アイさん陵辱して帰ったら弥子も喰うなんて
ネウロ…この鬼畜王ランスめ!と思いつつガッツポーズする俺ガイル
超GJ!しかし悪役似合うなネウロw
ずっと待ってたよ、超GJ!!
二人の切ない健気さと、あくまでも外道なネウロの対比が良かった。
しかしランスてwww
裸で帰ったんだ・・・
なんかサイのキャラがジャンプ的展開だな。
乙。
乙
サイの為にちょっとネウロに特攻してくる
このドーピングコンソメスープがあれば…
ちょ、ほんと涙出た
サイが珍しく純粋で感動した
職人さん素晴らしい
これからも末永く宜しくお願い致します
鬼畜ネウアイ良い
GJ
アイがサイだけの為に存在するのが感動。
ネウロってジャンプ的に悪役かもな。
>>626を読むまでは、弥子とコンビ組んでるから悪役とは思えない。
うおおGJ!!サイが健気で泣けた!感動した!
そういや過去には逆パターンもあったんだよな。
サイに犯された弥子にネウロが愛を注ぐっていうやつな。
どっちも名作だ。
さてここらで・・・最近少ない笹ヤコをエーロ・ゴシカアン!
笹ヤコ最後に見たのはいつのことだったろうか
読むぶんにはすげー好きなんだが原作で最近出てこないから
ネタがゲットしにくいんだよなー
あと、書いてみると分かるんだがすげーエロにもちこみにくいコンビだったりするorz
お、おう自分も書いて投下した事あるんだが確かにエロに
持ち込みにくいかもな・・・笹塚が淡白そうなせいか?
それでも神が現れるのを待つ・ゴシカアン!
イビル・ジャイアン的展開もよしですな。
ネウロは悪役じゃないお><
傲岸不遜、鬼畜で残忍なツンデレで、
人を死の淵まで追いやるのが大好きな『いい人』なんだお><
この小説続いてサイアイがエロに突入しないかなあ・・
この後、帰宅したネウロとヤコがどうなったのか激しく気になる…
ごめん。
その後のネウロちょっと書いてみた。
唐突に入り口のドアが開いた。
「…ネウロ?」
思わず、弥子はソファーから立ち上がった。
ここにいろと言われてからずっと、所在なく待ち続けていた弥子は今までネウロが一体どこに行って
いたのか分からない。だが、何かいつもとは様子が違う気がした。
何がとは言えない。ただほんのわずかだが、どことなく切羽詰ったような感じがしたのだ。
問おうとした一瞬、ぎらりと翠の双眸が光る。
「ふむ、感心なことだ」
「あんたが言ったんじゃない、ここで待ってろって」
「言いつけを守ったことは、まあ誉めてやろう」
言うなり、伸ばされた腕にいきなり絡め取られてしまった。
「いきなり何よ…」
慌てて逃れようとしたのだが、もう叶わない。ネウロはひどく禍々しい笑みを浮かべて今夜の獲物た
る弥子を更に深く抱き締めた。すぐに頭が片栗粉でも浴びたようにくらくらしてくる。
意のままになりたくなくて抵抗しようとしても、無駄なようだった。
「やだってばっ…」
「我が輩の奴隷よ、貴様をまずは増長させてやろう」
「えっ…」
心憎いばかりの低いトーンの声が、耳をくすぐった。
「我が輩の心尽くしを受けることが、何よりの幸運と思え」
「な、に訳の分からないことを…」
今夜のネウロはやっぱり変だ。そう言いかけて、服から肌から絶え間なく発せられる仄かな香に弥
子は身を硬直させた。
これは誰かの匂い。
まさか魔人が人間同様に操立てするなどと呑気なことを考えていた訳でもない。だが、ネウロから
感じる他人の匂いに面白いことに弥子は勝手に嫉妬していた。
それが一体誰かも分からないのに。ネウロなんか身勝手で強引で大嫌いだと思っていたのに。
そんな弥子のなけなしの乙女心も露知らず、ネウロはぬらりとした嫌な笑いを浮かべて体を探って
いた。
「ヤコよ、我が輩だけの奴隷よ。貴様が今日の全ての埋め合わせをするのだ」
耳を舐める声が忌まわしくも熱くて嬉しい。
さっきまで空白だった夜はまだ始まったばかりだった。
終わり
その後ー!
GJ!!
