクはどうしようもないけど
618名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 11:02:20 ID:2IstYFVo
一言言い忘れてたorz
>>607
いくらオサが漢前だからと言って紳士と言っちゃダメだ
女の子には淑女と言わないとry
619名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 17:50:17 ID:NFCbjWxT
読みたいが、ナミルートはこれから始める予定なのでまだ読めん。
残念。
620名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 18:38:30 ID:kFlMQf8j
怒涛の新作ラッシュ吹いた
621名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 18:46:04 ID:gnYmSAtQ
「姉さま、聞いてください」
「どうしたの、ミカゲ?」
「姉さま、実は私UFOを見たことがあるんです」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?」
「あれは私がネバダ州の国道をトラックに乗って50マイル程で走っている時でした、突然西の空にオレンジ色に光る物体が現れてものすごいスピードで私を追い抜いていきました」
「え!?ち・・ちょっとミカゲ!何言ってるの!?」
「私は生まれ変わる前はアメリカシロヒトリでした」
「ね、ねえミカゲ!?一体どうしたの!?」
「あの頃は本当によかったです・・・・」
遠い目をするミカゲに私はますます混乱する。
「ミ、ミカゲ!多分疲れてるせいだと思うから今日は休みにしましょう!ねっ!」
「姉さま、そのような口当たりの良いだけの真実は淘汰されるべきです」
「一体さっきから何を言ってるのよ!!」
「世の中に蔓延る真実の山を見てください、高価な兵器が人道的に人を殺し、犯罪者のプライバシーは被害者の人権より丁重に扱われ、希少動物への寄付金が集まる傍らで貧困に苦しむ人達がいます」
「あーもう!いい加減にしなさい!!」
「甘いです姉さま!アカイイトに勝る百合ゲーなど存在しません!」
「烏月!烏月はどこ!この子を鬼切でバラバラにして!!」
「らりるれろ!!らりるれろ!!らりるれろ!!らりるれろ!!」

新ジャンル:発狂ミカゲ                   元ネタ・MGS2

ガンッ!ガンッ!ガンッ!
「もっと!もっと痛みをください!!」 
「ちょっと!床に頭を叩きつけるのをやめなさい!!」



すまなかった・・・・
622名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 19:40:23 ID:KtWAgItY
GJww
発狂ミカゲテラワロタwww
623名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 19:48:27 ID:eooETGW+
ワロタwwwwww
ミカゲの行動にオロオロするノゾミが可愛すぎるwww
624名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:10:35 ID:kFlMQf8j
来る板を間違えたのかと思ったじゃないかwww
GJ!
625名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:33:24 ID:KtJiWb+a
>>621
GJ!
動揺するノゾミちゃんカワユス!
626名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:36:36 ID:KtJiWb+a
連投ですまない>>585で投下した本人なんだが
誤字があったので修正してあげなおしておきました

ttp://akaiito.hitobashira.info/up/src/aka-ao_0131.txt

多分もうミスは無いと思う、あったら指摘してくらはい
みんなごめんよー
627名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:38:53 ID:leEs3nZ+
>「百子さん、それは梢子先輩に言うべきでは?」
多分だけど綾代の台詞だよね?
綾代は、百子「ちゃん」で梢子「さん」って呼ぶんじゃない?
628名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:46:42 ID:KtJiWb+a
>>627
うはっ、サンクス
もう一回修正してきますΣG(+□+)
629名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:55:45 ID:KtJiWb+a
やってきました
綾代の台詞を一部修正改変しました
ttp://akaiito.hitobashira.info/up/src/aka-ao_0132.txt

これ以上修正があったらもはや笑うしかないw
630名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 23:00:16 ID:2IstYFVo
本スレの有志が新まとめ作ってくれました。

http://red.ribbon.to/~nushisama/
631名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 23:01:20 ID:2IstYFVo
直リンスマソorz
>>629
乙w
道理で127と131が消えてたのか。
632名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 23:04:36 ID:KtJiWb+a
>>631
一回失敗しちゃったこと皆に広めちゃいやだぜw
633名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 23:11:46 ID:NFCbjWxT
本スレ、新スレが立つ前に終わってしまったので、どなたか次スレ頼みます。
634名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 23:15:54 ID:leEs3nZ+
次スレ立ってるよ!大丈夫!
635名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 00:35:24 ID:xRx5CLme
お邪魔しますです、18禁SS保管庫の暫定管理人です
もしよろしければ、ロダの中のSSでどれを18禁保管庫に転載すればいいのか、
わかる範囲で結構ですから教えていただけませんか?

全部読めばいいんでしょうけど、時間かかりそうで・・・
今日もカヤ√&コハク√が進まないorz
636名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 00:51:09 ID:MS6FKNDu
>>635
とりあえず大まかに書くと

1.ロダ⇒18禁SSまとめ
・エロ絵
2.このスレ⇒ロダ
・非18禁のSS
3.その他
アカイイトまとめの人のSS纏めから18禁のものをサルベージ。
637635:2008/05/26(月) 01:11:17 ID:xRx5CLme
>アカイイトまとめの人のSS纏めから18禁のものを
ってのは、
http://toppoi.web.fc2.com/18ero.html
ここのことですか?

この世界(ってどの世界やねん)に入って短いので、
あんまりよくわかって無くてスマンです
638635:2008/05/26(月) 01:13:23 ID:xRx5CLme
あーーー直リンしちまったよぅorz
639名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 01:28:01 ID:MS6FKNDu
>>637
です。
18禁板に投下された非18禁のものについても、
有志でロダに掲載願いしておきますので。
640635:2008/05/26(月) 01:34:26 ID:xRx5CLme
了解しました

今日はもう遅いので消えますが、徐々に転載していきます
アリガd
641肉とパレットの人 ◆mTj9hjLz9w :2008/05/26(月) 04:02:29 ID:EDGWRPNp
>SSの件
投稿者はロダにうpしたほうがいいのかね?

とまぁ百色パレットと肉の人です。
ミギー書いてるつもりが百子になってました/(^o^)\
(ミギーが一切出てこない)百色パレットの続編って需要あるか?
ないなら自重します。あるなら自重しません!
642名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 04:50:03 ID:MS6FKNDu
>>641
そうじゃなくて、エロ総合スレで書かれた非18禁指定のSSについてどうするかという話です。
もちろん、年齢指定のないSSをロダに投下される分については問題ないですけど。

ちなみに需要はあると思うので自重しなくていいかとw
643 ◆/ParALYsz2 :2008/05/26(月) 11:17:27 ID:8VY5I/gp
>>641
俺は読みたいです。ぜひお願いします。
なっちゃん大好きだけど、百子も好きだー。片思いキャラはいいものです。
644名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 11:39:52 ID:iSoIICKl
まだコハク様のSSが投下されてない件
645名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 13:31:28 ID:DpMYEwQO
580です。ミギオサ投下させていただきまっす




「よっ、オサ。お互い、勝ち残ったわね」

薄暗い場所のせいか人気のない休憩場。
決勝戦間際のにぎやかな喧騒(半分ぐらいは百子だけど)を逃れて休んでいた私に、汀が話しかけてきた。

「汀」

その声を聞いただけで体の中にたまっていた疲れやら緊張やらが、まるで炭酸の泡みたいにどこかへ消えてしまった。
よほど汀の前では私は疲れている様子をみせたくないらしい。正直な自分の体に我ながら呆れながら、私は答えた。

「…当然よ」
「当然、ね。まあ、確かにあたし、は楽勝だったけどね」
「なによ」

つい大きな声で返してしまう。汀の言いたいことが分かるから。
そう、確かに準決勝はかなりぎりぎりだった。正直実力では相手の方が上。
私は終止押されっぱなしだった。それでも勝ったのは運がよかったとしか言いようがなかった。

汀はにやにやしながら、なんでもないと言った。

「勝ちは勝ちよ」

けれど、私がそう言い捨てると、汀が意外そうに目を丸くした。少しだけ、いい気分。

「へえ〜〜」
汀はじろじろ私のことを見ると(まるで悪いものでも食べた?と言いたそうに)
何事もなかったかのように自販機に銀色の硬貨を入れた。
余った硬貨が汀のポケットの中でじゃらじゃら鳴る音と、機械の動く音が狭い空間に響く。
自販機は硬貨を入れると点灯して、日に焼けた汀の顔がわずかばかり青白く照らされた。

「オサがそういうこと言うのは意外だったわ」
「悪い?」
「いーんや? 確かに勝ちは勝ちよ。オサはなにも悪くない」
「…」
646名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 13:32:08 ID:DpMYEwQO


それきり汀は黙って、箱の中に整然と並べられた缶たちを眺めた。
青白く照らされた汀の顔は何を考えているか、いつも以上に分からない、
私は別に悪くない。けれどひどく胸が痛んでドキドキする。頬が火照る。
私は買ったばかりの冷たいジュースの缶を握り締めた。

かしゅり、といつの間にか買っていた缶の蓋を汀が開ける。私は知らず口を開いていた。

「私だって」
「…」
「私だって本当は実力で勝ちたかった。きっと実力であなたと決勝戦で会うと決めていた。
……皆からラッキーだったねって言われて悔しかった。私は」
「オサ」
「わたしは…」

汀が笑っていた。泣きそうになっていた声が思わず止まる。
少し離れていた二人の間を一歩、二歩と彼女が縮め、それからゆっくりと両腕を私の背中に回した。
わずかばかりの隙間を除けばほとんど無くなる私と汀の距離。どくん、どくん。
胴着越しに伝わる汀の鼓動と体温に、さっきとは違う理由で私の頬が熱くなる。

「オサは相変わらず不器用ねぇ」
「…わ、悪い?」
「いんや、ちっとも悪くない。変わってなくて安心した。ところで、キスしていい?」

なんとも汀らしい唐突な提案。一応許可をとろうとしているわりに彼女の顔はすでに随分近かった。
どうせ私の言うことなんか聞く気はないのだ。

「なにがところでだ。いいわけないでしょ」

だから私も瞳をとじて、暗闇の中口先だけの抵抗を汀に送った。

647名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 13:32:52 ID:DpMYEwQO

◇◇◇

「なんでそんなにニヤニヤしてるのよ。気持ち悪い」
「見て分からんものは聞いても分からん」

好きなのだろうか、去年も何度か聞いたその言葉を言うと、汀はくるりと背を向けた。
嫌な奴、と私はつぶやく。まあね、と汀が笑う。出会ったときからそうだ。
私じゃ汀はつかめないと思っていた。でも、今はあまりそうは思わない。

後ろを向く彼女の耳が、短い髪では隠しきれず真っ赤になっているから。――――もう聞かなくたって、わかるから。

遠くで百子の私を呼ぶ声が聞こえる。「オサせんぱーい!、どこいるんですかー!? もーすぐ決勝始まりますよ!!」
懐かしい無駄に元気な声だ、と笑っていた汀がそうだ、と私に振り返る。

「オサ、そういえばあんたの好きな人のタイプって何だっけ?」

なんのことだ、と思い当たるまでにかかる時間はそれほど多くなかった。
去年の夏、王様ゲームで王のくじを引き当てた汀が皆に聞いて回ったことだ。
汀は自分より強い人だと言っていた。私はなんと言っただろうか? よく覚えていない。
でも返す言葉はもう私の中で決まっていた。

「そうね―――私より強い人かな」

汀がうれしそうに目を細める。

「へえ、じゃあ、あたしなにがなんでも勝つわ」
「私だって、勝つわ。絶対に」

私も嬉しくて笑った。いつしか、汀への虚勢でどこかへ消えたと思っていた緊張がいい具合に体に戻ってきていた。
体のそこからあふれてくる熱いなにかで心が満たされてゆく。

「どんなことがあったって、あたし、勝ちは勝ちと思うからね」
「私は勝っても誇れるような勝ち方をする人の方が好きよ」

ひねくれあって、笑いあって試合会場へ向かう。

「こらぁー!! これから戦うっていう敵同士がなにいちゃついてんですかぁ〜!!?」

そんな私たちを百子が叱咤し、先生や綾代達が呆れたように笑った。

648名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 13:39:04 ID:DpMYEwQO
以上です。読んでくださった方ありがとうございました!
ミギーってばオサのこと好き過ぎですよね。
オサに会うためだけに剣道始めるとかやばいくらいかわいいです。

次書くならカヤオサかコハヤスです。よろしければ次回もよろしくお願いします
649名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 14:18:54 ID:TpybY3eW
>>648
うおおおおおおおお!!!!!
ミギオサあああああああ!!!!
GJ!次回があれば楽しみにしています!
650 ◆mTj9hjLz9w :2008/05/26(月) 14:41:50 ID:EDGWRPNp
>>642
あぁそっちの話だったのか
勘違いorz

>モモヤスSS
心優しい方々がいるんで夜にでも投下するぜ
651名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 16:37:02 ID:LTS8dlPf
なんでこんなに神が多いんだw
652名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 18:12:19 ID:YiGvZ8sA
神々にGJ!

ミギー相手のオサはツンデレで大変けしからんwけしからんw
653名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 18:31:17 ID:+32HzznZ
>>648
ニヤニヤが止まらない
どうしてくれようこのにやけ顔
654名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 19:59:06 ID:FOGyUhrk
ミギオサああああミギオサたまらんんん
655名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 20:13:18 ID:FGDc3HZv
あはん、ツンデレオサがたまらん
656名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 20:39:12 ID:iSoIICKl
GJ!!!オサはミギーの前だと急に可愛くなるから困る。
ちょっとオサがミギー攻めるSS書いてくる
657名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 21:03:15 ID:cZReAgUC
ミギオサひぃゃっほぉぉおぅッ!!!
GJ!オサかわいいよ!かわいいよッ!!
658名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 21:12:27 ID:X9KnQcjt
ミギー可愛いよミギー、GJ!!

じわじわと
ミギーの人気が
出てきた!
659名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 21:15:59 ID:8VY5I/gp
>>648
GJだぜ。
次回はカヤオサ希望。でもなんでも読みたいです。がんばれー
660名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 21:35:57 ID:hXOuIWh/
>>656
wktkしながら待ってるwww
661名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 22:05:16 ID:TpybY3eW
>>650のモモヤスの人マダー?
662名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 22:21:50 ID:UmHenibS
>>648
ミギーもオサもかわいくて鼻血吹いて倒れそうだ!
次回はカヤオサ希望!頑張ってね
663名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 23:25:40 ID:QAmYt9mq
オサ攻めの需要あるー?
664名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 23:29:50 ID:mKWTpaMA
ないはずがない
665名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 23:32:06 ID:e7DGvTZT
>>663
オニワカ受けとかじゃない限り何でもオーケー
666名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 23:45:25 ID:IX9vbGFd
>>663
むしろ何故あんま見かけないのかが不思議なんだが

という訳で全裸で待機中
667名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 23:49:39 ID:MS6FKNDu
自分も書こうと思っていたけど、まだ途中なので
完成済みの方お先にどぞー
668 ◆mTj9hjLz9w :2008/05/26(月) 23:53:13 ID:EDGWRPNp
モモヤスの人です。
投下しようと思ったが、ミギオサ投下されるみたいなので全裸待機
669名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 23:56:16 ID:FGDc3HZv
え?
待つ必要はないでしょ
どうぞどうぞ
670名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 00:01:47 ID:bkNhGLqW
>>668大丈夫なんじゃね?
モモヤスwktk
671名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 00:02:47 ID:XlRj6PGU
んふっふっふ〜〜
ミギオサミギおいしいです〜
672 ◆mTj9hjLz9w :2008/05/27(火) 00:14:34 ID:rEZIbp+C
ミギオサの、ミギオサの流れだったから……!
でも大丈夫っぽいので投下

  『百色パレット2』

 相変わらずこの秋田百子さんは、ざわっちラブです。
 じゃなくて。
 今、あたしは一人で部屋にいる。
 何故一人なのかと言うと、部活中に怪我をして、休まされているのである。怪我の捻挫自体はそんなにひどい痛みではなかったのだけれど、大事を取って、だ。
 本当はテーピングと湿布を貼って、体育館で見学してもよかったのだけれど、寝不足が祟ってなのか、ふらついてしまっていた。
 姫先輩とオサ先輩、ざわっちに諭され、やむなく休むことになった。
 ……静かすぎる医務室は、なんだか落ち着かなくて、部屋に戻ってきてしまったけれど。
 部活のない放課後。ざわっちのいない部屋。それだけであたしの人生は欠けてしまったような気がした。
 あたしはCDを流し、ヘッドフォンを装着した。ベッドに横たわって、既に読み終わった音楽雑誌をぱらぱらとめくり……
 ざわっちのことを考えた。
 あれからもざわっちは普段通りに接してくれる。
 それは同情なのか、ざわっちの裏のない優しさなのか、恋人としての対応なのか、あたしには知ることが出来ない。
 今更掘り返すのも頂けない気がする。
 前にも言ったようだけど、あたしはざわっちが好きだが、それ以上にざわっちの笑顔が好きなのだ。
 彼女の全てを――笑顔を奪ってまで、欲しくはない。もとより、こんなことを言うのは遅かったのかもしれないけれど。
 もう忘れてしまった方がいいのだろうか。
 和尚さんではないけれど、雑念を払って目を瞑る。
 しかし、すぐにざわっちが浮かんできては……消えた。そして全ての音が――思いが零になり、あたしの意識は暗闇に飲まれた。
673 ◆mTj9hjLz9w :2008/05/27(火) 00:17:05 ID:rEZIbp+C
「メエーーーン!」
 竹刀同士がぶつかり合う大きな音と、先輩たちの声が体育館に響き渡る。
 十数人の部員……。
 今日は複数の人が部活を休んでいるからか、体育館がとても広く思える。
 ……百ちゃんたった一人がいない所為かもしれないけれど。
 先輩たちの稽古をぼうっと眺めながら、わたしはストップウォッチを握りしめていた。
 百ちゃん、大丈夫かな?
「……み」
 わたしは医務室にいる百ちゃんのことを考えた。百ちゃんには少し合わない場所が、妙にわたしを心配させる。
 百ちゃんはわたしのことを――
「保美!」
「――はいっ?!」
「ストップウォッチ、鳴ってるわよ」
 突然の声に少しびっくりする。はっと我に帰って声の主を見ると、梢子先輩だった。
 そして、自分が握りしめていたストップウォッチを見た。
「あっ! すっ、すみませんっ!」
「保美、あなた、百子のことが心配なんでしょう? 医務室行ってきなさい」
「あ……うー……でもー……」
「行ってきなさい。暇をもてあまして何してるか分かったもんじゃないわ。練習ももう少しで終わらせないといけない時間だから、これくらいなら綾代と私で事足りるわよ」
「……はい! ありがとうございますっ!」
 わたしは梢子先輩の優しさに甘え、さっさとジャージから制服に着替えた。
 そして医務室へと急いだ。
『次はーペアを組み換えて――』

 医務室のドアをなるべく静かに開けると、
「え……?」
 百ちゃんが横になっていたはずのベッドは、もぬけの殻だった。
 他のベッドも見てみたけれど、誰もいない。どうして? もしかすると体育館に……いや、寮にいる可能性もある。わたしたちの部屋へと足を運ぶことにした。
 早めに歩いて、部屋の前で止まる。
 何故か、開けづらい。何故かは分からないけれど……。
674 ◆mTj9hjLz9w :2008/05/27(火) 00:20:51 ID:rEZIbp+C
 いや、開けよう。
 カチャッ……
 ……いない?
 いや、二段目の自分のベッドで寝ているのかも。
 わたしはベッドの梯子に足を掛けた。
「――あ」
 そこにはすうすうと眠っている百ちゃんの姿があった。
「くすっ……こんなのでよく眠れるなぁ」
 ヘッドフォンからは音漏れがしていて、相当な騒音の中で眠っていることは明白だった。
 わたしは百ちゃんのベッドに入って、ヘッドフォンを取ってあげた。百ちゃんにとっては取らない方がよかったのかもしれないけれど、やっぱり睡眠をとるときは静かな方がいい。
 ――百ちゃんの穏やかな寝顔の裏に、寂しさがあることをわたしは知っている。
 わたしなんかよりずっとずっとずっと……。
 わたしは百ちゃんの頬にキスをした。わたしは百ちゃんの寝顔に誘われるように、そのまま眠りに落ちていた。

