.hackのエロパロ vol.12

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1名無しさん@ピンキー
過去スレ
.hackのエロパロ
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.hackのエロパロ Vol.2
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.hackのエロパロ vol.11.
http://same.u.la/test/r.so/sakura03.bbspink.com/eroparo/1164202661/

関連スレ
【G.U.】.hackシリーズ総合スレ【SIGN・Roots】
http://same.u.la/test/r.so/sakura03.bbspink.com/ascii2d/1159414538/
801ネタはこちらでどうぞ↓
□■.hackシリーズで801 vol.2■□
http://same.u.la/test/r.so/sakura03.bbspink.com/801/1160417132/


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関連
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.hack//G.U. Wiki データ保管庫
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2うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
3名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 15:36:44 ID:0Kv8RakE
前スレは無かった事にしてみた(´・ω・`)
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うふ〜ん
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うふ〜ん
30名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 18:50:56 ID:8VL7A5p8
またトオルくんが来たのか…
とりあえず>>1
31名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 21:14:05 ID:QgOQvU2Q
>>1
良SS投下を祈ってこれ供えときますね。好き嫌いがはっきり別れそうですが。

っ【憑神擬人化パッチ】
っ【TSパッチ】
32名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 21:16:14 ID:iVvc55/6
あぼーん大杉ワラタ 
また例の可哀相なニートが来てたのか。親族からすら死ねばいいのにとか思われてるんだろうな… 
33名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 22:06:22 ID:Us9XCL0Z
>>1君乙ル声
考えてみるとタルヴォスはエロいデザインだよね。
両手両足拘束とか。
34名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 23:33:00 ID:l8jsFfSo
八相の全員を擬人化したらどんな性格になるんだろう?
35名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 23:54:21 ID:lrZAgpLk
荒らし野郎のトヲル君w
36名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 00:02:25 ID:pefZim2J
時間帯から見たら完璧18歳未満だよなトオル君
37名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 00:03:50 ID:vCNcbgQ4
>>29
確かにあんたは神だ。疫病神だけたどなww
38名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 00:21:46 ID:BYSTofKx
あまりにも嵐が酷すぎてLive2chからだと>>6以降が表示されない(´・ω・`)
39名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 01:08:28 ID:Xnt8/4or
明らかに厨房だな。この時間にレスしないトコ見ると消防の可能性も・・・・?
40名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 01:27:12 ID:fWmEUgfr
リア焼酎坊にしても毎回平日のあの時間に書き込むのは無理だろう…
学校に 通 っ て い る な ら の話だが 
まぁ荒らし方から見るとリア厨だろうな 
存在意義が無い生き物は醜いな
41名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 07:21:27 ID:yx82fU8K
まぁ誰かがレスの削除要請してたし削除人が削除してくれるだろ
みんないいかげんスルーしようぜ


と、ハセヲ君が申しております
42名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 09:28:31 ID:LlebZSua
>>34
スケィス→♀、男口調、ツンデレ
イニス→♀、天然、ドジっ子
メイガス→♂、タラシ、童貞
フィドヘル→♂、モテない、キモヲタ
ゴレ→♂、♀、双子のロリ
マハ→♀、ウサ耳、だけど猫だと言い張る
タルヴォス→♀、色っぽいお姉さん、何故か縛られてる
コルベニク→♀、背中に羽が生えてるが、普段は服の中に隠してる
ゲーム開始時にメイガスとフィドヘルのどちらかを選んで、他の女の子と結婚させるのが目的
ゴレの弟も攻略可能
こんなギャルゲーどうよ?
43名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 15:17:27 ID:pefZim2J
>>42
全員♀にしようぜ
44名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 15:30:53 ID:yx82fU8K
フォドヘルカワイソス
45名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 16:08:22 ID:VVUtz+e2
>>42
フィドヘル(´・ω・`)
46名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 16:46:31 ID:vCNcbgQ4
>>43
それだ!!ってやばい鼻血が止まらない!

やべぇ・・・視界が・・・ぼや・・け・・・て・・・・・・
47名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 18:39:18 ID:CTz3KL8B
ハセヲ×擬人化スケィスマダー?
48名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 20:01:13 ID:aot0F1HG
ゴレはふたなr(ry
49名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 21:24:46 ID:q+pmQs+F
ふと思ったんだが
YATTAは童貞なんじゃないかな?と
50名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 21:40:49 ID:+v3vzDZE
え、そうじゃないの??
51名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 22:01:30 ID:91QhvbHf
OVANはアイナと(ry
52名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 23:16:33 ID:1lYijA8u
ヤタはパイ。
53名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 23:17:17 ID:I+oOKoY7
>>QjWg+WG/
>>QjWg+WG/
>>QjWg+WG/
>>QjWg+WG/

テラバロスwwwwwwww
54名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 01:43:54 ID:VPk5WSPA
>>53
サカキング召喚の呪文になるからやめれw
>>42
是非それでSSを作ってくれw

ところで八咫とパイって需要あるんだろうか。
55名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 02:02:54 ID:MIyqy6po
>>54
パピヨンマスク装着しながら全裸で待ってる
56拓海&令子:2007/02/15(木) 03:15:05 ID:VPk5WSPA
つまるところは八咫&パイですが。


私を見上げるその顔に浮ぶ、ぞっとするほど妖艶な表情。
私はともすれば吹き飛びそうな理性を懸命に繋ぎとめようとしなければいけない。
そんな私の様子に、彼女の表情はたちまち母親が子供を案じるようなものに戻ってしまう。
「…まだ時期尚早だったかしら。」
「いや、構わない。」
それにここで既成事実を作っておいた方が後々私に有利に働くのではないかと考えていると、
それを感じ取ったのか、あなたの碑文には運命の預言者よりも策謀家のほうがふさわしかったかも
しれないわね、と呆れられた。
それは碑文に聞くしかないだろう。
いや、そんな事は別の機会にでも考察すればいい。
「ところで君の事は、どう呼べばいいんだ?」
どうでもいいようで重要な問いに彼女は一瞬ぽかんとする。そして艶やかに微笑んだ。
「あなたが呼びたいように呼べばいいのよ。ただ、私達、随分と長い間PC名で呼び合ってきたから―
 日常でも直接名前を呼んだことはあまりなかったし、PC名でもかまわないわ。あなたは?」
…さすがにエンダーは無い、か。
しかしそうすると私の場合正直名前が多すぎる。少し前までは直毘、一方では楢、メインとしては八咫。
それに加えて昔の仲間からはワイズマン、そしてリアルでの名前。
黙っていると、さっきよりもずっと近くに彼女がいた。
というよりも、私が引き寄せられた。
ベッドの軋む、音がする。
多分、私の理性ももう、もちそうに無い。

…そもそも話はおおよそ半日ほど前にさかのぼる。
その日、ハセヲから届いたメールを見たとたん軽い眩暈が私を襲った。
大体彼から届くメールはなんというか、その、私を困惑させるものが多い。
この日のは、特にそうだった。

 To:八咫
件名:パイ
パイとはどういう関係なんだw

「…」
(これは、なんだ!新手の嫌がらせか!?)
見もふたもなさ過ぎる内容に頭を抱えつつ、当たり障りの無い返事を打ち込み、送信する。
私は間違っても、アトリのプレイヤーのように自分をあまり赤裸々に語りたくはない。
ハセヲには抵抗があるというのが本音ではある。
これが「彼」であったなら、私は迷うことなく目下の悩み事を相談していたのだろうが。

 To:ハセヲ
件名:Re:パイ
パイとは君が思っているような関係ではない。
彼女は公私共によくしてくれるよ。

ここで私の内面を暴こうとするメールは終わり、別の話題になるか、ここで打ち止めになるかと
思っていたのだが…。甘かった。彼を甘く見ていた。
「世界」にログインした直後、仕様を越えたメールが送られてきた。

 To:八咫
件名:Re:Re:パイ
公私共にって、どんなイミだよww
いや実はひょっとしてアンタもエンデュランスと同じ種類の人間?
ウホッッ…いい褌w 
57拓海&令子:2007/02/15(木) 03:17:22 ID:VPk5WSPA
「何がやりたいんだ…」
公私共にという言葉は深読みすることが出来るが、そんな事はない。
スケジュールの管理とか、送り迎えとか、そんなものだ。
…私は助手席に乗せてもらえることができるのだろうか。
あとこれだけは言っておく。
現在のところ私は異性愛者だ!!
エンデュランスと同じでもないし
クーンとは違いあくまでも「正常な範囲」が守備範囲だ!
そもそも、クーンより広い守備範囲をもつお前に言われたくないな、ハセヲ。

しかし律儀に返信用の文章を書いているあたり、私も相当な物好きだとおもう。 

To:ハセヲ
件名:理解不能だ
…だからそういう関係ではないと言っているだろう。
君もしつこいな。
君の言う事は理解に苦しむものばかりだ。
私になにを求めているのだ!!!?
それに彼女は私よりもはるかに立派な人間で、つまるところ
大人の女性だ。
相手になんかされるわけがないだろう?君も、私も。
(もちろんクーンは論外だろう、が)

 To:八咫
件名:八咫様!お気を確かにw
「私も」てことは。
八咫がムキになるなんて珍しいな。
てことは、ドツボか。

一連のメールのやり取りを改めて見直せば、ハセヲのペースに乗せられている自分に驚き、
自分のうかつさに呆れてしまう。
と同時に私の心を見透かされてしまったような気分になった。
そうすると語尾につけられた「w」が妙に意味深なものに思えてくるから困る。
しかし最近はこんなくだらない事について思考がめぐらせる事が出来るほど平和だ。
そして平和になった世界は、限りなく美しい。

「だろう、パイ」
付き従うPCに同意を求め、返事が無いのを不審に思い振り返ると、誰もいない。
そういえば、パーティに誘っていなかったのだから当たり前といえば当たり前か。
いつも彼女が側にいることが当たり前であり、私自身も知識の蛇にこもりきりだったから
特にパーティーに人を誘うということをしていなかったのが原因だろうか。
やれやれ、とため息をついた直後にショートメールが来た。僅かな期待を抱いては見たものの
なんのことはない、不快なメールを送りつけた張本人からのお誘いだ。
58拓海&令子:2007/02/15(木) 03:21:39 ID:VPk5WSPA
指定されたエリアに行くと、ハセヲとパイが見るからに親密な様子で談笑しているのが眼に入った。
ウィスパーをしているのか、会話はこちらには見えず、聞こえない。
ハセヲが何かを言うと、パイが呆れたように首を振り、そして可笑しそうに笑う。
私の知らない彼女が、そこに存在していたことに一人置き去りにされたような気持になった。
同時に胸に鈍い痛みが走る。そして限りなく、不快。
結局、彼らが私に気付くまで話しかけることが出来なかった。
ここまで不快なことが続くとやはり新手の嫌がらせかと勘ぐってしまう。
同年代だと話したのがいけなかったのだろうか。

何処と無く上の空な私をおいて冒険は進んで行き、いつの間にかバトルが始まっていた。
キャリーのキーキーという声が今日は妙に耳障りだということに気をとられすぎて、パイが
敵のコンボにはめられたことに気付くのが遅れる。
援護しようとしたが、既に助け舟を出されてしまっていたようだ。
ハセヲが駆け寄り、たまらず膝をついたパイをささえる。
「大丈夫か?パイ!」
「あら、ずいぶんと今日は優しいのね、ハセヲ」
別に、私がダメージを受けた時は放置、という態度をどうこういうわけではない。
いつもより柔らかい口調のそのやりとりをどうこういうのではない。
むしろその距離の近さが勘に触る。
勘にさわるんだ。
「オリプス!」
はき捨てるように彼女に対して回復呪文を唱え、私は再びキャリーと相対する。
折れるはずのない妖扇が、手の中で軋んだような気がした。
そういえばエリアワードは「寝取られる 哀愁の 預言者」。
イジメか、これは…。

そんな私の胸中を無視して無事冒険は終了した。
タウンに帰るのかと思ったら、転送された先はネットスラムだった。
どうやら逐一タウンに移動しなくても様々なサーバーに接続できるのが魅力らしく
ハセヲはよくここを利用しているとのことだ。

気晴らしにウィズ☆ランディと戯れてみる。
執拗にぶぶ漬けを進められたためか、あまり気晴らしにならなかった。

デッキに向かうと何故か碑文使いが全員いるという状況に遭遇した。全くもって珍しい事だ。
パイ、アトリ、朔の談話にクーンが入ろうとして失敗している。その向こうでエンデュランスの
第三者からでもわかる熱い視線をものともせず、ハセヲが知識の蛇の機能を移した端末に触れていた。
恐らくは先日手に入れたクビアの擬似データとでも対戦するのだろう。
それを尻目にマク・アヌの美しい夕暮れを眺めつつ、私は今後に思いを馳せた。
あの事件の事後処理に本当の意味で一区切りがついたとき、彼女がこの世界にいる必要も理由も
なくなってしまう。
最愛のこの世界に平穏な一時が戻ったにも関わらず、その事実が鬱々と私を蝕み苛んでいた。
G.U.に私が携わってからずっと、この世界でも、リアルでも影に日向に私を支えてくれた存在が
すっぽりと抜けてしまう事への恐れ。
そして、諭されたあの時から自覚してしまった、想い。
M2D越しに密かにため息をつく。

彼女が必要だ。
少なくとも彼女の周りにいる誰よりも私は彼女を必要としている。

かつて神と異邦の神に対して抱いたのと同じ感情、いや、それ以上に今の私は…。
あともう少し私が大人であれば、あの高みに咲く花に手をかけることが出来るのに。
ただ見上げるだけしかできない現状に焦れる。
いや、本当は距離なんて無かったのかもしれない。私が近づこうと、本心を彼女にぶつけてさえいれば。
現にハセヲは、あんなにも彼女の…ソバニイル。
この1年間、誰よりも近くに居ながら何故こんなにギリギリになるまで自分の気持に気付くことが
出来なかったのだろう。自分の鈍さを呪いたくなるというものだ。
「君想う声は未だ届かず、か」
小さく呟いた声は大きなノイズにかき消された。
59拓海&令子:2007/02/15(木) 03:25:39 ID:VPk5WSPA
何事かと眉をひそめ、音のほうへと視線を向ける。デッキに居たもの全ても同じような行動をする。
ただ一人、困ったように頭をかく白い錬装士を除いては。
通常彼にはシュミレーションにアクセスする方法しか教えていないはずだが、偶然どこかの
アクセスコードでも入力されてしまったのだろう。やべぇ、というハセヲのばつの悪そうな声がする。
まったく何をしているのだと眉をひそめ、元の画面に戻そうと端末に近づいたとたん、タルタルガの
デッキ一杯に大量の画像が次々と展開されてようやく獣人像が映った映像が表示された所で止まった。

テレビの砂嵐を髣髴とさせる激しいノイズのせいで見えづらいが、うなだれる男が映し出される。

『嫌だ…』

軋るように吐き出された声に聞き覚えがある…いや、まて。これは、まさか。

『嫌だ…嫌だ…嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
 嫌だぁあァGaaaaaaaaaaa!!!!!!』

正視に堪えない、『私』の醜態が画面いっぱいに写しだされ、咆哮した。
ついでにフィドヘルも少し映っていたが、そんな事はどうでもいい。端末の前にいるハセヲを突き飛ばし
死に物狂いで終了の命令を端末に入力して緩慢な動作で振り返ると。
ブリッジにいた全員がどうみても『可哀想な子』を見ているとしか思えない視線を私に向けていた。
「おっさんの顔、あのとき深刻な場面やったはずなのにこうやって見るとほんまにわろてしまうわ〜」
「俺いくらなんでもそのキャラであの顔はないと思うんだ」
「…ふ、哀れだね…」
「わ、私も暴走しましたから!気にしないでください八咫さん!逆に考えるんです!Gaaaなんてアメコミチック
 じゃないですか?!YATTAMAN…なんちて」
碑文使い達の哀れみと嘲笑とフォローになっていないフォローが頭の中でがんがんと響いて思考能力を奪っていき
反駁の言葉を紡ぐはずの口は金魚のように空しく開閉するだけで全く役にたたない。
「八咫、さま…」
僅かな希望を託してふりかえったものの、彼女の表情に彼らと同じものを私は垣間見てしまった。
その瞬間、あの時と同じく私が私たる所以が全て否定された、ような気がした。

「う、う、うわああぁぁぁぁああぁ!!」

顔から引き剥がされたM2Dが壁にぶつかって、床に落ちた。

とりあえず今日はここまで。。
ああ、前スレに降臨されておられた神のような文才があれば…
60名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 03:53:01 ID:MIyqy6po
なんだかんだYATTAカワイソスwwwwww
だがGJ!!続き楽しみに待ってる
61名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 04:38:56 ID:yj8ujE2R
ちょwエリアワードwww

ともあれGJ!!
八咫様メインなんて前代未聞だけど不覚にも(八咫様に)萌えてしまった…orz
続きwktkで待ってます!
62名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 09:58:29 ID:wEQ/A1sN
GJ!随所で笑わせてもらったよw
ガラクタ様が大好きになりそうだ
63うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
64名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 22:14:42 ID:g1IXVf3w
荒らしの書き込み削除されたみたいだが、問題点がある。
1、同名スレをどうするか。
(とりあえずこのスレに書き込んでいるが)
2、荒らしが来た為に職人が現在1人しかいない。
(vol,11の亮×千草の人はいない)
1は前スレを引き続き使用すれば良いと思うが
2に関しては職人が戻ってくるのを期待するしかない。
職人の方々、どうか戻ってきてくれ。
1日も早い復帰を待ち望んでいる。
期待しつつageてみる。
65名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 22:19:38 ID:g1IXVf3w
連レススマソ。
前スレ(同名スレ)についてはこちら。
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1170956969/
66名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 22:54:46 ID:S8VczHRr
トオル君をDDしたいw
67名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 23:25:09 ID:094Atktv
気長に待つしかないわな
裸で
68名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 23:52:44 ID:wiRmMD4H
削除の人とおまいら乙

既に1つ投下されてるから続きはこのスレで?
朝5時くらいまでには前スレの亮×千草の続き投下予定? 
何のことです?

一旦おやすみおまいら
69名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 00:20:58 ID:59TapW2Y
>>68
神キターーー!!
wktk
70名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 01:17:30 ID:RFLhWlNq
>>68
褌締め直して正座でお待ちしております
71名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 01:23:33 ID:UgAap8Fl
エロパロ板での削除って初めて見たから、うふーんの嵐にたまげた。
>>68
ネ申は我々を見捨てなかった…
そして削除人の方々に敬礼!
72名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 01:25:51 ID:PdKi/xvN
GJ!文才ないだと・・・・・贅沢だ!憎いくらい文才あるじゃねーか!俺の方が文才ねえorz続き期待してますYO
73名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 01:41:13 ID:IMelLlsM
削除人の方々物凄く乙であります!

>>68
wktkwktk
パピヨンマスクつけてまってる
全裸で
74名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 03:07:31 ID:MF3wA/Lz
うおーー!!wktkがとまらねえ!!
そして「うふ〜ん」の数にワロタwwwwww

…この書き込み、縦読みすると嘘になるな。
75名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 04:50:27 ID:MwgLFZjP
おまいら乙
亮×千草投下
76名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 04:52:48 ID:MwgLFZjP

「……」
「……なぁ」
「何ですか」
「まだ拗ねてんのか」
「拗ねてません、呆れてるんです」

よぉ、俺だ。
晩飯のシチュー食うのに約10日もかかったような、かからなかったような、そんな錯覚に陥ってる。
確かにシチュー自体は美味い。タマネギはあめ色になるまで炒めてるだけあって甘みが引き立ってるし、
肉もジャガイモも柔らかくて簡単にスプーンで砕けるくらい。ルゥも良く煮込まれてるし上出来だ。
が。作った本人が不機嫌なんじゃ話にならねぇワケで。

「ごっ、ご飯作ってる最中にあんなコト……」
「だから謝ってるじゃねぇか」
「あ、あのですね、亮クン? セクハラは犯罪ですよ?
 かかか、彼氏彼女の関係でも犯罪として成立しちゃうんですよ? 分かってるんですかっ!?」
「いや、だってお前、昼間……」
「そりゃ確かに……い、言いましたけど……時と場合を考えてほしいと言いますか……!」

台所で胸掴まれて、指しゃぶられるのはそんなに嫌か。
千草は基本受け体質だし、あーいう不意打ち系には弱いのかもな。
だって見てると“いぢめ”たくなんだよ。いじめじゃねぇ、いぢめな。
コイツの困った顔とか慌てる顔とか恥ずかしがる顔とか……あと声。
そーいうの見たいし聞きたい、みたいな? 消防レベルの嫌がらせっぽい気もするけど、笑いたきゃ笑え。
どーせ俺の頭ん中は消防の頃のまんまだよ。

「と、とにかく……今後、ああいうことは謹んでください。分かりましたかっ!?」
「はーい先生」
「(全然反省してるように見えない……)」

何だかんだ言って、千草も俺より1コ年下だしな、ちょろいもんだ。
特に千草みたいな生真面目な(かつドジ属性持ち)委員長タイプの相手は
とにかく相手に表面上だけでも従ってりゃ事態は次第に収まるって相場が決まってるしな。
よーするに、相手を満足させてやりゃ文句は出ねぇってコト。

「ホントにもう……ハセヲさんの時と全然違うんだから……」
「そうか? ゲームの時、特にロールとか意識してねぇけど」
「そういう意味じゃなくて……ハセヲさんの時は、もっと節度があるって言うか……」
「お前だってアリーナで初めて勝った時とか、俺に抱きついて来てたじゃねーか。
 あれエキシビジョンマッチだぞ? 世界中の1200万人が見てた可能性あんだぞ? 分かってんのか?」
「うぐっ、それを言われると……で、でも亮クンだって揺光さんが復帰した時、思いっきり抱きしめてたじゃないですかっ!」
「あ、あれは……ハグだよ! ドラえもんの歌にも『犬にも猫にもハグしちゃお♪』ってあるだろ!」
「だからって何も私が後ろで見てる時にやるコトないじゃないですかぁ!」
「友情の表れだ、過ぎたコトいちいち気にしてんじゃねーよ!」

マズイ、話が元の木阿弥になっちまいそうだ。
普段の俺なら軽くスルーしてただろうに、さっき台所で千草にがっつき損ねたせいか
やや話を終わらせるタイミングを間違えたっぽい。火が点くとコイツ、止まらねぇし……。

「……亮クンって、女の人に抱きついたり抱きつかれるの、好きなんですか」
「オイ、ちょっと待て。何でそーなんだよ」
「だって、いっつも誰かに抱きつかれてるじゃないですか!」
「いっつもって……」
「トボけないでください!」
77名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 04:55:20 ID:MwgLFZjP

【揺光の場合】

「ハ〜セ〜ヲっw」
「おわっ! んだよ、揺光か」
「何だとは何さー。せっかくアタシがゲームに復帰できたんだぞ、クエストやろうよクエスト!」
「やってもいいいけど、いきなり抱きつくのはやめろ。お前が元気なのは分かったからさ」
「うん! 揺光さんは元気、元気!」



【カールの場合】

「カールはホントに大聖堂が好きなんだな」
「建物自体も好きだけど、ここから眺める湖畔とか夕日も好きだったりするけどね」
「……で、何でわざわざ俺と腕組んで眺める必要があるのかと」
「おばあちゃんが言っていた……太陽が素晴らしいのは塵すらも輝かせるからだ、って」
「(ワケ分かんねぇ。でも、コイツとここに居ると……何か、落ち着く……何でだろ……)」



【エンデュランスの場合】

「見て、ハセヲ……。僕らが守った世界は、こんなにも美しい……」
「そ、そうだな」
「僕らが……守った世界……あぁ、ハセヲ……。僕の中で……君への想いは……無限大に膨らんでゆく……」
「エ、エンデュランス? な、何で、腰に手ェ回してくんだ? なぁ、おいっ!?」
「好きなものは好きだから、しょうがない……」
「ぎぃやぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」





***********************





「どうですか? これでも言い逃れできますかっ!?」
「……最初の2つはともかく、最後のは断固否定すんぞ」
「ホモが嫌いな女子なんていません!」
「!?」

い、今、げんしけんの大野さんの声が聞こえたような……げ、幻聴か……!?

「? もうっ、何なんですか?」
「いや、何か今、お前、ホモがどうとか……」
「誤魔化さないでください!」

よかった、やっぱさっきのは幻聴だったみたいだな。
そりゃそうだ、千草にそんな趣味あるワケねーよ。疲れてんだよ俺……。
78名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 04:57:24 ID:MwgLFZjP

「悪ぃ、千草」
「え……えっ?」
「何か俺、疲れてるみたいでさ……美味かったよ、ごちそーさん」
「ちょっ、亮クン?」
「2階で寝てるから……」

やっぱ今朝の夢の夢見が悪かったせいかもしれない。
久々に見たしな……起きた時、寝汗かいてたことなんて滅多にねぇってのに。
精神が不安定だと対人関係とかにも影響するって言うしな
(俺の場合、さっきの千草へのセクハラ紛いの行為がもしかしたら該当してる?)。
千草にゃ悪いが、後片付けは任せて……ちょい、休もう。






「亮クン……どうしちゃったんだろ……」

千草とて亮(ハセヲ)と1年近く交友がある。
最初はウザがられてはいたけれど紆余曲折を経て、こうして交際も始めた。
何もかも順調で、幸せ真っ盛りのはずなのに……どうしてだろう。
まだ心のどこかで彼を疑っている自分がいる気がする。
あの時の級友達のように、あの時の教師達のように、あの時の両親の時のように、あの時の友人達のように、
あの時の――――――――――榊のように。

「(亮クンはそんな人じゃないって、分かってるけど……)」

鍋に入っていたシチューを皿に移しラップをかけて冷蔵庫へと入れる間、千草はそんなことを考える。
残った食器を洗っている間も、2階で寝ているであろう亮のことばかりが思い浮かぶ。
当たり前だ、彼の家に居るのだから。
今、日下千草は世界で一番、三崎亮に近い場所にいる。
そう思うだけで小躍りしたくなる、少なくとも以前の千草ならそう考えていたかもしれない。
でも何となく、不安になる時がある。
彼と肌を重ねて夜を共にしたのだって1度や2度ではないし、彼の優しさも理解しているつもり。
何と言っても、両親が不在なのを口実に彼氏の家にお泊まりに来ている自分を思い返せ。
両親が知ったら、どう思うだろう。何を言われるだろう。
自分の服装が少し華美なくらいで文句をつける親だ、ネットで知り合った男の子と付き合い、
彼の家に食事を作りに来て、あまつさえ外泊……知れたらタダじゃ済まない。
亮とも強制的に縁を切らされるだろうし、《The World》も解約されてしまうかもしれない。
あまりに千草の世界はちっぽけで、狭くて、脆いことか。
以前、亮が千草が飼っていた3羽の文鳥を「籠の中の鳥」と揶揄したように、千草もまた同じである。
これは、千草なりの親への反抗だ。
遅めの反抗期、やっと迎えた反抗期、自分にとって都合の良い時にだけ訪れる反抗期。

「(私が不安だったように、亮クンも……不安だった……?)」

だから先刻、台所で自分を求めてきたのだろうか?
異性に触れたいと思うのは思春期の少年少女ならごく当たり前の心理動作のはず。
いくらゲームの世界で出会えるとは言え、亮と千草の間に隔てられた壁は意外な程に大きい。
会っているのに会えていない、そんな感じ。ハセヲとアトリの邂逅では、もう両者共に満足できない程に。
ポリゴンで作成された無機質な肉ではなく、血の通った温かみのある有機質な肉で触れること。
簡単なようで何と難しいことか。以前の千草ならば自身に傷を付けることに何のためらいも持たなかったはず。
けれど、やっぱり他人に触れるのは怖い。裏切られるのが怖い、利用されて捨てられるのが怖い。
しかし、だ。そんなの、大なり小なり、みんな抱えている不安なのだ。自分だけに限ったことじゃない。
79名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 04:59:49 ID:MwgLFZjP

「(仕方ないなぁ。今回だけは、許してあげます)」

今の千草の良いところは、寛容さを学んだことだった。
彼が何をしても多少のことには目を瞑り、次に活かすこと。
千草とて亮に触れられるのが嫌だったワケじゃない、彼なりの愛情表現だと言うことも理解していた。
彼は不器用だし、他人に誤解されやすいし……そうだとも。
何ら変わっていない、ハセヲの時も、亮の時も。全てひっくるめて“彼”なのだと。
だって、彼はアトリとしての自分も千草としての自分も受け入れてくれたではないか。
優しくて、自分を大事にしてくれる人。でも優しさだけが総てではないとも教えてくれた人。
時に苦しい思いをしてでも、嫌なことから目を背けずに歩むことを教えてくれた人。
だから大好き。恋愛とは、相手を尊敬できるかどうかも重要なことだと思うから。






******************






「亮クン、具合どうですか?」
「まぁ……横になったら結構よくなったっぽいっけど」
「ただでさえ風邪とかひきやすい時期なんですから……体調管理、整えなきゃダメですよ?」
「わーってるよ」

そう言いながら、千草は蔕のちぎられたイチゴを俺の口元に運ぶ。
昼間、シチューの材料のついでにデザート用に買っておいたやつだ。
確かに親が滅多に帰ってこないとは言え、1人が長いとこーいう食物繊維とか不足しがちだよな(イチゴならビタミンCか?)。

「あの……」
「んだよ」
「さっきは……私も、悪かったです。ごめんなさい」
「さっきって?」
「だから……その、台所での、亮クンの狼藉と言うか、セクハラ行為と言うか……」

何だ、まだ気にしてたのか?

「やっぱり、私まだ……ああいうのに慣れてないって言いますか……そのぉ……」
「いーよ。俺もちょいふざけてたとこあっから」
「で、でも、亮クンの気持ちは、ちゃんと伝わってますから……嫌だったら、本気で抵抗してましたし……」
「千草が嫌なら、もうしねぇよ」
「……ほ、程々なら、今後も……さ、させてあげても……いいんですよ?」

へぇ、千草の公認ってことでいいのか?

「た、ただし、いつも言ってますけれどもっ!」
「エッチなのはいけない、ってんだろ……。でも、これでおさわり解禁ってことでいいんだよな?」
「は、はい……」

殊勝だな。どーいう心境の変化だ?
まぁ、でも……また少し、コイツとの距離を縮められた気がするから……いっか。
80名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 05:01:48 ID:MwgLFZjP
会えない時間が愛育てます? 2人の愛は最初からクライマックス? 何のことです?
おやすみおまいら
81名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 05:09:20 ID:nxe9zp3M
>>80
相変わらずいい作品ですね
82名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 05:12:20 ID:226MsA5r
RTGJ!!
83名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 08:06:55 ID:zQ6t7tuD
志乃「ハセヲ、アリーナの試合中にナンパとはゴキゲンなことしてるのね?」
ハセヲ「してないよ!してないってば!そりゃ誤解だ」
志乃「誤解じゃないでしょ?確かにわたしとハセヲは付き合ってないけど、でもそれは浮気よね?カテゴライズしたら浮気寄りよね?浮気風味よね?浮気テイストよね!」
ハセヲ「してない!してない!ここの二人が証人だ!なあクーン、アトリ、してないよな!?」
クーン「した」
アトリ「したそうです」
ハセヲ「ひいいいいいいいいい!」
志乃「もう、ハセヲなんて絶交だからねー!女は星の数ほどいるとか言うけど、星ってのは手が届かないものなのよー!」
84名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 08:34:41 ID:4xd3vw33
GJ
所でナンパとは誰のこと?
85名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 10:24:22 ID:PPBERJX/
>>80
約9日ぶりの帰還、有難うございます。
相変わらずクオリティの高い作品ですね。GJです。

>>84
揺光ではないかと。
86名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 13:15:41 ID:54x1n8WE
>>80
毎度GJです!

今回はすきしょwwwwww
87名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 13:16:09 ID:EjXJygFC
萌の水着姿はセクハラ的らしいな。

スマソ、首吊ってくる
88名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 14:16:34 ID:cfNjcdpi
セクハラ的・・・ツルペタもある意味セクハラだよな望とか望とか望とか
89名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 14:46:12 ID:IMelLlsM
>>80
毎回クオリティ高くてほんともうびっくりです
俺のGJは最初からクライマックスだぜ!

>>88
貴様ッ!ショタが好きだなッ!
90名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 22:25:12 ID:czVd8oCC
>>80
GJ

しかしアトリ・・・ホモってw
それ系で言うのならBLじゃないのかw
91名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 22:37:10 ID:4xd3vw33
朔と望の性格が最初から反対だったと言う電波をキャッチしたんだが
どう?
朔「ハセヲにいちゃん」
92名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 00:40:55 ID:CXY3mrT2
あぁやはり望からおいしくいただくな(^ω^)
そして姉の方は壊れるまでry
93名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 18:26:31 ID:GmPPDEpo
>>80
GGGGGGGGGJJJJJJJJうはあはあはあ@:いおあhw
94名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 19:48:40 ID:1HDTC5PH
削除のひとおつー

>>80
いつもGJ!
続き楽しみ
>>59
GJ!
って書こうとしたら要領オーバーで書けなかった…
YATTA続き待ってる!
95名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 13:54:34 ID:JFc64dru
前スレで集計とってたおっさんはどこに行ってしまったのか
96名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 16:05:35 ID:/oT2FzE5
平和になった「世界」はいい・・・

みなさん乙!
97名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 00:56:16 ID:5bzokgv3
>>83神様家族ワロスwwwwwwGJwwwwww
98名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 01:11:10 ID:uvXpChu4
取り敢えずボルドー分が足りないという事で生まれて初めて字書きしようと奮発中
結論:やっぱり文って難しい助けてスケィス

今月中に投下できればいいなの気持ちで頑張ってる
ちなみに亮×ニナなんで苦手って人はスルーする準備をしといてくれ
…もしかしたら投下できずお蔵入りになっちまうかもしれんが
99名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 01:24:05 ID:26aBu4lj
>>98
超ガンガレ!
楽しみにしてる
100名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 02:04:03 ID:Qu1dyYYS
>>98
ガンガレ!まったりとまってる!!

以下拓海&令子の続き。*こねくり*
101拓海&令子:2007/02/20(火) 02:06:24 ID:Qu1dyYYS

「嫌…だ」
触発されたのか次々とあの屈辱的な記憶が蘇る。

君にはもう任せられない
君よりも有能な人材があらわれたんだよ
故に、君との契約はおわりだ
CC社の上層部から突きつけられた「不要物」のレッテル

―頭でっかちの、ぼうや。
オーヴァンに突きつけられた「自分が劣っている」という現実

全てあのとき克服したはずなのに。
たとえば、かさぶたを無理に剥がすと傷が時に余計に悪化するように、全てがネガティブな
方向へと転がっていくような。
唐突に胃の辺りに感じた不快感は、止める間も無く咽喉の奥からせりあがる。
その強烈なえづきに絶えかね転ぶように浴室へと駆け込んだ。
水道の蛇口を捻る間もなく激しい酸が咽喉の粘膜を焼き、フロアに吐瀉物がぶちまけられた。
悔しさと惨めさで何も考える気にならない。
薄暗い浴室のなかで、さっき捻った蛇口から流れる水の音と、自分の嗚咽がやけに大きく響いていた。

どれくらい時間が経過したのだろう。

やたさま、八咫様…火野君!!お願い!居るなら返事をして
取り乱した女の声がからっぽになった私の耳に届いた。


なんで部屋の中から聞こえてくるのだろう。このマンションのセキュリティは完璧なはずだが…。
(そういえば、ずっと前にスペアキーを渡していたな)
ぼんやりとした思考が答えを導き出す。
「火野君!!?」
声が近くなる。聞きたくなくて耳を塞いだ。
そういえば前もこうだった。
なにも変わっていない。私は、なにも変わっていないよ。
君たちの…君のように強くはなれない…。
もう何もする気がしない。
…闇は、安らぐ。


あいかわらず私を呼ぶ声は途切れない。
ぼんやりとそれを聞き流し、気付いて欲しいと思いながらも気付かないで欲しいと思う。
ハセヲはあんなにも成長したのに、私はまだ同じところで立ち止まったまま。
歩くような速さでも歩けず、遠ざかる君たちをただ眺めるだけだ。

いきなり光が浴室に差し込んだ。逆光が眩しい。光の向こうの人物は、君か。

「もう、ほっといてくれ。君の仕事も役目も私の子守りももう終わったんだろ?」

なげやりな言葉に彼女の顔が歪む。今度はリアルで張り倒されるのか…と思いきや。
思いっきりシャワーの水をかけられた。加えてお湯ではない。
「ッ…何を!!」
冷たいものに身体を直撃されて条件反射で身体を起こしたとたん、柔らかくて暖かいものに
呼吸器系を塞がれた。
窒息しそうなほどきつく抱きしめられているとカタツムリ並に遅くなっている頭が理解するまで、
自分の身になにが起こったのかさっぱりわからなかった。
「どうしてそんなことを言うの」
さらに力が強くなる。
「そんな悲しいこといわないで」
こみ上げてくる涙と嗚咽。パイの身体に抱きついて私は感情に流されるまま泣き叫んだ。
102拓海&令子:2007/02/20(火) 02:08:20 ID:Qu1dyYYS
心が落ち着くまでそうしてくれた彼女に、感謝と申し訳なさに私は小さな声で謝罪した。
「すまない」
あら、どうして?という彼女に私はさっきよりももっと小さな声で謝罪する。
シャワーでびしょびしょに濡れている上、私が泣いたせいで付着したものとか、水で流れていなかった
もの等が、彼女のお気に入りのスーツを台無しにしていた。確かこのあいだ「高かったのよ」と同僚に
嬉しそうに自慢していたと記憶している。
いいのよ、気にしなくて、と優しく彼女は微笑んだあと、付け加えた。
「そうね。ついでにここでシャワーを浴びさせてもらうわ。いい?」

よくなかった。

ソファーに座ってぼんやりしていた私は絶句することになる。
「ぱ、ッッ…」
「考えたら、着替えがなかったのよ」
PCとなんら遜色のない身体を隠すのはバスタオル一枚。
しかもそれで年頃の男子の前に立つというのは如何なものか?
その状態で私の前に立たれたからたまったものではない。…パイの言葉が全く頭に入らない。
床を濡らしていた水滴が私の膝にかかる。視線を上げると、覗き込むように身をかがめたパイの顔が。
彼女はしばらくじっと私の眼を見つめたあと、有無を言わさぬ口調でこう告げた。
「今日はこのまま泊まらせてもらうわ」
「…いや、もう大丈夫だから」
「だって、心配なのよ!」
そうしないとまたあなたが行方をくらませてしまうかもしれないもの、と付け加えた彼女の表情はとても
哀しげで、前科があるこの身としては申し訳なさで胸が一杯になる。
「…すまない」
「大体、あなた私をこの状態でかえすつもり?」

…もっともだ。
クリーニングした場合、かなり日数がかかる。ネットで服を注文した場合、早くても明日になるだろう。
徒歩10分、自転車で5分の所にあるモールで買うほうが早い。
ついでにスーツもクリーニングに出すことが出来るし一石二鳥だと彼女に告げ、私は家を出た。 

*

一人で女性の服一式を買うという生まれて初めての経験に別の意味で心底疲れた私が自宅に戻ってくると
相変わらずバスタオル1枚のパイが携帯で誰かと話していた。
自分の部屋ではあるが一応ドアをノックをして帰ってきたという事を告げる。

―明日休めるように話をつけているわ。
 あのバカのミスでもめてるみたいだけど、それは私達の管轄じゃないしね―

近くにあった紙切れにに走り書きされたメモをよこして彼女はまた話に集中する。
(とりあえず、私は私のできる事をするか)
今回ばかりはカロリー計算が滅茶苦茶だが致し方ない。冷蔵庫の中にあるもので私は献立を考えた。
103拓海&令子:2007/02/20(火) 02:10:41 ID:Qu1dyYYS
簡単なポトフを作ってもって行くと、家庭的な料理を食べるのは久しぶりと言われた。
…そういえば外食が多いと聞いていたが。栄養バランスは大丈夫なんだろうか…
しばらく黙々と食事をとっていたが、唐突にパイが口を開いた。
「…事後処理が終わったら、私がCC社を退職する事は前に話したわね」
大分落ち着いた心にまた波がたつ。心臓が重い。
「プライベートでこうやって話すことは滅多にないから、今言わせてもらうけど…多分ログイン数も
 時間もぐっと減ると思うの。最悪、ログインすることもなくなるかもしれない」
となると、私はThe Worldでも彼女に会えなくなるのか。
彼女ほどの有能な人物なら引く手あまただろうし、彼女もその才気をそのままにしておくつもりは無いだろう。
CC社ではそのほとんどをプロジェクト.G.Uに費やしていた為、職務上The Worldにログインする必要があっのだが
他の会社であればその必要はない。
わかってはいる。…わかってはいるのだが。

「…なの。でもね、せめて今のままの関係でいさせてはくれないかしら…」
予想外の言葉に不意をつかれたせいかつい、本音が口をつく。
「…それ以上の存在になることは出来ないのか?」

痛い沈黙。

「…いや、今のは私の戯言として気にしないでくれ。
 大体あんな情けない姿をさらした私なんて問題外だろうし君も迷惑だろう…ごめん、俺、いや私、何を
 言ってるか自分でもわからなくなってきた」

自爆だ。完全に。
しかも私自身こんなベタな自爆の仕方をするとは思っていなかった。何年前の恋愛漫画だ。
なすこと全て悪い方に転がっていく気がする。これは孔明の罠か?それとも勘介の罠か?
皿の中の人参をフォークで細かくすることで恥ずかしさを紛らわす。沈黙の空気が痛い。
ふと、パイがぽつりともらす。
「八咫さ、いえ、火野くんにとって私って…」

言うまでもない。何者にも変え難い存在だ。そして今は…。
言わなければ目の前の、真剣な顔で私の返事をまっている彼女に伝わらない。
自分の思いを正直に、私は口にした。
「いや、もちろん君がよければなんだ…っパイ!?」

ぼろぼろと涙をながすパイの姿に動揺するあまり、ここらへんの記憶はかなり曖昧である。
気が付くと腕のなかに彼女が居て、さらに動揺する。
ともすればパワハラになりかねないこの状況から逃れるべく、ひとまず体を離そうとすると、
逆に強い力で引き寄せられた。

「…いやなわけ、ないじゃない」

声が出ない。
呆然と立ちすくす私はさぞかし間抜けな表情をしていたみたいだ。
軽く胸をつかれて我に返ると、パイがまだ涙を浮かべたままではあるが、微笑んでいた

「…女心に関しては、あなたの頭は飾りなのね?」
「…善処する」


…回想が随分と長くなってしまったようだ。
かくして半ばパイに押し倒されるようにして、今私は彼女と共にベッドの上に居る。
104拓海&令子:2007/02/20(火) 02:13:44 ID:Qu1dyYYS
肝心なエロまで道のりが長い…。
お付き合いくだされば幸いですorz
105名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 06:19:23 ID:PJA+4SpZ
GJ!!

エロ無しでも読み物としてクヲリティタカスでwktk!
でもこれからのエロにもこっそり期待しております…(*´∀`人)
106名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 14:03:58 ID:X8z3juG4
>>104
いやーGJです。
エロまでの道のりが長くても最後まで付き合います。
期待して待っております。

ところで>>65のスレを覗いたらGORREさんが戻ってきてますが、
再び荒らされております。
こっちに誘導しても良いのでしょうか・・・・・・
今度はこっちが荒らされそうな予感がしますが。
107うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
108うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
109名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 14:54:11 ID:+8yHivTN
またトオル君が来たのか・・・
110うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
111うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
112うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
113うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
114うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
115うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
116うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
117うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
118うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
119名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 15:54:00 ID:JP+xQFym
>>109
彼はおそらく、このスレが好きなんだろう。それこそ異常なまでに。
そしてこのスレを自分(の書き込み)で埋めつくしたい衝動を抑えきれないんだろうよ。
ここは蔑むような目で生暖かく見守ってやりましょう。
120うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
121うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
122うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
123うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
124うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
125うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
126うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
127うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
128うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
129名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 17:16:01 ID:ZemG/6Cy
やはり職人の書く文章はこちらを楽しませてくれるな
ちょっと淋しいのが前スレで活躍してくれた職人さん達を
あんまり見掛けなくなったことだね('A`)
130うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
131うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
132名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 17:24:47 ID:H3/mSc91
とりあえずまた避難所に行って様子見ましょうか
133うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
134うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
135名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 17:55:59 ID:ZemG/6Cy
まあ気が済むまでやれば良いんじゃね?
1レス書き込みがあると2レスのコピペを貼付けて
スレ住人の反応を伺ってる様だし…
まぁ更新のしすぎでF5キーがぶっ壊さないように。
そ、れ、と、アク禁されたらご愁傷様(^ω^)
136うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
137名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 20:07:17 ID:JP+xQFym
アク禁予定にあんたのと思われるIDがあったよ(^-^)
138名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 20:25:40 ID:ZemG/6Cy
>>137
マジでか、それが本当なら…まぁ自業自得さね。
自ら進んで意味の無い行動を繰り返して
アク禁喰らうんだからあのリアル榊は
同情を通りこして物凄く哀れに思うな(´・ω・`)
ま、頭冷やす良い機会になるだろ。
139名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 20:52:19 ID:qrLLb2Fh
バカは死ななきゃ治らないだろ
140名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 21:00:03 ID:iq71A3+Y
お、削除されてる
削除人の方々何回も乙であります
141名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 21:37:34 ID:ZemG/6Cy
削除人の方お疲れ様です。
てかあのリアル榊はまた逆恨みして
スレに粘着して荒らしそうだな…
奴があまりにもしつこい場合は
住所氏名でも晒し上げれば良いんじゃね?
142名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 21:39:12 ID:jCh1M+YA
ま、削除されてるだけまだましだ
143名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 23:36:55 ID:zNb8nxIw
>>104
GJ!
好きだーwエロ入ってなくても好きだー
続き待ってる!

んで削除の方乙です
144名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 00:01:31 ID:lfN33MiZ
削除の人、乙です
ここや他の.hackスレ荒らしてるのって
11スレ目でやたら粘着してた


660 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2007/01/24(水) 16:47:21 ID:VnBil8L5
sage進行明記されてないから

661 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2007/01/24(水) 16:59:08 ID:VnBil8L5
ID:oyHmzgEmはNG推奨

682 :名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 17:28:19 ID:tS9ew9bU
実際のSEXってそんな声あげねーぞ
AV見すぎだぞ厨房www

687 :名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 17:43:14 ID:tS9ew9bU
お前らもやってる時叫ぶかのか?<アン!アン!

695 :名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 18:45:56 ID:tS9ew9bU
sage進行じゃねーっつてるだろ厨房wwww


なの? だとしたら逆恨みもいいとこなんだが。
145名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 00:14:57 ID:CxFJii+e
ところでGORRE氏はこのスレに無事たどりつけたのだろうか・・・・
今は少しでも職人さんが戻ってこられる事を願うばかりではあるが。
146名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 00:16:44 ID:CxFJii+e
連続で申し訳ないですが
削除人の方々に全力で敬礼!!!
147名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 00:49:37 ID:UfU0H22U
今回のリアル榊の私怨による荒らし活動のおかげで
俺達スレ住人は
・一人の人間の手前勝手な行動は
多くの人間に迷惑が掛かる
・スルーの大切さ
・精神的に幼い人間への対処の仕方
…の3つを身をもって知ることができたね('A`)
148名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 08:18:23 ID:/rYGiExu
削除の人乙です。
何度も有難うございます。

今は職人が戻ってくるのを待つしかない。
GORRE様、戻ってきてくれ・・・・・・
149名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 22:34:18 ID:pCHCBahV
>>139
それは違うぞ。そのタイプのバカは死んでも直らんぞ。
150名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 02:26:31 ID:UeCgpFiD
久々に来たらYATTA&パイキテタwwww
職人さんマジ乙。
お預けでも充分美味しくいただいた!
151名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 22:22:22 ID:ALoPBRBn
志乃とアトリと朔(望)をハセヲ(スケィス)がボロボロになるまでやり続ける電波をキャッチしたんだが
誰か送った?
152名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 22:26:08 ID:FYFku635
アウラかオーヴァンあたりだろう
153名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 22:41:21 ID:0VUE66qA
気分転換のつもりだった八相のアホなネタがさくさく書けてしまったのだが
(ほぼエロ無し)ネタとして投下してもおkですか??
154名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 23:02:00 ID:DgjO5m4x
ただのネタなら人に聞かずに落としちゃえばいいよ!!
逆にエロ無しネタSS需要の有無を聞くとまた面倒だから
155名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 23:15:41 ID:0VUE66qA
そうですね、助言ありがとうございます。
したらば、駄文ですが。

***八相幻想?****

モルガナの8つの貌、碑文、憑神―禍々しき波。八相

最近…どうも春的気分が八相の中に蔓延している気がする。

ほぼ毎日イニスがスケィスを見つめている。
といっても、傍目には穴が開いた壁画が、穴の部分にうめるピースを物色している
だけにしか見得ないのではあるが。

そして、ゴレがスケィスを追いかけまわしている。
時折顔が飛び出すびっくり菱形が「あそびましょうぅよぉぅ」「そうぅですぅよう」と
掛け合いながら音も無く彼の後を付回しているのは嫌がらせ以外の何者でもないと思うのだが。
どうだろう。
そしてそれを無数の目が凝視している。強くなれ…と呟きながら。

花びらのない花という言葉がもっともぴったりとくる増殖の碑文は、飽きる事もなく
動き、ひたすらディスプレイを繰り返しては増殖を繰り返す。

自分の入る容量が少なくなるからか、メイガスの丸い部分に巨大な釘を何本も刺し
タルヴォスが無表情な顔が闇に浮んだ。
眼と思われる部分からどろどろと流れる泥だけが、この碑文から生を感じさせる。

我?

