ヤンキー君とメガネちゃん

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24名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 22:14:28 ID:D5yzoupC
つ、続きを・・・
25保守ですよ。続きませんので。(3):2007/02/28(水) 00:58:48 ID:/37utR1r
「はァ?」
思いもよらぬ反駁に、大地はぽかんと口を開けた。言い負かされることが
悔しいのか、それとも痴漢に遭ったことを認めたくないのか、三つ編みメガネの
エセ優等生は言い募る。
「人を痴漢扱いするなら証拠を出して下さいって言ってるんですよ!」
「んだとぉ?」
大地の忍耐もここまでだった。ギリ、と奥歯が軋る。立ち上がった勢いに任せて、
ぐいと花の手首を掴んだ。不意を突かれた花の膝から鞄が滑り落ちて、
重たげな音を立てた。
「だったらそいつが何したか、見せて貰おうじゃねえか。途中で嫌だっつっても
聞かねぇぞ」
花は怯む様子もなく、レンズの奥から大地を見返した。
「上等です。最後に謝るのは品川君の方ですからね」

茜色の残光が色を薄め、藍の帳が降りてくる。木立に囲まれ昼間でも薄暗い
公衆トイレの裏は、一際濃い影を蟠らせていた。少し前までちらほらと聞こえた
子供の声も散り散りに消え、今はもうない。
向き合った花の表情は硬い。喜怒哀楽の素直に出る、どこまでも解りやすい女だと
思っていたが、今の感情の在処は掴めなかった。
――こいつにこんな真似、本当は。
そう思いながら立ち尽くす自分が馬鹿なのだとは解っている。しかし、ここに
来て後には退けなかった。売り言葉をまともに受けたのも自分なら、挑発に
挑発で返した花にたじろいでいるのも自分だった。
(冗談です、なに本気にしてるんですかって言えよ。……でないと)
沈黙に耐えかねて手を伸ばす。恐る恐る頬に触れた手はすげなく払われ、
大地は息を呑んだ。
「そんなこと、されてませんよ。後ろからだって言ったでしょう」
26名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 01:02:11 ID:/37utR1r
投下してくれる職人さんがいたら、↑は気にせずお願いします。
27名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 19:22:27 ID:MvmLKg2d
アホかむしろ続き早よ投下せんかい
286 ◆n6w50rPfKw :2007/03/05(月) 00:48:54 ID:awew7YnX BE:243655627-2BP(333)
非常に遅くなりましたが、>>26さんのお言葉に甘えて、
マガジン12号を読んだ後受信した電波を投下します。

なお、トリップは余所で投下するときに使っているもので、深い意味はないです。
29安全日って何ですか? 1:2007/03/05(月) 00:54:59 ID:awew7YnX BE:1409716499-2BP(333)
「今日は何もする事がなかったんです」
「ヒマつぶしかよ!!」

 なぜか花が自分の部屋に長居する理由をようやく耳にして、大地は思わず怒鳴った。
その途端、急に寒気がぶり返してきた。
一瞬目の前が真っ白になると、大地はベッドに倒れ込んだ。
昨日花に付き合って学校にいるうちひいてしまった風邪がまだ良くなっていないのだ。

「ぶるるっ」
「だ、大丈夫ですかッ?」

 花は慌てて大地の額に手を載せた。
大地は両腕で自分の胴体を抱え込んで小刻みに震えている。

「すごい熱じゃないですか。まだよくなってないんですね」
「だ、誰のせいだと……うう」

 震えが全身に来た。歯の根がカチカチ鳴ってしまう。大地は毛布を引き被った。

「さ、寒い……」
「仕方ありません。緊急事態ですね」

 花は覚悟を決めたように、制服を脱ぎだした。
大地が側にいても気にする様子はない。
やがて下着も勢いよく脱ぎ捨て素っ裸になると、大地の寝ているベッドにちょこんと腰掛け、
毛布を少しめくって身体をすっと中に滑り込ませた。

 大地は朦朧とした意識の中で、毛布と自分の間に花が潜り込んでくるのを感じた。

「おい、何入ってきてるんだよ……って、裸ぁ!?」
「体が冷えたときには、人肌で暖まるといいっておばあちゃんが言ってました。だから」

 花はガバッと起きあがると掛け布団を跳ね飛ばした。
大地の服を手際よくはぎ取り、ベッドの外にぽいぽいっと放り投げた。
そして、同じく全裸にされ呆然としている大地をぎゅうっと抱きしめた。

「お、おい! 足立!……あ」

 大地は花の乳房が自分の胸板の上で潰れているのを感じた。
その弾力と柔らかい感触に自分が置かれている状況を一時忘れてしまった。

――オンナの胸って、柔らけぇんだな。それに、暖けぇ……

 今、二人は毛布も掛けずにベッドの上で抱き合っている。
花も大地も一糸纏わぬ全裸だ。
上に乗っている花の温もりを感じるにつれ、大地は不思議と気分が落ち着いてきた。

 花の吐息を耳元に感じる。
目を開けると、花の顔が目の前にあった。
大地が目を開けたのに気が付くと、花はにこっと微笑んだ。
眼鏡の奥の大きな瞳が柔和な光を放っている。
泣き黒子が何とも色っぽく感じられる。

――うう、やべぇ……
30安全日って何ですか? 2:2007/03/05(月) 00:58:23 ID:awew7YnX BE:208847434-2BP(333)
 彼女の笑顔を目にすると、なぜかほのかに甘い香りが身近に感じられてきた。
蜂蜜をたっぷり入れた甘いミルクのようだ。

