1 :
名無しさん@ピンキー:
職人様かもん
おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が
>>2ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!
. ,:::-、 __ >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーに裁判で潰しちまうぞ。
,,r 〈:::::::::) ィ::::::ヽ >3
>>2ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
〃 ,::::;r‐'´ ヽ::ノ >4 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
,'::;' /::/ __ >5 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
. l:::l l::::l /:::::) ,:::::、 ji >6 いまさら
>>2ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
|::::ヽ j::::l、ゝ‐′ ゙:;;:ノ ,j:l >7 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
}:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;! >8 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
. {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/ >9 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/ >10-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
. `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
`ー-"
3 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 22:03:06 ID:i1QgM+hM
次男はないだろw
4 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 00:39:06 ID:I3sCW11n
真矢×釈がいい!
普通に真矢×寺島か真矢×要を
お願いします
真矢さんのエロい姿を書いてくださいっ!
7 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 22:47:33 ID:hf0Oqj3v
5Pと言ってみる
期待はしたいが結果は期待できそうにない…?
夏世いじめ期待上げ
10 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 00:01:27 ID:HLdxY32L
エロパロ的な設定としては良いドラマなんだけど…
職人さん来ないかなぁ
編集長萌えが多くて嬉しい
四男×月山で書こうとしたけど、とてつもなく書きにくい2人だと気付く。
四男はそういうことに疎そうだし釈さんから誘うとも思えない。
はて…どうすればいいのやら。
おまいならできるさ
期待あげ
夏代たんのエロを・・・・・!!!
釈・みき・滝沢
女は少ないけど美女揃いだね
誰か真矢さんの話を書いてくださいっ!
誰か真矢さんの話を書いてくださいっ!
誰か真矢さんの話を書いてくださいっ!
3回も連投すいません。
21 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 17:57:30 ID:X0y1b1K/
夏世(釈)って未経験かな?
毎年誕生日独りってことは彼氏もいないんだろうか
あえて次男×夏世んプッシュ
美女と野獣な感じがスキなんだー
ガッサンに関して長男・三男にそれぞれフラグが立ったか
>>12 読みたい。三男か長男足して3Pでもかまわん。
小説書こうにも来週新たな進展がありそうで書くタイミングが難しい
26 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 02:18:24 ID:NQHi4npz
長男は恋愛に疎い設定だが、性格的にはどうみても鬼畜
長男×元編集長(マヤ)読んでみたい
花園ゆり子の正体知らないマヤに、三男に紹介された長男が
「彼女の秘密…教えてあげましょうか?」と近づく、みたいな
ガッさんのダメージが結構問題にされてるっぽいので三男振られそうだ
鬼畜やセクハラには使えそうな気がするが
>>12 三男の指示でいいジャマイカ
釈の演技は好きじゃないけど、なんか妙に続きが気になるのは
逆ハーレムな設定がエロっぽいからだと気がついた。
釈の顔は好きだ。
鬼畜長男期待してます。
三男も四男も鬼畜っぽい気がする。
度合い予想
長男>四男>三男 番外:次男(変態) 希望値。
>>12 四男がたとえば、女子高生じゃなくて年上が好きなんだよね、ってせまれば持ち込める。
来週からとことん逆ハー路線が強くなるっぽいね。
四男の一人称ってなんだっけ?
>>30 もしや小説を書こうと…?だとしたらwktk!
四男はたぶん「僕」だった希ガス
夏世恥辱話が書きたいけど文才がない
頼む誰か書いてくれ
32 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 18:38:33 ID:o+iTqMo/
期待あげ
真矢さん×四兄弟を書いて欲しいっ!例えば、真矢さんと会った三男が真矢さんを口説いて家に連れていって、「いい奴連れて来たぜ」みたいな感じで。それでみんなでやっちゃうみたいな。
四男と言ってる人は腐女子くさい
エロパロ初書きですが書いてみました。多少の誤りは目をつむって下さい。
他の職人さんがくるまでのつなぎとしてどぞ。
文章が女々しいので、そういうの苦手な方はスルーで。
四男×月山(本番なし)
「陽君は好きな娘とかいないの??」
片岡家のリビングルーム。
夏世はまた性懲りもなく陽に心を開いて貰おうと苦心していた。
今日は他の三人はそれぞれ用があるとかで不在だった。
「言ったでしょ、同学年には興味ない。あんたみたいにぎゃーぎゃー煩いから」
夏世は唇を尖らせる。
「失礼ねー。私は大人の女なんだからね」
陽の目に不穏な光が宿ったのを夏世は見て取った。
「じゃあ見せてよ」
陽の口の端に笑みが浮かぶ。目さえもにやにやと笑っている。
夏世がしまったと思ったときはもう遅かった。
「なっ、なにをよ」
「あんたが、大人のオンナだってこと。脱いで証明してよ」
「は?!」
夏世はばっと手を胸の前でクロスして、胸を庇う。
36 :
35:2007/01/25(木) 19:14:50 ID:GsPFUs74
「わ、私をからかって楽しいの?!」
陽が首をかしげ、左手で立ち尽くす夏世のあごを捉え、自分の顔に引き寄せる。
夏世がその行動に慌てふためいて小さく声を漏らした。
「別に、冗談じゃないから、これは」
陽のアルトの甘い声で耳元に囁きかけられると、思わず腰が砕けてしまいそうになった。
「僕の言う通りにして…」
陽の妖しく獰猛な獣のような目に射ぬかれて、夏世は頷いていた。
「まず、ジャケットから」
言われるがままに淡い水色のジャケットの前ボタンにゆっくりと手をかけた。
ひ…とつ。ふた…つ。ボタンを外す手が小刻に震えた。
「怖いの??」
陽がせせら笑うように言った。
夏世は唇を噛んだ。
夏世は丁寧にジャケットを脱ぎ、ソファの上に置いた。
「次は…」
陽が待ってましたとばかりにすぐに指示をだそうとする。
「そうだな…。ブラウスとスカート、好きな方を選ばせてあげるよ」
(選ばせてあげるといわれても…)
夏世はうつ向いてしばし思案した。
「どうしたの。早くしてよ。もしかして脱がせて欲しいの??」
「ひ…ひとりでできます!!」
そう叫んで、夏世はブラウスに手をかけた。
(どうしたんだろう私…体が熱い…)
こんなこと、玄関から逃げ出して拒むことだって出来たのに、と夏世は朦朧としてきた頭で思っていた。
37 :