我はフィド「ひゃはははッッ!!よお変な仮面」
死の恐怖の意地悪い声に遮られたが、我は第4相の碑文である。
タルヴォスの無機質な穴からまた泥の涙がどろりと零れ、今度はスケィスの胴にも太い釘が刺さった。
イニスが音も無く側に移動していく。キョキョという効果音を残して。
そのうち、1体が人型―我々の因子を持つPCが我々を具現化した際の形になると
誘発されたように全員人型になる。

以降、全員GUでの憑神の姿に我々を脳内変換してくれたまえ。

156名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 23:18:42 ID:0VUE66qA
*続き

碑文使いは碑文、つまり我々というブラックボックスを通じてこの世界と繋がっていたりる。
最近、その特徴を利用して、この世界上でけしからん事をする碑文使いがいたりする。

特にそれはスケィスの碑文使いに顕著だ。
スケィス自身も享楽的なところがあるため、そのつど近くまで呼ばれても全く気にならないらしい。
それどころか、それ幸いとイニスとけしからん事をしているようだ。
最近はゴレ(♂)もその毒牙にかからんとする勢いである。
またそのスケィスにけしからん事をしようと目論む再誕などが現れもはや彼の人間…碑文関係は泥沼の様態を
呈している。モルガナ御母が好きそうなドラマにありそうだ。

意外にもマハは達観しているようだ。
彼女は彼女の適格者命だから、彼が望む事はする。
ただ、碑文使いの影響をもろに受ける他7相とは異なり、永らく癒着したした「PCミア」としての性格が
出ているせいか、「彼」の影響、つまりスケィスの適格者への異常なまでの愛情を持つには至っていない。

…そしてそれ、つまり「春色雰囲気」はけして他人事ではない。
我が選んだPCも、たまに「そういうこと」をしたいと考えたりしている。
我を呼ばずとも、そういうプログラムを作成して擬似的な憑神空間を作り出すことを
試み、自己嫌悪に陥っている次第だ。まぁ、年齢的に言えば仕方ない、か。

見様によっては巨大なツインテールに見える翼をはためかせ、タルヴォスが我の側に佇む。
彼女の適格者の姿を反映したからか、かなり刺激的な姿となっている。
先ほどのミミズか八目鰻かわかりかねる物体と同一とはとても思えないそれが臆面なく
ちょこんと我の肩に腰をかける。
ちなみに我も今は、策謀家からは毎度「ありがたくない仏像」といわれる、適格者の姿を反映した姿となっている。

マハの周りをメイガスが複雑な動きで旋回しはじめた。マハの誘惑に負けたか、3相。
ディスプレイ、「人」の言う所のナンパのようだ。あんな動きをすればいずれ自分の葉っぱに絡まるのではないか。
途方も無くどうでもいいことを考えていると、肩の彼女が首をかしげた。
「ナにか、カンガエテル?」
「いや、八相全体このような脳内ピンクウフフアハハ状態でよいのか、と…。」

また彼女は首を傾げた。

「春ダカラ出来タ新しイ碑文、復讐スル預言者ッテ名前にシタのダケレド、気に入ラナイ?
 フィドヘル。」

残りの八相全員が我の方を見た。自分の事は黄昏竜のすむ遥か彼方に放り投げて。
「ちょっと、待て、まだ我は何もそういう現場に呼び出された事はないしそういうこともしたことはない
 ってオイ皆話をきけぇーーーーーだから全員アイツラにやられるんだ!!!」

「「「「「「データドレインw」」」」」」

*******

「…という予言というよりビジョンが女神から下された。だから私の再三に渡る血と汗の努力にも応じなかった、と?」
「然り」
碑文との対話の中で判明した、衝撃の事実。
そして平然と言い放つ第4相の碑文。
私の中で、何かが音を立てて崩れた。
「てめぇぇぇえええぇえいますぐそこになおれ!私がどんだけ胃に穴あけたと!どんだけ(オーヴァンに)いじられた
 とおもっってるんだぁ!!!!今すぐカイト呼んできてデータドレインしてくれるわアァaaaaa!!!!」
その後しばらく碑文と私の間に出来た溝は埋まらなかった・・・・。

***終****
157GORRE:2007/02/23(金) 11:20:19 ID:n3iO1aew
改めまして、エロパロよ! 私は帰ってきた!
158名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 11:37:36 ID:w5ni3x1j
>>157
君を待っていた…長い間
159名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 12:48:18 ID:x1jaLauB
待っていたネロよ
160名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 14:11:49 ID:dtnJw9ag
>>155
YATTA、乙
161名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 15:31:39 ID:9cqGraEH
>>157
あなたが帰ってくるのを待ってたよ!
この復活はありがたい・・・
162名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 01:28:29 ID:KT/3HInl
>マハの周りをメイガスが複雑な動きで旋回しはじめた。マハの誘惑に負けたか、3相。

ちょwww


>>157
(*´∀`)ノシ

志乃「………遅刻」
163名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 02:05:06 ID:Lvmrn2zm
あまりのハセヲのモテモテ振りに嫉妬して
あたりかまわず女性PCを犯し続けるエンデュランス


を影から見てる朔


と言う電波をキャッチしたんだが


誰かわしの頭を一回殴ってくれ
164名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 02:10:01 ID:eFbhMHHl
>>157
同じく君を待っていた…長い間。
お帰りなさいw

>>163
このスレに刻んできた妄想をこの一撃に込めて殴ってあげよう。
165名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 23:59:13 ID:r0jhZvFO
やはり職人は誰も書き込まなくなったな。
166名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 00:30:35 ID:GzQFiz4c
気ままに待とうじゃないか


所で

アトリは受けが多いから、たまには攻めもありじゃないかと思うわしがいるんだがどうかな?
167名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 02:02:37 ID:TS8pAFs0
「うゃ………ッン」
女に抱き着く態勢で絶頂を迎えた男の子。
力が抜けて女の秘部から彼のモノがズルリと抜け出る。
「まだまだですよ〜キョッキョッ」
アトリはぐったりとした彼の背中に手を回す。
その体はとても幼く、柔らかい。
「ふぇ…もう無理だよぅ」
望は半ベソをかいている。
「あなただけ気持ち良いなんてズルいですよ〜」
そう言って彼のモノを自分の秘部にあてがい
再び中に押し込んでいく…
……………
…………………
………………………
揺光「売れるぁぁぁこいつぁ売れるぜぁぁ!
大ヒットの臭いがプンプンするぜぇ!」
望「ぶち殺すぞ(´・ω・`)」
168名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 03:03:28 ID:XTDSiqUc
前スレでハセ志乃書いたものだけど・・・ちょwなんか滅茶苦茶になっている
しかもアク禁巻き込まれてしまってカキコできなかったし


というわけでまだ全部続きを書き終えてないがもう少し待ってくれ
169名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 03:30:45 ID:jPXZhq0W
>>167
倉本自重しろwwwwwwww

>>168
ガチであなたをずっと待ってました。がんばれ
170名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 04:08:47 ID:hUwKncVy
ハセヲと結婚イベントやったエンデュランスが
嫉妬に狂った女PC達にマワサレる電波を受信しますた
171名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 18:26:44 ID:AFxSEEj3
志乃とアトリのレズってある意味ドッペルレズだといまさら思った。
172名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 00:51:30 ID:Jgmslqsg
 ハセヲ×楓を書こうと思っているんだが……
 需要、ある?
173名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 01:17:19 ID:mj1G95gB
>>172
期待してる
174オーヴァン:2007/02/26(月) 07:41:30 ID:CIvy3iGY
楓なら濃厚なプレイが期待できる
175名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 08:06:35 ID:kTs1dJB2
おまいら乙
亮×千草投下
176名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 08:08:36 ID:kTs1dJB2

「亮クン、練乳……手についてますよ」
「ん」

イチゴ本体に塗り損ねた練乳の一滴が俺の指から滴り落ちる。
少しガキっぽいが、ベッドシーツや床に落とすよりはマシだと思って舐めて落下回避。
千草はそんな俺の様子を見ると何が可笑しいのか、小さく哂った。

「亮クンでもそういうコト、するんですね」
「……回避行動だ」
「でもイチゴを最初に買おうって言ったのも亮クンですし」
「男がイチゴ食っちゃいけねぇってのか?」
「そんなことないですよ。私もショートケーキとか好きですし」

千草の言いたいことも分かる。
今の世の中、女が好きそうな小洒落たデザートやスイーツにゃ大抵イチゴ使われてるしな。
俺だって甘いもんくらい食いたくなるっての。
……かと言って、1人でそういう店行くのは恥ずいけど。

「今度、2人でケーキ屋さんとか行きませんか?
 今日は亮クンが喫茶店に連れていってくれましたし、今度は私が連れていってあげますね」
「そ、そうだな……いつかな」
「はい!」

コイツ……俺の心を読んでるんじゃねぇだろうな……。
ま、まぁ、お前がそんなにケーキ食いたいんなら一緒に行ってやらなくもねぇけど。
千草、結構料理作るの上手ぇし、今度クッキーとかホットケーキも作らせてみるか。
たまには飯以外のもん、食ってみてぇから。

「あーん」
「……」
「あーんです、亮クン」
「……は? 何?」
「だ、だから……あーん!」
「……」

最後に残った一粒のイチゴ。
千草がそれを摘んで俺の顔の前に恐る恐る突き出して、妙なことを言う。
あーん、だと。何、お前、俺に何させる気?

「ほ、ほら。早くしないと練乳が落ちちゃいますっ」
「あ、あーん……」

しまった、反射的に……コイツが急かせる様なこと言うから……食っちまった。

「美味しいですか?」
「あのな、さっきから食ってるんだから味は同じに決まってんだろ」
「それはそうですけど……気分的な問題と言いますか……」
「……今の、絶対誰にも言うんじゃねぇぞ」
「い、言いません!」

ぜってー俺のキャラじゃねぇ。
あーんとか、街とかでイチャついてるDQNなカップルだって今時やってねーぞ、オイ。
しかも千草の奴、何か満足そうな顔してやがるし。
177名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 08:10:39 ID:kTs1dJB2

「えへへ……えっへっへ……」
「何ニヤけてやがる……」
「だって、亮クンとこういうコトできるの……私だけですから。
 そう思うと……し、自然と顔がニヤけちゃうんです……エヘヘ……」
「……」

……本音を言うとな、俺もお前と居るのが好きなんだぞ。
AIDAにお前が感染した時、お前の中の汚い部分だって俺は視てる。
逆にお前は、俺がお前に入り込んだ時に俺の心を視たんだろう?
俺だって聖人君子を気取るつもりなんざねぇよ。自分で嫌な野郎だってコトくらい自覚してら。
でもな千草、お前の前でなら……俺はいつもの俺でいられる。
お前が傍にいてくれることが……俺は嬉しい。

「ど、どうかしました?」
「いや……俺も千草と同じだって思ったから」
「おんなじ……? きゃっ!?」

油断した千草の手首を掴んで、そのままベッドに押し倒す。
ティッシュで練乳を拭き終わった皿が床に落ちて、ゴトンと音を鳴らしても
千草の視線は俺から離れなかった。
ベッドに押し付けた手首にはさほど力は入れてない、その気になれば千草でも十分に振り払える
(それ以前にこの体勢で男の急所を蹴り上げられたら、どっちかっつーと俺が圧倒的にヤバイ)。

「千草の今みたいな声聞けるのも……俺だけだし?」
「……変態さんですね、亮クンは」
「どーとでも言え。つかお前、さっきお触り解禁しただろうがよ」
「あ、あれは……私に許可を取ることを前提にですね……」

あー説教はもういいって。
コイツ、俺より年下のクセにやたら説教好きだからな。
せっかくイチゴ食って少しは気分いいし……久しぶりにこのまま、ヤるか?
どっちみち千草だって昼間、俺に今晩したいかどうか聞いてきたしな。
流れ的にはもう準備万端、フラグ立ちまくりだろコレは。

「千草……したい」
「い、今すぐですか? あの、私……できれば、お風呂に入ってから……」
「このまましたい」

お前からは良い匂いしかしねぇよ。

「りょ、亮クン……ちょっ……ダメ……っ!」
「ダメじゃない」
「っ……あ……ぁ……っ!」

俺の必殺技パート2”……もとい、さっきの台所のリベンジとばかりに千草の首筋を舐めてやる。
コイツの言う通り、風呂に入ってないから少し舌先がビリビリしたけど構いやしない。
千草の汗とか体液の味だって知っておきたいって思うから……って、今のは我ながらちょい変態だな。
いかん、いかん。

「お前の肌、しっろいよなぁ」
「こ、こんな時に褒められても……っ、嬉しくないですよぉ……!」
「んー」
「ひゃっ! な、何吸ってるんですかぁっ!?」

まず普段なら俺の部屋に響かないであろう、女の肌を吸う音。
千草とヤるのは今日で4回目か……俺の部屋でヤるのは……えっと……2回目? 一回目リビング、2回目は風呂……かな。
178名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 08:12:40 ID:kTs1dJB2

最初は首周り、次に肩。
これ以上は服脱がせないとダメだな……やべぇ、もっと舐めたい。
どーにも千草見てるといぢめたくなんだよな……俺、やっぱSなんだろうか。

「なぁ、千草。暖房ちょい強いと思わね?」
「だ、暖房ですか……?」
「暑いだろ?」
「あ、暑くありません!」

いや、暑いね。それにお前の身体も熱いぞ。
暖房でのぼせちゃシャレになんねぇし、服脱いだ方がいいな。
つーか、むしろ脱げ。

「ノリ悪ぃな。俺が脱がそうか?」
「……もうっ、知りませんから!」
「じゃ脱がす」

膨れっ面になった千草も可愛いな、とか思ったり思わなかったりしながら
片手で身体を押さえて、もう片方の手で服のボタンを一個一個手探りで外していく。
頬っぺたや耳朶に軽くキスしてるせいでコイツの顔以外、見ぇねぇから。

「相変わらず腰ほっそいな、千草」
「うぅ〜、あんまりジロジロ見ないでください……」
「今更何言ってやがる。一緒に風呂だって入ったじゃねぇか」
「けど、恥ずかしいものはやっぱり恥ずかしいんですよ!」
「ふぅん」

一番上のボタンだけ残して、後は全部外し終わった。
前と違って今日は色付きのブラか……コイツなりに意識してんだろうか、俺とこういうコトうやるの。
まぁ……それならそれで嬉しいけどな。

「ちょっとは胸、大きくなったか?」
「期待はしないで、ください……」

言うが早いか、ブラをたくし上げて胸を顕わにしてやる。
触ってる時から分かっちゃいたが、もう乳首勃たせてやがる。
何だかんだで千草、台所で俺が触った時もすぐ勃たせてたしな。
俺がこうやってる最中に下半身に血液集めてるみたいに……お前も感じてるんだろ?
いいじゃん、正直に言えよ。言えば俺だって……もうちょい優しくしてやるのに。

「吸っていいか?」
「……どこをですか」
「胸」
「……胸の前に、先に吸わなきゃいけないトコ、あるんじゃないですか」
「? あ、あーぁー。忘れてた」

そーいやそうだったな。
お前を抱くことばっか考えてたからつい忘れてた。
何だよ、さっきから不機嫌だったのはそのせいか?

「千草はキスが好きだな」
「亮クンとのキスが……好きなだけ……です……んっ……ん、ん……」
「(甘ったれ……)」
179名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 08:14:42 ID:kTs1dJB2

俺も千草もさっきまでイチゴ食ってた、それも練乳付きで。
当然、歯とか歯茎、舌にまだその味が残ってる。
互いの歯がぶつかるカチカチって音と、互いの唇を吸い合うチュッチュッって音。
冬は唇がカサつきやすいんだが、俺も千草もそういうのには無縁だった。
いつも千草の唇は軟らかくて、吸ってて心地いい。
ずっとこうしてたいけど……息しねぇと人間は死ぬワケで(かと言って鼻で息するのはキスん時はNGだろ)。

「……満足したか?」
「……すぅ……はぁ……は、はい……」

ご丁寧に深呼吸か。
その前に口の周りの涎とか拭けよ。

「じゃあ次は……」
「む、胸……ですか?」
「の予定だったんだけどな。気が変わった」
「えっ……?」

胸は後でいいや。今は……もっと違うとこ、吸いたい。

「下、脱がすから」
「下……? あの、下って……もう、挿れちゃうんですか……?」
「いーや。言ったろ、吸うって」
「! え、えっと……そ、それって……まさか……私の……!」

そのまさか。

「千草のここ、舐めて、吸いたい」
「で、でもっ……こ、こういうのって、やっぱりお風呂に入った後の方が……!」
「いーじゃん、いーじゃん(すげーじゃん)」

だから構いやしねぇって言ってるのに。
それともやっぱ俺が無神経過ぎなんだろうか?
女ってこういう自分の身なりとか体裁とかそーいうの、男よりも気にしそうだしな。
千草からすりゃ俺はよほど気の利かない男に見えるんだろうけど……ここは譲れねぇよなぁ。

「汚くてもいいから、やりたい」
「……特別ですからね? 次にやる時は、お風呂に入った後以外、認めませんからね?」
「わーってるよ」

さて、と。千草本人からも許可下りたし、とっととやるか。
スカートは……外さなくていいか。下着だけ脱がしゃいいんだし。
腰も細いけど脚も細いよなぁ……でも、初めて抱いた時に比べるとちょい肉が付いたか?
元から痩せ過ぎな感じだったし、もうちょい食ってもいいと思うんだけどな、お前は。

「へぇ。また生えたのか」
「聞こえません聞こえません!」

前に風呂でヤった時、剃り落としたのに……。
って、あれから随分経つし当たり前か。また生え揃った時は俺が手入れしてやるよ。
あんまり茂られると舐める時に口の中に入ったり鼻に当たったりして、こそばゆいし。
180名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 08:17:02 ID:kTs1dJB2

「きつかったり苦しかったら言えよ」
「はい……」

千草の脚と脚の間に身体を割り込ませて割れ目に顔を近づけてみる。
ムッとする匂い……やってることは完全に変態レベルだな。
でももしかすると俺達がそう思ってるだけで、他の若い彼氏彼女だってこーいうコトやってるかもしれねぇじゃん。
自分や世界さえも変えてしまう瞬間って案外すぐ傍にあるもんなんだぜ。

「最初は指2本でいいか?」
「あっ、あっぁ……あぁっ……!」

もう俺が身体を舐めたりキスをしてた頃から濡れてたであろう割れ目。
案の定、指を入れたらもう淫液が絡み付いてきた。
奥に指を進めると収まりきれなくなった淫液が入り口から毀れて千草の股を汚す。
当の千草本人は逆さ吊りみたいな体勢で俺の攻めに耐えてて、そんなの気にしてる場合じゃなさそうだが。
今のコイツを支えてるのは頭に副えられた枕と腕の力だけ。
実際は俺がこんなコトやりながら腹に腕回して支えてやってるって感じ。

「感度……良すぎだろ」
「だって、いきなり2本だった、から……」

一旦引き抜いて淫液塗れになった指を舐めてみる。
……少ししょっぱいか? 匂いもキツイけど、まぁ、我慢すりゃ何とかなるか。
自分からやりたいって言い出した以上、途中で放棄するワケにもいかねーしな。

「脚、軟いな」
「ふぁ……っあ……!」

割れ目のついでに、脚の付け根から腿のあたりまでを舌でなぞってやった。
ついでに一度やってみたかった、腿へのかぶりつきも。
正確には噛んじゃいないが、千草のやーらかい脚なら食い千切ってみたくなるから困る。
細いっちゃ細いけど、最近は肉付きが良くなってきた方だし。
腿の次は脛。コイツの脚で膝枕とかしたら寝心地いいだろうな。今度させるか?

「千草の脚……やーらかくて……美味そう」
「た、食べちゃダメですからね……?」
「味見ならいいだろ」
「ひゃんっ!?」

わざとらしく音をチュパチュパ立てながら脚を吸ってやる。チュパってもチュパカブラとかチュパ研じゃねぇぞ。
当然、吸った所は充血して紅く染まる。こりゃ千葉に帰る時はコートでも着ないと……街中歩けないな、お前。
遠まわしな羞恥プレイになるのかな、コレ。困る千草を想像しただけでゾクゾクしてくる。
右脚にも、左脚にも、いっぱい付けてやった。後で千草は困った顔をして、困った声で俺を責めるだろうか?
まぁ、それでもいいや。一晩でも二晩でも泊めてやりゃいいだけだし。

「脚、もう真っ赤だな」
「亮クンのせいじゃないですかぁ!」
「この程度で恥ずがってどうすんだ? 本番、これからだってのに」
「うぅ……ケダモノさんです……」

お前もこんな体勢で感じまくってるクセによく俺にそんな口叩けるもんだ。
暴れずに素直に従ってる時点でお前、もう俺に身ぃ委ねてるってコトなんだぞ。分かってんのか?
前に「俺はお前のもんだ」って言ったけど、それ即ち、お前のものは俺のものってコトでもあるし。
……けど特権だよな。お前のこんなヤラしい姿見れるの、俺だけなんだから。
181名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 08:19:03 ID:kTs1dJB2
スイーツタイムはいかが? もうちょびっとだけ続くんじゃ? 何のことです?
おやすみおまいら
182名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 09:40:09 ID:q7beP6TL
>>181
朝からGJ! ちょ、電王w
183名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 11:14:16 ID:hIBNmuyM
GJ!
これの投下時間が昨日の八時だったら、俺は俺の必殺業で爆笑のはず。
184名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 21:46:00 ID:AGamTEzN
>>181
GJ!
185名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 00:30:19 ID:yEK4osiv
ネギまと電王ネタか

GJ!
186名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 06:11:24 ID:j3/K2yeu
GJ



アトリ攻めの話を書こうと思いパソの前に来たまではよかったんだが


無理
187名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 09:10:03 ID:wtRYUrGh
この言葉しか思いつかない…GJ!!
何故こう初々しくもエロスな話がかけるのか?
188名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 20:53:25 ID:ltN+P73z
GJ!!
てか何気にFLOWがww

コードギアスwww
189名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 02:45:06 ID:KmdWKgjP
>>181
好きだー
GJ!
190名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 16:36:27 ID:r/q0Zu3k
>>181
もはやGJっていうレベルじゃネエゾ!!!

ネ申ktkr
191名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 17:22:15 ID:2YfTaswU
>>190
GodJobって事だな!
192名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 17:43:15 ID:begvtPWo
まとめ作りたいから誰かログ提供頼む
193名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 18:36:30 ID:kb5V4Msu
194名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 20:54:10 ID:L7SCq/VM
続きを早くクレ
195名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 03:50:49 ID:/c8gYmYy
>>192
ギコナビのログでよければ提供できるけど。
196名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 07:48:45 ID:jRhNGOKK
>>195
頼む
197名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 09:49:41 ID:qb3gZxki
[
198カラシ:2007/03/03(土) 00:46:02 ID:3OxHXOTd
初書き込みで亮×萌行きます
文ぐだぐだなんでアドバイスあればください
199カラシ:2007/03/03(土) 00:49:12 ID:3OxHXOTd
第三次ネットワーククライシスから6年がたち、オーヴァンが発動させた『再誕』の影響もほぼ完全に消え去った。
今もなおオーヴァンのリアルの人物-犬童雅人は未だに意識は戻ってはいないそうだ。

今現在俺-三崎亮は23になり、仕事で忙しいがそれでもまだThe Worldを続けている。
そういえば今でもシラバスはほとんど毎日のようにログインしてたな、時間の割り振りの参考にしたいぜ。いや、マジで。


何もしないでいると特に意味も無く何か考え事をしてしまう。
ん、The Worldはしないのか? だと?
今はやらない。ていうか俺はできない状況下にいる。


実を言うとつい先日バイクで家に帰る途中に車と接触事故を起こしてしまった。
原因は飲酒運転によるものだった。もちろん俺が飲んだわけじゃないぞ! 運転手側に非があるはずだ。

とりあえず被害はバイク一台大破と右腕剥離骨折だ。それでもって2週間の入院することになった。
右腕が使えないと食事が大変ですげー困る。The Worldは片手でできるが・・・。

サルバドル愛原みたく病院内にこっそりM2Dを持ち込めば良かったのに緊急入院のためそれはできそうになかった。
そのせいでThe Worldには5日ほどログインできていない。
とりあえず携帯はあったのでリアルでも多少の交流がある千草や志乃に連絡をいれて俺の知り合いには通告してもらった。


「ふあ〜……暇だ」
欠伸も出るは独り言も出るは、重症だな俺は。
一応ここは相部屋のはずだが2日前に前多という人が退院してから4人部屋の中に1人だけが入院している状況になっている。
だがそんな入院生活もこの日を境にがらりと変わった。
200カラシ:2007/03/03(土) 00:49:51 ID:3OxHXOTd
コンコンッとノックの音と共に「失礼します」と言って看護師が入ってきた。
とりあえず入り口側に目を向けるといつもと違う看護師が立っていた。
「こんにちわ、亮さん」
「どうも……」
一応返事はしたが特に会話をする気も無くただぼんやりしていたが、
「反応薄いな〜……私が誰か分かりますか? 名前は萌ですよ」
と少し頬を膨らませながら言ってきた。
(やけに馴れ馴れしいな……ん? 萌…萌……タビー…あっ!!)
「えっ!? もしかしてタビーか!?」
「えへへ〜、正〜解!」
これは本当にビックリした。
まさかあのタビーが偶然同じ病院にいるなんて思いもしなかった。
タビーはタビーでドッキリが成功したみたいでにやけついてるし、少し悔しい。
「それにしても驚いたよ、だってハセ「リアルでその呼び方はやめろ」
「あはは、ごめんごめん」
なんだか本当に謝ってるようには聞こえないがまあ、いいだろう。
てか、今となってはハセヲというキャラクターはThe World内でかなりの人気が出てるみたいだ。
6年前のアリーナ3冠達成してからはチャンピオンの座も降りたが、ここ数年でレベルの上限も上がりさらに2つもアリーナのクラスが追加されたりしていた。
そんな中二つのうち片方は揺光の希望もあって碧聖宮に出たときと同じメンバーで出て見事にチャンピオンなった。
その上、一番上のクラスは一人で優勝してしまい周りからの知名度はさらに上がってしまった。
暇潰しに『ハセヲ』で検索すると100以上のファンサイトがあり、
その中の一つに『ハセヲファン倶楽部』というのがあって、何気なく見てみると

〔ファン倶楽部隊長:一ノ瀬薫〕

というのを見たような見なかったような……。
「ところでハセ・・・じゃなかった、亮は今何の仕事してるの?」
「俺はネット関係の仕事だけど」
「え!? その腕だったら仕事大変じゃん!」
「たしかにな、まあ、ペース落ちるだろうけど片手で何とかするさ」
2週間仕事休むは入院費、治療費、バイクの修理代諸々で今月大ピンチだなこりゃ。

続く
201名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 12:39:10 ID:FQbw4+jz
GJでっす!続きが楽しみです。
ってか、エンデュランス…(笑)
202名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 18:54:42 ID:waFVFR5x
>>172
私は一途でしつこいぞ!

・・・(´・ω・`)マダー?
203名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 21:39:08 ID:BS0rNzgR
>>200よ、相手の飲酒で事故ったなら相手が治療費や修理代を払うべきでは?
204カラシ:2007/03/03(土) 23:01:04 ID:Gmc0Hu5t
鋭いツッコミありがとうございます
その後の展開で強引にでも何とかします

【アンケート】
ベッドシーンは
@ナースコスプレでやる
Aネコミミコスプレでやる
Bこのさい両方やっちゃえ
さあどれ?
205名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 23:09:43 ID:acxhmOcS
>>204
3でお願いします!
206名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 23:42:23 ID:++IaP5uS
そういや一ヶ月くらい前にアンケとってた
おっさんなる人物は結局どうなったのか
207名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 02:59:22 ID:FsYMu1pX
>>204
3!3!(゜∀゜)
208名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 14:22:58 ID:mTZEezB4
4のメイド服か5の制服で。
209名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 17:01:02 ID:upvZ0XQA
>>204
6のSMスタイルで。
210名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 18:02:40 ID:r+OQY8La
7のバニーガールで
211名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 18:03:34 ID:ARWmYAeg
7の、この際いろんなプレイをする。で行こう
212名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 22:56:04 ID:ADt83amx
8の3P希望で
213おっさん+:2007/03/04(日) 22:59:38 ID:8uL0FfYu
俺は・・・ここにいる・・・!!
214名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 23:08:50 ID:ARWmYAeg
おまわりさーん、こっちにいましたー!
215おっさん+:2007/03/04(日) 23:12:43 ID:8uL0FfYu
ちょ・・w 待て・・・w
216名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 23:51:05 ID:rUkiheA6
>>213-215
とりあえずsageろ
217名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 03:56:21 ID:Xd44TaDI
楓のリアルまだー?
218名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 05:12:21 ID:1vpvPypX
おまいら乙
亮×千草投下
219名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 05:14:24 ID:1vpvPypX

「今日はどーすっかな……」
「ど、どうって?」

いつも通りにただ挿れて、行ったり来たりするだけじゃつまんねーし。
いつもってか、まだ4回目だから……今まで試してない体位をこの際やってみるのもアリか。
そーいや千草の奴、昼間、自分と他の女どもを比較なんてしてやがったっけ……お仕置きがまだだったな。

「千草、ケツこっちに向けて腹這え」
「え……あ、あの……でも、それって……」

まぁ……女にとっちゃ屈辱的な格好かも。
でも千草とはもう風呂場とかでもヤってるし、今更なんだよなぁ。
俺が調教したってワケでもねーけど、千草の奴も結構エロくなったし。
その、何だ……俺もそろそろ色々と試したい……みたいな?

「い、痛く、しませんか?」
「千草次第」
「……じゃあ」

完全に納得できてねぇ様子のまま千草が尻をこっちに向けてベッドに腹這う。
胸がありゃ潰れるんだろうけどな、さすがに千草の慎ましやかな胸じゃ無理か……。
個人的な意見だと、こいつは胸のデカさとかよりも肌の白さや
身体の細さで勝負するタイプだし……最近は電波も収束してきた感じもするしな。

「あの……何で亮クン、私のお尻、触って……?」
「楽しいから」
「……ケダモノさん」
「ほっとけ」

胸や腿に劣らず、軟らかくて手に食い込む尻の肉。
当の千草本人も俺の一挙一動が気になるらしく、ちらちらと振り向いては何事か言ってくる。
確か前は壁に手ぇ付かせてバックでヤったんだっけか?
あの時も何かちょっと抵抗してたよな、コイツ。基本的に向き合ってる体位じゃないと嫌なんだろうか。
顔が見えないと怖いとか、んな理屈だけは勘弁な。

「……ひゃっ!? りょ、りょ、亮クンっ!?」
「何だよ」
「い、今、お尻、なな、舐め……!」
「舐めた。つーか吸った」

正直、俺もまだ割れ目に舌突っ込むのには抵抗ある。
けど尻は平気なんだよな、割と。
案の定、千草は身体を捩って「変態」だの「ケダモノ」だの俺を非難する言葉を浴びせてくるが一切無視。
だって別に痛くしてねぇから。嘘はついてねーだろ?
『千の偽り、万の嘘』って誰かが言ってた気もするけど、俺を責めるならまず約束破ってからにして欲しいもんだ。

「千草からこういうコトしようって誘った結果だろ、昼間にさ」
「そ、そうですけど……でも私、こういうのは……!」
「恥ずかしいってか」
「……お風呂に入ってからって言ったのに」
「これ終わった後に入りゃいいだろ」

千草を黙らすには会話の主導権を握るのが一番てっとり早い。
それでもまだゴネる時は尻を軽く引っぱたけば大人しくなるだろ。
何だかんだでやっぱコイツ、Mだしなぁ……。
220名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 05:15:48 ID:1vpvPypX

「っは……あぁ……やぁ……!」
「(ケツ舐められるの、そんなに感じるのか……?)」

漸く観念した千草の尻を押さえつけながら、俺は舌を動かし続ける。
舐めるだけじゃ勿論つまんねぇから時々吸ったり、噛んだり……千草が飽きないように。
身体震わせて喘ぎながらシーツ掴んで耐えてる千草見てると、益々下半身に血液が集まるから困ったもんだ。
……頃合だし、そろそろか? ホントは舐めてから挿れる予定だったけど……繰上げだな。

「千草、いいか?」
「えっ……あ、は、はい……!」

さっき指2本挿れた時に十分濡れてたし、もう本番でも大丈夫だろう。
さすがにスカートが邪魔になってきたんでこの辺で外させて……上半身も全部脱がすか。
暖房入れてるし風邪引きやしねぇだろ多分。……俺も脱ぐか。

「……何でそんなにおっきくしちゃってるんですか」
「お前の裸見たり、喘ぎ声聞いてたら勃ったんだろうが」
「わ、私のせいにするんですか? 亮クンが元からエッチなだけじゃないですか!」
「でも最初に俺を誘ったのは千草」
「うっ」

更に正確に言えば、俺が今日お前をこっちまで呼び出したせいだけどな。
まぁ、言う必要はねーか。

「つーワケで」
「亮クン、まだ話が……きゃっ!」
「今日の千草はちょい反抗的だから……お仕置き、だな」
「お、お仕置きって……あっ!? あ、ぁ……っ!」

有無を言わさず、バック体勢のまま膣の中に挿入開始。
千草からして見れば文字通り不意を突かれた、って感じだろうか。
俺のも十分に硬くなってたし、後ろ向きでも千草に挿れる感覚は覚えてるし……案外、すんなり入るもんだな。
コイツの中、相変わらずキツくてよく締まる……さっきあんな濡らして潤滑に備えたはずなのに……。
あったかくて、肉の壁に包まれてるみたいで……気ぃ抜くと今にも射精しそう。
けど千草との約束で膣内(なか)出しはNGってことになってる。
今までだって全部、膣外に出してた……でも、今日はそんな気分じゃない。
最後までヤりたい、って気持ち、抑えられそうにない。

「千草の……今日も、気持ちいいな……」
「やだ……亮クンの……また……かき回され……!」

緩急をつけながら一定の動作を繰り返す。
特に先端で子宮口を突くと、千草は一際大きな喘ぎを漏らして力いっぱいにシーツを掴んで訴える。
上の口も下の口もだらしなく涎を垂れ流して、俺のベッドに染みを描く過程。
接合部分から時折聞こえてくる、俺と千草の陰毛同士の擦れるザラついた音。
いつも俺しかいない部屋に千草が居るってだけで、ここはこんなにも異質な空間に変わるのだと思い知った。
いや、例え俺の部屋だろうが台所だろうがリビングだろうが風呂場だろうが……関係ない。
俺の中で千草の存在があまりにでかいから……場所とか関係なく求める気持ち、あるんだって思うから。

「好きだから、こんなことすんだぞ」
「え……?」
「好きじゃなかったら、呼ばねぇ。好きじゃなかったら、抱かねぇ……分かるか?」
「……は……い……」

うつ伏せになったまま、千草は小さく答える。あぁ、クソ。これじゃ顔、見れねぇじゃねぇか……。
221名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 05:16:59 ID:1vpvPypX

「身体、回せるか?」
「だい、じょぶです……動かせますから……」

繋がったまま、腹這いになっていた千草が身体をこっちに向かい合わせてくる。
動かした反動で接合部分から何滴か淫液が落ちて、広がる紙魚。
俺は俺で千草と向かい合っただけで胸が高鳴ってしょうがない。
バックもいいけど、こっちの方が千草の顔も見れて落ち着くってことなんだろうか……?

「……明日、洗濯だな」
「はい……」

紙魚くらいでいちいち怒る俺じゃない。
もうシーツは千草の涎やら汗やら淫液やら、俺の汗やカウパー塗れになってる。
それでも、お互いの身体から出たものだから気持ち悪いとは思わなかった。
ったく……お仕置きどころじゃないな、こりゃ。

「あの、ですね」
「? どした」
「私、こっちの方が……いいです。亮クンの顔も見れるし……」
「……」
「さっきのもですね、悪くはないんですけど……何だか、ゴッ、ゴーカンされてみるみたいで……」
「解読不能か」

強姦ってまた酷ぇ表現だな、オイ。
まぁ、千草はバックがあんま好きじゃないって分かっただけでも良しとするか。
俺も女が嫌がることを無理強いさせる程、鬼畜じゃねぇし。

「えと……続けて、いいですよ?」
「ん」
「ちょっ……こ、今度はこんな姿勢でですかっ……!?」
「色々と試してみたいんだよ」

再起動。ただし、今度もちょっと体勢を変えて。
片一方の脚を大きく広げさせて、もう片一方の脚に跨って突いてみた。
こうすると繋がってるのがよく見えるし、突きながら千草の脚にイロイロできる。
さっき俺が吸って紅く変色した脚……やっぱ何度でも齧り付きたくなる。
白い腹も余計な贅肉が全くなくて(むしろ痩せ過ぎ)、これまでに何度も俺の精液を受け止めてきた。
白に白のコントラストって意外と映えるもんなんだぜ……俺の溜めた期間が長いとちょい色が濃くなるけどな。

「何か……さっきより締まってきたぞ……!」
「だって……亮クンが、いっぱい動くから……!」

腿をと腕を掴んで千草の身体を固定、
今まで会えなかった分を取り戻す意味も込めて狂ったように突きまくる。
千草の方も自分から誘った負い目なのか腰を動かして俺に応えてくれていた。
アトリの一生懸命な姿も可愛いと思ったけど、アトリのリアル……千草のこういう姿も……可愛いな。
そう思うと、自然に……俺の考えを全く無視したカタチでアレがデカくなるワケで……。

「! だ、だからぁっ! 何で、何でいつもっ、中でおっきく、しちゃうんですかぁ……!」
「千草が……可愛いから……」
「……!」

思わず本音が出ちまう。
いや、でもさ。実際付き合ってみねーと分かんねーって、こういうのは。
そりゃまぁ、好きだからって理由で少しは補正かかってるかもしんねーけどさ。
222名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 05:18:30 ID:1vpvPypX

「今日は……」
「え……?」
「俺、今日は……千草の中に……出したい……」
「! け、けど……責任が持てるまで外に、って……!」

何つーか……もう色々と手遅れな気がする。
そもそもカウパーでだって妊娠する可能性があるんだ。今更、外で出そうが中で出そうが同じようなもんだと思うけどな
(腰抜けのチキン野郎と笑われても構わねぇけど、俺は千草にアナルセックス強要する程の度胸はねぇ)。
俺、お前とヤるの4回目だけど……一度もゴム付けたことねーしさ……。

「あ、あのですね? 赤ちゃん、出来ちゃうかもしれないんですよ?
 そうなったら私、絶対に中絶せずに生むって……最初に言いましたよね?」
「言ったな」
「学校辞めて、働くって言いましたよね? 私におっきいお腹抱えたまま、働けってことですか……?」
「そーなりゃ、俺も学校辞めて働くよ」
「なに簡単に言っちゃってるんですかっ! 亮クン、来年は3年生じゃないですか!
学校辞めちゃったりしたらそれこそ一大事なんですよ、分かってるんですかっ!?」

珍しく千草にしては言ってることが至極マトモじゃねーか……。
正論過ぎて耳が痛いぜ。実際、千草が妊娠したら色々とヤバい。
俺の両親と千草の両親で裁判沙汰とかになったらシャレにならん。
かと言って、千草は絶対に子供を下さないだろうしな……どうしたもんか。

「じゃあ、どーすりゃいい?」
「……く、口じゃ、ダメ、ですか?」
「口……口か……」

そういや、まだ千草にはフェラしてもらったことなかったっけ。
膣出しがNGって言い張られる以上、口で妥協するしかねぇか……少し、悔しい。
さすがにマジで子供出来ちまったら俺もまだ責任取れねぇし……しゃーねぇなぁ。

「千草がそこまで言うなら……口で、我慢してやってもいいけどよ……」
「そ、それじゃ……間違って中で出しちゃわないうちに……抜いてください……」
「ん……」

どうせなら絶頂に達する瞬間に引き抜いて口に出したいけど、
俺はそんなAV男優みたいなスキルを持ち合わせてねぇ。
今もこうやって締め付けてくる肉……当然、引き抜く時も擦れの快感が射精を誘う。
でも千草が口でしてくれると言った以上は俺もそれに応えなきゃいけねぇし……
俺にしては珍しく、慎重な引き抜きだったと思う。
抜いた途端、栓代わりになってたもんがなくなったから……収まってたはずの千草の淫液がまたシーツを汚す。
指で触れるとやや粘り気があって糸を引く……当然、俺のにもたっぷり付着、天井の明かりに反射してヌラヌラ光ってる。

「うわぁ……」
「目ぇ背けずにちゃんと見ろよ、千草」
「わ、分かってます……」

何っつってもお前のでこんなに汚れてるんだから。
自己責任で綺麗にしてもらわねーと。
俺もうっかり射精しねぇように気をつけないと……早漏呼ばわりされちゃ敵ねぇ。

「は、む……っ……んっ……」
「(千草……)」
223名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 05:20:11 ID:1vpvPypX

いっぺんに全部口の中に入れようとせず、竿からまず舐め始めたらしい。
これって、自分で自分の膣から出た淫液を舐めてるってことでもあんだよな、千草?
度胸あるぜ、お前。俺は自分で自分の精液飲めとか言われても絶対無理だし。
そんなことを考えてると何となくコイツの頭を撫でたくなる。
よくできました、って感じでな。寧ろご褒美か。

「偉いぞ」
「えへへ……」

つーか、本来褒められるべきは俺なんじゃないかと。
膣内(なか)で出したいのを我慢して口で妥協したんだしさ。
別に褒めてほしいワケじゃねーけどさ、こう、イマイチしっくり来ねぇというか……いいけどな。

「フェラするの初めてだろ?」
「んふぁ……は、はい」
「感想聞かせろよ」
「……慣れると何か、可愛く見えてきますね、コレ」
「(可愛いか……?)」

そう言って千草は俺のを愛しそうに爪の先で撫でながら舌で唾液を塗りたくっていく。
さっきまでお前の子宮の辺りを突いてたソレを可愛いなんて言えるあたり、
男と女の感性の違いってのを改めて思い知らされるぜ。
つーかお前、血管浮き出まくりのソレ舐めながらよくんなセリフ言えるよな、真似できん。
膣の中もいいけど、千草の舌も唾液が絡み付いてくるみたいで……すげぇヤラしい。

「そろそろ……出してぇんだけど……」
「あ、は、はい! このまま続ければいいんですか……?」
「出す時になったら、言うから……」
「分かりました……続けますね」

散々反抗的だった千草が素直に、それも率先的に口内射精を促してくる。
亀頭全体を頬張って尿道や鈴口を舌でねぶって先刻のお返しとばかりに……うわ、ヤバイだろ、これ。
何処でこんな舌使い覚えたんだか……俺のせいか?
アトリと結婚イベントしてからリアルでも妙に積極的になったもんなぁ。

「千草……千草……ッ!」
「(亮クン……苦しそうだけど……可愛い……)」

今まで我慢してた反動が、一度に全部やって来たような痺れにも似た感覚。
動悸が激しいって、こーいうのを言うんだろうな。
射精後に心臓がバクンバクン言ってたことはよくあるけど、射精前にこんなに高鳴ったのは初めてだ。
俺のを頬張り続ける千草を引き寄せて、いよいよ射精の準備に入る。
先走りのカウパーは千草が舐めてた時点で出てたから……今日は結構、我慢した方だな……っ。

「千草……出す、からな……!」
「んむっ!? んっ、んっ……」

ついに我慢が限界に達して、千草の口の中で弾ける。
本来なら膣内で出す予定だったのを口内で……千草が許可してくれたとは言え、外出しに比べるとやや抵抗感がある。
コクッ、コクッって感じで首を小さく上下させる千草を見てると
「あぁ、飲んでるんだな……」って自分で妙な程に納得しちまってて、何か不思議だった。
今日で4回目だってのに、初めての口内射精のせいか……心ここにあらず、かもしれない。

「ぷはっ! ……ケホッ、ケホッ……喉が、何だか……!」
「千草、お前……全部、飲んで……」
「精子って……空気に触れると死んじゃいますから……今日は……死なせたくなかったんです……えへへ……」
224名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 05:22:15 ID:1vpvPypX

**************************








「映画とかドラマで、裸のままシーツに包まってる男女ってよくある構図ですよね」
「まーな」
「……実際にやると寒くありません?」
「なら最初からやるなよ……」

風呂上り、時間はとっくに夜中になっていた。
最初から千草は俺んちに泊まるってことになってたし特に問題はねーけど、
よりにもよってコイツ、「裸シーツがやりたいです」とか抜かしやがった。
風呂から上がった後だし、どんどん体温が下がるだろうから止めろって言っても聞きやしねぇ。
ダニに噛まれても知らねぇぞ、ったく……。
結局今日は《The World》にもログインしねーままだったか。
まぁ……たまにはこんな日があってもいいよなぁ。千草と買い物もできたし……。

「暖房つけてやろうか?」
「大丈夫です。亮クンが暖かいですから」
「……」

仕方ねぇから、俺も裸のままで千草に付き合ってやってるワケで。
ただし暖房もなしにシーツ1枚じゃ確実に風邪引くし、毛布やらタオルケットの布団類で重装備をして、だが。
何で女って生き物はこんな意味のねーようなコト、したがんのか……分かんね。

「あの……今日の亮クン……すごかったです」
「何がだよ」
「……亮クンの、今も喉の奥に引っ掛かってるみたいで……いっぱい出したんだなぁ、って」
「馬鹿、また勃たせる気か」
「あうぅ……も、もう今日は無理ですからね!」

まーお望みとありゃ二回戦くらい大丈夫だとは思うけどな。
俺も今日は何か疲れたし……晩飯食った後の疲れ、まだ残って……ふあぁぁ……。
電気、消したよな? ガスも、水道も、戸締りも……って、全部千草が確認済みだったっけ。
ホントなら今日、お前の中に出してやりたかったんだけどな……まだ御預けか。

「なぁ千草。今日は無理言って悪かったな、今度は俺、ちゃんと外に……」
「むにゃ……シロウ、晩御飯はまだですか?……くぅ、すぅ……」
「寝オチかよ(いやこの場合、オチてはねーけどさ)」

どんな夢見てんだか……気にしたら負けだな。

「……風邪引くんじゃねーぞ」

千草が寝ちまった以上、俺も寝るっきゃねぇか。
こいつが風邪を引かないように、せめて強く抱いて……暖めてやるしかできねーけどさ。
体温って実際こうして裸で抱き合うと暖かいもんなんだな……ちょっと……得した気分だ……。
俺は千草を抱きながら……夢を見るんだろうか? どうせなら楽しい夢がいい。
お前だってそうだろ、なぁ、千草。って、もう寝ちまってるんだっけか……。
おやすみ、千草……。
225名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 05:23:33 ID:1vpvPypX
冬場は危険ですので決して真似しないでください? 次回完結? 何のことです?
おやすみおまいら
226名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 05:37:54 ID:Q4QKTQAW
>>225
一番乗りGJ!
まじ大好きだw
227名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 06:40:47 ID:dsXluHJj
>>225
いつもいつもGJ!!
そして解読不能噴いたw
228名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 09:47:00 ID:14bpgR60
>>225
朝からGJ!
解読不能と英霊化吹いたww
229名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 23:47:54 ID:o6xlWDfc
 >>225
 GJ! その文才がうらやましい

 >>217
 もう少し待ってくれ
230名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 01:38:58 ID:/94eFvHc
>>225
素晴らしい。GJ!です。
電王てかウラタロスがいましたね。
231名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 12:20:52 ID:c4b0//KM

「悪ぃ、千草」
「え……えっ?」
「何か俺、疲れてるみたいでさ……美味かったよ、ごちそーさん」
「ちょっ、亮クン?」
「2階で寝てるから……」

やっぱ今朝の夢の夢見が悪かったせいかもしれない。
久々に見たしな……起きた時、寝汗かいてたことなんて滅多にねぇってのに。
精神が不安定だと対人関係とかにも影響するって言うしな
(俺の場合、さっきの千草へのセクハラ紛いの行為がもしかしたら該当してる?)。
千草にゃ悪いが、後片付けは任せて……ちょい、休もう。






「亮クン……どうしちゃったんだろ……」

千草とて亮(ハセヲ)と1年近く交友がある。
最初はウザがられてはいたけれど紆余曲折を経て、こうして交際も始めた。
何もかも順調で、幸せ真っ盛りのはずなのに……どうしてだろう。
まだ心のどこかで彼を疑っている自分がいる気がする。
あの時の級友達のように、あの時の教師達のように、あの時の両親の時のように、あの時の友人達のように、
あの時の――――――――――榊のように。

「(亮クンはそんな人じゃないって、分かってるけど……)」

鍋に入っていたシチューを皿に移しラップをかけて冷蔵庫へと入れる間、千草はそんなことを考える。
残った食器を洗っている間も、2階で寝ているであろう亮のことばかりが思い浮かぶ。
当たり前だ、彼の家に居るのだから。
今、日下千草は世界で一番、三崎亮に近い場所にいる。
そう思うだけで小躍りしたくなる、少なくとも以前の千草ならそう考えていたかもしれない。
でも何となく、不安になる時がある。
彼と肌を重ねて夜を共にしたのだって1度や2度ではないし、彼の優しさも理解しているつもり。
何と言っても、両親が不在なのを口実に彼氏の家にお泊まりに来ている自分を思い返せ。
両親が知ったら、どう思うだろう。何を言われるだろう。
自分の服装が少し華美なくらいで文句をつける親だ、ネットで知り合った男の子と付き合い、
彼の家に食事を作りに来て、あまつさえ外泊……知れたらタダじゃ済まない。
亮とも強制的に縁を切らされるだろうし、《The World》も解約されてしまうかもしれない。
あまりに千草の世界はちっぽけで、狭くて、脆いことか。
以前、亮が千草が飼っていた3羽の文鳥を「籠の中の鳥」と揶揄したように、千草もまた同じである。
これは、千草なりの親への反抗だ。
遅めの反抗期、やっと迎えた反抗期、自分にとって都合の良い時にだけ訪れる反抗期。

「(私が不安だったように、亮クンも……不安だった……?)」

だから先刻、台所で自分を求めてきたのだろうか?
異性に触れたいと思うのは思春期の少年少女ならごく当たり前の心理動作のはず。
いくらゲームの世界で出会えるとは言え、亮と千草の間に隔てられた壁は意外な程に大きい。
会っているのに会えていない、そんな感じ。ハセヲとアトリの邂逅では、もう両者共に満足できない程に。
ポリゴンで作成された無機質な肉ではなく、血の通った温かみのある有機質な肉で触れること。
簡単なようで何と難しいことか。以前の千草ならば自身に傷を付けることに何のためらいも持たなかったはず。
けれど、やっぱり他人に触れるのは怖い。裏切られるのが怖い、利用されて捨てられるのが怖い。
しかし、だ。そんなの、大なり小なり、みんな抱えている不安なのだ。自分だけに限ったことじゃない。
232名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 05:50:38 ID:nmA/eVAS
>>231
ど…どうした?
新手のスタンド攻撃か?
233名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 21:33:30 ID:RgsLK4Ov
 ハセヲ×楓(亮×京子)、おまたせ。
 話の内容がまとまらなくて冒頭だけだが。

 もうちょい時間と腕がほしいものだ……
234名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 21:34:40 ID:RgsLK4Ov
題:愛するということは……



 東京。《第3次ネットクライシス》と世間では銘打たれた事件から数ヶ月が経ち、
街も世界も事件前の落ち着きを取り戻していた。

(……もっとも、CC社に関しては別だろうけどな)

 忙しく道を行く人々を見つめながら三崎亮は胸中で呟いた。
 通りに面したオープンカフェ。街路樹の並木道近くに設置されたそこには、微かな
風と形を変えながら降り注ぐ木漏れ日があった。
 車道の喧騒に目を(この場合は耳かもしれないが)を瞑れば、忙しい東京における
《安息の地》といっても過言ではない。

(……なんて、大げさだけどな)

 頭をよぎったフレーズを自嘲するように亮は鼻で笑った。確かに一休みするにはい
い空間かもしれないが、人通りのあるところであるため、否が応でも普通の喫茶店以
上に人目を気にしてしまう――――彼からすれば特段良いとも悪いとも言えない空間であった。

(ま、こんなこと気にする奴なんて俺くらいなんだろうけどな)

 再び自嘲。亮は自分の前に座っている人物に気づかれないように小さくため息をつ
くと、その人物へと視線を移した。
 肩まで伸ばした黒髪、端整なラインをえがいた横顔と温和で真っ直ぐな瞳。凛とし
た雰囲気もあって、その姿は《大和撫子》と呼ぶにふさわしい。

(《楓》は自分に似せてエディットしたんだな……)

 なんとなしにそんな事を考えながら、亮は目の前の女性――加賀京子を見つめた。
 彼女はそんな亮を尻目に、無言で横を向いていた。彼女の前には注文したアイスコー
ヒーがほとんど手をつけられず残っている。

「? なにみてるん……だ……」

 彼女の視線の方へと目を動かし、その言葉は尻つぼみになった。

「……いえ……少し、思い出していまして……」

 そこには、母親と笑顔を向けあう少年の姿があった。彼女が何を『思い出した』のか
は容易に予想がついた。

(……こどものこと、か……)

 隠しているつもりで隠れていない彼女の悲痛そうな表情に、激しく胸を締め付けられ
ながら思う。そして、考える

 ――――何故、彼女は自分と会おうとしたのか、と。

 カラン、とカラになったコップの氷が音をたてる中、亮は『The World』でのことを思
い出すのだった。


 続く……
235名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 21:39:17 ID:RgsLK4Ov
 「原稿を書く」「投稿作品も書く」「両方」やらなくちゃあならないってのが
「物書き」のつらいところだな。
 ……アドバイス、あったら是非に。

 では、失礼。
236名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 22:28:22 ID:uxFTt/5J
×尻つぼみ
○尻すぼみ
237名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 01:41:46 ID:278129He
 >>236
 おおぅ、初歩的なミスをorz
 指摘ありがとう
238名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 01:50:19 ID:dEhuUNHP
>>235
GJ!
期待してる
239名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 02:14:27 ID:oxaB0r6L
>>235
あなたを待っていた!
続きにwktk
240名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 06:41:08 ID:0NUonqeP
GJ!!
続き待ってるよ
241名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 23:06:55 ID:BahXXKBe
尻つぼみ→尻蕾→あぬー

あぬ節句巣が出るという予告だったんだよ!
242名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 00:14:00 ID:RlDy2CtO
な、なんだってー!
243名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 00:47:12 ID:iDHZjRVN
>>238-240
 その言葉が力になる。できる限り期待に応えれる作品をつくるよう努力するが、
もうしばらくまってくれ。明後日の夜までには続きをうpするつもり

>>241
 無きにしも非ず。
244名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 19:54:35 ID:FktK+8Ip
>あぬ節句巣が出るという予告だったんだよ!
予想外
245名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 05:46:29 ID:ULXqRLOj
>>225
強姦だ布団の中で5+5簡単だGJ

>>235
続き期待!
246名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 15:15:17 ID:XodKbZwi
なんで保管庫ないの?
247名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 17:50:24 ID:as5vA0pf
前に誰かが保管庫作るからログくれって言ってたような。
だから今作ってる途中なんじゃね?
248243:2007/03/11(日) 23:10:35 ID:NHGvoe19
 すまん、原稿落としそうだから続きはもうちょっと待ってほしい。
 期待している人、申し訳ない
249名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 05:37:29 ID:Lpgev7FS
おまいら乙
亮×千草完結編投下
250名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 05:39:33 ID:Lpgev7FS

2010年/横浜・みなとみらい21。


「はっ、はっ、はぁっ、はぁっ……!」

呼吸ができない。
充満したガスや煙のせいだと思う。
俺と一緒に避難してた女の子、日下千草も苦しそうに胸を押さえてへたり込んでいる。
ここは……中央フロアか。でかい液晶テレビ画面に見覚えがあるぞ……。
クソッ、クソッ、クソッ、クソッ!!! あともうちょっとで出られるってのに……!

