1 :
名無しさん@ピンキー:
>>1氏 乙ですわー
んでは短いネタ(の途中)ですがお付き合いを・・・
カスメ子のおまじない
必要な物は全て集まった。後は適当な場所選びと、時を待つだけ…
樹海第1層1階。巨木の枝葉の隙間から茜色の空が見え隠れしている。
少女は一人、樹海の中を歩いている。少女の纏う黒衣は、これから訪れる夕闇に紛れる為か、これから行われる儀式の為か…
音も立てず進んでいく
…いや、時折小さな鈴の音が彼女の通った後に残されている。
夕日は完全に落ちたのか、わずかな月明かりだけが頼りの夜の森。
目星を付けていた場所に辿り着いた。そこは夜だけ癒しの清水が湧きいずる泉の前。
少女は黒衣と衣服を脱ぎ捨てて、白い素肌を外気に晒す。泉の水を浴び、身を清め、素肌の上に黒衣だけを羽織る。
そして印の打たれた小さな紙を広げ、その上に一本の髪の毛を置いた。
(あ、あとは… 私の…)
躊躇い。頬がほんのり朱に染まる。
少女は立ち膝で、紙の上に跨るように立つ。おずおずと、細い指先が黒衣の中へ入っていく。
「んっ…」
小さな声。小さな吐息。まだ茂みもない幼い秘所に指先が触れる。
「はぅっ はぁ…」
一番敏感なところに指が触れて体が跳ねる。少女の脳裏には、少女をこの行為に駆り立てた人物の姿が浮かんで… 胸が張り裂けそう
に痛み、体は熱く火照り…
「わたしっ をっ んぅっ 見て… 見て欲しい… のっ もっと… もっと…」
いつしか敏感な肉芽を撫で、閉じられたままの秘唇を開いていく。小さな吐息は次第に熱く、途切れ途切れの声の合間に零れる。
「んっ ふぅっ はぁ… はぁ… あっ! あぁっ!!」
ぽたっ ぽたっ… 紙の上に蜜が滴り落ち、印を滲ませ、髪の毛も一緒に濡らしていく。
「わっ わたしだけっ あんっ! わたしだけ… 見てっ 見てなのっ!!」
夜の森に少女の切ない声が響く。紙は蜜で濡れ、印は滲んで形を失い。
「あっ! なっ んぅっ くるのっ くるっ! あぅぅぅぅんっ!!」
がっくりと体を倒し、快感の余韻に浸る。森林に阻まれたか細い月光は、そんな彼女を優しく包んでいた。
「これで… 仕上げ… なの」
パチパチと小枝の爆ぜる焚き火の中に、少女は印の… 読めなくなった紙を放り込んだ。少女は湿ってなかなか燃えない紙をじっと見つめ、
愛用の鈴を3度鳴らす。紙が灰になり、その煙が意思を持っているように彼女の体にまとわり付き、そして消えた。
「…これで わたしだけを見てもらえる… の」
施術が終わり焚き火を消すと、少女はゆっくりと歩き出す。
『人の心を動かすおまじない』と言った師の言葉が思い出される。おまじない、恋する少女ならば一度は行うであろうその行為。しかし、
彼女が行ったのはカースメイカーとしての施術…
再び暗闇となった森の中を進む。心に後ろめたさと期待感を同居させた少女は、想い人が待つ場所へ、自分の街へと闇の中を進む。
少女は、まだ気付いていない。おまじないとは『お呪い』と書くことを…
(つづく)
そのうち続き書きますので、今回はこの辺で
(展開がバレバレだよなぁ)
俺はロリじゃなくばいーんが好みなんでなんというか不覚にも前かがみでGJ
ところで誰かそろそろ禍乱の姫君系FOEがダク子とカメ子にボンテージで呪言でエクスタシーで濡れ糸ドロップなSSを
まだコロちゃんも倒してない俺には
カランだか蛇口だかってのは未知の領域ですよ
二軍の育成ストップしてしばらく探索に専念しよう…
「ったく、ウチのリーダーさんにも困ったもんだ…」
エトリアの街を、人知れず愚痴を呟きながら歩くダークハンターがいた。
「新しく迷宮でスカウトするのは良いんだが…そのせいで
ダークハンターが被って、俺の出番が無くなっちまうよ…」
先日、ギルドのリーダーであるソードマンが、単身戻ってきた。
その際に、迷宮で一人の女性のダークハンターをスカウトしてきた。
そして、最近どうもそのダークハンターとデキたらしく(もちろん性的な意味で)
同じくダークハンターな彼は下層チャレンジから外されているのだ。
そして……クエストをこなしていくがかりとして奮っているのだが…
「所詮クエストをいくらこなしても、名前が残る訳でもないしなぁ…」
所謂、有名になるのは深い下層にたどり着いたモノのみ。
彼がいくらクエストをこなしても、ギルドの名前が挙がるだけで個人の名前が上がる訳でもない。
「とはいっても…」
自分のスキルを見直してみる。
鞭マスタリ 10
エクスタシー 10
「こりゃ、さすがにやっちまったよな…」
縛りは…ダクハンの癖にカスメとパラ子とソードマンに任せてた。
で、最近其の三人は自分と離れて下層チャレンジ…
「出番減るのも仕方ねぇってか…」
カランカラン
愚痴りつつ、今日も金鹿亭のドアを開ける。
「ちぃ〜っす、何かいい依頼有りますかぁ?」
「あら、こんにちわ」
優しい笑みを浮かべ、ダクハンを迎える女将。 名前はまだ無い。
一週間経ったが、まだ無い。
「そうねぇ…今ある依頼は…」
ごそごそと屈みだして、調べモノをする。 お尻がセクシーだ。
「こんなのはどう?」
そう言って、一枚の依頼書を出した。
( ゚Д゚)シリカ商店からの依頼・たくさん(゚Д゚)
「へぇ…また何か新しい武器でも作るのかなぁ?」
ペラっとその依頼書を見てそれとなく呟く。
今まで彼女から、何個の武器作成の依頼を受けた、多分今回もその延長なのだろう。
「そうでもないみたいよ?」
その呟きに返す女将。 いい加減名前が欲しい。 女将を呼べ。
「でもないって?」
不思議がり、内容をよく見た。
OTL 詳細 _|TO
いつも迷宮から資材を持ってきてくれてありがとう。
でもね、最近冒険をしたくなってきたんだ。
よかったら今度、悪名高い『5日イベ』ってのを体感させてくれないかな?
ボクも冒険してみたい!
「これって依頼なのか?」
「本気みたいよ?」
内容を見てたダクハンから依頼書を取り上げ、ニンマリする女将。
「ま、受ける受けないもあなたの自由だけどね。
ただ、あのシリカちゃんだからねぇ、冒険もまったくしたこともないみたいだし
腕の立つ人だと安心出来るわ」
ダクハンの目を見据え言う。
―――どうせ俺も暇だしなぁ。
ダクハンは依頼を受けることにした。
「わぁ〜すっごい大自然!」
シリカは森のなかで感慨深く叫ぶ。
「そんな良いモノでもないのだ」
目の前の危険な花を駆逐し、さらに踏みつぶしながらメディ子が言う。
ちなみにこの花びらは、モンスターカードをよく引くことで有名になり、多くの冒険者の目の敵にされている。
が、その引きの良さで目の敵にされつつも、そいつらを主食にする文字通り危険な花だ。
ええ、蜘蛛と組んで来た時ほど泣いたモノはありません。
まして、ワイバーンの目の前で出てきた時と言ったら……
「うう〜ん、でも、こう、わくわくしないかな?」
目を輝かせながらシリカが言う。
ちなみに彼女は今、名前をばらせば多分ネタバレになるであろう大きな高い斧を持っている。
完全武装だそうだ。
「ワクワクって言われてもなぁ」
先程まで戦いに使っていた鞭を巻き上げ、溜息混じりで言う。
「ところでさ…」
そんなダクハンを見てシリカは一つ訪ねたくなってきた。
「なんで、普通に鞭使ってるの? 技とか使わないのカナ?」
―――ビキッ
一瞬空気が凍り付いた。
「………あんなザコに俺の技見せてもしかたないだろ?」
言葉を考え、ダクハンは答える。
確かにエクスタシーは強い。 威力はある種、一番なのかも知れない。
が、それにいたる道筋は遠いのだ。
そして、ダクハンは個人ではその道を辿ることは出来ない。 少なくとも現状では。
「今日はここまでにするのだ」
夕方になりかけるコロ、メディコが提案をした。
パーティメンバーでは歳は若いが、そこは腐っても鯛、ロリでもメディック。
医術の面から見ても、彼女の知識に勝てる者はいない。
心身、精神、その他各種に関しては、彼女の意見が一番参考になる、
「OK、じゃ、泉に行こうか」
「泉?」
メディ子とダクハンの意見に?マークを浮かべるシリカ。
「ああ、泉ってのは、聖なる力か何か知らないけど、怪物どもが一切来ない区画があるんだ」
泉に向けて歩みを入れつつ、ダクハンが答える。
「へぇ…そんなのもあるんだ。 ……でもさ」
納得しつつ、疑問がわき上がる。
「そこで5日間寝てたら、魔の5日クエってののクリアになっちゃうの?」
「それは言わないお約束なのだ!」
慌ててシリカの口を封じるメディ子。
お嬢さん、声に出しちゃいけないこともあるんでっせ?
さて、そんなこんなでやってきました泉。
ひとしきり、食事をした後、各々仮眠を取ります。
外で寝ることすらも初めてのシリカ嬢は興味津々です。
「なんで寝る時そのままで寝るの?」
「マントを地面に引いて上に寝るのは意味があるの?」
「レンジャーさんが木の上で寝てるんだけど…大丈夫?」
「鎧を着たまま、よく寝れるね」
「う〜ん、この花……睡眠薬作れそう…」
「おトイレどこ?」
数えれば疲れるほどの質問をしてきます、そしてその1つ一つに答える冒険者達。
いままでお世話になっている分、あまり邪険にする訳にもいけませんしね。
「あれ………?」
浮かれるなか、シリカは気付いた。
ダクハンが一人離れて、地面に座りだしていることに。
思わず、そのダクハンに近づいてみる。
「キミは何で一人なの?」
「………」
うっとおしそうにシリカを見上げる
「別に……」
そっぽを向けて答えるダクハン。
―――興味本位でこの依頼を受けたモノの、やっぱり疲れる。 経験値少ない
しかもあの5日クエストと内容はまったく同じだ。
精神力も付かれるし、電池の心配もしなければならない。
そんなダクハンに更に興味がわいてくる
「さっきもさ、疑問に思ったけどなんで、鞭の技使わないのかな? 見せて欲しいけど…」
胸の先で人差し指を合わせ、おねだりをするシリカ。
それに対して、ダクハンは一言、
「早く寝ろ、明日も早いんだ」
と、そっぽをムク。
が、しかしそれは逆にシリカの興味を引き寄せることになる。
「ねぇったら、ねえ」
そっぽを向けた先に移動するシリカ。
こうなってしまっては、ダクハンも逃げることが出来ない。
「……できねぇんだよ」
ついに答える。
「できないって?」
「まだ細かくやり方を知らないんだよ…」
手元にあった鞭を拾い上げ、ポツリと言った。
「頭、足、腕縛り……出来ねぇんだよ」
告白。 独白。
普通のダクハンで有れば、おそらく真っ先に出来ること。
自分がソードマンからハブられてるのも、この基本が出来ないからだと思う。
「そ……なんだ」
残念がるシリカ。
「失望したか?」
普段、にやけている表情をいつになく真剣にして話すダクハン。
恥をバラしているようなモノなのだ。
「………じゃさ」
意を決したようにシリカが言う。
「ボク…で、練習してみる?」
「はぁ?」
そりゃ、素っ頓狂な言葉も出よう。
シリカ嬢が、街の大人気者のシリカ嬢がこんな事を言い出すんだ。
「……ボク、魅力無い?」
「いやいやいやいやそうじゃなくて!」
あわてて、立ち上がりつつ否定するダクハン。 冷静で売ってるのに。
「だってさ、いつもお世話になってるんだもん。 これぐらいね」
顔の前で人差し指を合わせるシリカ。
「それにね、キミが強くなるとウチの店も安泰だし…ね?」
気付いたらシリカ嬢を前に鞭を持っていました、
「とはいえ……」
シリカを目の前にして考え込んだ。
「縛りってどうすれば良いんだ?」
「さぁ…?」
なんとも初心者な二人。 縛ることですら容易ではありません。
「まず、こっからかな?」
シリカは自分のおっぱいを指した!
ダクハンは鼻血を出しておっきした!
「ちょ、大丈夫!?」
鼻を押さえてよろめくダクハン
「……大丈夫だ…ちょっと刺激が強くて」
この程度でか。
よろめきつつ、まずはシリカの背面でシリカの腕を縛り…
「………腕縛りってこうでいいのか?」
その結んだ鞭を首に回して…
「頭縛り…ってこんな感じかな」
そのまま胸を通し、先程背中で両腕を拘束した鞭のあまりを使用し、お腹の辺りで菱形に開かせ、両足首を縛った
「これでいいのかな…つっても、こんなのモンスターとの戦闘中にできねぇよ」
「でも、出来ればほら……こんなに苦しいし、使えるんじゃないカナ?」
立派な亀甲縛りが出来ました。
「縛りマスターおめでとう!」
そんな事を言うシリカ嬢。 だが、シリカは亀甲縛りだ。
「腑におちねぇ…」
服を着たまま亀甲縛りで、なぜか木にぶら下げられているシリカの姿に頭を抱えるダクハン。
―――いいのか、これは?
自分の技術に疑問を持つ。 いや、持って良いんだ。 これは『縛り』じゃない!
「でもさ、そろそろ解いて欲しいかなって?」
ちょっと縄の新感覚の痛みが痛くなってきたシリカ。
「ちょっと待ってくれ……」
何かを思い出そうとするダクハン。
縛った後、そう、なにかをやらなくてはいけない。
ポクポクポク……チーン!
そ う だ 、 エ ク ス タ シ ー だ !
「んじゃ、第二段階始めようか?」
わきわき指を鳴らすダクハン、それに逆に興味を持つシリカ。
「今度は何? ダクハンさんの新技披露? でもさ、これ解いて欲しいな」
「ん〜、残念、この技は縛られてないと効果が発揮出来ないんだ」
俺のエクスタシーが火を噴くぜ!
上半身は鎧で守られているシリカだが、なぜか、下半身はいつもの服装だ。
彼女曰く、動きにくいのは苦手とか……
さて、そんな彼女のピローンとしたぱんつに、ダクハンの指が掛かった。
「な、何するのかな?」
「エクスタシー」
引っ掻き指がパンツを脱がし、シリカの大事な部分をあらわにした。
「ひゃ! な、何するの!」
思わず抗議の声を挙げるシリカだが……
「技を見たいって言ったのはシリカさんだろ?
それに、これからさき起きることは冒険者ではよくあることだぜ?」
「よくあること……なのっ?」
『の』の部分で、ダクハンの指が彼女の大事な部分をかき乱してた。
「俺のエクスタシーは108式まであるぜ?」
「ひゃぅ!」
かき乱し、まだあらわになっていない彼女のお豆を探しだし、ちょっと摘んでみただけだった。
その一撃だけで―――
「はぁ……ひぅぅ……なんだか、体が溶けちゃう」
「俺のエクスタシーは特別だからな」
少しづつ、キラリと光るシリカの股間に息を吹きかけつつ答えるダクハン。
「そんなマジマジみないでよぉ……」
真っ赤な顔で言うシリカ。
「受け入れは充分みたいだな」
既に大きくなった自分のペニスをシリカの前に付きだして言うダクハン。
「へ…あのぉ。ちょっと?」
流石に引くシリカ。
「ナ、ナニをするのカナ? せっくすってやつ…?」
「そ」
素っ気なく答えるダクハン、そのペニスは既にシリカの股間目掛けていた。
「ちょ、ちょっとまって。 そ、そこまでしちゃうの!?」
逃げようとするものの、全てが縛られて手逃げることも出来ない。
そうか、だからエクスタシーって全部を縛る必要があるのか!
「大丈夫大丈夫、こんなの樹海ではよくあること。
それに、冒険者ってよくやることなんだぜ?
今頃、ウチのリーダーさんも三人相手に奮闘してるって」
――カスメ、あと、あのカランとか言う女とな。
言葉尻に付け加えた。
「へ、へぇ……んじゃあ、冒険者なボクも…」
「一回経験して置いても良いんじゃない? モンスターにヤられる前にさ」
自分の亀頭の先を、まだ男性を受け入れたことのないシリカの割れ目に押しつける。
「で、でもさ……その 優しくしてくれると嬉しいな。 怖いし」
既に優しくない。
むしろ縛ってる。
むしろ、痛い。 愛って痛い。
「ああ、了解」
そのまま一気に貫いた。
「ひぅぅぅ! 痛い、痛いよダクハンさん!」
「気にするな、直に快感に変わる」
痛いのは破瓜だけではなく、多分縛りもあるのだろう。
そのままなんどか、したたかにシリカの尻に打ち付ける。
「はぁ…ふぅ……これ、ホントに……冒険者さんがよくやるの…?」
「ああ、もちろんだ」
気持ちのいい嘘をついてくれる。
これが本当なら、俺は今からエトリアの街へ行ってダクハンになる。
くっ、お前だけにはいいカッコさせないぜ、ダクハン!
「で、でもさ、いたい…ッ!?」
苦痛の声を上げようとするが、その唇はダクハンの唇によって封じられた。
そして、ダクハンの舌がシリカの舌をかすめ取る。
「ん…ふぅ……はぁ……なに、気持ちいい…」
とろんとした表情になってきている。
目がうつろになりつつあった。
「初めてだったとはな……ッ!」
―道理で締め付ける
とは言えなかった。 言う以前にダクハンに快楽の波が押し寄せていたから。
「痛いだけだよ……ボクのソコ……さっきの唇はその…」
―――気持ちよかったけど。
とは言えなかった。 言う以前に喘ぎ声に変換されるから。
時に早め、時には遅く焦らすかのような動きに、シリカは操られていた。
「ん…ふぅ…はあ……はぁ…ダ、ダクハンさん?」
「これがエクスタシー」
唯一、ダクハンが自慢出来る技。
もちろん服越しにおっぱいを弄るのを忘れない。
「だめ、おっぱいも…やっ! ちょ、ちょっと」
「良いから、俺に任せろって」
そうさ、ペロリ…とシリカの頬を舐めながら。
「ひゃう!」
その這わせた舌に、いちいち反応をするシリカ。
このおもしろさがあるからこそ、エクスタシーは止められない。
「はぁ…んっ! ダメ、ボクのなか…でっ! ダクハンさんの」
「俺の?」
意地を悪そうに言うダクハン。
自分でも制御出来ない腰の動きが情けなかった。
「う……んッ! ダクハンさんのっ おちんちんが…」
口を半開きにして、涎まで垂らしているシリカ。
「悪いシリカ…今日、大丈夫な日か?」
「えっ? な、何が…」
不意に聞かれた質問に、何が意味しているかも解らず答えられない。
しかし、その答えを聞く以前に
ば く は つ す る ! !
シリカの膣内でダクハンのおちんちんが爆ぜた。
「ひゃぁぁ! な、何か中にキタァ!」
その新感覚の感触に慌てるシリカに対し、ダクハンは疲れた表情の笑みを浮かべていた。
「ん〜、エクスタシィ〜」(CV・若本)
―― 一夜明け ――
チュン、チュチュン…
樹海の迷宮に雀が鳴き、冒険者達が目を覚ます。
「ん〜、今日も良い朝なのだ」
ん〜っと背伸びをし、エトリア体操第一を始め、メディ子は満足を顔に表し言う。
「さって、みんなは起きてるのだ?」
いつも、一人離れたところで寝ているダクハンを探し始めた。
「まったくダクハンも困った者なのだ…いつもいつも一人で寝るのが信条って行って」
森の草木を分ける。
** お っ と 、 こ れ は 隠 し 通 路 だ **
ちょっと戻って、別の区画も探してみる…が、いない。
「シリカさんもいないのだ…」
探し始めて一〇分全然見つかる気配もない。
「まさか二人とも、やられちゃったのだ?」
ちょっと心配になってきた。
ここの階の花は割と熟練した冒険者でも死ぬことがある恐ろしい怪物。
ましてや 寝込みなんか襲われていたら。
「リザレクションでも治す自信がないのだ…」
ショボーンとしてきた。
というか、戦力と依頼主が居なくては、何にもならない。
途方に暮れていると。
「わりぃ、メディ子。 今日は休ませてくれ」
あの泉の奥から姿を現したダクハンとシリカ。
「どうしたのだ?」
驚きつつも、理由を尋ねる。
「ちょっと……な」
「うん、腰が…ね」
――? よく意味が分からないのだ。
顎に人差し指を当て、首を傾げるメディ子の答えに答える者はそこには居なかった。
「ねぇ、ダクハンさん」
「ん?」
「また一緒に、冒険、しようね?」
まだまだ、お気楽な冒険者達の珍道中は続きそうです。
<お気楽ご気楽珍道中・続く…?>
>1
新スレ乙
祝いついでに、勢いに任せてシリカ嬢のクエストを行ってみました。
ダクハンは、あのにやけたダクハンでお願いします。
背景としては、カスメが失踪する直前の出来事で
焦ったダクハンが、経験を積もうとイベントを行おう…と決心したところで…
ってな感じで……大人の階段へある意味進んでしまったという話です。
エロシーン書けない…
ア○○ー○っていうボスにも会ってみたい…
>>4 思わせぶりなひきで、今後に期待がかかります。
>>8 相変わらずユーモアのある文章で羨ましい。
…つい、メディ子の声をハム太郎で読んでしまった。
で、自分も新作がやっと出来ったので投下します。
深夜のうちに書き上げて投下するはずがモロ早朝だよ、チクショウ!
色んな意味で問題ありそうな話なので、前回同様、
テキストにしてうp。
20Fの猛烈なネタバレ、および鬼畜系な描写があります。
前作のケミ男×ブシ子の時同様、前置きかなり長いです。
すべてひっくるめて、見る際にはくれぐれもご注意を。
ロリバド子陵辱モノ。
タイトルは、 『 Nightbird 』 とでも。
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi75262.txt.html なお、やたら曖昧な記憶だけで書いたからモリビト少女の言葉遣いが変かも…。
なんせ、二人称が「お前」だったのか「あなた」だったのかすらあやふやというレベル。
言葉遣いが変だったらその辺だけでも全面的に直したいから、
もしなにか気づいたら指摘してもらえるとありがたいです。
20 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 05:38:32 ID:nTVnSLHI
明日あたりに金髪DH×メディ姉の百合ユリSSを投下するかもしれません・・・
って、まだ書いてもいないんだけどw
sage忘れkage・・・
イッペン氏ンデみます・・・
1乙が正義
そして職人さんGJ
投下早いな
23 :
バド缶:2007/02/16(金) 21:31:27 ID:h83gZHj/
>>1乙です。
そして職人の皆さまGJです。
俺はまだ書けてません、休日中には投下したいです。
張り切って書いてたら長い長い・・どうしよう。
ドルイドと布材…なにかが繋がったような気がしたが俺には発展させることが出来なかった
25 :
特に意味は無い:2007/02/17(土) 01:19:37 ID:oHRuMUL5
ダー子「さあ、赤毛ソド男君の逆輪姦ショーの始まり始まり〜♪」
…おい、何で俺が素っ裸でベッドに縛られてるんだ…?
ダー子「そりゃ逃げ出さないように決まってるじゃな〜い♪」
何で俺なんだ…?
ダー子「いっつもモーション掛けてるのに気づかないアンタに痺れを切らしてる娘達ためよ〜ん♪」
つーか俺はさっきまで飯を食ってたはずなのに…
ダー子「アンタの後ろからヒュプノバイト(LV10)をちょっと♥」
このクソババ(ryエクスタシー(LV10)ぐはっ
ダー子「と、言うわけで・・・」
メディ子「たっぷりと…」
レン子「…楽しませて」
ブシ子「貰うぞ」
お前らか!つーか俺の意思無視か!?
メディ子「だってこれぐらいしないと気づいてくれそうにないし」
メディ子…だからといって何故にボンテージに鞭?つーか何時ダークハンターに職変えた
レン子「あ、あたしは…お、お前が全然気づかないのが悪い!だ、だから!!」
何故に涙目!?
ブシ子「と言う訳だ…然るに」
ブ、ブシ子さん…目が据わってますよ…?
ブシ子「おぬしの操、我らが貰い受ける!!」
ダー子「私は見てるだけ〜♪(自分がするより人がしてる方を見るのが燃えるし♪」
助けてーーーーーーーーーーーっ!!
バタン!!
あっ!パラ子姉さん!!
パラ子「ちょっと待ちなさいダー子!!」
パラ子姉さん助け(ry「どうせなら私にも見学させなさい!!」
ダー子「OK!!」
このクソ性騎士がぁぁ(ryシールドスマイト(LV10)げふっ!!(残りHP10)
メディ子「それじゃ♪」
レン子「い、いただきます」
ブシ子「ゆくぞ♪」
た、助け(ry
バタンッ!「「待て!!」」
お、お前は青ソド男とパラおっさん!!助けてくれ(ry
「「彼の尻はわれらの物だ!!」
もう嫌だーーーーーーーーーーーーーっ!!
今日もエトリアの夜を若い男の悲鳴が切り裂いていく…
特にエロクも無くすまん
ほ
27 :
バド缶:2007/02/17(土) 20:34:53 ID:WHwq17A/
青ソド男とロリバド子のお話です、一応前スレで書いた話からの続きになります。
長いですがご容赦くださいませ。
‐翌日‐
バードの少女の所属するパーティには、数日に一度単位で探索を休む日が決まっていた。
そのためこの日は休日、仲間達はいつもよりラフな格好で休日を楽しんでいる。
・・・一人を除いて。
「・・・はあ」
頬杖をついて座るバードの昨夜から何度目かのため息。
結局、昨夜からまだソードマンは戻っていない。
「大方、酔い潰れて酒場で寝ているんだろう。放っておけばいい」
バードのため息を聞いたアルケミストの少女が、読んでいる本に視線を落としたまま呟く。
「それなら、帰り道で倒れているかも知れませんね」
心配性のパラディンが無意識にバードの少女の不安を煽る。
「あらあら心配ね、探してきたら?」
あくまで笑顔を崩さないメディックの言葉に押され、バードは街へと歩きだした。
ベルダ通りの雑踏の中、少女は最愛のソードマンを探して歩く。
念のため路地裏の通りも覗きながら、なおも歩き続ける。
男が見つからないことで、少女の頭を不安が支配し始める・・・
まさか、ごろつきにやられたのか
男はそんなに弱くないはず
しかし、酔っていたら・・?
「あ!」
不安を募らせていた少女は、ついに男を見つける。
「・・!」
声をかけようとした瞬間、バードの表情は凍り付く。
男は、酒場の女主人と連れ立って歩いていた・・
「ん?よう、丁度良かった」
バードに気付いたソードマンが彼女の名前を呼ぶ。
「心配・・したのに・・・」
ソードマンの声は、うつむいて肩を震わせるバードには届いていない。
「ばかー!」
少女は男に背を向けて走り去る。
人混みを器用にすり抜け、その小さな姿はすぐに男からは見えなくなっていた。
「はあ、はあっ」
走り疲れた少女は立ち止まり、肩で息をする。
「ここは・・」
周囲に鬱蒼と繁る木々、そこは世界樹の迷宮だった。
少女は先程の男の姿を思い返す。
その手には小さな箱が握られていた。
きっと、男は女主人と共に夜を過ごし
たぶん、二人でデートをして
おそらく、あの箱は女主人からのプレゼントなのだ
「私、あの人の何だったんだろ・・」
ぎゅっと、手の甲で目を擦る。
涙は出ていない、かつて養父に汚された少女は、いつしか泣けなくなっていた。
好きな男に浮気され、その場面を目撃しても泣けない。
少女はそんな自分が悔しかった。
突然、少女の思考が停止する。
獣の唸り声・・・バードはスノードリフトの巣へと足を踏み入れてしまっていた・・・
「・・・!」
複数の気配、少女はすでに自分が囲まれていることに気付く。
「もう、いいや」
少女はその場に座り込む。最愛の男に裏切られたと思い込んだ少女の心には、もはや絶望しかなかった・・・
唸り声を立てながら、白い魔獣達が少女を取り囲む。
その内の一体が少女へと飛び掛かる、その刹那・・・
「でやああぁっ!」
叫び声を上げながら走り込んできた人影がスノーウルフを突き飛ばす。
「・・!」
救援者は、少女が愛したソードマンだつた。
驚きと喜びで声にならない、幼い頃に枯れたはずの涙が溢れて男の姿がかすむ。
「火劇の序曲だ!早くっ!」
少女の腕を掴んで壁ぎわまで転がして男は叫ぶ。
「はいっ・・・」
バードは涙を拭いて歌い始める。
さっきまでは一人だったから、死んでしまっても良かった。
しかし、今はソードマンがいる。
絶対に負けてはならない。
少女の涙声はやがて旋律となり、男の剣に炎の力を与える。
「せいっ!やああっ!」
ダブルアタックと呼ばれる連撃がスノーウルフの頭部を打ち下ろし、かち上げる。
剣から吹き出す炎に巻かれた狼は吹き飛び、そのまま動かなくなる。
「来たか・・・」
数体を片付けたところでゆっくりと近付く一際大きな白い影、この巣の頭(かしら)にして5階のヌシ・・・スノードリフトだ。
ソードマンは低めに構えながら背後のバードに視線を送る。
しかし、その動きはスノードリフトに十分すぎるほどのチャンスを与えてしまう。
「くっ!」「きゃあっ!」
白い魔獣に押し倒された男の短い呻きに少女の悲鳴が重なる。
スノードリフトの前脚はソードマンの右腕を捕え地面へと押し付ける。
「ぐああぁぁっ!」
強靱な前脚に踏み付けられた男の悲鳴が響く。
「やめてぇぇっ!その人は、私の・・・っ!」
少女が悲痛な叫びを上げながら丸腰のままスノードリフトに向かっていく。
スノードリフトの注意が男から逸れる・・・その一瞬。
「この野郎っ!」
男は無事なほうの手に剣を持ちかえて、その燃える刀身を魔獣の口へと突き刺した。
樹海入り口。
先程辛うじて勝利を掴んだ男と少女が歩いている。
「あの・・・」
外に出る直前に少女が声をかけ、男を呼び止める。
酒場のご主人とはどういう関係なんですか
あなたにとって、私って何なんですか
浮気なんてひどいです
いくつかの言葉が脳裏に浮かんで消える。
結局、
「助けてくれてありがとうございました」
とだけしか言えなかった。
そんな少女の目の前に小さな箱が差し出される。
怪訝な顔をする少女に男は開けてみるように言う。
「わあ・・・」
少女が感嘆の声をもらす、中身は銀のイヤリングだった・・・
「でも、どうして・・・」
少女の問いに、男は真相を語り始めた。
男は少女に何かプレゼントをしたいと考えて、仲間が休憩している間に樹海に出掛け、金を稼いでいた。
そして贈るものを選ぶべく、酒場の女主人を頼ったのだった。
「誤解させて、ごめんな」
男は最後にそう言って話をしめくくる。
少女は何も言えない。
彼はこんなに優しいのに、自分は勝手に心配して、嫉妬して、ふてくされて・・・
涙が込み上げてくる。
ほんのちょっとのくやしさと
たくさんの嬉しさ
思わず、最愛の男に抱きついていた・・・。
そして、どちらともなくキスをした。
深く、強く・・・
「・・・?」
どれくらい抱擁を続けていただろうか、少女は自分の腹部に違和感を感じた。
何か硬いものが触れる感覚。
まさか
少女は目の前の男の股間のそれを握る、男が小さく呻いて腰を引く。
間違いない、男は興奮していた。
「あ、あの、これは最近してなかったから自然な反応であって、別にやらしいことしか考えてないわけじゃなくて・・・」
欲情を気取られた男が慌てて弁解する。
「いいですよ」
バードは微笑みながら目の前の硬直をズボンの上から摘んでこする。
「う、ちょっと」
突然の刺激につい前かがみになる男。
そんな彼の目を上目遣いで見ながら少女は囁いた・・・
「あなたがしたくなったら、その時は私もしたいですから。
だから、たくさん・・・欲しいって言って下さい」
「ああ、お前が・・・欲しい」
二人の視線が絡み合う。
そしてもう一度キスをした・・・
草の上に寝転んだ男の上に少女が互い違いに覆いかぶさる。
俗に言うシックスナインだ。
「んっ・・・はう、ちゅう・・」
「く、こっちだって・・」
体格差から両方口で、という訳にもいかず、少女は口で男に奉仕し、男は指で少女を攻める。
少女が男の根元を手で擦りながら唇を先端の括れで往復させる。同時に空いている手でぶらさがった袋を撫でた。
先端から溢れる汁を舌ですくい、代わりに唾液を絡めて愛おしい硬直をしゃぶっていく。
男は少女の幼い秘所を指でなぞるように撫で、男の指を感じたことで湿り気を帯びてきたそこへ指を沈めていく。
武骨な指が膣をかき回し、少女の快感を引き出していく。
「ひう・・・ふあっ」
男の愛撫でバードはすぐに追い詰められてしまう。
蜜が溢れ、男の服へと染み込んでいく。
「だっ、ダメです・・・服、汚れちゃいますっ」
「俺は気にしないけど、ならこうするか・・」
男が少女の細い腰を掴み、ぐい、と自身の目前へと引き寄せる。
男の舌が少女の入り口をなぞり、蜜をすくい取っていく。
わざと音を立てながら蜜をすすり、飲み込んでいく。
「ふあぁ・・飲んだら、ああっ・・・!」
引き寄せられたことで男の肉棒から離れてしまった少女が、身を乗り出して舌を触れさせようとする。
「いいから、感じててくれて良いんだぞ?」
少女の様子に気付いた男が声をかけ、すぐに愛撫に集中する。
「やだっ、自分だけじゃ・・・一緒にっ」
男の愛撫に意識を奪われそうになりながら懸命に訴える。
男の愛撫から解放されたバードが地面に四つんばいになる。
期待感に溢れた蜜が太ももを伝う。
「き、今日は全部中にください・・」
そんな事を言いながら軽くお尻を振って男を誘う。
淫らなことを言うことで最愛のソードマンは喜び、それがバードの少女の喜びでもある。
「じゃあ、いくぞ」
少女の腰に手を添え、入り口へと欲望の先端をあてがう。
しかし、男は挿入せずに秘所の入り口を先端でなぞるようにしている。
「やっ・・入れてくださっふぁっ!」
焦らされ、思わず後ろを振り返った少女に、男が一気に肉棒を埋め込む。
十分に潤ったそこは、侵入してきた男を容易に受け入れる。
「あうっ・・・いきなりっずるい、ですっ!」
激しい突きに途切れ途切れになった少女の嬌声が、肌のぶつかり合う音に混ざって森の木々に消えていく。
「ああっ・・う、くぅ」
少女は何度も絶頂に意識を掠められそうにながら、それでも必死に耐える。
一緒に・・・それだけを考えて。
しかし、少女の頑張りは予想外の結果を生んでしまう。
「うっ・・!」
男の呻く声
胎内に打ち付けられる熱い固まり
余裕がないのはむしろ男の方だったらしい。
「あの」
達しそびれた少女が男の方へ振り向く。
ばつの悪そうな、申し訳なさそうな顔。
「き、気持ち良かったんですよね。だったら、あの」
少女の気遣いが男のプライドを苛ます。
男は、少女の体を反転させて向かい合わせにする。
「俺は・・・まだ終わってない」
「えっ・・ひゃあっ!」
男が腰を振る。
今放出したばかりの肉棒はまったく衰えていない。
「あっ・・・い、今出したばっかりなの、にっ」
やがて少女が絶頂へ達し、膣を収縮させる。
それでも男は止まらない。止まるどころか指で淫核を擦り始める。
「んんっ・・・はあ、あ・・・」
二度目の絶頂が少女を襲う。
男は止まらない。
前後運動に円の動きも加えて少女を攻め立てる。
「だめ、おかしく・・なる」
快感に意識に溶かされ、虚ろな目で少女は訴える。
「そろそろ、出すぞ」
「ふあぅ・・・!」
少女の返事は甘い喘ぎになり、代わりに首を縦に振る。
「・・・っ!」
二人は同時に言葉にならない声を上げ、昇り詰めていた。
日が傾き始めた頃、樹海入り口で二つの影が立ち上がる。
「大丈夫か?」
「ゆ、油断したら滴れてきそうです」
少女は内股となって、何とか溢れる精液を止めようとするが、効果は芳しくなく太ももを白濁液が伝う。
「そ、そうか・・・」
結局あれから、二人はずっと交わっていた。
そして約束通り中に注ぎ込み続けただのだから、当然の結果ではある。
「あの」
「おう」
「いっぱい、いっぱい、愛してます・・・!」
バードの少女は最愛のソードマンに微笑む、その耳には真新しい銀のイヤリングが光っていた・・・
‐終‐
39 :
バド缶:2007/02/17(土) 21:06:09 ID:WHwq17A/
何とか片付きました。
すみません長いです。
物語重視ということで勘弁してください。
GJ!!
戦いで消耗し膝をつくグリンドルイド
冒険者のソードマンが素早く突き倒し力ずくで組み伏せる
ドルイドが涙を流して抵抗するがお構いなしで
ノースリーブの服を結び目のある胸元から強引に引きちぎり
「枯森の布材を手に入れた」
愛と運命の舞踏、続きです。今回エロありません。つなぎです。読み飛ばして結構。
かつては、あまたの冒険者をほふってきた樹海の番人ケルヌンノスを倒せるのは、ごく一部の強者に過ぎなかった。
だが、もはや最下層まで調べられつくしたとあっては、冒険者側の装備の充実による優位は圧倒的である。自然、ケルヌンノスは
絶対的な畏怖の対象ではなくなっていた。もちろん、金欠その他の理由から身の丈にあった装備で挑むものにとっては、
変わらぬ脅威であったのだが。
「その他」側の理由でその脅威に挑むファービオたちも、十分な警戒をもって戦闘に臨んだ。
はずだった。
五時間と半分ほどで10F最奥部までたどり着いたファービオ達は、体力を回復し簡単な作戦を練っていた。
「戦闘が始まったら、まずは聖なる守護の舞曲と防御陣形。アデリーナはガートルードにアザーステップを。
僕はストナードUを使い、コンラッドは構え。
相手はヒールボールを召還してくると思う。その場合は僕がトルネードでしとめる。そうでないならコンラッド
の雷耀突きにあわせてチェイスショックを叩き込む。三回もやれば堕ちるとは思うけど、カウンターなんか使ってくると
厄介だからネクタルの準備も各自怠りなく。
あとは、死の眼光だけど……これはもう祈るしかない。全滅する前に倒す。蘇生はコンラッド、僕、アデリーナ、テーア、
ガートルードの順で優先。質問は?」
アデリーナが挙手した。
「私は、一ターン目以降はどうします?」
「トリックステップの後サジタリウス。他は?」
今度はガートルード。
「スマイトはガンガン使ってかまわないよね?」
「もちろん。他」
さらにテーア。
「ストナードより戦いの舞曲の方が良くない?」
「う……ん。そうだな……よし、初手は守護の舞曲はやめて戦いの舞曲。僕はストナードでなくトルネードで攻撃する。
そうそう、アデリーナとテーアは今の内に矢じりにショックオイル塗っておいてくれ。」
「わかりました」
「うん」
作戦会議を終え、皆の気合が高まったのを肌で感じてから、ファービオが巨大な扉を開くと、予想通りそこにはケルヌンノスが居て、
死の眼光でテーアが倒れた。
「アデリーナ!蘇生!陣形もなし!突撃する!」
応!と二つの返事を待たず、トルネードで森王に斬りかかる。右腕に阻まれたものの、湿った手応えに確かなダメージを感じた。
空いた右脇に潜り込んでいたガートルードが、脇の急所に盾で殴りかかる。森王はまともに喰らい、しかしその勢いを殺さず左足を
軸にして回転、二人まとめて角で薙ぎ払った。
「隙在り!勢ッ!!」
そこに、青眼に構えたコンラッドが稲光をたなびかせながら突きかかる。角を振って頭を晒したケルヌンノスは間一髪で即死を逃れ
、
人間で言えば左鎖骨の辺りに大太刀が突き立った。
「グオオオォォォォォ!!!」
底冷えのするような低音の唸りを上げて、もだえ苦しむ。痙攣する豪腕を、それでもすさまじい速さで相手を左から払うように
繰り出すが、コンラッドは足の裏で受けてそのまま左方に跳んだ。受けた足裏の感覚がない。骨折したかもしれないが、
気に留めている暇もない。痙攣が抜けないのか未だ頭の向きを変えないケルヌンノスを視界に納めたまま着地すると、
「ファービオ!」
「応ッ!」
必殺の連携、その始動となる雷耀突きを繰り出し、
カウンター気味にハリケーンパンチを喰らい、絶命した。
「しまっ……」
死の眼光でファービオが倒れた。
ガートルードはコンラッドを蘇生するために走ったが、それも死の眼光に阻まれた。
ネクタルは、若きブシドーの顔面に降り注いだ。
――あー……死んじゃった。あたし思いっきり役立たずだったなあ。ドアの隙間から即死攻撃とは、恐れ入ったわ。
……ファービオも、死んじゃった、よね。
…………つまんないな。
光が見える。漠然と、背中にひんやりした感触がある。
――天国なんて、あるのかな。でも私はいけないかな。今日も朝からオナニーするようなエッチな娘だし。
「ん……」
自分の声が聞こえる。
――死後の世界ってのも、案外変わらないものなのかな。
目の前が暗くなってきた。
「ん?」
額に手を当てられて、ようやくテーアは目を開けた。
『メガサメタ』
その言葉が「目が醒めた」であることに、一拍置かないと気づかなかった。
「あ、あああ、ける、けるけるぴーちゃん……いやケルヌンノス!」
脳が即座に戦闘態勢に入り、右手が背中の矢立のあった場所に伸びた。当然空を切る。
背筋が凍りついた。武器も……防具も、ない。今気づいたが、なにかベッドのようなものに寝ているので
舞えない。
――こ、こんなの聞いたこともないわよ……!!
奇妙な事に、ケルヌンノスは別段攻撃してくる様子もない。間近で見ると、巨体だと思っていたのが
割とそうでもない事に気づく。立ち上がれば、自分の身長がケルヌンノスの首あたりまでありそうだった。
『マ、マッテ、ハナシヲ……』
「話ぃ?」
喋れるだけでも仰天なのに、話!しかもなんとなく狼狽している感じもある。
――私の扱いに困ってる?ケルヌンノスが?
なんとなく毒気を抜かれてしまうテーアだった。
『ソウ、ハナシ』
と、テーアの目の前に大きめのコップ……だとおもうが、杯を差し出した。中には、透明な液体が半分ほど入っている。
「あ、のどカラカラだったのよ。ありがと」
冒険者特有の図太さ、と言っていいのだろうか。サッっとそれを取ると、グイグイと一気飲みしてしまった。
「あー、おいしい。で、話って?」
ケルヌンノスは、杯を奪われた姿勢のまま、硬直しているようだった。
『…………ソノ、クスリハ…………』
薬?とオウム返しに訊くが早いか、テーアの全身が熱く火照ってくる。
「あ……っがあああぁぁあ!?」
ついで全身がばらばらになるような激痛。
『アトデ、セツメイスル』
もはや聞こえていないテーアの四肢に拘束具をはめ、森王はその場を去った。
さあ今回はここまで。ようやく書きたいエロがかけるよ。
近いうちに出せるといいな。
続き物かぁ。
ファービオ…ソードマン男、リーダー
アデリーナ…レンジャー女
ガートルード…パラディン男
コンラッド…ブシドー男
テーア…バード女
固有名詞って覚えるの大変だよね。
>>46 そんなものは飾りです。フェイクです。エロに行くまでの、
いわばアイスクリームのふたについたやつをなめるのとおんなじです。
初めてエロSSなんか書いたら、気合入れすぎて24KBになってしまった。
テキストアップロードすべきかな?
それとも、まだ二桁レスだし埋める?
携帯厨からのお願いだ
まだ二桁だしそのまま投下してくれたのむ!
1レス4KBまでOKだから6レスくらいになる
大丈夫だ!
是非に是非に遠慮などなされずに!!
>>19 20Fの衝撃が鮮やかによみがえりました。
あそこで全滅してたらうちのPTも……((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
過激さも含めとても面白かったです。次回作待ってます。
了解。前置き長いけど、鳥つけたから嫌な人はさくっとNGしちゃって欲しい。
「はは、は、初め、めまして。ここ、この度びび、このギルドに、入団させていたたただきます、ぶ、ブシ子、と申します」
「……あー、紹介はいいからとりあえず落ち着こうぜブシ子さんや」
緊張が刀提げて歩いているような状態のブシ子に茶を渡しつつ、内心では溜息を一つ。
スノードリフトを倒した事によって俺たちのギルドは『新米』という枕詞を取り払い、堂々と冒険者と名乗れるようになった。
まあ、それだけなら問題はなかった。あれくらいのモンスター、俺たち以外に倒せる奴はけっこう居たはずだ。レンさんとツスクルちゃんとかね。
でも、数日前にケルヌンノスをぶっ殺して三階層に降りた時、冒険者の上に『熟練』という枕詞がついたわけだ。
別にそれ自体、歓迎すべき自体だろう。けど、執政院のメガネの言葉がこの状況を呼び寄せた。
『――戦術教官……? 俺たち、っすか?』
『そうだ、君たちに憧れて無茶をする新米冒険者が増えてしまってね、なんらかの対策を打たねば死人が出るだろう』
『で、でもなんで僕たちなんですか? 実力だけなら、レンさんの方がずっと』
と、パラ男。
『彼女たちは長直属で動かせないんだよ。そこで、このエトリアで二番目に優秀な君たちにお願いしたいのだよ』
二番目、ねぇ。まあ、仕方のない事か。俺らは五人でやっと三階層だってのに、レンさんたちは二人で下に潜っているから。
そこで、ピンクドリルことダクハン子が抜けてしまったわけだ。つーか、あんなセクシーな女教師に教われるなんて、よかったじゃねぇか新米ども。俺も新米で居たかったよ。
ロリメディ、眼帯レン子。そして――レンさんの紹介で来たブシ子。みんな、胸が薄いからなぁ。
ピンクドリルのふくよかなラインは、ダンジョン探索中の癒しだったのにな。くそう。
「はははは、はいっ。ありが、とう、ござ、ございま、す」
壊れかけのゴーレムみたいな動きで茶を啜るブシ子。
なんでも、新米と一緒に一階層から進もうとした矢先、レンさんの「彼らのところに行って来なさい」発言。ブシ子にとって俺らは雲の上の人間らしくて――さっきからこんな調子なわけだ。
「おいおい、そんなガチガチで戦うつもりかぁ? もっとリラックスしようぜリラックス」
そんなに震えてたらサラシずれるんじゃねぇの? ってくらい振動してる。
新米ってのは厄介なもんだ。ロリメディなんかは「やったぁ! あたしも先輩だぁー!」と非常に嬉しそうだったが。子供扱いしてるしな、俺ら。
レン子はレン子で普段どおりの無口でブシ子の緊張を煽りやがるし、
パラ男は「な、なんでおへそ出してるんだろ……」と顔真っ赤にしてやがる。そういやピンクドリルやシリカの時も同じ反応してたよな、アイツ。純情だねぇ。
「で、でで、ですがっ。じじ、自分など、足手纏いではないでしょうか?」
――ああ、そういう考えもあったわけね。
熟練パーティーに紛れる新米。俺だった安心して経験つめると思うんだが、東洋の奴は場を重んじるクセがあるかなら。
「だったらよ」
剣を抜く。この前、シリカ作、出来立てホヤホヤの新品だ。
「表に出な、足手纏いにならないくらいには鍛えてやる」
ま、早くこの剣を振ってみたいだけなんだがな。
「――、は、はい。わかりまし、た」
そう言うと、ブシ子も脇差に手を伸ばす。
――お?
空気が変わる。緊張という鞘に収められていたのは鮮烈な闘志。実戦経験がない、ってのが信じられないほどだ。
「さっすがレンさんの紹介。足手纏いなんて謙遜し過ぎだっての」
ま、ブシドーの国じゃ謙遜が美徳らしいけどね。
刀を最上段に持っていくのを確認する間もなく、一気に間合いを詰める。ソードマンの基本、レイジングエッジだ。
もちろん加減はしているが、それでも速いはず。さて、どうするブシ子さん。
「――せぇ!」
轟! と空気を断裂させながら落ちた刃は、俺の剣を叩き、軌道を歪める。なるなる、いい判断だ。
そう思って体勢を立て直そうとして――
「って、いいいぃ!?」
――顔面に向かって奔る刃を見た。
「上段一刀流――ツバメガエシ」
澄んだ声音が、死神の呼び声に聞こえた。
――嘘だろこのタイミングで二撃目かよ!?
つーか、顔面て。顔面て! 刺さったら死にますよブシ子さん!
「こ――んのヤロ!」
思考を変える。浮ついた思考を実戦のモノに、練習の技を必殺の技に。
「あめぇ!」
風を纏った刃が、ブシ子の刃を吹き飛ばす。ハヤブサ駆けを習得してから出番のなかったスキル、トルネード。
分厚い風の壁は、ブシ子を容易く吹き飛ばした。どん、と壁に叩きつけられる。
「やっべ、やりすぎた!」
「い、え。大丈夫、です」
俺に心配させない為か、なんでもないような顔で立ち上がる。
「馬鹿言うな! 俺の技喰らって無傷とかこっちが凹むわ!」
無理な体勢で技を出したためか、妙に息が荒い。まあ、今はそんな事はどうでもいい。
「あ、いえ。ダメージはありますけれど、動けないってほどでは――ほら」
酷い傷もないでしょう? というように両手を広げるブシ子。
――はらり。
「……え?」
ブシ子の戸惑ったような声。なんだいった――
「い!?」
――それは、ピンク色の突起。平面世界で『それでも自分は胸です』と宣言するもの。
さっきまでそれを覆い隠していた布は、解けて地面に落ちている。
もともと露出の高い服だ。サラシが取れたらほとんどトップレス。いやあ、ツンと立った突起が眩しい。
その上、両腕を広げきった状態だから、まるで「見てください」と言うような大胆なポージング。ツルペタ属性はないが、なんか来るものがある。
「い――きゃぁあああああああああああああああッ!!」
秒速音速光速神速。凄まじいスピードで胸を隠したけれど、バッチリ見ちゃったからもう遅い。
「ぶ、ブシ子ちゃーん。一体どうしッ!?」
叫び声を聞いたのか、慌てて飛び込んでくるメディ子。だが、なぜだか俺たちの姿を見て硬直。
それは、他の二人も同様だった。パラ男もレン子(まあ、こいつは普段通りな気もするが)険しい顔で黙り込んでいる。
「……いや、ちょっと待て?」
さて、ちょっと問題です。
ここには俺とブシ子が居ました。二人きりです。男と女です。
そして、剣を片手に妙に息の荒い俺。サラシがはだけて、涙目のブシ子。刀は吹っ飛ばされて遠くに転がっている。
――さて、この状態を見た第三者は、一体どういう事を想像するだろうか?
「お、お前ら……」
ま、まずは理由を聞いてくれるよな?
俺がそんな事をするはずがない、って信じてくれるよね?
だって、俺たち仲間だしね?
「そ――」
すう、と。メディ子が肺に多量の空気を送り込んで――
「ソド男さんの変態! 見損ないました!」
「ちょ、一ミリも信じてねぇよこのロリ女!?」
そんな純真な顔してるくせになんだよお前。いや、純真だからこそ包み隠さずの「変態」発言なんだろうか。
レン子も黙ってエイミングフットの構えを取るな! リーダーだろお前、部下を信じようよ!
俺が無理矢理女の服を引っぺがすような男に見えるのか? 見えるんですよね畜生!
「ぱ、パラ男」
お前は――お前だけは信じてくれるよな?
なんてったって、女性の割合の多いこのパーティーで、唯一の男仲間だもんね? 信じてくれるよね?
「うん、大丈夫」
爽やかな笑顔でそう言うパラ男。俺はとりあえず一安心、
「面会には行くし、差し入れも持っていくよ。それに、まだ行為まではしてないみたいだから、数年で出られるんじゃないかな?」
できねえよ!
「ちょ、ま! お前らストップ! ストオァァァプッ! 話を、話を聞いてくれぇええええッ!」
あと少しブシ子が立ち直るのが遅ければ、俺は本当に独房に入っていただろうな。
ベッドの上で寝転びながら体をさする。
メディ子に回復してもらったが、まだ鈍い痛みが残っている。
脚に矢が刺さるわ、シールドスマイトで顔面強打されるわ、股間にへヴィストライク(未修得スキルのため見よう見まねだったらしいが)をかまされるわ。
あ、プチ殺意が芽生えそう。
「あの、そ、ソド男殿」
とりあえずパラ男殴り飛ばしておくか、そんな事を考えている最中、ブシ子はやってきた。
「いつつ、おーブシ子。あん時は悪かった」
事故とは言えナマチチ凝視したわけだし、女だったら嫌だろああいうの。
けどブシ子は首を左右に振って、「もう終った事ですから」と言った後、
「ですが……責任を取ってもらいたくて」
せ、責任? なんだ、これ以上なにすりゃいいってんだ。
そんな俺の思惑は知らず、ブシ子の奴は正座をして。
「ふ、ふつつか者ですが、よろしくお願いします」
三つ指をつきながら、そう言った。
――いや、待て。どういう事?
「嫁入り前だというのに、殿方に裸を見られ――もう嫁には行けません。ですから……め、娶って頂きたいのです」
「めとって――ああ、なるほどつまりは結婚ね。いやー、ブシドーの言葉は難しいな、ははは……へ?」
アレ? なんか話がとんでもない方向に向かってないか?
「ちょ、待てお前落ち着け。それは飛躍しすぎだろ」
「そ、それは断るという事……なのですか?」
「いやまあ、さすがに突然過ぎるし――てォオイ!?」
腹に小太刀を突き刺そうとするのを、ハヤブサ駆けの要領で接近して阻止する。
「な、なななっ、何してんだお前!」
「夫以外の殿方に裸を見られ、自分は生きて行けません。潔く、ここで切腹を――」
「それは潔よすぎだろ!?」
駄目だ。ブシドーの感性がわからねェ。
いや、でも、これならどうだ。
「あー、いいか。そっちじゃどうか知らんが、こっちの結婚は基本的に好きな者同士でするもんだ。嫌々結婚するのは、むしろ失礼な事なんだぞ?」
ブシドーは礼儀を重んじる。なら、これならどうにか――
「ええ、ならば何も問題はありません」
――なってねェ!
「自分は貴方ほど強い殿方を見たことがありません。その実力、いずれはレン様をも打ち倒すでしょう」
だから、と前置きをして。
「問題はないのです。自分は、強い殿方に娶られたいと、常々思っていましたから」
上目遣いで、潤んだ瞳で見つめてくるブシ子。それに、不覚にもドキリとする。
――君は、理性を棄てケモノになってもいいし、
――先輩として大人の対応をとってもいい。
「ソド男殿、どうか」
――君は、理性を棄てケモノになってもいい。
「抱いて、くれませぬか……?」
――君は理理理理理理せせせせっせえ!
ぶちん、と。リミッターが外れる音を聞いた。
「分かった、こっちに来な」
ベッドにブシ子を招き――唇を奪う。
「は、ん!? ――う、ふあ、ん、んんぅ」
舌を侵入させて、口内をまさぐる。予め綺麗にしておいたのか、食物の味はせず、純粋な唾液の味がした。
ねちゃ、と淫猥な音を立てて離れる舌と舌。
「お、驚きました。口の中を、その」
「こっちじゃわりとメジャーだぞ。恋人同士なら、だけど」
そう言いつつ、サラシを解く。白い肌にある澄んだ桜色。
「やっぱり小せぇな」
「あ、あの。殿方はやはり、大きいほうが好みなのでしょうか……?」
お、地味に気にしてるのかね。顔を真っ赤にして俯く姿が微笑ましい。
「ま、やりかたはあるよ。こんな風にさ」
ニヤリ、と笑い左の突起に吸い付く。
「きゃふ」
畏まった口調に隠れた、ナマの少女の声。それによって欲望がむくむくと膨れ上がる。
舌で突起を執拗に舐め、刺激を与え続ける。けれど、ブシ子は声を出さない。恥ずかしいんだろうかね。
――なら。
左胸に意識が集中しているブシ子に追撃をかけるように、右の突起を軽く摘んでやる。
「んあ!? あ、ああ、う」
予想外の刺激だったのか、室内に響き渡るほどの嬌声をあげる。そして、それを恥じるように頬は桜色に染まってゆく。
「さて、そろそろこっちも、な」
袴を解き、するすると降ろす。そこに隠されていたのは、異国の剣士とは思えないほど可愛らしい白のレース。
「ほ、本来下着はつけないのですが、め、メディ子殿が『それじゃ駄目』と言って、店に、その」
メディ子グッジョブ。清楚な雰囲気と相まってよく似合ってるよ。
下着の上から秘所に触れる。びくん、と体を震わせるブシ子。
「ん?」
けど、その震えは、さきほどまでのとは別物に思えた。
ぷるぷる、と絶えず震える下半身。俺が触れないと分かると、きゅう、と股を閉じだした。
――まさか。
愛撫するとみせかけ、下腹部に触れる。
「あ、うう」
異様なくらい張っている。場所は、たぶん膀胱付近。
――なぁるほど。
イタズラ心が肥大。可愛い女の子ほど苛めたくなるもんね!
「おいおい、脚閉じたらなにも出来ないぞ?」
「で、ですが、うく、んんんんんん!」
冷汗すら浮かべて、決壊を堪えているブシ子。可愛いねぇ。トイレに行かせてください、ってのも恥ずかしくて言えないのか。
なら、言うまで苛めてやるだけさ。
すう、と。割れ目ではなく、尿道に触れる。
「あくぅ! そ、ソ、ソド男殿、そこはぁ! 違ああ、ああっ」
「んんんー? どったいブシ子さん」
左手は尿道、そして右手は脚に伸ばす。
いくら全力で締め付けているといっても、それは女の力。男の、それもソードマンの俺の力でこじ開けるのは造作もない事だ。
「あく、駄目です、駄目だめだめだめぇ! でちゃ、でちゃうぅうう!」
「ああ、声ならいくらでも出していいぞ。ここ、壁は厚いっぽいし」
「そうじゃ、んんんんん、そうじゃ、な、あっ」
じわり、と純白の下着に円形のシミが生まれる。
「んんんんん、ん――ッ!」
決壊か、と思ったが、どうやら少し先走った程度だったらしい。シミはそこで止まってしまった。
けれど、貯水庫に小さな穴が開いたらそこから水が流れ込み、最後には崩壊してしまう。それは、ブシ子の膀胱も同じだ。次は、ない。
「く、ああ、あ、ソド、ソド男殿、か、厠へ、厠へ行か、ああっ、せて、くださ」
「厠? ああ、トイレか。なんでだ?」
「で、ですから――く、ああ、駄目、もう駄目っ!」
水をかければ水蒸気が出るんじゃないか、ってほど顔を真っ赤にして。
「おしっこ、おしっこがもれ、も、漏れそうなんです! だから、うう、かわ、や、へ」
「ああ、なんだそんな事」
内心よくできました、と褒めつつ、
「大丈夫、責任とる手前、全部包み隠さず見てやるから」
脚をM字に開いた。
「それとこれとでははなひ、はな、あ、だめ、もれ、おしっこ、出、あっ、あっ、あっ、あっ――!」
ぷしゃぁ、と吹き出る金色の液体。
一瞬、下着が受け止めてくれたが、許容範囲を圧倒的に超えた尿は勢いよく飛んでアーチを形作る。
「うおっぷ」
まあ、計算外といえばそれが俺の顔面まで届いたことだが。
ギリギリまで我慢していたためか、どこか恍惚とした面持ちのブシ子を現実に引き戻す為にわざと意地悪な言葉をかけてやる。
「あーあーあー、ブシ子さんやー、その歳でおもらしですかー?」
「あ、えあう、あ」
呆然と、自分の下腹部から飛び出す黄金色のアーチを眺めるブシ子に、ダブルアタックばりに追撃をかます。
「俺にも掛かっちゃったし、ほら、見てみろよこの顔。お前のションベンだそ、この液体」
「だ、だって――ひぐ、う、だって、ソド男、どのが、う、えぐっ、ひ、う」
――やっべえ、やりすぎた。
ブシ子が耐えられる羞恥を圧倒的に超えてしまったのか、子供のように泣きじゃくっている。
勢いをなくした尿は、ブシ子の下着の隙間から止め処なく溢れ出す。けれどまだ止まっているわけではない。よくもまあ、ここまで我慢できたもんだ。
「ま、俺のせいでもあるし――ああ、綺麗にしてやるよ」
下着に手を書ける、べちゃり、と水っぽい感触。あーあー、そういやシーツどうしようか、キノコ糸目男になんて言われるやら。
そんな事を考えつつ――未だ尿が吹き出す間欠泉に舌を埋める。
「ひう! あ、あ、だめですソド男殿、そんなところ」
尿道、秘所、濡れた太もも、それらを丹念に舐め取ってやる。
一周し、秘所に戻ってきた瞬間、尿ではない別の液体に気がついた。
「なあ、ブシ子、これはなんだい?」
「な、なんでもありません。そ、それよりそのようなところを舐めるのは――」
必死に誤魔化そうとしているけど、そんな熱っぽい顔で言っても騙されません。
指で、すう、と割れ目を擦る。
「あ、はぁ、あ」
緩んだ声。快楽に縛られたメスの鳴き声。ほとんど触ってないのにこの感度は異常じゃないか――ん?
先程から触っている割れ目、それをじっくりと見てみると、ほとんど隙間がなくピッチリ閉じている。
「なあ、ブシ子」
「ん、な、なんですか」
「お前、自慰とかした事ないのか?」
「な――――あ、当たり前でしょう!」
なるほど、納得。きっとブシドーの修行ばっかりしてたんだろうな。生真面目そうだし。
「それじゃあ、快楽の世界にご招待致します――ってね」
門の奥に存在する一つの豆。それを――なで上げた。
「ん、ああああ!?」
びくん、と背を弓なりに反らせて絶頂を迎える。
既に、緊張でガチガチだったブシ子も、凛とした面持ちで刀を構えるブシ子もいない。ここに居るのは、快楽という酒に泥酔した女だけだ。
「――は、あ、はあ、あ」
熱っぽい呼吸。潤んだ瞳、蒸気し桜に染まる白かった肌。
「そろそろ、良いか」
もう、我慢できそうになかった。
既に直立しきった俺の肉棒は、自身を包む快感を今か今かと待ち構えている。
だけど、暴走するわけにはいかない。あの様子から、ブシ子は処女だ。出来るかぎり、優しくしてやりたかった。
「ええ――入れてください。自分を、貴方の女にしてください」
そこまで聞いて突っ立っていられるほど、俺は男を棄てていない。横たわったブシ子の上に、荒い息でのしかかる。
既に十分に濡れた割れ目。それに、自身をあてがい――
「――ううっ!」
「え?」
――どくん、と欲望の白濁液を暴発。暴れ回る反抗期の息子は、ブシ子の白いお腹に多量の粘液を放った。
……えっと。
……その。
「えっと、ソド男、殿?」
なんて言っていいのか分からない、そんな顔だった。つーか、その気遣いが逆に心に突き刺さりますです、はい。
いや、なんというか色々と魅力的な状況を見て、息子は既にオーバーヒートというか。ブシ子に入れると考えたら、それだけでもう、なんというか、その。
「はは、は、は……うわぁああああん!」
情けねぇ。いや、本当に。
童貞喪失のチャンスを自分で潰すとはなんだよ。つーか、ブシ子も呆れてるよきっと。男として最低だよ畜生。
「ソド男殿……」
ええ、なんとでも言ってくれ。この早漏が、とでもなんでもさ。
「これで、お相子ですね」
それは、予想もしなかった言葉だった。
「え、あ? ぶ、ブシ子?」
「先程、自分も一人で達してしまいましたから、これで平等です」
落ち込んでいる俺の顔がおかしいのか、くすくすと、普通の少女のように笑う。
ひとしきり笑った後、欲望の抜け殻を見つめ、やわらかに微笑む。
「ふふ、先程までの凶悪な姿が想像できませんね、ほんと、可愛らしい」
「ううう、でもこれじゃなんも出来ねぇよ……」
入れようにも、柔らか過ぎて曲がっちまうよ。
傷心の俺。けれど、ブシ子はむしろ嬉しそうだ。なんだ、そんなに俺がおかしいかよ。おかしいんですね、畜生。
「良かった、これで終っては自分だけが気持ちの良い思いをするところでした」
そう言うと、俺の萎えた息子に触れ、
「だから、こんどは自分の番です」
それを、そっと銜えた。
「――ぁっ!」
ついさっき逝ったばかりの息子に襲い掛かる、段違いの快感。腰が砕けそうになる。
「く、ああ、待て、ちょっと待て! まだ敏感だから、もう少し」
「駄目です。さっき貴方が自分にしたように、自分も貴方を困らせたいのですよ」
――イタズラっぽい笑み。知らない顔を見て嬉しかったが、それすらもかき消す快感が脳を犯す。
亀頭の汚れを丹念に舐め取り、代わりに射精欲求を残していく。
先程萎えたばかりの息子は、すでに先程と負けないほどに直立している。
そう、先程と同じ。それは、暴発寸前な部分まで同じだった。
「ま――待ってくれ。うぁ、また、また出しちまう。そろそろ、止め」
「ええ、ここで出せば、平等から自分の勝ちになりますよね? さあ、我慢なさらずに」
「な、なん!?」
「入れる前に出してしまう早漏に続いて、今度は萎えた性器を直してもらう最中に一人で出してしまう……いい具合の汚名ですよねソド男殿」
――そ、そんな笑顔で男のプライド完全に砕きます宣言しないでー!