35:2007/01/25(木) 19:15:34 ID:GsPFUs74
(見ら…れてる…)
夏世と反対側のソファに腰掛けた陽をちらりとみやると、夏世の姿を舐めまわすようにじっとみていた。
(視姦されてるみたい…)
もう一度顔を上げると、今度はしっかり目があって、陽は口元をほころばせた。
そのとたん、夏世は自分の胸の鼓動は早くなり、頬が紅潮していくのが分かった。
(いやだ…わたし…)
下半身に奇妙な感覚が走る。既に夏世の下着は濡れているのだろう。
恥ずかしさに耳までまっかになった。
ブラウスの第四ボタンを外しにかかる。
「意外と大きいんだね」
全てのボタンを外し終え、上半身はブラのみになった夏世に陽は言った。
床にはするりと脱ぎ捨てたシルクのブラウス。
陽の言葉に夏世はさらに顔を赤くする。
「へぇ。わりと着やせするタイプなんだ」
そう言って、陽がおもむろにソファから立ち上がった。
「こ、来ないで…」
夏世は怯えきったような顔で小さく首を横に振った。
そんな夏世の抵抗も空しく、陽は夏世のすぐ隣まできた。
「そんなこと言って…ほんとは感じちゃってるんじゃないの…?」
「ち…ちが…」
陽が夏世の後ろに回りこみ、抱きすくめると、ブラの上からやわやわと夏世の胸を揉みしだく。
「違うんだ?じゃぁこれは?」
陽はふいに夏世の胸の頂きに触れた。
「あっ、あ…は…っん」
恥ずかしい声が出て、夏世は羞恥に顔を赤らめた。
自分でも痛いくらいにそこが固くなっているのがわかる。
ブラとそことが擦れるたびに刺激となって、夏世を攻め立てた。
38 :
35:2007/01/25(木) 19:16:33 ID:GsPFUs74
「自分で脱いだだけでこんなになっちゃって…恥ずかしいね。そう思うでしょ?」
そうだ。恥ずかしい。逃げたい。他の3人が帰ってくる前に逃げてしまわないと。
「はな…して…っ」
夏世は身をよじって必死にその手から逃れようとした。が、それも無駄だった。
色白で一見か弱そうに見える陽の力は意外と強く、夏世の太刀打ちできるものではなかった。
なおも夏世の胸のやわらかさを堪能していた陽は、夏世の耳に口を寄せて低い声で言った。
「10歳も年下にこんな事されて感じるなんて、よっぽどたまってたんだね」
「…っっ」
表情は見えないが陽がほくそえんだのが分かった。
陽が胸からすっと手を下に下ろし、夏世のすべらかな腹部に触れ、そのまま左手だけさらに下におろした。
何をされるか分かった夏世は青ざめる。
「いや…陽くん…やめて…そんな…」
艶かしく口からこぼれるその抵抗の言葉が男の欲情を掻き立てるものだとは夏世は知らないのだろうか。
あえて無視を決め込み、陽はジーーと器用に夏世のスカートのチャックを下ろす。
スカートはそのまま下にすとん、と落ちた。
陽の手が夏世の下腹部に伸びる。
39 :
35:2007/01/25(木) 19:17:15 ID:GsPFUs74
「だめ…お願い!!やめて!」
「黙って。煩い」
陽は夏世の唇を自身の唇でふさいだ。夢中に夏世の口内を貪る。
逃げようとする夏世の後頭部を捕らえ、舌を歯茎にねっとりと這わせ、引っ込めようとする夏世の舌を追っかけ、絡めとり、きつく唾液を吸い上げた。
夏世はその自己本位で乱暴な口づけにしだいにうっとりとし、自ら進んで陽の舌に自分の舌を絡ませた。何度も角度を替え、求め合う。
キスに酔っていた夏世は、下に下りていく陽の手にも、玄関が開いた音にも気付かなかった。
「月山さん、何やってるんですか」
二人は聞きなれたその声に驚いてばっと唇を離す。陽と夏世の唇の間ををつーと唾液が引いていた。
ワンテンポ遅れて、陽が夏世の体を開放した。
「航さん…」
「航兄…」
入ってきたのは片岡家の長兄、航だった。
唇はわななき、わずかにうろたえた姿を見せていた。
「いつまでそんな格好でいるんだ!」
航は凄みの聞いた低い声で夏世にそう言い放ち、自分の着ていたトレンチコートを即座に脱いで放った。
「これを着て」
「はい…」
夏世はすっかり青ざめていた。見られてしまった。ついに危惧していた事態が起こってしまった…。
片方の手で乱れた胸元を隠し、震える手で航のトレンチコートをつかむ。
二人の兄弟は何も言わず、互いを射すくめるような視線で見詰め合っていた。
40 :
35:2007/01/25(木) 19:18:02 ID:GsPFUs74
「月山さん、ちょっと来て下さい。話があります」
「はい…」
「陽は自分の部屋に行きなさい」
「はい」
陽は自分の部屋に逃げるようにしてかけて行った。
夏世はこれから航に何を言われるのか想像して身を硬くした。
航の言われるがまま、夏世は家の一番奥の航の部屋について行った。
終
この後長男×月山に持ち込むはずだったのですが
気恥ずかしいやら力尽きたやらでここで終わりとさせていただきます。
良いです。うまく書けてますよ!
>>40 走召GJ!!
待ってました!!
夏世可愛いよ夏世(*´Д`*)
しかし続きがありそうで止めるだなんて拷問だなんだぜw
44 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 21:36:08 ID:oRyn8kAj
>>40 乙!年上を翻弄する四男いいね
長男に連れ込まれた夏世がどうなるか…wktk
次男×夏世書こうと思ってるんだけどネタが思いつかん(´・ω・`)
35さんと被ったけど、四男×夏世。
自分もエロパロ初投稿。
エロシーンに苦戦。
非常に女々しいですので苦手な方は読み飛ばしてください。
「聞きたいことがあるんだけど」
「え? 私」
「そう、あなた」
お人形のように整った顔が、じっと夏世を見つめる。その瞳が余りにもまっすぐ過ぎて、夏世はオドオドと視線を逸らした。
「えっと、何でしょう?」
「ここじゃちょっと。こっち、来て」
「はぁ……」
すたすたとリビングから出て行く陽を、夏世は慌てて追いかけた。
陽にはなぜか有無を言わせないオーラがある。性格が歪んでいて可愛くない、と常々思っているのだが、10も年下なのに思わず敬語で話してしまう。「花園ゆり子先生」と思っているせいか。
「入って」
自室のドアを開けて待つ陽に促され、おずおずと夏世は足を踏み入れる。
陽の部屋に入るのは初めてだった。
薄いグリーンと白で統一された部屋は綺麗に片付けられていた。
印象としては「物が少ない」としか言い様がない。
ベッドとデスク、整理棚ぐらいしか家具がない。家電は棚に収められたコンポとライトとエアコンぐらいだ。
夏世が想像するオトコノコの部屋にありそうなゲームや雑誌やプラモデルと言ったものは一切ない。らしい、と言えばとても彼らしい部屋だ。
「座れば?」
入り口で立ったまま所在無くキョロキョロする夏世に、陽が顎でベッドを差す。
自分はさっさとデスクの椅子に腰をかけ、ベッドに向き合い夏世を待つ。
他人のベッドに座るのは気が引けたが、仕方なく夏世はなるべく隅のほうに腰を掛けた。
「は、話って、何でしょう?」
どうにも陽とは話し辛い。
まず第一印象がサイアクだったのだ。いや、第一印象は4人ともサイアクだったのだが、その後何度会っても陽の印象は変わることがない。
例えば航は壊れたファスナーを治してくれたし、修は夏世がダメにしてしまった原稿を最後には書き直してくれた。智は人を喰ったようなところがあるがなんだかんだで一番常識があるように思える。
だけど陽は―――陽だけは「無愛想で意地悪」な印象が抜けないままだ。
床に目線を落としていた夏世はちらりと上目遣いに陽を見つめた。
「あのさ、コレ、買ってきてくれたでしょ、」
テーブルの上から陽が漫画を持ち上げて、表紙を夏世に見せる。タイトルは『俺は姉貴を愛してる』。
数日前に陽から「現代モノを書くに当たって、参考になりそうな人気の少女漫画を買ってきてくれ。映画・ドラマ化・アニメ化されてるようなやつ」とリクエストされ、
どうにも少女漫画に興味が沸かない夏世が書店で「映画化決定!」の帯につられて買ってきたものだ。
同じ出版社から出ている別の作家のものも、数冊まとめて買ってきた。それらは陽の机の上に整然と積まれている。
「あっ、参考に、なりませんでしたか!?」
慌てて夏世が顔を上げる。すると、さっきまで座っていたはずの陽がいつの間にか目の前に立っていた。
「なったと言えばなったけど……ちょっと、判らない事があって、あなたに協力してもらいたいんだ」
「……? 協力、ですか?」
「そう。いいネームきれないと、あなたも困るでしょ?」
「はぁ、困りますけど、一体何を?」
