テイルズのエロネタないんかね?24

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1名無しさん@ピンキー
テイルズシリーズのエロパロスレです。ハァハァしてマターリ楽しみましょう。

SS書きさん募集中。投下したい時に投下して下さい。
 事前の投下確認は荒れる原因になるので無用。前置きをSSの前に挟めば大丈夫です。
 グロ、百合、性転換など、好みの分かれるシチュの場合は、SSの前に必ず前置きを。
※このスレは男×男(801、ショタ)物は禁止です。801板モララーのビデオ棚スレなどへどうぞ。

注意事項
・クレクレ君は禁止。
・原則sage進行。
・来る者拒まず、去る者追わず。
・荒らしはスルー、各種煽り厳禁。
・厨は21歳になってから。(例え見てても書き込むな)
・このスレでの議論厳禁。あってもスルーしましょう。必要があれば保管庫の雑談スレで。
※その他のローカルルールは適当。文句あったらどうぞ。

前スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161066271/
保管庫
ttp://yellow.ribbon.to/~sanadamushi/sstop.html

関連スレ
■◆◆テイノレズシリーズ女体化スレ◆◆■
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1142054813/

次スレは>>950踏んだ人かスレの容量が450KBになったら誰かスレ立て宣言して立ててね。
2名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 22:39:45 ID:059xwxZx
2ならエンテイ最強ポケモン
3名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 13:46:53 ID:wXrClaHK
>>1
4名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 15:40:14 ID:ywEqDh4V
ファンダムっておまえ・・・
5名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 15:59:24 ID:QS4FCNN5
6名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 17:12:52 ID:m1/N+M6w
>1乙!

>5
公式サイトを見ると良い事あるかも
7名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 17:34:29 ID:wXrClaHK
>>4 確かにファンダムは期待して無い
8名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 19:49:21 ID:FoQ4/K45
へ? 何てギャグなんだ?
9名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 21:46:01 ID:vrMyW1Fq
>>1

ファンダムってどんなの?
10名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 23:44:32 ID:Pc9TTd2s
>>9
ファンダム=ファンディスク。
詳しくは公式見てみよう。
今日の更新でファンダムの詳細がうpされてる。
11名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 00:44:45 ID:8m8A9GxX
新スレの建立を耳にして、藤島キャラの面々が一言述べに立ち寄ったようです。

クレス「スレのために手を尽くすのは、当然じゃないか」
ミント「このスレを盛り上げたい、何とかしてあげたいと、強く願えばいいんです」
アーチェ「いわゆる神ってやつ?ごめんなさいねえ、苦労知らずで」
チェスター「俺のネタなんてあろうがあるまいが、関係ないだろ。放っておいてくれ」
チェスター「これだから厨房は!SSを書くのに人がどれだけ苦労を・・・!」
すず「落ち着いて下さい。スレを荒らすのは無意味だと思います」
ロイド「ドワーフの誓い第1番。“平和なスレが生まれるようにみんなで努力しよう”だ」
コレット「はい。いつも来てます。この間もレスしちゃって・・・」
ジーニアス「もうやだ・・・。クレクレ厨なんて汚い・・・」
リフィル「お願いだから、もう少しだけ勉強にも熱心になってもらえないかしら」
クラトス「・・・お前はよく保守している。保守する者にはSSを差し伸べたくなるものだ」
ゼロス「俺さま?俺さまは麗しの職人さまよ」
しいな「駄目なんだよ!あたしはこのリンカーンってのにトラウマが・・・!」
プレセア「ハァハァハァ・・・・・・ネタがありません・・・」
リーガル「己のハァハァを満たすことができるのは、己が書いたSSのみだぞ」
ルーク「んだよ、悪かったな。どうせ俺はティアにハァハァしてるよ」
ティア「・・・ありがとう。でも大丈夫。ちょっと昔のことを思い出してしまっただけなの」
ガイ「ここに女性陣がいなかったのが、せめてもの救いだよ・・・」
ジェイド「とんでもない。私はスレを愛するただの住人ですよ」
アニス「きゃわ〜ん!イオン様のSS発見ですぅ!」
ナタリア「な・・・!ち、違います!私はただスレを気遣って・・・」
1211:2007/02/23(金) 00:45:32 ID:8m8A9GxX
二つ目のチェスターはクラースです。。
13名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 17:52:18 ID:2/uWrsGV
ルークとティアの台詞が見事に繋がってる気がw
14名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 22:32:04 ID:D6rAv75H
15名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 00:14:20 ID:euEXnWRc
>>1乙さんです!
1ヵ月以上新しいSS見てないけど、神々の降臨期待してまつ!
16名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 15:24:34 ID:eDHzmrXH
ミント×男です。
テイルズ オブ メイド
ここは、ベネツィアから少し離れた館。ここにある病気を抱えた男がいた。
この話は男と5人のメイドの物語。
朝、男はうつらうつらと目を覚ます。起きた後すぐ、ノックの音がした。
「おはようございます、ご主人様」
そういって、この館のメイド、ミント=アドネードが入ってくる。
ミントは、この館で一番長くメイドとして仕えている。どこまでもまっすぐな
金髪、美しく文句の言いようがない顔立ち。そして何より目を引くのは、100
cmはあるだろう胸。メイド服の胸の部分が谷間を隠しておらず、エロスを沸きたてる。
「今日もいい天気ですよ」
ミントがカーテンを開けると日差しが部屋に入り込む。開け終ると、ミントは男のいるベット
へ向かう。
「失礼します」
ミントが掛け布団をどける。そこにあったのは、男の勃起したペニス。
「大変!すぐに収めないと・・・。ご主人様、パイズリで沈めて差し上げますね」
ミントは胸のリボンを解く。すると、いままで締め付けられていた胸がブルン、と姿を現す。
「もう大丈夫ですからね・・・」
ミントがベットにあがり、男の腰をひざの上に乗せる。そして、ペニスを胸で包み込む。
17名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 15:44:08 ID:eDHzmrXH
「いかがですか?動かしますね・・・」
そういって、ミントはゆっくりと胸を動かす。ユサユサと胸が揺れ、ペニスを刺激する。
「ん・・・はあ・・・あん・・・。ご主人様のおちんちん、ご立派ですぅ・・・」
ミントの口から喘ぎ声が漏れる。そう、ミントの性感帯は胸全体なのだ。
しばらく動かしていると、ペニスから透明の液体が漏れ出す。
「ご主人様、気持ちいいですか?・・・うれしい・・・。あ・・・んはぁ・・・」
ミントの顔が紅潮し、目が虚ろになっていく。胸が動く速さもほんの少し早くなる。
「あっ!だめぇ、もう・・・。ご主人様、私、もう・・・!・・・え?ご主人様も?
・・・わかりました。ミントの口にザーメンをたくさん出してください・・・。」
これまでの速さと変わって、激しく動かす。そして、二人の快楽が頂点に達した。
「あああ!ん・・・はむ・・・」
常人には決して出ない量のザーメンをミントは口で受けとめる。そしてしばらく、口の含んだあと、飲み込む
「ん・・・。ご主人様のザーメン、今日もおいしいです・・・」
こうして、男の一日が始まった。

18名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 20:05:25 ID:1CWuiCRN
sageろ、厨房が
19名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 01:47:54 ID:dF+wHVFg
前スレの埋め立て支援の人。
空白改行で埋めないでりテイルズキャラのAAで埋めて欲しかったなぁ(´・ω・`)
20名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 04:16:15 ID:tRJxHtP5
まあまあ>16が続きを書いてくれるそうだから待とうじゃないか
21名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 15:50:41 ID:ZwxWk43q
ここの住人に21歳以上は何人いるんだろうかな^^;
22名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 16:10:05 ID:+ZZh+YEq
少なくとも未満は結構いるだろうな
23名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 21:32:52 ID:lgkedPAG
僕は…スレの停滞を断ち切る!
つうわけで投下。ジューダス×リリスという珍妙極まりない組み合わせ。
時代的にはD2エピローグ世界…における神の眼の動乱の一年後ぐらい。
旧DリメDD2ファンダムの設定がごたまぜのカオス状態なので危険注意。
24nameless world:2007/03/05(月) 21:33:37 ID:lgkedPAG
 遠くで声が聞こえる。
 それは男のようであり、
 それは女のようであり、
 それは子供のようであり、
 それは老人のようであり、
 しかし、そのいずれもが、同じ言葉を口にしていた。
 裏切り者。人でなし。大罪人。
 さんざん聞きなれた言葉だ。別に今更改めて言われたところで、どうということもない。
 それに――彼らの口にしていることは……すべて事実なのだから。

 考える。
 この悪夢と呼ぶには余りにも生ぬるいシロモノは、一体誰が見せているのだろう、と。
 ――神?
 脳裏に浮かんだ考えを、彼は皮肉げな笑みを浮かべて否定する。
 神は死んだ。
 僕たちが――殺したのだから。

 瞳を閉じる。……いや、もともと閉じていたのかもしれない。
 幻聴は鳴り止まず、口々に僕をなじりたてる。
 ここは過去でもなく、未来でもなく、現在でもない、一筋の光すら漏れない、暗い闇に満ちた時の狭間。
 僕は彷徨う。
 この何処でもない場所を、永遠に。

「もしもーし」

 ……気のせいか、今、ひどく間の抜けた声で呼びかけられた気がする。
 いや、勿論幻聴だろう。
「起きないわねえ……えいえい」
 あろうことか、ぺちぺちと頬を軽く張られる感覚まで覚えた。
 これはいよいよ、僕の精神が磨り減ってきている証なのだろうか。
 ふと、脳裏をよぎるのは、彼女の姿。
 僕はすがるように、口を開きその名を呼ぶ。
 ――二度と、会えはしないのに。
「……マリアン」
「なんか言ってるんですけど」
『うむ』
 幻聴はあろうことか、謎の第三者まで呼び出して、幻聴同士で会話を始めた。
 おい、せめて僕に話しかけろ、幻聴なら幻聴らしく。
「…………」
「また黙っちゃった」
 うるさい。放っておいてくれ。この場所には僕しか存在しない筈なんだ。幻聴は消えてくれ。
「こうなったら……荒療治!」
 幻聴の不穏な台詞とともに、軽く金属の擦れる音を僕の耳が捉えた。
 何故か。
 背筋にゾクリと、嫌な感覚が走った。
 早く目を覚まさなければ、大変なことになる、そんな予感が。
 ――目を覚ます? バカバカしい。
 この夢に終わりなど、あるはずが――
 ……しかし、ひたすら警鐘を発する、この鼓動の高鳴りはなんだ?
 僕の内心などお構いなしに、幻聴はどこか楽しげに、高らかに声を発し――
「秘技! 死者の――」
25nameless world:2007/03/05(月) 21:34:19 ID:lgkedPAG
「や、やめろこの馬鹿!」
 恐怖に耐え切れず、僕は思わず瞳を開き、飛び起きていた。
 ――そこは、決して暗闇に包まれた場所などではなく。
「……どこだ、ここは?」
 やや古びた感じの、どこにでもあるような木造家屋。
 だというのに、強烈な既視感を覚える。
 そうだ。僕はいつか、この家を訪れたことがある。
「やっと眼が覚めたのね」
 すぐ脇から、女の声。先ほどまで聞こえていた幻聴と、同じ声。
 それだけでなく……やはり僕は、この声の主に、会ったことがある。
 だが――
「――リリス・エルロン……」
 僕が呆けたように名を呼ぶと、女――リリスは不思議そうに首をかしげた。
「? 私の名前、知ってるのね」
 彼女のほうへ顔を向けた際の動揺は、決して顔には出さなかった筈だ。
 見知った家。見知った声。そして見知った人物。
 しかし、彼女の姿は、僕の記憶しているそれより、遥かに若い。
 暖かい飲み物を用意してくるから、とリリスは台所へ向かい、
 僕はリビングのソファー――どうやらここに寝かされていたらしい――で、呆然と一人ごちた。
「……ここは……過去なのか?」
 過去という言い方は、果たして正しいのかどうなのか。
 ……ともかく、なぜか僕は消え去ることもできず、こうしてこの場所に存在している。
 それだけは、確かなことだった。

「はい。ホットミルクでよかったかしら」
 なにぶん田舎だから、あまり洒落たものがなくて。そう言ってリリスは笑った。
「……構わない」
 カップに手を添えると、確かな温かみを感じる。
 前にこのような感触を抱いたのは一体、いつだっただろうか。
 ほんの少し前だった気もするし、長いこと抱かなかった感覚だった気もする。時間のイメージが、あやふやになっている。
 僅かばかりの量を含むと、絞りたてだろうか、これまで飲んだことのないような濃い味が口の中に広がった。大雑把な味だが、悪くはなかった。
「あなたは、村の北の海岸に、打ち寄せられるようにして倒れていたの」
 リリスは僕の向かいに腰掛け、訥々といきさつを語るが、今重要なのはそんなことではなく。
(一体この時代は、いつ頃なんだ……?)
 僕とリリスが顔を突き合わせたのは、カイル達と共に旅をしていた、その時だけだ。
 だから、いくら若く見えるとは言っても、彼女の年齢――ひいては、今が何年なのか、ということを正確に把握することはできない。
 まさか、「今何年ですか」などと言い出せるはずもなく、僕はリリスの長話に、適当に相槌を打つことしかできなかった。
「さて、それはそれとして、あなたのお名前は?」
 カップを置いて、リリスは真っ直ぐに僕の眼を見据えて訊ねる。
 一瞬の逡巡。
「……ジューダスだ」
26nameless world:2007/03/05(月) 21:35:02 ID:lgkedPAG
 なんとなく見つめ返すのもはばかられ、やや顔を背け気味に答える。
「ふぅん」
「……なんだ、その気の無い返事は」
「うん、別に?」
 ……兄とは別の意味で勘に障るな、こいつは。
 どうもこいつは僕の名前自体にそれほど興味があったようでもなく、またしても「それはそれとして」と話題を切り替えて一人で喋り始めた。
 まあ、この場合深く追求されずに助かった、とも言えるかもしれないが。
 だが――確かに、僕という人間は一体誰なのだろうか、とも思う。
 リオン・マグナスは死んだ。
 今は便宜的に「ジューダス」という名前を口にしたが、それはあくまで、カイル達と旅路を共にした男の名前だ。
 そうなると、目的もなく、生きる意味もない、今の僕は――誰だ?
「――ダス、ジューダス!」
 少々耽りすぎていたらしい。顔を上げると、頬を膨らませて怒るリリスの顔が眼前にあった。
「……ん、ああ」
「ああじゃないわよ、ボーっとして。それで、あなたはこれからどうするつもりなの?」
「これから……」
 これから僕は、どうすればいい? 何処へ行けばいい?
 少なくとも……他人の眼に映る僕と言う存在は、裏切り者、リオン・マグナスに他ならない。
 目の前のこの女は、僕の正体を知らないが故の、まさしく例外中の例外だろう。
 おめおめと人前に姿を晒せばどうなるかなど、火を見るより明らかだ。
「僕は……」
「行くところ、ないの?」
 否定はできたはずだ。確かに行く当てはなかったが、首を振って、すぐにでも出て行くことは出来た筈だ。
 だが、僕は答えられなかった。
 リリスは、そう、と小さく呟くと、人差し指を立ててにこやかに言い放った。
「じゃあ、暫くここに住んで、うちの仕事手伝ってくれないかしら?」
「……何だと?」
 リリスは、言ってから「我ながらいい思い付きだわ」とばかりに両手を音を立てて合わせ、べらべらと理由を述べたてた。
「いやねえ、お兄ちゃんがまた旅に出ちゃって、お爺ちゃんも、この間……亡くなっちゃって、畑仕事に羊の世話ともー大変なのよ」
「それを僕にやれと? だいいち、スタン……兄が旅に出たからといって、両親はどうした」
 さっ、とリリスの表情が消えた。兄と同じ、蒼い瞳の色はどこまでも深く、彼女のこころが読み取れない。
「いないわ。私が生まれてすぐに、流行り病で死んじゃった」
「……そうか」
 完全に、とは言えないが、彼女の気持ちは、少しは理解できるつもりだ。
 僕も――物心ついた頃には既に母は亡く、父は父の皮を被ったバケモノだったのだから。
27nameless world:2007/03/05(月) 21:35:48 ID:lgkedPAG
「つまり、お前は今、この家に一人なのか?」
「そうよ。だから部屋も余ってるし、ジューダスは何も心配しなくていいわ」
 ……この場合、心配するのはお前のほうだろう、などと口に出したかったが、堪える。
 そんなことを口走ってしまえばきっと、「襲いかかるつもりなの?」と笑われるに決まっていた。
「分かった。助けてもらった恩の分ぐらいは働いてやる」
 気がつくと、自分でも思いがけないことに、肯定の台詞が口から出ていた。
「ほんと? ありがとう!」
 リリスが喜色満面の笑みを浮かべる。あまりにも無邪気なその姿に、微かに僕も笑った。
 この田舎の村なら、ずっと――というのは無理だろうが、暫くの間は僕の正体も誤魔化せるだろう。
 だから、その時までの、ほんの僅かな間。僕にもたまには、こんな休息は許されるだろうか?
 軽口混じりに答えを返してくれた相棒は、もう居なかった。

 リリスに断りを入れて、散歩がてら村を一望できる丘へと登る。
 どうやらこの時代は、少なくとも神の眼を巡る争いからは後になるようだ。
 確か、スタンの祖父はあの旅の最中は存命していた筈だったからな。
 これで少なくとも、過去の自分に対面する可能性はなくなったわけだ。僅かに安堵する。
「しかし……全く変わらないな、この村は」
 ひろびろとした放牧地で、のそのそと追い立てられる羊。
 緩やかな斜面に作られた段々畑。
 さらさらと清らかな音を立てて流れる小川。
 こののどかな空気を纏ったまま、この村は数百年の時を過ごし、そしてこれからも変わらないのだろう。
(……少なくとも、十数年『後』とも、何も変わってないな)
 見下ろしたその村の風景は、まるで時の流れから取り残されたかのよう。
 もしかすると、この村なら――
 浮かんだ甘い考えを、首を振って振り払う。
 確かに、リリスの口利きがあれば、村の皆は僕を受け入れてくれるかもしれない。
 だが、それも僕の正体を知らない、という前提の場合に過ぎない。
 僕の正体を知れば、村の人たちは勿論、僕を許してはおかないだろう。
 そしてそれはきっと、リリスも例外ではあるまい。
 僕が世界と一人の女性を天秤にかけ、そして女性のほうを選んだのは間違いの無い事実なのだから。
 僕は、そのことを微塵も後悔はしていない。
 だが――今こうして存在している僕の、この世界での居場所はない。
「……戻るか」
 あまり遅いと、奴も心配に思うだろう。
 どうせ遠からず別れることになる立場ではあったが、あいつの妹に対して、黙って出て行く気にはなれなかった。

◇ ◇ ◇
28nameless world:2007/03/05(月) 21:37:02 ID:lgkedPAG
「もっと羊たちと心を通い合わせて!」
 めぇめぇ。
「……できるか!」

「ただ闇雲に、力任せに鍬を突き立てればいいってもんじゃないのよ!」
 ざっくざっく。
「この僕がっ!」

 日々の過ぎ去る速度は、これまでとは比べ物にならないほどあっという間で。
 剣の代わりに、鍬を握る手は、まだまだ不慣れで。
 久方ぶりに手の平に肉刺を作ったり、それを潰したりしている間に、一月が過ぎていた。
「今日もお疲れ様、ジューダス!」
 門をくぐると、待ち受けていたかのようにエプロン姿のリリスが玄関で出迎えてくれる。
(今日「も」、か……)
 それはきっと、僕の存在が彼女の日常に組み込まれたという証。
「夕食はシチューよ! たんと召し上がれぇ!」
 そう言って身体を翻し、ポニーテールを揺らしながら、踊るような足取りで彼女は台所へと消える。
 すっかり見慣れた光景だった。
 最初は正体を悟られるのを警戒して疎遠に振舞っていた村人とも、最近は仕事の合間など、少しは会話を交わすようになってきた。
 正体を知られていないという安心感がそうさせるのだろうか?
 ……いや、以前の僕なら、それでも進んで他人と触れ合おうとは、しなかった筈だ。
 何がきっかけになったのか――あの馬鹿どもとの、それぞれの旅のせいなのか。
 きっと――これが、変わった、ということなのだろう。

 だけど、安息を覚えるその度に、僕の心の奥、もう一人の自分が囁きかけるのだ。
 忘れるな。
 僕の正体を。
 僕のした行為を。
 僕は、自分のしたことを棚にあげて、一人幸せになっていい人間ではない、と。

「……どしたの? ジューダス」
「いや……なんでもない」
 そう。
 きっといつか、破綻は訪れる。
 だからせめて、全てが露見する前に、この場所を去らなくてはいけない。
「なんでも……ないんだ」
 だというのに……どうしてこう、心が重い。
29nameless world:2007/03/05(月) 21:37:44 ID:lgkedPAG
 満天の星空の下、村の夜風は冷たい。
 夜、一人外へ出て、草原に腰を下ろして夜空を見上げるのは、殆ど最近の日課になりつつある。
 単純に空に近いせいもあるのだろうし、都市に比べて灯りの数があまりにも少ないこともあるだろう。
 とにかくこのリーネの村の星空は眩いばかりで、眼を閉じても、その瞼越しに星々の光が届くような錯覚すら覚える。
 遠くの山の稜線の色はやや赤みを帯びてきており、秋、そして冬の訪れはそう遠くなさそうだ。
 雪が降り始めれば、この山奥の村から出て行くというのは困難になるだろう。
 決断の時があるなら、それはきっと、もうすぐそこまで迫っていた。
「…………」

 ぎし、という、軋むような音がした。その出所を探り、自分の歯が鳴った――歯軋りをしたのだと知る。
 悔しかった。
 いつの間に自分は、こんなにも弱く、未練がましい人間になってしまったのだと。
 リオン・マグナスを匿っている村があると知れれば、僕だけでなく、村の皆も、きっとただではすまない。
 それは「知らなかった」では済まされない、それほど大きな罪。
 だというのに、それでも、この村で畑を耕し、羊を追いたて、くだらない話に華を咲かせ、
 そして――
「くそ……ッ!」
 どうしようもない気持ちが胸の中に渦巻き、紛らわそうと、雑草を力任せに引っこ抜き、放り投げる。
 もちろん、そんなことで気が晴れる筈も無い。思考は堂々巡りを繰り返すばかり。
「僕は…………」
 すがるように、夜空を見上げる。
 そこに浮かぶマリアンの幻影は、ただ優しく微笑むばかりで、僕に何も言ってはくれなかった。
 
「最近のジューダス、何かちょっと変」
 翌日の夕食時。その言葉は、突然降りかかってきた。
 それに対する僕の反応は、やはり鈍い。
「ただでさえ少ない口数が更に少なくなったし、それに、何だか……思い詰めてるみたい」
 思い詰めている。
 遂に、そんな言葉が、リリスの口からも出るようになったか。
 つまりは、誰の眼にも明らかなほど、今の僕の様相は異常だ、ということだ。
 心の奥から囁きかけてくる声が、大きくなる。
 潮時だ。
 出て行くには、いい機会じゃないか。
 ……そうだな。
 こんな平穏な毎日、きっと僕には、過ぎたものだったんだ。
「……リリス」
 喉を通って出た自分の声は、余りにも力が無かった。
「あ、ごめんなさい……怒った?」
 だというのに、リリスは何を勘違いしたのか、小さくしゅんとうなだれる。
「そろそろ……出て行こうと、思ってる」
 その言葉だけは、しっかりと言えたはずだ。
 僕がこの場所を去る際に、こいつに、いらん心配や心残りだけは、させたくなかったから。
 ……いつ、僕が居なくなっても、いいように。
「……そ、か」
 リリスは、俯いたまま、小さく、ぽつりと答えた。
 それっきり、二人の間に、会話は途絶える。
 その日の夕食、普段は思わず舌鼓を打つほどの美味しさだった筈のマーボーカレーからは、何の味もしなかった。
30nameless world:2007/03/05(月) 21:38:29 ID:lgkedPAG
 床板が軋まぬよう、注意しながら、一歩一歩、確実に進む。
 作るような荷などなく、持つものはこの一ヶ月握ることすらなかった剣と、気休め程度に正体を隠す仮面だけ。
 厚意に甘え、よりかかって、そして――最後は、こうして悟られないように夜逃げ、か。
 さすが、裏切り者と罵られるだけのことはある。全く、情けなくて、笑ってしまう。
 玄関の扉を、ゆっくりと、ゆっくりと、開く。戸板は微かに音を立てたが、眠りに浸る常人がこの程度で起きることはない筈だ。
 僅かばかりの躊躇。そして……未練、だろうか。振りほどいて、一歩、踏み出す。
 外は今日も、変わらぬ星の海。
 だが、それも今日で見納めになるのだろう。
 この大地の下どこに居ても、見上げる星空は同じ筈なのに、僕の眼には、二度と同じようには映るまい。
「……さて、どこへ行くかな、これから」
 行くあてなど勿論ないが……そうだな。彼女を……マリアンを探しに、世界中旅をするというのもいい。
 日の当たる場所を通れないものになるだろう。
 そして、いざ彼女の姿を見つけたとしても、最早今の僕には、彼女にかける言葉も、資格もない。
 それでもいいさ。
 彼女が無事で、元気な姿を一目、見られれば――
「どこに行くのよ」
 声。
 後ろからではなく、前から。
 闇に溶けるように、一人の女性のシルエット。
 リリス・エルロンが――そこに居た。
 こいつは、分かっていたというのか。僕がこの行動に出るということを。
「逃げるの?」
 月と星の心もとない灯りの下では、リリスの表情は読み取れない。
「逃げるわけじゃない。だが……僕は、本当は一刻も早くここを去らなければいけなかったんだ」
 一ヶ月ものうのうと居座っておいて、全く持って言い訳がましい台詞だ、と思う。
 だが、僕はもう、これ以上……
「――あなたが」
 珍しく、リリスが一瞬躊躇したかのように、言葉を飲み込んだ。
 しかし僕は何より、これまで「ジューダス」と気安く呼び捨てにしてきた彼女が「あなた」と僕のことを呼んだことに違和感を覚える。
 まさか、という思いが、脳裏をよぎる。
 そしてそれは、現実のものとなった。
「それは、あなたが……リオン・マグナスだから?」
「……知って、いたのか」
「ええ」
 闇の中、リリスが一歩、前へ歩み出る。
 その右手には、彼女には不釣合いと呼べる長さの、何か長柄のものが握られていて、僕は混乱しながらも、眉を顰める。
 はっきりとは見えなかったが、その輪郭線は、まさしく長剣のものだったからだ。
 後ずさりたくなる衝動をこらえつつ、僕はリリスの影へ向かって問いかける。
「……いつからだ」
「最初から」
 即答。
「最初から……だと?」
 欺かれた。そんな思いに囚われる。
 皮肉っぽい笑いに、口元が釣りあがる。
「じゃあ何だ。お前は、知っていて僕を匿って、戸惑う僕の姿を見て影でほくそ笑んでいたのか?」
 違う。そうじゃない。
 僕が言いたいのは――
「お前は……知っていて、何故、僕なんかを庇ったんだ……」
31nameless world:2007/03/05(月) 21:39:17 ID:lgkedPAG
 リリスは答えない。ただ、無言で土を踏みしめる音が、徐々に近づいてくる。
 彼女の持つ、長剣と思わしき影が歩くたびにゆらゆらと揺れて、僕も反射的に、剣の柄に手を伸ばしかけ――止める。
 いつ、どのように殺されても、文句は言えない身分だ。抵抗はするまい。
 特に――世話になった、こいつには。
 眼を瞑る。
 最後の瞬間は――訪れなかった。
 そればかりか、僕にとっての世界の価値観を揺るがすほどの言葉が、彼女の口から紡がれた。
 耳元で、囁くように。
 彼女は確かに、こう言った。
「だって、あなたは――世界を救った、英雄じゃない」
 ……何?
 こいつは今、何と言ったのか。
「……何を、言っている?」
 言葉の内容を理解することが出来ず、思わず、瞳を開き問いかける。リリスの顔がすぐ目の前にあって、僕は慌てて視線を逸らす。
「言った通りよ。あなたは、神の眼に自らのソーディアンを突き刺し、外殻大地による世界崩壊の危機を救った、英雄」
「馬鹿な!」
 確かに、そのようなことをした覚えはある。だが、それは、あくまでカイル達と共に改変された過去へと遡った際に取った行動だ。
 何もかもが在るべき姿に戻ったこの世界では、そのようなことは起こりえない。
 何より、その光景を、この時代の一体誰が目撃していたというのか。
 ふと、気がつく。
 リリスの持つ、その右手の長剣が、ぼんやりと赤い光を放ち始めていることに。
「――まさか」
『そのまさか、だ』
 聞き覚えのある声が脳裏に響き、僕は思わず、叫びに近い声をあげていた。
「何故、貴様がここにいる……ディムロス!」
 僕の動揺とは裏腹に、ディムロスは落ち着き払った声。
『……まあ、いろいろあってな。久しぶりだな、リオン・マグナス……いや、今は……ジューダスと呼ぶべきか?』
 ――全く。
 この村に来てからというもの、僕は驚かされてばかりだ。

 ディムロスが話すには、こうだ。
 先ず、自分がなぜ、神の眼にその身を突き刺したにも関わらずこうしてリリスの手の中に収まっているかというと、奇跡的にコアクリスタルだけが無傷で残り、
 リーネ近郊に落下したところをリリスに拾われ、ここではない様々な異世界を巡って刀身の完全な修復に成功したから。
 リリスはそれを、スタンの二十歳の誕生日にプレゼントとして兄に贈ったこと。
「ところがお兄ちゃんったら、ルーティさんと旅に出る時に、うっかり忘れて置いてっちゃったのよね」
 ディムロスもディムロスで、結局スタンに言い出せなくて、スタン本人は最後までディムロスのことを「よく出来たレプリカ」と思い込んでいたこと。
『それで、だ。ここからが本題になるわけだが』
『あの馬鹿者が……』などとスタンに対する愚痴を吐いていたディムロスが、僅かに声のトーンを落とす。
 僕は無言で、続きを促す。
『うむ。それで、肝心なのは、私が千年前の天地戦争時代にお前に出会い、そして神の眼にシャルティエを突き刺すお前の姿を記憶しているということだ』
「それは、つまり――」
『そう。この世界は、俗に言われているらしい『四英雄』に加え、誰も知ることのない、世間では『裏切り者』と蔑まれる、隠れた英雄――
 リオン・マグナスこと、ジューダスを含めた、『五人の英雄』により救われた世界だ』
32nameless world:2007/03/05(月) 21:40:05 ID:lgkedPAG
 ディムロスの言葉は、荒唐無稽なれど信じざるを得ないものだったが――天地戦争時代に僕と出会ったことを覚えていることが何よりの証拠だ――しかし、腑に落ちない。
「何故だ? 神を消し去り、全ての歴史は何の改変もされない状態へと修正されたんじゃないのか?」
『そこまでは私にも分からんさ。ただ……ちょっとした知り合いから聞いたことがあるな。「歴史は無数にも枝分かれする、大樹のようなものだ」と』
 もしくは、改変された世界、未来や過去への旅、それを全て含めて、正しい歴史の流れというものなのかもしれんぞ、などと、
 ディムロスは冗談か本気か区別のつかない様なことを呟く。
 ――成る程。話は分かった。だが……
「だからと言って、人々がそのことを知らないようでは、僕の立場は何も変わりはしないだろう」
 リリスは、ふう、と息をゆっくり吐き出すと、きゅ、と僕の手の平を握った。
 夜の冷気に晒された僕と、そしてリリスの指先は冷たかったが――しかし、温かかった。
「そんなことないわよ。少なくとも――この村のみんなはね」
「何……?」
 リリスは、寒さからか頬を微かに赤く染めながら、僕の瞳を除き込むように、眼を細めて笑った。
「この村に住む人は、みんな知ってるわ。あなたの正体も、あなたが悪い人じゃないってことも」
 リリスどころか、村人全員が、僕の正体を知っていて、何食わぬ振りをして過ごしていたというのか。
 まるで……僕を匿うかのように。
「それもお前の仕業か?」
 地面に横たわるディムロスを一睨みすると、代わりにリリスが答えた。
「うーん、その件に関しては、私とディムロスは何もしてないの。お兄ちゃんがね……」
 騒乱の後、行方の知れないリオン・マグナスに対し、莫大な懸賞金の賭けられた手配書が出回ったのは当然の流れだった。
 それはリーネのような田舎にまでも及び、それを目にしたスタンは怒り狂い、
「あいつは悪い奴じゃないんだ! だからもし、リオンを見かけても通報したりとか、捕まえたりするのはやめてくれ!」
 と、村中で叫んで回ったらしい。まったく……馬鹿馬鹿しい話だ。
「お前の兄も馬鹿なら、信じる村の人間も馬鹿だな」
「勿論、誰の言葉でも信用するってわけじゃないのよ? でも、馬鹿正直さでは村でも群を抜くお兄ちゃんの言葉だったし、
 それに何より……この村に来てからのあなたを見ていれば、誰だってわかるわ。
 あなたが……とても優しい人だってことくらい」
「僕が……優しい?」
 他人に、そんな風に言われたことが、果たしてあっただろうか。
「そう。あなたってお兄ちゃんから聞いた通り。
 器用にそつなくこなすふりして、何でも一人で背負い込んで、その重みに潰れちゃいそうになる――不器用で、優しい人」
 僕より僅かに背の高いリリスが、まるで壊れ物を扱うかのように、包み込むかのように僕を、抱きしめる。
 彼女の金の髪が、波打つように揺れ、ふわりと、草の匂いが広がった。
「もう、罪を償う必要なんてない。
 全てが終わって、こうしてあなたがここに居る。
 それこそが、きっとあなたが赦されたという証なんだから。
 だから――心に着けた仮面を取って、楽になりましょう」
 僕は、無言のまま、安らかなその言葉に、身を委ねる様にそっと瞳を閉じ――
 月光の下、ゆっくりと二人の唇は重なった。

     ◇     ◇     ◇
33nameless world:2007/03/05(月) 21:41:11 ID:lgkedPAG
 少しずつ近づくリリスの家の灯りは、今のジューダスにとっては余りにも眩しく、暖かいものに思えた。
 帰る家があるということ。寄り添い、共に歩んでくれるひとが隣に居るということ。
 そのことを実感し、僅かに顔をほころばせたジューダスの顔を覗き込み、リリスはクスクスと笑いを漏らした。
「やっと笑ってくれた」
 一ヶ月もいっしょに暮らしていたのに初めて見たわ、と、指を絡ませつつ言うリリスに、ジューダスは心持ち憮然とした表情を見せる。
「……そんなに、僕は無愛想か?」
「そうじゃなくて、やっとあなたの素顔が見れて嬉しいのよ」
 いっつも思い詰めたような顔してたんだもの、と付け加え、リリスは少しだけ、ジューダスに身体を寄せる。
 微かに肩が触れ合い、一瞬身体を強張らせたジューダスは、思わずそっぽを向いた。するとすかさず、
「なぁに? 照れてるの?」
 と、からかいの混じったリリスの声が飛んで来るのだった。
 そんなふうに、ぽつりぽつりと会話を交わしているうちに家の灯りは間近に迫っていて、
 リリスはあっさりと絡んだ指をほどくと、一人「ただいまぁ」と先に玄関をくぐる。
 彼女のその態度を、心のどこかで少し残念に思っている自分に気づき、ジューダスは否定するように首を振って、リリスの後に続く。
「……何をしている?」
 無言で玄関のドアを開けると、先に家に上がったリリスが振り向いて待ち受けていた。
「ん」
 何かを促すような仕草。ジューダスは首を傾げかけて、リリスが求めているものが何か思い至った。
「…………ただいま」
「ちぇ」
「何だその舌打ちは!」
 リリスはふてくされた様に背を向けると「なーんでも」と、それでもどこか嬉しそうにリビングのほうへ駆けて行った。
 その背中を見ながら、ジューダスはほっとすると同時に、この家に住むようになって、初めて『ただいま』などといった言葉を発したことに気がついた。

「はい、どうぞ」
 ホットミルクがなみなみと注がれたカップのもつ温もりが、かじかんだ指先をほぐす。
 カップの淵ぎりぎりで危なっかしく揺れる、その水面を覗きながら、ジューダスはこれからのことを考える。
 これまでの『いつ出て行くか』ではなく、『どのようにこの村で暮らしていこうか』と。
 今までは『いつか出て行く』ということを前提とした居候の身ゆえ、リリスの家に一緒に住むことを半ば黙認してもらっていた形だったが、
 いざ実際にこの村に住み着くとなると、そういうわけにもいかない。
 村の皆に無理を言うことにはなるだろうが、空き家を提供してもらうかどうかして、自分の家というものを持つ必要があるだろう。
 ……と、いった考えを、リリスに伝えたところ、リリスはきょとんとした顔で、平然と、
「なんで? このままこの家に一緒に住めばいいじゃない」
 などとのたまった。
「馬鹿を言うな。そんなことをして、村の男が黙っているものか」
 少ないながらも村の人間とコミュニケーションを交わして、ジューダスも、如何にリリスがこの村で人気があるか、というくらいは実感していた。
 同時に、自分の人間性はともかく、「リリスと若い男が一緒に暮らしている」ということを快く思わない人間が居るであろうことも。
「いいじゃない、キスまでした仲なんだし」
 リリスは機嫌よく、指先でそっと自らの唇をなぞる。
「それは、お前が――」
 一方的に、とは言い切れず、黙り込むジューダス。
「嫌だった?」
 心持ち不安げに訊ねるリリスに、ジューダスは返事を返せない。
 嫌ではなかった。それは確かだ。
 だが――
 黙りこくるジューダスの様子に、リリスはあーあ、とため息をつき、席を立つ。
「……やっぱり、マリアンさんには勝てない、かぁ」
 小さく呟き、自室へと去ってゆくリリスの背に、ジューダスはすがるように手を伸ばしかけたが、かける言葉を持てず、彼の視線の先、ゆっくりと扉は閉じられた。
34nameless world:2007/03/05(月) 21:41:49 ID:lgkedPAG
 居間にひとり、残されたジューダスは考える。
 自分にとって、マリアンという存在は、果たしてどのようなものだったのか。
 愛していた、と一言で表すのは簡単だ。
 だが、愛という言葉は、一言で表せるものではなく、それゆえにジューダスは深く悩んだ。
 自分がマリアンに対し抱いていた愛は、一体――
『……全く、無様だな』
 部屋の隅から聞こえてくる、ディムロスの嘲るような声に、ジューダスは顔を伏せたまま「……居たのか」と、そっけなく返す。
『お前が運んで来たんだろうに……まあいい』
 剣のくせにディムロスは大仰に咳払いなどして、一転、諭すような口調になる。
『ジューダスよ』
「……なんだ」
 ディムロスは、私はマリアンという人物についてはお前ほど知らんが、と前置きした上で、
『正直な話、そのマリアンという人物とリリス、お前はいまどっちを抱きたい』
「ん、な……ッ!」
 あまりにも真っ向な質問に、リオンはうろたえながら、しかし反骨心からかしっかり返答してしまう。
「馬鹿なことを言うな! マリアンは……マリアンはそういうんじゃ……」
『ほう? ならリリスはそういう存在だとでも』
「…………」
 唇を噛むように、俯き黙り込んでしまったジューダスに、
『結構なことじゃないか。マリアンを抱くことには躊躇はあるが、リリスに対してはそれがないのだろう?』
「……僕は」
 確かに、ジューダスにとってマリアンという存在は、ある種の聖域というか、侵さざるべきもの、といった意味合いを含んでいた。
(僕は……マリアンに、母の姿を重ねていたのか?)
 ヒューゴ、正確にはミクトランの手から守ることの出来なかった――実際にはリオンを産み落とした直後に亡くなっている為、守りようがなかったのだが――
 母、クリスの姿を、マリアンに重ねて見ていただけだったのだろうか。
 そうかもしれない。そうでないのかもしれない。
「分からないんだ……僕は」
『誰も、自分のことでも全部はわからんさ。お前も……リリスも』
「リリスも?」
 自分にとってのマリアン。だとすると、リリスにとっては――
35nameless world:2007/03/05(月) 21:42:32 ID:lgkedPAG
「……あいつ、まさか」
『まあ、そういうことだな』
 それは、本来抱いてはいけない筈の、許されざる思い。
『あいつも今、悩んでいる。こういう言い方は良くないのかもしれんが……
 スタンに対する想いを吹っ切るために、お前に積極的にアプローチしている、という部分もあるだろう』
 尤も、リリスの「それ」も、憧れなのか、どうなのか、本人にはいまいち判然としないようだがな、と、ディムロスは付け加え、
『だが、リリスがお前に対し、好ましい感情を抱いているのは確かだ。そしてそれは、お前にも当てはまるだろう?』
「……傷の舐めあいでもしろというのか。悪趣味だな」
 ディムロスは、くぐもった声で、しかし、確かに笑った。
『なに、私もスタンに置いていかれた――言わば、振られた身だ』
「馬鹿を言うな。僕とお前らを一緒にしないでくれ」
 そう言うジューダスの顔も、僅かに綻んでいた。
 ――とうの昔に、分かっていたのだ。
 マリアンが僕に向ける視線は、同情や、哀れみといった種別のものであることぐらい。
 だけど、それでも守りたいと、そう思った。その想いに、何の偽りもない。
 そして……その、マリアンに対し抱いた感情とは別種のものを、今、リリスに対し抱いていることも。
「……今回だけは、お前の口車に乗せられてやる」
 苦々しげに口に出した言葉だったが、しかし、心の中は穏やかだ。
 やっと決心がついた。
 これまでの自分と向き合い、
 これからの自分と、生きていく決心が。
『そうかそうか。では、空気の読める私は、暫くの間眠らせてもらうとしよう』
 からかい混じりのディムロスの声に、一言吐き捨てる。
「……随分と性格が悪くなったな、お前は」
『――なに、千年も無駄に生きていれば、こうもなるさ』
 それきり静かになったディムロスを一瞥して、ジューダスは、ゆっくりと扉の前に歩み寄り、そしてノブをそっと回した。
 部屋の隅、髪を解いたリリスがベッドの端に腰掛けていて、ジューダスを見つめてきた。
 後手にドアを閉める。吸い込まれるような蒼い瞳に眩暈を覚えながらも、ジューダスは一歩、また一歩と歩み寄り、リリスの前に立った。
「僕を不誠実な男だと笑うか」
「笑わないわ」
 リリスは立ち上がり、その手をジューダスの頬に添えると、そのまま、すこし身を屈め、ジューダスを引き寄せるようにして、その唇を重ねた。
36nameless world:2007/03/05(月) 21:43:19 ID:lgkedPAG
 ベッドに深く身体を沈めたリリスの胸元は大きくはだけていて、下着もつけていないために、その白い肌が露になり、
 上に覆いかぶさった思わずジューダスの視線はそこに集中する。
 普段は厚手のエプロンドレスにその身を包んでいるため、実感する機会というものはなかったが、
 いざこうして余分なものが取り払われた状態で相対してみると、思いの外それは豊かなボリュームを持っていて、思わずジューダスは、その双丘に手を伸ばした。
「ん……」
 突端部に指先が触れ、ぴく、とリリスの身体が一瞬硬直する。ジューダスは、遠慮がちにしていた手の動きを早めた。
「あ……ッ、ン」
 揉みしだくたびに、リリスは甘い嬌声を漏らす。白い肌はじっとりと汗ばみはじめていて、頬だけが真っ赤に染まっていた。
 右手を胸に添えたまま、ジューダスは左手で、自らのズボンのファスナーを降ろす。
 怒張した自らのソレが、ズボンを突っ張らせて痛みを与えていたからだ。
 当然、リリスの視線は、そこに集中した。
「うわぁ……」
「……なんだ、その反応は」
 リリスはばつが悪そうに、ぺろりと舌を出すと、
「……いや、男の子なんだなあ、って」
「僕を何だと思っている」
「いやあ、時々オンナノコじゃないかと見まごうほどで」
「僕だって……男だ。……好意を抱いている女性の裸を見れば、興奮だって、する」
 そうして照れてそっぽを向くジューダスの黒い髪を、リリスはそっと撫であげた。
「……綺麗」
「この髪がか?」
 ゆっくりとリリスは、髪に添えていた手を下ろし、ジューダスの肌をなぞる。
 頬や、口元。首筋。一箇所触れられる度に、思いが高まっていくのが分かった。
「髪だけじゃないわ。その肌も、瞳も、大切なもののためなら全てを投げ打つことのできる、あなたの心も、みんな綺麗」
「リリス……」
 再びの、口づけ。互いの唇を噛むような、熱いキス。
「は……む、っ」
 リリスもその身を起こし、抱くように、ジューダスの首の後ろに手を回す。
 舌と舌が絡み合い、蕩けるような快感に、二人の鼓動は早くなる。
 ジューダスは、そっとリリスの上着に手をかけ、ゆっくりと脱がしていく。
 差し込む月明かりに照らされたその肌は、息を呑むほど美しく。
 思わず見惚れていると、お返しとばかりに、リリスもジューダスの上着を剥いだ。
 そればかりでは飽き足らず、ぺたぺたと胸元を触りたて、身体ごと寄りかかった。
「女の子みたいな細い身体だけど……でも、やっぱり男のひとのものね。ごつごつしてる」
「生憎、慣れない農作業やらで鍛えられたからな」
 顔を見合わせ、お互い吹き出す。ジューダスは、その手を、リリスの腰――パジャマのズボンにかけると、確認を求めるように、もう一度、名前を呼んだ。
「……リリス」
 返事は、満面の笑顔。
 脱がしやすいようにと、僅かに腰を浮かせたリリスのパジャマを、下着ごとゆっくりとずらしてゆく。
 むわりと、篭った熱気があふれ出す。
 何も覆うもののなくなった、リリスの薄い茂みの奥は既に湿り気を帯びていて、指先でなぞるようにそっと触れると、きらきらと糸を引いた。
「…………」
 思わず、己の親指と人差し指の間で糸を引いた、その透明な液体を目で追っていると、
「そんなにじろじろ見ないでよ……」
 照れたような、拗ねたような、そんな懇願の声がすぐさま降りかかり、ジューダスは、慌てて眼を逸らす。
「……すまん」
37nameless world:2007/03/05(月) 21:44:02 ID:lgkedPAG
 けれど、そんな程度で照れている場合ではなかった。
 これから、自分たちは、この先一歩も二歩も進んだ行為を行うのだから。
 今一度確認を求める言葉が、喉の奥まで出かかって、ジューダスは慌ててそれを飲み込む。
 行為に怖気づいたり、二の足を踏んでいるとリリスに受け取られることも嫌だったし、
 そのことから、自分がまだ未練を残しているのだと――そう思われることは、もっと嫌だった。
 唾液を飲み込むと、ごくりと、自分でも驚くほど大仰に喉が鳴る。
 ジューダスは、自らの怒張したそれをその入り口にあてがうと、
「行くぞ……」
 どちらかというと、自らに言い聞かせるようにそう呟き、ゆっくりと腰を沈める。
「……ッ!」
 途端に襲い来る、未知の、そして未曾有の快感。
 入り口から僅かに中に突き入れただけだというのに、まるで電流のような痺れが、ジューダスの全身を駆け巡った。
 それはリリスも同様であったようで、びくびくと身体を強張らせ、はぁはぁと荒く、熱っぽい息を吐きながら、しかし、ジューダスの眼を見る。
 まるで、続きを促すように。
 溶けるような熱さと、痺れるような強烈な快感を覚えながら、ジューダスが更に腰を突き入れる。
 先端に当たる、微かな抵抗感。ジューダスは一瞬躊躇するが、
 リリスが、まるでジューダスの動きを助けようとするかのように彼の腰に手を回すと、意を決して更に腰を前に進めた。
 ぷち、という、僅かな感触。リリスが微かに眉を吊り上げ、ベッドシーツに、ほのかに朱色が散る。
「ン……く、ぅ」
「……大丈夫か」
 そう声をかけるジューダスだったが、その最中も腰の動きは止めていない。いや、もう止まらない。
 リリスもそんな表情を浮かべていたのはほんの一瞬で、
「うん……だいじょう、ぶ」
 すぐに紅潮した頬に気丈な笑みを浮かべて、そう言ってみせる。
 その反応に、ジューダスは興奮を更に深くして、遂に、自らのそれを、リリスの中へ全て納めた。
「……全部、入ったぞ」
「……ん」
 このまま続きをしなければならない――動かなければならないところなのだが、
「…………動かないの?」
 眼を細め問いかけるリリスに、ジューダスは息も絶え絶えに、こう返すのがやっと。
「……ちょっと、待って、くれ」
 はじめて男を受け入れるリリスの膣内は狭くきつく、ジューダスの精を根こそぎ搾り取るかのようにギュウギュウと締め付けてくる。
 ただ奥まで挿入しただけだというのに、あまりの快感にジューダスはまるで力を根こそぎ吸い取られたかのように、
 姿勢を維持するのが精一杯となっていて、まったく動くことができなくなってしまっていた。
 そのことに気づいたリリスは、肘を揺らしながらも僅かに上体を起こし、悪戯っぽい笑みを浮かべ、こんなことを言い出した。
「大丈夫? ……私が、動こうか?」
 勿論、ジューダスを鼓舞する為の、少し挑発っぽく言ってみた台詞だというのは分かっている。
 だがしかし、相手もはじめての行為だというのに、そこまで言われては、やはりジューダスの男としての矜持が黙ってはいられない。
「馬鹿に……するな!」
 男のプライドが、ジューダスを突き動かす。
 ず、ずず、と、あまりスムーズとは言えない動作で腰を引くと、それだけで、二人の繋がった部分から、わずかにとろりと蜜が溢れた。
「……っ、はぁ、はぁ……っ」
 腰を引ききったジューダスは頭を垂れ、大きく荒く、熱い息を吐き出す。
 疲労と快楽が入り混じった、今まで味わったことのない感覚に、くらくらと視界が歪む。
 ――まだ、ただの一度、往復しただけ。それだけだというのに、この体たらく。
 それでも、最後までやり遂げたい。やり遂げねばならない。
 なんとか力を振り絞り、身体全体をぶるぶると震わせながら荒い息を吐き、ゆっくりと、ゆっくりとジューダスは前後運動を開始する。
38nameless world:2007/03/05(月) 21:44:47 ID:lgkedPAG
「ん……あっ」
「くっ……」
 粘り気のある湿った音が、結合部から響きだす。動くたびにそのままへたりこんでしまいたくなるような快感と脱力感に襲われながら、
 ジューダスは気力でそれを捻じ伏せ、腰を引き、そしてまた突き入れる。
「あ、あっ、ん……っ、奥に、当たって……ン……ッ!」
 リリスの嬌声が、ほのかに上気したその肌が、伝い落ちる汗が、ジューダスを突き動かす。
 乳房をまさぐったり、とか、甘い言葉をかけたり、とか、そんな余裕はない。
 ただ、目の前のひとを抱きたいという衝動に任せ、快楽に屈するのではなく、更なる快楽、その果てを求め、ジューダスは徐々に動きを早くしてゆく。
 僅かに響いているばかりだった粘り気を帯びた音は、やがてぐちゅ、ぐちゅという大きな音へと変貌してゆき、
 二人の繋がった部分からこぼれる蜜は量を増してゆき、シーツに細かく飛び散ってゆく。
「く、あ、ふぁ……っ」
「大丈……夫、か、リリス?」
 ようやく少しばかり余裕が生まれたのか、ふと、『気持ちいいのはもしかして自分だけではないのか』
 という観念に囚われたジューダスが、思わず不安げな表情を浮かべリリスの瞳を覗き込んで訊ねる。
 すると、しなやかなリリスの手がするりと伸びてきて、ジューダスの頭を抱えるようにして引き寄せる。
「ん……ちゅ」
「……んむ」
 帰ってきた答えは、甘い口づけ。
 突然の行為に、ジューダスが身を強張らせると、その隙を狙っていたかのように、するりとリリスが彼の口内に舌を滑り込ませた。
「……!?」
自分の口の中に異物が侵入してくる感覚にジューダスは戸惑ったが、己の舌を舐めつけてくるそれがリリスのものだとわかると、応えるように、自らも舌を突き出した。
 お返しとばかりに、リリスの舌に、自らの舌を絡ませる。
「ん……んむ」
「っ……ん、ちゅ」
 口づけをかわしたまま、上下で繋がったふたりは下腹部をこすり付けるように腰を動かす。
 互いの喉の奥から漏れる熱を持った嬌声が、口づけを交わしたままのふたりの口内を熱くしてゆく。
「ん、む、ぷは、あ……っ」
 窒息しそうになったリリスが思わず唇を離すが、それも一瞬のことで、短く息を吸うと、すぐにまた被りつくようにジューダスの唇を再度貪る。
 口づけを交わし、そして往還を繰り返しながら、ふたりは互いの身体を撫で回す。
 頬を、首筋を、背中を、しなやかな足を。
 愛おしむように。
 慈しむように。
 目の前のこのぬくもりを、失うまいとするかのように。
39nameless world:2007/03/05(月) 21:45:32 ID:lgkedPAG
「あ、ああ、は……ァン!」
「く……」
 指先が肌に触れるたび、ゾクゾクとした電流のような快感が、全身を駆け巡る。
 あふれ出る愛液は、互いの肌を伝い落ちる汗と交じり合い、二人を乗せたシーツを、ぐしょぐしょに濡らしていた。
 二人の手の平は、行き先を求めるかのように彷徨い、そして最後に、互いの手の平を見つけ、指先が絡み合う。
 理性も何もかも飛んでいきそうな、熱くゆだった光景の中で、感じることができるのは、互いの存在、温もり、そして、
 目の前のひとを、愛しているという、確かな気持ちだけ。
「ッ……」
 ――リリスは、僕のすべてが綺麗だと、そう言った。
 僕だってそうだ、と、揺れる視界の中、意識ごと刈り取られそうな快楽の中、もはやジューダスの視界には、リリスしか映らない。
 目の前で揺れるリリスの白い肌。流れるような金の髪。このような状況でも、決して瞑ったりせず、じっと見つめてくる、蒼く深く澄んだ瞳。
 本人は少し気にしているらしいちょっと低めの鼻、やや尖り気味の桜色の唇、思わず被りつきたくなるような健康的な首筋。
 もちろん、外見的なところだけではない。
 気の強い性格も。それでいて少し繊細なところがある部分も。その底抜けに大きな包容力も。
 目の前の女性の、その全てが、たまらなく愛おしい。
 快感はとめどなく、どこまでも上昇し、まるで火花が飛んでいるかのように、視界すらチカチカと明滅する。
「あっ、はぁっ、ああっ!」
 一際高くリリスの嬌声が響き、ぎゅう、と締め付けが激しくなる。
 瞬間、むずむずとした刺激が、違和感のような衝動が生まれ、ジューダスの股間の、その先端部にじわじわと、痺れるような感覚が集まる。
 限界が近いことを悟ったジューダスが、途切れ途切れに、そのことを伝えようと喘ぐ。
「リリス……く、もう、っ」
 これまでの規則的な動きとは違い、がく、がく、と、小刻みに震えるように動きを変えたジューダスの様子に、リリスも、裏返りそうなほど高まった声で応える。
「うん、わ、んん……っ! わたしも、もう、もう!」
 腰を引こう、という考えは、ついぞジューダスの脳裏を過ぎることはなく。
 そしてリリスも、止めようという考えすら浮かばず。
 ジューダスが、一際強く、奥へと突き入れるのと同時。
 激しい締め付けが陰茎にかかり、ジューダスは思わず強く目を閉じて、リリスの中に、自らの想いを、衝動を、解き放った。
「く……ああ、っ!」
「ん、んんン……あああ……っ!」
 同時に達したのか、リリスもその背を弓なりに逸らせ、繋いだ手の平が、ぎゅ、と強く握り締められる。
 脈動する度に小刻みに精を放つジューダスの証を中に感じながら、リリスは、荒い息のままに、彼の髪をそっと梳いた。
 ジューダスも、それを振り払うようなことはせず、瞳を閉じると、倒れこむように、そっとリリスの胸元に、自らの身体を預ける。
「……っ、はぁ、はぁ……」
「……ふぅ」
 呼吸を繰り返すと同時に、ゆっくりとリリスの胸も上下し、ジューダスの耳に、心臓の鼓動がとどく。
「聞こえる……お前の鼓動が」
 リリスは、ジューダスの頭をきゅっと抱きしめ、より一層ジューダスを胸のなかにうずめさせる格好となる。
「私も、感じるわ。あなたの鼓動が……あなたの、生きているってあかしが」
「リリス……」
 何か言いたげなジューダスに気づいているのかいないのか。
 それにしても、と、リリスは、二人の精が飛び散って湿ったベッドシーツをちょいとつまみながら、すっかりいつもの調子でぼやいた。
「ベッドのシーツ、変えなきゃね」
「……馬鹿」

     ◇     ◇     ◇
40nameless world:2007/03/05(月) 21:46:23 ID:lgkedPAG
 二人で眠るには、ベッドもシーツも、十分な大きさとは言えず、自然とふたりして寄り添うように、一つのシーツにくるまる。
 身体が密着していれば、当然、顔も近くなるわけで。
 目の前で、まさしく精根尽き果てすやすやと眠りに落ちている彼の顔を眺めていると、自然と微笑みがこぼれた。
 長いまつ毛。
 ほっそりした輪郭。
 沢山の戦いを潜り抜けてきた筈なのに、染みひとつない、白くきれいな肌。
「……むぅ」
 ひょっとすると、女のわたしよりも女らしいかもしれないその整った顔立ちに軽い嫉妬を覚えるが、まあそれはそれとして。
 私より少しだけ背の低い彼の頭に、そっと手をかける。
 ――私も、彼も、早くに両親をなくしたという意味では同じ存在。
 だけど、私と彼とでは、育ってきた境遇があまりにも違う。
 兄の、祖父の、そして村の皆の、たくさんの愛に囲まれて育ってきた私。
 だから私は、たぶん彼の母親代わりになることもできる。……マリアンさんが、そうしたように。
 でも、私は、彼を近くて遠い場所で見守る存在で居るよりも、彼とともに、手を取り助け合いながら、二人並んで困難を乗り越えていける存在でありたい。
 ……確かに、彼を見てると、母性本能をくすぐられるのも、確かだけど。
 隣で穏やかな寝息を立てる彼を起こさないように、そっと寝返りを打つ。視線の先、窓の外は、もう僅かに白み始めている。
 ふと、兄の姿が脳裏をよぎった。
 世界中を巡る旅ををしている彼は一体、今どこにいるのだろう。
 根が正直だから、悪い人にうっかり騙されて、財布の中がすっからかんになって寂しく野宿……なんてことになってなきゃいいけど。
 ――まあ、ルーティさんが一緒だし、それはないだろうけど。
 でも。
 例えさんさんと降り注ぐ太陽の下にいようとも。
 満天の星の海を見上げていようとも。
 きっとこの声は、とどくはず。
「――今日まで、ありがとう、兄さん」
 兄に対する、子供っぽい憧れ。もしかすると、初恋と形容すべきなのかもしれないそれに、私は別れを告げる。

 そして今日もまた、朝日を出迎えるとともに、新しい一日が始まる。
 ひとつ、ちょっとした決心を、胸に抱きながら。

     ◇     ◇     ◇
41nameless world:2007/03/05(月) 21:47:02 ID:lgkedPAG
「あーさーよ。ほら、朝! 起きて!」
 耳にキンと響くその言葉と同時に、ゆさゆさと激しく身体を揺さぶられる。
 ……もう朝か。
 何故だろう、どうも身体中にへばりつくような、じっとりとした疲労感を覚える。
 それに、今日はやけに寒……?
「!!!??」
「あ、起きた」
 跳ね起きた僕は、
 覗き込むようにしているリリスの顔があまりにも接近していることに驚愕し、
 自分が寝ているのが、普段リリスが使っているベッドということに驚愕し、
 シーツの下の自分が、何も……下着すらも身に纏っていない状態であることに驚愕した。
「何呆けた顔してるの?」
「何って、お前……」
 はたと気づく、いや、思い出す。
 僕は、昨晩――
「あ、赤くなった」
「……仕方ないだろう」
 何せ、初めての経験だったのだから。
「ウブねえ」
 そう言って笑うリリスの頬も、朝日のせいではなく、ほのかに朱に染まっていて。
 表情を悟られまいとしたのか、リリスは誤魔化すように別の話を振ってきた。
「あ、そうだ。今日から上のベッド、使ってね」
「上のベッド……?」
 そういえば、この部屋のベッドは、二段重ねのそれである。
 この一ヶ月、僕はリビングに置いてある大きなソファーをベッド代わりにしていたのだが……
「いつまでもソファーってわけにもいかないでしょう。もう『お客様』じゃないんだから」
 そういうことじゃない。僕が言いたいのは――
「……いいのか? スタンが使っていたベッドだろう?」
 リリスは、たおやかに微笑み、ゆっくりと首を横に振る。その仕草や表情に、寂しげな影はなかった。
「兄さんは、きっともう帰ってこないから」
 お兄ちゃん……兄さん、か。
 その言葉を聴いた時の僕は、一体どんな表情をしていたのか、リリスは慌てて、僕の動きを手で制すと、
「別に兄さんの代わりってわけじゃないのよ」
「そんなこと、わかってるさ」
 僕にとってリリスが、マリアンの代わりでないように。
 マリアンも、リリスも、それぞれ違う意味で、僕にとってたった一人だけの特別な存在。
 リリスにとっての、僕とスタンも、そうであるように願いたい。
「まあ、それはともかくだ」
 開いた戸から、ひゅう、と冷たい隙間風。
 僕は、ぶるりと身体を震わすと、リリスに向かって一言、
「……まずは、服を着たいんだが」
42nameless world:2007/03/05(月) 21:47:44 ID:lgkedPAG
 この一ヶ月ですっかり着慣れた服(スタンのお古らしく、だいぶ緩い)に袖を通し、廊下に出ると、
『よう』
 空気の読めない剣が馴れ馴れしく話しかけてきた。
「……何だ、一体。昨晩のことなら何も言及しないぞ」
 先手を打ってそう言うと、ディムロスはくぐもった笑いを漏らした。
『私もそこまで野暮じゃないさ。何、礼をひとつ、言わせてもらおうと思ってな』
「礼? それこそ言われる筋合いじゃない」
 ディムロスの為にやったことなどでは、決してないのだ。
『それでも……だ。ありがとう』
「……随分と、リリスに思い入れがあるんだな」
『まあ、恩人でもあるし……友人だからな。こういう時、生身の肉体がないことを時々恨めしく思う』
「お前、まさか……」
 僕の動揺を察したのか、ディムロスはからからと笑う。コアクリスタルから、からかい混じりの表情が透けて見えるようだ。
『恋愛とは違う愛の形もあるだろう?』
「……フン」
 分かっているさ。そんな事。
『しかし、スタンはもう戻ってこないだろうし、これからはリリスも前ほど私を引っ張り出そうとしないだろうし……暇になるな』
 一転、そうぼやくディムロスだったが、
『そうだ、新婚旅行は異世界大冒険というのは――』
 僕は無言で剣の柄を蹴り飛ばして、ディムロスを床にたたきつけると、背後から聞こえてくる雑音の一切を聞こえない振りをしてその場を去った。

 ――彼女は決心をした。
 僕もひとつ、決心しなければならない。

 台所では、リリスが朝食の支度で忙しなく動き回っている。
 邪魔をしては悪いかと、一瞬声をかけるのをためらうが、だけど、この僕の決意を、一刻も早く、伝えたかった。
「リリス」
「うん? なあに?」
 スープの味見の最中だったのか、おたまを片手にリリスが振り返る。
「その……僕の名前のことなんだが」
「?」
 僕が何を伝えたいのかわからないのだろう、リリスが首を傾げる。
「その……ジューダスという名で呼ぶのは、やめてくれないか」
「どうして?」
「ジューダスと呼ばれるのが嫌というわけじゃないんだ。……思い出も、思い入れも、ある。
 だけど、それはあくまで、どこかここじゃない、別の世界の十数年後、カイルたちと共に旅をした男の名前なんだ」
 だから、その名前は、彼のために――そして僕は、また新しい誰かに、生まれ変わる。
 これが、僕の決心。
「だから……新しい名前?」
 頷くと、リリスは口元を手で抑えて、くすくすと笑いだした。
「じゃああなた、これから何か重大な出来事があるたびに、名前を変えるの?」
「うるさい……これが最後のつもりだ」
「それって……?」
 蒼く透き通った瞳に見つめられ、照れ隠しに、声を張り上げる。
「ッ……なんだその目は! だから、名前は――リリス、お前がつけてくれ」
「私が?」
「……ああ。カイルが僕にジューダスという名を授けてくれたように……」
 僕はお前とともに、生きてゆく。
「そうねえ……」
 リリスは、暫しの間考えこんだのち、
「じゃあ、こんなのはどうかしら。
 生まれ変わった――ううん、はじめて、本当の自分になるあなたには、きっとピッタリな、素敵な名前」

 彼女の桜色の唇が、小さく動く。
 その瞬間――僕は、生まれ変わった。
43nameless world:2007/03/05(月) 21:48:24 ID:lgkedPAG
     ◇     ◇     ◇

「それじゃあ、暫くの間家を空けるけど、留守番お願いね」
「ああ」
「羊の世話とかで困ったら、村の皆を頼るのよ。ちゃんと頭を下げて」
「……いいから早く行け」
 あの夜の後、スタンたちから、結婚を知らせる手紙が届いた。
 それを見たリリスはひとつ、晴れやかな表情で決心をした。
 兄が帰ってこないというなら、いっそ自分から出向いて、思い切り祝福してやろうという、そんな決心だ。
「ルーティさんにも、お兄ちゃんの起こし方のコツとか、ちゃんと教えてあげないとね」
 そう言って旅の荷物に、楽しそうにおたまとフライパンを放り込むのはどうかと思ったが。
「なぁにその表情は。さては私と別れるのが寂しいの?」
「馬鹿を言うな。これから鬼のような形相をした女にたっぷりいびられるであろうスタンとルーティに、僅かばかりの同情をしただけだ」
「そんなことしないもん」
 リリスは腰に手をあてて、不機嫌ですとアピールするがごとく頬を膨らます。まるっきり子供だ。
「まあ、それはそれとして」
 かと思うと、その一瞬あとには何事もなかったかのようにけろりとしている。
 まったく、よくもまあこうころころと表情が変わるものだ。
 リリスの視線は、僕ではなく、僕の手の中にある長剣に向けられていた。
「いいの、ディムロス? せっかくお兄ちゃんのところに戻れるチャンスなのに」
『構わん。あいつを見守るべき存在は、既に私ではないということだろう。
 それに――私までスタンのところに出向いてしまうと、どこかの寂しがりやの話し相手が居なくなってしまう』
「おい、誰のことだそれは」
『さあなあ?』
「ほらほら喧嘩しないの。……まったく、これじゃ安心して家を空けることもできないわ」
「いいからお前も早く行け!」
 声を張り上げて、埒の明かない会話を断ち切る。
 リリスはやれやれ、とため息をついて、ゆっくりと身を翻そうとして――半身の体勢で、その動きを止めた。
「……ねえ」
 そこで、言葉に詰まったように、リリスは胸元のペンダントをぎゅ、と握り締めた。
 ……言いたいことはわかっていた。
 慣れないなりの笑顔を形作って、僕は不安げに黙りこくる彼女に、そっと言葉をなげかける。
「どこにも行かないさ。ちゃんと――待っている」
 背後に目をやると、そこには、
 歩くたびに床はぎしぎしと不安な音を立て、
 雨が降れば屋根の隙間から雨漏りの滴が滴る。
 そんなくたびれた一軒家。
「待っているさ。僕らの……この家で」
「……うん!」
 リリスはひまわりのように笑い、ひとつ大きく頷く。
 もう誰かの姿を、彼女に重ねることはない。
 今度こそリリスは身を翻して、軽やかに走り出す。
 その背中に軽く手を挙げると、まるで後ろに目があるかのように彼女は振り返り、思わず笑いが漏れるほど、大げさに手を振り返し、
 そして――僕の名を高らかに呼びあげた。
「行って来るわね、エミリオ!」
44nameless world:2007/03/05(月) 21:49:08 ID:lgkedPAG
     ◇     ◇     ◇

 誰かがそばにいるだけで、ただの一日も、鮮やかに彩られた、きらきら輝く日々になる。
 穏やかに、けれど豊かに日々は綴られ、あの、神の眼をめぐる騒乱から、はや十八年の月日が過ぎました。
 ――私と、エミリオが出会ってから、もうすぐ十七年、か。
「おい! 何を感傷に浸ってるんだか知らないが、放せリリス!」
 ムードのわからない旦那が、襟首を引っつかまれてぎゃあぎゃあとわめいている。
 勿論、捕まえているのは私なんだけど。
「暴れないでよ、子供じゃあるまいし。だいいちこの世界のカイルたちは、あなたと面識があるわけじゃないんだから別に照れなくてもいいじゃない」
「照れてるわけじゃない!」
「じゃあどういうわけよ!」
 互いにぜいぜいと、荒く息をついて小休止。
「……リアラが、生きているんだろう」
 僅かに眼を逸らし、ぽつりとエミリオは漏らす。
 兄さんから手紙が届いたのは一週間ほど前のこと。
 世界中を旅している兄さんの子……私から見ると甥っ子のカイル達が、このフィッツガルドのほうまで来たついでに、わざわざこんな山奥の村に寄ってくれるらしい。
 で、そのことを知った途端に(わざと今朝まで伏せていたわけなんだけど)こうして暴れだす困った旦那さん。
 エミリオが言うには、自分もリアラも、本来ならばこの世界には存在していない人間――いわばイレギュラーな存在。
 そんなこの世為らざる人間が顔を合わせれば、なにか世界によくない影響が起きるやも……とのことだけど。
「そんな言い訳しりませーん」
「言い訳なんかじゃない!」
「言い訳よ。だって、ほら」
 タイミングよく玄関をくぐって現れた人物を、私は指差す。
 正確には、その人物が背中に掛けている剣を、だけど。
「……何? 母さん」
 トレーニング上がりなのだろう、僅かに肩を上下に揺らしながら、タオルで汗を拭うリムルは首を傾げる。
「いや、リムルじゃなくて」
『……私に何か用か?』
 愛娘の背中から、ディムロスがなんとなく不機嫌そうに声を発した。
 私とエミリオの間に生まれた子であるリムルが、ディムロスの言葉を聴くことができるのはある意味当然のことで、
 私譲りの雷の才能のうえに、エミリオとディムロスに剣の手ほどきを受けるうちに、ちょっとたくましすぎるくらいにたくましくなってしまった。
 最近ではディムロスと共謀して、何かいろいろやっているようだけど……まあ、それは今はどうでもいいか。
「そうそうディムロス。あなたからもこのひとに何か言ってやってよ。いい年こいて知り合いと会うのが恥ずかしいってだだこねてるのよ」
『何……?』
 そんなくだらない事で私を呼んだのか、と、ディムロスはますます不機嫌そう。
 ……リムルと二人きりのひとときを邪魔されたのが気に食わなかったのかしら?
「違う! そうじゃない! 僕は世界の理というものをだな――」
「なぁにが理よ! 異世界で直したこのディムロスとあなたが出会ったところで何も起こってないんだから、大丈夫に決まってるじゃない!」
 本当はエミリオ自身、苦しい言い訳だと気づいていたのだろう、呻くようにぐ、と押し黙って、

