サクラ大戦のエロ小説・その6

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1名無しさん@ピンキー
サクラ大戦のエロパロスレです。
猟奇ものは分化されていますので、それ以外はこちらでどうぞ。

過去スレ
サクラ大戦のエロ小説・その5
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http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1047/10473/1047386839.html
サクラ大戦のエロ小説
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1025/10257/1025706257.html

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エリカ、100g600えんじゃないです!
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122890374/

保管庫「サクライーピードットネット」
http://www.sakura-ep.net
2名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 20:02:19 ID:cMyZqiWv
2ゲト ∧∧
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡
3名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 22:26:01 ID:pDrRzpVf
前の落ちちゃってたのか
4名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 22:37:49 ID:xHmrec9e
まさか落ちるとは
最近無かったから忘れてたぜエロパロ板の圧縮
5人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2007/02/24(土) 22:50:34 ID:7XVWQx21
昨日見てたのに・・・・・・
保守し忘れた、スマソorz
6人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2007/02/25(日) 13:29:31 ID:Q13Rhu5N
帝国歌劇団花組 特別公演 桃太郎(しつこく続き)

そして、桃太郎は、犬と猿を連れて、鬼ヶ島への旅へと戻った。
やがて一行は山道に差し掛かる。するとその道の脇の草むらから、さくらがひょこっと現れた。
さくらは、雉の格好をしている。そしてさくらは、桃太郎達に言った。
「桃太郎さん、桃太郎さん!きび団子をくださいな。そうしたら、私も仲間になりましょう♪」
だが、桃太郎のきび団子は既に、犬と猿に食べられてしまって、もうない。あるのは、股間にある、ソーセージだけ。
「きび団子はないけど、ソーセージなら・・・・・・はいっ!」
そう言って、アイリスは自分の腰をぐいっと前に突き出した。するとさくらの目の前に、股間のソーセージがびんっと伸びる。
「え、ええっと・・・・・・」
「はい、たーんと召し上がれ♥」
さくらは一瞬迷ったが、やがてそのソーセージに吸い付いた。
途端に、観客席が熱気に包まれる。
「す、すげえ・・・真宮寺さくらが・・・ハァハァ・・・」
「さくらちゃん、俺のもしゃぶって〜」
「はあはあ・・・はあはあ・・・」

れろれろ・・・ぺろぺろ・・・
さくらはなぜか噛まない。ただひたすらに、舌を使って、つ、つーっとなぞったり、先端を口に含んでもごもごさせたり。
これはマリアの演技指導によるもので、最初はさくらも反対だったのだけれど、結局はマリアに押し切られてこういう形になったものだ。
すると、観客席の興奮も、次第に高まってきた。やがてあちこちから、異様な喘ぎ声が聞こえてくる。
「はあはあ・・・さくらちゃんが・・・」
男性客たちは皆、股間を押さえている。中には自慢の聖槍を露出して、扱いてる者もいた。
そればかりではない。女性客の中にも、己の股間を押さえているものもいる。
「ああん・・・さ、さくらお姉さま・・・はあ・・・ああ・・・んん・・・♥」
その間も、さくらはひたすらソーセージをしゃぶる。だが、このソーセージは、普通のソーセージではなかった。
驚くことに、内部にホワイトソースが仕込んであるのだ。そしてそれは、さくらの熱気によって次第に溶け出し・・・・・・
びゅっびゅっびゅっ!
突然、ホワイトソースがさくらの顔面に飛び散る。それによって、さくらの顔はホワイトソースまみれになった。
「うっ!」
それと同時に、観客席の男たちの股間も、ホワイトソースまみれになった。

つづく
7名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 23:01:57 ID:IOMlAGvn
雉はさくらだったかw
8名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 00:17:44 ID:mXookeMp
9名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 05:32:02 ID:VWmnSYAp
皆保守ぐらいしようよ
じゃないとまた落ちちゃうよ?
10名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 11:14:54 ID:1iP4whdh
本当に誰もいないんだね・・・
これじゃ落っこっちゃうのも無理もないわけだ
11人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2007/02/26(月) 15:58:49 ID:Cr89O3vt
帝国歌劇団花組 特別公演 桃太郎(とにかく続き)

というわけで、犬、猿、雉がお供に加わり、ようやく曲がりなりにも戦力が整った。
いよいよ、鬼ヶ島に突入する。しかし、桃太郎達は、鬼に関する情報は、ほとんどない。
『己を知り、彼を知らば、百戦して危うからず』という言葉があるように、正確な情報があるのとないのでは、戦闘の有利不利が、全然違う。
そこで、必勝を期すために、敵の情報が必要。というわけで、桃太郎達は、早速近隣の村で、鬼に関する情報を集めて回る。
すると、いくつかの情報が集まってきた。
「鬼は、最後が『デ〜ス』で終わるへんてこな日本語を使う。」
「鬼は、2メートル近い大柄で、素手での戦闘を得意とする。」
また、鬼ヶ島に関する情報も、少しだが聞くことができた。
やはり、鬼ヶ島は、要塞である。容易に攻め込むことはできない。
「正面突撃は、得策ではないね。」
猿は鬼ヶ島の地図を見て、そう言った。
「やはり、内部に潜入して、内側から撹乱するのがいいでしょう。」
犬もそう言った。いつの間にか、犬はフントからかえでに配役が変わっている。
「ケンケーン!あたしが空から爆撃しましょうか?」
「いや、それよりも・・・雉が内部から門の鍵を開けるというのでどうだろう?」
などと、いろいろな作戦立案が行われ、やがて作戦は一つにまとまってきた。
「よし!それではこの作戦でいこう!」
「おーっ!」
その作戦、それは・・・・・・

鬼に変装して、内部に潜入するというもの。

やがて、桃太郎と犬、猿、雉は民家の後ろに隠れて、鬼の衣装に着替えた。
「おおっ!」
まずかえで、そして次にレニ、続いてさくらとアイリスが、鬼の衣装で舞台の前に出る。
それは、虎縞模様のビキニ。そして頭には小さな角が二つ付いている。もっともそれは、すぐに外れるようになっている。
「いいぞー!かえでさーん!」
「レニ、かわいーっ!」
「ああん!さくらお姉さまー!」
「アイリスちゃーん!」
観客席が一斉に騒ぐ。4人が4人とも、セクシーな衣装に身を包んでいるのだ。
「えへへ。アイリス、ちょっと恥ずかしいかも。」
アイリスが小声で言うと、かえでがそれを嗜めるように言った。
「あんまり、そわそわしないで。」

つづく
12名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 23:14:32 ID:3HsxWnFp
保守がてら続きを待つ
13名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 09:42:12 ID:wezbqXtD
>「あんまり、そわそわしないで。」
コーヒー吹いたwww
14名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 15:59:05 ID:23g5QMg6
新次郎×杏理を希望

シチュとして新次郎を馬鹿にした杏理に対してついに新次郎がブチッと頭にきて
押し倒して嫌がる杏理の服を無理矢理、脱がしギシアンを開始する
何故かSEX中は素直で強く新次郎に抱きつく杏理。そして中に出され果てる杏理

その後、暫く杏理の新次郎に対しての扱いがいつも以上に過激で激しくなったのは言うまでも無いが
立ち去る時に新次郎に対し
男なんだから、自分のした事にちゃんと責任とってよねって謎の言葉を残し頬を紅く染めて走り去り

新次郎が他の隊員+ラチェットやサニーから疑いの目を向けられる
って感じで
15名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 16:33:12 ID:0Q6P+NEy
もうひと頑張りすれば自分で書けるんじゃねぇ?
16名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 17:28:08 ID:VotycpYZ
そういえば272氏、昴のSSはまだ書いてないね?
17名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 18:37:59 ID:dvKTg3DW
それならリカもじゃね?
他の人が書いてるからそれで良いんじゃね?

>>14
それなら俺は新次郎×プラムを希望する
18名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 19:06:57 ID:7C5Hn0gB
>>11
次は織姫とカンナが出てくるのか・・・
マリア紅蘭すみれは何だろう
19名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 19:24:40 ID:B/tQHN4h
マリア=お爺さん
すみれ=お婆さん
紅蘭=桃
だったはずだが。
20272 ◆SAKURAshfY :2007/02/27(火) 19:39:17 ID:khStGuyO
すみません、正月以来の272です。
OVAも出ることですし、上で名前の挙がった面々に挑戦してみましょうか。
予定は未定で申し訳ありませんが。

>>17さんの言うとおり、リカと昴は他の方が素晴らしいSSを書かれたので、
まずは保管庫で読んでみてはいかがでしょうか?

SSは読むのも楽しいですが、書くのはもっと楽しいですよ。
私も、皆様の投下をwktkしております。
21名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 21:27:21 ID:W6oE5nga
>>19あの出産ショーの続きだったのかww
22名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 09:10:10 ID:e6Z6rc1T
前スレ落ちてたのかー!!
23人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2007/02/28(水) 20:55:22 ID:B2bHOPZy
帝国歌劇団花組 特別公演 桃太郎(どんどん続き)

4人の花咲く乙女(?)の華麗なるビキニ姿に、観客席は大興奮。
その異様な観客席の盛り上がりに、思わず主演のアイリスも驚く。
そしてその観客席を見ていたアイリスに、レニが注意した。
「よそ見をするのはやめてよ。」

星達が輝く夜更け、いよいよ史上最大の奇襲作戦が実行に移される。
メンバーは虎縞ビキニの桃太郎、犬、猿、雉。そしてこの暗がりの中、4人はいよいよ城門前にやって来た。
「じゃあ雉さん、城門を開けて!」
「はいっ!」
早速雉が飛び立つ。そして城門を飛び越えて、門の反対側に降り立った。
「よし、それじゃ・・・・・・」
だが、雉は忘れていた。雉は昼行性だから、夜は目が利かないのだ。
「あっ!しまった!何にも見えない!!!」
雉は慌てて、飛んで戻ろうとする。しかし、壁にぶつかったり、屋根に激突したりと、散々な目にあった。
しかも、それらは結構大きい音を立てている。夜更けとはいえ、さすがにこれだけ大きな音を立てていると、皆起きだしてしまう。
「誰だっ!」
不意に雉は背後から呼びかけられた。
「し、しまったあっ!」
雉は慌てて後ずさりする。見ると、そこには三人の鬼がいる。
「見ない顔ね。怪しいわ。」
その三人の鬼も、さくら達と同じような虎縞のビキニ。するとその三人は一斉にポーズを取った。
「鬼ヶ島三人娘でーす!」
そのセクシーなポーズに、観客席はより一層興奮した。
その間も、雉は何とか逃れようとする。しかし、三人娘がたいまつを持っている以外は、暗闇である。容易には動けなかった。
「ど、どうしよう・・・・・・」
おどおどする雉。そして三人娘は雉に詰め寄った。
その手には、大きな周囲にこぶのびっしり付いた棍棒ならぬ、鉄の張型。それを雉の目の前でぶらぶらさせて、かすみは笑った。
「怪しい奴は、これで懲らしめてあげる♥」

つづく
24名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 21:15:24 ID:TyeLIefq
帝劇三人娘が舞台に!
けっこう夢のような光景だったりするんですが。
25名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 00:26:33 ID:qhoFq06T
>「よそ見をするのはやめてよ。」
この台詞がちょっと気になったw
何か意味があるのかな。
26人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2007/03/02(金) 00:40:58 ID:HGUQUoG+
>>25
ヒント:うる○やつら
27名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 22:07:54 ID:d0nXYB/O
主題歌からとったのかw
28名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 02:09:36 ID:q2/j/ywQ
新杏なら純愛がいい。
無理矢理イクナイ
新次郎のキャラじゃないし。
29名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 00:01:07 ID:pTSFD665
30名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 07:11:06 ID:kQQqDeos
おお!
だみゃーん氏、知ってたんだろうか?
31名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 12:58:09 ID:bxkIj+Pc
おなじみの名前がw
32人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2007/03/05(月) 16:35:46 ID:B1SHjBqy
帝国歌劇団花組 特別公演 桃太郎(ひたすら続き)

そのころ・・・・・・桃太郎たちは、城門の外で、雉が門を開けるのを、ひたすら待っていた。
「雉、おそいなあ・・・」
「どうしたんだろう?」
もうそろそろ、城門は開いてもいいはずなのに、一向にその気配はない。門は固く閉ざされていて、押しても引いても開かない。
「本当に遅い!いったいどうしたのかなあ?」
桃太郎が首をかしげると、その時・・・
「あああああああああああああああああああああああっっ!!!」
門の向こうから、凄まじい叫びが聞こえた。
「これは・・・・・・さくらの、絶頂の声!」
桃太郎と犬と猿は、一斉に城門の方を向く。しかし、雉は城門の向こう。しかも、扉は固く閉ざされている。これでは、助けに行けない。
「くっ・・・!何とかして向こうに行かないと!」
三人は焦るが、なかなかいい方法は浮かばない。その間も、雉は、犯されている。
「どうすればいいのだろう?」
三人は途方に暮れている。このままでは、雉の貞操が危ない。しかし、三人は鳥ではないので、この高い城壁を飛び越えることなどできなかった。
「ああっ!!!あひいいいいいっ!!!ああああああっふううううっ!!!」
その間も、城門の向こうから、雉の絶頂の声が響いてくる。

そのころ、場内では・・・・・・
「ひいいいいっ!!!」
コブだらけの大きな張型が、さくらの股間に押し込まれている。そしてかすみが、その張型を掴んで、ぐいぐいと激しく動かすと、さくらの股間から、夥しい愛液が飛び散った。
「さあ、さくらさん!狂っておしまいなさい!」
ずぼずぼずぼ・・・・・・
「んんんんんっひいいいいいっ!」
張型が激しくスライドし、さくらの卑猥なジュースがどんどんと掻き出される。
「あ、あたし・・・変になっちゃうっ!!!」
「それっ!それっ!それっ!」
やがてかすみが張型を強くぎゅっと差し込むと、ビシャアっと愛液が飛び散った。
「ううう・・・」
さくらはへなへなとへたり込んだ。しかし、相手は三人。ここからが、拷問なのだ。
「さあ、次はあたしね。」
そして今度は由里が張型を片手に、さくらを攻める。
由里はそのさくらの愛液で濡れる張型を高く掲げて、観客席の方を見た。
「みなさーん!今からこの張型の、匂いを嗅いでみま〜す♪」
そして由里は張型を目の前に持ってきて、匂いを嗅いでみた。すると、由里はしかめっ面をした。
「く、くっさーいっ!!!」
途端に観客席から歓声が沸き起こる。それと同時に、さくらはあまりの恥ずかしさに、顔を真っ赤にした。
「す、すげえ!俺も嗅いでみてえ〜」

今日はここまで
33人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2007/03/05(月) 16:38:11 ID:B1SHjBqy
>>30
もちろんw
34名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 20:31:50 ID:bAbPUDIM
それにしてもこのかすみ、ノリノリである。
35人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/07(水) 22:12:52 ID:C0Ho4SsE
私信で申し訳ないのだが、このレスからトリップを変更いたします。
何か俺の知らないところで公開トリップになってる・・・
というわけで、倉庫の管理人様、誠に申し訳ありませんが、自分の全ての作品の名前欄の変更をお願いいたします・・・
36人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/07(水) 22:13:42 ID:C0Ho4SsE
一応本人証明
37人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2007/03/07(水) 22:14:19 ID:C0Ho4SsE
本人証明になってなかった・・・orz
38名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 00:14:09 ID:iDrh7akI
>>34
ナレーションみたいな口調だなw
39272 ◆SAKURAshfY :2007/03/08(木) 21:54:35 ID:RX8VZCqB
>>35
トリップ、変更しておきました。
新しいトリップで心機一転頑張ってください。
40人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/10(土) 01:35:43 ID:nhWKU64R
帝国歌劇団花組 特別公演 桃太郎(さらなる続き)

あまりの恥ずかしさに、芝居も忘れて素で顔を真っ赤にするさくら。しかし、外の仲間は、誰も助けに来れなかった。
ということは、この危機を乗り切るには、自分一人の力に頼るしかない。だが、この三人娘に囲まれて、身動きできない。ただ、この三人の魔の手に弄ばれるしかなかった。
「うわ、すごい・・・さくらさんの桃色のアソコが、ヒクヒク動いてる・・・」
椿の台詞に、観客席から思わずため息が漏れる。
「はあはあ・・・はあはあ・・・うっ!」
観客席のあちこちで、射精が湧き起こった。男たちに混じって、女のお客さんまで、自慰に興じている。
「ああああ・・・あああん・・・」
そんな中、舞台上では、由里がさくらを攻めていた。
「ほ〜ら、ぐりぐり〜」
「いっやあああああん!!!」
そして由里に続いて椿も、さくらの膣を張型でこねくり回した。
「さくらさん、すごくエッチです・・・」
「ああああああん!!!」

やがて、かすみ、由里、椿の三人は、その場にへたり込んでしまった。
もう三人とも、両腕がつってしまって、動かない。その横で、さくらはけろっとしている。
「あら皆さん、もうおしまいですか?」
どれぐらい時間が経っただろう。ひたすらに激しくこねくり回したので、腕は完全に攣ってしまって、動かない。
そして日は昇り、辺りは明るくなった。
「あら、朝になっちゃったわ。でもよかった。これで、目が見えるようになったわ。」
そして雉は城門の閂を抜いて、城門を開けた。
「さあ皆、開いたわよ!」
すると桃太郎がふくれっ面をして雉に言った。
「おそーい!今まで何やってたの!?」
「ごめんなさい。夜は目が見えなくなるのを、忘れてて♪」
「まったく、ドジなんだから!」
そしていよいよ、4人は城内へと突入する。

今日はここまで
41人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/10(土) 01:39:13 ID:nhWKU64R
>>39
どうもありがとうございました。
272氏の新作も、お待ち申し上げております。
42名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 01:50:31 ID:uuVVHQqj
けろっとしてるさくら・・・凄いw
43名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 07:51:29 ID:x6MRldxv
Vメンバーで凌辱ネタなら
やっぱりジェミニン×蘭丸は外せないよね
44名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 19:55:49 ID:yHDKMOKJ
マリア(クワッサリー)凌辱ネタキボン。
ユーリーと致そうとした時に痛そうなマリアの姿に中途挫折。
「私なら大丈夫です」と訴えるマリアだがユーリーは最後まで成し遂げられず。
その後で、マリアらしくないミスを犯し、捕虜になる。
そんで捕われの少女がクワッサリーだと知った革命軍の皆さんに輪姦…
ユーリーが駆け付けマリア救出するものの、マリアは深く傷付いていて、ユーリーは何とか心の傷を癒そうとする
って話読みたい。
100グラムスレ向けかな?
45名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 20:08:32 ID:kXudkDca
100gスレならたんなる凌辱で終わらずに食べられたり穴開けられたり四肢切断になるから
こっちでおk
46名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 20:09:48 ID:yHDKMOKJ
>>44革命軍ではなく政府軍の書き間違い…orz
我ながらアホだ(´・ω・`)
47名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 20:04:25 ID:7de2B1/0
>>43
ジェミニン攻かいw
48名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 13:26:29 ID:8Q7uEdts
ラチェットさん凌辱でありそうなパターン

ラチェットさんが路地裏で暴漢に襲われてる女性を助けるが
助けた女性が暴漢の仲間で油断しきっていたラチェットは背後から女性に睡眠薬を染み込ませたハンカチで口を塞がれ
凄まじい睡魔に襲われ何で?って言いながらドサッと倒れて
女性は無駄に正義感を持ってる女はこれだから馬鹿よね。アンタらの好きにしていいよって発言の後に姿を消し
翌朝、身体中が白濁色の液体がまみれで目が虚ろで放心状態で心を閉ざして人形になったラチェットが発見されるのだった
49名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 23:30:04 ID:rntZ7CtL
>>48鬼ですね。ちょっと萌えたw

降魔の登場がもっと早ければ、刹那がマリアに降魔をけしかけ
子宮内に降魔の卵(種でなく卵w)産み付けられて、マリアが降魔の苗床にされかける。
孵化させない為には、一刻も早く霊力を注ぎ浄化しなくてはならんとかで
一番てっとり早いのは大神がマリアを抱くって事で、刹那追い払ってセクース
とか妄想した事がある
50名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 19:53:53 ID:twHuWhZx
>>48
人形とはちょいと違うが、
東日流火がラチェットさんをヌードで石化してくれれば……とか考えてしまったよ。
51名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 22:53:46 ID:ZqVb5mjF
見た人間の服まで石化するのは古今東西納得いかない。


従って身体だけ石化してる間に服を脱がすことが出来ると望ましい。
52名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 23:29:27 ID:TunQ3QLX
横山智佐の声はエロイ
53名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 20:36:12 ID:+KFTIVfj
あやめさんの声もエロいと思います
54名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 23:22:06 ID:W1IeM6+F
一話でのラチェットの霊力枯渇イベントの後に新次郎達の健闘虚しく蘭丸に拉致されるラチェット

蘭丸がラチェットを拉致した理由は
元欧州星組と言う戦闘部隊の人間だから我らが主の欲求を満たす為の人柱には丁度良いから。
そして蘭丸の少しは慣れさせないとね。一回しただけで壊れちゃったらまた人柱を探さないといけないしって発言の後に無数の触手やゲル状のスライムや蟲がラチェットに迫り
摩天楼に木霊するラチェットの悲鳴

蘭丸の我らが主はもうすぐ復活するそれまでせいぜい少ない自由を堪能するんだねの一言の後に姿を消す蘭丸

触手や蟲からは解放されたが霊力が枯渇した状態で魔力の触手や蟲に身体を汚されたラチェットの身体は闇の快楽には耐える事がやっとで
自慰だけでは満たされる事がないウズきや熱りに悶え苦しみ夜な夜な無意識の内に出歩き人知れず男を見つけては誘惑し裏路地に誘い乱れてしまう
絶対に屈伏しないと言う意思とは裏腹に徐々に快楽に溺れ堕ちていく自分に恐怖を覚えるラチェット

そんなシチュを希望
55名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 00:50:51 ID:yCSWwVjv
そこまで妄想できてなぜテキストに起こさないんだ
56人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/20(火) 03:41:22 ID:uZEPpSIN
帝国歌劇団花組 特別公演 桃太郎(久々に続き)

そのころ、城内の謁見の間・・・

玉座に、大きな鬼が座っている。この鬼は、桐島カンナがやっている。そして、その横に寄り添うように、もう一人の鬼がいる。
カンナのほうは、鬼の大王。そして、もう一人の織姫がやっている鬼のほうは、大王の妻。ただし、正妻か妾かは不明。
そして、その前に、三人娘が這い蹲っている。
彼女たちは、失態を犯した。よりによって、桃太郎達に侵入を許してしまったのだ。
「も、申し訳ございません王様・・・」
「ええい!黙れお前たち!それでも我が精鋭の親衛隊か!」
「最低デース!」
そして鬼の王は、三人娘のところにつかつかと歩み寄ってきた。
「さて、失態を犯したお前たちには・・・」
そう言って鬼の王は、懐から巨大な2本のコブがたくさんついた張型を取り出した。
そしてそこに、織姫鬼もやってくる。彼女も、一本の巨大なコブ張型を持っている。
「ひいっ!王様、それだけはお許しを!」
彼女たちは一斉に逃げまどう。しかし、運動神経の優れたカンナにかかっては、ひとたまりもない。
彼女たちはあっさりと捕まった。そして、その謹製極太張型を膣に刺し込まれる。
「ひいいいいいっ!!!」
王は両手でそれを持ち、そして織姫も片手でそれを持ち、容赦なくぐいぐいと動かす。
「いいいっひいいいいいいいっ!!!」
彼女たちは皆、夥しいジュースをこぼしながら、両足をじたばたさせて悶えた。
「それでは三人とも、いっけええええええええええええええっ!!!」
そして彼女たちの潮が一斉に吹き出ると、三人はその場にどさっと倒れた。
三人ともひくひくと痙攣している。あまりの絶頂の衝撃に、そのまま三人は気を失った。
「やれやれ、これじゃあ、あたいたちが直に相手をするしかないのかねえ。」
「仕方ないデース!こうなったら、私たちの力を、桃太郎達に目一杯見せてやるデース!」
そして、二人は謁見の間を出て、桃太郎たちのところに向かった。

今日はここまで
57名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 20:37:44 ID:4NgGNf/5
正妻か妾か不明にする理由があるのかw
どうでもいいことが気になるw
58名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:51:17 ID:2u4l52hD
欧州星組時代のロリータ?ラチェット

活動写真時代のラチェット

サクラ大戦V時代のラチェット

もっとも凌辱拷問調教が似合うのはどのラチェット?
59名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 22:20:59 ID:bApDbkut
全部・・・と言いたい所だが
ロリに興味はないので
サクラ大戦V時代のラチェット
60名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 00:18:53 ID:HqOhAEPR
活動写真時代のラチェットさんは、拷問が似合いそうだ。する方が。
『私は効率のいいやり方が好きなのよ』とか言って、冷たく笑って。
61名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 02:13:58 ID:9Tw5RU9k
やられるのはさくらあたりが妥当か?
一応DS社のスパイ任務のつもりで入ってきたんだったかな…設定忘れてるな。
62名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 16:49:33 ID:HEdoJR0b
マリアキボンヌ
金髪キャラ同士の絡みハァハァ
63名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 22:57:34 ID:Fj7h9A2B
受けが似合うサクラ大戦において、活動写真のときのラチェットは珍しく責めが似合うな
64名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 21:24:34 ID:IDm2+yYV
グリシーヌ様も忘れるな!
65名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 21:29:48 ID:YstyZrWj
グリシーヌ様はSが似合います
66名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 23:36:46 ID:Sj8sTAhy
いや、グリ様を責めて責めて責めまくるのも多分楽しいぞw
67名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 00:14:19 ID:vZ4GL1SW
マリアを責めて責めて責めまくりたいお
68名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 10:34:03 ID:ayCHkBB7
OVAでラチェットがベルリンに行くらしいけど
ラチェットが闇の住人と手を組んだドイツ軍(後々にナチスを作る人間達の一族)の世界制覇の野望を実行する為に拉致され華撃団構造の機体のデータ提供を強要されるがラチェットは拒否
三日三晩休まずに凌辱などの過激な拷問の嵐にラチェットは耐えきるが
ラチェットを追い込み完璧に堕ち操り人形にする為の策略で、予想通りの展開だった
常人では発狂寸前になるくらいに強力な媚薬を二本も投与されラチェットはガクガクの状態になるが
愛撫や指責めだけが殆どで
犯してもイク寸前で寸止めの日々が続き

自分では屈しないと思いながらも身体が快楽を求め意思も徐々に気持ち良くなりたいと思い始め
ついに自分から尻を突きだし滅茶苦茶にして下さいと哀願し犯され大河君ごめんなさい。私はもう・・・・と心で思った瞬間に白い白濁色の液体がラチェットの身体中にかかり
ラチェットの絶頂した声が辺りに響き
ラチェットは屈し悪の手に堕ちる
って感じなシチュを連想した
69名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 13:12:38 ID:SJao6Shu
それだけの!それだけの妄想ができながら!
なぜそれを形にしないのかーーーーーーーーーー!
70名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 13:49:22 ID:ayCHkBB7
理由は
文才が無いのとラチェットは活動写真とVしか登場作品が無いからイマイチ性格が掴みにくいから
71名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 17:31:17 ID:LMuby06Q
もうダメだ…そういうシチュを見ると即座にクリムゾンが脳裏によぎるw
72名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 19:25:02 ID:8E/4mHAp
オレもいろいろな妄想は膨らむが
小説を書く文才がないのがくやしい
73名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 21:59:47 ID:ayCHkBB7
でもベルリンのあるドイツは星組計画やレニが被験者になってた実験やら結構、色々とあった場所だから
そんなラチェットにとっては思い出の地のドイツに渡る以上はゲームの続編が出ないにしても
何らかの動きがあるのは確実だよね
74名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 23:31:57 ID:CvYnM46X
ラチェットはSでもMでもいけるな
マリアは完全にM
75名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 15:34:42 ID:mO4sr0TM
ho
76名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 00:46:34 ID:u4by421W
文才がないっていう香具師の気持ちがいまいち理解できん。
俺なんか思いついたと同時に無意識にキーボード叩いているがw

まあ今は思いつかないわけだけどorz
77名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 00:56:12 ID:UEgnnn7h
とりあえず妄想を書きなぐって、それを適当につなげていけばいい

自分はそうやってSSw書き始めた
78名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 01:31:12 ID:u4by421W
同意。
書き続けていれば、文才なんて後から付いてくるものだ。だから気軽に書けばいい。
79名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 18:26:00 ID:lnheRzim
みんなすごいな
文章面だけでなく知識も必要だから
自分はなかなか難しい
80名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 21:29:30 ID:wRQQwdWp
>>76>>77って職人さんなの?
なら、あんたたちの書いたSSを読ませてほしいのだが。
81名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 22:05:29 ID:1+R4PFnJ
オレが書いたら小学生の日記みたいになっちゃうだろうな。
82名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 10:03:06 ID:uDGGf6/M
>>80
それは野暮ってものだろう…常識的に考えて
83名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 12:10:26 ID:XZbMJw0U
俺はプロにアイデア送って書いて貰った事がある。
84名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 14:14:13 ID:XZbMJw0U
アイデアだけでも書いておけば、誰か職人さんが拾ってくれるかも。
85名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 19:29:34 ID:t4QgP9Mk
エリカがレニとエッチな事する小説を書いて下さい。
86名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 23:45:40 ID:JctOGPkg
マリアとユーリー隊長とは実は清い仲で
大神がマリアと初めてした時に、キツさに処女だと悟り
暴走しそうになる自分を、必死に押さえながらマリアを抱くってのが読みたいかも。
87人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/03/29(木) 04:20:46 ID:ZZG+ejK8
帝国歌劇団花組 特別公演 桃太郎(もうネタ切れかもorz・・・でも続き)

そのころ・・・桃太郎達は、城門をくぐって、いよいよ内部に侵入していた。
だが・・・・・・
「あれえ?誰もいないよお?」
城内には、たくさんの鬼の兵士がいると、桃太郎達は思い込んでいた。
しかし、いざ入って見ると、中には誰もいない。
いたのは、先ほどの三人娘だけだった。
「てっきりたくさんいるかと思ったのに。」
「そういえば、あたしが先に入ったときも、あの三人しかいなかったわね?」
そう、雉が先立って侵入して見つかってしまったときも、来たのは三人娘だけだった。
なぜだろう?理由は桃太郎達にはわからない。だが、鬼はいない。だから、このまま財宝を持ち帰れば、晴れてハッピーエンドである。
しかし・・・
「ちょっと待てーいっ!!!」
そのとき、城壁の上から声がした。見るとそこには、見たこともないような大男と、セクシーな女の鬼がいる。
「あ、あんたは・・・!」
「我は・・・鬼王」
「鬼王!」
鬼王と名乗ったその大男は、桐島カンナである。だが、鬼王・・・・・・その言葉に、さくらは素早く反応した。
「お父様!?お父様なのね!?ああ、逢いたかった!」
「さ、さくら、お前なあ・・・その鬼王じゃねえよ!」
「いいえ、あなたはお父様よ!そうだわ!お母様にすぐ知らせなきゃ!」
そしてさくらは舞台袖から電話機を引っ張ってきた。そしてジーコジーコとダイヤルを回して、どこかに電話をかけた。
「もしもし、お母様?」
電話の向こうは、仙台のさくらの実家。そして電話に出たのは、母親の若菜さん。
「まあ、どうしたのさくらさん?」
「お母様、今、お父様が来ているの!すぐに帝都に来て!」
「さくらさん?あなたのお父様は、もう既に・・・」
「いいえ!生きていたのよ!お母様、すぐに逢いにいらして!」
「・・・???」
「さあ、お母様!」

そして十数時間後、仙台から列車を乗り継いで、若菜さんが帝劇にやって来た。
「さくらさん、一馬さんは・・・?」
「お母様、はいこちらに!」
さくらの指差した先にいるのは、当然カンナである。だが、若菜さんは意外にノリがいい。
「あ・・・あなた!あなたなのね!ああ・・・逢いたかった・・・」
「お、おいさくら!こんなの台本にねえだろ!」
すると若菜さんはすぐに、カンナの前にしゃがんで、カンナの股間に取り付いた。そしてそのカンナの股間から、大きなペニス(もちろん作り物)を引き出すと、
それにそっと頬ずりした。
「ああ・・・一馬さんの・・・懐かしい・・・」

今日はここまで
88名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 11:13:00 ID:VGAROge8
ほほう
89名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 19:32:54 ID:7QoeiUc4
アホすぎw
90名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 20:24:16 ID:m9lIXIxU
リアルで十数時間待ってたりして…
91名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 01:18:14 ID:+jjgpB5C
ジェミニがレイプされそうになり愛撫されてる時に
ジェミニンに変わって抵抗するが

男性に本格的にエッチな事をされるのが始めてで免疫のないジェミニンには返って逆効果で一方的にイカされ悶えてしまう
ジェミニンに突き刺さる肉棒の嵐の前に絶頂を繰り返し気絶するジェミニン。(ちなみにこの間たったの30分)
表に出たジェミニはお姉ちゃんの役立たずと心の中で文句を言いながら夜明け前まで滅茶苦茶に凌辱されるのだった

って感じな展開を希望
92人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/04/01(日) 06:05:53 ID:UvLgAvyR
帝国歌劇団花組 特別公演 桃太郎 第二夜(正確には>>87のそして十数時間後から)

やがて若菜さんはカンナの作り物の陽根を、ぺろぺろ、れろれろと舐めだした。
突然の彼女の登場に、観客席も大興奮。
「すげえ・・・熟女マンセー」
やがて若菜さんは、着物のすそを大きく捲り上げ、見事なお尻をぷりりんっと出した。そしてそれを、カンナに向けた。
「さくらさん、御覧なさい。貴女はこうして・・・」
そしてカンナは、その陽根を、若菜さんの秘裂に突き入れてゆく。
「こうしてできたのです・・・ああんっ♥」
ずぶずぶ、ぐちゅぐちゅという、カンナと若菜さんの擦れる音が、劇場全体に響き渡る。その音を聞くと、彼女たちの濃厚な匂いまで伝わってきそうで・・・
いつの間にか観客席では、近隣の者同士で、性交を始めている者たちが少なくない。
「はあ、はあ、あはあん♥」
「あふ、ひい、ふううん♥」
そして彼女たちの情熱が、当のさくらやアイリスたちにも伝わってきた。
「ああ・・・さくら・・・熱いよう・・・」
「あ・・・あたしも・・・」
一瞬にして、彼女たちは全員、発情期を迎えた。それは、幼いアイリスにとっても、例外ではなかった。
「ああんっ!お兄ちゃん!」
「ああっ!大神さん!」
いつしか彼女たちは、大神の名を叫びながら、己の股間をいじくる。
もうこれは、演劇ではない。本物の、発情。
劇場全体が、彼女たちの熱気に揺れる。それは、出演者だけではない、観客の皆の熱気。
出演者たちは堪らずに、大神の名を連呼する。大神が、欲しくてたまらない。
「大神さん!」
「お兄ちゃん!」
「隊長!」
「少尉!」
「一郎ちゃん!」

その夜、大神一郎は、謎の痴女軍団に襲撃された。
そして・・・

10ヵ月後、舞台の上には、お爺さん役のマリアと、お婆さん役のすみれ、そして白くて見事な桃(つーか、さくらの尻)が置いてある。
「おおっ!また見事な桃太郎が産まれたぞい!!!」

おしまい
93名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 10:23:14 ID:E1lgebqk
あんた本当にアホだなww(いい意味で
94名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 14:44:08 ID:uOtt9KxZ
あははwww GJ!
95名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 14:56:19 ID:EscceYLV
>>91
それすごい読みたいな
ジェミニはエロ杉だろ常識的に考えて・・・
ニューヨーカーの劣情を猛烈に刺激しているだろうな
96人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/04/01(日) 17:06:04 ID:AX0wDSoP
帝国歌劇団花組 特別公演 浦島太郎

あるのどかな海辺の村に、浦島太郎(c:桐島カンナ)という若者が住んでいました。
ある日のこと、いつもの浜辺に、子供たち(c:神崎すみれを除く花組全員)が集まっていました。どうやらみんなで、何かをやっているみたい。
「おいお前たち、何してるんだ?」
「何って・・・亀さんをいじめてるんだよ。」
子供たちはよってたかって、亀を縛ったり、鞭で叩いたり、踵の高いハイヒールで踏んづけたりしています。その様は、あまりにも痛々しく、亀さんは傷だらけになっていました。
「かわいそうに。お前ら、これをやるから、亀さんをお放し。」
「わーい」
子供たちは飴玉を貰うと、そのままどこかに走り去ってしまいました。後に残るのは、さっきまで虐められていた亀さんです。
「大丈夫か、亀さん?」
亀さん(c:大神一郎)は全裸で、両手を突いてブリッジの姿勢でした。そしてお腹に甲羅が乗っていて、大きな亀頭が頭になっています。
「あ、ありがとうございます。お礼に、貴女を竜宮城へと連れて行って差し上げましょう。さあ、私の上に乗ってください。」
「えっ?乗るって・・・」
「さあ!早く!」
「わ、わかったよ・・・」
浦島太郎は腰蓑を外して、下半身すっぽんぽんになりました。そして、そのまま亀さんの頭の上に跨ると、亀さんの頭が、にゅるにゅると浦島太郎の股間の割れ目に吸い込まれていきます。
「おううっ!・・・はあはあ・・・さあ、浦島さん、竜宮城へ、レッツらゴー!」
亀さんはそのまま、ひょこひょこと竜宮城へ向かって歩き出します。その振動で、浦島太郎の膣と亀さんの頭が激しく擦れました。
「ひゃあ!あああ!あん!あん!あん!」
そして亀さんはしばらく歩き続けました。
「んんっ!お、おいっ!いつになったら竜宮城へ着くんだよ!?」
「もうしばらくお待ちください。」
「は、早くしないと、あたい、イッちゃうよお!」

そして竜宮城。
浦島太郎が竜宮上に到着すると、乙姫さま(c:神崎すみれ)が出迎えてくれました。
もちろん姿勢はそのまま。亀さんの頭が、浦島太郎の膣にすっぽりと納まっています。
「な・・・何なんですの・・・?」
怪訝な表情の乙姫さまに、浦島太郎は言いました。
「うらやましいだろう。」

おしまい
97名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 02:39:58 ID:usX/14M4
桃太郎のラストの「一郎ちゃん!」ってまさか薔薇組!?
98名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 13:18:32 ID:2QCt+uqG
ほしゅ
99名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 09:14:17 ID:xSZ1q3W6
ほっしゅ
100272 ◆SAKURAshfY :2007/04/08(日) 21:14:51 ID:d0X2QFUO
保管庫よりご連絡。
『桃太郎』と『浦島太郎』を収録しました。

サクラ大戦エロパロ保管庫『サクライーピードットネット』
www.sakura-ep.net

101名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 01:13:51 ID:Ky5mYIMu
>>97
アッー!そうかも。
102人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/04/13(金) 11:59:08 ID:sQ/lFYvo
あんなこといいな できたらいいな
あんな夢 こんな夢 いっぱいあるけど
みんなみんなみんな 叶えてくれる
不思議なポッケで 叶えてくれる

コクリコ:グラン・マえもん〜
グラン・マ:おや、どうしたんだいコクリコ?
コクリコ:あのね・・・ボクのサーカスでずっと一緒だった象さんが・・・いなくなっちゃった・・・ぐす・・・
グラン・マ:なんだ、そうだったのかい。なら、あたしが何とかしてやるよ。とりあえずコクリコ、ムッシュ大神を呼んできておくれ。
コクリコ:うん・・・

そして・・・

大神:支配人、どうなされましたか?
グラン・マ:コクリコ、よく見ておくんだよ!それっ!
(グラン・マ、大神のズボンを下ろして、陰茎を露出させる)
大神:わわっ!な、何するんですか支配人!
グラン・マ:コクリコ、ほら、見てごらん。新しい象さんだよ!
コクリコ:本当だ!大きくて逞しい、ボクの象さんだー!
グラン・マ:今度は大事にするんだよ。
コクリコ:うん!ありがとう、グラン・マえもん!

そして・・・

コクリコ:あああっ!あふう!いい、いいよお!あああんっ!あんっ!あんっ!あんっ!

とっても大好き グラン・マえもん♪
103名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 18:26:23 ID:AZ8tus+Z
アホすぎw
104名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 10:52:13 ID:hNdoKSO0
あんた本当にアホだなw
105名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 16:25:08 ID:I2xwJMy8
ho
106名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 07:19:45 ID:8E+Ox02n
a
107名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 05:13:12 ID:hKLh1c8w
グラン・マの不思議なポッケ、か……
今、恐ろしいものを想像したorz
108名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 12:36:43 ID:IULUQQBR
>>107グランマの不思議なポッケで何を想像?
って考えてたら、M字開脚で大神を誘うグラン・マって凶悪な光景が…
萎え萎え…orz
109名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 18:33:42 ID:IIXVdXKO
圧縮回避
110名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 00:05:45 ID:uhpTmZs7
横山智佐のあえぎを聞いてみたいよなー日高のり子もw
111名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 02:24:01 ID:GCE3HJcK
>>108
おまえはグランマ好きの漏れを敵にまわした!

紅蘭の機械とかで若返ったグランマならどうだ
112名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 08:18:10 ID:uhpTmZs7
どうでもいいけど、グランマとロベリアって似たもの同士だよな
若い頃のグランマは悪事をしないロベリアってイメージ
113名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 09:13:12 ID:AobC3mKW
死んだ男を思って、男を避けるために老けメイクをしてるなんて設定も有りでは。
114名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 23:09:02 ID:4TksuFrP
hoshu
115名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:11:46 ID:M0cgGsPc
ほしゅ
116名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 23:35:45 ID:v4lNyTuM
実現不可能だがジェミニとジェミニンの百合が見たい!
レニがマリアを攻めるでも可
117名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 20:54:10 ID:SsaEMnK4
保守
118人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/05/01(火) 23:14:32 ID:pufKA58U
The Saint Simon

忙しい毎日。
巴里から戻ってきた大神は、帝国華撃団花組の隊長として、そしてさらに、帝国華撃団総司令として、戦闘に舞台に、大忙しの毎日を送っていた。
かえでさんのサポートは非常に的確で、彼にとっても大助かり。だが、それでも、この仕事は、とんでもない激務だった。
「ふう・・・」
ようやく一仕事を終え、大神は支配人室のソファにもたれかかった。
ようやく今、一つの大きな仕事が終わった。これでやっと一息つける。
だが、すぐに次の仕事が待っている。それまでの、わずかな時間の、戦士の休息。
大神はソファにもたれかかって、天井を見上げた。少しだけ、眠い。
少しずつ、瞼が落ちてきた。大神はそのまま静かになる。少しだけなら、寝てもいいだろう。
そして大神は、ささやかな安息の時間を迎える。

「おや、ここは・・・・・・」
大神は周囲の光景に唖然とした。高い建物で、空が見えない。
あの有名な浅草の凌雲閣が、まるで子供に見えてしまうほどの、凄まじい高層建築が、山脈のようにずらりと並んでいる。
その谷間を縫って、忙しい人々の群れが、間断なく続いていた。
「ここは・・・どこだろう?」
大神はその光景を、空から見上げている。なぜか、飛べるらしい。
空の上から河川などの地形を見ると、それは・・・帝都に似ている。
だが・・・街並みがあまりにも違いすぎた。ここは・・・本当に帝都なのか?
さらに上空に上って、やや遠くを見ると、西の方角に、霊峰富士が見える。ということは、やはりここは・・・帝都なのだろう。
しかし、この街並み・・・
大神はしばらく考え込んだあと、地表近くへと降りていく。皇居の西側にある御苑の森を抜けると、そこにはひときわ大きなビルの群れ。
大神はその駅前の広場に降り立った。その前のビルに、大きなビジョンが付いている。
今のところ、人々が大神に驚いている様子はない。おそらく、自分は今、彼らからは見えないのだろう。
そして大神は、そのビジョンを見た。ちょうどお昼時なのだろう。サングラスの中年のおじさんが、ゲストを迎えてトーク番組をやっている。
「それでは、昨日の○○○さんからのご紹介、×××さんです。どうぞ〜」
そして音楽と共に、そのゲストが入ってきた。

大神は、自分の真後ろに交番があるのに気づいた。
そうだ、交番なら、現在の日時がわかるであろう。
大神は交番を覗き込んでみた。何人かの警官がいる。その横には、やはり日付があった。
「何々・・・・・・『2423年5月11日』・・・・・・」
大神は驚いた。何と、ここは今から500年後の帝都なのだ。
「俺は一体・・・?」
そして大神は再びビジョンを見つめる。

119人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/05/01(火) 23:15:05 ID:pufKA58U
サングラスのおっさん。彼の15代前の祖父の欄には、大神一郎の名前がある。
そして今日のゲストの、11代前にも、大神一郎の名がある。
そして警ら中の警官。彼の父方の13代前と、母方の12代前に、大神一郎の名があった。
そして今、この帝都を忙しく歩き回る人々の群れ。彼ら、そして彼女らの祖先には、大神一郎の名が必ずある。
現在生きている日本人。その中に大神一郎の血を引いていないものなどいない。
そして、最後に大神の血を引いていない天皇が即位したのは、今から223年前が最後である。
それ以降の歴代天皇は、皆、大神一郎の血を持っている。

ビジョンに映る光景は、いつの間にかニュースに変わっていた。
見ると、各国の首脳たちが一斉に集まっている。おそらく、サミットが開かれているのだろう。
その各国の首脳たち・・・彼らも全て、とある男の血を引いていた。
その男の名は・・・・・・大神一郎。
彼らの国、そして彼らの国民も、全て大神の血を持っている。

「大神さん、大神さん!」
名前を呼ばれて、大神はふと目を覚ました。そこはいつもの支配人室。
そこにはさくらくんを始めとするメンバーたちが立っている。
大神はふと思った。
遥か未来の世界。その世界中に、俺の子孫がいる。
なんて、素晴らしいことだろう。だが、その夢を果たすには、第一に子孫を残さなければならない。
「隊長、ご命令を。」
きりっとした表情で、マリアが大神を見る。
「そうだな、まず手始めに・・・」

おしまい
120名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 15:38:26 ID:4fXD9K+W
これはシュール
121人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/05/05(土) 00:15:18 ID:MOQXHbar
「マリア!」
122人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/05/05(土) 00:16:02 ID:MOQXHbar
途中で送信しちまった・・・OTL
123人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/05/05(土) 00:18:35 ID:MOQXHbar
二度も・・・OTL

「マリア!」
「はっ!隊長、何なりと!」
「パンツを脱げ!」
「は!?」
124名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 10:51:36 ID:sSVvSNmb
社会は一家、人類は兄弟w
125名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 16:18:36 ID:H+ZaDERr
ほっしゅだこの野郎
ひさしぶりに272氏のジェミニがみたい
126名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 20:51:36 ID:fzhoB70Z
そろそろOVAに大河ママが出てくるな……
言ってみただけなんだけどね。
127名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 22:15:57 ID:VDej38Wp
大河ママは大神にも新次郎にも肉親だから絡めないな
大神×さくらの母は以前にあったよな
大神×ヒロインママを読みたい
128名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 08:05:28 ID:5BdvTcIN
背徳的な感じがするよね、×ヒロインママ
129名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 08:29:24 ID:3ltlce2U
アイリスのママとかまだすげえ若いもんなあ
外見だけなら少女だ
130名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 21:49:41 ID:lNwyS/vp
織姫&姫ママの3Pキボン!
131名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 16:19:34 ID:A1IvfBed
織姫パパの絵のモデルとしてパパ公認で、その目の前で激しく絡み合うなんて話希望。
132名無しさん@ピンキー:2007/05/15(火) 20:19:42 ID:AUC/fFeB
脇役どころかチョイ役で話が作れるのがサクラのいいところ。
133名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 11:21:00 ID:eiwUQC8T
>>131
パパの目の前で大神&織姫&姫ママの3P!?
そりゃまた・・・・・・
134人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/05/18(金) 19:30:00 ID:v52mZykn
あんなこといいな できたらいいな
あんな夢 こんな夢 いっぱいあるけど
みんなみんなみんな 叶えてくれる
不思議なポッケで 叶えてくれる

グリシーヌ:グラン・マえもん・・・
グラン・マ:おや、どうしたんだいグリシーヌ?そんな陰気臭い顔しちゃってさ。
グリシーヌ:実は・・・最近、生理痛がひどくて、イライラするのだ。
グラン・マ:何だ、そんなことか。それなら、あたしが治してやるよ。じゃあまずは、この上に座って、股を開いてごらん。
グリシーヌ:あ、ああ・・・
グラン・マ:へえ・・・なかなかいい形・・・おっと、血がたれてきたね。これじゃ、辛いのもわかるよ。メル、ムッシュを呼んできておくれ。
メル:はい。

大神:支配人、お呼び・・・いいっ!?
グリシーヌ:きゃあっ!グ、グラン・マえもん!どうして隊長を呼ぶんだよ!
グラン・マ:いいからあたしの言うとおりにしな!それじゃ今から治療を始めるよ!さあ、ムッシュ、チンチン出しな!
大神:グ、グリシーヌ・・・
グラン・マ:へえ、さすがはムッシュ。もうこんなにカチンコチンに固くしちゃってるよ。
グリシーヌ:・・・・・・まさか・・・・・・
グラン・マ:さあムッシュ!グリシーヌのここに、その自慢の息子をぶち込んでやりな!
大神:は、はい!
(ずりゅっ!)
グリシーヌ:ひゃあっ!
大神:うっ!す、すごい・・・気持ちいい・・・
グラン・マ:さあグリシーヌ!今から生理痛の特効薬を投与するよ!さあムッシュ!おもいっきり動くんだ!
グリシーヌ:はああっ!はひゃああっ!あああっふうっ!ひゃああん!
大神:ううっ!もう出そう・・・うっ!
(ぴゅっぴゅっぴゅっ!)
グラン・マ:よし!これで投与完了だ!ムッシュのは強力だからねえ、生理痛なんてすぐに吹き飛んじまうよ!
グリシーヌ:・・・・・・(・・・やみつきになりそう・・・)・・・・・・
135人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/05/18(金) 19:30:44 ID:v52mZykn
そして数ヵ月後・・・

グリシーヌ:グラン・マえもん・・・
グラン・マ:おや、グリシーヌ、どうしたんだい?
グリシーヌ:確かに生理痛は起こらなくなったんだが、今度はつわりがひどいのだ・・・

そしてさらに数ヵ月後・・・

グリシーヌ:グラン・マえもん・・・
グラン・マ:おや、今度はどうしたんだい?
グリシーヌ:実は、陣痛がひどいのだ・・・
グラン・マ:よし、あたしが治してやるよ!とりあえず、そこに寝な!じゃあいくよ、ひっひっふー!ひっひっふー!
グリシーヌ:ひっひっふー!ひっひっふー!
グラン・マ:ようし、頑張れ、もうすぐだ!
グリシーヌ:んんんんんっぐううううううううううっっっ!!!
(ほぎゃあ!ほぎゃあ!)
グラン・マ:ふう・・・、よく頑張ったねグリシーヌ!これでもう、陣痛は大丈夫だよ。

そして数ヵ月後・・・

グリシーヌ:グラン・マえもん・・・
グラン・マ:おや、どうしたんだいグリシーヌ?
グリシーヌ:実は・・・最近また、生理痛がひどくなり始めてな・・・
グラン・マ:仕方ないねえ、ほら、東京行きのチケットだよ。あたしの分も含めて、二人分だ。

そして・・・

グリ&グラ:ああああああっ!いいいいいっ!いいよおおおおっ!あああっ!あんっ!あんっ!あんっ!

とっても大好き グラン・マえもん♪
136名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 00:24:54 ID:f9LLVpXW
保守
137名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 16:01:44 ID:rg2xjcwu
>>135
なにげにグラン・マまでwww
138名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 22:33:48 ID:12mI1KKb
作戦名:保守
139名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 23:21:36 ID:/xN9RlHo
そういえば、2の風林火山の行動時に現れる効果が大好きだった
風のときの移動時のアレとか、山のとき攻撃受けるときのアレとか
ARMSになってからオミットされたけど、なんらかの形で活かして欲しかったなあ
140名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 08:17:58 ID:F18cc71X
よし、肉だ!
141人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/05/26(土) 00:27:50 ID:4Ru8Z6E/
Pthirus pubis

俺は今、大神一郎の部屋の天井裏にいる。
先ほど、米田中将じきじきに、ある事を依頼された。そして俺はそれを承諾して、今、ここにいる。
時刻は深夜。大神も、花組の面々も、もう寝静まっている。
しかし・・・大神の寝姿は、いつもだらしがないな。Tシャツとトランクスだけで、掛け布団をほっぽり出して爆睡していやがる。
奴は昔からそうだった。寝返りやいびきは日常茶飯事。海軍の学校にいた頃から、もうそれは半ば伝説の域にまで達していたからな。
だが、大神の睡眠は、ある意味軍人としては優秀なのかも知れん。奴は、寝転がったら、その場で即座に眠れる。これは実は非常に大事なことだ。
どんな戦いが待ち受けているかわからない戦場では、休めるうちに休んでおくというのが、何よりも大事なこと。
しかし奴が爆睡しているということは、こっちにとっては好都合だ。
俺は天井裏から紐を伸ばし、するすると奴の部屋に降り立った。
大神・・・やはり奴は爆睡中。眼を覚まさない。もちろん、これは俺の忍びの術が優秀であることの証左でもあるが。
そして俺は、懐から小さな小瓶を取り出して、蓋を開けた。中には・・・・・・今はまだ秘密だ。
そして俺は大神のトランクスをめくり、そこに瓶の中身を垂らす。
そして俺はそそくさと紐を登って天井裏へと戻った。その間、大神は、一度も眼を覚ましてない。
とにかく、これで任務は完了だ。後は、数日後の結果を待つだけだ。

そして一週間ほど過ぎ・・・

アイリスとさくらが、中庭で何やら話をしている。俺は聞き耳を立てて聞いてみた。
「ねえ、さくら・・・」
「どうしたのアイリス?」
「アイリスねえ・・・最近、お股がかゆいの・・・」
「実は、あたしも・・・」
そこにマリアがやって来た。
「二人とも、何をやってるの?そんなところがかゆくなるなんて。」
そう言って二人を叱るマリアも、おまたの辺りをむずむず動かしている。彼女もかゆいのだろうか。
「あら?三人とも、何してはりますのん?」
そこに紅蘭もやって来た。彼女も、なぜか股間をむずむずさせている。

そしてこちらのサロンでは、すみれとカンナが喧嘩していた。
「カンナさん!そんなところがかゆくなるなんて、誰かに毛じらみでもうつされたのではなくて?」
「そ、そういうおめえこそ、さっきから股を掻いてるじゃねーか!」
「キーッ!!!どうして、こんなにかゆいのデスか!?」
そこに織姫も割って入る。彼女も、やはり股間をポリポリ掻いていた。
「僕はレニ。」
レニもそこにやってくる。彼女もやはり、あの場所をポリポリ掻いていた。

そして事務所。
「かすみさ〜ん、かゆいよお・・・」
「由里、今は仕事中よ。我慢しなさい。」

売店。
「いらっしゃいませ〜・・・う〜、かゆい〜・・・あっ、50銭になります〜♪」

俺は早速、その調査結果を米田中将に報告した。
「うむ、ご苦労。しかし大神め・・・やはり全員に手を付けておったか・・・」
考え込む米田中将の隣に控えているかえでさんも股間の辺りをむずむずさせていたのは、お約束。

そして報告を終えると、俺は支配人室を出た。するとそこで、影山サキにばったり出会った。
「・・・・・・。」
俺は無言で、サキを睨む。この女、いつかきっちりと証拠を挙げて、黒鬼会のスパイだってことをばらしてやるからな!
しかし・・・気のせいか、奴も股間の辺りをむずむずさせていやがる。まさか・・・・・・

あの瓶の中身については、タイトルをぐぐってくれ。それでは、アディオス!

おしまい
142人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/05/26(土) 00:29:25 ID:4Ru8Z6E/
≪おまけ≫

「狩りとってやる〜!」
あれから時が経ち、今、空中戦艦ミカサの上に、あの五行衆最後の敵・土蜘蛛が現れた。
そしてもちろん、花組の面々も彼女と対峙している。
そして土蜘蛛は、ハッチを開けて姿を見せた。すると・・・

彼女も、股間をむずむずさせている。

大神、お前、いつの間に・・・・・・?

おまけ おしまい
143人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/05/26(土) 00:31:41 ID:4Ru8Z6E/
>>141訂正

×Pthirus pubis
○Phthirus pubis
144名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 08:34:00 ID:xu5Qa5um
アイリスにもつくのか?
ないだろアレ
145名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 10:31:05 ID:H1AF1BlF
インキン
146名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 19:49:20 ID:k9Hs74vZ
操作を間違ってイメージ検索してしまいますた…orz
こっちまで痒くなってきたおw
147名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 23:20:04 ID:QfxbPoVE
>>146
もしかしてグロ画像のオンパレード?ガクブル((((゚д゚;;))))
148名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 02:42:58 ID:MvRfpfRq
いくら調べる為とはいえwww
149名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 23:02:41 ID:CRT93nTX
無茶しやがって・・・
150名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 12:54:55 ID:TZ02S2us
勇者よ・・・
151人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/06/03(日) 16:44:20 ID:DaVW885y
俺もイメージ検索してみた。
すげえw
152名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 21:05:25 ID:8MJgc05g
紐育のOVAかあ
153人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/06/07(木) 11:11:16 ID:pO1LnPhY
アイリスに毛が生えた

「う〜」
アイリスは自分の部屋で鏡を見ながら、しかめっ面をした。

事の起こりは、一ヶ月前。
「あ〜っ!」
シャワー室で身体を洗っていたアイリスは、己の股間にちょろんっと生えている一本の毛を発見した。
「アイリスにも、毛が生えてきた〜♪」
股間に陰毛。それは、アイリスが、ようやく子供の身体から、大人への変貌を遂げつつあるという証である。
アイリスの大好きなママには、股間に立派な毛が生えている。アイリスも、その大好きなママに、少しずつ近づいてきているのだ。
「そっかあ・・・アイリスも、ちょっとずつ大人になっているんだ・・・これなら、お兄ちゃんのお嫁さんになるのも、もうすぐだね♥」
しかし・・・・・・

あれから一ヶ月。
あのときの一本の陰毛。それはもう、どこにあるかはわからない。
たった一ヶ月の間に、あの時の毛は、たちまち深い草むらで覆いつくされてしまった。
アイリスの髪の毛の色と同じ、黄金色の陰毛が、その股間にびっしりと生えている。
その場所はすでに、地肌が見えない。そのボウボウに生えた陰毛。その小さな場所に無遠慮に次々と生えてくる陰毛。それは、まるで作物の生育を妨害する雑草のようで、アイリスには下品に思えた。
「こんなんじゃ、恥ずかしくてお兄ちゃんには会えないよお・・・」
剃っちゃおうかな。アイリスはそう思った。
しかし、剃ると、その後にはより濃い陰毛が生えてくるという。だから、うかつに剃ることはできない。
小さい頃に見た、ママの陰毛。だが、今のアイリスは、そのママの陰毛よりも凄かった。
毛の量も多く、しかも一本一本が太い。そして、毛は結構長い。
他の隊員たちと比べても、アイリスのそれは、とんでもなく濃い。その陰毛の濃さは、マリアにも匹敵する。
だが、マリアはもうすでに大人だから問題ない。しかし自分は・・・体つきはまだまだ子供である。
アイリスには、それがとんでもなく恥ずかしいことに思えた。
154人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/06/07(木) 11:12:47 ID:pO1LnPhY
「大神さん・・・」
「隊長・・・」
「どうしたんだ二人とも?」
大帝国劇場の廊下で、大神はさくらとマリアに呼び止められた。
「実は・・・最近、アイリスが元気ないんです。」
「アイリスが?」
二人の話によれば、最近のアイリスは、姿勢も俯きがちで、返事もうわの空であることが多いという。
「どうしたのよアイリス?」
二人がそう問いかけても、アイリスは、
「ううん、何でもないの。」
と、元気なさそうに答えるだけだという。
「別に病気じゃないとは思うんですけど・・・」
「アイリス、あたし達には何も言ってくれなくて・・・」
「でも、隊長になら・・・何か言うかもしれません。」
「そうか・・・でも、女の子特有の悩みとかだったら、俺には言わないんじゃないかなあ?」
「ですが、私たちには何も言ってくれないんです。私たちどころか、レニにさえも。」
あのアイリスと仲の良いレニにさえも、その悩みを打ち明けることはないという。
「だから、もしかしたらあたしたちじゃどうにもならない悩みなのかもと思って、大神さんに相談したんです。」
「そうか・・・・・・とりあえず、アイリスに会ってみよう。話はそれからだ。」

そして大神は、アイリスの部屋にやって来た。
「こんこん。アイリス、いるかい?」
「大神さん、こんこんは別に口で言わなくてもいいんですよ。」
「あっ、そうか。」
とりあえずドアの外から声をかける。
「・・・・・・。」
しばらくの沈黙。その後に、ようやくアイリスの小さな声が聞こえた。
「・・・お兄ちゃんだけ・・・入って。」
その声に、大神は一人、ドアの前に立つ。
「じゃああたしたちは・・・」
「そうだね。ここは俺に任せてくれ。」
そして大神は一人で、アイリスの部屋に入る。
155人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/06/07(木) 11:14:06 ID:pO1LnPhY
部屋に入ると、ベッドの上にアイリスが座って、枕を抱きしめてうずくまっている。
「アイリス。」
大神が優しく声をかける。すると、途端にアイリスは大神に抱きついてきた。
「わわっ!ア、アイリス・・・」
「お兄ちゃん!アイリスを・・・アイリスを、嫌いにならないで!」
「ど、どうしたんだいアイリス!?」
「だって、今のままじゃ、アイリス、お兄ちゃんに嫌われちゃう!」
「え、ええっとアイリス、よく事情が飲み込めないんだけど・・・」
大神はとりあえずアイリスを落ち着かせ、ベッドの上に座らせた。
「ええと・・・、どうして俺がアイリスを嫌うなんて思ったのかな?」
「ぐす・・・ひっく・・・だって・・・だって・・・」
大神にはアイリスの心のうちがわからない。どうして、こうなってしまったのだろう?
「アイリス、一から聞かせてくれるかな?」
大神がそう言うと、アイリスは怒って大神から離れた。
「いや!だって・・・アイリス、恥ずかしいもん!」
「でも、言ってくれないと、アイリスの悩みは解決しないだろう?」
「で、でも・・・・・・」
「大丈夫。ここには俺とアイリスの二人だけだ。さあ、言ってごらん。」
「う〜」
すると、アイリスはようやく立ち上がり、スカートのすそを大きく捲くった。その下は・・・パンツを穿いてない。
「いいっ!?」
大神は思わず後ろに転げ落ちそうになった。アイリスが見せたその場所・・・そこには、金色の陰毛が、びっしりと生えている。
「アイリス、こんなにボーボーじゃ、お兄ちゃんに嫌われるって・・・そう思って・・・ぐす・・・」
「アイリス・・・・・・」
すると大神はたくましい腕でアイリスの身体を手繰り寄せた。そして・・・
「きゃっ!」
アイリスの小さな身体を、大神はぎゅっと抱きしめた。
「お、お兄ちゃん・・・」
「馬鹿だな。俺がそんなことでアイリスを嫌ったりするわけないじゃないか。」
「お、お兄ちゃん・・・でも・・・でも・・・」
「その証拠に・・・ほら。」
大神はそう言うと、アイリスの顔を抱き寄せて、その可愛い唇を、ちゅっと吸った。
「アイリス・・・これでも、俺が君の事を嫌いだと思うかな?」
そしてさらに、ぐいっとアイリスの身体を抱き寄せる。すると、アイリスの身体は、大神にぴったりと密着した。
「お兄ちゃん・・・大好き・・・♥」
「アイリス・・・俺も、アイリスのことが大好きなんだ。だから、元気を出して・・・ね?」
「う・・・うん!」
156人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/06/07(木) 11:15:36 ID:pO1LnPhY
「ところでアイリス。」
大神はそう呼ぶと、そっとアイリスの股間に手を触れて、陰毛を弄った。
「きゃっ!お。お兄ちゃん!」
「陰毛って、どうして生えてくるか知ってるかい?」
陰毛を弄ると、その場所が次第に湿り気を帯びてくる。すぐ下の大事な部分から、性行為を行うための潤滑液が溢れ出てきた。
「ううん、わかんない。」
アイリスが興奮しながらそう答えると、大神は股間から極太を取り出して、アイリスのその秘密の場所にピタッと当てた。
「じゃあ今から、実演してみせるからね。」
その妖しく濡れる膣に、大神の亀頭が、にゅるっと滑り込んだ。
「ひゃっ!」
そしてアイリスの膣に、大神の男根が、すっぽりと収まると、大神は大きく反動をつけて、アイリスの膣を突いた。

ずんっ!

ずんっ!ずんっ!ずんっ!

「な、何これえ〜!!!」
今までとは違う、激しい衝撃。それは、アイリスが今まで一度も味わったことのないものだった。
「ほらアイリス、よく見てごらん。」
ずんっ!ずんっ!ずんっ!
「んんっ!す、すごいよお・・・」
「いつもより激しいだろう?」
「う、うん・・・んん・・・」
アイリスは悶えながら、何とか返事をした。
「今までのアイリスだったら、こんなに激しいと、身体を壊してしまうんだ。でもね、ほら。」
大神とアイリスは、動いている二人の結合部を見た。大神とアイリスの陰毛が、二人の間に挟まっている。
「陰毛がクッションの役割を果たしてくれるから、今までよりも激しく動いても耐えられるようになったんだよ。」
「本当だ・・・」
「だからアイリス。陰毛は多ければ多いほどいいんだ。それだけ、いっぱい愛し合えるということなんだから。」
「お兄ちゃん・・・愛してるよお♥」
「アイリス、俺も・・・愛してるよ。」
そして、大神の体が、凄まじく動き出し・・・
「うおりゃ!そりゃ!とりゃ!」
「ひい!あふうう!ふううん!」
あまりの衝撃に、アイリスは両手両足をじたばたさせて悶える。だが・・・耐えられないというほどではない。
陰毛がなければ耐えられないであろう。しかし、今は、陰毛がクッションになっている。
今までのソフトな動きとは比べ物にならない、ハードな動き。でもそれは、大神のアイリスへの愛に他ならない。
やがて大神は、精一杯の愛を、アイリスの中に注ぎ込んだ。
「んああああっ!!!」
身体の奥深くで、大神の精をしっかりと受け止めて、アイリスは絶頂に達した。

「お兄ちゃん・・・」
アイリスは大神と一緒に横になりながら、今度は大神の陰毛を撫でている。
あれほど下品に思えた濃い陰毛が、何だか愛しく感じる。
「これからは、もっともっといっぱい愛し合えるね。」
大神の言葉に、アイリスはにこっと微笑んだ。
「うん♥」

おしまい
157人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/06/07(木) 11:16:26 ID:pO1LnPhY
おまけ

「大神さん・・・」
「隊長・・・」
「どうしたんだ二人とも!?」
さくらとマリアが、また大神のところにやって来た。二人とも、深刻な表情をしている。
「実は・・・今度は、紅蘭が、元気がないんです。」
「紅蘭、私たちどころか、由里にさえも相談していなくて・・・」
「わかった。俺が聞いてみるよ。」

そして紅蘭の部屋の中。
「どうしたんだい紅蘭?」
「大神はん・・・うち・・・」
「紅蘭?」
「アイリスには生えてきたのに、どうしてうちには、何も生えへんのっ!?」
紅蘭のその場所には、毛が一本も生えてない。大神はじっと紅蘭の顔を見て言った。
「それはそれでOK。」
158名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 00:07:43 ID:KwLXCYWq
紅蘭www
159名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 00:08:44 ID:KwLXCYWq
紅蘭はやっぱりコンプレックスもっててなんぼだな
160名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 00:35:27 ID:2OAHkVPA
272氏か、牛男氏の新作が読みたい。
新規さんの参入でもOK。
161名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 22:15:57 ID:FeErNXhL
自分で書くよろし
過疎だし新規参入にはあまり期待できないだろ
162名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 02:47:48 ID:BLcAPP5m
実は>>160はだみゃ〜ん氏だったりしてw
163名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 01:26:18 ID:RoapUQLn
保守する。もうちょっとだ
164名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 19:08:32 ID:O4NleUBs


コクリコとイチロー、二人だけの
幸せな時間はまだですか〜?