続きGJ!! さすが絶倫魔人。
服から肌から〜の肌を股って読んだ…。すまん。
>>646 元のを書いた者だがまさにこんなイメージしてました、超GJ
>>646 このエロエロ魔人!GJ
嫉妬するヤコ可愛いな
今週と先週の展開がうっかり修羅場になりかけるが
651 :
秘密:2007/03/05(月) 18:14:26 ID:cj9lz6Z6
カモワン版(マルセイユ版の復刻)のタロットの解説見てたら見てたら思いついたもの。
「あ〜もうっ! なんでこんないつもいつも、馬鹿にされなきゃならないわけ!? わざわざ
言われなくたって、自分が愚か者だって事くらいいい加減理解してるよっ!」
いつものようにネウロさんにさんざんに貶された弥子ちゃんは、ネウロさんが事務所を出て
行ってから、ずっと自棄になったように言葉を綴っています。弥子ちゃんの頑張りを知らない
わけでもないでしょうに、どうしてこうもネウロさんは意地が悪いのかと、さすがに心が
痛んでしまいます。
「ん、何?」
ホワイトボードにペンを滑らせると、弥子ちゃんも私に気付いてくれたので、今度は毛先で
パソコンの画面を示し、キーボードを叩いて会話を始めました。
『弥子ちゃん、そんなに落ち込まないで。弥子ちゃんが頑張ってる事はネウロさんだって
ちゃんと見てるはずだよ。』
「…ありがとう、あかねちゃん。でも…さ、私が愚か者ってのは本当だよね。こう何回も
ネウロに騙されたりしてるんだし…」
やっぱり弥子ちゃんは相当参っているのか、考えが暗いようです。
『でもね弥子ちゃん、愚者っていうのは、タロットの中じゃ唯一人物が歩いてる、可能性に
満ちたカードなんだよ』
「えっ、そうなの?」
あまりフォローにならないフォローだけど、弥子ちゃんは興味を持ってくれたので、少し
ほっとしました。
「でもさ、それならネウロは死神…だっけ? そんな感じだよ」
弥子ちゃんのイメージでのカードの選択。それはちょっとだけ微妙な感じです。
『そうかな。だけど、死神って本来は名前の無いカードで、本来番号のない愚者と同じ構図で
描かれてるものだから、対として考えるなら二人に合ってるのかもね』
「う…セットになってるみたいなモンじゃない…。じゃ、じゃあ他に…悪魔とか…?」
今度は更に微妙な選択。
「あかねちゃん? 私変なことでも言った?」
純粋に不思議がっている弥子ちゃんが、何だか悲しくなりそうです。
『あのね、悪魔のカードには、綱で繋がれてる奴隷の男女も描かれてるの』
それはまるで弥子ちゃんと吾代さんを暗示してるみたいに。しかもその二人は喜んで繋がれ
ているっていうんだから……。
「どれ…」
弥子ちゃんは驚いた後、溜息を吐いてしまいました。
でも大丈夫。その男女はちゃんと太陽の中で、解放されるから。そう教えてあげたいけれど、
どう考えてもネウロさんが弥子ちゃんを手放したりするわけがないのは、よく解ってるから、
私には何も出来ないの。
ごめんね、弥子ちゃん。
運命の輪にスフィンクスが描かれてたり、見てると色々浮かぶんだけど…あまりうまく書け
ないんだよな。
gj
タロット的には弥子と吾代は真性Mなのか?
うわごだいなにをするやめ…
クシカッ!
GJ!
今週号読んでたら、ネウロが弥子を無理矢理弥かねちゃん化させて犯す
ネウあかが読みたくなってきたw
何だかんだでネウロと美人秘書ってラブラブだよな…と思って。
今週号最後のコマでネウロの台詞を
「貴様を床用雑巾にできなかった腹いせに
我が輩のミルク絞り専用雑巾になってもらおうか」
と補完した。
雑巾というかバキューム的なものというかw
…ミルク雑巾SS光臨ひっそり希望ゴシカァン
656 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 21:52:19 ID:OybkGa66
ネウロは弥子ちゃんの事かなり好きだと思うんだけど、どうかな?
そうだね、プロテインだね。
今書いてる。
wktkして待ってます
ええ?ひょっとして雑巾モノすか?待ってます!