 更に暴れだした。
「放せっ! 僕は、あいつに『おじさん』などと呼ばれるのは真っ平御免だ!!」
「それが本音ね! 私だって『おばさん』なんて呼ばれたくないわよ! だいたい私と結婚してなくたってあなたカイルのおじさんなのは変わりないでしょ!」
 村のみんなからは、「リリスちゃんは若く見えるなー」なんて言われるけれど、冗談じゃない。私はまだまだ若いのだ。
 こんなにも楽しいことで満ち溢れているこの世界、まだまだ! 老け込んでなんかいられない。

 そんな私たちの情けない言い争いを遠巻きに眺め、リムルは呆れた様子で、ディムロスはからからと陽気に笑う。
「やれやれ……」
『まったく、いつまで経っても仲睦まじいことだな』

 豊かで、穏やかで、平和な日々。
 だけど今日は、ちょっと賑やかになりそうな、そんな予感。
 玄関の脇、壁に立てかけられた、古い仮面の置物も、今日はどこか笑顔でいるように見えた。
45nameless world:2007/03/05(月) 21:50:49 ID:lgkedPAG
おしまい。
なんというか、前に書いた作品に対しても更にグダグダになってる気がするのですが、何、気にすることはない。
肝心のエロ薄なのが直ってないのは、何の問題もない…わけない。努力シマス。

それよりもこんな設定でついてこれる人は居るのだろうか……
46名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 22:16:23 ID:J+TBZJNK
超乙!( ;∀;) イイハナシダナ-
47名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 22:31:03 ID:G3PuQ90F
俺の読みたかったSSをどうもありがとう。GJ!!
48名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 22:40:46 ID:mlDLtJR2
無駄に長い
死ね
49名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 22:52:59 ID:uFM+JffZ
久々に見た、来た、読んだ、GJ!
50名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 22:55:08 ID:uEkV5WMq
『おじさん』、『おばさん』が最高につぼった。
エンブレのD2アンソロ二巻の啄木鳥しんきの漫画大好きなもんで。
51名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 23:56:40 ID:lgkedPAG
>50
あれ見て書こうと思っt(ry
52名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 00:03:00 ID:DS3i628O
神GJ
53名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 08:19:51 ID:c7gPIZvO
グダグダと長すぎ
要点をまとめろ。つまらない
途中で飽きる。死ね
54名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 08:38:33 ID:JFuLTKk2
>>53
では簡潔でそれでいてエロいヤツを一本頼む。
まさか批判しといて自分は書けませんなんて言わないよな?
55名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 09:34:10 ID:7t4Q+Cmd
>>54
>>53は素直に喜びを表に出せない照れ屋さん&ツンデレちゃんなんだよ。
わかってあげようよ。
56名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 09:51:49 ID:GqHrPN9o
>>51
G J !
ずっと啄木鳥絵で脳内再生されるから何でかと思ったら…
オマイ天才じゃね?
57名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 19:42:57 ID:c7gPIZvO
無駄に長すぎ
途中でダレる。妄想はチラシの裏でやれ
58名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 20:10:18 ID:DS3i628O
多分リリスレ荒らしてた奴と同一人物だからきにするな
59名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 21:55:06 ID:11qgt7kf
ツンデレがいっぱいいるお
60名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 00:48:11 ID:3NwhRa2L
>>57
愚痴はチラシの裏(ry
61サレ×ヴェイグ(♀):2007/03/07(水) 04:36:26 ID:afzIT06M
サレヴェイ(♀)

・ヴェイは先天性♀。
・あまりラブくない。




腕が痛い。そんな事を思いながら目を覚ました。体を動かそうとすると痛みが走り、息が詰まる。
辺りは暗く、ここがどこなのかも分からなかったが、室内であることは理解できた。
暫くすると何とか体を起こす事が出来た。暗闇にも慣れ、ヴェイグは自分の惨状を知る。服も破け、露になった裸は紫に変色している。骨は折れていないようだが、全身を痛みが包みろくな動きは出来ないだろう。
立ち上がろうと膝に力を入れるが、痛みで力が入らず再び床ひ倒れ込んだ。
「…くっ」
肩を抱き、痛みに堪える。悲鳴を挙げないように唇を噛み締めるが、微かに溢れた。
何故自分はこんな所にいるのか、仲間はどうしたのだろうかと考えを巡らせていると、目前のドアが音を立てて開いた。
仲間だろうか、逆光に目を細め顔を挙げたヴェイグは、それが誰であるか知ると目を見開く。
「あれ、やっとお目覚め?」
口元を歪め、軽薄そうに笑う彼はサレ、ヴェイグの幼馴染みのクレアを拐った本人だ。クレアは取り返したが、彼は世界を混乱に陥れようとしている敵。
「大丈夫?かなり痛めつけたんだけどね」
サレは靴でヴェイグの顎を持ち上げる。

62サレ×ヴェイグ(♀)2:2007/03/07(水) 04:37:37 ID:afzIT06M
ヴェイグはサレの言葉には答えず、睨みつけた。相変わらずの態度にサレは益々笑みを歪ませ、彼女の顔を蹴りあげた。
「あぐっ…、あ…」
サレは痛みに悶えるヴェイグの肩を踏みつける。今度は声をあげず、ヴェイグは再びサレを睨みつけた。
「相変わらずだね、ヴェイグ」
「サ、レ」
ヴェイグが口を開こうとすると、サレは自身の口元に指を当てた。黙れということか、敵に従うのも嫌だったがこの状況では口をつぐむしかない。ヴェイグは彼の言葉を待った。
「平和ぼけの顔してたから、ちょっとからかいに来たんだ。でも」
肩から足が下ろされる。
「ここまでなんて、余程平和に埋もれてたんだねえ」
サレは膝を折り、ヴェイグの髪を優しく撫でた。彼の目は行動とは裏腹に、冷たく愉快に染まっている。
サレはゆっくりとヴェイグの耳に顔を寄せ、はっきりと囁いた。
「あんなことしたの、忘れたかと思った」
サレの言葉を理解すると、ヴェイグはさっと顔色を変えた。
とたんに体が震え、歯の根が合わなくなる。忘れていた訳ではない、忘れられるものか。
ヴェイグは力の入らない腕でサレから逃れようとするが、彼の手は自分の肩に食い込んで離れない。
63サレ×ヴェイグ(♀)3:2007/03/07(水) 04:39:11 ID:afzIT06M






自分の変化に気を良くしたのだろう。サレは上機嫌にヴェイグの頬を撫でる。
「暫く見てたんだ。気付かなかった?」
ぬろっとサレの舌が頬を伝う。久しい感触に肩が跳ねた。
「や、やめ」
「誰が話していいって言った?ヴェイグ」
「いっ、あ…」
ぎゅっとサレの指が喉に食い込む。サレはヴェイグに馬乗りになり、一層力を込める。
耳元で軋む音を聞きながらヴェイグはサレの腕に手を絡ませた。足も体も全部使い、彼から逃れようとするが、指はビクともしなかった。
「…っ、…っ」
ぱくぱくと口を開閉させるが空気がくるはずもなく。次第に目の前が暗く感じると、指は喉から離れた。
「あ゙っ、…げほ、げほっ、う、えっ」
咳き込みながら念願の空気を吸い込む。涙が視界を滲ませる。
くすくすと笑い声が降りかかり、ヴェイグはきっ、と睨みつけた。
しかしサレはそんな視線を横に流し、服の上から彼女の胸を掴んだ。サレの手でもっても余るそれは大きく、深く彼の指を飲み込む。
その痛みに彼女は眉を寄せた。おもいっきりではないが、それなりの力を込めた。痛いのだろう。
サレはヴェイグの目を見ながら、彼女の胸を揉みしだいた。
64サレ×ヴェイグ(♀)4:2007/03/07(水) 04:40:28 ID:afzIT06M






強弱をつけたり、先端を指の腹で擦ると次第に彼女の頬が赤らんできた。
唇を噛み締め、眉を寄せて睨みつけているが、時折肩を揺らす。
「ふふ、ヴェイグは相変わらず胸が好きなんだ」
服を下着と共に捲る。豊かな胸が露になり、空気の冷たさにヴェイグ肩をすくめた。
何とかしてサレの手から逃げたいのだが、前回の時に言われた言葉が脳裏にちらついた。
服に手をかけられても大人しいヴェイグにサレは満足したように頷く。
「それは覚えてたんだ。偉いね、約束は守るよ。君が大人しくしてくれるなら、他には何にもしないから」
言うとサレは直に彼女の胸に触れた。先ほどの行為でしっとりと汗ばみ、自分の指に吸い付いて離れないように感じる。
ヴェイグは気付いていないかもしれないが、時折自分の動きに合わせて胸をつきだしている。それを指摘したらどんな顔をするのか、サレは自虐心が湧いたが既に涙を溢しているヴェイグの顔が見れただけで満足した。
既に固くなった先端を舐めると彼女の体が跳ねた。
「あっ」
閉ざそうと口元に寄せた両手を掴み、さらに吸い込むように口に含む。
「…っ、あっ、あっ、くぅ…」
65サレ×ヴェイグ(♀)5:2007/03/07(水) 04:42:04 ID:afzIT06M






口を覆う事も出来ず、ヴェイグはサレの愛撫に声をあげた。
「あっ、…っ、うあっ、あっ」
サレは口だけを使い彼女を責めたてる。吸い込み、舐めあげれば面白いように彼女の体は跳ねた。先端を甘噛みし、わざと音を立てて吸う。
「ひゃあ、あ、あっ、サ、レぇ」
首を左右に振るヴェイグ。時折腰が浮くのを感じたサレは、彼女の股に膝を滑りこませた。丁度よく当たる場所に置くと、彼女は股を擦り寄せてくる。
恐らくは無意識に快感を追った結果だろう。サレは内心笑うと、寄り胸の愛撫を強くした。掴んでいた片手を離し、胸を寄せる。もうヴェイグは抵抗はしなかった。
「あっ、んく…だめ、あぁっ」
ぐりぐりと押し込まれる股、もし今それを指摘したらどんな顔をするのか。どうしようかとサレは彼女の顔を盗み見た。汗ばみ銀の髪が頬に張り付くのも構わず、眉を寄せて快感を追う彼女の表情にサレは満足した。どうせ、また会った時に思いだして青くするのだ。
今は普段の姿とは違うヴェイグを楽しむことにする。
「サレっサレっ、あ、あ、サっ……っ!」
一際高い声を上げると彼女の体が大きく跳ねた。
66名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 09:04:32 ID:1BmYEOqh
続きは?
67名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 09:16:19 ID:WNFFHg4l
某板で祭りの直後だったから、相乗効果で余計にヴェイグが好きになった
鬼畜意地悪サレいいね
68サレ×ヴェイグ(♀)6:2007/03/07(水) 12:25:13 ID:afzIT06M
寝てた…続きです↓




軽くイったようで、肩で大きく息をしていた。サレは今まで動かさなかった膝をヴェイグに押し付けた。その刺激に閉じていた目を開く。サレは視線を合わせると何も言わず、ただ口を歪めた。
ぐりと強く押し込むとヴェイグは眉を寄せた。何度か繰り返すと、彼女はその動きに合わせて自らも体をくねらせる。
恥ずかしいのか、顔を真っ赤に染め、涙は止まる気配はみえなかった。
「ヴェイグ、腰を浮かして」
「…ん」
浮くのと同時にズボンをずり下ろす。ぬちゃ、とヴェイグの股から透明な液が糸を引いた。
サレはヴェイグの目を合わせ、指だけをそこに添わせる。ヴェイグは顔を背けようとしたので、空いてある手で顔を押さえる。
薄い体毛は彼女の液で濡れ、すんなりとサレの指を通した。つぷ、と指を入れると、ヴェイグは瞳を閉じたが、「開けるんだ」と言うと睫を震わせながらも開いた。
再び震え始めたのは羞恥からか。ぼろぼろ止まらない涙を舐めると、微かに塩味がする。
サレは指の出し入れを繰り返した。直ぐ様指を増やし、動きは早める。ぐちゃぐちゃと水音と、ヴェイグの押し殺した声が似たタイミングで耳に入ってくる。
69サレ×ヴェイグ(♀)7:2007/03/07(水) 12:26:01 ID:afzIT06M
「いいんだ、イっちゃいそう?」
聞くとヴェイグはこくこくと頷いた。
サレは顎から手を離し、もう一度ヴェイグに繰り返す。
「イくの?」
「んっ。イ、くっ」
プライドも何もかも尽きたか、ヴェイグはあえぎながら頷く。
頷いたのを確認すると、サレはズボンを緩めた。ヴェイグに突きたてていた指を抜き、彼女の液で濡れた手で立ち上がったそれをしごく。
「ん…」
ようやくきた快感に思わず声が漏れる。
先走りと彼女の液が混じり、てらてらと光るそれを彼女の間に置く。
「あ…」
久しぶりに触れた感触に、ヴェイグは体をすくませた。前の時には今までにない痛みを感じたのだ。再びまたくるのか、と奥歯を噛み締める。
そんなヴェイグの行動にサレは笑いを噛み殺す。田舎育ちとは聞いていたが、処女膜を知らないのか。せっかく前に手酷く破いたのに、毎回これかと思われるのも興冷めだ。
指で触れた以上の熱がじわじわと絡み付いてくる。このまま入れてもいいが、つまらない気もする。かといって自分にも限界はあるのだが…。
(考えてもどうでもいいか)
サレは入り口に当てがうと一気に貫いた。
「…っ!!」
衝撃にヴェイグは目を向いた。
70サレ×ヴェイグ(♀)8:2007/03/07(水) 12:26:49 ID:afzIT06M
ヴェイグの中は狭く感じたが彼女自身痛く感じはしない筈だが、がちがちと歯が震えている。
「…痛いと思った?」
訪ねるがヴェイグはがくがくと震えて頭を振るだけだ。
「やっぱり君は馬鹿だね。前にやったんだから、余程の事がない限り痛くなんてないよ」
「あ、あ…」
「ついでに教えておきたいけど、面倒だし別にいいよね」
言い終わると同時にサレは動いた。
「き、あっ」
思いだしたようにヴェイグはサレの胸を押すが、その腕を押さえ込むとそのまま打ち込み続ける。
「やっ、あ、あ、あぐっ」
胸とは段違いの快感なのだろう、ヴェイグはあっという間に飲み込まれ、サレにしがみついた。
「ん、っ」
遠慮なしに動くと、まとわりつく肉壁がぎゅっときつく食い込んできた。サレは眉を寄せたが、構わずに動く。
「も、やぁ、サレ、やらっ」
「嘘吐きっ、凄いよ」
ヴェイグの腰を掴み、より深く入れる。その度に彼女の体は跳ね、叫んだ。腕の力が入らず、懸命にサレにしがみつくとより深く繋がってしまう。
「さっきから、イってるね、ヴェイグっ」
「ひは、はっ、やっらっ、やあっ」
「言葉、無くすぐらい、にいいんだっ」
71サレ×ヴェイグ(♀)9:2007/03/07(水) 12:27:33 ID:afzIT06M
液体と体のぶつかる音が鼓膜を刺激し、より動きは激しくなっていった。
「ひっ、はぁっ、やら、やらぁ、あ゙っ、あ゙っ」
「くっ、…っ」
ぎりぎり締め付けてくる刺激にサレは射精を堪える。
「あ゙、いっ、されぇっ」
「んっ、イくよ。…っく、っ」
「ひぁっ」
最後にぎりぎりまで抜き、勢いのままに突いた。
ぎゅっと締まった内部に押されるように、中に勢いよく射精する。一、二度抜き刺し、サレはそれを抜き出した。次いで、中から精液が溢れ、床にたまっていく。
「我慢したからたっぷりでたみたい…ヴェイグ大丈夫?」
ヴェイグは人形のように手足を投げ出して放心していた。
目の前に手を振っても彼女は虚空を眺め続けている。
いや、少しだが反応を返してきた。
微かに眉を寄せ、サレの手を睨んでいる。
「……」
サレは思わずヴェイグを抱き締めたい衝動に駆られた。何故かはわからないが、無償に彼女という存在が愛おしいものに感じられたのだ。
だが、それは心に留めヴェイグの髪を撫でた。さらさらとした髪は汗と涙でじっとりとしていた。
72サレ×ヴェイグ(♀)10:2007/03/07(水) 12:28:30 ID:afzIT06M
何度か繰り返していると、次第にヴェイグの瞼が落ちていった。しばらくして、彼女の口からは微かな寝息が溢れ始めた。
「…すぶといことだね」
サレは彼女の頭を撫でながら呟いた。
見える肌には自分がつけた傷やら、行為の跡が痛々しく残っている。そういえば顔も蹴りあげたことも思いだし、声をあげて笑う。
適当に彼女を清めて、手当てをしよう。
癒しのフォルスがあれば良かったのだが。
「そうしたらもっと遊べるのにね、ヴェイグ」
サレはそっと囁いた。
壊したいけど、簡単には壊さない。自分の気がすむまで十分に遊んでから、それから壊そう。
次はどうしようか、考えながらサレは立ち上がった。


終われ
73サレ×ヴェイグ(♀)後書き:2007/03/07(水) 12:30:07 ID:afzIT06M

上の方に萌えるジュリリがあるのに、こんなのが下に来てすみませ…。
でも巨乳ヴェイグを書けたので後悔はないです。
挿入より乳揉み書くのが本当に楽しかった。いっそ乳開発させたい、乳好きサレ(*^Д^*)ハアハア

もっとねちねちさせたかったんですが、携帯のメモが2巡目したので諦めました。
ま、また書けたら投下させてもらいます。

目を通して下さった方々、ありがとうございました。
74放浪する猫:2007/03/07(水) 16:28:07 ID:v6FH/Nxj
需要は無いですが、配給だけなら……。


クラトス×リフィル 【名も無き草原で、仲間という境界線を超えたくて】

ここはテセアラの大した名も無き草原。
深夜のその草原において、リフィル・セイジは篝火(かがりび)の灯りを頼りに、何やら分厚い本を読み耽っていた。
実はロイド達一行はこの草原において、自分達の実力を更に精進させるために、モンスター達と戦いを重ねていた。
しかしそこまでなら良かったのだが、ロイド達は戦いに必死になってしまい、いつの間にか日も暮れてレアバードを見失ってしまったのである。
それ故に、何も無い草原にもしもの時の為にクラトスが持ってきていたテントを作り、彼らはこうして野宿をしているのだった。
そして今まさしく、リフィルが寝ずの番をしているのだ。
「…………寝ないのか?」
「!……あら、クラトス。起きていたのね」
そんな中、不意にリフィルの背後から聞きなれたハスキーボイスが響いた。少しだけ驚いてリフィルが振り向いた先には、そこには見慣れた仲間の姿があった。
「ふっ……私ならいつも起きている」
「あら、それもそうね」
他愛も無い会話を交わしながら、リフィルは先程まで読んでいた分厚い本を閉じてクラトスの方へと意識を集中させた。
「読書の邪魔だったか?」
「いいえ、読書はいつでもできるでしょ?」
「いつもすまないな……」
「構わないと言っているでしょ。私達は仲間なんだから」
クラトスの謝罪に対してリフィルはそう言いながら、屈託の無い微笑みを返した。リフィルの言った仲間という言葉にクラトスが少しだけ寂しげな表情をしたのも気付かずに。
75名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 16:30:24 ID:TTufl17W
>>72
ありなのかよ?
ベイブが悲鳴とか・・・
オワタ
76放浪する猫:2007/03/07(水) 16:32:40 ID:v6FH/Nxj
二人は篝火を間にして座る形で向き合った。
実は、こうして二人が夜中に話し合いをするのはこの長い旅が始まった当初からよく行われていた事なのだ。
それはロイドの事だったりコレットの事だったりと内容は様々だが、主に他の仲間達の事についてだ。この旅のメンバーは二人と比べて非常に若年層が多い。しかも、まだ自己の理性を抑えたりするのがしづらい不安定な年代の子供である。
だからこそ、この年上二人が仲間達、いわゆる年下の事について話し合うのは至極当然と言える事である。
そしてこの話し合いの始まりというのが、クラトスがリフィルに「寝ないのか?」と話しかける事である。別に二人で決めた事では無いのだが、深夜の時間帯で大抵の場合はこうして話しかけるので、これを一種の合図として利用しているといったところだろう。
「……そういえば、この話し合いも久しぶりね」
「それもそうだな」
何気無しに呟いたリフィルの言葉にクラトスも肯定を返す。そう、それこそ旅の始まったばかりの頃では子供過ぎた仲間達の為かほぼ毎晩のように行われていた話し合いもここ最近では行われていなかったのだ。
理由として、やはりこうして旅を重ねていくにつれて仲間達も成長し、更にゼロスやリーガルといった自分達と同じような立場の仲間が加わった事による余裕が出来たという事も挙げられる。
「それで、何について話しましょうか?」
「…………」
77放浪する猫:2007/03/07(水) 16:33:55 ID:v6FH/Nxj
リフィルが話題を探りつつ、クラトスの方に言葉を掛ける。ここで本来ならクラトスが今の問題点やら何やらを即座に話し始めるのだが、リフィルに返ってきたのはただの沈黙だった。
「……クラトス?」
ふと、沈黙が流れた事を訝しんだリフィルが彼の名を呼ぶ。久しぶりとはいえ、いつもの問いに何も返って来なかった事に多少の不安を感じているのだろう。
「いや、その……」
その追求に返ってきたのは彼らしくない少し戸惑った曖昧な返事だった。今しがた感じた不安を膨らませながら、その不安を膨らませた主の表情をリフィルは再確認する。
その表情からは、いつもの威厳は無い。そして、明らかに視線を自分から逸らしている。
「ねぇ、クラトス。本当に何があったの?」
重大な事があるというのをその雰囲気から察知したリフィルは、すっと立ち上がりゆっくりと歩き、そっとクラトスの横へと座ってそう呼びかける。
「べ、別に何でもない……」
だが、その行為からまるで逃げるようにクラトスはリフィルと反対側の方に身体を傾けながらそう返事をする。その声には、相変わらずいつもの威厳は無い。
「何でも無い訳ないでしょう?ゆっくりで良いから話してみて」
正直言って、リフィルは驚いていた。普段から彼は滅多に自分の弱みを見せる事はない。それはこうして行われる夜間の話し合いでも同じ事だ。
ところが、今の彼は普段の彼からは想像できないぐらい弱々しい。
これは、相当の事があったに違いない。
「……大丈夫よ。他の誰にも言わないから、私にだけ話してみて……ね?」
「リフィル……」
リフィルは、まるで泣いてしまった子供に囁きかけるように優しく言葉を掛けた。
これは、普段から話し合いを重ねているリフィルからしてみれば、仲間達の間でクラトスと一番交流が深いのは自分であると自負できる自信があったからだ。
78放浪する猫:2007/03/07(水) 16:35:11 ID:v6FH/Nxj
だからこそ、これほどまでに悩んだ彼がこうして自分に相談を持ちかけてきたのだろう。ならば、彼の信頼に自分も応えなければならない。
「私は、あなたの……仲間でしょう?」
「っ。…………仲間、か……」
仲間、という言葉にクラトスが反応を示す。 それは、とても。 とても、とても、悲しそうだった。
「……所詮、私はリフィルの仲間でしかないのだな」
「クラトス……?」
彼はフッと自嘲するような笑みを浮かべながら、急に口元を強く結び先程までの情けなかった自分を心の奥に封印したかのように凛々しい表情でリフィルの顔を見つめる。
「私はもう、リフィルの仲間では満足できないのだ」
「えっ……?」
腹を括ったかのようにリフィルと目線を合わせながら、数分前までの弱さを微塵も感じさせないクラトスの表情。
突然真顔でそんな事を言われたリフィルは、時の流れに思考が追いつかなくなって呆けた表情で彼の真剣な顔を眺めるしかできない。

頬が、いや。
自分の身体の全てが、熱い。
これは恐らく、緊張なのだろう。
これほどまでに緊張しているから、まるで思考が働かないのだろうか?

もはや亀の歩みと化してしまった思考速度をできる限りフル回転させて、自分が緊張しているという答えをリフィルは自分の頭の中で弾き出した。

じゃあ、なぜ、緊張しているのか?

その答えを弾き出したことで新たに生まれた疑問。だが、その疑問の答えを探す前に、どうやら彼の理性の方が限界らしい。
「仲間という境界線を……越えたいんだ」
「ちょっ……クラ、と……ん」
タイムアップの合図として、クラトスの唇がリフィルのそれを奪ったことで、その回答権も奪っていったのだった。
79放浪する猫:2007/03/07(水) 16:36:41 ID:v6FH/Nxj
「んっ……ふっ……」
「……ふ、……リフィル」
甘くとろけるような口付けを何度も重ねられて、いつの間にか押し倒された事も忘れて、リフィルはすっかりそれに酔わされていた。
そうして、キスを終えたクラトスが今度はリフィルの身体に愛撫を始める。
キスの間に脱がされたリフィルの白い肌に、同じくキスの間で器用に服を脱いだクラトスの骨ばった手が始めて触れる。
腕、わき腹、太腿と順に擦るように流れていくクラトスの手に、始めて露となった無垢な身体は確実に反応を示していた。
「……あっ!ん……」
クラトスの手が自分の身体を伝っていく度にピクッと小さく肩が揺れて、それと同時に甘い声が星空の下に響く。
篝火のパチパチという火花の音をバックコーラスに、その甘い声はゆっくりと糖度を増していった。
「あっ、あぁ……やっ……!」
自分の目の前で発せられる嬌声に、自然と笑みを零していたクラトスが、愛らしく艶かしいその声の元へと再び己のそれを重ねる。
「んっ…………」
再び重なった唇によって、クラトスが自分の舌をリフィルの口の中へと進入させる。
歯や歯茎をなぞる様に舌を這わせ、そしてゆっくりと奥へ、また奥へと侵入していく。やがて、リフィルの舌がクラトスの舌に捕まった。
激しく交じり合う事を望むクラトスの舌は、一度捕まえたそれを決して逃そうとせず、でも傷つけてしまわぬようにも配慮しながら、少し優しげに擦る。
それと同時に、リフィルは全体から僅かに抵抗していた力も抜けきってしまうような感覚に浸り、全てをクラトスに委ねる形となってしまった。
80放浪する猫:2007/03/07(水) 16:38:34 ID:v6FH/Nxj
だが、決してそれは嫌な事ではない。と、リフィルは心の中で密かに思っていた。さっきも考えたが、彼とは一番交流が深いと思っているのだ。
当然、彼の良いところも一番理解できているし、納得もできる。
ある意味、自分は彼に少なからず好意を抱いていたのだろう。先程の緊張はその為だろうと、彼に犯され始めてようやく理解した。
なら、自分も応えなければならない。 だから、抵抗はしない。 全て、自分の感情も、彼の感情も、全てを受け止めよう。
「んっ……ふぅん……」
「っ!…………ん」
彼の舌の動きに少しずつ自分の舌を合わせ始める。それに少し驚いたようにクラトスは目を瞠ったが、すぐにそれは喜びへと変わった。
「…………はっ!」
長いディープキスの終わりと共に、リフィルの唇の端から飴色の雫が散った。
同時に彼女の微笑みもこぼれ、よほど嬉しく気持ち良かったことが覗える。
そして、止まる事無く動かしていたクラトスの手が、そっとリフィルの秘所で動きを止めた。
「んっ!く、クラトス……そこはっ、んぁっ!」
「……リフィルの声が、聞きたくなった」
最高の笑顔を浮かべたまま、耳元でそうリフィルに囁くと、クラトスの指がリフィルのナカを犯しはじめた。
81放浪する猫:2007/03/07(水) 16:40:10 ID:v6FH/Nxj
「あぁ、あっ!ん、やぁ……あっ!!」
まるで与えあられた餌に貪る飢えた獣のように、クラトスの指は勢いよくリフィルのナカで動かす。
それに呼応するように、初めて獣の進入を許したリフィルの秘所は、ゆっくりと甘い蜜を溢しだした。
粘着性のある、その甘い蜜は、じゅくじゅくと卑猥な水音を立てながら、ゆっくりとナカから外へと流れ出た。
「ん、あっ、あっ!あぁっ……」
聞きたかった嬌声を満足気に聞きながら、次にクラトスの注意を惹いたのはハーフエルフ独特の耳であった。
普通の人間とは違う、その特徴的な耳は、まるで自分を誘っているかのようにクラトスは感じられ、その形の良い耳の耳たぶを弱く噛む。
「ひゃぁん!?く、らとす……み、ミミ…ぁ、ん……」
特徴的な耳を噛まれ、少し大きめの声を発したリフィル。その声を聞いたクラトスは、また嬉しそうな表情でリフィルに囁く。
「そうか、弱点は耳か……」
本当に嬉しそうに、そう囁くとクラトスは自分の舌でゆったりとリフィルの耳を舐め上げた。それを合図に、飛び跳ねたような嬌声がまた上がる。
「ふぁっあ!ミ、ミミ……ふぁ、あぁ……だ、めぇ……み、み、ミミは…だめ……!!」
その耳の愛撫を一つの定位置にして、そこからは積み木崩しのように事は運んだ。
乳房を弄んで、乳房の頂を弄んで、やがてリフィルのナカを弄んでいた指も本数を増やし、本格的にリフィルを喰らうクラトス。
「あぁん、やぁっ、あっ、あぁぁっ!ん、ふぁ……」
ずっと響く嬌声を聞き続けたクラトスは、やがて攻め続けていた指の動きを止めて、十分に堪能したものの、まだまだ名残惜しそうに指先を引き抜く。
リフィルの愛液でぐしゅぐしゅに濡れてしまった指先を、楽しそうにリフィルへかざした後、ゆっくりと自分の舌でそれを味わう。
82放浪する猫:2007/03/07(水) 16:41:20 ID:v6FH/Nxj
音を立てながら舐め上げれば、その音を聞いたリフィルが恥ずかしそうに頬を染める。
その表情の可愛らしさに、愛しさが体中から込み上げてきて、クラトスは自分の分身を、彼女の秘所へと埋めていった。
「んっ……あっあ……」
先程よりも少し小さめの嬌声を軽く聞き流しながら、クラトスは目の前の愛しき人が痛がらぬように、ゆっくりと奥へと自分自身を深く沈める。
やがて、クラトスのそういった配慮のお陰で、ほとんど傷つく事無くリフィルのナカへとクラトスは入っていった。
そうして、短かかったとはいえ、
今のクラトスにとっては永遠と呼ぶに近い時間を我慢してゆっくりと入れきった自分の分身を、まるで猛獣を放つかのように一気に動かし始めた。
「ふ、あぁ!ふぁっ、あっ、あぁん!!ふぅぁ、あぁ……!」
その動きは激しく、一段と色を増したリフィルの声が、二人だけの世界に響き渡る。与えられる快感に、正直に、悦びを声で表す。
「ふぁん、あっ、ふっ……ぁぅん!!」
クラトスの動きの激しさと比例するように、リフィルもクラトスの下で舞い踊る。
今宵、白い肌を始めて見せた妖蝶は、その艶やかさを一片も隠さずに、ただ一人の愛する人の為に舞う。
「ぅん!あん!くらとす……くら、とすっ!!」
「リフィ、ル……!!」
お互いの名前を呼び、その思いを一つにする。

激しい呼吸。 響く嬌声。 揺れる銀髪。
だがそれも、やがて終わりを告げる。 絶頂という名の、階(きざはし)を飛び越える事によって。
「――――あっ、あっ!あっあああああああぁぁぁっっ!!!」
最も奥を貫かれて、最も感じる場所へとリフィルはイった。
「――――うっ……あっ!」
それを追うようにして、クラトスもリフィルと同じ所に到着し果てるのだった……。



「…………」
「…………」
静かに燃ゆる篝火が、二人の沈黙の間に確かな存在感を持っていた。
無言の二人は、暗黙の了解という意味だろうか。
月下に居るクラトスとリフィルの二人は寄り添い、遠目で見ればその影は確実に一つにしか見えない。
この名も無き草原で、二人は一つとなったのだった。   Fin
83名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 22:01:10 ID:gFHNc7DH
>>82
まずはsageてもらおうか
84名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 22:16:52 ID:3hHeRegL
>>82
まずは>>1を嫁。
話はそれからです。
85放浪する猫:2007/03/08(木) 17:04:02 ID:LnQ84zu3
すいません、PC初心者なので用語がよく分からないのですが……。
sageって何ですか?
86名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 17:09:06 ID:0MkzEG8b
メール欄にsageって打ち込んでくれればそれでオールOKさ
87名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 17:20:03 ID:n9Agv6ue
それ以前に初心者は2ch通り越してpinkになんか来ない方がいい
88放浪する猫:2007/03/08(木) 17:39:56 ID:LnQ84zu3
>>86さん
親切にありがとうございます。今後は気をつけます。

>>87さん
ご忠告、ありがとうございます。
でも、こっちの方が自分の趣味にあってたので……。
89名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 18:38:26 ID:TGk1M2Q2
作品を投下してくれたのは嬉しい。
Sは知らないので読めないのが残念だ。
でも>88は2ちゃんに向いてないんじゃないかと思うよ
しばらくロムって様子見してみては?
90名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 19:49:24 ID:jeUGF0XE
>>82
折角投下してくれたんだし、個人的にはかなり萌えたよ。
後は皆の言う通り、2chに慣れるまではしばらく様子を見た方がいいかな。
91名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 20:32:03 ID:Qt9aOmya
ROMせんとfusianasanに引っかかるぞw
待ってるから半年後に投下に来てくれ
92名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 04:42:11 ID:tfbHjek7
うむ
93放浪する猫:2007/03/09(金) 18:32:42 ID:24wMFbfA
>>89さんへ
ええっと……とことん初心者で申し訳ありません。
ロムって何ですか?

>>90さんへ
萌えて頂いてありがとうございます。
様子見ですか……考慮してみます。

>>91さんへ
fusianasanって、何ですか?
もう、本当に申し訳ないぐらい初心者でごめんなさい。
94名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 19:58:08 ID:vaoaaaCk
まず初めに言っておくと、「〜って何ですか?」「〜について教えてください」
などのいわゆる「教えてちゃん」は非常によろしくない。
またあなた宛のレス(これは>89-92とかの事ね)に
全レス(全て答えていくこと)するのも嫌われる傾向にある。
sage推奨スレをあげまくったりとあなたは今の所、
2ちゃんで好まれない事の基本からやってるような感じ。

初心者だから、は言い訳にならない。
知らないから何をしても良いには繋がらないでしょ?
分からない、知らないならそれなりにここで聞かずに2ちゃんのルールなりを調べると良い。
ていうかそれは投下するよりも先にするべき事だ。

2ちゃんでは板、スレ事に色んなルールがある。
スレ住人はそのルールを守らなくちゃいけない。
だから基本のルールを書いてある>1を読めと言われる。

ここに書いてある事はまだほとんど分からないと思う。
だから>93が分かるようになるまでは、書き込まずにスレを覗くだけにしてね。という事なんだ

この内容を厳しいと思うようならあなたは本当に2に向いてないと思うよ
95名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 20:13:22 ID:ZGh+uKCO
>>94
おまい優しいな。それとID凄ぇw
96名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 20:45:46 ID:XIRZ8TV4
>>95
確かにw
ばおあああってww
97sage方書いときますね。:2007/03/09(金) 21:52:50 ID:7BYMRA7c
スレを救うためだ。住人だけではない、
このスレのすべてを救うために、sageを強制する!私は間違ってなどいない!!

今こそ、スレ自身のために、すべてのレスにsageを強制すべきなのだ。
スレは、sageの力によってのみ、すべての荒らしから逃れ、絶対の繁栄を手にすることが出来る。
なぜ、その真理を認めようとしない?

絶対の繁栄なんてこの板にない!煽りや批判があるからこそ、職人は上達したいと願う!
それを自分の力で掴もうとする!本当の神作品は、上達を求めて生きる毎日の中にある。
職人はそうやって神と呼ばれるようになるんだ!

スレをageて、スレを盛り上げてみせる!

私はかつて神と呼ばれし者。何度でも人格を変え、完全なるスレを作り上げる。

なら……職人を追放する!そして、二度とお前が出てこれないようにしてやる!

職人を追放する……か。やはり真実は悟れなかったようだな……
職人を追放すれば、私と共に……スレも死ぬ

>>85、お前がいくら悩んだところで、事実は変えようがない。お前が決めなくてはいけないんだ。
メール欄に半角英字で sage と入力するのかを。これは、他の誰にも決められない。
スレの職人となった、お前にしか出来ないことだ。

職人……そうか、職人だ!あの人たちなら知ってるかもしれない。
こんな時、どうしたらいいのか、どうするべきなのかを……!

ウ「最後まで考えろよ」
フ「絶対に逃げ出しちゃだめよ」
ル「自分で決めなさい」

……何でだよ……どうして、>>85がこんなにレスされまくらなくちゃいけないんだよ!
もう、たくさんだ!>>85はこれ以上、書き込みたくない!職人なんてやめてやる!

職人なんて、やめてやるですって……?!
しっかりしなさい、>>85!あなたにしかできない……いいえ、あなただからこそできることが、今、目の前にある。
確かに、それはもしかしたら死ぬことよりも、もっとずっと、苦しいことかもしれない。
……でもね、わたし信じてる。わたしの好きな>>85は、決してそこから逃げたりしないって。
だって、それが>>85だもの。

お願い、みんな……わたしと一緒に信じて。

もう一度、>>85が投下するという奇跡を!!
98放浪する猫:2007/03/09(金) 22:35:39 ID:24wMFbfA
いや、あの別に奇跡でも何でもなく現れますが……。

今ちょうど、2ちゃんねる用語解説という所で、一通りの内容を読み終わりました。
意味を一つずつ読んで勉強中です……。
>>94さんの言うとおり、ちゃんとルールを調べるべきでした。
なので、早速ながら当分の間はロムる事にします。
それでは!
99名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 23:08:46 ID:TA2J5BIT
^^
100名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 00:37:58 ID:AKEaApZ1
>>98
出来れば以下のサイトも読むといいと思う。

2ちゃんねる 初心者ガイダンス
http://ansitu.xrea.jp/guidance/
101名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 02:46:28 ID:0y1jNH0+
ここは良い初心者スレですね。

おまいらの優しさに感動した。
102名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 05:28:30 ID:dIKlfgTJ
 
103名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 15:57:24 ID:dts6Cf5n
>>98
いいか?俺が親善大使なんだ!!!俺が投下しろって言ったらするんだよ!!!
104名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 18:54:32 ID:nh609/eB
>>103
バカボンド息子乙
105名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 20:25:05 ID:UosNCnQ6
今PSP版のTOEをやってるんだけどさ……
PS版をやっていたあの当時、俺は純粋な心を持ったゲーム少年だったものだが、
今では

チャットは機械が好き

生身のものより機械の方が好み

セレスティア製のクレーメルバイブで夜な夜なオナニーを……

とか考えながらプレイしてしまう。俺はもうダメかもわからんね。
106名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 21:26:20 ID:AKEaApZ1
>>105
イイヨイイヨーッ!

っつーことでぇ。
それで1本書いてもらおうか。
107名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 17:12:57 ID:PZMBf3Bb
リメDの温泉イベントでヌいたおれは終わりだ・・・
108名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 21:20:32 ID:nJ+phYop
どこで抜いたんだよwww1
109名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 21:49:00 ID:UGY1H7tP
コングの肉体美だろ?


うほっ
110名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 22:42:53 ID:PZMBf3Bb
>>108
95%妄想
111名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:48:09 ID:ijjGabKp
>>110
kwsk
112名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 13:06:51 ID:gEBtehc0
>>110
kwsk
113名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 18:13:34 ID:AYlaTid/
114名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 18:34:00 ID:SpevcjVw
(;^ω^)
115名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 20:47:33 ID:jQEcsbEK
>>113
腐ったサイトなんぞ晒してくれるな
116名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 04:15:52 ID:hYlncvOB
素直に注意できない君もサイトを腐らせているよ。

そして君について文句を言う僕も腐らせてる張本人。
117名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 16:08:53 ID:PdeEN25m
ぼぼぼぼ僕
118名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 18:48:16 ID:s+ZpfTu8
僕はクレクレ厨のように、図々しくて、能天気で、馴れ馴れしい奴が大嫌いだ
119名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 20:15:49 ID:J4aCm/4D
俺は厨じゃヌェー!!俺は厨じゃヌェー!!俺は厨じゃヌェー!!俺は・・・・・・
120名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 20:23:33 ID:J4aCm/4D
くそ・・・・・・大学卒業をいい機会にオナ禁すると誓ったはずのこの俺がここまでダメージを食らうとは・・・・
121名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 02:50:56 ID:EYz022Lk
ファンタジアに出てくるリリスにLV65のクレスで挑戦して20秒で即死・・・

それ以来LV95まで上げるようになった自分です・・・
122名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 04:32:05 ID:kd+txUpv
20秒は即死とは言わない・・・・・
でも気持ちは分かる。
123名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 20:54:28 ID:vXkcLxJ1
即死と言うのはな。戦闘開始一秒で皇王天翔翼を撃とうとして
サンダーソードでカウンターされるような状況を言うんだww
124名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 23:06:07 ID:RDB9F+Zh
でも、仲間全員毒なのにパナシーアボトルがないことに気づき町に入る前に戦闘になり1秒で即死・・・・・

っていうことなら本当にあった
125名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 09:41:24 ID:kAYP1MjI
戦闘開始直後にSBしてリムルに秘奥義ぶちかます事さ
126名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 21:22:33 ID:HAS0UcBP
ぶるあああああああん♪
127名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 19:34:02 ID:epo81H0s
>>126
なる程、チープエリミネイトかwwwww
128名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 02:18:31 ID:DJShK4WY
貴様に俺と戦う資格はねええええいっ!!
129名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 09:24:55 ID:VCknUwj8
坊主、貴様がおれの探している英雄か?


穴子聖女はツボだった
130名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 16:07:34 ID:09jy85Gv
リムルの父親って誰かな?
131名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 16:45:50 ID:bEcBLmUE
もちろん





コングマン
132名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 17:01:48 ID:NLKhQTTM
いや、俺だ
133名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 23:21:54 ID:1k3q3SxH
もちろんジューダス
134名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 00:37:51 ID:W5GLMgVW
いやいや、ここは普通に考えてマッハ中年だろう
135名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 01:41:30 ID:Hhw0Og1Y
のぞき英雄
136名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 08:29:35 ID:/qqE5eTt
カイルだろ
137名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 17:01:19 ID:iEWtod7e
スタンじゃね?
138名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 17:44:43 ID:IeSMNWXr
リムルの父親かあ。
D2の攻略本改訂版のリリスの項で、「大本命は〜」のくだりを削除しなかったファミ通は潰れればいいと思うよ
139名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 19:13:22 ID:yksV/5rc
テイルズスタジオもファミ痛編集部も、ファンが思うほど深く考えてないんだろ>リムルの父親
140名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:08:32 ID:WPDbovmK
俺だとしか思えない。
あの夜の(ry
141名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 00:06:11 ID:MEW0Va19
リーネ村村長
142名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 11:30:26 ID:1ljzx2A6
雷光のネルソン
143名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 13:43:01 ID:9UsLEyNa
質問なんだけどシンフォニアのクリア後
ディザイアンとテセアラの階級社会によって
ハーフエルフの差別ってより悪化するのかね
144名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 17:27:31 ID:O5MS+3ob
>>143
【PS2&GC】テイルズ オブ シンフォニア Part-61
http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1173626177/
145名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 20:55:31 ID:kB5kvHSZ
ニセイシターの画像ゲットした!
全裸だ・・・・抜ける!
146名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 18:23:14 ID:gQyduQuZ
祭りって、ほどほどにしないと同じキャラばっかで飽きてくるな。
147名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 18:24:34 ID:gQyduQuZ
ちなみに絵板の話
148名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 18:30:38 ID:MdPaI1rB
またリリスで話書いてる俺への牽制球かと(ry
149名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 08:56:59 ID:ugfeRgj3
トリの付け方も分からない2ch初心者がバイト前に投下致します。
お気に召さない点やおかしい個所があればどんどんご批評下さい。
ではどうぞ。
150名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 08:58:10 ID:ugfeRgj3
 ここはフィッツガルド大陸の首都、ノイシュタット。
その中でも一際大きい、イレーヌ・レンブラントの屋敷に、スタンたち一行は居た。
「はーぁ、やっと髪が洗えた。」
 羊飼いに使うという長い金髪をがしがしとタオルで拭きながら、スタン・エルロンは来客用のソファに腰を下ろした。
謎の武装船団を退治し、グレバムの側近バティスタを捕らえたこの日、戦闘の舞台は船の上であった。
身なりには無頓着なほうのスタンだったし、疲労の溜まった身体を一刻も早く布団の中に収めたかったが、潮風にべたついた髪をそのままにしておくことは不快だったので髪だけでも洗ってからにしたのだった。
 このままソファに横になりたかったが、そんなことをすれば風邪を引くのは目に見えているし、そうなれば小言の多い炎の剣に何を言われるか分かった物ではない。
「ふぁーあ・・・そろそろ戻るか・・・ん?」
部屋に戻ろうと立ち上がったとき、テーブルに何か置いてあるのを見つける。
「これ、リオンの首飾りじゃないか。」
スタンが見つけたのは、仲間の天才剣士、リオン・マグナスが何時も身に着けている、プレートが連なった形をした首飾りだった。忘れ物なんて、あいつにしては珍しいなと思いながら、返しに行こうと思い、それを手に取った時。
小さな文字が、目に入った。
普通の人ならば瞬間的に読めるような文字ではないが、大自然に囲まれて育った男の動体視力を侮る無かれ。
そこにはこう書かれていた。
「『オベロン社製、レンズ共鳴式変声機』・・・?なんでこんなもんリオンが持ってるんだ?」
面白そうなのでちょっと遊ぼうかと思ったその時。
「くそ、どこにあるんだ・・・」
151名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 08:59:02 ID:ugfeRgj3

廊下のほうから、聞き慣れない、『女の声』がした。

 普段なら聞き間違いで済ませられるのだが、そうは行かないのが今の状況だ。
バティスタの救助か、自分達への襲撃に来たグレバム派の人間かもしれない。
あるいはただのこそ泥かも知れないが、どちらにせよ放って置いて良い物ではない。
スタンは軽く身構え、ドアを少し開けて、様子を見た。
しかし、そこに居たのは。
「・・・リオン?・・・」
スタンの手にある首飾りの持ち主である少年剣士が、そこに居た。
しかもかなり焦っている。
「ああもう、あれが無いと・・・」
(ん?)
スタンの聴覚が、異変を告げた。
先ほど聞こえた女の声は、今、リオンの居る辺りから聞こえる。しかし他に気配は無い。
(・・・はっはーん、そういうことか。)
スタンの中でなにか、この状況の説明が出来上がったようだ。

「リオン、探し物はこれか?」
「っ!?か、返せ!!」
スタンの言葉の意味を理解するなり、神速の速さで手の中の物をひったくるリオン。
その声は、普段聞いている物よりも1オクターブほど高い。
親の仇でも睨みつけるようにスタンを睨むリオンだが、今日は動じないばかりかやたらとにんまりしているスタンが気になる。
「いや、まさかリオンがそんなこと隠してたとは知らなかったな。」
「!?な、なんだ!?」
「俺さっき見ちゃったんだけど、それ、オベロン社の変声機だってな。」
「う・・・」
スタンが、面白い物を見つけた子供のように後を続ける。
「でさ、俺分かったんだよ。お前本当は・・・」
「っ・・・!」
リオンが、泣きそうな顔で目を瞑る。しかしスタンは構わず続ける。
152名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 08:59:46 ID:ugfeRgj3
「・・・変声期がまだなんだろ!」
「・・・は?」
まるで難しい問題を解いたあとの様に誇らしげな顔で、スタンが言う。
「だから、まだ声が低くなってなくて、それが嫌で、変声機なんか使ってたんだろ?」
きょとんとした顔でスタンを見ていたリオンだったが、やがて何か思い出したように喋り始める。
「あ、ああ、そうなんだ!十六歳にもなって声がまだ高いのは少し抵抗があってな!」
そのテンパリ具合は普段のリオンからは想像出来ないほどである。これを聞いているのがルーティ辺りだったら何かに気付いたのだろうが、なにぶん相手がスタンである。何も分かるはずが無い。
「そっかー、確かにそれは恥ずかしいよなー。お前のその格好に高い声じゃ女に間違われちゃうもんな。」
「は、はははは・・・」
「ま、でも、あんまり仲間に隠し事しても、いろいろと大変だぞ?あんまり隠し事はしないでくれよ、大切な仲間なんだから。」
「・・・ああ、わかった。」
 その後、スタンが寝室に入ったのを見届けてから、リオンは独りごちた。
「仲間、か・・・姉さんが居る限り、それ以上にはなれないようだな・・・」
『危なかったですね、『お嬢様』?でも、想い人だけが知っているというのもなかなかロマンチックだと思いますけど・・・思い切って言っちゃえば良かったのでは?』
「///・・・・・・シャル、この場でコアクリスタルを砕いてやってもいいんだぞ?」
『わ、冗談ですよ冗談。』
額に青スジを浮かばせながら短剣を取り出したマスターに、人格を宿した曲刀は慌てて静止の声を掛ける。
 幸い他のソーディアンは休眠状態になっていたため、その会話は二人にしか聞こえなかった。
153名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 09:02:22 ID:ugfeRgj3
以上です。
・・・あ、性転換ネタだって最初に書くの忘れた・・・
吊ってきます・・・
154名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 10:34:52 ID:2PEutmCw
GJなんだが、バーローwwwwを思い出して笑ってしまった
155名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 10:50:30 ID:2PEutmCw
って、突っ込むべきはそこじゃないな
もう少しkysk2ちゃんについて学んでから投下した方がいいんだぜ
それはそれとしてリオンお嬢様とイレーヌお嬢様の百合希望
156名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 17:35:11 ID:fsvjPHXh
>>83-100を読め。話はそれからだ
女体ってのも先に書いてくれ…orz
157名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 20:04:47 ID:aN3Z/FxW
百合だの女体化だの倒錯したネタはもういいから、
いい加減まともなSSを読みたいよ・・・。
158名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 20:30:09 ID:2PEutmCw
別に百合も性転換もグロも禁止じゃないから投下すること自体はいいんじゃないか?
気に入らないネタはスルーすればおk
・・・なんだが、スルーするためにも投下前に断りを入れるのは忘れないようにしないとな。
自分のことを初心者だと思う人間は、2chでのマナーを学ぶためにも半年ROMるの推奨
今度2chに書き込む時は初心者板に行くといいぜ
159名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 21:56:25 ID:GtzIpuj8
つうかそんなに連発されたか?>百合・性転換
まあ後者は然るべきところがあるからなるべくそっちでやるのが穏便だが
160名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 09:17:13 ID:AzypXPSk
イレーヌおねえたんのSSキボン
161名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 15:47:09 ID:LtZgS1T+
俺×カノンノきぼんぬ
162名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 16:59:43 ID:wvws6HZF
ちょっと、色々とごっちゃなネタ思い浮かんだんだが。

●カノンノ・モルモ・オリキャラ(2名)でブロックス対決
●リバースorアビスキャラでロシアンルーレット
●まさかのクレアVSアガーテ
…等。

ちなみに世界観はルーナティア(同社別シリーズ)、他社キャラも多数登場。
敵キャラクターも参戦しますぜ。
ちなみに3つ目のは素手ではなく煌天と金麗…っとと。

ちなみに。
ドど遅筆なので期待しないで下さい。
163名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 20:09:13 ID:4PRamajv
とりあえず>>1
てゆかテイルズシリーズ以外の世界観とかそこのキャラとか出されても知らねーよなんですが
164名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 00:52:15 ID:6tt+6emV
4/9までは冷静に見守ろうぜ。
165名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 04:55:11 ID:vJm7x5b2
保管庫の文章がおかしくなってるんだけど…自分だけ!?
語尾が全部「だっちゃ」になってる。
久しぶりに過去SSを読みに行こうと思ったらこれだ。SSまでおかしい。なんだか泣けてきた。
新手のウイルスか?

…嘘だよね?エイプリルフールのお遊びだよね?
166名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 04:58:01 ID:vJm7x5b2
スマソ。自己解決した。
携帯用にぐるっぽで変換して読んでいたんだが、そこがおかしかったらしい。
全く迷惑だな。
167名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 12:59:07 ID:i9cEOkLc
なんというぐるっぽ
あまりにもアホすぎてツッコム気すらウセてしまった
お前は間違いなくドジッ子
168名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 15:22:52 ID:da5uC2Un
>>165
来年やろうかなw
169名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 23:30:24 ID:Zjb49X3q
一週間以上新しいSS見てないな
書き手さんがたガンガレ!
170333:2007/04/04(水) 14:52:23 ID:C3QDYUt4
リリスタソ萌え〜
171名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 23:57:05 ID:j4t/f23p
ハロルドのオナニーキボンヌ
172名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 11:11:39 ID:YYNdFena
オワタ
ついに書き上げたルクティアをまちごうて削除した
僕には………無理だ……
173名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 13:17:18 ID:kQ1AZJfw
前スレの盛り上がりは何だったんだろうな。
174名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 14:22:49 ID:NjKeCmFJ
>>172
………そんな………orz
175名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 17:55:52 ID:shiU0tgN
>>173
あれだ、なんていうか新作がファンダムだって言うのが、
職人さん達に大打撃を与えたんじゃないですか?
そのせいで制作意欲が……。
176名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 18:56:11 ID:+LLim8p4
何だとっ!!
177名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 19:55:08 ID:L0Dqceob
まぁファンダムVol.2が発売されるころに流れが変わるさ
178名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 12:59:16 ID:8iMKqY0P
PとSとAで乱交が始まるわけか
179名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 16:40:47 ID:ox+Yt1SW
そしてそこに俺も登場するというわけか
180名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 02:33:22 ID:xQd4zqiE
カンタビレ女性ケテーイ。
カンタビレ×リグレットキボンウ
181172:2007/04/11(水) 02:48:08 ID:7HC7+RLp
さてオレは>>172だが、削除してしまったルクティアを出来る限り復元した
てことで投下 エロSS書くのは初めてだからあんまり厳しい目で
見ないで欲しいなぁと思う。。
ルクティアで真っ黒ルークとドMティア。玩具(ローターと手錠)があるから苦手な人はスルー頼む
と言っても鬼畜じゃないよ。むしろカポー要素の方が強いかも
じゃ投下いくぜ
182172:2007/04/11(水) 02:49:19 ID:7HC7+RLp

「今の戦い、自分では結構イケてたと思うんだけど…」
「踏み込みが甘いわ。急所も外してるし、何より雑よ。」

「ルーク!早く起きなさい!」
「ん〜あと5分…」
「もう朝食の用意はできているわ。みんなを待たせてるのよ?」
「じゃぁあと10分…」
「ピコハン!」

今日も私はこうやって彼を甘やかさない。
彼を見てるとなんとなく自分がしっかりしなくては、自分が助け、叱ってやらなければという
思いに駆られる。
自分でも少し厳しすぎたかと反省することも多々あった。
それでもこれからずっと私は続けていくのだろう。やめようとしたところで旅の途中冷血女と
呼ばれたこともある私の性格では到底無理なのだろうし、やめる気もない。だってそれがルークと
私を繋ぐもののひとつでもあるのだから。
時折ガイなんかに「ルークはもうティアがいないと日常生活が遅れなくなるんじゃないか?」なんて
からかわれることもある。だけどその度に私は安心している。
何に?なぜ?



―――私と彼の関係をみんなが気付いてない証拠だから。

183172:2007/04/11(水) 02:50:25 ID:7HC7+RLp

私達は今アルビオールとノエルを休ませるためにグランコクマの宿屋にいる。
寝付けない。いつもより強い風が時々窓をガタガタといわせるのも、カーテンの隙間からかすか
に入ってくる譜石灯の光も、みんな私の邪魔をしているような気がした。
経済面でやっと余裕が出てきて――ルークの無駄遣いも減ったし――今回はとることができた
一人部屋のドアを、なるべく音をたてずに開けた。


真夜中のグランコクマはただ綺麗だった。水はとめどなくあふれ出ていて、サーと控えめな音を
たててるのがいやに心地良い。ベンチに座って少しボーッとしていると、鍛えた軍人の感性が
人の気配を捉えた。少し後ろに目をまわすとそこに写ったのは、

(ノエル…と、ルーク?)

彼の姿を見つけるだけで大きな反応を示す体をいつも不思議に思う。私はこんなにも他人を
必要と感じる人間だったかと考えて、嘲笑した。そんなことわかりきってるくせに。
でも手放しで喜んでいられはしないみたい。
ルークは今誰と居る?ノエル。自分達を希望の翼アルビオールで各地へ運んでくれている
気さくで可愛いという言葉が似合う存在。――少なくとも、私よりは。
わかっている。今私は嫉妬している。ルークと二人きりのノエルに。
そんな自分を心底嫌悪しながら、私は二人の様子を影から窺っていた。そして、

「私、ルークさんのことが好きなんです!」
184172:2007/04/11(水) 02:51:52 ID:7HC7+RLp

水上都市グランコクマの、いやむしろ世界の色が変わった気がした。
脳から目に混乱という情報が送られてきたみたいに思えた。
私は激しくもえたぎる感情を抑える。抑えたかったのに。
ノエルの告白を聞いて信じられないという顔をしているルークが視界に入り、本能的に
ここにいたら壊れてしまうと悟ったのかもしれない。気がつけば彼らの横を全速力で走り抜けていた。



コン、コン、と夜中だからか控えめなノックの音がする。さっきからこの激しい感情を
抑えるのに必死だった私は、慌ててドアを開けに行った。訪問者なんて一人しかいないから。

「ルーク。こんな夜中にどうしたの?」
「ティア…ちょっと、部屋入っていいか?」

私はあえて普段どおりを装った。多分こんなことしても無駄だろう。きっと彼はわかっている。
ルークの申し出に無言で頷き、一歩引いて部屋に入れてやる。

「…………」

部屋に入って二人でベッドに腰掛けて、ルークが口を開くのを待っていると、

「ティア…オレ、相談したいことがあるんだ。」

きた。予想通り。
185172:2007/04/11(水) 02:52:33 ID:7HC7+RLp

この男はいつもこうだ。私を弄んでそんなに楽しいのだろうか?

「オレ、ノエルに告白されちゃったんだ。どうすればいいと思う?」
「…そんなこと、私に聞かれても困るわ。ルークの好きにすればいいんじゃない?」

悔しいから、ほんのすこしだけ抵抗する。意味がないとわかっていても。
…嘘。ほんのすこしの抵抗が、彼をもっと奮い立たせて私を苛めてくれると知っているから。

「ティア…ほんとにいいの?」

これも予想通り。だから私はルークが言って欲しい言葉を言う準備は出来てる。
やっぱり彼はずるい。二人の真横を走り抜けたんだから、当然二人とも気付いてるだろうに。
いつになってもこの瞬間は、恥ずかしくて嬉しくて狂いそう。

「………ゃ……」
「え?きこえねぇよ、ティア。」
「…っルークが!他の女の子と付き合うなんて、嫌なの!
 私だけのルークでいてほしいの!
 お願いだから、もう意地悪しないでよ…!」

また嘘をついた。私は悪い女だ。もっと意地悪してほしいくせに。淫乱女。

「よくできたな、ティア。それじゃ付き合うのやめてやるよ。
 でも、一回反抗したしなぁ。最近あんましてないし、お仕置き…だな?」

ルークがあどけない笑顔で無邪気に邪気を放つ。
やっとくる。私の待ち望んだ瞬間が。
186172:2007/04/11(水) 02:53:23 ID:7HC7+RLp

「あっ…くぅぅ…はぁあ…!」
「まだイッちゃダメだってわかってるよな、ティア?」

襲いくる快感と戦いながらコクコクと頷いた。
彼の言う”メロン”の頂にひとつずつ。割れ目の上にある蕾にひとつ。ナカにひとつ。アナルにもひとつ。
5個の振動する譜業(確かガイに作ってもらった”ろーたー”とかいうものだったと思う)が快感を
与え続け、手は後ろにまわされて手錠で封じられている。
彼はリモコンを操作しながら時折首筋にキスしたり耳たぶを舐めたり。

「もしイッたりしたら…」
「いやっ…んくぅ…言わないでぇ…」

恐ろしくてそんなこと考えたくもない。

「やっぱり可愛いな、ティアは…イッちゃいけないってのは苦しいだろ?」
「んあっ…!お、お願い、もう…」
「まだダメ。お仕置きなんだから辛いのは当たり前だろ?しかたないな、ホラ。」

そういって、彼は自分の分身を私の前にさらけ出して、私の顔に突きつけてきた。

「ちゅ…はむ…ぢゅる…ちろちろ…ちゅむ…」

その意味を解して目の前の肉棒を貪るように舐めた。
187172:2007/04/11(水) 02:54:20 ID:7HC7+RLp

「んっ…これで気紛れるんじゃねぇの?それにしてもうまくなったな、ティアは。
 オレの教育のおかげかな?」

ルークが喋っている。そのことしかわからなかった。
ただ恐ろしい程の快感と愛しい彼のモノに奉仕することに夢中になって、なんにも頭に入らなかった。

「ティア。次はティアの胸でパイズリしてよ。」

ルークが手錠を取ってベッドに仰向けになる。私はその上に乗って自由になった手で胸を横から
つかみ、ルークのモノを挟みこんだ。
私の唾液でてらてらと妖しく輝いていたそれを胸でしごく。

「くっ…そろそろ、出すぞ、…よく頑張ったな、ティア。もうイッてもいいよ…」

彼はそういってからリモコンの強さを最大にした。

「んぅっ!?…ふむっ!…ふあああぁぁぁぁぁぁ!」
「うっ…うあっ!」

絶頂を迎えながら、顔と胸、髪の毛に熱くて生臭いものがかかるのを感じる。今まで幾度となく
浴びてきたルークの愛情。
ノエル、あなたはこんなルーク知らないんでしょうね。これは私とルークだけの秘密だもの。
188172:2007/04/11(水) 02:55:27 ID:7HC7+RLp

「ティア、次はどうしてほしい?」
「え…?」

譜業を私の体から取り去ってルークは言った。
全く、そこまでして私を苛めたいのかしら。どうかしている。
そんな彼に苛めて欲しいと思ってる自分を棚にあげて思った。
でもね、ルーク。私、あなたに弄ばれてるうちにもう恥ずかしいなんて感情忘れちゃったみたい。

「私…ル、ルークのおち○ちんが、欲しいの…」

ふふ、驚いた顔してる。私だってたまにはからかってみたいもの。

「…それじゃ、どこに、どんな風にして欲しいのかお願いしてみな。」
「わ、私の、おま○こに、後ろから入れてほしいです…お願い、ルークッ…」
「…ほんとに可愛いな、ティアは。大好きだよ。」
「あっあぁ…くぅあああああ…!」

私の懇願にルークが応えてくれて、熱くそそりたったのを私のナカに入れてきた。
信じられないほどの幸福。やっぱり私はルークが大好きなんだ。

「あぁっ!そ、んな…やっ、いきなり、動いちゃぁ…」
「くっ…ティアのナカ、ほんとに気持ちいいよ…すごく絡み付いてくる…」
「ひぁっ…あくぅぅ…激っし…んあぁぁ…!」

入れたばかりなのにすぐに奥を突きだして、私の体が悦ぶ。
ルークがわかる。ルークの形が。熱さが。脈打つリズムが。
189172:2007/04/11(水) 02:56:10 ID:7HC7+RLp

「あっ…!ティ、ア…」

私のナカがルークを締め付けると、切なそうな顔をしながら私の名前を呼ぶ。
私の好きなルーク。私のルーク。あぁ、もうだめだ。ルークのことしか考えられない。
体勢を変えたりしながら、何度も何度も突かれた。

「はぁぁ…!ルークッ、んぅっ…キス、して…!」
「ティア…ちゅ、じゅる…ぴちゃ…」

ルークにキスしてもらって、いよいよ限界が近付いてきた。頭が真っ白になっていく。
それはルークも同じみたいで、息遣いが荒くなっていくのを感じた。
そして、

「ティア…!オレ、もう、出すよ…!」
「はぁぁ!きてっ、ルークの熱いの、いっぱい、ナカに!」
「愛してる、ティア…うっああぁ!」
「私も…!あっやぁっ、ひああぁぁぁぁぁぁぁ!」

限りないルークへの愛、ルークからの愛を感じながら、私はそこで意識を手放した。
190172:2007/04/11(水) 02:57:13 ID:7HC7+RLp

「…ルーク、あなた何してるの?」
「いや〜オレにんじんキライだからティアに食ってもらおうと思って。」
「だからって無断で人の皿に移すことはないんじゃない?私だってニンジンは苦手なのよ?」
「へっへ〜な〜んだいつも偉そうにオレのこと叱ってるけどおまえだって「バニシングソロゥ!」

今日も私はこうやって彼を甘やかさない。
彼を見てるとなんとなく自分がしっかりしなくては、自分が助け、叱ってやらなければという
思いに駆られる。
…いや、「なんとなく」じゃない。
彼とその関係を保つのが一番心地よい。
そして、

「あはぁ…!ルークッ…」
「ほらっティア、ちゃんと感想を言ってみろよ!」
「んくぅぅ…意地悪っ…!」
「ちゃんと言えないんなら、もう動くのやめちまうぞ?」
「ひぅっ…ルークのお○んちんが、奥にあたってきもちいのぉ!」

この関係を保てるのが一番嬉しい。
なぜって、私はルークを愛しているから。
191172:2007/04/11(水) 03:02:45 ID:7HC7+RLp
以上。どうかな?
ルークがルークじゃなくてティアがティアじゃないのはエロパロだからってことで勘弁して
次書くときの参考にしたいからアドバイスとかすごく嬉しいよ
ではまた
192172:2007/04/11(水) 04:04:11 ID:7HC7+RLp
訂正
ガイに作ってもらったってのはルークが頼んだってことね。もちろんティアじゃないよw
193名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 10:25:38 ID:1CI8r4gt
消沈していた>>174です。

G J !
描写は上手いから言うことナシ。ただ、やはり出来れば「エロパロだから」とは言わずになるべく違和感ないキャラに仕上げられるよう頑張っては欲しいかも。
描写が上手いだけに、キャラも普段の魅力ある『らしさ』が表現出来たら174、もう最高だ!


