941 :
927:2007/06/07(木) 23:26:14 ID:dD08hwYb
927です。
なんか中途半端なものを投下してしまったようで、
続きを、と仰ってくださっている方すみません。
一応〆たつもりだったのとスレが1000近いので、実はバックレようかとも思ったんですが。
平日は無理なので、週末に書けたら投下します。
GJとか、ありがとうございました。
942 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 03:27:40 ID:YGsYuRPc
類つくで一作。
943 :
新しい朝へ1:2007/06/08(金) 03:29:02 ID:YGsYuRPc
「おまえは帰れ」
司が言い放った冷たい一言は、いっぱいいっぱいの気持ちでNYにやって来たつくしの心を凍らせるには十分なものだった。
マンハッタンの夜景が見渡せる公園で、類が見つけたつくしは、痛々しいほどに小さかった。
抱き締めたら折れてしまいそうな細い体を震わせ、泣き続けるつくし。
類はそのまま自分のマンションにつくしを連れて帰り、心も体も冷たくなったつくしに熱いシャワーを浴びるよう促した。
なぜ司は最愛の女を冷たく追い返したのか・・・
そこに鉄の女が関与していることぐらい、類には容易に想像できた。
それでも、あれだけ嫌っていた母親の言うなりになり、つくしを追い詰めた司を、類は許せなかった。
―――――司が手放したなら、自分が守る・・・もう誰にも渡さない・・・
つくしがバスルームから出てきた。
未だ目を赤くしたまま、足元が覚束ないつくしを、類はそっと支えた。
バスローブを身につけたつくしの体からは、バスソープの爽やかな匂いとつくしが放つ独自の甘い香りがする。
類はつくしを抱き上げ、寝室のベッドに彼女を横たえる。
「牧野・・・今はゆっくりと休みな。側にいるから・・・」
「ん・・・」
944 :
新しい朝へ2:2007/06/08(金) 03:30:31 ID:YGsYuRPc
体を離してベッド脇のソファに座ろうとした類のシャツを、つくしが掴む。
「行かないで・・・一人にしないで・・・」
「牧野・・・」
「一人になりたくないの・・・」
「大丈夫。一人にはしないよ。側にいるって言ったでしょ?」
「怖いの・・・眠りから覚めたらまた一人ぼっちになるんじゃないかって」
震えながら自分のシャツを掴むつくしの手に、類はそっと自分の手を添える。
雫を湛えるつくしの瞼に、類は自身の唇を当てた。
「俺はどこにも行かない。ずっと・・・ずっと側にいるから・・・だから安心して」
「はなざわ・・・る・・い・・」
耳元で弱弱しく自分の名前を発するつくしを、類はギュッと抱き締めた。
甘い香りが類の鼻腔を擽る。
「俺が・・・俺が忘れさせてあげる・・・牧野の辛いこと・・・全部・・・」
945 :
新しい朝へ3:2007/06/08(金) 03:31:37 ID:YGsYuRPc
類の唇がつくしの頬を伝い、その唇に合わさった。
啄ばむように重なり、類の舌がつくしの唇をなぞっていく。
ふと開いたつくしの唇の中に類の舌がスッと入り込む。
その舌は歯の裏側を刺激し、つくしの舌に絡んでいく。
互いの唾液が混ざり合い、そして舌を絡め合いながら深く、深く唇を求め合う。
「はっ・・・花沢る・・・い・・・?」
唇が離れた瞬間に、つくしが驚きの眼差しを類に向ける。
「何で・・・?」
「好きだから」
「え?」
「俺、牧野が好きだから・・・」
「花沢類・・・」
「泣かせないから・・・俺はアンタを泣かせない。こんな風に悲しい涙は流させない」
類は再度、つくしに深いキスを落とす。
そしてすばやく自身が纏っている服を脱ぎ捨てた。
「俺の全部で、俺の想いを感じて・・・」
類はつくしのバスローブを剥ぎ取り、つくしを抱き締めながらそう耳元でささやいた。
946 :
新しい朝へ4:2007/06/08(金) 03:33:01 ID:YGsYuRPc
つくしは戸惑いながらも類の背中に腕をまわす。
そして類の肌を感じながらその胸の中でコクリと頷いた。