165裏ベルナデッドEND00:2007/06/16(土) 02:11:04 ID:wg+eYf9K
需要無さそうですが、ミステリアス巴里から小次郎×ベルナデッドネタを投下します。

むらむらしてやった。
ゴスロリっ娘が書きたかった。
冗長になりすぎてちょっと後悔してる。

かなり長い割にあまりエロく無いです。済まぬ。
166裏ベルナデッドEND01:2007/06/16(土) 02:12:43 ID:wg+eYf9K
なんでこうなったかはあまり考えたくない。
ディビジョンノワールの根拠地に洞窟から潜入したはずが、ヒルと蝙蝠に襲われ、落盤に巻き込まれて、その後どうなったんだか。
とりあえず体中が痛いが五体満足ではあるらしい。
扉の窓から漏れる光しかない部屋はどう見ても独房です。おいおい。
で、両手は背もたれの裏で後ろ手に縛られた挙げ句、両脚を椅子の脚に括りつけられ、
おまけにその椅子が床にがっちり固定されているというのはとてもじゃないが楽観的に考えていい状態じゃないな。
意識が無い間に始末されなかっただけでも幸いと言うべきか。
さて困ったな。
腹時計によれば、夜明けまでそう時間的余裕はなさそうだ。
ホントにミキを助けて脱出できんのか、俺。
縛られた範囲で身体を動かしてみたら、椅子の固定が若干甘い。
思い切りガタガタと動かしたら外せるかもしれない。
しかし、そんなことをして音を立てたらバレるだろうな。
一か八かやってみるかと思案してたら、扉が勝手に開いた。
拷問役でも来るかと思ったが、知っている顔だったので驚いた。
「……ベルナデッド」
黒と白のゴシックな服に細身の黒傘を手にした姿は街で詩集を売っていたときと同じだ。
暴行された様子も無ければ、顔には脅されたような気配も無い。
ということは、ベルナデッドはディビジョンノワールの一員としてここにいるということだ。
ピンチ続行中ということだが、知り合いだけに話は通じる可能性はある。
頑張れ俺。
「よう、奇遇だな」
「奇遇じゃないわ。大佐は貴方を殺すつもりだった」
いきなり出鼻を挫かれた。
さすがにこの状況を奇遇の一言で片付けるには無理があったか。
しかし、救いの手があったのは間違いない。
大佐というのはドレフィスのことだろう。
それが過去形で語られるということは、一応の危機はやり過ごしたのか。
167裏ベルナデッドEND02:2007/06/16(土) 02:13:56 ID:wg+eYf9K
「捕らえた探偵を殺さないとは、えらく優しいことだな」
秘密結社のボスなんてのは非情でなければやってられないだろうに。
「どうして殺さないと思う?」
挑戦的な切れ長の目から、値踏むような視線が浴びせられる。
やばいな、思わず罵ってくれと跪きたくなるくらいに支配的で蠱惑に満ちたいい目だ。
脊椎から腰のあたりがぞくぞくするぜ。
明らかにこの場を支配されてるのにそれが快感になっちまう。
「さあ……な。俺には検討もつかないな」
「それでも探偵?」
ところが、不意にその目が長い睫に伏せられてしまった。
これはこれでそそられるものがあるな。
「私が貰ったの」
何をだ、と言い掛けた所で、想像がついた。
どうやらベルナデッドが大佐とやらに俺の命乞いをしてくれたらしい。
しかしわからない。
「なんで助けてくれたんだ」
「……助けてくれたから」
「ん?」
ベルナデッドを助けた覚えはない。
強いて言えば……、ひょっとして俺が犯人扱いされた事件の下手人がベルナデッドなのではないだろうか。
細い傘の先端は、シュペングラーやスタンダールを殺害した凶器を仕込んで措くのにうってつけだ。
とかなんとかあれこれ想像していたが、どうも違うらしい。
「忘れてしまったの?」
と、ベルナデッドが呆れたような、それでいて少し哀しげにも見える目で呟いた。
それから、膝まである黒い靴下を片方めくり、網の入った黒いストッキングのラインを晒した。
ふくらはぎがはっきりとした曲線を描く前の未成熟なラインの先はスカートの陰へと隠されて見えないが、それがまたなおのこと扇動的だ。
そのストッキングにうっすらと透けて、ガーゼが当てられた箇所があるのがわかる。
それでやっと思い出した。
ベルナデッドが脚を怪我したときに貼り薬をくれてやったんだった。
大したことでもないのに律儀に覚えているもんだ。
そういえばあのときもスカートの奥は見えそうで見えなかった訳だが。
168裏ベルナデッドEND03:2007/06/16(土) 02:14:52 ID:wg+eYf9K
「思い出した?」
「ああ」
色んなことと一緒にな。
さて、ということはここから助け出して貰えるのかなと思ったが。
「貴方にひとつ忠告しておくわ。世の中都合よく助けなんて来ないって」
回りくどいベルナデッドにしてはストレートな物言いだ。
「私が貴方の命を貰ったのは、貴方の優しさなんか嘘だって確かめるためよ」
「嘘とは酷いな」
そこまで優しくした覚えも無いが、あの貼り薬一つがベルナデッドにとっては天地を揺るがすほどの衝撃だったらしい。
普段あれだけツンケンしていれば優しくされる機会は無さそうだし、秘密組織の暗殺者という立場じゃ無理も無いか。
容姿が飛び抜けて良いだけに、普段組織内でどんな扱いを受けてることやら、まあなんとなく想像はつく。
周りの男なんてみんな同じだと思いたいんだな、これは。
「嘘に決まってるわ。下心があってやっただけでしょう」
確かに、あんな機会でも無ければ、後は花束を直接渡すくらいしか好感度を稼ぐのは無理だとは思ったがな。
「あなたもケダモノだって証明してあげる。
 ほら、私の足を見ただけで、スカートの奥を想像して、ここをこんなに膨らましているんだもの」
やばい、バレた。
ぐい、と傘の柄の丸まった箇所を股間に押し付けられた。
褌の中で大きくなった雁首を正確になぞってくる。
ああそうだよ、いきり立ってて悪いか。
ここしばらくご無沙汰だったから溜まりまくって立ちやすくなっているんだ。
ちっ、エルザあたりを口説いて犯っておくんだった。
「ほら、気持ちいいでしょう」
ぐりぐりと細い柄を押し付けてくる。
ズボンと褌の上からだってのに、力の入れ加減が絶妙すぎる。
柄に押された褌が衣擦れを起こして先端に摩擦熱じみた快感が掻き立てられてきた。
単に立っていただけだったのに、気持ちよくて反り返ってくる。
くう、こいつは効くぜ。
普段ベルナデッドがその手で触っているものに責められているというのがまたそそる。
俺にこんな趣味があったとは知らなかった。
さすがはサド侯爵を生んだフランスだぜ。トレビアーン。
なんてみっともなく声を上げるのはなんとか堪えているが、正直自分でやるより気持ちいいのは否定出来ない。
かといってそれを認めたらベルナデッドの思うツボだ。
どうしてくれよう、このジレンマ。
169裏ベルナデッドEND04:2007/06/16(土) 02:16:05 ID:wg+eYf9K
ぐあ、そこはやばいってんだよ!
いつの間にか柄の位置が変わって、玉の下を撫でるような動きに変わっている。
ここはちょっとでも刺激が強いと痛くなるのに、痛いと感じる直前の滑らかな動きで、挑発するように撫でられる。
堅い金属製のはずの柄がまるで指先のように柔らかく思えてしまう。
「……くっ」
堪えきれなかった息が声になって漏れた。
くそ、やっぱり勝ち誇ったように微笑みやがった。
「強情ね」
あー、その澄ました顔をドロドロに汚してやりてえ。
そうしたらベルナデッドは、傘の先端のカバーを外した。
ギラリと光る鋭利な針先が露わになる。
おい、やっぱりそいつは、この連続殺人で使用した凶器じゃないか。
洒落になってないぞ。
しかもそれでしっかり股間を狙って来てるんだが、っておい!
「貴方に一つ忠告してあげる。下手に動くと絶叫する羽目になるわよ」
「何?」
スッと外科医のメスのようにベルナデッドの傘が閃いた。
「げっ……」
手品のように、俺のズボンの前がキレイに切り裂かれていた。
しかもその下の褌は切れていないのだから大した腕だ。
針だけでなくメスにもなるとはなんという暗殺具だ。
「変な下着」
「うるさい。これが日本男子の標準だ」
「ケダモノの分際で何を偉そうに」
フッと見下した目で笑うと、ベルナデッドは右足を軽く振り上げた。
黒のストッキングに包まれたミドルのスカートの中がもう少しで見えそうだ、と思ったら、次の瞬間、靴のまま踏みにじられていた。
褌の上を。
黒く磨き上げられた革靴の先端が裏筋に食い込み、ぐい、と茎を押し上げてきた。
出してしまえ、と言わんばかりの動きだ。
なんのこれしき。
……やばいのは認めるがな。
ぐりぐりと左右に揺れるように靴裏を押し付けられる。
膝を上げてそんなことをやってるものだから、膝までもないベルナデッドのスカートの奥がもう少しで見えそうだ。
ちらっと微かに白いものが見えたと思ったら、グイと靴に力がこめられた。
「何を見ようとしてるのかしら」
「さあな」
わかって言ってるだろう、絶対。
170裏ベルナデッドEND05:2007/06/16(土) 02:17:13 ID:wg+eYf9K
だが、文句を言ってる余裕も無くなってきた。
よほど手慣れて、いや足慣れているのか、気を抜くと危うく出してしまいそうになる。
褌の中で発射したときのことを考えるとやってられん。
「ほら、出したくないの?」
「こんな状況では絶対に嫌だね」
「そう、じゃあその窮屈なところから出してあげる」
「おい、何を……」
するつもりだ、と言う暇も無く、再びベルナデッドは傘の先端を翻した。
なんてことをしやがるんだ。俺の一張羅の褌を。
すっぱりと縦に切れた褌の裂け目から、俺の起立した肉幹が飛び出した。
見て確認するまでもなく、爆発間近なのはわかっているが、この状況で節操ない息子だな。
「ふうん。日本人って結構大きいのね」
確かに貧弱と言われる筋合いはない。
「今、楽にしてあげるわ」
と言って踏みつけて来るのかと思ったが、ベルナデッドは何故か右足の靴に繋がったリボンをほどき始めた。
リボンが無くなると、なおのこと、暗殺者とはとても思えない足首とふくらはぎの細すぎるラインがよく分かった。
それからするりと右靴を脱ぐ。
黒いニーソックスに包まれた足先も可憐なほど小さい。
ベルナデッドはこちらの視線を知ってか知らずか、ふわりと翻したスカートを浮き上げつつ、靴下のままの脚を上げた。
狙い定めて踏み下ろし、親指と人差し指で亀頭を押さえつけ、膨れた裏の尿道を土踏まずで押さえ、踵の後ろで褌の中の睾丸を踏みにじった。
「ぐあ……っ」
痛みと快感が混ぜこぜになって脳天を直撃する。
シルクの冷たい感触がベルナデッドの体温で暖められているため、踏まれているのに包まれているかのように暖かい。
棒の先の感触でシルクとわかる俺も業が深いな。
などと考える余裕は長くは与えてくれなかった。
踏むだけでは飽き足らないのか、親指の下で筋裏を左右に擦る。
痺れるような快感が走り、早く射精したいとばかりに睾丸がうねる。
だが、その動きは踏まれているベルナデッドに丸わかりだ。
案の定察したらしく、勝ち誇ったように微笑んだ。
「ほら、出しなさい」
一瞬、何をされたのかわからなかった。
目の覚めるような強烈な快感。
恐る恐る見てみると、ベルナデッドが親指の腹で、俺の発射孔を掻き分けてぐりぐりと押し込んでいた。
実際には入り口の部分が僅かにめくられているだけなのに、尿道内に足を丸ごとねじ込まれているかのように感じられてしまう。
171裏ベルナデッドEND06:2007/06/16(土) 02:18:43 ID:wg+eYf9K

「いい顔。でも、苛めすぎたかしら」
くいっと足の位置が変わった。
五本の指で竿を掴み、上下に擦り始めた。
そのために右足は大きく開かれて、何ともあられもない格好になっている。
荒っぽい動きなのに、靴下越しの感触は柔らかく優しい。
左足一本で立っているのに大したバランス感覚……、などと他のことを考える余力は、次の一撃で吹っ飛ばされた。
ベルナデッドが左手でスカートの真っ正面を摘み上げていた。
右足を横に開いている状態なのだから、ストッキング越しの白いパンツをくっきりと拝むことができた。
見たら負けだ、とは思ったが、視線を釘付けにされてしまい、顔を背けることは出来なかった。
ベルナデッドの足が勝ち誇ったように擦り上げられる。
三回、四回、五回……駄目だ、我慢できない……っ。
どくん、と男根が跳ねると同時に、とどめをくれようとして先端に移動していたベルナデッドの足先の裏に、
どろりとした白濁液が飛沫をあげてぶちまけられた。
ちょうど発射孔を塞ぐように親指が当たっていたものだから、跳ね返ってこちらの幹にも伝ったがどうしようもない。
続いて第二射は放物線を描いて足の甲に当たり、後はベルナデッドの足裏に当たって、
要するにベルナデッドの足首から先は靴下の黒がわからなくなるほど精液まみれになった。
「すごく……濃いわね」
呆れたのか感嘆したのか判らない口調でベルナデッドは呟いた。
さすがにそのままの靴下を床につける気にはならなかったのか、ベルナデッドは精液まみれになった右のニーソックスをするすると脱ぎ捨てた。
「こんなに出したのに、こっちはまだこんなにはしたなくそそり立ってるのね」
確かに、俺の一物は一発出したとは思えないほど隆々としていた。
溜まっていたとはいえ、若いね、俺も。
ベルナデッドは呆れた視線のまま、また踏みつけてくるのかと思いきや、今度はピンと指先で馬鹿にしたように男根の先端を弾いた。
もっとも、さっきぶちまけた返り液がこびりついているのだから、当然その指先に精液が付いた。
ベルナデッドは汚らわしいものでも見るような目で、って実際にそうなんだが、まじまじと指先を眺めた後、つっとその精液を舐め取った。
「……不味いわね。酷い臭いだし」
いや、それを美味いと感じるようになったら人間おしまいだぞ。
徹底的に調教された女でそういうのに会ったことがあるが。
しかし、挑発的態度とはいえ、ベルナデッドが俺の精液を舐めたことに、妙な満足感を覚えたのは確かだった。
足だけでイかされたので、下半身はさらさら満足していない。
正直言って、身体が自由になるなら今すぐにでもベルナデッドを犯してやりたいという気持ちが否定できない。
こんな子供相手とはいえ頭が麻痺して来そうだ。
「邪魔ね……」
そんな俺の胸中を見透かすかのように、ベルナデッドは右足だけストッキングを完全に脱いで、白い素足を露わにしていた。
172裏ベルナデッドEND07:2007/06/16(土) 02:19:33 ID:wg+eYf9K
太ももやふくらはぎが曲線を描く前の、直線じみた未成熟なラインは破壊欲をそそらされる。
くそっ、妹より年下に手を出さないのが俺の信条なんだが、信念が揺らぎそうだ。
さらに左足は、ニーソックスをそのままに、ストッキングを膝上までずり下ろした。
こちらの足もスカートとニーソックスの間に素肌が覗く挑発的な格好だ。
く……、いかんいかん。これ以上まじまじと見るとベルナデッドの術中にはまる。
そう思い、視線を外そうとする直前に、おい、何をしている。
ベルナデッドはこちらに勝ち誇った笑みを叩きつけながら、スカートの中に手を入れ、何か白い物を引き下げた。
細かいレースの入った布は、ひょっとしなくても下着以外の何者でもない。
スカートの中は今、秘密の花園まで一直線かよマドモアゼル!
両脚の間を橋渡しして引き延ばされそうな哀れな布から、ベルナデッドは右足を抜きさった。
抜くときに膝を上げるのだから一瞬見えたんじゃないだろうか。
くそ……、女の秘裂なんて見慣れているはずなのに、どうしても目が離せない。
歳は13のはずだが、既に茂みに覆われているのだろうか。
髪の毛と同じ薄い金色の恥毛がうっすらと彩る光景を、見えなくとも想像してしまう。
ベルナデッドはさらにストリップショーを続けるつもりなのか、脱いだパンツを左脚にひっかけ、スカートをぎりぎりまで摘み上げた。
白い腿の奥に広がるはずの花園が、クソ、見えそうで見えない。
「見たいでしょう?入れたいでしょう?懇願しなさい。私の身体の中に、そのはしたない肉棒をねじ込まさせて下さいって」
なるほど。頭を下げて上目遣いになって懇願すれば見えるようにしているんだ。
本気だろう。
こちらが懇願すれば、ベルナデッドはすぐにでも入れさせてくれるのは間違いない。
ここまで出来るのだから処女ではないだろうが、この小さな身体にぶち込んだら、さぞかし素晴らしい締め付けを味わうことが出来るだろう。
まだ味わったことの無い13歳の秘裂という魅力は、誇りや信条なぞ捨てさってしまっていいのではないかと思えてくる。
ああくそ!やりたい入れたい擦りたい出したい!
ねじ込んで突き入れて突き上げて組み伏せてぶち撒けたい!
それでも何とか頭を下げるのを堪えた。
歯ぎしりしながら我慢する自分の自制心を自分で褒めたいぐらいだな。
「まだ、我慢するの?」
意外そうな、その声がどことなく寂しそうに聴こえたのは俺の気のせいか?
「それとも、欲しくないの?」
そんなわけがあるか。
この状況でやりたくならない奴がいたら不能だろうな。
幼女趣味が無くても、漂わせてる色香が半端じゃないぞ。
上着は全くはだけていないし、下半身もスカートに隠れたままで、黒くゴシックで整った服装は誘惑などとはほど遠いきっちりした外観をほとんどそのままにしている。
胸の膨らみ一つ見せてはいない。
ただ、右足だけが素足で、左足には脱いだストッキングとパンツが絡んでいる。
それだけで、きっちりとしたゴシック衣装がとてつもなく退廃的になり、開けっぴろげともとれるほど誘惑に満ちた装いになっている。
173裏ベルナデッドEND08:2007/06/16(土) 02:20:27 ID:wg+eYf9K
まだ全裸の方が保護意識が働く分ましだろうな。
堅牢なあの服装の綻びから破壊したくてたまらなくなる。
上着を破り、スカートを破り、身体中を味わい尽くしてやりたいと思わされる。
だが、今は拘束されていて、そんなことはできそうもない。
ベルナデッドはあくまで主導権を握るつもりだろうから、入れさせると言ってもこちらは何もさせて貰えないだろう。
そのことを思い出し、逆に冷静になれた。
危なかった……。
「……いらん」
「虚勢を張るのは臆病者の証」
唄うように呟くと、ベルナデッドは身を乗り出して顔を近づけてきた。
接吻でも仕掛けてくるのかと思い、目を閉じずに見開いていたら、ベルナデッドも目を閉じなかった。
俺の唇に唇を当てる直前で顔を止めて、チロチロとした紅い舌先でこちらの唇をついばむように舐めてくる。
接吻ではなく、侮蔑するような弄ぶような嘗味だった。
至近距離であざ笑うように瞳が歪む。
だが間近なのでこちらにもわかったことがある。
ベルナデッドの頬に微かに紅が差していた。
呼吸も鼻でする落ち着いたものではなく、舌先とともに荒く口から出入りしていた。
「はぁ……、はぁ……っ」
ベルナデッドの奴、挑発しながら自分でもその気になっているな。
問題は、その興奮した熱い吐息が、鼻先に容赦なく浴びせられるってことだ。
鼻をくすぐる黒薔薇の香りに混じって、隠しきれない少女の若々しい薫りが鼻から脳髄に染み込んでくる。
こちらが少しでも身体を動かせば唇が重なることになる。
唾液に濡れて白く光る唇のなんと美味そうなことか。
ああ、くそ、その唇を思いっきり貪ってやりたいぜ。
舌だけでも絡めてやれば味わうことは出来るが、くそ、生殺しにも程があるぞ。
チロチロと上唇を舐め尽くされた後、その上唇をめくり上げて前歯や歯茎をなぞられる。
そうかと思えば下唇に移り、つんつんと誘うようにつついてくる。
小鳥の啄みのような動きがしばらく続いた後に、不意に止んだ。
一旦舌を引っ込めた後で、……そろそろやるんじゃないかと思っていたんだ。
たっぷりと舌に乗せた唾液が、唇を割って流し込まれて来た。
粘つく味わいはどこか甘ったるく、舌にねっとりと絡んで容易に嚥下させてくれない。
吐き出すべきなんだろうが、それを見越したベルナデッドは俺の口の前でその小さな口を開けていた。
つまり、吐き出せば俺の唾液と混ぜこぜになった液をベルナデッドに飲み込ませることになるわけだ。
それくらいなら自分で嚥下した方がまだマシだ。
ようやくの体で飲み下す。
体液の濃厚な匂いが喉に絡み、鼻を麻痺させてそうだ。
おまけに、酸でも無いのに飲み込んだ胃が何となく熱い。
薬を混ぜられた感触は無かったが、ベルナデッドの体液自体が媚薬じみているのかもしれない。
幼少期から鍛えられて、血液自体に薬の成分を纏うようになった忍者なんてのもあり得た話だ。
174裏ベルナデッドEND09:2007/06/16(土) 02:21:19 ID:wg+eYf9K
「くす……、美味しかったかしら?」
誘惑のせいなのか、薬のせいなのか、意識が刈り取られそうになる。
はっと気がつけば、無意識に頷いていた。
いかん、これはまずい……。
「もう我慢する気力も無いでしょう。気持ち良くけだものになりなさい」
そう言うとベルナデッドは膝の上に跨ってきた。
下着も無い素肌の感触がズボン越しに伝わってくる。
しかも、割れ目の辺りはじっとりと濡れている感触があり、ズボンに染みを作っていることだろう。
「貴方も連れて行ってあげるわ。快楽の極みに」
そう言うとベルナデッドは爪先立ちになって腰を浮かした。
そのまま密着寸前まで身体を近づけてくる。
胸元が微かに擦れるくらい間近になれば、当然、俺の反り返った男根の真上にベルナデッドの股間が位置することになる。
照準はスカートの中で見えないが、ベルナデッドが外しているとも思えない。
「やめろ……」
「どうして?」
聞く耳無しか。
微笑んだベルナデッドが腰を落としていくと、パンツも穿いていないスカートの中に男根が隠れて見えなくなる。
「くっ、よせ……」
拘束されている椅子をガタガタと動かすが、逃れられない。
亀頭の先に生暖かいものが触れたのがわかる。
湿っているというよりは濡れているという方が適切だろう。
そこから、くい、と押し付けられて、先端が微かに肉に埋もれた感触があった。
毛に触れた感触が無いので、ベルナデッドの下の毛は無いか、あってもごく少ないのだろう。
だが、触れたのは亀頭の先端だけで、それ以上めり込むことは無かった。
代わりに、ベルナデッドの腰が前後して、前後にこすられる感触が繰り返される。
なんとなく解ってきた。
割れ目の上部から陰核あたりを擦りつけているんだ。
この期に及んでなお寸止めとは、そこまでして俺を屈服させたいか、ベルナデッド。
「入れたいと正直に言えば、直ぐに入れさせてあげるわ」
きっと秘裂から零れ落ちたと思われるしずくが幹を伝うのが感じられる。
ベルナデッドの奴、俺をいたぶりながら、思い切り股を濡らしてやがったんだな。
いたぶるついでに自分で気持ちよがっているのか、鈴口に小さな突起が当たるのがわかる。
男根を使って自慰行為を続けるベルナデッドの瞳は次第に潤み始めて、呼吸はさらに荒くなってきていた。
しかし考えてみれば、俺の男根もさっき放出した精液まみれのまま拭ってもいないのだった。
そんな亀頭を割れ目に擦りつけたのだから、今頃ベルナデッドの陰核は精液まみれになっているだろう。
陰核周辺の赤い肉庭になすりつけられる白濁液を想像するだに淫靡だ。
だがその光景を見ることは叶わない。
手が自由なら間違いなくスカートをめくっていただろうな。
生憎捕らわれの身で動けないのが、いいのか悪いのか。
だが、入れてくれと言わなければ入れるつもりはないらしい。
ならば堪えるまでだ。
175裏ベルナデッドEND10:2007/06/16(土) 02:22:38 ID:wg+eYf9K
だが、擦りつけられる割れ目の感触は洪水じみてきていた。
「あふ……、あ……、気持ち……いい」
俺を屈服させるという当初の目的を忘れたような忘我の嬌声を上げながら、ベルナデッドは割れ目を前後させてくる。
動きが次第に激しくなり、反り返った竿の裏側が割れ目に押しつけられて上下しだすと、こちらの受ける快感も無視出来なくなってきた。
かき混ぜられた愛液が泡立っているのか、スカートの中からは粘着く水音が漏れている。
「ああ、そこが……ダメ……もっと……」
自分で身体を動かしていることすらよく判らなくなってきているのか。、ベルナデッドはぐいぐいと陰核を亀頭押しつけ始めた。
「いい……ああ……」
円運動のように激しく動かす腰は、既に自分の快楽を得るための動きになっている。
その動きが高まるようにさらに激しくなった。
「ああっ!来ちゃ、あああっ!」
白くか細い喉を大きく仰け反らせて、ベルナデッドは一際強く喘いだかと思うと、ふるふると痙攣した。
自慰だけで刺激に耐えられずに軽く達してしまったのだろう。
かくん、と、糸が切れたように姿勢が崩れた。
「お、おい……!ちょっと待……」
掛けた声は時既に遅かった。
爪先立ちが堪えきれなくなり、ストンとベルナデッドの身体が落ちる。
真下にはギンギンにいきり立った俺の男根がそり返っているわけで。
まず先端に、狭い穴にめり込むような感覚。
次の瞬間その圧迫感は幹全体に駆け下りてきて、あっと言う間に飲み込まれる。
「うおおおっっ!」
たまらず声が出た。
ただ突き通すのではなく、亀頭を絡め込み、中へといざなう、いや、引き込むようだ。
未経験の感触だった。
入れるというよりも、杭を埋め込む感触に近い。
圧迫感は径の太い亀頭の雁首が一番強いが、洞内は満遍なく狭いために、突っ込んでいる部分全体ががっちりと銜え込まれているようだ。
だが、これは処女じゃないなと、先端が最奥に到達してから実感した。
探偵業の報酬を身体で払わせた処女は何人かいるのでわかる。
この狭さは純粋に身体が小さく幼いからで、処女膜を貫いた感触とは明らかに違う。
「あ……、はい……っちゃった……」
達してしまった忘我の境地からようやく我に返ったのか、ベルナデッドが喘ぐようにつぶやいた。
だが、俺を屈服させてから入れるつもりが、失敗してしまったせいで、ベルナデッドはなんともばつの悪い顔をしている。
「どう……しよう?」
いや、俺の方が聞きたいぞ。
不可抗力とはいえ、妹より年下の13歳の少女の性器に精液まみれの怒張を深々と突っ込んでしまったんだから。
その様子はスカートに遮られて見えないが、確かに包まれている。
しかもこれが、困ったことに、恐ろしく気持ちいいんだ。
176裏ベルナデッドEND11:2007/06/16(土) 02:23:45 ID:wg+eYf9K
うがあ、すげえ。すげえぞこれ。
以前捕まえた性犯罪者が幼女のおまんこ最高とほざいていたことが、今ならあいつに賛成できる。
今まで喰った中で一番若かったのは17歳の処女だったが、それと較べてもきつさがまったく違う。
そのきつい姫洞内が、どろどろに溶けそうなくらい濡れそぼり、柔肉はひくひくと動いて男根に絡んでくるのだ。
吉原の高級娼婦の依頼を果たしたときには、この世の天国だと思ったもんだが、あれを天国と呼んでしまったら、この感触をどう説明すればいいんだ。
「まあ、いいわ……。どうせ私の中にぶち撒けたいんでしょう」
そう言うとベルナデッドはゆっくりと腰を引き上げた。
ぎっちりとはまった肉壁は、容易に男根を離そうとしない。
雁首が愛液を内襞ごと掻き出すような無茶な動きで、ゆっくりと男根が引き抜かれる。
擦れている箇所が火傷したように熱く感じられる。
同時に肉茎を絞り上げられて、抜いているのに吸い込まれそうだ。
その動きが止まった。
亀頭の膨らんだ箇所が狭い陰唇を通らないのだ。
入れることが出来たのに抜くことが出来ないとは、素晴らしい締め付けだ、くそ。
「逃がさないわ」
艶然と微笑んだベルナデッドは、再び体を落とした。
抜ける直前だった男根はスカートの中でぬぷぬぷと泡立つ音を立てながら再びめり込んでいく。
狭い柔肉を、ガチガチに堅くなった肉槍で貫く感触は二度目も素晴らしい快感だった。
生半可な強姦より遥かに蹂躙しているという実感がある。
「あは……、さっきより、堅いわね。気持ちいいって白状してるのね。この肉棒、行儀が悪いくせに、正直者ね」
そう嘲笑しながらベルナデッドはスカートの上から下腹を撫でた。
俺の男根をよしよしと誉め撫でているつもりらしい。
「はしたないケダモノには、御褒美をあげるわ」
そう言うと再び抜く直前まで腰を上げてから、身体を投げ出すように深々と貫かれる運動を繰り返した。
背筋が痺れるような快感が、腰から湧き上がって脊髄を凍らすように犯していく。
出したばかりなのに次の射精欲がこみ上げてくる。
さっき出していなければ、文字通りの三擦り半で果てていただろう。
おかしい。突っ込んでいるのは男根だけのはずなのに、まるで全身がベルナデッドの膣内に呑み込まれたように、全身全てが快感に震えている。
どっちが蹂躙しているのか蹂躙されているのかわからなくなってきた。
スカートの下では、めいっぱい広げられた陰唇に、直立した怒張が泡を立てて突き刺さっているのだろう。
しかし、直接に突き入れて媚肉を堪能しているのに、その淫猥極まりない光景を目にすることが出来ないというこの矛盾をどうしてくれようか。
極上の美肉を味わっているのに同時にお預けを食っているような不満が、焦燥感じみた衝動となって、我知らず腰を動かし始めていた。
突く快感、入れる快感、貫く快感。
やはり自分で身体を動かしてこそ堪能出来る。
「ほらやっぱりケダモノらしいわ。欲しいんでしょう。食べたいんでしょう。」
罵倒するその言葉で、はっと我に返った。
気がつけば貪るように腰を突き上げていた。
177裏ベルナデッドEND12:2007/06/16(土) 02:24:43 ID:wg+eYf9K
まずい。まずいまずいまずい。
「13歳の子供を孕ませることができるのよ。この鬼畜が」
このままだと確実に子宮に子種を直接大量に噴射して、下手をすればそのまま孕ませてしまう。
13歳の子供で舞姫の実演なぞ洒落にならんにもほどかあるぞ森鴎外!
「ほら出しなさい。汚い牡液をこんな子供の子宮に溢れさせて、妊娠させたいんでしょう」
あああ、さっきまでそう思っていたよ悪かったなくそう。
だがこのままでは本当にそうしてしまう。
と、そこで気付いた。
腰を突くくらいには、動けるようになっている。
上下運動のおかげで椅子が壊れ始めて縄が緩くなっていた。
これは賭だ。
我慢出来なくなるまでに脱出できるか否か。
意を決すると、俺は動かせる範囲で全力で腰を振って、ベルナデッドの子宮口まで突き上げ始めた。
単なる上下運動ではなく、前後左右に揺らしつつ男根を突き入れる。
結果として、ベルナデッドの膣内を全力でかき回すことになった。
「かはっ……!はっ、激し過ぎるわ……、この、ケダモノっ」
がくがくと身体を震わせてベルナデッドは荒い呼吸で喘いだ。
それでもベルナデッドの下唇に銜えられた男根は全く抜けることが無く、
俺の亀頭は掻き回す勢いそのままに、ベルナデッドの蠢く柔肉に捻られ続けていた。
気を抜くと今すぐにでも射精してしまいそうなところから我ながらよく我慢していた。
ああくそっ、いっそ心置きなくありったけの精液を胎内にぶち撒けて、蜜壺から溢れさせてやりたいぜ。
陰毛も生えていない秘裂から白濁液を逆流させて噴出するベルナデッドを想像すると、淫靡なことこの上無い。
まずい。意識が下半身に集中し始めた。
椅子は後少しで壊れそうだが、問題はこのがっちりくわえ込んだ陰唇と締め上げてくる膣圧だ。
ベルナデッドに隙を作らないと抜けない。
いかん、一刻も早く抜かなければ。
どうする、出る、どうする、出る、どうする、出したい、出したい、出したい……っ!
射精欲で頭がいっぱいになる直前に、目の前で上下するベルナデッドの服のきっちりと整ったままの胸元が目に入った。
下半身ではがっちりと結合しているのに、上半身はボタン一つ外れていない。
それに気付いて、はっと身体が動いた。
胸元のボタンの一つに噛み付き、首を思い切り振ってこれを食いちぎった。
「きゃあぁっ!?」
忘我に至っていたはずのベルナデッドがえらく可愛らしい悲鳴を上げた。
しかし、女陰で男根を銜え込んでおきながら、服の間から胸の真ん中が少し見えたくらいで悲鳴を上げるなよ。
パンツとは対照的に、胸の膨らみが無いせいか、上の下着はえらく簡素なものだった。
ブラもしていないのは、その衣装からしてどうかと思う。
178裏ベルナデッドEND13:2007/06/16(土) 02:26:10 ID:wg+eYf9K
だがそれがいい。
とにかく本気で驚き恥ずかしがったのか、それでベルナデッドの銜え込みが緩んだ。
抜ける……!
ガタのきた椅子を壊しつつ、腰を引いてベルナデッドの身体から男根を引き抜く……が間に合わない。
その動きが結果として、自爆に近い最後の刺激になってしまった。
「出る……っ!」
我慢に我慢を重ねていた第一射はベルナデッドの膣内から先端が抜けきる直前で大爆発した。
頭の中が真っ白になるほどの強烈な射精感と中出しの達成感と背徳感が全身を震わせる。
直後に、チュポンと空気鉄砲のような音をたてて、亀頭が抜けた。
「うおっ!」
「きゃああっ!」
椅子がバラバラになり、俺もベルナデッドも体勢を崩して離れる。
倒れながら俺の活火山は大噴火して、第二射、第三射と続けざまに吹き上げた。
天井まで届きそうな盛大な放物線を描いた白濁液は、ペタリと尻餅をついたベルナデッドの顔やら髪やら、
果ては破れて覗いた胸元にまでべったりと降り注いだ。
狙ったわけじゃないぞ、断じて。
たとえ、目元や唇まで汚れたベルナデッドの放心した表情がそそるものであってもだ。
胸元を直撃した白濁液は乳首まで伝って汚してるんだろうなとか想像したがな。
さらに加えてあれだけの勢いで中出ししたんだから、思い切り子宮口を直撃して、子宮内まで精液が入り込んだのは間違いないな。
ああ、詰まるところ、達成感というか盛大なやっちまった感を覚えたのは否定できない。
どうする俺。
さっきまでのベルナデッドの言動から、どう見ても危険日です。本当にありがとうございました。
腹を膨らませたベルナデッドの身体を想像して目眩がした。
ミキより三つも年下とやったあげくに妊娠か……。
ミキに殺されそうな気がしてきた。
「どうして……」
惚けていたベルナデッドがようやく我に返ったのか、それでも覚束ない声がした。
「……どうして、外に出そうとしたの!?」
信じられない、という思いをありありと顔に浮かべて、上気した息のままベルナデッドは叫んだ。
「私を犯した男はみんな、私が嫌だって言っても、気持ち悪いって泣き叫んでも、
 孕ませてやるって笑いながら中に出したり、子供が出来たら胸が大きくなって乳まで出るから好都合って言ってきたのに!」
ぐあ。組織の奴らに弄ばれてるとは思っていたが、酷いなそれは。
まあ、中出しにぶっかけまでやった後では俺にそいつらをとやかく言う資格も無いが。
「妹より年下の女を妊娠させては目覚めが悪いし、責任を取らないといけないからな」
ベルナデッドは何かに盛大に驚いたらしく、いつもは切れ長の目をまん丸に見開いた。
こうして見ると年相応の可愛らしさがある。って、さっきまでハメていた女に抱いていい感情じゃないぞ、これは。
それから、睫を伏せて、深く大きな溜め息を微かな声にした。
「貴方を疑って悪かったわ……」
ひどく、疲れ果てたような声だった。
179裏ベルナデッドEND14:2007/06/16(土) 02:26:57 ID:wg+eYf9K
それから、尻餅をついた姿勢のまま、服の上から下腹を押さえた。
「安心していいわ。まだ来ていないから、私。今の射精で貴方の子を孕むことはない……。残念だけど」
うがあああ。安心感以上に背徳感と自己嫌悪が湧き上がってきた。
月のものも来ていない幼女に突き入れて中出ししたわけか。
……だがそれもいい。
帝劇のアイリスに懸想していた奴の気持ちが今なら少し解るね。
覚醒してしまったような気がしないでもない。
未熟な青い果実もいいもんだ。
そう思うとまたむくむくと興奮してきた。
二発出した後だってのに我ながら元気だな。
当然ベルナデッドは気づいたが、視線がさっきまでとは違っている。
「途中で抜いたからもの足りなかったのね。しっかりと出させてあげるから」
そう言うと、身体を起こし、俺の足下にまましおらしく跪いた。
おい、右足は素足じゃないか。
起き上がった拍子に、膝の間にポトポトと雫が落ちて粘ついた水たまりをつくる。
俺の精液とベルナデッドの愛液のミックスジュースが、子宮から逆流して割れ目からこぼれ落ちたのだろう。
たまらんな。ますます興奮してきた。
止めなければという気持ちが吹っ飛ばされた。
「これは、お詫びと、お礼だから……」
はあ、と暖かい吐息が亀頭に浴びせられた次の瞬間、柔らかいものに包まれていた。
さっきまでの柔肉とはまた違った生暖かい感触だ。
ほとんど隙間の無い口の中で、興奮して粘り気を帯びた唾液が絡んだ舌が苦しげに動き回ろうとする。
出したばかりで神経過敏な亀頭にこののたうつような感触は来る。
裏筋から先端までの間を、前後する舌が少しざらついた柔らかさで強烈に刺激してくれた。
唇は小さく窄まり、手より巧みに竿を絞り上げる。
時折ちゅうっと頬を凹ませて吸い上げられてはもうたまらない。
痺れるような快感に、あっと言う間に登り詰めてしまう。
どれだけ調教されたのか知らんが、巧すぎるぞ。
「うっ……」
出したばかりなのに、もう三発めが出そうだ。
と覚悟しかけたイく直前のところで、ベルナデッドは一旦口から男根を出した。
「口の中に出してくれていいから……」
さっきまで俺をケダモノ呼ばわりして罵倒していた唇から、そんなしおらしい言葉が出たことに感動した。
それならば是非もない。
少女の口を汚すという罪悪感は微かにあったが、射精直前の一番そりかえったところで寸止めされていたものだから、
理性より下半身を優先させて悪いかべらぼうめ。
あとほんの僅かの刺激でもあれば即座に発射できる極限状態なんだ。
ここで我慢などできる男はいない。
ベルナデッドが目の前に跪いている以上、中に出さないとしても思い切り顔射になるのだ。
見上げてくるベルナデッドの眉間にはさっき受けた白濁液が、拭われずにこびりついていた。
180裏ベルナデッドEND15:2007/06/16(土) 02:28:11 ID:wg+eYf9K
顔射は顔射で捨てがたいと思ったが、そこでベルナデッドは口を開いて、深く陰茎を銜えた。
「うおおっ!」
亀頭が喉の奥に触れたのが最後の一押しとなり、俺はベルナデッドの口の中に思う様炸裂させた。
「んーっ!」
どくどくと、三発目にしては大した量を出したと思う。
「かはぁっ!」
喉の奥を直撃したはずだから、吐き出さずにはいられないだろう。
たまらずベルナデッドは陰茎から口を離して咳き込んだ。
だが、眉根をよせて顔をしかめつつ何度も咳き込み、それでも口を手で押さえて吐き出すのをこらえたらしい。
「はぁ……、はぁ……」
ようやくの体で息を整えてから、ごくり、ごくり、と何回にも分けて、なんとか全部を飲み込み、はあ、と大きく息を吐いた。
きっとあの吐息は俺の精液の臭いでいっぱいだろうな。
そう思いながらベルナデッドの顔を眺めていたら、
飲みきれなかった雫が口元に少し溢れて付いていたのに気づいたらしく、指先ですくって舐めとった。
それで終わりかと思ったら、ベルナデッドは再び男根に手を延ばしてきた。
「どうした?」
「後始末がまだ終わってないわ」
そう言って、両手で肉茎を握ると、尿道を指の横で何度もしごき上げ、中に残っていた精液を溢れさせた。
それから、亀頭に接吻するように鈴口に唇をつけて、ちゅうっと吸い上げる。
う、これは効くな。
もう一度ごくんと飲み干したベルナデッドは、そこでようやく男根から手を離した。
「満足、してくれた?」
「ああ、すっきりしたぜ」
実のところ、やりすぎて腰が抜けそうだがな。
「よかった……」
呟いたベルナデッドの顔は、さきほどまでの卑猥な行為が幻に思えるほどに幼かった。
181裏ベルナデッドEND16:2007/06/16(土) 02:29:14 ID:wg+eYf9K
その後は蛇足だが。
ベルナデッドは従順に俺の味方になった。
こうなればやることは脱出ではなく組織の撃破だ。
内通者がいれば攻めるのは容易い。
ただ、服に問題があった。
褌をベルナデッドに切られてしまったので、しょうがないからベルナデッドのストッキングを借りて褌代わりにした。
ベルナデッドは無言ながらかなり嫌がったが、これは自業自得と諦めて貰おう。
そんなわけで生足に靴下となったベルナデッドが、見回りにきた兵士をぶっ殺して、ズボンはコイツから奪った。
ベルナデッドの攻撃に恨みがこもっていたところを見ると、どうやらそいつと俺は穴兄弟だったらしい。
戴いていくぜ、兄弟。
それから牢獄を脱出して、群がる兵士どもをなぎ倒し、ミキとエルザを救出し、ソレイユを破壊した上でアジトから脱出した。
めでたしめでたしといったところだ。
エルザは気絶していたからいいが、精液まみれのベルナデッドが同行しているのでミキには随分睨まれた。
仕方がないだろう。
やらなきゃベルナデッドを寝返らせることも出来なかったんだからな。

で、今ベルナデッドは俺のアパートに連れ込んでいる。
連続殺人の真犯人だったわけだが、情が通じた女を警察に突き出すのは気が引けたし、エビヤンの奴に手柄を立てさせる義理も無い。
幸いにも組織は全滅していたから、ノワールフルーレの正体を知る者は俺一人だ。
黙ってれば問題は無いだろう。
ただ、ベルナデッドの生活手段が無くなってしまった。
詩集の評価が高かろうが、読む人間を徹底して選ぶあれの販売だけで暮らしていける稼ぎにはならない。
組織から支給された当座の費用が尽きればおしまいだ。
で、俺のアパートにいるわけだ。
どうしたもんだろうな。
日本に連れて帰って幼妻にでもするか。
まあ、深く考えるのは後にしよう。
「おい、続けるぞ」
「はい、わかりました……」
荒い息のままベッドにうつ伏せていたベルナデッドは、おずおずと小さな尻をこちらに向けて突き出した。
俺は怒張を濡れそぼった割れ目にあてがい、一息にぶち込んでベルナデッドに嬌声を上げさせた。


終わり
182名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 13:40:17 ID:BPBS2cAV
>>181GJ
小次郎から久々に手紙が届く

ミキ、興奮しながら手紙を読む

しかし、それは小次郎の結婚式の招待状だった ↓
ミキ、キモウト化
(↓
ロベルトの伝で媚薬を購入

結婚式前夜、小次郎に媚薬を盛って犯させるor) ↓
ミキ、小次郎を逆レイプ

日本では婚前交渉厳禁

ミキ、お嫁に行けなくなる

小次郎、責任を感じて結婚破棄、一生ミキの面倒を見ると決意 ↓
ミキ、シャノワールを辞め、小次郎の助手に
happy end☆
っていう電波を受信した。
183名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 13:44:23 ID:TxxlMPmu
ジェミニのが読みたい
184名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 13:44:45 ID:BPBS2cAV
ごめん、ロベルトじゃなくロベリアだったorz
185名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 13:49:52 ID:exNcby7D
ロベルトってどこで聞いたんだったかな・・・

なんにせよ>>181GJ!
186名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 14:20:02 ID:JEuf0/GS
巴里や帝都のが読みたい
187名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 10:44:14 ID:1bYvO0qj
確かにこのスレ、ハーレム系は多いけど嫉妬や独占欲に狂った女の子に逆レイプされるの少ないよね。
さくらは結構嫉妬深いと思うし、ミキのオナペットは間違いなく小次郎の写真だろな。
188名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 17:54:50 ID:57dY8Oxt
さくらの嫉妬深さはゲームでも不快になるかどうかのギリギリのラインで描かれてたからな
・・・分かった。大神一郎を逆レイプするって構図がなかなか浮かばないんだw
189名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 20:48:48 ID:EqwPsgrs
大神を花組全員で逆レイプってのは見たことある。
女性向なサイトだったが。
190名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 23:59:25 ID:J6jHL6Cp
>>189
アドレスうp
191名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 02:52:04 ID:7s7KFXQu
>>181
いまさらだがGJ
ベルナデッドの二次創作物はあんまり見かけないから嬉しかった

>>190
第七天国の悪戯かな、多分
192名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 08:28:00 ID:BRNuhcuO
ho
193名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 22:47:00 ID:IelTNakL
syu
194名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 12:22:33 ID:RY8bFfmx
クワッサリーの初体験SSとか読みたいが、
クワッサリーだと年齢的に犯罪なのかありそうで無いな。
20才のマリアのお初なら以前携帯サイトで読んだが…
195名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:10:52 ID:3Rv5CWl5
アイリスとかあるから、クワッサリーという着眼をなかなかしないんじゃないか
サクラのSSはたいてい大神が食べるものだし
196名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 01:42:23 ID:PUJrzsE7
カンナならなんでも食べてくれるぞきっと
197名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 19:02:23 ID:uRVaZ5bB
何お
198名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 20:45:04 ID:ELmYuj1t
フントとか
199名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 21:32:16 ID:FR+gbxoP
羅刹とか
200名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:13:18 ID:vw4zYyRA
コクリコ
201名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 02:27:21 ID:jhPV1Bwk
クマとか
202名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 10:34:05 ID:hs04sQ6b
アザラシとか
203名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 12:24:28 ID:Hea+WvPP
ジョーズを上手に食べてくれ。
204名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 18:56:27 ID:hP8FCOFh
ヘビは駄目だな
205名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 18:05:04 ID:JhJ6lUw/
ピトンと戦わなくて良かったな!カンナw
206名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 23:19:30 ID:uCaLvoFa
カンナとピトンの絡みは確かに見たかったな
あとナーデルとすみれさんとか
207名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 10:27:18 ID:K3qTnvrs
272氏、最近来ないなあ・・・
保管庫の更新もされてないみたいだし
208名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 04:40:41 ID:9XP4w8XK
そういや紐育のOVAってもう出たの?
209名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 09:35:11 ID:cpoMXHW0
>>208OVAは2巻まで出てる。
8月に最終巻が出るよ。
210名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 08:44:22 ID:5ROy2fxQ
211名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 19:01:26 ID:A7c+673p
PS2に移ってからの、メッセージウィンドウの顔が右向いてるのが気に入らなかった

と保守ついでに言ってみる
212名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 06:24:37 ID:e42g/6xq
人がいない今だから、堂々と言える。

コクリコは俺の嫁
213名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 12:04:23 ID:JcKKtSe1
じゃぁ俺はグリシーヌの婿な
214名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 12:10:41 ID:PP0cp0i0
じゃあ花火は俺が貰っていきますねw
215名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 12:12:40 ID:wocAIGI2
さくらと花火と昴もらうね
216名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 13:24:13 ID:qRNS8Bst
俺はすみれさんの恋の奴隷な
217名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 21:20:30 ID:52YayZA8
すまん、漏れはサジータに犯されたいw
218名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 21:32:40 ID:3UpAoKRy
こっそりとエリカ俺の嫁
219名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 22:00:05 ID:sAO+P135
>>218
大変だぞ〜エリカの相手はw
220名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:07:55 ID:G0WapKfi
マリアは俺の嫁。殺女さんは俺の女王様。
221名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:04:28 ID:hbU8bFLv
リカは俺のお姫様。
222名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:18:57 ID:dj7L8SFu
しょうがないな

ロベリアは俺が貰っていくぜ
223名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 04:08:03 ID:pEIbR8ao
じゃ、俺はカンナを。
224名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 12:13:11 ID:iB29oiH7
じゃあ私は椿ちゃん
225名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 12:55:29 ID:iCQSvCIJ
>>224
50錢になりま〜す♪
226名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 14:20:18 ID:S7n/OdHe
安っ
227名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 22:02:22 ID:4dH9gT0o
何だ、結構人いるじゃんw
228名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 21:30:00 ID:4jXxd0z6
それじゃアイリスを頂いて行きますね
229名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:16:37 ID:5zkW3Yy9
>>228
5億ユーロになりま〜す♪
230名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 22:19:56 ID:ydtB7kwn
サクラ大戦ショウ劇場でラチェットがおばさん扱いされてるのが納得いかねぇw(分かるけど
かえでさんはあそこまで酷い扱いじゃないのにww
231名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 07:22:23 ID:SbT4Rzs2
>>220
あれ?そこは俺のポジションだぞ?


…ほら、やっぱり!>>220はメガネっ娘担当ジャマイカ
232名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 11:14:40 ID:85pdQ61E
>>229
高っ
233名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 12:24:35 ID:GhRc6kyK
お前ら、俺の許可なしに勝手に持っていくんじゃねーよ!


・・・と、大神一郎氏が仰っておられます。
234人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/07/26(木) 21:19:32 ID:wdBS+8cu
恒例!夏の花火大会

俺は今、上に手が入るくらいの大きな穴が開いた箱を持っている。
その中には、5枚の紙切れ。そしてその紙切れを、エリカ君、グリシーヌ、コクリコ、そしてロベリアに引いてもらう。そして最後の一枚は、俺が取るのだ。
「え〜っと、私は・・・『右胸』」
エリカ君の紙には、右胸と書いてあったようだ。そして他の皆も、それぞれ紙を開けてみる。
「ええ〜っ!?ボクが、お尻なの〜?やだなぁ・・・」
「しょうがないだろ、これは公正なくじ引きなんだから。おっ、あたしは・・・左胸だね。」
コクリコとロベリアは、それぞれ『お尻』『左胸』だったようだ。
「隊長、私は・・・『唇』だ。」
グリシーヌは唇だったようだ。そして最後に俺の番だ。
俺は紙を開けた。そこには『おま○こ』と書いてある。
「じゃあ皆、これで決定だな。」
「は〜い!」
そして俺たちは、俺の部屋のベッドに向かった。

「お、大神・・・さん・・・」
全裸になった花火くんが、不安そうに俺たちを見ている。そして花火くんの前に来ると、皆はそれぞれ持ち場に散った。
グリシーヌが唇を重ね合わせ、エリカくんが右胸、そしてロベリアが左胸を弄ぶ。
「んっ!んんんーっ!」
花火くんは思わず仰け反った。そんな彼女のお尻の穴に、コクリコの指が突き刺さる。
「んっふううんんんっ!!!」
グリシーヌに唇を塞がれているので、花火くんは唸り声しか出せない。だが、その声は、こんなときでさえも、透き通るような、美しい声。
そして俺は、残ったその場所に、ペニスを突き立てる。ここからが、この花火大会のクライマックスだ。
ずぶぶっ!俺のペニスが、一気に彼女の膣の最深部へと届く。すると、コクリコが、俺のキンタマをつんっと突いた。
「た〜まや〜」

おしまい
235名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 22:10:44 ID:KgHMZbHz
くだんねえwww
236名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 22:20:58 ID:67Y3ds0d
いやいや中々面白いよ
237名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 12:41:26 ID:AtYrao6o
次は盆踊りと見たw
238名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 10:08:53 ID:GEagr5uy
縁日の輪投げは?
大神のチソチソ使用してさw
239名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 11:08:58 ID:1r82fQMI
お前ら…バカだなw
240人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/07/31(火) 23:53:55 ID:fzcjPPsa
注意書き

鬼畜や陵辱などは一切ないのですが、心臓の悪い方は読まないほうが賢明かもしれません。

241人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/07/31(火) 23:54:32 ID:fzcjPPsa
痴女華撃団 グラン・マ編

「支配人、お呼びでしょうか?」
俺はこの日、シャノワールの支配人室に呼び出された。中央の席には、グラン・マがどっしりと腰を下ろしている。
この巴里華撃団の総司令にして、ここシャノワールの支配人。その威厳に、俺は思わず襟を正した。
「よく来たねムッシュ。とりあえずそこにかけな。」
俺がソファに腰掛けると、グラン・マの側に控えるメルが、一つの大きな封筒を持ってきた。
「とりあえずムッシュ、その書類に目を通しておいておくれ。」
「はい。」
俺は封筒から数枚の書類を取り出した。そのうちの一枚に、隊員たちの名前と、日付の表が書いてある。
よく見ると、エリカ君は13〜18日、グリシーヌは25〜29日、そして、他の隊員たちのもある。
「支配人、これは?」
俺はこの意味がわからないので、率直に支配人に聞いてみた。すると、支配人はすぐに返事をした。
「これかい?これはね・・・皆の、月経の周期さ。」
「月経の・・・周期!?」
「ああ、これをムッシュに見せる・・・・・・その意味がわかるかい?」
俺はごくりと息を飲んだ。まさか、彼女たちを・・・・・・好き放題にしていいということなのか?
「ムッシュ、これはね、彼女たち皆の、総意なんだ。皆、あんたの子供を欲しがっているのさ。
強くて、たくましくて、そして優しくてかっこいい、大神一郎という遺伝子をね。」
それぞれの欄に、数日間の日付が書いてある。あっ、今日、コクリコ生理中なんだ・・・
どうりでさっき会ったとき、何かイライラしてると思った。
逆にロベリアは、安全日みたいだ。ということは今日のロベリアは、心ゆくまで中出し放題ということだ。
「おいおい、そんなことしたら、ロベリアに怒られるよ?それにあたしは、安全日を教えるためにそれを見せたわけじゃないんだ。」
「支配人?」
「それに言っただろ?みんな、あんたの子供を欲しがってる。ロベリアだって、例外じゃないのさ。」
「ええっ!?し、支配人、まさか・・・危険日に、中出ししろと!?」
「当たり前じゃないか。そのために、こうやって教えてんだから。」
俺は再び書類に目をやる。今日の危険日は・・・グリシーヌと花火くんか。
「ムッシュ、一番肝心なのは、更にその下さ。」
「更に・・・下!?」
俺は更に表の下を見てみた。エリカくん、コクリコ、グリシーヌ、ロベリア、花火くんの下に、まだ表が続いている。
あっ!
その下には、メルくんとシーくんの名前、そして、イザベルという名がある。
メルくんとシーくんは、今日は安全日、そして、イザベルは危険日だった。
「え、ええっと、支配人、イザベルって、もしかして・・・」
すると支配人は、妖しい目つきで、俺をじっと見つめる。俺は蛇に睨まれた蛙のように、身動きができなかった。
「決まってるだろ?・・・・・・あたしさ♥」
俺・・・・・・どうなっちゃうんだろ?

おしまい
242名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 12:31:23 ID:I9PnUSi/
>>241
確かに心臓に悪いww
243名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 23:53:48 ID:pblIhkuk
>>241((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
244名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:07:16 ID:O4/BJOEt
グラン・マ相手で勃つんか?大神w
245名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 22:18:21 ID:RgdBKyWQ
グランマならギリギリ許容範囲だろう。タレブーだときついが
246人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/08/03(金) 23:53:56 ID:jGF3Hy3U
さすがにエロシーンは書けなかった。スマンorz
247名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 23:57:11 ID:NHJGwvDU
書いてよ
248名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 01:02:04 ID:1NQ3wv5Y
過程は飛ばし、結果(子供)だけ核
249名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 01:20:27 ID:fYE+d8mz
過程が大事なんだよ
250人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/08/04(土) 16:52:45 ID:xTgRGeY6
何とかがんばって書いてみた。相変わらず心臓の悪い人もしくは胃腸の弱い人は読まないほうが無難ですw
251人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/08/04(土) 16:53:40 ID:xTgRGeY6
一瞬。
グラン・マの身体が、俺の懐に潜り込んできた。彼女のブロンドのショートヘアを見ると、何となくマリアを思い出す。
しかし、サイズは一回り大きい。これはマリアが、身体の大きさに対して、スレンダーなためだ。
それに比べて、グラン・マの身体は大きくない。しかし、非常にボリュームに満ちている。
俺は内心、「衣を付けて揚げれば、一年はお腹いっぱいだろう」と思ったが、ここではスレ違いなので自粛する。
すると、グラン・マはいきなり恐い顔をして俺を睨んだ。
「ムッシュ〜!今、何て言ったんだい〜!!!」
あっ・・・、やばい!口に出してた!あわわ・・・
「失礼だね!あたしのことを豚カツみたいに・・・減給にしてやろうか!?」
「あ、す、すいません支配人!こ、これは、その・・・」
慌てて弁解を試みるが、こういうときに限って、いい言葉が思いつかないものだ。どうしよう・・・・・・
その時、グラン・マの手が、俺のズボンのジッパーを下げ、中から俺の陽根を取り出した。
「じゃあ、この豚カツにチンチンでっかくしてるあんたは何なのさ!」
そう言って、グラン・マは俺の陽根をぎゅっと握った。海綿体に血液が隅々まで行き渡り、充血して勃起している状態。
「し、支配人、これは、その・・・」
適切な言葉が思いつかない。豚カツみたいとは一瞬思ったが、そんな彼女に欲情している自分、これも事実なのだ。
「ムッシュ、あんたも・・・豚カツなんだろう?」
「そうです。俺も・・・豚カツなんです。」
「じゃあ、同じ豚カツ同士、仲良くしようじゃないか。」
そう言って、ソファに横たわる俺の身体に、グラン・マは身体をもたれ掛けてきた。小柄だがボリューム満点の彼女。
俺はグラン・マの身体をぎゅっと抱きしめた。途端に女の香りが俺の鼻をくすぐった。
そして俺は・・・涙した。
「ど、どうしたんだい、ムッシュ?」
彼女はきょとんとして、俺を見た。俺は・・・間違っていた。
彼女も・・・エリカくんやグリシーヌと変わらない、一人の女なのだ。ただ、少しだけ、肉体的にも精神的にも、年上なだけなのだ。
「すみません支配人・・・さっきは『豚カツ』なんて言ってしまって・・・」
俺は心から謝った。グラン・マは・・・女なのだ。
グラン・マはニヤリと笑った。
「本当にすまないと思ったんなら、最後まで責任を取りな!」
そして彼女はスカートを捲り上げた。その場所に光る、濃厚な女の花びらが、蜜を滴らせている。
「支配人・・・俺は・・・」
俺はそのまま、グラン・マをソファに横たえた。そして、俺のほうが上になる。熟女の淫靡なその場所は、蜜を光らせて俺を待ち受けている。
「ムッシュ、ようやく、その気になったみたいだね。」
余裕の感じられる言葉。この辺は、彼女が年上であるということもあるのだろう。つまり、経験豊富なのだ。
しかし、彼女の顔色は、やや青い。もしかして、俺の怒張の大きさに、戸惑いがあるのではないか?
「支配人、大丈夫です。」
俺の言葉に、グラン・マはこくっと頷いた。
252人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/08/04(土) 16:54:19 ID:xTgRGeY6
そして・・・俺の強烈な肉の棒が、徐々に彼女の中へと潜り込んでいく。
「!!!」
一瞬、グラン・マは、眼を大きく開いた。俺の陰茎が、間違いなく彼女の膣に刺さっている。
「旦那以来だよ。」
彼女はポツリと呟いて、涙を流した。そんな彼女を見て、俺の心の中に、何だかわからないもやもやが生まれた。
なぜだろう?総司令としての威厳あるグラン・マが、今日は何故だか可愛く見える。
そして・・・・・・愛しく思えた。
「ぐっ!!!」
俺は誠心誠意、彼女を突いた。膣肉、膣襞・・・その他もろもろの膣の内部が、ぎゅっと締まる。
こういうのを、『名器』というのだろう。一瞬でも気を抜くと、射精してしまいそうな、そんな膣。
このような見事な膣を持った女性なんて、そうはいないだろう。俺も・・・エリカくん以来だ。
エリカくんの膣も、すごい名器だった。あの感触を味わった俺は、あんな名器には、もう二度と出会えないだろうと思っていた。
だが、ここにも、ものすごい名器がいる。まさか、こんな近くに、二人もいるなんて・・・!
その時、グラン・マが、俺のほっぺをつねってきた。
「いたたっ!」
「こらムッシュ!誰かと比べてるのかい!?」
「え、そ、そういうわけじゃ・・・」
するとまた、グラン・マは笑った。
「あっはっは、冗談さ。どうだい、あたしの膣は?」
俺は率直に答えた。
「・・・すごく・・・気持ちいいです・・・」
「嬉しいこと言ってくれるじゃないの。」
そしてグラン・マは、俺の身体を手足でぎゅっと抱きしめ、そしてしがみついた。
「あたしの中で、出しちゃっていいんだよ!」
俺は一瞬、戸惑った。グラン・マは現在、生理が上がっているわけではない。それに、あの表に拠れば、彼女は今日、危険日である。
「で、でも・・・」
「男は度胸。何でも試してみるのさ。」
その言葉に、俺は力を抜いた。グラン・マの膣に中出しする。もう、躊躇いはない。
「あたしも、イキそうなんだ・・・」
彼女の言葉が、更に追い討ちをかける。そして、尿道から、何やらムズムズするような感触がこみ上げてくる。
「支配人!!!」
俺は彼女の肩をぎゅっと掴んだ。いよいよ・・・射精する。
だが、彼女はいきなり、俺の胸倉を掴んで睨んだ。
「ムッシュ!こんなときぐらい、あたしの本名で呼んでおくれ!」
「は、はい!イザベル!」
「んっ!んっ!んんっ!」
彼女の中に、俺の精が撃ち込まれた瞬間、彼女は眼を白黒させて悶えた。
彼女の、絶頂の瞬間。
253人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/08/04(土) 16:55:16 ID:xTgRGeY6
そして数ヵ月後・・・

この支配人室に、隊員の皆が集まっていた。
皆、酷く不機嫌な顔をして、俺を睨んでいる。その奥で、支配人の席に座っているグラン・マがニヤニヤ笑っている。
やがて、グラン・マは大きな高笑いをあげた。
「あっはっは!みんな、悪いねえ。あたしだけ、妊娠しちまってさ♥」

おしまい
254名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 16:57:37 ID:xO29hkIi
>「ムッシュ、あんたも・・・豚カツなんだろう?」
>「そうです。俺も・・・豚カツなんです。」

どんな話だよ!
お前、ほんっとーに馬鹿だな。良い意味で
255名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 21:01:39 ID:R1C6RRfV
さすが大神!
256名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 21:29:10 ID:M969qHFB
大神www
257名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 01:24:32 ID:n80bonuQ
ところどころにくそみそが入っているのがまたwww
258名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 18:08:46 ID:zzlfF9V4
性豪大神w
259名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 00:20:18 ID:YQuoZi3D
最近272氏の消息を聞かないが、元気にしているだろうか?
そろそろ氏の新作が読みたいなあ。
260名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 00:22:26 ID:lWfKZaNd
グランマをクリア出来たなw
後はタレブーさんに挑戦だ!
261名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 07:30:40 ID:YQuoZi3D
大神×グラン・マ達成記念age
262名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 09:05:41 ID:3ZO52aPG
みんなの前で支配人の椅子に座る大神にご奉仕する
大神の牝豚と化したグラン・マの方が良かったと思う。

ボテ腹で神に祈りを捧げるエリカを期待してます。
263名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 11:05:59 ID:waVmZzg2
グランマは好きだから>>251ので良かったよ
今頃花組メルシーグランマ全員ボテ腹になっていることだろう
・・・コレットさんも読みたいな
264名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:46:11 ID:bg6Tgjlh
くそみそが違和感なさすぎて吹いたw
なんか平和でいいな
265名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 22:03:50 ID:D4CGxYq+
グラン・マそんなに素晴らしいとわ・・・・
20年前に出会いたかったです
266人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/08/19(日) 13:56:57 ID:++DiomBh
帝國華撃団花組特別公演 金太郎

ある日のこと・・・
ここ大帝国劇場の衣裳部屋に、帝國歌劇団花組のメンバーが揃っていた。
今から、次の公演の配役を決める。その、次の公演の演目は、

『金太郎』

「どうかしら?誰か、主役になりたいっていう人はいる?推薦でもいいわ。」
マリアがそう言うと、さくらが即座に手を上げた。
「はい!やっぱり主演は、帝劇のトップスタアである、すみれさんがいいと思います!」
「わたくし・・・ですの!?」
すみれは一瞬、驚いたような顔をした。しかし、帝劇のトップスタアは、自分。だから当然、主役が相応しい。
「他のみんなはどう?すみれでいい?」
すると驚くことに、全員一致ですみれを支持した。今回は誰も、すみれの主役に異存はない。
「決まりね。それでは次の・・・」
こうして、他の配役も次々に決められていく。そして・・・・・・

「それじゃすみれ、これが金太郎の衣装よ。」
「ええっ!?こ、これを・・・わたくしが!?」
すみれに手渡されたのは、真っ赤な菱形の大きな布だけである。真ん中には大きく、丸に金の字が書いてある。
菱形の上の部分を折って、首の下に当て、両サイドの出っ張りの部分は、紐を通し、後ろで結ぶ。そして下の先端部は、股間から後ろに通し、紐で結ぶ。
もちろん、それ以外には、何も身につけてはならない。
「こ、これでは・・・体型が、丸見えではありませんの!」
「もちろんよ。それとも、あなたは自分の身体に自信はないのかしら?」
「そ・・・そんなことありませんわよ!」
「決まりね。それでは、試着してみましょうか。」
「うー」
そして、すみれは早速その衣装を試着してみた。胸の出っ張りや、股間の形が、衣装の上からくっきりと浮き出ている。
しかも、後ろを見ると、肌色の綺麗なお尻が半分出ていた。
「こ、今回はわたくしよりも、アイリスの方が・・・」
「えー!アイリスやだよぅ。それに、すみれはトップスタアなんでしょ?」
「そうですよすみれさん。それにすみれさん、すごくよく似合ってますよ。」
「で、でも・・・」
すみれは己の鏡の向こうの姿を見て、顔面を真っ赤にした。
いよいよ、帝國歌劇団花組、特別公演『金太郎』が始まるのだ。

今日はここまで
267名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 20:32:02 ID:gzdVYtkR
すみれさんの羞恥プレイ…ワクワクw
268名無しさん@ピンキー:2007/08/19(日) 22:21:51 ID:z231qKie
すみれ以外のみんなヒドスwww
続きまってるw
269名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 02:08:05 ID:DvobNcTz
騎乗位でお馬の稽古ですか?
270名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 00:03:37 ID:UxkwuncA
2のさくらのミニゲームボーナスイラストはとってもフェチで性的だった
271人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/08/24(金) 16:05:15 ID:VA5KzPfr
帝國華撃団花組特別公演 金太郎(続き)

そして、メンバーたちに台本が渡され、いよいよ稽古が始まる。
「ちょっとマリアさん!」
「あら、どうしたのすみれ?」
「このタイトルはなんですの!?」
見ると、台本には「きんた○ろう」と書いてある。
「この○の意味は何ですの?」
「特に深い意味はないわ。さあ、みんな、それぞれの持ち場についてちょうだい。」

そしてリハーサルも終わり、後は公演を待つばかり。
しかし、すみれの腹掛けは度重なる激しい稽古で、すっかりボロボロになっていた。
「ああ、これでは本番はできませんわね。新しいのに取り替えましょう。」
「待ってすみれ。その前掛け、もう替えがないのよ。」
「何ですって!?」
すみれは目を吊り上げて怒った。しかし、ないものはない。
「すみれ、そのまま使ってちょうだい。」
「な・・・な・・・」
すみれの衣装は、もうボロボロで、胸なんか丸見えである。しかも、アソコの部分もかなり傷んでおり、もういつ破れてもおかしくはない。
「それとも、裸でやる?」
「そ、それは嫌ですわ!」
「なら、それで我慢してちょうだい。」

こうして、帝國歌劇団花組特別公演「きんた○ろう」が始まる・・・

今日はここまで
272名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 23:44:17 ID:Xg/q+7Vb
○の中に何が入るんだwww
273名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 00:32:08 ID:kAqTnvx/
ま?
274名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 20:29:00 ID:u90haWb4
金太の大冒険って歌があったな。
金太負けるな 金太負けるな 
きんたまけるな♪
275名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 23:11:06 ID:cu9nOlWJ
そういやあったな
276人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/08/30(木) 20:26:23 ID:LVJyaU87
帝國歌劇団花組 特別公演 きんた○ろう(プレリュード)

「行ってきマ〜ス!!!」
八重桐はそう言って、家を出た。
「道中気をつけるんじゃよ。」
彼女の父親が、布団の上から彼女に声をかける。
「うふふ。パパも心配症デスね〜♪」