「……? おいっ、日下っ! 日下千草、おいっ!!!」
「……」

やばい、意識失くして死に掛かってやがる!
俺も詳しいことは知らねぇけど、有毒ガスとかのせいで窒息……冗談じゃねぇ。
例え生きてここから出られたとしても下手すりゃ脳死とかだって……おいおいおいおいおいおい。

「(マズイ……俺も……)」

朦朧とする意識。ここまでか? 俺、ここで死ぬのか?
まだ生まれて10年しか経ってないのに? 今更になって生きたいって気持ちがこみ上げて来る。
どうせやりたいことなんてありはしないのに。でも死にたくない。
俺だけじゃなく、この千草って子だって同じはず。
そう思うと怖くて怖くて、身体がブルブル震えて涙が出てくる。
これが死の恐怖……死ぬ直前の気持ちなんだ……。

「だ……れ……か……ぁ……!」

俺は神様とか天国なんて信じちゃいない。
けどこの瞬間だけは、本気で神様に助けてくれって縋った。
いや、別に神様じゃなくてもいい。この際、悪魔でも死神でもいい。
死にたくない、だから助けて。口元を押さえて、何を掴むでもなく俺は手を伸ばす。
ビクビクと身体を震わせながら、文字通り最後の力を振り絞って無駄な抵抗を試みて……。


『ばみゅんっ! 見っつけたぁ〜』


遠くで何かが聞こえる。
瞼が綴じるか綴じないかの刹那、眼前の液晶テレビに何かが映るのが見えた気がした。
杖持った三つ目の死神と……でっかい壁……みたいな……。


『生まれるためには、一度死ななければなっらなーい♪』


これがお迎えってやつか。
驚いた、マジで死ぬ時ってのはお迎えが来るもんなんだな。
死ぬ間際、そんなことを考えてられる自分自身にも呆れちまうけど……。


『生かしてやるからさー、いつか俺と一緒に遊んでねん!』


ワケ分かんねぇ。いつかっていつだよ。これから死ぬって時に……フザけ……んじゃ……ねぇ―――――――――。
251名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 05:40:41 ID:Lpgev7FS

**********************








「はぁっ、はぁっ……!」

何が何だか分からないうちに、ベッドから飛び起きていた。
俺の部屋、俺のベッド。
ただいつもとちょっと違うことと言えば、隣で千草が寝てることと俺達2人が何も着ないまま
つまりは裸で寝てたってことくらいか。

「(夢か……ビビらすなよ……)」

内容は覚えちゃないが、飛び起きる程だったからよほどの内容だったんだろう。
寝汗はそんなにかかない方だが手の平は肩はしっかりと汗をかいて濡れている。
さすがに続けてこうだと、病院行って精神安定剤とか睡眠薬を処方してもらった方がいいかもな……。
いや、俺の心的ストレスが今頃になって一気に押し寄せてきたって可能性もあるけど。

「亮クン……どうかしました……?」
「いや……何でもねぇ……」
「何でもない人は夜中に飛び起きたりしませんよ?」
「……」

そりゃそうだ。
夜中ってももう朝の5時過ぎだけどな。
ホントならもう一眠りしたいところだぜ。

「怖い夢、見ちゃいました?」
「怖いかどうかは分かんねーけど……良い夢じゃなかったな……」
「私も前はそういう夢、結構見てましたから……恥ずかしいことじゃないですよ」

まぁ、お前に比べりゃな。
千草の場合はクラスメイトにいじめらてる夢とかハブられてる夢とか……そんなの多そうだよなぁ。
今は見てないなら、それに越したことはねーけどさ。

「大丈夫です。私、ちゃんとここに居ますから」
「最初から居るだろうが」
「そういう意味じゃなくてですね……ほら」

そう言って千草は俺の手に自分の手を絡めてくる。
さっきまで汗で濡れていた俺の手と違って、千草の手は少し冷たい。
裸で寝てりゃそりゃ体温も下がるわな、当然だが。

「これなら……怖い夢なんて、きっと見ませんよ?」
「気休めだな」
「じゃあ、こうしてあげますっ」
「お、おいおい……」

不意に手を離したかと思うと、今度は身体全体で俺を抱きしめてくる。
俺の方から抱きついたり触ったりすることはあるけど、千草がこんなことしてくるのは珍しいことだった。
252名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 05:42:00 ID:Lpgev7FS

「もーちょっとお前に胸があれば、最高だったんだけどな」
「亮クンのいぢわる……贅沢は敵です!」
「(戦前かよ。まぁ、これはこれで気に入ってるけど)」

千草の慎ましい胸に顔を埋めながら、そんなやりとりを繰り返す俺達。
だけど確かに千草の言う通り、不思議と落ち着いてくる。
原因はこれだ、千草の左胸から聞こえる心臓の音。命の音。
何でか分かんねぇけど……さっきまでの言いようの無い不安とか怖いもんが、全部消えちまった。

「千草……」
「ひゃっ! ……もう、甘えんぼさんなんだから……」
「うふへぇ(うるせー)」

結局、ヤってた時には満足に吸えなかったからな。
今は小さいけど、千草も妊娠して母乳出るようになったら少しは膨らむんだろうか。
でも久々に吸う千草の胸はやっぱ良い。
ホントなら舌で転がしたり歯で噛んでやったりしてもいいけど……今日は、吸うだけでいいや……。

「っふ……なぁ、千草」
「はい?」
「死ぬのって怖くないか?」
「……怖いですよ」

お前は体験済みだもんな、リスカで。
最も、自分で死ぬ勇気なかったから俺とこうしてられるワケだけど。

「亮クンは……どうですか」
「怖ぇーよ、そりゃ」

顔を上げずに胸に埋めたまま答える。
廻した手に力を込めて、千草を抱いた。

「俺だってたまに考えんだぜ。
もし死んだら、今の俺の意識とかどーなっちまうのかな、とか。
死ぬのってどんな感じなのか、ってな……いつも、怖くなって途中で考えるの止めちまうけど」
「前の私は……いつもそんなコトばかり……考えてたなぁ……」

特に最近は考える時間が多くなったと思う。
ネレビやネットを見れば、俺とそう変わんねぇ歳した奴が殺人事件起こしたなんて記事を毎日見かける。
動機はつまんねぇ理由ばかり……今日を生きられねぇ奴だって世の中にはゴマンと居るってのに。
奪う権利なんかありゃしねぇ、そいつの人生はそいつのもんだ。土足で踏みにじるようなマネは許されねぇんだ。
人間が生き物の生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わねぇのか? 誰にもありゃしねーよ。

「千草……もう、絶対……」
「えっ」
「絶対、死のうなんて考えんじゃねぇぞ……俺も一緒に居るってこと、忘れんな」
「……はいっ!」

独りで居るのが当たり前だと思ってたんだ。
でも人間ってのはさ、基本、寂しがり屋で……暖かい場所を知っちまったら……そこを失うのが怖くなる。
臆病でいいんだ。誰かが傍に居てくれるって、そう思うだけで……自分が独りじゃないって気づけさえすれば……。
どんなにクソみたいな世界でも……少しはマシに思えてくることだってある。
俺は……千草にそれを気づかせてやれたことと……俺自身にも気づかせてやれたこと……結構満足してんだぜ……?
お前は死なせねぇよ、千草。婆さんになって、寿命が尽きるまで……俺が死なせねぇ。
253名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 05:43:31 ID:Lpgev7FS

後日談【 My Fair Lady 】




「でな、俺はそいつにビシッと言ってやったんだ。『フッていいのは、フラれる覚悟のある奴だけだ!』ってな」
「間違った方法で手に入れた恋愛関係に価値なんてねーよ」
「うぐっ……お、お兄さん悲しいぞ、ハセヲ……」

よぉ、俺だ。
2017年も残すところあと残り僅かって感じになっちまったな。
今日は久々にカナードのメンツを集めて今年最後の会合……の予定。
さすがにクリスマスから年末にかけちゃ、他の連中も色々と忙しいだろうし。

「でもあっと言う間の1年だったねー^^」
「ハセヲがオイラ達と出会ったのが、昨日のことみたいだぞぉ」
「オーバーだなw」

そーいや、こいつらに初心者と間違われてダンジョンに行ったのが始まりだったんだよな
(実際はクーンに頼まれてて、最初から俺が死の恐怖ってコト知ってたらしいけど……役者だぜ)。
無理矢理ギルドに入れられて、ギルドマスターになって、いつの間にかギルドランク9……。

「シラバスは冬休み、チュパ研の連中とネッシー探しに行くんだろ?」
「チュパ研じゃなくてUMA研究会なんだけどな……あとネッシーじゃなくてノヅチ(ツチノコ)探しなんだけど……^^;」
「どっちも大して変わんねーって」

まー単位は落とすなよ。
そう言う俺も来年で18……大学受験の準備とかやんなきゃダメか、やっぱ。
いつの時代も学歴社会だからな……社会に出りゃ嫌でも思い知るだろうし。

「揺光とカールはどーすんだ?」
「あたしはこの子を図書委員長にして引退。その前に図書館の整理とかあるけど」
「別にアタシが委員長じゃなくてもいいじゃないか……湯浅がいてくれればなー」
「そういやカールは高校卒業だっけか」
「ああ。東京の医大受けるつもり」

頭良いからな、カールは。
それに揺光も来年で高2か……意識不明になってた分、取り戻せよ。
冬コミに参加してる場合じゃねーぞ。

「あとは……大晦日に札幌のヨドバシに並んで、プレステ5を買うことくらいかな」
「(アタシも並ばせて2台買うつもりなんだよ、カールの奴……即効でオクに出すんだって……)」
「(転売ってレベルじゃねーな)」

中国語や朝鮮語喋る連中はもっと買うだろうけど。
どーせ一ヶ月もすりゃ在庫が余りまくるのは目に見えてるし俺はスルーだ。
つかお前ら、カナードのギルドメンバーじゃないのにいつも居るよなぁ。いいけどさ。

「エンデュランスは冬休み、何か予定あんのか」
「特にないかな……僕はいつでもお休みみたいなものだし……前に比べて、外に出るようにはなったけどね……」
「へぇ」
「最近は釣りをするのが好きになったんだ……。魚は生臭いから嫌いだけど、野良猫にあげると喜ぶし……」
「猫が好きだもんな、エンデュランスは」
「でも、僕が一番釣ってみたいのは……ハセヲ、僕に釣られてみる……?」
「え、遠慮しとく」
254名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 05:46:15 ID:Lpgev7FS

「遅くなりましたー!」

千草……いや、アトリが少し遅れてやって来た。
これでカナードのメンバーは全員集まったワケだ。
最初は俺、シラバス、ガスパー、アトリだけの会合の予定だったしなぁ。
それが知らねーうちにこんなに集まりやがって……

「遅いぞ、アトリー」
「正妻が遅れちゃ、旦那のハセヲが申し訳立たないだろ?」

今の茶々入れたのは揺光とカール。
俺とアトリは一応、この《The World》で挙式を挙げた中っつーことで……つまりはゲーム内限定の夫婦だ。
でもこのメンツの中にそんなことを気にする奴は1人もいねぇワケで。

「あとさー。アトリが遅いからハセヲの隣り、あたしが貰っといたから」
「お、おい、カール……」
「ハセヲがよければあたしは愛人でもいーよ?」
「いや、だからな……」

笑いながらムギュッと俺の腕に胸を押し付けてくるカール……絶対わざとだな。
つーか他の連中の視線が痛い。
シラバスはいつもみたく「^^;」、揺光は「アタシも交じろっかなー?」みたいな顔してるし
クーンは「ハセヲ、お前はいいよな……どうせ俺なんか……」って矢車みたくいじけてるし
エンデュランスに至っちゃ今にも憑神呼び出しそうな血走った目つきしてやがる……。

「カールさんがハセヲさんの隣りがよければ、私はそれで構いませんよ?」
「……えっ?」

その場にいた全員が、ほぼ同時に声を漏らす。
いつものアトリなら絶対に
「何言ってるんですか、ハセヲさんの隣りは私なんですー!」と声には出さないものの
静かに押し殺した感じで何気なくアピール、視線と視線で女同士の戦い始めても可笑しくない。
そのアトリが「私はそれで構いませんよ?」とか……何、この状況。

「ア、アトリ? 悔しくないのか? ハセヲ、カールに取られちゃうかもしれないんだぞ?」
「ハセヲさんはそんな人じゃないって、信じてますから」
「……」

あぁ、そっか。
そう言えば他の連中、俺とアトリがリアルでも付き合ってるって知らないんだっけか……。

「……負けた。アトリ、あたしの負けだ」
「カール?」
「あたしはハセヲが欲しかった……でもこれで諦めたワケじゃない。いつかまた、あんたに挑戦する!」
「はい、望むところです。負けませんよー!」

……お前らどこのメフィラス星人かと小一時間。
つーかアトリの奴、

『人が人を好きになるのは、とても自然なことだから。ですから、いちいちそんなコトに怒ってたらキリがないんです』

って言ってたの、マジだったんだな。
さっきもカールに「正妻」って呼ばれた時、軽くスルーしてたし……忍耐強くなったじゃねーか。
それともアレか。これが……正妻の余裕、ってやつか?
さすがにそりゃ考えすぎか……自惚れてんのは俺の方じゃん……アホくさ。
255名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 05:48:38 ID:Lpgev7FS

*****************************




「明日はお昼までにはそっちに行きますから」
「ん」
「クリスマスパーティなんて久しぶりだから、頑張っちゃいますw」

皆で騒いだ後、解散。ホントなら他の連中とも話したかったけど、忙しい奴らもいるだろうし無理はさせたくねぇ。
今はアトリと2人、冬季限定解放のルートタウンでボーッと突っ立ってチャット中。
俺はついこの間まで志乃を助けることで頭がいっぱいで気にもしてなかったんだが、
《The World》にゃ季節ごとに限定解放されるサーバーやエリア、イベントが山のようにある。
これからは、そーいうのにも参加してみるのもいいかもな。やっとこの世界で安心して遊べるようになったんだからよ。

「プレゼントも持っていきますから、楽しみにしててくださいね!」
「そーだな」

実はそれが一番の問題だったりする。
ゲームの中ならレベルの高い装備とか効果の強い回復アイテムとかプレゼントすりゃ済むけど
リアルでの付き合いとなると話は別。自慢じゃないがコイツと付き合うまで彼女居ない暦=年齢だったワケで……
どんなもんをプレゼントすりゃいいのか最初はすげー迷った。
迷った挙句、他の女PCに何を貰ったら嬉しいか?と意見を聞くと
「きみ」「カップラーメン1年分!」「新車」「エン様!」「トライエッジ!」
とロクな答えが返って来なかったから、結局自分で考えることになっちまって……。
最終的に千草へのプレゼントに選んだのはオルゴール。
学校帰りにアンティークショップで見つけて、ちょっと良いなって思ってたやつ。
親から貰った金で買うのは少し気が引けたけどな。
いつかバイト始めて、その金で違うもん買ってやれたらな、って思ってはいるんだぞ、一応は。

「つか、お前……よくカール相手に怒らなかったな」
「ハセヲさんが人に好かれるのって、私としても嬉しいですし」
「例え相手が女でもか?」
「カールさんはああいう性格の人だって分かってるつもりですから」

ふーん、女同士で通じるもんでもあんのかね。……って。

「何で俺の足踏んづけてんだ……?」
「あれ? カールさんには怒ってませんけど、ハセヲさんに怒ってないとは一言も言ってませんよ?」
「……」
「自覚持ってくれないと困りますっ、いっつも簡単に抱きつかれちゃうんだから!
 その……一応は、ゲームの中とは言え……私達は……えっと……何と言いますか……」
「その先言うな、恥ずいから」

こんな感じだけど、お前にゃ感謝してんだぜ色々と。
アトリが最後まで傍に居てくれたから頑張れたって思ってるし……。
ここで失くしたものも多いけど、ここでお前から貰ったものだっていっぱいあるんだからよ。

「とにかく……私以外の女の人を好きになっちゃ、ダメですからね!」
「ハイハイ、わーってるって」
「ハイは1回ですっ!」
「(そーそー、千草はこーじゃなきゃなw)」


今はまだ、旅の途中。                                  【 アトリルート:Normal End 】
256名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 05:49:45 ID:Lpgev7FS
今回のテーマは一貫して生命賛歌? 次は心理戦とかトーナメント戦やりたい? 何のことです?
おやすみおまいら
257名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 07:24:35 ID:SfTHVIXk
うぉぉぉGJ!!!
毎度毎度、ホントに素晴らし過ぎる。
258名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 11:43:09 ID:iFQQ41z2
normal endでこれならhappy endはどうなるんだー!
259名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 12:24:42 ID:jkHwJe1l
あうううううおおおおおおおおお
GJGJ!!毎回クオリティ高くてほんとすごいです
そしてフッていいのは、フラれる覚悟のある奴だけだ噴いたwwww
260名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 16:09:45 ID:VmBekQhe
ちょっ!ネギま!?と電王ネタGJ
・・・?前にもこんなコメントがあったような?

ちなみに、
「きみ」「カップラーメン1年分!」「新車」「エン様!」「トライエッジ!」
の中で元ネタが判らないのだが・・・

「エン様!」朔 「トライエッジ!」なつめ

駄目だ・・・俺にはそれぐらいしか・・・orz
261名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 16:19:31 ID:Sjeu4fiw
エン様の中にウラタロスがww
262名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 16:22:32 ID:Sjeu4fiw
連レススマソ。

>>260
「きみ」…エン様
「カップラーメン1年分!」…揺光
「新車」…パイ
じゃまいか?
263名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 16:48:03 ID:eEC3Bv67
GJGJGJ。それしかいえない

「きみ」はカールでも合ってるんじゃないか?
264名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 17:29:20 ID:k7Tl/sVG
確かにGJとしか言葉がでないな
亮×千草がマジで好きになったよ
神の力はすげーな…
265名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 17:46:26 ID:Sjeu4fiw
>>263
カールの存在を忘れていた。
「きみ」はカールだな。
>>260、嘘ついてごめん…。
266名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 18:28:24 ID:xid+IXl4
>>256
お疲れ様でした。
相変わらずギアスネタもしこんであってワロタwww
267名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 02:16:52 ID:JiX7SY0Y
カブトネタ通じる人はどれくらいいたんだろうw
268名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 16:36:20 ID:2E4OkAmN
GJ! 実はちっさい頃に会ってたとかたまりませんわ!

ただエン様の釣りだけは、どうかと思った…
「僕に釣られてみる」言いたいだけちゃうんかと
269名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 18:11:02 ID:YU15PODd
>>268が朔に見えてきた俺そろそろやばいかもしれない
270名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 19:51:38 ID:ghdPARAM
つーか単純に聞きたいんだけどGUにカール出てきたっけ?
俺GUからやりはじめたから前作とか知らんorz
271名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 19:54:38 ID:48aoFvVa
>>270
出てないけど、BGMにカールのテーマってあるね。
272名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 22:42:39 ID:w9tC3+OP
エン様と言えば


81 名前: 名無しさん@ピンキー 2006/10/21(土) 15:16:42 ID:4Rq4+me8

エン揺を書くことになってしまった
書きかけ2本を含めて全揺光関連なカオス


はどうなってしまったのか。
そして


465 名前: おっさん+ 投稿日: 2007/01/08(月) 21:39:50 ID:nngBpXNH

今ネタが2つある、どっちがいい?
1、ドッペルゲンガーハセヲ(AIDA)×アトリ
2、ドッペルゲンガーハセヲ(AIDA)×志乃


おっさんがアンケとって二ヶ月以上経つわけだが・・・。
273名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 20:01:28 ID:R9/tXa+j
カールって誰?
274名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 20:44:22 ID:qAp49pCX
>>273
何年か前に発行された小説版の主人公、2010年の事件の時にスケィスに未帰還者にされたプレイヤーの1人
アニメ版にも出てた楚良(ハセヲと同一人物?)ってキャラと仲良かったけど、
アウラの守護者になって敵対してデータドレインされた
275名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 01:45:43 ID:IX0O1YjG
今朝ボルドーとラブラブな夢を見た。何だったんだあれは…
276名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 01:46:33 ID:rZQ4M2gU
揺光と関わりあるってどっかの設定だっけ?
277名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 01:58:14 ID:hf9Py1Mp
>>276


115 :名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 12:07:02 ID:cIkYVRD/
>>106
毎度GJ!


所で誰か、カールについて3行でまとめてくれ


116 :名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 12:43:06 ID:yo1bgVpi
>>115
前作(ゲームより前だけど)で
未帰還者になった(たぶんスケィスにやられた)
重斧使い


117 :名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 13:02:01 ID:8ZEQ4Uoa
>>115
小説.hack//ZEROの主人公
徳岡の娘で未帰還者
アウラの育ての親


118 :名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 13:10:07 ID:cIkYVRD/
>>116-117
サンクス!


119 :名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 13:43:46 ID:JSh8t1yK
揺光の知り合いってのは創作だよな!?


120 :名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 14:00:26 ID:BLPrX8Q5
>>119
うん


278GORRE:2007/03/15(木) 13:34:04 ID:IX0O1YjG
うっしゃあ! 一気に行きまっせ。

映画が始まった。もちろん3人ともこの映画を見たことが無い。
「ぼ、ぼくなんかこわいよ。ハセヲにいちゃん」
望は怖いからなのか、ハセヲの腕にしがみ付いた。
「俺は、まだ平気なんだがな。これ位はな」
ホラー以外に怖いものなんてあるのかと言いたいが、誰も言わない。
「……」
朔はまだ何も動いてはいなかった。まだハセヲに抱きつくチャンスではない。望がハセヲに抱きついているのは別に気にすることではない。
「お、結構意外と…」
怖い? というよりは、ホラーに慣れていないものにはちょっときついかも知れない。ハセヲはそう思った。
(まだや…)
朔はタイミングを計っていた。この映画は一度も見たことが無い。でも、勘でなんとなく分かる。
「わー!」
「うお、望。大丈夫か」
望は余りにも怖くて、思いっきりハセヲに抱きついた。
これにはさすがに朔もピクリと眉が動いた。
映画も一番の見せ場に来た。そして……
「きゃー!」
「うお! なんだ?」
急に朔が抱きついてきた事にハセヲは驚いた。
「ハセをぉ、ウチ怖いわぁ」
「……」
(なんだ? 急にどうしたんだ朔の奴…?)
ハセヲは驚いたと同時に頭が少し混乱した。が、すぐに正常に作動した。
(……何だかんだ言っても、こいつも普通の子供って事か……)
ハセヲはそのまま朔を抱きつかせておく事にした。
はたから見たら女の子二人に抱き付かれているようにも見えるが、そのうち一人は男である。周りの者はそんな事など知る由も無いが。
(……よく考えたら、俺身動きとれねえじゃん………)
ハセヲは後で気づいた。
279GORRE:2007/03/15(木) 13:59:14 ID:IX0O1YjG
映画が終わり、3人は映画館を後にした。
「さてと…バスの時間は何時だ?」
「えっと…10時だよ。ハセヲにいちゃん」
「10時か…まだ時間があるが、バスの出るところまで移動したほうが良さそうだな」
「うん」
ハセヲ達は移動した。


「さてと、そろそろ時間だな。いくか」
「うん」
「……」
朔はこの時何かを手に持っていた。
「あ、バスきてるよ」
望はバス停まで走っていった。
「ハセヲ」
「あん?」
「何でもないわ」
「? なんだよ…」
朔は望の後を追うようにバス停まで走っていった。
朔と望はバスに乗り込んだ。
望は窓を開けた。
「じゃあ、またね。ハセヲにいちゃん」
「ああ。またいつでも遊びに来いよ」
「うん」
「ハセヲ」
「何だ?」
「ん」
朔は紙切れをハセヲに差し出した。
「何だこれ?」
ハセヲは紙切れを開いた。そこには携帯の番号とメールアドレスが書いてあった。
「朔、これは……」
「うちの電話番号や。望以外で持っとる男はあんただけや」
「俺だけって…クラスメイトとかいるだろ」
「おるけど、そう簡単に教えたりはせえへんよ。望以外で、うちが番号を教えた男はあんただけや……ハ、ハセヲ」
「俺だけって………ええ!? お前、それって…」
ハセヲと朔は急に顔が赤くなった。
と、まるでタイミングでも見計らったかのようにバスがゆっくりと走り出した。
「ハ、ハセヲ…」
「お、おう。何…」
ハセヲが言い切らないうちに、朔はハセヲの口をふさいだ。
スピードを上げるバスの窓から身を乗り出しながら朔は叫んだ。
「ハセヲ、あんたが大好きや!」


終わり
280GORRE:2007/03/15(木) 14:00:50 ID:IX0O1YjG
よっしゃ終ったぁ! 長かった。ほんとに長かった。でも、本当にこれで終わりです。
281うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
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うふ〜ん
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うふ〜ん
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うふ〜ん
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うふ〜ん
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うふ〜ん
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うふ〜ん
288うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
289カラシ:2007/03/15(木) 16:44:32 ID:rcOWrSfM
その後の入院生活はわりと退屈ではなかった。
騒ぎを聞き付けた千草や志乃など知り合いの中で何人かがお見舞いに駆けつけてくれた。
これない人は携帯のムービーで送ってきたりもしてくれた。
そんな中萌は仕事の休憩時間や仕事終わりにも病室を訪れて話し相手をしてくれた。

そして今日はやっと退院の日だ。
思い返せば長かったような短かったような時間だった。
事故から1週間もたつとあの時の運転手は逃げた後自首したそうだ。
一応入院費などは向こうが支払ってくれることになり、とりあえず丸く収まった。


荷物をまとめていると萌がやって来た。
「亮もう腕大丈夫?」
「ん、萌か。まだ少し違和感があるな……」
「そっか〜……食事は大丈夫?」
「食えないことは無いけど、大丈夫だろ」
なんだか心配そうな面持ちで聞いてくる萌に対しなるべく心配かけないように言ったが、
「でもやっぱり料理とか大変そうだし、私が作りに行こうか?」
この腕ではろくに料理はできないだろう。
それに何かのミスで火傷なりすのはごめんだしな。
「う〜ん……じゃあ頼むとするか」
「了〜解、じゃ今日は仕事早めに終わるから一緒に帰ろうよ。早速私の料理の腕前を披露しちゃうよ〜♪」
何だかんだで結局は萌が俺の飯を作ってくることになった。
それに妙に萌はウキウキしてるし。
正直俺の心境は微妙だ。
わざわざ飯を作ってくれるのは有りがたい。
しかし、女の人がてか萌が俺の家に来るのがどうも気恥ずかしい……


そうこうしてる間に今借りてるアパートについた。
扉を開けたら案の定テーブルや床などに軽く埃が積もってやがる。こりゃあ飯よりまずは掃除だな。
「にゃはは〜、亮の部屋汚〜い」
「2週間も入院してたんだからあたりまえだろ」
そのさらに10日ほど前からも掃除してないのでほぼ1ヶ月ほったらかしだ。
情けなくて気が滅入る。
290カラシ:2007/03/15(木) 16:45:03 ID:rcOWrSfM
掃除自体も部屋がそこまで広くはないのですぐに終わり、萌が早速調理を始めたみたいだ。
十数分もするといい匂いがしてきた。
「(━━何か炒めものでも作ってるのかな?)」
何てことを思いながら溜まってた仕事の内容等を確認していた。
やべー、期限あと3日のもあるじゃねーか。徹夜しなきゃ終らないなこりゃ。


「ご飯できたからお皿出してー」
「ん、わかった――何作ったんだ?」
「青椒牛肉だよ。あっ、ピーマン苦手とか…「そんなわけねーだろ!」
向こうは十中八九からかうつもりで言っただろうけど見事に反応してしまった。
なんだか萌は志乃とはまた違った『子供扱い』をしてくるようになった。俺ってそんなにガキに見えるのか?

そして飯も食べ終わった頃にふと疑問に思ったことを口にした。
「そーいや萌はどこに住んでるんだ?」
「えっと、今は先輩のところに住まわせてもらってるんだよ」
「部屋は借りてないのか?」
「この間まで借りてたんだけど、なんだかそのアパートが耐震偽装してたらしくて建て替えることになったんだ」
「……それで追い出されたのか」
なんだかんたで未だに耐震偽装なんてやってるところあるんだな。
A歯建築士の事件からもう何十年たってるぞ。
いくら経費や期限が厳しいからって『安く早く』よりは『安全』を重視してほしい。
安くて早いのは牛丼で十分だ。
そんなことを思いながら納得していると萌からとんでもない話が飛びだした。
「ねえ、亮」
「ん?」
「もし良かったらなんだけど……しばらく泊めてくれない?」
誰が?――俺が

誰を?――萌を

何をしろって?――俺の家に泊まらせる

ちょっと待てぇい!
……とりあえず落ち着け俺。
「え〜と、そのなんだ…先輩のところには泊めてもらえないのか?」
「えっと、それは……し、しばらく出張するみたいだから」
なんだか苦し紛れの言い訳に聞こえないでもないがとくに詮索もする気もないためあっさり許可ん出してしまったわけだが…。
萌は萌でもう荷物取りに向かったわけだし
「(とりあえず仕事でもするか)」
と気楽に考えていた。
続く
291カラシ:2007/03/15(木) 16:48:37 ID:rcOWrSfM
なんだかAIDAがまた来ちゃったけど投下してよかったのかな?

アンケートは勝手ながら@のナースコスプレにさせてください。

話の流れ的に他のは難しいので・・・
292名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 16:56:47 ID:qacmyq4D
GJ
293名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 20:43:02 ID:HHAFmhuU
GJ!GJ!続き待ってます!
不吉な影は…放っておきましょう。
294名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 21:16:28 ID:5Qw2UBdv
GJ!!久々のタビーものだからwktkして続き待ってる
295名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 23:00:48 ID:KH3SxmVv
>>291
欲を言えば「〜だった「〜くれた」の連続使用は単調になってて
情景描写ってよりはただの説明文になってるから避けた方がいい。
296おっさん+:2007/03/15(木) 23:03:49 ID:gP+pJaGH
遅くなってスマン・・・。
まだ途中だが、明日からAIDA×志乃投下できそう・・・。
>>272、 AIDA×志乃に変更したんで、悪いがそこんとこヨロ。
297GORRE:2007/03/16(金) 01:11:35 ID:k4z1sS32
>>291 A歯建築士って、あの人ですね…

またAIDAが出てきやがったな…復活そうそう何故こいつに振り回されなければならぬ。

あ、どうも。>>279を以って、朔望編は完結しました! 次は楓にしようかと思ってます。
298名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 01:40:14 ID:VS2D1xFP
>>291
>>297
GJ!!
GORREさん間に色々あったけど完結お疲れ様でした!


ところで削除依頼頼みに行ったら既に出てた
誰だか知らないけど対応乙です
299名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 10:52:40 ID:9soCl3YJ
スレ住人の荒らし対応が神懸かってきたな(^ω^)
おいどんは嬉しいでごわスマッシュ
300名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 21:39:24 ID:U1Yk1Vx9
>>297
姉HAの家、俺知ってるわwww
301おっさん+:2007/03/16(金) 23:38:49 ID:ucKTZr2i
まだ途中だが、AIDA×志乃投下。
302名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 23:43:58 ID:B+JsTeti
>>300
姉歯乙
303おっさん+:2007/03/17(土) 00:13:23 ID:AMe3oNVB
Δ 隠されし 禁断の 聖域

そこで志乃は、ある人物と会う予定だった。

始まりは1通のメールからだった。
差出人は不明、内容はただ「会いたい。」という言葉と、会う場所しか
書かれていない、簡素なメールだった。

このメールに戸惑った志乃だったが、少し気がかりになったので、
「わかりました。」という返事のメールを送り、一人、
グリーマ・レーウ゛大聖堂へと向かった。
304おっさん+:2007/03/17(土) 00:15:50 ID:AMe3oNVB
・・・ホント駄文ですみません。
305名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 00:23:48 ID:GjHzYfLR
な、なあ、おっさん…
>>295でも触れられてるけど「〜だった」の連続使用はあんま使わない方がいいと思うんだがね…
306名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 00:43:40 ID:fUmpXs2A
>>305
ちょwおまw
IDがGJww
307名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 17:26:54 ID:V5HtBgC4
おっさん2ヶ月も待たせてこりゃないぜ
308名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 15:30:10 ID:O63rFpu+
>>300
姉はの嫁が自殺したマンションも近所だぜだぜ
309おっさん+:2007/03/18(日) 21:46:33 ID:hqW+2Yjc
前回の反省(前回はホントスイマセンでした)を含め、
短いですが欅×楓を投下します!!
310おっさん+:2007/03/18(日) 21:59:50 ID:hqW+2Yjc
「The World」がAIDAサーバー化した頃、「月の樹」の@ホームでは・・・

「け、欅様・・・、何を・・・。
両手両足を拘束され、身動きのとれない楓。
「何って、実験ですよ♪」
欅は楓が暴れないよう押さえつけ、楓の衣服を慣れた手つきで剥ぎ始める。
「や、やめてください、欅様!」
体を起こそうと試みる楓だったが、両手両足を縛られたうえ、押さえつけられて
まったく動くことができない。

やがて、サラシも剥がれ、形のいい乳房と、ピンク色の乳首が露わになった。
「きれいですよ、楓。」
両手で乳房を揉みながら、欅は乳首に吸いつく。
「んんっ・・・!!」
声を出すまいと必死に我慢する楓だったが、欅の攻めに抑えることができなかった。
311おっさん+:2007/03/18(日) 22:15:16 ID:hqW+2Yjc
「こっちもぐちゃぐちゃですよ♪」
欅は楓の下着をおろし、中指を楓の中へと突っ込む。
「ああっ!!」
ぐちゅぐちゅと音を立て、中指が獲物を求め、さまようかのように激しく動く。
「あっ!!あんっ!!んんっ!!ああぁぁ!!!」
理性を保つことができなくなり、快楽を求める楓。
欅もそれに応じてか、中指を引き抜き、限界までそった自分の肉棒を
楓の入り口にあて、いっきに貫いた。
「あああああっーーーーーーー!!」
突き抜けてくる快楽に酔いしれながら、楓は喘いだ。
「す、すごいですよ、楓♪」
肉棒で突くように動く欅。楓も無意識に腰を激しく動かす。
「ああっ!!け、欅・・・様!!あぁぁん!!」
「中にだしますよ、楓。」
「お願い・・・んんっ!!します・・・欅様!!」
欅はイク寸前に肉棒を奥へと突き入れた。
「ああああぁぁぁーーーーーーーーーー!!!」

欅と楓は快楽に包まれ、同時に果てた。
312おっさん+:2007/03/18(日) 22:19:31 ID:hqW+2Yjc
短いうえに変な設定でスミマセン。
これで欅×楓は終了です。

313名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 23:54:23 ID:yPc4d7K9
志乃and亮需要ある?
あるなら初めてだけど頑張って書いてみる。
314名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 00:04:29 ID:xy9rjJP5
ぜひ書いてくれ!
読みたい!
315名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 00:09:41 ID:z/RpInbo
>>313
ありまくり。アトリも好きだが個人的には本命だ!
316名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 01:26:47 ID:lEQC7BWA
了解
前置き長くなって短篇小説になりそうな感じにorz
とりあえず頑張ってみる
あとDVDって500円分の切手がいるけど50円を10枚でもいいよな?
317名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 03:23:28 ID:HfHNzNhv
>>316
500円『分』だから合計が500円になればおk
318名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 08:12:04 ID:lEQC7BWA
>>317
ありがとう。これで書くことに集中できそう。
319名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 00:25:37 ID:h/Rl8l7h
最初は弟みたいな存在だった。私は微笑ましかったし楽しかった。
いつからだろう、こんなにも亮を意識するようになったのは。
旅団にいた頃、私はオーヴァンに憧れていた。彼を追い掛けていた。オーヴァンのことが好きだと思った。

だけど違った。うまくはいえないけれど憧れの好きであって、本心ではなかった。

私のために懸命に戦ってくれた亮。いつからか弟の存在から本当に大切な存在になっていた。

もう失いたくない。誰にも渡したくない。そう思った。


とりあえず書いてみました
こんな感じでいいですか?
320名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 00:53:42 ID:o3rcQtGP
出だしとしては結構良さげ。
あとは続き次第かな
321名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 01:06:05 ID:h/Rl8l7h
ほんとですか。ありがとう。
この後がむつかしい。
322名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 01:25:47 ID:/M6PcLWy
書き手の素直な性格がよく出てる感じ
素直な文章で読みやすいよ
続きを待ってます
323名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 01:51:14 ID:h/Rl8l7h
携帯で書いていたから保存せずに消してしまったorz
324名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 05:45:21 ID:u0mnuGk5
>>323
ああぁぁぁぁぁぁ…
ご愁傷様…
傷が癒えたらこのスレにかえってきてくれよ…
325うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
326うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
327うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
328GORRE:2007/03/20(火) 15:34:54 ID:XtTEmMeD
ほんじゃまあ、楓編。 投下開始します。朔望編よりは短くしないと…もう長いのは嫌だ…

その日、楓は欅を探して回っていた。
「はあ、欅様は一体何処に行ってしまわれたのか…」
いつもの様に欅に付き添って冒険に出かけようかと思っていたのだが、どうにも欅の姿が見当たらないのだ。
「ちょっと目を放した隙にいなくなるだなんて、私とした事が不覚ですね」
楓はため息をつくと、欅捜索を続けた。

とあるダンジョンで…
「ふはははは! すばらしい! すばらしい出来だ! これなら、どう見ても欅に見えることは間違いない。後は、私が種をまいて誘き寄せるだけだな。ふはは、ふははははは!」
AIDAに取り付かれた榊は不敵な笑いを上げていた。

あれから30分ほど経った。
欅は一向に見つかる気配は無かった。楓は一度、月の樹の本部に帰ろうかと思ったその時である。
一通のメールが楓の元に届いた。
「メールですか? 差出人は……」
そのメールにはこう書いてあった。

『親愛なる楓殿。

あなたが大切にしている欅は私が預かっている。 
楓殿が本当に欅を大切に思っているなら、私のもとに来るであろうと確信している。
欅を取り戻したいのならば、以下のダンジョンへ来られたし。
ささやかな宴を以って歓迎いたしましょう。

                           榊』

「欅様が…!」
このメールが罠なのかそうでないのかと、確認することすら忘れ、欅は榊に指定されたダンジョンへ向かった。
「欅様、どうかご無事で…!」
329GORRE:2007/03/20(火) 15:37:02 ID:XtTEmMeD
とりあえず出だしだけ投下。 こんな感じですがいかがでしょう。

だああああああああ! またAIDAか! 誰か! カイト呼んできて!
330うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
331名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 17:17:06 ID:Avjuyr17
332名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 20:02:23 ID:1STXWUxy
>>329
新作wktk
楓ものってなかなかないから楽しみにしてる
333名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 22:49:27 ID:tY6ctqFa
ここまで粘着するなんてよっぽど心に傷ができたか
もしくは粘着が習慣になっちまったのかね?
どちらにせよ、今回のコピペ荒らしは心が弱いから情けない。
しかも本スレは荒らさないチキンっぷり…
傷をえぐられる様なレスつけられるのが嫌なんだろうな…
可哀相可哀相、本当に可哀相
334名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:53:01 ID:1+OQc422
過去スレ読めるサイトとかないのかな…
2ch DAT落ちスレ ミラー変換機 ver.4じゃ見れなくなってた…
335名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:54:17 ID:BJzLPG0O
スルーできないお前も可哀想
336名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 01:53:08 ID:4ISqzJhD
>>335
揚げ足取って楽しい?
337名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 02:21:09 ID:5h0WOgAN
携帯で書くのって難しいね(-_-;
書いてたの消してしまったよ


所でレズ物って需要ある?
338名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 02:32:47 ID:y5WXX4XT
カップリングにもよる
339名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 02:44:57 ID:IIPAEf9K
>>337
いっかい消してわかったことは、携帯で書かずにパソコンが一番。
携帯だとどうしても保存せずに電源マークおしてしまう。
340名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 03:58:59 ID:tHkqEmlb
おまいら乙
なつめ主軸のトーナメント編投下
341名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 04:01:10 ID:tHkqEmlb

「トーナメント?」
「ここのところトラブル続きでユーザー離れが著しかったでしょう?
 CC社としてもプレイヤー全員で盛り上がれるイベントで心機一転……ってところでしょうね」
「よーするに天下一武道会な。この世で一番強いヤツでも決めようってのかw」

よぉ、俺だ。
相変わらずカナードのギルマスやりながらシラバス達とそれなりに楽しくやってる。
けど、やっとまともに《The World》で遊べるようになったってのに
俺がやってることと言や、パイと八咫の使いっぱしり……つまりは前と全然変わってねーってこった。
AIDAの絶滅は確認されてる、でも俺達……碑文使いの戦いはまだ終わらねぇってことらしい。
この世界の根幹に関与しちまった以上、そう簡単には抜けさせてくれねぇんだとよ。

「また榊のPKトーナメントの時みたく、トラブル起こすんじゃねぇだろうな」
「今回の企画を立案したのは八咫様なの。
 私達システム側としても、あの時のような事態を招かないよう細心の注意を払ってイベントを運営するわ」
「ならいいけどよ……」

あの時はAIDAに感染した榊の野郎が新世界の神気取りで
CC社に取り入った挙句、知識の蛇を乗っ取ってやりたい放題だったからな。
八咫は八咫で心閉ざしたりとか今までの態度が嘘みてーな細い神経っぷりだったし……。
あのPKトーナメントを境にこのゲーム止めた奴、結構いたっけ。

「んで? 俺もそのトーナメントに出ろってか」
「当然じゃない。仮にも竜賢宮の宮皇でしょ、アンタ」
「好きでなったワケじゃねぇっての。あン時は太白に感染してたAIDAを取っ払うのが目的だったからな」
「トーナメントを開く以上、それなりの実力者が出場しなきゃ意味ないじゃないの。分かるでしょ」

……まぁ、パイが言わんとしてることも分かる。
俺がスケィスを使って紅魔宮トーナメントを勝ち抜いたことは
榊が暴露しやがったせいで殆どのプレイヤーが知ってることだし、俺をチーターと思ってる連中も多い。
チート野郎で宮皇のハセヲを倒して名を上げよう、って奴も大勢いる。
何よりも俺自身、欅からPC改造を受けてXthフォームになっちまってるし
最近じゃチート練成に手ェ出して装備品強化しまくってるからな……文句は言えねぇよなぁ。

「……となると残り2人を決めなきゃいけねーってことか」
「それももう決めあるわ」
「? 誰と誰だよ」
「ぴろし3となつめ、この2人をパーティに誘って出場登録をして頂戴」
「げっ……よりにもよって……」

ギルド【ProjectG・U】のギルマスのぴろし3と助手(?)のなつめ。
何つーか、あの2人は苦手だ。
鈍き俊足のドーベルマンだとか何だとか自分の世界陶酔型で人の話を聞きやがらねぇオッサンと
エッジマニアって異名のPK(しかも本人はPKやった時の記憶ねぇとか、もうな……)で絵本作家志望の女。
何で俺があんな奴らと一緒に……欝だ。

「彼らと一緒に出場すること、それが八咫様からの指示なのよ。従いなさい」
「へいへい。イエス、ユア・ハイネス」
「?」

おっと、いつものクセで……ピンク髪がユフィと紛らわしいんだよ、あんたは。

「別に優勝する必要はないんだろ? 俺も宮皇の座捨てられるし丁度いいぜ」
「出場することに意義があるの。途中で負ければ、アンタはその程度のプレイヤーってことね」
「(随分と挑発的じゃねーか……ただのお遊びトーナメントってワケじゃなさそうだな)」
342名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 04:03:21 ID:tHkqEmlb

*************************







「どわーっはっはっは! この白銀のぴろし3に任せておけば、優勝などお茶の子さいさいなのである!」
「確定事項かよ」
「でもハセヲさん、ホントに良かったんですか? 同じ双剣士なら、私なんかよりも揺光さんの方が……」
「いや、まぁ、その、アレだ。今回のトーナメントの優勝賞品、何かすげーレアな双剣って噂で……」
「! もしかしてトライエッジですかっ!?」
「か、かもな」
「よぉーし、なつめ頑張っちゃいますよぉー!!!」

か、簡単に信じやがって……さすがレベル10バインの噂信じてただけはあるな、コイツ。
いや、初心者時代の俺ももしかしたら信じてた可能性あるけど……。
ぴろし3に至っちゃもう勝った気でいやがるし……こ、こいつらと組むのに何のメリットがあるってんだ、八咫?

「出るからには優勝です。優勝を目指しましょう、ハセヲさん!」
「勝ったも同然であるな! いやー参った参った、愉快愉快!」
「あのな……まだ他にどんな奴が出場するかも分かってねーのに、気が早すぎだろうよ」

十中八九、俺がこれまで出会った連中とぶつかることになりそうだ。
揺光、天狼、太白の3人はまず間違いなく出場するだろうな。大火のオッサンは……どうだろう?
エンデュランスはまず出ねーだろうし、残るは松とかボルドー、がびあたりか?
エントリーしても予選で落ちちゃ意味ねーし、やっぱ最終的に決勝で知り合いと戦うことになる可能性が高い。
まぁ、それならそれで遠慮せずに戦えるけど。

「あんたらってゲーム歴、長いよな?
 分かってるとは思うがトーナメントまでにレベル上げとか、カズタマイズ用のアイテムの準備、しといてくれよ」
「心得た、ではトーナメント当日までしばしの別れ! 頭上に星々の輝きがあらんことを! じゅばっち!!!」
「ちょっ、まだ話は終わって……ちっ、落ちやがった……」
「ぴろし3って昔からあーいう人ですからw」
「……疲れね?」
「あはは……たまに」

聞くところによると、なつめとぴろし3の付き合いはもう7年になるそーだ。
付き合いってのは語弊があるな。なつめ曰く「ただの友達」らしいし。
つまり2人はこのゲームの前身、《The World R:1》時代からのプレイヤーってことだな。
2016年にCC社で起きた火災事故でPCデータが消失して辞めちまった奴は多いらしいけど
なつめやぴろし3もやっぱ、大事に育てたキャラを失ったんだろう。
俺もトライエッジ……いや、蒼炎のカイトのデータドレインを喰らって初期化されたから、気持ちは分からないでもない。
レベル133から一気にレベル1、志乃から貰ったメールも全部消えちまって……
でも虚無感とか絶望感に浸る前にオーヴァンからメールが来たんだよな、それでまたログインして……。

「7年前からやってんだろ? もうベテランの領域じゃね?」
「そうですか? 私から見たら、むしろネトゲ歴1年ちょっとのハセヲさんの方がベテランって感じですよ」
「身も蓋もねーコト言うなよw」

それってつまり俺もネトゲ廃人ってコトだろうがよ。
確かに“死の恐怖”って呼ばれてた頃は飯食うのも忘れてログインしてけどよ……む、昔の話だ。
今はちゃんと時間の調節しながらゲームやってんだぞ、一応は。
343名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 04:06:02 ID:tHkqEmlb

「そーいやさ、前から聞きたいって思ってたんだが」
「はぁ」
「“カイト”って誰だ? いつも『カイトさん、なつめやりましたよー♪』って言ってるけど」
「え、ええぇっ? わ、私、そんなこと言ってますか?」

言ってるだろうが、戦闘終わった時に……。
もしやと思うが、俺がトライエッジだと思っていたアイツ……蒼炎のカイトのことだろうか?
まさかな。トライエッジを武器と勘違いしてるような奴だし、無関係だろ……多分。
あーでもコイツってば無意識にPKしてるような女だからな……もしかしたら繋がりがあったりして……?

「話たくねーなら無理にとは……」
「いえ、この際ですからお話しますよ?」
「決断早っ!」

しかも何か嬉しそうだし……。
けど本人が話してくれるって言ってんだし、ここは聞き手に回るのがベターな選択かね。
付き合おうじゃねぇか、あんたの話に。

「カイトさんとはですね、7年前に出会ったんです」
「そいつもR:1時代からの知り合いか」
「その頃の私はまだゲームを始めたばかりで、レベルも低くて、パーティを組んでくれる友達もいなくて……。
 ある時、スパイラルエッジって武器がどうしても欲しくて、その武器が眠ってるっている
 ダンジョンに挑もうとしたんですけど怖くてそれ以上進めなくて……入り口の前で立ってることしかできなかったんです」
「? 今あんたが装備してる双剣もスパイラルエッジだろ?」
「これ、R:1のデータをコンバートできる特別なイベントでR:1のセーブデータから引き継いだんです。
だからR:2でこの武器を持ってるのは、私だけなんですよ。えへへ♪」

なるほど……どーりでコイツの武器だけ漢字名称じゃなくてカタカナだったワケだ。
パーティに誘って装備欄のメニュー開いた時に感じた違和感はソレか。
この分だと武器だけじゃなく、キャラの外観とかもR:1を意識してメイクしてそーだな(カールも確かそう言ってたし)。

「で、そのカイトって奴が代わりにダンジョンに潜って取ってきてくれたワケだ、スパイラルエッジを」
「えー!? まだ全部話してないのに、どうして分かったんですか!?」
「いや、そこまで話せば大体想像つくだろ」

とんだお人好しだな、そのカイトって奴は。
……って、俺も人のことは言えねーか。
タダで色んなもんプレゼントしまくった時期あるからなぁ、俺も。

「カイトさんはですね、私の憧れなんですよ。
リーダーシップがあって、仲間思いで、強くて、優しくて、カッコよくて……あ、ハセヲさんもイイ線行ってますけど」
「……ついでっぽく言われても嬉しくねーぞ」

とりあえず、コイツの中でそのカイトって野郎が相当に美化されてるのは理解できたぜ。
つかこの女、ぶっちゃけ惚れてるだろソイツに。
俺も志乃に惚れてた時はそんな感じだったから……こう、心の中で思い出とかが美化されんだ。
憑神(アバター)……じゃない、痘痕も笑窪、って感じでな。や、志乃は綺麗そのものだけど。
んだよ、笑いたい奴だけ笑え。大人になれない僕らの強がりを聞いてくれとは言わねーからさ。

「じゃあよ。俺とそのカイトって奴がもし戦ったら……どっちが勝つと思う?」
「うーん。ハセヲさんには悪いんですが、やっぱりカイトさんかと」
「へぇ……そんなに強いのか、ソイツ」
「もうですね、強いとかカッコイイとかそんなレベルじゃなくてですね、ピースな愛のバイブスで ポジティブな感じの……」
「(もうノロケ話に近いな、こりゃ……俺もログアウトして、BBSでも見るかね)」
344名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 04:08:27 ID:tHkqEmlb

「検索ワード……『勇者カイト』っと。げっ、こんなに登録されてんのかよ……」

カイト。
2010年に起きたネットワーククライシス「黄昏」を沈静化した
伝説のパーティ・ドットハッカーズのリーダーと目される赤い双剣士。
もしなつめの言ってることがマジだとしたら……八咫と一緒にクビアと戦った仲間の1人ってことか。
まだ7年しか経ってねーのに伝説ってのもオーバーな話だけどな。
どっちかっつーとネット内限定の都市伝説に近い部類だろうが……もうちょい調べてみるか。

「黄昏の……腕輪伝説……?」

頻繁に出てくる「腕輪」という単語。
伝説の勇者カイトはゲームの仕様にないイリーガルな力を持っていたと言う。
成る程、分かるぜ。蒼炎のカイトも俺をデータドレインした時、右腕に光る輪みてぇのが見えたからな。
俺も憑神覚醒した時、右腕に腕輪っぽいのが浮かぶし……。

「彼の持つ腕輪こそが“黄昏の鍵(キー・オブ・ザ・トワイライト)”かと思われていたが真相は不明。
 2016年にCC社で起きた火災によりデータが損失した今となっては、伝説は二度と日の目を見ることはないだろう……か」

なつめが惚れるのも分かるな、何となく。
とんでもなくすげぇ奴だったんだろう、このカイトってのは。
俺は最初に憑神を……スケィスを手に入れた時、何度も暴走させちまった。
けどこのカイトって奴は腕輪の力を随分とスマートに使ってやがる。
並の精神力じゃねぇ……力に飲まれることなく力を行使する大変さってのは……俺も分かってるつもりだからな。
真偽はどうあれ、信じるしかなさそうだな。勇者カイトと腕輪は実在する(した)!
でも俺が出会ったカイトは、このカイトじゃねぇんだな……。
あのカイトがアウラの生み出した対AIDA用の自律型プログラムと考えりゃ、
AIDAに感染してたオーヴァンやアトリの前に現れたのも説明がつくし。
とすりゃ、本物の勇者はR:2にゃログインしてねーと考えるのが妥当だろう。
本物がいりゃ、わざわざ紛い物生み出してまでAIDAから《The World》を守る必要だってねーんだし。

「なつめもドットハッカーズだっけか。八咫もそうだったな。身近に当事者が居るとか実感沸かねーなぁ」

他にも俺が知らないだけで、ドットハッカーズが身近に居たりしてな。
エンデュランスとか何かそんな雰囲気あるんだよな……。ぴろし3とかも……ありゃ違うか。
けど……八咫は何でぴろし3となつめとパーティ組んでトーナメントに出ろ、なんつー指示を?
よく分かんねぇけど、勝ち進めば何か見えてくるかもな。アイツの考えてることが分かんねぇのもいつものコトだから。

『じゃあよ。俺とそのカイトって奴がもし戦ったら……どっちが勝つと思う?』
『うーん。ハセヲさんには悪いんですが、やっぱりカイトさんかと』
『へぇ……そんなに強いのか、ソイツ』
『もうですね、強いとかカッコイイとかそんなレベルじゃなくてですね、ピースな愛のバイブスで ポジティブな感じの…… 』

個人的にも興味が沸いて来るってもんだぜ。
眉唾もんだと思ってた伝説が、マジで実在するんだからよ。
俺も今じゃ《The World》でもっと遊びたい、もっと楽しみたいって思ってるユーザーの1人だ。
こーいうことをちょっと考えたってバチは当たらねーだろ?