「まってまって! それ立ち直れないから! 自殺モノだから! お願い待ってー!」
「さっき自分が厠に行きたいと懇願したというのに、ソド男殿は無視しましたから。ええ、自分も心苦しいのですけど、これも平等の為です」
……も、もしかして怒ってる? さっきの事、根に持ってますか!?
「それでは、沢山だしてくださいね」
「ちょ、止め――!」
脳が溶けそうな快楽。ぐっ、と耐えようとするが、神経がキレそうなほどの苦痛が襲い来る。
じゅるる、と止めを刺すように吸い付く唇。瞬間、頭が真っ白になった
どぶどぶ、と。絶望の二度目の射精。ブシ子の口の中に、本来別の口に注ぐべきな粘液が流し込まれる。
それを、小悪魔的な笑みで飲み干すブシ子。おそらく「してやったり」とでも思っているんだろう。
「ふふ、これで自分の勝ちですね。残念ですが、明日も早いですし今日はこれで――」
「――まだだ」
「え?」
「まだ終らんよ!」
昔、別のギルドのアルケミに見せてもらった古文書のセリフを吐きつつ、ブシ子を担ぎ上げる。
「え? え? え?」
「二回も出しちまって、この状態じゃ勃たない。けどな」
今は夜。人通りも、少ない。
「俺、危険が一杯なほうが興奮するんだよね。さすが冒険者、って感じだろ?」
「えっと、それはどういう意味なのですか……?」
本当に分からない。そんな顔で見上げてくるブシ子に、最上級の笑顔と共に、
「野外でやる。誰かに見られる可能性もあって中々デンジャラスだよねブシ子さん?」
「な――!」
窓から跳躍! そのまま一気に茂みにダイヴ。
「いや、な、何をするのですかソド男殿っ! こっ、このような破廉恥な――ッ!」
「叫ぶなって、人が来るぞ」
その可能性に初めて気がついたのか、慌てて口を押さえるブシ子さん。体は最初に会った時のようにガチガチに固まっている。
――やっぱり、ほぐさないといけないよね?
「ソド男殿、はっ、早く部屋に」
完全に秘所から意識が離れていたその瞬間、クリトリスを軽く弾いてやった。
「もどんんんんんんん!?」
押し殺した絶叫が、庭に響き渡った。
「おお、さっきよりも感じてるな。やっぱり、見られると興奮するのか?」
「違、違います! 自分は、自分は」
「はいはい、声声――お、誰か来た」
瞬間、ブシ子の奴は第三階層の壁材よろしく真っ青になった。
ざ、ざ、ざ、という足音。レン子……じゃないな。あいつなら足音くらい消すだろう。
茂みの隙間から覗いてみると、
「お、パラ男じゃないか」
「パラ男殿――お、男ですか?」
あ、そうか。こいつが裸見られてお嫁にいけない発言から、こんな状態になったんだった。
にやり、と。硬直しているブシ子の胸に吸い付く。
「ぴッ!?」
可愛らしい叫び、寸前で押し止めた絶叫。
ブシ子の視線が俺に訴える。
――ごめんなさい、今は止めてくださいお願いします。
けれど、どうやら俺はSっ気があるらしい。そういう弱々しい姿を見せられると、苛めたくて仕方がない。
耳元で「却下」と呟き、秘所を触る――ふりをしてアナルに指を突っ込んだ。
「あふ、んああ!」
予想の斜め上を行く部分を攻め立てられて抑え切れなかったのか、漏れる嬌声。
これはパラ男に届いた事だろう。さあ、どうなるかね、いい感じにデンジャラスだ。
「あのー! そこに誰かいるんですか!」
その声は、俺たちが潜む茂みに向けられていた。
既にブシ子は涙目だ。なんかもうか弱い小動物のように震えて、可愛くて仕方がない。
けど、これ以上はマジで嫌われるかもね。
「あー、俺俺。ソド男」
ブシ子の目が見開かれる。なんで自分からばらしているんだ、と半泣きで訴えかけてくる。
それに対して「問題ない」というジェスチャーを見せ、パラ男に意識を集中させる。
「ソド男? なんでそんなところに居るのさ」
「秘密の特訓、題して『裏声魔剣ハニーボイス』の精度調整」
「う、裏声魔剣?」
「そそ、チョイスの要領で可愛らしい声を剣に載せて、敵を俺の魅力でメロメロにする必殺剣さ」
沈黙――ただ沈黙。
「あー、うん、酔ってるねソド男。ほどほどにしなよ? 明日、ブシ子ちゃんとダンジョン初もぐりなんだから」
いや、ブシ子とは今日もぐるつもりなんだけどね、局地的に。
視線を隣に向けると、なんとかなりそうだ、と思い表情を和らげているブシ子が見える。
「それじゃ、お休み。頭、ちゃんと冷やすんだよ?」
「おけおけ、さっさと行け。俺は明日までにこれを完成させなきゃならんのだ」
苦笑いを漏らしながら宿に戻っていくパラ男を見送った後、俺はそのままブシ子を押さえつけた。
「さて、これで邪魔者は消えた。嬌声も裏声魔剣のせいにできるぜ」
「よくもまあ、あのような馬鹿げた嘘を……貴方、本当にエトリア二番目に強い冒険者ギルドのソードマンですか」
「他人の評価なんてどうでもいいさ、俺はただ迷宮にもぐるだけさ。……ま、今はそれよかこっちの迷宮に入らないとな」
見つかるかもしれない、という危機感が興奮を促し、息子は三度目の正直だと言うように天を貫く。
「あ――は、はい。確かに、もう見つからないでしょうし」
「んじゃ、問題ないな――いくぞ」
ぴっちりとした割れ目、それに欲望の塊を押し当てる。
今度は最初のようなヘマはしない。ぐ、と力を込める。
「あ、い――くぅ」
いくら潤滑油が過剰に分泌されていたとしても、そこは俺以外は指すら招いた事のない前人未到の地だ。
みりみり、と侵入するというよりも裂いて行くような感覚が息子に伝わってくる。
「だ、大丈夫か、ブシ子」
狭い。締め付け、搾り取られそうだ。けど、まだだ、まだ耐えないといけない。ブシ子が苦痛に耐えられるのに、俺が快感に耐えられないはずがないさ。
「はぐ、はい、この程度で、音を、上げるほど軟弱では、ありま、せん」
それが強がりだという事は、一目みただけで分かる。けれど、ここで止めるワケにはいかない。
痛みを与えないようになるべくゆっくり、腰を落していく。すると、遮るような抵抗感。
「……行くぞ」
「は、い。お願い、します」
その声に従い、腰に力を込める。なにかを突き破る感覚と共に、秘所からは愛液でない液体が流れ落ちた。
「動くぞ、大丈夫か?」
「ん、ええ。大丈、夫ですから、最後まで」
まったく、全然大丈夫じゃないだろうに。
けれど、ここで止めてはせっかく我慢したブシ子に申し訳ない。ゆっくりと、腰を上下しだす。
潤滑油と血液で濡れきっているはずなのに、秘所は異物を拒むように俺を締め上げ、種を奪い取ろうとする。
「はっ、いいぞ、ブシ子。お前の中、最高だ」
「いは、う、そう、です、か――んあ、ん、んっ、んんっ!」
何度か往復し痛感に慣れたのか、声に熱がこもっていく。
その声は、段々と速く、大きくなる。そう、快感の度合いを示すように。
「く――駄目だ、俺、そろそろ」
「じぶ、んも。あ、んはぁ、いっしょ、にぃ」
もうその言葉に答える余裕はない。腰を狂ったように動かし、ラストスパートをかける。
「あ、んっ、んっ、んっ、んっんっんっんっ――!」
「く――出る!」
どくん! と狭い谷間を濁流が奔る。
欲望を全て解き放つのと、俺の意識が跳んだのはほとんど同時だった。
◇
「あ、起きましたか?」
目覚めると、すぐ隣にブシ子の微笑があった。
「まあな」
裸身を晒すブシ子を見て、昨夜の行為を思い出す。
――む、無茶したよなぁ。あんな短時間に3発なんて。
自慢の息子は、今は朝勃すらできずにへたりこんでいる。まあ、頑張ったしねお前。
「ソド男殿、これからは妻として、そして冒険仲間として、よろしくお願いします」
「んー、あー。後者はいいが、前者はまだ取っておこうぜ」
「取っておく? それはどういう……」
「この迷宮の全てを、解き明かした後にさ」
そういって髪を撫でる。絹のようにさらさらとした、なめらかな触り心地だ。
「そうですね、やはり目標があればこそ、人は頑張れるのですから」
「そういう事、さくっと解明して式あげようぜ」
「ええ」
朝日のように、柔らかな笑み。それを見ると、昨日の緊張っぷりが嘘みたいだ。
それについて問いただしてみると、
「こうやって過ごしていると、緊張しているのが馬鹿らしくなってしって」
「ははは、ま、そっちのが俺としては好みだし問題はねぇよ」
「それなら安心です。……けれど、今は」
ん? なにが問題なんだ?
そう思って、ふと、周りの喧騒を聞いてみると――
「たたた、大変大変! そ、ソド男さんがきえちゃったー!」
ガキみてぇに騒ぎ立てるメディ子と、
「ブシ子さんもだ! ど、どうしたんだろう?」
オロオロとしているであろうパラ男。
「……一応、部屋に行って見ましょう」
冷静に判断を下すレン子――って待て、俺の、部屋?
確かあそこには、俺の服とブシ子の服、そのうえ、濡れた下着――
クエスチョン。あの情景を見て、第三者はどういった想像をめぐらせるでせう?
「ど、どうするんですか、ソド男殿」
「……どーしようかな」
俺の部屋辺りで響く二人分の悲鳴、おそらくパラ男とメディ子。
そして、意外に純情なレン子が気絶し、ぶっ倒れる音。
……俺、どうなるのかなぁ?
ダンジョンに潜る前にリザレクションのお世話になりそうな、そんな朝だった。
――――了
どうも、赤髪ソド×サラシブシ子による、我がパーティーの妄想でした。
しかし、エロパロ板って思った以上に字、書けるっぽいね。
昔VIPでなんか書いたが、あの時は規制くらいまくったわけだし。
と、色々と無駄に長くてすみませんでした。今度はコンパクトにエロイの書きたいな、と思う今日この頃。
こういうの嫌いじゃないぜ
というわけでGJ
泣きじゃくるブシ子、マジテラエロスwwww
>>52 お褒め頂いて光栄でございます。
やっぱり、こういうところに文章投下したりするのの何が楽しいって、
なんらかのリアクションもらえることだなあと改めて実感。
鬼畜全開した反動で、今度はまた心安らぐようなの書きたいなあと思う今日この頃です。
なにかいいシチュないかな…バレンタインネタはもう完全に時期逃しちゃったし。
>>53 キュンってなったよ!
なんかブシ子って他の職種以上に、
書く人ごとに個性が強く出て、キャラが全然違ってくるのがおもしろいなー。
ウーズって何か女冒険者捕まえて子宮で増殖してそうと言う妄想が止まらない
どうしよう…
君はそれを文章化してもいいし
他の職人にそのネタを提供してもよい
関係無いがネタバレ含むエロSSとかはいつ頃位から解禁して良いのかね?
重大なネタバレなら兎も角
軽いバレならちょっと注釈付けるだけでいいんじゃない?
5層のバレは本当に迂闊にできないよなぁ
特にこれといったネタないけどさ
実はギルドのリーダー×レンかツスクルのSS書いて
最後に5層の21階での出来事で締めくくろうと考えていた俺は
まあ、通常のネタを書きます。ハイ。
発売日に買って未だに3層でくすぶってる俺がいる・・・ネタバレはウィキペディア見てるからいいけど。
ネタバレありなら、名前欄にネタバレアリって書いてトリップでスキップしてもらうとか、
保管庫に直接投下するのもいいかもしれない。
重大なネタバレありってタイトルに入れとけば、自分でクリックして読む分には自己責任だろう。
ネタバレ的な要素を含む作品は、
名前欄なり投下の最初のレスなりに
「○層ネタバレ」とか警告を付けておけば
いいんじゃないかと。
世界樹はじわ売れするだろうから、
買って間もない閲覧者は今後も増えると思う。
その中から新しい職人が現れることもあるだろうから、
新規プレイヤへの配慮はしておいた方が
いいんじゃないかな、と思う
ゲームやりこむより先にエロスを求めに来るとは元気だな…
と思ったが書き手側なら普通か
凡そ半年振りのエロパロ板投稿&世界樹ネタ初投稿。
一応トリップ付けるんで軽いネタバレが嫌な人はNG登録を。
リハビリ兼ねているのですが、今回エロ要素が殆どありません。申し訳ない。
次回の続編ではヤリまくりな展開を構成してるんでご了承下さい。
――――――――――――――――――――――――
「よし…こんなモンだな。帰還するぞ」
そう言い放つのが青髪のダークハンター。ギルド"タルタロス"のリーダーである。
「いい加減疲れたわ。早く宿に行きましょう」
少々無骨な鎧を身につけた長髪の女性は、サブギルマスを勤めるパラディン。
「その前にきちんと商店で素材を売らないと。最近宿代も高くなっているから…」
ブツブツと金銭の事をぼやいているのは、まだ幼さの残るバードの少女。
「もう姉さんったら…またお金の話をして」
呆れながら溜息をつくメディックの少女。彼女の妹である。
「………」
無口な彼女はアルケミスト。眼鏡姿のアルケミストならば無口なのも似合いそうだが彼女は金髪の長身だ。
――これは、変わり者の集まりであるギルドで起こる出来事を書き連ねた物語。
――波乱の人生を送り、心に傷を持ち、世間に負けた者達が織り成す物語。
君は彼らの生き様を見てもいいし、このまま放置して真っ当な人生に戻ることも出来る。
準備が出来たのなら
さあ、マウスを動かして見たまえ!
『Episode1 ある錬金術師の視点〜私のリーダー〜』
――私の所属するギルドのリーダーは…馬鹿である。
「あ。間違ってアムリタ俺に使っちまった」
「なッ…!? 何やってんのよ!!」
「テヘッ」
「"テヘッ"じゃない!!」
キャラクターに合わない表情をしているのが…私が所属しているギルドのリーダー。
そして怒鳴って盾で彼の頭を叩いているのがサブリーダーのパラディンさん。因みに現在戦闘中である。
私が術式で敵に止めを刺そうとしたが、度重なる戦闘でTPの底が尽きかけていた。
マスターが「ちょっと待ってろ。今アムリタで回復させてやる」と言い放ち、取った行動がコレである。
「あーもう…! 何考えているのよ!」
「悪い悪い。コマンドミスってやつだ……って敵がこっちに来るぞ」
仲間を呼んで増殖した森林蛙が襲い掛かってくる。
マスターが調子に乗って放置していたらこの有様だった。壁役を担っているパラディンも半ば呆れている。
森林蛙が舌を伸ばしてリーダーを攻撃しようとしてくるが、彼は素早く飛び上がり回避した。
地面に着地すると同時に鞭を撓らせ蛙の体を締め上げる。グエッと厭な声をあげて蛙が絶命した。
この時、彼は私達と離れてしまった。当然、残りの蛙3匹は私達を狙っている。
「あー…後はお前らで何とかしろ」
「このッ……馬鹿リーダーッ!!」
パラディンさんが怒鳴るが、蛙はお構いなしに私達に襲ってくる。
彼女は素早く転機を利かせてバックガードで後衛の身を守る。
蛙の動きが止まった所でバードが矢を放ち、蛙の頭を打ち抜く。
続けてメディックが手にした鈍器で蛙を殴る。鞭の時よりも強烈な音を立てて蛙の中身が飛散する。
そして最後に私が残ったTPを使い雷撃の術式を展開し、最後の蛙を感電死させた。
「アイテムも無駄に使っちゃって…本当、注意力が散漫しているわね」
出費に神経質なバードが冷たい目でマスターを睨む。
「まあ無事に全員生存できたから良かったじゃないか。それにレベルも大分上がったしな。
昼だけど帰って休もうぜ。皆そろそろバテてきただろ?」
――私の所属するギルドのリーダーは…馬鹿で変人である。
今日の探索を切り上げて、私達は街へ戻ってきた。
モンスターを倒して集めた素材を売り払って換金する為、街の広場にやってきた。
「えーっと…ねばつく液体、虎の毛皮、鋼鉄の小骨片に蛙のホホ皮ね。今日の宿代にはなりそうよ」
我がギルドの会計係であるバードが素材を数えている。
「じゃあシリカ商店にいきましょうか……あれ、リーダーは?」
メディックが周囲を見渡す。リーダーが私達の側から居なくなっていた。
「へぇー…君らも大陸から来たんだ。奇遇だな」
広場のに居た女冒険者に声をかけていた。
「丁度良い。昼だしご飯でも食べながら話をしよう。
この辺りでジャクソン料理店っていう美味い店があるんだ。その後に…
そこまで言いかけた直後、周囲に強烈な打撃音が響き渡る。
「すみません。ごめんなさい。うちの馬鹿がとんだご迷惑を…」
冒険者に頭を下げてパラディンは、頭から湧き水の如く血を流して倒れているリーダーを引き摺ってきた。
「ってーな…いきなり背後からシールドスマイトすんのは反則だろ…」
「時と場所を弁えなさい! 全く…ここ最近、広場にやってきたら毎日毎日同じ事を…」
そう。迷宮から引き上げてくる度に、リーダーは広場で声を掛けているのだ。
ただ、女性冒険者をナンパしているだけならまだしも男性冒険者にまで声を掛けている。
その事を問いただすと
「俺はショタっ子でも親父でもイケるんだぜ? 何たって鞭と剣を使いこなす二刀流(?)使いだからな。
今度は少年パラディンでも手つけtガッガッガッガボァッ!!
再びシールドスマイトが直撃した。しかも連続で。
あまりにも凄惨な光景に広場に集まる人達は唖然としている。
平和な昼下がりの広場は猟奇殺人まがいの現場と化し、子供は泣き喚き大人も青ざめて逃げ出した。
こんな状況でもケラケラ笑っているリーダーはタフというか痛覚が無いというか…変態そのものだ。
ただひとつ言えるのは、私達がまた"別の意味で有名なギルド"となる事だ。
――私の所属するギルドのリーダーは…馬鹿で変人で自分勝手である。
シリカ商店に入り、素材の換金と新商品の確認を行う。
常連客で珍しい素材を沢山持ってくる私達は、お得意様という訳だ。
問題は――当然ながらリーダーだ。
「俺の粘つく液体も買い取ってくれ。色々な意味で」
等と悪質な冗談を吐いたり
「仕事いつ終わるんだい?終わったら一緒に……パラディン。そんな蔑んだ目で見るな」
等といったやり取りを毎回行う事だ。
シリカさんは「君達のリーダーって面白い人だね」と笑いながら答える。結構大物だ。
「ちょっと俺、冒険者ギルドの親方と話してくるわ。明日の朝まで自由行動だ。
宿で寝るなり買い物するなり好きにしていろ」
装備の仕入れを終え、シリカ商店を出た私達にリーダーは言い出した。
「話してくるって…何か用でもあるの?」
パラディンがリーダーを怪訝そうに見つけて問いただす。
普段からアレな行動を取るリーダーだ。一人になって何をするか判らない。
「別に大した事じゃ……ギルドの納金とか、運営に関する事だ。普通の業務だって」
「なら別に私達が居てもいいじゃない。何か一人になりたい理由でもあるの?」
「いやほら、俺一人で十分だからさ。お前らは羽伸ばして英気を養っておけ。じゃあな!」
慌てる様に走り去るマスター。
「ちょっと! 待ちなさい!! ……もうッ!」
不機嫌そうなパラディン。
「戦いでミスするわ、街中でナンパするわ、好き勝手な行動するわ…
たまには後始末を負う私の身にもなってみなさいよ!」
「ねぇ姉さん。パラディンさん…機嫌悪いね」
「あー…きっとアレよ。リーダーが自分を構ってくれ無いからイラついてんのよ」
「……二人とも何か言った?」
無表情で振り返るパラディンに二人は必死で首を振る。
取り敢えず巻き込まれたくないので私は黙っている。
日が沈みはじめると街は一日の作業を終えて帰る人々や、店の片付けを行う者が現れる。
パラディンさんは宿でくつろぎ(機嫌は良くないが)、バードとメディックの姉妹はケフト施薬院に行った。
私は外で夕飯を摂ろうと思い街に出た。
長鳴鶏の宿で出されるものはキノコ料理が多くリーダーがうんざりしていた。私も同感である。
完全に日が沈み、街は夜の顔を見せる。
多くの冒険者や仕事を終えた街の住人が酒場に行き来し、娼婦が客を探して裏通りを歩く。
大抵の街ではよく見かける光景。
私は金鹿の酒場を通りかかった。
此処は私達がよく仕事の依頼を受ける為に出入りしている酒場だ。
そこで思い掛けない声を耳にした。
「お疲れ様。よく無事だったわね」
「ああ…流石に疲れたぜ」
金鹿の女将とリーダーの会話だ。確か冒険者ギルドに用事で行っていた筈だ。
既に用事を済ませたのか、または最初から一人になって酒場に行っていたのだろうか。
どちらにせよ、早めにリーダーを捕まえて宿に連れ戻さないと機嫌が悪いままの人が一名いる。
酒場に入ろうと思った時、会話の続きが聞こえて思わず扉に掛けようとした手を止めた。
「でも…冒険者ギルドの試練…森の破壊者を倒すなんて流石ね」
「そうか? でもまあケルヌンノス倒す為に鍛えたからなぁ…妥当だろ」
「けど貴方、"死神"で有名なあのダークハンターでしょ?」
「……知ってたのかよ」
「それはもう。冒険者相手に店を切盛りしているんだから知ってて当然じゃない。
普段の行動からじゃとてもそうとは思えないけどねぇ」
「若い頃調子に乗り過ぎたからな。有名になると勝負挑んでくる奴や危険な依頼が来て面倒なんだよ。
やっぱ一介の冒険者が一番気楽だよ」
私達と別れた後、リーダーは一人で冒険者ギルドの出す悪名高い試練の一つ"樹海の戦士I"を遂行していた。
内容は一人で第二層のジャングルに生息する猛獣――森の破壊者を倒すというもの。
相当な実力者でなければコンプリートするのは到底不可能と呼ばれているものだ。
「でも初心者冒険者としてやってくるなんて、どういった心境なのかしら?」
リーダーはグラスに満たされた琥珀色の蒸留酒を飲みながら喋る。
「丁度新しく組んだ相棒の新米パラディンや、以前からちょっと顔見知り双子の姉妹が
冒険者としてこの辺りに来たって聞いてな。
全員、戦闘経験も浅いし俺が無理して高レベルな所に引っ張って行くよりも
足並み揃えて行った方が為になると思ったんだよ。俺自身もエトリアに来るのは初めてだったし」
「けど、皆強くなってきたじゃない。あの密林の王を倒して第三層まで行けるなんて。
私が知る限り、この辺じゃ5本の指に入る有名ギルドよ」
「そりゃあな。普段から此処で判断して生き延びさせる様に教育しているからな。
リーダーがお粗末な行動を取る様な奴じゃ、自分で何とかしなきゃ死んじまうって思うだろ?
今回も仲間を呼ぶ蛙を大量に集めてさ、戦闘経験を積ませてやったぞ。
あの状況で冷静に戦えたんだから俺が戦闘不能になっても大丈夫だろうぜ」
さらに会話は続く。
「まあ…問題なのは、ケルヌンノスを討伐した事でちょっと有名になっちまった事だな」
「あら? 有名になるのは嫌じゃなかったの?」
「執政院の賞金に釣られて派手な行動取ったのが仇となっちまったけどな。
それに"俺個人"が有名になるよりも"ギルド"が有名になるのならマシだぜ。
仲間も知名度が上がって、他のギルドに所属し易くなるだろうし。実力付ければフリーでもやっていけるだろ。
…でも俺らに憧れてギルドに入隊志願する奴が増えた事が一番の悩みだよ」
苦笑しながら溜息を吐くリーダー。
女将は不思議そうに頭を傾げる。
「そう?志願者がいるという事は戦力も増えるという事よ。それに新米冒険者なら育成すればいいでしょ?
優秀な人材を置いておくのもギルドの運営とも言えるわよ」
「いやいや。今の4人で手一杯だし、これ以上面倒見るのは肉体的にも精神的にも無理だ。
正直、俺はリーダーに向いているタイプじゃないからな。
今日も入隊希望の冒険者が居たから、飯でも食べながら丁重に断ろうと思ったんだよ。
そしたらパラディンが殺人鬼の如く暴れてさ。こんな光景見ちまったら当分入隊希望者なんて現れないだろ」
「なんというか…無茶苦茶にも程があるわね」
「でも此処最近毎日志願者がやってくるんだぜ?
……このギルドは"訳あり"の連中が集まっているから、普通の奴らはもっと真っ当な人生送って欲しいモンだ」
その言葉を聞いて胸が痛む。
"訳あり"――私もパラディンさんも、あの双子も――無論リーダー自身も何らかの事情を持っている。
お互い理由は聞かない様にしているものの……
パラディンさんだって何処かの王国騎士団に所属していた様な風貌なのに冒険者として私達と同行している。
バードとメディックの二人もあの年齢で戦いで生計を立てている。
――私自身も……彼女達と比べればマシかも知れないが、心に厭な記憶が絡み付いている。
そして、私はリーダーの事情を一部とはいえ聞いてしまった。
「さてと…そろそろ帰らないと口煩い奴がいるからな」
グラスの酒を一気に飲み干し立ち上がる。
「痛てて…流石にキツイ酒は傷に染みるな」
「無理しないで仲間に治療して貰ったら?」
「勘弁してくれ。若し俺が一人で樹海に行ったなんてバレたら何言われるか分からん。
ま、次の依頼あったら言ってくれ。また来るよ」
「じゃあね。仲間に心配かけちゃ駄目よ」
「…………」
「うわっ!!アルケミ…お前何時から此処にいた?」
店を出てきたリーダーは、入り口で立っていた私と鉢合わせになり
昔何処かで見た様なシェーのポーズで驚愕していた。
「…今の話聞いていたのか?」
私は頷いた。
「はぁ…」
リーダーは溜息をついて困った顔をした。
――さて、どう切り出すべきか。
取り敢えず頭の中で会議を行った結果、今私がどうしたいのかを第一声として口にした。
「……リーダー…お腹空いた」
…学者の端くれだというのに、なんとも知性に乏しい返事だ。口下手な自分が恨めしい。
「お腹空いたって……お前まだ飯食ってないのか」
「………」
無言で頷く。
「ったく……飯食いに行くか? 丁度報酬貰ったし奢ってやるぜ」
「…本当?」
「ああ。その代わり、さっきの会話…皆に内緒にしておいてくれよ。
後、報酬貰った事もバードには内緒な。俺とお前だけの秘密だぞ」
――秘密。この言葉に何か嬉しさと後ろめたさを同時に感じる。
まだ私しか知らない事。他の誰も知らない事を共有できる。
何故だろうか。よく分からないが私は胸が躍った。
決して顔には出していないが何故か笑い出してしまいそうだった。
そういえば、このギルド名――"タルタロス"は別の大陸の神話で聞いた事がある。
タルタロスとは、冥界よりも深い奈落の底。人々どころか神々でさえ忌み嫌う空間。
ギルド設立当初、リーダーはこう言っていた。
リーダーの名前…そして先程聞いたリーダーが昔持っていた二つ名…"死神"
彼の名前はその神話で死を司る神の名前を表している。
私達は様々な思惑を持って集まった5人。それは世間から疎まれたり、はみ出した者達。
忌み嫌われた空間<タルタロス>はそれに相応しい。だから不吉な名称にも関わらず自然と集ったのだろう。
そして死神は魂を奪い取って冥界に運ぶ存在。
私がこんな感情を抱くのは、その"死神"に魂を奪われたからだろうか。
――と、随分らしくない詩的な考えをしてしまった。先程の返事が嘘の様だ。
「何ボーッとしてんだ?」
「……ジャクソン料理店の赤玉石料理が食べたい…」
「…随分とチャレンジャーな選択だな」
私はリーダーの後をついていき、夜の路地を歩いていった。
――私の所属するギルドのリーダーは…馬鹿で変人で自分勝手である。
だけど少し不器用で優しい所もあるリーダーだ。
to be continued
89 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 05:00:28 ID:b3usBYGs
こういう文章大好きだー
エロ抜きでも面白い。
GJ!
タルタロスって聞くと同社のダンジョンRPG思い出すなw
あれも世界樹に劣らずむずかった
ごみん、保管庫にこの前の話を書き込んだら、なぜだか妙な事になってしまった。
削除しようにも上手く動作しなくて困ってるので、暇がある人は削除してくれると嬉しいです。
PASSは123412。迷惑かけてごめん。
おっと、そんな事よりも。
>>69 >>70 >>71◆mUGNZ0/0kY
お褒めに預かり光栄です。やはり泣きじゃくる女の子というのは非常に萌えると思うのですよ。
数日中に前記した件の罪滅ぼしと感想をくれた人への感謝を込め、SSを投下する予定。
|・ω・) 誰もいない・・
|⊂ノ 変化球投下するなら今のウチ。
本日の冒険者メンバーは金髪パラ子、金髪ダハ子、殴メディ姉、メディ子、カメ子。
――エトリア。
この街は周りの都市からは【眠らずの街】だとか呼ばれていたりする。
外から新しくこの街にやってくる新参者や、
迷宮から戻ってきた探索者達をいつでも迎え入れる為なのだそうだ。
世界樹の迷宮と共に生き、発展してきた街。それがここエトリアである。
そして今日も過酷な冒険を終えた世界樹の探索者達が、迷宮の中で得たアイテムを換金し、宿に部屋を取っていた。
/長鳴鶏の宿。
夕食が終わり、食欲を満たした私達。
湯浴みも各自終えたので後は寝て体力と気力を養うだけとなった。
「では、また明日。良い夢を。」
「お疲れ様です。」
「お休みなさーい。」
「お、や、す、み、んーふふ〜。ちゅっ。」
とダハ子が私、メディ姉、カメ子の頬にキスをする。いつものことなのでコレくらいで私達は動じたりはしない。
「馬鹿なことしてないで、さっさと明日に備えて休みなさい。ダハ子。」
「ちぇ〜、いいもん。あたしはメディちゃんとイ、イ、コ、ト。するんだからっ。」
メディ子がおやすみなさいと言った笑顔の表情のままで固まっている。
残念だけど私には彼女を助けてあげることはできない。
なんとか頑張ってください、メディ子。と心の中でエールを送る。
「ではでわぁ〜Seeyou〜」
「水遊…?」
「あらぁ、カメ子には教えて無かったっけ? 古い言葉で【また会いましょう】って言うのよ」
右手の人差し指を立ててカメ子と同じ視線へと姿勢を変え左手を腰に当てるダハ子。彼女の癖だ。
「…水遊」
カメ子の返事を聞くと満足したようで、そのままメディ子と一緒に行ってしまった。
「See you again,do your best〜♪」
などと後ろ手を振っている。
挨拶も終わったので別れて私とカメ子は廊下の突き当たりの部屋へと向かう。
宿屋の手続きに手違いがあって、個室で宿をとったはずなのに相部屋となった。あのキノコ頭め…。
クジを引いた結果、私とカメ子、メディ子とダハ子が相部屋に、そしてメディ姉が唯一の個室。
別に個室じゃないからって寛げないということは無いし、仲間と寝食を共にするのも嫌いじゃあない。
まぁ…あえて言うならばダハ子と相部屋になってしまったメディ子に同情する。
――ギィィ
二人部屋ということなので勿論ベッドは二つ。決して狭くは無い部屋。
まずは明かりをとランプに火を灯しながらカメ子に話しかける。
「今日も一日終わりましたね。お疲れ様です、カメ子。」
――くんくん。
「お酒臭い…」
「分かりますか?」
彼女に言われ、軽く胸元を仰いでみる。
夕食の時にダハ子に付き合って散々飲んだからやっぱり匂うのだろうか?
……お酒の匂いって自分じゃあんまり分からない。
「お酒臭い。」
「苦手でしたか…考えもせずにちょっと飲みすぎてしまったようです。少し、夜風に当たって来ますね。」
まだ暖かさの残る秋の夜長。きっと髪を梳く風は優しく心地よいだろう。
満点の夜空を見ながら寝静まらないエトリアの街を散歩するのも悪くないな、
そう思って外に出ようとドアノブを握ろうとしたとき、反対の手をカメ子が掴む。
――ふるふる。
「風邪引く。」
真顔でそんなことを言う。私のことを心配してくれているみたいだ。
「私、お酒臭いですよ?」
――こくん。
それでもかまわないらしい。せっかくのカメ子の気遣いを受けて、私は夜の散歩を諦めることにした。
「……分かりました。次回から相部屋を取るときは気をつけます。」
纏いかけた外套を再びハンガーにかけ、椅子に腰掛けようとし、ハッとする。
そうだ、お酒の匂いが気になるって言われたし、できるだけ離れたところに居よう。
と、向かいのベッドの上に腰を下ろす。
――ギシッ
ベッドが軋み、軽く沈む。あくまでも、軽く。
「んー…それにしても今日は疲れましたねぇ。」
伸びをしながらごろんとそのまま体を倒し椅子の上に正座しているカメ子に話しかける。
跳ね返ってくる弾力が眠気を誘ってしまいそうな柔らかさで心地いい。
「ダハ子が縛りたがるから余計。」
今日のFOEとの戦いのコトだ。ダハ子も攻撃に加われば簡単に倒せるのに、
ダハ子は執拗に魔物を縛りたがってはダメージを受けていた。
頭から血をダクダク流しながら狂気じみた高笑いをあげて結局は縛ってたけど…
サポートしていたメディ子の苦労も考えて欲しい。
「あはは、そーですねぇ。彼女強いのにどうしてああフマジメなんでしょうかねぇ。」
そう、マジメに戦闘すればダハ子は私よりもずっと強いのだ。
単純な戦闘能力とセンスにかけては彼女は天才と言える。
マジメに戦闘してくれれば…。
「…」
「…? どうしました?」
体を起こしカメ子の方を向く、
彼女は椅子の背に手をかけ正座し、こっちを見つめていた。
「ダハ子は不真面目じゃない。パラ子の為にワザとやってるの。」
カメ子の言葉は時々、意味の真意が計りかねる。
言葉と呪いを操るカースメーカー故のものなのだろうか、思わず私は聞き返した。
「私の為に…?」
「いつも皆を引っ張って張り詰めた気持ちのパラ子の、気を抜く為。」
「…!」
「パラ子はダハ子を叱ってる時、素に戻るから。」
私はダハ子とカメ子に関する認識を改めた。私たちよりカメ子の方がダハ子と一緒に居る時間が短いのに
この子はそんなトコまで見抜いていたらしい。
「でも半分は地。」
私はダハ子に関する認識を再び改めた。
「そうだったんですかー」
ああ、自分でも棒読みっぽい。
でもダハ子が私のことを気遣ってくれていたことに気がついてちょっと嬉しくなった。
棒読みだけど顔がにやけてしまっていた。そんな私を見てカメ子も笑う。
あれ……この子の笑う姿ってもしかして初めて見た?
「カメ子は…パラ子さんのことが好きなんですね」
――こくん。
「優しい人。私にも色々教えてくれる。」
一体何を教わっているんだか…。
ダハ子の普段の言動を見ると決して信用できない壁が其処にはある気がしてならない。
「食べられる野草の見分け方とか、火の起こし方、テーブルマナーとか…」
「へぇ…意外」
と真面目に教えているんですねと言いかけて言葉を噤む。そういえばダハ子は【教え魔】だったことを思い出したからだ。
きっとダハ子は人に知識を与えるような仕事に就いていたのだろう。人の過去の余計な詮索をするのは私の信条に反する。
特に本人以外の人間からその人の過去を聞くようなことは絶対にしないと硬く誓っていた。
だから、カメ子がうっかりダハ子の過去を喋ってしまわないように、その言葉を飲み込んだ。
人の過去がどうであれ今は同じギルドの仲間。…それで良いじゃない。――良いではないですか。
自戒するように普段の言葉づかいに戻し、そう繰り返す。私が自分に常に言い聞かせていること。
本当に過去を詮索されて欲しく無いのは、私自身なのだろう。
カメ子は私が一瞬表情を変えたことに気がつかないようで指を折りながらダハ子から教わったコトを反復している。
常識的なコトを教えてたりもするのが、ダハ子の普段の行動からは意外だった。
「マッサージも教わったよ。パラ子にしてあげようか?」
「ああ、じゃあお願いしても良いですか? 今日はいつもより疲労が酷くて…」
ちょっと陰鬱に考え込んでしまった。
カメ子に私のそんな感情を悟られないように、思わず彼女の提案を承諾した。
――こくん。
カメ子が椅子から離れ、こちらへと歩いてくる。ちょっとイヤな予感もするけれど…。
マッサージくらいなら普通だと思う。多分。
――ギシッ
カメ子の重みを受けてベッドが軽く軋む。
多分…多分大丈夫…。
「じゃあ服脱がせるね…」
大丈夫じゃなかったー!!!
「ちょ…」
思わずベッドの上で後ずさりしようとする私。
その動作を見逃さなかったのか、
「…我は封ず、汝、其の力全てを」
カメ子がそう呟くと私の手足がまるで鉛のように動かなくなる。
呪言と呼ばれるカースメーカー独自の技術。彼女の職業は呪いと束縛を司るのだ。
自己暗示的なものなのだと分かっていてもどうすることもできない。逃げることは不可能だった。
「何呪言使ってるんですかっ…!」
「ジタバタしてると脱がせ辛いし…」
こ、このままでは剥かれる…!あっ、そ、そうだ…!
「ハァー、ハァー」
酒の匂いが嫌いなカメ子に対して今の私が唯一できる抗議。酒臭い吐息をカメ子に吹きかける。
字面だけ見ると唯の怪しい人に見えそうだけど…。
「…っ」
どうやらこれは有効なようだ。
カメ子は少し眉間に皺を寄せて動きを止めている。
――Boost!!
いざ酒ブレス…!
「我は封ず、汝、其の言葉全てを…。」
「ハァーッ…っ――」
「…口も封じたよ。呼吸はできるから大丈夫。」
今の私はまさにまな板の上の鯉…!このままだと本当に取り返しのつかないことになりそうな…!
「…っ!」
そうこうしているウチにカメ子は私のシャツを脱がせにかかっている。
もう寝るだけだったから上には下着付けてないのに…!
――トサッ
シャツは私の腕を通り抜けそのままベッドの下へと落とされた。カメ子は半裸の私を見て目をぱちくりさせている。
腕も封じられているので隠すことさえできない…。マジマジと見つめられると同性とは言え恥ずかしい…!
「パラ子。鳩胸…?」
「…!」
胸が無くて悪かったですね…!どうせ私は貧乳ですよ…!
うぅ、いくらなんでも鳩胸は酷い…。
「まぁいいや。下も脱がすね」
「っ…!」
最後の砦であるぱんつだけは取られるわけにはいかない…!
でも、手足が封じられているのでどうすることもできず。
「んー! んー!」
せめてもの抵抗として声にならない声を上げながら腰を動かしカメ子の指先がぱんつにかかるのを阻止する。
必死ながらもどこか間抜けな抵抗を物ともせず、カメ子は私のぱんつに手をかけて一気に引きずり下ろした。
――ぽい
無造作に投げ捨てられた私の下着…!全裸の私の目の前にいるカメ子。
文字通り穴が開くほど見つめられている。ああ、もう私お嫁にいけないっ…!
――ぺたぺた、さわさわ
何が不思議なのか私の身体をぺたぺた触るカメ子。
ちょ…開かないでッ!
「…」
私を触りながらカメ子は少し不思議な表情をした。
「?」
そうかと思うと、私の腰の前で手を所在無さげに上下に動かしている。
掴みたくても掴むものが無いような感じ。
「…違う。」
何が違うと言うのだろう。
酔いのまだ残っている頭では、その言葉の意味するところが分からなかった。
――ぽいぽい
何故か自分も脱ぎだすカメ子、あっという間に裸になる。
…胸の大きさは勝った。いや、今はそんなことで勝ち誇っている場合じゃない。
裸になったカメ子は私と自分とを交互に見比べる。
「同じ。」
今度は同じ?
一体なんだというのだろう。
「パラ子…。」
カメ子が私の目の前まで顔を近づけ、指先で私の前髪をかきあげる。
「…っ。」
こうして近くでマジマジとカメ子を見ていると、冒険者とは思えないような肌の綺麗さに驚かされる。
この子、地味に美人…。
カメ子の瞳には、羞恥心に顔を赤く染めた、まるで女の子のような私の姿。
いや…まるで、なんて形容詞をつけるまでも無く、私は女だ。
「パラ子ってもしかして…女の子?」
私の思考を読んだかのようにカメ子が質問する。
「あ…当たり前ですっ…!!」
「あ、呪言解けちゃった。」
「カメ子は、今まで私のことを男だと思っていたんですか…!」
「うん」
がーん。凛々しいとかはよく言われてたけど、そもそも自分が女性として見られていなかったことにまずショック。
ついでにカメ子がさっきやっていた謎の動作の意味も分かって二重にショック…!
男だと思っていたから、アレをああするために上下に…。アレはきっとダハ子が教えたに違いない…!
歩く未成年有害女め…! 知り合った時は普通の少女だったカメ子がダハ子の所為でどんどん変わっていく…。
「男のヒトにしては体の線が細いし、鳩胸にしてはちょっと大きすぎるなーと思ったし…
自分のと見比べてようやく分かったよ」
「…!」
自分のと見比べてとかっ…! いつからこんなハシタナイ子に…!
思わず赤面する私、カメ子は気にも留めていないようで。
「大丈夫、ダハ子からは女の子同士のやりかたも教わってるから。パラ子が女の子でも、私は構わないよ。」
――今、なんて言ったこの子?
「な…」
「な?」
「な、な、何が大丈夫ですかっ!!!!!」
あんの痴女…! 今度会ったらただじゃおかねぇ…!
「あーもうっ…! もう…! 許せないっ…! あー…あンッ…ってカメ子さんっ…!?」
「んちゅ、ふぇ?」
気がつけばカメ子は私の二の腕の辺りを舌で舐めていた。
「ん…ふっ」
腕を舐められているだけなのにカメ子の舌の感覚が柔らかくて…。
ヤ…これ結構ゾクゾクする…!?
「女の子は、ちゃんと準備しなきゃダメってダハ子がゆってた」
「じゅ、準備って何のですかっ!?」
――くす。
分かっているクセにとでも言うように軽く笑い、再び舌を這わせるカメ子。
身体に残っていたアルコールが頭に回ってきたのか、熱に浮かされるようにぼ〜っとしてきた。
鈍くなる頭とは逆に、身体の感覚が鋭くなっていくのが分かる。
いつのまにかカメ子の舌が私の鎖骨の辺りを這っていた。あどけない少女の顔が私のすぐ近くにある。
…きっとお酒がまだ残っている所為だと自分に言い聞かせるが、
普段は絶対に見せないような表情で私を舐めるカメ子を見て、心臓の鼓動が一層高まるのを感じてしまった。
一心不乱に舐め続けるカメ子と目が合い、思わず目を瞑ってしまう。
視覚が途絶えると余計に他の感覚が敏感になるようで、カメ子の舌の動きと、時々漏れる吐息が私の頭を白く染めていく。
――ちゅ、
舐めるだけでは飽き足らなくなったのか、私の首筋にくちづけをしていくカメ子。
私はぼんやりとした頭で、ギルドメンバーにどうやってキスマークの言い訳をしようと、そんなことを考えていた。
ダハ子にはからかわれるんだろうなぁ。
メディ姉は多分、分かっちゃうだろうなぁ。
メディ子は…私のことを軽蔑するかもなぁ。
…思考を絡め取るくちづけに、そんなことなんかどうでもよくなっていた。
「ふぁ…あっ、あッ…んんッ!?」
思わず声を上げた瞬間を逃さず、カメ子の口が私の口を塞ぐ。
さっきまで私の肌の上を滑っていた舌が私の口の中に入ってきた。
これって…キス…だよ、ね?
「んんっ」
何がどうなっているか分からない。分からないけれど、そんなことはお構いなしにカメ子の舌が私の舌に絡んでくる。
まるで半熟卵の黄身を潰さないように、慎重に、慎重に触れてくるカメ子の舌先。
私が女の子として大事に扱われているということが分かった瞬間、…頭の中の何かが吹き飛んだ。
いや…多分、何かではなく、ネジが外れてしまったのだろう。……常識と言う名のそのネジが。
お返し、しないと…。私はカメ子の手を握り指を絡めて、自分の意思でカメ子の舌に触れる。
私の行動にカメ子が一瞬大きく目を見開き、動きが止まった。
と、思うと再びトロンとした顔つきになってお互いに舌を絡めあう。
…可愛い。
「ぷはっ…」
離れてしまった二人の口からは混ざり合った唾液による一筋の糸が名残惜しそうに繫ぎ留めていた。
身体が離れると少しだけ、冷静な思考が戻ってくるような感じがした。
「パラ子。」
「カメ子、あの、その…」
自分の指と指とを絡めて親指をくるくる回す私。
言葉に詰まる、とはこういうことを言うのだろう。
「パラ子…好き。」
カメ子は、あくまでも自分の気持ちに正直だった。
「…はい。」
その告白に、私は否定しない。
「大好き。」
カメ子は、あくまでも素直な子だった。
「…はい。」
その告白に、私は肯定するしかない。
「マッサージじゃなくて、好きな人同士がすること、したい。」
それはつまり――。
「はい。」
思考が、まとまるよりも先に、私は返事をしていた。
to be continued...?
君達はこの後の情事を妄想してもいいし、続きが投下されるのを待つこともできる。
GJ!
カメ子可愛いよカメ子
閉じ」の前の句点だけが気になる
。」
普通書かないものでは?
106 :
93:2007/02/21(水) 02:21:28 ID:TY2XkbxG
投下した後に誤植を発見する気まずさよ・・!
(4/10)
「カメ子は…パラ子さんのことが好きなんですね」
↓
「カメ子は…ダハ子さんのことが好きなんですね」
107 :
93:2007/02/21(水) 02:26:24 ID:TY2XkbxG
>>104 カメ子の可愛さに気づいていただきありがとうございます。
原本ではモロにギルドと名前が出るのでどうしようかなーと思案した挙句、
カメ子に。名前の変換ミスによる誤植とか恥ずかしいですね。
>>105 。」癖のようなものなんで気にせんといてくださいな。
現にあったり無かったりバラバラだし…。
読みにくく無ければOKOK。
書式言い出したら、三点リーダーやダッシュは2個連続が原則とか、
行頭は一文字分空けろとかキリがない。
再び長くなってしまったけれど、まあ、いいのかな?
ごめん、途中で送信した。スレ汚しすまん。
「ん、は、あ、はあ」
眠れない。体が火照り、汗ばんだおでこにブロンドの髪が張り付く。
寝間着の上から、秘所に手を伸ばす。ぐちょり、とズボンの上からでも分かほど濡れきっている。
けれど満たされない。例え逝ったとしても、この火照りはなくなってくれない。
「いや、あ、んん」
なぜこんなモノが。
そう思って、わたしは――自身の又からそそり立つ男根を見た。
それは、何かを求めるように、びくんびくん、と跳ね回っていた。
◇
わたしが所属するパーティーは全て女性で構成されている。
綺麗なピンクの髪を巻いたダハ子さん。その――えっと、少々不健全な服装を着ているけれど、お姫さまみたいに綺麗な人。
メンバー最年長で、頼れるお姉さんだ。本人はそれを気にしているようだけど。
次に、眼帯で片目を覆ったレン子さん。少し無口なところもあるけど、冒険者なのにスカートを穿いたりと、少し乙女チックなところがある。
前にクマさんのヌイグルミを、熱っぽい視線で見てたのが昨日のようだ。本人は真っ赤になって否定してたけどね。
あ、無口と言えばカスメ子ちゃん!
綺麗な紫色の髪を三つ編みにしたこの子は、無口も無口。ほとんど何も喋ってくれない。けど、わたしをパラ子姉さんと言って慕ってくれる可愛いところもある。
ちなみに、無口なわけじゃなくて、ただ他人と話すのが恥ずかしいだけ――と前、こっそりわたしに教えてくれた。このギルドに来たのも、女の子だけならまだマシ、だからだそうだ。
そして、ギルド最年少のメディ子ちゃん。薬を調合するのが大好きで、ギルドの一室は彼女の薬品置き場になっていたりする。
でも、本当に才能があるんだと思う。その歳のわたしは、まだ剣の修練で並の成績しか出せなかったから。
最後に、わたし。一応パラディンなんかやっています。ダハ子さん的愛称『オデコちゃん』。やめてって、何度も言ってるんだけどね。
最初ソードマンに憧れていたんだけど、技を繰り出すほど腕力がなくて断念してしまった。
でも、それはそれでよかったんだと思う。みんなを守る盾だからこそ、このパーティーに呼ばれたわけなんだから。
――そう、盾がいないと駄目なほど、わたしたちのパーティーは脆弱だ。
前衛が二人、というのは他のギルドにもいるだろうけど、片方がダークハンターのため、攻撃はわたしに集中する。
けど、この前。無限に現れるアリたちと戦った時、わたしは倒れてしまった。
――そこからは、文字通り総崩れだった。
もし、レン子さんという脚の速い人がいなければ、わたしたちの命はそこで潰えていたと思う。
だから、わたしは修行した。一人で魔物を倒すクエストを受け、仲間を呼び続けるカエルを倒し、他のみんなよりも成長できたと思う。
けど――ふと、気づいた。他のギルドのパラディンと比べ、わたしの防御力は薄いという事に。
なぜか、と悩む必要すらなかった。そう、それは筋力。盾で相手の打撃を止める為に必要な、力。
ソードマンを諦める事になった原因が、今度はパラディンの足枷になってしまった。
「メディ子ちゃん……その、出来た?」
だからわたしは、メディ子ちゃんに少々無茶なお願いをしたのだ。
「だいじょーぶっ! あたしに不可能なんてなーい!」
グラスに注がれた琥珀色の液体、それを眺める。
――ブレイバントのように一時的なモノではなく、恒常的に効果を発揮する筋力増強剤。
それが、彼女に頼んだ薬品だった。
「男性ホルモンを――ってわかんないかな? 要するに、男の材料をパラ子さんに注ぐ、って感じかな?」
「そ、それって大丈夫なの? ほ、ほら、ヒゲとか、ね」
わたしだって女だ、ヒゲの生えた野太い声の女なんかにはなりたくはない。
けれどメディ子ちゃんは「ノー問題ッ!」と元気よく親指を立ててくれる。
「そういう事にならないように、色々と調整したつもりだから。ささ、ぐいっと」
手渡されたそれは、一見お酒のようにも見える。けれど、臭いが少々キツイ。
「……ええい!」
ぐいっ、と。思ったよりどろっとした液体を喉に流し込む。……変に甘くて、おいしくなかった。
「一晩くらい寝たら効果があるはずだよー」
「そっか。ありがとうね、メディ子ちゃん」
「いやいやー、あたしも新しい薬品の調合を体験できて幸せだものー」
目をキラキラさせてビーカーやら試験管やらを見つめだすメディ子ちゃん。
……こ、これさえなければ、すっごくいい子なんだけどねぇ?
「おやすみ、実験もいいけど、早くねないと駄目だよ」
「んふふー、大丈夫。つい最近眠気を吹っ飛ばす薬を作ったからー」
「……そ、そっか」
◇
変な薬(メディ子ちゃんには悪いけどそうとしか思えない)を飲んだ為なのか、不覚にも寝坊をしてしまった。
時間は――四時半! 着替え、朝ごはん含めて後三十分!?
「ああ、もう。ダハ子さんいつも起こしてあげてるのにぃ!」
こういう時くらい起こしてくれてもいいじゃない! そんな事を考えながら服と鎧を装備しはじめる。
「……ん?」
ズボンを穿く時、いつもと違う感触がしたような気がする。
「……あっ! 後十分でご飯が――!」
けれど、そんな思考はすぐに消えてしまった。
◇
――今回の冒険は大成功だった。いや、さすがメディ子ちゃん、というべきかな。
正直、ここまで効果があると思わなかった。
昨日まで、ダハ子さんと二人がかりでやっと倒せた固いアリを、一撃で叩き潰したの!
それに、いつもと比べて体も軽かった。鎧の重さが気にならなくなったんだと思う。
……まあ、調子に乗って永劫の玄王相手に一人で突っ込んで死にそうになったんだけど――全体的に考えればプラスだよね。
「ふーんふふーん、えいっ!」
いつも以上に軽やかな動きで鎧を脱ぎ捨てる。これからみんなと一緒にお風呂だ。汗を流さないとなー。
そんな事を考えつつ、ズボンを脱ぐ。部屋着に着替えるためだ。いつもと同じ行動だ。
「あ、れ?」
けれど、いつもとは違う、妙な違和感があった。
――そういえば、朝もこれと同じ違和感がなかった?
下半身に意識を向ける。すると、昨日まではなかった、触感。下着につつまれた何か。
「な、なによ、これ」
まさか。いや、そんなはずはない。だって、わたしは女の子なんだから。
だったら、これは一体なんなの!?
そっと、しましま布地をずらす。すると、そこには――
「う、嘘……」
――ち、知識でしかしらないけど、そ、そそ、それは。えっと、お、男の人の、その、あの。
象さんのお鼻みたいに長く、太いそれは、頭を垂れるようにわたしの又からぶら下がっている。
「――ま、まさか!」
慌てて胸と――その、と、時々、そう時々っ!――自分を慰めたりする割れ目を触ってみる。
確かに、そこにあった。男の子になった、というわけじゃないみたい。
けれど、だったらこれはなに? ふ、袋も二つ、あるみたいだし。
ま、幻? ……そ、そうよ。幻だったら殴っても痛くないはず!
わたしはその袋に向かって、全力で拳を叩きつけた。どん、っていう衝撃音が出るくらいに。
「ッ!? 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」
結果、叫び声すら出せない痛みが襲ってきた。
無様にも地面に倒れこんで、ついさっき自分が殴り飛ばした袋を両手で押さえてのたうち回る。
「あっ、あっ、あっ、ああああ、ああ、あ」
脂汗が出てくる。痛みがじんわりと広がって、なんだか腰まで痛いような、そんな未知の痛感。
痛みが引いたのは、それから数十分後。うん、現状は全くわからないんだけど、これに衝撃を与えるのは止めておこうと固く心に誓った。
「……パラ姉さん、みんな、もう行ってる」
とんとん、というノック音と共にカスメ子ちゃんの声が聞こえてくる。
行くってどこに――あ、お風呂か。
「ごめんね、すぐ行くから先行ってて」
ドアの向こうで、こくりと頷いた。そんな気がした。
さて、わたしもいかな……あ。
男の子の象徴。それが、ぷらぷらと揺れていた。
幸いな事に、私は普段からタオルを巻いてお風呂に入っている。だから、少しだけ長いのをつけても、気分だと言えば誤魔化せる。
誰にも見えないようにしながら――お、おちん、ちんを隠す。
メディ子ちゃんに相談するべきかと思ったけど、これを打ち明ける勇気はなかった。うん、もう少し時間がたってから考えよう。
そう思って、わたしは浴室のドアを開けた。
「オデコちゃん、遅いわよ」
「あはは、ごめんなさ――ッ!?」
どくん、と心臓が高鳴った。
――は、裸。ダハ子さん。ダハ子さんの、裸。
出ているところは出て、ひっこむところは引っ込んだその体。ぺたり、と肌に張り付くピンクの髪。すごく、色っぽい。
「……ど、どうしたのよ、そんなに見つめて」
ダハ子さんが言うまで、わたしは見惚れている事に気がつかなかった。
「あ、えっと、その――む、胸! 大きいな、と思って。わたし、あまりないので」
「このくらい普通よ? 女将さんやアタシの先輩は、挟めそうなくらいあるもの」
「は、はさむ、です、か?」
「そう、男っておっぱい好きだからねぇ。ガチガチになったそれを両側から挟んで、こう、ごっしごっし、って」
男の子の、男の子のを、挟んで……。
「でも、アタシのじゃ足りなくてねぇ。ほらっ」
「え? きゃっ!」
急に手を引っ張ると、ダハ子さんはわたしの手を――その谷間に挟んだ。
「出来そうで出来ないのよ、これが出来ないからアタシは一人身なのかしら……なんてね」
わたしは、その言葉を聞いている余裕はなかった。
――胸、あ、あ、ダハ子さんの胸、触ってる……!
腕を挟むように、両側から襲いかかるマシュマロ。顔が真っ赤になるのが分かる。
――え? なんでわたし、顔真っ赤に……えぇ!?
その疑問を考えている余裕を失うものが、動作を始めた。
お、おちんちんが、おちんちんがタオルの中でふくらみだしていた。
タオルを押し上げるように、少しずつ、少しずつ……
――だ、だめ! ばれちゃう!
慌てて、ぐい、と押さえつける。するとなぜだか、ぞくり、と。体感した事のない快感が突き抜けた!
「あ、はあ、ああ」
「ん? あー、パラ子にはまだ早かったかしら? そんなに顔真っ赤にしちゃってさ」
違うんです、わたしが真っ赤なのは、貴女の裸を見たからです。
けど、そんな事を言えるはずもなく、「そ、そうかもしれませんね、あはは」とお茶を濁す。
「ダハ子、そんな妙な事をパラ子に教えるな」
え……レン子、さん?
「あらあらレン子、今時純情だけじゃ男転がせないわよ?」
「自分はもとからそのような事をするつまりはない。お前もそうだろう、パラ子。……パラ子?」
さすがレンジャー、全体的に引き締まって、まるで肉食獣みたい。
胸とかはわたしと同じであまりないけど、すらりとしたプロポーションは、その――そそられてしまう。
――!? わたし、また?
自然に出てきた思考と、さらに硬度をあげていく男の人の棒。なんだろう、これ。変だ。
「……見ろ、お前が変な事を言うからだ。顔が真っ赤ではないか……大丈夫か?」
あ、駄目近づいちゃだめ。
きりきり、と理性が軋む音が聞こえてくる。
――押し倒したい。その白い肌に、わたしの唇の痕をたくさんつけたい。
「……ッ! あ、はは、大丈夫ですよ。あー、変な汗も出ちゃったし、先に入っちゃいます」
「む、そうか」
はあはあ、と荒い息で湯船に入る。下半身のタオルが浮かび上がらないように軽く押さえつつ、さっきの自分の思考を思いだす。
――まるで、男の人。
下半身の棒と同じ。これじゃあ、女湯に男の人が入ったら、こんな感情を抱くんじゃないのかな。
「う、うう」
びんびん、と反り返る肉棒を押さえつける。
――わたし、女なのに。女の人の、みんなの裸で興奮、してる。
それは、酷い裏切りのように思えた。
「あ、パラちゃーん。やっと来たー。ほらほら、カスメちゃんも」
「……ん」
「あ、ふ、二人とも」
普段なら歓迎できるそれも、今は地獄の責め苦に等しかった。
――ふ、二人とも、綺麗な、肌。
カスメ子ちゃんの平らなお胸と、メディ子ちゃんの膨らみかけた突起。それに反応して、下半身の悪魔は荒れ狂う。
……不幸中の幸い、というべきなのかな。水の中、という事もあってみんな、あんまり下を見てこない。さっきより、下半身に気を使わなくて済む。
「体、どう? 毛が濃くなったりとか、そんな事はない?」
「う、うん。大丈夫よ」
言えない、それくらいだったら言えるだろうけど、この下半身は恥ずかしくて口に出せない。
メディ子ちゃんは「ふむふむ」と言いながらこっちに向かってくる。
「め、メディ子ちゃん?」
「せや!」
そう言うと、不意に立ち上がって、わたしの腕をわしづかみにした。
「ん、なに――!?」
なにするの? と聞こうとして、止まる。
……目の前に、メディ子ちゃんの小さな割れ目が、あった。
わたしは座ったままで、メディ子ちゃんは立った。女同士でも、少し呆れる動作。けれど、それが男の子なら――
「あ、あう、あ、あ」
――なにかがせり上がって来る。そんな、恐ろしいほどの快楽が男根から伝わってくる。
「なんの副作用もないのに、腕にはけっこう筋肉がついてる――ん、まずまずかな」
近い。少しだけ顔を前に動かせば、舐められるほど。
甘い臭いがする、そんな錯覚すらした。
ああ、メディ子ちゃんの、メディ子ちゃんのだ。さわ、触りたい、広げたい、入れたい。
――なにを、馬鹿な事かんがえてんのよ、ぉ。
誰にも聞こえない程度の独り言を漏らしつつ、それに耐える。
駄目だ。みんな、わたしを女だと思って接しているんだから、そんなこと、かんがえちゃ、だめ。
でも、おちんちんはビックリするほどふくらんで、もうイタイくらい。くるしい、ああ、でも、わたしは、
「だい、じょぶ?」
カスメ子ちゃんのコエ、わたしを、しんぱいそうに、みる。
スキトオルようなシロイおはだ。めずらしい、ムラサキのかみ。まだサクラいろのちくびが、そそられる。
「あ、ああ、んん――うん、だいじょおぶ、だいじょおぶだから」
ああ、ロレツがまわってない。なんかへんだ、かはんしん、あつい。
「ん……」
「カスメ子ひゃん、んん、んんんんん!」
きゅう、と、カスメ子ちゃんがわたしのウデをだきしめる。しんぱい、してるのかも。
あ、ちいさなムネ、へーたんだけど、さわったらかすかにダンリョクのあるオムネ。
うわめづかいのカスメ子ちゃ、あ、あ、あ。
なにかくる。すごいいきおいで、あ、あ、でる。おしっこじゃないなにか、でちゃう。
「パラ、姉さん?」
ふあんげに、うでにチカラをいれるカスメ子ちゃん。
あ、だめ、おしつけちゃらめ、ふにふに、すこしだけやわらかいおむね、きもひいい、きもひい、こんな、はじめ、て。
――びくん、と。おちんちんがいままでにないくらい、カイカンのなみをながしこんでくる。
あ、ああっ、でる、でる、なんかでちゃふ、あっ、あっ、あっあっあっあっあっ!