――あ、足立のヤツ、いい香りがするなァ……

すると、発熱して全身に力が入らないはずなのに、
大地のソレがついむくむくと起立し、花の充実した太腿に当たった。
何とも気恥ずかしかったが、自力ではどうすることもできなかった。

 花はいたずらっぽく言った。

「あーー、何か当たってます」
「し、仕方ねえじゃんかよ」

 大地は恥ずかしいのでわざと拗ねた声を出してそっぽを向いた。
花は大地のモノをそっと握ってきた。

「硬くて……熱を持ってますね」
「うう……どーにかしろよぉ」
「うふふ……はいっ」

 花はいったん大地から離れた。
大地はこれから起こるはずの出来事に密かに期待した。

      ☆

 花が枕元で何やらごそごそしていたかと思うと、いきなり局部を冷たい感覚が襲ってきた。

「ひょわあ!」

 大地は思わず叫んだ。
花が枕元に散らばっていた氷をかき集めて、大地の息子やその付近に置いたのだった。

「て、てめェ、何を」
「熱持ってるから冷やそうと思って」

 花はあくまでも真面目に応えた。大地は局部からくる震えに身を苛まれた。

「ば、バカヤロー! そこは氷なんかじゃ冷えねえんだよ」
「へえぇ、そうなんですか」

 袋は多少引き締まったものの、棒は硬度を保ったままである。
花はぴくついている棒の方を二本指で摘んだ。
興味津々といった様子である。

「わっ、おいっ!」
「私、明るいところで見るのは初めてです」

 花は摘んだそれをしげしげと見つめていたが、いきなり口に含んだ。

「ほわぁっ!」

 大地は花の思いがけない行動とまさかの快感に我を忘れた。
花は大地のソレをくちゅくちゅと音を立てて舐めていく。
スティックの先から甘美な電流が発生してしびれさせ、段々溶かしていくようだ。

「あっ、あ、足立ィ、何を……」
「はひほっへ、はひほへふは?」(何をって、何をですか)

31安全日って何ですか? 3:2007/03/05(月) 01:02:08 ID:awew7YnX BE:261058853-2BP(333)
 花は頬張ったままそう言ったかと思うと、熱を帯びた幹やくびれに舌を這わせてきた。

「うわ……それ駄目、ダメ」

 敏感なところを這い回る舌の動きに早くも暴発しそうになり、
大地は慌てて息子から花を引き剥がした。
花はいったん口を離すと、少し不満げに言った。

「えー、ダメなんですかぁ? ケガをして腫れてるから、唾つければ治るかなあってと思って一生懸命舐めたんですけど」
「ううう……」

花はさっきまで口に含んでいたソレを再び指で摘んでぷにぷにといじった。

「固いですねぇ。まだ熱っぽいし」
「お前のせいだろうがよぉ!」
「え〜〜」

 大地は分身の熱い疼きに当惑していた。
 摘んでいる花の指先から甘い電流が発生して自分の中に流れ込んでいるようだ。
 その甘美な電流が、元からあった頭痛と発熱と解け合って、
大地の意識をさらに朦朧とさせた。

「うう、ちくしょぉ、どうにかしろよぉ」
「はいっ!」

      ☆

 花は迷わず大地の上に跨った。
そして、そのまま女性上位で挿入してきた。
大地の分身はずぶずぶっと花自身に飲み込まれてしまった。

「う……おぃ! はあぁぁ」

 大地は、自分の息子が発熱している自分よりも熱いモノに包まれるのを感じた。
おまけに何かがぐにぐにと幹に絡みついてくる。

 花が動き始めた。
最初こそ静かだったが、すぐにぐいぐいと腰を振ってきた。
その動きは奔放で、いかにも型破りな学級委員の彼女らしかった。

――気、気持ちいいぜ! ナニが溶けそうだ……けどよォ……

 大地は文字通り気の遠くなるような快感を味わっていたが、
同時に彼女の律動が頭に響いた。
頭痛のガンガンくる痛みと花の動きとが妙にタイミングが合っていたのだ。

 快感と頭痛のコンビネーションを味わっているうち、大地の視界が徐々にぼやけてきた。

――や、やべェ……

 頭痛の拍動と花の律動に合わせたかのように、大地の目の前がぐるぐる回り始めた。

 自分の目の前で、花の白く大きな乳房がぷるんぷるんと揺れている。
あれを思う存分揉めたらどんなに素敵だろう。
ちょっとでいいから、ピンクの先っちょを舐めたりしゃぶったりしたい。
いや、あの豊満な胸に顔を埋めるだけでもいい。

 だが、全身に力が入らない。ちょっと身体を起こせば届くのに。ちょっと手を伸ばせば届くのに……
32安全日って何ですか? 4:2007/03/05(月) 01:06:25 ID:awew7YnX BE:278462382-2BP(333)
 でも、どうしてもそれが出来ない。
せいぜい花の腰に手を添えるくらいしかできないのが口惜しい。

──くちゅ、くちゅ……ぴちゅ、ぴちゅ……

 さっきから花が腰を動かす度に、微かだが淫らな水音がしている。
花の中が適度に潤っているのだ。
おまけに中がうにゅうにゅ蠢いていて、大地の息子に淫らに絡みついてくる。

「う……うぅ……」
「ん……あウッ……はァん……あん」

 大地は小さく呻いた。花も盛んに動きながら、途切れ途切れに喘いでいる。

 それにしても、この花の中の具合といったら!
腰から下がバターのように溶け始め、そこを誰かに大きなしゃもじで
ぐにぐにぃとかき回されているようで、頭痛を差し引いても無性に気持ちいい。