「カイト……俺は、アンタと戦ってみたい」

そして聞きたい。話をしたい。
何故そんなに無敵だったのか。どうして世界をブッ壊せるような強大な力を持った敵に立ち向かえたのか。
どうやって世界のルールすらも書き換えちまうイリーガルな力に振り回されることなく、戦い続けられたのかを。
俺にはないものを、たくさん持っているアンタ。紛い物ではなく、マジのアンタと会ってみたい。
なつめはな、アンタが帰ってくるのをずっと待ってんだぞ。……伝説の勇者さんよ。アンタは今、何処に居る?
345名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 04:10:44 ID:tHkqEmlb

***********************







「ハセヲに指示は出しておきましたが……八咫様、あれでよろしかったのですか?」
「本来ならば、ぴろし3の代わりにエンデュランスを加えても良かったのだがね……。
 彼ももハセヲ同様にアリーナでのチート疑惑がある以上、同時にパーティを組むことによる
 余計な誹謗中傷は避けたかった……私のかつての仲間だからな。いや、今もか……」

珍しく八咫が機嫌よく笑う。
普段は表立って感情を顕にしない彼が、である。
7年前の戦いで結成された伝説のパーティ・ドットハッカーズ。
パイとてその存在はCC社に入社してすぐに知ることとなったが、
どのような人物達だったのかまではデータが失われてしまった以上、知る術は限定されてしまう。
分かっているのは、少なくとも碑文使いの中では八咫とエンデュランスが該当するということのみ。
ドットハッカーズに近い存在としてクーンやカールと言った2010年の事件で
未帰還者となってしまった者達もいるが、いずれも伝説に昇華する程の関連性を秘めていないことも分かっている
(それでもクーンはメイガスの碑文使いとして、カールもスケィス旧型種の碑文使いとして開眼してはいるが)。

「時にパイ。君は同窓会に参加したことはあるかね」
「同窓会、ですか? いえ、招待されてもその都度断っていましたので……」

八咫から思いがけなく飛び出た「同窓会」という言葉。
事実、令子はこれまでに中学校、高校ともに同窓会に呼ばれてはいるものの一度も出席したことがなかった。
彼女自身が過去に興味がないのと、システムエンジニアとしてデスクから離れられないこと、
義兄が急逝したことなど、要因は多いが……記憶が確かならば、八咫がこんな言葉を発したのは初めてのことである。

「今回のトーナメント、私なりの趣を加えて開催しようと思っている。
 かつてのユーザー達を呼び戻すのが目的ならば……R:1時代のユーザーとて例外ではないだろう?」
「! では、同窓会とは……」
「彼女が愛した伝説が……もう一度帰ってくることを、切に願おう」

1200万人がプレイする世界有数のオンラインゲーム《The World》。
フラグメントと呼ばれていたテストプレイ時代から、決して誰も見ることのできなかった
ブラックボックスを垣間見た者達が居た。それがドットハッカーズ。
あれから7年の歳月が過ぎた、いや、もう8年か。
小学生だった八咫も飛び級で大学に進学する程の歳月が。
妖怪カード集めと、サッカーが大好きで、周りの子よりも勉強ができた男の子。
賢者のロールをしていた自分が心を開けた数少ない相手が、ドットハッカーズ達。
特に中心をなしたPCカイトは、フィアナの末裔に次ぐ親友。
ケガが原因でサッカーを継続することを断念した時の無念ささえも彼は受け止めてくれた。
あれから随分と時間が経って……ロールを続けるうちに、どちらが本当に自分なのか分からなくなってしまう程の時間。
彼は元気だろうか? ここのところ連絡は取り合っていない。R:1の世界が失われてからは特にだ。
だが大学に進学して上手くやっているとは聞く。もう一方のフィアナの末裔も同様に。
あぁ、そう言えば。かの勇者の周りもハセヲ同様、いつも華やかだったことを思い出した。
性格も生き方も主張も年齢も違うはずなのに。何処か、同じものを彼らに感じるのは……偶然ではないのだろう。

「君も、彼も……女神に愛されていたな。
 私には君達が眩しく、そして純粋に、心から羨ましかった……なぁ、カイト」
346名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 04:14:01 ID:tHkqEmlb
本編はもうちょいなつめの出番増やせ? 結婚EDのなつめKOEEEE? 何のことです?
おやすみおまいら
347名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 04:46:33 ID:IVTIJYIY
>>341
そのうち、「カンダさん」呼ばわりされて、奇ッ怪なシザーハンズを左手に装備してきてお返しされそうだな。
348名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 11:13:24 ID:R0gpf7TA
>>346
GJ!!!!!
ホントにおまえさんの文章大好きだw
349名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 14:58:17 ID:Lus72xWR
まとめサイトプリーズ
350名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 17:48:03 ID:AkCy357v
無い、という事を前提にしてこのスレを見る
351名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 18:15:02 ID:uFcckVuh
それが俺達.hackのエロパロ住人だ…そうだろ?

>>346
毎回GJ!!
まさかなつめな来るとは思わなかった
続きwktk
352名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:43:32 ID:XKXmGduf
353名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:51:52 ID:XKXmGduf
ごめん猫と戯れてたら途中で送信しちゃった。

>>346
GJ!!あなたの書かれる文章大好きです。
と言うかあなたが好きです。
続き待ってます!

>>347
神田と言うよりむしろスザク?
354名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 21:59:34 ID:kK/DkrA5
>>343
『笑いたい奴だけ笑え。大人になれない僕らの強がりを聞いてくれとは言わねーからさ』
ま、まさか金色のガッシュ・ベルのOP!?
355名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 22:24:47 ID:ANvUEbOH
つかあれだな
漫画でも小説でも良いからハセヲvsカイト見てみたいな
356名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 23:18:54 ID:5+q63VA3
どっちが強いんだろうな

とりあえずトーナメントwktk
357名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 02:58:09 ID:D5oixJ/u
>>353
いや、パイの中の人アレンだしさ〜。
358名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 06:58:49 ID:RFp6uJo1
カップリングだよな

誰と誰がいいのかな?絡みとしては?
359名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 08:13:26 ID:OR+K/ks8
保守age
360名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 20:57:19 ID:kV4vNdgF
>>357
なるへそ!
そういえばそうだったっけ!
いや、ピンク髪のユフィと言えばアレかな、と。

脱線してもた。
361名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 22:38:32 ID:geWoaiLH
あげ
362名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 22:56:41 ID:NoPlwMeP
申し訳ない、誰か9〜11までの過去ログをうpしてくれませんか?
かちゅのログが消えてしまって orz
363名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 00:01:34 ID:HsVv07Fg
364名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 02:43:00 ID:NNg5qkLF
おまいら乙
トーナメント編投下
365名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 02:44:55 ID:NNg5qkLF

「今日も楽しかったなぁ〜」

コントローラーを机に置き、ん〜と背筋を伸ばして彼女は唸る。
定時通りに図書館から帰宅、洗濯物を取り込んだ後に夕食を摂り、洗い物を済ませてから《The World』にログイン。
ギルドの活動とメンバーアドレスを交換し合った友人らと気ままに過ごし、今に至るのだ。

「そうだ。忘れないうちに」

1人暮らしを始めて4年が経つと、さすがに独り言が多くなっても気にしなくなったなぁ
などと心の中で笑いながらも、不慣れな手つきでメールフォームを開く。
一応パソコン歴は長いはずなのだが、未だにメールやワードと言った文章関連のスキルに
不安が残るのが玉に傷。せっかく図書館司書の資格も取得できたというのにこれでは意味がない。
館内所蔵の本の管理は当然のことながらデータベース化されているため、こればかりは嫌でも覚えなければならないのだ。
かつて赤い双剣士の少年が教えてくれたように、嫌なことから逃げていてばかりでは何も始まりはしないから。


『良子さん、お元気ですか。なつめです。今日はご報告したいことがあります。
 実はですね、私今度CC社主催のバトルトーナメントに出ることになったんですよ〜!
 戦いは昔から得意じゃない私ですけど、出場する以上は優勝目指して頑張ろうと思っています。
 もしかしたら、噂を聞いてカイトさんも見に来てくれるかもしれませんし……。
 お忙しいとは思いますが、もしよろしければ予選を見に来てくださいね!』

 
寺島良子。 
なつめ同様、2010年において勇者カイトと共に《The World R:1》の危機を救ったドットハッカーズの1人。
本人にその自覚なし。九州在住の世間知らずのお嬢様。彼女も今では24歳。
当初は大学卒業後、父親の経営する子会社に入社予定だったのだが
親の七光りと言われるのを嫌い、周囲の反対を押し切り海外留学中(要はスケールのでかい家出である)。

「次は晶良さんっと」

さすがに定型分を打つスピードだけは早くなってきた気がする。
と言っても挨拶ばかりなのだがそれでも彼女、大黒なつめにとっては大した進歩と言えるだろう。
何よりも、友人達の送るメールを打つ時はいつも心が躍るから。


『晶良さん、こんばんは。なつめです。
 お仕事の方はどうですか? 私は相変わらず毎日図書館通いです(笑)
 ……って、今時(笑)使う人って少なくなっちゃいましたねw
 あのですね、実は今度、CC社が主催するバトルトーナメントがあるんですが
 私もぴろしさんともう1人お友達と一緒にエントリーしてるんです。
 エキシビジョンマッチですので、晶良さんも応援ヨロシクお願いします!
 
 P.S.カイトさんが海洋生物学のお勉強で留学してから結構経ちましたよね。
   飛行機に乗ればすぐに会いに行ける良子さんが羨ましいですヽ(`Д´)ノ』


速水晶良。
言わずと知れた勇者カイトのパートナー・ブラックローズのリアル。
一時期は別のプレイヤーにPCデータが譲渡されたこともあったが
2016年に起きたCC社の火災事故により、ブラックローズのデータもまた失われたと言う。
現在、晶良も社会人1年目を頑張っている。だが相変わらず「告白してくるのはタイプじゃない男ばっか」だそうな。
366名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 02:46:29 ID:NNg5qkLF

***********************







「やっぱりトーナメントに出る以上、出場する選手のことは調べておかないとね^^」
「情報収集はオイラ達にお任せだぞぉ!」
「お前らが出場するワケでもねーのに張り切ってどうすんだよ」

一応、ギルマスである以上はシラバス達にもトーナメント出場を知らせておかねーとな。
特にガスパーは俺がアリーナバトルに参加する度に嫌な思いさせちまってるし……。
まぁ、情報集めてくれるってんなら裏方に廻ってもらうってのもアリな選択か。


「今回のトーナメントはぁ、参加資格も特に制限がないから、いっぱい参加しそうだねぇ」
「以前のPKトーナメントの時とは出場選手の傾向もガラリと変わるだろうね。
 一般プレイヤー、PK、PKK、誰が出てきても全然おかしくないんだもん」
「(主催は八咫だったな……全プレイヤーに参加資格与えるとか……粋な計らいじゃねぇか)」

建前上はゲーム離れちまったユーザーを呼び戻すため、ってことだからな。
そりゃ制限があっちゃ戻ってこねぇわ、特にPKとかPKKってのは。
祭ってのは派手な方が食いつきやすいもんだ、そこんとこは八咫も分かっててやってんだろうよ。

「今の時点で出場が決定してるチームのメモ取っておいたから、見ておいてね。
 ショートメールに添付して送信したから」
「どれどれ―――――――――――――――――げぇっ」



『チーム:森の住人(参加PC:太白、三郎)』
『チーム:北の国から(参加PC:揺光、カール、天狼)』
『チーム:師匠見参!(参加PC:八宝菜、東方不敗、ジャッキー・チュン)』
『チーム:月桂樹(参加PC:松、柊、槐)』
『チーム:NAOOの騎士団(参加PC:IGA、Vanguard、シグナレス)』
『チーム:がびだぞぉ(^ω^)(参加PC:がび、Iyoten、アスタ)』
『チーム:マシンガンズ(参加PC:スグル、テリー、ミート)』
『チーム:Avenger(参加PC:カオちん、ぽこたん、ジアハート)』
『チーム:黄金の風(参加PC:ジョルノ、ブチャラティ、ナランチャ)』
『チーム:魔法少女倶楽部(参加PC:朔望、しゃけ、アイナ)』
『チーム:ああああ(参加PC:ああああ、いいいい、うううう)』
『チーム:ProjectG・U(参加PC:ハセヲ、なつめ、ぴろし3)』



「強豪ばかりだよね!」
「明らかにイタズラ目的のチームと到底勝てる気のしねぇチームが出場してるように思えるんだが……」
「オイラ、何だかワクワクしてきたぞぉ!」

予想はしてたが……やっぱこうなったか。
見事に知ってる奴ばっかエントリーしてやがるし……他にも正義超人やらスタンド使いやら……どーなってやがる。
しかもリーダーさえ変更がなけりゃ仲間も試合ごとにチェンジ可能だしな、同じ奴と何度も戦う可能性もなくねぇ。
最初の予選でイタズラや売名目的の連中はほぼ脱落するだろーけど。
367名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 02:48:40 ID:NNg5qkLF

「太白さんのチームは何か凄そうだなぁ。彼のチームだけ2人しかエントリーしてないんだ」
「オイラは揺光のチームがイチオシだぞぉ。3人とも宮皇経験者だから、すごく気になっちゃうよねぇ」
「他に気にしなきゃいけねぇ奴らが大勢いるだろ」

まだ登録期間中なのにコレだから……トーナメント当日は何十チームが出場するのか……頭痛ぇ。

「トーナメント当日は観客席がいっぱいになるだろうなぁ」
「きっと皆、見にくるぞぉ」
「集まったところでイレヴン皆殺しとかは勘弁だぞ」

見せる戦いよりも魅せる戦いを、ってな。
松じゃねぇけど派手に戦えば観客はそれだけ盛り上がる。
俺の性分じゃねーが、相手が相手だし。結構楽しめるかもしれねーぜ?

「でも優勝商品がトーナメントの受付が始まってるのに公開されてないのが謎だよね」
「今までみたいに、レアな武器とかじゃないのぉ?」
「これだけ大規模な大会なんだ、大会限定のレアアイテム関係なのは間違いねぇだろうな」

俺も最初は八咫から聞こうと思ったんだが……そりゃ野暮だろ。
あいつもあいつなりにゲームの運営に携わってんだ、GUメンバーとは言え
口出すのも何かな、って感じもするし。

「せっかく普通に遊べるようになったんだ。祭の時くらい楽しまなきゃな」
「あはは。ハセヲもぉ、そういうこと言うようになったんだねぇ」
「感慨深いなぁ^^」
「べっ、別にいーだろ。でなきゃ毎月払ってる料金が勿体ねぇって思っただけで……」
「うんうん」
「分かってるぞぉ」
「聞けよ」

ダメだ……こいつらとの付き合いも1年経つってのに、何かダメだ……。
……いつまでもギルドにいても仕方ねぇし、街ん中ブラブラするか。











「あれ〜ハセヲじゃん。何その白髪、脱色?」
「……どっかで会ったか?」
「酷っ。あんたが痛みの森でHP0になった時、助けるどころか回復アイテム全部あげた私を忘れるとは」
「……あぁ、お前か。相変わらずタマ姉やリナリーみたいな声してたから気づかなかったぜw」
「声認識してる時点で気づいてるでしょ、それって」

思い出した、三郎だ。
俺がシラバス達に会うちょっと前まで周りをうろちょろしてた撃剣士か。
しばらく見ねーと思ってたら……そういや、太白のチームにコイツの名前があった気がする。
チーム名も“森の住人”、なるほど。確かに途中退場とは言え、お前もあのイベントに参加したプレイヤーには違いねぇ。
368名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 02:51:03 ID:NNg5qkLF

「太白と一緒にトーナメントにエントリーしてたな」
「バイトだよ。竜賢宮の元宮皇と言えど今回ばかりは1人でエントリーする程に無謀じゃない、ってさ」
「へぇ」

AIDAに感染してた時は魔剣マクスウェルが増幅装置になっててやたら強かったな、太白。
素のアイツとはまだ1度も戦ったことねぇし、トーナメントで当たるのが少し楽しみになったぜ。
痛みの森じゃ戦ってる姿もロクに見てないしな。今度はAIDAとか憑神なしのガチで戦ってみたいもんだ。

「他に強ぇ奴はいっぱいいるのに、よりにもよってお前かよw」
「おいおい、私だってあれから随分レベル上げたんだぞ。
 あんたと会った頃はこのPC、セカンドキャラだったからレベル低いだけだったんだって」
「ふーん」
「それに中年のオッサンPCだけじゃ渋いだけで華がないでしょ?
 マジックショーの時に必ず美人の助手が必ず付き添ってるのと同じ。
客はオッサンのマジックも見たいだろうし、助手の美女も見たいんだ。つまりは私が華を添えてやってるってワケ」

……コイツ、変わってねぇな。
エキセントリックだか少年ボーイってワケじゃねぇけど、のらりくらりして人を食った様な態度とかさ。

「お前さ」
「なに?」
「情報屋っつーかスパイみたいなことしてたよな。詳しいのか、裏の事情とか」
「んーそこそこ。今だから言うけど、私TaNの暗部だったことあるから」
「……勇者カイトについて、何か知らねぇか」

ダメ元で一応、聞いてみる。
TaNってのは当時の《The World》じゃ最大規模の情報屋ギルドだったって話だし。
まぁ、八咫とパイがギルドを隠れ蓑にするだけして、結局はギルドごとポイしちまったけどな。

「勇者カイト、ね。私に聞かなくても、検索すればいっぱい出てくるじゃん」
「だから、そーいうのじゃなくてもっと詳しい裏事情が知りたいんだよ」
「裏事情……裏事情ねぇ。何か面白いネタあったかな……色々ありすぎて……あ」
「何か思い出したのか」

あまり期待はできそうにないけどな、コイツの場合は……。

「勇者カイトって結構モテたらしくてさ、重剣士と重斧使いの彼女2人も作って二股かけてたんだって」
「……聞いた俺が馬鹿だった」
「最後まで聞けって。
 でさ、【Ω 激怒する 合わせ鏡の 聖女】ってエリアでついに女同士のバトルが展開しちゃってさ。
 ダンジョン最深部の宝箱に入ってた斧で、キレた重斧使いの彼女が重剣士の彼女の首を、こう、ズバッと」
「何そのスクールデイズのBAD EDみたいな展開」

って、ありゃ斧じゃなくて鉈か……どっちでもいいけど。

「他にも色んな女性PCとの噂があるんだぞ。ハセヲといい勝負だね〜w」
「ほっとけ」
「とまぁ、勇者カイトには色んな逸話があるワケだ。何せ伝説だから」
「たった7年で伝説も糞もねぇだろ」

どんなにすげぇ奴かと思ったら……妙な伝説作っちまってまぁ。
本人がログインしてたらどー思うんだろうな、その色んな逸話ってのを聞いたら。
って、俺もよくよく考えりゃ同じようなコトしてんじゃねぇか、そう言えば。
少し、今後の在り方について考え直した方がいいかもしれねぇ……。
ログアウトして、メールのチェックでもするか。
369名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 02:52:54 ID:NNg5qkLF
集う戦士たち? これはウソをついている味だぜ? 何のことです?
おやすみおまいら
370名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 07:51:18 ID:MqwIh89M
ご苦労さまです、GJ!!
 続きを待ってます♪
371名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 08:58:03 ID:BlC6n5iI
>>363
d!

>>369
今後の在り方についてワラタ
372名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 20:28:36 ID:XrVd+hbT
GJ!!
本当に最高です!
ハセヲに筋肉バスターをかけているのを想像したら
373名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 22:34:18 ID:qQULO5Uw
やっと…クリアした…
オーヴァーン!!!!!!!





やべ泣きそう…
374名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 10:43:13 ID:akHzCjxp
神GJッ!!
黄金の風とか東方先生とか吹いたwww
375名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 12:26:31 ID:1YnTCKBn
師匠達wwwwwww
376名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 14:32:48 ID:eSB6qPWL
岩井のレーズンな三郎キタwww
GJ!
377名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 20:40:17 ID:w8a9qqJW
まとめサイトって作っていいの?
いいなら歩くような速さで作ってみる
378名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 20:45:07 ID:/oaJ37l7
>>377
いいんじゃないかな?
期待して待ってる!
379名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 21:08:41 ID:Y4F6aUh/
かなりの量のSSがあるし、ここらでまとめるのもいいかも
380名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 21:52:27 ID:Ql5olOcX
そういや、ハセヲ×楓の人はどうしたんだろ?
381名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 00:01:01 ID:w8a9qqJW
>>378
ありがとう
なんか見本になるようなサイトない?
とりあえず今週中には少しは見られるようにしたいけど、どうやって作ったらいいかわかんねーorz
382名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 15:28:31 ID:iluNbIYw
亮×志乃・・・無駄に長い
383名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 15:30:27 ID:Ni+ZkcXu

「検索ワード……『勇者カイト』っと。げっ、こんなに登録されてんのかよ……」

カイト。
2010年に起きたネットワーククライシス「黄昏」を沈静化した
伝説のパーティ・ドットハッカーズのリーダーと目される赤い双剣士。
もしなつめの言ってることがマジだとしたら……八咫と一緒にクビアと戦った仲間の1人ってことか。
まだ7年しか経ってねーのに伝説ってのもオーバーな話だけどな。
どっちかっつーとネット内限定の都市伝説に近い部類だろうが……もうちょい調べてみるか。

「黄昏の……腕輪伝説……?」

頻繁に出てくる「腕輪」という単語。
伝説の勇者カイトはゲームの仕様にないイリーガルな力を持っていたと言う。
成る程、分かるぜ。蒼炎のカイトも俺をデータドレインした時、右腕に光る輪みてぇのが見えたからな。
俺も憑神覚醒した時、右腕に腕輪っぽいのが浮かぶし……。

「彼の持つ腕輪こそが“黄昏の鍵(キー・オブ・ザ・トワイライト)”かと思われていたが真相は不明。
 2016年にCC社で起きた火災によりデータが損失した今となっては、伝説は二度と日の目を見ることはないだろう……か」

なつめが惚れるのも分かるな、何となく。
とんでもなくすげぇ奴だったんだろう、このカイトってのは。
俺は最初に憑神を……スケィスを手に入れた時、何度も暴走させちまった。
けどこのカイトって奴は腕輪の力を随分とスマートに使ってやがる。
並の精神力じゃねぇ……力に飲まれることなく力を行使する大変さってのは……俺も分かってるつもりだからな。
真偽はどうあれ、信じるしかなさそうだな。勇者カイトと腕輪は実在する(した)!
でも俺が出会ったカイトは、このカイトじゃねぇんだな……。
あのカイトがアウラの生み出した対AIDA用の自律型プログラムと考えりゃ、
AIDAに感染してたオーヴァンやアトリの前に現れたのも説明がつくし。
とすりゃ、本物の勇者はR:2にゃログインしてねーと考えるのが妥当だろう。
本物がいりゃ、わざわざ紛い物生み出してまでAIDAから《The World》を守る必要だってねーんだし。

「なつめもドットハッカーズだっけか。八咫もそうだったな。身近に当事者が居るとか実感沸かねーなぁ」

他にも俺が知らないだけで、ドットハッカーズが身近に居たりしてな。
エンデュランスとか何かそんな雰囲気あるんだよな……。ぴろし3とかも……ありゃ違うか。
けど……八咫は何でぴろし3となつめとパーティ組んでトーナメントに出ろ、なんつー指示を?
よく分かんねぇけど、勝ち進めば何か見えてくるかもな。アイツの考えてることが分かんねぇのもいつものコトだから。

『じゃあよ。俺とそのカイトって奴がもし戦ったら……どっちが勝つと思う?』
『うーん。ハセヲさんには悪いんですが、やっぱりカイトさんかと』
『へぇ……そんなに強いのか、ソイツ』
『もうですね、強いとかカッコイイとかそんなレベルじゃなくてですね、ピースな愛のバイブスで ポジティブな感じの…… 』

個人的にも興味が沸いて来るってもんだぜ。
眉唾もんだと思ってた伝説が、マジで実在するんだからよ。
俺も今じゃ《The World》でもっと遊びたい、もっと楽しみたいって思ってるユーザーの1人だ。
こーいうことをちょっと考えたってバチは当たらねーだろ?

「カイト……俺は、アンタと戦ってみたい」

そして聞きたい。話をしたい。
何故そんなに無敵だったのか。どうして世界をブッ壊せるような強大な力を持った敵に立ち向かえたのか。
どうやって世界のルールすらも書き換えちまうイリーガルな力に振り回されることなく、戦い続けられたのかを。
俺にはないものを、たくさん持っているアンタ。紛い物ではなく、マジのアンタと会ってみたい。
なつめはな、アンタが帰ってくるのをずっと待ってんだぞ。……伝説の勇者さんよ。アンタは今、何処に居る?


384名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 15:31:06 ID:iluNbIYw
俺たち碑文使いがクビアを倒してから数ヶ月。The worldはあるべき姿、平和な日常を取
り戻すことができたようだ。PKは少しも減らないが、まあそれもあるべき姿の一つなのだ
ろう。Auraが言っていたようにこれからも俺たちの手でこのThe worldは作られていく。
未来はきっと明るい。俺はそう信じている。
 それから今の俺はこれまでにないほどThe worldを楽しんでいる。カナードのギルドマ
スターとしてシラバス、ガスパーとショップを開いたり、クーンやパイとクエストをこな
したり、大火のおっさんや松と修行したりもするし、朔望とアイナと遊んだこともあった。
他にもアトリと揺光と冒険に行って二人の喧嘩に巻き込まれたり、なつめに襲われたり、
欅に改造されそうになって逃げ出したり・・・・まあ大変なこともある。
 昔とは違う。今の俺には仲間がいる。そしてそばに志乃がいる。

 今俺はThe worldでのハセヲ、リアルでの亮という両方の形で志乃と一緒にいることが
できる。志乃が目覚めて改めて志乃の大切さを感じさせられた。志乃を助けるために俺は
変わることができた。そしてこれからも志乃のために変わっていくことができる。志乃が
誰よりも大切だ。そんな俺にとって志乃との距離をもっと縮めたいと思うのは当然のこと
だった。
グリーティングカードはかなり便利だ。聞きにくいこと、簡単には口にできないことも
相手に伝えることができる。そんなところがまだ青臭いガキなんだろう。
『よかったら今度、一緒にご飯食べに行こう。』グルメのグリーティングカードのおかげ
で志乃と一緒に食事に行くことができた。
『あまり一途にならないで。』フラワーギフトのカードではなんかくやしかった。『ハセ
ヲ・・・ ・・・私はハセヲのこと好きだよ・・・ ・・・。』でも・・・うれしかった。
 俺の好意は志乃に届いていると思う。そして志乃は俺に好意を返してくれている。幸せな
日々だと思う。それでも未だに消えない壁もある。まだ志乃は俺に対して壁を作っている。
そしてそれは俺も同じだ。
 オーヴァンが消えた世界。オーヴァンはいつか戻ってくると俺も志乃も信じている。そ
れでも埋まらないものはある。思いが揺らぐこともある。
 俺は志乃が好きだ。俺はそれを埋めていくことができるだろうか。
385名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 21:44:10 ID:GvGBixvq
>>377
走れ
386名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 22:26:43 ID:Z/zJ+/3w
そしてかけぬけろ

目標を超えて
387名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 22:56:25 ID:R8A5GB60
>>385
走れとかひでえよw

メロスのような速さで作ってくれればそれで充分です
388名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 00:48:14 ID:RRPDGgKM
トーナメント編面白いなぁ。
エロは全然出てくる様子がないのに
サクサク読めた。


オラワクワクしてきたぞ。
389名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 05:26:29 ID:zZXBSjF1
>>381

見本だったらここなんてどうだ?
ttp://powerfulmedicine.web.fc2.com/
390名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 11:09:31 ID:NRyeANLf
Side―志乃

半年にわたる昏睡状態から目覚めて数ヶ月。私はようやく二つの世界に帰ってくること
ができた。リアルとThe world、彼―オーヴァンのいない世界に。
今でも悔しい。どうして彼の支えになってあげられなかったのだろうか。私はオーヴァ
ンに自分の身を捧げた。でもそれは彼のためじゃない、自分のためだ。私は彼の特別になりたか
った。彼の、妹のためにすべてを投げ出した彼のように強くなかった。覚悟の足りない私
が彼の特別になれるはずなどなかった。
ハセヲ―亮はそんな私を特別にしてくれた。目覚めてからの私は以前よりずいぶんぎこ
ちなく彼と接してしまっていると思う。彼は頻繁にメールやレアなグリーティングカード
を送ってくる。私は彼のことが好きで、そのことを自分でも意外なくらい素直に伝えてい
る。亮のことが好きな気持ちに嘘はない。でもオーヴァンのことは忘れられない。そのこ
とが結果的に亮を傷つけてしまっている。それでも彼のことを突き放すこともできない。
やっぱり私は弱い。
 いつまでも亮に甘えていてはいけないと思う。私が前に進まなければきっと彼にも迷惑
がかかる。そして彼に置いてかれる。そんな想いから私はいつのまにか亮をデートに誘っ
ていた。それが自分勝手な思いつきと行動だと知りながら、とにかく動きたかった。

391名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 14:53:38 ID:CbvluDFA
なんという寸止め…
ワッフルワッフル
392名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:31:01 ID:WwRehIlf
 大変ながらく待たて、すまん。
 ハセヲ×楓、続きいっきまーす
393名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:31:07 ID:NRyeANLf
Side−亮

休日の街は明るく活気に満ちている。晴天ならなおさらだ。待ち行く人もみんなこころ
なしか浮かれているように感じる。俺はそんなことを考えながら自分が一番ぶっちぎりで
浮かれていることに気づいていなかった。
今日はリアルでの志乃とのデート。やはりデートはリアルじゃないと(The Worldで二
人きりもそれなりにいいけど)。それも珍しく志乃の方から誘ってくれたのだ。自分が思い
を寄せている女性から誘われたら男なら少なからず浮かれるだろう。まして亮は高校生。
その浮かれようは挙動不審の域だ。今まで志乃と何度かデートはしたがいつも落ち着いて
る志乃と違い俺はテンパっていることが多かったし、恋人になるどころか仲のいい友達程
度が関の山。とりあえず志乃が来るまで少し落ち着いておこうと俺は深く深呼吸した。

志乃が待ち合わせ場所に現れたのは待ち合わせ時刻の5分前。早すぎず遅すぎずの絶妙
なタイミング。この時点で三十分以上前から待っていた俺より一歩上手だ。                   
今日も志乃は落ち着いた感じの服装、薄いピンクのシャツに黒の上着、ひざまでのスカ
ートに茶色いブーツ。女の子の服装には詳しくないけど趣味はいいと思う。でも褒めやす
いところがない服装だったのでどこもほめられずにスルーしてしまった。自分の経験値の
低さが恨めしい。とりあえず歩きながら話題を振ってみる。
「志乃、最近大学のほうはどう?」
「う〜ん。やっぱりまだ厳しいかな。一般教養の授業がまだいっぱいあるし。」
志乃は心理学方面の知識を学ぼうと考えているらしい。前にそのことについていろい 
ろ話してくれたとき話についていけなくて悔しい思いをした。普段あまり感じない志乃と
の年の差を感じさせられたのを覚えている。今はいろいろと忙しい時期みたいだ。
「サークルに入ったりはしないの?勉強だけじゃ疲れるしストレスも溜まるだろ。」
「今は勉強のほうに力をいれたいし、The Worldにも今までどおり時間を割きたいし。で
も友達とお茶したり、遊びに行くことはたまにあるよ。楽しいよね。」
志乃の友達ってどんな人なんだろう。前にちゃらちゃらしただけの人は嫌いって言って
たけどやっぱり中身のある人なんだろうか。その人たちとどんな話をするんだろう。少し
考え込んでしまっていたのだろうか。
「どうしたの?」
志乃がしたからのぞきこむようにして楽しそうな顔をしている。
「安心して、女の子の友達だから。彼氏もまだ作ってないし。」
不穏なセリフがまざった。聞き流せず思わず声がとがってしまう。
「まだってなんだよ。」
「あ、亮は妬いてくれるんだ。うれしいな。」
確信犯だ。絶対遊ばれてる。それでも俺の顔は真っ赤になってしまったと思う。今回のデー
トもやっぱり志乃のペースみたいだ。

394名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:34:21 ID:NRyeANLf
段落がえができてない。すいません。
395名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:36:30 ID:WwRehIlf
「わーっ♪ ハセヲさん、ハッシバですよハッシバ♪」

 フィールドマップにつくなり、欅のはしゃぐ声が響いた。その声につられてあたりを見渡すと
かなり離れた場所にその姿を確認する。

(よく一瞬で見つけたな……)

 内心少し感心する。

「って、おい欅――――っ」

 だがそれもつかの間、欅はまてーと無邪気な声をあげながら、はっしばを追って
走り去ってしまった。

「早いな、オイ……」

 あっという間に姿が見えなくなった欅に、思わず溜息をつく。と、それに重なるように
溜息をついた人物へとハセヲは視線を移した。

「まったく、欅様はいつもいつも……」

 ハセヲの横に並びながら、呆れたような口調で言う楓であったが、その声色からは
その気色はうかがえない。むしろ……

(やんちゃな息子の世話をやく母親……だな)

 グリーティングカードで知った彼女の素性。知った以上、そう思わずにはいられない。

「…………」

 楓の横顔を複雑な心境で見つめていると、

「あ、ハセヲ……それに楓さんも。なにしてるの?」

「シラバス…ガスパーも。お前たちこそ、なにしてんだよ?」

 どうやら先にフィールドに来ていたらしいシラバスとガスパーがそこにはいた。
 エリアレベルが高いここに来ていることから、初心者のサポートではないことは確かであるが。

「この前のバージョンアップでレベルの上限とレアアイテムが増えたから、レアアイテムを探すついでに レベル上げにきたんだぞぉ」

「なるほどな。まぁ、俺たちも同じようなもんさ」

 楽しそうに言うガスパーにそう答える。……みんな考えることは同じなんだな、と胸中で付け足し。

 ――PKトーナメントの頃を境にずいぶんと人が離れてしまった『The World』。
 落ち着いた、といえば聞こえはいいが、以前よりもタウンを歩くPCの数が減っているのを 見ると物寂しいものがある。

(ガスパーはよく店番をしてるから、俺たち以上にそれを感じるんだろうな)

 そんな雰囲気の蔓延する今だからこそ、こういった景気づけともいえるバージョンアップは、
CC社の苦肉の打開策なのだろう。

(まぁ、この場合は成功なんだろうな……)

 ニコニコと笑うガスパーを見ていると、まんざら悪い策でもないなと思え、ハセヲは口元を緩めた。
396名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:38:43 ID:WwRehIlf

「……そういえば、今日は欅はいっしょじゃないの?」

 そう言ってキョロキョロと周りを見渡すシラバス。その言葉に、あっと声をあげる。

(そういや忘れてたな)

「いや、一緒にいたけど……はっしば見つけて走っていっちまったんだ」

「欅様ももう少し落ち着きを持ってほしいものです」

 呆れ半分に言うと、それに同意するように楓が言葉を続けた。
 と、それを聞いていたガスパーから思いもよらない一言がでた

「なんか、ハセヲと楓、お父さんとお母さんみたいだぞぅ」

「んなっ……!?」

 言葉を無くしてしまう。

「あはは、確かにそんな感じだね(^^
 やんちゃな子供を見守る両親、って感じ……どうしたの、ハセヲ?」

「……い、いや別になんでもねぇ」

 そういいながらも、チラリと楓のほうへと視線を動かす。……この話題は楓にとっては鬼門とも言える。
 いくら事情を知らない者が言っているとしても、だ。

「…………」

 案の定、楓は軽くうつむいたまま、何も言わずにいた。PCである以上、リアルでの彼女の表情を確認することはできないが、容易に想像は、できた。

(楓……)

「ハセヲぉ、さっきから楓さんのことずっと見てるけど……あー、ひょっとして照れてるのぉw?」

「うんうん、気持ちは分かるよ(^^」

 ……こちらの心境を知ってか知らずか、目の前の二人はその話題で盛り上がっている。それを何も言い返さず、ただ見つめていると、

『――――ハセヲ殿』

「うおぅ!?」

 突然ウィスパーが入り、思わず声をあげてしまった。

「? どうしたの」

「い、いや別に。なんでもねぇ」

 いぶかしげな目を向けてくるシラバスに、平常を保つようにして接する。へんなハセヲというと、シラバスは再びガスパーと今度はとりとめも無い話で盛り上がり始めた。
 それを確認し終えたハセヲは、チャットをウィスパーに切り替えた。
397名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:40:42 ID:WwRehIlf
『……どうしたんだ、楓?』

 …先程のガスパーの発言もある。それを考えると自然と身構えてしまうものがある。

『ハセヲ殿……その……こ、今週の日曜日なのですが、なにかご予定は……?』

『予定? なにもないけど……それがどうかしたのか?』

 どこかためらうような声色の楓に、首をかしげながら答える。

『…………』

 少し長めの沈黙。その間にも、シラバスとガスパーの会話は続けられ、
ボイスチャットのログが流れていく。

『……よろしければ』

 そんな中に、ポツリ、と楓の言葉がまぎれる。


『よろしければ…………その……お会いしませんか?』


『会う……っていうと……リアルでか?』

『…………』

 それは肯定の沈黙だった。
 たしかに同じ都内に住むもの同士、会えない距離ではないだろう。
 だが、気になるのはそこではなく、

『別に、かまわないけど……どうしてなんだ?』

 なぜ彼女が自分――ハセヲではなく亮に――会いたいなどと言い出したのか。

『い、いえ、たいした理由ではないのですが……そ、その……いつもハセヲ殿には欅様共々
 お世話になっておりますし……そのお礼がしたいので……その……』

 まるで取り繕うかのような、歯切れの悪い彼女。

(お礼って……んなの『The World』の中でしてくれりゃいいのに)

『……まぁ、無理に言う必要もねーよ。今週の日曜だっけ? どこで待ち合わせすればいいんだ?』

 彼女の言動に疑問を感じながらも、ハセヲは予定を尋ねた。楓は小さく申し訳ありません、
と言うと予定について話始めるのだった。


 続く
398名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:43:34 ID:WwRehIlf
 ……エロまでが長くなりそうな上、楓の口調がイマイチつかめないし、
展開がグダグダ……orz
 >>364の文才が本当にうらやましい。


 ……それでも期待してくれる人がいるなら、次回またお会いしよう。
399名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:47:16 ID:W/U6Hgq8
嬉しくも切ない再発見
やっぱりここか
400名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 00:21:57 ID:bXVsa15l
>>398
GJ!!
今後の展開に超期待!
正座して続き待っとります!
401名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 00:28:52 ID:XwU2vRsx
>>398
GJ!待ってました!!
どんなに長くなっても良いんで、
402401:2007/03/29(木) 00:33:48 ID:XwU2vRsx
間違えて送信してしまった
>>398
どんなに長くなっても良いんで、自分のペースで頑張ってくれ!
期待してるぜ
403名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 01:30:26 ID:XSZVf8OO
おまいら乙
トーナメント真相解明編投下
404名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 01:31:27 ID:XSZVf8OO

「うん、うん……だから、もう大丈夫だって。お母さんは心配性なんだから……」

今頃になってなつめは良子の気持ちが理解できた。
心配性な親を持つとどうにも嬉しい反面、心苦しいものがあるということを。
この場合はなつめの母親、大黒弥生に該当する。
寺島良子と比べるとさすがに見劣りするもののなつめの大黒家も福岡県内では
それなりの旧家、要するになつめも良子同様にお嬢様と呼ばれる部類に属している(無論、良子には到底及ばないが)。
東京に上京するまでに何度か良子とオフで会ったこともあるが、彼女を護衛する黒服の男達を見てしまうと
やはり生粋のお嬢様と自分では生きる世界が違うんだなぁ、と思い知った程に。

「冬にはそっちに帰るつもりだから……はい。おやすみなさい」

弥生が心配するのはちゃんとした理由がある。
なつめは春頃に実家の福岡に里帰りした際、自室で《The World》をプレイしていて意識不明となり
三ヶ月程寝込んでいた経緯があるからだ。
が、母の弥生としてもまさか旧家である大黒家の娘がゲームをプレイ中に意識を失ったなどと
他人様に言えるワケもなく、家名や世間体を気にしてか入院ではなく自宅療養扱いとした。
結果的になつめは夏になって意識を取り戻し、再び元のアパートへと戻ったのだが
前にも増して母親が心配性になったのが今一番大きな悩みだとか。

「良子さんもお父さんに心配されてた時はこんな気持ちだったのかな。
 でも私の家は黒服のボディガードさんなんて雇ってないし……うーん」

考えるだけドツボだろうし、これ以上は考えないようにしよう。
思えば昔は簡単に「私、今日から変わります!」などと言っていたが現実は厳しかった。
変わろうとする度に空回りしてしまい結果的に誰かに迷惑を……そんな日々。
だが少なくともなつめにとってカイトとの出会いが人生の岐路だったことも確か。
変わることも大事かもしれないけれど、自分自身を大事にすることを教えてくれた初めてのヒト。

「(今頃、何してるんだろカイトさん……)」

7年前は頻繁にメールを送っていたのだが、最近はご無沙汰。
当然、カイトはなつめが三ヶ月間意識不明となって寝込んでいたことも知らないはずだ
(ぴろし3は知っているはずだが、彼の性格から言ってカイトに言伝ているとはまず考えられない)。
かと言って自分から「なつめ、意識不明になっちゃいました♪」なんて言って心配されるのも……。
子供の頃は彼に気軽な気持ちで色々と相談できたはずなのに、いつからだろう、言葉を選ぶようになってしまったのは。
思えば跳び箱の跳び方についてメールを彼に送ったり好きな冒険小説について語り合ったりしていた頃が懐かしい。
自分も彼も、まだあの頃は何も知らない子供でいられたから。

「(……もう、ゲームに飽きちゃったんですか?)」

ログインして来ないということは、そういうことになるのだろうか。
2016年の火災事故でデータが失われたために《The World》を離れたユーザーは800万人。
見知った友人達も次々と卒業してしまい、今ではドットハッカーズと呼ばれた勇者のパーティも
なつめとぴろし3しか残っていない(なつめはエンデュランスや八咫がかつての仲間だった事実を知らない)。
ハセヲと初めて出会った時に「ある男を7年もストーカーしている」とぴろし3に言われてしまったが
強ち間違いではないので反論に困ってしまったのも……いや、さすがにストーカーは言いすぎだが。

「(トーナメントで勝ち抜いて、優勝すれば……カイトさん、戻ってきてくれるかな?)」

優勝商品がトライエッジであるかどうかも重要だが、カイトがもしかしたらアリーナに応援に来てくれるかも。
そんな淡い期待がハセヲとトーナメントにエントリーした最大の理由でもある。
遠からずも売名行為に近い気もしなくない、それでもカイトの耳に自分の名が届けば、或いは―――――――――――。
今夜は、少し寝苦しい。
405名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 01:33:28 ID:XSZVf8OO

**************************






「今後の在り方について考え直した方が……なんて思ったけどよ……」

最近まで忘れてたぜ……俺が欠落者だってこと。
三崎亮は17年生きている。でもそのうち六ヶ月間の記憶が完全に空白になっちまってるってことをよ。
別に赤ん坊の時とかの記憶ってことじゃねぇ。俺が小4の……10歳の時だ。
クリスマスの夜に病院のベッドで目ェ覚ました瞬間は今でも覚えてる。でもその前の記憶が俺にはない。
モザイクのかかった記憶のカケラを1つ1つ繋ぎ合わせて描いていこうにも、ピースが足りねぇから。
両親は俺がこの話をしても全く答えにならない答えで返しやがるし、俺もいつの間にか忘れてたぜ。
俺はその六ヶ月間、何をしていた? 
小学校に久々に行ったらクラスメイトがメチャクチャにビビってたな。
それで俺はやっと六ヶ月間、自分が意識不明になって入院してたって分かったんだ。

「それと、もう一つ」

解せねぇのは何で両親がそれを必死で俺に隠してたんだ、ってこと。
退院して自分の部屋に戻った時、感じた違和感もそうだ。
いつもの俺の部屋なのに、何かが足りないと思った。
誕生日に親から買ってもらったパソコンも一応は調べてみた。
結果、分かったことがある。何かが、アンインストールされてたってこと。
それが何だったのか……未だに分かんねぇ。
当時の俺、10歳そこそこのガキにしちゃそれなりのPCスキル持ってたはずなんだがな……。
何でだろ。何処かに大事なもんを置き忘れてきた……そんな感覚に一時期陥ってたんだ。


『くっくっく……やば、おかしいw』
『あのなぁ……お前が言えっつったんだろうが』
『や、すまんね。ハセヲが何となーく昔好きだった子に雰囲気似てたから、もしかしてー?って』
『あん?』
『ソラって子だったの。字は楚良。
 最初に会った時は松尾芭蕉の弟子の曽良が由来って言ってたのに、実際は違う字だった。
 あの時は『やられた〜』って思ったね』
『……』
『んで、ハセヲ。芭蕉って俳号は芭蕉(はせを)とも読めるっしょ?
 だからね、きみの噂を聞いた時にもしかしたらアイツが戻ってきたのかな?って思ったの』


カールとグリーマ・レーヴ大聖堂で戦った時、こんなことを言われた。
どう考えても人違いだろ、俺がこのゲームを始めたのは8ヶ月前。
初心者狩りのPKにカモにされちまう程のヘタレ野郎。
なのに、なのに何で……揺光の紹介でカールと初めて会った時、あんなに懐かしい気持ちになったのか……。

「分かんねぇ……分かねぇことだらけだ……」

今になって何で思い出したんだろうか、こんなこと。
なつめから勇者カイトの話を聞いた辺りからか?
馬鹿らしい、俺はそんな奴と会ったことすらねーってのに。
けど勇者カイトがネットに名前を知られるようになったのが2010年、俺が意識不明になったのも2010年だ……。
はは、関係あるはずねーよなぁ。
406名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 01:34:50 ID:XSZVf8OO

――――――――――――――――。




『亮? どしたのさ』
「いや、智香が元気にしてるかな、って……」
『な、何だよー。今までそんなんで電話してきたことあったっけ』
「彼氏が彼女の心配しちゃいけねーってか」
『あー……そういう意味の電話だったんだ?』

女々しいな、俺。
こういう用件ならメールでも済むだろうに、つい電話で智香に愚痴っちまう。
でもまぁ、智香が心配だったのはホントだしな。たまにはゲームじゃなくて電話越しでもいいだろ。

『あのさ。夏に亮のとこ行ったじゃん? ま、また行ってもいいかな……』
「いいぜ。俺もまた智香に会いたいからさ」
『へっ、へへへ……きょ、今日の亮は優しいね。どしたの?』
「そーいう日もあるってことだよ」

マジレスすると気分がちょっとブルーになってるってだけだがな。
智香からすると優しく思えるらしい。
じゃあ毎日ブルーな気分で……いるのは無理だ、うん。

「あとな、ちょい聞きたいこともあるっつーか……」
『いいよ。何?』
「カールのことなんだけどよ……何で俺に紹介しようって思ったんだ?」
『えっ……』

おいおい、何でそんな驚くよ。
別にアイツにそういう気があるってワケじゃねーぞ。
浮気は文化かもしれねぇけど、俺はんな器用なコトできやしねーんだから。

『あー、うーん。何て言えばいいのかなぁ』
「言いにくいのか?」
『潤香にはさ、仲介を頼んだって言うか……』
「仲介?」
『りょ、亮との仲、取り持ってー……みたいな?』

……取り持つどころか、逆にややこしくしてね?