ドクン! とおちんちんからでるエキタイ。まっしろな、コドモをつくるためのもの。ぞくぞくする。
いっかいじゃタリナイ、もっとだす。よだれがでてくるけど、フキトルひまなんかないよ。
「ん、はああ、あ、あうっ」
どくどく、どくどく、まだでてくる。きもちい、い。あたまも、まっしろに、なりそで、
「ぱ、パラ、姉、さん? パラ姉さん! パラ姉さんッ!」
泣き声にも似た切迫した声。それでようやく、わたしは正気に戻った。
見渡すと、皆、わたしの周りにいた。あのカスメ子ちゃんがあんな声を出すほどだから、仕方のない事なのかもしれないけど。
「どうしたのオデコちゃん、さっきまで元気だったのに」
「あ、えっと。思ったより疲れてた、みたいです。メディ子ちゃんの薬に、体がついていってなかったの、かも」
ごめんなさい。わたし、嘘言ってます。
本当はみんなの裸に欲情して、男の子みたいに精液出してたんです。
白いそれが上に浮かぶ前に、タオルで包む。これで、ばれないはず。
「ご、ごめんね。まさかそんな風になるなんて、あたしも思わなかったよ……」
「う、ううん、気にしないで。わたしが頼んだんだし、ね?」
うな垂れるメディ子ちゃん。自分のせいだ、と攻める姿を見るのが心苦しい。
それなのにわたしは、メディ子ちゃんの秘所を見て、馬鹿みたいに興奮しちゃって。
「立てるか? 部屋まで送るぞ」
「あ、大丈夫です、一人で立てます」
タオルのシミは、お湯のものと混ざってよくわからない。
でも、水面にはよくみたら何かがあるのかもしれない。けどみんな、わたしに集中して気づいていない。
「行こう、カスメ子ちゃん」
「ひっぐ……ん」
差し伸べられる小さな手。それを握り、浴室を後にした。
――あれから数ヶ月、射精はしていない。
ぎりぎりで押し止め、女性の部分を慰める事で騙し騙し生活していっている。
だって……みんなの裸を想像して自慰をするなんて、とても失礼じゃないか。
それじゃあまるで、女のフリをしてお風呂を覗く変態だ。
「あ、は、逝ってるのにぃ、何回も、逝ってるのにぃ!」
いくら慰めても、それは別の場所。いくら慰めても、男根は治まってくれない。腰痛を治めるために肩を揉むようなものじゃない。
ここ数日、常に張った状態で痛い。下着の中で暴れるそれは、まるで悪い夢のようだ。
レン子さん、一人スカートだから戦闘中、下着が見える事がある。その瞬間、押さえるのが苦しくてしかたがない。
油断したら、触れ合っているだけで解き放ってしまいそう。それほど、わたしに生えた男根は欲望の解放を望んでいた。
これで、夢精でも出来たらマシだったのかもしれない。
けれど、女の子に無理無理に生えたそれは、その機能が正常に動作してくれない。どんどん溜まる、欲求。
「あふぁ、んんんくぅ」
せり上がって来るそれを無理矢理押さえつける。男根は跳ね、乾いた飢えだけを残していく。
ちょ、ちょっとだけなら、問題、ないよね?
そうやって自己弁護するのと、右手で男根を握り締めたのは同時だった。
「んあ! は、ぁ」
きも、いい。頭が真っ白になりそう。
ああ、男の人の自慰って、こんなに良いものなのかな。それとも、ずっと溜めてたからなのかな?
ぎゅ、ぎゅ、と上下に手で竿をこする。さっきまでの苦しみが嘘のよう。あまりの気持ちのよさに、頭が溶けそう。
こんなに気持ちいいのに、すぐに出ないのは、きっとわたしの手が拙いからだろうな。時々皮に引っ掛かって、痛くて連続でこする事ができない。
でも、ああ、触ってるだけで、こんなに、いい。
数ヶ月前、お風呂場で出しちゃった、あの感覚。それが、すぐそこにあると思うと、それだけでよだれが出てくる。
びくん、と跳ねる竿。快感が伝わって、先端に――
こんこん、とノックの音がした。
「あ――くぅ、あッ!」
びくんびくん、と後少しで絶頂を迎えられた竿は、先走り汁を垂らしながら跳ねる。
こんな時間に、一体なによ。あの糸目さん? だったら、ごちゃごちゃうるせーとでも言って蹴り飛ばしてやる。
「……パラ、姉さん。おきて、る?」
「か、カスメ子ちゃん? う、うん。おきてる、わよ」
どうしたのかしら、こんな時間に。出来れば、早く帰って欲しい。はやく擦りたい、早く逝きたい。
ぎぃ、という軋む音を響かせてカスメ子ちゃんが入ってくる。
冒険着とは違う、可愛らしい白のワンピースを纏っていた。初めて会った時に、わたしが買ってあげたやつだ。
「ご、ごめんね。今ちょっと立て込んでて、お、お話なら、また今度、ね?」
布団を腰あたりにかけ、トゲトゲしくならないように言う。
男根は服の上からでもわかるくらいに膨らんでいる。冒険中なら鎧で覆い隠せるけど、寝間着なんて薄いものじゃ、すぐにばれちゃう。
「……それ、まえも言った」
「そ、そう、かな?」
「ここさいきん……ずっと。ずっと上の空」
あれ、カスメ子ちゃんにしては饒舌だなぁ、と思ったけれど、それを深く考える余裕なんてわたしにはない。
びくん、と竿が魚を見つめる。稚魚だけど、おいしそうな――かわいい魚。
「そんなこと、ないよ。うん、わたしはいつも通りだよ」
「ちがうよ、全然ちがうよ」
「な、なにがよ」
聞き分けの悪いカスメ子ちゃんに、段々とイライラしてくる。
普段なら、ああ言ったら帰ってくれるのに。なんでここに居座るの? そんなにわたしを困らせたいの?
「普段のパラ姉さんはダハ姉さんの抑え役で、けどときどき、ふたりで調子に乗ってレン子姉さんに叱られて、でも、年下のカスメとメディ子には――ひぐっ、やさ、ひっく、くて」
ぽたぽた、二組の宝石から雫が垂れる。それが意味するのは悲しみ。
それを見て、わたしは苛立ちを忘れ、呆然としてしまった。
――カスメ子ちゃんが、泣いてる?
喋るのが下手で、無表情で、だから誤解されやすい、あのカスメ子ちゃんが?
「ひぅっ――かす、カスメ、なにか、したかな? う、ぐ。パラ姉さ、に、ぅく、嫌われ、こと、し、うぇ、たの、かな?」
「か、カスメ子、ちゃん」
知らなかった。カスメ子ちゃんが、こんなにもわたしを見ていてくれたなんて。
そして、わたしの行動が、カスメ子ちゃんをこんなにも追い詰めていたなんて。
「だっ、うっく、え――だったら、あやまる、から。なんでも、ぐじゅ、する、から。だから、ゆるして。も、もとのパラ姉さんに、もどろ。ね……?」
――なんでも?
その言葉に、理性が軋み、砕けた。
ああ、そうだ。
そもそもわたし、裏切って、皆の裸で自慰するつもりだったんだ。
なら、これ以上、どんなに堕ちても、変わらない、よね?
目の前にはカスメ子ちゃん。なんでもする、って言った、よね?
なんでも、そう、なんでもっ!
「本当に、なんでもしてくれるの?」
「……んっ」
カスメ子ちゃんにしては、力強い肯定。口元が、嫌な形に歪むのを感じた。
「なら、こっちに来て。少し、お話があるの」
「おはな、し?」
「そう、おはなし」
そう言うと、カスメ子ちゃんの顔に花がさく。あは、かわいい、こんな顔も出来るんだ。
それを今からぐしゃぐしゃに出来ると思うと――すごく、興奮する。
わたしのベッドに入っていて、と言って、ドアに向かう。
少しだけ恥ずかしそうな顔をして、けど一秒を躊躇わずに入ってくる。その顔には、疑いの欠片もない。
「わたしね、数ヶ月前から苦しくて苦しくて仕方がないの」
「え……それ、びょう、き?」
「似たようなものかも。でも、それを皆に言いたくなくてね、だから一人部屋で、それを誤魔化してたの」
ドアに辿り着く。
ここの宿の壁は厚い。やっぱり冒険者、性的な部分で大雑把な人が多い。だから、ここではそういう行為も多数行われてるらしい。
がちん、とカギを閉める。これで――誰も、気づかない。
「だ、だったら、ケフト施薬院に」
「駄目駄目、これってすっごくはずかしい事でね、誰にも言いたくないの。言ったのは、カスメ子ちゃんが初めてだよ」
その言葉に、一瞬カスメ子ちゃんの顔が輝く。初めて、ってところに感動したのかな。単純な子。
「カスメ子ちゃん、わたしが苦しいのにそんな嬉しそうな顔するの? もしかして、わたし嫌い」
「ち、ちが、ちがうの! は、はじめて、打ち明けてもらったのが、その、うれしく、て。ご、ごめんなさい」
「いいのいいの、だってね」
さあ、もうベッドの前だ。魚は自らまな板の上に載ってくれた。
「その代わり、わたしはカスメ子ちゃんの初めてを貰うから」
あとは、料理して食べるだけ。
カスメ子ちゃんがその言葉の意味を理解する前に、その三つ編みを引っ張りベッドから地面に落す。
背中から落ちたのか、苦しそうな声で喘いでる。あは、その顔もすごくいい。もっと、もっと滅茶苦茶にしたい。
「うぁ――ぱ、パラ、姉、さん?」
「わたしが苦しんでる理由ってね、これなんだ」
ズボンを下ろす。すると、しましまの下着の下にある、奇妙なふくらみ。
不思議そうに見つめるカスメ子ちゃん。彼女に見せ付けるように、わたしはパンツも脱いだ。
「――え?」
すると、出てくる男の子の象徴。グロテスクなほど膨らんだそれが、別の生き物のようにびくびく動いてる。
「パラ、姉さん、男の人、だったの?」
「ひどいわねぇ、これでもカスメ子ちゃんよりおっぱいはあるのよ?」
「で、でも、それ」
「これが、わたしの苦しむ原因なのよ。ずっと我慢してたけど、もういいや。カスメ子ちゃんが、なんでもするって言ってくれたし」
それだけ言うと、わたしはカスメ子ちゃんの三つ編みを二つ、掴み取る。
苦痛に歪んだ可愛い唇。それに、欲望の塊を侵入させた。
「ん!? ん、んぐ、んん!」
「舐めて慰めてよ。分からないかな? 舌でそれをぺろぺろ舐めるの、そうすると気持ちいいって聞いたわ」
一瞬とまどったようだけど、わたしの命令だからか、拒否反応を示さず舐めてくれる。
「ん、ん、はぁ。すごいなぁ、温かい。なんでもっと早くやらなかったんだろ」
拙い舌がわたしの竿を丹念に撫で、手でやった時とは比べ物にならない快感を残してくる。
「んちゅ、ん、ちゅぅ、は、んん、く――ぐ、ごふ、むぎぐ」
だけど、やっぱり拙い。一瞬、むせたと思ったら――思いっきり、歯を立ててきた。
「あぎぃ!? ぐ、なにやってるのよこの馬鹿ッ!」
すぐさま竿を引き抜いて、カスメ子ちゃんを蹴り飛ばす。前衛の力が込められた蹴りは腹部に突き刺さる。
「う、げあ、はあ、う、ぉえ、あ」
ごぽごぽ、と苦しげに胃液を吐き出すカスメ子ちゃん。汚いなぁ、あとで拭いてもらわなきゃ。
「歯を立てちゃ痛いの、そんな事もわからないの?」
「う、げほっ。だっ、だって」
「言い訳しないの。なんでもするっていったのは、カスメ子ちゃんで――しょ!」
無理やり顔を上げ、強引に肉棒を突っ込む。
ああ、駄目だ。こんな子に任せてちゃいつまでたっても逝けない。
でも、お口の中はとっても気持ちがよかった。なら、お口だけ使えばいいよね。
三つ編みを剣の柄のように強く握り締め、こちらに向かって引く。
「んぐふぅ?! いはい、いはいぃ!」
あは、カスメ子ちゃんの頬にすれて、すっごくいい。乱れた呼吸も予想外の快感、クセになりそう。
なにか言ってるけど、なんでもするって言ったのはカスメ子ちゃんだもの。小さい子でも、自分の発言に責任を持たないと駄目なんだよ。
貴族の乗り物で自転車、というのがあったけど、あれを操作するように三つ編みを引っ張り、戻し、引っ張り、戻す。
快楽のエンドレスがわたしの脳を焼き、思考を炭化させる。でも、しこうなんて、いらない、かも、ね?
――びくんって、おちんちんがフルえる。ああ、しゃせい、せーしだせるんだ。
まえオフロでだしたとき、すっごくきもひよかった。それがこんどはくちのなか、だから、もっといいはず。
「んはぁ、出すよカスメ子ちゃん……全部飲まないとわたし、苦しいのなくなんないよ? 頑張って全部飲み干して!」
がしゅがしゅ、クルッたようにこしをフルわたし。ああ、おちんちんって、こすったらこんなに、きもち、いいんだ。
「ん、あぁ!」
どぐん! どぐん! どぐん!
「んは、あっ、あっ、あっ、あっ!」
あは、出た。出ちゃった。カスメ子ちゃんのお口に出しちゃった。
けど、まだ駄目。だって、まだ出てるもん。
びくんっ! て跳ねるたびに白濁液が出て、カスメ子ちゃんのお口に注がれる。
「ん、んく、ぐ、んくぅ、ん、ん」
ふふ、信じて飲んでる。わたしの精子飲んでるよ。
こーんなに沢山入れて、お口の中が一杯になるくらい出したのに、精一杯喉に流している。
「ん、は――ど、どう、パラ姉さん、らく、なった?」
へえ、あんなに強く蹴ったのに、まだそんな風に言ってくれるんだぁ。可愛い可愛い。
「うん、少しだけだけどね」
嘘じゃない。頭も、さっきよりはスッキリしてる。
そういうと、カスメ子ちゃんはすごく嬉しそうに微笑んだ。
……ちょっと、つまらない。
笑顔は飽きるほど見た。けど、苦悶の表情も見ちゃったしなぁ……あ、そうだ。
「だから、ご褒美をあげるよ」
カスメ子ちゃんの両脚を掴み、開く。
「ぁ――」
子供っぽい水玉のショーツ。そこから真っ白なふとももが生えている。
けど、わたしはそれよりも、
「ふふ、ねえカスメ子ちゃん、これ、なぁに?」
かすかに湿ったクロッチ部分に意識を吸い込まれる。
「ん……わかん、ない」
白い肌をピンクに染めて、そう答える。隠し事をしている、ってわけじゃなくて、純粋に知らないだけなに思える。
あはよく見たら、カスメ子ちゃん息荒い。わたしの銜えて、あんな酷い事されてたのに、感じてたんだ。
――酷い事。それを思い出した瞬間、なぜだか心が痛いような気がした。
けど、うん。とりあえず、カスメ子ちゃんとしちゃってから、だよね?
下着を破り捨てると、誰にも触れられた事のない秘密の花園が姿を現した。
カスメ子ちゃんは、恥ずかしいみたいだけど、これから何をされるかさっぱり分からないみたい。
なら、ゆっくり、教え込まないと。
そう結論付けて、わたしは、きつく閉じた城門に舌を這わした。
「んっ……!? ぇ?」
なんでそんなところを、って顔をしてるのかも。でも、わたしの目は、すぐ近くの宝物に吸い寄せられていた。
ただただ、花弁の蜜を吸うミツバチのように、滴る愛液をなめとっていく。
「ん――ん、ん、んあ、ん」
しだいに、呼吸が熱っぽいものに変わっていく。見上げると、とろん、とした眼でわたしを見下ろしていた。
そうそう、そういう顔。だらしなく緩んだ、カスメ子ちゃんの顔。もっと、もっと見せて。
くぱぁ、と秘所を開く。ひくひく、と蠢くそれの中、突起が一つ。
「これがご褒美、しっかりと受け取ってね」
「んく、あ、あ、あっ、ごほ、び……?」
浮かんだ疑問符。それに答えるように、ぴん、とクリトリスを弾いた。
「は――んぁああああああっ!」
弓のように背を逸らせて、びくん、びくん、って跳ねてる。
それにしても、こんな大きな声を出すなんて。
カスメ子ちゃん、自分で弄った事もないのね。まあ、子供だしね、仕方ないのかも。
「はっ、はっ、はっ」
ああ、息が荒くなってきた。だってカスメ子ちゃんがこんなにかわいいんだも、仕方ないよ。
それに、下半身だけを露出したこの姿、興奮するなって言う方が無理だよね。
「それじゃあ、そろそろ本番だよカスメ子ちゃん」
「ま……けほっ、もすこし……待」
「だぁーめ」
腕で脚をM字に固定する。……うん、下のお口もばっちり見えて、いいアングル。
こんな子が初めてだなんて、わたしはなんて幸せなんだろう。
メディ子ちゃんの薬がなかったら、むさい男の人と疑問も抱かず交わってたんだろうなぁ、ぞっとするよ。
その小さな割れ目に、巨大な欲望をそえる。この小さな穴に入るには、ちょっと大きすぎるかなぁ? まあ、いいや。痛いのわたしじゃないし。
「なんでもする、って言ったじゃない。だから、口答えなんてだぁめ」
みり、という音が聞こえてくるような、強引な侵入。
「あぎっ! か、はぁ、ぐ、ぎぃ……!?」
中に入る、というより岩盤を削って通路にしているような感覚。だって、まだ膜を破ってないのに、もう血が出てるもの。
「ほら、力いれちゃ入れ難いよ」
「だっ、あ、ぐは、ぁぁ、て。だって……」
金魚みたいに口をパクパクと動かして、苦痛に喘ぐカスメ子ちゃん。呼吸すらままならないのか、息のリズムが不安定だ。
でも、わたしが知ったことじゃない。
更に力を入れ、めりめりと奥に進んでいく。すると、今までとは違う抵抗感。これが、膜。
「カスメ子ちゃんの初めて……あはっ」
そのまま、了解を得ずに力を込める。ぶつん、っていう突き破るような感触。
「これでカスメ子ちゃんも女だね、おめでと」
「あっ、っく、んんっ、くぁぁ!」
あーあー、声も聞こえないんだ。そんなに痛いの?
でも気遣うつもりはない。膨らみきった男根を解放するために、ピストン運動をはじめる。
膣内は、異物の侵入を拒むようにわたしの半身をしめあげる。でも、それも快感だ。なにか、搾り取られるみたいで。
「ふふ、カスメ子ちゃんの膣、すっごい淫乱だよ。わたしの精液、欲しい欲しいって、おちんちんを離さないよ」
「ぁ――あ」
ん? なにか言いたいの?
罵倒でもなんでもいいよ、わたしは、気持ちよければ。
「き――きもち、い? らく――ぐ、――なれ、る?」
この後に及んで、まだわたしを気遣うカスメ子ちゃん。
その言葉は、完全に冷静さを失ったわたしを正気に戻すには、十分すぎるものだった。
「か、カスメ子、ちゃん」
さっきまでの自分を思い出す。
爪先には、お腹を蹴った感触が残っている。
耳には、苦痛の呻きがこべりついている。
頭には――それに喜ぶ自分の思考が張り付いてる。
「あ、ああ、ああああっ。わた、わたし、わたし!」
こういう事をしたくなかったから我慢してたはずなのに、なのにわたしは。
目の前が真っ黒になるのを感じる。血の気がどんどん引いていく。
「ごめんねっ、ごめんねっ」
慌てて竿を引き抜こうとして――止まった。
別に、名残惜しかったわけじゃない。気持ちがいいのは確かだけど、カスメ子ちゃんをこんなにボロボロにしてまで欲しくはない。
でも、カスメ子ちゃんの両腕が、わたしの背中をしっかりと抱きとめて……。
「よかっ……ぐ、ったぁ……もと、もどって、くれ、た」
「ごめん、すぐやめるから」
「ううん」
両腕はわたしを抱きとめ、放さない。今放したらまた変わってしまう、そう思っているのかもしれない。
「さいご、まで。ちゃん、と」
「で、でも」
「いや、だから。また、んっ、かわっちゃうの、いや、だから。だから、ちゃんと、さいごまで」
「――うん、分かったよ」
ゆっくりと、ピストンをはじめる。さっきまで荒々しい動作じゃなく、少しずつ慣らすように。
ぬちゅ、ぬちゅ、という水っぽい音。僅かにだけど、血じゃない液体が混じっている。
ぎゅう、と締め上げられる男根。込み上げてくる射精欲求。
「うあっ、で、出る、出ちゃうっ」
慌てて腰を引こうとしたけど、カスメ子ちゃんの腕がそれを許さない。
ああ、出る、中に出しちゃう。あ、あ、ああっ!
どぷどぷっ! と、尋常ではない量が注ぎ込まれる。奥に奥に、奥に向かって迸る。
「う、は、ぁぁ」
ずる、と引き抜くと、ごぼごぼと血と白濁の混合液がこぼれる。
◇
モリビトたちを蹴散らして、わたしたちは奥へ奥へと向かう。
そして今、わたしたちは水のみ場で休憩していた。
「あ、すみません。わたし、ちょっとお手洗いに行ってきますね」
「分かった、モリビトの気配が近づいたら教える」
「はい――いこ、カスメ子ちゃん」
生真面目に答えるレン子さんに頭を下げて、わたしたちは茂みに入った。
「……パラ姉さん、今日、三回目」
「だ、だって、人の形してるなんて聞いてないよぉ」
ズボンの中で、わたしの男根がびんびんと跳ね返っていた。
――だって、さ。裸の人とかいるじゃない。だから、こう、反応しちゃうというか。
もう慣れたのか、カスメ子ちゃんは少しだけ顔を呆れに染めながら――それを頬張る。
「あふ、あ、あ」
もう何度も同じ事を繰り返しているからか、カスメ子ちゃんの舌遣いもスキルレベル10なくらいに熟練している。
でも、わたしの我慢のスキルは、一向にあがりそうになかった。
袋を軽くもみながら吸い上げる、そんな事をされても我慢できるほど、わたしの意志は強くない。
「ふあぁ、カスメ子ちゃんっ、カスメ子ちゃん!」
びゅう、と口の中に白濁液をたっぷり注ぎ込む。
「んくっ、んくっ……パラ姉さん、ほんと、えっち」
「ううっ!? で、でも、でもね? これがついてる人は、たぶん同じような状態になるんじゃないのかなぁ?」
まあ、ここまで来たのはわたしたちとレンさんとツスクルちゃんだけだし、それが本当かどうかは分からないけど。
――初めてのHの後、わたしはカスメ子ちゃんに何度も謝った。そして、なんでもする、って言った。言っちゃったのである。
カスメ子ちゃんの要求は、下半身の秘密は誰にも言わない事、それを使って他の女の子と交わらない事。そして、我慢できなくなったら迷わず自分の所に来る事、というものだった。
それからは、まあ、普段の生活から冒険中にまで、カスメ子ちゃんにお世話になっていたりする。
――じ、実は一度、我慢できなくてシリカさんに何かしようとしたら……無表情で般若のオーラを纏って、それはもう、色々とされてしまった。
なにをされたかは、思い出したくはないけど、もう約束を破ろうとは思わない。うん。
「パラ姉さん……」
「うん?」
そっと、カスメ子ちゃんが言う。
「カスメたち、ずっと一緒、だよね?」
「……うんっ」
――――了。
ひぐらしばりにごめんなさい。でも、エロ二次創作と言えば、やっぱりふたなりだと思うのですよ。
しかし、世界樹の迷宮二次創作は、久々に書いてて楽しい題材だなぁ。妄想のふくらみ加減がすごいよ。
しかし、普段無口な子が大泣きしたり、喘いだりするのはギャップですごく萌えると思うのですよ。
お、俺のパラ子にナニが…
ちょっとカスメ←パラ子←の直列接続と
パラ子→カスメ←の並列接続してくる
萌えスレのキャーストォーフ思い出して噴き出しかけたがGJでござりまする。
目の前の男は似たような作品を思い出したようだ
「気になるならば“ないしょの”で
ググると幸せになれるかもしれない
ただし、嫌悪感を先の作品で感じたならば
引き返した方が身のためだ
そして職人さんGJ」
そう男は言い 去っていった
クエスト・『樹海に消えた少女達』
最近、次々と女性の冒険者が行方不明になっている。
数少ない帰ってきた冒険者の話を聞くとウーズの群れが次々と女性の冒険者を襲っているらしい
どうやら捕食用に捕まえている訳ではなさそうなのだが…
>>73 取り合えず依頼を出してみたよ
なんか受け入れて自然に付き合えるタイプと性欲をもてあますタイプがいると思うんだ>ふたなり化
前者はたとえば褐色バド娘とか
予告通りエロ。ダクハン♂×ロリメディ子。ちょいとフェチ路線。前置き長くて長編ですがお許しを。
実際プレイする時も「タルタロス」ってギルド名にしたのだが何故こんな名前にしたのだろう。
―――――――――――――――――――――――――――――
「全く、馬鹿な奴だ。生きて帰ってこいよ」
冒険者ギルドのマスターが俺に言う。……確かに馬鹿だな。反論は出来ない。
「ああ。善処する」
俺はそう答え、第2階層"原始ノ大密林"へ試練を受ける為に向かった。
使い古された黒革のジャケットを羽織り、街外れ…迷宮入り口にある樹海磁軸に向かった。
俺の名前は……伏せておこう。――ギルド"タルタロス"のギルドマスターをやっているダークハンターだ。
お前達は、俺の語りを聴くのもいいし、このまま宿に帰るのも自由だ。
『Episode2 雨の中の記憶〜はじまりの話〜』
密林に響き渡る獣の咆哮が俺の腹に激しく響く。その辺にいる弱いモンスターは怯えて木々の間に隠れるだろう。
――森の破壊者。全身が鎧の様な毛皮と筋肉に覆われ、剣よりも鋭い爪を持つ熊。
「さてと……始めるか」
俺は武器を鞭から剣に取り替える。
いつも鞭を使っているが、これは比較的良質な鞭が安価かつ簡単な材料で出来る為使っている。
だが、俺の本来の主力武器は剣。一応メンバーにパラディンが居るので剣は彼女に優先して渡しているが
あいつは剣技を全く覚える傾向を見せない。やっぱりあいつの武器は盾なのだろうか。
それは兎も角、あらゆるダークハンターの剣技――"暗殺剣"を俺は会得している。
時期を見計って休養でも取り、鞭の技法を全て捨てて剣に特化しようとも考えていた。
剣を構えて森の破壊者にゆっくりと近づく。森の破壊者はこちらに気づき戦いの構えを取った。
……見た目とは裏腹に頭が良い魔物だ。すぐ襲って来ない。こちらの出方を伺っている。
爪や毛皮に付いた赤い斑――返り血の跡があるのを見る限り、多くの冒険者を屠っている実力者という訳だ。
とはいえ一応は5人で戦った事のある相手。行動パターンはある程度覚えている。
剣が頑丈な毛皮で跳ね返らぬ様に柄を強く握り閉め、先手を取って密林を駆け抜ける。
森の破壊者は低い唸り声をあげて腕を持ち上げる。
――大振りの攻撃。開始の動作は隙が大きいが、確か振り下ろす時のスピードは相当なモノだ。
そしてあの豪腕。まともに喰らえば一瞬で挽き肉と化すだろう。
頭上まで上げた腕が振り下ろされる瞬間、俺は横に向かって跳ねて紙一重で攻撃を回避する。
鋭い爪が風を切りを肩が軽く痺れる。同時に森の破壊者の腕が地面を抉る。
俺は地面に脚が付いたと同時にジャケットの胸元から小瓶を取り出す。
中に入っている青色の薬品――毒草から摘出した即効性の睡眠薬を刃に振りかけ、上半身を捻らせ反動で剣を横に薙いだ。
――ヒュプノバイト。青色の睡眠薬が光で反射し、剣が閃いているかの如く見える俺の十八番。
熊等の動物なら睡眠薬も効果覿面なのだが、相手は並みのモンスターとは比べ物にならないので眠る事は無いだろう。
だが毒薬は通常の斬撃よりも傷に染み込む為、大きなダメージが期待できる。
相手は魔獣。手負いの獣ほど厄介な相手はそう居ない。短期決戦で決着をつけるのが定石だ。
森の破壊者は腹から血を流し、こちらに突進してくる。
ゆっくりと剣を握る右腕を後ろに下げ、剣先を左手で添える様に構える。突きに備えた構えだ。
森の破壊者が剣の間合いに踏み込んだ刹那。腕の反動を利用し剣で眼を貫いた。
突然の出来事で我を失い腕を振り回すが、俺は飛び上がり森の破壊者の頭を蹴り上げて後ろへ回りこんだ。
眼を突き破ったが脳にまでは届いていない様だ。もう一撃、急所に剣を叩き込む必要がある……
片目を失い頭を蹴られ、森の破壊者の怒りの度合いが目に見えて分かる。
毛は逆立ち、口から溢れる息は熱を帯びて湯気の様に白い。
一対一で張り詰めた空気。此方も体力の消耗が激しい。
だが心躍る――という言い方は変だが、俺は久々の本気の戦いに興奮していた。
恐怖という名のスリル。命という一枚限りのチップ。賭けるに値する相手。
「…ほら来いよ。戦う気が無いのなら帰って蜂蜜でも食ってな熊さん」
人差し指で来い来いと挑発する。
森の破壊者は挑発に乗り、雄叫びをあげ長い爪で突き刺そうと腕を伸ばす。
そうだ…それでいい……
――肉を突き破る鈍い破裂音。
――俺の全身から力が抜ける。
腹から赤黒く生々しい血が噴出す。爪が深く俺の脇腹を引き裂いたのだ。
だが俺はにやりと口を歪めて悪魔の様に微笑んだ。
口から血を吹き出し――絶命したのは森の破壊者だった。
――ドレインバイト。禁術まがいの呪法を用いた技で、相手の生き血と生命力を快楽に変換し傷を癒す魔性の剣。
呪力を込めたその剣は、森の破壊者の胸を深々と貫いていた。
奴から受けるダメージと、ドレインバイトによる治癒の力を計算して一撃を決めたのだ。
そしてわざと攻撃を喰らっても、懐に入った方が確実に仕留めれるからだ。
「痛てて…内臓まで爪が達していなかったのは幸いだったか」
いくら傷が癒えたとはいえ流石に完治とまでは行かない。止血などの応急処置は施せるが完全には治せないのだ。
帰って仲間のメディックに治してもらおうと考えたが、"一人で森の破壊者倒してきた"なんてバレたらギャーギャー騒ぐ奴が一人いる。
「少し寝てから帰るか…」
磁軸装置の側に腰を掛けて俺は日が暮れる時間まで休んだ。
――あの後、金鹿の酒場で報酬を受け取りに行った帰りアルケミストに見つかったり、口止めに料理を奢ったり
宿に帰ったら件の"騒ぐ奴"が盾を振り回して怒鳴ったりと一騒動あったが…此処では省かせて貰おう。
夜、俺はベッドの上で寝転がっていた。定期的な痛みが脇腹を襲い眠れない。
流石に野郎が皆と同じ部屋に泊まる訳にもいかないので二人用の部屋をひとつ借りて俺が一人で使用させて貰っている。
こう聞くとゆったりとしたスペースだと想像すると思うが、実際メンバーの普段使用しない武具や
迷宮探索用の非常食や各種消耗品を置いておく倉庫と化している為、部屋が狭く感じる。
外は雨が降っている。宿に帰ってきて間もなく降り始めた。
雨が降る時の独特の灰色をした空。そして絶え間なく地面に水滴が当たる音。
……傷が更に痛む。参った…今夜は眠れそうも無いな。朝一で施薬院の院長の所に駆け込むか。
――コンコン
廊下の方…俺の部屋の前でドアをノックする音か聞こえた。
何だ…宿のキノコ野郎か?まだ10時なのにチェックアウトしろとかほざくんじゃないだろうな…?
ただでさえ朝5時にチェックアウトするのが大変だというのに。
「誰だ?」
「…私です」
「……メディックか? 入っても構わんぞ」
キィとドアの金具が音を鳴らし、ゆっくりと薬箱を持った寝間着姿のメディックが入ってきた。
「どうした? こんな時間に」
俺が問いかけると、メディックは無言でベッドに座り俺の身体をぺたぺたと触ってきた。
「おい、何して……いたたたたたたッ!」
丁度、脇腹を触られ鈍い痛みが走る。
メディックは俺の黒いシャツを捲り上げ、その傷口を見て顔を歪める。
「やっぱり…宿に帰ってきてから様子がおかしいと思ったら…」
「…やれやれ…メディックの目は誤魔化せないってか?」
「大方、一人で危険なクエストをやってたんですね。顔見れば分かります」
「はぁ……」
俺が嘘付くの下手なのか、それとも周りが鋭いのか、はたまた運が悪いのか。
最終的にバレちまうのは時間の問題ってか。
「まあ…それなら話は早い。治療してくれないか? 消毒と止血はしたが、所詮素人の処置だからな」
――メディックが複数の薬品を取り出して傷口に塗り、素早く包帯で腹を巻く。痛みも結構退いてきた。
まだ幼いとはいえ、医術に於いては彼女の右に出るものはそうそう居ないだろう。
「サンキュ。ケフト行く金が浮いたよ」
「……何故、誰にも言わないでギルドの試練を受けに行ったんですか?」
「……言った所で無駄に心配する奴がいるしな。それにこの手の内容はギルドマスターが直々に行うモンだろ?」
彼女は何も喋らず、俺の背中を眺めていた。
「随分と古い傷もあるんですね…相当昔から無茶をやってきた証拠ですよ」
「ああコレか。背中についてる傷はまだ駆け出しだった頃の傷だ。あの頃は詰めが甘くて敵に背後を取られたりしてな」
「モンスター相手にですか…それとも人間相手にですか?」
雨音が叩きつけるかの如く強さを増した。
「知ってて言ってるんだろ」
「………」
「"死神"…なんて呼ばれてて調子付いていたからな俺は。
魔物討伐に飽き足らず戦争時に傭兵として雇われた事だって一度や二度じゃない。
当然ながらそれ以外の危険な仕事だってやってきた」
当時…まだ10代後半だった頃。名を上げ様と意気込み、大陸でハンターとして魔物狩りに明け暮れていた。
そして数年経つと俺は"死神"の二つ名を持つダークハンターとしてすっかり有名人になった。
勝負を挑んでくる者は返り討ちにし、高額の賞金がついた悪名高い魔物も片っ端から葬っていた。
その後、戦いにすっかり嵌ってしまい傭兵として雇われ戦場で敵を血と肉塊に変えた。
更なるスリルを求め暗殺等の裏家業まで行う様になった。
そのハンター稼業に嵌り過ぎた結果、家庭を疎かにして妻と娘に逃げられた挙句、親父とお袋もいつの間にか死んでいた。
親友も戦場で失った。味方として戦場で散ったり、次に会った時には敵として立ち塞がる事もあった。
――俺の周りには何も無くなっていた。
そんな出来事を忘れようと再び戦いに身を置いた。何もかも忘れようと、忘れてしまえば楽になるだろう。
…そして戦いについて考える様になった邂逅…。
そういえばあの時も――今日みたいな雨の夜だった。
――――――
――――
――
……雨は更に止む気配を見せない。窓に雨が絶え間なく当たり小さな騒音が耳に入ってくる。
そして稲妻が鳴る前の低い音が空から聞こえる。
「ああ、もう大丈夫だ…部屋に戻れ。他の連中が心配するぞ」
これ以上話に付き合う理由も無いし、時間は既に深夜に突入している。
何故か5時にチェックアウトしなければいけない決まりなのでメディックに早く帰って寝る様に薦める。
「いや、あの…」
「……?」
――刹那、閃光が部屋を覆い凄まじい雷鳴が響き渡る。
「ひゃあ!?」
「光と音がほぼ同時に来るって事は結構近くに落ちたな……って何だ今の情けない声は?」
見るとメディックが震えながら背中にしがみ付いている。
だが先程治療した場所に触っていないのはプロ意識があるからだろうか。
「……雷怖いのかよ?」
「ど、どうしても駄目なんですよ…雷の術式は平気ですけど…雷だけは怖いんです!」
最後の方は声を張り上げていた。取り敢えず落ち着けと宥める。
「普段、あんな気色悪い迷宮に潜っているっていうのに…まあ俺にも怖いものがあるから人の事言えないか」
「…怖いものあるんですか?」
「パラディン」
俺は苦笑しながら、メディックの頭を撫でてやった。
「ほら、また雷が鳴る前に部屋へ戻れ。」
ところがだ。彼女の口から驚くべき言葉が発せられた。
「あ、あのっ…いい一緒に…寝て貰えませんか…?」
「…………はい?」
思わず素っ頓狂な声を出してしまった。メディックは顔を真っ赤にして俯いている。
だが俺は百戦錬磨の戦士、こんな事で動じたりはしない。
「あのな。俺と一緒に寝てどうする。それに部屋に戻ってバードと一緒に寝ればいいだろ」
「姉さんは寝相悪いし、寝起きも悪いから…」
お前もそうだろ。と、いつも他のメンバーを叩き起こしている俺はそう言いたかったが黙る。
「そ、それにほら。まだ治療途中ですし…! リーダーの事だからこのまま見ておかないと何かやらかして傷が悪化しかねません!」
…何か酷い言われ様だ。
「まあ……そういう理由なら治療して貰う手前、仕方ないか。
他の連中に誤解されない様に言ってくれよ。俺が何言っても通用しなさそうな奴がいるし…」
「は、はい…」
「あーそうだ。睡眠薬とかもっていないか? 充分に寝たいから分けて欲しいんだが…」
俺の持っている睡眠薬は毒草から摘出した攻撃用の薬品。そんなもの服用して昏睡するのは御免だ。
メディックから薬を貰い。水と一緒に飲み込んだ。
――程なくして眠気が襲ってきたのでベッドに横たわった…
――ん…んん……
どの位時間が経ったのだろうか。
朦朧とした意識。焦点が合わない視界。ただ、外から音が聞こえないので雨は止んだと思った。
徐々に戻る意識と視界。ぼんやりと左側に座っている人影が見える。
――そういえば、メディックが治療していたんだっけ。
――まだ部屋が暗い所を見ると夜のようだ。一晩中見てくれたのか。
意識が完全に戻ったら、礼くらいは言っておこうと思った……が、何か左腕に違和感を覚える。
よく見るとメディックの表情が変だ。息が荒い。――同時に俺の指が何かを感じた。
「あっ…はぁっ…んっ…!」
意識が戻った。完全に。否、別な意味で吹っ飛んだ。
メディックは寝ていた俺の指を自らの股間に当てていた。そしてその指を動かして秘所を激しく刺激していたのだ。
――こいつ、俺の指で自慰している…。
「……おい」
「ッ!!!」
俺が声を掛けると、メディックはビクッと身体を震わせて行為を中断した。
「あ…ああ…あの…」
「……」
「ふ、あ、あ…うわああああああん!」
突然泣き出した。顔を真っ赤にして、声になっていない呻きをあげながら涙をぽろぽろと流している。
……泣くなら最初っからこんな事するなよ…。
だがどういう事だろうか。何故か自分らしくも無い悪戯心が芽生えた。
…普段は礼儀正しい彼女を更に羞恥に染めて、淫らな姿を見たいのか
…若しくは、語弊があるが穢れの無い少女の意外な一面を見て欲がそそられたのか。
その辺の若い青年なら、性欲は有り余っているだろう。他のエロパロ作品を見る限りな。
だが俺はそこまで若くは無い。普段は随所で下ネタを連発しているキャラだが、それはそれ。実際に本番となると話は別だ。
若い頃は娼館で朝まで何十発も弾丸を発射して「朝日が目に染みるぜ」状態だったが今は流石にやる気が起きない。
そして相手は子供。道徳的に色々と問題がある様な気がする。
俺とメディックの年齢差は"兄妹よりも離れており、親子よりは離れていない"という差だ。要はおっさん間際とロリっ子。
――の筈なのだが、どうも今日の俺はおかしい。思わずこんな事を思いついてしまったのだ。
「……よっぽど溜まっていた様だな。全くとんだ淫乱少女だぜ」
「な…そ、そんなんじゃ…!」
「此処をこんなに濡らして否定するのか?」
今度は自らの意思で指を動かし、メディックの秘所を弄る。
「ひゃあっ、んっ…」
「へえ…案外敏感なんだな。他人の指を使うなんてプレイを思い付く位だから毎日一人でやっていると思ったんだけど」
「そん、な…毎日なんて…らぁッ…ふぁんッ!!」
今度は中指を秘唇に進入させる。予想以上に抵抗が凄い。指一本で第一関節しか入っていないというのに締め付けられる。
メディックは顔を赤くし、身体を震わせ、目を瞑って必死に堪えている。
指を上下に動かすと、淫靡な音と共に蜜が少しずつ溢れてくる。
「……全く凄いな。見た目は幼女だからって油断していたぜ」
「ん、んん……!」
指のスピードを一段階速める。
「はうっ…はぁ…はぁ…」
先程までの息遣いとは違う。何か熱の籠った溜息。切なそうな表情。……そろそろ仕上げか。
俺は指を抜き、敏感な部分――彼女の肉芽を指で激しく撫でた。
「あッ!…あッ…く…くる…ッ! んああぅぅぅぅッ!!」
メディックの身体が弧を描き、全身を激しく震わせる。絶頂に達した様だ。
震えが治まると、力なく倒れ俺の身体にもたれ掛かった。
「毎日じゃないって…? 本当かよ。俺みたいな野郎の指でイっちまって説得力全然無いぞ」
「…はぁ…はぁ…」
「本当は誰の指でも良かったんだろう。自分以外の指でなら…な?」
「…ち…がう…」
「違う? 何が違うんだ?」
「わ、私は……リーダーの、………さんの手だ、から……」
沈黙。
――今、部屋から聞こえる音は俺の呼吸音とメディックの荒い呼吸だけだった。
仲間から"リーダー"以外の呼ばれ方…名前で呼ばれるのは久々だった。
……否、そんな事よりもこいつは……
メディックを優しくベッドに寝かせる。
そして寝間着のボタンをひとつずつ外す。
「あ…」
飛びかけていた意識が、今行われている行為に気づいたのだろう。
だがそれに構わず、膝の方まで下げられていた寝間着の下も一気に脱がした。
目の前にあるのはメディックの裸体。
――それは、芸術的ともいえた。
真の芸術は、完璧なパーツを求められる。豊かな胸に美しい腰、長く綺麗な足など…。
だが彼女は発育途中……身体に無駄な肉は付いておらず、胸も未発達で控えめ。まだ腰の括れも完成していない。
足も肉付きが良いという訳では無い。細く白い太股は、触ると折れてしまいそうだった。
そして、僅かな茂みに覆われた恥丘。
語弊があるかも知れないが…不完全な…作り掛けの造形。
その不完全な造形が、雨が上がり雲から顔を出した月に照らされていた。
完璧になる前の美しさ。まだ筆のつけていない真っ白なキャンバス。足跡の無い雪原の様に――
俺はメディックの身体から目を離せなかった。
「あ、あの…?」
彼女は声を掛けてきた。まじまじと見つめられて更に恥ずかしくなったのだろうか。
「なあ…メディック?」
「なんで…しょうか…?」
彼女の頬をゆっくりと指で撫でる。怯えを帯びたその表情は背筋を何かがゾクリと走らせた。
――そう……。
「お前は気持ち良くなったが、俺はまだ達していない……しかもあんな姿を見せられた」
――そう…俺が思いついた事とは……。
「だから……俺にも快楽を与えてくれ…楽しませてくれよ?」
――穢れの無い真っ白な芸術を、俺の手で穢してみたいという事。
「…良いか?」
メディックの目を見つめて問いかける。
「…はい…」
僅かな声を出し、小さく頷いた。
瞬間、俺はメディックに覆いかぶさると、その唇を奪ってやった。
彼女は目を見開いたが、拒絶はしない。嫌がってはいない様だ。
俺は口の中に舌を侵入させた。舌に伝わるのはメディックの香りと蕩ける様な味。
俺を興奮させるには充分だった。
舌と舌を絡ませ、唾液を絡める。
未経験の刺激がメディックを襲ったのだろう。身体がビクンと跳ねらせ、小さな手がシーツを掴む。
だが俺は休まずに口の中を陵辱し続けた。
暫しの時が流れ、俺は唇を離す。
メディックは全身の力が抜けていた。顔全体が赤く染まり目をとろんとさせている。
俺はファスナーを降ろし、自らの陰茎を取り出す。
既に剣の如くいきり立っている自身のそれは、火山の如く熱くなっていた。
先程の手淫で既に濡れているだろう。準備は整っている。
陰茎をメディックの秘所に当てる。
――入らない。
どうやら予想以上に狭い様だ。それ以前にお互いのサイズが釣り合っていないので無理もないだろう。
「…挿入できそうに無いか。ま、良いか……そもそも避妊道具無しでやるのは不味いし」
「…あっ…あの…私は大丈夫です……あと、今日は安全な日ですから…」
何て事言いやがるコイツは。本当に幼女でメディックなのか?
……だがお陰で、少し冷静さを取り戻す。危うく一線を越えちまう所だった。
「あのな…安全な日でも危険な日でも、中に出そうが出すまいが、生でやるとデキちまう時はデキちまうんだ。
メディックなんだからそれ位は知っておけよ……」
「はぁ……」
「それに…お前、初めてだろ?」
「…あ、当たり前です……!」
「だったらこんな30代間近でバツイチの駄目男なんかより、本当に愛せる奴にくれてやれ。
お前はまだ将来があるんだ。あと数年も待っていれば、もっといい相手が見つかるぞ」
「け、けど……」
「ん?」
「さっき、私が気持ちよくなったんだから…その…気持ちよくしてくれって言いましたよね」
「……まあな」
衝動に駆られたとは言え事実だ。言い訳はしない。
「だ、だから、その…あんな事しちゃったし…お詫びに……私に出来る事なら…好きな様にして下さい」
……なんとまあ、優しいのか純真なのかよく分からんが――天然なのだろうか?
「いいのか本当に?」
「…何度も言わせないで下さい」
ふむ、ブシドー発祥の国にこんな言葉がある。――据え膳食わぬは何とやら。
相手がその気なら、こちらも応えるってのが筋だろう。
だが、挿入は不可能だ。出来たとしても激痛でお互い戦闘不能になっちまうんじゃ無いか。
――あ。
何とまあ…思いついてしまった。何とも変態的でアブノーマルな行為を。
「じゃあこのまま仰向けになってろ」
「……?」
覆いかぶさっている位置を少しずらし、陰茎をメディックの腹部辺りに持ってくる。
白くて、肉の付いていない雪原の様な彼女の腹部。そこに硬く熱い俺の陰茎を擦り付けた。
「うひゃぁう!?」
突然の行為にメディックは驚いた。キスや愛撫なら常識(?)の内だろうが、いきなり腹である。
亀頭で小さな臍を弄り、上下に動かす陰茎がすべすべの肌を蹂躙する。
「ひゃは…ふぁん…く、くすぐったいですぅ…!」
身体を激しく動かすメディックを両肩を腕で抱えて、下半身を更に激しく動かし腹を弄った。
メディックの暖かく柔らかい肌の感触が陰茎に伝わる。
「くっ…! そろそろ…出るぞ…ッ!」
「ふぁ…ふぁい!」
――ドクン!
俺の身体が絶頂に達し震える。同時に白濁の液体が暴発する。
精液が飛散し幼いメディックの腹に、胸に、顔に塗りたくられた。
「はぁ…はぁ…!」
お互いの息遣いが耳に入る。白濁液が掛かった少女の顔は…これまた別格の淫靡さを醸し出していた。
そして、俺を見つめ一言。暴走のトリガーを引くには充分な表情で
「リーダーの、変態…」
俺はそのまま、第二回戦に突入した。
彼女には俺が魂を奪う死神どころか、全てを奪い去る悪魔の王にでも見えた事だろう。
腕の中で毛布に包まったメディックが俺の顔を見つめている。
きちんと彼女の身体を拭いてやった。流石にあのままだと精液が固まって臭いが残るからだ。
――結局あの後、挿入したい衝動は何度か抑え、また腹に1回、素股で1回、更に腋で1回抜いた。
腹や腋を使うとは我ながらマニアックなものだと自分に感心してしまった。
なんかもう、傷なんかどうでも良くなってしまった。まあ自然治癒能力はパラディンの盾攻撃で鍛えてあるからな。
「……なあメディ」
「…なんでしょうか?」
「何故――俺なんかを相手に選んだ? 知っているだろ。俺はお前の……」
「……それ以上は言わなくていいです」
「……」
――戦いに身を置いていた俺が、立ち止まらせた雨の日の出会い。
俺は腕を買われ、ある街の侵攻作戦に雇われた。どうにでもなれと自棄気味だった俺は承諾した。
そして、彼女と彼女の姉はその街の住人だった。
俺は剣を手にして炎の海と化した街で殺戮の限りを尽くした。
殺し殺され殺し殺され殺し殺され――味方も敵も、血か炎か区別が付かなくなるまで赤く染まった。
暫くして雨が降り始めた。炎は雨によって消されるが、血の臭いと色は褪せなかった。あるのは焼けた街の黒と血の赤。
あの時は何も考えていなかった。
――そして俺は彼女の父親と母親を殺した。
壁に叩きつけられ、どす黒い血を流し、身体の一部が切り落とされた両親と、殺した本人である俺を見つめる姉妹。
壊れた部屋から雨がポツポツと入ってくる。色々なモノが焦げた厭な臭いと、灰が絡まったべた付く雨水が肌に纏わり付く。
どんな言葉がかけられるか、はたまた俺に殺意を持っているのか。俺は剣の柄を握り構えていた。
しかし、かけられた言葉は予想を遥かに斜め上を行くものだった。
「ありがとう」と。
その時、「お礼」を表す言葉の意味が理解できなかった。意味よりも、自暴自棄の俺が感謝された事が不可解だった。
地面や窓に当たる激しい雨音の中で俺は立ち尽くしていた。
やがて雨はあがり夜が明けて、戦いは終わった。街の住人七割は死んだという。
気づいた時には二人は居なくなっていたが、死んだのか生き残ったのかは不明だった。
ひとつ言えるのは、結局自分自身を捨てれなかった。――あの二人が気になっていたのだ。
数ヶ月後、別の街の孤児院に双子の姉妹が入ったと聞いた時は他人事なのに安堵してしまった。
だが、そこに辿り着くまで子供二人がどんな苦労をしてきたのかは想像もつかない。
後で分かったが、彼女達の両親は相当な虐待を受けていたらしい。
だから自分達の枷となっていた存在を壊した存在に「ありがとう」と言ったのだろうか。
……だが、どちらにせよ自分達の親を殺した相手にお礼を言うのだ。余程、親から過酷な扱いを受けて憎んでいたのか。
それとも純粋故に、素直に感謝の意を表したのか。
――異常なのかも知れない。俺も、こいつらも。
そしてこのエトリアで再会した。何故孤児院を飛び出して冒険者に足を踏み入れたかは聞かなかった。
二人をパーティーに加える前、問いかけた。
「俺達がやる事は迷宮の謎を解く探求やら魔物討伐という名目はあるが、結局は"殺し合い"だ。
相手が人間であろうとモンスターであろうと戦いで殺す事には違いない。"倒す"も"殺す"も同意語だからな。
この道に進むという事は相手を殺す事を避けられない。……それに立ち向かう覚悟はあるか?」
――二人の目は決意が宿っていた。
「ま、物騒な事にならないよう祈ろうぜ。宜しく頼むなバードにメディック」
最初は俺の事を覚えているか、または俺があの時の男かどうか分からないと思っていた。
それに普段から情けない行動や言動を取っているのが昔の俺のイメージと掛け離れていたから大丈夫だろうと考えていた。
……結局はバレていたという事か。
「メディック。 お前は俺を恨んでいないのか?」
「…分かりません。 ……確かに世間一般的な考え方では"仇"の対象ですけどね……」
「世間一般的な考え方、か……お前の姉はどう考えていそうだ?」
「姉さんも同じ心境だと思います。 …普段はあんな態度で、お金に煩いですけど」
「なに、多少金に煩い方が逞しく生きていけるモンだ。寧ろこのギルドの金銭管理を任せられるから安心できる」
「……だけど、今があるのは貴方のおかげです。このギルドも、私達も…
だから一緒に迷宮の謎を解きましょう……」
――まったく…雷怖がったりする癖に、自分で言った事はしっかりやるし決して泣き言を言わずに戦いについてくる。
こいつは将来立派な奴になるだろう。俺よりずっと真人間だ。何だかんだ言っても心配する必要は無いだろうな。
「ねえ、リーダー?」
「……どうした?」
「もう少し成長したら…今度こそ私の最初の相手になって貰えますか?」
「……お前なぁ」
「ふふっ…」
――前言撤回。こいつ狙って言っているのか?…実は姉以上に計算高いんじゃかいか?
いや、別にこいつの姉が計算高いって訳じゃないが……色々な意味で将来が心配だ。
「……恐らくこのギルドは迷宮を解き明かした時に解散するだろう。なんか勢いで作ったギルドだからな。
この戦いが終わったら、お前達はどうする心算なんだ――何時までも俺らと一緒という訳にもいかないだ…ろ?」
「Zzz…」
眠っていやがる。俺の腕を枕にして、胸に顔を埋めて規則正しい寝息を立てている。
「やれやれ…」
俺の手は――否、既に俺の全身は血で染まっている。汚れ過ぎた人間だ。
最終的にこいつの期待に応えられる人間じゃない。
森の破壊者と戦った時、俺は戦いを楽しんでいた。やはり修羅は修羅なのだろう。後戻りなどできない。
それに、女房と子供を放ったらかして戦いに身を置き家庭を失敗させた男。人を幸せにする事など不可能だ。
だが、こいつが自分の生き方を見つけるまで――俺が必要とする様にならなくなるまで、下手なりに見守ってやろう。
……現状でも半分俺が世話になっている情けない状況だが。
――まあいい。今は好きな様にさせてやろう。普通じゃない人生を送っているのが俺達だ。
だからこそ"タルタロス(忌み嫌われた奈落の底)"というギルド名なのだ。
……だがこの奈落からは好きなときに抜け出せるし、自分の意思で旅立っても良い。
その時が来たら俺は笑って送り出してやろう。
メディックの手を握り、俺も再び眠りについた。
……先程までとはうって変わり、今夜は気持ちよく深い眠りにつけそうだった。
――――――
――――
――
ドアを激しく叩く音が聞こえる。目を擦りながら、重たい身体を起こす。
「……今何時なんだ?」
差し込む朝日。枕元にある俺の懐中時計を見ると――4時50分…?
「やばっ、寝過ごした!! 5時に出なきゃキノコがうるせぇぞ…!」
同時にドアが開かれる。
「リーダー! 何時まで寝ているのッ!? 早く皆を起こさない…と…?」
パラディンが入ってきた。どうせいつもの様にバードやメディやケミを起こせなくて困っていたのだろう。
最終的に三人とも起こすのは俺の仕事だ。ヘッドボンデージ(Lv5)をかませばすぐ目覚める。
パラディンは俺の方を眺めてながら身体が小刻みに震えている。…何か目つきが変だ。
否、正確には俺を見ていない。
パラディンの目線を辿り、その先にあったのは
――俺の横でぐっすりと眠っているメディックだった。しかも裸で。
素早く俺は顔をパラディンの方に向ける。今度こそ目が合った。
……さて、どうしたものか。変な回答を選択すると朝一でケフトに駆け込む事になるだろう。
1・「お前も一緒に寝るか?」と言う。
2・爽やかに「おはよう」の挨拶。
3・何事も無かったかの様に、服を着て皆を起こしに行く。
…1番は論外だ。確実にシールドスマイトが飛んで来る。3番も無理があり過ぎる。……よし、2番だ。
「御機嫌よう」
爽やかな朝の挨拶が部屋に木霊した。
だが、今の言葉によって我に返ったパラディンは
「――こ、このロリ●ン変態少女愛好者ァァァーーーーー!!!」
あ、盾が飛んできた。……結局どれも死亡フラグだって訳か。拒否権の無いどこかの無限ループ姫と同じだな。
盾が直撃して意識を失う前に締めくくるか。
――これは、変わり者の集まりであるギルドで起こる出来事を書き連ねた物語。
――波乱の人生を送り、心に傷を持ち、世間に負けた者達が織り成す物語。
君は俺達の生き様を見てもいいし、このまま放置して真っ当な人生に戻ることも出来る。
…で、次回はバードとメディック姉妹丼でもやるのかい?(やらねぇよ by作者)
俺はギルド"タルタロス"のギルドマスター。
因みに俺のテーマソングは「バトル〜後編」か「眠らずの戦場」でドゴォウボギャァ!!!
to be continued
臍ファックだと…!
なんというフェティシズム。
間違いなく俺は新たな属性を付与された。
きっとこれは「臍ファックの序曲」であろうことは疑いない。
DH自分語りが厨青キモウザイが乙
GJ!導入をしっかり描いてるから続編が楽しみだわ!
先生! 読み切れませんどうしましょう!
>>147 とりあえず、
●
('A`)ノ フロントガード発動!
(ヽ )
<●>
149 :
保管さん:2007/02/23(金) 00:42:29 ID:xikxKj/9
>>148 いいAAだな少し借りるぞ
挑 発!!
● ●
ヽ(゚∀゚)ノ <とりあえずココまで保管しました。
( )
/ω>
__[警]
( ) (・∀・) ……アリアドネの糸?