 彼の分身がどこかに引っ掛かったりすることはない。
それどころか非常に滑らかだ。滑らかなのに花の中は窮屈で、時折キュッキュッとくる締めつけもなかなか強烈だ。

──ギシッ、ギシッ……ミシッ、ミシッ……

 花の動きに合わせてベッドが小さく軋んでいる。
ほんのわずかながら壁にも揺れが伝わっているようだ。

 大地は花の腰に添えていた手を形の良いヒップに移動させ、
双丘をギュッと掴んだりしては必死に放出を堪えていた。
が、それでももう我慢の限界にきた。
あとほんの少しの刺激で漏らしそうになってしまう。
アヌスを引き締めたり、花のヒップを掴んだ手にもっと力をいれたくても、
全身がだるくて肝心の力が入らない。

――やべェ、もう、もう出る……

 こうなれば発射やむなし、と腹を決めたその時である。

──ガチャッ

 いきなり部屋のドアが開いた。

「お前らもうちょっと静かに……いッ!?」
「あ!?」
「わッ!」
――やべッ!

 大地は鍵を掛けておかなかったことを心から後悔した。姉の海里が顔を覗かせたのだ。
海里にしてみれば、まさか今部屋の中で弟たちがコトに及んでいようとは
つゆ思わなかっただろう。

 開いたドアから冷気が入ってきた。
先ほどから裸だった花は、思わずぶるっと身震いすると、くしゃみをした。

「……へ、へくちっ」

 そのとたん、花の中が不意に締まった。

──きゅっ……
「うぉっ!?」
──ぴゅうっ…ぴゅっ…ぴゅ……
33安全日って何ですか? 5:2007/03/05(月) 01:10:49 ID:awew7YnX BE:139231924-2BP(333)
 予期せぬ締め付けに、寸前まで高ぶっていた大地は全く対処できず、
濃口の毒液を勢いよく発射してしまった。

――やべえ!

 マズいと思ったが、もう遅かった。
思いがけず大量のモノが、快感を引き連れてドクッドクッと後から後から駆け抜けていった。
とっさのことで、不意を突かれたのだ。

 大地は、放出してしまった快感に緩んだ頬を引き締めつつ、
せめて姉が気付かないまま一刻も早くドアを閉めてくれるよう必死に願った。

 だが、その願いを花が木っ端微塵に打ち砕いた。

「あー、なんか出ましたね」
「!」

 大地は青くなった。

「ちょッ! 足立ィ!」
「ほぉ〜〜〜〜〜〜〜」

 果たして姉の眉がつり上がった。

「姉貴の見てる前で中出したぁ、いい度胸してんじゃない」
「いや、違うんだよ、あ」
「またまたおジャマしちゃったみたいで、ゴ・メ・ン・ねェ〜〜〜」
 弟の言い訳を遮るように、海里はドスどすと足音をさせて大地の部屋の前から離れていった。
と同時に後ろ手でドアが荒く閉じられた。
その弾みにドアの脇に積んであった古雑誌の山が崩れ、ゴミ箱も倒れた。

      ☆

「あちゃー……」大地は頭を抱えている。
 Tシャツとトランクスは新しいものに着替え、ジャージも厚手の新しいものを着用している。
花もいつの間にか後始末をして、もう制服を着ている。

「で……」大地が頭を抱えたまま花に尋ねた。
「足立、大丈夫なのかよ?」
「え? 何がですか?」花は意味が分からず、きょとんとしている。
「その…よ……安全日だったのかよ」
「? 安全日って何ですか?」

 大地は目眩がした。

「ちょ!? そりゃねえだろ! テメェ、ガキ出来たらどうすんだよォ!」
思わず怒鳴った途端、再度クラッと来た。

「あ、やべェ……また熱が」

 大地は脱力してベッドに伏してしまった。
頭痛までもがぐわんぐわんと派手にぶり返してきた。

「品川くん! 大丈夫ですか?」

 花は血の気が引いて青ざめたままの大地に毛布を掛けた。
何か自分にできることはないか、と部屋の中を見回しているうちに、
ふと床に転がっている折れたネギに気が付いた。
34安全日って何ですか? 6:2007/03/05(月) 01:13:56 ID:awew7YnX BE:417694638-2BP(333)
「あの」
「……」
「さっき言ってましたよね。ネギを入れるところがどこかって」
「……あ〜〜」大地は返事も物憂げである。
「今からそこに、ちゃんと入れてあげますねっ」
「!? んあ?」

 大地は花の意図を一瞬掴み損ねた。
だが、花は彼のジャージの下をトランクスごとするするっと下げてしまった。

「……へ!? ちょい! 足立!?」

 大地は抵抗する間もなく身体を裏返しにされた。
あれよあれよという間に花が背中に跨ってきた。
見ると、先ほど大地が真っ二つに折ったネギを手にしているではないか。

――コ、コイツ……オレのケツの穴にネギを刺すつもりだァ!

 花を自分の上から振るい落とす気力もなく、
大地は必死に四つん這いになってベッドから逃げようとした。
が、いかんせん全身に力が入らない。
子供にせがまれてお馬さんごっこをしているくたびれた父親のように、
どうにも動けなくなった。

 花は四つん這いになった大地の背中に馬乗りになったまま、
片手で一方の尻たぶをわし掴みにすると、思いっきりぐいっと開いた。
もう片方の手にネギを高々と掲げたかと思うと、
ぶんっとうなりを上げて振り下ろし、
一気に貫いた。
そして、ぐりぐりと勢いよく挿入していった。

「おい! テメェ、止せ! や、止め……アッ――!!」

      ☆

 大地の部屋から再びミシッ、ドタッと微かな振動が伝わってきた。

――うっるせェなー。まぁたおっ始めやがったのかぁ!?

