【ECO】マイナーネトゲのエロパロ総合3【トリスタ】
男は、短く切ってある女の髪を撫でていた。柔らかな銀の髪は、伸ばせば美しいのではないかと思った。
「………」
やばい。
唐突に沸き上がった感覚に、男は顔をしかめた。
ふと見れば、女もこっちを見ている。
「…なんか、当たってんだけど…」
「悪い、その…」
弁解の言葉が浮かばず、男は慌てた。が、女はにっと笑う。
「いいよ、気にすんな。お前も男だもんな」
どういう意味か、聞き返す間もなく、女はするりと床に下りる。
そのまま、男のズボンのベルトに手をかけた。
「なっ……」
あまりの事に身動きできない男に構わず、女はベルトを外し、ジッパーを下ろす。
それが外気に晒された感覚で、やっと男は我にかえった。
「待て、何を――ッ」
問い正そうとした声は、言葉にならなかった。
女は、それをおもむろに口に含む。
垂液を塗りつけるように舌を押し付け、丹念に舐める。
それと同時に手を伸ばし、尻尾の根本をやわやわと揉む。
「っ、ァ、やめ、ろっ!」
女は目を上げたが、それだけだった。やめない。
引き離そうとしたが、しがみつかれている上、力が入らない。
女は、唇でそれをしごきながら、器用に舌を使い、垂液を塗りつけていく。
「やめッ、おい……、もう…!」
こみあげる感覚に上げた声も、行為を止めるには至らず、それどころか女は、男をいっそう強く責め立てる。
「…く……あッ」
男が腰を震わせてもなお、女は顔をはなさない。
男は我に返るなり、渾身の力で女を引き剥がした。
女は軽く口を抑え、上を向く。
ごくり、と喉の鳴る音に、男の思考はまたも一瞬停止した。
それを現実に引き戻したのは、楽しげな女の声。
「どうだった?気持ち良かった?」
男は呆然と女を見る。その目は、いつも彼女が何か働いた際に見せる目と同じだった。
頑張ったぞ、とか、褒めろとか、そういう眼差し。
「何、で、お前…」
「何でって」
きょとんとした顔をつくる。
女は、聞かれるのが意外だと言わんばかりに目を丸くすると、まるで1たす1の答えを言うかのような口ぶりで答える。
「こうすると、男の人は気持ちいいんだろ?昔よくやったよ」
「…昔。」
「そう、昔」
彼女の言う昔とは、奉仕種族の時代の事だろう。
彼女は、主人を慰める事もしていたと知り、男は目眩を感じた。
慰み者になっていたとは思わなかった。単なる小間使いだと――
愕然とする男に気付いているのかいないのか、女は無邪気そのものの表情で尋ねる。
「…なあ、もしかして、あんま良くなかった?なあなあ」
「お前…」
肩に手を置くと、女はぴくりと身を震わせた。
「な、なに」
そんな女を見ながら、男は、誰かもわからない、彼女の主人に対して怒りを覚えた。
もっとも、彼女の境遇は奉仕種族としては全く珍しくはない。
奉仕種族で、女となれば、そういった事もするのは当然と言っても良かった。
しかし、生まれてから今まで同盟の領地で暮らしていた男には、それが許せなかった。
「お前は、そんな事しちゃダメだ。」
「ダメって…何でさ」
「お前はもう、奉仕種族じゃないんだ!!」
思わず声を荒げた。手で顔を覆う。
奉仕種族が人間扱いされないと言ったって、これはあんまりだ。
…彼女はもう奉仕種族ではないのに、歪んだ価値観を今まで持っていたというのか。
「…ごめん。怒ったか?」
女の声に、男ははっと顔を上げた。
困ったような笑顔だった。
「ごめん。オレさ、お前が喜ぶことわかんなくて。
男だったら皆、ああしたら喜ぶんだと思ってた…お前は違うの?」
「違くはないけど…」
どう説明したものか。
男は少し考えてから、話し出した。
「こういうのはな、片方が尽すばっかりじゃダメなんだよ。
ほら、戦いの最中だって、仲間に助けてもらうばっかりじゃダメだろ?