 んっ……ふぅ……。
 あたしは目が覚めた。隣にある温もりが心地いい。
 ――温もり?
 寝返りを打ってみると……。
「ざ、ざ、ざわ、ざわっちー?!」
 あたしは隣に寝ているざわっちに驚愕し、上半身を起こした。
 わ、幸せそうに寝てるし、どうしよう?
 ……もう少しだけこうしているくらい、いいだろう。
  規則正しく上下する胸、温かい身体、少し紅色に染まった頬、波打つ髪、やわらかな唇――
「んんっ……」
 ……はっ。ざ、ざわっちが目を覚ましたーッ?!
 無意識の内にざわっちの唇に触れてしまっていた指を、急いで引っ込めた。
「お、お……グッモーニンざわっち!」
 多少噛んだ気はするけれど、知らない、知らない。あたしは知りませんよーっ。
「おはよう百ちゃん……今、何時……?」
 時計を見……ようとしたが、目覚ましが見当たらなかった。
「わ、分かんない……」
675 ◆mTj9hjLz9w :2008/05/27(火) 00:24:55 ID:rEZIbp+C
「あー! 百ちゃん、もう九時ー!」
 ざわっちに指された自分の腕時計を見る。本当だ。
 ……そうだ。腕時計があったのか。動揺し過ぎて、何が何だか分からなくなってきた。
「晩御飯は……後でいいよね」
 いや、あたしとしては肉を食べまくりたい訳なのですが……
「心配してたんだよ……ん……ちゅっ……」
 ……へ。
 あたしの身体はざわっちによって、再びベッドに――いや、ざわっちの上に重なることになった。
 首に絡まる細い腕と、唇に伝わる温かな感触。それはあたしの脳を蕩けさせるほどに甘く。
「遠慮なんか、いらないんだからね……わたしの恋人≠ヘ百ちゃんなんだから……」
 その声は、キスより甘かった。
 ……これで理性を保てる人間の方が可笑しいのだ。
 あたしは思うがままにざわっちを求めた。
 ざわっちは寮に戻ってきてから着替えていないのか、まだ制服のままだった。ネクタイを外し、衣服を脱がせて行く。徐々に肌の露出は多くなる。
「や……百ちゃん……」
 少なからず拒否され、あたしも少なからず戸惑う、が……自分から『遠慮なんかいらないんだからね』なんて言った子に、拒否権などないのだ。
「こっちも『や』だよ、ざわっちー……」
 潤んだ瞳であたしを見上げるざわっち。
 ――ゾクゾクする。
 もっとすがるような目で、あたしだけを見て……。
 はだけながらも衣服を身につけると、全裸よりもいやらしく写る気がする。
 両手で直に胸を乱暴に揉んでやると、ざわっちは苦しそうな、切なそうな表情をする。これはこれでいいかもしれない。
 胸の中心にある尖起には触れずに、あたしは人差し指で円を描くようにして愛撫する。
「んんっ……触っ……て……」
 あたしは要望に応えるべく、人差し指と親指を舐めて、胸の先端部分をクリクリと刺激した。
「ひゃっ! あっ! ん……」
676 ◆mTj9hjLz9w :2008/05/27(火) 00:25:45 ID:rEZIbp+C
 悲鳴にも似た喘ぎ声は、あたしを興奮させる。
 同じことを繰り返していると、ざわっちはあたしの服を脱がせ始めた。自分だけ弄られているのがいやなのだろうか。そう思いながらも自然と笑みがこぼれてしまう。
「……む」
 少し睨まれた。ざわっちってばかわいいなぁ。
「うあっ?! ちょ……ざわっち……」
 急に背中を指でなぞられ、力が抜ける。
「えへへー。お返しっ」
 あたしは更にそれのお返しで胸に吸い付き、下部へと手を進めた。
 ざわっちの濡れそぼったそこは、とても熱かった。
 探るようにして中指を動かすと、ぬるっとした感触と共に、ざわっちが反応した。
「ざわっち、ここ気持ちいいの?」
「あっ! あぁっ!」
 とても小さい尖起を中指でグッと押してみる。すると、ざわっちの身体はビクンと跳ねた。
「も、百ちゃん……わたし……っ」
 ざわっちは自分の指をくわえ、快感によって出そうになる声を押し殺しているようだった。
 ちゃんと、声を聴かせて……。「いいよ。でも指、ダメだよ……ざわっち……」
 あたしはざわっちの腕を押さえて封じた。
「ふぁっ……! ダメ、百ちゃん、来ちゃうよ……あっ! あぁぁぁ!」
 ざわっちは身体をびくつかせて、目を閉じた。
 優越感にも近い幸福を感じ、あたしはざわっちの頭を撫でた。
「百ちゃん大好きだよ……」
「あたしもだよ、ざわっち……」
 照れながら笑うざわっちは、凄く愛らしかった。
 あたしの心は穏やかだった。
 ざわっちの笑顔があるからこそ、あたしがあることを知った。
 この笑顔が枯れないように守っていこう。
 ずっと、ずっと、ずっと。
 大好きだよ。ざわっち。
677 ◆mTj9hjLz9w :2008/05/27(火) 00:29:41 ID:rEZIbp+C
やれやれです。
終わったぜ。切ないのは前のやつで書いたので、ラブラブにしました。
一言。
百子ルートって、ガイドブックに掲載されるんだよな? そうだろ? そうなん(ry
678名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 00:30:11 ID:zugI5hyY
>>モモヤスの人
GJ!…もし途中だったら乱入ごめんなさいorz
やすみん可愛いよやすみん
679名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 00:40:57 ID:bkNhGLqW
モモヤスきたwGJ
予想外にラブラブでにやけたぜw
680名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 00:53:16 ID:fhI4sXfD
モモヤスGJ!
681名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 01:07:11 ID:tFx4nbQ2
>>672
こいつぁ甘々だぜ!GJ!!!
二人はオサが無意識に嫉妬しちゃうぐらいラブラブしてればいいと思うよ!

>>663
供給Please!
682656:2008/05/27(火) 01:38:43 ID:fcj6nqhm
モモヤスGJ…!!
全裸で待ってた甲斐があったぜ…!!

ところでオサ攻めのオサミギSSは馬鹿みたいに長くなってしまったので
うpろだにあげといた。ヒマな人はみたってくださいね。
深夜だけど。
683名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 01:46:54 ID:nLcBqis4
>>682
オサミギ待ってたぜ
てか「甘くておいしくて」って百合姫宣伝吹いたw
684名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 01:48:05 ID:nLcBqis4
おっと、ところであぷろだのリンクは貼っておいたほうがいいんじゃないか?
知らない人いるかもしれないし
685656:2008/05/27(火) 01:59:42 ID:fcj6nqhm
>>684
ttp://akaiito.hitobashira.info/up/src/aka-ao_0136.txt
こんな感じ?IDとPASSは本スレのテンプレに。


>>683
あのセリフがいつ出るかミギールート中ずっとwktkしてたのにwww
686名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 02:31:53 ID:XlRj6PGU
はぁ〜ん。おさみぎぐっじょぶDESU?。
687 ◆mTj9hjLz9w :2008/05/27(火) 03:50:36 ID:rEZIbp+C
モモヤスでにやけてくれた人たちありがとう。
でも>>656とかのSSを読んでると、ネタもないのにミギオサが書きたくなるのは何故なんだぜ?

つまりGJ!
688名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 04:26:58 ID:lC/QtGWJ
こんなオチのないウブミギー初めて。
いやいや、ミギオサもお願いしますよ。
あの声で言いたい。汀さんはかわいいです、と。
689名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 08:44:51 ID:qPF/uaDW
アオイシロにノンケなんていません幼女から和尚までみんなガチ
しかしそんなことよりオサミギGJ!!
ミギー可愛すぎてゴロゴロした
690名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 12:02:25 ID:Su/qiVty
オサとミギーはリバ前提の最初ミギーヘタレ攻めがいいな…
オサが煽るの。
691名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 14:47:57 ID:V7m4MbZw
閉ざされた未来ED後で壊れたオサと汀が共依存したり
グランドED後で保美&ナミでオサを攻めまくったり
コハクED後でステン党体験ツアーという名の婚前旅行とか


そんな妄想ばかり渦巻いてる
692名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 14:56:20 ID:nN/rPdKL
>>691
さあ、それを文章にするんだ!
693名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 16:43:36 ID:nJ6fyxxQ
>>627
モモヤスの人素晴らしいSSをありがとう。
百子がとっても百子らしくっていいです。
>>682
こっちにも神が!?これから読みに行きます。
>>663
オサ攻め読みたいです。是非!
694名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 18:34:44 ID:vcj8zKSj
>>648です
カヤオサ投下しまっす

『あほはしんでもなおらない』
非エロ

ttp://akaiito.hitobashira.info/up/src/aka-ao_0139.txt

こんなイメージの二人。この後レックスコーヒー並のいちゃいちゃ
いまさらだけどエロパロで非エロばかり(まだ少ないけど)投下するのはいいのかなって思ったり

それはそうと、前のミギオサ感想書いてくれた人本当にありがとうございました!
嬉しくすぎて溶けましたw ミギー可愛いよミギー…受も・大いに・あり・だな!!!
695 ◆mTj9hjLz9w :2008/05/27(火) 18:50:34 ID:rEZIbp+C
GJ
そして吹いたw
テラアホの子ww
696名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 19:10:56 ID:nJ6fyxxQ
>>649
癒されるなー。
まあ夏っちゃんなら多少手を切ってもすぐふさがるだろ。
>エロパロなのに非エロばかり
俺もオサカヤ書いたとき気にはしたが、やっぱりいいんじゃないか別に。
この二人だと裸になってもえんえん抱き合って、なかなか先に進まない印象があるんだよなあ。
697名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 19:26:26 ID:CcL+y/sR
>>649
なんと和やかな…
こういうあほは、いいあほですねw
GJでした



なっちゃんはへタレかカッコイイかで迷うんだ
しかしED見る限り前者かなぁ
698名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 19:29:00 ID:UF5JfSbM
剣鬼モードで鬼畜にも成り得る
699名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 19:32:33 ID:nLcBqis4
>>694
ほのぼのアホに和んだw

>>697
ヘタレかっこいいという新しいジャンルで
700名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 20:13:09 ID:IuFQoGnU
俺は逆にカヤオサのいちゃえろは簡単に思いつくがヤスオサだけは思いつかない

まあどっちにしろ文才がないんですが
701シチュ妄想(ナミ・ヤス)×オサ編:2008/05/27(火) 20:19:23 ID:zugI5hyY
<甘いまどろみとおはようのキス>

「…んふぁ…っ!?」
腰の辺りに感じた突然の甘い熱に、私は飛び起きた。
携帯の時計をふと見ると、草木も眠る丑三つ時。
「んっ…――ちゃ…んぅ…」
寝ぼけているのか、わざとなのか、私の内腿辺りに顔を埋めていた。
「全く、この子は…んっ……こら…ぁっ…」
無視して眠ろうとするものの、昂りと甘い熱に身を委ねようとする有様ではどうにも無理そうだった。

閑話休題―

珍しく眠そうな私を不思議そうな眼で見つめながら
可愛らしい満面の笑みを見せ、おはようのキスをくれるナミに
悪戯はやめて欲しいのと言えないのは、惚れた弱みなのかしら。
「梢子ちゃん、おはようございます、んっ♪」
もう一度、と 唇を寄せたところで、保美が朝ごはんと伝えに来てくれた。
「梢子先輩…うぅ…」
もちろん可愛らしいのだけど、ヤキモチ妬きなところには困った物だ。
「んっ…スミちゃん、おはよう。今日の朝ごはん、何ですか?」
それにしても、どうしてだろう。
「…ナミちゃん…おはよう。」
不満そうだった保美の顔も、ナミとキスした後には心なしか柔らかくなっている気がする。
「ほら、梢子ちゃんもスミちゃんに。」
それにしても、ナミもちょっぴり意地悪だ。
「梢子、先輩…。」
保美の潤んだ瞳で見つめられるのに私は弱いと知っているはずなのに。
「保美、おはよう。目を、閉じて。」
せめて主導権は握りたくてそう言ってみたのだけど
「先輩…っ…んっ…xふぅ…」
結局、されるがままになってしまうのは、血のせいなのかな、なっちゃん。
「あらあら…スミちゃん、大胆です♪」
少し頬を染め、可愛い妹をからかうように、イタズラっぽく言うナミ。
保美と二人、頬を染めた顔を見合わせる。
今日も1日は始まったばかり。

ついつい耽ってしまって、すべきことに支障が出るのが怖く、
何より精神的に良くないと、3人で寝るのは休日のみにしようと言ったら
二人して不満そうな顔をされ、結局取り下げたのは別のお話。
702名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 20:21:52 ID:MP/b6fd0
やべ、まったく同じシチュで書いてたwww
703名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 20:28:16 ID:zugI5hyY
>>702
自分も、姫絡みのSS書こうとしたときに同じ経験あるw


というか、そんなこと気にせず投下すれば良いと思うよ
704名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 20:29:16 ID:JIXv2tob
はやく!その!妄想を!書き始めるんだ!!うおおおおおおおお!!!
705名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 21:28:37 ID:V7m4MbZw
>>701
やっべ、そんな感じのグランド前提双子×オサ練ってたw
ナミが微Sでやすみんが微ヤンデレ、オサはMという
706名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 21:45:44 ID:nN/rPdKL
なんという姉妹丼w
ネタはかぶっても全然大丈夫だぜえええええええ!!!!!
707名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 22:22:25 ID:zugI5hyY
寧ろ
>結局、されるがままになってしまうのは、血のせいなのかな、なっちゃん。
に突っ込みが入るかなと期待さえしてたのだけどw
708名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 23:51:15 ID:fcj6nqhm
アヤシロ×オサて需要あるの?
709名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 00:00:49 ID:nN/rPdKL
>>708
すごくあると思いますw
710名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 00:02:31 ID:XlRj6PGU
正妻こそオサを的確に絶頂へ導ける。
遠慮せずドゾ〜>>708
711名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 00:10:14 ID:TOfF5c4O
>>682
S子さん本領発揮!!でもやっぱりヘタレw
あぁぁ・・・にやけ過ぎて顔面つりそうwww

最近職人さんが精力的すぎてにやけっ放しだw
皆さんNice kill!!!(萌え死的な意味で)

>>708
wktk
712名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 08:49:11 ID:mCLPidVF
694さんの読もうとしたら、パスワード入力ってでてきました(TOT)
パスワード教えてくださいお願いします!
713名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 09:14:02 ID:3XuYa+Bv
>>712
akaiito
aoishiro
本スレのテンプレくらい読もうね。
714名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 13:33:46 ID:mCLPidVF
713さんありがとうございますヽ(≧▽≦)/
こんどから気をつけます(TOT)
715708:2008/05/28(水) 16:52:59 ID:9Lw6gZoQ
716名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 17:02:30 ID:QEZCMXGZ
>>715
おお、うまい!エロい!
これだと、きっとソニーチェックのせいで無かったことにされたんだな。ソニーめ!
717名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 17:08:31 ID:yOL+9Hlg
正妻ktkr
待ちに待った綾代√ちょっとプレイしてくるGJでした!
718名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 17:19:29 ID:7XjqD4On
GJ!
さすが正妻。
オサ可愛いよオサ。
719名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 21:07:12 ID:ztq5T8EY
>>715
これが噂の綾代ルート…
破壊力でかすぎだ
720名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 21:13:28 ID:vjf/GCB+
>>715
GJ! 発売日から二週間! ようやく俺は綾代√にいったぞ!!!

ところで投下するのにロダにうpするのと、スレ消費するのってどっちがいいのかな
短すぎるとどうしてもページがさびしくていただけなくて、長すぎるとレス使いすぎるのを気にするしw
読む側としてはどっちがいいとかあるのかなと思ったんで、少し気にしすぎかもしれないけど
721名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 23:01:42 ID:F36Wq+m9
エロものはスレに投下してほしいな。
722名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 23:46:00 ID:jkHMrrSQ
どこで聞いていいのかわからないのですが・・・

toppoiさんの「〜アカイイトSS 18禁〜」サイトにあるSSで、
うしろの方が切れてしまって、完全に表示されないのがあるんですけど、
全部読むのはあきらめないとダメですか・・・?
723名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 23:54:08 ID:KPa21npd
そのSSのタイトルは何てやつ?
724722:2008/05/29(木) 01:24:23 ID:87HS0OSB
>723
『ずっと一緒に…』というタイトルです

別PCで見ても同じ見え方だったので、
こちらの環境のせいじゃないと思うんですが・・・
725名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 01:38:54 ID:55tXXVO8
726722:2008/05/29(木) 01:46:44 ID:87HS0OSB
うわぁ、thx!!!
助かりましたでございますー
727名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 03:37:14 ID:/PNnbr9I
>>715
GJ!
姫に攻められるオサもいいねw
728名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 16:23:29 ID:+xxJIMia
ミギオサ分を....
729名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 17:25:02 ID:oZsexoue
姫オサいいなぁ
730名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 18:07:51 ID:fJhLCLfD
>>715
姫オサGJ!!


姫は金にものを言わせてオサを自分好みにコーデすればいいよ
731『かたほうだけの、宝物』:2008/05/29(木) 21:20:46 ID:DM8lhQBb
こんにちは。桜井綾代です。
梢子さんが私用でいない間、ナミちゃん一人ではかわいそうなので、一緒にお留守番をしているのです。

「…あの、着ました」

「それじゃあ始めましょうか、ナミちゃん」

せっかくなので一緒にお掃除をしましょう、ということで
お洋服が汚れてしまわないようにスモックを持って来ていたのです。
幼稚園児ちゃんがお絵描きの時間などに着る服です。
抱き締めたくなります。

「〜♪」

ナミちゃんの鼻歌と、掃除機の音と、揺れるお尻です。

「こんなものでしょうか」

「お部屋、ピカピカです」

「よくできました。ナミちゃん」

さりげなく頭を撫でることができました。これは、好機というものでしょうか?