類の唇がつくしの耳たぶをなぶり、そのまま首筋を這う。
チュッチュッと音を立てながらその唇は下っていき、鎖骨をその舌が這っていく。
類の掌がつくしの小ぶりな乳房を覆い、ゆっくりとその柔らかさを確かめる。
「はっあ・・・」
甘い吐息がつくしの口からこぼれた。
つくしの胸元にたどり着いた類の唇が、そこにチクリと赤い花びらをつけていく。
つくしは初めての感覚に戸惑いながらも、すべてを類に委ねていた。
類の優しさに、つくしの全神経が集中し、その行為に応えていく。
類の掌がつくしの白く滑らかな肌を這い回り、下半身の薄い茂みにたどり着いた。
そしてその先の泉に類の指が到着する。
丁寧にその入り口をなぞりながら、ぷっくりと膨らんだ突起を軽く刺激する類の指先。
「んん・・はぁン」
初めて感じる快感に、つくしは驚きながらも零れ落ちる声を止めることができない。
思わず自身の掌を口元にあてがい、声が漏れないようにガマンするつくし。
「ダメ・・・ちゃんと聞かせて?」
「恥ずかしい・・・よ・・・」
「かわいいよ、牧野・・・」
947 :
新しい朝へ5:2007/06/08(金) 03:34:17 ID:YGsYuRPc
つくしの手を退けて、チュッとキスを落としながら、類の指はつくしの潤み始めた泉に侵入していく。
「ああ・・・」
クチュクチュと水音を発しながら、類の指がつくしの中を円を書くように動き回る。
きつく締め上げてくるつくしの中を、丁寧に拡げていく。
その感覚を指で感じながら、類自身が硬く膨らんでいた。
先端から透明の液体が流れ出てくるのを感じた類は、つくしに告げる。
「ゆっくりするから・・・ちょっとだけガマンして・・・」
つくしの両足を開き、その潤んだ泉にゆっくりと侵入していく。
「くっっぅ・・・」
「力、抜いて・・・」
つくしに優しくキスを落とし、ぷっくりと膨らんだ突起を刺激しながらさらに進入していく類。
「あ・・・」
自身をすべておさめた類の口から歓喜の声が漏れた。
その声を聞いたつくしは、初めて見る類の男の表情に、体の力が抜けていくのを感じる。
948 :
新しい朝へ6:2007/06/08(金) 03:35:39 ID:YGsYuRPc
ゆっくりと少しずつ、類が動き出す。
つくしは痛みを感じるものの、それが少しずつ快感に変わっていくのを感じていた。
そして自分の体の奥から、快感の液体が流れ出ていくのも感じる。
「はっあっン、あ・・・」
徐々に類の動きが早くなっていき、つくしは類の首に腕を絡めながら、類の動きに合わせた声を漏らしていた。
「まっ・・・きの・・・」
「る・・・いっ・・・ああン。あっああン、はあっンあ・・・」
ピクピクとつくしの中が類自身を締め付けていく。
この上ない快感に、類も限界を感じていた。
「あ・・いっ・・・」
類の動きが早くなり、つくしを抱き締めたまま、その動きが止まった。
翌朝、つくしはゆっくりと瞼を開く。
優しく差し込む日の光。
そしてそこには自分を見つめる穏やかなビー玉の瞳があった。
「おはよ」
「・・・おはよ」
冷たい瞳から解放されたつくしは、その穏やかな瞳に癒され、包まれている幸せを感じていた。
fin
なんか、あんまりエロくはないかもですが、頑張って書いてみました。
中途半端……。
誰か次のスレたててくだされ
954 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 23:56:38 ID:ZdNUmcYG
>>949 GJです!
ちょっとだけ暴走気味の類がいいね。
類の「あ……」がエロくて萌えです♪
エロなしですが、お口直しにどうぞ。
957 :
失恋1:2007/06/09(土) 01:15:19 ID:RZifReyC
「俺らって、いつまでこんなんなんだよ!!」
青筋を立てて俺の目の前にいるのは、俺らF4のリーダー、“寸止めの帝王”道明寺司。
そしてここにいるのは、世の女性たちを魅了して止まない天下のF4、花沢類、西門総二郎、そして俺、美作あきら。
司が青筋を立てているのはなぜか?