『だって、亮ってばメールでアタシに告白した割には素っ気無かったし……』
「まぁ、お前がその後すぐに未帰還者になっちまったからな……その件に関しちゃ悪ぃって思ってる」
『……ホント?』
「でもお前だって『アタシ、裏切ると怖いから!』とかしれっとメール最後尾に書くのはどうかと……」
『だ、だってその頃は憑神とかAIDAのコト知らなかったし、ハセヲのイカサマ野郎疑惑が晴れてなかったじゃん!』

そりゃちゃんと説明しなかった俺にも非があるわな。
天狼がAIDAに感染してたこと、コイツには一切伏せたままアリーナに登録しちまってたし。
いざ付き合ってみると互いが秘密にしてたことが次から次に出てくるから困る。
一難去ってまた一難、ぶっちゃけありえねぇ。

『えーっと。とにかく、潤香が色々とサポしてくれたってことだから!』
「そっか」
407名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 01:36:03 ID:XSZVf8OO

悪い奴じゃねぇんだよな、カールは。
俺もそれは分かってる。智香にとっても大事な先輩なんだろうよ。
あの2人の仲の良さはシラバスとガスパーとはまた違った感じだけど。
……それに、明らかにカールが俺と接する時の態度は他のPCと違うことも知ってる。
アイツはいつも何かを期待してるような目で俺を見てる。
三郎が俺を監視してた時とは全然違う、奇異や好奇とかじゃなく、もっと別の何か。

『……潤香は』
「?」
『きっと亮のこと、好きだよ』
「マジか」
『うん』

……何となく気づいちゃいたけど。
でも、それって何か自惚れっぽくて自分じゃなかなか言い出せねーだろ。
自分から相手に「お前、俺のこと好きだろ」なんて言えるのはよほどの自信家かナル野郎かクーンくらいだ。
俺にゃ、まず縁のねぇセリフ。つーかカールも態度で示しても言葉じゃ示さねぇ女だし……。

『けどね、アタシにだって譲れないモノあるんだよ。だから潤香に亮は渡さない。
 成績も、背も、顔もアタシは潤香に負けてるかもしれないけど……亮への想いだけは、絶対に負けてない』
「……」
『けけけ、結婚式イベントの時、亮を幸せにするってアタシ、言っちゃったから!』
「……」
『だから亮も、アタシを幸せにしてくれなきゃ困るんだっ!』
「……はは。そーだったな、智香は……そういうヤツだった……忘れてた」

何か、弱気になってた自分が馬鹿らしくなってきた。
1人で考えることなんてない、俺には智香がいるじゃねぇかよ。
周りから見りゃただの結婚式ゴッコだったかもしれないけど、俺と智香にとっちゃあれは……。
最初から回りくどいこと言わずにストレートに腹割って話してりゃ良かったんだ。
どーにもブルーな気分が先行し過ぎて、弱さと怒りが姿なき敵状態になってたみたいだな。やっと目が覚めた。

『亮、もしかしてソレ聞くために電話してきたの?』
「もっと違うこと聞く予定だったんだけどな……智香と話してたら、どーでもよくなってきた」
『……ホントに幸せにしてくれる?』
「嘘だったら目でピーナッツ食ってやるよ」
『いーや、鼻でスパゲティ食いの刑だ!』

幸せの定義ってのがまだよく分かんねぇ部分もあるけど、
今の所は一緒に居られるだけで満足って感じなんだよなぁ、俺らの場合。
これが大学進学とか就職とか同棲とかなるとまた違った意味合いの幸せを求めるハメになるんだろうけど。
ま、これで心置きなく宣言できるってもんだ。

「……トーナメント、勝ち残れよ。俺も出るからにゃ優勝目指すぜ」
『こっちのセリフだね。もしアタシらと当たっても恨むんじゃないよ』
「言ったな?」
『言ったさ!』
「智香」
『……うん?』
「戻って来てくれて……ありがとな」

志乃を取り戻せるなら何だって利用してやる、そんなことを考えてた俺を
正してくれたのはお前の真っ直ぐな気持ち、他人を思いやれる心……教えられたぜ、色々と。
だからまた智香に会えた時、もう一度礼を言うよ。眠ってた分の利子も付けてな。
408名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 01:37:19 ID:XSZVf8OO

************************





「君が知識の蛇を訪れるとは珍しい」
「あたしも一時期、碑文使いだったろ。レイヴンのゲストキーを渡したこと、忘れた?」
「確かに君は第一相、スケィスの碑文使い候補だった。
 カール、いや仁村潤香……君はある意味、ハセヲ以上にスケィスとの関わりが深い。
 チーターとして、またPKとして世界に毒と悪意を撒き散らそうとした君が女神に愛されるとはな」
「それって嫉妬? 言っておくけど、アウラがあたしを選んだんじゃない、あたしがアウラを選んだんだ。
 あの子と一緒に居れば、それだけ楚良とも一緒に居れるってことだったから……だからあたしは、世界に挑んだ」
「モルガナとの確執か……」

カールはドットハッカーズではない。
スケィスにデータドレインされて未帰還者となった者はドットハッカーズには含まれないからだ。
しかしメイガスを開眼させたクーンもやはり2010年においてスケィスにデータドレインされているし、
カールもまた2017年になってスケィスの碑文使い候補として覚醒の兆候を見せていたフシがある。
志乃のPCがイニスを開眼できずアトリにその権利が移ったように、もしかしたらハセヲではなくカールが
正式なスケィスの碑文使いとしてG.U.入りを果たしていた可能性も多いにある。
最も、カールが《The World R:2》に戻ってきたのはAIDA事件が沈静化した後。
時期的に見てもやや遅かった。

「君は、我々よりも7年も前に《世界》に挑んだ……勇ましい限りだ。女傑と呼ぶに相応しい」
「女傑とか、そゆんじゃない。知ってるだろ、R:1の製作者はあたしの親父だ。可愛い反抗ってヤツ?
 ハロルド・ヒューイックの持ち込んだ“フラグメント”をブラックボックスの解析も終わらないうちに
 ゲーム化したせいで今のこの世界があるっちゃあるけど……肝心のアウラはもういない」
「究極AIとなった彼女は電脳の海に眠りについている。
 私のやろうとしたことは、そんな彼女の眠りを妨げるに等しいことだった。
 愛されなくて当然だ、誰も気持ちよく眠っている時に起こされたくはないだろう?」
「アウラが居眠りしてたからAIDAがこの世界に侵食して来たんだろ?
 遅かれ早かれ、あの子は目覚めてたと思うけど。
 三騎士を生み出しても除去ができなかったからあんた達を頼りにしたワケだしさ」

アウラの誤算は、ハセヲが三爪痕こと蒼炎のカイトを倒してしまったこと。
これによりAIDA駆除に支障が生じ、結果的に蒼天のバルムンクと蒼海のオルカを急遽生み出すが
時間が足りなかったためにカイトに比べてやや不完全な印象の残るキャラエディットとなってしまっている。

「君は聡明な女性だな。どうかね、高校卒業後はCC社に入社する気はないかね」
「じょーだん。あたしは親父の跡継ぐ気なんかコレっぽっちもない。
 ハセヲに会わせてくれたことにはちょっとだけ感謝してるけど」
「それは残念だ」
「嘘ばっか。全然残念って顔じゃないだろ」

喰えないヤツ、それがカールの八咫に対する印象。
でも同時に何となくではあるが自分と同じ匂いも感じる気がする。
彼も彼なりに負い目のある人生を歩んできたのか。

「――――あたしがG.U.入りしてたら、楚良のプレイヤーが今どこで何してるか、あんたは教えてくれたか?」
「それはできない、個人情報の漏洩は管理者の責務だ。例え以前のバージョンのユーザーの情報だろうと」
「ちっ、使えな〜。ギブアンドテ〜クは常識だろ、常識」

悪態をつきながら知識の蛇を出て行くカールを八咫は遠い目で見守る。
だが決してヒントを与えていないワケではない。むしろカールも薄々気づいていると思ったから口を噤んだだけ。
彼女もまた、女神に愛された者の1人である。故に八咫は敬意を払った、ただそれだけのこと。
409名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 01:39:35 ID:XSZVf8OO
ここに眠る真実の行方? こんなにも傍にいるのに? 何のことです?
おやすみおまいら
410名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 02:29:54 ID:WPCOzuBd
ネ申GJ!!!!!
ワクワクが止まらねえぜ!!
411名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 02:31:27 ID:/0iQGg5M
GJ!!
あなたの文章をみると無性にわくわくするのは俺だけですか?
もう、あなたの文章なしでは生きていけませんyo!
とにかく神!
412名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 02:49:44 ID:4SGcKSpA
GJ!
今回のネタはモザイクカケラですか
あまりに文とマッチしてたからなかなか気づかなかったぜ
413名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 05:02:13 ID:dugSRktk
GJ!!!
目でピーナッツ噴いたwwww
414名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 11:06:48 ID:+uOL7NG5
GJ!!!!!
志乃とアトリとイニスの話とか初めて知ったぜ
なんかどんどんスケールでかくなってくのにwktk止まらないぜ!!!
415名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 13:38:06 ID:Fopy7Koj
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416名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 13:40:23 ID:Fopy7Koj
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417名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 13:59:38 ID:Fopy7Koj
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418名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 14:23:33 ID:2qAod+z3
羽瀬を×カールが見たいと思うのは漏れだけか?
419名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 14:25:03 ID:2qAod+z3
ハセヲ×カールを見たいと思うのはオレだけか?
420名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 14:36:43 ID:sF0C5zcv
過去ログ見ればあるかと
421名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 14:51:08 ID:Fopy7Koj
AIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDA
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422名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 19:58:33 ID:OG0LA+Rf
>>409
GJ!
毎回素晴らしいな
続きwktk
423名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 23:30:02 ID:e70rC7qb
>>409
G J !
つづーき期待
424名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 19:55:11 ID:HKQJdDRy
なんという神展開
GJ
425名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 21:00:29 ID:fz9bfCQ8
ハセヲ×揺光、ハセヲ×ニナ、ハセヲ×望を書いてた人達はどうなったのか…未帰還者に?
426名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 08:42:53 ID:dy2B1d9n
[転校]しちゃったぽい?
427名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 14:25:35 ID:sUholGad
転校…(((((;゚д゚)))))ガタガタ
428名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 14:38:41 ID:LZ2zR9jb
AIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDA
AIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDA
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429名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 18:14:05 ID:S0/uU2gt
ここの保管庫ってどうなってるん?
430名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 18:33:39 ID:oDd1cuo5
亮(ハセヲ)×朔をリアルの絡みで書きたいんだが、朔望のリアルの体は男なんだよな…。

そうなると♂×♂の構図になってしまうのだが、どうなんだろう?
意見をいただきたい。
431名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 18:42:17 ID:bCGhoPc4
別にいいんじゃないかな?
俺は気にしないけど。
432名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 18:42:46 ID:8DfK+BDd
>>429
まとめサイト作りたいのだけど、家の中で色々とあるので時間が作れない。
あとこういうの初めて作るからいまいちわからない。
本当にごめんなさい。いつ作れるかわからなくなったけどいつかちゃんと作るからまっててください。
433名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 22:46:34 ID:4yVEt1S9
まとめサイトの管理って一人だけだと結構しんどいかもしれないよ。
特にこのスレはスレの消費速度も遅くないし
wikiタイプにして管理人以外は新規登録のみ出来る(加筆修正できない)タイプにしておくと良いかも。
434GORRE:2007/04/01(日) 00:12:17 ID:AIQaTM9b
>430 
べつに、設定にこだわらなくても、オリジナル設定にしてしまえばよいのでは?
別に望は女の子でしたってしても通じるから、リアルは女の子ってことにしてみたらどうでしょう
435GORRE:2007/04/01(日) 00:36:34 ID:AIQaTM9b
わー、すっかり書くの忘れてた! ってことで、今日の分。

榊に呼び出された楓は、一人榊に指定されたダンジョンへとやってきた。
誰か誘えばよかったのだが、榊派の者がほとんどだ。素直に従ってくれるものなどいないだろう。
しかし、楓はこの時、ハセヲと言う存在がいたことをすっかり忘れていたのだ。
「ショートメールですか?」

『このダンジョンの最下層最深部にこられたし』

「最下層の最深部? そこに欅様が」
楓はいてもたってもいられず、ただ欅を助け出すために走り出した。
その途中、モンスターが一匹も出現しないことに気づいた。
(何か変ですね…)
さしもの楓も、なにやら不安になってきた。
何事もなければいいが。そう思った。
(今は一刻も早く欅様を)
そんな考えを瞬時に捨てると、楓は歩を進めた。
やがて、指定された場所に行き着いた。
そこには、AIDAに取り付かれた榊と榊が作り出したAIDA欅がいた。
「お待ちしておりましたよ、楓殿」
「楓!」
「欅様!」
楓は早く欅を助けてやりたかったが、榊のただならぬ雰囲気を感じ取っていた。
「榊殿、何でこのようなことを」
「この様な事? 決まっているでしょう。あなたと言う存在を、弄ぶためにですよ」
榊はまるで品定めでもするかのような目で楓を見た。
「欅様を返してもらいます」
「おおっと、その場から動かないでいただきましょうか、楓殿」
榊はそういうと、大剣を欅に突きつけた。
「欅様!」
楓は榊が欅をPKしようとしているのだと思った。
「おっと、動くとあなたの大事な欅様が傷付くことになりますが、それでもよろしいのですか?」
「くっ」
楓は唇をかんだ。
「なあに、私のいう事に素直に従っていただければ、欅様はあなたにお返ししますが」
「あなたの言うことに?」
「ええ、彼らの相手をしてもらおうかともいましてね」
「相手?」
榊が指を鳴らすと、どこからともなく榊派の団員達が現れた。
「!」
「さて、楓殿。どうするのですか?」
「……!」
どうする。いうことを聞けば、欅は開放してもらえる。だが、榊のことだかなりえげつない事をしてくるに決まっている。
ここは素直にいうことを聞くべきか否か。
楓は悩んだ。
「答えが出せないと言うのなら」
榊は大剣を振りかぶった。
「! やめて!」
「こうだ!」
「止めてええ!」
楓の願いもむなしく、榊は大剣を降りおろした。
だが、倒れたのは欅ではなく、欅の模造品だった。
436名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 00:39:17 ID:PceuRfvq
色々と設定は考えられるよ
朝起きたら女の子になっちゃった
朔がリアルでも出てきてなんかその時に女の子になっちゃうんですけど
アイダに侵食されて朔のときに精神がネットに引き込まれちゃった
ここはもう開き直って朔のお尻にバックで突きながら後ろからテコキしてあげて
「あっ、あ゙、こ、らぁ!や、やめ、あぐっ、やめん、かい!」
「あ、ひっぃ!し、しごく、なぁ!」
「やめ、ぇ…ひぃ!そ、なっ!はや、くしたぁ、らっ!」
「や、あぁ!出る!あ、あああぁぁ。。。」



「あひっ、ひぃ…い、いぁぁぁ。。。」
「も…出ぇへんょぉ…堪忍してぇ…」
437GORRE:2007/04/01(日) 00:57:09 ID:AIQaTM9b
「どういうことですかこれは!」
「見てのとおりですよ。これは欅様でも、欅様の模造品。つまりあなたは、こんな模造品のためにわざわざ出向いてきたと言うわけです」
「……!」
楓は愕然とした。
本物だと信じていたものが偽者だった。ふと、楓はここで思った。
「それでは、欅様は…本物欅様はどこに?」
「さあ。私がそんなこと知るわけないでしょう。それより楓殿、もうすこし、あなたの立場と言うものを理解したほうがよろしいですよ」
いわれて、楓は気がついた。
相手は大勢に対し、自分は一人。これでは不利すぎる。
(欅様にばかり気をとられていて、忘れていました…)
楓は一歩後ずさりした。うまく脱出できるだろうか。
「さて、楓殿。あなたには彼らの相手をしてもらいましょう」
「お断りします」
「そうはいかない。やれ!」
榊の一言で、PC達は一斉に楓に襲い掛かった。
「――――!」
出遅れた楓は刀剣を抜く暇もなく、地面に倒された。
楓は何とか脱出しようともがいたが、駄目だった。
「さあ、お楽しみの時間ですよ」
PCの一人が楓の髪を掴むと、強引に顔を引き上げた。
「っ!」
次の瞬間、楓の前にはいきりだった肉棒があった。
「! ま、まさか…!」
気づくのが一歩遅かった。
楓は今この時、榊がたくらんだ事を知った。
「んぶ!?」
楓が何か言いかけたとき、その口にいきりだった肉棒が無理やり突っ込まれた。
「んん! んんむ!」
抵抗しようにも髪を疲れたままで身動きが取れない。楓は何とか自分の口の中にあるものを吐き出そうとしたが、そのたびに、髪をつかまれ失敗した。
「んぶ! んぐ、げほ! むぐ!」
楓は迂闊な行動をとった自分を恥じた。
(誰か…)
助けてほしい。そう思った。
「ぐ! 全部、飲めよ…」
そういうと、PC1は自分の精を楓の口の中にぶちまけた。
「んん! んぐ、げほ!」
楓は口の中にぶちまけられた精を何とか嚥下した。
「げほ、げほ!」
PC1が肉棒を抜くと、楓は口に中にまだ残っていた精液を吐き出した。
「吐いてんじゃねえよ!」
PC1は楓を蹴飛ばした。
「きゃ」
「楓殿、まだ序の口ですよ。はっはっはっはっはっは!」
榊の笑い声がこだました。
438GORRE:2007/04/01(日) 01:00:18 ID:AIQaTM9b
ふう、何とか今日の分終了です。
では、また次回。
439名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 04:07:31 ID:J0DxssHe
おまいら乙
トーナメント息抜き編投下
440名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 04:08:26 ID:J0DxssHe

「新ロストグラウンドの公開?」
「“六鳴山アル・ファデル”、“曙光の都アーセル・レイ”、“バル・ボル美術館”の3つだよ」
「バージョンアップだぞぉ。他にも新モンスターや新アイテムも追加されてるよぉ」

トーナメントも近いし、追加要素でますます盛り上がってきたって感じだな。
俺もそろそろマジで準備期間に入った方がいいかもしれねぇし。
主催は八咫だからな……前に比べりゃ人間らしい表情するようになったけど
何考えてるのか分かんねぇのは相変わらずだ。
ただのトーナメントじゃないのは覚悟しておく必要がありそうだぜ。

「ハセヲはトーナメントに向けて修行とかしないの?」
「前はジョブエクステンドで強化したけど、今回は特にすることねぇな」
「ハセヲ、メチャクチャ強くなってるもんねぇ」

ガスパーの言う通り俺は欅に改造を受けてから……Xthフォームになってから
規格外の強さを手に入れることができた(俺が望んだったワケじゃねーけどな)。
けど《The World》っつーのは1200万近いユーザーが登録してんだ、まだまだ俺達の知らない
未知の強豪が潜んでる可能性だってあるワケで。

「痛みの森も攻略しちゃうハセヲだもん、今度のトーナメントだって大丈夫だよ」
「オイラ達もサポするぞぉ」
「わーった、わーったから」













「(今のうちにカスタマイズ用のアイテム揃えておいた方がいーかもな)」

@ホームを出てカオスゲートへ向かう。
今の時点で一回戦に出場するのは俺、なつめ、ぴろし3だから……最低3人分の
カスタマイズ用アイテムを確保する必要があるってことか。
武器や防具に追加効果付けるだけで戦況がガラリと変わるのはアリーナバトルの常識だ
(かく言う俺も、紅魔宮トーナメントに出るまでンなコト知らなかったけど)。

「なんや、ハセヲもこれからエリア出るんか」
「よぉ。お前らか」

ゲート前に見知った魔導士(ウォーロック)PCが2人……朔とアイナだ。
望とならともかく、朔とアイナが一緒に居るのは珍しいじゃねぇか。

「お前らも確かトーナメントに登録してたよな。魔導士3人で大丈夫なのか?」
「えっと……私も最初はそう言ったんですけど……」
「大丈夫に決まっとるやん、出るからには勝って勝って勝ちまくりや! ウチらの強さは泣けるでっ!」
「泣いてたまるかw」

どこぞの金太郎みたいなコト言いやがって……まぁ、朔もあれから元気になったみたいで良かったな。
441名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 04:10:14 ID:J0DxssHe

「つーか“俺も”ってコトは、お前らもこれからエリア散策なんだな」
「はい。新しいロストグラウンドが公開されたって聞いて……」
「ウチはともかく、アイナはブランク長いみたいやし、レベル上げのついでっちゅーことでな」
「……アイナ、身体の方はいいのか?」
「兄さんがいなくなってからは一時期、精神的にも塞いじゃったけど……今は、みんながいるから……」

アイナは今もドイツで入院生活してるって話だ。
再誕の影響で目覚めてからはかなり病状も良くなってるって本人は言ってるが
ゲームだってそんな無茶はさせられねぇし、ついこの間まで意識不明になってたんだ。
リアルでもゲームでもブランクは長くて当然だろうよ。
志乃の話じゃ、アイナは専ら戦闘もせずにタウンで過ごしてたっぽいし(フィロとアイナが会ったのもその頃なんだな……)。

「ちょうどええわ。ハセヲ、ウチらと一緒に来ぃひん? どーせ暇やろ」
「別に構わねーぜ。俺もちょうどロストグラウンドの話聞いて、見物に行こうって思ってたトコだし」
「じゃあ、私と朔をパーティに誘ってください」
「ん。ちょい待てな」

いつも思うんだけどよ、パーティに誘う度にショートメール送らなきゃいけねぇ
このシステム何とかなんねーかな。面倒っつーか、目の前に誘う相手がいんのにいちいちメール送るのも
何だかな……って感じだ。

「ほんなら行こか!」
「待って、朔。まだどこのエリアに行くか決めてないよ」
「新公開のロストグラウンドだろ? 3つのうち、何処に行きたいんだ?」
「せやな……ほんなら、“曙光の都アーセル・レイ”にせぇへん?」
「アーセル・レイか……アイナもそこでいいか?」
「はい」
「決まりだ」







******************







「曙光って言うくらいだから大体想像はついてたけどな」
「シャッコー?」
「VガンのMSとちゃうで。夜明けのコトや、アイナ」

曙光の都アーセル・レイ。
都って割にはそれらしいもんはなーんにも見当たらねぇ。
馬鹿でけぇ月と、地面から生えた妙な呪紋が刻まれたトーテムポール、東の空をわずかに照らす光。
まぁ、星とか好きな奴は見てて楽しいロストグラウンドかもな。基本、暗いエリアだし。

「夜明け……夜明け前より瑠璃色な?」
「そりゃキャベツやろ」
「あれは作画酷かったな」
442名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 04:12:26 ID:J0DxssHe

「アイナはこういう景色、好きか」
「兄さんとはいつも秘密の部屋でしか会ってなかったから……こういうの、見たことなくて……でも、好きかも」
「なんやこーいうの見てると、無性にたまらん気持ちになってくるから不思議やわぁ……」

朔の言ってるコト、分からないでもない。
たまにそーいう気分になることあるしな、俺の場合は朝焼けじゃなくて夕焼けだけど。
見飽きたはずの黄昏がこんなに綺麗だと泣いたこともある。
でもゴールのつもりでリセットボタンにゃ飛び込まなかったぞ、さすがに。
結果的に蒼炎のカイトのデータドレインで初期化されちまったがな。

「一緒に見たかったな……兄さんと」
「アイナ……」
「な、なんや、そないにしんみりせんでもええやん……ウ、ウチ、そういう雰囲気苦手やのに……」

あんま感傷的になっちまうロストグラウンドはダメだな、こりゃ。
塞がりかけてた傷開いてどうするよ。
アイナの空色の髪が項垂れる前に、俺にできることは―――――――――。

「……ハセヲ、さん?」
「オーヴァンは……きっと何処かで見てる。だから、アイナも哀しい顔すんな」

頭のでっけぇリボンごとアイナの頭を撫でてやる。
そうだ。夢でも幻でもない、確かに俺はあの時……痛みの森でアイツに、オーヴァンに……。
アイツは世界に溶け込んで、俺や志乃、アイナのことをきっと……だから。

「お前は、泣いちゃいけない。
 お前の兄貴は俺の前で一度も泣いたりなんかしなかった。
 絶対にお前を救ってみせるって思ってたから……涙の流し方も忘れちまうくらいの覚悟決めてな。
 だからアイナもオーヴァンに応えてやってくれ。お前が哀しい顔すると……アイツもきっと哀しいだろうから」
「……」
「(アホか、ハセヲは。泣きたいの我慢させてどないすんねん!
  女は泣いた回数だけ強ぅなるって知らんのかいな、こういう時は思いっきり泣いた方がアイナのためにも―――――)」
「……そうですね。兄さんに、笑われちゃいますね」
「(―――――ってアレ?)」

アイナだって分かってるはず。
AIDAに心を喰われた時からオーヴァンの行動を垣間見てたお前なら、アイツの苦悩や想い、全部。
泣いちゃダメなんだ。オーヴァンの頑張りを無駄にすんな。胸を張って生きろ。
アイナ、お前が今一番しなきゃならないのは……生きることだ。
ただ生きるんじゃねぇ、笑いながら生きろ。どうせ生きるなら人生をもっと楽しめ。
オーヴァンのいない現実(リアル)は辛いかもしれねぇけど……それでも、生きてくれ。

「……私、今日はもう落ちます」
「え、なんや、もうかいな? レベル上げせんでええん?」
「うん……大切なこと教えられて……胸がいっぱいだから……今日は、ずっとそのことだけ、考えたいの」

時間が必要なんだな、アイナには。
死して終わらぬ夢を焦がれども、確かな君こそ我が命―――――オーヴァンの望んだ結果を生きろ、アイナ。
それでも辛いってんなら……俺が、俺達が、いつでも受け止めてやるから。

「……ハセヲさんって、兄さんみたいね」
「俺は……お前の兄貴みたく、大人じゃねぇし……全然似てねぇよ」
「そんなことない。優しいところ……そっくりだもの」
「(うわ、こらアカンわ。まーたハセヲの毒牙かかった犠牲者が出てもーた……)」
443名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 04:15:18 ID:J0DxssHe




「まー何ちゅーか……アンタ、たまにはええコト言うやん」
「あん? 何がだよ」
「さっきのアレ、アイナにゆーた言葉。並の女ならコロッとイカされとるで」
「馬鹿言え」

アイナと別れた後、俺達はトーテムポールに登って終わるはずのない夜明けを見続けていた。
このロストグラウンドは永遠に夜明けが来ない。
ただひたすらに薄明かり、曙光が地平の彼方を照らし続けるのみ。

「ハセヲはアイナみたく、ちっこい子が好みなん?」
「何だ、お前は俺のそーいうとこに興味あんのか」
「アホ抜かせ。幼女趣味やないか聞いとるだけやっちゅーねん」
「(12歳はさすがにもう幼女って歳でもないだろ……常識的に考えて……)」

つーかそれ言ったらお前だってアイナより1コ年下だろ。
あれ、でもコイツの場合は人格だから肉体年齢よりも精神年齢ってことになんのか?
……考えても仕方ねぇか。

「誰かにな」
「ん?」
「誰かに必要って思われるのってな、口じゃ言ぃひんけど、めっちゃ嬉しいことやねんで。分かるか?」
「まぁ、そりゃな」

俺も前はそうだったから。志乃の傍に居れて、志乃に必要とされて、志乃のためなら、って。
俺はあんまそーいう気持ち、面と向かって言うことはねぇけど……多分、嬉しいんだと思う。

「アイナは、ハセヲに感謝しとった。
 アンタとアイナの間に何があったんかは大体察しつくから追求はせぇへんけどな、
 これからもあの子の傍に居たってや。これはウチからの個人的な頼みやけど……」
「言われなくたって、そのつもりだ」
「……なら、ついでに……ウチらの傍にも……」
「何か言ったか?」
「なっ、何でもあらへんわ! 空耳や、空耳ケーキ!」
「ピアノは世界の夢咲く野原にメロディー?」

あずまんがが流行ってから妙に4コマ漫画業界が賑わって……って話逸れたな。
さすがに2017年ともなると4コマ漫画も衰退したけど。つか、お前は何が言いたかったんだ、朔。

「とっ、とにかくやなぁ!
 トーナメントでもし対戦したらボッコボコのギッタギタにしたるから覚悟しぃや!
 望のことでアンタには世話なっとるって思っとるけどなぁ、エン様の恨みはまだ忘れたワケやあらへんからな!
 エン様やお客の見とる前でせいぜい恥かかんようにしとき!」
「へーへー、わーったよ。んじゃ、俺も落ちるぞ」

朔も相変わらずだな、まだエンデュランスのこと諦めてなかったのか。
一時は消えようとか言ってたクセに……まぁ、コイツもコイツなりに自分が必要とされてることに気づいたから
今こうやってここにいるワケだし……いーんじゃねぇのか、こういうのもさ。

「ハセヲ!」

ログアウトの光に包まれて消え去る刹那、俺の名を呼ぶ朔の声が聞こえた気がする。

「今日はおーきになっ!」

……たまには、こんな日も悪くねぇ。
444名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 04:19:14 ID:J0DxssHe
トーナメント迫る? 目標はこれまでの集大成? 何のことです?
おやすみおまいら
445名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 05:40:39 ID:pQBGlsMV
「曙光」は「しょこう」な
446名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 06:31:18 ID:zECFokjG
朝っぱらからネ申作品Good Job
お前さんのSSのおかげで今日一日快適に過ごせそうだぜ
447名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 09:44:03 ID:uKzt/YZ8
いつ見てもGJ!あずまんが大王知ってる朔は何歳だよw
448名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 10:47:03 ID:PceuRfvq
朔=望が作り出した人格だから
朔の知識=望の知識なわけだ。
んで、望はネットを結構やってて、その仮定でたまたま知っていたと(アイナも同様)
2017年にまさかそのネタが飛び交うとはな
449名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 12:24:16 ID:K7rzKNGZ
God Job!
朝早くからお疲れさまです。
450名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 01:31:45 ID:tkdzeiCK
>>430ですよ、こんばんわ。

亮×朔を投下してみる。
まだ導入部のみなんだが、見てみて下さいな。
451名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 01:35:03 ID:tkdzeiCK

送信者:朔望(朔)
 件名:おおきに


第三次ネットワーククライシスから数ヶ月。

ウチはまだ“The World”におる。
一度はこの“世界”から、ウチの存在そのものを消滅させようとしとったのにな。

それもこれもハセヲあんたのせい…いや、アンタのおかげや。
ウチは望がどんどんアンタに懐いていくのを見ているのが嫌やった、ウチと同じでこの“世界”にしか居場所が無いって顔しとったエン様までアンタに惹かれていくのが嫌やった。

誰もウチを認めてくれへん
誰もウチを見てくれヘん
ウチは必要ない
この“世界”にも
望の中にも
どこにもウチの居場所は無いんやって、そんな風に考えて自暴自棄になっとった。
結局望のため、とか言うても考えとんのは自分のことばっかやったわ。

でもいざ消えよ思うてもぜんぜん出来へんかってん、怖くて怖くてしかたなかってん。
せやからアンタに言いに行ったんや、アンタはウチの事大っ嫌いやろうと思っとったから、アンタはウチに「消えろ」言うてくれると思っとったんや。
誰かにもう一度必要ないって、消えろって言われれば、ウチも踏ん切りがついて消えられると思っとった。

けどアンタはそんな事一言も言うてくれへんかったな、それどころかあんな必死に説得してきて、逆に踏ん切りつかんようになってしもうたわw
ホントにアンタはウチの思い通りにいかんヤツやね、普段はウチの邪魔ばっかしくさるクセに、ああゆう時には優しい言葉かけたりする…ホンマにズルいやっちゃで……。

でもなハセヲ、ウチは素直な気持ち言えへんかったけど、ホントは泣きそうになるくらい嬉しかったんやで。
アンタの真剣さがメールを通じて感じられたから、アンタのおかげでウチはここにいてええんやって思えたから。
452名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 01:37:56 ID:tkdzeiCK

せやからハセヲ、ホンマにおおきにな。

あ、アンタにお礼言うのなんかこれっきりやからな!
べつに他意は無いんやで!そこんとこ勘違いしないどいてや!?


…でも別に、アンタのこともう嫌いってワケじゃ無いからな……?
エン様には及ばんけど、いやエン様とは別の意味で、アンタはウチの特別なんやから…。



→『送信』
 『保存』
 『削除』


  ・・・・・・・・・・。
  ・・・・・・・・。
  ・・・・・・。

「…って、こんなもん送れるか〜〜い!!!」
  なんや…ウチ一体何しとんねん!?
  ウチは確か今日The Worldからログアウトしたあと、メールのチェックしとったら前にハセヲからもらったメールが目に入って…それ見とるたびにあの時の気持ちとか、色々思い出してきて……。
「ハセヲ…」
  はっ!?また気がついたらハセヲの事を!?
  なんでや、なんでこんな事になっとんねん!!
  ウチが好きなのはエン様や!あの華麗さ、強さ、優雅さ!!
「エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様エン様……!!!」
「朔…怖いよぉ……」
  念仏のように「エン様」と呟き続けるウチを見て、望はブルブルと震えとるみたいや。体は一つなので実際に震えとるワケじゃないんやけどな。
「なんや望、まだ起きとったんか?」
  今日はThe Worldをプレイする順番がウチの番やったから、もう寝とんのやろうと思っとったけど。
「朔がうるさいから起きちゃったんだよ〜」
  恨めしそうな声で望が文句を言ってくる。
453名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 01:41:15 ID:tkdzeiCK
  確かに少しエン様妄想が萌え…もとい燃えすぎたかもしれんなぁ?
「堪忍な望、ちょっと騒ぎすぎたわ」
  ウチだけの体や無いんやし、これからは気をつけなアカンなぁ。
  いくらエン様妄想が燃え萌えやからって…エン様エン様エン様エン様………ん?前はこの妄想だけで飯三杯はイケたんやけど…、今は前よりもドキドキせぇへん…なんでや?
「朔、メール打ってたの?あ、ハセヲにいちゃん宛なんだね!」
  ぬぁ!?
「あかーーーーーーん!!!!」
「うわぁ!」
  無理矢理PCの画面を覆い、先ほどまで打っていたメールを必死で隠す。
  あんなメール望に見られたら、恥ずかしくてしゃあないわ!
「なんで隠すのさぁ?」
  望がまたも不満げに話しかけてきとる、しかしここは無理矢理にでも押し通したるわ!
「やかましい!子供は早よう寝んかい!」
「朔だって子供だよ…?」
「ウチはお姉ちゃんやからエエんや!」
「えぇ!?」
  何たる横暴、自分でもそう思ったがどんなに無理でもこのメールを望に見せるわけにはいかないんや!
「ええから寝ときや、明日も学校やろ?」
「うん…そうだね、おやすみ朔」
  望はそういうとあっさりと意識を手放したみたいや、すぐ近くに感じられた望の意識が消えたのが分かった。
「さて、ウチも早よ寝とかんと望の体が疲れてまうな」
  とりあえず寝る前にさっきのメールだけは処分しとかんとな、え〜と…。

 『送信』
 『保存』
→『削除』

「削除………(カチャカチャ)。」

 『送信』
→『保存』
 『削除』

ピピッ、『メールを一件保存しました。』

「って…ホンマにウチは何やっとるんやろな……」
  自分で自分がおかしいと思う、なんでこんな事になっとるんやろか?
  せやけど…、そんなイヤな気はせんなぁ。
「ハセヲ…」
  またや、なんでこんなにハセヲの事が…。
「〜〜〜〜〜〜っ!!」
  PCの電源を切り、飛び込むようにシーツに包まる。
  別に誰かが見とるってワケやないけど、この真っ赤になってるやろうこの顔をとにかく隠したかったから。
454名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 01:48:13 ID:tkdzeiCK
 ホントに導入部だけや、エセ関西弁でゴメン。
これからなるたけ可愛い朔を目指してして書いて行くので、執筆トロいんやけど長い目で見ておくんなはれちゅーワケや。

 ではまた、失礼します。
455名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 01:58:30 ID:4llefl/V
GJ!
続きwktk
456名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 06:49:14 ID:BBS9WeoZ
>>440
新ロストグラウンドの公開はねぇよ(´・ω・`)
457名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 12:09:02 ID:7Pz920Wn
>>456
ヒント:パーフェクトガイドブック
458名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 08:25:02 ID:NA9Ab2Wa
ロストグラウンド「アキハバルァ」

揺光「行こうぜ、ハセヲ! 今すぐに!」
459名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 14:52:32 ID:CcV8Gwhd
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460名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 14:59:29 ID:CcV8Gwhd
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461名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 15:03:36 ID:CcV8Gwhd
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462名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 21:15:03 ID:ToiXkM0m
今宵の職人達に期待
463名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 23:25:44 ID:AgkTcDXN
>>458
倉本自重しろwww
464名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 03:06:59 ID:vZZJJQfw
なんか前みたいに攻撃してこないねwww
ある意味今の攻撃の方がじわりじわりききそうだけど



やっと3をクリアしたよwww
465名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 08:04:12 ID:HkZdAiLS
いや〜もう障害を持った子供の相手は面倒だって。
もう何ヶ月だ?去年の暮れから粘着してるから…
あの住所晒されたリアル榊はかれこれ4ヶ月以上
スレを荒らし続けてるんだぜ?
どんだけこのスレを憎んでいるんだよ。
その癖住所晒した奴がいるであろう本スレには
何もしないチキンっぷり…
しかもアク禁恐れてチマチマ荒らすなんて
チキンの極みじゃないか(^ω^)
だからもうどうでもいいじゃない、いつか消えるさ。
466名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 10:12:27 ID:PDfVUSTb
>>454
GJ!いいじゃない!
楽しみにしてる
467名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 19:29:13 ID:kV2hZg30
AIDAはどうして.Hackに恨みをもったんだ?
468名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 20:42:08 ID:79pBfNza
前作よりも簡単だからじゃね?
469名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 20:53:27 ID:kV2hZg30
>>468
てことは、よほどのマゾゲーマーだな
470名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 15:02:02 ID:Fjzx2VYu
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471名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 15:03:05 ID:Fjzx2VYu
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472名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 15:03:57 ID:Fjzx2VYu
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474名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 15:58:41 ID:gjN7mlDP
はいはいAIDAAIDA
475名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 17:07:58 ID:Fjzx2VYu
AIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDA
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476名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 21:04:13 ID:St8tNkUL
今夜はどんな作品が投下されるのか楽しみ楽しみ(^ω^)
477名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 05:12:09 ID:g+ynwLrO
おまいら乙
トーナメント開始&追憶編投下
478名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 05:13:45 ID:g+ynwLrO

『くくっ……くくくく……あはは……あはははははははは!!!!!
 やっぱりだ! やっぱりあたしの考えは間違っちゃいなかった!!!
 きみを初めて見た瞬間から、そうなんじゃないかってずっと思い続けてきたんだ!!!
 どんなに姿が変わってもきみの匂いをあたしは覚えてる、探し出してみせる、だからあたしは戻ってきたっ!!!!!
 あぁもうヤバイ、超ヤバイ、嬉しくて嬉しくて頭がどうにかなりそう!!!』
 

観客席からカールの狂ったような声援が聞こえる。
歓声はアリーナ中に響いているのに、妙にアイツの声だけがクリアに聞こえた気がした。
感覚が、おかしい。自分の身体じゃないみたいで、頭ン中ぐるんぐるんしてて、何が何だか分からない。
けど身体は勝手に動いてゆく。

「誰が誰をグチャグチャにするって? ねぇ〜?」
「や、やるじゃん、ハセヲちん……カオちんの方が強いけどさぁっ!!!」 

直線的な重槍の一撃。
何かもう避けてくださいと言わんばかり。
これってばつまり、そーとーに頭に血ィ昇って焦ってる証拠♪

「あァ、はぁ〜ン? そーゆーことはさぁ……キャラ見て物言えよ」

すれ違い様に疾る双つの剣閃。
振り向く間も無く倒れこんで戦闘不能になるカオちん。
へっへ〜ん。僕ってば、やっぱブランクあってもつお〜いwww



『きっ、決まったァ―――――――ッ!!!!!
【チーム:ProjectG・U】VS【チーム:Avenger】、長き接戦を制したのは【チーム:ProjectG・U】!!!
 カオちん選手の猛攻にさすがのハセヲ選手ももうダメかと思いきや、奇跡の大逆転勝利っ!
 忍者の如きアクロバティックな動きで翻弄、お得意の双剣でのフィニッシュを鮮やかに決めたァ――――――――!!!
 いやー、それにしてもよく1人であそこまで粘ることが出来たと感心しますね!
 大火様、先程の試合について何かコメントを……大火様?』
『……誰だ、ありゃあ』
『はっ?』
『いや。何でもねぇ……』


何がどうなったんだ。
俺じゃない誰かがこのPCを、ハセヲを動かしていたのは理解(わか)る。
あのカオちんって重槍使い、前に戦った時より強かったな……。
アイツだけじゃない、ぽこたんもジアハートもトーナメントに備えてレベル上げてたのか、かなり強かった。
なのに、俺じゃない誰かが動かしたハセヲは、もっと強くて――――――――――――――。
何だったんだ、今のは。憑神を……スケィスを開眼した時とは違う感覚だった。
生まれたんじゃなくて、何かが“還ってきた”、そんな感じのナニか。
メチャクチャに心臓バクバク言ってる割に、頭の中は先刻と違って妙にスッキリしてやがるのも変だ。

「ハセヲさん、さっきの試合すごかったですけど……何だか、いつものハセヲさんじゃなかった様な……」
「何を言うか、なつめよ! 我らの輝かしい勝利ではないか!」
「ぴろし3はずっと眠りのバッドステータス状態で、ロクに戦ってないじゃないですか〜!」
「そ、そうであったか? つ、次こそ任せるのである!」

試合を終えてアリーナから出ると、カールの狂喜入り混じった笑い声がすぐそこまで聞こえてくる。
俺はこの後、アイツに何を言われるんだろう。カールに会うのが、今は無性に怖い。
どうしてこんなコトになった? 俺は……何に気づきはじめている?
479名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 05:15:21 ID:g+ynwLrO

遡ること、ハセヲチームとカオちんチームが激突する数時間前―――――――。





『アリーナにご来場の皆様! 
 大変っ、大変長らくお待たせいたしましたぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!
 ただいまよりCC社主催、バトルトーナメント第一日目が始まりま―――――――――――す!!!!!』

……司会の兄ちゃん、気合入りすぎ。
榊のPKトーナメントの時は嫌々やってたっぽいし。
あの人もCC社の社員かどーかは知らねーけど、俺に個人的なメール送って愚痴こぼすあたり
鬱憤が溜まってたんだろーな。気持ち、分からんでもねーけど。

『紅魔宮、碧聖宮、竜賢宮の境を越えて集いに集ったつわもの達!
 ハロウィンどころかクリスマスと新年が同時にやって来たかのようなお祭り騒ぎに、
 客席からは早くも熱狂的な声援があちらこちらから聞こえてきています!!!
 ご覧ください、アリーナ狭しと詰め掛けたプレイヤー達を!
 初日がコレなら決勝戦はどうなるんだぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!???』

シラバス達、どの辺かな……応援に来てるはずなんだが。
控え室のモニターじゃ小さすぎてアリーナ全体が見れねぇじゃねぇか。
まぁ、俺達の試合はだいぶ後だけどさ。

「ハセヲさん、準備オッケーですか? なつめ、こういうプレッシャーに弱くて……」
「くぅ〜燃えてキタァァァ!!!」
「……あのな、俺らの試合はまだずーっと先だからな」

だ、大丈夫なんだろうか、ホントに。
俺だってなつめとぴろし3の実力は認めてるんだぜ、一応は。
7年もこのゲームやってんならベテランだろうし、何よりドットハッカーズだからな。
特になつめはPKモードに入りさえすりゃ無敵だろ(でも俺とパーティ組んでからは一度も……うーん)。

「今はともかく、他の連中の試合でも見て暇潰そうぜ」
「本番に強いんですね、ハセヲさんって。私、運動会とか体育祭の時はいつも緊張してたから……はわわっ」
「(ご主人様、敵が来ちゃいました〜、か?)」

揺光が知ったらキレそうだな、三国志キャラ全員女性化って。
揺光と言えば、第一試合はいきなりアイツらの試合だったっけか。
なら、もーちょいで始まるな。



『トーナメント第一日目のゲストコメンテーターには毎度おなじみ、
 伝説の宮皇・大火様にお越しいただいております!』
『かっかっか、ヨロシクな!』 
『それでは間もなく第一試合の始まりです!
 第一試合、相対するのは【チーム:北の国から】と【チーム:月桂樹】!
 元宮皇3人で編成されたパーティVSギルド・月の樹の隊長3人の激突という、一試合目から波乱の予感の好カード!
 オッズ的にはやはり前評判も影響してか【北の国から】が圧倒的有利かぁ〜〜〜〜〜〜〜!!??』

揺光、カール、天狼。
どいつも実力はトップクラス、化け物揃いだ。
一方は松、柊、槐か。松の強さは俺が身を持って体感済みだし、
柊とも何度も戦ってるから……って、アレ柊か? アイツ、PC変えたんだ……。
槐も前に戦った時は頭からすっぽり頭巾被ってたはずなのに……あんな顔してやがったんだな。てか女だったのか。
480名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 05:17:00 ID:g+ynwLrO

『さぁっ、それでは各選手の入場ですっ!』

始まるみたいだな。

『まずは【チーム:北の国から】! 揺光選手、カール選手、天狼選手の入場だ―――――っ!』
《揺光お姉様ー!》
《カールお姉様ー頑張ってー!!!》
『おっと、観客席から女性PCによる黄色い声援も聞こえてくるぞっ! 
 揺光チームは女性人気も高そうですねぇ、天狼選手がちょっと居心地悪そうなのは気のせいかぁっ!?』
「(チッ……)」

あーりゃりゃ、天狼の奴不機嫌になっちまいやがった。

『そして【チーム:月桂樹】! 松選手、柊選手、槐選手の入場です!
 “月の樹”は事実上の解散となってしまいましたが、その結束力は未だ健在の様であります!』
《松さーん!》
《隊長ォ―――――――――!!!》
『こちらは揺光チームとは正反対の熱い声援ですねぇ!』

つーか、暴走族の集会みたいになってやがる……。
松も柊も榊の一件で一旦は《The World》卒業するとか言ってたけど、
何だかんだでこの世界にまだ未練あったんだな……でなきゃ、トーナメントとか出ねぇし。
ただ槐って奴はよく分かんねーがな。んじゃ、お前らの実力見せてもらうぜ。


「悪いな、嬢ちゃん。一回戦は俺達がいただいてやらぁ」
「さーて。それはどうかな? やってごらんよ!」
『お互い睨み合う、睨み合う! 
 各チームのリーダーはそれぞれ揺光選手と松選手!
 チーム全員が戦闘不能となるか、リーダーが戦闘不能となった時点で試合終了となります!
 リーダーをいかに死守しながら戦い、“連撃”に対して“反撃”を行うかが勝利の鍵となるでしょう!』


揺光と松か……どっちにも勝って欲しいっちゃ欲しいんだが、
個人的にはやっぱ揺光になっちまうよなぁ……彼女だし(松、スマソ)。
実力的にゃやや松が上だろうが、揺光にゃカールと天狼がいるし、試合がどう転ぶかは分からねぇ。

「八咫様」
「彼女が見ていることを願おう……試合を始めてくれ」
『……それではっ、試合開始ィ――――――――――――――――――――ッ!!!!!』

アリーナ中のヴィジョンに映し出される6人。
榊のPKトーナメント以降、不正……チートに関してユーザーからの苦情の多さを配慮してか
CC社側も取締りを強化したな、こりゃ。これなら知識の蛇での解析も容易いだろう。
ま、俺の知ってる限りじゃアイツらの中でチートなんてする奴は……あ、やべ。居たな、1人。

「うぅ〜、いよいよ始まっちゃったぞぉ!」
「知ってる人が出場してるとこっちまで興奮してきちゃうよね! ハセヲはどっちが勝つと思う?」
「実力は五分五分だな。負けん気の強ぇ奴が最後に勝つさ」
「さすが、三階級制覇のハセヲは冷静だなぁ〜」
「よーし! 僕達も揺光を応援しよう、ガスパー! 揺光ぉー、頑張れー!!!」

……これが本来のアリーナの有るべき姿なんだろ、八咫。
こいつらみたいに純粋にゲームを楽しみたい奴らのために、この場所はある。
とんだ道化だな、アンタ。でも認めるぜ、アンタは確かに名プロデューサーだよ。
八咫、アンタ程この世界を知り尽くした奴はいねぇ。
481名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 05:18:25 ID:g+ynwLrO

****************************





「ハッセヲ!」
「おわっ……んだよ、カールか」
「アタシも居るってコト、お忘れなく」
「一回戦突破だね、揺光!」
「この調子でハセヲも頑張れだぞぉ!」

って言ってもまだまだ俺達のチームの試合まで時間がある。
だから暇つぶしに観客席でシラバス達とだべってると後ろからの不意打ち。
カール、コイツは……揺光の見てる前だといつもの3倍くらい密着してきやがって……。

「天狼は?」
「晩飯食べるからって、先に落ちたよ」
「無愛想なところは相変わらずだな」

けどあの天狼が揺光やカールとパーティ組んでエントリーすんだもんな。
純粋に強い奴に惹かれるってのもあるだろうけど。
認めてなきゃ、パーティなんて組めねぇしさ。

「シラバス、アンタ声でかすぎ。戦ってる最中メチャ恥ずかしかったし!」
「うーん。だって揺光、あの槐って人に押されてたし……」
「(……あの槐って女。シラバスが揺光の応援始めたら急に動きが鈍くなったな……知り合いか?)」

俺と同じ錬装士(マルチウエポン)、あの女は双剣士と呪療士の2つで4ポイント分にしてたっぽいな。
松と柊の動きも悪くはなかったが……揺光達の粘り勝ちってとこか。
特にカールが援護で呪紋サポしたのが地味にチクチク効いて戦いにくかっただろうし。

「ハセヲ達の試合が今日最後の試合だっけ」
「思ってた以上に出場チームが多くて抽選に手間取ったらしーぞ」
「その分、危険したチームも多いけどね」

冷やかしや売名目的の連中な。
エントリーするだけしといて試合に来ねぇとか、もうアホかと。
不戦勝で勝ち進んだチームも結構あるらしい(朔のチームとかな)。
俺も竜賢宮の宮皇の称号返上してエントリーしたんだ、どうせなら強い奴と戦ってみてぇ。

「ハセヲ達の相手は……【チーム:Avenger】?」
「カオティックPK3人娘だね」
「カール、知ってんのか」
「シ・ミ・ツ♪ ……ってのは嘘。あたし、元PKK兼ハンターだよん? その前はPKやってたけどw」

あーそういや俺がPKKになる前はコイツが有名だったんだよな。

「ぽこたんとジアハートは双剣士、カオちんは重槍士。
 どいつも一癖も二癖もあるイカれた女どもだよ、特にカオちんは要注意な。
 あたしと同じで前のバージョン《R:1》からプレイしてる有名なPKだ……ネカマって噂もあるけど」

このゲーム始めてまだ1年ちょっとの俺に比べて、カオちんってのは7年か。
カールがわざわざ要注意って言うくらいだ、相当の使い手なんだろうぜ。
ただネカマって聞いても動じなくなったのは……あえて何も言わない方が良さそうだ。
482名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 05:20:24 ID:g+ynwLrO

「揺光は怒らないんだな」
「? 何がさ」
「カールが平然とPKとかPKKとか口にしても、っつーコトだよ」
「まぁ、何て言うか……慣れちゃったワケじゃないけどさ。
 そーいう遊び方もあるんだし、前みたいにただ否定するだけじゃダメかな、って……あ、でもチートはダメだぞ!」
「へぇ。随分と大人になったじゃねーか」

前の揺光なら有無を言わさず食ってかかってただろうな。
PKやPKKに関しちゃ月の樹が前から撤廃を訴えてたけど、揺光はどっちかっつーと
チートの方に敏感だし。俺のXthフォームも欅の改造だし、チートっちゃチートだけど……これは許容範囲だよな?

「おんやぁ? 果たして大人になったのは、考え方だけかなぁ〜?」
「カッ、カッ、カールッ!」
「? シラバスゥ、カールは何のコトを言ってるのぉ?」
「ガスパーにはまだちょっと早いコトだよ^^」
「(……むしろPKやPKKとかチート以前に、この女の口塞ぐ方法考えとかねーと)」

そんな方法考えるだけ無駄だろーがな。ったく、コイツにだけは敵わねぇ。
俺を黙らせられる女と言や志乃しかいなかったのに……何なんだろう、コイツは。
会ってからまだほんのちょっとしか経ってないってのに、どんどん俺の中に入ってきて――――――。


『真似すんの禁止』
『伝染すの禁止』
『にょう?』
『ソラの口癖、伝染っちゃって困ってる』
『そりは大変』
『ほんとだってば』


……くっ。

「ハセヲ、ど、どした? 気分、悪い?」
「にょう? 体調不良ってヤツ?」
「……いや、何でもねぇ。何か、よく分かんねーけど……」

今、何かすげー大事なコト、思い出しそうになった。
何だったんだ、今の……。

「試合前だし、気づかないうちに緊張してるんじゃないかな」
「リラックスだぞぉ」
「ホントに大丈夫だって」

っつかしーな、大抵のコトじゃ緊張なんざしねぇはずなんだが……。
でもトーナメントが始まってから妙な感覚があるのも事実だ。
視られている、誰かに。人間の視線じゃねぇ何かに。
最初は八咫が知識の蛇を通して俺のこと見てると思ったが、それもどうも違うっぽい。
もっと違う何か異質なモノが俺を見てる気がする……ただの勘だけど。
何が見てる? マリア様じゃねーよな? ……女神?

「ハセヲ、あたしもおばあちゃんと晩御飯食べるから一旦落ちるよ。きみの試合には戻ってくるからさ」
「あぁ。食ってこいよ」
「それじゃー、ごきげんよう。しゅばっ!」
「……揺光とカールの学校って女子高か?」
「は?」
483名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 05:22:26 ID:g+ynwLrO
天下一武道会開始? アウラ様がみてる? 何のことです?
おやすみおまいら
484名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 05:35:44 ID:H28FVrwh
>>483
GJ!
ホント毎度のことながら素晴らしいっす
続きwkktk
マリみてwwwww
485名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 06:53:45 ID:3/wW2C2X
GJです!
486名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 07:51:21 ID:rT7DVA/d
いつも通りネ申作品投下Good Job・・・って、ちょっと待てwww
ハセヲは「はわわ、ご主人様、敵が来ちゃいました」知ってんのかwww
487名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 10:06:08 ID:1M5OGeya
GJ!
いつもいつもネ申作品ありがとう
488名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 11:45:42 ID:mDMHvqcr
こ、この展開は、ハセヲ×カールの伏線か!?
489名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 16:08:01 ID:J29o0QT6
つかカールがヤンデレ化したみたいになってたのが気になった。
490名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 20:23:55 ID:LxhpRCRF
>あぁもうヤバイ、超ヤバイ、嬉しくて嬉しくて頭がどうにかなりそう!!!