ここ足柄山の麓に、彫り物師十兵衛(マリア)と、その娘である八重桐(織姫)が住んでおった。
十兵衛は最近、腰を痛めてしまい、なかなか起き上がれなくなってしまっていた。そして悪いことに、十兵衛には、はるばる京の都へと出かける用事があったのだ。
そのため、まだ若い娘の八重桐が、代わりに京の都へと出発することになったのである。
だが、八重桐は、若い娘。しかも、美人で、スタイルもよく、近所の男たちから熱烈なラブコールを贈られるほどである。
しかし彼女は全て、突っぱねていた。
「日本のオトコ、大嫌いデ〜ス」
そんな中、いよいよ八重桐は京の都へと出発する。
ここ足柄山の近所で一番大きな町である、小田原の町に比べても、段違いに発展している大都市。流行も最先端。そんな所に行くというのは、織姫にとっても楽しみであった。

そして箱根の関→沼津→蒲原→駿府→掛川→引間→吉田→岡崎→熱田→井ノ口と、彼女の旅は順調に続いているかに見えた。
だが・・・・・・

伊吹山中に差し掛かった頃、事件は起きた。
「やいやいやい!ここを通して欲しくば、金と積荷をよこしな!」
「さ、山賊!?」
八重桐の目の前に、3人の山賊が現れた。彼らは汚い身なりで、いかにもという格好をしている。もちろんこの三人は、帝劇三人娘。
(どうして、私がこんな格好をしなきゃならないのよ!)
(由里、我慢して。チョイ役でも、出番があるだけましでしょ。)
八重桐は今、荷物など持っていない。あるのは、道中に必要な分の路銀と、着替えだけである。
「おい!おめえら、こいつはすげえ上玉だぜえ!」
「な、何するデスか!!!」
「ぽこちんが疼いて、しょうがねえよ!(何て台詞を言わせるのよ・・・)」
「は、放して!」
さすがに3対1では分が悪すぎた。八重桐はたちまち身ぐるみを剥がされ、素っ裸にされた。
「いやあああああっ!!!」
「おおっ!すげえ身体だぜ!こりゃおいらのおちんちんが疼いて、しゃあねえなあ(だから何てry)」
ところが、そこに一人の若武者が現れた。
「お前たち、その娘さんを離せ!」
「あん?何だてめえは?」
山賊たちが振り返ると、そこに一人の若い武士(レニ)が立っている。
「おいおめえ、俺たちの邪魔をすると、ただじゃおかないぜえ!」
「僕はレニ。」
「あん?何だあ?」
「くらえ!奥義・打巣・裸淫護留吐!」
「ぐへえ!」
山賊たちは瞬く間に追い払われた。
「大丈夫ですか、お嬢さん。」
「ああ、素敵なお方、ありがとうございマ〜ス!日本のオトコにも、素敵な人がいるのデスね〜♪」

ギシギシアンアン

こうして、若い武士と結ばれた八重桐は、無事に京の都へと到着したのであった。

今日はここまで
277人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/09/02(日) 14:28:41 ID:l9JWL397
帝國歌劇団花組 特別公演 きんた○ろう(プレリュード)

そして、若い二人は、京の都へ着くなり、同棲生活を始めた。
しかし・・・・・・

その幸せは、長くは続かなかった。

若い武士・坂田蔵人の、戦地への召集、そして・・・・・・戦死。

「うう・・・・・・蔵人様・・・・・・」
八重桐は失意のうちに、京の都を去る。
このとき、八重桐は既に、坂田蔵人の子を、身籠っていた。

「この大たわけ!」
十兵衛は変わり果てた姿の娘に、思わず怒鳴った。
若い娘のぴちぴちしたナイスバディ。それが今、お腹の部分が大きく膨らんでいる。
八重桐は都会の水に洗われて、子供を授かって戻ってきたのだ。
「パパ、ごめんなさ〜い!」
「ごめんで済めば、探題は要らぬわっ!」

このときの子供が、やがて金太郎と呼ばれることになる。
そして、天下の大乱へと身を投じていくことになるのだ。

そして、時が過ぎ・・・・・・

八重桐は、一人の男の子を出産する。
ここからが、いよいよ本編の始まり、始まり〜

今日はここまで
278名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 07:37:08 ID:mTSmg2pQ
279名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 03:18:02 ID:4qkeeVtE
レニと織姫のギシギシアンアンwww
280人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/09/08(土) 22:23:40 ID:nipqowhs
帝國歌劇団花組 特別公演 きんた○ろう(本編)

そして時が過ぎ・・・・・・

あの時産まれた男の子は、すくすくと大きく育った。
名前は、きんた○ろう。本当は、京風に金太麿(きんたまろ)と名づけられる予定だったが、祖父十兵衛の反対により、きんた○ろうという名前になった。
「それではお母様、行って参りますわ。」
「いってらっしゃい。気をつけるデース!」
最近、体調を崩した八重桐のために、きんた○ろうは相模湖に鯉を捕りに行く。
そしてきんた○ろうは山道を抜け、相模湖に到着した。
「さて、それでは・・・・・・」
そしてきんた○ろうは赤い前掛けの股間の部分を捲り、自慢の竿を出して、湖畔に立った。もちろんペニパンである、
「・・・・・・。」
きんた○ろうはじっとしている。やがて湖面が泡立ち、中から巨大な鯉(紅蘭)が飛び出した。
「わわっ!なんちゅうおいしそうなち○ぽや!(何てこと言わせるんよ、もう!)」
そして、すぐにぱくっとその竿にかぶりついた。
「はむ、ふむ、れろれろ、ちゅっちゅっ・・・大神はんのに負けないくらいおいしいやないの!」
一心不乱にペニスにしゃぶりついている鯉。捕まえるなら、今だ!
がしっ!
「さあ、捕まえましたわよ。」
「げっ!しまったあああああっっ!!!」
鯉はあっという間に捕まった。これで、美味しい鯉こくが作れる。
そしてきんた○ろうは、鯉を担いで、帰路につく。
だがその帰り道・・・・・・

「やいやいやい!命が惜しくば、金と積荷を置いていけ!」
きんた○ろうはいきなり、大きなツキノワグマ(さくら)に襲われた
「まあ!わたくしの大事な鯉を盗もうなど、ちゃんちゃらおかしいですわ!」
きんた○ろうはすぐに、応戦態勢に入る。お母さんの大事な鯉こくを盗もうとする罪は重い。
「ならば、相模で決着をつけようぞ!」
「すみれさんすみれさん、『相撲』ですよ。」
「どっちでも同じですわよ!それでは、いざ!」
こうして、きんた○ろうと熊の、大相撲大会が始まるのであった。

けふはここまで
281名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 07:03:29 ID:+dUTs1FS
三人娘や紅蘭が「ぽこちん」だの「ち○ぽ」だの言うだけで…
(;゚∀゚)=3ハァハァ
282名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 20:55:57 ID:F2GL2XyS
(;゚∀゚)=3ハァハァ
283名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 22:07:22 ID:4Z9ImUjh
>>相撲
何故だろう、がっぷり四つに組んでのち○ぽ同士のチャンバラを期待する俺がいる。
284人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/09/12(水) 08:04:54 ID:TidK4tuq
帝國歌劇団花組 特別公演 きんた○ろう(本編)

そして熊は、地面に大きな丸を書いた。そしてその中央に、二本の短い線を付け足した。
つまり、土俵。相撲のルールでは、この円内から出たら負け。また、地面に膝から上の部分を突いても負けである。
熊ときんた○ろうは、土俵の上に上がって互いに睨み合う。
「おいきんた○ろう。」
「何ですの?」
「お前が負けたら、俺とおま○こしてもらうぜえ!(こんな台詞、言わせないでよぅ・・・)」
するときんた○ろうは、土俵の上で熊を睨みながら言った。
「よろしいですわよ。その代わり、あなたが負けたら、あなたの気が狂うほどにおま○こパンパンして差し上げますわ!(な、こ、こんな下品な・・・)」
「それでは、いざっ!」
すると二人は、土俵の上で向かい合ったまま、腰を落とした。いわゆる、四股の状態。
そのまま、二人は高々と足を上げて、四股を踏んだ。まずは、観客席の反対側の足。さくらとすみれは、同時に足を揃えて上げる。
「よいしょーっ!」
そして今度は、観客席の方の足を上げた。さくらとすみれ、一緒に足を揃える。
「よいしょっ!」
さくらとすみれの股が、大きく開かれて観客席の前にさらけ出された。だが、さくらの方は、熊の衣装でしっかりと隠されている。
だが、すみれの方は・・・・・・パッツンパッツンの布一枚の隔たり。彼女のおま○この形が、くっきりと浮き出ていた。
恥ずかしい。一刻も早く下ろしたい。しかし、さくらは、足を上げたそのままの姿勢で止まっていた。
「すみれさん、すみれさん、まだ下げちゃダメですよ!」
「なっ!わ、わたくしのアソコの形が丸見えではありませんの!」
「知りませんよ、台本がそうなってるんですから。」
「くっ・・・!」
そのまましばらく固まったように止まっているすみれ。そのアソコは、ワレメちゃんの形が、はっきりと浮き出ている。
観客席では、歓声と異様な興奮が巻き起こる。帝劇のトップスタア・神崎すみれの、淫靡で卑猥なおま○こ。
「す・・・すげえ・・・神崎すみれの・・・おま○こ・・・ハァハァ・・・」
「うー!あのワレメちゃんに、俺のち○ぽぶち込みてえ・・・」
そしてさくらはすみれにそっと囁いた。
「さすがはすみれさん。トップスタアの肩書きは、伊達じゃありませんね♪」
「こ・・・こんなの、嬉しくありませんわよっ!!!」

けふはここまで
285名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 00:09:44 ID:9bI0vmCT
うひょひょ
観客がうらやましいw
286名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 16:41:01 ID:Sfx+PeBR
見に行きてぇwww
287名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 10:29:00 ID:yT4LJd7k
もうやだこのスレ
288名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 12:04:35 ID:M6iGcqE+
それでも保守
289名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 22:45:30 ID:e3LxjFIg
保守
290名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 15:25:52 ID:kYjqeXSS
保守
291名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 00:35:16 ID:kb4wdtJl
ほす
292名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 22:03:17 ID:t6oxGEOl
ショウ劇場でラチェットのおばさん扱いに泣けるw
293名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 12:26:30 ID:jRytQWBK
ラチェさんがおばさんだったら
かすみさんやマリア、カンナは…orz
294名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 13:16:00 ID:/wEAVXwR
最近ギャルゲ板のスレでも年齢ネタで一盛り上がりあったなー。
個人的に言わせて貰うと20代の前半って言えば食べごろ、もしくはまだ成熟しかけなんだが。
10代後半のアイリスすら嫌がる奴ら相手じゃこういう事呟いただけでもフルボッコにされるんだろうな。
295名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 16:49:36 ID:y6Bn0KMK
言ってるやつらは3,40代のキモヲタなんだから終わってるな
296名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 20:23:52 ID:9xP1BksQ
さくらはラチェットより年上だろ
297名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 00:08:24 ID:annrrJHn
まあおばさん扱いの原因90%は声だろうな
全うな声優さん使っとけばここまでネタキャラ扱いされなかったんじゃないかと

好きだけどね声も含めラチェット
298名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 00:19:49 ID:TyIfQX3w
俺は久野さんで良かったと思う。
299名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 01:44:02 ID:WU+g0Rzm
セクシーでいいと思うんだがなあの声
300名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 12:27:39 ID:hoV1SaSr
普段の話声は好きだが悲鳴が凄いw
301名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 03:28:35 ID:2xOlXCuR
書き手がいないなぁ……
302名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 15:09:34 ID:ngoVZyjq
ネタはあれども文才が無い。
しかもマリアのエロ話ばかりだし…
303人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/10/02(火) 22:22:41 ID:KwWTKxSW
すまん。絶不調。
304名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 13:40:11 ID:jQsjS1fv
あげとこう
305名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 13:26:40 ID:FcJcrhAC
>>302
マリアのエロを箇条書きでもしてみれば?
捕手代わりにはなる
306人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/10/08(月) 16:05:47 ID:73uZdfHg
帝國歌劇団花組 特別公演 きんた○ろう(本編)

そして観客に思う存分その形を堪能させた後、さくらとすみれはようやく足を下ろした。
「はあ、はあ、はあ・・・・・・」
あまりの恥ずかしさに、肩で息をしているすみれ。対するさくらは平然としている。
さくらの衣装は、着ぐるみともいえるもので、皮膚の露出はほとんどない。ただ、首から上だけが、熊の耳を付けた状態で出ているだけだ。
「さ、さくらさん・・・ずるいですわよ・・・」
「すみませんね。あたしは熊なもんですから。」
「・・・・・・。」
すみれは今の言葉にカチンときた。こうなったら、さくらも同じ目に遭わせないと気がすまない。
そして、すみれは一気にさくらに掴みかかった。
「おっ、すみれさん、やる気満々ですね。それではあたしも!」
そしてさくらもがぶり四つに組み合い、いよいよ相撲が始まった。
「何としてでも、さくらさんの衣装をボロボロにして差し上げますわよ!」
さくらとすみれ、二人はがしっと組み合っている。そしてそのまま、二人はくるっと回った。
きんた回った きんた回った きんたま割った

そして、すみれの背中が観客席の方を向いたとき、さくらは両手ですみれのお尻をむんずと掴み、左右に広げた。
だがその時・・・・・・

「はい、おっぴろげ〜♪」
「さ、さくらさん〜!」
すみれのお尻が左右に広げられ、中のワレメちゃんが、薄い布地一枚で隠されている。だが、さくらは力を入れすぎた。
「えっ!?」
ビリイイイイイッッッ!!!
すみれのおまたを辛うじて隠している布地が、盛大に破ける音が、劇場に響いた。
「おおおおっ!!!」
観客が皆、興奮する。帝國歌劇団花組のトップスタア・神崎すみれのワレメちゃんの、具の中身が、観客の前に堂々とさらけ出されている。
その具がいきなり外気に触れたのを感じて、すみれは悲鳴を上げた。
「いやああああああああああああああああああああああああっ!!!」
ものすごい力で、さくらは押されて、思わず尻餅をついた。
すみれは肩で息をしながら、涙目で震えていた。そして具からは、恥ずかしい液が滴り落ちていた。
「あいたたたた・・・・・・すみれさん、すごい力・・・・・・」
神崎すみれの勝ち。

けふはここまで
307272 ◆SAKURAshfY :2007/10/08(月) 23:27:44 ID:VnREVV87
大変ご無沙汰しています。
だみゃーん氏の『アイリスに毛が生えた』を保管庫に収録しました。

サクラ大戦エロパロ保管庫『サクライーピードットネット』
http://www.sakura-ep.net
308名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 23:31:24 ID:zdFxcZbU
吹いた挙げ句にむせたわwwww
309人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/10/09(火) 00:25:12 ID:y/g+JMlp
>>307
乙です。
グラン・マ編もそのうちお願いします
310名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 16:31:54 ID:BFiR2jPg
>>306いや〜ん、まいっちんぐwww
311人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/10/09(火) 17:50:32 ID:3nzNcyOx
帝國歌劇団花組 特別公演 きんた○ろう(本編)

さくらは負けてしまった。
「ううっ、きんた○ろう、わしの負けのようだ。約束どおり、お前の家来になろう。」
さくらはそう言って、四つんばいになる。
「さあ、きんた○ろうさん、わしが馬の代わりになります。」
そしてすみれは、さくらの上の乗ろうとする。しかし、さくらがそれを止めた。
「待った!きんた○ろうさん、馬に乗るときは、鞍を置かなければならないんですよ!」
「鞍?」
「そう。鞍です。」
そしてさくらは近くの草むらからある物を取り出した。そして、それを背中に着けて、紐をお腹に回し、ぎゅっと結んで固定した。
「はい!鞍ですよすみれさん!」
その鞍は、天狗のお面の形をしていた。そして、その大きな鼻は、男根の形をしている。もちろん、固い。
「な・・・そ、そんな物に跨れと?」
「ここだけの話、大神さんと同じサイズなんですよ♪」
「い、いくら何でも、そんなの、嫌ですわ!」
すみれの拒否に、さくらは戸惑う。しかしすぐに、さくらはもう一つ、草むらから何かを取り出した。
それは、お面。ただし、今度は天狗ではなく、大神一郎の顔になっている。
そして、天狗の鼻に当たる部分は、大神の舌が突き出た形になっている。
「はい、これが、新しい鞍ですよ。さあすみれさん、跨ってください!」
すみれはわなわなと震えている。こっちの方が、挿入はしなくてよい。けれども、すごく恥ずかしい。
「すみれさん、今度は拒否はダメですよ!さあ、観客席の皆さんも、ご一緒に!」
さくらの合図に、観客席は一斉に「跨れ」コール。ここまで来ると、すみれにはもはや拒否の道は残されていなかった。
「さあ!すみれさん、早く!」
「うう・・・こ、こんなの・・・・・・」
そしてすみれは大神一郎のお面の口の上に跨る。彼女のワレメちゃんに、大神の顔の舌が食い込む。
「あっ・・・んんんっ!!!」
すみれは思わず悲鳴を上げた。さくらはそのまま四つんばいで、ゆっさゆっさと歩き出した。
わざと揺さぶりながら歩いているので、すみれのワレメちゃんは、大神の舌によって刺激を与えられる。
「はああ・・・あああ・・・」
すみれは下を見た。お面とはいえ、大神一郎の顔。そしてその口元は、すみれのアソコを縦横無尽に弄っている。
(ああっ!しょ、少尉が・・・わたくしの・・・あああ・・・アソコを・・・ああんっ!)
「ああんっ!あん!あはあっ!ふううんっ!あああっ!」
すみれはさくらの背中に揺さぶられながら、思わず大きな悲鳴を上げた。

そして家に着くと、すみれはそのまま鞍から転がり落ちるように倒れた。
「ど、どうしたデスか、きんた○ろう!?」
母の八重桐が驚いて駆け寄ると、すみれは口から泡を吹いて、白目を剥いて失神している。
そしてすみれのアソコからは、夥しい量の恥ずかしい液が滴り落ちていた。
「きんた○ろう、今日のお馬の稽古は、ここまでです。明日も迎えに来ますんで。それでは。」

こうして、きんた○ろうは、すくすくと逞しく大きく育っていった。

けふはここまで
312名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 23:32:40 ID:ZUpfkKEP
ワロタwwwwww
313名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 17:20:17 ID:WUaNH1vR
だみゃ〜ん氏はやっぱ凄いなwww
314272 ◆SAKURAshfY :2007/10/14(日) 20:38:30 ID:WuKtbzeC
保管庫からご連絡。
名無しさんの『裏ベルナデッドEND』と
だみゃ〜んさんの『痴女華撃団 グラン・マ編』
を収録しました。トップページのラインナップが、かなりマニアックではないかと。
だがそれがいい。

http://www.sakura-ep.net
315名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 00:57:56 ID:dHYwYlIY
ベルナデッドED書いた者です。
管理人様ありがとうございましたm(_ _)m
4ページもかけていただいて申し訳ない。

確かにだみゃ〜ん様のとコンボでえげつないトップページになってますな。
光栄です。
316名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 02:44:16 ID:ppJx03E/
ぬふぅ
317名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 01:06:13 ID:noPkVk1h
ほす
318名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 01:38:42 ID:fcxV/ouI
捕手
319名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 21:05:35 ID:AJLz2t4/
hosyu
320名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 22:53:38 ID:gPBIqdGd
触手
321名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 00:17:49 ID:BQSmOLVt
カオス
322名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 08:58:12 ID:KfWvdXsN
くらくも
323名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 12:36:09 ID:Lpjh0A/t
ギャルゲ板のキャラスレに書けるネタじゃないからコッチに書いてやるw
フリフリエプロンでオムライスを作るマリア。
楽しげな後ろ姿につい悪戯心が沸き、いきなりうなじにキス。
「た…隊長!?」
慌てるマリアが可愛くて、悪戯のつもりが本気に…
耳が弱いマリアの耳を食み、ビクッ…と震える体を振り向かせ、マリアの口内を味わう。
「隊長…や、やめてくださ…」
マリアの体の震えは、誰かに目撃されるのを恐れているのか、それとも更なる快楽への期待か。

…なんて馬鹿妄想しちったよw
324名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 17:51:11 ID:+a3VJJFL
もっと膨らませて一作品書くんだ
325名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 02:13:52 ID:iSK30M3M
いいぞ 作品までもう一息だ
326名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 00:05:33 ID:I4AkCv1B
乱入するのはカンナの確率高し
ついでさくらか
327名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 01:08:40 ID:oggCoF3m
厨房&食堂という観点ならカンナ、大神ストーカーならさくら、か。
カンナは大らかに対応してくれるだろうけど、さくらだったら…
328名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 01:24:34 ID:I4AkCv1B
アイリスも無邪気に大神を探して・・・
「おにいちゃんっ何して・・!!!!!」
329名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 08:36:27 ID:xnm5VaZs
横山智佐ヒロインって、やきもち焼きな印象があるな
330名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 00:47:43 ID:SSJmtz6H
そうか?ささみちゃんとかいい子だぞ

>>323
中尉さん、何やってるでーす!
日本のオトコ最低でーす
331名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 08:52:04 ID:v29dUPQ+
ラムネのミルクとか…あダメだ一人しか思い浮かばないw

でも富沢美知恵ヒロインは気が強いでFAだと思うぜ
332名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 08:54:52 ID:v29dUPQ+
ごめん、ていうかささみちゃんって何のキャラ?
333名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 09:04:17 ID:viV0odNE
>>332
プリティーサミーを知らないと申すか
334名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 22:55:52 ID:bh+QafLY
「お久しぶりです大神さん、1年と22日ぶりですね」
335名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 17:42:32 ID:xwq8L8Sd
横山智佐を初めて知ったのは天地無用!だった
あやめの中の人もあれが最初だったな
色気のある声だな〜とおもたよ
336名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 17:44:17 ID:xwq8L8Sd
ちなみにコクリコの中の人もあれが最(ry
あんまりアニメを見てないからな
337名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 22:47:34 ID:cQPMIQ8X
俺も
つーか声優の名前を覚えだしたのはサクラがきっかけだったな
未だにベテランしか分からないけど
338名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 22:58:03 ID:fEdkItVQ
グリシーヌの中の人はうる星やつらとかで有名だけど
こっちはオタスケマンで初めて知ったなあ

サクラ大戦の声優はベテラン&舞台演技で選んでるから歌とか本当にハズレないんだよな
容易に堀江や能登とかをヒロインにしない姿勢は好きだった
339名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 01:34:10 ID:K4o/YM29
グリシーヌの中の人はうる星で知った
カンナはドラゴンボール
マリアは知らなかったが後でギップルだと知って驚いた
紅蘭はウテナ
レニはシティハンター
織姫はイブバーストエラー
すみれとアイリスは知らなかった
340名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 19:48:28 ID:RkLQec2U
いいかげん声ヲタうざい
341名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 21:42:21 ID:OEkGr6NN
すみれがクモに噛まれたエピソード
うっかり者の大神なら毒を吸わずに小便をすみれにかけそうだw
蜂に刺されたら小便かけろって迷信あるしさww
342名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 22:10:30 ID:aYVdlibb
>>340
まあまあ
このスレは過疎る時は思い切り過疎るから保守がてらだろう

>>341
大神のに蜘蛛やヘビが噛み付かなきゃいいな
343名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 01:02:44 ID:DinObBm0
>>341
そのネタ前にどっかのスレで見た。確か作者はだみゃ〜ん氏w
344名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 10:09:19 ID:92oa09yf
保守ついでに雑談したら>>340こういうの沸くのか…どんだけ心が狭いんだ
345名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 16:21:30 ID:rV3ZTLvn
きんた○ろうの続きキボン(人∀・)
346名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 16:30:24 ID:YGSmXV0j
金太郎か・・・元の話をよく知らない
熊と戦う話か
347名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 17:11:21 ID:2MLbjiCb
>>346
のちの名を坂田金時といい、源頼光とともに酒呑童子を倒した
どうも実在らしい人物なんだそうだ。
降魔退治の歌劇団がやるのはちょっと因縁めいてるな。
348名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 17:35:30 ID:YGSmXV0j
へぇ、実在していたのか
子供の時に読み損なってしまったよ
349名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 17:53:03 ID:rV3ZTLvn
トリビアの泉だかで金太郎について調べたら
桃太郎や浦島太郎に比べるとストーリーを話せる人めっちゃ少ないって。
350名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 17:56:53 ID:YGSmXV0j
良かった俺だけじゃないんだ
相当、無知なのかと心配になってたところだった
桃太郎や浦島太郎なら分かる
351名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 18:31:08 ID:KM8ifGHI
まさかり担いだ金太郎が相撲やることぐらいしか覚えてない
352名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 20:24:45 ID:Dn3dyehy
まさかりかついで金太郎
熊に跨りお馬の稽古
はいしどうどう はいどうどう
はいしどうどう はいどうどう

足柄山の山奥に
けだもの集めて相撲の稽古
はっけよいよい のこった
はっけよいよい のこった
353名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 22:26:49 ID:Dn3dyehy
354名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 22:38:23 ID:rePuow1o
ジェミニとヤッたら自動的に3Pになるのか?
大河+ジェミニ+ジェミニン…
いや、待てよ、大河の中には信長が…
って事は大河+信長+ジェミニ+ジェミニン…
4Pかよwww
355名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 02:17:51 ID:5BYHGKAn
ホス
356名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 05:16:59 ID:qay2WNsI
宝塚なんかでも昔は子供向けの桃太郎やコント舞台をやってたらすぃ
357名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 00:33:53 ID:wO5EmQ2/
宝塚でコント!
それなら帝劇があんなでもいいわけだw
358人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/11/09(金) 08:03:46 ID:TjPX7fZs
マリア「8時だョ!」
花組全員「全員集合!!!」

マリア「オイーッス!」
観客「オイーッス!」
マリア「おっ、元気があるな。もう一丁、オイーッス!」
観客「オイーッス!!!」

なんてのが脳裏をよぎった。
もちろん志村の役どころはさくら。
359名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 08:24:28 ID:/l/82Wiw
さくら〜後ろ後ろ!
360名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 09:44:17 ID:SMybVNS7
マリアはいかりやか・・・ピッタリだな
メガネは紅蘭、加藤と高木は誰が合うだろうな
361名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 10:37:27 ID:SkY7cO/h
362名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 14:14:16 ID:IlO4wiZT
大神×かえでが読みたい
363名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 19:06:02 ID:/l/82Wiw
ユーリー隊長×クワッサリーマリアのお初が読みたい。
ボードヴィル×マリアでも可w
364名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 17:38:07 ID:4nIJ78GO
新次郎×リカとか読んでみたい
365名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 01:31:22 ID:d8KkWdQc
政府軍の後方の慰安所で、スパイするクワッサリー
ショーで、裸コートでガンオナニー
飢えた兵隊相手に、三人づつ5回廻し
スパイ容疑で捕まって、公開尋問でアナルから瓶ごとウォッカ飲まされる

リカだと旅の最中、ご飯目当てにお口で奉仕
飴玉一つのために悪ガキどもに、お医者さんゴッコ
飲んだくれのパパに、前では出来ない頃から、お尻を使われる等……




書けたらいいなぁ
366人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/11/12(月) 07:56:05 ID:ZPT4ppTF
帝國歌劇団花組 特別公演 きんた○ろう(第二部)

そしてきんた○ろう16歳の朝・・・・・・

あたり一面、鬱蒼とした森。その先に、切り立った崖がある。きんた○ろうは、その崖の先に立っていた。
「きんた○ろう・・・・・・」
「誰?」
遥か上空から、自分を呼ぶ声がする。その声(かえで)はやがて、きんた○ろうに語りかけた。
「私は、全てをつかさどる者。今、あなたにいくつか質問をさせていただきますね。まず、あなたの本名を答えなさい。」
「神崎すみれですわ。」
「それでは、幾つか質問を致します。」
そしてすみれは、靴かの質問に答えていく。
「それでは、最後の質問です。」
その言葉と共に、急に場面が切り替わると、そこにはアイリスとさくらと大神が、お尻を丸出しで四つんばいになっていた。
そして三人は一斉にお尻を広げた。
「すみれ、はやく入れてよう」
「すみれさん、あたしが一番先ですよね?」
「すみれくん、早くそのペニスを俺の(アッー)に!」
すみれはまっすぐに一人の元へ向かって、陰茎を挿入した。もちろんペニスバンド。
その相手は・・・・・・

A・アイリス
B・さくら
C・大神

どなたか選択ヨロw
367名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 10:43:30 ID:2Tnen6JM
お、おれには選べん
368名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 12:13:55 ID:+umJL1E7
王道でC・・・ではなく
B・さくら
369名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 12:32:20 ID:jzTUWXfB
Aは倫理的にヤバイからA(笑)
370名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 13:54:17 ID:VrcMr7RE
どれもヤバイwww
371名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 00:31:43 ID:EiPYrRY8
斧彦さんだな
372名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 07:59:12 ID:q2GWnHFe
新次郎×リカ、セリフをつなげるだけの妄想なら
時々してるので?作れるが…
文才が無いので小説にできんorz
373名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 09:49:44 ID:rp0UoEIo
小ネタでいいから出してごらん
遊べるかもしれん
374名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 10:00:16 ID:mOS77ihb
保守る
375人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/11/14(水) 21:35:04 ID:XOGJ7fUp
帝國歌劇団花組 特別公演 きんた○ろう(第二部)

(Aの場合)
「今、あなたのことが全てわかりました。きんた○ろう、あなたはずばり、ロリコンですね。誰が何と言おうと、あなたはロリコンです。
異論があっても否定してはいけません。あなたはロリコン。それは間違いないのですから。」

(Bの場合)
「今、あなたのことが全てわかりました。きんた○ろう、あなたはずばり、ポニテフェチですね。誰が何と言おうと、あなたはポニテフェチです。
異論があっても否定してはいけません。あなたはポニテフェチ。それは間違いないのですから。」

(Cの場合)
「今、あなたのことが全てわかりました。きんた○ろう、あなたはずばり、腐女子ですね。誰が何と言おうと、あなたは腐女子です。
異論があっても否定してはいけません。あなたは腐女子。それは間違いないのですから。」

「さあ、そろそろ目覚めるときです。それではきんた○ろう、またいつか出会えるときがくるまで、ごきげんよう・・・・・・」
そして場面は暗転し、次に明るい日差しが差し込んできた。

「おきなさいおきなさい、私の可愛いきんた○ろう。」
八重桐(織姫)が寝ているきんた○ろう(すみれ)を揺さぶり起こす。だが、きんた○ろうはまだ起きない。
「うう〜ん・・・・・・」
きんた○ろうは寝ぼけた様子で寝返りを打つ。なかなか起きないきんた○ろうに対し、遂に八重桐の堪忍袋の緒が切れた。
「起きなサーーーーイっ!!!!!!」
八重桐はきんた○ろうのクリトリスをきゅっとつまんでひねった。

ひゃん!

きんた○ろうはびっくりして飛び起きた。今の攻撃によって、きんた○ろうの膣から、少しだけ愛液が滴り落ちる。
「まったく!いつまでもだらだら寝てるもんじゃないデース!今日はあなたの16歳のお誕生日。そして今日は、都からはるばる源頼光様があなたの評判を
聞きつけて、お越しになる日だったでしょ。今日の日のために、あなたを勇敢な男の子のように育てたつもりデ〜ス!」
「男の子のように・・・ですの?それではわたくしは・・・」
「お股におまんまんを付けてて、何を言ってるデスか?あなたは正真正銘、女の子デスよ?」
衝撃の真実。きんた○ろうは、実は女の子だったのだ!
「さあ、そろそろ頼光様がお越しになる時間デ〜ス!きんた○ろう、早く準備しなサ〜イ!」
そして二人が準備に奔走していると、玄関先に複数の人影が現れた。
「御免仕る!」
「ハ〜イ!」
八重桐が返事をすると、その人影たちが、家の中に入ってきた。その中央の武士の下唇には、大きなタラコがくっついている。
「オイッスー!」
その中央の武士が大声で叫ぶと、八重桐ときんた○ろうは思わず戸惑った。
「お。おいっすー」
「どうした?声が小さいな。もう一丁、オイーッス!!!」
「お、オイーッス!!!」
「よしよし、いい返事だ。それがしは源頼光と申す!」
その武士は源頼光(マリア)と名乗った。そしてその後ろには、花組のほかの面々がいる。(但し、カンナとレニを除く)
三人はそれぞれ、渡辺綱(さくら)、卜部季武(アイリス)、碓井貞光(紅蘭)と名乗った。第一部とは、キャストが一新されている。
「では早速、きんた○ろうをスカウトする。うちに来てくれるな?」
「はい。」
きんた○ろうは返事をした。台本にそう書いてあるので、拒否権はない。
「よし!これでメンバーは揃った!『源頼光とザ・ドリ○ターズ』結成だ!」
「頼光様、『頼光四天王』じゃないんですか?」
「『源頼光とザ・ド○フターズ』だが?何か文句でもあるのか?」
「い、いえ何も・・・」

今日はここまで
376名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 23:12:28 ID:pIoSmqMM
って、数が多いので展開するんじゃなく
単なる性格判断かよwwwww
やられたwwwwww
377名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 00:43:32 ID:gDY7FvlH
ザ・ド○フターズww
378きゅるきゅる:2007/11/15(木) 07:23:14 ID:kT2l8gth
では試しに、新次郎×リカ(リカ×新次郎?)
の初めてはこんな感じか?と妄想。

リカ、とりあえずやっとく! 1

…しんじろーの部屋に泊めてもらった夜。
しんじろー…よく寝てるな…。
リカ…しんじろーの口にキスをしてみた…
「………」
「…しんじろー、ぐっすり寝てる…な」
リカ…しんじろーのこと好き…。
だから…いつかエッチな本で見たこと。
見たときは、いやらしいとしか…
リカ、絶対こんなことしないって思ってたけど…
でも、好きな人となら…しんじろーとならしたい…。
しんじろーと、エッチなこと…。
…チンチン舐めると、しんじろー気持ちよくなるんだよな。
リカ、やってみる!
「ん…んんっ」
うわっ…しんじろーの…すごく大きくなってきた…!
それに…しんじろーも…気持ちよさそうな顔してる…な。
もっと、しんじろーが気持ちよさそうな顔、見てみたい…リカ頑張るぞ!

「んんっ…リ、リカ!? な、何してる…のっ」
ん…しんじろー目を覚ましたみたいだ…
「んん、んっ…しんじろーのチンチン、しゃぶってる…
 しんじろー、気持ちいいだろ…?」
「リ、リカっ…! ダ、ダメ…だ…よ…! 
 そ、そんなの…しゃぶったら…汚いからっ…!」
379きゅるきゅる:2007/11/15(木) 07:24:39 ID:kT2l8gth
リカ、とりあえずやっとく! 2

「んん…大丈夫…! しんじろーのだから…汚くなんか…ないぞ」
「そ、それに…こんなことされたら…ぼく…!」
「…それよりしんじろー、気持ちいい?」
「き、気持ちいいからマズイんだよっ……!
 このままだと…出ちゃうよっ…!!」
「ん…出ちゃうって…せーしか…?」
「リ、リカ、そんなことどこでっ」
「出ちゃっても平気だぞ…リカがしんじろーのせーし、
 飲んでやるからっ…!」
「(だ、ダメだもうっ!!) リ、リカもう出るよっ!!」
あっ…! ん、んんっ…しんじろーのせーし…いっぱい出てる…
リカの…口の中に…っ…!!
「はぁ…はぁ…! ご、ごめんっ、リカ…口の中になんか出しちゃってっ」
「ん…リカはへーき。それより、1人でするより…
 リカが手伝ったほうが、気持ちよかっただろ?」
「うっ…!! う、その…。…うん…。こんなに…
 気持ちよかったの…初めて…だけど」
「そっかそっかー! じゃあ、これからは1人でしなくていいからな。
 気持ちよくなりたかったらリカに言え。そしたら…
 いつでもしてやるから…」
「そ、そんなことダメ! そ、それよりっ…!
 こ、こんなこと…どこでっ…?」
「いつか…誰かが捨ててったえっちな本…リカ、持ち帰って見た。
 しんじろー喜ぶと思って、べんきょーしたんだぞ」
「……リカ、ダメだよ! こんなこと覚えちゃ!」
「なんでだ…? リカとしんじろーも結婚すれば、こういうこと…
 するんだろ…?」
「け、結婚…!」
「リカ、しんじろー大好き! リカ、しんじろーのヨメに
 なるんだから、いいだろ?」
「と、とにかくっ、リカにこんなことさせるわけにはいかないよっ」
「あっ、しんじろー、待って!」

>>372ですが、>>373のお言葉があったので、ついやっちまったスマソ
シチュエーションが分かりづらくて小説になってないが、
こんな感じのでもいいなら、後で続きでも。
380人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/11/15(木) 13:23:56 ID:WXP0AZ7T
>>378
エロくていいな。GJ!
ぜひ続きもプリーズ
381名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 20:06:03 ID:P5V70ZQI
リカ!せーしなんて言葉どこで憶えた!
と慌てふためいたぞwエロ本かw
382きゅるきゅる:2007/11/16(金) 07:20:38 ID:tJnRDIWM
>>380
ではお言葉に甘えて続きを。
ちなみに>>366でAを選んだ俺はロリコンです
異論はありません、否定もしません(笑)

リカ、とりあえずやっとく! 3

しんじろー、お風呂へ行っちゃったみたいだ…何してるんだ…?
やっぱり、こんなことされるの…イヤだったのかな…
「リ、リカがあんなこと…してくれるなんて…! ダ、ダメだっ、リカ相手に…
 そんなこと考えちゃっ! うっ、はぁ、はぁ…リカ、リカっ…!」
あ、もしかしてしんじろー…リカのこと考えて…1人で…してるのか…!?
「しんじろー! リカも入るぞー!」
リカ、ハダカになって風呂に入ると…しんじろー…
慌てて1人でするのを止めて、チンチンを隠したけど…
「あ! リ、リカっ…!」
「しんじろー! 1人でやるほうがいいのか…リカとするより…。
 リカとあんなこと、イヤだったのか…?」
「イヤじゃ、ない…けど…その…!」
「ごめん、しんじろー…! リカ、しんじろーの気持ち聞かないで、
 あんなことしちゃって…! しんじろーがイヤなら、リカ…もうしない!
 だから、お願いしんじろー、 リカのことキライにならないでっ…」
「そ、そうじゃないんだ、ごめん…! このままリカといたら…
 リカにあんなことしてもらったら…ぼく、リカに何しちゃうか分からないからっ」
「え…。そうなのか…? な、しんじろー…もしリカのこと好きなら、
 ガマンしなくてもいいんだぞ…もしもっと気持ちよくなりたいなら、
 リカ…またさっきみたいにするし…もっと…エッチなことしてもいいぞ」
「あ、ダ、ダメだよリカ…!! そんなことされたら、ぼく、変になっちゃうよ…!」
しんじろーの、また…どんどんおっきくなってる…
「それとも…リカの…触るか…? リカも…しんじろー大好きだから…
 しんじろーに触って欲しい…リカも気持ちよくしてほしい…ぞ…」
「…リカ…いいの…?」
「しんじろー、お願い…」

とりあえずここまで。
ここから先、エロくできるかどうかは自信ないが。
リカとしんじろーが仲良しならいいか
383きゅるきゅる:2007/11/16(金) 22:28:43 ID:hXvfRJBi
リカ、とりあえずやっとく! 4

しんじろーに、リカの胸…触られてる…なんか…どきどきするぞ…
「あ…しん…じろー、ごめんな…リカ…まだいろいろ…ちっこくて…
 で、でも…きっとすぐおっきくなるからなっ」
「ぼくはリカが相手だから…触りたいんだ…大きさなんて関係ないよ…じゃあ、舐めるよ?」
「あ、ああっ、しんじろー…そんなの舐めて…赤ちゃんみたい…だ…なっ」
「こんなことされるの…嫌?」
「リ、リカの胸…その…ちっちゃいから…恥ずかしいけど…。
 …イヤじゃないぞ…しんじろーに…舐められるの…」

しんじろー、今度は下のほうを触って…!
「リカ…ここ…いじっても…指入れても…いい?」
「…うん。そうだ…足…開いたほうが、しんじろーによく見てもらえるし…
 しんじろーも触りやすいよな?」
「う、うん…!」
しんじろー…リカのアソコに指入れてる…っ!
「ん、あっ…!」
「リカのここ…すごく熱い…それに、こんなに…濡れるんだ…!」
「う、うん…リカ、しんじろーと…エッチなことすること考えると…いつも濡れるぞ…!
 それに…自分で触るより…しんじろーに触ってもらうほうが…ずっと気持ちいい…ぞ…」
「ふーん…リカ、1人でそんなことしてたんだ…?」
「あ、はぁ…! あ…っ…!! う、うん…リ、リカと…しんじろーの、
 2人でとった写真見ながらっ…リカ…んっ…はぁ、ん…!」
「…リカは悪い子だ、ね」
「んっ…はぁ…! そ…それより…しんじろ…きもちい…。
 悪い子でも…しんじろーにさえ…嫌われなければいいから…
 もっと…いじって…」
「リカのこと…キライになるわけ…ないよ…。…リカ、ぼくのために…
 こんな恥ずかしいこと…してくれてるんだから…!」
「あ、ああっ…!! あ…しんじろー…もっと…」
しんじろーにされるほうが…自分でやるより…ずっと…気持ちい…!!

「あ、んんっ…!! あっ!?」
しんじろー、リカのアソコから、指を抜いちゃった…。
その…気持ちいいから…もっとしていいんだけどな…!
「あっ、止め…ちゃうのか…しんじろー…?」
「ううん」
え…? 今度はしんじろー…リカのアソコ…舐めてる…!?
「あっ、しんじろー…そ、そんなとこ舐めたら…汚いぞっ…!」
「…リカも…さっきぼくの…舐めてくれた、気持ちよくしてくれただろ? …そのお返し」
「うう、あっ…!」
「でも、リカがイヤなら止めるよ?」
リカは首を強く振って言った…
「し、しんじろーに…ここ舐めてもらうの…リカ嬉しいし…
 すごく気持ちいいぞっ…し、しんじろー、つづけてっ…」
「うん。」
リカの大事なとこ、しんじろーに舐められて…吸われてる…!
「し、しんじろー…リカ…変だ…! 気持ちよすぎて…こんなにいっぱい…
 濡れちゃう…恥ずかしいぞ…!」
「ん、平気だよ。ぼくがリカのエッチな液…全部舐めてあげるから」
「しんじろー!! リカ、気持ちいいっ! 気持ちよすぎて変になるっ…!!」
それから、しんじろー…すっごくリカを…気持ちよくしてくれた…!
384きゅるきゅる:2007/11/16(金) 22:37:47 ID:hXvfRJBi
リカ…気持ちよすぎて、ちょっと気が遠くなってたみたいだ…
「はぁ、はぁ…し、しんじろー…?
 リカ、すっごく気持ちよくて…気持ちよくなりすぎて…」
「あ…ごめんねリカ…ちょっと、リカには激しすぎた…よね」
「そんなことない、謝らなくていいぞしんじろー。リカ、すっごく気持ち良かった…
 それに、しんじろーに気持ちよくしてもらって、リカすっごく嬉しかったぞ!」
「リカ…」
リカ…気持ちよくしてもらったけど、しんじろーの…カチカチみたいだ…。
ガマン…してるのかな、しんじろー。なら…!!
「なぁ…しんじろーも、また気持ちよくなりたくないか?
 でも、リカも…一緒に気持ちよくなりたい。」
「?」
「だから…しんじろー…リカと…するか…?」
「え…するって…まさか…!?」
「うん。しんじろーと…セックス…。しんじろー、したいだろ?
 リカも…しんじろーとなら…したい」
「ダ、ダメ…だよ、そんなこと… リカと…セックスなんて、そんなことっ…!?
 それに、リカみたいな小さい子とするなんて、犯罪…だし…!」
「でも…しんじろーの…ずっとカチカチ…。しんじろーのコレ…かわいそうだぞ。
 だから…しんじろー、ガマンしなくていいぞ…! リカ、しんじろーとセックスしたこと…
 ナイショにしとく…から」
「そ、それにっ…女の子は…初めてのときは…!」
「…痛い…かもしれないんだろ…? 心配してくれてありがとな、しんじろー。
 …でも平気。リカの初めては、絶対しんじろーだから…
 いつかはしんじろーと…するんだから…!」
「!! リカ、ごめん! …挿入れるよ、いい…!?」
「うん、来て…しんじろー…!」

アレ…指より…太いよな…!
でも、しんじろーのだから、きっと大丈夫…!
リカのアソコに、しんじろーのが入ってきた…!
「あ…う…っ!!」
「あ…!! リカ、血がっ…!!」
「んっ…! かまうな、しんじろー…!
 血は…出てるけど、そんなに痛いわけじゃ…ないぞっ」
「で、でも…!」
「リカ、しんじろーとセックスしたい…! だから、ちょっと痛いの、
 ガマンできる! だからしんじろー、このまま奥まで…!」
「う、うん…! じゃあ、少しずつ入れてくからね…!」
しんじろーのチンチン、どんどんリカの中へ入ってく…!

「いししし…っ…全部…入った…なっ…!」
「リ、リカ…痛くない…?」
「うん…! へ、平気だぞ、しんじろー…! お、思ってたより…痛くないから…!
 そ、それより…しんじろーは…? リカの中、気持ち…いいか…?」
「う、うん…! リカの中…気持ちよすぎて…
 入れてるだけでも…すぐ出ちゃいそう…だよ」
「…ガマンするな、しん…じろー…! 動いて…いいぞ…。
 しんじろーが気持ちいいなら…リカもうれしいから…!」
385きゅるきゅる:2007/11/16(金) 23:04:02 ID:hXvfRJBi
>>384題名「リカ、とりあえずやっとく! 5」入れ忘れたorz
そんなに支障はないが


リカ、とりあえずやっとく! 6

しんじろー動くのが、ちょっとずつ…早くなってる…!!
「リカ、リカ…!!」
「あ、ああ、っ…し、しんじろーっ、リカも、リカもっ、気持ちいいぞっ…!!」
「リ、リカっ、ごめん…ねっ」
「な、何がだっ、し、しんじろー…?」
「ほ、本当は…ぼ、ぼくっ…今まで……こんなふうにっ、リカと…
セックスすること…想像して…1人でしちゃってた…んだっ…!
ご、ごめんっ、リカのことっ、そんな目で見てっ…
リカの…そんな姿…想像しちゃってっ」
「そ…そうかっ、それなら…リカ…嬉しい…ぞっ」
「え、えっ…!?」
「そ、そうだろっ…! しんじろーには、リカだけを見てほしいからっ…
 他の奴を想像しながら…1人でしてたほうが…リカ、イヤだ…ぞっ」
「あ、ありがと、リカ…!!」

だんだん早くなって…しんじろーも気持ちよさそう…!
また、せーし出ちゃいそうな顔になってきた…!!
「リ、リカ! ぼくもうすぐ…!」
「…し、しんじろー…。リカ…誰にも…言わないからっ…
 しんじろーの…せーし…このままリカの…中へ…!」
「ダ、ダメだよリカ、そんな…!」
「リ、リカのこと…キライじゃなかったら…中へ出して、しんじろー!!」
「ズ、ズルいよリカ…! ここでっ、そんなこと…言われたら…!
 ぼ、ぼくが…リカのこと…キライなわけないじゃ…ないかっ…!」
「うん…っ…!」
「ぼ、ぼく…もうっ…! うっ…リカ、出すよっ! リカの中、出しちゃうよっ!!」
「うんっ…! …リ、リカ、しんじろー好き…大好き…! だからっ、いいぞっ…!」
「リカ、リカ、リカっ…!! うっ、出るよっ!!」
あっ…! あったかいのがいっぱい出てるっ…!!
リカの…中…あったかいぞっ…!

「はぁ、はぁ…しんじろーの…せーし…リカの…中で…いっぱい…出たな…!」
「うん…! …リカ、もう一回…いい…?」
「…うん、いいぞ…。…今度はどんなふうにしたい?」
「えっと…四つん這いになってくれる…かな…?
 今度は…後ろから…。ダ、ダメならいいんだけどっ」
「…そんなに遠慮しなくていいぞ、しんじろー。わかった!」
おしりを向けて、かがんでみると…
今度は、後ろからチンチン入ってるっ…!?
そ、それにしんじろー、さっきより早く動いてるな…っ…!
「あっんっ、あ…!! リ、リカ…なんだか、ウマみたいっ…
 なんかさっきより…エッチだなっ」
「はぁ、はぁ、はぁ…!! う、うん…!!」
「あっああっ、ん…あ、はぁ、あ…! そ、それに、し、しん…じろ…
 さ、さっきより…早くて…すごい…ぞ…っ!!」
386きゅるきゅる:2007/11/16(金) 23:16:18 ID:hXvfRJBi
自称(?)エロい場面は今回で終わり。
今回の後半以降は蛇足かも?
文才0の俺にはこれが限界だスマソ


リカ、とりあえずやっとく! 7

「はぁはぁっ…! リカ、ごめんっ、こんなこと…お願いしちゃって…!
 で、でもリカの中…気持ちよくって…止まらないよっ…!!」
「あ、はぁ…あ、謝らなくて…いいぞっ、しんじろー…! 前も…言っただろ…
 しんじろーの…ためなら…リカ、どんなことでも…やっちゃうぞ…って」
「で、でも…こんなことまで…やってくれるなんて…思ってなかったよっ…!」
「んっ…リカのこと…キライに…なったか…?」
「なっ、何で…キライに…なるんだよ…?
 …も、もっと好きに…なったよ、リカのことっ」
「そ、そうかっ…リカ、うれしいぞっ…。…し、しんじろー、リカも…気持ちいいっ…」
「じゃ、じゃあ…もっと激しくしても平気…!?」
「う、うんっ、そ、そのかわり…しんじろーのヨメはリカだけだから…
 リカ以外とこんなこと…しちゃダメだぞ…!
 …こんなこと…したら…撃っとく…ぞっ」
「リ…リカ以外となんて…するわけない…したくないよっ…!」
しんじろー、ますます早く動いてるっ…!
「はぁはぁ、うっ、リ、リカ、ぼく、またっ…出そう!!
 リカの中へ…このまま…出して…いいよねっ」
「あ、う、うんっ…! し、しんじろー…積極的…だなっ、リカ気持ちいいし、嬉しいぞっ…!
 ま、また出して、しんじろー! リカの中へっ」
リカも、しんじろーも…夢中になって一晩中やっちゃった…!

リカとしんじろー…いっぱいエッチなこと、しちゃったな!
ちょっとだけ疲れたけど…リカ…なんか幸せだ!
でも、しんじろーは…なんか元気がないみたいだ。
「うう…」
「どうした?しんじろー。どっか痛いのか?」
「違うんだ、その…」
「…心配するな、しんじろー。リカ…しんじろーとしたこと、絶対言わないから…。
 しんじろー、犯罪者なんかにしない。リカから…お願いしたんだから、な?」
「そんなことじゃないよ…! …リカに…12歳の子に…初体験させちゃうなんて…
 リカをキズモノにしちゃうなんて…!
 しかも、初めてなのに… あんなにたくさんしちゃうなんて」
「何だ、リカのことか。それなら気にするなしんじろー!
 相手がしんじろーだからな、リカ嬉しかったぞ!」
「でも…結婚の約束もまだなのに…先にリカを抱いちゃうなんて…
 ぼくって…最低だ」
「じゃあ、今結婚の約束だ!」
「…リカはいいの? 後からこんなこと言うなんて…さっきの…
 まるでリカの身体目当てで…したみたいじゃないか…!」
「…しんじろーもリカのこと好きなら…しんじろーが結婚の約束してくれるなら…
 リカにとっては、した後でも前でも…変わらないぞ。
 順番がちょっと変わっただけだ。気にするな!」
「リカ…」
「それとな…ごめんしんじろー。本当は…リカ、しんじろーを
 他の誰にも取られたくなくて…こんなこと…したんだ」
「…え……」
「しんじろー、もてるからな…リカがオトナになる前に…
 きっとしんじろー、誰かと結婚しちゃう…。しんじろー、
 リカの王子さまだから…取られるのイヤだ…そう思って」
「…バカだよ、リカ」
「え…しんじろー、もしかしてもう…好きな奴…いるのか」
「うん。結婚したい相手はもう決まってる」
387きゅるきゅる:2007/11/16(金) 23:30:06 ID:hXvfRJBi
リカ、とりあえずやっとく! 8

「! ……そうか。ごめんな…こんなことして。
 …リカと今したことも、言ったことも…忘れろ。忘れていいぞ、しんじろー…」
「その相手は…目の前にいるんだけどね」
「え…?」
「リカだって、言ってたじゃないか。『リカ、しんじろーのヨメ』って。
 ぼく、リカにそう言われて…本当は…嬉しかった。
 それに…そのつもりがないなら、リカと…こんなこと…するわけない…だろ」
「あ…!!」
「でも…リカはまだ12歳…子供だから…今から結婚の約束なんかしたら、
 リカにおかしい奴と思われると思って、言えなかったんだ…。
 それか、『しんじろー、わけわかんねー』とか言われると思って」
「う〜! そういうことはもっと早く言え!
 …リカ、ずっとしんじろーのヨメになりたいって思ってたけど、しんじろーがリカのこと、
 どう思ってるのか分からなかったから…不安だったんだぞ…」
「ごめんね」
「…で、でも…いいぞ。今…言ってくれたから。ありがとな、しんじろー…!」
「ううん、ちゃんと言わせて。…リカ。エッチした後に…抱いた後にこんなこと言って…ごめん。
 ぼく…リカのこと好きだよ。だから…リカが大人になったら…
 結婚できる年齢になったら…ぼくと結婚して…ほしい」
「…リカ…嬉しいぞ…! 約束だぞ、しんじろー! 結婚までもう少し待ってろ、
 それまでリカ…もっとしんじろーに好きになってもらえるように、頑張るからなっ!」
「うん。ぼくも…」
「それと…また…リカと…エッチなこと…してくれるか…?
 リカ、その……してほしいぞ…しんじろー」
「え…あ…! う、うん…リカが…イヤじゃなければ…!」
「そっか…じゃあ毎日でも…いいぞ…!
 しんじろー、これからはずっとリカが…気持ちいいことしてやるから…安心しろ。
 …気持ちよくなりたくなっても、1人でなんかしなくてもいいからな。
 リカに言えば…すぐにしんじろーの、しゃぶってやる!」
「…普段かっこよく銃を構えて悪い奴をやっつけてる、凛々しいリカが…
 こんなことしてくれるなんて…。…ぼくは嬉しいけど…リカは平気…?
 …その、恥ずかしくない…?」
「今さらなに言ってるんだ? しんじろー」
「うっ!」
「大丈夫だ、こんなことするの…しんじろーと2人になったときだけ…
 しんじろーの前だけだから…。それに、しんじろーが喜んでくれるなら、
 リカ…恥ずかしくなんかないぞ」
「…リカ…その、これからも…よろしくね」
「おう! でも、他の奴を好きになったり…他の奴としてたら…
 金の銃と銀の銃、両方で撃っとく!」


リカへの愛と妄想だけで、結局ダラダラとやっちまった…
とりあえず終了
388名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 23:39:19 ID:DoC/UK0q
なんとういう王道でバカップルGJ
愛をしっかり受け取ったぜ
389名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 03:12:19 ID:Ex35O1lZ
大神の血はロリコンの血
390名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 10:59:25 ID:yvfEwLaZ
そのいきやよし!!
391名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 11:26:54 ID:tfKXZj54
>>382>>387
GJ!!! リカ大好きだ!
リカ×新次郎で18禁を読んでみたいと思っていたが、
まさかここでお目にかかれるとは!!
きゅるきゅる氏、リカとしんじろーの特徴(しゃべり方とか)、
よくつかんでるな…
392きゅるきゅる:2007/11/18(日) 16:54:03 ID:SkeHxEMD
温かいお言葉をいただいて、ありがとうm(_ _)m
少しでも楽しんだり、喜んでくれた人がいたなら、
駄作だったけど書き込んで良かったです。

俺のしんじろーは、未だにリカしか攻略しないロリ○ンなんだよorz
何回リカED見たことか(最低20回は見てるな…)
しんじろー、そして他の5人の攻略対象キャラ、スマソ
393名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 17:02:10 ID:Vf9xIz5d
まあ人のプレイ姿勢はそれぞれだしいいんじゃない

なんか出来たらまた投下しなよ
394名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 01:10:47 ID:0ZuyTJS7
俺も保守代わりに何か書いて投下しよう
395名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 09:13:21 ID:OrU0l0pW
新次郎と紐育星組の熱い夜

・ジェミニ
情熱の騎乗位
ロデオで鍛えた強靭な腰使いに新次郎メロメロ
・サジータ
リードしながらバック
最近男日照りだったので新次郎との熱い夜を満喫
・リカリッタ
年齢的にあれなので手でお願いする
が、リカの鉄砲さばきにあえなく瞬殺!早打ち名手ここに極まる!!
・ダイアナ
どっかの本から学んできたらしくコスチュームプレイ
体操服に看護婦や教師なんでもござれ!
でも本のようには上手くいかなくて新次郎と四苦八苦・・・
・昴
新次郎を縛りつけ目隠しプレイ
昴が耳元で囁く甘い罵声と昴の暖かい中の感触を堪能
「ねえ・・・これどっちの穴?どっちの穴なの!?(By新次郎)」
・ラチェット
大人によるリード・・・と思いきやなかなか上手くいかず
結局お互い手を握りしめながら二人仲良く正常位
396名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 10:06:42 ID:yOS1QeMU
>>392
良かったよ
新次郎とリカだと極端にロリって感じじゃないな
新次郎が見た目幼いからかな
ゲームで二人が一緒に泊まったときも微笑ましいと思ったが
ラチェットはあたふたしてたな、さすがアメリカか
向こうじゃ親と子供も一緒に寝ないもんな
397名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 07:20:39 ID:FylkVwRk
あやめさんと山崎は公式でズッコンバッコンやってたんだよなー
16歳のあやめさんに手をだすとはなんと羨ましい
398名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 12:37:40 ID:Uui8GVNt
ポニテあやめさんと・・・・
禿ウラヤマシス
399名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 09:31:33 ID:zVyWjRRF
いいよねポニテあやめさん…
なぜあんな硬そうな髪型になっちゃったのやら(好きだけど
400名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 14:04:37 ID:KrmNiq9P
二十歳過ぎたからじゃないかなぁ…
さくらはずっとポニテに赤リボンだけどw
401名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 21:30:42 ID:zVyWjRRF
いつあれやめるんだろうなw
さすがに25まではやってないと思いたい
あとアイリスのリボン&ジャンポールも
402名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 21:44:36 ID:jEV9T5xG
アイリスは成長予定図にまるで近付いて無いのがちょっとかわいそうだ
403名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 21:48:33 ID:fA4Qu/zO
アイリスは幽閉されたショックで精神病患って
成長があれで止まってる設定だったんじゃなかったっけ?

1の大人成長する夢はなぜか涙止まらない
404名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 21:51:28 ID:F84vCvOn
アイリスにそんな公式設定はない
背も一応伸びてるし
405名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 21:58:38 ID:KI9Gcdgi
アイリスはロリコンファンのせいで1の大人姿になれない
結局大人の事情
406名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 22:20:31 ID:a+sc71dh
でもアソコだけは大人なアイリス
407名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 23:27:29 ID:Go7N78H6
大神めっ
408名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 11:55:35 ID:8jFzCXz9
アイリスの本体はジャンポール。アイリス自身は既にこの世にいない。
ジャンポールの力で、その時点でのアイリスの年齢で実体化している。

…という極秘設定がないとかないとか
409名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 12:35:52 ID:PVsQZzdp
妙な設定を捏造すんなw
アイリスが成長したら他の帝劇ヒロインの見かけもより年と(ry
遠慮してんだよ
410名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 19:39:48 ID:JpTXeT8z
捏造した設定、それを妄想という。
さあ、存分に妄想して作品を作ってくれ。
411きゅるきゅる:2007/11/24(土) 21:14:25 ID:VZEydVr+
>>396
ありがとう
しんじろーは見た目幼いから、リカと一緒が一番安心できるってのはある
リカの倉庫に泊まるイベント、あれ俺も大好きだ
リカがしんじろーの布団に潜り込んだ時も微笑ましかった
412きゅるきゅる:2007/11/24(土) 21:21:15 ID:VZEydVr+
>>393
またつまらん妄想をしてしまったので、お言葉に甘えて投下
前のより新次郎が変質者の上、はるかに短いが…
>>395のリカのネタをお借りしてしまってスマソ

変態しんじろーの出来心 1

一度でいいから…リカにしごいてもらって…イッてみたいっ…!
最近、そんないかがわしいことを考えてしまうようになったぼく。
それがガマンできなくなって…リカを騙して、お願いしてみることに…!
「リカ、お願いがあるんだけど…」
「なんだ? しんじろーのためなら、何でもやってやるっ!
 何だか分からないけど、リカにまかせろ!」
「ありかと、リカ。でも、恥ずかしいから…
 シアターのみんなには、絶対ナイショだよ?」
「わかった!」
よし! う、うまくいった…みたいだ…。
ぼくは、リカの目の前に…自分の勃起したのを…出してみると…。
リカは驚いて。
「わっ! どうしたんだしんじろー! しんじろーのチンチン、でっかいな!
 腫れ上がってるぞっ!」
「うん…そうなんだ…リカ、その、ぼくのコレ…なでてくれる?」
「そうすればチンチン、治るのか?」
「うん」
「わかった!」

あ、あ…う…
き、気持ち…いい…!
リ、リカの…リカの…小さい手が…直接ぼくの…さわってるっ…!
「しんじろーどうした…? なんか辛そう…痛いのか?」
「ううん、そんなことない…。…気持ちいい…」
「気持ちいい?」
「じゃ…じゃなくて痛み、少し引いたよ」
「でも、熱いし、腫れたままだぞ…?」
「じゃあ…マッサージ…してくれるかな」
「うん、どうすればいいんだ…?」
「ぼくのコレ…握ってくれる? それで、上下に動かして」
「うん」
リカがぼくのを…しごいてくれてるっ…うう、気持ち…いい、リカの手コキ…!
「しんじろー、なんか変だぞ…しんじろーのチンチン…
 さっきよりどんどんカタくなってるし、もっと熱くなってるぞっ…!
 リ、リカのやり方が悪いのか…!?」
「そ、そんなこと…ないよ…。大丈夫…すごく…いいから…
 そ、そのまま…つづけて…!」
「そっか、やり方は大丈夫か。じゃあ、もっと早く動かしてみる!」
「え!?」
413きゅるきゅる:2007/11/24(土) 21:32:22 ID:VZEydVr+
変態しんじろーの出来心 2

はぁ、はぁ…あ、あ、ああっ!!
リカの手の動き、急に早く…なって…っ!!
リ、リカ…しごくの…早すぎだよっ!
自分でやってる時より…は、早い…かもっ!!
き、気持ちよすぎ…っ!!
もっと…もっとリカの…長く…楽しみたかったけどっ…
こ、こんなに激しいとっ…!
うっくうっ! もうダメだ! で、出ちゃう!!
ぼくの精液、リカの…顔に…かけたいっ!!
ぼくは、さりげなく自分のを、リカの顔のほうへ向けて射精した…
「わっ! ど、どうしたんだ、しんじろーのチンチン!
 急にビクンビクンいってる! なんか出てる…ぞっ」
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…
ぼ、ぼくの…リカの顔に…かかってる…!