それは司がすべてを投げ捨ててでも惜しくないほど愛すこの世でたった一人の女、パンピー代表・牧野つくしと、未だにその一線を越えられないから。
童貞の司と、鉄パンツを大事にはいている牧野。
そのチャンスがこれまでなかったわけではない。
でも、なぜかその一線は越えられずにいるお子ちゃまなこの二人。
NYで修業をしているはずの司が、なぜか緊急帰国し、牧野に会わずにこうやって俺らを集めたのは、ひとえに牧野との儀式を滞りなく迎えるためのアドバイスを俺らに求めるため・・・なんだろう。
プライドがエベレストよりも高い司が、素直にそんなことを言うわけがない。
愚痴りたいだけだって言ったところで、童貞の司が、百戦錬磨の俺ら(類に関しては疑問だが)にその手の話を聞きたいことなんて、長年の付き合いで理解できる。
やっぱりここは、お兄さんたちの出番ですか〜
958 :
失恋2:2007/06/09(土) 01:16:00 ID:RZifReyC
「牧野の心の準備を待ってたら、おまえら棺おけの中でもできねーぞ」と総二郎。
「いや、あいつの心の準備はできてんよ」
「マジで?」
思わず俺は言葉をもらす。
「卒業式の前に俺んちのコテージにあいつを連れてったんだ」
そこで二人はヤル気マンマンだったらしい。
でも熱を出してしまった牧野にそれ以上できなくって寸止めをくらったらしい。
パリでも、その気マンマンだった二人だったけど、司はすぐにパリを発たなくてはならなくてまたもお預け。
ほんとに呪われたやつらだ。
その後も、何度か牧野をNYに呼び出していた司。
そのたびに、かーちゃんから突然の出張を命じられたり、ねーちゃんが牧野を酔っ払わせてしまったり、牧野がアレになったりで本懐を遂げることができないとしょぼくれる司。
こうなると、さすがに同情するしかない。
959 :
失恋3:2007/06/09(土) 01:16:52 ID:RZifReyC
「こうやって俺らに会うよりも、牧野に会いに行けばいいだろ」
総二郎、そりゃもっともだ。
もっと言ってやれ。
「今夜はあいつ、徹夜でレポート書かなくちゃなんねーってぬかしやがってよ…」
やっぱそんな理由があったのかよ(呆)。
ただ俺らにアドバイスを求めに来ただけじゃなかったわけだ。
「………結婚しちゃえば?」
寝てたと思った類が間の抜けた声で言う。
「結婚して、NY連れてっちゃえばいいじゃん」
「でもよ…、約束まではまだ…」
「じゃ、俺が牧野と学生結婚しちゃおっかな」
「んだとっ!!!」
「「司っ!!」」
類…。
わざわざ野獣を怒らすなよ…。
「だってさ、今、牧野の一番近くにいるのって俺だよ? 司よりチャンスあるじゃん」
「てめ…」
「司、落ち着け、まだ類が手ぇ出したわけじゃねーだろ」
総二郎があわてて司をなだめる。
でも…。
類ほどじゃないが、俺だって司よりも牧野の側にいる。
俺にだってチャンスがあるはずだ。
「司、わりーけど、俺にだってチャンスあるよな?」
「んだと、あきら」
「司がこのまんまなら、俺が牧野をもらうぜ」
「あきら、おまえまで何言ってんだよ」
「俺は牧野が好きだ。司にも類にも負けねーくらいにな」
「「「………」」」
3人とも絶句している。
そりゃそうだ。
俺は誰にも明かしたことがない気持ちを、初めて言ったんだから。
960 :
失恋4:2007/06/09(土) 01:17:32 ID:RZifReyC
「帰る」
司がさっさと店を出て行った。
たぶんこのまま牧野のアパートに向かったんだろう。
そして二人はきっと…。
今夜こそ…。
とっととやっちまえ。
そうすりゃ、俺のこの想いも風化できんだろ。
「あきら、マジか?」
いつもはポーカーフェイスの総二郎が、心配げに声をかけてきた。
「さぁ、どうかな」
俺は精一杯の虚勢を張った。
「あきらの気持ちなんて、知ってたよ」
類が飄々と言ってのけた。
コイツにはほんと嘘がつけねーな。
「牧野は、司以外の男なんて受け付けないよ」
類がそう言うんだからそうなんだろう。
類じゃなくてもそれはわかる。
結局は、俺たちは司の背中を押してやったってことなんだな。
悔しいけどよ。
二日後。
NYに戻る司を見送りに道明寺家のエアポートにやって来た。
そこには牧野もいて、司とぎゃあぎゃあ言い合っていた。
でも二人の雰囲気はこれまでと違っていた。
互いを見つめる瞳が、艶っぽさを含んでいたから…。
もう俺の出る幕じゃないんだな。
これが失恋ってやつなのかもしれない。
初めて感じる胸の痛みを感じながら、俺はじっと二人を見つめていた。
終
エロなしですが、スレ梅になればと思いまして…。
失恋、GJです!