「横向いて」
「え?」
「いいから、早く」
「……こっち、ですか?」
恐る恐る上半身をひねった夏世の背後に、陽が腰掛ける。
ぎし、とベッドが軋んだ。背後を窺おうと思った瞬間に目の前が真っ暗になる。
「きゃっ、な、何!?」
「目隠し」
「え???? な、なんで?」
「ちょっと黙っててくれる?」
「え、でも」
51 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 02:26:09 ID:N4tu4Lwh
夏世がパニックに陥っている間に、陽は手際よく夏世の両手も攫い、何かで後ろ手に固定してしまう。
「よし」
「あの! ちょっとこれ、きゃっ…!」
陽のつめたい手が夏世の首筋に落ちた髪を掻き分け、露わになったそこにくちびるを落とす。
それがくちびるだと夏世が認識し、身を捩ろうとした頃には後ろからきつく抱き止められていた。
「で、えっと『大丈夫、すぐに気持ちよくなるから』…?」
「わっ」
急に耳元で陽の声がした。ついでにぱくりと耳を含まれ、夏世はびくりと身体を震わせた。
ようやく、陽の言う「協力」の意味が判り、夏世の全身から血の気が引いた。
「ああああああの! ま、待って!!」
「どうして?」
「ここ、こういうのってレイプだと思うの!」
「女の人ってそういうのがスキなんでしょ?」
「すすす好きなわけな、あ、な、なにしてんの!?」
話しながらも陽の手は器用にブラウスのボタンを外してたようだ。おなかの辺りがスースーする。
冷たい手がキャミソールのすそから入り込んで直に肌に触れられ、またも夏世の身体が小さく震える。
下着の上からいささか乱暴に、乳房を揉みしだかれた。
「ふーん、まぁまぁ大きいね」
「だからちょっと待って、ください!」
「うるさいなぁ、なに?」
「どういうことか、説明、してくださいっ…」
「だから、取材、ってか実態調査? あなたが買ってきた本の通りにしてみようと思って。」
「実態って…あっ、ダメっ」
いつの間にかホックも外され、陽の指先が直に先端に触れた。
思わず声を上げた夏世の耳元で、ふぅん、と陽が呟いた。その声はなぜか少し嬉しそうだ。
再び抗議の声をあげようと開いた夏世のくちびるを、暖かいものが塞いだ。
陽にくちづけられたのだ、と夏世が理解した頃には、隙間から彼のぬるりとした舌が進入し、我が物顔で咥内を這い回っていた。
「んーー!! んんーーーー!!!」
首を振って逃れようとする夏世の頬を、陽の細い指が掴んだ。
ぐらりと身体が傾く。
ひざの裏に手を入れられ、ベッドの上に軽く投げ出されたのだと気付いた頃には陽の体温と重さを全身で実感するハメになっていた。
くちびるが自由になったと気付いた夏世が慌てて陽に抗議する。
「あのね、あのね、ひ、陽くん! こういう事は好きな人とするものだと、思うんだけど、」
「月山さんは僕のこと、嫌い?」
「みみみ耳元で話さないでっ!!」
「答えてよ。ね、嫌い?」
「嫌いって言うか、あ、ちょっと!! な、舐めないで! 嫌いじゃない、嫌いじゃないですっ」
「じゃあいいよね」
言うが早いか、頬にくちびるが触れる。
そのまま耳朶に落ち、舌が首筋を撫で、鎖骨を伝ってピンクの頂を舐めた。
「ん! いや、イヤだってば! 待ってーー!!」
「あのさ、航兄がいるから、静かにしてくれる?」
「それっておかしい!」
「うーん、今見つかったら、航兄にもハダカ見られちゃうよ?」
「うっ」
それは、困る。
陽に見られただけでも恥ずかしくて死にそうなのに、この上航にまでなんて……!
押し黙った夏世に気をよくしたのか、陽の手がスカートをめくり太ももをなでる。
ストッキングと下着を同時にずり下げて、茂みの中の敏感な部分に触れた。
「あっ…だめっ」
「大丈夫」
なにが大丈夫なんだと抗議をする暇もなく、陽の指が割れ目をなぞり、そのままグイと挿入された。
「痛っ」
「痛い? 濡れてるんだけど、まだダメ?」
ぶんぶんと首を左右に振ると、指がぬるりと引き抜かれた。
安堵に息を吐くと同時に、簡単に陽にストッキングを下着ごと脱がされた。
――確かに航に見られるのは、いやだ。
だけど、このまま大人しく最後までイタされてしまうのはもっとイヤだ!
「陽くん! お願いだから、こんな事……」
「僕さ、」
夏世の涙交じりの訴えに被せるように陽が耳元で話し出す。
「初めて見たときから、月山さんのこと、スキだったんだよね」
「……え?」
「綺麗な人だなって思ってた。
で、プレゼントもらった時、何も知らずに嬉しがって泣くあなたを見て、可愛いなって思ったんだ。年上なのにね」
「陽くん…?」
「あなたが来るのが楽しみだったんだ。毎日、会えるのを楽しみにしてたんだ。ずっと、こうしたかった」
「陽くん……。や、でもね、物事には順序ってものが……ぅん」
もういいだろうとばかりに口付けられる。
ああ、なんか久しぶりのキスだし、こういうトキメキも久しぶりだし、スキって言われて悪い気もしない。
陽は意地悪だけど、表現するのが下手なんだと思えば、可愛いような気がしてきたから不思議だ。
「あ、あの、コレ、外してほしいなー、なんて。服、皺になっちゃうし」
「ダメ」
「どうして?」
「どうしても」
「まさか……、そこに航さんや修さんや智さんがいる、とか……」
「そんな変態みたいなプレイがいいの?」
「まままさかっ」
だよね、と呟いて陽は夏世の下肢を左右に大きく割り開いた。
「や、ちょっと……んん!!」
抗議の声は甘い悲鳴に変わった。
指が再び蜜壷に埋め込まれる。
先ほどのような痛みはない。
だけど、まだ心が納得しきっていないのにもしかしてこのまま最後までしてしまうのかと不安がよぎる。
「あっ、陽、くん……はっ、お願い、外して……」
「じゃあコッチだけ取ってあげるから、僕のお願いも聞いてくれる?」
夏世はコクコクとうなずいた。
先ほどから埋め込まれた指が内部を動き回り、空いたほうの手が胸の頂をコロコロと撫で回すのだ。
身体中が熱い。
脳みそが溶けて流れ出してしまいそうだ。
「はい」
視界が開いた。眩しさに細めた両目いっぱいに陽の顔が映る。
またキスをされているのだ。夏世は慌てて両目を閉じる。
「取ってあげたから、夏世さんが上になって」
「ああっ、えっ、まって、無理…っ」
ぐいと身体を引き起こされた。
陽はいつの間にか全裸になっている。
陽に馬乗りになるような体勢に、夏世は顔を赤らめた。
「よろしく」
さらりと言って陽はさっさと横になってしまう。
夏世はオドオドと視線を揺らした。
「陽、くん。ほんとに、した事ないから……出来ないの…」
「した事ないならしてみたら?」
陽の口元が意地悪く歪む。
彼が言い出したら聞かないのは判っているつもりだ。
覚悟を決めて、熱いものをあてがった。そのままゆっくりと腰を下ろす。
「んっ……んんんんぅ!」
「……っは!」
ふと顔を上げると、お人形のような顔の眉間に皺が寄っている。
つめたい表情に変化を与えた事実に、夏世の胸が熱くなる。
待ちきれない、とばかりにそのまま一気に腰を下ろした。
――ジリリリリリリリリリリ!!!
無常な目覚ましの音で夏世は飛び起きた。
慌てて上部のスイッチをオフにする。時刻は午前7時。気だるい目覚めだ。
血の巡らない頭で、脳内の整理を始める。
えーと、陽くんに襲われた………夢を見ました。
「はぁ……」
誰も聞いていないのをいい事に盛大なため息をつく。
すべての原因はこの漫画だ。
床に詰まれた十数冊の漫画を夏世は恨めしげに睨み付けた。
昨日の帰り際、陽に買い物を頼まれた。
明日持ってきてくれる? と珍しく低姿勢でお願いされたので引き受けた。
田中や四兄弟が少女漫画を買うのは不振人物のレッテルを貼られそう、との危惧も理解できたからだ。
資料を買って、念のため中身をチェックしたのだ。
二度と「この仕事をなめている」などと言われないように仕事をしようとしたのだ。
その内容に肝を抜かれた。
姉と弟でイタしてしまう漫画だったのだ。
コレは少女漫画よね? と散々目を疑った。
よもや青年誌やレディースコミックではないかと期待したが、ちゃんと少女漫画だった。
こんなものが映画化されるなんて、編集者は一体なにを考えているのだと疑問に思う。
同じ出版社の違う作者の本はもっと酷かった。
最初から最後までヤってヤってヤりまくる、という内容だ。
今日日の女子高生はこんなものを読んでいるのか、と絶望しつつ、脳内から離れなかったらしい。
夢の中での陽の台詞は、漫画そのままだった。
目隠しと、腕を縛るのも。上になるのも。
――ぅわーー!! もういやーー!!
今日はコレを陽に届けなくてはいけない。
夏世は一人ベッドの上で枕を相手に悶絶した。
「あのー、陽くーん…昨日頼まれた本、買ってきたんですけどー……」
不自然に顔を背けた夏世を気にもせず、すたすたと陽が近寄ってくる。
目の前で立ち止まり、夏世は身を強張らせたが陽はまったく気付かずに夏世の持つ紙袋の中から一冊取り出し、裏表紙を眺める。
「……これ」
「そう、これね! えっと、私、これはあんまり参考にならないと思うんだけど、
映画化されるやつって陽くんが言っていたからコレ買ってきたんだけど、
私、ちょっとどうかなって思うの!!」
「僕が読みたかったのと違うんだけど……」
「なんか内容がアダルトーっていうか、陽くんにはまだ早いんじゃないかって、え!? 違う??」
「えーと、ロックバンドのどうとか、美大生がどうとか、って言うやつが読んでみたかったんだけど……」
「あっ、そう、そうなの…ごめんなさい! 間違えちゃった!! 買いなおしてきます!」
「あー、ネットで買うからもういいです」
「あ、ネットで……そうですか、ネットで買えるもんね」
じゃあ最初からそうして欲しい、とは思ったけれど口には出せなかった。自分の仕事が出来ないのを棚に上げて、と思われるのが癪だったからだ。
小声でぶちぶちと文句をこぼしていると、ひょいと陽が夏世の顔を覗き込んだ。
「アダルトが、なんだって?」
「ななな何でもないです!」
「その本、どうするの? 置いていってもいいけど」
「いやいやいやいや、会社に資料として置いてきます」
「間違えてアダルト漫画買ったとか?」
「違うんです、少女漫画なんですけど、あーーー! もーー!! 今日は失礼します〜〜!!!」
これ以上は耐えられない。
夏世はくるりと向きを変えて、逃げるようにリビングから飛び出した。
ソファに腰掛け、二人のやり取りをじっと見ていた航が陽に声を掛ける。
「陽、お前あの人になんかした?」
「は? 別に何も」
「だよなぁ……なんかあの人変だったよな?」
「あの人いつも変だよ」
「まぁ…そうだけど……まいっか。さーて、仕事するか」
「うん、航兄」
編集者、月山夏世の苦悩は他所に、片岡家は今日も平和です。
鬼畜かと思いきや純愛だったりして<長男
以上です。
名前欄にタイトル入れ忘れた、と今気がが付きました。
タイトルっても「四男×夏世」ですが……ごめんなさい。
話的には2話と3話の間です。
お付き合いいただきありがとうございました。
>>65 GJ!!最高!!!
夢オチにワロタw
興奮して今日はもう眠れんよ\(^o^)/
職人さん遅くまで乙でした!
GJGJGJGJGJGJGJGJ!!!!!!
ネ申よありがとう・・・・
夏代たん・・・・ハァハァしたよ
GJ!
2人のネ申に拍手!
四男×夏世も素敵だがこの職人方で
他のCPも見てみたいですな・・・!
職人さん方頼みます!
真矢×夏世がみたい!真矢さんが責められるのもみたい!
夢オチ作者です。GJありがとうございます。
2作目執筆中だけど、どうしても長くなるのが悩みの種。
百合は書けないのでご了承ください。
かなり年下だと思えばタメ語にもなるよな。抵抗してる時の台詞テラカワユス
展開は全部漫画通りなのか。告白とか適当でワロタw
GJです!夏世がとてもかわいかった。次の小説も長くても平気ですよ。また素晴らしい作品を書いて下さい他の人でも書いて欲しいです!
>>70 次回作もの凄い勢いでwktk中!
この調子で続々投下されることを祈る
wktk!
期待age
だれか 5P たのむ
次男の羽根プレイ……
ごめん、なんでもない。
78 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 21:23:01 ID:jk4Whjha
長男攻が見たいね。夏世にはもともと結構厳しいこと言ってるし
それが行為の最中→事後でツンデレに変わってく…とか
>>77 俺もブ男(失礼)に犯される美女が好み・・・
沙織ちゃんがいいかな、貧乳っぽいけど。
>>77 公式で夏世に羽根でちょっかい出す次男の写真があって思わず……
あ、ごめん、自分もなんでもないや。
長男、夏世に何かしらやらせたり言わせたりして、
恥ずかしがりながらも実行する姿を見てにやにやしてそう。
最中に「もうダメです」とか言われてもニヤニヤしながら「あ、そう」って言いそうな長男に萌え。
書いてくれく神降臨に期待。
書いてみたけどなんか少女漫画な展開で悶える。
せっかく書いたので次回の放送前に…とアセって投下してみます。
ちなみにエロ書けなかった。
エロパロ板なのにごめんなさい。
84 :
長男×夏世 1:2007/01/29(月) 00:09:30 ID:gGd28TdZ
昼下がりのカフェ。目の前にはキャラメルマキアートとブレンドコーヒー。そして、5年ぶりに出来た……彼氏。
さっきから他愛もない話を続けている。最近聞く音楽、読んだ本、今度はどこの美術館に行こうかと、優しい笑顔で穏やかに話すこの人を、愛してると夏世は思う。
でも、恋愛には多少の不満は付き物な訳で。
「あの……!」
「ん?」
「…………いえ、なんでもないです」
「言いかけて止めるのはずるいな。何です?」
「……えっと、お休みがないのは重々承知なのですが、出来たら、今度、一緒に旅行に行きたいな、と思いまして」
「旅行か……日帰りなら何とか出来るかも……」
「……ですよね、やっぱりいいです。無理しないでください」
「行きたいとこでもあるの?」
「ないです」
「ないんですか?」
「わたし達、付き合ってどのくらいになりますっけ?」
「えー、2ヵ月半ぐらい。……覚えてないんですか?」
「覚えてます」
「あっ…そう……?」
85 :
長男×夏世 2:2007/01/29(月) 00:10:03 ID:gGd28TdZ
夏世の機嫌が悪い。非常に珍しい事だ。
喜怒哀楽の激しい彼女は、判りやすく拗ねたり落ち込んだりはするものの、意味もなく怒ったり八つ当たりなどは今のところされたことがない。
怒られる心当たりはない。
無神経な事は今日は言ってない、はずだ。
遅刻もしていない。
先日の締め切りは守った。
不機嫌にまったく心当たりがない。
判らないことは正直に聞いてみることにした。
「なんか、怒ってる?」
「怒ってません」
「あっ、また智が変なこと言った? それとも陽? 修?」
「別に」
「じゃあ……なんか、言いたい事でも、ある?」
夏世の綺麗なくちびるが薄く開いて、ひゅっと息を吸った。何か言うのかと身構えたが、そのままじっとこちらを見つめるだけだ。
小動物を思わせるくるりとした大きな瞳で、上目遣いに見つめられる。
――可愛い、
――じゃなくて。
「言ってくれないと、判らないな」
身を乗り出して夏世の瞳を見つめ返す。
丸い瞳が潤んで、あ、泣く、と航が思った瞬間に、がたりと音を立てて夏世が席を立った。
「すみません、今日は失礼します」
勢いよく頭を下げて、夏世は踵を返した。そのまま小走りにカフェを出て行ってしまう。
追いかけるべきか? と航が思い当たった時には、すでに5分が経過していた。
86 :
長男×夏世 3:2007/01/29(月) 00:10:42 ID:gGd28TdZ
「……いらっしゃい、ませ。どうぞ」
「どうも、お邪魔します」
狭いワンルームの夏世のマンションは女性らしい部屋だった。
パステルカラーで統一された室内は明るい印象で居心地が良さそうだ。
部屋の中央に置かれた小さなテーブルには、サラダとグラス、カラトリーが並んでいる。
「あの、もうちょっとで出来ますので、座って待っててもらえますか?」
「あ、これ、ケーキ。買ってきたんだけど」
小さな箱を見せると、夏世がわぁ、と嬉しそうに笑う。
「後で一緒に食べましょうね」