「リ、リカ…ごめん、ね…」
「リカはへーきだぞ。それより、しんじろーは?」
顔にかかった精液のことは気にしないで、ぼくのことを心配くれてるリカ。
うう…罪悪感が。
「あ、しんじろーのチンチン…さっきよりかたくないし、熱くない!
 治ったみたいだな! いしししし! よかったよかった〜!」
「ありがと、リカ…それより、リカの顔に…かけちゃってごめんね…」
「気にするな、それより…このいっぱい出た、白いのなんだしんじろー?
 おしっこじゃなさそうだし」
顔にかかった精液を手にとって、尋ねてくるリカ。
…教えていいのかな…?
「えっと…精液っていう…男の人の、赤ちゃんの元だよ…。
 それよりリカ、顔…早く拭かないと」
「せーえき…? しんじろーの赤ちゃんのもと…。ふ〜ん…そうか…」
そう言うとリカは、自分の顔にかかってる精液を全部手にとって、
全部口の中へ入れて……飲んじゃったみたい…!
「わあっ! リカ、何舐めちゃってるのっ!?」
「これ、しんじろーの赤ちゃんのもとなんだろ?
 あんまりうまいもんじゃなかったけど。
 でもこれで、リカとしんじろーの赤ちゃん、できるのか?」
「赤ちゃんってっ…!! え、えっと…も、もっと大人にならないと無理だよ…!」
「どのくらい?」
「えっと…あ、あと5年くらい、かな?
 だ、だから、もうちょっと待っててね、リカ」
「おう! しんじろー、またチンチン固くなっちゃったら、リカに言うんだぞ!
 治し方、もう分かった! だからリカがいつでも治してやるからなっ!」
「ま、また…いつでも…って…!」
し、しまったっ! 想像したら、また…勃起してきちゃったっ…!
「……。」
「リ、リカ…その…」
リカは、それをじっと見て、言った…。
「…しんじろー、もう一回だな!
 リカがきっちり治してやるっ、安心しろ、しんじろー!」

短いが終了
アイリス話の途中に割り込んでしまって申し訳ない

あとリカとしんじろー、いろんな意味でスマソ…
414名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 11:26:13 ID:uiOZrfu7
>>412>>413
GJ!! な、なんというヘンタイガー…!!
うらやましいぞ新次郎!! この犯罪者め
しかもなんというオチww

きゅるきゅる氏のせいで、ここ最近リカでしか抜いてないぞorz
昨日の夜も(ry
415名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 02:58:02 ID:stt/q5Cb
保守
416名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 14:12:17 ID:fs9oyL27
100gスレが落ちちゃったか・・・
417名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 19:31:59 ID:vH9OLC3Q
猟奇SSは筆力と想像力が物を云うからな。
仮に新しくスレ立てても職人不在で過疎化してまた落ちるだろ。
418名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 10:44:09 ID:+OSmKOLq
保守
419名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 18:20:59 ID:I8WaFNhK
捕手
420名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 09:27:29 ID:fkzOYzsX
触手
421名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 17:09:01 ID:Q3dMCkvG
夢殿が4の帝都に出れば…マリアやさくらやグリシーヌetcが触手攻撃に。
特にマリアのが見たいよぅ。白い肌を朱に染め屈辱と快楽を耐えるマリア(;゚∀゚)=3ハァハァ
…ってマリアなら触手を凍らせて防御可能か…orz
422名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 21:29:21 ID:xjfRVj99
グリシーヌはタコを見せればすでに・・・
だが愛するグリシーヌにそんなこと出来ない
大神×グリシーヌを読んでみたい
423名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 21:18:54 ID:PHTGdA7M
保守
424名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 22:53:49 ID:+EI2jyaF
>>422グリシーヌとタコで葛飾北斉風のエロイ場面を想像した…

すまん。吊ってくる…orz
425名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 20:27:24 ID:B4InqGti
>>424
ああっお前の後ろでグリシーヌが斧を振り上げて・・・
426名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 23:50:08 ID:Z4yIlY2F
OH!NO!
427名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 02:02:23 ID:OzHHUKsP
誰が上手いことを言えとw

だが大神×グリシーヌ、読んでみたい。
俺は文才がないので職人さんお願いします…!
428名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 13:23:01 ID:wOS1u8Bt
CHの香みたいなものだろうが、あの戦斧をどこに隠し持っているのかと>グリシーヌ
エリカのマシンガンは隠す場所が色々とありそうだけどな
一歩間違えればひぐらしのレナの鉈持ち歩きなみの恐怖を与えそうだぞ
そんなことを考えつつ実はグリシーヌファンなんだけどな
429名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 20:51:19 ID:oFE2zq/b
グリシーヌの海賊船に搭載されている大砲のうち一つは大神のチン(ry
430名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 09:57:17 ID:O2ubWeeA
グリシーヌの戦斧は
普段は髪の中に畳んであると読んだ事がある
431名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 12:30:50 ID:eYBqVJ7U
>>430
ものすごく無理があるぞw
432名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 13:47:41 ID:nNF9svzt
DSサクラ大戦の公式サイトが更新されてるな…
ただサクラは血潮以降、俺の好きだったサクラ大戦とは違ってきてるから全然期待できない
しかも外伝扱いじゃなく正史っぽいんだよなー
433名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 14:05:49 ID:C5ijEeUv
血潮以後も好きだからDSも楽しみにしてる。
不安が無いわけじゃないけどな。
1〜4以外が肌に合わないなら、その良い思い出を胸に今のサクラから離れるのも手だよ。
嫌味じゃなく心からそう思う。
434名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 23:53:22 ID:yBHiD/eS
いや、ここはエロパロ板なんだから、その思い出を徹底的に昇華させて
SSを一本書いて欲しいところだ。
435名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 08:01:58 ID:jzts3PZC
>>432
DSは武道館ライブみたいな感覚だから期待してる
436名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 10:56:10 ID:msUTr3+V
血潮以降、サクラシリーズの初心というか根底にあるものがずれてる気がするんだよなー
これ懐古なのかな…そうかもな…

DS版は3までのミニゲームの延長版とか考えたらわくわくしてきた
437名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 07:27:36 ID:57iApAFC
438名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 09:07:03 ID:/stxy56h
439名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 14:17:39 ID:l7wfMB4s
440名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 20:17:58 ID:UF3EmAta
441名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 21:00:37 ID:gTM5KBgp
442名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 22:35:01 ID:gNqQ59IQ
443名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 22:51:03 ID:JfHmByL/
444名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 00:40:43 ID:ybvuuHw7
V
445名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 13:13:57 ID:F+vOEE9J
446名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 19:59:06 ID:tG4Fmzgg
447名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 23:19:52 ID:QkyJ6a9J
448名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 22:25:42 ID:7pEduxWS
449名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 23:07:58 ID:SLNXh7PF
450名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 00:35:33 ID:k4R95RTI
451名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 00:39:45 ID:PyO3MB8l
452名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 00:48:22 ID:AWgoVurz
453名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 12:01:48 ID:l8+s6UZ5
>>387>>413
亀レスだがリカハァハァGJ
新次郎俺と代われ!!!
454名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 01:59:15 ID:OL3fdMJN
455名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 04:33:12 ID:JJkq1Rm7
456名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 11:01:33 ID:hYjZ/xD2
457名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 12:40:00 ID:HUuHRWbf
458名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 21:11:45 ID:H69NDSxj
459名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 22:37:32 ID:yB+VrQiO
おっぱいなんて飾りです。エロい人にはそれがわからんのです。
460名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 22:44:54 ID:g4oYCopb
飾りちゃうわ!
461名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 20:15:52 ID:vHrwIz3N
保守代わりにまだ途中のもの投下する
小説なんか書いたことないから、読みにくかったらスマソ
そしてエロシーンはまだまだ先…
462名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 20:21:08 ID:vHrwIz3N
「光武に乗りたいの!!」

場所は大帝国劇場玄関。受付のテーブルを挟んで大神と紅蘭、そして由里が談話している。
2人の顔を見るなり開口一番、由里が発した言葉がこれだった。
「急になに言うてんねん、霊力がないと乗れへんの知ってるやろ」
「どうしても乗りたいの!!具体的には次の乙女組見学までに!!」
はあ?という顔をした2人を置いといて、由里はなぜ乗りたいか理由を話し始めた。

一ヶ月前、華撃団要請学校乙女組が授業の一環として劇場を見学に来た。
そのときの案内役が由里だったのだ。
帝劇一の情報通を自負する彼女は、乙女組から出る様々な質問に詳しく答える自信があったし、また実際に答えられない質問はなかった。
しかし、霊子甲冑格納庫を案内したときに乙女組の質問でこういうものがあったのだ。
「光武に乗るってどんな感じなんですか?」
これにはさすがの由里も答えられなかった。と同時に、由里自身その質問に興味が湧いた。
そのときは大神の、初出撃時の感想を言って聞かせたのだが、いかんせん人づてに聞いた感想・本当のことは分からない。

「その日唯一答えに詰まった質問だったのよーーーーーーーーー!!」
受付のテーブルを叩きながら、体中で悔しさを表現して由里が叫んだ。
悔しさと好奇心とが混じってずーっと後をひいてたらしい。こうなると由里はそうとうしつこい。

「だから霊力を上げればいいんでしょ?」
「そんな簡単に言われても…」
大神は言葉に詰まった。
華撃団は歌舞音曲による魔の浄化と霊力向上の効果を期待して歌劇団をしてはいるが、霊力のない一般人がやって効果が現れるなら苦労はない。
由里にも霊力があるにはあるが、一般人より少し高い程度で光武に乗るにはほど遠い。
「ね、可能性が全くゼロってわけじゃないんでしょ?」
目に希望の光を爛々と灯して訪ねる由里に、紅蘭は考えながらこう答えた。
「う〜〜ん…まあ、まったくの0%やないかも分からんけど」
「それってどういうこと?」
テーブルに乗り出して由里が詰め寄る。大神も話の続きが気になった。
「それってどういうことだい?」
463名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 20:23:04 ID:vHrwIz3N
「霊力ってのは今も研究中で詳しいことは分からないんやけど、そんなに絶対なものではないらしいんや。
霊力は、あるピークを過ぎると年と共にだんだん減少して中年になると人並みになるっちゅうのが一般論。
そやけどそれも個人差や例外があってひとそれぞれなんや。
年が若くて霊力が高くてもなくなることがあんねん。
そのなくなりかたも人それぞれで、急に減ったり、少しづつ減ったりもする。
大神はんの霊力も明日にはなくなってるかもしれへん。」
そう言われて大神はぎょっとする。
「いいっ!それ本当かい!?」
華撃団隊長として霊力が急になるなることほど笑えないことはない。
「それで?!」
由里が乗り出してきた。
「逆に言えば、今霊力がなくても今後霊力があがるかもしれないってこと!?」
「まあそういうことやね。もし潜在的に眠っているんなら、なにかのきっかけで霊力が目覚めるっていう事例もあるわけやし…」
「でも由里くんを役者として舞台に上げるわけにはいかないだろう?」
「そうなのよねー」
3人ともう〜〜んとうなったまま、会話はそこで行き詰ってしまった。
そこでふと大神が口を開いた。
「そもそも、なぜ舞台で霊力が向上すると言われているんだい?
古来より魔を沈める儀式だった・というのは置いといて、他に舞台と霊力を結びつけるものがあれば、
由里くんの霊力向上のヒントになるんじゃないかな」
「そういえば、面白い話を思い出したで」
紅蘭はせきばらいをして、一呼吸置いた。こころなしか頬が赤い。
「霊力には、興奮と快感が密接に関係しているって仮説があるんや」
「興奮と…」
「快感?どういうことだい?」
「性的な意味でや!」
464名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 21:48:22 ID:vHrwIz3N
今回はここまで・・・いつエロシーンまでいけるのか・・・
465名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 22:41:00 ID:ruI+PvAQ
わっふるわっふる。
お前さんどんだけ設定読み込んでるんだ……
466名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 22:53:23 ID:CERGSqqw
がんがれ〜!続きが楽しみだ。
467名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 02:18:21 ID:u0iERiYM
意外なところでだみゃ〜ん氏の名前を見た
468名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 04:09:50 ID:2wRWs3Nu
皇国海軍電子鎮守府にあったSSとかどっかに補完されてないのかな。
469人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2007/12/23(日) 05:57:11 ID:3IIlTYpt
帝國歌劇団花組 特別公演 きんた○ろう(第二部)

そして、きんた○ろうは晴れて、源頼光とザ・○リフターズの一員となった。
「今、都では悪しき輩が幅を利かせている。奴の名は酒呑童子。2mを越す大男で、どこからともなく現れて、略奪を繰り返していずこともなく去ってしまうのだ。」
「それはひどい!」
「うむ。そこで、今から奴めの討伐のために、都へと向かうぞ!」
頼光はそう言うと、すぐに馬を引いてきた。四人の分に加え、きんた○ろうの馬もいる。
「よし、それでは・・・・・・」
頼光が馬に乗ろうとすると、きんた○ろうがそれを止めた。
「お待ちください!」
「何だ!?どうした?」
「これらの馬には、まだ鞍が乗っておりませぬ。」
頼光は馬を見た。その背には、しっかりと鞍が付いている。
「何を言うのだきんた○ろうよ!鞍はしっかりと付いておるぞ!」
「いいえ、それは鞍ではありませぬ。鞍というのは・・・・・・」
そしてきんた○ろうは、家の奥から五つの物を持ってきた。それは、大神一郎が舌を出しているお面。
「これが鞍にござりまする。」
「む・・・そ、それは・・・」
「さあ皆様、鞍を装着なさってくださいまし。なお、乗るときには、アソコを剥き出しにするのが作法にござりまする。」
「むう・・・・・・」
そのお面は、精巧な出来である。誰がどう見ても、大神一郎の顔である。きんた○ろうは率先して、このお面を取り付けた。
そしてきんた○ろうはその上に、おまんまんを剥き出しにして跨った。
「あ・・・しょ、少尉が・・・わたくしの・・・アソコを・・・」
ちょうど大神の舌の部分が、すみれのアソコに当たっている。それはさながら、大神がすみれにクンニリングスをしているようだ。
「さ、さあ、皆様も・・・んん・・・ああ・・・」
「う、うむ・・・」
そして他の四人も、大神のお面を鞍に付けて、その上に跨る。もちろん、アソコは剥き出しであるから、大神の舌が直にアソコに当たっている。
「はうう・・・お兄ちゃんが・・・アイリスの・・・」
「お・・・大神さん・・・はあはあ・・・」
「ん・・・隊長・・・」
「大神はん・・・んんん・・・」
すみれ以外の四人も、恍惚の表情を浮かべている。彼女たちは今、大神一郎(のお面)にクンニされている。
そして頼光が叫ぶと同時に、一行は京の都へと出立する。
「イってみようっ!!!」

今日はここまで
470名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 10:22:26 ID:CTuNp91B
>>467
kwsk
471名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 17:51:14 ID:uAwPmZkx
どうでもいいんだけど、サクラ大戦のリニューアル後のタイトルロゴあんまり好きじゃないんだよね
472名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 07:24:53 ID:wW5L2Lkd
>>471(・∀・)人(・∀・)ナカーマ
前のロゴの方がシンプルで好きだ。
473名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 10:42:49 ID:nG/ZKIQ6
Vに限れば、あのロゴの派手な感じとアメリカの雰囲気が合ってたと思うけど
帝劇サクラとかだとちょっとね
474名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 16:22:43 ID:qhhH1/Yk
支援
475名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 22:42:44 ID:lbAccYBB
保守
476名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 08:41:40 ID:WHVVCIjO
保守
477名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 13:28:21 ID:y9fdgSUr
保守。
478名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 01:23:07 ID:oZp3Alnp
ホシュ
479名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 10:23:15 ID:+8a65zqD
>>395ワラタ
480名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 11:22:44 ID:YA0YSKW+
481名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 13:52:14 ID:GyA2Loig
482名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 15:19:39 ID:5C/VOMYs
483名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 20:20:20 ID:njtAU0LX
484名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 09:42:56 ID:hnB5VNfj
485名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 09:10:22 ID:T4cb2COL
高い霊力を持ち、将来的に成長し霊力を完全に制御し100%の力を出し切れる様になったらアイリスは
破邪の血筋の者と同じくらい驚異になるであろうと考えた

生き残りの上級降魔(ちなみに女性)は自分の擬態能力で大神に化けて拉致する作戦を実行する。ちなみに女には甘い大神は簡単に捕まって帝劇の天井裏に軟禁

作戦は成功で人気のない公園に連れ出されたアイリスは何も疑わずに逆に、ついに愛の告白か?とルンルン気分で付いてきたが突然、睡魔に襲われ気が付いたら謎の空間に居て全裸で鎖で天井?から吊され周りには降魔の大群。アイリスの悲鳴と共に起こる惨劇
同時刻、天井裏に用があって来た、さくらによって軟禁された大神が発見されアイリスが拉致された事が発覚するが、その時には既に手遅れで取り返しがつかない程に惨劇の宴は進行していて

華撃団の活躍で上級降魔は倒されアイリスは救出されるが
アイリスの霊力は枯渇し逆に闇のエネルギーが満ち溢れ心は砕け人形と化しており
上級降魔は死ぬ際に私は滅ぶでも、将来的な驚異の一つは枯れた。私は戦いに負けて勝負には勝ったと言い残していて

アイリスの姿を見て初めて言葉の意味を理解し華撃団は絶望に包まれるのだった。
486名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 16:48:06 ID:M0zUeWdi
>>485の早産に涙した。
487名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 02:20:52 ID:0r01UTVJ
あけましておめでとう、大神さん
488 【大吉】 【217円】 :2008/01/01(火) 16:51:07 ID:y5nv5WX2
あけおめです
489名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 22:09:20 ID:ix7Nj4dt
あけおめ
490人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/01/03(木) 01:23:06 ID:3MRgMz2s
あお
けめ
491名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 20:34:12 ID:V7rQdv2x
492名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 22:36:57 ID:M4jBQE0d
493名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 23:04:44 ID:z74ec45o
494名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 23:27:46 ID:jr6AWsZT
495名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 23:56:47 ID:BGXkPeM6
496名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 23:58:25 ID:1ddDSWbf
497名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 00:50:32 ID:AVuuLBU4
498名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 14:20:25 ID:LMejT1Gp
499名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 20:27:40 ID:zbOFdinC
500名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 22:18:19 ID:H8669HFN
501名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 22:23:56 ID:/H1y7wUo
明日すみれさんの誕生日だな
502名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 01:55:11 ID:jJPvuYtw
マンガやゲームキャラの誕生日覚えてるヤツすげえな
俺なんてツレの誕生日すら不確かだよ
503エロモンキー:2008/01/08(火) 02:52:43 ID:BXDqdd91
あけおめです。

新年最初にSS張ります。

新次郎×杏里です。
504エロモンキー:2008/01/08(火) 03:09:25 ID:BXDqdd91
〜あなただからこそ〜

 「急げ!!緊急患者だ!!」

 救急隊員が大声で叫びながら、新次郎が仰向けに横たわるストレッチャーを病院の奥にある手術室へ
運んでいく。ストレッチャーの上に寝ている新次郎は、左肩から大量の出血をしていた。ストレッチャーの
周りには、ジェミニを始めとする星組メンバーが走りながら必死に新次郎に呼びかける。

 「新次郎!しっかりしてぇ!!」
 「しんじろー!!しんじろー!!」
 「二人共、落ち着くんだ!ダイアナも!」
 「で、でも…大河さんが…大河さんが…!!」

 動揺のあまり、必死に叫ぶジェミニとリカを落ち着かせようとするサジータ。ダイアナもまた、あまりにもの
ショックな出来事に、取り乱していた。


 負傷した新次郎が手術室に運ばれてから、1時間が経過した。

 「ねえ、新次郎は大丈夫だよね。ねえ!」

 ただ無情に時間だけが過ぎていく静寂な空間に耐えられなくなったジェミニが、思わずラチェットにすがり
ながら叫ぶ。

 「落ち着いて、ジェミニ。大河君なら大丈夫よ。でも、折角彼等が来た日にこんな事になってしまうなんて
  …」

 そのラチェットの言葉に、駆けつけたサニーサイドから手渡されたコートを羽織っていた杏里がビクッと震
えた。その杏里の様子に気付いたプラムは、抱きしめるように彼女を宥める。

 (どうして?どうして大河さんがこんな事に…)

 杏里はただ、自責から来る涙を流す事しか出来ないでいた。


 ニューヨークを舞台に起こった信長の事件の解決から一週間後の今日。星組を祝福しに、日本やフラン
スから、先輩であり歴戦の勇士でもある帝国華撃団「花組」、「風組」のメンバーが、ニューヨークにまで訪
れる日であった。
 リトル・リップ・シアターにて祝杯が行われ、本来ならば花組と星組、風組と虹組のメンバー同士による交
流が行われるはずであったが、ある一つの事件が原因で、それらが実現する事は無かった。
 事件が起こったのは今日の昼過ぎ。先輩達を出迎える為に用意する料理の材料の買出しにウォール街
に赴いていた新次郎と杏里の二人は、二手に分かれて買い物をしていたが、それが予想外な仇になって
しまう事になった。
 一人買い物をしていた杏里が複数の暴漢達に襲われ、強姦されかかった寸前に新次郎が無我夢中で
助けに現れるが、乱闘の末に逆上した暴漢の一人に左肩をナイフで刺されてしまったのである。暴漢達は
駆けつけた警察官達に逮捕されたが、緊急手術が必要なまでの重傷を負った新次郎は病院へと搬送さ
れる事になったのであった。
505エロモンキー:2008/01/08(火) 03:10:15 ID:BXDqdd91
 翌日、手術が終わり無事に意識を取り戻した新次郎は、星組のメンバーに囲まれて困惑していた。お見
舞いに来た大神率いる「花組」、「風組」のメンバー達も、暴漢に遭った女性隊員を身を挺して救った勇敢
な若者として、新次郎を高評価した。
 その日の夕暮れ。新次郎にこれ以上負担をかけてはいけないと大神達は帰って行き、新次郎は病室で
安静の状態となっていた。そんな新次郎が一人でいる病室に、プラムと杏里の二人が近づいていた。

 「ほら、杏里…大丈夫?」
 「え?う、うん…大丈夫よプラム…結局、私…謝れなかったから…」

 暴漢達に襲われた恐怖や、新次郎を大怪我させてしまった自責感から、言葉も発せない状態であった
杏里はようやく冷静さを取り戻し、新次郎のいる病室に入り彼に謝ろうとしていた。しかし、病室の扉を開
けようとしていたその時…

 「うっ…くっ…うう…」
 (何…大河…さん…?)

 病室からすすり泣き声が聞こえた二人は、病室の扉をそっと少し開けて覗き込む。病室では、新次郎が
顔に手を当てながら泣いていた。

 (大河さん…まさか、傷が痛むんじゃ…)
 (そうね…でも、痛むのは身体の傷じゃなくて、心の傷の方よ…)
 (え…?)

 気にかける杏里に、プラムが付け足しをする。

 (タイガー…つらいのよ。せっかく信長の事件を解決させた功績を出したのにこんな事になって、せっかく
  お祝いに来てくれた大神司令達にも、結果的に迷惑をかけちゃったでしょ?タイガー、責任感は強いか
  ら、きっと自分の事を許せないのよ…)
 (そんな…大河さんは私のせいで…私のせいで…)
 
 杏里の目尻からは今にも、涙が流れそうであった。昨夜も、プラムと二人でいた時に、杏里は自分のせ
いで新次郎を怪我させてしまったと号泣しながら取り乱しており、そのあまり華撃団をやめるとまで言い出
したが、プラムからの説得を受けて気を落ち着かせた杏里は、新次郎に面会して謝ろうと、ようやく何とか
現在までに至ったのである。

 (今、ここで泣いちゃ駄目よ、杏里。あなたはここに謝りに来たんでしょ?)
 (う…うん…)

 プラムに叱咤された杏里は、涙をこらえた。

 (さ、早く行ってらっしゃい…ジェミニ達が入って来れないようにしておくから、ゆっくり二人だけの時間を
  過ごして…ね♥)
 (ふ、二人だけの時間なんて…私…そんな…)
 
 プラムの杏里をリラックスさせようとする為のからかいに、杏里は顔を赤くする。

 (いいからいいから…私もあなたが入ったら、すぐここから離れるから…何をしても良いのよ?)
 (だ、だから…)
 (ほら、行ってらっしゃい)
 (うん…行ってくる…)


 プラムに押されて、杏里は病室に入った。
506エロモンキー:2008/01/08(火) 03:11:11 ID:BXDqdd91
「大河さん…失礼します」
 「っ!…あ、杏里君…お見舞いに、来てくれたんだね…」

 杏里が来た事で、新次郎はあわてて涙を拭いた。自分の泣いている姿を女の子である杏里に見せるの
が情けなく思えたからだ。

 「あ、当たり前じゃない!私が原因で…こうなったんだから…」

 つい、いつもの調子でキツイ言い回しをしてしまった杏里は、自分の行為を恥じた。

 「ご、ごめんなさい…私…」
 「良いんだよ…君が誤る必要なんて…」

 新次郎はいつものやさしい微笑みを杏里に見せる。その微笑みに、杏里の胸は思わず高鳴り、頬が上
気する。


 一方、病室の外では、新次郎に面会をしに来たジェミニ達の姿があったが…

 「え〜、何で新次郎に会わせてくれないの〜!」
 「しんじろーに会いたい、会いたい〜!」

 ジェミニとリカの二人は、新次郎に会うと言わんばかりであるが、それをプラムが止めていた。

 「だからぁ〜、言ってるじゃなぁ〜い。今、タイガーは寝ているんだから、起こしちゃかわいそうでしょ〜?」
「でも、せめてお花を飾ってあげるくらいは…」

 そういうダイアナの手には、花束が抱かれていた。

 「タイガーは、さっき寝たばかりなのよ。今誰かが入ったら、タイガーの性格だから、あなた達の為に無
  理をして起きようとしちゃうじゃない…」
 「確かに…プラムの言うとおりかも知れんな…皆、今回は引く事にしよう」
 「え〜!でも〜!」

 誰もが納得する中、リカは一人抗議しようとするが…

 「リカ…今日の所はもう帰ろ。リカだって新次郎に早く元気になってもらいたいでしょ?」
 「ジェミニさんの言うとおりですね…今日はもう帰りましょ?」
 「う〜…わかった…リカ、今日は帰る。しんじろーに元気になって欲しいもん」
 
 ジェミニとダイアナの説得を受けたリカもようやく承諾し、プラムに押されながらもジェミニ達は病院を後に
するのであった。
507エロモンキー:2008/01/08(火) 03:12:26 ID:BXDqdd91
 プラム達が皆病院を後にしたその頃、病室では…。

 「お、お花…持って来たから、花瓶に飾っておきますね…」
 「ありがとう、杏里君…それから…ごめんね」
 「え?」

 新次郎の突然の謝罪に、杏里は驚いた。

 「どうして…謝るんですか?」
 「あの時の事…思い出させちゃうけど…僕はあの時、君を守れなかった。以前、君が絡まれていた時に
  は君を怪我させずには済んだけど…今回は君を守るどころか僕はこんな怪我をして…シアターの皆や
  せっかく祝いに来てくれた大神司令達にまでこんなに迷惑をかけて…ホント…僕って情けないよね…」
 「…違います」

 自分を責める新次郎に、杏里はそれを否定しようとする。

 「違わないよ…。僕、信長の事件を自分一人で解決したと勘違いしていたのかもしれないんだ。あの時
  の事件は、華撃団の皆…勿論君の協力もあったからこそ解決できたのに…なのに僕は…最低だ」
 「違います!!!」

 バシッ!!

 「うっ!!!」

 あまりにも自分を責めようとする新次郎に、杏里は感情をたかぶらせたあまり、思わず平手打ちをしてし
まった。すぐに我に返る杏里であったが、それでも自分の思いを告げずにはいられなかった。

 「どうしてそうなるんですか!?どうしてそうやって自分が悪いように言うんですか!?先日の出来事は、
  襲われていた私を助ける為に、大河さんが怪我をしたんですよ!悪いのは私なんです!私が悪いんで
  すから!それに、大河さんが自分だけの力で解決していたなんて勘違いする訳ないじゃないですか!
 「杏里君…」
 「お願いだから…」

 杏里は両目に大粒の涙を溜めながら、新次郎の胸元にしがみつく。

 「私に優しくしてまで自分を責めるのはやめて…お願い…そんな事をされたら私…もっとずるい人間にな
  っちゃうから…」
 「杏里君…」

 新次郎は自分の胸元に泣き付く杏里の頭を優しくなでる。

 「ごめんね杏里君。君には叱られてばかりだね…」
 「あっ…ごめんなさ…そんなつもりじゃ…」

 あわてて謝ろうとする杏里に、新次郎はゆっくりと首を横に振る。

 「君を責めているんじゃないんだ。星組の皆が僕の事を評価している中で、君は僕のことをいつも叱って
  くれている。でもだからこそ、僕は自分を見つめ直す事が出来ていたのかもしれないんだ…」
 「大河…さん…」
 「だから僕は、君を責めているんじゃなくて、君に感謝したいんだ。今だって、君が僕を叱ってくれていな
  かったら、僕はずっと自分の事を責めていたかもしれないんだ…」
 「大河さん…」
 「いつも、僕を叱ってくれてありがとう、杏里君」
508エロモンキー:2008/01/08(火) 03:13:26 ID:BXDqdd91
杏里は胸の内が熱くなり、頬も熱を帯びているのを感じた。杏里はもう自分を抑えられなかった。

 「大河さんっ…」
 「え?杏里く…んんっ!?」

 新次郎は、いきなりの展開に何が起こったのか判断できなかった。杏里が新次郎の後ろ首に両腕を絡
め、自分の口で彼の口を塞いだのである。

 「ん…んん…」
 「む…むん…」

 しばらくの間、静寂な時間が続き、やがて杏里は自分の唇を大河の唇から話した。

 「あ、杏里…君…」
 「ごめんなさい…いきなりこんな事をして迷惑だと思うけど…でも、それでも私…」
 「迷惑じゃ…迷惑な訳無いじゃないか…」

 新次郎は顔を赤くしながらも、杏里の気持ちに答えた。

 「大河さん…」

 予想外の新次郎の言葉に、杏里は涙を浮べ、もう一度新次郎にキスをした。


 「大河さん…私…」

 そういうと、杏里は突然着物をはだけさせる。

 「あ、杏里君!?」
 「本当なら私、あの人達に身体を汚されてしまっていたのかもしれない。でも、あなたが来てくれたから、
  私…身体を汚されずに済んだの…」
 「………」
 「もしかしたら、またあんな事になってしまうのかもしれないから。だから…その前に…後悔がないよう、
  私の純潔を…あなたに…」
 「杏里…君」
 「私じゃ…嫌よね?」
 「…嫌じゃないよ」
 
 そういうと、新次郎は素肌をはだけさせている杏里の肩を右手で触れた。恥じらいをこらえて、自分に純
潔をささげようとしている杏里の気持ちを考えれば、新次郎には彼女の思いを拒む事は出来なかった。何
より新次郎も今、杏里に対し、特別な気持ちを抱いてしまっているのだから…。
509エロモンキー:2008/01/08(火) 03:14:12 ID:BXDqdd91
 「んっ…んふ…ぅ…ちゅ…」

 再び唇を重ねた二人は、今度は下を絡め合わせる。

 「んっ…んん…んふぅ…んんっ」

 キスを終え、新次郎は彼女の思いに答えるべく、杏里がはだけさせていた着物を脱がしていく。

 「あ…」

 初めて家族以外の男性の前で素肌を晒していく事に恥じらいに満ちている杏里。

 「プラムみたいに…スタイルは良くないけど…」
 「そんな事無いよ。杏里君、とても綺麗な身体をしているよ」

 プラムやラチェットのようにスタイルが良いわけではないが、日本人の面影のある顔立ちで白い肌をした
杏里のプロポーションは、女性として程よい形をしていた。

 「杏里君…僕の上に乗っかって良いよ…」
 「え?で、でも…」
 「大丈夫。怪我をしたのは左肩だけだから…」
 「う、うん…」

 新次郎の優しさに甘えて、杏里は新次郎の上にまたがった。膝を曲げてまたがっている為、着物からは
白く艶のある生脚がさらけ出る。

 「お、重く…ない?」
 「うん、重くないよ…それに、とても綺麗な脚をしているね…」
 「え?にゃうぁっ!?」

 新次郎は、右手で杏里の生脚を直に触れ、自分の足を撫でる様に触れられた杏里は、突然自身に襲い
掛かった感触に思わず嬌声を上げ、熱を帯びた艶かしい表情になる。

 「感じたの?」
 「だ、だって…いきなり触れるんだもん…」
 「可愛いよ、杏里君…」
 「…ばか」

 新次郎は杏里の胸を覆っている下着を外すと、薄紅色の突起が露わになる。杏里の片方の胸を右手で
揉みながら、反対側の胸の突起を舌で攻め立て、口に含み吸い付く。

 「んっ…ひゃあっ…ふん…はあぁっ…だ、だめぇ…気持ち…いいの!」
 「うれしいよ…感じてくれるなんて」
 「そ、それは…無理矢理されようとしてるわけじゃないから…感じちゃうのよ…」

 自分に身体を捧げ、自分の愛撫に敏感に反応してくれる彼女に対し、新次郎は男である自分がしっかり
リードしていかなければいけないと実感していた。
510エロモンキー:2008/01/08(火) 03:15:05 ID:BXDqdd91
 「じゃあ…ここは…どうかな?」

 新次郎は、右手の指で杏里の湿り気を帯びていた秘所を下着越しに攻め立てる。

 「にゃうぅっ!?だ、だめ…そこは…ひゃあっ!」
 「すごい…どんどん濡れていくのがわかるよ…」
 「やだぁ…そんな事言わないで…恥ずかしいよぉ…」

 恥ずかしさのあまり子供のような泣き顔になる杏里に、新次郎は彼女を抱き寄せて頬にキスをした。

 「ごめんね、意地悪して…でも、僕が触ってるのを感じてくれるのがうれしくてつい…身体が勝手にね…」
 「もう…大河さんの…エッチ…私が入浴していた時には覗かなかったクセに…」

 杏里は以前の出来事を思い出した。新次郎の悪い癖である「身体が勝手に」で、ジェミニやダイアナを始
めとした女性陣達が、入浴中新次郎に覗かれてしまっており、その噂を聞いた自分も警戒して入浴をして
いたが、自分の入浴を新次郎はまったく覗きに来ず、何となく一人で入浴してみた時にも新次郎は覗かな
かった為、頭にきた杏里は新次郎に思いっきり八つ当たりをした。当然全く身に覚えのなかった新次郎は、
八つ当たりに色々な意味で参っていた。

 「大河さん…今度は私が気持ちよくしますね…」
 「あ、杏里君…」

 杏里は困惑する新次郎の股間に手を触れると、既に勃起していたモノに恐る恐る手で触れて取り出す。

 「これが…大河さんの…」
 「あ、杏里君…その…」
 「だ、大丈夫です。一応…それなりの知識は…ありますから」
 「う…うん」

 杏里は新次郎の大きくなったものを軽くキスして舌を這わせる。

 「うぁっ!…うっ…はぁっ…」

 自身の敏感な部分に襲い掛かる快感に、新次郎はうめき声に近い嬌声を出す。

 「うれしい…感じてくれてるのね?」
 「う、うん…すごいよ…杏里君」
 「じゃあ、もっと気持ちよくしてあげるね…」

 杏里は、新次郎のモノを亀頭から口に含み、上下に頭を動かしながらそれを口内で嘗め回す。

 「うあぁっ!す、すご…い…そんな…杏里君っ」
 「んっ…んんっ…ちゅ…んんんっ!」

 新次郎が自分のフェラチオに感じてくれているのがうれしい杏里は、より丹念に周辺を嘗め回す。嘗め回
す度に、杏里の頬も上気し、頭が真っ白になってしまいそうであった。
511エロモンキー:2008/01/08(火) 03:17:45 ID:BXDqdd91
 「ぷはっ…大河さん…そろそろ…入れますね」
 「杏里君…」
 「今は大河さん怪我人なんだから、私が上になりますね。こ、この次の時には…大河さんに上になっても
  らいますから…」
 「え、で…でも杏里君…君は…」
 「は、初めてだけど…た、大河さんのなら我慢できますもん…」

 杏里は、再び新次郎の上にまたがると、すっかり怒張した新次郎のモノを自らの秘所にあてがい、それ
を少しずつ自分の膣内に飲み込んでいこうとする。

 「んくっ…うあっ…いっ…痛…くぅ…」
 「あ、杏里君…」
 「大丈夫です…大丈夫ですから…心配しないで」

 杏里は破瓜の痛みに必死に耐えながら、新次郎のモノを徐々に膣内へと導いていく。

 (こ、このぐらいの痛み…大河さんが肩に受けた痛みに比べれば…)

 杏里の秘所から入っていった新次郎のモノは、やがて根本まで飲み込み、先端部分は肉壁を貫き、杏
里の子宮付近の膣内へと辿り着いていた。

 「はぁはぁ…大河…さん…」
 「杏里君…僕の為に…こんな…」
 「大河さんだから…大河さんだから私の純潔をあげてもいいって思ったんだから…」
 「杏里君…」
 「ねぇ…」
 「何だい?」
 「大河さんの事…名前で呼んでもいい?」
 「いいよ…喜んで…」

 新次郎の快諾に、杏里は嬉しさに満ちた涙を浮かべた。

 「ああ…新次郎さん…」
 「杏里君…」

512エロモンキー:2008/01/08(火) 03:18:15 ID:BXDqdd91
 二人は再び抱擁し合い、キスを重ねた。痛みの引いてきた杏里は、少しずつ腰を動かし始める。

 「んっ…あっ…にゃうぅっ!…ひゃあっ…あっ!」
 「あ、杏里君…すごい…すごく…感じるよ…」
 「はああっ!にゃうっ!ひゃあん!し、新次郎さぁん!」

 最初は杏里だけが動いていたが、徐々に新次郎も杏里を求めるかのように腰を動かしていく。

 「だ、駄目よ…新次郎さん…怪我人なんだから、大人しくしないと…」
 「大丈夫…痛みは今感じていないから…それよりも…今は気持ちよさしか感じないから…」
 「んっ…にゃあぁっ…新次郎さんっ!新次郎さぁんっ!」

 杏里は再び新次郎に抱きつきながら、腰の動きを速めていく。

 「凄い…今、杏里君を凄く感じているよ…」
 「私も…私も今、新次郎さんを凄く感じてるっ…私達今、つながっているの…」

 互いに腰を激しく動かしていく中、やがて互いに限界が訪れる。

 「あ、杏里くんっ!僕、もう…」
 「し、新次郎さんっ…私も…きて…私の中にきてぇ!」
 「う、うあああっ!」
 「にゃううっ!し、新次郎さあぁぁんっ!」

 限界に達した二人は、互いに絶頂を迎えそのまま力尽きた。

 「はぁ…はぁ…新次郎さん…か、勘違いしないでくださいよ…無理矢理純潔を奪われるくらいなら、新次
  郎さんにあげる方がまだマシかなって思っただけなんだから…」
 「ふふ…うん、わかってるから大丈夫だよ…」

 新次郎の優しい笑顔を見た杏里は安心感を感じ、同じく新次郎に微笑を見せた後、新次郎の胸元に寄
り添うのだった。
513エロモンキー:2008/01/08(火) 03:18:55 ID:BXDqdd91
 「新次郎〜!お見舞いに来た…って、あれ?」

 翌日、勢い良く病室のドアを開けたジェミニが見たのは、安静にしている新次郎にお粥を食べさせてい
る杏里の姿であった。

 「あ、皆さん…どうも」
 「あら、杏里さん。先にお見舞いに来てたんですねぇ」

 続いて入ってきたダイアナに、サジータ、リカ、昴、そしてプラムも病室に入ってきた。

 「あらあら杏里ってばぁ〜♥私達に抜け駆けで新次郎の看病するなんて、ずるいじゃな〜い♥」

 プラムのからかいに、杏里はあわてて否定する。

 「か、勘違いしないでくださいよ!新次郎さんがこうなってしまったのは、私のせいなんですから。あ、相
  手が新次郎さんだからって、私には責任をとる義務があるんですから!」
 「ほ〜う、勘違いか〜」

 サジータがなにやらジト目で杏里を見る。

 「な、何ですかサジータさん?」
 「杏里…お前、いつも新次郎の事を『大河さん』と呼んでいたが、どうして『新次郎さん』と呼ぶようになっ
  たんだ?」
 「にゃうぅっ!?そ、それはその…ごにょごにょ…」

 三つ編みに編んでいる髪をいじりながら、どもり口調で答える杏里にジェミニやリカ達も目を見開く。

 「あ〜!?杏里さん、もしかして新次郎の事…」
 「にゃうううっ!?ち、違いますって!!」
 「う〜!杏里!新次郎が好きなの〜!?」
 「だ、だからぁ〜!!」
 「あらあら、どうしましょう?」
 「さぁね…」
 「うふぅん♥さあ、何があったのかしらぁん♥」

 ジェミニとリカ、サジータが杏里を尋問する中、プラムにダイアナ、昴は殆ど傍観者の状態であった。

 この後より一時間後、ラチェットやサニーサードに王、そして新次郎の事態を聞き来米した新次郎の母で
ある双葉が病室に飛び込み、事態は更なる展開を迎える事になるのだった…。
514エロモンキー:2008/01/08(火) 03:20:43 ID:BXDqdd91
以上です。
515名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 04:17:49 ID:jJPvuYtw
ミステリアスリリー
516名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 13:08:17 ID:QN2E3Rxd
一人称が違う・・・
517エロモンキー:2008/01/08(火) 14:46:59 ID:BXDqdd91
申し訳ありません。調査不足でした。
518名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 16:58:14 ID:QzeHbaFt
人数が多い時は言葉の癖をきっちり押さえるのも大事かな
でもGJ
また投下してくれ
519名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 21:29:42 ID:kdMut1y1
GJ!
杏里のにゃうーんな喘ぎ声に(*´д`*)ハァハァ
520名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 21:37:48 ID:KnoLCRps
今日がすみれの誕生日なのか
おめでとさん
>>502
ついこないだ知った大神とクリスマスのレニくらいしか覚えてない
521名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 19:23:31 ID:7oZuCv8r
522272 ◆SAKURAshfY :2008/01/13(日) 10:11:46 ID:f0cZtC+f
ご無沙汰しております。保管庫に、
きゅるきゅるさんの
『リカ、とりあえずやっとく!』『変態しんじろーの出来心』
エロモンキーさんの
『あなただからこそ』
を収録しました。一人称を確認したところ、プラムの一人称が「あたし」だったので、
勝手ながら直させていただきました。厳密に言うと杏里は「わたし」新次郎は「ぼく」と
なりますが、そこまでは、ねえ。

だみゃ〜ん氏の連載もお待ちしています。

サクラ大戦エロパロ保管庫『サクライーピードットネット』
http://www.sakura-ep.net
523名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 12:53:19 ID:n3YVJlq2
そういうの手直しするってどうなんだろ……
524272 ◆SAKURAshfY :2008/01/13(日) 17:41:20 ID:f0cZtC+f
>523
申し訳ない。たしかにおせっかいです。保管庫の『ごあいさつ』に、
>「こりゃ明らかに誤字脱字だろう」
>と思われるものも、固有名詞以外は、職人さんがスレの中で自己申告していない
>限りそのままにしています。
と、自分で書いておきながら。

一人称は元に戻しておきました。以後はかかる勇み足がないように注意します。
525272 ◆SAKURAshfY :2008/01/13(日) 17:46:36 ID:f0cZtC+f
エロモンキー様、ならびに閲覧者の皆様、大変失礼いたしました。
526名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 22:51:41 ID:iowL9KHS
ho
527名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 23:09:40 ID:HI+lSEKi
手直しするときはやっぱ作者に了解取ったほうがいいよね
でもいつもながら乙です。

272氏の新作も待ってます
528名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 23:33:15 ID:iowL9KHS
だみゃ〜ん氏の続きを待ってます
529エロモンキー:2008/01/14(月) 03:32:06 ID:ww4+AxFc
元を正せば、調査不足であった為に不適切な文章表現をしてしまった自分に責任があります。この度は、イメージを崩してしまう表現をしてしまい、申し訳ありませんでした。
530名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 12:45:21 ID:zjAcVwpG
そんなに気にすんなよ
俺は気にしない
531名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 17:18:08 ID:+c2GZUyi
うむ、細かいとこも確かに大事だが、
投稿してくれる心意気の方が有り難い。
532人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/01/14(月) 19:46:47 ID:SjwdclgG
書いてくうちに、なんだかサクラ大戦から外れた方向にいってしまって、それを何とか引き戻すのに悪戦苦闘中っす。
533名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 21:35:16 ID:IjjHDOoa
>>532
あんたはwwwwww 確かにそれはあるwwww
534名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 21:37:02 ID:+bgRUQPC
>>532
乙。気長に待っております。
535名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 23:48:29 ID:zGiBEmTW
保守
536人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/01/16(水) 11:14:43 ID:ZBLQF2Hr
紅蘭は悩んでいた。
敵はどんどん強くなる。最初に戦ったときから比べると、敵は異常なほど強くなっていた。
それに比べて、光武の機体は連戦の疲れか、あちこちが消耗している。このままでは、いずれ壊れてしまうだろう。
「う〜ん・・・、どないすればええやろか・・・」
できれば新しい機体が欲しい。だがそれには、膨大な費用がかかる。それに、製作には時間もかかる。
もしかしたら黒之巣会は今にも攻めてくるかもしれない。そうなったら、今の機体のままでは、勝てるという保証はどこにもない。
新しい機体は作らせるにしても、今緊急にこの機体をパワーアップさせなければ、いずれ大敗を喫してしまうだろう。
紅蘭は考えに考え抜いた末、座席の部分を改造することにした。
座席の中央に、大神と同じサイズの極太バイブを設置した。着席時に、この張型が、搭乗者の膣に入り込む。
この張型は、搭乗者の体型などに合わせて、ある程度位置を自由に調整できる。しかもローションが塗られているので、濡れてなくとも心配ない。
もっとも、花組隊員ならば、濡れていないなどということはありえないが。
そして、機体が稼動すると同時に、座席は一定のリズムで搭乗者を突き上げる。この動きによって、搭乗者の霊力を引き出す。
だが、この改造方法は、大神の機体には使えない。
大神は男性であるから、膣などあるわけがない。そこで、紅蘭は考え抜いた末、大神の機体には次の改造を施した。
大神が着席すると同時に、座席前方からオナホールが飛び出し、大神の陰茎を包み込むのだ。これで、大神の霊力を引き出すことは可能だろう。
紅蘭は確信していた。これなら、間違いなくパワーアップする。さくらもすみれも、そして自分自身も、大神とのセックスのときに、一番霊力を発揮しているのだ。
だから、光武の座席を、擬似セックス空間にすれば、霊力を存分に発揮できる。

「それではカンナはん、乗ってみてくれへんやろか?」
「あ、ああ。」
そしてカンナが座席に搭乗すると同時に、極太バイブがカンナの膣を貫く。
「こ、こいつはすげええええ・・・・・・おおおおおおおおっ!!!」
「カ・・・・・・カンナさん・・・・・・すごい・・・・・・」
隊員たちは皆、目の前の光景が信じられないでいた。今カンナの機体から発せられている霊力、それは・・・・・・アイリスと同じくらいだ。
「あの機体に乗っているの、アイリスじゃないよな?」
「お兄ちゃん、アイリスは、ここにいるよ。」
大神のすぐ横に、アイリスはいる。だから当然、あの機体に乗っているのは、アイリスではない。カンナなのだ。
「こ・・・これは・・・予想以上や!これなら・・・いけるかもしれへん!」

そして黒之巣会との戦いは、花組の圧勝劇に終わった。
537人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/01/16(水) 11:15:19 ID:ZBLQF2Hr
「てなわけで、これを機体に取り付ければええのや。」
「なるほど!そんな手があったのか!お嬢ちゃん、天才だなあ。」
時が過ぎ、今紅蘭は、巴里にあるシャノワールの地下に来ていた。そこでジャン班長と機体の整備をしている。
座席に大神と同じサイズの極太バイブを取り付ける。さらに、座席前方からピンクローターが飛び出て、隊員のクリトリスを刺激する機能まで追加している。
大神の機体には、実際にグラン・マの身体を徹底的に計測して作成した特別仕様のオナホールを装着させている。
そして、怪人たちがパワーアップして攻めてきた。だが、こちらもパワーアップしている。

そして・・・・・・

カルマールは、一撃で粉砕された。

おしまい
538名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 13:33:25 ID:wtPftzQV
禿ワロタwwwwww
539名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 18:32:43 ID:VU4yXvJy
グランマのwwwwwww
540名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 18:37:34 ID:UIY9+lE+
グランマは名器の持ち主設定だったよな確か
541名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 20:05:20 ID:8CRhdMYt
>光武の座席を、擬似セックス空間にすれば、霊力を存分に発揮できる
あー、なるほどと思った俺がいる。
542名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 20:46:47 ID:colGQV5U
サクラ大戦の真髄に迫ったか
543名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 23:02:04 ID:RS+qnxnZ
ワロタ!
なぜ今までこれに気がついた香具師がいなかったのか・・・。
俺も含めて。

しかし、帝撃時の大神の期待には誰の持ちモノを計測して作ったモノが装備
されていたのだろうか・・・?
甚だギモン。
544名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 23:23:36 ID:U/Mprx/n
それは・・・あやめさん!!!
545名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 13:33:56 ID:2Yf7G25x
>>544
お前とはいい酒が飲めそうだ。
546名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 22:00:19 ID:xbWo7Ugt
2からはかえでさんに交代か
547名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 20:37:40 ID:7dLQxOsp
保守
548人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/01/18(金) 21:55:42 ID:MjzfclTw
「アイリス、用意はいいかい?」
「うん!お兄ちゃん、アイリスはいつでも準備OKだよ!」
そして大神とアイリスの機体が隣り合った。そしてアイリスが不思議な呪文を唱える。
「アイリス マイリス ルレルリラ〜」
そして大神も後に続けて唱和した。
「レイリス ライリス ルレリラル〜」
そして二人が同時に唱和した。
「ラブリーハートで、イリス・エクスプローゼー♥」
そしてそれと同時に、二人の機体のハッチが開き、同時に大神の双葉仕様のオナホールが外れ、アイリスの座席がポンッと勢いよく飛び出た。
そしてアイリスの身体はそのまま空中に投げ出され、正確に大神の真上に着席した。それと同時に、大神の機体からアームが出てアイリスの身体を押さえ、
大神の座席が激しく前後に動いて二人を揺さぶる。もちろん、大神の陰茎は、アイリスの膣に入っている。
その直後、凄まじいエネルギー波が発生し、周囲の敵は悉く粉砕された。
そして大神の射精で合体攻撃が終了すると、アイリスを掴んでいるアームが動いて、アイリスはすぐに自分の機体に戻された。
「す、すごい!これぞまさしく、『合体攻撃』やっ!!!」
紅蘭は思わず叫んだ。そして、自分の合体攻撃の番を心待ちにしているのだった。

おしまい
549名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 20:21:33 ID:93v+05QE
双葉かよ!!!!!!w
550名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 00:29:34 ID:UCjTv6rB
すごい
551名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 01:37:22 ID:H4YGZHzD
ああ、次は協力攻撃や友情カウンターの説明頼むぜ・・・
552名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 22:27:52 ID:6HRCN/Rn
俺もキボンw
553人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/01/20(日) 22:33:17 ID:ecm+UOL1
_w
554名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 22:59:58 ID:OE9+iP5g
保守
555名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 21:48:18 ID:Luu4wuqO
556名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 22:11:10 ID:9EWYyiWU
しゅ?
557名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 00:15:17 ID:VyeUQenr
ほしゅ
558名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 21:45:07 ID:Gozn1bsw
hosyu
559名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 02:17:57 ID:OdXvFscm
560名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 14:56:06 ID:LeeOJy8R
561名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 03:00:25 ID:6k4TnKd9
562名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 13:38:20 ID:X6OxCBDa
563名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 16:22:03 ID:pyfeYLvW
564名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 23:27:13 ID:Go2t0vjZ
せっかく任天堂DSになるんだから、ポケモンみたいにレベルアップで新しい技を覚えるシステムも良いかも。
(例)大神 LV15のしかかる LV20舌でなめる LV50乱れ突き

シレンにポケモンの成長システムをプラス…糞ゲー間違いなしかw
565名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 00:18:32 ID:x7sFpL5x
まあすでにシレンそのものだからそのぐらいはいいんじゃないかw
566名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 00:22:21 ID:Ui0qU0DX
マイクシステムははずしてくれてかまわない
だが、俺は買う
567名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 20:22:47 ID:M6WZLhyx
おまいら大変だ!浪漫堂の閉店が決定したぞ!
568名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 02:09:17 ID:XgLD1TTK
絶対釣りだと思ったのにorz
569272 ◆SAKURAshfY :2008/02/02(土) 17:56:21 ID:vLb76Vmb
寂しいニュースが来てますが、こちらはめげずに新作収録のお知らせです。
だみゃ〜ん氏の>536-537、>548に、取り急ぎ仮題をつけて収録しました。
だみゃ〜ん氏にご希望のタイトルがありましたら、ご遠慮なく申し出てください。

サクラ大戦エロパロ保管庫『サクライーピードットネット』
http://www.sakura-ep.net
570名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 20:18:27 ID:KYo5TRzF
>>569乙です。ありがとうございます。
571名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 23:31:27 ID:uzrwUQH7
>>567
ナンテコッタイ
一生に一度は行こうと思ってたのに
572名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 13:32:31 ID:eo4Y1FDr
573人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/02/03(日) 16:43:53 ID:x0FsXqNI
帝國歌劇団花組 特別公演 きんた○ろう(第二部)

こうして、源頼光とザ・ドリ○ターズの一行は、京へと向かった。
「ところできんた○ろうよ。」
「はっ、何でございましょう?」
「お前は、元服がまだであるみたいだな。」
「はあ。」
元服・・・それは、当時の武士が子供から大人になるときに行う儀式。これが行われて初めて、一人前の大人として扱われる。
それがまだ行われていないということは、きんた○ろうは、まだ子供として扱われているということ。もっとも、体型はすっかり大人ではあるのだが。
そして、大人になった武士は、きんた○ろうではなく、坂田○○と名乗らなければならない。
「そうだな。それならば、わしが烏帽子親になってやろう。」
「ありがたき幸せ。」
烏帽子親とは、元服の際に、名前を付けてあげる役目を負う人のこと。これは大変名誉なことである。
そして頼光は、馬上でうんうんと考え出した。
その時・・・・・・

「やいやいやい!命が惜しくば、金と積荷を置いていけ!」
三人の山賊(帝劇三人娘)が現れた!
「頼光さま、ここは私におまかせを!」
きんた○ろうがそう言って、馬上から降りた。そして自慢の薙刀を手に取って、山賊と対峙した。
「神崎風塵流・焼き鳥の舞!!!」
一瞬、薙刀が空を切ると、次の瞬間には、薙刀に金色の玉が六つ、まるで焼き鳥のつくねのように突き刺さっていた。
「ひいいいいっ!!!」
三人の山賊は股間を押さえながら、一目散に逃げ出した。それを馬上で見ていた頼光は、ふと叫んだ。
「よし!」
そしてきんた○ろうに向かって、こう言った。
「お前は今日から、きんた○ろう改め、坂田 金的(さかたの きんてき)と名乗るがよい。」
こうして、きんた○ろうは、坂田金的と名を変え、京の都に着いた。

今日はここまで
574人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/02/03(日) 16:46:43 ID:x0FsXqNI
>>569
いつもありがとうございます。
載せていただいただけでも光栄なのに、タイトルまで付けていただいて感謝、感謝です!
もちろん異論などありません。本当に、ありがとうございました!
575名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 22:51:39 ID:KKYn2rQK
さ、三人娘wwwww
576名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 22:54:58 ID:uaziAGUW
ほす
577名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 20:49:20 ID:RoC1cYvd
578名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 23:30:17 ID:h1fl+K/x
プラムにぱふぱふして貰いたいw
579名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 22:29:11 ID:ZWNXwrlw
肩をもんで貰うのか
580名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 21:54:13 ID:NPYLFLsY
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
581名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 13:30:16 ID:aAhM1MgQ
>>580
ワンクリ詐欺
582名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 22:33:00 ID:WdFAoS6H
583名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 22:21:37 ID:2orOvwIT
584名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 22:32:38 ID:pcpKwWnH
保守
585名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 21:46:30 ID:spUWilMG
586名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 00:19:16 ID:jyXBBeg8
昴ってふたなり?
それとも乳が発達してないだけ?
587名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 16:27:59 ID:QixIPAEy
588名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 11:30:59 ID:F0fwUdHX
ひさしぶりにエピ0やったら意外と遊べることに気がついた
ボタンの組み合わせで光武のコンボに種類があるとか新発見だ

そしてエリカの尻がエロイ
589名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 23:55:39 ID:0MSz1oHB
エリカは意外と巨乳
590名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 07:27:30 ID:V9fXxZ5f
エリカの猫スーツはエロい
591 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/01(土) 19:29:22 ID:C/nHMsVw
再びサクラ2をやってみたらレニにガン萌えしましたんで、一つ書いてみました。
エロ初書きなんでいろいろ見苦しいかと思いますが、お付き合い下さい。
レニの性格がちと弱くなっていますので、そういうのがお嫌いな方はコテをNG登録してください。
592 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/01(土) 19:30:55 ID:C/nHMsVw
(大神)
はっとして、大神は目を覚ました。
冷たい寝汗をかいている。
「…嫌な夢、見たな」
内容自体、嫌な夢と形容するべきではないと思う。
だが、今の自分からすれば嫌な夢ではある。
もう眼は冴えていて、眠れそうな気はしなかった。
ちょっと目をくれると、時計の針は1時半。夜明けまではまだ長い。
「頭を冷やそう…」
寝汗で気持ち悪い服から普段の格好に着替えて、寒さに備え海軍の制服を引っ張り出した。
支配人からは軍服はやめろと言われているけど、今の時間じゃ、格好を見る人は誰もいないだろう。
できるだけ音を立てずにドアを開け、階下の中庭へと向かう。
階段を降りる音が少し気になったけど、誰かに気づかれた様子はなかった。

一階はネズミの走る音でもわかりそうなくらい静か。
まさか誰かいるという事はなさそう。でも静かに、慎重に中庭へと出る。
ドアを開ければ、ふわっと風が流れ込む。
「お…涼しいな」
火照った頬を冷やす夜風が心地いい。
ベンチはあるけど、それに座らないで芝生に寝転がった。
箱庭のような四角い夜空が広がる。
「こうして、夜空を眺めるなんて久しぶりだな」
帝都を守る帝国華撃団。自分はそこの花組の隊長。
気を張る日々が多く、ゆっくり空を見上げる余裕はなかった。
(………気持ちいいな)
目を閉じる。冷たい空気と地面が少しずつ熱と雑念を奪っていく。
心が裸になっていくのを感じていた。
593 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/01(土) 19:31:51 ID:C/nHMsVw
「あの星座、なんていうんだっけかな…」
「カシオペア座だよ」
「!!!」
独り言に返事が来るとは想像していなかった。飛び起きた。
目の前に見えたのは、奇麗なシルバーブロンドの髪。
言わずもがな、レニ・ミルヒシュトラーゼ。
「レニか…びっくりさせないでくれよ」
「びっくりしたのはこっちだよ、隊長。こんな深夜にこっそり中庭に出ていくんだから…」
「う…すまん」
ふぅ、と大きく息をつき、乱れた呼吸と跳ね上がった心臓を鎮める。
ぞくりとする肌の白さと銀髪。それが月の光に照らされたレニの姿。
その神々しい美しさに、少しあてられた顔も鎮まるはずだ。
…もちろん、そんな風に思ったなんておくびにも出さないが。
だけど、大きく息をついたところで顔の熱はひかない。
苦肉の策。自分の頬を叩いた。これで、赤い顔も不自然には見られないだろう。
「とりあえず、隣、いい?ボクも眠れなくて」
「ん?いいよ」
断る理由はなかった。
594 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/01(土) 19:32:40 ID:C/nHMsVw
(レニ)
「ん…?」
誰かが部屋の脇を通った気がする。耳を澄ませてみると、衣ずれの音。
誰かいるのは、間違いない。
(…誰だろう?)
敵ではないはず。殺気や怒気。つまり敵意。そういうものが感じられない。
他の皆ならわからなくても、ボクにはそれがわかる。
そういう教育を受けてきたのだから…。
音を立てずにドアを開けると、階段を降りる見なれたモギリ服。
静かに降りる背中には、はっきりとわかる落胆の色が見える。
(隊長…)
どうしたんだろうか?
戦いには勝ったし、ボクも…皆に溶け込めた、と思う。
隊長が心配しなければならない事のうち、差し迫ったものはないはず…。
(気になる。すごく。一体何をしているんだろう)
迷わずに追う。気づかれないように、ゆっくりと、足音を殺して。
(中庭?)
隊長の姿が中庭へと消えた。
ますます、わからない。もう夜は大分冷えるのに、わざわざ外に出るのだろう?
興味はどんどん湧いてくる。

そっと中庭に出た。寝転がった隊長の姿が見える。
星と月の光を浴び、目を閉じた姿は、とても儚いものに見えた。
毛布代わりにかけれらた白い服のおかげで、天への供物のような印象も受ける。
触れる事が許されない。そんな気がする。
このまま黙っているわけにもいかず、かと言ってなんて声をかけたらいいのかわからない。
595 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/01(土) 19:33:37 ID:C/nHMsVw
束の間の沈黙は、隊長の声で破られた。
「あの星座、なんていうんだっけかな…」
「カシオペア座だよ」
「!!!」
物凄い勢いではね起きてきた。さっきまでの儚さはどこにやら、笑いたくなるくらいのあわて方。
「レニか…びっくりさせないでくれよ」
「びっくりしたのはこっちだよ、隊長。こんな深夜にこっそり中庭に出ていくんだから…」
「う…すまん」
しゅん、としてるのがわかる。なんだか、ボクより子供みたい。
そのギャップが面白くて、声を立てずにくすりと笑った。
(隊長…)
今、隊長は大きく息をついて呼吸を整えている。
最後に一度自分の頬を張ると、いつもの隊長の顔になった。
(ボクは、あなたの事を全然知らない。何度も、世話になったのに)
(もっともっと、隊長を知りたい)
気持ちは抑えられない。そして今はまたとないチャンス。誰にも邪魔されずに、隊長とゆっくり話せる。
ボクをそういう気持ちにさせた人間は、初めて。
「とりあえず、隣、いい?ボクも眠れなくて」
「ん?いいよ」
快諾してくれた。
ボクも隊長の隣に寝転がる。わずかな熱を感じる。心地よい暖かさ。周りが冷えているぶん、いっそうわかった。

「それで、何があったの?」
このまま朝まで隣にいるのも悪くないけど、隊長の態度は気になる。
何が原因で、隊長はあそこまで落ち込むんだろう。
「え?」
「何があったの?」
「何『か』あったの、じゃなくて何『が』あったの、かぁ。レニにはお見通しってところか…」
「ボクじゃなくても気づくよ。はっきりと分かるくらい、落ち込んでるもん」
大きなため息。またしゅんとしてしまった。
話すかどうか、隊長は逡巡してるみたいだ。視線が泳いでいる。
なんとかごまかそうとしているのもわかったけど、どんな言い訳でも食い下がるつもりだった。
そんな態度に気付いたのか、視線をまっすぐボクに向ける。
悲しみの色が見える目で見つめられると、少しどぎまぎしてしまう。
でも、ここで引き下がったら意味がない。隊長の目を見つめ返す。
596 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/01(土) 19:34:34 ID:C/nHMsVw
しばらく見つめあいながら黙っていた。
「夢を、見ていたんだ」
ぽつりと、一言。視線はまだ外していない。
「どんな夢?悪い夢なの?」
答えがくるまで、少しだけ間があった。
「…サキくんの夢だ」
その名前はあまり聞きたくなかった。
敵なのだ。それも、最悪な形の。
あの女、夢の中でまで隊長を苦しませるのか。
怒りがふつふつとわいてくる。でも、できるだけ感情を押し殺した。
「水狐の…」
「いや、サキくんだ」
「…?」
隊長は、それから少しずつ話していく。
「出会ったとき、仲良くなったころ。微笑み。声。
そういう『影山サキ』の記憶が、まとめて夢に出てきたんだ。
彼女を許す事はできない。でも、あんな夢を見ると、ああするしかなかったのか。
もっとマシな解決方法はなかったのか、そう思ってしまう」
「隊長…」
「女々しいだろ?戦闘部隊の隊長なのに、さ」
声には自嘲の響き。
それから、何を考えたのだろう?
隣にあった温もりが、今はカラダ全体で感じられる。
何故かはわからない。でも、隊長に抱きついていた。
「レニ…」
何が何だかわからない、という顔をしている。
「隊長はベストを尽くしたと思う。できることは、すべてしたと思う。
それでも、水狐は動かなかった。それだけだよ。
だから…後悔なんて、しないでよ。いつもどおりの、笑顔を見せてよ」
これはボクじゃない。そう思った。

だって、いつものボクなら、涙を流すなんて、ありえないもん。
597 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/01(土) 19:35:32 ID:C/nHMsVw
しなやかな腕が背中に回される。
胸のぬくもりが強くなる。
鼓動の高鳴りを感じる。
唇に、柔らかな感触。
満たされていく。ゆっくりと。満たされる…。
このまま、この幸せを感じたまま、時間が止まればいいのに。
「ありがとう、レニ。…夜が明ければ、元気な俺に戻れると思うから」
そう言って、ボクの体を離そうとする。
(隊長…ボク、嫌だよ。離れたくない。もっともっと、幸せになりたいよ。ずっとずっと、一緒にいたいよ)
やっぱり、今夜はなんだかおかしい。
感情に歯止めがきかない。
(あなたが好きなんだ。誰よりも。ボクだけを見てほしい)
声を出したい。思っている事を素直に言いたい。
でも、喉がひりつく。いくら出そうと思っても、声が出ない。

「レニ」
温もりが離れていく。
声はまだ出ない。涙を流しながら見つめるだけ。
「今夜は、一緒にいてくれないか?」
ほとんど、消え入りそうな声。その言葉が意味する事くらい、ボクでもわかる。
「君が好きだ。気の迷いなんかじゃない。本気だ。だから、今夜は一緒にいてほしい」
「…うん」
ようやく、声が戻ってきた。
少し膝が笑っているボクをお姫様だっこで運んでくれる。
慣れない体勢だから、ちょっと怖い。落ちないように首にしがみつく。
結構な力が入っているような気もするけど、静かに受け入れてくれた。

部屋のドアが開けられる。
静かにベッドへ。
期待と不安で胸が押しつぶされそう…。
「隊長…今日のボク、変なんだ。なんだか、いつものボクじゃないみたい」
雑談で、少しでも気を紛らわせたかった。
「レニ、今の君が普通なんだ。泣き、笑い、怒る。人を愛する。機械にできる事じゃない。
君は女の子になった。機械だったレニは、水狐と一緒に死んだ」
「普通…女の子?よくわからない。でも、なんだか凄くうれしい」
自然と笑みがこぼれた。隊長は顔が赤くなっている。

優しい力で、静かにボクを押し倒す。
服に手をかけられる。
普段なら裸を見られても大した感傷はない。
でも、今は凄く恥ずかしい。できるだけ密着して、体を見られないように…。
下着だけになる。もどかしそうに、隊長も服を脱いだ。
598 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/01(土) 19:36:30 ID:C/nHMsVw
(大神)
内心、焦っていた。この展開に。
レニへの気持ちは本気だ。それは断言できる。
でも、目の前にいる下着だけの姿のレニを見れば、何をしようとしているんだ、と思う。
俺はまだレニの気持ちも聞いていないのに。
そういう理性はまだあった。
だが、だんだんと欲のほうが強くなってきている。
多少の苦難を伴ったけど、一旦欲を振り払う。
「レニ」
「…なに?」
「俺、君の気持ちを聞いていないよ」
もしここで大して好きでもないと言われようものなら、もう侍の道を突っ走るしかない。
「言わせる、つもりなの?」
頷いた。レニは少し躊躇って、一言。

「誰よりも、好き」

顔を隠しながら恥ずかしそうに言う姿に、普段の冷静さはない。
ついでに言うと、俺にある下賤な欲望の歯止めももうない。
ありがとう、と一言つぶやいて、続きに入った。

内股、首筋、耳、へそ。
さまざまなところに舌を這わせる。
ときどき強く吸えば、赤く跡が残る。
所有者の証といってもいい、キスマーク。
ひとしきり肌を堪能した後、ブラをずらす。やや小ぶりな乳房の天辺は、もう自己主張を始めていた。
「ち、小さくない?」
「かわいいよ」
精一杯頑張った表現だけど、ちょっと不満そうな顔。
そんな顔も、胸をやわやわと揉みはじめると消えた。
恥ずかしくてたまらないのだろう、顔をシーツで隠している。
「顔、見せてくれよ」
「やだ」
速攻で却下。ちょっとへこむ。
気を取り直して、お仕置きだ。少し刺激を加えようか。
599 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/01(土) 19:37:30 ID:C/nHMsVw
「…!っ」
乳首を吸う。赤ん坊のように。
レニもたまらず、わずかに声を出した。
もちろん、反対側の乳首も遠慮なく攻め立てる。
「あ…ん」
少しずつ、レニもタガが外れてきたらしい。
赤ん坊ではあり得ない舌づかいで、両方とも攻める。
耳に舌を差し入れた。
「た、いちょう…やだ、やだよぉ」
「どう?頭の中を舐められてるみたいで、気持ちいいでしょ?」
大きく首を振る。気持ちよくなんてない、と。
「そうか…だったら、気持ちよくしてあげないとな」
ショーツを脱がした。
声にならない悲鳴をあげ、シーツを全身にかぶった。
「どうした?」
「寒い、んだもん…裸だから…」
シーツごと抱きしめる。こうすれば寒くないだろう、と。
「…いじわる」
「からかうと、可愛いからな。ついね」
シーツを引きはがす。そして、もう顔を隠させないように、両手をまとめ上げた。
「たいちょう…」
ちょっと泣きそうになっている。
優しくキスをして、少しほほ笑む。
「俺に、任せてくれ」
「うん…」
もう一度唇を落として、とうとう舌は股間へとたどり着く。
誰にも見せた事がない秘所。
じっと眺めるだけで、しとどに濡れてくる。
「は、ずかしい、よ…」
600 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/01(土) 19:38:30 ID:C/nHMsVw
手をまとめ上げたから、顔を隠すことはできない。
紅潮した肌と顔をさらすだけ。
秘所をぺろりと舐め上げる。
「ひゃ…!」
ぺろぺろとなめ続ける。
「ひゃぁ!あぅ…やぁ…や、やめて」
刺激と羞恥。この二つが限界を突破してきたらしく、だらしなく涙と涎を垂らす。
余裕なんてものは、すでにけし飛んでいた。
なめ続ける。声が上がる。そういう事を繰り返すうちに、いい加減我慢ができなくなってきていた。
自身の下履きを脱いだ。とっくに一物は立ちあがっている。
だが、本番をする前に、どうしても聞かねばならない事がある。
「レニ」
「…?」
「『初めて』は一度しかない。後悔はできないよ?」
本音だった。人生に節目を刻む瞬間でもある。
俺のような男でいいのか。そう問わなければいけない。
レニは潤みきった目をぬぐって、しっかりとこっちを向いた。
「ボク…ボク…隊長が初めての相手で、嬉しいよ」
「そう…か」
眼の奥が熱い。こみあげてくるものを必死で抑えた。
まとめ上げていた手を解放して、自分の背中に置いた。
「痛かったら、遠慮なく爪立てていいぞ。レニだけ痛いなんて、不公平だもんな」
「やっぱり、隊長、優しいね」
秘所に己を宛てがう。
そして、一気に押し進めた。
「〜〜〜!!!」
声にならない声があがり、背中に痛み。
瞳からは涙がぽろぽろとこぼれおちる。
「痛いか?」
必死に首を横に振る。でも、痛いであろう事はよくわかった。
レニの小さな体を抱きしめる。
「このまま、しばらくこうしていよう」
「うん…」
601 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/01(土) 19:39:47 ID:C/nHMsVw
それから、どれぐらい経ったのかはわからない。
少し身じろぎする度に聞こえる悲鳴が小さくなるのを感じて、動き始める。
レニはもう、俺の体を離そうとしない。
「隊長、もっと…もっと強く、ぎゅって…して。ボク、怖い…どっかに行っちゃいそうで」
きつく、きつく抱きしめる。
「もっと…もっと…隊長と、一緒になりたいよ…」
スペースが限られるために静かな動きだが、達しそうになっていた。
「中に、出していい?」
もう射精感は限界に近い。
「ふぁ…ちょうだい、ぼく、の、なかに…」
覚悟は決めている。最奥まで打ち込んで、精液を放つ。
「あぁ…あったかいのが、中に…いっぱい…」
602 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/01(土) 19:40:45 ID:C/nHMsVw
朝日が差し込んできて、大神は目を覚ました。
「ん…」
起き上がると、隣には銀髪。
(あぁ、そうか。俺、レニと…)
ドアをノックする音が聞こえる。
気だるい体にムチを入れ、服を着た後応対に向かう。
待っていたのは、花組全員。しかもきっちり武器を携帯している。
「あー、みんな…どうしたんだ?」
「何?気に寝てるんですか!レニが行方不明なんです!黒鬼会の仕業かもしれません!」
「レニ…?レニなら、あそこに…」
指を差した時点が気がついた。もしかしたら、俺はとんでもないミスを犯した可能性があると。
「あそこ…?」
まず、さくらが気づいた。次にマリア、すみれと続く。
後ろからは、掛け値なしの殺気が襲いかかる。
振り向くのがこれほど怖いと思ったのは人生初だ。
「お〜が〜み〜さ〜〜ん…」
振り向けば、そこには刀を振り上げたさくらの姿。
その後ろには、バールのようなものを持った紅蘭、ものすごいオーラを発するジャンポールと続く。
(あやめさん、俺もそちらへ逝きそうです)
現実逃避しがちな俺の後ろではレニが目を覚ましていた。
そして、
「隊長はボクのものだよ。みんなになんて渡さないから」
などとのたまい、俺の腕にしがみつく。
(いやー、俺ってもてるなぁ)
そう思った次の瞬間には、目の前に7つの平手があった。
603 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/01(土) 19:41:28 ID:C/nHMsVw
以上です。ありがとうございました。
604名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 21:16:13 ID:rDtUw+Be
GJ!
レニ萌えた
605名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 21:16:04 ID:CNrtgoag
平手ですんでよかったな
606名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 22:56:25 ID:DL8AkCPa
まずは平手ではあるまいか?
607名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 00:58:34 ID:ybMktfoD
平手の後は刃物、鉛玉、霊力、爆発、ビーム…
いくら大神と言えど骨すら残らんかも知れんww
608名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 14:05:30 ID:sTnwNB+Z
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
ttp://outsideseek.com/2ch/01_info.html
609名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 08:36:16 ID:r4/I+SR/