てか「口直し」て。そしてage投下とはチャレンジャーなw
“寸止めの帝王”にテラワロスwww
コメディがありつつ、ちょっぴり切なくって、
エロがなくても楽しめました。
GJです。
966 :
927続き:2007/06/09(土) 21:10:32 ID:8BOCSeZs
927です。
続き、置いておきます。
967 :
927続き1:2007/06/09(土) 21:12:36 ID:8BOCSeZs
司は、つくしの髪をかき分けた。うなじの中央の窪みに鼻をこすりつけるようにして匂いをかぐ。
「盆のくぼ」と呼ばれる急所だったなあ、と余計な事を考えた。こんなに弱くて小さくて隙だらけで、
その気になったらどうとでもしてしまえる。
(わかってんのか?)
「あんた、なんで日本にいるの?」
背後から抱え込むようにしている司の腕の中から、つくしが問いかけてきた。
(わかってねえ)
いつもどうでもいいことばかり気にかけて、ムカつく限りだ。
「休暇。うちのジェット。お前の卒業式。プロム。」
司の言葉はぶっきらぼうを通り越して、単語のみ。
それでも、休暇が取れたので自家用ジェットでつくしの卒業式とプロムに出るために帰ってきた、
と言いたいことは伝わったようだ。
そっかぁ、とつくしは呟いて、司の顔が見えるようにもぞもぞ体を回転させる。正面から向き合って見上げた表情はうれしそうだった。
畳の上は、司にとっては固いばかりで身動きしにくい。つくしの膝を割って、片足を割り込ませた。
そのままつくしの腰を支えながら起きあがる。
つくしは司の膝の上にまたがった格好になる。下着を着けていないのでズボン越しに伝わってくる体温に
胸が躍ったことは内緒だ。わざとそうなるようにしたのはもっと内緒だ。
968 :
927続き2:2007/06/09(土) 21:13:33 ID:8BOCSeZs
「ん」
改めて深く口付ける。
丹念に唇の感触を確認する。形をなぞるように舐め回し、その後メインとばかりに口中を貪った。
一度体を重ねて羞恥心が取れたのか、つくしもぎこちないながらも反応するようになっていて、
キスだけでもいつもより興奮する。
(ん?)
「牧野、あったけえ」
突然言われて、つくしは戸惑った。頭がぼんやりして呼吸を整えるのでいっぱいいっぱいだ。
「ほれ」
「わぁっ」
司の大きな手で、ウエストを掴まれて持ち上げられる。思わず色気のない声を出してしまった。
「やだっ」
司のズボンに大きな染みが広がっていた。つくしがまたがっていた部分だ。
「おまえ、反応よくなってね?キスだけでこんなに」
「う、うるさいうるさいっ」
「脱ぐわ。ちょっと立て。」
司は座ったままベルトを外し、下着ごと脱いでしまう。勢いよく司自身のが曝されて、つくしは
顔を赤らめた。
「いいな、この体勢。」
ちょうど自分の顔の前にあるつくしの腰を引きよせて、司が言った。
「牧野、見せろ」
「やだよ。ふざけんな」
しばしにらみ合う。
「覗いてたときのほうが、大胆だったのになぁ」
にやにや言う司に負けて、つくしは渋々スカートをまくりあげた。
969 :
927続き3:2007/06/09(土) 21:14:31 ID:8BOCSeZs
「よく見えねぇ」
顔を寄せながら、司が囁く。内腿に司の吐息を感じる度に、恥じらう気持ちが消し飛んでゆく。
つくしは割れ目を自分の指で押し広げて、司に見せた。
「ん……っ」
司は、つくしの膝の後ろを支えながら、顔を押し付けた。キスと同様に形を確認するように唇でなぞる。
舌はようやく内側へ分け入っても中心を避けて遊んでいる。最後にようやく割れ目を広げるつくしの指と一緒に突起を執拗に舐めた。
かくかくと膝が崩れそうになるが、司は許してくれない。
「ふっ…う」
声にならないあえぎが洩れる。あまりにつくしが辛そうなので、太ももを伝う液体を丁寧になめとってから自分の膝の上に座らせる
。眉を寄せて快感に耐えているつくしの顔を見て、我慢ができなくて一気に挿入した。
「ぁあっんっ」
「…っ」
締め付けられて、司もイってしまいそうになり、必死で堪える。つくしの首筋に顔を押し付けて、荒くなった息を殺した。
呼吸を整えて、動き始める。ぐったりしていたつくしも反応する。2度目だからか、挿入でも感じるようになったらしい。
「あ、は、ぁん」
ぎゅっと瞑っていた目をあけて、つくしが、なめて、と小さくねだった。
背をのけぞらせて、乳首の周りをなめる。