箱を受け取りするりと航の脇をすり抜けた夏世からふわり、とやわらかい香りが漂う。
――いい匂い、って俺、オヤジみたいだ。
一人突っ込みをさっさと終えて、用意された席に腰を下ろす。
カフェで突然夏世が帰ってしまった日の夜、自宅で夏世に電話を掛けた。
しおらしく「今日はごめんなさい」と話す夏世を問い詰めることなど出来なかった。
ああ、いや、と曖昧な航の返事のあと、微妙な沈黙が流れる。
たっぷり30秒後に、夏世が「今度、うちに来ていただけませんか」と思い切ったように話した。今日はその約束の日だ。
ちらりとキッチンを見やるとと、レシピを懸命に眺めながら夏世がフライパンを振っている。
夏世が料理があまり得意でないのは知ってる。なのに自分のために作ってくれている、と思うだけでとてもありがたみがある。
少し前までは、予想もしなかった感情だ。夏世の後姿に、航の口元に笑みが浮かぶ。
程なくしてパスタの乗った皿と、冷えた缶ビールを夏世が運んできた。
航が缶ビールを受け取って、目の前のグラスに注ぎ込む。
「じゃあ、乾杯」
「何に?」
「うーん、もうすぐ3ヶ月の記念に?」
クスリと笑って夏世がグラスを持ち上げる。
航もグラスを持ち上げ、かちりとならし、そのまま喉に流し込む。
つめたいビールが喉に心地好く流れ込んだ。
87 :
長男×夏世 4:2007/01/29(月) 00:11:21 ID:gGd28TdZ
アルコールのせいか、夏世はいつも以上によく笑い、航もつられてよく喋った。
夏世はとても楽しそうだ。来てよかった、と航は心からそう思う。
二人で航の買ってきたケーキを平らげた頃には夜も更け、航は時間が気になり出した。
ちらりと腕時計を確認した航を見て、夏世が悲しげに眉を寄せる。
「航さん…?」
くい、と袖を引かれた。
航は思わず夏世を抱き寄せた。
きゃ、と小さく悲鳴があがり、夏世は腕のなかで居場所を探るようにもぞもそと動く。
やがて落ち着いたのか大人しくなった彼女の顎に手を沿え、そっとくちびるを重ねた。
「ん…、ふ」
小さな吐息が漏れる。舌先で軽くくちびるに触れると、びくりと夏世の身体が震えて、ゆっくりくちびるが開かれる。
舌を割り入れると、さらに大きく夏世の身体が震えた。
構わずに口内を蹂躙する。
「ぅん……んん」
彼女の甘い吐息に、航の思考も徐々に溶け始める。
こんな風に、深く口付けるのは本当に久しぶりだ。
他の兄弟に二人の関係が知られないように、会うのは外でと決めている。
夏世が仕事で自宅を訪ねてきた帰り際に、盗むような軽いキスをして彼女を驚かせるぐらいが精々だ。
一度だけ、自宅で二人っきりになった時に深いキスを交した。
もう少しだけこのままで、と思ったところへお約束のように修が帰ってきた。
夏世は慌て飛び退きお茶を煎れるフリをしにキッチンへと走り、航はお茶を待っているフリをするために新聞を手に取った。
たっだいま〜と呑気な修の声が非常に恨めしかった。
ちなみに航も夏世も隠し事が苦手なので、この時帰ってきたのがカンの鋭い智や陽じゃなくてよかった、と心から安堵した。
その事件が航には非常に後ろめたい。以来、自宅で夏世に触れるのは自粛している。
久しぶりに恋人に触れた感慨に、航は耽っていたのだ。
「ん…航さん……っ」
夏世が切なげにあえぐ。
はたと航は意識を取り戻す。
無意識のうちに夏世の衣服の上から胸に触れ、くびすじにくちびるを落としていた。
88 :
長男×夏世 5:2007/01/29(月) 00:12:15 ID:gGd28TdZ
「あっ、ごめん!」
航は慌てて身体を引き離す。
――危ない危ない。全く、本能とは恐ろしい。
「そろそろ、帰らないと。今日はご馳走様」
「え? もう?」
「あ、うん。もういい時間だし」
「あの、もう少し、一緒に、いていただけませんか…?」
「や、でも、仕事が……」
そのまま夏世が押し黙る。
引かれたままの袖をさらに強く握られた。
夏世のくちびるがきゅっと結ばれる。思い切ったように開かれた言葉に、航は度肝を抜かれた。
「抱いて、ください」
「はっ!?」
我ながら間抜けな言葉だ。
しかしそれ以上の文字列が思い浮かばない。
これでも以前は少女漫画のプロットを立てていたと言うのに、情けないのだが彼女の気持ちに答えるべく、または理性的に反論すべく言葉が思い浮かばないのだ。
「あの、夏世さん。落ち着いて、」
「落ち着いてます! ずっと前から思っていたんです。私、航さんが好きです。……愛しています……」
「あ、あぁ、どうも……」
「どうして、抱いてくれないんですか!?」
航をまっすぐに見つめる夏世の瞳が、いつかのカフェの時のように潤んでいる。
その目を逸らそうにも、眉根を寄せることしかできなかった。
「夏世さん……」
「はしたないって判ってます……でも私、十代の女の子じゃないんです。
今のままじゃ、愛されてるって実感が出来ないんです……ッ!」
言うが早いか、夏世のくちびるが押し当てられる。両腕が首に回され、くちびるの隙間から舌が割り入れられた。
89 :
長男×夏世 6:2007/01/29(月) 00:13:03 ID:gGd28TdZ
――ああ、こんなにも追い詰めていたんだ。
彼女はどちらかと言うと受身な女性だ。
愛の囁きも、触れ合うその腕も、愛しさのあふれた口付けも、思い返せばすべて自分からのものだった。
なのに、彼女にこんな台詞を吐かせてしまった。
自分のふがいなさに、ガツンとこめかみを殴られたような気さえする。
「ん……ふ、お願い……」
深い口付けの合間に、夏世が溜まりかねたように小声で囁く。
ぽん、と夏世の頭を撫でて、彼女の身体を抱き上げてベッドにゆっくりと横たわせた。
もう一度額を撫であげて、ジーンズのポケットから携帯を取り出す。
ショートカットでコールする。
1コール、2コール。
『はい』
「もしもし? 僕だけど」
『ああ、航兄? 何?」
「智か? えーと、今日、」
『あーーー、今、田中ちゃんが来てて宴会モードなんだ。今夜の仕事はアガリだから』
「…………そう?」
『陽も、もー寝そうだし。なんかあったら電話して』
「判った。悪いな」
『何だそれ。じゃな』
「ああ」
簡単な会話で通話を終える。
不安げに航を見つめる夏世に、口元だけの笑みを返しそっと口づける。
「泊めてもらって、いいかな?」
夏世の瞳がきらきらと輝く。
「……はいっ!」
白いカーディガンのボタンを一つずつ丁寧に外した。
その下のキャミソールから差し入れた手に触れた胸がどくどくと脈打つ。
鼓動が早い。
夏世も緊張しているようだ。
やわやわと張りのある胸を揉みしだきながら、彼女の緊張をほぐすように耳元で囁いた。「ずっと思ってたんだけどさ、大きいよね」
「…………ずっと思ってたんですけど、航さんって発言がオヤジですよね」
「……ごめん、気をつける。ついでにもう一つ言うけど、笑わないでくれるかな」
「何ですか?」
「えー、結婚するまで大事に取っておきたいタイプかと思ってたんだ。
……発想が、やっぱりオヤジだな」
90 :
長男×夏世 7:2007/01/29(月) 00:14:08 ID:gGd28TdZ
その頃の片岡家。
「今の電話、航兄?」
「そう。帰ってこないってさ」
「智兄って、お節介だよね」
「こんくらい協力してやらないと、あの二人いつまで経ってもオトナの関係になりそうにないだろ?」
「オトナの関係って! 智くんエロいねぇ〜!!」
「うるせぇ修! 未成年がいるだろ!」
「にぃちゃんを呼び捨てって良くない、良くないぞ!」
「バレてないって思ってるのが航兄のすごいところだよね」
「ものすごい判りやすい二人だよな」
「まだ知らないフリするの?」
「その方が面白そうじゃん。あーあ、俺も恋とかしたいなー」
「にぃちゃんを無視するんじゃない! いいか、次は俺だからな、順番だからな!
お前ら弟なんだから自粛しろよ!」
長男・片岡航の苦労を他所に、三兄弟は案外オトナだったりします。
知らぬは当人ばかりなり。
以上です。あー、ほんとごめんなさい。
夏世が編集長に相談して「男は胃袋で落とせ」と言われるシーンもあったのですが、
長くなったので割愛したら、夏世の行動が唐突過ぎたと反省しています。
精進します。うまく書けるようになりたいです。
お付き合いくださりありがとうございました。
GJ!!
航夏世に胸キュンキュンしましたわ〜。
>>91 グーーーーーーッジョーーーーーーーーブ!!!!!
エロに鈍感そうな夏世が自ら誘う姿におっきした…!
はたまた長男のオヤジっぷりに不覚にもワロタw
次回作もwktkしちゃうぞ!
愛してるって言われて「どうもって返す」不器用でオヤジな長男に笑い
基本受け身なのに必死で誘う夏世に萌えた
次男は弟に先越されないように頑張れ
「どうもって返す」→「どうも」って返す
失礼しました
GJ!夏世がかわいすぎる!もっと素晴らしい作品も落として下さい!
GJありがとうございます。
GJもらうのがこんなに嬉しいと思ってもいなかったです。
嬉しいので頑張っちゃいます。
ひそかに
>>45さんの次男×夏世を待っています。
間違えて投稿しちゃった……。
あと
>>35さんの続きも待っています。
是非お願いしたいです。
他の方も、是非是非。
自給自足だけじゃ辛いよー。
>>45ですが、スレで上がった「羽根ネタ」で次男×夏世を書いてしまいましたw
エロパロ初挑戦で読み苦しい部分もあり、大したエロシーンもないですが、楽しんで読んでいただけたら幸いです。
100 :
次男×夏世:2007/01/29(月) 23:28:31 ID:EYKEpjzL
夏世が片岡家へ原稿を取りに来た時には修はまだ原稿を描き終えておらず、リビングでそれが出来上がるのを待っていた。
―――ちょっと横になろっと。
前日の残業の疲れを感じたのか、夏世はソファで横になった。
一応勤務中であったため、ほんのしばしの間だけ休むつもりだった。だが、家に修と自分以外誰も居ないことに夏世は緊張を解き、いつの間にか寝入ってしまった。
******
修は完成した原稿を夏世に渡そうとリビングに入った。
「……完璧寝てるよこいつ」
修は微かな寝息を立ててソファで寝ている夏世を見て、呆れて呟いた。
101 :
次男×夏世2:2007/01/29(月) 23:29:39 ID:EYKEpjzL
「おい、あんた!原稿出来たってば」
ソファに近づいて声をかけても、夏世は一向に起きやしない。
夏世は完全に熟睡していた。
「……ふふふ」
修は何かを思い付いたかのように足早に仕事場に戻り、手に何かを握って夏世の寝ているリビングに帰ってきた。
「仕事中に寝てる罰だ!」
修は悪戯な笑みを浮かべ、手にしていた原稿についた消しくずを払う“羽根”で夏世の頬を軽くなぞった。
102 :
次男×夏世3:2007/01/29(月) 23:31:36 ID:EYKEpjzL
「ん……」
反応するも、夏世は相変わらず幸せそうな表情を浮かべ眠るままであった。
修は、自分が真剣に仕事に励んでいる一方、夏世は眠りほうけていた事実に苛立ちを感じ、更なる悪戯を行おうと羽根をぐっと握り返した。
修の羽根は夏世の首筋へと移動していた。
「ひひひ、今度はどうだ」
不気味な笑いとともに、修は夏世の首筋の上で羽根を優しくちょろちょろと踊らせた。
「んっ……あぁ……」
突然の夏世の艶やかな声色に、修は初めて夏世に女を覚えた。
女に惚れやすい性分の修だったが、夏世には見向きもしていなく、ただのおちょくり相手だと思っていた……ついさっきまでは。
しかしこうも扇情的な夏世の姿を見て、放っておける男はいないだろう。
修もその一人の男となり、更なる夏世を求め、汗ばんだ手で滑り落ちそうになった羽根を頑なに握りしめた。
「はぁ…はぁ…」
「うぁ……」
部屋では修の荒いだ呼吸と、夏世の微かな喘ぎしか聞こえなかった。
修は夏世の服をゆっくりと脱がしつつ羽根の移動を重ね、夏世の胸元、そしてついに胸の頂きにまで到達した。
それでも夏世は夢の中なのだろうか、ほんのり頬を赤らめ、この状況を知らずに寝続けていた。
103 :
次男×夏世4:2007/01/29(月) 23:33:35 ID:EYKEpjzL
修は夏世を起こさないように軽く羽根を払おうとしたが、不運にも手を滑らせ強く払ってしまい、夏世の胸に強い刺激を与えた。
「ひゃうっ!」
「やべっ」
修が予測していた最悪の事態が起きてしまった。
夏世はまだ眠たそうな眼をしていたが、、上半身の衣類がはだけている情景に一気に意識が覚醒した。
「え…?うわわわ」
信じらんないといった表情をするも、半裸である恥ずかしさを感じ、慌てて服を着直した。
一方修は石のように固まって必死に言い訳を考えていた。
「い、一体どういうことですか、これ!?」
夏世は目に涙を浮かべ、修を問い詰めた。
「あ…あんたが一人で脱いでたんだよ!リビング来たらあんた胸出してるんだもん。ビックリしたのは俺の方だよ!」
修は声を震わせながらとにかくこの場をすり抜けようとやっけになった。
常人なら修のしどろもどろな瞳孔の動きやどもり具合で、一瞬にして言い分が嘘だと分かるだろう。
(もう終りだ―)
修は自分でもバレたと思い、殴るなりなんなりしてくれとでもいったように歯を食いしばった。
しかし夏世は、人一倍純粋で人一倍騙されやすい性格である。
104 :
次男×夏世5:2007/01/29(月) 23:35:15 ID:EYKEpjzL
「……は、恥ずかしいっ」
夏世は顔を伏せ、ソファで縮こまってしまった。
体が火照っていたので(修のせいだが)、夏世は寝ている間に暑さで自ら脱いだと信じ込んでしまった。
「え…?」
修はまさかこうも簡単に自分の言い訳が通用したのかと呆気に取られたと同時に安堵した。
「うぅ…」
未だ恥ずかしさでうずくまる夏世に流石の修も罪の意識を感じた。
「あ、あのさ、航兄とかには黙っておくからさ…」
「……はい」
「っていうか、お、俺あんたの胸見てもなんとも思わなかったし!」
「…なっ!失礼ね!別に私もあなたに見られてもどうってことありませんから!」
(よ、良かったぁ〜、いつもの夏世ちゃんに戻った…)
夏世も吹っ切れたように目に溜まった涙を拭い、完成した原稿を手にとった。
「どうもありがとうございました。では帰らせていただきますね。」
そう言って一礼し、その場を去っていった。
バタンと閉まった玄関のドアの音で、ようやく修は大きく息をついた。
「しっかし鈍感にもほどがあるなぁ…」
修は自室に籠もり、夏世の豊かな胸を思い出してはにやけて笑い、独り抑えきれなくなった自身をいそいそと慰めるのであった。
了
消化不良な内容で自分でも書き直したいやらですが、明日放送日なので思い切って投下してもうたw
皆さんの脳内補完を頼るのみw
どうもありがとうございましたー!
あ、自分ならもっと次男をキモく書ける!って人いたらお願いします書いてくださいな><
ウハー!!(≧▽≦)リアルタイムで読めてラッキー!!!
お疲れ様でしたッ。
修が背中丸めてシコってる姿が目に浮かぶw
これで明日の放送までイケます ンフッ
乙!修×夏世もいいねぇ
実際こういう悪戯しそうだもんな〜
兄弟全員で夏世をいじめちゃうのも読みたい…
>>99さんGJです!
面白すぎる。声出して笑っちゃいました。
修ってツンデレだったのか……可愛い。
あと「夏世ちゃん」って呼び方に萌えました。
>>78 >>81 >>82 に、ちゃれんじ。
鬼畜は夏世が可愛そうで書けなかった……ごめん。
焦らしプレイしちゃった……遅くなってゴメン。いざ。
*
訪ねてきてすぐに、玄関先でくちびるを奪われた。
上品で穏やかな航は夏世にいつも優しい。手荒なことは絶対にしない。
なのに今日は挨拶もそこそこに壁に身体を押し付けられて、顎を捕まれた。
抗議する暇もなく、くちびるを塞がれたのだ。
こんな状況なのに、航とのキスは本当に気持ちがいい。
がくがくと震える両足に力を入れるのがだんだん辛くなってくる。
夏世は航の腕を上着ごときつく握り締めた。
航の身体が離れるどころか、ますます口付けが深く、荒いものになっていく。
両足の間に航の膝が割り入れられ、意地悪く敏感な部分を刺激する。
腰が抜けそうな快感に耐えられなくなった夏世が、航を振り払うように大きく首を振った。
「わ……たるさんっ! いやッ!」
やっとくちびるが解放された。
肩で息を繰り返す夏世を、航はつめたい瞳で見下ろした。
「いや? だったらもう二度としないよ」
耳元で航が呟く。そのままぺろりと耳朶を舐められ、夏世の膝ががくりと落ちた。
「おっと」
座り込んでしまうかと思ったが、航に抱きとめられた。
「どうする? やめる?」
夏世が首を左右に振る。ゆっくりと目を閉じて、航のくちびるを待った。
なのに、航から与えられたのは予想外のセリフだった。
「ちゃんと言ってくれなきゃ、判らないな」
夏世は目を見開いた。
航の口元にこそ笑みは浮かんでいるが、目が笑っていない。
「夏世は、どうしたい?」
航の膝が太股を撫でる。時折敏感な部分に触れて、そしらぬ顔でまた太股を往復する。
触れて欲しくて腰がくねる。自分から腰を押し付けてしまいそうな衝動を押さえながら、夏世がやっと言葉をつむぐ。
「やめ、ないで……」
その返答に軽く頷いて、航の膝がぐいと押し付けられた。
「ひゃっ……んん! 待って!」
「なに?」
「あっ…、ここ、聞こえちゃう…っから、あっああ! 待って、部屋にっ」
夏世の懇願の間も、航の膝がぐいぐいと刺激を与える。
達してしまいそうな快楽なのに、だけどこんな場所で、たったこれだけでと理性が邪魔をする。
「お願い、部屋に…」
「どうして?」
「あっ、聞こえたら、恥ずかしいから……ッ」
「夏世が声を我慢すれば大丈夫だよ」
「そんな、無理っ……。意地悪、しないで……」
仕方ないな、と航がつぶやいて、夏世の腕を引いて歩き出した。
*
おぼつかない足取りの夏世をベッドに座らせて、航が上着を脱ぎ捨てた。
夏世の身体を抱き寄せて、再び深い口付けをかわす。
腕を航の首に回し、夏世もキスに答えた。
この後の展開を思い描いているのだろう、夏世はうっとりと甘い吐息を漏らした。
「どうして欲しい? 全部、夏世のいいようにするから言ってみて」
「えっ……?」
「いつもは僕の好きにさせてもらってるからね、夏世がどうしたいのか知りたいんだ」
「どうって……、あの、いつも通りに」
「いつも通りって?」
「……なんで、今日はそんな意地悪言うんですか……」
困惑で眉根をきつく寄せる彼女の頭を、航はかるく撫でる。彼女がこうされると安心すると知っているからだ。
「意地悪じゃない。知りたいんだ。
教えてくれないなら、今日はもう終わりにするしかないな」
航の指先が、くびすじに触れる。それだけで夏世の身体がびくりと震えた。
夏世の顔が羞恥に赤く染まる。
顎のあたりをちょろちょろと撫でると、くすぐったさに夏世の腰が引ける。
それをぐいと引き戻した。
「やめる?」
低く航が囁く。
夏世は再びふるふると左右に首を振った。
「キス、してください……」
消え入りそうな声で夏世が懇願した。
うん、と答えて指先を顎に沿え、暖かいくちびるに触れた。
「ん……ふっ……」
舌先でくちびるを撫でる。そのままかぷりと噛み付くと、夏世は身を捩った。
「キスだけでいいの? 次は?」
「触って……」
「どこを?」
「……ッ、色んなとこっ……!」
上手い事を言うなと苦笑しつつ、まずは額をなで上げた。
頬、顎、首筋と手のひらを下ろし、衣服の上から軽く胸の頂を撫でる。
「あっ、」
「何?」
「んんっ直接、触って欲しい……」
「じゃあ、自分で脱いで……できるね?」
夏世の潤んだ瞳がゆっくり伏せられ、小さくうなずいた。
ニット素材のパーカをゆっくり脱ぎ捨て、フレンチスリーブのブラウスのボタンに手がかかる。
航の手は、スカートのすそから太ももを意地悪く撫で回した。ゆっくりと、時折爪を立てて、彼女の意識がとろけるように。
「手、止まってるよ」
「ぁ、はい……」
夏世の細い指が震えている。
見た目を重視したブラウスの丸いボタンは、その指では外すのがとても難しそうだ。
3つ目まで外したところで、下着の上から敏感な場所を指先でつついた。
「ああ!」
身体をくの字に曲げて、大きく夏世が身を捩った。
「ほら、あと3つあるよ」
「……ぬ、がせて」
「……いいよ。手、どけて」
軽く伏せた目じりに、うっすらと涙が浮かんでいる。ボタンを外し、ブラウスを脱がせながらその涙を舌先で掬い取った。
「可愛いね」
「航さんの、意地悪……っんん!! あっ」
お望みどおり素肌へと触れると、一層大きく悲鳴を上げる。
「こっちは? 脱ぐ?」
ふわりとしたスカートをつつく。こくりと頷いたのを確認して、ファスナーをおろして丁寧に脱がせ、ついでに下着も剥ぎ取った。
「航さん……電気、消して……」
「どうして?」
「恥ずかしい、から……お願い」
「たまにはいいじゃない」
「あっ、ダメっ! いやっ! 航さん!!」
ぐいと両膝を掴んで、左右に大きく開かせる。
体重を支えていた両腕ががくりと折れて、夏世の身体がベッドに沈んだ。
身を捩って嫌がる夏世を無視して、花芯に舌を這わせた。
「う、んんんっ!! いやぁ! わた、るさんっ、ひあっ」
蜜を溢れさせてとろけきった蜜壷に指を添えると、そこは簡単にそれをくわえ込んだ。
「あっ、や…………っ! ああっ」
がくがくと夏世の身体が震え、指をくわえた秘部が締め付けるような収縮を繰り返す。
航は身体を起こして夏世の白い身体を見つめた。
汗ばんだ胸を上下させ、両手で顔を覆い隠し呼吸を整える姿を見ると、なぜか加虐心が沸いてくる。
差し込んだままの指をくいと動かすと、逃げるように夏世の腰がくねる。空いた手で押さえつけて出し入れを繰り返した。
「っっんん! 航さん、待ってっ、や、待ってっ!」
「どうしたの?」
「ダメっ、今、ダメなの……!」
「何が?」
「お願い、指、抜いてぇ……」
「仕方ないなぁ」
リクエストどおり指を引き抜くと、ん、と名残惜しげな声が上がった。
呼吸を整えた夏世がむくりと起き上がり、先ほど脱ぎ捨てたパーカで胸を隠しながら航に口づける。
「わ、航さんも、脱いで……」
長袖のTシャツのすそからおずおずと手を差し入れ、熱い手のひらが胸板をさすった。
ぎこちない動作でそれを脱がしにかかる。航はされるがままにしていた。
「今度は、航さんの番……だから」
いつも航がしているように、くちびるを重ねて、耳朶を噛み、首筋へと触れ、鎖骨を伝って小さな突起へと舌を這わせた。