長々とスマソ
194名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 11:40:42 ID:SpZFYHDb
GJ!
195名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 16:32:14 ID:2jv/y6BI
心からGJ!
196名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 21:05:22 ID:RkwaRIk1
そんなに違和感あるか?
なにはともあれGJ!
197名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 23:19:29 ID:r+UUFkiq
>193は何様だ
自己主張までして萌え作品に文句つけてんじゃヌェーよ
198名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 23:29:43 ID:yfLHv+Vg
>>197
いちゃもんつけるだけのヤシよりゃましだYO
199名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 12:12:50 ID:8W9++Iis
リリスが前に覗き英雄に電撃魔法で攻撃した影響で電気を自在に操れる様になった覗き英雄にリリスがサンダーソードで攻撃するが無効化され敗退して
何でこんな事に何でこんな奴にって悔し涙を流しながら犯される

調子に乗った覗き英雄は偶然里帰りしていたリムルまで凌辱してしまうが
娘まで汚され完全にぶちギレたリリスのフルパワーサンダーソードまでは吸収しきれずに大爆発し消し炭になる
って感じなシチュを妄想した事がある
200名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 12:17:38 ID:aLKCTumh
つーかアドバイス求めてんじゃねーか
201名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 13:54:58 ID:npgd1ZyG
言い争ってる暇があったら過疎り始めてたこのスレに潤いを取り戻してくれた職人にGJせよ
202Tales of Dead End 第一章:2007/04/13(金) 02:34:05 ID:grPH6kTo



それはある日突然起こった。
突如、全てのテイルズ世界が融合し、
今までに無く強力な魔物たちが人々を襲った。
英雄達は力を合わせて、魔物たちへと立ち向かったが
その力はこれまで戦ってきた者達とは全てにおいて桁違いであり
世界を救った英雄達ですら、赤子の如く敗れ去っていった。
闇の魔物達は襲った人間を捕らえ、自らの巣へと運んでいく。
それは英雄達でさえ例外ではなかった。

第一章 (P,S,A)

「う…、ここは?」
ティアが目を覚ますと、周りには幾人もの女達が
さきほどの自分と同じように倒れていた。
「――はっ!教官!?」
そして自分の一番近くにいた女性の身体をさすって
意識を取り戻させる。
「…くっ、ティア…か?」
リグレット、ティアとその仲間達に倒された存在。
彼女だけではない、テイルズ世界が全て融合した影響により
かつて死んだ者達の一部もまた、この世に蘇っているのである。
そして、嘗て敵だった者達は、その殆どが
今は争うよりもこの世界の魔物達を倒そうと協力関係を結んだのであった。
しかし、この融合世界の魔物達には、そんな英雄達の力でさえ勝つことは出来なかった。
自分達もまた、魔物たちを倒す為に仲間と共に戦い、そして全く歯が立たず、敗れた所まで覚えている。
気を失っている間に、こんな所まで連れてこられたのか?
よく見てみれば、周りにいるのは
あの時一緒に戦った者達だった……。
しかし、その中には自分の愛する者はいない…、
いや、むしろ…男は一人もおらず。
ここに連れてこられたのは全員が女であった。

203Tales of Dead End 第一章:2007/04/13(金) 02:34:46 ID:grPH6kTo


ティアに続いて、
他の者達も目を覚まし始め、辺りを見回す。
ここはどうやら部屋の中のようだ…
ただ、壁は生き物の内部のように赤くブヨブヨしており、
異質な事に出入りらしきものが全く無い四角形の密室だった。
石造りの床が冷たく、連れてこられて余り時間が経っていないと予測できた。
「ここは、一体?」
「それに…他のみんなは?」
プレセアの言葉に続いて、
コレットがここにはいない男達の心配をした。

今この場にいるのは
ミント、アーチェ、すず、アミィ、ミラルド、リア
コレット、リフィル、プレセア、しいな、セレス、マーテル
ティア、アニス、ナタリア、アリエッタ、リグレット、ノエル、カンタビレ
と、気を失う前に共に戦ったり、待機していた女性の仲間達は全ていた。

「ね、ねぇ…早くここから出た方がよくない?なんか、ヤバ気な感じ。」
「アニスさんの言うとおりです。まずは脱出法を探して、それからクレスさん達を探しましょう。」
すずはアニスに同調するように言った。

「賛成だね。ここ、なんか気分が悪くなるし。」
しいなが言い、他の女性達も賛成する。

皆の協力さえあれば、このくらいの壁ならばどうにかなる。
そう考えて、壁への攻撃を始めようとした
204Tales of Dead End 第一章:2007/04/13(金) 02:37:16 ID:grPH6kTo



その時だった。

フシュ〜〜!
「きゃあ!」
「な…なに!?」
壁から吹き出てきたピンク色の煙に女達は驚き、それから逃れようとするが、全ての壁から出ている上に
この密室の中、追い込まれるのは時間の問題だった。
魔術や飛び道具を使っても、煙は勿論勢いを止めない。
身を寄せ合いながらも無駄だと分かりつつ中央に固まった女達を桃色の煙は逃すはずは無かった。
「く……!あ…」
パタリと、ミントが腰が抜けたように倒れた。
「ミント!どうし…あ…」
続いて隣にいたアーチェが、
そして次々と煙を浴びた少女達は身体の力が抜けて倒れていった。
「くっ…身体が…」
「動かない…」
麻痺効果の有る煙…いや、それだけではない、
この煙を浴びたと同時に女達の中には奇妙な感覚が生まれていた。
「うくっ…」
アミィは、奇妙な声を上げて叫ぶ。
その顔は紅潮し、唯一動く手は股のほうへと向かっていた。
彼女だけではない、ノエルも、セレスも…全員が同じように
股間が燃えるように熱くなるのを感じ、疼いていた。
「う…あぁ!」
更に、肌に衣服が擦れるだけで異常なほどに感じてきた。
「この煙…まさか、媚薬か…」
カンタビレがそのことに気がついた時には
全員、喘ぎながら股の下を濡らしていた。
「あ…ううく!」「ひゃああん」
アニスやアーチェ等は自慰にまで至っていた。
一応、自慰に走る者が少ない辺り流石は英雄といった所だろう。

205Tales of Dead End 第一章:2007/04/13(金) 02:38:42 ID:grPH6kTo


ゴゴゴゴゴ…
「!」
「あ…!」
その地獄に、更なる悪夢を運ばんと
突然壁にポッカリと穴が開き人型の魔物(ゾンビ、鎧系)が数体、部屋の中に入ってきた。
戦う…いや、逃げないと…
こんな状態じゃ戦いになんてならない。
すでに戦意を喪失した少女達は、必死に身体を動かそうとするが
もはや、少しでも身体を動かそうものなら疼きが最高潮に達しイッてしまう。
そんな状態となっていた。

「いや…アリエッタの方に来ないで!」
魔物の一体がアリエッタの方へ向かう。
魔獣使いと呼ばれた少女でも、この世界の魔物は別ものだった。
幼い少女は必死に抵抗しようとするが、媚薬の効果で意識を保つのが精一杯だった。
「へ……?いや…いや!」
魔物は一瞬、彼女の前に止まるとスルスルと、彼女の服を脱がせ始める。
少女は抵抗できずにその動きに従う上着を綺麗に取り、スリップも剥ぐと
小さな胸と可愛いパンツが顔を出した。
「や…めて!服返して…」
魔物はその言葉を聞かずに、
最早唯一彼女の肌を守るものになったパンツに手をかける。
「いや!いやいやいやぁああああ!!イオン様ぁ!助けてぇ!」
媚薬で飛びそうな意識を堪えるも、
その最後の一枚ですら剥がれ、アリエッタは生まれたままの姿となった。
206Tales of Dead End 第一章:2007/04/13(金) 02:40:52 ID:grPH6kTo





「う…来ないで…」
セレスのほうにも魔物は近づく…
お兄様!
心の中で叫ぶが、戦いの中で気がついたら別れていた兄は来るはずも無く
その身体に魔物が触れた。
アリエッタと違い、魔物はいきなりスカートの中へ腕を突っ込むと
そのままパンツをズリ下ろす。
悲鳴を上げるまもなく、いつの間にか後ろの回ったもう一体がセレスの腕を掴み
万歳をさせると、パンツを剥いた魔物がスカートの端を持ち
上に向かって勢いよく剥ぎ取る。
「いやあああああーーーーー!!!!」
セレスの叫びが聞こえないかのように、魔物達は無表情で
少しばかり背伸びしたブラとキャミソールをも剥ぎ取り始めた。

「クレスさん…」
ここにもまた、愛すべき人に助けを求める声があった。
当然、その少女・ミントにも先の二人と同じ末路しか待たない。
「いや…」
気がつかないうちにミントの下に水溜りができる。
先の二人を見ての恐怖か、更に先にされる事にたいする恐怖か…
どちらにしても魔物は興味なさげに先の二人と同じく作業を開始した。
「ああ…やめて…」
一人がミントの上半身を起こし
一人がブーツを一つずつ脱がし、法衣を捲くる。
普段は拝めない瑞々しい美脚に通る水滴…
その股からグッショリと濡れたショーツを抜き取る。
「うう…やめ…」
声は聞かれること無く、作業は進む。
法衣をゆっくり捲くられて、その巨乳までたどり着く。
「あぁん!」
その先端に魔物の手が触れビクッ!と仰け反るミント
媚薬の効果は抜群だった。
そして、あとはセレスと同じく法衣を剥ぎ取られ
ミントは、豊満なバストを守るブラ一つしか身につけていない扇情的な姿となっていた。
魔物は、トドメといわんばかりに
ミントの両腕を広げると、そのままブラを剥ぎ取った。
プルンという音と共にバストが揺れる。
「うう…ううう…」
涙で濡れる聖乙女は今は魔物達の見世物にしかなっていなかった。
207Tales of Dead End 第一章:2007/04/13(金) 02:42:51 ID:grPH6kTo




「いやあああ!!」
「やめ…きゃああ!」

魔物達は作業を進める。
女達の身に着けている服を剥ぎ取る作業を。
その顔には意志は無く、それ故に何をされるのか…
全く分からない未知の恐怖があった。
しばらくして、全ての女は生まれたままの姿…全裸となって床に転がり、
その着ていた服は魔物たちが持ってきた箱の中へと入れられていた。

「うう…返してよぉ…」
アーチェが言うが、その答えは否のようだ。
魔物達は服を部屋から出て行く…彼女達にそれを追う力は無い…
そして、部屋に開いた穴は再び閉じていった。

うおおおん

「え?」
同時に何かの声のようなものが聞こえ…
後ろを振り向くと、そこには壁に3つの穴が開いていた。
出口?でもなんで?
誰もが思ったその時だ…。

ビュッ!

「!!」
「きゃあああああ!!」
無数の触手が各穴から伸び、
全裸の女達を掴むと、それぞれの穴の中へと
引き釣りこんでいく!

それは一瞬、
だが、確実に…すべては始まったばかりだと告げていた。
208Tales of Dead End 第一章:2007/04/13(金) 02:44:50 ID:grPH6kTo




服を持って穴から出てきた魔物達の前に人間の男達が詰め寄っていた。
「へへ、約束道理ちゃんと取ってきたみたいだな。」
「さすが魔物様様だな。」
男達はまだ温かい下着や服を掴むと
我先にとそれを用いてでイチモツをしごいたり
下着を舐めたりとし始める。
「ははぁ…この桃色の幼女の服いい匂いだぜ」
「おいおい、こいつ何カップあんだよ…すげーなぁ。」
そこへ、声が聞こえる。
『ふふふ、どうやら上手くいったようだな。』
「ああ!英雄共も馬鹿な奴らだったぜ。
 人質にしているここの女共の場所の偽情報をくれてやったら
 全員罠に掛かってお陀仏だもんな。」
「死に切れてねえ奴らは俺たちがトドメ刺しといたから大丈夫だ。ばっちりと皆殺しだぜ!」
「おうよ、でもって魔物のマスターさんよ。ここまでやったんだ。もう一つの褒美も頼むぜ。」
『よかろう、貴様らは魔物に改造して生かしてやろう。』
「おっしゃー!」
「人間やってても滅びるんならこっちのがマシだぜ!」
「英雄さん達よ、悪く思うなよ。こっちも生きたいんでね。」
攫い損ねた男の英雄達を罠にかけて皆殺しにする…
褒美として、女英雄の服と、今後の世界の生をくれてやる。
マスターと名乗る男の言葉に街の男達は頷いた。
街で女の英雄達を見たとき
いつか犯したいと思っていた連中だ。
その肝心の英雄達はマスターという存在が別の事に使う為にやる事はできないが。
その代わりに全く傷の無い人肌の温もりと匂いの残る服はくれてやろうと
いう言葉により、彼らは人を容易く裏切り、英雄達を殺したのだった。
それを彼女達が知る事は…恐らくは無いだろう。

悪夢はまだ…これからなのだから。


209Tales of Dead End 第一章:2007/04/13(金) 02:49:48 ID:grPH6kTo

第一章は以上


えっと、駄文+思ったほどエロくかけなくてすみません
ファンダムVol.2発売記念に全キャラ陵辱を考えていたのですが
自分の文才だとこのエロさが限界のようです。オリキャラ出してスンマセン。

無駄な設定シリーズ
・瘴気部屋
魔物に攫われた乙女達の選別が行われる。
入れられたが最後、一切からだの自由が利かなくなり、
人型の闇の住人によって身に纏う物を無理やり脱がされ
3つの別々の作業部屋へ連れて行かれる。

ああ、一応
暇があれば続きを書きたいと思います。
210名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 02:53:34 ID:agl97l+A
>>209
リアルタイム遭遇記念カキコ

エロさが少ないのは序章だからと信じてる だがGJ! 少しダークだけども。
続編を考えているなら是非他シリーズもよろしく!
211名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 06:26:10 ID:1U9LTO86
>>209
今後の展開を期待、わくわくがとまらない
212名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 05:25:39 ID:VXlSnVZQ
みんなありがとう
次からはキャラの特徴を生かす書き方を意識してみるよ
213名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 23:27:13 ID:C/c8/B4H
リオン×ルーティキボン
姉弟相姦萌え
214名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 05:59:04 ID:eKhj+Pcy
215名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 13:52:59 ID:/DB/7eOe
>212
続きに期待してる
216名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 02:32:56 ID:pAc0ULur
期待sage
217名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 03:30:40 ID:M0toSRRx
>>202
野郎共が奪った服で女装オナニーしてる地獄絵図が脳裏をよぎりました・・・orz
何はともあれGJ!
218ジャラモン:2007/04/21(土) 01:16:40 ID:s/GsiIbt
Tales of Dead End 第二章


ズン!ズン!ドピュッ!ズン!
『ぅあ!いやぁ!』『はぁ…はぁ…うぅ…』『ンぁああ!あひン!!』
瘴気部屋と同じく、生き物の内部のように赤い壁の部屋…
違うのは、部屋の中にはボックスのような形の肉で出来た個室がいくつかある事だろう。
その内3つにシルフの精霊たる三姉妹、セフィー、ユーティス、フィアレスは入れられていた。
その手足を上下から触手で拘束され、胸、膣、口には他の触手が我先にと挿入り込み、彼女達の地獄は続いた。
ズピュッ!ゴクッ、グポッ!
『はぁ…うぁああ!』『や…ぁぁああ!』
本来、精霊である存在がまるで人のように悶え、淫らに舞う。
この世界の空気に触れた精霊達は、本来ならありえぬ事なのだが肉体を得てしまい。
それ故、人としてのそれを感じる身体となり、こうして捕まり犯されているのである。
ドピュ!ドピュ!グィッ!
『あふっ!やだぁ…むぐぅ!』『らめぇ…ゆるひてぇ…』
フィアレスとユーティスの膣を強弱をつけながら犯し続ける内蔵のような触手、
二人の顔は完全に涎や涙や触手の液体で、完全に蕩けきっていた。
『二人とも…し…しっかり…ああ!』ズボッ!グチュ!
そういった長女が、もっとも悲惨だった…何せ二人と違って彼女に入っている触手のサイズはかなりの極太…というか大木クラス。
常人にとても収まりきれるものではない、精霊である彼女ならではだろう。
グプッ!グチュッ!ブジュッ!
『あ!あぁああー!もぉ!いくっ!イッちゃうううううううーーーー!!!!』
ただでさえ、極太であり更に妹達から見られている彼女の恥辱は、相当なものである。
『おねえ…ああっ!いいっ!!ひぃい!!』『あ…あたしも…あたしもぉおおおお!!!』
グプッ!プシャーーーー!!
そして、それに呼応して妹達も絶頂に達し彼女達の股間から黄金水が吹き出る。
再び目覚めれば、またこれが繰り返される…三人の内一人でもイけばそれに呼応し
他の二人もイく…正に悪夢の循環だった。
219ジャラモン:2007/04/21(土) 01:19:32 ID:s/GsiIbt
Tales of Dead Endの作者ッス

二章はまだ書き上げてないがとりあえず
過疎ってるみたいなんでさわりの部分だけでも…

書いてみて思ったが
擬音って、結構役にたつという事がよく分かった。
220名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 01:45:45 ID:KrcUmMXi
とりあえずsageれ
221腹黒屋丼兵衛:2007/04/22(日) 02:09:33 ID:Z3DVa+5l
スレ住人の皆様、お久しゅうございます。
早速ですが、暗黒陵辱ネタの触りの部分を投下致します。

*欝展開・微グロ注意
222腹黒屋丼兵衛:2007/04/22(日) 02:13:25 ID:Z3DVa+5l
「滅びの詩」

序章「遭遇」

「う・・・?」

ティア・グランツは意識を取り戻した。
彼女の目の前に広がる光景は、見る影も無く破壊された研究室らしき部屋だった。
荒れ果てた部屋の辺り一面にビーカーやフラスコの残骸が飛び散り、破壊された
測定機械がそこかしこに黒こげになって転がっている。

(酷い・・・事故でも起きたのかな)

部屋の中の有様から、ティアも無事では済まない筈であった。
だが、彼女自身には掠り傷一つ付いていなかった上、部屋に焦げた匂いは無かった。
この凄まじい破壊は、ティアが部屋に入る前に起こったのだろう。

(そうだ、外の様子は・・・?)

軋んだ音を立てて開いたドアの向こうには、信じられない光景が広がっていた。
限り無く荒廃し、人影の絶えた王城と城下町。
激しい破壊の跡は、戦争か大地震にでも遭遇したかの如き惨状である。
「一体、何が・・・?」

(・・・他の皆は無事かしら?)

仲間を探そうと、大通りを歩き出してからすぐに、廃墟に蠢く人影を見た。
急いで近付いてみると、数人の男達が何かを漁っていた。

「あの・・・」

「あ、身体だ」

ティアが声を掛けるな否や、彼等はティアに一斉に飛び掛ってきた。

「新しい身体だぁ!!」
223腹黒屋丼兵衛:2007/04/22(日) 02:15:27 ID:Z3DVa+5l
突然の襲撃に驚きながらも、ティアは真っ先に飛び掛ってきた男の襟を掴んで投げ飛ばし、
残りの連中に叩きつけた。
男達が怯んだ隙に、ティアは駆け出した。

戦場や災害地に出る野盗や略奪者の類にしては、妙な事を口走っていたと一瞬思ったが、
今は仲間と合流するのが先だ。
丁度、クレスとリッドが荒れ果てた商店の中で、何かを調べている姿を目にした。
〔良かった・・・〕
商店の中に飛び込んだ。
「クレスさんにリッドさん・・・ですよね」
2人は振り返ると、いきなりティアの鳩尾に突きを入れた。
「う、ぐ・・・」
突然の不意打ちに、ティアの身体は呆気無くくず折れた。
(何故・・・?)

呼吸が回復し、ようやく周りの状況を飲み込むと、自分が先の2人に押し倒され、
全身をしっかりと押さえ込まれている事に気付いた。
先ほど遭遇した男達も、ティアの周りを取り囲んでいる。
「久々の入れ物だ」
「上物の身体だぜ。クレス、お手柄だな」
クレス・アルベインの顔を凝視して、彼女の知る彼との余りの落差に息を呑んだ。
姿形こそクレスのそれであったが、澄んだ光を湛えている筈の青い瞳はどろんと濁り、
死んだ魚の目そっくりで見るに耐えなかった。
彼女の記憶にある、爽やかな青年剣士の姿とは、似ても似つかない醜悪な顔だ。
「この前、ファラの身体が壊れたから代えに丁度良いな」
もう1人、リッドらしき赤髪に軽装の男は、ティアの傍に屈み込むと、彼女の頬を舌で
嘗め回し、豊満な双丘を鷲掴みにするなり乱暴に撫で回した。
屈辱と恐怖に耐えながら、ティアは彼の瞳を見たが、クレス同様に濁った水色と
化していた。
ティアはここで初めて、彼等が皆、フォミクリー技術で作られたレプリカ特有の、
魂の無い虚ろな瞳である事に気付いた。
「貴方達・・・レプリカね」
「レプリカ?」
「俺達は、俺達さ」
確かに、彼等はレプリカとは違って、自らの明確な意思に従って行動している。
しかし、彼等の行いからも分かる通り、到底まともな人間とも思えない。
「中身を書き換える前に、青姦というのも悪くないな」
そう言うと、リッドはお構い無しとばかりに、ティアのショーツに手をかけた。
「次は僕達に回してくれよ。ここではオリジナルは貴重なんだ」
(嫌・・・、助けて、ルーク!)
224腹黒屋丼兵衛:2007/04/22(日) 02:17:28 ID:Z3DVa+5l
突如、物陰から影が飛び出してきて、屈んでいたクレスとリッドを跳ね飛ばした。
周りに居た男達は、もう一つ現れた影にたちまち斬り伏せられ、瞬く間に鮮血と悲鳴を
上げてばたばたと倒れ、そのまま動かなくなった。
「チッ、邪魔が入ったか!」
「ここは一先ず撤退しよう!」
形成不利と見たのか、すぐに体勢を立て直したクレスとリッドは退散した。

ティアは何事かと目を見張ったが、現れた人影を見るなり、思わず声を上げていた。
「ルークっ!」
血と石埃で薄汚れていたが、間違いなく彼女の最愛の人であった。
念の為に、ティアはルークの瞳を凝視したが、彼の瞳には緑色の綺麗な光が備わっていた。
「・・・俺達が居なかったら、確実に奴等の餌食だぜ」
男達の死体を調べていたガイが、刀の血糊を拭きながらティアとルークの元に来た。
始めにルークが斬り込んでボス格のクレスとリッドを排除し、相手を動揺させた所で周り
の雑魚を薙ぎ払った様だ。
「ここも危険だな・・・俺達もずらかろうぜ」
「あぁ、長居は無用だ」
ルークとガイは、物陰に隠してあった大きなフードサックを背負った。
「ティア、お前から預かってたものがある。お前は丸腰だから、ここで返すぞ」
言うと、ルークは懐から、グリップに覆いの付いたブラスターをティアに渡した。
かつて、彼女の教官であり、世界の敵となったリグレットが使っていた拳銃だ。
「あ・・・ありがと・・・」
ティアは、顔を赤らめると、ブラスターを太股の付け根にたくし込んだ。
彼女が愛用しているナイフの要領で、事があれば引き抜いて使用するのだ。

「一体・・・何が起きたの?」
市街地を抜け、大きな街道を歩いている最中、ティアはルークとガイに尋ねた。
「ティアはあの前からいなくて、ずっと行方知らずだったから分からないか」
「え、えぇ・・・遺跡の調査に行ったら、突然連絡が取れなくなって・・・やっと帰ってきた
と思ったら、町があんな事に・・・」
ティアは適当に話を合わせた。
ひょっとすると、事故か何かの影響で記憶が抜けているのかも知れないし、その事で
ルーク達に無用な心配をかけさせたくない、というティアの気持ちもあった。
「それで・・・あの人達は一体何なの? レプリカみたいに見えたけど」
「あれはレプリカなんて柔なもんじゃない。・・・俺達の仲間の身体を奪った化け物共だ」
ルークは憂鬱な表情を浮かべながら、吐き捨てる様に言った。
「俺がジェイドから教えて貰った限りの話なんだが、それでも良いか?」
ティアが頷くと、ガイはゆっくりと話し始めた。
225腹黒屋丼兵衛:2007/04/22(日) 02:22:10 ID:Z3DVa+5l
発端は、エルドラントの残骸から、ある医療装置が発見された事から始まった。
それはフォミクリーによる複製技術を生物に応用したもので、老朽化した細胞を
再生して身体を劇的に強化する効果を有する事が、初期の動物実験から分かった。

当然の事ながら、英雄達は勿論、各国政府や医療関係者達がこの“奇跡の機械”
に魅了され、直ちに重要な人間・・・とりわけ各世界の英雄達にも使用したがった。
かつて、“英雄殺し”ことバルバトス・ゲーティアの脅威が存在し、彼の手に
かけられたスタン・エルロンは元より、他の英雄達も危機に曝された事からも
この要求は高かった。

そんな中、只一人リオン・マグナス(カイルとその仲間達のみはジューダスと呼んだ)だけ
が装置の破棄を訴えたが、装置の効能に魅了された者達に杞憂に過ぎないと一蹴された。
かつて、似たような機械でゾンビリオンとして望まぬ生を与えられ、見るもおぞましい
存在にされた彼は、この“奇跡の医療装置”がバルバトスの跋扈以上に恐るべき事態を
引き起こすのではないかと考えたのだ。

とはいえ、拙速に過ぎて世紀の大発明を失うのも賢明とは言えなかった。
ジェイド・カーティス、それにハロルド・ベルセリオス博士とファンダリア国王ウッドロウ
・ケルヴィンですら、無用な破壊は避けるべき、という意見であった。

しかし、リオンの危惧は最悪の形で具現化した。
突然、英雄達の一部による同時クーデターが勃発し、世界中が大混乱に陥ったのである。

クーデターに加担した主な英雄達は、装置により身体を強化した者達ばかりであった。
かの装置は、身体を若返らせて飛躍的に強化するが、同時に身体そのものと精神をも
全くの別物に作り変えてしまったのだ。
ともすれば、彼等の心に潜む“闇”を増幅し、それに取って代わられたのかも知れない。
この事実に、残った英雄達と各国の研究者達が気付いた時には既に手遅れであった。

成り代わり、英雄の肩書きを手に入れた者達は、巧妙に自分達の仲間を増やしていった。
こうして、かつての英雄達の半数以上は姿こそ同じであれ、異形の恐るべき存在と化した。
まだ意識の残る者達の中では、自らの変化に絶望して自らを滅した者も居たが、決心が
付かずに生きる続ける者も居た。

生き残った英雄達は散り散りとなり、追い詰められて悲惨な最期を遂げるか、更に悪い事
に躯から“再生”され、彼等の軍門に下った者達も居た。

かくして、この世界は仲間同士が殺し合い、新しい存在に成り代わり、猜疑が猜疑を呼ぶ
恐るべき地獄と化した・・・。
226腹黒屋丼兵衛:2007/04/22(日) 02:26:36 ID:Z3DVa+5l
「・・・ミントはクレス、ルーティはスタン、ファラはリッドと共に音信不通になったかと
思いきや、たちまち奴等の側に立った・・・理由は言うまでも無いだろ。
クーデター軍が王城を制圧した時、脱出したのは俺とルーク、ナタリアだった。
レプリカになってない他の仲間達と一緒に集まって、脱出口を開こうとしたんだが、
チェスターとウッドロウはクレスとスタンに成り代わった奴等に背後から斬り付けられ、
それでも、残った仲間達が脱出するのを最後まで援護して・・・それが元で命を落とした。
何とか逃げ延びた俺達は、2人の遺体を灰になるまで焼いた。
レプリカとして利用されるよりは人間として死にたい・・・それが、2人の遺言だった。
それから、俺達は逃げてきた連中から、ジェイドを総指揮官に、フォッグを遊撃隊長に
据えて抵抗組織を結成し、散り散りになった仲間をあらゆる手を使って集めた。
俺達以外だと、こっちはクレスとスタンにカイル・カイウスの面々の残り、フォッグの方
にはリッド・ヴェイグの面々の残りが集まってる。
・・・皮肉なもんで、ロイドとセネルのチームは結束が特に強かったから、クーデターが
起こった時に・・・これは後でジェイドに聞いた方が良いだろう。
生き残りの一部はフォッグの遊撃軍に合流したが、まだ行方知れずの連中も居るんだ」

ガイの説明は、時としてわざとあいまいな表現だったが、それが意味している事は
ティアにも痛い程理解出来た。
信頼すべき仲間に突如裏切られ、背後から襲撃を受けたのだ。
その中で、ルーク達はまだ生還者が多いだけ、救いがあると言えた。
227腹黒屋丼兵衛:2007/04/22(日) 02:28:22 ID:Z3DVa+5l
抵抗組織の拠点の入り口は、一見した所では何の変哲も無い岩陰であった。
ガイが刀で岩肌を数回叩くと、岩肌の中からくぐもった声が響いてきた。
「合言葉は?」
「自由と平和を我等に」
「よし、入れ」
岩が跳ね上がったかと思うと、岩に偽装した作られた跳ね上げ式のシャッターだった。
3人が入ると、シャッターは貝の口の様にぴたりと閉じた。
門の脇には、張り番らしいコングマンとカイウスが居た。
「これ、土産。大事に味わってくれよ」
ルークとガイは、リキュールの瓶をそれぞれコングマンとカイウスにぽんと投げ渡した。
「毎度の事だが気が利くな。俺様も何か探しとくぜ」
「今度出た時に、イカす装身具と高級ハーモニカでも探しておくよ」
「そいつは楽しみだ」

抵抗組織の基地は、洞窟を利用したものらしき広大な地下壕だった。
土壁ではあったが、そこかしこに物資や武器が雑然と置かれた所は、ティアの良く
知る教団の訓練所そのままであった。
「丁度、集合の時間か」
基地の中央、地上に開けた中庭らしき大きな広間に、基地の兵隊達が集まっていた。
彼女の知った顔である、英雄の生き残りは十数名といった所か。
ここでもティアの記憶の姿とは異なり、身なりこそそれなりに整えていたものの
誰しもが疲れた様子で、しかも戦いに倦んだ表情であった。
・・・今が戦時である何よりの証拠だ。

暫くしてジェイドが現れると、ルークはキムラスカ式、ガイはマルクト式の敬礼を返した。
「報告!、ルーク・フォン・ファブレ及びガイラルディア・ガラン両偵察班員は、食料及び
医薬品を調達中、敵に襲撃されていたティア・グランツ響長を保護、無事帰還しました」
「ご苦労。・・・ティアさん、ご無事で何よりでした」
2人にマルクト式の返礼を返し、続いてティアを労ったジェイドにしても、眼鏡の奥に
彼と行動を共にしていた時ですら滅多に見られなかった、険しい皺を浮かべていた。
異常な状況下で、一軍の将ならば並大抵の心労では無いだろう、とティアは思った。
「・・・大佐。何故、今まで立ち上がろうとしなかったの?」
ティアは頭に上がっていた疑問を口にしてみた。
「我々の中で、医療系の回復術を使える術士が殆ど居ません。
医薬品やグミの類ですら、我々の仲間が焼け残りを探してやっと確保している始末です。
・・・しかも、フォッグの遊撃隊を合わせても数十名です。これでは戦争にすらなりません」

つまり、大規模な攻勢に出れば、こちらも無事では済まない。
ろくに回復も出来ずに突撃したとしても、あっという間に消耗して壊滅するという訳だ。
兵力が圧倒的に多い上に、術師の大半を取り込んだレプリカの方が圧倒的に有利と言えた。

「とにかく、今日の所はゆっくり休んで下さい。詳しい話は明日以降にでもお話致します」
228腹黒屋丼兵衛:2007/04/22(日) 02:32:42 ID:Z3DVa+5l
集会が終わると、基地に居た仲間達がティアの傍に集まってきた。
「よくご無事で・・・とても心配していましたのよ」
真っ先にナタリアが寄ってきて、ティアを抱擁した。
「で、これから感動の再会に浸りつつお楽しみな訳?」
癖っ毛を掻きながら、ハロルドがニタニタ笑いながら訊いてきた。
「おい、ハロルド!」
ハロルドの露骨な言葉にルークとティアは赤面し、たまらずガイが叫んだ。
「いいのいいの、寝具は上等な奴を揃えてあるからね」
「確かに、寝心地は良い・・・な」
そう言うと、ロニとナナリーは顔を赤らめた。
「とにかく、俺達は寝ます・・・みんな、お休み」
流石に恥ずかしくなったルークは、ティアの手を取って退散した。
背後から好奇の視線が集中する中、駄目押しにハロルドの声が響いてきた。
「避妊具が欲しかったら、遠慮なく言いに来なさいね、グフフフフフ・・・!」

ルークとティアは彼等にあてがわれた寝室に入ると、お互いに激しく抱擁した。
「ルーク・・・遭いたかった・・・」
「ティア・・・俺も、ティアがレプリカ共に捕まってるのかと思った」
お互いに唇を重ね合わせ、湿った音を立てながら吸い合った。
「・・・貴方のが欲しい」
2人は、ルークを背にした格好で寝台に倒れ込んだ。
ルークは左手でティアの胸を揉みながら、右手でスリットの中のショーツに
手をかけ、するりと落とした。
ティアも太股をルークの臀部に覆い被せ、既に濡れ始めた秘所をズボン越し
の剛直に擦り合わせ、執拗に彼をねだる。
「ルーク、中に入れて・・・ルーク?」
肝心のルークは、準備万端のティアを他所に安らかな寝息を立てていた。
「・・・馬鹿」
思わぬお預けを食らったティアは、ルークの頭に枕を投げつけた。

「はははは、そりゃそうだよ!」
不寝番のカイルとロニは、不満やる方の無いティアの話を聞いて大笑いした。
「外に出ている間は、碌に睡眠も取れないんだ。自分が寝ている間に相棒が消えて、
戻ってきたと思ったら敵にすり替わってた・・・なんて事にならない様に、常に片方が
寝ずの番を張ってる。
そんな訳で、外じゃ気も張ってるし、ここに無事帰ってやっと安眠、って寸法さ」

ふと、ティアはリアラ・デュナミスの姿を今まで見ていない事に気付いた。
他の仲間ならまだしも、リアラなら常にカイルとべったりの筈だ。
「それで、リアラさんは一体?」
ティアは聞くと、カイルは一瞬寂しげな表情を浮かべた。
「・・・リアラは奴等に捕まって、今はどうなってるか、俺達にも分からない。
でも、俺は前にリアラと『神と同化する前にリアラを救う』って誓ったんだ。
もし、俺が俺の知ってるリアラと違ってたら・・・俺は覚悟は出来てる」
「御免なさい!、私、何も知らなくて・・・」
「ここに来て間も無いから、無理無いですよ。それに、ジェイドに比べれば・・・」
「大佐が?」
「あ、否、何でもないんだ。な!、カイル!」
「ん・・・?、あぁ、何でもない」
ロニが慌ててカイルに目配せし、カイルはそれに合わせるかの様に口をつぐんだ。
229腹黒屋丼兵衛:2007/04/22(日) 02:44:40 ID:Z3DVa+5l
その頃、当のジェイドはハロルドを伴い、医務室に居た。
脇の寝台には、皮製の拘束具で全身を縛り上げられた、小柄な少女が大佐を見やっている。

「・・・アニス、こんな形でしか会えなくて済みません」
「いつも言ってるでしょ。大佐のお役に立てるんだったら、私は本望だって。
イオン様やあの馬鹿ラッタだって、きっとあの世で褒めてくれると思いますよぉ」

そう言いながら、ジェイドに笑いかけるアニス・タトリンの全身には、見るも無残な
手術痕が無数に刻まれていた。
捕えられて身体をレプリカ化されたものの、辛うじて精神を改変されずに済んだ彼女は
隙を見て脱走し、抵抗軍に参加した後は自らの身体を実験体としてジェイドとハロルドに
提供していたのだ。

当然ながら、両名は最初この申し出を断固拒否したが、アニスの言葉を聞いて了承した。

「私・・・、段々と自分が自分で無くなってく感じがするんです。
このままだと、あのみんなを襲った化け物になって、ただ殺されるだけだと思うんです。
だから、せめてみんなの役に立って、最期は大佐に見て欲しいんです」
アニスはアニスなりに“生ける屍になるより、人として死ぬ”事を望んだのだ。

医務室を出たジェイドは、続いて出てきた白衣を着たハロルドと向き合った。

「アンタの相棒のお陰で、やっと効果的な物が出来そうね。細胞実験じゃ上々の効果よ」
「きっと、アニスは喜ぶと思います。・・・最初の実験対象にも志願しました」
ハロルドは、普段からは想像も付かない険しい表情で、ジェイドをじっと見据えた。
「・・・アンタにこんな事聞くのは野暮だと思うけど、覚悟は出来てる?」
ジェイドは、仮面でも被ったかの様に、表情一つ変えずに呟いた。
「これでも、職業軍人ですから。時に、悪魔に魂を売る必要があるのは承知しています」

2人は暫く沈黙した後、ハロルドがようやく口を開いた。
「・・・無理、しないでよね」
「・・・済みません」

軍人という仮面を被った彼等も、血の通った1人の人間であった。
230腹黒屋丼兵衛:2007/04/22(日) 02:57:41 ID:Z3DVa+5l
・・・陵辱は本編に入ってからのお楽しみです。
(ショタと百合絡みの逆レイープも練っておりますが、果たして・・・)

L・Tは未プレイの為、キャラの雰囲気作りに手間がかかるのでこれが
課題になりそうな感じであります(グー姉様や獣化カイウスネタも
使いたい所ですが・・・)

では、次の機会にて・・・。
231名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 06:23:54 ID:SIkxtPib
ここど初めてカイウスを見た気がする

それはそれとしてGJ!
232名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 22:39:02 ID:h5fzk9vI
丼兵衛さんめっさ久しぶりー!
しかしこれまたハードな展開ですな。続き期待しています。
233名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 14:07:44 ID:2QpP4ktE
また丼兵衛かよ・・・・さっさと死ね
つまらないんだよ
234名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 14:43:59 ID:DAq3gZAL
>>233おまえが死ねよ屑・・・これだから馬鹿厨房は困る。早く死にな
>>230GJ!続きがすげぇ楽しみだよ!
235名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 17:58:17 ID:LSE/p0xp
馬鹿に触れるなよ。
236名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 22:56:39 ID:wOkeYT7o
言いたい香具師には言わせとけ。
結局はGJの数が物を言うんだから
237名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 22:59:29 ID:Inf1rrik
丼兵衛つまんね
238名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 23:08:23 ID:IaqfurrG
GJだぜ
239名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 01:37:50 ID:ZXqL3o6s
デスティニーで投下。
百合注意。
ある日のリーネの村に一人の美女が現れた。
ウェーブがかかった紫の髪に胸元が開いた服…それはつい先日、スタン達に倒され自ら命を絶ったはずのイレーヌ・レンブラントだった。
彼女はリーネの村の一番奥へと歩みをすすめる。これだけの美女が現れたというのに、――しかも突然にだ――村人達は一向に彼女に視線をむけない。
まるで彼女がいることに気付いていないように………。
240名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 01:38:58 ID:ZXqL3o6s
「♪ふんふ〜ん♪〜〜♪」金髪をリボンでポニーテールにまとめ愛用のエプロンを着用しキッチンに立っている少女、リリス・エルロンは鼻歌を歌いながら夕飯の用意にいそしんでいた。今日は自分の祖父が羊の世話をしに出ている為、今家の中には彼女一人である。
「よ〜しできた、おじいちゃんを呼んでこよっかな♪」
上機嫌でいいながら火を止める。何故かおたまをはなさないまま祖父を呼びに玄関へ向かう。と、 コンコン、
扉がノックされた。
(おじいちゃんが帰ってきたのかな?)
そう思いながら扉をあける。
「は〜い、おじいちゃん?今あけるから……え?えっと…」
そこには自分の祖父ではなくやけに露出が多い服をきた美女がたっていた。
241名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 01:40:34 ID:ZXqL3o6s
「あなたがリリスさん…綺麗ね…」
「だ、誰ですかあなた…んんぅ!?」
突然現れたイレーヌがリリスを抱き寄せ唇を奪う。当然の事ながらリリスは抵抗するが、イレーヌの力は女性のそれとは思えない程に強くリリスを抱きしめている。
「ん…!ん!やめ…んんぅ…!」
抵抗をしている間に家に押し込まれ、壁際まで追いやられ肩を壁に押し付けられ腕を掴まれた。
…パタン、ガチャ。
扉がしまり何故かひとりでに鍵がしまる音がした。
カランカラン…!
手にしていたおたまが床に落ち音を起てる。
「ん、く…んぁ…!!」
イレーヌの舌がリリスの唇に入り込み中を蹂躙するようになめ回す。
逃げようとするリリスの舌をとらえ無理矢理絡ませ、唾液を送り込む。
静まり返った家の中に二人の吐息とピチュピチュという卑猥な音が響く。
242名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 01:41:58 ID:ZXqL3o6s
「ンク…ンク…!」
逃げ場がなくなった唾液がリリスの喉におちていく。喉を鳴らしながら唾液を飲まされていくリリス。エプロン姿の金髪の美少女が、谷間をみせ色気をふりまく紫髪の美女に唇を奪われ犯されようとしている。最高に卑猥で目を見張る光景である。
「んん…はぁ…はぁ…何するんですか!!」
程なくしてイレーヌが唇を離した。顔を真っ赤にそめたリリスとの間につぅ…っと光る糸が引いた。その糸を舌でなめながら自分を睨みつけるリリスに答える。
「私は…イレーヌ。よろしくねリリスさん…♪」
「ふ、ふざけないで下さい!何でこんな事…それに早く離して下さい!」
イレーヌの腕はまだリリスの腕をつかんでおり、もう片手らいつの間にかリリスの腰に回されていた。さっきから引き離そうと懸命に体をゆするが無駄な努力に終わっていた。むしろ体力が奪われていくだけであった。
「あらつれないのね?キスしたなかじゃない♪」
「な…!!」
「あなたの唇おいしかったわ…舌と舌をからめて…喉鳴らしながら私の唾液のんじゃって…可愛い♪」
「あなたが無理矢理のませたんでしょう!いい加減にしないと…人を呼びますよ!」
243名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 01:43:34 ID:ZXqL3o6s
まだほてった顔でイレーヌを睨みつける。しかし、心なしか瞳は潤んでおり唇はさっきのキスで艶やかな光を帯びていた。 「そんな顔でいっても…ねぇ?それに…あなただって嫌でしょう?女の人に襲われたなんて…皆に知られたくないでしょう?」
「う……いいから早く、離して家から出ていって下さい!!」
再び抵抗するも簡単に押さえ込まれ抱き寄せられてしまう。
「いやよ…あのスタン君の妹さんの体…彼を手に入れるのは叶わなかった…だからね、あなたを抱いて満足したいのよ…!」
「何いって…私をだく!?そんな事…」
「できるのよ…私はかつての天上人と同じ力を手に入れたの…だからこんな事もできる…」
「!!?」
自分に何かを押し付けられる感覚にリリスが下をみる。そこにはなんと、男性のそれのようにそそり立ちイレーヌの着衣をもりあげている何かがあった。
244名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 01:45:08 ID:ZXqL3o6s
「ふふ…あなたに触れていたらこんなになっちゃったわ…これであなたをよがり狂わせてあげる♪」
「い…いやぁ…誰か…おにいちゃん…!!」
搾り出すようにして出した声はいつも自分を守ってくれていた兄を呼んでいた。
「無駄よ…彼ならきっと今頃は外殻大地にいる。あなたを助けられはしないわ。さらにいわせてもらえば…この家の周辺に結壊を張らせてもらったわ…だから二人きりで思う存分楽しみましょ?」
いうがはやいかイレーヌはリリスを抱きしめたまま、寝室へ向かう。
その意図をよみとったリリスはあらん限りの力で抵抗する。
しかし、イレーヌの力の前には全く無意味で、さらに体力を使ってしまい息を荒くしながら連れていかれる。
245名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 01:46:12 ID:ZXqL3o6s
「はぁ…はぁ…あ!!」
寝室にくるなりリリスはベッドに押し倒された。すぐに立ち上がろうとするがその前にイレーヌの体がのしかかってきた。
「無駄だっていってるでしょう…」
そう言うとイレーヌは人差し指を突き出し詠唱をはじめる。
その詠唱が終わった時、リリスの両手は光る輪っかで頭の上で拘束される。
「昌術の応用みたいなものよ…これで…抵抗できないわね。」
「い、いや!!離して!ん…こんな!」
両手を動かそうとやっきになるが、その光の輪はびくともしなかった。
246名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 18:09:47 ID:LxDHH4bX
ワッフルワッフル
247名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 19:16:29 ID:V0euByzs
>>239
まずはsageてちょうだい。
248名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 22:29:26 ID:nHdNLOKI
本当に優れた作品はageやsageといった世界から完全に切り離された世界に存在する。
249名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 23:06:45 ID:Zf5E8DF1
例えば?
250名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 09:43:01 ID:/QZYeBs/
sage進行のスレでageればそれだけで厨と思われても仕方ないんだが。
251名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 20:56:47 ID:c5Cwws22
イレーヌのSSは貴重だし素晴らしかったんだが、sageてくれればなあ・・・・
252名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 21:26:49 ID:K8EQ54AB
ageだろうがsageだろうが、一度投下した作品は最後まで投下する信念を持って欲しい。
それだけ。
253名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 21:32:34 ID:SbOOHy5Q
一回長い間を置いたものが復活することは殆どないからな。
254名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 23:33:20 ID:+Q/nNAqq
すずちゃんが
抜け忍の二人組を発見し気配を消し後を付けていたが
実は既に気付かれていて敢えて気付かない振りをしていた
二人組が分かれ別々に行動し始め
その内の一人が人気の無い洞窟に入っていった為に始末するチャンスとすずちゃんが侵入するが
抜け忍の一人の姿は無く激しく動揺するすずちゃん
動揺し隙を見せてしまい油断した瞬間に背後にシュと何者かが着地した音がしたと同時に布で口を塞がれる
必死に抵抗するが力で子供が敵う筈がなく組伏せられ強烈な睡魔に襲われ眠ってしまうすずちゃん

気が付くとすずちゃんは全裸で縛られ身動き出来ず正面には卑隈な目ですずちゃんを眺める二人組が居て
激しい責めを受けるすずちゃん
最初はクールな無表情で軽蔑するが
寝ている間に大量の媚薬を飲まされていて
クールな無表情も五分と持たずに崩され来る筈の無いクレスに助けてと叫びながら悶え乱れるすずちゃん

エッチ未経験の少女に過剰な媚薬大量投与は効果抜群ですっかり快楽の虜になるまで堕ちるすずちゃん

その後にすずちゃんがどうなったかは誰も知らない
255名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 05:16:35 ID:e+EqIRft
>>254
これはGJ
256名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 01:37:04 ID:MkY+NnVg
>>254
すずハード
257名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 04:32:55 ID:Wd2JveA+
ロニハード
258名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 08:26:08 ID:18S3fQcE
ロリハード
259名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 15:28:25 ID:SUVQ4M7j

260名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 22:49:55 ID:1Xukb9jG
>>245
の続きに期待
261名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 21:12:57 ID:FV9+3GSJ
>>256-258
262名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 17:05:59 ID:AsNiOdk2
某大戦Wネタktkr
263腹黒屋丼兵衛:2007/05/12(土) 01:17:24 ID:ZQmdVl9W
スレ住人の皆様、今晩わ。
前回の続きを投下致します。

・・・今回はしっかりと本番ありです。
264腹黒屋丼兵衛:2007/05/12(土) 01:20:41 ID:ZQmdVl9W
1章「狂宴」

「カイル・・・」

リアラ・デュナミスは、寝台の上から鉄格子のはまった窓越しに月をぼんやりと眺めていた。
頭を上げると、首輪に付いている金具がかちゃりと鳴った。
薄桃色のワンピースははだけ、小振りの双丘とささやかな秘所を露わにしていた。

横を向くと、フィリア・フィリスがスタンに後ろから執拗に責め立てられていた。
スタンに突かれる度に、微かな喘ぎ声と共に、首輪がかちゃかちゃと鳴っている。
「あ・・・あ・・・、スタンさん・・・」
リアラと同じく、神官の衣は半端脱がされ、解けた髪が汗ばんだ顔にかかっている。
かつての神官としての清楚な姿など、微塵も感じられない淫靡さだ。
「フィリア、良いか?」
「いいです・・・スタンさん・・・」
スタンの逞しい身体に圧し掛かられたフィリアの瞳からは、細い筋が見えた。

リアラは内戦のさ中、はぐれた仲間を探しつつ、単独で逃亡していた。
結局、仲間と合流する前に運悪くレプリカに補足され、捕えられて王城に連行された
のだが、フィリアは王城が陥落した際に仲間達を逃がす為に身代わりとなって戦い、
その結果としてレプリカ達に囚われたのだった。
勿論、彼等がこの貴重な“戦利品”を放って置く筈が無かった。
レプリカ達はフィリアを捕えてすぐに、よってたかって彼女を押え込み、代わるがわる
陵辱した・・・その時の血の染みは今も、半端引きちぎられた彼女の白衣にこびり付いている。
その後も、捕えた彼女達の殆どをレプリカにせず、オリジナルの身体と心のままの彼女達
を陵辱するのだった。

元の仲間や通常の人間を“啓蒙すべき劣等人種”と見なしていたレプリカ(彼等自信は
“強化人種”と称していたが)彼等にとっては、彼女達の神性を冒涜し尽くす事が、
彼等にとっての娯楽であり強さの証明なのか・・・とリアラは思った。
もっとも、かつての仲間がきちんとした身なりで現れる時は、外見こそ同じであっても
内面は別の、あの忌まわしい存在になり変わっている事が常であった。
それを考えれば、果ての無い陵辱の方が自分で居られる分、良いと思えた。

―――この状況と、自らの身体はいつまで持つか、という点を別にすれば・・・。
265腹黒屋丼兵衛:2007/05/12(土) 01:23:10 ID:ZQmdVl9W
スタンは散々責め上げて、ぐったりしたフィリアを満足げに一瞥すると、リアラの元に
にじり寄ってきた。
「へへ・・・、始めはペタンコだったが、良い具合に育ったじゃないか」
後ろからリアラを抱き寄せると、彼女の双丘を持ち上げてぎゅっと掴んだ。
「ひゃう・・・」

スタンのみならず、レプリカ共はリアラやコレットを抱く時は、執拗に彼女達の
胸を揉むのだ。
・・・どうやら、小さな膨らみが気に入らないらしい。

そうこうしている内に、リアラの小さな身体にスタンの身体が覆い被さった。
「く・・・、キツイのも良いもんだ」
リアラのささやかな秘所に、太い剛直がいきなり深々と差し込まれた。
「ひっ・・・」
リアラは、捕えられた時には既に初めてでは無かったのだが、この義父の剛直は、彼女の
秘所に入れるには太過ぎた。
「ぎひっ・・・ひぃぃ!」
リアラは、臀部から伝えられる痛みに身体を仰け反らせた。
それでも、スタンは体重をかけて、尚も剛直を差し込んでくる。
「カイルのより良いだろう?」
顔に薄笑いを浮かべつつ、スタンは執拗にリアラを攻め続けた。
「くッ・・・締め付けが、きついなぁ!」
「ひゃぁうう・・・」
この責めに、リアラは身体が壊れそうな気がしたが、スタンも早々に果てた。
「顔にかけるぞ・・・、受け取れ!」
スタンは剛直を抜くと、ぐったりした2人の顔に白濁液を振りかけた。

「・・・すっきりした。明日も来るぜ」
満足した様子で2人を一瞥すると、スタンは衣服を整えてから牢獄を出た。
266腹黒屋丼兵衛:2007/05/12(土) 01:26:23 ID:ZQmdVl9W
スタンは戻る途中、他の牢では残りの男達が小柄な少女達を嬲っていた。

リッドは裸に剥いたコレットを、後ろから抱き抱える様に犯していた。
先程まで、コレットは小鳥のような声で喘いでいたが、今は失神している。
「お前等も、つくづく飽きないな」
「この子達も、満更でも無いみたいだよ」
クレスはクレスで、うつ伏せに倒したクロエ・ヴァレンスと交わっている。
2人の纏う、艶のあるタイツが艶かしくうねり、やがて硬直した。
「あ・・・、又出ちゃった」
一息付くと、クレスはクロエの唇を奪い、舌を這わせる。
「孕んでるんだろ、そいつ?」
「お腹が出ちゃってるし、母乳も出てるけどね。でも、“欲しい”んだって」
クレスは僅かに盛り上がったクロエの下腹部を撫で、硬く張った乳房を揉んだ。
「くぅぅ・・・」
乳臭い匂いと共に、タイツの胸元に染みが浮き出る。
「張ってて苦しいんだろ? 吸ってやるよ」
そう言うと、クレスは乳房に口付けをし、タイツ越しに母乳を啜った。
「くぅん・・・良い・・・です」
行為の余韻を愉しんでいたクロエは、新たな快感に身体を捩らせた。
「コイツのもたっぷり揉んだから、こんなに大きくなったぜ」
リッドは、コレットの乳房を両手で掴んだ。
掌に収まる程度だったコレットの双丘は、倍近くにまで膨らんでいた。

「それで、お嬢様方は?」
「いつもの部屋で、あの玩具で遊んでる」
「アイツ等も好きだねぇ・・・」

『英雄、色を好む』という諺がスタンの脳裏をよぎったが、それまでだった。
スタンは牢獄を出ると、飯を食いに食料庫に向かった。
267腹黒屋丼兵衛:2007/05/12(土) 01:27:36 ID:ZQmdVl9W
元は囚人の尋問部屋だった部屋の尋問台に、リオンが大の字に縛り付けられていた。
クーデター騒ぎのドサクサによって獄を出た彼もフィリアと同様、仲間を逃す為に
王城に踏み止まって戦い、奮戦空しく捕えられたのだった。

捕えられてからというものの、ヒロインに成り代わった連中の、リオンへの責めは男達の
それより遥かに陰湿で拷問めいたものだった。
彼女達は、リオンを赤子の如く扱い、食事(彼女達は“餌”と称した)の際には涎掛け
を付けて無理矢理匙で流し込み、下の世話まで無理矢理やる徹底振りだった。
それでも、リオンは自我を守って必死に耐えた・・・その意味でも、彼は英雄の中の英雄
だったと言えた。

殆ど光も差さず、貧弱な明かりだけの部屋のドアが開き、女が数人入ってきた。
皆、英雄の身なりにやつしていたが、瞳は濁ったレプリカのそれであった。
台に縛り付けられていたリオンは女達に気付き、絞り出す様な声で叫んだ。
「殺せ!」
しかし、女達は少年の叫びに冷笑を返しただけだった。
「あら、まだ抵抗する元気があったのね」
「リオンちゃ〜ん、おくちゅりの時間でちゅよぉ〜」
女の1人が注射器を取り出し、それを見るなりリオンの顔が恐怖に引きつった。
「嫌だ!!」
「暴れると痛いですよ・・・」
台の上の明かりに照らされた、白い法衣を着た少女・・・ミント・アドネードは懈怠な笑み
を浮かべた。
彼女の笑みは慈愛では無く、獲物を前に舌なめずりする獣のそれであった。
ぷすりと、リオンの腕に針が差し込まれ、液体が注入された。
「あ・・・、ぎゅ・・・ぐぅぅぅ!」
リオンの身体はびくびくと痙攣し、彼の剛直がタイツ越しにそそり立った。
それを見計らうと、女達は下穿きを脱ぎ始めた。
「それでは、私から・・・」
ミントはショーツを下ろすと、蜜を垂らした秘所を剥き出しになった剛直にあてがう。
「くふっ・・・」
法衣の胸元をはだけて片方の乳房を露出させると、胸元をリオンの口元に当てた。
媚薬で意識が朦朧としたリオンは、求められるままに桃色の蕾を咥え、口に含んだ。
ミントのこの姿は、かつて彼女が有した清らさとは似ても似つかなかった。
こうして、ミントはリオンに圧し掛かり、荒い息を吐きながら腰を上下させた。
「あぅ・・・う・・・、リオンさんっ・・・イクぅ!」
「ぐぅ!」
リオンの身体を抱き寄せたまま、ミントの秘所は剛直から精を搾り取った。
「あ・・・あぁ・・・」
「ふぅ・・・、いつもながら、実に良いモノをお持ちですね」
果てたリオンの頬に唇を寄せると、軽く口付けをした。
「次は、私ですよぉ」
ミントが退いた後に、今度はグリューネが跨った。
レプリカ化しても、口調は相変わらずだ。
「もうちょっと空いてる上玉が残ってりゃ、こうして待たなくて済むんだけどね」
そう言うなり、ルーティはノーマ・ビアッティと口付けを交わした。
ようやく唇を離すと、ノーマはぽつりと呟いた。
「・・・セネセネとリッちゃんは勿体無かったな」
「アタシも、マリーが居たら良かったんだけど・・・ね」

世界の大半を統べるまでに至ったレプリカ達は、救い様の無い病に冒されていた。
―――「傲慢」と「空虚」という病に。
268腹黒屋丼兵衛:2007/05/12(土) 01:34:22 ID:ZQmdVl9W
そこは、夜の帳も落ちた郊外の野営地だった。

「止めてよぉ・・・2人共、どうしちゃったんだよぉ!」
必死にもがくジーニアス・セイジの目の前では、凄惨な光景が繰り広げられていた。
クラトス・アウリオンが、黒い燕尾の付いた騎士の服を赤黒く染めて喘いでいた。
その前では、ロイド・アーウィングが剣先をクラトスに突きつけていた。
「息子よ、何故・・・」
「後で会おうね、父さん」
そう言って、ロイドは実の父に止めを刺した。
「ロイド、首尾は上々ね」
灰色の髪を掻き分けながら、リフィル・セイジが林の中から出てきた。
「流石は先生、こんなに上手く引っかかるとは思わなかった」
剣に付いた血糊を拭うと、ロイドはリフィルに笑みを投げかけた。
ロイドの、何処となく懈怠な笑みを見て、ジーニアスの背筋に悪寒が走った。

―――何かが違う。少なくとも、僕の知ってるロイドじゃない。

「こっちは駄目ね。アホ神子と巨乳女は相打ちだったわ・・・あれじゃ再生は無理ね」
ジーニアスは、この3人が王都から戻ってきた時から、何かがおかしいとは感じていた。
姿形は同じだが、何か様子が変だ。
気付いた時には、ロイドに押さえ込まれて縛り上げられていた・・・という訳だった。
彼の傍には、縛られた上に口を布切れで塞がれたコレットがぐったりとしている。
「おい、状況は」
何処からともなく、男達がやって来た。彼等も奇妙な目付きだった。
「2体は捕まえたけど、他の2体は駄目・・・後の2体は待ちって所だな」
「分かった、・・・女と死体は持って行く」
「俺は、それまで先生と宜しくやってる。ジニは・・・後で連れてくかな」
こうして、荷駄を扱う様に抱えられたコレットは王城へと連れ去られた。
269腹黒屋丼兵衛:2007/05/12(土) 01:35:34 ID:ZQmdVl9W
「さて・・・と、先生。一息付いた所で一発やろうか?」
「いいわね」
ロイドとリフィルは、抱き合うなり激しく唇を合わせた。
リフィルは唇を舐めると黒いタイツを下ろし、ロイドは圧し掛かった。
ジーニアスは赤面し、重なり合う2人から顔を背けた。
実の姉と親友が、目の前でいきなり交わり始めたのだから無理も無い。
「先生、ジニも混ぜてやろうぜ」
「そうね」
姉は弟の半ズボンに手を掛けると、歳相応の剛直が剥き出しにした。
「ひっ・・・」
怯えるジーニアスを他所に、リフィルは剛直を咥え込んだ。
舌使いで先端を咥え上げ、突起を唇で包んで吸い上げる。
この責めで、縮み込んでいたジーニアスの剛直はそそり立った。
「ジニと先生が頑張ってるなぁ。・・・俺も、っと!」
ロイドはいきり立った剛直を、後ろからリフィルに深々と突き立てた。
「んふっ!」
リフィルはジーニアスの剛直を責め、ロイドも後ろからリフィルを突いている。
「ははぁ、出るぜ!」
「出る・・・よぉ!」
とうとう、2人の剛直から白濁液が噴き出し、リフィルの顔と秘所を白く汚した。
「2人共、元気が良い事ね」
白濁液を端正な顔に受けたリフィルは、口元に垂れてきた雫をぺろりと舐めた。

「連れてくのは面倒だな・・・ここで処理して持ってくか」
ロイドの剣先が、ジーニアスの喉下に突きつけられた。
(どうして、こんな事になってしまったのだろう?)
「ロイド・・・どうしちゃったんだよぉ」
そう言うと、ジーニアスは涙を零した。
「俺は生まれ変わったのさ、ジニ」
そう言って、ロイドはにやりと笑ったが、彼本来の快活なものとはかけ離れていた。

―――すり替えられた。

ジーニアスの脳裏に、何故かその言葉が浮かんだ。
剣先がジーニアスの喉に触れた時、ロイドの背後に斧の切っ先が振り下ろされた・・・。


「わぁぁぁぁぁぁぁ――――!!」
ジーニアスは寝台から飛び起きた。
大きく息を吐いて横を見やると、プレセアが微かな寝息を立てている。
(あの夢だ・・・)
ジーニアスはロイドに殺される寸前、間一髪で駆けつけたプレセアとリーガルに
助けられたが、余りに苦い勝利だった。
・・・少なくとも、あの直後に起こった事は思い出したくも無かった。

こうして、あの夜の惨劇は悪夢となって、今もジーニアスを苦しめるのだった。
・・・もっとも、こうした心の傷は、ジーニアスに限った事では無かったが。
270腹黒屋丼兵衛:2007/05/12(土) 01:43:06 ID:ZQmdVl9W
さて、次回は・・・濃密なティア陵辱ネタをぶち混んでみようかと。
(実は、今回のクレス×クロエネタが一番のお気に入りです・・・)

では次の機会にて・・・。
271名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 02:45:39 ID:CD4ZT5Zf
丼兵衛さんGJ
グロさが少なくて読み易いので貴方のテキストはお気に入b
272なんと:2007/05/12(土) 04:57:13 ID:heGm1MIL
どうも、なんとといいます。名前?適当です。(マテ
今回初投稿なんでお手柔らかにおねげぇします。(というか2chのカキコが3回目くらいか?)
一応D2で主人公バルバトスですが、正直キャラとか世界観が崩壊しちゃってます。
他の世界(作品)とか行きまくりなんで嫌いな人がいたら注意してください。
273なんと:2007/05/12(土) 04:59:39 ID:heGm1MIL
「むうぅぅ………」

 ここはデータの世界。

 データというかストーリー上出番が無くなった(つまりは死んだ)キャラが呼ばれる場所。

 ストーリー上の重要なキャラのみが招かれる特別な部屋に、とてもとても低い声が木霊する。

「ぶるああぁぁぁあぁぁぁぁ!!!!!」

 周りに人がいれば、それこそ鼓膜が破れそうなくらい大きい声が轟く。

「くそぅ…なぜだ…なぜ俺は勝てないッ!?」

 先ほどからじたばたしたり叫んだりしているこの男。

 名を『バルバトス・ゲーティア』と言う。

 世間ではさまざまな通り名を持つ彼だが、非常に困っている。というか、悩んでいる。

 悩み事事態は複雑ではない。その解決策が見つからなくて悩んでいるのだ。

 その悩み事とは、『カイル・デュナミスとその仲間達に勝てない』というもの。

 最初は楽だった。むやみやたらとグミやらボトルやらを使ってくれるおかげで、

『アイテムなんぞ使ってんじゃねぇ!!』

 という反則気味なカウンター技が使えたからだ。

 しかし時が経つにつれ、だんだんと姑息な手を使ってくるようなってからはもう散々。

 まともに動きをとらせてもらえず、ひどい時はワンコンボで殺される時もある。

 データの存在なので、消えるということは無い。

 しかし、登場回数が増えるごとに自分が弱くなっていく気がしてならない。

 バルバトスにとっては、それがこの上なく屈辱だった。

 もちろん、彼が何もしなかったわけではない。

 必殺技だって開発したし、能力の底上げもした。

 でもダメだった。どうやっても『SB+POMコンボ』は打ち破れない。

 このままでは永遠に負け犬キャラになってしまう。

 それは彼のプライドが許さなかった。
274なんと:2007/05/12(土) 05:01:25 ID:heGm1MIL
 落ち着きを取り戻し、『カイル・デュナミス』を倒す作戦を考えていると、いつの間に呼び出されていたのか、見慣れた女性が目に入った。

 彼女の名は『エルレイン』。この世界でも屈指の能力を持つキャラである。

 しかしその彼女ですら、『SB+POMコンボ』は打ち破れないのだ。

 彼女もまた策を練っているようだったので、近づいて様子をみてみる。

 どうやら本を読んでいるようである。彼女の周りには見たことも無い本が散らばっている。

「……あら、何か用ですか?」

 本に没頭していたエルレインが振り返る。

「いや…何をしているのかと思ってな。」

「これはいくつもの世界に存在し、共通する『本』です。もしそうなら、どの世界にも共通する特徴があるはずです。」

「ふむ」

「ならば、人間の得意分野、もしくは弱点などが書かれている可能性もあることがわかりますね?」

「なるほど…お前の思いつきそうな事だ。」

 ちょうどバルバトスの足元にあった本を拾い上げて、見せる。

「例えば、これは『絵本』というものです。主に幼児向けの本ですね」

 エルレインに半ば強引に本を押し付けられ、しかたなくパラパラと流し見てみる。

 特に何の特徴も無い、バルバトスには縁のない物だった。

「ふん…お前の勧めるものにロクなものはないな。」

 絵本を適当に放り投げ、自分の目で見て探す。

 これでカイルを倒せる策が見つかれば苦労は無いのだが、だからこそ、エルレインもこうしてその道を模索しているのだ。
275なんと:2007/05/12(土) 05:04:28 ID:heGm1MIL

 ふと、他の本とは明らかに異質の本を発見した。

 普通のものより薄っぺらく、紙質もそれほどよくはない。

 ただなんとなく。そう、ただなんとなく。表紙に移っている女の子が気になった。

 年齢は12〜18くらいで、『少女』という印象が強い。

 バルバトスは初めて悪寒というものを感じた。

 この紙一枚をめくれば、二度と戻ってこれない。そんな気がした。どこから、とかそんなことは分からない。ただ、本能的にそう感じた。

 しかし、これも打倒カイルの為、と意を決し、ペロリと表紙をめくる。
276なんと:2007/05/12(土) 05:07:09 ID:heGm1MIL

「……………………………」

 しばらく空いた口が塞がらなかった。

 なんと、そこには小学生の少女が陵辱されている絵が描かれているではないか。

 無論そちらの行為に興味が無かったわけではないが、『幼い』『少女』に対してそんなことをする気は全く無かった。

 ひと通り読み終わり、その本を床に置く。

 エルレインはというと、どうやらバルバトスに本のありがたみについて説いているようだった。←in her world

 だが、そんなことはバルバトスにとってはどうでもよかった。

 先ほどの本と同じオーラを放つものを、その肉欲に満ちた邪眼で探し当てる。

「(そこかぁぁぁ!!)」

 心の中で無意味な叫びを上げながら対象の本を手に取り、開く。

「(こ、これはっ!?)」

 そこにはまたしても少女が犯されている絵が。

 しかも今度は男のモノではない。いわゆる『触手』というヤツだ。

 未だかつて無い興奮に震えていると、エルレインがバルバトスの行動に気付いた。

「ん…? ああ、それは『同人誌』ですね。」

「? 『ドウジンシ』、だと?」
277なんと:2007/05/12(土) 05:08:27 ID:heGm1MIL

 エルレインは自身の本を読みながら解説する。

「それは、主に男性が妄想力をフルに稼動させ、特定のキャラクターに自分の思いついたストーリーを辿らせるものです。」

「ふ、ふむ…それで?」

「本来のストーリーでは成し得ない展開を具現化することで、さらにその作品を楽しむことができる、というものです。」

「な、なるほど…」

「ただ、それは建前の話。実際には、好きなシチュエーションでキャラクターをHな目にあわせる、といったものが多いでしょう。『それ』みたいに
ね。」

「……………」

 バルバトスは黙り込んだまま動かない。

「? どうしたのです?」

 珍しく黙っているバルバトスが気になったのだろう、視線をバルバトスに向けた。

「いや…なんでもない」

 本を地面に置くと、バルバトスは与えられた自室へ転移していった。

 その時の彼の顔は、歪んでいた。

 そう…彼は道を踏み外した。禁断の道へと進んでしまったのだ。

 こうしてバルバトスは称号「○○○○?」を手に入れた。
278なんと:2007/05/12(土) 05:15:37 ID:heGm1MIL
ひとまずここまで。

読んでくれた人ありがとう!
というか小説書くのも初めてなんで文脈とかおかしいかも。
続きは今日の夜あたりにでもうpします。
ああ、ちゃんとエロも入ります。…俺は童貞だけどねorz

ではでは。
279名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 16:05:46 ID:wTwORafg
>>なんと氏
乙。とりあえず童貞とか書かないほうがいい。
後で死ぬほど恥ずかしい思いをするから。
まぁ、もう遅いけど。。
280なんと:2007/05/12(土) 18:50:46 ID:heGm1MIL
>>279
あちゃ…そう言われただけで恥ずい。まぁスルーの方向で。

では続きを投下します。世界はジアビス、キャラはアニスです。
281なんと:2007/05/12(土) 18:52:09 ID:heGm1MIL

「はぁ〜…マズったなぁ…」

 人々に恐れられている『イニスタ湿原』。
 そのド真ん中に佇んでいる少女が一人。

「なんでこうもツイてないのかな〜…あたしって…」

 彼女はオラクル騎士団・導師守護役(フォンマスターガーディアン)所属『アニス・タトリン』総長。よく咬む。
 そもそもなんで彼女がこんな所にいるかというと…

「いくら放浪の旅とはいえ……」

 プルプルと小さな体が震える。

「こんな所まで旅しなくていいじゃん!!」

 ルーク一行はアテの無い旅をしていた。ガイが突然「旅に行きたい」と漏らしてしまったためだ。
 ルーク・ジェイドの二人は勝手に盛り上がり、ヴァンのことなども完全に忘れ、旅立った。
 いくらヴァンを軽くあしらえるとはいえ、流石に男性陣だけの旅はしのびない、ということで結局女性陣もついてきてしまったのだ。

 で、船を乗り継いだりしながら世界一周を目標に旅を続けて一週間。
 たどり着いたのがここ、『イニスタ湿原』である。
 ここは環境があまり人間によくない。そのせいで普段は人は出入りしていない。
 なにより、『危険』なのである。
 いくら彼女達が強くなっても、およそ人間に勝てる相手ではない。それぐらい『ベヒモス』は強いのだ。
282なんと:2007/05/12(土) 18:55:26 ID:heGm1MIL

「…うわ〜…また近づいてきてるし…」

 出来るだけ岩陰に体を隠しながら移動する。
 見つかってしまえばあとは逃げるしかない。
 本来ならヤツの苦手な花を持っているのだが、今道具を管理しているのはジェイドとティア。
 アニス本人ははぐれて迷子。おまけに相棒のトクナガも運悪くジェイドに預けてしまっている。
 というより戦闘用の道具類は一切持っていない。

「ホンッッッット、ツイてないよ…」

 なぜなら――トイレ中の出来事だったからである。
 アニスが用を足そうと岩場に隠れてスカート中に手に入れた瞬間『ベヒモス』が現れたのである。
 しかも運悪く他のメンバーとの間に割り込まれてしまった上に狙いはアニス。もっぱら打つ手なし。
 そのまま湿原の中を逃げ回り、かれこれ1時間。未だにジェイド達には合流できていない。

「はぁ〜…どうしよ…」

 歩き疲れ、適当な場所に腰掛けようとした時だった。

「おっ! なんか女の子がいるぜ!」
「マジ!? うはwww俺らついてるジャンwww」

 頭に頭巾、手にはやや長めのナイフ。どうやら盗賊のようだ。どうせ湿原のお宝目当てだろう。休む暇も無い。
 相手は二人組で、こちらは戦闘道具無し。ならば逃げるだけだ。

「さよならっ!」

 ぱっ、と立ち上がりダッシュ。

「あ! コラ待ちやがれ!」
「逃がすか!」
283なんと:2007/05/12(土) 18:59:05 ID:heGm1MIL

 五感を研ぎ澄まし、周囲に仲間がいないことを確認する。

「イッエーーイ! フォンマスターガーディアン所属、アニス・タトリン総長、しょーーーりっ!!」

 誰もいないあさっての方向。に向かってピースしたりガッツポーズしたり。ついさっきまで走っていたのに元気である。
 実のところ、結構危なかった。
 アニスが振り返った地点から約15メートルの場所。
 そこは大きな岩で完全に行き止まりだったのだ。

「ふぅ…さて、結構派手にやっちゃったし、アレが来る前に移動しよっと。」

 大きく2度深呼吸してから歩き出すアニス。
 しかし、警戒もせず盗賊の横を通り過ぎようとしたのは完全なミスだった。

「――えっ?」

 足が、動かない。
 倒れていたはずの盗賊の片手が、アニスの足首を掴んでいる。

「えっ…な、なんで…」
「あー、危なかったぜ…まさか譜術が使えるとは。よいしょっ、と」

 結構元気に立ち上がる盗賊。アニスは目の前の現状を理解できずに立ち尽くしていたので無条件で捕まってしまった。
 間違いなく手ごたえはあった。二人の様子からしても間違いなくHPは0のはずである。

「俺ってついてるなぁ〜! コレだよ、コレ!」

 そういって腰のポーチから取り出したのは、木っ端微塵に砕け散った女神の像だった。

「ま、まさか、リバースドール!?」
「アニスちゃんと会うちょっと前に見つけてね。まさかこんな形で使うことになるとは…」

 ちゃっかり名前まで覚えられている。まぁあれだけ大きな声で叫べば当然だが。
284なんと:2007/05/12(土) 19:01:56 ID:heGm1MIL

「さて…そろそろお仕置きといこうかね、アニスちゃん♪」

 ポーチの中から液体の入ったボトルを取り出し、相棒の体に振り掛ける。
 すると、まるで何事も無かったかのようにむくりと立ち上がった。

「あぁ…痛かった…全く、やってくれるぜ。」

 アニスはなんとか逃げようと暴れるが、いかんせん体が小さいため、なんの意味も無い。

「おやおや…そんなに暴れると、スカートの中が見えちゃうよ?」

「――っ〜〜〜〜〜!!!」

 顔を真っ赤に染めるアニス。

「紺色かぁ! なかなかイイ長め…!」

 下から覗き込む盗賊。ちなみに覗いているのはやや太り気味なほう。
 その瞬間ぶちっ、というゴムが切れた音がした。ゴムなんてどこにもないが。

「何してんのよこのヘンタイっ!!」

 うまい具合に位置調節したアニスのキック(つま先)が喉元にヒット。倒れて呼吸が極端に薄くなった。

「(この服装はアタシが選んだんじゃないもん! あんの人はぁ〜…!!)」

 アニスの中でグランコクマ皇帝陛下の評価が下がった。
285なんと:2007/05/12(土) 19:03:20 ID:heGm1MIL

「あらら…ホンッとに手間のかかる嬢ちゃんだな!」

 アニスを吊り上げていたもう一人が、岩もとへ投げ飛ばす。
 ダン、と決して聞き心地の良くない音。

「っ!! いっ……たぁ…」

 衝撃が強すぎたのか、すぐには立てなさそうだった。
 影がアニスの前に伸びる。
 アニスが痛みに顔を歪めながらも見上げると

「………」

 男のモノである。

「さ、舐めてもらおうか。」

 やや不機嫌な顔と声色だ。
 やはり先ほどの相棒へのキックが気に障ったのだろうか、雰囲気が若干変わっている。

「………」

 アニスは黙って男を睨みつけた。
 直後、アニスの耳スレスレのところを拳が通る。
 衝撃に耐えられなかった破片がパラパラと地面に落ちていく。

「…ぁ……」
「さぁ、舐めてもらおうか?」

 口調こそ気楽だが、表情は笑っていない。
 アニス自身は彼らを侮ってはいなかったかもしれない。
 ただ、彼らは本気では無かった。その力の一端ようやく表しただけかもしれない。
 もはや考えるまでも無く、アニスには男に従う以外に選択肢は無かった。
286なんと:2007/05/12(土) 19:04:49 ID:heGm1MIL
ちょっと休憩入ります。
287なんと:2007/05/12(土) 21:01:16 ID:heGm1MIL

「ん…ん、んく、あむ…」
「ははっ! 意外とうまいじゃねぇか。まさか処女じゃないってことはないよなぁ?」
「んはっ! んん、はむ…」

 ちゅぱっ、ぺちゃっ、じゅっ、じゅぶっ。

 見た目からは想像もつかないほどのテクで、全体を愛撫するかのように舌を這わせ、男のモノを攻め立てる。
 すでにアニスの口周りは唾液と先走り汁でベトベトになってしまっている。

 アニスは答えないが、実のところ処女ではない。
 両親を盾に、いろいろとやられた過去がある。
 その時の経験で分かったことは、「さっさと終わらせる」ということだった。

 無駄に話していると、奉仕の時間が長くなることを身をもって体験していた。
 だからこそ身についたテクニックなのだが、褒められてもうれしくない。
 今だって、早く終わらせたいが為に本気で相手をしているのだ。
 だが本音を言ったところで状況がよくなるわけでもなく、ただひたすら行為に没頭するしかなかった。

「ふむっ、あむ、んっ、んあっ! …はぁっ、んむっ!」

 じゅぼっ、べちゃっ、じゅっ、ぺちゃっ。

「うおっ! くぁ…アニスちゃん、フェラうまいなぁ〜! だんだんノッてきたかな!?」

 突然男が腰を動かし始める。

「んぐっ! んんっ! んっ、ぐっ、はっ! んむぅ!!」

 腰の動きに合わせてアニスも顔を前後に振り出す。

「んむっ! んんっ! んっ! むっ! んっ!」

 アニスも男も徐々にペースを上げている。

「くっ! じゃ…そろ、そろ、いく…ぜっ…! ちゃんとっ、飲めよっ!」
「んぶっ! んぶ! 」

 じゅぶっ! べちゃっ! じゅぼっ! 