【表現規制】表現の自由は誰のモノ【86】
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news2/1204801311/
610人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/03/08(土) 16:36:59 ID:UYHmmNyi
「大神さ・・・っ!!!」
さくらは大神の部屋に入るなり呆然としてしまった。
何と、大神のベッドの上で、大神とマリアがやっている。言い換えれば、Hしている真っ最中。
更にわかりやすく言うと、大神とマリアが、セックスをしているのだ。
「さ、さくらくん・・・・・・」
大神はこの突然の来訪者に、身体をカチコチに強張らせている。いつもは違うのだが、今この時点においては、招かざる客。
大神のモノは、マリアの膣の中にすっぽりと収まっている。誰がどう見ても、セックスである。
やがてさくらは顔を引きつらせながら声を高く言った。
「あ〜ら大神さん、マリアさんと、随分仲がよろしいんですね!」
さくらは笑ったが、その目は笑っていない。むしろ、異様に殺気立っている。
そんなさくらを見て、マリアは目を吊り上げて怒った。
「さくら、いい加減にしなさい!まだ本番中よっ!」

おしまい
611名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 20:53:38 ID:KgwY7WUf
マリア素晴らしいプロ根性だよマリア

言い換えたり更にわかりやすく言ったりワロタw
612名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 00:00:15 ID:lzuK496O
牛乳吹いたwww
鼻から牛乳w
613名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 20:34:18 ID:bLSg2lhY
そんな歌があった
614名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 20:19:49 ID:ttr9p9nP
>>610その後さくらたんとマリアたんと一緒に・・・
615名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 00:02:52 ID:/5g1TMTE
「中尉・・・っ!!!」
すみれは大神の部屋に入るなり呆然としてしまった。
    
        続
616名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 02:59:44 ID:qLOxYyO3
ハーレムものが嫌いな俺でも大神なら何故か許せるのが不思議
617名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 08:30:02 ID:mCtVU+6X
あいつなら全員嫁にしても養えそうなイメージがある
軟派だろうが硬派だろうが関係なく男の中の男

大河には無理
618名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 08:33:46 ID:TLdK95bd
ちょっとキモイのが好感が持てるというか
完璧超人なはずなのにイヤミを感じないんだよな

大河は嫌いじゃないが媚びた感じが鼻について大神ほど魅力を感じない
619名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 13:38:37 ID:5Y2C6VGD
むしろ俺x大河。
620名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 13:46:53 ID:8E2IxMab
きめえ
621名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 17:18:26 ID:3RUy8NGI
石田純一も真っ青!
622名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 17:21:06 ID:3RUy8NGI
まさに「愛と太正の色男」ですか・・・
623名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 19:58:07 ID:8Nv/KK1a
大神がふりんはぶんかとか言ったら嫌だ・・・
624名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 20:37:29 ID:3RUy8NGI
大神ちゃんはタフだね、何人と一夜を共にしているのかね?
625名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 20:54:39 ID:zpr1WeO+
当時は妾とかいても普通だったんだぜ
626名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 21:08:03 ID:pSNQzTBk
米田さんから殺されますぜ
627名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 21:13:45 ID:qU1Jrj/p
えっ!?大神の妾が米田さん?
628名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 21:37:19 ID:pSNQzTBk
なんでそうなるwww




むしろ正妻
629名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 22:40:05 ID:qLOxYyO3
いや大神さんは絶対に妾なんてつくらんよ




みんな正妻なんだw
630名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 07:35:18 ID:B4fW332/
薔薇組すら正妻かも
631名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 09:43:20 ID:pOO7laJp
>>610
わろたw
632渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/18(火) 20:33:22 ID:ZEGv9FWU
桜咲く季節。出会いと別れの季節。
風に吹かれ、舞い散る花びら。
その中で静かに佇み目を細める男一人。周りに人はいない。
「…帝都も春だな。暖かな雪が舞う、と」
呟き、眼を閉じればいろんな思いがよぎる。
出会い。喧嘩。和解。戦。
かけがえのない仲間を得た。失いもした。
悲しい思い出も多かった。でも、全てが素晴らしいものだった。
ずっといたいと思える場所。いればいるだけ、出て行きたくなくなる場所。
「この街は、ちょっと思い出が多すぎるな…」
一本の桜の下に座る。もうすぐ、ここを発たなければならない。
花組の隊長から外され、演習航海。
演習航海から帰ってきても、また花組に戻れるかはわからない。
軍人である以上、上の命令は絶対。わかっている。わがままは通らないし、言うつもりもない。
でも、ここから離れたくはなかった。その思いを抑えきれるほど強靭な精神は持ち合わせていない。
今は、気持ちの整理をしたかった。
桜の木に寄りかかり、天を仰いだ。
見えるのは大振りの枝と、舞い落ちる花びら。空の青さはまだらにしか見えない。
その視界が突然曇った。同時に、目に何かが当てられる。
「!?」
「だーれだ?」
633 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/18(火) 20:34:50 ID:ZEGv9FWU
ヒロイン決めかねてます。誰がいいと思います?時間はかかりますけど全員分書こうかとは思っていますが。
634名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 20:44:46 ID:g3g962BN
かえでさんも入れてくれ!
・・・・・・・・・ダメ?
635 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/18(火) 20:52:31 ID:ZEGv9FWU
>>634
時系列的に1のED後なんで無理があるかと…。
あぁ、でもちょっと無理やりならなんとかなるかも。帝劇3人娘ならいけますけど
636名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 20:55:50 ID:q79bB2Hy
好きなように書いてある程度書き上がってからまた来てくれ
637名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 21:06:58 ID:g3g962BN
>>635
1の時点だったか
じゃあかすみさん!
・・・いや好きに書いてくれ。楽しみにしてる
638名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 01:54:27 ID:NTsENhNX
椿ちゃん!
639名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 06:18:51 ID:yUjzJLIC
カンナがいい
640名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 08:59:41 ID:84IkqqjX
由里だ
641人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/03/19(水) 10:55:22 ID:XJ9v1+LN
太田さんだったら嫌かもw
642名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 14:30:59 ID:SZJ0GOyd
マリアたん!
643 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/19(水) 15:26:21 ID:hX4vvAXI
今はかすみで書いています
明日出勤&残業確定なので投下はあさって以降になると思います
644名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 20:13:39 ID:O5fQ+9dO
>>643

wktkしつつ待ってる
645 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/21(金) 06:48:59 ID:XIj/YJ3B
かすみ編、投下します。エロパート難しくて本気で泣きそう…。
646渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/21(金) 06:50:51 ID:XIj/YJ3B
この声…。
「かすみくん…かな?」
ちょっと自信がない。声は聞き間違えていないと思うけど、真面目なかすみくんが帝劇を空けてくるとは考えづらい。
「ふふ…さすが、大神さん。当たりです」
当たったか…。少し嬉しいけど、それ以上に辛い。
言い方に棘はあるけど、顔を見たくない。
いつもどおりの穏やかな微笑みが心にさざ波を立てる。
気持ちの整理がつかなくなってしまう。帝劇の思い出を割り切れなくなってしまう。
(軟弱な男だな、大神一郎)
心の中で自嘲する。
「隣、よろしいですか?」
「…いいとも」
本当は嫌だ。でも、ここで突っぱねるのはできなかった。未練たらたらといったところか。
(さらに、女々しいときたか)
もう一度毒づいた。そうしなければ、流されてしまいそうだった。
「かすみくん、どうしてここに?」
帝劇からそれほど離れてはいないけど、仕事の休憩時間に往復するには少し無理のある距離。
仕事をほっぽって来るとは…。
「…大神さん、聞きましたよ。演習航海、だそうですね」
黙って頷いた。
「どのくらい、かかるんですか?」
「…細かいところはよくわからないけど、一年近くかかると思う」
647渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/21(金) 06:52:11 ID:XIj/YJ3B
一年、一年、 と小さく呟いたのが聞こえた。
「航海が終わったら、戻ってきますよね?」
「わからない。戻ってこれるかもしれないし、どこか別の部隊に配属になるかもしれない。…俺にはどうしようもない」
かすみくんは少しうつむいて、次は上を向く。
目を閉じた顔から表情は見えないけど、肩が小さく震えているのはわかった。
「かすみくん…」
肩の震えは、少しずつ大きくなっている。やがて、震えは隠しようがなくなってきた。
震えている。切ないほどに。
「かすみくん」
表情は崩れない。口を開くこともない。
ただ、必死に感情をこらえているのは見て取れた。
「…大神さん。私、本当は大神さんを引きとめようと思ってたんです。行かないで欲しい、ずっと帝劇にいてほしいって」
「………」
声も震えていた。しっかりとした声を出そうとしているのはよくわかる。
健気だった。心のさざ波がうねりになっていた。
「でも、やめました。気づいたんです」
「…え?」
「大神さんは渡り鳥。ひと所に留まったりしない。
でも、私は風見鶏。ずっと屋根の上にいる。飾りの羽しか持たない私に、力強い翼は止められない」
閉じられた眼から涙がこぼれる。
勝手に手が出て、涙をぬぐった。柔らかな頬の感触。かすみくんはおとなしくしている。
「風見鶏が渡り鳥に恋をしたって、叶わぬ思いですものね」
なんと言ったらいいのかわからない。
喉がひりつく。頭に霞がかかる。目の奥が熱い。
「私が目を閉じている間に、行ってくれますか?涙と一緒に、思い出も流してしまいますから。
目を開けた時に大神さんがいたら、また思い出ができてしまいます…」
(放っていけ?ってか)
(俺は…)
(そこまで)
648渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/21(金) 06:54:12 ID:XIj/YJ3B
(そこまで…腐っちゃいない!)
心の中のうねりを止めようとはもう思わない。
流されても、溺れても構わない。
抱きしめる。
流れ続けている涙を吸う。
腕の中のかすみくんも、抵抗しない。

「大神さん…私…わたし…」
感情を抑えられない。俺も、かすみくんも。むき出しの感情でぶつかる。
「俺のこと、渡り鳥って例えたよね?間違っていないと思う。でも、渡り鳥はいつも遠くを見ているわけじゃないよ」
「…?」
きょとんとした顔をして、見上げてきた。
額に唇を落とした。
「季節が来たら飛ばなければならない渡り鳥。でも、戻ってくるんだよ。同じ所に…風見鶏の待つ屋根に、ね」
「…大神さん」
「戻ってくるよ、必ず。風見鶏のところに、君のところに。いつになるかはわからないけど…でも、絶対に戻ってくる」
唇を降ろす。涙のすじをなぞる。
そして、口付け。涙の味がした。
「好きだよ、かすみくん。君のところに、戻ってくるよ」
かすみくんの目から、また涙が溢れてくる。でも、温かい涙なのはわかった。
俺の胸に顔を押し付け、声を上げずに泣く。
ただ抱きしめる。
言葉なんてなくてもいい。気持ちは伝わる。

どれだけ、そうしていたのかはわからない。
辺りは少しずつ暗くなってきている。
「大神さん、ありがとうございます」
顔を上げた。泣きはらした目とは違って、笑みは力強かった。
「帰ろうか、かすみくん。まだ俺は帝劇にいられるんだから」
「ええ」
帰り道。手をつなぐ。体温が感じられる。
帝劇へ着いても、かすみくんは手を離そうとはしなかった。
隊長室の前にきても、繋いだ手の力は緩まない。
「…かすみくん?」
「大神さん…ひとつ、お願いがあるんですけど」
「お願い?」
「ええ…大神さんがいなくなってから、さみしくないように…色褪せないように、
私に、大神さんを、刻みつけてほしいんです」
かすみくんの顔は真っ赤だ。多分俺も負けていないだろう。
こんなとき、なんて言葉を返せばいいのかわからない。
649渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/21(金) 06:55:22 ID:XIj/YJ3B
大神は内心焦っていた。
すでに心は燃えたぎっている。
それをできるだけ押し殺し、静かにかすみを抱きあげる。
抱き上げたまま部屋に入り、ドアに鍵をかける。
ベッドにかすみを降ろす。もう目は潤んでいた。
服に手をかけた。
「!!!」
びっくりするくらい大きな反応。
少し狼狽しながら、優しく肩に触れた。またびくりと震え。
(処女だな…。ほぼ間違いなく)
心の中で余裕ぶったところで、大神も経験豊富というわけではない。
硬派の大神は、女遊びをあまりしなかった。
年相応の性欲はある。でもそれよりは倫理観のほうがいくらか強い。
海軍学校首席という肩書も、倫理感を強めている。

だが…
(むき出しの『大神一郎』になってもいいだろう)
(こんな状況で、抑えなくてもいいはずだ)
心は言い訳を言い始めて、理性を押しつぶした。

「かすみくん、服、脱がすよ」
同意の言葉が返る前に、服に手をかける。
それと同時に唇を奪う。さきほどとは違って、大分暴力的だ。
舌先で歯列をなぞり、口内を犯す。
「ん、ん…」
かすみはどうしたらいいのかわからない。
こく、こくと喉を鳴らして、大神の唾液を飲むだけ。
でも、しばらくそうしているうちに、心の変化が起きている。
(大神さんの舌、気持ちいいよぉ…)
かすみは腕を大神の首に回し、もっと欲しいとおねだり。
大神もそれに応える。どんどん濃厚なキスになっていく。
(あったかくて、やわらかくて、くすぐったくて…)
頭の中が曇っていく。快楽におぼれていく。
そのせいで気付かなかったが、いつの間にか服は剥ぎ取られていた。
唇はそのままで、乳房へと手が伸びる。
(!!!?)
抗議の声を上げたかったが、塞がれた口でそれを言う事はできない。
大神はちょっと人の悪い笑みを浮かべる。手は止まらない。
形のいい乳房をやわやわと揉みしだく。
「大神さん…」
なんとか大神の唇を引きはがし、声を出せるようになった。
「ん?どうかしたのかい?」
余裕綽綽と言わんばかり。かすみは唇を尖らせて、抗議する。
「私はもう何も身に着けていないのに、大神さんはいつものままじゃないですか。ちょっと、恥ずかしすぎます!」
「あ…そうか」
言われて初めて気づいた。すぐに服を脱ぎ捨てる。
でもかすみは自分の台詞を後悔していた。
恥ずかしかったのは本当だが、男の全裸を見るなんて初めてで、どこに目を向けていいのかわからない。
より一層、恥ずかしさが増していた。
650渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/21(金) 06:56:40 ID:XIj/YJ3B
「かすみくん」
「…?」
「君が怖がっているのはわかるよ。でも、こうやって一息つこうなんて、もう許さないからね?」
またびくっと震えた。大神は笑顔だが、どこかに凄みがある。
(怖い…)
そう思っていても、心のどこかではそれを待っている。
そうでなければ説明できない。

体の芯が、さっきよりずっと熱くなっている事を。
ない交ぜになった怖さと痛みと快楽を待ち焦がれている事を。

「さて、激しいのがお好み…かなぁ?」
大神は自分がこんなにサディスティックだとは思っていなかった。
愛する人…それも処女相手に何をやっているんだ、という罪悪感が芽生える。
その感覚は、今の大神にとっては…。

「返答がないっていうのは、了承と見るよ」

加速させるだけだった。

加減していた手は激しさを増していく。
相手を慮っていた優しさは少しずつ薄れていく。
乳房を強く揉む。自分が揉みたいように揉む。相手は考慮しない。
「ひぅ…いたい、です」
かすみは痛みで顔を歪ませた。
大神は気にしない。
硬くしこった乳首に吸いつく。
それだけなら赤ん坊のようでもあるが、赤ん坊ではできないほどのいやらしい舌の動きでぺろぺろ舐める。
乳首に歯を立てる。もちろん軽く。
「ん…ぃぁ…」
今度は少し気持ちよさそうだった。
口と左手の攻撃はしながら、右手を秘所へと伸ばす。
すでに濡れていた。
「かすみくん、もう濡れてるじゃないか」
「………」
いやいやをするように大きく首を振る。
証拠を見せてあげる、と指をこすりつけ、かすみの目の前にかざした。
「いや…こんなの…」
「こういうの、好きでしょ?」
また首を振る。見せつけるように、大神は自分の指をねぶった。
かすみの目からは、涙がまた流れてきていた。
「ひっく…えぐ…」
快楽の涙ではなく、本当に泣いている。ここでようやく大神の熱が少し引いた。
「ごめんね、かすみくん」
「ぐすっ…」
「ひどいことをしてるよね。それはわかってる。でも、俺は君を愛してる…それだけは、わかってくれ」
「ひく…ありがとう、おおがみさん」
さっきまでの激しさはなくなり、ゆっくりとした愛撫になっている。
かすみはうれしかった。
愛する人に愛していると言われて。
さっきまでのような激しい快楽はない。でも、心が満たされていく。
651渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/21(金) 06:57:40 ID:XIj/YJ3B
「かすみくん、そろそろ、いいかな?」
それがどういう意味なのか、わかっていた。
純潔を失うということ、大神のものになるということ、そして引き返せないこと。
全てわかった上で、かすみはゆっくりと頷いた。
大神はかすみの体を抱きよせた。
(くる…)
くちゅ、と小さな音を立てて、大神のモノが宛がわれる。
(怖いけど…少しだけ、嬉しい)
先端が秘所をかきわけてくる。まだ痛みはない。
少し落ち着くまで、待っていてくれたよう。
そして大神はかすみの呼吸を読んで、一気に挿入した。
「〜〜〜〜!!!?!」
声にならない悲鳴。ベッドの上の体がのけぞり、暴れた。
「ば、らばらに…なっ、ちゃう…」
痛みのせいで半泣きになっている。
余りにも痛切な表情で、動き出すわけにもいかず、抜こうとした。
「い、いや…」
かすみは大神の腰を抱いた。抜こうにも抜けない。
そうしている間にも、結合部からは少し赤い愛液が垂れている。
「で、でも。そんなに辛いんじゃ…」
「あ、愛する人だから、こういう事するんでしょう?わたし、大神さん、愛してるから…最後まで…して」
涙声ではあったが口調はしっかりしていた。
ここまでされて、やめますと言えるような男ではなかった。
「な、なるだけ優しくするよ…」
慎重に動き出す。ゆっくりと、労わるように。
少しでも痛みを紛らわせたい、と思って乳首への愛撫とキスを再開した。
「ふ…ぅ…」
そっちは本当に気持ちよさそうだった。
上半身へは激しく、腰の動きはゆっくりと。
初めのころはくちゅくちゅ、と控え目な音だったが、だんだんと水音は激しくなっていく…。

「あ!ぁ…痛いのに、ひぅ…怖いのに、なんでこんなに…ぃ…」
段々声も大きくなっていく。
声から苦痛の色は減ってきている。
「こんなに、気持ちいいの…?」
(俺…かすみくんを、気持ちよくさせているのか)
目の前にある扇情的な光景。耳に届く声。秘所から伝わる快楽。
その相乗効果か、大神ももう限界だった。
「かすみくん!俺、出そう…」
「くる…へんなの、きちゃうぅぅ」
腰の動きは激しい。指や舌も、もうわけがわからなくなるほど動かし続けた。
そして、とうとう…。
「ひゃあぁぁ!ダメ!何か、何か来る…!」
「くっ!」
「あぁぁぁ…でて、る…熱いのが、お腹の中に…ぶつかってる…」
びゅる、びゅる、といつまで続くかわからないほどの長い射精。
それが終わると、大神は力尽き、ばったりと倒れこんだ。
それゆえに聞こえない呟き。
「ずっと、私のそばに…」


十日後、大神は軍艦のデッキに立っていた。
軍服に身を包み、見送りの人へと敬礼する。
視線を泳がせ、目的の人を探す。見つけると、誰にも気づかれないように笑った。
「またね」
そう言って、視線を戻した。
軍艦は走り出す。
視線を空へと向けると、ツバメが飛んでいた。
渡り鳥は、風見鶏のもとへ戻ってくる。
652 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/21(金) 06:59:03 ID:XIj/YJ3B
それでは。ありがとうございました
653名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 07:22:53 ID:tjcBoCTG
おういぇぇええ!GJ!!
654名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 08:16:07 ID:i17Mn8/E
これは読み入ってしまうGJだ!!
しかし硬派な大神もたまにはいいな新鮮でwwww
655名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 11:07:30 ID:JiFkVxDe
かすみさん、じゃね?
656名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 17:28:03 ID:xmwyyruU
すみれの大神の呼び方大神さんじゃなく少尉or中尉じゃなかった?
657 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/21(金) 17:53:23 ID:XIj/YJ3B
>>655
手元の資料が血潮なもんで血潮基準になってます…ごめんなさい
1はもうハード動かないっす。やはりPC版手に入れるべきですね

>>656
すみれはそうですね
658656:2008/03/21(金) 18:20:35 ID:xmwyyruU
誤爆すまそ
659名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 18:57:21 ID:flmsRyjy
かすみくん、で合ってる。
現役当時、大神が年下なのにくん呼びなのは何故かと話題になっていた覚えがあるわ。
それはさておき超GJ。素晴らしいぜ。
660名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 17:22:04 ID:9vyaz3QO
俺もかすみくんだったと思う。
GJ。良かったよ。
661今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/03/23(日) 21:47:44 ID:t0mJSPK4
大神一郎。硬派な男である。
朴念仁でもある。
「んー…そろそろ寝るか」
時計の短針はもう11を指している。
正直あまり眠くはないけど、ここらで寝ないと明日に響く。
寝られるうちに寝とかないといけないしね。緊急出動になるかもしれないし。

こんこん。
「ノック…?鍵は開いてるから、入っていいよ」
間が悪いというかなんというか。…ま、寝ついてから起こされるよりはマシか。
なるだけ音を立てないように入ってきたのは、見なれた黒髪。
いつもと感じが違っていて、涙ぐんでいる。
「さくらくん…どうした?こんな夜中に」
「大神さん…あたし、怖い夢を見て…しばらく、一緒にいてくれませんか…?」
子供じゃあるまいし、と言おうかと思ったけど、ちょっとここで言うのは可哀そうなのでやめた。
本人はいたって真剣な分、さすがにそれはひどい。
「うーん…いいよ。おいで」
さくらくんの手を引いて、ベッドにもぐりこむ。
さくらくんはなんだか顔が真っ赤になっている。可愛いな。
「おやすみ〜…」
寝顔を眺めて楽しむのも悪くないけど、寝不足になっちゃいけない。
手は握ったままで、ためらわず夢の世界へと旅立つ。
うとうとしながら薄く眼を開けると、真っ赤な顔が今度は紙のように白くなってる。
一人百面相ってところかなぁ。


その様子を眺める人影達。
(さくら…よくも私の隊長を…)
(お兄ちゃんはアイリスの恋人なのに…)
(さくらさん…後で覚えてらっしゃい…)
(隊長…あたいじゃダメなのか…)
(大神はん…ウチというものがありながら…)
(やっぱり日本のオトコは最悪です…)
(隊長…ボクの心を奪っといて、それは…)

大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している。
662名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 22:35:18 ID:c8b693x/
こんな大神・・・すごくアリですwwww
サクラ大戦のエロパロはだいたい大神が異常性欲者だから新鮮だな
663 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/24(月) 15:09:31 ID:8VQVQuV3
昨晩投下したネタですが、HDDを漁っていたら発見したものなんです
どうやら昔に書いたもののようで、全ヒロイン分ありました
日刊で一人(1レス)ずつ投下しようかと思うんですが、ここはエロパロ板ですので、微エロ程度のものを投下していいのか悩んでいます
スレ住民の方々のご意見を伺いたいです
664名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 16:11:01 ID:IG9DnfdY
どうせ滅茶苦茶過疎ってるし保守がわりに投下してもいいんでないの
665名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 16:17:02 ID:GYnyhmiq
>>663
思う存分やっちゃっていいよ
666人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/03/24(月) 17:08:02 ID:ZiKZNm2z
>>663
楽しみに待っております
667 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/24(月) 20:51:24 ID:KBDw/hJe
「…寝るかなー。今日は疲れたよ」
思い出すだけでも気が滅入る。
カンナとすみれくんのケンカが起きた。そして俺が仲裁に入る。ここまではもう自然な流れってくらいいつもどおり。
でも、この後が辛かった。
「…はアタイのもんだ!渡しゃしねーぞ!このサボテン女!」
「あーらカンナさん。あなたは力でねじ伏せたって言うんじゃありませんこと?
やっぱり、トップスターであるわたくしのような魅力がなければ…」
なんだか知らんが、俺を間に挟んで口論…というか、罵倒合戦…。
なんだか顔に柔らかいものが…。二人の声がとぎれとぎれにしか聞こえない。というか、息が…意識が…。
「むがー!いい加減にしろー!」
落ちる直前、なんとか払いのけた。…危うくあやめさんに会うところだった。
ぜぇぜぇと荒い息を吐いて這いつくばる。立ったままだとまた窒息しかねない。
「勝負だ、すみれ!」
「望むところですわ!」
…息が整う頃には、二人のケンカにも一応ケリがついたようだ。でも…勝負か。
「りゅ…流血とか刃傷沙汰は勘弁してくれよ?」
「「それは隊長(少尉)次第!」」
俺に何の関係があるんだ。
あぁ、あれか。そうならないように上手くまとめろ、ってことか。難題だな、こりゃ。

「…寝よう。明日は明日の風が吹く。はず…」
時計を見ると、11時。いい加減寝ないとダメだ。
書き終えた日記をしまい、0.5秒でベッドにダイブ。ひとしきりゴロゴロ転がり、さぁ寝るかというその時…。
こんこん。
「どうぞー。鍵は開いてるよ(またかい…)」
さくらくんは夜毎悪夢を見るのか?と思っていたら、入ってきたのはカンナだった。酒を飲んでるらしく、顔が赤いし涙目。
「カンナか。珍しいなー」
「いや、昼間はみっともないとこ見せちまったからな。お詫びをしようかと思ってよ」
非常にありがたい心配りだが、もうちょっと時間を考えてくれればなお良かった。
「ところでカンナ…酒の匂いがするぞ」
「えーっと、それはだな…。だって、酒の勢いがなきゃ、こんなことできないだろ?」
へ?こんなことって…と言う前に、足払いをされた。
「のわ!?」
床にキスするかと思ったけど、ベッドがあったからそれはなかった。カンナも俺の上に倒れこんでくる。一体全体、なにがどうなってるんだか…。
「隊長…」
目の前にはカンナの顔。目を閉じて、すごく恥ずかしそうにしている。
(この体勢…)
突っ張った腕がすごく震えている。ちょっと可哀そうなくらい。
(俺も男だ…)
とりあえず楽にしないと、と腕を取った。バランスを崩したカンナを抱きとめる。
カンナはびっくりしすぎたのか、あるいは酒が効きすぎたか、寝ている。
(…寝るか。わからない事が多すぎて、もうだんだんどうでもよくなってきた。カンナも寝てるし)
襲いかかる睡魔に身を任せ、眠る。カンナはまだ俺の上にいるけど、気にしたら負けだ。

(カンナさんなら、やっぱりこの程度…ですわね。この勝負、いただきですわ!)

大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している。
668今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/03/25(火) 20:53:15 ID:pXlei3ig
すみれが風呂に入っている。入りながら妄想中。
「少尉だって、男性ですもの…このわたくしの手にかかれば…ふふ…」
いやですわ、少尉!そんなはしたない…。
で、でも…少尉のお好みなら、別に嫌では…。
一人で赤くなったり青ざめたりにやけたり真面目な顔になったり。
そんなところ、舐めないで下さい…わたくし、わたくし…。
少尉…。そんな目で、見ないで…。
乙女の妄想は止まらない。すみれの妄想ボルテージがマックスに来ようかというその瞬間。
「…はっ!いけない、わたくしったら、なんてはしたない…」
現実世界にカムバック。最後に顔を赤くして、風呂から上がる。
「とんだ長湯になってしまいましたわ…。のどカラカラ。お茶でもいただこうかしら」
湯あたり気味でちょっとフラフラしながら厨房へ。お茶でもないかと思っていると…発見。
テーブルの上に一杯の麦茶がぽつんと置いてある。これ幸いと一気飲み。
…そして、飲みほすと卒倒した。

さかのぼること10分。
「んー…いい匂いだ。マリアもいい土産持ってきてくれたな」
麦茶…的なものの匂いを堪能する米田。
もちろん米田の事、麦茶をたしなむはずはない。
「このバーボンってやつは美味そうだ。要するにアメリカ産焼酎ってとこらしいけど、
全然違う味がしそうだな…やっぱトウモロコシで作られてるからか」
「ここにいらっしゃいましたか。お電話ですよ」
今まさに飲もうとした瞬間。邪魔が入る。かえでが相手だと飲むまで待ってろとも言えず。
どうせすぐ戻るからとテーブルに置きっぱなしにして応対に出る。
「…あいよ。今行く」
そして、事件は起こる。

「今日はゆっくり眠れそうだ…」
時計は11時10分。魔の11時は突破した。
ちょっとびくつきながら、ベッドにもぐりこむ。今日こそ寝れますように、と神に願いをこめて。

「ちょっと、大神さん!大変です!」
神は死んだか。
「さくらくん…今度はなんだよ…」
「いいから来て下さい!すみれさんが倒れたんです!」
えぇ!と素っ頓狂な声を上げて走る。走りだして、すぐ戻る。
「どこにいるんだ!?」
「厨房に倒れてます。動かすと危ないかもしれないんで、まだそのままのはずです」
待ってろ!とまた走り出す。階段を3段飛ばしで駆けおり、最後に5段飛ばしで降りようとしたら、コケた。
頭の周りに星とヒヨコが回っているが、厨房まではあとすこし…走るしか…。
「すみれくん!大丈夫か?」
ヒヨコを追っ払って駆け寄る。声をかけても反応なし。ごめん、と一言言って顔を軽く張る。やっぱり反応なし。
(ちょっと…まずいかもな)
とりあえず基本的なもののチェック。心拍、血圧、呼吸数…。そうこうしているうちに、他の花組メンバーも集まってきている。
(…んん?)
呼吸のチェック中、ちょっと気づいた事が。息がかなり酒臭い。
「…みんな、大した事ないよ。酔っ払って寝てるだけだ…俺が介抱しておくから、もう休んでくれ」
俺含め、その場にいた全員脱力…。寝ているすみれくんに文句を言う元気もないらしく、カンナでさえ素直に帰っていく。
静けさを取り戻した厨房。すみれくんを担ぎあげる。普段は高飛車な性格なのに、寝顔は可愛い。
すみれくんの部屋に運ぼうかと思っていたが、鍵がかかっていて入れない。やむをえず、俺の部屋。
(あぁ…今夜はどうやっても眠れないかなぁ)
酔っ払いの介抱ぐらい手間のかかるものはなさそう。いつ起きだすかわからないし、起きれば暴れる。水だ酒だとうるさい…。


朝。すみれは激しい二日酔いに襲われていた。何故大神の部屋にいるかはわからず、顛末を聞く。
隊長を独り占め。寝ていたのはいかにも惜しいけど…。乙女の気合は空振りに終わったが、すみれは結構幸せだった。

大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している
669名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 21:38:21 ID:5uQsOBEI
おもしろい
670 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/29(土) 19:16:01 ID:IYSuMSlX
やや時季外れのインフルエンザにかかってしまいました。
とりあえず37度台まで熱下がったのでPCいじる余裕も出てきました
とりあえず調子が戻るまで投下できないっぽいです…1レスにまとめるのが案外手間なもんで
671名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 20:54:22 ID:YVwoMt4s
頑張ってくれい
672名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 22:02:02 ID:SGKuXTir
>>670
気長に待ってる
養生してくれ
673名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 23:15:15 ID:74I5Cocu
報告はいいから寝てろ
インフルエンザは死ぬぞ
674 ◆6TjG7fAi0k :2008/03/31(月) 22:19:13 ID:cUiA2rMt
いやー、タミフルって効きますね。ほぼ全快です。
続きの紅蘭編、投下します。これはもう1レスにまとめるのあきらめました
675今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/03/31(月) 22:20:24 ID:cUiA2rMt
大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
(…眠れない)
まだ眼はぱっちりと開いている。かけらほども眠気はない…。
時計は午後10時。いつもよりかなり早く床についた。
毎日のように事件が起こる11時前に寝てしまえ、と考えたのはよかった。
でも、決まった生活サイクルを急に変えるのは難しいらしい。
(どうすっかな…)
部屋の前に張った張り紙。割と大それた事を書いてしまった。
「大神只今就寝中につき正常な動作はできません。朝にお越しください」
と。正直言って、ちょっと後悔している。眠れないとなると却って自分の首を絞める。
でも、このままベッドに潜り込んでいても眠れそうにない。
(う〜ん…人のいなそうなところで、涼むか…)
人のいなそうなところ、というと…。
「うん、やっぱりここに来る人はいないっぽいな」
地下倉庫。ちょっと埃っぽいけど、誰も来ないだろう。
借りてきた本を読もうと思っていたので、静かさもまた良い。明かりが外に漏れる事もないしね。
(………ふむ)
借りてきた本、と言っても台本だったりする。
あそこでの演技は迫真だった、とかあそこで失敗してたなぁ、とかそういう事が思い浮かぶのでなかなか面白い。
なんだかんだで、みんな演技上手いよ。目につかないところでも努力してるんだろうな…。
「大神はん?何してますのん?」
「のわ!?」
急に声をかけられた。誰が見てもわかるくらい本気でビビる。
目の前には、作業服姿の紅蘭。彼女は彼女で眼を見開いている。
「こ…紅蘭か…びっくりさせるな…」
心臓の鼓動がかなりヤバい。見つからないはずのところで見つかった。
どうごまかそうかと思っていたけど、紅蘭はずっと作業をしていたらしく、張り紙の事には触れられなかった。
「なんや、大神はん。びっくりしたのはこっちですわ。ちょっと声かけただけで、そないに驚いて…」
二人とも大きく息をついて、呼吸を戻す。…襲いかかりそうだった眠気がまたどこかへ飛んで行った。
「う…すまん。ちょっと熱中してたもんで…。ところで紅蘭こそ、こんなとこで何を?」
「この服見ればわかりますやろ。光武の整備ですわ。ちょっと機材が足りひんかったさかい、取りにきたんや」
「遅くまで大変だなぁ…。稽古もあって、疲れてるんじゃないの?」
「もう慣れましたわ。それに、ウチは機械いじりが好きやさかい
こうしてストレス発散しとるとこもあるんで、気にせんといて」
「袖擦り合わすも何かの縁ってことで、手伝おうか?」
「いやいや、いいですわ。言い方悪いかもしれまへんけど、素人が首突っ込んでも足引っ張るだけやしね」
「それもそうか。でも、何もしないのもちょっと気が引けるね。俺の光武も整備してもらってるんだし
…そうだ。紅蘭、お茶淹れてくるよ。あとお菓子も。ちょっと休憩しないと、身が持たないよ?」
「えぇ…大神はんにそないな事させるのは…」
「俺がしたいだけだ。ちょっと待っててくれ」
何か言いたそうな顔をしていたけど、無視。押し問答になるのは目に見えてるし。
676今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/03/31(月) 22:21:45 ID:cUiA2rMt
厨房に潜り込み、ガサガサ家探し。はたから見ればどう考えても怪しい奴だ。
(お湯はあるか。後は茶葉とカップ。スコーンもあるな。すみれくんが持ってきてるのかなぁ。
ついでにジャムも持っていってクリームティーにするか。結構な量…あとですみれくんに謝っとかないと)
悪いと思いつつためらわずに持っていくあたり、俺もよっぽどだな…。

ちょっと慎重に、のそのそと階段を降りる。
紅蘭が気を使ってくれたのか、倉庫のドアは開いている。両手塞がってるのでありがたい。
ゴチャゴチャしていた中もざっくばらんに片づけられている。
「持ってきたよ…と」
「お帰りなさい。大神はん」
適当な台の上にティーセットを置いて…。
「深夜のお茶会としゃれこみますか」
「はいな」
すみれくんに鍛えられたお茶の技を披露。…よかった。披露する場所があって。
紅蘭もなかなか気に入ってくれたみたいで、あっと言う間に飲みほした。
二杯目をつぐと、会話をする余裕も出てくる。
他愛もない会話だけど、そういうことを延々と話せるのが余裕ってやつかもね。

「大神はん、単刀直入に聞きますけど、恋してます?」
「はぁ?」
一瞬質問が理解できなかった。何があったのかは知らないけど、紅蘭の顔が真っ赤。
「もっぺん聞きますわ。恋してます?」
「んー、と…何というかなぁ」
してるんか?と聞かれても生返事しか返せない。ちょっと頭の中で考えをまとめる。
その間も、してるんかしてないんかはっきりせい!とものすごい男気溢れる口調でヤジが飛んでくる。
「ん…わかんないんだ」
はっきりしない。我ながら。
紅蘭の口を手で制して、続きを言う。
「なんというか、いまだに『恋』ってやつをしたことがないんだよね。
『好き』って思う人はたくさんいたよ。でもさ、なんだか焦がれる感情じゃないんだ。
花組のみんなは好きだし、敬愛してる。守ってあげたいと思う。でもさ、一人だけが特別じゃないんだ。
恋をしたことがないなんて、俺の歳じゃ異常かもしれないけどね。でも、これが生まれ持った性分なんだ」
紅蘭はなんだか考え込んでいる。なんというか、抽象的で中途半端な答えになったな…。

いつの間にか、お茶は冷え切っている。紅蘭はそれを一気飲みして、立ち上がる。
部屋を出る時、一言。
「落としてみせますわ、その無垢な心。…おやすみなさい」

大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している
677名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 22:32:49 ID:1ucDyQ/y
復活おめ&GJ!!
やっぱ朴念仁な大神さんは良いなぁw
678名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 00:11:17 ID:TfFXiBZ0
復活オメ
HENTAIな大神さんも好きだが硬派な大神さんも好きヨ
679人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/04/02(水) 12:46:50 ID:wNRBMwcE
紅蘭:大神はんって、軟派やのん?
大神:何だとっ!?俺のどこが軟派だというんだっ!?ほら、触ってみるがいい!
紅蘭:あっ!す、すごい・・・硬派やっ!大神はん、ものすごい硬派やっ!

マリア:だからそういう行為をすることが軟派だって言っているのですが・・・
大神:マリアも触ってみるかい?
マリア:えっと、私は・・・・・・あ・・・・・・すごく・・・・・・固いです・・・・・・
硬派:そうだろそうだろ。
マリア:隊長って、筋金入りの硬派ですね。

さくら:みんな・・・大神さんに洗脳されてますよ・・・
大神:さくらくん。
さくら:あ・・・大神さん・・・すごい硬派・・・
アイリス:お兄ちゃんすごい!
すみれ:さすが少尉ですわ♥
カンナ:隊長、見直したぜ!
織姫:な、なんデスか!?この、大きくて固くて素晴らしいモノは!?
レニ:僕はレニ。
三人娘:大神さん・・・♥
米田:大神ィィッッ♥

帝國華撃団は、今日も平和だ。

おしまい

さすがに薔薇組は書けなかった
680名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 22:29:34 ID:4uqO58em
あんたは相変わらずだなwwww
681名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 11:20:39 ID:tIET+b5V
米田っ・・・
682今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/04/05(土) 21:45:04 ID:X5163Pfw
大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。

遊戯室。普段なら和気あいあいというところなのだが、今日は毛色が違っている。
半端な戦闘よりよっぽど気合が入った勝負が繰り広げられていた。
「くぅ…これは厳しい…」
的球は8…なんだけどなぁ。すごく嫌な位置にある。サイドポケットのすぐ近く。
下手に打てばスクラッチ…まず間違いなく俺の負けだ。
今日は神がついてるらしく、ここまでマスワリで来てるのにぃ…。
マスは2-2だから、この一突きに勝負がかかる。
「難しい局面ですね、隊長」
ちょっと嬉しそうなのがすごく嫌だ。クールなマリアでも負けるのは嫌らしい。
「やるしかないな。正攻法で…。小技効かせてもしょうがなさそうだ」
本気で行こう。遠慮なしだ。
「狼虎滅却…」
眼を閉じ深呼吸する。持っているキューが剣だと思えてくる。
もう一回、深呼吸。手にある感触は、もう剣でしかない。
「天地一矢!」
眼を開き、本気で突く。カラン、という乾いた音を立てて、的球はポケットへ。
手球は…まだラシャの上だ。
「ふぅ。もらったぞ、マリア」
9番は簡単な位置にある。造作もなく沈めて、俺の勝ち。ようやく…ようやく勝った。
「お見事です。隊長」
「ありがと。でも、マスワリで勝てるとは想像してなかった。…汗かいちゃったよ。風呂行ってくる!」
シュタ!と手を上げて即移動。次のゲームを挑まれたところで勝てる自信なし。
いい汗かいたなー、と捨てぜりふを残してドアを開けたその瞬間…。
「まぁまぁ、まだいいじゃないですか、隊長」
ガシっと腕を掴まれる。振り返れば、嫌な笑みを浮かべたマリアが…。
「いやー、でもさ、濡れた服が気持ち悪くてさ」
「勝ち逃げなんて許しませんよ?」
うん、わかった。だからさ、ホットな銃を俺に向けないでくれ。銃口が俺を威圧するんだ。
しかも君はすごく楽しそうに笑ってるし。きっとその笑顔のままで引き金引くんだろうね。
「わ…わかった。でもさ、気持ち悪いのは本当だから、2先でいいでしょ?」
「了解」
いい汗じゃなくて冷や汗かいた。…早めに切り上げよう。
バンキングの結果、マリアの勝ち。

まずは1ゲーム目。
「隊長、すいませんけど、頂きますよ」
ブレイクショットの段階で勝利宣言ですかい…。マスワリで勝つ自信ありか。
などと思っていた俺が馬鹿だった。
ブレイクショットで9番が見事ポケットへ…つまりブレイクエース。実際に見たのは初めてだ。
683今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/04/05(土) 21:46:20 ID:X5163Pfw
「さ、次は隊長の番ですよ」
そういやオルタネイトだったな。さて、ブレイクエース狙おうかな。
さらっと言ったせいか、戯言言うなって目で見ているが、今日の俺には神がついている。
「はっ!」
ブレイク。俺の目はもう9しか見えていない。中央にあった9が複雑な動きを経て、サイドポケットに吸いこまれていく。
「っっっしゃ!見たか、マリア!」
マリアは若干茫然自失気味。ひと泡吹かせたぞ!神様ありがとう!
とはいえ、次はマリアがブレイクだけどね…。まぁいいや。負けてもすがすがしい。
「くっ!」
…マリアのブレイクがミスショットになった。よっぽどあわてていたのか、ど真ん中の1番に当たらなかった。
ブレイクショットをやり直してもいいけど、ある程度はバラけているし、続行。もちろんフリーボール。もらったかな。
1番を落とす。まずは順調。次は2…。
「隊長、紅蘭から聞きましたけど、恋した事ないんですって?」
「!!」
突く瞬間に言うとは…。2に当たったことは当たったが、見事にスクラッチ。交代。
危なげなく2をポケット。次は3…しかえししてやる…。
「そうなんだよ。憐れんでくれたみたいで、俺を惚れさせてみせるってさ」
ぱっと見てわかるぐらい派手に慌てている。面白い。流石と言うべきか、3をポケットさせてるけど。
「…それで、なんと返したんですか?」
「んー?なんとも返してないよ。部屋を出る前に言ったから、答え返す間もなかった。
答えも簡単だけどね。誰かを特別にするつもりはない、とね」
「そうですか…つまり、私にもまだチャンスがある、と」
カシン、小気味いい音を出して、4がポケットされる。
「何か言ったかい?マリア。最後の方が聞こえなかったんだけど…」
「いいえ、何も」
その後、5-8まで見事にポケット…負けるかもな。
「いただきです」
「かもね…」
最後に一発、かますけどな。
集中力が高まっていく。そして、はじける瞬間。そこで声をかけるしかない。
「マリア、君が俺の『特別』になる自信があるのかい?」
ぱっと見でわかるどころか、今度は転びそうなくらいだ。もちろん的球は外した。
その後は遠慮なく9をポケット。俺の勝ち。若干卑怯だけどね。

「隊長」
「ん?」
「なってみせますよ。私が、ね」
恥ずかしそうに呟いて、足早に駆け去る。
「おーい…あれは冗談で。って、行っちゃったか」

大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している
684今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/04/05(土) 21:47:34 ID:X5163Pfw
いるかいらないかわからない用語解説。
マスワリ=ブレイクから9をポケットするまで打ち続ける事。つまりずっと俺のターン。
ちょっと調べてみたら、ブレイク・ラン・アウトとも言うらしいです。
オルタネイト=セットマッチの時、交互にブレイクショットを打つ事。
スクラッチ=手球がポケットされること。
2先=2セット先取で勝ち。
バンキング=先攻後攻を決めるやり方の一つ。正式なやり方。
ポケット=球をポケットに入れる事。
ホットな銃=弾が装填されていて、今すぐにでも撃てる状態の銃。

おまけ
ジャンプボール=今ではファウルになっていて(ルール次第だけど一部では認められてる)、店によっては即追い出されたりする。
ビリヤード=非常に楽しいゲーム。私のマイキューはほこりを被っている。時間がなくてできません。
このゲームへの愛ゆえにまとめるどころか加筆しました…。
685名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 11:54:46 ID:wtLZ3JOa
クールだけど大人気ないマリアさんイイ!
686名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 21:51:52 ID:ubdiYZnn
確かにけっこう負けず嫌いそうだよなあマリアさん。

しかし、軽口や冗談のつもりが、
いつの間にかドツボにはまり込む隊長というのは、最高だわ。
687名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 21:53:05 ID:cVbIMD4f
誰かジェミニの書いてくれ!!
688名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 21:56:04 ID:rdHSFNHK
そろそろ硬派で朴念仁って歌い文句は怪しくなってきたぞwww
女たらしなのは確かだ
689名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 08:30:12 ID:yST6Y8d2
大神は石田純一以上の逸材だな
690名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 11:29:41 ID:QdeCmExe
大神は不倫はしない






と思う
691名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 15:24:57 ID:5eBTuwCi
全方位的に純愛
692今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/04/10(木) 07:18:14 ID:mOP6YkPr
「くぁ…疲れたな…」
時刻は9時。
んー、と大きく伸びをする。凝った筋肉が痛みと一緒にほぐれる。
今日は昼からアイリスの勉強を見ていた。
ただまぁ、ちょっと長くなってしまったけど。
算数の勉強をした後、日本語の勉強。いつかと同じように昔話をしてあげた。
…アイリスはいたく気に入ってくれたようで、日が暮れても話してた。
夕飯を食べて、風呂に行って、またアイリスに捕まった。そして、今はこの時間…。
で、俺を捕まえたアイリスはと言うと…。
「すぅ、すぅ…」
おねむ。ちょっと早いような気もするけど、昼寝してなかったし。よい子は寝る時間ってか。でも、俺のベッド…。
「水でも飲むかな」
鬼の寝る間に命の洗濯、と。ちょっと違うか。
ずっと話しっぱなしだったから喉ガラガラ。ほとんど強請りだったから水飲む暇もない。
断ろうかと思えば大きな目に涙いっぱい溜めるし。子供のそんな顔見て切り捨てるほど腐ってない。
もし、俺のこういう性格理解した上でやってたら、計画的悪魔だなぁ。

生き返ったなー、などと爺臭いこと言いながら戻ってくると…。
「お〜に〜い〜ちゃ〜ん〜〜〜?」
…起きてたのか。しかもなんだい、そのジト目。
「アイリスほっといて、どこ行ってたの?こんな夜中にほっとかれたら、『ぼうかん』っていうのに襲われちゃうよ?」
どこでそんな知識を身に着けたんだ…?というか、普段一人で寝てるだろ。
「一人じゃないもん、みんなと一緒だもん」
みんな…あぁ、ジャンポールとかか。
「お兄ちゃん…とりあえず、そこになおれ」
「はい…」
正座させられる。無理に逆らう気力なし。
そこからは、もう物凄い。延々と説教。
半端な知識と舌足らずな言葉ではあるんだけど、12歳の女の子に説教されるのは精神的にかなりクる。
説教が終わる頃には半泣き。もちろん俺が。
693今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/04/10(木) 07:19:06 ID:mOP6YkPr
「反省した?」
「海より深く…」
「じゃ、最後にアイリスにお詫びしてね」
あぁ…ようやくこれから解放される…。でもお詫びか。何すりゃいいんだろ?
アイリスが俺の目の前に来て、目を閉じた。ちょっと唇が突き出される。
「ん!」
「え?」
「ん〜!」
この体勢は理解できるけど…さすがに無理だ。でもやらないと満足しないだろうし…うぅ…。
「んん〜〜!」
アイリスは段々といらついてきている。回避の方法はないもんかと必死に考える。
出た結論は…。
「アイリス…」
優しく抱きしめる。唇を落とすのは…額だ。2年前と同じように、ね。
(お願いだからこれで満足してくれよ…?)
「お兄ちゃん…お兄ちゃんって、あったかいね…」
背中に回したかいなに少し力を込める。
「…すぅ、すぅ」
「寝ちゃった、か。疲れてたのかな」
起こさないようにそっと抱きあげて、ベッドに寝かせる。
俺は別に寝ようと思っていたけど、アイリスがしっかりと俺の服を掴んでいる。
「…まぁいいか。おやすみ、アイリス。良い夢を見てね」


で、次の日。
「昨日お兄ちゃんにだきしめてもらったの。それでね、キスしてもらって、一緒に寝て…」
アイリスは気づいていないが、花組メンバーからは殺気が漂っていた。
殺気を向けられた大神はまだ寝ている。…どうなることやら。

大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している
694 ◆6TjG7fAi0k :2008/04/10(木) 07:20:30 ID:mOP6YkPr
昨日投下できませんでした…鯖落ちしてたんですかね?
それにしても、ほんとに朴念仁というものが怪しくなってきました…
695名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 08:46:46 ID:ZVS9F0Cv

最近不調が多いのは中国の方からアタックが多いためらしいです
紅蘭なんとかしろ
696今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/04/10(木) 21:58:32 ID:mOP6YkPr
厨房、音楽室、楽屋、あとは…。
夜の見回りっていうのも面倒だなぁ。とはいえ、やらないわけにもいかない。
「最後に中庭行って一階は終わり、と」
ドアを開ければ、冷たい風。誰もいないよなー、と思っていたけど、見なれた銀髪が。
「レニか。どうした?風邪ひくぞ」
「隊長…」
いつになく無反応。もともと無口だけど、今日はなんというか…暗い。
「ん…何か悩みでもあるのか?元気ないよ」
「うん…。ちょっと、ね」
軽く言ったけど、反応は重い…。こりゃ深刻かも。
レニの隣に腰を降ろす。そのまま、押し黙る。無理やり言わせるのは性に合わない。
それに、レニの性格ならきっと自分から話してくれるはずだ。
「隊長…ボク、わからないんだ」
しばらくの沈黙の後、ぽつりと言いだした。それで堰を切ったのか、ゆっくりだけど止まらずに話し始めた。
「なんだかさ、今までにない感情に襲われるのが多くなったんだ。ボクには縁のなかった人間らしい感情。
好き、嫌い、楽しい、辛い、面白い、つまらない。そういうのがない交ぜになってるんだ。
原因は全部同じ。それはわかってる。でも、怖いんだ。
どういう答えが返ってきても、今のままではいられないんじゃないか、って。こんなに割り切れない気持ちは初めて…」
半端な気持ち…女の子になったってところかな。
悩みの原因はわからない。普通の女の子なら、悩んでもいい。それでいい。
…でも、俺たちは断じて普通ではない。
「…俺が言ってもハクがないかもしれないけど、言わせてもらうよ」
伏し目がちなレニの顔を持って、強制的に視線を合わせる。逃がさない。
「半端な気持ち抱えたまんまで守れるほど、帝国は安くないし、帝激も甘くない。
皆命張ってるんだ。意地張ってるんだ。そんな気持ちでいるようなら、足を引っ張るだけだ。ここにはいらない。
半端な気持ちなんて砕けてもいいじゃないか。本当の気持ちに一から組み直せばいい」
きつい言葉なのはわかっている。でも、このままではダメだ。内側から崩れるだけだ。
嫌われても構わない。そんなことで済むなら、安いもんだ。
レニの瞳が揺れる。潤んでくる。
「…今夜一晩、じっくり考えるんだ。正面から戦ってもいい。逃げてもいい。
やり方には干渉しない。でも、その半端な気持ちは捨てろ」
視線と腕を外し、背を向けて立ち去る。
後ろからは、レニの静かな嗚咽が聞こえていた。
697今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/04/10(木) 21:59:43 ID:mOP6YkPr
…あまり眠れなかった。もやもやとした気持ちを抱えたまま寝るのは難しい。
喝を入れなくとも眠気などない。それでも顔を張り飛ばし、気合を入れる。
レニに、会いに行くか。

扉をノックして、返事を待たずに入る。心の準備なんて、土壇場になるまで決まらないもんだ。
「隊長…」
「結論はどっちだ?」
出たか?なんて聞かない。そんなに甘い次元じゃないんだ。
「逃げるのは性に合わない。半端な気持ち、ぶつけてみるよ」
「そっか。それで、何が原因でそんな風になっちゃったんだ?」
レニは指をさす。指の先は、俺の顔に。
「…俺?」
大きく頷いた。
「俺、何かしたのか?」
「隊長…ボクの事、どう思ってる?」
いきなりなんだ?と思ったけど、それを口にするのはまずそう。
「大事な仲間だ」
レニは大きなため息をついて、首を振った。
「そうじゃない。ボクの事、女の子として、どう思ってる?」
…なんだよ、いったい。
「うーん…女の子として、か。そうだな、可愛いと思ってるよ。掛け値なしにね」
レニは体をこっちに乗り出してくる。息があたるのがわかるぐらいの距離しかない。
「隊長。ボクだけを見てくれるつもりは、ないのかな…?」
小さな小さな、消え入りそうな声。
レニだけを見る…?
「言っている意味はよくわからないけど、誰かを特別視するつもりはない。相手が誰でもね」
レニの体からすっと力が抜け、椅子にへたり込んだ。髪をくしゃっと撫でつけ、少し笑っているように見える。
「ダメだなー。ボクとしたことが、隊長を少し見誤ってたみたいだ」
どういう意味だよ。
「ありがと、隊長。半端な気持ちはもうないよ。代わりに一つ目標ができた。
…朝ごはん食べてくる。またね」

「あの反応…なんだか色々と考えさせられるな。とりあえず、朝飯食ってから考えるか…」

大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している
698 ◆6TjG7fAi0k :2008/04/10(木) 22:01:25 ID:mOP6YkPr
今日は仕事休みなのでもう一本投下しました。明日からは多分息切れします。忙しい…。
硬派に軌道修正できましたか…?
699名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 14:48:59 ID:UsMhdA3q
罪な男だ
700名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 11:43:35 ID:eQG32UNP
本当に大神ちゃんは幸せな男だのう
701名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 13:38:34 ID:9kLkG39H
大神さんキモかっこいいよ大神さん
702名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 18:05:29 ID:BR8g4/Z2
大神さんのキモかっこよさは神
703名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 07:28:23 ID:Z4kn3UTO
a
704今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/04/19(土) 20:18:11 ID:/Ld/CckJ
「あー、暇だなぁ…」
時刻は午後3時。西班牙じゃシエスタでもやってる時間だけど、ここ帝都にそんな習慣はない。
なんというか、忙しいなら忙しいで嫌なのに、暇になるとこれはこれで辛いね。人間ってつくづくわがまま。
なんでこんなに暇かというと、花組の面子がいないから。正確に言うと稽古中って事。
事務仕事も頼まれないし、熱心な稽古の邪魔するのも悪いからと自室に塞ぎこんでる。
なんだか最近は、俺が顔出すだけでみんな殺気立つ…。俺はいったい何をしたんだ。

こんこん。
ノック。んん?誰だ?誰でもいいか。話し相手が欲しかったし。
「どうぞー。鍵は開いてるよ」
「失礼しまーす」
織姫くんか。稽古中なんじゃないのか?
「あぁ、心配しなくてもいいでーす。事情話したら皆さん納得してくれましたー」
声に出してなくても気づいたのか…。顔に出てたのかな。
「それで、何か用があるのか?稽古抜けるぐらいの用事があったんじゃないの?」
「その用事を手伝ってもらおうと思ってきましたー」
「なんだよ、一体…」
長々と話していた。要約すると、緒方さんに会いにカリーノさんが来る。で、その舞台を見繕ってほしい、と。
「…んで、なぜ俺?」
もっとそういう華やかな場所に詳しい人いっぱいいそうなもんだけど。
支配人とか、かえでさんとか。すみれくんとか。俺が遊び盛りの頃は海軍学校。
周りが男ばっかりで、そういう場所に縁はなし。江田島のどこになにがあるかなら暗唱できるけど、そういうのはね。
「みんな忙しそうですからー。だって少尉さん、一番ヒマでしょ?」
…反論できず。実際のところ暇を持て余してたし。
「で、どこがいいと思います?」
「うー…」
ない頭を必死にひねる。入港するのは横浜だろうから、そこから帝都までがせいぜい。
あんまり長々と移動させるのも悪いし…。
食事処につれていくべきか?…いや、あんまりゆっくり話せなそうだ。
なにせ17年振り、2〜3時間で話が尽きるとは思えない。
となると、旅館なりホテルなりそういうところになる。朝まで話しても文句言われないし。
でも、和風な場所である旅館には肌が合わないかもしれない。
「うーん…とりあえず、会う場所はホテルにしようかな。ずっと話してても文句言われないだろう」
「名案でーす」
決定。次はどのホテルにするかだ。ソレッタ家は名門だし、あまり安いところはまずい。
イタリアの名門貴族を場末のホテルに泊めたとなれば、最悪国際問題だ。
高くても構わないから、接待、警備ともに優秀。洋食も出せる場所となると…。
「帝国ホテル…かな。あそこは外国の要人も来るし、満足いくと思うよ」
もうここしか思い浮かばない。織姫くんに蹴られたら泣くしかない。
「少尉さんにしてはまともな選択でーす。そこでいいんじゃないですか?」
ほっとした…。なんとか及第点をもらえたみたいだ。
「それじゃ、後はママに報告するだけでーす。少尉さん、机借りますよー」
一瞬呆けている間に、織姫くんは俺の机に座り、紙とペンを手に取っていた。
「自分の部屋でやってくれよ…」
「少尉さんの事も書こうと思っていますから、意見聞いて書こうと思ってるでーす」
…なんだか、前にアイリスとやったことみたいだな。
705今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/04/19(土) 20:18:49 ID:/Ld/CckJ
しばらくスラスラと書いていた。
どうやらどこで会うか、というくだりのようだけど、イタリア語は読めない…。
「…よし。とりあえず、連絡する事は終わりましたー。後は、少尉さんの事書きまーす」
「とはいえ、何書くんだ?」
「私の質問に答えてくれればいいでーす。
今までの手紙にちょこちょこ少尉さんの事書いてたら、ママから質問があるみたいでーす」
カリーノさんから質問ねぇ…。織姫くんが俺の事どう書いてたかがわかるな。
「えっと、まずは『織姫がご迷惑おかけしていませんか?』だそうでーす」
迷惑か。…日常的な罵声とか、水掛けられたり、アイリス怒らせたりしてたな…。胃が痛くなりそうな事もあった。
「全然………かけられてないよ」
「その間が凄く怪しいんですけどー…」
「気にしないでくれ。次は?」
「えーっと、『他の劇団員の方と上手くやっていますか?』だそうでーす。お節介な事聞きますねー」
最初の頃はプライド高いというか、お高く止まってるというか…。うまくやれる自信なかった。その辺危惧してたのか。
今はすっかり溶け込んでるし、現状を言えばいいよな。
「子を持つ親の心境なんてそんなもんじゃ?返事は『今はすっかり溶け込んでいますので、ご心配なく』って」
「はーい。それじゃ次は…」
こんな感じで質問にどんどん答えていく。しかし、織姫くんは俺の事をどう思ってたのかな…。
カリーノさんの質問の仕方で分かるかと思いきや、さっぱりだ。認められてるのは間違いなさそうだけど。
「それじゃ、最後でーす。『織姫の恋人になれそうな方はいますか?』…だそうでーす」
最後にとんでもないのが来たな…。
うーん…帝都は広いから絶対いると思うけど、実際のところ見つけたわけじゃないし…。
でもいるだろうからいないって断言できないし…。
どうしようか…。

青い顔をしている大神をしり目に見ながら、織姫はさっさと書き終えていた。
『私の恋人になれそうな人は…今、目の前にいます』
まだ唸りながら考えてる大神を見て、織姫はくすりと笑った。

大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している
706 ◆6TjG7fAi0k :2008/04/19(土) 20:20:21 ID:/Ld/CckJ
後はまとめ(全員)編で終わりです。これは一から書かないと…。
それでは。
707名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 02:17:54 ID:mqWpIire
GJなんだぜ!
708名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 12:02:54 ID:MpOTvoDc
読んでてニヤニヤしてしまう!
709名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 12:14:15 ID:Yd2p1osM
gj!
全員集合も期待してます。
710今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/04/20(日) 17:44:41 ID:2s1O+Hnz
「大神くーん?」
見回りが終わって帰ろうとしてたら、かえでさんに声をかけられた。
上機嫌な猫なで声。なぜかはわからないけど、菩薩の笑みの背後に般若が見える気がする…。
「あ、かえでさん。どうしたんですか?」
平静を努める。かえでさんに恨み買うようなことはしていないはず…。
「大神くん、隊員達によくもてるみたいだけど、ダメじゃない。はっきりしない態度はみんなを傷つけるだけよ?」
「は、はぁ…」
話がいまいち読めない。ただ、かえでさんから滲む殺気と怒気は隠せなくなっている。
逃げた方がいい、と本能は叫んでいるが、足が動かない。
「そのおかげで、私は苦労してるんだから…。みんな、毎日毎晩私のところに愚痴りに来てるのよ?
休憩の時間なんてなくなっちゃったし、ゆっくりご飯も食べられないわ。毎日激務なのに、ゆっくり寝れないし…」
顔はまだ菩薩だ。だが、溢れる凄みはすさまじい。やくざ者でも裸足で逃げ出しそう…。
(こ、殺される…)
本気で思った。思い残すことはたくさんあるけど、もうどうしようもない。
手に布を持ったかえでさんの手が伸びてくる。俺はなすがままだ。金縛りにあったように、全く動けない。
(絞殺か…)
眼を閉じるのが精いっぱい。まな板の上の鯉だ…。
顔に布があてられる。変な匂いがして、俺の意識は混濁していった。

ここは楽屋。花組の面々がそろっている。
「かえでさん、本当になんとかするんでしょうか?」
大神くんを連れてくるから、花組全員サロンに待機していなさい。話しはそこでつけてね。
そう言われて、素直に待っている。
「やることはやる人だから、大丈夫じゃねえの?」
うんうん、と皆カンナの言葉にうなづく。
雑談をする気分にはなれず、みんな黙って待っている。
10分経つ頃、かえでがサロンに入ってきた。大神も一緒だ。もっとも、寝ているが。
かえでは大神を引きずってきたらしく、ちょっと息があがっている。
「た、隊長?かえでさん、あんた何を!?」
「大丈夫よ、薬を嗅がせただけだわ。明日の朝には目覚めるはずよ」
みんなほっとしている。
「みんな。大神くんはここに置いておくから、煮るなり焼くなり犯すなり好きにしてね。それじゃ」
そう言い残して、かえでは去っていった。
711今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/04/20(日) 17:45:42 ID:2s1O+Hnz
残された花組は、とりあえずどうしようかと相談。
「うーん…どうしましょう?」
大神は気持ちよさそうに眠っている。アイリスとレニで頬をぷにぷにしたり頭をなでなでしたりしているけど、起きる様子はない。
「煮るにせよ、焼くにせよ、服が邪魔ですわね…?」
すみれの顔は上気して、人の悪い笑みを浮かべている。
「それええなあ。さ、脱がそか」
紅蘭が大神の服に手をかけると、みんな止めた。
「抜けがけなんてずるいでーす」
「そうだよ。皆で公平にやらなきゃ」
紅蘭は舌打ちして、しぶしぶ手をしまった。
「公平にやるってどうするん?」
「じゃんけんでいいんじゃないですか?二人ひと組に分かれて、勝ち抜きなら効率よく回せると思います」
「さくら、名案ね。それと勝負を何回かに分けて、最初はベスト、次にシャツとか、一枚ずつにしたら?」
「けってーい」
アイリスが即同意して、他の面々にも不満はないらしく、すぐ4組に分かれた。
もっとも不満がないかというよりは、早く脱がせたいという思いが強そうだが。
「では、第一回戦…」
凄まじい気合とけだもののような目をした乙女たちが、真剣勝負を繰り広げる…。
男の服を脱がす権利というなんとも不純な賞品だが、本人たちには無上の宝物だった。

「さくらはん、負けまへんで!」
「私も…ここで退くわけにはいかない!」
激闘の末、第一回戦の勝者はさくら。よし!と大きくガッツポーズ。
「お、大神さん…失礼します」
少し震えながらベストのボタンを外し、ゆっくりと脱がせる。
温もりを感じながらの作業により、さくらはもういっぱいいっぱいになっていた。
「次は私の番ね。戦場で鍛え上げた勘、見せるわ」
「いや、ボクだよ」
眼から火花が出そうな勢いでにらみ合う。
「ジャン…ケン!」
第二回戦。勝者、レニ。
「た、隊長…お召し物を、失礼いたします…」
まるっきりメイドの口調で、シャツを脱がす。意外とほっそりした腕があらわになった。
後ろのほうでは、その様子を見て辛抱たまらない乙女たちがバンバンと床を叩いている。
「次はわたしの番でーす!」
「アイリス、負けないもん」
勝負はどんどん進み、日付が変わる頃には、上半身裸の大神がいた。
712今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/04/20(日) 17:46:54 ID:2s1O+Hnz
乙女たちはもはやけだものでしかない。
「なんというか、隊長って…」
「ええ…いい体、してますわね…」
筋骨隆々ではなく、引きしまった無駄のない体。ところどころにある薄い傷痕が、軍人らしさを感じさせる。
普段の凛々しさとは違って、どこか華奢な印象を与える体に見えた。
「さぁ…いよいよ下半分の服を脱がしますわよ…。次こそ、この神崎すみれの実力をお見せしますわ」
「てめーなんかに譲るか、サボテン女!」
ジャンケンで勝負しているのに、血が流れそうな気がするのはなぜだろうか。

一方そのころ。支配人室。
「何やら上では物凄い騒ぎになってますね…」
嬌声やら怒号やら振動なんかが上からここまで届いている。
防音設備の整った劇場でこれだから、大本のサロンはもうどうしようもない状況になっているはず。
「いくらなんでも、大神に薬かがせて彼女たちの前に放り出すのはやりすぎじゃねえか?今の彼女たちはけだものだぞ」
流石の米田も閉口したような口調。でも、かえでの口調も表情も揺るがない。
「あのぐらいでいいんですよ。大神くんにはいい薬になるでしょう。無意識でやってる分、性質が悪いですから。
…でも、ちょっと暴走気味ですね。止めてきます」
「いやいや、止めるなよ」
歩きだしたかえでの肩を掴んで、半ば無理やり止める。かえでは怪訝な表情を浮かべていた。
「え?」
「彼女たちは帝都の為に命張って闘ってるんだ。その彼女たちがあんな下らねえ事で大騒ぎ…。
素晴らしいと思わないか?皮肉でもなんでもなく、帝都が平和な証拠だよ。平和じゃなきゃ、あんな事はできねえ」
「…ですね」
「だろ?庇護の傘ある花畑…千紫万紅咲き乱れ、嵐来ようとも華散らず。
部下の一人も守れなかった俺なんかと違って、あいつは立派な男だぜ」
なあ、みんな?
心の中で亡き部下に問う。笑い飛ばされる声が聞こえた気がした。

再びサロン。
「さ、最後の一枚…」
大神はほぼ生まれたままの姿になっている。邪魔をするのは最後の一枚のみ。
「あと一枚…」
「あはは…は…」
全員ふぅ、と一息つき…。
目にもとまらぬスピードで大神に殺到。
「これは私が脱がしまーす!」
「何言うんとんねや!ウチが丁重に…」
「やだ!アイリスが脱がすの!」
「やるか!?」
「望むところですわ!」
とうとう始まった取っ組み合い。拳と罵声と霊力が飛び交う。
バカ騒ぎは朝まで続く…。


平和を守る乙女たち、今宵は騒いで楽しんで。
今日も帝都は平和なり。よきかな、よきかな。
713今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/04/20(日) 17:48:12 ID:2s1O+Hnz
案外長くなりましたが、今日も今日とてはこれでお終いです。お付き合い頂き、ありがとうございました。
それでは
714名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 18:14:02 ID:lloX50zF
GJ
715名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 18:17:07 ID:SvgOr1y/
もうGJです!大神さん…………この後地獄だなww
716名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 18:28:49 ID:SjuR3sZP
お疲れ様でした
また機会があったら巴里に繰り出した朴念仁大神の話とか書いてください
717名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:17:12 ID:r9J1ksyQ
恐るべし朴念仁
乙女らがケダモノに・・ガクブルガクブル
718名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 04:16:56 ID:k5ARlduF
君あるがための杏里の必殺技の水たまりには
涙以外の体液が混じってるように思えてならない
719名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 15:30:33 ID:VqxjmnmH
イイ観察眼だ。
720名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 18:32:50 ID:nbxq11mX
大神さんが便りです><
721名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 19:29:07 ID:Dp4h/3p2
大神さんが便です><
722名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 20:43:32 ID:Or1m4cg2
大神が便です><
723名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 21:17:24 ID:Ew54SaT5
大神便です><
724名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 21:25:26 ID:Dp4h/3p2
大神便器です><
725名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 22:30:47 ID:kD5KpbxV
大便器です><
726名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 01:57:14 ID:XdYxhJ1N
大神:俺の肉便器ども、出撃せよ!
727名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 11:19:12 ID:I9mp+ODZ
大器大神把握
728名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 21:34:28 ID:m+th0zIC
大器晩成大神把握
729名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 23:17:40 ID:XPtAWD8A
未だその器は開いていないというのか…
730名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 21:20:22 ID:N7kOoV+P
オチがついたか
731人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/04/29(火) 03:01:35 ID:CMWlcjtb
今、一本の柱に、大神一郎が立ったままの格好で縛り付けられていた。
大神一郎はいつもの服装であるが、股間からはその自慢の陰茎が飛び出ている。
そしてその陰茎は、いつものようにギンギンにいきり立っている。
そして大神の周囲には、ここ巴里華撃団のメンバーである、エリカ、グリシーヌ、コクリコ、ロベリア、花火、メル、シー、そして総支配人のグラン・マが輪になって取り囲んでいる。
「それじゃ、始めるよ。」
そう言ってグラン・マは手元のスイッチを押した。すると、大神が縛り付けられている柱が、大神と一緒に回転し始めた。
メンバーは全員、緊張の面持ちで大神の回転を固唾を呑んで見守っている。やがて回転の速度が徐々に落ちていく。そして・・・・・・
回転が止まった。その大神の陰茎の先にいるのは、コクリコ。
「今日の相手は、コクリコに決定だ!」
「やったあっ!」
「ええ〜っ!いいな〜コクリコ。」
思わずエリカが不満を述べる。しかし、公正なくじ引きで決定したのだから、文句を言ってはいけない。
そしてコクリコは大神の陰茎を優しく撫でながら囁いた。
「えへへ。イチロー、優しくしてね♥」

おしまい
732名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 10:58:46 ID:lGgA74Zm
>いつものようにギンギンに
じゃねえよwwww
733名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 11:18:47 ID:ejFBY8lK
ギンギンに立ったら上を向くが、その時は全員を相手にするのか?
734人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/04/29(火) 12:30:37 ID:+hsjh4ij
ボクが飲んで 皆ともやったのに
小さくならない イチローのちん○♪
735名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 12:46:49 ID:dnsgaGok
>>731
コレットさんがいないのに絶望した!wwwwwww
736名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 20:05:19 ID:JAyKeuIi
>>731
いいところでなぜ終わるwww
737名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 21:48:17 ID:DbV8dryi
>ギンギンに立ったら上を向くが、その時は全員を相手にするのか?
上には加山がいるんだぜ
738渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/04/29(火) 23:55:31 ID:HoHrFrBM
俺自身筆が進まなかった由里編、投下します…。いつにも増してエロ薄いです。
冒頭編は>>632です
739渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/04/29(火) 23:56:47 ID:HoHrFrBM
この声は…。
「由里くん、だろ?」
ちょっと大きめのため息が聞こえて、その後に手が外された。
「当たりです…なんでわかっちゃうのかなー。それもあっさりと。声色変えてたつもりなんですけどね」
寂しそうに笑う。今度はこっちがため息をつく番だった。こっそりと、だけど。
談笑に興じる気分じゃなかった。普段は楽しい由里くんとの会話も、今は鬱陶しいだけだ。
声を聞けば、心が小さくささくれる。ちくちくとした痛みが起きる。
いつもの軽口がやたら憎たらしく聞こえてしまいそうだった。
「…大神さん?どうかしました?」
つい考え込んでしまったらしい。由里くんは怪訝な顔をしている。
すぐに笑顔を取り繕う。喜ぶべきなのかはわからないが、こんなことは上手くなった。
「い、いや、なんでもない。ごめんね、ぼんやりしちゃって」
「…?別にいいですけど。それより、ご飯でもどうですか?さっき『煉瓦亭』に行ってみたら、予約のキャンセルがあったみたいで座れるみたいなんですよ」
「へぇ…珍しいね。人気店なのに」
言外にもう埋まっているだろ、と言ったつもりだった。
「でしょ?本当についてます。さ、行きましょう」
問答無用と言わんばかりの勢い。俺自身乗り気ではないのだが、由里くんは気づいていないようだ。
…あるいは、気づいていても、無視してるか。
どっちでもいいか…。何を言っても引っ張られている腕の力が抜ける事はなさそう。
黙ってついていくしかない。それなりの暗い雰囲気は出しているつもりだが、例によって気にしていない。

男が女に腕を引かれて食事へ。傍から見れば面白い光景かもしれないな。
恋人に見えるか、兄妹といったところかな?
…そんな事ばかり思い浮かぶ。大事なことがなんなのか、思い出せない。
そうこうしているうちに、煉瓦亭についた。
店員が気を利かせたのか、あるいは由里くんが無理を通したのか、一番奥の席がまだ空いている。
座ったらすぐに注文。もちろんオムライス。名物だし。
740渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/04/29(火) 23:57:20 ID:HoHrFrBM
昼時らしく店内は混雑していて、話し声でガヤガヤ。この一席もそれにならっていた。
「で、あの服なんですけど、うまく変身させられそうなんですよ」
「へぇ。無駄にならなくて、よかったじゃん」
「でしょう?ほんと、感謝ですよ。持つべきものは友達ですよねー」
「うんうん。まったく」
「そうそう、そういえば、この間…」
自分が喋っている感じはしない。心の半分は間違いなく違う場所にある。
だけど、実際話しかけられる言葉にはポンポンと返せる。上の空というのがぴったりだ。
オムライスが運ばれてきても、由里くんの話し声が止むことはない。
ゆっくり食事をするなんてもとから期待しちゃいないけどね。
「それで?」
「ん?」
いきなり真面目な顔になった。突然すぎて、それまでの話から繋がっているのかもわからない。
とりあえずオムライスを口に運ぶ。
「いつ、出発するんですか?」
ゆっくりと噛んで、飲み込む。
「十日後。それまでに、帝劇から俺のいた痕跡消しとかないとな。
もし新任の人が来た時、俺の影が残ってるとやり辛いだろうから」
もう一口。初めて食べたけど、なかなか美味い。
「そんな寂しい事、言わないで下さいよ」
ぽつっと、一言。珍しく俯いている。少しだけどきっとした。
「事実だろ?仕方のない事さ。軍人なんて一期一会。今日は隣にいても、明日隣にいるとは限らない」
鼓動を抑えて、ぱくぱくと食べ続ける。もう半分近くなくなっていた。あと引くね、これ。
「そうですね。みんな、命かけてるんですから。言いたいことは、言えるうちに言っとかないと」
そうだな、と返そうと顔を上げる。
目の前には、由里くん。でもさっきまでとは違う。近くにいる。近すぎるほど、近くに。
「大神さん、あたし、あなたのことが好きみたいです」
口の中にあるものの味がわからなくなった。

「…本気?」
内心穏やかなわけはないけど、なるだけ平静に。
由里くんは、黙って頷く。俺はどうすればいいのかわからない。
まだ由里くんの顔は目の前にある。
(言葉じゃなくて、行動だな)
無防備な唇に、自分のそれを重ねる。
一瞬だけ、周りがすべていなくなった。
「…え、ええ?えええええ!」
赤くなったり青くなったり白くなってみたり。そんでまた赤くなってみたり。くるくると表情が変わる。
できるだけ声を殺して、でも心から笑う。
鬱屈とした気分が消えていく。心から笑うのは、なんだか久しぶりな気がする。
741渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/04/29(火) 23:57:53 ID:HoHrFrBM
居づらい雰囲気になっていたので払いを済ませて退却。
でもどこか晴れ晴れとした気分で、帝劇に帰る。まだ日は高い。
「大神さんがいなくなると、さみしくなりますね」
サロンでお茶を飲みながら、話しの続き。
あとから思い返すと、我ながらよくあんだけ人の目があるところであんな行動できたな…。
「俺も、さみしくないって言ったら嘘になるな」
演習航海がどれほどの期間になるかはわからない。潮の香りを感じる船は好きだけど、今は切なさのほうが大きい。
「忘れないで下さいよ?大神さんって、案外忘れっぽいところがあるんですから」
「そこまで薄情じゃない…」
少しむっとした感じで言った。由里くんはくすくす笑っている。
「からかったのか?」
大きく縦に首を振る。もっと不機嫌になった。
「結構可愛いじゃないですか。子供っぽいですよ?」
「むー…」
少し考え込んで、表情を戻す。むすっとした顔をしていてもしょうがない。というかいつまでもからかわれるのはシャクだ。
…今度は、こっちがからかってやるか。
すっくと立ち上がり、由里くんを抱きあげる。きょとんとした顔が可愛い。
そのまますたすたと歩いて、俺の部屋へ。ドアに鍵をかけ、由里くんの体をベッドに降ろす。今度は顔が赤くなっている。
「俺は子供じゃない。こんな事だってやる、大人の男」
組み敷く。由里くんは震えている。怖がらせる作戦、大成功。
(さて、いつ『冗談だよー』って言ってやるかな)
顔を伏せて、声を出さずに笑う。

背中に腕が回された。
首筋に、柔らかい感触。
静かな息遣い。
「由里くん?」
なんだかおかしい。突っぱねられるわけじゃない。逆に、優しく抱きしめられた。
「大神さん…あたし、嬉しいです。大神さんと、ずっとこうしたいって思ってましたから…」
体から、汗が吹き出る。ただ黙っているしかできない。
そういう気持ちはあった。でも、どうせ突っぱねられるだろうと思っていた。
どうすればいいのか、わからない…。
(えええい!男は度胸!)
顔を離し、半ば無理やりにキス。
唇を押し付けるだけ。愛したいからじゃなくて、ただしたいから。
「む…無理やりです!もうちょっと、優しく…んん!?」
不満を漏らす唇を、自分のそれ塞ぐ。ただ、今度は優しく。相手の事を少し慮った。
くちゅくちゅと水音が響く。その音を聞けば、熱情が加速していく。
「嫌だった?」
一通り堪能した後、聞いた。我ながら卑怯な質問だと思うけど。
「い、嫌じゃないですけど…。でも、もっとこう、ロマンチックに…」
こう?と一言言って、優しく抱きしめる。由里くんの顔がこの上ないほど赤い。
優しく抱きしめ、甘く口付け、ゆっくりと服を剥ぐ。
卑怯ですよ、とかなんとか言ってる。そういう事を言う口にはお仕置き。
お仕置きも、由里くんの流儀に合わせた甘いやり方。
「ひゃぁぁ…」
露わになった乳房に手を這わせる。甘い声が響いた。
その声、もっと聞きたい。
「ん…んぁ…」
揉みしだく。得られる快感は緩やかなものだろうけど、頭の中は痺れていくだろう。
さて、次は…。
742渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/04/29(火) 23:58:27 ID:HoHrFrBM
(どうして、どうしてこうなってるんだろう…)
大神さんと、あたしが…。
こういう気持ち、なかったわけじゃない。でも、急すぎる。こういう事って、もっとゆっくり、育んでいくものじゃない?
あたし、大神さんの事が好き。誰よりも。でも、だからこそ、こんなすぐにこうなっちゃうなんて、嫌。
それを言いたい。でも、言えない。言ったら、嫌われそうな気がするから。
それに…。

体には、もう火がついてる。声が止まらない。頭が回らない。少しごつごつした手を、待ち望んでいる。
「由里くん」
「え…?」
ふと、手が止まる。乱れた呼吸が戻るくらいの時間を空けて、話しかけてきた。
なんだか、少し泣きそうな顔に見えるのは気のせいかな。
「俺、ひどいことしてるよね?君が好きなのに、急にこんなことして…。
だから、ぶん殴ってくれないか?そうすれば、きっと止まれると思うから…」
大神さんが、目を閉じた。
大神さんも、あたしと同じなんだ。急すぎるって、思ってたんだ。
「大神さん…何をしても、いいですよ?」
「え?」
「あたしも、大神さんと同じで、急すぎるって思ってました。でも、気づいたんです。
昼間に言いましたよね?軍人なんて一期一会だって。だから、今この瞬間を逃したくない。
こうやって、恋人になれる時間を、逃したくないんです」
できるだけの笑顔を作って、あたしは大神さんにキスをした。大神さんの瞳が揺れている。
うるんだ目を手荒に拭って、もう一回キス。
今度は、うまく笑えたと思う。
「ありがとう、由里くん」
大神さんも笑う。二人見つめあって、抱き合う。
いつ別れるかなんてわからない。大神さんは、大空を翔ける渡り鳥。あたしは帝劇の屋根にいる風見鶏。
それはわかっている。でも、今があればいい。今この瞬間が、あたしのすべて。

(…泣きそうだな)
俺も、由里くんも。今はいい。でも、十日立てば別れる。下手をすれば、一生の別れ。
でも、いいんだ。今は一緒にいるんだから。
「あ!あぁ…ん。。。」
愛撫を再開。手加減をやめて、激しく。
乳首をねぶり、秘所を指と舌で責める。
秘所はすでに濡れている。俺の一物は、もう我慢できない状態になっていた。
743渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/04/29(火) 23:59:10 ID:HoHrFrBM
「由里くん…引き返せないよ?」
これだけでも、伝わるはずだ。
「ちょっと怖いけど…それより、ずっとうれしいですから…。後悔なんてしません」
また泣きそうになった。
できるだけそんな素振りを見せないように、一物を秘所にあてがう。
由里くんは目を閉じて、小さく震えている。それでも、否定の声はついにあがらなかった。
(いくか…)
先端を少し進める。この時点で、キツい。
「3つ数えたらいくからね?」
こくり、と頷いたのを確認して、数を数える。
「1.2…」
3を数える前に、一気に押し進めた。
「〜〜!?」
由里くんの体が暴れる。無理に抑えようとはせずに、落ち付くまでしばらく待った。
「ひ、ひどいですよ…い、いた…」
「ごめん…でも、力が入ってるともっと痛いだろうから…」
「ひく、えぐ…。と、とりあえず、ひっく…早く終わらせて、下さいね…」
泣いている。それでも、抜いて欲しいとは言わない。
健気だった。
なるだけゆっくり、そっと動く。中はかなり狭く、頭の裏が痺れてくる。
「あぁ!…い、いたい…」
かなり大きな悲鳴。でも動きを止めない。ここで止めたら、由里くんの気持ちを無駄にするだけだから。
段々と頭に霞がかかる。動きが少しずつ、速くなる。
しばらくの間、由里くんの声が聞こえなくなり、そして…。
「…っ!」
びくびく、と震え、射精。
一気に力が抜け、倒れこむ。
最後の力を振りしぼって話しかける。
「…ありがとう、由里くん。俺…嬉しかった。本当に、嬉しかった。君と愛し合えて…」
それだけ言って、最後の意識を手放した。

十日後。
旅立ちの朝、由里は見送りに行かなかった。
「だって、見送りに涙は禁物でしょ?会ったら、絶対に泣いちゃうから…」
大神は、全てわかった上で笑っていたという。
744渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/04/29(火) 23:59:46 ID:HoHrFrBM
それでは。ありがとうございました。
745名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 00:14:25 ID:NbDoT6kX
GJ!!!!
746名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 08:10:14 ID:76cA++fC
待ってました!!
由里さんかわいいよ由里さん(*´Д`)
747名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 09:13:14 ID:AePMmBlP
グッジョ!!!!
由里好きの俺には…もう…!!
748名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 21:32:09 ID:01Pvwqkt
GJ!
749渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/05/01(木) 21:08:12 ID:WBGuz2Qx
カンナ編。>>632の続きです。
4、5、6と昨年8月以来の3連休にウキウキ気分なもんで、書いてみました。
エロパートは迷走中です。俺自身どう書けばしっくり来るのかわかりません。
750渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/05/01(木) 21:09:03 ID:WBGuz2Qx
この声…。
「カンナか?」
すぐに視界が明るくなる。振り向いたら、ばつの悪そうな顔をしたカンナ。
「当たり。へへ、あっさり当てられると恥ずかしいもんだな」
精一杯の笑顔を返す。
あまり会いたくなかった。気持ちの整理がつかなくなりそうだから。
いつも明るくて、奔放で、格好いい女性。
思い出が多すぎる。でも、もうすぐ別れになる。涙が出そうになる。
「??どうした、隊長?黙り込んじゃって」
「…いや。なんでもないよ。陽気に当てられたのか、眠気がとれなくてさ」
ちょっと大げさに背伸びをして、頬を張り飛ばす。
傍から見れば怪しいかもしれないが、カンナは不思議に思わなかったようだ。
「ま、ずいぶん暖かくなったしな。当座の敵もいねえし、ダラけても罰は当たらないだろ」
そうだな、と返して、服についたほこりをはたく。
「ところでよ、隊長。旅立ちが近づいてるのに、こんなにのんびりしてていいのか?」
もっともなことだ。とはいえ、差し迫ってやることはない。辞令は受けたし、米田支配人の計らいで仕事はほとんど与えられてない。
「本当はもっと忙しく動いていたほうがいいんだろうけどな。実際問題、暇だよ。
何せ仕事が与えられてないからな。支配人が今のうちにゆっくりしておけ、ってさ」
「ふーん…じゃあさ、ちょっと付き合ってよ。ちょっくら海まで行こうかと思っててさ」
海か…。ちょうどいい気晴らしになるかな。潮の香りは落ち着く。
「いいよ。それで、どこまで行くんだ?」
「台場まで。あの辺りは東京湾の美味い魚がたくさんあるから」
ちょっとがっくり。海辺でゆっくりするのかと思いきや、食べるのか。カンナも相変わらずだ。
「さぁさ、行くぞー」
はいはい。

台場。都心からは結構近いが、いかんせん海辺ということでいま一つ人気がない。
車とか建物とか潮風でダメになっちゃうもんな。無理ないか。
ただ、そのおかげで海岸はほぼ貸切。砂に寝転がって、ゆっくり夕焼け空を眺められる。
カンナも目を閉じて静かにしている。
「なぁ」
「んー?」
カンナはまだ眼を閉じている。身じろぎひとつしない。
「隊長がいなくなったら、帝劇はどうなるんだろう?」
波の音が聞こえる。カンナの声は、ほとんど消え入りそう。
「俺がいなかった頃に戻るんじゃないかな?」
俺も視線を空へと向ける。もう星が瞬き始めていて、昇りはじめた赤い月が見える。
「どうなんだろうな?隊長がいなくなったら、あたい達をまとめる人がいなくなっちまうよ」
さっきよりは、感情がこもった声だった。
「俺に、行くなって言いたいのか?」
カンナの方へ視線を向ける。一瞬目が合って、カンナははじかれたように視線を外した。
「本音ではね。けどさぁ、どうしようもないだろ?…そんなわがままが通らないことぐらい、あたいでもわかる」
しばらく黙りこんでいた。いつの間にやら、月が青白く光っている。
月の光に照らされたカンナはすごく美しく見えて、ぞくりとした。
751渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/05/01(木) 21:10:31 ID:WBGuz2Qx
(何を考えてるんだ、俺は)
つまらない感情を抱いた自分への戒め。海に飛び込んだ。しかし、戒めになるほど水は冷たくなく、気持ちがよかった。
「た、隊長?まだ泳ぐには早いぞ」
「そうか?気持ちいいぞ。カンナ、君も来いよ」
驚いて身を起こしたカンナの手を引っ張って、海に引きずり込む。
かなり派手な音がして、カンナと俺は倒れこむように飛びこんだ。
「あー、ほんとだ。意外と冷たくないな」
「だろ?さーて…沈めてやるぞ!」
カンナにのしかかる。流石に抵抗できなかったらしく、水に沈む。
「げほげほ…お返しだ!」
「おわ!?」
浮かんできたカンナが、今度は俺にのしかかってきた。
精一杯の抵抗をしたけど、かなうはずもなく、水没。
海水を少し飲んだ。そのまま水を口に含んで、浮上。
「ひゃっはな(やったな)!」
水鉄砲の要領で口から水を吐き出す。
お返しと言わんばかりに、今度はカンナが俺めがけて水を吐く。油断していた俺はバランスを崩して海の中へ。
「あはははは!」
「あはははは!!」
沖縄で、墓参りの時のように。こんなバカみたいな事で延々笑える。こういうのが幸せって言うんだろうな。

海から上がっても、まだ二人で笑っていた。
「あはは…あたい、こんなに笑ったの、久しぶりだよ」
「くく…俺も」
顔を見合せて、また笑う。つまらない感情なんて、もう吹き飛んでしまっていた。
「あーあ、濡れネズミになっちまったな。さっさと帰らねえと、風邪ひくぞ」
「そうだな」
海の中にいたときはそうでもなかったけど、陸に上がると冷える。
小さくくしゃみをしながら、帝劇へと急ぐ。

帝劇につくころには、もう体が冷え切っていた。
「はっくしょん!…寒いな。さっさと風呂入らないと本当に風邪ひきそうだ。俺は後でいいから、カンナ、先に入ってこいよ」
「なーに言ってんだ。あたいは隊長より何倍も頑丈な体持ってるんだ。さっさと、入って…くしょん!」
「言わんこっちゃない。カンナは女の子だろ?さっさと体温めないとダメだ」
それでもカンナは譲らず、見事な押し問答になっていた。そうこうしているうちにも、身体はますます冷えていく。
「じゃあ、一緒に入るか?」
「な、何言い出すんだよ…」
突然の爆弾発言。でも、はたと思い返した。どうせ冗談で、からかってるんだろう。
752渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/05/01(木) 21:11:15 ID:WBGuz2Qx
「そうだな。そうするか」
「おうよ」
カンナは全くあわてない。女優なだけはあって、なかなか演技上手。
でも、脱衣所でためらいなく服を脱ぎだした時、初めて本気だったと気づいた。
「ん?どうしたんだ?隊長。服着たままで風呂入るつもりかあ?」
無邪気な表情で、魅力的な身体を惜しげもなく晒している…俺だって、男だぞ。
でも少しは恥ずかしいらしく、顔が紅潮している。
(えええい、ままよ!)
俺も勢いのままで服を脱ぐ。
できるだけ上を向いて、風呂の中へ。無駄な広さがある浴場の端のほうへ入る。
なるだけ、カンナのほうを見ないようにしないと…。でも、そんな気を知ってか知らずか、カンナは俺のほうに進んでくる。
(くそっ!)
もうこうなればヤケだ。
「カンナ」
思いっきり、ドスを効かせた声を出す。もっともカンナは驚きもしない。
「俺は男で、君は女だ。それで、こういう状況で我慢できるほど、俺は甘くないぞ…」
抵抗できないように腕を掴み、ぎろりと睨む。初めてカンナの目に怯えが見えた。
せっかくだから言っておこうか。それに、どうせどこかで突き飛ばされて終わるはずだ。
「こんな…こんな魅力的な身体を晒しといて、無防備すぎる。
俺とじゃれてくれてうれしかった。楽しかった。ずっと一緒にいたいと思った。
好きな人のこんな姿見せられて、我慢できるはずもないだろ!」
一息で言いきった。ぜぇぜぇと荒い息をつく。結局、突き飛ばされることもなかった。
…待てよ、俺は今、なんだかとんでもないことを言った気がする。
ふと見れば、カンナの目に涙が浮かんでいた。一瞬の逡巡。
掴んでいた腕が振りほどかれる。殴られる。平手か、拳かはわからない。とっさに目を閉じた。
「隊長…あたい、嬉しいよ」
体に、水とは違う温かさ。思いがけないほど、優しい声音。
恐る恐る目を開ければ、ざっくばらんに切られた髪。カンナの顔が俺の胸に押し付けらている。
「カンナ?」
「あたいは不器用だから…こんなやり方じゃないと伝えられなかった。
あたい、隊長の事が好きだよ。初めて恋したんだ。実ったんだ。嬉しいよ…」
顔を伏せたカンナの表情は見えない。でも、泣きそうになっているのはわかった。
「とりあえず、上がろうか…。いい加減、のぼせそうだ」
この状況から逃げ出したかった。こんなことは初めてで、どう言葉をかければいいのかわからない。
気のきいたセリフの一つも言えない自分が、なんとももどかしかった。
「うん…」
軽口を叩く余裕もなく、黙って服を着て、脱衣所を出る。
ただ、しっかりと手を握る。握り返される。言葉なんてなくても、それで十分だった。
753渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/05/01(木) 21:12:08 ID:WBGuz2Qx
隊長室に入る。手を握ったまま、ベッドに倒れこんだ。カンナも抵抗しない。
それがどういう意味を持っているのか、わからないはずはない。
押し倒す。組み敷く。やはり抵抗しない。
「…嫌じゃないのか?初めてなんだろ?」
「隊長で嫌なら、誰に捧げればいいんだよ」
恥ずかしそうに言う。本当にうれしかった。
服に手をかけ、一気に脱がす。わずかな身じろぎ。俺もさっさと服を脱ぐ。
「ちょっと、恥ずかしいな…」
「ん?さっきまで一緒に風呂入ってたじゃないか」
「そ、そういうのとこれは、違うぞ…」
くすくす笑う。大胆な行動と性格に反して、可愛らしい。
俺の笑顔に不満なのか、今度はふてくされたようににらむ。そういうのがまた、可愛かった。
気を取り直して、乳房に手を伸ばす。体が少しこわばった。
「緊張しなくてもいいぞ。そこまで怖いもんでもない」
「で、でもよお…んっ」
帝劇でも一番の大きさを誇る胸。そのくせ、敏感なようだ。
ちょっと触っただけでも、小さく声が出る。
「く…ふぁ…」
乳輪をなぞる。決して乳首には触れない。加速をつけてやろうかと思った。
「ぁぁ、ん」
できるだけ声を殺している。意地悪をしたくなり、秘所に手を伸ばす。
「あっ、そ、こは…」
まだ濡れていない。ここで指を入れるのは酷。陰唇を、優しくなぞる。
そして、指はコリっとしたものを探し当てる。意地の悪い笑みを浮かべ、それをつまむ。
「ひゃ!あ、あひっ…んーーー!やだよ、恥ずかしいよぉ!」
大声。隣に人がいたら聞こえてしまいそうだ。シーツを掴み、必死にこらえている。
「声、もっと聞きたいな」
指を激しくする。胸にも容赦しない。舌と指で遠慮なく。
「あ゛あぁ!ダメ!ダメだって!なんか、なんか来るよぉ!」
生まれて初めての絶頂。カンナの体が強張り、一瞬の後にその力が抜けた。
「も、もうちょっと、加減してくれ…」
「何を言ってるんだ?これからが本番だろ?」
人の悪い笑みを浮かべた。そして、自分のモノをカンナにあてがう。
754渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/05/01(木) 21:13:04 ID:WBGuz2Qx
(イったばかりだと、敏感になってていつもより凄くなるらしいぞ、大神)
そんなことを聞いた事がある。悪友に感謝。
「…いくぞ」
焦点の定まらない目をしているけど、しっかりと頷く。
「ん…あぁ…」
ゆっくりと押し進める。意外なほど、痛くなさそうだ。
「痛くない?」
「ん…全然。大した事ないな。なんだか変な感じはするけど、もっと痛いもんだと思ってた」
そういえば…幼い頃から激しい運動をしてると処女膜の隙間が広がって痛くなくなるらしいな。
なんにせよ好都合だ。思いっきり責められる。
「…!!あっ、あぁっ!お、お腹の中が削られちまう…かはっ」
浅黒い肌がますます紅潮してくる。油汗を浮かべている姿はなんとも魅惑的。
「痛みには強いのに、気持ちいいのには弱いんだな」
「そ、それは…んん!た、隊長だからだよ!だ、だめだって!んぁ…そんなに、激しく、しないで!」
こっちはまだ余裕がある。でもカンナは本当にいっぱいいっぱいみたいだ。
わかっていても、腰を止めることはない。パン、パンと肉を打つ音をさせて、リズミカルに打ちつける。
「あああ!ま、またクる!キワまっちゃうー!」
二度目の絶頂。今度はさっきよりもずっと大きい。イったのを確認したけど、腰を止めたりしない。


「こ、こわれちまう!んん!また、またイク!」
カンナが三度目に達する頃には、もう俺も我慢できなくなっていた。
「か、んな…俺、もう出そう…」
「い、いいよ…中に、中にくれ!」
それは、まずくないか…?最後の理性が、そう言う。しかし、カンナは自分の足をからめてきた。
(…本気、か)
もう、我慢しようとは思わない。
「くっ!」
「あ゛あ゛っ、死んじゃう!死んじゃうよお!」
最後…その瞬間、カンナも一緒にイった。一物を子宮に押し付けて、射精。
最後の一滴まで絞り取ろうかというような中の蠢き。カンナと同じように、俺もばったりと倒れこんで意識を手放した。


花散らしの雨が降る朝。
見送りの人々の中、笑顔で手を振る人。
雨が降っていなければ気づいただろうか。
笑顔を浮かべた彼女の目から、涙が零れていたことを。
755渡り鳥と風見鶏 ◆6TjG7fAi0k :2008/05/01(木) 21:13:36 ID:WBGuz2Qx
ありがとうございました。…次は誰を書こうか
756名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 22:27:43 ID:/trlJjUB
>>755
お疲れ様です!
次もあるんですか、楽しみに待ってます!
757名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 04:00:54 ID:CwkBcVa9
最高だ…
GJという言葉を贈りたい!!
758名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 10:56:49 ID:OWrdbBDQ
G J
759名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 21:13:42 ID:UsXY7XV0
良かったよ!
760名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 23:34:30 ID:DDCouDOU
素晴しすぎる、いつも有難う!
761名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 17:22:37 ID:JTXgC5m1
>>755
グリシーヌお願いします
762 ◆6TjG7fAi0k :2008/05/04(日) 21:30:33 ID:RPtPRCqz
>>761
暇見て書いてみます。いい気分転換になりそうだし…。
いつになるかはわかりませんので、期待しないで下さいね
763今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/06(火) 09:21:44 ID:Q43cxHWK
折角だから巴里出張の朴念仁、大神を書いてみました。俺はこういうゆるい小噺が好きなんだろうか…。
前回と同じく、全員分書こうかと思ってます。
764今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/06(火) 09:22:23 ID:Q43cxHWK
大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
「お、おいエリカくん!、そんな走ったら…」
「へ?」
がっしゃーん!
…うん、すごくいつもどおりだ。常々思うけど、走らなきゃいいのに。
しっかし、丈夫な体してるなぁ。
「うー…いたたたた…」
ん?なんだか、いつもよりオーバーなリアクションだな。へたりこんでるし。
珍しく本気でぶつかったのかな?
「?おーい、大丈夫か?」
「あ、当たり所が悪かったみたいです…」
涙目。いつもよりよっぽど痛そう。俺のアパートは近くにあるし、介抱するか…。
「大丈夫?俺のアパートが近くにあるから、休んでいけよ」
「あ、ありがとうございます…お、っとと…」
立とうとしているけど、かなりふらふら。脳震盪でも起こしてるみたいだな。
それじゃ、しょうがないか。
「え、ちょ、大神さん?」
「歩けないんじゃ、しょうがないだろ?」
抱き上げる。いわゆるお姫様抱っこ。この格好で巴里の街を歩くのはちょっと恥ずかしいけど、仕方がない。
エリカくんもやっぱり恥ずかしいらしく、顔を伏せる。結果として首に抱きついてきてるわけだけど。
「お、重くないですか?」
「俺からすれば、君なんて担いでるかどうかわからないぐらいだよ」
「じゃ、わからせてあげますよ」
首に回った手に力がこもる。ちょっと苦しい。…なるほど、そこまで辛くなないけど、この息苦しさがあればよくわかるな。
結局部屋に着くまで腕の力が緩むことはなく、ベッドに降ろした時にようやく開放された。
「それじゃ、落ちつくまでゆっくりしてなよ。俺は氷のう持ってくるから」
「はーい…」
んーっと、氷は…お、あったあった。カフェから貰っておいてよかった。
後はこれを袋に詰めて、と…。
「エリカくん、氷のう持ってきたよ」
「あ、ありがとうございます…」
ん?なんだか、エリカくんの顔が赤いな…。
「エリカくん、顔が赤いよ。熱でもあるのか?」
「…!!」
俺のおでことエリカくんのおでこをくっつける。
「気にするほどじゃないな」
「そ…そんな子供みたいな計り方しないで下さい!」
赤い顔をもっと赤くして反論。そりゃ怒るか…子供扱いしたんだもんな。
「ごめん。もっと気を使えばよかったよ…」
謝ったら今度はエリカくんがしゅんとしてしまった。優しい子だからな。
「べ、べつにいいですよ。気にしてませんから…。そ、それより…痛み引いたんで、あたしはこの辺で失礼します」
気まずくなったのか、そそくさと帰り支度。変な空気になっちゃたもんな。
「そりゃよかった。気をつけて帰れよ。本当に」
「今日みたいに介抱してくれるんなら、ちょっとぐらい痛くてもいいかな…」
ん?何か言ったのかな?聞こえなかったけど。
「…?何か言った?」
「い、いいえ!それじゃ、失礼しまーす!」
逃げるように走る…嫌な予感。
「あ、だから走るなって!」
がっしゃーん!
…俺はいったいどうすればいいんだろう?

大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している
765名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 15:42:26 ID:TQJwW65c
GJ!!
766名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 02:29:57 ID:IY2R9b+Y
GJ!
巴里偏キターヽ(´▽`)/
メルシーたんも出してくださいね。
767今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/07(水) 17:31:53 ID:b2SBJTq5
投下します。グリシーヌこと、デレシーヌです。
元々はもっと長く、乙女の祈りってタイトルで単品投下しようかと思ってましたけど、ちょっと厳しかったのでやめました。
768今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/07(水) 17:32:19 ID:b2SBJTq5
大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
「…グリシーヌ?」
見なれた金髪。一人で歩いていた。俺には気づきもせずに。
ちょっと気になったので、後をつける。声をかけようかとも思ったが、どこか暗い雰囲気を持っていたので、やめた。
(…教会?エリカくんに用かな?)
だが、エリカくんの部屋には向かわず、そのまま中へ。神父様と一言二言交わし、静かに跪いた。
教会の中には、誰もいない。神父様もいなくなり、俺とグリシーヌだけだ。

祈る声が聞こえる。小さな声だけど、静かな中では耳に届いた。
「懐かしき友の御魂が、安寧にあなたのもとへと行けますように。
悲しい思い出に囚われ、塗炭の苦しみを味わう友に、心よりの笑顔が戻りますように。
この街に生きる全ての人たちが、笑い、悲しみ、愛しあい、人らしく生きられますように。
…明日の私は、今日の私より素直でありますように」
声をかけたい。だが、喉に何かが張りついたようになっている。舌が動かない。息をするので精いっぱいだ。
「貴公、来ていたのか?」
俺に話しかけられた言葉によって、金縛りは解けた。
「あ、ああ」
つかつかと歩みよってきた。なぜか怒っている。
「…見たな?」
「お祈りの事か?」
「まったく、盗み見るとはいい趣味をしている。…成敗される覚悟はあるんだろうな?」
一瞬でハルバードが出てくる。いつも思うけど、どっから出してるんだか…。
というか、盗み見るって…。
「鍵もかかってないし、人払いもしていないところで祈ってるくせに何言ってるんだよ。盗み見るとは違うだろ」
「ふむ…それもそうだな」
ハルバードが消える…。いろいろ聞きたいこともあるけど、とりあえずは黙っとこう。
何にせよ、誤解が解けてよかった。
「で、私に何か用でもあるのか?」
「いや、たまたま姿を見かけたから覗いて見ただけだ。これと言って用はないよ」
「…貴公もよっぽど暇なのだな」
相当うんざりしてるような表情…。仕方ないか。邪魔したのは本当だし、早めに退散するか。
「わかった、わかった。邪魔しないで、とっとと帰るよ。またな」
「あ…」
踵を返す。後ろから、少し残念そうな声が聞こえた気がした。どうせ気のせいだろうけどな。

大神がいなくなり、聖堂は再び一人になった。グリシーヌは祈る。
「明日の私は、今日の私より素直でありますように…。
家柄とか、誇りとか、そういうものに囚われず…素直になれますように」

大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している
769名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 21:51:14 ID:Esx/Zipj
いやー、良い、良いなぁー。gjです。
770名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 23:33:57 ID:xiQW61aZ
>>768
本当に毎回GJです。

いや〜、グリはいいよなぁ〜。ロベもいいけど。
771今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/08(木) 06:58:02 ID:iOdaDcRe
大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
「くぅ…」
「ロべリア…いい加減、やめたらどうだ?」
なんだってこんな事になってるんだか。
ロベリアにポーカーでの勝負を挑まれた。ロベリアは俺をカモる気だったようだけど、フタを開けてみれば俺の大勝。
テーブルの上にあるチップは誰がどう見ても俺の勝ちだ。俺にはざっと200000フランはある。
一方ロベリアのほうにあるのは、100フランのチップが2枚。
で、今のゲーム。ロベリアはキングのペア。俺はエースのペア。
これでロベリアの残金は100フラン。
「おい、隊長!強すぎるぞ!もっと手加減しろ!」
「わけのわからん怒りかたをするな…そっちが振った勝負のくせに」
「くぅぅ…」
珍しくロベリアが黙り込んだ。普段が強情なだけに、こうなると本当にかわいそうだ…。
「元気出せよ…。そうだな、ロベリア、これを最後の勝負にしよう。俺は君から巻き上げた150000フランを賭ける。
君はその100フランを賭けるといい。負ければ全額返すよ。」
正直言ってここまでアンフェアな勝負もない。でも、すでに東の空が白んできている。とっとと勝負を切り上げたかった。
「ふっざけんな!情けをかけるなよ。アタシが惨めな女に見えるだろうが!」
「でもさぁ…もう賭けるもんがないだろ?」
「…いや、あるな。アタシは、アタシを賭けよう。隊長が勝てば、今日一日アタシを好きにしていい。どうだ?」
ロベリアを好きに、ねぇ…。まぁなんでもいいか。負けるつもりだし。
「いいよ。それじゃ、カードを切ってくれ」
ロベリアの腕なら、イカサマぐらいやり放題だろう…。
カードが配られてきた。5枚。これは…思わず、顔をしかめたくなるな。

(ずいぶん辛そうな顔してるぞ。この手なら、負けることはないな。バカで助かった)
(ロべリアは自信ありそうだな…じゃ、降りなくていいか)
カードをオープン。ロベリアは…エースのスリーカードとジャックのペア。フルハウスぅ!?
「アタシはフルハウス。隊長は?」
「すまん…ストレートフラッシュだ」
ハートの2から6まで。奇麗なストレートフラッシュ。
ロベリアは茫然自失。俺は葬式の気分。なんで勝ったのにこんなに凹まねばならんのだ。
賞金はともかく、賞品のロベリアをどうするか。…そうか、ロベリアは女性だったな。そうなれば、使い道は一つじゃないか。
「い、イカサマだろ!」
もっともなつっこみではある。でもなぁ…。
「ロべリアのカードを使って、今回は君が切ったんだろ…。
俺がどうやってイカサマできるんだよ。何にせよ俺の勝ち。俺の部屋に来い」
俺の部屋に来いと言った瞬間、ロベリアの顔に朱がさした。案外可愛いもんだ。
「え、ええ!そ、そんないきなり!も、もう朝だぞ!」
「明るいからこそ、燃えるってもんだろ?さ、来い」
「い、意外と変態だな、隊長…」
変態で悪かったな。
772今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/08(木) 06:58:41 ID:iOdaDcRe
俺の部屋につくと、閉めっぱなしの窓とカーテンを開ける。
ロベリアはもう真っ赤っか。そりゃそうか。こんなこと、経験なさそうだし。
「あ、アタシは何をすればいいんだ…?」
うつむいて、小さな声でつぶやく。…普段とは大違い。
「言わなきゃわからない?」
この状況見れば、わかりそうなもんだがな。
「わ、わかるわけないだろ」
「待ってろ。必要な道具持ってくるから」
「この変態がぁ…」
何か言ってるけど、とりあえず無視。
部屋の奥に行き、必要な道具…つまり、ほうきを持ってくる。
ロベリアはなんだかよくわからないって顔だ。
「…アタシは、何を?」
「男の一人暮らしなもんで、埃が溜まっちゃっててさ。掃除してよ。あと炊事と洗濯ね。
こういう奉仕の精神が健全な心を産むもんだ」
ロベリアはなぜか震えている。
「き…」
…ん?ロベリアの手に炎が。
「き?」
「期待させんな!この…朴念仁が!!!」
炎を纏った拳が、的確に俺の顎めがけて放たれる。
俺の記憶はそこまでしかない。

大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している
773名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 09:09:40 ID:Xb1Uv09e
グリだけではなくロベもだと…
恐ろしい子っ…!!
超GJ以外の言葉が浮かばない!!
774名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 10:32:01 ID:Mizu0O1E
順番的に次はコクリコンかと思ったけど。  
GJ!改めてロベリアのエロいSSも期待したいとこだね。
775名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 10:59:00 ID:bWFptEW8
カクリコンみたいに言うなよww

でもGJ!
776思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/08(木) 23:43:14 ID:iOdaDcRe
>>761で宣言したので書いてみました。これで一区切りではあるんですが、どうやってエロに持っていこうかなぁ…。
グリシーヌの口調があっているかどうかは謎です。慣れない…。
777思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/08(木) 23:45:23 ID:iOdaDcRe
シャノワール。普段から騒がしい場所ではある。でも今日は、違った騒がしさ。
「だから、言ってるだろ!平民も貴族もない!ここでは上司と部下だ。場所をわきまえろ!」
大神が珍しく荒れている。荒れさせた原因は…。
「貴公は身分をわきまえろ!東洋の平民のくせに、この私に対等な口を聞こうなど百年早い!」
「なんだと!」
荒れ狂っている二人をしり目に、他の隊員達は対岸の火事を眺めていた。
「イチローがこんなに荒れるなんて、珍しいね」
「ま、人間だからな。それにしても、こんな見世物滅多に見れないぞ。じっくり鑑賞しとけ」
相変わらずトラブル大好きなロベリア。めちゃくちゃ楽しそうだ。
「ロべリア…」
真面目な苦労人、コクリコ。いつか胃を痛めるだろう。
「止めなくていいの?」
「あれの中に飛び込む度胸があるのか?」
ロベリアの一言にがっくりと肩を落とす。不可能だと実感したらしい。
「それにしても、イチローはグリシーヌのこと、嫌いなのかな?」
まだ二人は言い合っている。押し問答になっていて、騒がしさも増している。
「違うと思うぞ。本当に嫌いなら、かかわりたくもないって無視するだろ。
多分、二人とも相手を心底気に入ってるんだろう。だからこそ、自分の思い通りにならないといらつくのさ」
「うーん…なんだかわかるような気がする。でもよくわかんない」
思慮にふけっている。そうこうしてるうちに、二人のボルテージは針を振り切ろうかとしていた。
だが、その騒がしさに気づいたのか、グラン・マが来た。
「2人とも、騒がしすぎる。つまんないケンカしてるんじゃないよ。二人とも外で頭冷やしてきな!」
問答無用で叩きだす。叩き出された二人はおとなしく自分の家に帰っていった。

「はぁ…私はダメだな。なんで心とは別の言葉が出てくるんだ?」
気晴らしに街を散策。
どうやって謝ろうかと考えていると、花屋の前についた。
「花…か。そうだな、これでいこう」
店員に声をかける。

「ダメだなぁ。俺って。こんなつまんないことで、荒れちゃって…。精進が足りないな」
どうやって謝ろうかな…。直接言うのが一番かな。
とんとん。
「…ん?どなたでしょうか?」
まさかとは思うが、グリシーヌが謝りにきたのかな…。淡い希望だな。そんな素直じゃないってわかってるのに。
ドアを開けると、そこには花を持った人。どこかで見たような気がするけど、身なりからしてグリシーヌの使いではなさそう。
「えーっと、何か御用ですか?」
「大神様ですよね?花屋です。花をお届けにきました」
778思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/08(木) 23:46:15 ID:iOdaDcRe
花屋?花なんて注文してないけど…。
怪訝に思っていたけど、花屋はサクサク話を進めていく。
「ブルーアイ様からのご依頼です。あと、これはメッセージカードになります。毎度ありがとうございました」
ブルーアイ…グリシーヌか。お詫びのつもりなのかな…。
渡されたのは鉢植え。この花は確か…セントポーリアだっけか。なぜかはわからないけど、ハシバミの枝が添えられている。
一緒に送られてきたメッセージカードには一言。
『この花に謝罪を言わせる』
…ますますわけがわからん。花に謝罪させるってどういうことだ…?
うーん…花屋に行ってみるか。プロに聞けば、何かわかるかもな。

花屋で、事情を説明。一緒に持っていった鉢植えを見て、得心なったような様子だ。
「あなた、このブルーアイさんと喧嘩しましたね?」
「へ?何でわかるんですか?」
「答えは、花言葉ですよ」
花言葉?…花に謝罪させるって、そういう意味か。
店員さんに意味を聞いたけど、自分で調べたほうがいいと言われた。
それもそうだな、と思って図書館へ。まさか花言葉を調べるとは思わなかった。
「えーっと…ハシバミは、『仲直り』か…。素直に言えばいいのに、あいつらしいな」
そして、セントポーリアは、と。
ページを繰り、その項目にたどりついた。
「………『小さな愛』か」
ほんとに、素直じゃないな。
くすくす笑う。もうグリシーヌへのイライラはない。
それじゃ、こっちも花言葉で返そうか。
再び花屋へ行き、花を注文。配達してもらおうかとも思ったけど、やめた。
せっかくだから、グリシーヌの赤くなった顔を見たいからな。
ブルーメール邸に向かう足取りは軽く、グリシーヌの部屋の扉をノックする時も笑いをかみ殺していた。
「…貴公、何を笑っているのだ?」
むすっとした表情。後ろ手に隠した花は、まだ出さない。
「案外可愛いところがあったと思ってさ。はい、これ。俺からも花のプレゼントだ」
渡した花はブーゲンビリアとカトレア。
予想通りというか、グリシーヌの顔は火がついたように赤くなっていた。
その様子を見て、こらえきれずに声を上げて笑った。
「き、貴公…この花の意味は…」
「文字通りってことで。後は言わなくてもわかるよな?」
ブーゲンビリアとカトレア。意味は…『あなたは魅力に満ちている』『純粋な愛』
それを異性に捧げる。つまり…。
「貴公…後悔するぞ」
…いきなり何を言い出すんだ。
「私のような女を惚れさせると、苦労するぞ」
そういうことか。今さら、その程度の事を言うのか。
「確かに苦労しそうだな。でもさ、その苦労をしたいんだよ。
俺は自分の気持ちに嘘をつくつもりはない。俺と一緒にいてくれないか?」
今度は、泣きそうになっている。青い瞳に涙を溜めて、見上げてくる。
「バカな男だな、貴公は」
溜まった涙を雑に拭って、今度はきれいに笑った。
「そんなバカに惚れた私は、大馬鹿なんだろうな」
779思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/08(木) 23:47:13 ID:iOdaDcRe
ありがとうございました。口調に間違いがないようなら、もっとふくらませた話を書こうと思っています…。
780名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 02:49:03 ID:HHrexYxB
GJ!
続きあるのかな?
あるなら期待してますよ。
781今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/10(土) 20:15:43 ID:EkDjMR66
「あー、疲れた…ゆっくりしよう…」
ロベリアがいつになく疲れていた。詳しくは前回参照。
一気にきた疲れを取るために、シャワーを浴びて部屋に帰って寝ようとしている。
更衣室に入ると、奥から水音。誰か入っている。
「この服は…コクリコか。女同士なら、気にすることもないな」
手早く服を脱いで、シャワー室への扉を開けようとすると…。
「あっ!イチロー、ダメだって…。そんなとこ、舐めちゃ…」
(んん!!)
思わず飛びずさる。シャワー室で聞けるような声じゃない。
(あ、あのバカ…コクリコに手を出すとは…)
「だ、から、ダメだって。くすぐったいよぉ…」
幼い嬌声。相手の表情が見えるようだ。
(………殺す)
シャワーを浴びる気はなくなり、服を着て自分の部屋に戻る。
「アタシよりもあんなガキのほうがいいのか…?」
手にある小さな炎。激情にかられるうちに、どんどん大きくなっていく。
「アタシ、初めて人を殺しちゃいそうだ」
小さなナイフを研ぐ。爆薬と毒を用意する。どんな風に殺ろうかな。
「さて、行こうかね」


その頃の大神。ロベリアの事など知らずに、コクリコと雑談中。
「………!!!」
「どうしたの?イチロー」
「なんだか、今、かつて感じた事のない悪寒が走った」
なんだか、とんでもないものが来そうな気がする。怪人か…世界の破滅か?
「風邪?ゆっくり休んだほうがいいよ?」
そうだな、と言って席を立つ。
アパートに帰るか、とドアを開けたそこには、般若の顔をしたロベリア…。
「隊長…さっき、シャワー室で何してた?」
いきなり何を言い出すんだか。…考えてみても、思い当たるものはない。
さっきからずっとシャノワールの中をうろうろしてたけど、シャワー室には行ってない。
「シャワーなんて浴びてないぞ?」
「しらばっくれんな!」
とんでもないほどのドス。威圧的なことこの上ない。
「し、知らないもんは知らないよ…」
「ほほー。つまり、コクリコとシャワー室で淫行に及んでいた事も、知らんと言うのか?」
…なんだそれ?コクリコ?シャワー室ぅ?淫行?
「…話が見えないぞ」
「まぁいい。何はともあれ、ネタはあがっている。祈れ、隊長。今見てる景色が最後の景色だぞ」
…本気かな?確かに殺気が凄いし炎も狙いを定めているけど…。
「コクリコ?今の話、どう思う?俺と一緒にシャワー室にいたって言ってるけど」
俺は無実だし、何かの勘違いだろう…。頼んだぞ、コクリコ。あれを止めてくれ。
「確かにイチローと一緒にシャワー浴びてたけど…」
「よし、殺そう」
爆弾発言に固まっているうちに、ロベリアの殺気は半端なもんじゃなくなっている。間違いなく本気だ。
782今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/10(土) 20:17:11 ID:EkDjMR66
そして、殺気は解放された。
「待て待てまてまてぇぇぇ!」
「あの世で悔いろ!」
「おわあああああ!」
炎が的確に俺の顔面を狙ってくる。髪の毛がちょっと焦げた。
炎は次々に飛んでくる。本気で命の危機だ。
「こ、コクリコ!早く冗談だと言ってくれ!このままだと本当に消し炭かお婿にいけない体になってしまう!」
炎が脇腹をかすめていく。シャレにならないほどの熱量で、避けるのが一歩遅れればそこは多分こんがりウェルダンになる。
「うーん…大丈夫だよ、イチロー。ボクのせいでなったんだから、どうなっても責任取ってお婿に迎えてあげるからさ」
そんなロベリアに圧縮蒸気をトン単位で送るようなことを言うな!
しかも楽しそうに笑うな…そんなに俺の不幸が楽しいのか。
「この、朴念仁の女たらしが!死ね!」
こ…これはまずい。両手に巨大な炎が。X軸、Y軸同時に放たれれば完璧に避けるのは無理だ。
「おい、コクリコ!なんとかしてくれ!」
俺のせいじゃないというか、コクリコのせいだ。絶対!
「あ、イチロー。おかえり〜」
…へ?
おかえりって、俺はずっとここにいるじゃないか。ロベリアと顔を見合せて、コクリコのほうへ顔を向ける。
するとそこには、猫。のんきな顔をして、のそのそ歩いていた。
……………。
「コクリコ…その猫の名前は?」
「イチローだよ」
「…一緒にシャワーを浴びていたのは?」
「この子だよ」
がっくりと肩を落とす。俺は猫のせいで殺されかけたのか…。
ロベリアはロベリアでぱっと見てわかるぐらいの落胆ぶり。
「…ロベリア。今日はゆっくり休め」
「ああ…」
2人ともしぼんだ風船のようだった。

「イチロー」
「なんだ…?」
今日はもうコクリコの顔は見たくない…。
「本当に、ごめんね。だからボク、責任とってお嫁さんになってあげる!」
「はぁ!?」

大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している
783今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/10(土) 20:18:34 ID:EkDjMR66
この話のフラグを立てるために先にロベリア編投下しましたけど…ロベリア出張らせすぎました('A`)
784名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 22:23:30 ID:93y/pluS
>>783
GJ!

>このままだと本当に消し炭かお婿にいけない体になってしまう!

には笑ったわ。もうちょっと言い方なかったかと。
でも、たしかにロベが目立ってるな。うん……まぁ、ロベ好きだから問題無し!
785名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 22:56:06 ID:T00yJYAj
消し炭とお婿に行けない体www
786名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 01:47:57 ID:yLmfu0ss
GJ!
そして次こそコクリコンだな?w
787名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 14:18:37 ID:AxZywsMQ
GJ!!!!!!!

とりあえず大神分補給して次を待とうぜ
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm673109
788名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 14:57:41 ID:gkBZ9Bac
ニコ厨氏ね
789名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 17:36:42 ID:P7bZet3z
保管庫更新しないのかな?
790今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/13(火) 18:18:00 ID:DVPjCu4P
大神一郎。今日は一風変わった格好。
花火に料理を作っているので、板前の姿。
で、何故花火に料理を作ることになったかというと…。
「大神さん、私に日本の料理を教えてください…。簡単なものでも結構ですから…」
クォーターとはいえフランス人で、フランスを出た事がない花火にとって、日本とは故郷なのに異邦でもあった。
そこで、日本人である大神に白羽の矢が立ち、あれやこれやと教えてもらっているというわけだ。
その勉強の一環として料理。板さんの格好は花火の自前。
でも…まるで大神にあつらえたようにぴったりの板前服を持っているのかはわからない。
(うーん…花火くんはフランス育ち、生魚に縁はなさそうだな。
というか、そもそも巴里は内陸で刺身に使える鮮度の魚が手に入らないか…)
市場で仕入れた限りある日本料理用食材。もろもろの魚、野菜。肉はあえて使わない。
刺身と寿司でも作ろうかと思ったけど、鮮度の関係上パス。魚は火を通すしかない。
「大神さん、何をお作りになられるのですか?」
花火くんは作っているところも見たい、というので厨房に同席。レシピをあげて、後は食べるだけじゃ教えるって事じゃないし。
うーむ…火を通して、日本料理になじみの薄い人でも食べられて、なおかつ美味いもの、か。
「…天ぷらでも作ろうかな。あれなら食べやすいと思う」
「日本のフライですね。期待してますよ」
決定。突っぱねられたらどうしようかと思った。
すでに揚げる素材はあるから…。あとは小麦粉、卵、水、ごま油…。さすがにブルーメール家。あるな。
「じゃ、作るよ。まず油は、ごま油を使う。とはいえ、何を使ってもある程度は美味しいけどね。あくまで目安って事で。
揚げる時の温度は170度くらいかな。低すぎても高すぎてもダメ。あと衣を作るときは、必ず冷水を使う。そうしないともったりした衣になる。
それから絶対に混ぜすぎないこと。ダマがなくなるまで混ぜると食感が悪くなってしまうからね」
小麦粉、冷水、卵をちゃっちゃと混ぜる。適当に混ぜるぐらいがちょうどいい。
花火くんはそんなに適当でいいのか、という顔。いいんです、これで。
「衣はつけるんじゃなくて、くぐらせるってぐらいでね。厚くするとこれまた歯切れが悪くなる」
「…奥が深いんですね」
「手順が簡単なぶん、かえってごまかしが効かないもんなんだよ」
そういうものなんですか、と納得したようだ。大体そんなもんです。
「それにしても、大神さんは料理がお上手なんですね」
「ん…ああ。マリアって知ってるだろ?以前こっちに来た。
帝劇で俺の副長格だったひとなんだけど、彼女に付き合わされて料理を作ったことがあってさ。
それ以来、なんだか楽しくなっちゃって。いつの間にかうまくなってたよ」
「そう…なんですか…」
ん…急にしおらしくなったな。さっきまで楽しそうだったのに。
気にしてもしょうがないか。そろそろ美味しく揚がる頃だし。
791今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/13(火) 18:18:33 ID:DVPjCu4P
揚げたのはさまざまな魚と野菜。それぞれ食べやすい大きさにしてあるから、あとは盛り付けるだけだ。
盛り付けには大皿を使う。ほんとは一人前ずつ盛りつけたほうがいいんだろうけど、なかなか丁度いい皿がなかった。
天つゆと迷ったけど、味付けは抹茶塩。これが美味い。抹茶塩を小皿に載せ、完成。
「はい、完成。…うーん、なかなかの出来かな。天ぷらはね。
でももうちょっときれいな皿があるとよかったな。日本料理は目でも楽しむものだし」
「これは奇麗ですね。フランス料理とはまた別の感じがして、いいですね。
ちょっともったいない気もしますけど、いただきます」
箸を伸ばして、まずは野菜から。…自分が作ったものを食べてもらうっていうのも緊張するものだ。
ちょっと大きめの声があがる。
「美味しい」
あぁ…よかった。あんだけうんちく言っておいて不味かったらそれこそ最悪だ。
穴があったら入りたい気分というより、穴を掘って埋まりたい気分になるだろう。
「どんどん食べてくれ。冷めちゃったらまずくなっちゃうから」
「はい」
俺も食べる。…うん、よかった。まともだ。衣はサクサクしてるし、火の通りも悪くない。
食事の話題は、日本のこと。まだ見ぬ故郷。
「できれば、一年はいてほしいな。四季の移り変わりを肌で感じるのが好きなんだ」
春の夜桜。夏の明星。秋の紅葉。冬の初雪。その美しさといったら、無上のもの。身振り手振りを加えて、派手に説明する。
花火くんも終始ニコニコ。
「なんだか、話を聞いただけで楽しくなってしまいますね。…でも、そんなに長く住むところがないですよ」
「帝劇に住めばいいんじゃないか?勉強にもなるだろうしね。俺も住んでるから、いろいろ案内できるし」
ここまで言ったところで、花火くんの顔が赤くなった。…俺、なにかまずい事言ったのかな?
(お、大神さんとひとつ屋根の下…)
花火くんはしばらく黙り込んで、意を決したように口を開いた。
「いつか、巴里が平和になったら…そうしたら、行きます。そうなったら、ずっと一緒ですからね?」
「ああ、そうだな」
いつの間にやら大皿の天ぷらはなくなっている。大神は片づけの為に席を立った。
花火は大神の後姿を、熱っぽい視線で眺める。
(覚悟して下さいね?大神さん…私、独占欲が強いんですから)
小さく笑って、花火も席を立つ。大神の手伝いをするために。


大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している。
792今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/13(火) 18:20:45 ID:DVPjCu4P
後はメル、シー、総集編で終わりです。今しばらくお付き合い下さい。
御旗のもとに、花の巴里、未来とエンドレスで流してたら頭から離れなくなってしまった。
793名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 18:35:52 ID:bwG2EeJW
>>792
GJ!
投下直後でびっくりです。

さすが大神さん、色んな意味で最強だな。
大神さんに腹が立たないのが、不思議で不思議でしかたない。

メル・シー編も期待してます!
794名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 21:11:39 ID:94UYHAlr
gj です。

なんかありがたいです。。楽しくて。
795名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 23:55:07 ID:7h5bf9v2
あえて云おう
GJと
796今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/14(水) 20:21:34 ID:QkGb/LDC
「さて、どうしようかな…」
あてもなくシャノワールの中をうろうろ。近頃は平和でやることが少ない。
ま、俺のようなもんが失業するぐらいの世の中のほうがいいんだけど。
しばらくうろついてると、秘書室の前に。
「秘書室か…メルくんに挨拶でもしてこようか」
秘書室の扉を開けると、メルくんがいた…のだけど、何やら細かい作業をしているようだ。
ちょっと声がかけづらい。
「これで、できた。ん…お、大神さん!何してるんですか!?」
やっと気づいた。あたふたとしながら、さっきまで細かくしていたものを後ろ手に隠した。ちょっと気になる。
「い、いや…たまたま近くを通ったから、挨拶しようかと思ってさ…それより、何してたんだ?」
さすがにひったくりはしなかったけど、顔をぐいっと向けて、隠されたものをのぞく。
必死に隠そうとしているけど、隠しきれるわけじゃなかった。
隠されていたのは…小さな布?
「…どうしたの、それ?」
「も、もっとちゃんとした感じで渡したかったんですけど…。はい」
真っ赤な顔で渡されたのはハンカチ。葉っぱが二枚と、何か言葉が刺繍されている。
「えっと、どういう風に言ったらいいのかわかりませんが…。プレゼントです。いつか、頼まれていました刺繍です」
ああ、そういえば頼んでいたな。…俺自身忘れかけていたのに、きっちり作ってくれていたんだ。
「ありがとう、大事にするよ」
改めてハンカチをよく見る。刺繍されている言葉は…tournesol…ひまわり、か。
俺とひまわり。いまひとつ結びつかない。
「ひまわり。大神さんをイメージしたら、それが真っ先に浮かんできたもので。
花を刺繍しようかとも思ったのですが、ちょっとそれは大神さんの年齢だと辛いかな、と思ったので言葉と葉っぱだけです」
うん。ちょっと辛いね。でも、そんなことはこの際どうでもいい。
「…俺のイメージって、どんなの?」
「いつも笑っていて、明るくおどけて、元気をくれます。
…私みたいなちょっと暗い女の子にも、いつも笑ってくれますから、ひまわりかな、と」
少し切なくて、さびしそうな表情。…似合わないな。
「メルくん、そんな顔しないでくれ。誰でも笑顔が一番、ほら、笑って、笑って」
「え、ちょっと、大神さん?」
満面の笑顔を浮かべて、メルくんの前に近づく。そして、おどけた。
メルくんは少しだけ、ちょっと気恥ずかしそうに笑った。
「そうそう、それそれ。その顔が一番!」
「くす…そうですね」
もう一回おどけてみせる。今度はもうちょっと大きく笑った。
「…俺たちはさ、いつも笑ってないといけない。人々は怪人に怯え、この街は災難に悩んでいる。
だから、いつも笑ってないと。俺たちは表じゃエンターテイナー、裏じゃ平和を守る戦士。
俺たちまで悲しい顔してちゃ、巴里の人たちが笑顔になるわけないだろ?」
「…はい」
真剣な顔。悪くないけど、今はダメ。
「ほら、だめだ。そんな顔しちゃ。笑顔、笑顔」
またおどけてみせる。今度は、掛け値なしの笑顔。
「今の顔、忘れるなよ。それじゃ、またね」

てくてくと歩く大神の背中に小さな声で言葉をかける。
「…ありがとうございました、大神さん。私、ちゃんと笑いますから。大神さんが、教えてくれましたから。
そして、いつか笑顔が似合う女になったら、その時は…」
そこまで言って、メルは頬を染め上げた。


大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している。
797名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 20:30:55 ID:v9JBDKrX
GJです!!
798名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:49:50 ID:bgVbi8xv
ちゃんと仏語の辞書にも当たっているあたり、気概を感じさせるぞ
GJだ!
799名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 10:47:41 ID:4Y43Mg1R
GJ!
…久しぶりに言いたくなった。
メルタンゲット!
800今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/15(木) 17:45:42 ID:L+Pt7fcb
「うー…」
たまたま売店の近くを通りかかったら…シーくんがふらふらしていた。
顔が赤いし、足元がおぼつかない。
「シーくん、どうした?」
「だ、大丈夫…っとと!」
急にふらつきが大きくなる。このままでは倒れる!
「間に合え!」
全力で跳躍…なんとか間に合った。シーくんは無傷。俺はカウンターで頭を強打。
本目的は果たしたけど、痛みをともなったな…。
「大丈夫ですかぁ…」
「シーくんこそ…」
頭の周りに星が瞬いている。でもなんとか立ち上がれた。
「元気いっぱいです」
絶対嘘だな。ぱっと見てわかる。明らかな不調。
「シーくん、自分の体が何より大事だ。さっさと休んでいなよ。今は昼だからお客はこないだろ」
「で、でも…」
「命令だ。休んでいろ」
何か言いたそうな顔をしている。でも、そんなことに構っているわけにもいかない。休ませないと。
夜までに治るかもしれないし、メルくんに許可を貰って貴賓室で休ませる。
「ゆっくり休んでなよ。何か食べたいものはあるかい?買ってくるから」
結構な熱があるようで、食欲があるとは思えないけどね…。
「喉が渇いたので、何か飲み物をもらえますかぁ?」
了解、と返事をして街に出る。飲み物か…。カフェに行って冷たい紅茶でも貰おうか。ハチミツを混ぜれば喉にやさしいし。
(…あとは、花でも買っていこうかな。一人でいるんじゃ、寂しいだろう)
紅茶を仕入れて、花屋へ直行。
「いらっしゃいませー」
いつもの店員さん。事情をざっくばらんに説明して、どんな花がいいかと聞く。
「うーん…そうですね。こんなのはどうですか?」
渡されたのはバラ…なんだけど、ちょっと違う。わずかな違和感。
「気づきましたか、さすが。これ、最新技術で作られた造花なんです。まだ試作品で、これ一輪しかないんですけど。
枯れない花っていうのもいいんじゃないですか?長く入院してると、花も枯れちゃいますから」
うーん…別に長く入院するわけじゃないんだけど。そもそも入院してないし。説明が半端だったかな。
「入院しているのは大事なひとなんですよね?だったらなおさらこれがいいですよ」
大事なひとね…。うん、大事なひとだな。
「じゃあ、貰おうか。いくら?」
「お得意様ですから、今日は差し上げますよ。その代り、これからもごひいきにしてくださいね」
「ありがとう」
奇麗にラッピングまでしてくれた。本当にいい店だ。
801今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/15(木) 17:46:10 ID:L+Pt7fcb
「ただいま。シーくん、具合はどうだい?」
「だんだん良くなってきたみたいですぅ。ただの疲れだったみたいです」
顔の火照りも取れてきていて、強がりというわけではなさそう。
「そりゃよかった」
紅茶を渡す。本当に喉が渇いていたらしく、あっという間に飲みほした。また持ってこないとな。
あ、そうだ。さっき貰ったバラの造花。せっかくだから、一緒に渡そうか。
「こ、これって…」
さっきまでとは違って、一瞬で顔が赤くなった。多分熱のせいじゃないと思うけど…そんなすごいものなのか?
「大事なひとに渡してください、って花屋の店員さんがくれたんだ。お見舞いも兼ねて、プレゼントしようかと思ってさ」
「そ、そうなんですか…。大神さん、このプレゼントの意味、解ってますかぁ?」
「…どういう意味なの?」
大事に思う人に渡してくださいね、と言われたけど、そんなに深い意味があるのか…?
「ふふ、いいんですぅ。教えないほうが、きっといいですからぁ」

バラの造花。つまり…
「『枯れない愛』…をくれたんですか。本気にしちゃいますよぉ?」
自然と口元が緩む。その日一日、シーは幸せだった。


大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している。
802今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/15(木) 17:47:36 ID:L+Pt7fcb
後は総集編で終わりです。これはしばらく時間かかると思います。
そして花火編で重大なミスをしていたことが判明…。
803名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 20:33:00 ID:pTZf8Mq+
>>802
GJです。

重大なミス?そんなのあったかな?
設定を忘れてるからわからないけど、花火が育ちはともかく生まれもフランスだったっけ?とは思ったが、違うよね。
804今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/15(木) 20:36:52 ID:L+Pt7fcb
>>803
いや、それです…。3歳まで日本で過ごしていたという基本設定を忘れておりました('A`)
805名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 07:03:51 ID:Q703o1nx
気にしない!GJ!
806名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 12:06:24 ID:LFHyirhS
3歳くらいだとあんまり記憶も無いだろうし、大丈夫かと。
GJ!
807名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 03:50:38 ID:v1Gm+Qd6
実は抜かりなく花言葉を調べていた




そんな大神はイヤだ
808今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/21(水) 19:13:40 ID:aawAnamz
物凄い勢いでブルーメール邸の中を走る影。それを追う斧槍。
言わずもがな、大神とグリシーヌである。
「は、花火くん、助けてくれ!」
「逃すか!」
花火くんの部屋に入ろうとノックした瞬間、後ろからハルバードの一撃。
すんでのところで避けたけど、さっきまで俺がいた場所にはハルバードが突き立っている。
「殺す気か!?」
「殺す気だ!!!」
これはまずい。完璧にきれてる。そして俺は扉に張りついていて、もはや避ける場所はなし。
「あら…大神さん、どうしたんですか?」
天の助け。扉が開いた。花火くんが出てくる。まだ命の危機ではあるけど、生存の道も見えてくる。
「花火くん、頼む、グリシーヌを止めてくれ!」
「ええい、止めるな、花火!今日こそはこの朴念仁を成敗せねば気が済まん!」
「まぁまぁ、二人とも落ち着いて…。中にどうぞ。お二人の話を聞いて、どちらの味方をするか決めますから」
こんな状況でもおっとりしている。この落ち着きはどこから出てくるんだか。
しかし、仲裁してくれるどころか、最悪敵が増えてしまう。
…ええい、もうどうにでもなれ。どうせ黙っていても死ぬんだしな。
「ふむ…いいだろう。どうせ私の勝利は決まっているからな」
「…了解」

これまでにあったことを説明。とはいえ俺は何か悪いことをしたのかどうかもわからない。
「この男は、この私の誘いを断ったのだぞ…それも最悪の形で」
「さ、誘いって…あの、海賊船での一幕の後にあった、今夜は一緒にいて欲しいってやつか?」
そういえば、断ろうとした時妙にこだわったな。珍しく顔を真っ赤にして。
「そうだ!それを断りおった。それも理由が他の花組の面子に会うから、だと?
こんな朴念仁は一度殺さなければならん!」
ハルバードが俺に向けられる。今までと違うのは、怒気に混じってはっきりとした殺気があるってことだ。
「あら…そういう誘いを断るのは、どうかと思いますよ…ぽっ」
花火くんの同意を得たせいか、ハルバードに気合がこもる。今にでもネプチューンを呼び出しそうなぐらいで。
「待った待った待ったあああ!その斧槍はシャレにならん!本当にあやめさんに会うことになってしまう!」
まだ会うわけにはいかん!やり残したことが山ほどあるし、20代で逝きたくはない…。
「あやめ…?お、大神さん、やっぱり東京には、思いを寄せるひとが…。
ひどいですわ!私の気持ち…知っているのでしょう?」
「おのれ…純情な乙女の心を弄びおって…死ね!」
「加勢しますわ。私も、今回はあなたが正しいと思います。…お覚悟!」
待て、花火くん。なぜ君の手には弓があるのだ?そして矢をつがえて…。
「ま、まずい!これは本当に死ぬ!」
状況把握。後ろからは怒号と斧槍と矢が飛んでくる。全力で逃げるしかない。
「す、すまない!許してくれえ!」
矢がこめかみをかする。ちょっと血が出た。
「うおおおおおお!」
必死に走り、メイドをかわしながらブルーメール邸を脱出。それでも二人は追ってくる。
「待て!」
叫びとともに後ろから斧槍が飛んでくる。跳ぶ。かわしたけど、1秒前までいたところに刃が食いこんだ。…食らえば、本当に死ぬな。
「待てと言われて待つやつがいるか!」
いたら見てみたい!
「大神さん、待って下さい!」
待たせる方法に弓はやめてくれ。風穴空いちゃうだろ!しかも返しつきの本気じゃないか!
809今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/21(水) 19:14:27 ID:aawAnamz
「イチロー、こっち!」
誰かが呼ぶ声。手まねきされている。もう誰でも構わないから、助けてくれるなら行くぞ。
手まねきされる方向へと走る。いきついた先にあった地下へと降りる階段を駆け降り、静かな部屋に入る。
なぜかはわからないけど、後ろから追われる気配は感じなくなった。
「はー、はぁ…コクリコ、助かったよ」
「お礼ならロベリアとエリカにもね。グリシーヌと花火を撒いてくれているはずだから」
「ふぅ…そっか。あとでしっかりとお礼言っておかないとな」
乱れた息が完全に戻る頃には、ロベリアとエリカくんも帰ってきた。
しっかりと鍵をかけ、外から入られる心配はなさそうだ。
「いや、助かった。本当にありがとう」
「いいえ、気にしないで下さい」
「そうそう、あの二人はアタシ達にとっても厄介だったしな」
…厄介?
「…?まあいいや。ところでさ、ここはどこなんだ?なんだか辛気臭い場所だけど」
改めて周りを見回すと、家具らしいものは大きなベッドぐらいのもので、あとはがらんとしている。
埃っぽく陰湿な場所で、おせじにもいい場所とは言い難い。
「ロべリアがいくつか持ってる隠れ家の一つだってさ」
道理で。警察の目をくらますためだけだから、しっかりしたものはいらない。
それにいろいろ置いておいたらアシがついてしまうもんな。
「いくつもお家を持ってるなんてお金持ちですよね」
「…犯罪者だからな。金持ちというのもあながち間違っちゃいないけどさ…」
エリカくんに向けたというかは、独り言のような感じ。
ロベリアもいちいちつっこむ気はないらしいな…。暖簾に腕押し、糠に釘。いくら言っても覚える人じゃないもんな。
「で、イチロー…ちょっとお願いがあるんだけど…」
なんだか申し訳なさそうだな。俺にできることならなんでも言ってくれ。
「実は…ボクたち3人と『きせいじじつ』ってやつを作ってほしいんだ」
「!!!?ゲホ!ゲホ!」
派手に咳き込んだ。どこでそんな言葉を覚えたんだ!
「い…いきなり何を言い出すんだ?」
「だって、それがあればボク達ずっと一緒にいられるんでしょ?ロベリアが教えてくれたんだもん!」
あんまり間違ってはいないんだが…えらく物騒な教え方したみたいだな。
いや、こんなところで納得している場合ではない!
「ロべリア!説明しろ!」
「感謝しろよ?隊長。アンタがあまりに煮え切らないもんだから、この美女3人で相手してやろうってんだ。
…坊や、明日の朝まで…ゆっくりしようか。ねぇ?」
まずい。他の2人がこの言葉とこれから行われるであろう行為の意味を理解しているかはわからないが、ロベリアは本気だ。
こんなところで精根尽きはて、人生の墓場へまっしぐらというのは勘弁…。
3人と距離を取り、ドアへ。後ろ手で鍵をいじるが、なぜか開かない。
「大神さん、諦めてください。その鍵は、ロベリアさんしか開け方を知らないんです」
くっ…。終わりか…?
いや、待てよ。鍵は頑丈だけど、扉は木製。扉それ自体の強度はそうでもない。
(狼虎滅却…)
あきらめたような仕草で眼を閉じ、意識を集中させる。3人の足音。距離は3メートル。あと6歩。
花組のみんな、わずかでいい。俺に力をくれ。
あと2歩。静かに目をあけ、ドアのほうへと向き直る。気合は、十分だ!
「…いざ!震天動地!」
気を一気に解放。轟音と土煙。収まる頃、ドアは跡形もなくなくなっていた。
ちらっと後ろを見る。まだ3人は土煙に喘いでいる。
全速力で階段を駆け上がり、逃げだした。
「ちっ!黒髪の貴公子と呼ばれた実力を無駄に使いやがって!」
「追うよ!エリカ、早く!」
「ま、待ってくださーい」
810今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/21(水) 19:15:53 ID:aawAnamz
(くっ…どこに逃げる!?)
「大神さん!止まってください!」
銃声と鉛玉が追いかけてきた。当たれば心臓が止まるだろうが!
(日本大使館…?いや、無理だ。距離があるし、迫水大使も彼女達には協力的)
「いっけぇ!ねこさんたち!」
今度は目の前に猫の大群。可愛いなぁ、なんてのんきな感想を述べている場合じゃない。
(ここから近く、なおかつ彼女達を足止めできるだけの装備がある場所…)
「くらえ!」
今度は火の玉。とっさにかがんで、なんとか避けた。
(シャノワールだ!グラン・マになんとかしてもらおう!)
目的地は決まった。後は、走るのみ!