 海里は顔をしかめてポーチからピンクの小袋を取り出すと、
それを手にして弟の部屋へ向かった。

 大地の部屋の前まで来てみると、
果たしてドアの向こう側からはドタンバタンという音が大きく響いている。
よほど激しく体をぶつけ合っているに違いない。

――近頃のガキは無駄にエネルギーが有り余ってやがるなぁ……

 海里は苦笑しながらドアを開けた。

「おーい、若いんだから、次からはこれ使いな……!?」

 何気なく弟に声を掛けた海里は、部屋の中の光景を見て固まった。

「わ」
「あ」
「げ」
35安全日って何ですか? 7/E:2007/03/05(月) 01:16:39 ID:awew7YnX BE:365482073-2BP(333)
 部屋の中の二人も固まった。
弟にゴムの差し入れをするべくドアを開けた海里が眼にしたのは、
下半身を丸出しにしてベッドに四つん這いになり、
ハアハア息を切らしている大地の姿だった。

 何とも情けなく惨めな姿を晒している弟の上には、
今日初めて家に来たはずの女の子、それも学級委員が、
後ろ向きに馬乗りになっている。

 おまけに、その眼鏡の女の子の学級委員は、大地のアヌスに深々と刺さったネギを
力一杯握りしめている。
 さらに、あろうことか、その太めのネギをぐいぐいと奥へねじ込んでさえいる。
彼女の様子にはいささかも迷いもなく、奇妙な自信に溢れていた。

――確か看病しに来たはずじゃあ……!?

 海里は目の前の光景がどうしても信じられなかった。

「……ふ〜〜〜〜〜〜ん」

 海里のコメカミに血管が浮き出てピクピクし始めた。

「どこか変だと思ったら、まさかそーゆー関係だったとはね」
「ち、違うよ!……信じてくれよ」

 大地は焦った。
こんな弱みを姉に握られたのでは、今後どんな仕打ちを受けるか分かったものではない。

「なあ、うぅ……………………お姉さま」
「今さら可愛い弟ぶっても遅ェんだよ!!」

 大地の顔にピシャリとコンドームの袋が投げつけられると同時に、
目の前のドアが再び荒く閉じられた。



──[完]──

366 ◆n6w50rPfKw :2007/03/05(月) 01:18:59 ID:awew7YnX BE:626540494-2BP(333)
以上です。読んでいただき、どうもありがとうございました。
また、途中で割り込む形となり、失礼しました。

37名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 15:42:28 ID:sFv9/ZHD
イヤッホー
38名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 19:53:23 ID:lM4gsR5f
6 ◆n6w50rPfKw さん待ってたですよ!
ちゃんとエロがありつつも端々におかしみがあってちょっと笑った
そうかーヤンメガでエロってこうなるのか
39名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 11:41:02 ID:NURGVP1y
ギャッハハハハハハッハハハ!
仕事が休みだから覗いてみれば、この神具合www
しかも、ちゃんと「ヤンメガ」してて全然内容に違和感が無ぇのが凄い!
40保守ですよ。の続き(4)/6:2007/03/06(火) 22:04:16 ID:8imHHuUZ
「……だったら、アンタが後ろ向けよ」
花は黙って大地に背を向けた。拳を叩き付けたい程の不快とともに、ぐるりと
腹の底で熱が蠢く。濃さを増す闇も下がり続ける気温も気にならなくなった。
――いちど本気で後悔させてやる。
肩に手を掛け、後ろから力を込めて抱き竦めた。細身の体が蹌踉めく。触れ合った
部分に体温が移る。
三つ編みメガネは声も立てない。電車のそいつも、同じようにしたのか。
それでその相手に、のこのこと付いていくつもりだったのか。
この、どうにもならない気持ちを、何とかしやがれ畜生。
「言えよ、何されたのか」
ダッフルコートの上から体の線を撫でる。まだ何も言わない。トグルを一つずつ
外していく。初めて、花が腕の中で身動いだ。息苦しさから逃れるようにひとつ喘いだ。
それでも、言葉はない。
空いたコートの隙間から手を差し込む。内側は暖かかった。自分の手が相当冷えて
いることに気付いたが、すぐに冷気が忍び込み、温度を奪っていく。
制服の上から胸に手を当てる。エンブレムの硬い手触り、その下の確かな質感から、
規則正しい鼓動が伝わってくる。
ここまできて何も言わない理由など考えたくなかった。
手荒くネクタイを弛め、シャツの釦を外す。小さく呼吸が揺れた気がした。
このくらいで止まるか。服の隙間から手を突っ込み、下着に包まれた乳房を掴む。
AVやエロ雑誌で妄想だけは幾らでもしたが、本物の柔らかさと弾力に、意識の
どこかが少し呆けた。
暖かく乾いて滑らかな肌には鳥肌が立っている。大地の手が、冷たいからか。
掴み上げるように揉み、力を弱め、また掬い上げる。花が短い息を吐いた。
下着の頂点をグリグリと指で押して窪ませ、すぐに盛り返す其処を抓むように
刺激すれば、花は大地の腕の中で小さく声を漏らし身を捩った。
心なしか、触れている肌の奥の熱が増した気がする。甘いシャンプーの香りが
鼻孔を擽る。制服を乱され身を捩る姿を正面から想像して、それが誰かという
ことも構わず、赤い布を振られたようにただ視野が狭まり、目の前が灼熱した。
41保守ですよ。の続き(5)/6:2007/03/06(火) 22:06:20 ID:8imHHuUZ
何も考えられず、太腿からスカートの中に手を這わす。性急な手の動きに花の
腰がビクリと震えた。
「や……」
「言う気になったかよ、足――」
「やめてください! ――品川君なんか……」