 アニスもペースを最高まで上げ、男を絶頂へといざなう。

「…くっ、出るッ!」
「んむっ! んんんん!」

 男のモノがアニスの口内ではじけ、精液が射出される。

「んっ…んくっ…」

 とにかく苦い。だが、男に飲めといわれた以上、飲むしかない。
 長い時間をかけ、ようやく最後のゴクン、という音が聞こえた。

「っっ!! はぁっ! はぁっ! はぁっ! んっ…はぁっ…」

 頬は真っ赤に染まり、息も上がっている。

「ようし…ちゃんと飲んだな?」

 こくりと頷くと同時に、先ほどまで倒れていた太っているほうの男が起き上がった。
288なんと:2007/05/12(土) 21:03:50 ID:heGm1MIL

「あぐ…くそっ、なんでこんな――」

「『ガキんちょ』にっ…!」

 ぷちん。

 リミッター第一段階解除。

「お、ようやく起きたか。だが、アッチの技術は大したモンだぜ? そこいらの女よりはるかにうまかったぞ? まだ『ガキ』だってのに。」

 ぶっちん。

 リミッター第二段階解除。

「なっ!? もうしたのか!? くそう、この『ガキんちょ』は俺が一番にヤろうと思ってたのにっ!」

 ぴーーーーーーーーーーーーーーー。

 リミッター第三段階解除。

「フフフフフフフフフフ……」
「「ん?」」

 二人が同時に振り向いた。

「アハハハハハハハハハハハ!!」

 声の主はアニスだ。壊れたように笑っている。

「おやおや、壊れちゃったのかな〜?? んじゃ今度は俺が――」

 ふとっちょがアニスに触れようとした瞬間。
289なんと:2007/05/12(土) 21:05:17 ID:heGm1MIL

 ピキィィィィン!

 アニスの眼が光る。音は表現ではなく、マジで。

 ふとっちょの、その先の言葉は続かなかった。
 アニスによって、阻まれたから。
 指があと5センチまで接近した瞬間、オーバーリミッツ発動。
 しかも、発動時の衝撃をキャンセル。

『いぃぃやろぉテメェブッ殺ぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉおおぉぉおぉおぉぉす!!!!!!』

 バキッ! ドガッ! ブゴッ! ガキッ! ベゴッ! ヌチャッ! ベチョッ!

「……いや、音おかしいだろ。主に後半。」

 謎の擬音が混じった殺撃舞荒拳。その最後のフィニッシュ。

「なんで…奥義無しで秘お――」

「だぁぁぁあぁまああぁぁぁれえぇぇぇぇぇぇえっ!!!!」

 大爆発。

「ぎゃあああぁぁぁあぁぁぁ」

 ふとっちょは空高く飛んでいった。

「あ〜あ…」

 呆然とするアホが一人。

「って、なんでトクナガがいないのに打撃ができ――!?」

 アニスは振り返った場所にはいなかった。
 代わりに上方から眼を光らせた『神』が。

 ドスン!!
 重く、耳鳴りがするほどの衝撃によって男が上空に打ち上げられる。

「うおあああああっ!」

 そしてアニスの足下には譜陣が展開されている。

「黙れっていったよね♪」

 男が聞いたアニスの声の中で、一番さわやかな声だった。

『十六夜天ぶぅぅるぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁ!!!!!』

 男は声を発する前に、星になった。
290なんと:2007/05/12(土) 21:08:12 ID:heGm1MIL

 ひゅ〜………どすん。
 長い時間をかけ、ようやく空から死体が(死んでないが)落ちてきた。

 アニスは先ほどの恨みを晴らすことを思いつき、ニヤリと笑みを浮かべた。

「さ〜ってと! 敵を倒したらやることは一つ!!」

 そう言って死体(違う)に近づくと、ナイフを取り出し慣れた手つきで剥ぎ取り始める。
 シャク、シャク、シャク…
 ドゥドゥドゥン!

「…ライフボトル…」

 パーティ一人では全く意味のない物だった。

「ええいっ! 次!」

 シャク、シャク、シャク…
 ドゥドゥドゥン!

「メイス…しかもこれ、オモチャ…?」

 なんの戦力にもならなかった。

「……まぁ無いよりはマシ…だよね?」

 不満だらけの剥ぎ取り内容ではあったが、とりあえずその場を離れた。
291なんと:2007/05/12(土) 22:15:07 ID:heGm1MIL


 少し離れたところにある泉。この湿地帯では唯一キレイな水だった。
 そこで顔を洗い、うがいなども済ませる。

「はぁ…」

 さっきのことを思い出したのか、頬がほんのり赤い。

「んっ…なんで…私…」

 息が荒い。

「また…こんな…にぃ…はぁ…」

 体が熱い。

「ふあ…あぁ…んんっ」

 体が火照る。

「あぁん…やぁ…だめぇ…」

 弱々しい声。
 しかしその手は確実な意思を持って、胸と秘部に触れている。

「こんな…ところでぇ…らめぇ…なのにぃ…」

 すでに呂律が回らなくなっている。

「らめ…なのに…んぁ…はぁ…」

 胸と秘部、触れている手は、もはや触れているなどというレベルではない。
 胸の手は尖った乳首を痛くないぎりぎりの力で摘んでいる。
 秘部は下着が愛液ですでにびちょびちょになっており、逆にイヤらしい音を奏でている。

「もう…らめぇ!」

 理性のタガが外れたのか、もはやすでにフォンマスターガーディアンなどではなく、一人――いや、一匹のメスに過ぎなかった。
 すっかり顔は蕩けきり、胸を弄っていた手で下着をずらし、秘部弄っていた指はアニスのナカへと入っていった。

「ふぁあぁあぁ! い、イイ! 気持ちイイよぉ!」

 ぐちゃっ、ぐちゃっ、にちゃっ。
 イヤらしい音がこれでもかと周囲に響き渡る。

「はぁん! らめ! らめぇ! イク! イッちゃうううぅうぅぅぅっ!!!」

 周りに誰もいない湿原の片隅で、一人アニスは果ててしまった。
292なんと:2007/05/13(日) 00:10:02 ID:sS7OmMTH

「あ〜…ここどこぉ〜?」

 アレから1時間くらい経っただろうか。一向に仲間が見つからないでいる。
 だんだんと、疲れもたまってきた。
 遠い目をしながらトボトボと歩いていると、岩と岩の間に橋が掛かっている。

「出口!? やったぁ〜!」

 うれしさで走り出す。
 が、数歩で足を止める。

 みんなはどうしているのだろうか?
 まだこの湿原内で探してくれているのではないか?

 5分程唸ってから、結論を出した。

「よしっ! 街まで戻って情報収集!」

 なにせ防具が無いのではモンスターに襲われたら大変だ。ガルドの稼ぎ方くらいならいくらでもある。
 そうと決まれば行動は早い。
 再び足を動かす。
 その直後。

 ズン ズン ズン ズン

「…マジ?」

 ベヒモスだ。
 しかも出口に行こうとすると100%視界に入ってしまう位置にいる。

「どうしよう…?」

 残念ながら、装備があったとしても一人で敵う相手ではない。
 今の状態では時間稼ぎも厳しい。

「………」

 ただ、アニスは一刻も早く湿原から出たかった。
 その想いがアニスの眼に光を宿らせた。

「(よし…!)」

 岩場に隠れながら譜術を開始する。
 上級の譜術だけあって詠唱時間も長いが、それくらいでないとベヒモスには効果が無いだろう。
 十分な詠唱はした。
 これだけ溜めができれば言葉の詠唱は要らない。
293なんと:2007/05/13(日) 00:12:02 ID:sS7OmMTH

 作戦は隠れながら譜術を喰らわせ、ベヒモスを現在の位置から離れさせる。
 その隙に出口へ直行、というものだ。

『ブラッディ――ハウリング!!!』

 突如ベヒモスの足元に現れる漆黒の渦。
 そこから闇の吹雪が上方に吹き上がる。

「グゥゥオォオオォォ!!!」

「よし…少しは効いてる…なら次――」

 次の詠唱は、無理だった。
 アニスが隠れている大きな岩。それがベヒモスのパンチによって砕かれた。

「きゃあぁぁあぁああ!!!」

 危機感に動かされ、走り出す。
 もうこの場所はばれているのだ。ひたすら逃げるしかない。

「はぁっ! はぁっ! はぁっ!」

 後ろから迫ってくる巨体。
 必死に逃げるアニス。
 しかしベヒモスはその巨体に似合わず、凄まじいスピードで追いかける。

「くっ…!」
『……くらえ!――光の鉄槌!!』
『リミテッドっ!!』

 アニスの中で最も詠唱が早い譜術を叩き込む。
294なんと:2007/05/13(日) 00:13:18 ID:sS7OmMTH

 ガスン!

「グォォォォォォオォォ!!!!」
「効いてない〜!!」

 直撃だったが、ベヒモスは気にもとめず追いかけてくる。
 威力が低すぎるのだ。

「はぁっ! はぁっ!…えっ!?」

 何も考えられずただ闇雲に逃げていたのが仇となった。
 完全に行き止まりだ。
 後ろを振り向くと、行き止まりであることを無視して突っ込んでくるベヒモスが眼に映る。

「………」

 ここで…終わり?

 アニスは自問自答する。しかし答えは出ない。
 自分に出来ることはもう無い。

「…みんな…大佐ぁ…イオン様ぁ…!」

 もうベヒモスは目の前。
 アニスは固く眼を閉じ、心の中で仲間へ別れの言葉を告げた。

 そしてアニスの小さな体は巨体に吹き飛ばされ、意識を失った。
295なんと:2007/05/13(日) 00:15:17 ID:sS7OmMTH

「……え?」

 光を感じ、自分の隣を見てみる。
 そこには白い光が歪んで渦を作っていた。
 そして、そこから人影が見える。

「な…なに、これ…?」

 渦からはさらに光が発せられ、思わず眼を瞑ってしまった。

 10秒くらいは眼を瞑っていた。光が弱まったのを朧げに感じ眼を開けると、光は完全に消えていた。
 渦が出来る前と違うのは、目の前に男がいたということだ。
 その男は右手に豪快な斧を持ち、青い長髪をなびかせている。

「ククク…この程度か、野獣よ…早く立つがいい…」

 まるでベヒモスを挑発するようだ。
 あまりに無謀すぎる。
 ベヒモスは真っ当な人間が勝てる相手ではない。
 だが、前後関係からして、この男がベヒモスを吹っ飛ばした、ということ以外は考えられない。

「あ、あのっ…」

 恐る恐る話しかけてみる。
 すると先ほどよりほんのちょっぴり柔らかい声で、アニスを見ずに言った。

「…少し待っているがいい…」
「………」

 なんとなくだが、顔が想像できた。多分王子様ではない。アニスは女の勘で理解した。
 見てくれもなんだかゴツゴツしているし、声も相当低い。一見すると悪者だ。
 ただ、自分を助けてくれるということは明白のようだ。
 事実、男はアニスをかばうようにして仁王立ちしている。

 やがて、ベヒモスがゆっくりと起き上がる。
296なんと:2007/05/13(日) 00:16:25 ID:sS7OmMTH

「グゥウゥゥウゥゥウゥゥゥゥ…」
「ふん…どうした? 早くかかってこい…」
「グゥゥゥウゥゥ…グゥアァァァァァァァアァァ!」

 雄たけびをあげるベヒモス。その衝撃は凄まじく、アニスの体が倒れてしまうほどだった。

「はうあっ!!」

 顔から地面に突っ込みそうになるアニスを支える、異様に大きい手。

「…大丈夫か?」
「は…はい…」

 予想どうり、顔は悪かった。
 ただ、自分の味方であることは明白だったため、それほど恐怖心はわかなかった。

 不意に、ベヒモスが譜術の詠唱を始めた。

「はうあっ! 超ぴんちっ!」
「―――ッッ!!!」

 凄まじい勢いで男の目が開かれる。
 そしておよそ人間には不可能なスピードで振り向き、

「――晶術なんぞ使ってんじゃねぇっ――」
『エア・プレッシシャァァァァ!!!!』

 地面に亀裂が走る勢いで手を叩きつけると、ベヒモスが詠唱を完了するよりもはるかに早く晶術なるモノを叩き込んだ。
 譜術ではない力に驚きを隠せないアニスだったが、一番驚いたのはベヒモスをいとも容易くひるませていたことだった。
297なんと:2007/05/13(日) 00:17:54 ID:sS7OmMTH

「すご…」
「フン…」

 が、ベヒモスも負けてはいなかった。なんと、無詠唱で譜術を発動させたのだ。

「グゥウゥアアアアァァァァァ!!!」

 アニスと、男に足元に巨大な渦が現れる。

「ムッ!?」
「ヤバ…はうあっ!?」

 アニスが男に吹き飛ばされる。
 一瞬ナニすんだ! とか思ったが、自分を譜術――ブラッディハウリングの効果範囲から遠ざけたことに気付いた。

「あ……」

 またしても、空いた口が塞がらなかった。
 自分を助けた恩人が、あの巨大な悪魔の譜術をもろに喰らってしまったのだ。
 いくらなんでも、これは…。
 しかし、そんなアニスの心配は無用だった。

「ぶるぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁ!!!!!」

 信じられなかった。
 その男は、ブラッディハウリングを力技でねじ伏せたのだ。
 しかも特別なことをした形跡も無く、だ。

「このオレに対して、その程度の攻撃が通用すると思ったか? 野獣よ…」
「グウゥゥゥ…」
「貴様に教えてやる…闇属性の晶術とは、こういうものだぁぁぁぁぁぁ!!!」

 男の足元に見たことも無い陣が現れる。
 現れた、と思ったら、なんとすでに詠唱は完了していた。

『断罪の――エクセキューションンッッッ!!!!!』
298なんと:2007/05/13(日) 00:19:30 ID:sS7OmMTH

 ベヒモスの上下に男のものと同じ陣が浮かび上がり、足下はベヒモス前方、頭上は後方へと移動していく。
 その際に生じる歪みがベヒモスを苦しめていく。

「グゥァァアッァアッァァッァァアッァ!!」

 歪みが最高潮に達した瞬間、本来の陣の位置の中心に柱が現れ、ベヒモスを吹き飛ばした。
 吹き飛ばされたベヒモスは岩場へと突っ込み、瓦礫に埋もれた。

「さて…まだ来るか? 野獣…」

 しばらく男は動かずにいた。
 そして、瓦礫に埋もれていたベヒモスは、アニスを追いかけていた時よりもさらに早いスピードで男に突進した。
 そのスピードは凄まじく、回避は不可能と思われた。
 男も動こうとはしなかった。
 が、そのかわりに男は手に持っていた斧を構えていた。

「…そろそろ飽きた。終わりだ。」
「グゥァアァァァァァァッァァアァァァァッァァ!!!!」
「微塵に砕けろぉうぃっ!!!」
『ジェノサイド・ブレイブァァァァァァ!!!!!』

 男はベヒモスに斧を突き刺し、そこから闘氣を放出した。
 その光は一瞬でベヒモスを包み込み、肉片も残さず消滅させてしまった。

「…………」
「フン…弱い…人々に恐れられた野獣といえど、この程度か…」

 アニスは言葉を発することが出来なかった。
 自分の仲間も、十分に強い。
 だが、この男の強さは尋常でなはかった。
 その男が、手を差し伸べた。

「…立てるか?」
「あ…はい…あの…」
「…ん?」
「ありがとうございましたっ!!」

 自分に出来る限りの最大の礼をした。
 男は気にも留めず話す。

「…君の名前は、なんという?」
「あ、はい! アニス・タトリンです! えっと…」
「オレの名か? …オレの名は――」

 男は、夢見る少女アニスですら見とれるほど、低いはずなのに澄んだ声で言った。

「――バルバトス・ゲーティアだ。」
299なんと:2007/05/13(日) 00:27:10 ID:sS7OmMTH

続きは考えてありますが、ひとまず以上。

読んでくれた人、ありがとう! 感想とか指摘があるとうれしいお。

エロに期待していた人ごめんなさい。コレが俺の限界ですorz
なんていうか、あんまりエロくなかったよね…ただ熱い展開には一応なった…と思ってる。
あと、世界観の説明とかは本編で語らせたほうがいいんだろうか? なんていうか、仕組みみたいな。
その辺教えてくれると助かる。
300なんと:2007/05/13(日) 00:30:36 ID:sS7OmMTH
うわあああああ
282〜283の間抜けてるorz
…投下開始します。
301なんと:2007/05/13(日) 00:31:53 ID:sS7OmMTH

 とりあえず相手から距離をとらなければ。
 確かに戦闘道具はない。だが戦う術(すべ)はある。
 アニスは追っ手を背に走りながら、自身の体で音素――『フォニム』を感じ、その力――『譜術』の詠唱を開始する。
 杖が無いため、必然的に『溜め』の時間は長くなってしまうが、幸い相手が油断しているおかげで余裕はあった。
 これなら――!

 詠唱開始から約5秒が経った時。

『歪められし扉――』

 普段のアニスの声とは違った、低い声が響き渡る。

「お、おい、まさか…」

 盗賊も気付いたようだ。だが、もう遅い。

『――今、開かれん――!!』

「くっ! ダメだ、間に合わねぇ!!」

 アニスは振り返り、高らかに叫ぶ。

『後悔しても遅いよっ! ――ネガティブゲイトぉぉぉぉぉ!!!』

 アニスの掛け声と同時に、盗賊二人の中心に禍々しい球体が出現する。

「ぎゃああぁぁぁあぁぁぁあぁ!!!」

 その球は二人を中心に引き込み、触れただけで体をズタズタにし、容赦なく討つ。
 もう片方の盗賊は、断末魔すらあげない。
 球が消えた後に残ったのは上半身がボロボロの、見るも無残な盗賊の姿だった。

「…………」
302なんと:2007/05/13(日) 00:34:21 ID:sS7OmMTH
こんどこそ大丈夫…なはず。
マジすいませんでした・゚・(ノД`)・゚・。
303名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 06:00:07 ID:L1+A0osn
最後のバルバトスワロタw
GJですた(゚∀゚)b
304名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 08:42:44 ID:FGr3i268
>>298
バルバトスかっこいいwwww
305ティアたん最高:2007/05/13(日) 17:19:15 ID:nP9MPmEh
ぶぅぅぅるぅぁぁぁあぁ!!!!!
306名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 19:12:23 ID:Od9bmaBy
ハッハー!!砕けろぅ!!
307名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 20:35:59 ID:wHKfLtti
土下座してでも生き延びるおぁーー!!

HP1にする技の時こう聞こえるw
308名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 23:22:13 ID:+7VzD+Xx
もうここエロパロスレなのかマンセースレなのかわかんねえな。
こんなつまんねえSSとも呼べねえような駄文にみんなしてクサいくらい持ち上げるしw
309名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 00:24:19 ID:dhuoG2Xp
>>308
うるせぇな、俺はSSを持ち上げてねぇよ。バルバトスを持ち上げてんだよ。バルバトスに萌えてんだよ。
310名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 13:37:26 ID:Lk6mc18K
ぶぅぅぅるぅぁぁぁあぁ!!!!!
311名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 15:37:12 ID:pzU0ZlKJ
>>310
うっかり萌えたw
312名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 17:38:12 ID:Ncpnr7j4
バルバトス萌え多すぎwwwww
313名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 00:00:23 ID:CilZpb/9
ひどいスレだな
314名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 00:11:46 ID:c1iC22js
俺、穴子になら…アッー
315腹黒堕天使:2007/05/17(木) 11:46:23 ID:5ROVUJd0
どもどもお久しぶりです。空気読まずに失礼します。前スレでジェイド×アニスの投下を宣言したものの、なんつーか
鬼畜受けしいなのネタを4つも思いついてしまった・・・宣言どおりジェイド×アニス(鬼畜っつーか拷問?)を書くか
思いついてしまったネタを先に片付けるかで迷ってます。ぶっちゃけ内心は、またしいなか〜って感じもあるんですよね
316名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 13:50:01 ID:o3tXESIr
空気読まずにフェニモールきぼん
317名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 19:21:11 ID:R2W+DP5Y
>>腹黒堕天使氏
貴殿を待っておった
なんでもいいから投下キポン
318腹黒堕天使:2007/05/18(金) 22:39:24 ID:I4tbXRsp
今、脳内にあるネタ(315の後で更にネタが増えた)

1:ザレッホ火山(1回目)で挙動不審だったアニスに文字通り“つっこんだ”尋問をしているジェイド
2:1回目のソダ島辺りで「神子に危害を加えないと誓え」と言われ、拒否を続けるしいなにセクハラ行為をエスカレートしていくクラトス
3:↑の続きでクラトスにしいなが弄ばれてることを知ったゼロスが、怒りのあまりしいなを襲う
4:アルタミラで海水浴中に、しいなを誰も来ない洞窟に誘い込み豹変するゼロス
5:ルインでドジ踏んでディザイアンに犯られるしいな
6:イセリア人間牧場クリア後、ダイク邸に向かっているしいなをディザイアンの残党が拉致して犯しまくる
7:ミズホと王立研究所が協力し密かに造っていた「女性用拷問モンスター(触手の化け物)の実験台にされるしいな

ぶっちゃけどれも鬼畜系です。さてどれから片付けるかな?
319名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 23:08:42 ID:vZDvNF8v
お前がしいな大好きなのはよくわかった。
320名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 01:47:27 ID:mRC4gPi7
何を言う
腹黒堕天使氏=しいなの方程式だ
321名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 10:52:05 ID:tempUf+O
まずアニスだろ…常考…
322名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 14:07:37 ID:06BP0a4F
1から順でよくね?

しいなもアニスも大好きだから早いとこ投下してくれ
323名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 17:33:41 ID:mRC4gPi7
簡潔に言う
なんでもいいから投下しておくれ
>>腹黒堕天使氏
324名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 19:32:52 ID:HFzuNDDV
マイソロネタでロイドとリフィルの幼なじみネタが浮かんだのに、
それをうまく文章にまとめられない自分。
こんなことなら学生時代の作文の宿題を真面目にやっておくんだった。
325腹黒堕天使:2007/05/20(日) 22:54:16 ID:pvCA9m++
やはり宣言したジェイド×アニスを優先すべきでしょうか?
でも>>318の後で更にまたネタが思いついてしまった私です

8:樹と氷のフォルスでいたぶられるアニー
9:ノエルにアルビオールの操縦法を聞こうと怪しい音機関を使って尋問するディスト
10:改造されバージョンアップしたトクナガに犯られるアニス


これ全部を投下することは約束できませんが、いくつかは投下予定
こんなんばっか思いつく私の脳みそは大丈夫なんでしょうか?
326名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 00:10:37 ID:jTy2MTcJ
むしろうらやましいぐらいだ
327名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 00:22:08 ID:5WONevqH
>>腹黒堕天使氏
8:樹と氷のフォルスでいたぶられるアニー

ヒルダに変更できんか?強情姐さんを二人がかりでさ
328名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 01:12:54 ID:w8n1799r
俺もヒルダの方がいいな。年下二人に滅茶苦茶にいたぶられる姐御が見たい
アニーはどうせなら獣とショタにヤられて欲しい
腹黒堕天使氏、ここは一つヒルダで頼むよ。ぜひ書いてくれ
329腹黒堕天使:2007/05/22(火) 12:29:29 ID:FJ2JKeGk
ヒルダですか、自分はアニー派なんですが考えてみます。でもって更にネタ追加

11:ネフリーが結婚すると知って暴走するジェイド
12:捕らえてきた娘を片っ端から陵辱するサレ
13:ガイの女性恐怖症に荒療治によるショック療法を試すティアとナタリア


これ全部書く気力ありません。ネタに困ってる職人さんがいらしたら、お譲りします
その際は何番のネタを使うか事前に申告お願いします(かぶる場合もあるので)
330名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 13:42:02 ID:QGKjiIkY
1から順番でヨロ
331名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 15:04:34 ID:T2XbbFFF
氷でツンツン突付かれ樹でデレデレ撫でられるツンデレヒルダかw
面白そうだ。正座して待ってるぜ


それにしても腹黒堕天使氏のネタの多さには感服する。それだでけもGJ
投下してくれると更にGJ
332名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 19:34:40 ID:oKlKjkpZ
308の上一行に同意したくなってきた
>>1嫁とか言われないんだね
333名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 14:03:08 ID:M48vNm0q
1から順番でヨロ
334名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 22:12:18 ID:u49Ar+a/
>>329
11番にキュンときた。シスコン大佐(・ω・´)
335名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 22:18:43 ID:1DsoIr+8
とりあえず腹黒無駄天使が腐女子だということはよくわかったよ。
336名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 07:39:22 ID:y3mz9aNt
ホモネタのスレでもないのに、腐女子なんているのか
337名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 09:18:44 ID:r3DSi1dX
>>329
13たのむ!
338名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 22:13:08 ID:n7f9udSw
ホモもノマもいけるよ!な腐女子は結構いると思うよ
339名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 22:45:14 ID:/HcnkgWm
SとAのネタばっかしか好んで使おうとしない奴はみんな腐女子に見えるw
340名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 01:36:02 ID:hpgVT6Jq
>>75
ベイブがバイブに見えて吹いた
341名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 11:45:56 ID:Z/ewkGG7
どんだけ遅レスなんだよw
342名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 14:05:25 ID:AB2sBTlT
アーチェ「まってよ、どこに行くの?
      私にとどめを挿さないの?」
クレス「中で出すことが目的じゃない僕は顔射すればそれでいい」
アーチェ「なによそれ・・・・・
     精子をかけてるつもり・・・?」
     「犯して・・・犯してよっ!犯してって言ってるでしょう!!!
      こんちくしょうがあああッ!」
         ビクンッ!!!
アーチェ「・・・ミント・・・」
ミント「メロンさまのご命令よ悪く思わないでね」
アーチェ「ハァハァ 用済みになったらポイね、でもそれだけ?」
ミント「ハァハァ くらえぺったんこ!!!」
      ピクンッ
アーチェ「ハァハァ ボインちゃんとぺったこの共存なんて夢物語だよね・・・」
     「楽しかったよミント・・・これは私からのお礼よ・・・」
ミント「ああああああっん!!!」
アーチェ「現実なんてこんなもんよ・・・クレス・・・」
343名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 22:31:59 ID:tHBnBx8g
(・×・`;)・・・?
344名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 16:19:06 ID:B0Mcq9rX
サレたんwwwwww
345名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 22:46:58 ID:OU914IKA
>>344

やっと意味が分かったwww
346名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 16:35:18 ID:qDbBsH0f
>>344を見てやっと分かった。なるほどw
347名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 17:35:59 ID:Adu6AxkG
>>344
なるほどねぇ たしかにそんなシーンがあったよなぁ
348名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 22:58:09 ID:Kb4Et4tg
≫344


分からんかった…
おかげでスッキリ!
349名無しさん@ピンキー:2007/06/01(金) 22:34:25 ID:Nm6qK03J
サレたんと百合ん百合んしたい
350名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 17:47:01 ID:CxpOjot6
うわ…このスレたてて何年かぶりに来たら続いてたとは…
感動したのでさっそく保管庫のエロ小説読み漁ってくるぜ…
351腹黒屋丼兵衛:2007/06/04(月) 02:24:42 ID:X7G1pheW
スレ住人の皆様、今晩は。
前から続いております異世界陵辱ネタの続きを投下致します。

我ながら意外な展開(カプ)になっていて驚きなのです・・・。
352腹黒屋丼兵衛:2007/06/04(月) 02:28:31 ID:X7G1pheW
第2章「変化」

どくり、と白濁液が体内に注ぎこまれる感触に、クロエ・ヴァレンスは身悶えした。
「あぁ・・・、クレス・・・良いよぉ」
クロエは僅かに膨らんだ臀部を片手で押さえつつ、クレスを求めた。

最初に犯されたのは、捕えられて王城の地下に繋がれた晩の事だった。
貴族の出で誇り高かった彼女は、処女を破られた痛みと屈辱で身を焦がさんばかりだった。
クレスの情婦に収まっているのは、この男に抱かれている最中に幻影を見た為だ。
―――汚れ切り、己の醜さに悶え苦しみ、泣き叫びながら救いを求めるクレスの姿。
(救いを求めているのは、私も同じだ)
それ以来、クロエはクレスを受け入れ、やがて一体となった。

「痛ッ・・・」
ひとしきりクロエを抱いた後、寝台に横になったクレスを鋭い痛みが襲った。
(まだ慣れないとは・・・厄介な身体を手に入れたもんだ)
レプリカとはいえ、彼等は元の身体の素質を色濃く受け継いでいた。
時折、クレスの身体は痛みの形で、成り代わったそれに抗議するのだった。
クレスはどうにかして疼痛を押さえると、寝息を立てるクロエを抱き寄せて口付けした。

(この分だと、ミントを抱くのは当分無理だな)

ミントは、クレスと事に及ぼうとすると激痛が走るという事で、未だに及んでいなかった。
支配した筈のものに支配されている彼等の姿は、ある種で滑稽ですらあった。
353腹黒屋丼兵衛:2007/06/04(月) 02:30:37 ID:X7G1pheW
(暖かい・・・)

カイウス・ブリッジスは、己の毛並みに頭を寄せて熟睡するティアの温もりに喉を鳴らした。
墨を流したような暗闇の中に、彼の獣の瞳が白く爛々と輝いていた。

元来、レイモーンの王族の血を引くカイウスは人狼に化する体質だった。
基地でガイと一緒に不寝番に立っているルークの願いで、ティアの護衛に就いていたのだ。
案の定、獣化した彼の姿にティアは興奮しきりで、「可愛い」を連発しながら彼の身体を
豊かな双丘に抱き寄せ、もふもふと抱いたり毛並みを撫でたりと堪能するのだった。
その度に、カイウスは息が詰まりそうな思いをしたが、彼は彼でティアの“メロン”を
頭に載せたり濡れた鼻先で擦ったりと、あたかも飼い犬の様に振舞った。

本来、獣化の術は土木建築などに使われるもので、決して戦いの為の術では無かった。
仲間の癒しになるのならば、それはそれで有難い事だ。
この“愛玩”はティアに限ったものでは無く(とりわけ、リーガルとプレセアは負けず
劣らずの執着振りであり、掌の肉球を執拗に触ってはカイウスを身悶えさせた)
カイウス自身も気に入っていたが、それでも彼の懸念を払う事は出来なかった。
―――果たして、仲間達は“あの姿”を見た後も、同じ様に接してくれるだろうか?

カイウスは、ある意味では孤独な存在だった。
と言うのも、彼は他の仲間と違って、文字通り“一匹狼”だったのだ。
ヴェイグ達から鎮静作用のある秘薬“鎮魂錠”を得る為に、一足先に彼だけが到着した。
(意外な事に、いつもならば何処にでも一緒に付いて回っているルビアに
「たまには1人で息抜きでもしなさいよ」と勧められたのだ)
異世界より集った仲間達は優しい友人であり(チャットだけには、必ず人の姿で会う様に
念入りに懇願されたが)とりわけヴェイグ達のグループの1人、ガジュマと称する獣人の
ユージーン・ガラルドとは、同じ獣人族という要素も手伝い、マオ共々懇意となった。
何より、彼が喜んだのはレイモーンを化け物呼ばわりする輩がいなかった事だ。
・・・「ケモノよりも、浮気性の“ケダモノ”の方が厄介」とは誰のボヤキだったろうか。

こうして、カイウスがフォレスト達を待つ間に、レプリカの反乱が勃発したのだった。
もっとも、彼の居た世界も国の大小を問わず獣人戦争や王都のスポット発生事件以上の
混乱を極め、彼自身もこの世界で隠れ住んでいる有様だから、仲間の消息すら覚束ない。
安らかな寝息を立てるティアの横顔を眺めている内に、勝気な幼馴染や、剛毅な大男の
芯の強い顔が、走馬灯の様に瞼の裏に浮かんでは消えた。

ふと、彼の脳裏にある想像がよぎり、 がお と鳴いて打ち消した。

―――あいつ等は変わってしまっただろうか。
354腹黒屋丼兵衛:2007/06/04(月) 02:33:26 ID:X7G1pheW
「軍人・盗賊・貴族・保安官・占い師・・・成り行きとは言えけったいな組み合わせやなぁ」

バンエルディア号のデッキで、集まった仲間達を前にモーゼス・シャンドルはそう言うと、
快活そうにからからと笑った。
「占い師とはいっても、元は“王の盾”の仕事もあったけどね」
ヒルダはタロットカードを整えて仕舞うと、置いていたワインの杯を口に運んだ。
「ほらほら、皆さん“キャプテン”を忘れてますよ」
チャットが、彼女には大き過ぎる豪奢な三角帽を指でつつき、胸を張った。
「工場でマジメ〜に働いてる職工を忘れちゃいけねぇぜ」
ティトレイが、掌に花を持ちつつ、拳を突き出した。
「勤労って柄かいな。ワイの見取りでは、隠れて早弁してる口と見たな」
「頭の飾りで上手く隠れるんだ・・・って、んな訳ネェだろ!」
「図星だな」
「やっぱり。怪しいとは思ってたんだけどね」
慌てて頭を振るティトレイの横で、ユージーンとマオが駄目を押した。

この陽気で他愛も無い雑談も、誰かが何気無く発した一言で沈黙した。

「この戦争が終わったら、どうするかなぁ」
「「「・・・」」」

皆、答えは分かっている筈なのに、誰も口には出せなかった。
(・・・そもそも、私達は取り返しの付かない所まで来てしまっている)
ヒルダはタロットを引いてみようと思ったが、思い留めた。

ヴェイグ・リュングベルは、掌に転がしていた錠剤を飲み下した。
広大な暗闇の隅に微かに点った明かりの中、彼の姿だけが廃墟に佇む亡霊の様に映えた。

レプリカ化したのは彼1人だった。
多忙の為に元の世界に残ったアニー・バースを除き、彼の仲間は“劣等人種”のまま、
フォッグの抵抗軍に身を投じていた。
ヴェイグは仕方無くレプリカ陣営に身を置いていたが、それは拷問に等しいものだった。
レプリカ達が捕虜にした仲間を陵辱し、精神を書き換えてしまう様を見るに付け、彼の
氷のフォルスが不安定になるのを感じていた。
“変わった”ヴェイグがクレアを陵辱し貪り尽くす想像は、絶えず彼を苛ませ続けていた。
かくして、ヴェイグは精神を保つ為にこうして“鎮魂錠”を飲み続けていたのだった。

「来たか」
ティアは、明かりに点ったヴェイグの白い顔を観て、思わず身構えた。
彼の瞳がどんよりと濁り、それがティア達を真直ぐ見据えていた為だ。
「心配無いよ。オレとヴェイグは、たまにこうやって会ってるんだ」
「それは分かってるけど・・・」
(身体の方は、戦場に居る時の時の勘が戻ってるのね・・・)
ティアは苦笑しつつ、構えを解いてヴェイグの傍に座った。
カイウスもどさりと座り込むと、紙切れをヴェイグに突き出した。
「後でゆっくり読む」
ヴェイグはグローブの中に、慎重に紙切れを仕舞い込んだ。
「2人って、いつもこうして会ってる訳?」
「そうだ」
「オレとヴェイグは同じだから・・・かな」
一瞬、カイウスの顔に言い様の無い影が差した。
とりあえず、ティアは話を切り出した。
「それで・・・、貴方達の根城に入り込める手助けをして貰いたいんだけど?」
ヴェイグは、身体がぞくりと震えるのを感じ取った。

―――この、呪われた世界が終わる。

「・・・安全は保障出来んがな」
355腹黒屋丼兵衛:2007/06/04(月) 02:36:49 ID:X7G1pheW
ルーク・フォン・ファブレは、携帯糧食のビスケットと干し肉の軽い昼食を摂った後、
赤い錠剤を不味そうな顔をしながら噛み下していた。
「それ、精力剤か?」
同じ昼食を済ませたガイが、からかい半分の口調で尋ねてきた。
「馬鹿。・・・今日から必ず飲めってジェイドに言われたんだ」
そう言って、ルークは赤い錠剤の入った瓶をガイに見せた。
「へぇ・・・しかし、何でお前だけが?」
「知るか! 俺が訊きたいよ」

王城の入口で暇潰しにシャボンを吹かしていたノーマは、近付いてくる人影を見るなり
手にした吸い口を落とした事も忘れる位に唖然とした。
ヴェイグが後手に縛ったティアとカイウスを連れて来たのだ。

「何よ、それ?」
「俺の捕虜だ」
「へぇ・・・、珍しい事もあるのね」

ヴェイグは言葉少なにその場を離れたが、ノーマの瞳はこの奇妙な一団にずっと
向けられていた。
あたかも、飢えた獣が丸々と太った獲物を見つけた様な瞳で。
356腹黒屋丼兵衛:2007/06/04(月) 02:39:42 ID:X7G1pheW
(素早く処置室に行ければ良いが)

ヴェイグは、前に立たせたティアとカイウスを連れて足早に歩いていた。
正面から堂々と入り、レプリカに化けて牢獄へ侵入してから捕虜を解放する・・・
無謀とも言える際どい賭けだとティアは思った。
この事は、レプリカの群れに取り囲まれた時に思い知らされた。
「へへ、毒男がメロン女とワンコロ連れて何処行くんだぁ?」
「俺の捕虜だ。だから、俺の勝手だ」
「こんな別嬪でも、クレア一筋のお前には不要だろ」
「どうせなら、俺達によこせよ」
懈怠な笑みを浮かべつつ、レプリカの男達が寄ってきた。
ヴェイグが躊躇する素振りを見せた途端に奪い取るつもりだろう。
咄嗟に、ヴェイグはティアを抱き寄せるなり唇を奪った。
「んむ・・・・・・・・・」
この唐突な行動に、周り中のレプリカ達はおろか、傍にいたカイウスも呆気に取られた。
「へぇ、クレア一筋の毒男も、漸くその気になったってかぁ?」
「どうせならここで証明してみろよ」
「駄目なら、女は俺達が可愛かるぜ」
レプリカ達はニヤニヤと笑いながら、周りを取り囲んで見物と決め込んでいる様だった。
「・・・」
ヴェイグは無言のまま、ティアを押し倒した。
357腹黒屋丼兵衛:2007/06/04(月) 02:41:29 ID:X7G1pheW
予め覚悟していた事とはいえ、流石に衆目の前で犯されるのはティアにとって屈辱だった。
(ルーク、御免なさい・・・)
カイウスはというと、必死に顔を背けてこの醜悪な見世物を見まいとしていた。
しかも、カイウスが獣化した途端に仕留められる様に、リッドが抜き身の剣をカイウス
の首筋に当てていた。
(流石、抜け目が無いわね)
その内に、ヴェイグはティアの分厚い僧服の中に隠されたショーツをするりと下ろすと、
そのままティアの身体に圧し掛かった。
ティアの大きな双丘をこね回し、服の上から蕾を摘んでは揉み合せた。
「デカパイ女だけあって感度良好、ってね」
「ルーティも、あれだけあったらなぁ・・・」
ノーマとスタンが、勃起したティアの蕾を見て呟いた。
(やるのなら早くしてよね)
ティアがそう思っていると、ようやくぬるりとヴェイグの剛直が差し込まれた。
しかし、ヴェイグは本気でないのか、剛直はティアの中に少し入っただけで止まった。
「あらあら、ちゃんと入ってないですよ」
「練習を怠ってちゃ駄目ですねぇ」
ミントとグリューネがくすりと笑った。
「ったく・・・、一寸ばかし手伝ってあげましょ」
そう言うなり、ルーティが靴の踵でヴェイグの臀部を踏みつけた。
「ぐぅ!」
「痛い!」
ヴェイグの剛直はすっぽりとティアの秘所に食い込んだ。
「ほら、動かさないと駄目だろうが」
「・・・分かってる」
ヴェイグは腰を上下させたが、ぎこちないそれは壊れた玩具の様な動きだった。
「動かしてりゃ動きも良くなるぜ」
「慣れてないのに、それまで持つか?」
案の定、ヴェイグの限界は早く訪れた。
「うぁ!!」
堪え切れなかったのか、ヴェイグは白濁液をティアの中に吐き出した。
「嫌・・・」
ティアは片方の胸を揉みしだかれたまま、がくりと身体を横たえた。
ヴェイグは漸く抜いた剛直から、まだほどばしる白濁液をティアの顔に振りかけた。
身繕いを済ませたヴェイグは、鋭い眼光を周りのレプリカ達に投げつけた。
「・・・どうだ」
傍に、秘所から白濁液を零したティアが、気が抜けた様に横たわっている。
「下手だなぁ」
「もっと、その身体で練習しとけよ。クレアちゃんが可愛そうだぜ」
レプリカ達は、呆れた顔でめいめいの場所に去っていった。
横たわったまま顔を向けたティアは、ヴェイグが密かに嗚咽を漏らしている事に気付いた。
ティアが陵辱された様に、ヴェイグも彼自身の心を辱められたのだ。

漸く顔を向けたカイウスには、蹲って静かにすすり泣くヴェイグと横たわったティアの姿が、
ぼろ屑と化した育ての父と、血糊を全身に浴びて慟哭した己の姿に重なって見えた。
358名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 20:58:31 ID:sJP7mjde
読み返してきました。マジGJ
 _   ∩
( ゚∀゚)彡 リッド!コレット!リッド!コレット!
 ⊂彡
359名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 18:04:40 ID:KQJY80Hp
リオン×姉やトイレ×姉が見たいと常時このスレにいるとき思っている俺は卑猥
360名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 18:47:15 ID:mJOmoK1H
>>358-359
お前ら異端で卑猥すぎワロタ
だがそれがいい。
361名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 01:04:44 ID:POnkthvd
トイレ×姉俺も見たいぜ…
362名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 21:19:05 ID:I3igvrG3
弟×姉っていいよな
363名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 13:29:28 ID:K4fROppH
気のせいかカイウスがシリアスな(というか居ること自体が)SSでは初めてだと思うんだぜ?






いいぞもっとカイウス出してくれ
364名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 00:56:29 ID:/2sgLQqK
ふと思い付いたネタ投下。
エロは無し

「ねぇ、アニス!結婚しよう!」
「え、えぇぇぇ!?」
いつものように、フローリアンの所に遊びに来たアニスに、衝撃が走った。
(え、ちょっと、待っ、けっこ、ど、?!?!?!)
パニックのアニスは慌てふためく。
「好きな人が出来たら結婚するんでしょ!僕、アニスが好きだから、結婚しようよ!」
(好き、私!?、告白、けっこ、うわぁ!どうしようこれ!!)
にこやかな顔を向けるフローリアンに、アニスの顔は、耳まで真っ赤になる。
(ん!ちょっと待てよ…!)
トタンにアニスの顔が真剣になる。
それを不思議そうに、フローリアンは見る。
(結婚ってなると、フローリアンがどの位稼げるか、気になるな…)
アニスの頭はフル稼働して、計算を行う。
(導師には…させられない、イオン様みたいにならないとも限らないし…フローリアンが出来そうな仕事か…儲りそうなのはたぶん出来なさそうだし…)
アニスの頭のシミュレートは加速する。
(ってことは、私が稼がなきゃならなくなって、人が良いフローリアンはパパとママみたいに騙されて、借金ばかりが膨らんでいって……)
アニスの顔がみるみる真っ青になっていく。
「……アニス?」
心配そうにフローリアンがアニスに聞く。
「…フローリアン。」
ポンとアニスがフローリアンの肩に手を置く。
「結婚っていうのはね、本当に、本当に、ほんっとう、に大事なことでね、もっと大人になってから考えようね。」
「……うん、わかった。」

その日の夜
「うわぁぁぁん、私なんであんな事言っちゃったのぉぉぉ、次も言ってくれるかわかんないのにぃぃぃ!」
ベッドで騒ぐアニスの姿があった。
「既成事実ぐらい造っとくんだったぁぁぁ!」
365名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 01:50:36 ID:3oF0IyXE
マイナーCPでもおkなら書きたい

水の民とか四星とかの需要はあるか
366名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 02:48:45 ID:kkZqDLws
>>365
もちろんOK
どんなカプ話を書くつもりで?
367名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 20:56:58 ID:GElJMrcz
サレミリとかすごい読みたいなあ
368名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 22:02:31 ID:98xFtnrl
>>329
11番書くかも
369名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 22:20:26 ID:yzVdOvqQ
>>364
可愛い二人に癒された
370名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 01:12:48 ID:tkWauLwK
>>329の12
個人的にはサレをよってたかって逆レイプする美女軍団の話を書きたいです><
371名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 00:15:49 ID:WPX7at1j
>>367
同志よ!!
372エデンの果実 1:2007/06/15(金) 20:48:14 ID:WPX7at1j
調子に乗ってSS投下。サレ×ミリッツァです。



禁忌とはなんて魅力のある言葉なのだろう。
信念は踏みにじる為に存在すると考えている僕にとっては、禁忌は犯すためにある――そう考えるのが自然だよね。

「サレ、私の話を聞いていたのか」
サレが声の主の方を向くと、少女のような女性がやや厳しめの表情をして彼を見ていた。
彼女――ミリッツァは、サレの反応の鈍さに若干苛ついたのか大量の書類を彼の執務机に叩きつけると、無駄に豪華な彼の部屋のドアノブに手をかけた。
「待ってよミリッツァ」
「なんだ。私がわざわざ書類を持ってきてやったというのにお前は妄想に耽りこちらに傾ける耳無しか、良いご身分だな」
ミリッツァは彼に顔を向けずに若干怒りを含んだ声でまくしたてた。

「ミリッツァ、なんでそんなにイライラしているんだい?もしかして…あの日?」
「なっ!」
ミリッツァは慌てた様子でサレの方を睨み返した。褐色の肌に若干朱が射している。
「ふうん、その慌てっぷりだと図星かな?…ハーフでもヒトの子を孕めるなんて、初耳だなぁ」
冗談を言うように鼻で笑い飛ばすサレに、ミリッツァの堪忍袋の緒は切れた。

373:2007/06/15(金) 20:49:03 ID:WPX7at1j
「いくら四星の一人と言えども、ハーフを侮辱するような言い方は…!」
「おや、ハーフの身分をわかっているからこそ、君は王の盾に身を置いているんだよねえ?」
ミリッツァが王の盾の幹部、四星にまで上り詰められたのはハーフの持つ強大な力のお陰であって、彼女にとってその能力、フォルスだけが生きるための頼りである。
「くっ……、だが、その、サレが言うような『あの日』では決してない!…証拠もある!」
どこまでも負けず嫌いな子だ、とサレはミリッツァを評価した。…そして、彼が彼女のふと漏らした一言を見逃すはずもなく。
「『証拠もある』?…ふうん、じゃあ『証拠』とやらを見せてくれるかなあ」
ニヤニヤと酷薄な笑みを浮かべるサレに身の危険を瞬時に感じ取ったミリッツァは、神速の動きで扉の方向へと駆け出す。
…だが、嵐のサレの手から逃れることは出来ず、肩を強く掴まれると強引に豪華なベッドに叩きつけられた。
「きゃあっ!」
そのままサレもミリッツァが逃げ出さないようにベッドに覆い被さり、彼女の腕をきつく押さえつける。見た目は細身で優男なサレであるが、それでも大の男である。
ベッドが二人分の重量でギシリと軋んだ。
374:2007/06/15(金) 20:50:06 ID:WPX7at1j
「ば、馬鹿…何をするつもりだ」
先程とは一転して急に弱々しくなったミリッツァが、弱々しく言葉を紡ぎ出した。
「決まっているじゃないか。僕が確認したい事を確認する。ついでに、ハーフはヒトの子を孕めるかどうかも確認させてあげるよ」
語尾を強く言い、彼女の腕を拘束する手に更に力を入れる。そうして自分に恐怖するヒトの顔を見るのが彼の趣味なのである。
「や…いやだ…」
普段なら自分が言った悪い冗談も冷めた目で切り捨てる彼女が、自分の腕の中で泣きそうな顔で嫌がっている…サレは一種の快感を感じた。


「お願い…乱暴にはしないで…」
ミリッツァの上着に手をかけると、形の良い乳房を包み込む下着が現れた。
彼女はもう逃げれはしないと悟ったのか、借りてきた猫のように大人しい。
「ふぅん…初めてなの?大丈夫だよ。僕はムードを大事にする男だからね。乱暴にはしないよ」
サレは優しい手つきで彼女の頭を撫でると、美しい黒髪を結わえていた紐をゆっくりと解き、耳元で囁いた。
「それに…感じてくれた方が孕みやすいって聞いたし。」
ミリッツァが無言になるのを確認すると、サレはクックッと笑った。
375:2007/06/15(金) 20:50:56 ID:WPX7at1j
サレはミリッツァをショーツ一枚の格好にさせると、馴れた手つきで彼女の大きすぎず小さすぎない胸を揉み始めた。
「っあ!…ぅ、ううんっ」
「気持ちいいのかい?…嬉しいよ」
彼女の褐色の肌にじんわりと汗がにじみ出てくる。サレは頃合を確認すると、乳房の先端の桃色の乳首に舌を這わせた。
「んぁっ!」
彼女はここが感じやすいのだとサレは判断して、ねっとりと執拗に舌で乳首を舐る。その度に彼女の甘い嬌声が漏れ、サレの本能をも刺激した。
「うっ…くぅっ…」
(そろそろ…良いかな)
サレはミリッツァの表情を確認すると、自身の唾液にまみれた胸元から顔を離して手で彼女の体を弄り始める。
胸元から腹、臍のライン…
「サ、サレ…」
突然の愛撫の中断に驚いたのか、ミリッツァが甘えるような声でサレの名を呼んだ。
「ふっ…可愛いなあ」
サレは自分がミリッツァの事を「可愛い」と知らない間に呟いていたことには気づかずに、彼女に答えて口づけをしてやる。
「ん…ふっ」

下腹部まで下ろした片手で、ミリッツァのショーツを丁寧に脱がしていく。ひっそりとした割れ目が彼の目の前に晒された。
376:2007/06/15(金) 20:52:10 ID:WPX7at1j
「ミリッツァの言うとおり、あの日じゃなかったみたいだけど…このイヤらしい液は何かなぁ」
ショーツを陰部から脱がす際に引いた、半透明の粘液。答えは言わずもがな。

「あ…いや…」
突然、ミリッツァが表情を硬くしたと思えば、両腕で胸を覆い隠し、太ももをぴっちり閉じて陰部が見えないようなポーズになる。
「どうしたんだい、ミリッツァ?」
サレはあくまでも優しく彼女に問う。
「すまない…怖いんだ…」
「…怖い?」
ミリッツァは神妙な顔つきになると、その理由を打ち明けた。
――彼女はハーフという弱い立場に置かれたこともあって、訓練生時代には男達に強姦にも近い体の関係を迫られたことか多々あるという。
それ以来、性行為に対しての恐怖心が植え付けられてしまったとか。

「ふぅん…それは大変だったねえ」
サレは演技をする事も忘れて彼女の話に聞き入ってしまった。
「でも、僕は乱暴はしないって約束したから、信じてほしいなあ」
サレはミリッツァの華奢な体を抱き寄せる。いかにも弱そうな尖った獣耳を撫でてやると、彼女は安心したように甘い声を漏らした。
377:2007/06/15(金) 20:52:59 ID:WPX7at1j
「じゃあミリッツァ。…続けても良いかな?」
「あ、ああ」
ミリッツァをベッドに座らせて落ち着かせると、サレは十分に硬くなった自身を取り出した。
其れは先端から先走りの汁を光らせており、準備万端だという事が誰にでもわかる状態であった。
彼女は一瞬男根に恐怖のような表情を示したが、すぐに決心したようだ。
「ミリッツァ…行くよ?」
「サレ…来て…」
細長い腕をサレの首から肩にかけて絡ませ、脚を広げて愛液で湿った陰部が見えるようにした。
サレの自身がミリッツァの花弁の擦ると、彼女は低く呻き、腰を引こうとする…
だが、サレは力強く彼女の腰を引き寄せ、半ば強引に肉棒を割れ目に押し込んだ。
「…んっ、ぁああっ!!」
(キ、キツ…)
処女ではないというのに尋常ではない程の膣内の締め付けにサレはかなりの射精感を催すが、彼はそれに耐えて肉棒を前進させた。
肉棒がミリッツァの膣内をする度に淫猥な水音がこだまし、二人のムードを一層盛り上げた。
「んっ…あっ…お、奥にぃっ…」
「動かすよ?」
サレはミリッツァの膣内の暖かさを十分に堪能した後、彼女の腰を掴み、打ちつけるような腰の律動を開始した。
378:2007/06/15(金) 20:53:50 ID:WPX7at1j
彼の肉棒がミリッツァの子宮の奥を突く度に彼女からは息が漏れる。
「やっ、やあ…ん、んん、も、もっと優しく…!」
だが、サレは一向に動きをやめようとはしない。二人は獣のような激しい呼吸をし、確実に頂点へと近づいていった。
「サ、サレぇ…」
彼女のアルトの艶やかな嬌声が、結合部が奏でる水音が、二人の激しい呼吸の音が、部屋中に響き渡る。
ミリッツァは既に恐怖心というものを忘れて、目の前の男――サレに全てを任せていた。

「はぁっ、はぁっ…ミリッツァ、そろそろ限界だ」
「あ、サレ…」
ミリッツァは、自分の胎内のサレ自身がビクビクと脈を打っていることを感じ取り、彼の限界が近いことを悟った。
「わ、わかった…頼む…」
「っは、出るよ…!ミリッツァっ」
「ひゃああぁんっ…サレっ…!」
肉棒の先端から白濁した液がドクドクと噴出し、ミリッツァの胎内を白く汚す。
余りの熱さと快感――彼女にとって初めての絶頂だったらしい――に、彼女は気を失ってしまった。





自分のベッドでスヤスヤと眠る彼女の寝顔にキスをすると、サレは立ち上がった。

禁忌というもの程、甘美で美しくて心から愛せるものはない…

そう思いながら。
379名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 20:56:57 ID:WPX7at1j
以上です。調子に乗って投稿した。後悔はしていない

マイナーCPだから需要が少ないかもしれないし、2ちゃんでSS書きは初めてだから至らないところがあったかもしれないが感想あったら嬉しいです
380名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 22:25:56 ID:sZo7pp0J
>>379
まあなんだ……アンタ凄ぇよ
リバースにおける鬼畜の代名詞とも言えるサレで和姦、
しかも凌辱系と思わせて和姦に持ち込むとは中々の腕前だよ
381名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 22:38:25 ID:6xQUyBGo
需要は作り出すものだって昔のエロい人が言ってました。
サレミリって発想自体が自分の中には無かったけど、これはいいですね。ぐっじょぶ!
382名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 01:31:33 ID:cFy0mCT+
GJ!

…でも、サレ死んじゃうんだよね(´;ω;`)ブワッ
383名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 20:27:00 ID:kQgDTDNZ
サレミリ読みたいって呟いた367だけどまさか本当に読めるとは思わなかった
有り難う心の底から有り難う
和姦なんだけど最後のオチはやっぱりサレらしいのが何ともw

>>382
言うなよう
384名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 23:17:17 ID:iG0u3YcE
サレって死ぬのか…orz

魔王の本当の名前を知った〜ほにゃほにゃ(ry
までしかやってない。

PS2壊れてマジ凹む
385名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 09:11:48 ID:k8wSPNks
保守
386名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 12:43:26 ID:KgseOBYH
カンタビレ×ティアがいけそうだ
387名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 20:35:23 ID:TENGWciJ
PSPのTOD2やったんだけど、
アトワイトはバルバトスに犯られたってことでおk?
388名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 21:17:29 ID:/0LkgsSQ
ナタリアきぼんぬ
389名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 21:33:24 ID:80qAUjqw
>>387
自己判断でおk
まーバルバトスはそんなことするためにさらったんじゃなさげだが・・・。
390名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 23:45:59 ID:zlp0YH9j
キルメルきぼんぬ
391名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 14:04:18 ID:On/N8m85
         ,r'゙糞レレレレレレレ糞゙'`ヽ,
       ,彡          、ミミ
      ノリル             爻)
     ノノル .iilllllllliii    ,iiilllllllii. ハ从
     (ノ从 -=・=- ヽ / -=・=- 从}〉)
        ノ    ̄   l   ̄    |
        !.\ ,    l   、 / / 
        !   i   ∨   i   |  
         !  i ー===-' .i  l
          ヽ、 `   ̄   ,イ/
             l\___/l


草薙剛様がこのスレに興味を持ったようです
392名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 07:57:46 ID:UGzHLT37
キルメルか
いいな
393名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 21:45:43 ID:EOh/Pt8I
個人的にゼロしいが好きだが、案外ゼロしい派って少ないよな
ゼロスが腐れ要員だからか
394喘息たん:2007/06/22(金) 02:19:59 ID:ZOKVpAnd
なんとなく書きたくなったよ。
とりあえずキルメルではづめますて。

「キールぅ!ほら、二つくくりよ!メルディとおそろいだな♪」
キールと呼ばれた少年は恐る恐る鏡を見、自分がメルディにツインテールにされた事を確認すると顔を青ざめた。
「………」
「キールかわいいな!女のコみたいよ♪」
「……」
「リボン付けたらもっとかわいくなるよ!何色がいいか?」
「…」
「ボンボンの方がいいか?黄色いやつあるy」
「うるさぁあい!僕は女じゃない!さっきから黙って聞いてたら…僕はそんなに男らしくありませんか!そんなに女っぽいですか!」
涙ぐみながらツインテールをぴょんぴょん揺らしながらとうとうキールはキレた。まあ、当たり前だろうが。
「キールかわいいな。」
「…まだ言うかコイツ。そっちがその気なら僕が男だということを証明してやろう!」
「どうやってか?メルディ冗談で言っただけよ?キールは男の子よ」
「…」
キールはうんざりしてツインテールもほどかないままソファに脱力した。
「キール寝るのかー?ならメルディも一緒に寝るぅ!」
「なっ…!?」
メルディはお構いなしにあまりスペースのないソファの隙間に飛び込んだ。
「うわぁ、キールあったかいな!ぽかぽかな!」
メルディは嬉しそうに慌てるキールにぺたぺたと触る。
「さっ触るなぁ!おいメルディ!」
「ぬくぬくよ〜」
さらに追い討ちをかけるようにキールの体に抱きつく。

ぷつん

キレた。

理性が。

「メルディ…お前が誘うのがいけないんだぞ…」
「ふぇ?何のことか?」
キールはメルディに覆いかぶさり、その柔らかな唇にキスをする。離し、また口付ける。
「キール?」
きょとんとしているメルディの頭をそっ、と撫でた。
「メルディ、…」
そのまま細く白い手をゆっくりメルディの胸へもっていく。


「こちらキール調査本部です。ファラ隊長、今の二人の状況は?
「リッド調査員、大変良い感じです。ただキールはひとつ忘れています。」
「何をですか?」
「目的キールはツインテールのままです。」


仲間に覗かれているコトにも気づかずツインテールのままとも気づかずキールは行為を済ませた。
記念すべき二人の初体験はなんとも間抜けな図であった。

おしまい
395名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 02:50:09 ID:k/qe4GBb
>>393
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ
自分も好きだよ
ああいう腐れ縁カプ(・∀・)イイ!!
396名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 05:44:13 ID:L3tmU6gV
リバースのヴェイグ×クレア(アガーテ)もしくはアガーテ(クレア)が読みたい
397名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 14:32:36 ID:DlJ4YYl9
>>393>>395
鬼畜でもいいではないか。
じらしまくって涙ぐみながら求め始めるしいなもなかなかだろ

>>394
ネタが噴いた
でもここの連中は行為自体を求めているのだ。略されたら悲しいす

>>396
俺はアガーテの尻尾つかった自慰がいい
398名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 21:45:10 ID:uwt6z4tN
>>393>>395
そういう馴れ合いはここよりドジン板行くと良いんでね?
399名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 23:38:12 ID:XtOf19iD
主人公とヒロインの鬼畜系はあまり無いなぁ。ロイドとコレット。
クレスとミント。ヴェイグとクレア。
媚薬を使って理性がきかないという展開でしかありえないな
400名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 05:16:27 ID:NHeai4q+
基本純朴系が多いからだろ
401名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 08:51:30 ID:nW1la3F6
断髪前ルークとティアならいけんじゃね
保管庫にもあるし
402名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 21:42:54 ID:As3KnKp4
それとってもいい。
403名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 03:05:23 ID:QHuyAXXa
クレア(アガーテ)にヴェイグが「クレアを返せー!」ってキレたら
主人公とヒロインで鬼畜というかレイプになるよ、見た目は
404名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 13:28:43 ID:BexsxzZx
主人公×ヒロインでなければまだ鬼畜系行きやすいのにな
405名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 19:04:45 ID:EEAmj4Dw
スタンとルーティも最後は純愛だった。
406名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 22:36:33 ID:7lX2gsEC
ヴァンとリグレットです。エロを求めている人にはごめんなさいの内容。
エロいの書こうとしてましたが、何故か馬鹿に。
少しでも楽しんでもらえたら幸いです。
407ヒキガネ 1:2007/06/24(日) 22:38:18 ID:7lX2gsEC
「閣下、昼食をお持ちしました」
「うむ、入って来い」
 執務室のドアが開き、リグレットが入ってきた。テキパキと配膳を終える。

「ご苦労」
「閣下、私も…昼食を頂いてよろしいですか」
「うん?ああ、そうだったな」
 ヴァンは少し椅子を引き、リグレットの方を向いた。彼女はその前にかしずく。
 ヴァンのベルトをはずし、普通の男のものより二回りは大きい肉棒を取り出すと、小さ
な唇でくわえ込んだ。

「ちゅるぅ……むぅ……はむっ、ちゅぱっ……んんっ…」
「そうだ、しっかり舌を使え」
「…はい……ちゅぶ、じゅる……ちゅぷぅ……」
 フェラチオを見越し、リグレットは口内にたっぷりと唾液を溜めていた。舌を絡ませペ
ニスを唾液まみれにしていく。
「相変わらずお前の中は心地よい。この温かさだけでも癖になる」
「ぢゅぼぢゅぼ……んっ、んっ…ぢゅぼ……じゅじゅ…」
 亀頭を飴でも舐めているように舌で転がす。カリ首を円を描くように舐めまわし、裏筋
にも何度も舌先を擦り付ける。

「んぷっ…気持ち良いでしょうか?……ぢゅちゅ…ちゅぢゅっ!」
 にわかに硬直し始めたそれを見て妖しく笑う。頬は紅潮し、とろけ出した流し目が征服
欲を煽情させる。
「むぷっ…!早くいただきたいです」
 ヴァンはこのところリグレットと昼食をとることが多い。ヴァンが食するのは神託の盾
騎士団内で調理されたもの――といっても、ケテルブルクホテル並のもの――だが、リグ
レットが食するのはヴァンの精液である。
「ん…んんっ……、むふ……あぁむ…。ぷうっ…、熱いのを食べさせてくだはい…」
 食欲と性欲が交じり合った舌使い。そのうえリグレットのしっぽりとした唇としなやか
な舌の感触は、それだけで男に絶大な悦楽を与える名器ぶりだった。

「ふふっ。カウパー液が出てきましたね。待ち遠しいです」
リグレットは涼しい顔でそう言うと、窄めた唇を鈴口の先端に密着させる。
「それは頑張り次第だな」
「ふぁい……それでは……」
408名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 22:40:14 ID:7lX2gsEC
ヴァンは快楽を満喫するように天井を仰いでいたので、リグレットが取り出したものには
気づかない。
(シンクが言ってたように、こうやって…)
 手に取ったのはコップにあったストロー。陰茎を固定すると、それをヴァンの鈴口に向
かって差し込んだ。

ズブッ!
「ぢおっ!?」
「ひゃっ!」
 ヴァンの身体がリグレットの髪飾りのように反り返り、陰茎が爆発するような感覚が襲う。
「ぐぁ……、がっ…、リ、リグレット……、な、何をした…」
「な、何って…その、総長閣下のものにストローを挿しましたが――」
「なっ!?」

 ヴァンは痛みをこらえつつ身体を起こし自分の下腹部に視線を向けた。
 勃起した陰茎の先に、当たり前のような顔をしてストローが顔をのぞかせている。
「おお…、何ということだ……」
そのカオスチックな光景に、思わずヴァンは天を仰ぐ。
「え、え?気持ちよくありませんか?シンクの話だと、ストローが今一番流行ってるって
――」
「き、気持ちいい…わけないだろう…は、早くそれを抜くんだ……」
 ヴァンが声を切れ切れにして言う。喋るたびにフルフルと上下に動くストローの姿は、
どことなくユーモラスだ。

「は、はい。分かりました。すみません閣下、…今抜きますから、力を抜いて――」
 リグレットはゆっくりとストローを抜き始めた。
ぞぞぞっ!
 肉壁とストローが擦れ合う。瞬間、ヴァンの快楽のラッパが鳴り響き、淫楽の音素が脊
髄から脳幹を突き抜ける!
「ぐひぃぃ!いいぃっ!」
「だ、大丈夫ですか、閣下!」
「だ、大丈夫だ…、大丈夫だから、リグレット、そのストローはもっとそうっと――」
「そ、そうっと抜くのですね?」
「い、いや…抜くだけでは…なく」
 陰茎がはちきれるような快楽に耐えつつ、ヴァンは懇願した。
「ピ……ピストン運動を!」
「はぃ!?」
「そのストローを上下に動かし私の尿道を刺激してもらいたい!」
「…わ、分かりました」
409ヒキガネ 3:2007/06/24(日) 22:41:13 ID:7lX2gsEC
 ヴァンの翻身ぶりに戸惑いつつも、左手でストローを動かし始める。
「うぐっ、お、おぐっ」
(だ、だが…この痛み…なんと甘美なのか…
ああ…苦痛の奥にこのような快楽が潜んでいるなど――
おお、せ、セフィロトよ、これがお前の意思なのだな!ふお、お、ぐほぉおおおおぉぅぅ!!)
 苦痛と快楽が入り混じる中で、ヴァンはオールドラントに感謝を捧げた。

(やっぱり痛いほうが喜ばれるのですね…。シンクの言ってた通りだわ…
次は…じゃあ、ここは…どうなのかしら…)
 顔を赤らめつつ、熱くそそり立つ肉棒を右手に取ると、そのほっそりとした指先で握り
締めた。
「ぐ、ぐもぉぅ!」
(な、何という積極的な責めなのだ、リグレット、お前という女は――!)
(け、痙攣していらっしゃる!?すごい脂汗!
で、でもヴァン総長はこういうのがいいのですよね……)
 シンクの入れ知恵のせいで、リグレットは容赦のない女に変わっていた。

 更に力を込め、ストローを押しつぶさんばかりに陰茎をしごき上げる。。
(おお……す、預言からの解脱は、今の私のような気分に違いあるまい!!)
 ローレライ教原理主義者が聞いたら怒りのあまり卒倒しそうなことを考えながらヴァン
はこの世界に感謝を捧げた。
「おごぉ…、う、ああっ…」
 ヴァンがうめき声を上げ、そして――
ドピュッ!ビュルルッ!!ビュパビュパビュパッ!!
 広がった鈴口から精液がぶちまけられようとしている。リグレットはストローに口をつ
け、次の瞬間恐ろしいほどの量に目を細めた。



「ケプッ」
 桜色の唇からかわいらしいゲップが漏れる。あれからリグレットは3回精液を飲み、
その昼食を終えた。ヴァンは法悦の表情で忘我の境地を漂っている。
「閣下、ご馳走様でした。ちょい悪オヤジならぬちょい悪息子ってところでしょうか?」
 リグレットは席を立とうとしたが、ヴァンの姿を見ているとまた彼を喜ばせたいという
衝動が沸きあがってきた。
(ええと、確かシンクの話では、ここにこうして…)

 下半身の違和感にヴァンが意識を取り戻す。
「んん……。何をしているのだリグレット?」
「はい閣下。シンクからお尻の方がもっと気持ちよくなれると聞きましたので、是非閣下
に楽しんで頂きたいのです」
 愛用の譜業銃をヴァンの肛門に押し付けながらリグレットは微笑む。かすかに栗の花の
匂い。
「ちょ、ま、まっ…」
「えいっ」
「ぎゃー」

(了)
410名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 02:15:26 ID:nCZeGsIP
いやいや、これはねーわwww


お疲れ様でしたwww
411名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 21:20:58 ID:mQAsth7T
暇つぶしに書いたLネタ。エロ無し。

クロエ「レイナード、その赤ちゃんは?」
セネル「ま、まさかウィルの!?」
ウィル「アホ。知り合いの子なんだが、ちょっと頼まれてな。今日一日面倒見る事になったんだ」
セネル「へぇ可愛いもんだな。お前はどう思う?クロエ」
クロエ「な、なぜ私に振る!」
赤「マーマ、マーマ」
セネル「ママって…もしかしてクロエの事か?」
クロエ「な!?」
ウィル「(キュピィン)ヨシ、クロエ!この子の面倒はお前に見てもらおう!!」
クロエ「い、いきなり何を言っている!!」
ウィル「見ての通りこの子はクロエに一番なついている。お前が適任だ!!セネルも手伝ってやれ!」
セネル「俺は別に構わないが・・・」
クロエ「クーリッジまで!!レイナードも無茶言うな!!私のような者に子守りなど…!」
ウィル「案ずるな。誰でも最初は初心者だ!」
    「それにだな、ゴニョゴニョ(遠くない未来のためにも、セネルと子育ての経験を積むのも悪くは無いぞ!)」
クロエ「(///)驟雨、虎牙破斬!!!(ズガガガガガ!!)」
セネル「ウィルゥゥゥーーーーーーー!!」
412名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 21:22:58 ID:mQAsth7T

赤「だーだー」
クロエ「なんで私が面倒見ないといけないんだ」
セネル「そうボヤくな、俺も手伝うから。それにクロエが赤ちゃん抱いてる姿、結構似合ってるじゃないか」
クロエ「な!?へ、変なこと言うな!!(////)」

ノーマ「ありゃりゃ?セネセネとクー。何してるのー?その赤ちゃん…ま、まさか二人の!?」
クロエ「違う!!」
セネル「ウィルの知り合いの子らしいんだが、成り行きで子守り任されてな」
クロエ「全く、とんだ災難だ!」
ノーマ「おやおやー?、そっかなー?実は結構嬉しいんじゃないの―?」
クロエ「…ノーマ、魔神剣と秋沙雨、好きなほうを選べ」
ノーマ「ごめんなさいもうしませんもういいませんかんべんしてください」
セネル「…そのへんにしとけ、二人とも」
ノーマ「へぇー可愛いねー。ちょっと抱かせて!」
クロエ「…落とさないよう気をつけろ」
ノーマ「あいあい。本当可愛いー」
セネル「こら、あんまり振り回すな」
赤「ほぎゃあ、ほぎゃあ」
ノーマ「?あらら、泣き出しちゃったよ」
セネル「言わんこっちゃない。ほら、貸してみろ!」
赤「ほぎゃあ、ほぎゃあ」
ノーマ「泣き止まないねえ」
クロエ「全く、何をやってるんだお前たちは!今度は私が・・・」
赤「ほぎゃあ、ほぎゃあ」
セネル「…やっぱり泣き止まないな」
ノーマ「ねえねえ、おなかすいてるんじゃないの?」
セネル「ついさっき食べさせたばかりだ」
ノーマ「じゃあ、オムツが湿ってるんじゃ・・・」
クロエ「それもさっき替えたばかりだ。…私が(苦い顔)」
ノーマ「じゃあ何で泣き止まないのさ!」
セネル「知るか!」
グリューネ「あらあら、楽しそうねえ」
ノーマ「あ、グー姉さん!!」
グリューネ「あら、元気そうな赤ちゃんねえ。セネルちゃん、あんまりお痛しちゃダメよ?」
セネル「何の話ですか!!(///)」
赤「ほぎゃあ、ほぎゃあ」
クロエ「…頼むから、泣き止んでくれ」
グリューネ「どうしたのかしら?」
セネル「実はその…かくかくしかじかというわけでして」
グリューネ「…えっとつまり、ウィルちゃんのお友達に預けたセネルちゃんたちの赤ちゃんが
       パパとママにケンカしちゃダメよぉって言ってるのね?」
クロエ「どう聞けばそうなるんですか!(///)」
赤「ほぎゃあ、ほぎゃあ」
ノーマ「え〜ん、泣き止まないよぉ」
グリューネ「ノーマちゃん、お姉さんにも抱かせてくれる?」
赤「…きゃっきゃっ」
ノーマ「一発で泣き止んじゃったよ」
クロエ「私たちが何をしても泣き止まなかったのに・・・」
赤「パイパイー」
グリューネ「あら、ミルク欲しいの?残念だけどお姉さん出ないのよ(フニフニ)」※鼻をつまんでいる
クロエ&ノーマ「………」※自分たちが抱いてる時は一言もパイと言わなかったので少しヘコんでいる
413名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 21:35:06 ID:mQAsth7T
〜赤ちゃん用品買出し中〜
クロエ「ええい、必要なものが多すぎる!何で子育てとはこうも物入りなんだ?」
セネル「えーと、哺乳瓶とミルクとおしめは買ったな、あとはパウダーにベビー服に・・」
クロエ「乳母車にベッドや布団も必要じゃないか?」
セネル「あと、ぬいぐるみとかもあったほうがいいんだろうか。よくわからんが」
クロエ「そうだな。ないよりはあったほうが・・」

近所のオバハンズ「あらまぁ、かわいい赤ちゃん。新婚さん?
クロエ「だから、夫婦じゃないと言ってるのに!(そろそろリアクションに疲れている)」
近所のオバハンズ(聞いてない)「目元なんか奥さんそっくりね〜。きっと美人になるわよ
クロエ「だーかーらー
近所のオバハンズ(やっぱり聞いてない)「優しそうな旦那さんでよかったわね〜。大切にするのよ〜ホホホホホ
クロエ「…何でこの街の人間は誰一人、人の話を聞かないんだ?」

セネル「・・行っちゃったな」
クロエ「まったく。はた迷惑な」
セネル「迷惑だったか?」
クロエ「いや!その…クーリッジが迷惑だったんじゃないかと思ってな」
セネル「オレは迷惑じゃないよ」
クロエ「そ、そうか…」
クロエ「・・・(///)・・・」
セネル「…クロエ?」

クロエ「…なら別に迷惑じゃないな。行くぞクーリッジ。
    早くしないと日が暮れてしまう。その前に夕飯の仕込みを済ませなければ」
セネル「どうした?いつになくやる気充分じゃないか」
クロエ「失敬な。私はいつだってやる気だぞ」
ハリエット「なんのやる気?」
セネル「(///)」
クロエ「(///)」
セネル&クロエ「……ぷっ…あはははははは……」
赤「きゃっきゃっ」
414名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 23:04:21 ID:48Gl36Ng
(///)←これは駄目だろう…常識的に考えて…
415名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 23:55:34 ID:v4DI5t2H
セリフだけしか書けん奴は投下するな
416名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 07:03:22 ID:HgWgMMjI
>>415
キミの意見に同意するからSS投下の見本を見せてあげて
417名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 07:27:30 ID:ErT5v3lv
ちょっと前の良小説漁るだけで良いだろ
418名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 20:43:57 ID:hFWN4T2d
どうやら今のこのスレにはLファンがいないことが分かった。
DやRの倒錯ネタやアビスのスカトロネタとか変態じみたものしかウケんらしい。
ちょっと来ない間に異常なスレになったものだ。正直ついていけない。
419名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 20:47:25 ID:2U0F9eU2
自演乙
420418:2007/06/26(火) 21:57:41 ID:3/4kDy/A
ちょwwばれてるww
421名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 22:28:28 ID:hFWN4T2d
勝手に人を騙るな
422名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 22:55:46 ID:ErT5v3lv
>>418
Lファンですが何か?
423名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 10:21:03 ID:fl1piZmS
>>418
Sファンですが何か?
424名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 22:56:47 ID:bdlknyNy
このスレでいつアビスのスカトロが投下されたのかと小一時間(ry
425ジューダスに萌える男ww:2007/06/27(水) 23:47:55 ID:p6dI5Dyd
      , -l r,、.'''"  '. -、 !;;;;、:::::: ' `
           / ./ `/        l .iヽ
           / / /         l .l  ヽ
          l  l  l        ノ ゝ,  l
          ,l l l  l     ._,、- ' ,r'"  '' -、,
          { ゝl   lヽ,  ,、-', -丶 l       '、
          ` l  L,、イ, ル,从. l } l   ,、- -- ''''
           l    /リ (..::ノ ノ   ゝ-l,,}
              l     '_二ニ=ニ( フ/
           !  /,''i __,     }_ イ }
           ヽソ /'- 、,,_, / ,、--''''/
             l` { \ ヽ ! イ ......:::::/, 、, ,
            } !___、,l ' /l l:::::::::/:::::::: /::::'....、
426名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 11:48:08 ID:1a0NeBlj
>>424
過去スレにはあったがな>アビスのスカトロ
保管庫に載ってるはずだ
427名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 18:30:22 ID:0igLkXss
たまにはクラトス×リフィルとかリオン×マリアン読みたいな(*´Д`)
428名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 22:20:40 ID:n8mhHbaq
たまにはトイ(ryやリオ(ryが(ry
429名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 03:58:17 ID:MlS02NER
>>418
テンペストマジオススメ
430名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 23:09:47 ID:9VfBW3U1
俺はEとPの純愛しか興味ない。
同作品でも主人公カプは興味ないが
431名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 17:59:45 ID:RmR08yrW
フェニモールを待ち続けて早○年。
432名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 21:44:09 ID:gLs/dhGd
マローネを何年も待ち続けてるが未だ一作たりとも投下された事は無い。
433名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 22:18:00 ID:2dMEDMke
>>431
駄目だ…陵辱系しか思い浮かばないが他にフェモ絡みって…?
434431:2007/06/30(土) 22:46:38 ID:RmR08yrW
陵辱系大歓迎です。
百合も大歓迎です。
飢えてます。。
435名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 20:44:44 ID:3J5B4S+B
ロイリフィ頼みます
436名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 00:09:36 ID:h798PWdi
ファンダム2の訓練生時代のティアが個人的にスマッシュヒット。
でもエロネタは浮かばん。
437名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 12:37:09 ID:B7IjEZmB
「他の訓練生たちに露骨な嫌がらせを受けたこともあった」
438名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 20:49:14 ID:gXHe9q80
保管庫の酢飯の作品とクロエの作品の量の差に
どこのスレでも酢飯は酢飯なんだなと思った
439名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:56:24 ID:avxU/Bmq
露骨な嫌がらせシチュは某同人誌で既にあるな
440名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 23:22:24 ID:N73kB8iN
止めてくれよ俺シャーリィ好きだぜ
セネルと実の兄妹だったら尚良かったんだが
441名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:37:30 ID:+YRc9VV1
>>436
教官とカンタビレにそっちの教育受けるティアでよろしく
442名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 19:14:35 ID:73I+k7Vy
俺も義理の兄妹や姉弟よりも、血のつながった兄妹や姉弟のほうが萌える
443名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:16:20 ID:Z1zxOfKr
シャーリィとワルターが本当の兄妹(*´Д`)ハァハァ
そう考えていた時期が俺にもありました
444名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 22:58:28 ID:C/tw23hQ
>>442
てか義理ですらないんだけど・・・
ステラとは結婚したわけじゃないし
アビスの特典ディスクでも言われていたがただの変た・・・
445名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:21:06 ID:t0z6rX58
ルーク×ノエル
446名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:50:47 ID:IUSEM3Go
まぁなんだかんだで結論だけ言うと、
義理兄妹設定とかいろいろあったとしても酢飯とかイラネ

Lはツンデレ剣士、活発系、グラマー姉さんetc…で女キャラの質は良いのに
酢飯がヒロインという設定のせいで台無し
447名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 01:26:51 ID:Ip0dOmhZ
フェニモールの出番がもっと多ければ言うことなし。
フェニモール≒テューラで考えれば、
脇役にしては十分出番が多いと言えるのかもしれないが・・・
448名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 07:18:05 ID:XY2cx/Pd
好き嫌いというよりももはやユダヤ人根絶と同類の発言だな。
449名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 07:37:33 ID:sOMf6oR/
>>442
スタン×リリスとかルーティ×リオンのことか?
450名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 15:00:48 ID:gc0U2JTC
リフィルとジーニアスとかもあるな
ヴァンとティアとか
あとティトレイと姉ちゃんとか
姉妹になるとミリッツァとヒルダとか
451名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 15:17:30 ID:OuLRLp09
ミリッツァとヒルダは一緒に育ってはいるけど実の姉妹じゃないよね?

ゼロスとセレス
マーテルとミトス…
男男とか女女の兄弟が皆無だな
452名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 17:32:50 ID:bNUk+RSp
ミリッツァとヒルダは幼馴染だけど、サレは2人のなんだろう?
453名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 17:41:42 ID:c0B5FyCy
カイウスとルキウス…いや何、気にすることはない
454名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 11:28:15 ID:0EEBrXr2
あと男女の兄妹ならギンジとノエルもあったな

>>451
カイウスとルキウス
シャーリィとステラ

…くらいかな?確かに少ないな
455名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 13:33:05 ID:qYGpZRTP
チェスターとアミィ
スタンとリリス
ルーティとリオン
レイスとアレンデ(腹違いの妹)
カイルとロニ(戸籍上、他多数)
ナナリーとルー
カーレルとハロルド
リフィルとジーニアス
ゼロスとセレス(腹違いの妹)
プレセアとアリシア
ヴェイグとクレア(家族)
セレーナとティトレイ
ステラとセネルとシャーリィ(セネルは他人)
フェニモールとテューラ
ミミーとコロネ?(名前のみ、もう一人妹がいる)
ヴァンとティア
ジェイドとネフリー
マリィベルとガイ(ガイの姉)
カイウスとルキウス
ティルキス(兄弟が数人いる、名前は不明)

パーティーインメンバーの兄弟、姉妹はこんな感じ。
456名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 21:19:21 ID:nzLWjEGG
ワルター×フェニモール萌えとマイナーカプ発言してみる

いや、ありえないカプなのは分かっているけどな…
457名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 21:26:22 ID:FmDGLJkm
>>456
同志よ
フェニモール埋葬イベントで目覚めちゃったんだぜ
マイナーだが自己生産してハァハァしている

だがエロには結びつかないんだ、この二人…
458名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 21:41:49 ID:ZNqnaohQ
実際フェモ関連のSS考えようとしても、
セネルはフェモと初めて会った時点からずっとステラとシャーリィを救うことしか頭に無いし
ステラが死んだあとも喪に服しててやっぱり頭にステラしかいなくてシャーリィも拒絶するくらいだし
ワルターはワルターでやっぱりメルネスを護ること以外全く頭に無い奴で、フェモはその他の存在だしw

シナリオ上、二人ともフェモが全く眼中に無いから文字通りお話を作りようが無い。
セネルがようやく落ち着いてきたかなって頃にはとっくにお亡くなりになってるしorz
何から何までタイミング悪すぎw
459名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 17:43:03 ID:y4/FIxKC
フェモは可愛い・とくに漫画。
藤村あゆみは最高だよ。フェモがカワユラシク
460名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 21:54:35 ID:4Z4czWFO
藤村、またアビスの読みきり描くのかよ…。その影響がモロに出て、
REX本誌のL漫画のほうはP数も少なめになって展開も牛歩になってきてるというのに。
やはり藤村は真性の腐女子で、Lが嫌いなくせにL漫画描いてるというウワサはマジだったのか。
461名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 22:42:26 ID:WEz1iLw2
サイトの日記に最初はLつまんね〜と書いてたけど、
漫画連載決まったあとにL面白いですよね!と書き足したのは有名
462名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 22:45:23 ID:YDaWaxvB
違う意味で面白かったんだろう
463名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 01:45:10 ID:PGK+weEc
藤村あゆみ、その軌跡

Pをプレイしクラース×ミラルドにハマる。

Eをプレイしリッド×ファラ、キール×リッドに目覚める。
ノーマルとホモの割合はだいたい8:2。

Sをプレイしゼロスにハマる。以降は完全なホモ同人作家となる。

たまにリッド×ファラを描いているが、
ノーマルを描く割合は今となっては一割にも満たない。
彼女がEの連載を描いていたらどうなっていただろうか……
464名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 04:34:07 ID:ZRA8zvzF
ちなみに藤村あゆみの前のペンネは藤沢かなだったりする。
465名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 09:10:32 ID:ZRA8zvzF
世の腐女子は藤村のガイルクにモエるらしい
藤村にアビス漫画をという奴も少なくはない
466名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 09:55:57 ID:Srx1H+Ig
まぁでも、Lは漫画描いて貰えるだけまだマシだよ

リバースなんて漫画化すらされてないし('A`)
リバース好きな自分としてはもう(ry
467名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 10:17:26 ID:+fac5hGG
諦めるな!人の心の力は何よりも強いんだ!
468名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 14:50:43 ID:JPZ3xj9B
スクエニのリバース漫画はなかなか良かったよ。上手い作家多かったし
いのまたテイルズでは一番好きなんだが、確かに叩かれすぎ
469名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 16:19:59 ID:Ygin0qk9
個人的にはリバースは戦闘も話も面白かったけどな。
世間の評価は低いよね。
470名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 17:46:06 ID:uMXaVDbO
リバース叩かれてるの?叩かれる要素あるっけ……?
471名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 18:44:44 ID:vHL98Iyt
叩かれてるのは主に売り上げ面かな。あれは765の販売戦略ミスだよね。
あとお使いイベント多すぎなのと終盤の作りこみが甘いのとかもあるけど。
全体的にパーティが良識人で固まってるから他のシリーズ的なキャラの掛け合いみたいな面白みがちと薄かったよな。
浜辺の殴り合いのイベントとか個人的には最高だったんだけど。
472名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 19:01:20 ID:O4cELwMz
Rのエロがちょっと少ない気がする
473名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 21:50:23 ID:C14qnFME
戯言 「8.22 殴り合いイベントはギャグにしか見えなかった…」

某摩○摩○サイトより
474名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 22:43:09 ID:s1J58HY5
藤村あゆみは絵はそれなりにうまいのかもしれない
だがかなり性格悪い
475名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 23:00:49 ID:5wtFfK9g
ロイドのお話

「こうしてさ、友達同士一緒に居るのって久しぶりじゃない?」
「いえてるな、ジーニアス。」
旅を終え、事件が無くなった平和を過ごしているロイドとジーニアスは、ロイドの部屋にいた。
部屋の隣には、例のコンビのゼロス・ワイルダーとジェイド・カーティス、
コレット・ブルーネルがいた。
ロイドにとってジーニアスは親友だ。
彼は、ジーニアスを襲いたいと常に心の中で思っていた。
しかし、ジーニアスを襲って手を出すにしてもまずい。
見つかった時、姉のリフィル・セイジに危ない魔法をかけられるからだ。
それでも、ロイドの心の中は常に、ジーニアスを襲うことばかり考えていた。
「なぁ、ジーニアス・・・お前に取って俺は・・・。」
「ん、何か言った?」
ジーニアスは、ボツボツと小さい声で語るロイドに尋ねだが、
「何でもない。コレットが気になるだけだ。」
ロイドはそういうと、ジーニアスの肩に手を置いた。
「・・・僕の方に何かついている?」
さっきからロイドの不振な行動を気にしているジーニアス。
「お願いがあるんだ。俺と・・・お・・・れと・・・せせせせせ・・・セック―――」
「それって本気?冗談でしょう?」
ジーニアスは、彼が何かを言おうとしたのを確信した。
「なっ、何言ってんだよ。俺は――!!」
「コレットなんかより僕の方がいいって?」
一生懸命に言い逃れをするロイドだが、何言っても通用しない事が現実だった。
「いいか、これは悪までも・・・だぁあもう、お前の力が必要だ。」
それでも、焦りながらも説得をするが、
「コレットがいるじゃないか。」
と、とどめにきっぱり言われてしまった。
ちなみにコレットは、ジーニアスと違って女性だ。
男性であるロイドと女性のコレットとの相性はいいはずだが・・・。
「コレット?・・・・えぇ〜・・・」
ロイドは、頭を抱えながら不満そうな顔を見せる。
「確かに、俺のタイプだし・・・可愛いからOKだけどさぁ〜あいつ、すぐにイってしまうからなぁ〜。」
「どうしてヤってもないのに、コレットが早く絶頂をするって分かるの?」
ジーニアスは、ある程度性の知識を身に付けている。
これは、リフィルが教えたわけではない。
偶然、図書館にあった性教育の本を見てしまった事から、頭から離れないのだ。
「実は、コレットがオナっている所を―――」
「見てしまったってこと?」
「まぁ・・・な。」
476これで終りだぜ。:2007/07/08(日) 23:01:22 ID:5wtFfK9g
旅の途中、寝床につこうとしたロイドは、外から聞こえる小さな声に反応した。
「何だ・・・人が寝ようとしてる時に・・・!?!」
彼が目にしたのは、テントの近くに生えている木に隠れている人影。
気づかれないように覗き込んでみれば、コレットが自慰行為をしているのを見てしまった。
「ん・・・こんな・・・はずあぁ・・・ん!・・・」
コレットは、何度も何度も小さい痙攣をして息も荒い。
ロイドは、ばれないと思いこみ、もっとコレットの方へと近づこうとした。
だが、不運にも彼が腰に付けていた護身用ナイフがベルトから取れてしまったのだ。
ナイフは、ロイドは覗き込んでいるのがばれる位、地面に音が鳴った。
―――やべぇ・・・・コレットに殺される!!――――
自慰行為をしているコレットとの間が近い為か、逃げる事の出来ないロイドにとっては
もう終わりだと思った。
「―――あっ、あっ、ロイドぉ・・・早く来てよ・・・。」
幸いにも、彼女は自慰行為で周りの事に気がついていなかったようだ。
―――おっしゃあ!チャンス!!―――
ロイドは、落としたナイフを放ったからにして今度こそコレットに近づいた。
コレットの真横にたどり着いた彼の目に映った物は、彼女は白い服を着たままで下着を脱いでいた。
右手で彼女の性器を愛液で濡らしながら触り、左手は近くにある木の枝をしっかりと握っていた。
「はぁ・・・はぁ・・・何やっているのかわか・・・っているのに・・止まんない・・・ぁあ!」
ロイドはコレットの顔に注目してみると、涙が流れて口からも唾液が少々溢れていた。
見ているうちに興奮してきたのか、彼は勃起までしていた。
『コレットの中に入れてぇよ・・・!』
そう心の中で言いながら、ロイドはコレットが絶頂するまでじっと眺めていた。
『そろそろイけ!イクんだコレット!!』
期待を胸に秘めて、ロイドの鼻息はかなり荒かった。
「あぁあっ!もう駄目イク・・・!!イッちゃう・・・!――――んあっ・・・!!あっ、あぁっ!」
コレットは、大きく跳ねらせて透明の愛液を放出した。
愛液は、尿を出すかのように出続けて自分では止める事が出来ない。
彼女は、涙を流しながら目をつぶって、声を無意識に出していた。
可愛い声を思い切り出しながらの絶頂を終えると、コレットはその場で寝込んでしまった。

「―――という夢を見たんだよな、俺は。」
「ただの夢だったの!?」
ロイドの夢オチにだた驚くしかないジーニアスだった。
「じゃあ、僕もそろそろお暇するから。」
ジーニアスは、すっと立ち上がるとロイドの部屋から出て行った。
「うおぉい!待ってくれよジーニアス!!」
結局、ロイドの「コレット自慰夢」で幕を閉じざるを得なかった。
―完―

初めて書いてみたんだぜ。
元々は、同性愛小説だったが、ここでは禁止だと言うからこう言った展開にした。
477名無しさん@ピンキー:2007/07/09(月) 17:54:07 ID:VAG9JYns
さぁ、同性愛の方のロイジニを書くんだ
478名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 11:41:59 ID:WVFkZayW
ファンタジアのアーチェ×チェスターを誰か書いてくれませんか?
479名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 14:32:03 ID:NxfMm6VG
リバース終盤の盛り下がりっぷりは異常。
突然ユリスとか言われてもなあ… という意見が主流なうちの地元。姫様が死ぬ理由も今一つ分からんかったし。
ヒロイン救出や一騎打ちのあたりは間違いなく燃えたんだが…
480名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 15:08:56 ID:jhppJP81
俺はキルメル希うわなにをするやめqあwせdrftgyふじこlpとは
481名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 15:10:33 ID:jhppJP81
sageろ俺
482名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 15:46:00 ID:OSJHj6Wx
リバースが評価低いのは765CSチームの実力の低さだろ
歴代メインタイトルでリバースだけやる気しなかったぞ

まぁアビスもやってみたらやってみたでがっかりしたがな
483名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 16:25:08 ID:VeCb4Vjc
クレクレ厨うぜぇ
484名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 17:26:37 ID:QyKiZkN9
クレクレ言っても書けば反応薄いし、数レス後にはまたクレクレ厨が沸くからな

そりゃ書く気失せるわ
485名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 19:07:10 ID:gkPPgL6+
つか、このスレ クレクレ禁止なんだが
まずはどちら様も>>1を嫁
486名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 17:07:52 ID:IATcqb/D
リバースは終わり良ければ全て良し、の逆パターン
だがキャラ自体は好きだぜ
487名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 18:34:19 ID:6EllZCm2
リバース、キャラやストーリーは良かったけど。あの戦闘がどうも・・・
ハマル奴にはハマルんだろうが、自分にはD2チームの戦闘システム苦手
488名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 20:27:59 ID:ZelfoyB7
そういう話はリバーススレでやれよ
489名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 23:22:31 ID:qgzzCz9B
お前ら…








テンペストが一番駄目だったろ
490名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 23:23:21 ID:lVC/iNwo
そうだよ。
ここは男×女のエロ専用だ。
無ければ新スレ立てよ。
俺書く気うせますた。
491名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 02:33:04 ID:DSu4oVh9
毎晩寝る前に携帯でリフィルてんてーの妄想エロ小説を書き綴ってるわけだが

リフィル萌えの仲間に見せたくても、俺しかわからない文章だから見せれなくて凹んだorz
492名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 13:52:52 ID:tKTYiazf
>>489
あぁ存在忘れてた
493名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 19:50:08 ID:SOJN3BNr
百合もダメなんね
494名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 19:59:49 ID:Gfh9ss2W
>>493
それは断り入れてここでやる事になってる筈
495名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 20:20:50 ID:Zhz5/u8c
ってか作品叩きやめようよ。
496名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 20:37:59 ID:lYf+WCRb
ジューダス×リアラとか、ロニ×ハロルドとかみてみたい
497名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 03:58:01 ID:KboQJKsC
人気なくてもリフィルてんてー最高。けどエロ見た事ない
498名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 04:20:23 ID:Q1ozmR8P
リフィルてんてーのエロ可愛さは異常
499名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 04:46:34 ID:d/YWxpqd
遺跡モードで攻められたい
500名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 06:37:26 ID:+/cnuEYa
てんてーの冷静でしっかりしていて大人な所が好きな人が多いとは思うけど

俺は子供らしく可愛く甘えるてんてーを想像して萌える(*´Д`)ハァハァ
501名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 15:44:46 ID:r1rkiyDw
ロイリフィ頼む・・・・
502名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 17:30:46 ID:ibNsELSW
>>497
つ保管庫
503名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 19:08:05 ID:TcjBbUOt
保管庫の18禁絵ってもしかして流れちゃってるのかな。ログ保管庫に行ったけどだいぶ
前のやつしかないぞ。
504名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 22:04:25 ID:PXGvy8SX
>>503
「テイルズ18禁絵版」のことなら保管庫とは別物だぞ。
505名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 22:41:04 ID:thWMqvyQ
カノンノ×女主人公(逆も有り)に萌える自分は異端か?

SS書く手が止まらねー(*´Д`)ハァハァ
506名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 14:31:42 ID:NCdTVaOw
>>505

wktk
507腹黒堕天使:2007/07/15(日) 18:43:38 ID:ubP7MjxG
お久しぶりです。やっとジェイド×アニスができました。
久々なので腕が落ちてるかもしれませんが見逃してください。タイトルは「尋問」です。



「大佐、話ってなんですか?」
ここはある宿の一室でアニスはジェイドに呼び出されて彼の部屋までやってきた。それが一生忘れられなくなることになろうとも知らずに・・・
「えぇハッキリ言いますが今日の貴女は挙動不審でしたので何を隠してたのは白状して貰おうと思いまして」
ジェイドは爽やかな笑顔でいきなり核心を突いた。
「え!だ・だから何も隠してません!」
ジェイドの目的は今日のザレッホ火山(1回目)で、あまりにも様子のおかしかったアニスを尋問しようと思い彼女を呼び出したのだった。
「やれやれ、その反応だけで充分状況証拠にはなるんですけどねぇ」
そう言うとジェイドは立ち上がりアニスに近づいた。
「本当に隠してませんて・・・きゃあ!」
そしてアニスを抱き上げベットの上に放り投げ起きれぬよう彼女の両腕を押さえつけた。
「アニス、正直に言わないと後悔することになりますよ」
互いの鼻がぶつかりそうな距離で見るジェイドの表情にアニスは嫌な予感がした。この男は、正直に言わなければ何を仕出かしても不思議ではない。
「し・・・知りません・・・」
だが、それでもアニスは白状しようとはしなかった。
「そうですか、じゃあ仕方ないですね」
ジェイドはそう言うと笑顔で顔を更に近づけてきた」
「んん!」
アニスの唇にジェイドの唇が重なった。ほんの一瞬だが、女の子にとって大切なファーストキスを奪われてしまったのだ。
「どうですか今の気分は?今ならまだ傷つかずに済みますよ」
その一言で全てを察知した。
目の前のこの男は若干13歳の女の子にとんでもない方法で尋問しようとしている。当然この状態では逃げることは出来ない。
508腹黒堕天使:2007/07/15(日) 18:44:19 ID:ubP7MjxG
「まだ言いませんか。しょうがないですねぇ」
呆然としているアニスの唇がまたも塞がれる。しかも今度は舌まで押し込まれ口内を貪られ始めた。
「んんー!んー!」
首を振り、必死に抵抗するも少女の力では叶うわけもなく舌と舌が絡まれジェイドが離れた時は互い唾液が交じり合っていた。
「そろそろ言う気になりましたか?」
だがアニスにはジェイドの声が聞こえていなかった。ただ息をするのが精一杯で聞こえていても答えることなどできなかった。
「そうですか、言いませんか」
それが分かっててジェイドは手袋を外すと手をアニスのスカートの中へ入れていった。
「ひゃあ!」
アニスは小さい悲鳴を上げた。ジェイドが下着越しに女の子の大事な部分に触れてきたのだ。
「これでも言いませんか?」
ジェイドは指に力を入れその部分を擦りだした。
「や!やだ・・・止めて下さい・・・」
ジェイドの指の動きに合わせアニスの体に今まで感じたことのない刺激が走る。
もう腕は押さえつけられてないものの、全身の力が抜け逃げることが出来なかった。いや、体が逃げようとしなかった。
「正直に隠してることを言えば止めますよ」
そう言いながらも指の動きは早くなっていき、アニスの下着は徐々に湿ってきた。
ここまでくると、さすがのジェイドもムラムラと湧き上がってくる感情を抑えるのが辛いようだ。
「きゃあ!」
アニスの体に痛みが走った。ジェイドの指が下着の隙間から直接入ってきたのだ。
509腹黒堕天使:2007/07/15(日) 18:44:53 ID:ubP7MjxG
クチュクチュ・・・

スカートの中から卑猥な音が聞こえてきた。その音を聞いているうちにアニスの意識は朦朧としてきた。

「た・大佐ぁ・・・もう、やめてぇ・・・」
か細い声で精一杯の抵抗をしたが効果はなく指の動きは激しくなっていった。
「あ・あぁ・・・あーっ!」
指の激しさが最高にまで達するとアニスもまた体の中で何かが最高に達し温かい液体が流れ出るのを感じた。
「やれやれ・・・これ以上はと思ってたんですけど、私をこんな気分にさせたのは貴女のその表情ですよ」
ジェイドは立ち上がりベルトを外し中の物を出した。それは大きく膨れそそり立っていた。
「いや!やめて!全部話すからそれだけは・・・」
次に何をされるかを予想したアニスは必死に懇願した。ファーストキスだけでなく処女まで奪われるのは嫌なのだろう。
「もういいですよ言わなくて、優先順位が変わりましたから。まずはこれの処理をさせていただきます」
ジェイドはアニスの懇願を却下し彼女の細い足首を掴むと大きく広げた。
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
アニスの体に激痛が走る。ジェイドの硬く強張ったそれが強引に進入してきたからだ。
「大丈夫ですよ、すぐに気持ちよくなりますから」
痛みから涙をボロボロ流すアニスの顔はどこか興奮を増す効果があるのか、ジェイドは腰を激しく揺さぶりだした
「いたぁい!大佐やめてー!!」
「あまり大声を出されては困りますね」
ジェイドは痛がるアニスの口にハンカチを強引に押し込んだ。
これでアニスの悲鳴は外に漏れることはない。
「どうです?気持ちよくなってきましたか?」
腰を激しく打ちつけながらアニスに問うも、アニスは痛みからただ首を振るだけである。
「おかしいですねぇ、私はこんなにも気持ちいいのに。ほら!」
その言葉と同時にアニスの中でジェイドは射精した。アニスもそれに気づいたのか大粒の涙を流した。



「ここまでするつもりはなかったんですけどねぇ」
事が終わり気を失ったアニスを抱き上げバスルームヘと運んだ。汚れたアニスの体を洗うためだ。
「でも、嫌がる女の子をいたぶるのも面白いですねぇ」

それからジェイドは何かと理由をつけてはアニスの体を求めるようになったのだった。



510腹黒堕天使:2007/07/15(日) 18:45:41 ID:ubP7MjxG
以上です。短くて済みません。次からはもうちょい長めにします
511名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 21:57:25 ID:oVnm9ZaX
無理矢理は萎える…
でも堕天使氏の文章は好きだ

そういや保管庫にもジェイド×アニスがあったな…
512名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:16:26 ID:VC/Kc+GO
人には色んな趣味が有るんだぜ 自分陵辱系好きだし

それはそれとしてGJ!!
513名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 06:29:35 ID:lVX+tnwo
保守
514名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 12:10:59 ID:Vta7Kt+5
515名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 18:46:43 ID:icPTgHw2
↑詐欺サイト
516名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 14:19:58 ID:8H0owgdP
「そういえばわたくし、先程の謁見にピオニー陛下から譜業機械を頂いたのですけれど」
姫が思い出したように包みを取り出し、硝子テーブルに置き綺麗に包装されたそれを開く。
「お二人は使い方を知っていますか?」
わたくし機械は苦手ですの、と愉しそうにナタリアが剥かれたそれを取った。

ピオニーがナタリアに寄越したというそれを目の当たりにして、
ガイとジェイドの表情が強張り、凍りついたように動きが止まる。
「非常に気持ちの良くなるマッサージの道具だと仰っていましたけれど」
と、ナタリアは二人の気不味そうな空気の放出に気付かないまま
それを珍しそうにじっくりと眺めて言葉を続けた。
「使い方を陛下が実際に指導してくださると仰ってくれましたの。
でも、二人との約束がありましたから今日はお断りして」
それにガイやジェイドなら使い方をご存知でしょう。
そう綺麗な笑みで言うと、ナタリアは上品な手付きでやや湯気のたつ紅茶にくちをつけた。

って感じでバイブレーターの使い方を優しく教えて悶々とするガイと
未開の姫様を口車にのせて開発していくジェイドを読みたいんですけど
517名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 14:45:34 ID:II+su7g8
>>505
ワクテカして待ってる。
518名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 21:49:20 ID:Ig0OE3ID
>>516
3P?それともガイ編、ジェイド編といった風?
519名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 00:28:12 ID:IrjEO04l
何か書いてみたいと思ってるんでオフィシャルカップルで好きなの、出来れば各シリーズで教えてくれないか。参考にしたい。
アンオフィシャルは悪いが嫌いなんで構想練る気にならないからオフィシャルで頼むよ。
520名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 03:27:48 ID:8cdotSVK
>>519
高尚様乙。態度が気に入らないしクレクレ厨呼び寄せてどうする気だ
521名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 06:05:18 ID:lQkhz88M
>>519
お前みたいな奴は一番ウザイ。ヘタレ腐女子の糞同盟にでも篭もってろ。
二度と来るなボケ
522名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 06:56:23 ID:GSQ3VKC9

519の発言見てると、俺とリフィル、男とリフィル、ロイドとリフィルって言ってるのがまるで罪みたいに聞こえて傷つくな
カプリングなどオフィシャルであろうが非オフィシャルであろうが皆好き嫌いがあるのだから、自己厨は巣に帰ってもらいたい
523名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 07:44:13 ID:oeQ+mpTl
そもそもオフィシャルかどうかってどこで判断すんの?
はっきりわかるのってせいぜい主人公とヒロインくらいだろ
524名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 08:16:48 ID:sh7998Tt
「俺の脳内基準の脳内オフィシャル」だろ、どーせ。
525名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 12:37:49 ID:l5IXkGub
>>519
しかもテイルズ知ってるならオフィシャルカップルくらいわかるだろwww
ただ文才自慢したいだけ?

しかもキャラをしらないのなら口調や性格も知らないんだろうし一人称とかも知らなさそう
クラトスで俺、リオンが私
フィリアであたし、チャットが私とかだったら萎えるぜ
526名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 15:23:06 ID:fE4PLwnT
あまり需要のなさそうなチェルシー×ウッドロウでいってみようとおもいます
逆レイプが苦手な方はご遠慮下さい・・・
527ネタ オブ デスティニー:2007/07/20(金) 15:31:15 ID:fE4PLwnT
「この気持ちは何だろう・・・」
どこかの有名な詩を真似たかのようにポツリと呟く一人の少女はそこにいた。
彼女の名はチェルシー・トーン。14歳というお年頃であり、想いを寄せている人もいない筈がない。
「あの人を想う度に胸が・・・とても・・・熱く・・・・・・ああっ!」
彼女はあの人・・・・・・ウッドロウ・ケルヴィンを心から愛している。というか,彼一筋である。
彼女の妄想の内容は、各自のご想像で願いたい。
「よし、今日こそは・・・ウッドロウさまを私のモノに・・・」
528名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 15:31:26 ID:LGrHZASM
チェルと王様、嫌いじゃないがこのスレは原則sage進行だよ
そして今から投下? 数分経っても反応ないみたいだが
投下じゃなくて「書きたいと思う」だけの書き込みは荒れる元だから止めた方が良いかと
529ネタ オブ デスティニー:2007/07/20(金) 15:36:50 ID:fE4PLwnT
じゃあ、しばらく待ちます。
530名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 16:59:37 ID:tiETodLz
>>518
欲を言えば全部読みたいんですけど
あと許婚時代に中庭でルークに騎乗位とか
命令口調で強請る姫様とか萌ゆる

おれもクレクレいってないでss考えてみる、
けど、職人さんのナタリアエロが読みたいってのもある
531名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 20:58:28 ID:6tzcpCVT
>>522とは話が合いそうだ。
ぜひそれを執筆してほしいんだぜ。

テイルズってオフィシャル厨腐女子が多いな。
「あたしの○○は××一筋なんだから」とか言うんだろ、うぇw
532名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 21:39:32 ID:JGGRjUWP
>>531 を見て「まそっぷ」とか「やっちゃったぜ」とか思い出した。
533名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 22:23:16 ID:89h6Cy8p
>>531
全くその通りだ。
なんでテイルズはオフィシャル厨腐女子がこんな多いのか。マジでキモ過ぎ
偶然テイルズ同盟サーチの新着見たら>519みたいな事ほざいてる厨腐女子が1匹いる
ついでに汚らしい本館を覗いてやったら、物凄いチラ裏絵曝していて思い切りワロタ
534名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 22:33:36 ID:s1YvL/Oj
オフィシャル関係無しでやるべきだ、と思うんだが
やっぱそれぞれ好みの問題だし
535名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 23:45:59 ID:aNT1Qk/2
テイルズに関して、というか腐女子全体から言えば、
ホモこそ公式!NLなんてpgr厨腐女子の数>>>越えられない壁>>>オフィシャル厨腐女子の数
だと思うんだが…
まあ、ここで書く分にはオフィシャルとかどうとか関係ナシで書いていいんじゃね?
536519:2007/07/21(土) 00:40:07 ID:wnyaaV17
失礼な書き方してスマンかった。
シリーズ混合で書いてみたかったから好きなのを聞いて参考にしようと思ってただけなんだ。
アンオフィシャルを否定してるわけじゃない。俺が個人的に好きじゃないだけだ。
誰だって好きじゃないのを書こうとは思わんだろ。だからだ。

荒れる内容でスマンかった。申し訳ない。
537名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 00:56:10 ID:hbU8bFLv
>>536言いたい事は分かったが、その「書いてやる」的な態度と嫌いなものをわざわざ強調するのはやめろ。
おまえが嫌いなものは誰かの好きなものかもしれないんだ。
538名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 01:27:11 ID:f/V1pS84
何か一本書こうと思うんだが、
ヒーロー×ヒロインだったらどのシリーズのが好き?

って聞き方すれば誰も不快にならないはず
539名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 07:03:10 ID:SL1MdS2W
>>538
それも荒れる元だからだめだよ。
>>1に書いてある。
>投下したい時に投下して下さい。
>事前の投下確認は荒れる原因になるので無用。前置きをSSの前に挟めば大丈夫です。

今までの流れを見れば解ると思うけど下手に投下確認なんかすると、すぐにクレクレ厨が湧いてるかんね。
そういうことは止めるが吉ですよ。
540名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 11:14:43 ID:pEIbR8ao
何も言わず、でも注意書きは入れて投下。
それで良いじゃないか?
541名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 15:55:40 ID:Ieyd0wqw
たしかに。
○○のができたんで明日投下しまつ。発言して
1週間経っても投下されないこと多々。萎えるぜ
それだったら、今から投下しまつ。○○嫌いな奴は読むんじゃヌェー。みたいなこと書いてた方が100倍まし。

まぁ、続きは明日にでも投下しまつ。とか書いといて投下せずに途中で話がぶったぎられてるってのはよくある話。
投下するならまとめてしてくれ、頼むから。
中途半端は処理できねぇじゃねぇか
542名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 20:07:31 ID:AlAttvwg
書く方の都合もあるんだよ、と書き手としては思うが
ぶつぶつ切った話を投下されても確かに訳わからんにはなるね
543名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 20:51:48 ID:nQGzh8L7
中断した話はほとんど再開されないしな。
544名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 20:52:05 ID:I2CFmvij
疑問に思うんだが俺の認識では腐女子ってのはBLヲタなんだがノーマルである公式が好きでも腐女子って言うの?
だったら俺らも充分に腐女子の仲間だと思うよ。公式非公式問わず何でも来いの野郎達なんだし。
それにだ。悪い言い方になるかもしれないけど、俺×女キャラや百合とか言ってる俺らは女から見たら俺らが腐女子って言ってるのと同じだろう?
だからあまり腐女子腐女子と悪く言ってやらず放っておけよ。
サイトや同盟とかもあいつらはあいつらで自分の好きなもので好き勝手やってるんだから俺らは俺らでここで好き勝手にハァハァしたらいいだけだろ。
○○が××一筋ってのも、テイルズはギャルゲーじゃないんだから普通に考えると当然の事だと思うし、言われてた同盟も覗いたけど別に公式だと思えないようなカップリングなかったじゃないか。俺はあれ全部公式だと思えるよ。
俺らは結局腐女子や公式ヲタと知りつつもサイト覗いてるだろ。ここも同人サイトも同じじゃないか。
BLが好きな男だっているかもしれないしここに投下したいと思うような女だっているかもしれない。
けど俺らにそれを咎める権利なんてないんだから好き勝手させてやるべきだと思うよ。

それにしても昔に比べるとここの住人の品性も雰囲気も悪くなった気がするよ。俺も含めてだけど。
態度が悪くても相手は書く意思を見せてくれた職人様じゃないか。SS待ってる奴らがいるから書いてやるって気持ちなんだろ。
えらそうでもそういう気持ちがあるのは当然の事じゃないのかな。
俺らは自ら職人を潰してるんじゃないのか。投下してもけなす奴らがいて次の投下をしにくくしている。
投下して欲しいと思う前に投下しやすい雰囲気を作ることが大切だろう。

>>536
わざわざ住人の顔色を窺わなくてもいいと思う。公式がいいと思ってるなら自分の好きな公式で書けばいい。
545名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 21:32:29 ID:Ieyd0wqw
腐女子です。すみません。
でも一言言わせておくれ。
自分はテイルズのBLは激しく却下。
546名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 21:33:59 ID:Ieyd0wqw
みなみに、腐女子でありながらノーマルエロいけます。ジュルリ
変態ですみません。

ついでに連投ごめん
547名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 21:43:30 ID:tcE/vRR4
腐女子ってほんとにキモイな
548名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 22:18:03 ID:XNPgde/V
私達テイルズスレ住人は、隣人として、良き友として、共存の道を歩んできました。
それが今、争いを始めようとしています。公式設定への認識、ただそれだけの違いで。
公式設定って何ですか?
私達は嗜好は違っても、新作が出た時には興奮し、萌えた時には妄想を繰り広げます。
それは何故でしょう? エロを求める心は同じだからです。
私は思うんです。カップリングなんて、個人の嗜好を入れるただの入れ物でしかないって。
もし公式設定では結びつかない組み合わせでも、エロい話ならむしろ大歓迎だって。
思い出してみて下さい。
私達は共に、萌え、語り、求めるシチュを述べ合った時間があったはずです。
私の知っているあるスレでは、職人さんがSSを落とすと、皆が集まって、肯定派もアンチもなく、
みんながハァハァ、ハァハァって興奮するんです。
荒れるのが怖くて言ってるんじゃありません。
大好きなスレが議論だけで埋まっていくのは、荒らしが常駐するのと同じぐらい辛いから……。
どうか、最後に私のお願いを聞いて下さい。
もしあなたが妄想を、自分なりの妄想をする事があったら、一度だけ目を閉じて考えてみて下さい。
あなたがハァハァってするその心に、公式設定はありますか?
549名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 00:24:44 ID:O6oRDrPf
>>548
クレア・・・?
>>544
確かに公式カプか非公式カプが好きかなんて各個人の勝手ではあるけれども
519の時みたいに自分の好みだけで他のカプが好きな人を貶したり煽ったりする人もいるから
少しは空気を読んで欲しいって思うが
550名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 01:41:22 ID:D+iaa+1q
>>544
そうか?自分はこのスレ今のほうが雰囲気良いと感じるがな。
確かに一時期アンチが多く来て職人が落とし難い雰囲気もあったけど、
このスレを一番最初に立ち上げたのはエロが読みたいだけの厨だろ。
初期の頃は特定の痛いサイトに巣食ってる奴らが自演してそこを誉め上げたり
色んなサイトのURLを貼って晒し者にしたりなど、所期の頃は最悪の状態で良識人なんて殆ど居なかったじゃないか。
それに比べて今はルールもきちんと設定されて随分居心地が良くなったと感じてる

>>549
全く持って同意



551名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 05:40:09 ID:mdwUdnKD
(( ( ) ))
( ´Д`)何でもいいさ

(( () ))
(´Д`)なっ!
552名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 08:51:15 ID:nnAsIGjW
何がいいんだ?
553名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 13:14:33 ID:sm2CBW0u
>>544別に公式だろうが非公式だろうがBLだろうがノーマルだろうが
カップリングに強くこだわって自分の好まないカップリングを叩くのが悪い腐女子です。

「○○×△△が好き」って言えば問題ないけど、
「○○×△△以外はありえん」「○○×□□はおかしい」って言われたら傷つく人もいるのであって。
ここは一応個人サイトじゃないんだからそういう発言には気を付けてもらいたいと思った。


まあなんだ、テイルズ新作発表オメ。
554耳かき:2007/07/22(日) 14:23:01 ID:bt1lc4Qr
暇だったので書いたアビスのSSを投下します。カップリングはシンク×アリエッタです。
555耳かき:2007/07/22(日) 14:27:52 ID:bt1lc4Qr
「罪深き少年少女の隠し事」

前々から気になってたんだ。16歳にしては幼すぎる彼女の体。
それでもその服の下の裸体を想像しては誘惑されている僕は変わった性癖なのだろうか。
「用があるってなに?」
「前から気になってたんだけど君って処女?」
「・・・!」
「わかりやすいね」
人目のつかない森の奥深くに連れ込むのは簡単だった。
「実は僕もまだ経験がないからお互い様だね」
木を背にして座る僕の上に彼女を座らせる。
「だからなに?離して・・・」
まだ気づいてないみたいだ。これから僕がしてやろうと思ってることに。
僕は離れようとする体を抱きしめて柔らかい肌の匂いを嫌というほど嗅ぎまくってやった。もうこれだけで感じてるようで可愛い喘ぎ声を漏らし出す。
「お互いの処女と童貞を解消しようって提案だよ。いい案だろ?」
アリエッタは泣きそうな顔を左右に振った。
「いや!処女はイオン様にあげるの」
「まだあんなやつのことが好きなの?僕の方が強いしあいつ女にしか見えないのに」
「イオン様の悪口言った・・・シンクなんか大嫌い!」
傷ついたけどそれがまた萌える。もう我慢できないので返事を聞かずに服を脱がしていった。
「やぁ・・・ちょっと待ってえ」
「誰が待つかよ。同じ六神将同士仲良くしようじゃないか」
処女だけに感度は抜群らしい。上半身を裸にして少し乳首を舐め回しただけで大きく声を漏らした。
「あぁん・・・ぁあライ・・ガ助けて・・」
魔物を呼ばれたらまずい。そう思いキスをして唇をふさいだ。
「んんっ・・んーっ!」
ついでに舌を入れて口の中を犯す。しばらくして離し、顔から首まで流れていくよだれを舐め取った。
「ふあぁ・・・ん」
それだけでビクビクとアリエッタの体が震える。普段の子供みたいな彼女からは想像出来ないくらいエロい表情だ。
下半身も脱がし完全に裸の状態にしたころには自分の分身も元気を通り越して限界だった。アリエッタはもう仲間である魔物を呼ぶ元気が無く虚ろな瞳で僕の上にまたがっている。
抵抗をやめて大人しくなったアリエッタのピンク色の女性器を割り開きヌルヌルと愛液が溢れだしている中心部に指を入れる。
「ひゃあっ!あ・・・ああっん!やめ・・やっ!ひうぅ!」
さっきよりも大きく体を揺らしてさらにたくさんの愛液を出して指の滑りをよくさせる。
「あっ!ひあぁんっ!いっちゃ・・・いっちゃうぅう!」
556耳かき:2007/07/22(日) 14:29:53 ID:bt1lc4Qr
自分の上で肩をつかんできながら腰を振るアリエッタを見て限界に近づいた。素早く取り出した分身をヌルヌルの割れ目に挿入していく。
「ふぅっ・・・うう・・んあっ痛っ」
行為を中断された苦しみよりも初めて男を受け入れる方が苦しいらしい。目からは涙を流している。
「想像以上に気持ちいい・・・」
アリエッタを気づかう余裕もなく締め付けてくる膣の中で出し入れを繰り返す。頬っぺたにキスをして太ももをつかみながら奥を突いて射精してしまった。
「あ・・んっ、やだ」
中出しされたのが嫌だったらしく必死で立ち上がろうとする体を押さえつけ激しく下から揺さぶる。精液が漏れ卑猥な音がジュプジュプと無人の森に響いた。
「もう一発出すよ」
「やっ・・あぁんっ・・あぁ!もうだめぇ!」
処女を失ったばかりのアリエッタからはもう苦しみは無く快感に溺れる喘ぎ声が出ていた。顔と体ばかりではなく声までもエロいので二回目の射精はあっという間だった。
「あ、あ、ああああ!」
同時にイったアリエッタが体を引きつらせて散々犯された女性器をヒクヒクと痙攣させる。
しっとり吸い付いてくる肌の感触を堪能して強く抱きしめ、奥へ奥へと突きながら割れ目の中に種を注ぎ続けた。
「ああ・・・シンク・・だめっ・・」
ヌチャッと音を立てながら萎んだ物を取り出すと精液がドプドプとアリエッタの性器から溢れ出した。涙を流しているアリエッタと唇を絡ませ唾液を交換する。
「これでお互い処女と童貞じゃなくなった。六神将として胸が張れるね」
唇を離してから僕は言った。
「こんなの・・・違う」
アリエッタが体を起こす。
「・・・?」
「こっちにだって・・・相手を選ぶ権利がある」
「あんなに喘いでたのに?」
「・・・・」
何も答えられないみたいだ。河原で体を洗ったあとアリエッタは魔物を呼んで無言でどこかにいってしまった。



数日してアリエッタと僕はまた同じ森で出会った。
「その・・・またこの間みたいに、さわって・・ほしいです」
どうやら僕なしじゃいられない体になってしまったらしい。体を震わせながら卑猥な言葉を投げ掛けてきた。
僕は笑みを浮かべて彼女の肩に手を回し彼女の頬を流れている涙をそっと指ですくった。


―完―
557耳かき:2007/07/22(日) 15:46:44 ID:bt1lc4Qr
よく見たら476と最後の締め方が全く同じだ。
そんなつもりはなかったんだ。スマソ。
558名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 23:20:35 ID:z8VsU3SI
>>557
川´_ゝ`)つ>[[@]]<
ウッドロウキャンディだ
559ネタ オブ デスティニー:2007/07/22(日) 23:39:48 ID:jr+cAMvK
チェルシーー×ウッドロウのSSを投下しようとしているものです。空気読まずに申し訳ないでですが投下します。

560ネタ オブ デスティニー:2007/07/22(日) 23:49:14 ID:jr+cAMvK
所変わってここはファンダリアの宿屋。現在スタン一行がそこで休眠を取っている。
そんな中、チェルシーは一人自分の寝室で覚悟を決めようとしていた。
「ウッドロウ様・・・・・・私はずっと前からあなたのことばかり尊敬し、惚れ込んでいました。決めました!今、あなたに会いに行きます!」
と、またまた某映画のタイトルをそのままパクった台詞で、彼女は決心したのっだった。
幸い、ウッドロウの寝室はチェルシーの寝室の隣にあり、鍵も掛けられていなかった。
チェルシーは、まさか私の行動えお予測していたんじゃ、と勝手に想いこんだ。そして、
もうすっかり眠っている(と思われる)ウッドロウを目の前にした時、彼女の心臓の鼓動がより一層早まった。
(御免なさい、ウッドロウ様・・・・・・こんな淫らで汚れた私をお許し下さい!)
561名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 00:02:05 ID:W8ZI9e59
>>559
投下は嬉しいがこのスレは基本sage進行の筈だが
sage知らないのかな
める欄にsageって入れるんだよ、半角だよ
562ネタ オブ デスティニー:2007/07/23(月) 00:04:12 ID:wF7CK/So
心の中でそう呟きながら、彼女はウッドロウの掛け布団をそっと剥ぎ取った。次に
横向きで眠っている彼を慎重に仰向けの体勢にさせた。一瞬だけ彼の瞼が動いた気がしたが、
彼女は大丈夫だろうと判断した。ここでも幸いなことに、彼が纏っていた衣類はほんの数枚だけであった。
寒い国出身だから大丈夫なのだろうかはわからないが。
ほんの少しだけ間を置いて、彼女は彼のズボンとパンツを少しずつずり下ろした。
(こ、これがウッドロウ様の・・・・・・!?ホントに大きいです!)
彼女が温泉で偶然聞こえた話の通りだった。とはいえ、あれは別の意味で解釈してしまっているのでしょうがないが。しかし
彼女は内心嬉しかったらしい。
まだ全然勃起していない彼のペニスをじっくりと拝んだ後、彼女は恐る恐る彼のそれを掴んだ。そしてゆっくりと捏ね回すように弄っていく。すると、
見る見る内に彼のペニスが肥大化していった。完全に勃起した時には、約20aはあろうかと思う長さまでになった。
(ウッドロウ様は私のモノ・・・・・・だから、私が気持ちよくして差し上げますっ!)
563ネタ オブ デスティニー:2007/07/23(月) 00:23:24 ID:wF7CK/So
そう彼女は呟き、彼のペニスを上下に動かし始めた。小さく幼さが残るその手では十分に余ってしまうほどの大きさを誇るペニスを前にしても、
彼女は懸命に手コキを続けた。やがて、彼が小さい呻き声をあげると、彼のペニスの先端が膨らんだ。そして・・・
「ひゃあ!」
思わず彼女は叫んでしまった。それもそうである。不意に射精されたウッドロウの精液が、彼女の両手に付着してしまったからだ。
(これって、男の人が興奮した時に出るセイエキって言うモノだよね?うわぁ・・・・・・)
確認しつつ、彼女は暫く自分の手に付着した白濁色の液を見つめていた。そして、試しにソレを舐めてみた。
(にっ、苦ーいっ!それにネバネバしてるよぉ・・・。でもクセになっちゃうかも!)
と、精液を舐めた後からは想像もつかないほどの恍惚とした表情で、彼女はうっとりしていた。
射精後の彼のペニスはまだまだ直立しっぱなしのようだ。そんなペニスを彼女はじっと見つめ、
もう一つ違った行動に走った。
(ウッドロウ様、今度は口で御奉仕しますね!)

561
ありがとうございます。以後気をつけます。
564ネタ オブ デスティニー:2007/07/23(月) 00:42:40 ID:wF7CK/So
今度は口を使い、彼のペニスを味わった。彼女の小さな口ではギリギリの太さではあったが、
なんとか咥え込めたようだ。息をするのも困難な中、彼女はゆっくりと自分の頭を動かし始め、彼のペニスを刺激し続けた。
(んっ・・・うふぅ・・・・・おいしいです・・・・・・ウッドロウ様のおちんちん・・・・・・ふぅ・・・)
そうしている内に、彼女の口内で第2発目が発射された。結構な量があったものの、彼女はすっかりその味の虜になってしまっているのか、それを難なく飲み干した。
もはや理性のカケラもない彼女は、自分が穿いていたカボチャパンツを下ろし、グッショリ濡れた自分の下着をも脱ぎ去り、
下半身を完全に曝け出した状態にさせた。
(もう後悔はしません。今までオナッテきた分、あなたの理想とする最高のマ○コになっていると思います。だから・・・一意専心であなたの童貞を奪ってあげます!)
遂に彼女は彼のペニスを目掛けて自分の鍵穴を埋め込ませた。濡れている分、意外とスムーズに彼女の膣内へとソレは収まっていく。しかし、
初めて男の生殖器を受け入れたこともあって、当然のように激痛が彼女に伝わった。
破瓜で接合部に血が流れ落ちる。
(ウッ・・・痛いよぉ・・・・・・。でも、ずっとこのままでイタイよぉ・・・・・・)
565ネタ オブ デスティニー:2007/07/23(月) 01:38:55 ID:wF7CK/So
それから数分の間、彼女は全く動けずにいたが、勇気を振り絞り、少しずつ、ほんの少しずつではあるが、腰を上下に動かしていった。
接合部からは、擬音では表現し難い卑猥な音が部屋中へと染み渡った。
暫くして、彼女はその痛みを感じにくくなり、 代わりにそれと同等、いやそれ以上の快感が彼女の全身へと駆け巡った。
(き。気持ち良いですウッドロウ様ぁ・・・・・・WA、私、もうクラクラしてきましたぁ・・・・・・・)
それでも彼女は本能のままに腰を動かし、彼のペニスを刺激し続けた。
すると、彼女が動いていないにも関わらず、彼女の膣内で彼のペニスが独りでに動いているのが感じ取れた。
それを彼女は素早く察知したはいいが、今の体勢ではどうすることも出来なかった。思い切って彼女は、
「もしかして・・・・・・ウッドロウ様・・・?」
と話しかけてみた。すると、彼はゆっくりと目を見開いて、
「やぁ、チェルシー。私が熟睡しているとでも思っていたのかい?」
と応えた。突然ウッドロウが話しかけてきたことに驚き、彼女はしばし思考停止状態となった。
しばらくして、落ち着きを取り戻した彼女が口を開き、
「あの・・・・・・本当にゴメンナサイ!こんな私のこと・・・・・・もう信用しませんよね?嫌いになりましたよね?わたし・・・・・・わたし・・・・・・っ!」
と、涙を流しながらウッドロウに謝罪の言葉を浴びせかける。
「・・・・・・何、気にすることは無い。実は私もチェルシーとやりたいことを前々から望んでいたのだよ。」
「ええっ!?・・・・・・ほっ、本当ですか?」
「ああ」
全く予想していなかった返答に、彼女は驚きの色を隠せなかった。しかし、もう何の迷いも無い彼女は、自分の想いを素直に打ち明けた。
「ウッドロウ様・・・ダイスキですっ!」
「私もだ、チェルシー。いや、未来のファンダリア王妃」
それから2人は、互いに納得のいくまで性交を繰り返し、最後に大人に負けないくらいのディープキスをし、深い眠りへとついた・・・。
566ネタ オブ デスティニー:2007/07/23(月) 01:50:28 ID:wF7CK/So
一夜が明けた空の色は、2人に負けないくらいに明るく輝いていた。
「ウッドロウ様・・・・・・改めてですけど・・・・・・本当に御免なさい。・・・そして、大好きです!」
「ああ。私も君を心から愛している。愛というものに年齢や身分というは意味の無いものなのだな。」
2人が互いにその顔を見つめあっていると、
「おーい!2人ともーーー!早くしないと置いてっちゃうわよーー!」
と、よく通った声で仲間の1人が呼んでいるのが聞こえた。それに反応して、
「今行く」
「今行きます!」
ほぼ同時に返事をした2人の表情は、誰が見てもとても幸せそうに見えた。

・・・・・・それから18年後、32歳となったチェルシー・トーンは、今日も彼のことを思い出す度に、胸が熱くなっているのであった。
そして、産まれて17年目になる娘を見て微笑む彼女の顔がそこにあった。
こうしてまた、運命が新たな運命を生み出すのである・・・・・・それは永遠に。
                                −FIN−     
567ネタ オブ デスティニー:2007/07/23(月) 01:51:55 ID:wF7CK/So
以上です。チェルシーの娘は隠し子ってことで脳内補完して下さい。では。
568名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 02:12:16 ID:ruZv9DM0
(´д`*)ハァハァした
569名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 02:18:01 ID:ruZv9DM0
投稿ミスった
ウッチェル萌えの俺には十分です!GJ

しかし誤字脱字多いし文中に他の人へのレスを書くのはいただけない
レスを書くのは全部内容を書き終わってからじゃないと。

読み手がせっかく内容を想像して理解しながら読んでるのに
余計な文章を書いてあったらそこで意識していたのがぶつ切りになっちゃうからね
570ネタ オブ デスティニー:2007/07/23(月) 11:29:13 ID:wF7CK/So
≫569
すみません。気をつけます。
571名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 02:37:56 ID:k95rFhU3
GJすぐる
572兵士A:2007/07/24(火) 06:28:22 ID:H32hugr6
前なんて名前で投稿したか忘れたので適当に。
深夜バイト終わりに投下使用と思ったら投稿されてて読みふけてしまった。

以下珍しいかなTOW(レディアント)ネタ。
結構あれは良作だったと思ふ。
573兵士A:2007/07/24(火) 06:29:38 ID:H32hugr6
作品名『アドリビトム崩壊』


 ティア・グランツがガヴァダのアドリビトムに所属して一ヶ月ほどが過ぎた。
 当初こそ、アイリリーなどの街とは違い、住民から酷い評価ばかりをもらっているアドリビトムの現状に戸惑いも覚えたが、
今では彼らの活動に共感を覚え、ルークの訓練も交えながらも、日々送られてくるクエストをこなしているところである。
 そして今日も、街の住民から緊急の依頼を受け、一人ガヴァダの辺境にある太古の森へと一人で進んでいるところだった。

「……情報では、このあたりで間違いないはずだけれど」
 ティアは森のT字路で立ち止まり、クエストの依頼人からもらった紙を取り出した。
 そこには依頼内容と、救出対象が向かった道のりまでの地図が描かれている。
 依頼人の仲間がモンスターの素材を採りにいったまま戻っておらず、なるべく急いで救出してもらいたいという依頼であった。
 しかも、近辺のモンスターを下手に活性化させられないという理由で、なるべく一人だけで行動して欲しいとも要求されている。
 この要求にユージーンが若干の不安を覚えていたようだが、ティア自身は、今までの訓練の結果を出せる良い機会だと思っていた。
「仕方ないわ、もう少し違うところを探してみて……」
 しかし、対象が見当たらなければ、いつまでもクエストは終わらない。
 長くなりそうな一日に、ティアがふと溜め息をついた……その時、茂みから僅かな葉のこすれる音が響いた。
「敵!?」
 ティアは素早く体勢を整え身構えたが、彼女の目の前に現れたのは、ガヴァダの住民らしい服装をした男数人であった。
「……あ、あなた達はもしかして?」
『おお、もしかしてアドリビトムの方かい?』
「は、はい! 私はティア・グランツと申します」
 男達はティアの言葉にふと安堵の色を浮かべ、彼女もそれにつられて少しだけ笑みを浮かべた。
 彼女は住民の安全を確認すると、ホッと胸を撫で下ろしながら武器を収め、右手を差し出した。
「さ、急ぎましょう。ここに立ち止まるのは危険です」
『ああ、そうだったな』
 男の一人が代表してティアの前に立つと、彼女の行為に答えるように、右手を差し出したが、
男の腕は彼女の右手を通り抜け、ティアの腹部めがけ、思い切り殴りだされた。
「!? うっ……!」
 ティアの意識は急激に低下する。薄れゆく視界と感覚の中で、自分の腕が抑えられ、男達に囲まれてしまったのを見た。
『悪いな、しばらく付き合ってもらうよ……?』
 そこで、ティアの意識は完全に遠のいた。
574兵士A:2007/07/24(火) 06:30:36 ID:H32hugr6
 あれからどれくらいの時間が経っただろう。
「う……」
 意識が覚醒すると、ティアは両腕を後ろにきつく縛られたまま、どこか冷え切った木造の床が冷たい部屋の中に倒れていた。
 視界は薄暗く、ぼんやりと少し前のものが視認できるかどうかという具合だ。
 ティアは頭痛のような痛さが広がる頭で必死に記憶を遡ろうとしたが、それとほぼ同時に、眩しいばかりの光に襲われた。
『ほらよ、これで最後の一匹だ!』
「キャァ!」
 男がドアを思い切りこじ開けて部屋に飛び込んでくると、誰か男が連れてきた者を背中から蹴飛ばした。
 ティアは身体を起こしてその人物を確認すると、自分と同じように両腕を縛られたアニーの姿だった。
「アニー!?」
「ティ……ティア、さん!?」
 二人が叫ぶと、その声によってだろうか、周囲からは呻き声のようなものが聞こえた。
「う……ウゥ……」
 振りむくと、そこには同じアドリビトムに所属しているハロルドとカノンノの姿までもがあった。
「ティ……ティア?」
「ティアさん……?」
「ハロルド博士に、カノンノまで……い、一体誰が……?」
『さあさあ、ようやく獲物が全員捕まったぜぇ!!』
 ティアの嘆きに対するように、男が部屋の外へ怒鳴り声を上げると、それから数分もしない内に多くの男達が部屋の中へ入り込んできた。
 四人はその間、動けない両腕の代わりに身体全体を使ってなんとか部屋の片隅に寄ったが、蛇に睨まれた蛙のように何も出来ないままであり、
 その滑稽な様子を楽しんでいるような男達の怪しい笑みを睨み返すしかなかった。
「な、何が目的なのよ! アンタ達!?」
『あぁ? 何が目的かって? 天才様ならすぐにわかるんじゃないのかね?』
 ハロルドの言葉に、男の一人がスッと四人の前に寄ってくると、アニーの髪を掴み上げて無理やりに立ち上がらせ、残りの三人に
見せ付けるように、腰元から取り出したナイフの刃を、アニーの服にゆっくりと通していった。
「い、嫌……!」
『良いねぇその表情。ますますこれから楽しみになるよ』
「や、やめなさいよ!」
『誰がこんな楽しい事を辞められると思うんだい?』
 男はハロルドの怒声を無視してアニーの首筋をそっと舐め上げると、ナイフで切れた部分から腕を突っ込んで、
彼女の胸を思い切り掴み、一気に何も無い部屋の一角へと押し倒した。
 するとそれが合図であったかのように、アニーが倒れたほうへ何人かが飛び込んでいく。
「やっ、あぁっ!」
 アニーの悲鳴に似た叫び声が、部屋の中にこだました。
「み、皆さん、いい加減にしてください!」
 その悲鳴と無残な光景に似た叫びに感化されたのか、恐怖に怯えていたカノンノまでもが涙目で叫んだ。
 しかし、その叫び声は皮肉にも男達の注目を一気に自分へと集中させただけである。
『……おい、あいつドープルーンの宿屋に一時期働いてた看板娘だろ?』
『マジ!? あの女かよ、ラッキーだな、俺元々タイプだったんだ』
『俺も憧れてたんだよな。たまんねぇ、早くやっちまおうぜ!』
『俺も俺も!』
「い……いやぁぁぁ!」
 カノンノを前から知っていたらしい男達数名は、カノンノの姿を見てしばらく話し込んだかと思うと、一斉に彼女の方へ群がった。
「カノンノ!?」
 ティアは反射的に身を乗り出したが、両腕が塞がれていては何をする事も出来ず、カノンノはそのまま引きづられるように
 アニーが連れられた方とは対角線上の部屋の一角へと運び込まれてしまった。
575兵士A:2007/07/24(火) 06:31:36 ID:H32hugr6
『おいおい、あいつら皆してロリコン好きか?』
『悪趣味だよなぁ、もっと味わいがいのある方を選べばいいのによ』
 残った男達は、ティアとハロルドの目の前にまで迫りながら下品な会話を繰り広げていた。
 しばらくは二人とも男達を睨み返すままであったが、絶える事の無いアニーとカノンノの呻き声がよりいっそう高まってくると、
先にティアの口が開いた。
「あなた達、自分達がなにしているのかわかってるの!?」
 彼女の叫び声に、男達はようやく二人に興味を示したかのように、グッと見下ろすように答えた。
『わかっているさ。粛清だよ』
「しゅ……粛清?」
『そうさ、アウロラ様の魔科学の力をも無視し、ありもない噂ばかりを流して、この街を引き裂こうとしている、
 お前たちアドリビトムを、俺たちが救ってやろうと言うのさ』
 一人が威厳を誇る様に発言すると、ハロルドは苦味を飲まされたような苦悶の表情を浮かべながら答えた。
「うへぇ〜……。あぁんな馬鹿女の力を鵜呑みにして、しかもそれを信じる自分達こそが正義のように振りかざすなんて、猿以下ね」
『な、なに!? お前、アウロラ様を!!』
 ハロルドの言葉に、ティアも続いた。
「本当、他人の言葉を全く聞けなくなって、しかもこんな事をしてしまうのならなら、魔物達と同じよ」
『……はっ。それは自分の立場をわかってから言うんだな』
「「……っ!!」」
 男達は彼女二人を囲むようにして輪を作ると、誰からというわけでもなく、一気に欲を開放するよう、その腕を彼女達の身体へ伸ばしていった。

576兵士A:2007/07/24(火) 06:33:12 ID:H32hugr6
『全くよ、お前もう少し科学者なら頭を使えってんだ』
「いっ! ……っ!!」
『あんな言葉を吐いて、自分がどうなるのかわからねぇのか?』
「な、なにがっ……よっ……ん、はぁっ!」
 一人が、ハロルドの癖毛がかったピンク色の髪を思い切り掴み振り回す。その痛みを軽減させる為に彼女はなんとか立ち上がると、後ろから
体格の大きい男が思い切り抱きつき、彼女の胸部分の谷間に空いた隙間に指を通し、その服を思い切り引き裂いて、豊満な胸を飛び出させた。
『おいおい、予想以上にご立派だな』
 男はそのまま、彼女の大きな胸を大きな手の平で豪快に揉みしごいていく。
 そして髪を掴んでいた男は、今度はハロルドのスカート越しに見えるスパッツ風のズボンを手の平で包み込み、彼女の首筋を舐め上げた。
「な……なんでこれが、しゅ! ……くせいになるの……ぁ!」
『減らず口が止まらねぇなぁ』
「ぅ! ……んん!」
 彼女の言葉を遮る為に、胸を掴んでいた男は彼女の首を上げさせ、唇の中へ自らの舌を押し込んでいく。
 ハロルドはその舌を噛み千切ってやろうとも思ったが、絶えない快感とその体勢から、むしろ男に対して甘噛み程度にしか感じられないほどの力しか出せなかった。
 その間にも、目の前の男が今度はハロルドのズボンを上へと引っ張り、彼女の割れ目に食い込ませようとさせる。
 ハロルドは低い身長で厚底のブーツをこれでもかと上げて爪先立ちになりながら堪えていたが、それ以上の力が加わると、じんわりと愛液でズボンが濡れだしてきてしまった。
『おい? 天才科学者がこんな事で感じてていいのかよ?』
「あ……んゃ!」
『よしよし、もう欲しくてたまらないんだな?』
 男は持ち手を逆にして緩んだズボンを膝辺りまでずり下げると、先ほどの男が持っていたものと同型のナイフでズボンを裂き切る。
 すると後ろの男が口付けを中止してハロルドの身体を浮かせ、目の前の男は自らもズボンを脱ぎ捨て、彼女の両足を浮かした。
「や、やめなさい! そんな事しっ……んぁ!」
『そう焦るなよ』
 騒ぐ彼女に、後ろの男はまたも口付けを再開し、今度は揉んでいた胸の立ち上がった乳房を丁寧に刺激させる。
 その間にも、目の前の男はギンギンに立ち尽くした自分のモノを、彼女の割れ目に沿うように置いた。
「んっ……んむっ!  んん……!!」
『そうか、そんなに嬉しいか? おい、こいつを下ろしてやれよ』
 後ろの男はそう言われると、両腕の力を徐々に抜いて、ハロルドの身体を降ろし始めた。
「やっ! ……あぁ! んゃあ!!」
 彼女の秘部に、徐々に男のモノが突き刺さっていく。
577兵士A:2007/07/24(火) 06:37:18 ID:H32hugr6
以下続く。後書くのはティア側やらいろいろ。
TOWやってないと果たしてなんのことやらさっぱりだと思うけれど。
578名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 16:15:21 ID:Kwe4jBP8
gj
579名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 22:02:25 ID:woY03cgD
アビスメインのSSはみんな腐った人たちのエサにしか見えない
580名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 23:07:40 ID:e39C+G63
>>579
そう思うならスルーすれば
581名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 13:39:24 ID:zO5XU4Y+
兵士A氏のは読ませるな、雰囲気が分かりやすい
続きをwktkして待ってます
582名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 00:41:48 ID:ejj0duZJ
GJ!
良いところで続くのが憎いぜ
583名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 11:06:04 ID:7j1dYZYu
ティア編テラ楽しみにしてます
584名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 04:33:03 ID:vGe+iXru
1年ぶりぐらいに来たけど、全体的にクォリティー下がった希ガス。
とりあえず職人GJ!
585名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 14:06:26 ID:u9/mmVQV
>>584みたいな厨学生が夏休みごとに来るからだろうね
職人さん乙
586名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 17:47:27 ID:Nx+L+1i3
アッシュ×ナタリアに期待
587名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 20:53:35 ID:tqWp0Y2m
来月でフェニモールを待ち続けて2年目。
588名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 13:24:37 ID:ohL9B7e9
エロくて抜ければ何でもいいっす
589名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 19:46:02 ID:1ujwlzEv
シンフォニアの続編、絵師が違うなんて……!
590名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 19:52:36 ID:1ujwlzEv
スマン>>589は誤爆だ、気にしないでくれ
591名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 22:18:30 ID:3HwyuYO2
ロイド×ジニたんの絡み希望です
どなたかお願いします
592名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 22:22:58 ID:2UZ6KfCw
自分で書けば?
俺はGJの一つももらえなくて腹が立ったからもう投下しない。
593名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 23:45:47 ID:980scz180
つーか801は該当スレ池よ
594名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 00:24:50 ID:6OFYwqlT
>>592
ばいばい
595名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 07:50:57 ID:LCTQ5G4i
>>592
投下しないのは勝手だが、わざわざ言うな

>>589
誤爆とはいえ、内容が気になってしまった
596名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 17:53:08 ID:UDAg9Q6y
>>595
公式の新キャラ(主人公&ヒロイン)を見たが藤島ではなかったよ。
そのことじゃないの?
絵師さんの名前は知らんが自分的には嫌いじゃないな。
597名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 18:53:11 ID:f5wKU97+
奥村じゃないか
六神将とかイオンのキャラデザしたひと
598名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 19:16:50 ID:LCTQ5G4i
>>596
なるほど。公式チェックしに行ってくる。
藤島氏好きだったけど、見る前から否定はしたくないからな
599名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 23:15:45 ID:WlmSOgPy
このスレ落ちそうで怖い件について。
600名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 23:25:41 ID:WlmSOgPy
>>11のややリメイク。

クレス「スレのために手を尽くすのは、当然じゃないか。ハァハァ(´д`)」
ミント「このスレを盛り上げたい、何とかしてあげたいと、強く願えばいいんです」
アーチェ「いわゆる神GJ!ってやつ?ごめんなさいねえ、作者の苦労知らずで」
チェスター「俺のネタなんてあろうがあるまいが、関係ないだろ。放っておいてくれ」
クラース「これだから厨房は!SSを書くのに人がどれだけ苦労を・・・!」
すず「落ち着いて下さい。スレを荒らすのは無意味だと思います」
ロイド「ドワーフの誓い第1番。“平和なスレが生まれるようにみんなで努力しよう”だ」
コレット「はい。いつも来てます。この間もレスしちゃって・・・」
ジーニアス「もうやだ・・・。クレクレ厨なんて汚い・・・」
リフィル「お願いだから、もう少しだけ2ちゃん・エロパロ勉強にも熱心になってもらえないかしら?」
クラトス「・・・お前はよく保守している。保守する者にはSSを差し伸べたくなるものだ。」
ゼロス「俺さま?俺さまは麗しの職人さまよ」
しいな「駄目なんだよ!あたしはこのエロってのにトラウマが・・・!」
プレセア「ハァハァハァ・・・・・・ネタがありません・・・(自慰をしている)」
リーガル「己のハァハァを満たすことができるのは、己が書いたSSのみだぞ」
ルーク「んだよ、悪かったな。どうせ俺はティアにハァハァ(´д`)してるよ」
ティア「・・・ありがとう。でも大丈夫。ちょっと昔の(スカ●ロスレ)ことを思い出してしまっただけなの」
ガイ「ここに女性陣がいなかったのが、せめてもの救いだよ・・・」
ジェイド「とんでもない。私はスレを愛するただの住人ですよ(と言っておきながら密かにエロパロを書いている。)」
アニス「きゃわ〜ん!イオン様のSS発見ですぅ!」
ナタリア「な・・・!ち、違います!私はただスレを気遣って・・・」

          ↑
いのまたむつみキャラのコメント誰かかいてくれ。
601名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 01:06:46 ID:dx9MMgKc
創価・・・

テイルズにもとうとう釘宮が・・・
602名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 01:17:16 ID:GEz3O0EG
>>600でいのまたテイルズと書いてたのでやってみた

ルーティ「あら、このスレまだ生きてたの」
スタン「おい、ルーティ失礼だろ」
リオン「ふん。案外そうでもない。クレクレ厨が多いスレに誰が投下などするか」
ウッドロウ「リオン君の言うとおりだ。好きなキャラが投下されるのを首を長くして待つのもいいのではないかな?」
チェルシー「そちらの方が、投下されたとき、嬉しさが200倍ですね、ウッドロウさまぁ!」
フィリア「ところで、クレクレ厨って何なのですか?」
マリー「○○×○○カップルキポンと言うリクエストのようなものだ」
ジョニー「ワーオ!あれは鬱陶しいのさ」
コングマン「厨がでたら俺様の拳でコテンパンにしてやる」
リッド「18歳未満は書き込むなよ。19歳になってからだ。厨ばかりだと荒れるからな」
ファラ「荒れるスレだと神様も投下してくれないものね」
メルディ「はいな!メルディ、荒れ荒れのスレやだよぅ〜」
フォッグ「おぅ、アレだ!」
チャット「フォッグさんは黙っててください!書き込み方にも注意点がありますからよく読んでくださいよ!」
キール「厨が出やすくなるのを防ぐためにsage進行だ。書き込みするときにはメル欄にsageと記載してから書き込んでくれ。これはスレが上がるのを防ぐためのものだ」
クィッキー「クィッキー!」
リアラ「神様が投下してくれたらきちんとお礼を述べること」
ジューダス「投下する人は事前に○○書いてもいいですか?と言った質問は禁止だ。荒れる原因を一々作るな」
カイル「俺は父さんみたいな英雄になるんだ!荒らしは認めないよ」
ハロルド「ルールを守れない人は実験体になってもらうわ」
ジューダス「ハァハァする前に実験体はいやだ!死ぬ前にフィリアさんに抱きしめられたかったぜ…」
ナナリー「そんな口を叩くのはあんたかい」
ティトレイ「そういや腹が減ったなー。俺がマオをサンドイッチにしてやる」
ヴェイグ「俺はポプラおばさんのピーチパイの方が…」
マオ「えー?どうして僕がサンドイッチになんなくちゃいけないのかよくわからないんですけど」
ヒルダ「ちょっと、801・ショタネタは禁止よ。該当のスレがあるからそれを捜しなさい」
アニー「801って、男×男のことですよね?」
ユージーン「ああ、投下するSSは男×女(逆あり)が基本だぞ」
603続き:2007/07/31(火) 01:20:00 ID:GEz3O0EG
ルビア「カイウス、あんた理解したかしら?」
カイウス「う、うるさいな…わかってるよ」
ティルキス「センシビア第4王子としては国民の生活の場を住みやすくしなくてはな」
フォレスト「そのためにはみんなに協力してほしいのだ」
アーリア「ルールを守って正しく生活しましょう」



――――
すまん。携帯からだと字数制限で分割になった。
あと、DとD2が未プレイなためキャラの口調がいまいちわからん。
気に入らないところ修正ヨロ
604名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 01:24:40 ID:GEz3O0EG
連投すまそ

>>602
ジューダス「ハァハァする前に実験体はいやだ!死ぬ前にフィリアさんに抱きしめられたかったぜ…」
のジューダスはロニの間違いです
605名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 02:53:47 ID:qJjxil6u
レイスのことをたまにで良いから思い出してください
606名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 03:20:42 ID:GEz3O0EG
>>605
しまった!レイスorz
どうりで何か足りないわけだ…
ついでに書けばクレアもいない。クィッキーがいるならばザピィがいてもおかしくないんだorzorz
607名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 03:21:54 ID:GEz3O0EG
本当に連投すまん
sage忘れorz
軽く首くくった方がいいかも
608兵士A:2007/07/31(火) 10:29:20 ID:PvmcLRBq
今日の夜辺りに投下予定。楽しみにしてくれてるらしい方々ありがとう。
609兵士A:2007/07/31(火) 11:44:52 ID:PvmcLRBq
↑ ……と思ったけど今投下。前回の続きです。
610兵士A:2007/07/31(火) 11:45:37 ID:PvmcLRBq
 一方ティアの元へも大勢の男が群がり、男達は彼女を仰向けに倒すと死骸に飛びついたハイエナのように、
彼女の服に伸ばしては引きちぎっていく。当然、服はそんなに簡単には破けないはずであるから、
下手に動けないティアは身体のあちこちに食い込んでいく衣服の痛みに歯軋りを鳴らした。
「くぅっ……!」
『全くさ、なんでこうもあの軍団には馬鹿女ばかりが集まるのかね?』
『いや、馬鹿女だからアドリビドムなんかに入るんだろ?』
『可哀想な奴だな、さっさと粛清してやるか』
 言うと、男達の内数人はそのままズボンのチャックを下げ始め、剛直に立ち上がった自分達のモノを外に放った。
『ほらよ、今からこいつらがお前を可愛がってやるんだぜ?』
「や……いやぁぁぁ!」
 男達は怪しい笑みを顔に露に浮かべながら、自分達の硬くなったモノを、ある者は無理やりティアの柔らかな頬にあて、ある者は
彼女の綺麗に整った長髪の中に突っ込んで絡ませ、ある者はわざと彼女の視界全てがそれになるように、目元の方にそそり立たせては、
彼女の皮膚に擦り付けていく。
「ああっ、やぁ、んぁ!」
 ティアは経験したことの無い異臭と光景に寒気を漂わせながら顔を避けようとするが、男達は彼女の顎と頭をガッチリ固定させ、
彼女が自分達のモノから逃げられないようにしてしまった。
 そうしている間にも、彼女の豊満な胸をこれでも味わおうかとする者達が一斉になってそれを鷲づかみにし、身体全体でさえも、
引きちぎられた衣服の裂け目のところどころから男達の腕が進入して、彼女の皮膚を堪能しながら犯していく。
「や、やめっ……って! お、おねっ……がっ……」
『おうおう、やっと女の子らしくなってきたかい?』
 身体をくねらせながら、消え入るような悲鳴をあげて逃げようとするティアの姿は、かえってその場に居る男達の感情を逆撫でしていった。
 目の前の奇妙なモノの先端からはじんわりと透明な液が出始めて、男達はそれをこれでもかというぐらい、ティアの顔にこすり付け、
必死に口を閉じようと抵抗している彼女の唇のラインに自分のモノを通らせていった。
『ああもう、こりゃたまんないねぇ』
『もう限界だ、こっちは頂くぜ?』
 一人はスッと立ち上がると、今では露になったティアのパンツを、皮肉にも彼女の太ももについていた小刀を使って裂いた。
「えっ!? だ、ダメぇ!」
『おっと、上の口も働いてもらわなきゃな』
「んんむっ!!」
 ティアは下半身の状況に気づき泣き叫びながら抵抗したが、大きく開いた口を狙って、彼女の頭を押し込み、自分のモノを頬張らせた。
 そしてパンツを裂いた男は、彼女の脚を開かせては何を悩む事も無く、思い切り彼女の中に突き刺していった。
「んんんんんっ!!」
『おっ、思い切り絞めてくるぜっ……!!』
 彼女のモノに感極まったらしい男は思い切り腰を動かし始め、激しい衝撃をティアに与えていく。ティアの身体は大きく仰け反って
少しでもその衝撃を抑えようとはするものの、男達の腕がそれを止めようとはしない。
「んっ……んむっ!んん!!」
『お、やべぇ……こっちが先に出しちまいそうだ』
611兵士A:2007/07/31(火) 11:46:09 ID:PvmcLRBq
 ティアに頬張らせていた男は少し苦痛を浴びたような表情をしたと思うと、彼女の顔を思い切り自分の身体にめり込ませるように
押し込む。ティアが男の陰毛しか見えなくなった世界で、喉元までに到達したモノに対し激しい嗚咽感を覚えた直後、男は
彼女の喉に直接注ぎ込むように、一気に射精した。
『くぅ……』
「んぐぅ! んんん……んむっ!」
 何秒も、定期的に流される精液は、彼女が気絶しかけるぐらいで止まり、男は彼女の頭を放り投げるように離した。
 しかし、彼女が休む間も無い様に腰元への衝撃は続き、頭もすぐに、他の男が受け止めるように掴みあげる。
『おっと、俺らのもしっかり味わいな?』
「えっ……やっ、あぁ!」
 今まで彼女の頬や胸、髪等にモノを擦らせていた男達は、彼女の頬や目元に自身を押し当てると、
まるでそれが合図であったかのように、ゼリー状のような濃度の濃い精液を彼女の顔全体に走らせていく。
「いやっ! あぁ……んゃあ!」
『まあまあ……お前も必死にやれよ。アッチの天才様も頑張っていらっしゃるんだからさ』
「んんっ! て、……てん、さ……?」
 もはやボウッと曖昧な意識しか残っていないティアは、それでも男がニヤニヤしながら顎で指すほうに頭を動かすと、ハロルドが
前後の男に身体を完全に挟まれて、身長の低い彼女は、脚を上げられていることもあって、
完全に浮かんでいる形で男達のなすがままにされていた。その足元にはハロルドの身体から滴り落ちているらしい白い液体の水溜りが
出来上がっていて、彼女がもう何人もの男を前後の穴に受け入れている事を、一瞬でティアに悟らせた。
「は、はか……せぇ!」
『他の嬢ちゃん達も今頃同じようにやってるんだろうよ。だからお前も……』
 腰を振っていた男は、そこで言葉をやめると不吉な笑みを浮かべながらモノを彼女の身体からそっと抜いた。
「い、……いや」
 しかし、その行動が何を物語っているかぐらいは今のティアでも容易に想像が出来、顔を思い切り引きつらせ、僅かに首を振ってはみたが、
結果として男の口元がより上へと上がるだけであった。 
『早く受け止め……な!』
「ゃああああ!!」
 男は再度、一気に彼女の奥底に到達する様貫くと、そこで一気に自身の熱い液体を放出していった。
612兵士A:2007/07/31(火) 11:47:28 ID:PvmcLRBq
以下……続く? アニーとかカノンノって需要あるの?
613名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 13:18:16 ID:3YkkDOWL
かなりある
614名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 20:01:48 ID:Vfssxr0g
すごくある
615名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 22:56:28 ID:xSZ1v8re
七転八倒ある
616名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 00:41:06 ID:qkPl+bT6
もちろんだとも
617名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 18:35:13 ID:opoI2qFw
>>612
無いよ。独りよがりのオナニーはもうやめろや
618名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 18:45:42 ID:GaMfCAwi
メロンを読んだらひんぬーも読みたくなった
619名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 02:17:41 ID:7Wa3tzXW
>>602-604
乙かれ。
しかし、事前に●●を書いてもいいですかといったら駄目とはしらなかったぜ。
もっと勉強しないとな。

あと、投稿者乙。
頑張れよ。
さて、俺も何か書かないとな。
620名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 04:48:08 ID:3/v3J90l
>>619
フェモの何かを書こうと思います。相手はワルターでいいかな
みたいな書き込みがあった時、フェモはセネだろ。とかのレスで荒れるからじゃないのか?
621名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 12:38:47 ID:Ah/iK+L+
もう誰でもいいです
622名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 13:55:57 ID:2inAxarA
じゃあ俺と先生で
623名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 20:49:35 ID:lVHWzE2T
ここリクエストは禁止だっけ?
624名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 20:55:24 ID:3/v3J90l
>>1
クレクレ厨禁止
625名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 00:15:13 ID:GgavyOoG
○○で良いか?はクレクレ厨同士の争いを呼び寄せる
626名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 08:53:21 ID:3IsCPr1X
しかも基本的に無視される。
627名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 11:14:37 ID:2VWCAaTa
GJです!!
628名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 11:46:48 ID:03yk2Dg9
トイレ姉を期待しながらこのスレを開いている
629名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 18:45:23 ID:hDtAft6U
>>628
ダレなんだ
630名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 00:34:02 ID:gXHcdyK/
たしかに。トイレ姉ってwww
631名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 01:01:34 ID:YS2ieB+4
トイレ=ティトレイ

姉はセレーナだっけか?
632名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 14:03:34 ID:zOiEEIfy
トイレ兄おすすめ。
633名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 19:09:59 ID:VGj5nK/b
Lのグー姉さんが好きなのだが、相手に悩む…
634名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 23:15:57 ID:gN1eMb1r
>>633
アネさんの色香に辛抱堪らなくなったモーゼスが拝み倒して……とかいう展開はどうでしょう。
お願いしてみたら案外アッサリ許してくれそうな気もするんですが。
635名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 00:15:01 ID:3NqZK8Wl
それいいな
636名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 00:59:52 ID:nvHGgM5u
俺トイレヒルダ期待してる
姉とヒルダが同い年ってのはネタになりそうなんだが・・・
637名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 07:11:13 ID:IhfFAbO8
>>634
確かにそうだ。
普通に受け入れてくれそうだな
押し倒した側が困惑するくらい
638名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 14:52:49 ID:C4Y3ezM3
「姉さん……ワイ、もう限界なんじゃ!」
ある日、日が落ちて光が夜の闇に飲み込まれた時、漢モーゼスはグリューネを呼び出した。
「なぁに?モーゼスちゃん。」
どこか血走った目をしているモーゼスに問い掛けるグリューネ。
グビッと唾を飲み込み、モーゼスは口を開く。
「姉さんの胸、揉ませてくれんじゃろうか!」
「いいわよ〜♪」
他の人なら、間違いなくドン引きなセリフだが、グリューネはアッサリと承諾した。
それは聞いたモーゼス自身をも驚かせた。
「え、ええんか?!」
「いいわよ〜♪はい、モーゼスちゃん♪」
モーゼスの目の前には、たわわに揺れるメロンが二つ…
「…………ごくっ」
指先をぷるぷると震わせながら、モーゼスの手が伸びる。
むにゅ…
モーゼスの指が、グリューネの豊かな胸を鷲掴みにする
(や、やわらかいのぉ〜〜)
少し力を入れるだけで、柔らかな弾力の中に、指が沈み込む。
そのまま、むにむにとグリューネのお宝を弄ぶ
「ん……」
グリューネの口から言葉が漏れる。
(姉さんの声、色っぽいのぉ〜〜)
モーゼスの顔は、ふやけたというか、とろけたというか、とにかく至福の時を味わってる。
「モーゼスちゃん……ん……そんなに……強くしたら……ぅん……お姉さん痛いわぁ……」
(姉さん……ワイが動かすたびに身体をよじって……も、もう我慢できん!)
モーゼスの指に力がこもる。
「ウヒョォォォォォ!!」
ドバッ!
モーゼスの鼻から大量の血飛沫が飛び出す。
そのまま後ろに倒れ、辺りに血の海を作った。
しかし、その顔にはこの世のものとは思えない、極上の笑みがあった。
「…………あら〜?」


勢いで書いた。
エロくなくてスマソ
639名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 19:08:56 ID:nuGyhHXz
登場人物がわからないが、ちょいエロとして、15禁レベル
640名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 19:43:56 ID:C4Y3ezM3
>>639
失礼しました、カップリングを書き忘れるとは。
>>638はモーゼス×グリューネです
641名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 20:06:40 ID:IhfFAbO8
>>638
GJです!
良いオチまでサンクスです!
ありがとうございますー
642名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 23:42:01 ID:iT0TCgf0
>>636
俺もトイレ×ヒルダ好きだから何か書きたいと思ってるんだが・・・良いシチュある?


・・・の前に、このスレって書くカップリング決まってたらシチュ募集はしていいの?
「○○×△△で書くんで何か良いシチュ下さいー」ってのはあり?
これも荒れる元になりそうだからやめておいた方がいいのかな
643名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 02:54:37 ID:eilxXQcJ
グー姉さんはノーマと(ry
644名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 05:08:19 ID:9rBXHQZc
>>642
うん。
>>1をよく読んでくれ。

束すぐ上で注意されてんのにどいつもこいつも少しはレス読んで欲しいよ…
645名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 10:33:47 ID:BVxSgsFV
女体化・BL以外ならいつでも投下ドゾ
投下する前に一言前書きよろ。
前書きは「○○×○○です。○○嫌いな奴は読むな」みたいな一言でオケ


「○○好きなんで誰か書いてー」
「○○のシチュを考えてまつ、どんなのがいい?」
こんなんは荒れる原因。
○○好きなんで読みたいって奴は自分で書いて萌えてくれろ。自分の欲望を満たすことができるのは自分でつ。それか、投下されるまで首を長くして待て。
時に諦めることも生きていく上で必要なことだ。
大人ならできるはずだ。

ついでに俺はもうろくろ首になるだろうと思うくらい待ってるカプがある
646名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 10:54:08 ID:cUMwaBDf
>>645
最後の一行が蛇足だったな
647名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 15:39:01 ID:5ivTv4JP
>>645
長々と書いておきながら、結局クレクレかよ
648名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 19:19:15 ID:qWeJO551
夏がくれば 思い出す
フェニモールの ツンデレさ
妄想が あふれ出る
綺麗な乳 リンカーン

レジェンディアのSSはあるのに…
夢見て待ってる フェニモール
一人妄想に 黄昏る
未だに無い フェニモール
649名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 19:58:55 ID:2Uiagmt+
このスレをざっと見たところ、S、A、リメDのファンしかいないみたいだから
レジェンディアそれ自体をやってない人ばかりしか来てなさそうなんだけど。
650名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 23:12:57 ID:L0K5xqtc
>>644
サンクス。>>1読んでるけどそれもクレクレに分類されるのか判断出来んかったんだ。
カプが決まっててもシチュ募集はクレクレを呼んでしまうってことなんだな。
以後注意して自分で考える事にする。
651名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 00:59:30 ID:rDuLV2Rf
>>646
>>647
すまん
長いこと待ってんだ だからおまいらも黙って待てと書きたかっんだが 一言よけいだったなorz
652owata:2007/08/10(金) 13:00:07 ID:By1ZRDQx
それは宿屋を取り、休息をとろうとしていたときのお話。
2つの部屋を借りて、隣にはロイドとコレット。
そして、もう一方はジーニアスとリフィル。
天使化が進み不安に駆り立てられるコレットにロイドが強い支えになる事を理解しての部屋割り… 年頃の男女2人が同じ部屋で一夜を過ごすのは何かと問題があるが、まあそこは、ロイドとコレットである。
問題が発生するとは考えられない。

問題が発生したのはもう片方の部屋… 何とジーニアスとリフィルである

「ベットか… 姉さん。最近僕たち… その… してなかったよね?」
白いベットを見ながら、何かを訴えかけるようにもじもじとベットに座って本を読んでいたリフィルに話し掛けるジーニアス。
「最近?何の事かしら?」
意味ありげに微笑を浮かべ、下をうつむいているジーニアスに問い掛ける
「もう… 姉さん。分かってるのに聞かないでよ!」
「うふふ。ごめんなさい。つい… ね。」
そう言うと、彼女はジーニアスにくちづけを行う。軽いキスでなく、身体を許した恋人同士のするような、深いキス。
リフィルはジーニアスの口に舌をいれ彼の口の中を弄る。交差させるようにくちづけを行い、ジーニアスも負けじと舌を伸ばして深いキスを行う。
ジーニアスとリフィルの許されない関係。
姉弟での行為は言うまでもなく禁じられている。しかし、今となってはその背徳感は彼女たちの欲情を駆り立てるスパイスでしかない。
最初は、寂しさを紛らわす事が目的であったが、いつの間にか行為がエスカレートしていき、今では身体を重ねる男女の関係になってしまった。
「いいわ…いらっしゃい。」
「分かった。姉さん…」
ベッドに横になり手馴れた感じで、リフィルのズボンと下着を脱がしていくジーニアス。
舌が花弁をその肉壁を一枚一枚確かめるように動き、さらに奥へと侵入して、ゆっくりと前後に出入りを繰り返す。
「姉さん… 僕のをくわえて…」
「え? …!! うぷっ!?」
リフィルは、いきなり口の中に侵入して来たその剛直に戸惑いながらも下肢へと与えられる甘美に酔いしれ、その本能の赴くまま口腔の剛直に、舌による愛撫を加え始める。
「ふう… むう…」
「そう… 姉さん そこが気持ちイイ…」
リフィルの慣れたような舌使いにジーニアスは意識を集中させ、花弁への愛撫を今度は、上にある陰核に変え、舌を這わせる。
その瞬間、リフィルはビクンと大きく身体をくねらせて、より一層ジーニアスの分身に、より大胆にそして、執拗に舌を動かし剛直に刺激を与える。
「姉弟でこんな事ホントは絶対しちゃあいけないんだよね?姉さん♪」
「そうね… 絶対にネ… あふ…」
口の中にある剛直の亀頭にちろちろと淫猥に舌を擦りつけ、カリの裏を丁寧に舐めとる。
ジーニアスは、陰核に愛撫を行いながら秘裂に人差し指を挿入して、中で大きくくねさせる。すでに濡れ濡った(そぼった)秘道は、指を出し入れするたびにじゃぷじゃぷと音が出、リフィルの意識を侵す。
「ん!!」
剛直に愛撫を加えていたリフィルも、姉弟でこのような行為を繰り返しているいう、背徳感と秘裂の中と陰核を這う舌の動きで高い官能を得る。
リフィルの愛液はすでにジーニアスの顔をまんべんなく濡らすほど潤っている。ジーニアスはより深い快感を与えようと、中の指を右へ左へと回転を加え、秘道全てに刺激を与える。
「ん…!!ふっ!!ジー… ニアス… そんな、激しい…!!」
「姉さん?まだまだ始まったばかりでしょ?気をやるのは早いよ?」
続け様に、中指も挿入して愛撫する指を2本に増やす。急に侵入で秘道は締まり始めるが気にせず、ジーニアスはその指を鉤状に変え、中の愛液をかき出す様に動かす。
「んはぁ!!あん!!」
リフィルは、くわえていた剛直をあまりの快感で口から離し、そのままあえぎ声を出す。そんなジーニアスは、構わずに今度を陰核の刺激を舌でなく、歯で甘噛みをして刺激する。
「んん!!」
シーツをかみ締め快楽に耐えるように肢体を淫猥にくねらせる。絡みつくように秘道の指を締め付け、快楽の雫はベット上にもその後を残していた。
中で蠢いていた指はある一点… リフィルの急所だと思われる場所に狙いを合わせ、その場所を指で細かく擦りあげて、彼女の官能を急速に高めていく。
「んはぁ!!」
弓なりに身体を反らしたリフィルは、舌や指に与えられる執拗な攻めにより達してしまう。
653owata:2007/08/10(金) 13:02:37 ID:By1ZRDQx
「はあ… はあ…」
そのまま彼女は、仰向けになり虚ろな表情で天井を見上げて、達してしまった余韻に浸りながら息を整える。そこで、花弁に何か固いものが当たる感触があった。
「ん?なに…?」
「姉さん。休んでる暇なんてないよ。」
ジーニアスはそう言うと、有無を言わさず己の剛直が深々とリフィルの花弁に突き刺さる。
熱く、太い感触が肉壁全てを余すところなく刺激し、リフィルはまたしても達してしまった。
「ああ!!!」
いきなり与えられた強烈な快感に彼女はあらがう事も忘れ、ただひたすらに相手の動きにより与えられる快楽に翻弄されてしまう。達したばかりで強烈に締め付ける秘道はジーニアスの動きでかき回され、ジーニアスが動くたびに嵐のような官能を与える。
ジーニアスはそんな彼女を見て、反り返る様な体勢をとり今度は亀頭と剛直で指で探った時見つけた急所を剛直全体で刺激する。さらに、空いている手で剥き出しになった陰核を、親指と人差し指で転がして彼女に快感を与える。
「だめぇ!!ジーニアス!!それだめぇ!!」
「っく… 姉さん。締めすぎだよ…!!」
リフィルの普段見せた事もない乱れ方にジーニアスは、猛烈に欲情し、背徳感も合わさった自分の剛直はかつてないほど熱と硬度ををもつ。
今まで以上の締め付けと濡れ方に、ジーニアスは踊りくねる肉壁に強烈な射精感を覚え、そのまま彼も本能の赴くままに最奥を突き上げる。
「姉さん!姉さん!!」
「ジーニアス!!来てぇ!!このまま!!」
「うああああ!!」
最奥に突き上げた瞬間、剛直から熱い飛沫が噴出し、ジーニアスはクタッとリフィルに倒れこむ。彼女も奥に受けた射精の感触に切なげな表情を浮かべ、秘道からは出された白い飛沫が少し漏れていた。
654owata:2007/08/10(金) 13:04:24 ID:By1ZRDQx
「え?  …ジーニアス」
「僕… まだ出し足りない…」
弟のありえない一言にきょとんとするリフィル。アレだけ出しておいてまだ、できる事に驚きを通り越して、呆れを覚える。
彼女のなかの剛直は相変わらずの熱と硬さを保ち、今もビクンとビクンと秘道の中を脈打っている。
「んふぅ…!! ジーニアス何を!?」
呆然し軽い危機感を覚えるリフィルを尻目に、ジーニアスの腕がお尻の方に向かっている事に気付く。
「ここ刺激すれば、また締めてくれる?」
「ジーニアス!!もう… やめなさ…!!?」
その指は菊座に止まり、ほぐすように撫でまわし始める。そのまま人差し指がつぷっと、菊座にもぐりこもうとする。その感触から生まれるむずがゆさで秘道が少し収縮する。そして、瞬間リフィルの言葉が止まってしまう。
「ふふふ… やっぱり。また締め付けてくれた。これならまだ続けられるね。」
「か… はぁ…! だめぇ… ジーニア… あん!!」
弟の小悪魔的な笑顔に不謹慎にも欲情しながらも、お尻の間に入ってくる指をどかそうとする。しかし、何度も達して力が入らないリフィルは振り払う事ができない。
何とかしなくては、という感情とこれからうける快楽の予感に、リフィルの心は揺れ動いていた。
「さっきよりも、ずっと気持ち良くするからね…!!」
ジーニアスはそう言うと、リフィルの片足をもう片方の手で外側に開き、より結合が深くなるように腰を打ち付ける。
「!!」
それと同時に本格的に菊座の指の動きを再開させ、乱暴とも言える勢いでリフィルの花弁と秘道を剛直で刺激する。先ほどにも負けない快楽にリフィルは意識を繋げる事に精一杯となり、もはや反論する言葉も出なくなっていた。
(もう…だめぇ!!)
最奥をつく感触に完全に締め付けを取り戻したリフィルは自ら腰を動かし始める。
菊座に入り込んだ指は入り口付近で蠢き始め、それに同調するように秘道の締め付けが強弱する。ジーニアスは人差し指よりも大きい親指を菊座に挿入し、大きく揺らし始める
「あああ!ジーニアス! もっと強く!!激しくしてぇ!!」
ジーニアスの動きに菊座の指の動き、最奥を突く剛直の刺激。それら3つの快楽により先ほどの数倍、リフィルは達しつづける。意識までも侵すその強烈な快感に羞恥心や背徳感など消し飛んでしまう。
びゅっ ぶぷっ と最奥に一突きするたび、熱せられたと錯覚するほどの愛液と先ほどの精液が外に吹き出る。秘道を動き回る剛直を秘道は最初ほど強く、そして熱く締め付ける。
「姉さん!!僕また出る!!!」
強い締め付けにまたも射精感を覚え、がむしゃらに動く。リフィルも強い快感を得るためにその動きにシンクロするように腰を動かし、秘道で締め付ける
じゅぷ ぞちゅ と淫猥な音が部屋の中で繰り返され、姉弟ではなく1人の男と女として体を重ね合う2人。
「「ああああ!!」」
ジーニアスが2回目の射精をすると、それと同時2人ともに声を上げ絶頂を向かえる。





「姉さん… もお無理ぃ…!!」
「ジーニアス?あなたが私をその気にさせたんでしょ…」
「無理だよ!!もう… 6回目だよ!?」
「男の子ならできるでしょ?大丈夫よ」
「男だから無理でしょ!?ふつう!!」

そんな彼ら… 奇跡的にもこの行為は仲間たちには、ばれなかったとさ… おはり。
655647:2007/08/10(金) 13:08:19 ID:R9Yh/fiK
>>651
そういう事だったのか。
こっちも誤解した。

でもあれは短くしすぎだとおも。
しっかり書いておけば誤解はなかったかも。
656owata:2007/08/10(金) 13:14:08 ID:By1ZRDQx
すんません。遅くなったけど>>652->>654ジーニアス×リフィルです。
投稿前に書くんでしたね…
何か、文章におかしな所あったら言ってください。
657名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 20:41:18 ID:RQahOuQx
いやいや、投下乙。自分は楽しかったよ
でも近親モノは一言注意を入れた方がいいかなーとは思った
658名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 22:09:35 ID:Uot8dzh9
>>638
モーゼスキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
ずっと待ってたんだよ、ありがとう!
659名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 23:45:18 ID:vLfXW/pv
>>652乙です。自分的にはGJ!だが、親近相姦は苦手な人もいるだろうし
一言書いた方がよかったな。
これからも投下を待っているぜ。
660名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 00:32:44 ID:8q1hg/9k
GJ
文章の書き方ウマー
久々の近親相姦だうおりゃああああああ
661638:2007/08/11(土) 00:53:04 ID:Oanh8g36
>>656


GJ!
いいですね、エロくて。
なかなか文章がエロくならなくて、中途半端になった自分とは大違いですよ。
662名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 01:12:40 ID:cCn1soN8
>656
技巧を感じました
GJ!!
663名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 00:34:14 ID:6G62n3sy
>>656GJ
近親相姦とか大好きだ。

今月のガンガン読んでたら、フィリア×スタンもいいなぁとか思ったけどやっぱりリリス×スタンが好きだ。
しかし、少年誌に近親ネタが載ることは滅多にない。
664名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 13:19:54 ID:0fpB9HuJ
リアルフェモちゃん


http://galskt.com/main/fuck/072/10.jpg
665名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 18:59:34 ID:ui69H+Tp
>>664
フェモちゃんを愚弄するな
666名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 21:57:12 ID:sb4j5bJq
>>664
やめろ


フェモはかわいい。2次元だからいいのだ
667名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 17:50:14 ID:kj4H/tDX
エロ小説書きたいんだけど、書いてたらなぜか受け側に感情移入してしまって
もんもんとなってきて最後までかけない自分がいる(´・ω・`)
668名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 19:09:51 ID:IUyHx9Cb
>>667
あーわかる。特にレイーポものだと「あーなんか痛そうだな…」って思って断念した事が実際にある。

ま、スレ違いだな
669名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 22:57:49 ID:cMRNMSDB
レイプものでかわいそうなのは普通かもしれないが、男×コレットとスタン×ルーティのは特にキツかったと思うよ。
670名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 20:35:01 ID:r2HqnjNv
671名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 01:32:18 ID:OrRQMjXI
シャーリィを元気付けるちょっとえっちなフェモちゃんきぼんぬ。
672名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 12:08:45 ID:qbZexJ2A
保守魔神剣!
673名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 14:01:15 ID:hoL8MWJP
腹黒次の話まだ〜
674名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 13:03:07 ID:RgvknYfu
>>1には書いてないけど、オリキャラってオk?
男×セルシウスを書こうと思ったんだが…
名前もないキャラなんだけど、ダメかな?
675674:2007/08/22(水) 13:06:29 ID:RgvknYfu
すみません↑のはスルーでお願いします。
議論になりそうですし、既存のキャラで代用します。
676名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 13:18:23 ID:/D0RxVOg
>>675
先に保管庫少し見とけ
既存を無理矢理使おうとして性格が破綻するほうが嫌だ
677名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 19:05:13 ID:uo55XcVb
アビスキャラは元自体の性格が最悪だから
オリジナル要素でアレ以上に悪くする事は難しいけどな
678名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 21:18:23 ID:woIKWnDI
勝手に魔物を捏造してもいい?突然変異みたいな感じで強引に…
679名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 01:07:31 ID:3FwqUUyu
大丈夫、柵越えする話だってあるんだから別に良いと思うよ
680674:2007/08/23(木) 07:20:14 ID:fxkmbapZ
オリキャラでも大丈夫なのかな…
その場合は前置きにキチンと付けますが。
既存と平行して作って、良い方を選ぼうと思います。
681名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 07:40:08 ID:rJxyKup+
>>680
男×でも俺×でもスライム×でも何でもおkだ。
Write it by your own instinct!
682678:2007/08/23(木) 08:48:16 ID:jQALxVyW
>>679
了解、出来しだい投下します
683名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 09:07:28 ID:Wrac3i8B
なんか、Sの世界観で作ってるのに、なぜかEのセルシウスになってしまう。

保守がわりの戯言だから、なに、気にすることはない。
684名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 21:28:08 ID:x7BwBpAU
そしてここらであえて誰もツッコミを入れなかったのあろう事を言わせて貰おう
8月25日にレジェンディアが発売から2周年をむかえた

かつてセネルとクロエというこのスレを活気付けたキャラが居たことを忘れるな……
685名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 22:20:54 ID:0vhylpPY
あの頃は凄かったな。あることないことで、スレが毎日活気立っていた。

当時俺もセネクロで18禁書いていたけど、二年経った今も半分手付かずで書き終わってない…ワーオ。
686名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 22:33:36 ID:wGekbiAw
俺なんて2ヶ月前から地道に書いて保存してたのに、携帯壊れてすべて使えなくなったよ。
アーッ!
687名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 22:35:42 ID:JcbPIoKr
よう、俺
688名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 00:46:43 ID:4t1A6/0y
みんな何だかんだ言って書いてるんだなwww
俺は投下ほのめかす事書いていたんだが実生活が忙しくなり書かずじまい…。いや、待ってくれた人には本当に申し訳ない。
投下予告なんて一定期間過ぎたら無視してくれても大丈夫だ。元々禁止だし。
689名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 08:16:17 ID:4bFcsXND
シャーリィ好きの自分には関係ない。
どうせ投下しても叩かれるもんね
690名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 14:57:12 ID:4t1A6/0y
シャーリィは別に好きでも嫌いでもないがシャーリィの出てくる作品は読んだことあるし、
叩く奴の方が低脳なだけだからどんどん投下してくれ
691名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 17:45:36 ID:AXa4FYhz
叩く奴は3パターンの種類の人間がいる。

1 とにかく叩きたい奴

2 ネタにされたキャラが嫌い

3 自分の思ってる奴以外をくっつけられたから取りあえず叩く

この3パターンだな



まぁ、例外もあり。

・書き方が小説と言われるものじゃない

これは2ちゃんでは叩かれる以前の問題。まず帰れ。一生ROMれと言うことだ
692名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 18:39:58 ID:iQQ1LwpM
>>689
投下出来る作品があるなら、投下していいと思いますよ。
前置きにカプとか、シチュ書けば、嫌いな人はスルー出来るしさ。
気にせず投下してください。
693名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 21:20:47 ID:OS1PeoMZ
フェニモール・・・
寂しいからyoutube漁ってフェニモールの中の人の歌聴きまくってる。
694名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 01:09:02 ID:KnRwQvKm
>>684
そうか?
L以外のシリーズのSSが投下されたら「Lで盛り上がってるのに空気嫁」とか
排他的な奴が多くてあんまりいい空気ではなかったような
695名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 01:36:54 ID:KXPto2qJ
空気とか関係ないんだよ。SSの投下量だけが唯一の指標。
投下量が多い=盛り上がってる、少ない=盛り下がってる。
空気が良かろうが悪かろうが、SSが多く投下されていたのならスレとしては望ましい状況。
696名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 02:15:09 ID:IXioVzX6
空気悪いスレは職人は来ないし投下も減るだろ。
いろんなシリーズ、キャラ、カプを受け入れる暖かい空気、嗜好に合わないのはスルーできる生暖かい空気が必要。
697名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 07:35:12 ID:WX6bLUdq
だって、せっかく今ちょうどそんな感じの生暖かいの空気になってきてるのに蒸し返そうとする、
ホント空気の読めない>>695-696が偉そうに語ってるでしょ?
そういうのがいる限り、>>695-696が求めるような空気を保つのは無理なんだ

そうしてみんなはを忘れていく。どれだけの職人が犠牲になったのかも忘れ、
その為にがっかりした者の悲しみも失われる。>>695-696には罰と裁きが必要なんだよ
698名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 17:30:58 ID:ahomU56E
腹黒氏よ・・・

1:ザレッホ火山(1回目)で挙動不審だったアニスに文字通り“つっこんだ”尋問をしているジェイド
2:1回目のソダ島辺りで「神子に危害を加えないと誓え」と言われ、拒否を続けるしいなにセクハラ行為をエスカレートしていくクラトス
3:↑の続きでクラトスにしいなが弄ばれてることを知ったゼロスが、怒りのあまりしいなを襲う
4:アルタミラで海水浴中に、しいなを誰も来ない洞窟に誘い込み豹変するゼロス
5:ルインでドジ踏んでディザイアンに犯られるしいな
6:イセリア人間牧場クリア後、ダイク邸に向かっているしいなをディザイアンの残党が拉致して犯しまくる
7:ミズホと王立研究所が協力し密かに造っていた「女性用拷問モンスター(触手の化け物)の実験台にされるしいな
8:樹と氷のフォルスでいたぶられるアニー
9:ノエルにアルビオールの操縦法を聞こうと怪しい音機関を使って尋問するディスト
10:改造されバージョンアップしたトクナガに犯られるアニス
11:ネフリーが結婚すると知って暴走するジェイド
12:捕らえてきた娘を片っ端から陵辱するサレ
13:ガイの女性恐怖症に荒療治によるショック療法を試すティアとナタリア

次のネタはまだか?
699卯月:2007/08/29(水) 21:05:36 ID:7LMv5des
初めまして。少し前に予告させて頂いたものを投下させて頂きます。
カップリングはカノンノ×マイソロ女主人公×カノンノです。
百合注意。

題名は「パイより甘いご奉仕を」
700:2007/08/29(水) 21:07:09 ID:7LMv5des
甘い香りに誘われてドープルーンの宿屋の階段を駆け降りると、下のレストランの厨房から小柄な少女がひょこっと出てきた。
「あ!どうしたの?」
「いや、甘い香りがして…。カノンノ、何か作ってるの?」
そう尋ねた少女――カノンノよりも若干大人びた不思議な雰囲気持っていた――は、興味深そうに厨房の奥を覗き込んだ。
見ると、オーブンから出されたばかりらしき丸い物体が、辺りに甘い芳香をまき散らしている。
「うん!ナナリーさんに教えてもらった、アッツアツのマロンパイでーす」
カノンノは軽快な鼻歌まじりのステップをしながら、その自信作を彼女の前に運んできた。
――マロン…アップルパイしか知らないなぁ

世界樹の守り手、ディセンダーとして突如この世に生を受けた彼女だが、最初から一般常識ぐらいは身につけていたのである。
「お客さんに配るつもりなんだけど、特別にあげるね♪」
「…んっ!むふぅ…っ」
カノンノに半ば強引にパイの一切れを口に押し込まれる。口の中に温かいとろけるような感触が広がった。
「どう?美味しいでしょ?」
「んっ…むぐっ…。うん、カノンノ、上達したじゃない!」

彼女はよく、カノンノの料理の味見に付き合わされていた。ここ、ドープルーンに来てからはナナリーという料理の師匠が出来た為、カノンノの腕は格段に上がっている。
「ありがとう!私、お嫁屋さんになるために修行しているんだ!」
カノンノはさらりとした口調で言った。
「お嫁『屋』って…まだ言ってるの?」
反対に彼女の口調は若干呆れ気味である。――それもその筈、嫁というのは職業でも売り物でもないのであって。
「そうだよ?お嫁屋さんになって、色んな人にご奉仕したいの!」
カノンノは胸の前で手を組んでまるで夢見る少女のように話した。

「ちょっとカノンノ、声大きいっ」
彼女が辺りを見回すと、店の客の男達がニヤニヤした顔で此方を見ていた。
彼らから下心を感じ取った彼女は、即座にカノンノの手を引っ張り宿屋に続く階段を駆け上った。



「どうしたの?いきなり」
向かい合うようにベッドに腰掛けると、カノンノが口を開いた。
宿屋の一室をディセンダーの少女とカノンノの二人で使っていたため、ベッドは二つである。
「あのねぇ、お嫁さんは職業じゃないのよ」
「えっ…?お嫁さんって、人に奉仕する仕事じゃないの?」
701:2007/08/29(水) 21:08:46 ID:7LMv5des
「いや、間違いじゃないんだけど…全てのお嫁さんが相手に尽くすってわけでもないし…第一、お嫁さんが尽くす相手は一人だけよ」
それを聞くとカノンノは、目を見開いて派手に驚いた。
「えーっ!?…なにそれ、そんなの勿体ないよ…やっぱり色んな人にご奉仕するのが一番だって」
カノンノは自分がどんな問題発言をしているか解っていないようだ。
そして彼女は暫く考え込んだ後、決心したように口を開いた。
「わかった!私、あなたのお嫁さんになる!」

「…は?」
一瞬の間。少女は意味を理解するのに数秒費やした。
「カノンノ、私じゃ無理だって…!」
彼女は慌てて否定する。
なにより二人は女性同士だからだ。
「何言ってるの?お嫁さんは大切な相手一人に尽くすんでしょ?…それとも、私なんかじゃ駄目…?」
カノンノの今にも泣きそうな顔に、彼女はう、と声を詰まらせる。
「あの…じゃあカノンノは、私に何を尽くしてくれるの?」
「んーと…お嫁さんの一番のお仕事は夜枷、だよね?」
「よとっ…っ!?」
言い終わらない内に、カノンノに両肩を掴まれ強い力でベッドに押し倒される。
ベットがギシリと軋み、押し倒した少女は満足げに微笑む。
「カノンノ…離して…っ」
一方押し倒された少女は力ずくでカノンノを離そうとするが、かなわない。
カノンノはか弱い少女に見えてもれっきとしたアドリビドムの剣士、力には自信があるようだ。
「大丈夫!絶対にあなたを満足させてあげるから…んっ…」
言い終わらない内に、カノンノは桃色の唇を相手のそれに重ねた。
磁石のように、だが優しく吸い付いたそれは柔らかく、先程食べたパイよりも甘い味で。
「んっ…ふむぅ…」
だいぶキスを続けるとカノンノも少女もトロンとした表情になり、お互いの唇を貪り始めた。
「…っふぅ…はぁ、はぁ」

ようやく唇を離すと、カノンノは満足げに口の周りを拭い、少女はベッドに倒れ込んだままはぁはぁと荒い呼吸をしていた。
「どう?私のキスのお味は」
「なんでだろう…こんな事されたの初めてなのに、女の子同士なのに、すごく気持ちよかった…」
「ふふっ、可愛い♪」
カノンノは天使のように微笑むと、再び少女の上に覆い被さって首筋に舌を這わす。
「ひゃあっ!っあ…」
「気持ちいいんだ、実は可愛い声出すんだね」
702:2007/08/29(水) 21:10:13 ID:7LMv5des
実際は上目遣いに少女を見上げるカノンノの方が格段に可愛いと思ったが、少女は黙っておいた。
そして時折、カノンノが首筋に送る刺激に短い悲鳴を上げる。
するとカノンノは調子に乗ったようで、空いている右手で少女の左の乳房を服越しに鷲掴みにした。
筋肉とは違う膨らみをもったそれは、カノンノの華奢な手には余るサイズだった。
「カノンノ、どこ触って…」
「ふぅん…あなたのおっぱい、大きくて羨ましい…」
「そ、そんなことないってば」
カノンノは相手の首筋から唇を離すと、結構な大きさのある相手の乳房をまじまじと見つめる。
何を思ったか、両手で双丘をぎゅっと掴み、親指と人差し指で丘の頂辺りを摘む。
「んっ!」
「ふぅん…感じちゃってるんだぁ。服、着たままだと窮屈そうだから脱がせてあげるね?」
「やめっ…」
カノンノは少女の静止を聞き入れず、手際よく相手の上着を脱がし下着姿にしていく。
じっとりと汗ばんだ相手の上半身は意外と華奢で、豊かな乳房の存在を余計に誇張させる。
「乳首はもう固くなっているんだね。抵抗する割には…」
「カノンノ、恥ずかしい事言わな…んぁぁっ」
「あなたの体は正直だね♪」
カノンノは未だ口で抵抗する相手の様子を見てクスクスと天使のように――少女から見れば堕天使のように――笑う。
「あなたが本当に感じてるって証拠…見せてあげよっか?」
「カノンノ、まさか…だ、駄目!」
カノンノは右手をスルリと少女のショーツの中に滑り込ませると、相手の秘唇を上下にさする。
最初から潤いをもっていたそこは、彼女の指が動くリズムに合わせてくちゅくちゅと水音を発する。
「このイヤらしい液体は何かなあ?」
「ふぅ…んんっ、ぁぁあっ…!」
少女はもう抵抗する気力も無いようで、ただカノンノの指に翻弄されるばかりだった。
指が肥大したクリトリスに当たると少女は一段と大きな声をあげ、愛液を垂れ流し、カノンノの指とシーツを汚す。

「もっと可愛い声、聞かせて…」
段々カノンノも息が荒くなって来て、欲望を我慢できないのか一本の指を相手の膣内に挿入する。
「ん…んぁっ!?」
膣内に異物感を感じて少女は声を荒げる。
「凄いきついね、あなたのナカ…」
カノンノは相手のショーツをずりおろすと、結合部分を恍惚とした表情で見つめて溜め息を漏らす。
703:2007/08/29(水) 21:12:09 ID:7LMv5des
「ほら、こんなにくわえ込んで…。奥まで締め付けちゃって、そんなに美味しかった?」
カノンノは相手を責める言葉を吐くと同時に挿入する指を二本に増やし、指を出し入れする。
「だ、だって…んっ…こんなの初めてだからっ…はぁっ」
膣内の指が粘膜を擦る度に、ずちゅずちゅという卑猥な音が響き渡る度に、少女は嬌声とも受け取れる叫び声を上げる。
だがそれはカノンノの嗜虐心を煽るばかりで。
「駄目っ…カノンノ…おかしくなっちゃいそう」
「我慢しないで?私に任せてくれれば大丈夫だから…んっ」
カノンノは子供をあやすような優しい声で相手に語りかけると、そのまま優しく唇を重ねる。
「んっ…ふうぅ…んんんんっ!!」
少女はカノンノに覆い被さられたまま、彼女の下で絶頂を迎え大量の愛液を噴出し、彼女の手を濡らす。
そのまま少女は荒い息を吐いたまま暫くぐったりとした。




「私…どうしたの…」
少女が目を覚ますと見上げた場所にカノンノがいた。同じベットに膝立ちしているようだ。
そこまでは良い。問題なのは少女とカノンノの状態だ。
少女は先程までカノンノに責め立てられていた為、乳房も秘部も丸出し、あられもない姿でベッドに横たわっている。
しかしカノンノには着衣の乱れが一つもない上、余裕の表情で先程少女の膣内に挿入したであろう片手の指を一本一本舐めていた。
これは理不尽だ。――そう思った少女は起き上がり、まずショーツを穿き上着を羽織り裸体を隠す。
「あ、起きたんだね!…どう、気持ちよかった…?」
「まぁ、ね。でも…」
少女は若干陰りのある表情を見せたかと思えば、カノンノの肩を両手で掴み強い力でベッドに押し倒す。
「一方的にやられるなんて…許せないタチだから。」
「あ、あの…!」
急な逆転にカノンノは目を見開いて全身をじたばたさせて少女の手から逃れようとする。しかしそれは少女による拘束を一層強めるばかりだった。
「自分はあれだけ人にやっておいて、自分が襲われそうになると嫌がるなんて…理不尽だよね?」
「あ、あうぅ…」
少女はカノンノのスカートの中に手を入れると、肌に密着した黒スパッツをするすると脱がしていく。
露わになったカノンノの下着はじっとりと湿っていて、うっすらと女の秘唇が浮かび上がっている。
「ふふっ…私を指で犯しながら自分も感じちゃっていた訳?淫乱な子だね」
「やぁんっ…嘘…みないでぇっ…」
704:2007/08/29(水) 21:13:55 ID:7LMv5des
「あらあら、さっき私に言ったことを忘れたの?」
少女は窘めるように言うと最早ぐしょぐしょになっているショーツに指を押し当てる。
「『口では抵抗していても、体は正直』なんでしょ?」
言い終わると同時に少女は白のショーツの真ん中を横にずらし股間を露わにする。
濡れそぼった桃色は外気に晒され、ひくひくと刺激を求める。
「駄目ぇ…」
カノンノは恥ずかしそうに身を捩らせるが、それはお構いなしに少女は空いた方の手を股間に這わせる。
「カノンノ…どうして欲しい?」
「え…?」
声を掛けると、カノンノはきょとんとした表情で答えた。どうやら彼女は少女に犯されることをわかって抵抗していたようだ。
それを知った少女はわざと焦らす行動にでて、カノンノの反応を楽しむ。
「ぅ…ぁ…その…おまんこ触って下さい…っ」
顔を朱に染めてねだるカノンノの表情は最高に可愛かった。
少女は躊躇もせずに割れ目をさすり、時折膨らんだクリトリスを摘む。
「ひゃぁっ、んっ、あぁん…!」
膣口からは蜜がたえず流れ出て、少女の指を濡らす。
「カノンノ…っ」
少女は数本の指を膣口にあてがい、ゆっくりと、だが力強く入れていく。
「んぁっ…くぅっ…」
カノンノは目尻に生理的な涙を浮かべ、両手はガッチリとシーツを掴んでいる。
その膣口は本当に狭く、少女を襲う知識はあったようだがカノンノ自身に経験は無かったようだ。
奥まで行かずに、途中まで入れると少女は指を動かし始める。
「んあっ…ひやぁっ…ぁぁんっ」
最初は痛みを我慢しているような様子だったが、既にその声は甘さを含んでいる。
少女が指の出し入れをする度にくちゅくちゅと水音が響く。
「カノンノ…可愛い」
「ふぇっ…」
カノンノはいつの間にか片手で胸の膨らみを弄んでいる。
その様子を見ていた少女も彼女を手伝うように胸に手を伸ばす。
「んぅっ…ふぁぁっ…だ、めぇ…!」
愛液を大量に噴出すると、カノンノは先程の少女と同じようにぐったりした。

「はぁ…はぁ…」
しかしそんなカノンノを横目に、少女はベッドの脇に置いてある物を取りにつかつか歩いていく。
重みをもったそれを持ち上げると、少女はまたベッドに乗ってカノンノにそれを見せつける。
「カノンノ…私、もう耐えきれないの…」
「ちょ…ちょっと、何をしたいの…?」
705:2007/08/29(水) 21:15:02 ID:7LMv5des
カノンノが警戒するのも無理がない。
少女が持ち出したそれは、カノンノは普段魔物相手に振りかぶっている両刃剣だった。
青色の刀身は鞘に隠れていたが、それでも重々しい雰囲気が漂う。
「ねぇ、何を…?」
カノンノには、両刃剣を性の玩具にする事が理解できなかったようだ。――無理もないが。
「ふふっ、こうするの。」
少女はカノンノの脚の間に体を置くと、彼女のショーツを脱がしてやる。
絶頂を迎えたばかりのそこは、まだなお愛液を垂らして妖しく光っている。
「カノンノ…脚、開いて」
言うと、カノンノは困惑気味ではあるがゆっくりと脚を開き、秘裂を見せつけるようにM字に開脚する。
その様子を見ていた少女は頬を緩め、両刃剣の柄の根元を持つと、柄の先端を彼女の割れ目にあてがう。
「まっ…まさか…っ」
少女の手に合う太さの柄は、一般的な男性器並の太さがある。
そのような物を挿入されるとわかって、カノンノは必死にやめさせようとする。
「カノンノ、力抜いてね…?」
ぐっ…
少しずつではあるが、剣の柄は確実に、カノンノの膣内に潜り込んでいく。
「っあ、あ…」
遂に侵入を許してしまった異物が膣内を広げる感触に声にならない叫びを上げるカノンノ。
「カノンノ…平気?」
「はぁっ、はぁっ…へ、へいき」
強がるカノンノに少女は頬を緩めると、開いている方の腕をカノンノの背中に回して抱き止める。
「カノンノ、力抜いてっ…」
少女は剣の柄の挿入を再開し、カノンノの一線を越えさせようとする。
ぐ、と力を入れると、処女の証を押し広げて柄がさらに奥まで侵入を始める。
「――――っ!」
「は、入った…」
少女はカノンノの体を考え、入れて暫くは柄を動かさないようにし、彼女に顔を近づけ目尻に浮かべている生理的な涙を舐めとってやる。
そのままあやすようなキス。
「んっ…ふむぅ…っ」
暫くするとカノンノも落ち着いてきたようで、少女に甘えるように抱きつき、上目遣いで少女を見上げる。
「カノンノ…動かすよ…」
秘部に挿入されたままの柄をぐりぐりとかき混ぜるように動かす。
膣内が大きくえぐられるような感触に、痛みと快感を同時に感じて訳も分からない嬌声を発する。
「あっ…――はぁっ…やっ、っぁああっ!!」
「はぁっ…はぁっ…」
カノンノの声がもっと聞きたくて、彼女は柄を前後に出し入れ――俗に言うピストン運動をしながら空いた手でカノンノのクリトリスを刺激する。
706:2007/08/29(水) 21:17:17 ID:7LMv5des
「ふぁぁん…そこぉっ…ら、らめぇ…っ壊れちゃうぅっ…」
もはや満足に呂律も回らないほどに快感に支配されているカノンノは必死のことで自分の限界を知らせる。
散々暴かれきった秘部は限界も近いようでヒクヒクと震えている。
「そう…じゃ、一緒にイこうか」
「ふぇっ…な、んで…」
なんという事だろうか、少女はカノンノの秘部からすでに愛液でベトベトにった剣の柄を引き抜き、彼女の体に裸に近い格好でのし掛かったのだ。
「女の子同士で…一緒にイく方法。」
少女はカノンノの両手をぎゅっと握り締めると、ゆっくりと下半身を下ろしていき――お互いの秘部をこすりつける。所謂、貝合わせだ。
「こうすれば、女が女を犯せるの」
「ふぁっ…なにこれ、気持ちいいんだけれどっ…」
お互いの粘膜が触れ合う度に、クチュクチュと淫猥な水音が響く。
カノンノの限界が近いにも関わらす、容赦なく責め立てる少女。
「もうっ…駄目ぇ…っ」
カノンノは、遂に限界を突破して秘部から大量の愛液を垂れ流して気を失った。



「ふふっ…知識だけのお子様にはちょっとハードだった?」
そう言って相手と己の秘部を拭ってやる少女は、年に似つかわしくい程に妖艶だった。



翌日



いつものようにの客にメニューを運ぶカノンノを、とある客席の男が腕を掴んで捕まえた。
「よう、カノンノちゃん。今日も可愛いねぇ」
「あ、有難うございます」
「カノンノちゃん…お嫁屋さんになりたいんだって?もし良かったら、俺の嫁さんに…」
男の腕を掴む力が強まる。
その様子を見ていた他の客らは、興味津々に二人のやりとりを見ようと首を伸ばす。
「ご、ごめんなさい…私、心に決めた人がいるんです」
「…はぁ?」

「だ、誰だ?カノンノちゃんを落としたけしからん男は…アドリビドムのイケメンリーダーか、それとも美少年剣士か…」
「もしかしたらあの田舎っぽい青年かもしれないぜ…」

カノンノの衝撃的な一言に、辺りはざわついた。
その様子にカノンノはおどおどとして助けを求めて辺りを見渡す――が、ナナリー達は厨房の中だ。

「カノンノ、ウッドロウさんがお呼びだよ」
「あ…!」
突然現れた一人の少女に、カノンノは抱きつく。少女は辺りの様子から何があったか察すると、客の男らをきっと睨みつけてカノンノの頭を撫でてやる。
そうして店を出て行った二人が笑顔で恋人繋ぎをしていた事は彼らにとって一生忘れられない光景になったという。
707卯月:2007/08/29(水) 21:20:14 ID:7LMv5des
以上。急いで書いたので拙くてすまん。こんな作品でも感想など有ったら嬉しい。
ネタだけはあるのでまた書き逃げに来る。
708名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 23:16:54 ID:YFqPU6wg
百合は俺いつもダメだったんだが、これはおもしろかった。GJ!!
また書いてくれ。
709名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 23:52:08 ID:WX6bLUdq
エロさ100%!!
710名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 01:42:28 ID:pPAPfc4r
>>698
3と13禿しく読みてぇぇ!!!!!
711名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 07:38:44 ID:LoHjFXAw
7が見たい!!
712名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 10:15:29 ID:oyYZXoPG
>>707
いいラブラブ具合だ!
GJ!
男主人公とも読みたいな。
713名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 20:36:14 ID:9MQBIVdb
おっきした。
次回作も待ってる
714名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 20:01:55 ID:leDzIHHp
カノンノかわゆす!
女主人公かっこいいじゃねぇか。
GJですた
715名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 15:16:05 ID:ZKG1j39t
なんか書いてみたいんだが、お題くれ
716名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 16:46:59 ID:ayNs0naW
>>715
出来ればしいなで頼む
>>698にあるようなのを
717名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 18:24:09 ID:ZKG1j39t
じゃあ8番を書いてみようかな
どこまでやったらアウトとかあんのかな
718名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 20:08:06 ID:ulphBL05
正直、S、Aネタはもうお腹いっぱいなんだけど
719名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 21:29:50 ID:wQuKjiJU
>>717
キャラ壊しにさえ気をつければいいんじゃね?
720名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 22:35:56 ID:ZKG1j39t
アニーを襲う時点でキャラが壊れてると思うけどな・・・
アニーにそっくりな偽者を二人が倒すって感じで書いてみるわ
721名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 00:12:48 ID:Bti+q5Dp
キャラ壊しは基本的に、キャラのイメージと異なる口調のことだから、口調が壊れてなければ問題ない
722名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 09:15:18 ID:mh4WEm58
>>720
前半それ言っちゃったらエロパロなりたたんよとか思ってしまった
723名無しさん@ビンキー:2007/09/02(日) 13:12:29 ID:rjefbHi6
〇月〇日
『きのうごしゅじんさまのおへやでねようとおもっていたら、よなかにてぃあさんがはいってきたんですの。
みゅうがべっどのしたでしずかにしていたら、ごしゅじんさまと、てぃあさんはしばらくおはなししたあとにこうびをはじめたんですの。
でも、こうびをしているときのてぃあさんのようすがすこしへんだったんですの。
いつものてぃあさんなら、ごしゅじんさまに「ちょうしにのらないで」っていうのに、きのうは「あんあん」とか「きもちいい」とか「いく」とかしかいわなかったんですの。
ふたりのこうびがおわったあとに、てぃあさんに「からだのちょうしがわるいんですの?」ってききにいったら、ごしゅじんさまにひさしぶりにぶたざるってよばれて、まどのそとにほうりなげられたんですの。』


724名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 16:42:41 ID:Xcf/BcyF
>>723
そら断髪大使もキレるわな
725名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 23:06:34 ID:9nW+sJy2
読み肉 

726名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 23:13:06 ID:A5tjuNsT
文句言うなよ

んで、不調の理由は?
727owata:2007/09/03(月) 00:13:45 ID:RVTWTLbO
お久しぶりです。無駄に長い文を作ってしまい、作るのに非常に時間が掛かりました。
スタン×ルーティです。あまあま?
欲張ってあれこれ詰めて長くしすぎました…
タイトルは「情熱は悪夢を溶かす」です。
728情熱は悪夢を溶かす.1:2007/09/03(月) 00:16:30 ID:RVTWTLbO
それは雪国スノーフリアでのお話…
物資補給をかねて町を訪れた、後に英雄と呼ばれる人間たちのお話。その中の主人公とそのヒロインのお話でございます

「相変わらず、ここは寒いなー。」
ここの何時来ても変わらない寒さに驚いた様子で、そのツンツンとした金髪をトレードマークとして携え、町の正門を潜り町の土を踏みしめる。

「なんだぁ?スタン!これくらいの寒さで弱音を吐くたぁ、鍛え足りねえみてえ… ブエッキシ!コンチクショウ!!」
どんな時でも上半身裸のけったいな男はコングマン… 言ってるそばから寒さに体が音を上げてしまう。それを誤魔化すかのごとく、誰とも言わない方向に拳を突き出し威圧する。

「はあ… コング。あんたはもう少し頭鍛えたら?」
挙動不審な行動を起こすコングマンにルーティは、心底うんざりした様子でため息をつき、毒を吐く。コングマンに負けず劣らずの薄着なのだが彼女は寒くないのだろうか…

「んだと?俺が馬鹿だって言いてぇのか!!」
「この寒さの中、上着も着ずにおもてを歩くんだ。そう言うことだろ?」
「前にも言ったはずだ。こちらの迷惑を考えろコングマン。町の人たちからの目線が痛い」
ルーティを睨みつけるコングマンを尻目に、ジョニーが後からやれやれと、手の平を上にして呆れ調子で語る。マリーもすかさずコングマンに自分の感想をそのままぶつける。

「うぐっ…」
流石にここまで直球に物を言われると反論の芽を絶たれてしまう。思わず口ごもり、大きな肩を落してシュンとしてしまうコングマン。

「ま、まあまあ…皆さん。コングマンさん。上着はこちらで用意しましたから、どうぞ使って下さい。」
フィリアがこんな事になるだろうと予測して用意した上着を、コングマンに手渡そうとする。

「フィリアさん?フィリアさん!!おお…なんてお優しい!!女神のような深い慈愛の心…!今、僕は猛烈に感動している!!」
「え…ええ…」
想い人からの優しい言葉に、涙を流して地面にへたり込み、大声で叫びまくるコングマン。
そんなコングマンに、フィリアは冷や汗をたらしながら後ずさりする。ここまでオーバーなリアクションをされると普通誰でもヒク。

「あー… 町の人の目線が痛い。」
自分の予測していたであろう結果に、ルーティは肩を落して額に一本の青筋を浮かべる。

「スノーフリアか… 自国でありながらグレバムの事件以降、この町を訪れるのは久しいな。」
ウッドロウは、そんなコングマンやルーティは何処吹く風といった感じに、正門を潜り、町に入ってくる。彼にとってはこんな光景は見慣れたもので、事態が収拾しない限り、なかなか口出しはしない。

「このスノーフリアは海産物に他国の貿易、それに温泉が有名なんですよね?ウッドロウ様」
褒めてもらおうと笑顔で解説を行うチェルシー、ウッドロウに腕組みをして恋人気分といった感じのだが、どう見ても恋人というより兄離れできない妹といった感じである…

729情熱は悪夢を溶かす.2:2007/09/03(月) 00:17:01 ID:RVTWTLbO
「寒い… リーネとは大違いね。ヘッキシ!」
スタンの横を歩いていた元祖兄離れできない妹、リリス。兄を見守るという目的で無理に付いて来たトンでもない妹である。武術の才はディムロスも認めるほどであるが、肉体はまだ、16歳の子供である。
厳しい寒さに思わず可愛いクシャミが出てしまう。

「リリス大丈夫か?」
「うん、大丈夫…… って、私はもう子供じゃないんだから!変に心配しないの!コングマンさんじゃないのよ?」
「でも、カゼでもひいたら…」
「まったく、心配性ね。お兄ちゃん。」
「やれやれ、自分の事を棚に上げてるな」
「ふふ、微笑ましいではないか。兄妹とはこんなものなのだろう」
兄妹同士の家族同士の会話に、思わずなごやなかな空気が流れる

(家族か…)
ルーティは不意にリオンやヒューゴの事を思い出し、目線を下におとす。

「さて、ここで長話をすると本当にカゼをひいてしまう。宿に行こう」
「分かりました、ウッドロウさん。皆!行こう…ってコングマン?フィリア!?なにやってるんだ!!早く行こう。」
「え… ええ… コングマンさん行きましょう。」
「ありがとうございますフィリアさん。こうなれば寒さなんぞ… 何のこれしき!かかってこんかい!!ゴラァ!!」
「はあ… 何なんでしょう…?」
余りに嬉しかったのか、両手を上げて寒空に向かって大声で叫ぶ。本人の超人的な肺活量で町中に聞えるほどの雄叫びである。
フィリアも頭をがっくりと落して、呆れ半分恥ずかしさ半分に、その場でおろおろとする。

「フィリア!!皆と町の人に迷惑だから、クレメンテでぶん殴ってその馬鹿、海に捨てときなさい!」
ルーティは、町の人たちの目線の恥ずかしさと、コングマンの鬱陶しさにキレ調子に怒鳴りつける。

『ワシもこんなハゲ頭を叩くのは、気が引けるわ… わしの迷惑も考えて欲しいのぉ。』
『老… そのセイフをあの男が聞けたら、また一悶着ありますよ。』
『この寒さの中放置したら、凍傷になるわよあの男?治療するのはあなただし、ルーティの手間が増えるだけよ』
『宿に向かうだけで、多大な労力だな…』
その後、スノーフリアの警備員がコングマンに事情聴取したのは言うまでもない…
730名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 00:18:23 ID:3IoECnOL
>>717
スマン、俺本当に勝手にだがそれと同じ様なネタで既に書き始めてるんだ
今から違うのに変更って出来んかな?個人的には12的なネタでサレ相手のアニーとか・・・無理か?
出来れば頼みます。勝手ですまない
731情熱は悪夢を溶かす.3:2007/09/03(月) 00:18:52 ID:RVTWTLbO
「ガツガツ!ムシャムシャ!モリモリ!」
「バクバク!ボリボリ!」
「ゴクゴク!プハー!もう一杯!!」
「はあ… いつ見ても圧巻ですぅ。」
「マリーさんも、もう7杯目だし… ものすごいうわばみ…」
「いい喰いップリだねぇ。 …お! おかげで歌を閃いたぜ。」
その夜、3人の男女により戦場と化した食堂。仲間はいつもの光景なれど、観光客や町の人間は食べる事も忘れ、唖然とした表情で飲み食いしている3人を見ている。

「スタンさんもコングマンさんも、そんなに口に食べ物を詰めて大丈夫でしょうか?」
「何、気にすることはない。」
微笑を浮かべながらあの3人とは対照的に行儀よく食事を進める二人。

「ムグムグ…!ング!!ンンン!!」
「お兄ちゃん!水!水!」
「ングング…! はぁ…はぁ… ありがとうリリス。」
言ってるそばから喉を詰ませ、まわりに水がないか手探りする。
リリスが慌てて、用意した水を飲ませて、やっと息ができるようになり大きく深呼吸する。

「はあ… お兄ちゃん 心配させないでよ… もう大人なんだから。」
「ごめんリリス…」
「はい、今日はそこまで!」
また食卓に並べられた食事を口の中に運ぼうとすると、いきなりリリスに皿ごと取り上げられる。
「へ?」
思わず、間の抜けた声を出し呆然とリリスの顔を見つめる。

「「へ?」じゃないでしょ?もう十分食べたんだし、ここでストップ!」
「そんな… まだ腹3分くらいしか…」
「4皿近くおかずを食べれば充分すぎるわよ。 戦いもあるんだし、自分の体の事も労わらないと… 宿に戻って休みなさい!いいわね!!」
「とほほ…」
家事全般を任しているリリスには、まるで頭の上がらないスタン。どうあがいてもこれ以上食事はありつけないと分かると、肩を落し、トボトボとリリスに言われたとおり宿に向かう。

「ムグムグ…!ところでルーティはどうした?見当たらねえが」
口からボロボロと食べ物をこぼしながら、あたりを見渡すコングマン。
「汚いぞコングマン… ルーティなら疲れているようだから、宿で寝ているが…」
「ルーティさん、大丈夫でしょうか…」
食事を全く取らずに床についた仲間を心配するフィリア達であった。



なにここ? 真っ暗で何にも見えない… 皆何処行ったのよ!
アトワイト! マリー! フィリア! ウッドロウ!! チェルシー! コング!ジョニー!! 
…スタン!!

(姉さん…)
リオン!?あんたなの?な…何でこんな所に!
(やさしい姉さん…)
生きての!? バカ!! 生きてたんなら生きてたって…!!
(さて、優しい姉さん。僕を殺す事ができるかい?)
リオン!?何の冗談よ!!やめてぇ!!
732情熱は悪夢を溶かす.4:2007/09/03(月) 00:20:47 ID:RVTWTLbO



「…ーティ!ルーティ!!」
「!!!」
「よかった… 気がついたか…」
夢? 目が覚めた瞬間にアイツの顔が目に飛び込んできた。おおかた、うなされてるのを起こされたみたいね。かっこわる…
特にこいつに… 寝ぼすけのスタンに起こされるなんて… 私は仰向けになった状態からベットに座る

「はぁ… また、あの夢…」
アイツの夢… 笑っちゃうわね。踏ん切りつけたつもりなのに未練がましくずるずる引きずって… 
あいつはもう居ないだ。私たちを殺すために戦って、私たちを生かすために、崩れていくあの洞窟と一緒に… 自分が死んで… 

「…リオンの夢か?」
「!」
「やっぱり…」
あいつのその言葉に反応して、うつむいていた私はバッと顔を上げる。アレだけのリアクションを取れば、さすがにあいつでも気付いちゃうわ… 

「なんで… リオンの夢だって分かったの?」
「俺も…俺も同じだから、リオンの夢を見るんだ…あいつが裏切って俺たちに戦いを挑む夢を何度も…」
スタン… あんた… 

「…………」
「…………」
私もスタンも重苦しい雰囲気にだまっちゃった。何の話していいのか分からず、思ってる事も声に出せない。

「…アー!!辛気臭いのなしなし!!情けないわね私も、これじゃあアイツが悪霊になっちゃうわ!」
さっきの夢をまるで気にしていないって感じに、無理矢理元気な声を出す。
自分で言うのもアレだけど、空元気もいいところね… ほら、人に自分の弱い部分を見せる事が私、大嫌いだから、

「ルーティ無理するなよ。」
そういいながら、私の隣にストッと座る。
「…無理なんかしてない。同情なんて止めてよ。」
何で私… こんな無愛想な事しかいえないの… 本当は不安でたまらないし、あの夢を見たら、怖くてその夜は眠れなくなるくらいなのに。 こいつが横に居てくれて凄い安心するのに… 見栄ばっかり張って…
そんな事考えてたら、あいつは私をいきなり抱き寄せてきた。一瞬、何が起きたかわからなかったけど…

「悲しいよな… 悔しいよな… お父さんとも戦って… ミクトランの奴に家族みんな不幸にされて… つらかったり耐えられなかったりしたら、俺が精一杯ルーティを支えるから。だから…」
「スタン…」
「必ずミクトランを倒そう!あいつに勝って、この世界を救おう。」
「…ありがとう」
「…!」
わたしは静かにスタンの唇に自分の唇を合わせる。何であんなアホにキスなんてしたんだろ?
でも、あの時にあいつ抱き寄せられて、凄く安心して、気が付いたらキスしてた。
733情熱は悪夢を溶かす.5:2007/09/03(月) 00:22:00 ID:RVTWTLbO
「ルーティ…!」
「!!」
スタンはあろう事に自分の舌を私の口に入り込ましてくる。突然入ってきた異物に私は、驚き頭を離して逃げようとする。しかし、抱きしめられて逃げる事ができず口の中にあるスタンの舌と格闘する。
やがて、あいつから口を離すと私とスタンとの唾液で透明な橋ができる。

「はぁ… はぁ… スタン。あんた、どうして…」
私は肩で息をしながら、真意の程を確かめようとする。
赤ちゃんはコウノトリが運んでくる、と今だ信じてるこいつの事だから、こんな事ができるのはきっと誰かに入れ知恵されたからに決まってる!

「いや… コングマンが「女にキスする時はこうした方が喜んでくれる」ってアドバイスしてくれたから…」
「あのハゲ…」
「嫌だったか?」
「べ… 別にそんなに嫌じゃなかったけど…」
「じゃあ続けるよ。」
そう言うと再び、私の唇に自分の唇を近づけようとする。

「ちょい待ち!スタン、続けるって…?」
「だって、愛し合う二人さらにここから…」
「あ… ああ、愛し合うとか… べつに私たちはそんな関係じゃないでしょ!」
私からキスはしたけど、そんな事で愛し合ってるとか… 誰だってした事くらいあるでしょ!?わたしはファーストキスだったけど…  

「お… 俺はルーティの事が好きだ!!」
「ス…タン?」
「あ…あい…愛してる!」
私とした事が… あいつの突然の告白に心臓の鼓動を早くする。先ほどから何から何まで突然すぎて、頭が追い付いていない…

「ごめん… この戦いが終わるまで、告白は待つつもりだったけど、もう俺我慢できなかった… 」
「馬鹿… もうちょっと我慢しなさいよね…」
「ごめん… ルーティ? …!」
再び私から深い口付けを行う。あいつが最初にして来たように、舌をあいつに口に割り込ませ口腔をまさぐる。
「んふ… あむ…」
「むうう… ふう…」
今度はあいつから口を離して、ぼそぼそと小声で何か言っている… 
私は聞き耳を立ってて、あいつが何を言おうとしているか集中する

「キスをしたら、さらに服を脱いで…」
案の定、コングマンのいらない助言らしい…
「それも教えてもらったの?」
「え… うん… コングマンに…」
秘奥義決定!…あのタコ男! スタン!あんたもほいほい言われたことを鵜呑みにしないで… だんだん腹が立って来たわ!

「あーもう!!脱げばいいんでしょ!脱げば!!」
半ばやけになりながら私は、服を脱ぎ始める。それを見たスタンもいそいそと、黒いタートルネックの服を脱ぎ、逞しい肉体を私に晒す
734情熱は悪夢を溶かす.6:2007/09/03(月) 00:24:23 ID:RVTWTLbO
「…」
「…」
お互いに下着姿となりベットの上で向かい合う。ううう… 緊張する。
「それじゃあ… い、いくよ…!」
あいつの片手が下着の方に伸びていく
「ん…!」
「ルーティ?」
下着の上から少し力を加えて、するりと撫でると私から少し声がもれる。
手をとめて私の顔を除き、どうしたのか?と言った感じでこちらを見ている。

「なんでもない…! いいから続けて…!!」
「わ… 分かった… でも痛かったりしたら言ってくれよな。」
そう言うとスタンは、撫でるように秘裂を何度も往復させる。
指が下着の中の秘裂をかすめるたびに、快感に耐えるように体が震える。

「んはっ… ふう!あ、やあ!!」
「ルーティ… ルーティ…!!」
スタンの指の速度は上がり、秘裂は湿り気をおびていく。

「ルーティ… 濡れてきた…」
「ん! …いちいち …報告しなくても…!」
いろいろと文句を言いたかった私だったが、あいつの指の与える快感に、言葉が上手く紡げない… さらに、スピードを上げて動かすうちに ちゅくちゅく と音がし始める。

「ルーティ… その… 下の様子見てもいい?」
「いいけど…   どうして…?  」
「いや… ルーティのあそこって、どんな風になってるんだろうと、思って…」
「………」
下着をするりと脱ぎ、私は黙って、両手で自分の秘裂の左右を持ち広げてみせる。くぱぁ と音を立てて、包皮に包まれた肉芽や まだ誰の侵入も許した事のない膣口を全て、スタンの前であらわにする。恥ずかしいのに…あいつに見てもらうとすごく感じる
自分がいま、どれだけやらしい格好をしてるか想像するだけで、さらに秘裂からの愛液が増していく。

「これがルーティの…」
「はあ…!!あん!」
露わになった桃色の秘裂に顔を近づけて、指でその形を確かめるかのように、そっと肉壁に触れていく。なだらかに、そして這うような動く指に、背筋をゾクゾクさせる
先ほど以上に蜜が溢れ、スタンの指に絡みついていく。

しばらくして、愛液の出所をを見つけたスタンは そこだけ肉質が違う事に気付き、人差し指で押してみる。すると、指が ちゅぷ と音を立ててそこに沈んでいく。
スタンがさらに指を奥に進めていくと、っきゅと膣全体がその指に反応し、絞まりルーティの体がフルフルと震え出す。
突然の反応にスタンは、頭を上げてルーティの顔をのぞき見ると涙目に、何かに耐えるように目を閉じている。
呼吸を早くして、うっすらと顔を赤らめるルーティの顔に不謹慎にも欲情してしまうスタン。女性のこんな表情を見た事がないスタンは己の分身が今まで以上に固くなるのを感じ、それがビクンと大きく揺れ動く。
スタンは再び、頭を下におとし、秘所への愛撫を開始する。半ばまで入れていた指をさらに慎重に奥まで進め、第2関節辺りまで沈める。指を覆う肉壁は強く締め付け、決して指を離そうとはしない
735情熱は悪夢を溶かす.7:2007/09/03(月) 00:25:28 ID:RVTWTLbO
「これは…?」
先ほどまで包皮に覆われたそれは、愛撫により硬くなり、微かだが白いその肉芽が外から顔を出していた。
先ほどまでの体の変化に気がつき、空いたもう片方の手をそれに向かって伸ばしていく
「ひゃう!!」
スタンは左手の親指で薄っすらと顔を出した肉芽を軽く擦ると、その瞬間ルーティの体がビクンと波うちながら、大きく仰け反る。

「ルーティ!?」
今までより、一段と強い反応にルーティの顔を覗き込む。
「いいから…!! 続けて…!!」
ルーティの肉芽を擦っていくうちに、その包皮はほぼ全て剥け、真珠のように白い姿をさらけ出す。スタンが現われたそれを擦るたびに、膣に入れた指を肉壁が甘く締め付け、ルーティも身体をビクンビクンと先ほど同様に大きく波うつ。

肉芽への愛撫を続けているうちに、指は潤いが増した膣を微かに動けるようになり、静かに優しく前後し始める。
「はあ!!今、膣で動かしたら… 駄目ぇ!!」
「ごめん!!でも、今のルーティすごい可愛くて…!」
彼女の激しい嬌声を聞き、雄の本能が目覚めたスタンは彼女の静止を聞き入れず、さらに指の動きを増していく。
クチクチと膣内から音がし始めた頃、肉芽を擦っていた親指は今度は中指を使い、擦っていた白い真珠を両端から摘み上げる。
「だめぇ!!スタっン!いはっ、これっ、いじょっ、は! イッちゃう!!」
クリクリと摘み上げた指を動かして、強い刺激を与えていくとその度に、彼女は断続的に上げていた声を止める。
膣の指も 愛撫で増した愛液で難なく動けるようになる。それと同時に中指も膣に沈めていく。
スタンは入れた指を動かしその2本で 満遍なく肉壁に刺激を与えはじめる。
「ん…!! んんん…!!」
膣を押し広げて侵入してきた指に与えられる強い快感に、足をガクガクと震わすル−ティ。それでも彼女は初めての絶頂の訪れに何とか耐えようと、シーツの端を噛み何とか正気を保とうとする。
ルーティのそんな様子を気付かずに、スタンはさらに肉芽を摘み上げる指の力を増し、膣の指も前後でなく左右の動きを加えて必死に愛しい人の身体を貪る。
「あ…  あふ…!!」
頭の中で何か電流が走っているの様な感覚にとらわれ、肉壁と肉芽を摘む動きに翻弄され始めて、指が膣を擦り上げるたびに意識が遠のきそうになる。
「あああ!!!」
その刹那、スタンの指が膣内の上方を強く擦りあげた瞬間、彼女は膣から大量の愛液をだし、絶頂を迎える。
736情熱は悪夢を溶かす.8:2007/09/03(月) 00:26:21 ID:RVTWTLbO
「ルーティ!ルーティ!?」
「私…  !!!」
「よかった… ぐえ!!」
「この馬鹿スタン!何が「よかった」よ!! 駄目だって言ったでしょ!!」
どうやら軽く気絶してたみたい… 全くこのスカタン!止めろって言ったのに!
わたしは心配そうに私の顔を覗き込むあいつに一撃食らわせる

ふと、わたしはトランクスを脱ぎ、固く反り返っているあいつのそれを見る。あんた何時の間に脱いだのよ?
それにしても、スタンのそれは思ってた以上に大きい… 温泉で聞こえた声だと普通サイズだと思ってたけど… もしかしてこれが普通サイズ!?じゃあコングマンやウッドロウはどんな化物飼ってるのよ!!
「そ… そんなにじっくり見られると。その… 恥ずかしいよ…」
「ん?なーにいってんのよ!ヒトのは散々、見たくせに… 」
「あ… あははははは…」
照れくさそうに頭を掻くスタンに私は、さっきの恨みとばかりにいやらしい笑みを浮かべ、それを直視する。恥ずかしさに耐えれないのか乾いた笑いでその場をしのごうとするスタン。

「じゃあ… そ、その早い所済ませちゃいましょ。」
「え? ………あ、うん。」
あんまし意地悪しても可哀想だし、いい加減、続きをさせてあげましょっか。
私がそう言うとスタンは思い出したかのようにその肉棒を握り、私の秘所に近づけていく。

「ルーティ行くよ…」
「うん。」
秘裂に熱く猛るそれをあて、ズプン!と一気にそれを挿入する。

「痛っ!!」
「うわあ!」
痛いとは思ってたけど、これほどの物とは思ってなかった… 今まで味わった事がない痛み… 身体を引き裂くような痛み… これが女になるための痛み…
スタンの方は私の膣に入れた時の快感に声を上げてた

「馬鹿っ…!もっとゆっくり挿れなさいよ…!!」
「俺間違ってたのか!? !!! 血が出てる!」
「それでいいのよ… ただもっとゆっくり入れて欲しかったってだけで…」
狼狽するあいつを、私は涙を流しながらなだめる。案の定、知らなかったみたいね… キスの事は知ってんのに、何でこう言うもっと大事な事は教えてもらってないわけ!?

「女なら絶対に最初に血が出るの… しょうがない事なのよ?」
「でも…!ごめん、ルーティ… 痛かったよな?」
「まあ…ね… 悪いと思ってるなら 今動かないでね… 少し痛みが引くまで…」
「う…! うん!」
よく見ると、あいつは歯を食いしばって、何かに耐えるように硬く片目をつぶっていた。その上、挿れただけのはずなのに大汗まで掻いている。

「どう…したの?」
「ルーティの膣、気持ちよすぎて… こうしてないと我慢できず動いちゃうから…」
「……」
737情熱は悪夢を溶かす.9:2007/09/03(月) 00:28:26 ID:RVTWTLbO
「いいわよ… 動いて」
「もう、痛くなくなったのか。」
「うん…」
ホントは嘘… でも、こうでも言わないとあいつは、つらいままずっと我慢しなくちゃいけない… そんなの私は嫌だ。それに痛みも最初ほど強くない。大丈夫

「そ… それじゃあ動くよ?
「…! んふぅ…!?」
そう言うとあいつは腰を引き、動き始める。まだ、私を労わってくれているのか優しく、無理には動こうとはしない。
そんな中で私には早くも変化が訪れた。あいつが自分のそれをズルズルと半ばまで引き、ジュプっともう一度挿入した時、痛みではなくもっと違う… あいつの指が入って来た時のような、甘い快感に襲われる。
血はまだ止まってはいないはずなのに?何これ?きもちいい…

「スタン… もっと… 動いて、構わないわよ…」
「ほんとにいいのか…!俺、今早く動いたら止まらなくなるぞ…!?」
緩やかにピストンを繰り返すスタン。あいつがもう一度同じ様に膣に突き入れると、わたしは再びあの快感に襲われる。
指なんかじゃ到底味わえないような… 深くて、強くて、熱い、肉壁全てを余すところなく刺激するこの感触…! だめ…! スタン!そんなに焦らさないでぇ!!

「きもちいい…!私、今すごく気持ちイイから!だから、スタン!うごいてぇ!!」
「ごめん…!ルーティ!! 俺もう我慢できない!!」
私たちは向かい合って、お互いの本心をぶつけ合う。先ほどの一方的な愛撫によっては味わえない一体感。いつの間にか、私は自分の足をスタンの腰の後に回してた。
私の中ではすでに痛みなどなくなり、肉壁の擦り上げによって得られる快楽の虜となっていた。
潤いの増した秘道からはズブズブと出し入れをするところが見える。スタンの大きいそれを物ともせず受け入れ、愛液で滑らかに怪しく光る陰茎が見えるたびに、わたしはさらに体が熱くなる。

「気持ちいいのか、ルーティ!?俺もルーティの膣が!」
「あはぁ!スタン!わたし、イイ…! 気持ちいい!!」
私が完全に痛がらなくなるのを確認して、ついに思い通りに動けるスタンは、きつい締め付けと、初めて受ける膣の感触に我を忘れて動いている。


(ジュプ、ジャプ、ぎゅちゅ!)

私はスタンの貪る様な突き上げに、膣で肉棒をキュンキュンと締め上げる。私も、指なんかとは比べ物にならない快感に、羞恥も強がりも全て吹き飛んでしまい、外に聞こえるかもしれない様な大声で叫ぶ。
顔も赤くなり、閉まらなくなった口の端からは一筋の唾液がだらしなく垂れる。「あくめ顔」って奴?
スタンはそんな私に顔を近付けて、自分の舌を差し入れる。最初とは違い私も何の抵抗もなく、入ってきた舌に自分の舌を絡ませて、唾液を交換し合う。
そんな中、あいつの肉棒が最奥を突き上げ、ゴツンと先端が打ち付ける。子宮を押し上げられる感触にわたしの膣はおおきく蠕動し、腰を跳ね上げてビクンと反応する。

「ぷはぁっ!? らめよ!!らめぇ!!」
「むっ!?ここか!?」
キスをしていた私はあまりの快感に自分から舌を離し、すでにろれつの回っていない声で必死に嬌声を上げる。
膣と私の大きな変化にスタンは彼女の弱点を気付き、再度そこを突き上げる。

「うふぅ!!」
体全体を仰け反らせ、白い喉元をさらし、その与えられた快感に大きく反応する。
私は先ほどの突き上げで軽く達してしまったのか、破瓜の時に出た血で赤味の掛かった愛液を接合部から噴出させる。
子宮を突き上げ最奥まで挿入したあいつは、グリグリと自分の亀頭を子宮口に擦り付け、私の甘い締め付けを堪能する。
738情熱は悪夢を溶かす.10:2007/09/03(月) 00:30:33 ID:RVTWTLbO
「ルーティ!!こうすると気持ちいいんだろ!?わかるぞ!!」
あいつはその状態から腰を左右に振り肉壁全体をこねくり回す。私はあいつが取った全ての行動に対して、軽い絶頂を見せ、きゅきゅっとそのたびに暴れるに肉棒を締め付ける。

「ふうん! はぁ…!もうむりぃ…!ひゃあ!!?」
体を強張らしている私にスタンは、再び力強いピストンを開始し、完全に露出して赤くなったクリトリスに向かって、愛撫を始める。ぞろりと舐め上げるように膣が蠕動し緩くなった秘道がそのクリトリスの刺激に再びしまりを取り戻す。
強くなった締め付けの分、肉壁をする肉棒の快楽を強くうけて、私の神経が焼ききれるような快楽が襲い掛かる。私の度重なる絶頂で、一突きするたびに結合部からプジュっと言う音とともに濡れそぼった秘道から愛液が噴き出す

「ルーティ!俺もう…」
先ほどまで突き上げていた肉棒が微かに、わななき出すのを感じてスタンは絶頂が近いことを感じる。私は最後の力を振りしぼり、自分の腰を動かしてスタンの射精を促す。スタンもここぞとばかりの大きく腰をグラインドさせる。
一段と激しい動きで搾り取るように私も肉棒を締め上げ、あいつから精を搾り取ろうとする。

「うあああ!!出る!」
「ああん!!」
腰に回した私の足を振り切って、突然スタンは私の中から乱暴にそれを取り出す。その勢い余ってか私の顔に向かってその精を吐き出す。熱い飛沫が私の顔面に大量に降り注ぎ、しばらく私は呆然とする。

「はあ… はあ…」
「はあ… はあ… …これ精液? 苦っが!!」
唇に垂れてきたから思わず舐めちゃったけど、この世のものとは思えないほどマズい…!快楽の余韻に浸ってた私も一気に目が覚めたわ…

「ごっごめん!ルーティっ…! う…」
大量の精液の掛かった私の顔を見て、なぜかまた顔を赤くするスタン。精を吐き出し、しぼみかけていたスタンのそれは、再び力を取り戻そうとする。
「…あんた!なに、また勃たせてんのよ!この…!!」
「いてっ!ごめん!ホントごめん!」
何興奮してんのよ!ボケ!アホ!スケベ大魔王!!近くにあった枕を使いボスボスと頭に叩きつける。

「もう… マジで疲れた… ごめんスタン。シャワー浴びてる間、掃除お願い…」
「うん。わかった… 床とシーツを掃除して…」
汗と愛液、顔には精液と… 体中が汚れていたので、スタンには悪いけど片づけを任せた。何でもいいから、とにかく体を洗いたい…
私は、全裸でせっせと汚れたシーツや布団を取っていたスタンに、シャワーを浴びる前に一言忠告をした…
「服着てからしなさい…」
739情熱は悪夢を溶かす.11:2007/09/03(月) 00:32:49 ID:RVTWTLbO
「うーん…ムニャムニャ…」
「秘技!死者の目覚め!!」
「うわわわわわ!!」
「ハイ起きた!」

「おや、スタンくんの方が先に目が覚めたみたいようだな。」
部屋から出てくるスタンに、これは珍しいといった感じにすでに支度を整えた皆が出迎える。
「後はコングマンさんだけですね」
一番夜遅くまで飲み食いしていたコングマンは、まだ寝ているようだ。
「スタン。おっはよ。」
「ル、ルーティ。えーと… そ、その… おはよう」
ルーティは特に何事もなかったように話し掛けてくるが、昨日のこともあり、口ごもるスタンはうまくルーティの目を見て話ができていない。

「おりょ?スタン!!俺様より先に起きてるなんてどういうこった!?」
信じられないと言った感じの大声を上げながら、コングマンが奥の部屋からこちらに向かってくる。
それを見たルーティは満面の笑みでアトワイトを取り出し、レンズに晶力を集中させる。
「あっ!コングマーン♪挨拶代わりに「アイスニィィドルゥゥ!!!!」」
「いででで!!なにしやがる!?」
「ブリザードォ! サーチガルドォ!アイスウォールゥ!メイルシュトロオオオムゥ!サーペントエッジ!ダイダルウェェェェブ!!ブラッディローズゥ!!クズがぁ!!貴様に朝日はおがませねぇぃ! 微塵に砕けろ… ライフディスチャャャャジィィィ!」
「では、うげ!のう!でぇ!むげぇ!だはぁ!これぞ筋肉無駄使い… って復活させるんかい!!」

「…(汗)
スタンを待っていた仲間の一同は、稀に見るルーティの猛撃と人が変わったような口調に唖然として、止める事も忘れて棒立ちしている。しかも彼女の背中には、斧を持った屈強な男の影が見える。

「さーて、気もすんだし行きましょ。ねっ!スタン!」
ボロ雑巾状態のコングマンを最後にきちんと復活させて、強引にスタンの背中を両手で押し宿屋の外に向う。
「ちょ…!ルーティ!そんなに押すなって!」
(責任取んなさいよね…ばーか。)
宿の入り口に差し掛かるとき、スタンにだけ聞こえるように小声でそう言う。
「え!?それって!…うわ!」
「さ、さっさと行くわよ!」
彼等がそのまま宿屋を出ると美しい青空が迎えてくれた
本日のスノーフリア。雪国に似つかわしくない快晴である。
740owata:2007/09/03(月) 00:35:03 ID:RVTWTLbO
以上、おわりです。
すんません… 次書く時はもっとスマートに書きます
741730:2007/09/03(月) 00:38:47 ID:3IoECnOL
>>717
追記。ストーリー変更が無理ならせめてキャラをユージーンとマオに変更だけでもお願いします
本当に勝手で申し訳ない

>>owata氏
GJ。そしてスマン。しばらくリロードしてなかったから投稿されてたの知らなかった
割り込むつもりなんてなかったんだ。本当に申し訳ない。
742名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 10:32:44 ID:1EuhxV3w
>>740
GJ!

>>741
気持ちはわからなくもないが勝手杉
743730:2007/09/03(月) 14:05:56 ID:tXZE4Ix/
>>717
キャラ変更するならアニーをヒルダに変更して欲しいって思うんだけど…駄目かな。
アニーは741に任せて年下2人に滅茶苦茶に翻弄される姐御にしてくれると嬉しい。

>>742
事前確認不要だから741は何も言わずに書き始めてたんだと思う。
確かに勝手だろうけど被ってしまってるから変更できるならして欲しいって思うのは悪い事じゃないかと思うんだよ。
同じキャラより違うキャラでの方が展開が異なってお互いに叩かれる事もなくなるだろうし。

>>741
頑張れ。投下楽しみにしてるよ。
744名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 14:07:48 ID:tXZE4Ix/
スマン。名前の所に730と入れてしまったが俺は全く730とは関係ない。
番号メモるのに入れてそのままだった…orz
745名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 20:27:46 ID:dueQ+xgF
>>720
言われると確かにそんな希ガス
だから書くな





ユジマオアニで書いてくれ。心から頼ム
746名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 23:01:58 ID:8BjxpIDH
何だか荒れそうな雰囲気になってきてるからお前らもうどっちも書くなよ。


代わりと言っては何だが俺が8以外で何かに着手してみる。
747名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 01:23:39 ID:zBbOV6Fg
717です。720です。
いろいろとすみませんすみません。もう書きません。。。
748名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 02:45:31 ID:yhlHe4o9
別にあなたは悪くないよ。
同じCPが駄目なんて誰が言ったよ。保管庫見ろ保管庫。同じようなネタも結構あるよ。
書く人によって話も展開も変わると思うから、どちらも好きに書いて先に投下されたらもう一方は期間を開けて投下すれば良いじゃん。住人も楽しめるし。

あんまり空気悪くするのは、やめようね。
749名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 11:56:45 ID:zstD8ysK
そうやって言う奴が意外と一番叩いたりするんだよなww

とりあえず俺はしいな読みたいと言っておく
Rなら王道のヴェイクレかティトヒルが読みたいと言っておく
>>746しいなで頑張ってくれ
750720:2007/09/04(火) 13:27:39 ID:C2iM5dFK
>>730
把握した
751730:2007/09/05(水) 22:54:18 ID:r/08ZTg0
>>750
どうもありがとう。本当に申し訳ないです
752若野盆地竹村竹子029:2007/09/07(金) 06:25:54 ID:LWgVz6eM
1から見ました16・17ミント以外の4人のメイドキャラが気になる。

ミントちゃんデカ・・・。

全部のテイルズやった訳じゃないから知らないキャラもいるけど面白かったよ。
753若野盆地竹村竹子029:2007/09/07(金) 06:53:29 ID:LWgVz6eM
342

アーチェ攻ミント受なのか?

巨乳と貧乳は百合ではいいネコ・タチ関係だな・・・。
754名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 11:54:22 ID:omfzIXvd
すみません。少し質問させて頂きます。
エロパロの更にパロになる学園などのパロでも
投下の際に注意書きを入れれば投下してもよいのでしょうか?
755名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 14:48:33 ID:L3ndNq+S
キャラが壊れるのが嫌だってんなら、エロパロ文章の投下がなくなってしまうぞ。



読み手は、書き手が俺のために書いてくれた。と思って読め。嫌いなCPなら読むな。
書き手は、俺の作品を読んでもらってる。と思って投下しろ。投下前は読み手がCP嫌いで荒らさないように、CPを投下前に書くこと。
以上は前者も後者も守れということ。


いきなりですまん。俺も久しぶりに頑張って投下しようかな半年後ぐらいに。
756名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 19:01:06 ID:ssKDEARY
流れを読まずにss投下。
触手モノなので苦手な人はスルー推奨。

「ホントにコレット一人で大丈夫か?」
「うん、だいじょぶ。これぐらい私一人でいけるよぉ。ロイドは他にしなくちゃならないことがあるでしょ?早くダイクおじさんのところへ行ってあげなくちゃ!」
シルヴァラントとテセアラ、2つの世界が一つになった後、ロイドとコレットはまだ各地に残るエクスフィアを回収するために旅を続けていた。
そんな中旧シルヴァラントのソダ間欠泉にまだ回収されていないエクスフィアがあるということを聞き、二人はソダ島遊覧船乗り場へやってきた。
だがロイドの育ての親であるドワーフのダイクが倒れたという話をショコラから聞き、幸い命に別状はないらしいがコレットはロイドに見舞いに行くことを勧めた。
「お・・・おぅ。分かった。用事が終わればすぐに戻ってくるからな!」
「うん。それまでにこっちの用事、終わらせとくから心配しないで行ってきて。」
こういって二人は別れた。ロイドを見送った後、コレットは早速ソダ間欠泉の洞窟に向かった。
あの冒険でコレットは確かに強くなっていて洞窟内のモンスターは苦労せず倒すことができた。
「ええと・・頼まれたエクスフィアは確かこの奥だったよね・・。あれ?なんだろう。あんなところに別の道なんてあったかなぁ・・・。」
進んでいくと地図に載っていない脇道がぽっかりと洞窟の中に空いていた。
「進んでみよう・・・」
その脇道はコレット一人がようやく通ることの出来るくらいの広さで、曲がりくねりながら奥へ伸びていっていた。
そしてしばらく進んだ時、コレットは広い空間にでた。
「キレイ・・・」

それは洞窟の中にあるホールのようなところで光を反射して青く輝いていた。
「ん、ちょっとここで休もうかな・・・」
コレットはホールの真ん中あたりの湧き水が湧いているところで裸足になって。休憩をした。背後に忍び寄る気配に気付かずに・・・。
「ふぅ・・・気持ちいい・・。」
ずるっずるっ・・・
「な、なに!!!」
それは突然だった。
いつのまにかコレットの背後に数十匹のグリーンローパーが迫っていた。
ここはローパーたちの巣だったのだ。
そしてローパー達の触手は赤黒く変色していた。
モンスター図鑑でローパー繁殖方法
『ローパーは繁殖の時期が近づくと触手が変色し別の種の雌を襲い、その種の卵子と自らの精子を受精させることによって種を増やし、進化していく・・・・』
を読んだことのあるコレットは自分がその苗床にされようとしていることに気付き身構えようとするが既に遅く、ローパーたちの触手に襲われる。
「いやっ。来ないで!!!!」
じゃぁああっ・・・
それは一瞬だった。
突然の出来事で迎撃ができないコレットの両腕と体にローパーの触手が絡みついた。


757名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 19:03:21 ID:ssKDEARY
「嫌っっっ!放して!!!」
ローパーのぬるぬるした触手の感触に耐えられず。コレットは叫んだ。
「んんーっ!!!」
コレットの叫びがうるさいというのか、数匹のローパーの触手がコレットの口内に入れられる・・・・
「んー!!!んんー!(やめてぇ!!抜いてぇぇっ!!!)」
口の中を埋め尽くす嫌悪感にコレットは思わず目を強く閉じ、自由にならない体をゆすって抵抗した。
しゅるしゅる・・・
ローパーの触手はまるでコレットの体を調べるように蹂躙する。
そしてしばらくした後、触手たちはコレットの大きくなり始めた胸を責めてきた。
「んっ?んんーっ!!!(な、何?き、気持ち悪いよぉ・・!!)」
口内の触手のために満足に息もできず、コレットは舌で必死に触手を外に出そうとしていた。そうしている間に触手達はコレットの服の隙間から侵入して直に胸を刺激する。そしてコレットの口内の触手は粘液を出し、コレットの口から引き抜かれた。
「んんんーっ。ぷはっ!!なに、これぇ・・・・苦いよぅ・・・。」
ずるっ
「ああああぁっ。。。やめてええええっつ。」
ロイドにも触られたことのない胸を触手に蹂躙される・・・この衝撃がコレットにまだ快感を感じさせてはいなかった。
そして触手達の行動はエスカレートしていく・・・
「な、何をするのっ!!」
するする・・・・ビリビリィィ・・・・
触手達はまるで服の構造を知っているかのように器用にコレットの服を脱がしていく・・・だが胸にかかるブラジャーは強引に引きちぎった。
「や、やめてぇぇ・・・っ!」
そして触手達はついにコレットの純白のパンティを脱がしにかかる・・・・。パンティ越しに触手たちがコレットの一番敏感なところを刺激する・・・・。
「あ、ダメ!!!それだけは許してぇぇ!!!」
コレットは最後に残った自分の純潔を守る砦を壊されまいと叫ぶ・・・だが・・・・
ビリッ・・・・あっけなく破れたパンティ・・・・これでコレットは最後の抵抗の手段を失った・・・
そして触手達はコレットの秘所に迫る・・・・性的な知識をあまり知らないコレットでもこの先自分がどうなるかを感じ取った。
「あ・・・・いや・・・お願いだから・・・それだけはやめて・・・・いやぁぁ!!!助けて!!!ロイドぉ!!!」
そして触手は粘液で濡れた先端をコレットの秘所に挿入した・・・
ずぶずぶずぶ・・・・
「いやぁぁぁぁ!!!!!やめてぇ!!!!」
迫る嫌悪感にコレットは頭を振って抵抗するが触手達が体中を這い回っていて満足に動かない・・・そうしている間にも触手は容赦なくコレットの膣を進んでいく・・・
758名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 19:04:03 ID:ssKDEARY
ずぶっずぶっ
「あっ!!!いやぁ・・・!!!痛いっ痛い!!!」
初めてにもかかわらず平均男性のそれを上回る太さを持つ触手はコレットを気遣うこともなく淡々と奥へ進む。そして、コレットの純潔の証である膜も躊躇なく破り捨てて最奥へと向かう。コレットを股を彼女の純潔が無残に散らされた赤い証が流れる・・・・
「ああっ!!!・・・ごめんね・・・・ロイド・・・私・・・私・・・・」
コレットは泣きながらそこにはいない想いを寄せる少年の名前と謝罪の言葉を紡ぐ・・・
ぐちゅぐちゅ・・・・ずぶずぶ・・・・
そしてついにローパーはコレットの最奥に到達する・・・・そして子宮の壁に触手は体を擦らせる。
「ぁ・・・・ぃゃ・・・・擦らないで・・・・私・・・・壊れちゃう・・・・・」
既にコレットの瞳からは光が消えかけえいて口元も力なく半開きの状態になっているもはやコレットの運命は決まっていた・・・・。
ごりっごりっ・・・・ぶるっ・・・・ぶるぶるぶる・・・・・
子宮を擦っていた触手がしだいに自身を振るわせていく。
「ぁ・・・・ぃゃぁ・・・・・・お願い・・・・だから・・・・ゃめて・・・・・」
コレットは触手に最後の懇願をする・・・・だが・・・・
どぷっどぷっ・・・びゅくびゅく・・・どぴゅ・・・・
「ぁ・・・・・・ぁっぃ・・・・・・ょぅ・・・・・・」
コレットの膣内に熱湯のように熱く粘性のある液体が注がれる・・・・膣内を満たしていく熱いものを感じながらコレットはただ呆然と洞窟の天井を見つめていた・・・・・

その後コレットの姿を見たものは誰もいなかった。
だがここ最近、ソダ間欠泉地域のローパーの数が増加し強力になっていったという話を聞く・・・・・。
759名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 19:05:13 ID:ssKDEARY
以上です。何か感想やご指摘があればお願いします。
760名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 00:54:37 ID:dcMbbYm9
GJ!
触手ネタ好きだから良かった。
パンティを連呼するのには違和感を感じたけどw
761名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 02:14:16 ID:2m8k+I/S
セネル×クロエが見てぇー
762若野盆地竹村竹子029:2007/09/08(土) 06:04:29 ID:or48M2sk
触手+吸盤だと尚良かったが贅沢言うまい。

巨乳と貧乳は百合ではいいネコ・タチ関係なので、アーチェ攻ミント受
でネタ作ろうっと。

76316:2007/09/08(土) 14:49:39 ID:A3Gq4m7W
17の続きです。
「ティアさんとコレットさんはお掃除に。ファラさんは畑のお手入れに。フィリアさんは
薬の材料を買いに町へむかいました」
 ミントが他の4人のメイドの状況を報告する。胸はすでに服で隠されている。
「さあ、ご主人様。朝食にしましょう」
 ミントが、男の部屋に朝食を持ってくる。ロールパン2個、ベーコンが2枚とスクランブルエッグ。
そしてトマトサラダとミルクがトレイに乗っていた。そのトレイを男が座る椅子の前のテーブルに置く。
「どれからお召し上がりになりますか?・・・パンからですね」
 ミントの手がロールパンへと伸び、一口サイズの大きさにちぎる。
「ご主人様、お口を開けてください・・・」
 すると、ミントは手にしていたちぎったパンを自分の口にくわえる。そして、そのまま男へ口づけする。
いわゆる口移しである。
「ん・・・、あぁ・・・はぁ・・・」
 パンを移し終えると、ミントは名残惜しいように男から唇を離す。
「いかがでした?今日のパンはコレットさんが一生懸命作ったんですよ。次は・・・。はい、ミルクですね」
 ミントは、コップに入ったミルクを一口、口に含み、再び男と口付けをする。
「ふぁ・・・、んん・・・。」
 移し終えて、唇を離す。すると。
「あ、お口周りが汚れてしまいましたね。すぐ綺麗にします」
 ミントは舌を出し、男の汚れた口周りを舐め取る。もちろん、男の舌の愛撫も忘れない。
 こうして、朝食は30分後に終わった。
「ご主人様、汗が・・・。一緒にお風呂に入りましょう」
 そして、ミントと男は部屋を後にした。
76416:2007/09/08(土) 15:19:34 ID:A3Gq4m7W
 ミントと男は風呂場にいた。もちろん2人とも何も身にまとっていない。
 風呂場は2人が入るには十分な広さがある。しかも温泉で、源泉賭け流し。
いつでも入ることができる。
「ご主人様、お体を洗いますね」
 ミントは男を椅子に座らせる。そして、ミントの手には石鹸。その石鹸をミントは胸に挟む。
「少しお待ちください」
 胸を上下に激しく動かし、石鹸を泡立てる。
「ふぁぁ・・・。あん・・・」
 胸が性感帯であるミントは、この行為でも感じてしまう。十分に泡立った事を確認し、
ミントは男に近づく。
「それでは、失礼します」
 ミントの胸が、男の左腕を捕らえる。
「ああん・・・。ご主人様、いかがですか?・・・お褒め頂、ありがとうございます」
 その後、ミントは時折声を上げながら男の体を洗っていく。その光景はまさに美しい。
そして、男に湯をかけて、泡を流す。
「次はこちらへ・・・」
 ミントが男を引っ張り、寝湯へと向かう。男を寝湯へ寝かせる。
「最後はおちんちんを綺麗にしますね・・・」
 ミントは膝を男の腰の下に入れる。
「では、フェラチオを・・・。失礼します。・・・ん・・・あむ・・・」
 ミントは男のペニスを口に含み愛撫する。
「んふ・・・おいしい・・・。最後はパイズリをしますね」
 そう言って、ミントは男のペニスを胸に挟む。そして動かす。
「んんん・・・あはぁ・・・。ご主人様、ご存知ですか?・・・あん・・・。私の胸、105センチなんですよ・・・」
 ミントの胸がだんだん激しくなる。もう絶頂寸前だった。
「あああ!出してください!んあ・・・!ご主人様のザーメンかけてください!」
 ドク!ドピュドピュ!男のペニスから激しくザーメンが飛び出る。そのザーメンはミントの顔と胸を白く染める。
「あああ・・・。ご主人様、ザーメンのお恵みありがとうございます・・・」
 ミントは優しい笑顔を浮かべていた。
76516:2007/09/08(土) 15:21:10 ID:A3Gq4m7W
続きはまとまったら書きます。
766名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 17:56:29 ID:gvpOzkAq
できることならぶちぎらずにまとめて投下してくれろん
何つか、保管庫の管理人さんがめんどいと思うんだ。

ご主人様といわれたらハァハァしてしまうでないか
767owata:2007/09/08(土) 22:06:53 ID:eFdOhlDP
>>756
GJ!

>>765 16さんGJです
地味に「765」ナムコGetしてますね。

>>761
ただ今、セネル×クロエ&ノーマ作成中です。
ストーリー的には、クロエがノーマに恋愛相談をしたところ、「強引に肉体関係を結んでしまおう」という悪の助言をうけてしまう。
夜な夜なノーマがクロエに超絶テクを教えて、いろいろとマスターしたある日、ノーマがセネルに登場してもらい、本番突入。
最初はクロエのを見ているだけだが自分も欲しくなり、セネルとやっちゃう…みたいなお話です 

最初は百合がちょっと入り、その後は普通?どおりの流れです。

768若野盆地竹村竹子029:2007/09/09(日) 06:23:04 ID:nwv3CjYh
「ティアさんとコレットさんはお掃除に。ファラさんは畑のお手入れに。フィリアさんは
薬の材料を買いに町へむかいました」

が日本昔話を思い出させた。
トレイね・・・。一瞬引いた。
769若野盆地竹村竹子029:2007/09/09(日) 06:29:11 ID:nwv3CjYh
また書いてくれるんなら『ミント達五人は何故メイドになって男に奉仕する
様になったのか』な設定を入れてくれると良いな。
770名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 14:42:38 ID:pm45N9C7
コテ自重しろや
厚かましい。書き手に迷惑だ
771若野盆地竹村竹子029:2007/09/10(月) 04:45:36 ID:f+n/3MDm
怒るなよ。悪意でもケチ付けでもイチャモンでもないんだし。
本当の漫画家・小説家になるんなら、多少の意見は言われても
受け入れるような器が無いと駄目だと思うんだよ。
2ちゃんを見るなと言う担当もいれば、ブログを立てて『ご意見ご感想』を
書いてもらっている漫画家達もいる。

自分は後者を応援するね。
772若野盆地竹村竹子029:2007/09/10(月) 05:30:28 ID:f+n/3MDm
自分も一寸書くか。文才有るとは言わないが。

チェスターと別れる羽目になるも、過去へとタイムスリップして
クラース、アーチェの二名を仲間に加えたクレスとミント。
『自分が捕まったマルスの館から、地下牢でミントに出会い共に脱出する』
話をするクレス。

『そんな訳で脱出してすぐ、敵のモンスターが真上から落ちてきて僕は毒にやられたんだ。
その時ミントが僕を見捨てず背負ってくれて、丁度馬でやって来てくれたモリスンさんの
御蔭で逃げおおせる事が出来た。』

『へぇ』クレスに共に頷くクラースとアーチェ。

『でもスゴイよね。あのミントが鎧着けてるクレスを背負うなんて・・・。
何処にそんな力が・・・。』

ミントをジーッと見つめる3人。

『あのぅ、そんなに見ないで下さい』
『・・・胸だな』
『胸ぇ?何処見てんのよクラースやらしい』
『そうですよクラースさん。何を言い出すのかと思えば。少しは年長者らしい事を言って下さい。』
『クッ、クラースさんっ』
『別にやましい気持ちで言っている訳じゃない。一見アーチェより非力なミントにそんな力が
有るとするならば、それしか考えられないから言ったまでだ』
『ミントって確かにアタシより胸デカイけど、クレスを担ぐ程とは・・・』
『アッ、アーチェさんっ』
『そうなのかなぁ?ミントの胸が大きくなかったら、僕は担がれずに見捨てられていたのかなぁ?』

ジーッと見つめ、ミントの胸に手を合せるクレス。ミントの胸を他の二人も見つめる。
いくら法衣を身に纏っているとは言え3人から、他の女より大きくコンプレックスでもあった
自分の胸を色々と話されていると、自分の乳房が3人に愛撫されているような感触に陥る。
母と法術の練習に励んでいた頃から、他の同年代の女の子がオナニーを覚えて夜な夜な
していた頃にも自分はせず、いや知らなかったと言うべきか。それなのに・・・。
その内一人は自分と同じ女なのだ。
773若野盆地竹村竹子029:2007/09/10(月) 06:05:13 ID:f+n/3MDm
続き。

『一応根拠は有るんだよ』

ミントが3人からの“自分の胸への視線”に、平静を装いながらも耐えていると、
言いだしっぺのクラースが口を開く。

『同じ非力な女性だが、ミントとアーチェは胸を見れば分ると思うが差は歴然としている。』
『確かに』ミントとアーチェのそれを見比べるクレス。
『クレスさんっ』
『クレス!!クラースもっ!!小さくて悪かったわねっ!!』
『胸の大小の良し悪しを言ってるんじゃない。大きいとその分行動の際負担になり、機動性には欠ける。』
『ウンウン。それでミントはゆっくりとしたお嬢様っぽい感じなのか』
『納得しないで下さい』
『悪かったわね。箒にも乗ってるし、ガサツだし滅茶苦茶機動性高いわよ』
『しかし、只マイナス面ばかりと言う訳ではない。常日頃ウエイトリフティングをしている様な
物だからな』
『スゴイな。僕が剣術の練習に励んでいる様に、ミントは自分の胸でウエイトリフティングを
していたんだ』
『そりゃー凄いですねー。アタシにはそんな立派な胸無いから出来ませ〜ん』
『クレスさん納得しないで下さい。アーチェさんふて腐れないで下さい』
『ふて腐れてませ〜ん』
『ミントの胸に感謝』
またもミントの胸に手を合せるクレス。3人からの自分の胸についての話に、乳房の疼きを感じるミント。
しかし、性体験もまだのミントにはどうすればいいか分らなかった。

その頃、性体験をした事のあるアーチェは自分の胸が蔑ろにされている状況に腹立たしさを感じていた。
そしてある事を思いついた。
『ねぇミント。本当は法衣の下に胸当て入れてるんじゃないのぅ?クラースとクレスを騙してもアタシは
騙されないよ』

774若野盆地竹村竹子029:2007/09/10(月) 06:47:10 ID:f+n/3MDm
続き。

『わっ、私は法衣の中に胸当てなんてしてません』
『なら法衣を脱いで見せてみてよ』
『おいおいアーチェ見苦しいぞ』
『喧嘩は良くないよアーチェ』
『喧嘩じゃないよ。確かめてるだけだよ。』
『分りました。ここには男性が二人いらっしゃるので他所でお確かめください』
『分ったわ。じゃあ付いて来て』ミントの手を引っ張るアーチェ。
『あんまり遠くに行くなよ。ダオスの手先が何処にいるか分からんのだからな』
『分った。』次第に遠ざかって行く二人。
『大丈夫でしょうか?』
『大丈夫だろう』そのまま敵に備え仮眠する二人。

『うん。ここまで来れば大丈夫。』
『誰もいなくて怖いですよ』鬱蒼とした森の中だ。
『じゃあミントちゃ〜ん。お姉さんに本物かどうか胸を見せてご覧〜♪』
『あっ』アーチェに両肩を、前から両手で抱かれドキッとするミント。
異性からもされた事が無いのだ。
『怖くないから〜見たらすぐ着せたげるから〜♪』
『は、はい』ミントの法衣を上から一つづつ右手でボタンを外していくアーチェ。
左手はミントの腰(背部分)を、ミントの右腰側から手を伸ばして抱いている。
次第に見えてくる法衣下のミントのシャツ。
『胸当てはしてないんだぁ。残念』
『アーチェさん分ってくれましたか?』
『うん。認めたくないけど・・・。ところでミントのオッパイって“常日頃
ウエイトリフティングをしている様な物だ”ってクラース言ってたけど・・・
どのくらい重いの?』
『えっ?そんな事聞かれても自分でも量ったこと無いから分りませんよアーチェさん』
『じゃ、量ってもいい?』
『えっ?そんな・・・。』
『アタシも同じ女として、ミントのオッパイ気になるんだぁ♪』
『えっ?』
ナゼ自分の胸に、同性のアーチェが気になるのか?それに何故オッパイと
卑猥な感じさえする言葉を自分に向けるのか?今のミントには理解出来なかった。

775名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 08:15:17 ID:Im4JHnjT
文句、逆ギレ、無用コテ、sage無し、リアルタイム投下

数え役満だなこりゃ……
776名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 08:19:09 ID:SAk1Qpe+
若野盆地竹村竹子029氏
SSを書く時は、最初に〇〇×△△と、カップリングを書いた方がいいと思います。
それに合わせて、氏のは違いますが、レイプや触手、女体化など、好みの分かれそうな場合は同じ様に記入をお願いします。

それと、ひょっとして書きながら投下していますか?
書きながらですと、終わるまで何時間とかかることもあり、作品の見直しがしづらいとか、レスしにくいなど、弊害が出てしまいます。
何かに記録して、書き終えてからか、長ければキリのいい所まで書いて、一気に投下する方がいいと思います。

あと、このスレはsage進行なので、メール欄にsageと入力してください。

色々と言いましたが、氏が自分の意見をしっかりと持っていることは、分かります。
そして悪意やケチをつけているわけでもないのですが、
言い方には少し気をつけた方が良いと思います。
もちろん、>>770氏の言い方もキツいですが、言葉をぶつけあってると、入りにくい雰囲気になったり、荒らしを招いたり、してしまいます。
コテハンも投下以外は止めて、上に書いたことを守って頂けるならば、それほど叩かれないと思います。
ここは、18禁なので氏も良識のある方だと思うので、言わせてもらいました。
どうかご協力お願いします。

最後に作品の投下乙です。
777名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 18:32:07 ID:8RBftt49
ニコ動画見事3位になったテイルズに合掌
778名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 20:45:19 ID:WSQ4KExv
おう、一年ぶりぐらいに活気づいてるじゃない。職人がたGJ
779若野盆地竹村竹子029:2007/09/11(火) 02:38:18 ID:fgfy4BIe
文句、逆ギレ、無用コテ、sage無し、リアルタイム投下

数え役満だなこりゃ……

と言われても麻雀したこと無いんで。

776番氏へsageにしときました。ageじゃないのね。
自分の言い方ってそんなに悪かったのか・・・。

780若野盆地竹村竹子029:2007/09/11(火) 04:56:42 ID:fgfy4BIe
すみません。続きです。アーチェ攻めミント受けね。
確かにネットにはメモ帳有るけど、消し忘れた場合見られたら恥ずかしいしなぁ。

『アッ、アーチェさん』後ずさるミント。背中が後ろの木に当たる。
『ふふふふ。ミント〜。怖くないから〜』
ミントの上半分脱がした法衣を上から脱がし、近くの木の枝へと掛ける。
『ああっんっ』
アーチェの両手が、シャツを着たままのミントの両胸を前から掴む。
『スゴーイ。ブニュブニュしてるー』
『アッ、アーチェさんっ量るんじゃあ?』
『あっ、そうだった。じゃあ』
ミントの白シャツを下から捲り上げ、脱がすとさっきの木の枝へと掛ける。
『ブラジャー何カップ?』
『えっ?そんな事言われても。ああっ、んっ・・・突付かないで下さい』
『えへへぇ。さぁてと』
フロントホックに手を伸ばすとフックを外すアーチェ。ミントの乳房が躍り出る。
『きゃああっ』
『スゴーイ。流石クレスを背負えるだけあって、デカイのいつも下げてるんだ』
『見、見ないで下さい』
胸を隠そうとするミントの両手をアーチェが掴む。
『いいじゃないの女同士なんだし・・・ねっ』
そう言うやミントの両乳房を優しく揉みしだく。
『は、量るんじゃないんですか?私の胸』
『量る前に軽く弄りたくなったの。後で量るから一寸弄らせて』
『そんな』
『ミントってオナニーってしたことあるの?』
『オナニーってなんですか?』
『やはり知らないみたいね。だから胸がでかくなるのよ』
『な、ナゼ?』
『女の子はねぇ、年頃になると男の子とエッチな事をしたい衝動に駆られるの。
それを、変に理性とかで押さえ込もうとするとこういうエロイ体になるのよ』
ミントの両乳首を指で摘まんで乳頭部分を撫で回すアーチェ。
『これがオナニー。自分で自分の胸を好きな男の子の事考えて弄ったりした事
無いんでしょ?』
『は・・・はい』
『そう・・・じゃあ』
781若野盆地竹村竹子029:2007/09/11(火) 04:59:08 ID:fgfy4BIe
ミントのスカートを、ホックを外し同じくさっきの木の枝へと掛ける。
『やはりと言うか・・・パンティー白なんだ。処女ぅ』
『関係無いじゃないですか!私の胸を量るんじゃないんですか?』
『そうだった、でもここ弄ったことある?』
アーチェの右手が、ミントのクレヴァス部分をパンティーの上から“下から上へ”と
“スーーッ”と撫で上げる。
『ああんっ、んっ、あっ』
『気持ち良かったでしょ?ミント?』
『や、止めて下さい。アーチェさん』
『ダーメ。一寸そのままされるがままになってて、気持ちイイから。保障してあげる』
同じく右手で、ミントのクレヴァス部分をパンティーの上から“下から上へ、上から下へ”
と激しく上下行動をとるアーチェ。
『ああんっ、ああっ、ああっ、んっ、あああああああぁっ』
アーチェの上下行動に、一分も経つか経たぬ内にクレヴァス部分から中の愛液を出して
ミントはイッテしまった。ミントにとって初めての性体験は、アーチェと言う同じパーティー、
しかも同性である。
『男の方とするのが普通なのに』
『そうだね。でもね、女の子同士胸を揉み合ったりとか年頃になるとするんだよ。
ミントはしなかったみたいだね?』
『変ですよ。異常です。』
『まぁ、事前に知っとく予備知識みたいなものよ。どう?』
一回目の後の会話後、またもクレヴァス部分へのアーチェの愛撫に仰け反るミント。
だが、『どう?』と聞かれ、即『嫌』と言えなかった自分にふと気付く。
『クレスの事頭の中で思い浮かべてご覧よ』
『クレス・・・さん?』
『クレスなら弄られてもいいんじゃない?ここ?』
『クレスさんが私のココを・・・』
『そう。クレス』
『・・・はい。クレスさんでしたら』
『じゃ。教えたげるよ。色々ね』
二回目の愛撫でミントは三分位でイッてしまった。恥部を同性に弄られているのだが、
絶頂期を迎え自分の性器から愛液が放出される時、恍惚感にミントは浸っていた。
『クレスさん・・・ったら。そんなにされたら・・・私・・・』
『それがオナニー。良かった?』
『・・・はい』

782若野盆地竹村竹子029:2007/09/11(火) 06:00:02 ID:fgfy4BIe
『じゃ、脱がすね』
ミントのパンティーを脱がすアーチェ。次第に愛液で濡れたクレヴァス部分が露になる。
『御開帳』
クレヴァス部分を右手で左右横に広げる。膣内が少し露になる。
『キレイなピンク色〜』ツンツンと露になった膣内を左手で突付くアーチェ。
『もう駄目です』
『“もう駄目”?今まで良かったのね?ふふふ御馳走様』
クレヴァス部分を丹念に拭くアーチェ。半分は、ヒクヒクしてるミントの性器への
愛撫でもあるのは言うまでも無い。
『はぁ、はぁ、はぁ、ああんっ』
『良かったみたいねミント。じゃ、量るね』
『・・・はい』
ミントを座らせ、自分はその後ろへと座り、ミントの背に自分の胸を密着させ、
その両脇下から両手を伸ばすと、ミントの両乳房をブラジャーの様に両手で優しく包み込む。
『あんっ』
そして下から上へと軽く持ち上げていく。
『す、凄いミントのオッパイ。伊達に大きくないわ』
ズシリと両手にその重みが伝わってくる。両方合せて4キロ以上はあるだろうか・・・?
『4キロ以上はあるみたいな感じ。じゃ、量り終わったついでにっと』
揉みしだかれるミントのオッパイ。後ろを取られているのでされるがままだ。
『ああんっ、ああっ、はぁ、はぁ、んっ』
『出るのかな』
ミントの左脇下から顔を入れ、捕まえたミントの左乳首を口に含むとチュウと
吸ってみる。無論出はしないが。ついでにレロレロと舐め回す。
『ああんっ、ああっ、はぁ、んっ』
『さてと。クレスとクラースにはお互い内緒にしようね。』
『は、はい』
ミントにブラジャー・シャツ・スカート・法衣と着せるアーチェ。共に森から出る。
『悪いけど今日はノーパンで過ごしてね』
『アーチェさんのエッチ』
『おっ、遅かったな。ダオスの手先にやられたんじゃないかと心配したぞ』
『やられるわけ無いじゃん』
『ミント・アーチェお帰り』
『クレスさん・・・只今』
脳裏に、“アーチェの指でイカされる時のクレスの顔”を思い出し、赤面するミント。
『で、ミントは胸当てしてたのかい?』
『クラースのエッチ。やらしい』
『二人とも険悪だったのが嘘みたいに仲良くなってますね』
『そうだな。じゃあ行くか』
こうして、アルヴァニスタへと行く前のクレス達4人のパーティの危機は去った。
いかなる困難が、これから4人を待ち受けているのだろうか?