「あの、ナミちゃん」

「なんですか?」

言いなさい、言ってしまいなさい、綾代。間髪入れずに遂行しなさい。

「…綾代ちゃん、って呼んでくれませんか?」

次の瞬間、ナミちゃんは微笑んで、それはぱっとお花が咲いたように、

「今日は一緒にいてくれてありがとうございました、綾代ちゃん」

うつくしく、

「私も楽しかったです」

それは、忘れられないお留守番となったのでした。
732名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 21:22:09 ID:DM8lhQBb
なんというか、いろいろとすまなかった。
733名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 21:22:54 ID:F5mD279A
気にするでない
ナミたんは可愛いってことさ
734名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 21:40:25 ID:+JdDtZr1
これはいい綾ナミ
もっとやれ!
いややって下さい・・・切実に
735名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 22:34:16 ID:sbz2pzHv
>>731
そのおるすばんというのは、もしや「はじめての(ry


自分もこれから投下します。
汀自慰で。2レスほど。
7361/2:2008/05/29(木) 22:34:41 ID:sbz2pzHv
 喜屋武汀は一人、思い悩んでいた。
 悩みの種は、汀が咲森寺で出会った一人の少女だった。
 なんてことはない、普通の少女だ。ちょっと剣道が上手いだけの、普通の少女だ。
 ――いや、普通じゃない。
 汀の頭の中にある、彼女についての情報がそれを否定する。彼女は普通じゃない。
 なぜか《剣》に耐性がある。剣道の形は彼女の親戚でもあった、あの剣鬼にそっくりだ。
それを象徴するかのような、無愛想だが一本気な性格。瞳はまっすぐ前を見つめ、これは
と思ったことは必ずやり通す。自分を飾り立てることには無関心だが、時折見せる女の子
らしい面が可愛らしく、そんな自分を認めたくないのかすぐに反発してみせて――
 そんな具合に、彼女のことばかりが思い浮かんでくる。何かを考えようとすると、いつ
も彼女のことを思い出してしまう。
「あたしが、ねぇ」
 汀は、自分がそんな乙女チックな性格だとは思っていなかった。
 卯良島での事件が解決し、もう彼女と会うことはないだろうと思った汀は、他の多くの
鬼切りがそうしているように、事件に関わった者たちとの関係を絶った。必要以上に他人
との関わりを持つことは仕事に支障をきたす。誰から教わるでもなく、自然に学んだこと
だった。
 あのとき負った傷は、とっくに癒えた。その出来事を、懐かしいと言ってしまっても良
いくらいの時間もたった。
 汀は自分の右手を見つめた。その傷も、もちろん癒えている。間接的とはいえ、彼女が
慕っていた剣鬼に引導を渡したときに負った傷も。人を殺しておきながら、その手はそん
な事実はなかったとでもいうように、その証拠は消えている。
 いや――
 手は覚えていた。どんなに忘れようとしても、関わりを絶とうとしても、その手は覚え
ていた。
 彼女の舌が、唇が、汀の傷を舐め、血を啜った、その感触を。
 汀は、忘れることができずにいた。彼女が自分にしたことを。
 彼女のことを覚えている手が、自分の身体の中心へと近づく。
 さらにそのもうちょっと下、彼女のことを考えると疼く場所に手が辿り着く。
 衣服を脱ぐのももどかしく感じる。心に余裕がなく、さっさと脱ぎ捨てた。
「オサ……」
 彼女の名を呼んでみる。返事はない。あるはずがない。
 指で、自分の秘所を弄る。彼女の舌が這い回ったこの指で、自分の秘所を弄る。
「んっ……」
 彼女のことを思いながら、そこを弄る。
 何度も止めようと思った。一度も止められたことはなかった。
 汀のそこは濡れそぼっている。身体はとっくに自分の行為を受け入れていた。
「んっ……んぅっ……んんっ……」
 いくら声を抑えてみても、彼女の舌の感触を覚えている指で自慰をしていると思うと、
興奮を禁じえなかった。
 人より器用に動くその指を、自分の中に入れる。どうすれば気持ちいいのか、指と身体
は覚えてしまっていた。
「あっ……あぅ……うぅ……」
 出血を伴ってしまうほど深いところには、入れたことがなかった。それは怖かった。
 しかし、もし相手が彼女なら、受け入れられそうな気がした。なにせファーストキスを
捧げた相手なのだ。
「オサ、オサぁ……」
 再び、彼女の名を呼ぶ。
 柔軟体操で彼女と肌を触れ合わせたことを思い出す。しなやかで、しかし強靭な身体。
 彼女の脚をまじまじと見たことを思い出す。美しく、それでいて強い力を秘めていた。
 一緒に風呂に入ったことを思い出す。均整のとれたプロポーションは女性としての美と
機能美を兼ね備えていた。
 彼女とのキスを思い出す。その唇は、温かかった。柔らかかった。
 その唇が自分の指を舐めたことを思い出した。その指が、今は自分を興奮させている。
「オサぁ……」
 一つ思い出すたびに、汀の心と身体を燃え上がらせる。彼女にもう一度会いたいという
気持ちが強くなる。
「オサ、オサっ……!」
 手先と口先が器用でも、火照る身体を鎮める方法はこんなことしか思いつかなかったし、
彼女への気持ちを表現する言葉は一つしか思いつかなかった。
7372/2:2008/05/29(木) 22:35:51 ID:sbz2pzHv
「オサ、好きっ……」
 指先に彼女の感触を思い出し、自分の秘所を弄る指を頭の中で彼女のそれに置き換える。
「好き、だよ……!」
 これ以上ないというところまで到達するまで、誰も止めることのない行為は加速する。
「オサ、あっ、あんっ、オサ、オサぁっ」
 今回もまた、その時が近づいていた。
「オサ、オサ、オサぁ……っ!」
 頭の中で彼女と睦みあう姿を思い浮かべながら、彼女は果てた。

「あたしって……」
 またやってしまった。自己嫌悪。
 自分がこんなふうになってしまうなどと、彼女と会ったときは本当に想像できなかった。
 それが、今やこんな――
「何やってんの、あたしは」
 やると決めたら必ずやり遂げる彼女のように、会いたいと思えば会ってしまえばいいの
だ。鬼切りの仕事がどうとか言うことなど気にせずに。
 彼女の勇姿を思い出す。さっきまであんな行為に耽っていた自分が、あの彼女にどんな
面して会いに行けば――
「ん……?」
 あの彼女に――
「あ!」
 思いついてしまった。彼女に会いに行く方法を、思いついてしまった。
 彼女も驚くこと間違いなしの、面白い方法を。
 この方法が成功するとは限らない。党の連中は間違いなく反対するだろうから、そっち
をどうにかしなければならない。今から剣道の技を磨かなければならない。そして、彼女
が全国大会まで勝ち上がってこなければならない。
 だが、自分がそこらの素人に負ける気などしない。
 彼女が負けるはずがない。必ず勝ち上がってくるはずだ。
 ならば、あとは守天党との折り合いだけだ。
 そんなものどうとでもしてやる。
 口八丁手八丁だ。
 思いついたからには、実行せずにはいられなかった。もうじっとしていられない。
「よし、やってみますか」
 彼女に会えたら何と言ってやろうか。今から楽しみになる。
 普通に挨拶するだけじゃつまらない。あたしが勝ったら守天党に来い、なんて言ってみ
るのはどうだろう。いろいろ考えてみる。
 俄然やる気が出てきた。思い立ったが吉日。有言実行。
「……その前に精進潔斎よね」
 成功を祈って身を清めるべく、汀は衣服を整え、風呂へと向かった。




−口八丁手八丁−
738名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 22:37:02 ID:sbz2pzHv
全国大会決勝戦の話も書こうと思ったのですが、
剣道の描写ができなかったので、まずはこんなところを。

読んでくださった方、ありがとうございました。
739名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 22:48:13 ID:Gm0kHEOV
>>731 なんというほのぼの綾ナミ… GJ過ぎるぜ


>>736
ミギオサ分補給させていただきました
740名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 22:49:32 ID:XYD03j0h
うおおおおおおおおおおおおおお!!ミギオナGGJJJJJ
741名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 22:50:27 ID:rOp0EIj4
乙女なミギーかわいいのお
決勝後の話も書いてくれー
742名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 22:53:10 ID:+xxJIMia
ふおおおおおおおおおおぉっぉぉぉぉぉ

神が光臨しなさった〜〜〜
ミギオサの神様がぁ〜〜〜
743名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 22:53:40 ID:+xxJIMia
ミギオナ(笑
744名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 23:08:59 ID:oZsexoue
乙女ミギーかわいいよ
745名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 23:39:51 ID:fJhLCLfD
ミギー可愛いよミギー!


コハオサ好きなんだが、エロまで漕ぎつかない脳がうらめしい
ED後のコハク様は絶対ナチュラルにオサに甘えてそうなんだが…
シャツ一枚で一緒に寝るとこまで想像できる(´・ω・`)ススマナイ
746名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 00:01:43 ID:XYD03j0h
ところでグランドオサの右手はエロ的な夢と希望が沢山つまってると思うんだ
747名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 00:03:43 ID:yEewlnlB
ふと思ったんだが、本スレでは汀微妙とか言われてるけど
このスレとかサイトとか回った限りではミギオサ一番人気っぽいよな
748名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 00:05:33 ID:g55RUpXE
サイトとか知らんとです
前にリンクがあったような気がしたけど気のせいだっただろうか
749名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 00:20:12 ID:rsyPdeK9
誰もコハオサの壁を越えてこない
750名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 00:22:26 ID:oOKHTptF
カヤオサ好きは俺だけでいい
751名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 00:54:32 ID:/SnLJ6i3
>>746
うぃんうぃん回るアレですか??
752名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 00:58:19 ID:qWRRLcW4
ぶるぶる、ぶるぶるです。
753名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 01:09:50 ID:Va+f/PBn
>>750
俺も好きさ
なっちゃんはへたれカッコイイ
754名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 01:21:32 ID:/SnLJ6i3
なっちゃんEND後のなっちゃんとオサは夜くすぐり合いというか
戯れが過ぎてしまいそのままいたしてしまいそう。
755名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 01:22:21 ID:RYyl7m7S
ミギーみぎー!

>>745
オニワカ居なくなった傷心をオサに吐露
慰めて甘えさせるオサ
そしてえちーへ
完璧じゃないか
756名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 01:29:40 ID:VFnDFX6V
>>747
個人サイトは女性が多い気がするからだと・・・
女性にはミギー、コハクが人気あるとおも
757名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 02:13:26 ID:NHBgapzT
オイラ♀だけど
ミギー、コハク苦手だ
(コハクトゥルー終わってないけど)

やすみん派だなぁ
758名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 02:51:29 ID:lAyyxiZW
>>731
素晴らしいです

>>736
素晴らしいです

クリアしても創作含め長く楽しめるね
759フタコイ:2008/05/30(金) 03:18:18 ID:Ccfx6O8S
未完のナミ&保美×オサ投下、いろいろカオスかも、頑張って完結させるつもり…



「梢子ちゃん、梢子ちゃん…」
「先輩、梢子先輩…」
ふたりの熱を孕んだ声と指に、私は溶かされている。
「……ぁ…っや……ぃ…」
ナミ。
保美。
と、言葉にはならない吐息ばかりが私の口から漏れては融ける。
「梢子ちゃん、もっと声を聞かせて下さい」
「先輩、私達の名前を呼んで下さい」
言いながら胸に伸ばした二人の手が道を別れバラバラに動いて、優しく激しく私を追い詰めていく。
「っ…なみ…ぃ、やすみ…ふぁあっ」
「先輩、声を抑えないで下さい、私は先輩の恥ずかしい声が聞きたいんです」
「梢子ちゃん、私も…梢子ちゃんのえっちな声が聞きたいです」
「そん…なこ…とっ言ったって、ひっあ、ああああああ!!」
「まだです、まだまだ出せるでしょ?梢子ちゃん」
抵抗を示す私に怒った色を瞳に宿したナミが楽しそうに乳首を弾く。
綺麗に爪を切り揃えられた白魚の指先から与えられる刺激に痛みは無く、熱を持つにも弱いそれから半端な快感を拾ってしまう。
「な、あっああんっだめぇえっ!!」
「嘘です」
「嘘ですね」
「いやっ!やぁあんっんあっ!」
知らず敏感になって
760フタコイ2:2008/05/30(金) 03:24:23 ID:Ccfx6O8S
今思えば、あの日々に間違いがあったのかもしれない。
でも、楽しいはずの電話で内容に気をつけるなんて、どうして。
少なくともさっきまで私達は普通に語り合っていたのに。
……普通に?


二時間前、私達はナミとの再会に積もる話を幾つも幾つも積もらせる勢いで喜び語り合っていた。
ナミの身辺の変化、オールグリーンになりつつある保美の体調、そして新たに増えた私の友人と家族について。
汀のギャル文字乱舞メール、コハクさんのメール文の上達振り、なっちゃんの包丁事件etc…
電話だと限られた話の幅がどんどん広がっていくうちに夢中になり、私は二人の変化に気付く筈もなく。

「…で、なっちゃんたら…」
「梢子ちゃん」
ナミの柔らかい声に虚をつかれ口を閉じた瞬間、私は二人に押し倒されていた。
「えっえ!?なに!?え?」
「梢子先輩、好きです」
「私も、私も梢子ちゃんが好きです」
「……はあ!!??」
序破急。
どこかで目にした単語が即座に浮かんだけど、きっとこの場で使う単語ではない筈。
落ち着け私、まずは素数を数えるんだ2、4、6、8、10。
パニックを起こし始めた私をよそに思い詰めた表情の保美と、ヤスヒメ様状態に近いナミが蛇口いっぱいか
761名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 03:28:38 ID:Ccfx6O8S
うわ、すみません!
今気がついたんですが、文が途中で切れた状態で投下していました…
出直します、スレ汚し失礼しましたorz
762名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 03:34:24 ID:Y1HuqgTc
うおぉぉぉ…なんという生殺し…
続きに期待
763名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 07:22:01 ID:XWPorahB
ちょっち待て<汀のギャル文字
764名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 09:25:01 ID:Z9DqTaDC
ミギーのギャル文字で思わず吹いたw
続き期待してます。
765名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 23:37:27 ID:BcNWjHaU
しばらく来ないでいたら、いつの間にかこんなにも良作が。
俺も妄想パンパンだが、文章にならない。
昨年の肝試しで綾代が18禁な恥ずかしい罰ゲームにあわされるSSを考えているのだが。
766名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 23:51:35 ID:/SnLJ6i3
ミギーはオサ達の事『そっちは女子高だから仲いいのね〜』みたいな事言ってたって事はミギーの学校は共学なんだろうね。
あれだけ美人でナイスボディなのにファーストキスがまだって事はミギーは学校では意外と高嶺の花ポジションなのか
はたまたあれだけざっくばらんかつ喰えない雰囲気だから逆に男子には恋愛対象に入れてもらえないかなんだろうな。
=ミギーはうぶ

いっぽう青女はお嬢様学校かつ寮もある学校だから結構女子同士の関係がお盛んだったりしてそっち方面に寛容(たぶん)

つまりこれは....

767名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 23:52:44 ID:yEewlnlB
先代副部長にオサを羽交い絞めさせて
オサの目の前で先代部長が綾代のアレをアレしてアレしちゃうプレイとな?!
768名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 23:54:04 ID:qWRRLcW4
>>765
綾代があまりの恐怖に失禁し、オサがその処理をするSS書こうとして
さすがにスカはまずいだろうと思って止めたw
769名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 00:03:42 ID:gsxAY3Ap
>>766
鬼切りの仕事をしやすいように、学校では病弱キャラを演じているミギーとか

ないな
770名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 00:06:31 ID:bSjz04wC
>>766
病弱を装う為に、学校ではストパーあててるミギーとか

ないな

771名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 00:15:28 ID:QBQ6cOm9
>>767
部長「綾代は、その臆病なのを何とかしないとなー」
綾代「はぁ・・・。わたしも、どうにかしないと、とは思っているのですが・・・」
部長「よし、いいこと思いついた。綾代、お前度胸をつけるために公開オナニーしろ」
綾代「えええっ!?」
部長「早くしろ。オサも見てるぞ?」


>>768
同じこと考えるものがいたとはww
772名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 00:23:19 ID:OwrJsLkw
>>768
私は、一向に構わん。むしろ脱糞する勢いで
773名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 00:39:49 ID:vS4u5WsX
さすがにスカ陵辱系はあんまりなのでせめて飲んじゃって吐いちゃって犯っちゃって
くらいのマイルドなのがいいです。
774名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 00:42:18 ID:9S3UX2Bq
>>768
失禁ぐらいなら別にいいじゃん
スカトロは勘弁して欲しいけどww
775名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 01:08:27 ID:vS4u5WsX
>>766
ミギーの同級生....
我那覇さん島袋くん具志堅ちゃん玉寄さん知念くん渡嘉敷ちゃん...
776「姫様がみていた」:2008/05/31(土) 01:27:30 ID:GSTh46rQ
※チラシの裏及び注意点:小ネタです。
真田氏のアフターストーリーのネタバレ有。

雛が餌をついばむような、
そんな漣のような刺激が、却ってもどかしくて。
「んっ…ぁ…っ」
「先…輩っ…はむ…んっ…」
今日もまた、治療の一環として力を与えているのだけれど、
最近は特に手段が目的になってきつつある気がする。
…止めることができないのは惚れた弱みか
それとも言いだしっぺの弱みかは些細な問題だけれど、
気にせず楽しむ位の余裕が出来つつある事に気付いて
却って不安を覚えているのは私だけかしら。

そんな自問自答をしているうちに、
汗以外の液体で内腿が濡れつつあるのを感じていると、
保美がおもむろに言葉を紡いだ。
「外出許可頂いて来ますんで先に戻っていて下さい。
…生殺しにされているようで嫌、です…。」
それは私も同じよと言って抱きしめ、抱きしめられて
名残惜しみながら解く私達だった。

せっかくだから、お姫様抱っこでとねだる保美の無茶を
交換条件を出してやんわりと押し留め、
寮生用の書類を取りに行かせ、一人着替えに戻るのだった。

所変わって、更衣室。
「(……お二人とも、可愛らしかったです♪)」
いつもよりも心なしか笑顔が輝いている綾代を見たという子が
他の部活の子を含め少なからずいたり、
終了の挨拶を副部長として行い、二人の様子を見に来た綾代が、
堪能したかのような素敵な微笑みを携えて立ち去り、
お手洗いに向かったのを発見したという噂もあったりするらしいが定かではない。
777名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 01:50:54 ID:ozXd/vQq
>>776
ちょww
綾代wwwww
続きがあれば希望する!
778名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 05:54:38 ID:+wwl1Gnp
>>766
ミギーをシステム音声にPS2をバレンタインデーに設定するんだ
779名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 06:12:52 ID:CzKCu+0J
そうすると、どうなりますか?
780名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 07:48:07 ID:uAldGyVJ
ミギーはファーストキスまだでもその先は済ませてしまってる気がする。あのボデーからして。
781名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 11:56:11 ID:uTL3/RwL
本スレは流れが早いしテキスト形式使えないならということでこっちに。
エロくないので最初に謝っときますごめんちゃいなさい
782一期一会の夏の夜:2008/05/31(土) 11:58:57 ID:uTL3/RwL
旅行で皆の団欒のひとときは、トランプがいいと人の言う―

私たちの合宿は新たな出会いの数々で、ナイスバディな南国美人に海から流れ着いた乙姫様と
不思議な出会いも沢山あったのだけど…

そんな不思議な人達とこうしてトランプを勤しんでいる私たちもなにやら不思議な面々なのかも…

そして、白熱したトランプも飽きの出てきた夜遅く―
「それじゃ私、ナミを布団で寝かせてくるから―…
あー、やっぱり私も上がることにするわ。もう結構な時間だし。」
負け越しのオサ先輩は、眠ってしまった乙姫ことナミーともう休んでしまうと言い出した。
「あなたたちもそこそこで切り上げなさいよ。
特に保美は病み上がりなんだから早めに休みなさい」
「あ…はい」
オサ先輩がざわっちを心配するのもいつものことで―
「ざわっちもオサ先輩とナミーの部屋に寝かせてもらえば?」
「…ちょっと、百ちゃん!」
私がざわっちにオサ先輩とのラブラブを促すのもいつものこと。
「それじゃ、私もお先に失礼しますね。」
姫先輩も続いておいとまするようだけど…
「………」
ミギーさんだけは、まだ夜更かしをするようで。
「ミギーさんはどうします?もうお開きしちゃいますか?」
「いや…あたしは……そうね、百ちーがよければ、ちょっと百ちーとお話したいかな?」
「お?ミギーさん、ナンパですか?」
「そーいうわけでも…あるかもね。」
私も旅行先の人と話すのは好きだし、ミギーさんのことにも興味があるので―

しばらく他愛のない話をしていたけれど、自然と好きな人の話になるのも旅行の性なのだろうか。
「ねぇ、百ちーはやすみんと同室なのよね?
何か進展あったりしたぁ〜?」
冗談めいた顔でニカニカ笑うのは、彼女の特徴なのかもしれない。
私も結構話や雰囲気が合う人だと思ってはいる。
「いやいや進展だなんてそんな〜…
それにざわっちがラブなのは、オサ先輩のほうですし―」
「…ふーん」
思いの外、冷めた反応。時々何を考えているのかわからない所も、私と気が合う所以か。
「百ちーは、やすみんの事をどう思ってるの?」
…どうしてこんな話の流れになっているのかわからないけれど…
「どうってそんな…そりゃあざわっちは才色兼備な良妻賢母ですし
私も大好きですけれど―
ざわっちはオサ先輩の事が大好きですから、私はさしずめ、恋のキューピッドな役割でしょうか」
そう、ざわっちにとってオサ先輩は特別なのだ。
783一期一会の夏の夜:2008/05/31(土) 12:01:20 ID:uTL3/RwL
だからこれは、私自身の出る幕ではない。
「………」
急に、無表情になるミギーさん。
…私はなにかおかしな事を言っただろうか?