これを読んだとき、なぜか『もう頭がフットーしそうだよ!』を連想した俺がここに。
491名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 20:36:03 ID:DxahPH4v
ついにハセヲ=楚良キター!!
GJ!GJすぎるぜ!
492名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 00:03:42 ID:kRFAXEI5
>シラバスが揺光の応援…
相変らず本命に報われない女だな槐
493名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 00:07:16 ID:b6H50NSg
まとめって製作中?
494名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 01:13:28 ID:2VUGDAcu
>ガスパーにはまだちょっと早いコトだよ^^
笑顔で言うシラバスフイタw
^^のところで特にフイタ
495名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 13:54:27 ID:OWsKw9HJ
生まれて初めて書いてみた。
後半適当になっていった。
キャラの口調、ゲームシステムが把握しきれなかったなーと今猛省中。
とりあえず投下
496名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 13:55:16 ID:OWsKw9HJ
さっき突然、
「教えて欲しい事があるんだ〜
もし暇だったらマク・アヌのカオスゲートまで来て欲しいんだぞぉ〜?」
とガスパーからメールが来た。
ログインしてカオスゲートに行くと、
「ハセヲぉ〜!来てくれたんだぁ!こっちこっちぃ〜!」と嬉しそうに手を振っている。
元々話を聞いて落ちるつもりだったが、ガスパーはどこかに行こうとしている。
(どうせする事もないし・・・ついて行くか)と思いガスパーについて行くことにした。
PTを組み、他に人がいない事に気づく。
「今日はシラバスと一緒じゃないのか?」
そう言うとガスパーは
「シラバスは今日都合が悪いんだって〜」
(あいつが?これはもしやAIDAに関係が!?)
と、不安を募らせたが
少し前に俺達が解決したんだっけ、とすぐに思い出す。
「ところで教えて欲しいって何の事だ?」
ふと思い出し、ガスパーに聞くと
「あ〜・・・ちゃんと二人になってから話すぞぉ・・・」
とそう言ったきり俯いてしまった。
悪い事聞いたか?と考えながら、ここでずっと時間を潰すわけにもいかないので、
「あ、あぁわかった。じゃ行くぞ」
というとガスパーは機嫌を戻し
「了解!」と言ってフィールドに転送されていった。
(話って何だろうな・・・。
ま、もっぱら学校で好きな子ができて・・・とかそんなとこだろ)
と鼻で笑い飛ばし、ガスパーの後を追った。
497名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 13:55:50 ID:OWsKw9HJ
フィールドに転送されると、そこには、既に到着して辺りに人がいないか確認するガスパーがいた。
俺が到着した事にまだ気づいてないらしく、キョロキョロとフィールドを見回していた。
「何してんだ?」
「ひゃぁ!・・・・・ってハセヲかぁ〜」
と、毎度毎度のオーバーリアクションで驚かれた。
「さて、人、いなかっただろ?で?話って何だ?」
もう一度注意深く人がいないのを確認してから、ガスパーが口を開く。
「あのねぇハセヲぉ、おいら前にメールで気になる子がいるっていったよねぇ?」
「あぁ、あの弥生ちゃんって子か」
「うん・・・」
「弥生ちゃんがどうかしたのか?」
「今日学校で、体育祭の時に撮った写真を友達に貰ったんだぞぉ〜」
「ほう。それで?」
「それでねぇ?弥生ちゃんと撮った写真も中にはあってぇ〜・・・」
(やっぱり・・・しかも自慢にならない自慢かよ)
そう思ったが素直に続きを聞くことにした。
「良かったじゃんw それがどうかしたのか?別に俺が教えるような事もないし」
「あ、あのねハセヲぉ、それで家に帰ってから弥生ちゃんとの写真を見てたんだぞぉ。そしたら・・・・」
ガスパーはそう言って、下を向いて何かもじもじしている。
(あれ?俺も少し昔にそんなピュアな事があったような・・・・・?)
昔好きな女の子や、その子の写真を見て少し発情した覚えがあった。
それが体育祭の時なら相手は体育着・・・・・・・尚更か。
(あ〜そうか。ガスパーも思春期だもんなw)
そう思い、遠い目をしていたが、一向に続きを話さないので、確認するように聞いてみた。
「なんつーかあれだろ?・・・・勃起しちまったんだろ?」
「へ?ぼっ・・・・・きぃ?何だそれぇ〜知らないぞぉ?」
(確かこいつ中一だったよな?保健でやるだろうに、勃起わかんねぇのかよ・・・・)
そんな疑問を抱きながら、言い方を変えて聞く。
「写真見て興奮したんだろって言ってんだよ」
「へ!?・・・そうかも・・・でも、よく分かんない・・・」
(大体「教えて欲しい」事も分かったし。しかしこれは自分で言わせる!)
そう思い、再び聞いた。
「じゃ教えて欲しい事ってなんなんだ?」
「はぅ〜・・・・弥生ちゃんの写真見てたらねぇ?何だか色んなところに目が行っちゃって・・・・
そしたら段々あそこが大きくなっちゃったんだぞぉ・・・」
そこまで一気に言い切ると、相当恥ずかしかったのか俯いた。
(これは・・・なんつーかこういうのも悪くないな。いやむしろこれはいいな!)
そう思いながら、ハセヲは少しいじめる。
「あ?あそこってどこよ。」
ガスパーもそこを聞かれるとは思ってなかったらしく
「え?あ・・・うぅ・・・」
ともじもじしていたが、
「ハ、ハセヲも男の子なら・・・・・・わ、分かる場所だぞぉ〜!」
と少し焦り気味に言った。
それが頭のどこかで、見事にストライクに入ったハセヲは
「あ、あぁ分かった。股間だなうん股間股間」
素直にそう言うと、ガスパーは続けた。
「そうだぞぉ・・・・・それでねぇ?教えて欲しい事なんだけどぉ・・・
好きな子の写真とかを見て、あそこが大きくなるのって変なのかなぁ?」
少し上目遣いで聞かれた。
身長の差から必然的に上目遣いになるのだが・・・・。
(なんというケモショタ。これは間違いなく俺のストライクゾーン\(^0^)/)
498名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 13:57:19 ID:OWsKw9HJ
軽く変な方向に煮えてしまい、ボーッとしていたハセヲにガスパーは言う。
「や、やっぱり変なんだね・・・」
徐々にガスパーから元気が無くなっていくように見えた。
それに気づいたハセヲは
「お、おい。変じゃねぇよ。それは普通だって。しかも思春期の男なら当たり前だっつーの」
えっ?と驚いた感じでハセヲを見上げるガスパー。
「へっ、変じゃないのぉ!?ほんとぉ〜!?」
「あぁ。俺だってなる。でもすぐに治すけどな。」
間違った言い方をして、慌てて言い直す。
「いや、治る、だったな。」
しかしここはザ・ワールドというオンラインネットゲーム。
会話のログが残るのは当たり前だ。
「治す?どうやって大きくなっちゃったのを治すのぉ?」
(し、しまった・・・・でもこれは調教フラグ。言ってしまったのはしょうがない・・・)
「知りたいのか?」
「もちろん!何か大きくなったままだと落ち着かないぞぉ!」
「じゃまずリアルでズボン脱ぐんだ」
率直ではあったが、こう言う以外に方法が無かった。
「えぇぇぇ!?」
当然のようにガスパーは驚く。
「・・・・・どうしてもぉ?」
ガスパーは少し間を空けてから言った。
「少なくとも他に俺が知ってる方法は無いね」
ハセヲがそう言うと、ガスパーは少し止まってしまった。
「ど、どうした?」
若干不安になったハセヲは聞いた。
「一応・・・・脱いだぞぉ」
(あ、リアルで脱いでるんだから止まるのは当たり前か)
「じゃ次はパンツだな」
「えぇ!?さすがにそれは恥ずかしいぞぉ!」
「治らないぞ?」
「はぅ〜ん・・・・」
ガスパーはまた少し止まった。
(この間がたまらないな・・・フヒヒwwwwww)
「もっ、もしママが部屋に入ってきたらおいらどうしようもないぞぉ・・・」
「部屋に鍵とかねーの?」
「あ、ちょっと待ってて〜」
どうやら部屋の鍵を閉めに行ったらしい。
「この後は・・・?どうするんだぁ〜?」
「弥生ちゃんの写真を穴が開くほど見つめれば次の道が開けるはずだぜ?」
「分かったぞぉ〜」
そこでガスパーは止まった。
(ガスパーのやつ・・・どうしたんだ?)
数分経過して、ふと思う。
すると
「次の道って何なんだぞぉ〜?」
と戻ってきた。
499名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 13:57:49 ID:OWsKw9HJ
「あそこ、大きくなったろ?」
「あぇ?・・・大きくなってるぞぉ〜」
「次のSTEPはだな、あそこを握って上下に動かす」
「あそこを握るのぉ!?あんまりキレイじゃないぞぉ・・・」
「ちゃんと風呂で洗ってんだろ?なら大丈夫」
「うぅ〜・・・分かったぞぉ」
(これはボイスチャットだから、俗に言うテレフォンセックスに近いな。ガスパーは気づいてないからいいか)
「・・・動かしてるぞぉ?」
「どうだ?どんな感じだ?」
「なんというか・・・くすぐったいだけだぞぉ?」
(最初ってそんなもんだっけ?)
と昔を思い出してみたが、そんな記憶はとうに無い。
「皮を剥いたり被せたりしてるか?」
少し大胆になってきて、そう聞いた。
「えっ・・・?皮を剥くってどういうことぉ?」
(あちゃ〜・・・・。こいつはまず皮すら剥けてないのか・・・・)
「あそこは皮が剥けるんだ。下に思いっきり下げてみろ」
「へ?ほんと?・・・痛っ!」
(剥けてないのを自力で剥くって痛いらしいな・・・。俺は子供の頃から剥けてたけどw)
そんな事を思いながら、まだ頑張っているであろうガスパーに言う。
「あんまり無理して剥いても後が痛いだけだ。とりあえず今はやめとけ」
「うぅ〜・・・分かったぞぉ〜」
段々ガスパーも素直に従ってくるようになった。
500名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 13:58:21 ID:OWsKw9HJ
「小刻みに、なおかつ速く上下に動かし続けてみ。」
「りょ、了解!」
そう言うとガスパーはまた止まった。
(ガ、ガスパーも可愛いかもな・・・)
そんな事を考えていたら数分が経ち、ガスパーが動いた。
「ちょ、ちょっとおしっこ出そうだからトイレ行ってくるぞぉ!」
と再び止まってしまった。
(・・・・・・・・・イッたな)
そう確信していると、ガスパーが戻ってきた。
「トイレ行ってもおしっこ出なかったぞぉ・・・」
(何だ・・・)と失望した後にふと思い出した。
「お前下半身すっぽんぽんでトイレ行ってないよな?」
間をおいてガスパーは
「あ・・・」
(やっぱりか。)
しかしここで終わらせると俺もガスパーも燃え尽きない。
「過去の事は忘れろ。運が良かったと思って忘れろ」
「う、うん・・・。本当にママに見つからないでよかったぞぉ〜」
「もう一度さっきの手順でやるんだ。
スネーク、今度はトイレに行かないでティッシュを使うんだ。」
段々壊れていく俺。
「? 何のことぉ? でもまぁいいやぁ、またやってみるぞぉ!」
「おう。トイレ行っちゃダメだぞ」
すると今度はマイクの電源をOFFにせず始めたらしい。
「ぅぅ〜・・・ふぅ・・・ふぅ・・・」
(これはいいエロボイスですね)
そう思いすぐさま録音を開始した。
「ふぅ〜・・・んっ・・・いてて・・・」
(まだ剥こうとしてるらしい・・・ガスパーのヤツも大変だな)
「ぅ〜・・・はぁ〜・・・んっ〜・・・はぁはぁ・・・・・あっ、何か変な・・かんじぃ〜・・・」
「ほらもっと速く!」
つい口出しをしてしまった。しかしガスパーは普通に答えた。
「わ、わかっ・・・たぞ〜・・・・・・・あっ、おしっこ・・・出る・・・」
「おしっこぉ〜・・・出ちゃ・・・う・・・。 あ、ティッ・・・シュが・・・あれ!?」
(もしかしてティッシュが手元に無かったとか・・・それは無いか)
「あっ、間に合わない〜! ひゃぁぁっ!!」
(今度こそイッたな)
「うぅ〜・・・あぅ〜・・・」
ゾンビのうめき声に似た物が聞える。
「どうだ?気持ちよかったか?」
応答がない
「どうした!スネーク!スネェェーーク!!」
すると返事がきた
「はぁ・・・ハ、ハセヲぉ〜・・・ティッシュがなくてぇ・・・床でしちゃったぁ〜・・・」
(完璧にお漏らしと勘違いしてるな・・・)
「どうだ?何が出たんだ?」
「うぅ〜・・・ん?おしっこみたいに透明だけどぉ・・・少し白っぽくてちょっとだけネバネバするぞぉ?」
「それが精子ってやつだ。で、大きくなったあそこも元通りだろ?」
「こっ、これが赤ちゃんの種!?お、おいらもそんなのが出るようになったの!?」
いくらガスパーでも精子くらいは保健の授業でちゃんと覚えたらしい。少し喜んでいるようだ。
「あ、ほんとだぁ!大きくなってたのが戻ってるぞぉ!」
「これが大きくなったのを治す唯一の方法だ。で、ガスパー。もう用は済んだよな?」
「うん!ありがとぉ〜ハセヲぉw ハセヲは物知りだね!」

〜終〜
501名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 13:59:33 ID:OWsKw9HJ
とりえあず途中のsage忘れはごめんなさい。
もう書く気はないですが、指摘お願いします。
それでは
502名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 14:24:39 ID:7lRMi4+a
死ね
503名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 14:56:43 ID:OdHVPWrB
建前:死ね
本音:GJケモノ好きとしては結構よかった

>>502死ねと言ったんだから書けよ?>>502の作品に期待
504名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 15:26:01 ID:wdmy62Xv
小学校ですか、ここは
505名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 20:10:51 ID:vvUeElfb
>>403を見て、未だに煽りにこんな返し方するやつがいるのかとしみじみ思った

小説は…あれだ。ガスパーのリアルがアレだから、悶々とはできなかったなww
つーか、女のケモキャラ(しかも獣人)がタビーしかいないのはなしだろ…
ジョルジュの彼女とか首輪しつ鎖でつないで
もろくそ調教したいんですけど
506名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 20:46:06 ID:vvUeElfb
ああ、>>503
507名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 21:11:14 ID:KXKzKJlZ
今宵の職人に期待
508名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 00:41:31 ID:2YI1aZrJ
>>501
ガスパーのリアルは身長175cm、体重90kgのぱっちゃり型だからなぁ。
なんかこう……駄目だ。

ショタキャラなら望とかならまだ良かったんだけどなぁ。

>>505
確かカオティックPKのジニーファイブがケモノキャラだったはず。
リアルは13歳の女子中学生。人懐っこくて無邪気な人気者だとか。
509名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 02:24:06 ID:zprcCl1T
おまいら乙
トーナメント休憩編投下
510名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 02:24:45 ID:zprcCl1T

「碑文について知りたい? 今頃になって?」
「だってよ、“碑文使い”って名乗ってるのに碑文のコト全然知らねぇってのもマズいだろうが」
「……まぁ、一理あるわね。
 貴方達には憑神についての説明はしてあるけれど、碑文についてはノータッチだったし」

未帰還者達が全員復帰した後、パイにそんなことを尋ねたことがある。
検索すりゃ昔のBBSのログとかに行き当たるかもしれねぇけど、やっぱそーいう憶測とかよりも
直接関係者に問いただした方が早いからな。

「黄昏の碑文っつーのはエマ・ウィーラントって女が自分のサイトで公開してたネット叙事詩だったんだろ?」
「そう。そして彼女亡き後、彼女と懇意だったハロルド・ヒューイックが碑文を
 ネットゲーム“フラグメント”としてCC社に売り込んだ。目的は自分達の娘、究極AIアウラを誕生させること」

……何つーか、すげー執念だな。そこまでするか?ってカンジ。
俺には理解できねぇ天才と狂人の境でもあんのかね。
痛みの森の最深部で出会ったあの野郎がハロルドなら確かにイカレてら。

「碑文の中に闇(ダック)の女王ヘルバと光(リョース)の王アペイロンってのが
 出てくるけど、コイツらって何なんだ? このゲームに出てきたことあったっけか」
「飽くまで設定上の存在よ、今の《The World》にはあまり関係ないわね。
 ヘルバとアペイロンが手を組んで禍々しき波、つまりはモルガナを倒すと碑文の一説にはあるけれど……」
「よーするに、スーパーデビルとスーパーゼウスみたいなもんか」

ヘルバって名前のすげぇハッカーが7年前、2010年の事件に関わってるって記事も見たことがある。
少なくとも7年前までは確かに居たんだ、闇の女王も光の王も。
今の《The World》に奴らの影も形もないのは、志乃が言ってたみたいに愛想が尽きちまったのか……。

「波が押し寄せた後、夕暮れ竜を求めて旅立ちし影持つ者、勇者サヤも二度と帰ってくることはなかった。
 これが精霊の時代の終焉、そして新たな時代の始まり。
 《R:1》は精霊の時代、《R:2》は人間の時代が舞台だと思ってくれて構わないわ」
「その勇者サヤってのが7年前の勇者カイトか。へぇ、当たってるじゃん、碑文の予言」
「或いはゲーム自体が碑文の通りに事態を進行させたのかもしれない。
 もう7年も前のことだし、データも1年前の火災で大部分が失われてしまったから私も確証はないけどね」

とにかく、碑文の通りに伝説の勇者が物語を上手く良い方向に持ってったのは事実みてーだ。
じゃあこの世界は……? 俺達が今過ごしているこの世界も、クビアの時みたいに終末を迎える時が来るのか?
7年前の戦いじゃ勇者カイトの持ってた腕輪がクビアの反存在、
そして今度の戦いじゃ俺達碑文使いがクビアの反存在だった……この先、新しい反存在が生まれる可能性は?

「碑文に興味があるのなら、もっとよく調べることね。
 個人サイトを検索すれば当時のログをとってるとこだってあるでしょうに」
「関係者の生の意見が聞きたかったんだよ」
「それなら私ではなく八咫様に聞けばいいじゃない」
「アイツもドットハッカーズだったんだろ? 何か悔しいじゃねえか、そーゆーの」
「意地張っちゃってw」

一応は“真ドットハッカーズ”だしな、俺達。
なつめセンパイならまだいいけど、ぴろし3とか八咫から当時の話聞くのもアレだろ。
俺にだってそれなりの志みてーなのがあってだな……。

「んで? アンタはまだこの会社に残んのか? あれだけ無茶やってよくクビにならねーなぁ」
「憑神を使役できて尚且つ、このPCと私が同調できる以上はクビになんてできないでしょうね」
「もしクビになったら?」
「訴えるわ。そして勝つわ」
「(……)」
511名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 02:25:56 ID:zprcCl1T

***********************






「ハセヲ、本当に大丈夫かぁ?」
「あぁ。俺も夕飯食ってなかったし、ちょい喰ってくるわ」
「腹ごしらえは大切だよね。まだ時間たっぷりあるし、今のうちに栄養補給も悪くないかも」
「そーする。じゃ、また後でな」

よくよく考えりゃ、学校から帰ってきて飯も食わずにログインしてたからな。
さっきの立ちくらみっぽいのは夏バテの前兆みたいなもんだろ。
自炊が長いと栄養が偏りがちになるって言うし……改善の必要、アリか?






「シラバス、ハセヲは?」
「ハセヲも晩御飯だってさ。試合前には戻ってくるよ」
「ふーん」
「揺光もオイラ達と一緒にハセヲの応援だぞぉ!」

ついこの間まで……正確にはアタシがエンデュランスに負けるまで、この風景が当たり前だった。
アタシと、シラバスと、ガスパーの3人。あぁ、七星を入れれば4人か。
懐かしいな、ハセヲと会うちょっと前だっけ……。


「まだか、試合はまだであるかっ!? 今にも湧き上がる闘志で拘束具が弾け飛びそうであるっ!」
「お願いですから試合中に暴走だけはしないでくださいね。恥ずかしいのは私達なんですから……」


……ん? あの金ぴか大男と一緒に居るのって……。

「あれは……」
「揺光? どしたのぉ?」
「悪い、アタシもちょい用事! すぐ戻るからっ」

確か、ハセヲと一緒にトーナメントにエントリーしてる女だ。
アタシと同じ双剣士で名前は……なつめ?
一部じゃエッジ系ウエポンのコレクターだとかもう何年もこのゲームやってて
重度のヘビーユーザーとか言われてる……あとカオティックPKにもよく似たのがいたような?

「(最近、ハセヲといつも一緒に居るよな……嫌でも気になっちゃうだろ……)」

ハセヲに限ってそれはないと思うけど、念のため。そう、念のため。
それにトーナメントに出てる以上、決勝を目指すなら間違いなくハセヲ達と戦うんだし……
これは言ってみれば敵状視察視察みたいなもんなのさ。孔明も戦の前は敵の潜伏してる地形とか調べてるだろ?

「(それに個人的にも興味あるし)」

同じ双剣士なら、どっちが強いのか雌雄を決してみるのも面白いだろうしね。
512名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 02:27:20 ID:zprcCl1T



「それで揺光さん、私にご相談したいことって何ですか?」
「あのー、えっと……」

……完全にしくじっちまったじゃないか。
よくよく考えりゃ初対面の相手だし、かと言って面と向かって
「アンタ、ハセヲのことどー思ってんの?」とか聞くのも何か痛い女っぽい。
声かけたのはいいけど、どう話をハセヲ方面に持ってけばいいのか全然分かんないよ……。
こ、こういう時、カールがいたらなぁ。

「な、なつめサンって、何年もこのゲームやってて経験豊富って聞いて……」
「はわわっ! 経験豊富だなんて言われたの、なつめ初めてですよぉ!」
「そ、それで……ちょ、ちょっとアドバイスをしてもらおうかなって……」
「ハイ! なつめに答えられることでしたら何でも答えてあげますよ〜」

……良かった、とりあえず褒めるとノリやすいタイプみたい。
じゃあ、最初は遠回しに聞いて行って徐々に核心に迫る、って方向で。
……って、何でアタシこんな卑屈になってんだろ。
いつものアタシらしくストレートに聞いた方がやっぱ良かったかな……。

「アタシ、とある事件がきっかけで男の子のPCと仲良くなって……」
「わぁ! 恋愛相談ですね!?」
「ハ、ハイ……」

目が細いから何考えてるか分かんないけど、今のは間違いなく嬉しそうな声だったね……。
い、意外とこのヒト、恋愛経験豊富なのか?

「気が付いたらその子のコト、ずっと考えてたり……
 2人きりでタウン歩いたり、エリア行ったり、クエストしたいな、って考えてて……
 他のプレイヤーがいないトコで手繋いだり、だだだ、抱き合ったりとかしたいな、って……」
「へぇ〜なるほどですね」

なるほどで済ますなよなっ! アタシにとっちゃ大問題なんだぞ!

「それで? 揺光さんは、そういうコトを考えるご自分が嫌なんですか?」
「いっ、嫌じゃないっ! む、むしろ……そういうコト考えるのが、楽しくて……だから困ってるって感じで……」
「困ってるんですか?」
「……だって、それってアタシばっかりその子のコト、一方的に好きみたいで……何か、上手く言えないけど……」
「う〜ん。青春ですねぇ」

アタシはハセヲが、亮が好き。これは間違いのないこと。
好きじゃないならわざわざリアルで会ったりなんかしないし、告白されてもOKなんかしない。
アイツがアタシの前に誰を好きだったかなんて関係なく、アタシはハセヲを……。

「ね。揺光さんはその男の子に触れたいって思ったことが、あるんですよね?」
「……うん」
「手を繋いで欲しかったり、抱きしめて欲しかったり……でも、それだけですか?」
「違う! もっと……その、ずっと一緒に居たい、って思う時だってあるよ……」
「ならそれでいいじゃないですか。
 その男の子が揺光さんのコトを大事に思ってくれているなら、ちょっとのワガママくらい聞いてくれますよ」
「そっ、そうかな? ホントにそう思う?」
「ハイw」

よ、よく分かんないけど、説得力がある気もする……!
そそそ、そうだよな、ハセヲはアタシの王子様だもんな!
アタシのワガママ全部聞いてくれるって、結婚式イベントの時に言ったもんな! 幸せにするって……言ってくれたんだ。
513名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 02:28:20 ID:zprcCl1T

「揺光さんって可愛いw 何だか昔の私を見てるみたいです」
「む、昔のなつめサン?」
「私もこのゲームをやってて好きな人、見つけたんです。
 揺光さんと同じように、その人に触れたい、触れられてみたい、一緒に居たい、っていつも思ってましたよ?」
「そ、そうなんだ……」
「恥ずかしいことじゃないんですよ、恋愛って」

そ、そっか……アタシだけじゃ、ないんだね……。
何か胸がスッとした感じ……へ、変なの。
カールに……潤香に話せば間違いなくネタにされて笑われるだろうから今まで黙ってたけど……。

「なつめサンって……すごいんだ……」
「私なんて全然ですw 結局7年もその人に片思い中なんですよ〜」
「それでもすごいって」
「そうですか? でも自分でもあっさりとさっきみたいなコトを言えちゃうのは驚きです〜。
 昔の私だったらきっと、恥ずかしがってばかりで一歩も踏み出せずにいただろうし……やっと、変われたのかなぁ」
「振り返ればそこにあるスタートライン、まだ進んじゃいないってコトもあるだろうけど……踏み出せたんだよ、きっと」

それからアタシ達は時間の許す限り話をした(なつめサンも試合時間迫ってるし)。
今までのコト、そしてこれからのコト。当然ハセヲの名前は伏せたまんまだけど充実した内容だったと思う。
互いの将来のこととか、どんな恋愛がしたいかとか、このゲームやってて良かったこととか。
話していくうちにアタシは本来の目的も忘れて、話に聞き入ってしまう。
この人は……もうハセヲじゃない誰かのコトが、ずっと前から好きなんだ。
アタシ以上に一途で、しつこい性分なのかもしれない(とてもそんな雰囲気には見えないけど)。
何か……カールとはまた違う意味で、この人も大人なんだな、って。

「なつめサン、絵本作家目指してるんだ?」
「はい。小中高とずっと図書委員してたくらい、子供の頃から本が好きで……」
「あ、分かる。アタシも図書委員してるから」
「わぁ、偶然ですね!」

カールみたく「物知りだから」って理由で図書委員にされちゃうようなのがいる反面、
なつめサンみたく純粋な理由で図書委員になるような人もいるんだね……。
アタシ? アタシはまぁ、心の鍛錬として本を……って言うのは理由になんないかなぁ。

「本が好きな理由なんて、そう難しく考える必要ないと思いますよ。
 頑張る時、辛い時、夢が紡ぐお話が好き。それでいいじゃないですか」
「……何気に名言で“ずっきゅーん”って来たよ」

短大出て、絵本作家目指してる……かぁ。
アタシ、将来のこととか全然考えたことなかったからなぁ。
ハセヲにも「将来はお嫁さんになる!」とか幼稚園児みたいな応え返しちゃったし……欝だ。
進路シートには一応、大学に進学とか書いちゃってたけど……どうなるんだろ、アタシ。
ハセヲが幸せにしてくれるのをただ待つだけ?
それもありな気もするけど……アタシもハセヲを幸せにするって言った以上、絶対に約束は破りたくないよ!

「……アタシ、間違ってた」
「?」
「待ってるだけじゃダメなんだ……幸せになりたいなら、アタシも何かしなきゃ、って!」
「具体的にはどうしたいんですか?」
「……もっとソイツのコト、好きになりたい。
 ソイツのコトもっと理解してやりたい、ソイツの好きなものとか、色んなもの全部!
 全部ひっくるめて……ソイツのコト、好きになりたいから……だから、もっと好きになる努力をするっ!」
「ば、漠然としてますけど……揺光さんらしくていいですね、一途で」
「そ、そかな……でも、アリガト」
514名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 02:29:33 ID:zprcCl1T

「やっぱり人生、何か目標があった方が楽しいですからw」
「……うん」

男も女も骨太であるべき、ってのはアタシの偏見かな。
骨太じゃなくてもずっと好きな人のために頑張ってるなつめサンみたいな人もいるんだから。
あー何か分かった気がする。何が分かったのかは分かんないけど。

「そーいえば。なつめサンって今回のトーナメント、優勝狙ってんの?」
「勿論です! 噂ですけど、優勝商品は超レアな武器だって……双剣だといいなぁぁぁ」
「……負けないよ? ハセヲが相手なら尚更だし」
「はい、それはこちらもですよ〜! もしかしたらカイトさんも見に来るかもしれないし……」
「カイトさん?」
「あ、こっちの話です」

順当に進めば明日か明後日、ハセヲのチームち対戦することになるだろうね。
それは勿論ハセヲ達が今日の試合に勝ったら……の話だけどさ。
まぁ、大丈夫だとは思うけど……何か、妙な胸騒ぎがする。
ハセヲがどっか遠くに行っちゃうような……何とも言えない未来視。
……アタシも本の読みすぎだね、どうも。

「とにかく、相談に乗ってくれてアリガト。何かすっとした」
「お役に立ててどうもです。私でよかったら、またいつでもお話相手になりますよ〜」

何か、女同士でここまで腹割って話せたの初めてかも。
潤香じゃあ、こうはいかないよな……。

『間もなく本日最後の試合【チーム:ProjectG・U】VS【チーム:Avenger】の開始時刻となります。
 エントリーされている選手は控え室に集合してください。繰り返します―――――――――――――――』

「おっと。もうそんな時間か」
「う〜いよいよ私達の試合かぁ……わ、私、こういうの緊張しちゃうんですよぉ……」
「なつめサンなら大丈夫だって」

嘘じゃないよ、アンタは強い。
このアタシが言うんだから間違いないって!
それにハセヲも居るんだからさ。

「ハセヲと一緒にチーム組めなかったのは残念だけどさ、なつめサンがアタシの代わりに戦ってくれたら……」
「あぁ、揺光さんの好きな人ってハセヲさんだったんですね?」
「! し、しまっ……」
「あはは。もうハセヲさんと揺光さんのカップルって有名ですし、薄々分かってましたけどねw」

バ、バレてる……さっきのアタシの三文芝居は何だったんだ……?

「でもカールさんって人もハセヲさんのコト好きなんですよね?」
「ま、まぁ……そう、みたいだけど(何で知ってんのさ〜!?)」
「三角関係かぁ……あ、でも私の時は三角どころか四角や五角だったし……障害がある方が燃えるかも……うふふふふふふ」
「……(汗)」

よ、よく分かんないけど、アンタが燃えてどーすんのさ……。

「ハセヲさんが暗黒面に堕ちないように気をつけてあげてくださいね、揺光さん♪」
「それどこのスカイウォーカー?」

ハセヲはアタシと出会う前から既に暗黒面に堕ちてたよーな……って、アンタそーいや惑星ナブーの……。
515名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 02:30:41 ID:zprcCl1T
次回アイツが帰ってくる? エロマダー? 何のことです?
おやすみおまいら
516名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 03:47:20 ID:fl8sT6tB
スターウォーズネタktkr
GJです(*´д`*)ハァハァ
517名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 21:59:34 ID:TRaojSR1
GJ!
カイトの四角五角関係って、黒薔薇・黒服・大黒+ガル子か?
ああ、あとアウラ様を忘れていた。
518名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 23:17:02 ID:rWjJvJJa
黒薔薇・スパーハカー・糸目・お嬢・足臭・廃人?
519名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 00:03:16 ID:2T8fqh6g
ブラックローズ、なつめ、ガルデニア、寺島
これで五角か
520名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 00:55:34 ID:fhg7FHB6
>>519
アトリ、揺光、志乃、タビー、パイ、ボルドー、朔、楓(+エンデュランス)に
好かれてるハセヲに比べりゃ負けるけどな。

パイがと朔がどこまで本気か知らんが、あとは皆マジだろうな。
521名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 02:14:27 ID:QIpZJVQ5
楓、朔、パイ、ボルドーは微妙。全員想い人?が居るし。
アトリ、揺光、エン様は明確。
志乃の心にはオーヴァンの影が落ちてる。
522名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 22:30:24 ID:tzned/BC
>>521
ボルドーは知らんかった……
ボルドーの想い人って誰?
523名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 22:34:18 ID:r0/qWHFE
>>522
何を今更。
(^ω^)の人。
524名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 22:49:14 ID:OrLpmv+D
ガビ?
525名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 23:33:41 ID:l8OtItw7
とりあえずsageろ
526名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 00:20:48 ID:mXhWcZfn
 長らく待たせてすまない。
 ハセヲ×楓 続きいきます。
527名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 00:25:46 ID:mXhWcZfn
 再びカランと音をたてて崩れた氷に、亮は現実へと引き戻された。目の前には変わらず
悲しそうな表情の京子がいるだけである。
 胸を締め付けられるような感覚に陥りながら、亮は再び自分を思考の渦へと投降させる。

(……なんで楓……加賀さんは俺に会おう、なんていいだしたんだ)

 彼女と自分の接点、それを振り返ってみるが《会う》という事になるほどのものがあるのか、
と聞かれればイマイチ思いつかない。

(……やっぱ、あの時言ったみたいに、お礼がしたいっていうのが理由なのか?)

 ならばなおさらゲーム内ですればいいだけの事。リアルでする必要性は無い。

(うーん……)

 まったく答えが出ず、胸中で唸りながら京子を見つめる。と、

「……どうかなさいましたか?」

 こちらの様子に気がついたのか、声を掛けてきた京子と目が合った。

「い、いやなんでもない……」

 虚をつかれ、声がうわずってしまう。自分の間抜けさを呪いながら京子の反応をうかがっていると、

「……つまらないですか?」
「……は?」

 唐突な質問に、今度はポカンとして聞き返してしまった。そうすると、京子は少し
申し訳なさそうに顔を背ける。

「その……三崎さんのような若い方が、私のようなオバさんと一緒というのは、つまらないんじゃないかと……」
「……んなことねーよ。だいたい、ゲームのせいで歳とか関係なくこうやって話せてるし、それに加賀さんもそんな老け込むような歳じゃないと思うけどな」
「……お上手ですね、三崎さんは……」

 そう言って苦笑する京子。

「……別に、お世辞でも何でもないさ」

 ――そんな彼女の姿に何か、引っかかるものを感じながらも亮は答えた。

「…………」
「…………」

 沈黙。会ってからというもの、大体はこんな感じであった。二度三度言葉を交わしたあとは、
それ以上の時間を沈黙で塗りつぶしていく……。

(そんな風だから、つまらないって思われても仕方が無いか……)

 実際、楽しいか、と聞かれれば素直に楽しい、とはいえない。
528名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 00:26:19 ID:mXhWcZfn
 8ヶ月。全てが始まってから終わるまでの、果てしなく長く…それでいてあっという間の時間。
 そんな、目まぐるしいまでの《世界》から一歩離れ、何をするわけでもなく、ただこうして静かに、
ゆっくりと、時間の流れを感じる……

(こういうのも、悪くない……)

 《三爪痕》を追うのに必死になっていた自分。自分と志乃のことしか見えなかった
――否、見ようとしなかった自分。
 …それを変えてくれたのは目の前に座る京子――楓も含めた《仲間》のおかげだろう。

(…………)

 柄にもないことを考えてしまい、少し顔が熱くなる。そんな顔を京子に察せさせないために、
亮は近場のビルに設置された大型のデジタル時計へと視線を動かした。

「5時か……」

 昼下がりに落ち合ったとはいえ、かなり長い時間こうしていたことになる。見れば太陽は徐々に傾きはじめ、その姿をオレンジ色へと変えつつあった。

「随分こうしていたのですね……三崎さん、時間は大丈夫ですか?」

 こちらと同じように時計を見上げていた京子が静かにいった。それに亮は肩をすくめると

「別に。今日は、親は仕事で帰ってこねーから、平気」

 そう、家に帰ったところで一人なのだから、時間を気にすることはない。むしろ気にすることがあるとするならば……

(今日の晩飯……どうすっかな)

 一人でいることが多い故に自炊くらいはできるが、どうにも面倒でしかたがない。
いっそのこと、牛丼でも食べに行こうかと画策していると

「そうですか……なら……その……う、家に来ませんか?」
529名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 00:28:52 ID:mXhWcZfn
「――――え?」

 完全な不意打ち。一瞬、何を言われたのか判断しかねるほどの衝撃を受ける。
 そして、数秒の時間をかけてその言葉を咀嚼し――

(え、ちょ、う、家に来ないかってことは……!?)

 未亡人。欲求不満。いけない秘め事…………そんな言葉が頭の中を飛び回り、
亮は一気に顔が熱くなるのを感じた。

「い、いえ、その……よろしかったら夕食でも、と思いまして……」
「え……あ、ああ、そ、そういうことな……」

 こちらの様子をみて察したのだろう京子の言葉に、安堵と若干の無念の混ざった言葉を吐き出す。
 ……そして、ちょっぴり期待していた自分を恥じながらも言葉を続けた。

「……まぁ、そういうんだったらご馳走になろうかな」

 その言葉に、はいと一言いって微笑を漏らす京子。

(……まただ。なんだ、この感じ)

 その姿に、再び引っかかるものを感じ、亮は胸中で首をかしげた。
 なにか釈然としない感覚の中、歩き始めた京子の後を亮はついていくのだった。

(? なんでわざわざ加賀さんの家に……飯ならそこらへんのファミレスでもできるのに)

 微量の疑問とともに。


*続く
530名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 00:31:50 ID:mXhWcZfn
 エロが始まりそうな感じなんだけど……まだ始まらなかったり。
 エロパロなのにもうしばらく非エロですまん。

 それでも期待してくれる方がいるなら、また、次回お会いしよう……
531名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 00:54:43 ID:CdO/dkOC
>>473
GJ!続き期待して待ってます!
532名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 00:55:33 ID:Q2X4pS6h
お美事!お美事にござりまする!
533531:2007/04/12(木) 10:40:26 ID:CdO/dkOC
アンカミス
>>530の間違いです…。
534名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 15:16:02 ID:YFLpxkz1
wktkしながら待ってるよ…。
>>530
535名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 15:17:18 ID:YgRKtuG4
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536名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 15:28:13 ID:YgRKtuG4
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537名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 17:10:47 ID:Q2X4pS6h
職人が考える舞台設定もなかなか楽しめるから困る><
538名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 17:17:06 ID:YgRKtuG4
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539名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 18:10:39 ID:UP3+QbMH
いつもご苦労様です><
540名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 00:00:11 ID:Q2X4pS6h
>>539
このスレにここまで粘着するとか流石に障害者だよな('A`)
どんだけこのスレが憎いのかと。
過去に荒らした時にちょっと住所晒されただけジャマイカ。
まぁ最近はネットでの迷惑行為も
警察沙汰になるし…調子に乗って
どこぞのソニー社員の様に捕まれば笑えるんだが。
そもそも荒らせば荒らすほど
悔しいと思っているアピールになるのに
なんで懲りずに荒らすんだろう。
541名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 00:37:32 ID:rIJGQm6L
なんで懲りずに触るんだろう
542名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 00:44:43 ID:+8SxNKFA
>>541
坊やだからさ‥











ごめんちと言いたかった
543名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 07:16:35 ID:0rSStORp
自分で荒らして自分でかまってるんだろ
544名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 16:09:26 ID:dpsT55y1
>>543
  。 。
 //ポーン!
( Д )

なんか勝手に話を進められて叩かれたぜ。
当人達は満足かもしれないが……
これだからネットは怖いんだぜ。
545GORRE:2007/04/14(土) 17:25:35 ID:IjQrfM79
>>437の続き。


ドル・ドナにて。
「いらっしゃいませえええ!」←営業スマイル
「いらっしゃいませえ」
ハセヲは望とともにショップどんぐりの店番をしていた。
そもそもなんでカナードでもない望がハセヲ一緒に店番やってんだとか、一人しか立てないだろうとか、そういうツッコミが聞こえてきそうだが、あえて気にしてはいない。
「あ、ハセヲにいちゃん、おきゃくさんだよ」
「あ、いらっしゃいませ!」
と、ハセヲは気づいたのだ。
客は、ボルドーだった。
「なんだ、お前か。用がないならけえれよ」
「せっかく買いに来てあげたってのに、つれないねえ」
ボルドーは商品を手に取りながら言った。
「という訳でえ、私と……」
「ん?」
「?」
ボルドーは急に黙り込んでしまった。
「わ、わた…」
「綿?」
「わたあめ?」
ボルドーの頬は何故か赤かったが、肌の色があいまって、ハセヲに気づかれてはいなかった。
(言えるなけねえだろ、こんな事…でも、ココで言わなきゃ、他のやつらに抜かれるし、何より…年増軍団には負けたくない!)
ボルドーは大きく深呼吸をしてから、ようやくはっきりと自分の意思を伝えた。
「私とデートしろ、ハセヲ!」
「……は?」
突然のことで、ハセヲは呆気にとられた。
それを影から見ている者がいた。
(よおーし、よくやったボルドー)
そう、影から見ていたのはゴッツンコとやな感じが口癖、もとい、黄色のあいつだった。
(ようし、行け! そこだボルドー。お前のそのツンデレ+ハーフといういかにも男が弱いキャラを生かすんだ!)
「ハセヲにいちゃん、あれ」
と、望の指差した先には、クーンがいた。
「なるほど…望、ボルドー、ちょっと待ってろ」
言い残し、ハセヲは…

「いいぜ、こい、来いよ…俺は、ココにいる! スケエエエェェェェェイス!」
 アバター空間にクーンを閉じ込めた。
「クーン…」
「あ、あれ? ハセヲ君? 奇遇だねえ」
「奇遇じゃねえよ。ボルドーに変なこと吹き込みやがって」
「あれ? ひょっとしなくても怒ってる?」
「当たり・・・前だのクラッカーー!」
大鎌の一閃で、ハセヲはクーンをどこかへと吹き飛ばしてしまった。
「やな感じーーーー!」
「捨て台詞かよ…」
元の姿に戻ったハセヲは、二人のところへと戻った。
546GORRE:2007/04/14(土) 17:48:50 ID:IjQrfM79
「待たせた」
「そんな待ってないけど?」
「んで、何だっけ」
「だから、私とデートしろって」
「ああ、その事か…」
なんて返事をしようか、そう考えていた矢先のことである。
「志乃恐怖のハセヲさん!」
「それで呼ぶんじゃねえ! って、欅じゃねえか、どうしたんだ。そんなあわてて」
偉くあわてた様子の欅がハセヲに助けを求めてきたのだ。
「助けてください!」
「いや、言われなくても↑の説明で分かるし」
「何言ってんだいハセヲ?」
「何でもない…で、何がどう大変で俺に助けてほしいんだ?」
「実は…楓を助けて欲しいんです!」
「楓を?」
「はい、僕がホームに帰ると慌てた様子の楓が出かけていくので、どうしたんだろうと思って後をつけたら、一人でダンジョンに入っていったんです。それで、僕も後を追っていったんですが、そこで楓が」
「楓が?」
「どう表現したら言いか分からないんですが、榊さんに騙された様で」
それだけでハセヲなんとなく状況が理解できてきた。
楓が榊に呼び出された。
おそらく、慌てた様子といっていたから、欅を人質に取った、返して欲しければ一人でダンジョンまで来いとでも言われたのだろう。
あいつのやりそうな事だ。
「楓は? その後どうなったんだ?」
「分かりません、言うことを聞かなければい状況になったみたいで。僕はそこまでしか見ていませんから、このあと楓がどうなったのかは分かりません」
「分かった。ともかく、言ってみるしかなさそうだな。榊の事だ、ろくでもないこと考えてるに違いねえからな」
そういうと、
「望、悪いがしばらく店番頼む」
「うん」
望にショップどんぐりを任せ、楓救出に向かった。


「私とのデートは?」
547GORRE:2007/04/14(土) 17:50:18 ID:IjQrfM79
今日の分終了〜。

おっといけねえ、楓の陵辱シーンを書くのを忘れてた。

548名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 18:34:07 ID:w7aH0jn+
ちょ、忘れるなy嘘です嘘ですおっきして待ってるwwwwww




もうここんとこお預け状態でログで抜いてるけど
職人さん方、引き続きオナがいします。
549名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 23:49:29 ID:r2rJtDo9
うおぃ、ボルドーはこれで終了かよ。
彼女がデレってる作品は少ないから、もっと出番を。
550名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 01:26:20 ID:SZ7KeWBz
乙。
ボルドー…頑張れw
551名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 03:47:44 ID:BD6OfZJG
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552名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 03:51:22 ID:BD6OfZJG
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553名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 03:54:29 ID:BD6OfZJG
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554名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 04:01:49 ID:BD6OfZJG
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555名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 04:04:04 ID:BD6OfZJG
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556名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 04:05:11 ID:BD6OfZJG
YATTA
557名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 08:22:48 ID:wvej3EXg
ツンデレボルドーが途中で置いてきぼりになってて(´・ω・`)カワイソス
558名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 08:50:03 ID:eJPJXrOK
朔とボルドーは誓いのグリカでうふふだからあり
ボルドーは殺デレ
559名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 09:29:53 ID:RU3ZD7QB
なんだ、この[ヤッタ]の嵐はwwwwwはっぱ隊かwwwwwwwwww
560名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 10:35:47 ID:1CdQ5/Ci
AIDAAIDAを変えたのか・・・・。
561名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 12:00:23 ID:5t7A1wu7
つまり荒らしは開眼出来ないから悔しくて暴れてるんだね...
562名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 12:22:43 ID:1CdQ5/Ci
>>561
その発想は無かった。
563名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 13:53:52 ID:RU3ZD7QB

ttp://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/rasheed01.jpg
やめて・・・・見ないで・・・・
564名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 14:01:28 ID:1CdQ5/Ci
>>563
何ブラクラ貼ってんだ・・・・・激グロ注意。
見ちまって半分トラウマなってまうかも orz
565名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 14:57:58 ID:BMs9zUbY
>>563
厨房が調子こいてんじゃねぇぞ。死ねよ。
566名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 19:16:11 ID:wvej3EXg
やり口がどんどん小学生になっていくな……
567名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 20:07:27 ID:OqwcyEih
>>563
俺は見れなかったが、幸田さんの首切り画像とか顔剥ぎとか
そんなのらしい。絶対見ないほうが良いぞ
568名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 20:27:07 ID:E0jZqNQO
飯食いつつ見ても何とも感じない自身に泣いた

569名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 21:11:45 ID:BMs9zUbY
570名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 21:17:21 ID:hnxXvSf4
大判、とうとう大判焼という副業を始めたか

>>563
見て何も感じなかった俺は危険かもしれん
571名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 21:23:19 ID:E0jZqNQO
オーヴァンさ・・・笑ってたんだ・・・
572名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 21:24:17 ID:BMs9zUbY
チョコレート味を買ったけどうまかったぞ。
商品の見た目は大判にチョコレートが入った感じ。
573名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 19:04:07 ID:4++dyzWZ
きっと大ヴァン焼には本人の顔が両面についてるんだ
574名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 22:00:31 ID:SzKP3O7v
AIDAアームも使うんで製造速度が凄まじいらしい
575名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 02:44:36 ID:/r72pcqx
おまいら乙
トーナメント憑依編投下
576名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 02:45:15 ID:/r72pcqx

「よっ、ハセヲ!」
「女ゾロゾロ連れたナンパ師がいると思ったら、やっぱクーンか」

腹ごしらえも終わっていよいよ俺達の試合時間が迫る。
再ログインし終えてアリーナに入ろうとした矢先、ハーレム作ったクーンご一行様にバッタリってワケ。
相変わらずコイツもゲームの中でよくやるよ……。

「クーンはいいのか? 結構強いんだし、出場すりゃ女にキャーキャー言われたんじゃね?」
「いや〜。俺はどっちかって言うと女の子達と一緒に試合を見る方が向いてるしさ」
「納得w」

だよな。
クーンはそーいう奴だもんな。
この取り巻きの女どもも何処に惹かれてクーンにくっ付いてんだか……分からん。

「それはアレだ。『男の一念、女性に通ず』と言うが、気がつけばこの通りさ」
「どこの佐々木小次郎だよ」

アトリに続いてお前まで聖杯戦争に参加してんのか、クーン。
まーコイツの場合は口がよく回るし、俺みたいな無愛想とは違うベクトルで生きてんだろうな。
生き方上手っぽいし。

「ハセヲはこれから試合だろ? 俺もこれからこの子達と見に行く予定だから頑張れよ」
「そりゃどーも」
「もう大丈夫だとは思うが、ボルドーや揺光の時みたいなコトは――――――――――」
「それもわーってるよ。『大いなる力には大いなる責任が伴う』、だろ?」
「うし。なら大丈夫だな!」

もう憑神は使わねぇよ。
インチキで勝ったって嬉しかねーしな。
紅魔宮トーナメントの時は憑神を開眼するために必死過ぎて、三爪痕を追ってて周りが見えなくて……。
けど今の俺は違う。
スケィスを理解して使いこなせるようになった。もう間違ったりなんかしねぇ。








******************





「なつめ、ぴろし3。準備はいいか?」
「はははは、はいぃっ! だだだだ大丈夫ですっ!」
「(ユフィと2人きりになった時のニーナ並にテンパってんじゃん……)」
「準備は万端である! 相手が誰であろうとこの情熱は消せんよ、ぬわっはっはっは!!!」
「(コイツはいつも通り、っと……)」

もー間もなく今日最後の試合、つまりは俺達の試合が始まる。
エントリーは早めにしておいたけど、結局は遅めの試合になっちまったな……いいけどさ。
相手は【チーム:Avenger】……カールの忠告通りなら一筋縄じゃいかねぇかもな。気合入れっか。
577名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 02:46:04 ID:/r72pcqx

「すみません、アトリ参上ですっ!」
「遅いよアトリ! もうハセヲの試合、始まっちゃうとこだったぞ!」
「怪物王女の収録が長引いちゃって……間に合ってよかったです……はふぅ」
「怪物くんだか妖怪人間だか知らないけど、とにかく間に合ってよかったじゃん」
「これでいつものメンバーは全員集合だね^^」
「だぞぉ」

やや遅れ気味でアリーナに到着、シラバス達と合流したアトリ。
これで揺光、カール、アトリ、シラバス、ガスパー、いつものメンバーが揃った。
ハセヲの試合への期待に胸躍らせながら、その視線をアリーナ中央舞台へと移してゆく。
「自分もハセヲと出場したかった」という後悔の念もちょっぴり交えつつ……。


『アリーナにご来場の皆様! 
 大変っ、大変長らくお待たせいたしましたぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!
 これよりトーナメント第一日目最後の試合!
【チーム:ProjectG・U】対【チーム:Avenger】の試合が始まりま――――――――――――――――す!!!!!!!』


わっと湧き上がる歓声。
それはそうだろう。これから始まる試合は恐らく、今日一番の目玉となる試合。
すでにプレイヤーの中にはハセヲチームとカオちんチーム、どちらが勝つかの賭けに話題が集中している。
チート疑惑はあるものの三階級制覇を初めて成し遂げたカリスマプレイヤーの姿を見るために、
ジャパンサーバーには夜間にも関わらず100万人単位のプレイヤーが詰め掛けていた……。


『まずは【チーム:Avenger(アヴェンジャー)】の入場です!
 カオティックPKとしてもその名が知られるカオちん選手、ぽこたん選手、ジアハート選手!
 観客の皆さんの中にも彼女達にお世話になった人は多いでしょう!
 しかしPKされて以来熱狂的なファンになってしまったプレイヤーもいるとかいないとか!
 彼女達の行くところ、今日も血の雨が降るのかっ!? 気分は月蝕グランギニョルッ!!!』


いかにも殺気を漂わせながら現れた【チーム:Avenger】。
ハンターであるハセヲへの恨みとこんな時間まで待たされた恨みの両方で怒り心頭の様子。


『そして【チーム:ProjectG・U】!
 皆さんご存知、アリーナ三階級制覇の最強宮皇ハセヲ選手率いる今トーナメント優勝最有力候補ッ!!!
 リーダーのハセヲ選手はギルド・カナードのギルドマスターも兼ねており、ギルド志願者募集中だそうです!
 そしてエッジマニアで知られるベテランプレイヤーなつめ選手と自称・鈍き俊足のドーベルマンこと白銀のぴろし3選手!
 その戦いぶりはまさにいわゆる神、アイアムゴーッド! アリーナは今日も暗黒天国と化してしまうのかっ!?』


「(神って……かみちゃまかりん?)」
「ハセヲち〜ん。カオちん、ずっとアンタに会いたかったんだよねぇ……宮皇だからって調子ぶっこいてんじゃねーぞ」
「……俺はお前らに用なんざねーけどな」
「それとエッジマニアのなつめちゃ〜ん? この前はよくも……!
 アンタもタダじゃ済まさないよ……その緑髪見ると、アイツ思い出してムカツクんだよ……!」
「わっ、わっ、私ですかぁっ!?」

なつめの場合はエッジマニアの時の人格で恨み買われてそーだよな。
大方、このカオちんとか言うのもなつめにPKKされたってとこか。
厄介だな、こーいうタイプのプレイヤーはさ。負ける気はこれっぽっちもねーけど。
578名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 02:47:20 ID:/r72pcqx

『大火様、いよいよハセヲチームの出番となりましたねぇ』
『お手並み拝見ってとこだな。腕が鈍ってなけりゃいいんだがよ、かっかっか!』
『では両者ともよろしいですかっ!? これより試合開始で―――――――――――――――す!!!!!』



「なつめ、ぴろし3!」
「はいっ!」
「任されよ!」

アリーナの基本は散開しての個々の戦い、つまりはマンツーマンによる戦いが基本になる。
仮に1人を集中攻撃したところで、そいつの仲間が“反撃”してくりゃ一発逆転だってありえんだ。
俺がPKKやってた時はアリーナになんか足を踏み入れたことなんざ無かったが、今は俺が宮皇。
退く様な戦いは見せねぇっ!