キライです、と続いた筈の、その言葉は聞こえなかった。

「あ……」
頭の中が酸欠状態のようにぼうっとしている。自分の脈の音が煩い。
力の抜けた腕から花はするりと逃れ、大地と向き合った。
ネクタイは大きく緩み、はだけられたシャツの隙間から白いレースが覗いている。
前髪が深く目元を覆い隠していた。唇を固く引き結んでいる。
泣いているのかどうかは判らなかった。
「……足立」
押し出した声は喉の奥に絡まり、自分の耳にも奇妙に掠れて響いた。
「悪かった」
白い膝頭が薄暗がりにぼんやりと浮かんでいる。
「俺がやりすぎた、……悪い」
「……本当に、そう思ってますか?」
花がようやく口を開いた。
「思ってる。……謝って済む事じゃねえけど、反省してる」
「本気で反省してるんだったら、私の言うこと聞いてくれますか」
「ああ、何でも聞いてやる。だからよ、その――」
42保守ですよ。の続き(6)/6:2007/03/06(火) 22:08:22 ID:8imHHuUZ
「ほら、言ったじゃないですか。最後に謝るのは品川君ですよって」
ヤンキーとしての見栄も意地も捨てて口から出かけた懇願は形にならないまま
喉の奥に消え、大地はポカンと口を開けたまま、……花の笑顔を見てもう何も
言えなくなった。

やられた。完敗だ。もういい、どうでも好きにしやがれ。『途中で嫌だっつっても
聞かねぇぞ』だと? 何そのダッセー科白。今時流行んねえよクソが!

あれ以上やらなくて善かったという安堵と、ああやッぱりもっと触っときゃ良かったと
今更の後悔が同時に吹き出して、ふわりと熱を帯びた胸郭で渦巻き、どうしようもない。
ちょっと後ろ向いてて下さい、服を直しますから、と言われ、背中でゴソゴソと
衣擦れの音を聞きながら、耳朶の熱さを自覚する。きっと空気が冷たい所為で、
そう感じるだけなのだろう。
「品川君」
振り返れば、コートとマフラーできっちり着膨れた、いつもの足立花がいた。
「言うこと聞いてくれるって言いましたよね」
「……ああ、言ったな」
肩を並べて歩きながら、さっきの不本意な出来事を思い返す。思い出すのも癪では
あったが、シャンプーの香りとあの柔らかさは夢に出そうな気がした。
「じゃあ、明日から一週間、毎朝三十分早く登校して下さい」
どんな無理難題が降ってくるのかと思えば、一週間の早起きときた。普段なら
即刻突っぱねるところだが、ノーと言えない弱みが辛い。
「……で? 早く登校して何すんだよ」
どうせろくでもないことだと思いつつ聞けば、花はニコリと笑ってメガネを押し上げた。
「校内の美化運動です。全校一斉の『一日一善週間』の一環でですね、品川君は
校門前の清掃の担当を――」
「おい、メガネ」
「はい?」
「一日一善は止めろこの無神経!」
濃紺の空から、乾いて冷え切った空気が降りてくる。明日は絶好の清掃日和に
なるかもしれなかった。
<了>
43名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 22:11:23 ID:8imHHuUZ
読んでくれた皆様、有難うございました。

保守とはいえ中途半端な続け方をしてスマンかったです、色気もナイし
出直してくるお
44名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 22:33:13 ID:NURGVP1y
やっぱ足立最強w
GJ!
45名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 00:02:52 ID:MhE16lmF
>>43
花ちゃん凄い! GJです!
46名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 08:08:17 ID:pa5WBDf/
  ,j;;;;;j,. ---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;;
 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;;   足立は萌えない……
  ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゙
   `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;>   そんな風に考えていた時期が
   ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゙: Y;;f     俺にもありました
   ~''戈ヽ   `二´    r'´:::. `!
47名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 19:30:43 ID:dS2YwoIX
花は「学級委員として、不純異性交遊など認めません!」
くらいは言うかと当初は思ってたんだけど、AVのパケ見ても中身が連想出来んって事は
むしろ「不純異性交遊って何ですか?それって楽しい事ですか?」
ぐらいに言ってくれたりするんだろうか
48名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 20:55:43 ID:1E+L/OaK
足立を取り合う男二人
49名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 10:30:38 ID:n2jdyIiA
千葉age
50名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 21:35:00 ID:uTbliI9J
ほしゅあべし
51名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 22:26:32 ID:OrNOw2tq
今週みた?
神がかってた
52名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 04:01:57 ID:CcOldgPi
見た見た
顔を赤らめる花ちんは初めて見たよ
あーゆーシチュエーションはいろいろ妄想できて萌える
最後の頁のお尻・パンツ丸出しも……
あのコマ、千葉はベルトが緩んでるんだよな
花ちんの白い尻とパンチラを目の前にして何をしでかそうとしたのか、激しく気になる
53名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 11:17:13 ID:PpvGkTvH
ちげーだろ、既にしでかしたんだろw
夜中三人で激しく交わってたんだよ、で、翌朝起きたのが千葉だけだったんだ!
よし、誰か書け
54名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 01:35:39 ID:HhRPEx77
地力の差が出たようだな  ってセリフは、

おらァ、しゃぶれよ

って変えても通用する気がした。

同様に

何点だったんですか!?→私にはシてくれないんですか!?