( )Vノ )
| | | |
どうも、気が重くなる出来事が起きちまった
ギルドの思い空気から逃げるように、俺は金鹿の酒場へと足を運んだ。
普段は飲み過ぎと口うるさい人生のパートナーが見透かしたように
「今回だけよ」と苦笑していたのが有り難く思った。
「よっ」
「あら、いらっしゃい。生憎、仕事の方は……」
「いや、今日は客だ。いいか?」
「勿論、喜んで」
金鹿の酒場の女主人が笑顔を作って琥珀色の液体が詰まったボトルを
棚から取り出して俺に渡す。良く磨かれたグラスに静かに注ぎ、一気に飲み干す。
「良い飲みっぷりね」
「なに、気付けの一杯だ。これでも酒は酔うよりも味わうのが心情なんだ」
良い気分で酒を飲みたいが、今はそんな気分にはならない
やけ酒を飲んで重苦しい気分を吹き飛ばせるほど、俺は若くもない
「あなた、顔が悪いわよ?」
「顔色だろ、ひどいぜ」
「フフフッ、ごめんなさいね。何があったのか訊いても良いかしら?」
「なに、多少顔見知りなご同業の奴が往っちまったんだ」
世界樹の迷宮、地下5階に白い悪魔が居た
俺達のギルドと同時期に作られたギルドのパーティーが白い悪魔に
狩られていた。そのギルドのマスターと俺は同じ職業で何かと馬があった
死んだ奴は、きっとみんな良い奴だ。奴に酒を奢ってもらった借りを
返す約束も、果たせなくなった。
「明日は我が身ね……不謹慎だったかしら?」
「いや、はっきりと物を言う女は嫌いじゃないぜ」
「ありがと。少しは落ち着いた?」
「俺の方は……ただ」
気が重い話だ、女主人に頼んで紙巻きを一本恵んで貰い
カウンターにあるランプから火を灯し、ぷかりと紫煙を吐き出した。
「そのギルドリーダーのかみさんがどうか……だな」
「そう……辛かったでしょうね、目の前で」
「その意味でも、俺にとっては他人事じゃ済まなくてな」
俺も、人生のパートナーと共に冒険屋をやっている
明日は我が身、嫌な言葉だ。グッと酒を煽るが胸のむかつきが強く
すぐには飲み干せなかった。
「あなたも、夫婦揃って迷宮に挑んでたわね」
「そういうこと、俺も万能じゃないからな……最悪の他人事だったぜ」
他人だからこそ言える愚痴がある。
ここの女主人はそれを心得てるのか、聞き上手だった。
「愚痴るのはこれぐらいにして、あんたを独り占めするのも他の客に悪いな」
「あら、いけないわね。つい聞き入ってしまったわ」
「ボトルをあと一つ追加で俺のオーダーは終わりだ、他の奴も構ってやれよ」
「まいどどうも。聞き分けのいい男ってステキよ」
「だから妻帯者なのさ」
微笑を浮かべて新しいボトルをコトリと目の前に置いて、女主人は他の客の方へと
向かっていった。若いご同業が武勇伝を家族にでも自慢するように語っている
昔の自分を思い出して、苦笑気味に酒を煽っていたとき。
「隣、良いかしら?」
「……良いぜ」
件の話のヒロインが現れた。
「もう、良いのか?」
「あなたとあなたのギルドの人達には迷惑掛けたわね」
「何、あんたの旦那から酒を奢って貰ったことがあるからな、その借りを返しただけさ」
薄化粧で隠してるが、女の目は泣きはらした後が見えた
少しばかり見つめていたら「奥さんに言いつけるわよ」と女が薄く笑った。
「これから、どうするつもりだ?」
「そうね……どうしようかな?」
「俺達は、変わらずに迷宮に挑むぜ……スノードリフトを倒してな」
スノードリフトの名を口にしたとき、明らかに表情が変わったのが解った
彼女はこの町を去るのも良いし、このまま冒険屋家業を続けることも出来る
だが、この町で冒険屋を続けるには執政院に認められたギルドに所属してなければならない。
言外に、俺はこの女に選択肢をくれてやった
勿論、打算はある。地下5階の地図とダークハンターとしての腕だ
地下三階の大蟷螂に襲われても逃げおおせたのは、ヤツの腕を鞭で拘束できたから
生き延びられた、スノードリフトに勝つには是非とも欲しい人材だし
なにより、この女は良い女だ。
「私は……」
「さて、俺はそろそろ帰るぜ。酒は十分に楽しんだからな」
「あっ……」
多少予想外だが、言う時が少しばかり早まっただけだ
これ以上はこの女が自分で決めることだ、深く帽子を被り俺は金鹿の酒場を後にした
多少、後ろ髪を引かれる思いはあったがあの女にとっては最善だと思った。
「待ちなさい、待って!」
人気無い夜道をぶらりと歩いていたら、声をかけられた。
頭を掻くように、俺は帽子を弄りながら振り返る
「どうした?」
「あなたって、けっこう酷い人ね。傷心の未亡人を弄んで」
「人聞きが悪いな、寧ろ傷心の未亡人を口説く妻帯者の方がクズだろ?」
「そっちの方がまだ良いわよ……憎むことが出来るからね、けどあなたは違うわ」
「……決めちまったのか?」
紅い唇が「そうよ」と薄暗い闇の中ではっきりと映った。
三日前の夫を亡くした弱々しい未亡人ではなく、目の前の女は一流の闇狩人だ
クックと意識せずに喉の奥から感嘆の声が湧き出した。
そうだな、闇狩人ってのははそういうもんだ。殺られたのなら殺り返す……
夫の復讐もあるだろうが、この女はずっと闇狩人として生きてきたのだ
やられっぱなしでは済まさない……実にシンプルな答えをこの女は選んだのだ。
「そうか、アンタの旦那の末期の願いよりも闇狩人の業を選んだか」
女の夫の断末魔は、この女に忘れろと言った。
死んだ自分のことは忘れて、自分の幸せを追えと……
普通の女ならば、出来事が思い出になり引きずりながらも生きていくだろう
だが、この女は普通の生き方は出来ない。その機会は白い悪魔に喰い殺されたのだ。
「で、どうするんだ? 一人でアレを殺るつもりか?」
ヒュンッと俺の前髪が揺れる、女の紅いネイルが僅かに揺れ動いている
今の俺は間違いなく、闇狩人のキルゾーンに突っ立っていた。
「悔しいけど、一人じゃ無理ね……だから」
「俺のギルドに入れて欲しい、か?」
挑発するように俺は笑った
女は挑発に乗ったように冷たく笑って
「違うわ、お願いじゃないの……命令よ」
刹那、風を切る音が二つ聞こえた。
一つは女闇狩人の風を切る蛇のような鞭の音
一つは弓使いの男が女闇狩人に向けて足下の小石を蹴り飛ばした音だ。
時が止まったような一瞬。街灯の下で男と女が互いの首筋に刃を突きつけていた
緊迫した冷たい空気が揺らいだ時、二人は同時にナイフを収める
「俺がアンタの命令に従うと思うか?」
「従わせるわ」
「どうやって……!?」
女はおもむろに俺の顔を引き寄せ、紅い唇が陵辱するように俺の口へと侵入した
ぴちゃぴちゃと音を立て、女の舌が蛇のように俺の口内で暴れる。
このキスに少女が夢見るようなロマンティックな部分は欠片もなく
ただ凶暴に貪り、互いの瞳は閉じることなく無表情な人形のように見つめ合うだけだ
「んぅ……ふぅ……ぁ」
やられっぱなしは性に合わない、俺も女を責めることにした
喉の奥に舌を伸ばし、女が息苦しさに舌の動きを止めた所でたっぷりと
拘束するように舌を絡ませ、自由を奪う。
「ハァ……んぁ、 ! んふ。んんぅ……」
チークダンスのように、密着した俺達は闇に隠れるように
路地裏へと舞台を移した。ここなら、人目を気にせず存分にこの女を
攻められる。女の柔らかなボディに指を滑らせた。
「ぁあっ! ヒぃっ!!」
「ここだな……」
脇と胸の間に強い反応を示し、俺はそこを重点的に攻める
涎を垂らした紅い唇が悩ましい声を必死で堪えている様がたまらなく加虐心を煽る
「そうだ、声を上げたらばれるぜ……」
「くっ……」
「良いぜ、その表情……もっと嬲りたくなる」
この町に来てから、かみさんとはずいぶんご無沙汰だった
かみさんの姉も俺のギルドに居るしで遠慮していた、そんなわけで……餓えていた、もの凄く
先に仕掛けてきたのはこの女だ、正当防衛……にはならないな、やっぱ
心でかみさんにスマンと思いながらも火がついた俺は女のアクメを促進させるために
次々と弱点を見つけ出し、完全にイニシアチブを取っていた。
「あぁっ! そこぉ、ぁん、あんっ! いい……もっとぉ、はぁ、はぁ」
革のパンツから、淫水が滴るほどに濡れている
荒い獣のような息で、もっともっとと催促して熱い体を押しつけてきた
時々、夫の名前を呟く辺り。女は完全に夢心地で快楽を受け入れてるのだろう。
「ギッ!! ヒァッ あああああぁぁぁぁぁぁぁっっっっっぁ!!」
強く、淫豆と乳首を摘んで。女はアクメを迎えた。
声を殺すために枝垂れ掛かった俺の服を噛みしめて、腕の中でビクンビクンと三度ほど痙攣し
くったりと俺の耳元でアクメの余韻を味わっていた。
「フ、フフフフ……掛かったわね」
「そんな醜態で強がりか?」
耳元での囁きに苦笑したが、女は言葉を続けた。
「あなたの弱みを握ったのよ、私との情事が奥さんにばれたらどうなるかしら?」
「気がついちゃ居たが…………お前、そりゃないぜ?」
「キスで止めておくつもりだったけど……あなた、溜まってたのね?」
「情けない話だがな、ここに来てからはかみさんと愛し合ってないんだぜ?」
女の武器を使われた時点で、俺はとっくに詰んでいたって訳だ
解っちゃ居たんだが、どうしようもない……駆け引きもクソも最初から無かったのだ
「妻帯者のクセに他の女を抱く俺は最低だが、アンタも人のことは言えねえな。未亡人が三日でこんなコトしてる」
「あら、私は夫に対していつも健気な女よ。あの人が忘れろと言ったから……こうして」
「嘘吐け、イく前に旦那の名前、何度も言ってたの聞こえたぜ?」
俺の言葉に、女は10代の生娘のように頬を染めて俯いた
変な所でうぶなこの女に、俺は意地悪く笑うしかなかった。
「やれやれ、なんか萎えちまった……」
「嘘仰有い、あなたのここは準備できてるみたいよ?」
「心が萎えちまったんだよ、女抱く時は心で抱くんだよ俺は」
「フッ、フフフフフッ……あなた、面白い男ね?」
心底可笑しそうに、しかし上品に笑う。
「ヤりたい盛りはとうに過ぎてるんだ。酒と女はじっくりと味わうに限る」
「良い趣味してるわ、優しいのね」
「そうでもない。俺は男女平等がモットーだ、俺のギルドに来たらこき使うぜ」
「良いわ……何でもする、奥さんのかわりに抱いても構わないわよ?」
「おまえ、俺を貶める気だな……」
とんだ笑い話だ、女は変わらずにクスクスと笑うが
笑いが収まった沈黙の空気が妖艶な物に変わっていくのが解った。
「おい!」
「いいから、楽しみましょ? これはあなたと私の契約よ」
「契約って……お前な」
「ん……フっ。私もあなたも一人前の冒険屋よ、契約を重視するのは当然のことよ」
「そういう問題じゃ……クッ」
「んんっ……ごちゃごちゃいわないの。噛み千切るわよ?」
焦らすように俺のペニスに口づけ、手淫をしながら恐ろしいことを言った
文字通り、弱みを握られた……下手な洒落だが、洒落にならない
観念した俺に満足したように、女は本格的にフェラチオを開始し始めた
舌は勿論、喉の奥まで使って責め立て。手淫を巧みに使い耐え難い快楽を俺に与える
「ぐぁ……」
「フフフッ、後30秒くらいかしら? んフッ……はぁ。ふぁンッ……」
「ぐぅっ……」
「うぅっ!! んっ! んっ! んんぅ!!」
耐えきれずに、女の頭を掴み。自分の快楽だけを優先する
ジュポジュポと唾液をかき混ぜる音が淫靡に耳を叩く
「んんんっっ!! んぁ、はぁ……きゃっ、すごい……こんなに、素敵……」
「やっちまった……」
溜まりに溜まった俺のリビドーは、あっという間に女を白く染め上げた
リビドーに染まった女は、未だに射精し続けるペニスを両手で包み、うっとりと惚けていた。
「はぁ、はぁ……ねぇ、まだ終わりじゃないでしょう?」
罪悪感に似た感情に打ちのめされた俺の目の前に
革のパンツとビスチェを脱いで、女が得物を捕食する蜘蛛のように
壁を背にした俺の腰を跨ぐように抱きついてきた
………………。
「あっ! あぁぁんぁっ!! そこ、もっとエグッてぇ!! ひぃっ!!」
壁に手を付け、木箱に片足を乗せ。イヌが用をたすような卑猥な格好で俺に何度も貫かれる
「あっ、はぁっんふぅ……もっと、もっとぉ! しきゅうをぐりぐりって……んあぁぁ!!」
木箱の上でVの字に足を広げ、初めて知ったのだろうか
ボルチオ性感帯の強烈な快楽に喜びに狂い悶える。
「ひぁあああああっっっんんぅっっ! ぅあ、イッたばかり、らぁ目なの、あっ! あっ! ああっ!!」
知ったことではない、この女はサディスティックの革を被ったマゾだ。
存分に嬲り、犯しぬく。何度目かのリビドーの爆発でこの女を白く染めた
「んっ、んっ……はぁ、はぁ。んんぅ……!! んっ、んんんんっっ!!」
テクニックも何もないただ必死で貪るだけのフェラチオに
この女を完全に征服したような快楽が、徐々にマトモな思考を俺から奪っていった
「ぁっ、ぁっ。ねv わたし、またイかされちゃう、夫いがいのおとこに ひぃ、イかされるのっ!!」
「好きなんだろ? 後ろめたいのが」
「うんv すきぃ!! あぁ、っく。イくっ、イくぅ! イっっっくぅ、ああああぁぁっ」
ひぃああああああぁぁぁぁぁぁぁああああああああああんんんんんんんんんんんんんっっっっ!!
「……んぁ、はぁ、はぁ、はぁ。ん、ん、んぅ……」
強すぎる快楽か、疲労からか。気絶した女の胸で最後の射精をして
久方ぶりにじっくりと女を味わった。ヤりすぎた感があったが……まぁ良いだろう
疲労感に負けて、だらしなく地面に座り込み。喉がカラカラだったと気がつき
スキットルに詰められた酒を煽った。
「私にも頂戴。喉がカラカラよ」
「……もう気がついたのか、タフだな」
「……殺されるかと思ったわ」
恨みがましく俺を睨んで、スキットルの酒を喉を鳴らして煽る
やっと喉のいがらっぽさが抜けたと紅い唇が笑みを作った。
「あなた、奥さんとシた後は頭が上がらないでしょ?」
「あー。可愛がりすぎてな、泣かれておジャンになる時も結構」
「歪んだ愛し方よ、ある意味」
「アンタも相当歪んでるぜ、恥じらいもなく隠語連発された時はちょっとヒいたぜ?」
「…………刺すわよ?」
クククと押し殺した笑みが響いた。
女は染みついた俺の匂いを強めの花の香水で消し、衣服を身に纏う
「明日。正式に執政院に報告するわ。あなたのギルドに私が所属するって」
「そうか」
「多分、私たちが使っていた部屋はあなたのギルドの所有物になるわね」
「そりゃ助かる」
「今日のこと、奥さんには内緒にしてあげるから。自分のことは自分で何とかしなさい」
「有り難くて、それ以上に怖いな」
まぁ、お互いにそこら辺は割り切ってるし。変にこじれる様子もないだろう
「んじゃ、仲間には明日紹介するとして。よろしくな……あー、本名で言って良いか?」
「忘れなさい、私の名前を言えるのは亡き夫だけよ」
「そうか、それが良いだろうよ」
この女闇狩人は、鞭の技で相手を拘束する技を得意としている
付いた通り名が「スケアクロウ」 彼女の得物は文字通り案山子になる
本名を知ったのはついさっきだが、彼女は通り名で通すつもりらしい
「じゃあ、よろしくな。スケアクロウ」
「えぇ、よろしく。レイヴン」
案山子と鴉か、変な巡り合わせだと笑いあって
男と女は別れた。
「流石にみんな寝たか……」
深夜3時、流石にギルドメンバーは宿に向かったようだ。
「ふぁ〜。ん、なんだ君か?」
「アンタはまだ居たか」
ボサボサの金髪を弄りながら、かみさんの姉であるアルケミストが
ギルドの部屋から現れた。
「折角だ、茶でもう煎れよう。君も飲むだろ?」
「そうだな、いただくぜ」
この女は、結構な生活破綻者だが茶を煎れるのだけは上手い
湯が沸くまで、やれスノードリフトは間違いなく炎に弱いだの
奴の凍てつく牙は頭を封じればこちらの物だとか、果ては仲間の
ソードマンとパラディンはまだキスもしてないのか? けしからんと
余計な世話話まで話が飛躍した。
「所でだ、義弟よ」
「何度も言わせんな、義弟はヤメレ」
「未亡人の具合はどうだった?」
ぶぶっっっっっっっっっっ!! 盛大に吹き出した。
「ほぅほぅ、やっぱりヤっちまったか」
「お前な……」
「まぁ、これも歪んではいるが人助けだ。一肌脱いで知恵を授けた甲斐があるという物だ」
「……何を吹き込んだ?」
「なに、ごねるようならあの男は妹とはご無沙汰だから〜」
「もう良い! 男のプライドを……この腐れ熟女が」
ふはははは、と笑ってから。アルケミストは宿に帰って寝ると
えらく早足でギルドを出て行った。俺も宿に行くか……
「姉さんがあなたに伝言だそうです。“誰が行かず後家の熟女だ、罰をくれてやる”だそうよ?」
「いや、そこまでは言ってな……な、なぁ? 杖を握りしめてどうしたんだ?」
「メディックには特別な攻撃スキルがあるって知ってる?」
「そいつはへヴィだな……あー。もしかしなくても、だな。罰ってのは」
宿の入り口で、そりゃあもう満面の笑みでかみさんが俺を待っていた
あのクソ女……チクりやがった。笑顔で迫ってくるかみさんはサイコホラーだ
「浮気者には天誅をさしあげます。大丈夫、回復は得意ですから……いっぱい怪我しても良いですよ」
「ま、まて……話せば 「へう゛ぃすとら〜〜いくっ!」 ウヴォア〜〜〜〜!!」
三日間口を利いてくれなくて、寂しさで死にそうになった。
END
>>159 GJ!未亡人いいなあ……
このスレに触発されて世界樹の迷宮購入しちゃったよ
DS持ってないのがネックだがな!
何処にも売ってねえw
つ 海外版DSライト 約18000円
近所に普通に売ってるけど……高ェ……
ここ見て感化された結果メディ×パラを書いている。
執筆は亀並、期待しないように。
それにしても全然進めねぇ……。
チキンなんでちまちま進むことしかできないからなぁ……。
>>161 チキンなくらいで丁度いいさ
俺見たく1階のザコ余裕ー…
鹿だぁぁぁあで終わらないくらいじゃないと
>>162 鹿懐かしいな
混乱中のパラディンが敵も味方も1人で壊滅させたいい思い出が
>>151 GJ!
しかし、ふとした疑問なんだが、どこかのスレでパーティー晒してたのって貴方ですかい?
妻帯者のダークハンター、妻のメディック。その姉のアルケミ。どうも記憶に引っ掛かる。
166 :
151:2007/02/24(土) 14:37:06 ID:pOfosj8E
>>164 そのパーティーのギルド名がトイボックスだったのならビンゴです
ふとした疑問、レンジャーの外見選択で右から二番目の
おっさんレンジャーって黒髪なんだろうか? 他では青髪って言われてた
様なので……一応、黒髪レン男=青髪レン男です。
>>166 あーあーそれそれ。ギルド名それだったよ
168 :
160:2007/02/24(土) 21:29:21 ID:LWYPWSu/
いぇふー!DSゲットしたぜぃ!
ソード男とメディ男とパラ娘とレンジャ娘とアルケミ娘で探索中。
ただいま三回目の全滅をくらいました。
そのうち、俺もSS書ければ良いなあ。
おめでとう。
そして全滅の数だけ強くなれる、いやマジで
先は長いだろうががんばれよ
>>168 くじけそうになったら、エロい妄想して奮起。
まあ副作用で、なんでもエロく見えてくるが気にするな。
ところでまがりなりにもイチゴ(コケイチゴ)がある世界なんだから、
『いちごぱんつ』も存在していると思うんだがどうか。
>170
落ち着くんだ。
いちごが存在するからと言って、ぱんつが存在するという保証はないんだYO!
>>171 鬼才現る!
151さんのIDDSライトだぜ
>>171 てめぇはパンチラ&下着姿好きの俺を怒らした
いや、実際問題、眼帯レン子のパンツがそれだったらどうよ?
普段凛々しい彼女がスカートを枝にひっかけてパンチラする情景を、
普段無表情のくせに、いちごパンツ見られて顔真っ赤にしている姿を!
そんなSSがあれば3発は出せる
眼帯レン子の ショーツは レースのでエロかった
>>175 埋めネタだったら、あまりエロくないのに無駄に長いやつとか
投下してもいいだろうか…と思う俺がいる
177 :
B2F:94:2007/02/25(日) 03:31:37 ID:ebvFItyz
>>173 何故かチラではなくモロになってしまいました。何故だろう。
えちくない上に短いですがよろしければどうぞ。
ここは世界樹の迷宮。その第四階層、枯レ森と呼ばれる場所に私達は居た。
「しかしこの…なんだ、この植物は?」
レン子が忌々しげに呟く。ここは枯レ森B19、
限りなく広がる果てない地平線を超えた先には迷宮独自の仕掛けが待っていた。
「コレがこのフロアの移動手段みたいですね」
メディ子がそう呟く。
「…触手か?」
ウネウネとまるで意思のあるように蠢くその物体は、触手と表現されても差し支えないものに見えた。
「蔦のようなワカメのような…でもココは枯れているとは言え、森ですから…きっとワカメですね」
「いや、メディ子…森だったら、そこは蔦だろう?」
「そうですかねー」
「あんまり気持ち悪いのは苦手なんだがな…できればB14のように…優雅に行きたかった…」
「なーに言ってるんですかレン子さん。重みで沈みかけたのは誰の責任でしたっけ?」
「あれはパラ子だ。鎧とか盾とか…そもそも私は軽装だから、そんなに重くないぞ?」
「全体的な重さではなく体重の話をですね…」
「…それ以上言うと君の処女膜を射抜くよ?」
「はいはいわかりましたよー。私が悪かったですよー」
全然反省の色を見せないメディ子、強気。
以前にも一度ここを訪れたことのある彼女は、さっきからやたらと先輩風を吹かしたがっているらしい。
無言で照準を定めるレン子。眼帯に隠され片方だけ覗かせる瞳は、マジ、と書いてあるかのよう。
「ふざけるのはそこまでです。執政院からミッションを受けている身ですから、先を急ぎましょう」
「気持ち悪い…が、進むしかないのか」
私達は、意を決してその中へと飛び込んだ。
「…蔦が絡んでくる」
「カメ子、はぐれては大変です。もっとこっちへ近寄ってください」
――こくん
「しるぶぷれ! ムーミン谷の仲間達。今日も元気に私達を運んでねっ」
余裕からそうさせるのかメディ子は謎の挨拶をしている。
自らの足で歩く、というよりは蔦が勝手に動き、目的地まで運んでくれるようだ。
「…っ!」
「どうしましたレン子?」
「い…いや、何でも無い…ッ!」
「さっきから様子がおかしいようですが…ひょっとして魔物ですか!? 今そっちに向かいます!」
「イヤッ! …あ、いや、大丈夫だ、というかこっちに来るな。お前はカメ子をしっかり見ていろ!」
「…?」
「あん…っ!」
――バサバサッ
次々と茂みから抜け出す私達。
「とーちゃーっく、だんけだんけ。ムーミン谷の仲間達」
「なんとか抜け出しましたね」
「…レン子が居ない」
「…! まさかはぐれてしまった…!?」
もしかして魔物に襲われたのでは…?
無防備になる移動中のコトだし、強ちありえないとも言い切れない。
だとしたら一刻も早く助けに行かないと…!
「…私なら、こっち、だ」
「通路の先の方から声がする」
「先に進んでたんですね…ああよかった。今行きます〜」
声をかけて、レン子の声のする方へと向かう。
「いや、あの…」
通路の角を曲がると、半裸のレン子が何か隠すものは無いかと必死に探し回っているトコロだった。
「あ…」
私達と目が合う。
沈黙。
半裸…というよりかは最早全裸に近いレン子。
彼女の身体を覆い隠しているモノはぱんつだけだった。
恐らくは、先ほどの蔦が、彼女の衣服を絡め取っていったのだろう。
厚い鎧を着ている私や、傍でずっと注意を向けていたカメ子とは違い、
レンジャーの軽装な服はあっという間に絡めとられてしまったに違いない。
「み、みるなぁぁあああああ!!! イヤぁ! 見ないでぇえええ!」
顔を真っ赤にして後ずさりをするレン子。…普段の冷静でクールな彼女からは想像もできないような態度。
気が動転しているのだろう。私もどうしていいか分からず、ぼーぜんと突っ立ってその光景を眺めていた。
実にどうでもいいことだけど、レン子がダハ子だったら、
もっと私を見てぇぇぇえええと絶叫していたことだろう…ホントに、どうでもいい。
さらにどうでもいいことだけど、私よりもかなり、胸がある。羨ましい…!
「…いちごぱんつ」
カメ子がぼそっと呟いた。
「え…?」
「いち…ッ! カ、カメ子言わないで! お願い!」
胸を隠すのも忘れてカメ子にすがるレン子。
ああ、私の中でどんどん彼女のイメージが瓦解していく。
――くぃっ
カメ子が私の耳にそっと囁く。
「レン子、いちごのぱんつ穿いてる」
――くすっ
「わ、笑うなっ! っていうか、言わないでって言ったのにぃ〜」
「は〜…意外過ぎますね…」
「レン子さん、可愛い下着ですねぇ、ふっふっふ、弱みはいただいた!!」
「メディ子…! くっ…! うぅ…ぐすっ」
片目一杯に涙を浮かべて、
「うぅ…うわぁぁぁぁああああん!! みんなにみられたぁああああ!!」
とうとう泣き出した。大粒の涙が両の頬を濡らしていく。
…ん? 両の頬?
「…あの、レン子? どうして眼帯してる方からも涙が流れてるんです?」
深い事情は聞いていなかったが、彼女の眼帯は、傷を覆い隠す為のモノだったはず。
目視はおろか涙を流すことさえできないほどの傷だと聞いていたんだけど…。
「ッ!!」
「…伊達眼帯」
ぼそっと、カメ子がまた呟く。今度は私にも聞こえた。
呪いと言霊を司る彼女の言葉は、真理を突いている。
――ピラッ
と、眼帯を捲ってしまうカメ子、そこには涙に溢れたもう一つの瞳があった。
「ひっく…! あ…あの、これ。これはね…ひっく」
「レン子、まずは泣き止みなさい。ホラ、今は眼帯も外して」
柔布を差し出す。レン子はそれを受け取り、あっというまにびしょびしょにしてしまった。
あぁ…忘れていたけれど、そうだ。
「羽織るモノ…私のマントで良いですか? 流石にその格好だと、私達が誤解されかねませんから」
いちごのぱんつだけを身に付け、泣きじゃくる女性。うん、どこからどう見てもこれは事件にしか見えない…。
やがて、しゃくりあげるのが落ち着くと、彼女がたどたどしく語り始めた。
「可愛いモノも大好きだし、おシャレするのも好き…ホントは冒険者には、なりたくなかった。
…でも、何のとりえも無い私が唯一人から褒められたのが弓を射ることだったから。
だから私はその特技を活かしてレンジャーとして生計を立てて行こうと思ったんだ。
悲しいことに、なまじ弓の才能があったから、こうして冒険者としても認められちゃったし、
しまいには妹が私を目標に頑張っている…とか、聞いちゃってサ。弱い私はもう見せないって…誓ったのに。
眼帯とかも付けてクールなレン子さんを演じていたのに…!
はぁ…たかがいちごぱんつを見られたくらいで取り乱しちゃうなんて私もマダマダだよね…」
裸は良いのでしょうか? と聞きたくなるけれど、その言葉を飲み込んで慰める。
「レン子…私は、貴女の事情は知りません。こうして語って貰っても、その過去は貴女だけのモノです。
向き合わないといけないのは貴女。けれど、今は、レンジャーとして、同じギルドの、同じ仲間じゃないですか!
可愛いものが好きとかおシャレするのが好きとか隠さなくても良いんですよ。その…実は私も可愛いもの好きなので…。
今度その、いちごぱんつ。何処で手に入るか教えてくれませんか?」
――ぎゅぅ〜
何故かカメ子に抓られた。
「イタっ…何するんですカメ子」
「…良いよ。パラ子と、カメ子にも教えてあげる」
「私は私は〜?」
「メディ子は…私のこと笑ったからなーし」
「ちぇー」
「あははっ…それと、ホントに素の私は…今のでお終い。皆、忘れて」
そういうと羽織っていたマントをビリビリと破り、胸当てと腰巻を作る。
「がーん…た、足りない…」
「見えてますね…」
破りすぎてしまったのか、腰巻の隙間からは苺が満開なのが見える。
「しょうがない…これはこれで、さぁ…行こう! モリビト打倒を打倒しに!」
「そうですね…その前に、上の階層で貴婦人達と戯れているダハ子を回収しないとですね」
幾ら言ってもきかなかったので置いてきたけど…色々な意味でスゴイ事になっていそうで怖い。
「…忘れてた」
後日。エトリアに苺の下着ブームが起こった。誰が発端かは、私達だけの秘密。
君達は蔦に色々なトコロを刺激される彼女の姿を妄想してもいいし、続きが投下されるのを待つこともできる。
>>177 GJ!!
いや、ストレートなエロよりもこういう微エロのが好きなんで嬉しいのなんのって
183 :
160:2007/02/25(日) 17:32:33 ID:WULbm0cm
と、言うわけでSS書いてるんだが
キャラの名前ってどうすりゃ良いかなあ……
ソードマンとかパラ子とかじゃあ、しまらないし
>>183 職名そのままでも、慣れるとあんまり気にならず読める。
ただ、女ソードマンだけはなー
「マン」が邪魔だマンが
後ろに「コ」をつけry
いっそ日本語とか別のカタカナ語に訳したらどうだろう
ソド=剣士、斧使い、闘士、ファイター
パラ=聖騎士、騎士、盾士、ガード
レン=狩人、野伏、弓使い
等々
このスレのせいで俺のギルドにいるパラディンのベアがルドン高原送りにされて
かわりにデコパラディンがやってきた
ロマンシング・世界樹ですね
パリング!
>>177 GJだ!
そういや魔界村の騎士もいちご柄のパンツだったなw
いちごおぱんちゅパラ子
ぱんつは良いが、このゲームの世界観的に出すべきか否か迷っている俺ガイル。
>>144 何故、臍を使うか?
それは変化球が欲しかったから。決して自分がフェチという訳では無いです。
>>145 変な漢字多用したり回りくどいのは俺が邪気眼スレの住人だからですwwwサーセンwww
…他キャラはともかく、ダクハン視点だと色々臭くなるのは書く時から覚悟はしていました。
>>146 続編はいくつか考えていますが、時間軸が繋がっていたりいなかったり。
むしろ露骨なネタバレが出来ないから色々と困っています。
>>149 _____
/:\.____\ 保管乙です。そして
|: ̄\ と( )
|: |: ̄<ω> ̄:|
バタンッ!!
________
|: ̄\ \ パリング!!
|: |: ̄ ̄ ̄ ̄:|
ただ、細かすぎてどうでも良いかも知れませんが、2話のタイトルがメインキャラ部分と同様になっていたり、
文章中の表記で「マスター」と「リーダー」が初期の名残で混合しているので「リーダー」に修正したいと考えているのですが大丈夫でしょうか。
多少出てくる「ギルドマスター」という表記はそのままで問題無いのですが、面倒だったスルーで。お手数おかけします。
んで、今回はロリバードとロリメディの野外での話とデコパラ一人遊びの話、短編ふたつで。
このギルドは明るい話と無縁な連中だが何とか…。
――エトリアの迷宮でスノードリフトやケルヌンノスを退治し、一躍有名になったギルド"タルタロス"
彼らは様々な謎と疑問を抱えながらも深層へと進んでゆく。
そして今回は、彼らの暫しの息抜き――休日の話である。
君は彼らの物語を見てもいいし、このまま放置して平穏な日常に戻ることも出来る。
『Episode3 唄う者と癒す者〜真昼の舞曲〜』
「ねぇ…」
「どうしたの姉さん」
ある昼間の出来事である。ギルド"タルタロス"のメンバーは別々に行動していた。ギルドマスター曰く
「此処最近、連戦が続いていたからな。区切りも良いしたまには休暇も悪くないだろ」
との事だった。半分その通りで、もう半分はどうせ自分の用事を済ませたかったからだろう。
だが仲間の4人は別に反対する理由も無いので、自由行動を取ることとなったのだ。
そしてバードとメディックの双子の姉妹はエトリアの街外れにある公園にやってきた。
珍しく姉のバードが「たまには二人で散歩でもしようか」と声を掛けてきた。
「貴女、一昨日の晩にリーダーと何かしていたでしょ」
「――!!」
バードの問いかけにメディックの心臓が一瞬止まる。心当たりがあって当然だろう。
一昨日の夜、完全に行為を行った訳では無いが――身体を重ね合わせたという事実に変わりは無い。
「何かって…どういう事? あれは怪我したリーダーの治療をしていたから…」
一応、あの事は目覚めたメディックの弁解で解決した。
怪我をしていたので治療をする為に部屋を訪れ、痛みを忘れて寝たいからと言うダークハンターに
睡眠薬を渡し寝かせ、治療の際に薬品や血が付いた寝間着を脱いだが、自分も眠くなってそのまま寝てしまったと。
何とも無理のありそうな弁解だったが、会話中にメディックが隙を突いて薬品をベッドや自分の寝間着に撒いたり
その間にパラディンの気を引く為、ダークハンターが血の付いたシャツを取り出したりと抜群のコンビネーションで切り抜けた。
結局、"樹海の戦士I"を受けてきた事がばれてしまったが、この事が発覚するよりは遥かにマシだろう。
「あの時は面倒な事にならないよう黙っていたけど……部屋の臭いで私は分かったわよ。
男性の精液…情事の後の臭いね。パラディンは気付かなかったみたいだけど、あの人経験や知識が無さそうだし」
何気に酷い事を言う。バードはこの年で色々と経験しているからだろうか。それは言及しないでおこう。
「…………」
とはいえメディックはバードの言葉に反論出来ず、黙るしか無かった。
「一体どんな姿を見せたりしたのかしら。興味あるわね」
外見に似合わず淡々とした口調で喋るバード。メディックは姉の口調に少し嫌な予感がした。
「姉…さん?」
「だから……教えてくれない?」
バードはメディックを芝生の上に押し倒した。傍から見れば仲の良い姉妹がじゃれ合って居る様に見えるだろう。
しかしバードの妖しい目に、メディックは戦慄した。
「ちょっと!姉さん!? 何を…考えて…!」
「大丈夫。この辺りは人通りが少ないし、植木で隠れて見つかったりしないわよ」
「そういう問題…じゃ…んぐっ…!」
バードは舌をメディックの口の中へと侵入させた。
一昨日、ダークハンターにも同じ事をされたが感触は全く別物だった。
彼の舌使いは激しさを持った、少しワイルドな甘い支配力の口付け。彼らしいといえば彼らしい。
だがバードの口付けは男性とは違う少女特有のソフトな舌。そしてきめ細かい動き。
その動きの性質は正反対ながらもテクニカルな印象を与え、頭の中を蕩けさせるには充分だった。
「…こんな事も…させられたんでしょ…?」
透明な唾液の糸を引かせ、唇と唇を離す。バードの問いかけにメディックは惚けた様に黙って頷いた。
◆
メディックの服を捲り上げて、鳩尾からゆっくりと下へ指を這わす。指が臍に触れた時、ビクンと身体を震わせた。
「ふぁ…! そ、そこ…は!」
「なーに……お臍が弱いの…?」
今度は臍に顔を近づけ舌を入れた。
「ひぃ!あ…やめぇ…!」
臍の中でころころと舌を転がす。
「一体リーダーに…お臍で…どんな事をしたのかしら……?」
「そ…それはぁ…あ……」
バードは舌のスピードを一段階上げた。メディックの身体は仰け反り、常時襲ってくる快感に堪えていた。
「お…お腹で……あの人の…下半身を…こ、擦り付けて……!」
「……随分と変な路線に走っているわね。あの人の好み…?」
「た、多分そういう訳じゃ…んっ…ないと、思うけ…どぉ…」
「他にもどんな所でされたの…?」
臍を舐めながら問いかける。
「…んあッ…わ…腋で…!」
バードの動きがピタリと止まった。
「腋…? へぇ……昔から腋は弱かったもんね。最中に弱点がばれちゃったのかな?」
――その通りだった。たまたまダークハンターがメディックの身体を掴む時に脇腹の上、腋に手が触れた時
あまりに敏感な反応をした為「腋弱いの?」と聞かれたら、思わず肯定してしまったのだ。
その為、臍や太股を責めるのを中断し、メディックを抱きかかえて中立ちになって
背後から陰茎をメディックの腋の間に挟んで前後に動かした。
その時、顔を真っ赤にし、泣きながら嬌声をあげる、彼女の口を指で塞いだダークハンターの姿が
もし他の誰かに見られたならば、あまりの異様な光景にその人は気絶でもしてしまうのではないかと付け加えておく。
メディックの白衣をずらし、腋を覗き込む。白くて綺麗な腋。まだ産毛すらも生えていなかった。
バードが指でなぞる。
「うっ…あぅ……や、やめてぇ…」
「んー……やめない」
今度は腋に舌を這わせる。一気にぺろりと舌で舐めた。
「ひゃはん!!」
「ハハハ…凄い反応」
虚ろな笑みを浮かべ、バードは執拗に腋を舐め続けた。
「うッ…あッ…んん…!!ひゃう!!あああ、ああ!!」
「ふふふ、可愛い反応」
今度は腋の中心――最も柔らかい部分にぷにぷにと舌を押し付ける。
「ひゃあ、ああ、ひは…!!」
「どうしたの…もうイきそう……?」
「きっ…きちゃう…ひ…い…ぅぅぅぅ……!!」
「……腋でイっちゃうなんて……ホント、変態ね」
――ビクン!
メディックは絶頂を迎えて大きく跳ねた。
◆
「メディック…ごめんね」
「……」
バードは惚けているメディックを抱きながら耳元で囁いた。
「貴女の気持ちは知っている。…リーダーの事を想っているってね。
けど…私はね…怖い、という言い方も変だけど何か胸に痞えた気持ちなの。
生まれた時からずっと一緒だった貴女が、私から離れて行くって……考えると」
「…………」
――自分はおかしい。壊れている。バードはそう考えていた。
自分はメディックの事なら何でも判ると考えていたのに、その相手に自分でも知らない事をされた。
妹の幸せを願いたいが、相手が相手。本人も気付いているだろうが望みが叶うのは薄い。
どんな苦境に立たされても常に一緒だったメディック。
自分の身が穢れようとも、一緒に居たい。全てを知りたい。そう考えていた。
……けれど、それは自分の都合に過ぎない。最終的に彼女の選んだ道を進ませるのが真の愛情というもの。
雁字搦めに捕らえていれば、結果として自分達が憎んでいた親とやっている事は変わらない。
「…我侭な姉で御免ね…でも出来る限り一緒にいさせて……」
「姉さん…泣いているの……?」
泣いていた。壊れている自分にだろうか。分かっていても離れたくないからだろうか。
どの様な理由にせよバードは涙を流していた。
「"あの時"から一緒の姉さんを…拒む理由なんて何処にあるの?」
「……メディック」
「…一生や全部は無理かもしれないけど、出来る限り…一緒にようね?」
メディックはバードの手を握った。不思議と涙は止まっていた。
「じゃあ早速…私の覚えた事、今夜にでも教えてあげる」
メディックの言葉に頭を傾げるバード。
「…何を?」
「リーダーの身体…一緒に頂きに行きましょう?」
「……そういう性質の悪い冗談はやめなさい」
「クスクス……」
なんだか妹の性格が変な方向に進んでいると、不安に感じたバードであった。
――余談だがその時、件のダークハンターは身震いしたという。
to be continued
――今夜は月が綺麗だ。どんな酒よりも心地よく身体が浮くような気分だ。……見せてもらおうか、物語を。
これは今宵の姉妹の話よりも前――青髪のダークハンターと幼きメディックとの話に遡る。
同じ時間でも全く別の空間では、全く別の物語が演じられる……人間は何とも興味深く面白い生き物なのだろうか。
――さあ、始めよう。
◆
私はギルド"タルタロス"のサブリーダーをやっているパラディン。けどサブリーダーなんて肩書きだけである。
実際の仕事はリーダーの補佐及び事後処理。早い話がリーダーの失敗(失態)を修正する事だ。色々な意味で。
貴方達は、私の語りを聴くのもいいし、このまま聴かずに眠るのも自由である。
『Episode2,5(外伝) 聖なる騎士の長い夜〜そのデコは何を映すのか〜』
「まったくッ! こんな時間まで何処に行っていたのよ!!」
――心配したじゃない。
「別に……冒険者ギルドに定期報告してきた後、金鹿の酒場で一杯やってきた後、飯食っただけだ。なぁアルケミ」
「……」(無言で頷く)
「……本当に?」
――口裏合わせているんじゃ無いでしょうね?
「嘘を付く理由でもあるのか?」
「……どうだか」
――何か危なっかしい事する時、大抵そうじゃない。
「それとも…また宿で毎度御馴染みキノコ料理でも食わされて機嫌が悪いのか?
何なら今度、一緒にジャクソン料理店でも行くか?」
「……馬鹿じゃないの。貴方と一緒に出かけて楽しい人なんているの?」
――それは楽しみね。是非、赤玉石料理というものを食べてみたいものね。
「ほらほら、そんなに怒るな」
「…な、何よ……」
嫌味ったらしい笑いをしながらダークハンターは顔を近づけてきた。思わず反応し身構えてしまう。
「怒るとデコが更に広がるぜ」
ぺちん。
額を指で軽く弾かれた。
「こ…この馬鹿ァァ―――ッ!!!」
今日……何度目だか忘れるシールドスマイトを放った。
◆
――全く以って、このギルドマスターは困った人だ。
普段から足が浮いた様にふらふらとして、人を小馬鹿にした様な態度をとる。
今日の戦いだって森林蛙を何匹も呼び寄せてきた。挙句にリーダー遠くに走っていったと思いきや
何度か蛙だけじゃなくハイキラーアントまで引き連れてきたので散々な目にあった。
一応私はパラディンの端くれ。魔物の攻撃を防ぐのが専門なので被弾数に問題は無いが
攻撃重視型のリーダーはハイキラーアントの強靭な顎に何度も噛まれて血を流していた。
キュアでもかけてあげようと思ったのに、側にいたメディックが素早く駆け寄って治療していた。
私、何のためにキュアを習得したのだろう……って、そんな話はどうでも良いわね。忘れなさい。
「おい、パラディン。皆が風呂入るって言うから来いってよ。俺は部屋で寝てるわ」
糸目の従業員から貰ったメディカを飲みながらリーダーが歩いてきた。
「貴方は?」
「俺?……疲れていているから明日の朝一で入るわ。年の所為か今は睡眠を取りたいんだよ」
「……その割には全然眠たそうじゃないけど」
「…そろそろギルド活動の書類を仕上げなきゃいけないから出来るだけ疲労回復しておきたいんだ。
……一晩で片付けたいから明日は徹夜だな…」
そう言いながらリーダーは溜息をつき、階段を上って自室に戻った。
――その時、脇腹を押さえていたのが妙に気掛かりだった。
◆
風呂から上がり部屋に戻っていった。
私は人気の無い夜の食堂に赴き、水で喉を潤して部屋に戻ろうとした。
その時私は気付いた。
幾つか並んでいる食卓テーブルと椅子。その椅子の一つに何か黒いものが掛かっている。
近づいてみると、黒い革製のジャケット――リーダーが普段着ているモノだった。
戦いで革に傷が付いて、色が線状に薄くなっている所がある。魔物の爪や牙が掠った後らしい。
随分古いモノなので一度買い換えたらと言ったら、気に入っているブランドのやつだから別に良いと言い返された。
お気に入りなら傷だらけにしてまで着るものだろうか。つくづく考えている事が分からない人だ。
「けど…いつも外では肌身離さず着ているのに忘れるなんて、よっぽど疲れているみたいね」
少しだけ心配した。…ほんの少しである。
明日の朝に渡してあげようと思い、そのまま部屋に持って行った。
部屋に戻った私は明日も早いので寝ようとベッドに入る。
何故か5時にチェックアウトしなければならない決まりがあるからだ。
――眠れない。疲れすぎて逆に目が冴えているのだろうか。外の激しい雨音が耳に障り、余計眠れない。
同室にいるアルケミストの方を見ると、安らかな顔で寝息を立てていた。
たまに「…お腹一杯……」等と寝言が聞こえるので、食べ物の夢でもみているのだろうか。
戦士足る者、休息を取れる時に取っておかないと次の戦いに堪える。依って充分な睡眠は大切だ。
この調子じゃまたリーダーにからかわれてしまう。
ふと、枕元を見るとリーダーのジャケットが目に入る。食堂に忘れていたものだ。
自然に手が伸び、その古くなったジャケットを取った。
手にしたそれを、顔に近づけた。
――リーダーの、匂い。汗と強い酒の香りが混ざった様な独特の匂い。
息を吸い込むとその刺激が鼻腔をくすぐらせて脳と背筋がゾクリとさせた。
無意識の内に片手が下へと下がり、寝間着の中に入ってゆく。
「…ん……」
自身の指で敏感な部分を慰めるかの様に撫で回す。
――自分も前衛だから人の事は言えないが、彼の指はもっと硬くて大きいのかな。
(別に…私は……あんなのに抱かれたいなんて…)
――嫌味ったらしく笑って、耳元で淫猥な言葉を囁いて、強く抱きしめてきたら……
「んあ……ふぁ……」
考えただけで指の動きが激しくなり、躯の奥底から何かが込み上げてくる。
――服を剥いで、獣の様に胸や腰を貪り、彼の手が自身の敏感な箇所を激しく弄ってきたら……
「はぁ…んくっ…!」
指が中に入ってゆく。溢れてくる愛液が潤滑油の役割となってスムーズに進んでゆく。
(私は…パラディン――聖騎士なのに……)
仮にも誇り高き騎士だというのに、何をしているのだろう。
だが、聖なる騎士と闇の狩人の正常とは言い難い交わりを想像するだけで躯が熱くなる。
(私……あんな駄目人間、何とも思っていない…のに…)
――本当に?と、自分が問いかけてくる。
だったら何故、気に掛けている?――放っておくと変な事をしそうだからだ。
ならば、仲間として心配しているのか――そうかもしれないが何か違う。
もし彼が自分を気遣うとどう思う――何か裏があるんじゃないかと思うが、少しだけ嬉しい。
じゃあ、他の女の子と仲良くしていたらどうだろうか――取り敢えずシールドスマイト。
仲間の女の子と仲良くしていたら――仲間だから仕方無いけど、何故か気分が悪くなる。
結論から言うと"何とも思っていない"なんて嘘だった。……認めたくないが。
「ああ、あああぁぁ……!」
ジャケットを顔に押し付けて噛み締める。唾液が付いてしまったが、そんな事どうでも良かった。
味覚と嗅覚の両方を満足させ、堪能するかの様に何度も息を吸う。
上下に動く手が淫らな音を立てて、あらゆる刺激が脳を蕩けさせる。
「んんッ……はぁ…んああぁぁぁ!」
頭の中であの男の名前を連呼しながら果てた――
◆
――寝ているとはいえ、同じ部屋にアルケミストが居るというのに何たる醜態を晒してしまったのだろうか。
私は軽く自己嫌悪に陥り、自分の身体と淫乱な心を呪った。
「そういえば…明日は徹夜だって言っていたわね。…今日ギルドに行ったのに何故これから報告書を書くのよ」
恐らく今日言っていた「ギルドに報告する」は嘘だったのだろう。彼の反応からみて十中八九分かっているが。
兎に角、明日も普段通りにしなければならない。サブリーダーを務めている以上、仲間に迷惑をかけたくない。
取り敢えず私は明日徹夜をするリーダーに、彼の好きな上質のコーヒー豆でも買ってきてあげようと考えた。
毎回、私も業務を手伝うと声を掛けるが「他の人に手伝わせると、どこまでやったか忘れるからいい」等と言われ追い出される。
――いつも盾で殴ってばかりせめて、美味しいコーヒーくらい飲ませてあげよう。
一応リーダーの"補佐"なのだから。
最も、こんな気持ちは次の日の出来事で吹っ飛んでしまうのだけど……。
to be continued (Episode2の最後へ続く…?)
甘い臭いが鼻を擽る。
絢爛に咲き誇る薔薇に囲まれているような、或いは一面の百合の花園のなかで寝入ってしまったような。
危険な花びらが出す眠りの花粉の匂いなどとは似ても似つかない、濃厚で濃密な噎せかえるような甘い匂い。
その匂いが導く抗い難い誘惑に誘われるように、僕は浅い夢から目覚めた。
「っぐ……」
けれども目が覚めても甘い香りは少しも消えることはなかった、むしろより一層その香りが強くなっていく。
その正体がなんなのか気付く前に、僕のメディックとしての本能が体を動かした。
引き千切った白衣で口と鼻を塞ぎ、朦朧とする意識のなかで道具箱のなかから探り当てたテリアカβを血管へと注入する。
「あっ、ぐ……」
無理な体勢から力づくで押し込んだせいか注射針が折れた、だが構うことはない。
折れた針そのままに、残った針先から注射器を無理やり静脈に押し込み、その激痛でなんとか途切れそうになる意思を保つ。
「くっ、はあ、ああ……」
半刻もの時間を掛けて。
僕はなんとか正気を取り戻した。
「いったい、何が……」
気付けば体中が傷だらけで、意識を失いかけたのはあの香りのせいばかりでもないらしい。
背後を見れば何処までも続く茨の道。
こんな場所を無防備に歩いてくれば、それはこのような惨状も当然だった。
僕はまるで毒アゲハがたいまつに引き寄せられるように、夢見心地のままあの臭いに誘われここまで歩いてきたようだった。
幾重もの茨に蝕まれるのも一向に気にせずに、である。
今まで体験したこともないほど、あまりにもおかしな状況だった。
「そうだ、みんなは!?」
そのことにはっと気付いた。
僕たちは5日間の試練のクエストを受けた冒険者たちが誰一人として帰ってこないので探してくれと言う依頼を受けて此処まで来たのだ。
だがいくら探せども手がかりすら掴めず、一先ず8Fの回復の泉の側で一夜を明かすことにしたのである。
それが、一体何故……
僕がそう考えた時だった。
鼻へと届く香りが一層強くなり、それに乗って人の呻き声のようなものが聞こえてきたのだ。
すぐ目の前にあった、扉の向こう側から。
「………………」
僕はこの時人がいるのなら助けないと、そう思って扉に手を押し当てた。
だが、今から考えるとわからなくなる。
果たしてあれは本当に僕自身の意思だったのだろうか?
腰まである蔦草色の長い髪と、エメラルドのような澄んだ瞳。
そしてなんの表情も示さぬ能面のような、けれど幼く美しいその横顔。
扉の向こうでは、囚われとなった少女が幾人もの男たちから凌辱を受けていた。
あまりのことに声が出せず、部屋の中に踏み入ることさえ出来なかった。
まるで蜂蜜そのもののようになってしまったような蜜のように甘い空気、チリチリと頭の奥底で揺れる炎のようなナニカ。
部屋には人であることを捨て獣となった者達の呻き声が、木霊のように幾重も幾重も反響している。
――そして僕はただ、見ているだけしかできなかった。
「――――……」
僅かに、ほんの僅かに少女の唇から吐息が漏れた。
視線を下に落とすと、一人の男が少女の下半身にむしゃぶりついている。
この場所からならよく、本当によく観察することが出来た。
男の皮手袋に包まれた太い指がその僅かに緑がかった白い肌を這い、そして押し付けた赤黒い舌がまるで蛞蝓のように桃色の蕾を執拗に舐め上げてから臍へ腹へ、そしてさらにその下へと降りていくのを。
男がまだ毛すら生え揃っていない秘部割り開き、その包皮の奥に隠された肉の芽を抓み上げても少女は顔の表情をぴくりとすら変えはしなかった。
僅かに桃色の唇の奥から響くひゅーひゅーと言う荒い呼吸だけが、僕に少女もまた悦楽のなかにいるのだと言うことを教えてくれた。
「う、あ、ああ……」
だが、その呼吸も途中で無理やりに遮られた。
獣の呻き声。
先ほどまで少女の幼い胸に勃起した生殖器を押し付けていた男が、少女の口腔へとその標的を移したのである。
桃色の肉を血管の浮いた肉の塊が強引に押し割って進入するが、少女は抵抗らしい抵抗すらせずソレを受け入れた。
いや少女には受け入れる以外の選択肢はない、その両手両足は背後の壁へ幾重もの茨で縫いとめられ、まるで磔刑に処せられたような格好になっているのである。
「――――!」
そんな少女の状態などお構いもせず、バードらしき格好をしたその男は両手で少女の頭を固定しながら激しく腰を突き上げる。
頭だけ前へ突き出した格好はさぞ苦しかろうに、少女はやはり少しも拒むような仕草を見せない。
いや拒むとかそれ以前に、体中を弛緩させた少女はまるで、あまりにも精巧に作られた人形じみている。
美しい、心底美しいと、僕は思った。
息は苦しくて、頭は割れそうなほど痛んでいて、そして気付けば痛いくらいに勃起している。
気付いてしまえばもうどうすることもできなかった。
「はぁ、はっ」
荒い呼吸、獣の唸り声。
目前の光景はいつしか僕と一つになっている。
「はぁ、はぁ」
力任せに擦り上げ、血が滲むほどに突き上げる。
男のペニスが少女の膣を突き上げる度に僕の腕が上下し。
僕の腕が緩めると男も腰使いをゆっくりへと変える。
僕があの男なのか、あの男が僕なのか。
段々と分からなくなってくる。
――――あれ、あいつは以前、どこかで。
「はっ、はっ、はっ」
どろどろに溶けて混ざり合う思考、頭の中には甘い靄がすべてを支配していた。
早くなる男の抽送、それに合わせるように高ぶってくるナニカ。
ああ、もうどうでもいい。
今はただこの下半身に貯まった毒を吐き出してしまいたい、突き上げて叩きつけてその幼い子宮のなかに解き放ってしまいたい。
「ふ、ぐっ」
男が腰の動きを止める、達したのだ。
だが、僕は……
「ふふ……」
笑い声。
それが目前の少女から発せられたのだと気付いて、僕は思わず胃の中身をすべて吐き出してしまいそうになった。
分からない、何かがおかしい。おかしいと分かっているのにどうしようもないできない。
「覗きなんて、駄目じゃない」
少女の口から肉の塊が引き出され、赤い唇からその先端へ少女の涎が透明な線となって糸を引く。
先ほどまで人形のように力なくなされるがままになっていた少女は、いつしかその瞳に明確な意思の光を浮かべ僕のことをまっすぐに見詰めていた。
その視線に引き寄せられる、あまりにも蟲惑的で挑発的で、同時に僕に媚びているようでもない。
けっして幼い少女が浮かべるようなものではない、だからこそ僕は視線を逸らすことが出来なかった。
一際強くなる甘い香り、それが部屋中に咲き誇る華のものだったと今この時になって気が付いた。
赤、白、桃、橙、紫。
名も知らぬ花々がいつしか部屋には咲き乱れていた、その大輪の花の中で最も美しい華(少女)が笑顔で僕のことを見詰めている。
「貴方も、仲間になりたい?」
問いかけ。
その言葉がまるで毒のように僕の体へと沁み込んでくる。
自分がどうしたいかは分かっている、分かっている?
でも何故かは分からないが、少女の言葉に従ってしまっていけないような気がするのだ。
こんなにも躯は切なくて、意識は今にも途切れてしまいだと言うのに。
「へぇ、仲間に入りたくないんだ?」
蔑むように少女は僕を見ると、残念そうにそう呟いた。
何も言い返す事ができない僕を前に、少女はゆっくりと両腕を壁のなかから引き抜いた。
「んんっ」
甘い声を出しながらまるで男がペニスを抜いたときのようにずるりと抜ける様が酷く卑猥。
そうしてぬめった緑色の液体に塗れた細い指で、自らの秘陰を割り開く。
「このなかに、思いっきり出してもいいんだけどなぁ」
開いたそこは本当に花のような形をしていた。
ぼたぼたと奥へと放たれた男の精液が垂れ流し、じっとり蜜を溢れさせる肉の花。
ごくりと生唾を飲み込む。
「ぐちゃぐちゃに、したくはない?」
――したい。
「滅茶苦茶に、犯したくない?」
――したい。
「あ、うぅ、あ……」
唸る男、奴もこっちへ来いよと誘っているか。
下半身丸出しで立ち尽くす僕の前で、少女と男たちはケラケラと笑いながら狂った宴を続けている。
「あんっ、そっちは駄目」
少女が唐突に声を上げた、痺れを切らしたのか男たちが再び少女を輪姦しようと動き出したのである。
「ほら、早くしないと埋まっちゃうよ?」
「あっ……」
さきほど少女の膣をさんざ玩んだのとは別の男のペニスが少女スジをなぞる、裏筋でひっかくように少女の陰核を刺激し、焦らすように少しずつ少女の胎内に先端を滑り込ませていく。
「ふぅん、まだ頑張るのか……」
唐突に少女の声音が変わる。
まるで獣がなかなか捕まらない獲物に苛立つかのような、冷徹で容赦のないその口調。
「じゃあこれならどうかな?」
突然部屋中に満ちるガサガサと言う異音、甘い臭いが一層強くなり……
204 :
160:2007/02/26(月) 12:21:45 ID:XrK0qFYq
というわけで初SS。
エロシーンは次、かなあ。まだ無いです、はい。
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率直に言おう。
――ギルド・デッドエンドはものの見事に敗走した。
地下一階を踏破した彼らは、その勢いで地下二階に挑み、そこで狂える角鹿に挑んでボコボコにされ、
HPが尽きかけて逃げ出したら毒アゲハに襲われ、メディックのTPが尽き、
辛うじて地下一階に戻ったところでカブトに出会い、そこでとうとうソードマンが倒れ、
つまり――ギルド・デッドエンドはものの見事に敗走した。
「……まあ、それは良い。良くある事だ。全滅しなかったから良しとしよう。
でも一つ聞きたい。
――――なんで帰って来てからパラディンの奴は俺に冷たいんだ?」
「自業自得だ」
「自業自得だね」
「自業自得ですわ」
ここは金鹿の酒場。
痛烈な指摘に、したたかにテーブルへと額をぶつけたソードマンと、
それを眺める一人の男と二人の女性が”新米”冒険者ギルド『デッドエンド』のメンバーだ。
あともう一人、パラディンの少女がいるのだが、今はこの場にいない。
何故なら、まあ――ソードマンの言うとおり、彼女が彼を避けているからなわけで。
こうして恒例の『無事帰ってこれて良かったね酒宴会』からも逃げられてしまった為に、
急遽として『何でパラディンが俺を避けるのか酒宴会』へと変更となった次第。
まあ、酒呑んでくっちゃべってるだけなので実質は変わらないとも言う。
「な、なんでさッ? 俺、なんか怒らせるようなことやったか?」
「金欠だから糸は買わずに行くとゴリ押ししたのはお前だろう? お陰でパラディンはお前をかつぐ嵌めになった。
一応言っておくが、私も含めてみんなは反対したぞ」
とバッサリ斬り捨てた彼女は、金髪と眼帯姿のレンジャーだ。
「姉さんもそう思うだろう?」
「そうですわねぇ……」
話を振られた、これまた金髪のアルケミストは、その美しい髪を指先で弄りながら呟く。
「わたくしはやはり、残りTPを考えず、雑魚相手にレイジングエッジを撃ちまくったことだと思いますわね。
金欠だ金欠だと騒ぐのでしたら、極力TP消費を抑えるのが基本でしょうに。ソードマンさんって、ひょっとしたら愚鈍?」
「ド、ドクー、何とか言ってくれよー……」
「……大丈夫ですよ、ソードマン。安心してください」
ドクと呼ばれた眼鏡の青年は、このギルドのメディックだ。彼はにっこり微笑むと、
「ああ、やっぱり回復担当は優しいッ! 白衣の天使ってのはドクのことだッ!」
「バカにつける薬も、きっといつかは発見されますよ」
ソードマンにトドメを刺した。
――――起きてお兄ちゃん、起きて。
「んっ、うう……」
「お兄ちゃん!」
誰かが僕の体に縋りついている、一体僕はどうなったのだろう?
「迷宮で倒れてたところを捜索隊の人が助けてくれたんだって、もう目を覚まさないんじゃないんかって、わたし心配で心配で」
そう言って、妹は泣き崩れた。
どうやら僕は妹に随分と心配を掛けてしまったらしい。
「ごめんよ、心配かけて」
そう言って妹の頭を撫でる、亜麻色のその髪をくしゃくしゃになるまで撫でられるのが妹は好きだった。
いつも僕の後ろを付いて歩いて来ていた、親父が死んで僕が生活のために冒険者になると言うと、自分もなると我侭を言って聞かなかったっけ。
そう言ってこの年で本当にメディックになってしまったあたり、ひょっとしたら僕より才能はあったのかもしれない。
埒のない思考が、埒もなくぐるぐると回る。
「やだ、許さない」
そう言って、妹はぷいっと横を向いた。
困った、どうすれば機嫌を直してもらえるんだろう?
「ごめん、お兄ちゃん償いになんでもするから」
「本当に、なんでもしてくれる?」
「うん、なんでもするよ」
僕の答えに妹はしばし俯いて……
「――じゃあ、キスして」
そんなとんでもないことを言った。
「キスって、お前なぁ。そう言うのは好きな人同士が……」
そう返そうとした僕に向かって、妹は叫ぶような激しさで言った。
「わたしお兄ちゃん好きだもん!」
妹はそう言い切ると再びぽろぽろと涙を流す。
僕は暫く考えた後、僕はやれやれと承諾した。
「わかったよ、ほっぺでいいんだよな?」
「まうすとぅまうすぅ!」
油断してるうちにむくれる妹の唇を奪う、唇と唇は確かに触れ合いました、はいそれでおしまい。
「ほら、キス……」
真っ赤になって明日の方向を見る僕と、同じく真っ赤になって俯く妹。
だが妹は消え入るような声で、
「続きも、して……」
そんな言葉を口にする。
「お前……」
「お兄ちゃん以外の男の人なんて、やだ」
ナニカおかしい。
そうは思っても、妹の言葉は僕の胸を打った。
ゆっくりと妹へと向けて手を伸ばす、抱きしめて、今度こそ本気でキスをする。
舌を絡め唾液を啜る、荒い息を付きながら、互いに互いに求め合う。
ふと妹から匂う気持ち悪くなるほど強烈な甘い香り。
ぎょっとして妹を見ると、満面の笑みで妹は微笑んでいた。
――つ・か・ま・え・た。
アルルーナ。
モリビトの突然変異体であると予想される存在。
過去に第二層七階に現れ多くの犠牲者を出し、依頼を受けた冒険者たちの手によって討伐された。
だが動物と植物の特徴を併せ持ち、強靭な生命力で生き残った根から再び芽を出し再生を遂げたと思われる。
再生に必要な養分を得るために特殊な花粉で通りがかった冒険者を誘い出し、拘束して、生きたまま体液を抜き取る栄養タンク代わりに使用していたと思われる。
自体を重く見た執政院は大規模な討伐作戦を実行、地上の露出した”茎”と”花”の部分を冒険者達が討伐後ファイアオイルの大量散布を行い今度こそ完全に殲滅を完了した。
討伐作戦に参加した者達の話では、その途中アルルーナに囚われていたと思しき冒険者達の抵抗に会ったと言う。
ほとんど体液を失い、枯れ枝のような体になった彼らは戦う前から既に半死半生であり交戦するまでもなくバタバタと死んでいったらしい。
だがアルルーナに操られていると思しき彼らは、一様に極上の笑顔を浮かべていたと言う。
彼らが一体どのような夢(毒)に魘されたのか、もはや我々には知る術はない……
BadEnd
207 :
160:2007/02/26(月) 12:25:13 ID:XrK0qFYq
うわあい、重なった、ごめんなさい(平伏)
リロードしなきゃなあ(汗)
>>204から
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「う、ううっ。14.死んでしまった。棺桶の釘のように死んでいる。もはや、故ソードマンになってしまった……」
「あー、はいはい、死ななくて良いですから。僕が思うに、パラディンさんにお礼を言いに行くべきだと思いますよ?」
「お礼ぃっ? なんで俺がアイツなんかに――」
「彼女がフロントガードしてくれているからお前は好き勝手できるんだろうが」
「そりゃ、まあ……そうだけどさ」
レンジャーの一言に黙り込むソードマン。
「僕もレンジャーさんに同感ですね。手土産の一つでも持って行くと良いでしょう」
「う、む。……わーったよ。そうする」
ぼりぼりと頭を引っ掻くと、ソードマンは溜息混じりに立ち上がった。
剣を振るしか能の無い男だが、その事実を自覚していることが、彼の美点だ。
己にできる事とできない事を柔軟に考え、鈍感な分みんなの気持ちを考えようと、より努力する。
だからこそ彼はギルド・デッドエンドのギルドマスターを勤めている。人望はあるのだ。これでも。
そんな彼の袖を、くいくいとアルケミストが引っ張った。
「念のために申しておきますわね。――あの娘を泣かせたら、燃やしますわよ?」
「……勘弁してくれ。炎マスタリーLV5の火の術式LV3なんぞを食らったら灰も残らん」
満面の笑顔に対し、大きな溜息を一つ残すと、ソードマンは酒場を後にした。
「――まぁったく。パラディンも、不幸な娘ですわね。あんな鈍いひとに恋をしちゃうなんて」
「まあ、恋愛も冒険も人それぞれだからね」
くすくすと笑うアルケミストと、苦笑いするメディック。そんな対照的な二人を横目に、
「……まったく、どいつもこいつもラブラブチュッチュと。緊張感を持てと言うのだ。本当に……」
ぶつぶつと言いながらレンジャーが立ち上がる。
「あら、もう行ってしまうの?」
「ああ。こんなくだらん事にはこれ以上付き合ってられないからな、私は。
姉さんも。くだらない男にうつつを抜かすのも、ほどほどにしておけよ?」
「は、はは……、君の妹さん、随分と手厳しいねぇ……」
「ええ、ああ見えて初心な子なんですの。可愛らしいとは思いません?
実家の書棚には、恋愛小説がぎっちりだなんて。ふふっ。本当、可愛い妹ですわ。
そうは思いませんか、義兄になる人としては?」
「良い子だと思うよ。なにより、君の妹だからね」
その言葉に、くすくすと上品にアルケミストは笑った。
「……それで今夜は、どうするつもりですの?」
「『君の為にスイートをとってある』なんてね。長鳴鶏のシングルじゃ、あんまり格好もつかないか」
「構いませんわよ。……ドクが頑張ってくださってることは、知っておりますもの」
そっと寄り添ってくる彼女の言葉に、メディックは苦笑いを浮かべることしかできない。
『頑張る』と言ったって、その実は――口先三寸で新米冒険者に迷宮の恐怖を教えて故郷に追い返し、
冒険者を辞めるならいらないだろ、と彼らの装備を貰いうけて売り捌く、恐喝めいた行為なのだから。
そう思っていた彼の唇が、唐突に塞がれる。
「んっ……ふ、んぁ……っ」
蠱惑的な舌使い。身体に当る、柔らかな感触。その暖かさ。
「んん……んう…………ふふっ」
そして離れる唇と、その間に引かれる糸。艶やかな笑みが、メディックの脳を蕩けさせる。
「――今晩は、わたくしを燃やしてくださいまし?」
貴方達は、この続きを待ってくれても良いし、このまま作者に石を投げつけるのも自由である。
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エロシーン書けねえっ!と言いつつ、自分のパーティの実話六割妄想四割のSS。
うん、エロイ妄想すると頑張れるね、全滅しても。ありがとう
>>170の人。
まあこのあとメディック×アルケミさんとか書きたいなあ、と思っていたり。
節約の為、TP消費したメディックとアルケミだけを宿屋に泊まらせているのが妄想の発端。
きっと二人はカップルなんだろうね!とか何とか。
>>192 あとパラ子さん可愛すぎ。
両者ともGJ!
エロパロで職人ごっちんこ見るの二度目だ。
知ってるかい?
エトリアの街に出て来たばかりの少年冒険者志願者は
志半ばで死んでも化けて出ないようにって
金鹿の酒場のお姐さんに童貞切ってもらってから
初めてのダンジョンに旅立つんだってさ。
高潔なパラディンに会いたいという病弱な少年は命果てる前に
うちのデコパラ姉さんに純潔を奪われました。
味をしめた少年はブシ子にまで手を出そうとしてるわけですね
そこでガチムチ親父ブシ登場ですよ
「我に断てぬものなし」とか言っちゃうようなの
そこはぜひ「我に貫けぬものなし」といって欲しかった。
アッー!
>>209 俺が聞いた話とはまた違うな。
まだ見ぬ敵に武者震いするヒヨッコたちに
道中の安全と幸運を祈り、
シリカがアンダーヘアを一本ずつ手渡してくれると。
ある者は鎧の中に、ある者は鞄の中にそれをそっと忍ばせ
樹海探索をするという話さ…。
アリアドネの糸ってもしかして黒くてちぢれた(ry
もうアルルーナの糸でいい。
濡れた華王の糸 333333en
完全に純粋なちぢれたry
おまいら
ちぢれたラーメンだったらどうしてくれるんだ
あっさりしたスープに良く合います
何のスープだい?