「ハセヲちんの相手はカ・オ・ち・んw」
「うりゅりゅん♪ じゃーぽこたんはエッジマニアのお相手するお」
「あたしが一番貧乏クジじゃ〜んよ〜! まーいーけどねー♪ ドッカーン!!!」

敵も1対1は望むところってか。
俺の相手は重槍士(パルチザン)、あのカオちんって女!
PCタイプは女のクセに意地の悪そうなツラしてんな、ボルドー以上だぜありゃ。

「ほーらほらほらほらぁっ! グチャグチャにしてやんよ!!!」
「お前をなッ!」

「同じ双剣士なら魔法少女のぽこたんの方がつおいに決まってるおw グリグリしちゃうから覚悟するおwww」
「まっ、ままま負けませんよっ! カイトさんのためにも……!」

「ドリル、それは男の浪漫! 私のドリルが天を突く! そこの少女、顔が2つとは生意気であるぞっ!」
「御託はそれだけ〜? どーせ全部吹き飛ばしちゃうしぃ〜♪」






「おぉ〜。ハセヲ頑張ってるねぇ!」
「何かもう僕らが踏み込める次元じゃないって感じ^^;」
「一度レベルが133から1に戻ったんだろ、ハセヲって。
 よくまぁそれがあそこまで登りつめたもんだ……ますます好きになりそw」
「……やらないからね」
「大丈夫、奪ってみせるからw」
「お、お願いですから揺光さんもカールさんも場外乱闘だけは止めてくださいね……?」

ハセヲが舞台で死闘を繰り広げる中、こちらもこちらで女同士の戦いが始まったり始まらなかったり……。

「カールの目から見てどう? あの人達、強いの?」
「強いよ、アイツら。あたしもハンターやってたから分かるんだけどさ、ゲームにのめり込んでる奴ほど強いもんだ」
「欲求がストレートだからな。強さとか名声とか自己顕示欲とか」
「確かに……今のところ、ほぼ互角の戦いしてますよね。ハセヲさん、まだ本気じゃないのかな……」
「ハセヲは手を抜いたりしてない。それくらい、あの3人はヤバイくらい強いってこと」
「思わぬダークホースってワケだ。さーハセヲ、きみはどーする?」

数々の思惑が交錯する中、死闘は続く。
579名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 02:48:45 ID:/r72pcqx

「ぬぉぉぉおおおおっ! 崩天裂衝!!!!」
「反撃!!! 天下無双飯綱舞い〜っ♪」
「あぎゃばぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」

「だっ、大丈夫ですかっ、ぴろし3!」
「よそ見はダメだお♪ バクドーン、バクドーン、バクドーン!!! も1つおまけにバクド――――――ンッ!!!!!」
「きゃぁぁぁ〜〜〜〜〜っ!?」

「なつめ、ぴろし3!」
「行かせないよぉ〜。ハセヲちんはぁ、カオちんとオトモダチになるんだからさぁっ!」
「チッ、どけよネカマ野郎ッ!!!」


『す、凄まじい攻防が繰り広げられておりますっ! 瞬きする暇さえありません!!!
 ですが先程まで五分と五分の戦いかと思いきや、やや【チーム:Avenger】が優勢かっ!?
 会場からは早くもハセヲチームに賭けていた賭け師達の怒号や悲鳴が響き渡っております!』
『安心しな。ハセヲ達はそんなヤワじゃねぇ、お前さんだって知ってんだろうが』
『た、大火様はまだハセヲチームが本気を出していない、と?』
『そうじゃねぇが……この試合、何かが起きる気がすんだ。妙な高揚感の反面、胸騒ぎがしやがる……』
『はぁ……』


カオティックPKと呼ばれるプレイヤーは、そもそもCC社公認のPKである。
PKという行為が会社公認で行われるようになった昨今の《Thw World》において彼らPKの存在は、
実はAIDAをおびき寄せるための贄であったのと説もある。
PKの求める快楽や名声を求める心こそ、AIDAの観察対象に相応しい。
この世界にもうAIDAはいない。勇者サヤの影持つものが光で満たしたから。
だが勇者サヤ自身、まだ気がついてはいない。己のうちに潜む、もう1つの反存在に―――――――――――――。

「ラッキー♪ 睡眠カウンターで動けないなら、今がとっどめのチャ〜ンス♪」
「のわわわわわっ、ま、待つのである―――――――――――――――――――!!!」

「追い詰めたお。グリグリキルキル、たっのしぃお〜www」
「カ、カイトさん……なつめ、これまでのようです……」

「あはは! お仲間2人はもーダメみたいだね、ハセヲちん!」
「(コイツらマジに強ぇ!)」

まさかAIDA=PCか!?
いや、それならスケィスが反応するだろうし、八咫がそんな奴らを出場させるはずがない。
カオちんもぽこたんもジアハートも、どいつも俺が倒したPKのはず、つまりは一度戦って勝ってる。
なのに俺達はこうして追い詰められて……これが、ゲームやり込んだプレイヤーの格ってヤツか?
俺は1年ちょっと、このカオちんってのは最低でも7年……ゲームへの思い入れの違い?
例えそれが邪な想いでも、ゲームは、《The World》は受け入れる?
じゃあ俺の、俺のあの八ヶ月は……何だったんだ? 全部無駄だったのか? 俺の想いは世界に否定された?


――――それはちっが〜うよん。よーするにさぁ、もっと肩の力抜いて楽しめってことぉ♪


「!?」
「ぽこたん、ジアハート! その2人殺っちゃったんならこっち来てよ。3人でコイツ、ボコろーぜぇ!」
「りょーかいだおw」
「オッケェ〜♪」
580名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 02:50:28 ID:/r72pcqx

――――あっはっは。ズタボロじゃーん、助けてあげよっかん?


「何だ、何なんだ……お前っ!?」

俺の頭の中に、誰かが直接話しかけてる!?
デス・ランディが話しかけてる時とは全く違う、頭ン中全てに響いてきやがる!
誰だ、誰なんだコイツは!?


『ピンチ、大ピンチで―――――――――――――――す!!!!!
 ハセヲチーム、一気になつめ選手とぴろし3選手が倒され、残るはリーダーのハセヲ選手のみ!
 対する【チーム:Avenger】は3人と圧倒的に不利! アーツを出そうものなら即座に“反撃”されてしまいます!
 大火様、この戦いやはりハセヲチームがこのまま……大火様?』
『ハセヲの奴……誰と喋ってやがんだ……?』
『は?』


「どどどどどどうしましょうっ!? ハセヲさん負けちゃいますよ!」
「シ、シラバスゥ……」
「僕らにはどうすることもできないよ……ハセヲを信じよう!」
「ハセヲは……負けない! アタシに勝ったハセヲがこんなとこで負けるもんか!」
「(あたしの知ってるきみなら……こんなのちょちょいのちょいでこなすはずなんだけどな……。
  やっぱり、あたしの勘違いだったのかな? さぁ、ハセヲ。見せてよ、本当のきみを}」

観客席の揺光達が固唾を飲んで見守る反面、カールの視線は冷ややかだった。
カールの言う“彼”が本当にハセヲだとしたら、こんな状況はピンチでもなんでもない。
自分と彼はもっと恐ろしい修羅場を幾つも潜り抜けてきたのだから。
もしこのままハセヲが負ければ、やはりハセヲはカールの想う“彼”ではなかった。
それだけのこと。ハセヲへの想いは変わりはしない。
ただし、もしハセヲがカールの思い描く“彼”だったとしたら? 答えは単純(シンプル)、殺してでも奪い取る。


「あっはっは! グッチャグチャだぜぇ!!!」
「きゃははっ! 快感だぉ〜w」
「死の恐怖っつっても、仲間がいなきゃこんなもんかぁ〜♪」


……今までの俺なら、「仲間」とか言われても単に切り捨てるだけの存在でしかなかった。
でも今は、その仲間をコイツらにヤられたことが無性に悔しい。
自分がボコられてることよりも、なつめとぴろし3が倒されたことが……悔しいんだ!


――――どーでもいーけどさぁ、勝ちたいの? 勝ちたくないの? ハッキリしてほしーにゃ〜。


勝ちてぇよ……揺光と約束したんだ、絶対に決勝まで行くって。


――――だったら戦えばいーじゃん。まさかもう戦意ソーシツしちゃったワケぇ?


うるせェ……何なんだ、てめぇ……!? 俺の頭の中に話かけてるお前はぁっ!?


――――楚良みょんだみょん♪
581名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 02:52:23 ID:/r72pcqx

――――戦えないならさぁ、ボクちんが変わりにやってやろ〜かぁ?


んだと? 俺の変わりにお前が……!?


――――もちろんタダじゃないけどねぇ。ギブアンドテ〜クはとーぜん!


冗談じゃねぇ、見も知らないテメェなんぞに……!


――――知らない? 嘘ばっか、ホントは気づいてたクセにィ〜♪


おい……マジでお前なら倒せるのか、アイツらを。倒せるとしても、お前の力なんざ借りねぇぞ!


――――倒せるよん。でもそれにはキミの身体をボクちんにちょっとの間、返してもらわないとぉ。


返す? 貸すじゃなくて、返すだと? それゃ、どういうことだ!?


――――まどろっこしぃにゃ〜。もうボクがヤっちゃうよん? 運転手はボクだっ車掌はキミだ〜っ♪


ちょっ、待てっ!!!!!










「これで、オワリだぜぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」
「それはどーかにゃ〜?」
「! 受け止めたっ!?」

勝利を確信したはずのカオちんの表情が一瞬曇る。
それはぽこたんもジアハートも同様で、何か薄ら寒いものが背筋を走る程に。
ハセヲのHPは本当にもうあと僅か、一撃でも加えれば自分達が勝利するはずなのに。
なのに、踏み出せない。誰1人。
獰猛な獣が檻から解き放たれ、ちょうどその現場に出くわすというのはこういう気分ばのだろうか。
カオちん、ぽこたん、ジアハート、リアルの3人はほぼ同時に冷や汗が身体を伝うのを感じた。
目の前の、残りHP僅かのPCを前にして、だ。

『ハ、ハセヲ選手、HPあと僅かと言うところでカオちん選手の攻撃をガード!
 次いでメインウエポンを大剣から双銃にチェンジ! これが反撃の糸口となるかぁっ!?』


「くっくっく……えっへっへっへ……へーへっへっ! ボクちぃん、参上っ!!!」
582名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 02:53:36 ID:/r72pcqx

「(な、何だコイツ、さっきとまるで雰囲気が……!?)」
「ね〜ぇ? ボクちんの仲間にバクドーンかましてくれたの、誰だっけ? キミぃ?」
「し、死に損ないのクセにしぶといおっ! バクドーン!!!」

降り注ぐ火球。
通常、呪紋というのはターゲットをロックしても、そのターゲットの素早さが一定以上のものであれば
ロックされた後も攻撃の回避は可能とされている。
要は呪紋を唱えたプレイヤーとかけられたプレイヤー、どちらが速いかということなのだが。

「直撃ィ〜♪ やったお、これでぽこたん達の勝……」
「ぽこたんっ、後ろだァ―――――――――――――――――――――――!!!!!」
「へっ?」
「撃ってもいーよねぇ? 答えは聞いてない!」

バトルフィールドに木霊する銃声、銃声、銃声。
超至近距離、それも背後。極めつけは呪紋を唱え終えて相手を倒したと思った油断。
全ての要素は揃った、あとは引き金を引くだけ。それだけの単純作業。
火を吹く二兆拳銃の連射の前に、拷鉄魔法少女ぽこたんは一瞬にして敗れ去った。

「さーて、次はどっちにしよっかなぁ〜♪」
「なッ……!?」
「何だ、今アイツ、何した!?」


『ぽ、ぽこたん選手ダウンッ!
 ハセヲ選手にトドメを射そうと呪紋を詠唱したにも関わらず回避され、
 背後からのきつーいクリティカルヒットの連続攻撃を受け、ダウンですッ!!!』


「きーめた、頭にドクロ付けたおねーちゃんからっ!」
「! ジアハートッ!」
「ちぃっ、無敵爆弾娘ナメんなァ――――――――――――――!!!!!」

双剣を翳してジアハートがダッシュで迫る。
だが分が悪い。メチャクチャに剣を振り回したところで無駄なこと。
双剣ならば“彼”の方がもっと上手で、もっと知り尽くしていることを彼女は知らない。

「しゅばっ! ばみゅん! ほらほら、どこ攻撃してんの? あと一撃でボクちん倒せるんでしょ?」
「この、クソ……!」
「もーらいっ♪ ばきゅーん!!!」
「がっ、あっ、あっ、あっ、ぐっ、ぁぁぁ……!」

捉えきれない程の速さってあるんだね、と後にジアハートは語る。
もともと自分は歌手になるのが夢のストリートミュージシャン、PKには向いていなかった。
もうPKは卒業するよ。何故って? あんな化け物、どうやって狩れっての?
ハセヲと目が合った瞬間、自分が狩られる側だってことが分かったからさ……もうPKは、懲り懲りだ、と。

「ジ、ジアハート……!」
「ハーイ♪ これで残るはパツキンのねーちゃん、アンタだっけだねぇ。どーするぅー?」
「ハセヲォ……てんめぇぇ……!!!」


『ジアハート選手ダウンッ! な、何だコレは、どうなってるんだ――――――ッ!?
 ハセヲ選手、ジアハート選手の猛攻をまるで忍者の様なトリッキーな動きでかわし、
 懐に飛び込んでまたも銃の連射、連射、連射ァッ!!! この試合、全く分からなくなって参りましたァ―――――――!!!!』
583名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 02:56:43 ID:/r72pcqx
ハセヲも望に負けない多重人格ぶり? 楚良は7年経っても変わらず? 何のことです?
おやすみおまいら
584名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 03:10:16 ID:HIPXauXA
うほっ いい楚良
鈴村登場に吹いたwwGJw
585名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 04:13:13 ID:ykz3tHcR
楚良ktkrwwwww
GJだよ(*´д`*)ハァハァ
586名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 11:38:51 ID:VBZNDSo7
バッ……     ビュンッッ!!

GJwww!!
587名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 18:15:49 ID:T6tuA/jY
GJした!
avengerの名前が出てきた時点で薄々感づいてたが、やっぱり月蝕グランギニョル吹いたww

いつもお疲れ様です。
588名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 19:01:41 ID:LZNFa8vI
「大いなる力には大いなる責任が伴う」
スパイダーマンw
589名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 21:54:11 ID:taBRWAE8
みんなネタへの突っ込みはえぇwww

GJ!
ハセヲのPCボディで楚良口調想像したら拭いたwww
590名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 22:22:37 ID:1sUwJ5tq
>>589
禿同、ハセオが「ばみょーん」とかwww
本格的に思い出したら切腹しそうだな(^^;
591名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 01:38:19 ID:Wf1Ec9kv
>>583
「答えは聞いてない」ってまだ元ネタでも出てない台詞なのに・・・。
けどなんか楚良に合う台詞だなぁ。
592名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 06:59:16 ID:3fMW+Sub
つまんね
593名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 07:59:09 ID:ilrMvTh0
>>592
じゃあお前はもっとおもしろいものかけるんだな。
さっさと書いてみろよ、どうせ書けないだろ。
594名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 11:03:11 ID:QMhdyTlI
>>583
ちょwwwwwハセヲwwwwwwwwww二重人格wwwwwwwwwwwwwwwwwwっうぇ

すでに朔望ってレベルじゃネエゾ!!!wwwwww

テラGJ(^ω^)b
595名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 14:56:55 ID:T8K/Vtvh
うーむ、相変わらず読み手を引き込む文章を書かれる!
お美事!お美事にござりまする!
596名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 14:57:32 ID:azxt9oMw
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597名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 14:58:34 ID:azxt9oMw
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598名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 15:03:53 ID:azxt9oMw
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599名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 15:07:40 ID:azxt9oMw
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600名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 15:27:26 ID:azxt9oMw
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601名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 15:32:20 ID:azxt9oMw
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602名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 15:34:54 ID:azxt9oMw
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603名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 15:38:30 ID:azxt9oMw
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604名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 15:51:52 ID:T8K/Vtvh
>>593
へいマイケル…その理屈を当てはめると
政治評論家が政権を批判したら
「じゃあお前らはもっと上手い事やるんだな?やってみろよ」と言えるし
ちびっ子達がサッカー日本代表は「下手だ」と不満を言えば
「じゃあお前らはもっと凄いプレーができるんだな?
できもしないくせに偉そうな事言うなよ」
と言える事になる…
それって少しおかしくないかい?
605名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 16:52:36 ID:ijkvRECV
カールと揺光の女の修羅場な予感ですねw。

それと、AIDAの人はおそらく自分の気に入らないカップリングを見たくない為
に荒らしているんでしょうね。
ハセ揺の時は普通でしたし…
606名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 16:53:39 ID:azxt9oMw
AIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDA
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607名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 17:29:30 ID:Pyv8oM+/
AIDA乙。
608名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 17:31:20 ID:azxt9oMw
AIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDA
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AIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDA
AIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDAAIDA

609名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 18:17:54 ID:T8K/Vtvh
>>605
特に何も考えないで荒らしてると思うよ。
まぁネットに依存しすぎた人にはよくある病気さ。
逆に去年の暮れからずっーと荒らしつづけてるみたいだし
自分の住所を晒された事で深い怨みを持ってるのかも。
まぁこのままいけばそのうちまた住所を晒されるだろうな。
610名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 18:19:56 ID:a3W3ZT1Q
いつもご苦労さまです><
自演サーセンwwwwwwww
611名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 18:22:18 ID:azxt9oMw
乙!
612名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 18:27:05 ID:T8K/Vtvh
慌てすぎw
613名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 18:40:22 ID:NBP8MKhh
>>611
ちょw
614名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 19:42:39 ID:TTPOOpxm
GJ! 今回もおもしろかったです。ハセヲの声でばみょん…イイw

1つだけ言わせてもらえば、ジアハートが途中から(素が出たにしても)ガラ悪い気がしたかな
615名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 20:32:04 ID:a3W3ZT1Q
>>611
お前がでてきてどーすんだよwwww
616名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 22:10:42 ID:Gh41cJci
なんでお前ら荒らしに触るの?
617名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 22:15:19 ID:IeIjLJZF
私のおじいさんがくれた初めてのキャンディー。
それは“AIDA”で私は4歳でした。

その味は甘くてクリーミーで
こんな素晴らしいキャンディーを貰える私は
きっと特別な存在なのだと感じました。

今では私がおじいさん。
孫にあげるのは勿論“AIDA”。
何故なら彼もまた特別な存在だからです。
618名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 22:41:13 ID:bAADtk9e
やっぱり単なる言い訳だったのか…
気を持たせといて
嘘ばっかだな
619名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:28:45 ID:r6KAAn8p
620名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 00:00:35 ID:HWU98Knb
ハセにゃん×揺光の話が読みたいw
621名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 03:13:24 ID:88AcXrL/
>>618
(;^ω^)………………
622名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 09:20:58 ID:AYQNFMgh
未成年だらけでこのスレキモイ
623名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 11:31:01 ID:PPs1rqb0
>>622
自分の事をキモイ何て言うなよ・・・悲しいじゃないか・・
624名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 13:43:35 ID:rn880eyp
まぁ煩悩を持て余した中高生の巣窟だから良いんじゃね?
625名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 14:41:26 ID:Be6a2YAZ
今宵の職人に期待

保守
626名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 11:22:54 ID:5IMBm26R
よっぽど暇なのな。
新しい学校になれなくて情緒不安定なのかな。
627名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 21:27:47 ID:DdSlZpAg
>>626
ヒント:去年の暮れから粘着荒らしが日課
628名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 22:11:25 ID:vDxPr/Vi
まとめサイトって今どうなってるんだろ
629名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 22:17:15 ID:i+NbI0/U
消えた。
630名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 23:38:15 ID:DdSlZpAg
(゚д゚)
631名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 23:47:47 ID:PtGaoreZ

432 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/03/31(土) 18:42:46 ID:8DfK+BDd
>>429
まとめサイト作りたいのだけど、家の中で色々とあるので時間が作れない。
あとこういうの初めて作るからいまいちわからない。
本当にごめんなさい。いつ作れるかわからなくなったけどいつかちゃんと作るからまっててください。



↑作るって言ってる奴がこんな現状じゃ今後作られる可能性は限りなく低そう。
諦めた方が早い。
632名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 01:12:57 ID:RgJDY3YM
そんなこと言ってやるな。気長にかつ和やかに待とうぜ(-o-;)
633名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 01:30:52 ID:/TXTiPqF
え?なに気長に待つ?はぁ…そんなの













    へ          へ|\ へ     √ ̄|        へ
   ( レ⌒)  |\   ( |\)| |/~|  ノ ,__√    /7 ∠、 \ .  丶\      _ __
|\_/  /へ_ \)   | |   | |∠  | |__   | /   !  |     | |_〜、  レ' レ'
\_./| |/   \     .| |( ̄  _) |     )  | |    i  |  へ_,/    ノ   ,へ
  /  / ̄~ヽ ヽ.   | | フ  ヽ、 ノ √| |   ! レノ  |  !. \_  ー ̄_,ー~'  )
 / /| |   | |   | |( ノ| |`、) i ノ  | |   \_ノ  ノ /    フ ! (~~_,,,,/ノ/
 | |  | |   / /    | | .  し'  ノ ノ   | |       / /     | |   ̄
 \\ノ |  / /      | |___∠-".   | |      ノ /       ノ |  /(
  \_ノ_/ /     (____)     し'      ノ/      / /  | 〜-,,,__
     ∠-''~                        ノ/         (_ノ   〜ー、、__)
634名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 18:50:26 ID:d3Z24L3/
orz
635名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 19:48:34 ID:YkNKhaZR
過去のSSでも未完のが多くあったりしますから、まとめるのは相当大変ですし…
636名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 03:46:11 ID:sl39y/78
他のスレとか見てると、Wiki方式にしてるところが結構目だつが
このスレは荒らしが腐着してるから無理ぽいしな…
637GORRE:2007/04/25(水) 00:46:15 ID:k3TB2RsN
アトリ「ハセヲさ〜ん」
ハセヲ「あ、アトリ!? なんでお前チェーンソー振り回してんだよ!」
アトリ「え? だって、女王様ですから」
ハセヲ「え?」
アトリ「跪いて私の靴をお舐め!」


ごめんなさい怒らないで下さい。あのキャラがアトリだって知ってからコレを作りたくてしょうがなかったんです。
ごめんなさ…ぎゃああああ! 切られたー!
638名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 02:45:37 ID:H7MeF6Kh
はいはいおもしろいですね
639名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 02:56:06 ID:w8VpEum4
雑談の時はコテ外した方がいいよ
640名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 22:28:20 ID:DYjo4bW5
前々から注意され、しかも何度か荒れてしまったのに
コテを外さないのは職人といえど頂けないな。

さぁ!掘ってくrアッー!
641名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 23:36:00 ID:roFnq40p
しかし職人には感謝している

どうかまだ続きますように・・・
642名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 23:48:22 ID:bAjD8Je9
もうむりだってwww『再誕』するしかwww
643名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 00:22:53 ID:VwZ5v3dU
まぁ去年から荒らしが粘着し続けているしな。
書き込み時間がもろに学生
特に小中学生あたりのソレだから
どーせ目立ちたい年頃のリアル榊なんだろ。
644名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 00:34:45 ID:kKjSo3RW
>>643
1つ間違ってる。トオル君は友達がいる
645名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 00:47:50 ID:VwZ5v3dU
>>644
.hackのトオル君:ちょっと正気を失っていた厨二病患者だったが回復。
今は爽やかになり友達がいる。

このスレの荒らし:スレを荒らすのが日課のハイテク依存症患者。
友達どころか傍には誰もいない…………


なるほどよくわかったんだぜ(^ω^)
646名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 00:54:13 ID:dN5ctWoY
荒らしも構ってもらえて嬉しいだろうな
647名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 03:18:16 ID:/mMcVo0c
おまいら乙
トーナメント編・亮×智香投下
648名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 03:19:41 ID:/mMcVo0c

「(あちーな……)」

外でセミがミンミン煩い中、蒸し暑さと寝苦しさで目が覚める。
時間は……もう昼の11時過ぎか。
夏休みじゃなかったら遅刻もんだな。

「(頭痛ぇ……あと腰も痛ぇ)」

昨夜は……何してたんだっけか。
客間に布団敷いて寝て……それから……。
寝起きの悪さは自分でも自覚しちゃいるんだがどうにも昨夜の記憶が曖昧で困る。
でも俺のそんな疑問も次の瞬間に簡単にフッ飛んだ。

「う〜ん。あぅぅ……」
「……」

俺の隣で女が寝てる。それも裸で。
客間にはエアコンがない。
窓はあるけどこの時間帯はちょうど直射日光が入って来るから室内温度は30度近くにもなる。
あぁ。だからコイツ、シーツとかタオルケットとか放っぽり出して寝てんのか。

「(やべ、思い出した。昨夜は智香と……)」

やっと正常な動きができるようになった脳をフル回転させて昨夜のコトを思い出す。
要約すると、俺はコイツと……倉本智香とヤった。
俺が誘ったんじゃない。智香の方から夜這いに来やがったから……その、つい……。
空が白みだす頃までヤってたから……寝たのは5時か6時くらいか。
疲れてるワケだわ。

「智香。おい、智香。起きろ」
「うっさぁ〜ぃ……も〜ちょっと寝かせてよぉ……」
「裸のままだと夏でも風邪ひくだろーが」
「……えっ!?」

夢見心地から一変、カッと目を見開いた智香が呆然と俺を見た。
何回か目をパチクリして状況を確認、有無を言わさずに床に転がってる
タオルケットを手に取って胸元を隠しながら、言葉にならない言葉を口からパクパク吐き出している。

「よぅ。もう昼だぞ」
「えっ、えっ?」
「あの後、眠くなるまでヤっちまったけど……大丈夫か?」

昨夜の俺はマジでケダモノだった。
とにかく何かもう色々とフッ切れたみたいに智香とヤりまくり。
布団やシーツや床に色んなモンが飛び散るのもお構いなしにヤりまくった。
その結果がこの現状。
俺と智香の体液で汚れた布団とシーツと床、裸で向かい合ってる俺達。

「……」
「? どした」
「お、おはようございました……」
「や、もう昼だけどな」

智香も朝に弱いのかそれとも恥ずいのか。
顔真っ赤にして、最終回のオレンジみたいな妙な挨拶してきやがる。
ヤってる時は互いの裸見てもそんな反応見せなかったクセに外が明るくなったってだけで
恥ずかしがるもんなんだな、女って。それとも俺が無神経なだけか?
649名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 03:20:36 ID:/mMcVo0c

「それともかく。おはよーさん、智香」
「ア、アハハ……ゆっ、昨夜はどうも……」

このまま恥ずかしがってる智香見てるのも面白そーだけど、とりあえずは腹ごしらえだな。
顔とかも洗いてーし……いっそのこと風呂に入り直した方がいいかもしれない。
俺はともかく、智香は俺が出したモンでベトベトになっちまってるだろうし。
風呂沸かしてやるか。

「風呂、入るだろ? ちょい沸かしてくるから」

さすがに自分ちっつっても素っ裸のまま歩くのも衛生上よろしくねぇ。
下は穿いとくか……って、何見てんだ智香は。

「智香?」
「……立てない」
「は?」
「腰、さっきから痛くて立てない」

さっきから妙に腰を動かしてモゾモゾしてた智香がそんなコトを言う。
腰が抜けた、とかじゃなくて腰が痛くて立てないらしい。
目尻に涙溜めてんのは寝起きのせいじゃないよーだ、どうやら。
つか、それってもしかして俺のせいか?

「何か……まだ亮の、中に残ってるみたいな気分……」
「立てないなら立たせてやろうか?」
「……いい。お風呂、沸いたら呼んで」

驚いた。
こんなにテンションの低い智香は初めてだ。
とても昨日、レインボーブリッジ見てはしゃいでた奴と同一人物って思えねぇくらいに。
揺光の時もこれくらいだったら助かるんだけどな、幾分。

「ね、ねぇ!」
「ん?」
「アッ、アタシ、初めてだったからっ!」
「……」

……こういう場合、何て返しゃいいのか分かんね。
「俺も初めてだったんだ」とか言えばいいのか?

「智香」
「う、うん?」
「……窓開いてんだけど」
「……」

クソ暑いから窓は昨夜から開けっ放しだ。
まーつまり、俺の声も智香の声も外にだだ漏れ。
今の智香の「初めてだったから!」も当然、ご近所に響いたはず。

「バカバカバカバカバカァ〜〜〜〜!!! あれだけ閉めてって言ったじゃないか〜〜〜〜〜〜ッ!!!!」
「だって暑かったし」
「全部丸聞こえってコトじゃん! アアア、アタシ達がヤってたの、全部っ!」
「この辺りは結構閑静だから、余計によく聞こえたかもな」
「開き直るなー!」

今更怒っても後の祭りじゃ、しょーがねーじゃん。
ご近所連中は夏休みで旅行に行ってる家も多いだろうし
そんな心配するコトでもねーと思うけどな。
650名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 03:21:40 ID:/mMcVo0c

****************





「ったくもー。アタシの広い心に感謝してほしいよホントに」
「どうせなら俺の部屋でヤりゃよかったな。そうすりゃクーラーもあったんだし」
「そ、そういう問題じゃない!」
「何でだよ」
「だ、だって、わざわざ亮の部屋から客間に行ったのに、
 エッチの場所変えでまた戻るのって……な、なんかマヌケっぽいじゃん、アタシが」
「……」

そーか?

「まー怒んなよ。ピザ食って機嫌なおせ」
「フンだ。C.C.じゃあるまいし、ピザくらいでアタシの機嫌なおそうたって、そうはいかないんだからな!」
「(口いっぱいに頬張ってる奴が言えるセリフじゃねーだろ)」

さすがに夜に続いて昼も智香の持ってきたカップ麺ってのも困るんで
風呂上りの後、ピザハットに宅配頼んで朝食兼昼食と洒落込んでる。
智香はまだ腰が痛いらしく、しきりに腰を抑えたり擦ったりしているのが印象的だった。
……俺、そんなに激しくヤったっけか。

「あーもう! せっかくの東京2日目なのに……これじゃ今日、出歩くの無理だよ……」
「家の中でゴロゴロしてりゃいいじゃん」
「せっかく東京に来たのにー?」
「俺と一緒に居るの、そんなに嫌か?」
「そーじゃないけどさ……どうせなら、もっと亮と色んなトコ見たいもん……」

東京見物も兼ねて俺んち来てるからなぁ、智香は。
でもこの調子だとやっぱ今日は休ませた方が良さそうだ。
智香は初めてだったそうだし、まだ体調が万全って感じにゃ見えねぇ。

「家の中でだって出来ることいっぱいあんだろ?」
「それはそうだけどさぁ……」
「俺はお前と一緒に居たいんだよ」
「う……そ、それって何かズルいぞ……もぅ……」

そう言うと智香は黙っちまう。
あーアレだな。病気の時に心配してもらえると嬉しい、ってのと似てるな、なんとなく。
俺としちゃ夕方くらいまで一緒にゴロゴロしときてーんだよなぁ。今日暑そうだし。

「じゃーさ。亮の携帯、見せて」
「? 俺のケータイ?」

別にいーけど……ってオイ。
コイツ、まさか……。

「へー。やっぱ女の子のアドが結構登録されてるんだぁ……ふーん」
「……まーな」
「げっ。アタシより先に潤香のアドが登録されてんじゃん……消しちゃおっかなぁ〜?」
「おいおい」
「ウーソ。さっきも言ったけどアタシ、そこまで心狭くないもん(ちょいムカツクけど)」
651名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 03:22:47 ID:/mMcVo0c

智香が俺のベッドに転がって、俺の携帯をいじっている。
普段じゃまずはお目にかかれないシュールな光景だった。
俺は自分の部屋に女連れ込んだことなんてないから尚更に妙な気分。
ま、昨日智香が昼寝したあたりから違和感覚悟で受け入れたけどな。

「アドレスと言えば」
「なに?」
「クーンの奴がな……」



『ハセヲ。やっぱ今の時代、PCや携帯以外にもアドレス持ってた方が便利だぞ』
『2つありゃ十分だろ?』
『甘いな。もし突然PCのHDが壊れたり、携帯を水とかに落として壊したらどうする?
 連絡が取れなくなるってのは精神的にキツイものがあるだなぁ、コレが』
『携帯に女のアドレス1000人近く登録してるアンタなら尚の事だろーな』
『そのとーり! 
 今は無料で使えるフリメがいっぱいあるんだし、予備として登録しておくのも悪くないと思うんだ」
『まぁそーかもしれねぇけどさ』
『ちなみに俺の予備アドレスは108つまであるぞ』
『(……波動球?)』



「……だってさ」
「アタシは一理あると思うけど。108つもアド登録したら管理大変そうだけど」
「アイツの場合は女と連絡取れなくなるのが嫌なだけだろ……」

ひょいと智香からケータイを取り上げて元の充電器に戻す。
ピザを食い終わって満足したのか、智香は全く抵抗せずにケータイを返してきた。
てか俺の金(正確には親からの小遣いだが)で食ったんだから感謝して欲しいもんだぜ。

「亮の言う通り今日はゴロゴロしちゃおうかなぁ〜」
「……なぁ。前から聞こうって思ってたんだけどな」
「うん。なになに?」
「……お前に告白した時、メールに『アタシ、裏切ると怖いから!』って書いてただろ。
 アレ、裏切ると具体的にどうなるんだ……?」
「あの蒼穹に磔刑にする」
「……」

茜射す空の彼方にまほろばが見えそうだな……良い意味で。

「亮は裏切らないよね?」
「た、たりめーだろ……」
「あー良かった。アタシも亮を磔刑になんかしたくないもん」
「俺だってされたかねーよ」

智香の覚悟が「言葉」でなく「心」で理解できた……。
コイツは「一途でしつこい」って自分で宣言するあたり我が強い傾向にある。
俺と付き合うって決めた時だって相当の覚悟が必要だったはず。
「覚悟」ってのは暗闇の荒野に進むべき道を切り開く事だからな。
かと言って、ちょっとした誤解で裏切り扱いされてそのままお先真っ暗ってのは困る。割とマジで。

「アンタはアタシとずーっと一緒に居なきゃダメなんだからなっ!」
652名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 03:25:04 ID:/mMcVo0c

***********************


【チーム:Avenger】との試合を終えてアリーナから出た後
ふと揺光と……智香と過ごしたあの日を思い出した。
さっきの試合のコトも気になるってのに今になって何であの時のコトなんて思い出しちまうのか。
俺じゃない誰かが俺に代わって戦った、あの試合。
カオちん、ぽこたん、ジアハートを圧倒的な力で捻じ伏せたもう1人の俺。
誰だったんだ、アイツは。楚良とか言ってやがったけど……俺は、そんな奴――――――――――知らねぇ。

「やっと本当のきみに会えた」

ワケが分からずに勝っちまった俺に追い討ちをかける様にカールが立ち塞がる。
その後ろには揺光、アトリ、シラバス、ガスパー……そして大火のオッサンまで。
どうした、何で俺は何も言えない?

「あたしには分かってたよ。絶対にきみは戻って来るって」
「カール……?」
「もう隠さなくていいじゃん。あの頃のあたし達に戻ろ? ね、楚良……」
「!? カール、アンタ何言って……」

カール以外誰も状況が分かってねーみたいだった。
俺自身、カールが何を言ってんのか微塵も分かんねぇ。
だってそうだろ。
落ち着いちゃいるがカールはどう見ても異常なまでに喜びを抑えてるみたいで
俺の身体を離そうとしない。揺光の見ている前でこんなにコイツが密着して来たコトなんて一度もないのに。
今までだってフザけて抱きついてくるコトはあったけど……今日のコイツは、今までで一番変だ。
いや、変なのは……むしろ俺の方か。

「楚良、どうして今まで黙ってた? 
 あたしが大聖堂できみに聞いた時、何でちゃんと応えてくれなかった?
 昔みたいにあたしのことからかってたの? ねぇ、楚良。楚良ってば」
「……じゃねぇ」
「あたしはきみのために戻って来たのに。
 PKにも飽きたから今度はPKKになって、ハンターにもなって。
 挙句は碧聖宮の宮皇にもなった、そうやって有名になればきみが気づいてくれるかもって。
 だからキャラの名前もエディットも昔と同じにしたのに。ねぇ何で? 何で今まで黙ってたの?」
「っ……楚良じゃねぇ! 俺だってワケ分かんねぇのに、てめぇだけ捲くし立てんのは止めろカールッ!!!」
「!」

ビクッとカールのPCがブレて俺から離れた。
多分、リアルでプレイヤーがコントローラーを落としたかどうかしたんだろう。
女を怒鳴りつけるのはタビーやアトリで慣れてる。けど、カールにマジになって怒鳴りつけるのは多分コレが初めてだ。
俺に怒鳴られたのがショックだったのか、銀色の髪と黒衣の女の顔は凍りついている。
他の連中もワケが分からずに、ただ俺に視線を向けていた。
特に揺光は……カールと俺、どっちに駆け寄ればいいのか分からずに……じっと俺達を見据えながら……。

「……あは♪」
「カ、カール?」
「いいよ。飽くまで楚良じゃなくてハセヲで通そうってんなら……楚良を引きずり出すまでだ」

背筋がゾクゾクするような笑顔。女の顔は確信している。
自分がやるべきこと、そして俺にやらせるべきことを。

「楚良、決勝まで上がって来い。嫌でもあたしのコト思い出させてあげるから」

その目は。その声は。ゆらりと髪を靡かせる黒衣の魔女の姿は。
かつて紅いスケィスを喚び出して俺に戦いを挑んだ時と同じ、真剣そのもので……皆、息を呑まずにはいられなかった。
653名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 03:26:40 ID:/mMcVo0c
時間軸的に最後以外は10スレ目の>>721の後の話? ZEROの決着を? 何のことです?
おやすみおまいら
654名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 04:52:34 ID:74S+XtdL
GJGJGJ。

どう分岐してくんだろ…
カールの抑えられない笑顔ってほんとにゾクゾクしそうだ。

そして10スレ目を見に行く俺。
655名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 08:32:37 ID:WQq6Y1Ny
いつもROMってる人間だけれど。
まとめサイトでゴタゴタしている様だったから、ブログ形式でまとめやってみた。
ttp://bluearia.cocolog-nifty.com/hack/
Vol.9の624-629、663-667を試しに記事にしてみたけれど・・・・こういうのでいいだろうか?
656名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 10:10:05 ID:9s/KJohh
GJ!!
テラアリプロwwwwww
次はカールvs楚良?
657名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 16:25:52 ID:JcWx9n0e
アトリとかキモいし 志乃が一番
658名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 17:04:56 ID:2oq/EHYB
>>653
GJ!これほど先が読めないSSに出会ったのは初めてだ

>>655
いんじゃね
これからガンガレ
659名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 17:17:04 ID:ox5RDchM
神職人GJです!

ブログの人、GJです!。この調子で他の作品もお願いします!
660名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 22:07:54 ID:71QRgXls
一つ聞きたいのだが。カールはどこまでが設定でどこからが創作なんだ?
もしよければ少し詳しく教えてくれ。
661名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 22:36:11 ID:kKjSo3RW
カールはハセヲとあったことすら、ていうかゲームすらやってねぇ!
662名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 01:12:17 ID:nGPQQc2U
>660
カールが前バージョンで遊んでいて、楚良と知り合い。
そしてスケィスと因縁がある。
それくらいかね、本当の設定としては。
性格とかキャラ設定は一緒だよ。

楚良ではなくハセヲとは何の関わりも持っていない。
663名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 01:49:15 ID:obs8D4gQ
>>662
あれ?
公式のガイドブック(なんのヤツかは忘れたが)で一回戦ったって書いてあった記憶があるんだが……
読み直してくる
どこやったかね
664名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 02:13:00 ID:SWU+MT1A
なるほど把握した。
それでこれのSSでの設定はどうなっているのですか?図々しいとは思うが是非教えて欲しい。
665名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 04:18:44 ID:jieswmyy
おまいら乙
>>660 >>664


公式
・父親が《The World R:1 日本語版》開発責任者
・母、祖母と東京都三鷹で3人暮らし(2010年)
・偏食家(好物は明治のカール)
・口癖「そゆんじゃない」
・図書委員(小5)
・イタリアに興味がある(ヴェニス、ヴァチカン)
・劇団に所属していた経験あり(すぐ辞めた)
・背が低くて髪が短い(小5)
・重斧使い(ヘビーアックス)。ゲーム内身長176cm。PCカラーは銀髪、黒衣。レベルは36
・好きなエリアはグリーマ・レーヴ大聖堂(Δ 隠されし 禁断の 聖域)
・趣味はPKとチート(父親の作った《The World》に悪意と毒をばら撒くのが目的)
・クーン(《R:1》時代はジーク)と面識がある
・昴と面識がある
・悪い子ぶる構ってちゃん
・アウラを庇って楚良、スケィス、モルガナに狙われる(キー・オブ・ザ・トワイライトの一時的な所有者?)
・一人称「あたし」


創作
・父親へのコンプレックスで男嫌い(楚良とハセヲは好き)、特にクーンの様なナンパ野郎は問題外
・母、祖母と北海道札幌で3人暮らし(ルートによっては東京に戻って来る。11スレ目 >>457
・倉本智香(揺光)と同じ女子高、図書委員長(高3)
・背が高くて髪が長い。頭は良い方
・黙ってれば美人。後輩の女の子からモテる。智香をからかうのが趣味
・口癖「おばあちゃんが言っていた……」「ばみゅん(ばみょん)!」「しゅばっ!」「おんやぁ?」「イックナーイ」
・挨拶は「ちゃお」
・鎌闘士(フリッカー)  ぴろし3とカオちんが《R:1》で重斧使い、《R:2》で重槍士だったので差別化
・PKK兼ハンター(悪意と毒を《The World》にばら撒くのはPK達ではなく自分)
・碧聖宮の元宮皇(宮皇になればPKが寄ってきてPKKしやすくなるから。有名になれば楚良が気づくかもしれないから)
・初心者時代の揺光をPKからヘルプ→揺光が紅魔宮宮皇を目指す切っ掛けに→でもPKKとチートはしちゃダメ!
・カオティックPK「嘘憑きミク」「泥喰らいピロ2」はカールが討伐(.hack//G.U vol.1以前)
・ルートによっては全身に渋柿色の包帯を巻いたスケィスが喚べる(10スレ目 >>162 >>192-193)→Bad End
・ルートによってはXthフォームになれる(11スレ目 >>310)→True End
・ルートによっては三郎と仲が良くなる(10スレ目 >>496 >>723)→Bad End
・勇者カイトが憎い(カイトがモルガナを倒した結果、意識不明から回復。楚良と離れ離れになったから)
・2016年に一度引退(某キャラスレ6スレ目 >>236-238)、2017年に揺光とハセヲをくっ付けるために復帰(10スレ目 >>101-103



元々は揺光との百合カプ前提キャラだった? 中二病っぽい設定ばっかでゴメン? 何のことです?
おやすみおまいら
666名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 07:45:38 ID:SWU+MT1A
おぉ親切にありがとう。
おかげで更にここのSSが楽しめる。
667名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 12:12:25 ID:JFMsVpqV
創作きめぇ
668名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 15:01:59 ID:awEM/Msq
>>665
作者乙

設定見る限り
カイトvsカールがありそうで楽しみだ
669名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 16:19:37 ID:vHwPrEE4
>>667がガンバレや型月ゲーの裏設定とか知ったら心臓麻痺起こすんじゃないかと心配
670名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 17:26:38 ID:xXaW5LyN
二次であんまオリ設定に力いれすぎるとメアリぽくなるからじゃね
671名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 19:05:56 ID:4F177G+V

がんばれ職人。そして、完結した暁にはこの乙を・・・
 ( ゚Д゚)っ
  ( つ 2/

  ( 。_。)っ
  ( つ 2/

  (゚д゚ )っ
  ( つ 2/

  ( ゚д゚)っ
  ( つ 2/

  ( ゚д゚ )っ
  ( つ 2/
672名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 21:46:33 ID:rgYwumCi
こっち見んなwww
673名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 05:38:04 ID:Xzg+pS4Z
>671
こっち見んな!
674名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 11:49:03 ID:ATb+h1qn
過去1スレ2スレ3スレ
うpしてくれませんか?
675名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 19:51:09 ID:SRkZ+ogx
過去スレの鬼畜司×昂は興奮した記憶があります。
676名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 23:27:31 ID:zmsxnXuW
今日は一日アニソン三昧!
677名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 23:47:56 ID:kaiHU7JY
ラジオ厨はどうでもいいから
678名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 07:52:05 ID:gMv6Nw4r
まぁた自分が気に入らないものを厨扱いする〜
679名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 16:06:54 ID:HHL42N0t
>>676
.hack出なかったけどね;;
680名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 20:18:41 ID:LL9SobxT
アリプロはでたけどな
さすがにSEEDとギアスが一所にリクエストされたときは笑ったw
681名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 21:17:11 ID:cSozRn7I








682名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 18:50:11 ID:Wt94RIHU
>>675
どんなんだったっけ?
683名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 21:02:37 ID:1nAZLc87
682氏
鬼畜司が昂を触手か何かで拘束。
 ↓
昂の性器に電撃スペルを唱える
 ↓
痛みと溢れ出る愛液を堪えながら、「元の司に戻って下さい」と懇願
 ↓
鬼畜司、昂の人間性をズタズタに引き裂いていく
 ↓
牝奴隷となって司のモノを懇願する昂

うろ覚えですが、こんな感じだったと思います。
684名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 21:07:03 ID:1nAZLc87
682氏
鬼畜司が昂を触手か何かで拘束。
 ↓
昂の性器に電撃スペルを唱える
 ↓
痛みと溢れ出る愛液を堪えながら、「元の司に戻って下さい」と懇願
 ↓
鬼畜司、昂の人間性をズタズタに引き裂いていく
 ↓
牝奴隷となって司のモノを懇願する昂

うろ覚えですが、こんな感じだったと思います。
685名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 01:44:02 ID:cz08IAqi
チャートだけでおっきした。
686名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:39:08 ID:pWs7OucD
おまいら乙
トーナメント編第1日目まとめ投下
687名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:40:46 ID:pWs7OucD

「よぅ。何してんだ、こんなトコで」
「……別に」
「さっきの試合、何があった?」
「……俺にも分かんねぇ」

試合が終わってカールに「決勝まで来い」と宣言をされた後
誰とも言葉を交わさずに別れた俺は、1人でグリーマ・レーヴ大聖堂に佇んでいた。
何つーか……考え事する時はいつもココでしてる気がする。
志乃がオーヴァンにPKされたり三爪痕にデータドレインされたりとロクな思い出ねぇのにな。
……それなのに何でコイツも、クーンも一緒に居んのか。

「クーンが大聖堂まで来るなんて珍しいじゃねーか」
「あはは。ぶっちゃけるとな、お前を尾けてきたんだ」
「ストーキングか」
「失敬な。俺なりにハセヲが気になったからさ」

相変わらずお節介好きな奴め。
カナードを設立したのも他のPCをヘルプするため、って聞いたけど
コイツは初心者とか上級者お構いなしに他人の世話焼くのが好きなんだろう。
……だからシラバスやガスパーからも好かれてるんだろうけど。

「あの試合、憑神を使ってるわけでもないのに
 明らかにお前はおかしかった……“大いなる力には大いなる責任が伴う”んじゃなかったのか?」
「……俺だってそう思ってた。
 けど、アイツはそんなんじゃない……自力で抑えるなんて、できっこねぇ……!」
「アイツ?」
「……俺だ。もう1人の俺が、このPCを、ハセヲを動かしてた」
「え、えーっと? 話がよく見えてこないんだが……
 できれば俺にも分かるように最初から説明してくれないか。ハセヲの分かってる範囲で構わないからさ」

説明……どこまで理解してもらえるか分かんねぇけど、1人で抱え込むよりはマシか。
さぁて。どう説明したもんか……。







「――――ってワケなんだが」
「試合中に“もう1人のお前”がねぇ……かと言って憑神じゃないともなると……うーん」
「(相談する相手間違ったかな……こーいうのはパイか八咫が適任だろーし……)」
「でもそうでもなきゃ、お前が“しゅばっ”やら“ばみゅん!”なんて言うはずないし^^;」
「言うな。思い出したくもねぇ」

よりによって1000万人近い人間が見てる時にあんな……最悪過ぎだ。
勝ったからいいものの、どう考えても試合中にあんな奇声あげるのは恥ずい。
新手のロールと勘違いされるのを願うっきゃねぇな……あぁでもニコニコ動画とかようつべに
もうアップされてんだろうな、さっきの試合……クソ、欅にでも頼んで片っ端から削除してもらうか?

「で? ハセヲはどうしたいんだ、もう1人の自分を」
「どうって……人の身体を乗っ取る様なな奴、許せるワケねーだろ!」
「確かにな。でもお前の話を聞く限り、そいつはお前を助けるために戦ったんだろ?
 褒められるような戦い方じゃなかった、けど……何か熱いモノも感じたんだよなぁ俺は」
「……他人事だと思いやがって!」
688名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:41:45 ID:pWs7OucD

「でもな、俺はお前が二重人格だろうが三重人格だろうが一向に構わない。
 “24人のビリー・ミリガン”って知ってるか? さすがに24も人格あったら手に負えないけどなw」
「……俺は、どうすりゃいい?」
「もう1人のお前……楚良だっけか? 認めてやればいいじゃないか、楚良を」
「ざけんな、俺は俺だ! 楚良なんかじゃねぇ!」

他人事だと思って気楽に言ってくれんぜ……!
冗談じゃねぇ、得体の知れない野郎の存在を俺の一部として受け入れろってか?
望みたいに朔を自分の実在の姉ちゃんとして認知してるようならまだいい、
けど俺の場合は違う……あんな奴、認められるかよ!