神待ちの隙を狙い
10巻匪口のプロフを見て思い付いたバカネタを置いてみる
『だって俺、マックだし…』
匪「…ちは、マックです」
弥「こんにちは!パソコンですっ!!」
弥「ぅ…ックシュン!」
匪「何?風邪ひいたの??」
弥「……ぁい。今年のウィルス、結構酷いみたいd…ッシュン、ぁ−もぉっ!」
(口を両手で押さえて涙目)
匪「……俺が、ウィルスソフト入れてやろうか?」
弥「(あれ?台詞が違う…)あ…あ−いいです、大丈夫! それにうつしちゃったら悪いし……」
匪「全然平気!だって俺、マックだし」
弥「その設定、わざわざソコで持ち出すんですか…てか、何でさっきからじりじりと距離詰めて来てるんですかっ……」
匪「だからさ、原因調べるだけだってば……大人しくしてなよ?」
弥「あ、ちょ…何処触って……ゃぁっ…んぅ…そんな所に電源スイッチなんて無いです…っ!!確かに今はPCだけど、一応人型してますけど……ゃんっ!」
>>661 ばかもの!続きを書かんか!この!
でもGJ!ハアハアしたぜ。
ミルク雑巾ネタで突っ走った。
後悔なんて、するものか。
「…うっ…」
苦しげな声が喉からひりついて漏れた。
窓の外では、ひどい雨と風が猛威を奮っている。まさに春先の嵐という感じだ。たまに奇声が聞こえる
のは、差していた傘が突然の突風でダメになった人の叫びだろう。
比較的雨が小降りのうちに遅刻することもなく事務所に辿りつけたのは幸いだったが、その後こうして
ネウロにいたぶられているのは決して本意ではない。
何でこんな日に限って、律儀に時間を守ったのだろう。
弥子はそんな自分が恨めしかった。
「ぐぅっ…」
「そら、しっかりとしゃぶれ。貴様にはこれぐらいしか価値がないのだからな」
相変わらず今日も好き勝手なことを言うネウロは、弥子の頭を強引に押さえつけて残酷な笑みで見下
ろしている。全く暴君もいいところだが、今こんな風にしてソファーにゆったりと長身を預けている様子も
妙に様になっているから困るのだ。いつも粗雑に扱う癖に、時折見蕩れたりしているのを気取られない
ようにするのが今の弥子にとっては最大限のプライドだ。
床に座り込む形で、既に反り返っているものに奉仕を強制されている弥子は、決して逃れることも出来
ないままぽろぽろと涙を零し続けている。その間も、口の中で膨張し続けるものはどんどん常識外れな
大きさになっていっている。
堪えきれずに口を離すなり、口の端から唾液よりも粘度の濃いものがぱたりと零れた。何だかんだと
未熟な弥子の舌技に文句をつけてはいても、それなりには楽しんでいたに決まっている。
何て悪趣味な男だろう。
「…ネウロ…」
はあはあと肩を上下させている弥子をあくまでも虫けらでも眺めるように尊大に見下ろしながら、ネウロ
は威風堂々たる絶対君主の如き風格を漂わせて言い放った。
「以前、貴様を正式な奴隷にすることが出来なかったからな。せめて我が輩の吐き出す精液ぐらいは、
拭い取る雑巾代わりにでもなって貰わねば」
「なに勝手な、こと…」
「貴様もそれを望んでいる筈だ、ヤコよ」
するりと顎を撫でる指がいつもとは違う感触に思えた。
何か企んでいるらしいのが、本当に憎らしい。
「訳の分からないことを…」
まだ呼吸の整わない弥子の頬に、硬く勃起しきったものがずるっと擦りつけられた。わざとらしく先走り
が溢れる先端から根元にかけて。べったりとぬるむ液をなすられ、嫌悪と恐怖で叫び声を上げたいほ
どだったのだが、顎を掴んでいる指先は刃物に変わっていて逃れることなど出来ない。もちろん叫ぶこ
とも。
「今の貴様は只の雑巾だ。便所雑巾にも劣る、精液を拭うだけのな。フハハハハ」
「…う…」
わずかでも反論すれば即座に首が胴体と泣き別れる。それぐらいのことはネウロなら簡単にやっての
けるだろう。こんなことで死ぬ気になどなれない弥子は、ひとまず常に頭をもたげるプライドを引っ込め
るだけだった。
「舌を休めるな。雑巾よ」
「…畜生」
聞こえないほど小さく呟いて、驚くほど巨大に膨れ上がったものに弥子は再び愛撫を始める。根元か
ら何度も丁寧に舐め上げ、裏筋を中心に刺激を与え、カリの根元から先端を舌先で突つき回し、徹頭
徹尾教えられた通りをなぞりながら更なる満足を味合わせていく。くだらないプライドは今はもう何の意
味もない。ネウロが雑巾だと言うなら、紛れもなく今の弥子は雑巾でしかないのだ。
はらりと流す涙は、もう何の意味もないものになっている。
「出すぞ」
長い時間をかけて股間からそそり立つものに持ちうる技を持って尽くし抜いた挙句、唐突に頭上から
残酷な声が降ってきた。