こってりとした白濁の
ホワイトウーズ
「…ただいまぁー…」
今日も僕は迷宮での鍛錬を終え、ヘトヘトになって帰ってきた。
「乙ー」
「や、マスターお疲れさまー」
「みんな、新人の育成ごくろーさん」
残っていたメンバーと挨拶を交わす。ベテラン先輩達が多いせいか余裕のある労いの声が多い。そんな中に混じって
消え入りそうだが何故かしっかり聞こえる声がする。
「…おつかれさま」
声の主は部屋の隅に隠れるように佇んでいた。僕と組むために封の呪言優先で取っている刺青カメ子だ。もともと表情の
希薄な顔つきと華奢な体格のせいで、まるで人形が飾ってあるようにも見える。同じパーティーを組む予定でいる以上、
もっと積極的に話をしたいところなんだけど、本人が他人との接触を避けたがっている節があり、どうにも話す機会がない。
今日はギルドの待機所ではなく、長鳴鶏の宿の一室。次の出撃に備え、ゆっくり英気を養うと共に、
再びスケジュールを練らなくてはいけない。ため息をつくと、僕は机の上に予定表を広げ、椅子に腰を下ろした。
編成予定表を作成しながら考える。
エクスタシー狙いの鞭ダクハンな僕としては、早くカメ子ともども一人前になって専用パーティを編成したいのだが
…やっぱりバランスを考えるとダハ子とは組みにくいなあ…
最近はローテーション式のダンジョン探索により話す機会も少ない。
鈴の音を聞いたような気がして、目が覚めた。どうやら、いつの間にか机に突っ伏して
眠っていたようだ。だいぶ疲れてるなあ。そう思いながら伸びをして、肩首の凝りを
ほぐすついでに部屋を見回す。
「うわぁっ!」
飛び上がるくらいびっくりした。いつの間にか、部屋の隅にカメ子がひっそりと立っていたのだ。
いつの間に部屋に入ってきたのだろう。
「…えーと、いつからそこに?」
「さっき」
ひょっとして、起きるのを待ってたのかな。そう考えると、僕の考えに気づいたのかコクンと
頷いた。起こしてくれてもよかったのに。
「…気持ちよさそうだったから」
時間を確認すると、どうやら三時間以上寝てたらしい。カメ子はいつから居たんだろう。
退屈だったんじゃないだろうか。
「寝顔…見てて飽きない」
何か恥ずかしいなそれ。いったいどんな寝顔だったんだろう。かなり気になるが、
どんな顔だったか聞く事などできるはずが無い。僕は慌てて話題を変えた。
「そんな事より、何か用があったんじゃないの?」
そうだ。カメ子も何か目的があってここに来たはずだ。単に寝顔を見に来た等と言う事はないだろう。
「そう」
肯定。良く見れば分かる程度に首が上下運動する。
「…ウィッチメディシン。聞いた事ある?」
魔女の秘薬…だっけ?どんな病気も治るとか疲れがとれるとか精力絶倫になr…あ、いや
それは置いといて。薬がどうかしたの?
「…作った」
そう言って、カメ子は蓋の付いたカップを取り出した。両側に取っ手があり、ウサギの絵が描いてある
可愛らしいカップだ。なんか意外だ。もっとおどろおどろしい小物を使ってるとおもってた。
「…へえ…カメ子が作ったの?」
だとしたら…カメ子には悪いが、やはり色々な意味で不安だ。っていうか、カースメーカーって魔女なのか?
「…メディ姉に手伝ってもらった」
それなら大丈夫かな。あの人なら滅多な事はしないだろう…治療専門だし。これが、ATCブーストと
ヘヴィストライクで殴り屋と化しているロリメディ子だったら余計に不安になるところだが。
が手伝ったなら余計に不安が増すところだ。
そう思っている僕の前で、カメ子はカップの蓋を開いた。黒っぽい紫じみた奇怪な色の液体が
コポコポと泡立っている。
「…ごめん、何が入ってるのか聞いていいかな?」
思わずテラー状態に陥りそうになりながら尋ねると、カメ子はコクリと頷き、感情の篭らない声で
材料名を列挙し始めた。その声と一緒に、薬から漂う臭いが僕の鼻をくすぐった。
「蜜の塊、姫リンゴ、苦ヨモギ、ミント草、苔イチゴ、水仙人掌、十字の種子、乾いた木桃…」
驚いた。かなりまともっぽく聞こえる…確かに体によさそうだ。見た目に反して、甘い匂いと
爽やかそうな香りもする。だが、カメ子の詠唱のような素材の列挙はまだ終わらなかった。
「樹蜜酒、冬虫夏草、黄金の鹿角、大鳥の小爪、剣魚の柔ヒレ、コウモリの翼…」
コウモリの翼?…だんだん怪しくなってきたな。なんかツンとした臭いが混じり始めたし。
だが、その方が魔女の薬っぽいしイメージ通りといえなくもない。ゲテモノだけど身体に悪いと
言うわけでも無さそうだし。
「紫の毒針、粘ついた液体、虹色の体液、きらめく燐粉…その他は秘密」
前言撤回。毒じゃないのかそれ。臭いももはや悶絶しそうな物凄いものに変わっている。
この期に及んで隠そうとする材料もすごく気になる。メディ姉も何やってるのか、明らかに
やばいだろうこれは。
「飲んで」
そんな僕の内心の不安を知ってかしらずか、感情の読めない大きく綺麗な目でじっと僕を見る。
…無言の圧力を感じてしまう。
「…これを? …僕が?」
カメ子は無表情なままコクリと頷いた。
「…大丈夫なの?」
思わず聞いてしまった。カメ子を疑うわけじゃないが、可愛らしいカップに入った怪しげな液体の
シュールな組み合わせはテラー状態で硬直しそうなインパクトがある。
「…」
無言。疑われたと思ったのかな?表情は無いが、ひょっとして悲しんでいるのかもしれない。
そう考えた時、カメ子は手に持ったカップを自分の口元に持ってゆき、一口だけ口に含んだ。味を
保証する気なのか、舌で軽く転がす。そのまま飲み込んでしまった。
「…身体にいい」
そう言って、再びカップを差し出す。
…わかったから。そんなにじっと見ないでくれ。そんな小動物みたいな目で見られると
妙に落ち着かなくなる。観念して、僕は差し出されたカップを受け取った。
…げ、このカップに描いてあるの、よく見たら首狩りウサギじゃないか…
飲もうとすると、勝手に手が止まる。ひょっとしてテラー硬直だろうか。無駄に勇気が要る
行為だ…そう思って、カップを凝視する。
あれ?一箇所、手前側だけカップの縁が濡れている。
…カメ子が口をつけた跡か。でも、何で手前側にあるんだろうか。わざわざ僕に手渡す時に
180度回したのか?
…それにしてもやたらとねっとりと唾液がついている。ひょっとして、何かのおまじないだろうか?
思わずカメ子の方を見てしまう。相変わらず無表情。
チリン、と鈴の音が聞こえた。
“…そのまま飲んで”
何故か、そう言われたような気がした。何となく呆っとしたまま、僕はカップに口をつけた。
理解不能な香りと空前絶後な味わいが口いっぱいに広がる。不思議と甘い。頭がクラクラする。
「…美味しい?」
カメ子が僕の顔を覗き込む。なんだか、妙に顔が近いような気がする。何だか動悸が激しくなる。
いつもと変わらない、白磁の陶人形のような無表情。透き通るような肌、美しく整っているが
冷たく乾いた印象の顔立ちも、どこか陶人形めいている。
「…正気度が下がりそうなくらい」
正直に答えた。名状しがたい飲み物だった。…体が熱い。あまりに強烈な味覚的衝撃のせいか、
霞がかかったように思考が曇る。
「…▽*…」
カメ子が理解不能な響きの言葉を口にした。…これは、呪言?
「…あ…れ…?」
足から力が抜けた。思わず床にへたり込む。…これは、単に凄まじい味に眩暈を覚えているとか言う
問題じゃない。痺れ薬か何かを盛られたのだ。さっきの言葉は、足封じの呪言だろうか
「一体…」
床にへたり込んだままそう言い、そこで言葉に詰まった。何を飲ませたのか、何を言ったのか、
何をするつもりなのか。何を聞こうというのだろう。
「毒じゃないから」
また心を読まれたのだろうか。口に出していないはずの質問にカメ子が答えた。
床にへたり込む僕の前に立つ。
「さっきのは封の呪言」
カメ子はそう言うと、しばし黙り込んだ。
「…失敗した」
何を?
すごく不安になる一言だ。ひょっとして調合を間違えたとか言う事だろうか。もしそうなら、
下手をすると命に関わるのではないだろうか。
「私一人じゃベッドに運べない」
…ええと。それはつまりどういう事かと言うと。
「…ひょっとして、安静にしてろって事?」
まあ、確かに疲れてるときはゆっくり休むのが一番良いんだろうけど。
「そう」
かすかに頷く。そのまま部屋を見回し、ベッドに目を留めた。
「動かなくていい。…私がやるから」
そう言って、ベッドから毛布を剥ぎ取り、床に敷いた。
何をする気なのか、という質問には答える気は無いのだろうか。
「すぐにわかる」
そう言って、僕の胸を軽く押した。それだけで、僕は床に敷かれた毛布の上に仰向けに
ひっくり返ってしまう。慌てて体を起こそうとすると、カメ子は再び表記不能な音を口にした。
「あ…」
今度は腕封じの呪言か。手から力が抜け、起こしかけた体が再び毛布の上に落ち、
大の字になったまま天井を仰いだ。首だけは何とか動くので、ローアングルから部屋を見回す。
枕元、と言うのか、僕の頭の方へ近づいてくるカメ子の姿。普段はあまり見えない足首の鉄枷が
否応無く目に入る。その痛々しさに思わず目を背けそうになった時、違和感に気がついた。
普段は素足のカメ子が何かはいている。何だろう、と視線を戻そうとする。
「…見て」
上から聞こえたその声を聞き、僕は足元から天井の方へ視線を移した。カメ子は僕の頭上側に立ち、
僕を見下ろしていた。
見間違いだろうか。人形のように無表情なカメ子の顔、その頬にうっすらと赤みが差している。
普段は子供とも思えるような容姿のカメ子だが、僅かに頬を染めたその顔は、思わず息を呑むような
不思議な妖しさがあった。
そんな雰囲気にあてられてか、何も言わずにただ見ているだけの僕の前で、カメ子はゆっくりと
屈み、ローブの裾を掴むと…
「…」
…息を飲む僕の前で、ゆっくりとたくし上げた。
脛が、膝が、太腿が、徐々に露になってゆく。その足は、白く薄い生地のストッキングに覆われ、
太腿で終わるその縁にはレースの飾り、そしてガーターベルトの吊り紐があった。カメ子の足に感じた
違和感の正体だが、僕にはそんな事を思い出す余裕は無かった。
白い逆二等辺三角形の布切れが露になった。飾り気は無いが、子供っぽくもないデザイン。だが、
それは妙に平たく、本来隠すべき部分の上の方が覗いている。いわゆるローレグと呼ばれるものだ。
カメ子の手はそこで止まらなかった。さらに裾をめくり上げ、腹部まで露になり、そこでようやく
動きが止まった。ローブの下にはレース飾りのついたブラウスを着ているが、ほとんどボタンを
かけていないために、臍が露出している。カメ子は、めくり上げた裾を口に咥えると、空いた手を
再びゆっくりと下におろした。
何をするつもりなんだろう。聞きたいが、声が出ない。いつの間にか、頭部も封じられてしまったの
だろうか。何も言えず、だが目を逸らす事もできず、ただ眼前の光景を凝視することしかできない
僕の前で、カメ子はゆっくりと、下ろした手を下着の中に潜り込ませた。
くちゅり…くちゅり…
カメ子が指を動かすたびに、湿った音が響く。白い下着に濡れた染みが広がってゆく。
これは幻か何かだろうか。僕の頭の上で、カメ子が自慰をしている。華奢で幼児体形とさえ言える
カメ子の痴態は、それゆえに背徳的で尋常じゃない卑猥さがある。先ほどから、僕の逸物は硬く勃起し
痛いほどに腫れ上がっていた。
「…はぁ…はぁ…」
どれほどの時間がたったのだろうか。最初はたどたどしくスジをなぞるだけだったカメ子の指遣いは、
今は激しく奥を掻き回し、時折 突起に触れてはビクンと体を震わせている。下着に吸い切れなくなった
汁が、ぽたり、ぽたりと僕の顔に落ちてくる。体の自由はいまだに利かない。充血する一方の逸物の痛みに
僕は発狂しそうになっていた。
「カメ子、頼む…動けるようにしてくれ…ッ! これじゃあもう…ッ!」
我慢しきれず、僕は叫ぶようにそう言った。
「…ッ!」
その瞬間、カメ子は声にならない喘ぎをもらして、大きく体を仰け反らせた。ビクビクと震え、開いた
口から咥えていたローブの裾が落ちた。十数秒ほどだろうか、カメ子はそのまま糸が切れた人形のように
虚脱状態になり、上気して惚けたような顔でぼおっと僕の顔を覗き込んでいた。
「…えーと、カメ子…大丈夫?」
カメ子の息が整うのを待って、僕はそう声をかけた。カメ子の顔はいつも通りの無表情に戻っている…
ようだが、上気し惚けた様が抜けきっていないようにも見える。僕の呼びかけに反応したのか、感情の
こもらない、だがわずかに潤んでいる瞳で僕の顔に焦点をあわせた。
「…大丈夫」
口調はほぼいつも通りだ。
「だったら、僕を動けるようにして欲しいんだけど」
相変わらず、逸物は狭いズボンの中で腫れ上がっている。
「…駄目」
…なんで?
このままじゃあ、痛みともどかしさで発狂しちゃいそうだ。
「…苦しい?」
壊れたゼンマイ仕掛けの人形ように激しく頷いた。もう、あまり我慢はできそうにない。
頼むから、手足の自由を返してくれ。
「でも駄目」
何でだよ!
思わずカメ子を睨み付けてしまいそうになる。カメ子の方は相変わらずの無表情で、何を考えているのか
さっぱりわからない。『とてとて』という効果音が付きそうな足取りで、今度は僕の下半身のほうに
移動する。
「…あなたは動かなくていい」
そう言ってカメ子は僕の腰の上に屈み込んだ。「…まかせて」と呟くと、そのまま僕の腰ベルトを外し、
そのままファスナーを下ろす。その瞬間、僕の逸物が弾けるようにそそり立った。
「…!?」
さすがにカメ子も驚いたのだろうか、キョトンとした表情で呆然と屹立する逸物を見ている。我ながら
信じられない大きさに膨れ上がっているが…何だろう、いつもより大きいような気がする。
逸物が開放されたことで押さえつけられる痛みからは解放されたが、充血の痛みと中途半端な興奮の
もどかしさは相変わらずだ。
「…うう…何とかして…」
思わず哀れっぽい声をあげてしまう。
「何とかして欲しい?」
当然だ。このままじゃ蛇の生殺しとかそういう状態だよ…
カメ子はしばらく何かを考えていたようだが、
「…わかった」
と言うと、カメ子がローブの留め具を外し左右に開いた。再びあらわになる隠微な姿。カメ子はそのまま
下着に手を伸ばし…
「え…?」
するり、とずり下ろした。股間からは下ろしたパンツまで、ねっとりとした糸が引いている。絶句する
僕の前で、カメ子は脱いだ下着を手に取ると僕の逸物にそっと絡み付けた。ひょっとして、このままパンツで?
それはそれで倒錯的だが、カメ子の行動は僕の想像を上回った。カメ子は逸物には手を触れずに、そのまま
立ち上がるとストッキングを履いた右足を上げ、そのつま先で僕の逸物を踏みつけたのだ。
ストッキングにくるまれた足の指の滑らかな質感が、亀頭から裏筋にかけてをぐにぐにと圧迫する。先端から
溢れる先走りが純白のストッキングに染みを作り、ぬるぬるとした感触が加わってゆく。カメ子は足の親指と
人差し指を開くと、その間に雁首を挟みこむように逸物を圧迫する。そのまま足の指を曲げ、伸ばし、挟んでいた
雁首を開放すると、足の裏全体で逸物をこすり上げる。絡みついたパンツが逸物を上下に扱く。そうやって足で
僕の逸物を責めながら、カメ子の手は自分の割れ目を慰め続けている。
「…気持ちいい?」
…答えにくい質問だなあ。逸物を足蹴にされるのは屈辱的ではあるが、その感触が気持ち良くないと言えば
嘘になる。むしろ、動きはたどたどしいながらも、この感触はなかなか、どうして…
「踏まれて、感じてる」
事実を指摘するような淡々とした言葉。なじられてる訳でもないのに、なんだか屈辱的な気分だ。感情が
篭らないだけに、心に突き刺さるものがあるかもしれない。だが、その屈辱感もより僕を興奮させる。
「…私の足で、感じてる」
無感情な言葉。だが、そこに僅かな感慨が含まれている…ように感じる。僕が感じているのを見るのが
嬉しいと感じている…そう思うのは、僕の自意識過剰だろうか? そう考えた時、
「ん…」
カメ子がよろめいた。片足で立ちながら僕の逸物を弄り、同時に自慰をしているのはやはり大変らしい。
カメ子も同じように思ったらしく、片足立ちを中断すると、きょろきょろと周囲を窺った。
「カメ子?」
「…ちょっと待って」
何か思いついたらしく、カメ子はひょこひょこと僕のいた机へと移動すると、そのまま椅子を引っ張ってきた。
脚が僕の両腿を跨ぐところに椅子を置くと、そこに腰掛けた。まるではさみカブトの大顎のように股を大きく開き、
両足で僕の逸物を挟み込んだ。
「…これで、どう?」
そう言って、逸物の蹂躙を再開した。動きそのものは先ほどあまり変わりないが、今度は両側から挟みこむように
単純計算で2倍の刺激が加わり、さらに先程に比べぎこちなさがなくなって来ている。その快感は片足の比じゃない。
それに加え、股を開いてむき出しになった陰部を慰める姿は、ビジュアル的な面でも新鮮な刺激を生んでいる。
「…ヤバい、もうすぐ…」
いきり立った剛直が限界に近づいている。脳の血管が切れそうなほどに興奮し、頭がくらくらする。と、次の瞬間
いきなり刺激が止んだ。戸惑う僕の前で、カメ子がじっと僕を見ている。表情の読めない顔。だが、その眼が何かを
主張している気がする。…でも、それはちょっと…
…どれほど待ったのだろう。ほんの数秒だけな気もする。だが、この射精寸前の中途半端なところでお預けを
食らわされたままでは、たとえ数秒でも発狂しそうなほどの苦痛に感じられる。もう限界だった。
「…頼むカメ子…ッ…イカせてくれ! コレをどうにかしてくれ!」
恥も外聞も無くそう叫んだ。それを聞いたカメ子は、ようやく動きを再開した。今までに無い激しさで
両足が逸物を扱き立てる。カメ子の指先が、まったく毛の無い縦スジを左右にぱっくりと開いた。内部に
たまっていたらしい液体がだらだらと零れ落ち、カメ子は自らの内部を奥まで僕に見せ付けるかのように、
開いた陰裂を突き出した。その瞬間、カメ子の爪が僕の裏筋を引っ掻いた。
「…ぅうッ! 出るッ!」
ビクンビクンと震える逸物が白濁した粘液をポンプのように噴出し、粘液はカメ子の足に、僕の下腹部に、
そして突き出されたカメ子の秘部に降り注いだ。それにしても、普段もいざ事に及ぶと信じられないくらい
出るが、今回はさらに多い。何か悪い病気じゃないかと思えるほどだ。
「うう…」
射精が落ち着くと、今度はカメ子と勢いで行為に及んでしまった事と、何より自分のマゾッ気に
気付かされた事に対する自己嫌悪に襲われた。一服盛られた上、足でナニを踏まれてイッてしまった。
しかも、その屈辱感が結構気持ちよかったと言うのはショッキングだった。と、そこでようやく
カメ子の方に注意が向いた。
くちゅり…くちゅり…
自己嫌悪から立ち直った僕の前で、カメ子は足に付いた精液を手で拭い、それを小さな舌先で舐め取っている。
と、何を思ったか、精液にまみれた手を自らの股間に導くと、そのまま淫裂へと挿入してしまった。じゅぽじゅぽと
いやらしい音を立てて指先をピストンさせると、再び体に付いた精液を指先に集め、淫裂へと運ぶ。
「…ぁう…はぅ」
いつもの無表情が崩れ、その表情は快楽に蕩けている。…いったい突然、何をしているんだろう?
「…エリクシルの材料になる」
僕の視線に気づいたのか、息を荒げながら声を出す。エリクシル…どこかで聞いたような。
と、そこで思い出した。確か、ケミが言っていた。男女の交合した液体が秘薬エリクシルの材料になる
という話だ。でも、それはアルケミストの領域なんじゃないだろうか。そう思う僕の前で、カメ子は
どこからか1つのガラス瓶を取り出し、自らの秘部にあてがった。瓶の中に、愛液と精液が入り混じった
ものが流れ込み、1/3程の分量を満たした。
「…目的は…それだったの?」
そう思うと、納得したような、ちょっと寂しいような気持ちになる。だが、その言葉を聴くと、カメ子は
ふるふると首を振った。
「…これはついで」
そう言って椅子をどかし、僕の腰元に屈み込み、僕の下腹部に跳んだ精液を舐め取ってゆく。やがて、
舌先は僕の逸物にたどり着くと、精液と先走りにまみれたそれをまるで掃除をするかのように丁寧に
舐め上げてゆく。逸物を這う舌先の感触に、僕は再び勃起していた。アレだけ出したと言うのに、
その大きさ、硬さもまったく衰えているように見えない。ひょっとして、さっきの薬の影響だろうか。
「…えーと」
どうしよう。今度こそ両手だけでも自由にして欲しいんだけど。
だが、そんな僕の考えを知ってか知らずか、カメ子は再び
「…大丈夫。任せて」
と呟いた。今度は、唾液をまぶしながら丁寧に逸物を舐め上げる。今度はフェラチオか…と思うと、
また突然刺激が中断された。
今度はなんだろう。カメ子は僕の腰を跨いで膝立ちになる。
「…じっとしてて」
そう言って、左手で再び淫裂を開き、右手で僕の逸物を軽く握った。そのまま、逸物の先端を
「って、ちょっと待って!」
思わず制止しようとするが、カメ子は止まらない。そのまま先端を自分の割れ目にあてがうと、
そのまま一気に腰を下ろした。狭い肉を一気に割り進む感触。そして、プツン、と何かが切れた
ような感触。そして、ジンと痺れるような痛みと快感。
「「ッ…!」」
僕とカメ子の声が重なる。今の痛みは一体…?
自分の状態を確認する。腕縛、脚縛、呪い。…呪い!?いつの間に?
さっきのは、カメ子の痛みが帰って来ていたのだ。
見ると、戦闘中はダメージを受けても大して表情を変えないカメ子が、苦悶に顔を歪ませている。
充分に濡れていたとは言え、初めてのところにあれだけの勢いで突き込んだのだ。痛くないはずがない。
接合部からは、溢れた粘液に混じり一筋の赤いものが混じっている。
「カメ子…大丈夫?」
恐る恐る、尋ねた。
「…大丈夫。…痛みは…薬と暗示で抑えてある」
息を整えながら、そう答えた。声に、表情にいつもの無機質さが戻りつつある。本当に痛みは
大丈夫のようだ。僕はほっと安心の溜息を吐いた。そこで、再び疑問がわいた。何故、こんな形で?
この呪いはいったい何なんだろう。
「…共感は呪術の基本」
詳しくは金枝篇を読むように、と言葉を続ける。って…どういうことでしょうか。
「…すぐにわかる」
そう言ってカメ子は、恐る恐るゆっくりと、体を上に持ち上げた。痺れるような快感が逸物を襲った。
体格に相応しく狭いカメ子の内部は、襞が凄まじく多いように思える。それが複雑に蠢きながら
肉棒を締め付け、擦る。ゆっくりと、亀頭間際まで引き抜かれた。だが、それと平行して体内に
侵入した異物が引き抜かれるかのような違和感と、その違和感を打ち消すほどの快感が脳を痺れさせた。
「…快楽の感覚の共有」
カメ子が呟く。ひょっとして、これがさっき言っていた共感なのだろうか。呪いは、痛みではなく快感を
共有するためのものだったのか。そう思うと、カメ子は再び腰を下ろした。恐る恐ると言った動きは
腰を上げたときと同様だが、動きそのものは少し早くなっている。
「…これは…拙い…ッ」
たどたどしい動きでありながらも、感覚の共有でもたらされる快感は現実感を全く欠いた非現実的な
までの激しさだ。もう既に、僕の逸物は我慢が利かなくなっていた。僕の逸物の先端が狭い肉を
掻き分けてゆき、何かにぶつかって止まった。どうやら、カメ子の肉壷が最奥部まで僕の物を
呑み込んだらしい。先端部分を、肉襞がちろちろと這い回った。まるで無数の舌に舐められて
いるかのような凄まじい快感。
「…ッ…出る!」
慌てて引き抜こうとするも、手足が動かないのではどうしようもない。僕は、そのままカメ子の奥に
白濁液を吐き出していた。
「…中に出てる」
カメ子が人事のように呟いた。だが、カメ子と感覚がシンクロしている今なら判るが、その口調には
恍惚の悦びがあった。吐き出される白濁は、狭い体内をあっという間に一杯にし、接合部からごぼごぼと
泡を立ててあふれ出す。
「…熱い」
カメ子が、そう言って熱っぽい溜息を吐いた。あふれ出す液体を指で掬っては、先ほどの瓶へと運ぶ。
瓶は、2/3くらいまで溜まっていた。
「…足りる?」
なんとなく聞いてみた。
「…あと1回くらい」
カメ子はそう答えると、作業はもう終わったのか、僕と繋がったままの下腹部を見下ろし、手を這わせた。
「…まだ硬い」
そう言われて、ようやく僕も気が付いた。カメ子の膣内に入ったままの怒張は、未だに硬く屹立している。
これだけ出しても足りないのだろうか。自分の身体ながら、あまりの節操のなさに呆れてしまう。
「…まいったなぁ…」
頭をかいて嘆息してしまう。
…? 頭を掻いて?
「…動く」
効果が切れたのか、いつの間にか手足の束縛が消えていた。カメ子が再び鈴を手にしようとするが、
今度はさっきのように不意打ち騙まし討ちではない。当然、僕のほうが早かった。すばやく左手を伸ばすと、
鈴を持ったカメ子の右手を捻り上げ、右手はカメ子の口内に指を押し込み、舌を押さえた。カメ子は
驚きに目を見開き、すぐにまたもとの無表情を取り繕おうとする。だが、潤んだ瞳は僅かに混じった怯えを
隠しきれていなかった。そんな小動物みたいな可愛らしい目をされると、僕は自分を抑えきれなくなってしまう。
「いつまでも好きなようにされてるのもなんだしね。ちょっとは僕も何かしないと」
やっぱりサディストの面が出てきてしまった。僕は毛布の上に落ちていたカメ子のパンツを拾うと、
丸めてカメ子の口に押し込んだ。口を押さえていた手が空いたので、カメ子の左手も捻り上げた。
そのまま、カメ子の両手を後ろ手にすると、両手首についていた枷の金具を嵌めこんだ。
…なんでカースメーカーは普段から拘束具を付けているんだろう? 後で聞いてみよう。
両手が自由になった所で、僕はカメ子の身体を抱え上げて、カメ子に後ろを向かせた。そのまま両膝を
抱えると、結合したままの状態で立ち上がった。
「…ぁッ」
繋がったまま立ち上がる刺激にカメ子がくぐもった声を上げた。カメ子の身体を抱えたままベッドまで移動すると、
一歩ごとにカメ子は快感と苦悶の声を上げる。ベッドに腰を下ろし、抱え上げていた手から力を抜いた。再び深々と
股間を貫かれる感触に、カメ子は深い息を吐いた。ベッドに腰を下ろす僕の膝上に、カメ子が腰掛けるような姿勢になる。
僕は、後から右手を接合部に、左手を肉付きの薄い胸に回すと、カメ子の身体をやさしく撫で回した。乳首を摘み、
陰核を指でこね回すと、たちまち接合部から熱い液体があふれ出してくる。カメ子の息が荒くなる。横顔を覗き見ると
いつもの無表情が崩れかけて、切なげに喘ぐ素顔が覗く。挿入した逸物は全く動かしていないが、逸物を銜え込んだ
カメ子の膣内はそれ自体が生き物のように蠢き快感を生み出している。カメ子の様子を見て、そろそろ頃合だろうかと
口を開く。
「…ごめんカメ子。まだ治まらないみたいなんだけど、大丈夫?」
一応、カメ子の意思を確認する。カメ子は熱に浮かされたような顔でこっくりと頷いた。
「…ッ!」
カメ子の返事と同時に、僕は激しく腰を突き上げた。奥まで突き刺さった逸物にさらに突き上げられ、接合部から
押し出された液体が噴き出す。浮いたカメ子の体をそのまま抱えあげ、逸物が抜ける寸前まで持ち上げ、再び落とす。
ストロークの長いピストン運動を、できる限りのスピードで繰り返し、時おり腰をひねったり回転運動を加えたりと
変化をつける。
「ぃ…ッ! …ぅあッ!」
カメ子は全身を貫かれるような快感に、理性が飛びかけている。僕とカメ子の二人分の快楽を味わっているのだから、
それも当然と言えば当然だ。
しかし、二人分の快楽は僕も同じだ。ただでさえ、激しく逸物を擦り上げる狭い穴とそこを埋め尽くすような無数の
肉襞のもたらす快感は想像を絶するものがあるのに、そこにカメ子からの感覚が流れ込んでいるのだ。
「出るよッ!」
再び白濁を吐き出す。流れ込むビクビクと痙攣するように震えるカメ子の肉体。カメ子の口から、咥えさせていた
パンツが落ちた。
「…え?」
カメ子が不思議そうな声を出した。射精が落ち着き、僕が再び腰を降り始めたからだ。屹立する逸物は未だに硬さを
失わない。そのまま、絶頂を迎えて敏感になっているカメ子の体内を容赦なく抉る。頭の中は既に快楽で染まり、
何も考えられない。ただ狂ったように腰を叩きつけてゆく。4度目の絶頂。まだ止まらない。カメ子は既に半分失神し、
白目を剥きかけている。だらしなく開いた口元からは涎がこぼれ落ちている。姿勢を変え、カメ子をベッドの上に
押しつける。獣が交わるような後背位で、まさに獣のようにひたすらに腰を振る。再び射精。まだ治まらない。
意識が遠のく。
…カメ子の体内に何度精を放っただろうか。僕がようやく意識を取り戻したとき、ようやく逸物が硬さを失った。
疲れきった体を落ち着け、カメ子の体から力を失ったものを引き抜く。
「ん…あ」
それで失神していたカメ子が意識を取り戻した。頭がはっきりしないのか、あどけない表情で辺りを見回していたが、
すぐにいつもの無表情に戻る。疲れきった様子ながらも体を起こすと、床に落ちていた例の瓶を見る。
「ああ、それか…」
まだ立てそうにないカメ子に代わり、僕はその瓶を拾い上げた。先ほどの行為の最中に倒れたのだろう、その瓶の
中身は半分ほど零れていた。
「どうしよう…零れてるけど」
「いい。そのまま持ってきて」
言われるままに持ってゆくと、カメ子が視線を自らの下腹部に移した。それだけで何故かカメ子の言いたいことが
伝わってくる。僕は何も言わずに頷くと、瓶の口をカメ子の膣口にあてがった。
「…ん」
カメ子の手が陰裂を左右に広げ、そこから精液と愛液と破瓜の血が入り混じった液体を吐き出す。零れた分など
問題にならない。流れ出す混合液はすぐに瓶を一杯にしてしまったが、まだ流れ落ちてくる。
「…ん…うん」
カメ子は瓶に入りきらなかった分を指で掬うとそのまま口に運び、呑み込んでしまった。見れば、カメ子の膣内には
まだ吐き出しきれない分が残っているようだ。だが、カメ子は下腹部に力を込めて割れ目を閉じると、その上から
再びパンツをはいてしまった。体内に精液とかが入ったままで気持ち悪いとかって事は無いんだろうか。
「…それ、入ったままでいいの?」
思わず聞いてしまう。だが、カメ子は
「…いい」
とだけ言うと、顔では無表情に、だが愛惜し気に精液の入ったままの下腹部をなでた。それを見て、僕は
なんだか暖かい気持ちに満たされる。と、その直後に寒気を感じた。思わず口を開く。
「……まさか、出来ちゃったりとか、無いよね?」
カメ子は、ごく僅かに口の端を上げて、微笑んだ。
翌日 AM 5:00
…一夜明けて、僕は信じられないくらい元気だった。てっきり精魂枯れ果てて寝込むんじゃないかと思ったのに。
カメ子の薬、ひょっとして本当に効いたのかな?そんなことを考え、朝食を口に運んだ。
「…おはよう」
食堂にカメ子が下りてくる。カメ子もなんだか機嫌がよさそうだ。…どうも歩き方はぎこちないけど。
「…あなたのせい」
…そう言えば、カメ子は、その、昨日…初めてだったんだっけか。だけど、アレは半ば自業自得な気がする。
「…責任は取ってもらう」
そう言って、カメ子はまた微笑んだ。ごくわずかに口端を上げる、おそらく僕にしか判らない、悪戯っぽい
微笑みだった。
対照的に、僕の笑みは引き攣っていた。
…責任って…どうしろって言うんだろう。僕の悩みは増える一方、減る様子は全く見えない。
…ダハ子、どうしよう。心の中で泣きついてしまうが、まさか本人に言えるはずも無く。
こうして僕は、今日も頭を抱えるのだ。
緊縛DH3話〜了
今回はあんまり緊縛じゃないです。相変わらず長くてごめんなさい。
次はピンクドリル子の本番か
番外編バー子の露出プレイ、もしくはメディ姉ネタとか考えてます。
カメ子えろいよカメ子
GJ!!物凄くGJ!!次回作が楽しみだ!
ダク男が妙に可愛いくて良いんだよな。
次はこのことを知ったドリ子がカメ子と奪い合い合戦するとか希望してみる。
とにかくGJ!
そうそう、このダク男が良いんだ。
所で、ダク男が前に入れたのってドリ子を差し置いてカメ子が初めてか?
>>240 ブシ子も忘れちゃ困るぜ。
話だけ見るとそうなると思う。前の話との間に何かなければ。
ダク男、いつもは日向通信の顔だけど本性が出ると公式イラストになるんだろうな。
>>240 どっちがダク男を上手く縛れるかで勝負するワケですね
ドリ子、剣っすよ。
…眠りか麻痺らせてお持ち帰りとかかな?
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
過去設定語りとかないのがイイ!
GJ。呪言ってエロいよなー
ところで前スレ、100KB近く残ってるんだけど、あれ先に埋めなくていいのかな
容量少なくなったから移ってきたはずだよ。
前から金髪ダク姉が好きだったが
緊縛ダークハンターのおかげでドリ子にも萌えてきたじゃないか。
とりあえず、今考えてるネタ(と言うかキャラ)晒して見るので、
>>237で挙げた以外にやって欲しい要望とかあれば検討します。
ギルド名:Bzr’Ad(ビザールアドベンチャラーズ:奇妙な冒険者たち)
既出メンバ
褐色ダク男:緊縛エクスタシー型。真面目で善良だが天然でサディスト。ちょっとMの気もあり。
ドリルダク子:剣ドレイン/トラッピング型。攻撃ウェルカムのドM。実はお嬢様でレズッ気もあり。女の子相手にはS。
サラシブシ子:上段ツバメ型。単純直情。スパンキングとアナル好きM。
刺青カメ子:封呪+ペントレ型。無口電波。SM両属性持ち。
金髪ケミ男:毒電撃型。前ギルドリーダー。来るものは拒まずのSM両属性持ちバイセクシャル。あらゆるプレイに対応する変態。
未登場、ネタのみ考え中
メディ姉:防御回復型。パーティの良心っぽいが怪しい薬大好き。
ロリメディ子:ヘヴィスト殴りメディ。ダク子の後輩でガチレズ。ピアス大好きM。
フードカメ男:テラー操作型。沈着冷静なパーティの頭脳。傲岸不遜。ただし仁義には篤い。呪言による強制露出プレイ等担当。
ロリバー子:基本ステ強化型。明るく素直で能天気。露出プレイ好き真性M。
眼鏡ケミ子:炎氷型フレイザード。ショタコン。ショタパラ辺りと絡ませたい。
>>240 1対1でこの有様なのでそんなことしたら凄く長くなると思いますが宜しいか。
>>241 >所で、ダク男が前に入れたのってドリ子を差し置いてカメ子が初めてか?
実は師匠の金髪ダク子です。
嘘です。仰るとおりで間違いないです。今の所。
>>244 得意技はドレインバイトとトラッピングです。つまり誘い込んで吸い取(ry
>>249 とても個人的に、ドリ子かリーダーダク姉がメディ姉に妖しい薬(媚薬)を飲まされておもちゃにされちゃう、
みたいな百合ものをみたいっす。
>>249 あれ、ソードマンいないのね。
ダークハンターがメイン前衛のギルドだから相性悪いのかな。
メインのパーティはパダレメカというところですかね。
アザーステップでカスメ起動して、1ターン目で頭と腕縛って、2ターン目に
レンジャーが足縛って、エクスタシーか。ん、結構悪くないな。
今度作ってみるかw
ダク子のパーティはパダメバアと見たw
ショタパラを四人で攻めるw
バー子が雰囲気つくって、
そのうちショタパラと眼鏡アルケがふたりの世界を作って。
ダク子とロリメディが百合はじめちゃうので
ひとり放置プレイ
うは、燃えてきたw
眼鏡アルケは隠れ巨乳で隠れドMだったりすると嬉しい。
んで、ショタパラと眼鏡をまとめてダハ男くんが縛ってくれる3Pだと更に嬉しい。
でも、多分どんな展開でも嬉しい。ダハ子が歯を立ててドレインバイトしてるのとか天才
唐突にネタ思いついたんでメンバー追加。
赤毛ソド子:スタン型斧ソド。レン子の双子の姉。男勝りで一人称はオレ。意外にも家事は得意。ちょっと頭ゆるい子。
赤毛レン子:先制警戒探索型。ソド子の双子の妹。生真面目だが窃視癖あり。屋外等の物陰で自慰をするのが好き。
ショタパラ:陣形+スマイト型。真面目だが気弱ないぢめて君。当然M。ケミ2人が好き。アナル開発済み。
>>253 お、ソド子来たーw
ショタパラが大変なことに。
ってことはダク男のパーティはかなりな前倒れ、先制取って速攻で殺す型か。
不意打ち、縛り、眠らせとか来たら地獄だな。
>>249-253 ドリ子のアブナイ誘惑とカメ子の篭絡とダク男のあたふたサディっぷりが見れるなら文の長さなんて物の数でもありませんさ。
って言うかちょっと前まで2つ目のやつを見逃してた…吊って来よう。
百合が見たい
百合か……未だ見ぬ境地だな
ちょっとエロラノベあたりで百合描写の勉強してくるノシ
百合職人は需要の割りに少ないからなぁ
がんばってくれマジ応援してる
百合もいいよな・・・
Mなロリバー子をいじってみたい
青マン子がここまで出てないことに驚きを隠せない
結構バッサリした性格が想像されるからエロに合いにくいんじゃない?
百合ならレンとツスクルも最高
レンは二人きりだとツスクルにデレデレで
そこを冒険者に見つかって恥ずかし〜… イイw
ネタはあるってのに魔法使いなんでエロが書けない俺orz
誰か俺にマスタリーくれ
むしろ魔法使いの方が妄想と情念という武器があって羨ましい。
変なところでリアルリアリティ厨っぽくなってエロが書けないorz
現実にないシチュでもないと。触手とかふたなりとか射乳とか。
>>267 「足りない部分は勇気でカバーだ!」 とえらい人もおっしゃってます
人食い草と大食い草は、性的な意味で、人を食ってるとしか思えない今日この頃
俺が植物触手の妄想をしたのは大食い草の存在を知るより前でした
開発者は分かってる、とても良く理解している
>>263 書き手の数だけキャラはいるのだ
公式の日向世界樹通信のマン子なんか一見どのキャラ?と思うような姿じゃないか
俺の脳内のマン子なんかすっごくもうすっごいんだぞ
俺の脳内では金髪パラ子は黒ソードマンにいっつも「堅物」とかからかわれてる。
キャラスレの流れで、腕を鎖で吊り上げられたブシ子が
袴の脇から手を入れられて大事なトコを責められて、同時にサラシの上から胸を弄ばれて
声が出ちゃいそうなのを我慢してる、けど…みたいな妄想が止まらない。
SSに出来るだけの文章力は無さそうだけども。
>>275 意地と根性で文にしろ。
というかして下さいお願いします。
しかし、ここの住人と職人さんは本当にエロイな、いい意味で。
エロは男のエネルギーです。
ところでめちゃ気になるんだが。
医術防御って何をどうやってどう防御してるんだ…?想像もつかないぞ。
>>278 メディックがぐびっと薬液を口に含んで、
メンバーのほうに向いておもむろに
;`;:゙;`;:゙;`( ゚ Σ ゚ ) ブバー
むしろソレはブシドーの息吹に該当するのでは。
アルコール濃度の高い酒を含んで傷口にぶふーって。
クマの爪にやられた傷とか普通に呼吸法でどうにかなるもんじゃないだろ。
波紋法かなんかということで。
波紋法か・・・生き物相手にはいいだろうけど、ゴーレムには効くのか?
ブシ子:ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!!くらえッ緋色の波紋疾走(卸し焔) !!!
息吹はマウストゥマウスだろ、常識的に考えて
俺の中ではリジェネレートは毎ターン続くフレンチキス
俺の中の癒しの子守唄は、バードから罵声を浴びせられるスキル
Mっ気あふれる仲間たちにとっては至高の癒し
「卑しいブタ! 命がおしくばブタの真似をしろ!
ははは、卑しい!卑しい!」とかやられるわけだな。
医術防御Iは、粘液状の軟膏をぶっかける事であらゆる属性をガード。
サラシやおへそとの視覚的な相性も抜群な素敵スキルです。
バードさんの一秒に十回レイプ発言
最近どうもエロパロスレとゲーキャラとの違いがわからなくなってきた。
さて、寝ているメディ子にイタズラしてくるか
医術防御はあれだろ。
手で☆書いて緑色のゼリーぶちまけてるんだ。
実際問題、あらゆる属性ダメージを軽減するという効果と
ぬるぬるの粘液状の物質をぶっかけ、塗りたくる行為は
割と自然につながる気がする。
武器がぬめったり足元がすべったりで
戦闘ってレベルじゃねえぞ!になりそうでもあるが
もうとっとと性的な意味でのバトルに発展しちゃえばいいと思うよ
>>292 おへそに粘液を塗りたくられて感じてしまうレン子の姿が浮かんだ。
>>293 そんな姿を見てSっぽい笑顔を浮かべるロリメディが浮かんだ
>>294 レン子「ダメ…そんなところ撫で回さないで…んっ!」
メディ子「なぁに?ちゃんと塗らないと効果が出ないんだよ?」
レン子「そんなこと言ったって…あん、あぁ…」
メディ子「どうしたのかな?顔も赤いし、レンちゃん変だよ?
…じゃぁ、次はこっちに塗ろうか♪(ニヤ)」
レン子「え…?っ!あぁっ!!や、やだぁっ…!」
メディ子「何が嫌なのかなぁ…?言ってくれないと分からないよっ♪」
レン子「そ、そんな…ぁん!そんなところに塗っちゃダメ…んんっ!」
メディ子「そんなところって?…それに、なんだか塗る前から湿っちゃってた気がするけど
これはどうしたのかなぁ?」
レン子「あぅ…そ、そんなこと…」
メディ子「言わなきゃもっと丁寧に塗っちゃうよ♪」
レン子「そんな…だって…ああんっ!!だめっ!そんなに…きゃぁあっ!!」
…お前ら、戦闘中じゃないのか。
>>295 ソド男「あの、俺にも医術防御・・・」
メディ子「はい、自分で塗ってね」
メディ子「あれあれー? 何だか違うヌルヌルが出てきてるよ♪」
レン子「んぅ!・・・し、そこはダメェっ!!」
ソド男「・・・・・・(塗り塗り)」
>>295 んなことやってる間に何十ターンも過ぎて、FOE祭りになってる悪寒がwww
メディ子「と、いうわけで――医術防御Iをバージョンアップしましたー」
ケミ子 「メディ子の軟膏にウーズの水晶核を調合した、これで1ターンで終わる」
ソド男 「つーかなんか鎧の中にも入り込んで――ちょwwそこはシャレにならアッーーーー」
>んなことやってる間に何十ターンも過ぎて、FOE祭りになってる
違うな。
目の前で繰り広げられる艶やかな光景に、さしもFOEすら下半身を押さえて前屈みになるしかない。
そう!これこそが医術防御がダメージを軽減する最大の理由だったんだよ!!!
>>297 その夜、軟膏をもらったドリ子は変な気分になりガマンできずに素肌に塗りこんでしまう。
そしてドリ子の部屋から漏れる喘ぎ声をメディ子が聞いてしまい―――
↓にパス。
ドリ子の部屋にメディ子侵入。
メディ子「えっちな声だしちゃって…ドリちゃんったら淫乱☆」
ドリ子「ちょっ…そ、そんなんじゃぁ、ふぁっ!はぁんっ…」
メディ子「ふふふ、やらしい子には薬のおしおきが必要ね…
全4種類・新作ウーズ軟膏の実験台になってもらおうかしら?」
メディ子はDHも驚くの真性サディストなのでした。
301 :
299:2007/03/07(水) 13:39:49 ID:Y/mzJt3s
自分でパスっといて何だが、会話だけでちょっとだけ続きを書いてみた。が、文章マスタリーの無さが露呈orz
「えへへ…何してるんですか?」
「…は、あっ……え?メディ!?」
「…い、いつから…」
「たった今ですよ〜♪…それ、ボクの特殊軟膏ですよね?…それで何してたんですかぁ?」
「何って…その…………あ、マッサージよ!マッサージ!ちょっとここ痛めてて!」
「…。」
「…。(汗)」
「…そうなんですか…じゃあ、せっかくだからボクが手伝ってあげます!」
「え、ええ!?え、遠慮す…きゃ!ちょ、ちょっと!」
「マッサージするのに暴れちゃだめですよ〜?えっと……(ゴソゴソ)それっ!」
「ひゃ、冷た…な、なに!?」
「開発中の特殊軟膏Uです!…動けないでしょ?」
「そっ、そんなことは…え!?…そんな…!」
「うふふふふ…実験成功…これはウーズの体組織を組み入れてて、形を固定できるんです!」
「そ…それでメディ、私を動けなくしてどうするの?」
「…そりゃマッサージしてあげるんですよ〜。さっきドリ子さんが使ってたのを使って…♪」
「え…ひゃぅんっ…ちょ、っと…こんなのマッサージじゃないよ…!」
「そうなんですか〜?じゃあこういうのですか?」
「…んっ!あう…ちがうっ…!」
「違うんですか〜?…だってここに硬くなってるところがありますよ?軟膏でほぐしてあげますね♪」
「ひゃぅうっ!やっ…そこは、だめ…!んっ!」
「…じゃあこんなに硬くしないで早く柔らかくしてください♪」
「そんな、あっ!だ、ダメぇ…変になっちゃうよぉ…っ、あんっ!」
ボクっ子で来るとは思わなかった。GJだぜ。
気が付いたらボクと打っていたよ。…喘ぎばかりでうるさいなこれ。
誰かリレーのように続きを書いてくれてもかまわない。
エロなし、萌えなし、鬱ありの救いもない話が出来たんですが、
こんな物投下しちゃっていいんですかね
傾向としては、小説 ワードナの逆襲 ちっくな奴
保管庫に前例があるか調べようとしたけど落ちててわかんねぇ
まぁとりあえず投下してみたら?
>>304 いいと思うよ、鬱はともかくエロなしの話なら前例いっぱいあった
興味ない人はスルー出来るように、投下時に本文の前にでも断り入れれば大丈夫
とんでもなく長いものじゃなければ何でも投下しておっけーと考えてる俺
なんか自分の付けた名前より
メディ娘とかダハ姉とかアルケ君の方が愛着が出てきた
その名前の方が読む人も感情移入しやすくてよい。
その名前じゃなくとも、簡単ですぐキャラグラが想像できる名前だと助かるってのはあるね。
あとは、2種類いるどっちかが分かれば完璧なんだがなぁ。
メディ子とメディ姉はなんとなく分かるがw
314 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 19:33:56 ID:dN/IOwDh
アルケやメディはこの略称で普通に名前っぽいしいい呼び方だとおも
ダハ姉とドリ子とかなw
保管所落ちてる?何日か前から繋がらんのだが。
>>316 ABCオロチ全体が落ちてるらしい。
レン鯖板のスレ覗いたら、なんかやばげらしいね。
>>317 そうなのか…orz dクス
一応過去ログは保存しているからスレに投下されたものはいつでも読めるんだが
直に保管所に投下されたやつは読めないからなぁ…(´;ω;`)
ブシ子編こっちに投稿しなおした方がいいですか?
どうぞどうぞ
短編ばか話…。
一応前スレの続きみたいな感じですが・・・。
投稿していいのでしょうか?
そりゃもう。
ダメ 絶対ダメ
「んっ…」
彼女が俺のアレを舐める卑猥な音が部屋に響く…。
「レン子…そろそろ」
イってしまいそうな快感の波。
発した言葉を合図に彼女は俺のものを口に埋めていく。
「くっ…」
俺が出したものを彼女はコクリと喉を鳴らしながら飲み込んでいく。
「…挿れて」
甘い声でつぶやく彼女に俺の理性は崩されていく・・・。
無意識に彼女の中に埋めていく。
「…っ…ぁぁ」
彼女が歓喜の声をあげる。
「感じてるのか?」
「…んっ…そう、もっときてダハ男…」
「淫乱だな」
俺はそうつぶやくと同時に動き始める。
「…ぁぁっ…くふっ」
高みへと上り詰めていく声。
「レン子出すぞ」
「…っ、来て…」
ほぼ同時に絶頂を迎える…。
…はっ、俺は一体何を…。
…なんて夢を見てるんだ俺は。
「…ダハ男、朝、おはよう」
「あ、おはよう」
…やばいな俺…。
こういうのって大抵闇狩男がオイシイ役だよなぁ。いや、この場合はアブナイ役かな?
>>326はGJだぜ。
カメ子の両腕はいつも後ろ手に縛られてる、
と言うのをキャラスレで読んで想像したら悶えてきた。
新作出来たので投下しまーす。
レン男×レン子もの。
ネタバレは特に無し…強いて言えばB1Fかな。
「次こそはコンパクトな話を……」って前書いたけど、すまん ありゃウソだったorz
途中からはもう開き直って書いてたら、いつのまにやら今までに書いた中で最長の話に…
例によって前置き長いので、興味ない人はトリップNGとかどぞ。
「うがああああ! もうこんな毎日嫌だぁ!
俺は、こんなことをするために冒険者になったんじゃないいいいぃぃッ!」
「うわ! ドライがとうとうイカれたぞ!」
「こら、暴れるなバカ! 落ち着け!」
世界樹の迷宮、地下一階に男たちの怒号が飛ぶ。
羽交い締めにされてなお、大暴れする男が一人。
そして、それを必死で押さえつける男が四人………。
レンジャーだけで構成された俺たちの小部隊”スターズ”は、我がギルドの生命線と言ってもいいだろう。
――というと随分格好よく聞こえるかもしれないが、その実態はとても格好いいなんてものじゃない。
俺たちの任務はこうだ。
朝5時起床。宿を出ると、すぐに迷宮の地下一階へ向かう。
入口からほんの少し北へ進んだあと、東側に抜け道をくぐり抜け、草木の生い茂った目的地へと辿り着く。
そして伐採、伐採、また伐採!
資材を回収したら、すみやかに迷宮から脱出する。徒歩で。
迷宮の魔物とは間違っても戦ったりはしない。もしも遭遇してしまったら一目散にスタコラ逃げる。
エトリアの街に戻ったら、シリカ商店に資材を売却して宿屋に帰還して任務完了。以上。
―――要するに、みみっちい小銭稼ぎだ。
だが、塵も積もればというヤツで、くる日もあくる日も、
ただひたすらにそれだけを繰り返している俺たちの稼ぎは、実は相当に多い。
そうして稼いだ金はギルドリーダーの財布に納まり、一軍のメンバーの装備に還元されるというわけだ。
守銭奴の多いこの街では、金のない冒険者は生きていけない。
俺たちがいるからこそ、ギルドは機能しているのだ。
なのに、そんな俺たちについたあだ名は、誰が呼んだか「きこり部隊」。
誰がきこりだ! 誰がライン工だ! 笑ったやつはぶっ殺す! と凄んでみてもしょうがない。
なんせ俺たちは戦闘経験が皆無だ。返り討ちにされるのは目に見えている。
「ツヴァイ隊長、キタザキ先生が仰るには、ドライの現場復帰は絶望的だそうであります!」
「そうか、あいつもとうとう駄目になってしまったか…」
延々と繰り返される単純作業の日々に、精神のバランスを崩してしまったドライは結局、
運び込まれた施薬院から戻ってはこなかった。
気の毒だとは思うが、同情してる余裕はない。
明日は我が身だ。
なんせ、スターズの発足当初にいた五人のオリジナルメンバーは
これでとうとう残すところ二人だけになってしまったのだから。
現在の部隊長であるこの俺、ツヴァイと――
「………? どうしましたツヴァイ隊長、自分の顔に何かついてるでありますか!」
「…いや、なんでもない」
この筋肉バカ、フュンフだけだ。
全身あますところなくビルドアップしてムキムキなコイツは、脳ミソまで筋肉で出来ているようなバカなので、
単調な毎日の繰り返しも別に気にならないらしい。
ある意味羨ましいが、こうはなりたくない。
なぜか軍隊口調だし。余計ムサ苦しいんだよ、クソ。
「ドライ離脱の件をギルドリーダーに報告したら、明日には新人を配属させてくれるそうであります!」
「ったく、一人駄目になったらすぐにまた一人追加かよ。俺たちは使い捨ての実験動物じゃないっての……」
ついつい愚痴をこぼしたくもなるというものだ。今回のようなことは決して初めてではない。
以前何度か、別のメンバーがツヴァイ同様に心を病んで脱落した時も、その翌日には必ず代わりのレンジャーが送られてきた。
そうして脱退と加入が何度か繰り返され、現在残っている四人は、俺、フュンフ、ズィーベン、アハトの四人だ。
なお、余談ではあるが、スターズ所属の歴代メンバーの名前はなぜか偶然にも、
俺も含めてみんな、某国で使われている数字の呼び方と一致している。不思議でたまらない。
時々考える。この世界は、見えない誰かの手によって支配――いや、操作されているのではないかと。
―――はは、まさかな。
そして翌日の早朝、使い物にならなくなったドライの代わりに、新人レンジャーが宿の前の集合場所にやってきた。
「んっと、今日からみなさんと一緒に行動をさせていただくノインと言います。
まだわからないことばっかりですけど、一生懸命頑張りますのでどうぞよろしくお願いします!」
緊張気味の声でたどたどしく挨拶した声の主は、女……
そう、まだあどけなさを残したショートカットの少女だったのだ!
お色気を振りまいているようなタイプではなく、どちらかといえばむしろユニセックスな風貌だが
ボーイッシュに履きこなしている半ズボンの上からちらりと覗くおへそと、
白く艶めかしい足が、あまりにも目に眩しい。
女性隊員がスターズに加わるのは、部隊始まって以来のことだ。
この予測外の出来事に、揃いも揃って女日照りの長いメンバーたちは皆、口をポカンと開けたマヌケ面を晒している。
俺もたぶんそうだったんだろう。人のことはあまり言えない。
生唾をゴクリと飲み込んだり、息を荒げる男がいなかっただけマシだと誉めてもらいたいぐらいだ。
「あ、あのー…… 私、なにか変なこと言いました?」
誰もなにも言ってくれないことに耐えられなくなったのか、
新人レンジャー…いや、ノインちゃんが不安そうな顔でおずおずと質問した。
「あ… 自分はフュンフと言います! こちらこそどうぞよろしくであります!」
「オレはアハト、よろしくな!」
「ズィーベンです。あなたと知り合えたことを光栄に思います。以後お見知り置きを!」
一瞬の沈黙の後、爆発したかのように、一気に群がって我先にと自己紹介を始めるメンバーたち。
対応するノインちゃんの笑顔が少しひきつっているように見えるのは気のせいではないだろう。
「やれやれ… 俺はツヴァイ。一応この部隊ではリーダーだから、
わからないことがあったらなんでも訊いてくれよ」
「は、はい! よろしくお願いしますね、ツヴァイ隊長!」
「あ、隊長なんて堅苦しい言い方はしなくていいから」
「はい、ツヴァイさん!」
ノインちゃんは元気よく返事すると、俺が挨拶と同時に差し出した右手を強く握り返してくれた。
やりい。リーダー権限だ。
フュンフが恨めしそうにこちらを見ている。こっち見んなマッスル野郎。
彼女のまったく荒れていない手はすべすべで、ふんわりと柔らかかった。
それから10分後、俺たちは既にいつもの作業場に辿り着いていた。
「うおおおおおおおおおおおッッ!」
「ほら、次行くぜ、次ぃ!」
「さあ、どんどんいきますよ!」
隊員たちは夢中で伐採に勤しんでいる。
晴天のイナズマのように現れた、この美しい天使に少しでも自分を良く印象づけようとしてるのがミエミエだ。
いつもは露骨にやる気のない態度でチンタラやってるくせに。まあ、無理もないことだが。
とはいえ、いくら頑張っても、やってることはただの伐採……まったく、泣ける話だとしか言いようがない。
「うわぁ… みなさん凄い気迫ですね、圧倒されてしまいそうです」
「そ、そう?」
それでも素直に感心してくれているらしき、心優しいノインちゃん。
ああ、無垢なことって素晴らしい。
「さすがスターズ! その名が示す通り、輝かしいエリート部隊なんですね!」
「う…………
ま、そういうことかな……」
悪気のない言葉のナイフにブスリと胸を刺され、返事に詰まる俺。こ、心苦しい……。
ノインちゃんがこの部隊の実態を知ったら、きっと幻滅するに違いない。
いや、俺たちが幻滅されるだけならまだいい。
だが、ノインちゃんは今日ここに見学に来てるわけではない。
彼女はもうスターズの一員――つまり、これからはずっと、俺たちと運命共同体なのだ。
果たしてこの、何も知らないままスターズに配属されて、
今は希望と不安に胸を膨らませているであろうと思われる素直な少女は、
肉体的にはどうということなくても、精神的に過酷すぎるこの任務に絶えられるのだろうか……?
「…イさん、ツヴァイさん?」
「ん、なに?」
意識を彼方に飛ばしていた俺は、ノインちゃんの呼ぶ声でハッと我に返った。
「私にもやらせてください! 初日だからといって特別扱いはしてくださらなくても結構です!」
「あ、そうだな。じゃあ教えるからよく聞いてくれ。まずはこの木の根本を……」
ノインちゃんの飲み込みは早く、作業の手順を教えることには何も苦労しなかった。
といっても、別に難しいことはなにもないのだが。
なんせあの筋肉バカでも普通にこなしてることだし。
そして、いつものように作業はすぐ終了した。
「よし、今日はここまでだな。帰ろうか」
「「「はい」」」
声を揃えてビシッと返事するムサい隊員たち。
だからお前ら、いつもと態度違いすぎだっつーの。
「え?」
そんな中、一人だけ不思議そうに小首を傾げているのは、もちろんノインちゃんだった。
「帰ろう、って…… もう帰っちゃうんですか?
あ、一度街まで戻ったあと、回収したものを置いて再度迷宮入りとか?」
「いや… 今日の任務はこれで終了……だよ」
「終了…… でもまだ、ここにきて一時間も経ってないですよね。
ひょっとして私のことを気遣ってくれているんですか? だったら私はまだまだ大丈夫です!」
むう。確かに気遣ってることは気遣ってるけど、そのベクトルがまったく違うわけで。
本当に今日はもうすることがないのだ。ああ、説明したくねえ。
「違うんだ。今日はもう伐採出来ないんだよ。だから、迷宮にいたってしょうがないから引き上げるんだ。」
「んっと… 確かにこのポイントではもうめぼしいものは見つからないのかもしれませんが、
それなら他のポイントに移動して、そこで伐採すればいいだけの話ではないのでしょうか?
アイテムポーチにもまだまだ余裕はありますし。」
「……残念ながらそういう問題じゃないんだ、ノインちゃん。
君は今日、ここに来てから何回伐採をおこなった?」
「えっと、確か… 5……いや、6回だったと思います」
「そう、6回だ。俺もそうだし、他の隊員もそうだ。
今日はもう、いくらやろうと思ってもこれ以上伐採出来ないんだ」
「……………???」
『納得出来ない』というよりは『なにがなんだかわからない』という色の困惑した表情を浮かべるノインちゃん。
「気持ちはよくわかる。でも、そういうものなんだよ」
「そういうもの…なんですか?」
「……そういうもの、なんだ」
そう。理不尽な話だが、そういうものなのだとしか言いようがない。
なぜなのかは俺も知らない。したがってこれ以上の説明も不可能である。
誰が決めたのかなんて知るよしもないが、それがこの世界の理なのだ。
なんらかの物理的な問題なのか? それとも、精神的な問題なのか?
それすら誰にもわからない。ただ、俺たちが一日に伐採できる回数は6回までという縛りだけがここには存在している。
深夜0時を超えると、その回数がリセットされるのである。
朝5時に宿を出た俺たちが仕事を終え、シリカ商店(毎日たった一人の店員で24時間営業してるこの店もイカれてると思う)
を経由して宿に帰り着くのは……なんと朝6時前。
残りの23時間は、特にすることもないのでずっと宿にひきこもる。
一日に数十分だけ働いて、あとはずっとヒマ。
こんなの、大の男がやる仕事じゃない。誤解のないように付け加えておくと、もちろん女のやる仕事でもない。
少しずつ精神が腐っていき、壊れる人間が続発するのも当然のことだとわかってもらえるだろうか。
「お帰りなさい。今日もお早いお帰りですね」
迷宮から宿に戻るたびに、宿主の細目野郎はニヤニヤ笑いを浮かべて嫌みったらしく言う。
もしかするとあれはただの営業スマイルで、俺の被害妄想なのかもしれない。
だがそれでも、俺は今まで何度、ヤツの上に馬なりになって、あのヘラヘラ顔をボコボコに殴りつけてやろうと思ったことか。
…おっと、思考がそれてしまった。
今はあの細目野郎に怒りをたぎらせてる場合ではない。
「色々と疑問もあるだろうけど、ここに長く留まってるのは危ない。
とりあえず街まで戻ろう」
わからないことがあったらなんでも訊けと言っておいてこのザマだから
実に情けない限りだが、こればっかりはどうしようもない。
まだ腑に落ちないという顔をしている(当たり前のことだが)ノインちゃんを急かして、俺たちは帰り道を急いだ。
しかし、その帰り道、不運にも俺たちは木陰から突然目の前に飛び出してきた影と遭遇してしまったのだ。
相手が森ネズミ程度だったらまだ良かった。
だが、一見すると蟹にもカブト虫にも見えるそのモンスターは――
「あ、あれは 覇茶味華舞徒!」
「知っているのか、ズィーベン!」
覇茶味華舞徒(はさみかぶと)
樹海で進化した大型の昆虫。
その甲羅は戦士の剣すら弾く硬度を持っているが、物理以外の攻撃には比較的弱い。
もともとは違う名前で呼ばれていたが、
かつてセン=ノリキュウという男が茶道を極めた際に、
ダイ=ミョーオダノ=ブナガより、褒美としてこの昆虫の甲羅を賜り、
感激のあまりその場で華麗に舞を踊ったことからこの呼び名が定着したというエピソードはあまりに有名である。
民明書房刊 『蟲禁愚大全』より
すぐさま仔細な解説を飛ばす博識なズィーベン。
お前はレンジャーになんてならないで、アルケミストかメディックになれば良かったんだ。
……相手の数は僅か一匹。
手練れの冒険者であれば、ひとひねりで倒せる相手なのだろうが、
なんせ、日頃から迷宮と街の往復と伐採しかしてない俺たちにとっては相手が悪すぎる。
普段であれば、誰もがうろたえて醜態を晒し、我先にと逃げ出しているところだろう。
だが今日は違う。
「ひっ……!」
迷宮に巣くう悪しきモンスターに初めて遭遇し、脅える少女がいるのだ。
これはもう… 誰がどう考えても好感度大幅アップのイベントだよな?