シャノワールの中になんとか逃げ込んだ。かいつまんだ事情をグラン・マに話し、まだ興奮している3人の説得をお願いした。
かなり嫌々って感じがしたけど、説得に向かう。
3人が説得されるのを待つ間、メルくん、シーくんとゆっくりしていた。
「はー、大変だったんですねぇ」
「本当に…流石に人生終わるかと思った」
「ふふ…よくもてる男性って、大変ですね」
からかわないでくれよ…。こっちは本当に大変だったんだから。
「喉渇いていませんかぁ?お茶をどうぞ」
確かに喉はカラカラ。ありがたく頂いて、一息で飲みほした。
…ん?なんだか変な匂いのするお茶だな。
「ハーブティーです。試しにいろいろ作ってみたんですよ。ですので、せっかくですから全部混ぜてみました。
シーも乗り気だったのですが、味を見る勇気がなくて…。丁度いいところに大神さんが来てくれて、助かりました」
そんな人体実験をしたのか…というかメルくん。君が言い出すとはね…。
…ん?喉が潤ったせいかな。なんだか、急に眠くなってきた。
体の自由が、きかなくなっていく…。
「シー、ちょっと薬の分量間違えたんじゃない?」
「だってぇ、大神さんって頑丈な体してるじゃない?だから、ちょっと多めに」
「いいけどね。これで大神さんは…私たちのものだし」
「さ、オーナーに気付かれない間に、運んじゃおう!」
メル、くん…シー…くん。き…みたちも、か……。
そこで、俺の意識は完全に飛んだ。

この後大神がどうなったのかはわからない。だが、大神はそれなりに幸せだったらしい。
今日も巴里は平和なり。きっと明日もそうだろう。
平和な日々を楽しめ、乙女。
811今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/05/21(水) 19:17:09 ID:aawAnamz
これで巴里編、終わりです。ありがとうございました。
7人合流の修羅場を書こうかとも思いましたが、どのチームに勝たせてもつまらない気がするのでこんな形です。
812名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:45:51 ID:/kdccXd0
gj
813名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 04:00:27 ID:/1CBtYeT
GJ!!

大神め羨ましいやつ
814名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 11:49:08 ID:Bpe+E39z
GJ!巴里編完結お疲れ!
楽しくて好きだよ、このシリーズw
一回りしたし帝劇に戻らないかなーと淡い期待

でもそろそろ濃厚なヤツも誰か頼む
815名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 11:54:41 ID:OZ0FoSY0
だみゃ〜ん氏はどうしてるだろう
816名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 12:36:46 ID:ykRBqGDH
>>811
GJ!最後までニヤニヤが止まんなかったww

>>815 あの人結構色んなスレフラフラしてるからその内ここにも来るでしょう。多分

硬派で朴念仁な大神さんを見てると何故だか久々に変態な大神さんも見たくなってきたww
817名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 23:03:39 ID:oQASU2G9
>>811
GJ!

>花組のみんな、わずかでいい。俺に力をくれ。

特にこの台詞?にはやられた。ちょっと待てと。
本当に、ロベリアの言うとおりだな。

では、また……ですかね?待ってます!
818名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 23:14:51 ID:SIGAItLD
なんというGJ
819名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 03:00:37 ID:Func5BDT
ド変態な大神もイイが、ウブな大神ってのも見てみたい
マリアスキーな俺としては、
実は童貞の大神をマリアが手取り足取り腰取りで
優しくペンダウンしてくれるSSを激しくキボンヌ

経験豊富だと思われたくなくて恥じらいながらリードするうちに
焦れて悶々としてしまうマリア‥‥
結局大神は鬼畜だなw
820人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/05/23(金) 10:54:36 ID:i8i+dtLM
どうも。最近ブログなんてものを始めちゃったりしているだみです。
エロパロ板にあるまじきネタが入っているので、要注意。
821人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/05/23(金) 10:55:04 ID:i8i+dtLM
大神一郎は、オナニーというものをしたことがない。
健康で、精力旺盛な成人男子にしては珍しいが、彼はそんなものには無縁だった。
もっとも、まったくそういったものに興味がないと言えば嘘になる。
しかし・・・・・・

この日も、大神は悶々としていた。
一応、オナニーのやり方は知ってはいるので、大神は早速部屋にこもってオナニーをしようとする。
その時、常に天井裏で大神を監視している加山がボタンを押すと、花組メンバーの全員の部屋にあるランプが点灯する仕組みになっている。
そして今回も、ランプが点灯した。すると、早速メンバーの一人が、大神の部屋にやってきた。
「大神さん!!!」
「うわっ!さ、さくらくん!」
「ダメですよ大神さん!そんなことしたら、大神さんの精子が勿体無いです!」
そしてさくらは大神の上に跨り、己の膣に大神のいきり立った陰茎を挿入するのだ。
「は・・・あああ・・・」
「う・・・さ、さくらくん・・・」
「お・・・大神さん・・・気持ちいいですか・・・?」
「う・・・で、出る・・・・・・うっ!」
ぴゅっぴゅっぴゅっ!!!
「ああ・・・♥大神さんの精子が・・・いっぱい・・・♥」
こんな調子で、大神の行動は月組のメンバーによって24時間監視されている。そして大神がオナニーを始めようとすると、途端に花組の隊員へと連絡が行く手はずになっている。
ちなみに・・・

昨日・紅蘭
一昨日・すみれ
三日前・マリア
四日前・レニ
五日前・カンナ
六日前・アイリス
七日前・かえで
八日前・かすみ
九日前・由里
十日前・椿
十一日前:米田

そして明日は、織姫の番である。
822人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/05/23(金) 10:56:02 ID:i8i+dtLM
結局、大神が生まれて初めてオナニーをしたのは、帝都を離れ、巴里へと向かう船内だった。
さすがにここまでは花組の面々も付いてこれない。そのため、花組の面々は、大神のおかず用に、全員分のヌード写真を持たせている。
これは今でも、大神の宝物。大神は、決して他人に見せることはない。

そして巴里。

「ダメですよ大神さん!自慰は不浄な行いとされているんです!!!」
「わわっ!エ、エリカくん!!!」
今日の当番はエリカ。

昨日・花火
一昨日・コクリコ
三日前・タレブー
四日前・シー
五日前・グリシーヌ
六日前・グラン・マ
七日前・メル
八日前・コレットさん
九日前・ジャン班長
十日前・迫水

そして明日は、ロベリアの当番である。

おしまい
823人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/05/23(金) 14:42:57 ID:MKnbi+Co
帝國歌劇団花組 特別公演 きんた○ろう(第二部)

いよいよ京の都に到着した一行。
早速聞き込みをすると、酒呑童子は丹波の国の大江山に棲んでいるという。そして時折、京の都にやってきて、略奪を行っているという。
そんな悪い輩は放っておけない。そこで、すぐに退治に出かけることになった。

だが、向こうの戦力は何一つわからない。相手の戦力もわからぬのに突撃をかますのは、敗北以外の何物ももたらさないことは、歴戦の勇者である彼女たちなら、よく知っている。
そこでいろいろと情報収集を行うことになった。
まずは雉が空を飛び、空中から大江山の地図を作成する。そして、大江山の周囲でも、いろいろな人に聞き込みをして、酒呑童子のことを詳しく聞く。
「それでは雉。」
「あ、あたしですか!?」
渡辺綱(さくら)が返事をすると、源頼光(マリア)は早速命令を下した。
「飛べ。」
「むちゃですよ!それにあたし、雉じゃないですもん!」
「嘘をつけ!お前が雉であるという証拠は、ちゃんと掴んでおるのだ!」
すると頼光は一枚のポスターを取り出した。それは、前回の桃太郎のポスター。
「ほら、ここにお前が雉だという動かぬ証拠があるぞ。」
「そ、それは前回のポスターで、しかも今回は役も違いますし・・・」
「つべこべ言わずに、さっさと行け!」
かきーん!
「あ〜れ〜・・・」
頼光がバットで打つと、渡辺綱は空のかなたに飛んでいった。
「しっかり地図を作成するんだぞ!」
そして、綱が飛んでいる間、残りのメンバーは手分けして聞き込みを開始した。
その結果、酒呑童子の人物像が浮かんできた。

「酒呑童子は、2メートル近い大男で、酒が好き」
「その陰に、いつも冷徹な参謀が控えているが、その実像は不明」
「部下には、三人娘という者たちがいる」
「Hydeの身長は156cm」

「よし、これだけ情報が揃えばいいだろう。あとは、綱の帰還を待つだけだな。」
しかし・・・・・・
824人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/05/23(金) 18:50:05 ID:LF31WrV+
忘れとった
今日はここまで
825名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 19:49:32 ID:mEQx4Xgj
>>821
〉十一日前 米田

>>822

〉十一日前 迫水

ちょっと待て!!!wwwwwww
826名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 20:19:45 ID:G3MWRfBX
Good Job! 
笑ったわw 俺もそのくらいはっちゃけたの書きたいな
827思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/24(土) 06:32:07 ID:6ldheuOO
>>778の続きを書いてみました。んーむ…エロって難しいもんですね
828思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/24(土) 06:32:58 ID:6ldheuOO
二人で笑う。ちょっと泣きながら。…気持ちがつながるって、いいな。
いつの間にか、月が昇る時間になっていた。
「ところで、ひとつ聞きたいことがあるんだが、いいか?」
いきなり、改まってどうしたんだろうか。視線で先を促した。
「貴公のムコ入りの事だ。…いつか、帝都へ帰るのはわかっている。
ただ、いつかここに…私の待つフランスに帰ってきて欲しい。そのつもりはあるのか?」
…それか。言わなくても、わかりそうなものだけど。
「…言わなきゃわからないのか?」
「わからない。女は言葉を欲しがるものだ」
真剣な声。真摯な目が向けられる。青い瞳を正面から見つめ返す。
「必ず。必ず、帰ってくる」
しっかりと言いきる。しばらく押し黙っていた。
「…待っているぞ。いつまでも」
微笑み。
緊張から解放されて、俺の顔にも笑みが浮かぶ。
「ところで、ひとつお願いがあるのだが」
今度はなんだろうか。さっきの微笑みは消えて、また真剣な表情に戻っている。
「俺にできることなら、なんでもいいぞ」
「少し、目を閉じていてくれないか?」
…?よくわからないお願いだな。簡単なことだし、別にいいけど。
目を閉じる。こうなると、外からの情報を耳に頼るようになる。
聞こえたのは、小さくて静かな音。なんの音かはわからない。
しばらくその音が聞こえる。何をやっているんだろうか…。
もういいぞ、と言われて目を開ける。
広がった視界の中に、下着姿のグリシーヌがいた。
「…どういうことだ?」
驚きもしたが、それ以上に疑問が来る。
「私は欲張りな人間だ。好きになったものは、全てが欲しい。貴公の持つ誠実な瞳も、漆黒の髪も、燃える命も。
私がそれを手にする手段はこれしかないと思った。私を貴公に刻みつけるしかない、と。
名家らしからぬ、はしたない女だと思われても構わない。私を…貴公のものにしてくれないか?」
どうしても、本気とは思えなかった。笑い飛ばそうかと思った。
だが、しっかりとこっちを見据える瞳に迷いの色は見えない。
小さく震える体。消え入りそうな声。
そういうものがあって初めて、本気だと悟った。
(気持ちに応えろ…。隊長としてではなく、一人の男として…)
尻ごみしている自分に発破をかける。
少しためらいがちに、白い肌へと手を伸ばす。滑らかで、触れれば毀れてしまいそうだった。
華奢な体を優しく抱きしめた。それで、いいはずだ。
唇を落として抱き上げる。そのままベッドへ。
「…後悔するなよ」
「どうしたのだ?」
「もう止まらない。決して逃がさない。俺も欲張りなんだ。俺のようなつまらない人間に惚れた事、後悔するなよ」
肌を重ねる今この時に言うべき台詞じゃないかもしれない。でも、本音だ。
裸の自分を見せずに、人を愛するなんてできないと思っている。
グリシーヌはちょっと黙りこんで、その後俺の頭を抱きこんでキスをした。それが返答。
躊躇う気分はもう吹き飛んだ。
829思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/24(土) 06:33:43 ID:6ldheuOO
「ん…」
もう一回、軽いキス。ただ、今度は俺なりにやらせてもらう。
「!?」
唇を舌で持ち上げて、口内へと侵入。小さな悲鳴。無視して、そのまま舌を絡める。
必死に頭を離そうとしているけど、しっかりと頭を抱えていて、逃げることはできなくしてある。
刻みつけてほしいんだろう?だったら、このくらい、なんてことはないよな?
目で問う。もっとも、伝わっているとは思わないけどね。
舌を別の生き物のように絡ませ続ける。初めはどうしていいのかわからない、といったところだったけど、
そのうちグリシーヌも慣れてきたようで、互いの舌と唾液を絡めて混ぜあう激しいキスになっていった。
さっきまでは一方通行だったけど、今ではグリシーヌも俺の頭を抱えて、二人とも相手を逃すつもりがなくなっている。
(まずい…このままじゃ)
気持ちよすぎる。ずるずると溺れていってしまいそうな予感がして、半ば無理やり身を引いた。
名残惜しそうに、唇と唇の間に銀の橋がかかる。
わずかに間を開けて、改めてグリシーヌをよく見た。
月明かりに照らされた体。見上げてくる潤んだ瞳。白い肌がわずかに紅潮していて、ぞくりとさせるものがあった。
気を配り、緊張させないよう、できる限り優しく組み敷く。
「っ!」
きれいな金髪を梳く。毛先に軽くキスをする。
そんなことでも、何も経験のない体からは小さな悲鳴があがった。
「いいなぁ」
「なにがだ?」
「今は、この金髪が俺のものなんだ。なんだかそれだけでも嬉しい」
もう一回、髪へのキス。恥ずかしそうに身をよじらせているけど、逃げようとはしていない。
かわいいよ、と一言つぶやいて、下着へと手をかけた。
「!うっ………」
まだ脱がせはしなで、下着の上から形のいい乳房を撫でる。
未経験の事だからか、身体には力がこもっていた。
「ちょっと、ん、怖いな…」
「大丈夫だから、力を抜いてくれ」
努力してみる、という言葉の通り、強張りがいくらか抜けた。
だけど、ここで手を荒くしては意味がない。絶対に荒々しくはしない。
今、グリシーヌは不安にかられているだろう。瞳を潤す涙は、興奮のためだけではない。
だから、できる限り優しく、強張りをすべて取るように、優しく…。
動かすのは指先だけ。手の平は使わないで、甘く…。
830思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/24(土) 06:34:53 ID:6ldheuOO
「ん…ふぁ」
段々と声に甘さが混じってくる。でも、力はまだ抜けていない。
一旦愛撫の手を止めて、抱きしめた。
「全部、任せてくれ」
「ああ…」
抱きしめた手を離す。横たわったグリシーヌの身体に力は入っていない。
下着をずらした。もちろん男に裸を見られるなんて経験、ないだろう。
絶対に見ないように、ぎゅっときつく目を閉じている。
乳房に直接手を這わせる。目が開かれることはない。そして、拒絶の声が上がることもない。
「ん…ぁぁ……」
口から洩れる甘い声を止めようと、自分の手で口を塞ぐ。
でも、俺はそれを許すつもりはない。両手をまとめ上げ、抵抗できなくする。
もっと、そういう声が聞きたい。好きな人の事、全部知りたいんだ。
耳元で囁いた。グリシーヌは赤い顔をもっと赤くして、黙りこむ。
まとめ上げた手を外しても、口に手を持っていかない。つまり、否定ではない。
「…足、開いてくれないか?」
段々と我慢ができなくなってきている。自分の中にいるケダモノが牙を剥いているのがわかった。
だけど、まだ理性がある。無理やりに足を開かせたりはしない。
「わ、わかった………」
足から力が抜ける。自分の体をすべり込ませて、閉じさせないようにした。
その後、指先を秘所へ。
「ん…うぅ!」
快楽の声ではない。不安と期待がない交ぜになった声。
下着の上から秘所をなでる。わずかに濡れていた。
「大丈夫か?痛くない?」
うなずいた。その反応を確認して、もう少し激しく指を動かした。
「あ、んぁ…」
時折乳房へと愛撫を加え、これは本当に気持ちよさそうなキスも。
段々と声が甘くなっていく。
「い、いぃ…」
声が完全な嬌声になったとき、グリシーヌの下着を脱がせた。
「きゃ!!」
悲鳴があがる。でも、足の間に体をすべり込ませている以上、閉じることはかなわない。
頼りなさげな薄い茂み。その奥にある蜜壺。
できればじっくり見たいところではあったけど、無駄に羞恥心を煽るだけなのでやめた。
「我慢してくれよ?」
何を?と言いたそうなグリシーヌ。すぐにわかるさ。
831思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/24(土) 06:37:02 ID:6ldheuOO
「!…うぅ!!」
秘所へと指をさしこむ。できるだけゆっくりと。わずかではあるけど痛みがあるだろう。
苦しそうな表情に心が痛む。でも、指でためらっているようでは、ダメだ。
狭くてきつい中に指を歩かせる。少しずつ愛液が増えてきていて、それにともなうように声が洩れている。
「あっ、ん…あぅ…」
甘い声。頭の裏を痺れさせる媚薬。
それを求めて、指は動きを速める。
「た、いちょう…あぅ、私、なんだか…んん!おかしい…」
「どういう風に?」
「はじめて、なのに、ひぅう!怖いのに…もっと、して、ほしいんだ」
黙って指を増やす。そして、親指で肉芽をつまむ。
ちょっと刺激が強すぎるかと思ったけど、素直に受け入れた。
「あ、あぁ!だ、めだ!何か…んんん!!」
一瞬のけいれん。その後、すぐに弛緩した。
「大丈夫か?」
「大丈夫、だ」
そんな風には全く見えない。余裕なんてかけらもなく、未知の感覚に喘いでいるようにしか見えない。
でも、素直な気持ちを押し殺して強がる姿はらしいと言えばらしく、ひどく愛しいものに思えた。
「グリシーヌ。好きだ。誰よりも愛している」
はっきりと言って、きつく抱きしめる。
気持ちを伝えるには、千の言葉よりこっちのほうが伝わる。俺はそう信じている。
「私も、貴公を愛している…」
俺の背中にも腕が回されて、抱きしめあった。

しばらくそのままでいた。その間に、グリシーヌは落ち着いたようだ。
自分の着ていたものをすべて脱ぎすてた。
そしてもう一度愛していると断言して、グリシーヌを…自分のものとするために、自分の一物を秘所へ宛てがった。
「…いくよ」
その意味がわからないはずはない。しっかりと目を開けて俺を見据え、うなずく。
華奢な体を抱きよせ、俺の身を進める。
「うぅ…あ、かはっ…」
苦しそうな声が上がる。指と比べて、挿入という意味は同じだけど、痛みはさっきと比べることもできないだろう。
「い…たい……」
すがるような声。青い瞳からこぼれる大粒の涙。
いたたまれない。
「やめよう。辛いだろう?」
腰を引こうとした。でも、腰が動かない。
グリシーヌの足が、しっかりと俺に巻きつけられていた。
「ぬ、かないでくれ。私を、本当に、貴公のものにしてほしいんだ。
こんな、痛み…どうってことは、ない。続けて…くれ」
しっかりと俺を見て、精一杯に首を振り、否定の気持ちを表す。
痛いくらいに切実。そこまでされて、やっぱりやめようとは言えなかった。
抱き寄せる。月明かりに照らされた二人の体が一つになった。
832思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/24(土) 06:38:10 ID:6ldheuOO
「うぅ…あぅ、んん…」
静かに動き始めた。できる限り声を出さないようにしているのはわかる。
口から洩れるのは苦悶の声だと思っているのだろう。そしてその声は、俺を責める、と。
どこまでも気遣ってくれて、優しいひとだった。
「グリシーヌ、我慢するな。苦悶の声だろうが、嬌声だろうが、そんなことで俺の気持ちは揺るがない」
「ん…わか、た」
目尻に溜まった涙を吸う。それで、視界がいくらか戻っただろう。
お互いしか見えないように視線を合わせて、ゆっくりと動く。
普通の女性なら、こういうときは目を閉じるのだろう。でも、グリシーヌはちゃんと目を開き続けた。
そうやってお互いを見続けることで、支えあっているのだと思える。自分だけの行為ではないのだ、と。
「ひぅ…あ、あぁ!!」
苦悶の色が薄れてきた。それを見計らって、動きを激しくする。
もう頭は完全に壊れてしまっていて、ひたすら快楽をむさぼるだけだ。
「あん!だ、ダメだ…そんなに、激しくしないで。。。」
そして、そのすぐ後、俺は大きな波の到来を感じた。
(覚悟は、できている!)
最後に最奥めがけて突き上げ、覚悟と誓約の意味をこめた射精。
「うあ…な、なにか出てる………おなか、いっぱいに…」
俺の意識はそこで半分飛び、グリシーヌは完全に気絶した。

「ん…?」
グリシーヌの目覚め。もう外には朝日。奇麗な朝焼け。
自分の体をよく見てみると、ちゃんと服を着ていた。
(まさか…夢?)
はっとして辺りを見渡す。自分の隣。そこの毛布だけ、盛り上がっていた。
少しどきどきしながら毛布をめくると、そこには愛しいひと。
どうやら、自分の服を着せてくれたのも隊長のようだ。
「ずっと、一緒だぞ…」
まだ眠っている隊長へと向けて、小さく言った。


やがて、大神は帝都へと帰っていった。ニゲラの花束を残して。
この世に脅威があり、それに対抗しうる力を持っている以上、必ず呼び出される。
わかりきったこと。納得はしたくなくても、するしかない。
今、グリシーヌは船に乗っていた。
船の舳先に立ち、小さく見えはじめた帝都へと思いを馳せる。
今頃、どうしているだろうか。
「会えるな。あと少しで…」
手には、ニゲラの花束。隊長から貰った花束もドライフラワーにして持ってきた。
『未来』を意味する二つの花束。二人の未来を一緒にして、歩んでいこう。
833思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/24(土) 06:38:58 ID:6ldheuOO
ありがとうございました
834名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 11:15:36 ID:AJEtqfou
だみゃ〜ん氏も6TjG7fAi0k氏もGJ!

>>825
>九日前・ジャン班長
も忘れるなww
835名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 11:32:18 ID:ZnK1DTYi
皆さん、GJ!
836名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 11:59:52 ID:n0SzdKIU
>>833
GJ!
でも、さらに続きも読んでみたいです…
837 ◆6TjG7fAi0k :2008/05/24(土) 12:02:19 ID:6ldheuOO
>>836
これ以上続けると4ED後のラブラブ新婚バカップルになってしまいますけど…いいんですか?
838名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 18:22:51 ID:p62PZ7El
>>837
いいよ
839名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 18:24:55 ID:ZayZ3ERO
>>837
全裸で待機中
840 ◆6TjG7fAi0k :2008/05/24(土) 19:31:20 ID:6ldheuOO
書いてみます。時間かかるかもしれないんで、のんびり構えていてください
841思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/25(日) 06:36:57 ID:P0lNCaW+
投下します。俺は米田が大好きです。エロシーンはやっぱり半泣きで書いてます
842思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/25(日) 06:37:48 ID:P0lNCaW+
「で、何の用なんだ?」
奇麗な金髪をわしわしと大胆に拭く。髪が痛むんじゃないかと思うけど、本人は気にしていないようだ。
海岸での一幕。あの後に、泊まっていたホテルの部屋…俺の部屋にグリシーヌを呼んだ。
潮水を流すためにシャワーを浴びてきたらしい。
用はただ一つ。贈り物をするだけだ。ただ、酒の力を借りなければならないほどの重さがある贈り物だが。
「贈り物を、したくて…ね」
グラスのワインを一気に呷る。普段は美味いと思うものだけど、今日は味がわからない。
テーブルを挟んだ向かいにグリシーヌが座る。一応グラスは用意してあるけど、口をつけない。
「どうしたのだ?改まって…」
ためらうな。覚悟を決めろ。男は…度胸。
「とりあえず、これを受けとってくれないか?」
鉢植えを渡す。アイビーゼラニウム。花言葉を載せた本を必死にめくって見つけた、ちょっと笑える手段。
「ゼラニウム?『慰安』の意味を持つ花か。心配せずとも、十分な慰安になっている」
「よく見てくれ。ちょっと違うだろ?それは、アイビーゼラニウムだ」
ん?そうか?とじっくりと鉢植えを眺める。
その格好のまま一瞬動きが止まり、ボン、と音がしそうなくらいに一瞬で赤くなった。
「きききき、貴公…あ、アイビーゼラニウムということは…」
「一緒に渡したいものもあるんだ」
ポケットから小さな箱を取り出す。
箱を開ける。グリシーヌの瞳と同じ、青いサファイアをあしらった指輪。
アイビーゼラニウム…『婚礼の贈り物』
「グリシーヌ…一緒にいたいんだ。死が二人を分かつまで」
大きく息を吸う。一番大事な言葉を、間違えないために。
「俺の…妻になってくれないか?」
うつむき、少し震えながら息を吐く。生きた心地はしない。
顔を上げた。グリシーヌは…まだ茫然としている。
重苦しい沈黙。一分が一時間にも感じる。
やがてグリシーヌは顔をあげて、しっかりと頷いた。
「不束者だが…よろしく頼む」
「ああ、よろしく」
震える手で、左手の薬指へ指輪をはめる。
しっかりとはめて、抱きしめた。小さな嗚咽。やわらかな骨格。
全てを愛せる、と今断言する。
843思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/25(日) 06:39:15 ID:P0lNCaW+
グラン・マと巴里華激団の面々にプロポーズしたことを説明。すると…
エリカくんからはちょっと的外れの祝福、花火くんからは家具屋のチラシ、コクリコからは祝いの料理、
ロベリアからは秘蔵の酒、メルくんからはりっぱな日記帳、シーくんからは早めなウエディングケーキ、とさまざまなお祝いを貰った。
なんで皆用意してあるんだ、と思っていたら、どこかのお節介な男の仕業らしい。
見られていたのかと思うと気恥ずかしいけど、悪い気分はしない。不器用な祝辞ってだけだ。
帝都にも報告したいから、キネマトロンを使わせてもらおう。

「わざわざ俺を帝劇に呼んで、何の用だ?」
米田支配人を呼んでもらった。支配人が来るまでの間、散々冷やかされたけど…。
支配人がきてからは、他のみんなにはどいてもらう。1対1で話をしなければならない。
自分の懲罰も覚悟している。周りに人がいるのは、はっきり言って邪魔だ。
「実は、自分はグリシーヌと結婚することになりました。米田長官は自分にとって親父のようなものです。
ですから、直接報告しなければならないと思いました。わざわざご足労頂き、ありがとうございました」
深く頭を下げる。
「そうか、大神。結婚するのか」
どこか沈んだような表情。あまりうれしくなさそうだった。
仕方がないか。倫理的に間違っている。
「罰は受けます。解雇でも左遷でも好きになさってください」
覚悟はしている。軍隊の隊長と副隊長が大っぴらに同衾なんて、どの世界で聞いても間違っていると言われるだろう。
もう一度、頭を下げた。
「…大神」
「はい」
顔を上げるのが怖い。覚悟は決まっていても、そんなものは土壇場になってみれば無意味だった。
「お前たちはずっと、誰かの為に命をかけてきた。今度は自分たちの為に命をかけろ。
よく愛し、よく慈しめ。末長く幸せにな。おめでとう」
支配人の言葉を一度では理解できなかった。もう一回反芻して、ようやくわかった。
「では、懲罰は…?」
「退役した俺にそんな権利はないぞ。第一、二人の門出を祝うのに懲罰はないだろ?
軍の連中から批判が来るかもしれねえが、俺に任せておけ。そのくらいしかお前たちにできることはねえしな」
ゆっくりと、言葉を噛みしめた。顔を上げれば、自然と涙が零れてくる。
「大神、これはめでてえ事だろ?泣いてるんじゃねえよ。羨ましいぞ。きれいな奥さんもらって」
笑おうとしたけど、笑えたかどうかはわからない。支配人の顔もにじんで見えた。
「俺は幸せだよ。息子と娘の結婚を見届けられるんだ。こんなに嬉しいことはねえ。
生きててよかったよ。人として大事なものを切り捨てて生きた。後悔はねえが寂しい。そんな人生でも、生きててよかった」
「支配人…」
「さあ、グリシーヌのところに行ってやんな。こんな爺と話してるんじゃなくて、愛しいひとと話してこい」
「…それでは失礼します。本当にありがとうございました」
しっかりと敬礼した大神の姿を最後に、キネマトロンの通信が切れる。
「…いい人生だ。たくさんの子供に囲まれて、こうやって巣立つところを見れる。
ほころびだらけで、血と汗と泥にまみれた…汚れた人生。それでも…いい人生だ」
ゆっくりと立ち上がり、悠然と去っていく。老いた背中に見えるのは、哀愁ではなく誇りだった。
844思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/25(日) 06:40:05 ID:P0lNCaW+
二か月が経ち、とうとうその日がやってきた。
二人の前途を祝う、神聖な儀式。婚姻の儀式。
純白の衣装に身をつつんだ二人。
帝都から、巴里から、さまざまな人が祝いと悔しさとを二人に投げかける。
二人はただ笑っていた。朗らかに、華やかに。
時折花組の面々が大神にちょっかいを出し、かっとなったグリシーヌが即座に決闘を挑む。
それを大神が必死に止めて、その場は笑いに包まれる。
結婚しても全く変わらない二人に、みんな安堵していた。

「はー…疲れた…」
ブルーメール邸の一室。これからは俺たちの部屋になる。
耳につくほどの祝辞。嬉しいけど、やっぱり疲れた。
ワインのグラスを傾けて、二人だけのお祝い。
「まったく、騒々しい連中だ。それにしても、貴公はよくもてるな…」
「ぶっ!」
ちょっとむせた。新婚初夜なのに刃物は勘弁してくれよ…。
グリシーヌがのしかかってきた。ハルバードが出てくることもなく、優しく抱きしめられる。
「でも、そんな貴公が…私みたいな女を、選んでくれて…ありがとう」
不意打ちの甘いくちづけ。ワインの匂い、口紅の匂い。くらくらする香り。
顔に冷たいものが当たる。ふやけた意識は、それで戻った。
グリシーヌが泣いている。
「どうしたんだ?」
目に溜まった涙を吸う。
「幸せなんだ。こんなに、幸せなのに…なんで、涙が溢れるんだろうな?」
怖いのだろうか。今ここにある幸せが、逃げてしまいそうで。
俺にもそんな感覚がある。目の前にいるひとが、自分を置いていなくなってしまいそうな感覚。
「グリシーヌ。俺はどこにもいかないぞ。ずっと一緒だ」
抱きしめた腕に力を込める。腕の中の温もりを逃さないために。
俺を抱きしめる力も強くなってくる。互いの体、一つにするために。
『愛してる』
同時に二人が言った。たった一言。わずか一言でも、何よりうれしい一言。
「ん…」
キス。触れるだけ。ただしたいから。それだけのキス。
名残惜しそうに二人は離れ、手早く衣服を脱ぎ捨てる。
今日は新月。グリシーヌの体を照らすのは、ほんのわずかな星明かり。
「奇麗だ…」
思わず言葉が零れる。まぎれもない本心。その言葉に恥ずかしくなったのか、身をよじらせてシーツにくるまってしまった。
「どうした?」
「ちょっと、寒い。それだけだ。断じて恥ずかしいわけでは…」
そうか、と言って俺もグリシーヌと一緒にシーツの中へ。抱きしめる。
「一人より、二人でくっついていたほうが、暖かいだろ?」
「…人が悪いな」
今度はむすっとした顔。思わず笑う。それに不満なのか、ますますすねた。
心の中ではまだ笑っているけど、表面では真面目な顔に戻して、謝る。そして、抱きしめた手を外して、愛撫を始める。
845思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/25(日) 06:40:40 ID:P0lNCaW+
「んん…ちゅ、くちゅ…」
まだ恥ずかしがる唇を持ち上げ、歯列をなぞり、舌を絡ませる。
キスに関しては、本当に慣れてきている。グリシーヌも、これだけは大胆だ。
「ん…んん!ふっ…」
舌と舌を絡ませながら、乳房へと刺激を加える。
あれからはほとんど肌を重ねたことはないけど、少しは慣れてきたのか、それとも安心しきっているのか、声は初めから甘い。
「くぁっ…あん!」
乳首を舌先でもてあそぶ。赤子のように吸ってみる。赤子ではありえない舌使いで、舐めてみる。
そのたびに、真っ白な肌は少しずつ紅潮し、口からは甘美な声が漏れる。
ここまで美しいものを見たことはない。全てが高貴で、美しい。
乳首をねぶるのやめて、目を閉じずにまたキス。くちゅくちゅと水音が響く。
愛する人の顔が、こんなに近くにある。目を閉じるなんてもったいなくてできない。
「くちゅ…んふ……ひぅ!!!」
乳房を弄っていた手を、秘所に滑らせた。喉の奥から悲鳴が上がる。
まだこれは慣れないらしい。
「ちょっと、待っんん!」
最後まで言わせないでキスを再開。指に感じる、確かなぬめり。
まだそれほどではないけど、確実に感じている。
「いや…ダメ、だめ…や、ん!」
声はだんだん大きくなってきていて、感じる感覚と頭を痺れさせる媚薬の量は増えている。
――もっと、感じさせてやるからな。
「ひッ!ああああッ!」
小さな叫び。今までは膣口をなぞったり、少し指を入れるぐらいだった。
でも、今は違う。最も感じる場所…そこを、重点的に責める。
慣れていないと少し辛い場所でもあるけど、もう大丈夫だろう。
「くあ、ふあ…そこ、そこはダメ……ひっ!」
優しく擦る。軽くつまむ。中指と薬指で中への刺激。
容赦する気なんて、さらさらない。
「くああ!な、なんか……クるううう!!」
一瞬体が大きく跳ね上がり、すぐに戻る。
全ての力が抜け、金髪を天の川のようにベッドに散らして、グリシーヌは果てた。
「も、もっと…手加減してくれ……」
「いーや。今夜は、手加減しないぞ」
こういう回答は想像していなかったのか、グリシーヌの瞳に恐怖の色が浮かぶ。
でもさ、俺はわかってるんだよ。
君は期待しているんだろう?その瞳の奥。最も深いところに、期待をしている君が見える。
自分自身、気づいてはいないだろうけどね。
846思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/25(日) 06:43:06 ID:P0lNCaW+
怒張しきった俺自身を、グリシーヌの中へと押し進める。
「ふぁぁぁっぁ…!!」
中は狭い。そして熱い。熱い葛きりの中に突っ込んでるみたいだ。
それでいてきゅうきゅうと締め付けてくる。ともすれば一瞬で果ててしまいそうな気がして、思わず顔をしかめた。
「っ………んん。もう、いいぞ…」
少し落ち着くまで待って、ゆっくりと動きはじめる。
「っ!…く、ふぁあ…ん」
まだ動きは優しい。労わるように、慈しむように。
俺の快楽のためじゃなくて、グリシーヌの体のため。
「あぁ!んん…ふぁ!」
最奥…子宮めがけて、突く。こつ、こつと当たる感覚が気持ちいい。
こここそ慣れていないと辛いだけなんだけど、グリシーヌはすんなり受け入れた。
―――もう、大丈夫かな。本気でいこうか。
「ひぅ!…ん!い、いい!いいよぉ!」
一気に激しくさせる。そしてまた、緩める。緩急をつけて、リズミカルに腰を打ちつける。
パン、パンと肉を打つ音、そして叫びに近い嬌声。耳がおかしくなりそうだった。
おかしくなりそうなのはグリシーヌも同じみたいで、離れないようにときつく抱きついてくる。
「ひぁあ!も、もうダメ!い、イく…」
「お、俺もいきそう…一緒に、イこう!」
「――――!!!!」
声にならない悲鳴。
搾りつくそうかという、膣の動き。
俺も同時に果てた。


「すぅ、すぅ…」
もう朝になっていた。今までは知らなかったけど、良人は朝に弱いらしい。
枕代わりのかいな。その温もりを感じながら目覚めるのも、いいものだ。
幼い寝顔にキスしてみる。頬をつついてみる。
それでも、良人は起きない。
くすりと笑って、良人の頬を軽くつねってみる。

(ずっと一緒だぞ…あなた)
ともにある喜びをかみしめながら、グリシーヌはいたずらをし続けた。
847思いをこめた花束を ◆6TjG7fAi0k :2008/05/25(日) 06:43:51 ID:P0lNCaW+
ありがとうございました。そろそろ息切れしそうです…。
848名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 08:56:57 ID:9hUBO8Cu
なんというGJ。
あえて月光無しに星明かりだけのグリシーヌの肌に萌える。
欲をいえば星明かりならではの効果がもっとあればと思った。
だがそれ以上に米田の述懐が素晴らしい。
あんたとはいい酒が飲めそうだ。乙。
849名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 09:20:05 ID:jKnTShls
GJ!
巴里組に大神を取られるのは悔しいが
めでてぇ門出だ、涙は見せねぇぜw

しかしアレだな、純愛系エロってのは
読後にこっ恥ずかしくなる罠ww
850名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 09:49:28 ID:uDLzJ/UV
>>847
GJ!
本当にいいものを読ませていただきました。グリシーヌいいよ、グリシーヌ。
それに、米田のところで泣きそうになったわ。

これ読んで1つ質問なんだが、大神さんが巴里に行くと決めた場合、帝劇の支配人は誰?
851名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 21:43:42 ID:1mt7JofD
当分は米田さんだろうな。引退を先延ばしにして。
その後は‥‥誰だろう? かすみさんか?
852名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 21:52:02 ID:18BuRWoK
かえでさんじゃねーの
853名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:19:44 ID:dW96Aeg9
マリアの線もある。

帝劇は日本軍というより賢人機関の意思で動いてるから。
854名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 23:19:00 ID:FzogO03N
支配人になったら舞台に立てなくないか
855名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 00:25:59 ID:kB2zlo0P
支配人・隊長・男役トップの兼任じゃ、
真面目なマリアは倒れるまで無理しそうだ

そうなると、かえでさんが無難かな
856名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 07:07:52 ID:8WFrF+n2
マリアは補佐こそ適任であるって自覚しちゃったからなぁ。
更にいえばかえでもマリアも触媒である男こそ、
花組を纏められることを十分に理解してる。

大神がいないと成り立たない部隊だよなと改めて感じる。
だがそれがイイ。
857名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 21:53:11 ID:Fb9Rywqq
とりあえず、支配人はかえでさんで隊長代理がマリアだろ
帝都に事件が起きたら、
大神がリボルバーカノンで緊急帰還すればいいさ
確実に寿命は縮まりそうだけどなw
858人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/05/26(月) 22:47:23 ID:6p9ux4Nj
大神は今、重大な局面に立たされていた。

米田の勇退。そして、それに伴う、大神の総司令兼隊長就任。ただし、隊長は以前からなので、今回の人事は総司令への昇格。
だが、ここで一つ、厄介な出来事が持ち上がった。
大神のこれまでの戦いは、帝都の花組、巴里の花組、その双方から絶大な信頼を受けていた。
帝都と巴里、その両方から、新たに隊長就任を要請されるということ。しかし、大神一郎の身体は、一つしかない。
どちらも、花組隊員の触媒となれる信頼できる隊長が必要。だが、大神は一人。二人もいないのだ。
紐育の華撃団は、甥の新次郎が絶大な信頼を受けて、隊長に就任している。だが、巴里と帝都は、既に大神一郎が絶大な信頼を得ているので、他の男の入り込める余地は全くなかった。
仕方なしに、大神は一計を案じた。

「隊長、お呼びですか?」
今、この支配人室にマリアが来ている。
「マリア、早速だが、後ろを向いてほしい。」
マリアには大神の意図はわからない。しかし、大神のことは信頼している。だから、大神のいうとおりにした。
「そして腰を突き出して。」
「隊長・・・・・・昼間っからですか?」
マリアには大神の意図がすぐにわかる。伊達に何年もの付き合いではない。
「わかっているじゃないか。」
マリアは本能的に、大神にお尻を向けて、突き出してしまう。マリアの身体は、己の意思とは無関係に、大神を欲しているのだ。
「ですが隊長、どうして今?」
「マリア・・・、俺は、帝都と巴里両方から、信頼されている。でも、俺の身体は一つしかない。
だから、念のために、俺の遺伝子を、マリアの身体の中に残しておこうと思ったんだ。」
「隊長・・・・・・わかりました。」
そしてマリアは、ズボンを脱いで、その白くて形のいいお尻を大神に向けた。その中央には、発情したマリアの女。
「では・・・・・・いくぞっ!」
「はああうううっ!!!」

それから数ヵ月後。
帝都に新たな強敵が現れた!
花組隊員は全員、光武に搭乗して出撃する。今のところ、隊長代理はマリア。しかし、大神ほどの戦術戦略はないから、窮地に陥ってしまう。
(隊長・・・どうしたらいいの?)
マリアは心の中で大神に語りかけた。すると、マリアのお腹の中から、声が響いた。
(ここは『火』作戦だ!)
(了解!)
そしてマリアは、他の隊員たちに隊長代行として指令を出す。
「みんな!『火』作戦でいくわよ!」
「了解!!!」

こうして帝都の花組は窮地を脱し、大勝利を収めた。

おしまい
859名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 22:57:37 ID:EhgxM9bz
腹の中www
860名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 23:17:32 ID:Fb9Rywqq
うまい!この手があったかwwwww
861名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 00:31:14 ID:XL+IGMwH
発想の無駄遣いにも程があるわwwww
GJ!
862名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 19:04:33 ID:HSig10s1
大神さんって凄い人だなおいw GJ
863名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 09:32:44 ID:U5u9jZTZ
どんなパワフルな精子なんだよ!?
864名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 20:57:03 ID:PNbj1rML
GJ!
ある意味、感動的な展開なんだか、笑えるのはナゼだろうww
865 ◆6TjG7fAi0k :2008/05/28(水) 22:46:30 ID:2fvvZcAh
>>858
深夜に爆笑してしまったじゃないですか。GJです。

投下します。これまでにも何度か書いた童話パロディ、白雪姫です。
俺に書けるギャグはせいぜいこの程度です…。
866白雪姫 ◆6TjG7fAi0k :2008/05/28(水) 22:47:50 ID:2fvvZcAh
昔々あるところに、小さな国がありました。
その国の王様と王妃様には長く子ができず、たいそう悩んでおられました。
ですが、ある年に王妃様はとうとう懐妊し、やがて美しい女の子を産みます。
艶やかな黒の髪と、抜けるような肌の白さを持った女の子に、二人は白雪姫と名付けました。
待ちに待った子の誕生。ですが王妃様は産後の肥立ちが悪く、間もなく亡くなってしまいます。
王様は深く悲しみましたが、数年の後に新しい妻を娶りました。
しかし、新しい王妃様は魔女だったのです。

「鏡よ鏡、この世で最も美しいのは?」
「もちろんすみれ様です」
今日も魔法の鏡に話しかけ、自分の美しさを確認。ほとんどナルシストです。
ところが、ある時に異変が起こります。
「鏡よ鏡、この世で最も美しいのは?」
「…白雪姫です。この国の王女、白雪姫。彼女こそが、この世で最も美しいひとです」
「なんですって!?…鏡、覚えていなさい」
いまだ王妃様の美貌は衰えていません。それでも鏡は白雪姫のほうが美しいと言いました。
怒り心頭の王妃様、事が済んだら鏡をたたき割ると心に誓いながら、白雪姫を城から追い出すようにと命令を下しました。
もちろん追い出しただけでは一番になれるわけではありません。刺客をさし向け、白雪姫を殺す算段でした。

「なんで俺がこんな目に…」
ぶつぶつと呟き、負のオーラをまき散らしながら森を進む白雪姫。
背後から近づく、刺客こと葵叉丹。劇にかこつけてイワされた恨みを晴らそうというわけです。
「おい」
「まったく…俺より白雪姫向きの人なんていくらでもいるじゃないか。いくら面白くないからって俺に押し付けるなよ…」
「おーい…」
「そもそも代金貰う劇にそういうベクトルの面白さを求めるのが間違ってる。あとで脚本家に文句言わなきゃな」
未だ気付かない白雪姫に少々凹む刺客。俺ってそんなに影が薄いんだろうか…なんて愚痴ってます。
でも、気づかれないのは好都合。先制攻撃で首を取ってやる、と刀を振り上げたその瞬間。
二本の刀が交差するように首筋に。
「どうかしたのか?」
首筋をなでる冷たい感覚。刃はしっかり押し付けられていて、1ミリでも首を動かせば切れそうです。
「いい天気だから刀の手入れでも、と思って」
「そうか?どっからどう見ても曇天模様だろ」
は、はぁ…などと言いながら、はらわた煮えくり返る刺客。
やがて対峙に飽きたのか、白雪姫が刀を戻しました。その時を狙って、刺客は再び抜刀。
「ぐっ!」
しかし、あえなく撃沈。峰で遠慮なく延髄を打たれ、一瞬で昏倒。
所詮敵キャラ。主人公とは器と実力が違います。

「まだ怒りが収まらないなー」
刺客を、彼自身が持っていたロープで逆さづりに縛りあげ、背中に敗者と一筆書いて放置。
ついでに刀で頭頂部のみを残して髪を剃り…そこに『特殊スイッチ。押してください』と書いた紙を張る、と…。
「うん、完成」
血も涙もない姫様です。
867白雪姫 ◆6TjG7fAi0k :2008/05/28(水) 22:48:46 ID:2fvvZcAh
目下の脅威は消え去り、あてもなく森を彷徨う白雪姫。すでに西日になっています。
「日が暮れてきちゃったなぁ…。ロクな装備がないから、野宿もちょっと厳しいか…」
さてどうしようかと思っていると、明かりが見えました。これ幸いと近づいていくと、明かりは一軒の家。
「ごめんください」
トントン、と扉を叩いても反応なし。ですが、人の気配は伝わってきます。
「…ごめんくださーい」
今度はやや強めのノック。また反応なし。家の中は何やら喧々そうそうとしています。
「狼虎滅却…」
もはや実力行使しかない、と判断した白雪姫。二刀を手に気合をためます。
そして気合が今まさにはじけんとしたその時、扉が開きました。
「どなたでしょうか?」
出てきたのはさくら…ではなく、小人。
「えーっと、話すと長くなるんですけど。まず…
――――というわけで、行くあてがないもので、しばらく泊めてもらってもいいでしょうか?」
「ええ、構いませんよ。ですけど、働かざるもの食うべからずが当家の家訓ですので
私たちの仕事を手伝ってもらいます。それでもよろしいなら、何日でもお泊り下さい」
「ありがとうございます。何もしないのも心苦しいですから、そんなことで済むなら…」
というわけで、小人とその家族7人との共同生活が始まりました。

ちなみに、白雪姫に与えられた仕事というのは家事全般。
朝は水汲み、朝食の準備、洗濯。昼は昼食、掃除。夜は夕食、ベッドメイキングとこんな感じです。
重労働。手伝いというレベルは超越しています。
しかも…。
「ねー白雪姫。ご本読んでよ(お兄ちゃん一人占め〜)」
「白雪姫さん、剣のおけいこをするから、付き合ってくれませんか(渡さないわよ)」
「白雪姫はん。新しい機械を作ったさかい、テストに付き合うてもらいたいんやけど(ウチのもんやで?)」
同時に3つのお願い。アイコンタクトの末、当たり前のように起こるケンカ。苦労人、白雪姫。
「お兄ちゃんはアイリスのものなの!」
「アイリス、一人占めはずるいわよ?」
「せやで、抜けがけなんて許さへんで」
「ま、まぁまぁ…みんな、抑えて抑えて…」
「「「じゃ、誰に付き合うの?」」」
「!!!」
こんな感じです。男子冥利に尽きるのか、それとも最大の不幸なのか。
ちなみに他の小人達はと言うと…。
(あぁ〜大神さんがあたしのお世話…大神さんにかしずかれるなんて、もう最高…)
(お、大神さんがあたしの下着を洗ってる…恥ずかしいのに、なんだかちょっと嬉しい…)
(大神さんって結構料理上手なのね…。手料理なんて、まるで結婚してるみたい)
(大神くん…しばらく見ないうちにいい男になったものね…)
ダメだこいつら、というツッコミがどこからか聞こえてきそうです。
868白雪姫 ◆6TjG7fAi0k :2008/05/28(水) 22:49:51 ID:2fvvZcAh
その頃、お城では。
もろこしヘッドになった刺客がほうほうの体で帰ってきていました。
「情けないですわね。それでもラスボスですの?」
「面目次第もない…」
本気でうなだれる刺客。剃りあげられた頭が汗と夕日に照らされています。
「まったく…まぁ、初めから期待はしていませんでしたけど。わかっているとは思いますけど、報酬はナシ。
ついでに懲罰房で7日半と2時間15分ぐらいゆっくりしてなさい。衛兵!」
手を叩き、衛兵を呼びます。衛兵に両脇を抱えられ、引きずられるように退出していく刺客。
せっかくの出番だと思ったのにかませ犬ってどういうことだー!とかなんとか言っています。
「やれやれ。かくなる上は、私が自ら動くしかありませんわね」
重い腰をあげた王妃様。
魔法のようなメイク術を見せ、瞬く間に老婆に変身。
ローブを着て、その手には毒たっぷりのリンゴ。白雪姫を仕留める小道具…。
これで終わりね、と邪悪な笑みを浮かべて、森へと入っていきました。

次の日。
今日は珍しく、小人達は全員いません。仕事、買い物、狩り、爆発の結果入院などで。
久しぶりのフリータイムを満喫していました。
「あぁ…なんて、なんて平和なんだろう」
んー、と大きく伸びをして、我が世の春を謳歌。
さて本でも読むか、と本棚に足を向けたところで、扉を叩く音。
「…誰だろ?帰ってくるにはちょっと早すぎるな」
まだ午前中。そんなに早く帰ってくるわけがありません。というか、自分の家にノックして入る人はいません。
ちょっと怪しいなぁ、と思いつつも扉を開けます。もちろん愛用の二刀を持って。
そこにいたのは、老婆。リンゴがたくさん入ったカゴを持っています。
「えーっと、どなたでしょうか?」
「いや、突然訪問して悪いのお。この近くにリンゴの木があってな。取っているうちについつい取りすぎてしまっての。
家に持って帰るにも重すぎてな。仮に持って帰っても、食べきれないで腐らせてしまうじゃろうし、
かといって捨てるのもあれじゃろ?だから、分けようかと思ってのお」
「それはまた親切に、ありがとうございます」
それじゃ、とりあえず味見でもどうじゃ?と言って、一つ手渡しました。
とりあえず受け取った白雪姫。ですが、流石は軍人。どこかおかしいと思いました。
「なんだか、このリンゴ、変な匂いがしませんか?」
「気のせいじゃ。ささ、がぶっと一口」
さてどうしようかと思っていると、虫が一匹、リンゴに止まりました。
止まった瞬間、虫は絶命してひらひらと落ちていきます。
「せ…せっかくのご厚意を無にしてしまうんですけど…遠慮させて下さい」
恐ろしい光景のせいか、笑顔はひきつり顔面蒼白。無理もないですけど。
「そうか?残念じゃのう…。じゃあ、これで終わりですわ!」
老婆は着ていたローブを翻し、中から愛用の薙刀を取り出しました。
唖然としている白雪姫めがけ、本気の一撃。油断していた白雪姫は、その場にばったりと倒れました。
「悪く思わないでちょうだいな。あなたが悪いんですから」
動かない白雪姫を満足そうに見て、王妃様は立ち去っていきました。
869白雪姫 ◆6TjG7fAi0k :2008/05/28(水) 22:51:04 ID:2fvvZcAh
しばらく後、ちょうど正午ぐらいに、その場を通る人影が二人。
一人は高貴な出で立ちで、白馬に乗っています。
もう一人はいかにも護衛といわんばかりの偉丈夫で、黒馬に跨っていました。
「王子殿下、あれを!」
「カンナ、何を見つけて…!!あれは、人!?」
護衛が白雪姫を見つけました。すぐに二人で駆けよります。
馬から降りて、うつぶせになっているそのひとを起こしたその時、王子様は電撃に打たれたような感覚を覚えました。
(か…可愛い!普段は凛々しいのに、この苦しそうな表情!なんて…可愛い。
今は意識がない。つまり、私の好きにできる…ここは一つ、既成事実でも作ってしまおうかしら)
にやりと笑う王子様。すぐに表情を戻して、まじめな顔で護衛に命令を出します。
「カンナ、すぐ城に戻ってちょうだい!まだ息はあるわ。すぐに医者を呼んで!」
「それでは王子殿下の護衛という任務が…」
「人の命がかかってるのよ!?責は私が負う、早く行きなさい!」
了解!と言って護衛が去っていきます。
その姿が完全に見えなくなったのを確認して、王子様は顔を再びにやけさせました。
「さぁ…まずは、服を緩めてあげなくちゃ。お医者さんごっこね、ふふふ…」
服に手をかけ、さぁ脱がそうとした時、にわかに白雪姫が目を覚ましました。
「お、俺、いったい…?」
寝ぼけたような甘ったるい声に、王子様はとうとう我慢ができなくなってしまいました。
「さ…もう少し、寝てて下さいね?これから、いいところなんですから」
起きかけた体を優しく押し倒し、細い腕で組み敷く…。


この後白雪姫がどうなったのかはわかりません。
ただ、白雪姫も王子様の事を好きになってしまったようで、その後二人は仲良く暮らしたそうです。
めでたし、めでたし。
870白雪姫 ◆6TjG7fAi0k :2008/05/28(水) 22:52:02 ID:2fvvZcAh
ありがとうございました。
871名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 23:48:16 ID:PNbj1rML
GJ!!
エロ王子マリアに萌えたwww
872名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 03:28:51 ID:BlhUtn5C
マリアに王子はハマリ役でつね
873名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 23:35:55 ID:80wrZLrX
男には情け無用で女には優柔不断
なんて素敵な大神白雪姫www
積極的なマリア王子もイイ!! GJ!
874名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 20:05:08 ID:OtnqiffK
GJ!!
875名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 01:54:16 ID:CYANaRls
加山×花組の誰か、でエロ希望。
同人では加山はかえでさん一筋ネタばかりだけど
あの神出鬼没なとこは使いやすいと思うんだが‥‥
あれで結構鬼畜だったら面白いw



876名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 04:47:27 ID:FzDRK8b9
花組の貞操は大神のもの
877名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 20:10:48 ID:oDMWuo0O
ですよねー
878名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 21:13:25 ID:vNA19w5y
大神×かえでが読みたい
意外と見ないんだ
879名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 22:01:22 ID:vW4KPnAT
>>878
大神さんが珍しく深酒をして、あやめさんと見間違うとかないとなかなか無いよな。
その深酒の理由はあやめさんの命日で……

無理だな。悲しすぎる。それに、よくあるパターンだな。
880名無しさん@ピンキー:2008/06/02(月) 22:04:17 ID:HxAzkDUS
>大神×かえで
そういえば俺も見たこと無いな
やっぱり大神×あやめの印象が強すぎるからだろうか
あやめさんより一緒に居る期間は長いのに
なんか絡みが想像しにくいな
881名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 10:25:06 ID:yfCCB61c
真っ赤な満月の夜にかえでの体にあやめが降臨して、姉の思いを遂げさせるために大神の部屋に忍んで行って、
姉妹で一緒に大神に抱かれて激しい時を過ごして姉の魂が消え去った後で眠る大神に口付けて自室に戻るかえで
だったが、姉の魂が消えた後も大神に対する思いが自分の心の中に熱い炎となって燃え盛っている事を自覚する。
次の朝、大神と顔を会わせたかえでは自分の思いと副指令という立場を考えて戸惑い、素直に自分の気持ちを表す
さくらに苛立ちを覚える。
882名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 11:47:09 ID:MF1zVR+Z
>>881
さあそいつをSSにして投下するんだ!!
883名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 19:44:03 ID:2MWX+4lr
>>875
劇場版でカヤマリアに目覚めますた
884名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 20:14:30 ID:3MQjsO3q
>>881
SSキボンヌ
885名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:50:52 ID:huJl+J3J
大神とかえでさんは隣部屋なんだよなあ
886名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:58:21 ID:8F5/5PFc
あ、そうだっけ?
じゃあ大神が部屋に誰か連れ込んだらバレバレかw
887名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 00:05:32 ID:8o5runxS
むしろ二人が忍び会ってても花組にはバレにくいわけで
888名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 20:10:54 ID:IQVxcGLP
かえでさんは大神が悩んだ時に包んでくれる人です
でもあやめさんを超えられない自分に対し
大神を頼ってしまう部分が非常に複雑に絡み合ってエロちかる
889名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 15:08:49 ID:gPq5EuQo
大神×マリアとはまた違った感じのアダルティなカップルですな
890名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 21:57:10 ID:v/yrV/nA
かえでさんは大神より年下だよね
891名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 00:39:27 ID:My0VbBvu
え?かえでさんはあやめさんより2歳下だから
大神より2歳年上だろ?
892名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 00:58:40 ID:YJO0pNcV
あやめさんってそんな年上だったんだ
893 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/08(日) 20:47:01 ID:UsPTyv9p
何やら時代はかえでさんのようなので書いてみました。エロ前まで。
いやー…難しいですね、かえでさん
894 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/08(日) 20:48:44 ID:UsPTyv9p
書き忘れorz
前提条件=4の大神ED後。今回の大神は酒に弱い。
895太陽と月 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/08(日) 20:49:32 ID:UsPTyv9p
「うおおおおお!」
逃げるしかない!後ろには半ばケダモノの女の子達。そして俺はそれに追われる羊でしかない。
ちらっと後ろを振り返る。まだ全員いる…。誰もあきらめてはいない。
「止まれ!隊長!」
「誰が止まるか!」
帝劇を飛び出して、銀座の街に繰り出す。
周りの人はなんだあいつらって目を向けるけど、俺らは真剣だ。
全速力で逃げる。メロスでも太刀打ちできないくらいの速度で。
赤坂を突破する頃にはもう誰もついてこなくなった。

「あはははははは!!!で、それでほうほうの体で帰りついた、と」
全く屈託のない笑いを見せるかえでさんがなんだか嫌だ。
「笑わないで下さいよ。こっちは本気で人生の危機を感じたんですから…」
「ま、もてる男はつらいってとこね」
そう言ってまた笑った。かなりのジト目を向けているのに、気づいているのかいないのか。
「で、なんであたしの部屋に来たの?」
「この状況で自室に帰れるわけがないでしょうに…」
それもそうね、と一言言い残して、かえでさんは部屋から出て行った。
いきなりどうしたのかと思っていたら、しばらく後に帰ってきた…手に酒瓶とグラスを持って。
「ま、飲みましょうよ。どうせ興奮してるんでしょうし、何か飲まなきゃ寝られないわよ?
大神くんの部屋の前には、案の定と言うべきか張りついてる人がいるしね」
やっぱり…。よかった。かえでさんの部屋に来て。
ん…?となると…。
「俺は今夜どこに寝ればいいんでしょう?」
外には人がいて、俺の部屋には帰れない。というかこの部屋から出れない。
とはいえ、かえでさんに出て行ってくれというのは絶対間違ってる。
「あたしの部屋しかないじゃない」
派手に咳き込んだ。今、絶対俺が息を吸い込む瞬間を狙った。
「な…何を言ってるんですか!女性と男が同室で寝るなんて、倫理的に間違ってますよ」
「そんなんだからあの子たちに半端な態度とっちゃうのよ…」
…それを言われると何も言い返せない。いや、でもなぁ…。こう、妙な意識をしてしまうじゃないか。
というか、かえでさんは大丈夫なのか?
顔をちょっと見てみると、酒精のせいかいくらか顔が赤いけど、別に変った様子はない。
大人の余裕ってやつですか?
「飲みなさいよ、大神くん」
896太陽と月 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/08(日) 20:50:14 ID:UsPTyv9p
半ば無理やりに勧められる。俺、酒弱いんだけど…。ああ、もう、どうにでもなれ。
一気飲み。日本酒かと思ってたら、焼酎だった。これはキツい。
「げほ、げほ!あー…喉が燃える…」
「弱いくせに一気に飲むからよ…はい、お水」
出された水をこれまた一気飲み。少し落ち着いた。
けど…頭に霞がかかってきている。
「かえでさん」
俺はいったい、何を言おうとしているんだろうか。
「ん?どうしたの、大神くん」
「俺…平和のために戦うって断言しましたけど…実のところ、そうとも断言しきれないんです」
へぇ、と興味深そうな顔。グラスも置いて、こっちの話をしっかり聞くつもりみたいだ。
この話は心の中に沈めるつもりだった。でも今は、別に話してもいいかと言う気になってる。
「それは初耳ね。誰なの?」
「そのひとは…いつも気丈に振る舞っています。そのくせ、脆さと暗さを併せ持ったひとです。
偉大な先人を持つが故に、常に比較される。実際のところ、周りの人間はそういう目線で見た事はないですけど。
そういうところの中にいるから、常に気丈に、明るく、朗らかに振る舞っています。
誰にも悩みを打ち明けず、誰にも頼らずに強がる。そんなひとです。
初めのうちは、そういうところを俺にぐらい打ち明けてもいいじゃないか、という父性に似たものを抱いていました。
でも、そのうち変わりました。一人の人間として、愛してやまなくなっていました。
俺はその気持ちを打ち明ける気はなかった。少なくとも、さっきまでは。
さて、問題です。俺が想いを寄せるこの人は、誰でしょう?」
かえでさんは黙りこんでいる。しっかり考えているみたいだ。
その間に焼酎をグラスに注ぐ。もうちょっとだけ、酒の力が欲しい。
「うーん…マリアかしら?それともグリシーヌ?」
首を横に振る。また考え込んでしまった。
グラスの中の焼酎を呷る。水割りにしたけど、喉の熱さはしっかりと来る。
「…ダメね。わからないわ。答えは?」
グラスを置いて、かえでさんの目をしっかりと見る。視線が交わった。
「答えは…かえでさんです。俺、かえでさんのために生きるのも悪くないかと思います…」
交わった視線が外された。少しうつむいた顔。顔の赤さは、酒だけのせいじゃないだろう。
俺もおそらく真っ赤。言ってしまった。つかえが取れて快いような、それとも身を斬られるような、複雑な感じがする。
「な、なに言ってるの、大神くん。酔っ払っちゃって…」
「酔わせたのはかえでさんでしょ…ひっく。どうしたんですか?顔赤くしちゃって…っく」
酒が回ってきている。少しずつ、頭がぼうっとしてきた。
それでも、かえでさんを見る目は閉じない。
「俺の想いは伝えまし…っく!た。かえでさんは、どういう返答を…?」
かえでさんの顔からは赤さがとれて、少し泣きそうになっている。雲行きはあまりよくない、か。
「あ、あたしは…あたしは…!!」
急に立ち上がり、飛びだしていく。一瞬のことで、少し呆けてしまった。
「か、かえでさん!待ってください!」
気を取り直してすぐに後を追いかける。だけど、酒が過ぎたせいか上手く体が動かない。
それでも、必死に追う。それしかできなかった。
897太陽と月 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/08(日) 20:51:02 ID:UsPTyv9p
がむしゃらに走った。追ってくる大神くんを振り切るために。
息が切れるまで走り続け、息が切れても足をとめずに、ただ逃げる。

どれだけ走ったのかはわからない。気づくと、あまり見たことのない場所にいた。
人気もないし、建物もそんなにはない。
灯りを見つけて、そっちのほうへと歩いた。一軒の店。『迷い人』。どうやら小さな…酒場、かな。
どうせ行くあてもないし、お酒を飲みたい気分。ためらわずに入っていった。
「いらっしゃいませ」
中にほかの客はいない。明かりも薄暗く、店主さんの顔もわからない。女性であるのは、声でわかる。
「どうします?」
「とりあえずお酒。なるだけ強いのを頼むわ」
すぐにお酒が出てくる。どうやらブランデーのよう。かなり強いお酒だけど、一気に飲んだ。
喉が焼ける。今は心地いい。もう一杯飲み干すと、頭の中が霞がかって来る。
丁度いいわ。このぐるぐる回る思考を止められるから。
三杯目を飲み終わる頃には、深い考えはできなくなっていた。
「店主さん」
「はい?」
初めて来た店なのに、店主さんの声はどこかで聞いた声。懐かしいような声。耳に優しい。
「月が太陽に恋をするって、どう思う?」
カウンターにぐだっとへたり込む。お皿を洗う水音が聞こえるだけで、店主さんの声は聞けない。
「あたしは月なの…光を受けなければ輝けない。自分で輝くことができない、青白い顔をした月…。
だからかな、あたしは太陽に恋をした。強い輝きで世界を照らす太陽に。
身分が違う恋だと思ったわ。他にもたくさんの輝く星が太陽に恋い焦がれていたから。
自分の輝きを持たない月なんかが、太陽に恋をするのは間違ってる、ってずっと思ってた」
もう一杯、グラスにブランデーが注がれた。そのグラスの中には、真ん丸な氷。
酒の海に浮かぶ丸い氷。なんだか奇麗で、飲むのが勿体なくて、グラスを置いた。
「でも、太陽が月のほうを振り向いてくれたの。数多の恒星を無視して。一緒にいたいって。
嬉しかったわ。でも、ダメだと思った。自分の輝きを持たない月が太陽に寄り添っても、品位を落とすだけだもの。
恋する気持ちに嘘はないわ。でも、やっぱり身を引くべきよね?」
カウンターに突っ伏したまま、問いかける。なぜかはわからないけど、悲しい気持ちになった。
水音が止まる。洗い物が終わったみたい。
「あたしは部外者ですから、何か言うのも間違っているかもしれませんけど。
太陽のほうから寄り添ってくれているのに、品位も何もないと思います。
そんな覚悟もないのに、太陽から来るわけはないでしょう?」
優しい言葉に顔を上げる。さっきは見えなかった顔が、今は見えた。
そこにいたのは、見なれた顔。もう二度と見れないと思っていた顔。
「ね…えさ……」
「…寄り添ってあげなさい。今は輝けなくても、いつか輝けるわ。気持ちに嘘をついちゃ、ダメよ?かえで」
しっかりと見えた。優しい微笑みを浮かべた姉さんが。
その直後、急に光が溢れてきて、何も見えなくなっていった。
898太陽と月 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/08(日) 20:51:32 ID:UsPTyv9p
――えでさん!かえでさん!
「ん…?」
あたしを呼ぶ声で目が覚めた。目を開けると…大神くんがいた。
「お…大神くん!?ここは?」
「ミカサ公園ですよ。まったく…心配させないでください。
ベンチでぐったりしているのを見つけた時は、本当に焦りました。大事ないようで何よりです」
ミカサ…姉さんが逝った場所。死んだ後でも、あたしの世話か…お節介なひとね。
(ありがと、姉さん。あたし、ちょっと頑張ってみる)
「立てますか?」
「もちろん。さ、帰りましょう」
肩を借りなくても立てる。なんだか、身体の調子がいいみたい。
帰り道は、走ったりしないでゆっくりと。
「月がきれいね」
見上げれば、きれいな満月。中天に輝いている。
「そうですね」
二人で夜空を眺めながら歩いた。あんまり障害物のない道だからできること。
「大神くん。さっき、あたしの事を好きって言ってくれてありがとう。嬉しかった」
あたしも、言わなきゃね。自分の気持ち。嘘をつきたくないから。
大神くんの体が少し緊張した。顔を下げて、あたしのほうを見つめてくる。
真っ直ぐで輝いた瞳。あたしにはないもの。
「あたしも、大神くんのこと、好きよ。できれば、ずっと一緒にいたいわ」
そう言って手をつなぐ。静かに寄り添う。今はそれだけ。


月は誰かの力を借りなければ輝けない。
でも、いつか…輝いてみせる。自分の力で。
そうしたら、抱きしめてね?
899 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/08(日) 20:51:58 ID:UsPTyv9p
ありがとうございました。
900名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 21:48:24 ID:HZQxTHHz
大神×かえでさんか!
よければエロの方もお一つ・・・
気が向いたらでいいので
901名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 23:01:19 ID:o93Zs5PA
GJ!!
呑まないと告白できない大神が新鮮だw
かえでさんもイイね
902名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 23:06:19 ID:kj9C88zR
>893
GJ!!思わず即行で保存した
かえでさんも可愛いな
それにしても、やっぱりかえでさんと酒は切っても切れないんだなw
903名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 09:43:21 ID:eCWLzsXv
GJJJ!
904名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 23:38:25 ID:34MCZAvs
GJ! 花組もいいけどかえでさんも好きだ
905名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 00:30:22 ID:e6jSL+1Z
いいな、かえでさん
906名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 00:21:57 ID:p8PM6up5
かえでさんとマリアとカンナ、誰が1番酒に強いんだろ?
907名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 18:34:18 ID:kQ6epcK0
イメージ的にはマリアかな
かえでさんは圧倒的に弱いだろw
908名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 19:59:08 ID:NbyvUDgx
個人的にはカンナのほうが強そう。マリアは飲み方わかってそう(自制できる)な気がするけど、
カンナはとにかく飲みまくる、単なるウワバミみたいなw
909名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 20:03:49 ID:yteYqG5D
酒に強い
マリア>カンナ>>>>かえで

酒が好き
マリア≦カンナ<<<<<<<<<<<<かえで

こんなイメージがある
910名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 00:22:34 ID:SBMhOFGf
>909
かえでさん酒好きすぎ吹いたw
酔わせて色んなことしたい
911名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 01:33:52 ID:Vos75Cmt
かえで・マリア・カンナの3人で仲良く飲み会‥‥のハズが
話の弾みで飲み比べに変わり、お互い意地になってムチャ飲みし、
短時間でベロンベロン状態に。
異変に気付いて止めに来た大神だが、泥酔した3人に抱きつかれて
部屋に引っ張り込まれ、裸に剥かれて逆レ○プされるハメに‥‥

  というありがちな酔っ払いSSキボンw
912名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 01:42:49 ID:kpNUrUUF
3人に逆レ○プ設定なら、ぜひ3人娘に襲われる大神とか読んでみたい
913名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 12:23:15 ID:cPYnBCGe
3人娘って、メル・シー・グランマの事かい?
914 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/12(木) 13:56:24 ID:KG0J4kvf
3人娘に逆礼婦とか不覚にも面白そうだと思ってしまいました
915人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/06/12(木) 17:07:46 ID:4wcO+Hmm
花組隊員にレイプしようとしても、なぜかすべて和姦になってしまう大神さん
大神さんがレイプしに来るのを今か今かと待ち構えているやる気満々な花組の皆さん
916名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 17:31:40 ID:bqHcmm+L
>>915
よし、うp
917人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/06/12(木) 17:52:50 ID:4wcO+Hmm
>>916
しばらく(数日)お待ちを。今から構想を練るので。
918名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 18:26:20 ID:bqHcmm+L
>>917
楽しみにまってますよ
919名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 21:01:31 ID:zfI93NHN
>>915
大神の性癖を見切ってる花組スゲェww
これもある意味逆レイプじゃね?