ひとまず終わり。



783若野盆地竹村竹子029:2007/09/11(火) 06:04:01 ID:fgfy4BIe
実はこの『ミントがクレスをオンブして運ぶ事が出来たのは、常日頃重い胸をぶら下げているから』
ネタは某同人雑誌から取りました。
784名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 07:44:57 ID:cFvuUrDs
テンペストの空気に泣いた
785776:2007/09/12(水) 11:57:09 ID:hTcSYYSi
若野盆地竹村竹子029氏、投下乙です。
ただ、あんまり書き慣れてない感じですね。
まずは『、』と『。』を使い分けてみてください。
それと会話文は『』ではなく、「」を使うのが一般的だと思います。
自分も前に書いた事がありますが、なかなか思うとおりに動かなかったりします。
だから、自分がいいな、と思った作品を模範として、書いてみるのもいいと思います。
自分で納得がいく作品を作るのは、難しいですが、頑張って下さい。
786名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 12:54:25 ID:v99qgKx5
>>784
じきにイノセントも加わる。
787名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 13:03:40 ID:iC76IMI4
DS作品悲しいな

俺が書くと腐女子も喜ばないガチホモしかかけないから自重するが,悲惨すぐる
788名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 14:49:58 ID:v99qgKx5
声優が売りのテイルズを生かせない機種だからねDSは。
それ以外にも色々あるけれども。
789若野盆地竹村竹子029:2007/09/13(木) 05:54:27 ID:oUkwHJk/
あ、どうもです。

書き慣れるほどは確かに書いてませんね。ボチボチ頑張ります。
790名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 09:40:43 ID:kORBCMCm
…じゃああえてテンペストで書こうと思った俺がいる…
791名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 11:01:54 ID:kORBCMCm
…という訳でテンペスト書いてみた…
…が、全然エロくならなかった…キス止まり……orz

エロ以外は読みたくない方、長文嫌いな方はスルー推奨いたします。
792名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 11:15:51 ID:kORBCMCm
『エピローグのその後で』
潮風が開け放たれた窓から吹き込んでくる。
窓辺に寄りかかって、カイウス・クオールズはどこまでも続く海を眺めていた。……ここは、ルビアと二人で泊まっている船室の中だ。……何故かベッドは一つだが。
その事をもう一度確認して、カイウスは溜め息をつき、頭をかいた。
「…こんなんじゃ、今日オレ寝れないだろ…」


「何一人でブツブツ言ってるの?カイウス。」
突然の声に、弾かれたように後ろを振り返ると、そこには赤い髪を一つにまとめた少女……ルビア・ナトウィックが小首を傾けて立っていた。

「な、何でもないよ!…ただ今日は、オレは床で寝るしかないかと思ってさ」 「………ええ、そうね」
微妙な間が気になったが、特にそれには触れずに、まとめられた荷物から毛布を出して、それを床に敷いた。何故かまだ、ベッドに向かわずに、その場に立っているルビアに向かって寝るように促す。

「もう寝ろよ。どうせ明日も早起きしないといけないんだから。」
そう言うと、少女は少し笑った。
「あんたには言われたくないわよ、馬鹿。いっつもねぼすけなのはカイウスの方じゃない。」
793名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 11:29:48 ID:kORBCMCm
「う、うるさいな………ったく…オレはもう寝るから、ルビアも寝ろよな!」 毛布を体に巻き付けて床に転がる。そうしてしまえば、『カイウスがベッドで寝なさいよ!』『いいよ、オレは!』という、いつもの口論を封じられるだろうと思ったのだが……


(何で動かないんだ?あいつ。)
ついでに、こちらに注がれている視線をひしひしと感じる。
段々と居心地が悪くなってきて、カイウスはついに毛布をはねのけた。
「ルビア!いい加減に寝ろ……っ、て……」
こちらに向けられた視線に驚く。
いつものルビアからは、想像もつかない程真剣で、切実さや憂い……そんな物を含んだまなざし。
ばっちり目があった瞬間、ルビアの方が先に目を反らした。
「…な、何だよ?」
「何でも…ないわよ馬鹿」毛布をはねのけて立ち上がり、ルビアの細い両肩を掴んだ。
「何でも無いわけないだろ!何か変だぞ、お前。」 「………」
一瞬の沈黙の後に、小さな唇が言葉をつむぐ。
「…何でも、ないわよ…ただちょっと、不安になっただけで……」
「…不安…?」
困惑を隠しきれずに問い返した瞬間に、きっ、と睨まれた。
794名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 11:42:54 ID:kORBCMCm
「だってカイウスは……もうかなり一緒にいるのに、キスの一つもしてくれないじゃない……っ」
「…え…いや、だってその、オレは…」
あまりの混乱に思考回路がショートしかけた。
まさかルビアがそんな事を考えていたなんて!
何とか残った思考力をかきあつめて反論しようとした瞬間に怒鳴られる。
「もうっ!女の子にこんなこと言わせてっ!カイウスなんて大嫌いっ!」

…突き飛ばされかけた瞬間、カイウスはルビアを抱きしめた。
本当はこれまでの間も、こうしたくて仕方なかったけれど、意地と常識と理性が邪魔をしてできなかった。ルビアに触れなかった理由は、ただそれだけだった。
ルビアの体は柔らかく、そして花のような香りがした。呆然とこちらを見上げて、わずかに開かれている唇をそっと塞ぐ。
……それから、見様見真似だけで、自分の舌をルビアのそれと絡めた。
少女の体が身じろきをする。更にきつく、腕に力を込めた。
「…ん…む…っ……い、痛い…っ」
ルビアが強くもがく。その反動で、二人はベッドに横向きに倒れこんだ。
何故か、半分押し倒したような体勢になってしまい、焦る。慌ててルビアの体を離し、ベッドの上に身を起こした。
795名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 11:56:48 ID:kORBCMCm
「…いや、あの…わ、悪い…」
「…どこで知ったのよ?」「は?」
突然詰問口調で聞かれて戸惑った。
「どこでこんなキスの仕方なんて知ったの?カイウス……」
「いや…その…前に、アーリアと」
そこまで言った瞬間突き飛ばされた。
「お姉さまとキスしたのね、馬鹿馬鹿カイウス!!カイウスの変態!!だいっきらいっ!!」
「ち、違うって!もししてたら、あんなに下手な訳ないだろっ!!…前に、アーリアとティルキスがしてるのを見て…それで、見様見真似で…」
実は、その先も見てしまったのだが、それは秘密だ。

ルビアの緑の瞳が瞬いた。「……そ、そう…だから、あんまり上手じゃなかったのね……」
「ま、まあ次は上手くできると思うぜ?今練習したしさ。」
「………そうね」
視線が交わった。ほんの少しためらった後に、ルビアに手を伸ばし、髪をそっと払う。ルビアは一瞬身をこわばらせたが、逃げなかった。

……そして、さっきよりは少しだけ滑らかな動きで、唇が重なる。柔らかいそれは、かすかに甘い味がした。
796名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 11:59:07 ID:kORBCMCm
…以上です。
もし読んでくれた方がいたなら、本当にありがとうございました。
797名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 14:38:07 ID:+KuI5+JD

テンペストやってないがよかった
798名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 19:11:38 ID:gXL5p+Oz
>>796

あの後こんな展開があっても不思議じゃないわなw

つーかティルキスとアーリア、いつの間にやることやってたんだかw
799名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 11:00:32 ID:NvGN8mTS
まあ、カイウスならキス止まりのナイアガラ
それ以上はあと2・3年後。もしくはルビアに襲われる or 襲うような状況にされるのどちらかだなww
800名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 17:06:28 ID:OxvjFapY
Tの男性陣は尻に敷かれてるからなw
フォレストだけ相手がいないけど…
801名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 20:31:56 ID:nr8HLcUE
フォレは獣化したカイウスにでも掘られてろ
802名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 23:37:38 ID:LBqvmo/N
森はとっくにもう一人のアイツ(名前忘れた)に掘られてる。
803名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 23:46:34 ID:nr8HLcUE
ティルか?
804名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 19:50:01 ID:2loZS9NX
相手がいないのはフォレストだけじゃないぞ?
ルキウスにも相手いねーよ。
805名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 20:15:36 ID:Qpy9+lEm
ロミーで我慢させてやれ
806名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 20:25:59 ID:Y/eVyXVK
カイウスと二人でルビアを……とか考えた俺は変態か?
807名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 22:45:07 ID:S/o3L4HA
むしろ、ルビアを人質にとったときペロンチョだろ。
仮面外れて見たなーガブリ。誰にも言うなよゲヘヘw助けてカイウス…アーッ!



すまん吊ってくる
808名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 06:02:04 ID:R+e/SvX+
ルキウスはイイ弟なのにな
809名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 02:59:09 ID:dyU/HWIs
流れた血霧になるが、久方ぶりに投稿。
連休に雨降りやがったからヤケクソになって書いた、それほどエロくない。
ジーニアス×プレセア、純愛。

ED後で、あとはてけとー(ぁ
先生と会長不在の理由は、近くに遺跡が見つかったとか急用があったとかてけとーに考えてくれ。
以前別の所に投稿したSSで「ちっと追加のつもりなのに、2時間ぐらい書くハメになった」過去があるから素で勘弁。

810名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:01:01 ID:dyU/HWIs
流れた血霧って何だよ(流れてんのか漂ってんのかどっちだ)。
正しくは「流れ断ち切り」。
811名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:02:48 ID:dyU/HWIs

楽園とも言われるほど、この世で美しい景観に恵まれる土地、アルタミラ。
この街に来たことがあれば、それだけで実業家のような経歴の持ち主、名立たる富豪や教科書に載るような肩書きを持つものにとっては、
婦人の指にはめる宝石の数にも勝るステータスだ。
長い休みが取れると誰もがここに行きたがり、帰るときには再びここに来ることを期待し、その日を常に待ち続ける罪な街。
世界有数の娯楽施設を整えたこの街の中でも、目立つ高さを誇るホテルの一部屋の中、幼いけど年の差カップルが一つの布団の中でお互いの身体をまさぐりあっていた。


男の方が腰に力を込めると、女性の方は強く震えた。
「ジーニアス………」
「な、なにプレセア!? ひょっとして・・・痛かった?」
「はい。でも、これが性行為のときの痛みなんですね
あまり慣れたものではありません」
(どうして、プレセアってこういうのかな〜)
ジーニアスとプレセアの見た目幼い二人は、まだ発達しきっていない身体を結んだ。
痛いといいつつ、プレセアの表情からはそのようなものは一切見られず、いつも通りに冷静な表情をしていた。
気持ちいいのか悪いのかも分からない。口では痛いといっているが、本当に痛いのかと疑いたくなる。
それでも、ジーニアスは好きな女子を女にしたということに喜びを噛み締めていた、
そして、自分も童貞から男になったという感動が強く出てきた。
「気・・持ちいいよ」
プレセアの幼い膣の締め付けが、自分のまだ剥けていない肉棒を圧しつけ、精神的に大人になったという喜びを快感で受け入れた。
しかし、自分の下にいるプレセアは、ジーニアスの肉棒を受け入れた影響がまだ消えていない。
自分の上にいるジーニアスが、腰を激しく打ちつける度に、身体の奥底から鋭い痛みが快感の上に乗っかり、彼女を痛みつけた。
「私は気持ちよくありません。痛くて、ジーニアスの言葉に返事をするのが精一杯です。
でも、抜かないでください。僅かな情報ですと、そのうち気持ちよくなります。」
「で、でも・・・」
プレセアが痛みを感じるという事にジーニアスは戸惑いを隠せない。
女の子とセックスした、最初は喜んでいたが徐々に罪悪感が沸きあがり、怖くなってきた。
腰がひけて、プレセアの肩を掴んでいる手が震え始めた。
(やっぱり・・・ダメだよこんなの!!)
「抜かないで」という彼女の要望を聞くことなく、自分の肉棒を彼女の膣内から抜き取ってしまった。
「ご、ごめんプレセア! やっぱりまだ早いよね!!」
射精もしないうちに、ジーニアスとプレセアの初体験は終わってしまった。
「ジーニアス・・・?」
どうして自分が抜かないで欲しいと言ったのに、彼は無視して抜いてしまったのかプレセアは分からない。
プレセアの裸体をあたふたしながら眺めるジーニアス、焦点の合わないほど緊張していた。
その視線は、自分とプレセアが重なった処へと移って行った。
ほんの僅かな血と愛液。その二つの量はとても少なく、膣から抜いたことに慌てふためいているジーニアスが見たのは、プレセアの膣の色と言っても過言ではない。
812名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:04:21 ID:dyU/HWIs

自分の膣への進入を許した相手にだから、見られても嫌と言うことは無い。
それでも、股間ばかりを見られると嫌ではないが恥ずかしくなった。
被処女となって見られたのは初めて、そう考えると、やっぱり手で覆い隠した。
「あの…ジーニアス、じっと見られるのは恥ずかしいです。」
「ご・・ごめんなさい!」
敬語を使って謝るジーニアス、でも彼の股間は全くというほど反省の色は無い。
挿入はしたが、射精を終えていないまま初体験を終えることに異議と未練があるのか、自己主張するように反り返っていた。
自分の処女膜を貫いたものをちらりと視界に入れると、すぐに納得したようにジーニアスに言った。
「そんなに大きいものなんですね。それなら処女膜を貫通したときのあの痛みも納得できます。
しかし、どうして私から抜いたのに大きいままなんでしょうか?
私が知っている知識では、女性から抜き取ると元の大きさへ戻ると聞いていましたが・・」
「えと・・それはその・・」
射精していないし、最近欲求不満だから――純情なジーニアスが、好きな子の前でそんな卑猥なことを言えるわけが無い。
(鎮まってよもう!! こんなままだとプレセアに嫌われちゃうよぉ〜!)
目を固く瞑り、いきり立ったままの自分の一物に向かって祈るものの、瞼の裏に焼きついた鮮明なプレセアの裸体はそれを鎮めるのを許さなかった。
しかも、悲しい男の性というべきか、好きな女の子にじーっと見つめられると、それだけで勃起が継続してしまう。
せめてプレセアに見られている状況だけでも何とかしようと、ジーニアスは急いで服を着ようと努力した。
慌てすぎたので、上着の一部がビリっと破けて、更に慌てた。
慌てれば慌てるほど切れ目は広がっていく。上着の四分の一ほどが広がったところで、ようやくジーニアスは服を着た。
滅茶苦茶な着方で、袖の部分には肘が当たり、襟は本来首の真後ろにある筈なのに右耳のすぐ下にあった。
服を着ると終わりという観念があったプレセアは、これで終わったんですねと解釈した。それでも、間違っていたら失礼なので一応聞いた。
「ジーニアス、これで終わりでしょうか?」
「え? あ、うん」
突然話を振られると、服をまともに着ることすら出来ないほど混乱中のジーニアスは、考える間もなく慌てて相槌をうった。
「そうですか・・終わりなら私も服を着ます。」
有言実行。プレセアはジーニアスとは違い、冷静にいつも通り服を着始めた。
そして、髪留めを外して髪を解くと、ジーニアスをじっと見た。
「もうすぐ日が変わりそうです、今日は寝ましょう。
それではジーニアス…」
「うん、おやす」
と言いかけたジーニアスの口を、プレセアが自分の口で塞いだ。
「っむぐ!?」
見る見るうちに頬を赤く染め、心臓の鼓動が弾けるように速くなった。
(キキキ・・キス!!? しかもプレセアのほうから、何で!? もう寝るだけって言ってたのに)
急に頭が冴えて、日常並に働いた。でもキスした理由はさっぱり分からない。
そりゃキスは初めてではない。いや、ほんの少し前までは初めてだったが、初体験の少し前に一度した。
ジーニアスが根性を振り絞って誘ったキス、それだけで彼は満足した気もした。
しかし、今回はジーニアスではなく、プレセアからのキス。
彼の頭では、キスは男から誘うものだという固定観念がこびり付いていたため、プレセアの行動は全く予想できなかった。
それでも、彼の腕は気がついたらプレセアの体の後ろに回って、彼女を自分の方へとひきつけていた。
こういう時は男がリードしなきゃ、というのもまた固定観念として、彼の頭にこびり付いていた。
と言っても、これ以上何をすることもないまま唇は離れ、突然のキスは終わった。
だが、ジーニアスにはプレセアを抱き締めた感触が残っていた。
813名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:05:32 ID:dyU/HWIs

唇を離すと、プレセアはもう一度「お休みなさい」と言って、ジーニアスの隣に敷かれているベッドへと入った。
ジーニアスにとっては、空からカエルが降ってくることの千倍驚いたことだが、
プレセアにとっては「恋人は、お休みのキスをするものだというのを、どこかで聞いたことがあります」という話に従っただけだ。
すぐに可愛い寝息を立てて、プレセアは眠りへ落ちていった。無表情のまま。今日が楽しい一日か、そうでもない日だったかも分からない
眠っているときでも、食事をしている時でも、初体験を迎えたときでも、プレセアは無表情だ。
セックスに関する知識も、どこかから聞いたようなものだけで、自分では殆ど考えていない受動的なものばかり。
その点は長い間クルシスの輝石によって成長が止まっていたことの影響が大きいかもしれない。
ジーニアスはその事をあまりいいと思っていない。
元々はメルトキオで一目惚れしたことから彼の恋心に火がついたが、やっぱり好きな子には幸せでいて欲しいという気持ちはある。
どうすれば幸せか? それは人それぞれだが、少なくとも人間らしい感情がなければ決してありえないことは分かる。
まずは、少しでもいいから感情をプレセアに持たせないと、と言うのがジーニアスの願いだった。
(はぁ……でもどうすればプレセアの感情を出せるんだろ? ロイドとかゼロスに聞いてみようかな・・・)
そうしたいと思うものの、何もできることが無い。初体験は失敗にも等しい終わり方、どうあってもプレセアの前では緊張してしまうし、緊張を隠せない。
(このままじゃ何年経ってもプレセアは変わらないよ・・・)
すやすや可愛い寝息を立てて眠る愛しい女の子の隣で、彼は射精に至らず悶々とした性欲と、どうやってプレセアを人間らしくできるか考えていた。
感情、感情、感情……プレセアの無表情を崩せば、少しずつ何とかなると思ったジーニアスは、まず彼女に何か一つでもいい、人間らしい感情を植え付ければいいんだ、と思いついた!
・・・が、いきなり行き詰った。
感情を植えつけると一言で言うが、人の感情など千差万別で、それぞれの感情に更に程度というものがある。
程度が余程重くないと、プレセアの心に植え込まれることはなく、すぐに時間という風に吹かれて何処へと消えていく。何度も繰り返す手間をかけるなら別だが。
強烈な印象があって、しかも程度がかなり重いもの・・・それをジーニアスは眠れない頭で考えた(むしろ、そんなことを考えているから眠れない)。
(うあ〜〜〜、わかんないよ!!)
何のヒントも無いまま闇雲に探しても無駄、となれば過去の実体験から探し出すしかない。
ジーニアスが体験した12という歳月で、どれだけ彼女に感情を植え付けるほど強い刺激があるか?
―――意外なほど簡単に答えは見つかった。
それはたった今、隣で眠っているプレセアが、眠りに落ちる前に自分にしてきたこと。
お休みの前のキス。もちろんキスそのものをしたところで意味は無い、寝ているうちにやっても何ら効果は無い。
なら、起きているときに、勇気を振り絞ってキスしてみよう、とジーニアスは考えた。
ただするだけではダメだ、自分から誘うとか、強烈なインパクトを残さなければ。
例えば了承も得ないで勝手にするとか。
しかし、ジーニアスの根性ではそんなことは出来ない。
数十分前の初体験時はジーニアスから誘ったキスだが、その時も心臓ばくばく、汗だらだら、倒れる一歩手前の気分であった。
「プレセア・・・あの…
プ、プププ…ププププレ、プレセアとキスしていいかな」
と、許可を取るところから始めている。
当然だが、了解をとってから行動に移ったところで、いきなり行動をやるほどの効果は無い。
ドッキリを事前に知らせると、生のままの反応が撮れないのと同じ。あくまで内密に、内密に。
しかし、分かっていても事前に了解をとらなければジーニアスの良心が傷つく。
いきなりやらなければ効果は薄いのだが、良心がブレーキとなってそれを止めてしまう。
選ぶのが怖い・選ばないのも怖い。二つの葛藤の中、どちらも手放しには選べない二択を考えながらジーニアスは眠りにくい夜を過ごした。
(こんなときゼロスなら、いっしょの布団にはいっちまえよ、とか言いそうだよ・・・)
と考えると、すこし魘された眠りに落ちていった。
814名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:06:54 ID:dyU/HWIs

翌日、いつもより起きるのが遅いジーニアスを、きちんと朝支度を整えたプレセアが揺すって起こした。
ジーニアスは数秒前まで眠っていた。でも淡いピンク色のツインテールから漂う香りと、前日自分と繋がった口からの声を聞くと、一瞬で目を覚ました。
「お、おはよう!」
朝から顔を赤く染めると、プレセアは無表情のまま彼の目元をティッシュで擦り、目やにを取った。
「おはようございます。起きてすぐですが、目覚めはいいみたいですね。
ジーニアス、朝食を作りましょう。私、お腹減りました。」
相変わらず無表情で言われると反対をする気も起きない。
目覚めがいいとはいえ、起きたばかりでは消化液が胃に溜まっている為、むかむかしてそう簡単に食欲が沸くことは無い。
(でもプレセアと一緒に料理が出来るならいいかな)
と、男子らしい考えを秘めてパジャマの上からエプロンを身につけた。
それ自体が火のような熱さになるまで温めたフライパンの上にハムを置き、芳ばしい香りがしてくると卵をかけ、砂糖を少し入れてゆっくりかき混ぜる
しっかりと密封していたパックの中からパンを取り出し、それも一緒にフライパンで焼くと、キツネ色にこんがり仕上がったベーコンエッグパン。
あと簡易なサラダ作りにトマトやレタスなどを切って添えた。
適当に作ったようなものだが、朝から卵を摂ると身体の調子がよく整うため、朝食としては上々。
所要時間はそれほど長くないが、調理中の香りや油が跳ねる音なども組み合わさり、食欲がガンと沸いた。

テーブルに腰掛け、背筋がビシッとなるぐらい背もたれに背中をつけ、胸の部分はテーブルにピタリとつけた。
腰の骨に一切の曲がりが見られないのは、この姿勢を常に保っていられるように躾けた姉リフィルのおかげだろう。
「はい、これプレセアの分だよ!」
ベーコンを気持ち多めにプレセアに渡した後、コップを取り出してミルクを注いだ。
料理係になる事が多いジーニアスは仲間の飲み物の量を熟知していたので、相手の意見を聞くまでも無く適正な量を注げる。
プレセアは彼女のコップの半分より少し多い程度。一度に飲めて、あまり苦しくない量だった。
自分も背が高くなるために多く注ぐと、プレセアと乾杯をした。
その際、プレセアが珍しく感情を表した。不思議そうな眼をして、「どうして乾杯をするのでしょうか?」と聞いてきたのだ。
ジーニアスは少し俯いて、頬を通り越し、顔全体を耳まで赤く染めた。
「ジーニアス、なぜ照れているの?」
「あの・・ボ、ボクとプレセアが………その……『した』…ことについてだけど」
「・・・・・・」
回答を聞くと、プレセアはうーんと考え込んだ。
815名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:08:07 ID:dyU/HWIs
考えこんでから、返答までの時間はあまり長くないが、ジーニアスには十分なプレッシャーを与える。
Half-Elfと書かれたコップを持った手が、がちがちに緊張した影響を受け、小刻みに震え始めた。
どれほどの緊張かを例えるものを考えているうちに、プレセアはそのコップに、自分のコップを軽くチンとぶつけた。
「そうですね。私達は昨夜ジーニアスのベッドで結ばれたんですね。
それならば祝辞として乾杯なら納得がいきます。」
というと、自分のコップを一気に傾けた。あまり大した量ではないので、水を飲むようにすーっと飲み干した。
口の端に残ったミルクを丁寧に拭くと、まだ手が震えていて飲んでいないジーニアスに目を向けた。
「どうしましたジーニアス??」
「う、ううん、そんなことないよ!」
と言うと、自分もプレセアと同じように一気にコップを傾けた。
飲み終えて、空っぽになったコップにもう一杯ミルクを注いだ。
その間にジーニアスは、昨日のことを聞いた
「あ、プレ・・プププププレセア!
だ、だだ、だだ大丈夫? あそこ、昨日かなり痛がっていたと思うけど・・・?」
「・・・・」
「・・・・」
沈黙。
とんでもない質問をしてしまったと思ったジーニアスは、ミルクを注ぐまま声を上げた
「・・・・って、わーーー! わーーー! ボク何聞いてるんだろ! 今のは無し! 答えなくていいよプレセアァ!」
と言いながら、(それほど痛がって無かったかも)と後で思い出した。
確かに痛いとは言っていたが、涙も流さず、口だけで痛いといっていたに過ぎない。
ひょっとして輪ゴムパッチンよりも痛くないのかも? と考えると、プレセアが口を開いた。
「ジーニアス…」
「ななななにプレセア!?」
と言いながら、自分の服が濡れていることに気付いた。テーブルに密着していた部分だけ。
「ミルク、出しすぎです」
「あ・・」
言われて初めて、ジーニアスはコップから溢れるミルクを拭く布巾を出した。
ジーニアスが拭くのをただ見てる訳にも行かない、プレセアは同じく布巾を取り出し、
水につけて強く絞って水分を取ると、彼の近くによってミルクを拭き取った。
そのとき、ジーニアスの耳元で囁くように言った
「今でも痛いです。」
その一言で、ジーニアスは石化したように固まり、慌てを全面に出していた顔も引き攣った。
「どうかしましたか?」
プレセアの問いに答えることも出来ず、ただただ引き攣った顔で謝るだけだった。
816名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:10:16 ID:dyU/HWIs

パジャマから普段着へと着替えも済ませ、身支度を整えた。
朝と呼べた時刻はやがて昼へと移り変わる。
太陽はさんさんと輝きを増して高く登り、鳥の囀りは影を潜め、入れ替わるように人々の活気に満ちた声が鳴り響く。
未だ旅の途中ながら、平和な世を漫遊していると、あの戦いの日々が遠い昔のようだ。
プレセアは時々考える。
もしあの時ロイドやジーニアスと会っていなかったら、自分はどうなっていたのか、と。
少なくとも感情を取り戻すことはなく、クルシス無い今は、ただの被害者Aとして終わっていて、こういう風には過ごせなかったかもしれない。

二人はアルタミラのホテルから出ると、海岸で遊んでいた仲間と合流した。
その際、ロイドがジーニアスのやけに疲れた顔に気付いた。
ツンツン髪についた水滴を払うと、
「ジーニアス、具合でも悪いのか? 眼の下に隈が出来てるぞ?」
と鋭い質問をしてきた。ジーニアスは「ほっといてよ…」と一言言うと、浮き輪を持って海へ走っていった。
「何だあいつ? 夜なべで勉強していたのかな?」
まさかセックスで悩んでいたとか、そんなことは一切考えないロイド。当の本人が放っておいてといっても、そうは出来ないのが彼の性分。
昨夜ジーニアスと同じ部屋に泊まったプレセアを見つけると、浮き輪を膨らましている最中に聞いた。
「私と同じような時間に眠ったと思います。でも、いつもよりもやや遅い時間でしたので、その分睡眠時間が足りなかったのかもしれません。
でも、朝はきちんと御飯を食べていました」
事情を亭々と述べる。ロイドは「じゃあただの寝不足か」と納得した(実際、ただの寝不足)。
後ろから、彼のことをコレットが呼ぶ声が聞こえると、厄介物が落ちたような気分でそれに応えた。

昨晩、部屋割りはくじ引きで決めることになった。
男3人女3人とあっては、2人部屋をとったとしたら、どこか一部屋は男女が揃ってしまう(全員個室は予算の都合で無理)。
それで好きでもない異性と一緒になるというのは嫌なので、ゼロスが独断で決めた。
「俺さまとしいな、お前とコレットちゃん、ガキんちょとプレセアちゃん、
まあこれでいいだろ?」
と、独善的にも程が有るほど適当に決めた。
とはいえ、組になった者達も片方にそれぞれ恋心を持っていたし、八方美男子をしていたロイドも、やはりコレットの事となると一際熱心になるのは否めない。
結局、ジーニアスとプレセアだけではなく、ロイドとコレット、ゼロスとしいなという二人も仲むつまじく同じ部屋で泊まっていた。
思いあう若い男女が一つ屋根の下で一夜を共に―――何があったものやら。推して考えるまでもなく、彼らは昨日お互いを愛し、幸せな夜を過ごしていた。
ボールを投げ合って遊ぶコレットとしいなの表情がいつもよりも輝いて見えたし、ゼロスもどこかご機嫌で口数がいつもより多い。
彼女らが浮ついた気分でいることは、人間観察を生業としているわけでもないプレセアでも分かる。
今頃リフィルはいつも通り歴史モードになっているのだろうか? そうなるとジーニアスと自分だけだ、いつもと変わらないのは。
知識では、セックス後には満足を得られる、と聞いていた。
しかし、自分の初体験では、満足なことを得られなかったことに、プレセアはパズルのピースが揃っていないような不満を持った。
彼女達の表情は、自分のそれとは違う。身分が違うように羨ましげな目で、御仁方々を見た。
時計の針は少しずつ動いていった。やがて、長針が正午より12の針を5度差し、昼から夕方へと呼び名が変わりつつあった。
観光名所では、常に人の動きは絶えない。ロイドたちも手足がダルさを覚えるまで泳いだ。ジーニアスがバテ、コレットがバテ。
遊び疲れでも疲労は疲労。勝手に時間を決めて休むことにした。

817名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:11:12 ID:dyU/HWIs

「コレットさん、しいなさん。昨夜セックスしましたか?」
とても男性陣に聞かせられないような話題を無表情でプレセアは言う。
質問を聞かれた二人は、石化したように固まり、手に持っていたジュースのコップを地面に落とした。
「な! 何言ってっ!!
ちょっと待ってよ、アホ神子とか居ないよね!?」
しいなは首を左右に振り、男性陣がこの話を聞いていないか確かめると、ふぅと息を吐いてヒソヒソ声を出し始めた。
「ア…アタシはしたけどさ、そういうのは野外でしないでおくれよ。」
ようやく石化が治ったコレットも頷いて、一度海からホテルに戻る事になった。
海水で濡れて肌に密着した水着を脱ぎ、海水を流すためのシャワーを浴びながら男には聞かせられない話をした。
仕切りがあるのに、女性の声はそれを軽く通り抜けた。
「それでさ、ゼロスの奴ったら普段はちゃらちゃらなのに、二人っきりになると急に男前になるんだよ。
全く調子がいいっていうか、要領がいいっていうか。」
「しいなさんは、昨夜が初めてでしたか?」
シャワーの音に紛れても、プレセアの声はしっかりとしいなに届いていた。
「それは内緒にしとくれよ! アタシにだって、同性にも話したくない秘密とかあるんだからさ。
ただね、いつだったか言わないけど初めてのときはそりゃ緊張したよ。ミズホの里ではそう簡単に貞操を捨てるような事をしたら駄目だからね。
本来は婚姻とか必要なみたいだけど、あいつはあれでも神子だから」
と言ったとき、仕切りとなっている板を突き破り、コレットがしいなの所に入ってきた。
コレットの足元には、泡を出した石鹸があった。多分、踏んずけて転んだのだろう。
何で転んだだけで板を突き破るほどの力があるのかは分からないが。
もろに床のタイルに頭をぶつけたコレットは、その部分を泡のついた手で擦りながら、恥ずかしそうに聞いた。
「えと、しいなはゼロスと初めてをしたの?」
聞いているコレットは耳まで赤く染めている。ただしいなも同じくらい赤く染めた顔を隠し、
「そ、それは秘密にさせとくれよ!」
と答えた。コレットは右手で秘所を隠し、左手でキスマークがある右胸を隠した。
納得したようにうんうんと頷く。
「うーんそうだよね。私もあんまりそういうのは答えたくないかも。」
「私は昨日初めてでした。」
プレセアが自発的に喋った。
コレットとしいなは目をあわせて固まった。
何よりも驚いたことは、プレセアが昨日セックスをしたこと自体に驚いた。
ジーニアスは誘ったのか、それとも据え膳を頂いたのか、それすら質問できないほど驚くと、言葉を失った。
818名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:12:05 ID:dyU/HWIs
「聞いた情報では、セックスは男の人にも女の人にも、とても気持ちのいいことだと言われていました。
しかし、私は昨日痛みばかりを感じてしまい、全然気持ちよくありませんでした。お二人は昨日気持ちよかったですか?」
かなり直な質問。どう答えるか悩むところだが、せっかく三人の美少女が三人ともセックスの体験ありと言うことで、包み隠さず答えた。
「え、えーと・・・うん。私はあまり分からないからロイドにまかせっきりだけど、頭の中がぽわ〜んとする感じかな」
おっそろしく抽象的な例え。当然プレセアには全然伝わらない。
ただ、それで分かったのかしいなは頷いた。
「恥ずかしいけど、確かにね。一回だけじゃ足りないってのも少しは思うよ。
アタシもけっこうゼロスに任せてるのが多いかな。協力したいとは思うんだけどね」
「協力・・・・? 協力とは、女性の方も男性にしてあげられることがあるのですか?」
しいなが何気なく言った「協力したい」に、プレセアは予想以上に食いついた。
聞かれてもしいなはそれほど詳しいわけではないし、コレットは持っての外。
顔を見合わせた三人は、口を噤んだままタオルを巻いてシャワー室から出て行った。

それぞれの服を着ると、火照る身体に濡れタオルをあてながら話は続けた。
「どうやったら気持ちよくなれるのでしょうか?
皆さんのように年を重ねればいいのですか?」
相変わらず、答えにくい質問を率直に重ねるプレセア。二人はシャワーを浴びたばかりなのに汗を垂らした。
「どうやったらって言っても・・ロイドに全部任せてたから」
コレットは口元にバスタオルを伏せ、言い難そうに言う。
実際に彼女は何もしていない。しいて言えば、無意識のうちに腰を動かし、ロイドの肉棒を閉じ込めるような快感を与えたことぐらいだ。
彼女もつい最近まで処女だった。ロイドもアレだから、知識らしい知識と言えば、セックスすると子供ができることと、オタマジャクシ+卵=子供、ぐらい。
番外編として、コーラで洗えば妊娠しないことぐらいだ(それは迷信)。
まかせっきりのコレットでは有意義な情報を得られないと判断したのか、プレセアの視線はしいなへと動いた。
その視線にぎくりとしたしいな、だが彼女もそれほど詳しいわけが無い。
「う〜〜〜〜〜〜ん・・・アタシが知ってる女でもしてあげれることって言えばね…
やっぱり気持ちいいところをいうことかな」
「ええとその、声を出すこと なのですか?」
興味ありげに聞き返す。コレットも、頬を赤く染めて耳を塞いだ。でも、少し声が漏れるぐらいに隙間があった。
二人に羨望の眼差しを向けられて、しいなも(言わなきゃよかったよ)と心の中で思った。でもしっかりと答える。
「やっぱりさ、ゼロスに限ってかもしれないけど、自分の手で相手の女が気持ちよくなっているのは嬉しいものらしいよ。
それがまあ、協力するって意味だけど・・・女も恥ずかしがらずに声を出すと、やっぱり気持ちいいし。
女が協力できることは他にもあるけど、あたしには言えないよ!」
「そっか〜♪ またロイドをHするときは、恥ずかしがっちゃダメなんだね」
コレットはにっこり笑って答えた。その微笑みは、ロイドにとっても嬉しいことを覚えた、ということもあった。
もう一方の本命のプレセア、彼女はコレットのように喜んではいなかった。
「私…気持ちよくなかったんですけど、それでも嘘の声を出した方がいいのでしょうか?」
こんなことを言っているが、彼女は不感症というわけではない。
初体験でジーニアスがビビッてしまい、プレセアが痛みしか感じないうちに行為をやめてしまったため、結果的に気持ちいいと思えなかっただけ。
しかし、プレセア本人はそれを自分の体質の性だと思い込んでいた。
感情の乏しさから、自分の神経もどこか衰弱しているのかと疑ってしまうのは、真面目な人の性というものだった。
「私も気持ちいいと感じたいです。」
プレセアは、その小さな胸にある切ない思いをぶつけた。
819名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:13:42 ID:dyU/HWIs
「一回も感じれない、か。」
胸は大きいが、実は繊細なしいなもプレセアのことは何とかしてあげたいと思った。
腕を組んで考えると、はっと思い出した
「そういえば、ミズホの里に伝わる媚薬があったねぇ。
試しに使ってみるかい? アタシは使ったこと無いからよくわかんないけど、とりあえず持っているからさ」
「媚薬ですか・・・」
「媚薬って何? よくわからないけど、気持ちよくなれるかもしれないなら試してみようよ♪」
コレットがプレセアの背中を後ろからトンと押した。
媚薬を使って気持ちよくなれなかったら、ドーピングを受けたのにちっとも強くなれないようなものだ。
いわばもうその方面諦めなさい宣告をされるようなもの。
プレセアは少し悩んだが、しいなのご意向にそぐい、粉状のものを水に溶かして飲むタイプのものを貰った。
使い方と効能と分量について、しいなが知っている限りの情報を一頻り時間をかけて聞くと、次の性交時に備えた。
このtき、しいなは決定的なミスを二つ犯した。
一つは使ったことが無かったため、どれほど効くのか分からないということ。
もう一つは液体に溶かす分量を、自分の体を目安に教えたこと。しいなの身体の大きさなら適量でも、プレセアの身体では過度だろう。
勿論それに気付かず、プレセアはありがたく受け取った。ようやく股間の痛みもひいて、今日こそ! と胸に誓った。


一方、ジ−ニアスの方もただ遊びつかれて眠っていただけではない。
昨日のプレセアとの初体験に満足は全くしていないのは彼も同じだ。
しかし、彼にとっての一番の欲は、プレセアに人間らしい感情を取り戻して欲しいこと。
そのためのアイデアをロイドとゼロスに聞いていた。
ロイドはただジーニアスが既に初体験を終えていたことに驚きと感心を持つだけだったが、
ゼロスのほうは面白がっただけではなく、それなりにアドバイスをした。
「無表情のままヤっても、確かに面白くはねーよな〜
まあ逆に感じすぎて何を言ってんのかわかんねーのもどうか、って感じだけどよ
プレセアちゃんだって、今はエクスフィアが制御できてんだから、何度かHなことをしていれば感じてくれるんじゃねーの?
しいなもあんな風にツンツンしてっけど、二人っきりになるとそりゃもう凄えの何のって!」
「ゼロスの100分の1でいいから、プレセアも喜怒哀楽を見せて欲しいよ」
ハァとため息をつきながら、ジーニアスはオレンジジュースに差してあるストローを吸った。
味が濃い部分と薄い部分をかき混ぜつつ、ジーニアスはゼロスにもう一度聞いた
「ゼロス〜、なにかボクでも出来るようなプレセアが喜ぶこと無いかな?
前に砥石をプレゼントしたのに喜んではくれたけど、何か口だけの感じがしたしさ」
それは喜ぶプレゼントだったのかと疑いたくなるが、ジーニアス本人は真剣。
彼女が今のところ自分に向かって微笑んでくれたことは記憶にない。いや、この天才児の記憶にないならその事実は無いのだろう。
820名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:14:57 ID:dyU/HWIs
「昨日も全然上手く行かなかったし、本当にボクなんかが相手で良かったのかな・・・
もう駄目だよ今週のボク、生まれ変わったらナマコになりたい・・・」
と、自信無さにも程があるほどネガティブで落ち込んだ表情でいた。
「元気出せよジーニアス! プレセアだってお前のこと好きだから初めての相手にしてくれたんだろ!?」
ロイドは歯に衣着せずに意見を述べた。
この男を紹介するとき、性的なことに関する疎さは特筆すべき点だが、発言の一つ一つは実に痒いところに手が届く点もまた特筆すべき点だろう。
確かに熱血で高感度高いロイドとも、テセアラ屈指のナンパ男のゼロスとも、プレセアは肉体関係を持たないのに自分にだけは身体を許してくれた、
たったその一つの事実で、ジーニアスは随分元気を取り戻した。
「そうか・・・そうだよね! よーし、そうなったら男のボクが頑張らなくちゃ!」
「おめでてーガキ」
ゼロスはせっかく立ち直ったジーニアスに辛辣な一言。聞こえないぐらい小声だが。パンが4枚挟まれたビッグサイズのハンバーガーにがぶり付くと、
「それじゃあ聞くが、お前は何ができんだ?」
と、行儀悪く口の中で物を噛みながら聞いた。
ジーニアスは再び腕組して悩み始めた。そんな彼に、ゼロスは再びため息。
「お前の思うとおりにやったら、プレセアちゃんは全然満足しなかったんだろ?
それなら逆転の発想、ちょっとはオメーらしくないことでもしてみたらどうなんだ?
逆に気持ちいいって喘いでくれるかもしれねーぜ?」
「ボ、ボクらしくないことって言っても・・・」
最近の自分がつかめないジーニアスは、どんどん塞ぎ込んでいった。
ロイドはトマトを取り除くと、バーガーにかぶり付いた。
「正しいと思うなら自分らしくなくてもやった方がいいぞ!
でも無理はするなよ。ハメを外すとロクなことは無いからな」
ゼロスと同じく口の中で物をくっちゃくっちゃ噛みながら言った。
喋っている状況は殴りたいほど腹立つが、本当にロイドの一言は痒いところに手が届く。
一番の親友ロイドの言葉である。とりあえず、今日の夜だけでいいから自分らしくない行動をとろう。
ジーニアスにそう思わせるには十分だった。
何か決心めいた雰囲気になったジーニアスを見て、ゼロスもまた表情を変えた。
「お、何か頑張りそうだな。
せっかくだから、俺様じきじきにこーゆーの何かいんじゃねーの? って思うのをアドバイスしてやるよ
緊張で忘れてもいいように、紙に書いておくぜ
1、相手を安心させること。2、奇襲を仕掛けること。3、乱暴にしないこと。4、相手の意向に…………」
「安心させて奇襲って、いきなり犯罪だね…」
「でひゃひゃひゃ、いいじゃないのそんなことは!」
といって、ペンを手に取るとテーブルクロスに勝手に書き始めた。
「あと、これとこれとこれを食っとけ!」
といって、ゼロスは自分の分も含めて精がつきそうなイメージの料理を再度注文した。
言うまでもないが、今日の部屋は前日と同じ組み合わせ。
ゼロスはやる気満々のようだ。料理が来る前から涎を垂らしているが、果たしてそれは料理のことを考えているのか、それとも夜のことを?
そんな彼を見て、呆れ顔を含めながらジーニアスは決意した。
(よし、今度こそプレセアとしっかりとHをするんだ!)
隣でロイドがジーニアスの背をポンと叩いた、まるで後押しするように。

821名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:16:09 ID:dyU/HWIs

その夜

一日の終わりへと、時間は刻々と過ぎた。
だが、一日が終わっても、必ずしも全てのものが終わるわけではない。
外は完全な闇となり、僅かな明かりすら金を払って欲しくなるような不安に包まれる。
そんな時刻になってようやく、大人の時間は始まろうとしていた。
さすが楽園の高級ホテルだけあって、防音完璧では雄語句の一つも通さぬ。今頃は隣で情熱を交えているであろうカップルの声は聞こえない。
反対から言えば、隣の部屋もこちらは何をしているのか分からないだろう。

コップ一杯の水を飲み、ふぅと息を吐いて落ち着くとプレセアは口を開いた。
「あの…ジーニアス」
彼女にしては珍しく緊張した雰囲気だった。
不意を突かれたジーニアスは「なななな何?」と、ど真ん中の失投が来たように慌てふためいて答えた。
ジーニアスは悶々とした気分でゼロスのメモ書きを見ていた最中だから余計に驚き、心臓の鼓動の速度は繋がっているように速い。
見られたらまずいと思いテーブルクロスを急にしまうジーニアス、その態度に少し驚きを覚えたが、プレセアは席を立つと、
「私シャワーを浴びてきます。」
と言って、バスルームに向かうプレセアを、ジーニアスは目で追った。
いつもなら着替えを多く持っていくのに、彼女が持っていったのは歯ブラシと歯磨き粉、そして体全部を覆うようなサイズのバスタオル一枚だった。
(もしかして・・・)
プレセアも? と思ったとき、後ろを振り向いた彼女と目があった。
それが意味することは、プレセアはジーニアスの方を見たということで、目が合うと二人とも急に目を逸らした。
後は無言でシャワー室へと向かっていく。バタンというドアが閉まる音が聞こえると、ハァ〜と大きく息を吐いた。
と同時に、何もしていないのに疲れが出てきた。
目を下に降ろすと、ゼロスの書いたメモ書きがある。その内容はどれもこれもそれほど難しいことではないが、
やはりジーニアスにはそう簡単に出来るものではない。
「やっぱり無理だよぉ」
嘆くジーニアス。緊張の余り目から涙が出てくるほど。
プレセアがシャワー室から出てくるまでどれぐらいだろうか? 今のジーニアスには5分ぐらいでも丸一日待たされたぐらいに感じるだろうが、
なるべく遅くしてくれとただただ祈るばかりだ。
出てきたら―――その時はジーニアスも覚悟も決めるが、正直注射の千倍怖い。
昨日が初体験だったが、ただ挿入しただけで終わり。
その間は緊張と言うよりもパニックになっていたので、純粋に緊張という意味では今回ほどのことは無いだろう。
  ぶるるっ!
「うぅ〜〜っ」
ジーニアスは一度大きく身体を震わせた。
それは緊張で震えているのではなく、単純にトイレに行きたくてぶるっとしただけだった。
人間緊張が昂ぶると尿意をもよおすものだ。汗を垂らして気持ち悪いし、頭がよく働かない。
心音の速度と頭の混乱、更に生理現象が妙にドッキングしていて、ゾンビのような生命感を感じさせない動きでトイレへと向かった。

822名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:17:24 ID:dyU/HWIs
「はぁー」
出すものを出したことにより、シバリング、安堵感を得たついでに頭も少し冷えた。

ここで一つ豆知識。
日本の風呂場と、ホテルのバスルームとは似ているようで厳密には違う。
風呂場はただ風呂だけがあればそれでよく、近くに洗面所などなくても成り立つ。
一方のバスルームは風呂場だけではなく、洗面台とカーテン、それにトイレを完備していることで初めてバスルームという。
当然アルタミラの高級ホテルでとっているのは、風呂場でなくバスルーム。
従って、シャワー室の隣にトイレがあるのは当然である。
豆知識おしまい。

ジーニアスがトイレで済ませた後、当然その事に気付いた。
隣には、カーテン越しにプレセアが身体を洗うシルエットが見える。シャワーの音が凄いからだろうか? 本人はジーニアスには気付いていない。
(ええええ!!!!!)
冷えた頭が一瞬でごちゃごちゃになった。
ベッドに腰掛けてメモを読んでいたはずなのに、いつの間にか隣にはシャワーを浴びているプレセア? この状況を理解することなど不可能。
困ったジーニアスは、とりあえず洗面台に顔を突っ込んで、勢いよく水を出した。
水色の髪の毛全てに水が行き届くまで待つと、頭も冷えて少し冷静になれた。
(2、3,5、7、11……)
頭が冷静になると、何を思ったか急に素数を数え始めた。1999まで数えたところで、さすがに頭が疲れた。でも落ち着いた。
次に、ゼロスのメモ書きを思い出してみた。その中には「奇襲を仕掛けるべし」と書いていた(気がする)。
ついでに、プレセアに驚きを与えて、少しでも感情を彼女に取り戻させようとしていたことも思い出した。
プレセアには既にHする気はあるだろうし、いきなりキスしても驚きこそすれど、嫌には思いにくいだろう。
更にこの状況をプレセアは考えていないだろう、ジーニアスからのいきなりのキスとなればプレセアもびっくりすると思われる。
「ひょっとしてチャンスかな?
・・・・・ああもう!! ここまで来たら、もうやるしかない!!」
頭は冷えたが依然慌てたままだろう、衣服を着たままで意を決すると、ジーニアスは目を瞑ったままプレセアとの距離を隔てるカーテンを引いた!
そこには髪をとき、ストレートの髪型となっているプレセアがいた。
シャンプーを終えた後だろうか、いい匂いがしてジーニアスを素直に雄のように誘惑した。
突然カーテンが挽いたことに、プレセアは相変わらず無表情だが、それは呆気にとられて何が何だか分からないからだった。
823名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:18:54 ID:dyU/HWIs
「ププ・・・プレセア! 目つぶって!」
「あ・・・はい、わかりま」
プレセアも返事に時間がかかった。
やっぱり緊張して、考えが浅くなったジーニアスは、彼女が返事の途中で、まだ目を瞑っていないのに自分の唇を押し付けた。
「・・・・!?」
再度突然。あのジーニアスがいきなり自分にキスしているという状況に、プレセアは驚き以外の感情を抱けなかった。
いつもとは違って情熱的というか、勢いに乗っているジーニアスに驚き、そのジーニアスにキスされているということに驚き。
さらには彼が衣服をつけたままいきなり現れたということにも驚き。
ついでに言うと、キスがとても長いことにも驚き。
ジーニアスが混乱したままで次のプランを考えていないので、とにかくキスをしていたためだ。
したがって、ただのキス以外の何でもなく、プレセアには物足りない思いがする。
(じれったい…です)
そう思うと、彼女の方から舌を入れた。
「んぅっ!」
ジーニアスの唇をそっとなぞっただけだが、彼は伝記が流れたように大きく身体を震わせた。
なおもプレセアは舌を動かし、ジーニアスもパニくりながら合意するように自分の舌を入れた。
最初は唇を舐めあったり、舌同士を触れさせるに留まっていたが、
次第にエスカレートしていき、二人は強く抱き合い、シャワーが二人に同じく水を恵む中、お互いの口の中に挿入させてかき回した。
甘美な音と共に快感がめぐり続け、二人の唇の端から共有していた唾液が零れ落ちる。
それもすぐに洗い流されるが、ポタポタと情熱の汗のように滴り続けた。
やがて口を離すと、二人の間には透明な唾液の橋があった。
「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・」
ジーニアスの呼吸は特に荒く、いかに彼が緊張しているのかが分かる。
「はぁ、はぁ・・けほ!
ジーニアス、少し待っていてください」
二人の混ざり合った唾液を大量に飲んでしまった。
そのこと自体は別に構わない、唾液の交換など触れるだけのキスでもしているのだから、それの延長上。
しかし、あまりに大量だとさすがに咽てしまった。
相変わらず出続けているシャワーのお湯を手で掬い、嗽をした。
プレセアは口を拭うと、出ずっぱりになっていたシャワーの栓を閉めた。
従順よくシャワーは止み、この密閉された場所で動くのは二人だけとなった。
シャワーが止むと、プレセアは髪についた水滴を払うと、緊張のあまりまともに自分を見れないジーニアスに向けて、
「ジーニアス、もう一度キスしましょう
とても気持ちよかったです。私…もっとああいうのを体験したいです。気持ちよくなりたいです。
気持ちが飛ぶのは怖いけど、ジーニアスとなら・・・」
そこまではっきり言われると、ジーニアスもどんな緊張していようがもう後には引けなかった。
手をプレセアの頬にかけた。箸も掴めないほど震えているが、それでも手はプレセアから離れることはなかった。
先に彼女の唇に舌をあててから、再度彼女の唇にキスをした。
先ほどは、ジーニアスが受け手のようにプレセアに合わせていたが、今は彼の方から積極的に仕掛けた。
よりじっくりと時間をかけて、隅々まで。プレセアは実に気持ち良さそうにそれに反応して、時々曇りつつも声をあげた。
824名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:19:48 ID:dyU/HWIs

「ハァ…ハァ…ハァ…」
「はぁ、はぁ・・」
今度はプレセアの息の方が荒い。というか、ジーニアスは舌をかき回すのに精一杯で、とても気持ちいいと考える暇などなく、
穴の開いた風船に息を吹き込んだように、快感は彼を通り過ぎていった。
それでも残り香のようにある、僅かな残留分でも息が乱れていた。
「ジーニ・・アス、キスするのは気持ちいいです。」
「ボ、ボボボクも・・・」
一回目とはやや違う反応をした。先ほどはただ感想を述べただけに近かったが、
今度は本当に気持ちよくて気持ちよくて堪らないようだ。
「ジーニアス、服を脱いでください。
私、今以上に気持ちよくなりたいです。何ででしょうか? 止まりません。」
「う、うん・・・」
意外にも、早くも乱れ始めたプレセアに、ジーニアスは少し驚きながらもすぐに衣服を脱ごうとした。
しかし、シャワーを浴びて濡れていないところが一切ない状態になっていたため、
肌にべったりついて、ゴムのように脱ぎにくくなっていた。
精一杯力を込めて脱ごうとするが、ジーニアスは非力なので力作業は向いていない。
そうこうしている間に、プレセアの欲求は見る見るうちに強まって行き、
彼女自身無意識のままジーニアスの服に手を伸ばし、一気に脱がした。
ちょっと破けたかもしれないぐらいの勢いで脱がされた。
上下ともに0,5秒ほどで脱がされ、ジーニアスは一瞬で赤面して口を波ダッシュ形にしたが、
プレセアはジーニアスの身体に寄りかかり、自分よりも小さな胸の中を本当に居心地良さそうにしていた。
自分の胸にもたれているプレセアの顔を冷静に見直すと、自分よりも赤く染まっていた。
何も感じることなく終わった昨日とはえらい違いだ。
(この横顔に一目惚れしたんだったなぁー)
と、彼女の髪の毛を撫でて、ゆっくりと手を下へ動かし、そっと頬に添えた。
 ガブ。
「痛っ!」
指をかまれた。前歯で軽く噛んだだけだが、突然のことでジーニアスは驚き、プレセアから手を引っ込めた。
「ご、ごめんプレセア!」
何が悪いのか皆目見当が付かない。あえて言うなら服脱ぐのが遅かったことか?
しかしプレセアはジーニアスの謝罪には何ら興味を示さず、再び彼に抱きついた。
抱きつくのとほぼ同時に、ジーニアスの首筋にキスをした。
「ひゃう!」
どっちが女か分からないような声を出した。
(キスって口同士でするもんじゃないの!?)という疑問を抱いてもそれどころではない。頭は混乱の二文字。
口を離すと、プレセアはジーニアスを強い力で抱き締めた。身体はその分密着し、肌のふれあいは強いが、強すぎて痛みを感じる。
825名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:20:58 ID:dyU/HWIs
どうもプレセアの様子がおかしい。それでもジーニアスは嬉しかった。
自分が理由になってプレセアが感じてくれているということが、何よりも嬉しい。
(プ、プレセア!)
(……ジーニアス)
二人の手が、まるで糸で繋がっているように同時に下へと動いていた。
ジーニアスの手はプレセアの幼い胸部へ、プレセアの手はジーニアスの陰部へ。
動いたのが同時なら、それぞれの性感帯に手が届くのも同時。
「うわっ!」
「きゃ!」
お互いの悲鳴が近距離で聞こえた。
反射的に振り向き、当然のように二人とも顔を見合わせた。また目が合い、二人とも手が添えられたまま動きが止まった。
「あの、ジーニアスの好きなとおりにしてください。」
「え!?」
一瞬ギョッと目を大きく開け、驚きを表した。ただ、変に考えることなく、言われたとおりに頷いた。
とはいえ、どうしたものか。自分に出来ることはよく分からない。
「すいません、抱きついたままだと、動きにくいですね。」
プレセアはジーニアスの身体から離れて、体育座りで浴槽の端まで動いた。
ごくり、喉を鳴らしてジーニアスはハイハイでプレセアに近づいた。
「あっ!」
震えの抜けない手で、再度プレセアの胸へと手を添えた。
小さな声を漏らし、俯いていたプレセアは天井を見るように顔をあげ反応した。
「プレセア、大丈夫?」
「平気…です。それよりも、あまり間をあけないでください。」
「じゃ、じゃあ!」
と言われても、そうすぐには頭の切り替えができない。
三秒間かけて深呼吸、その後でようやくプレセアに触れている手に神経が通った。
お世辞でも大きいとはいえない。これで大きいなら、コレットなんか爆乳で、しいな何かもはや人間ではない。
その大きさだが、きちんと柔らかさは感じ取れた。もっとも、それはジーニアスが他の女性の胸に触れたことが無いためだが。
「プ・・・プレセアのおっぱいは・・や・・・ややや柔らかいよ!」
「あ、ありがとう…」
プレセアが嬉しそうに小さく笑った、その直後固く目を瞑った!
「んっ!」
ジーニアスの手の平が、プレセアの胸の小さな突起に触れていた。
その快感はキスで得た快感の総量より上かもしれないほど。プレセアは胸が火照るのを感じ、更に下半身の部分が熱くなるのを自覚した。
プレセアの反応を見て、ジーニアスが今度は両手を使い、彼女の胸を攻めた。
触るには小さいものであるが、それでも女の子の乳首に触っているというだけで嬉しくなり、
勝手が分からないがとにかく触っていた。
ジーニアスが乳首を重点的に攻めると、それはすぐに勃起して固くなっていく。
「ふ、んく」
それに乗じてプレセアの股間も熱くなり、本人も気付かないが少しずつ濡れ始めていた。
(こーゆーのって、舐めれば気持ちいいんだよね・・・)
大きくなった乳首をじーっと見て、心の中で呟いた。
しかし、一瞬躊躇した。プレセアの様子がおかしかった。痙攣するように小さく震え、呼吸も毒に犯されているように荒い。
顔は自分の知っているプレセアの顔ではなく、本当に気持ち良さそうだった。
826名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:21:37 ID:dyU/HWIs
だが、これ以上気持ちいとされていることをしたら、彼女は大丈夫なのか? と思っていた。
「ごめんプレセア!」
思っていたが、既に歯止めは効かない。
気付いたら母の乳房に吸い付くのとは別の強さで、口に含んで弱く舐めていた。
「きゃああ!」
貫通するような声をあげ、既に官能の渦に落ちているプレセアは大きく跳ねた。
でも、ジーニアスは構わず先端部分に舌を這わせ、もう片方の乳首も指で挟んだ。
「あん!! ひゃぅ! んくぅ! ジー…ニアスぅ!」
両の乳首を別々の刺激が覆う―――プレセアの口から声は止まらなかった。
プレセアもこんなのは初めて。声が自分の考えよりも先に出て、逆に自分の意志では何もいえない。
甘い心地よさではなく、身体がしびれるような快感が、今の彼女のほとんどを支配していた。
そして、下腹部にあるもう一つの快感の巣に異物を感じた時、プレセアには嫌悪といったものは一切感じられず、
ぐっしょり濡れそぼっていたという事実に恥ずかしさを感じることもない。
ただただ、快感だけを得ていた。
ジーニアスの指は、いつの間にかプレセアの秘所に侵入していた。
最初はただ入れるだけであり、動くことすらなかった。触っていることに満足、しかしそれは一瞬のことだった。
入れられた指は、それ自体が生き物のように動き始めた。
「ああっ! うわぁあん!! はぐ、ジーニ……ぁぁんっ!!」
胸をなめっていたときとは明らかに違うタイプの喘ぎ声、鳴き声の入ったような声。
「ここがやっぱり気持ちいいんだ!! もっと激しく行ってみる!」
「ひゃ・・・あああーーーーーーーー!!!!」
指を二本に増やし、膣内を動き回らせた! もはやそれだけでプレセアの秘所は処女でも痛くないほど濡れている。
ジーニアスもそのプレセアの変わりぶりには気付いていたものの、舌と指の動きは止まることなく、
彼女に更なる快楽を与え続け、快感の声を漏らさせていた。
「はぅん、ううっ! んっ くぅんっっ!!」
実年齢相応の艶やかな嬌声には、言ったプレセア自身も照れてしまう。
頭は何も考えられない、ただただジーニアスから与えられた快感を声に出すための媒介のように、
快感という名の反射神経に、プレセアはこの瞬間完全に乗っ取られた。他の一切は全ていらぬことと、命令が下されていた。
ある意味ではジーニアスがプレセアを支配していると言える。
ジーニアスが指を動かし、関節に力を入れ、乳首や膣に与える刺激を少し強くするだけで、プレセアの反応は気が狂ったように凄い。
しかし、その支配はそう長くは続かなかった。ジーニアスは、プレセアの快感の声を聞き続けていて、もう我慢できなくなった。
一度しか挿入したことがなく、しかも中途半端に終わったということがあり、彼の一物は放っておいても射精しそうなぐらいに膨らんでいた。
「プレセア…ボク・・・ボク・・・」
乳首から口と手を離し、愛撫がやんだ。並ぶものなど無い甘美な喘ぎ声がようやく止んだ。
ジーニアスは自分の一物を握って、眼下で痙攣しているプレセアを見た。
「ボク…もう我慢できない!」
827名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:22:38 ID:dyU/HWIs
本当に我慢できなかった。もしプレセアがここで拒んでも、無理に入れてしまうかもしれない、それほど今のジーニアスは雄に近かった。
そして、プレセアももう限界。プレセアも今以上の快感を欲していた。身体が溶けてしまうような快感を。
でも返事が出来ない。ジーニアスの愛撫が気持ちよすぎて、声が上手く出ない状態になっていた。
返事として頷くことも出来ない。首に力が入らず、俯いたまま動かなかった。
厚い硬貨を曲げる握力も、今では豆腐すら砕けないほど弱々しいものとなっていた。
(来て・・・)
何も言えないが、せめて心の中で思った。

ジーニアスの一物がプレセアの中に入った!
ピリッとした痛みが走った―――しかし、それは痛みではなく、挿入で沸いた性感の波だった。
まだ膣内にものを受け入れる事に慣れないプレセアは、入れられた瞬間にくるものは痛みだと思っていた。
目隠しして熱いお茶を飲んだあとに氷水に触れると、身体はそれを熱いものだと勘違いするのと同じ現象が起きた。
真逆に位置する二つの感覚がプレセアの頭の中に押し込まれた。
(痛い! 痛い!!…いたい? 違う、これは・・・気持ちいい?)
間違いに気付くにはコンマ一秒で足りた。
一度分かると、それは津波のようにプレセアの髪の毛からつま先まで隅々に走った!

ジーニアスはと言うと、プレセアの中に入れると、動かずにじっと感慨にふけていた。
好きな子と一緒になるということは、既に体験したことなのに、嬉しさは前日の比ではない。
一体、昨日と違う点はどこだろうか?
昨日は事前にキスもしたし、体もそれほど深くではないが触った。それに、初体験という時に非常にそそる「優しくしてください」という言葉も貰えた。
お互いにぎこちなさが目立ち、いかにも初体験というものだが、今夜はそれをはるかに上回る満足感。
どうしてか分からなくなっていたら、プレセアが下から手を伸ばし、ジーニアスの髪の毛を撫でた。
昨日は見せてくれなかった恍惚な表情をして・・・
(そっか・・・昨日はプレセアがずっと無表情だったから、ボクの方もあまり・・・)
納得すると、髪を撫でてくれるプレセアに、ジーニアスも手を伸ばした。
いつも束ねているからよく分からなかったが、けっこう長い。顔にかかるような範囲だけを優しく撫でる。
くすぐったそうに、プレセアは笑いながら顔を背けた。
今宵のプレセアは前日の無表情を一度たりともしていない。だからジーニアスも自然と手が進んだ。
顔を背けて、ジーニアスに頬を向けると、そこに唇を添えた。
少し強く吸い付くと、唇の形に赤い痕になって残った。
「あ・・」
プレセアはつけられたキスマークに手を伸ばして隠した。特に利益は無いだろうが、恥ずかしさからだろう。
828名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:23:53 ID:dyU/HWIs
挿入だけの快感には慣れたのか、いつの間にか身体は気持ちよさで一杯なのに、頭は冷静になっていた。
「ジーニアス、キスマークはつけないでください。
明日、人前に出られません」
「ごごごごごめんねプレセア!!」
ここでゼロスだったら「明日はずっと一緒の部屋でこうやっていようぜ…」と言うだろうが、ジーニアスはやっぱり頭を垂れて謝った。
既についてしまったものはしょうがない。キスマークは内出血なので、血行がよければ2日もあれば消える(体質によるが)。
後で、治るまでの間は湿布でもはって誤魔化すことにするのだが。
「プレセア・・・もっとごめんねって言わないといけないことがあるんだ」
泣きそうな犬のような顔をして、ジーニアスは言った。
「何でしょうか?」
「もうボク…出そう・・・なんだ・・・!」
「『出そう』とは、何がですか?」
何が? と聞かれても、まさか猫型ロボットが出てくるとは思えない。答えなど一つしかない。
「もう・・・我慢でき・・・なく・・・・・て!!」
と言うと、ジーニアスは腰を強く押し付けた! それにより、プレセアの奥へと一物を押し込み、二人に痺れるような気持ちよさが走った!
「きゃあ!!」
仰け反って悲鳴をあげるプレセア、ジーニアスは彼女の顔を両手で挟むと、その唇に自分の唇を押し付けた!
それは、痛いのを我慢するために変に暴れまわるのと同じで、自分の射精へと至るのを、無理やり押さえつけようという行為だった。
突然のことに驚くプレセアだが、彼の背中に手を回すと、自分の方へと押さえつけた!
それにより、ますます二人の繋がっている部分は深く繋がっていった!
プレセアの膣の圧迫感が、ジーニアスの尿道から根元を満遍なく包み込んだ。
押し込んでからは何も考えられない、天才児ジーニアスらしからぬ、ただ本能のままに腰を打ちつけた!
引いては奥へ、奥へ行ったら引いて―――単純な行為を行うだけで、もう何も考えられずに本能に身を任せるに十分な快感を得た!
「はくぅ、うあ…ああぁん! すご・・・い!
すごくあたた…か・・あぁん!」
プレセアも何も考えられない、冷静だった頭は真っ白だ。
自分と同じぐらいの背丈の彼の身体をしっかりと抱き締め、その弱々しい身体と自分をしっかりと繋ぎとめて離さない。
彼女自身が離したくないと思ったから。
理由? 理由は何でもいい。ジーニアスが好きだから離さない? 快感を与えてくれるから離さない?
それともその両方を混ぜ合わせた? どんな理由を聞いても、今のプレセアは「覚えていません」と答えるに違いない。
彼女もまた、何も考えられない。快感に満たされ、それを失うことを拒む今の彼女は赤ん坊よりも思考能力が無くなっていた。
ただただ、自分に気持ちいいという感情を与えてくれたジーニアスを離さないために・・・
「う・・・う・・」
ジーニアスが腰を押し付けたまま動かなくなった。
そして最後にプレセアを力の限り抱き締めると、大きく叫んだ!
「うわ・・ああああぁぁぁーーー!!!」
その声に続くように、プレセアも同じく大きく叫ぶ、同じぐらいの声をあられもなく!
「きゃあ…あ…ああああぁぁーーーっっ!!」
同じ母音の異なる声は、やがて重なり一つの音となってバスルームにこだました。
急にバスルームは無音に静まり返り、同時に二人の動きも止まっていた。抱き締めたまま固まり、呼吸のたびに上下するだけだった。
829名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:25:01 ID:dyU/HWIs

「プレセア…もう一つご、ごめん
ボクのせ・・・せせせ精液を中に出しちゃった」
相変わらずの様子で謝るジーニアス。
疲れ果てたためか、それとも罪悪感がものすごいのか、声がとても小さい。顔をほとんど密着させなければ聞こえないほどに。
プレセアは、自分に圧し掛かっているジーニアスを退けることなく抱き締めた。
とびっきりの笑顔をジーニアスに見せて、あたふたとうろたえる彼に答えた。
「ジーニアス・・・好き。
好きだから、中に出されてもいいの。熱い・・・とても熱いけど、気持ちよくて、もっとしたい。
でも、あまり続けると妊娠するかも…」
妊娠という言葉を出すと、急にジーニアスの顔色が青くなった。
「ええ! にににににんにに妊娠ッッ!!!!
それはまずいよぉ! 姉さんに処刑されちゃう!
・・・・あれ? プレセア、言葉遣いが」
いつもの他人行儀な口調ではなく、家族と話すときみたい そう思ったとき、プレセアのほうからキスをしてきた。
たかが唇と唇が触れ合うだけだというのに、ジーニアスは時間が止まったように固まった。
少し前までもっと凄いところが繋がっていたのに。そんな合理的な慰めが出来ないほど、彼は頭も身体も疲れていた。
唇を離すと、プレセアはジーニアスから離れ、バスタオルを身体に巻いてベッドの方へと足を進めた、
「明日は筋肉痛!」と宣言されたぐらい痛む身体、無理に動かして、ジーニアスはプレセアの後を追った。
幸い洗面台に備付けのタオルがかけられており、とりあえず股間だけは隠して部屋に戻ると、
プレセアは既にパジャマに着替えて、自分のベッドで眠っていた。
余程疲れていたのか、それとも満足したのか。
布団も羽織らず。
「あ。」っと驚いたジーニアス、プレセアのベッドの上には、媚薬が置かれていた。
少し量が減っている。既に使っていたようだ。
(だからあんなに感じていたのかぁー。そうだよね、ボクなんかじゃ気持ちよくなれないよね)
納得する一方で、少し自信をなくした。
気落ちすると、猛烈な睡魔が襲ってきて倒れそうになった。
「もう無理・・・腰も痛いし、寝よう」
自分のベッドに戻ろうとした―――ときに、ふと足を止めて、プレセアのほうを向いた。
「おおおおお・・お休み!」
と言うと、彼女の頬にキスをした。
たったそれだけのことなのに、ジーニアスは一瞬だけ眠気が吹っ飛ぶ勢いで緊張した。
「ジーニアス?」
しかも、プレセアが目を覚ました。
慌てふためいたジーニアス、眠い目を擦って彼女は彼に言った。
「おやすみ。今日はありがとう。・・・・・好き」
ほんの少し笑顔を見せてくれた。
その言葉を言い終わると、再び枕に頭を擡げる。
やっぱりどこか親近感が沸く口調になっていたプレセア、ジーニアスは少し彼女の感情が読み取れるようになったことと、最後の一言に大いに満足した!

830名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 03:26:32 ID:dyU/HWIs
終わり。はぁ〜ギリギリ。久し振りに「ハッサムと呼ぶがいい」。
831名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 04:35:37 ID:vBuX3KEG
ハッサムさん… GJ!
純愛はイイですね〜 これだけお話が完成されてると、読み応えがあるし。
それだけに、この2人に感情移入しやすいです。兎にも角にも読み終わった後、すがすがしい気持ちになりますた。
重ねてGJ!!!!
832名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 20:03:09 ID:CvKQztl8
GJ!
よし、ちょっくらシンフォやってこよう

そして見事に次スレの季節
833名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 20:12:45 ID:dyU/HWIs
次スレ立てますた。

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1190113701/l50

どうでもいいが、テイルズのエロネタないんかね?22〜25は全部火曜日に立ってるな。
834名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 20:29:27 ID:dyU/HWIs
あとちょっと修正。・・・投稿前に気付けよ俺

×
昨晩、部屋割りはくじ引きで決めることになった。
男3人女3人とあっては、2人部屋をとったとしたら、どこか一部屋は男女が揃ってしまう(全員個室は予算の都合で無理)。
それで好きでもない異性と一緒になるというのは嫌なので、ゼロスが独断で決めた。


昨晩、部屋割りは財布持ちのゼロスが決めた。

× 「ア…アタシはしたけどさ、そういうのは野外でしないでおくれよ。」
○ 「ア…アタシはしたけどさ。ちょ、ちょっと待った! そういう話は外でしないでおくれよ!」

× このtき、しいなは決定的なミスを二つ犯した。
○ このとき、しいなは決定的なミスを二つ犯した。
835名無しさん@ピンキー