はっと見上げた目に、この場には到底相応しくないほど神々しい強制種の微笑のような笑みが飛び
込んできて思わず魂を奪われ、放心してしまった。その隙を突くように大量の熱くてねっとりと濃いも
のが顔を目掛けてぶち撒けられる。
「やぁ…!!」
逃れる間もなく髪から、顔から、制服に至るまでべっとりと魔人の精液に汚された。こんな惨めなひど
い姿で、これからどうやって帰ればいいのだろう。もうどうすることも出来ずに呆然と座り込んでいる弥
子を抱き上げると、ネウロは手際良くショーツを足から抜いてしまった。
「ふむ、まさに雑巾だな。貴様には汚いのが似合いだ」
「や、もうやだよお…ネウロ…」
今日はネウロに命ぜられるままフェラチオだけに専念していたので、弥子の方はまだ何の準備も出来
ていない。早くもまた勃起しかけているものにこのまま突き上げられたら、きっと弱い粘膜で守られて
いるだけのそこは壊れてしまう。
「やぁ、お願い、やめて…いきなりなんて嫌…」
「そうか、すぐに欲しいか。雑巾に相応しい淫乱だな」
「違っ…やあああ!!」
魔人が嬉しそうに目を細めたのと同時に、性急なペニスの先端が乾いたままの小さな花弁を無理やり
こじ開けた。
「やあ…痛、いぃ…やめて、もうやめてぇぇ…」
一気に奥まで突き立てられて、弥子は泣き叫びながら必死でネウロを突っぱねようと足掻いた。なの
に何の効果もなく、互いの粘膜が密着した部分は淫らな擦れ音を響かせるだけだ。そのうちに、敏感
な内部を守る為なのか単なる快感からかじわりじわりと愛液が滲み出してくる。
「あ、あ、あぁぁんっ…」
「いいぞ、ヤコ。乱れ狂うがいい」
「いやあぁ…も、やぁ…これ以上、は、ダメえぇ…」
ソファーに完全に囲い込まれ、激しいピストン運動に攻められて弥子はそろそろ完全に正気を失いか
けていた。結合する部分がぐちょぐちょとあられもないいやらしい音をたてていることすらも、意識から
失せかけている。
「あぁぁ…ネウロ…ダメ、もうダメえぇぇんっ…」
無意識に縋る腕が、魔人に絡みついて抱き寄せる。
「そうだ、心のままに求めろ、縋れ、何もかも委ねろ雑巾め」
強く抱き締められ、喘ぎ続ける唇を宥めるように甘く噛まれてしまう。もうダメだ。
「あ、あ…」
その瞬間、完全に意識が飛んでしまった。
「ネウロ、雑巾でいい、からぁ…して、もっとしてよおぉぉっ…」
ひくりと喉を反らせ、微笑む弥子は凄まじく美しかった。心を委ねる相手にここまでされることの喜び
が溢れている。
「そうだな、ヤコよ。今宵はゆっくりと貴様と過ごそうか…」
獲物を完全に手に入れたネウロは、余裕の笑みで抱き締め直した。焦ることはない、長く時間をかけ
て楽しめばいいとばかりに焦らそうとしているのだ。
「あ、はぁ…ネウロ…大好きぃ…」
零れた精液を全て拭き取らされていることも忘れ、弥子はひととき妖しく微笑んでいた。
終わる。
タイトルの2がちゃんと書き込めなかったのが心残りだ。
GJ!!!激しく萌えた
鬼畜ネウロ万歳!
作者の2に関するこだわりしかと見届けた
よって晴天時にまつわる続編を求む
(ネウヤコ純愛?です)
立て続けに入った仕事。それがようやく落ち着いて、桂木弥子は久しぶりに事務所で、
あかねちゃんとまったりしていた。
「……だめだ、また負けたぁ〜」
ぽん、とトランプを放り投げる弥子。
「あかねちゃん、ババ抜き強すぎ。これで私、何連敗?」
壁のお下げがぴょこんと跳ねる。先端がペンを握り、さらさらとメモ用紙に文字を走ら
せる。5。
「……5連敗。っていうか、あかねちゃん、表情が読めないからか」
女の子二人(?)、和やかな雰囲気の昼下がり。気の休まることのなかったここ数日を
反省するように、弥子はこののんびりムードを満喫・・・・・・
ビン。
していた刹那。
眼前、数ミリ先を、目視できないほど高速で何かが通り過ぎていく。
視線を飛んでいったほうに向けると、ありえないほど深く刺さったダーツの矢が、事務
所のドアに刺さり、その身をしならせていた。
背中を通り過ぎていく冷や汗。あんなものが命中していたら貫通、いや、頭蓋ごと砕か
れかねない。
「……ネウロ」
椅子にふんぞり返って、さっきまでのんびりしていたはずの、探偵助手を見やる。回転
椅子をくるりとこちらのほうに向け、彼は、何事もなかったかのように、平然とした顔。
「思いついたぞ、ヤコ」
どうせいつものろくでもない思い付きだろう。満面の笑顔がそれを証明している。
「貴様をそこの壁に拘束して、ダーツの的になりながら、推理する探偵の事務所というの
はどうだ?」
(死んでしまうわ!)
脳内で突っ込みをいれながら、
「ちょっとネウロ、私はいま、あかねちゃんと遊んでるんだから」
「ふむ、何故だ?」
「何故って……ここのところ忙しくて、かまってあげられなかったから、その分というか。
ほら、ウサギだってかまってあげないと死んじゃうって言うでしょ?」
「ほぅ、地上のウサギもかまってあげないと死ぬのか」
「地上の『も』ってのは、魔界にもウサギ、いるんだ」
「魔界ウサギは超がつくほど血気盛んでな、構って(闘って)やって、痛めつけておかな
いと、無差別に周囲に襲い掛かって死なせかねないのだ。興味があるなら、呼んでやろ
うか?」
ぶぶぶぶぶ、と全力で頭を振って、弥子は否定する。
「だが、ふむ。そういえば、忙しくて構っていないといえば、確かに我が輩もここのとこ
ろ、貴様に構ってやる時間が取れなかったような気がするな」
「いやいや、そんな気遣いはいらない……」
=生命の危機になるネウロのちょっかいなんて、なければないほど弥子は平和だし、そ
もそもここ数日、いつもの理由なき虐待が少なかったか?と聞かれたら、別にいつもどお
りだったとしか思えなかった。まぁ、ネウロの基準では少なかったのかもしれないが、弥
子はそうではなく、タイトロープダンサーな日常を送っていたはずだった。
「よし。決めたぞ、ヤコ。今日は我が輩も少しいい気分だし、たっぷり貴様を構ってやろ
うじゃないか」
「いいって!ホントに!!そんなっ!」
立ち上がるネウロ、窓からの逆光を背負ったその黒衣の長身は、弥子にとってはまさし
く悪魔に見えた。
(こ、殺される!!)
本能的な恐怖が、小柄な体を後じさりさせる。
「遠慮するな……魔界777ツ能力」
「ギャーーー!!召喚してる!」
人知を超えた、禍々しい何物かが、ネウロの手に集結する。
―――幽玄たる装飾(イビルサルトリア)
かざした黒い手袋から放たれた奔流が一瞬、弥子の体を包み込む。とっさに手をかざし、
目をつぶって体をかばった弥子が、ゆっくり目を開ける。
「あれ、何にもなって……」
じっと手を見るが、血も傷もない。体感的にも痛みとかは感じないのだが……
「って!ええええええ!!」
視線を動かして気がつくと、弥子は思わず大声を出した。手のひら、それから袖口。い
つもの制服がそこにはあるかと思いきや、正絹の天鵞絨(ビロード)のような、艶やかな
黒色の生地。丈長のスカートで、ナイトドレスのような、女性らしい曲線が浮かび上がる、
シンプルながらも華やかなドレスだった。
(アヤさんのステージ衣装みたい……)
感嘆の吐息を漏らしながら、弥子はまじまじと自分の体を見つめた。
「そいつらは魔界に住む極微小な蟲でな、光の屈折率を自由に変更することができるのだ。
瞬時に装いを変えるには最適だろう?」
「む、虫なの!?」
ちょっとたじろいでしまう。けれど、手にしたその生地はまったく布そのものだった。
複層のフリルが広がるスカートなど、重厚感ある見かけの割りに、体が重さを感じないの
は、確かに人間界の技術ではなさそうだった。窓ガラスに映る自分自身を眺める。着飾っ
たその姿を見ていると、そんなこと、些細に思えてきてしまう。
くるり、裾を翻して回る自分の姿を見ながら、弥子が目を細めた。
(こういうの新鮮……食費で手が回らないから、あんまり高い服とは買えなくて、ドレ
スとかちょっと憧れてたんだよね〜)
「……初めて、ネウロの能力に、素直に感謝できそう」
「心外だな。まるで今までの我が輩の能力が、貴様にろくでもない結果しか及ぼしてない
ような言われようではないか……まぁ、いい。ヤコ、なかなか似合っているぞ」
顎に手を当て、弥子の上から下までに視線を走らせたネウロが言う。
「え、褒め……」
「こういうのを表すいい言葉があったのだが……おお、そうだ『ヤコにも衣装』だったか」
やっぱりいつものネウロだった。
(でも、こんぐらいの憎まれ口なら、ドレスに免じて許しちゃおうかな。うん、とりあえ
ず写メ、あかねちゃんに頼んで撮ってもらおうっと)
そんなご満悦な弥子だったが、
「さて」
いつの間にやら背後に回ってきていたネウロが、その小柄な体をひょいと持ち上げる。
「え?な、なな!?」
腰あたりに両手を添えられ、横に持ち上げられる、いわゆるお姫様抱っこの体勢だ。
「それではヤコ、睦むとしようか」
「へ?」
何も分からないまま、やさしくソファの上に下ろされる。
「ちょっとネウロそれ、どーいう意味……!?」
ネウロの手が伸び、スカートの中に潜り込んでくる。もう一方の手が胸元に伸ばされて、
弥子は一瞬で顔を真っ赤にした。
「ちょ、だめ!!何やってんの!?」
「言ったとおりだ。睦事、まぐわい……まあ有り体に言えば交尾だな」
ネウロの手から逃れんと、もがく弥子だったが、すっぽりとソファに収められ、上はネ
ウロに押さえつけられているため、逃げることかなわない。
「ちょ、いくらなんでも急すぎっ!昼真っからなんてっ、その、こういうのムードとか……」
「その点は留意したつもりだったが?」
「全然してないっ!」
「いつもの色気の無い服だと我が輩としても食指を誘われんでな。だから魔界道具まで使っ
て着飾らせて、まぁ何とか見れるくらいには仕立ててやったのだが?」
(それがムードって、ネウロの都合だけじゃん!)
すい、とドレスの合わせに手が伸ばされる。裾をまくられると、柔肌が露出する。ドレス
は黒く、ネウロの服も黒い。現れた弥子の白磁のような肌が余計に浮かび上がって見えた。
「だめ、脱がさないで……そ、そうだ、あかねちゃん!!あかねちゃんも見てるし」
おさげを探して、部屋中を見渡す弥子だったが、件の美少女の姿は無い。
「気をつかってどこかに隠れてくれているようだな」
「そんなぁ……」
そうこうしているうちにネウロの手がドレスの中に潜り込んでくる。小ぶりな乳房は包む
ように手のひらに覆われ、股下にもぐりこんだもう一方の手が、下着越しに秘所を撫でなぞ
った。
「んっ、くっ」
掻痒に似たおぼろげな快感に、身をくねらせながらも、流されまいと必死に体を反らせて
逃れようとする弥子。年相応の少女の微かな抵抗を、まったく意に介すことなく組み敷いた
ネウロは、その耳元で囁いた。
「……イヤか?」
(ずるい、よ)
――ここでその顔をするのは。
(拒めなく、なっちゃうじゃない……)
頬を赤く染めて弥子は黙り込むだけだった。
吐息を感じられるくらい、ネウロの顔がすぐ側にある。繰り出される、耳元に軽いキス。
唇の温かさを感じたとき、弥子の背筋にぴくりと戦慄が走った。ロングスカートが巻き上げ
られる。太ももに巻きつくストッキング、ガーターベルトにレースの下着。純白の下着を下
ろされると、桜色の合わせの部分が露になる。
肌と寸分違いの無い触感の、ネウロの手袋が弥子の敏感な部分をまさぐる。鋭敏すぎると
ころは避け、焦らすような愛撫とキスの手管に、うら若き女子高生の体は、その肌を桜色に
染めていく。かき抱かれて、その肩幅の大きさ感じながら、首筋に舌を這わせられると、弥
子の口から官能の吐息が漏れ出してくる。
「ん……」
唇を閉じて漏らさまいとすればするほど、鼻にかかった甘い声が零れてしまう。
ちゅぷ。
十分に潤ったクレヴァスにネウロの中指が差し込まれる。愛液を潤滑にしてもそこは狭く、
黒い指先はゆっくりとしか飲み込まれていかない。
「痛いか、ヤコ?」
今のところ、丁寧なネウロの対応に不満は無かった。ただ、体を通り抜ける未知の快感に、
弥子は対応しきれず戸惑っている。
「う、ううん……痛くは、無いかな」
「そうか」
第二関節まで沈み込まさせた指が引き抜かれる。黒い手袋の先端は弥子の愛液でてらてら
に濡れていた。
「なんか、ネウロ、今日は凄い優しいね……」
「当たり前だ。魔界1のフェミニストと謳われた我が輩だぞ?」
しれっと言い放つネウロにちょっと弥子は呆れてしまう。
(でも……今だけは、そうであってほしいかも)
今度はネウロの両手が弥子のあらわになった乳房に伸ばされる。乳白色の双丘の先端に、控
えめなピンクの先端が、先ほどからの刺激でピンと立っている。小ぶりで両手に収まるそれを、
左右の手でそれぞれ包み込むと、くくっと円を描くように揉みだした。
「くっ……」
発展途上のそこは、まだ張った感じがして、揉まれるとぴりぴりとした痛みがあるのだが、
もう一方では違う感覚も生まれていて、触れられている部分がじんわりと熱くなってくる。
「その……ネウロは、胸は大きいほうがっ、好み…なの?」
「ふむ?……あまり気にしたことはないが。魔界に比べれば、こちらの人間の個体差など、誤
差の範囲だからな」
「……そりゃ、そうだ」
「だから、成長平均以下の幼児体型であっても、思い悩む必要はないぞ、ヤコ?」
「それは余計な……んっ!」
指先がくにくにと動き、揉みしだくような動きに変わる。
「それに、このように揉んでいれば、そのうち大きくなるかもしれんしな」
根拠の少ない話だったが、弥子は否定しなかった。下手に何か言って今手をを離されたら、
わきあがってきたピンクの感情が行き場をなくして暴走してしまいそうだったから。
それからも、ネウロの指先と口は、過たず弥子の敏感な部分を刺激した。たっぷりと時間を
かけた前戯で、弥子は見も心もとろとろにほぐされつつあった。
(いつも、これだけ私のこと思いやってくれるんならな……)
「さて、そろそろ頃合だろう」
そういうとネウロは弥子の秘貝に差し込んでいた二本の指を引き抜き、口元に運ぶ。かすか
に粘り気のある液体を唇で拭うと、ズボンのジッパーを下ろした。
屹立したシンボルが現れ、目にした弥子が息を呑んだ。下着の下におとなしく収まっていら
れるレベルの大きさではなかった。長さ、太さともに規格外、エラがぐいっと張り、竿には浮
き上がった血管がごつごつと節くれ立った、凶悪なシルエット。見比べた経験が無いため、そ
れが平均をどれだけ逸脱したサイズなのか、彼女には判断つかなかったが、指二本すらキツキ
ツの部分をそれが通過していく姿は、想像つかなかった。
(……形が普通なのは唯一の救いね)
「一応、貴様が受け入れられるレベルにしてやったぞ、喜べ」
「これで!?」
「それとも、二股に分かれていたり、ドリルのように抉れるモノのほうがいいのか?」
ふるふるふる、と頭を振って否定する。
凶悪な肉槍が弥子の割れ目に添えられる。ぴったりと閉じた部分をこそぐように前後して、
愛液を先端にじっくりしみこませると、それを潤滑油に小さな穴を押し広げていく。
みじみじみじ、肉の裂けるような音が、弥子の頭の中で響き、痛みが走りぬけた。注挿はゆ
っくりであったが、得物に対して、肉冠があまりにも小さいのだ。
「か、あ……く、は」
言葉にならない。目を白黒させて、弥子は口を魚のようにパクパクとするだけだった。
じわり、
差し入れられた部分から、血が零れる。
「ん?すこし裂けてしまったようだな」
それは、おそらく裂傷による出血ではないのだが、魔人にはその知識が欠けているらしい。
(広げ……られて)
うつろな瞳で、弥子は結合部を眺める。
(私の、が……ネウロの形に……)
股下に凶悪なモノが刺さっている、その事実だけでも卒倒モノで、初めての痛みと合わせて、
気を失ってもおかしくない状態だった。とにかく、無我夢中の弥子は、その手をネウロの背中
に伸ばす。そんな風に何か届くものを、手につかめるものを半ば無意識に探した結果、すがり
つきネウロにきつく、強く抱きつくような形になる。
甘い喘ぎとは程遠い、痛みに耐えるだけの声。そうと気づかずに、弥子はネウロの背中に爪
を立てていた。スーツの上から皮膚を裂き、血が滲むくらい強く。
けれど、ネウロは表情をまったく変えない。
目を閉じて、苦しむ少女の頭にやさしく手を置き、
「……少し、力を抜いたほうがいいぞ、ヤコ?」
そして、苦悶する少女の唇に、自然に自分の唇を近づけていた。
一瞬、弥子の体がなおさらに硬直した。侵略者の、閉じた唇を解く、深く、むさぼるような
キスは、肉体以上に精神に作用する。何をされたのか、それはもしかしたら、破瓜よりも重大
な事実かもしれない。ネウロの方から、弥子のために、その身を案じてなされた行為なのだか