「誰でも他人を受け入れるのは怖いんもんだ」
「……クーンもか?」
「当然さ。前にメールで高校の頃に付き合ってた頃の彼女の話、したコトあるだろ?
 俺はその頃からこのゲームやってて、女性プレイヤーの相談とか仲介もやっててさ。
 けどやっぱゲームとリアルじゃ全然違うんだよなぁ〜。
『どう言えば付き合ってくれるのかな』とか『どんなコトやれば喜んでくれるのかな』とか
 色々悩みまくったんだぞ、これでも」
「OK貰った後に意識不明になって、散々心配かけたんだよな」
「ま、まぁな……」

7年前の事件で意識不明になって未帰還者になった奴の1人、それがクーン。
クーンが当時付き合ってた彼女ってのは「手を握ったらぽっきり折れてしまいそうな」感じの子だったらしいけど
根性あるじゃねぇか……その子も、俺が志乃を助けようとしたみたいに……クーンを助けようと頑張ったんだろうか。

「世の中、結局は相手を受け入れるか受け入れないかで変わってくるのさ。
 何でもいい。宗教でも思想でも概念でも、とにかく何でも。
 結局、相手の人格や考え方を否定する奴は怖いんだよ。
 だから民族紛争とか宗教戦争が起きる。個人的な諍いでも夫婦喧嘩とかも理屈は同じ。
 今まで自分が積み上げてきたものをソイツの考えに染められるのが怖くて、或いは自分と噛み合わないのが許せなくて、な」
「俺達がAIDA(異邦神)を否定したみたいにか?」
「今回の俺達はアウラ(女神)側に就いた。
 けど、オーヴァンや榊みたいにAIDA側に就いた奴だって居ただろ?
 理由はどうあれ、曲げられない信念がある以上は……分かるだろ、ハセヲ?」
「……あぁ。前の俺がそうだった」

志乃を助けようとして、がむしゃらに過ぎて行った八ヶ月間。
志乃のためなら何度でも修羅になると決めたあの日……。
PKKなんてアンモラルな行為を平然とできるようになって、自分の邪魔をする奴は
誰であろうと捻じ伏せていた頃の俺……死の恐怖なんて呼ばれてた頃の俺が丁度当てはまる。
オーヴァンに志乃が惹かれてたことは分かってた、でもそれでも俺に振り向いて欲しかったから……
俺は、アイツを越えたかったんだ……。

「認めたくないから、距離を置こうとする?」
「お前に好きな子が居るとする。でもその子はお前じゃない別の男が好き。
 お前、その別の男と仲良くしたいと思うか? 俺は思わない! あ、その子の情報聞き出すなら話は別だけどな」
「……」
「自分が知らないその子の一面とかソイツが知ってたりするとさ、悔しいとかムカツクって思うだろ?
 だから事前にそーいう思いをしないように、人は距離を置くんだ。
 別に恋愛だけじゃない、友人関係、家族関係、何でもアリさ。
《The World》みたいに1200万人もプレイしてるようなゲームじゃ人間関係なんて複雑化の一途だしな」
「お前の恋愛観はいいから結論言えよ」
「……逃げてちゃ何も始まらないぞ?」

別に俺は逃げてるワケじゃ……。
でも、消してしまいたいと思えば思うほど過去の嘘も過ちも鮮やかに映る。
それは俺の過去の嘘と過ち。そして、俺じゃない誰かの過去の嘘と過ち。
689名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:42:54 ID:pWs7OucD

「俺は逃げてなんか……!」
「楚良を否定してる時点で逃げてるよ、ハセヲは」
「……」
「迷いながら、悩みながら、悔やみながら決めればいいさ。
 決勝までまだ時間はある。今までだってそうして来たんだろう?」
「分かんねぇ。分かんねぇよ……アイツが何なのか、俺にはサッパリ分かんねぇ!」

俺の身体を、数十秒間とは言え乗っ取った奴だぞ?
AIDAの感染すら跳ね除けた俺の心に簡単に入って、好き勝手に動かした奴なんだぞ?
確かにアイツがいなきゃ俺達は負けてた。
なつめとぴろし3だってカオちん達にもっと暴言を吐かれてたかもしれない。
アイツは、楚良はそれを怒っていた。
無邪気さと残酷さが同居してる様な奴、しかもとびきりに強くて……そんな猛獣みたいな奴が、俺の中に居る。

「人生は戦いだ、ハセヲ。
 俺だって本当ならCC社に入社してバリバリ働いてたかもしれないが
 現状はゲーセンの店長候補だしな……世の中、上手くいくコトなんて滅多にないのが現実だぞ?」
「アニメじゃない、ホントのことさ。ってか」

クーンの言ってるコトだって一理ある。
コイツは俺よりも対人関係の立ち回りが上手い分、現実とゲームを割り切ってる。
俺は……志乃に会うまで、現実でもゲームでも……満たされてなかったから、色々と気づくのが遅かったけど。

「ハセヲ、お前の敵は誰だ? 敵だった奴は誰だ?
 オーヴァンか? 榊か? AIDAか? 三爪痕か? クビアか?」
「俺の、俺の敵は……」

今まで俺が戦ってきた者、俺がこれから戦おうとしている者。
それは。

「俺の敵は……俺自身?」
「碑文使いの反存在だったクビアも所詮は反存在、お前や俺じゃなかっただろ?
 今、お前が戦おうとしてるのは他でもない、お前自身だ。違うか? 
 ハセヲ……『自分』に挑め。人それぞれだろうけどいつかは誰もが通る道だぞ」
「でも、また試合中にアイツが出てきたら……」
「楚良を認められる様になった時……お前は、きっと自分の違う一面に気づくよ。
 他人を認めるってな、すごい勇気のいることだから……例え、その相手が敵でもさ。
 いや、お前の場合は“もう1人の自分”だから話が更に厄介なコトになってるんだけどな……^^;」

楚良を敵視しつつ、認めろってのか? 俺の一部だと、認めろって?
あんなワケの分からねえ奴を? 俺の身体で好き勝手しやがった奴を?

「俺は精神科医じゃないから的確なアドバイスはしてやれないけどな。
 ハセヲには、何てゆーのかな……いつものお前でいて欲しいからさ。
 だから逃げてほしくないんだ、お前自身から」
「クーン……」 

暗闇に手を差し伸べて、ここからはもう戻れない。
気がつけば記憶の中に、閉ざされた“俺”が見えた。硝子の檻に囚われていた、もう1人の俺が。
……俺は、肝心なものを取り戻せていなかった。
「取り戻すんだ、全てを!」とあんなに息巻いたのに取り戻せていなかった。
俺がこの世界に置き去りにしてきたモノ、忘れてしまっていたモノ、記憶のセグメント(カケラ)。

「……ホントお節介な奴だなアンタも。まぁ今のは……参考程度には、しといてやるよ……」
「参考程度かw まぁ、シラバスとガスパーを何度も助けてもらったからな。
 今度は俺がお前を助ける番って思っただけさ……なんてな。今のはちょっとカッコつけすぎだったかな?」
「……(ったく。アンタがシラバス達に慕われる理由、何となく分かった気がするぜ……)」
690名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:44:21 ID:pWs7OucD

***********************







「彼が目覚めたようだな。まだ不完全ではあるが……」
「ハセヲのプレイヤー、三崎亮に2010年末まで入院していた記録があったのは……このためだったのですね?」
「本人は覚えていないようだが……2010年に未帰還者となった他のプレイヤーにも
 差はあるが記憶障害と見られる症状が確認されている。
 ハセヲの場合は彼の意識自体が一人歩きして放浪AIと化し、そのままゲーム溶け込んだと言った方が早かろう。
 彼の他にもそんなプレイヤーは数名いたようだが……ある意味、彼はまだ未帰還者なのかもしれないな」
「人格をゲームに持っていかれた……広大なネットの海に……?」

ハセヲ曰く「覗き部屋」こと知識の蛇でのやり取り。
八咫もパイも先ほどのハセヲの試合を当然、知識の蛇から視ていた。
試合中のハセヲの豹変ぶりをパイは驚愕しながら、八咫はさも当たり前の様な眼差しを向けながら。

「ですが、どうして今頃になってかつての人格が……?
 あの子のあの性格ならば憑神が覚醒した時にでもスケィスと同調して思い出したはずでは……」
「恐らくはオーヴァンの再誕が原因だろう。
 あの時、大聖堂にアウラが一時的に降臨しアイナを通してハセヲと再会した時
 ハセヲにかかっていた記憶のプロテクトが解けたのだ……本人が気づかないうちに」
「……」
「加えて今回のトーナメント。
 憑神を持つ君ならば察知しているのではないかね? 誰かに視られているという奇妙な感覚に」

確かに八咫の言う通り。
パイもここ数日の間、特にトーナメントの開催が決まってから誰かの視線を常に感じていた。
だがそんなコトは有り得ない。
このPC、パイは佐伯令子の義兄が作成した特別なPC、碑文使いPCである。
ハッカー程度の監視などタルヴォスが受け付けるはずもない。
なら彼女を見ている“何か”は憑神をも超越した存在と言うことになってしまう。
憑神を越える存在。そんなもの、この世界に1つしかないではないか。

「……女神が、来ているのですか?」
「……パイ。君は、日本書記を読んだことはあるかね?
 岩戸に隠れたアマテラスを引き出すため、神々は宴会を開き、
 それに誘われた女神は岩戸から出た、と……巻第一・第七段にそう記されている」
「では今回のトーナメントは再びアウラをこの世界へ呼ぶために開催した、と?
「いや。最初に言っただろう、同窓会だと。彼女は……彼らが戻るのを待っている。
 1人は楚良、ハセヲの中に眠るかつての彼を形成していた人格。アウラの闇を織る者。
 そしてもう1人は彼女の光を織る者。蒼炎の守護神。勇者サヤの影持つ者……そして、女神に愛されし者」
「まさか……」

このゲームを、《The World》をプレイしたことのある人間ならば必ずどこかで聞いたことのある、その名。
もはや伝説と呼んでも遜色のない程に神格化されたソレに憧れる人間は後を絶たない。
4年前、2014年にソレのPC抽選会が行われ、一時期勇者が復活した等と言う噂も聞くが……。
とにかく、八咫の述べている人物がパイの思い描く人物と相違なければ、それは―――――――――――――。

「勇者、カイト……?」

八咫はそれ以上語らず、ただ彼の背中がパイの問いを肯定している……何故か、そんな風に見えた。
691名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:45:31 ID:pWs7OucD

「お」
「ハッ、ハセヲっ!?」
「智香。どした?」
「どしたじゃないだろ、どしたじゃさぁ〜っ!?
 あの後なんにも言わずにどっか行っちゃうし、ショートメールにも返事くれないし!
 今から探しに行こうって思ってたトコにいきなり戻って来ちゃってさ! ってかゲームの時は智香禁止!」

大聖堂でクーンと別れた後
ひとまずタウンで次の試合の準備でもしようかとゲートを潜った矢先に智香……揺光と出くわす。
いいタイミングで出くわすもんだ、もう夜も遅いってのに。
カールは……いないみたいだな。コイツも今1人か。

「1人で色々考えたいコトがあったんだよ」
「ならアタシに相談してくれれば良かったのに!」
「……そーだな。次からはそうする」

とりあえずいつもみたく、ポンと頭を軽く叩いてやって宥めるのが得策か。
だよなぁ。クーンの言葉も参考になったっちゃなったけど、やっぱ相談するなら
こういう場合は付き合ってる智香にするべきなんだよなぁ。
クーンルートのフラグとか立ってねーだろうな?

「なぁ、さっきのカールが言ったコト気にしてんのか? ソラがどうとか、って……」
「空を仰ぎ星よ満ちて?」
「飛び立つの明日へのbrilliant road! ……って、誤魔化すな!」
「……気にしてねぇ、って言ったら嘘だな。割と俺の根本的な問題だしよ」
「アタシにも相談できないようなコトなんだ?」
「いや、相談に乗ってくれるってんならいくらでも話すぜ。
 信じる信じないはお前の自由だけど」
「……バカ。どんな話でも、ハセヲの話ならアタシは絶対に信じちゃうって知ってるクセに」
「(だから尚更、巻き込みたくなかったんだけどな……)」













「―――――てなコトになってんだ、今。正直、俺もワケ分かんねぇ」
「カールが言ってた楚良って、もう1人のハセヲのコトだったんだ……ジキル博士とハイド氏みたいだな……」
「俺は全然記憶にございません状態なんでチンプンカンプンだけど」

どこで誰が聞いているか分からない。
ただでさえさっきの試合で注目集めちまったってのに
カオスゲートの前で堂々と話せるような内容じゃない、ってコトで適当にワード形成して
そのエリアで揺光にこれまでの経緯を話してみた。因みにフィールドは夜。グラフィックとは言え星が綺麗なエリア。

「あんな潤香、じゃないや……カール見たの初めてだった。
 よっぽどその楚良ってのに執着してんだろうね。ハセヲと別れた後、カールもどっか行っちゃうしさ。
 あ、でも別れ際に『ハセヲに変なコト言うな!』って一応クギは刺しといたから」
692名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:46:50 ID:pWs7OucD

「あの女が素直に言うこと聞くとは思えねーけどな。
 お前だって決勝で俺と戦うつもりなら好都合なんじゃね?
 せっかくチームメイトがヤる気になったってのに」
「ハセヲがカールに言い寄られてるの見るのは面白くなかったから……
 そりゃ友達だけどさ、友情と恋愛は別腹って言うのかな……と、とにかく嫌だったんだ!」
「妬いてくれたのか?」
「い、いやっ、その、それは確かにそうかもしれないけどっ、
 カールは飽くまで楚良ってのが目当てでハセヲが目当てってワケじゃなくて、
 でも楚良はハセヲの中に居るんだからやっぱりハセヲ目当てってコトになって……あ、あれ?」
「や、そこまで複雑に考えなくていーから」

やばい、揺光の思考回路がショート寸前だ。
まぁ一度に全部掻い摘んで説明しちまった俺も悪いんだろうけどさ……。
とにかく、これでますます後に退けなくなっちまったワケだ。行くっきゃねぇだろ、決勝によ。

「うーん。二重人格ってコトになるのかな、それって。
 でもあの試合のハセヲ、アタシが見てもフツーじゃなかったしなぁ。『答えは聞いてない!』とか言ってたし……。
 あと、アタシが知らないハセヲをカールが知ってるってのも何かムカつく」
「(へぇ。クーンの言ってたことも満更嘘ってワケじゃなかったんだな)」
「ハセヲ?」
「何でもねーよ。世の中ワケの分かんねぇコトがいっぱいあんだな、って思っただけ」
「らき☆すたのOPが何て歌ってるのか分かんないみたいに?」
「かもな」

Rootも京アニに製作してもらえれば作画や動きももっとマシになってたかもな。
俺の盆踊りとか。

「ハセヲはこれからどうすんの? その楚良ってのと戦うつもり?」
「クーンの奴は楚良を認めてやれ、って言った。
 俺はまだ正直そんなのできっこないって思ってる……。
 でも時間かけて、もしアイツと話せるなら話してみるつもりだ。
 俺の記憶が抜け欠けてる原因を……アイツなら知ってるはずだから」

ここで俺の独白は終わる。
後はまぁ……ちょうど星も(ゲームの中だが)出てるし、揺光を抱き寄せてだな……。

「え、えっ? な、何?」
「いや、一緒に横になって星でも見ようかと……嫌だったかのか」
「そそそ、そんなコトないけどさっ、何か、そーいうのアンタのキャラじゃないってゆーかさっ!」
「お前と2人きりの時は地が出んの。つーか智香、お前もこういう時くらいロール止めれば?」

知らない仲でもないってのに、コイツは俺の前でも“智香”じゃなくて“揺光”で在ろうとする。
この前東京に来た時は自分から俺に手ェ繋ごうって言って、キス迫っったクセに……。
それともゲームとリアルで顔使い分けてんのか? じゃあ俺が変なのかな、ゲームもリアルもどっちも地だし。

「うぅ……じゃあ、ちょっとだけだからね?」
「夜這いに来たコトもある女の台詞とは思えねーな」

俺の感覚は《The World』と同調している。地面を踏んだ感覚、木や草の触感や匂い、そして痛覚。碑文使いPCの特権。
リアルで右手用コントローラーを握る俺の手は、コントローラー以外にも軟らかな感触を確かに捉えていた。
智香のPC・揺光の肌触りや服の感触、匂い、全てを五感で感じられるように。
抱き寄せた揺光の“本来ならばそうあるであろう”体温や軟らかさを感じながら、もう片方の腕を星空に伸ばす。

「今度こそ、取り戻すんだ……全てを!」
693名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:47:22 ID:pWs7OucD
クモ男3絶賛公開中? 良いGWを? 何のことです?
おやすみおまいら
694名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:55:09 ID:NLK0pl20
最初クーンがでてきた時は
糞みそに突っ込んでいくのかとハラハラした
695名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 03:39:27 ID:g7fcRXW3
しね
696名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 04:47:17 ID:nIuBwX7p
こんな遅くにGJ。
ちょっww盆踊りwww
697名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 04:57:57 ID:u0MFbu+T
カイトクルー!?
698名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 06:40:58 ID:HpviYFdD
テラGJ!待ってたよ(*゚∀゚)=3ハァハァ
699名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 07:01:17 ID:BFelTQSL
職人様が実はCC社の社員なのではないかと疑痛くなる程
人物や物語の流れに違和感がない件について
700名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 08:34:36 ID:g4rtTxNi
GJ!これをGJと呼ばずに何と呼べと!?
701名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 12:11:41 ID:F2KFnMtr
思考回路はショート寸前♪

GJ!GJですよ!
702名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 12:25:55 ID:/l1vVRSk
神…と呼ぼうか。
703名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 17:42:25 ID:nIuBwX7p
いや、榊と呼ぼうか…
704名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 20:02:33 ID:3L63/J0L
毎度、ギアスネタありがとうございますw
705名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 21:54:51 ID:BSq1zlzx
この作品マジで面白いっす!
続き楽しみにしてますGJ!
706名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 00:24:14 ID:M7VBLxzC
いつ見てもこの職人の作品は
胸が熱くなってとてもいい!!
GJ!!
707名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 01:44:58 ID:GhBnAxDi
GJ!今回はアニソンネタかぁ〜。この前の投下もだけど、さりげにグレンガランネタもあってフイタ
708名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 01:16:56 ID:K8ty/Gi5
GJ!!
モザイクカケラ吹いたwww
709GORRE:2007/05/06(日) 01:31:11 ID:WNBBJGeY
あー、随分と間が開いてしまいましたが、続き投下します。

Θ蹂躙されし乙女の吐息

「欅が教えてくれたのはこのエリアだったな…てか、名前からして胡散臭い臭いがプンプンしてんのに気づけよ、楓…」
考えるのは後回しにして、ハセヲは楓を助けるべく最下層へと急いだ。
「モンスターはいねえ。当たり前か…」
ハセヲはダンジョンにモンスターが一匹も出ないことにさほど疑問は生じなかった。
まあ、例え出てきたとしても今のハセヲの敵ではない。
いまや2階級制覇し、カオティックPKを完全討伐したハセヲはかつてのころの強さを取り戻していた。かといって猫背は変わらない。
「異様に広いな…楓をおびき出すだけなら、ただ直線的なダンジョンにすればいいだけだろうが…」
と、ハセヲはふと立ち止まった。
「くたばれー! 志乃恐怖!」
「その名で呼ぶんじゃねえ!」
振り向きざま、ハセヲは大鎌の一閃をお見舞いした。
どさりとPCが倒れ落ちた。
「どうやら、ただじゃあ、先に進ませてくれねえみたいだな」
その言葉をあらわすかのように、ハセヲの周りを15人ばかりのPC達が取り囲んだ。
「死の恐怖、ここでお前をPKして榊さんに認めとめてもらうんだ」
「ふーん」
ハセヲはそっけない返事を返した。
「俺達を倒せるモンなら、倒してみやがれ!」
PC達が一斉に飛び掛った。が、ハセヲは慌てる事も無く驚くことも無く、ただ、大剣を抜き払った。

数分後、ハセヲは一人たっていた。その姿はまるでかつて100対1の戦いを行き抜き、死の恐怖と呼ばれるが所以になった時の様だった。
「ったく、弱いくせに飛び掛ってくんなっての」
その強さは圧倒的だった。
「さてと、急ぐか」
ハセヲは振り向きもせず、楓と榊の待つ最下層へと向かった。
710GORRE:2007/05/06(日) 01:33:41 ID:WNBBJGeY
と、とりあえずはココまで。
別に続きを考えていないわけではないのです。
ただちょっと考えがあるのであえてここで止めて置きます。

さてさて、楓はどうなるか…
711名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 02:11:10 ID:SZw9QqAJ
もういいよ
712名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 07:41:10 ID:6+0Oumsd
お疲れ様でした。
713名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 13:03:09 ID:yp3ieE1L
もうね、なんていうか

SS書き様(笑)乙。
714名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 01:31:16 ID:djLIhqCS
反応違いすぎwww
715名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 01:58:55 ID:YlDoav74
この人達は未帰還者になっちゃったの?
>>145>>148>>158-159>>161-162>>164
716名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 02:15:58 ID:scuma7bT
馴れ合いすぎ
どうでもいい区切り
どうでもいい報告
大して文章力があるわけでもないのに何故か目立ちたがる
コテハンいらねぇだろ
厨房臭


自己顕示欲たっぷりの、書き込み経験がすくない
しかもコテ使って書き手様(笑)として活動するのは不慣れですな雰囲気ぷんぷん
ネット初心者が住人と仲良く馴れ合いするために
面白いことを書こうとするのと同じなんだぜ
717名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 02:33:07 ID:dbtcmM/q
>>295でもおっさんに対して言われてるけど
「〜た。」「〜だった。」が多すぎてSSと言うより状況説明になってる
去年の話で悪いが↓


98 :ゼロ:0:ZERO:2006/08/06(日) 22:20:32 ID:ZtQEh2jV
誰かSSを上手く書く秘訣とかあったら教えて下さい!!


99 :名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 22:34:28 ID:LgH5OYM9
>>98
まずsageろや
小説上手くなりたいならラノベ以外の小説100冊読め


100 :名無しさん@ピンキー:2006/08/06(日) 22:42:41 ID:QVNuX6yb
>>98
ジャンルが偏らないのも重要です
後、作者の年代とかもですね


101 :ゼロ:0:ZERO:2006/08/06(日) 23:08:28 ID:ZtQEh2jV
ありがとうございます!
とても参考になりました(^ ^
本百冊頑張って読んでみます!


を参考にラノベ以外の小説読むのを勧めたい
GORREの話を信じるなら今年で21、学生か社会人かは知らないけど暇見つけて読んでほしいと切に願う。
718名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 03:16:18 ID:saLPpe7u
>>716
青いな…青汁並に青いな…
気に入らんもんはスルーすれば良いものをお前って奴は。
719名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 04:03:12 ID:YlDoav74
小説ではなく、パロSSを書くならラノベ読む方が参考になる気がするけど
720名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 04:18:52 ID:ByY7BoSz
>志乃恐怖

今更だが、この発想はなかったwww
721名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 05:28:05 ID:ItEowLnF
>>720
お前、何年前から来たんだ?
722名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 07:35:54 ID:scuma7bT
ラノベは設定とキャラだけで、文章は「…ん〜?」なのが多いからな
ハルヒやシャナその他なんかもアニメ、漫画、グッズで売れただけで
原作は読みやすいとは言えないし、それほど解りやすいわけでもない(アニメで人気の出た作品がラノベ系板以外のスレで話題に出ないのはそのため)。
まぁ、ここらへんは個人の感覚だから追求するのはちょっとあれだけど

まぁ、何が言いたいかと言うと、人に作品を見せるときはラノベの文章を参考にするのはなるべくやめなさいってこった
設定やキャラなんかは参考にしてもいいと思うけど
723名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 15:13:04 ID:S04xNFZ5
GORREのSS投下されたあとの住人の反応を見てると荒らしてる奴ってまさか…
と時々思う。いや、そんなことないだろうと思うけどさ
724名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 18:24:25 ID:7lIJQUAp
>>723
だ、誰のことだ・・・?
725名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 18:47:30 ID:hTd+box4
荒らしの榊はゲー板を筆頭にキャラ板、エロパロと一時期ほとんどの.hack関連スレをAIDAで埋め尽くそうとした暇人
アク禁されたんじゃないの?今このスレを昼間から夕方に荒らしてるのって榊2代目?
726名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 20:07:10 ID:saLPpe7u
>>725
凄かったよなぁ…あれ。
明らかに小学生の言動なので
住人が「^^;」で完全スルーしていたら
それが気に入らないのかコピペで荒らし回ってたよな。
去年の12月から4月初めまで荒らしてたから
余程怨みを持っていたみたいだね。
そんなガキンチョな精神だから節穴に引っ掛かって
住所晒されるんだよぅ………('A`)
727名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 20:39:47 ID:6FQEcXqV
ふしあな引っかかると住所わかるのか・・・知らなかった
728名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 01:28:44 ID:aUQHDFil
最初の頃
どこにfusianamanを入れるのかさえ
解らなかった自分は勝ち組
729名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 07:21:40 ID:gvMt4x6Q
ふしあなマンはないわー…
730名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 11:28:29 ID:5Wo8JGyD
>>727
おまwwwww釣られるなよwwww
住所まではわからんからwwwwwwww
731名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 22:46:59 ID:qTlKb1om
ここの保管庫って話が全然なくないですか?
732名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 23:59:36 ID:rUYfUCT9
>>730
IPが生だとある程度は特定できるがな
733名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 00:10:03 ID:Hz/Xh7Gq
>>732
逆に考えるんだ。
>>730こそが釣りだったんだと
734名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 00:30:48 ID:0LxT2LCG
>>733
そもそも>>727が釣りだと思ってた
735名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 09:22:34 ID:nsALmWK3
中の人だけど、更新漂っててごめん。リアルで少し忙しくて。
今週中にサルページ出来るのは最低でも9記事するつもり。

……ついでに、今までの過去ログ紛失してしまったからbatかtxt辺りでくれたら助かる。
736名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 14:18:39 ID:xJwfp8d2
>>735
オーツ
過去ログってどのあたりの奴?初代スレから?
737名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 17:19:38 ID:i2P8Vaf8
>>375だけれど。
1スレ目から11、あったら助かる。11だけ残っていたは残っていたけれど800くらいで止まっていたから。
738名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 18:23:21 ID:+/fCC+Ss
739名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 18:24:10 ID:+/fCC+Ss
740名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 22:03:33 ID:tbrdHEeM
>>738-739
サンクス!助かった!
取り敢えず5スレ目の小ネタと1スレ目の幾つかサルぺした。明日から少しずつやってくんで。
741名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 07:38:15 ID:Ip/ajiDu
おまいら乙
トーナメント太白×三郎編投下
742名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 07:39:09 ID:Ip/ajiDu

「さっきのハセヲすごかったよねー」
「――――――」
「3人にボコられてたのが嘘みたいな勝負だったよな」
「――――――」
「ちょっと? 聞いてんの太白」
「聞こえている」

竜賢宮・宮皇の間。
眠らない闘争の街を眼下に見据えながら微動だにしない元宮皇に話しかけるPC。
異国の女給の様な出で立ちの撃剣士――――元TaN暗部メンバーの三郎である。

「何てーのかな。人が変わっちゃった?みたいな。
 一時期ハセヲを追い回してた私でも、あんなあいつは見たことなかった」

本来ならば宮皇しか足を踏み入れぬことを許さぬイコロ、
それも竜賢宮・宮皇の間にドカッと居座ってあぐらをかく辺りが彼女の、
いや彼の真骨頂とでも言うべきか。だが太白に咎める様子はない。
トーナメントのパートナーとして彼女と手を組んだ以上ゲストキーの譲渡は
当たり前の流れ、元宮皇という肩書きになってしまった現状ではこんな場所は聖域でも何でもない。

「あんたはどう思う? ね、ブラックジャック先生?」
「……彼は外科医だ。私は脳外科が専門なのだが」
「じゃー尚更じゃん。
 ヒトの頭の中覗くの趣味なら、それなりに精神分析とかできるんじゃないの?」

太白こと黒貝敬介が医者、それも脳外科医であることを知るのは三郎のみ。
メンバーアドレスを交換したその日からメールのやりとりを開始、
普段は寡黙でプライベートなことなど語らない彼だが彼女の巧みな話術で
ある程度の個人情報を漏らしてしまっている。その最たる例が彼のリアルでの職業だった。
だが脳外科は脳血管障害や腫瘍、外傷の治療を専門としている医療分野であり
脳神経科学や精神医学とは源流が同じとは言え、今では全くの別分野と言っていい。
だが確かに彼女の言う通り、他人の脳を覗き見ることは他人の「心」を覗く行為に似ている気もする。

「アリーナは《The World》の中で最も“狂気”“熱気”“怒気”に満ちた場所。
 CC社によって設けられた言わば公共のPK場だと私は思う。
 思えば一連のAIDA騒動はいつもあのアリーナが発端となっていた……
 エンデュランス、ボルドー、天狼、そして私。
 古代ローマの闘技場然り、闘争本能を閉じ込めた場所は人を狂わせる力を持つ。時に人としての制約すら越えて」
「つまりハセヲは戦ってる最中にイッちゃったってコト?」
「かもしれない。そうでないかもしれない。いずれにせよ我々の関知すべき問題でもない」 
「他人の事情がどうあれ、障害になるなら排除ってワケか」

ハセヲとは痛みの森の一件以来の付き合いの太白だが
AIDAの感染から解放してくれたことと今回のトーナメントは全くの別問題。
元々はアリーナに滞在することで《The World》がプレイヤーに及ぼす影響を調査していた
彼にとって宮皇の肩書きなど微塵の興味もない。むしろ新たな竜賢宮の宮皇となったハセヲには感謝さえしている。
だが未だにこの竜賢宮・宮皇の間に佇む自分を見るとある種の固執にも似た感情が自分にもあったのだと
時々彼は考えるようになった。これもハセヲとの出会いやAIDAに感染したことによる“影響”なのか……。

「先生も物好きだよね。人の命救うドクターがネトゲじゃ人救うどころか倒してんだし」
「私にとって他のプレイヤーは言葉を発するオブジェクトに過ぎない。罪悪感など沸きはしない」
「うはw 私も煩いオブジェクトの1つなんだ?」
「あぁ」
「……センセ。友達あんまいないでしょ」
「……」
743名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 07:40:17 ID:Ip/ajiDu

「そんなヒトがどーしてネトゲなんか始めたんだろーね。
 自分以外のプレーヤーがそんな風に見えるんならさ、やっててつまんなくない?」
「最初のうちはな」

どうせマトモな応えなど返ってこないと思っていたが、意外なことにちゃんと返ってきた。
普段ならば深入りしないように他人と一定の距離を置く三郎も
元暗部の血が騒ぐのか、彼がそこまでしてこのゲームに拘るのかを知りたいと言う
欲求がだんだんと大きくなっていくのが分かる程に。
これはアレだ、株のネット売買で一喜一憂する時よりもスリリングかもしれない。
自分にはない天才的な才能を持つ男の一面をもっと知りたい。ただそれだけなのに。

「だが《R:2》にバージョン移行して以来このゲームは姿を変えた。
 チェーンソーやメスを思わせる武器類の登場に加えPKシステムの公認とアリーナ制度。
 何か“悪意”めいたものを感じずにはいられなかったのを覚えている。
 それこそ私の求める“影響力”を調査するには相応しい場所だと……そう判断したのだ。
 気がつけば竜賢宮の王座を手に入れ、そして王座を譲り、それでも尚、君と未だにここに居る」
「つまりセンセは、あるかどうかも分かんない“影響力”ってのを確かめるために
 このゲームやってたってコト? ……医者って結構ヒマなんだな」
「医療もゲームも大差はありはしない。
 患者が来れば治療し、私に挑む者があれば倒す。
 助かる患者がいれば死ぬ患者もいる、ゲームを続ける者がいれば辞める者もいる。
 医者と言っても所詮は客商売だからな。患者がいなければ食っては行けない。
 宮皇も同様。挑戦者がいなければ名ばかりの存在に過ぎない」
「ご高説どーも」

彼なりの美学に乗っ取って太白というPCを動かしているのは分かった。
だがさすがと言うべきか三郎が知りたがる核心には触れさせてもらえない。
彼と組むことで少しは人物像が見えてくるとは思ったのだが……これならハセヲを追い掛け回して
パイに情報を流していた頃の方がずっと楽だ。
他人の頭をいじることを職種に選んでいるだけあり、彼自身も頭の中を覗かれない術に長けている。
太白の底知れぬ知性や呆れる様な気の長い調査理念とやらも内包するその頭脳。
最強と目される竜賢宮の宮皇を伊達に名乗っていたワケではない。

「先生にとってハセヲも調査対象? 今回のトーナメント参加はリベンジ?」
「そんな大層なものではない。私とて……純粋に調査を抜きにプレイをしたい時もある」
「じゃ私と組んで出場したのは?」
「……痛みの森の深部まで来れたのはハセヲと君だけだったと記憶している。
 君の実力を認めた上でメンバーアドレスを交換し仲間としてトーナメントに誘った。
 それ以上の理由が必要かね、お嬢さん」
「いえいえw」

銃戦士である太白はどちらかと言うと遠距離戦タイプに属する。
本来ならば接近戦で剣を振り回して攻撃するのが妥当なのだが、太白はそれを良しとせず
遠距離からの発砲で距離を詰めながら接近、あるいは反撃する暇も与えずに殲滅する戦法を好む。
武器コレクターとしても知られる彼はこのゲームの特性を理解するために
あらゆる武器を収集し、例え自分が装備できない武器でさえも熟知することで戦いの際に対応する。
気の遠くなるような作業だったが、レア武器を手に入れると言う利点においては
竜賢宮宮皇の肩書きは最大限に利用できたと思う。宮皇からのトレードの申し出を断る輩など滅多にいなかったから。

「驚いた。あんた結構私のこと買ってくれてたんだ」
「評価に値すべき者は素直に認める。術式もゲームも、1人では成立しない。
 私にメスを渡す者、私の汗を拭う者、私に時間の経過を告げる者。何事にも補佐をする者が必要だ。
 総合的に見て君は私の助手に成り得ると判断したから共に出場することを決めた。
 それ以上のことは求めないし期待もしない」
「うへぇ……ま、センセのご期待に沿えるよう明日の試合も頑張るけどサ」
744名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 07:43:08 ID:Ip/ajiDu

ここからは三郎も知る由もないこと。
太白こと黒貝医師がこのゲームを続ける理由はもう1つある。
そもそも彼がこの《The World》を始めたのは、1人の少年との出会いに起因する。
まだ彼がインターン、つまりは医学研修生だった頃携わっていた病院で出会ったその患者。
ゲームをプレイ中に意識不明となって病院に搬送され、ほぼ半年以上も眠り続けていた彼。
その名は7年経った今でも忘れられない。彼をこのゲームに導いたその出会い。
患者の名は三崎亮。小学4年生の少年だった。まだ黒貝が愛知県ではなく東京都にいた2010年初頭の出来事。

「(当時の私は……無力な学生に過ぎなかったな)」

ゲームで遊んでいた子供が意識不明となり
全国の病院に担ぎ込まれている――――――研修生だった黒貝らの間でも
そんな噂が実しやかに流れていた。
脳外科医を目指す黒貝も脳神経外科に配属された友人を通して噂に興味を持ち、
ゲームが人体の脳に及ぼす影響を彼なりの解釈に基づいて密かに解明しようとも思い始める。
しかしいくら彼が天才的な頭脳の持ち主と言っても研修生ごときでは真実に辿り着くことなどできはしない。
大病院とて研修生ごときに患者の秘密は漏らさない。だが彼は諦めなかった。
独自に築いていたネットワークを駆使し、都内と他県の病院で研修していた友人らからのリークで
ゲームが原因で意識不明となったと思わしき数人の患者の存在を知ることとなる。

「(荘司杏……香住智成……仁村潤香……そして三崎亮)」

彼の知る限り、この4人が《The World》をプレイ中に意識不明となり病院に搬送された。
もっと丹念に調べれば他にも意識不明者を発見できたかもしれないが
一介の研修生にもできることとできないことがある。
都内で入院していた3人と石川県で入院していた1人を突き止めるのが精一杯だった。
病院側から睨まれることを警戒した黒貝は友人らと密に連絡を取りながら
彼らの意識が戻るのを待った。その内、荘司杏の意識は2010年初頭に回復。残る3人の回復を待つ。
黒貝の研修していた病院に入院していたのが三崎亮。荘司杏が目覚めた日に意識不明になった少年。
以降、彼の病状の観察が黒貝の日課となる。

「(点滴によって繋ぎ止められていた命……だが彼の魂と呼ぶべきモノは、あの場にはなかった)」

荒唐無稽な話かもしれないが、黒貝はあの三崎亮の精神は彼の肉体にあらず
ゲームの中にあるのではないかと日々確信を募らせてゆく。
脳波は正常に見えて異常、電気信号も何処かおかしな所があった。
しかし誰が信じるだろう。担当医師に話すべきか?
いや話したところで信じてはもらえないだろう。何せ黒貝自身も信じられないからだ。
ゲームが人の意識を奪い、あまつさえ取り込み、その精神が未だにゲームの中を彷徨っているかもしれないなど。

「(だが奇跡は起きる。あのクリスマス・イヴの夜……意識不明者全員が目を覚ました。
  意識不明となった原因が分からないからと、ロクに治療もされずに眠り続けていた全員が……)」

何故かは分からない。あえて言うならば奇跡か。
2010年12月24日、少なくとも《The World》の中で何かがあったのだ。
それが原因で意識不明者達はほぼ同時にこちらへ戻ってきたのではないか、今もそう思う。
安っぽい奇跡などという言葉では片付けられない、それこそ人智を超えた何かがそのゲームの中にあるのではないか?
徐々に黒貝の興味は三崎亮という患者から《The World》へと移って行く。
ただ、後に少年を精密検査したところゲームをプレイしていた記憶が全て抜け落ちていたこと、
記憶障害と思われる症状が見つかる。彼の両親は子供をゲームから遠ざけるために伏せようとしていた様だが……。
ならその抜け落ちた彼の記憶は何処へ行った? 黒貝の疑問は尽きない。
結局、黒貝敬介と一言も会話をかわすことなく三崎亮は退院していった。
彼らが次に出会うのは7年後、2017年の3月。痛みの森の奥深くで。
今度は研修生と患者ではなく、銃戦士の太白と錬装士のハセヲとして。無論、当人達は気づかないまま―――――――。

「(あの子供……三崎亮だったか。今どこで何をしているのか……)」
745名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 07:45:16 ID:Ip/ajiDu

「太白? おーい太白センセー?」
「……悪いが、私はこれで失礼する」
「もう落ちんの? 仕事?」
「それなりに忙しい身だ。医者に休日など有りはしない」
「AIDAに感染して何日も竜賢宮でハセヲ待ってた人がよく言うw」

それを言われると痛いところもある。
事実、榊の謀だっととは言え太白のプレイヤーである黒貝敬介は
数日に渡り病院を休み続け、《The World》にログインし続けていた。
たまたま誰も重病人が出ず、手術の予定がなかったから良かったものの……
黒貝とてブラックジャックを気取るつもりは毛頭ない。
しかしながら彼の手腕でしか救えない患者がいるのな確かなこと。
医師としての自分と太白としての自分、どちらを優先すべきかは分かっているつもりだったのに。

「センセは医者もやりながらこれからも続けるんでしょ。このゲーム?」
「救える命があれば救う。救えなくても可能性があるならベストは尽くす。
 他者の命を扱う仕事を選んだ以上、時に誰かの死に直面することを覚悟せねばならない。
 私と全く縁も所縁もない他人であっても命を預かる以上は相当の覚悟が試される。
 技術は確かに医者に必要なスキルだ……だが医療の現場で最初に必要となるのは精神的なタフさを身につけること。
 私もまだまだ覚悟が足りないと見える。しかし仕事とゲームは別問題として扱いたい、そんなところだ」
「よーするに、夏休みになっていっぱい楽しいことするぞーって決めてたのに
 無駄に時間が過ぎていざ気がつくともう最終日、宿題全然やってないよー!ってシチュに似てる?」
「……生憎と宿題は初日で終わらせていたものでね。君の言っていることが理解できない」
「ご立派!」

やはり彼と三郎では生き方自体が違う。
でも収穫もあった。
最初はトーナメントなんて面倒だなー程度だったのだが
太白の意外な一面を見れることがこんなに楽しいとは思わなかった。
それに勝ち進めばハセヲとも戦える。
痛みの森以来ご無沙汰でつい最近再会したばかりだが、あの頃とは見違える姿となった彼との再戦が待ち遠しい。
もうTaNもG.U.の任務も気にせずに遊べるようになった今、三郎を束縛するものは何もない。
日々の生活はいつもギリギリ、でもそれがいい。

「明日はどのチームと試合なのかなー? いきなりハセヲ達とだったりして」
「その時になれば分かる。誰が相手だろうと負けなければいい。違うか?」
「そりゃそーだ」

今回のトーナメント、何を意図して開催されたのかは三郎には分からない。
表向きはAIDA事件で離れたユーザーを呼び戻すためとも言われているけれど
そんなやり方、CC社らしいと言えばらしいのにどうにも腑に落ちない。
太白の言っていることが正しければアリーナは“影響力”の中心。
寡黙な彼をも饒舌にさせる何かがあそこには潜んでいるのかもしれない。
しかしAIDAは既にハセヲ達によって駆除されたはず……では何があそこに?

「とーとつだけどさ。先生は神様って居ると思う?」
「信じる者には説明は無用、信じない者には説明は無駄……そういう存在と認知しているが」
「いや、居るかどうかって聞いてんだけどね」
「……この世界に限っては居るかもしれない。だが人は所詮、人でしかない……神には成れんよ」

彼の言葉には確信めいた含みがあった、少なくとも三郎はそう感じた。
だがこれ以上の押し問答はごめんと言わんばかりに太白は踵を返し、王者の間を出て行ってしまう。
仕事が忙しいのか、それともそれ以上話すことはないと思ったのかはさておき。

「でもさぁ。少なくとも患者にとって……確かにあんたは神様だよ。先生」
746名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 07:46:25 ID:Ip/ajiDu
ブラックジャックによろしく? 次スレでお会いしましょう? 何のことです?
おやすみおまいら
747名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 08:09:59 ID:E3zjJJ3Q
GJ!
やっぱり>>746氏の書くSSは深い。続きにwktkしてます。
748名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 08:49:15 ID:8/aG6DhO
GJ!
749名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 11:24:56 ID:9O9D+KsT
言動はよくわからんけどね
750名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 23:57:56 ID:3uRMlP2v
>>746
毎度乙!!!!
751名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 14:48:20 ID:NLZxmiJC
少年ボーイな三郎GJ!!

確かにもうスレの量があまり無いかもしれん
752名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 20:12:22 ID:Hcm2XKuL
今の内に次スレ立てるべきか?
753名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 18:46:05 ID:yPi1RKIw
754名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 12:20:09 ID:hfPJsyzN
ハセヲ…………埋めりっ

………

……埋め
755名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 15:43:38 ID:FXg0q50s
過疎ってるなぁ……
756名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 20:36:18 ID:tuD+mqG6
こっちのスレは埋めなくて良いのか?
757名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 19:27:51 ID:K/K9zpcb
埋めよう・・・といっても取り立てて話題が無い

次作はいつ来るんかね
758名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 20:12:42 ID:7sXoRmjs
埋め
759名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 20:26:20 ID:v0AvXhrp
あったら嫌な ,hack//

―――――開――始―――――
760名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 21:26:15 ID:Arf6Nvjg
>>759
主題歌:松山洋
主人公:ぴろし4
ヒロイン:ぴろ子
テーマ:超絶美麗グラフィックを広める。
761名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 01:08:44 ID:s31urpSU
>>759
PK狩りをしようとしていたハセヲをPKKしようとしていた
ボルドーをPKKKしようとしていた
カールをPKKKKしようといていた
(^ω^)をPKKKKKしようとしていた
オーヴァn・・・な.hack
762名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 02:31:14 ID:U+cfzNvF
>>759
回線がダイヤルアップ
ハイパーエージェントに協力を要請される
八相がロックマン風
女性キャラが全員ネカマ
763名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 09:25:27 ID:wgoFYlIK
>>762
>八相がロックマン風
見てみたい
764名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 09:38:26 ID:6iOVtHZO
>>762
テレッテテー、テレッテテー、テテテ、テテテ、テッテッテーテテー。スケィス!
765名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 10:39:09 ID:hJLBkxV/
>>762
データドレインされたときのエフェクトと効果音が
     ◎
   ◎   ◎
  ◎      ◎ティウンティウンティウン
   ◎   ◎
     ◎
になるということか?
766名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 12:21:35 ID:PTrnk1DN
ワラタ
767名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 18:51:49 ID:6iOVtHZO
>>762

横スクロール。
768名無しさん@ピンキー:2007/05/20(日) 20:59:46 ID:wqOCRxqp
>>762

・即死ビームが左右からいっぱい発射される

・データドレインが溜め撃ちロックバスターだ

・ハセヲが武器切り替えするとデザインと色が変化する
769名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 02:41:16 ID:ogSycRgZ
シラバスがゼロのコスプレをしている
770名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 21:57:48 ID:t30JcbDu
ガスパーが実は敵のスパイ
771名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 23:54:37 ID:SGKe5UQR
>>770
本気で戦うときはスマートになるのかwww
772名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 14:58:48 ID:iU2o+3O6
テラダブルwwwww
773名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 15:06:06 ID:qV2UizpV
ツマンネ
774名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 05:03:40 ID:ILz1o25J
>>772
「なんでもないんだぞぉ〜」
775名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 21:02:54 ID:LebntwXg
>>774
「用がないのに通信いれるな! たく……切るぞ」
776名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 12:23:43 ID:NOIJdM29
>>775
「気をつけますでし」
777名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 14:13:54 ID:rWxDSMri
さて今日のおやつは豚肉だ
778名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 14:14:51 ID:f4kC/PDQ
>>777
痛いぞぉ〜おいらのお肉は食べ物じゃないぞぉ!ぶっ殺すぞ!!
779名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 14:33:14 ID:qO5OMTqv
>>777
可愛そうに豚肉ではなく鶏肉にすれば廃神を食べられたのに
780名無しさん@ピンキー:2007/05/25(金) 00:00:58 ID:zB6l819E
埋め
781名無し:2007/05/25(金) 00:41:21 ID:fAySBk96
クビアがシグマ風になっている。
主人公の職業がスタンド使い。
782名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 01:31:06 ID:A1HrE0zw
あれ〜? 次の板がみつからねえ
783名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 02:12:24 ID:Ap9fG9xM
784名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 01:04:41 ID:Xh22+3da
>>781
ネットゲームの世界なんてありませんよ
ファンタジーやメルヘンじゃないんですから
785名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 17:32:19 ID:DYDKxGVp
まだあんのか
786名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 18:04:28 ID:8IUZC6NX
>>777-779
吹いたwwwガスパー肉はうまいぞ
787名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 18:15:40 ID:NCUqZprv
肉はジンギスカン
788名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 20:13:09 ID:+nIKxTWR
可塑
789名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 14:10:21 ID:Q7funaw8

ここからは三郎も知る由もないこと。
太白こと黒貝医師がこのゲームを続ける理由はもう1つある。
そもそも彼がこの《The World》を始めたのは、1人の少年との出会いに起因する。
まだ彼がインターン、つまりは医学研修生だった頃携わっていた病院で出会ったその患者。
ゲームをプレイ中に意識不明となって病院に搬送され、ほぼ半年以上も眠り続けていた彼。
その名は7年経った今でも忘れられない。彼をこのゲームに導いたその出会い。
患者の名は三崎亮。小学4年生の少年だった。まだ黒貝が愛知県ではなく東京都にいた2010年初頭の出来事。

「(当時の私は……無力な学生に過ぎなかったな)」

ゲームで遊んでいた子供が意識不明となり
全国の病院に担ぎ込まれている――――――研修生だった黒貝らの間でも
そんな噂が実しやかに流れていた。
脳外科医を目指す黒貝も脳神経外科に配属された友人を通して噂に興味を持ち、
ゲームが人体の脳に及ぼす影響を彼なりの解釈に基づいて密かに解明しようとも思い始める。
しかしいくら彼が天才的な頭脳の持ち主と言っても研修生ごときでは真実に辿り着くことなどできはしない。
大病院とて研修生ごときに患者の秘密は漏らさない。だが彼は諦めなかった。
独自に築いていたネットワークを駆使し、都内と他県の病院で研修していた友人らからのリークで
ゲームが原因で意識不明となったと思わしき数人の患者の存在を知ることとなる。

「(荘司杏……香住智成……仁村潤香……そして三崎亮)」

彼の知る限り、この4人が《The World》をプレイ中に意識不明となり病院に搬送された。
もっと丹念に調べれば他にも意識不明者を発見できたかもしれないが
一介の研修生にもできることとできないことがある。
都内で入院していた3人と石川県で入院していた1人を突き止めるのが精一杯だった。
病院側から睨まれることを警戒した黒貝は友人らと密に連絡を取りながら
彼らの意識が戻るのを待った。その内、荘司杏の意識は2010年初頭に回復。残る3人の回復を待つ。
黒貝の研修していた病院に入院していたのが三崎亮。荘司杏が目覚めた日に意識不明になった少年。
以降、彼の病状の観察が黒貝の日課となる。

「(点滴によって繋ぎ止められていた命……だが彼の魂と呼ぶべきモノは、あの場にはなかった)」

荒唐無稽な話かもしれないが、黒貝はあの三崎亮の精神は彼の肉体にあらず
ゲームの中にあるのではないかと日々確信を募らせてゆく。
脳波は正常に見えて異常、電気信号も何処かおかしな所があった。
しかし誰が信じるだろう。担当医師に話すべきか?
いや話したところで信じてはもらえないだろう。何せ黒貝自身も信じられないからだ。
ゲームが人の意識を奪い、あまつさえ取り込み、その精神が未だにゲームの中を彷徨っているかもしれないなど。

「(だが奇跡は起きる。あのクリスマス・イヴの夜……意識不明者全員が目を覚ました。
  意識不明となった原因が分からないからと、ロクに治療もされずに眠り続けていた全員が……)」

何故かは分からない。あえて言うならば奇跡か。
2010年12月24日、少なくとも《The World》の中で何かがあったのだ。
それが原因で意識不明者達はほぼ同時にこちらへ戻ってきたのではないか、今もそう思う。
安っぽい奇跡などという言葉では片付けられない、それこそ人智を超えた何かがそのゲームの中にあるのではないか?
徐々に黒貝の興味は三崎亮という患者から《The World》へと移って行く。
ただ、後に少年を精密検査したところゲームをプレイしていた記憶が全て抜け落ちていたこと、
記憶障害と思われる症状が見つかる。彼の両親は子供をゲームから遠ざけるために伏せようとしていた様だが……。
ならその抜け落ちた彼の記憶は何処へ行った? 黒貝の疑問は尽きない。
結局、黒貝敬介と一言も会話をかわすことなく三崎亮は退院していった。
彼らが次に出会うのは7年後、2017年の3月。痛みの森の奥深くで。
今度は研修生と患者ではなく、銃戦士の太白と錬装士のハセヲとして。無論、当人達は気づかないまま―――――――。

「(あの子供……三崎亮だったか。今どこで何をしているのか……)」


790名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 13:23:20 ID:G+CQwl4i
抱えていた食材と漢方薬の袋をドさ、どさどさどさッ!と、雪崩を起こすように床へ降ろした。
「どうするんだコレ?手料理でも作るのか?」
クーンが首をコキコキと鳴らして目の前にいるアトリに聞くも、
「ふふ、うふふふふふふふふふふふ……」
どうやら自分の世界にイッてしまっているようだ。
この状況では何を言っても通じないと悟った彼はとりあえず引き上げる事にした。
そうして部屋の中には大量の漢方薬と食材と、ニコニコ顔のアトリのみが残された。
「うふふふふふふふふふふふ」
先程、クーンがもう少し注意してみれば分かっただろう。
「大事なのは『既成事実』です」
一見ニコニコ笑っているように見えるアトリのその瞳の奥が
「私からせまっても、何の意味もないんですよね」
真っ黒に燃え上がっていたことに。
「媚薬を飲ませて私を襲わせてみせます!」
これは本人に魅力がないことを証明してしまうのだが、
アトリはもうどうでも良いらしかった。
791名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 13:57:41 ID:uRwt63Xv
まだあったのか
792名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 07:37:12 ID:s4wZ1JI9
501kまでかんばれ501kまでかんばれ501kまでかんばれ501kまでかんばれ501kまでかんばれ501kまでかんばれ501kまでかんばれ501
kまでかんばれ501kまでかんばれ501kまでかんばれ501kまでかんばれ501kまでかんばれ501kまでかんばれ501kまでかんばれ501kまで
かんばれ501kまでかんばれ501kまでかんばれ501kまでかんばれ
793名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 17:49:19 ID:G1lC1zPg
パシャ パシャ  パシャ パシャ パシャ  パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ 
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794名無しさん@ピンキー
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          f、:\ |:::::::::ト、\        / l:::::::l /::)!