その瞬間、これまではずっとバラバラだった俺たちの心が、初めて一つになった。
「こいつは危険だ! 俺の後ろに隠れていろ!」
すぐさま俺は、ノインちゃんを庇うフリをして背後にキープする。
「奴は私に任せて下さい!」
「おっと、オレも忘れてもらっちゃ困るぜ!」
ズィーベンとアハトが覇茶味華舞徒… っていうかはさみカブトにナイフで斬りかかっていく。
レンジャーなのになぜ近距離攻撃? などと思ってはいけない。
俺たちが皆、一様に装備しているのは、安っぽい武器のナイフ、それにしょぼい防具のツイードだけだ。
なぜかって? 知るか! 俺が知りたいわ!
ぼこーん
って、弱っ!!!
ワンパンチでのされてんじゃねえよ!
まさかここまで使えないとは思えなかった。だからきこり部隊とか言われるんだ。
「く… 強い…… あなたとは… 違う形で出会いたかった……」
「わりい、オレはここまでのようだ…… 後は、頼んだぜ……!」
そう言い残してばったりと倒れる二人。セリフだけは一人前なのがウザさに拍車をかける。
「おのれ、よくも! 隊長、ここは自分が! うぐおおおおおおおぉぉぉ!」
出遅れて様子を窺っていたフュンフが大きく吼え、地響きを立てながら魔物に向かって突進する。
「よし、頼むぞフュンフ!」
例え直接の戦闘経験はなくても、この筋肉バカならあるいはひょっとして……!
ぼこーん
「ぐあぁっ! ふ、不覚!」
うん、やっぱり戦いには不向きな、見せかけだけの筋肉じゃ駄目だね。期待した俺がバカだった。
お前の体臭、なんか酸っぱいんだよ、このアホ!
こうしてあっさりと三人が蹴散らされ、残り二人となってしまった。
「あぁ… そんな……っ……!」
仲間の惨状(というにはあまりにマヌケだが)を目の当たりにし
震えるばかりのノインちゃんを戦力に数えるわせるわけにもいかないので、実質的には俺一人。
絶体絶命とはまさにこのことだ。
はさみカブトは、少しずつこちらに向かって距離をつめてくる。
これは真剣にヤバいかもしれない。
せめて、俺が術式でも使えれば話は違っていたのに ――そこで俺は、あることをふっと思い出した。
慌ててアイテムポーチをまさぐる。
……あった!
俺は急いでそれをナイフに塗りたくり、迫りくるはさみカブトと対峙した。
恐らく、攻撃を食らってしまえば俺も一撃で倒されるだろう。
狙いはただ一つ、敵の初撃をなんとか回避し、そこにカウンターをたたき込む。
覚悟を決めた瞬間、はさみカブトの右手から攻撃が繰り出された。
すんでのところで俺はそれを避け、ナイフをヤツの甲殻に突き立てる!
手に伝わった確かな感触、そして…
「キシャアアアアアアァァァォッ!」
奇声をあげ、泡を吹いて崩れ落ちるはさみカブト。
地面にひっくり返ったそれは、しばらくもがいていたが、
やがて足を丸めるという昆虫特有の死に姿へと変化し、ピクリとも動かなくなった。
や、やった……!
俺がナイフに塗った液体、それはフリーズオイル。
術式を用いずとも、一時的なものとはいえ武器に氷属性を帯びさせることが出来る油だ。
いざというときのために、一つだけこっそり買って確保しておいたのが最高の形で生きた。
――こうして、スターズ初めての戦闘は幕を降ろしたのである。
俺が宿に戻って休んでいると、部屋のドアを叩く者があった。
「はい?」
ドアを開けると、かしこまった表情でそこにちょこんと立っていたのは、ノインちゃんだった。
「ん、どうした?」
「あの… ちゃんとさっきのお礼が言いたくて」
「ああ、別にそんなのいいよ。俺は、隊長としてするべきことをしただけだし」
「いえ、それでは私の気が済みません!」
殊勝な子だ。
「…立ち話もなんだから、とりあえず中に入る?」
「あ、はい!」
椅子に腰掛けさせ、まずは温かいお茶を勧める。
勧められるままにお茶を口にしたノインちゃんが切り出してきた。
「それにしても、フュンフさんたち、対した怪我じゃなくて本当に良かったです」
「そうだな」
はさみカブトの攻撃を受けて倒れた三人はみな、
ただ単に気絶してただけであり、別にどうということはないらしい。
今は念のために、施薬院で安静にさせられているいるはずだ。
「本当に、さっきはありがとうございました。
私、脅えているばかりでなにも出来ませんでした。
ツヴァイさんが守ってくれなかったら私もきっと………」
「…そんなに気にしなくていいって。下がってろって言ったのは俺の方だしさ。
大体、いきなりあんな場面に出くわしたら誰だって………ノインちゃん?」
そこまでいって、俺はノインちゃんの異変に気づく。
彼女は、さっきのあの時と同じように肩を細かく震わせていた。
「んっ…… ううぅ……
ごめん…なさい…… 思い出しただけで…震えが、止まらないんです………
怖くて… 怖くて…… 抑えられないんです……」
「………ノインちゃん」
俺は、立ち上がると彼女の横まで移動し、華奢な肩にそっと手を置いた。
彼女の震えが、恐怖心が、手のひらを通して痛いほどに伝わってきた。
その鼓動までもはっきりと感じられる。
「大丈夫。今日みたいなことはそうそうあるもんじゃない。
もしも魔物が現れても、その時はまた俺が守ってやる」
そうそうないどころか今日が初めてでした、とはさすがに恥ずかしくて言えない。
守ってやれる実力もないくせに、我ながら呆れる。
「ツヴァイ…さん………」
俺を見上げるその瞳が潤んでいる。
うお、これはひょっとするとひょっとするかも……
思い切ってその体を抱き寄せる。ノインちゃんは抵抗らしい抵抗を見せなかった。
まだ未熟な果実のようにほのかに甘い体臭が体中を駈けめぐる。
「君のことは、俺が必ず守る」
耳元でもう一度決め台詞を囁く。
腕の中に感じる彼女の震えが、少しずつ小さくなっていき、やがて消えた。
「……少しは安心した?」
「はい… ありがとう、ございます……」
ノインちゃんの頬が、ほんのり桜色に上気している。
そして彼女は……静かにと目を閉じた。
……って、ええ!? マジで!!??
いいんだよなこれ、どう考えてもOKのサインだよな!?
俺は、恐る恐る顔を近づけ、彼女の唇に己の唇を重ねた。
マシュマロのように柔らかく、ふわふわとした感覚が広がる。
「んっ……」
やはり抵抗はない。
こうなると欲が出てくるのが人間というものだ。
舌で彼女の唇を割って、口内への侵入を試みる。
ノインちゃんの体がわずかに強張った。
だが次の瞬間には俺の舌を受け入れ、彼女の方からもおずおずと舌を絡めてきてくれた。
二つの舌がじゃれ合い、もつれていく。
キスが終わると、俺は彼女の体を抱き上げ、ベッドへの上へと運んだ。
そうしておいて、もう一度濃厚なキスを交わす。
「あの… 服、脱ぎます。 ……恥ずかしいから、向こうの方…… 向いてて下さい」
唇を話すと、顔をりんごのように真っ赤にしたノインちゃんが、
よほど恥ずかしいのか、俺から微妙に視線をそらしながら言った。
「ああ、わかったよ」
俺は彼女に背を向けた。
自分の手で脱がせたかっただけに残念だが仕方がない。
ここは彼女の意思を尊重するべきだろう。ここまで来て嫌がられてしまったりしたら身も蓋もない。
なんせ、女体に触れるのは本当に久しぶりだ。
最後にこういう機会があったのは確か ――あれ? いつだっけ?
おかしい、思い出せない。まさか、俺が童貞だということはないはず。
それなのに、まったく思い出せないというのはどういうことだ。
女性関係のことだけではない。冷静に思い返してみると、ギルドに入る前の記憶がまったくないことに気づく。
俺は―― エトリアに来るまで、どこで、なにをしていたのだ?
これは、一体―――
「お待たせしました… もうだいじょうぶです」
背後から聞こえてくる声でハッと我に返った。
いかんいかん、一日に二回も。
昔のことなんてどうでもいい。今は、これからの行為にだけ集中しよう。
振り返ると、そこには胸と股間を恥ずかしげに手で隠した、一糸まとわぬ姿のノインちゃんの姿があった。
服を着ているときには気づかなかったが、彼女の肌は少し日焼けしていたようで
普段衣服に遮られて日光を浴びていない真っ白な部分と比べるとあきらかに色が違っていた。
その健康的なコントラストが美しい。
だが、それよりも俺の目を引いたのは彼女の胸だった。
服の上からだとスレンダーな体型に見えていたが、どうやらノインちゃんは相当着やせするタイプだったらしい。
あるいは、下着で押さえつけていたのかもしれない。
その乳房はなかなかに豊満であり、隠してる手から今にもこぼれそうなほどのボリュームだった。
「ちょっと! あんまり… ジロジロ見ないで下さい………」
怒られても、ついつい胸の谷間に目が釘付けになってしまう。
「いや、綺麗だなって思って… ノインちゃん、おっぱい大きいんだな」
「そんなこと言わないで… 恥ずかしいです………」
「恥ずかしがることなんてないさ。ほら、こんなに魅力的なんだから」
邪魔をする彼女の腕を優しく掴み、そっと下へのける。
さえぎるものがなくなり、あらわになった豊満な乳房がぷるんと揺れた。
上向きにツンと張った、張りのいい美巨乳。
乳房のわりにはやや控え目なサイズの乳輪は、綺麗なピンク色をしている。
たまらなくなった俺は、その先端にそっと口づけた。
「あぁっ…… やぁん……」
ノインちゃんの口から、甘い吐息が漏れる。
そのまま舌先でころがすと、柔らかかった乳首が次第に固さを帯びていく。
「乳首が勃ってきたよ……気持ちいいか?」
「ぁん…… ツヴァイさんの… ばか…… んふぅ……ひゃん!」
どうやら、乳首が彼女の性感帯らしい。
軽く噛んだり、吸い上げたりすると、一際大きな喘ぎ声を返してくれる。
「あっ… あぁぁっ……! だ、だめぇ……
そんなにおっぱい… いじめないでぇ……っ……
ヘンになっちゃいますぅっ…… やぁぁ………」
無論、こんないい反応が返ってくるのに、もう片方の乳房も放っておく手はない。
撫で回したり、揉みしだいたり、先端をつまんでみたりと、気の向くままに悪戯をする。
「あ゛ぁん……… やぁ… んんっ、ん゛ぅーー」
ノインちゃんの声は、既に半分泣き声だ。
「やめて欲しい?」
「……………うぅ」
「やめて欲しいのか、じゃあもうやめるよ」
わざと意地悪く、口と手の動きを停止させる。
「……め」
「なに?」
「………だめ」
「聞こえない」
本当は聞こえてるけど、聞こえないフリをする。
「だめぇ……! もっと、して、下さいぃ………」
「なにを?」
「……さっきの、コトを」
「わからない」
「ぁぁ…
ツヴァイさんの…… いじわるぅ…… んん……」
とうとうノインちゃんは、顔を手で押さえて泣き出してしまった。
どうもこの子をみていると、加虐心を煽られてしまう。
相当のMっ子体質だ。どんどん虐めてしまいたくなる。
「泣いたって駄目だ。ちゃんと言ってくれないとわからない」
――俺も、実は結構Sだったのかもしれない。
ノインちゃんの泣き声を聞くと蕩けてしまいそうなほどにゾクゾクする。
「はぅ…… くすん……
おっぱいを… もっといじって…… くだ、さい………」
「どんな風に?」
「その… 手と、お口で、です…………」
「だから、もっとわかりやすく説明してくれないとわからないって」
「……おっぱいの先っぽを、くわえたり、つまんだりしてください………
いっぱい… いっぱい…… 気持ちよく、して欲しいんです……」
…これぐらいでいいか?
いや、もっとだ、もっと虐めてやる。
「へえ、ノインちゃんはそうされると気持ちいいのか?」
「は…い……」
「だったら言ってごらん。
『ノインは、おっぱいをいじられて感じちゃういやらしい子です』って。
そうしたらさっきの続きをしてあげるよ」
「え……! そんなこと…… 言えない、です………」
俺は、わざと冷たく言い放った。
「じゃあ、もう終わりだな」
「………………」
長い長い沈黙の末に、ノインちゃんがとうとう口を開いた。
「の、ノインは…… その… お、おっぱいを………」
だがそこで言葉に詰まってしまう。
「おっぱいをいじられて感じちゃういやらしい子です、だろ?」
「…………いじられて感じちゃう、いやらしい……子、です………」
「聞こえない。もっと大きな声で最初からもう一回」
「……ノインは、お、おっぱいをいじられて…
感じちゃう………… いやらしい子ですっ!
だから…… お願い……… します…… 早くぅ………………」
「よし、いい子だ。
じゃあ、やってあげるよ」
これでようやく満足した俺は、再びノインちゃんの双乳への愛撫を再開……しようとしたが、
その前にふと思いつき、彼女の股間へと右手を伸ばした。
「……? きゃんっ!」
思ったとおりだ。
そこは、まるで幼子がおもらしをしてしまったかのように大洪水の様相を示していた。
彼女の股間から溢れ出た愛液は、彼女自身の太ももを濡らすにとどまらず、
ベッドのシーツまでをもびしょびしょにしてしまっている。
それにしても、胸への愛撫と軽い言葉責めだけでここまでとは………
どうあら、紛れもなく真性のマゾ娘らしい。
「ほら、見てみな。
よっぽど興奮してるんだな。ベッドまでびちょびちょだったよ」
そう言って、ぬるぬるの右手を、ノインちゃんの眼前へと容赦なく突きつける。
「あ…… あ………」
彼女は羞恥のあまり、言葉すら出ないようだ。
わざとらしく指を閉じては開き、愛液が糸を引くのを見せつけると、
その手を彼女の口内へとねじ入れた。
「…! んっ、んぅぅぅぅぅ………」
「ほら、自分のいやらしい汁を舐めてなよ。
またすぐに気持ちよくしてやるから」
俺はそう言うと、ノインちゃんの口内で右手をこねくりまわしつつ、
残された左手と口を使って乳房への愛撫を再開した。
嫌がるようだったノインちゃんの声のトーンが、すぐにまた悦びを秘めた淫らな嬌声へと変化する。
「んぅっ…… んふんっ…… んんんんっ……… ぷはっ……ああっ…………」
鷲掴みにした乳房を、乱暴な手つきで荒々しく揉みしだく。
「わたひ……… わたし、もう……… いやぁぅっ………!」
かちこちに勃起したままの乳首を甘噛みし、思い切り吸い上げてやる。
「ああ… ああ……… い゛や゛あぁぁぁぁぁぁ!」
「つっ……!」
彼女の体が大きく震えるのと同時に右手に痛みが走った。
どうやら、絶頂を迎えた衝撃で、思わず指に噛み付いてしまったらしい。
だが俺は気にせず、乳首への攻めを続行する。
「あうう… あはぁ……! んっ!」
舌先が乳首に触れるたび、折れてしまいそうまでにに反り返った彼女の体がビクンビクンと震える。
「はあ……ふぁぁ……… はあ…っ………」
しばらくたっても、まだ快感の余波で体を時折体を震わせているノインちゃんの口から
手を引き抜くと、指には血が滲んでいた。……まあ、たいしたことはないだろう。
愛液と唾液と血液が混じりあって、ある意味壮観だといえなくもない。
その手をシーツで拭い、反対の手で彼女の髪を優しく撫でさすってあげながら話しかける。
「自分のおまんこの汁を舐めながら、おっぱいをいじられてイっちゃったか?」
「はい…… イっちゃった…です………」
荒々しい息のまま弱々しく答えるノインちゃんだったが、表情は恍惚でとろけている。
その愛らしい顔を見ていると、股間に窮屈さを覚えた。
考えてみれば、俺自身もさっきからずっと勃起しっぱなしだ。
「今度は、俺のことも気持ちよくしてくれる?」
「はい………」
ノインちゃんは、不慣れな手つきで俺のベルトを外し、ズボンと下着を脱がせてくれた。
ようやく狭い空間から解放されたペニスが、勢いよく飛び出す。
「あ… 凄く…… おおきくて、あついです……」
言われるまでもなく、自主的にそれを握った彼女がうっとりとした顔つきで言い、
口紅を塗るときのように小さく開いた口を近づけていく。
暖かい吐息がかかったかと思った瞬間、俺の分身は彼女の口の中に取り込まれていた。
「ん……ちゅぱ…ぷ……るふっ…
はぁ… はぁ… れろ………」
こういうことは不慣れ、あるいは、もしかすると初めてなのかもしれない。
ノインちゃんの精一杯なフェラチオは、男のツボを心得ておらず、お世辞にも上手いとは言えなかった。
だが、そのすれていない部分が逆に新鮮で、みるみるうちに快感がこみ上げていく。
じゅぽっじゅぽっとペニスが口に出入りするたびに感じる、
外気のひんやりとした空気と、ねっとりとした口内の暖かな温度の差が気持ちいい。
「ん……んぐっ! けほっ!」
「そんなに無理して喉の奥まで咥えなくていいよ、苦しくない範囲で構わないから」
加虐心を煽る子だとはいえ、肉体的な部分で虐げたくはない。
「ふぁい…
んっ………じゅく…ぷは……ぁ……」
そう返事はしたももの、その後もノインちゃんは時々えづきながらも、
可能な限りペニスを喉奥まで飲み込もうとする。
苦しい思いをしてまで、少しでも俺を気持ちよくさせてくれようとするその気持ちが嬉しかった。
彼女に苦しい思いをさせず、なおかつ俺ももっと気持ちよくなれる手段はないものか。
――そうだ、一つあった。
「なあ、ノインちゃん」
「ふぁい?」
ペニスを口に含んだままで、上目遣いにこちらを見るノインちゃん。
「パイズリしてくれない?」
「……ふぁいずりってなんでふか?」
「おっぱいで挟んで欲しいんだけど。いいかな?」
「……ぷはっ。 構いませんけど……そんなのが気持ちいいんですか?」
ノインちゃんは、唾液でぬるぬるになったペニスをようやく吐き出すと不思議そうに言った。
「うん、頼むよ。横になって…そうそう、両手でおっぱいを挟みこんで」
俺はギンギンにいきりたった肉棒を、二つのふくらみの真ん中に押し当てた。
白く柔らかな乳肉が、それを優しく包み込む。
俺の分身はそれに埋もれて、完全に見えなくなってしまった。
「これを…… ぱいずりっていうんですか?」
「ああ。どうだ? 初めて男のモノを胸で挟んだ感想は」
「……なんかヘンな感じです。
おっぱいの中に、熱くて硬いのが当たってて
でも… ちょっと… 気持ち、イイ、かも………」
「ノインちゃんはおっぱいいじられるのが大好きないやらしい子だもんな」
「う…… あんまり言わないで下さい……」
またしても頬を朱に染める、その初々しい反応がいちいちいじらしい。
「じゃあ、そろそろ動くぞ」
宣言して、腰を前後に動かし始める。
なめらかで柔らかな肌の上を、欲望の塊が走り回る。
腰を前にやるたびに、先走り液を滲ませた赤黒いペニスの先端が、白い胸の谷間から顔を出す。
「ああ、凄い気持ちいい……そのまんまおっぱいを強く揉む感じで動かしてみて」
「こう…ですか?」
その途端にぎゅっと乳圧がかかり、腰を襲う快感が倍加する。
「そうそう…そんな調子で………うっ!?」
ペニスが胸の谷間から顔を出したところをペロリと舐めあげられ、思わず声が漏れた。
「ふふ…… こうしたら…… もっと気持ちいいですよね?
もっと……もっと、よくなってください……ぷちゅ……」
「ノインちゃん……くぅっ…!」
美巨乳による極上のパイズリと、たどたどしいフェラチオによる同時攻撃。
もう我慢出来そうになかった。
「くそ…… もう、イきそうだ……
このまま、顔に出してもいいか?」
「はい…… ツヴァイさんの……れろ……
せーえき、好きなだけ……んふぅ……
私の…顔にっ…… かけて下さい……ちゅ………
いっぱい、いっぱい…… 気持ちよくなって… ください…ね……」
その言葉が引き金だった。
この状況で、こんなことをいわれて、耐えられるはずがない。
「ああ、イくっ!」
俺の分身は、双丘の中心で勢いよく欲望のたぎりを噴出した。
「はぁん… ん……ちゅ、ぱっ……
すごおい… こんなに………いっぱい…………」
その白く濁った液体の半分はノインちゃんの口内へと吐き出され、
残りの半分は顔面へと飛び散り、その綺麗な顔を汚していく。
「はぁ…… はぁ……
んっ……… あふっ………おいしい…… です………」
口の周りに飛び散っていた精液まで舌で舐めとり、ノインちゃんはにっこりと微笑んだ。
それからの三日間、スターズの活動は珍しく休みということになった。
短期間の入院を強いられた、例の三馬鹿トリオのおかげだ。
俺としては、ノインちゃんと二人きりで任務に行かされたとしても全然構わなかった
……というか、むしろそうしたかったところだが仕方あるまい。
たまには休みもいい。もっとも、任務がある日だって毎日23時間は休んでるんだが。
――俺は、この休日の間に密かに決意したことがあった。
ノインちゃんに言ったことが嘘になってしまわないよう、強くなってやる。
なんのかんの言って俺は今まで、己の境遇を呪いつつも、どこかでそれに甘えていたのかもしれない。
時間はいくらでもある。本気で強くなろうと思えば、いくらでも強くなれたはずなのだ。
そして、いつかはノインちゃんと二人でこの部隊から抜け出し、
真っ当な冒険者としての道を歩んでみせる。
さて、そんな休日も終わり、今日からは任務再開だ。
三日ぶりにノインちゃんに会えるということで、俺はうきうきしながらいつもの集合場所へ向かった。
「みんな、おはよう!」
「あ、ツヴァイ隊長! おはようございます!」
「おはようございます、ツヴァイさん」
「おはようございます、お待ちしてました」
そこにいたのは、いつものムサい面々。
…別にお前たちなんてどうでもいいんだ。
ノインちゃんはどこだ、ノインちゃんは。
「みんなすっかり元気になったみたいだな。良かったよ。
…ところで、ノインちゃんは?」
「まだ来てないみたいですね」
ちょっとがっかりする。でもまあ、すぐ会えるからいいか。
ところが、次にそこにやってきたのは、俺が思いもしなかった人物だった。
「よお。みんな、おはよう」
「あ… おはようございます。どうしたんですか?」
それは、こっちの部隊にはめったに顔を出さないギルドリーダーだったのだ。
殺したいぐらい憎んでいた時期もあったが、
ノインちゃんと巡り合わせてくれた今となっては現人神にすら見える。
「ちょっとした報告があってな」
「報告? なんですか?」
「この前スターズ所属となったノインだけど、
…彼女はもうここには来ないから」
…………は?
おいおいおい! ちょっとまてよ! ふざけんな!
叫びだしたくなる衝動を抑え、なんとか冷静を装って問いかける。
「…………どういう…ことですか?」
「実は一昨日、どうしても下の方の階層で伐採しなきゃいけないことになってなってさ。
んで、ノインを連れて行ったんだけどびっくりしたよ。
レンジャーって、ちょっと技覚えさせればめちゃめちゃ強いのな。
ダブルショットとかアザーズステップとかサジタリウスの矢とか……
それでカエル道場……ああ、万年第1階層のお前たちに言ってもわからないか。
要は、修行場みたいなとこでしばらく戦わせたらみるみる強くなって、今ではすっかり一軍メンバーってわけなんだよ」
なんてことだ…… そんな… バカな………
「そ、そういうことならなぜ、新人のノイン殿ではなく
スターズ発足当初からのメンバーである自分を連れて行ってくれなかったのでありますか!」
筋肉バカが、隊長の俺を差し置いてギルドリーダーにつっかかってる。
「あ? お前入院してただろ。
もっとも、もし入院してなくてもお前はありえなかったけどな。だってお前なんかスイカの匂いがするんだもん」
「がはあっ!」
あ、吐血した。
「まあ、お前にかかわらず、どうせ一緒に行くんなら可愛い女の子がいいに決まってるじゃん。
つーわけで、ノインはもうお前たちとは住む世界が違うから、今後一切近寄るんじゃないぞ。弱いのがうつる」
ああ…… あんまりだ………
なんでこんな…… あってはならないことが……
こんな理不尽なことが、俺の身にばかり……………!
「ああ、そうそう。
それで今日は、代わりに新メンバーを連れてきてやったから。
おい、ツェーン! 出てこーい!」
その声に呼応するかのように、建物の陰から人影が現れる。
ま、まだだ! ひょっとしたら新メンバーがまたノインちゃんのような子だという可能性も!
「ども、ツェーンっす。
俺ぁ半端ないっすよ。マジで気合入ってますんで。
アゲアゲでがんがんブッ込んでくんで、夜露死苦ゥ!」
「………………」
「………………」
「………………」
「………………」
俺たちの心は、一つにならなかった。
こうして俺たちは、今日も明日も、もくもくと伐採だけをし続ける。
ああ、俺たちはどこまでも孤独な星だ。
ロンリースターズ………
(了)
以上、お付き合いありがとうございました。
伐採のためだけに作成されるような哀しきゴレンジャーにも実はこんなドラマがあるかもね、
という妄想から出来たお話。
コミカルなテイストにしようと思って書いたのに、
今読み返すとある意味ホラーだな、これ……。
乙
丁度へそレンジャー連れて深階層でエボ…伐採してたんで身につまされるわ
名前適当杉ワロタ
読み方はともかく、文字にしたら絶対アラビア数字なんだろうなw
ドイツ語かよw
乙ー。
ゴレンジャー…すげぇ南無いな…。
作品投下乙
読んだらゴレンジャーがかわいそうになってきたので、ちょっとLv上げに連れて行ってみた。
結果、きこり5人もいらねーなーという結論に達し、1人残してリストラ…
皆のゴレンジャーに栄光アレ。
うちの採集用キャラは最初から一人だけだな
スキルLv10にすれば一人でも20回できるし
1軍に混ぜてやれば1F〜28Fまでどこへにだって行けるんだぜ
そんな採集用レンジャーはうちのギルドでは事務役という位置付け
うちの採集レン子はダブショも打てる出来る子。
戦闘レン姉の後輩。
レンジャー5人全員に先制持たせたら先制100%になるらしいな
前においてもそこそこ硬いし、後に置いてもダメージ下がらないし万能すぎる
うちの採掘部隊は金を稼がなきゃならんので全員生存は当然。
そして敵はサーチ&デストロイ!だから1軍よりも強いよ、ダブショLv10とか当たり前。
PTの全員がダブショすると楽しいよ、1発350ダメ×3×5で5250!!
レンジャーだけで
迷宮を制覇するスレはココですか?
引退引き継ぎボーナスがAGIに入るのがレンジャーだけと聞いて
レンジャーを量産したくなってる自分マジ外道
ストレイト・クーガー乙
通常ボスだけならゴレンジャーでいけるもんな。
まあキャライラストも被るし、4レンジャー+メディのほうが建設的だが。
どうせレン子は供給もないだろうしいっちょ書いてみるか
↓
( ゚д゚ )
…俺はどうすればいいんだ?
>>357 眼帯レン姉のひとりH(じゃなくてもいいけど)物書いてくれたら
貴方はネ申です。
>>357 同じ外見でも職人によってキャラが違うのが、世界樹の醍醐味なんだぜ?
供給が少ないというとマン子やパラ子、バド子や武士子のもう片方の外見だな…
どっちかよくわからないが
マン子(でこ)パラ子(褐色)バド子(褐色)ブシ子(サラシ)でよろしいか?
褐色バド子はもっと人気があっていいと思う
メディ姉とダク姉、眼帯レン姉あたりも供給としてはない気がする。
模様カメ子、ケミ姉もかな。
>362
俺の嫁のことか、元気でミステリアスでしかもエロくて有能で最高だよ
DH姉妹で何か書いてみいるか!!
褐色バド子はロリバド子と謙遜無いくらいかわいいんだぜ
人気が無いわけないじゃないか
金鹿の女将がエロ過ぎて妄想が止まらないんだぜ。
ただし文章マスタリーが限りなく低いんで
書き留めたモノが形になるには今しばらくの時間が掛かるがね。
アルルーナはとてつもなくエロい…
レンツスの百合百合がないのが意外だ
>>368 皆の要求が高そうで書きにくいのかも。
最近ロリメディも腹黒に見えてきた…治療と称してヘンなことするイメージ。
メガネメディ男が治療と称して女キャラにえろいことするのもいい感じ…
ラヴヒィルです
フェチズムバリバリなので、見たくない人は見ないほうが、良い
「かの賢人はこう言った。 『額は性器だ』 と──」
「……」
ダク男が胸を張って公言する。
ドン引きする青ソド子。
両者の間に気まずい沈黙が流れる。
「で? それはボクに対する侮辱だと受け止めていいのかな?」
「まぁ、待て。 俺は評価しているのだよ」
「ほほぅ、どういう事かな」 ポキポキと指を鳴らしながら青ソド子が頷く。
「うむ。 お前は特攻バカで後先考えずスキルをぶっ放してはTPを消費し、ボス戦などで通常攻撃か防御しか出来なくなる馬鹿だ」
「……で?」
「正直に言えば我らがギルドのお荷物と言えなくもない」
「………その辺りは気をつけるようにするよ」
「うむ。 まぁ、そんなバカでも、だ。 お前のそのツヤツヤとしたデコ。 それは評価できる」
ビシィッ。 そう音が聞こえそうな程に力強く、ダク男は青ソド子の額を指差す。
「評価されるのは嬉しいけど、さっきの賢人の言葉うんちゃらは何?」
「ほれ、ハサミと何とかは使いよう、って言うだろ。 お前みたいなバカでも俺は上手いことヤッてやろうかと思ってな」
「遠慮するよ」
「そう言うな、なぁに、お前の存在意義は最早そのデコしかないからな!」
「さっきから聞いてれば、いい加減にしてよね! ボクをからかってたのし──」
「ヘッドボンデーーーーーッジ!」
「うぐっ!?」
怒り露にダク男を睨み、言葉を発しようとした青ソド子の口は、一瞬にしてダク男の
ヘッドボンデージによって塞がれてしまった。
「ダークハンター秘奥義・三点縛りっ!」
「むぅっ!? うううっ!」
さらに、アーム&レッグボンデージにより哀れ青ソド子は雁字搦めにされてしまったではないか。
「これはバカを有効利用する為の措置だ、悪く思うな」
「ふぁ、ふぁなふぇ〜! もふふぉほうふるひあ〜!」(は、はなせ〜! ボクをどうするきだ〜!)
「貴様のそのデコ、俺が頂いたぁっ!」
「俺の第二の鞭は太くて硬いぜぇ、世の中には鉄鞭っていうモンもあるんだ」
楽しそうに呟きながら、ダク男はエナメルのボトムのジッパーを下ろす。
「〜〜〜!! ひゃひふるのひゃ〜!」 (〜〜〜!! なにするのさ〜!)
「こうするんだっ、フハハハハ!」
おもむろに取り出した自らの剛直を、青ソド子の額に押し当てる。
そのままダク男は、青ソド子の額で剛直を擦りだした。
「おぉ、このスベスベ感、ナイペタパイズリに匹敵する心地よさ! GJ!」
「ひゃめへ〜! ひょんなひひゃひゃいもの、ひょふりひゅへはいへ〜!」 (やめて〜! そんな汚いもの、擦り付けないで〜!)
「いいっ! これは、イイッ!」
シュッ、シュッ、と額に擦り付けられる剛直の感触に、青ソド子は自らの秘部に熱いものを感じ始めていた。
「(いや、なんで!? ボク、ボクこんなことされて感じてるの!?)」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」
「(あぁ、ダク男、気持ちよさそう……ボクのおデコで、ダク男、気持ちいいんだ……)」
青ソド子の額に夢中で腰を押し付けるダク男の、快感に悦ぶ顔を見て、青ソド子は一層、自らが昂ぶるのを感じた。
「んんっ! んっ、んぅ〜!」
「……? なんだ? お前もしかして、デコを犯されて感じてるのか!」
「!! うっ、ううう!」
「なるほど、バカだバカだとは思っていたが、変態バカだったのか! こいつはイイ!」
「ひ、ひはぅ〜!」 (ち、ちがう〜!)
「ドレドレ、下はどうなっているのかな?」
ダク男の手が青ソド子のスカートの中へと伸びていく。
クチュッ、という音が室内に大きく響く。
「〜〜〜〜〜!!」
「おやおやぁ〜? これは! まさに! 愛! 液! ラヴ・ポーションッヌ!」
ダク男は青ソド子の秘部から溢れ出る愛液を掬い取り、額に塗りつけていく。
それはローションのような役割を果たし、額と剛直との摩擦をより滑らかにする。
「くおぉっ! なるほど! 変態バカの愛液と額のマッチングはまさにベスト! ナイス!」
「うんんっ! んんんんんっ!」
青ソド子は額の剛直から伝わる熱と、ダク男の卑猥で、侮辱的な言葉に嫌がりながらも
その秘部からはとめどなく愛液を滴らせてしまっていた。
「よぉーし、イクぞっ! バカの有効利用、最終段階に入るっ!」
「んんん〜! んぁっ、ぅんん〜〜〜!!!」
ビュプッ、ビュルルルル……。
ダク男の熱い迸りを額に受け、青ソド子もまた、例えようの無い快感へと身を委ねていった──
「正にエクスタスィ〜!」
額をダク男の白濁液でドロドロに汚された青ソド子は、しかし、惚けたようにダク男を見つめていた。
「ァん? なんだなんだ、デコで犯られるのがソンナに良かったか。 良い趣味してるな、お前」
「ふっ、ふぅっ……!」
「こんなのでイッちまうなんて、お前、本当に変態バカだな」
「俺も人のこと言えねぇケド」
そう言うとダク男は、青ソド子の縛りを解いてゆく。
「……」
「ま、これに懲りたらバカな真似はやめて、リーダーの言うことを最優先にだな──」
「ダク男」
「なっ、なんだ。 怒ってるのか? いや、しかしこれはだな、本音を言えば確かに俺もちょっとやってみたかったのはあるが」
「……もう一回、シテ?」
「はっ?」
青ソド子の意外な一言にダク男は一瞬、硬直する。
良くみれば青ソド子の表情は、恍惚としたものへと変わっているではないか。
「お、おい。 まさかプッツンしちゃったんじゃ」
「ボク、気持ち良かった……ダク男にあんなことされたのに、イッちゃった……」
ゆらり、と青ソド子が立ち上がる。
「責任取ってよね。 ボクをこんなにしたの、ダク男の所為なんだから」
「……こいつはエクスタシー!」
こうして第二、第三ラウンドへと突入していく二人であった。
〜了〜
って、あんまエロくないし何かgdgdだったね。
勉強してもっかい来るかも。 じゃ!
なんという未知のフェチ・・・これは間違いなくGJ
「ほう、これは見事だ」
宿に戻るなり、布に巻かれたものを取り出し、レンが声を上げる。
シリカ商店の新作のカタナである。
店は若干暗いので良く見えなかったが、
こうして明るい場所で見ると美しさが際立つ。
早速、居合いを構えを取り、手の位置を探る。
「レン、ちょっと…」
構えを決めていたレンに水をさすように、レンの袖口をひっぱる者がいる。
ツスクルである。
振り向くと、ローブをはだけた状態で立っていた。
ツスクルの一族はしきたりとしてローブ以外を身に着けないのでその下は裸である。
あきれたようにレンは言う。
「一体何をしてい…ひぃっ!」
突然、素っ頓狂な声を上げた。
ツスクルの股の間から、見慣れないものが隆起している。
いわゆる、男のモノである。
「な、な、なんだそれは…」
「……生えた」
動揺するレンに、ツスクルはいたって冷静に答える。
レンはおそるおそるそれをつまむと、上下左右に動かしてみる。
根元からしっかりと繋がっており、身体の一部になっているのがわかる。
にぎって引っ張ってみるが、やはりくっついている。
「レン…痛い…」
その言葉でハッと我に返り、あわてて手を離す。
「す、すまない…大丈夫か?」
「ん…平気みたい」
その言葉にほっと胸をなでおろすが、これからどうすればいいかわからない。
「あ…い、今取り込み中だから、そ、それは後でゆっくり…」
思わず落としていたカタナを拾おうとして、意図的に目をそらす。
ツスクルはそれを聞くと、「わかった…」と小さく答えて、
隣の部屋の寝室に戻っていった。
カタナを拾った手は偶然にもツスクルのものを触った手と同じである。
先ほどの感触が手によみがえった。
「あわわわ…」
あ…さ、さっき、思いっきり握ってた…。
ツスクルが気になって仕方がない。
振り向いて寝室の方を見ると、ドアは少し開いていた。
思わずそっと覗き込む。
ツスクルは両手でそれを握るとぐいぐいと引っ張っていた。
「そ、それはそんなことをしては、だ、ダメ!」
ドアを勢いよく開けて飛び込んだ。
ツスクルはきょとんとしてレンの顔を覗き込んだ。
「ダメなの?どうすればいいの?」
そう言いながら首をかしげる。
「どうすればいいってそれは…」
突如、そう聞かれて言いよどむ。
「本に"抜ける"って書いてる。」
ツスクルが脇にある本を指差して言った。
指差されて初めてその本に気づく。
レンは本を拾い上げると拾い上げて開かれていたページを見たが、
カースメーカー特有の文字なので、まったく読めない。
「もしかして、元に戻す方法が書いてあるんじゃないのか」
レンがそう聞いてみると、
「全部読めない…抜くとか抜けるとか書いてるのだけ読める。」
そう答えた。
ツスクルが理解しないことを、レンは理解してしまった。
いやいや、同じ言語系とは限らない…
でも、こういうのを戻す方法として定番なのは…
その前に…ま、まさか…"出る"のか……
ツスクルのものの先端から体液を噴出す様子を想像する。
レンの顔はゆでだこのように真っ赤だし、
おまけに、頭から湯気が出てきている。
ゴクリ、と生唾を飲みながらツスクルに向き直った。
レンは、おそるおそる手を伸ばして握ると、ゆっくりと上下に動かした。
「ど、どうだ?き、気持ちいいか?」
レンがそう聞く。
「ん…わからない」
ならば、と強く握り早く動かしてみる。
「い、痛い、レン、痛い」
あわてて手を離す。
その後もゆっくりと握りなおすのだが、
触っているうちに興奮のあまり力の加減が出来ない。
や、やっぱり、自分のあそこで…いや、女同士ってのは…。
初めてだし、うまくいくかどうか…
あ…く、口なら大丈夫かな。
口を近づけ、舌でぺろりと舐める。
「ひゃ…く、くすぐったい」
痛くはないというのが分かると、二度三度と舐め始めた。
「あ…なんか…いい」
ツスクルのその声を聞いてレンはツスクルの肉棒を口で覆う。
「あ…熱い、熱いけど、いいの…」
ツスクルが喜んでいる。
思った以上に大きく、あごが外れそうで辛いのだが、
ツスクルの喘ぎ声を聞くたびに、もっと、もっとという気持ちでいっぱいになる。
唾液がとめどめなく出てきて、口の隙間から流れ出てべとべとにする。
歯を当てないようにもごもごと口を動かしていると、
ツスクルのものは急激に震えだした。
「あ…あ…なにか…いい…の」
その言葉と同時に、ツスクルのものが体液を発射する。
それが喉の奥に当たり、口を離して咳き込む。
放出は続き、レンの顔を汚し、ツスクルの胸にまで飛び散る。
ツクスルの腹のあたりに水溜りをつくり、発射口まで糸を引いている。
「べとべと…」
ツスクルは自分の放出したものを指で掬い、糸を引くのを楽しんでいる。
レンのせきも落ち着き、自分にかかったものを拭きながら言った。
「お風呂、沸いているから洗ってきた方がいいな」
そういって、ツスクルを風呂に送り出した。
バシャバシャと水の音がする。
その音を聞きながらレンは悶々とする。
まだ…大きくて反り返っていて…。
ツスクルが…ベトベト…か、可愛い、この上なく、可愛い。
そ、その、樹海でいつ死ぬ身か分からないし…。
ツスクルなら…
自分の股間の奥が熱く、濡れぼそっているのがわかる。
そして、自分の決心も。
やがて、風呂からあがったツスクルを抱きしめるように捕まえ、
そのままベッドに押し倒した。
「ツスクル…その…いいか?」
先ほどの行為の意味が分かってないツスクルに
無意味な質問をしているな、と自分でも思う。
「レンが望むことなら…いい」
レンの心が満たされる。
そして…レンがゆっくりツスクルのものに手を伸ばす。
が…空を切る。
「あ、あれ?」
手を探るあたりに視線を動かす。
先ほどまであった雄雄しいものはなくなっていた。
「な、ない、なくなってる!」
「あ…ほんとだ…」
慌てふためくレンにツスクルが言う。
「レン、ありがとう、レンのお陰」
レンが表面上、落ち着きを取り戻して言う。
「あ、あのさっきの、も、もう一度、で、出来ないのか?」
「材料、もうない…とてもたくさんいる、数も種類もいっぱい…」
次の日、レンが鬼の形相で樹海のモンスターを倒す姿があちこちで見受けられた。
冒険者の間で「呪いのカタナを手にしてしまった」と噂され、
シリカ商店はショックのあまり一時閉店するのだが、その真相は闇の中である。
レンツスやってみた
自分には出すぎた真似をしたと思った
今は反省している
両職人ともGJ!
青ソド子ならではのネタだw ダク男のキャラもなんかいい。
レンツスもエロくて可愛い……
鬼の形相ワロタ
個人的にはフタナリじゃないツスクルも見たい
ダク男もデコソド子いいキャラだなぁw
レンクル職人さんも乙w
>>382同意だw
>>382 俺も激しく同意
でも、「アレ、参上」の一言で最初からクライマックスだし、
ガチ百合にすると必殺技なしで終わる感じがあって尻すぼみ感が…
俺の文章力じゃパラ抜き三竜ぐらい無理
1本思いついて書き進めてるネタがあるんですが、未完で途中まで、って形で投稿しても大丈夫でしょうか?
もちろん、最終的に完結させることは約束した上で。
それはそうと、ダクソドとレンクルにビックリするくらい萌えました。両氏ともGod−Job!
>>385 どうぞどうぞ。
時間かかりそうならコテなりトリなりつけてくれると助かるとおも。
今書いてるんだが…前置きだけで何レス使う気何だって代物ができちまったw
俺は投下するときに行き成り始めても良いし、スレ住人の許可で全部張っても良い
>>357の赤レン子だがな
初めまして、
>>385で質問させて頂きました、鉤塚と申します。
少年パラ×シリカで1本書かせて頂きます。
↓一応、脳内のグラフィック。各自お好きなグラフィック想像してお楽しみくださっても一向に構いません。
メ:ロリメディック
パ:金髪少年パラディン
ソ:赤髪男ソードマン
レ:短パン少女レンジャー
ア:黒髪男アルケミスト
(シ:シリカ)
メ「えー、なかなか、言い出せなかったんですが………ボク等のギルドは今、財政難です。」
ア「そんなに、深刻なのか?」
メ「正直………今日明日の宿代も、危うくなってきました。」
ソ「………マジで?そんな、酷かったのか?」
メ「マジです。酷かったんです。」
レ「っていうかその眼鏡、何?」
メ「気分です。」
パ「でも確かに、武器防具に薬、アイテム、治療費、かなり掛かってるよね………どうにかしないと。」
メ「そこで、私メディック。ギルドの財布の紐を預かる者として、ここにあるプランを提案します。」
ソ「なんか、妙に芝居臭いけど………プランって?」
メ「はい、取り出だしたりますは………こちら。」
レ「わ、キレー。何、キャンディ?」
ア「っ!お前………ッ!?」
メ「(ジロリ)」
ア「ぐ………………っ。」
パ「?」
レ「で、何なのソレ?」
メ「ちょっとしたお薬です。コレを、シリカ商店さんで扱って貰えないかと。」
ア「っ!!それは、いくらなんでも………ッ!!」
メ「(ギロリ)」
ア「っ………………(だんまり)。」
パ「??」
ソ「つまり、商売始めるってことか?そんなに、上手く行くもんか?」
メ「ま、売り込み次第ですかねぇ。」
レ「売り込み?」
メ「はい。この試供品を、実際試してもらうのが手っ取り早いと思います。ってことで。」
ソ「ってことで?」
メ「パラディンさん、お願いできます?」
パ「………え?何で、僕?」
メ「まぁいろいろ考慮して、パラディンさんが適任かなぁ、と。」
パ「は?いや、だってホラ、売り込みなら作った本人が行かないと、説明とか………。」
メ「大丈夫、それは使って貰えばすぐに解かりますから。」
パ「いや、でも………ちょっ………。」
メ「ボク等の命運は、あなたに掛かってますよッ!じゃ、いってらっしゃーい!!」
パ「待っ………………。」
『バタン』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
………掻い摘んで説明すると以上のような経緯で、パラディンは今、シリカ商店に向かっている。
パ「(何で、僕かな………しかも、こんな夜中に。)」
もうすぐ、民家の灯りも消えようかという時刻。シリカ商店は24時間営業なので、問題は無いが。
なんだかんだと、頭の中でぼやきながら、パラディンは受け取った薬の入った小瓶を片手に、歩き続ける。
が、しかし。宿から半ば追い出されるようにして送り出されたことに不満はあるものの。
パ「(………でも、今日は材料売りに行く係じゃなかったから、まだ会ってないしな………。)」
実を言うとパラディンも、まんざらでもない、というのが正直なところだ。
何せ、以前から『密かに』想いを寄せている(※ギルドメンバーにとっては周知の事実であることを彼は知らない)
意中の女性に、たった1人で会いに行こうというのだ。自ずと、足並みも早くなる。
パ「(シリカさん、元気かなー………。)」
普段は他のメンバーと一緒に戦利品を売りに行くので、2人きりで話をするのは、おそらくこれが初めてだ。
まぁ………本当に2人きりになれるのは、シリカ商店の他の従業員が居ない場合に限られるが。
パ「(………まさかあいつら、僕がシリカさんのこと好きだって知ってて………?)」
不意に脳裏をよぎった疑問、というか真実を、パラディンはあっさりとスルーする。
パ「(まさか、ね。知るハズ無いよ。)」(※ギルドメンバーにとっては以下省略)
ある意味で幸せ者のパラディンは、夜の街を半ば走るようにして、シリカ商店へと向かう。
シ「あ!いらっしゃい!!」
店のドアを潜るとシリカが、にぱっ、とばかりに弾ける様な笑みを浮かべる。
シ「今日は、来ないかと思ってた。」
パ「ああ、売りに来るの、別のメンバーの係だったから。」
シ「へぇ。でも良かった、キミの顔見ないと、なんだか落ち着かないんだ。最近。」
パ「え………………?」
何の気なしで放ったであろうシリカの一言が、パラディンの胸を高鳴らせる。
シ「なんちゃって、ね。」
パ「は、はは………。」
悪戯っぽく笑うその笑顔に、胸の高鳴りは一層大きくなる。気付かれないように、2,3度の深呼吸。
シ「で、遅くにどうしたの?追加の買出しとか?」
パ「あ、そうだ………ちょっと、話があって。」
シリカの言葉で、忘れかけていた用事を思い出し、慌ててポケットから例の薬を取り出す。
そしてパラディンは、メディックに任された仕事について、説明を始めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
シ「うーん………。」
パラディンの説明を聞き、シリカは、難しそうな顔でそう唸った。
パ「やっぱり、難しいよね………ボクも、よく解かってないし………。」
シ「や、そうじゃなくて。話っていうか、計画自体は、ボクも面白いと思うんだけど。」
パ「けど?」
シ「………薬の話だったら、ケフト施薬院行った方が良くない?」
パ「あ。」
もっともな指摘に、パラディンは思わず声を上げる。
パ「そりゃ、そうだよね………。」
ほとんど、というか全てはメディックの責任であるはずなのだが、パラディンはまるで自分が失態を仕出かした
ような気分になり、ポリポリと頭を掻く。意中の相手の前では、失態の恥ずかしさも2割増だ。
パ「ご、ごめんね、変な話して。じゃ、そっち行ってみるよ………。」
シ「あッ………ちょっと、待って!」
そそくさと退場しようとしたパラディンに、シリカが慌てて声を掛ける。
シ「あ………えっと、その。」
パ「………………?」
シ「お店の人、出払っちゃって、暇なんだ………良かったら、ちょっとお話しない?」
てへ、と笑うその愛らしい仕草に、パラディンの胸がまたもや張り裂けんばかりに高鳴る。
しかも………店の人間が、出払っている。イコール、今この店には、パラディンとシリカの2人きり。
シ「ダメ、かな?」
パ「ぼ、ボクなんかで良ければ………いくらでも。」
喜びで飛び上がりそうになるのを必死で抑えて、パラディンがカウンターに歩み寄る。
カウンター越しに、向かい合う。数秒間、沈黙の時間が流れる。
シ「この時間ってさ、お客さん少なくて暇なんだよね。」
パ「そうなんだ………閉めちゃ、まずいの?」
シ「うん、やっぱり、冒険者っていつ何が必要になるか解からないから………。」
パ「そうなんだ………凄いな。」
シ「ホント。いつ何時でも、油断しちゃいけないなんて………。」
パ「いや、そうじゃなくて。なんていうか………シリカちゃん、偉いな、って。」
シ「偉い?」
パラディンが、ハッ、と口を押さえる。
パ「ご、ごめん、なんか偉そうなこと言って。でも………そういう心構えっていうか………凄いな、って。」
シ「そ、そうかな?」
パ「うん。凄いと思う。」
シ「なんか、嬉しいな………えへへ。アリガト。」
パ「いや、いや………。」
所々不自然な、他愛も無い会話が、続く。
シ「………あ、そうだ。さっきの薬、ちょっと見てもいい?」
パ「ん?あ、いいよ、はい。」
シリカの言葉に、パラディンは1度しまった飴玉をもう1度取り出す。
小さな小瓶に入ったその数は、4つ。赤い、ガラス玉のような透明感のある球が、カチカチと音を立てる。
シ「なんか、ちょっと美味しそう。」
パ「って言っても、薬だからね………。」
シ「そうだ!ちょっとさ、2人で味見してみない?」
パ「え………あ、味見?」
その余りにも無邪気な提案に、パラディンは一瞬ぎょっとする。
しかし、まるで飴玉を眼の前にした子供のような笑顔で見つめられ………意識が、くらり、と揺らいだ。
シ「4コもあるしさ。施薬院に持ってくにしても、2コもあれば足りるでしょ?」
パ「そう、かな………。」
シ「ね?2人でさ、ちょっと試しに!」
パラディンには、その『2人で』という言葉が、どうしようもなく甘い響きに聞こえて仕方が無かった。
その言葉の心地良さが、薬に対する警戒心を、驚くほど容易く上回る。
パ「じゃ………1コずつ。」
シ「やったv」
シリカは、ぽん、と胸の前で手を叩いて、心底嬉しそうに笑う。
パラディンは小瓶から飴玉を2つ取り出し、1つをシリカの手へ、1つを自分の口の中へと運ぶ。
始めは、どんな強烈な味がするのだろう、と警戒していたが、存外、それはなかなかの味だった。
甘さの中に、程よい酸味が含まれている。味だけなら、本当に飴玉として売っていてもいいくらいだ。
シ「あれ、意外と美味しいね?」
パ「そうだね………どんな味がするのかと思ったけど。」
シ「どんな薬なんだろうね?」
パ「さぁ………メディックは、『使えば解かる』みたいなこと言ってたけど。」
シ「ちょっと、楽しみかも。」
パ「ボクは、ちょっと怖いなぁ。」
シ「えー?男の子のくせにぃ!」
パ「ハハハ………。」
シ「………………。」
パ「………………。」
再び、沈黙の時が過ぎる。
シ「………………。」
パ「………………。」
しばらく待っても、何かが変化している自覚は無い。シリカも、相変わらず黙ったままだ。
使えば解かる、と言っていたのだから、それなりに即効性があると思っていたのだが。失敗作だろうか。
『何も起こらないね?』
パラディンは、そう声を掛けようと、カウンター越しのシリカの顔に視線を送る。
と。その、パラディンの眼が。
「………………ッ。」
「………………?」
異変に、気付く。
「は………ッ………。」
シリカは、まるで熱にうかされているような虚ろな眼で、カウンターの上の1点を見つめていた。
その呼吸は荒く、身体が小刻みに震えている。両手をついたカウンターに、ポタ、と雫が落ちる。
「シリカ、ちゃん………?」
パラディンが、肩に手を置き、その顔を覗き込む。
指先が触れた瞬間、ビクッ、と跳ね上がるような反応したその肩には、じんわりと、汗が滲んでいた。
「ちょ………大丈夫………!?」
薬を飲んだ後の、この異常な反応。
否が応にもその関連性を考えてしまい、パラディンは慌ててシリカの両肩を掴み、揺する。
それに応えるように、シリカの熱を持った腕が………。
「え?」
パラディンの首筋に、絡みつく。
そして。
「パラディン、君………ッ。」
蕩けるような甘い声が、その名を呼んだかと思った………次の瞬間。
「んぅっ………!!」
「!!!!!???」
シリカの唇が、パラディンの口元に、しゃぶり付いた。
(続く)
はい。今回ここまでです。エロまで行かなくてすいません。
あと正直、少し前に出てたボクっ娘メディックと、『実はメディックは腹黒で治療と称して云々』という
話にかなりインスパイアされてました。事後報告ですいません。
続き出来たらまた投下しに来ます。失礼しましたっ。
ごめん、レン子って採掘のイメージあるから
きっと男性器を見てもちょっと顔を赤らめながら興味津々にしてそうな
イメージが
台本形式、コテハン。
間違いなく地雷。
やば、ソドマン×短髪レン子で妄想がふくらんできた…
レン子人気過ぎてバロスwwwww
誰が地味職なんだwwwww
金レン子さんごめんなさいもう言いませんからサジを避ける方法ってないですか?
台本は地雷でしたか………しかも、途中から付け忘れるという始末。鬱だ。
今後の参考にします………精進。
途中で台本じゃなくなったのは演出の類じゃなく、ただのミスか。
まぁ、なんだ。挫けずに頑張れ。
レンクルのガチ百合は
需要ありそう(俺も見たいし)だけど難しそうだね…
ポーションッヌ!
お前バカだろwwwwwww
>>398 むしろ台本形式にしない方がいい。
地の文もきちんと書けてるんだから、きちんと小説形式にした方が圧倒的に読みやすい。
どれが誰の台詞か、伝わらなくなるのを恐れてるのかもだが、そこを工夫しないと
上達しない。
例えば今回、主役どっちも一人称「ぼく」。
シリカは公式で「ボク」だから変えられないが、パラの方を「僕」もしくは「ぼく」にするとか。
そういうのでも、けっこう違う。
……なんて、何様だ俺
続き、頑張ってください。
デコ姦ワロタ
ツスクルの一人称ってなんだろ
俺脳内だとボクなんだけど、シリカとかぶるんだな
麿はツスクルでおじゃる。
ツスクルファンの俺からすると
あの子は一見ぶっきらぼうに見えてちゃんと女言葉なところが魅力なのですよ。
ネタバレってほどでもないので普通に書くけど
18階到達時に「…そのときのためにレンが居て、私が居る」という台詞があるから
一人称は「私」です。
>>397 お前、俺のレン姉ちゃんを侮辱したな。
ダク姉、レン姉、メディ姉の黒川三姉妹。
…言ってみたかっただけですごめんなさい…
東方厨め・・・
やっぱ腹黒っていいよな!
陰で思いっきり罵られたい・・・。
まぁ、つい台本形式にしたくなるのも解るけどな、ゲームの性質的に(苦笑)
そう考えると、台本にしないで書き分けるここの職人て凄ぇんだなあ、と改めて実感
ていうかレンって女だったのか
>>411 レン「ん?ああ、そうだ。確かに稀に間違える輩がいるな。」
ツスクル「…(私のレンを…男だなんて…!許さない…!)。」
413 :
357:2007/03/14(水) 11:57:04 ID:fQCjeQ5C
4層ネタバレ×赤レンジャー投下準備
前置きがやたら長い上にエロ少なめギャグ多めという最悪成分でよければだが
…ところでここ何行制限なのか教えてくれ、聞いたらカットして投下するから
専ブラ(Live2ch)使ってるが知らんかった
とりあえず投稿するが
前置きNAGEEEE
===
眼鏡をかけたアルケミストはこの部屋の全員に聞こえるように声を出した
「…リーダーの病気はアレルギーだな」
リーダーと呼ばれた青年は、赤い髪を弄くりながら聞き返す
「つまり何をすれば良いって言うんだ?」
「…素直にアルファチームがアイテムを回収するのを待つ」
こう即答する。きっとどう返すかシミュレートしていたんだろうか
「そして私が薬を作るってわけね?」
金髪の少女が問いかけ、アルケミストが首を縦に振る
「…ただし、アルファチームの回収力を考えると一週間か」
「やってられねぇなぁ」
赤髪の青年と橙色の髪をした青年が同時に呟く
そして顔を見合わせる、その顔はお互い、こっちみんな、と言う視線で
「…お前はここで待っているように」
アルケミストは僕に向かってそう話しかけてくる
「…いくらお前がアイツのことを好きでいても」
「それ以上は言わないでね」
そう言って僕はアルケミストを制止する
「そうそう、君はオレの歌を聞いて、良いかどうか判断してくれなきゃな?」
橙色の髪の…バードがそう言って近寄ってくる
「うん、わかったよ」
とりあえずは合わせておくことにした
もちろん、僕はリーダーの事が好きなんだから
だから、内緒で出て行くことにした
……したつもりなんだけど
「…こんな事だろうと思った」
アルケミストに捉まってしまった
「…染め液と服だ。これで多少は誤魔化せるだろう」
さらに間髪入れずに
「…アルファチームの予備の地図だ、これで迷うまい」
「なんでここまでしてくれるのさ?」
思わず聞き返してしまう
「…お前がリーダーの事を好きだからだ」
答えになっていない答えを聞いて首を傾げつつも、染め液を被り
そして、モリビトと呼ばれるものたちの服に着替える
B18F、ここには伐採採取採掘なんでもござれ、といった感じだった
「これだけ色々あればリーダーも早く治せるかな?」
結構な数を回収し、ちょっと気分も浮かれていたところに、
僕の腕に蔦のような、赤いものが絡みつく
「この子だったら……条件的には大丈夫ね?」
「いきなり何さ?離してよ」
何か呟いたのは無視して会話を試みてみる
「まぁ、いいわ、持っていけば判るでしょうし」
話を勝手に進めている上に僕を引っ張ってどこかへ連れて行こうとする
そして少し歩いたあと、妙な翼を持ったモリビトが前に現れる
二人が何か話し合っている、その間に逃げたいところだったが蔦のせいで逃げられない
やがて、翼を持ったほうが歩いて来て、こう言った
「私は君のような少女が好きでね」
そう言うと目配せして蔦を解かせ、そして僕を寝かせる
「未完成なもの、というのは興味をそそられやしないかい?」
これは確実に危ない、そう思ったときには上に乗られていた
「まずは服を脱がせて観察しないといけないね」
僕は服を脱がされないように抵抗する。この下にはちゃんとした人間の衣服だったりもするし
なによりこんな変態に脱がされたとあってはリーダーに顔向けできない
「抵抗するとは、それもなかなか楽しい事だね」
「いい加減にしてよこの変態っ」
「言葉責めは趣味じゃないんだがね」
言葉で怯んだのか、服を脱がすのを諦め……そして脇に手を伸ばしてくる
「そこは…」
「弱点だろう?」
思い切り擽りまわしてくれるこの動きに、脱がされないように抵抗していた手を離してしまう
そして、掛け声とともに、僕の肌を陽に当たるようにする
「人間だったとはね、いささか驚いたよ……だが人間としたと言えばモリビトでは最初になるかな?」
「恐ろしい事言わないでよ、いい加減離して、帰してっ」
精一杯抵抗するが向こうとの身長差、体重差は相当なもので振りほどけない
「ふむ、人間も私たちとそう変わらない、か」
僕からはどう見ても違っているようにしか見えないのにそんな事を言う
「まずはこいつを見てくれ、どう思う?」
また目配せして蔦で自由を奪ってくる、そして僕に…形容しがたいものを見せてくる
「きもちわるい」
言ったとおりにメモをしているようだ
「よく解らない反応だね、じゃあ認識の次は身体を調べようか?」
先ほどの形容しがたいものをしまい、下着を脱がせ、僕の体を触りだす
幼児体型と呼ばれている体、小さな胸、細い腕や脚、それに……
「そこは駄目、駄目だってっ」
叫んでしまうようなところまでも
「やはり、身体に関しても私たちの幼体と変わらないようだ」
「幼体って言うなっ、これでも12年は生きてるんだから」
言ってから返し方を間違えた、とも僕は思う
「まぁ、その何だ……だんだんムラムラして来てだね、君の年齢がね、私に火を点けたよ」
そう言うと乱暴に胸を掴む、そして
「上上下下右左右左」
「こんな肝心なときに変な事しないでよっ」
唯一自由だった足で股の辺りを蹴り飛ばす……意外と自由なんだ、僕
「っ……駄目だね、お約束を理解しないなんて」
「理解したくないよ」
「君が色々とやっている間に私は……そのだね?」
嫌な予感がする、冒険者をやっていての予感じゃない、人間としての予感
モリビトがまた形容できないものを出し、そしてそこから液体を噴出してくる
「べたべた……くさい……嫌な味……穢いっ」
感じた事を全て吐き出す、ここまで嫌なものは久々だと思うし
「やはり人間でもそうか、これはいい研究になるね」
向こうは嬉しそうだけれども……これって人間だと嫌われてるってアルケミストが話してくれた気がする
「一方的だと良くないね、それに処理もして貰わないといけない」
「処理って……何の事?」
僕はアルケミストに拾われて……余り男性の事は知らずに育ってきた、だから知らない
「白々しくされても困るね、最近の子は耳年増だと言うのに」
それだけ言うと先ほどの形容しがたいものを口に近づけてくる
さっき軽く蹴っただけでかなり痛がったのだから……
「言っておくが……噛み付いたりした場合、君を殺す事も考えないといけないね」
考えは読まれているみたいだ
「どうすれば良いのさ?」
仕方がないので聞いて、その通りにする事にする
「舐めてくれれば良い、それだけで良いんだ、それで君は帰れる……良い条件だろう?」
あの嫌な味は嫌いだけれども……それで帰れるなら、と思えば決断には十分な条件だった
ゆっくりと、その物体を舐めていく
「意外と上手いじゃないか……やはり君も」
反論したい衝動を早く終わらせろ、と理性が止める
「すまない、追加だよ」
そう聞こえた直後、先端を掃除していた僕の口の中に液体が入っていく
やっぱりとんでもなく不味い、それでも吐き出したら面倒だから飲み込むようにする
「素晴らしい、素晴らしいよ、これなら私は困りはしない」
「終わったよ、これで返してくれるよね?」
「そう言う訳にもいかないね」
質問し、期待していた答えと違った答えが返ってくる
「君はとてもいい子だ……単刀直入に言おう、私の奴隷になりたまえ」
「何でそんな事しなきゃいけないのさ、僕はリーダーのところに帰るの」
約束を破られたばかりか変な事まで言われ、頭にきているところに更に
「アレを持ってきてくれ、私のいい子にあげるためにね」
近くのモリビトに話しかけ、僕の事を無視する
「いい加減にっ」
そう言ったところに何か放り込まれる
「これ……安心……睡……帰し……」
僕の意識はまどろむ闇へと堕ちて行った
(続くかもしれないし、続かないかもしれない)
と、言う事で4層ネタバレ×レン
俺は要望にこたえてLAWルートを選んでもいいし、CHAOSルートを選んでも良い
もちろん、NORMALルートも選択できる
君たちははこの赤レンは男だと言い張っても(ケミが育てたから女だと思っているのだ)良いし
純粋無垢な少女だと言い張ってもいい
確定しているのはこのモリビトは変態紳士と言う事だけだ
ぶっちゃけモリビトは俺投影、早漏スマン
このモリビトの名前はきっと「コミナ」という名前だろう
乙であります
LAWルート希望であります
割とデコが反応良かったので、気を良くして新たなフェチズムを開拓していくぜ。
前回同様、特殊フェチなので見る場合は気をつけるか、もしくは見ないほうが良い。
カチカチカチ……
長鳴鶏の宿の一室で、硬いもの同士が打ち合う音が響く。
それはある種のリズムを刻んでいるようであり、そうで無いようでもあり。
「ううっ、もう勘弁してくれ」
くぐもった男の声が漏れる。 それは辛そうでもあり、嬉しそうでもあり。
「そうは行かないわよ。 さっさと白状しちゃったほうが身の為なんじゃない?」
対照的に楽しそうな女の声が響く。
「白状も何も、俺は何もしてな──」
ガチッ! 先ほどまで軽かった打ち合う音が、急に鈍い音を響かせた。
「いっ……てぇぇぇぇぇぇっ! 何すんだチクショー!」
「嘘をつくからじゃない。 ほぅれ、ほぅれ」
ガチッ、ガチッ、ガチッ! 鈍い音が連続的に鳴り響く。
「いてっ、いてっ、いてっ! やめれ! 俺は本当に何もしてねぇ!」
「だったら一緒に帰ってきた青ソド子のおデコがツヤツヤテカテカしてたのは何で?」
「うっ」
「彼女のおデコからは確かに精液の匂いがしたし。 どういう事か説明してよね」
「それは、その、あの……」
「いい加減に白状しちゃいなさいよ、ダク男」
「だから何もしてねぇって! いいからさっさとコレをやめろ! バド子!」
ベッドに仰向けに寝転がされているダク男と、馬乗りになっている黒バド子。
ダク男の下半身をみやると、そこには、黒バド子の持つ『カスタネット』に挟まれるダク男の一物。
「白状したらね」
「だから……待て。 そもそも、何でお前に言わなくちゃならんのか」
「あらぁ? 好きな男と親友がツヤテカして帰ってきたら、そりゃ気になるじゃな〜い。 うふ♪」
「下手な冗談だ。 それに、好きな男に対する仕打ちかコレは!」
「情熱的でしょ♪」
「過ぎるわっ! ……うっ」
不意にカスタネットの動きが弱まり、ダク男を優しく包み込む。
黒バド子が表面で擦るような動作をし始めたのだ。
「あぁ、硬い感触がまた何時もと違う快感を……こいつはエクスタスィ〜」
「気にいってるんじゃん」
「いやいや、これは俺の才能であると言えよう。 責めてよし、受けてよし」
「はぁ、まぁいいわ。 で、青ソド子とは何をしてたの?」
「最近、リーダーの言うことを聞かないで特攻バカを繰り返してたから、お仕置きを」
「へぇ、どんなお仕置き?」
「おデコでちょっと」
「……ダク男って、ほんとに変態なんだね」
「才能だ。 あぁ、俺は自らの才能が恐ろしいっ! 一人テラー状態!」
「……ま、本番してないんだったらイイヤ。 私は私で楽しませてね?」
「おいおい、どうするってんだいバド子。 それに、俺は縛り専門で縛られるのはそろそろ勘弁して欲しいんだが」
上上下下左右左右じゃないっけ?俺の勘違いか?