55名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 22:02:01 ID:PDyRYXrN
保守
56名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 14:07:14 ID:sxVD05bv
千葉は新キャラとくっつきそう。
主人公二人は最後までつかず離れず
57名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 22:37:41 ID:Zknd7Cqp
大宮アリサは単発キャラなんだろうか?
品川と家が近いみたいだから、また絡んでほしいなぁ
58名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 07:57:26 ID:eB/tgBXL
品川の家に泊まった姫路。初めてを奪われる。
59名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 10:38:02 ID:Q0xP5cWi
姫路ナンバーの車って、運転荒いのが多いよな(神戸ナンバーの意見)
606 ◆n6w50rPfKw :2007/05/01(火) 08:26:17 ID:SXipH2uo BE:852791677-2BP(333)
お久しぶりです。以下6レスほど投下します。
元ネタは、コミックス第2巻の巻末おまけマンガです。
61今宵 桃色巨乳が悪を狩る!! 1:2007/05/01(火) 08:31:00 ID:SXipH2uo BE:243655627-2BP(333)
 隣町の変態をハントする途中、巨乳ハンターもも子は弟子のあんずとはぐれてしまった。

「おーい、あんず? どこだァ!?」

 万が一、まだ未熟なあんずが変態の手に掛かりでもしたら……
弟子思いでもあるもも子は、焦って細い路地から路地へ、あんずのスリムな姿を探し回った。
そのせいで、自分の後に潜む気配に気付くのが遅れてしまった。

――!!

 飛び退くより一瞬早く、不気味な白い手が、もも子の豊満なバストをブラの上から鷲掴みにしてきた。

「くっ!」

 振り向きざまムチをお見舞いしてやろうとしたその刹那――

──ビビビィッ!
「はうっ!」

 電撃がもも子の胸を直撃した。
鋭い刺激が白熱した濁流となって脳髄へ流れ込んだ後、まだ乳房全体がジンジンと甘く痺れている。

――な、何だ、今のは……

 突然のショックで思わず反撃の手が止まった。
すかさず、闇の手がもも子の豊かな乳を揉み始めた。

──むにゅ、もにゅっ…もにっ、むにっ……
「や、止めろッ! う…うぅんッ…」

 予想外に巧みなテクニックだった。
リズミカルでテンポ良く、強すぎず弱すぎない。
女体の扱い方を心得た、手馴れた揉み加減である。
張りのあるもも子の巨乳を芯から揉み解していく。
やがて、先の電撃で揺り起こされたもも子の身体の奥の性感がざわめき始めた。

「このォ…いい加減にし、あうッ!」

 肘鉄を喰らわせるつもりが、空振りに終わってしまった。
指がいきなり両乳首をきゅっと摘んできたのだ。
そのまま乳首に貼り付いていた指は、さらにくりくりっと摘んで何度もひねり、ねじる。
その度にもも子の下半身に甘い電流がぴりりと伝わった。

――くっ……こ、こんなことがッ!

 ブラの上から乳首を摘まれているだけなのに、なぜか下半身が動かず抵抗できなかった。
もも子自身の奥から何かがじゅんっと湧き出てくるのを自覚した。

――ま、まさか…そんな筈がないッ!

62今宵 桃色巨乳が悪を狩る!! 2:2007/05/01(火) 08:32:32 ID:SXipH2uo BE:243654672-2BP(333)
 もも子は、自分が性的に敏感な質であることを幾多の過酷なトレーニングで克服してきた、と信じていた。
それがたったこれだけの攻撃でいとも容易に崩されるとは認めたくなかった。
とそこへ、今度は乳首に集中して先の電撃が叩き込まれた。

──ズビビビィッ!
「きゃうッ!」

 今回ははっきり快感と分かる激流が、美乳で増幅されたあげく、脳髄に加えて下半身にもどどっと流れ込んだ。

──じゅん……じわぁぁ……
――! い、いけない、このままではッ…!

 身体の奥が潤い始めていることをはっきりと自覚した。
もも子は自分を叱咤した。

――しっかりしろもも子! お前は巨乳ハンターなのよ!
「……はぅん、くぅッ…!」

 再び乳が揉まれ始めた。
無論、胸は痺れるほど気持ちよい。
女の感じるツボを完璧に押さえた的確な揉み方である。
しかも今度は揉まれる度に快感がダイレクトに下半身に伝わってくる。
甘い刺激が魔の手から次々と送り込まれ、もも子の腰を少しずつ砕いていく。
反撃など思いもつかない。

「っくぅ……んうぅ……あぅッ……」

 いつの間にか、もも子の顔は上気し、息が荒くなっている。
抵抗するどころか、もう立っているだけで精一杯の状態だ。
この指先が生み出す快感の波紋が、乳房から身体いっぱいに次々に広がっていく。
今やもも子は変態に甘んじて胸を揉まれ、快感を享受しているだけの、普通の女と成り下がっていた。

      ☆

 不意に、変態の手がもも子の胸から離れた。
たまらずもも子はその場にくずおれた。

「はあッ、はあッ、はぁ……」

 肩で息をするもも子。
 と、隣町の変態はもも子の両足首を掴み上げると左右に大きく開いた。
そして両脚を抱え込んできた。

「ううッ、な、何をするッ!」
「クックックッ……」

 くぐもった笑い声を立てると、変態が左足をゆっくりもも子の秘所にあてがってきた。
わざとズリッズリッと位置を微調整し、土踏まずの所が一番微妙な箇所に当たるようにした。
そして妖しい刺激を加え始めた。
63今宵 桃色巨乳が悪を狩る!! 3:2007/05/01(火) 08:34:03 ID:SXipH2uo BE:730964467-2BP(333)
「う、うああぁ……」