ところで大神って下着は何着てんだろ
なんか描写あったっけ?
920名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 21:08:56 ID:2ma13JF1
トランクスじゃなかったっけ
921名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 23:32:54 ID:bqHcmm+L
だみゃ〜ん氏のこれまでの傾向を見ると・・・たとえトランクスであってもふんどしにしちゃいそう
922 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/13(金) 20:13:42 ID:FnANutC0
投下します。ロベリアが大好きなんで書いてみました。多分切ない系。純愛。
923氷河 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/13(金) 20:16:26 ID:FnANutC0
太陽。昼間。明るさ。アタシはそれが嫌いだ。
明るさは闇を照らす。さまざまなものを照らしだす。
見なくてもいいもの、見たくもないものを暴きだす。
だから、アタシは夜と闇が好きだ。そこにしか居場所はない。
星も月も届かない闇。そこに一人でいると、落ち着く。笑い声をあげたくなる。
アタシに優しいのは闇だけ。光は秘密を暴こうとする。
そう思っている。…いや、いたと言うべきか。
アタシはそいつに全て吐き出した。光の中にいる人間に。
そういうことをした時、反応は二つだ。
顔をしかめて去るか。憐憫の目を向けて気休めを言うか。
今まではその二つしかなかった。でも、そいつは…
「ロべリア…お前、酒強いな…」
「アンタが弱すぎるだけさ」
あたりにはボトルが転がってる。目の前にいる男は潰れそうだ。
戦闘の時に見せる凛々しさとは全然違う姿。情けないな。
「だけどまぁ、アタシにここまで付き合える奴も珍しいけどな。さすがにちょっと酔ったよ」
アタシの部屋で日没から延々と飲んでいて、もう日付が変わるくらいになっている。
今日飲んだ酒を合計すれば、半端なバーの一日分ぐらいにはなるかな。
途中からはグラスじゃ間に合わなくなって、ボトルから直接飲んでた。
ここまで粘るのは想定外で、酒に飲まれないようにしてるアタシでも飲まれてしまいそうだ。
で、隊長はもうテーブルに突っ伏している。こりゃ間違いなく寝てるな。
(ま、別に風邪ひいても構わないか。アタシのせいじゃないし)
さて、アタシも寝るかな。思いがけず、楽しい夜だった。
ベッドに戻り、灯りを消す。地下のこの部屋は、灯りがなくなると本当に真っ暗になる。
そこが気に入っていた。狭苦しい部屋で、ただ黙っているのが好きだから。
今夜は邪魔者がいるけどね。

「ロべリア」
…ん?
声は隊長のものだ。けど、なんだか違う。酔っ払った声じゃない。
まるで戦闘中のような、意志の見える声。
「どうした?」
「なんだか、変な感じがしてな。ここは、ロベリアが住むべき場所じゃないような気が」
「…なんだ、それ。いきなりわけのわからないことを言うな。バカだからか?」
灯りがつけられた。黒一色だった部屋に色がつく。
隊長は本当にさっきまで酔いつぶれていたのかと思うほど、足取りも眼差しもしっかりしていた。
急な変化に戸惑う。
つかつかとこちらに歩み寄ってきて、ベッドの縁に跪いた。酒の臭いはする。酔っ払っていたのは確かだ。
「もっと明るい場所のほうがいいな。清らかなその身には、そっちのほうが似合う」
わけのわからん冗談を言う男だな。アタシが、清らかだって?
「清らかなんて、懲役1000年の大悪党に言うセリフじゃないだろ。とうとうトチ狂ったか?」
「罪は罪だ。でも清らかだ。魂に穢れは見えない。なんだか今、それを言わなきゃならない気がした。
自分でもよくわからないけどな。なぜか、それを今言いたかった」
924氷河 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/13(金) 20:17:22 ID:FnANutC0
この男…アタシの何を知っていると言うんだ?
闇の中を喘ぎながら進んできた人間の事を、日の当たる場所を進んできた人間が…何がわかるんだ?
苛立った。なんでこんなにいらつくのかはわからないけど、とにかく苛立った。
「アタシが…この体が、清いだと?見てみろ…この体を」
身にまとったものを全て脱ぎ捨てる。そこにあるのは薄汚れた体だけだ。
斬られたもの、殴られたもの、打たれたもの、火によるもの。ありとあらゆる傷痕が、この体には刻みつけられている。
「この体が、アタシだ。ガキの頃から誰にも大事にされずに生きた。悪の味を覚えてからは、みんなアタシを恐れた。
これが闇の中を進み続けた女の人生だ。生きるためにはなんでもやらなければならなかった。
暴行、放火、詐欺、盗賊、裏切り…。そういう所で生きてきた。そうしなければならなかった。
アンタとは違う。まともな世界で生きることなんて出来やしない。
どうだ?この汚れた体を見ても、アタシを清いだなんて言うのか?」
一息で言いきった。息があがっている。目の前の男は、ただ黙って立ち上がった。
「ロべリア。君はまだ清いよ」
抱きしめられた。あやすように、優しく髪をなでる手。
「体の汚れは洗えばいい。自分で手が届かないっていうんなら、俺が手を貸すよ。
心まで穢れなければその人は清い。だから、君はまだ清い。他の誰がなんて言おうとも言いきる」
声音ははっきりしていて、酔っ払いの戯言じゃないのは確か。
アタシを知って、こんなことを言う奴は初めてだ。どうすればいいのかわからない。
その体から、不意に力が抜けた。ベッドに押し倒される。
「ちょ、ちょっと…隊長。何考えてるんだよ…?」
首筋に吐息がかかる。ぞくぞくする…。
「う…ぁ…」
こんな気持ちを抱いたまま、こういう風になったのは初めてだ。
首筋にかかる息は熱さを増したような気がする。
「い、いい加減に……?」
はっとした。この男、息をかけるだけで、指一本動かしていない。
と、いうことは…。
「すー、すぅ…」
「寝てるのか…ったく、気楽なもんだ」
安らかな寝顔を浮かべて、無心に眠る。
このバカな男の事をアタシはどう思っているんだろうか。
とりあえず言えるのは、拒めなかった。
酔っ払いの一人や二人、簡単に払いのけられる。でも、さっきは体が動かなかった。
もしあのまま続きをしていたとしても、拒めなかっただろう。
「惚れちまったのかな…。アタシらしくもない」
それでも、今までの氷のような心と比べたら…まぁ、悪い気はしないな。
アタシはまだ裸だけど、不思議と寒くない。寝ている男のせいかな。
「体の汚れは、洗えばいい…か」
生きた証。薄い傷痕。この汚れを落とすのか。キレイな体になるのか。
だったら…方法は、ひとつしかないな。犯罪者の汚れを落とす方法はひとつ。
(しばらくお別れか…)
少しだけ視界がにじんだ。目を拭って、ベッドに潜り込む。
今はただ眠ろう。何も考えずに。せっかく…ゆっくりと眠れるんだ。
925氷河 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/13(金) 20:18:00 ID:FnANutC0
次の夜。電話をかけた。キレイな体になるための試練。そのために通らなければならない道。
ベルが鳴る間、手の震えが止まらなかった。
「こちら、巴里市警。事件ですか?」
「エビヤン警部を頼む。アタシはロベリア・カルリーニ」
手の震えはまだ止まらない。声はしっかりと出しているつもりだけど、果たしてどうなのか。
「ロべリア…?きさまは特赦で無罪になっただろう」
「いいから出しな」
舌打ちが聞こえた。エビヤンは署内にいたようで、すぐに出てくる。
「エビヤン警部かい?ロベリアだ」
「…何の用だ?今さら警察に用はないはずだが」
あんまり機嫌がいいわけじゃなさそうだ。当たり前だけどな。
「アタシは特赦で無罪になったようだけど、そんな半端なものは気持ち悪くてね。
どうせたったの2年だ。きちんと罪を償おうかと思ってさ」
こうするしかない。本音を言えば、別れたくなんてない。ずっと一緒にいたい。
でも、この辛さこそが罪を焼く火なんだろう。汚れを落とす水なんだ。
「自首、か。お前がそう思っているんなら、こっちに止める理由はない。迎えに行こう。どこだ?」
「すまないが、迎えにくるのを少し遅らせて欲しい。4時間後。日付が変わるぐらいに。
…檻の中へ行くまでに、別れを言いたい人がいる。今さら逃げやしない。頼む」
「…いいだろう。4時間後、迎えに行く」
最後の居場所を教えて電話を切る。とうとう、言ってしまった。
これでよかったのか。隊長を無駄に傷つけるだけじゃないのか。
大げさにかぶりを振って、考えを打ち消した。もう、どうしようもない。
「さて…お別れまで、ゆっくりしようか」
あと4時間…隊長のもとへ行こう。秘めた想いを吐き出すために。

目的のドアをノックする。すぐに出てきた。
「ロべリアか。どうした?」
「いや…ちょっとな。今いいかい?」
何か感じたのだろうか。すぐに奥へと通された。
いつものように、窓のさんに座る。すぐにコーヒーが出てくる。涙が出そうになるくらい、いつもどおりだった。
二人でコーヒーを飲む。あんまり味がわからない。何も言わずに、しばらく飲み続けた。
「聞かないのか?」
何があったんだ?って。当たり前の疑問なのに。
「聞かないよ。どうせ、ろくなことじゃなさそうだしな」
薄々…気づいているのかな。勘の鋭い男だからかな。
残っていたコーヒーを飲みほして、ベッドの方へ行った。
「アタシはさ、キレイな体になるんだ。だから、この体を洗わないといけない。
…今夜は、一緒にいてくれないか?キレイな体になる前に、アンタを感じてみたい」
これで、大体の想像はついただろう。
隊長は少しだけ逡巡して、服を脱いだ。アタシも服を脱ぐ。
顔に血が集まっていく。手先がちりちりする。少しだけ、視界が滲む。
これから、アタシは…オンナに、なるんだ。
926氷河 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/13(金) 20:18:48 ID:FnANutC0
大神はロベリアにのしかかり、彼女の口を塞いだ。
「ん…ぁむ…」
ロベリアも大神の舌を受け止める。初めはお互い控え目だったが、少しずつ、獣になっていく。
「ちゅ、ちゅく…ゃ、ふぅ…」
しばらくキスを堪能した後、大神は唇を離す。名残惜しそうに、銀色の橋がかかった。
そのまま、舌でなぞるように、薄い傷痕がある体を舐めていく…。
ところどころを強く吸う。ちりっとした痛みと一緒に、ロベリアの体に証が刻まれた。
「や…だぁ。ふぅ…んん」
ロベリアは恥ずかしかった。今まで誰にも見せたことがない姿、表情、声。
そういうものを見られるのが、たまらなく恥ずかしかった。
でも…恥ずかしさが増していくほど…。
体に熱が生まれる。もっと見て、感じてほしいとどこかで思う。
そういう気持ちになっていく。
「…ひぁ!」
大神の舌は、グラマラスな乳房へと移っていった。
相手の反応を見る余裕を残しながら、乳房を揉みしだき、乳首に吸いつく。
「ぁ…やッ!ひぅ…ンン」
自分でも聞いたことがない声。その声は、理解できないほどに体を熱くさせた。
熱を持った体はもっと大きな声を出させる。そして、それによってもっと体が熱くなる。
止まらない螺旋。抜けられない快感。ただ、ひた走る。
「ひゃぁ!ちょ…ッんん!」
大神の舌は、ロベリアの秘所にたどり着いた。ロベリアの蜜を味わうために。
そこをぺろっと舐めれば、大きな声が上がり、さらに多くの蜜が出てくる。
「ダメ!ダメだって…あ、はぁ…ッ!」
ぺろぺろとなめ続ける。ロベリアはやめて欲しいのか、それともそうじゃないのか、大神の頭をぽかぽかと叩く。
大神は我関せずと言わんばかりに舌をさらに這わせた。
包皮を優しくむき、女芯を舐める。声にならない叫びが聞こえた。
ロベリアは、もうまともな考えをすることはできなくなっていた。ただ流れ続ける電流のような快感に身を任せるだけ。
「〜〜〜!!イ…く…」
生まれて初めての絶頂。ロベリアの体は大きくのけ反り、蜜が大神の顎を濡らした。
すぐにロベリアの体から力が抜ける。人形のように身じろぎせず、荒い息を吐いた。
927氷河 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/13(金) 20:19:43 ID:FnANutC0
「もっと、手加減…頼むから…」
息も絶え絶え、大神へ懇願。大神はできるだけ努力するよ、と返した。
しばらくそのまま…ロベリアの体に力が戻るまで、大神は優しくキスをするだけ。
そして、ある程度力が戻ってきたと思ったときに、ロベリアへ問いかけた。
「この先は…戻れないぞ?」
それだけ。それだけで、十分理解ができた。
「いい。隊長の好きなようにしてくれ。アタシ…嬉しいから、幸せだから。だから、繋がってみたい」
「ありがとう。ロベリア」
屹立したものをあてがった。まだ見ぬものに対する恐怖に、ロベリアは震えている。
大神は自分の手をロベリアと絡ませて、不安を少しだけ和らげた。
「いくぞ」
少しずつ、腰を進めていく。そこはすでにトロトロに溶けきっていて、大した抵抗は受けなかった。
「…んン!い…た…ッ」
感じたことのない辛さ。圧倒的な圧迫感。重苦しい痛み。わけのわからない快感。
そういうものがないまぜになっている。それでも、ロベリアはやめて欲しいとは言わなかった。
一方、大神もさすがに余裕がなくなってきていた。
まだ慣れていないぶんコリコリとした触感があって、異物を押し出そうときゅうきゅう締め付けてくる。
経験はあまり多くないが、ここまでの快楽を味わったことはなかった。
できるだけゆっくりと動き出す。ロベリアの事を慮るだけの理性は、まだなんとかあった。
「ふぁ…ンく…ん!」
二人とも、嬉しかった。ずっと、こうしたいと思っていたから。
精神も肉体も喜びに打ち震えている。
肉体はあふれ出る快感に喜び、精神は望んだことをしているという満ち足りた想いに喜んでいた。
大神の動きは速くなっていき、ロベリアの声は大きくなっていく。
限界が近くなり、二人とも理性的な行動はできない。
互いの名前を呼び合いながら、衝動のままに唇を打ちつけ、唾液をむさぼる。
「出すぞ…ッ!ロベリア!」
「あぁあああぁ…ッッ〜〜〜!!!」
大神は彼女の最奥めがけて欲望を吐き出し、ロベリアはそれを零さないような動きで受け止める。
がくがくと震えながら、二人とも倒れこんだ。
928氷河 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/13(金) 20:20:50 ID:FnANutC0
「…ん……」
目が覚めた。そっか。アタシは…隊長と…。
時計に目をやると、時刻は11時30分。よくてあと30分。それで…お別れか。
とりあえず服を着た。そのせいかどうかはわからないが、隊長も目を覚ましたようだ。
隊長も服を着て、いつものコーヒーを持ってきた。
いつの間にか、月は中天に輝いている。
窓の近くに椅子を持ってきた。いつもはなんでもない月が、今夜はいやに輝いて見える。
隊長も近くに立って、一緒に月を眺めた。
「このまま、時が止まっちまえばいいのに…」
「…?」
「そしたら、ずっと…アンタと一緒にいられるのにさ」
視界を階下に向けた。もう、迎えが来ている。
(じゃあな)
心の中で、別れを言う。素直に言えない自分が、どうにも嫌だ。
ガラにもなく涙がこぼれてきて、頬を濡らした。
ノックの音が聞こえる。時間がない。
何か言いたいと思っていたけど、結局は何も言えそうにない。
涙を拭って、隊長のほうへ視線を向ける。目が合った。
間もなくドアが開き、警官たちが踏み込んでくる。

二人っきりのこの一瞬が、ずっと続けばいいのに。
929 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/13(金) 20:21:21 ID:FnANutC0
ありがとうございました。
930名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 22:15:47 ID:tTKVVe/n
GJ!!
切ないよロベリアぁぁぁぁぁぁ!!!
931名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 22:34:45 ID:oz8c4RlN
>>929
GJ!
最後の台詞がいいね。
2年後は色々と恐ろしいことになりそうだが……
932名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:20:48 ID:PpBsLlTl
なんともアダルトな雰囲気ですなあ(;´Д`)ハァハァ
933人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/06/15(日) 12:12:39 ID:qyjv+Jaz
>>915の話を書こうとしたら、何だか違う話になってしまった。
*帝都の花組じゃなくて、巴里の花組になった。
*ターゲットは全員じゃなくて、メンバーのうちの一人に絞った。
*トランクスとかふんどしなど、大神の下着の話はいっさい出てこない。

とりあえず投下してみる。
レイプ物なので注意。
934人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/06/15(日) 12:13:28 ID:qyjv+Jaz
ひなげしの花

大神一郎は、もはや我慢の限界に達していた。

この巴里に来てから数ヶ月。大神はここで、いろいろな女性と巡り逢った。
それぞれタイプは違うが、皆、美人である。
ちょっとお茶目でドジなシスター、エリカ。
大貴族の令嬢だが、勇猛で誇り高いグリシーヌ。
凄まじく物騒だが、どこか憎めないロベリア。
温和で物腰柔らかく、そしてどこか悲しげな花火。
恰幅が良くて豪快だが、どこか気品を感じさせるグラン・マ。
芯が強そうだが、その実恥ずかしがりやなメル。
メルとは対照的に、表情豊かで明るいシー。

皆が皆、素晴らしくいい女。稚拙な表現だが、素敵な美女たち。
だが・・・・・・

大神の心には、一人の素晴らしく美しい一輪のひなげしの花が咲いている。
935人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/06/15(日) 12:14:19 ID:qyjv+Jaz
一般的には、彼女は子供といわれる。
それはそうだ。帝都にいるアイリスよりも、彼女は若い。
でも、そんな幼い彼女の表情に、時折女が潜んでいることがある。
子供・・・・・・いや、違う。
彼女は・・・・・・紛れもなく、女だ。
背や格好は子供なのに、その憂いを含んだ表情は、大神一郎の心を捉えて離さない。
明らかに子供なのに、その一挙一動に、大神一郎の心は鳴門の渦潮のように乱される。
他にも見目麗しき美女がたくさんいるのに、そのひなげしの花は、とてつもなく大きく、大神の心を完全に包み込んでしまっている。

こうして目を閉じていると、彼女のことばかりが目に浮かぶ。
辺りはすっかり暗くなっていた。もう夜も遅い。
だが、このひなげしの花が心を掻き乱すせいで、大神は眠れなかった。

大神一郎は、むくっと立ち上がった。
股間の一物は、彼女を想う心に反応して、見事なまでに屹立している。
そうだ、ひなげしの花を、摘みに行こう。
大神は部屋を出た。レビューの喧騒も、今ではすっかりおさまっている。
もう午前0時を回っている。ほとんどの人が、寝静まっている。
幸いにして、怪人たちが動く様子はない。今日ほど、絶好のひなげし日和はない。
大神はゆっくりと歩いた。あまり挙動不審な仕草を見せると、警察に厄介になる羽目になる。
絶対に怪しまれてはならない。大神は極力普通を装って、まっすぐに歩いた。
股間の一物が揺れるたびに、大神はふらつきそうになる。だが、この一物は、もうすぐあるべき鞘に収まる。
可憐な一輪のひなげしの花で彩られた、麗しき鞘に。
936人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/06/15(日) 12:15:35 ID:qyjv+Jaz
間もなく、シルク・ド・ユーロの大きなテントが視界に映ってきた。
このテントの中に、目指すべき一輪のひなげしの花がある。
この場所の正門は閉じていたが、通用門は開いている。
彼女が出入りするのだろう。レビューは深夜近くまでやっているので、彼女の帰りは遅い。
だから、このように開いているのだ。しかし、それにしても無用心ではある。
こんな調子じゃ、いつ敵に襲われてもおかしくない。
だが、今日の彼女の敵は、怪人たちではない。大神一郎だ。
しかし、大神には敵意はない。ただ、愛しているだけなのだ。
その愛が募って、繁殖したいというだけなのだ。
「あっ!忘れてた!」
テントの片隅から声がした。彼女の声だ。
おそらくは鍵をかけ忘れたということだろう。そのまま、小さな足音がこちらに向かってきた。
「???」
彼女は通用門のそばにある大きな人影にすぐに気がついた。
「イチロー?」
この人影が誰であるかも、彼女にはすぐにわかった。
大神は隠れない。隠れてもすぐに見つかるし、隠れたことで、彼女を却って怪しませる結果にもなりかねない。
「やあ、コクリコ。」
「ど、どうしたの?こんな真夜中に?」
彼女の姿を確認した途端、大神の鼓動は一気に高鳴った。
「ちょっと話があるんだ。」
「話って?」
そう聞いて、彼女は自分と大神が立ったままだということに気がついた。
「とりあえず、ボクの部屋においで。」
「あ、ああ・・・」
どくどくと、大神の鼓動が高鳴っている。彼にとって、こんなにも、都合のいい展開はないだろう。
もっとも、裏を返せば、彼女がそれだけ大神を警戒していないということの証。
だが、彼女は少し幼すぎた。この真夜中に、一人の繁殖適齢期の男を部屋に迎え入れることの危険さを、まるで認識していない。
おそらく、自分はまだ子供だから安全だと思っているのかもしれない。
だが、大神一郎は、紛れもない男。そして、彼女は、れっきとした女。
大神一郎に襲われる心配のない、安全な年齢などない。彼女は女である。大神にとっては、間違いなくそうである。
現に大神は、過去にアイリスでさえも、その毒牙にかけている。彼女はアイリスよりも1歳若い。だが、大神がアイリスをその毒牙にかけたのは、今の彼女よりも幼いときだった。

彼女は、決して安全ではない。
937人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/06/15(日) 12:16:47 ID:qyjv+Jaz
現に、大神一郎の獣の本性は、虎視眈々と彼女を狙っている。隙を見せたら最後、ひなげしの花の純潔は、悉く散らされてしまう。
「イチロー、ちょっと待っててね。とりあえず、お茶でも・・・」
こんなにもすぐ近くに、乙女の純潔を狙う獣がいるのに、彼女は警戒すらしていない。
そのとき、大神一郎が動いた。
「きゃっ!?」
一匹の獣が、彼女に襲いかかった瞬間。獣は、ぐいっと彼女を抱き寄せて、その薄くていい香りのする唇を奪った。
「!!!」
彼女はかっと眼を見開いた。獣に突然襲われて、彼女の思考は途端に大混乱に陥る。
(な、何するの!!!放して!!!)
言葉を発しようにも、口は獣に塞がれてしまい、声は出せない。
(イ、イチロー!)
彼女は獣の眼を見た。サーカスの動物たちのような、いつもの穏やかな瞳とは違い、異様に血走った眼。鋭い野生の眼。
「や、やめてイチロー!!!何するの!?」
塞がれた唇がようやく自由になり、彼女は言葉を発することができた。その彼女の言葉に、獣の執拗な咆哮が襲いかかる。
「コクリコ!!!俺の子供を産んでくれ!!!」
「いやっ!や、やめてよイチロー!!!」
一瞬、彼女は思った。もしかして、この獣は、何者かに洗脳でもされているのではないか?
だが、その身に何か怪しいオーラのような気配は感じられない。あるのは、大神一郎の気配のみ。
この獣は、身も心も、完全に大神一郎である。彼女にもようやくそれがわかった。
「ダ、ダメ!イチロー、どうして!?」
彼女は必死に逃れようともがく。だが、大神一郎は、素でも屈強な軍人なのだ。
体力では、到底敵うわけがない。たちまちのうちに、彼女はこの獣に組み敷かれてしまう。
「コクリコ!君を愛しているんだ!!!」
「い、いや!ボ、ボク、まだ子供・・・・・・」
彼女はまだ自分が子供であることを自覚している。振る舞いは年に比べて大人びてはいるが、その自覚が、彼女を少しだけ大人にしているのだ。
だが、その言葉も、今のこの獣には通用しない。大神一郎は、彼女を子供と見ていない。女の子とは見ていない。
彼女を、一人の女として見ている。
「や、やだよイチロー!ボ、ボクは・・・」
そう言った途端に、彼女の唇は再び獣に塞がれた。その獣は、彼女の口腔内をじゅるっと吸い上げる。
(何て美味しい唇なんだ)
獣はそう思う。彼女はやはり、女の子ではない。女だ。
いつしか彼女の顔に、怯えの表情が広がる。だが、その表情は、ますますこの獣を乗り気にさせてしまうだけだ。
(何て色っぽい顔をするんだ)
大神は彼女の顔を見て、心からそう思う。股間の激しい猛りは、もはや抜き差しならないところまで来ている。
一刻も早く、ひなげしの花に包まれたい。
938人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/06/15(日) 12:17:34 ID:qyjv+Jaz
大神は彼女の唇から唇を離すと、耳元にそっと囁いた。
「君を、愛しているんだ。」
大神に抱きしめられて、彼女の身体が震えた。
「怖いよ、イチロー・・・・・・」
「怖くなんてないさ。」
彼女の未だ怯えている身体をそっと横たえ、大神はじっと彼女を見た。
体つき自体は、確かに子供だろう。でも、その中に燻っている魂は、紛れもなく女のそれだ。
彼女の服を上に捲り上げる。すると、まだ先っぽだけがつんっと膨れただけの、未熟な胸が姿を現した。
しかし、そんな彼女の胸も、彼女自身の肌理細やかな素肌と相まって、素晴らしく美しく感じた。
その先端の膨らみを、大神は口に含む。柔らかい、そして弾力に富む、彼女の女の証。
その感性豊かな部分を下で弄られて、彼女は鼻にかかるような甘い悲鳴を上げた。
「んんっ!」
彼女にはわかっているのか、それともわかっていないのかはわからない。今そんな悲鳴を上げても、この獣をますます乗り気にさせるだけだ。
怯えた彼女の瞳に光る涙も、自身の色気を引き立たせている小道具になっている。
やがて大神は彼女の腰を腕の中に抱え込んだ。そして・・・・・・一瞬だった。
「ひゃあっ!!!」
大神はかぶりつくように、彼女の股間に吸い付いた。大神の舌が、彼女のワレメに捻り込まれていく。
「だっ!い、いやあっ!」
大声が出せない。大神の獣の本性は、彼女の感覚の弱い部分を、的確に突いてくる。
彼女には、もはや逆らう術はない。大神一郎という獣に見込まれた、一匹の雌の獣。
「・・・・・・。」
彼女はもはや、抵抗する気力を失っていた。力が・・・・・・出ない。
何故だろう?それは彼女にもわからない。
ただ、これだけは言える。

コクリコは、女。
そして、大神一郎は、男。
939人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/06/15(日) 12:18:13 ID:qyjv+Jaz
男と女が、野生の状態ではどうなるか。
それは、火を見るよりも明らかだ。

今、大神一郎は、その野生の本能を剥き出しにしている。
彼女は、それに逆らう術を持たない。
そんな彼女の眼前に、大神の巨大な欲望の塊が突き出される。
その赤黒い塊は、今にも噴火しそうなほどに熱く燃え滾っている。
「あ・・・・・・」
彼女はその小さな手のひらで、そっとその欲望の肉塊に触れた。
今にも、爆発しそうだ。
その内部に熱く煮えたぎる、白いマグマ。
だが、その肉塊が噴煙を上げるのは、彼女の膣の中でなければならない。
他の場所では、断じてあってはならない。
白いマグマを流し込むその場所は、彼女の聖地。
その聖地を大神一郎の舌がねじ開けている。
熱い泉が湧き出ている。彼女の聖地が、マグマを求めている証拠。
大神一郎という名の獣は、その聖地から口を離した。そしていよいよ、その巨大な欲望の塊が、彼女の聖地に潜り込む。
大神は三度、彼女の唇を塞いだ。彼女自身の熱い泉の水が、彼女の口の中に流れ込む。
(ボ、ボクの・・・アソコの水・・・)
それはとんでもなく熱かった。そしてそれは、彼女自身の燃料になる。
彼女の細胞の一つ一つ、そのすべてが今、大神一郎を欲している。
あんなに嫌がったのに、自分でも信じられなかった。
(イチロー・・・・・・ボク・・・・・・)
あまりの熱さに、彼女はクラクラする。そして・・・・・・彼女は無意識のうちに、己の股間に片手を差し向けた。
そして・・・・・・彼女は聖地を、指で左右に拡げた。
信じられなかった。彼女自身が、大神一郎を求めている。

やはり隊長の目は正しかった。
コクリコは・・・・・・子供ではない。女だ。

今、その女が、初めて男を迎え入れる。
940人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/06/15(日) 12:18:42 ID:qyjv+Jaz
その聖地が、熱い塊を認識する。
燃え滾るような熱さ。だが、やけどをするほどではない。暖かいという感触が、少しだけ温度が高くなったような、そんな感じ。
そしてゆっくりと、聖地は大きく押し拡げられていく。それと同時に、少しずつ奥へと、塊は進んでいく。
頭がのぼせるような熱さ。意識がクラクラするような熱さ。
そして・・・・・・入った。
あんなにも大きかった塊が、すっぽりと彼女の中に収まっている。
ひなげしの花でできた、彼女の小さな鞘。それが、大神の巨大な肉の刀を、根元まで完全に収めている。
彼女は痛い。だが、それと同時に、人体の不思議さに驚いてもいる。
あんなに大きなものが、自分の小さな膣に、すっぽりと収まる。
そのまま、大神は彼女を抱きしめた。
もう、何も考えられない。大神も、そしてコクリコも。
そして、二人の欲望に、スイッチが入った。

相手の少女は、男性経験などこれまでに一度もなかった。
彼女は、今回が初めて。挿入までは、処女だったのだ。
そんな処女相手とは思えないほどの、激しい大神一郎の動き。
もはや、欲望を抑えられない。ただ、本能のままに、彼女と繁殖したい。
そして、処女だったはずなのに、彼女の小さな身体は、その獣の激しい肉欲を、あるがままにすべて受け入れている。
彼女も、欲望を抑えられないでいた。
イチローの身体の、すべてを吸い上げたい。
その想いが、ますます彼女の欲望に拍車をかける。
ぎゅうっと彼女の膣肉が締まる。彼女の本能が、イチローという獣の精を欲している。
もう、受け入れる準備は出来ている。あとは、イチローの精が、彼女の聖地の最深部へと到達するのを待つだけだ。
到達すれば、彼の精と彼女の卵が結合して、細胞分裂を起こす。
そしてそれは、新しい命の誕生の瞬間。
今、彼女は、全身全霊で、その瞬間を待ち焦がれている。
身体の隅々までひくつかせて、彼女は、イチローに促す。
(早く、精子をちょうだい!)
その信号が、膣壁を通して彼の陰茎、そして陰嚢へと到達した。
その瞬間、大噴火が起きた。
大神一郎の大噴火。彼の巨大な塊から溢れ出るマグマが、一気に聖地へと流れ込む。
そして・・・・・・

大神一郎の精が、彼女の最深部へと到達した。
941人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/06/15(日) 12:19:14 ID:qyjv+Jaz
ちゅん、ちゅん、ちゅん・・・・・・

いつの間にか、朝日の光が差し込んでいる。
大神一郎は、そのまま寝てしまった。そして、彼女も、一緒に寝てしまったみたいだ。
「・・・・・・イチロー・・・・・・」
よだれを垂らしながらすやすやと眠る大神の頬を、彼女はおもいっきりつねった。
「うぎゃっ!!!」
大神は突然の頬の痛みに飛び起きた。
「いてててててっ!!!」
「イチロー!!!」
大神は慌てて、彼女を見た。彼女の顔が、とても怖い。
「もう、二度とこんなことしたら、許さないんだからっ!!!」
彼女はさらに、頬をぎゅっとつねる。大神は少しだけ寝ぼけていたが、すぐに深夜のことだとわかった。
「ご、ごめんよ・・・」
その言葉を聞いて、彼女はすぐににこっと微笑んだ。
「じゃあ、許してあげる♥」
その微笑みは、穏やかな陽の光に照らされて、何だか眩しい。
大神は、その屈託のない笑顔をみて、心から思う。
(やっぱり、コクリコは、正真正銘の女なんだなあ)
彼女は、体つきは子供。そして、実年齢も、子供。
だが、彼女は、女だ。
それは、既に昨日の深夜に、実証済みだった。

「そうだ!今日は朝から、シャノワールに行く日だったんだ!」
彼女はそう言うと、飛び上がるように起きた。
「イチロー!早くしないと、遅刻しちゃうよ!」
「そ、そうだったな!」
そして二人はすぐに身支度を整えると、通用門へと歩き出した。
「イチロー、手を繋いで行こっ♥」
「ああ。」
二人はそのまま手を繋いで、シャノワールへと向かう。
二人の手のひら越しに伝わる、熱い想いを胸に秘めて。

おしまい
942名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 12:30:59 ID:pkDMFw9a
GJ!
リアルタイムで読んでしまったよ!
943名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 12:41:52 ID:Q9GiKrNj
このロリコンめ!!
超GJ!!
944名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:09:12 ID:qjLFiOgZ
GJ!
大神のケダモノぶりにゾクゾクしたよ!
その勢いで帝都の花組も狙ってくれ!!
あ、ターゲットは1作品1人で充分だぞw
945名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:51:45 ID:NN4U+sLL
グランマに知られたらどうなるんだこれw
946人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/06/15(日) 18:38:32 ID:XMg6laUN
グラン・マは名目上の支配人でしかない。
真の支配人は、大神一郎の一物。
これにかかれば、グラン・マでさえも、単なる一人の雌奴隷でしかない。
また、隊員たちを絶対的に服従させる触媒の役目もある。
947 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/15(日) 18:49:05 ID:6wyntRFM
ちょっと思いつき、4の時代で今日も今日とてを書いてみようかと思っています。
せっかくだから巴里組帝都組のコンビで朴念仁を追い詰めてみようかなぁ、と…。
そこで問題なんですけど、帝都組が間違いなく余るのです。
で、メル・シーを引っ張ってこようかと思ってるんですけど、どうでしょう?もっといいアイデアありますかね?
948名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:27:39 ID:VTXi8osk
>>947
余ってしまう3人+かえでさんで2ペア。
もしくは、帝都巴里関係なく13人でペアを作る(余るけど)。

で、それとは別に三人娘編とメル・シー編かな。
確かにメル・シーを引っ張ってくる方が面白そうだけど……

とにかく期待してます!
949名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:27:44 ID:/3RgtgS3
>>946
それでこそ鬼畜大神。久々に真髄を見たぜ!
しかしこれではタレブーさえ危険な予感‥‥
迫水大使の貞操は大丈夫なんだろうか?w

>>947
巴里からメル・シーに加えてグランマも引っ張ってきたらどうでしょう?
人数も合うし面白そうかな、とww


それにしても対極の作品がともに続編構想中とは嬉しい限りw
投下が待ち遠しいぜ!!
950名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 17:16:40 ID:P+qXK5qO
そういえば、硬派で朴念仁シリーズで風組主役のってあったっけ?

それはともかく、大神さんは鬼畜になったり、朴念仁になったり、大忙しだなw
951今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/06/16(月) 20:03:08 ID:UssQkb7W
「あぁ…忙しい…」
風組がいなくなり、米田支配人も引退したので、ほんとに忙しくなった。
なんだって演出から運営までやらにゃならんのだ。
みんながそれとなく手伝ってくれているけど、それがなければほんとに死んでるよ。
「大神さん、来客です。それも団体で。支配人と面会をしたいそうですよ」
来客…団体?団体で来るってことは、観光の人かな。結構いるんだよね…一番偉い奴に会わせろって人。
「さくらくん、断っといて」
「わかりました」
再び仕事に手をつける。備品の管理だ。大分大道具用の資材が減ってきている。
木材と、釘、鎹、あとはペンキ、ロープ…。足りないのはこんなもんかな。予算はまだあるから、大丈夫だろう。
「スキあり!」
「なっ!!!」
気合の声。空気を切り裂くものを感じた。
とっさに防御。両手に持った鉄製のお盆。それの真ん中がはっきりと刃の形に凹んでいる。
こんなことをやるやつは…一人しかいないな。
「殺す気か!グリシーヌ!」
「ふむ…腕は鈍っていないようだな」
反応速度は鈍っていないけど、筋力は確実に落ちたな…。手がしびれてしまった。
「まったく…ムッシュ、すまないね」
…え?
「グラン・マ…なぜここに?」
「あたしだけじゃなくて、みんないるよ」
支配人室がにわかに騒がしくなった。確かに…みんないた。
懐かしい顔、顔、顔。巴里花組だけじゃなくて、メルくん、シーくん、なぜかローラさんまでいる。
「…えーっと。状況がいまいち理解できないんですけど。シャノワールはどうしたんですか?」
まさか店の経営全部放り出して遊びにきたわけじゃないだろう…。帝都と巴里なら往復だけで2ヶ月かかる。
「順を追って話そうか。まずはね、巴里の蒸気システムがダウンしちゃってね。巴里全域が一時的に停電になっちまったのさ。
当たり前だけどシャノワールも真っ暗で、避難もできやしない。幸い開店前だったから、お客様はいなかったんだけどね。
そこで、どこの誰とは言わないんだけど、とある隊員が非常電源に切り替えようとしたのさ。ロウソク持ってね。
エレベーターは別電源だから動くんだけど、中は真っ暗だったみたいで、間違ってロベリアの部屋に行っちまったのさ」
…エリカくんかな。顔が青くなってるし。
「で、ロベリアの部屋であることに気付かないで、奥まで行ったのさ。
そしたらそこにネズミがいたみたいで、びっくりして逃げ出したんだ。ロウソクを投げ出してね」
それで火事に…。エリカくん…顔が青を通り越して土気色になってるぞ。
「ムッシュは知っているだろうけど、あの部屋には火薬が置いてあるんだ。あとは、わかるね?」
火事のほうが、どれだけマシだったか…。
「地下4階と5階はしっかりと固めてあるから大した被害はなかったんだけど、店はほぼ全壊しちゃってね…。
修理に軽く3ヶ月はかかるらしいから、この際皆で帝都に行こうって話になったのさ。
レビューはできないし、件の戦以降巴里は平和そのものだし、たまにはムッシュの顔も見たいしってことで」
なるほどね…そんな理由でもなきゃ、店を放り出してこないな。
久々に顔を見れて嬉しいのは確かだけど、頭痛のタネも増えそうな気がする…。
「となると、1ヶ月はこちらにいらっしゃるということですね?」
「ま、そういうこと。よろしく頼むよ。宿はとってあるから、それは気にしないでくれ」
宿は別でも、共同生活に近いものになるのか。サイは投げられたってところか。俺がサジを投げないようにしないと…。

また、にぎやかになりそうだな。
952 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/16(月) 20:05:38 ID:UssQkb7W
とりあえず皆さん呼んでみました。メル・シー・グラン・マと帝都組絡ませてみます。
別枠として風組とメル・シーコンビの話も書きます。ローラさんをどこに出そうか結構悩んでたり。
953名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 20:12:59 ID:umP6E27R
GJ!
ローラさん登場はサプライズ〜〜!
グランマは誰と組んでも最強ペアになりそうで楽しみ楽しみww
954名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 20:31:36 ID:V2/mp8tw
グランマ可愛いよグランマ
955 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/16(月) 21:08:29 ID:UssQkb7W
冒頭編も投下したので、鬼嫁と現地妻のコンビ話を投下します。
言い忘れてましたけど、これは大神ED後のお話です。
956今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/06/16(月) 21:09:47 ID:UssQkb7W
大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
「勝負です!大神さん!」
「エリカ、頑張ります!」
「………はぁ」
溜息しか出ない。かなり低い士気で牌を混ぜる。
何故こうなったのかと言うと…デートに誘われたんだ。二人同時に。
ちょうど仕事がひと段落したところで、ここらで気分転換もいいな、ということで了承したんだけど…。
二人が行きたい場所が見事にバラバラ。しかも互いに譲歩せず。
俺の体は一つだし、両方行く時間的余裕もないということで…絵合わせでの勝負になったわけだ。
半チャンやるわけじゃなくて、一局ずつ俺と勝負して、俺に勝ったほうとデートするというわけ。
二人に負けたら仕事放り出してデート。
ちなみに俺は何も言ってない。俺の意思なんて完全無視です。
最初の相手はさくらくん。
「さぁ…行きますよ?大神さん。あたしと一緒に、仙台に行きましょう。きっちりと、報告しませんと」
「…約束と違うんじゃ…それに報告ってなんだよ?」
「ふふ…すぐにわかりますよ?」
なんでだ?なんで頬を染めて上目づかいで俺を見るんだ?そしてその顔に立ちこめる凄みはなんだ?
もしかすると、人生の危機かもしれない。美味しく食われるかも。あやめさんに会いにいく可能性が…。
「俺も負けるわけにはいかない…」
牌を掴む。引きはなかなか。さて…。一局勝負だから、早上がりが上策か。
しばらくは普通に切る。こっちの手には、俺の牌が3枚と、すみれくんの牌、かえでさんの牌が2枚。後は薔薇組だ。
「大神さん、頂きです。リーチ!」
ぐっ…。まずいな。ここで引く牌に、勝負がかかる。
(頼みます…あやめさん。俺に力を!)
引いた牌は…すみれくんだ!後はかえでさんの牌がくれば、あがれる。
「リーチ。これは…通るだろう」
切ったのは薔薇組。さくらくんは薔薇組の牌をすべて容赦なく切っている。まず間違いなく通るはずだ。
「通りましたけど…残念ですね!ツモ!」
「させるか!」
今こそ、すみれくんの必殺技だ!ツモ上がり阻止!
「なっ…!」
よし…。後は、こっちの引きに全てを賭ける!
来て下さいよ…かえでさん。
ドキドキしながら引く。牌は…。
「ツモ!これで、俺の勝ちだ!」
ありがとう…かえでさん。これで俺の首は繋がりました。
957今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/06/16(月) 21:11:13 ID:UssQkb7W
「あれ、負けちゃったんですか?じゃあ、エリカ、勝っちゃいます!」
連戦ですか…。
「かかってこい!負けないぞ!」
自分を奮い立たせる。緒戦は勝っても終わってはいない。
再び牌を混ぜる。今度の手牌もなかなかいい。
「さぁ、神さまのご加護を期待します」
神はどこまでエリカくんの面倒見てくれるのかな…。
「私…この戦いに勝ったら…大神さんの、ホントの恋人になるんです!」
………まだ引きずってるのか。これはこれでまずいな。下手すりゃ巴里連行だ。
とりあえずちゃっちゃと進めよう。こっちの手牌は…今度も俺の牌が3枚。
どの隊員の牌と組み合わせても役になる。幸運に感謝。
後は…とりあえずマリアの牌がそろっている。いつも思うけど、牌の種類が少ない分楽でいいなぁ。
ただ…すみれくんの牌がない分、アンパイは減ったな。ほんとに速攻で行くしかない。
「まずは私からですね〜」
切ったのはやっぱり薔薇組…嫌われてるのかな。彼ら。
まぁいい。これで薔薇組はアンパイだ。リーチになった時のその場しのぎ用に取っておこう。
引いたのは…さくらくん。これで、さくらくんの牌は2枚。とりあえずは大丈夫だ。
次に引いたのは紅蘭。これで紅蘭も2枚。薔薇組のうち1枚を切る。
「じゃ、これでリーチです!」
紅蘭が切られて、エリカくんがリーチ。これで紅蘭もアンパイ。
だけど、ほんとに薄氷を踏むような思いだ。ひとつ間違えば巴里行きの乗船券を手にすることになる。
手の汗を拭って引いたのは…さくらくん!
「よし…これで、俺もリーチだ!」
「くっ…」
次の一手。もう薔薇組は切った。次からはもう来た牌を切るしかない。
生きるか、死ぬか。
「これは、通るはずです!」
切った牌は…紅蘭!
「それだ!ロン!」
「えーーーー!?」
よかった…。勝った。見事連勝。ナーデルと戦ったよりは緊張したな。
958今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/06/16(月) 21:12:16 ID:UssQkb7W
「うー…まさか二人とも負けるなんてぇ…」
勝負だからしょうがない。というか、俺が連勝すると誰とデートすればいいんだろうか?
「しょうがないですね。大神さんが行きたいところでいいですよ」
「俺は中庭でゆっくり休みたいよ…。汗たっぷりかいちゃったからな」
「じゃあそれで。さぁ、レッツゴーです!」
一人で休ませろって言ったつもりだったんだが…。エリカくんだからしょうがないか。
さくらくんも当たり前のようについてくるし。

「あー…涼しい…」
中庭にある大きな樹。その木陰で休んでいた。
吹き抜ける風が汗を飛ばして、一緒にいい匂いを運んできてくれる。
あぁ…いいなぁ。平和だ。この二人がいなければ。
エリカくんは右腕。さくらくんは左腕。なんで二人して俺の腕を掴むんだ。身動きが全く取れない。
しかも…。
「くー、くー…」
「すぅ、すぅ…」
二人ともおねむだよ。きっちり俺の腕を抱いたまま。いい加減仕事しないと、かえでさんに怒られるのに…。
「さくらくーん、起きろー」
頬をつっつく。ううん、と小さくうなっただけで、起きる気配はない。
「エリカくーん…」
エリカくんの頬もつっついたけど、やっぱり起きない。無心に眠っている。
「もういいや。俺も寝よう。仕事は夜に回せばいい」
だんだんいろんなことがどうでもよくなってきたよ。
開き直って、眠気に身を任せる。起きたときに、しっかりと抱かれた腕が痺れてそうな気がするけどね…。

大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している。
959名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 21:56:49 ID:umP6E27R
毎回大爆笑です、GJ!!
こんなオイシイ状況になっても朴念仁な大神は
いっそ天然記念物に指定するべきではなかろうかw
960名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:15:42 ID:uXXkVRwD
>>955
本当にGJです。
何故、さくら対エリカで絵合わせという選択肢が思い浮かばないんだよw

しかしこうなると、花火の相方が気になるな。
普通は誰なんだろう?レニ?
961名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 08:29:07 ID:n9D40oH1
GJ、相変わらず面白い。
特にナーデルが絵合わせ以下の扱いだったのに吹いたw
962人造人間だみゃ〜ん ◆1aM01Oi/FM :2008/06/17(火) 13:51:20 ID:A4V4qHad
963名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 19:53:00 ID:PM3HdD7b
お、次スレ立ったか
だみゃ〜ん氏ご苦労様です
964名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:31:18 ID:PM3HdD7b
>>960
花火の相方‥‥カンナはどうだろう?
初対面のときショック受けてたほどタイプ違うから
逆に面白そうだがw
965名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:34:06 ID:X5vujC6W
>>964
カンナって面白そう。俺は紅蘭で考えてるけど。ヤンデレ+謎の道具=フリーダムw
966今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/06/17(火) 23:28:25 ID:X5vujC6W
大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
「終わり…と。休憩にするかな」
トントン、と書類の尻をそろえて、大きく伸びをする。緊張した筋肉がほぐれていった。
まだ昼間だ。メルくん、シーくんがマメに手伝ってくれるおかげで最近は楽になった。
自室で休もうかと階段を上がると、サロンがちょっと騒がしい。
どうしたことかと思っていると…すみれくんとグリシーヌが…。
因縁の対決再びかと思いきや、和やかなムード。杞憂でよかったよ。
「あら中尉、中尉も休憩ですの?」
「丁度いい。貴公も付き合え」
同席を求められた。別に断る理由もないか。ひとりでいても本読むぐらいだしな。
「わかった。ついでに新しいお茶淹れてくるよ。冷めちゃったらまずいもんな」
厨房に行ってお湯を沸かす。ついでにシーくんのクッキー生地を(勝手に)貰って、オーブンに入れた。
これで良し。さっきまで料理をしていたみたいで、オーブンはまだ熱い。すぐに焼き上がるだろう。
茶葉はサロンにあったから、自分のカップと熱湯入りのポットを持って戻る。
「ただいま。二人のお茶も淹れなおすよ。ちょっと待っててくれ」
まずはカップにお湯を入れて温めて…一旦そのお湯を捨てる。
そして十分な茶葉で出したお茶を最後の一滴まで注ぐ…と。
「ほう、手なれたものだな」
珍しくグリシーヌが褒めてくれた。ちょっと嬉しい。
「すみれくんにみっちり鍛え上げられたからな。はい、どうぞ」
カップをソーサーに置いて、二人の前に差し出す。
嬉しそうなすみれくんの顔に反して、グリシーヌはあんまり浮かない顔だな。
「…?あ、そうだ。クッキー焼いていたんだ。そろそろいい具合だと思うから、持ってくるよ」
「へぇ、結構気が利きますわね」
これも珍しくすみれくんが驚いたような顔をしている。
「グリシーヌの召し使いをやったことがあったからね。こういうことは上手くなったよ」
席を立つとき、ちらっと二人の顔を見た。
グリシーヌはなんだか誇らしげな顔をしていて、対するすみれくんは悔しそうな顔。
(…俺、なにかやったのかな)
まぁいいや。とりあえずクッキー持ってこよう。
クッキーを持ってサロンに戻ると、少しだけ険悪な雰囲気になっていた。
とりあえず二人の間に座って、雑談再開。ほんとに他愛もないことばっかり。
軽口を言ってみたり、ちょっと笑わせてみたり。場の雰囲気改善の為に全力で軽くなる。
顔は笑顔でも、背中では油汗かいてます。
967今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/06/17(火) 23:29:31 ID:X5vujC6W
「中尉もずいぶん軽くなってしまいましたわね。
あの時…わたくしが無理やり結婚させられそうになった時…。にっちもさっちも行かなくなっていた部隊。
復活の希望、神崎財閥の支援を断ってまで、わたくしを選んでくれたあの凛々しさはどこへ行ってしまったのかしら」
閉口したような口調に反して顔は笑っている。
俺は苦笑いを返すだけだ。今さらあの時の話をされるとは思わなかった。
ちょっとグリシーヌの方を見る。こっちをにらんでいるように見えるのはきっと気のせいだろう。
「全くだ。貴公はそんなに軽い男ではないだろう。
あの大海原…二人っきりの海賊船での事を忘れたのか?
海に落ちそうになっていた私を優しく抱きとめてくれたあのたくましい腕はどこに行ってしまったのだ?」
グリシーヌ…こっちを見る目はすごく優しい。でも、すみれくんに向ける目は敵を見る目だぞ…。
なんて言ったらいいのかわからず、こっちにも微笑みを返すだけ。
「中尉…今の話、詳しくお聞かせ願えないかしら?」
「私も貴公に聞きたいことがある。…答えてくれるな?」
待ってくれ。なんで二人とも俺に殺気を向けるんだ?俺をどうしたいって言うんだ?
なんですみれくんの手には薙刀があるんだ?なんでグリシーヌのハルバードは的確に俺の頭を狙える位置にあるんだ?
(これは…)
すっくと立ち上がり、一呼吸置いてから、猛然とダッシュ。
「逃がしませんわよ、中尉!」
「逃げるな、隊長!」

大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している。
968名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:13:34 ID:M1OONx0Y
GJ!!
笑いが止まらんwww
何かやればやるほどドツボにはまる大神もGJ!
969名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 08:25:15 ID:EVKzJaUV
GJ、実は必死なのに軽くなったと言われる大神さんが不憫だw

あと、花火の相方は織姫だと勝手に予想してた。
てんてこまいとハーフ(花火はクオーターだけど)つながりで。 …安直だな
970名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 08:50:01 ID:DwfH73Uu
花火の相方には恋人に先立たれ要素でマリアを推してみる。
はい、自分の趣味です。すみゃーせん。

そんな自分はグラン・マ最萌えw
971 ◆6TjG7fAi0k :2008/06/18(水) 10:46:18 ID:KFhZK8sV
いっそのことひと組ずつなんてケチなこと言わないで全部書いてしまおうか…。
朴念仁in紐育は書かないつもりですし
972名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 10:59:08 ID:QFnOW+Lv
書きたいなら誘い受けせず自分で決めて黙って書けばいいと思うよ
973名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 11:42:42 ID:qmxDAdpB
>>971
in紐育以外なら、なんでもOKっすよw
でも全部って大変じゃないんですか?
大丈夫ならどーぞどーぞ
974名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 17:01:43 ID:ZU3Tg91U
>>971
期待してます。
けど、どっちのスレに書くのでしょうか?埋めネタには惜しい気がしますがね。
975名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:14:32 ID:qiYwsgEb
ガンガレ
976今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/06/18(水) 21:28:42 ID:KFhZK8sV
大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
「大神さん、この書類の処理は終わりましたよ」
「ありがとう、メルくん」
「隊長、この荷物はここでいい?」
「助かるよ、レニ」
ほんとに助かる。メルくんもレニも真面目な性格だからきっちり仕事してくれるし、やり方も効率的だしな。
そのお蔭で、今日はかなり早く仕事が終わりそう。わざわざ手伝ってもらったんだし、何かお礼しないと…。
そうだなぁ。食事にでも誘うかな。
「2人とも、一緒に夕食に行かないか?手伝ってもらったお礼をしたいんだけど」
「いいんですか?ぜひご一緒させてください」
「了解」
二人とも嬉しそう。近頃は言葉以外から感じるものをしっかり読み取れるようになった。
レニのおかげでね。そういう技術がないといつも怒っているような感じするし。
「よし、それじゃさっさと仕事終わらせてしまおう」
大分薄くなった書類の格闘を再開。二人ともさっき以上のスピードでこなしていく。
やっぱりご褒美があると人間燃えるもんだね。

小一時間で仕事は終わった。着替えて玄関に集合、と言って一時解散。
時計は6時半。夕食にはちょっと早い気もするけど、まあいいだろ。
「お待たせしました」
「お待たせ、隊長」
「ん……?」
珍しいな。二人ともおめかししている。
メルくんはいつものメイド服じゃなくて、深い青のキュロットにちょっとだぶっとしたシャツ姿。
なんだか男の子みたいな印象がある。いつもと違った可愛さがあるね。
レニは格好こそいつもどおりだけど、薄く化粧している。
いつも思うけど、顔立ちがキレイな分、紅引いた姿は奇麗だよなぁ。普段から化粧すればいいのに、もったいない。
「…変じゃないですか?大神さん」
「何言ってるんだよ。すごく可愛い」
「あ、…えーっと…ありがとうございます」
恥ずかしそうにうつむいた…そういう反応されるとこっちまで恥ずかしいことを言った気分になる。
「あんまりお化粧って慣れてないから自信ないんだけど…どう?」
「ほんとにキレイだよ。普段から化粧したほうがいいと思うよ。俺だけが見てるなんてもったいない」
(それがいいんじゃない…)
何か小声でつぶやいたみたいだけど、よく聞こえなかった。レニはレニで顔を赤く染めている。
「よし、それじゃ行こうか」
二人を連れて、食事処…というか、帝国ホテルに向かう。
熱烈なファンのなかに帝国ホテルのシェフがいて、ぜひ食べに来てくれと言われていたんだ。
全員一緒はまず間違いなく無理って言っておいたけど、ウチの看板にハクがつくから、一人でもいい、と。
熱意に押されたわけだ。御馳走する、なんて言ってた。もちろんきっちりとお金は払うけど。
977今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/06/18(水) 21:29:38 ID:KFhZK8sV
帝国ホテルの中を歩く。ライト館はいつ見ても立派だな。初代館もなかなか良かったんだけど。
「さ、ついたぞ。俺はちょっとシェフに挨拶してくるから、何か適当に頼んでいていくれ」
ボーイに事情を説明して、伝言をお願いした。すぐに火照った顔の男性が出てくる。
俺たちを見て感激しきりと言ったところで、腕によりをかけて作らせていただきます、と張り切っていた。
挨拶を済ませたところで、二人が待つテーブルへ行く。まだ何も注文していないみたいだ。
「なんだ、何か注文しておけばよかったのに」
「一緒に注文しとようかと思って。何を注文すればいいのかわからないし」
「そうか…とはいえ俺も何を注文すればいいのか…。あ、そうだ。さっきのシェフの方にお任せするか」
「名案ですね」
お任せのコースメニューもちゃんとあった。それを注文して、しばらくの雑談。
「それにしても、あんな仕事量よくこなせますね。前任のムッシュ・米田も同じような仕事していたんですか?」
「いや、そういうわけじゃないんだ。米田支配人と一緒に事務員もいなくなっちゃってさ。
事務員というか、風組のみんななんだけど。知ってるでしょ?」
オードブルが運ばれてきた。流石に帝国ホテルというべきか、キレイな盛り付け。
ちょっと食べてみたけど、味もいい。二人も食べ始めている。
「あぁ、彼女たちですか。事務員までこなしていたのは初耳ですね。私とシーの役目を帝都でやっていたってことですか?」
「そういうことだね」
「最近の隊長は見てて可哀そうだよ。もっと気を抜いてやればいいのに…。
今はボクたちが手伝えるけど、いつまでもそうとは限らないよ?」
心配はごもっともだな。でもね…。
「確かにもっと気を抜いてやったほうがいいんだろうけど、気を抜けない性分でさ。
俺が頑張らなきゃ、レニや他のみんなに迷惑をかけることになる。舞台に集中できる環境を作るのが俺の仕事さ」
「隊長…。すごいね、ボクじゃ真似できないよ」
恥ずかしそうにほほを染めた。赤い顔のレニはずいぶんかわいいな。
滅多に表情を見せないだけに、貴重だし。
978今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/06/18(水) 21:30:28 ID:KFhZK8sV
今度はメインディッシュが運ばれてきた。これもうまいね。赤ワインとよく合う。
「しかし、それでは倒れてしまいます!もっと仕事を任せるぐらいの余裕がないと、ダメですよ」
怒ったような顔。いや、実際怒られてるのかな。気遣ってくれているから、怒られているって感じはしないけど。
「でもね、メルくん。俺が仕事を任せると、任された誰かがけいこできなくなる。
そうなると、舞台に影響が出る。俺たちはお金を貰って劇を見せているんだ。手抜きの舞台を見せたら、申し訳ないだろ?
俺たちの舞台を見るために遠方からはるばるやってきて下さるお客様がいるんだ。
手抜きの舞台…そんなものを見せるわけにはいかない。だから手抜きをしない。させない。これは俺のプライドだ」
「信念ですね…素敵です」
きっちりと正面から受け止めてくれた。ほんとに素直な子だ。
お酒のせいか、ずいぶん顔が赤いけど。
ちょっとずつつまんでいた、という程度だったのに皿の料理はなくなり、もうデザート。
「ん…もうデザートか」
ちょっと時計を見たら、すでに8時を超えていた。
「さあて、これを食べたら帰ろうか。いい加減帰らないと、マリアに締め出されちゃうからな」
ほんとに、そういうところは厳しいからな…。
デザートを食べている間も、話し声は止むことはない。いい気分転換になった。
「払いを済ませてくるから、ちょっと待っててくれ」
大神が会計に向かう。残された女二人。
「本当に、いい人ですね」
「そうだね」
二人とも視線を合わせずに、大神の背中を眺め続けていた。
「…釣り合わない、かな。私みたいな子じゃ」
「それはボクたちが決めることじゃないよ。誰を選ぶかなんて…隊長が決めることさ」
それもそうですね、と頷いていた。
「…負けませんよ?」
「ボクもね。譲る気はないよ。隊長だけは」


大神一郎。硬派な男である。朴念仁でもある。
そして、天性の女たらしでもある。
今日も今日とて、その才を如何なく発揮している。
979今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k :2008/06/18(水) 21:31:51 ID:KFhZK8sV
ありがとうございました。次からは新スレに投下します。
メルがキュロット着たらきっと可愛いと思います。
980名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:43:24 ID:qiYwsgEb
GJwwwwwwwwww
これは平和wwwwwwwww
981名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:02:28 ID:ICh1PI04
おおっと、これは意表をついた展開だ! GJ!!
ずいぶん静かに話が進むと思ってたら、こう来ましたかw
メルもレニも可愛いよ〜〜
キュロット姿見たいぞ!
982名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:28:55 ID:qSAlMl08
面白い。いいなぁ
983名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:51:43 ID:EVKzJaUV
レ二とメルは予想してたけど、こんなに早く出てくるとは思わなかった。
他の2組に比べると控えめだけど、こういうのもいい感じだ。
984名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:30:57 ID:Q+D91rgy
面白かったです。レニとメルかぁ……なるほど。
しかし、大神どうするんだ。このままでは、もうそろそろ事件が起きるぞ。
985名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 03:04:13 ID:WQjgpN95
>>984
事件というと‥‥大神一郎殺人事件とか?

被害者=大神一郎
容疑者=女性登場人物全員

こりゃあ迷宮入りだなww
986名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 03:16:48 ID:w3HJqInN
加山が犯人に仕立てあげられます
987名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 19:12:48 ID:vTzuD1uJ
事件など常に起こってるではないか
988名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 20:42:27 ID:e9+tW3JW
しかし大神本人は事件だと思ってないぞ
日常と化してるからなw
989今日も今日とて ◆6TjG7fAi0k
新スレに投下するって言いましたけど、だみゃ〜ん氏が投下していましたので、今回はこっちに投下します。
大神さんの出番がほとんどないという珍しい回になりました。たまにはね。