「嘘、ね。」
「…は?」
「少なくとも、恋のキューピッドってあたりは」
なぜかギクリと、弱点を突かれたように固まる私。
「な、なにをおっしゃるミギーさん!私はあくまでざわっちの事をですね―」
「………」
まただんまりだ。…正直、やはり彼女の事はよくわからない。
「ねぇ、百ちー」
「……なんですか」
「百ちー、あんたは他人どころか自分を偽ったままで…ホントにいいわけ?」
彼女の真剣な眼を見たのは、初めてかもしれない。
「そう仰られましても〜、口八丁手八丁がお得意なミギーさんには…」
「ま、それがあたしの専売特許だし?」
へらへらと笑う今の彼女は、やはりいつものミギーさん…
「でもね」
…と、彼女は急に先程の真剣な表情に変わって
「あたしは嘘をつくのは得意だけど…、自分自身に嘘をつくのは大嫌いよ」
そう言った彼女の眼は、先程よりも固く鋭く、まるで蛙を睨む蛇のように冷たくて。
「端から見ててもまるわかり。…百ちー、あんたやすみんのことが好きなんでしょ?
でも、やすみんはオサのことが気になってる。…百ちーはそれを応援してあげたいって、自分に嘘をつき続けて…
自分自身が苦しんでるのにすら、気付かないでいる。」
これには、流石の私も驚きを隠せなかった。
確かにポーカーなどでは、自分に良い手が来ると顔に出ると、注意されたりしたけれど…
出会って数日も経たないミギーさんにすら、こうも見抜かれているなんて。

そして私は、どうしようもないやるせなさにまとわりつかれて
…それはミギーさんに対する、怒りへと変貌してしまった。
784一期一会の夏の夜:2008/05/31(土) 12:02:59 ID:uTL3/RwL
「そっ…そんな、わかったようなこと言わないでください!
たかだか数日の付き合いなミギーさんに私の何が―」
「ええ、わからないわ。」
冷たい声。気付かないうちにミギーさんに酷いことを言ってしまった気がして
私はまた肩をすくめてしまった。
「わからないから勝手に言わせてもらうけど―」
私の罵倒など気にしていないかのように、彼女は続ける。
「百ちーのしてることって…あたしから見たら、自分で自分を苦しめてるようにしか見えないのよ。
嵐の海の中、自分自身が溺れてしまいそうなのに、愛する人を先に助けて沈んでいく―」
「そんな事をされて、残された人はどう思うのかしらね?」
耳が痛い。
「素晴らしい自己犠牲の精神?そんなもの、勝手に死なれて迷惑なだけ。」
自分に嘘をつき続けることが愚かしいと―
「あんたが本当にやすみんの事を想うなら…
自分自身に素直になったほうがいいんじゃないの?」
出会って数日も経たないミギーさんに、ここまで見破られているのだ。
ずっと一緒に暮らしてきたざわっちが、私の気持ちに―
私の行為の意味に気付かないはずがないと彼女は言う。
「面と向かって、ホントの気持ち伝えてみたら?きっと、やすみんだって…待ってるわよ」
何故だか涙が溢れてきた。…私の気持ちに、私の想いに…
ミギーさんに、気付いてもらえたから、だろうか
「けど、ざわっちはオサ先輩のことが…っ……それに、オサ先輩だって…」
「…いつもの百ちーらしくないわね。」
「…私だって、本当はセンチメンタルな女の子なんですよぅ…」
どうしよう、らしくない。こんなにも悲しいような、嬉しいような気持ちが混ざり合って
悲しいのか、嬉しいのか、よくわからない涙が溢れ、流れてくる。
「…しょうがないわね。」
うつむいていた私を、急にあったかい感触が包んだ。
…ミギーさんに抱き締められているのに気付いたのは、少し経ってからだった。
「百ちー、…よく頑張ったね。…ホントは誰かに気付いてほしかったんだね。」
さっきまで冷たい、蛇のような印象のあったミギーさんだったけど。
優しく抱き締めてくれる今の彼女からは、まるでお母さんに抱き締められてるような…
胸の奥からあったかいものが溢れてくるような気分がした。
「…みっ……ミギーっ…さん…」
暖かいさざなみに揺られて、私の涙腺ダムはついに決壊した。
「…ふっ…ぐす、……ミギーさぁん……」
785一期一会の夏の夜:2008/05/31(土) 12:03:56 ID:uTL3/RwL
…私が泣き止むまで、彼女はずっと抱き締めていてくれた。



「―ああ、私ったらみっともない醜態を…」
「ふふ、結構可愛かったわよ。百ちーの泣き顔」
「かっ、からかわないでくださいよぅ!」
これもまた、彼女なりの励まし方なんだろう。
彼女の皮肉ですら有り難かった。
「…それじゃ、もう夜も遅いのでおいとましますね。
おやすみなさい、ミギーさん」
部屋から出て行こうと立ち上がると
「うん、…頑張れ、恋する乙女」
オサ先輩は、ミギーさんが苦手だって言ってたけど―
「…いい人…かも」

あれ?なんだか私、ミギーさんのこと意識しちゃってるような―



―一期一会の夏の夜
786名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 12:09:51 ID:uTL3/RwL
いじょ。
ナミが目覚めた夜の話とゆーことで

エロくないですすまん。
787名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 12:15:06 ID:9zEVbQF4
おーけーもうあやまんなGoodjobだ
788名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 20:24:58 ID:aVDQc1Rk
モモヤスと見せかけてミギモモとは…GJ!
ミギーの素直に言わないでからかったりするところがすごい好きです
しかし今日の本スレミギー論争すごかったなぁ…まったく、皆ミギー大好きですね!
789名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 20:57:53 ID:o5CuB8Fk
>>788
ミギー全然嫌われてないどころか大人気じゃんねw
790事件は青い城で踊る:2008/05/31(土) 23:02:09 ID:yxCxj9rW
不完全なエロ無し小ネタ投下



「暑い…」
夏が過ぎて、秋が来たとは言え流石にこの格好は無いと思う。
仮縫いの白いドレスがバーン!と私の体で存在を主張しているのに思わずうんざりしてしまうのは、暑さのせいだけだろうか。
せめて半袖にならなかったのかと、今更ながらそんな事をごちる。肩から胸元は大胆に開けているのに、他の布地は手首までしっかりと覆われているのはおかしくないかしら?
「やっぱり小山内さんは体のラインが綺麗ねー…」
そんな私の気をよそに衣装担当の子はほぅ、溜め息を吐き、私はハァーッと長く吐いた。ちらりと黒板に目を向ければ「シンデレラ」とデカデカとした文字が否応なく私に現実を突き付けてくれる。
目を逸らせば楽しそうに傍から私を見守る綾代の姿。
「梢子さん、良く似合ってますわ」
今の私からは悪魔の微笑みにしか見えない美しい笑顔。
思わず頭を抱えた私は事の発端に意識を沈めた。
791事件は青い城で踊る2:2008/05/31(土) 23:08:33 ID:yxCxj9rW
文化祭まで後――日。
出し物決めの日にクラスというクラスが大いに踊り、その熱は当然私達のクラスからも発せられていた。
メイド喫茶。
執事喫茶。
コスプレ喫茶。
その他なんとか喫茶が挙げられたが、あまりにも俗すぎると嘆いた先生に却下され、ならばベッタベタのベタでどうだ!。
と、そうやって出されたのが演劇・シンデレラ、これには先生も二つ返事でOK、だがとある問題があった。
王子と姫、この二大頭角の役をどうするか…である。
まず王子役に私が挙げられ、姫役に綾代が挙げられたのだが…その綾代によって爆弾が投下されてしまった。
「それではあまりにもベタ過ぎるので、梢子さんがお姫様というのはどうでしょう?」
盛大に椅子からこける私。

そしてわき上がるクラスメイト達。
「ちょっと!なによそれ!!」
「ふふっ真っ赤になった梢子さんを見るのは久しぶりですね」
「あ、あやしろーっ!」
悪魔がいる、優しく微笑む悪魔が。

「じゃあ、王子役は綾代ちゃんに大!決!定!」
二の句が継げない私をよそに、ワーッと話は先へ進んでいく。
って、私が姫でいいのみんな!?
792事件は青い城で踊る:2008/05/31(土) 23:13:44 ID:yxCxj9rW
「やっぱり部長と副部長のオシドリカップルっていいわね!!」
「このどことなく下克上チックな配役が更ににいいわぁ…」
「小山内さんが虐げられるお姫様…おおっと鼻血鼻j」
「綾代さんが王子様かー旧家の御曹司ぽくアレンジとか…うはww夢が広がりんぐwww」
…。
……。
…………ここ、お嬢様学校……よね。
救いを求めるように先生に目を向けると、宝塚っぽくていいわねぇ…と大変にこやかだった。
ブルータス、お前もかあっー!!

「梢子さん、頑張りましょう」
ぽん、と綾代が手を肩に置いてとてもとても綺麗に微笑む。
悪魔、いや、物語に出るような意地悪な魔女がそこにいた。
私に残された道は…がっくりと肩を落として詳細が決められていくのを眺めることだけだった。



その後、いつの間にかドレス姿を携帯で撮っていた綾代が画像を保美、百子、汀、なっちゃん、コハクさん、ナミに送って大変な事になるのは別のお話。
…という事にしておいてちょうだい。



終劇。
793名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 23:16:29 ID:yxCxj9rW
今回はぶつ切りにならなくてほっとした…!
以上、携帯厨がスレ汚し失礼しました。
794名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 23:20:44 ID:7aCL3xbc
GJ!
なんかほのぼのしてよかった!
795名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 23:21:16 ID:ZiNnWTwL
>>793
GJ! こういう感じのほのぼのした後日談いいなあ
皆にいじられるオサがたまらんw
796名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 23:23:04 ID:Cxj941F4
乙w 何かネラーくさいクラスメイトがいるぞwww
797名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 23:36:43 ID:aVDQc1Rk
GJ! 綾オサいいよー!
798名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 00:01:01 ID:KNAva/cX
オサヤス投下。絶対ありえない頭文字Sなオサが書いてみたかった。
799やすみん汁1:2008/06/01(日) 00:01:31 ID:KNAva/cX
 保美は高鳴る胸を抑え、目の前の食材に集中しようとする。豚肉、鶏肉、牛肉――肉肉肉。馴染みの
ないスーパーのBGMが延々と頭の中で繰り返され、肉の塊にいよいよふらつきそうになりながら思い出すのはルームメイトの少女の姿。帰り際かけられた言葉。
 『ざわっち!またとないチャンスだよ!オサ先輩と――』
 梢子先輩と――
 「私と、なに?」
 「ふゃあ!」
 後ろから掛けられた声に慌てふためく。振り向くとカートを押している梢子先輩の――保美の想い人
の姿があった。
 「ど、どうしたの」
 「えっと、その……梢子先輩とのお買い物、久しぶりだなぁって」
 「そういえばそうね」
 数ヶ月前の合宿の頃を思い出すわと微笑む梢子先輩。そう、あの時色々あったけど保美たちは日常
へと戻り、今は平凡な女子高生として日々を営んでいる。しかし保美の心は生死がかかったあの時以
上に緊張で硬くなっている。
 梢子先輩の家へ、お泊り。
 これから先のことを思うと、保美の心臓は張り裂けそうになっていた。
800やすみん汁2:2008/06/01(日) 00:01:54 ID:KNAva/cX
 事の発端は部活中の何気ない会話であった。ふとした拍子に梢子先輩が祖父は旅行、両親は揃っ
て出張ということで明日一日、一人で留守番なのだと教えてくれたのだ。そっか、梢子先輩寂しいだろ
うな、と思いながら素振りに熱中していると。
 「ざわっち、なに甘っちょろく竹刀なんか振ってんの!そんな場合じゃないでしょうが!!」
 なぜか百ちゃんに怒られた。
 「え、えっと、わたし何かしたっけ?」
 「何もしてないのが問題だ!オサ先輩、明日は一人なんだよ?誰もいないんだよ?このチャンスを
逃してなんになる」
 拳を振り上げる百ちゃん。チャンス?チャンスって、まさか。
 「ざわっち!またとないチャンスだよ!オサ先輩と一夜を共……むが!」
 「ちょっ、百ちゃん!」
 その先を言おうとする百ちゃんの口を慌てて手のひらで止める。保美にもようやく百ちゃんの言いた
いことが理解出来た。頭の熱が上がるのがわかる。梢子先輩と、お泊り?一緒にご飯食べて、お風
呂に入って、夜にはナイトスタンドに互いを照らし、向かい合って――――ふつつかものですけどよろ
しくお願いしますと。
 「あー、ざわっち。浸ってるとこ悪いけど、ざわっちもオサ先輩の家にお泊りしたいということだよね?」
 「えっ、えっ」思考が遥か彼方へと飛んでいた保美は返事をすることが出来なかったが、そこは保美の
おはようからお休みまでを見守る百ちゃん。保美の思いなどお見通しで。
 「じゃあ、今からオサ先輩に掛け合ってくるわ」
 「えっ、えっ、百ちゃん?」
 保美が止める間もなく、いやそもそも止めるつもりなどさらさらないのだが、百ちゃんは梢子先輩の
元へ行き話を進めてゆく。
 「保美が私の家に?」話を聞いた梢子先輩は保美の方へと視線を移す。俯く保美。突然でびっくりす
るだろうな。いやだな、変な子って思われたらどうしよう。
 「別に構わないけど」
 ぶきっちょながらも予想外の、しかし保美が密かに期待していた言葉に顔を上げる。梢子先輩は仏頂
面だった。しかし心なしかその頬にはほんのり赤みが差しているような気がした。
801やすみん汁3:2008/06/01(日) 00:02:39 ID:3o7DdMRA
 ――そして今に至る。今日の夕飯と明日の朝の献立のための買い物。梢子先輩が何時も寄るという
彼女の近所のスーパーで肉と睨めっこする保美の過去へと飛んでいた意識は。
 「保美?」
 「は、はい!梢子先輩は牛肉がいいですか?それとも豚肉派ですか?」梢子先輩の声でようやく引き
戻らされる。
 「そうね、どちらかと言うと豚肉かしら」
 「了解です」
 不自然に見えないようににっこりと微笑みながら豚肉のパックを梢子先輩が押しているカートに入れ
る。今晩は定番の肉じゃがだった。
 二人の買い物は続く。保美はちらしを片手に必要なものを手早く、それでいながらしっかり値引き品を
手に取る。梢子先輩はカート押し係り兼、保美の補佐。保美が梢子先輩の口に合うのだろうかと判断
に迷っている時に「これ結構好きなのよね」と手助けしてくれたり。「ねえ、保美。これとかは――」たま
に必要外のものを買おうとするので保美がやんわりと諌めたりもするが。
 そんな二人の姿は周りにどう映るのだろう。仲のいい先輩後輩?友達?こ、恋人?いやいや――
 し、新婚さんって思われたりして……
 「保美」
 「えっと、今日は先にご飯にしましょうか?それともお風呂?それとも……」
 「?レジ、順番来たわよ」
 「……はい」
 首をぶんぶん振って邪念を追い出す。何だか今日は色々駄目になりそうな予感がした。
802やすみん汁4:2008/06/01(日) 00:03:19 ID:3o7DdMRA
 「ただいま」
 「お邪魔します……」
 玄関のドアが開かれると中には不在中の家ならではの静けさが漂ってきた。
 「誰もいないからくつろいでね」
 「はい」
 あっ――靴を脱ぐために梢子先輩の手が保美の手から離れる。
 帰宅の道中、二人はどちらが先かはわからないけれど手を繋いで歩いてきたのだ。幸せな一時だっ
た。片手には買い物袋。片手には梢子先輩の手。夕陽に伸びた二人の影が重なって――本当の家
族になったような暖かい瞬間だったのに。
 梢子先輩の手を掴もうとしてぐっと堪える。名残り惜しいけどしょうがない。まだ今日は長いのだから。
 買い物袋を台所に置き、早速食事の支度に取り掛かる。その前に着替えようかと思ったが保美は
寝巻きしか持ってこず、梢子先輩もそんな保美に合わせてか制服姿のままだった。
 「やっぱりあの時を思い出すわね」
 じゃがいもの皮を剥きながら梢子先輩がしみじみと呟く。一緒に買い物、そして二人っきりで料理。
場所も異なり着てる服ももう夏服ではなくとも一年前の卯奈咲での場景を繰り返しているようで――
あの時の保美は身体がとても弱く、多くの人に迷惑を掛けてしまった。そんな自分を受け入れてくれ
たのが梢子先輩で――先輩は保美のためにその血を与えてくれた。
 保美の唇を濡らした熱くも甘い血の味が甦る。呑まずに大分日が経つというのに未だに鮮明に思い出す。
 もしかして――とくんと胸が鳴る。
 これもまた繰り返されるのだろうか。
 そうだ、先輩も落ち着いた場所なら大丈夫だって。その証拠にほら。真っ赤な血がつつっとまな板に
落とされて――
 「や、保美!大丈夫?」
 「えっ?えっ?」
 はっとする。梢子先輩が保美の手を掴んだのだ。
 「指!指切ってるわよ」
 えっ?混乱する頭で保美は自分の手を見る。左手の人差し指を染める赤い血。牛肉を刻んでいるは
ずの右手が指を切ったのだ。料理のベテランである保美にあるまじき事態。考え事をしていたせいだ。
しかもよりによって梢子先輩の血をまた呑みたいなんて。
 「あう……」穴があったら入りたい。梢子先輩の顔をまともに見れそうも無い。じくじくと痛む指の
怪我をようやく認識する。
 「まったく、救急箱取りに行くからちょっと待って」
 梢子先輩が背を向ける。繋がった手を離すのはこれで二度目。保美を治療するために梢子先輩は離
れるのだ、と頭ではわかっているものの指の痛みと流れる血と、そして心細さが相まって保美は知ず
右手で梢子先輩の袖を握った。
 「保美?」
 「……」
 「ほら、離して」
 優しく話しかけられるものの一度掴んだ梢子先輩を手放すのが嫌で保美は駄々っ子のように首を振
り続ける。ああ、子供みたいで恥ずかしいな。それでも保美は梢子先輩を離さんがために自分でも驚
く言葉を放った。
 「治療なら、舐めれば治るというじゃないですか」
 ただ梢子先輩はこの場に止めようとするために出た言葉。それがあんなことを起こすことになるなん
て――保美は思いもよらなかった。
803やすみん汁5:2008/06/01(日) 00:03:52 ID:3o7DdMRA
 まったく、参ったわね……梢子は気が遠くなる思いで己の袖を掴む保美を見下ろした。今日の保美は
どこか心あらずで、梢子はそれが保美が自分の家に来て緊張しているせいだと判断した。指を切った
一因もそれであろう。だから梢子は保美が怪我をしたのに責任を感じ、一刻も早く治療をするために救
急箱を探さなくてはならないというのに当の保美がそれを阻んでいる。
 きっと慣れない他人の家での怪我に不安になったのだろう。梢子はそう思い、最大限穏やかに声をかける。
 「ほら、離して」
 なのに保美は返事もせず首を左右に振るばかり。どうしたのだろう。何時もと違う様子に梢子は戸惑
いは重なるばかりである。しかも保美の口から出た言葉に当惑は膨らみ、梢子は硬直してしまった。
 「治療なら、舐めれば治るというじゃないですか」
 えっ、今なんと?狼狽を隠せず保美を見るも保美は瞳を潤ませ首を傾げながら梢子を見上げるばか
り。そ、その表情は止めてほしい。梢子の弱点の一つであった。
 ああ、もうどうしたというのだ。こうしているだけでも保美の指からとめどめなく血が溢れ、零れ落ちる
というのに。なんと勿体な――いやいや、とてもじゃないけれどもう見ていられない。この場で留まりな
がら保美の血を止める一番の方法は――保美も言ったではないか。舐めれば治ると。
 だからこれは純粋な治療行為であって、決してやましいものではなく、大体保美にも過去に血を与え
たのもそういう意図ではなかったのだから。そうだそうなのだ。そうに違いない。梢子は無理やり自分も
納得させ保美の左手を取り、血の流れる指を自身の唇へと引き寄せ――
 その指を舐め取る。
 びくり、と保美の指が震えた。構わず舌に血を絡ませる。熱く、錆びた鉄のようでありながら、他のな
にと例えようも無い独特の味。粘りが喉を通り過ぎる。これが保美の味なのか。どこか甘い、癖にもなり
そうな。健康になった後も保美が自分の血を吸おうとした理由をわかるような気になった。
804やすみん汁6:2008/06/01(日) 00:04:23 ID:3o7DdMRA
 「……ん」
 保美の密かな声と、以前は呑ませる側だったのに今は逆転している立場が余計に梢子を興奮させた
のだろうか。保美の血を吸うごとに梢子は自身の視界が霞んでくるのを感じた。血を呑んでいると言う
のに貧血にでもなったのだろうか。いや、これは貧血なんかではない。身体がこんなにも熱く、疼いて、
細胞の一つ一つが組み換えられたかのように全身がふつふつと沸き立つのだから。
 それにしても何故だろう。目の前の光景が膜を張ったかのようにぼんやりとしているのに、制服で隠さ
れていない保美の肌の白さばかりはやけに目に付く。袖から伸びた腕の白さが、スカートで覆われてい
ない太腿の眩さが、繊細で儚げな首筋が。
 「しょ、梢子先輩?その……もう大丈夫ですから」心なしかその声質が怯えているような気がする。
 保美が言ったように保美の指から流れた血はとうに止まり、梢子の舌でねぶられた指はふやけてしま
っている。そう、この指からは何も吸えない。この指からは――
 ならば他のところはどうであろう。例えば、そう。その下になみなみとした血が流れているであろう首
筋には。
 「あっ……ん!」保美が声を張る。思うが侭に梢子が保美の首筋にかぷりと歯をたてたからだ。その
首筋の産毛は逆立ち、その身体は強張っている。吸うのに邪魔なので保美の制服のネクタイをゆるま
せ、ブラウスのボタンを一つ外す。
 「やっ……梢子先輩、突然どうし……んっ」
 ちゅっと母乳を吸うかのように力強く吸い付ける。くすぐったいのか保美が身を捩る。身に覚えがある
から保美の反応の意味がわかってしまう。
 突然どうして?どうしてなのだろう。梢子自身も理由がわからない。ただ保美の血を吸った途端に眠
った何かを呼び覚まされたかのように保美を求めるようになった。これが自分の本能なのか。それとも
保美の血には別の何かを呼ぶ力があるのだろうか。どちらにせよ原因は保美の血に、そしてそれを舐
めろと言った保美にあるのだから。
 「ほら、先輩。まだ夕飯の支度中すから、ね?」
 保美が必死に宥めるも、梢子の心には届かない。また立場の逆転だ。今度は梢子が駄々っ子と化し
ている。
 「今は保美が食べたいわ」
 普段なら何があっても梢子の唇からは絶対出ないだろう言葉。まるで人が変わったかのように食欲以
上の欲情が梢子を突き動かしている。
 保美は顔を紅潮させながら、観念したかのように目を伏せた。
805やすみん汁7:2008/06/01(日) 00:04:56 ID:3o7DdMRA
 保美の両手を取り、床に組み伏す。硬い床に沈まれ息を飲む保美。梢子は露になった保美の首を再
びちろちろと舐める。たとえ理性を失くそうとも梢子は保美を傷つけることを是とせず、代わりに薄い皮
膚に触れることで保美の甘美な血の熱を感じ取ろうとする。
 「はぁ…ん……」
 再びきつく吸う。梢子の唇から漏れ出る唾液が保美の首筋を浸す。唇を離すと保美の首には紅い痣
が残され、唾液によって照らされていた。紅。血が滲み出た証に梢子の心はざわめく。
 「だ、駄目……先輩」そういうものの保美の身体からは明らかに抵抗の気配がない。たとえあったとし
ても止める自信が梢子にはなかった。止める位ならそもそも始めない。それにまだ足りない。もう血を
吸えない分、保美の肌に触れない以上は満たされない。もっともっと――欲望の赴くままに保美の隠さ
れた肌を曝そうと保美の制服のネクタイに手をかける。震える保美。普段着慣れてる分、解かすのも難
がなく、するりとネクタイが保美の首から離れる。まるで束縛から解放したような瞬間。続けてスカート
のボタンを外す。こういう時、青城の制服は脱がしやすいと改めて実感する。スカートを抜き取ると保美
の眩い太腿が現れた。そこに口づけを落とし、今度はブラウスのボタンへと。その次はキャミソール、そ
してブラジャーと、梢子は徐々に保美の肌を露にしてゆく。その間辺りを響かせたのは衣ずれだけだった。
806やすみん汁8:2008/06/01(日) 00:05:34 ID:3o7DdMRA
 ついにショーツ以外の保美の全てが梢子の目の前で広げられる。その白い肌は羞恥に染まっていた。
 「いや、梢子先輩……」弱々しい言葉を吐く保美。
 「何が嫌なの、そんなこと言ってるくせにここはこうなってるじゃない」そう言いながら梢子は保美の乳
房の中央にある硬くなった先端を捻る。
 「ああっ……!」身もだえる保美。その拍子にぶるりと胸が揺れ、梢子の劣情を刺激する。それに招
かれるかのように保美の乳房を口に含む。ふわりとした感触。片方の乳房は左手で覆って円を描き、
口に入れた乳房の頂を甘噛みする。その度に保美の身体が大きく震え、甘い啜り声が漏れた。
 胸を愛撫しながら梢子の右手がショーツへと向かう。
 「しょ、梢子先輩。ま、待って」保美が哀願するも、抵抗のないその様子から、それが本心でないのは
誰が見てもわかること。だから梢子はショーツの手を差し入れ、保美の中心に直に触れる。
 「んっ……」
 ――熱い。そこはどの部位よりも熱かった。わずかに湿ったそこをとんとんと指で叩くと、すぐに中か
ら液が溢れ梢子の指を濡らす。
 「少し触っただけなのにもうこんなになるなんてね」
 「……」
 恥じらいによる沈黙に異を介さず梢子は濡れた指を舐めとった。
 「えっ」驚きで声を上げる保美。
 「んっ……血ほどじゃないけど、やっぱり甘いわ」
 指を再び保美の内に入れ、液を浸す。そしてすぐに引き抜き指を保美の前に差し出した。
 「あなたも舐めなさい」
 「あ……」
 硬直したまま梢子の指先を保美は見つめる。しかし梢子がさあ、と唇に指を寄せると、瞼を閉じ、唇を
わずかに開かせてそれを受け入れた。
 保美の梢子の指を口に含むと、その舌で梢子の指を舐め始める。ぴちゃぴちゃと子猫がミルクを舐め
るよりも頼りない音。最初は人差し指の先だけを舐めていたが、何時しか指の間へと伸び、その隣の指
に移り、やがて右手全体をしっかりと舐めとるようになる。保美の唾液が梢子の身体にも熱を与え、梢
子の下着を湿らせる。
 「保美、もういいわ」
 「ん―――」
 名残り惜しく保美は梢子の指を離す。とろんとした眼差しで梢子を見つめる保美。
 保美が本格的に堕ちた瞬間だった。
807やすみん汁9:2008/06/01(日) 00:06:08 ID:3o7DdMRA
 保美の両膝に残っていたショーツを抜き取り、保美に低い声で囁く。
 「保美、足を開いて良く見せて」
 「はい……」
 保美はゆっくりと、それでも梢子の指示通りに動く。保美のどこよりも大事なそこが梢子の目の前に
広がる。淡い紅色の秘裂が梢子を誘うがごとくひくついていた。
 「綺麗よ、保美」
 保美の足の間に顔をうずめ、唇で距離を零にする。湧き出る蜜のように甘い保美の液を一滴も残さな
いためにしっかりと啜る。
 「梢子、先輩……はぁっ…やっ……」
 呑んでも呑んでも溢れ出る液。蓋を閉めるかのように梢子は舌を差し込み、更なる密着を重ねるも、
隙間から液が零れ落ちる。舌の差し入れを繰り返す。今までのどの瞬間よりも大きく淫らな水音が梢子
の耳に溶け込む。
 「……あ、んんっ……ぁっ!………」
 快感で身を捩じらすのは保美だけでなく、梢子も自身の内股の湿りが広がるのを感じる。液の甘さに
溺れてるのか、それともこの行為自体に興奮しているのか。梢子自身もわからない。理解しようという
気も起きず、ただこの瞬間に夢中になる。
 「ふぁっ……あぁぁ……しょ、梢子、せんぱい」
 途切れ途切れの声と大きく震える身体に保美の限界を感じる。梢子は一旦泉から唇を離し、保美に
告げた。
 「いいわよ、イキなさい、保美」
 そして梢子は濡れそぼった保美のどこよりも敏感な花芯を指の腹で強く押す潰す。
 「ああっ…!!ああああ―――!!!」
 すると保美の身体は大きく跳ね、それからゆっくりと崩れ落ちた。
808やすみん汁(ラスト):2008/06/01(日) 00:06:47 ID:3o7DdMRA
 ど、どうしてこんなことに。息も絶え絶えに、横たえながら保美は事の原因を思い出そうとして――
諦める。
 「や、保美。大丈夫?」
 なにせ保美にあんなことやこんなことをした本人が一番狼狽しているのだから、きっと誰にもわからな
いことなのだろう。
 「ううっ……梢子先輩、突然ひどいです」
 最初はベッドでロマンチックに、という保美の夢も見事に儚く去っていった。とはいえ保美自身も途中
で満更でもなくなったので梢子ばかりを責めることは出来ないのだが。
 「ご、ごめん。私、どうにかしてた」
 真面目な梢子先輩は完全に自分だけに非があると思い、頭を垂れる。少し可哀相な気もしたが、せっ
かくの機会なので保美はこの状況を最大限に活用することにした。
 「責任……取ってくれますか?」
 「もちろん」
 即答。
 「なんでもしてくれますか?」
 「ええ、私で出来るのならば」
 「じゃあ、まずは……」
 梢子先輩の身体に身を寄せ、保美は唇を突き出す。
 「キス、してください……」先ほどの行為の中でついぞ無かったこと。一番大切な愛し合っている者同
士の儀式。
 梢子先輩は赤面し――あそこまでしてどうして?と首を傾げる思いながらも――頷く。そして保美の
肩に手を置き、顔を近づかせ――
 互いの唇を触れ合わせる。時間にして数秒。されど保美の心拍数を再び高めるには充分だった。
 「こ、これでいい?」
 「はい……」
 向き合い真っ赤になる二人。甘い一時もほんの一瞬。誰からかグーっとしたやや間抜けとも言える音
が響いて――そう、腹が減っては何とやらだ。
 「保美、とりあえずお風呂に入って。夕飯は私が準備しとくから」
 「えっと、はい、じゃあお言葉に甘えて」
 最初はわたしが梢子先輩にご飯を作ってあげるつもりだったのにな、でもこれはこれで、と嬉しい気
持ちで保美は周囲に散乱した服を掻き集める。
 梢子先輩の案内で――その間、裸で恥ずかしかったけど――お風呂場に入る直前、保美は梢子先
輩の耳に唇を寄せ囁いた。
 「夜は、わたしから…してもいいですか?」
 その言葉に梢子先輩は傍目にもわかるほどに顔を紅く染め、首を縦に振った。

 それにしても――保美は悩む。明日、百ちゃんをどうやって誤魔化そう。
809名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 00:07:49 ID:3o7DdMRA
以上です。ありがとうございマタム。
また改行間違えちゃったwすまん。
810名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 00:28:30 ID:1Xq96MJk
>>809
うおおおおおおお!!!!
GJ!!!!!!!
夜中まで起きててよかったぜ!!
頭文字Sなオサ先輩を堪能させてもらいました!
あざーーっす!!
811名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 00:33:23 ID:WfYMaFOg
おきててよかったあああああああ!
GJGJ!
頭文字S万歳w
812名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 00:52:18 ID:aqeUBQt7
>>809
攻めオサだ!それも強気の攻めだ。これは結構新鮮かも。
とにかくGJです。
813名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 00:56:07 ID:9NEu1Lr+
>>809
実はずっとオサヤスが読みたかったんだ!
激しくGJ!!!
814名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 02:32:54 ID:dlGAZ8wI
オサヤスキタGJ!
815名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 03:02:38 ID:5GjfsZWk
>>809
Sオサ最高!GJ!!
是非第2ラウンドも読みたいですw
816名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 09:31:03 ID:l3dN8rMl
>>809
オサヤス最高ゥゥゥ!
GJです!
817名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 10:29:54 ID:zmVcB9oe
オサヤスはやっぱりいいなあ!
818 ◆mTj9hjLz9w :2008/06/01(日) 12:41:38 ID:WAFpF3sU
>>809
オサヤスGJすぐる
オサ攻めいいな
819648:2008/06/01(日) 12:47:04 ID:7sGIwPoM
>>809
責任とってくれますか? もちろん←即答可愛い
攻めオサいいなあGJです!!

そしてオサヤスな空気を読まずにコハヤス投下しまっす。と、そのまえに

本スレ63章より

1000 名無しくん、、、好きです。。。 sage 2008/05/30(金) 23:47:17 ID:rxyMewhR
1000なら安姫様が報われる。

何度も言います超GJ! 見たときの感動は忘れない。安姫はコハクの嫁です
と、いうことで63章の1000氏に感謝の意もこめて

微妙なエロ有りです
820ざんの歌 1/8:2008/06/01(日) 12:50:04 ID:7sGIwPoM

ざんの歌



宵も深まる頃夏の海風と共に、きいきい甲高い声が屋敷まで運ばれてきた。
耳まで届くのは、ざんの声。しかしそれらは山の猿達が鳴くけたたましい不快な音ではなく、
むしろ童子の笑うような澄んだ声で、どこかに歌うような節があるとオヤスは感じた。

「九郎様、あれが噂に聞く”ざん”なのでしょうか」

九郎、と呼ばれた、白髪の少女にオヤスは問いかける。
いつもの華やかな狩衣ではなく薄紫の質素な寝衣をまとった九郎は、
宵の手持ち無沙汰に刀の手入れをしていた手を止めて、隣の彼女の見ている視線の先を追った。
オヤスの視線の示す先、ただ静かに月に照らされゆらめく海から、
時折黒い影が天まで届かんとばかりに勢いよく飛び出しては落ちてゆく。
その姿はなんとも美しく――――しかしあれは違うと、ゆっくりと頭を振って九郎は答えた。

「あれらはただの魚だ。彼奴ら、人魚どもの歌にすっかり舞い上がっておるのじゃ」

「ざんの歌で魚も躍るのですか?」

「事実、踊っているだろう」

「楽しそうですね。九郎様も踊りませんか?」

「誰が踊るか、ばか。―――それより、ざんは海のもっとも深いところで歌っていると聞くな」

「…水の中で歌っているのに、声は届くのでしょうか」

「知らんよ」

九郎は手入れの終わった刀を鞘に丁寧にしまうと床にごろんと寝転がり、それから大きなあくびをひとつした。
転がる前に、頭の高いところで結っている髪を解いたので、絹の糸のような長い髪が床にふさりと広がった。
オヤスも共に寝転がろうかと思ったが、ひょっとしたら人魚達が気まぐれを起こして
水面まで出てくることもあるかもしれないと、もう少し海を見ていることにした。
821ざんの歌 2/8:2008/06/01(日) 12:50:56 ID:7sGIwPoM

きいきい、きいきい、人魚達は相変わらず歌っている。今日は人魚達の宴の日なのだろうか。歌は止まない。
その声はオヤスの耳まで確かに伝わって、けれど姿は見ることは叶わない。
不思議だけれど――――傍にいても伝えられない声があるのと同じだ。

ふいにさびしくなって、オヤスは傍らで寝ている九郎の袖にそっと触れた。
すると、寝転んでいたはずの九郎が目を閉じたまま、小さな声でオヤスと呼んだ。

「…ざんの歌が聞こえるということは、明日は海が荒れるな」

美しい人魚は凶兆でもある。明日はまず間違いなく荒れ模様だろう。
オヤスはざんねんそうに眉尻を下げて頷いた。手はすでに自分の膝に置かれていた。

「明日は海辺まで行こうと思っていましたのに」

「オヤス、ざんを見たいのか?」

「はい」

「……」

少しも迷うことなく正直に答えたオヤスに、九郎は片目を開けて彼女を見た。
何故 と既に分かりきっていることを聞く必要は無い。ざんの肉は不老長寿の妙薬だ。
九郎は彼女がそんなもの、不老不死などを欲する理由を知っていて――――知っているから溜息をつく。


共に生きたいのです


一年ほど前、オヤスの口から直接聞いたその想いを、彼女の黒く大きな二つの瞳は九郎に静かに訴えていた。
けれど彼女の未来を思うと―――不老不死なんてただ苦しいばかりだから
だんまりを決め込むしかない九郎の代わりに、オヤスは口を開いた。
822ざんの歌 3/8:2008/06/01(日) 12:51:51 ID:7sGIwPoM


「ざんの肉を食べたなら――――貴女と共に生きてゆくこともできましょうか」

「……オヤス」

九郎は見えないところでぎゅっとその白い拳を握り締める。
それから、息を深く吐いて言い切った。

「ざんの肉は猛毒ぞ。いくらお主の血が濃いとはいえ、それに耐え切れるか」

「九郎様……私は」

確かに不老長寿の妙薬は裏を返せば劇薬だ。生きるにせよ死ぬにせよ、どちらにしろただではすまない。
けれどオヤスはそれに言い返そうとして、しかし何を思ったのかそれを口にはせずにただ唇を噛んだ。
その様子を寝ながら首だけ捻って見ていた九郎はそれを肯定と取ったのか、にやりと笑って体を起こす。
もうこんな話は、仕舞いだ。

「ふふっ、なんだ、なんだオヤス、お主、さびしいのか?」

大人ぶっていてもまだまだ童だな。からかうように言ってから、九郎はオヤスの頬に手を添えた。
オヤスは教養も深い、歳の割には賢しい女子(おなご)だから、こうして言いくるめられるのはさぞや悔しいだろう。
さて、その顔はどんなものかと覗いてみたら固まった。固まったのは九郎のほうだ。

「九郎様は」

オヤスは悔しさに頬を赤く染めたりということもなく、ただ静かに九郎を見据えていた。
まっすぐな瞳に射貫かれて思わず九郎が離した手は、逆に相手に掴まえられて
けれどその手はそっと、壊れ物でも扱うかのように触れてくるものだから九郎はどうにもたまらない。

「九郎様は、さびしくありませんか」
823ざんの歌 4/8:2008/06/01(日) 12:52:23 ID:7sGIwPoM

そう言って、オヤスは九郎を引き寄せた。

「あ…」

その手に、自分よりはるかに非力なオヤスの小さな手に、九郎はまるで小さな子供のように従った。
月明かりに照らされた二人の影が重なって、重ねられた彼女の唇の質感と暖かさ、
そして目の眩むようなその甘さに九郎の胸がどくりと鳴った。
啄むような浅い口付けをした後は深く交わる前に一度離れて、どちらともなく吐息が漏れた。

「――――――っはぁ…」

僅かに乱れた息を整えるとオヤスは前の髪を掻き上げてもう一度、と今度は深く口付けた。
彼女の薄い舌が小さく開いていた九郎の咥内へ侵入し、遠慮がちな舌を絡め取る。
オヤスは多少性急な動きで九郎の舌に自分の舌を絡ませ巻きつけては解き、
九郎の中を味わいながら、呑むように、その舌ごと口を吸いこんだ。

「ふぅ――んっんぁっぁ…」

息も吐かせない口付けのため、九郎の口の端からお互いの唾液が混じった津液が、とろりと零れ落ちていく。
苦し紛れにオヤスの寝衣の端を掴むと、オヤスがうれしそうにするのが目を閉じながらも分かったので
九郎は幾分きまりが悪い思いがして、けれど抗議しようと離した唇は、すぐに距離を縮められ抵抗するまもなくふさがれた。
熱い舌に喉の奥から上顎の歯茎の根元までを舐め上げられて、背中の筋がぞくりと震える。

「ぁっ、あっ、オヤス、そこは…!」

やめろ、という前に唇は離れ、しかし安堵するよりもしくは残念だと思うより前に九郎は彼女に押し倒された。
柔らかな布団の冷たい感触。かかるオヤスの体の重みに体は自然と期待に高まる。
一方オヤスは手探りで九郎の寝衣をはだけさせると、月明かりの下であらわになった九郎の、青白い肢体をじっと見ていた。

「……」

「……ぅ」

沈黙が肌に痛い。九郎はオヤスの視線から逃れようと、顔を背けて恥ずかしそうにぼそりと言った。

「……そうまじまじと見るな」

「綺麗ですよ?」

「怒るぞ……っ」

824ざんの歌 5/8:2008/06/01(日) 12:53:11 ID:7sGIwPoM

体を起こしかける九郎を制して、オヤスはその体に伸し掛かると、白い首筋に口付けた。
強く吸うと血の赤い跡が滲むように浮き出て、しかし眺めるうち鮮やかな紅は次第と薄くなっていく。

「あ…」

「っ―――オヤス…?」

九郎の鬼の、不老不死の身体のためだ。
白い肌はこんな小さな傷跡をつけられたことさえ、あと数分も経たないうちに忘れるだろう。

「……」

私も、同じなのかもしれない。

それを仕方の無いことと思いつつも、悔しさにも似たもどかしい思いがオヤスの中にふつふつと沸いて出た。
そんな気持ちを押し殺すため、また同じ場所に口付ける。九郎の足が、同じ場所からの熱い刺激に思わずはねた。
今度は深く吸わずに、唇を押し付けるようにしながら肌に舌を這わせ、首から鎖骨、鎖骨から胸へ、下へ下へと移動させる。
そしてたどり着いた胸の先では、乳頭はすでに硬く尖りその存在を訴えていて
オヤスは息もつかずに、右の胸の頂を唇で、歯は立てず甘く噛んだ。

「ひぁっ――」

嬰児のように高い声が、九郎の口から押さえきれずにあふれ出る。
普段飄々とした物腰の九郎からは想像できないような嬌声に、
オヤスの下腹の底は狂おしいほどの熱を帯び、そしてさらなる熱を求めようと
右の手で左の薄い胸を揉みしだき、口の中で右の蕾を、ころころと舌で転がした。

「っっ――――ぁっあっ、あ―――っ!!」

「んっ…九郎様…もっと聞かせて……」

「ぁは…っお…ヤス…ぅっ」

……き、……きぃ…

いつしかあれほど熱心に聞いていた人魚の歌も、オヤスの耳にはほとんど届かなくなっていた。
もしかしたら彼女らの宴が終わっただけなのかもしれないが、もうそんなことはどうでもよかった。
熱に浮かされたオヤスの耳に聞こえるのは、目の前の少女の嬌声ばかりだ。

「ぁ、あぅ…」

「…もう、お辛いですか?」

胸を弄られている九郎の腰が切なげに揺れるのを、上に乗っていたオヤスが感じて、口を一度離して訊いた。
快楽に沈みかけた顔にいつもの強気は息を潜め、その声に九郎はただ力なく頷いた。
825ざんの歌 6/8:2008/06/01(日) 12:54:35 ID:7sGIwPoM

「では、九郎様…」

そう言うと、オヤスは指を着物の裾からするりと侵入させ、すでに濡れている所におし当てた。

「…あ」

それだけでびくっと、九郎の体がこれから訪れることへの期待に震える。
オヤスは外に零れた愛液をすくい取るようにして指に絡めとると、彼女の秘裂をゆるゆると前後に撫でた。
指が往復するごとにくちゅくちゅと立つ厭らしい音が九郎の羞恥心を煽るのだが、
オヤスはわざとなのか音を立てるように指を動かし、九郎の濡れ具合を見て微笑んだ。

「九郎様のここ…よくぬれてます」

「…っ……い、言うな…っ」

「ごめんなさい、でも……嬉しい」

「……ぅ」

「それでは………九郎様、挿れますよ」

そう言うとオヤスは良く濡らした中指を九郎の中に押し挿れて、
ぐぐ、と最初の抵抗を除けば九郎の中はオヤスの指をあっさりと受け入れた。

「――っ」

初めてではないが自分ではないものが内部に侵入する感覚に、九郎は全身を震わせた。

「あっ、ぁあっ…オヤス――っ」

「…九郎様の中は……暖かいですね…」

じゅぷっ、ずぷぷっ、卑猥な水音と九郎のあえぐ高い声が耳からも、
止め処も無く熱い雫があふれ出す場所に差し入れしている指からも
それをきゅうと包み込むように締め付ける柔らかな肉壁の温度も、オヤスの心を揺れさせる。

ああ、この熱に溶かされて、九郎様と一つになれたのなら、私はどれだけ幸せだろうか。
826ざんの歌 7/8:2008/06/01(日) 12:55:10 ID:7sGIwPoM

「あっ…いやっ……あっあっ」

「……九郎様、もっと…」

もっと彼女の中を味わいたいと、オヤスの指が九郎の中を暴くように蠢いた。そしてしばらくして

「――っ!…んぁあっ!!」

膣内で指先がざらりとした触感を感じたとき、九郎は今までで一番大きく震えた。

「九郎様、気持ちいいですか?」

「ふあっ、あっ、そこは…オヤス!」

探り当てられた所を執拗に擦られて、九郎の中から溢れ出る愛液の量も比較にならないほど増える。
指を抜き挿しするごとに聞こえる厭らしい水音の音量も増していき

「やあっ、ああっ」

そして九郎はいつしか腰を無意識のうちに動かしオヤスの指を貧欲に求めていた。

「も、もうっ…」

「九郎様…っ」

「…んぅっ」

オヤス、と呼ぼうとした唇はその人の唇によって塞がれた。そして

「――――――っ!!!」

声のない叫びを上げながら小さな体をぶるぶると震わせた九郎は、その場にくたりと崩れ落ちたのだった。
827ざんの歌 8/8:2008/06/01(日) 12:55:45 ID:7sGIwPoM

◇◇◇


「九郎様…」

オヤスは乱れた息を整えながら、小さな声で九郎を呼ぶ。
達すると同時に気をやってしまったかと思ったが、
見ると彼女はオヤスと同じように肩で息をしながら、薄目を開けてこちらを見ていた。
なにもやましいことはないのに、その瞳にオヤスはどこか居心地が悪くなって、ふいと目を逸らしてしまう。
オヤスが目を逸らすと九郎もまた目を閉じた。

きい、きい、きい

いつしか世界は元に戻って、人魚達はまたこの世界で歌い始めていた。その歌に魚たちが舞い踊る。
九郎はその歌を聴きながら、隣にいる、優しい少女に思いを馳せた。



ざんの肉を食べたなら――――貴女と共に生きてゆくこともできましょうか



ほんとうは嬉しかった。そう言ってしまえたらどれだけ楽かしれない
でも幸せになって、ほしいから



「食うな、オヤス、ざんの肉なんて食うな」

「九郎様」

「苦しんで欲しくない…お主には」

「九郎様、私は―――」

「言うな、もうなにも言わんでくれ……オヤス」

九郎はそれきりもう何も言わなかった。なのでオヤスも、もう何も言わない、言えない。
しばらくすると、疲れきったのだろう九郎の静かな寝息が聞こえてきたので、
目を閉じて、オヤスは眠る九郎の呼吸をいつまでも聞いていた。

どうしようもない。傍にいても伝えられない声はあるのだ。姿無き人魚の―――あの、ざんの歌と同じように。

九郎を深い夢へと誘うように、それを見守るオヤスを眠らせないように、ざんの歌はきいきいと、夜が明けるまで海に響いた。




828名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 12:56:30 ID:7sGIwPoM
人魚というと私はやっぱり高橋留美子の『人魚の森』を思い出します\(^o^)/the・トラウマ

それはともかく三人称だけど、どちらかというと安姫視点のつもりで書いたのでコハクは九郎となりました
ちなみにこの安姫様は数えで11歳ぐらいの設定。離別の少し前くらい? 大昔だから性教育は早いハズ…ロリトカナイヨー?
九郎様を皆が男扱いするって脳内安姫様が大層ご立腹なのでちょっと乙女にしてみました
なのでコハヤスと書きながらもコハク受です。コハク様は男っぽく見えて実は凄い受の資質がある気がする…

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました
あと前回のカヤオサ感想書いてくれた人も本当にありがとうございました! 癒されたって感想に癒された!
◆mTj9hjLz9w氏もありがとう。いつもモモヤス分摂取させていただいてますw

あああああとがき長くてすみませんでもこれだけは言う
まじで誰かコハヤス書いてください…本編も二次もコハヤス分が全然足りなくて死ねる……80年は彷徨える
誰も書かないんなら私だけでも書くと意気込んでも自分のは萌えないこの辛さorz
829名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 13:53:33 ID:s1XDFu1R
>>828
GJ
胸が締め付けられるってこんな感じなんだろうか、切な過ぎて駄目だ
830名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 15:11:32 ID:lUn8eO9t
http://akaiito.hitobashira.info/up/src/aka-ao_0154.txt

投下完了 初めて18禁書いた でもエロ少なめ 綾×百
疲れた・・・
831名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 15:34:42 ID:1Xq96MJk
>>828
切ないぜ・・・、コハヤス(ヤスコハか?)は本編でもあんまり報われて
無いんだよな・・・。
俺もヤスヒメ様は報われてほしかった・・・。
なにはともあれGJ!

>>830
またもや切ないSSをっ・・・!
GJです。百子と綾代の思いにホロリときてしまった・・・。
832名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 15:53:57 ID:4qEVh7T4
コハヤスせつねー!コハク様かっこいー!
アヤモモ!なんという新鮮カップル。片思いっていいよね
833名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 16:43:43 ID:XKAUD8yC
しばらく見ていないうちに神々が降臨しとる…


もうこれでカップリング出揃ったかな?
834名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 17:50:16 ID:EzBswHAQ
>>830
え、エロ切ない・・・。
本編では余り互いに関心ないであろうカップルを成立させてしまうとは、なんという手腕。
GJです。
835830:2008/06/01(日) 19:52:57 ID:lUn8eO9t
読んでくださった方、感想書いてくださった方、
ありがdです
この週末つぶして書いた甲斐があります ウレシス
836名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 21:30:35 ID:5GjfsZWk
せつなさみだれうち…(つдT)

>>819
サクケイよろしく寿命の違いに思い悩む話ってツボなんですよ(´;ω;`)
そしてなにより、>>819氏の安姫様への愛に感動した!GJ!

>>830
キャラデザ見たときから姫先輩は攻めだと思ってました!
エロい…エロいけど…切ない…GJ
あとオサのキャラ補完が個人的に目から鱗でした。そーだよなー、ギャルゲの主人公だもんなー
837名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 21:47:32 ID:DYZ2cO1i
汀はオサのを舐めた後、『YES!薄味!!』とか爽やかに感想を述べそうだ。
838名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 22:14:04 ID:XKAUD8yC
ちょっとももおさ書いてくる
839名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 22:25:25 ID:lUn8eO9t
−− 業務連絡 −−
18禁SS保管庫の中の人です。

このスレに投下された非18禁SSについては、
取りあえず18禁保管庫の方にアップしました。
(非18禁SSまとめの中の人が、このスレに来られないので)
将来的には移動するかもしれないので、ご了承ください。

あー、それと、現時点までに投下されたモノをいろいろと更新しましたので、
サルベージもれ・誤字脱字リンクミスなどに気がつかれ方は
お知らせくださるとうれしいです。
以上お知らせでした

それでは引き続き、エロイ話どぞー
840名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 22:25:33 ID:RcgRQrnR
みなさんGJ!
アオSSもだんだん増えてきましたね!

>>838
wktk
841名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 22:28:28 ID:LgOd8Mjq
>>839
中の人乙ー
842名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 22:32:22 ID:vXG3X2YR
新スレになったらここのタイトル変えたほうがええんじゃろか
843名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 22:39:07 ID:EzBswHAQ
>>837
言葉責めですか。
「オサったらこんなにびしょびしょにしちゃって・・・」
844名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 22:50:24 ID:LgOd8Mjq
>>842
分けるほど人が多いわけじゃないから
アカイイト/アオイシロ エロ総合スレ
みたいにしてテンプレにアオイシロ関連を追加でいいと俺は思う
845名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 22:57:18 ID:QhHoIDp7
汀はおしゃべりな上ちょっと耳年増なトコがありそうだから対オサ戦の時は
『オサー、口では嫌がってるけどオサの可愛らしいココはさっきからヒクヒクして私のこと欲しがってるよー?』とか
『そんなに締め付けちゃ私の指ちぎれちゃうよー?もっと濡らしていい?』
とか五月蝿いけど自分がされる時は急にしおらしくなって、しかしながらも『わたしの…おいしい?』とか感想聞かれたりしてやっぱり五月蝿い

でもすべてはテレ隠しあっての事
846名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 23:04:45 ID:vXG3X2YR
>>844
まだ次スレには早いんだがテンプレはこんな感じじゃろうか。
本スレのテンプレをちょっとだけ変えただけだが

[アオイシロ]
〜むげんのなみは わだつみのこどう〜
機種:PlayStation 2
発売日:2008年5月15日発売中
ジャンル:和風伝奇アドベンチャー
原画:Hal / シナリオ:麓川智之
主題歌:Rita / 霜月はるか 『闇の彼方に』
■公式サイト:ttp://www.success-corp.co.jp/software/ps2/aoishiro/index.html

[アカイイト]
人と妖とをつなぐ少女の血―――
           運命の糸車に紡がれるのは、呪縛か、絆か。

機種:PlayStation 2
ジャンル:和風伝奇アドベンチャー
発売日:2004年10月21日
価格:7,140円(税込)
対象年齢:15歳以上(CERO)
原画:Hal / シナリオ:麓川智之
主題歌:霜月はるか / riya 『廻る世界で』
■公式サイト:ttp://www.success-corp.co.jp/software/ps2/akaiito/index.html

Playstation2用ゲーム、「アカイイト」「アオイシロ」のエロ総合スレです。
847名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 23:05:28 ID:DYZ2cO1i
>>845
そしてペシッと顔叩かれて「うるさい。ちょっとは黙りながらして」とオサに叱られるw
で、「だってオサがあまりにもかわいい反応してるから....」と天然ジゴロ発言するミギー
848名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 23:07:11 ID:MEVJJWYG
何故か俺の脳内ではオサがミギーをいじくってる図しか出てこない
849名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 23:09:46 ID:LgOd8Mjq
>>846
そんな感じかいのぅ

SSまとめサイトとかも一応入れておいた方が良いと
俺は思うんだがスレ民的にどうか?
850名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 23:16:49 ID:DYZ2cO1i
いちおリンクきぼん。<SSまとめサイト

右オサ右は聖蓉聖に似ている。
851名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 23:18:04 ID:EzBswHAQ
オサミギ、意外にエロ方面でも需要ありそうだなw

個人的には、オサと保美がよろしくやっているところに百子が辛抱たまらず乱入したものの、
逆においしく頂かれてしまう展開を希望したい。

保美「ももちゃん、おっぱいだけじゃなくて、こっちもまだ子供・・・」
オサ「ツルツルね。まったく。子供なのは胸だけかと思ったら」
百子「ああっー!人が一番気にしているところを!?」
オサ「いいじゃない。綾代とか喜ぶわよ?あの子、こういうの大好物だから」
百子「よくありませんーっ!!!それに、何気に姫先輩のことロリペド扱いしてむぐぅ」
保美「はいはいももちゃん、静かにしようね」
オサ「嬉しいでしょう?保美が初めてのキスの相手で。まあ、保美の初めては全部私とだけれど」
保美「もう、梢子先輩!」


続き誰か頼む。
852名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 23:24:57 ID:vXG3X2YR
[アオイシロ]
〜むげんのなみは わだつみのこどう〜
機種:PlayStation 2
発売日:2008年5月15日発売中
ジャンル:和風伝奇アドベンチャー
原画:Hal / シナリオ:麓川智之
主題歌:Rita / 霜月はるか 『闇の彼方に』
■公式サイト:ttp://www.success-corp.co.jp/software/ps2/aoishiro/index.html

[アカイイト]
人と妖とをつなぐ少女の血―――
           運命の糸車に紡がれるのは、呪縛か、絆か。
機種:PlayStation 2
ジャンル:和風伝奇アドベンチャー
発売日:2004年10月21日
価格:7,140円(税込)
対象年齢:15歳以上(CERO)
原画:Hal / シナリオ:麓川智之
主題歌:霜月はるか / riya 『廻る世界で』
■公式サイト:ttp://www.success-corp.co.jp/software/ps2/akaiito/index.html

Playstation2用ゲーム、「アカイイト」「アオイシロ」のエロ総合スレです。

アカイイト/アオイシロ 18禁SS置き場
http://red.ribbon.to/~nushisama/

では、こんなものじゃろうか。足りないところや余計なところがあったら変えちょくれ。
散々スレの流れを切ってすまんかったのお。
853名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 23:27:11 ID:LgOd8Mjq
>>852
それは言わない約束だよ

乙ー
854「花嫁修業と通い妻〜姫自重〜」 その1:2008/06/02(月) 01:19:34 ID:Va7JdoUk
――梢子先輩の家までの道中でお姫様抱っこ
学校内でなければと言われたことを受け、ダメ元でお願いしてみて正解でした。
青城と先輩の家の中間地点、二人きりになってからになってしまいましたが、
それでも幸せすぎてニヤけてしまいます。
「えへへ、梢子先輩…」
「何?」
「大好きです♪」
「私も好きよ、保美」
そんなこんなで、幸せなままで先輩の家に到着。
「さ、着いたわ」と言われて下ろされて、頬を引き締め、
あら、開いてる?と訝しげにドアを開ける先輩に続き、中に入ろうとすると

「お帰りなさいませ、梢子ちゃん。いらっしゃい、スミちゃん」
ナミお姉ちゃんが割烹着で三つ指突いてお出迎え…?
「ナ、ナミ?!どういう事??」
私の知らない間に習慣となった訳ではないようで、吃驚したものの思わずホッとしてしまいました。
先輩がふと靴箱の上の張り紙に目を向けたところで、
「『梢子へ 桜井のお嬢さん達がお前に用事があるとの事なので上がらせた。
済んだらお帰りらしいから、出かけるのなら戸締りに気をつけるように』…?」
綾代先輩もエプロン姿で出迎えてくださいました。
「スミちゃん、久しぶりです。仲睦まじそうで羨ましいです。」
「梢子さん、保美ちゃん、上がらせて頂いてます。お帰りなさいませ。」
「綾代、ナミ、悪いけど今日は…。」
私と、綾代先輩とナミお姉ちゃんを順に見て、申し訳なさそうにしている梢子先輩。

「そろそろ失礼させて頂くところですから。ですよね、ナミちゃん。」
「梢子ちゃんのお爺様に、少々お話をしてそのついでに。ですよね、綾代ちゃん。」
二人して首をかしげる私達の頭の上には、きっと?が飛び交っていることでしょう。漫画ならば。
855「花嫁修業と通い妻〜姫自重〜」 その2:2008/06/02(月) 01:24:33 ID:Va7JdoUk
「梢子ちゃんのお爺様にも問題ないと承諾も頂けましたし、これでいつでも梢子ちゃんに会いに来れます♪」
「「……通い妻?」」
「はい♪」
「私は、花嫁修業の一環という建前ですけどね。梢子さんを愛しているのは私も同じですから。」
お二人に事情を説明して貰いましたが、
「〜〜〜〜〜っ!」
本題ですとばかりに嬉しそうに言うナミお姉ちゃん達の言葉に、
気がついたら私は、茫然と立ち尽くしていた梢子先輩にキスしていました。
ナミお姉ちゃんと綾代先輩に見せ付けるように。

ちなみに、和尚さんと綾代先輩のお父様が、お二人で話し合いをした上で
ナミお姉ちゃんの処遇と卒業後の私の処遇をどうするかについて
お母さんの親戚の皆さんにも話をつけて下さっていたらしいです。

「…んっ…ちょっ、保、美…んっ…」
「む…ぁふ…ぅ…んっ…んっ…」
「まあ…妬けてしまいますね。」
「あらあら、スミちゃん、大胆です…。」

『スミちゃんへ。 梢子ちゃんのお爺様は綾代ちゃんのお宅にお出かけです。
 お邪魔しちゃってごめんなさいね。 維巳』
キスに夢中になっていたので、用事の済んだナミお姉ちゃんと綾代先輩が
書置きを残して帰ってしまったことに気付くはずがありませんでした。
856名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 01:29:24 ID:Va7JdoUk
とりあえず今日はここまでで。続きは思いついたら書こうと思います。
776の続きのようなものですが、
こちらはグランドルートで他にありそうな未来を妄想しつつ、姫分も補給の方向で。
857名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 01:53:11 ID:UJ1zSrH9
テラハーレムwwwwwww
通い妻GJ
858名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 01:58:12 ID:/i3z9BsX
>>856
梢子の運が悪いのは、8年前奇跡的に助かったからとかじゃなくて
きっとこの美女ハーレムを作ることで全ての運を使い果たしたせいだと最近思ってる
こっちのほうがよっぽど奇跡だよw 続き楽しみにしてます!
859名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 10:46:44 ID:elJkKuxU
>>856
GJ!!
まさにハーレム革命なオサが可愛いすぎる。
>>858
オサ位いい女だったらむしろ必然
860名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 11:17:06 ID:p0bSAdnq
856GJ
続き楽しみにしてます。
>>857-859
やすみんや姫を筆頭に
先輩後輩を問わず愛されてそうだしね
861648:2008/06/02(月) 13:48:36 ID:/i3z9BsX
コハヤス18禁絵投下しまっす。一年ぶりのペンタブは見事に壊れてたのでこれが限界です許してくださいorz
ttp://wakasugi.hitobashira.info/up/src/aka-ao_0164.jpg

あとついでに本スレでオサの守天入りについて話し合われてたときに描いてたものも。ミギオサ(not18禁)
ttp://wakasugi.hitobashira.info/up/src/aka-ao_0163.jpg
862名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 20:11:00 ID:dKJaiueV
>>861
コハヤス、ミギオサGJ!
あんまりこういうのないから増えてほしいな(´・ω・`)b
863名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 23:18:30 ID:8k16tuw9
>>861
同僚ミギオサktkr
キュンキュン来るぜ
864 ◆mTj9hjLz9w :2008/06/02(月) 23:21:15 ID:DeK7wD55
PCアクセス規制中……orz
>>828
GJ!そしてありがとう。モモヤスは大好物です
>>830とか>>854とか職人が増えてきて嬉しい限りだw
865名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 23:28:22 ID:COxqlUii
>>861
永久就職ですね。わかります。
866名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 00:06:56 ID:RVGlLvvJ
「続?発狂ミカゲ」

「やっと追い詰めたわよ桂」
羽藤の屋敷の一室に追い詰められた桂はにじり寄る双子の鬼に退路を
塞がれていた。
「ううっ・・・どうしよう・・・」
「いいかげん諦めなさい、助けなんて来ないわよ。ねえミカゲ?」
「はい姉さま、玄関にクレイモア爆弾を設置しておきましたから」
「・・・・・へ?」
「・・・・・は?」
一瞬沈黙が訪れる・・・・。

「えっと・・・ノゾミちゃん、今ミカゲちゃんが何か変なこと言ったような・・・」
「きっ・・気のせいよ桂!!ちょっとミカゲ、あなた最近どうしたのよ!!」
「大丈夫です姉さま、私達の役目はちゃんと理解しています」
「なら復唱してみなさい!!」
「超国家主義者イムラン・ザカエフを暗殺することです」
「全然違うじゃない!!」
「姉さま、今すぐ姿勢を低くしてください、被弾しますよ」
「この狭い部屋の何処で銃撃戦が起こっているのよ!!」
「安心してください、このギリースーツを着ていれば絶対に気づかれません」
「アカイイトはいつからFPS視点ゲームになったのよ!!てゆうか室内で
 そんな葉っぱだらけの服着て何の偽装効果があるのよ!!」
「姉さま、私のAK−47をどうぞ」
「何処からそんな物騒な物出したのよ!!」
「・・・ドラグノフ狙撃銃の方がよかったですか?」
「だーかーらー!!そうじゃなくってぇ――――!!!!」
「ノ・・・ノゾミちゃん、前のセーブポイントからやり直そうよ・・・ねっ?」

元ネタ:コールオブデューティー4


本当にすまなかった・・・・
867名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 00:14:06 ID:d5Ty2pYF
>>861
忍者オサktkr!


見える、見えるぞ…!
新婚さんでいちゃいちゃするミギオサがっ!私には見えるっ!!!
868名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 00:56:41 ID:kdb4S8kA
>>866
あんたのせいで、ミギーとオサが蓑虫スタイルで鬼切りの任務を行うところを想像してしまった…
そのうち匍匐前進で前を進んでるミギーのお尻に後ろのオサが欲情してムラムラっときてついお尻をもみほぐしちゃうんですね、わかります。
869若杉の世紀 綾代の野望:2008/06/03(火) 01:28:03 ID:1ll6Ry+S
女の子は昔より大胆になっています。彼女たちは私の娘時代には絶対にできなかった様な調子で
女の子を餌付けして手込めにしようとします。
私の友人の知り合いは年上の女の子からひっきりなしになでくり回されて
若杉党首としての威厳を台無しにされています。
私の娘時代には少女愛好なんて薄汚い変態のする事でした。
でもね、この頃はね、ご覧ください。
これが良家のお嬢さんのする事ですか?
                                    ──指導日誌より



私はじろじろ見られていました。
剣道部員は私が年少者であることを確かめると、
「ちょっと来い。お前は姫先輩の方へ移るんだ」と怒鳴りつけました。
私は梢子ちゃんや保美ちゃんと一緒がいいと抗議しました。
「駄目だ。お前は姫先輩の膝に乗れ」
剣道部員は無理やり私の腕を掴み、綾代さん目掛けて投げつけました。
身に凍みるような厳しい羞恥でした。
私は綾代さんに抱きしめられたまま、震えていました。
                                    ──ツナミ語録より
870若杉の世紀 綾代の野望:2008/06/03(火) 01:29:57 ID:1ll6Ry+S
ナミちゃん、ナミちゃん、ナミちゃん。私は毎日ナミちゃんの布団の中にいます。
寝床は思っていたとおりの天国です。
最高のご褒美は寝汗です。何分も何時間も湿った布団の上に這いつくばり、
少女の脚の間で過ごすのはどんなものか想像もつかないでしょう。
ナミちゃんは丈夫な襦袢を着ていますが、熱く火照った私の手の中では薄い紙のようです。
指が何本か入るようになりました。
                                    ──桜井綾代著『我が性癖』より

(EDテーマ:卯良島は燃えているか)
871名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 02:39:37 ID:rPlLrkr2
乙 そして姫自重
872名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 04:56:27 ID:CK4IPHb+
最後の一行w
873名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 07:50:44 ID:rPlLrkr2
今気づいたけどパリ燃えかw>最後の行元ネタ
そして著書名自重。
脚の間と聞いて、寧ろ
膝枕してもらってご満悦のナミがオサの太ももに嬉しそうに頬ずり
その様子を見つめて羨ましそうにする姫とやすみんという構図を幻視した。
874名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 13:06:07 ID:VfBPlewR
ミギオサミギ18禁書いてたんだけど途中で俺の中のマタムが
暴走しだして馬鹿みたいに長くなった
ルーズリーフ裏表6枚分/(^o^)\

あんまし長いと読む気失せるかな…?
875名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 13:13:00 ID:DJQQH9xU
普通に投下すれば良いかと
876名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 13:52:05 ID:AN4r0eCC
気にせず投下すればOK
877名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 16:00:43 ID:muJXoWOp
投下待ってるぜ
878名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 16:50:19 ID:d5Ty2pYF
膝枕って、いいよね
879名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 18:40:58 ID:377l5n0f
>>874
全裸待機してるぜ
880名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 20:11:13 ID:0NR7zQqo
874
wktkで全裸待機してます!!!!!
881名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 20:31:59 ID:lM1E+QYl
いつまで全裸で待てばいいんだい?>>874
882名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 20:37:54 ID:l5lsN+I7
>>874
いまから服脱ぐから、慌てなくていいよ
883名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 20:39:25 ID:wrLgql3J
脱いだらちゃんとたためよ
884名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 20:40:05 ID:cmDoei9C
>>878
分け御霊発見

>>874
オサヤスで膝枕妄想しながら待ってるぜ!
885名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 21:45:42 ID:+TONaWG6
ルーズリーフから書き写すのに時間かかってるんだろ、きっと。
886名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 22:11:18 ID:lM1E+QYl
手書きでSS書くとは、気合入っとるなw
綾代ちゃんがナミちゃんの下着チェックする妄想しながら気長に待つよ。

綾代「ガーン!梢子さんとお揃いです!」


ところでそろそろ服着ていいかい?
887名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 22:13:34 ID:8SEZQnjQ
なんで梢子さんの下着知ってるんだ綾代、今日は部活無かったはずだぞ
888名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 22:13:41 ID:wrLgql3J
ダメに決まってるだろ
全裸待機が紳士のたしなみ
889名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 22:32:30 ID:d5Ty2pYF
純白レース下着(ガーター付き)のオサを幻視しながら全裸で待ってるよ
890名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 22:39:17 ID:c0kygX5o
>>874
長さが気になるならロダにうpしろ。
あんまり長いと次スレ越しになっちゃうかもしれんしね。
891名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 22:41:13 ID:CK4IPHb+
もうルーズリーフをスキャンしてうPしてくれないと風邪ひいちゃうよぉぅ〜
892名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 22:43:33 ID:lM1E+QYl
早く来ないと、このスレ、パンツ妄想スレにすっぞ!


綾代「ハァハァ、ナミちゃんのおこさまパンツ・・・」
保美「ハァハァ、梢子先輩、ガーターはパンツの下を通さないと、おトイレのとき困りますよ」
柚明「ああん、桂ちゃんの縞パン似合い過ぎ・・・」
百子「おおっと、ざわっちの勝負パンツチェキなのデスよ」
893名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 22:46:05 ID:jhXTjeUL
>892
一人変なのが混ざってるw
894名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 22:52:14 ID:c0kygX5o
本編中ナミはずっとノーパンだったに一票
895名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 22:57:52 ID:wrLgql3J
>>894
そうだったら綾代さんがルパンダイブしてしまう
896名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:01:21 ID:d5Ty2pYF
綾代「ガーターの梢子さんもノーパンのナミちゃんも私のモノです」
897名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:03:12 ID:CK4IPHb+
オサは自分でだとシンプルで機能的な下着しか選ばなさそうだけど
剣道部関連からにせくしーな下着を事有る事に贈られてたりして義理堅いから
きちんと着用していそうだ。
898名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:10:52 ID:d5Ty2pYF
>>897
部員達×オサの調教モノを妄想しちゃった…
キャラED後も身についた習性が抜け切れなくて欲求不満のオサ
そして始まる肉欲の日々にもうらめぇ


おかしいな…ほのぼのコハクオサ妄想がどっかいっちゃったよ…
899名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:11:41 ID:+TONaWG6
ってか、オサの格好もよく見るとすごいよね。
上着脱ぐと、まるでスポーツブラのままみたいだwww
足とかも丸出しだし、露出が多い。
なっちゃんも露出多いし、そんなとこ似なくてもwww
900名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:12:37 ID:l5lsN+I7
そりゃ水着のまま、野山を駆け回る女の子だもん>オサ
901名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:13:21 ID:lM1E+QYl
>>894
ノゾミちゃんと一緒か。
ノーパンをテーマに、アオでもアカでもこういう展開希望。

桂「んー、どれどれ、ノゾミちゃんのパンツはなに色かな?」
ノゾミ「きゃあぁ!?な、なにするのよ桂!」
桂「ダメだよ、ノゾミちゃん。年頃の女の子がノーパンだなんて」
ノゾミ「何よ、のーぱんって」
桂「パンツを履かないとねー、こう、むき出しのところをいたずらされちゃうんだよ?」
ノゾミ「ああ!?や、やめ・・・」
桂「やめてほしくないんだよね、ノゾミちゃん?だって、もうこんなにしてる」
902名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:21:11 ID:CK4IPHb+
そういや自分リア中時代に同級生に全く同じ事してたじゃんor2
903名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:22:34 ID:4ZOn9GvH
『日替わりで、うれしそうに抱かれるオサ』と『狙われたノーパン族』
今夜はどっちがええんや
904名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:27:52 ID:0NR7zQqo
おさが……いいよぉ……………
>>903
905874:2008/06/03(火) 23:30:50 ID:VfBPlewR
遅くなったがミギオサミギ完成!
ケータイからなんでリンクとか貼れんけどロダに上げてみた
応援に勇気もらったから講義休んでパソに写したよ

エロどころかSS自体初めて書いたから緊張しまくり怖くて読み返せんw

至らん所だらけだろうが、悪い所とか教えてもらえたら嬉しい
…俺のガラスのハートがブレイクしない程度に
906名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:38:43 ID:f34gtPRO
>>905
けしからん、もっとやれ
907名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:58:59 ID:AN4r0eCC
>>905
ミギオサミギGJ!
でも最後のオチにワロタww
908名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 00:02:10 ID:XcW0jnYM
これは素晴らしい。頭文字SMコンビ最高w
あ、一つだけ注意するならSS書くときには『・・・』じゃなくて『…』三点リーダだっけ? こっち使うほうが良いらしいよ
なにはともあれ超GJでした!
909名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 00:04:23 ID:wrLgql3J
ミギオサはラブい上にエロくていいなあ
910名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 00:06:24 ID:wJcl+QGf
んんんんーーーーーむっはーーーーーーーーーーーーーーーーぁぁぁぁああん

超ゴチ蝶乙でございました!!!!!!>>874
とてもSS初めてだとは思えないハイくおりちーな右長右のえろえろ早く逢いたかったラブっぷりが
ひしひしと伝わってきました!!
これ公式でいいよね???いいよね?????
911名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 00:12:16 ID:Hv46Afqp
>>905
これはいいミギオサジャマイカ
初めてとは思えん程ナイスだぜ!

悪いところっていうかこれは俺がよくやるんだが
ミギーみたいに作中であんまり弱音吐かないキャラに弱音吐かせるときは
過去のトラウマー的なものを挿入してから弱音吐かした方がしっくりくる、あくまで個人的になんだが
今回だと、ラストバトルでなっちゃんぶった切る宣言したときにはオサに嫌われる覚悟あり
だったのが一年たってやっぱ嫌われたくないに変わって→嫌われたらどうしようの描写を
ちょこっと入れるとか
あくまで個人的だから聞き流しておくれー

というか上に書いたのに似たような感じで今一本書いてるから
それを書かれてたらかぶってしまったかもしれんw
912名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 00:20:02 ID:XLR61nuJ
なんと…!もう一人職人が…ミギー大人気だな!
913名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 00:24:01 ID:eupnN2h/
>>905
GJすぎだよ!!!
何がどういいのかとか上手く言えないんだが、
あなたにまたSS書いてほしいと思った!
あと「ビチョビチョ〜」の台詞が入ってたりして吹いたw

SS初心者さんとは思えないなぁ。
914838:2008/06/04(水) 00:31:43 ID:jPxHkO/1
GJGJGJGJ!!
ちっくしょうミギオサゴチです!!

あと百×オサでけた。
http://wakasugi.hitobashira.info/up/src/aka-ao_0170.txt
915名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 00:40:59 ID:vu+7IRVu
ミギオサにモモオサだと……?大好物ばかりで嬉しいぜ!GJ!
916名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 01:05:50 ID:Hv46Afqp
>>914
モモオサナイス!
今日はSSラッシュでほくほくしとります
917名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 01:31:19 ID:D06rdcNa
>>914
念願の百オサktkr!!!

現人神が!俺の妄想を現実にする現人神が現れたぞ!!
とにかくGJ!!!
918名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 02:04:26 ID:QFXBH5zx
>>908
了解…次があったら…三点リー…ダ使うわ…
ありがとう…結婚して………
>>911
そ れ だ!!
dd冗談抜きに感動したわ目からマタム

感想くれた人マジありがとう。誰かに読んでもらえるって幸せだな
これでもういつ海石榴くらってもいいわ

>>914
うおおおおGJ!
二股…3Pフラグか…!!
919名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 02:29:03 ID:2SE0JC41
>>918
>>918
 ちなみに三点リーダは……で一セットだ。
 それと、改行したら文頭は一マス開ける。
 記号などを使った場合も、「何だって!? 本当か!」といった感じで間を開けるのが本来望ましい。
 とは言っても、二次創作のネット小説で細かいことを気にする必要はないとも思うけど。
 実際、気にしてる人の方が少ないしね。
 何はともあれ面白かった。
 少し、うるっときたよ。
 機会があればまた書いてください!
920名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 16:10:16 ID:XcW0jnYM
>>914
オサモモGJ! 3P宣言にマックスコーヒー吹いたw
ナミ・保美√のオサと百子のおいかけっこで萌えたのは私だけじゃないよね!
921名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 20:30:52 ID:kF+7g6Xi
>>914
お見事です。
いかにも百子らしい、でも切ない感じがとても良い・・・
この系統で今後ともおながいします。
922名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 21:34:49 ID:XLR61nuJ
後もう少しで次スレ。あっという間だな。
923NG指定:テンプレ案:2008/06/04(水) 22:24:33 ID:TDfZB5oe
アオイシロ/アカイイト エロ総合スレ〜第三章〜

PS2用ゲーム、アカイイト及びその姉妹作(≠続編)であるアオイシロの18歳以上を対象とした作品や妄想、
もしくはエロ・グロ等の18禁描写を含まざるを得ない作品及び妄想を受け付けるスレです。
尚、アカアオのクロスオーバー系の(エロ)妄想は、百合板内各スレではなくこちらで。
◇次スレは>960or480KB超を目安に、臨機応変に立てて下さい。
※必要な事前準備等があれば、>920or450KB超を目安にして下さい。

<関連サイト>
アオイシロ/アカイイト 18禁SS纏め
ttp://red.ribbon.to/~nushisama/
アオアカ纏めサイト・・・本スレやテンプレ等総合纏め ※Upロダはこちらから。(ID:akaiito pass:aoishiro)
ttp://wakasugi.hitobashira.info/
アカイイト/アオイシロ 考察・まとめWiki
ttp://www11.atwiki.jp/wakasugi_orz

<関連スレ>
アオイシロ@百合・レズ板
ttp://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1183551070/
アカイイト〜そろそろ個別スレもバブル止め〜
ttp://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1100775429/
924名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 22:26:45 ID:KlKnI8VW
個人的に関連サイトはSSまとめとうpろだだけでいい
関連スレはいらない
925名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 22:27:45 ID:TDfZB5oe
>>852
こんな感じでどうでしょう?
基本情報は本スレのテンプレや、まとめサイトの関連情報ページ参照の方向で。
926名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:13:41 ID:aAagm0Tf
>>905>>914
GJ!GJ!!超GJ!!!
右長右も百長も最高だッッ!!

今気付いたんだけど、百子も頭文字…Mだよね?
927名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:20:03 ID:2/gFV4qP
そして、桜井綾代は名字が頭文字S。
あとは・・・わかるな?
928名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:42:02 ID:sU1mylWW
>>926
オサ・・・S
姫、やすみん・・・オールマイティー
ミギー、百ちゃん・・・M
ナミ・・・ニュートラルのN→どっちでもない
夏姉、コハク、ヤスヒメ様、先生・・・(該当のイニシャルではないので)どっちでもない
・・・こじつけにも程があるかw
929名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:52:11 ID:fisjl4OC
コハク様って水着着るのかなー
それ以前に普段着ってどうなんですかコハク様、謎が多くて困る

ところで、オサの水着のパンツの紐は解くとスルッてなるやつ?
930名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 00:54:08 ID:v352F0nb
海の中で水着の紐がとれて上がるに上がれなくなったオサであった
931名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 01:21:26 ID:raATkpSO
右「わたしが手で押さえといてあげるよ^^」
932名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 01:26:05 ID:raATkpSO
ラストのチャイナ服の画像を見た瞬間、城に住む某ロリを思い出してしまったので
意外と正統派なロリ服が似合う様な気がする。髪を下ろしていればの話だが。
933名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 02:05:56 ID:Aha4tteq
>>914
突然で申し訳ないんだが、あなたのSSを読んでて妄想が広がりすぎてしまった
出来れば続きのSSを書いてうpすることを許して欲しい
もしあなたが続編を予定しているなら自重するが。
934名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 02:22:40 ID:1ciTuNvA
コハクさんはどんな服も着こなせるよ
ただ、残念ながら本人あまりに派手好きだ
935名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 04:04:15 ID:NrsQx99c
色が白いんで、ブラジル水着が似合うと思うよ
……想像したらすごい卑猥だった
936名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 06:17:05 ID:hKqwZUt+
サンバ服着たコハク
937914:2008/06/05(木) 06:28:19 ID:nMswvdh3
>>914
是非とも書いてくださいおながいします

938名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 07:22:10 ID:2/gFV4qP
>>929
実際には糸で固定されているため、引っ張っただけでは解けない筈。
しかし、やすみんが買ってくるルートでは、きちんとほぐされているので、
引っ張ればオサの下半身はすっぽんぽんになるようになっている。

って妄想した。
939名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 07:25:48 ID:lWp9WYN6
コハクが水着着るとしたら大正時代のあの水着な気がする
940名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 07:35:19 ID:2/gFV4qP
ふんどし?
941名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 08:06:23 ID:izK2eqM6
いや、あのしましまのやつだろ。
囚人服みたいな。
……噴いたwww
942933:2008/06/05(木) 08:48:30 ID:Aha4tteq
とりあえず937さんが許可してくれたっぽいので今晩投下する予定なんだぜ。
SS書くの初めてだから変なとこたくさんあると思うから、ガンガン指摘してくれると嬉しいんだぜ。
そろそろ1000近いし、うpろだのほうがいいかな?
943937:2008/06/05(木) 10:22:51 ID:nMswvdh3
アンカ間違えた。
>>933
944名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 12:16:40 ID:sU1mylWW
>>942
wktk
もうすぐ次スレだし、即死回避兼ねて次スレに貼るのもありかと
945名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 12:24:10 ID:sU1mylWW
アオイシロ/アカイイト エロ総合スレ〜第三章〜

PS2用ゲーム、アカイイト及びその姉妹作(≠続編)であるアオイシロの
・18歳以上を対象とした作品や妄想
・エロ・グロ等の18禁描写を含まざるを得ない作品及び妄想
を受け付けるスレです。
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946名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 15:03:28 ID:9m/nop1H
丈の短いあのシャツとホットパンツが
やすみんが以前オサと買い物に行った時のとかだとしたら
水着のサイズがぴったりなのも解るかも
…やすみんの表情の変化に
ニヤニヤしっぱなしだった自分自重
947名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 19:09:17 ID:2/gFV4qP
やすみんは、海でオサの水着姿を見て一瞬無言になっていたのが印象深い。
彼女の脳内でどんなエロ妄想が渦巻いたことか。
948名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 19:19:22 ID:NKAw4FMy
やすみんはオサの水着姿を見て「先輩の脇、先輩のおへそ、先輩の……」と身悶えし
スプーン使い回して間接キスを意識しながら「あーんって食べさせて欲しいな……」と身悶えし
ビーチボールを代わりに膨らましてもらって「わたしも膨らませて!」と身悶えする
可愛い可愛い清純な女の子ですよ。エロ妄想なんてとんでもない
949名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 19:32:12 ID:hKqwZUt+
さて、埋めモードに入ったようだな。
SS投下も大歓迎だが、エロ妄想でも盛り上がってみようじゃないか。

題目:綾代が1年のときの肝試しにあった恥ずかしい出来事とは?

いや、俺が見たいだけじゃないから。ほんとまじで。
950名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 19:37:23 ID:tL37tJ1d
そうだよな、ナミを利用して一緒に風呂に入りさんざん全裸を眺め倒したあと
おっぱい枕を堪能するという行動力を持つ娘だからな
エロ妄想だけでは済まん

>>942
wktkして待ってるガンガレ!
951名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 19:39:06 ID:D0Udhrzu
>>942
アプロダにあげればたぶんおk。
全裸待機してる!
952名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 19:43:44 ID:v352F0nb
昼間にエロスで精力使い果たすから夜中にあんなことを…
953名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 19:57:29 ID:R1gQqpba
最近は服を着る隙が無いな
954名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 20:18:31 ID:2/gFV4qP
>>949

「お、小山内さん・・・」
「ん?ああ、桜井さん、大丈夫?」
夜、怪談話も終わり、これから肝試し、というところで桜井さんに声をかけられた。
桜井綾代、お嬢様ぞろいの青城女学院生徒の中でも、生え抜きの箱入りお嬢様だ。
彼女のあだ名「姫」にふさわしいその静謐かつ上品な美貌から、同級生上級生を問わず、狙っている人も多いと聞く。
そんな彼女の美貌も今は不安に曇り、視線は落ち着かない。
実はかなり怖がりだ、と言うことは先ほどの怪談話での様子からすぐ分かってしまった。

「あの・・・おトイレに一緒に」
「おーい!お前ら、肝試しだぞー!集合しろ〜」
部長の声に遮られた。
「まったく。あの人も元気よね・・・。桜井さん、いきましょうか」
「ええっ?・・・はぃ・・・」
このとき、彼女の話をよく聞いておけば、あんなことにはならなかったのかもしれない。


この後、お互いの呼び名が「梢子さん」「綾代」に変わるきっかけとなった事件が。
955名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 20:39:13 ID:hKqwZUt+
失禁事件ですね。わかります。
956名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:04:03 ID:QAnZ6yJb
考える事は同じだったw
957名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:27:00 ID:sU1mylWW
とりあえず立ててくる
958名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:33:13 ID:sU1mylWW
アオイシロ/アカイイト エロ総合スレ〜第三章〜
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1212669095/
立てた
959名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:36:15 ID:izK2eqM6
>>958
乙!
960名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:37:49 ID:v352F0nb
早いな
980くらいでもよかったと思うがね
とりあえず埋め作業
961名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:41:29 ID:2/gFV4qP
本スレ以上のエロ妄想で埋め尽くせ!

>>955-956
まあ、ここは18禁なんだし、明日奈先輩に強制公開オナニー、
くらいはっちゃけてもいいのでは?
962942:2008/06/05(木) 21:42:48 ID:Aha4tteq
http://wakasugi.hitobashira.info/up/src/aka-ao_0175.txt

とりあえず書いてみたんだぜ。
ご都合主義万歳w
しかしどうも他の作品と比べてテンポとか悪いような…
まあ今はこれが精一杯です。読んでやってくれたら嬉しいです
963名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:00:17 ID:sU1mylWW
>>962
乙!
964名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:05:36 ID:D0Udhrzu
>>962
オサモモGJ!
3Pフラグwww
初めてでもここまでできれば後は経験だけだぜ!
よかったらまた今度書いてほしい。
965名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:09:59 ID:fisjl4OC
>>962
超乙&超GJ!!
3Pフラグ立ったなw
百子めっちゃ攻められそうだ
966名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:12:17 ID:tL37tJ1d
>>962
GJGJ
テンポ悪くなんかないぜ!

さあこの続きを書く猛者はいねがー!?
967914:2008/06/05(木) 22:15:26 ID:nMswvdh3
GJすぐる…!!
こんな素敵なもんを書いてもらえてオイラ幸せだぁ
968名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:20:48 ID:2/gFV4qP
オサ×百子×保美

一番攻めに回りそうなのは、保美だろうか。

そういや、前にオサ×保美×ナミってのもあったな。
969名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:25:53 ID:D0Udhrzu
やすみんは案外攻め。
・・・嫉妬深いから。
970名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:30:42 ID:NKAw4FMy
自分の中ではすごい誘い受け……襲い受け?
971名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:36:02 ID:hKqwZUt+
攻め受けはオサが一番悩ましいところだね。
972名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:38:12 ID:v352F0nb
オサは攻めでも受けでもできるマジ万能
973名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:39:02 ID:N92fo5+q
人はそういうのをリバと言う
974名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:43:33 ID:2/gFV4qP
桂ちゃんだって、たまには攻めに転ずることもある!
すくなくとも、幼女相手ならば強気だよ!
975942:2008/06/05(木) 22:44:49 ID:Aha4tteq
感想ありがとうなんだぜ
このスレの中、あったかいナリ…
>>967
俺はあなたのネタを横取りして膨らませただけなんだぜ
SSの威力はネタ8割文章1割くらいだと思ってる
残りの1割は煩悩さ!
俺の妄想が新たなSSのネタを生んでくれるまで、全裸で山篭りしてくるんだぜ
976名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:44:52 ID:1ss9e7PE
人はそれをロリコンという
977名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:45:29 ID:eiUQCVdm
オサは保美とコハク様だと受け、ミギーとカヤさんだと攻め
っていうのが個人的にはしっくりくる
978名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:47:37 ID:q4UQ/4/d
>>962の3Pを想像したらおしっこ漏れそうだ。
>>954の続き想像したら失禁しそうだ。

失禁シーンだけ妄想してみた。

「あっ……」
途端に襲われる開放感。じわりと暖かいものが股の間に流れ――
「だ、だめ……」
ぴったりと太腿を閉じようにも後の祭り。ぴちゃぴちゃっ!――と激しい水音が辺りに響く。綾代の内股を伝い漏れ出た尿が綾代の下半身を濡らし、廊下の床に弾ける。
「!」
梢子は驚きの表情でそれを見守っていた。
「………」
沈黙が落ちる。その間、聞こえてくるのはポタポタと綾代の中から零れ落ちる僅かな水滴のみだった。
「あ……」自身のしでかしたことに綾代は震える。この年で失禁をしてしまったのだ。しかも同級生が見ている目の前で。
絶望と羞恥で脚が震える。背筋に寒気が走る。綾代の中の自尊心が崩れてゆき、視界を涙がかすめる。梢子の前ではしたないことをしてしまった自分に打ちのめされ綾代はただただ泣き崩れるしかなかった。
「お、小山内さん、ご、ごめんなさい……」
呆然と膝をつき、溢れる涙で汚れる顔を手のひらで隠して綾代は涙を流し続ける。尿で濡れた脚もすっかり冷えて――それが余計につらく、さりとてどうすればいいのかも判らず綾代は泣きじゃくる。

ああ、きっと小山内さんは呆れている筈だろう。こんな私と組んでしまって。また貧乏くじを引いたと思われていることだろう。

挫折感に苛まれたまま綾代の意識は暗く落ちていった。


――続きは無い。ありがとうございマタム
979名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:04:24 ID:hKqwZUt+
オサが処理をするのですね。とてもよくわかります。
980名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:08:26 ID:2/gFV4qP
>>978
GJです。
この先が難しいですが、続きお願いします。
俺も、この先どうやってオサが落ち込む綾代を慰めるためにナメナメ処理するか、
という展開をひねり出そうとして挫折しましたw

どうしても、
「あっ、ダメぇ、小山内さん、そこは汚いっ・・・です・・・っ」
「汚いんだったら、きれいにしてあげないとね。まあ、みんなの憧れの『姫』に汚い所なんてないわ・・・ん・・・」ぴちゃ
「ああ、小山内さんの舌が・・・っ」ちゅぷぷ
「ん・・・梢子って、呼んで」
「私のことも・・・名前で呼んでくださいっ」

というシーンを入れようと思ったんだが。
981名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:11:35 ID:Aha4tteq
>>978
登山第一歩目で、
「綾代は気絶などしておらんよ。羞恥の余り
無言でおとなしくオサに世話されるうちに、
オサがムラムラくるか綾代が見られて興奮する展開のどちらかじゃ」
という神のお告げを聞いた
982名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:13:24 ID:Aha4tteq
>>980
その手があったか!
あと連投ごめんよ。自重
983名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:35:22 ID:sU1mylWW
そして、それを思い出して毎日自慰に耽る姫ですね、分かります
984名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:44:34 ID:q4UQ/4/d
処理後の二人は部長に捕まってビリの罰として公開オナニーなんだよね!

「姫ちゃん、あんたのせいでオサまでビリになっちゃったよ」
「す、すいません…私がもうちょっとしっかりしてれば」
「ちょっと、明日菜先輩!綾代ばっかり責めるのはおかしいです」
「おっと、何時の間にか呼び捨てとは!姫ちゃん、オサはああいってるけど?」
「梢子さんは悪くありません。全部、全部私が悪いんです」
「ふ〜ん、じゃあ姫ちゃんに特別な罰を与えようかな?」
「え?」
「あたしたちの目の前でオナニーしな。度胸をつけるための訓練さ」
「え……」
「明日菜先輩!」
「オサ黙っていな!」
「私…やります!」
「綾代!」「ほほう……」
「梢子さん、私、今度こそがんばりますから」

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
985名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:50:02 ID:D0Udhrzu
もうSSにしちまえよwww
986名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:59:51 ID:2/gFV4qP
いつの間にかリレーエロSSっぽくなってるwww
一晩寝て起きたらどうなっているか楽しみだ。


とりあえず、公開オナニーのギャラリーの反応はこんな感じで。

先輩A「ああ、憧れの姫ちゃんのオナニー・・・ッ!」
部員A「やだ、姫って実は露出狂?本当にやってるよ〜」
部員B「だが、それがいい。エロ杉注意」
先輩B「つか、マジ部長鬼畜ww」
先輩C「剣道部の姫君がみんなの前で・・・写メ、写メしてもいいかな!?」

綾代(ああっ!梢子さんの前でお漏らしした挙句に今度は・・・っ。でも指が止まらない・・・)
987名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 00:12:23 ID:JRyyFhSj
姫が益々変態キャラに…ww

>>984
もうエロSSを書けばいいと思うよww
988名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 00:18:41 ID:JRyyFhSj
痕は綺麗さっぱりなくなりました。
しかし、消してくれた時のナミちゃんの名残惜しそうな表情が可愛らしくて。
「服を着れば目立たないところなら、構いませんか? 」
そしていじらしくて……本当に意地悪です。

…ダメだ、>>460から妄想してみようと思ったものの纏まらないorz
989名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 00:33:30 ID:XlT3YktL
「オサ、あんたどうしたの?」
様子のおかしい梢子を、めざとく見つける明日菜。
綾代より梢子に注意を払っていたのだから、それも当然なのだが……
「え!?べ、別になんでも……。それより、綾代にこんなこと!酷すぎます!」
腿を擦り合わせてることや、すっかりとろけた表情に気づかれないよう、梢子は慌てて言葉を接ぐ。
「今更ねェ。あの子がやるって言ったのよ?なんなら貴女、代わってあげたらどうよ?」
ニヤニヤと、意地の悪そうな笑顔が覗く。
(くっ……。口じゃ明日菜先輩に勝てないわ。ああ、竹刀でぶっ叩いてやりたい!)

横でやりあってる内に、綾代の方はラストスパートに入っていた。
990名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 00:48:13 ID:fdvq7vnM
>>989
興奮して思わず部員の前でオサの名前を叫んじゃうんですね。


うおおおおおおおおッ!!姫ッ!(オサと)結婚してくれ!!!
991名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 00:59:03 ID:JRyyFhSj
>>989
「ああ……梢子、さん…ぁ、皆……、さんがぁ……っ……ぁふぁ……っ 」
腿を擦りあわせ、心なしか視線がトロンとしている梢子や
たまらずお手洗いに向かったり、尚もトロリとした、うっとりとした視線を向けたりする部員達に、益々昂ぶってくる身体。
何時止むとも知れない快感の波に身を委ね、部長のもとから離れ、様子がおかしい彼女に駆け寄ったオサに、
恍惚とした表情のままもたれ掛かるのだった……
……ということですね、分かります>最後の1行
992名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 01:00:43 ID:rVGButQ3
実は既に綾代とオサは出来上がってて、ED後は正妻の座から余裕の笑みで側室を迎えるんだよ!!
993名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 01:08:38 ID:OsOpPWcA
何このリレーSSww
994名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 01:10:11 ID:wOa5onaM
埋め埋め。失禁処理、お前らの妄想力には勝てないw

 「あ……んっ…やああ」
 青城女学院で響くにはあまりにもはしたなくも淫らな水音。綾代は秘所に手を這わせ悶え続ける。
 ごくり…唾を飲み込んだのは誰だろうか。
 「ほら、オサ。あんたのめに姫ちゃんがあそこまでしてあげるんだよ」
 梢子の隣で明日菜が囁く。あなたがさせたんでしょうが、と抗議するためにもきっと睨むも明日菜は余
裕の表情でそれをかわし、尚言葉を続ける。
 「姫ちゃん、オナニーに慣れてないみたい。上手く出来なくて辛そうだよ」
 手伝ってあげな。その瞳は無言でそう告げていた。
そうは言っても、梢子は綾代に視線を移す。確かに綾代は苦しそうだった。胸に伸びてる手の動きも
がむしゃらで、股への動きもたどたどしくて。梢子自身も決して知り尽くしているわけではないけれど、
少なくとも綾代よりは――先ほどだって綾代も気持ち良さそうだったし。
 「あ…しょ、梢子さん」
 梢子の視線に気づいたのだろう。綾代は梢子の方に向く。
 「ふぁ…あっ……梢子さん、私のこと見てください」
 そういって綾代は二本の指で己の秘所を押し広げる。明日菜がぴゅ〜と口笛を吹いた。
 「あ――」対して梢子は曝け出された綾代のピンク色のそれに固まってしまう。
 なんて綺麗なのだろう。
 「梢子さん、私のここ……おかしくないですか?」
 ひくつく綾代の秘所が梢子の視線を感じたのだろうか。透明な汁をこぼす。
 「綾代の……とても綺麗よ」正直に告げる。
 「あっ……んっ…くっ嬉しい梢子さん。もっと…こっち来てもっと良くみてください」
 梢子はじんと脳髄が痺れる思いで綾代の秘所の前へと顔を近づける。もう彼女の中には他の部員の
存在など消えていた。
 「しょ、梢子さん……私、ど、どうして…はぁ……も上手くいか、なくて」
 「私が手伝ってあげるわ」
 梢子はこぼれる綾代の汁を掬い、皮の剥けた綾代の花芯を擦り付ける。
 「ああっ!!……す、すごいです、梢子さん!!!」
 「ここは私がするから…綾代は胸に集中して」
 「は、はい……あぁ、んっ、はぁっ!」
 梢子は指で綾代の花芯をしごき続け、時々割れ目の中に指を入れ、襞をくすぐる。対する綾代は己
の胸を両手で揉み続ける。自分で乳首を刺激したりと先ほどよりも動きが激しい。本能がそうさせてい
るのだろうか。
 「しょ、梢子さん!……あああっ!!」
 「綾代、イキそう?イキそうなの?」
 「は、はい!何だか…頭がどうにか、なりそうで……」
 「いいわ、イキなさい、綾代!」
 梢子は思いっきり綾代の花芯を押すと、綾代は強く強く叫んだ後、熱い飛沫を梢子に浴びせた――
995名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 01:14:10 ID:JRyyFhSj
>>994GJ!
そして埋め
996名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 01:14:10 ID:G+jfamT8
明日菜先輩に萌えた俺は異端
997名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 01:22:39 ID:JRyyFhSj
なんというリレー小説……w
1000までもう少し埋め
998名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 01:23:33 ID:mpK1ukEf
お手伝い梅
999名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 01:23:52 ID:JRyyFhSj
999かな埋め
1000名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 01:23:56 ID:mpK1ukEf
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