つくしのあおのいた喉が動いて、また何か言ったような気がした。それに応えて赤く色濃くなった乳首を吸い上げる。
内部の締め付けがキツくなる。それに煽られて、今度は噛み付いた。
司は限界を感じて、向い合せにつくしをギュッと抱きしめ、動きを速めた。ガクガクと揺すぶられた勢いで、つくしの腰が手の内から逃げそうになる。
逃げんな、とばかりに尻を掴んで引き寄せ、さらに深く穿った。
つくしの腕が、司の頭に巻き付いて、口付けてくる。夢中になって応えてやる度、内部が大きくうねり、何度目かのキスで精を放った。
970 :
927続き4:2007/06/09(土) 21:15:17 ID:8BOCSeZs
「きゃあぁっ」
「なんだよ、うっせえ」
余韻に浸っていたのに。
つくしが何やらギャーギャー喚きだしたので、司は不機嫌になる。
「制服、汚しちゃったよ!卒業式で着るのに〜」
確かに、つくしの着ていた服は皺だらけのぐちゃぐちゃで、特に最中にずっと身につけたままだった制服のスカートなどは
酷い状態になっている。
「そんなのいいだろ。新しいの準備させるから」
「何回も着ないのにもったいないよ!」
司は、はぁーっと額に手を当て溜息をついた。
「じゃあ、行くぞ。服着ろよ」
「へっ、どこに?」
「タマなら、それ、何とかできんだろ。」
「クリーニングとかで……」
「その色々なシミとか、どう説明すんだ?」
「うー」
「うち行くぞ」
つくしは、アパートのドアの鍵をかけた。かけたついでにガチャガチャと締まっていることを念入りに確認する。
「おまえ、何してんの?」
司が不審そうな顔をする。
「戸締り。変な人が入ってくるからね。」
「てめぇ」
青筋を立てる司を見上げて、つくしは微笑んだ。
971 :
927続き:2007/06/09(土) 21:17:11 ID:8BOCSeZs
終わりです。
お粗末さまでした。
>>971凄くおもしろかったです!原作のつくつかのよう。
また機会があったらかいてください。
有り難うございました。
>>失恋さん
エロなしでもあきらの心情が原作っぽくって楽しめました。GJです。
>>971さん
個人的な趣味の問題ですけど、先の作品のほうがエロチックな気がします。
でもって原作のつかつくっぽくって好きでした。
>>971タソGJ!
続き投下してくれてありがとうございます!
好きです!文体とかつかつくの口調とか!
また次のスレで投下楽しみにまってまつ
次スレ要らね。
6で潔く終れよ。
976 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 22:08:31 ID:tcf86pDA
>>958 >「牧野の心の準備を待ってたら、おまえら棺おけの中でもできねーぞ」と総二郎。
ワロタ
>>976 確かにw
でも、あのコテージではつくし、やる気満々だったんだよねww
コテージのエピを見るたびに、道明寺よく我慢できたなあと思う
>>978 そこが司の魅力だよね。
自分の欲よりもつくしを思いやる。
普通の男なら、女が熱出たくらいでやめないだろww
980 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 03:23:23 ID:qFoTUabv
作家さんを待ってまつ…
投下待ってまつ
つくし。
おい、起きろって!
んー。。。
ちょっと、待って。
いま、起き、る、よ。。。
とか言いながら寝てやがる。
熟睡って感じじゃないがな。
ったく、こいつは酒弱えーくせに、進められりゃホイホイ飲みやがって。
こういう半分寝てる状態のこいつはけっこう素直な反応を示すのを俺は知っている。
つくし
ん…
襲うぞ、いいのか?
う、ん。
うっすらと目を開け、頷くこいつ。
この先の展開はいつもの通り。
徐々に目を覚まさせてやるからな。
俺はシャツを脱ぎ捨て手をそっとつくしのカットソーの中へ滑り込ませる
983 :
麻弥:2007/06/15(金) 16:49:16 ID:90+/Kfyx
次スレどうするの?そろそろ立て時?
985 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 22:05:24 ID:ZRWe9KG+
>>982 これで終わりだったら、まさに“寸止めの帝王”
待ってるこちらも“寸止め”……
>俺はシャツを脱ぎ捨て手をそっとつくしのカットソーの中へ滑り込ませる
そこへ椿おねーさんが、バーン!
989 :
名無しさん@ピンキー: