1 :
名無しさん@ピンキー:
ここは、DS用ゲーム「世界樹の迷宮」の二次創作スレッドです。
入った瞬間瞬殺された思い出や、
全員睡眠→○○といった実体験に基づいたり、そうでもなかったりするネタをどしどし募集します。
俺が立てようかと思ってたぜ
調子こいて3Fに下りたパーティが一人ずつ首ちょんぱされるSSキボンヌ
クエストの報酬に、シリカたんがエロいおっぱいでエロいことをしてくれる
そんな妄想
よし、休憩がてら、昨日から半分徹夜でプレイして全滅した経験を元に書くぞー。
名スレktkr
職人はエロSSを書いてもいいし、書かなくてもいい。
萌えSSでも良し!
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マッピング?
とりあえずあれだ、いわゆる性的役割と実際の職業が逆になるようにはするよな。
荒らしばっかだな。まあNG登録してるから関係ないが。
投下神の登場を期待しつつwktkしとく。
>>1乙
ココが賑わうのを祈って短編1本投下。
バード=公式絵の一番左で補完を頼みます。
パーティは全く、油断していた。
一つ上の階層で、迷宮に蔓延る狼たちの首魁を倒したのが、まだ記憶に新しい。
ミッションの成功を揚々と執政院に報告し、酒場で仲間と祝杯を挙げたのが、つい先ほどのことに感じられる。
いま、バードひとりを取り巻く状況は酷く絶望的で、そこには救いも何も、ない。
第2階層に到達した彼女たちを待ち受けていたのは、あまりにも手痛い洗礼であった。
今までよりも遥かに強力になったモンスターは、5階を越えた彼女たちの自信を打ち砕くには十分すぎた。
現れたのは二種のウーズ――毒と眠りの状態異常を得意とする敵の群れに、パーティは見る影もなく蹂躙された。
前を護る二人は倒れ、メディックも力尽き、隣に立つアルケミストも……たった今、地面に崩れ落ちた。
彼女一人が、樹木生い茂る迷宮に取り残される。周囲を大量の汚らしいウーズたちが取り巻く。
退路は断たれ、救いの糸も持たない。
そう、慢心から至る驕りは、冒険者たるものにあってはならないのだ。
迫り来るウーズに嬲られ、バードは地面にへたり込んだ。
もはや彼女には戦う力はおろか、抗う力も残されてはいない。
無機質な表情しか持たない、見るからに毒々しいウーズたちが彼女ににじり寄る。
見やれば、他の仲間たちは既に原色の海に埋もれていた。
「ひっ……や、いやぁ! 来ないでっ!」
お尻と手を地面についたバードは、少しでも後退しようと泣き叫びながら身じろぐ。
彼女の震える手が取り落とした弓を、前に出たスリーピーウーズの1匹が飲み込んでいく。
それは他のモノよりも一回り大きく、彼女を圧倒していた。
絶望に支配されていたバードの頭の中が、恐怖の色へと染まっていく。
彼女の気付かぬうちに、股間はじんわりと濡れて、獣道に小水を垂れ流していた。
「あ……ぁ……」
もう、悲鳴は枯れ、言葉は尽きた。
ぐじゅ、ぐじゅと、粘質に零れるウーズの体液が、バードの目前に溢れる。
ソレの身体から飛散した赤黄色い飛沫を浴びて――瞬間、彼女は昏倒した。
ウーズは、気を失ったバードの身体にむしゃぶりついた。
体液がバードの服を溶かし、粘液に塗れた彼女の身体を少しずつ露わにしていく。
未発達な胸の上に載る彼女の桜色の乳首は、緊張か、それとも恐怖のためか、ツンと上を向いていた。
怪物は、少しずつその場所にぬめる粘液をまぶしていく。
てらてらと怪しげに光る少女の濡れた肌は、まるで食後のデザートのような彩りをしていた。
そのとき、顔に付着した粘液の冷たさに、バードは目を覚ました。
「え……きゃああああっ!?」
自分の身体にウーズがまとわりついているのを見れば、彼女が驚くのも無理からぬことだった。
必死にもがこうとするが、ウーズによる睡眠効果の名残か、身体には全く力が入らない。
しかし、恐怖に研ぎ澄まされた彼女の感覚は、鋭敏に各所の異常を伝えてきていた。
「な、これ、って……」
溶かされた胸当ての上から伝わるのは、蕩けるように甘美な感触。
櫛の先で身体を梳かれているような、棘のような快感が少女を襲った。
「そ、そんな、ぁ……ん、く」
ウーズはドクドクと体液を零し続ける。
バードの上半身は胸から下腹部、わき腹を。下半身はつま先から、すね、太腿、そして――股間へと。
一つ一つ、その箇所を味わっていくかのように、体液は彼女の全身をゆっくりと侵食していく。
バードの衣服の大部分は剥げ落ち、もしくは腐食し、その形を成さなくなっていた。
「ウーズなんか、気持ち、いいって。おかし、いのに、なんでぇ……こんなの、初めて……」
粘液の塊が股間に到達すると、その快楽の波はますます、狂えるほどに強まっていった。
ずき、ずきと少しの痛みを伴いながら、彼女は隈なく犯されていく。
顔に降り注いだ体液に目を瞑り、小さな口に入ろうとしてくる粘液を舐め取ると、どうやら苦い。
彼女の身体の上がその状態なら、下の未開発な膣口にもまた同様に、黄色の体液が進入していく。
少しずつ、刺すように、挿すようにして、痛みと、それ以上に凶悪な快楽が、バードを犯していく。
「ん、っく……! うああっ!! い、あ、あ、あ、あっ!」
顔を覆うウーズの体液の隙間から、艶を帯びたバードの嬌声が零れる。
粘液に濡れる彼女の膣は、獲物を求めるように蠕動する。
地べたについたお尻に、ウーズの体液が忍び寄っていく。
「やっ、そ、そこは、ぁ! だめえぇ!!」
収縮した彼女の肛門を穿り返すように、ウーズの欠片が押し寄せる。
「ひ、ああああああああああああーーーっ!!」
絶叫するバードの口を塞ぎ、ウーズはそれぞれが意思を持つかのように、ずるずると動いた。
口を塞がれ、乳首を転がされ、膣内を満たされ、肛門を掘られる。
がくんがくんと痙攣するバードを押さえつけるように、ウーズはただその前後動を繰り返している。
「ん、ぐ、っむ! ふ、う! んっっっッ!!」
彼女が絶頂に達する直前なのは、明らかだった。
そして間もなく、彼女の身体が大きく上下に爆ぜる。
「ふ、う、あ、は、あああああっ!! あ……ぁ……あぁぁ……」
彼方に飛ぶ意識の寸前で、彼女はシリカの言葉を思い出していた……
『糸、持った?』
【Game over...】
さっそくタイトルの数字間違えたよ・・・(´・ω;......
乱文ですがこんな感じでもよければリク受けるので、もし良かったらどうぞ
>>34-36 記念すべき一発目の神キタコレ!
よければ次は眼鏡アルケたんを扱っていただけるとうれしいです
>>34-36 乙です!キャラのリクとしてはメディ子がいいなぁ と言ってみる
>>37-39レスありがd
突っ込みどころは多いだろうけど精進します
次は38の眼鏡アルケ書いてみる
日曜までに投下できたらいいなと思いつつ
メガネアルケはクールなボクッ娘だよな?
>>41 ( ゚д゚)
( ゚д゚ )
長くなりそうなので初めだけ投下
メイン:アルケミスト♀=眼鏡
サブ:メディック♀=お察し
夜には樹海帰りの冒険者たちで賑わう金鹿の酒場も、昼間にはそれなりに静かだ。
酒場の店内に、カウンターの向かいに立つ二人の女性のほかには、客の姿は見当たらない。
彼女たちと主人はなにやら話しているようだ。
あなたはそれに聞き耳を立ててもいいし、この場所から立ち去ってもいい――
「……たった二人で3階まで?」
黒髪のアルケミストは眼鏡の蔓を指で押さえながら、酒場の女主人に問いかけた。
「ええ……二人で3階にいる歩哨にこの薬を届けるように、だって。見たところ中身は回復薬のようだけど……」
彼女らの隣では、まだ少女の風貌を残したメディックが、興味深そうにその話を聞いている。
依頼の概要を改めて聞き終えたアルケミストは、内容を整理するように小さく頷いた。
「つまり、彼らへの補給、というところか。なぜボクたちに依頼が来たのか、それが少し腑に落ちないな」
自答するアルケミストを横目に見てから、メディックは遠慮がちに口を開く。
「みんなまだ疲れて寝てるだろうし、私とお姉さん(メディックはアルケミストをこう呼んでいた)しか、
いま出かけられる人はいないよね……どうするの? 私はお姉さんについていくけど」
メディックに聞かれる前から、彼女の答えは決まっていた。
「――受けよう。内容が簡単な割に報酬もいい。それに、兵士たちに懇意にしておけば、後々見返りもあるはずだ。
それとみんなには……マスター、ここに来たら、ボクたちのことを伝えておいてもらえますか?」
アルケミストは主人から荷物の入ったザックを受け取ると、光が差し込む店の出口に向かって歩き出した。
「あ、お姉さん。待ってよ〜!」
メディックはアタフタしながらその後を追う。店内には、女が一人残される。
「……ごめんね」
その呟きは、誰もいない空間に吸い込まれて、消えた。
現れるモンスターを薙ぎ散らしつつ進むと、彼女たちが3階に到着するまで何時間もかからなかった。
4階へと進む道中の小部屋のような空間に、目当ての人物たちはいた。
地べたに足を投げ出して座っている二人組みの歩哨の鎧は、ところどころが土で汚れている。
メディックが駆け寄り回復の呪文を唱えると、彼らは柔らかく微笑んだ。
「酒場で依頼を受けたものです……これを」
アルケミストはザックを手渡す。彼らは中身を改め、小さな声で「ありがとう」と言った。
彼女は一息つき、周囲を見回した。どうやらここには、モンスターたちが寄ってこないようだった。
「……行こう、メディック。ボクらの長居は無用だ。さすがに、みんなが待ってるだろう」
「もう行ってしまうのかい? 少しくらいゆっくりしていってくれてもいいじゃないか」
歩哨たちの問いかけに答えることなく、アルケミストは踵を返した。
彼らの傍らに座っていたメディックは慌てて立ち上がり、アルケミストの後を――追おうとした。
「待っ――きゃっ!?」
唐突に背後から聞こえる悲鳴に、アルケミストは歩みを止め、後ろを振り向く。
「ゆっくり、していこうぜ? せっかく、久しぶりに女が来てくれたんだしさ」
彼女の視界には、首に腕を絡められたメディックと、下卑た笑いを浮かべる二人の男があった。
一瞬の間があり、そしてアルケミストは男の言葉から全てを理解した。
「お前ら……最初からこのつもりだったのか。彼女ともグルなんだな……!」
咄嗟に振り上げたスタッフの機先を制すように、メディックを拘束する男が口を開いた。
「はん、グルとは人聞きが悪いな。確かに依頼したのは俺たちだ。だが、結局ノコノコやってきたのは誰だ?
お前らは報酬に目が眩んだかしてここまできたんだろ? なら、相応のことをする必要があるんだよ」
男は片腕だけでメディックを拘束し、空いた右腕で彼女の胸をグリグリとまさぐる。
メディックは顔を強張らせ、男の手の動く先をじっと見つめていた。
「やめろっ!! その子には手を出すな……! 頼む……から」
メディックが囚われていなければ、彼女の術式が歩哨たちを灼き尽くし、跡形も残らず塵にしていただろう。
「あん? それはお前の態度次第だな。俺たちもこんなお子様趣味はないんだぜ?
でもまぁ、入れられる穴があればどっちでもいいけどよ。へっへ……」
アルケミストは身を焦がす怒りに震えた後、自分のどうしようもない愚かさに呆れた。
酒場の主人がこのことを黙認しているのなら、おそらく誰も助けには来ないだろう。
そして目の前で囚われた少女はまだ……その純潔を汚される年齢ではない。しかも、彼女はついてきただけ、だ。
考えなくとも、アルケミストの答えは一つしかなかった。
「ボクが……お前たちの相手になってやる。だから、彼女は見逃してくれ。お願いだ……」
きつく握り締めていたスタッフが、音もなく地面に落ちた。
続く
カワイソス(´・ω・`)
ウンコ
GJ!
お察しに何故かワロスw
>>43-44の続き
「まぁ、そうだよなぁ。アンタがそうこなくっちゃあ、俺たちも楽しめないぜ。
ただ、このガキをすぐ帰すわけにはいかねえな。面倒なことになりそうだからな」
男は懐から取り出したロープでメディックの手首と足首を縛り、口に猿轡を噛ませて地面に投げ出した。
くぐもった悲鳴とともに、メディックが咳き込む。その瞳には、粒のような涙を浮かべていた。
「そう怖い顔すんなって……こんな胸もないガキにゃ何もしねえよ、お前がやることをやるならな」
彼女は、力なく横たわるメディックに心配するな、と言う意の目配せをした。
「じゃあ、そうだな……まずはしゃぶれよ。自分にぶっ込まれるモノなんだから、キレイにしとけよ?」
地に跪いたアルケミストの眼前で、男はズボンをずり下ろし、屹立したペニスを取り出した。
彼女は青臭い強烈な匂いに顔を顰めたが、視界の端にメディックの姿を捉え、意を決したように口を大きく開く。
「ん……ふ、は……む」
唇で汚れをこそぎ取るようにしながら、口内の奥へとそれを導いていく。
開きっぱなしのアルケミストの口から涎が零れ、下顎からだらしなく滴り落ちていく。
「む……ちゅ、く……ちゅ」
湿った呼気が充満する彼女の口内に、なんともいえない饐えた味が広がる。
唾液に塗れてもいないのに粘つく亀頭の先端を、上蓋の柔らかいところで擦り付ける。
早くも口の中でピクピクと震える肉竿に、アルケミストは心の底でせせら笑った。
「う……す、すげ、こいつ」
絡みつく舌で、込み上げる唾液をペニスの左右前後にまぶしていく。
それが終われば口を窄め、圧力をかけて強く吸い込みながら、モノを絞り上げていく。
「っふ……んむ、ちゅく……ちゅぷ……」
吸い付け、顔ごと前後に激しく動かし、陰茎の暴発を誘う。
案の定――男は何分と持たずに射精した。
「くッ、うお、おおッ!」
ペニスの先端から迸った白いスープが、ドクンドクンと音を立てるかのようにして喉奥になだれ込む。
「んンっ! ふ、む……ん、ん、む」
彼女は噎せそうになりながらも、ペニスを咥えたまま放さず、流し込まれる精液を嚥下していく。
竿の脈動が、唇を通してアルケミストに伝わる。
男の放出の波が一区切りついて、彼女は最後に、尿道に残った精液を吸い取るように啜り上げた。
彼女は代わる代わる差し出されたもう一人の男のペニスに、軽く口付けをする。
恥垢にまみれたモノの先端を、赤い舌で小刻みにくすぐり、カリの部分までだけを口に含んだ。
「ぺろ、れろ……ちゅ、ぱ……ん、ンちゅ……く、ちゅ」
口の中で唾液ごと濯ぐように、ペニスを刺激する。唇で締め付けるように、肉竿を磨き上げる。
涎を舌に乗せて亀頭に塗りたくると、口から溢れた唾液が竿を伝って零れていく。
アルケミストはその白く華奢な指先をペニスに添え、唾液の上からやや強めに扱き立てる。
「んふ……れ、ろ」
尿道口を舌でこじ開け、舌先を貼り付けるように摩擦する。
添えた指の動きはますます早くなり、「いいからとっとと出せ」と暗に示しているかのようだった。
「ぐっ、うおあっ! だめだっ、いっ、イクぞ!」
ぶるん、と指越しに大きく震えたペニスから、大量の精液が吐き出される。
暴れる肉竿から口を離したアルケミストの顔に、やや黄色味がかったゼリー状の液体がぶちまけられる。
彼女は目を細め、眼鏡の向こうから降り注ぐ精液のシャワーを、ただ黙ってその顔面に浴び続けていた。
男たちの指示で服を脱がされ、アルケミストは一糸纏わぬ姿になっていた。
自らの服の上に寝そべる男を見やると、その天を仰ぐペニスの姿が目に付く。
もう一人の男は手持ち無沙汰そうに順番待ちをしているようだった。
「どうすればいいか分かるな? あれだけのテクニックを持ってるんだ、こっちでも楽しませてくれよ?」
アルケミストは返事もなく頷いた。横になった男に跨り、しなやかな腰をゆっくりと下ろしていく。
くちゅ、と卑猥な水音を鳴らして、彼女の膣がペニスを飲み込んでいった。
「なんだよ……めちゃくちゃ濡れてんじゃねえか、俺たちが弄ってもいないのに」
彼女はず、ず、と腰を落として、膣奥へとペニスを深く差し込んだ。
全く動かずとも、触手のようにうねる彼女の膣内が、肉襞が、男の局部を激しく責める。
「ん……く、あっ……」
自分がペニスを全部飲み込んだのを確認すると、アルケミストは少しずつ身体の上下動を始める。
肉茎が抜ける寸前まで引き抜き、一気に腰を落として自らの子宮をえぐる。
その動きでクリトリスがペニスと擦れるたびに、膣が激しく収縮し、蕩けた愛液をより多く滲ませていく。
「は……は……ぁ」
ずるずると外に引きずり出されては膣内に消えるペニスは、アルケミストの愛液にまみれ、あやしく光っていた。
一定のリズムをつけて腰を動かすと、男が次第にアルケミストを突き上げるようになってきた。
「く、ん……は、ァ……はぁ……」
彼女は男の下腹部に手を載せて自分の体重を支え、ひたすらに上下動を繰り返す。
ペニスを抜いては引き入れ、除けては挿し込み、ときおり下からの突き上げを受ける。
アルケミストの膣から溢れた蜜が、地面に敷かれた服に垂れ落ちていた。
「あ……あぁ……ンっ」
淫靡な水音は一層騒がしくなり、木々の梢にこだましていく。
下敷きにした男の身体が一瞬運大きく波打ったように見えた。
「う、あ、ああ……な、中に……出す、なんて……」
煮え滾った奔流が、アルケミストの膣を一杯に満たしていく。
深く差し込まれたペニスはその硬さを失わず、びくんびくんと子種を彼女の中に吐き出し続ける。
「く……こん、なに……この」
つぷ、と音を立てて男のペニスを引き抜くと、愛液と混ざって泡立った液体がとろりと溢れた。
アルケミストは肩で息をつきながら視線を上げる。
「次は、俺の番だよな。もう見てるだけで射精しちまいそうだったぜ、アルケミストさんよぉ?」
勢いよく猛ったペニスをむき出しにしたもう一人の男が、彼女を見下ろしていた。
地面に両手をつき、四つん這いになったアルケミストの背後に男が立つ。
酷く羞恥的な格好に、彼女はほんの少しだけ頬を紅潮させる。
「やっぱりいい形のケツしてやがる。俺はこっちの穴に入れさせてもらうぜ」
男は手を伸ばし、彼女の膣の入口辺りをかき回してから、溢れた愛液を指で掬い取った。
濡れた指でアルケミストの肛門に触れると、そこは怯えたようにヒクヒクと蠢いた。
「お前のケツの穴、これからやることに期待して震えてるぜ……全くどうしようもないエロ冒険者なんだな」
その所作は全てアルケミストの視界の外にあるため、彼女には男の動きを知ることができない。
男は肛門に人差し指を差し込み、クニクニと周辺部を穿り返した。
「うあっ! ……く、う……」
驚きか緊張か、彼女の肛門は固く閉ざされ、何者の侵入を拒むかのように締まっていた。
「へへ……やっぱり、後ろのほうは慣れてないみたいだな。こいつは良さそうだ」
零れた潤滑油を掬い取っては塗りつけ、男はその部分を次第にすべらかにしていく。
初めは指をきつく締め付けていた彼女のアナルも、指二本を楽々飲み込むほどにまでほぐれていた。
「く、そ……ん、ん、あ……う、あ」
男の指の前後動で、すっかり彼女は蕩かされてしまっていた。
未体験な場所への刺激が、彼女の意識を次第に遊離させていく。
「そろそろいいか。ほら、お前が楽しみにしてるチンポぶっ挿してやるよ。力抜け」
アナルに、ぬめった亀頭の先端が押し付けられる。
指よりも遥かに太いその感触が、彼女を震えさせた。
「や、やめ――う、あああッっ!!」
アルケミストのお尻を引き裂くように、ペニスが腸内へと侵入していく。衝撃と痛みで、彼女の呼吸が止まる。
彼女の腹の中は、突き入れられた肉棒を潰すように圧迫していた。
「クッ――すげぇ締め付けだ。もっと奥まで挿れてやるから、なっ!」
彼女の肛門が、ペニスにズブズブと串刺しにされていく。
腸壁は進入してきた異物を一刻も早く排除しようと、悲鳴を上げるように蠕動した。
彼女の腸内が暴れるほど、男には強い快楽がもたらされる。
「うっ、あ、あっ、い、あああ! はっ、……んんん、くあああっ!」
アルケミストの身体が、男が腰を打ちつけるのに合わせてガクンガクンと震えだす。
股間からは、量と粘度を増した愛液が、留まることを知らずに溢れていく。
彼女の肌は紅潮し、瞳には涙が溢れ、きつく食いしばった歯の隙間からは堪えきれない喘ぎが漏れる。
「ケツがいいんだろ? なら、いつでもイッちまえよ……!」
パンパンとお尻に腰を打ちつける音が、アルケミストの耳に届いた。
男の振幅が一段と大きくなり、彼女の身体に緊張が走る。
「う、ああぁ! だ、ダメぇ、もう、っ、もう――!」
アルケミストは細い背中を大きく弓なりに仰け反らせ、おとがいを突き出し、鋭い嬌声を上げた。
彼女の腸がきつく収縮し、男のペニスを締め立て上げる。
「イッ、ああ、イク、いっ、くううぅ―――ッ!!」
痙攣と見まがうように一際大きく身体を振るわせ、アルケミストは地面に崩れ落ちた。
背後から彼女の背中に精液が降り注ぐ。その熱を感じる間もなく、彼女の意識は飛んだ。
……次に彼女が見た景色は、自分の傍で泣きじゃくるメディックの姿だった。
最初にどう声をかければいいか悩み、結局何も言わずに惚けるしかなかった。
【COMPLETE...?】
ID変わってるな(´・ω:;...
というわけでリクありがとうございました
乱文、突っ込みどころは脳内補完を全開に
次は
>>39のメディック書こうと思うけど、投下まで時間かかりそう
絵はどっちを使えばいいんだろ・・・?
とうぜんロリ
>>48-50 乙です!
最後にメディ子が泣きじゃくってるのは、
やっぱり気絶してる間に犯られちゃったからかと妄想。
>51
乙乙!
感化されてソードマン男書いてみる!
今週中に投下出来ればいいな!
>>55 >ソードマン男
女性向け創作キター。
熱血系ソド男は普段とのギャップで萌えさせるってことで受けなのか?
…まぁその…俺自身♂なので、せめて男女のカプにして欲しいと思う今日この頃。
どうでもいいよ
どうせ読まないし
以下のどれかだといいなあと呟く。
・赤毛ソド男をショタ設定でごにょごにょ
・赤毛ソド男をむりやり俺女設定でごにょごにょ
・赤毛ソド子をむりやり野生児ショタ設定でごにょごにょ
・赤毛ソド男を金髪ダクハン姐さんが調教
・赤毛ソド男をあらあらうふふメディ子が新薬実験
・赤毛ソド男をカスメ子が呪縛してごにょごにょ
シリカ商店の下乳姉さんとラブラブでごにょごにょ
がいいなあ。
小生意気なダークハンター♂1を〆てやるッ
「あ、おかえり!」
いつものように樹海で手に入れたアイテムを売りさばきに
冒険者御用達の店、『シリカ商店』に行った時、不意にそう言われた。
「あ、うん、ただいま」
意表を突かれたかのように、その店に入ったソードマンは目を丸くしていった。
というのも、確かにシリカ商店にはよく行く、常連と言っても差し支えない。
が、「お帰り」と言われた経験は初めてだった。
「むぅ……」
その様子を、ソードマンのパーティメンバーのパラディン(女)は、面白くなさそうに言う。
「……」
同メンバーのカースメーカー(女)はいつもと変わらない表情。
何を考えているかもよく分からない様子で、その光景を見ている。
そのまま数秒の時が流れ――――
「あ、ごめん。 いらっしゃいませだね。」
―――つい言っちゃった。
そう言葉尻に付け、てへっ、と舌を出した。
「アタタタタ…、つい言っちゃったよ。
いつもいつも樹海から帰って、すぐにボクの店に来てくれるギルどの人ってそういないからねぇ」
「そうなの…?」
パラディンが樹海での戦利品を机に出しながら、彼女に質問をする。
「そだよ? 大抵の冒険者さんはすぐに宿屋行っちゃうんだもん。
疲れてるのも解るけどね」
……一二三、一二三、一一二三。
会話を続けながら、その戦利品に値段を付けていく彼女。
「おお! これは!」
しばしの間、戦利品に値段を付けていく間に 彼女はとある物に目を付けた。
「星形の種子! なかなかの物を持ってきたねぇ しかも五個も!」
それは、樹海で巨大な植物を倒した時に手に入れた種であった。
「いいねいいね、高くさせて貰うよ?」
嬉々として値段を付けていく彼女に、パーティのリーダーであるソードマンは言う。
「あ、ごめん、それ違うんだ」
「へにゃ?」
不思議そうな表情でソードマンの顔を見るシリカ。
その顔を見て、多少口ごもりはしたが、言葉を続ける。
「それ、金鹿亭の依頼なんだ」
ギルドのメンバーは先日、金鹿亭を仲介として一つの依頼を受けた。
―――星形の種子。
―――それは、五つ萃めると想い人と両思いになれる。
そのジンクスを信じた少女からの依頼であった。
そして彼らのギルドはこの依頼を受け、見事に達成した。
無論この星形の種子は これから金鹿亭に持っていく物だった。
ついぞ、パラディンガ他の物と一緒にぶちまけてしまったのだ。
「そっか、しょうがないね。 冒険者だもん…」
シリカの落胆ぶりは見ても明らかだった。
「ま、いくら悩んでも仕方ないし。 はい、今回は全部で490エンね」
規定の料金をシリカは自分の店から取り出し、冒険者達に手渡す。
その手渡しついでに、
「はぁ……いっそのこと、ボクだけの冒険者になってくれないかな」
思わず、そういう一言が口から漏れたのだった。
「シリカさんだけの?」
独り言みたいに呟いた言葉を聞いたのはソードマンであった。
「あ、聞こえちゃった?
いやね、そうだと、ボクも楽だし キミたちも良い思いも出来るかなって」
「良い思い……?」
想像を張り巡らせるソードマン。
………
想像に期待するソードマン。
………
「あ、そだ、パラディンにカースメーカ?
悪いけど先に宿の予約とっててくんない? 買い物は俺がすませて置くわ」
「へ? 構わないけど、どしたの?」
「………変なソードマン」
「いやな、ほら、最近冒険者って多いからな
万が一ベッドで寝れなかったら大変だろ?」
「………?」
怪訝そうな表情を浮かべ、パラディンとカースメーカはその言葉に従った。
「さてと……」
普段はにぎわっているシリカ商店には、今現在一人の客しか居なかっ、
即ち、現在一番幽冥ともなっているギルドのリーダー、ソードマンとシリカ。
この二人しか居なかった。
「で、シリカさん、良い思いって?」
「何だか想像出来てるみたいだけど、多分そう言うことカナ?」
シリカは急ぎ、店のドアに ('A`)閉店('A`) の札を下げると 彼の前にひざまずいた。
「けどさ、本当にボクだけの冒険者になってくれるの?」
「そりゃ、その、シリカさんにそこまで言われるとねぇ。 男ならしょうがないんじゃない?」
「へへ、嬉しいこと言ってくれるね」
ぺろり…と赤い舌を出しながら、ソードマンのズボンに彼女は手をかけた。
「約束を破ったらどうなるか、わかるよね?
一切販売も買い取りも禁止だよ?」
「怖いね……、ま、OKかな?」
そのソードマンの言葉が轢鉄かのように、一気にズボンをずりおろした。
「わぁ…」
思わず、感嘆の声を漏らすシリカ。
既に、ソードマンの剣は臨戦態勢に入っていた。
直立姿勢を保ち……その切っ先はシリカの顔を目掛けて直立している。
「こんなにおっきく……ナニ想像したんだか…」
やれやれ…そういいながら、シリカはソードマンのペニスに口づけをする。
―――あ。
甘美なるかな。
今までに無い体験を体に受け、彼は一瞬にして麻痺した。
ソードマンとしても、子供ではない。
一つや二つ、女性経験はある(うち一つは同ギルド内のダークハンターから新世界を味わった)
けれども―――
「な、舐められたのは初めて」
すでに腰砕きになっている状態で、ぼそっと呟いた。
「へぇ、初めてだったんだ」
シリカはそう言うと、ペニスから口を離し
「じゃ、こう言うのはどうかな?」
話しながら、口から涎を彼のペニスに垂らし、その状態のものを自分の胸の谷間に挟み込む。
「あ……がっ!」
凄絶。 色んな意味で。
困惑。 性的な意味で。
乳圧。 まんま意味で。
シリカの胸には今だにサラシ(?)が付いている状態である。
その状態のまま、シリカの胸の谷間に自分のペニスが挟み込まれているのだ。
いや、そうではない。 シリカの胸にペニスを入れ……犯しているのだ、自分のペニスが。 シリカの胸を。
そして、そのまま胸の中でペニスを上下させるソードマン。
「…はぁ…は…き、気に入ったみたいだね、でもチョト乱暴だよ」
「ごめん、シリカさん……でも」
言葉では謝っているもの、その腰の動きは止まらなかった。
「で、でもさ、…そ、そんなに気持ちよく思ってくれるなら」
シリカのその豊満な胸のさきから、申し訳なさそうに出ているソードマンの切っ先を
ペロリとなめてみた。
「うわっはぁ…」
今までにない快楽の海―――
思わず、腰も止まってしまった。 しかしそれにしても羨ましい。
ガクガクと自分の腰すらも制御出来ない状態のソードマンがいた。
逞しい両腕は、恐ろしいモンスターを倒す為ではなく
自分のペニスに対し、一生懸命に奉仕する 少女の頭を抑える為だけに存在する。
そして、その少女は押さえつける青年の為に 一生懸命に淫猥に彼のペニスに貪り付く。
「つァ…! ダメだ、シリカさん!!」
「ふぇ…?」
彼が叫ぶと同時に、シリカは口を離し、彼の顔を見つめた。
その瞬間、白濁とした彼の欲望の液はシリカの顔を犯した。
耳、鼻、目、口、髪の毛。
街で評判の商店の看板娘の顔を、それこそ一切の隙も無い様に彼の精液は飛び散る。
「ふわぁ……はぁ……はぁ……、シリカ…さん」
疲れ切った表情で、シリカを見つめるソードマン。
彼の目には、その精液を指で弄ぶシリカの姿があった。
「すっごい濃いね…、たまってたの?」
「そりゃ、迷宮じゃねえ… はき出す時もなかったし
それに金鹿亭で5日間ダンジョンに潜ってろって言われたしね…」
「でも、まだまだ出来そうだけど?」
そう言い、シリカは彼の股間に目をやると……果たしてそこには、屹立したままのペニスがあった。
「2回戦、イク?」
「ひ、ひゃうぅぅぅぅ!」
二人しか居ない商店に淫猥な叫び声が響いた。
それは、ソードマンのペニスを、自分の穴に挿入した際に発せられた物。
正直、ソードマンの欲望を満たすだけでは、シリカの方が満足出来なかったのだ。
―――だから、挿れた。
その時の快感は…想像を絶した物だった。
「き、きっつ……シリカさん…すっげえいいよ…」
「そ、それって……う、嬉しいことなのかな?
ボク、初めてだからわかんないよ…」
横たわったソードマンの腰に深く座り、体を支えるかのように伸ばした腕は
ソードマンの逞しき両胸に乗っている。
そして、その状態でシリカは、自分自身が知らない内に自ら腰を動かしている。
「ふわぁ……ン…ン!
だって…だって……こんなこと、普通、好きな人にしか出来ない…じゃん!」
淫蕩とした目の先には何が映っているのか?
少なくとも、満足そうにシリカの顔を見つめ続けるソードマンの顔は有ろう。
「シリカさん……好きって……?」
「だってぇ……好きになっちゃったんだもん。 ひきゃ!」
寝たままの体勢でも、シリカを弄ることを止めないソードマン。
今は彼女の乳首を弄り倒して遊んでいた。
「でもでも、こんな気持ちいいんだもん! ヤッパ好きだからかな!?
最初にさ、君達が店に来た時……に! ビーンときたんだ!」
ビーンと…と言った瞬間、シリカの体がビクン! と動いた。
「くぁ! シリカさん! だめだよ! そんな、しめつけちゃ!」
「し、しめつけとかワカンナイよ! ひきゃ…! う、うごかさないで!」
動かしているのはシリカの方だ。
深く、深く接合されおり、既にスキマもないほどに犯している。
そして、上下するシリカの腰、その見事さにソードマンも耐えることが出来なかった。
「つぁ…! で、でる! シ、シリカさん! ぬ、ぬかなきゃ!」
「だ、だめ、このまま、膣でぇ!」
シリカは顔を左右に一心に振り 尚いっそう腰を深く沈めた。
「あ……うわ! あっ!」
「イ、イクゥ…! 出して、なかに、お願い!」
―――そのまま、ソードマンはシリカのなかで再度果てたのだ。
「とか、こんなとかなっちゃったりして…」
「あのぉ…」
「あ、でもでも、そんな事になったら、街のみんなから恨まれるかも」
「もしもし…」
「いやいやいや、誰も話さなければ大丈夫大丈夫」
「………」
「でも、壁に耳ありっても言うしなぁ」
「いい加減に戻ってこぉぉぉい!」
パラディンの一撃が、ソードマンの頸にヒットした。
哀れなるかなソードマン。 その一撃で意識は混沌としていた。
「はは、ははは…」
その様子を、シリカはみているだけ、見ていることしか出来なかった。
「御免ね、シリカさん、こいつのスケベェ妄想を聞かせちゃって」
「ハハ、ハハハ…」
パラディンとカースメーカは宿に行っていなかった。
いや、むしろそんな話すら聞いてなかった。
ソードマンが妄想を始めた時から、彼女たちは店に残っていたのだ。
というか、その妄想を実況するソードマンが居た訳で……
そしてその実況を顔を赤めながらも聞いている女三人衆が居た訳で……
「ったく、ホンット馬鹿なんだから! シリカさんにも迷惑掛けて」
「ハハ、ハハハ……施薬院かな、これから?」
「んな上等なところに行かせないよ! しばらくこのまま、反省させる!」
ズリズリズリと、シリカ商店から、倒れたままのソードメーカーを引っ張っていくパラディン。
その様子を見ているシリカ。
そのシリカに対し、一礼をし、カースメーカーはシリカ商店から出た。
「ったく、ほんっと馬鹿なんだから……」
そう何度も口ずさむパラディンに急ぎ足でカースメーカは追いつき、彼女にプレゼントを出した。
「ん? なにこれ?」
「わら人形……使う……?」
「アリガト」
今日もエトリアの天気は晴れていた。
これは、とあるギルドの物語。
ちょっとHなソードマンとそれを取り巻く、メンバーのお気楽後気楽物語。
君はその物語を見ることも出来るし、無視をすると言う選択もある。
−終わり?−
あ、ありのままのことを話すぜ!
『ロリメディ女攻、ソドマン男受を書こうとしたら
いつの間にか ほんわか ソドシリになってた!』
な…ナニを言ってるか解らないと思うが
俺もナニをしたかが分からなかった!
「おかえりなさい! じゃなかったいらっしゃいませ!」
最近のシリカは妙に可愛いと油断していたら
そんなチャチなもんじゃ 断じてねぇ
最も恐ろしい一言を聞いたぜ!
ちなみに、ソドマン夫、パラ子、カスメ子は実際の俺のパーティ。
つ、次こそロリメディ×ソドマン夫を書いて見せたい
と言う選択もあるし、書かないと言う選択もある
3/8の
「へへ、嬉しいこと言ってくれるね」
でシリカの顔が阿部さんに切り替わってしまったじゃないか!
ちょっとメンバーに酒代渡して席を外してもらってくるわ
>>72 シリカのおっぱい! おっぱい!
パイズリフェラに騎乗位とか何で俺の好物知ってんすかアンタ!
つまんね
>>74 あれ、俺がもう一人いる
>>72 ええもんみさせていただきましたー。眼福眼福。
あとオチで吹いた。ありがとうございました。
>>72 すごく・・・GJです・・・
勢いがあってイイ!
エロ部分より、 ('A`)閉店('A`) の札 で噴いた俺は異端者
>>72 GJ!
次のメディ×ソドとやらもディ・モールト期待してるぞッ!
ところでソードメーカーてだ(ry
新クラスですかソードメーカー。
ところでシャドウエントリは覗き見に使えるかしら。
具体的には人の秘め事を覗いてしまったドリルとか。
>>80 つ「シークレット・トレイルin武装錬金」
シャドウエントリ取得キャラはもれなく「出歯亀」のあだ名で呼ばれます。
>>80 ショタパラがセルフバーニングしてるところをうっかり覗き見てしまったドリルが以下略
そんなのを脳内で妄想したがあいにく文章マスタリーがLv1なので書けそうにないorz
>>82 愛でスキルポイント不足を補うのだ!
クリアしたら俺も何かかいてみたいぜw
大丈夫、文章マスタリーが1という事は、努力次第で10まで伸ばせるという事ッ!
俺はそもそも手抜きマスタリー以外の物を持っていないのだ……
激しく期待
妄想マスタリならlv10なんだが
IDはLV1だな
ショタパラ+ダクハン♀x2+レンジャー金髪♀+メディ金髪♀とかいうハーレムPTで
ショタがオネーサン達にアレコレされちゃう話をきぼんぬ。
89 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 17:00:10 ID:05NrJXCB
後一週間とちょっとしたら忙しくなくなるから書いてみようと思う。
ショタパラ×褐色ダクハンきぼんぬ
個人的には問題ないが、あれだな、本当に世界樹のヒロインはシリカさんだな。
エロ絵の数も段ちだわ。
シリカが人気なのか…
それじゃ金鹿の主人は俺がもらっときます
じゃあ宿屋の娘は俺が貰っておきます
じゃあギルドのおっさんはオレが
誰も手をつけていないレンたんは俺の嫁
練炭
ハイル(・∀・)殲(ry
99 :
89:2007/01/30(火) 23:58:42 ID:05NrJXCB
切羽詰ってる時ほど逃避行動に走りたくなるわけで、ここで自分のかけそうな
感じのシチュをあらかじめ書いておこうと思う。あと、このスレの住人の傾向もしっときたいし。
基本1・名称
職業名で呼び合う方が良いか、作中でバードの○○とか説明して名前で呼ぶのがいいのか。
基本2・サニティ
純愛エロスラブコメ路線か、鬼畜調教デッドエンド路線か。
基本3・変形
キャラグラ的にイレギュラーな、例えばメガネ金髪アルケとか緑髪ロリメディックとかありか。
ちなみに俺的には
1めんどいから職業名、でも脳内で名前補完
2どっちも大好き
3まあ2Pカラーくらいならアリ
で、俺の考えたエロシチュエーション
その一
魔の5日間耐久チャレンジにて、樹海特有のエロ植物が花粉とか飛ばしまくって催淫効果発動!
泉部屋にて120時間連続乱交。子供が出来て女性陣引退
その二
金策に喘ぐギルドメンバーが武具の値段に便宜を着けてもらうために
メンバー随一の竿師(笑)ダークハンターに、シリカを篭絡させる。
その三
レベル上げで聖鳥とカエル狩りしていたらやられて穴という穴に卵を産み付けられ産卵
変形でカエルの部分をクマーとかモリビトとかもあり
その四
ツクスルたんを拝み倒して聖水を直に飲ませてもらう
聖水!聖水!
キャラの呼び名はエロパロ書くたびに迷う。
取りあえずキャラが二人ならを彼とか少年とか彼女とか少女とか、
一般名詞や代名詞を駆使して濁してるが。
面白そうなので尻馬に乗ってみる。
だがその前に。
>99
ツ ス ク ル たんだ! 間違えると早漏の呪いかけられるぞ!
基本1
状況次第。メディ子ソド子で違和感がなければそれで行く。
必要性があれば作中で名前付けて進行。
基本2
俺はラブコメが好きだ。故に書くときはラブコメだ。
ついでに言うと、ショタと百合が好きだ。
基本3
特に必要がなければキャラ絵準拠。
えろシチュ
1 スノドリ撃破後などで凱旋してきて、興奮冷めやらぬ感じの一夜
男1のハーレムでもいいし、男2女3で乱交チックなのもいいな。
2 金鹿ママが原因不明の奇病で倒れる。施薬院からの依頼で
迷宮に薬の原料を取りに行くメインPT。留守番の新米カメ子が
ママにつきっきりで看病。始めは汗ばんだ手を握っているだけだったが……
……シチュを練るより先に探索を進める方がいいとでた。
とりあえず二層突破してくる。
>>99 基本1:いっそ名前を一切出さずに職業とか「彼」「彼女」「君」などで通すのもよさげ。
難易度は高そうだが。
基本2:ラブコメ命。よって書くときはラブコメのみ。陵辱とかノーサンキュー。
基本3:同じ職業が被ったりしない限りはキャラ絵準拠。
エロシチュエーション
・泉で休憩、だけの筈がふとした弾みで以下略
・触手モンスター(ウーズ系でも可)に懐かれますた
・迷宮で心が折れた新米冒険者に勇気をつけるために金鹿女将がもろ肌脱いで以下略
・いつもお世話になってる冒険者にシリカたんのエッチなお礼
陵辱が大好物な俺は思ったより肩身狭かったのか…
流れ読まずに
>>39のメディ投下しますね
遅くなってすまん
翠緑ノ樹海――エトリアの街にやってきた冒険者たちが、樹海において最初に踏み入れる階層である。
多くの冒険者はこの場所で樹海の脅威を知り、あるいは早くも淘汰されていく。
いま、透き通った陽光が降り注ぐその場所で、一組のパーティが束の間の休息を取っていた……
「ひとやすみー! ほら、みんなも歩いてばっかりいないで、ちょっと休もうよ?」
若年ながらもパーティを切り盛りしているメディックの一声で、彼らは歩みを止めた。
一陣の爽やかな風が樹海の木々の葉を揺らし、辺りに鈴を鳴らすような音色を奏でていく。
その場所は一際大きな樹の木陰になっていて、近くからは小川のせせらぎも聞こえた。
周囲の様子を注意深く窺っていたレンジャーが、この辺りに魔物の気配はないらしいことを告げる。
「ありがと。それじゃ、ここで休憩しよう? 実は、わたしもちょっと疲れちゃったから」
パーティは木の幹に背中を預けるように、その場に座り込んだ。
ポーチから救急箱を取り出したメディックが、パーティの怪我を手早く処置していく。
擦傷、裂傷、幸いにも、彼らの中にそれほど重傷を負ったメンバーはいなかった。
「……ん、これで大丈夫だね。それじゃわたし、水を汲んでくるから、みんなは休んでてっ」
メディックは空の水筒を持って、その場からとてとてと駆けていく。
彼女の後を追おうとしたレンジャーを、傍らのダークハンターが引きとめた。
ダークハンターはレンジャーに、「察しなよ」と目配せをしているようだった。
「ここまで来れば大丈夫かな……」
メディックはきょろきょろと落ち着かない様子で、辺りを見回した。
今まで気を張っていた分、下腹部の辺りがもじもじしてしょうがない。
パーティとは少しばかり離れてしまったが、仲間といえども、この行為を見られるわけにはいかない。
女性陣はまだしも、男性陣には訝られてしまうかもしれない……彼女は出来るだけ早く用を足す必要があった。
目の前には、さらさらと音を立てて流れる清流がある。この場所なら、おそらく痕跡も残らないだろう。
「よい、しょ……と」
傍らにポーチと水筒を置き、ゆっくりとかがんで、キュロットパンツを膝まで下ろす。
蒸れて火照ったメディックの太ももが、ひんやりと涼しい外気に晒された。
股間が小さく震え、彼女は両手でおずおずとショーツを下ろしていく。
身に纏った白衣に飛沫が飛び散らないよう気をつけながら、メディックは軽くいきんだ。
……ぷ、しゃ……ああ……
「ん……ふぁ」
メディックの幼いワレメから流れ出た薄黄色い奔流が、放物線を描いて小川に吸い込まれていく。
辺りには、ほのかにアンモニア臭が立ち込める。
さら……ちょろちょろ……さら……しゃぁぁ……
小川のざわめきにまぎれて、放尿する音は次第に聞こえなくなる。
自らの膝小僧に顔を埋めながら、彼女はそのときが終わるのを待ち続ける。
相当我慢していたのか、メディックのおしっこはそれから1分ほども続いた。
メディックの体に緊張が走ったのは、手当て用のガーゼを局部に当てておしっこを拭った後のことだった。
近くから、枝葉を鋭く切り裂くような物音が聞こえる。
いま、彼女は一人で、相手が悪ければ逃げることもできずにやられてしまうだろう。
彼女が選ぶことのできる選択肢は、それをやり過ごそうと努めることだけだった。
――しばらくして、音は止んだ。
「ふぅ……」
メディックがほっとため息をつき、膝上まで下げっぱなしだったショーツを上げようと、姿勢を正す。
そのとき、動かした足元で、小枝が折れた。
「っ――」
一度は消えた殺気が、彼女のすぐ近くに生まれる。
咄嗟にその場から身を翻そうと思ったときには、メディックの脚は植物の蔓の様なもので捕われていた。
彼女の背後の茂みを掻き分けて現れたのはマンドラゴラ――長く伸びた蔓を獲物とする、植物型の魔物であった。
マンドラゴラが伸ばした触手状の蔓はたちまちメディックを捕え、その四肢を拘束する。
「た、たすけ――むぐっ!?」
魔物の蔓が口を塞ぎ、彼女の悲鳴を半ばで断ち切った。
マンドラゴラは、目前の少女を静かに睨めつけている。
メディックは蔓の拘束から逃れようともがくが、いかんせん彼女の力では不十分だった。
「ん、んーーっ! むー!」
万歳をしているような格好にメディックの両腕が持ち上げられ、両足がM字に大きく開かれる。
陰毛すら生えていない彼女のつるぺたの土手が、マンドラゴラの視線に晒される。
魔物相手とはいえ、彼女は羞恥に顔を背け、頬を紅潮させた。
魔物から伸びた一本の蔓が、メディックの股間へと這い寄っていく。
子どもの手首ほどの太さがあろうかと言うソレが、彼女の大事な部分を激しく擦りあげた。
「ッ、んんんっ! んんーッ!」
まだ放尿の余韻が残るメディックに、その刺激は強烈すぎた。
尿道に残ったおしっこが彼女のワレメからじんわりと溢れだし、マンドラゴラの蔓を濡らしていく。
未体験の痛みと恐怖で、メディックの身体ががくがくと震える。
腕と脚は血流が止まりそうなほどにきつく拘束され、口内でうねる触手は不気味以外の何者でもない。
ざわざわと伸びる蔓が、彼女のささやかな胸にも延びる。
「んーーーっ!! んぅーーーっ!!」
服の裾から這い上がった細い蔓が、メディックの胸を直にくすぐる。
胸に頂く桜色の突起を挟み込み、締め付け、こねくり回す。
股間への刺激はその間も止まず、蔓は零れた小水を潤滑油にして、ひたすらワレメを摩擦している。
「んぅあっ! ら、らめえぇっ!!」
蔓に蹂躙された身体には、もはや助けを呼ぶ力も残っていなく、ただ魔物から与えられる行為に喘ぐだけだった。
股間を擦る蔓の先端が、メディックの膣口を突っつき始めると、彼女の震えが一段と大きくなる。
ぴくぴくと震える身体。彼女は涎を吹き零し、絶望に満ちた表情でもだえ苦しむ。
「擦っちゃ、擦っちゃ、やぁ、なのぉ! そんなに、した、ら、――!」
メディックの華奢な腰がビクンビクンと痙攣し、股間に張り詰めていたわだかまりが解き放たれる。
ぷっしゃあああああ――あああ――……!
ワレメから勢いよく迸った彼女のおしっこが、マンドラゴラの全身に降りかかっていく。
蔓に弾けたおしっこの飛沫が、彼女の身体のあちこちにまで飛び散る。
白衣にぽつぽつと降っていく染みを見て、メディックはこれから自分がどうなるのか考えていた……
>>39リクありがとうございました
【完】付け忘れたよ・・・(´・ω・`)
リクしてもらえればまたこんな感じで書くかもです
>>104 ・カマキリからなんとか逃げ仰せたが、味方はパラ子を除き皆瀕死。
そこへ突如現れる大量のマンドレイク。多勢に無勢でパラ子は盾と剣を奪われ、動けない仲間の目の前で触手の餌食に。
・モリビトに生け捕りにされる冒険者たち。
掟を破った見せしめとして男は殺し、女は狂うまで犯される。
・上記とは逆のパターン。モリビトを捕獲し、野郎5人がかりでレイプ。
・ギルドのリーダーの金遣いが荒く、宿屋にも泊まれない事態に。
ギルドメンバー唯一の女性メンバーが酒場でのストリップショーを強要させられる。
・粗暴な冒険者たちによって手篭めにされるシリカ商店の娘。
ボキャブラリーの少ない俺じゃこれが限界だ。
今度、書く暇があったら上記のどれかを書いてみよう。
文章マスタリーLv1だからあまり期待しないように。
>>106-108 GJ、保存させて頂いた。
しかし本スレ、発売前はあれだけあったGKっぽい書き込みが
発売したらほとんど無くなったのは笑えるな。
すまん、B54Fと間違えた・・・
今パラ♀1とダーク♂2のSS書いてるけど
えろシーンより前置きの方が長くなってるんだけど大丈夫かな?
>>113 俺も書き始めると前置きがアホ程長くなるタイプだ。
泣く泣く「次の作品で使ってやるからな」とか言いながら余分な描写削ってる俺キモス。
まあ前置きもエロへの大事な橋渡しだし多少なら大丈夫じゃないかと。
同じ部屋にいたカスメ子は、メディ子が作製した新しい薬品を見て一言言った。
確かに……色とりどりの薬が混ぜられ、効果だけを重視した結果――――
「青汁だって色は変だけど、効果は凄いのだ!」
と、メディ子が叫ぶような色になっていたのだ!
「あ…お……じる?」
聞き慣れない言葉にカスメ子は眉をひそめる。
「あ、いや、その……実は実物見たことないのだ…」
シュン、と今までの勢いはどこへやら…凹むメディ子がそこにいた。
「なんだ、青汁も知らないのか?」
そんなメディ子をからかう声がそこに存在した。
そこにいたのは――――
「施薬院から帰ってきたばかりの―――」
「…妄想爆裂男……」
「誰だぁぁぁぁ!」
名前すら呼ばれない状況に、ソードマン男は叫んだ。
ってか、お前、名前なんてーの?
「でだ、それがなんだ?」
「キュアIIIよりも凄い効果を発揮出来る、そう!
言わばキュアIVを発動する媒体にもなり得る薬、『メディカルなのは』なのだ!」
「……それはない」
「つか…キュアIIIで立ち直らなかったこと無いんだけど、必要なのか?」
「必要なのだ! 発明は必要の母なのだ!」
喜び叫んだメディ子に2者それぞれの反応を示す。
特にソドマンに対するメディ子の怒りは結構な物だ。
彼女からしてみれば、何日もかけて。 5日間森のなかでも研究してようやく出来たこの薬にこの批評。
それはそれはプンプンな話です。
いきなり、コピペミスッタ…… 115は無視してくれ。 以下本文
「できたのだっ!」
謎の薬品を大量に置かれ、乱雑した(彼女に寄れば、整理された)机の前で
ギルドのメディック女(ロリの方)は叫んだ。
「パカパカーン! これさえ有れば、キュアIII以上の高性能の回復を実現出来るのだ!」
恐らく、『パカパカーン』は何かの擬音なのだろうか?
満面の笑みを浮かべ、その出来たばかりの薬品をナニもない空間に差し出し叫ぶメディ子。
一種のポーズらしい。
「ふぅん……色も……凄い」
同じ部屋にいたカスメ子は、メディ子が作製した新しい薬品を見て一言言った。
確かに……色とりどりの薬が混ぜられ、効果だけを重視した結果――――
「青汁だって色は変だけど、効果は凄いのだ!」
と、メディ子が叫ぶような色になっていたのだ!
「あ…お……じる?」
聞き慣れない言葉にカスメ子は眉をひそめる。
「あ、いや、その……実は実物見たことないのだ…」
シュン、と今までの勢いはどこへやら…凹むメディ子がそこにいた。
「なんだ、青汁も知らないのか?」
そんなメディ子をからかう声がそこに存在した。
そこにいたのは――――
「施薬院から帰ってきたばかりの―――」
「…妄想爆裂男……」
「誰だぁぁぁぁ!」
名前すら呼ばれない状況に、ソードマン男は叫んだ。
ってか、お前、名前なんてーの?
「でだ、それがなんだ?」
「キュアIIIよりも凄い効果を発揮出来る、そう!
言わばキュアIVを発動する媒体にもなり得る薬、『メディカルなのは』なのだ!」
「……それはない」
「つか…キュアIIIで立ち直らなかったこと無いんだけど、必要なのか?」
「必要なのだ! 発明は必要の母なのだ!」
喜び叫んだメディ子に2者それぞれの反応を示す。
特にソドマンに対するメディ子の怒りは結構な物だ。
彼女からしてみれば、何日もかけて。 5日間森のなかでも研究してようやく出来たこの薬にこの批評。
それはそれはプンプンな話です。
「必要って言っても、具体的にはどう必要なんだ?
戦闘不能状態から一気に元気になれるとか?
いや、それだったらリザレクションもつかわねぇよなぁ。
この前も、いざ戦闘に戻ったら 速攻で蛸殴りにされて そっこうで沈んだし…」
クックック、と含み笑いをしながらソードマンは言う。
自業自得だろ……とは誰も言わなかった。
言わなかった、が。
「でも、まだ人体実験が足りないのだ!」
「人体実験?」
含み笑いがピタリと止んで、疑問を浮かべた表情をするソードマン。
「そう、人体実験なのだ。
理論は完璧だけど、効果が実証されてないのだ!
ということでなのだ……」
ガチャリ…
手に持っていたフレイルを鳴らし、ソードマンに近づくメディ子。
「ちょ、ま……!」
これから襲い来る不幸を予想するソードマン。
「いいか、落ち着け、メディ子。 それは違うだろ? 俺は今は元気百倍だ
いくら薬の効果の為殴るって…」
後ずさりをする……する、が その足は止まった。
いや、止めれたのだ。 ソードマンの意志ではない。
何故か、それはソードマンの目線にあった。
「………」
わら人形を手に、くすくす笑う少女…
「て、てめぇ! それは『畏れよ、我を君』!
カ、カスメ! お前俺をテラー、いや、操るつもりか!」
「……命ず」
ソードマンの意見をまったく聞くこともなく、カスメは呪いの文句を続ける。
それは、対象者を自分の意のままに操る、甘美で危険なる言葉――――
「…………、殴られろ」
ビクン!
そのカスメの一言を聞いた瞬間、ソードマンの動きは止まった。
そして、ソードマンの目線に浮かんだもの。
「ごめんなのだ☆」
満面の笑みを浮かべるメディ子と。
顔に似合わない凶悪なフレイルだった。
「ら、らめぇぇ! こ、こわれちゃう!」
ごっすん
「………ん」
次に目に光が宿ったのは、同じ部屋だった。
その瞳に映ったのは、メディ子とカスメ。
いったいどれ程の時間が経ったのだろうか?
「俺は……? 薬? がきいたのか?」
「効かなかったのだ!」
自問自答しているソドマンに、元気いっぱいに答えるメディ子だった。
「気絶した君に薬をぶちまけたのだ、でも何も起きなかったのだ!」
あくまでも元気いっぱいに答えるメディ子。
そうだ、メディ子(ロリ)には元気が必要なのだ。
誰が何と言おうと、絶対必要なのだ。
わかるよな? この熱くたぎる情熱……っ!
最も、作者自身のパーティのメディ子は金髪の「あらあら」と言いそうなお嬢さんだが。
閑話休題
「それって失敗って言うんじゃないのか?」
やれやれだぜ…
頸をコキコキ鳴らしながら、ソードマンは心底言った。
結局リザレクションじゃねぇか……
「……失敗じゃない」
端で見ていたカスメは呟いた。
「そうなのだ! 一部では大成功なのだ!」
「一部………?」
怪訝な表情をするソードマン。
一部……とは一体?
「そこなのだ!」
メディ子が指さす先は、ソードマンの股間。
そこには、まぁ、何と見事なダマスカスソードが。
「なぁ…! 俺、ナニも考えてねぇぞ!? こ、こいつ勝手に」
「ロリ趣味なのだ?」
「違う! 俺はシリカさんのような、ボン、キュ、ボーンみたいな女性がだな!」
「古…」
反論するソードマンに、的確に言葉を返すカスメ。
というか、何故お前はココにいるのだ?
「へぇぇぇ…こうなるんだ……」
「や、止めろ……お前」
未だにダマスカスソードがおっきくなったままのソードマンに近づくメディ子。
止めろと言う割にはへたれこんで動かないソードマン。
ナニかを期待しているのでしょうか?
いやいやいや、そうではありません。
「命ず、動くな…」
そうです、このためにカスメさんはいたのです。
「いいか、メディ子、落ち着いて聞くんだ。
お前はまだ○○才。 こんな事は早すぎるから、止めておいた方がいい、な?」
「女の子は耳年増なのだ」
「実戦違うだろぉぉぉ!」
しかしながら、ソドマンはカスメの能力に反抗する統べもなく、動けない状態です。
「直に……見ても良いのだ?」
「ちょ、おま……」
ソードマンの言葉を聞く間もなく、メディ子はソードマンのズボンを一気に脱がした。
ビン!
勢いよく直立するソードマンご自慢の剣が聳え立っていた。
「ふわ!」
一瞬驚きの表情をするが、ちょっと見ていると見慣れてきた。
「へぇぇ……ほぉぉぉ……」
感嘆の溜息を漏らしながら、マジマジと見つめるメディ子。
まったく動きも出来ないソードマン。
「カスメ、何でお前こんなコトさせてるんだ!
第一お前も12才だろ! こっから先を見ても良い歳じゃないだろ、止めてくれ!」
「命ず……」
「またかよ!」
やはり、ソードマンの言葉は耳も貸さずに命じてきた。
「メディ子の研究の役に立て」
ビクン!
彼のダマスカスソードがその言葉に反応した。 体は正直なのだ。 なっ?
「この状況でパラ子さんを呼ぶとどうなるかな…?」
「―――ヒッ!」
先日のシリカ商店街で、パラ子に半殺しにされた記憶が蘇った。
もちろん、御荒子がこんな状況を見たらそれはそれは酷いことに……
「命ず、パラ子に通報されたくなかったら、メディ子の研究に役に立て」
そして、カスメは去り、メディ子とソードマン(動けない下半身むき出し)だけが残った
………羨ましす。
「ちくしょう……ちくしょう……
俺としたことが、こんな○○才の幼女にこんな目に遭わされるなんて」
「何で歳のところがぼやかされるのだ?」
「いろいろ問題があるんだよ!」
プイッと顔を横に背けるソードマン。
「でだ、こんな状況で何をするつもりだ、メディ子」
「問題はそれなのだ」
人差し指を頬に当て考え込むメディ子。
別に彼女はエッチなことをしようとでも思った訳でもない。
ただ純粋に、この薬の効果を試してみたかった。
結果 → ソドマンおっきおっき
ところでみんなに質問だ。
メディ子って言うことは、人体の神秘を知ろうと探求心がおおきいはずだよな?
[>あたりまえじゃないか
メディ子がそんなHなわけありません。
上の選択肢を選んだ君はこのまま この先を読んでも良いし、読まなくても良い
下の選択肢を選んだ君は……多分、ここの空気は似合わない カスメと一緒に部屋を出てくれ。
さて、もちろんこのメディ子は探求心が大きいのだ。
まずはつついてみることにした。
「触れるのだ」
「ちょ、おま、いきなり! あっ!」
あっ……じゃねえよ。
メディ子のその、穢れ無きほそい指がソードマンの欲望のダマスカスソードに触れる。
触れた瞬間にビクンと弾け出す彼のおちんちん(ダマスカスソードって書くの疲れた)。
その様子に面白みを感じたのか、何度も何度もつついてははなし、つついてははなし
を繰り返すメディ子、その一挙一動に、恥ずかしい話ですが、ソードマンは感じてしまうのです。
「つあ…め、メディ子……いい、かげんに」
「どうしたのだ?」
あくまでも冷静に答えるメディ子。
やがて、一つ物を思い出したかのように――――
「そうだ、せーしって言うのを出すのだ!」
「あ、あのなあ……この俺に、幼女にイカされろっていうのかよ」
メディ子のつんつん攻撃の手が止んで、幾分か息が整ってきたソードマン。
「えーと、ダークハンターさんに聞いた話だとぉ…」
ソードマンの反論はもちろん無に賦される。
というか、空気のような物だ。
「えっとぉ、えっとぉ」
深く思い出す。
『そうねぇ、メディ子ちゃんには高度なテクがいらない方がいいかな?』
(そう言えばこう言ってたのだ…)
ソードマンの前から離れ、部屋にあったイスに目を付ける
「んしょ……んしょ……」
ちょっと大きめのイスを頑張ってソードマンの目の前に持ってきた。
そして、ドン と大きな音を立て置き、その上に座った。
「お前、何をするつもりだ?」
皆目も見当が付かない。
自分は動けない。 メディ子は精子を出せと言っている。
いや、もしかすると生死か……?
殺される、俺? なんで、俺なんかメディ子に悪いコトしたか?
嫌だ死ぬのは嫌だ、死ぬのは嫌、死ぬのは嫌、死ぬのは嫌。
死ぬのは嫌なのに、何で冒険者やってんだ、おれ?
いやいやいや、違う。 何で俺こんな混乱して……
ただ目の前にイスを置かれ、座られただけなのに頭のなかが冷静にならないソードマン。
そのソードマンの目の前に、白いタイツを穿いた足が延びてきた。
「足……」
「いまから頑張るのだ!」
「ふぉ……こ、これは」
「足コキ…というらしいのだ」
動けなく座っているソードマンのおちんちんを、メディ子の白タイツ足が蹂躙していた。
それは拙く、もちろん、快楽を与えるには不十分かも知れなかった。
しかしながら
「あ、やべ、これ気持ちよすぎるかもしれね」
ソードマンには概ね好評だった。
「んしょ…んしょ……」
真剣な表情で、ソードマンのおちんちんをなで回す。
それはカリを中心に攻めたり、若しくは亀頭をなで回すだけかも知れない。
「気持ちいいのだ?」
「すっげぇ……新感覚」
「なんでこんなのが気持ちいいのだ?」
「そのなんつうか、意表っつか」
「へんたいさんなのだ?」
「ばっ! んなわけねぇよ!
いいか、男って言うのはな、概ね刺激を求めるモンなんだよ! アッーーー」
反論など……今回の話では絶対に出来ないソードマン
『命ず、反論を封ず』多分、こんなのが発動してるに違いない。
便利だな、カースメーカー。
「なぁ、メディ子」
「なんなのだ?」
「もっと簡単に精子を出す方法があるぜ?」
「なんなのだ」
不思議がるメディ子。
「その両足で撫でるだけじゃなくて、上下に擦り会わせるんだ」
「こう……なのだ?」
タイツ(白)両足でソードマンのおちんちんを挟み込み、そのまま上下に運動させた。
「うっい、そう、そう! そのままそのまま」
「うぃ!」
一生懸命に擦り続けるメディ子。
足の指もその、普段はやり慣れない行動に付いていけないのか 有らぬ方向に動く。
足の裏は竿を擦り、親指では亀頭を弄り―――
それは予期もしないハプニング、 だが、快感を呼ぶ。
「うぁ…! それ、いい!」
「が、がんばるのだ!」
「はぁ……はぁ……」
部屋の中に、吐息をする声だけが響いていた。
それは、ソードマンの物かも知れないし、あるいはメディ子の本能的な物かも知れない。
ただ、端から見ると
椅子に座ってる○○才の幼女(好きな年齢をお入れ下さい)
↓
伸びている足(タイツは必須だよな?)
↓
喘いでいるソードマン(下半身丸出し) ← いまここ
ある意味あり得ない光景。
「ソードマン……なんか、ドキドキしてきたのだ。
胸が苦しいのだ……それに」
「そ、それに、なんだ………?」
答えるのも精一杯なソードマン
絶頂も近いのか……? 足コキだけで?
「それに、その……」
バッっと自分の手をスカート、いや、股間の部に当てて顔を赤らめるメディ子。
「い、いえないのだ!」
慌てて言葉を取りやめる。
ちょっと、おまたの辺りが涼しくなってきたなんて、言えないのだ。
下着が湿っているなんて、口が裂けても言えないのだ。
「ふぅ……ん……やべ、メディ子……」
「なんなのだ?」
紅潮とした顔で ソードマン質問をするメディ子。
「俺、限界……出る………!」
「……!?」
一心不乱に足で擦り続けた結果。
ドクッ! ドクッ!
「ひゃあ! な、白い、白い液なのだ!」
「あ……あ……ああ……」
放心し、グッタリと倒れ込むソードマン。
彼の射精した白濁液は大きく飛び、メディ子の服、イス、そして足を物の見事に汚していた。
「こ、これが精子なのだ? 赤ちゃんを産む為の必要な…」
「あ、何だ……? 赤ん坊が欲しいのか?」
「欲しいって訳でもないのだ。 ただ、どうやればいいのか知りたいのだ」
「なんだ、そんなの簡単なこと」
『畏れよ、我をくん』の呪いは既に解けているようで、ソードマンはスクリと立ち上がると
メディ子の側に寄った。
「多分、もう準備は出来ているよな」
「準備なのだ?」
「ああ、ま、俺はロリじゃないけど 頼まれたって言うなら仕方ないよな」
「………な、なにをするのだ」
「ナニをしたのはお前からだろ?」
ソードマンの指がメディ子の顎に触れ、その顎を引き寄せた。
「え……ちょっと……やめてほしい…のだ、怖いのだ、ソードマン……」
バン!!
その時、部屋の扉が開いた。
慌ててそちらの方を見るメディ子とソードマン。
そこにいたのは
Foe−完全で瀟洒なる聖騎士−パラ子
「ナニをしているのかな君は……」
笑顔ではある。
笑顔ではあるが、本心の目は笑っていないだろう。
そもそも、そんな顔で指をナラされては……不安にも程がある。
「ナ、ナニってこれはだな! 嫌がる俺をメディ子が無理矢理……!」
そうだよな―――!
ソードマンは慌ててメディ子を見る。 見るが。
「怖かったのだ――――!!」
糸が切れたように、パラ子に抱きつくメディ子。
そのメディ子の体、服、白タイツは 異臭を放つ白い液体が付着している。
それを確認するやいなや…
「覚悟は良いよねぇ……」
盾を構え――――
「む、無罪だ! 俺は無罪を主張する!」
腰を落とし―――
「無理矢理変なコトされそうだったのだ!」
全体重を盾に乗せ―――
「カスメェェ! お前か、お前がパラ子に……」
盾の重みと勢いが乗ったシールドスマイトが、ソードマンの全身に響いた。
「言わない…とも言ってない……フフ」
遠くで、黒いマントを付けた少女がそう呟いた。
そう、街の住民は証言していたという。
これは、とあるギルドの物語。
ちょっとHなソードマンとそれを取り巻く、メンバーのお気楽後気楽物語。
君はその物語を見ることも出来るし、無視をすると言う選択もある。
−終わり?−
勢いだらけと言えば勢いだらけ。
エロ要素が少ないと言えば少ない。
けど、いいじゃないか、愛が有れば。
みたいな感じでのさせていただきました。
うん、確かに無駄に長いね、前置き部分が。
でもあれだね、世界樹の迷宮は面白いね。
キャラクターを作製したり、ギルド内の会話を妄想するだけで
もうこんな時間じゃないか。
こんな感じのほんわか? でよければ リクが有れば続けていきます。
ほんわかエロスもエロパロの醍醐味よ。滞在暦の短い俺が言うのもどうかと思うが。
とりあえずソードマン頑張れ。超頑張れ。
カスメきっと部屋から出た後
「馬鹿……。ほんとバカ」
とか呟いて切なそうな顔してずっとドアに背中預けてたりしてるんだぜ
ルームサービス届けようとして見ちまって慌てて角に身を隠した俺が言うんだから間違いない
>>125 文章にキレがあって(・∀・)イイ!!
キャラが活き活きしてて読み物としても面白いです。
続編待ち続けます。全裸で。
つまんね
>>125 ょぅι゙ょの足コキグッジョブ!
最近このスレが賑わってきてなんとなく嬉しい
ヒロインはシリカと言った者だが、何か一気にみつあみカスメっ娘の神がかった絵が散見されるようになった。
俺のギルドではいつもお留守番してるあの娘が一体ナニをしているのか妄想が……
>>125 GJ!!
うぉー本番がみたかったぜ!パラ子め…w
「まったく……また君かね」
「まいどお世話になります」
施薬院の院長はあきれたように、目の前のソードマンに言った。
「毎度毎度…いくら冒険者でも、ココまで世話をしたのは初めてだ
しかも君のようなベテラン冒険者が……無茶はいかんよ、無茶は」
「はは……」
ソードマンは、「この温厚なキタザキ院長に本当のことを言ったらどうなるか」と内心思っていた。
本当のこと……
勘違いした味方のパラディンの手によって撲殺。
まさか味方からやられてるなんて思うまい。
「しかし気を付けた前、最近樹海のモンスターの凶暴化が激しくなってるという。
君のような一線の冒険者が、何度も訪れるようでは………樹海も思った以上に危険なのだな」
「あ……いや、そうじゃなくて」
気まずそうに頬を掻くソードマン。
「まぁ、今の君の状況ではいくら命があってもたりんぞ。 自重したまえ」
「……はい」
と、これが施薬院での三日前の会話であった。
「ったく、注意されてたのに、これじゃサマにならねぇなぁ…」
息も絶え絶えで、普段愛用しているソードすらも重く感じるほど消耗していたソードマンが自嘲気味に呟く。
ソードマンを含むギルドメンバー――
パラ子、ブシドー、メディ子、カスメ子……そして、彼。
このパーティーは現在 激しい戦闘のなかにあった。
いや、既にその戦闘も終わりかけている。
パラ子は呪いにかけられ、攻撃の手段を失っている。
ブシドー、メディ子は共に戦闘不能まで陥っている。
そして、カスメは体全体が麻痺しており、動くことが出来ない。
すでに、このパーティには終わりの時が近づいてるのだ。
「ホーホッホッホッホ、その程度でこの私に挑むのが浅はかよ」
目の前の敵…人型をしたモリビトと呼ばれる種の女性が挑発をする。
「うるせぇ、この淫乱女が! てめぇなんて俺たちが万全だったら ぼこぼこだぞ!」
あくまでも反抗を示し、剣を構えるソードマン。
「淫乱……妾を侮辱するつもりか?」
「ハン、服も着ないで樹海を歩いて淫乱以外にあるか!」
確かに、ソードマンの言うとおり、目の前の人型のそれは服を着ていない。
かろうじて、髪に値する部分が、人間で言う急所の部分を隠すのみだ。
「………ギリ」
そのモンスター…『禍乱の姫君』は奥歯をならした。
侮辱は許されないのだ。
「ホホホ…少しは楽にしてやろうと思い、一気に殺してあげようと思ったけど」
その瞳の奥が怪しく輝く……
「絶望をその目におかけしよう」
そして、その瞳でソードマンを深く、深く、深く…どこまでもどこまでもどこまでも…
深淵と、自分の意志すら持ち得ないほど……意のままに操れるほどに……
堕とした。
ゆうらり…
今までの疲れが嘘のように、ソードマンは立ち上がった。
しかし、その様子は違っていた。
目に光はなく、朧気なる目線。 普段、構えるように建てている剣は垂れ下がっている
「クッ…ソードマン!」
パラ子が慌てて叫ぶ、あの様子は誰が見てもおかしい。
「……操られた…いや、あの様子……多分自分の敵が何かも解ってない」
人心を操る統べにたけているカスメは一瞬にして現状を理解した。
ソードマンは混乱したのだ。
そして、彼の切っ先は未だに動けない二人へと一閃することだろう。
禍乱の姫君の言った「絶望」それは、信頼する味方に殺されることであろう――と。
ゆらり……
ゆっくりと、死神の歩は歩める。
覚束無いながらも、着実に、着実に、狙いを定めて。
「ソードマン、どうしたの! あんたらしくもない!
アンタ、何でそんな奴に操られてるのよ! アンタ言ったじゃない!
俺は俺の信念にだけ従うって! 邪魔する奴は殴り飛ばすだけだって!」
パラ子が絶叫に近い声で叫ぶ。 体全体が動かない今、彼女に出来ることはこれだけだ。
「……だめ」
対してカスメは冷静だ。
解ってしまっているのだ、これは声のみで解けるような状況ではない…と。
まもなく、彼の切っ先は私の首を狩ることだろう。
甘美な血の味かも知れない。
密かに想っている男性の手にかけられて、その一生を終えること。
ある種、これ以上の倖せと言うのはないのかも知れない――――なら。
独特の感性で、自分の覚悟を決めるとカスメは目を閉じた。
それでも怖い物は怖いのだ
そして、ソードマンの剣は振りかざされた。
「…………ッ!」
目を更に閉じ、最後の瞬間を覚悟するカスメ。
……しかし、いつまで経っても来たいの一撃は来なかった。
おそるおそる目を開き、ソードマンの姿を確認する。
そのソードマンは、一心に禍乱の姫君を見ていた。
さて、シリアスすぎる部分が続いてきたので、ここでソードマンの心情に移ってみよう。
あぁれぇ…なんっかいい…女が居るぞぉ
あ! しかも素っ裸じゃん!
俺、夢でも見てんのかなぁ…
ま、夢なら夢でいいや、現実なら現実でラッキーじゃぁん
いっただきまぁっす
そう、彼の意志は禍乱の姫君の呪縛から逃れたのだ!(もちろん性的な意味で)
ソードマンが剣を振りかざした瞬間、ココまでは確かにカスメの首を狩るつもりでは有った。
が、入ってしまったのだ、目線に、全裸の女が居ることに。
そして、当初の目的を忘れ―――
「いや! 離せ、離せ、離しなさい、離してぇぇぇぇ!」
「嫌なのは最初だけだぜ?」
ソードマンは禍乱の姫君を
その、なんというか、
押し倒してたのだ。
「カスメ……なんだろ、あれ」
「………見たくない」
麻痺しているカスメとパラ子の前で異常な事態が展開していた。
今まで禍乱の姫君はパーティを全滅させる勢いだった。
が、しかし、その禍乱の姫君は現在、一人のソードマンに翻弄されている。
っていうか、犯されかけてる。
「いや、ちょっと聞きなさい! 聞けって、聞けって! んぷっ!」
「……ん」
叫ぶ禍乱の姫君のクチビルを、ソードマンのクチビルが抑えた。
「ふわぁ…あぁ……ァ!」
「どうしたの? 初めてなのかな、君は?」
ソードマンの(ダークハンター(女)に鍛えられてしまった)舌技が
まったく耐性のない禍乱の姫君に襲いかかった。
「ん…はぁ……はぁ……ん」
最初は嫌がっていた禍乱の姫君ではあるが、徐々にその瞳が潤んできたように思える。
ソードマンもそれを見て、いけると思ったのか。
「もしかして、初めて…?」
「は…はい」
唇を離し、真っ正面にソードマンは禍乱の姫君に尋ねた。
思わず、素直に答えてしまう禍乱の姫君。
「怖かったら怖いっていって、俺はあんま無理矢理とか好きじゃないから」
「は……はい」
「嘘つけぇぇぇぇ」
二人の空間を作っている最中、パラ子は思いっきり叫んだが、ソードマンの耳には届かなかった。
なにせ、ソードマンは混乱しているのだ。
「……」
カスメは無言で、愛用のわら人形『畏れよ、我をくん』を取り出した。
「ひゃゥん!」
電流が走った。 そんな気がした。
ただ、人間、ソードマンの指が自分の股間に触れただけなのに。
しかもそこはあまり気にしていない場所。
普段あらわにしても差し支えのない場所―――だったのに。
「すごい、ほら、こんなに濡れてるぜ」
「み、見せないで、そんなの」
ソードマンが禍乱の姫君の濡れている股間から、愛液をすくい上げ禍乱の姫君に見せた。
何故だろうか、普段は気にしていない体なのに、こんなにも恥ずかしく感じる。
「でも、こんなに濡れてるんだったら大丈夫だよね」
「な、何が!?」
「イクぜ……」
ソードマンは自らのズボンを一気に降ろし、怒張した自分の『剣』を取り出した。
そしてそれを禍乱の姫君の股間にあてがうと。
ずぶずぶずぶ……
「はぁぁぁぁぁぁァ!」
「ツッ、さすがに、きついな…」
一気に差し込んだ。
この感覚は今までに味わったことがなかった。
モリビトとして産まれ、樹海を守ることだけに一生を費やすはずだった。
しかし―――
「ん…大丈夫……」
「だ、大丈夫です…もっと動かしても…うん……気持ちいいから」
先程までも高圧的な態度もどこへやら…
高圧的な女性が、従順な女として生まれ変わった瞬間である。
「OK、じゃ、俺に任せて」
禍乱の姫君の言葉を聞き、腰に力を入れ更に動かすソードマン。
「はぅ! ひゃ! んっ! ら、らめ…なに、このかんじ……」
腰を中心とし、今までにない『快楽』という感覚に震える禍乱の姫君。
「はぁ……はぁ……」
整っていた髪ですら、バサバサに鳴りつつあった。
ソードマンが上から禍乱の姫君に覆い被さり、そして禍乱の姫君は
自分の腰を曲げ、ソードマンの首に手をかけ抱きつき、ソードマンの耳元で喘いでいた。
「ら、らめ、なんかとんじゃうよ……それ以上、動かないでよぉ」
「動けっていったのは、君じゃないか」
禍乱の姫君の言葉を却下し、さらに力を入れる。
「らめぇぇ! それいじょういっちゃうととんぢゃゃう!」
「だったら一緒にイケばいいじゃないか、俺だって実は限界だぜ?」
動きを一瞬止め、禍乱の姫君の顔を見る。
二人の目線が合った。
そこに言葉はいらない。
それが自然であるかの如く、二人はキスをし。
「出す、なかに、中に出して良いか!?」
「な、なか……なかってなに……!?」
禍乱の姫君に、膣出しという概念は存在しない。
しかし、ソードマンはそれを了承の意とくみ取ってしまった
「つぁぁ!」
「ひゃうううううう! うぅん……」
……さて、世界樹の迷宮に挑んだ冒険者のなかで
……はたして、人間以外のモンスターと
……性交渉を行った人物は
……はたしているのだろうか?
「ふわぁぁぁ…なんか疲れたなぁ」
森のなかで彼は目を覚ました。
目を覚ますとそこには、囲むように経っているカスメとパラ子が居た。
「あ、おはよ……ってか、何で俺を睨んでるの?」
「覚えてないの…」
パラ子がゆったりと…ソードマンに聞く。
「覚えてるって何を?」
「……パラ子…無駄……混乱している最中は意識が薄い物…覚えてないわ」
カスメは一緒に並んで立っているパラ子にそう言い、『畏れよ、我をくん』を取り出し
手に持っていた針で、チクチクと刺し始めた。
「いてっ! いてっ! な、なんだそれ!」
「畏れよ、我を……命ず、痛い」
カスメは、作者自身こんな技が有ればいいのになぁ…と思っている技を捏造して
ソードマンにチクチクチクチクと針を刺すような痛みを与える。
そしてパラ子は
「覚えてないならないでいいわよ!
とにかく、壊滅状態だし、街に戻るわよ!」
懐からアリアドネの糸を取り出した。
「そ、だな……もしかして俺、ウォークライか何かで意識が吹っ飛ぶまで戦い続けてたのか?
ま、なんにせよ、生きててよかった……」
「はいはい、黙って、糸を使うんだから」
間もなく、パラ子の手の中で糸は輝き始め………
パラ子、カスメ、ブシドー、メディ子の姿が樹海から消え、街へと戻っていった。
「あれ……?」
そして、ソードマンだけがその場に取り残されていた。
「ちょ、ちょっとまってくれよ! 事故!? 事故なのか!? おい、俺一人かよ!」
慌てまくるソードマン、それもその筈、樹海を一人で探索するなど…どだい無理だ。
「あ、あの……」
そんなソードマンに声をかける女性が居た。
薄い樹海の葉っぱを利用して作ったと思われる服を着、
髪の毛が長く、自分の目元まで隠されている女性が居た。
「ん? 俺? 何?」
「その………」
その女性は、自らの身分を明かすことなく自分の目的を端的に発した。
即ち――――
「あ、あなたの街に行かせて下さい! あなたのギルドに入らせて下さい!」
これは、とあるギルドの物語。
ちょっとHなソードマンとそれを取り巻く、メンバーのお気楽後気楽物語。
君はその物語を見ることも出来るし、無視をすると言う選択もある。
−終わり?−
何気無しにトリップ付けてみた。
うん、「また」なんだ。済まない。
世界樹での全滅もって言うしね、
謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、この組み合わせを見たとき、
君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした迷宮で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、この組み合わせを作ったんだ。
じゃあ、注文を聞こうか。
つか、まじありえねぇよ、あの姫様。
これはやるしかねぇよ。 原作中では出来ない攻撃をやらせてもいいだろぉ。
多分ね、あの髪の奥にはおっっきな瞳と、不安げな表情が浮かんでるに(以下25行ほど略)
つわけで、約1Hぐらい勢いに任せてかきました。
ソードマン君にも今度こそ良い想いをさせたと思います まる。
追伸:可愛ければそれでおk
おまえ…こんな夜中に何てモンを読ませるんだよ。
けだるい夜勤だったのが性欲を持て余して家に帰るまでが狂おしくなったじゃねーかwww
くそ本当にGJだ
そろそろつまんね君が来そうだから先手さしておく
GJ!
結局彼は童貞を人外に捧げる事になってしまったのかw
今更だが、姫君の落とす糸って、下の毛だよな
イヤッホー
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
つまんね君乙
連投規制されちゃったのかな?
残念だったねぇwww
>>178 どうする?
削除依頼してきたほうがいいか?この荒らし
俺に聞くなよ・・・
スレ初期の人とか作品投下毎につまんね言ってる人が
すべて同一人物かは知らんけど
粘着荒らしっぽいからな・・・頼むわ。
>>179 済まぬ。
とりあえず削除依頼して、まだ酷かったら今度はアク禁依頼でもするか。
まずは目の前の白書き込み消してもらってくる
削除依頼は出した。
次ぎやってきた奴が居たらアク禁依頼しに行く。
黙ってNGに追加すればいいじゃないの
この空白、世界樹系スレでよく見かけたけど
携帯ゲー系板の流行りか?
単なるかまってちゃんだろ
これだからゆとりは(ry
アトラス系には絶対粘着くるからなぁ
多分同一。
そして俺はアトラス系に粘着するエロパロ保管人
投下された作品保管していいですか職人さん
>>185 保管庫かあ。
そうだな、そろそろクリアした人が多くなるから作品が増えてくる可能性も高いし……
いいかも
姫君ネタが見られるとは思わなんだ。
GJ!
姫君ってすでに名前の響きから素敵だと思うんだ
>>185 漏れの駄文でよければいくらでもどうぞ
カスメ話書こうと思うんだけど設定年齢が邪魔をするよパパン
ファンタジーでは見た目と中身が同じ年齢とは限らんのだぜ?
実際でも中学生みたいな成人とかおっさんみたいな中学生とかいるしさ。
そうそう、どッかのトキメキタイ好きの忍者は100歳越えてるし。
wifi環境なくて真剣に無線LAN買ってこようか迷ったそれ
>185
オイラの方の駄文でもよければどうぞどうぞ。
何かカスメが一人えっちするようなネタを思い浮かんだ。
シリーズ状態になってるけど 大まかになったら
あと2回ぐらいで終わらせようかと思う、ソードマン
長鳴鶏の宿。
迷宮での探索から帰還し
夕食を済まし湯を使い
部屋に戻る廊下の途中に何か布切れが落ちている。
それは白く柔らかそうで、きみの目にあまりに魅惑的なものに見える。
きみはこれを手にとって、一体何なのか確かめてもよいし
このまま立ち去るのも自由だ。
どうしますか?
拾いあげて調べてみる
ここから立ち去る
きみは、落ちていた布に手を伸ばし、
そっと掴んでよく見ようと顔の近くに運んでいく…。
白く柔らかなその布切れは
とても触り心地がよく、思わず両手で広げて見てしまう。
「…これは…」
縁を飾るレースとリボン。
しっとりとした肌触りは、シルク。
女物のハンカチ…ではない。
こんな布面積のハンカチなど、ない。
きみは思わず、この布切れの持ち主を想像してしまう。
この宿に今泊まっているのは、どうやらきみたちのパーティーだけのようだ。
女性というと…ブシドー、メディック、アルケミストの三人。
いや、ブシドーが日ごろ着ているのは異国の衣服であることにきみは思い当たる。
おそらく下着も異なったものなのだろう。
残るはメディックとアルケミストの二人だが…
メディックの明るい笑顔が思い出される。
よく言えば、明るく無邪気。悪く言えば、子供っぽい。
彼女にこれは似合うまいと、きみは勝手に判断した。
…ということは、この下着の持ち主は、ブロンドのアルケミストのものなのだろうか…
当人は怖いが、一夜の妄想のお相手にはあつらえ向きだ。
えらく布地の少ない下着を手に入れ気分がよくなったきみは
それをポケットに忍ばせ、さっそくこの場を後にしようとする。
きみが部屋へ戻ろうとすると、何かにひっかかったような感触に引き止められた。
振り返るとそこには
「…こ、こんばんは」
もじもじと視線を泳がせながら、シャツの裾を引っ張るメディックの姿があった。
きみも軽く挨拶を返すと、挙動不審気味なメディックを遠慮がちに見下ろす。
「あ、あのう…」
可愛らしいパジャマの裾を摘んでちらちらと表情を伺う様は、挙動不審だ。
きみはつとめて冷静を装うが、ポケットの中では拾った下着を握り締めている。
そして、顔を伏せたままメディックがつぶやいた。
「…そ、それ、返してもらえませんか?」
「!?」
動揺したきみは、一方できわめて冷静に、迷宮の探索で磨いた感覚を駆使し、
あたりにメディック以外、誰もいないことを確認すると、すばやく彼女の小さな手をとり、
自室に引き入れ、不自然でない程度の勢いですばやく扉を閉めた。
部屋を気まずい沈黙が支配している。
きみは一刻も早くどうするか決めなくてはならない。
が、先に行動を起こしたのはメディックだった。
きみの手に握られているものに気づくと、取り戻そうと手を伸ばしてくる。
「それですっ!かかかかかか返してくださいっ」
決して落ち着きのある方ではない彼女だが、顔を真っ赤にして慌てる様は素直に可愛らしかった。
迷宮の中ではないから、安心してそう思えるのかもしれない。
思わずそんな表情のメディックに気を取られていたきみは、手から下着を放してしまう。
「…あ…ぅ」
目的のものを取り戻したことに安堵したのもつかの間、
きみの手に握り締められていた下着はまだ暖かく、気まずさにまた顔を赤くするメディック。
またも沈黙が訪れようとしたとき、ついきみは、謝るより先に下着の所有者を確認してしまった。
「は、はい…っ…ぁ」
反射的にコクコクと頷いてしまい、取り返した下着を握り締め、一層顔が赤くなってしまっている。
気がつくと、どうやら湯を使った後らしく、袖口や襟から覗く肌もやや色づいて、
宿の石鹸だけではない、甘い匂いが鼻孔をくすぐると、きみの頭の中は真っ白になってしまう。
「あのう…ちょ、ちょっとだけ…待ってくれますか」
きみの腕の下、いきなりベッドに押し倒された姿勢から、メディックがおそるおそる口を開く。
決して、特別に身長が低いわけでもないが、体格差のせいで余計に小さく感じる。
その目は潤み、化粧っ気のない唇は震えていたが、はっきりと、言葉を紡いだ。
きみは理性を振り絞り、彼女の言葉を待つことにする。
「…そ、その…着替えて、来たいんです…あのっ!逃げたりしません…から」
まっすぐ見つめ返しての言葉に嘘はないようだったが、
真意がつかめないきみに、メディックは続けた。
「………これ、に…」
言うと、きみから取り戻した下着を、ぎゅっと目を瞑りながら広げてみせる。
きみの理性は砕け散ってしまった。
この文体きっつ
既に十分長いけど、とりあえずここまでで
続けていいようでしたらまた後ほど
失礼仕った。
>>198 君は僕のズボンを上げてもいいし下ろしたままにしてもいい
では選択肢を仕込。
つ「きみはメディックを着替えさせてもいいし、そのままするのも自由だ。」
PC規制に巻き込まれてGJひとつすら携帯使わないと満足にできない。
>>198 君は我々のおにんにんを満足させてもいいし、
そのまま放置プレイに発展させてもいい。
こういうときはあれだろ 依頼イベントのときみたいに
さあ、君は再びこの続きを書き込むのだ
って感じだろ イヤマジオネガイシマス
>>202 さあ、剣を抜きたまえ!
ってここで言うと卑猥
きみはメディックを解放して着替えに行かせてもいいし、そのまま続きを行うのも自由だが、
もし望むなら、君の手ではかせてあげることもできる。
っていうのはどうだ?
206 :
193:2007/02/02(金) 20:06:04 ID:bE1l6OXl
リアクションありがとです
恥ずかしながら続き上げさせてもらいます
やや文章フォーマット変わってますが、エロモードってことで
207 :
その6:2007/02/02(金) 20:08:23 ID:bE1l6OXl
きみは結局メディックに着替える暇を与えることはなかった。
引き剥がすようにパジャマを脱がし、無骨な手で震える肌を撫で回す。
彼女の肢体は、きみが抱いていた印象よりもずっと女性であり、五感がきみにそのことを伝えていた。
かすかに汗ばみ匂い立つ肌、緩やかに盛り上がった胸、肉付き始めた腰、
耳をくすぐる甘い吐息、不器用に求めてくる唇。
「…ふぁ…っ、は、恥ずかしい…です…」
息も絶え絶えに声を漏らすメディックは、シンプルで可愛らしい、細い腰を覆う白い下着を隠そうとする。
いつもの子供っぽさはなりを潜め、瞳と唇が不安と羞恥、期待をきみに訴えかけていた。
「…こんなの、子供っぽいし…あんなののほーが…すき、なんですよ、ね」
顔を真っ赤にしているが、顔を隠してしまうと下着を隠せない。
照れながらもじもじとするメディックがいじらしく、きみは正直な返答を頭の隅に追いやる。
彼女に横に首を振ってみせると、やさしく腰を抱き寄せた。
そのまま、ショーツの上から小さなお尻を撫で回し…縁に指をかけ、下ろし始める。
ぎゅ、っと細い腿が閉じようとするが、力ずくでとめたりはしない。
君はただじっと、メディックの目を見つめた。
彼女は羞恥に顔を逸らそうとするが、ぐっと踏みとどまると、本当に小さく頷き、緊張を解いてくれる。
せいいっぱいの返答を無駄にしないためにも、きみは少しだけ腰を持ち上げ、下着を脱がしていった。
メディックの顔は、終わることのない羞恥の波に耐えている。
その表情が深まるほど、きみの股間は窮屈になり、さえぎるもののなくなったそこから、彼女の期待の香りがはっきりと強まっていった。
我慢ができなくなってきたきみは、遠慮なくメディックの開きかけた蕾に指を躍らせることにする。
「にゃ…っ?あ…あ…っ…」
零れた水音は、甘ったるい鳴き声に掻き消えてしまった。
208 :
その7:2007/02/02(金) 20:10:31 ID:bE1l6OXl
メディックは自分の上げた声に驚いたようで、自分の声が帯びた艶に、さらに羞恥を煽られてしまっていた。
きみは彼女のそんな余裕を奪うべく、さらに指を動かす。
「…だ、だめ、です…それ、だめっ…きゃ…!?」
戸惑いと羞恥が静止を呼びかけるが、その思考はきみの指が止めてしまう。
まだ肉付きの薄い秘所を覆うように指をあてがい、軽く押し付けながら撫で回す。
きゅっと閉じながらもしっとり濡れた裂け目を、指先が浅く掻き分け、唇に溜まっていた露で水音を立て続けた。
「は、ふ…っ、ひゃ…ぁ…♪」
きみは剣を扱う指を繊細に使い、秘所を、胸のふくらみを、その頂を愛撫する。
少しずつ、メディックに快楽という言い訳を与え、ゆっくりと心と身体を開かせていく。
メディックの表情と声、そして秘唇が蕩けた様子をみたきみは、もどかしく服を脱ぎ捨てていった。
今まで封じ込めていたきみのものは、痛い程の怒張を保ったままで、彷徨っていたメディックの視線を一瞬で呼び戻す。
きみを凝視している彼女は、だんだんと瞳を潤ませ…こくり、と頷いた。
とろり、と秘唇から蜜が零れた。
209 :
その8:2007/02/02(金) 20:15:30 ID:bE1l6OXl
掴むと左右の指が届いてしまいそうな、細い腰をしっかりと支える。
淡い色合いのメディックの花弁に、きみの怒張があてがわれていた。
その光景は暴力にも思えたが、きみは若い花弁の誘惑に勝てず、手に力を込め、腰を進めた。
みり…と、メディックを引き裂くような感触が張り詰めた先端から伝わる。
痛々しいほどに秘唇を、怒張の大きさに押し開き、侵していく。
彼女は目をきつく閉じ、唇をかみ締め、小さな身体で痛みを受け止めている。
苦痛そのものは、迷宮の中で何度も共に味わったが、やはり破瓜の痛みは別質のもののようだ。
きみは一度動きを止めると…メディックが恐る恐る目を開き、様子を見ようとしたタイミングを見計らい…
腰をがっしりと掴み、一気に彼女を貫いた。
「ひぅ…っ?…は…っ、あ…!」
きみの不意打ちによる、突然の痛みと…内臓を押し上げられるような圧迫感に、メディックは声を失う。
彼女が激痛を受け止め終えるまで、根元を残してペニスの殆どを打ち込んだまま、きみは待つ。
十分に濡れていたとはいえ、緊張と痛みで萎縮した、メディックの幼い膣内はきつく怒張を圧迫してくる。
「……っは…ぁ…こんな…おっき、すぎ…て……」
きみの下で、顔を歪め、目をいっぱいに潤ませたメディックが、ふるふると震える。呼吸も苦しそうだ。
彼女のしぐさ一つ一つに、迷宮での長い禁欲生活で溜まりきった欲望がくすぐられる。
それはすぐにもきみを衝き動かそうと、身体の芯で煮えたぎっていた。
抑えられない体の衝動が、メディックのなかで怒張はさらに膨張しようと痙攣し、
未だ衝撃に囚われた少女は、反射的にぎゅっと…挿入された根元から、飲み込むように締め付けた。
210 :
その9:2007/02/02(金) 20:19:17 ID:bE1l6OXl
きみは一気に駆け上ってきた抑えられない射精衝動に、慌ててペニスを引き抜こうとする。
しかし、それは間に合わず…ぎゅっと背中に回された手に阻まれた。
ビクッッ…ビュク…ッ
「…ッ!」
君はうめくと、亀頭が大きく膨らみ、狭いメディックの膣奥をこじ開け、溜めこまれた精液をどくどくと注ぎこんでいく。
きみの腰はがくがくと震え、思わず声が漏れる。
「…ぁ、ん…っ…!熱っ…熱いの、おなかのなか…っ」
メディックの爪が食い込み、きみの背中に新しい生傷を作るが、そんな刺激でさえも今は心地よく、
きみはさらなる快感を求めようと、射精し続けるペニスを根元まで埋め込み、メディックの一番奥へ辿り着かせた。
久々に迎えたセックスでの射精は、きみにはとても長く感じられたが、
経験するすべてが初めての感覚であるメディックには尚更のことだった。
「あ…ぁっ、奥で、まだ…びゅっ、って…」
男性が膣内で熱く弾け続ける未経験の衝撃と、目の前で全てを自分にぶつけている想い人の姿が彼女を押し上げる。
彼女の拙い自慰では辿り着けない領域に、苦痛に歪んでいた表情は一気に蕩けた。
きみは、メディックのか細い身体に覆いかぶさり、しっとり汗ばんだ胸に顔をうずめる。
部屋は二人の荒い息遣いで満たされ、互いの体温が心地いい。
急に、不甲斐なく果ててしまったこと、勢いに任せて犯してしまった罪悪感が、きみの胸中に湧き上がる。
しかし、そんなきみをじっと見つめるやさしい視線に、もっと大事なことを忘れていたことに気づかされる。
小さな身体できみの背中を見つめ、いつも支えていた少女は、きみの腕の中にいた。
意を決したきみは、その言葉をささやく。
どんな強敵と戦っても踏み込みを躊躇った事はない。
それは迷宮を戦うきみの誇りだったが、この少女の前ではほんとうにちっぽけなことだと悟る。
メディックは花が咲くような笑顔を浮かべ、繋がったままのきみをぎゅっと締め付けた。
きみは彼女を朝まで放さなくてもいいし、宿の滞在日数を延ばすこともできる。
そして望むなら、きみの手であの下着をはかせてあげることもできる。
-了-
ちょwww
展開が神!!!!!!111
GJ!
213 :
193:2007/02/02(金) 20:31:35 ID:bE1l6OXl
おつかれさまでした。
ここまでお付き合いくださった方、ありがとうございます。
長いすね…台詞少ないし
コンパクトじゃないので実用性には欠けるかもです
>>204 もう書きはじめちゃってたので最後にちょっとだけ使わせてもらいました。
>>205 保管お疲れ様です。
保管に関してはノープロブレムです。
>>213 こ れ は い い
このメディック嫁にしてもいいですか
>>205 まとめお疲れ様です
っ【ネクタルU】
ドキドキした! ドキドキした!
かわいいなぁ。えちぃなぁ。
やっぱり巧いさ、フォーマットの縛りがあっても
とってもえちぃ。
ワクワクしてきた。
気後れするけど、駄文生成したから推敲のち投下しちゃう。
きみは彼の腕前を素直に賛美しても良いし、その腕前に嫉妬して自らを高める活力にしてもいい
…俺は後者だ
君は職人に対抗して新たな創作意欲を燃やしてもいいし
職人の思惑に乗って性衝動を自己処理してもいい
……俺だって後者だ
バステネタで半分ほど投下します。
出演は…ショタパラ、マン子、メディねぇほかで。
「ふえぇん。痺れがとれないぃ〜」
原始ノ大密林。
べとと草を叩きのめし、戦闘が終わる。
振り返れば、アルケ君とレンジャ氏が撃沈していた。
メディさんもぐったり。駄目パラディンな僕はせめて、
彼らをおぶって退却しようと準備していたらソドちゃんの悲鳴だ。
「うわぁん。腕が。腕が上がんないよぉ」
こんなことってあるんですか、解説のメディさん。
「ごめんねー。ツタの封じとウーズの毒が、変な作用したんじゃないかしら」
なんとかなりませんか。
「いまリフレッシュひとつ撃てないへろへろぶりだし無理。ごめんねー」
「しくしく」
小柄なソドちゃんは気丈にも、メディさんを背負うのと言う。
遠目に見ると、仲のいい姉妹がじゃれあってる画だ。
たすき掛けみたく医療カバンのベルトと盾でおんぶして。
「パラくんって、けっこう力持ち?」
そうかな。板を渡した背負子に撃沈二人を腰かけさせてるだけなんだけど。
それより、大丈夫?
「剣が抜けないのは辛いよ…でも、蹴散らしてでも街に帰るよ!」
実際のとこ蜂が蹴り飛ばされる光景は、衝撃的だった。
ギルドは、グラップラーとか募集しないんだろうか。
その背中にいながらすうすう眠るメディさんも相当だけど。
まもなく、チェックしておいた抜け道だ。つまりあともう少しで樹海磁軸。
「あっ…あのパラくん…?」
どうしたんだろう。
彼女の様子がおかしい。顔を赤くしてもじもじしている。
僕はここで彼女の告白を待つこともできるし……
「うーふふふ」
びっくりした! メディさんが意味深な含み笑いをする。
「あっあのあっあの」
「パラちゃん。彼女ねぇ」
「わあーあー! をあっ? あうあう〜!」
奇声をあげ、切羽詰まった表情で彼女は近くの茂みに飛び込んだ。
やがて奥からばたつく音、そして強制連行されたメディさんの間延びした声。
「あのねぇー。お花摘みって言ったらー、わかるぅ?」
首をはねそうな勢いでしたが。
「やっ、やっぱりだめぇ」
「いーじゃないの、ほらパラちゃんおいでおいで」
「おいでおいでしないでっ…パラくん来ちゃいや…っ」
「だってしょうがないじゃない。手が使えないんだしー。ほらほら」
ま、まさか。
茂みの奥で繰り広げられていたのは、
──トリックステップもかくやという地団太っぷり。
「うあーん! やだやだやぁだ」
「おもらしするのもヤーでしょ? 頼めばいいのよ」
ごくり。ぼ、僕にできることなら。
「目がコワいよ……あっああっあっ」
いよいよ限界が近いようだ。
僕は、彼女の手の代わりになる決心をする。
ガクガク震える彼女の上着のすそをそっと持ち上げて。
彼女の唇が、その端をくわえた。んふー。と漏れる荒い息がやらしい。
張りつめたおへそのあたりが、なまめかしく上下して。
柔らかそうなふとももが目の前で、ふるふる揺らめく。
──脱がせにくい。性的な意味で。
震える指で、ショートパンツをなんとか降ろす。
「……! …!」
しましま。
これも、いい…よね…? 慎重、にずらし
「んんっ!? ふやぁああああんっ!?」
ぷしゃあああっ。
「あらあら」
呆然と彼女を見上げる僕の口元、鎧に、無毛の割れ目から温かな聖水が降り注ぐ……。
僕の理性はこのまま焼き切れてもいいし、
もう人として大切な何かを見失ってもいい。
【続く?】
俺は「続け!」と力強く念じてもいいし
「続けてくださいお願いしますこの通りです」と
低姿勢になってもいい。
……後者だ。
忙しいとか言いつつ、執筆の一番の原動力は現実逃避にあり!と言う事でネタ。
信じられるかい、これ……前振りなんだぜ……しかもこのスレでは日陰者の方向に進む予定なんだぜ……
愛と運命の舞踏
Fabio ファービオ 赤髪ソードマン♂
Thea テーア ツインテールバード♀
Gertrude ガートルード 黒肌パラディン♀
Adelina アデリーナ 金髪レンジャー♀
Conrad コンラッド 若ブシドー♂
世界樹の迷宮、その謎が暴きつくされてはや幾年。エトリアの町は、なおも衰えを知らず発展し続けていた。
一部のものによって迷宮内のありとあらゆる産物が世に知れることになろうとも、並みの冒険者にはその場に立つだけで
精一杯の最深層や、未だに一握り――偉業を成し遂げたギルドの中でも5人がせいぜい――しかその姿を見て帰ってきたものの無い
最強の存在は、世界中の冒険者が目指すべき高みとして厳然と存在したし、それ以前に樹海には未知の部分がまだまだ多い。
時おり新種、珍種の魔物が現れることもあった。これらは低階層でしか活動できない冒険者にとって格好の獲物となった。
さて。新参の冒険者たちの話しは置いて、古参の、かつ最高レベルの冒険者たちはどうしているのかと言えば、
自分たちの縄張り……即ち最深層でのみ冒険を行っているか、もしくは引退して後進の指導を行っているかであった。
と言っても、最深層で活動できる冒険者など、半ば生ける伝説と化したあのギルド以外には居ない。ただ最近、
伝説を作った張本人たちは、主に身体的な理由から、冒険者としての限界を感じつつあった。必然、後進の指導に力が注がれる。
伝説のギルドも、今や第三世代に移りつつあった。
長鳴鶏の宿も、『伝説のギルド御用達』として名を馳せた今では、昔よりも設備が整っていた。
その整った設備の一つ、玄関ホールに置かれた大きなソファ群の隅のほうに少女がいた。
その視線は窓のあたりをさまよい、月を見ているのだろうか。物思いにふけっている様子だ。
ここが彼女の、一番落ち着く空間だった。
「テーア。話があるんだ」
その少女に、話しかける者がいた。
「あ、ファービオ。話?」
話しかけられた方は、ピンク色のツインテールに露出の大きい踊り子装束が似合う少女。
くりくりとした、ヒスイのような輝きをたたえた瞳が話しかけた人物を写した。
「ああ」
話しかけた方は、燃えるような赤い髪にやはり赤い具足が印象的な少年であった。
まだ年は若いものの、なにげない動作の一つ一つから力強さが感じられる。冒険の仲間にすれば
頼もしいソードマンとして活躍してくれる、と確信させるものがあった。
「ここじゃなんだから、僕の部屋に来てくれないか」
少女が肯くと、二人は連れ立って歩き始めた。
「単刀直入に言おう。僕と一緒に旅に出ないか?」
「はえ?」
部屋に入って、腰を落ち着けるまもなく発言した少年の言葉に、少女は丸い両目をさらに丸くした。
「えー、と……なんで?」
言ってから、マヌケだなあ……と思って、少女は内心で苦笑した。
「僕はさ、テーア。この樹海での探索は、今がピークだと思うんだ」
「……そう、なの?いいことなんじゃない?」
「よくないさ。ピークってことは、後は下るだけ……じきに人も物もここから去って行く」
「そうかなあ……」
少女の要領を得ない返事にもめげず、少年の演説は熱を帯びてゆく。
「そうなんだよ。だから、僕はそうなる前に旅立ちたいんだ。テーアも、師匠から聞いてるだろ?
迷宮の5層の話」
彼は師匠、と言ったが、何を隠そうファービオとテーアは伝説を作った冒険者の孫であった。
剣の師匠でもある祖父の事を、師匠と呼ぶのは彼なりの敬意と畏怖の表れでもある。
「旧世界の遺産、ってアレ?実際に5層を見ちゃうと、本当なんだろうな、って思うけど」
ようやく食いついてきたからか、少年はニヤリと笑った。
「そうさ。旧世界は世界樹の迷宮のように大地に埋もれてなくなった。だけど、僕たちは実際に
世界樹の迷宮として旧世界をこの目にしたんだ。ってことは、世界にはまだまだ埋もれた遺跡が
あるはずなんだ。それを探したい」
大きい話だ、というのが少女の素直な感想だった。大きすぎてまるで絵空事だ。
「……そんなの、見つかると思うの?」
少年は言うと思った、とばかりに微笑んで、
「分からないさ。少なくとも、僕はこれを一生の仕事にしようと考えてる」
「そんなこ……え?一生?」
言葉の意味が脳に染み渡るまで、少しの間があった。
「そう!一生かけて見つからなければ、次の世代に託す。いつかは見つかるはずさ。
あることは分かってるんだから。だからさ、テーア、」
「わ!」
どんどん顔が赤くなっていくのが分かる。一生。今まで考えた事もなかった言葉だ。
「わかってるの?今、あなたがどんな……」
「もちろん、分かってるよ。一世一代の大仕事には、良き伴侶が必要だと思うんだ、僕は」
少女はもう、空いた口がふさがらない。何もいえぬまま、胸の鼓動だけが激しくなっていく。
それでも声を絞り出すと、普段命を懸けた樹海での探索中ですら美しい歌声を奏でている喉とは思えないほど、上ずった声が出た。
「どっ、どうして、私なの?」
「ん、僕の好み、というのはあるけど……テーアはさ、樹海にもぐるの好きじゃないよね?」
ひときわ大きく心臓が跳ねた。そのあと、波が引いていくのを感じる。
「わかるんだ?」
「まあね。見てるから」
また顔が赤くなる。
コイツってこんなやつだっけ、と少女は思った。まるで手のひらの上で踊らされてるみたい。
「昔は、そうじゃ無かったって聞くけど。今では、樹海から取れるものはもう飽和状態で、私たちの装備だって、
どんどん値が下がってる。町の皆は、割と歓迎してるみたいだけど。それって、もう『取りすぎ』って所まで来てるんだと思う。
それに、私たちは樹海の動物を殺して糧を得てるけど、最近、狩り自体が目的になることが多いよね。……明日だって」
演説の時とは違って穏やかな目で、ファービオは話を、その気持ちを、受け止めていた。
「うん。明日は僕らのギルドの通過儀礼、『森王戦』。まさしく、僕たちは僕たちのためだけに、ケルヌンノスを倒す。
でも僕は、ためらわないよ。僕にとっても、これは大事な儀式だからね」
そうだ。口ぶりからして、森王戦が成功したら彼は旅立つつもりなのだろう。別れの儀式ならば、大事に違いない。
「……わかんないよ」
「そうかもしれないね。でも、僕はどうしても旅立ちたいし、旅立つなら是非とも君を連れて行きたい。それは、解って欲しい」
「…………」
うつむいてしまった少女の頭を、暖かな手が撫でた。
「ごめん、明日大事な儀式があるのにこんな事を言って。今の話はいったん忘れてくれ。おやすみ」
またしてもうまい具合に気を抜かれた少女は、ふ、と息をついて、部屋の外に出た。ドアを閉める前に振り返る。
「話は、まだぜんぜんわかんないけど……誘ってくれたのは、嬉しかったかな。」
弱く笑んで、ドアを閉めた。
自分の部屋に戻って、薄ピンクの上下パジャマ姿でベッドで寝そべっていると、イヤでもさっきの話が思い出された。
――あんな事言われたら、誰だって気になるに決まってるじゃない。
目を閉じて、想像する。二人で世界を巡っている。
路銀を稼ぐのは、私の役目。バードだもの、当然よね。
旅は……樹海にもぐるのとは、また違った苦しさがあるんだろうな。
樹海なら割と食べるには困らないけど、旅路ではそうとは限らないだろうし。
そんなに強いとは思えないけど、盗賊なんかもいるんだろうな。寝込みを襲われたら、いやかも。
そんなのにつかまったら、私……どんな目に遭うんだろう。すぐ殺されちゃうのかな?それとも……
下腹部に、手が伸びた。普段はエンジェルハープをつま弾く長くしなやかな指が、するすると下着をすり抜け、
陰核に触れる。
「ん……」
くに、くに、と皮の上から強めにしごくと、ぷっくりと充血したそれはさらなる刺激をもたらす。
この行為をはじめて、実は三年くらいたつ。少女には枕を抱いて寝る癖があって、たまたま、
敏感な部分に枕の角が当たってしまったのである。最初は驚いたものの、骨までしびれるような甘い刺激は
幼い少女をとりこにした。一度、寝小便したことにして誤魔化したほど、深くはまり込んだ時期があった。
とはいえ、なんとなく他者に知られるのはまずいと感じた事もあり、声を押し殺す事には無意味なまでに長けてしまっていた。
「ぅん……」
ささやくような艶声。男が聞けば誰だってその気にさせるような、堕天使の歌声だった。
すでに下半身は裸で、仰向けになって腰を浮かせている。
普段の彼女は手淫にふける時、とくに何か想像はしない性質だったが、今日は違った。
想像の中で旅し、寝込みを盗賊に襲われ、辱めを受けている。
まだ処女の、世間知らずには想像を超えた世界だが、色本で少々ききかじったことを基にして、
盗賊は彼女を攻め立てていく。
想像の中で、彼女は盗賊の頭目と思しき大男に組み伏せられ、雄雄しくいきり立ったいちもつを
すでに十分すぎるほど蜜を滴らせた秘所へと沈められていく。
妄想にあわせて膣内をかき回す二本の指で中から押し広げてやると、ぴりぴりとした痛みにも似た
快感が下半身を灼いてゆく。自分の一番感じるところとは、びみょうにずれている。じらした方が快感が大きい事を、
自分の身体はよく知っていた。じらしついでに、ごろんと寝返りを打つようにまわって、うつ伏せになる。
一番気持ちいいところをいじりやすい体勢にもっていく。
完全にうつぶせになって尻を上に突き出すと、左手で菊門の入り口をほぐし、右の二本指で膣内から陰核の裏を激しく
こすりあげた。
「はっ、う、ふぅっ、ん!ぁくっ」
この部屋の外には決して漏れない極上の喘ぎ声が、自分の興奮だけを高めて消えてゆく。そろそろ限界だった。
ぐっ、と陰核を強く押しつぶしてやると、内ももをひくひくと痙攣させて、絶頂に達した。
――おやすみ
赤い髪の少年の姿が、胸いっぱいに広がった気がした。
ーーーーーーーーーーーーーーここまでーーーーーーーーーーーーーーー
まあそんなこんなで続いちゃいます。さすがにこれ以上はやばいから間が空くと思いますが。
「ふ〜、死ぬかと思ったぜ…」
一人のソードマンが、自分のギルドがよく使っている宿屋に手をかけた。
死ぬかと思った。
それは比喩ではない、『アリアドネの糸』の事故により、彼は地下18階という途方もない地下で一人残されたのだ。
地下18階……そこは樹海入り口では見ない怪物どもが跋扈する階、
比喩抜きで、冒険者一人が行くと言うことは、たとえて言うなら
ニューヨークのスラム街を裸の美女が散歩するような物だぜ――(どっかの格闘家・談)
程に、危険、いやそれ以上であるのだ。
「ソ、ソードマン!?」
彼の姿を見て、ギルドのメンバーのブシドーが驚いた。
まさか生きて帰って…その姿を見るとは思わなかった。
彼自身、樹海の奥地で戦い、果て、気づいたら街の施薬院にいた。
そして………ソードマンだけが帰ってこない現実を聞いた。 死んだと思っていた。
「よ、相変わらずむさ苦しい顔だな」
「アンタ…生きてるなら生きてるって……」
同じギルドのパラ子が叫んだ…
「……帰ってきたんだ」
驚きとも喜びとも付かない顔で、カスメが迎える。
「ああ、最も俺一人だったら終わってただろうけどな」
そう言い、宿屋の入り口の方を向く。
入り口の端から人影………どうやら、彼はもう一人連れてきているようだ。
「あ、あの……」
その人影の人物らしき影が呟いた。
「良いから恥ずかしがるなって」
そういい、ソードマンが奥にいた人影を連れ出した。
「あ、…あぅ……」
その人影は俯いたまま、皆の前に出る。
ブシドー、カスメ、パラ子……そこにいた面々は彼女を見る。
――――どこかで見たような。
一同、皆の顔を見る。
(どこかで見たことのある気がする子ね…、けどなんか違うような)
(ぬぅ、拙者の眼力、記憶も鈍ったか……しかし)
(誰もしらなそうそうな顔…)
互いに顔を見合わせ…
「か、可愛い子ね…どうしたの?」
――――とりあえず、まったく知らない顔をした。
「うむ、よくぞ聞いてくれた!」
何故か自慢げなソードマン。
「彼女こそ、一人樹海奥深くに残されたおれを助けつつ、一緒に街まで戻ってきた子なのだ!」
「はうぅぅ……」
恥ずかしがりながら、ソードマンの腕に寄っかかりながら隣に付き添っている。
「………」
カスメは、少し気にくわないようだが…
「一人で……一緒にって……
アンタ、糸持ってなかったの!?」
実の話、糸の効果範囲にソードマンを入れなかったのはパラ子の仕業である。
ソードマンも自分で糸は持っているだろう…と思い、置き去りにしたのだが。
「うむ、死ぬかと思った。 事故って怖いよな…」
危なく、マジで帰らない人になるところだったらしい。
実際、あれから3日経ってた。 捜索に繰り出すかどうかを相談していたぐらいだ。
さて、ソードマンが彼女を紹介する最中、カスメの目線を気にする者はいただろうか。
いや、多分居ないだろう。
ずっと、彼女の目線は座っていた。 『彼女』を見つめていた。
『彼女』……ちなみに、前回の冒険でソードマンに混乱されつつ犯されてしまった禍乱の姫君である。
何? Foeが仲間に、ギルドに入るはずが無いじゃないか! だって?
良いじゃないか、可愛ければ。 気にするな、可愛いは正義。 即ちジャスティスだ。
「彼女は森で俺と同じように 仲間とはぐれたんだってさ」
もたれ掛かってくる彼女の匂いと、押しつけられる胸の圧迫感にまんざらでもなく
鼻の下が伸びた状態で、禍乱の姫君を紹介していた。
「凄腕のダークハンターなんだぜ? 縛り系の技、一回もミスらなかった」
「その……あの………そんな」
「いいからいいから…
でさ、こんな有望なダークハンターが、俺たちのギルドに入りたいって。
でだ、人数も余裕があるし、入れようと思うんだ」
(………っ!)
一人の少女が顔色を変えた。
その少女はカスメ。
嬉々として、腕に絡みつかれる『彼女』を紹介している姿を見て。
無性に……気分が悪くなり。
ココに居て良いような気がしなくて。
ただ、肩身が狭いような気がして。
気がついたら………その場から走り去っていた。
「ほえ……?」
いきなり目の前からギルドメンバーが走り去った姿を見て、ソードマンは言葉を失った。
「なんだ、カスメの奴……ダークハンターが嫌いなのか?」
「バカッ! そうじゃないでしょ!」
その姿を叱責するパラ子。
「そうじゃないって……」
「アンタがその子に助けられたって言う話も分かるけど…
でも、そんな嬉しがって話すようなことも…無いじゃない!」
「え……え………なんで?」
「何で……って、この馬鹿!」
バチン!
パラ子の平手打ちが飛んだ、思わず……といっても過言ではないだろう。
「アンタは勝手にここで、このことイチャイチャしてれば! アタシは彼女を追うわよ!」
言うなりパラ子は駆け出した。
「あの……もしかして……私のせい……ですか」
元・禍乱の姫君の質問に答える者はいなかった。
姫様は恋愛事に疎いのだ。
「………はぁ…」
夜の金鹿亭のベランダの柵に寄りかかり、溜息を付く少女が居た。
黒いローブを着、存在が希薄で、意識しなければ存在すらも認められないようだった。
「ったく、困った物ね……うちのリーダーさんも」
「………パラ子」
よっ……と。
カスメが寄りかかっている策に、パラ子は反対に背中を預け、彼女と話した。
「ったく、鈍感男にも困った物よね…ギルドの空気も悪くなるし」
「悪くなったのは……私のせい……彼は自分を助けてくれた少女を紹介してくれただけ」
「で?」
「私は、そんな感じで必要されたことがない」
思わず、パラ子はこのままカスメが飛び降りるのではないか、
そんな危惧すらも思い浮かんだ。
「ちょっと待ってよ…役に立ってないなんてないじゃん」
パラ子は慌てて否定をした。
ソードマンが危機に陥った時、敵を呪い状態にした、テラー状態にし、何度も救った…
確かに直線的ではない、が、間接的に言えば無くては成り立たない存在。
「けど……彼はそう思ってないのかも知れない…」
ふと、夜空を見上げた。
「私は………彼の隣に居て、一緒に傷を負うことも出来ない…庇うことも出来ない」
―――違う、そんなことはない!
パラ子はそう思っていた。
しかし、口から出たのは違う言葉だった。
「はぁ……あんたもそんな事言い出すんだ……もうイヤダナ、このギルド、抜けちゃおうかな?」
「………え?」
首をすくめて、策から背中を離しパラ子はいった。
「こんな空気最悪なギルドにいてもしょうがないし、有能な人だったら他にもいるしね」
やれやれ……
そう言わんばかりに宿のなかに戻りつつあるパラ子。
「ま……待って……パラ子は」
――――彼に必要!
そう、言おうとした。
けど、それは口から発せられることもなく。
「必要なのはアンタ。 女のカンを舐めて貰っちゃ困るよ?」
慌てて追いかけようとしたカスメの口に指を当て、片目をつぶり言うパラ子。
「何事も焦っちゃダメ…それはカースメーカーの本文でもあるでしょ?
どうせ、もう夜なんだし、一晩考えなって……そうすれば、ソードマンだって頭が冷えてるよ」
「……冷える」
ふぅ……、溜息をつきながら続ける。
「どうせあの馬鹿、命を助けられたって感じで、あの娘に心酔してるだけなんだからさ、結論は早いって事」
「…………ぅ」
うん、とは言えなかった。 けど、少し自信が出てきた。
「さ、夜の遅いし、一回ねむろ? どうせ、あの馬鹿だって疲れ果てて あの子にも何に出来ないって」
「……うん」
そう言い、宿内に歩を向けるカスメ。
数歩歩いたところで、
「あ……あの、パラ子……」
「うん? 何?」
「ありがと…」
滅多にそう言う言葉が発せられない彼女から、感謝の言葉が聞き取れた。
「はいはい、さっさと寝なさい、お姉さんの言うことぐらい聞きなさいよ?」
「……うん」
カスメが宿に消え、ベランダには彼女だけが残っていた。
「……馬鹿は私だけどね」
―――――泣いた。
一人部屋に戻って、カスメは今までの人生を振り返った。
最初に……思い出にあるのは嫌な記憶。
彼女はもっと幼い時代に、その純潔を奪われていた。
相手は実の父親、それもまだ齢が二桁に行くかどうか…の時である。
夜が来るのが怖かった……母親もその自体を知っていた。 けれども、助けには来てくれなかった。
父が怖いから。 ただ、その一思いだけで 彼女は母親という物を知らずに育った。
次にあるのは色町だった。
金になるから、ただそれだけの理由で売られた。
売られた時は正直嬉しかった、夜の暴力から逃げられるから。
けれども、その先にあったのは愛も何もない、ただ欲望だけの世界だった。
ひたすらに、犯されるだけの日々。
数人と、犯罪まがいのことまでさせられたこともある。 けれども、生きる為には必要だった。
生きて……生き延びて。
いつの日か、自分の両親に復讐をしたかった。
その想いが強すぎたのだろうか、彼女は異端と思える力を手にしてしまった。
相手を自分の思い通りに動かすこと、以上を引き起こす能力。 即ち、カースメーカー。
間もなく、彼女は色町からも追い出されることになる。
理由は簡単、そんな不気味な人間を花艶の街に置く訳には行かない―――から。
次の場所は、エトリアで見つけた。
冒険者ギルド、そこには境遇は違うが、その日の糧を日々の冒険に見出す人たちが居た。
一人一人は小さいけれど、集まり、樹海の謎を解くと息巻いていた。
そこにいれば、もっと力が増える…復讐も出来る…生きる糧もある。
まさに一石二鳥だ…そう思い、冒険者ギルドの扉を開けた。
すぐに彼女にはパーティといえる代物が出来た。
カースメーカーという、異端の力は逆に冒険者達に好かれるのだ。
そして、その他の四人と樹海に潜った。
入り口とも言われる付近でも苦戦をしたのかも知れない。
けれども、樹海を探索し、自然のおもしろさも解ってきたなかで、彼女はメンバーに押さえ込まれた。
大の男四人が、いきなり彼女の両手両足にその体重をかけ動きを封じ、服を脱がせてきた。
――――ああ、またなのだ。
――――ここでも、この呪縛からは逃げられないんだ。
そう思った時、彼女から力が抜けた。
――抵抗もしないんだな。
その時のパーティの誰かがそう言ってたと思う。 けど、思い出せない。
なぜなら、もっと衝撃的なことがあったから。
急にカスメの上に乗っている男の姿がぶれた、いや、吹き飛んだ。
「てめぇら、何破廉恥なことしてんだ!」
息を切らせ、乱暴を働こうとしてた男に叫ぶ彼。
そう、彼が今のパーティのソードマン。
――てめぇには関係ねぇだろうが!
「うるせえ! てめぇらの非道を見逃して、何が冒険者だ!」
そのまま、彼と元パーティメンバーは争い。
見事に彼は勝利を収めた。
「だ、大丈夫だった…?」
イテテテテ…そう言いながらも、彼は私を気遣った。
「……あの…その」
普段、裸なんて見られるのが多い私が、何故か恥ずかしかった。
慌てて、周りの散乱とした物のなかから自分のローブを見つけた。
「あ、ごめん!」
そんな私を見て、自分も気恥ずかしかったのか、背中を向けた。
「その……大丈夫だった……? って聞くのも失礼か…ごめん」
「さっきから謝ってばかり……」
「あ、そっかな……でも、ごめん、そっちのメンバーをぶん殴っちゃって…」
「アンナの……メンバーじゃない……」
とりあえずマントだけを着(服は完全に破り朔かれていた)立ち上がり彼に言った。
「そっか……じゃ、これから一人……?」
「そう、なるかな…?
でも大丈夫、なんとかなる……」
今までもそうだったから…
そう言いかけようとしたのに、彼はこういった。
「だったら俺のギルドに入らない!?
つってもさ、俺しかいない零細ギルドだけどね」
この瞬間、彼のギルドは完成し。
私は彼のギルドのメンバー第1号になった。
「はぅ……く…ん」
カスメは思い出を手繰る間、知らず知らずのうちに自分の股間を弄っていた。
―――こんなにも愛おしいのに。
―――今日も、彼は別の女の子を見てる。
自分のはだけた胸を見てみる。 小さい。 今日見た女の子とどれくらい差があるか。
考えるのも馬鹿らしい。
―――彼は、大きい方が好きなのだろうか?
空いた手で自分の胸を触ってみる。
「ひゃ……ん……」
既に乳首が立っていたので、弾くだけの自慰行為になる。
自分の指……いや、既に彼女のなかではそれは自分の指ではなくソードマンの指だった。
「…だめ、……だよ……それ以上弄らないで」
『ソードマン』の指は執拗に胸だけを弄くる。
そして、空いた手でカスメのその大きくなったクリトリスを触るのを止めない。
「……ん……はぁ!」
ビクン!
触るのを継続するだけで、弓なりに体を動かし、感じてしまう。
「……違うよ、私、そんなえっちじゃない……」
虚空にむけ、発言をするカスメ。
だが、『ソードマン』の指はカスメを弄ぶのを止めない。
今度は胸から手を離し、お尻の穴へと指を這わせた。
「い、いや! や…やめて……そこは……違う……ん!」
穴に指を入れた時、得も言えぬ快感がカスメを覆った。
今までにここの経験は少なかった……とはいえ、あったことには間違いはない。
しかし、ココまでの快楽を浴びることはなかった。
相手が『ソードマン』だからであろうか?
右指が陰核、左手がそれぞれ菊門を執拗に弄る。
ただそれだけなのに――
「……らえ…やめぇ……あぅ!」
何度も何度も絶頂感を感じてしまうカスメ。
既に、淡い秘裂からは愛液がしたたっている。
それを指ですくい、あたかもソードマンの精液であるかのように掬い、舐めた。
味は…感じなかった。
ただ、『ソードマン』の精液と感じれば、その味わいは変わっていた。
「…ちがうよ! そんなこと……言わないで……
私が…こんな……ふうなのは……あなたのせい……」
相も変わらず虚空に言うカスメ。
そして、その言葉が轢鉄かのように、秘裂を弄んでいた指の加速度が増す。
「ひゃう! ん…ンッ クァッ!
それ以上はらめ…やめぇぇl!」
ぷしゃああぁぁぁぁぁ
彼女の秘裂からは大量の液が飛び、そして全ての力を果たしきったかのように、
グッタリと倒れ込んだ。
「……やだな…私」
いつもこうだ。
人知れず、昔のことや、ソードマンを思い浮かべただけで こんなことをしてしまう。
そして、後に残るのは薄い後悔だけだ。
「…いつまでつづくんだろ」
うつ伏せから、仰向けの状態に体を回し、天上を見上げた。
その天上には、ソードマンと先程の少女の腕を組む姿が見えた気がした。
慌てて首を振る。
「いつまで…じゃない……私が遠ざけてるんだ」
―――何故?
「私は彼に似合わない。
素敵な笑顔を見せることも出来ない。 私にあるのは暗い表情。
明るい未来もない。 私にあるのは暗い過去だけ。
あくまでもみんなの為に先陣を切って戦う。 私にあるのは復讐だけ。
彼は体を張って戦うことが出来る。 私に出来るのは、相手を弱体化させるだけ」
―――なんだ、こんなに違いが有るじゃないか。
―――だったら、全然似合わない。
―――勇気がないだけ、なんて話じゃない。 彼には……
「あ、そうだ……」
慌てて思い出した。
今、自分はここの宿のシーツを汚してしまった。
それに、まだ後始末も終わっていない。
―――何て宿主に言おうかな。
考えながら、自分の部屋の入り口を見ると、そこにはソードマンが居た。
目があった。
「あ…その」
目があった瞬間、ソードマンは慌てていた。
「……ど、どこから……み、見てたの」
慌てて問いただす。
「その……ゴメン、多分一部始終」
カァ…っと、カスメ自身自分の顔が赤くなるのは感じた。
「うわ、ごめん…!」
踵を返し、扉に回れ右をするソードマン。
「まって!」
普段では言えないような叫び声を上げ、静止させた。
「全部…なら、多分全部聞いてたと思う」
首をもたげ、呟くように言い出すカスメ。
やがて意を決したように顔を上げて一気にまくし立てた。
「けど、ソードマン、あなたが好き……
迷惑かも知れないけど…邪魔かも知れないけど
あの時からずっと、その屈託のない笑顔が好き…立ち振る舞いが好き…
生きる姿勢が素敵……」
今までに抱えていた言葉を全てはき出す。
羞恥と言葉の勢いで、カスメの顔は真っ赤になり、息も切らしている。
そんなカスメを見て、ソードマンは一言告げた。
「ゴメン…」
残酷な言葉だった。
聞きたくない言葉だった。
信じられない言葉だった。
「俺もカスメのことは好きだ…けど、それは違うんだ。
カスメは好きだけど、御免、俺、カスメは妹とかそう言うふうにしか見れない」
自分に嘘は付けない。
傷つけるような嘘は付けるような性格じゃない。
だから、彼は正直に言った。
「ぁ……」
部屋から出る彼に救いの手を求めるかのように、カスメは手を伸ばした。
けれども、その手は誰に救われることもなく、虚空だけを空しく切って。
バタン
ドアが閉じた時には、ソードマンの姿はなかった。
翌日、一枚の書き置きを残して、最初のギルドメンバーは姿を消した。
その手紙には一言書かれていた
『ごめんなさい』
―――――と。
これは、とあるギルドの物語。
昔から、一途に一人の男性を想い続けていた少女とその男性を取り巻く者たちのお話。
君はその物語を見ることも出来るし、無視するという選択もある。
―――が、どうやら終結が近いようです。
−続く−
>205
なにはともあれGJ!
いい加減自分のセンスのなさに吹いた。
最近職人さんが増えて嬉しいなぁ…と思う反面。
自分でももう少し、美味く進めないか…と思えるおれ、
ってか、これだけでもまだまだだしなぁ…エロ描写出来ないし。
とりあえず、今の展開は>127のレスを見て
一気に思い浮かんだ妄想です、実際の設定とは一切関係Neeeee!
あったらおれが困る。
んじゃ、ソードマン編は多分次の一遍で終わるかと思うけど
よかったら別のキャラの方でもかかせてもらってええかな?
うおー!!こんな深夜にまた神が降臨しとるー!!
カスメ切ないよと思いながら読んでたんだが…
ちょww127の書き込みってよく考えたら俺だったwwww
いや〜てっきりカスメってただのトラブルメーカーでソードマンが七転八倒するのを見てくにゅりって唇の端を歪めて笑ってたりするもんだと思ってたのに…
なあカスメちゃんと幸せになるよな?
>>221 もちろん続くさ。続けさせていただきますのだ。お願いしますこの通り。
>>218-220 「…あ、…あふ…ん、はわぁあああ…」
唐突に訪れた決壊は、僕の理性という盾をずたずたにし、やがて途絶えた。
「は…ぁ。っはぁ。…はぁ」
とろん、とした瞳で吐息をもらすソドちゃん。
だ、駄目だ。今すぐ抱きしめたい。キスしたい。
そんな衝動を濡れた自分の姿で打ち消す。
ボトルの水で手を洗い、手荷物からハンカチを取り出す。
イヤかもしれないけど、拭くよ。
「っふ、…んっ。はう…」
できるだけ優しく拭いてみる。布地がみるみる湿り気を帯び
やがて──、わずかにぬらぬらと光りはじめた。
し、しまった! ちょっと…やりすぎてしまったのでは…?
「あっ──」
名残惜しそうについ、と糸をひき布地が離れる。切なげな声が追いすがる。
「──パラくん…おねがい…が、あるの……っ」
僕は彼女におねがいされるままに、臑当てと安全靴を脱がせる。
ボーダーのくつしたを残し、露わになった彼女の両脚は、ほのかに桜色をしていた。
ときおり小刻みに震えた。
次に、僕は自分の鎧を取り外す。
直接濡れた口元と首筋以外はほとんど鎧の表面を流れ落ちたためか
大半がズボン下に染み込んでしまっていた。
「新しいハンカチ、ちょうだい?」
なんという光景だろう──!
ソドちゃんの可憐な唇がハンカチをくわえる。
彼女は、少しずつ僕との距離を縮めると瞳で語りかけてきた。
──もっと近づいて。
まるで、くちづけのような奉仕。粗相の後始末のつもりだろう。
あまりに近距離で繰り広げられる、いじらしい清拭に僕は言葉を失った。
喉元、鎖骨、口元、おとがい…彼女の息づかいが…僕の自制心をも拭い去ってゆく。
ひらり、と布切れが落ちた。僕の顔を拭いていたハンカチ。
自由になった彼女の唇がついに、僕にささやく。
「…キス、して…っ」
僕の胸元に、彼女の膝が当たる。見上げる潤んだ瞳に逆らえるはずもない。
唇をそっと重ねる。不思議な気分だ。一瞬だったような、ずっとそうしていたような。
う? 下腹部でもぞもぞと動く気配がする。な!? ソドちゃん……?
「…ここ、もっ…ぬれて…るからっ…」
ズボンの、僕自身のテント部分に、さっきのハンカチが引っかかっているのは決して
偶然ではないだろう。彼女の「お返し」はまだ続きがあったわけで。
「んっ…しょ…ふっ……んんっ」
足での、ぎこちない愛撫。
しかし、一連の事態で充血する一方の僕自身にとっては、相当刺激的な行為だ。
彼女の手を取り、指を絡める。お互いの熱を感じる。
布地の下から湿った音が響く。硬度が増していく。
力無く揺れる彼女の腕、その指先を口に含んでみる。
「んひゃんっ」
驚いたように目を見開いて、それでも脚での責めは続いた。
もじもじ膝をすり合わせる仕草が可愛くて、空いたもう一方の手で
ソドちゃんのおみ足を堪能することにした。
「んふぁ…いっ…あぅう…ん…」
やわらかく揉んでみたり、くつした越しになでさすったり。
それぞれの反応が、ダイレクトに僕へと伝わってくる。
「…ふあ…ぎっ…あうっ…いいっ」
ほころんだ彼女の蕾が、茂みに小さな泉を生んでいた。
僕ももう、限界だ。
愛撫のピッチが変わる。
「あっ、あああっ? も、だめっ! んあああっ…むちゅっ…」
もう一度くちづけて。布地ごしに彼女の足裏の痙攣を感じながら、僕は幾度も律動を迎えた。
「やー。まいったわ」
無事、街へ戻ることができたものの…当面の懸念は…というと。
僕とソドちゃんは、宿でメディさんを休ませ身繕いをして
アルケ君とレンジャ氏を施療院へ運んでいったのだが。
「メディねえのこと……すっかり忘れてたもん」
そう。あの痴態の一部始終、メディさんは医療カバンの陰から見届けていたのだ。
「だーって、口をはさむのも野暮だし」
愉快そうにメディさんは言ったが。
「絶対絶対ぜーったい、ないしょだからねっ!?」
わたわたとメディさんに詰め寄ったソドちゃん。
僕とて、あの件は秘密にしておきたい。
メディさんのことだから、そうそう滅多なことにはならないと思うが…恥ずかしい…。
施療院からの帰り道。
きっと、明日の朝みんなで顔を合わせたらいつも通り。
この明るくて前向きで勇敢な少女を、そして仲間を守りたい。
少しだけ特別な気持ちを今、心に刻むために僕は、彼女へ手を差し伸べる。
自由を取り戻したその手を握って、僕たちは歩いてゆく。
──ぐ〜〜。
「ばっ、晩ご飯、なんだろうね」
はにかんだ彼女の横顔をとなりで見つめる。楽しみだね、と笑って
この幸せな気分が彼女に伝わればいいのにな、と思った。
【了。】
携帯なりに頑張ってはみたが、見劣り激し…
本番までいかないのは、おそらくメディねぇのせいです。
他メンバーの話も書きたい……もっとフェチくせぇ話を。
>>226 >>235 両氏それぞれに、読んでて胸にこみあげてくるせつなさ。
どうなっちゃうんだ。
続きがとても気になります。
楽しみにしております。
大佐・・・・
せいy
神が降臨しまくってる
>>222を書いたものですが、すばらしいバード絵を見てしまったのが妄想の始まりです。
こういうのは反則かもしれないですが見たい人は
鞭子とバード
でググってください。
>>244 見てきた テラカワイスハァハァハァ
うちではベンチでたまに使ってるだけだったけど もりもりレベル上げ中だぜ
246 :
193:2007/02/03(土) 18:15:47 ID:jrFKUbYn
遅レス。
色々反響があってうれしい限り。ありがとうございます
投下もたくさんでこちらも刺激されまくりですわ。
>>214 そのための「きみ」表記だったりもするのででで
大事にしてあげてくださいませ
>>215 色々なほとばしりが伝わったですよ
フェティッシュなネタを明るく料理してて素敵。
なんだか最近疎遠な知り合いと似た空気を感じるので一方的に親近感
>>221 文系妄想少女なバードいいですね
迷宮の外に広がる話というのも面白そう。
長くなるとのことですががんばってくださいませ
>>227 読みやすさに嫉妬。
キャラが活き活きしてて楽しいです。
幸せな展開になるといいなー…
ちょっと現実と戦ってくるので、それが落ち着いたらまた投下しにきますー。
>193
生き生きというか、自分の場合奴ら、勝手に動き出すんです。
最初のシチュさえ与えれば…
幸せ…幸せ……かぁ
>226
というか、あなたの手腕に脱帽。
文章センスをボクに下さい。
>241
えっと、なんというか よかったを探したくなるような話でした。
いいなぁ、こういうの…心温まる雰囲気。
>236
うん、おれも幸せになって欲しい、けど
カスメが幸せになると言う事は
ソードマンを追って、仲間を裏切った禍乱の姫君が不幸になること。
選択しなければいけない。
そして、その選択には必ず、結果が伴い、責任が生じる。
カスメが幸せになる、即ち、禍乱の姫君が不幸せになる。
禍乱の姫君が幸せになる。即ち、カスメが不幸せになる。
それを踏まえた上で、>236=127氏に質問しよう。
本当に、カスメが幸せになるか?
って、俺めがっさ中二病だな。
正直 どっちよりにも物語は考えていたんで
どうしようかは熟考。 とりあえず、後1、2回ぐらいで
このシリーズは終わりかな……先のことはしらない。
しまった……
私はそう考えていた。
注意しなければならない、この板に忍んでいた罠という物を
しかし、しかしなぜ……こんな間違いを犯してしまったのだ。
初めて降りた3回でカマキリに挑むようなマネを……
名前欄間違えたorz
心の底からどうでもいい
まあ名前の通り無防備って事で
そっ……か、姫君かぁ…。そうだよなぁ
ハーレムじゃ駄目なん?ソードマンとカスメのドキドキ人間社会ナビゲートって事で
うわ最低の答えかも
>>248 貴方は名誉挽回の為に、カス子と姫君の二人が共同戦線を組んで、ソードマンにご奉仕するお話を書いてもいい
或いは、パラ子が知恵を絞って姫君とカス子とソードマンの3Pに雪崩れ込ませてもいい
その気になれば、全員平等に愛する事と、養えるだけの財産という問題をクリアし、
一夫多妻パーティ爆誕に持ち込んでもいい
色々と馬鹿言ってますが、毎回楽しく読ませていただいております
せめて最後は幸せな姿を…ソードマンはボロボロでいいですから
253 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 22:33:43 ID:kJoSUuc/
実はカス子と姫君をスルーしてパラ子だったり。
・・・多分ありえないですね。
なんか妄想がわきあがったんで、ケミ男×ブシ子のラブラブものを
完全に自分の趣味に走りつつ、
かなりの文量一気に書き進めたんだけど、あまりに前置きが長くなりすぎた…
Hシーンに突入するまでが約6000字、
そこまでと、現在書いてるところまでで合計約10000字。
たぶん、書き上がるまであと2〜3000字ぐらい?
さて、どうしたものかね…
一気投稿はどう考えてもうざいだろうけど、
分けて投稿しても最初のシーンなんて前フリだけで終わっちゃいそうだし。
前置き削れ、いっそ投稿なんてしないで脳内だけで完結させてろ、
などなど、なんでもいいから
忌憚のない意見を聞かせてもらえるとありがたい。
txtでうpればいいんじゃね
どこぞにテキストで上げて
まとめ様にのっけてもらうと言うのはいかがか
ヒクイドリの赤玉…
ダメだ、そういうシチュエーションに持っていくだけの妄想力が無い!
258 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 05:48:11 ID:Aj1cckj4
アルルーナ×ダクハン♀とゆう夢を見た
しかし文章マスタリーはない
>>257 「よし、後一発だな」
「ケミちゃん、いっけー!」
「すまん。TPきれた。」
「どうすんのよ!アムリタなんて持ってきてないのよ!」
「仕方ないだろう。火耐性もちを火術法だけで削りきると言う計画そのものが無理があったんだ」
「役立たず」
カチン
「一応別の方法がある。そのためには性的魅力のある女性の協力が必要だ。
お前ならちょうどいいな。やってみるか?」
「いいわよ。あんたみたいな役立たずとは違うって所を見せてあげるわ」
「よろしい。要はあいつから水分を搾り取ってやればいいわけだ。
かといって尿や汗は生理的な限界を超えては出て来ない。
血液は簡単に抜けるが、要求量に達する前に死んでしまう。
したがって…」
びりびり、げしっ
「なにすんの、ってこいつ発情してる!?わー!きゃー!」
「お前の性的魅力でそいつの精液を絞り尽くしてくれ。なに、6時間もあれば終わるだろう。
孕みはしないと思うが、念のため後でメディ子に避妊の薬剤を調合してもらえ。」
こうですか、わかりません!
>>259 流石だな…
俺には鳥類を性的に興奮させる方法が見つからなかったってのに
赤ケミ子だけに。トサカに
…あれ?
カースメーカー書いたので投下しますね
少々お付き合いください
カースメーカー=みつあみロリ
パラディン=ショタ
彼らは自らの身体を鎖で縛め、恐るべき力の込められた言葉で魔物たちを撹乱する。
呪言を用いるためには呪われし才能を必要とするため、その存在を確認することは、容易ではない。
人々に忌み、嫌われる呪いを持って魔を退ける――その姿に畏怖を込めて、彼らはカースメーカーと呼ばれた。
その正体は今となっても、ほとんど闇に包まれている……
最初にパラディンの耳が捉えたのは、子犬がミルクを舐めるように響く、水っぽい音。
ぺちゃ……ぴちゃ……と聞こえるそれは、どうやら自分の股間の辺りから聞こえるらしい。
生暖かい吐息が吹きかかり、下腹部をくすぐっているのを感じる。
「んっ……ちゅ、ぱ……ぺろ……」
股の辺りで何かがもぞもぞ動いているらしいということが、未覚醒の意識に認識される。
ようやく彼は眼を開き、自分が置かれている状況を確認する。
「は、む……ん、ぅ……ぴちゅ……」
昨夜横になったベッドの上にいるのは間違いない。ただし、その視界には見慣れない影が、いた。
「な――っ」
彼は目前の光景に唖然とした。同時に、自分は夢や妄想の中にいるのではないかと疑う。
ベッドの上で、肌も露わなカースメーカーの少女が、パラディンの屹立したペニスを一心不乱に舐め回している。
鎖につながれた手では自由が利かないのか、彼女は犬のような格好になって口だけの愛撫をしている。
普段は虚ろに光を宿すだけのその瞳には、淫蕩な色が混じって、パラディンのモノを見つめ続けていた。
「あ、ん……おきた。おはよ……う」
彼女は視線の焦点をパラディンの顔に合わせ、薄赤く上気した顔でにっこりと微笑む。
初めて見るその表情に、彼の身体は電撃に打ち貫かれたかのように、自由を奪われてしまった。
「おはよう、じゃなくて――その」
下半身に照準を戻したカースメーカーの小さな口が、カリをぱくりと咥え込む。
瞬間、今まで意識していなかった快楽の波が、パラディンに押し寄せた。
身体の芯がびりびりと痺れるような快感が、ペニスから起き抜けの脳天に向かって叩き込まれる。
「ちゅむ、ふぅ……っん、ちゅ、ちゅ……なに? どうか、した?」
カースメーカーが言葉を口にすると、その吐息が柔風となって、彼のペニスをぬるく撫ぜる。
彼女は、この状況に置かれた、パラディンの反応を楽しんでいるようでもあった。
「な、なんで――いきなりこんな、こと、を」
絶えず送られてくる快感に言葉も切れ切れになりながら、パラディンは言った。
その言葉をどう吟味するか少し悩んで、カースメーカーの少女は口を開いた。
「いや、なの……?」
そう言いつつも、彼女はパラディンの意思とは無関係に起ち上がった男根に、赤く尖った舌を這わせる。
ペニスに絡みつくぬめった感触に、彼は情けなく喘ぎ声を上げた。
「ほら。いいんだ……それに、きょう、が、はじめて……じゃない、し」
パラディンがその言葉の意を汲み取るよりも早く、カースメーカーの奉仕は一層の激しさを増した。
ペニスを唇で挟み込み、口から垂らした粘つく涎を、竿の隅から隅へと塗りたくっていく。
どろどろに溶けたカースメーカーのローションが、甘美なる快感を倍化させていく。
「う、あ――あ、ああ」
パラディンの身体は少しも動かず、ただ黙然としたまま少女に弄ばれる。
自分の股間に、マグマのように熱い塊が流れこんでいくのが分かった。
カースメーカーはペニスを喉奥まで飲み込み、頭を上下に振ってパラディンを追い立てていく。
「じゅ、む……ふ、はぁ、あむ……ん、ちゅぅ……ず、ず」
目を閉じてひたすらにフェラを続ける少女の姿に、パラディンの思考が瓦解しそうになる。
霞む頭の中で、右手が動いた。
「――? うん、つづける、から……きもち、いいんだよね? あせらないで……」
彼女に伸ばした腕に力は入らず、少女の顔を自分の股間に押し付けるだけの楔となっていた。
カースメーカーの口内でパラディンのペニスが暴れだす。
のたうつソレを舌で押さえつけ、彼女はさらに上下動を続ける。
「くちゅ……ぷ、あ、ちゅむ……んむ……」
つん、と裏筋にカースメーカーの舌が触れ――肉棒がどくんとはじけた。
「あ、っ! ぷあ、あ。ん、む! んんっ!!」
噴水のように吹き出るパラディンの精液が、カースメーカーの幼い風貌に、雪化粧を施していく。
カースメーカーは恍惚とした表情で、白濁した液体を顔で受け止め続ける。
いつまでも続くかのように思われた射精がじきに止まると、彼女は薄く微笑んだ。
「つぎは、わたしの……ばん」
カースメーカーの白い裸身が、薄暗い室内に妖しく光っていた。
起伏の少ない、ほっそりと伸びた彼女の身体に、思わずパラディンの目が眩む。
隠すものない割れ目から、カースメーカーの露が滴り落ちていた。
「あ、は……はいって、くる……よぉ」
パラディンに跨り、しずしずと腰を下ろしたカースメーカーの膣に、彼のモノがずぶずぶと埋没していく。
「く……う、あ」
先端部だけの挿入で達してしまいそうになるほど、その締め付けは凄まじいものだった。
ひだが生き物のようにペニスに絡みつき、子種を求めるように絞り上げてくる。
「ふふ……パラディンの、そのかお、かわいい……こうしたら、どう、かな?」
体重を乗せ、カースメーカーはより深く、より奥へと、パラディンのペニスを迎え入れていく。
亀頭、カリだけを襲っていた快感が、今度はその表面積を倍以上にして、彼に与えられる。
低くうめいて、身体の芯でうずく律動を押し殺す。
「あっ、うあぁ……おくに、あたって……びく、びく、って、してる……」
体格の問題なのか、カースメーカーの膣は、竿を根元までくわえ込むことができないようだった。
それでも十分、否、満たされすぎる悦楽が、パラディンの意識を白く蕩かしていく。
膣から溢れた少女の愛液が、上下に擦れるたびに淫猥な水音を立てる。
「ひあっ!? やぁ、そんなに、つよくついちゃ、いいけど……ああぁっ!」
パラディンは無意識のうちに、その腰を勢いよく突き上げていた。
本能が、少女の膣内を蹂躙しようと、彼の脳内で囁く。
眠った理性の赴くまま、カースメーカーを犯し続ける。
「いやぁっ! すご、すごい、よぉ! ……ぱ、パラディンのおっきい、のが、きて……」
カースメーカーの身体がピンと張り詰め、やってきつつある何かを待つようにぷるぷると震えだす。
彼女の全身は薄紅に染まり、彼の目前に広がるのは、全く考えられないような彼女の痴態。
もはや、意識も、理性も、パラディンを繋ぎとめる鎖はすべて、粉々に崩れ去っていた。
ただケモノのように、雌という存在を陵辱して、我が物にしようと腰を振っている。
カースメーカーもその行為に応え、与えられる衝撃を、快感を、その小さな身体に享受し続ける。
「ぱら、でぃん……わたっ、わたし、とんじゃう、とんじゃう、からっ……ふあっ!」
彼女の膣が急速に収縮し、パラディンのペニスを猛烈に締め付けた。
湧き上がる白い脈動を躊躇することなく、カースメーカーの膣内に叩きつける。
「はぁっ! あ、あ、あつっ、う、うあぁ……なか、なかに、でてる……あ、ふ」
一滴も余すことなく、パラディンの精液がカースメーカーに放出された。
膣が白濁とした液体で満たされ、それでも収まらなかった分が、ふたりの結合部の隙間から零れる。
カースメーカーは、それを手で掬い取り、口に運んでぺろりと舐めた。
「ふぁ、あ……にが、い、けど……おいしい、ね」
また、最初に見せたあの表情――カースメーカーは、にこりと笑った。
崩れ落ちるように、パラディンの意識が闇に沈んでいく。
カースメーカーの淫行の理由も、果てはこの記憶さえ残さぬように……
おまけ、てか妄想
「……あれ? なんでねむらないの?」
惚けたような顔をする、裸のままの少女の問いかけに、パラディンは気だるい調子で答える。
「えーと……これの、せいかなぁ……」
彼の指に嵌めたべっ甲の指輪を目にして、カースメーカーはひどく驚き、慌てた。
「え、えええええっ!? それははんそくだよぉ! だいじなときにはぜんぜん効かないくせに……」
バステ耐性なんて飾りです。冒険者には、それが分からないのですよ。
「う、うーん……まぁ、それはともかく、どうするの、これ……」
むせ返るような行為後の余韻が、室内に充満していた。
カースメーカーは呻吟し、ようやく口を開いて――とんでもないことを言い出した。
「えとぉ……えと……せ、せきにん、とってね?」
「ええっ!? これって明らかにそっちの問題じゃないの!?」
「や、やったのは……パラディン、だもん……わたしは、やめるつもり……だった、もん」
「……今日が初めてじゃないって言ってたのは?」
パラディンが口にした台詞に、カースメーカーはわたわたと耳を押さえて反論する。
「あーあー、き、きこえなーい! なんにもきこえなーい!」
「……はぁ」
このまま翌朝目覚めたら、随分とややこしいことになるかもしれないだろう。
しかし、顔を紅くして自分の傍でもじもじするカースメーカーの姿を見ていると、
(それも、悪くないかもしれない)
と思ったり、思わなかったり。
【End】
以上です、乱文は脳内保管でご容赦を
・・・個人的にはえっちなカスメもありじゃないかと思うんだ
しかしこのカップリングだと――が気になtt
公式ポッドキャスト聞き終えたが、脳内妄想OKみたいだな。
あと、貴婦人や姫君の濡れた糸は、やはりそういうことらしいw
ゴット!
素晴らしい
ブロンコ一人旅が世界樹のエロ同人を出すみたいだな。
表紙にロリバード♀が居ないのが残念だが……でるかな?
前置きも読みたい人は多いと思う
それはそうと前置きがないSSをモモタロスSSと名づけてみたんだが
いきなりビクンビクンですか。
冒頭エロで掴むというのは常套手段ではあるけど。
>>271 最初からクライマックスと申したか。
一瞬で新ライダーネタと分かってしまう俺、参上!
シリカ商店のおしごと
今日の戦利品を担いで店名の上に『ボルタックエトリア支店』と小さく書いてある商店にやってきた。宿屋で寝ていたら、PTのカスメ子に「臭くなるから早く売ってきて」と追い出されたんだ。
「ごめんくださーい! ・・・あれ?」
いつもはすぐに元気な声が返ってくるのに、今日はその声がない。そのかわり、店の奥の・・・ 工房の方からカーン!カーン!と槌音が聞こえてくる。
作業中か・・・ と、思わず半分開いた工房のドアから中を覗き込んだ。
「・・・」
そこには、轟々と火を吹き上げる炉の前で、金属片に槌を振り下ろす店主の姿。
「・・・」
彼女がいつも肌も露な格好な理由がわかった。熱く焼けた金属に槌を振るえば火花が飛び散り、彼女の体からは珠の汗・・・
「・・・」
しかし、俺の視線はある一点に集中していた。胸を申し訳程度に覆う布も、汗が染みているのか・・・ うっすらとその下が透けて見えて・・・ しかも、頂点の部分はぷっくりと浮き上がっているのが見て取れる。
「ふぅ できたぁ 新しい・・・ 剣・・・」
彼女は出来上がった剣を見つめると、その柄の部分を・・・
「!!?」
腰に巻いている布をずらすと、剣の柄をそこに押し付けて・・・ いるようだ。
「んっ はぁ・・・ やぁ・・・ こんなこと・・・ でも・・・」
槌を振るっていたせいだけではない、乱れた呼吸・・・ そして、槌打つ音が響いていた部屋には、今度は小さな水音が・・・ しかしここまではっきりと聞こえてくる。
「はぅっ! ここっ! あぅんっ!!」
背筋が反り、控えめな胸が天井を向く。いつの間にか片手が胸元に差し込まれ・・・ 頂点の蕾を指でこね回しているのかわかる。
「あっ! ダメっ! もう・・・ もうっ ボクっ ボクっ!」
ポタポタと雫が工房の床に落ちる。
「あっ いっ イっちゃうっ あぁぁぁっ!!」
背筋がさらに反り・・・ そしてクタっと床に倒れこむ・・・ その姿から目が放せず・・・ 彼女が床に伏してやっと我に返り、工房から目をそらした。
「また・・・ やっちゃった・・・ また・・・ 新しいのできると・・・ ボク・・・」
しばらくして、店主が店に出てきた。少しびっくりした顔をしていたが、頬が少し紅いだけでいつもと同じ・・・ そして買取はいつもの通り。しかし俺は目のやり場に困っていた。
まださっきのことが脳裏に焼きついている・・・
「今日は・・・ こんだけね? けど、また新しい防具作れるよ?」
「あ、あぁ」
「キミ達が来てからボクも仕事が増えて嬉しいよ♪ またどんどん素材持ってきてね♪」
「あ、あぁ・・・」
代金を受け取る。そっと彼女の手が触れる。
「あの・・・ あのね? 新しい剣・・・ できたんだけど・・・ 使って・・・ 欲しい・・・な」
「え?」
俺の手には、見覚えのある真新しい剣が・・・
「大事に・・・ 使ってほしい・・・な」
俺の腰には新しい剣が吊るされている。
このことをどう解釈していいのか、正直図りかねている。
剣の柄の部分に触れる。そして・・・ その手の匂いを思わず嗅いでしまう。
・・・今夜、眠れるだろうか・・・
あ、主人公の職業がわからん文章になってしまった
一応パラ男くんということでひとつ・・・
パラ子でいいです
亜人間とはハーフがお約束。
モリビトたんを孕ませよう。
278 :
254:2007/02/05(月) 00:56:04 ID:UuoW0ENy
>>255-256 あー、それなら見たくない人は完全スルー出来るし最良っぽいね
そうさせてもらおう
一応完成したんだけど、
勢いだけで一気に書いたから、見直すとひどい点ボロボロでてきたw
推敲して2〜3日中ぐらいにアップしてみます
さて、俺は何もナシで妄想するのが苦手なんで、うちのギルドの体験談を話したいと思う。
ちょいとばかり面白おかしくするための脚色が入っているから、気に入らなかったらスルーしても構わない。
ここで注意をひとつ。この話は二層目(B6F)到達以後のネタバレを含んでる。
まあストーリーに関わるほどの大した内容じゃないから気にしなくたって問題ない。
二層目くらいなら買ったその日に到達できた奴もいたようだからな。
……おっと、前置きが長くなっちまったな。
それじゃ、当ギルドのちょっとえっちぃお話のはじまりはじまり〜
その夜の金鹿亭はいつもより少しだけ賑やかだった。
執政院から言い渡された重大な任務、スノードリフトの討伐を見事に果たした
新設ギルドの冒険者たちが打ち上げを行っていたのだ。
樹海から帰った戦友を労い、些細な失敗をからかい合い、生還の喜びを分かち合う冒険者たち。
そして、徐々に無礼講の様相をなす祝宴へと歩み寄る一人の男の影があった。
「樹海の地下一階に隠し通路ですって?」
セットに時間が掛かるであろう縦ロールを揺らしながらダークハンターが男に問い返す。
「ああ、湧き水の近くにそれらしい獣道があるんだ」
「湧き水と言うと……南東の岩清水ですわね。ですが何故それをわたくし達に?」
このエトリアにいるのは名を上げんとする冒険者ばかりである。
浅い階層に今だ眠る宝の気配があるとなれば、普通は自分たちでどうにかしようと考えるだろう。
常識的に考えれば、他のギルドにそのような情報をリークするなどという事はまずありえないのだ。
「……我々を罠にでもかけようとしているとしか思えんな」
隣で聞き耳を立てていたレンジャーが右目の眼帯すらも突き破らんばかりの眼光で男を睨み据える。
「お、おいおい、勘弁してくれよ」
若い女のそれとは思えないちりちりとした殺気に晒されて男が身じろぐ。
「その……うちのギルドのリーダーが、主力連れて意気込んで入っていったきり帰ってこないんだ」
視線をそらせ、躊躇いがちに身内の蛮勇を告白する。心なしか声も小さくなっていた。
「スノードリフトを倒したあんた達なら、きっと見つけてくれると思って……」
ダークハンターがため息をつきながらやれやれ、と肩をすくめる。
「つまり、わたくし達にあなた方のリーダーの捜索依頼をしたい、という事でよろしくて?」
翌朝、新設ギルドの冒険者たちはパーティーを組んで樹海へと向かっていた。
昨夜のダークハンターとレンジャーに新米が三人という急ごしらえのパーティーだ。
「よりにもよって主力が軒並み二日酔いだなんてツイてないですよねぇ」
アホ毛を揺らしながらメディックの少女が呟く。
「おかげであたし達にお鉢が回ってきたんだ、むしろラッキーだと思わねぇとな」
赤い髪をなびかせてソードマスターの少女が快活に応える。
「すっすっめー♪ すっすっめー♪ そらーへうーみーへー♪」
ピンクのツインテールを跳ねさせながらバードの少女が朗々と謡う。
三人とも新入りではあるが、森ウサギ程度ならどうにか倒せる実力は持ち合わせていた。
「こんな面子では不安ですわ……」
「なに、出来る範囲で我々がフォローしてやればいいだけだ」
酒癖の悪い成人冒険者たちを恨みつつ、ダークハンターは重い足取りで樹海へと歩を進めるのだった。
岩清水からわずかに北へとさかのぼった地点。
そこには、よく見なければ分からないほど木々に埋もれてしまった古い獣道があった。
生い茂る枝葉に柔肌を傷つけつつ道を抜けたその先にあったのは
先ほどと大して変わらぬ鬱蒼とした樹海の迷宮であった。
「別段変わった所がある訳でも無いようだが……」
「ですが油断は禁物ですわ。腕利きのパーティーが実際に失踪していますもの」
「その人たち、道に迷っただけじゃないですか?」
「マッパーが抜けてたんじゃねぇの?」
「おなかすいたー」
「……」
徐々に広がっていくパーティーの遠足気分にダークハンターの精神的疲労も鰻上りだ。
「ふぅ〜」
「ひゃうっ!?」
耳元に熱いものを感じて飛び上がる。慌てて振り返るとバードがケタケタと笑っていた。
「このっ……ふざけッ……!」
「落ち着け、相手は子供だ」
わなわなと震える肩をレンジャーが押さえ込む。
嗚呼、憎しみで人が殺せたら――いっそカースメーカーに転職しようか。
どうにか怒りを抑え、脳内で人生設計を根幹から再構築しつつ探索を続けるが
一向に人影らしいものは見えない。
本当に道に迷っているだけなのか、樹海に棲む大型生物との遭遇で全滅したのか
はたまた自分たちが罠に掛けられているのか――
「うひゃあっ!?」
今度は背中に冷たくて柔らかい何かがぶつかった。即座に振り返って怒鳴りつける。
「今度は何ですの!?」
しかし他の4人は何事かといった表情で見るだけで、悪びれる様子は一切無い。
「わたくしの背に物を投げておいて知らぬふりですか!」
怒髪天ってレベルでないほどに怒りをあらわにするダークハンター。「憤怒の力」が発動しているようだ。
落ち着かせようと一歩踏み出したレンジャーが何かに気付いた次の瞬間、頭上から二色の球体が降り注いだ。
べちゃりと地上で潰れた球体が再び形を取り戻し、冒険者たちを取り囲む。
スリーピーウーズとポイズンウーズ。毒性や催眠性のあるガスで獲物を捕らえる不定形生物である。
奇襲を掛けられた形となって色めき立つ冒険者たちに、粘液が一斉に襲い掛かった。
「……だからこの面子では不安だと言ったんです……」
倒れたまま動かないバードを守るような体勢で必死に鞭を振りつつ吐き捨てるように呟く。
「だから、出来る範囲でと言ったろう。今回はその範囲を超えていただけだ……」
毒で真っ先に倒れたメディックをかばいながらレンジャーが弱々しく応える。
「……ホントにキリがねぇや……」
毒々しい色の粘液に汚れた剣を杖代わりにしているソードマスターが情けない声を上げる。
どれだけ叩き、撃ち貫き、両断してもウーズの数が減る事はなく、
むしろ仲間を呼んだかあるいは分裂したか、頭数は増える一方であった。
「このままではジリ貧という奴ですわね……」
「かといって逃走路がある訳でも無い。見事に囲まれているぞ」
不定形生物との睨み合い。この膠着状態もそう長くは続かないだろう。
「ゴメン、ちょいと毒が回りすぎちまった……そろそろ……限、界……」
ついにソードマスターが膝をついた。紫色になった唇で大地とのキスを果たす。
「残り……二人か。旗色は最悪だな……うぉっ!」
近くの茂みから飛び出してきた巨躯がレンジャーを容赦なく弾き飛ばし
古木に強かに打ち付けられたレンジャーはそのまま動かなくなった。
レンジャーを突き飛ばした毛むくじゃらの巨体――大ナマケモノがゆっくりと振り返り、ダークハンターを見据える。
目はギラギラと妖しく輝き、口からは涎が垂れ落ちている。興奮状態にあるのは一目瞭然だった。
「あ……あぁ……そんな……」
遂に最後の一人になってしまった。絶望と恐怖がダークハンターの全身を支配する。
後ずさりをしようにも足がすくんで言う事を聞かない。
尻餅をついた拍子にウーズたちが手足にまとわりついてきた。催眠性の粘液が全身の自由を奪っていく。
やがてレザー製のロンググローブが溶けはじめた。ウーズたちの食事が始まったのだ。
ブーツやボンデージスーツにも大きな穴が開き、ダークハンターの白い肌があらわになる。
気付くと大ナマケモノがその名に相応しい緩慢な動きで近づいてきていた。
「いや……来ないでぇ……」
鉛のように重くなった手足をどうにか動かそうともがくが、
結果として扇情的に身体をくねらせるだけに終わってしまう。
眼前にやってきた大ナマケモノがダークハンターの顔を覗き込む。
血走った目で顔や胸を撫でるように見回し、最後に股間を見つめる。
威圧的な異形を正視しかねたダークハンターが視線を下へとそらすと、
大ナマケモノの股間に子供の腕ほどもある赤黒い肉棒がそびえ立っていた。
「ひっ……!」
必死で逃げようとするダークハンターの両足を掴んで軽々と持ち上げる大ナマケモノ。
剥き出しになったダークハンターの股間に生暖かい舌が押し付けられた。
「やめてぇっ! 誰か……誰か助けてぇっ!」
倒れ伏した仲間たちに助けを求める。当然ながらそれを聞き届けられる者はいなかった。
ウーズまみれで自由の利かない身体を揺すってわずかな抵抗を試みるが、相手は意に介していないようだ。
そうしている間にも大ナマケモノはダークハンターの秘唇を執拗に舐め回し続ける。
「くっ……ふぁ……んぅ……」
嫌悪感すら引き起こすはずの刺激が徐々にぼんやりとした快感へと変貌していく。
肉芽に吸い付き、秘裂に舌を割り入れ、肉壁をかき回し、快楽を引き出そうとする大ナマケモノ。
ウーズたちも負けじと敏感になった肌の上を這い回る。
乳房を包み込み、こね回す粘液。脇腹を、首筋を、耳たぶをなぞる粘液。乳首を摘み上げ、転がす粘液。
膣奥からにじみ出る愛液の味を確認して、大ナマケモノがダークハンターの身を再び大地に横たえた。
仰向けに転がされた肢体に覆い被さり、濡れそぼった秘唇に己の剛直をあてがう。
「お願い……それだけは……許ひてぇ……」
ウーズの催眠ガスと全身への愛撫で朦朧とする意識の中、最後の一線だけは越えまいと
涙ながらに許しを乞うが、獣相手に言葉が通じるはずもなかった。
大ナマケモノがゆっくりと腰を突き出し、肉茎の先端が柔らかい秘肉を貫いていく。
「ひぎっ……うっ、くあぁーっ!」
霞のかかっていた意識が、内側から引き裂かれるような痛みで急速に覚醒する。
催眠ガスで全身の力が抜けていたために膣壁が裂けずに済んだのは不幸中の幸いと言うべきだろうか。
「……おね、がい……ぬい……てぇ……」
痛みと圧迫感から浅い呼吸を繰り返し、大粒の涙をこぼしながらうわ言のように懇願し続ける。
やはり大ナマケモノはその声を綺麗さっぱり無視して、自らのイチモツをより深く突き刺さんと腰を進める。
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
焼けた鉄の棒をねじ込まれるような苦痛に気を失いそうになるが、
その痛みで再び意識を取り戻して更なる苦悶の表情を浮かべる。
やがて腹の底に何かがぶつかったような感覚とともに大ナマケモノの腰の動きが止まった。
恐らく肉棒が膣内を埋め尽くし、子宮口に達したのだろう。大ナマケモノが満足げに大きく息をつく。
「ぅ、あ……なかで……びく、びく、って……」
しばらくその姿勢で動きを止め、うごめく肉壷の感触を楽しんだ後、
今度は挿入する時と同じくらいゆっくりと肉棒を抜きにかかる。
「はっ……はぁっ……ん、はぁっ……」
いたわるような、味わうような引き戻し。挿入時ほどの痛みはなく、排泄にも似た安堵感がわずかに感じられた。
膣口からカリ首が見えたあたりで再び腰を止め、二度目の挿入に転じる。
「ふっ……ん、あっ……はぁっ……」
一度目より若干痛みが和らいではいるものの、やはり異物感は色濃い。
「はっ……はぁっ……ふぁっ!?」
往路の終点、子宮口を肉棒が再び叩いた瞬間、ダークハンターの腰にほんのかすかな甘い痺れが湧き起こる。
「な……に……これ……はあぁんっ!」
その感覚の正体を突き止める間もなく大ナマケモノの腰が引き戻される。
膣壁への甘美な刺激が先程より強く感じられ、痛みさえ快感のスパイスになっていた。
ゆっくりと押し進み、最奥でしばらくその体勢を維持し、ふたたびゆっくりと引き戻すだけのピストン運動。
単調で緩慢な動きではあったが、ゆえに大ナマケモノの巨根を
ダークハンターの体に馴染ませるのにそう時間はかからなかった。
「ふぁ……ん……ぅん……」
悲痛な嗚咽はいつしか鼻にかかった嬌声へと形を変えていた。
ダークハンターの苦痛が消え快楽がその身を支配しだした頃、大ナマケモノが男根の往復速度を徐々に上げ始めた。
「ふっ、ぅ、ん、んぁ、はっ、ぁはっ、はぁっ!」
ごつごつした剛直が肉壁をえぐり、子宮口を激しく叩き、愛液を掻き出す。
カリ首が襞を引っ掻くたびに腰全体にじんわりと快感が広がる。
亀頭が子宮口をノックするたびに快感の電流が背筋を駆け上り、脳をとろけさせる。
とめどなく溢れる愛液が巨大な肉茎と膣壁との摩擦を減らし、痛みから快楽への架け橋となる。
腹上を這い回っていた一匹のウーズが、不意に結合部位へと這い寄ってきた。
「はっ、ぁん、ぅ、ふぁ……きゃっ!」
充血した陰核をウーズに擦り上げられ、ひときわ甲高い声を上げる。
「ふぁ、あ、は、ダメ、ぅん、そこっ、んぁっ、こすっ、ちゃ、あっ、あぁっ!」
敏感な部分を刺激され、思わず身体をくねらせる。
その動きが大ナマケモノの興奮をさらに高める結果となった。
「ひゃ、ふ、ぁっ、んぅっ、はっ、ひぁっ、ぁんっ!」
壊れた機械のように猛スピードで腰を往復させる大ナマケモノ。
「ダッ、ダメッ、こわ、れっ、ちゃ、ぅんっ!」
打ち付けられる腰と腰の間にいたウーズが、振り落とされまいと白磁の肌の上で身体を伸ばす。
「あっ、あっ、あっ、ダメッ、いっ、いっちゃ、あっ、あんっ!」
ウーズが伸ばしたその身で肉芽を強く摘み上げると同時に、大ナマケモノが子宮口に剛直を押し付けた。
「――、あぁぁ――――っ!」
陰核と子宮口への強烈な攻めに耐え切れず、ダークハンターが絶頂を迎えた。
同時に、激しく収縮する膣壁に搾り取られるようにして、大ナマケモノが白濁の塊を子宮めがけて放出する。
子宮の底を叩く熱い迸りを感じながら、ダークハンターはその意識をついに手放した――――
数日後。
待てど暮らせど戻らぬ仲間を心配して、ついに新米ギルドの主力部隊が捜索に乗り出した。
おしゃべりなバードがメンバー全員に行き先を言いふらしていたため、目的地へは容易に到達できた。
お定まりのウーズの洗礼を難なくかわし、樹海の奥へとたどり着いた冒険者たちが見たもの――それは。
「んはぁ……いい、ですわぁ……まだまだ、イケますわよねぇ……?」
鞭で頭部と手足を縛られて一箇所に集められた大ナマケモノの群れと
そのうちの一頭の上で腰を振るかつての仲間――ダークハンターの姿だった。
「はぁ、熱いのがいっぱいぃ……もっと、もぉっと、気持ちよくしていただきますわよ……あんっ」
気付いたらエクスタシーを取得どころかマスターしていたとか何とか。
状況はほぼ本文の通り。
「wikiでB1F東エリアの存在に気付いて二軍で乗り込んだら全滅した」ってお話。
今じゃこの面子がB8Fの5日クエスト受けてるってんだから人間どうなるかわからないよな。
GJ。あんま悲壮になりすぎないのもよかった。
二軍っつっても、職業・育て方・編成で差が出るからそれはそれで違う思い入れが出来るね。
>>276 あーパラ子でもいいちゃいーのかぁ
うちのPTはパラが男だったもんだからそのままにしたがー・・・
シリカたんとパラ子とメディ子とカスメとモリビトの子宮にたっぷり注ぎこんで孕ませたい
めっ!
よいこはひとつだけにするのよ?
全員公平にたっぷり愛情も注ぐのでおながいします
全ての条件を満たそうとすると触手モンスター大暴れ、にしかならんような気がするのだが
ブンシーン
シッポバリア
「バド子はレイプ目」とか見かけたのをきっかけに一話書いてみようと思って、できたら載せようかと思ってます
レイプ物じゃないんですが
シリカが一番好き(職のキャラ絵のどれよりも)なのでシリカのネタで妄想が止りません
またなにか書いたら晒します〜
褐色の肌を白濁で穢すのは映えると思うんだ
ロリバー子とパラ子で誰かたのむ
所で日向世界樹通信vol.3を読むと
「首、胸、お腹、股間に鞭で4つの結び目を作り、その後胸を」
…と…轟いていいのだろうか…僕の名前…。
の後にピンクドリルが赤面して
「ね…ねぇ、これ…ちょっと、れ…練習してみようか?」
「練習って…」
なんて展開が自然に脳裏で繰り広げられるんだが
褐色DHの緊縛師修行は需要がありますか?
みんなによし
すげえよし!
215っす。保管庫の人、遅れましたが乙であります
仕事早いっすね。新作番号11格納されて一番乗りでした
ロリ×ショタえちばんざい。
>>246 伝わるってのは嬉しいものです。たとい変態ちっくな波動でも。
お知り合いに、ちょいとお便り送ってみては? 案外むこうも心待ちにしてたりして。
>>お気楽ご気楽さん
そのう…、せつないっすね…二者択一以外の道だって…。とはいえ
キャラが、どの未来を選ぶのか。…震えて待ちます。
同パーティー、別視点でのを半分ほど投下します。時間軸はややその後。
出演は…メディねえ、赤目黒髪アルケで。
…ふがいないなぁ…。
気がつけば施療院。
ウーズと噛みつき草に、術式をいくつか直撃させ
反撃を受け毒液をモロにかぶって──真っ先に昏倒した。
「ありがとーございましたー」
「お世話になりました。おやすみなさい」
受付の人と挨拶を交わし、施療院を出る。辺りはもう真っ暗だった。
いまいちおぼつかない足どりで、瓦斯灯を頼りに仲間たちの待つ宿へ急ぐ。
「はい。お伺いしております。どうぞ……」
こんな時間でも、いつもと変わらぬ笑みを浮かべ客を迎える。
朝昼晩いつもそこに居る受付のメガネは、ちょっと不気味だ。
「ふーぃ……」
大浴場には誰の姿もない。汗を流して髪を洗い、ゆっくりと湯船で手足を伸ばす。
あちこちしみてぴりぴり痛むがかまうものか。
戦闘のことを考える。パラディンにバックガードを頼むより
ソードマンと連携して速攻した方が被害は小さいか……
速攻といえば、レンジャーくらい素早く詠唱ができればもっと…
…明日、メディックにアムリタあたりをねだってみようか……
で術式の、組み立てをこう、ぶくこうして火が……ぶくぶくぶくぶくぶく?
「…ぶくぶくく…」
沈んどるわっ……馬鹿がっ……
「ぶはっ!? げほごほっ…ふぅ…」
落ち着いて動けば、そう問題なかったのだ。
しかし、急に…立ち上がったものだから…
「あっ……」
べちゃり。と無様に浴槽のふちにへばりつく。
動悸がひどい。目がかすむ。手を伸ばしたが何も掴めなかった。
アルケミストの意識はそのまま闇へと沈んだ。
ああ。
やわらかい。こんな…すべすべで手触りのいい枕、この宿にあったんだ…。
もぞもぞと動くと、額から何かずり落ちてきた。
…濡れタオル…これは。
「オレ、風呂場でっ──はうん」
勢いよく跳ね起きようとしたら、額を指で押さえられた。
視界の半分を占めるのは、大きなメロン。2つもか。
「アルちゃんてば、まだ起きちゃだーめ」
お見舞いがしゃべった。
のぼせて風呂で倒れていたのを見つけた従業員が、客室まで運んでいたところ
メディックが通りかかり…保護されたらしい。ということは…
「ここは、メディックの部屋…か…」
つぶやいてから、この素晴らしい枕の体温をやけに意識してしまう。
「ぴと」
「──っ」
ひんやりとした掌が不意に、そっと押し当てられて息をのむ。
「ん……。もう大丈夫そうかな」
メディックがしゃべる度、ふるふると震える双球。
彼女は手近のクッションを引き寄せると、枕返し、じゃない枕を入れ替えた。
アルケミストは、そのクッションの感触に大いなる不満を抱いた。
寝かされていたのは、備え付けのソファ。
体を起こすと、こちらへ戻ってくるメディックと目があった。
「うふふ」
無条件に向けられる笑顔には、いまだに慣れない。
兄弟子と鎬(しのぎ)を削った修行時代から無縁のものだったから。
しかし何たる格好か。
薄いシャツを押し上げる双球は目に余る。スパッツ一枚で眠るのか貴女は。
「ほーら。飲んでー?」
一客のソーサーからふわりと湯気が香ってくる。柑橘系だ。
「あっ、ありがとう」
熱っ。甘くて熱い。しかし猫舌ではないアルケミストは、平気な顔で飲み干した。
「むー。熱いの平気なの?」
ふーふーしてあげようと思ってたのに。
不穏な台詞を聞き流し、アルケミストは自身の渇きが癒えていくのを実感していた。
「レモネード、もう一杯どうかな? アルくん」
「美味しかった……。いただくよ」
メディックは猫舌らしい。彼女はカップの中味が冷めるのを待つ。
「私には弟がいてね」
大変なお姉ちゃん子だったこと。甘えん坊だったこと。レモネードを作ってあげたこと。
ふ、と彼女が笑った。少し寂しそうに見えてしまった。
【…続くよ】
>>254 ワクテカして待ってます。全裸で
>>ボ本店さん
シリカたんへの愛、さらにさらに見せてほしい!
>>279 ぼくのリビドーもドリ子さんに搾り取られそうです…。
>>295 ビバ! ロリバ! 楽しみだ。
>>299 卑猥な軍隊ソング噴いた
メモ帳に妄想を打ち込んでレス。見づらい人すみません。
4以降はえちぃ感じになりますので、後ほど…
306 :
バド缶:2007/02/05(月) 23:01:08 ID:D79PbxVZ
一応できた、ソド男(青)とロリバードのお話。
長い割にはエロスが足りないなあと思いつつ、とりあえず投下します。
307 :
バド缶:2007/02/05(月) 23:02:20 ID:D79PbxVZ
「食後のミルクを頼めるかな?」
「あ、はい・・・」
赤い髪のバードの少女から返事を聞くと、ソードマンの男は宿の自室へと歩き去る。
「まるで召使いだな」
メガネのアルケミストが、少女らしくない口調で呟く。
「あら、最近はホームメイドって言うのよ?」
メディックの女性が、いつものおっとりした笑顔で豆知識を披露する。
「しかし・・・ミルクとは・・・まるで子供ですね」
パラディンの少女がその長い髪を整えながら、からかうように言う。
「えへ、そうですね・・・」
バードはただ曖昧に笑うのみ。
仲間たちの知らない、ミルクの真の意味を考えながら・・・。
308 :
バド缶:2007/02/05(月) 23:03:29 ID:D79PbxVZ
「おまたせしました」
バードがソードマンの部屋をノックする。
片手にはホットミルクを乗せたトレーを携えて。
「ああ、ちょっと待って」
ソードマンがドアを開け、バードの少女を部屋に迎え入れる。
「あの、ミルクのお世話に来ました・・・」
バードが顔を赤らめながら言う。
持ってきたミルクはあくまでカムフラージュ、本命の用事は別にある・・・。
「じゃあ、俺のミルクを飲んでもらおうかな」
そう、ミルクを飲むのは彼女のほうである・・・。
309 :
バド缶:2007/02/05(月) 23:05:23 ID:D79PbxVZ
「ん・・・んう・・・」
ベッドに腰掛けたソードマンの脚の間に座り、そそり立つ肉棒に舌を這わせる。
普段は仲間を援護する歌を紡ぐ口で、男の欲望を淫らにくわえる。
「ああ・・・いいよ」
少女の奉仕に男は上ずった声を上げ、その声に導かれるように奉仕を続ける。
「んん・・・んぐ・・」
肉棒を口の奥に飲み込みながら、彼女の記憶は過去へと飛んでいた。
突如豹変した養父
押し倒された自分の悲鳴
そして・・・
「ちょ、痛いよ」
男の声に少女は我に返る、どうやら考え事をしているうちに強く握っていたらしい。
「ご、ごめんなさい・・」
強く握ってしまった部分を、獣が傷を慰めるように舐めとり、再び肉棒を口に含む。
男のいるパーティにスカウトされてから、ずっと自分がこういう役になろうと決めていた。
かけがえの無い仲間達が欲望で汚されるわけにはいかなかった。
だから彼女は、自分から進んで彼の性欲を受けとめているのだ。
彼を満足させれば仲間にその手が及ぶことはない、そう信じて・・・。
でも・・・と、最近彼女は考える。
ソードマンの彼は、養父と違い優しかった。
幼い自分をひとりの仲間として見てくれた。
そして、彼が時折見せる少年のような笑顔が好きだった。
いつしか、彼に惹きつけられている自分に気付いた。彼を満足させたい・・・理由は変わり始めていた。
310 :
バド缶:2007/02/05(月) 23:07:46 ID:D79PbxVZ
「ちゅ・・・じゅる・・・」
たっぷりの唾液を絡めて肉棒を唇で扱きたて、口内では舌が亀頭を責め立てる。
幾度かの経験を通じて、彼の弱点は知っていた。
「あっ・・・すごい、いいよ」
男の腕が、優しく少女の頭を抱き締める、これは彼がもうすぐ達するときの癖だ。
「んっ、んんっ・・・!」
ラストスパートをかけようと唇と手で肉棒を扱き、舌が裏筋を何度も往復し、頬を窄めて口全体で肉棒を刺激する。
「うっ!」
ソードマンが小さくうめくと同時にバードの口内で肉棒が一瞬膨れ、爆ぜた。
「ぐ、んんっ!」
数日ぶりの射精が容赦なく少女の口を汚す。
驚くほどの量と濃度だった。
それでも彼女は、舌で受けとめ飲み込んでいく。
「んくっ・・・はあ、はあ、はあ・・・」
出し尽くした肉棒から口を離し、すべて飲み込んだ証として口を開けて見せる。
養父に強要されたこの仕草は今の彼女にとって習慣になっていた。
「ありがとう、ごめんな」
ソードマンの大きな手が赤い髪を優しく撫で、少女は嬉しさに目を細める。
「謝る必要ないです、私が言いだした事ですから。それに、嫌いじゃないです・・・ミルク」
最初は悲壮な使命感だった、でも今は喜んでくれることが嬉しかった。
「それじゃ、また明日頑張りましょうね」
「ん、ああ・・・」
簡単に挨拶を交わして部屋を出る。
秘密であることを考えれば長居はできない、けど本当はもっと一緒にいたかったのだ・・・。
311 :
バド缶:2007/02/05(月) 23:09:31 ID:D79PbxVZ
‐数日後‐
「なあ、少し話さないか?」
いつもの秘め事を終えて帰ろうとしたバードを、ソードマンが呼び止める。
「え?あ、はい・・・」
男はバードの少女にベッドに座るよう促し、少女はそれに従う。
「君さ、好きな奴とかいないのか?」
「!」
予想外の問いに少女の小さな胸が締め付けられるような痛みを覚え、表情が強ばる。
「いや、もしいるならこんな事したらいけないかな・・・って」
彼は優しい・・・しかし、今はその優しさが残酷に感じた。
「あなたは、好きな人はいないんですか?」
問いに答える代わりに問い返す、今の彼女にはこれが精一杯だった。
「俺は、好きじゃなかったらこんな事はしてないよ」
「え・・・」
最初、彼の言葉の真意がわからずにバードは首を傾げる。
「ごめん、わかりにくかったよな。俺は君が好きだって事・・・」
そう言うとソードマンの男はバードから視線を逸らす。
少女はしばらく反応できずにいた。
決してありえないことだと心の奥へ閉じ込めていた状況が、起きてしまっていたからだ。
「ごめん、嫌だったよな。それなら」
「待ってください!」
無言を否定と受け取ったソードマンが発した言葉をあわてて遮る。
チャンスは今だけ、どんな戦いよりも強い緊張が、少女の背中を押した・・・。
「私も、あなたの事が・・・」
好きです、と続く言葉はキスによって遮られてしまった・・・。
312 :
バド缶:2007/02/05(月) 23:12:06 ID:D79PbxVZ
全裸になったバードがベッドに横たわり、その上にソードマンが覆い被さる。
男の視線が控えめな胸を捉えているのがわかる。
「あの・・・ひゃっ!」
少女が弱気な声を上げたと同時に、男の手が触れて小さな悲鳴のような声に変わってしまう。
「今日は俺がするから」
ソードマンの武骨な手が平らな胸を撫で、仲間に指示を飛ばす口が、その中心についばむようなキスを繰り返す。
「ああ・・・んんっ・・・」
決して巧くはない、しかし気持ちのこもった愛撫という行為に、少女はその幼い身体を震わせる。
次第に下腹部に熱とむず痒さを感じて太ももをすり合わせる。
男の手がその場所に降りてくると自然と脚を開く。
「あっ・・ん・・・!」
秘所の入り口を探るように撫でられて、思わず甘い嬌声を上げてしまう。
「なんか、へんな、かんじです」
うっとりした声で呟きながら、秘所に蜜を溢れさせる。
性行為は初めてではなかったし、もちろんその時は濡れてはいた。
しかし、かつてのそれとは明らかに違う感覚だった。
「はあ・・・もう、私・・・」
攻め手が指から舌へと変わり、秘所を柔らかく湿った舌で攻められる快感に、バードの少女の理性は陥落寸前だった。
そして、舌が小さな淫核に触れた瞬間・・・。
「んっ!」
口を閉じたまま小さく声を上げて全身を硬直させ、さらに蜜を溢れさせる。
軽く達してしまったのだ。
313 :
バド缶:2007/02/05(月) 23:16:31 ID:D79PbxVZ
「そろそろ、入れるぞ」
絶頂に達した後のぼんやりとした感覚の中で、ソードマンの焦ったような緊張したような声が聞こえて、バードの少女は我に返る。
彼女には言わなければいけないことがある・・・。
「私・・・初めてじゃないんです」
「うん」
「驚かないんですか?」
あまりに自然な返事に、少女はつい不安になってしまう。
「だって、俺は初めてだぜ。なんか変か?」
「いいえ・・・」
ゆっくりと首を振る。
「なら、いいだろ。初めてとかなんか関係ないだろ、な?」
そう言って優しく微笑む彼を見ていると、感じていた不安が溶けていくのがわかる。
「はい、わかりました。来て・・・ください」
少女は目を閉じて全身の力を抜いて男にすべてを委ね、男はそれに応えるように少女の細い腰に手を添え、自身の先端を秘所にあてがう。
「ん・・・」
少女の声を合図にするように、ゆっくりとその膣内へと肉棒が沈んでいった。
少女にとっては初めての優しい侵入
男にとっては初めての女性の体内
二人は同じ行為の異なる快感に酔い痴れる。
314 :
バド缶:2007/02/05(月) 23:18:50 ID:D79PbxVZ
「やべ、良すぎる・・・」
腰を振り始めた男がうめくように呟く、バードの少女にはそれに答える余裕はなかった。
「やっ・・・あ、ん」
少女が肉棒が突き入れられるたびに声を上げる、初めて感じる快感と好きになった男に抱かれる喜びに・・・。
男の肉棒は少女の膣内をかき回し、逆に包み込まれ、締め付けられ、無数の襞に撫でられ続けた。
まるで精を貪ろうとするようだった。
「俺、もう・・・」
男の声が限界を告げて、その肉棒を引き抜こうとしたとき、背中に回された少女の腕に力が籠もり引き抜くタイミングを逸してしまう。
そして・・・
「くっ・・」「ふあっ!」
先に男が、中へ放たれた熱を感じ、わずかに遅れて少女が絶頂へと達する。
膣が収縮して肉棒を締め付け、二回目とは思えない量の白濁が、少女の胎内へ満たされていった・・・。
行為のあと、二人はしばらく裸のまま抱き合っていた。
「明日からも、よろしくお願いしますね」
「ああ」
いつもと変わらない挨拶、しかし、二人の距離ははっきりと近付いていた・・・。
‐終‐
いいもの読ませていただきました。
316 :
バド缶:2007/02/05(月) 23:25:14 ID:D79PbxVZ
あとがきです!
えー、いかがでしたでしょうか?
ぶっちゃけ、もうちょっとロリ成分が含まれてたほうが良かったかと反省したりしてます。
キャラに固有の名前が無いのがこんなに難しいとは・・・
GJ!エロバードはいいよね。
だが、ソードマンが割りと外道な感じがする。何がミルクじゃあァァァァ!!
チンポミルクは甘いのかとか言ってた女子学生が出てくる漫画思い出した
319 :
バド缶:2007/02/06(火) 00:01:15 ID:D79PbxVZ
最初はラストまで外道な話になる予定だったんです。
「次は下の口から飲ませてやるよ」とか、ぶっかけて「ロリバードのミルク和えのできあがりだな」とか!
できなかったけど。
>>319 エロスが足りないという言葉に騙されました
大満足です
でも、外道展開も読んでみたい…
321 :
エクスタDH:2007/02/06(火) 01:06:06 ID:6QNG6BKf
僕は今日も世に名を轟かせるダークハンターとなるべく、訓練に励んでいた。とは言っても、
実践はまだ早いので、基礎知識を身に付けるべく今日も読書による勉強だ。
予習復習は勉学の基本、怠るべからず。
師匠(金髪ダハ子)に与えられた今日の課題は『正しい縄の使い方・縛り大全』。
世に名を轟かせる一流の鞭DHを目指すのには、避けて通れない基礎中の基礎…なんだけど…
「首、胸、お腹、股間に鞭で4つの結び目を作り、その後胸を」
…と…轟いていいのだろうか…僕の名前…。
そう思いながら、今日のもっと困った事から意識を逸らそうとしていた。
「うわぁ…」
…想像していた以上にハードな内容に、肩を寄せ合うように同じ本を読んでいたダハ子が
感嘆の声を漏らした。見ると、ダハ子は顔を真っ赤にしながら、食い入るように挿絵を見つめている。
これが、教書の内容以上に困った事だった。今日は課題の教書が一冊しかないので、同期の
ダハ子(ピンクドリル)と一緒に読んでいたのだ。
『ゴクリ』
ダハ子の悩ましげな声を聞いて、僕は口中に溜まりっ放しだった生唾を思わず飲み込んでしまった。
…うわぁぁ、今の唾飲む音、モロに聞こえちゃったよ…ダハ子こっち見てるし!
誤魔化すように、読書を続行する。
「胸をじょ…上下から潰すように圧迫し…」
余計に恥かしい。師匠、これを音読しろと言うのはあまりにも過酷です。
ダハ子も熱に浮かされたような眼でこっちをじっと見ている。
…全然誤魔化せてないし! パニックに陥りかけた時、ダハ子が意外な言葉を口にした。
「ね…ねぇ、これ…ちょっと、れ…練習してみようか?」
「え?…練習って…」
パニックの余り、ダハ子が何を言っているかわからずに余計に戸惑ってしまう。
「し、師匠も、そろそろ実践に移っても良い頃だって言ってたでしょ…?
やっぱり、その、予習も…大事だと思うのよね」
やっぱり怒ってる?軽蔑してる?お仕置と言うことで僕を縛り上げる気なのか?
でも、実際に教書とそれを見るダハ子で疚しい気分になってしまったのだから、仕方がない。
ダハ子が怒ったら僕には逆らえないのだ。
「う…うん。そうだね。練習してみよう」
ダハ子が、妙にモジモジしながら壁にかけてあったロープを持って来るのを見て、
僕は覚悟を決めて眼を瞑った。覚悟を決めた以上、これ以上取り乱さないように深呼吸。
「…はい、これ」
眼を瞑ってから随分長い時間が経ったような気がする。ようやく心が落ち着いて来た時、
眼を瞑る僕の手に、長い麻縄の束が握らされた。
「え…?」
亜然として眼を開いた僕に、追い討ちをかけるようにダハ子が弱々しく口を開く。
「えっと、そ、その…初めてだから…あ、あんまり痛くしないでよね…」
その言葉を聞いた途端、ようやく、脳内の回路が繋がった。
「あの、実践って僕が縛るの!?」
ようやく現在の状況を把握したが、その状況が信じられずに確認の言葉を口にした。
「当たり前でしょ…私は剣DH志望なんだから」
そう言えばそうだった。そんな事すら失念してしまうほど、僕は狼狽していたのか。
「でも、その…いいの?」
思わずまた確認してしまう。
…僕って小心者だなあ…
「これはただの予習よ!いいも悪いもないの。さぁ、やるならさっさとしなさいよ!」
そう言うダハ子は、勢いだけはいつも通りだが、声が震えていた。僕はといえば、
少し落ち着いたせいか、そんなダハ子を観察する余裕も生じてきていた。
真っ赤に火照った顔。潤んだ眼。僅かに荒い息。さっきから、モジモジと太腿を擦り合わせている。
それを認識した瞬間、僕の中で何かが弾けた。多分、木の実とか種みたいな物だ。
「うん、わかった…僕も初めてだから上手く行くかは判らないけど、頑張って見る」
そう言って僕は教書を開き、汗のにじんだ手にロープを握りなおした。
323 :
エクスタDH:2007/02/06(火) 01:08:03 ID:6QNG6BKf
とりあえず前半だけ。
需要があれば、続きは明日にでも。
おk、膝に頭を擦りつけながら待ってる
「カスメが居なくなったぁ?」
素っ頓狂な声を挙げたのは、ギルドのお姉さん事パラ子であった。
「ああ…」
それに対して、不承不承の答えをするソードマン。
「ああ…ってあんた…」
ソードマンの答えに心底呆れるパラ子。
「カスメはアンタと最初っから、このギルドにいたメンバーでしょ?
なんでそんな素っ気ない態度なわけ!?」
バン!
机を大きく叩き叫ぶパラ子。
「まぁまぁ、パラ子殿も落ち着いて…」
暴れるパラ子を制しているのはブシドー。
以外に見えて、ブシドーは顔に似合わず性格は温厚で、いつも貧乏くじを引いている。
そんな二人を後目に、ソードマンは本気で考えていた。
産まれて生きて、ココまで真剣に考えたことはなかった。
―――俺は、カスメを傷つけたのか?
ソードマンは器用な生き方は出来ない。
正直者…と言えば聞こえはいいかも知れないが、自分の心を隠すのが出来ないのが本音。
そんな彼は、カスメから衝撃的な告白を受けた時
今の自分の心の内を素直に答えてしまった。
―――それで、カスメを傷つけたのか。
深く、後悔をする。
選択を間違えたのか……?
「ちょっと、聞いてるのアンタ!?」
いくら叫んでも反応がないソードマンに、パラ子は流石にキレた。
画面の端っこにはブシドーが倒れている。 彼は守備力が少ないのだ。
死は美徳…とか言ってるけど、何かいい訳にしか聞こえない。
「あ……ああ…」
流石にパラ子に圧倒されるソードマンだが、今は彼女に構ってる暇はない。
「俺……」
パラ子にクビを掴まれながらも、ゆっくりと立ち上がった。
「な、なによ……!」
一瞬、ソードマンと目が合い、パラ子の顔が赤くなる。
「俺…俺……」
そのままの体勢で動かなくなるソードマン。
心の中では何をするのかが解っているが、体が動かないようだ。
「ふわぁぁ…おっはようございます…」
そんな二人の中に、素っ頓狂な声が響いた。
その先は―――
「…あんたが来て以来だったっけね……カラン」
「はい……?」
禍乱の姫君(彼女は自分の名前をカラン、と仮称した)がいた。
ソードマンを掴む腕をカランに矛先を変化させ、つかつか歩み寄る。
「大体何なのあんたは…ソードマンに付いてきてさ、
それに……」
マジマジとカランを見つめるパラ子。
「思い出せなかったけど…見覚え有るのよね……それも嫌な記憶で……」
その言葉にドキリとするカラン。
それもその筈、彼女はこのパーティを全滅の危機へと陥らせかけたことがあるのだ。
最もその時は、混乱したソードマンがカランを犯す…という方法で乗り切ったが。
………乗り切ったかなぁ?
髪に隠れた大きな瞳を奮わせるカラン。
ここで、彼女に自分がモリビト…禍乱の姫君であることがバレテは…
彼……ソードマンの近くに入れなくなる。 そんな恐怖がよぎった。
「……俺、カスメを探しに行くよ」
険悪な雰囲気を察したのか、ソードマンは宿を後にした。
パラ子、カラン、そして気絶したブシドーを置いて。
トボトボと顔をうつむけたまま、エトリアのスラム街を歩く少女が居た。
先日はまだ、こんなに堕ち気ではなかった少女…カスメだ。
彼女は昨日、自らの心に秘めた胸の内を意中の人に告げた。
期待していた。
期待していなければ、勢いがあっても言える言葉ではなかった。
しかし、帰ってきた言葉はまったく違った。
その瞬間、彼女の世界は崩壊した。
―――ナミダガ トマラナイ…
とぼとぼ歩きながら、周りの光景はまったく入ってこなかった。
だから、ここがエトリアのなかでも、街のなかでも危険とされるスラム街だとは
恐らく気付いていないのだろう。
「………」
何も考えていなかった。
何かを考えれば、昨日の出来事を思い出して涙が止まらなくなった。
だから、思考を停止させた。 何も考えずに歩くだけの人形になった。
目的なんて何もない、多分このまま死んだとしても、彼女は自分の死すらも気付かないだろう。
「おう、嬢ちゃん、どうしたんだ? うかねぇ顔してよ?」
うっと惜しい物を見るような顔で、カスメは声の主の方を見た。
―――知らない人…なれなれしい。
スラム街にたむろう浮浪者の一人であった。
名前なんて知るはずもない、存在自体知るはずもない。
「気にしないで…」
無視を決め込み、歩き去ろうとするカスメ。
「おいおい、そりゃねーんじゃねぇの? 人様がせっかく心配してるのによ」
カスメの前に立ちふさがる、行き先を阻む浮浪者。
「気にしないでって…」
うざったく感じ、その脇をすり抜けるように歩くカスメ。
「お、おい!」
そのカスメの肩をヒッ掴み、乱暴に壁に叩きつける。
「はぅ……!」
苦しみがゆえ、苦痛の声が漏れた。
「嬢ちゃん? 大人を舐めるのも大概にしとけよ?
嬢ちゃんなんて一瞬でどうなってもおかしくねぇんだからよ?」
浮浪者は乱暴にカスメのマント、そして服に手をかけ
「――――っ!」
一気に引き裂いた。
破れていく。
ソードマンから貰った、大切なマントが。
大切な人から貰った服が。 自分の想いと一緒に。
―――でも、それもいいかもしれない。
どうせ戻らないモノなら。
そう考えたら、体から急に力が抜けた。 そのまま、肌がひんやりとした地面に触れる。
「んだぁ? この程度でびびっちまったのかぁ?」
その姿に満足そうにする浮浪者。
そして、自分のズボンに手をかけると 既に大きくなってきている怒張を取り出した。
「嬢ちゃんのよぉ…態度見てたらいきりたってしかたねぇんだよぉ…」
そのまま、自分の怒張をカスメの顔に近づけていく。
正直見慣れていた。
見慣れていたはず……なのに。
「ぁ……ぁぁ……」
カスメは恐怖に支配されていた。
そんなカスメの顔を見ると、どんどんと大きくなっていく男の一物。
「そだよぉ……んな顔を最初からしてれば、こうにもならなかったのによぉ!」
一気にカスメの可憐な唇に、醜くいきり立った肉棒が突き立てられる。
「ん……んん!」
こんなの……正直、口に入れたくない。
入れて良いのは……あの人のだけ。
必死に口を閉じて抵抗をするカスメ……だが。
「はは、可愛らしいじゃねぇの…けどなぁ」
浮浪者の手が、カスメの鼻を塞いだ。
しばらくすると、苦しくなったのか自然に口が開いてしまうカスメ。
そのスキに浮浪者の肉棒がカスメの口に割り込んできた。
「あ…あぁ……いいぜぇ…嬢ちゃんよぉ…」
「んぐぅ! ぬぐ! ぬぐ!」
何かを言おうとするも、それは出来なく…
逆に浮浪者の手が、カスメの横顔を支え、乱暴に揺らしだした。
「ゲフ、ガハッ! ケホッ!」
あまりにも衝撃的な勢いに、カスメは咳き込んだ。
男の肉棒が、カスメの咽奥に命中し、咳き込むしかなかった。
「っと、わりぃな、気持ちよくてなぁ」
言葉の割に全然謝る気は無い浮浪者。
まだまだ飽き足りないのか、更にカスメの口を犯す。
犯す、刺す、入れる、挿入する。
その度に苦しくなり、カスメの目からは涙がこぼれた。
―――でも、もういいや…。
あきらめの表情が浮かんでいた。
そう言えば聞いたことがある。
エトリアの街のスラム街には、冒険者崩れが大勢居ると、金鹿亭の主人から。
3Fにおいて、蟷螂を見ただけで、自分の恐怖心が心の底からわき出してき
一生涯、冒険も、戦うことも拒否した冒険者崩れが。
多分、これはそのなれの果てなんだろう。
そして、自分も冒険者崩れだ。 違う意味ではあるが。
きっと私もこうなる……これは最初の洗礼なのだろう。
そう思うと、自然と力が抜けてきた。
「なんだ、抵抗が無くなったじゃねぇか……ッ!」
一心不乱にカスメの口を犯す浮浪者。
やがて…
「つぁ! 出る! 飲め、嬢ちゃんよぉ!」
弾けるように、カスメの口の中で大きくなった肉棒から一斉に精液が放たれた。
それは、カスメの咽奥を急襲し、直接咽を通るように啜り抜けた。
「……ッ! ゲホッ!」
あまりにも唐突な出来事に、カスメも咳き込む。
「おっとぉ!」
出したばかりだというのに、その浮浪者はカスメの口に更に突き立てる。
更に、先程と同じように鼻を塞ぎ、
「飲めよ…残らずはき出さずによ」
………
………苦かった。
………味ではなく、ソードマンを図らずも裏切ってしまった。
………そんな意識がカスメを支配していたから。
………拒絶されても…好きなものは好きだった。
しかしながら、飲むしかなかったのだ。
息をしない訳には行かないから。
そんな光景を見て満足そうな顔をする浮浪者。
既に、裸になってしまっているカスメをなめ回すように見回すと、
「まだよぉ…終わっちゃいないんだよなぁ、残念ながら」
ヘタレこんでいるカスメを地面に寝かせ、その手首を押さえながら
空いた腕で、自分の一物を支え
「や……ゃだ…」
カスメの大切な部分に触れさせる。
カスメの顔に浮かぶのは、
ソードマンのあの時の優しさ。
ソードマンの優しい笑顔。
ソードマンの凛々しい表情。
ソードマンの口調。
ソードマンが語る、迷宮への期待。
ソードマンが期待してくれる、自分。
ソードマンの……
ぽろぽろ…
大粒の涙が、少女の顔を支配する。
―――私、死んじゃうのかな…
不意に、予感がよぎった。
今まで、いくつもの魔物を死に至らしめた。
けど、自分がこんな事になるとは思わなかった。
ソードマンに申し訳なかった。 弱い自分が嫌いだった。
何故、自分はソードマンに拒絶されただけで、あの場を去ったのだろう。
もしかすると、選択を間違えたのかも知れない。
あの場だったら、まだソードマンに好かれる可能性もあったのに。
「あ…ああ……あーーーーーーーー!」
空を掴みかけたカスメの手が、叫び声と共に
ビクン!
と揺れた。
これは、とあるギルドの物語。
昔から、一途に一人の男性を想い続け、それが故に自分をきづつけてしまう少女の物語。
君はその物語を見ることも出来るし、無視するという選択もある。
−続く−
前フリでした。
このあと、ソードマンがどう動くのか、禍乱の姫君とパラ子はどうなるか。
ぶっちゃけ、大まかなところしか考えてません
けど、俺が作製する場合の物語の終結は
基本的には、ハッピーエンドでなければいけないと思います。
>215
結局、実は俺も二者択一にしたいかなぁ……って。
だってかわいいんだもん! こいつら!
しかし、最近のスレはにぎわってて嬉しいのぉ…
なんで俺はこんなにぎわってて、明るいエロパロのなかダークなものを…
>>331 GJ!それにしても、にぎわってて明るい雰囲気のエロパロ板って
何かすごいなあと思ったり。
ギリギリで助けにくると思った俺が泣いた
間に合ってねぇ
あとがき訂正!
×二者択一にしたいかなぁ
○二者択一にしたくはないかなぁ
>>バド缶さん
319に微反応してしまう俺エロゲのしすぎ
不器用な恋は応援したくなりますです。初いやつ。
こい→濃い と変換第一候補にされるマイ携帯。栗の花くさいですキ。
>>323 縛りには並々ならぬ興味を抱いております
痛いのは大好…やめ、ひぎぃ!
…続きを膝を抱えて待ちます。
>>お気楽ご気楽さん(334
むぅ。一筋の光明、あるいは希望。
希望は人を生かすが、決定的に人を壊すのは絶望ではなく希望で。
元来好き好きダーク展開だもんで、このスレの作品群は新鮮。
ほんと、震えて待ってる…甲斐がある…
続き投下いたします。
お口に合いますでしょうか……?
「──ね。お姉ちゃん、て呼んでみて」
だしぬけに何を言うか。
「ねーってば。お姉ちゃん♪ お姉ちゃん♪」
手拍子やめて。
「おっ、──おねえちゃん…」
「もすこし、声だしてこー」
「おねえ、ちゃん」
「はいもう一度っ」
「…おねえちゃん」
「んーふふふふ」
ぎゅー。
「もがっ……」
きょぬーに埋もれ、もがくアルケミスト。鼻腔をくすぐる甘い匂い。
「やんっ…暴れなーいの…」
「オレ…もう…」
「んふふ。お姉ちゃんに、おっ任せなさーい」
しばらくのち。
粘着質な音を立てて、メディックの右手が彼の屹立で上下していた。
「っぐ、…あうっ、はっぎ」
彼女の指が、根元の管をきっちり押さえており…欲望の塊が放出されることはない。
涙のように、充血した鈴口から透明の粘液が、大量に溢れ続ける。
腰を引こうにも、背後にいる彼女の胸が逃走を阻む。
「はっ…はっ…だっ、出させ…てぇ…メディ」
モノを弄んでいた右手が止まる。離れてゆく。
浅い息を吐き振り向くアルケミスト。涙目で、とろけて戦慄く口元。
「んふふ。お・姉・ちゃん、でしょ?」
「え? ──っっっぎいっ」
彼女の右手が胸元に伸びており、探り当てた先端をほんの少し、抓った。
「っあっうあーーはっぎ」
激しく暴れる彼自身だが、むなしく空撃ちをくり返すばかり。
「ふあ…はぁ…ん。おね、えちゃ、…んオレもぅ…だめぇ…」
とろけきった敗北宣言に、彼女の瞳がにまっと細められる。
「んふ。もう意地悪の時間は、終わりにしよーかな?」
こくこく。
頷き人形のよだれを涙を、ちゅるっと吸い取った唇が告げる。
「はさんだげるね。んふふ」
いつ暴発してもおかしくない剛直が、ひざまずくメディックの谷間に埋もれた。
「ふあ…あぅう」
「んしょ…はぁ…どう、かな?」
豊かで温かく柔らかい乳壁。彼よりも彼自身が雄弁に、その感触を賞賛していた。
もう極楽。昇天しちゃいそうです。
「んしょ。れろん」
「っ──!」
舌先でぞろり、と穂先を舐めあげられる。脊髄を駆けあがるこの背徳的な悪寒。
ほとんど圧迫感がないにもかかわらず、包み込まれるようなこの快楽。
「っく…おねえちゃ…オレもう、イっちゃう…イって、いい…?」
そんな責めに、もはや限界が近い。メディックはふわりと微笑んだ。
「んふ。いーわよ、んしょ…ほーら…。わぷっ」
びゅく、びゅくびゅく! びゅるびゅるびゅるっ!
堰を切って放たれた白濁が、彼女を彩ってゆく。
彼女の顔に、髪に、額に、唇に、頬に、鎖骨に、乳房に。
まだ汚し足りないとばかりに、天を衝く彼自身。
「んふふ。まだまだ元気だねー。お姉ちゃんうれしいぞっ」
ちり紙の箱を手に、てきぱきと処理をするメディック。
「ちょっ…貸して…」
アルケミストは、数枚引き抜くと、慎重に汚れを拭き取り出す。
「い、いいのよ、そんな…こと…」
「いいから動かない」
「んふ。はーい」
大人しく従う彼女はそのまま目を閉じた。
(くすぐったい…でも…)
一生懸命さが伝わってくる。気配が遠のく……帰ってきた。
濡れた布で、彼女の髪を拭いている。丁寧に。とても大切に。
「アルくんっ!」
「うわっ?」
彼女が、隙を見てアルケミストに抱きつく。不意を衝かれた彼は、無様に押し倒された。
「んふふふふ。すこぅし生意気さんなので」
するり、と器用にスパッツを下着ごとずらす。
下着はひどく湿っていた。
「んっふ。犯して あ・げ・る」
「んっ……」
メディックが彼に跨り──すぷり、と彼自身が深淵へと導かれる。
灼けるような悦楽と吸いつくような密着感に、アルケミストは呻いた。
「とっても、アツいよぉ……アル、くぅん」
突き上げるたび揺れる均整のとれた躯。
「ふぁんっ!?」
たゆん。そんな擬音でアルケミストの掌に収まりきらないおっぱい。
不安定な体勢にもかかわらず、彼は胸への愛撫を続行する。
「んはっ…やだっ? じょうず…ぅ」
感じて、膝の震えがひどくなる。あのふとももの素晴らしい柔らかさを思いだす。
「んひゃん! うぁっ、んむー」
直に相対したすべらかな手触りは、それ以上だった。
秘所の潤みが増す。彼女の中心から、快感の波が押し寄せる。
「ごめん、ねぇ…いっちゃうよ…ぉ」
前兆を悟ったアルケミストが、優しく、しかし深く分身を沈める。
「…っあぅ…うぁっ、ふぁ、んふぁあああああんっっ!!」
「っぐ──」
弓なりに躯を反らせ痙攣するメディック。一拍おいて、秘裂から肉棒が引き抜かれ、
びゅく、びゅくびゅく、びゅくっ
「あ…はぁっ…」
白く染められていく彼女の肌。下腹部に吐き出される欲望を細い指が、すくい取る。
「あはっ……」
ぱた、ぱたと床に水滴がたれ落ちる音。
びくびくと法悦に浸りながら自分を見つめる彼女。その姿を彼は、綺麗だと感じた。
ふたりの営みで、下着やらなにやらぐちょぐちょ、それはわかる。
「いや、洗ってくれたのは助かるけど…替えも取ってきてくれよ…」
「ごめんねー。鍵忘れてたの」
わざとだ。
アルケミストは部屋の隅にたたんである服だけを着て、部屋を出ていくこともできる。
「はいこれー」
全裸に大判のタオルを巻きつけていた彼に、ほかほか湯気をたてたタオルが渡される。
メディックも身体を拭き清めていく。
「あ」
悪戯めいた表情で、彼女は荷物から何かを取り出した。
「んふふ。これなんかどーお?」
「なんだ、よっ──」
じゃーん。とばかりに広げられたもの。
淡い水色のタップパンツ、揃いのキャミソール。フリルなし。
「ばっ──それは」
「うーん。弟は着てくれたのに…それにそのままだと…襲っちゃうかもー」
寝る気か。これを着せて。つーかなんつー姉弟ですかよ。
「あはっ。アルちゃん似合う似合うー」
どうとでもしてくれ。
──事実、小柄でしなやかな体つきのアルケミストにサイズぴったりであった。
ベッドでふたりは寄り添う。違う。彼女がぴたりと添い寝する。
「ん」
メディックが黒髪をいじる。当のアルケミストは、所在なさげにされるがまま。
「──ちゅ」
彼の前髪がかきあげられ、額に彼女の唇が触れた。
まるで姉弟のキスのように。
夜は更けてゆく…ふたりは夢のなかへ…
【了。】
エロス分を頑張ってみたのですが。メディねえに空回りー、とかいわれそうです。
相部屋でないのは、察してください…
レンジャ氏は…まあいいか。
夜が明けたらいっぱい投下されてる〜
今読むと今日一日イロエロ問題がありそうだがら帰ってくるまで我慢だな〜
お気楽ご気楽の作者様乙です
夜勤明けにここを覗くの楽しみだぜ
今回もまたカスメには辛い展開
別に辛い目にあったから報われなければならんとかはもう思わない
けど一度想いを口にする選択をした以上はカスメにはその道を突っ走って欲しいな
そんなカスメを送り終えてその背中を眩しそうに見つめ
「カスメは強いね。ホントに臆病なのはアタシだね」
とか自己嫌悪するパラ子を妄想する俺はもう駄目な気がしてきた
シリカ昇天
パラ子はシリカ姉さんとメディ子に任せてOK。
345 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 14:20:48 ID:vkxPG1xp
それにしても妄想力たくましいなオマイラw
ニーノたんも本望だろうて。
挿絵があったら最高だよな
348 :
バド缶:2007/02/07(水) 03:43:49 ID:R2oUM4gJ
>>347 挿絵って、
挿入している時の絵、ですか?
今、ロリバド子さんがソドマン野郎に鬼畜っぽく責められている話を書いてます。
難しいですな・・・
349 :
エクスタDH:2007/02/07(水) 03:55:09 ID:+Jj59WgW
スマン、続きが間に合わんのでまた明日。
350 :
バド缶:2007/02/07(水) 12:28:08 ID:R2oUM4gJ
出勤前に頑張って何とかできました。
今、昼休みなので仕事終わってから投下したいと思います。
ついでに前書きとか、
前回の続きで、ちょっと鬼畜なプレイです。
あくまでプレイ。
あ、エロワードってフセ字にしたほうがいいんですかね?
おつかれさまでございます
別に伏せ字とかは、いらないんじゃないかな?
そのままでもよいし、フセてよりエロくなるならフセでもよい
よりエロくなる方法を選びたまえ
ソド男とレン娘のラブラブ、誰か書いてく(ry
それかダー娘に調教されるソド娘
354 :
バド缶・2:2007/02/07(水) 18:27:15 ID:R2oUM4gJ
ソードマンとバードは秘密の関係、そして今夜も、男は少女を自室へと呼び付ける・・・
「おまたせ、しました」
赤面し、おどおどした声でバードの少女がベッドに腰掛けたソードマンの男に声をかける。
「ちゃんと言い付けは守ってきただろうな」
「はい・・・」
男の問いに消え入りそうな声で少女は答える。
「よし、見せてみろ」
少女は返事をする代わりに、震える手で自らが腰に巻いている布を持ち上げる。
その下に身に付けているはずの下着は無く、薄布で作られたズボンを透かして幼い秘所が見えてしまっていた。
355 :
バド缶・2:2007/02/07(水) 18:28:37 ID:R2oUM4gJ
「気分はどうだ?」
男は口端を歪めて笑みを作り、薄布越しに無毛の秘所を視姦する。
「風で見えちゃわないか心配で、すごく落ち着かなかったです・・・」
普段の服装で恥ずかしい場所を見られる羞恥心に、耳まで赤くしてうつむく少女。
そんな少女の目の前に座った男は、晒された秘所へと顔を近付ける。
「ちょっと動くなよ・・・」
「う・・・」
息がかかるほどの距離に、小さく震えて声をもらす少女の秘所に、男は手を這わせ始める・・・
「あっ・・・う、んんっ!」
薄布越しの愛撫に少女の足は震え、しだいに秘所が湿り気を帯びてくる。
356 :
バド缶・2:2007/02/07(水) 18:31:06 ID:R2oUM4gJ
室内には少女の堪えるような声とかすかな水音だけが響く。
男の愛撫は的確で、少女の感じる場所を執拗に攻め立てる。
「はぁ・・ふっ・・ぁ」
少女の声が熱を帯び、いよいよ絶頂へと押し上げられる瞬間・・・
「っ・・!」
男の指は秘所から離れ、もう一息で達することができたはずの少女は驚きの声を上げる。
「お前ばっかり気持ちいいのはずるいんじゃないか?」
「あ、う・・・ごめんなさい」
少女は男の指示に従い、再びベッドの端に座った男の肉棒をそっと口に含む。
「うう・・・ちゅむ・・っは」
少女は懸命に奉仕しようとするのだが、時折男の足が秘所へと押し付けられ、その度にフェラは中断されてしまう。
しかし、男の足は彼女を絶頂には導かず、ただ弱い刺激を与えてくるだけであった。
357 :
バド缶・2:2007/02/07(水) 18:33:20 ID:R2oUM4gJ
「はあ、はあ・・・あ、う」
頂点の一歩手前で押さえ付けられた少女の快楽は彼女の思考を溶かし、男のものに奉仕していたはずの口はほとんど動かせず、ただくわえているのみとなっていた。
「ちょっと、我慢しろよ」
男は少女を一言気遣うと、その頭を両手で掴んで前後に振り始める。
「むぐっ!ぐうっ?!」
口内を容赦無く蹂躙する硬直に、少女は溶けかけた意識の中でくぐもった悲鳴を上げながらほとんど無意識に舌を這わせる。
「よし、出すぞ!」
「ぐ、んぐっ、んんんーっ!」
少女の小さな口の中で肉棒は精を放ち、その喉奥へと熱い塊を射ち付けていく。
「けふぅっ!ごほっ!げほっ!」
無防備な喉で射精を受けとめた衝撃に少女は激しくむせ、肉棒とそこから放たれた白濁液を吐き出してしまう。
「ああっ!大丈夫か?」
男は慌てて少女の抱き寄せてその背中を優しく撫でさする。
358 :
バド缶・2:2007/02/07(水) 18:34:45 ID:R2oUM4gJ
少女は目を閉じて男に身を委ねていたが、しばらくして不意に口を開く。
「ごめんなさい・・・飲めませんでした・・」
床にこぼれた精液に視線を落とすと、泣きそうな声で呟く。
「そんなのいいよ。ごめんな、無理させて・・・」
「平気です、それより・・・」
見ると、少女の足元にはあふれ出た愛液による小さな水溜まりが造り出されていた・・・
「まだ、イッてないのか」
男の言葉に少女が頷く。
「おねだり、できるか?」
もう一度、頷く。
「い、いかせてください」
「そうじゃなかっただろ?」
先程とは打って変わって冷静になった男が、少女の願いを流してしまう。
少女は、快感にぼやけた頭で必死に言葉を探して繋ぎ、ようやく願いの言葉を口にする。
359 :
バド缶・2:2007/02/07(水) 18:36:40 ID:R2oUM4gJ
「あなたの、大きなおちんちんで、私のえっちなロリおまんこをじゅぽじゅぽかき回して、気持ち良くしてください!熱いミルクをたくさん出してください!」
自らの快楽に追い詰められた少女は、自分がどれだけ淫らな事を口にしているのか気付かない。
少女の言葉に男は満足気な笑みを浮かべた・・・
「わかった、好きなだけかき回してやるよ。その代わり、お前が上になるんだ」
少女はベッドに寝そべる男にまたがり、その硬直を自らの秘所へゆっくりと沈めていく。
その途中で男は少女の細い腰を掴んで一気に引き寄せ、肉棒を奥まで打ち込む。
「ふあ、ひああぁぁっ!」
散々焦らされ、待ち望んでいた侵入者に少女の膣は震え、一気に絶頂へと駆け上がっていく。
「ひあっ!あっ!待っ・・・ああんっ!」
男は達したばかりの少女をなおも突き上げ、休むことを許さない。
360 :
バド缶・2:2007/02/07(水) 18:38:17 ID:R2oUM4gJ
「やっ・・あっ・・・!」
繰り返される激しい突き上げに再び絶頂へ追い込まれつつ、まるで暴れ馬を乗りこなすように男の上で腰を振る少女。
「もう、だめぇ・・」
バランスをとるために男の胸についた手は震え、口からはだらしなくよだれを垂らす。それでも腰はさらなる快感を求めて動き続け、止まることはない。
「く、もう出すからな」
少女の頭に男の言葉が響き、少女の意識を一瞬覚醒させる。
「だめ、今日は・・・ダメな、日」
しかし、次に男が発した言葉は少女の嘆願を無視するものであった。
「なら、たっぷりと注ぎ込んでやらないと、な」
「いや、いやぁっ!」
少女は頭を振り乱す、しっかりと腰を掴まれて逃れられない。
少女が必死に抵抗しようとする姿は男とっては快感を増すためのスパイスにすぎない。
そして何より少女の膣は、男の精を求めて淫らにうごめいていた。
「く!」
361 :
バド缶・2:2007/02/07(水) 18:40:22 ID:R2oUM4gJ
やがて男は小さくうめいて少女の膣奥へと大量の精液を放つ。
「ああっ・・やああぁぁっ!」
その幼い身体で男の欲望を受けとめた少女もまた背筋を反らせて絶頂に達し、男の上へと崩れ落ちた・・・。
「・・ひどいです」
「だから、ごめんって」
お互いに相手の身体を拭いている間に何度も繰り返されるやりとり。
「たまにはこういうプレイもいいだろ?お前だってすごく感じてたし」
「ばか・・」
男の言葉に少女は赤面して押し黙る。
「今日はほんとは大丈夫な日ですけど、もしできちゃったら・・・」
少女はうつむき、赤面したまま口籠もる。
男はそんな彼女を抱き寄せ、耳元で囁く。
「できちゃってもできなくても、ちゃんと責任取ってやるよ」
「愛してる」と、小さな声で男は言う。
男の腕の中で少女の笑顔が咲いた・・・
‐終‐
エロくて甘い話ですな〜
GJですわ〜♪
>「だめ、今日は・・・ダメな、日」
性欲を持て余した。
364 :
バド缶:2007/02/07(水) 18:47:05 ID:R2oUM4gJ
あとがきです。
何とか鬼畜っぽくなるようあがいてみました。
バド子さんの性格が違ってしまっている気がしますが、ソド野郎に飼い馴らされてしまったのだと解釈してみて下さい。
ついでに最後の辺りから二人のラブラブを感じていただけると幸いです。
ここでメディ(ロリの方)×シリカの変化球で行きますよっと。
前フリだけなので君達は続きを期待してもいいし、自分で書いても構わない。
ちなみに当方、未だスノードリフトミッションも発動させていないLv15の若輩者ゆえ、
おかしい部分は各自脳内保管していただきたく早漏。
↓ではどうぞ。
『シリカ商店』
そう看板が掲げられた店の、木地そのままの扉をメディ子は引き開けた。
橙色の照明がほの明るく店内を照らしている。
鉄と木、そして生活臭がない混ぜになった空気だった。
しかしメディ子はそれが嫌いではない。
古臭くはあるが、歴史を感じさせる香りだ。
店内には客の姿はない。
いるのは、カウンターで頬杖をついていた店主一人だけだ。
開いた扉に反応して、メディ子を見るなり店主は相好を崩した。
それが営業スマイルではないという事を、メディ子は知っている。
「お帰りなさい!」
そう言って、カウンターから出てくる。
小麦色の肌をした、健康そうな娘だった。
少女と形容してもいいくらいの年齢だ。
もっとも、確実にメディ子よりは年上であろうが。
胸を覆う布とビキニパンツ、そして腰布だけという軽装だが、威勢のいい彼女にはよく似合っていた。
「……いらっしゃいませ、でしょ」
メディ子が苦笑すると、店主は一瞬きょとんとした顔を見せ、次いでぺろりと舌を出した。
「ごめんごめん、ついね」
シリカ商店の主という事で、利用客は彼女を便宜的にシリカと呼んでいる。
特に訂正をしないところを見ると、案外本名なのかも知れなかった。
「それで、今日は? 潜ってきたんでしょ?」
「はい。見てもらいに来ました」
メディ子は担いでいた荷物を下ろし、カウンターの上に広げた。
メディ子は若いながらも一応ギルドリーダーである。
もっとも女性のみのギルドで、全員まだうら若き乙女ではあるのだが。
他のメンバーは宿屋でくつろいでいる。
それはメディ子に使い走りをさせているのではない。
たった一人に荷物や金銭の管理を任せるのは、よほど信頼していないとできないし、何より。
他の全員が、メディ子とシリカの関係を知っていたからだ。
「しめて、こんだけね。あと新しい武器追加されたよ」
『七丁念仏』という刀らしかった。
FOE『憤怒の老虎』のレアドロップ、『うどん玉の如き脳』と『六本目の右指』によるものだろう。
残念ながらギルドにブシド━━(゚∀゚)━━ォウはいないので、高い玩具でしかない。
もっとも、いても呪われていそうなので装備させたくはないが。
売却代金を受け取って、メディ子は何とはなしに店内をうろついた。
店頭の武具を見やりながら、次の階の対策を練る。
――パラ子さんって、女の人なんだからパラディンじゃなくてパラディエンヌじゃないのかな。
――ソド子さんのおでこ、有効活用できないかな。額マスタリー上げたらビーム弾くとか。
次第にメディ子の思考はそんな詮無い妄想に発展していった。
「ね、メディ子ちゃん」
シリカの声に、現実に引き戻される。
「あ、はい。何です?」
振り向いたメディ子の目に映ったシリカは、先ほどまでと若干様子が違っていた。
小麦色の肌がほんのりと赤みを帯びて、瞳は何かを期待するかのように濡れている。
メディ子よりも背が高いのに、シリカがメディ子を見るそれは上目遣いだった。
カウンターから出てきて、メディ子に歩み寄ってくる。
「その、あのさ」
「はい」
「今日は、その……しないの?」
「――――」
メディ子は目を細めた。
シリカのその一言。
それだけで、メディ子の頭の中のスイッチが切り替わった。
むくむくと、欲望が首をもたげてくる。
「したいんですか?」
努めて冷静に、シリカに問いかける。
「あ、いや、そんなわけじゃ」
「そうですか」
踵を返し、出口の方へ一歩踏み出す。
「あっ……」
ぎゅ、と右手を握られる。
「どうしたんです?」
無表情を装って、シリカに言葉を促す。
「……えっと」
「じゃあ、もう一度。『したいんですか?』」
メディ子の言葉に、シリカは視線を泳がせた。
右を見て、左を見て、そしてメディ子をちらと見て、そしてまた目を伏せる。
だがメディ子は急かさない。
シリカには、自分の意志で語らせる必要があった。
そうしてしばらく二人、押し黙った後。
「……うん……したいよ……してほしいよ……」
弱々しい声音で、シリカはそれだけ呟いた。
くす、と含み笑いを漏らして、メディ子はシリカを抱き寄せた
引き締まったうなじに舌を這わせる。
「っ――ぁ」
いつもより早く、シリカ商店にクローズドの表札がかけられる。
エトリアの熱い夜は静かに更けようとしていた。
補足しますが、メディ子は生えてます。
ノシ ではシンリンチョウ討伐してきます。
うぉ こっちのシリカもかわいい・・・
続きイロエロ期待して待ちますわー
GJ!俺も楽しみにしてるぜ
いやー楽しみにできるもんが多いってホント安らぐな
GJ!続き楽しみだわー
>>370卿
保存した
あんさん、なんちゅう…なんちゅうエロ画具現化してくれますのや…
たまらんです。まさか、自分の妄想に挿し絵描いてくれるとは…
感激してます。イメージ通り。ぐっしょり、違うぐっじょぶ。
>バド缶
「だめ、今日は…駄目な、日」
くっぅぅぅl!静まれ! 俺の邪気眼!
抑えるんだ、収まれぇぇぇぇ!
>365-366
おk、把握した。 大好きだ。
正直百合は苦手なんだが…なんだろ、この胸の暖かさは。
>370
あなたが神か。
すばらしいとか、美味いとか思いつくだけの言葉を思い浮かべてください。
そして言葉にするのは唯一つ。 言葉はいらない。
ともあれ、そろそろこっちも最終話を書き始めますわ。
今週中にうpできるように。
374 :
バド缶:2007/02/08(木) 00:15:57 ID:Tx9P/1DT
自分の書いたものに反応があるのって何だか嬉しいです。
ちょっと調子こいて脳内メモを公開。
1.売れ残ってしまった褐色バド子が、出撃枠を確保しようと近づいたショタパラがビッグマラー
2.実はふたなりのデコソド子、身体の秘密が仲間♀にバレてしまい・・
3.仲間♂に片思いの女の子が、こっそりおにゃにーしてたら意中の相手とエンカウント
4.仲間♀の下着を盗んでお仕置きされた左端バド夫が、絶倫パワァで逆転ホームラン
そのうち書くかもしれないし、書かないかもしれない、です。
もっと経験を積んでレベルを上げたい・・・と、他の職人さまを見て強く思います。
「うおーい。みんなー」
魔物の徘徊する大密林で、無遠慮な叫びがこだまする。
声の主は、重厚な鎧に身を包んだ一見してパラディンとわかる男だ。金髪を短く刈り、顔立ちに幼さを残していた。
彼はがっくりとうなだれた。
「うう……完全にはぐれた」
「そのようだね」
そう応えたのは、眼鏡のアルケミストだった。口調は少し低いが、音程から紛れもなく女性とわかる。ただ、黒髪をバサバサに切り込んでおり、目つきも穏やかさの感じられない冷たいものであるため、こちらは一見すれば男性と見まがうほどだった。
両手には錬金の粋を凝らした手甲をはめており、有事は恐るべき武器となるものだが、今は顎の支えにして、頬杖をついていた。
彼女の肘の下にあるのは、大型で肉厚の盾であり、それを彼女は体の前に立てかけていた。隣で叫んでいたパラディンから預かっているものだ。
パラディンが、彼女を振り返って言った。
「ねぇ、千里眼で探せないかな」
「断る。錬金術は迷子探しの術ではない。それに、あの三人には良い薬だ。最近、武器の程度が上がったせいか、浮かれて気味だったからな。果たして、パラディンとアルケミストの護りなしでどこまでやれるか……身をもって知るべきだろう」
「ちょっとちょっと」
パラディンが戸惑いがちに言うと、彼女は目を瞑って息を吐いた。
「冗談だ。千里眼の術式は、魔物たちにしか効かない。しかも、元素の狂いが大きい、特殊な魔物のみだ。その元素の狂いを見極める術だからね。人間は元素の狂いが少ないから、探知できない。ここいらの木々と同じ扱いになるんだよ」
「そっか……」
パラディンは、大きくため息をつくと、ちらりとアルケミストを見た。
「何だね?」
ちょっと居心地悪そうに、アルケミストが見返す。
「あの人たちを仲間にしたこと、まだ嫌がってる?」
アルケミストはむっつりと押し黙ると、そっぽを向いた。そして、たっぷり数十秒黙してから、
「別に」
「そっか、人見知りって中々直らないから……」
「人の話を聞いているのか、君は」
「じゃあ、僕の目を見て言ってよ」
アルケミストが、ゆっくりと振り向く。頬が少し、朱に染まっていた。
そして、俯きがちになり、ぼそぼそ言った。
「ひょっとして、私のことはもう良いのかと思ったんだ」
「はい? もうって……なにが?」
「いや……だって、ダークハンターに、メディックに、レンジャー……」
「う、うん。パーティはバランスを考えろって、ギルドの人に言われたし」
ぽりぽり頬をかくパラディンに、アルケミストは盾ごとぶつかるように、詰め寄った。
「では、何故全員女なんだ!?」
「え……えええ!?」
彼女が近づいた分、パラディンが下がる。今度は、彼が頬を赤くした。耳まで赤くなっていた。
「ごごごご誤解だよぉ!」
「うう……むむ……。なぜ……どもる?」
「だ、だって……! 驚いたし! そんな風に思われてたなんて……」
と、彼は両手を上げて叫んだ。
「僕、ずっと君一筋なんだもの!」
「く……!?」
細い目を大きく見開き、左胸を押さえ、何故かアルケミストは崩れ落ちた。
「……恐ろしいな。刃より鋭い必殺の一撃とは」
彼女は盾を支えにして、よろよろと立ち上がった。
「まぁ、いい。君の気持ちは再確認した」
ぱぁぁっと笑顔を咲かせるパラディンを出来るだけみないように、アルケミストが顔を背けると、
「あは」
木々の影で、笑うダークハンターのいやらしい顔が。
「見ちゃった。やば、キャラ違くない? みんなにも言お。おーい、ちょっと早く来なさいよ。ここにバカップルが」
「深き樹海の底に沈めぇええええ!!」
アクセラの瓶を両手に抱え、アルケミストは軽やかに逃げるダークハンターを追いかけた。
ようやく出来たー。
>>321 >>322 の続き。
「それじゃあ、まずは基本中の基本。アームボンデージからだね」
不安からなのか僅かに震えるダハ子の両腕を後ろ手に捻り上げると、教書の通りに縄を振り回した。
背中、右肩、鳩尾あたりまで垂らし折り返し、数回捻りY字型に。左肩から後ろに回って、背中の
真中付近で左へ折って、上腕の外から再び前へ。ダハ子の顔に不釣合いなボリュームを誇る膨らみの下で、
最初に臍のあたりに垂らした部分を通す。そのまま背中へ戻ってくると、腕ごと胴体を一回り。
再び背に戻り、右上腕と胴の間を通して折り返す。
背に戻って今度は左。右上腕の上部を通り、縄で僅かに持ち上げられた膨らみの上側を通って左上腕、
背中に戻ってX字を作る。交差部分で折って下へ。腰を一回りすると、後ろ手に組んだ両手首を
しっかりと巻き付ける。
「こんなものかな…? …行くよ」
何とか形になったのを確認すると、縄に精神を集中しTPを注ぎ込む。たちまち緩めに巻いた縄が
張り詰め、ダハ子を締め付ける。その躯の前後にまるで¥記号のような模様を描く。ただでさえ
ボリュームのある乳房が、上下から押し潰されて変形し、縄の隙間から飛び出してその存在感を強調。
黒革のビスチェが今にも張り裂けそうだ。
我ながら、初めてとは思えない、見事な飾り後ろ高小手縛りが完成した。
(イメージし辛い人へ:
ttp://www2.wbs.ne.jp/~ginsiro/usirotakatekote_part2.htm )
「ぅひぎぃッ…ぁあ!」
達成感に酔いそうになった僕を、ダハ子の漏らした苦悶の声が平常心に引き戻した。
後ろ手に捻り上げられる腕と、締め付けられ潰される乳房の痛みにダハ子が喘ぐ。
「だ…大丈夫!? ごめん、今解くから……? ッ!」
…って!? 痛い痛い痛い!
慌てて縄を解こうとする僕の足を、ダハ子が思い切り踏ん付けた。しかもヒールで。
「ぁは…途中でやめて…どうする…のよ…ッ! 真面目に…やる気あるのッ?
一人前の…ぁ、ダークハンターに…なるんでしょ!?」
苦しげな息遣いのダハ子の叱咤。足の甲の疼痛から伝わる彼女の想いが、
僕の中の何かをまた一つ打ち砕いた。
「ありがとうダハ子…すぐに終わらせるから…」
そう言うと、僕は次の縄を片手に、ダハ子の下半身に視線を移す。
「…ッ!?」
脳内の全ての思考が真っ白になった。エナメルの黒革さえも滲み通し、明らかに汗以外の何かで
じっとりと濡れたホットパンツ。僕の中で、今度は決定的な何かが切れた。
気付くと、体が勝手に動いていた。
「…ッひぁあッ!」
足払いを喰らわされたダハ子が尻餅をついて悲鳴を上げる。それと同時に、今度は腕が勝手に
縄を振るった。まるで、自分が自動人形になったかのような錯覚を覚える。
ダハ子が事態を把握する前に、その両脚を胡坐…ブシドーが言うには、正しくは結跏趺坐と言うらしい…の
姿勢にして縄を巻きつける。一度、首に縄をかけて、足首を縛り上げ、即座に縄にTPを注ぎ込んだ。
「…ァァああひグぁィッ!…ッひぅゥゥゥあ!!」
胡坐をかいたまま窮屈な前屈姿勢を強要されたダハ子が、先程とは比較にならない苦悶の声を上げた。
「…ちょ…な…いきな…ンッ何する、のッ…」
呼吸すらままならない様子のダハ子の抗議を無視し、僕は彼女を仰向けに転がす。そのままホットパンツの
ベルトを外してジッパーを開く。ボンデージの下に下着など着ているはずもなく、ダハ子の局部…うっすらと
申し訳程度に生えた毛と、薄紅に色付くクレバスが剥き出しになった。
ダハ子が唖然とし、息を呑む。
「イヤッ…ちょ…ぁダ…メッ!」
羞恥と苦痛の入り混じった声を上げ、必死で局部を隠そうと身をよじるが、後ろ手に縛られ、前屈して
胡坐をかいた姿勢では、当然どうにもならない。僕は構わずダハ子の露わになったクレバスに浅く指を入れ、
軽く掻き回した。
「…いや、驚いた。これは一体何かな?」
そう言いながら、僕は僅かに粘り気のある液体で濡れた指をダハ子の鼻先に突き付けた。ダハ子が苦痛と
羞恥の涙で潤む目を逸らし、押し黙る。
「…ひぎィィィァァグぅッ!あぁァァッ……!」
まただ。自然に体が動く。僕は、ブーツで彼女の局部を踏みつけ、少しずつ力を込めていた。
「もう一度聞くよ。これは何かな? なんて言う名前でどんな液体なのかな?」
僕の口が、僕の意思とは思えないような、酷薄な言葉を紡ぎ出す。
…いや、ひょっとしてこれが僕の意思なのか?
「……愛液ッ…です……ぅッ…感じちゃった時に…出てくる…いやらしい汁です…」
羞恥に浮かされながら、上の空のような声で答えるダハ子。だが、その声はどこか恍惚とし、
言葉は不必要に卑俗で扇情的だった。
「縛られて感じてるってワケだ。…いや、だけど…普通たった2ターンでここまでは濡れないよね?」
「…ッ!」
追い討ちをかける僕の言葉に、ダハ子は涙を流して沈黙。僕は再びブーツに体重をかけた。
今度は爪先…陰核のあたりに力を込め、さらにグリグリと躙る。
「ひぁぁ!ぃあッ…くぅ!……はい…くハぁ…縛られる…前…から…濡れてました…ッ!」
悲鳴混じりの返答。秘部の蹂躙は続行。
「教書の挿絵を見て、自分が縛られるのを想像して濡らしてたんだ?」
尋問も続行。見るとブーツの爪先はすっかりびしょ濡れになっている。
びしょ濡れになったブーツに眉を顰めながら、今度は仰向けのダハ子に覆いかぶさり、今度は
赤く充血した秘部に右手をやると、その谷間に指を無造作に沈め、激しく掻き回す。同時に左手が
首元の吊りヒモを外して、縄に邪魔されながらも胸元のジッパーを開こうとする。
「僕が隣にいるって言うのに、そんな事…恥かしいと思わない?」
優しさすら込めた声で、耳元で囁く。右手が充血した陰核を摘み、抓る。胸元で苦戦していた
左手が縄の下のジッパーをかろうじて鳩尾まで引き下げると、縄で押し潰されビスチェに
押し込められていた乳房が汗の飛沫とともに勢い良く飛びだした。
「…貴方が…貴方がいるから濡れちゃったんじゃない…ッ」
か細いながらも力の篭った声…叫びとも囁きともつかないダハ子の言葉を聞いて、僕はハンマーで
殴られたような衝撃を感じた。
信じられない。いつもキツイことばかり言う強気なダハ子が…そんな思いが僕の思考を麻痺させる。
だが、このタイミングで思考が麻痺したりすると…
…もう止められなくなっちゃうじゃないか!
気がつくと、僕はダハ子の咥内に舌を押し込み、その唇を貪っていた。互いに貪りあっていた。
ダハ子も僕の口内に舌を捻じ込み、互いの舌を絡ませ、口腔をなぞり上げ、唾液を流し込み、
混ぜ合わせ、啜り上げる。唇の間からは互いの口内から溢れた唾液が流れ出し、縛り上げられた
ダハ子の体を濡らしてゆく。
右手が露わになった乳房を鷲掴みにし、爪を立てて揉みしだき、乳首を抓り上げる。時折ダハ子の唇から
離れた僕の口が、もう片方の乳房を舐めまわし、乳首に吸い付き歯を立てる。再び唇に戻るかと思うと、
首筋を舐め、耳朶に歯型をつける。
左手は陰核を抓り、爪の先で押し潰し、また陰裂に埋没して内部からダハ子を蹂躙する。また、時折
左手は局部を離れ、縄を引いて各所を締め上げる。
僕の全ての動きは、ダハ子に快楽と不可分になった苦痛と、純粋な快楽の両方をもたらし続ける。
軽い絶頂を幾度も味わい、ダハ子はもう息も絶え絶えになっていた。
「こっちも、そろそろ限界かな…」
さっきから僕のズボンの中で、大きく膨れ上がった怒張がレザーのパンツを破らんばかりになっている。
いったん身を起こしてパンツのベルトを外し、ジッパーを下ろす。自分でも信じられないくらいのサイズと
硬度に膨張した逸物が飛びだした。我慢し続けたせいでお預けを喰らっていたそれは、先走るパトスで
ぬめぬめとテカッている。
「あ…ダハの…そんなに…」
驚きと不安と悦楽が渾然一体となった目で僕のものを見つめて、涎を垂らしながら呟く。
僕が離れて逸物を取り出している間に息を整える事が出来たのか、多少余裕が感じられる。
「あ…そうだ…ヘッドボンデージ…まだだったね」
僕の逸物を見ながら、ダハ子が言葉を続けた。
確かに、ヘッドボンデージの練習を忘れてた…けど、唐突に一体何を?
「だからね、今は口が自由だから…。ヘッドボンデージしてたら…出来ないこととか…」
納得した。納得したが意外だった。まさかダハ子からそんな事を言われるとは思っても見なかった。
その意外性が嬉しくもあり、いとおしく感じられる。
「今度は自分からそんな提案かい? ダハ子は本当にアレだね。救いようがないくらい恥かしい子だね」
ダハ子が愛しくてたまらないのに、口から出るのはこんなセリフ。いったい僕の口はどうなっちゃったんだ。
だけど、ダハ子はこんな言葉を受けて羞恥に身を捩りながらも、その実は全然平気そう、と言うより
むしろ嬉しそうだ。…ああ、僕はこの嬉しそうなダハ子が見たくてこんな事を言ってるのか。
「それじゃあ…してもらおうかな」
そう言って僕は、ダハ子の首元にかけた縄を緩めて前屈姿勢から開放し、胡坐をかいた状態のまま床に座らせると、
自分は椅子に腰掛けた。こうすると、ちょうどダハ子の目の前に僕の逸物が来る事になる。
「じゃあ……はじめるね…」
そう言うとダハ子は、その可愛らしい唇から同じく愛らしい唇を突き出すと、赤黒くそそり立つ肉の柱におずおずと
舌を這わせた。僕は逸物を這うその感覚に、電気のような痺れを感じて飛びあがりそうになった。さっきから、刺激を
与えるばかりで、刺激を受ける事に敏感になっているのかもしれない。
「…大丈夫?」
身を捩った僕に驚いたのか、ダハ子が声をかける。でも、それは僕のセリフだ。緊縛されたままこんな事をして、
苦しくないのだろうか。
「うん、僕は大丈夫…だけど、ダハ子の方は大丈夫なの…?」
思わず心配事を口にしてしまう。
「……大丈夫よ…予定とはちょっと違っちゃったけど…」
逸物から口を放し、ダハ子が答えた。
「予定って…?」
僕はダハ子の発言の要領を得られず、そのまま聞き返した。
「…私の…初めて…貰って欲しかった」
…そう言うことだったんだ。思わず納得した。…考えてもみれば、どんな子だって初めてならもっと普通な方が
いいに決まっている。
ダハ子の思いに全然気がつかなかった自分が悲しい。ダハ子も最初からこんなアブノーマルな形になるとは
思っても見なかったに違いない。…でも、もっと普通な形でダハ子の思いに気付いたなら、と考えると…
僕は適当にはぐらかして逃げていたんじゃないか? こんな形だったからこそ、僕はダハ子に応えられたのかも
知れない。そう思うと、自分の情けなさに悲しくなった。
「こんな形になっちゃったけど…私の…アナタが貰ってくれる?」
自己嫌悪に陥りそうな僕の心中を知ってか知らずか、ダハ子が僕の理性を打ちのめすような事を言ってきた。
いい加減な答えは出来ない。Yes/Noをしっかりと答えなければ。
「うん…わかった。…でも、こんな形で本当に良かったの?」
答えたのはいいけど、やっぱり不安もついてくる。
良く判らないけど、女の子にとってこう言うのって大事なことなんじゃないだろうか。今からでも、もっと
普通な形でやり直した方が良いんじゃないだろうか。だが、ダハ子はそんな僕の不安を一蹴した。
「これでいいのよ。…一緒にいられる間に、行ける所まで行きたかったから…
これなら、想像してたよりずっと先まで行けそうだから…」
…一緒にいられる間…
その言葉の意味を、僕は理解した。
同じギルド内にDHを2人以上置くリーダーは少ない。ましてや同じパーティー内に複数となれば、よほどの
無能か、酔狂な趣味人しかありえない。運が良ければ、2軍としてLv上げしている間は一緒かもしれないが、
僕とDHが一緒にいられるのは、基本的に登録前の見習い期間だけなんだ。
その間に、どれだけの事が出来るだろうか。そう考えれば、最初から過程の大部分を省略する事に
なってしまったのも、悪い事ではないのかもしれない。極端なのが好きなダハ子らしいといえばらしいし。
「…もう判ってると思うけど、僕はどうもサディストみたいなんだ。…自分でも気がつかなかったけど…
だから、行ける所まで行こうと思ったら、手加減とか容赦とか、そう言う事は出来ないと思う…
それでもいい?」
多分、僕が普段の僕として発する最後の質問。ダハ子の答え次第では、事が終わるまでこの『僕』は
引っ込んでいることだろう。
「…アナタも判ってると思うけど、私はどうもマゾみたいね。薄々気付いてはいたのよ。
だから、手加減も容赦もしないで欲しいの…私はいいから…滅茶苦茶にして…」
完璧な答え。もう、『僕』のブレーキは必要ない。
「ああ、わかった。それじゃ、お預けを喰らってるこいつをもう一回咥えて…舌全体を使って、
動きも考えて工夫してみて」
ダハ子は僕の言葉に頷くと、今度は雁首を周るように舌の横縁でなぞったり、
舌の腹をべったりと幹に這わせたり、尿道口を舌先で穿ったりと、動きそのものにはぎこちなさが残るものの、
積極的に工夫を凝らしながら逸物を舐めまわす。キスと言うには余りに乱暴だった先ほどの貪りあいから、
過剰なほどに分泌していた唾液が、あっという間に先走りと混じりあい、逸物を覆い尽くし、さらに零れ落ちて
水溜りを作る。その様を上から見下ろすと、艶かしく這い回る舌のさらに下に、縄で大きさと柔らかさと弾力を
強調された2つの肉の塊がたぷたぷと揺れている。その視覚の刺激がさらに逸物を充血させ、敏感にする。
ヤバい、と思った時には、もう遅かった。ダハ子が先端にキスした瞬間、僕の逸物はビクン!と跳ねて、
どこにこんなに入っていたのかと言う量の白濁した液体を撒き散らし、ダハ子の童顔に、ロールした奇麗な
髪の毛に、大きく形の良い胸元に、そしてそれらを縛り上げる縄へと降り注いだ。
「…凄い…こんなに出た…………」
ダハ子が白濁した粘液を浴びながら、呆然と呟く。口を開くと、上唇から下唇に白濁が糸を引く。
ひとしきり粘液を吐き出し終わった時、ダハ子が再び口を開いた。
「気持ち…良かった?」
…愚問だ。これで気持ち良くないわけがないじゃないか!
そう叫びたくなるが、やはり口に出るのは軽蔑のニュアンスのこもった別の言葉。
「…ああ、悪くないね。でも…ね? 見ての通り」
そう、ダハ子の質問はあながち愚問でもなかったかもしれない。僕の股間では、まだ逸物が発射前と変わらぬ
臨戦体勢だった。正直いって、これじゃ到底治まりそうにない。ダハ子を見ると、なれない舌戯で多少疲れては
いるものの、攻める側に回ったせいか絶頂時ほどの疲労ではなく、まだ余裕がありそうだ。
僕は溜息をついた。邪魔になりそうなブーツを脱ぎ、第2ラウンドを宣言する。
「それじゃあ、次の段階に行って見ようか…恥かしいことが好きなダハ子には、言わなくてもわかるよね?」
優しげな口調で意地の悪い事を言った。これほんとに僕のセリフ?とか思わないでもない。自分の秘められた
一面を発見するのって、驚きだよね。
そんな僕の内心の葛藤をよそに、赤面して頷いたダハ子が大きく口を開け、その唇に屹立する逸物を咥え込んだ。
…凄い。舐められるのも凄い刺激だと思ったけど、咥内の気持ちよさはさらに別格だ。
そんな快感に感動する僕に、
「ふぉぉふれふぁひぃお…?」
どうすればいいの?と言っているのだろう。実の所、咥えられたまま喋るだけでも結構来るものがあるけど…
「舌でしゃぶって。飴玉とかを舐めるみたいに…ああ、そう、いい感じだよ…口蓋や頬の内側に擦り付けたりして…
唇を窄めて根元まで咥え込んだり、そこからまた雁首まで戻したり…うん、今度は舌も絡めて…」
思いつくままに指示を出すと、ダハ子は忠実に熱意を込めてそれを実行してくれる。技術は拙いかも知れないけど、
その熱意のこもった激しい舌使いは、やはり経験のない僕には充分過ぎる。相変わらず豊富で粘度の高い唾液が
熱い咥内を満たし、まるで本当に挿入しているんじゃないかと思わせる。まあ、本当に挿入した経験はないんだけど。
それにしても、白濁塗れの顔で無我夢中になって僕の逸物を貪るダハ子の姿は、普段のツンケンとした態度からは
想像もつかないね…
そんな感慨に耽っている時だった。
「!」
感慨を吹き飛ばすような痛みが走った。つい熱が入ってしまったのか、いっそう動きが激しくなったとき、
雁首にダハ子の歯が思いっきりぶつかったのだ。強烈な痛みに顔を顰める見降ろすと、やはり驚いたのか、
ダハ子が申し訳なさそうな上目使いで僕の事を見上げていた。
ああ、そんな顔されると…また僕の中の嗜虐心が。
「…ダメな子だなあ、ダハ子は。歯を立てたら痛いってわからないの?
自分から買って出たフェラでこれじゃあ、ダメもダメのダメダメ。
恥かしくてダメなダハ子にはおしおきが必要だね」
またもや加虐モードが発動。ブーツを脱いだ足の指を、ダハ子の陰裂に押し込んだ。思わず身を捩る
ダハ子の口から僕の逸物が吐き出されそうになるが、髪の毛を掴んで頭を引き寄せ、喉の奥まで無理矢理
逸物を捻じ込んだ。
「!?…ァゥ……!………ィ…ッ!!」
悲鳴をあげようとするも、咥内を犯す異物に阻まれ、声を出すことすら出来ないようだ。それどころか、
時折鼻で息をしているが呼吸さえ満足にできていないようで、眼を剥いて涙を零している。
だが、僕はそんな事にはお構い無しに、と言うより、無惨に咽喉を犯され苦しんでいるダハ子に
より興奮しながら、激しくダハ子の頭を上下に動かしていた。足の指は相変わらずダハ子の内部を抉り、
引き抜いてはまた爪先で陰核を踏み躙る。
やがて、されるがままに咽喉を犯されていたダハ子に変化が顕れた。無理矢理上下運動をさせていた
頭部から抵抗が消えた。頭の動きに合わせて、リズミカルに呼吸音が聞こえる。まだ息苦しそうではあるが、
さっきまでの窒息するのではないかと言う様子はもう見られない。そして、咽喉を蹂躙されながらも
積極的に逸物に舌を絡め、唇をすぼめて幹をしゃぶっている。蹂躙する快感とされる悦楽が一つになり、
もはや耐えられないほどの絶頂感に襲われる。
「ハァ……んプッ…くハァ…フゥ…」
ダハ子の息も荒い。緊縛された四肢、蹂躙される秘部と口腔の苦痛と羞恥、そして快感によって、
彼女も絶頂に近付いている。再びダハ子の歯が逸物に当たった。先ほどとは違い、軽く引っ掻くような
優しい接触。その刺激によって、僕の忍耐は限界を超えた。
「ダハ子…口の中に……イクよッ…!」
そう叫ぶと、一際深く咽喉に逸物を押し込み、足の指で一際激しく陰核を踏み躙った。
「………………ッ!!!!!!!」
僕の逸物がビクビクと脈打ち、2度目とは思えない量の白濁が吐き出す。僕は、白濁と一緒に
全身から力が吸いだされるような凄まじい疲労感に襲われ、下半身の放出を見守った。
ダハ子は激しい絶頂で痙攣しながらも、逸物を咥えたまま吐き出さない。僕は、まだ白濁を吐き続ける
逸物を、咽喉の奥からゆっくりと引き抜いていった。どれくらいの間吐き出し続けたのだろうか…長い
射精が終わる頃にはダハ子の口内は唾液と白濁の入り混じった液体で一杯になっていた。その液体を
口内で転がし、味わっている。一瞬眉が顰められたところを見ると、決して美味しいと思っている
わけではないらしいが、表情は恍惚としている。そんな姿を、肩で息をしながら何も言えずにただ
見ている僕の前で、口から溢れそうな液体を思い切り飲み込んだ。飲みきれなかった分が、口の端から
零れた。
「…美味しい…ワケじゃないよね? 無理して飲まなくても良かったのに」
ようやく言葉を口に出来る程度に息が整った僕は、力なくそう言うと、
「こういうのはね、味じゃなくて気分なの」
と、にっこり笑って答えた。
2度の射精で全てを出し切り、まさに疲労困憊、生気を搾り取られたような僕に対して、
一方のDHはと言えばさっきまでのぐったりした様子はどこへやら、元気一杯で
心なしか肌までツヤツヤになっているような気がする。僕が力尽きたせいか、それとも効果時間が
終了したのか、ダハ子の拘束は解除されていた。
…なんだろう、何か引っ掛かる。
「…その様子だと、もうこれ以上は無理ね…私の初めては持ち越しになっちゃった」
すっかりいつもの調子に戻っているダハ子が、悪戯っぽく微笑む。その言葉で、僕は結局ダハ子の
希望に添えなかった事を思い出し、自己嫌悪に駆られた。アレだけの事をして置きながら、結局肝心な
所まで行ってないじゃないか。
「…ごめん」
僕もすっかりいつもの僕に戻っている。疲れ果てているせいもあって、いつもより弱々しく答えた。
「あれだけ恥ずかしいコトしておいて、今更ごめんで済むと思う?」
うう、面目ない。もう、平謝りに謝るしかない。僕はすっかり萎縮して頭を下げようとした。
「…って言いたいけど、約束するなら許してあげる」
僕が土下座をするよりも、ダハ子がそう言う方が早かった。約束ってなんだろう、と思うが
自分の不甲斐なさの償いになるなら、大抵の事は受け入れられると思う。
「まず、これからは毎日予習復習を欠かさないように!」
…どんな無理難題が来るかと思ったら、意外に普通な内容に拍子抜け。
「うん…今までも欠かさずやってるよ」
「それならいいわ。それで…実技の練習は一人じゃ出来ないでしょうから、必ず私に声をかけること。
…まあ、その…そう言う事よ」
…その表情から、ダハ子が何を言っているのかは一目瞭然だ。嬉しいやら恥ずかしいやら、思わず頭に血が上る。
「でも、そんな僕ばっかり手伝ってもらっちゃ悪いよ。だから…ダハ子の時も僕に手伝わせてほしいな」
練習からなし崩しでこんな感じになるにしても、一応は実技の練習には違いない。
僕ばかり実技の練習をするのも不公平じゃないかと思って、そう言った。
「剣スキルの実験台になるの?」
ダハ子に切って捨てられた。
確かに、それはさすがに無理かも…と思う。でも、やっぱり僕ばっかり手伝ってもらうのは納得がいかない。
そう思い、その思いが多分顔にも出ていたんだろう。ダハ子が僕の顔を見て、僕が何か言う前に口を開いた。
「冗談よ。でも、気分次第で手伝ってもらおうかしらねー
…バイト系なら、剣なしでもある程度練習出来そうだし」
…そんな何気ないダハ子の言葉に、僕はさっきから何か引っ掛かっていた疑問の答えを知った。
…尋常じゃない疲労、元気一杯のダハ子。ドレインバイト。…やられた。完全に僕の負けだった。
…もう既に、僕は彼女の練習に付き合っていたって事か…
だけど、一杯食わされたと判っても余り悪い気はしない。と言うより、むしろ何か愉快な気分だ。
しおらしい事を言っていた割に、ちゃっかり抜け目のないあたりは実に彼女らしいし、何より、
さっきのあの告白は僕を利用するための嘘や練習の口実じゃないと確信できた。
そう思うと、自然に笑みが浮かんでくる。
「そうだね。…でも、その時は程々にお願いしたいな。疲れ切って何も出来なくならない程度に、ね」
僕の言葉に含む所があるのを感じたのか、ダハ子は赤面しながら視線を逸らした。
「…エクスタシーまで覚えるんでしょ? …その…期待してるんだからね」
露骨に話題を変えようとしている。それに、どういう意味で期待しているのかにも一抹の不安が残る。
…だけど、まあどんな形にせよ、期待されていると思うとやっぱりうれしい。
「ありがとう。でも、とりあえず次は…今回できなかったヘッドボンデージだね。
もう一つ、持ち越しちゃった本番も…」
これからの事について話そうとした時、部屋の外からカラスの鳴き声が聞こえた。周りに眼をやると、
鎧戸の隙間からは既に西日が差し込んでいる。
「あ、日が暮れてきたね…師匠が帰ってくるかも」
…ダハ子もそれを聞いてようやく周囲の状況に眼を向ける気になったらしい。見る見る間に
ダハ子の顔が引き攣っていく。
「……ヤバいわ、部屋を掃除しないと!」
二人で散らかした部屋を見て、ダハ子が慌てて叫んだ。だが、僕としてはそんな事よりも先に
言わなければいけない事があった。
「…ダハ子、あの、その前に精液塗れなの何とかしないと」
結局、この後にダハ子は浴室に飛び込み、僕は疲れきった体で後片付けに苦労する羽目になったが、
まあそれは大した事じゃない。
今考えるべき大事な事はただ一つ。
これから新米冒険者として登録されるまでの短い間、僕はダハ子に何をしてあげられるかって事だけだ。
一応終わり…だけど、スマン、長くなりすぎた。
長いくせに本番抜きとか言うありえない仕様だし。
ちょっと吊ってくる。
本番抜きだろうがエロいものはエロいんだぜ?
世の中には、本番どころか乳首すら見せずに2スレに渡って
ものすごく濃くエロい連載続けている神だっている。
あんたにゃそういう素質を感じる。まあGJってことだ。
388 :
バド缶:2007/02/08(木) 07:07:11 ID:Tx9P/1DT
>緊縛ダクハンさん
愛あるSMに、ついドキドキしてしまうどうしようもない俺・・・あと、フェラは大好物です。
GJです!
>386さん
気後れすることないです。
じっくり楽しめる濃厚な一本だと思います。GJ!
>>366 熱い夜ktkr
ふたりの馴れ初めをあれこれ想像したりして。
>>バド缶さん
おっきした。
脳内メモにもおっきおっき
>>375 眼鏡っ娘めんこいのう。えっちなおしおきをぜひレン子に…そんな妄想
>>384 ふたりをつなぐ運命の赤い縄…ああ。
えろせつないのは大好きです
>>386 ブシ子かわいいよ
かわいいよブシ子
金髪アルケも一味ちがうっ!
力作ぞろいで、保管庫の中の人も大変ですな。
3Fネタであたためてるのと、ふきふきPTのと。
メモ帳欄が圧迫されつつあります…これだから携帯は…
>>375 いいんちょかわええ…!
こういうほんわかした作品も好きだなぁ。
>>386 武闘派アルケの戦闘スタイルに私の股間もヌレヌレです。
「お前俺のケツの中で火の術式しろ」ってなもんだ!
392 :
386:2007/02/08(木) 11:41:35 ID:GTuu6pQ8
あ、カサマツであの張り方だとベイビーに怒られちゃうのか…
うっかりしててごめんよ
一応書いとくと
カサマツ
1MB ichi73906.txt. です
レスくれた人ありがとう!
他の人の作品(特に真上にあった
>>376氏のとか)を読んだあとに自分の見ると、
描写が稚拙だなーと切なくなるので、次はもっとがんばる。
>>384 なんで! なんで俺のダークハンターは二人とも男なんだッ!
という気分になりました
エクスタシー10に期待してるんだぜ?
>>393 男ダクハンとパラ子の書いてる最中だからもうちょっと待つんだ!
…だめ?
ブシ子「職人君職人君、わたしの濡れ場はあるかい?」
396 :
バド缶:2007/02/08(木) 19:44:35 ID:Tx9P/1DT
>>389さん
「あっ・・あの」
君の肉体の変化に気付いたバードの少女が、紅潮した顔を手で覆い隠して言葉をつまらせる。
しかし好奇心にはかなわないのか、薄く開いた指の隙間から君の身体の一点を凝視しているのがわかる。
君は彼女の幼い好奇心を満たしてあげてもいいし、このまま立ち去るのも自由だ。
文体を原作っぽくしてみました。
「だから何だ」とか言わないで下さい。
実は報告書と平行して書いてたのはナイショだ!
読んでくれた皆さんありがとう。今度はもっと推敲して読みやすくする所存。
ところで、次は
1.「ダハ子とお勉強2・おとなのエクスタシー」
2.「ブシ子縛りの心は和の心」
3.「カメ子・そもそもこれ以上縛る必要があるのかコイツ?」
と言う候補がありますがどうしたら宜しいでしょうか。
>>366 付いてる子とか…嫌いじゃないですから…
>>386 GJ!
心から。
>>バド缶さん
いつも楽しく拝見させて戴いておりまする。
>>395 ブシ子緊縛は前から考えてます。
何故なら緊縛は和の心だから!
>>398 >何故なら緊縛は和の心だから!
…あんたとは旨い酒が飲めそうだ
っつーわけで2番キボン
400 :
365:2007/02/08(木) 21:55:24 ID:1cXZ1dRR
まだまだいくよー!
401 :
365:2007/02/08(木) 21:56:10 ID:1cXZ1dRR
寝室に移動したメディ子がシリカに向き直ると、シリカは何も言わずにメディ子の
前に跪いた。
甲斐甲斐しく、キュロットのボタンを外していくシリカ。
そうして、シリカはキュロットと一緒に、メディ子のショーツまで一緒に掴んだよ
うだった。
ゆっくりと下げられていく。
途端、ショーツの中からぴん、と弾かれるものがあった。
「あは……」
シリカの嬉しそうな声音がメディ子の鼓膜を震わせる。
小麦色の少女の視線の先。
メディ子の股間には、雄雄しいものが屹立していた。
見間違えようもないほど立派な男根だった。
しかしその下には、ちゃんと少女の部分が息づいている。
成人男性に肩を並べる剛直と比べ、ぴったりと閉じた清楚な秘裂が何ともアンバラ
ンスさを醸し出していた。
シリカはメディ子の肉棒をじっと見つめている。
その喉がこくり、とかすかに上下したのをメディ子は見逃さなかった。
「ふふ。いいですよ」
優しく語りかけると、シリカはぱぁっと表情を明るくさせ、男根に顔を近づけた。
両手を添えてゆっくりと前後に扱く。
鼻先を先端に向けて、ひくひくとさせていた。
「ん……はぁ……」
うっとりとした面持ちで匂いを嗅ぐシリカを見ていると、メディ子も逸物が硬度を
増してゆくのを感じた。
シリカの美しい黒髪をゆっくりと撫でる。
それが合図だった。
シリカは瞳をとろりとさせて、浮かび始めた先走りを吸うようにして先端に口づけ
た。
メディ子の背筋に、ぴり、と走るものがあった。
軽い疼痛にも似た感覚を味わっていると、シリカが亀頭部分を口に含む。
そのまま唇の柔らかい部分で食み、陰茎の熱を楽しんでいるようだった。
やがて、喉の奥まですっぽりと飲み込んだ。
喉の締まりがダイレクトに肉棒に伝わる。
メディ子が快感を享受していると、シリカは口内に涎を溜めて、じゅるじゅると陰
茎をしゃぶりながら、上目遣いに見上げてきた。
「気持ちいいですよ」
そう言うと、シリカは褒められた子供のように本当に嬉しそうに目を細めた。
402 :
365:2007/02/08(木) 21:57:36 ID:1cXZ1dRR
メディ子は生まれつき男性器を持ち合わせていたわけではない。
彼女の父親が地元の迷宮で拾ってきた妙な杖のスペシャルパワーを解放した結果、メディ子の身体に異変が生じたのだった。
ちなみに父親はその時に灰化した。
寺院で囁かれ、詠唱され、祈られ、念じられた結果、清々しいまでに父は失われた。
*ちちおやは まいそうされます*
埋葬された。
最悪な親父だった。
ちなみに母親は迷宮で遭遇したモンスターに毒を受けて麻痺して石化して4レベルエナジードレインされた挙句に首を刎ねられたが、幸運にも蘇生して今は商店を切り盛りしているはずだ。
それはともかく。
メディ子がメディックを志したのも、そして海を越えてはるばるエトリアに訪れたのも、全てはこの身体故だった。
未知なる薬草や医術などがあれば、特効薬でも作れるのではないか、と。
「……っ」
遠くに飛んでいた思考が、引き戻される。
見ると、シリカは根元まで咥えた男根に舌を絡ませ、ゆっくりと引き抜いている。
そして口を離したかと思うと、舌先をすぼめて、尿道部分をくりくりとほじくるのだ。
「はぁ……んっ……あむ……」
悩ましげなシリカの吐息。
亀頭の裏筋に舌を這わせ、また剛直を含み、頬の内側に擦りつけるようにしゃぶる。
そんな熱心な奉仕を繰り返すシリカを見下ろしながら、メディ子は考えていた。
もう、この身体のままでもいいかもしれない。
少なくとも、この他人を征服する快感は元の身体では得られなかったものだ。
自分より年上の、勝気な性格の少女が、自分に跪いて淫らな行為に耽っている。
それはメディ子の嗜虐心をたまらなく刺激した。
じゅん、と自分の少女の部分が潤うのをメディ子は感じていた。
403 :
365:2007/02/08(木) 21:58:10 ID:1cXZ1dRR
「シリカさん、そろそろ行きますね」
「んお? ……んぅっ!」
シリカがくぐもった声を上げた。
メディ子が喉奥まで腰を突き入れたからだ。
反射的に逃れようとするシリカの後頭部を掴んで、前後に激しく動かす。
まるで物を扱うように、乱暴に。
そうする事でシリカが悦ぶのだとメディ子は知っていた。
「……っ、出しますからね」
身体の奥からせり上がってくる波濤を感じる。
鈍痛のように重たい、気だるさが腰から肉茎へと流れてきた。
メディ子の前後運動が頂点に達した時、シリカの口内で男根が弾けた。
限界まで腰をシリカの顔に打ち付ける。
尿道を熱い塊が通過する。
「んぐ!? んおっ、おぅっ!」
えずくシリカにお構いなしに頭を固定させ、ただひたすらに精液を吐き出し続けた。
止まる事を忘れてしまったかのような激しい放出だった。
五日間耐久ミッションは伊達ではない。
「まだ飲んじゃ駄目ですよ」
目尻に涙を浮かべて見上げるシリカに、釘を刺す。
やがて、射精に終わりがやってきた。
「残ってるのもちゃんと吸い出してくださいね」
柔らかい、しかし逆らう事を許さない強い口調で言うと、シリカは口をすぼめて、剛直を吸い始めた。
尿道にわずかに残っている精子が、シリカに吸引される。
その精子が尿道を移動する時の快感こそ、えもいわれぬ甘美さだった。
メディ子は満足して、ゆっくりとシリカの唇から腰を離した。
出した後だと言うのに、メディ子の分身はまだ天井を向いている。
シリカは口を閉じたままだ。
メディ子が頷かない限り、口一杯に広がる熱を飲み込む事は許されない。
「分かってますね?」
メディ子が促す。
シリカが首肯し、口を開いた。
赤い舌の上に、白濁した精液が映える。
メディ子に見せてから、シリカは再び唇を硬く結び、精液を含んだままもごもごと動かし始めた。
味わっているのだ。
恐らくは生臭い、それを。
シリカの唇を通して響く撹拌の音は、ぐちゅぐちゅとも、ごろごろとも聞こえた。
そうした束の間の後、シリカはもう一度口を開けて舌を出した。
精液が唾液と混じり、泡立っている様をメディ子に見せる。
それだけでは終わらない。
舌の上の精液を、今度は手の平に垂らし始めた。
できるだけいやらしく、淫蕩に。
それはメディ子が教えた事だった。
口の中の迸りを全て手の平に開けると、懇願するようにシリカはメディ子を見てくる。
そこでようやく、メディ子は優しく微笑んで頷くのだ。
シリカは手の平一杯の白濁したものを、嬉々とした表情で口元に持って行った。
こく。
こく。
シリカの喉が可愛らしく律動する。
愛すべき恋人のそんな仕草を見て、メディ子の股間の逸物は再び熱と硬度を取り戻していた。
404 :
365:2007/02/08(木) 21:59:47 ID:1cXZ1dRR
本日はここまでにございます。
シリカがド淫乱だったりメディ子が鬼畜だったりしますが、
君達は作者を非難してもいいし、NGに追加するのも自由だ。
>365氏
おぬしかなりのWiz者と見た (ぉ
SP使って灰になったオヤジに噴いたわっ!
シリカのネタ考えてる途中で5日クエストのネタが妄想されて困ってまふ
パラ子の需要はありまふか?(結構供給されてそうな気がするな・・・)
前かがみになりながらGJ
365氏グッジョブ!!
正直勃起した。
最高にGJ
ついにパラ子のエロも読める?!
ちくしょう夜勤中に裸になんなきゃならねーのか
なんか別の意味で胸がときめいてきた
パラ子はなんかお堅いイメージがあるんで虐め甲斐と言うか調教し甲斐がありそう。
その上、『味方の盾としてダメージを受け続けるうちに痛みが気持ち良くなってくる』
みたいなパターンが使えてさらに良し。
>>396 卑猥にすぎる。 本文ぽく返してみる…
さあ、いたいけな少女の眼前で得意げに髷を揺らす変態389に
君は、いまこそ鉄槌を下すべきだ。
……では引き続き、スレッドの諸君を悶えさせる物語を綴りたまえ。
>>365 立直一発!!m
(゚∀゚)人(゚∀゚)
攻めメディは美しい。
乱れるシリカも素敵。
とっても刺激的な良作ラッシュで、正直クラクラしてきたよ…
さて 寝る前に投下していこうかなっと
シリカ商店のおしごと その2
「んじゃ、売ってくるから」
樹海から帰り重い鎧と盾を起き、俺は樹海の戦利品の入った袋を担ぎ上げた。
「ちょっ まって…」
後ろでPTメンバーのカースメイカーの子がなにか言いかけたが、一歩遅い
(いつも何かと口煩いんだ、ちびっ子のくせに…)俺はそのまま宿の部屋の
ドアを閉めてしまった。
重い鎧から開放された足取りは軽い、今日は新しい階層の初探索。戦利品
も見たことのないものばかり… 買取価格に期待が沸く。
「ごめんくださーい!」
「あ、いらっしゃーい♪」
ドアにぶら下がったカウベルの音とともに、今日は元気な声が直ぐに帰って
きた。カウンターに担いできた袋を置き、いつものように側にある椅子に腰
掛ける。
「ふぇ〜 いろいろあるね〜 あ、こんなのまで持ってきたんだー!」
店主は早速、袋の中を確認し始める。モンスターの角や牙や爪や殻や皮…
見ようによってはグロいものばかりだが…
「んーっと… 新しい弓と… 鎧と… 軽い鎧も作れるかな? あとはアク
セサリーが…」
キビキビと働く店主の、シリカの姿をぼんやりと眺めている。
「あ… 新しい剣も作れる… ね」
「あ、そっそうなんだ んじゃ作ってもらいたいな」
思わず口走った言葉。気付くと頬を紅く染めたシリカの顔が目の前にある。
「…すぐに、ほしい?」
「できれば早めに… 次の探索までに手に馴染ませておきたいから」
鼓動が早くなってくる。思わず出任せで言い訳染みた理由を口走る。脳裏
にはあの日のシリカの姿… 嬌声を上げ、体を震わせ快楽に溺れていた姿…
誘われるままに、奥の工房へ足を踏み入れていた。
「んっ… ちゅ… じゅぷっ… はふっ んちゅ…」
「くぅ… シリカ… いきなりなに…」
「んくっ ちゅるる… はぁ… キミの剣から… じゅぷっ ちゅ… 鍛え
てあげるから… ちゅぷ…」
工房のドアには錠が掛けられている。そして、工房の主は今、俺の前に跪いて…
「はぁ… んんんっ ふぅ… どんどんおっきくなってく… 立派な… 剣…」
俺の股間に顔を埋め、一心に舐め続けている。唾液を塗りつけ、舐め上げ、
頬張り…その動きは始めこそぎこちなかったが、どんどんスムーズになっていく。
「なんで… こんなっ」
湧き上がる快感に思わず腰が動く。その動きにも、彼女は健気に合わせて
くれる。
「だ… だって… ちゅるっ… もう… 限界… だから…」
彼女の手は自分の… 小さな水音が彼女の股間からも聞こえてくる。
「キミの剣… はぅんっ! 作るようになって… ちゅぱっ! んふっ…
ボク… その度… あぁんっ!」
「くあっ! そんなにされたら…」
途切れ途切れの言葉、聞き逃さないように意識すればするほど、彼女によって
湧き出された快感が体中を駆け巡る。彼女の舌を、唇を、口の中まで…
すべてを味わいつくそうと腰を動かし、彼女の口を穢していく…
「え… エッチな… ことして… んぐっ んふっ んんっ… はぁ… はぁ…
イケナイ子になって… だから…」
「うぅ… で… でる…」
「んふっ! んんっ… んくぅっ!!」
思わず、片手で彼女の頭を押さえつけた。腰を突き出し、己の欲望の塊を彼女
の口の中に解き放つ… 頭の中が真っ白に染まる。
「んくっ こくっ こくっ んぅ んんん…」
彼女もその欲望を喉を鳴らして飲み下す。飲みきれずに口から溢れた白濁が褐色
の肌の上に落ちて、布で締め付けられた胸の間にも流れていく…
「あふっ… すごい量… こんな味なんだ… それにこんなに濃いなんて…」
うっとりと俺を見上げているシリカ。快感の余韻に浸りながら、その姿を眺めていた。
「もっともっと、鍛えてあげるから…」
誘われるまま、床に背を預け仰向けになった。
「あはっ もうこんなに…」
俺の腰に、そそり立った肉棒に、笛を吹くように唇を這わせる。俺の目の前には
彼女のお尻が、下着はじっとりと濡れた色を帯びて…
「ボクのも… もう、すごく熱いんだ… だから…」
腰に跨り、下着をずらして、濡れた花弁を指で開いていく。とろり、と俺の肉棒
に蜜が滴り落ちた。
「んっ… くぅっ… あぅ…」
ゆっくりと腰を下ろす。足は振るえ腰は定まらず… しかし亀頭が埋まり、ゆっくり
ゆっくりと肉棒が飲み込まれて…
「んあっ! いっ!! あっぐぅっ!!」
足が滑ったのか一気に体重が乗り、根元まで突き刺さる。悲鳴、嗚咽、そして… 鮮血。
「くぅっ! シ、シリカ… もしかしてっ」
「はぁ… はぁ… い、いっぱい… ボクの中いっぱい… うっ うぅ…」
俺の体の上に流れ落ちてきた鮮血。彼女の瞳から溢れる涙。苦しそうな声。
処女の膣圧に顔をしかめながら、しかしだからこそ、腰が暴れだしそうになり
必死で堪える。
「馬鹿な… 無茶しすぎだ」
「あぅっ… はぁ… はぁ…」
挿れたまま動けずにいるシリカをそのまま抱き寄せ、髪をゆっくりと撫でる。
さっきまでの態度も強がっていただけなのは、痛みを堪えて俯いている姿で
よくわかる。
「だって… だって… んあっ!!」
思わず動いてしまった腰に反応してシリカの体が反り返った。
「このままじゃ収まり付かないから… ゆっくり、動かすから」
「うん…」
熱に浮かされたような表情は消え、不安な表情で俺を見つめてくる少女を優しく抱く。
そしてその腰を掴んで持ち上げた。
「あっくぅ… ん… はぁ… はぁ…」
ゆっくりと肉棒を引き抜き、そしてゆっくりと突き上げ…
「あぁっ あぅぅっ!!」
俺の胸に手を付いたまま必死に刺激に耐える姿は、次第に俺の中の”なにか”
を刺激し始めた。次第に腰の動きは大きく、力強くなり、その度に少女の体は
跳ね、褐色の肌には汗が流れ、嬌声が部屋中に響く…
「んあっ! はげしっ いよっ あぅぅんっ!」
「くはっ きつい…」
いつしか欲望のまま突き上げる。蜜がしどとに流れ出る蜜壷は容赦なく締め付け、
限界が近づいていく。
「くぅっ!!」
「あぅっ! あぁっ!!」
気付けば、彼女の腰を押さえたまま中に白濁を注ぎ込こんでいた。決して逃がさ
ないようにガッチリと腰を押さえ、根元まで肉棒をねじ込み、奥へ奥へと欲望を
吐き出す。背筋が反り返り、そして力が抜けて倒れこむ… そんな彼女の体を支
えてもまだ射精は止らず…
「あっ あつぅい… ボクの中… いっぱい… 熱いの… 奥に…」
繋がったまま、上目遣いで俺の顔を見つめている彼女の髪を、ゆっくりゆっくり
と撫で続けていた。
抱き合う俺たちの耳には、商店の入り口に吊るしてあったカウベルが2回鳴って
いたのは、聴こえていなかったようで…
「あんなにいっぱい出されるなんて、思わなかったなぁ」
お互い着衣を整え、工房の椅子に座る。改めて向き合うと、なにやら照れくさいも
のがある。
「…いや、それはすまないと思うけど、だったらなんであんな無茶したんだよ」
「だって… キミのことずっと好きだったし… それに、この間の… 見てた、
よね…?」
「え? いやあの、それは…」
思いがけない言葉に二の句が継げなかった。
「初めてはキミとって決めてたし、どうせ… エッチな子だって思われちゃったなら、
いっそのこと… って」
「……」
俺は立ち上がると無言で彼女を抱きしめた。まだ幼いと形容できる体を包み込み…
しばらく、そのまま動かず、彼女のぬくもりを感じていた。
工房から店に戻れば、とりあえずいつもの2人に戻る。店主と客と、俺はそう
思っていたのだが…
「そんで… 剣はいつできるかな?」
その問いに対し、店主はお腹をさすってこう答えた。
「…そうだね〜 とつきとおか 待ってね☆」
……………はい?
(続く… かも?)
さて、次はパラ子だ (ぉぅ
GJJJ
イケナイ子シリカたん(*´Д`)
どーも。一週間経って、忙しくなくなった人です。だから書こうと思ったら……
まるで話が進まない。なんなのこれ。
前回見てない人始めまして。この話はキャラに一応の名前がついてます。
でも今回名前とかどうでもいいです。
テーア ツインテールバード♀
とだけ覚えてください。
あ・ら・す・じ
むかーしむかしの全く逆、あるところに、それはそれはふかい、樹の海があったそうな。
そこにはふしぎなけものがいて、ふしぎな木がしげり、ふしぎな草がはえておったそうな。
そのおくふかく、おおきなおおきな、つのをはやした、けものがおった。
けものは、いつもいつも、ひとびとにいじめられておった。
けものは、それが、いやじゃった。
翌朝。つまりファービオ率いる第三世代第一隊が『森王戦』に挑戦する日。
冒険者の朝は早い。このギルドでは、起床時間は遅くとも朝の四時半までとされ、五時には出発できるようにしておく、
というのが設立当初からの暗黙の了解であった。
森王戦に赴く者だけは例外とされるのは、第二世代からの暗黙の了解として付け加わっていた。
森王戦について述べるべき事は非常に少ない。
開始から八日間以内に森王ケルヌンノスを倒し、帰還する。倒した証はそのたてがみか角とする。
八日以内なのは、初日に倒した場合もう一度チャンスが得られるためである。あまり戦闘を長引かせると
角もたてがみもぼろぼろになって、もはや鑑定不能になってしまうからだ。
初日に倒しておけば、もしその時に手に入ればよし、そうでなくとも「勝った」と言う事実が次の勝利を
呼び込む、と言うことも期待できる。もちろん、慢心から次は敗れるということは起こり得る。
この事実をどう見るか、というのも、冒険者として欠かせない進退の判断の一つであった。
そして、第一隊は初日に倒す事を選択した。10時出発、16時を目標にケルヌンノスの部屋への最短ルートをとる。
ギルドの所属の冒険者として、ただ一度、いつもより5時間遅い起床だった。
簡単にメンバーを紹介しておこう。
ファービオ、テーアは先に触れた。
小麦色……よりはもう少し深みのある褐色の肌と、におい立つような桃色の短髪をもつ大人の女性。
ガートルードは、そんなパラディンだった。
彼女は第三世代の中でも少々変り種の、「外」からやってきた人間だった。それがどうやってこのギルドに
入ったのかといえば、理由はいろいろあって、その多くは初代の人脈……親類であるとか、昔からの冒険者仲間で
あったりとか、そんな類であるが、彼女は純粋に、その才を買われたのであった。
後で述べるアデリーナと共にエトリア入りした彼女たちは、なんと女性二人だけで二層に到達したのである。
なぜそんな事をしたのか、ここで説明するのは蛇足なので詳しく述べる事はしないが、一言で表すなら「売り込み」
であった。この町の伝説に自分たちも名を連ねたいがため、と言う事だ。
晴れてギルド員となった彼女らは、持ち前の性格と容貌で今ではすっかり人気者として溶け込んでいる。
ガートルードの方はどちらかと言えば同姓人気、アデリーナは圧倒的に異性に人気がある。
また、彼女らは非常に中がいいので、恋人同士なのではないか?と言う噂もあるが……それもまた別の話である。
アデリーナは肩より少し長く伸ばした波打つブロンドが美しい妙齢の女性であった。とはいえ、常人ならばその
髪や顔の美しさよりも前に目が行くであろう場所がある。右頬の辺りから顔半分を隠す覆面……と言うか、眼帯と言うか……
である。冒険者には怪我は付き物であるし、片目を失うような深手ならばそのまま引退してしまうものも多い。だから
ギルドの者もみな、誰一人質問しなかったのであるが、これは樹海ではなく、エトリアの外からつけている。
その理由を知っているのは恐らくパートナーであるガートルードだけだろう。少なくとも、エトリアの中では。
コンラッドは、ファービオ、テーアと共に初代メンバーからの血を継ぐサラブレッドであった。ブシドーたるもの
死に美徳を……と言うのがエトリアの常識であるが、メディックの母と、同じくブシドーの父を持つ彼は、
非常に精神面のバランス感覚に長けた青年に育った。行く時は行く、引く時は引く。どちらも駄目ならば
活路を切り開く事に命を懸ける。母親が非常に年若かったため、自然、第三世代の中でも兄貴分として育ったのも
影響しているのかもしれない。ファービオが司令官ならばコンラッドは参謀といったところだった。
そんな五人が集まったのにもやはり紆余曲折があったが、もちろん触れない。とにかく、彼らは出立までの
五時間と少しを思い思いにすごしている。……身体に染み付いた起床時間は変えられなかった。
テーアは、そういう自分にちょっと感心しつつも、身支度をせずにベッドに横たわっていた。まだパジャマ姿だ。
実は昨日、立て続けに4回ほど絶頂に達するまで手淫にふけっていたのだ。もちろんそんなことは道義的というよりも
身体面でよくないのだが、どうにも欲求が抑え切れなかった。自分なりのストレスの発露だろうか、と思ったが、まあ
どうでもいいことだ。そう流して眠りについて、やっぱり午前四時に目が覚めた。まだ夜も明けていない窓の外を見て
溜息を一つついた後、ベッドに寝転がって、今に至る。
……といってもまだ十分かそこらしか経っていないはずだった。冒険者の時間感覚は割と正確である。
ではなぜ、十分しかたっていないのに、こうも永く感じられるのか。答えは分かっていた。品のない言い方をすれば、
股間が疼くからだ。
――早起きして昨日のオナニーの続きって、そりゃどんなオナニー好きなのよ?キャプテン・"アイアンマン"・オダ
からオナニー伯爵の爵位が賜れるわよ……
くだらない補足をしておくなら、C・オダ="アイアンマン"とは彼女の愛読する色本で連載している絵物語の主人公の
名前である。この人をくったような名前と幼く線の細い容貌と推理力で数々の事件を解決しつつ、
類まれなる大きさのいちもつで色々な女性にあれやこれや、という少年のみならず少女の夢も
はちきれんばかりに満載した内容が若年層に人気の秘密である。……どうでもいい。
とにかくテーアは、心の中のもやがかったような気分が晴れなかった。それが抑圧となって、もっとも身近に感じている
解放感の得られる行為をしたい欲求が生まれている。自分自身で、そこまでは分かっている。しかし、これから大事な……
あの少年の人生を左右するような行事に臨むに当たって、「ストレスがたまったからオナニーで発散しました」とは
いかがなものか?まあなんにせよ少年にはこんな葛藤があったことは知らせるわけもないのだが、うじうじと思い悩みつつも、
身体はもう準備万端整いつつあった。
後押ししたのは、もう一つの、こちらは取るに足らないような悩みだった。ガートルードに渡されたものだ。
――あの人、鋭いからなあ……
ちらり、とベッドの下へ視線を向けてみる。無論シーツしか見えない。だがその下には秘蔵の色本と、あの道具が
しまわれている。
すっごい好いんだって!ホンと!テーアちゃんも試してみなよー!
し、知りませんそんな事!
まーたまた、カ・マ・ト・ト♪ぶっちゃって♪
結局強引に渡された……ことにしたものの、正直言って前から興味があった。渡された晩など、それをオカズにしてしとどにぬらし
たほどだ。
だが。噂どおりのアイテムならば……これを使ったらもう、自分はものすごい深みにはまって行ってしまいそうで、
使用まで後一歩踏み切れなかった。
――森王戦って言ったら、今までの冒険から難易度が格段に上がるのよね。本当に、死人が出かねない。私だって、
生きてこの町に戻ってこれるか、分かったもんじゃない。そうよね。ホント。マッタク。思い残しはやっぱり、
無いほうがいいわよね?
むくり、と上半身を起こして、頭から血が下っていくのを感じてから、ベッドの下に手を伸ばそうと上体を捻ると、
にち、
と湿った音が聞こえた。言うまでもなく、股間から聞こえたものだ。抑圧下でストレスを性的興奮に置き換えて、
しかも性器から分泌物が出るまでのレスポンスがよく性的刺激に過敏なまでに反応することを、なるべく俗っぽく言うと
『淫乱ドM肉奴隷』という感じだろうか、まあそんな人種に自分が属している事はずっと棚上げにしている。というのも、
もっぱら架空の題材を扱った……現実のものでも脚色の激しい……色本しか読まない彼女は、実際本当にそういうものだ
と信じていた。本のいうとおり、自分の秘所はどれだけ手淫にふけっても薄紅色の華の形を崩さずにそこにあったし、
絶頂の時は頭の中が真っ白になってふわふわと浮かんでいるような気分がした。
思い込みと真実がない交ぜになって、今や彼女は架空を体現する存在になっていた。そしてその手には、桃色の、
球を細長くしたような形の部品の片方の先から紐が伸びて、四角くて一部がスライドする部品につながったものが
握られていた。
彼女にとってはとても見慣れた物体である。どう使うか、使われるとどうなるか、知っているつもりでいる。
恐れか、期待か。どちらともつかぬ様子で硬くつばを飲む。
――これで、本当に深みにはまっちゃったらどうしよう。……それでも……もらって、くれるのかな?
そんな思いも、もはや行為を後押しするものでしかない。頭に血が上りながらも、行動だけは冷静に
ドアと窓の施錠を確認し、掛け布団を取っ払う。パジャマを脱ぎ――敏感な部分がこすれるたび、
手で刺激したくなるのをこらえねばならなかった――下着も脱いでしまう。浴場(なんと部屋別に
小さいながらも風呂がある)から大きなタオルを取ってきて、「一番濡れるであろう部分」に敷くと、
その上に腰を下ろした。洗い立てのふかふかしたタオルは、この時点でわりと大きなしみを作っている。
目の前で、動作確認。彼女は、この装置の原理は知らなかったが、実は21F産の水晶と雷竜のヒゲの構造を
応用した、実に贅沢なクオーツ振動増幅式であった。細かく、音もなく、正確に振動を開始する。
かち、かち。オフ含め七段階の振動が、自分の指と共に強弱を変える。輪郭がぼやけたりハッキリしたりするのを見ているうちに、
少女の覚悟も決まったようだ。ゆっくりとベッドに仰向けに寝そべったあと、紐を持った右腕を高くさし上げる。色本では確か、
最初はこうやってじらして……
「ひゃっ!?」
紐から垂れ下がった振動部が、右の乳首を掠めていった。それだけで電流が走ったような衝撃を覚える。少女の顔に、知らずの内に
みだらな期待に満ちた微笑が生まれる。正確に敏感な部分に当てるために、だんだんと紐を持つ部分を短くしてゆく。紐が短くなる
たびに、少女の肌には赤みがさし、乳首は両方とも痛いほどに充血している。すぐに、振動部を直接もつところまで来た。
振動部で執拗に乳首をもてあそぶ。下からすくい上げるようにしたり、小さく控えめな乳輪を這わせたり。
きつく押しつぶした時に、もう絶頂に達してしまった。
きつく目を閉じて、最初の絶頂の余韻に浸る。それは即ち、さらなる快楽への期待を昂ぶらせる事でもあった。
呼吸を整えてから、目を開けて、まずは内ももから秘部へとなで上げてみると、それだけで絶頂をむかえた身体が
また燃え上がった。いったん離して、今度は陰核へ直接つけてみる。皮をかむった陰核は、それでもすでに充血しており、
感度は抜群だろう。
期待と恐怖の大きさから、直前に目を閉じた。そのことで力の押さえが甘くなった腕が、少女が考えていたよりももう少し強い
力で、くっ、と陰核を押した。
「〜〜〜!!!」
声ならぬ叫びを上げて、突然の絶頂に達した。呆然として……めったにないことだが……半開きになった口から、かわいらしい
舌先がのぞく。今の一撃で完全にとろけてしまっていた。とろけた頭のまま、肉欲の命じる動作を行う。陰核の外周をなぞるように
何週もして、限界まで充血したところで、皮を一気にむいた。ルビニのように美しいその肉芽に、普段の手淫でも意識が飛ぶくらい
に敏感な部分に、無造作に凶器を押し当てる。
ひとたまりもなく、蕩けた。
当てた瞬間に潮を吹いて絶頂に達し、意識を真っ白にしながらも手が止まらない。振動部と指で挟んで、しごくように動かすと、
一往復する時間よりも短い間隔で、達し続けた。大きなタオルを敷いたはいいが、吹いた潮は床にまで飛んでしまっていた。
その顔はとろけ、両目は快楽以外の何も写さず、その手は意思とは無関係のごとく攻め立て、更なる快楽を搾り出す。
一度目の衝撃から頭が回復する頃には、もう十数回は達していた。……あとで惨状を見ての概算だが。
「しゅごい……」
ほうけたようにそうつぶやいて、装置を持ったまま立ち上がり、ふらふらと浴室に向かう。流しにかけてあった手ぬぐいを、
くつわのように加えた。
今、彼女は肉欲のとりこだった。
(ん゛ん゛ん゛ん゛〜〜〜!!!!)
朦朧とした意識の中で、『つけ根の下の部分』が一番感じることを探り当て、徹底的にそこを責める。ぐりぐりと押し付けるたびに
背筋を震わせて、涙と鼻水とよだれをたらして淫蕩にふける姿は、常人では考えられないほど美しく、絵になっている。
ふと、何かを思いついたのか、振動部ではなく四角い部品の方に目を留めた。再び責めを始め、軽く達すると同時に、
スイッチを最大までずらした。
脳天までしびれあがったようにひときわ大きくのけぞると、さすがに刺激が強すぎたのか、くたくたと前のめりになった。
そのまま浴槽の縁に頭と片手を預け、なおもまさぐろうとして、体勢が変わったからか、前とは違う位置に当たった。もう少し下……
尿道だ。絶頂を繰り返してゆるみきった下半身は、最大振動の衝撃に正直に反応した。
しゃ、しゃあああぁぁぁぁぁぁぁ……
排泄の快感にうっとりしたのもつかの間、終わらないうちにまた陰核をこすりあげ始める。こんな事を繰り返せば、排泄自体に
性的興奮を得るようになるだろう。
――あーあ、今度からトイレ行く時大変だな……
幽体離脱のように他人の視線で、そんな事を考えた。
小水の流れが止まると、少女は手を止めて、片手で秘貝を開いた。にちぃ、という音と、透明に白くにごったもの混じった液を
とろとろと滴らせて、陰部があらわになる。ぱくぱくと開閉を繰り替えす膣口は、来客を待ちわびているようだった。少女は
上体を丸めると、いったんスイッチを切った振動部を膣内に押し入れた。
熱に浮かされたような瞳が、スイッチを捉える。絶頂の連続で震えた手は、容赦なく最大までスライドさせた。
今までで一番大きな波が押し寄せてくるのを感じながら、内側から一番感じるところに押し当てる。
天井が見えたと思う。
そこから先の記憶がない。意識を取り戻し、青ざめながら部屋に戻って窓の外を見ると、天測でまだ二時間も経っていないようだっ
た。
は、と息を吐いて、ふ、と気づく。
――あ、スッキリ。
結局自分に一番あったストレス解消法はこれなんだね!と、妙な自信を持って、身支度を始めた。
なんかいろいろなものをばら撒きつつ今回は終了。
ごめんね俺がイキまくるおんなのこ大好きでごめんねむい
425 :
365:2007/02/09(金) 05:44:04 ID:QUeyVdHz
>>ボルタック氏
やられたっ……! 十月十日ネタを先にっ……!
血の涙を流しつつ激しくGJ。
メディシリに感想くれた方もありがとうございます。
励みになります。
しかしここ、エロパロなのでエロがなければ
いけない雰囲気ですかね?
いつまでも帰らないメディ子を他の四人が
宿屋で待つみたいな話も考えましたが
エロがちと思いつかない。
しかし
>>375のような良作もある。
恐れてはいけないのか……!
>>418氏
さんくーですわ その一言が免罪符 (ぉぃ
>365氏
お先させて頂きやしたっ
エロじゃなくてもエロっぽかったり萌えたりできればOKじゃないかと
エロい妄想できれば… とか
>222氏
イキまくるおにゃのこかわいいすよ〜
GJですわ〜
427 :
バド缶:2007/02/09(金) 21:41:32 ID:9Mmbju6m
また一つ、SSを投下していきます。
エロSSデビューして幾日、自分の妄想マスタリーと文章マスタリーへの挑戦、ゲームらしい文体を目指してみました。
試みとしてもネタとしても、二番煎じと言えなくもないですが、御用とお急ぎでない方はお付き合いくださいませ。 タイトルは
『錬金術師のタマゴ』
・・・もちろん性的な意味で。
428 :
バド缶:2007/02/09(金) 21:43:35 ID:9Mmbju6m
君が宿の浴場から自室に戻ると、すでに室内には椅子に座り読書に勤しむ少女がいることに気付く。
「ん?ああ、戻ったのか」
君の姿に気付いた少女は、少女らしくない口調でそう呟くと、また本に視線を戻す。
君はメガネをかけたその少女がアルケミストで、さらに彼女がまだ見習いであることを知っている。
君はしばらく彼女を観察することにする。
「・・どうした?」
君の視線を感じたらしいアルケミストが再び君の方を見る。
その表情はあどけない少女のようでもあり、また成熟した大人のようでもあった。
「なんだ、もしかしたら・・・欲しくなったのか?」
色々な意味の籠もった彼女の問いに、君は黙って頷く。
君の反応を見た彼女は、すこし呆れたような口調で君を諭す。
「お前は、恋人というものを少し誤解してはいないか?」
君は彼女に好きだからこそ欲しくなるときがある、という事について説明する。すると、彼女の頬にさっと赤みがさしたのに気付く。
「ばっ!ばかな事を言うな!
だが、お前に浮気されても困るからな、仕方ない・・一回だけだぞ。」
本を閉じたアルケミストが君に近づいてくる。
彼女の許しは得た、さあ、剣を抜いて戦いたまえ!
429 :
バド缶:2007/02/09(金) 21:44:46 ID:9Mmbju6m
「相変わらずここは立派だな」
壁に寄り掛かった君の前で膝立ちになったアルケミストが、君のズボンから肉棒を取り出す。
「ん・・あむ、んん」
彼女は君の肉棒の根元を握り、その切っ先に舌を這わせてくる。
やんわりと焦らすような刺激に、君の肉の剣は硬度と体積を増し、完全に臨戦態勢を整える。
「はぁ・・・ん・・じゅる」
君の準備ができたことに気付いた少女は、たっぷりの唾液をたくわえた口内へ君の肉棒を導いていく。
「んん、む・・」
彼女の舌が君の肉の剣をくまなく舐め回し、その刀身に唾液を塗りたくっていく。
「どうだ?ちゃんと感じているか?」
一旦彼女の口から引き抜かれた肉棒は、唾液にまみれて怪しく濡れ光っている。
「ふふ、そうか・・ふぁむ、ちゅは・・」
黙って頷いた君を見て満足そうに微笑んだアルケミストは、再び君の肉棒を飲み込んでいく。
「じゅる・・・ちゅく、んんっ」
彼女の唇が先端近くのくびれを往復し、手で根元を扱き上げる。
その口内では舌が先端を這い回り、休みなく愛されているのがわかる。
君はこのまま彼女の口に欲望を放っても構わないし、顔にかけてしまってもいい。
430 :
バド缶:2007/02/09(金) 21:46:00 ID:9Mmbju6m
「んっ・・・きゃっ!」
君はぎりぎりのところで彼女の肩に手を着いてその口から硬直を抜く。
それと同時に切っ先から吹き出した白濁が彼女の顔やメガネ、髪に至るまで降り掛かり汚していく。
「あ、たくさん・・出てる・・」
アルケミストはそう呟きながら君の欲望を受けとめていた。
「・・・まったく、髪にかけるなと言ったはずだぞ」
君の放出が終わったあとに彼女は一言不満をもらすと、かけていたメガネを外して付着した白濁を舐め取っていく。
その仕草はひどく煽情的で、それを見たことで君の肉の剣はすぐに力を取り戻す。
「ん、まだいけそうだな」
アルケミストの少女は服を脱いでベッドに座ると、君に見せ付けるように膝を開く。
彼女の花園はしっとりと濡れ、すでに君を受け入れる準備を整えていた。
「こ、これは、お前のそれがいやらしい匂いをさせるからこうなったんだ、だから・・ちゃんと責任を取れ・・・」
そう言ったきり、アルケミストの少女は赤面して口を閉じる。
君は彼女の奥地へと探索を続けることにする。
431 :
バド缶:2007/02/09(金) 21:47:54 ID:9Mmbju6m
「はぁっ・・ううっ・・ん!」
君の切っ先がアルケミストの入り口を捉え、押し広げていく。
少女は感極まった声を上げ、君の肉の剣を受け入れる。
「あ・・・奥に・・」
先程までとは違う、弱々しい声で少女が呟く。
君の剣は、彼女の花園の最深部へ到達してもまだ長さに余裕があった。
君は少女を気遣いながらゆっくりと動いてもいいし、思いのままに蹂躙するのも自由だ。
「ふあっ・・あっ!うんっ!」
君の切っ先が少女の奥を突くたびに彼女は甘い嬌声を上げる。
普段の冷静さからは想像できない今の様子と、少女の身体から微かに漂う牝の芳香に、君の快感は加速していく。
結合部から溢れた蜜が、少女の会陰を伝ってベッドに染みを造る。
彼女の内部は柔らかく君を締め付け、無数の襞が淫らに刀身を責め立てる。
「んっ、わたしの、なかは、ちゃんと・・君を・・ふあっ!気持ち良くっ、してる・・っ?」
幾分激しさを増してきた君の抽送を受けながら、とぎれとぎれに少女が君に問い掛ける。
君は答える代わりにより激しく少女の花園を蹂躙していく。
「はあっ・・・だめ、イクっ!イッちゃう!」
彼女の腕が君の背中に回され、しっかりと君の身体を捕らえる。
君の肉棒は限界を越え、放出の時を待ちわびている。
もはや逃げている余裕はない、さあ、その想いを少女の胎内へと解き放ちたまえ!
432 :
バド缶:2007/02/09(金) 21:49:24 ID:9Mmbju6m
「ああっ!やああぁぁんっ!」
再び君の切っ先から放たれた白濁が、今度は少女の最奥を白く汚していく。
全身を硬直させながら君に白濁を注ぎ込まれた少女が、甲高い声を上げて力なくベッドに横たわる。
「はっあ・・・すごい、あついの・・出されてる・・」
荒い息の中で呟いた少女に、君は優しい口付けをすることにした。
「どうした・・まだ、足りないのか・・?」
君はいつもの口調に戻ったアルケミストの少女とベッドの中で抱き合い、少女は君の肉の剣を撫でる。
君はまだ続けてもいいし、ここで終わりにしてもいい。
そしてもし望むなら、少女が君の子を孕むまで放出を繰り返すこともできる。
‐終‐
433 :
バド缶:2007/02/09(金) 21:54:37 ID:9Mmbju6m
バド缶です、後書きです。
前に書いた青ソド男とロリバド子の仲間のアル子の見習い時代の話です。
愛想悪いくせにおフェラしてるだけで準備OKになってしまういけない子です。
ゲームらしい文体を目指してみましたが、やはり難しいですね。
むしろ最後の一文が書きたくて書いたようなものです。
君はこのSSにエレクトしてもいいし、書き手の未熟さを批評することもできる。
そんな感じです。
まったくもってけしからん!
俺の愚息が不本意ながらも立ち上がっているじゃないか!
今日も前かがみになりながらGJ!
みんな相変わらず上手い、早い喃。
拙者はこれからブシ子緊縛してダハ子堕としてくる。
明日には載せられると良い喃…
>>437 4行読んでブラウザのバックボタン押した。
すまん、俺まだ10階のケル何とか倒してないから
ネタバレ回避策として何か一言欲しかった。
>彼女の許しは得た、さあ、剣を抜いて戦いたまえ!
カルピス吹いたwwwwww
>>438 ネタバレは絶対ヤだけどエロは見たい
贅沢な助平だな
ま、ネタバレ見たくないなら2chのその作品のスレに来んな、
ってのが最近の風潮だけどな。少なくとも世界樹スレは。
遺○○○○○○とか○○&○○○○とゴニョゴニョとか、
明らかにネタバレしてるのを咎めてる人が、
逆に追い出されてるのを良く見るし。
○階以降ネタバレですとか職人さんにちょっと書いてもらったらいいんじゃね?
あと突然フタナリとか突然鬼畜とかビックリするのでちょっと注意書いてくれればとは思う
>>443 442によれば「嫌なら見るな」ってスタンスらしいから
ふたなりも鬼畜も許容できないヒトは来るなってさ
まぁ後は自分が嫌なもの見ても流せる寛容さだナ
>>444-445 それ言ったら対象がグロやスカや801でも同じ理屈が通ってしまう気がする。
実用度中心
物語度中心分けも必要だな
敷居を高くすると誰も作品落とさなくなるよー
決まったら教えて。
それまで推敲しときます。
何を書いても良い
ただ最初に属性を示してくれるとありがたい
君は読むことも 引き返すこともできる
ネタバレの注意はともかく、属性?書き込んだら話を狭くするだけなんだけどなー
意外性とかそんなものは皆無になりますねぇ
途中まで読んで嫌だと思ったら読むの止めればいいだけの話でしょ
例えウホッ!な話アッー!なことになってても、話面白ければ全部読むけどなぁ
最終話が何とか出来たので投下いたします。
とはいえ、えっち分はいつものオイラらしく薄め。
>447
もいらに実用性を求めるな
「ったく…二人とも素直じゃないんだから…」
ギルドのリーダーであるソードマンが去ってから、パラ子はこともなげに呟いた。
禍乱の姫君…カランの正体を突き止める話は、ブシドーの
『脅すような口調で行っても仕方有るまい?』
の一言で後回しになった。
もっとも、ソードマンが居ない状態では、公正な判断など出来ようもない。
「素直じゃない…とは?」
テーブルに頬杖を付いているパラ子に聞いたのは、そのブシドーであった。
「ん? ああ、あんたいたの。
ちょっとね、人間ってさ、自分の気持ちも気付かなければ、気付いても素直になれない
やっかいな存在だなって思ってね」
ふぅ……っと溜息を一つ。
ちょっとでも、さっきのソードマンの顔を思い出すだけでも知らずに涙が出てくる。
いつからだろうか、存在が気になりだしたのは。
――でも、知っている。
ソードマンはカスメが大事に思っていることを。
――だから知っている。
あの鈍感は自分でも気付いていないだろうけど、カスメが気になっていることを。
「ほんと、馬鹿なんだから」
その対象は誰を指しているのであろう?
「パラ子殿……?」
鈍感と言えば、こいつもそうだ。
さっきのカランの件もそう、前衛に立つファイタータイプの男どもはみんなこうなんだろうか?
「こっちみないでよ……今、酷い顔をして居るんだから」
「す、すまないでござる」
婦女子に怒られたのは初めての経験だった。
何を言えばいいのかも解らず、とりあえず謝って背を向けた。
バツが悪そうに、ブシドーは頬をかく。
(困ったでござる……拙者、この空気苦手でござる…)
そんな風に思っているブシドーの背中に接触感。
「パラ子殿……?」
そう、パラ子が抱きついてきた。
「いつもさ……いつもさ……」
途切れ途切れの声で、パラ子が嗚咽混じりに言い出す。
「いつもさ、ガードして、守ってあげてるんだから…
こういう時ぐらい、背中ぐらいかせぇ……」
鈍感なブシドーもようやく気付いた。
パラ子もまた、ソードマンに惹かれていることに。
しかし、そのパラ子はカスメの気持ちを知り、彼女に譲ったことに。
だから、ブシドーは言葉も発さずにその場でパラ子に背中を貸していた。
−場面は変わり−
「あ…ああ……あーーーーーーーー!」
少女が一人叫んでいた。
その、少女に覆い被さるように、風貌の悪い男がまたがっている。
姦されているようだ。
そして、いざその風貌の悪い男のペニスが少女の最後の扉を開こうと…
……その時。
「ごるぁぁぁぁっーーーーーーーーー!」
叫び声がした。
慌てて声の発信源の方を見る男。
叫び声に驚き、少女の真っ直ぐに伸ばした手が揺れた。
そして、その声を発したのは
「ソードマン!」
少女の顔が、驚き、喜び、悲しみ。 どれにもにつかない顔を灯した。
(やべぇ! この女の男とでも言うのか!?)
叫ばれた方は多少パニックになっていた。
剣を持った男が叫びながら突進してくる。
その姿に自分の数時間後の姿 -> 血だるまー?
を想像してしまう。
「やっべやっべ!」
慌ててその身を少女から離し、ダッシュで逃げようとする男。
が、自分が半分だけ下げたズボンに足が絡まり、見事に転んでしまう。
「アタタタタ…………――――ッ!」
目の前にいた。
怒りの叫びを上げ、自分のことなど構わないぐらいに戦闘力を増加させたソードマンが。
手に持った剣を振り上げ。
「…………ひぃ!」
無抵抗だとは解っている、が、頭を抑えずに居られなかった。
どう見ても命の危機です、本当にありがとうございました。
「――――ダメ、ソードマン!」
その、後振り下ろされるだけの剣を止めたのは、襲われていたカスメだった。
「……その男なんて、あなたが斬る価値なんて無い…私は……大丈夫」
マントの切れ端だけを萃め、かがみ込み、それでも男を庇うカスメ。
「…う…うわっぁぁ……?」
糸が切れたように、逃げ出す浮浪者。
それを見送るカスメ。
「カスメ……?」
呆然とした顔で、見知ったカスメの顔を見る。
―――何故…カスメはあんなのを庇う?
―――見たところ、カスメはあんなのに襲われてたんだぞ…
そんな疑問に答えるのは、本人の一言。
「……人殺しなんて…絶対ダメ………」
自分に言い聞かせるように、カスメは言った。
「ったく…カスメは……優しすぎるのか…?
俺を散々玩具にしてよ、そんな言葉を言えるなんて」
少しだけ怒りの収まったソードマンは、破られたと思われるマントを萃めつつ言った
「あ〜あ、これじゃ、もう着ることも出来ないじゃねぇか」
ポイ…っと、投げ捨てる。
「なんで……なんで……」
目に大粒の涙をためながら、カスメはソードマンに言葉を紡いだ。
「…なんで、ここに……私に……」
言葉にならない。
言いたいことが沢山あり過ぎて言葉にならない。
タダ、一つだけ言いたいことがあった。
「ソードマンはなんで助けるの…! 優しいの……!」
体育座りのポーズでおずおずと聞き出した。
「なんでって言われても、そりゃ……」
答えに窮した。 何と答えればいいのだろう。
仲間だから…?
妹みたいなものだから…?
それとも――――?
「その前に一つ謝らなくちゃいけないことがあったんだわ」
「あやまる…?」
バツが悪そうに、目線を空に向け、ソードマンが細々言い出す。
「さっきの、あの、な…妹みたい…とか言っちゃったけどさ。
ありゃ自分でも気付かなかったけど、間違いだったかもしんね」
「へ…?」
鏡を見れば、今までにない惚けた顔をしていただろう。
「さっきさ、カスメを探して駆けめぐってた時、俺の頭の悪い脳でも必死に答え探ってた。
『カスメは自分で出ていったのに、何で俺はそれを連れ戻そうとしているんだろう』ってさ」
いつにない早口で語り出す彼。
「最高に考えて考えて考えて、やっぱ一つの考えにしか帰結しなかったんだわ」
自分の羽織っていたマントをカスメに渡す。
―俺も、カスメがスキだったんだって。 妹として、じゃなくて女性として―
「ん……っ!」
言うなり、ソードマンはいきなりカスメの口を唇で封じた。
急すぎ、カスメは目を丸くし驚くしかなかった。
やがて、自分の置かれた状況に気付くなり慌ててソードマンの体を押し出す。
「…ん? 何だ、カスメ、こういうの嫌いか?」
「………違う」
顔を背けて一言
「私の口…今、穢れてる……」
先程、見知らぬ男に口内射精をされた、飲まされた。 それをカスメは言っているのだ。
「じゃあ、消毒……」
そう言ってソードマンはカスメの唇を塞いだ。
うわわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。 なんだか書いてて鳥肌たってきたぞこの野郎!
あwせdrftgyふじこlp;@: ← なんか懐かしい
−閑話休題−
さて、カスメに自分のマントをかぶせ宿に戻ってきた時
ギルドのメンバーは何も言わなかった。
ただ一言。
「おかえり」
それだけだった。
それだけだったのに、カスメには嬉しかった。
話すこともあるだろう。
メンバーはソードマンとカスメを部屋に案内して、自分たちはもう少し樹海を埋めてくる…と言って。
宿を後にした。
カスメ、ソードマンは自分たち用に取ってある部屋に行き、そして見た。
「ジトォォォォ」
「………っ!」
「カ……カラン!?」
禍乱の姫君だった。
部屋には禍乱の姫君が居た。
仲良く寄り添う二人を、禍乱の姫君様が見てる。
「カスメさん…」
「カランさん…?」
打ち合わせなど有るはずもないが、静か海の如く、二人の言葉の波紋は広がっていく。
「あのぉ…二人とも?」
おずおずと、ソードマンが話し出すも
「ソードマン(さん)は黙っていてください…」
同じセリフで返され、ソードマンは部屋の端っこに行くだけだった。
「カランさんは…」
最初に動き出したのは、カスメだった。
「カランさんはソードマンの…何なんですか?」
「私…?」
ん〜っと、部屋の天上に目を配せ、暫し考えると。
「奴はとんでもないモノを盗んでいきました」
「それは、あなたの心ですか?」
言葉を返す変わりに、コクンと首を傾げる。
その様子に一番驚いたのはソードマンだった。
「心ってアータ!」
「覚えていないのも無理はないかもしれないけど…、あなたは私の最初の…」
言い始めて、顔が紅潮してくる。
もちろん、カスメは彼女…カランがソードマンに襲われていた現場を
麻痺しながらも見ていた。 いや、見せられていた。
知っていた、カランが元敵、禍乱の姫君であることは…
ただ、あのソードマンの嬉しそうな顔を見ると言えなくて、尚更無性に悲しくなっていた。
「じゃあ、カスメさんは?」
「……あなたと同じです」
真っ正直に、瞳を見据えて返してくれた。
………
部屋に静寂が訪れる。 この状況を打開出来るのは。
二人の目線が一人の男性に注がれる。
そう、ソードマンしか居なかった。
「俺ッスか? 俺がその、えらべとかそう言う展開ですか!?」
既に部屋の端に『畏れよ、我をくん』の効果で動け無くされていた。
カスメ曰く『逃げられちゃ、ダメ』とのことです。
そんなソードマンにカツカツと近寄るカラン。
ソードマンの脇に立つと。
さわっ
その頬を優しく撫でた。
「私は彼の為に何でも出来ます。 一度拒絶されただけで逃げたあなたと違って」
「…にっ!」
そのままソードマンの脇に傅くとズボンを下げ、垂れ下がっているソードマンの剣を
愛おしげに両の掌で包み、口元へと持っていくと優しくキスをした。
「まずは最初に挨拶をどうぞ」
一瞬の口づけの後、驚きの表情のソードマンの首に両腕をかけると、もたれかかるように
その体全てをソードマンに預けた。
思わず抱きしめようとするソードマンだが、『畏れよ、我をくん』の効果で動くことが出来ない!
ガッツが足りない!
それが少し残念に思えたカランであったが、気を取り直しソードマンの胸を晒しだし
その厚い胸板に息をかけた。
ビクッ!
その仕草だけで、ソードマンの心はカランにむけかかっていた。
が、それを黙って見逃すカスメでもない。 少し、彼に勇気を貰っている。
一気にソードマンに駆け寄ると、先程カランが可愛いキスをした剣をくわえる。
「ぉっ…!」
それはソードマン、そしてカランにも以外であった。
「じゅぴゅ、じゅっ……ん……くっ、おっきい…」
息継ぎの為、カスメは何度かソードマンの剣から口を離すものの
もう一度、その行為にトライする。
「ん…じゅ……じゅるっ……ひょーびょまん…」
上目遣いでソードマンの顔を伺う。
――こんなえっちな娘、ソードマンは嫌いかな? けど、渡したくないよ
不安と焦燥のなか、カスメはその行為を止めない。
くわえるだけではなく、彼の尿道に舌を這わせる。
急に、舌の運動を止めたかと思うと、激しく頭を上下に揺さぶる。
カリ周辺、裏筋、ありとあらゆる場所を舐める。
「んっ…じゅく…はぁはぁ…」
多少疲れており、ソードマンの剣から口を離す。
が、その隙を見逃すカランでもなかった。
慌てて、フリーになっているソードマンの剣にその豊満な胸を押し当てて
更に、谷間を作りソードマンの剣を包みだした。
所謂、パイズリだお。
ずーり ずーり
∧_∧
/ ・ω・)
...../____ノ
皮肉にも、先程くわえていたカスメの涎が潤滑油となり、余計な摩擦がなく、滑る。
その光景を慌てて身、自分の胸と相談するカスメ。
……小さい。
小さいのだ、カスメの胸は。 けれども負けられなかった
ソードマンの剣が、片側にカランの胸、もう片側にカスメの控えめな胸で挟まれる。
ずーり ずーり ずーり ずーり
∧_∧ ∧_∧
/ ・ω・) / ・ω・)
...../____ノ ...../____ノ
「くぁ! カスメ! カラン」
何とか辛抱していたソードマンだが、この快感に耐える術もなく。
「んちゅ…ぺろ……じゅ…」
さらに、カスメが舌で攻めるものだから逃げ場が無く。
「つぁ! ダメだ、二人の顔に!」
射精た。 勢いよく飛び散ったソードマンの白濁益は二人の顔を満面無く汚す。
そして、自分の髪についた白濁液を、カスメは指ですくうと
「じゅ……ごくん…」
嚥下した。
「どちらが……ソードマンがスキなの…?」
それが問題だった。
自分たちはソードマンが好きだ、けど、一番でありたい。
だから、最終的に聞くしかなかった。
「ん……俺は」
どうなんだろう。
自問自答する。 カスメのことはどうやら俺は以前からスキだったらしい。
気付いたのは最近だが。
が、しかし、カランのことだって心の中に巣くっている。
「俺さ…」
言わなければいけなかった。
「非道い男だって軽蔑しても良い。 俺、どうもどっちも好きだわ。
今、一生懸命にやってくれたみたいだけど…選べないや」
―――最悪だな。
自嘲気味に言うソードマン。
そんな落ち込んでいる彼を二人の女性が見つめていた。
そして、互いに見つめ合い笑った。
―――なんて浮気性…、でも
女性二人が頷き会うと、声を合わせるように言う。
『好きになったから仕方がない』
……カスメは、ソードマンに勇気を貰っていた。
……カランは、ソードマンに愛情を貰っていた。
そして、二人の女性が一人の男性を好きになってしまった物語は
ここで一応の終末を迎えます。
「やれやれ、面倒なんだからさ」
「目が赤いみたいだけど、パラ子?」
「うるさい、触れないで! けど、アタシもいい人見つけたいなぁ…」
「俺、俺なんてどう!?」
「パス、主武器が鞭なんてねぇ…」
「俺、そういう趣味じゃないのに」
「やれやれ御二方、恋愛談は二人きりの機会にしていただきたいでござるな」
「そうなのだ、独り身にはキツイのだ」
「それにどうせ、宿に戻ったら戻ったでウチのリーダーのストロベリートークが待っているだろうし」
「ゲンナリなのだ……けど、戻らない訳にも行かないのだ」
「はいはい、とうちゃくっと…」
森に出ていたメンバーが宿に戻り、ノックも無しに部屋を空けると
「あっ…」
「あっ……じゃねぇぇぇぇぇぇ!」
一人の裸体の男性と二人の裸体の女性が抱き合っている現場であった。
その男性は、同ギルドのダクハン(男)に全ての箇所を縛られ
「ちぇすとぉぉぉ!」
ブシドーのツバメ返し三段が命中し。
「不届きものぉぉ!」
パラ子のシールドスマイトが命中し。
「不潔なのだぁぁぁぁぁ!」
メディ子のフレイルでホームランされたのだが、まあ、それは別の話。
−お気楽ご気楽物語・完−
と言う訳で、ソードマンの美味しい想いはココまでになります。
思えばいつだろ、こんな美味しいトコいただく人になっちゃったのは。
こんな感じのライトエロスでよければ、リクがあったりしたら
書こうかと思います。 ただしハードとか陵辱とかは無理なんで…
今度は短編で生きたい気分、気分が乗れば。
んじゃ、また機会でもあれば
乙かGJかどっち言うか迷ったけど決めらんないので
GJ乙!と言っておく
重婚エンド…それは幸福の一つの形。
できればパラ子もその中に入れてやって欲しかったけど
彼女にはブシ男くんがずっとついててくれるよね。
完結おめでとう。そして果て無きGJを奉げよう。
>>462 さりげなく本音が見えたのは俺だけじゃないはずだ
とにかくお疲れ様なんだぜ
君は更なる熱情でキーボードを叩いてもいいし、暫し休息に浸ってもいい
本当にお疲れ様。GJ!笑い、萌え、泣き、エロが楽しめる作品だった
結局ソードマン両方選んじゃうしwwww
最初にカスメが云々の書き込みをした者としては理想の最後だった
いやマジでカスメ報われて良かった
最後にもう一回GJ!
パラ子のできあがったんで投下しまつ
ネタバレのこととかあるようなので一応
2層の出来事なのでまだ行ってない人は読んでもいいし、
進むの待っても俺は一向に構わん!
ということで投下なのでありまつ まる
大密林の夜に
「くはっ はっ はいって… くぅぅぅんっ!!」
「くっ きっつ… 軽くイった?」
「そっ そんなことっ あぅんっ! 言わないわよっ…」
「でも、俺のをぎゅうぎゅう締め付けてくるぜ?」
「…ばかぁ そんなっ んぅっ 知らない…」
…………
………
……
…
規則正しい呼吸音が聞こえてくる。しかも複数。
癒しの水が湧くこの場所は、なぜかモンスターが寄り付かない。
それをいいことに、冒険者ギルドからの5日間耐久クエストの合間でここに来ているわけだが…
開始から3日。
まともに眠っていないPTメンバーに疲労の色は濃く、3日目夜になって限界を悟り、睡眠を取ること
になった。
向こうでドマ子とメディ子とバー子が3人抱き合うように眠っている。しかもほとんど下着姿… 俺の
ことは棒っきれかなにかとでも思っているんだろうか。眺めていたいけどあまり見ないことにする。
俺は近くの樹に背中を預けて弓と矢の手入れをしていた。どちらも大事な商売道具だ。5日連続使用
して壊れないようにだけはしておかないと… と、3人が眠っている側、樹の株に腰掛けて眠っていると
思っていたPTリーダーのパラ子がこっちを見ているのに気付いた。
俺は立ち上がり、その側に腰掛けた。
「なんだ眠ってなかったのかよ 疲れてんだろ?」
「…そうだけど」
歯切れの悪い返事。いつものパラ子ならもっとハキハキした返事が返ってくるハズだ。
「モンスター気にしてんなら心配すんな 俺が見張っててやるから」
「…眠った途端にあんたが襲ってくるんじゃないでしょうね」
「そんな気だったらとっくに襲ってるよ」
なにを馬鹿なと鼻で笑ってやると、彼女はプイとそっぽを向いた。なんだいつもの通りじゃないか。と思ったが…
「…ちょっと、あんまり近づかないでよ」
「なんでだよ」
「…そんなこと言わせないでよ ばか…」
ツンケンしているのはいつものことだが、やっぱり今回はちょっとだけ様子が違って見える。
「なんだよ まだ俺に襲われるとでも思ってんのか?」
「馬鹿言わないでよ あんたなんか返り討ちにしてあげるわ」
「だったらなんなんだよ」
うりうり、と肘でパラ子の背中を突っつく。嫌がって身を捩るが、言うまで突っつくのを止めない。
「…3日もちゃんとお風呂に入ってないから」
「なに?」
「う、うるさいわねっ! いいからひっつか…」
大声を出しかけて止った。近くで3人寝ているのを思い出して口を手で塞ぐ
「さっき水浴びしてたじゃないか …俺をヒドイ目に遭わせてな」
少し前まで俺は樹に縛り付けられていた。ご丁寧に目隠しまでされて… PTの他4人が全員女なだけに、
唯一の男の俺は時に肩身が狭い…
「あんなの、体拭いただけだし… と、とにかく嫌なのよっ!」
またプイとそっぽ向いてしまった。やれやれ…
しばらく、背中合わせで2人黙っている。背中合わせでいることも嫌がってはいたが、俺に退く気がないと
わかると諦めたらしい。背後からいい香りが漂ってくる。そう、下半身の一部に血が集まりそうな香りだ。
「…お前さ、風呂に入ってないの気にしてたけどさ」
「…なによ」
「いい香りするな」
ドムッ!と音を立てて鎧を着たままの肘鉄が俺のわき腹に突き刺さった。声にならない悲鳴を上げて蹲る俺…
「いって… なにすんだよ 呼吸止まったぞ一瞬!」
「あっ あんたが変なこと言うからでしょ!!」
と、大声を出した俺たちは各自口を押さえた。幸い3人に変化はない。
「だっ 大体なんで鎧着たままなんだよ お前寝るんじゃなかったのか?」
「モンスターが出たら大変でしょ? それに… 今鎧脱いだら音大きいから、あの子たち起きちゃうもの」
そこで俺の悪戯心がむくむくと首をもたげてきた。別のところもむくむくと首をもたげてきているが…
「だったら音が出ないように手伝ってやるよ モンスターは俺が見張るって言ってるだろ?」
「きゃっ! ちょっ ちょっとやめっ… やめなさっ…」
俺は振り向くとパラ子の無骨な鎧の留め金を外し始めた。両肩の、腕の、腰の、足の… 鎧が落ちないように
気をつけながら。
「わっ わかったから、自分で脱ぐから… やめてよっ!」
「遠慮すんなって♪」
「えっ 遠慮なんかしてないっ」
どんどん鎧を外していく。さっきから漂ってくる甘い香りがさらに強くなる。
鎧がすべて外れたころには… 観念したのか、彼女は俺のされるがままになっていた。いつもツンケンして
いるパラ子から考えると異常なくらい大人しい。
漂う甘い香りに下半身に血が集まる。思えば、当たり前だがここ数日抜いてない。それでこんなしおらしい
パラ子を見せられたら…
「ちょ、ちょっとなに? あっ やんっ!」
そのまま後ろから抱きしめ、彼女の胸を両手で包む。蜂蜜色の髪に顔を寄せながら、着痩せするのか鎧の下の
イメージが強いのか、意外に大きかった胸を揉み始める。
「やっ やめ… んっ やだっ…」
小さな拒絶の声に力はない。側では3人娘が眠っている。彼女はしきりに気にしているが、それでも手の動き
を止める気はない。
「だからやめっ やめてってあぁっ あむっ!!」
大きな声が出そうになったのか、唇に指を当てて押し殺した。俺の指先は双丘の頂点を同時に摘み上げ、そのま
ま転がす。
「んっ はぁ… らめ… こんなの…」
いつしか彼女は俺に体を預け、熱く湿った吐息をついている。この熱帯の森でも感じる熱い吐息… 手が止らない。
むしろ、止めない。
「濡れてる…」
「あっ! んんぅっ!!」
俺の手が彼女の股間に滑り込む。スパッツの中に手を突っ込み、下着の上から撫でる。湿った感触を指先で味わい、
秘裂に喰い込ませるように押し付ける。
「んっ んっ んぅっ はぁ… はぁ… ばかぁ… 濡れてなんか… なっい…」
うわ言のような声を聴きながら夢中で彼女の体を弄る。ちゅくちゅくと、傍らにある泉の雫の音とは別の水音が
聴こえてくれば、さらに音を立てさせようと指先が動く。
「はぅっ だ、だめっ こっ これいじょ… あぁっ! んぅぅぅっ!!」
体が振るえ、そして力が抜ける。唇に当てていた指を噛み、必死で声を堪えている。下着の中に滑り込んだ指先には、
ヒクヒクと痙攣する秘唇から流れ出た蜜が纏わり付いて…
熱帯の湿った空気の中、さらに湿った甘い香りを嗅ぎながら、俺は彼女のスパッツと下着を剥ぎ取り、その
体を抱き上げた。
…
……
………
…………
俺の膝に座らせ、後ろから突き上げる。挿れてしまえば、もう我慢なんかできるハズがない…
「くはっ んふっ んぅぅっ! んふぅっ」
必死に声を殺すパラ子の胸を掴み、搾り上げ、先端の蕾を押しつぶす。彼女の快感に耐える仕草とは裏腹に、
肉棒を咥え込んで離さない秘唇と纏わり付くように動く腰は、さらなる快感を生み出し続ける。
「ほら、すんなり入る… 腰がうねってるぜ? ちゃんと見てみろよ」
「や、やぁ… そんなの見たく… あぅん!」
背筋を反らすパラ子を無理矢理前かがみにさせ、結合している部分を見せ付ける。言葉とは裏腹に、ぐちゅぐちゅ
と蜜壷をかき回す怒張から目が離せないのか、背中を押さえるのを止めてもそのままだった。
「どんな風になってる?」
「そっ そんなこと言えなっ ひぎっ!」
片手を前に回して肉芽を摘み上げる。根元まで突き刺した肉棒は、指を動かすたびに収縮する膣壁になぶられる。
パラ子は思わず上げた悲鳴に口を抑えるが、俺は肉芽を弄るのを止めない。むしろさらに激しくこね回す。
「くぅ… あっ! あぁ…」
「ほら、言いなよ」
「わっ わたしの… あそこに、太いのが… 根元まで…」
「あそこってなんだよ 太いのも」
わざと突き上げるのを止め、肉芽をつんつんと突付く。そして焦らされて腰が動きそうになるのを押さえつける。
「あぁっ ダメっ 変に… 変になちゃうからっ」
「じゃあ… わかってる… な?」
こくん、と首が縦に振られ、パラ子はおずおずと口を開いた。
「…わたしっ… のおっ おまんこ… にっ あぅっ! 太いおちんちんが… んふっ 根元まで… 根元まで突き
刺さっ… あぅっ!」
最後の言葉に合わせて腰を突き上げた。さらに興奮したのか、収縮して締め上げる秘唇に限界が近くなる。
「だっ ダメっ 声… 我慢できっ んぅぅっ! できないっ! みんな起きちゃうっ!」
「起きたら… くぅっ 見せ付けてやればいいじゃないか 俺たちが繋がってるところを…」
「はぁっ はぁっ あぅっ そんなのっ 嫌っ… んむぅっ!」
パラ子もそろそろ限界が近いようだ。声を抑えきれなくなって、噛んだ指先に歯が喰い込む。
「そろそろもう… 限界っ 出る… からっ!」
「え? ちょっ ダメっ! 中じゃっ ひっ! あっ! あっ くぅぅぅぅっ!!」
現実に引き戻されたパラ子の悲鳴が聞こえたがもう遅かった。肉棒を駆け上がった熱い迸りは彼女の中で解
き放たれて、ここ数日で溜まった精を一気に吐き出す。長い長い射精… 納まりきれなかった白濁が溢れ、
滴り落ちていく。
「あっ あつっ… あっ はぁ… はぁ…」
全ての精を吐き出した頃には、パラ子はぐったりと俺に寄りかかり、焦点の定まらない視線を宙に泳がせていた。
472 :
ボルタック本店 ◆cW98CwF.kQ :2007/02/11(日) 09:05:51 ID:EvG8DpPP
お互い、なにも話さない。聴こえてくるのは泉の水音と、地上では聴けない奇怪な蟲の声と、俺たちの
行為でも起きなかった3人の寝息。
さっきまで泉の水で体を清めていたパラ子は、もう鎧を着込んでいる。俺に背を向け、その背中は
「話しかけないで!」と冷たく言い放っている。と、思える。
まぁ、ちょっと、いや、かなり… やりすぎちまったわけだが…
「………………ばか」
小さな罵倒の言葉が聞こえてきた。その背中をまじまじと見つめれば、意外と細い肩が震えているのがわかる。
「………………ごめん」
小さく謝罪の言葉を返す。こんな言葉で許されるとも思えないが、軽率すぎた行動を反省するキッカケにはなる。
「謝らないでよ ……………ばかっ」
ゆっくりと振り返った彼女の瞳から光る雫が溢れ出し、今更ながらに罪の意識で心の中が曇っていく。
「…今度は、もっといいムードで… 抱いてよね…」
ふわりと、あの甘い香りが鼻腔をくすぐる。俺は胸に飛び込んできたパラ子をなんとか抱き止めた。次に
聴こえてきたのは、規則正しい寝息…
俺の胸に顔を寄せて今度こそ眠りに落ちたパラ子を見ながら、心の中の雲が霧散していくのを感じていた。
そしてこのクエストが終わったらどこに連れ出そうかと考えていた。今日のお詫びも込めて、今度こそ優しく…
(おわる)
あれ? 下げ忘れてる? むぅ・・・
ということでパラ子とレン男のお話でした
次はなに書こうかのぉ カスメ子かな
474 :
バド缶:2007/02/11(日) 13:04:04 ID:cFXdlK1f
GJが、GJが止まらない・・・っ!
そしてひとネタ。
クエスト『シリカ護衛』
ギルドより君を名指ししての依頼が入った。
冒険者の活動に興味を持ち、五日間クエストへの挑戦を志願したシリカ嬢を護衛し、クエストを完遂せよ。
え?俺は書きませんよ。
だって胸が一定以上あるとブーストが発動しな(ry
自分が出るぜっ!という方は、いつでもこのクエストを使って下さい。
赤毛ソド男と結婚して冒険者を引退したレン子
しかし最近倦怠期でソド男は他のメンバーから狙われていたので気が気でないレン子はシリカに相談してみる
探索から帰ってきたソド男を迎えるレン子(シリカ服装)
「ご飯にするか?!お風呂にするか?!それともボクか?!」
君はご飯にしてもいいしお風呂に入ってもいいしそのまま押し倒してもいいしシリカに不倫しにいってもいい
某漫画を見て思いついた、だが私は謝らない
>>472 GJ
今日のサンクリはそこそこSQ本がでてたね。
羨ましい…。
サンクリの世界樹本、書店売りしないかな…(´・ω・`)
>>477 こまめにとらのあな辺り見るしかないんじゃね?
>バド缶氏
さんくーですわ
おお クエストが出てる シリカと5日クエか・・・
妄想はイロエロできますなぁ〜
>>475氏
さんくすですわ
俺はもちろんシリカと不倫しにいk
480 :
254:2007/02/11(日) 22:50:52 ID:4Hv7Fauq
>>保管サイトの中の人
いつのまにやら、ちょうど自分が書いた分まで保管されてびっくり。
いつもおつかれさまです。
自分の分に関して少し補足しておくと、タイトルは
>>386の名前欄、ネタバレはB13F、メインキャラは勿論ブシ子、ケミ男です。
…と、ここまで書いて思ったんですけど、
もしよかったら保管サイトの編集、協力させてもらえません?
他の人の投稿した分に関しても、ネタバレ要素とかメインキャラとかなら
自分にも問題なく書けるだろうし。
俺、最近はわりと暇なんで。
つうわけで、とりあえずメアドさらしときます。
[email protected] もし問題なかったらパス教えて下さいな。
もちろんスルーも可。
>>480 中の人です。ホームにもどってもらえれば分かりますが
あそこ投稿パスとか糞もないので誰でも投稿できます。
なので、保管協力申し出てくれるのは大変ありがたいので、
負担にならない程度でよいのでよろしくお願いします。
あと、職人様でエロなしとか規制中とか何かスレに投下しにくいとかそういうのも
直接投稿していただいて構いません
482 :
254:2007/02/11(日) 23:50:40 ID:4Hv7Fauq
>>481 あ、新規投稿がフリーっていうのは理解出来てるのですが、
既に掲載されてるSSの、ネタバレ階層やメインキャラを
あとから追加するかたちで埋めるようとしたらパスが必須じゃないのかな、と。
自分が見落としてるだけなのかな?
>>482 あぁ、そういうことでしたかスイマセン。
パス教えるのは流石に怖いので、掲示板トップ画面左上に
簡易的な掲示板を作ったのでそこに書いてもらえれば
次保管するときに対応いたします。
484 :
254:2007/02/12(月) 00:34:07 ID:SCH7nC7w
確認しました
では、ささやかなものになるとは思いますが、
時間のあるときに協力させていただきますね
最初は荒らしとか入って意味不明だったがなんかいい流れだな
みんなGJ
とらのあなとかビニールで包んであってジャンル表記が「ゲームその他」って書くからオンライン系のゲームとかの本の中のタイトルが判別できないのもある
辛い戦いが待ってそうだな
>477
昨日メッセの通販サイト見てたらあったぞ
「う〜、クエストクエスト」
今、クリア条件を求めて全力疾走している僕はギルドに所属するごく一般的な男の子
強いて違うところを上げるとすれば男に興味が有るってことかナー
ジョブはメディック
そんな訳で世界樹の迷宮にやってきたのだ
ふと見ると回復の泉に一人の若い男が座っていた
うほっ!いいソードマン…
ゴレンジャーを攻略と効率を求めすぎだと非難する奴が本スレ偶にいるが
こう考えてみて欲しい
五つ子のレン子が君のギルドに入ってきたのだ、と!!!
彼女たちを「あ」「い」「う」「え」「お」と記号的な名前にするのも
一人一人名前と性格を考えてやってキャラ立ちさせるのも君の自由だ
内のギルドの1軍はレンジャー一人しかいないのにゴレンジャー名乗ってます
>>491 ・・・稼ぎが悪いと虐待されるレン子を妄想してしまったじゃないか
もちろん性的な意味で
>>491 おそ松くんみたいなギャグしか想像できないのはどーしたものだろう
>>493のせいで稼ぎレンジャー
作る予定無かったのに
作りたくなった
稼ぎがいいと、ご褒美貰えるので、がんばるレン子
もちろん性的な意味で
稼ぎが悪いと陵辱されて膣内射精、稼ぎがいいと強制的にご褒美膣内射精
どっちもかわんねぇな…
>>496 稼ぎが悪いと焦らされるだけでお預けになっちゃうのさ
>>497 椅子に大また開きで縛り付けられて1日放置されるレン子を想像しちゃったじゃないか
樹海の入口に来ると、パラディンは薄い月明かりの中で、自分の装備を確認した。
剣よし、鎧よし、手甲よし、ブーツよし。そして何より、回復薬各種。今度の探索では、特に大切なものだ。
「よし」
「準備は万全かい」
パラディンが声のする方を見ると、暗がりのこもった木の影から、眼鏡をかけたアルケミストが進み出てきた。
彼がよく知った人物で、同じギルドの仲間だ。
パラディンは慌てて言った。
「うわ、ちょ……ダメだよ! こんなところを、誰かに見られでもしたら!」
「そうだね。もし、執政院の兵にでも見付かれば、私たちが不正を働こうとしているのではないかと思われるかもしれない。単独依頼にも関わらず、ここで落ち合って、複数人で”森の破壊者”の打倒に向かおうとしているのではないかと」
アルケミストは腕を組み、冷たい声色で続けた。
「そして、私がこのまま君の後に続けば、紛れもなくそれは不正行為だ」
「じょ、冗談でもやめようよ」
アルケミストは、しかしそのまま立ち尽くし、うつむいた。
「どうなのだろうな」
「何が?」
彼女の様子を伺いながら、パラディンは心配そうに声を上げる。
「実際、愚かしい真似をしているとは思うよ。兵士の夜の巡回時間は知っているので、この現場を目撃されることはないが、だからと言って、こんな危ない橋を渡る必要はない。そう、無意味だ。そのはずなんだよ、本当は」
アルケミストの視線が、パラディンを捉えた。彼女の瞳は、緩く波立つ水面のように煌いていた。
「さっき、私たちが冒険者ギルドでパーティメンバーの変更をしていた時のことだが、あの眼帯オヤジから言われた言葉を、君は覚えているか?」
「う、うん。僕に対して言われたことだから。覚えてるよ」
パラディンは、照れたように笑って、続けた。
「『仲間が一人もいなくて大丈夫か』……だったよね」
「そうだ」
「普段、陽気な感じのオジサンなのにさ、あのときはちょっと驚いたよ。物凄く真剣な顔で言うもんだから。正直、参ったよ。気が萎えるって言うか」
「そうか」
と、アルケミストは重々しく吐き捨てる。
「だがね、私は嬉しかったんだ。ああ、これで君は怖気づいて、この依頼を止めてくれるんじゃないかとね。なのに、君ときたら――何と言った?」
「あの」
パラディンが、緩々と右手を伸ばして、宙をかく。その力ない指先を気にもせずに、アルケミストは彼を見据えて言った。
「『はい』と。そう言ったんだ。大丈夫かと問われて、大丈夫だと、君は言い切ったんだ。仲間がいなくとも、君は大丈夫だと言った。私がいなくても、大丈夫だと」
「ま、待った待った」
パラディンが、慌てて彼女の言葉を止めた。
「そ、それって飛躍しすぎだって」
「いいや、飛躍はしていない。なぜなら、仲間の力が必要な人間には、この依頼は決して達成できないからだ」
「い、いや……それは……ううん」
言いたいことはあるが、舌戦ではとうてい叶わないので、パラディンは口ごもってしまう。
「私が何より腹立たしいのは、そのことに、ついさっきまで気付かなかったことだ。君がこの依頼を成し遂げたのなら、
私の存在意義に大きな傷がつくというのに。私は、他人に指摘されるまで気付けなかった」
アルケミストは右腕だけを腕組みからほどくと、親指を口に宛がって、前歯で爪先に齧りついた。
「私は、君の身を案ずるべきなのに。君がしくじればいいとさえ思っている」
「そ、それは怖いね」
「同感だ」
彼女は大きくため息をついた。強く目を閉じ、地面に零すように息を吐き続けると、ふっと顔を上げた時には、奇妙にさっぱりした顔つきになっていた。
「君についていくのは、やはりやめにする」
「う、うん。それは良かった。……えっと、納得できた?」
「いいや。ただ、ひとつ約束しよう」
「約束?」
アルケミストは素早い足取りでパラディンの目の前に立つと、彼に人差し指を突きつけた。
「この依頼を遂行する上で、ギルド代表者には一日の猶予が与えられる。”森の破壊者”の出没地点は樹海磁軸のすぐそばだからな。
そのくらいで戻らないようなら、まぁ何かしらしくじったと考えるのが妥当だろう」
「そ、そうだね」
「一日が過ぎた場合、ギルドは代表者の代わりを立てることができる。ただし、代表者が二日目に帰還する可能性はゼロではないので、
即座に新たな代表者を立てることはあまり賢い選択とは言えない。そして、代表者を立てるくらいなら、やはり救出メンバーが揃えられる。
つまり、依頼そのものを放棄するのが普通だ」
「そ、そうだね」
「だが、私たちは放棄しない」
「……え?」
「私が行く」
アルケミストは、立てた人差し指を、そのまま自分の胸元に置いた。
「君が未帰還の場合、次の代表者は私だ」
アルケミストは顎を引き、ねめあげるようにパラディンを見る。まぶたが降り、目がすっと細まった。
「私は君を探しには行かない。死んだと思うことにする。依頼は続行だ。そして私が代表者となり、”森の破壊者”に挑む。これで、私の存在意義にはいささかの傷もつかない。ただ、無意味になるだけですむ」
パラディンは言った。
「それで、君も死ぬのか?」
アルケミストは指を立てた手を握った。それを、パラディンの胸に押し当てる。叩くように。カン、と鎧の硬い音が鳴った。
「それはまた、別の問題だよ」
パラディンの手が、胸につけられた彼女の拳を握ろうとする。と、すっとその拳が離れた。手応えを得られなかった自分の手指を見ながら、彼は言った。
「もし、僕が帰ったら? そのときは? そのときは、どうするの?」
「そうだね」
アルケミストはうなずいた。握り拳を、今度は自分の胸に押し付ける。
「君が、帰ってきたときは。そのときは、私を抱いて欲しい」
祈りのように、ささやいた。
「存在意義を、ひとつ失う代わりに。より大きな存在になりたい。君にとって」
パラディンは、空を見上げた。天空に瞬く雄大なる星々と、一際輝く月とを目に入れた。
「ああ、そうか」
アルケミストは笑った。彼女も、彼にならって夜空を見上げた。
「きっと、ずっと、そう言いたかったんだね」
ちょwwww死亡フラグwwwww
ちょw、まw
終わり?これでパラがシールドスマイトとか覚えてたら空気嫁な感じだなw
実に俺好みなふいんき(←ryじゃないか…
クーデレな眼鏡さんは大好きだー!
ココで空気読まない俺が乱入するZE!
きずつく きづつく を間違えちゃってる職人さんが居るんだZE!
505 :
437:2007/02/13(火) 02:41:47 ID:3ViDq06j
506 :
437:2007/02/13(火) 02:47:16 ID:3ViDq06j
>474
ウチのソードマンがその依頼が気になったようです。
>>488
ソードマン「やらないか?」
508 :
254:2007/02/13(火) 03:53:58 ID:CHhvdGh7
>>保管所の中の人
とりあえず、現在保管されてる分のSSの
詳細を出来るだけ書いて例のミニ掲示板に書き込ませていただきました。
ジャンルとか相当大雑把なんで「ん?」って感じかもだけど・・・
異議ありな作者さんなどおられましたら、あちらでツッコミよろ。
現在、
>>505氏と被ってるような被ってないような、やっぱり被ってるような
そんな話を書いてます。まあ、まだほとんど妄想段階なんだけどな!
前回アホみたいに甘ったるい話書いた反動でかなり鬼畜です。うふふ。
>>507 「やらないか」に「?」はいらんと何度言えば
510 :
バド缶:2007/02/13(火) 19:21:27 ID:GQk8r7/z
>ボルタックさん
人は想像(妄想)力でどこまでもいけるということですね。
>>507さん
君はこの依頼を引き受けて、その結果をSSとして報告してもいいし、しなくてもいい。
俺は今、ロリバド子の話の続きを書いてます。
甘いだけにはしない・・・つもり。
あまくて いいんだよ
あまいだけでも いいんだよ
若干過疎ってるかな。
嵐の前の静けさ?と思いたい。
まとめサイトの方に直接投稿されてた
緊縛ダークハンターさんの新作、GJでした。
相変わらず描写が濃厚で凄いなあ…
なんとなく書いてみました
まだ時間的に早い内容なので、夜に投下すると思います
正直、色んな作品出てて凄いと思った
>>513 そんな事はいいからさ
早くSSを投下してくれないと収まりが付かないんだ
待ってるね
発掘カワイイスレで「それ以上の妄想も普通」だと言われたので
花びらまみれになったマン子の姿が愛らしく見え、思わずかわいいとこぼしたブシ男
すると委員長は「私には言ってくれないんだな」とブシ男に詰め寄り、そのまま襲う
攻められると弱いブシ男は、あの子達(マン子、バー子)の教育によくないなどと言い、逃れようとするが
委員長「たしかに、間違った性知識の横行は由々しき問題だ。だからこそ私達が手本を示すべきだろう」
と、間違った性教育続行。興味津々な様子で見入るマン子と、よくわかってない様子のバー子
ブシ男はパラ男になんとかやめさせるように頼もうとしたが
パラ男「俺はどうだい?」
と委員長を挑発。この色ボケ親父が
委員長「おじさまにはメディ姉さまがいらっしゃるではないですか」
しかもスルーされるとな
結局委員長の暴走とまらずカップル誕生。おめでとうご愁傷様
という妄想まで浮かんだけど、ちゃんと形にできるだけの文章マスタリーがないよ!
レベルを上げに迷宮に入ってこいとお前の妄想に答えた俺
でも文章マスタリー1な俺
パラディン=デコロリ
ダークハンター=縦ロール
そこそこ長めです
*
樹海、とある階層にて――
パーティの先頭を往くパラディンの後ろ姿を物憂げに見やる、ダークハンターの姿があった。
彼女は周囲を警戒するフリをしながらも、そっとパラディンの顔色を窺ってしまう。
まだ少女のあどけなさが残るその横顔には、軽い緊張が見て取れる。
(まったく……どうかしてるよね。あたしはロリコンかっ)
焦燥にも似た気持ちが、ダークハンターを落ち着かなくさせる。
おそらく、自分よりも年下――しかも同性の人間に惑うとは、ついぞ思ってもいないことだった。
「ね、ねぇ。パラディンってさ、気になる人とかいるの……?」
宿場の夜、パーティの女性陣の会話にはいつも花が咲く。
四方山話を巡らす少女たちを横目に、大人たちは束の間の休息に憩う。
「私は……いないことはない、けど。メディック、多分君の思ってるようなものじゃない」
ダークハンターはきゃあきゃあと騒ぐ彼女らを気だるそうに眺め、大して美しくもない夜景に目を向ける。
湯上りで火照ったパラディンの白い肌が、彼女には眩しすぎたのだった。
彼女と一緒に湯を使わなくて、本当に良かった、と思う。その反面――惜しい、とも。
(なんだかな……ダメだねこれ。自分でも重症だって分かるわ)
ハンターの性なのだろうか、彼女のパラディンに対する想いは間接的ではなく、随分直接的なものだった。
艶っぽく濡れたパラディンの長い髪が、ダークハンターの視界に入る。
(あの唇に、顔に、うなじに、胸に、おへそに、背中に、お尻に、あそこに、身体中余すところなくキスしたい。
胸に触れて、乳首に吸い付いて、なかを掻き回して、頭が蕩けるくらいにあの子を滅茶苦茶にしてやりたい。
――って、あたしが考えてるって知ったら、パラディンはどんな顔をするんだろ?)
それが叶わない妄想であると分かっていたから、彼女は自虐的な笑みを浮かべた。
窓に映る自分の顔、その表情を眺め、小さく息をつく。
【妄想ここから】
どこか暗い部屋のベッドの上、裸身のふたりが、愉悦に満ちた表情を浮かべながら、きつく抱きしめ合う。
「ひあ……もっと、も、っと、いっぱい、キスしてぇ……ダークハンター、おねがい……」
パラディンの眼前に唇を差し出すと、向こうから貪るように唇を重ねてきた。
「ちゅっ、ちゅう……ぷは、は、ぁ……んんっ……む、ぅ……」
唇を割り開き、差し入れた舌を絡ませ、混ざり合う唾液を互いの喉に落とす。
こく、こく、と唾を嚥下していく音が、吐息しか聞こえないここでは、やけに大きく聞こえる。
薄目を開けてパラディンの表情を窺うと、彼女はキスをすることに夢中のようだ。
上あごにくすぐったくかかるパラディンの吐息は、既に随分と荒い。
「ふぁ、はぁ……ねぇ、もっとぉ……いろんなところに、してよぉ……」
我侭なリクエストに答えるべく、彼女はパラディンの頬、瞼、鼻頭、おでこ、うなじにキスの雨を降らせる。
ダークハンターの、啄ばむような口付けが為されるたび、パラディンの口から悩ましげなため息が漏れた。
「顔、いいけど……おっぱいとか、その……気持ちよく、できれば、優しく……」
顔を離すのを惜しむように一度キスをしてから、彼女はパラディンの胸に指を這わせた。
小振りな胸だが、そこには揉みしだく指を包み込む柔らかさがあった。
浅い谷間に顔を埋めるようにして、彼女はパラディンを抱きしめた。
「ふふ、ダークハンター……そんなの、赤ちゃんみたい」
頂点の果実をぱくりと咥え、その先端を舌先で転がすと、パラディンの身体に電流が走る。
見る見るうちに勃起した乳首を唇で甘噛みし、周辺部をさわさわと撫で擦る。
「はぁん……それ、すごくいいよぅ……だ、あふ、はぁぁ……」
伸ばした腕でパラディンの手を取り、自分の胸に導く。
そこにも既に固く尖った、桜色の突起の感覚があった。
「ね、パラディン……あなただけじゃなくて、あたしも……ね?」
パラディンの指で自らの乳首を弾くと、ぴりぴり甘く痺れる快感が、彼女の身体に伝わる。
ダークハンターの股間からはしとどに蜜が溢れ、シーツを濡らしていた。
彼女は仰向けにベッドに横たわり、身体の脇に自分の手を置いた。
「う、うん。どうすれば……いいの?」
パラディンは壊れ物を扱うようにして、ダークハンターの身体に触れている。
「あなたの、好きにしていいよ。ほら……」
無駄のない彼女の引き締まった裸身に、パラディンは憧憬の眼差しを向ける。
同時に――自分にはない、その豊かな膨らみにも。
「いいなぁ……おっぱい、大きくて。私なんて、こんなのだし……」
パラディンはおずおずとダークハンターの胸に触れ、ふにふにとその膨らみを揺する。
快感と言うには足りない刺激だが、パラディンに触られているという事実が彼女を昂ぶらせる。
「ふ……ちっちゃいおっぱいのパラディン、かわいくて、大好きだよ?」
行為に慣れていないのか、パラディンの愛撫は単調に、豊かな膨らみを揉み続けるだけだった。
ただ時折、ほんの少しだけ大胆に手に力を入れて、ダークハンターの反応を窺おうとする。
その様子が、愛しくて堪らない。
「あ、はぁ……おっぱいもいい、けど、乳首も、いじって欲しいな……」
周辺部を撫で回していたパラディンの手が、天頂の乳首を抓んだ。
不器用な力加減に思わず悲鳴を上げそうになったが、声を噛み殺し、彼女は刺激を受容する。
「う、あ……パラディン、それ、すごい……」
痛みにも似た快感が、ダークハンターの頭を走り抜ける。
口からこぼれる媚声が、耳の奥でぐわんぐわんと木霊する。
「こ、こうかな。ちゅ……ん」
自分がダークハンターにされていたのと同じように、パラディンは彼女の乳首を唇に挟み込む。
こりこりと固い突起に前歯を当て、柔らかく食む。
(ちょ、いきなり、上達しすぎってレベルじゃない……よ!)
視線を下ろすと、そこには一心不乱に自分の乳首を責め続けるパラディンの姿がある。
不埒な格好を見ているだけで、達しそうだった。
「は、ぁっ! パ、パラディン……そろそろさ、あたし、限界……」
声に出して初めて、自分の息が乱れているのに気付く。拙い愛撫とはいえ、感じてしまっていたのだ。
「う、うん……次は、どうするの?」
「お姉さんに、任せておきなさい……っとね」
不安そうにするパラディンに、彼女は悪戯っぽく微笑んだ。
「あは。やっぱり、パラディンのここもぐちょぐちょに濡れてる。あたしのおっぱい見て興奮してたんだ?」
「ちが……ダークハンターにいろいろされてたときから、ずっとこんなだったよぅ……ダークハンター、だって」
お互いの股間に顔を埋め、その様子をじっくりと観察する。
パラディンのワレメはてらてらと愛液に濡れ、妖しいぬめりを帯びていた。
おそらく、パラディンに晒されている彼女のそこも、同じような状態になっていることだろう。
時々秘所に当たる冷たい呼気が、火照った体にじわじわと浸透していく。
「違わないよ、パラディンがこんなにえっちな子だってことは、さ。ねぇ……?」
陰毛の薄い丘を、指の腹で優しく撫でる。それだけで、パラディンの身体はふるふると震える。
パラディンのワレメから涙のように溢れる蜜を指で掬い舐め取ると、ほんのり甘い気がした。
「な、舐めるなんて、ふぁ……なんか、へん、だよぉ……」
「そう? 甘くて美味しいよ。パラディンの味……だね」
愛液を湛える花園に顔を近づけ、その香りを胸いっぱいに吸い込む。
ただの筋のようなパラディンの秘裂に舌を伸ばすと、ちゅく、と水っぽい音が響いた。
「ふぁうっ!? や、ダ、ダークハンター? え……え?」
入口に溢れた汁を舌先に絡め、くちゅくちゅと掻き回す。
ダークハンターの口とパラディンの間に、透明な糸が引かれる。
「んふ、ちゅ……パラディンも、あたしがやってるみたいに、してみて? れろ……」
啜る傍から、パラディンの愛液は洪水のように溢れてくる。いくら口に含んでも飽きない。
ダークハンターはパラディンの奥へ奥へと舌先を伸ばしていく。
「――ん、む、うう、ん……」
下半身からパラディンの呻き声が聞こえ、然る後にやって来るのはマチ針のように甘く鋭い刺激。
パラディンはダークハンターの行動をまるで鏡のように、彼女に返してくる。
ぢゅるぢゅると音を立てて下の口を啜れば、自らの下半身も同じように鳴らされる。
ダークハンターの膣から溢れる愛液が、パラディンの顔に零れ落ちていた。
「はぁ、はぁ……んは、あ、あぁ……」
どっちがどっちの嬌声なのか――もはや分からない。
自分が喘いでいるのか、パラディンが喘いでいるのか……快楽の境界すらも危うい。
お互いの股間に顔を埋め、貪り合う二人の雌の姿が、そこにあった。
「ゆび、いれちゃっ……だめぇ! んああっ! なか、かき回さないでぇ!」
「だ、だって、あなただってもう、やりたい放題で、ひあ、あっ! 止まらない、よぉ……」
膣に指を2本、3本と突っ込み、前後に激しく出し入れして蜜を掻き出す。
鉤状に折り曲げた指で内壁を引っ掻くと、ふたりはことさら大きな悲鳴を上げる。
勃起したクリトリスを、親指で小刻みに擦りあげる。
「ひいああっ! あっ、ちょ、ちょっと、や、ま、って、そこ、さわっちゃ、ああっ!」
「だめなの、きもちよすぎて……もう、わた、し、おかしくなっちゃ、う、からぁっ!」
がくんがくんと二人の身体が痙攣する。もう何回目の絶頂だろう。
それでもお互いに行為を止めることをせず、ただ一方に快楽を与え、受け続ける。
汗と愛液と涎に塗れたふたりの身体が、暗闇の中で妖艶に揺れ動く。
「は、あ、あ、あ、あ、あああっ! ふあああぁ――――――っ!!」
「きゃっ、、あ、あそこが、びくびくって……ひとりだけでなんて、ずるい……もっといっぱいしてよ!」
一人が絶頂に達すれば、少しの時間差があって、もう片方が大きく身体を震わせる。
それがもう一方の刺激となり、オーガズムが循環していく。
二人の女は狂ったように求めあい、乱れる。
「あ、あはぁ、きちゃうっ! もうそろそろ、いっちゃう、よぉ――っ!!」
「だ、だめ、わたしは、まだ、だから。いっしょに、いっしょに……おねがいぃ!」
噎せ返るような甘ったるい女性の匂いが、辺りに充満する。
二人の全身に、割れる寸前の風船のような緊張が張り詰める。
媚声。嬌声。悲鳴。艶声。
一際大きな音を立て、ベッドが軋む。
そして、緊張がはじける。
「くぁあ、ふ、う、ひ、いい、あ、はああ――――――っ!! は、は、は……ああああっ!」
「んあ、くぅ、だめぇ、だめぇ……いやぁ、ああ、あぁ〜〜〜〜〜〜!! あ、あぁぁぁ……ぁ」
ダークハンターとパラディンの膣から、ぬるりとした愛液が飛沫く。
受け止める力もなく、二人はそのままくたりと倒れこんだ……
【妄想ここまで】
「……はぁ」
「どうしたの、ダークハンター……もう、みんな部屋に引き上げてるけど」
咄嗟に後ろを振り向くと、ほぼ目の前にまで迫ったパラディンの顔がある。
窓に映る自分の影に隠れて、その接近に気付かないでいたのか。
「あれ? そんなに経つの……ちょっとだけ考え事してたつもりだったんだけどな」
早鐘のように鳴る鼓動をパラディンに悟られないように、彼女はゆっくりと言葉を選んだ。
ほんの少し前まで妄想していた唇が、何か言葉を言っている。しかしよく聞こえない。
「……だから、今日は早く寝た方がいいんじゃない? あの……ぼうっとしてるみたいだけど、大丈夫?」
薄い寝巻きの下で、パラディンの胸が緩やかに息づいている。
まだ成熟しきっていない膨らみだ――それを、支配したいという欲求がむくむくと沸き上がってくる。
パラディンは当惑した表情で、ダークハンターの次の言葉を待っているようだ。
「あの、さ。パラディン……ちょっと、あたしの部屋まで付き合わない?」
「え、今から? そんなに長くならないのなら大丈夫だけど、明日も朝早いんじゃ……」
ダークハンターの思考を無視して、口は反射的に誘惑の言葉を紡ぎ出す。
「うん、だいじょぶだいじょぶ。なんならあたしの部屋で寝たら?」
「へ……変なダークハンターだね。それでも別にいいけど、ベッド狭くないかな」
立ち上がり、パラディンの手を取って彼女は自分の部屋へと歩き出す。
「いざとなったら、抱き合って寝れば無問題よ……あ、パラディン顔赤くしてる、かーわいー」
手から伝わるパラディンの体温は、妄想では有り得ないリアルさを彼女に伝えていた。
ダークハンターの脳裏に浮かぶのは、今でも鮮明な妄想のイメージだけだった。
【owari】
と、ここまでになります
久しぶりにもかかわらず、相変わらずの乱文は、脳内保管でご容赦を
このカップリングでパラ調教とか、スレのどこかにあったような気もします
ちょっと独り言
漏れの場合、ジャンルというよりは、エロがあってそこから話を練っていく感じです
はじめにエロありきでキャラクターを作るのはいかがな気もしますが…
あのキャラにこんな仕草があったら可愛いかなぁ、いやらしいかなぁとか
ですから確かに、ストーリーは等閑になってる感があるかもしれません
うん、カスメ話書いたときに指摘されたことがちょっと気になったんだ
あとがき長文失礼しました
>>524氏
いやそれでいいかと〜 妄想を文章にするんだから、気楽にいきませぅぜ〜
っと堪能させていただきますた〜♪
526 :
バド缶:2007/02/15(木) 12:09:25 ID:RqgXxgpN
ロリバド子の話です。
彼女の一人でできるもん(性的な意味で)の話です。
527 :
バド缶・3:2007/02/15(木) 12:10:29 ID:RqgXxgpN
「あの、今夜は・・・」
「ごめんな、今日は用事があるんだよ」
ソードマンの男はバードの少女のためらいがちな誘いにそう答えると、夜の街へと消えていく。
「今日は、じゃなくて今日も、じゃないですか・・・」
少女は目を伏せたまま呟いた。
「あら?どうしたのかしら?」
男の姿が見えなくなっても宿の入り口にたたずんだままの少女に、仲間であるメディックの女性が声をかける。
「な、何でもないです」
バードは首を横に振る。
自分のことで仲間に心配はかけたくない。
「リーダーのことかな?」
「・・はい」
すでに見透かされていたらしい、そう理解したバードはメディックの言葉に素直に頷く。
「彼も男の子だからいろいろあるの。わかってあげて?」
年上の仲間の優しく諭すような声に、少女は黙って頷くことしかできない。
「それとも、ミルクセーキが飲めないのは寂しいかしら?」
「!」
少女は驚愕に目を見開く、秘密にしていたはずの行為が知られていたと確信する。
なぜなら、明らかにメディックはこう発音していた。
「みるくせいえき」と・・
528 :
バド缶・3:2007/02/15(木) 12:11:20 ID:RqgXxgpN
「・・・はあ」
それから、うふふと笑い続けるメディックから逃げるように部屋へ駆け込むと、ベッドに座ってため息一つ。
「バレて・・・た」
声に出してみると、その重要さが再確認されて背筋が冷たくなる。
しかし、メディックは特に咎める様子はなかったし、恐らく仲間の誰にも話していないだろう。
彼女はそんなに口は軽くない、そうやってバードは無理矢理自分を納得させる。
「・・・ふう」
再びため息。
今度はソードマンの顔が思考の中に浮かぶ。
最近の彼は、しばしば宿に泊まった時にどこかへ出かけている。
ふと視界の端に映る、脱ぎ散らかされた男の服。
そう、彼は探索で汚れた服をわざわざ着替えてからいなくなるのだ。
「もしかしたら・・誰かと・・・」
悪い想像が頭をよぎる。
時間を気にしながら待つ男
遅れてやってくる女性
そして二人は・・・
「・・・・!!」
そこまで考えて、バードの少女は激しく首を左右に振って、悪い想像を振り払う。
暇だし、気晴らしに洗濯でも・・と、男のシャツを手に取った瞬間・・・
「あ・・・」
鼻腔をくすぐる汗の匂い。少女は自分の身体が、熱を帯びていくのを感じた・・
529 :
バド缶・3:2007/02/15(木) 12:12:30 ID:RqgXxgpN
「あ・・ん・・」
全裸になった少女が自らの胸に触れる。
と、言っても少女の胸部には乳房と呼べるような膨らみはほとんどなく、揉むというよりは撫でるという表現が正しい。
乳房と同じように中央の突起も小さく、それでも、敏感なそこは摘まれるとささやかな自己主張を始める。
「ん、あ・・・・さん・・」
荒くなった息の中で男の名前を呼ぶ。
目を閉じると瞼の裏に男の姿が浮かぶ。
想像の中の男は幼い胸を愛撫したあと、少女の唇を指でなぞる。
現実の少女は自らの唇をなぞり、そのまま指を口内へ導く。
それは口淫の合図、少女は口内に男の肉棒が押し込まれているのを想像しながら、自らの指をくわえ、舐めていく。
空いた手を秘所に這わせ、入り口をなぞる。
男の許可があるまで指を入れてはならない。
「ん・・・ちゅぷ・・・んっは」
口内から指を引きぬく、フェラで高まった男は、我慢できずに少女の胎内へと精を放つことを要求してくるのだ。
530 :
バド缶・3:2007/02/15(木) 12:13:53 ID:RqgXxgpN
嘘だ
現実なら、男はまずフェラで達することを望む。
我慢できないのは少女の方だった。
「もう、我慢できないです。
入れてくださ・・あっん!」
少女は想像の中の男に懇願し、言い終わる前に二本揃えた指を挿入する。
先程までくわえていた指が膣をかき回し、もう一方の手が淫核をこねる。
「はあっ・・・や、あう・・・」
少女の指は膣壁の一点をこすり始める。
中で一番感じる場所・・・男が開発してくれた快感の一つだった。
出すぞ
想像の中の男が呟く。
「ダメ・・出したら・・ダメなの」
少女は、こう言うと彼が興奮することを知っている。
そして、男がそうなることで自分も嬉しくなる。
男は彼女の願いを聞き届けないことも、本当に危険な日はちゃんと気を遣ってくれることも、知っていた。
「んっ・・・!」
少女の全身が強ばる、口を固く閉じて声を堪え、絶頂の波が過ぎ去るのを待つ。
想像の中の男もまた、少女の奥へと白濁を放っていた・・
「はあ・・・ふう」
ベッドに寝転んだ少女は、乱れた息を整えてそのまま眠りについてしまう。
その夜、男は宿には戻らなかった・・・
‐続‐
531 :
バド缶:2007/02/15(木) 12:18:37 ID:RqgXxgpN
後書きです。
ごめんなさい続きます、最後はやっぱりハッピーエンドを目標に頑張ります。
この後は5階の奴らが出てきたり、ソド野郎がダブルアタックしたりする予定です。
たぶん後味は甘くなるかと。
ふと気付いた
もう500kb近いんだな
職人さん今投下すると危ない!
次のスレを建てないとな
それはそうとGJ×2!!!
んじゃ最後の1手で投下しようかな
短いから大丈夫じゃないかな〜
>バド缶氏
みるくせいえきで思わずニヤリ (ぉ
・・・どっかで使おうかと思ってたがががが
あ、やばそうだこりゃ
次スレになってからだな・・・
次スレたてれるかな
ちょっと試してきますぜ
538 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 05:46:43 ID:frjh1JhB
なんかこのスレまだスレ数、容量ともにまだ余裕なんですけど
150付近の連投荒らしがあぼーんされて400kb弱になってるな。
できれば30までのカラ改行荒らしもあぼーんしといて欲しかったが。
――エトリアに一人の男がやってきた。これはギルド"タルタロス"とは別の話。だけど全く別では無い。
オレの姿を言い表すならば"異様"の一言で済むだろう。全身を覆う朽ち掛けた黒のローブに身体に巻かれた鎖。
こんな成りだが、カースメーカーという希少な職業に就いている。
それに一応"眠らせる者"なんて二つ名を持っているので多少は腕に自信がある。
目的は、エトリアで素性を隠し、迷宮で金を儲けたいのが半分。
そしてもう半分が――此処に来るまでに溜まりに溜まった欲を放出したかった。
お前等はオレの遊びに付き合うのも構わないし、このまま立ち去って知らぬ振りをする事だって出来る。
『Episode1,5(埋めネタ) 呪言の正しい使い方〜眠りの快楽〜』
「いらっしゃい、樹海探索の必需品、武器と防具の事ならボクに任せてね」
オレはエトリアに到着すると、早速ベルダ広場にあるシリカ商店に入った。
冒険者たるもの小まめな武具の調達は欠かせない。
店の中に居た店員は褐色の肌で、中々際どい衣装を纏っていた。
ハッキリ言って水着か何かじゃないかと思える程だった。おまけに下乳がはみ出ている。
…だが、あまり強烈ないやらしさを感じさせないのは、健康的な印象を与えるからか、幼く見えるからだろうか。
そんな事よりもだ。ひとつ言えるのは。
「ええと…シリカさん、かな」
「うん。何かな?」
「ぶっちゃけボクっ娘ってオレの好みなんだ。興奮していいか?」
言うな否や、オレは素早くシリカに飛び掛かり覆い被さった。
「きゃあッ!! な、何…!?」
突然の出来事に戸惑い暴れ出すシリカ。
「ええい!黙れい!! …汝は命ずる…黒き夢に導く燈籠…それは永久の愛撫の如く…」
シリカは目を閉じて力なくうな垂れる。
――オレの得意技"昏睡の呪言"を聞かせてやったのだ。
胸を隠す布を一気に剥ぎ取る。ぷるんとした形の良い胸だ。
早速貪る様に胸を舐め回す。
「ん……ん……」
意識が遠のき眠りの世界に陥っていても、胸から伝わってくる刺激に反応している。
次に乳房を付け根から舐めて、くるんと一周させてみた。少し汗の味がした。
――さて、胸はこんなもんかな。
腰に撒きつけてある布と白い下着を同時に脱がすと、シリカの割れ目が露わになった。
思わず生唾を飲んでしまう。
褐色の肌と、密林に覆われた綺麗な桃色の割れ目。アンバランスなのが余計、淫猥さを引き立てる。
「んじゃあ早速――っと乳を貪って忘れちまった。まだ前菜は残っているな」
シリカの股間に顔を近づけて、そのまま秘所を舌で掻き回す。
「はぁ…ん…ふぅ……ひうぅぅ…」
上下左右に舌を動かし、割れ目を蹂躙した。
「ほらほら、此処はどうかな?」
シリカの隠されたクリトリスを見つけ出し、歯を軽く当てる。
「ひゃはああん!」
ビクリと身体を動かすが、目を覚まさない。
当然だ。オレの呪言は108式まで(ry
関係ない?そうか。だが昏睡の呪言極めたオレのソレは多少の衝撃でビクともしまい。
……これでオレは何十人も食ってきたからな。
「じゃあ…前菜の…最後の一口を頂くとするか」
指をシリカの中に突っ込み、抜いては挿すを繰り返す。
そして最後に、歯で甘くクリトリスを噛んだ。
「ひゃ…ぐぅ…あああああああッ!!」
凄まじいと表現しても過言では無い、激しい痙攣をしながら絶頂を迎えた。
なんて淫靡な姿だ。薄暗い店内の明かりが余計ソレを醸し出していた。
――じゃあそろそろ…メインディッシュに入らせて貰おうか。
オレのペニスを取り出して、シリカの割れ目に触れさせた。
「はぁ…はぁ…」
苦しい表情をして汗ばむシリカ。そんな姿を見た俺は――
「よし、ヤっちまおうか」
一気に貫いた。
そこ。危ない野郎だとか言うな。…まあ壊れているのは否定しない。各地で何回も同じ事をやっているからな。
「ひぐぅ!?」
ねじ込まれた硬くなったペニスは、シリカの奥に到達しようと力強く侵入する。
それに抵抗するかの様に膣内はペニスに張り付いてくる。中々の名器だ。
「ククク…いいぞ…いいぞ!」
「ひぐッ…あぐぅ…!」
何度も何度も激しく打ち付ける。濡れたモノがぶつかり合う、いやらしい音が響き渡る。
「出るッ…出るぞッ……オレ様の、熱くて白い、テラーな精液がなぁ…ッ!!!」
「ひゃ……イッ…あ、あ、あ、ぁ…あああああんッ!!!」
ドクドクと脈打つ様に、シリカの中に熱い精液が注ぎ込まれる。
「次はどうするかな……っとその前に処理しなきゃな…」
懐から使い古された紙を取り出し詠む。
「我は命ずる…汝が記憶と魂の分身…全ては忘却の彼方に……」
自分が放出した遺伝子情報の消滅――もとい、精液の効果を全て無効化する為の呪言だ。
流石にあのままだと妊娠させちまう可能性があるからな。アフターケアも兼ねた証拠隠滅は大事な事である。
まあ問題は――事後処理した後も、またヤリたくなる事があるという事だ。
まだオレの息子は萎えていない。久々の上質な獲物。1度で手放すには惜しい。
――再びオレはシリカに覆い被さった。
――――――
――――
――
――今オレは、執政院の牢屋にいる。罪状は……言わなくても分かるだろう。クソッ!
あの後、呪言の効力が切れて目覚めたシリカは店に陳列していたウォーハンマーでオレの頭を殴打した。
でもって気を失って、次に覚醒した時には牢屋の中だって訳だ。
――取り敢えず、釈放して貰おうと俺はエトリアに来た際、耳にした兄貴の名前を身元引受人として挙げた。
「…どうしたんだ一体。俺を呼んで…」
「実はね…婦女暴行罪を働いた男が、君の弟だと証言しているんだ」
執政院のメガネと兄貴の声が聞こえる。足音が近づき、牢屋の前に立った。
「あ、兄貴!久しぶりだな!オレだよオレ、……だよ!」
兄貴は青髪のダークハンター――この辺りでは有名なギルド"タルタロス"のギルドマスターをやっていると聞いている。
地獄の仏だ。さあ、助けてくれ!兄貴ィー!!
「…こんな奴知らん。大方、俺の名前を聞いて保釈されようと思いついた口から出任せだろう」
「やはりか。まあいい…素性を調べたら彼は指名手配中だからね。本土の政府に送りつけて裁判を受けさせるのが妥当だろう」
こら兄貴!裏切るのか!!
メガネもメガネだ!!どうして俺の素性が分かった!?…クソッ!田舎の役所だと油断していたが何て情報網だ!!
このまま本土に送り返されるなんて御免だ! 俺はもっともっと自分の欲に忠実に生きたいんだよ!!
――夜、俺は禁術である"身体を霧に変化させる"という術で牢屋を抜け出した。
当然、見張りやメガネには昏睡の呪言をかました。術使いだってのに頭を封印されなかったのが功を奏した。
「くそう…!今回の所はこれ位にしておいてやる…!!」
何とも、情けない悪役めいた捨て台詞を吐いて俺はエトリアから逃げ出した。
もうあんな奴、兄貴なんて思わねぇ!!
後で実験中の「フェチになる呪い」をかけてやる!!臍や腋でイっちまう変態になるがいい!!
ああ。名前?……兄貴と違って伏せる必要は無いか。所詮は埋めネタの外伝だし。
オレの名前はヒュプノス。"眠らせる者"の名を持つ指名手配中のカースメーカー。
こんのクソ兄貴ィ…!! 覚えていろよおおぉぉぉぉ…(エコー)
to be continued?
埋め支援小ネタ投下します。
黒髪赤目アルケミスト×ショートロリメディック。
エロなし甘め。
アムリタII : 糖度の高いコケイチゴを、滋養の高い蟻蜜に漬け込んだ向精神薬。
蜂の最後の一匹が黒く煙を引きながら、肉厚の草の上に落下していく。
敵意もつ獣たちの気配が完全に消えたことを確認しつつ、黒髪のアルケミストは深く息を吐き出した。
(……今のはかなり、ヤバかったな)
背後からの、突然の襲撃。
麻痺の毒を備えた巨大な蜂の大群に、それなりに探索にも慣れて来たはずのパーティは、気づけば壊滅寸前の有様にまで追い込まれていた。アルケミストの『大爆炎の術式』がなければ、そのまま全員、樹海の藻屑と消え去っていただろう。
もっとも、当のアルケミスト本人にも、さほどの余裕があった訳でもない。術式起動限界数――いわゆるTPは、今の発動で完全に底をついている。
ソテツの茂みにぐったりへたり込んだ仲間たちを横目で見やりつつ、アルケミストはケフト施薬院の押印が入った紙袋を開く。
ふわりと漂う、甘い香り。
TP回復薬『アムリタII』を、ガントレットの指先につまみながら、アルケミストの口元にかすかな笑みが浮かぶ。
実は極度の甘党である彼にとって、自らの瞳と同じ色をしたこの蜜漬けいちごは、一番の好物。樹海での戦闘は厳しく苦しいが、それもこの甘い薬を口に含めば、疲れなどすべて吹っ飛んでしまう。
紙袋に残るいちごは、それが最後の一粒。惜しむように唇に含みながら、アルケミストは掌にくしゃりと紙袋を丸めた。
――途端。
「あ……っ! まさか、それ、もうない……の?」
背後で、あがる声。
麦藁色の髪を揺らして、メディックが目を瞠っている。凝然と見つめているのは、ガントレットの指に潰された施薬院の紙袋。
アルケミストは息を止めて、振り返った。
「『アムリタII』……ないの? 全部?」
確認するように、メディックが問うてくる。
「……ああ。最後の一つ、俺がいま……」
アルケミストはもごもごと頷いた。言葉が濁るのは、口中の大粒のいちごのせいばかりではない。
メディックはがっくりと肩を落とす。
「どうしよう……。私ももう、TPぜんぜん、残ってないのに……」
「……ごめん」
「あ、ううん、いいの。アルケくんがいなかったら、今の戦闘だって危なかったもん。回復、ちゃんとしてね?」
慌てた声をあげながら、メディックはぶんぶんと手を振った。肩の上で切り揃えられた髪が、さらさら揺れる。
「ただ……前衛のみんな、体力ギリギリで……『エリアキュア』してあげないと、先には進めないよ」
「なら、いったん街に引き上げないか?」
樹海に潜り始めて、既に一日近く経つ。引き上げ時としては頃合いだ。
真っ当な提案に、だがメディックは力なく首を振る。
「もう少し先に採掘できるポイントあるから、そこで何か採って行きたいってレンジャーさんが」
「あの、強欲め……」
やや離れた茂みに横たわった長髪の女狩人を、アルケミストは横目で睨む。
メディックははあ、と吐息をついて、同じ言葉を繰り返す。
「どうしよう……」
「…………」
うなだれてしまった少女を、アルケミストは無言で見つめた。
舌に乗せたままのいちごから、じんわりと蜜が染み出してくる。広がる極上の甘みが、今は罪悪感でかすかに苦い。
メディックに一言断ってから、食べるべきだったのだ。同じTP食いの職務どうし、回復薬は分け合うのが当然のこと――
(……分け合う?)
天啓が、脳裏に閃いた。
「……メディックちゃん」
低く、呼ぶ。
不思議そうに顔を上げた少女の肩を、ガントレットの右手が掴む。
細い顎をとらえて軽く仰向けさせると、いきなり唇を重ね合わせた。
「んっ……!?」
びくり、とメディックの肩がはねる。
反射的に逃げをうつ身体を、アルケミストは強く抱き寄せた。メディックの後頭部に掌をかけ、更に深く口づける。
やわらかな唇を強引に吸い上げ、こじあけるように開かせて、自らの舌を割り込ませる。
指の間で、麦藁色の髪がさらさら踊る。
「……ん……、ふ……」
抵抗とも動揺ともつかぬ、淡い吐息。
こぼれるその隙間に、送り込んだ舌を伝わらせて――アルケミストは口中のそれを、メディックの唇に注ぎ込む。
噛み砕かれた、蜜漬けのいちご。
「ん……んっ……?」
甘さが伝わったのだろう。
緊張にこわばっていたメディックの背から、ふ、と力が抜ける。驚いたように開かれた瞳が、ようやくゆっくり閉ざされて――流し込まれたそれを、受け入れる。
白い喉が、こくりと上下する。
彼女が嚥下したことを知りつつも、アルケミストはしばらく唇を離さずにいた。
――甘い。
今まで幾度となく口にして来たその精神薬など、比べ物にもならないほど。
「……っ……」
探り、奪う舌の動きに、腕の下の身体が小さくわななく。
薄い花弁のような唇の端から、蜜の混じった唾液がひとすじ、あふれて伝う。名残惜しげにその滴を舐めとって、アルケミストはようやくメディックを解放した。
腕の下で、麦藁の髪が震えながら俯く。
「……あ、の……、あ、アルケ、くん……」
顔が上げられないらしい。
髪の陰から覗く耳が、真っ赤に染まっていた。伏せられた顔はもっと赤いだろう。
飲み込まされた果実と、同じ色。
震えて揺れる髪をゆるりと撫でて、アルケミストは問いかけた。
「回復した?」
「……え?」
「TP。回復、できた?」
瞳を大きく瞬いて、メディックはしばし言葉の意味を反芻しているようだったが、やがてぎこちなく頷いた。そのまま何度もこくこくと首を縦に振り動かす。
もう一度抱きしめたくなる衝動を抑えながら、アルケミストはぎくしゃく頷き続けるメディックの背をそっと押した。
「じゃあほら。みんな、待ってるぞ」
「……う、うん。うん」
何度も何度も頷いて、メディックはふらふらと仲間たちの待つ茂みの方へ駆けていく。
白い背中を見送りながら、アルケミストは自らの唇を湿すように舐める。
名残の甘さが、じわりと舌に広がっていく。
(……あれ?)
そうして、ふと気づく。
限界まで減っていたTPが、いつの間にか回復している。今だったら『大爆炎の術式』も、何発だって繰り出せそうだ。
噛み砕いた『アムリタII』は、ほとんどメディックに与えてしまったはずなのだが――
TPは精神力と関係があると言われる。それを回復する薬物ともなれば、効力は摂取時の精神状態と関係があるのかも知れない。
(今後も『研究』の余地、あるかもな)
まだ甘い唇を指先でなぞりがら、アルケミストはひとり小さく微笑んだ。
――おまけ。
「みんな、お待たせ! TP回復できたから、今『エリアキュア』かけるねっ」
「――いらない」
かなりの間近で、堂々と繰り広げられた後衛組のいちゃつきっぷりに、すっかりやる気を失った一同は、引き上げ支度を始めていたという話。
以上です。
お目汚し失礼。
アマーーーーーーーーーーイ!!(*´Д`)
でもさっぱり
埋め支援投下します。
黒髪赤目アルケミスト×ショートロリメディック。
冒頭「1」に、ややグロ描写(死体)あり。
エロ展開は「3」から。
まるで期待はしていなかったが、改めてその現実を見せつけられると、後に残るのはただ重い嘆息だけだった。
「……ないな。やっぱり」
べっとりと血に濡れたチュニック。
その懐を探っていた掌を抜き出すと、アルケミストは立ち上がった。術式起動用のガントレットの指先から、血の滴を振り払いつつ、ぼんやりと周囲を見渡す。
密林の奥。むせ返るような暑い大気に、濃く漂うのは血の匂い。
広葉の茂みと、巨大な花と、ねじくれた木々の間一面に、それらはぶちまかれている。
革鎧の胸元を抉り取られ、ぽかんと目をひらいたまま横たわる女ソードマン。
盾ごと真二つにへし折られ、くの字に歪んだまだ若いパラディン。
脊髄に達するほど深々と斬り裂かれ、金髪を朱に染めて伏したレンジャー。
無残な死に様を晒す仲間たちの姿を、赤い瞳に映したまま、アルケミストは芒洋とその場に立ち尽くす。
怒りも悲しみも、何ひとつ湧き上がって来ない。心の動きが止まってしまったように、まともな思考すら働いてはくれなかった。
それに、どうせ――いずれそう遠くもない内に、自分も彼らと同じ運命をたどるのだ。
(詰み、ってやつか)
先の戦闘で魔物の爪に裂かれた脇腹が、じくりと疼いた。
――いつもの探索と、何も変わりはしなかったのだ。
仲間たちと迷宮に潜り、魔物どもと戦い、戦利品を収集し、一歩ずつ地図を記しながら先へ進んだ。
一日近く探索を続け、後衛を務めるアルケミストとメディックのTPが尽きた。前衛の消耗も大きく、そろそろ帰還しようかと、誰からともなく言い出した時。
一同のアイテムを管理するレンジャーが、蒼白な顔で呟いたのだ。
『“糸”が、ない……』
そこからはただ、逃げることを最優先に道を引き返した。残りわずかな回復薬で露命を繋ぎ、だが樹海磁軸までの距離は遠く、あまりにも遠く――
焦る一同を狙いすましたように、凶悪な魔物が先制攻撃をかけて来た。
三人が、一瞬にして吹き飛んだ。
血に沈む仲間たちを背に、アルケミストとメディックの二人だけが、かろうじて逃げ延びた。
――けれどそれは、果たして幸運と呼べるものだったのか。
ねじくれた樹木の間にできた、小さな部屋のような空間。
覆い被さるような枝葉の下、苔むした木箱に腰掛けていたメディックが、近づいてきた足音にびくりと顔を上げた。
「アルケくん……。どう、だった……?」
「……駄目だな。誰も持ってない」
短く返った答えに、メディックは一瞬目を瞠り、すぐに力なくうなだれた。杏色の髪がさらりと落ちて、頬を隠す。
アルケミストは目を逸らし、腕のガントレットに手を掛けた。仲間たちの血にべったりと汚れたそれを、外しにかかる。
万が一の、思い過ごし。実は『糸』は服のポケットに入れてました、なんてこと……ある訳もない。
死体漁りの真似事までして、得られたものは絶望だけだ。
黄金のガントレットが、がしゃん、と派手な音を立て、草の上に転がった。俯いたメディックが、またびくりと肩を震わせる。
「外しちゃう、の? それ……」
「つけてても意味ないだろ。TPないし、術式起動もできないんだから」
突き放すように答えて、木箱の傍らに腰を下ろす。途端に脇腹の傷がぞくりと痛み、呼吸が詰まった。
「……っ……!」
身を屈めて堪えるさまに、メディックがまるで自分が痛むように、唇を噛む。手は出せない。彼女もまた、使える手段はすべて使い切ってしまい、アルケミストが受けられたのは、傷を縛って血を止める処置だけだ。
何とか苦痛をやり過ごして、アルケミストはゆっくりと古い木箱にもたれかかった。
――静寂。
緑の迷宮は、恐ろしいほど静かだった。
必死の逃走を続けていた時は、あれほど騒ぎ追い立てて来た魔物たちも、今は遠吠えひとつ聞こえない。
(さて、どうする?)
考えてはみたが、答えらしいものは浮かんで来なかった。
結論は既に出てしまっている。
死ぬしかない。
TPはとっくの昔に尽きた。回復薬も魔物避けの鈴も、使えるアイテムは一つも残っていない。
回復できる泉も、地上に戻る樹海磁軸も、ここからまだはるかに先。魔物に出会わず抜けられる距離ではないし、出会えばそれですべてが終わりだ。
術式を失ってしまえば、デク人形同然の存在でしかない非力な自分を、今ほど呪ったことはない。
我が身を盾にすれば、メディックだけでも逃がせないかとも思った。だが、魔物から逃れてこの部屋に身を隠す時――彼女が足を引きずっていることに気がついた。
逃げる途中で痛めたのだろう。彼女はずっと前衛の回復を優先していたので、ぎりぎりまで判らなかった。
ただでさえ足の遅い後衛二人が、揃って手傷を負って。
――見事なまでの詰み。
背中に当たる、古い木箱。
最後の望みをかけて開いたこの箱に、入っていたのが装備もできない剣だった時には、いっそ笑いがこみ上げてきたほどだ。
その剣は今も、部屋の一隅に放り捨ててある。何処から陽の差し込むものか、白々と刀身が光るのが、やけに目につく。
(……いっそあれで、ひと思いに?)
ぼんやりとその煌めきに見入っていた時だった。
木箱に座っていたメディックが、ずるずるとその側面を滑るように降りて来た。アルケミストの傍らに、並んで腰を下ろす。
のろりと顧みるアルケミストの掌に、白く細い指が触れた。
すくい上げるように掌を取り、胸の前で握りしめるメディック。
妙に真剣なそのさまに、アルケミストは我知らず、息を止めた。
「……なに?」
「ううん。ただ……あまり、見たことなかったなあ、って。アルケくんの、素手……」
言葉通りまじまじと掌を見つめ、指を握り、掴んで裏返し、また観察する。
片手をとられたまま、アルケミストはかすかに眉をひそめた。
日頃ガントレットをはめ続けている彼の素手は確かに珍しいが、そこまで真剣に見入るようなものではない。しかも、こんな状況下で、いきなり――
(……ああ。逆か)
こんな状況下だから。
何か別のことに意識を逸らしていないと、怖くて怖くてたまらないのだ。
歳よりも幼く見える表情が、何が興味深かったのか、ふむ、と眉を寄せる。
指が、掌を這う。
杏色の髪が揺れて、白い首筋が覗く。
もたげられた、柔らかそうな二の腕。
また指が、指に絡んで、動く。
吐息がふと、爪の先にかかって――
(あ……)
どくんと鼓動が、胸を打つ。
彼女から目を逸らし、座り直す。身じろいだ拍子に、ぞくりとまた脇腹が痛んだ。
だが、その痛みに遭っても――一度自覚してしまった『それ』は、もはや薄まることはなかった。
じりじりと身の内に育ち、意識を灼く。
強烈な、欲望。
無意識に、唾を飲み込む。
「…………」
彼女は気がついていない。全く無邪気な真剣さで、彼の指をいじり、触れ、撫で回している。
やめてくれと突き放したかったが、何故かそうできぬまま、アルケミストは目を閉じた。
視界を閉ざすと、感覚はいっそうくっきりと伝わってくる。
すぐ側に座っている身体の、気配。
指先に伝わる体温と、かすかに感じる呼吸の震え。
――今すぐにでも、押し倒してしまいたい。
唇を奪って、その肌を露にして、撫でてつかんで吸い上げて、そうして自分のたぎる欲望を、深く奥まで打ち込んで、つきあげて……
「……っ……」
自由な方の指で、額を覆う。じっとりと汗が滲んできていた。
(……違う。これはたぶん、あれだ)
書物で読んだことがある。
死に瀕すると、生物は自らの子孫を残そうとして、強い欲望を覚えるのだという。
いま自分にこみあげて来ているものも、おそらくはその単純な欲求に過ぎない。終わりを知った命があがく、最後の願い――
ぐい、と指がやや強く引かれる。
ぎくりと思わず顧みて、アルケミストは瞬間、息を止めた。
視線が、合う。
メディックはかすかに上目使いの姿勢で、じっとアルケミストを見つめていた。両手で彼の掌をくるんで、胸の前に押し当てて。
何事か訴えるような、その視線。
アルケミストはゆっくりと、口中の唾を飲み込んだ。
「……な、に……?」
問いかけて、ふいに気づく。
草の上に横座りになった、メディックの膝が細かく震えている。
白い膝と、ももが、かたかたと抑え切れぬように、左右に小さく揺れ続けていた。
――なにかが、はじけた。
握られた掌を、逆に握り返して引き寄せる。
「あ……っ」
よろめいて倒れ込んで来た細い身体を、腕の中に抱き込んで、いきなり唇を奪う。
もがく間すら与えずに、強引に舌を割り込ませる。竦んで逃げる舌を追いつめ、味わいながら、草の上に身体を倒す。
のしかかって組み伏せると、更に思うさま、その口内を蹂躙した。歯列を舐めあげ、唾液をすすり、柔らかい舌に舌を絡める。
「ん……、ふ……う、ん……」
かすかに苦しげに、顔を歪ませながら。
メディックはまるで抵抗しなかった。されるがままに唇を開き、乱暴にさぐる舌をそのまま、受け入れている。
(もしかして……)
最初から、誘われていたのか。
命の危機に瀕しているのも、子孫を残したい本能も――目の前に迫る恐怖を、とにかく忘れたい、そんな思いも。
ふたりとも同じだったのかも知れない。
(……どっちでもいいか)
こんな状況だとか、こんな場所でとか。
声をあげれば魔物が来るとか、その先に確実に訪れる死だとか。
慮るような心は、すでに抜け落ちていた。
抵抗のない身体を引き寄せる。白い上着を捲り上げて、覗く肌に指を這わせた。
「や……、まっ、て……」
今更のように、メディックが身をよじる。
ぬるい抵抗をはねのけて、アルケミストは彼女を覆うシンプルな下着を外す。
緑の森に、晒される白い胸。
ごくささやかなサイズの胸は、アルケミストの掌で簡単に覆い尽くせてしまう。なめらかな感触に指を滑らせつつ、桜色の突端を口に含むと、細い肩がびくん、とはねた。
「あっ、や……、だめ……っ」
音を立てて吸い上げると、メディックは耳まで真っ赤に染まった顔を、いやいやするように振り立てた。
「……まって、待って。あっ……、ふ、あ、やっあ……!」
舌先の動きひとつひとつに、焦ったようなのぼせたような声が返る。
頬を寄せた肌が、じんわりと汗ばむ。
アルケミストは右手をメディックの下肢に滑らせた。キュロットに手をかけると、慌てたように足をばたつかせてくる。
「だっ……、や、待って、それ、あの……、うぁ……!」
最後の悲鳴は、立てられた歯への反応。
敏感なそこを甘く噛まれて竦んだ隙に、下着ごとキュロットを一気に引き下ろす。
「あ――」
小さく悲鳴をあげて、メディックが顔を伏せる。
閉じかかるももを膝で押さえつけ、ひらかせた秘所を見つめて、アルケミストは思わず目を開いた。
濡れている。
やわらかな桜色したスリットの間から、滴るばかりに落ちる蜜。会陰の辺りまでびっしょりと濡れ、密林の鈍い日差しに艶やかに光った。
息を詰めて、アルケミストは指を這わせた。
軽くおもてを撫でる、それだけで溜まっていた愛液が、とろりとあふれてくる。
いつからこんなにしていたのだろう。
「あ……、や、う……あっ……」
メディックはぎゅっと目を閉じて、顔を背けている。指の動くたびに、耐え兼ねた声が唇をもれる。
ぬるりと滑る指を、奥へ押し込む。
「やっ……、ああっ、ん、あっ……、いた…っ…」
入口までは簡単だったが、その先がひどく狭い。
剣士や弓士ではない分、特にごつい訳でもないアルケミストの指を、襞がぎゅっと締めつけてくる。
「った……、ん、うあぁ……、あ、っ……!」
狭い内部を、ぐるりとかき回す。
苦痛まじりの声が耳に響くたび、ぞくぞくと背筋に電流が走る。指先で嬲りながら、彼も気づけばひどく息を荒げていた。
うっすら首をもたげたクリトリスを、きゅっとつまむと、全身がびくりとはねあがった。
「あ! あぁ、んん、ふあ……っ!」
もう我慢できない。
自らの腰帯を、もどかしく解く。
期待に熱く震えるペニスを引き出すと、先端を入口にあてがう。
「あ……」
感触に、びくりと彼女の肩が震えた。
構わず腰を押し出す。
めりめりと、音すら響くような感覚。
「あああ――、いっ、う、あっ……!」
白い喉がのけぞった。
苦痛に反り返る身体に、アルケミストも歯を食いしばって身を伏せる。
「く……あ……っ!」
きつい。
包むというより締めつける感触に、知らず呻きがこぼれる。苦痛とも快楽ともつかぬなにかが、既に溶けかけた脳を更に灼く。
震える身体を押さえ付けるようにして、アルケミストは強引に奥まで侵入した。
ぶつり、とちぎれる感触。
「――いっ、た……、やああ、いたい、くあっ、ああああ……!」
メディックが泣く。苦しげに唇が震え、閉じた瞳の端から涙が頬に伝う。
構わず真っすぐ貫いて、とうとうアルケミストのすべてがメディックのうちに収まる。
息を荒げながら、アルケミストはメディックの身体を見下ろした。
目の前で彼女は、泣いている。歯を食いしばって、すすり泣いている。
(かわいそうに)
ぼんやり思った。
なにが、だれが、どうして可哀想なのか、曖昧なまま、ただ思った。
唇を彼女の目元に寄せ、こぼれる涙を吸い上げる。
成分から言えば、ただの塩水。そのはずなのに、舌には何故だかひどく甘かった。
頬を舐める彼の身体を、細い腕がふいに包んだ。しがみつくように抱き寄せて、漆黒の髪に指を差し入れる。
「……いっしょに、いて。さいごまで」
彼の腕が彼女の背に回り、包むように抱きしめ返す。
同時に身体を動かし始める。
「あ、う! いっ、ああ、うあっ、あああ、くっ、ん――!」
苦しげに声をこぼしながらも、メディックの腕はアルケミストを抱いて、離れない。
入口に薄く血を引いて、けれどしっかりと彼を受け止めたそこもまた。
包み込み、受け止める感触に、彼も叩きつけるように腰を突き上げた。
「く、はっ……、うっ、く……!」
「ああっ……ん、った、んん、くうっ、あ……っ!」
呻きと悲鳴が交錯し、吐息が混ざり合う。
濃い緑の葉の上に、抱え上げられた白いももが、ひらひらと揺れる。
結合の箇所から、ぐしゅ、ぐしゅ、と濡れた響きが絶え間なく続く。苦痛を訴えながらも彼女はひどく濡れていて、ぬめる襞の感触に、彼の動きは強く、より容赦を失っていく。
前後する動きのたびに、脇腹が痛んだ。ぬるりと生暖かい感触も伝っていて、傷が開いたのだろうとぼんやり知る。
どうでもいい。
苦痛も快楽も境目を失い、ただ没頭する。
「うああ……、あう、ふ……、っと……、もっと、もっと、して……!」
うわずった悲鳴と共に、彼女が身をよじる。
反り返り、突き出された薄い胸を、彼は両手に掴みとる。先端をひねるようにねじり、擦り潰す。
ささやかな丘ごと口に含んで歯を立てると、ぽろぽろと涙をこぼしながら、彼女は悦びの声を高く放つ。
「あああぁぁ……! や、あっ、ん!」
膣がぎゅうっと収縮した。
締め上げる動きに、彼も背を震わせて、奥深くへ快楽を解き放つ。
「く……あぁぁ……っ」
「ああ、ん、ああああぁぁぁ……!」
がくん、と彼女の身体が力を失って落ちる。
激しく息をつきながら、アルケミストはその側の草に手をついた。
背と尻と、膝の動きに潰された草が、まくり上げられたメディックの上着をひどく汚している。
まだどこかぼんやりしたまま、彼女からペニスを引き抜こうとした時、ぐいと腕を引っ張られた。
「……!」
陶然と瞳をうるませて、彼女がじっとこちらを見上げていた。
ものいいたげに、ひらかれた唇。
しっかりとアルケミストの袖を掴んだ指が、引き寄せるように、再度動く。
「――あ!」
胎内でむくりと硬度を取り戻したペニスの感触に、メディックが怯えとも悦びともつかぬ声をあげる。
勢いよく覆いかぶさり、動きを再開しながら、アルケミストはその唇を塞ぐ。
差し入れた舌は、すぐに熱い舌に迎えられた。拙い動きながら、応じて動くやわらかな感触を、彼も思うさま吸い上げる。
「んっ――ふ、んん……っ、ぁ……! あああぁぁぁ!」
「く、はっ……はぁ、はっ、……っ!」
膣内に吐き出された精液さえ潤滑剤にして、ぐちゃぐちゃと音を立てて突き上げる。泡立った白い液が、折られた草にどろりと垂れ落ちていく。
すすり泣く彼女の声を追い上げるように、アルケミストはひたすらに身体を動かし続けた。
「――そう、うまくはいかないね」
ぼんやりと、メディックが呟く。
叫び続けた声はいい加減涸れはてていて、ぽつりぽつり、言葉を継ぐのがせいいっぱいのようだ。
「あのまま……、してる時に、死ねたら……よかったのに、な」
ふたり、繋がったまま。
どうせ殺されるのなら、その絶頂のなかで、まとめて噛み裂いてくれればいい。
胸にかかる杏色の髪を撫でながら、アルケミストは苦く笑う。
同じ衝動は、自分にもあったからだ。
むしろ、その為に抱いたのだと言ってもいい。置かれた状況をすべて忘れて白い快楽に没頭している内に、声に引き寄せられた魔物どもが、まとめてかたをつけてくれれば――と。
けれど。
「……なあ、メディックちゃん」
身を起こす。
彼の腹に頭を預けたままの彼女が、不思議そうに顔を上げる。
きょとんと見つめる瞳に、アルケミストは小さく笑いかけた。
「生きようぜ」
向けられた瞳が、瞬く。
アルケミストはメディックの細い肩を掴んだ。身体を支えて起こしてやりつつ、自分もきちんと草に座り直す。脇腹が変わらず痛んだが、構わず先に彼女の衣服を整えてやる。
「磁軸、目指そう。全力で、行ける所まで行ってみよう。魔物に襲われても、逃げて逃げて逃げ抜いて、生き延びるんだ」
「え、でも……」
「生きたくなった、俺。だって……生きてるって、気持ちいいじゃないか」
語尾ににまりと笑みを乗せると、ぽかんとしていたメディックが、一瞬で真っ赤に頬を染めた。
「なっ……!」
「違う?」
「……違わ、ない、けど」
杏色の髪で顔を隠すように伏せ、ごにょごにょと呟くメディック。
アルケミストは地に手をつき、立ち上がった。立てるのか、一瞬不安がよぎったが、痛む身体はまだどうにか、動いてくれた。
動けるのなら、きっと走ることもできる。
迷宮を抜け出て、街へ戻って。ギルドで人を募って、斃れた仲間たちを回収して。ケフト施薬院の連中なら、まだ彼らを蘇生させることも可能かも知れない。
そうして――すべてが片付いたら。
今度は柔らかなベッドの上で、もう一度彼女を抱きしめるのだ。
慌ただしく、身支度を整える。
術式起動ガントレットも、もう一度腕に装着する。TPは尽きて術式の種も切れているが、盾代わりぐらいにはなるかも知れない。
メディックも余計なアイテムをすべて捨て、足首をがっちり固定する。ブーツを履いて、紐をきっちりと結んだ。
準備万端。
顔を見合わせて――どちらからともなく、唇を重ねる。
触れ合うだけで、すぐ離れた。
つづきは、生き延びたあとで。
「行くぞ」
「うん」
揃って正面を見据えると、樹海の小部屋を仕切る扉を、手と手と重ねて押し開けた。
彼らが見事脱出を遂げ、その願いを叶えたのか。それとも運命に抗し得ず、魔物どもの餌となって果てたのか。
――答えは、樹海のみが知っている。
以上です。
勢いだけで書いた世界樹のエロパロたのしーー
……そして勢いだけに誤字orz
すんません、「9」のラストのほう、
揃って正面を見据えると、樹海の小部屋を仕切る扉を、手と手と重ねて押し開けた。
→揃って正面を見据えると、樹海の小部屋を仕切る扉を、手と手を重ねて押し開けた。
まとめに掲載する時、修正ってお願いできるのでしょうか。
めんどかったらスルーでよろ>管理人様
GJ!
雰囲気がイイな
バー子「突然ですが、ドリルさんのタレコミで
我がギルドのパラ子さんとカメ子さんがふたなりレズップルであることが判明しました!」
メディ子「普段からあやしかった二人の真実を探るべく、我々は彼女達の部屋の前へきています!」
バー子「さぁ今こそ扉を開け、その神秘の世界を我々の目に−−」
カメ子「パラ子のおしり……!ケツぅっ!ケツマンコ!」
パラ子「オッス、オッス、オッス!!」
ドリル「二人の様子はどうだった?」
バド子「ばらのはながさいてました」
メディ子「ああいうのってがちほもっていうんですよね」
ドリル「え゙、男?」
_, ,_
( ‘д‘)
⊂彡☆))Д´)
>>565
>>565 ワロタw
誰か「宿屋の糸目野郎が実は女だった」エロ書いてくれまいか?!
そうしたらきっとラッチクエも受ける気にもなるし、ボッタクリも許せるんだ。
>>567 裏で特別サービス宿半プランとかあんのかな
もちろん料金更に倍の
つすくるたんのまんまんぺろぺろッ!ぺろぺろぺろっ!!!!!
>>568 ゲーム内で、宿屋店員が金鹿の姉御みたいなエロエロ女キャラだったら
そういうエロパロSSもたくさん拝めただろうなw
裏サービス(*´Д`)ハァハァ
>>570 そんなに姐さんらがいたら、幾ら泊まっても体力が回復しないじゃないかw
こんなコースがあって、姐さんらがとっかえひっかえお相手してくれるなら
連泊決定だがね。
『究極の癒し メディックコース』
『熱く燃やし尽くす アルケミコース』
『挑発的なまなざし パラディンコース』
『歓喜の歌をともに バードコース』
>>571 だいぶ違う意味の宿屋になってきたなw
まさに「ゆうべはおたのしみ」!!
むしろもう樹海とか行きたくねー。ずっと泊まる。
ところで今、「守銭奴=女だった」ネタで1本ひねってるんだが、
あいつの名前表記、「主人」でいいのかな。
>>571 確かに体力回復しねーw
吸い取られる一方だぜ…(*´Д`)ハァハァ
コース選択エロス
>>572 おー!wktkしながら待ってます。
名前表記は主人でいいんじゃないかな。
「店員」とか「従業員」とかじゃぱっとしないし
女将?
>>574 女ってバレてんなら「女将」だけどね。
いちおう表向きは男、でも実は……ってことなら性別わからん表記がいいかなと。
>>573 頑張るが過剰期待はするなorz
では「主人」でいってみるかー
オーナーさんと呼んでる俺は少数派みたいだな……
俺は脳内で「ボッタクリ」と呼んでいる…w
>>575 ガンガレ!
ちとレン子の話思いついたんで書けたら投稿してもいいですか?
・・・文章マスタリーLv0ですが・・・。
見られることで人は成長するのだよ
がんば
フロントと呼んでますが何か。
投下します。
黒髪赤目アルケ×宿主人。
「失礼します。お部屋のお掃除に参りました」
こんこん、と軽快なノックと共に。
扉の向こうから響く明るい声に、アルケミストはふと目を覚ました。突っ伏していた机から、はっと顔を上げ――途端に目に飛び込んで来た眩い日差しに、顔をしかめる。
(……しまった。また、徹夜してしまった)
ぼさぼさにほつれた黒髪の間から、明るい室内を眺めて、思わず嘆息をつく。
ひとたび研究を始めると、ついつい時間を忘れて没頭してしまうのは、彼の悪い癖。実験したり文献を調べたり、夜通し働き通したあげく、そのまま机に伏して眠りこけてしまうのも、珍しいことではない。
窓からの日差しに白く光る、試薬瓶や蒸留器具。まだ半分開いていない赤い瞳で、アルケミストはその羅列を眺める。
(ええと――こっちの試薬が濃度2.0の蒸留で、……データは採ったんだっけ? くっそ、よく覚えてないぞ……)
手に入れたサンプルの調査を一刻も早く進めたかったとはいえ、樹海探索の疲れを押して研究を始めたのは、やはり失敗だったか。
広げられたままのデータ表と、薬品の瓶とをためつすがめつ、眺めていると――
こんこん、と再度、扉が鳴った。先よりかすかに、焦れた声。
「すみませーん。起きてらっしゃいますか? お部屋の掃除、したいんですけど!」
はっ、と我に返って、アルケミストは立ち上がった。
――すっかり忘れていた。
大股に戸口に駆け寄り、しつこくノックの響く扉を慌てて開く。
「おはようございます、お客様」
モップとバケツを携えた『長鳴鶏の宿』の主人が、今日も完璧な営業スマイルを浮かべて、明るい廊下に佇んでいた。
*
エトリアの街に集まる冒険者たちの定宿『長鳴鶏の宿』。冒険者向けとしては比較的小ぎれいなその宿の、一番隅の小さな部屋を、アルケミストは借りきりにしている。
ギルドメンバーたちが泊まる部屋とは別に、だ。
ぼったくりで名高いこの宿、隅っこの小部屋とはいえ、長期滞在の料金は決して安くはない。借りきりを宣言した時には、メンバーは一様に渋い顔だったが――真理を追求するのがアルケミストの至上命題、継続して研究を行う為には、どうしても定まった「場」が必要なのだ。
『誰が“博識”とってると思ってるんだ! 俺が稼いだ金で部屋借りて何が悪い!』
つい怒鳴ってしまってギルドの空気が最悪になり、にっこり笑顔のメディックから『へヴィストライク』のお仕置きを受けたのと引き換えに、アルケミストはこの小さな「研究室」を手に入れたのである。
『世界樹の迷宮』で得られる貴重な品々は、そのひとつひとつが、世界の真理に近づく為の道しるべ。
今日もアルケミストはその探求を目指し、仲間たちと共に樹海に挑む――
――はずなのだが。
「……みんなは?」
遠慮なく室内に入って来た主人に、アルケミストは半分眠った目のまま問う。
「もうとっくにお出掛けになられましたよ。今日は皆様、新しい階層に挑まれるとかで、ずいぶん張り切っておられました」
床にバケツを置き、軽快に答える主人。
守銭奴の呼び名が高い彼ではあるが、接客態度は常に慇懃で、隙がない。――相手が長期契約のお得意様ともなれば尚更だ。
やわらかい笑顔を前に、だがアルケミストは憮然とした表情で、漆黒の髪をがりがりと掻いた。
(おいてきぼりかよ)
「……あのですね。『疲れてたみたいだから、休ませてあげよう』と、メディック様が仰られたのです」
微妙に傷ついた気配を察したのか、主人がさりげなく言葉を足した。不信の瞳を向けたアルケミストに、にこりと再び微笑む。
窓からさし入る日差しに、完璧すぎる笑顔が眩しい。
アルケミストは嘆息をついた。陽にしょぼしょぼする目を擦ると、自然に欠伸まで出て来た。
疲れているのは、確かに事実のようだ。
「食堂に朝食が用意してあります。今朝はパンケーキのコケイチゴジャム添え――お好きだったでしょう? 湯も沸いてますから、入浴もできますよ」
バケツに雑巾を絞りつつ、気遣いを乗せた声で主人が言う。
曖昧に頷き返しながら、アルケミストは背を向けた。まだ食欲はないものの、朝風呂という響きには、かなりそそられるものがある……
部屋を出て行きかけるアルケミストに、軽く一礼すると、主人は窓際の机に手早く雑巾をかけ始めた。
ずらりと並んだガラス器具が触れ合い、かちゃりと澄んだ音を立て――
「――って、待て!」
弾かれたように、振り返るアルケミスト。
愕然と開いた瞳に映ったのは、主人が全く何気ない動作で、一番奥に据えられたガラス瓶をどかそうと、手に取る光景。
一瞬のその光景が、絶望的なまでにゆっくりと、アルケミストには見えた。
持ち上げられた瓶の中で、無色透明の液体が、ちゃぽん、と揺れた。
「伏せろ!」
叫んで、駆け寄る。
が、間に合わなかった。
瓶の中で、揺らぐ薬液が閃光を放つ。陽のかけらでも宿したように、白く眩く煌めいて――
ばん、と炸裂した。
「――きゃああああ!」
悲鳴と共に、主人が床に倒れ込む。
じゅうっ、と何かが焦げる音。
鼻をつく刺激臭と共に、白煙が室内に立ち込める。涙目でむせ返りながらも、アルケミストは床に倒れた主人を抱き起こす。
「大丈夫か、おい!?」
ぐたりと伸びた身体を揺さぶりつつ、アルケミストの脳裏を一瞬、場違いな疑問がかすめた。
(――『きゃあ』?)
ショックで気を失ったのか、主人は目を閉じて動かない。
その衣服が試薬でべったり濡れ、あちこち焦げ跡までついているのに、アルケミストは蒼白になった。
試薬は「濃紫の尾針」から抽出した毒液に、「砕けた化石」や「岩サンゴ」を加えて作り上げた、極めて反応性の高い劇薬。わずかな刺激だけで爆発するそれを、人が肌に浴びたりしたら、火傷程度では到底、済むまい。
普通に脱がせるのでは、間に合わない。
アルケミストは卓上のナイフを掴むと、主人の衣服をためらいなく切り裂いた。
そしてそのまま、固まった。
「――へ……?」
胸が。
ふんわりと白くて、やわらかそうな、ふたつの乳房が。
どうみても。
まちがいなく。
まぎれもない女性のそれが――切り裂かれた布地の間で、ぷるん、と揺れていた。
ぽかんと固まったアルケミストの腕の中で、主人が小さく呻きながら目を開く。
「う……うん……?」
室内に漂う濃い刺激臭に顔をしかめながら、小さく首を振って――
自らの衣服のさまと、大きく晒された胸に視線を落とす。
「――きゃあああああ!?」
「うわああ、ちょっ、まっ、いやっ、これはわざとじゃなく、てか、薬っ! すぐ洗わないと! 風呂、風呂に――うあ、違うっ、そういう意味じゃないそんな目で見るなあぁぁっ!」
*
ぽちゃり、と天井から落ちた滴が、湯の上に輪を描く。
『長鳴鶏の宿』自慢の湯殿は、白石を組み上げて築いた岩盤風呂。乳白色の岩の上を、あふれる湯がさらさらと流れていく。
その湯船の側――ほの暗いランプの灯明かりの下に、下着一枚になった宿の主人が、背を向けて俯いていた。表情は抑えているが、閉ざされた瞼は小さく震え、耳たぶもほんのりと赤い。
かすかにわななく白い背中を詳細に見つめ、努めて冷静さを装った声で、アルケミストは言う。
「大丈夫、炎症は起きてない。すぐに服を脱がせたから、肌には試薬が触れなかったようだな」
「そう……ですか」
小さく主人が頷く。
念の為もう一度、手桶に汲んだ湯をかけてやりつつ、アルケミストは嘆息をつく。
「女、だったとはな……」
主人がびくりと、背を震わせる。――掛けられた湯のせいか、投げられた呟きのせいか、あるいはその双方か。
深く首を落としたまま、消え入りそうな声が返る。
「すみません……」
「いや、別に謝るようなことじゃ」
「いえ。つまるところは、お客様を騙していた訳ですから……」
白い腕がそろりと上がり、自らの胸を抱く。日頃は袖に隠れている腕は、晒されれば驚くほど細くしなやかで――交差するその間にこぼれる乳房は、これまた日頃の姿からは、想像できぬ豊かさで。
(……よく隠してたよな。こんな身体)
ついまじまじと見つめている自分に気づき、アルケミストは慌てて目を逸らす。裾をまくり上げた足で、湯のあふれる床をばちゃばちゃと横切り、手桶に湯を汲み直した。
慌てたように顔を上げた主人が、膝で寄って来た。
「もう、いいですから。それより、あの、お客様――」
ひたと、彼の手を掴んで。
縋るように見上げてくる主人の姿に、アルケミストは嘆息をついて頷いた。
「誰にも内緒、って言うんだろ? 判ってるさ」
何か事情があることぐらい、察しはつく。
そうでなければ、女であることを隠したりはしまい。
「安心してくれ。見たことは誰にも明かさないし、詮索もしないから」
「……ありがとう、ございます」
主人が、ほうっと安堵の息を吐く。表情にようやく淡い笑みが戻り――同時に腕が下ろされて、豊かな胸があらわになる。
「……!」
思わず、動きの止まるアルケミスト。
主人は一瞬、目を伏せた。暗い灯火の下、湯の流れる床を見つめ――
白い手がすっと、伸ばされる。
「せめて、そのお返しに――」
彼――否、彼女は。
アルケミストのズボンを掴むと、その中心をやわらかく握りしめたのだ。
「なっ……!?」
「口止め料を、お支払いします」
にこりと向けられたのは、いつも通り変わらぬ営業スマイルで。
微笑みを浮かべたまま、主人はアルケミストの前を勝手に寛げ、内に手を差し入れてしまう。
「お、おいっ! だ、誰もそんなこと、頼んで……っ!」
焦る声が、途中で途切れる。
細い指は既に、彼の急所をつかんでしまっていた。
指先がそっと、先端を包む。
「私のことを、守銭奴だとお思いでしょう。持つ者からは遠慮なく頂く。冒険者の皆様方に、他に選択肢がないと知った上で、言い値で宿を貸し与える。――その通りです」
広げられた衣服の内から、するりとペニスが引き出される。
そのまま、ゆるりと扱かれる。
ぞくりと走る感覚に、アルケミストは息を呑んだ。突き放そうと伸ばしかけた手が、中空で止まってしまう。
ゆるゆると指を動かしながら、主人は薄く微笑んでいる。
「ですが、だからこそ。私は誰にも借りを作りたくない。お客様が私の為に、秘密を守って下さるのならば……それに相応しい報酬を、私もきちんとお支払いいたします」
にこりとまた、微笑んで。
主人はアルケミストのペニスを、ひらいた唇にくわえ込む。
「……っ!」
「ん……く、む、……ん、ふ……」
すぐに舌が動き始める。
瞬く間に反応して首をもたげるそれを、ゆるりと舐め、吸い上げる。
亀頭にぬるぬると舌を這わせ、唾液を絡ませて、音を立ててしゃぶりあげる。
びくりと、アルケミストの腰が揺れた。
「……っ、だれか、来たら……」
「んふ……『掃除中』の札を、出してあります」
答えて、またぱくりと口に含む。
陰茎に伝わる、やわらかく蠢く感触。
ぬめる口腔の熱さに、ぞくりと背を震わせながら、アルケミストは腹中に呻く。
(用意周到すぎ、だろ……)
湯殿に来たその時から、もうこうすることを決めていたのか。
彼――いや、彼女の抜け目のなさはよく知っているつもりだったが、こんなかたちでそれが発揮されるとは、夢にも思いはしなかった。
ほの暗い湯殿。
たちこめる湯気の中で、白い身体が揺れている。豊かな乳房を震わせながら、顎がゆるゆると前後に動く。
「……んっ、ふ……、んんっ、ん……」
ずるずると音を立てて、ペニスに唾液を伝わらせ、ねぶる。舌先が先端をくすぐり、裏筋に回ってねっとりと舐めあげる。指は付け根の辺りを掴んで、リズミカルに扱く刺激を与えてくる。
手慣れた技だった。
ついさっき女と知った彼女の、驚くほど巧みなその技に、アルケミストはひどく混乱していく。
商売人らしい微笑みと、白い肌と、やわらかな舌の感触と、熱い息遣いと。
なにもかもがちぐはぐで、つながらない。
状況が把握できない。
目が回る――
「んんっ、ん……、あふ、ふっ……ん」
陶然と閉ざした目元を、赤らめ。
苦しげな息遣いをこぼしながらも、彼女は激しく顎を上下させている。
喉奥まで迎え入れられ、狭いそこが亀頭を熱く包む。陰茎全体を、頬をすぼめて吸い上げられる。
こみあげる強烈な感覚に、アルケミストは堪え切れず目を瞑る。
「く――はっ、……う、あぁぁ……」
衝動が一気に、腰からわきあがってあふれてくる。
反射的に、目の前で揺れる亜麻色の髪を掴む。短く揃えられたその髪は、たちこめる湯気にしっとりと濡れて、指先に絡んだ。
「……だ、めだ、も……出る……ッ!」
答えはなく。
ただしっかりとくわえ込んで、彼女はぐいと唇をすぼめた。
「――ッ!」
どくん、と熱い肉がはねる。
断続的に吐き出される白濁。どく、どく、と注がれるそのすべてを、彼女はためらうさまもなく、口内に受け止めた。
かすかにひらいた唇の端から、そのひとすじが唾液に混じって、つうと落ちた。
――暑い。
息を弾ませながら、アルケミストは彼女の髪を握りしめていた。着衣のままの背中を、じっとりと汗が伝い落ちるのが、急にはっきりと意識されて気持ちが悪い。
のろりと視線を下げると、主人がちょうど、口内に出された彼のものを、飲み込んでいるところだった。
白い喉がごくりと上下し、動く。
思わず息を呑むアルケミストへ、再び主人が顔を寄せた。尿道に残ったわずかな精液までも、残らず吸い上げる。
ちりちりと走る快感に、身体が震えた。
「い……いいって、もう」
慌てて彼女の身体を、突き放す。
白い胸を揺らしながら、主人は立ち上がった。まだ動揺と混乱を浮かべているアルケミストに、にこりと目元をほころばせた。
いつも通りの、営業スマイル。
「口に出されたのは、初めてですか?」
「なっ……!?」
ぎくりと、よろめくアルケミスト。
主人は軽く一礼する。全く普段と変わらない挙作、掃除を終えて部屋を出て行くのと同じようなさまで、明るく告げた。
「『掃除中』の札はそのままにしておきます。ごゆっくり、汗をお流し下さい。では、失礼いたします」
湯殿を出て行く主人の背中を、アルケミストはただ茫然と見送るしかなかった。
*
その翌日は、長期滞在宿泊料の清算日だった。
漆黒の髪をぼさぼさにほつらせたまま、自室からよろよろ出て来たアルケミストの姿に、ロビーにいたメディックの少女が、驚いた目を瞠る。
「どうしたの? また徹夜しちゃったの?」
「……あー、うん、まあ……」
杏色の髪を揺らして見上げてくる、そのあどけない視線から、アルケミストは視線を逸らす。
言える訳もない。
あれからひたすら悶々と、瞼にちらつく白い肌の幻影に、惑わされていたなどと。
「ご清算でらっしゃいますね、アルケミスト様?」
背後から、明るい声。
びくりと肩を揺らして、アルケミストはおそるおそる、振り返る。
宿の主人はにっこりと、両の目を弓のように細めて、請求書を差し出した。その所作はごく自然で、湯殿で示した媚態のかけらも伺うことはできない。
「…………」
言葉を継げず、アルケミストはただ無言で請求書を受け取った。
――そして、別の意味で本当に言葉が継げなくなった。
「なっ……何だっ、この額……!?」
「うわあ、すごーい! 私たちみんなの宿代、一週間分ぐらいあるよ! 何しちゃったの、アルケくん?」
傍らから覗き込んだメディックが、驚きの声をあげる。
かたかたと指を震わせて顔を上げたアルケミストに、主人はにっこり言い放つ。
「こぼれた薬品が、床に随分な焦げ跡をつけてしまいまして。そのリフォーム代金でございます。加えて、薬品の飛沫を被ったシーツと枕の洗濯料金、更には廃棄処分にせざるを得なかった私の制服の代金も――」
「ま、待て! あれはあの場合、仕方なかっただろ! いくら何でもこれ全部はっ……」
「ね、ね、何があったの、昨日?」
反駁しかけたアルケミストに、まったく無心にメディックが問う。好奇心いっぱいの視線を前に、アルケミストはうっと声を詰まらせた。
(答えられるか!)
主人はそ知らぬ顔で、ただ微笑んでいる。
アルケミストはがっくりとうなだれて、懐から財布を探り出す。支払う金額を数えていると、主人がすっと身を寄せて来た。
「お客様。それと――」
金貨の山を指に引き取りながら、耳元に囁く。
「昨日のようなサービスをお望みでしたら、別途お申し出下されば、特別料金でご提供いたします」
「――わわっ、どしたの!?」
ぼん、と火を噴く勢いで赤面したアルケミストのさまに、メディックがうろたえた叫びをあげる。
声も出せない彼のさまを見つめて、宿の主人はにっこりと、極上の笑みで頭を下げた。
「毎度、ありがとうございました」
以上です。本番なくてすまん。
乳はコルセットとかしてないと隠せんだろと思いつつ、揺れて欲しいので無視した。
「何で男装してるのか」という理由も考えてなくもなかったんだが、とっとと
エロ展行きたかったので、全部カットした。
君は何故彼が男装で宿を経営しているのか、その理由を妄想してもいいし、
というかエロい理由を思いついたら、キーを叩いてしたためたまえ!
実はラッチクエストまだやってない……
ではダハ男とレン子のお目汚しSS投下します。
お目汚しなんですっとばし推奨・・・。
今俺(黒ダハ男)はうわさの五日クエをギルドの仲間とやっている・・・。
「めんどい・・・」
「うるさい」
メディ子がつぶやくように言ってくる・・・いや、だって面倒じゃないか。
「・・・いっそ泉の前で往復」
ああ、レン子そんなこと言ったら生真面目なリーダーのパラ男が・・・。
「レン子、そういうズルはよくないよ?」
言わんこっちゃない。
「・・・だってどうせ分からないし」
「レン子、だめだよそんなんじゃ」
ああ、長引きそう、どっちも意外と負けず嫌いだからな・・・。
「どうでもいいけどそろそろ泉の前で野宿しないかい?」
聞こえてないよバド男・・・。
・・・30分ほど言い争ってやっと決着ついたか?
「じゃあ、泉で野宿しようか」
パラ男、それにまとまるのなら最初からバド男の話を聞いてやれ。
「何か言ったかい?」
なんで心の声が聞こえるんだ。
「何もいってないって」
そうして俺たちは泉の前に行った、これから起こる恐ろしい出来事を知らずに・・・。
「・・・回復もしたし、焚き火も焚いた」
「そうだね、ちょっと遅いけど夕食としようか」
・・・あれ?そういえば食料ってだれが持ってきたんだ?
「なあ、食料はだれが?」
「え?メディ子じゃないの?」
「私は傷薬ぐらいしか・・・」
「俺は紐とかロープとか、まあそんなもんばっかり」
「ダハ男、君って・・・。」
悪いかパラ男、悲しくもこういう職業なんだよ。
「レン子は?」
「・・・毒薬とか」
まて、それは食料じゃない
「・・・・・・大丈夫大丈夫、毎ターンダメージ受けるだけだから、苦いのが好きな人にはおすすめ」
おすすめするな。
「一度町に戻るかい?」
「そうだなあ・・・でもせっかく一日やったし・・・」
おいおい、命のが大事だろ?空腹で死んだパーティーなんてださいぞ。
「・・・僕がとってくる」
レン子、お前一人称僕かよ、初めて知ったよ。
「危険だよ、誰か一人ついていくべきだと思うよ」
パラ男、だったらお前が行け。
「じゃあじゃんけんで・・・」
「サイコロあるよ〜」
バド男、気づかれなくてドンマイ、そしてメディ子、サイコロ持ってくるなら食べ物をもってこい。
「一応つきそい候補はパラ男かダハ男だね」
おいおい、俺はやめとけよ。
「そうだね、じゃあ偶数は僕、奇数はダハ男かな」
「分かったよ」
・・・本当は分かりたくない。
「じゃあ振るよ〜」
・・・5かぁ、そうかじゃあ奇数だな。
「5だね」
うんうん、5だよね。
「ダハ男いってらっしゃい」
現実をつきつけるなよ・・・。
「いや、でもさ、ほら、俺、向いてない、縛り要因だし」
「・・・行くよ」
待て待て、だからおい、レン子、ひっぱるな、おーい。
「ダハ男、毒見よろしく」
毒見かぁ、味見にしてよ頼むから。お、五七五、たしかブシドーの国で川柳とかいったっけ。あっはっは。
「・・・はい」
ん?
「・・・きのこあったから」
「えーっと、調理とか・・・」
「・・・今火で軽く炙った」
「色が緑なんだけど」
この色はやばいよね、確実あぶないよな。なあ・・・。
「・・・緑は・・・青汁とか」
「ああ、健康ってか?きのこには当てはまらないと思うぞ?」
青汁は葉っぱだろ・・・?
ってかあれ苦いし、俺甘党だし・・・似合わないとか言うな。
・・・ここはうまく食わないようにするか・・・。
「なあ、レン子、どうせなら二人で分けないか?」
「・・・いいよ」
あ、あっさり、ラッキー。
「じゃあ、先にどうぞ、レディーファーストってね」
「・・・ありがとう」
・・・こいつ天然?
「・・・コリコリしてておいしい」
本当か、でも食べたくねえ。。。
「じゃあこっちの半分もあげるよ、腹減ってるだろ?」
ふっ、これで・・・
「・・・うん、ありがとう」
なんかあっけないな。
「・・・おいしい」
そりゃようございまして。
「じゃあきのこつんで帰るか?」
「・・・」
返事が無いな。どうした?
「大丈夫か?」
なんか顔火照ってるし。
「風邪か?」
「・・・違う」
「じゃああのきのこか?」
食わなくてよかった。じゃなくてやばいんじゃないのか?
「・・・多分」
うわっ、罪悪感。
「・・・っはぁ」
ん?
「どうした?」
「・・・体火照って・・・」
結構な罪悪感。ダクハンなんてやってるけど意外とやさしい人なんだよね俺。
・・・自分が犠牲になるのは嫌いだけど。
「大丈夫か?」
「・・・がまんできない」
おいおい。
「水でも汲んでくるか?」
「・・・いい」
いいのか?
「・・・それより・・・」
それより・・・?まて、弓で殺すとかなしな。
「・・・体火照ったのさまして欲しい」
「だったらメディ子のところに・・・」
「・・・違う、そうじゃない」
何だ?
「・・・君としたいの」
「何だ?何を?スポーツでもするか?」
「・・・分かる・・・でしょ?」
ごめ、わからね。
「・・・はぁ、おねがい・・・」
あー、分かりかけた。危ない危ない。ちと危ないな・・・。
「・・・逃げないでね」
っと、ばれたぁ?走るか。
「・・・ごめんね」
「え」
あ、頭いたっ、・・・・・。
あ、朝か、硬いな・・・ベッドが。
とても嫌な夢を見た気がするな。
「・・・起きた?」
「ああ」
あれ、体が動かないな。
なんだろう。
「・・・君のかばんから紐とか借りたよ」
「ああ、分かった」
紐か。何に使ったんだろう。
「・・・じゃあ」
「え?」
そういやなんでこいつ服を脱ぎ始めてるんだ?
さてさて、ちょっと整理してみようか。
今動けない。紐貸した。服脱いでる。
・・・?
動けないのは紐で結ばれてるのかな。
・・・あ、分かった、夢じゃないんだなあれ。
やば・・・。
「おーい、レン子、やめない?」
「・・・やめない」
ちょ。。。
「分かった分かった。頼むから解いてくれ」
「・・・分かった」
レン子は紐をぶちぶちと切っていく、ああ、結構高かったのに。
「レン子、服は着ろよ」
いや、目の保養にはなるけど理性がね。
「・・・エッチ」
なんで?
「・・・それと、やだ」
おーい。
「なあ、きのこのせいで俺に裸とか見せるのはいやだろ?」
「・・・いいよ」
必死の説得無駄かよ。
「なー、考えなおソー?」
「・・・ダハ男も男でしょ・・・?覚悟を決める」
ちょ、おいおい。
「レン子、後悔するぞ?」
「・・・いいよ」
はぁ・・・。
「・・・んっ、ぁ・・・」
手始めに首筋を舐めてみる。
胸を舐めながら右手でほぐすように揉んでいく。
「・・・くぅっ・・・あふっ」
感度いいなー、楽しいわ。
「・・・どうしたの?続けて・・・?」
諦め、もう理性切れたよ。
知識を総動員して攻め抜く。
彼女のまだ誰も受け入れたことのない秘所へと手を伸ばしていく。
「あれ?ぬれてるけどどうしたの?」
「・・・やぁ・・・言わないで・・・」
ふっ、本気でやってやろう。
わざと音を立てるように中指でかきまぜていく。
「なんだろうね、この音」
「・・・ふぁっ、くっぅ、わかん・・ない・・」
軽くクリトリスを弾く。
「ひっぁああ」
弓なりに体をはらせてイってしまう。
でも、休ませない。
「うぁっ、や・・・ちょっと・・ま・・って」
快感に溺れさせていく。
入れる指を一本から二本へと増やしていく。
「だめ・・・二本も・・・あぅ・・・」
ふん、ダクハンをなめるな。
「・・・ふっぁ」
「満足か?」
「・・・まだ」
おい。
待て、なあ・・・。
・・・緑色のきのこ。
あのつぶやくようにしゃべる内気だと思っていたレン子が・・・。
恐るべし。
いや、現実逃避じゃないから、違うから。
・・・。
「・・・早く」
もう、やだ。
「食料こないねー」
「死んでしまったか?」
「探しに行くか?」
「大丈夫だろ、レン子強いし」
「そうだなー」
駄作SSでゴメ。
>保管の人
タイトル変更、ありがとう御座います。お手数おかけしました。
以下、5層ネタバレ及び微グロ・陵辱注意。
―――――――――――――――――――――――――
――遺都シンジュク。
ビルの谷間に橋の如く生えた幹の周囲には4つの死体が散乱していた。
頭が抉られ生暖かい血の海に沈み、金髪が赤く染まったパラディン。
目が見開き、首と身体が真っ二つに切断されたバード。
首が有り得ない方向に曲がり、口を空けて地に伏しているメディック。
恐らく呪言を受けた状態で自身を火炎で燃やし尽くしたのだろう。炭と化したアルケミスト。
その死体の傍らで、ダークハンターに組み伏せられている額に傷のある異国の剣士。
「や…めて…」
掻き消されそうな小さな声を捻り出すカースメーカーの少女。
少女の両腕は盾による攻撃でへし折られ、頭と両足も完全に拘束されていた。
――動く事も目を背ける事も間々ならず、目の前で今起ころうとしている惨劇を見つめるしか無かった。
『Episode4(if) Crazy Blood 〜そしてすべてが無に還る〜』
「な、何をする…!」
「………」
"氷の剣士"の異名を持つ少女は、突然の出来事に動揺していた。
敵が攻撃してくるならまだしも、いきなり武器を捨てて押し倒す等とは思いにもよらぬ行動だった。
――最下層とも言える第五階層に辿り着いた一行は、迷宮の謎を明かされるのを阻止しようとする
レンとツスクルの襲撃を受けた。
万全の状態ならば、恐らく勝利できただろう。
…だが彼らは同階層に出現する"死を呼ぶ骨竜"と戦ったばかりで満身創痍だった。
今までの経験則上、回復でもしてくれるのだと考えていたのが甘かった。
後は御覧の通り、体力も精神力も相当減っていた5人は一方的な惨劇の殺される側に廻っていた。
仲間達が倒れ、最早後が無くなったダークハンターは、傷だらけの身体で狂った様な笑いを上げて
ツスクルを拘束し、レンに体当たりを食らわしたのだ。
押し倒された衝撃で、レンの武器である刀は戦いの場である幹の上から落下した。
恐らく遥か下の地面にでも突き刺さっているのか、折れてしまったかのどちらかだろう。
「何をする…? 決まっているだろう。貴様の痴態を相棒に見せ付けてやるんだ」
狂った笑いを上げたかと思えば、今度は無表情。それも生気の抜けた無機物の様な表情で言い放った。
ダークハンターはツスクルの方向に目をやり
「絶対目を背けるんじゃないぞ……尤も、それすら出来ないだろうけどなぁ……」
言うや否や、レンの着物を両腕で引き裂く。同時に淡い桃色の乳首が目に入る。
「な、な…な……きゃああああああぁぁぁッ!!」
叫び声を上げるレン。殆ど人に見られた事の無い裸体を眼前の男によって曝されたのだ。
レンは解放されようと暴れ狂う。だが、ダークハンターは拳を振り上げた。
「黙れ。黙れ黙れ黙れッ!!」
「ぐふぅ!がはぁッ!」
何度も顔を殴打され、口や鼻から血を流すレン。
最早、戦意を喪失するどころか、目の前の狂気に満ちた者に対する恐怖で震えていた。
「無様だな。今までの凛とした表情が、ぶち壊された感想はどうだ」
相も変わらず、機械の様に淡々と喋るダークハンター。
レンは答える気力を失い、目の焦点すら合っていない。
「ひ……だ…め…」
正気の沙汰とは思えない凄惨な光景に、ツスクルもまた泣きながら声を上げていた。
「そうだ……非常に面白い事を思いついたぜ…」
スゥ、と立ち上がったダークハンターは、レンの袴を剥ぎ取った。
茂みに覆われた秘所が露わになるが、恐怖で震えるレンは抵抗すらしなかった。
レンの身体を抱えて脚がM字になる様、開脚させて持ち上げた。そしてツスクルの方を向き言い放つ。
「今から貴様にレンの淫らな姿を御披露目してやるよ」
と同時に、ダークハンターの肉棒がレンの秘所を貫いた。
「ぎ…ひぎぃいいいいいいいい!!?」
濡れていない秘所を一気に貫かれた激痛で、レンは厭な悲鳴をあげた。
ダークハンターは構わず腰を動かす。
「あぐぁ!ぎゃんッ!ひぎぃ…ッ!…があぁ…!」
腰の動きとシンクロする様にレンはリズミカルな喘ぎ声と苦悶の表情を浮かべる。
「どうだ?貴様が慕っている女の表情は面白い事になっているだろ?」
ダークハンターの言葉に耳を塞さぎ、この場から逃げ出したいツスクル。
しかし拘束された彼女は嫌が応にもこの光景を見せ付けられていた。
接続部分から血を垂らし、顔は鼻血と涎と涙でぐちゃぐちゃのレン。
「いやぁ……抜いてぇ……た、助け…うぐッ…!!」
「黙れ淫乱雌豚がッ! 貴様は喘いでいればいいんだよ!」
「もう、いやぁ……!」
腰の動きが一層激しくなる。
「そろそろ出すぞ…」
「あぐぅ…ひぃ…おね、がい…中は……」
「そうか。中に出して欲しいか。やはり貴様は淫乱だな」
「ち、ちが……やめてぇぇぇ!!」
――ドクン、ドクン
「……たっぷり注いでやったぜ」
「ああ…あああ……!!」
レンの心が壊れた。
――どさり。
ダークハンターは地面にレンを投げ捨てる。
ツスクルに近付き拘束を解放すると、彼女もまた力なく地面に伏せてしまう。
この光景に、精神がおかしくなり生ける屍の様になっていた。
「無様だ。実に無様だな。歴戦の冒険者のお前等が、あっけなく壊れちまうんだからな」
木の幹からレンとツスクルを蹴り落とす。
風の音と共に、二人はどんどん小さくなっていった。
「ひ…ひひ……ヒャ―ハッハッハ、ヒャハハハァ!!!」
ダークハンターの狂った笑い声がシンジュクに木霊した。
彼は自分の剣を拾い、自身の胸に深く突き刺した。
「ヒャハッ…! ゴフッ……」
仰向けになって口から血を吐く。
「――すまない…」
5体目の死体が出来上がる。
彼が最期に――誰に謝ったのかは分からない。
v
.i
game over
スレが進んでると思ったら3作も!
グッジョブグッジョブ!(*´Д`)ハァハァ
>>583 公式設定の雰囲気を壊す事無く、糸目を女設定にした
>>583さんに超GJ!
文章のクオリティもたけぇ…
ちょっとラッチクエやる気になってきたわ。
最後ワロタ。やっぱり守銭奴は守銭奴なんだなw
>>592 縛られるダク男にワロタw
据え膳ボクっこ萌えるわ。
>>599 レン受キタコレ!!!性欲をもてあますぜ…
こういう鬼畜&ダークな話も好きだ。GJ!
またこういうの読みたいなー
>>592の続きのような駄作投下。
・・・長いし、文章力ないしで、読みたくない人はすっとばし推奨。
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緑色のきのこでレン子が狂ってから数日。
いや、今はもう治ってるのだと思うが。
結局あのときは最後まですることなくレン子が気絶してしまい。
俺はきのこを焼き捨て、そこら辺の草を食べられる草だとメンバーに出した。
・・・意外と好評だった。
まあ、そんなことはどうでもいいのだが・・・。
数日たってもレン子が何も言ってこないのを見るとどうやら記憶もなくしているようで、
それは俺にとっては嬉しいことだった。
そして今日はようやく噂の五日クエ最終日。
昨日は花に眠らされ死ぬかと思ったが・・・。
逃げることをほとんど許さない厳しいリーダーってのはつらいな・・・。
「おい、ダハ男」
なんだいバド男、今考え事をしているんだ。
「ん?」
心の声とは違う言葉を発する口。
本性をさらさないことが大事だね、うん。
「ん?じゃないよ、さっきから泉で最後の野宿をしようって言ってるじゃないか」
ああ、言ってたなそういえば。
「ああ、ごめん、じゃあ行くか」
「ダハ男、君はもう少し・・・」
リーダーの話が長くなりそうなので早急に泉に行くことにする。
「さて、じゃあレン子、ダハ男、食料調達行ってらっしゃい」
何故かあの日から俺たちが食料採集係らしい。
・・・個人的にはレン子が怖いのだが・・・きのこ嫌いになりそうだ。
「・・・行くよ」
「はいはい」
レン子ともども扉をあけて食料を探しに行く。
「・・・あ、きのこ」
って、おいおいおいおい、やめてくれよ?
「え?あ・・・そう?でもきのこはさ、うん、毒あったりね」
いやです、きのこ大嫌い。
「・・・緑色のきのこだけど、おいしそう」
やめろ!やめろ!食べるな。な?
「いや、それはさすがに危ないだろ」
「・・・冗談だから」
「冗談てね・・・」
・・・ん?冗談?ってことは緑色のきのこを怖がっていることを知っているのかこいつは。
おっと、こいつなんて言ってはけないな。彼女は。
「・・・そういえば」
まてまて、まだ考え事をしているんだ。
「・・・あのとき」
もしかして、あのときの記憶残ってんの?やめてよもう。
「・・・緑色のきのこで」
「なにそれ」
一応知らないふりを・・。
「・・・今持ってるから食べる?」
「いい、いらん」
やめてくれ。
「・・・じゃあ覚えてるね?」
ただのきのこ嫌いだと言い訳でもするか?
「・・・きのこ好きだったはず」
ごめ、まだ何も言ってないから・・・。
「・・・責任取って」
「なんの?」
こうなったら知らないふりを突き通す!
「・・・君がきのこを食べて僕を襲った」
待て、逆だ。
「いやいやいやいや、俺はやってないぞ」
「・・・じゃあ覚えてるね」
「・・・体を見られてしまったんだ、責任を取ってもらうしかないでしょう?」
慰謝料か?
「えーっと・・・慰謝料?」
「・・・違う、責任取って最後まで・・・」
「分かった、五日クエを最後まで終わらそうな」
「・・・そうじゃ」
「いやいや、五日クエだろ?な?」
「・・・違う、あのときの続き」
マテコラ。
「なー、おかしいぞー、そう恐ろしいことを淡々とつぶやくように言うのはカスメの役目だ
お前は違うだろ?」
「・・・人それぞれ」
だよな、俺はいったい何を言ってるんだろう。
「・・・ほら」
ほらじゃねえ。
「・・・三択」
二択じゃなくて三択か、選択肢多いほうが気楽だよな。
「・・・きのこで無理やりか、縛って無理やりか、自主的か」
やっぱそういうのか。
「・・・どれ?」
どれもいやだ・・・。
「いや、どれもさ・・ね」
「・・・どれ?」
分かった分かりました。
「じゃあ・・・自主的で・・・」
「・・・うん」
こいつがナに考えてるのか分からない・・・。
「・・・えーっと・・・前みたいに好きにしていいから」
うーん、すごく羨ましいセリフ。もう客観的に見たくなるね。さて、どうしたものか。
観念して服を脱がしながら首筋を舐めてみる。
って、前とほぼ同じパターン・・・。
「ところでさ、きのこも無いのにどうして・・・食べてないんだろ?」
「・・・秘密」
そうかいそうかい。
「・・・いいから続き」
「あ、ああ・・・」
「はあ、レン子、どうなっても知らないぞ?」
「・・・いい」
ここで我慢したら男じゃないな、リミッター外れたよ。
軽く胸の周りをやさしく撫でる。
「・・っ」
「どうしたの?声我慢して、恥ずかしいのかな?」
軽く攻めていく。
「・・・そう」
「我慢するならもうしないよ?」
別に俺はやらなくてもいいんだしな。
いや、やりたいけど。。。
「・・・我慢しないから・・・」
言われた直後に無言で撫でていく。
「・・・ぁ・・・」
異常なまでの甘い声、脳が溶かされていく。
けれど決して強くは触らずに焦らすように撫でていく。
「・・・くぅ・・・」
軽く軽く、さわっているか触っていないか分からないほどに。
「・・・はぁ・・・ぅ」
「これで満足?」
必ず否定の言葉が返ってくるであろう言葉を投げかける。
「・・・満足できない」
予想通りの回答。
「どうして欲しいのかな?」
やっぱり俺は鬼畜だなぁ、処女に無理やり言わせようとしている。
まあ、もともと彼女から迫ってきたわけで、俺に非はない。
「・・・もっと、強く・・・」
「強く?どうするの?」
聞きながらやさしくやさしく、撫でていく。
「・・・っ・・・その・・・触って欲しい」
「どこを?」
あくまでも非情に追い詰めていく。
「・・・その・・・だから・・・胸とか・・・」
攻守逆転。
「続けていってみて?」
「・・・胸とか・・・・その、強く触って欲しい・・・」
理性を壊すには十分。
「分かった」
しかし、あくまでも胸だけを触っていく、乳首なんてないかのように避けて触る。
「・・・っぁ・・・あの、ち・・・乳首も・・・」
「俺は何も言ってないのにおねだりしちゃうの?」
ダクハンなんてサディストじゃないとやってられないしな。
あくまでも優しい言葉に徹しているが言っている言葉はきつく。
「・・・ごめん・・・なさい・・・」
「いいよいいよ、お望みどおりにしてあげるよ」
そういってふくらみの中心へと指を進める。
「・・・ゃぅ・・・ぁふ」
顔を真っ赤にしながら甘い声で俺の脳を溶かしてくる。
「・・・な・・・舐めて・・・その、胸とか・・・乳首・・とか」
「分かった、レン子がいうことをやってあげるよ」
一見するとやさしい台詞、けれどもそこには言わないとやらないという意味が含まれていて
・・・結構いやなやつだな俺。
そう思いつつもふくらみの中心を舌で転がす。
「・・・ひぁっ・・・ぅ」
そろそろイかせてあげようかな。
「イきたい?」
「・・・ぁっ・・うん・・・」
「じゃあ、分かるよね?」
向こうは初めてだというのに、俺はいやなやつだなあ。
「・・・ん・・イ・・・かせて・・・」
さきほどまでと変わり、今度は激しく攻めたてる。
「・・・ひぁぁっ・・・うんっ」
最後に歯で軽く噛んでやる。
「・・・ひっぅ・・・はぁあああっ」
体をめいっぱいに反られてイくレン子。俺どうにかなりそう。
「・・ふぅ・・」
軽く余韻に浸っているみたいだ。
こっそりと秘所へ手を伸ばす。
「・・・え」
いきなりのことに驚いただろう。
「・・・くう」
でもやっぱり触らない、太もものつけねなどを撫でるだけ。
「・・・はぁ・・・その・・・触って・・・」
「どこを?」
分かってるくせにそれをレン子に説明させる。
「・・・僕の・・・その・・・」
「その?」
「・・・大事な・・・とこに・・・」
「大事か、頭かな?」
ここまできて本当に分からない訳が無い、それじゃただのアホだ。
「・・・ちがっ・・・その・・・だめ、言えない」
「そうか、残念だね、俺にはどこか分からないんだ」
攻めたてる。どうしても言わせようと。
「・・・僕の・・・その・・・女の子の部分に・・・」
女の子か・・・かわいらしい回答じゃあないか。
「分かったよ」
まだ薄い茂みを抜け、小さな割れ目へ手を伸ばす。
「・・・ふぁっ、あぁぁっ」
筋にそって撫でる、ときおりクリトリスを弾きながら。
「・・ひぁっ、くんっ、ふぁ・・・」
弾かれる快感はイく直前で止まる。あくまでも焦らしていく。
「・・・っぁ・・」
レン子を快感で溺れさせていく。
「すごいね、なんだか液体があふれ出してるよ?」
「・・・やぁっ・・・言っちゃダメ・・・」
「これなんだろうね」
「・・・わかんない・・・っ」
顔を真っ赤にしてそうつぶやく。
まあ、いいか。
指を一本だけ埋める。
「・・・くぁっ・・・」
そして二本・・・。
「・・・・やぁあぁっ」
入れたり出したり、かき混ぜたり。あの手この手で感じさせていく。
「・・・っぁ、だ、め・・・」
今日二回目、弓なりに体をそらせて顔を真っ赤にしながらイってしまう。
「またイっちゃったの?」
「・・ぅぁ・・っ」
軽く余韻に浸っているようで聞こえていない。
「・・・ダハ男・・・その・・・入れて・・?」
真剣にかわいい。
「痛かったら言ってね?」
・・・何故俺はレン子を気づかっているのだろう。もともとレン子に強引にさせられていた
はずなのに。その答えはまだ出ない。
「・・・うん・・・」
すっかり濡れているそこに軽く入れていく。
「・・っ・・」
顔が苦痛にゆがむ、ゆっくりと入れていく。あくまでも、丁寧に、ゆっくりと。
「・・・いたっ・・・」
なみだ目になりながら必死で受け止める。
処女幕に当たる。
「本当にいいの?」
最終確認。
「・・・いい・・・から」
勢いをつけて一気に貫く。
「・・・い゛っ・・・だぁ・・っく」
男には到底分からない痛み。それどころかあまりの締め付けに快感に、気絶しそうになっている。
落ち着いたところを見計らって。
「動くよ?」
「・・・大丈夫・・」
確認を取ると、動き出す、最初はゆっくりと。
「・・・っ・・・たっ・・・」
涙目から一粒涙がこぼれ出る。何故だか心が痛む。
痛む心とは裏腹に体は動きを早めてしまう。
「づっ・・・たぁ・・・くっ」
必死で受け止めているレン子・・・何故耐えているのだろう。
「ごめん、レン子・・・」
「・・・い・・いよ・・」
涙目ながら笑う。
レン子の中に出してしまう・・・悪いと思いつつも。
「・・・んっ」
それでも必死で受け止める。何故・・・?
「レン子・・・ごめ・・俺」
出してしまった後には後悔の念だけが残る。もともと向こうが?そんなこと考えられない。
「・・・いいよ・・・ちょっとだけうれしいし・・・ね」
・・・・・・。何故ほほえみかけてくるのだろうか。
「・・・それに子供できたら・・・また責任とってもらうから・・・さ」
「ああ・・・」
それでもかまわない。
「・・・ありがと・・」
そう呟くとレン子は気絶してしまった。・・・やっぱり痛かったろうに・・・。
。
「食料こないねー」
「そういえば五日クエの本当の噂知ってる?」
「え?本当の噂って?」
「この五日クエって・・・終わったあとにカップルが出来るらしいよ」
「へえー・・・」
「何でも緑色のきのこを食べると自分の気持ちに正直になれるそうな」
「・・・案外ダハ男とレン子もそうなってたり・・・?」
「あははは、まさかねえ」
「そのきのこ・・・いいな・・・」
「バド男?メディ子に食べさせようとか考えるなよ?」
「え・・・え・・・あ・・・うん」
噂の五日クエ。
今日もまた冒険者達はこのクエストをこなしていく。
ひとまずEND
無駄に長い話ですいません・・
とりあえず・・・は三点リーダ(…)にすれば多少見栄えがよくなる
投下速度速えぇ。
レンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ifってことは、これはバッドルートってことだよね。
本筋もwktkして待ってます。
据え膳レン子もかわええ。
単なる媚薬じゃなかったとこがミソだなー
>>602 最初はもっとこう、ヒィヒィ言わせてやるぜ的なもん考えてたんだが
オチの台詞を思いついた瞬間に、すべて崩壊した。
やつは手ごわい……
旅行から帰ってきてスレ開いたら、なんという豊作っぷり…。
女宿屋自然すぎワロタwもうこれが公式設定でいいんじゃね?
こんなサービスがあるならぼったくられても本望。
ヒャハってるダークなダークハンターもいいな。
エロパロじゃあまりみないタイプのダク男だ。
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game over
↑これワロタ。ゲームで何度見た事か…orz
ショタパラ×ロリメディを書いてみたので投下。
ネタバレ要素なし。
基本的にはシンプルなラブラブもので
エロ描写はかなり薄味だけど、
ちょっとだけアブノーマル、かな。
「ねぇねぇ、クリス〜」
今日もまたティルは、長鳴鶏の宿でボクが割り当てられた部屋に入ってくるなり、
なにかを期待するような笑顔で話し掛けてきた。
…ボクはティルのこの表情が苦手だ。
いや、正確に言うと、表情自体が苦手だというわけでは決してないのだけれど……。
実際のところ、キラキラと瞳を輝かせてるティルはとても可愛い。
思わず、その場ですぐにでも強く抱き締めて、キスの100回でもしたくなるくらいだ。
じゃあ一体なにが悪いのかと言えば、
この好奇心に満ち溢れた表情を浮かべる時、彼女が必ずと言っていいほど無茶なことを言い出すのが問題なわけで……。
ボクの名前はクリス。職業はパラディン。
世界樹の迷宮に挑んでいる冒険者の一人だ。
初めてティルと知り合ったのは、2ヶ月ほど前になる。
ボクが所属しているギルドに、新しくメディックが加入してきた。
それは、リスのようにパッチリと見開かれた、クリクリと大きな目が印象的な、小柄で華奢な可愛らしい女の子だった。
サラサラな茶色のショートカットからは、少しだけ飛び出した前髪が頭の上でピンと立っている。
後で知った事だが、そういうのを俗に「アホ毛」というらしい。
…言い得て妙だと思う。
「はじめまして! ティルって言います。精一杯頑張りますからよろしくお願いしますねっ」
そう言ってにっこり微笑んだ彼女に、ボクは一目で心を奪われてしまった。
どうやらティルも、初対面の時からボクに好感を持ってくれていたらしく、
ボクたちが恋人関係に発展するまでは、あまり時間を要しなかった。
ただし… 実は彼女は、メディックという職業が一般的に抱かれやすい(かくいうボクも抱いていた)
イメージとは大きく異なっており、おしとやかな子なんかではなかった。
元気印で快活な女の子だったのだ。
いつでも元気いっぱい、といえば聞こえはいいのだけど、向こう見ずな部分があるのが問題だ。
さすがに、初遭遇のF.O.Eに、メディックのくせして躊躇なく殴りかかり、杖でブチのめしたのには目を疑った。
……ボクは、そんな彼女に毎日のように振り回されているのだ。
そして案の定、今日もティルはいつものように切り出してきた。
「今日はね、クリスにちょっとお願いがあるの」
「ごめん、却下」
「もう! まだ何も言ってないよっ!」
不満げに頬をぷっくりと膨らませてるティルもまた可愛い…って、そんなこと思ってる場合じゃない。
「だって、毎回毎回ロクなこと言い出さないじゃないか!
この前は『外でえっちしよ』とダダこねるから仕方なくそうしたら、あやうくみんなに見つかりそうになって大変だったし、
その前は『これ飲んでからすると気持ちいいらしいよ』とか言って
怪しげな液体を飲ませられたせいで、3日は変な幻覚が消えなかったし。
…あれ、ヨナキガエルの油だったんだって? あんなのはもうこりごりだよ!」
「なによ! クリスだっていつも乗り気になってるじゃないの!」
…断じてそんなことはない。
いつだって、無理矢理押し切られてるだけなのだ。
野外でティルを抱いた時のほうが、いつもよりも興奮したなんて事実も当然ない…
とも完全には言い切れないのが辛いのだけど。
それは結果論だし、そんなこと言ったらティルがますます調子に乗るに決まってる。
ここらで一度びしっと言って男らしいところを見せてやるんだ。
「とにかく駄目! たまにはさ、普通に一緒に過ごすだけでいいじゃないか。ね?」
「最近のクリス、なんだか冷たいよ……
もう私のことなんて好きじゃないんだね……うう……」
泣かれてしまった。
「ティル、これくらいで泣かないでよ。
そんなわけないじゃないか」
「だって… 今まではなんだって言うこと聞いてくれてたのに……ひっく……」
顔をつっぷして小さく嗚咽を漏らすティル。
ああ、こうなるともうダメだ。
「わかったよ…君の言う通りにするからもう泣かないで」
「…本当に?」
「本当だよ」
「約束してくれる?」
「うん、約束するよ」
結局、今日も言いなりになってしまう。
その途端、たった今までめそめそ泣いていたティルがころりと表情を変えて向き直った。
「やったぁ! さっすがクリス! だぁいすき!」
…嘘泣きだったようだ。
それでもティルの笑顔を見るだけで安心してしまうのはきっと惚れてる弱みなんだろう。
今思えば、この前も同じパターンだったような気がする。
ボクってやっぱり甘いのかなぁ…。
「はぁ…ティルのわがままにつきあうのも今回までだよ!」
「うんっ♪」
返事だけは元気いいけど、本当にわかってんのかな。
「…で、今日のお願いってなに?」
「あのね、この前クリスの寝顔見て思ったんだけどね」
「うん」
「クリスの寝顔って、すっっっっっごく可愛かったの!」
「……はは。ありがと、それで?」
「だからね、一度女の子の格好してみて! 絶対似合うから!」
「なるほど、そういうこと……………え!?」
「お洋服とか化粧品一式、ちゃあんと持ってきてるからねっ」
「な………………」
思わず絶句してしまった。
ある程度の要求なら驚かない自信はあったけど、さすがにこんなことを言われるなんて思いもしなかった。
…確かにボクは、昔からよく女顔だと言われる。
身長が低い上に細身だということもあって、今でも女に間違えられることがしょっちゅうだ。
おまけに、名前まで男女兼用のそれなものだからもう…ね。
だからといって、別にそのことをコンプレックスに思ってるわけではない……と、思う。
でも、だからって女装しろと言われてそれを受け入れられるかと言うと、その答えはNOに決まってる。
「ほらほら、ボケっとしてないで早く着替えて!」
「ちょ、ちょっと待ってよ! いくらなんでもそんなの嫌に決まってるだろ!」
「あれれれれ? さっき約束するって言ったよね? クリスは嘘なんかつく人じゃないよねぇ?」
「う………」
必死で抵抗するボクに、ティルは口元を歪めてニヤリと笑った。
うう… 典型的な悪役笑いだ。
ハ、ハメられた…。
「はい、これね」
ボクが何も言い返せないのを確認すると、ティルはニコニコと満面の笑みを浮かべながら
手に持っていた手提げ袋を渡してくる。
中をちらりと覗いてみてめまいがした。
入っていたのは薄いピンク色のネグリジェ、それに同色のパンティ……。
なんですか、このロリロリな服は。
「…本気?」
「本気!」
駄目だ。目の色が完全にマジだよ、この子。
しょうがない、諦めよう……。
「これ、ティルの服なの?」
「そだよ。まだ買ったばっかりだから着たことないんだけどね。ふふっ、残念?」
屈託のない無邪気な笑みを浮かべて、心底楽しそうに答えるティル。
「はあ……」
もう、ため息をつくしかない。
「…じゃあちょっとむこうを向いててよ。」
「え〜っ、つまんないぃ! ちゃんと私の目の前で着替えてよ!」
「絶対イヤだ! ここで着替えろっていうんならやってあげない。」
「もう! 仕方ないなぁ。クリスのわがままを聞いてあげるのは今回だけだからね!」
言ってることが絶対におかしい!
しかも、どうやらボケではなくて素で言ってるようなのが信じられない。
「それじゃ、待ってるから早くね」
ティルが急かしながらベッドの向こう側に回り込み、勢いよく腰掛けた。
スプリングが小さくぎぎっ、と音を鳴らす。
ボクは溜め息をつきながら手提げ袋から着替えを取り出した。
うーん………。
とりあえず、今着ていた服を脱いで裸になり、パンティを手に取ったままフリーズすること五分半。
「ねえ、ま〜だ?」
ティルは退屈そうに足をプラプラさせながら、時折催促の声を飛ばしてくるし、
いつまでもこうしてるわけにもいかない。
長い葛藤の末、ようやくボクは覚悟を決めてそれを身につけた。
…………………。
なんていうか……当たり前だろうけど窮屈………。
お父さん、お母さん、ごめんなさい。
ボクは今、あなたたちにはとても見せられないような格好をしています。
ああ、こんな姿をギルドの仲間たちにでも見られたら、死ぬまでずっと笑われ続けそうだ。
次に、ネグリジェに袖を通す。
これも、きっとサイズが小さいだろうと思ったらそうでもなかった。
ということは、ボクの体格ってティルとほとんど変わらないのか……。
自分が小柄なのはもちろん自覚してたけどなんかショックだなあ。
ここには鏡が置いてないので今の自分の姿がどんな風なのか確認出来ない。
これは果たして幸いなのか? 不幸なのか?
でも、その時ボクは、不思議となぜかドキドキしてきてる自分に気づいた。
待てよ、待てよ! 何でボクは女の子の格好なんかしてこんなに胸が高鳴ってるんだ!?
「クリスぅ、まだ〜?」
「あ… もういいよ」
その声ではっと我に返ったボクが、9回目の催促にそう応答すると
一瞬にしてこちらを振り返ったティルの目が、驚きでいつも以上に大きく見開かれた。
「キャーーー!クリス、可愛いぃ!」
そう叫んでボクに飛びついてくる。
「ちょ…ちょっと、ティル」
「まさかここまで似合うなんて思わなかったわ! さ、次はお化粧ね!」
強引にボクの手をぐいぐい引っ張ってベッドに座らせ、
手にしたポーチから細々とした化粧品をいそいそと取り出す。
「最初は化粧水からだよ。動いちゃダメだからねっ」
「わ、冷たい」
「ほら、ダメだってば!」
参ったな……
十数分後。
「はいっ、これでおしまいっ!」
口紅でボクの唇をなぞっていたティルがようやくその動きを止める。
「ふう、やっと終わったの?」
「やっとって失礼しちゃうわね。本格的にするとこんなに早く終わらないんだから。
クリスが退屈そうにしてるから簡単にしてあげたの!
さ、いよいよ仕上げだよ。このイヤリングをつけて。
これは耳に穴をあけなくてもつけれるからね」
言われるままにボクはティルから対のイヤリングを受け取った。
小さな三日月型のそれは、部屋の明かりを反射してキラキラと輝いている。
「付けかたはこれでいいのかな?」
「うん、ばっちりだよ! ほら鏡を見て」
どこに持ってたのだろう。ティルが手鏡を差し出してきた。
それを覗き込んで、ボクは息を呑んだ。
「これが・・・・・ボク?」
「ね、ね? びっくりするぐらい可愛いでしょ?」
確かに…自分で言うのもなんだけど……鏡に映っていたボクは………
線の細い少女にしか見えなかった。
白く染められた肌の中で、口紅の控え目なピンク色が引き立ち、幻惑的な雰囲気を醸し出している。
両耳でかすかに揺れているイヤリングもとても似合っていて
本当に、本当に不覚なことに……
ボクは……「可愛い」、そう思ってしまった。
「クリスってもともと女の子みたいな顔してるもんね、髪型も今のままで十分女の子に見えるし」
ティルのその言葉は、正直なところ、ボクの耳にはほとんど届いていなかった。
なんだか頬が燃えるように赤い。奇妙な昂ぶりが体の中を駆け巡っている。
それに伴い、鏡の中に映る少女も上気した顔に変化していく。
「…もしもーし?
ねぇ、聞いてる? もしかして自分に見とれちゃってるのかなぁ?」
「え… そ、そんなことあるわけないだろ!」
我に返ったボクは慌てて否定したけれど、その声は自分でもおかしくなるぐらい上ずっていた。
「あはっ、図星なんだ……えいっ!」
「わ!」
ティルがボクをベッドの上に押し倒し、上にのしかかってきた。
整った鼻筋が、大きな目が、ぐっと接近してくる。
「こんなに可愛いんだからしょうがないよね。 でも、やっぱりちょっと嫉妬しちゃうなぁ。
男の子なのにこんなに可愛くなっちゃって…」
そう言いながらボクの髪を、五本の白く長い指で優しく愛撫する。
「キス…しよっか」
そう言うと、返事を待たずにティルは唇を重ねてきた。
それはバードキスに留まらず、口内にまで積極的に進んできた
ティルの温かい舌がボクの舌に絡められる。
「んっ……くちゅ・…はふっ………」
永遠とも思えるような長いキスのあと、やっと顔を離したティルは、意地悪な笑みを浮かべて言った。
「クリスってヘンタイだね、女の子の格好させられて興奮しちゃってるんだもん」
「別に興奮なんかしてないよ……」
「クリスの嘘つきぃ。じゃあどうしておちんちんがこんなになっちゃってるの?」
「あ…!」
ティルの指が、ボクの性器をネグリジェごしに掴んだ。
「ほら……凄いよぉ……パンティが破れちゃいそうになってる」
そう言って、ティルはそれを優しい手つきでさすりあげる。
ボクは、指摘されるまで自分のそれが完全に勃起しきってることにまったく気づいてなかった。
「くっ……」
布地ごしにゆるやかにさすられるだけで、射精感が押し寄せてくる。
ちょっとでも気を抜いたらすぐに爆発してしまいそうだ。
「ほらほら、これでもまだ違うって言い切れる?」
「………」
「あっそ、じゃあ止めちゃおっかな?」
ボクが返事に詰まっていると、ティルはぷいと横を向き、ボクの股間から手を離してしまった。
「あ……」
「早く認めちゃいなさいよ、そしたら続きをしてあげるからさ」
こんなお預けを食らった犬のような状況で我慢出来る筈がない。仕方なくボクは答えた。
「…わかんないよ、ただ…凄く胸がドキドキするんだ。
本当に自分が自分じゃないみたいで……こんな気分生まれて初めてで……」
「ふーん、クリスってきっと変身願望がもともとあったんじゃないの?」
「わかんない…… でもやっぱり、君の言うとおりヘンタイ…なの、かな…」
「ふふ、よく言えました。それじゃあそんなクリスちゃんに御褒美をあげるっ!」
ティルは再びボクの股間をさするのを再開し、、
それと同時に空いたもう片方の手で乳首を撫でまわし始めた。
初めての感覚につい声が漏れてしまう。
「あっ……ああっ!」
「へぇ、男の子でも乳首って感じるんだ……
あ、ごめん! 今のクリスは女の子だったね」
…彼女は完全に今の状況を楽しんでるようだ。
やがて、ティルの手がパンティの中に滑り込み、性器に直に触れてきた。
「うわぁ、もうべとべとのぐっちょぐちょになっちゃってるよ?
よっぽど興奮してるんだね」
幹をぎゅっと握りしめ、空いた親指で先端の部分をこねくり回してくる。
そうして強弱をつけて攻められると、たちまち射精感が戻ってきた。
「気持ちいいっ……もう出ちゃうよ!」
「あ、やっぱりダメっ!」
ティルはパンティから一瞬のうちに手を引き抜いた。
「え? なんでやめちゃうんだよ!」
戸惑うボクに、ティルは天使のような……いや、悪魔のような笑みを称えてボクに答えた。
「気が変わったの…クリスが自分でしてるとこ一度見てみたいなぁ……
今ここで見せて。一回終わったら次は私の中に入れていいから。ねっ?」
………この子は、一体どこまでわがままなんだろう。
でもボクは不思議と、今度はそれを拒絶する気にはならなかった。
ボクもまた、心の底ではティルに見られたかったんだろうか。
女の子の格好をしたまま、自分で自分を慰めるその姿を。
ティルはベッドの前に椅子を運んできて、その上に座り、
例の好奇心丸出しな顔でボクの目をじっと見つめてきた。
「ねえねえ、クリスもやっぱり一人えっちってよくしてるの?」
「そんなにしょっちゅうはしてないよ……
でも、どうしても我慢出来ない時ってのはあるからそういう時に、かな……」
「なにかイヤラシイこと考えながらするんでしょ? どんなこと考えてるの?」
それに答えるのにはさすがにためらいがあった。
でも、ボクは結局のところ、素直に答えてしまう。
「いつも…ティルのこと考えてる」
「……どういう風に?」
「色々だよ……それこそ、言葉に出来ないぐらいうんとイヤラシイこともね」
「………バーカ」
その言葉どおり、小馬鹿にするような言い方はではあったけど、
ティルの表情はまんざらでもなさそうに見えた。
「でも…クリスなら許してあげる。ううん、他のこと考えてしたりしちゃヤだ。
私はクリスだけのものだし、クリスは私だけのものだもんっ」
そう付け足して、ティルはにっこりと微笑んだ。
「さ! それじゃ、始めてよ」
「う、うん」
ボクはネグリジェは着たままでパンティだけを脱ぎ、
ベッドの上に体育座りをするとそのまま足を開き、命じられたとおりに自分のものをしごき始めた。
「ふうん、普段そんなふうにやってるんだ……」
ティルに食い入るように見られてる……どんどん快感が込み上げてくる。
見られということがこんなに興奮することだったなんて知らなかった。
………いや、違う。
やっぱりそれだけじゃない。
それと同時に、ボクはやっぱり自分の今の格好にも興奮してるんだ。
「ふふふ…… なんかギャップがもの凄くておもしろいよ。
見た目はすっごく可愛い女の子なのに、おちんちんなんてつけちゃって」
ティルのクスクス笑いも、今は耳に心地良い。
「ほら……だんだんピクピクしてきてるよ……いつ見ても不思議、まるで生きてるみたいだよね」
既に散々イジられたあとだ、長く持つはずがなかった。
「あ……イっちゃう!」
「きゃっ!」
宣言と同時に勢いよく飛び出した精液が、
ほとんど身を乗り出すようにして行為を見つめていたティルの顔に降りかかる。
「はぁ…はぁ……」
「クリスのバカぁ! 目の中に入っちゃったじゃない! いったぁい……」
「ご、ごめん」
「もぉ〜。ベトベトするし、ヘンな臭いするし、さいてー」
ティルは、文句を言いながらも顔に飛び散った精液を指ですくい取り
しばらくそれをじっと見つめたかと思うと……ペロリとひと舐めした。
「う…… にがぁーい……味もヘンなの……」
「あう… なにしてんの、ティル!」
彼女がそんなことをするのは初めてだったので、びっくりしてしまった。
「精液って美味しいものじゃないね、やっぱり。
……でも、なんか変な気持ちになってきちゃった。
クリスのおちんちん、入れて欲しいな……ふふっ、すぐにでも大丈夫そうだね」
確かに、たった今大量に精を放ったばかりだというのに、
ボクのものはまったく硬度を失っていなかった。
「私だって……ほら」
ティルはそういうと、自分の履いていたスカートをたくしあげた。
純白のパンティの中心には、一目してそれとわかる染みがついている。
「クリスが気持ち良さそうにしてるのを見てるだけで、こんなに濡れちゃったみたい……」
「なんだ、ティルだってヘンタイじゃないか」
ここぞとばかりに、ちょっぴり逆襲するボク。
だが、そんな言葉もティルに対しては、まったく効果がなかったようだ。
「んー…… 否定は出来ない、かもね。あははっ」
あっけらかんと笑い飛ばされてしまう。
「そだ! 私もパンティだけ脱ぐから、あとはお互い服を着たまんましようよ。
なんだか新鮮でわくわくしてこない?」
「ティルは本当に色んなこと考えるなぁ……」
そうは言ったものの、彼女の提案は珍しく魅力的なものに思えた。
たしかに、服を来たまんまってのは初めてだし悪くない……かも。
ティルは宣言した通り、パンティだけを脱ぐと、
それをぽいっと遠くの方へと思いきり放り投げた。
「えへ、これでクリスと一緒だね」
そうしてまた、小首をかしげて小悪魔フェイスでにっこりと微笑む。
やばい、可愛い。
その微笑みを受けて、ますます興奮してしまったボクが、
いつものように彼女の上に覆い被さるために立ち上がろうとすると
「あ、立っちゃダメだよ!」
と、制されてしまった。
「ん、どうして?」
「横になってて寝てて。今日はクリスが下になるんだから!
きじょうい…っていうんだよね、たしか。
これも一度試してみたかったの」
「……どこで覚えたの、そんなこと」
「ひ・み・つ♪」
ティルは仰向けになって横たわったのボクに上にまたがってきた。
「んっ…………」
そのままゆっくりと腰をおろし、ボクのものを飲み込んでいく。
ティルのそこは、やっぱり十分に潤っていて、抵抗はほとんど感じなかった。
二人の繋がった部分は、すぐに衣服で隠れて見えなくなってしまう。
「あはっ……見下ろすのってなんだかいい気分……
私がクリスのこと犯しちゃってるみたいだね。
それに、そんな格好だとなんだかほんとに女の子としてるみたい………」
「あんまり恥ずかしいこと言わないでよ…ティルがこんな格好にさせたんじゃないか……」
「男の子… ううん、女の子がそんな細かいこといちいち気にしないのっ!
んっとぉ… これからどう動けばいいのかな」
さすがにそこまでの知識は、まだ持ち合わせていないらしい。
困惑した様子が少し可笑しかった。
「好きに動けばいいんじゃない? 自分が気持ちいいようにすればいいと思うよ」
「もう、無責任ね! そんなこと言われてもわかんないよ……こう………かな?」
ためらいを見せながらも、腰を浮かせて上下させるティル。
そして、なすがままにされるボク。
じゅぷじゅぷという小さな水音が部屋に響く。
「いたあい……うーん、難しい……」
しばらくはぎこちないままだったが、やがてだんだん動きが掴めてきたみたいだ。
少しずつティルの息が荒くなっている。
「んっ………んっ……」
小さく揺れるショートカットと、首筋に流れ落ちる玉のような汗がとても愛らしい。
やがて、初めは小さかったティルの動きが大きく奔放になってくる。
「くぅ…ひあああっ、はぁ…っ…ふぅっ……
ね……クリスは…ぁ…きもち…いい?」
「うん…凄く……気持ち、いいよ……」
ウソじゃない。
自分が下になるという、いつもとは違う刺激に、腰がとろけるように気持ちよかった。
「そう…良かっ…た……」
そう言うと、ティルはますますその動きを早める。
ベッドが大きく揺れ、スプリングが悲鳴をあげた。
「はうっ…すきなときに……いつ…でも……
いっぱい………いっぱい、だして……いいからね…
わたし、クリスの…あかちゃんほしい………もん・…」
「ありがとう……ああっ………イくよ!」
熱いものが胸と ―――股間に込み上げてくる。
ボクは最後に一度だけ、自分で大きく動いて腰を突き上げて
ティルの奥深くまで性器をねじ込み、その子宮に思いきり射精した。
「あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ!」
ティルの声が部屋中にこだました。
「ああ、気持ちよかった……
クリスったら、やっぱり可愛すぎるよ〜」
「あはは……」
うっとりとした表情のティルを尻目に、乾いた笑いを浮かべるボク。
「もう私の前では恥ずかしがらなくてもいいから、これからも女の子の格好してね」
「………たまーに、ね」
そして、疲れてしまったのか、ギュッとボクの手を握りしめたままで、
すぐに安らかな寝息を立てはじめたティルを見てボクは小さく呟く。
「……自分の方がよっぽど可愛い寝顔のくせに」
ティルの体温の温もりを感じ、髪の香りを嗅ぎながら、
この幸せがずっと続くことを心の底から願い、
ボクもまたすぐに深い眠りへと落ちていった。
翌日。
「ねぇねぇ、クリス〜」
今日もまたティルは、ボクの部屋に飛び込んで来るなり、目を輝かせて話し掛けてきた。
「あのね、危険な花びらと邪悪な花びらの花粉を
2:1の割合で混ぜてから天日干ししたものって強力な媚薬になるんだって!
試してみようよ!」
「……ごめん、却下。誰が言ったんだよそれ……」
…ああ、神様。
確かに、この幸せがずっと続くようにとは願いました。
でもボクはこの先、いつまでティルに振り回され続けるのでしょう………
(おしまい)
以上、可愛さには定評のある(ような気がする)ショタパラに
軽いノリで女装させてみたというお話でございましたとさ。
今回もまた、前置きが長くなってしまって反省。
次こそはコンパクトな話を……!
ウホハッサン
俺の中ではショタパラが主人公でロリメディがヒロインなんだが、逆でもいいように思えてきたよw
GJ!
| | | |
| ! | |
| │ 〈 !
| |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
/⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ ! ウホッ・・・
! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l |
| | /ヽ! | |ヽ i !
ヽ { | ! |ノ /
ヽ | _ ,、 ! , ′
\ ! '-゙ ‐ ゙ レ'
`! /
ヽ ゙  ̄  ̄ ` / |
|\ ー ─‐ , ′ !
いやそういうのはあんまり・・・
女装パラGJ!
一見百合のように見えるカップル……(*´Д`)ハァハァ
, '´  ̄ ̄ ` 、
i r-ー-┬-‐、i
| |,,_ _,{|
N| "゚'` {"゚`lリ
ト.i ,__''_ !
/i/ l\ ー .イ|、
,.、-  ̄/ | l  ̄ / | |` ┬-、
/ ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
/ |`二^> l. | | <__,| |
_| |.|-< \ i / ,イ____!/ \
.| {.| ` - 、 ,.---ァ^! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
__f゙// ̄ ̄ _ -' |_____ ,. -  ̄ \____|
| | -  ̄ / | _ | ̄ ̄ ̄ ̄ / \  ̄|
___`\ __ / _l - ̄ l___ / , / ヽi___.|
ホモショタか。
うーむ。そう言えば本スレで執政院の眼鏡ってなんかホモじゃないかとか言われてたけど
あの眼鏡×ソド子とかいう変化球も面白いかも。
ベタだけど「あなたにチェイス」とか言ってそうです
Lv70のソド子のチェイスとかすごそう((((;゜Д゜)))
>>623 GJ!!心情描写いい感じだし、こういうシチュエーションかなり好きかも。
でもロリメディって言うよりはバー子のイメージで読んでたかな。
執政院のメガネでひとネタできたんだけど
>>623のキャラ借りていいかしら。
オチの部分にちょっとばかりゲスト出演させたいんだけど。
ダメならダメでどうにかうまいこと改変するつもりなんでご意見プリーズ。
>>634 頑張れ〜!wktkして待っている。
眼鏡が変態キャラになりそうな悪寒w
636 :
634:2007/03/07(水) 05:17:33 ID:bkTkSGfa
急に手のひらを返すようで非常に心苦しいのですが、ゲスト依頼を取り下げる事にいたしました。
あまり過剰に馴れ合うのも見ていて気持ちいいものではないだろうし
オチに関わる部分が他の作品を見ないと分からないというのは好ましくないであろうということで
自身の浅慮を恥じつつ依頼撤回という判断を下す事にいたしました。
うるる氏およびスレ住人の皆様においてはどうか寛大なお心で私の我侭をお許し下さい。
というわけで本編を投下。
初めてお目にかかる。私は執政院で受付業務を執り行っている者だ。
人は私を「ボンクラ眼鏡」と呼んでいるそうだが……正直心外だ。
私も人の子であるから失敗だって当然してしまうが、ボンクラ呼ばわりされるほどの大失態なぞそうやらかすものではない。
冒険者から報告された樹海のモンスターやアイテムの解説文が少々間違っていたところでいかほどの問題があると言うのか。
……まあ、それはさておき。
実は最近になって私の身に少々問題が起こったのだ。
と言うのも……恥ずかしながら、この年齢で恋というものをしてしまったようなのだ。
ここエトリアに集う冒険者たちの中に、先日ひときわ愛らしい容姿を持つ女性を見つけたのである。
彼女を想うたびに私の心の臓は踊り狂い、精神は千里彼方の夢想の境地へと旅立ってしまう。
その間は仕事もろくに手につかず、初心な乙女のようにただ溜息をつくばかりなのだ。
我ながらなんとも情けない事ではあるが、むさ苦しい男性冒険者と毎日顔を突き合わせていながら男色に走らなかっただけでも自分を褒め称えたい。
何しろ彼女の愛らしい事といったら幾千万の形容をもってしても表現しきれぬほどなのだ。
意志の強さを感じさせるつぶらな瞳、絹のごとき手触りが容易に想像できるショートボブの髪、薄い肉付きが庇護欲を誘う小柄な身体。
ああ、彼女をこの手で抱きしめたい。そしてその桜色の小さな唇を奪ってしまいたい。
遠慮がちなバードキスから情熱的なフレンチキスへ。舌を絡め合い、彼女の甘い唾液を嚥下する。
彼女の身体を隠す一切を剥ぎ取り、慎ましやかな乳房へと手を伸ばすと、彼女が恥じらうようにそれを両手で隠す。
優しい口調で諭し、その腕をそっとどかせる。先端の突起を避けて、触れるか触れないかの優しい愛撫を繰り返す。
やがて我慢の限界を迎えた彼女が先端のつぼみへの愛撫を懇願しはじめる。もちろんいっぱいに涙をたたえた上目づかいで。
満足げに微笑みながら乳首を口に含み、反対側の突起を指でつまみあげてゆっくりと転がす。
麗しい嬌声を上げる彼女の腹部を空いた手で撫で上げ、そのまま下腹部へとずらしていく。
産毛のごとき薄い茂みを指先で擦り、太ももの内側をなぞり、彼女の性感を高めていく。
乳房の時と同じ敏感な部分を避けた愛撫で、彼女の限界が再び訪れる。
私は執拗にその部分の名称を問いかける。羞恥で真っ赤に染まった彼女の顔が私の興奮を最高潮に導く。
淫猥な言葉を彼女の愛らしい唇から何度も紡がせ、蕩けきった未踏の花園へと私自身を突き入れる。
痛いほどに締め付けてくる彼女の内側を思うさまに蹂躙し、溜め込んだ欲望の塊を一気に吐き出す。
結合部から漏れ出す泡だった粘液をすくい取り、荒い息を繰り返す彼女の白磁の肌に塗りつける。
そう、彼女が私のモノとなった証を永遠に刻み込むために――
「おいパラ男、あのボンクラ眼鏡またこっち見てるぜ」
「ホントだ。いやに熱い視線だなぁ……」
「おおかたお前のケツ狙ってるってなオチじゃねぇの?」
「……いくら何でも言っていい事と悪い事があるよ?」
「悪い悪い。カノジョ持ちをひがむ独り身のたわ言だって」
「そうやってデリカシーの無いこと言うから恋人ができないんだろ」
「へーへ。どーせ俺はいつまで経っても毒男ですよーだ」
ああ、今日も彼女の可憐な姿を見ることができた。
隣で楽しげに話しているのは同じギルドの男だろうか。なんとも妬ましい。
いつの日かこの想いを彼女に伝え、相思相愛になりたいものだ。
そしていつか、私のモノたる証を彼女に刻み込むのだ。
ああ、あのほっそりとした脚をべとべとになるまで舐め回したい。
あの小さな唇で私の怒張を頬張ってもらいたい。
あの美しい金の髪を、私の欲望で白く汚してしまいたい――
我が想い人、麗しき聖騎士(パラディン)よ。貴女の名は何と言うのだろうか。
身勝手な物言いにお怒りの方もおられるとは思います。
いかような責めも甘受する覚悟でございますので
どうか一言罵り次第本件についてはお忘れいただければ幸いです。
>>634 GJ! 眼鏡の妄想っぷりワロタ。
冒険者相手のお役所仕事は、確かに溜まりそうだなー
ゲストの件については、うるる氏当人でないから何とも言えんが……
過剰馴れ合いスレは確かに、新しい人が入りにくいから
賢明な判断だったんじゃまいか。
もうホモショタ系はいいよ
______ |
,,..-‐";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;` 、 i あ
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|;;;;i "'`~ "`~ `i||i" '' ゙` " |;;;;;;| / :
|;;;;| ヽ` u |;;;;;| |
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,,ト;| ',,_==-、く >゙-==、 |/ i |
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|'. (| 彡| |)) | .|
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ヽ_| ` .|_/ ノ_
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| | i |
ホモショタつまんね
いや、まぁ別にどうでもいいけどね
あれやだこれやだ言っていると投下されるものが減ってしまうよ…
グロでなければ特に不満はないなぁ。わしゃ。
第二階層、密林の中を進む俺達
レン男「しかしそれにしても薄気味悪ぃ森だなぁ」
アル男「しかも蒸し暑い…っと、
あそこに変なゼリーみたいのが居るぞ…」
レン男「おお、なんか感触良さそうだな」
ソド男「よーし、俺に任せろ。
こうやって胸にくくりつけて…
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
さあ思う存分触りたまえ!」
ウーズ「プシュー」
ソド男「うわっ、ゲホゲホッっ!
ど、毒が、毒がーーーー!!」
アル男「うーん、やはり樹海は恐ろしいところだ」
レン男「いやあいつが馬鹿なだけ」
ソド男「うぎゃー!…あ、でもちょっとだけ気持ちいい」
メディック男「回復させる気もおこらん…そのまま氏ね」
思う存分触りたまえ吹いた
文句言うやつってなんなの。
投下神>>>(超えられない壁)>住人>>>>自分では書かないくせに文句いうやつ
>>647 イイヨイイヨー
本スレにあったバストウーズの話を思い出したw
文句っつうかホモネタなら801板でやった方が確実に受け入れられるし良いだろ。
エロパロ板以外で長文エロテキスト投下すれば叩かれるのと同じで住み分けは必要。
まぁ私としてはホモ・ショタには全く興味ないけど別にスルーするから
特に問題はないが、次はそうじゃないものだと嬉しいってくらいです。
この流れで百合も叩かれたら困るし。
百合萌え板も出来てたのか。今始めて知ったw
>>647 きみのIDはまるでウーズの断末魔のようだな。
>>633 書いてて自分でもちょっと思ったw
でも、ロリバドはこの前書いたんで(陵辱モノだったけど)
せっかくだから、毎回違うキャラでいきたいなという考えのもとに今回はロリメディになりました。
たまにはこういうロリメディがいてもいいよね! それでも気になったら脳内変換でお好きにどぞー。
>>634 自分的にはキャラ使われようが別に全然OK、というかむしろ嬉しいぐらいだったけど
>>639氏が書いてることももっともかな、とも思ったり。
とりあえず、依頼撤回を気に病む必 要はま ったくなしということで。GJ!
ちょっと新ネタ浮かんできたんで、今はもう新しい話書き始めてます。
2〜3日中には投下出来るといいな。たぶんあんまりエロくないけど。
>>647 "伸縮する皮の使い方"っての思い付いた
ダク男「すげーこいつ10倍に伸縮する・・・せっかくだから俺はこれで
シリカたんにエロイアイテムを作ってもらうぜ〜」
シリカ「じゃああとよろしくー」
工房のオヤジ「あいよ」
ダク男「嫌だぁ〜〜〜〜〜〜xsqwvbっ」
ウーズといいアイテム類といい、樹海にはエロいアイテムがいっぱいだな!
というところで、エロい樹海ネタ1本投下。
2スレ目にあった「人喰い草(性的な意味で)」というレスに準じて、人喰い草×ロリメディ
触手陵辱です。
うねりながら下りて来た緑の蔦は、メディックの白い長衣を紙切れのようにたやすく引き裂いた。
「いやあ! いやっ、助けて! 誰かぁぁ……!」
もがき暴れ、身をよじり、手足を拘束する蔦を振りほどこうとする努力も空しく、蔦は彼女の衣服を破り、広げ、その内へと潜り込んでいく。
意思あるもののような、その動き。
表面に粘液を分泌しているのか、濃緑の蔦はぬめぬめと光りながら、半裸に剥いたメディックの白い肌を滑り、蠢く。蕾に似た先太りの先端、子供の拳ほどの大きさのそれが、腰のくびれをゆるりと巡り、その先を目指して、残るわずかな衣服の隙間に潜り込んでいく。
「やだぁ……、何で、なんで、こんなぁ……!」
感触のおぞましさに、自然と涙が滲んでくる。杏色の髪を振り立て、メディックは泣きじゃくった。
幾筋もの蔓に絡まれ、吊り上げられた身体は中空に浮いて、力無く蹴る足先はどこにも届かない。白いシューズのはるか先、どっしりと構える魔物のさまを、涙に滲む目でメディックは見下ろす。
人喰い草――
無数の蔓を這わせる巨大な植物が、密林の闇に花弁を揺らしている。
*
いつも通りの、樹海探索。
依頼されたモンスターの討伐を終え、幾つかの鉱物や薬草を採取し、そろそろ引き上げようかという頃合いで。
巨大な鳥と、更に巨大な牙もつ獣が、猛烈な勢いで襲いかかって来た。慌てて逃げる一同を、魔物どもは文字通り蹴散らし――
弾き飛ばされたメディックは、深い薮の間を突き抜け、未踏の区画へ転がり落ちた。密林の中にしばしばある、隠し通路のような隙間を偶然、抜けてしまったのだろう。
衝撃でしばし意識を失い――はっと目覚めてみれば、密林の中にひとりぼっち。
――仲間と、はぐれた。
蒼白になりながらも、薮から薮へ駆け回って道を探す内、出くわしてしまったのだ。
人を喰らうという、巨大な植物に。
*
「いやあぁ! お願い、やめてえ!」
言葉など通じないと知りながら、唯一自由になる喉で、ただ叫ぶ。
巨大な植物は反応らしきものすら返さず、ただざわざわと花弁を蠢かせた。濃厚な蜜の甘い香りを漂わせながら、ぬるぬると蔓を伸ばす。
中空に晒された、小ぶりな胸――やわらかいふたつの膨らみの上を、蔓が遠慮なく絡み、這い回っている。表皮に分泌された透明な粘液が、白い肌にぬめぬめと軌跡を描き、滴る。
蕾形の蔓先が、桜色の乳輪を撫で回し、先端をつつく。刺激に首をもたげかける乳首を、すかさずぬるりと擦る。
「あ……、あっ、いやあ、やめ……っ!」
下着の内部に潜り込んでいる蔓が、ごそりとうねる。それだけはまだ破られていない最後の一枚――その内側でぐねぐねと蠢き、白い布地をでこぼこと持ち上げる。
ももの付け根から、更に奥へ。粘液にまみれた蔓が、べとりと辺りを這い回る。
「やっ、あ――、ああっ、……あ……?」
ぞくり、と。
違う感覚が背筋を駆けたのに気づき、メディックが思わず目を開く。
焦ってよじられる身体へ、更に蔓が絡んでいく。三本、四本、五本……メディックの細い指では掴み切れないほどの太さの蔓が、剥き出しのふとももを撫で上げ、首筋を舐め、脇をくすぐり、腹を這う。
両の乳房へ、蔓が巻き付く。完全に硬く勃起した乳首を、つるつるとしごくように滑る。
下着の内部を蹂躙する。会陰をつつき、秘所を通って、その上へ。ぬめぬめと生暖かい粘液を、入口の襞にこすりつける。
滲む液が、白い下着に染みを広げていく。それは――蔦の分泌するものだけではない。
「はあ……っ、……あ、や、だ……、なに……っ、これ……!」
こみ上げる感覚に、全身がわなないた。ももがひくひくと勝手に揺れる。
身体が熱い。
撫でられ、擦られるところが熱い。
巻き付く蔓より、少しだけ硬い先端の部分が、予期せぬタイミングで時折、身体をつつく。脇に、首筋に、臍に、――秘所に。
落とされる刺激のたびに、背筋がぞくりと震え、身体がはねた。
「ああっ……? やっ、ふ……ん、あっ……んん……」
閉じるのを忘れた唇から、声がこぼれる。
ぼうっと溶け始めた意識の底で、記憶がある風景をふと、甦らせる。
『――“冬虫夏草”って知ってるか?』
何の話の流れだったか――尋ねたのは、赤眼のアルケミスト。
試すようなその問いかけに、メディックは胸を張って答えた。
『薬の材料になる、あれでしょう? 私だってメディックの端くれだもん、それぐらい知ってるよ。妖精の亡骸に、植物が根をつけたって――』
『普通のやつは、な。けど、樹海にはもっと違う“冬虫夏草”も存在するらしい』
『もっと、違う?』
不思議そうに瞬いたメディックに、アルケミストはかすかに脅す風に、声を低めた。
『人に、憑いたやつさ』
(人に――ひとの、からだを狂わせて……、種を、うえて……苗床に、するって……)
ぼんやりと、その知識は思い出しているのに、抵抗する力が沸いてこなかった。
巨大な花弁から漂う濃密な蜜の香りに、意識がぐらぐらと霞んでいく。
ぬるぬるとなすりつけられる粘液が、意思とは関係なく、更に身体を燃え立たせる――
「あ……う、やあ……んっ、ふぁ、あぁぁ……」
だらりと力の抜けた身体を、蔦が這う。
なだらかな乳房をこね、つきまわす。ささやかな谷間を、たまった粘液が糸をひいて流れ落ちていく。
一番細い蔓の一筋が、硬く尖った乳首に巻きつき、ひねるように締め上げた。
「やっ、め……! うあ、あぁ……そこ、やあぁ……!」
同時に下肢に潜り込んだ蔦が、すっかりどろどろにとろけた秘肉の入口を、波打つように蠢く。べったりと蜜をまとわせた先端で、クリトリスの包皮を剥きあげた。
ぬめる粘液が、剥き出したそこをずるりと擦る。
がくん、とメディックの背が反り返る。
「あっ……!? やっ、あ、あああぁぁ!」
目を見開いて、達する白い身体。
中空に痙攣する身体を、だが植物はそれぐらいでは許さなかった。ひくつく秘肉、震える陰核に更にねとりと蜜を滴らせ、なおずるずると摩擦し這い回る。
絶頂で敏感になった身体に、容赦なく与えられる刺激。
目の裏が、真っ白に飛ぶ。
「ひうぅっ! ああぁ、んあぁぁ! ふああぁっ……!」
見開いた瞳から、ぼろぼろと涙が落ちる。
震えてひきつる身体を、蔦が絡んで開かせる。両のももを大きく開かせつつ、覆っていた最後の布地を、無造作に引き裂いた。
べとべとに濡れそぼった桃色の肉が、密林の闇にさらけ出される。
濃緑の蔓が、その上へ這う。蕾形の先端が蛇のように首をもたげ、愛液と粘液を滴らせた花弁の内へ、ずるりと潜り込んでいく。
「あ……ぁ……?」
感触に、ようやく意識のかけらを取り戻すメディック。
かすかな声がもれた瞬間、蔦は一気に、膣内へと侵入した。
「あああ、あぁぁぁ……!?」
三度目の絶頂。
挿入されただけで達したメディックが、悲鳴と共に大きくのけ反る。
痙攣するももを伝い、蔓が進む。襞をかきわけ、奥へ深く滑り込んでいく。
またびくりと、メディックが喘ぐ。
「あっ……あ、おく、に……っ、あたっ……――くあぁあぁぁぁ!」
それまでのゆるゆるとした動きから、一転。
最奥まで到達した蔓は、猛然と膣内を蹂躙し始めた。
種を植えつける、その苗床に相応しいポイントを探る――自らの生殖本能に従っているだけのそれは、受ける身体の負担など考える訳もない。
内側の襞を擦り、絡み、突き上げる。
狭い内部でぐるりとターンし、ずるりと帰り、また一気に戻って奥を突く。
「んんっ、ああうっ、やあぁぁ……も、もう、やだあ……っ! あうっ、やっ、あ! ああぁ、こわれ、ちゃうぅ!」
髪を振り立て、涙を撒いて、メディックは悲鳴めいた喘ぎと共に喉をそらす。
何度も何度も、膣が収縮を繰り返す。
そのたびに、熱く白い感覚が脳を灼く。
「あぁぁ……くる、また、なんか、くるぅ!」
びくびくと全身が反り返る。
痙攣する白い腹を、何本もの蔓が這い回る。中の一本がずるずると粘液を引きながら、白い尻を包むように下りて――
その後ろの孔へ、ずぷりと潜る。
「うああっ!? や――そこ、やぁぁ! あう、ち、が……くっ、ああ、んっ、ああぁ……!」
排泄孔への侵入に、声をひきつらせるメディック。
苦痛の声に、だが植物が侵入をやめる訳もない。ずちゅり、といっそう粘液の分泌を増して、奥へ奥へと這い入っていく。
「ああぁぁ……、いった、やあぁ……ん、ふ、うあっ……!?」
また別の蔦が、さんざんに蹂躙され続けている秘所へ絡み付く。
泡立つ蜜を噴きこぼす結合部を撫で上げ、真っ赤に充血して勃起するクリトリスを、ぐちゃぐちゃと押し潰した。
「いっ――あぁぁぁぁぁ!」
開きっぱなしの唇から、だらだらと涎をこぼしながら、メディックはまたも全身をわななかせる。
内部の動きは続いていて、前と後ろ、両方が音を立てて探り、突き上げる。
内壁一枚隔てて擦り合う、その動き。
狂わされた身体は、そのすべてを快楽に変換し、感覚のすべてを押し潰す。
残るのは、真っ白な悦楽。
「ああぁ、やっ――、また、またっ……きちゃ、うあっ……んっあ! あああああぁぁぁぁぁ!」
絶叫。
はねあがって痙攣した身体が、がくりと中空に垂れ下がる。
虚ろに瞳を濁らせて弛緩した身体を、蔓は無機質にまさぐった。ついにポイントを見つけたのか、膣内を探っていた動きがひたと止まる。
「…………あ……」
挿入された蕾が、内部でむくりと膨れ上がる感覚に、無意識に呻きがもれる。
繁殖のための種が、その身体奥深くに放出されようとして――
瞬間、飛来した火炎の塊が、濃密に咲き誇る巨大な花弁を焼き払った。
「――メディックちゃん!」
焼き切れた蔓から滑り落ちた身体へ、黒髪のアルケミストが駆け寄った。
「しっかりしろ! もう、もう大丈夫だから……!」
「……ア……ルケ、くん……?」
腕の中に抱き起こされたメディックが、ぼんやりと瞳を開く。凌辱され尽くした無残なそのさまに、アルケミストが震える唇を噛む。
「ごめん――もっと早く、見つけられてたら、こんな……。いまこの辺一帯、人喰い草の繁殖期だっていうから、必死で、さがして……あいつら、魔物だろうと、人だろうと……、とらえたもの……なん、でも、おかし……く……して……」
励ますように語られていた声が、ふと速度を落として、ぬるく鈍る。
絶え絶えの息をついていたメディックも、その異変に気づく。
「アルケ……くん……?」
抱かれた腕の中から見上げて、思わず呼吸が止まる。
真紅の瞳が、メディックを見下ろしていた。芒洋と開かれた双眸に、理知の色は消え失せて――
代わりにぎらぎらと煌めくのは、獣じみた情欲。
愕然と竦むメディックの鼻孔に、ふと、その香りが漂った。
炎に焼かれてなお、消えず残った花の蜜。
人を狂わせ、官能を誘う、濃密な魔の香り――
「アルケく――」
叫びは半ばで途切れ、メディックは再び草の上に乱暴に押し倒された。
加減も何もない、力任せの手が脚をつかみ、強引に開く。異様に荒い息づかいが、体重をかけてのしかかってきた。
「いやあっ! だめっ、やめて! 正気に戻って、おねが――ああぁぁ、やっ、あうぅ!」
疲れ果てた身体は、あっと言う間に押し開かれて――猛り狂う熱いものが、鉄杭の如く撃ち込まれた。
すぐさま、律動が始まる。
「やだあっ、やめ……あう、んんっ! ふっ、ああ、んぁぁぁぁ……!」
性急に突き上げる動きに、されるがままに揺さぶられながら。
急速にこみあげてきた快楽の渦に、自分もまた、なすすべもなく呑み込まれていくのをメディックは感じた。
濃密な蜜の香りは、未だ場に濃く残っている。
「はっ、はぁ……くっ、うぁっ!」
「ああ……んっ、やぁ……、も、やだぁ……ああぁぁああ!」
(わたしたち……どう、なっちゃう、の……)
がくがくと、全身を震わせて。
真っ白にとけていく感覚の中に、メディックは意識を手放した。
以上です。勢い一発書き。つーかロリメディ好きですまん。
そして容量、これでほぼいっぱいか。
次スレで引き続き、エロい樹海を探索するとしよう……
GJであります!
君たちは容量限界前に対策を投下した
>>666に乙してもよいし、パンツを脱いで次スレへの投下をwktkするのも自由だ
ロリメディ乙。そして、
深き樹海に、全てのぱんつは沈んだ…。
はいてないブシ子は、偽りの大地に残され
いちご模様持つレン子は、樹海の底に溺れ
角度深きボンテージドリ子は、緑の闇に姿を消した。
671 :
666:2007/03/09(金) 22:14:42 ID:r+PMRi2v
今更、書いたもの読み返してみたら、「蔦」と「蔓」が物凄い勢いで混合してるorz
あと「白い」肌とか「白い」身体とか、白いの好き過ぎ。
一気書き投下は、これだからいかんなー
今保管庫落ちてるようですが、復帰したら自前で修正版を作成して直投下しますんで、
保管は一時、待って下さい。>保管庫管理人様
埋めついでにチラシの裏妄想。五層ネタバレなんで注意してください。
あのダンジョン、どのぐらい往時の物品が残ってるんだろうな。
元々が研究施設らしいことを考えると、そうエロいブツはないかと思いつつ、
だが逆に、夜勤続きの職員のストレス解消の為のあれやこれやとか、
施設の設備そのものとか、使えるものもありそうな気もするんだ。
ポイントは、エレベーターが動く=電源生きてるということで、
ビデオとかDVDとか使えるんじゃないかと妄想中。
逆に別にエロくないアイテムを、勘違いしてエロく使用する、という展開もあり得るよな。
うまく組み合わせられれば、萌えるネタになりそうなんだが。
五層ネタバレ?
いや、むしろ貴婦人とかが全裸なのは彼が性欲処理のために生み出したんでは?
だって5層のすぐ上にいるじゃん25階から21階はエレベーターですぐにいけるし
世界中の王「さ… 最期に… 頼みがあ…る 執務室の(箱)を… (箱)を破壊してくれ…
秘密は… 秘密であらねばならぬの…だ」
執政院ラーダ 院長執務室内
院長の部屋と言うには飾りも無く殺風景だ…
家具らしい物は机と窓くらいか
机の上には何に使うのか?
低い唸り声を上げる長方形の箱と立てかけられた板・寝かされた板
紐に繋げられた分銅の様なモノがある
これが(箱)だろうか?
不意に誰かが(箱)に触れてしまった!
奇妙な音と共に箱が光りだした!
君達は何かが起こる前に(箱)を叩き壊しても良いし
このまま何が起こるのか見定めてもいい
この場をこのままにして立ち去ってもいい
箱を叩き壊しますか?(YES/NO) NO
このまま事を見守りますか(YES/NO) YES
やたら奇妙な文字とも絵とも記号ともつかぬ像が目まぐるしく動き回る
(Windows Millennium Edition McAfee SecurityCenterの更新)
何と描かれているのかさっぱりだ!
やがて像は落ち着きその動きを止める
(新しいフォルダ1)(新しいフォルダ2)
(新しいフォルダ3)(レン)
(新しいフォルダ5)(新しいフォルダ6)
(新しいフォルダ7)(新しいフォルダ8)
(ツスクルたんフォルダ)(新しいフォルダ10)
(新しいフォルダ11)(新しいフォルダ12)
(秘密のギルマス)(新しいフォルダ………
文字とも記号ともつかぬ像が大量に浮ぶ なんと描かれてるのか君達には理解できない
君達はここで箱を破壊しても良いし 誰かが来るまで解読に努めても良い
このまま部屋を後にしても良い
考えがまとまったなら
己の思う通りに行動したまえ。
王w
(ツスクルたんフォルダ)をzipでくれ
>>674 どうでもいいが何で4番と9番なんかを使ってるんだw
>>677 なんでよりによってMeたん使ってるんだw