 もも子はたまらず呻いた。
先ほど胸への屈辱的な愛撫で点けられた身体の芯の火が、どんどん燃え盛っていく。
女にしか分からない痺れが下半身から背を伝って脳に送り込まれてくる。
人に言えないトコロがどうしようもなく疼いてたまらない。
このままでは獲物をハントすることなど思いも寄らない。

 だが、股間に加えられるリズミカルなバイブレーションは、確実にもも子の腰の奥を溶かしていく。

恥ずかしい蜜が後から後から湧き出てくるのが自分でも分かる。

――し、しっかりしろ、もも子! 私はハンターなのよ! こ、こんな変態に負けては……

      ☆

 ここで振動が急に強く速くなった。

「はうんッ! や、止めろぉッ!」

 だが、変態の足の動きはますます加速していく。
時に不意に一切の動きを止めたかと思うと、突然再開して電撃を叩き込み、嬌声をあげさせたりする。
足さばきは悪魔のように完璧で、もも子が責めに慣れる隙をまるで与えなかった。

「うぁ、あ、あ、あ、……やぁんッ! あう、う、ぅ……」

 いけないとは分かっていても、どうしても振動に合わせて喘ぎ声が漏れてしまう。
悔しいが泣きたくなるほど気持ちいい。
快感を堪えようとして爪先をきゅうっと丸めたりする。
だが、ズンズンと律動が続けて送り込まれるうちに、自然と抵抗が緩んでしまう。
もも子は今自分の中がどんなことになっているのか、想像するのも恐ろしかった。

      ☆

 ここで変態の足の動きが止まった。
だが、辱めはこれからが本番であった。
親指がもも子の股間をまさぐっていたかと思うと、布地の裾をかい潜り、もも子の秘所に直接触れてきたのだ。
じらすように、また羞恥心を煽るように、草むらをじわじわとかき分け、潤んだ秘裂にゆっくりめり込ませていく。

「うぁッ!」
「クックックッ……まるで洪水だな」
「う、うるさいッ!……はうン!」

 隣町の変態が、もも子に埋めた親指をむにむにっと動かしてきた。
指が動く度にぴちょ、ぴちゃっという水音がする。
布越しとは違い、直接敏感な箇所を刺激されるのだからたまらない。
しかも、よりによって足の親指によって感じさせられる屈辱感も、かえってもも子の性感を嵩ぶらせていく。

――ああ、お、親指なんかで感じてしまうなんて……く、口惜しいッ……あぅうン!

 もも子の愛液で親指の動きはますますスムーズなものとなった。
おそらくは真っ赤に膨れ上がっているはずのそれを憎い指が掠める度に、ぴくんと腰が跳ねてしまう。

「んぅ…イヤだ、止めろぉ……くぅぅ…あぁん!」

 淫靡な水音がはっきりと二人の耳に届く。
だが、それを恥ずかしいと思う余裕はもも子にはない。
変態の親指に翻弄されながら、もも子の奥に絶頂の予兆が芽生えていた。

64今宵 桃色巨乳が悪を狩る!! 4:2007/05/01(火) 08:35:34 ID:SXipH2uo BE:487309474-2BP(333)
 今、もも子は顔を真っ赤にし、髪を振り乱しているばかりである。
喘ぎ声を抑えることが全く出来ない。
手には愛用のムチが握られているのに、まったく振るえないままだ。
下腹部に送り込まれる刺激が全身に熱い快感の奔流を送り出し、抵抗しようとする力を削ぎ落としていく。

「いやぁ……止め…やぁ……止めろォ…!」

 先に生じた絶頂の芽生えがどんどん体の中で大きくなっていく。
下腹部の疼きが濃く強くなる。
荒々しい波が指から生じ、全身を駆け巡る。
脳髄が痺れ、目の前が真っ白になっていく。

「うあぁ……ダメ、止め…はうう…ッ……!?」

      ☆

 突然親指が引き抜かれた。
高みに達する寸前で放り出されたもも子は、一瞬呆然とした。

 と、ここで変態が踵をもも子の恥部に無造作に押し当て、激烈な振動を叩き込んできた。

「きゃああああああぁぁぁぁッ!」

 達しかけたところにきつい刺激を与えられのでは、ひとたまりもなかった。
獲物であるはずの隣町の変態の技に屈し、もも子は獲物の目の前で惨めにイってしまった。

      ☆

 不気味な姿をした隣町の変態が、もも子の前に立ちはだかっている。
もも子は変態の技によって屈辱の絶頂を極めさせられ、獲物の前で立てないまま無惨な姿を晒している。
もも子は敗北の一歩手前まで追い詰められているのだった。

「くそ……変態め!!」
「クックックッ……その程度か、もも子よ」

 マントに身を包んだ変態は、マスクの奥でもも子を嘲笑した。

――くそッ……このままでは…このままではいけないッ!

 このままこの獲物を無傷で逃がしたのでは、新たな被害者が出るばかりだ。
それに自分には巨乳ハンターとしての意地がある。
もも子は、激烈な絶頂の余韻でまだふらつく全身をやっとの思いで立て直し、なんとか武器のムチを手に立ち上がった。

「しかし…獲物を前に諦めるワケにはいかない…私はッ ハンターなんだから!!!」

 もも子は最後の力を振り絞り、憎むべき獲物に跳びかかっていった。

「今宵 桃色巨乳が悪を狩る!!」

 巨乳ハンターもも子は、決め台詞とともに華麗に宙を舞った。
ムチが音を立ててしなった。
彼女が果敢に悪に立ち向かう美しい姿を、夜空に輝く月が煌々と照らし出していた。

 だが、まさに必殺の一撃が獲物にヒットするかと思われたその瞬間――――

65今宵 桃色巨乳が悪を狩る!! 5:2007/05/01(火) 08:36:54 ID:SXipH2uo BE:348078645-2BP(333)
──バチーンッ 
「きゃああああッ」

 またも変態の手による電撃が炸裂し、もも子を弾き飛ばした。
もも子はたまらず地面に這い蹲った。

――なぜ……!? なぜハントできないの?

 ようやく痺れる手で体を起こしかけ、四つん這いになったもも子の前に、隣町の変態が立ち塞がった。

「かかったな 巨乳ハンターもも子! いや……」
──バッ

 これまで誰も素顔を見たことのなかった獲物がいきなりサングラスを取り、もも子に銃口を向けてきた。
その正体は意外な人物だった。

      ☆

「もも子師匠!」 
「あんず…!」

 有り得ないはずの人物の顔を目のあたりにして、もも子は衝撃を受けた。
まさか自分が手塩にかけて育ててきた弟子のあんずが、若い女性ばかりを手込めにしてきた変態だったとは――!

――でも、女の身でどうやって!?

 だが、考えが纏まる前に、あんずがもも子の口に銃口を突っ込んできた。
そして無造作に引き金を引いた。

──ドピュウウウッ!
「!!」

 もも子は思わず目をつぶった。
だが、発射されたのは銃弾ではなく、液体だった。
勢いよく喉の奥に当たったそれは、もも子の胃へ流れ落ちていった。

「心配しないで、師匠。これ、水鉄砲だから。――もっとも」

 あんずが、にたりと微笑んだ。
もも子の弟子だったときには決して見せなかった邪悪な笑みだ。

「もっとも、中身は強力な媚薬だけど」
「び、媚薬!?」
「そう。心配しないで。これまで試したコには効き目があったから。みーんな喜んでヒイヒイ言ってたわよ」
「黙れ! あんず、お前という奴は……くぁッ!」

 突然、もも子の身体の奥で何かが弾けた。
全身がかあぁっと熱く火照ってきた。
同時に乳や秘所が強烈に疼いてきた。

「ふふッ……効いてきたみたいね」
「う、うああぁぁ……」

 もうまともに口を利くことすらできなかった。
目の前にあんずがいなければ、今すぐ自分の胸を揉みしだき、アソコを指でぐちゃぐちゃにかき混ぜたかった。
66今宵 桃色巨乳が悪を狩る!! 6:2007/05/01(火) 08:40:44 ID:SXipH2uo BE:939810896-2BP(333)
 四つん這いになったまま煩悶しているもも子の腰を、あんずは軽く蹴った。

「あぅン!」

 もも子は無様に転がり、だらしなく横たわった。
もはやハンターの威厳などどこにもない。
ただ全身を火照らせ、快感を求めて悶え狂うメスがいるだけであった。

「うふふッ…」

 あんずはもも子の痴態を目にし、満足した笑みを浮かべた。
その下腹部には、いつの間にか黒光りするディルドゥが生えていた。
これこそが多くの若い女性の貞操を奪い、絶望のどん底に叩き込んできた代物だった。
そして先の媚薬と共に使うことで、犠牲者を変態的な快楽の餌食にしてきたのだった。

      ☆

「もも子師匠……いや、もも子! ずっと…ずっとそのハレンチな巨乳が疎ましかった」

 あんずがもも子の脚の間に入り込んだ。
そして桜色に染まっている充実した太腿に手を掛けると、がばっと押し開き、
ディルドゥの先をもも子の秘部へ布越しにぐいぐいと押しつけた。
もも子はたまらず喘いだ。

「あうぅん……あぁ……」
「でも、それも今日でおしまい。さ、覚悟はいいかい?」

 あんずの目が爛々と光った。
疑似男根の頭が布をかき分け、直接もも子の入り口に当てられた。
もも子は全く抵抗できず、時折弱々しく首を左右に振って喘ぐばかりである。

 巨乳ハンターもも子の運命は、まさに風前の灯火である。
ああ、これまで幾多の獲物をハントし、その名声を欲しいままにしてきた巨乳ハンターもも子も、
ついにこのまま変態の餌食にされてしまうのであろうか。

「今宵 桃色巨乳を悪が狩る!! もも子、覚悟ォ!!」
「う……うあああぁぁ……や、止め……て…」

 ディルドゥが徐々にぬかるんだもも子自身へ埋められていく。
もも子の巨乳にあんずの魔手が伸びた――――

676 ◆n6w50rPfKw :2007/05/01(火) 08:46:13 ID:SXipH2uo BE:609137257-2BP(333)



  _|_ \  _|
   _|_     |/⌒ヽ  | |
 / |  ヽ   ノ|  丿  し |
 \ノ   ノ           J



――おわり――

以上です。

68名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 14:14:37 ID:ssms3LfI
これは意外なSSだ
GJ
69名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 22:33:17 ID:IIduLZAU
ちょっと離れてる間に神がw
70名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 11:04:10 ID:Pm3AStVK
今週姫路品川フラグが深まったな
71名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 17:33:27 ID:pi0pvGLU
hosyu
72名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 01:46:13 ID:A3fnL6ER
一応ageとく
73名無しさん@ピンキー
hosyu