ら。
普段は何を考えているか分からない、憎たらしいときのほうが多い存在なのに、なぜか不思
議と離れられない。強制されているから、そう思い込もうとしていた時期もあった。けれど、
時が経つにつれて、関係だって変化していく……
だから、弥子は、応えた。
差し出された舌を口腔で絡めあう。唾液と、つるりとざらりの混じった触感を交歓しあう。
水音を立てて、キスに耽っている間は、痛みを忘れることが出来たから。情熱的なキスと、シ
ンプルな挿入行為。かたまりとして溶け合うように、ソファの上で二人は互いを受け入れあう。
浅い挿入はいつしか、さらに深く、深くと。最奥を突かれれば、その形を浮き上がらせんば
かりに、弥子の下腹部は、ぽっこりと盛り上がる。破瓜の血以外に、粘り気のある液体が泡立
ち、結合部から零れだしてくると、グラインドの速さはそれを潤滑に少しずつ早まってくる。
ぐじゅぐじゅと淫音がどんどん大きくなってくる。弥子はネウロの終焉が近いのを察しなが
ら、総毛立つような奔流に気がついていた。
(なんか、なんか……来ちゃってっ!!)
引き抜かれ、そして勢い良く突きこまれた次の瞬間、
意識がホワイトアウトしそうになるほどの、大量の快楽情報が脳髄を、脊髄を、末梢神経を、
隅々まで駆け巡る。そんな、エクスタシーが意識の糸を手放させた瞬間に、
弥子は子宮の奥を熱いものが満たしていくのを感じた。
(あ、膣内に……出されてる……)
それすらも、異論なく歓喜で受け入れて、弥子は暗闇に飲み込まれていくのだった……
「……ふぁ」
ようやく弥子が目を覚ましたとき、事務所の窓から差し込む明かりは、オレンジ色になって
いた。
(そっか、私、アレで気を失って……)
体を起こし、弥子は周りを見渡した。ネウロはいつものように、回転椅子に腰掛けて、弥子
のことなどまったく興味なさそうに窓の外を見ている。
(うう、なんかちょっと気恥ずかしい感じ……)
よくよく考えれば今なお、生まれたままの自分自身の姿に、急激に羞恥心がわいてきて、
「ねぇ、ネウロ、私の服は?」
「服?」
「そう、能力でドレス出す前に着てた制服……」
「ああ、言い忘れていたな」
くるり、椅子を回して、足を組んだ姿勢のままのネウロが弥子に向き合う。
「あの蟲は、繊維が好物でな。衣服に使われる上質なものは特にだ。擬態として、食事中は光
の反射率を変えて服になり、持ち主がそうと気づかないうちに食い尽くしてしまうという困っ
た代物でな」
しれっとネウロが言い放ち、弥子の顔はみるまに青ざめていく。
(そーいえば、ドレスを脱いだ記憶が無い!!)
やられた。そう思った。全てはこのための時間稼ぎだったのだ……
「っと、じゃ、私はどうやって家に帰れば?ここには替えの服なんてないよね?」
「ふむ、貴様がとんでもない強運の持ち主なら、誰にも見られることなく家に帰ることができ
よう。あるいは……目視した人間を我が輩が片っ端から鏖殺していけば、問題はあるまい」
「問題だらけよ!はぁ……」
ため息とともに、弥子はおもむろに通学に使っているバックを開ける。そして、中から体育
用の着替えを取り出した。
「……今日が、家に着替えを持って替える日で良かった」
それはそれでかなり羞恥プレイだが、全裸よりはマシだった。
「チッ」
「……いま、舌打ちしなかった?」
「気のせいだろう」
「はぁ……ちょっと幻想みちゃったよ、私の初めてが……とほほ……」
着替えた弥子が肩を落として事務所を出て行った。
「ふむ」
残されたネウロは、机に両肘を突き、人差し指で前髪を弄りながら呟いた。
「まぁ、悪くない余興だったな」
その声は、誰の耳にも届かずに消えるだけだった……
(777個もあるなら、一つくらい勝手に作ってもいいよね?いいよね?)
(ってか、ぶっちゃけ「ヤコにも衣装」って書きたかっただけだったり。ではでは)
GJ!!
GJ!!!
何か全体の描写が凄く好みだ
ヤコにも衣装!
>体育用の着替え
ブルマ+『桂木』と書いた体育シャツでのご帰宅と申したか