助け合わなきゃ強い敵には勝てない」
「確かにそうだね」
「それと同じ。俺は、お前の主人じゃないし、お前ももう奉仕種族じゃない。
お前ばっかり頑張るのはおかしいだろ?」
「…う、確かに。けどさ、オレ、ああいうのやってもらった事ってないよ?」
「だろうな。」
ふむ、と頷き、男は女を手招きする。
「ちょっと座れ。……そっちじゃない」
ソファに座ろうとした女を止め、自分の膝を指す。
「膝あ?」
「いいからいいから。」
さっぱりわからない、といった感じに、女が膝に座る。
軽く引っ張って、尻尾が痛まないよう気を付けながら引き寄せ、安定させる。
そして、男はおもむろに女の服に手を入れると、胸に手を置いた。
「う、わっ!」
女が暴れ、男は片手で抑えながら、動かないようにと言う。
いくら男っぽいとは言え、やはり女性。決して大きくはないが、膨らみはしっかりとある。
「やめろやめろ、恥ずかしいだろうが!」
「お互い様だろ?」
黙った女をよそに、男はその感触を楽しむようにいじった。
やはり、柔らかい。
先端を指ではじき、つまんでこね回す。
軽く爪を立てると、尻尾がぴくりと伸びた。
もう片手も入れ、両方をいじる。
しばらく続けていると、女は膝を擦り合わせるようにした。
男はそれを見逃さず、右手をゆっくりと下へ動かす。
ベルトを外し、ズボンの中に手を入れる。
「やめっ、そこは…ッ」
女は身をよじったが、今更逃れ様もなく、男の方が早かった。
濡れそぼったそこに指を入れる。
「やっ、だあ、そこ、や…ぁ、あッ」
言いかけた言葉ははっきりと形を作らず、女は背を反らす。
閉じかけた足は、片手でしっかりと開かれた。
ぐちゃぐちゃと音を立て、男は指を動かす。
「ふぁ、な、なんか、ヘンッ、だよ…」
「変?」
「なんか、ぁ、気持ちイイ…よう、なッ」
それに満足げに笑んで、男は一旦指を引き抜く。
今度は、左手で端にある肉芽の皮を抑えた。
右手が、肉芽を擦る。
「やっ、あ、やだやだっ!そこやだっ!」
溢れ出る液を塗りつけるようにすると、女は抗議の声を上げた。
もちろん、男はやめない。
頭を撫でるかのように擦り、指先でこね回し、押し潰す。
指を動かす度に、女はびくびくと体を震わせた。
「やあ、やめッ!オレ、ヘン、ヘンになるッ!」
「いいんだってば」
耳を舐め、肉芽を捻り上げる。
「あ、ああぁぁぁあああああッ!!」
すると、女は一際大きく声を上げた。
ぐったりとする女の髪を撫で、男は話しかける。
「どう?」
「どうって……その、気持ち良かった…よ」
声を上げていた事がやはり恥ずかしいのか、女はぎゅっとうつむいている。
「…けど、なんとなくわかった。片方ばっかりじゃなく、交代でって事だよね?」
何か違う気がしたが、他に適切な説明も浮かばなかったため、男は肯定の返事を返した。
「けどさ、ここって、アレを入れるだけの場所じゃないんだね。」
「なっ?!」
突然の言葉に、男はすっとんきょうな声を上げた。
「昔言われたんだ。女の人のここって、アレを入れるためだけにあるんだって」
違う使い方もあるんだね、と関心したように呟く女に、男は片手で頭を抑えた。
あまりにも前途多難だ。歪んだ知識が多すぎる。
しかし。
「それを教えて行くのも、いいか…」
「何か言った?」
「いや…」
男は前向きになることにした。
彼女がそれらの行為の意味を正しく知るのは、もうしばらく後になる。
以上です。
お付き合いありがとうございました
>>777 乙!
フォーナに縁がない俺の息子が羨ましがっていますよ。
元ネタは知らなかったが十分楽しめたよGJ
念願の新作だろうに反応が悪いな
無限のファンタジアでよければ書きますが
魂の絆絡みのものと、キマイラ化絡みのものだったらどっちがいいですかね?
>>782 どちらでも、貴方の書き易い方であれば是非。
TW1(無限のファンタジア)も始まって長いけど、
今はTW2(Silver Rain)の方が動きが活発なんだっけな。
>>782 魂の絆って銀雨と同じ意味?
俺はキマイラの方が好きだけどさ。
ちょっ、銀雨のトイレの花子さん、たまたま画像検索で見つけたんだが、
富はズリイイイィィ! あんなエロエロで攻められたら、同業他社不利すぎwww
>>785 今回の戦争で吸血鬼が使役していたサキュバス・サキュバスキュアも
展開次第では学園側の戦力として吸収出来る可能性が。
他のトリスタの話の続きマダー?
まぁ空気的に投下しづらいだろうがw
容量も無いが一作品くらいは余裕があるぜー?どしどしカモン
せっかくクリスマスなんだしイベントがあるMMOで一作欲しいな
「♪サンタクロースのおじさんは〜 正義の味方よ、良い人よ〜♪」
「……なに、その歌?」
「え? サンタクロースの歌だよ。知らないの、キエン?」
楽しげに響く答えを聞いて、あなたは一つ、ため息をつく。
声には出さなかったが、あなたはきっと、いつものように、こんな疑問を浮かべている。
――男の子というものは、どうして、死んだあとまで馬鹿でいられるのだろう。
ぬいぐるみの手足をバタバタと動かしながら、あなたはレキの背中を見つめている。
あなたの背中の後ろには、今日一日を費やした、彼の労働の成果が連なっている。
あなたは空を見上げる。霊的な靄《もや》が星明りをさえぎる空を。
あなたの心に浮かぶのは、きっと、ホワイトクリスマスという言葉だろう。
それから、あなたは路傍に目を落とす。散らかり放題になったゴミ捨て場を見る。
あなたの瞳に真黒な鴉《からす》が映り、鴉の瞳にあなたが映るのを見て、あなたはため息をつく。
賢いあなたは、故郷の港町に雪が降らないことを知っている。
そして、サンタクロースがあなたの元へは来ないことも知っている。
もちろん、あなたは知っている。サンタクロースはとても良い人だということを。
しかし、サンタクロースは良い子の所へ行くのだということも、賢いあなたは知っている。
死者であるあなたは、良い子ではない。たとえ生者であろうとも、あなたたちは悪い子だ。
最後のイブが終わってから何度目かのクリスマスイブ。あなたの元にサンタクロースが来ることはない。
「よいしょ、っと……できたーっ! ほら、やっと完成したよ、キエン!」
最後の並木に最後の鬼火を飾り終えて、レキが歓声を上げる。あなたは並木通りを振り返る。
幾多の鬼火の連なりは、祭典のイルミネーションというよりも、死者を悼む葬列のようだ。
けれども、賢いあなたは、穏やかな笑みとともに満足を得る。
あなたは死者に他ならない。あなたが、否、あなたたちが、死者であることの喜びを得る。
そして、あなたたちはベンチに並んで腰掛ける。
あなたが、否、あなたたちが、悪い子どもたちであることの喜びを得るために。
長い時間をかけて、あなたたちは弔いのイルミネーションを眺める。
大切な人からの贈り物を、あなたはじっくりと眺めて、鼓動の止んだ胸を熱くする。
その胸に、控えめな手が、おずおずと伸びる。
小さな指があなたの胸に触れる。あなたはそれを振り払わない。
指が優しく動く。そのうちの一つが、寝巻きの布越しに、あなたの頂点に触れる。
あなたは顔を隣へ向ける。光のない瞳は熱く潤んでいることだろう。
あなたたちは口付けを交わす。二度、三度と唇を触れ合わせる。それから、舌を絡ませあう。
あなたの胸をまさぐる指は、寝巻きの中へと入っている。その動きに反応して、あなたの腰が泳ぐ。
舌を離したレキが、あなたの耳元で、何かを囁く。
あなたは血の通わない顔を赤らめて、少しだけ、その顔を背ける。
目の前に差し出されるかたちとなった耳朶に、レキが舌を這わせる。
そして軽く噛む。あなたは、息の止まった口から、甘い吐息を漏らす。
あなたは体をベンチに横たえる。その上に、レキが覆いかぶさる。
あなたの寝巻きのズボンの中へ、レキの手が差し入れられる。
レキが指を動かし、あなたは押し殺した声を上げる。程なく、ひときわ大きな声を漏らす。
下着越しの愛撫から、濡れそぼつあなた自身への侵入へと、変わったのだろう。
あなたをよく知る指が、あなたをかき混ぜる。しかし、あなたは快楽に身を委ねるだけではない。
のしかかる体へすがりつきながら、その背筋を、腰骨を、撫ぜる。
あなたたちはお互いの下半身を裸にする。
お互いにもどかしげに、お互いになだめあいながら。
硬くなった彼自身を割りいれる間際、レキはあなたに口づけをする。
甘美な痺れが痛みを消して、あなたは彼を受け入れる。
互いに信じあい、互いによく知りあうあなたたちは、幸福な一体を得る。
良い子の名簿には死者の名も記されているかもしれないという、希薄な可能性と引き換えに。
あなたをよく知る男の子は、あなたの腰を少し持ち上げ、よい角度でこすり上げる。
彼をよく知るあなたは、適切な時機に応じて、腰をくねらせ締め上げる。
この上もない刺激を受け取りあって、あなたたちは甘く痴れた声をあげる。
お互いのそうした声が耳に届き、あなたたちはさらに高く、昂ぶっていく。
やがてあなたは絶頂へと達する。レキの背中を掻き抱き、彼自身を強く締め上げる。
そして彼も達し、あなたの最奥で精を迸らせる。蕩けきった体で、あなたはそれを受け止める。
あなたたちは、荒い呼吸を整える。そして、どちらからというでもなく、最後の口付けを交わす。
それは、唇を、そっと触れ合わせるだけの、優しいキスだ。
お互いの蜜を拭き取って、あなたたちは寝巻きの乱れを正す。
ベンチに並んで座り、肩を寄せ合って、薄れいく鬼火のイルミネーションを見つめる。
熱い昂ぶりは治まり、倦怠《けだる》いしあわせな心地が、あなたを眠りに誘う。
もうすぐ地平線は白みはじめるだろう。死者たちが永遠の眠りへと帰る、その時が来るのだ。
あなたはゆっくりと目を閉じる。その横ではレキが、ゆっくりと目を閉じる。
あなたたちの瞼には、きらびやかなイルミネーションが、永遠に瞬くのだろう。
そして私は翼を広げる。日の出を迎えようとする空へと飛び立つ。
ゴミ捨て場で見つけた光物を、嘴に咥えたまま。
私は黒い翼を羽ばたかせる。どこからとなく、仲間たちが空に集う。
クリスマスの明け空は、黒い翼に彩られる。
仲間たちもまた、私と同じように、光物を携えている。
いくつかの鈴のついた杖。私たちが羽ばたくたびに、その鈴が鳴り響く。
賢いあなたは、ホワイトクリスマスを夢に見たりはしないだろう。
けれども、いま、あなたはこんな夢を見ているかもしれない。
――ほら、キエン、サンタクロースだよ! 鈴の音が聞こえるだろう?
(了)
>792
いつもながらGJ!
レキかわいいなww
そして月光仮面フイタwww
次スレはぁ……もういらないんだよね?
どっからそういう結論になった。
>>795は散々このスレを終らせたいとレスしてた奴だろう
まだまだ続くよ
この世に新MMOが出される限り萌えに終わりは無い
799 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:45:18 ID:qhhH1/Yk
支援age
過疎
よし、あとはみんなで埋めよう。
とりあえず、トリスタのプレイヤーキャラ8種について、
文化人類学的な見地から検討を加えてみた。
兎: 繁殖力に定評のある動物。エロス。
牛: 搾乳上等。おっぱい大好き。鼻息も荒く突進。エロス。
羊: 全身剃毛。また、お肉は臭いがあるものの美味しくいただける。エロス。
龍: 逆鱗の敏感さは異常。さらに天へ向かって昇り立つ。エロス。
狐: 知恵があるわりに罠にかかったり狩られたりで、くやしい。エロス。
狸: 玉袋が大きい。エロス。
猫: 発情期。エロス。
獅: たべちゃうぞ。エロス。
まあ、なんということでしょう。
この分ではトリスタが成年指定を受けるのも時間の問題かもしれません。
>>804 匠の手によってトリスタも性欲を持て余す世界に
文化人類学関係無いよね!?
>>804 どうして後半になるにつれて適当になるんですかww
どうせ埋めるなら、新年ってことで去年の作品とか職人を振り返ってみないか?
>>809 俺は1スレの侮辱ですのの続きになってる
別の人が書いた2スレ目最初の方にある女獅子とですのの続きが気になるな
個人的にはこいつは臭ぇ!ゲロ以下の匂いが(ry的な鬼畜を書いてくれた職人に再臨願いたい
純愛も良いがたまには胃もたれするようなドぎつい一品を拝みたいところ
龍好きだからドラ子書いてた職人とほのぼの龍書いてた職人がいいな。
また来て頂きたい
新しく来る人よりも去っていった人が多すぎる
禿同
埋め
816 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 00:28:20 ID:/snZ+QiX
埋め
817 :
名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 00:29:22 ID:rv3AW0HD
梅
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梅