「いいじゃない。 縛られたアナタって、とっても す・て・き♪」
「そう褒めるな、照れるじゃないか」
「ンふ〜♪ でもカスタネットにオチンチン挟まれてギンギンにして、どこまで変態なのかな」
「あぁっ! もっと! もっと罵声を浴びせてくれ!」
「逆にやる気が失せるわね」
黒バド子のカスタネットを摺り合せる手の速度が速まる。
更に自らの秘部より掬い出した愛液を塗り、摩擦力を強めていく。
「うぅっ、ヌルヌルしてるのに硬いのが……くぅ」
「こんなに充血させて……イヤらしいんだ、ダク男って……」
「そりゃこんな事されりゃ誰だって、お、う、あー」
ダク男は段々と絶頂に追いやられていく。
カスタネットでここまで出来るのは、黒バド子の手腕であろう。
それを操る黒バド子もまた、昂ぶるダク男の剛直を目の前にしながら自慰に耽っていく。
「ん、ん、ん、ん、んんっ! はぁっ! き、気持ちいい? ねぇ、気持ちいい?」
「あぁ、い、いぜっ。 お前、もっ、相当の、へんた、い、だな」
「ふ、ふっ。 そう、かもね……ンッ! あは、ちょっと、イッちゃった、んふ」
黒バド子は、ダク男の剛直をカスタネットで嬲りつつ、舌を這わせる。
愛液とカウパーでドロドロになったソレに、愛おしそうにキスをしていく。
はみ出た先端、亀頭の部分に吸い付き、袋をもう片方の手で揉みしだきながら。
「んちゅっ、ちゅっ、ちゅぅ〜〜〜、んはっ! はぁ、はぁ、んふふ♪」
「さすがバード(?)、ウマイな。 もう、そろっそろ、限界、エクスタシー!」
「ちゅぱっ。 あん、もう? 前衛職なのに割と脆いのは、ここに繋がってるのね」
「ちゃうわっ!」
「まぁいいわ。 それじゃ、私のとっておきの唄、聴いてね♪」
そういうと黒バド子はダク男の剛直の尿道を、舌で突きはじめる。
亀頭を舐め上げ、竿をカスタネットで擦り、袋を揉み。
唾液と愛液とカウパーを舌で混ぜ合わせながら、淫猥な音を響かせる。
「ちゅるっ、ん、ちゅう、るぅ〜〜〜、れろ、ちゅぷっ、ぴちゃあ……ちゅうううっ!」
「あむっ、んちゅ、ぴちゅぺちゃっ、ちゅぱっ、じゅるるるるるっ!」
「うおおおおおっ! 正にエクスタスィ〜!」
カチカチとカスタネットが打ち合い、ジュルジュルと音を立てて舐める黒バド子。
その、一種、異様な光景に、ダク男は限界を迎えた。
ビュルッ……ビュルルッ、ビュプルルルッ!
そう音が聞こえそうな程に激しく精をぶちまける。
それはカスタネットを、黒バド子の手と顔を、白く染め上げていくのだった。
「んぅっ! ん、んんんんん! ぷはぁっ! あ、熱いっ」
自分と商売道具を汚され、蹂躙されることに、黒バド子は快楽を得て達した。
「あぁあああ〜〜〜〜!」
「あー、出た出た。 一人分とは思えない量だ。 さすがは俺」
「くー、くー……」
「って、おーい! 起きやがれ、クソバド子! てめぇ、俺を縛ったまま寝てんじゃねぇ!」
「ん〜、むにゃむにゃ。 もう無理よ〜、えへへへ……♪」
「だーっ! 縄を解け! 起きろ! チクショー!」
こうしてダク男は、黒バド子が起きるまで縛られたままで居る羽目になったのだった。
〜了〜
最後が逆 → コナミの最後が逆 → コミナ
それはそうとダク男職人さん乙
規制くらいまくった挙句、無理やり60行で終わらせたから
投稿に時間かかっちまった・・・orz
エロって難しいね!
カスタネットとかかなりイケるな・・・・・・・・・
>>406 おお、よく覚えているな
よく考えたら、「私はレンが心配」って言ってたな
レンも「私たちを超えてしまった〜」だし、一人称が同じだと辛いなー
さて、ボクで組み立てられたこれをどうしよう…
やっとABCオロチ復活
ここまで保管しました。
フェチの人勝手にタイトルつけてしまった。すまない
保管庫の方、お疲れ様です。
>>427 毎度乙
なんかここ数日、スレが随分盛り上がってきてて喜ばしいね。
B1B2含めて、これまでに投稿された作品では皆どれが特にお気に入りよ?
俺は、エロさでいうなら緊縛ダクハンシリーズ、
物語としてはうるる氏の話、特に
>>330からのレンジャーのやつとかだな。
こういうこと話題にするの御法度だったりしたらスルーしてくれ。
>>427 いつもお疲れさまです。
「藪の中(ロリメディ触手陵辱)」改訂版、直接UPさせて頂きました。
何か問題あったら、ご指示お願いします。
話の流れ変わってないのに、いじってる内に10KB→15KBに。ふしぎ!
新作GJ! ここ、ほんとに投下速度速いな。
赤レン子、変態紳士ワロタ。奴らのイメージ変わりそうだ。
カスタネットもエロいな。つーか、このダク男のキャラがすげーいい。
この調子で他キャラもどんどんフェチの道に引き込んでくれw
>>429 未亡人ダク姉がエロくて哀しくて好きでした。オチとかも。
どうもフェチの人です。 感想くれた人、レス返してないけど有難う。
かなりイッてるフェチなので受け入れてくれる人がいると、安心。
保管子さん、乙です。 フェチを保管しちゃう貴方に乾杯。
タイトルは問題ないです。 つーかまんまじゃん! まんまじゃん!
次はブシ子(サラシ)、パラ子(黒)、レン子(眼帯)、メディ姉のドレか。
リクエストとかあったらもしかしたらお応えするかも。
勢いだけで初チャレンジレンクルっつーかクルレンいきます。ご笑覧ください
一応ぼかしてるけどラストネタバレ有りなのでご注意を。
>>384の百合はおり尻すぼみしやすいというのを身に染みて感じた…。
*
長鳴鶏の宿には一室、借りられたまま人の帰らぬ部屋があった。
借主は、エトリアで最も高名だと言われた二人の冒険者だ。名目上は二人の根城となっていたが、
昼夜問わず迷宮に潜る二人が、宿に戻る事は少なかった。
だが、それもしばらく前の話。
その二人が頂点の名を返上したその日から、毎夜、部屋には明かりが灯っている。
二人が栄誉を失ったことで腑抜けてしまったのだろうとせせら笑う者もいた。
が、それも全くハズレではない…と、その二人のうちの一人、ツスクルは思う。
正確な原因は、名を失ったことではない。しかし、それと同時に起こった出来事が、今の状況を招いている事は否定しようがなかった。
王が、去った。
その事が、彼女のパートナー…レンの心に大きな穴を開けている。
レンはその日以来、宿の一室ですごす時間が増えた。
何をするでもなく、語るでもなく、ただ書物に目を通す日々を送っていた。
ツスクルが見たレンは以前とは別人のようにも見えた。既に彼女の刀も鎧も、掛け棚に収まっている姿が妙にしっくりくる。
「レン」
返事こそしないものの、レンは顔を上げた。
「もう世界樹へは行かないの?」
その問いは、レンにも意外だったようだ。返事ではなく質問が返ってきた。
「珍しいね。ツスクルから行きたがるなんて」
「別に、行きたいわけじゃないの。でも、前はほとんど毎日、あそこで過ごしたのに」
「前が異常だっただけさ。こなす必要のある仕事が、沢山あったからね。でも、今は…」
ふと言葉が途切れた。一瞬。
「…今は、もう仕事を言い渡される事も、ないからね」
レンにしてみれば、些細な一瞬。が、聞いている側は、そうは思わなかった。
「あの人、レンにとって…そんなに重要?」
ツスクルにとっては、レンが絶対の存在だった。彼女を支え、彼女の望みを叶える事が喜びだった。
だがそのレンの望みはレン自身の為のものではなく、彼女もまた、違う者の望みを叶える事が全てだった。
だからツスクルは、全てが解き明かされ、レンが開放される日を望んでいた。レンに対する裏切りでもあると知りつつも。
「もう、終わった話だよ。それに、遺志が潰えたわけじゃない。街にとっても、世界にとっても」
言いながらも視線を落とすレンの声は、言葉とは真逆の意味を伝えた。
レンを縛るものは無くなったはず。なのに、いまだ彼女はとらわれたままなのだ。
「ツスクル、今日は少し変だ。私のうわさ話なら、気にしなくていい…」
話題を変えるようにそう言ったレンに歩み寄り、彼女の顔に手をあてる。優しく。しかし有無を言わさず、
逃げようとする彼女の目を真っ直ぐ見据えた。
「そう。今日、私…変だから」
何か言おうとするレンの唇を、ツスクルの薄い唇がふさぐように吸った。
「……!」
それでも声を上げようとするレンの口内に舌を這わせる。何もしゃべらせぬよう、舌を絡めとり、唾液を吸い上げる。
同時に、着物の身八つ口から腕を滑り込ませ、胸に手を伸ばす。
ツスクルの指先が「それ」を探り当てた瞬間、レンは力任せに彼女を突き飛ばしていた。
がたん、と大きな音。力でかなうはずもなく、ツスクルは大きく後ろへ跳んだ。
「…!ツスクル」
我に返ったレンは、壁に打ち付け、うずくまるツスクルに歩み寄る。
「レン…私が嫌い?」
「…そうじゃない」
強くうっただろうに、構わずにそんな事を言うツスクルに、レンは半ば飽きれていた。
「乱暴して、悪かったよ。けれどこういう悪ふざけは、いい気はしない」
「…悪ふざけじゃないなら、いい?」
打ち付けた痛みも無いのか、ツスクルは立ち上がり、レンの腰に手を回す。
「レンが、他の人に向いてるなんて、イヤ。私に向いてないなんて…」
言うが早いか、ツスクルの目が不気味な光を放った。レンもよく知っている、呪いを発する時の。
「な、何を…」
「汝、自らを……せよ」
途中の言葉はレンには聞き取れなかった。が、彼女が何を発したのか、すぐに身を持って知る事となる。
レンは自らの身体が、もはや自らの意思の元に無い事を知った。ツスクルの手が帯をほどき、着物をはだけている間も、
呆然と、なすがままにそれを受け入れていた。それどこをか、自ら率先して腰布を解き始めたのだ。
痛々しい傷の残る白い肌があらわになり、豊満な胸がこぼれる。
「綺麗…。レン、大好き」
腰布を取り去りレンが一糸纏わぬ姿となると、ツスクルもローブを脱ぎ捨て、巻かれていた包帯も取り去った。自らの薄い胸をうずめる様に、柔らかなレンの胸に押し当てる。
ツスクルはレンの手を、レン自身の下腹部にあてがう。呪術に支配された指は、自身の意思とは無関係にその場所に指を滑り込ませた。
「ん……!そ、そんな…」
あまりの事に、レンの頬がみるみる紅潮する。
自らの指が割れ目を押し割り、自らに快楽を与える。快楽の証であるかのように流れる蜜を掬い取るのも、また自らの指先で。
指と膣と両方からの不気味な感触に、身震いする。その様子をツスクルはじっと見詰めていた。
「こ、こんなの、見るな!……どうして……」
「レンが欲しいから」
見られている恥辱と、自身がもたらす快楽で歪むレンの顔に口付け、ツスクルは既に立ち上がった自分の乳首を、レンの乳首に当てる。
始めは優しくなでるように、徐々に激しく、こすり合わせるように刺激する。
紅色の乳首はお互いを押し、弾力ではじき、一方が一方を押しつぶさんとするかのように刺激しあう。
「あん…レン、気持ちいい?」
「う…こんな事…あ、ああ…ん」
既にレンの指は肉襞に触れるだけでは飽き足らず、深みに指を沈め、激しくうごめいていた。
そして、まるでその様子を見せ付けるかのように、足を大きく広げる。空いた手が、秘められたその場所を押し広げる。
二本の指が出し入れされるたびに愛液が溢れるのがよく見えた。
「気持ちいいんでしょ…こんなに、なってる」
「イヤだ!もう…もう、終わりに…んんんっ」
「イヤ」
無情にも…出来るだけ、冷たく、突き放すように…言い放つと、ツスクルはレンの濡れた股間に顔を埋める。
「こんなに悦んでるのに…どうして、止めて欲しいの?」
「悦んでなんか…あ、ああっ…いやああ」
ツスクルの舌がレンの太ももを這う。やがてその付け根に到達すると、肉芽を舌先でつつく。
掘り起こすように舌で押し上げては、立ち上がった先端をついばむ。そんな行為を繰り返す。
ぴちゃり、ぴちゃりと卑猥な音を立てながら。出来るだけレンに聞こえるように、と。
「ああっ…はぁ、はぁ…ああん…」
普段の彼女からは想像できない、艶やかな姿。それを知るのは、自分だけだと思うと、ツスクルの心は満たされた。
「まだ、イッちゃだめ」
ツスクルが手を添えると、ケモノのように自らを貪っていたレンの手は、すぐに動きを止めた。
その手をそのまま、今度はツスクルの濡れた股間に添える。
「今度は、私の番…」
囁くのが合図であるように、レンの指は器用にツスクルへの愛撫を始める。既に自身の蜜で濡れた指は、
じっとりと湿った秘所にスムーズに入っていく。
自身を犯していた時とは、また違う羞恥にレンは顔を背けた。
見えてなくとも解る、暖かく、柔らかい感触。肉と愛液に指先が飲み込まれていく。締め付けるような肉壁を押し返すと、ツスクルの唇から嬌声があがった。
「…もっと…もっと、…して…」
あえぎながらツスクルはレンの胸に舌を這わす。両腕で彼女を抱きしめながら。
レンもツスクルの胸に片手を伸ばす。あまり大きくない胸の、存在を主張しているかのように立ち上がった乳首を指で転がす。
「あ、あん…くすぐったい…」
お返しとばかりに、舌で乳首をせめ上げる。レンの身体がびくんと揺れた。
その時、レンは初めて行為中にツスクルの顔を見た。恍惚とした表情。無邪気に幸福を享受した微笑。普段、見たことも無い笑顔。
その肢体で繰り広げられる、淫らな饗宴とのギャップが余計に卑猥にも見えた。
その唇から、喘ぎに近い言葉が紡がれた。
「あっ…ん…あと、少し…」
「…な、に…?」
「あと少しで、んっっ…呪い、きれちゃう」
その言葉を聴いて、レンは安堵する。ようやく、この行為から開放されるのだ。
「そしたら…もう、おしまい」
おしまい。
ツスクルの笑顔が曇る。
呪いまでかけてこのような事をしたのだ。レンを支配する呪いが消え、行為が終われば、二人の時間も終わる。
ツスクルはレンの長い髪に触れる。しっとりとしたそれを、自らに纏わせるように抱き寄せる。
「…どうした?」
突如手を止め、笑顔の消えたツスクル。レンは訝しげに問う。
「レンに抱かれてるみたい」
「何を…」
先ほどまで…正確に言えば今も…好き放題していた者の言葉とは思えない。思えないが、彼女の心からの思いだった。
ツスクルは再びレンの秘所に手を伸ばしながら、レンに口づけする。レンもそれを受け入れ、彼女の胸を、濡れた秘所を、愛撫する。
競うようにお互いを弄り、火照った身体をぶつけ合い、その時が近づいているのを感じた。
「あん…ああっ、ああ!」
「ん…うぁあっ…あああ」
悲鳴が重なる。ツスクルはもたれるように、同じくぐったりとしたレンの身に身体を埋めた。
レンが、自分を押しのけ起き上がったとき…もう、彼女は自分のものではなくなる。
(だけど、お願い、もう少しだけ…)
ほどけつつある呪縛をつなぎとめるように、ツスクルはレンの身体を強く抱きしめた。
*
以上です。お粗末でした。
本プレイ中にレンと長を見て「こいつらできてんじゃね?」と勘違いしたのは俺だけでいい。
オレ「そう・・旨いよ、下乳・・すごく・・・もうコートハーディだよ・・」
時と共に激しさを増す下乳のフリューテッドに、オレはデモンジャーキンしていた。
正直、いまだ子供の下乳では充分満足できるアダマースは得られないと思っていたのだが、
下乳の激しいアタノールオリジンは思った以上のブリガンダイン。
下乳「お兄ちゃん、どう?セブンスダブレット?」
オレ「あぁ・・・すごく、アズライトダブレットだよ・・」
自分の上で腰をジャザラントする下乳のルビニを愛撫する。
オレ「愛してるよ、下乳・・・こんなユグラドールしちゃった以上、もうお前をツイードしたりしないから・・・・・・・」
下乳「うん・・・ぅ、ん・・ツ・・イードしないでっ・・私たち・・もう緋緋色金二枚胴具足なんだから・・・!」
オレは下乳のカフタンフラワーを舌でリーフチュニックし、下乳はプリオーを更にシャドウアスピスする。
オレ「ああ・・・お前は最高のディノブレストだよ・・!」
下乳「私・・もう・・・ダメ・・・クリムゾンレギンズしちゃう・・・!」
下乳のロリカハマタはもうロリカセグメンタータだ。
するといきなり金鹿の女将が急に扉をカタストロフ。
女将「あんたたち・・・クイーンズボンテージ!!」
君はこの下らないコピペ改変ネタを罵倒してもいいし、何事も無かったかのようにスルーしてもよい。
>>435 良い百合だ。
いじましいツスクルたんに思わず勃起した。
>>436 このネタをここで見るとは思わなかった
俺のメインパーティ、
黒パラ子、剣デコ子、眼帯レン子、メディ姉、ケミ姉なんだが
そうか…全員人気無い方なのか…
全員ケルト神話の魔女の名前から作ったから黒っぽいイメージがあったんだ
>>438 無きは人気にあらず、少なきは供給にありき
少なくともデコマン子の需要はここに一つあるのだから
実は、自分の使っているキャラ以外、
どんなグラフィックがあるのかあんまり良く分かってない俺がいる
全身画、実際にキャラ作らないと見られないからなぁ
ドリ子のドMなエロパロはまだか
デコマン子は戦闘中のカットインだと僕っ娘どころかショタにしか見えないから困る
ところで誰か石化で股間のタッチペンがそそり立ったままに!?ってネタを
マン子はどっちも人気度としては同じくらいじゃね?
他のも比較的少ないだけで人気が無いわけではない
それにそんな事言ったら男グラなんかほとんど空気なのが
男はおざなりになりやすいな
いや、なおざりか?
男グラは801に任せればいいんじゃないかね。
>>444 おざなり→その場を逃れる為にいい加減な言動をすること
なおざり→真剣でないこと、いい加減にして放っておくこと/深く心にとめないこと
………だ、そうだ
>>433 遅れたがGJ!
レンと長とか、「過去」とか「とらわれ」は確かに気になるな。
意外とツスクルが蚊帳の外っぽい気配もして、それがまた妄想の種だが。
ツスクルってさ
なんでかしらんがレズ臭するんだよな
レンに助けられたとかなんかで
レズに目覚めて付きまとってるっぽくね?
カースメイカーやってるし
恐怖の対象になって虐待とかされて
それを助けたのがレンで・・・みたいな
>>448 しかしレンはノーマルでツクスルは振り向かせるためにアレコレ
「足枷…新しいのにしてみたんだけど、どう?」
「ああ、防御力が高そうだな」
「これ、お昼にと思って」
「うむ、HPが回復しそうな焼きコウモリだな」
「なんだかちょっと酔っちゃったみたい」
「それはいかんな、これを飲め(テリアカα)」
>>449 そしてついにある日、強行作戦に出るわけだね。
そこで発覚するレンの隠れM気質。
アホな会話(褒め言葉)を眺めている内にネタが湧いてきたので
フェチで責める。 ツスレンフェチパロ・・・イメージ壊しそうだけど書くよ!
俺まだ11Fで止まってるんだけどね?
「これだけアプローチしてるのに……レンの鈍感……」
カースメイカーの少女、ツスクルが呟く。
自分のことを世界樹の探索をするための相棒……。
ただそうとしか見てくれないレンへ、それ以上の思いを抱く少女は、悲しみにくれていた。
「どうして……どうしてレンは、私を見てくれないの……?」
カチャ。 ゆっくりと開けられる自室のドアにも気づかず、ツスクルは大声をあげる。
「……レンのばかっ!」
「!」
「え? ……あ……レン」
「あ、ノックしても返事が無かったから……済まない……」
ベッドに腰掛けたままのツスクルと、ドアを開けた形で固まるレン。
両者の間には沈黙だけがあった。
「わ……私がどうした、んだ? 私に何か至らない所があっただろうか」
意を決してレンが語りかける。
「……何でもない」
「そんな事は無いだろう……私が気付かぬ内にツスクルを悲しませていたのだとしたら、言って欲しい」
「……私たちは仲間だろう?」
仲間。 その言葉を聞いた瞬間、ツスクルの中で何かが弾けた。
「……仲間? それだけ……?」
「……え?」
「そんな言葉聴きたくない。 私はレンをただの仲間だなんて思ってない」
「……ツスクル?」
「私は……私はレンの事が好きなの! なのにどうして……? どうして気付いてくれないの……っ!」
「ツ、ツスクル……」
ポロポロと涙を流し、思いの丈を精一杯の大声で伝える、目の前の少女。
何時も自分の後ろに居て、共に笑い、共に苦しみ、共に戦ってきた仲間。
その少女の、意外な言葉にレンは、ただ立ち尽くすしかなかった。
私を、好き? ツスクル、が? そんな……。
「レンが私のことを見てくれないなら……私は……私は!」
リン。 鈴の音が響く。 あぁ、これはツスクルが呪縛をかける時に使う鈴の音色……。
レンが纏まらない頭でぼうっとしていると、次の瞬間には身体が動かなくなっていた。
「……っ! ツスクル?! 何をっ……!」
「レンが私を見てくれないなら、そうさせるだけ……」
「命ズ、我ニ従エ」
リン。 鈴の根が響く。 ツスクルの発した言葉にレンは抗えない。
「ツスクルっ……やめて……!」
「いつもは守ってもらってばかりだけど……今日は私が責めるから……覚悟してね?」
「なんで、何でこんな……!」
「そうだなぁ……まずは、その邪魔な甲冑を脱いで欲しいな……出来るよね?」
ツスクルは飽くまで柔らかにそう告げる。 だが、レンには抗いようの無い命令でしかなかった。
自らの意思とは別に動く腕によって、レンは甲冑をゴトリ、と床に脱ぎ捨てる。
「何をさせるの……私を、どうするの……」
「イイコト……レンが悪いんだから……恨むなら、自分の鈍感さを恨んでね……」
「っ……! いやぁ! ツスクル、正気に戻って……!」
「正気なんかじゃ、こんな事できないよ……ねぇ、レン?」
「次はその……ハカマ、だっけ……それを脱いで。 レンの裸を見せて……」
「ツスクルッ……!」
どうにかして止めさせなければ。 レンは必死に考えを巡らせるが、一向に良い方法が思いつかない。
そうこうしている内に全ての着物を脱ぎ捨て、レンは一糸纏わぬ姿となっていた。
「……キレイ……」
「うぅ、見ないで……お願い……」
「レンって、着痩せするんだ……胸、おっきいんだね……ね、触っても、いい?」
逆らえるはずがない。 レンは今、ツスクルの、カースメイカーの操る呪縛にかかっているのだから。
それでもツスクルは優しく問う。 逆らえないことを知っているからこそ、猶予を与える。
「……わぁ、柔らかい……マシュマロみたいで、でも張りもある……いいな」
「あうっ! ツ、ツスクル……やめて、触らないで、お願い……!」
フヨフヨと感触を確かめるようにツスクルはレンの胸に手を這わせる。
暫くの間は撫でるようにしていただけだったが、徐々に揉みしだくようにしていく。
「気持ちいいな……女の子って、こんなに柔らかくて、気持ちいいんだ……」
「ツスクルぅ……!」
「あれ……? だんだん先っちょが……もしかしてレン、感じてるの?」
「っ!」
目を背けたい事実を突き付けられる。 自分の胸に伝わってくる、柔らかで自然な快楽。
羞恥心に晒され、顔が赤くなってゆく。
「そうなんだ……こんなことされてるのに、気持ちいいんだ……レンのえっち……」
「いやぁっ……!」
「いや? 嫌なんだ……じゃあ、もっと良くしてあげるね? ……チュ」
「は、あうっ!」
不意にツスクルがレンの乳首に吸い付く。
「チュ……ン、チュム、あふ……赤ちゃんになったみたい……チュパッ、レル、チュウウ……」
「あぁっ! あっ、駄目っ! やめて! ツスクル、だめぇっ!」
「チュルッ、ピチャピチャ……あむっ」
「あっ! あぁっ! はぁっ、はっ、はぁっ……あぁあっ!」
軽く甘噛みをするだけで良い反応を示す。 それだけでツスクルは、例えようの無い幸せを感じていた。
レンを、何時も固く気を引き締めている彼女を、自分が思いのままに蹂躙する。
そう考えると、ツスクルもまた、自らの秘所がシットリとしていくのだった。
GJ
欲を言うと続きが見たいです
レンとツスクルの神作品が出てくるようになって嬉しい限りです
「レン、可愛い……もっと、もっと可愛いところ、見せて」
「もうやめてぇっ……ツスクルっ……!」
「チュムッ、んちゅ、れるっ、チュル……はぁ、はぁ……あむっ、んん〜〜〜」
「あっ、あっ、あっあっあっ! だ、だめ、も、やめ、ツスク、ルッ、あぁぁあああああっ!」
胸を、乳首を吸われているだけで絶頂に達する。
おかしい、これだけで達するなんて。 ぼうっとした頭で思考をしていると
リン──。 また鈴の音が響いた。
「あは……イッちゃった? 気持ち良かったでしょ……? 快楽を増幅させる禁呪があるんだ」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……! か、快楽を、ぞう、ふく……?」
「そう。 おっぱい吸われただけでイッちゃうくらい、敏感になる……ね」
「そんなっ……」
「でもこれだけじゃツマンナイな……ねぇ、ベッドに横になって。 そうしたら、足を開いて……」
「い、いやぁ……!」
言われるがままにベッドに横になり、足を広げる。 最早レンの身体はツスクルの操り人形と化している。
「それじゃあ、レンの大事なところ、見せてもらうね」
「だめっ! お願い、それだけはっ! ……あっ!」
クパァッ。 レンが懇願するも、ツスクルは容赦しない。
おもむろにレンの秘所に触れたかと思うと、押し広げる。
「わ、キラキラ光ってる……濡れてるんだ……さっきのでこんなになるくらい感じてたんだ……」
「言わないでっ……見ないで、お願い、もう止めてツスクルッ……!」
「いやよ……レンが鈍いから、私がこうしてるんだもん……」
ツスクルが膣内に指を埋める。 クチュ、と淫猥な音を立てて、レンの秘所をこじ開けるようにしていく。
「レンのなか、あったかい……それに、やわらかくって、ヌルヌルしてて……」
「あぁっ! だめっ、広げない、でっ! あうっ!」
ニチャニチャと、わざと音を立てるようにレンの膣内をかき混ぜる。
膣壁を、子宮口を、擦りあげるようにしていく。
「あっ! あぁっ! あぁあっ、やめ、てっ、ツスッ、クルッ、だ、めっ!」
レンの反応を満足そうに眺め、更に指のスピードを速めていく。
カリカリと爪で膣壁を引っかくように擦る。
「あああああっ! それ、だめぇっ! あぁああああっ、イ、また、イ、クううううっ!」
またもレンは達する。 快楽を増幅され、止まぬ秘所への猛攻に、耐えることは出来なかった。
「あはっ、またイッたんだ。 敏感なんだね……こんなところだけ、本当に……!」
「はぁっはっ、はぁっ!」
息も絶え絶えにさせながら、それでもレンはツスクルの、ほんの僅かな表情の変化に気付く。
長らく共に居たからこそ、気付けた──しかしそれはレンにとって、残酷な事実を教えることになるだけだった。
「ツス、クル……?」
「こんなところだけ敏感で……! 私の気持ちには全然気付かないくせに……!」
「ツスクル? ツスクルッ!?」
「こんな、こんな……!」
「?! いやっ、やめてツスクル! 何するのっ、そんなのっ……!」
「こんな、こんなレンなんて、大嫌い……!」
ツスクルは何時も抱きかかえているツギハギだらけの兎の人形を持ち構える。
そして、人形をレンの秘所にあてがい、そのまま一気に挿入した。
「いやあああああああっ!!」
ズブズブと兎人形の頭がレンの秘所へと潜り込む。
レンの愛液を瞬く間に染み込ませながら、胴体の半分以上まで膣内に入ってしまった。
「あぁぁぁぁぁっ! うああああああっ!」
「我ハ命ズ、汝ソノ身ヲ石ト成セ」
リン。 また鈴が鳴る。 途端、人形が硬質と化す。
ツスクルのみが操る石化の呪縛。 それを、人形へとかけたのだ。
「ひぎいいいいいっ! 痛い! 痛い痛い痛いぃぃぃぃ! もうやめてぇぇぇぇ!」
「レンが! レンが悪いんだよ! レンが悪いからっ!」
ズボズボと石と化した人形でレンの膣内を蹂躙する。
硬度と重量を増した人形は、もはや凶器となっていた。
それでも快楽を増幅されたレンの身体は、秘所に伝わる快感をしっかりと受け止めていた。
「ああああっ! あぐうううっ! はぁっ! い、ああああああああ!」
「はぁっ! はぁっ! はぁっ! レンが、レンが悪いんだからっ……!」
次第にレンの声に嬌声が混じる。 石人形による体内の圧迫は凄まじかったが
止め処なく溢れる愛液が人形の抽送を滑らかにし、助ける結果となっていた。
「あふっ! あ、あぁんんんん! ふぅっ、はぁっ、あぁうああっ!」
「こんなので苛められて悦んでるんだ……! レンって、そんなに変態だったんだ……!」
「いやあっ! 違うのぉっ! ツスクルが、そう、させてるんじゃないいいい! ふあああああっ!」
「そうやって私のせいにするんだ! レンが変態なのに、私のせいにして、言い訳するんだっ!?」
「いやああああっ! はぁあああっ、あああああああっ!」
一層激しさを増す秘所への快楽。 レンの思考は段々と薄らいでいく。
「(あぁ、私、ツスクルにこんな事されて感じてるんだ……イヤらしいんだ、私……)」
「(ツスクルの気持ちに気付いてあげれなかったから……罰、なのだな……)」
違う。 それは言い訳に過ぎない。 自ら被虐心を煽り、自身を昂ぶらせている。
解っていた。 何度もツスクルのアプローチに気付いていた。
それを認めなかったのは、自分が変わってしまうと、おかしくなってしまうと、薄々感じていたから。
「(でも、もういいか……気持ちいいし……ツスクルも嬉しそうだし……)」
「レンのここ、グチョグチョだよ? 人形に犯されてるのに、こんなに!」
「ああああっ! ……はぁっ、も、もっと……もっとぉ!」
「!」
遂にレンは快楽に屈してしまった。 ツスクルの蔑んだ言葉が、体内への過度の圧迫感が
レンの隠された性癖を呼び起こしたのだ。
「もっと! もっと苛めて! 変態でいいっ、イヤらしい女でいいっ! だからもっとぉ!」
「……! レンが、壊れちゃった……私……レンを壊しちゃった……!」
ツスクルは己のしたことに今更ながらに後悔した。
だがもう止めることは出来ない。 レンをこうしさせたのは自分のせいなのだから。
「だったら……だったらもっと壊してあげる! レンの全部を壊してあげる!」
グボッ、グボッ、グボッ! レンを犯す人形を操るツスクルの手が早まる。
既に足まで埋まるくらいに奥深くに挿入しているのだが、それ以上に押し込もうとしていく。
「あぁぁぁぁっ! 痛いぃぃぃぃぃっ! いいの、痛いのがいいのおおおおおっ!」
「レン、レン……っ! うっ、ううううううっ」
ポロポロと涙を零しながらも、レンを犯す事はやめない。
「我ハ命ズ、汝、快楽ヲ甘受セヨ……っ!」
リン。 せめて、せめて最後まで、レンには感じていて欲しい。
それが今のツスクルに出来る精一杯の、レンへの愛情を込めた呪縛であった。
「あぁぁぁぁぁぁっ! イクッ、イクゥゥゥゥゥゥゥゥッ!」
更なる快楽を受け、レンは再度、絶頂に達した。
そしてレンの意識は闇の中へと堕ちていくのだった──。
ベッドの上で荒い息をつきながら眠るレンの髪を、優しく撫でながら少女は呟く。
「レン……ずっと、一緒。 レンが壊れちゃっても、私がずっと傍に居るからね……」
少女──ツスクルは、今まで苦楽を共にしてきた愛すべき者へ、思いを馳せる。
離さないよ……絶対に。
愛という呪縛にかかった少女は、そう誓うのだった──。
書き終わっての感想:疲れた
はい、人形フェチでした。 まだ11Fで止まってるので二人の秘密とかそういうの全然知りません。
書いてるほうとしては楽しかったですけど。 ツスレンでフェチってどうなの?って感じですか?
お目汚しになったかとは思いますが、許してくださいませ。
お粗末さまでした。 ……あ、『額は性器』のほうはネタが詰まり次第、投下しますね。
乙
ツスクルって普段おとなしいけど
こういうときもありそうだよな
マジ乙
>>458 GJ。
ダークなのは苦手なんだが、すんなり話に入れた。
>>458 百合って正直苦手なんだが、これは(・∀・)イイ!!
GJ!ツスクルって、なんかレンに依存してる感じなんだよな。
ツスレン萌える
463 :
フェチ男:2007/03/17(土) 01:20:41 ID:hx5eVJKM
何かネタが浮かんでキタのでフェチります。 連投スマソ。
相変わらずフェチ度高いんで見たくない人は気をつけて!
「俺のフェチズムを刺激するような事は無いものか」
ぶつぶつと呟きながら(しかも不穏な事を、だ)ダク男は宿内をウロウロしていた。
「今の俺はフェチズムの探求者、世界樹なんて行ってらんないね」
冒険者としてあるまじき発言。
「ダ、ダク男っ! ……さん」
「お、レン子(眼帯)じゃないか。 どうした?」
廊下で一人の少女、同じギルドのメンバーであるレン子がダク男に声をかける。
「は、話がある! ……んです。 聞いて、くれ! ……ませんか?」
「応、イイゼ。 ウホッな話以外は何でも聞いてやる」
「あ、じ、じゃあ、部屋に来い! ……来てください」
「はいはい。 しかしお前、その口ベタどうにかならんか?」
「う、うるさい! ……です、すいません」
「難儀なやっちゃ」
口ベタレン子に連れられ、彼女の部屋へと向かうダク男。
何か俺のフェチズムを刺激するような事がありそうだ──ダク男は期待に胸を膨らませていた。
「入れ! ……どうぞ」
「おうよ。 で、話って何だ?」
「あ、あの、その、なんだ、えー、っと」
「おちけつ」
「わかってる! ……です。 スゥーーーーーハァーーーーー」
「はい、レン子さんどうぞ」
「あ、わ、私を、だ、抱けっ! ……ください」
「おう。 ……おう?」
「はわわわわ、言っちゃった言っちゃった言っちゃった! どうしようううう!」
「言った本人が動揺してドウスンダヨ!」
「あああああああのあのあのっ! じ、実は前からお前が好きだ! ……ったんです!」
「ほう、物好きな奴め」
「でででででもでもでもでもっ! さ、最近ソド子とかバド子とかと仲が良いから妬ましくて妬ましくて!」
「あー……仲がいいっていうか、まぁ、なんだ。 うん」
「な、なのでっ! わ、私の事を好きじゃなくてもいいから抱け! ……欲しいんです」
「OK、じゃあ俺の好きにさせてもらうが、いいな?」
「ああああ当たり前だっ! ……です。 好きにしろっ! ……してください」
「ようし、じゃあまず上半身だけ脱いでくれ」
そういうとダク男は光速で全裸へとボディチェンジ。 剛直をレン子へとインサートすべくいきり立たせる。
「はわぁ〜〜〜〜〜!? そそそそんなイキナリ! やぁん!」
「処女みたいな反応だな……って、まさか」
「あうあうあうあうあ、そ、そう、だっ! ……です。 初めてです……」
「そうか……俺みたいな奴に捧げるのは正直もったいないぞ」
そういうとダク男は優しくレン子をベッドへと押し倒した。
464 :
フェチ男:2007/03/17(土) 01:45:03 ID:hx5eVJKM
「あ……ダク男、さん……んっ!? ン、チュ……」
何かを言おうとしたレン子の唇を、ダク男は塞ぐ。
レン子の口内を弄るように舌を動かしてゆく。
「ンチュ……チュピ、チュプ……んはぁ……ダク男さん……」
「レン子、いいか? 正直に言おう、お前は俺には勿体なさすぎる女だ」
「そんな……そんな事ないっ! ……です」
「いいや、ある。 だからお前のバージンは、もっと良い男にやれ」
レン子を諭すように、瞳を見つめながらゆっくりと、優しく語り掛ける。
「でも、でもそれじゃ私の気持ちは……!」
「あぁ、わかってる。 お前のバージンは俺は取らない。 その代わり」
「その代わり……?」
「お前の初眼帯は俺が貰うっ!」
「え、え? えぇっ?!」
「アーム&レッグボンデーーーーーーッジ!」
シュルルルル、ピシィッ! ダク男の鞭がレン子の手足の自由を奪う。
「頭は何もしないでやる。 とくとその目で、これから起こる事を見ておくんだな。 フハハハハ!」
「な、何するですか? 怖いです、ダク男さん……!」
「なぁに、心配するな。 痛くも怖くもない、ちっと気持ちよくなるだけさぁ!」
そういうとダク男はレン子を組み伏せ、目の前に己の剛直を突きつける。
そして──。
ズボォッ!
「!? いやぁぁぁぁ、そんな、そんな所に! 挿れないでえぇぇぇぇぇっ!」
「わはははは! レン子の初眼帯、貰ったぁ!」
あろうことかダク男は、レン子の右目の眼帯と瞼の間に剛直をインサート。
果てには腰をグラインドさせ始めたではないか。
「くはぁっ! 眼帯のザラザラした感触と瞼の柔らかさ、その下の眼球の感触がタマランばい!」
「いやぁ! そんなところでぇ! 初めてなのに、私、初めてなのにぃ!」
「気にするな!」
レン子の非難の声をものともせず、ダク男は眼帯で快感を得ようと激しく腰を振っていく。
次第に剛直の先端から先走りが溢れ、摩擦をより滑らかにしていった。
ズリュッ、ズリュッ、ズリュッ、ズリュッ。
卑猥な音とレン子の悲鳴、そしてダク男の愉悦の声が部屋に響く。
「ふぅっ、ふぅっ! 俺だけ楽しんでもアレだな! お前も楽しませてやろう!」
「いっ!? いやっ、やめろっ! やめてくださいっ!」
「遠慮をするな! それ、クイッと」
ダク男が鞭を手繰ると、レン子の足が開かれる。
スカートの奥に見える森の破壊者プリントパンツがラブリーだ。
「くまさんパンツか。 可愛いじゃないか」
「あぁっ、見るな! 見ないで、お願いです!」
「よし見ない! 代わりに脱がすぞ、ほれほれ!」
「いやぁーーーー!」
ダク男は器用に鞭を操り、レン子の下着を剥ぎ取っていく。
やがて露になったレン子の秘部は、ピンクの綺麗な色をしていた。
465 :
フェチ男:2007/03/17(土) 01:57:31 ID:hx5eVJKM
「さすが処女、綺麗なもんだ」
「いやぁ、恥ずかしいですぅ! 見ないでぇ……!」
「よし見ない! 代わりに弄るぞ、ほれほれ!」
男を知らないレン子のスリットにダク男は指を這わせていく。
レン子は未知の快楽に驚愕の声を上げる。
「きゃあっ!? いやっ、ビリビリするっ! だめだめだめぇっ!」
「何だ、自分でしたことも無いのか? ウブよのぅ〜」
控えめに生えた陰毛を掻き分け、ダク男の指は目的のものを見つけた。
未だ未成熟の小さな淫核。 それを覆う包皮を剥く。
「ひはぁっ?! いやっ、そこ駄目っ! ビリッて、ビリッてするぅ!」
「どうだ、気持ちよかろう!」
「あああああんんんんんっ! だ、めぇぇぇぇぇぇっ!」
最初は軽く突いているだけだったが、ダク男は爪を立て淫核を弾いた。
余りの刺激の強さにレン子は悲鳴をあげ絶頂へと達する。
「どうだ? 初めてイッた気分は?」
「はぁはぁはぁ……い、今の、が……?」
「そうだ、いいもんだろう?」
「……うん。 ……もっと、してくれ……です」
「よしよし」
レン子の言葉を聞いて満足そうに、鷹揚に頷くダク男。
彼の指はさらに、ヒダを擦るようにしていく。
レン子を悦ばせている間も腰のストロークはやめない。
既に眼帯は先走り汁でベトベトになっており、ポタポタと滴らせていた。
「くふっ、あんんんっ! いいよぉ、気持ちいい……!」
「お、俺もいいぜ! レン子の眼帯と瞼、最高だ!」
より深い快楽を求め、グラインドを早めていく。
自然と指の動きも早くなり、レン子を弄ぶ。
「こんなの初めてだっ……です……っ! 気持ちいいのが、一杯クるのぉ!」
「うぅっ、俺もそろそろエクスタシー……! スパートかけるぜっ!」
「あぁんっ! あふっ、うああああああん!」
ダク男はより激しく腰を振り、更にレン子を責め立てる。
やがて欲望の塊がダク男の下半身より噴出そうとした瞬間に、レン子の淫核をもう一度爪で弾く。
「きゃぅっ! あううううううううううんんんんんんっっ!!!」
「うおおおおっ! 正にエクスタスィ〜!」
ビュルッ、ビュルルルルルルッ!
レン子が達するのと同時にダク男もまた、眼帯の中へと欲望をぶちまけた──。
「ほふー、スッキリ。 フェチズム魂も満たされたし満足でごじゃる」
「はぁはぁはぁ……ダク男さん……好きぃ……」
「ふぉふぉふぉ、愛い奴め」
ダク男とレン子は、暫し絶頂の余韻をそのまま味わっていたのだった。
466 :
フェチ男:2007/03/17(土) 01:59:42 ID:hx5eVJKM
(何かをやり遂げた顔で)フェチダク男・第三話でした。
眼帯でヤるのってちょっと憧れ?みたいな。 どうでしたか?
完全にオナニーSSですが、楽しいで私的にヨシ!
>>463-466 乙、眼帯レン子って宣言した時点でこいつは絶対眼帯プレイをやってくれると思ってたぜ…
っつーか森の破壊者パンツってwwwwwww
一瞬、眼腔姦を想像しちまったんだぜ
GJ!
グッジョブ!
今更だけどそのダク男は取り返しのつかない変態なんだと気づいたぜ
あとてっきり眼孔に入れるのかと思ってグロかと思っちゃった
無茶しやがってwwwwwwwwwww
はじめて書こうと思ったんだが難しいな。
駄文になるだろうけど完成したら投下するので読んでみてくれ
メディ子の自慰ものの冒頭部分できあがったんだが。
投稿してもいいのかね。
さっさと投稿しろ。
ごめんなさいしてくださいおねがいしますすみませんでした!
ごめ、めっちゃ遅れたけど投稿しま。
「あっ…ぅん…はぁぁん…」
そこは宿屋の一室。
金にゆとりのできていたメンバーは各自一部屋づつ部屋をとっている。
メディ子(ロリ)が言い出したのだが…。
そう、メディ子は自慰を…。
何故こんなものに興味を持ったのか。
それはある医学書を読んでいるときのことだった…。
「なになに?人体のせいしょくかつどうについて?」
医学書のある1ページ。
そこには生殖活動についての記載がされている。
…当然メディ子は生殖活動がなにかすら分かっていない。
いや、自分の体のこともほとんど分かっていないのだ。
「え?女性にはこんなものがついてるの…?」
「えーっと…!こんなところに!?」
「へぇー…」
自分の知らないその器官にメディ子は興味を持ったらしい。
「私にもあるのかな…?」
ふと、メディ子はそんなことを思った。
周りに人がいないことを確認するとおもむろに下着を脱ぎだし、鏡で見る。
「あ、あった!」
見つけたのはいいが、メディ子はとても恥ずかしくなっていた。
「…触ってみようかな」
メディ子は指先で触ってみる。
まだ毛も生えていないその場所に…。
触れた瞬間、メディ子の体が震えた。
「…っ、何今の…電気が走ったみたい」
「や、やめといたほうがいいかな?」
メディ子は下着をはきなおし、医学書を棚に戻した。
翌日
(どうしよう、昨日の電気が走ったような気分が忘れられないよう・・・)
「どうした?メディ子、ぼーっとしてるぞ?」
「おいおい、頼むぜ?回復がないと俺たち死んじまう」
「えっ、あ、ご、ごめん!」
「しかたないな、今日は帰って宿に泊まるか」
「そうだな」
エトリアの街へと戻る一行。
宿屋の前でメディ子は皆に提案をした。
「あ、あのさ、今日は一人にしてくれないかな?」
「ん?ああ、金にゆとりあるし、それぞれ一部屋にするか」
こうしてばらばらの部屋へと向かったのであった…。
続きwktk
続きおとします
そして…夜。
リーダーに鍵を渡され、自室へと向かうメディ子。
メディ子は何故だか胸がときめいているのが分かった。
(なんでだろう、どきどきする)
ガチャ
扉をあけ、荷物を放り出すと、ベッドのある場所へと向かっていった。
「ふぅ…じゃ、じゃあはじめ…ようかな?」
その行為で得た甘く痺れる感覚。
メディ子はどうしてもその感覚が欲しかった…。
今度は下着だけではない、完全に裸になってしまった。
(何でだろう…こっちのがいい気がする)
一呼吸おくと、メディ子は下腹部へと手を伸ばす。
ピクッとメディ子の体が震える。
(これ、この感覚だぁ…もうすこし…)
メディ子は自慰のしかたなど全く知らない。
全てが手探りだった。
まずはゆっくりとさすっていく。
「ぅ…」
(あれ?自然に声出ちゃった…恥ずかしいな、といっても私以外いないけど…)
次第に体が熱く火照っていくのが分かった。
やさしく撫でるような刺激では物足りないのが分かった。
(なんか…体中熱い…胸とか…足のつけねあたり…)
メディ子の手は自然とまだ成長をしていない胸へと伸びていった。
「っぁ…」
次第と声が高ぶってしまう。
(なんだろう…この痺れる感覚…いや?いや、いやじゃない…むしろもっと欲しくなる…気持ちいいのかな)
メディ子には自分に目覚めている感覚が何か分からなかった。
けれど、それを求めていく本能に忠実に従ってしまっていた。
ふと、手がまだ幼い胸の頂へとぶつかった。
「あふっ…」
(な、何今の、すごく…良かった…それに何だか生殖器から液体が出てる…)
快感におぼれそうになる体をメディ子はわざと医学的に考えることで繋ぎ止めていた。
(そういえば…ここ…中に入れれるんだっけ…)
液体のついた指なら入りそう。
ふとメディ子の頭にそんな思いが浮かんだ。
(ちょっと…痛いけど、大丈夫…かな?)
中指を中に入れていく。
第二間接ほどまで埋めた。
(なんか…圧迫感。出そうかな)
メディ子は指を引き戻していった。
「っ・・・あぁぁ」
(なっ、何今の…すごい…えと、もう一度入れて…)
そして指をもう一度奥まで入れていった。
「ひぁああ・・・」
自然に甘い声が出てしまうことがメディ子には恥ずかしかった。
そして、胸の手が止まっていることに気がついたメディ子は、さきほど電撃の走った頂を触ってみる。
下腹部から送られてくる痺れと、胸から送られてくる痺れ。
二つの刺激に幼いメディ子は戸惑っていた。
(…なんだろ…気持ち…いいのかなぁ…よく…分かんない…考えるのも面倒…)
メディ子は何を思ったのか、ふと指を曲げてみた。
「っ…あ、あぁぁぁ…ふっ…んぅ」
そのときメディ子は初めての絶頂を迎えた。
(…!な、何…今…の…すご…かった)
(今日はここまで…にしとこうかな、なんかつかれちゃったし)
メディ子は熱く湿った秘所に気がつくと、シャワーをあびに行った…。
いかがでしょうか、何も知らないメディ子の試行錯誤を考えてみたんですが、
如何せん言葉足らず、文マスタリーLv0の実力なんてこんなもんです。
…お目汚し作品を読んでいただきありがとうございました。
一応続きを書いてありますので、ご要望によっては公開します。
GJなんだが、過剰な謙遜は誘い受けにしか見えなくて萎える。
あと、作品とそれ以外の前書き後書きの間には
********とか/////////とか引くとわかりやすくていいんじゃないかと思う。
もう一度言う、作品はGJだ。続きにも期待している。
480 :
B2F:94:2007/03/18(日) 02:12:51 ID:PGj4yIUm
GJ!
一人で開発に勤しむメディ子可愛いです。
何も知らないメディ子が電気を知っていても問題無いぜ。
スレ活性化の力添えになればといつぞやの続きを。
需要があるのか無いのか微妙な百合モノ投下させて頂きます。
ガチ百合苦手な人はご容赦を。
「ん…ちゅ、ぷ」
愛しい人と交わる。生きている者ならば誰もがその悦びを共有できるだろう。
愛し、愛される。……抱き、抱かれる。
できるなら、重ねあう身体ごと溶けて、一つになってしまいたい。
好きな人と一つになることができたならばどんなに幸せだろう。
究極の一体感。その結果が、【子を生す】ということ。
…だったらやっぱり私達は、このまま溶けて混ざり合ってしまった方が、ずっと幸せなのだろう。
/エトリア中心街に位置する長鳴鶏の宿
今日も私達はこの宿屋に部屋を取る。
いつもの通り、仲間達とおやすみなさいの挨拶をしてカメ子と共に部屋に向かう。
…私とカメ子は、初めて契りを結んだあの日からずっと一緒の部屋を取っていた。
今更…というワケでもないが、仲間達もそんな私達の関係に気づいているモノがチラホラ。
けれどまぁ…その、べ、べべ、別にいいじゃない…!?
言い訳にもならないような言い訳は自分を言い聞かせることすらできなかった。
黙認されているというか、性に対して大らか過ぎるというか…
兎にも角にも、カメ子と私との親密で密接な関係は、今日も健在だった。
/廊下突き当たりの二人部屋、カメ子のベッド
「ん…ふっ、…ちゅ」
カメ子の艶かしい舌が私のおっぱいを攻めている。
興奮と快楽とで既に限界まで硬くなってしまっている乳首は、
カメ子にとって、私を苛めるための絶好の遊び道具だった。
陶酔し、恍惚の表情を浮かべながら私に舌を這わせるカメ子は、可愛い。
…可愛い。
思わず私からも攻めたくなるんだけれど、今はカメ子のターンだった。
だから私はただただカメ子の攻めを受けきるだけ。
パラディンだから。攻撃を受け止めるのがパラディンの役目だから。
…何か間違ってる気もしなくもないけどね。
「ふぁ…、ぁあっ」
私のおっぱいで遊ぶカメ子はまるで乳児のよう。心なしか、彼女からはミルクのような甘い匂いが漂っている。
そのまま眺めているのも可愛くて素敵なんだけど、目を閉じて与えてくれる感覚の方に集中することにする。
さっきから行き場を失っていた両手をカメ子の背中に回して、彼女の体温を感じる。
カメ子は敏感になってしまっている乳首に直接舌を這わせるようなことはせず、
乳首に触れるか、触れないかぐらいのところをゆっくり、丹念に嘗め回していた。
「んぁっ…、んぅ」
もう片方のおっぱいにはさっきからカメ子の小さい手が伸びている。
柔らかい粘土を捏ねるかのように弄んでいる。
お口で奉仕しているのと同じように、敏感な部分はまだ、おあずけな状態だった。
舌もそうなんだけど、カメ子の触れたところが妙に熱い。
触感が鋭敏になっちゃってるのかその熱がまた快感となっておなかの奥の方へと蓄積される。
少しずつ蓄積される快感がもどかしい…敏感な部分を思いっきり弄ってほしい。
もっと…もっと私を弾けさせて、蕩けさせて、カメ子。
気が付けば、無意識のうちに太ももをモジモジとこすり合わせてしまっていた。
いつものカメ子なら、下の方に触ってくれるのはまだ後。だからせめて、乳首を弄って欲しいよ。
余計に切なくなるのが分かりきっていても、今のこの生殺しの状態よりはマシだった。
「あ…あの、カメ子…」
私が何を求めているのか分かっているカメ子は唇で乳首を甘噛み。
ずっといじってほしかったところに刺激が与えられる。
軽く跳ね返る弾力は柔らかいカメ子の唇なのか、私の乳首なのか…。
きもちいぃ。…きもちぃんだけど。
私の心を読んでいるかのようにカメ子の唇が乳首を離れる。
唾液をたっぷり含んでいたのか、唾液がつつーっと糸を引く。
うぅ…焦らされてるよぅ。…もっともっといじって欲しい。
カメ子も私の気持ちが分かってる。だから焦らしているんだ。
「…パラ子可愛い。パラ子っ…」
焦らされ、イけない快感に悶える私の表情を見るのもカメ子の愉しみの一つだった。
「カメ子っ、ぁっ、ふ、お、おねが…」
我慢できずに自分で弄ろうと背中に回した手を解こうとした時。
「…我は封ず、汝、其の両の腕を」
「…ぇっ!!」
「私がシてあげてるのに…自分で慰めないでね…。急がなくてもそのうち、下の方もシてあげるから」
呪言だ。呪言で手を封じられてしまった。
またこのパターンですか…!?
私の腕はカメ子の背中に回されたままピクリとも動こうとしない。
その状態で固まってしまったのでカメ子と私は密着したまま満足に動けなくなってしまった。
…カメ子にとってはこれは好都合なのだろう。満足そうに私の胸に顔を埋める。
「お願いだよ…ぉ」
「…はむ」
私の懇願にも関わらずまた、甘噛み。…それじゃ物足りないのっ!
乳首が…というよりおっぱい全体が、カメ子に焦らされて限界以上に膨らんでいるのがわかる。
今バスト計ったら絶対Aぢゃないのに…!
あぁ、でも好きな人に胸揉まれると大きくなるってこういうことなのかな。
と、どうでもいいような思考をして蓄積されている快感を少しずつ逃がそうとした。
結論…焼け石に水。
逃げていく快感よりも絶妙な刺激で積み上げられる快感の方がずっと大きい。
カメ子のいじわるな攻めで私は決壊寸前の堤防のように、ギリギリのところでせき止められている。
あとちょっとの刺激で私の身体は決壊しちゃうだろう。だけどホントにギリギリのギリギリまで、
グラスに注いだワインが溢れずに盛り上がるトコロまで…カメ子は私を焦らすつもりなんだろう。
焦らされているっていう自覚がある分、まだ我慢できる。
「あふゥッ…んん…」
カメ子は甘噛みしたまま少しだけ私の方に顔を向けた。
ホントに少しだけだったんだけど私にとっては待ちに待ちかねた刺激だった。
柔らかい唇に挟まれて引っ張られる乳首。もっと…もっと…!
「ん。ふぁ…」
「…!」
私の上げた声の違和感に気づいたのか、
不必要な刺激を与えてしまったとでも言うかのようにカメ子が唇を離す。
重力に引かれて在るべき場所に戻り、軽く波打つ私のおっぱい。
予想もしなかった刺激が胸に走り、背中をずーんと貫き、おなかへと駆け抜けていく。
や、いま、この刺激は、危険…!
パシッと、私の頭の中で何かが弾けとんだ音がした…気がする。
「カメ子!! お願いだからっァ!!」
とうとう我慢できずに声を張り上げてしまった。
隣の部屋…どころか宿全体に聞こえちゃってるかもしれないけど、今はそんなことどうでもいい。
「…おねがい?」
とぼけるつもり!?
「いじってよぉ! もう限界なのぉっ!」
りせいもげんかいだった。
一度口にしてしまったらもう止まらない。
「…どこを?」
「おっぱい! 私のおっぱい!」
「…さっきから可愛がってあげてるよ?」
「ちくびっ! ちくびを噛んでよ! ギュって抓って! もっと、もっといじってよぅ」
「…くす、パラ子っ、かわぃい。 …いくよ?」
私はその言葉に首を縦にカクカク振るしかなかった。
餌を目の前にお預けを命じられた子犬のように、言い訳はできないくらいの涎が口から漏れていた。
でも…これでいじってくれる、もっときもちいくなれる。
――ギュゥ…カリ
「〜っ!!!!!!!!!!」
白い歯で右の乳首を噛まれ、左の乳首を細い指先で思いっきり抓られた。
まさか同時にくるとは思わなかった。
快感のゲージが振り切れるまでの間、息が詰まる。
一瞬だったかもしれないし、一時間だったかもしれない…
「ふぁ…、あ、あ、あ、あああああああぁぁぁぁl!!!!!!」
溜まっていた快感と、息と、言葉が一気に口からあふれ出した。
あふれ出した分だけ、頭の中が真っ白になっていく。
どうでも良い感覚とどうしようも無い感覚の区別ができなくなって…
全身が粟立つ。反射的に上半身がガクガクとゆれておなかの奥が熱くなる。
カメ子がまだ手と口を離さないもんだから、自分で身体を揺らした分だけおっぱいがゆれて、固定されている先端が刺激される。
快感が連鎖する。あそこが熱くて重い粘液をドックンドクンと吐き出すのがわかる。
――コリ
「ひァッ…」
カメ子が口を離して両方の乳首を潰すように抓んだ。
抓まれ小さいなりにも自己主張をしている乳首が私の全てで、私の身体も、心も全てがそこに詰め込まれている。
だからこんな…まるで全身がカメ子の指先に潰されたかのような感覚がするんだ。
…潰されてしまえばいい。もっと私を滅茶苦茶にして、その快感の中で死にたい。
「ぁぁぁぁあああ、ふぁあああ、あッ!!」
カメ子と視線があう。
カメ子の蒼い瞳に快感に顔を歪ませる私が映っている。こんなわたし、私は知らない。
私でも知らないわたしをカメ子が見つめている。
恥ずかしいから見ないでっていう気持ちと、恥ずかしいけどもっと見てっていう両方の感情が私をさらに昂ぶらせる。
貴女は、特別。
私の知らないわたしをカメ子だけが知ってるんだ。
カメ子の前でだけ…カメ子だけ。
「んっ…パラ子」
愛する人から自分の名を呼ばれた。言葉に喘ぎ声が混じってる…。
攻められるだけで今まで気が付かなかったが、私の太ももに股間を押し当てて擦り付けている。
カメ子のあそこから吐き出された粘液が私の太ももを濡らし、くちっ、くちっと可愛い音を立てている。
柔らかく、熱い感覚の中に時折、コリっとしたモノが太ももにあたる。
カメ子の一番感じる部分だろう。興奮して太ももでも分かるくらいに大きくなっちゃってるんだ。
…私がカメ子を興奮させているんだ。
…カメ子はこんな私を見て感じちゃってるんだ。
愛しい気持ちがまた快感を積み上げる。だけどこれだけじゃ…乳首だけじゃイけない。
イけないのを分かっているカメ子はだからこそ限界まで私を虐めている。
「あ゛あ゛〜…う゛ぅぅ〜」
身体の中にバーストウーズでも潜んでいるのだろうか。
灼熱のように熱くて…おなかの奥に溜まっていた快感がキュウッと凝縮する感じ。
だけどまだ、私の身体はまだ爆ぜることを許されない。
「うう゛ぁ、ぁ」
頭が激しくフラッシュバックする。このまま気絶してしまえたらどんなに楽だろう。
自分でも驚くほど口から涎が流れ出てて、焦点が定まらない。
普通の人間が見たなら間違いなく今の私は廃人にしか見えないだろう。
私がこんな姿を見せるのはカメ子の前でだけなのだ。
カメ子の前でだけ、私は自分の気持ちを隠す事無く痴態を見せる。
子宮がキュンキュン泣いている。潤沢な筒が早く何かで満たして欲しいと金切り声を上げている。
できれば…カメ子の可愛い指で。
弄られてもいないのに口から流れ出る涎と同じくらいに愛液が流れ出ている。
美味しいものを目の前にしたときに涎が出るというならば、そこはもう準備万端、万全だった。
「か…かめ…子、カメ子!!」
「…なあに?」
カメ子は何も知らないフリ。
私が何を求めて、何をして欲しいのか手に取るように分かっているはずなのに。
…私の口から言わせたいのだ。
既に羞恥心なんか彼岸の彼方へ置いてきた私は躊躇することなんか何一つなかった。
「イ、ッ、イきたいよ、ぉっ!」
声を出すというか吐き出す息に声が混じっている状態。
かはっ、かはっと息も絶え絶えになりながら懇願する。
「…ふぅん?」
カメ子は乳首を攻めるのをやめて私の下腹の辺りを撫でている。
もうちょっと、もうちょっとで私は…。
自分から腰を動かして少しでもカメ子の手を近づけようとする。
と、カメ子の手がすすすっとまた胸の辺りに戻る。
諦めて腰を動かすのをやめるとまた下腹の辺りへと。
カメ子は悪魔のような笑みを浮かべながら私の行為を楽しんでいるようだ。
「か、めっ…子、イきたいのぉっ! ゆびっ、ゆび、なか…なかにいれてぇ!」
「…くす」
「ふぁぁぁ…」
カメ子が自分で右手の中指を頬張る。飴でも舐めているかのように熱心に自分の指を舐めている。
やがてタップリと唾液で濡れた中指がカメ子の唇の隙間から現れた。
私の目の前で軽くその指をちらつかせている。まるで、この指がどうなるのかを教えているかのように。
教えられるまでも無く、私はそれを身体で知っていた。
腕がカメ子の背中に回されたまま動かないので、
カメ子が何をしているかを自分で確かめることはできないけど、しようとしていることは、分かる。
中指を濡らした右手が視界から消えると股の間にその触感が伝わる。
人差し指と薬指を襞の両側に当てているのだろう。
カメ子は熱に浮かされたかのような眼差しで私を見つめていた。
私の瞳、表情、呼吸、全てを見逃さないとでも言うかのように。
「パラ子…ほら、あ〜ん♪」
――ニチュッ
と、卑猥な音がして灼熱のように脈動しているそこが外気に晒される。
身体全体がそのひんやりした感覚に震える。今、私の中で一番熱いトコロ。
本当なら、ソコは男性の性器を受け入れ子を成すトコロ。
愛しい人と一つに成る素晴らしい悦びを味わえるトコロ。
…女の子の身でありながら同じ女の子を愛してしまった私でも、
ソコは男の子を求める時と同じ様に脈打っていた。
「…口からのヨダレとココからのヨダレ、どっちが多いのかなぁ…?」
どっちだってイイ。今はただ、カメ子の指を飲み込んで、膣で感じたい。
カメ子が男の子じゃなくても、私の欲望を満たすことは可能だった。
我慢するとかしないとか、そういうことはもう問題じゃなかった。
「はや…くっ、はやくぅ!!」
「ふふ…パラ子のえっち。…そんなに欲しいの?」
「うんっ…だ、だからぁ!!」
コレで挿入てくれる。そう思った私が甘かった。
カメ子は濡れた中指を挿入ようとはしないで、親指で陰毛の辺りをくるくると愛撫している。
「なんッ、でッ、いれてくれないの!! よォっ!!」
「…マナー」
「…まな、ぁっ…!?」
なんだろう? マナ?
カメ子の指で膣を滅茶苦茶にいじって欲しいということしか頭に無かった私には、
その言葉の意味が理解できなかった。
「…ダハ子から教わったの。マナー。…テーブルマナー。
食事を摂る前にはキチンといただきます。食べ終わったらご馳走様。お粗末様」
「て、ぶる…まなぁ?」
「そう、だから、だからね、パラ子…いただきますは?」
「ふぁ…う、うん。カメ子、カメ子、い、いただきますぅっ!!」
首を上下に激しくふり、カメ子の言葉の意味も分からないままにいただきますをした。
「くす…よくできました」
――つぷっ
待ちかねたモノが挿入ってくる。
「ホラ…だんだん挿入っていくよ?」
「ああああああぁぁぁあああああうぅぅうぅうううう!!!!」
自分でも腰を前にせり出してカメ子の指を飲み込もうとする。
ぐちぐちと音をたてながら、ぬかるみに沈み込んでしまうかのようにカメ子の中指が私の膣内に挿入ってくる。
目を閉じて、眉を寄せて、その感覚を味わう。
混ざり合う唾液と愛液、カメ子の小さい爪。…ひょっとしたら指紋まで。
感じられるハズも無いのに、少しでもカメ子を知覚しようと私の感覚が全て膣内に集まる。
僅か数センチにも満たない小さな指なのに、その指が私の全てを支配する。
「…全部挿入っちゃった」
「あァッ、う…うンゥッ…」
根元まで飲み込んだままの中指は、それ以上動く事無く、
じっと私が動き出すのを待っているようだ。
…ようだ、ではなく、待っている、だ。カメ子はいつもそうだった。
「ね、ねぇ…カメ子…動いて、イイの?」
「…お好きにどうぞ、召し上がれ」
「うんっ、うンッ…!!」
ググっと腰を前にせり出してもっと深いところへカメ子を招き入れる。
けれどもカメ子の指は小さくて短くて、
ついでに可愛いのですぐにそれ以上は潜れなくなってしまう。
と、今度は抜けちゃう入り口のギリギリまで腰を引く。
カメ子は指を曲げたりしようとはしていない、
あくまでも私の動きに合わせてゆっくりと震えさせているだけだ。
「んっ…はぁ……ふぅンッ!」
引いて、押して、引いて、押して……。
私自身が腰を動かしてピストン運動させるが、
せつない気持ちだけがドンドン増えていくだけで全然物足りない。
どんなに激しく腰を振ろうとも満足にイけるとは思えない。
すぐに私は、私が本当に望んだのはこんなことじゃないと悟る。
「イけないッ!! イけないよぉ!!」
「…欲張り」
「よくばりで…イイから、ァ…! カメ子、も、ゆび動かしてよぉ…!!」
お願い、お願いと懇願する私。ツツーっと頬を雫が伝う。
自分でも意識していなかったが、両の目からは涙があふれ出ていた。
いや…あふれ出るなんてものじゃない。ぽろぽろ涙を零しているのに今まで気が付かずにいた。
たまたま、一際大きな雫が頬を伝ったから気が付いただけ。
流れ出た涙は、イきたくてもイけないせつなさと、カメ子を思う気持ち…。
「…パラ子。私が愛してあげる」
流した涙のせい?
愛してもらえるのは誰?
そうか…それは私のことなんだね。
「ひィッ!」
途端にグイっとカメ子の指が曲がった。
ちょうど鉤状に引っかける感じで、指先が膣内で一番イイ場所に押し当てられる。
そこが擦られると子宮がうねり、カメ子の指先をもっと、もっと奥へと誘おうとする。
「あんっ、ああんっ、ひゃ…あンッ!!」
親指の付け根の辺りでクリトリスが刺激される。
興奮で包皮から自然に剥き出る程大きくなっていたらしく、その芯にカメ子の手が直にあたっていた。
自分で慰めるときも十分に身体ができあがってからじゃないと触っても痛みしか送ってこないその部分は、
カメ子の手によって仕上がった今の私には気絶してしまいそうな程の快感を送る器官へと変貌していた。
刺激されるたびに身体がバラバラになってしまいそうな感覚に包まれる。
私の弱点、私の身体を全て知り尽くしているカメ子の攻めは容赦なかった。
「ああんっ、ひぇ…ふぁ、アッ、アッ…!!」
左手と口で両方の乳首が再び捏ねられる。
この快感の中でなら、きっと乳首を噛み切られたとしても悦びに変わるだろう。
乳首と、膣内と、クリトリス。女の子として感じられる部分が全て、カメ子に支配されている。
…私は今、カメ子に女の子を犯されている。
一番愛する人間に、全てを捧げることができるなんて、私はなんて幸せな人間なんだろう。
男の子のモノを受け入れたことは無いけれど、きっとこんなにも幸福感を味わえるわけ無い。
だって、私の一番好きな人がカメ子で、そのカメ子が女の子なんだから。
カメ子以外の人間にはこんな私を見せるわけが無いし、抱かれるつもりも無い。
「アッ、アッ、アアッ…!」
…こんな淫らな嬌声をあげているのは誰なんだろう。ここには私とカメ子しか居ないのに…。
ぼやけた頭では部屋中に響き渡る喘ぎ声が自分のあげているものだと理解するのに時間がかかった。
声のトーンが私の意思とは無関係に跳ね上がっている。
いつもならシーツや枕を噛んだり、思いっきり掴んだりしているハズだ。
腕が動かない今、カメ子と密着しているこの状況は、快感を逃がす術が無いわけで。
カメ子の親指の爪が軽くクリトリスを引掻いた時、視界と思考が爆ぜた。
「ンっ…ああああああああぁぁぁぁぁぁあああアアあああ!!!!」
腰が勝手に震える。上半身が揺れる。ゾクゾクとして背中が反り返って背骨が軋む。
身体中の血液が逆に流れ出していくような感覚。
頭に直接メディカXでも注ぎ込まれたかのようにまっしろに…。
「…っ!」
意識が吹き飛ぶのを繋ぎ止めるように、カメ子の背中に思いっきり爪を突き立てていた。
カメ子の指を飲み込んだままの膣内が痙攣し、収縮する。
――永い間の一瞬。
どう考えてもそうとしか表現できない時間。
その時間の中に放り込まれた私の身体は硬直していた。
硬直した後、乳首や、クリトリス、足先、鼻、口、突き立てた爪
…身体の至るところから快感が飛んでいく。
飛んでいった快感がまだ私の身体に繋がれているのか、抜け殻の私をゆっくりと持ち上げているのだろう。
脱力して、弛緩する。身体に全く重みを感じない。空でも飛んでるかのようにふわふわ。
目を開けると天使のようなカメ子の微笑み。やっぱり空を飛んでいるのかな?
そういえばカメ子に言わないといけないことがあったような気がするけれど…なんだったっけ?
イった時に意識が吹き飛ぶような感覚とは別に、脱力しきった私の身体と頭を眠気が襲う。
(テーブルマナー。食事を摂る前にはキチンといただきます。食べ終わったらご馳走様。お粗末様)
テーブルマナー…。
ようやくそれだけ思い出すと既に開くのさえ重たい口で言う。言わないと。
「ごちそうさまでした…」
「…お粗末様」
…その言葉を最後に私は意識を手放した。
ああそうだ、せなか、きずつけちゃったね、ごめんね。
そんな私の言葉はまどろみにうずもれる。
カメ子の手が私の頭を撫でているような気がした。
しあわせ。
おやすみなさい。
/ゆめのなか
489 :
B2F:94:2007/03/18(日) 02:41:51 ID:PGj4yIUm
前回がギリギリストップだったので今回はえろえろ〜に。
でもこの話、パラ子、カメ子という名詞出していないと
世界樹のSSだと言うことに気が付かないかもしれない(゚Д゚;)
各自足りない分は脳内補完をお願いします(`・ω・´)
うおおおお。神が降りられた!
エロいよエロいよ。GJ!
もちろん冒頭に出てくる『仲間達』は、全員女子だよな?
ほぼエロのみ。掌編。ブシ娘で完成。
低レベルで六階の魔物討伐以来に挑んで返り討ちにあってついカッとなって書いた。
今は後悔している
戦いに敗れた者の結末は、常に無残である。
それは、いつの世においてもも変わらぬ理だ。
それは、このエトリアの深き樹海──「世界樹の迷宮」と呼ばれるこの地においても変わる事はない。
冒険者ギルドが実力を試す為の「六階の強力な魔物たちを一人で討伐せよ」という依頼を受けていた異国の戦士「ブシドー」の少女。
既に数体の魔物を討伐し、残りの魔物を討伐しようと依頼にあった強力な魔物たちの姿を思い浮かべる。
全ては一瞬の油断であった。
考え事をしていた彼女に、背後からスライム状の魔物──執政院ラーダの資料において「スリーパーウーズ」と分類される魔物たちが突如として襲い掛かる。
それが蝕腕を使った一撃なら彼女に勝機もあっただろう。
だが、最初に放たれたのはスリーパーウーズの身から生成される液体。
それは、人間の身にとってはに深い眠りを与える成分を多く含んだ、甘美な毒となる。
突如眠りを与えられ主導権を握られた彼女に満足な反撃などできよう筈もない。
彼女はほぼ一方的に魔物たちから嬲られ続け、無力化されてしまった。
既に刀は手から離れ、防具も砕かれて使い物にならない。
彼女の身を覆うものはもはやボロボロになった袴と、サラシだけであった。
「ここまで……か……」
迫りくるスリーパーウーズの姿に、ブシドーの少女は死を覚悟し目を閉じる。
しかし、その次の行動は彼女を更なる地獄へ叩き落すものであった。
「……くぁ!?」
彼女を囲んだスリーパーウーズの一体が彼女の秘所にその蝕腕を延ばす。
「くそ、何をする……あぁ、やめろ!」
その蝕腕を振りほどこうと手を伸ばすが、その手はすぐに別のスリーパーウーズの蝕腕に絡めとられ彼女は地面に貼り付けにされたように四肢を拘束された。
「や、やめろ、いっそ一思いに殺……く、あぁ!」
叫び暴れるが、勿論魔物たちがその言葉に耳を貸すはずもない。
否。
そもそも彼らには言葉に耳を貸すなどという知能そのものが存在しない。
彼らの思考にあるものは本能だけ。そして、彼らはその本能に従って行動を開始する。
「は、放せ! こ……こんな、魔物に……んぁ……」
スリーパーウーズは少女の体を覆いかぶさり、体の上を這いずり回る。
胸とサラシの中に入り込まれる奇妙な感覚に、少女は戸惑った。
「ん……くそ、なんで……ふぁ……」
生殖機能を他の動物に依存する彼らにとっては、その動物の生殖器官を探すのは至極当然の行動であった。
しかし、それを行われている少女がそのような事を知ろう筈もない。
なにより全身を魔物に這いずり回られる感覚は、未だ性的経験のない彼女にとっては未知の感覚である。
その感覚に彼女は恐怖を感じる。
何より恐ろしい事は、その感覚には恐怖だけではなく──僅かではあるが快感が混じっている事だ。
恐怖を克服する術はブシドーの教えの内にある。だが、快感に抗う術はその中には──いや、彼女の今までの人生の内には存在していなかった。
「んく……ふ……くぁ……んん……んぁぁ!」
声を抑えていた少女が突如叫びを上げる。
ついにスリーパーウーズが彼女の秘所を見つけ出し、ゲル状の体を少女の秘書の中に潜りこませたからだ。
「や、やめ……あ、あぁ……く……ふぁ……あぁ……」
少女の声が高まってくる。
彼女の知る由もないがスリーパーウーズの体液には一種の発情効果もある。
それを体中に塗りこまれたのだ。
性に免疫のない彼女は、快感の波に一気に飲み込まれてしまった。
「うぁ……あぁ……ふぁ……んぁ……あぁん……はぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
人間の射精にも似た、スリーパーウーズの幼体の放出に彼女は初めての絶頂に達する。
だが、彼女に初めての絶頂に満足してる暇はない。
息つく暇もなく、ポイズンウーズが彼女の体を這いずり回り始める。
いつしか彼女の膣からは幾百ものスリーパーウーズやポイズンウーズが産まれ出る事となるだろう。
だが、彼女はそれを悲しく思うことはあるまい。
なぜなら、彼女の頭にはもはや与えられる快楽以外の思考は存在していないから。
いや、もしかすると、彼女にとっては産み出す事も悦びなのかもしれない。
なんにせよ、樹海の深き闇に落ちた闇に落ちた彼女の思考は我々にはもはや知る由もない。
もし貴方が深き樹海の奥で女性の喘ぎ声を耳にすることがあったならば──その時は、どうかそっとしておいてあげて欲しい。
彼女を助け出すこと。それを彼女が望んでいるとは限らないのだから。
俺設定も多い上に、エロ話としてはどうみてもエロくないです。本当に(ry
とりあえず、回復アイテムはもっと持っていくべきだと思った。
スリーパーウーズ+ポイズンウーズにやられるとは思わなかったぜ……
これは良いはにゃあぁぁぁん
>>489 超GJ…読みながらすごくドキドキしてました…
byドリ子
焦らし方がすごい上手で良かった。焦らし万歳。
498 :
フェチ男:2007/03/18(日) 12:57:03 ID:cuAzEQBa
ネタが沸々と出てたのでフェチります。 あぁ、何か自分が駄目な人種だって再認識。
「あー、しかしこう、連続で何度もやると身が持たんな」
「メディ姉に精力つく薬でも貰ってくるかね」
フェチハンター・ダク男は今日もフェチを求めて彷徨い歩いていた。
しかしながら連日のハードな‘仕事’に精魂尽き果てかけていたのだった。
コンココ、コンコン。 コンコン。 独特のリズムでギルド唯一のメディックの部屋のドアをノックする。
「ダク男くんね? どうぞ、開いてるわよ」
「お邪魔するぜ〜」
「相変わらずイヤらしい目つきをして、下らないノックの仕方をしないでちょうだい」
「たはー、いきなりご挨拶だねぇ、メディ姉」
辛辣な言葉を部屋に入った途端に浴びせられ、ダク男は苦笑する。
「それで、今日はなぁに? またお薬が欲しいの?」
「そ・ゆ・こ・と。 何時もの頼むぜ」
「材料だって無料じゃないんだから、余り頑張るのも止めて欲しいわね」
「へぇへぇ、ご尤も。 メディ姉には頭が上がりませんよホント」
「調子いいんだから!」
強い口調ながら楽しそうに微笑み、手際良く薬棚からビンを取り出す。
「はい、どうぞ」
「サンキュ。 ゴキュゴキュゴキュ……ぷはぁっ! うまい! もう一杯!」
「下らないこと言わないの」
「へぇへぇ。 ……ところで」
「なぁに? まだ何か用があるの?」
ダク男が飲み干した薬瓶を受け取り、薬棚に戻しながらメディ姉が尋ねる。
「何時も世話になってるメディ姉に、たまには恩返しでも、と思ってね」
「あら、珍しいわね。 貴方がそんなことを言い出すなんて、熱でもあるんじゃないかしら?」
「ひでぇ言い草だなぁ……ま、たまには、ね」
「まぁいいわ、お言葉に甘えようかしら。 それで、何か頂けるのかしら? それとも何かしてくれるの?」
「おう、ナニかをしてやるぜ〜。 ま、とりあえずベッドに」
「ふふ、何かしらね……」
ダク男のせんとしている事を察しながらも、メディ姉は楽しそうにベッドに腰掛ける。
「んじゃ……縛るぜ」
「くすっ、やっぱり。 えぇいいわよ」
「今日はちっと変わったことをヤるぜぇ〜。 こうしてこうして、こうしてだな」
「あんっ、ちょっとキツイ……」
「にひひっ、ソレがイイんじゃないか」
やがてメディ姉を縛り終える。 胸と秘部のみを曝け出すような特殊な縛り方だ。
また、足を大きく広げられ、メディ姉の秘部は完全に丸見えである。
「い〜ぃ眺めだぜ、メディ姉」
「ふっ、ふぅっ……! こ、これからナニをしてくれるのかしら、楽しみね……あふ」
縛られているだけで快感を得ているのだろうか。
メディ姉の秘部からは既に止め処なく愛液が溢れ出して、ベッドに染みを作っている。
499 :
フェチ男:2007/03/18(日) 13:27:37 ID:cuAzEQBa
「相変わらずヤラシイ身体してんなぁ、ごくり」
「ごくり、って口で言うものじゃ無いと思うの」
「まぁまぁ。 さてさて、目的のものは何処かしら〜んっと」
「……?」
ダク男がゴソゴソと部屋を漁り始める。
やがて薬箱と思しき箱の中から目的のものを見つけたらしく、喜色満面でベッドへと戻った。
「これこれ、今日はコレを使うぜぇ〜、にひひ」
「……綿棒?」
「そう、綿棒! イングリッシュで言うならコットンブレード!」
「はぁ……それで、その綿棒を使って何をするのかしら」
「こうするのです」
「あふんっ!」
ダク男はおもむろに綿棒を2、3本掴むと、メディ姉の秘部へと触手を伸ばす。
綿棒の頭でヒダを擦り、愛液を染みこませてゆく。
「ぅんっ……ん、はぁ……な、なぁに? 今日は優しくシテくれるの……?」
「ニヤニヤ」
「あっ、ん! ふぅ、ふ、うんんっ!」
徐々に綿棒を擦るスピードを上げていくが、それだけ。
メディ姉を絶頂に導くには明らかに刺激が足りなかった。
「あぁんっ……ダ、ダク男く、んっ……! それだけなの……?」
「うひ? やっぱり足りない?」
ニヤニヤとイヤらしい笑みを浮かべながらダク男は意地悪く尋ねる。
「あ、たりまえよ……んっ! ぁふうっ! もっと、もっとちゃんとしてくれなきゃ……イヤ」
「まぁ〜、じゃあもっとイイことしてあげますかね〜。 お世話になってますからねぇ」
「おねが、いいぃイっ! そ、そこ、ちが……っ!」
ようやくダク男は目標を変え、メディ姉を責める。
しかしダク男が選んだ目標は、膣内ではなく、尿道だった。
「あっ! あぁっ! うああああっ! ひ、ぃいいいいっ!」
「流石のメディ姉も、ここを責められるのは初じゃないかね、ん?」
「ひあああぁぁぁうううっ! かはっ! はぁっ! はぁっ!」
「うひょひょ、いい声だすなぁ」
「へんっ! 変なのぉ! そこ入れられると、へんなかん、じ、イィィィィイッ!」
綿棒を尿道に突っ込み、擦りあげるように尿道内を責める。
ザラザラとした感触が尿道壁を擦るたびにメディ姉は高い快感を感じていた。
口からは涎を垂らし、あまりの刺激に白目を剥きかけているが、それでも余すところなく快感を身体に受けていく。
「あぐううううっ! きついきついきついぃぃぃぃ!」
「もう三本も入っちまったぜぇ。 初めてなのにイヤらしい穴だこと」
「あひっ! はぁあっ、ぐぅううう! イイの、頭が変になりそうなのがイイのぉっ!」
「うーん、これだけじゃ足りなさそうだなー。 他に何か無いかな……」
ダク男は片手でメディ姉を責め続けながら、もう片手で先ほどの薬箱を探る。
やがて、手の中にヒンヤリとした感触を見つけ、それを手にした。
「お、こいつは体温計。 そうだ! これでメディ姉の体温を計ってみますかね〜」
500 :
フェチ男:2007/03/18(日) 13:49:24 ID:cuAzEQBa
ズブズブと体温計をメディ姉の尿道へ潜り込ませていく。
「あひぃっ!? つめたい! つめたいのぉ!」
「さぁて、メディ姉の中はどのくらいあるのかな? ……うおっ、39度! 熱があるじゃないかメディ姉!」
「ふああっ! ひぅっ、くはぁっ!」
「コイツはいかんなぁ〜、熱を冷ませねば! 何か良さそうな薬はないかな?」
メディ姉に綿棒三本と体温計を突っ込んだまま、またもや薬箱を漁るダク男。
そして何やら透明のチューブを見つけると、それを手繰り寄せる。
「なんだこれ? 何に使うんだこんなもん……医学ってのはわからん」
ピコーン! その時、ダク男の頭上に電球が光り輝いた。
「そうだ! こいつをこうして繋げてだな、うひっ」
「きゃあっ!?」
ダク男はそう言うと、チューブの片方を尿道に、もう片方を膣内へと潜り込ませていく。
「上手くいけばラヴ・ポーションッヌが尿道に逆流官能エクスタシーって寸法だ」
「うきゅうううううっ! 入って、あひっ! 入ってくるううううっ!」
「上手くいった! ナイス!」
「イヤアッ、入ってくるぅっ! 入ってくるのぉおおあああああっ!」
プシャアアアアアッ! 激しく潮を噴き出しながらメディ姉が絶頂へと登り詰める。
その潮がまた膣内へとチューブを通して逆流していく。
「あぁぁぁぁっ! またなかにぃぃぃっ! 入ってくるううううううっ!」
「あんんああああああっ! くはあぁぁぁぁっ!」
膣内に、尿道に、異様な逆流感を覚えつつ、メディ姉は際限なく絶頂へと達する。
ダク男はその様子を満足げに眺めているのだった──。
501 :
フェチ男:2007/03/18(日) 13:51:26 ID:cuAzEQBa
どうも、フェチ男です。 尿道責めです、割りとあるフェチかな?
メディ姉は以外と淫乱なのが俺の中では通説です。 何たってお姉さんだもの。
メディ姉は俺の中では掴み所が無くてかっこよくて淫乱なお姉さんです。GJ。
>>493 こういうシンプルなモンス陵辱系が大好きだ。GJ
>>504 エロスよりも先に笑いが込み上げてくるのはどうしたものかw
ちょw
剣男の台詞がツボったww
全部読んでみたいわ
セリフコラだな
上手いことするなぁw
ショタ剣男(仮)に不覚にも萌えたオレは、ちょっと迷宮で修行し直してくる
>>511 それ以上修行すると、女装してないショタ剣男に萌えるようになってしまうぞ!
……あれ? 本望じゃないか。
本望の「ん」と「う」をとるとホモだな。
いやただ思い出しただけだ、他意はない。
…お前らに俺の糸目は渡さんぞ。
>>515 お前は愛を生産性で語るのかw
んなこといったら妄想なんて最高に生産性が無いぜ?
>>515 当事者ならともかく、愛でる分には生産性なんて腹の足しにもならないぜ
パプワ君ネタだったんだが古すぎたみたいなんだぜ
PAPUWAになって衰えたよね。
そろそろ誰からも忘れられそうな私の話の続きが、ようやくあげられる
感じなので明日あたり行ってみる。
>>519 奇遇だな、俺も忘れられてそうなの上げられそうなんだ
今日投下できれば良いなぁ
でも肝心のエロ描写が絶対的に不足してるがこれ以上書くのは童貞の俺には無理だ
誰かエロマスタリーよこせ
マジか。こっちもそろそろ投下しようと思ってたんだ。
しかも20KBちょいある……
>>520 君の童貞をくれたらエロマスタリーあげても良いぜ
冗談はともかく、お二方ともwktkして待ってるよ
週末に書いて今ぐらいにUP、というパターンはみんな同じなのかな。
とりあえず、ぼちぼち投下してみます。
青髪ブシドー×刺青カースメーカー。
先に言っておきますが、魔神皇とは何の関係もありません。
「すまない」
処置室から出て来た施薬院の院長は、ただ一言そう言って、頭を下げた。
息を詰めて待ち続けていたギルドメンバーたちは、示されたその事実を前にして――ある者は声を放って泣き出し、ある者は唇を噛んで拳を震わせ、ある者は背を向けて窓の外を仰ぎ、またある者は場の空気に耐え兼ねたように廊下を飛び出して行った。
その中で、ただひとり。
頬に紅く刺青を施したカースメーカーだけが、泣きもせず、動きもせず、言葉ひとつ放つことなく立ち尽くしていた。悲嘆と激情の光景を、見開いた灰茶の瞳に映したまま、彫像のようにただ固まっていたのだった。
世界で最も危険な秘境「世界樹の迷宮」ならば、よくあること。
とあるギルドの、とあるブシドーの青年が、不運にも命を落とした。
――それだけの話である。
*
ベッド脇のテーブルに置かれたカップからは、ミルクと蜂蜜の香りがした。
「これ……、身体が温まって、眠りにつきやすくなるから……」
盆を胸に抱えたメディックの少女が、おずおずとつけ足して言う。
側のベッドにうなだれたカースメーカーは、小さく頷いて感謝の意を示す。ありがとう、と呟きも返したつもりだったが、声はうまく音になってくれなかった。
ただ息だけ吐く気配に、盆を掴むメディックの指にも、ぎゅっと力がこもる。何か言いたげに唇を開き、だが結局、何の言葉も出ては来ない。
どんな慰めの言葉も、今は空しいだけだ。
愛しい相手を喪った者に、かけられる言葉など、今は何も。
「……じゃあ、また明日ね」
杏色の髪を翻して、少女は部屋を出て行った。扉の向こうに足音が去ると、辺りは急に森閑と、静寂に包まれた。
時刻は深夜、もう二時になるだろうか。
縁者への連絡に始まって、葬礼の手配やら埋葬の許可やら、悲嘆にくれる間もなくさまざまの雑事に追い立てられ、ただ事務的にそれらをこなして――ようやくギルドの全員が宿に戻ったのは、日付も変わる頃だった。
(また、明日、か……)
正確には、もう「今日」だけれども。
窓の外はとっぷりと暗い。夜の遅いエトリアの街も、さすがにこの時刻は闇と眠りに包まれる。常にざわざわと人出入りの多い『長鳴鶏の宿』も、今は息をひそめたような沈黙に支配されていた。
いや――実際に、息をひそめているのかも知れない。このギルドで前衛をつとめていたブシドーが帰らぬ者となったことは、既に周知の事実となっている。
宿に泊まる冒険者たちは、誰もが思っているのだろう。
明日は我が身かも知れない、と。
「…………」
息詰まる沈黙を払うように、カースメーカーはカップを取り上げ、中身を一気に飲み干した。温められたミルクが喉を滑り、蜂蜜の甘みが濃く舌に残る。
音を立ててカップを戻すと、ベッドの上に仰向けに倒れ込んだ。辰砂色のマントが、白いシーツにばさりと広がる。
(……どうでもいい)
今、この宿にいる者たちと違い、死んでしまったあの人には、もう二度と。
明日なんて、来ないのだ。
シーツに顔を押し付ける。
洗いざらしのリネンから、かすかに、ほんのかすかに、彼の残り香を感じた。汗の匂いと、乾いた埃と――鉄錆めいた血の匂い。
防御を省みず、攻撃のみにすべてを賭ける彼はいつもどこかに怪我をしていて、傷に漂う血の匂いが、そのまま彼自身の匂いになってしまっていた。
「……ブシドー、さん……」
彼が残していったその匂いを、カースメーカーはシーツに顔を埋めてたどった。朱の刺青がつけられた頬を、布地に擦りつけるようにして、息を吸う。
錯覚かも知れない。宿のシーツは、毎日替えられているはずだから。
それでも彼女は、確かに感じ取る。胸の奥までいっぱいに、その匂いを嗅ぎ、呑み込む――
*
『――これは。やはり、意味のあるものなのだろうな』
カースメーカーの頬、そこに刻まれた朱色の文様を指先でたどりつつ、紺の髪のブシドーが問う。
頬ではない別のところを探り続けている彼の手に、半ば意識を奪われつつ、カースメーカーは頷いた。
『わたしたちの、一族っ……、の、しきたり……で。呪言を使う……者が、災いを退けるための、しるし、です』
『ふむ……つまるところ、魔除けのようなもの、か』
納得した風に頷きつつも、太く無骨な指は胴を這い下り、ももの間へするりと入る。
びくりと肩を震わせながら、カースメーカーは声を沈ませた。
『きもちわるい、でしょう……?』
『気持ち悪い? 何故だ』
ブシドーの手が止まる。
不審げに覗き込んだ瞳に、カースメーカーは目を伏せた。
『みんな……そう、言います。ほかの地域には、ない風習だから。肌を刺して、色を入れるなんて、恐ろしいとか。単純に、見た目も、異様で……――あっ』
ふいにブシドーの唇が下りてきて、カースメーカーは声を詰まらせた。
あたたかい舌先が、朱に彩られた文様をなぞって、ゆるゆると触れる。時折肌をつまむように、唇が甘く噛み、なぶる。
受けたことのない感触を、カースメーカーは目を閉じてただ耐えた。
忌まれるばかりだったその印を、彼がたどる。緊張に震える頬を、なだめるようにかすめていく。
『……恐ろしいことなど、何もない』
額にまで伸びる文様に唇を押し当て、離して、ブシドーは囁いた。
『これは、そなたの身を悪しきものより護る印。そなたの職分を全うさせ、命を護り、未来を導く為の印。何ら恐れることも、恥じる必要もない。――美しいと、私は思う』
『……!』
呼吸を止めたカースメーカーを、ブシドーが真っすぐ見つめている。ごく近いところから覗く表情はあくまで真剣で、ためらいも欺瞞も、かけらもなく。
『私も、この美しい印のように……共に在って、そなたを護ろう』
*
「――う……そ、つき……っ!」
あがる呼吸の合間に、カースメーカーは呻いた。
顔を半ばシーツに擦りつけるようにしながら、カースメーカーは指先で激しく自身を慰めていた。
マントを大きくはだけ、窓から差し込む月光に白い下腹部をさらし。右指を秘所に潜らせながら、左手は頬に刻まれた文様をゆるゆるなぞり続けている。
あの日、彼にされたように。
シーツに残るかすかな匂いを頼りに、自らを追い上げていく。
ぐちゅり、と指が沈む。あふれる愛液を指に絡めて、更に奥へと導く。重なる襞をかき回し、曲げた中指で内側を擦り立てる。
「ふっ……くっ、……んっ……!」
白い感覚が、急速に意識を塗り潰していく。
内側も外側も、既にべとべとに濡れそぼって、指の動くたびに飛沫が飛んだ。熱くうねる襞が指をしめつけ、どくどくと血の猛りに併せて、収縮を繰り返している。
息を荒く吐き出しながら、カースメーカーは人差し指も併せて膣内にねじ込んだ。
「んくっ……!」
びくん、と身体がはねる。
朱のラインを引いた目元に、涙が滲む。慌てて瞼をぎゅっと閉じて、堪える。
かたく唇を噛みながら、二本の指で思うさま、内部を突き上げかき回した。
「……はっ、……く……っ、……んっ!」
声は、あまり出せない。
灼けるような快楽を感じていて、衝動もあるのに、うまくそれを吐き出せないのだ。
*
『――だから、声を殺す必要などない。感じるそのままに、現せばいい』
ゆるゆると腰を使いながら、ブシドーが苦笑する。
厚いその肩にしがみつくようにしながら、カースメーカーはその動きに耐えていた。ひどく呼吸は乱れて、苦しくて、けれど声は、詰まったようなかすかな呻きしか出ない。
『だ……って、……な、んだか、……っ、ん……っ』
『ほら、また息を止めている。吸って、吐いて。吸って、吐いて……』
幼な子相手のようなその指示に、カースメーカーは律義に従う。
息を吸う。息を吐く。また吸って、また吐いて……
熱い呼吸に合わせるように、挿入された熱く硬いものが、ぐい、ぐい、と突き上げてくる。
最奥まで擦り上げるような動きに、カースメーカーはたちまちに追い上げられた。
『……はっ、……くっ。ん……、っ、……っ!』
声を詰まらせたまま、背を反らして震える身体を、ブシドーは困った顔で抱く。
『……いかんな。これはつまるところ、私の技が拙いということかも知れぬ』
『そっ……な、こと……はっ……! ……くっ、ふ!』
慌てた否定の声は、一瞬上ずって甲高く揺れたものの、その先はやはりうまく喘ぎにならず、ただ苦しげな吐息に詰まる。
ブシドーもそれ以上強いることはせず、ただ自らも頂点を目指して、強く腰を突き上げ始めた。
唇がいつものとおり、頬の文様を撫でる。舌先がゆるゆると触れて来る、それだけでカースメーカーは身体の芯が、かあっと熱くなるのを感じた。
彼が、なぞる。
彼女を護る印を、繰り返し、繰り返し。
――誓いのように。
*
「――くっ……、……っっ!」
がくん、と身体がはねあがって、落ちる。
はあはあと荒く息をつきながら、カースメーカーは指を膣内から引き出した。
薄くひらいた瞳で、べっとりと泡立つ液に濡れた指をしばし見つめ――そのまま、頬に押し当てる。
ぬるぬるとした感触が、頬に広がる。あたたかくて、やわらかくて、濡れたもの。
けれど、似て否なるもの。
(ぜんぜん、ちがう……)
頬の文様を撫でる、その感触も。
膣内を突き上げ、かき回していた感覚も。
半ば無理やりに求めて、得た絶頂さえ――
「……!」
両腕を掲げて、カースメーカーは顔を覆った。
快楽は恐ろしく急激に醒め、残ったのは果てしなく寂寞とした感覚だけだった。
冷えていく身体を窓の月光にさらしたまま、カースメーカーは指の下で呻いた。
ひくりと喉が揺れて、けれどその先が続かない。
大声で泣きわめきたいのに、こんな時にもやっぱり声が出ない。我慢したくもないのに、身体が身構えたように堪えてしまう。
呼吸だけ激しく荒げつつ、頬に浮かぶ朱の文様を、両手でぎゅうっと押さえつけた。
「……うそつき……!」
誓いはあっけなく断たれ。
結局、この忌まわしい文様と、自分だけが遺された。
文様に指先を食い込ませて、カースメーカーは絞り出すように、届かぬ虚空へ訴える。
「約束、したのに……! 護って、くれるって……、ずっと、ずっと……!」
『そうだ。私は、護るとも』
ふいにその「気配」を感じ、カースメーカーは跳ね起きた。
愕然と顧みた、その先。
ベッドの傍ら、斜めに差し込む月光の中に、ブシドーが立っていた。
「……ブシドー……さ、ん……!?」
シーツの上に起き上がった姿勢のまま、カースメーカーは凝然と息を止めた。
傷のある半身を青白い月光にさらして、ブシドーは真っすぐに彼女を見つめている。表情はいつも通り生真面目に、けれど瞳にはかすかに、微笑のいろ。
カースメーカーにだけ、見せる笑み。
つい半日前、別れる直前までと変わらぬ姿で、彼はそこに立っていた。
「ブシドーさん……! ど、して……」
よろよろと腕を伸ばしかけ、カースメーカーはようやく自分の恰好を思い出す。
自慰に耽ったそのなりのまま――マントは派手にまくられて、ふとももも下腹もさらけ出して。あまつさえ腰の下のシーツは、ぐっしょりと染みを作っている。
一瞬で耳まで朱に染めて、カースメーカーは慌ててマントをかき寄せた。
「――やっ……あ、あの、ご、ごめんなさ……」
うろたえる少女を、ブシドーは無言の微笑みをたたえたまま、歩み寄って抱きしめた。
「……!」
胸元に抱き寄せられて、カースメーカーが目を見開く。
たちまち瞳に、涙がこみあげた。
「ブシドーさん! ブシドーさん!!」
どっとあふれ出した涙に、嗚咽すらままならず、カースメーカーはただ、ブシドーの胸元に縋りつく。
どうしようもなく震える肩を、男の厚い掌が、なだめるように叩いてくれる。
「うそ……うそ、だったんですね。あなたが、死んだなんて、やっぱり……! わたし、もう、ほんとに、ほんとに……かなしくて……」
涙の間に、カースメーカーは懸命に訴えた。頬を擦り寄せた肌はあたたかく、そのぬくもりにまた涙があふれてくる。
力強い腕が、しっかりと支えてくれている。目の眩むような安堵感の中、カースメーカーは彼の胸にもたれて瞼を閉じた。
「でも……よかった。ほんとに、ほんとに……、ブシドーさん……」
鼻をすすりながら呼びかけて――カースメーカーはふと、かすかな違和感に気づく。
彼は一度も、喋っていない。
「ブシドーさん……?」
何故か身体が震えて、それを抑えるように、顔を上げて彼を見た。
ブシドーは静かに微笑んでいた。唇は穏やかに結ばれて、やはり言葉を発しようとはしない。
瞳だけが真っすぐに、カースメーカーを見つめていた。言葉よりも何よりも雄弁に、その思いを告げていた。
――帰ってきたのだ、と。
幽明のはざまを超えて。
『誓っただろう。共に在って、そなたを護ると』
「……あ……」
肌はあたたかく、身体は実体があり、腕の力もかかる重みも確かに感じるのに――寄せた胸に鼓動は聞こえず、結ばれた唇は呼吸をしていなかった。
カースメーカーは震える腕で、彼の身体を探った。しっかりと筋肉の張った肩を、かたい背中を、太い首を。
探り寄せて、かき抱いた。細い腕に出せる、あらん限りの力をこめて。
魂だけで戻ってきた、彼のすべてを抱きしめる。
「ブシドーさん!!」
ぼろぼろと涙を振り撒きながら、自分から伸び上がって、唇をおしあてる。
ブシドーも応えた。彼女の唇を割り、舌を熱く絡めながら、抱いた身体をベッドの上に押し倒す。
指先が、頬を撫でる。そっと触れられただけで、刻みつけられた朱のラインがカッと燃え立つような錯覚を覚え、カースメーカーは小さく呻く。
熱はそのまま、一気に身体全体へと広がっていく。
「……側に、いて。ずっと……これからも、ずっと……、わたしの、そばに……!」
浮かされたような言葉に返って来たのは、朱の文様に落とされる口づけだった。
*
「――ふ……っ、くっ、……んっく……っ、……っっ!」
押し殺した息を吐き出して、カースメーカーの身体がびくんとはねる。
辰砂色のマントはとっくの昔に剥ぎ取られ、細い裸身がシーツにさらけ出されていた。ひらかれたももの間にブシドーが顔を埋めて、舌と指を這わす。
一度、自慰によって達しもしたはずのそこは、けれど今は先の比にもならぬほど濡れて潤い、熱にうねっていた。
とめどなくあふれ出す愛液を、唇を寄せて彼がすする。ずるずると響き渡る音に、彼女は頬を真っ赤に染めて首を振った。
湧き上がる快楽を、息を詰めて堪える。
「は……っ、くっ、……っ、ん!」
ブシドーは太い指で内部をかき出すように嬲りながら、その上でつんと硬く自己主張している小さな芽を、舌先でつついている。ねっとりとねぶり、唇で挟んでやわやわと擦り立てる。
カースメーカーの内に、既にいっぱいに膨れ上がっていた快感が、更に白く炸裂して、背を、脳を、灼いていく。
「――っ、はっ!!」
呼吸を詰まらせたまま、悶える身体。
引きつって伸びる脚、足先にまで快楽が突き抜け、広がっていく。
半ばはとけて、極端に速度の落ちた思考のなかで、カースメーカーはだが、思う。
(まだ……たりない)
閃光のように弾けるだけの快楽ではなく。
もっと深い、熱いものが欲しい。
「……ブシドーさん」
ねだるように見上げて、手を伸ばす。
彼も限界だったのか、視線に気づくとすぐに身を起こして、下帯を寛げ始めた。
ぴんと飛び出す、既に勃起したペニス。
差し出された彼の分身を、カースメーカーは愛おしく握りしめた。自分は仰向けに横たわった姿勢のまま、熱く震えるそれを、ゆるゆると扱き始める。
指の中で更に重く、硬度を増していく感触。じわりとあふれた先走りが、幹を伝って指を濡らす。
無意識に呼吸を止めながら、カースメーカーはひらいた自分の秘所へ、彼のペニスを導いた。
腰を揺らして位置を揃え、先端をゆっくり押し込む。
「……っ、は……っ、く……!」
熱い感触だけで、軽く達してしまいそうになる。
息を殺して堪えていると、彼がふいに身を屈め、そのままぐいと突き込んで来た。
もどかしく欲してうねっていた膣内が、一気に埋められ押し上げられる。
「は――ああぁぁ!」
反射的にもれた、甘い声。
挿入したブシドーはもちろん、声をあげたカースメーカーでさえ、びっくりして目を開く。
一瞬、ほんとに一瞬、何が何だかわからなくなって――気がついたら、声が出ていた。
「い、いまの、わたしが……?」
動揺して顔を上げるカースメーカーに、ブシドーが薄く微笑む。優しいというより、やや意地悪く企む笑みで。
その表情通り、いきなり容赦なく腰を使い始める。
「――はっ、う! まっ、て……あっ……くっ、は……っん、……あ、んっ……あぁぁ!」
声が、止まらない。
いちど「出し方」を覚えた喉は、絶え間なく切ない喘ぎをこぼし続けた。
息を詰める余裕もなく、ただ翻弄される。
奏でられる楽器のように、甘やかな響きを空に放つ。
「ああ……んっ、あふ、……あぁん、あっあっ、あああっ……!」
満足げに笑みを浮かべて、ブシドーはその身体に幾つも幾つも、口づけを落とす。
細い首筋、浮き上がった鎖骨、やわらかに丸い乳房、ふわりとした脇……ちゅ、ちゅ、と甘い響きを立てて、白い肌の上に数限りなく、朱色の印が刻まれていく。
ひとつ印がつくたびに、カースメーカーは身をよじり、声をあげた。
「んんっ、あっ! あんっ……あぁあ! ……ブシドー、さんっ、ブシドーさぁんっ!」
最後は、頬の上に。
護りの印の上に、もうひとつ印が重なる。
舌の這う感触に、カースメーカーはひときわ高い嬌声をあげて、身を震わせた。
「ああああぁぁ……っ!」
なにもかもが、はじける。
外側からの甘い刺激と、内からの熱い猛りが、彼女のすべてをさらって押し流す。
上気した肌の上――刻まれた朱の文様は、彼女の興奮を映してか、普段よりも更に濃く色を増し、くっきりと浮き立っていた。
「あんっ! あぁ! ぶし、ど、さんっ……! いっしょ……いっしょにっ、このま、ま――」
必死に呼び、すがるように叫びながら。
昇りつめて痙攣する彼女の身体を、彼も逃がさず更に突き上げる。
楔のように打ち込んで、最奥に叩きつけられる熱い感覚に、カースメーカーは喉いっぱいに絶頂の声をあげる。
「あっ、ふ……ああああぁぁぁぁぁん!」
はじける彼の感触が、膣内を満たすのを確かに感じつつ――カースメーカーは真っ白な世界に、意識のすべてを解き放った。
*
――眩しい。
カースメーカーはぼんやりと、瞳を開いた。
いつの間にか、朝が来ていた。
明るく差し込む陽に照らされた風景を、未だ覚め切らぬ脳で、彼女は眺めた。小ぶりのクローゼットに、シンプルな鏡台、テーブルの上にはマグカップが一つ――
「……!」
ふいにすべての記憶が脳裏に押し寄せ、カースメーカーは跳ね起きた。
「ブシドーさんっ!?」
傍らを顧みて、そのまま硬直する。
ベッドは空っぽだった。
差し込む朝日に、ただシーツだけが光っていた。
よろよろと、カースメーカーは立ち上がった。膝の上で辰砂色のマントがぞろりと揺れ、自分が着衣のまま寝ていたことに今更ながら気づく。
狭い宿の部屋は探すまでもなく、彼女の他には誰もいない。いた痕跡すら、なかった。窓は閉ざされ内鍵がかかり、扉もきちんと閉じられて、あらゆる物品は、昨夜彼女自身が置いたままになっていた。
ふらつく足で部屋をよぎり、鏡の前に立つ。
蒼白に震える自らの鏡像を見つめながら、指をマントの喉元にかける。
どうしようもなく、指が竦んだ。
それでも唇を噛んで、カースメーカーは布地を引き下げ、首筋を朝日にさらした。
「……ああ……!」
鏡に映った肌は白く、どこまでも白く。
彼があれほどつけた痕など、ただひとつとして残ってはいなかった。
膝が崩れた。床の上にべったりと座り込んで、カースメーカーは虚空を見つめた。
法外の歓喜から、一転しての結末。
悲嘆すら、湧き上がってはこない。感情そのものが凍りついたように、何も考えることもできない。
涙ひとつ浮かばぬ瞳を見開いたまま、カースメーカーはただその場に座り続けた。
どれほど経った頃だろう。
「――カスメちゃん! カスメちゃんってば! お願い、起きて! ここ開けて!」
がんがんと猛烈な音を立てて扉が叩かれていることに、カースメーカーはようやく気づいた。
ギルドメンバーのメディックが、廊下から何やら叫んでいる。
「カスメちゃんっ、カスメちゃん! ……ぶ、無事なのっ? 無事だよね? 開けるよ? 扉壊すよ!?」
いつまでも起きて来ないので、心配されたのだろう。
勝手に開けて入ってくればいいのに、と思いながら扉を見て、閂がかかっているのを知る。
(……閂なんて、かけたっけ)
かすかにひっかかりを覚えつつも、けれど何もかも物憂いまま、カースメーカーはのろのろと扉に寄って、閂を外す。
「わっ! あっ、カスメちゃんっ!」
いきなり開いた扉に驚きの声をあげつつも、メディックはすぐにカースメーカーの手首を掴んだ。
有無を言わさず、部屋からひっぱり出される。
「な、なに……?」
「いいから、すぐ来て! 大変なのっ、大変なんだからっ、早く!」
まるで答えにならない言葉を発し、メディックはぐいぐいカースメーカーを引きずっていく。
宿を飛び出し、広場を抜けて――どうやら道の行き先がケフト施薬院らしいと気づき、カースメーカーは顔をひきつらせた。
今あそこには、行きたくない。
「メディックさん、わ、わたし……」
「いいからっ!」
抗議など、まるで無視。
びっくりして振り返る施薬院の人々までまとめて無視して、メディックはとうとうカースメーカーを、その部屋まで引きずり込んだ。
霊安室。
「――や、だ! わたし、行きたく、な……見たくないの! だって、だっ……!」
全力で抵抗し、逃げ戻ろうとしかけたカースメーカーは、視界の端に映った光景に凝然と動けなくなる。
目を見開いて硬直した彼女を、メディックがにっこりと覗き込んだ。
「ね? 大変だったでしょう?」
戸口で騒ぎ立てていた少女二人を、先に来ていた赤目のアルケミストと金髪の女レンジャー、そして施薬院の院長が、驚き顔で顧みている。
そして、その奥。
遺体を安置する台の上に、紺の髪のブシドーが、半身を起こしてこちらを見ていた。
「……あ……、あ……!」
立ち尽くすカースメーカーに、ブシドーは瞳だけで、薄く微笑んだ。
彼女にだけ見せる、その表情で。
引き結ばれた唇がゆっくりと動き、小さく、だが確かに、呼ぶ。
「……カースメーカー」
応えは、悲鳴にも似た号泣。
床を蹴って駆け寄ったカースメーカーは、ブシドーの身体に縋り、抱きしめ、大声を放って泣きじゃくった。
わんわんと童女のように泣き叫ぶ彼女を、ブシドーも優しく抱きしめ返す。
ギルドメンバーたちも、笑顔で見守っている。院長が感に堪えぬように、首を竦めて声をあげた。
「いやあ……、私もここで冒険者相手の治療を随分長くやっているがね。あの状態で蘇生したというのは、全くもって考えられん。あまりこういう言葉は使いたくないが、稀なる奇跡というか、何というか……」
「先生、それはあとにしましょう?」
貰い泣きに涙ぐんでいたメディックが、院長の袖を引っ張った。促されて、ギルドメンバーたちもそっと部屋を出て行く。
ふたりきり、残されたことにも気づかぬ様子で、カースメーカーは泣き続けた。涙の伝い落ちる朱の文様を、ブシドーの指がそっと撫でる。
「そなたのおかげだ」
触れる指と、静かな言葉。
ひくっ、と喉を鳴らして見上げるカースメーカー。ぐしゃぐしゃに濡れたその顔を、微笑みで見返しながら、ブシドーはゆっくりと指先でなぞり続ける。
彼女を護る、そのしるし。
「そなたの『声』が、私をつなぎとめてくれた。この世とあの世のはざまをさまよっていた私の魂を引き戻して、ここへ還してくれたのだよ」
それは呪言師の「声」ゆえか、それとも別の何かゆえか、或いは。
確かなことはわからない。
ただひとつ、はっきりしているのは――彼らの誓いは、果たされた。
――それだけの話である。
以上です。長い割にエロ弱いかなーごめん。
我ながらベタな展開だと思うけど、やっぱ予定調和って大切だよな? な?
>>520 童貞じゃないからといって、いいものが書けるというわけでもないんだぜ!
描写が上手い人のを見ると正直へこむ
修練あるのみだ、共に頑張ろう
>>533 ベタとはすなわち王道展開!
描写の巧みさが予定調和と絡み合って素晴らしい出来になっておられる……ッ!
というか、カスメ娘いとおしいよカスメ娘。
むしろ童貞は非童貞と比べて底なしの妄想力を誇るので、ものすんごいエロいのを書くらしいぞ!
>>537 ものすごく納得できてしまうのは俺だけかw
もう俺なんて枯レかけだ…
>FOEの鹿や牛も死人無しで倒せるようになったし、次の階のFOEもどうせ大したことないお(^ω^)
死亡フラグktkr
んじゃちょっと、立てれるかテストしてきます
>>538 下手に経験すると脳内にリアルリアリティ厨が発生しねえ?
書いてると、そんな反応ねーよとか思えてくるっつー……
>>543 こんな女いないよな、みたいなやつか?ある気がするな。
さて、妄想に沈むべきか現実で妥協すべきかw
キャプテン翼も作者がサッカーのルールを知らなかったから面白かったしな。
サッカーのこと勉強し始めた途端急につまらなくなった。
つまり、ゴールに入れる、ということだけ理解してればいいってことだな!
入れるのも大事だが、そこまでの過程だって重要なんだぜ?
過程をいかに盛り上げるかが妄想しがい、読ませがいのあるところだ
・・・サッカーまんがの話ですよ?
韓国でキャプテン翼は(ry
>549
海賊版が人気だから著作権よこせってやつか?国柄だな
違う
アニメのキャプテン翼はシュート一発が決まるまでに異様に尺を取る
なかなか点が入らないダラダラした試合の事をキャプテン翼という専門用語にして使っている
それは上手いなw
シュートからゴールまでが長いってどんなんだろう…
カットイン入ってシュート名叫んでキックしてディフェンダーを吹き飛ばして
ディフェンダーを吹き飛ばしてガッツが足りなくてキーパーが三角蹴りしだして吹っ飛ばされて
ゴールネットを突き破るみたいな感じか?
打ち込む体勢に入ってからフィニッシュまでが長いだと?
・・・いやなんでもない
お前ら…
∧_∧
( ;´∀`) ちんこ勃ってきたジャマイカ。
人 Y /
( ヽ し
(_)_)
>>554 フィールドに何故か地平線、徐々に姿を見せるゴール
どんだけの距離ドリブルしてるんですかと
幼い頃に父が亡くなり、母は再婚もせずに俺を育ててくれた。
J('ー`)し
( )\('∀`)
|| (_ _)ヾ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
学もなく、技術もなかった母は、個人商店の手伝いみたいな
仕事で生計を立てていた。
┌─────────┐
│ シ リ カ 商 店 │
└─────────┘
│ J('ー`)し |
│ ( ) ┌─|
│ || │ i|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>560 わざわざ今から会員登録して中身が大したこと無いもんだったら呪うぞ?
>560
ふざけんなボケ、期待しただろうが
登録したからな、いつ見れるかはわからんが
つまらんかったら罪咎かけるから覚悟しとけよ
皆サッカーに興味あるわけじゃない
残り10KBちょっと、このままサッカーネタで埋めるのか?w
そういやあの世界、スポーツとかあるのかね。
WizBall?
ケルヌンノスがゴールキーパーに見えてきた。
『チーム・モリビト』
抜群のチームワークに加え、人間離れした身体能力を誇る選手が多数在籍している。
フォレストデモン、フォレストオウガ両選手の2トップの破壊力には眼をみはるものがある。
ゴールキーパーのイワオロペネレプ選手については、現在大会本部で参加資格が認められるかどうか審議中である。
とかいう妄想。
地平線の間でサッカーできそうだな
後のキャプテン翼である
フォレストデモン・イワオロペネレプにひたすら苦しめられるチーム冒険者。
そこに颯爽とソド男が登場!
ソド男「地に足のついてない奴等に何をいいようにされているんだっ!」
冒険者ズ「!!」
誰が男の一枚レッドカードなんて知ってるんだよ…
「ボールはともだち!」
そう叫んでアーマービーストに顔面から突っ込んで行ったソド男は、
そのまま帰って来ませんでした……
(ダク男・談)
トリックステップとファストステップで華麗に攻めるレン子
イワオロペネレプがデスブリンガーでナイスセーブ!
ボールが石化し、試合は思わぬ展開に!
後のバトルサッカーである。
コスモスストライカ(ry
バー子にチアをやらせよう
メディ子にはマネージャーを任せよう
ヤカン両手にぶら下げてグランドを所狭しと駆けずり回るメディック想像した
>>573 キャプテン翼って友達蹴り飛ばしてんだよな
酷ぇ・・・
キュア1=麦茶
キュア2=カルピス(性的な意味は含まない)
キュア3=魔法の水(君は性的な妄想をしてもいい)
エリアキュア=バケツ水
こうですか!わかりません!
>>577 2人で同時にハヤブサ駆けをして、相手の三半規管に衝撃を叩き込む技とか
ボールを挑発して自分の手の中に収める技とかあるんだな
( ゜д ゜)
あれまだある。
残り10KBを切りました
埋め用小ネタ。細かいことは突っ込むな。
●樹海、とある階層にて。
「――ぐはああっ!」
「うわあっ、やべえ! ブシ男がやられたぞ! ケミ男、回復を頼む!」
「了解した、ソド男。……む、いかん。『ネクタル』が切れている」
「大丈夫ですよー! メディ子、さっきレベルアップして『リザレクション』をマスターしました!」
「さっすがメディ子ちゃんッ! んじゃ、オレがアイツをふん縛ってる間に、よろしく頼むぜッ!」
「はーい、いっきまーす!」
『リザレクション』:戦闘不能者を『ネクタル』よりも高度な回復技法により蘇生させるスキル。
→問題点:戦闘不能となって昏倒した者は、当然意識がない。
→解答:口唇の接触によって、蘇生薬を直接注入、摂取させる。
「……ん、んちゅ……ふっ……んっ、ん……」
「うわぁぁぁ!? く、くちっ、口うつしっ!?」
(なっ、なっ、なっ……!)
「うっひゃああッ、メディ子ちゃんったら、案外テクニシャン〜ッ!」
「……っ、ん……? う、うわあああああ!? め、メディ子殿!? な、何を……!?」
「はーい。これでブシ男さんも、また戦闘に参加できますね! とか言ってる側から、敵さん来ましたよ! みんな、頑張りましょう!」
すさまじい緊張感が、場に張り詰めている!
「『ヘルズクライ』! 防御力の下がった俺様に、かかってきやがれモンスター!」
「ちいッ、させないぜ。そこのモンスター野郎、狙うならこのオレだァ! そしてゲットだあの唇ッ!」
「ふ、不祥このブシ男も、再び命を捨てる所存! 肉を斬らせて斬らせる我が極意、今こそ見よ!」
「うわあ、みなさん今日はすっごいやる気ですね! HPが減りまくりで、回復するのも大変です。ねえ、ケミ男さん?」
(くっ……、なぜこんな時に限って、後列に攻撃が来ないのだ……!!)
●その夜、長鳴鶏の宿
「……パラ子。すまないが、ひとつ頼みがあるのだ」
「どうしたんです、ケミ男? やけに真剣な顔をして」
「パラディンのスキルに『挑発』というものがあると聞く。それを私にも、教授してはもらえぬだろうか。
……いや、後衛職の私にとってはいささか身にあまるスキルであるのは承知している。敵の攻撃を引き付けたら、非力な私は一撃で戦闘不能となろう。
だが、時にはこの身を捨ててでも、仲間の身を守らねばならない局面もあるはずで……っと、何故いきなり、盾を取り出している?」
「今日の探索で何があったのかは知りませんが、帰ってきてから私に『挑発』を習いに来たのは、あなたで4人めです、ケミ男」
「なっ!?」
「そしてそれは、どうやらメディ子が『リザレクション』を取得したことと、関係があるようですね」
(……知ってるんじゃないか! 何があったのか!)
「とりあえず、頭を冷やすように。『シールドスマイト』」
●広場
「……ううーん。パラ子さぁん、4人分の棺桶、重いですよお……。どうしてわざわざ、みなさんをケフト施薬院まで運ばなくちゃならないんですかあ? 今ならメディ子の『リザレクション』で――」
「『リザレクション』は封印です。即効、『休養』してスキルを取得し直しなさいメディ子」
こんなトラブルがあっちこっちで起きたので、ついでにパラディンの「挑発」スキルも、効果が出なくされたのだという話。
(おわり)
ケミ男・・・・・・・・・このムッツリスケベが!
挑発ってどんな事するんだろうな
あんまり効果無いって事は大したことはしてないんだろうけど
そりゃやっぱりお尻ぺんぺんしながらあっかんベーだろ
ガチョン
鈍い音を立ててその身から滑り落ちたのは無骨な金属でできた装甲
「………」
その隠されていた部分から露わになったのは身体のラインをくっきりと
浮かび上がらせた黒いボディスーツ
決して豊満と言えれるほどではないが引き締まった筋肉に程よく膨らんだ
柔らかな胸のラインは普段は鎧で隠されているだけあって新鮮だ
また手足には篭手やブーツを残して恥ずかしげに身体のラインを隠そうとする
パラ子の羞恥で顔を赤らめる姿に倒錯的な興奮を覚える
誘っている。
普段誇り高く振る舞う彼女の精一杯の相手を誘う行為…
こうですか?わかりません!
まて、それは効果絶大だろ。
だから森の単細胞共は挑発も理解しやがら(ry
むしろパーティアタックが起きそうな挑発だな。
……混乱?
せんせー
後衛のアルケくんと前衛のソド男くんが
前かがみになったまま動けなくなってます
どこかの4コマでは
パンツ一枚になってました>金髪パラ子さん
挑発レベルがMAXだと全裸になるそうです
ちょっと パラ子の挑発 最高にしてくる
ノシ
>>592 メタルシザース「なんて硬そうな外骨格・・・ルーカサイトが思わずプラズマしちまうのもわかるってもんだぜ」
メタルシザース「ああ・・・スマイトされてぇ・・・・ん?」
メタルシザース「うわ!きめぇ!中身超きめぇ!!!」
パラ子(この泉きれいかしら?)
>>600 ワラタ
しょせん下等生物には、萌えが理解できんのか……!
これだから甲殻類は、、、
>>601 奴等だって萌えてはいるんだ
ただちょっと、萌えるポイントが違うだけなんだッ
まあセックルしたい時でも
パラ子「いやあああああああ、助けてええええええええっ!!!」
蟹「ククク、子を成そうではないか。さあ、卵を産め」
パラ子「・・・は?」
となるわけだ。
爬虫類以上でないと体外受精になるからなぁ。
ボーダーラインはワニなのか…?
つまり、メタルシザーズ×聖騎士の鎧が奴らのジャスティス……!
爬虫類に三竜は入りますか?
メタルシザーズ×聖騎士の鎧・・・
ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.| ・・・・・・・・ゴクリ。
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ |
テラナツカシス
613 :
605:2007/04/12(木) 10:45:02 ID:aDfo08iA
ここ、いつまで埋まらないんだ…
俺にミニコミ本くれたら秒殺で埋めるよ
残り1kb
チキンレースのような様相を呈してきたな
ていうか俺ら何気に今B30Fじゃね?
神の加護すら届かぬ我らが最後に出来ることとは
本スレには神の加護が届いた様子・・・
生意気なフォレストセルをシメてやるッ!
誰もいない今の内に三竜による世界樹最下層でのド迫力4Pファック
狂宴はまだ始まったばかりだ!!
三竜たんは女の子
三竜たんのケツを並べてフォレストセルによる
触手六穴ファックとな?
クローンという設定が、またソソるモンがあるな
その場所から動く事も許されない三竜の前に、映像が映し出された。
そこには自分達とまるで同じ姿の、三体の竜。
しかし、何故だろうか?その映像の三竜は自分達と比較し、あまりに繊細で脆弱で、無力に見えた。
そして、その三竜に飢えた冒険者が襲い掛かる…。
「やめて!」
赤竜は思わず叫んでいた。自らの目の前で、自らにはなす術も無く、自らと全く同じ姿の竜が、冒険者達に嬲られている。
必死で抗うもその力は弱く、まるで自分が発しているかのような悲鳴も冒険者達の笑い声に消える。
三竜は自らが蹂躙される様を、延々と見続ける他はなかった…。
こうですか?わかr(ry