「どうしたら、いいですか? 教えてください……」
「……じゃあ、下も、脱がせて」
思い切ったようにベルトに手を掛け、音を立てながら外す。
はたと夏世が明るいままの室内に気がつき立ち上がった。
その手首をグイと掴んで、自分のほうに引き寄せた。
細い身体が自分の腕の中に転がり込んでくる。
「まだ、脱げてないけど?」
「ごめんなさいっ、でも、電気……」
「後で消してあげるから、早く」
素直に頷き、ズボンのファスナーに手を掛ける夏世の白い背中を、つっと撫でた。
腰を浮かし大人しく下着ごと脱がされる。
「あの、どうしたら……?」
「夏世の好きなようにしていいよ」
「え、でも……」
「判らない?」
「……ごめんなさい」
「じゃあ、夏世が僕にされて嬉しい事、僕にもして?」
「えっと、じゃあ……」
身を乗り出して、口づけられる。舌を絡ませあったあと、耳元で小さくあいしてる、と囁かれそのまま舌がぬるりと耳の中を這った。
「……っ、」
小さく声を漏らした航の反応に気をよくしたのか、細い指先がつつと胸板を伝って陰茎へと触れる。
舌先が耳から首筋へと降り、鎖骨の上でぺろぺろと動いた。
――こうされるのが好きなのか。なるほど。今度試してみよう。
口元に思わず笑みが浮かぶ。
ご褒美、とばかりに白い臀部へ触れたら、ちらりと睨まれた。肩をすくめて、ジェスチャーで謝罪をする。
思いつめたような表情で、夏世がぱくりと先端を咥えた。
瞳を伏せて、下の方を両手で包み込みながら自分のものを一生懸命舐めるその姿は素晴らしく官能的だ。
びくりと自身が震えた。
「……夏世、もういいよ」
肩を掴んで身体を引き起こす。夏世が不満げにくちびるをそれから離した。
「気持ち、よくないですか?」
「そんなことないよ。でもほら、ここも、何とかしないと」
下腹部に手を伸ばすと、彼女の秘部は先ほどよりドロドロに溶けていた。
「……っあ……!」
「欲しくない?」
「ほしい……っ、入れて、ほしいの!」
ゆっくりと夏世の上体を横たえ、先ほどのように両足を開かせて準備を終えた自身の欲望を押し当てた。
「いくよ……」
返事を待たず、一気に滑り込む。白い上半身が弓なりに反れた。
「う……あっ、電気……んっ!!」
上体をかがめて深く口づける。たったそれだけで、夏世の身体は敏感に震えた。
「あ……航、さん」
「なに?」
「わたるさんっ、あ、お願い……」
「何を、お願い?」
「〜っ……、や、航さん……」
夏世の欲しいものは判っている。もっと、激しい刺激を求めているのだと。
意地悪く奥にとどまったまま、夏世を見つめる。
明るい白熱灯の下で全身を桜色に染めて腰をくねらす恋人が愛しい。
だからこそ、彼女の口から聞きたいのだ。
「航さんっ、航さん、ぅ〜〜〜っ! 航さんっ! もう、ダメなの……!!」
「あ、そう」
ニヤニヤと薄く笑いながら、空いた両手で胸の先端に触れた。
「それじゃ判らないな。ここ?」
「違う……のっ、あの、動いてくださいっ、あんっ!!」
最後まで聞かずに律動を開始した。動きにあわせて夏世の口から甘い嬌声が上がる。
航の思考が飛ぶのに、時間はかからなかった。
*
目が覚めると腕の中には裸のままの夏世がいた。
「わっ」
驚いて声を上げると、目を覚ました夏世が慌てて身体を引き離す。
その仕草が可愛くて、再び腕の中へ抱き込んだ。
「おはよう」
「…………おはよう、ございます。多分まだ夜ですけど」
「そう? ……機嫌悪いね」
「当たり前ですっ、離してください〜〜っ」
「理由を話してくれたらね」
「だって!」
後始末を終えてさっさと眠ってしまったこと。
それはいいのだが、服を着る暇もなく腕に抱きこまれて、身動きが取れなかったこと。
何度抜け出そうとしても信じられないぐらいビクともしなかったこと。
おかげでシャワーも浴びられなかった。電気も消せなかった。
何よりさっきの航は人が違ったように意地悪で嫌いだと、夏世は背を向けたまま一気にまくし立てた。
「…………ごめん、ちょっといい?」
「何ですか?」
「そんなに性格悪かった?」
「覚えてないんですか!?」
「うーん、実は3日ぐらい徹夜してるんだよね。
で、原稿上がってシャワーだけ浴びて、どうやってここに来たかあんまり覚えてないんだ」
「そんな! 酷いっ!」
「修たちの話だと、眠くなると人格変わるらしいんだよね。
……もしかして相当酷いことした?」
「だって、玄関でしようとしたり、どうされたいって、わ、私に言わせたり、
電気だって最後まで消してくれなかったし、なのに自分は好きにしてとか言って!」
「で、夏世はどうしたの?」
ばっと航を振り返ると、口元に意地悪い笑みが浮かんでいる。
「〜〜〜〜〜っ!!!! 航さんの、バカーっ!!」
顔を背けて掛け布団にもぐりこんでしまった夏世の頭をそっと撫でる。
「ごめんごめん。覚えてるよ、すっごい夏世がエロかったこと」
「だからそういう発言がオヤジっ! それ以前に酷い仕打ちに謝罪はないんですかっ」
「うーん…………愛してるよ」
かろうじてはみ出していた耳元で囁き、ぺろりと舐めた。ひゃ、と小さな悲鳴が上がる。
そのスキに三たび白い裸体を抱き寄せた。
「せっかく裸だし、もう一回どう? 今度は意識もハッキリしてるから大丈夫」
「大丈夫じゃ、なーいっっ!!」
愛しの恋人の本性を垣間見て今後に多少の不安を抱いたものの、
愛されてるならいいかなと渋々納得する。
それは流されているということだと、お人よしな彼女は気が付かないのです。
以上です。
エロにたどり着けないと困るのでエロから始めてみたんだ。
そしたら長男のねちっこいエロに我ながらヒきました。
でもちゃんと書けてよかったです。
明日の放送が楽しみー!
また新たなネタが浮かびますように。
ってかちゃんと長男とくっついてくれますように!!!
怒涛の投下ラッシュだな!
長男に翻弄される夏世がエロ可愛い〜
意地悪な長男もイイな!
121 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 02:14:51 ID:3r4cs7xF
>>99も
>>109も激しくGJ!改めて職人さんってすごいと思ったよ。
同じ兄弟ながら、ここまで違うか…
次男の無邪気さと、長男のねちっこさに乾杯。
明日の放送がますます楽しみだ。
>>119 エロktkr!!
期待を良い意味で裏切ってくれた!GJ!!
意地悪でオヤジな長男とカワユスな夏世のやりとりに激しく萌えた(*´Д`*)
素晴らしい作品をありがとう
この続々投下の流れイイヨー
今日の放送でネタが浮かんで職人さんが投下してくれるのをwktkしてるよ!
>>109 GJ!!
意地悪長男、なんだかんだで言われるがままに行動してる夏世に萌える!!
自分
>>81書き込んだ者ですが、こんな素敵な作品が読めるとは…。
目が覚めた後の2人のやり取りがまたたまらん!!
124 :
35:2007/01/30(火) 06:17:06 ID:Wx4fkco8
>>46>>83>>100>>110 長男・次男・四男それぞれ魅力たっぷりで悶えました。
朝起きたらたくさん投下されててもう本当にごちそうさま!
職人様方、次回作も超期待して待ってます。
いろんな作品が読めそうで楽しみ。
35です。
先日はレスをたくさんありがとうございました。嬉しかったです。
>>35の続きを書きました。10レス前後な予定。
ぬるめだったり女々しかったり、長男とかキャラが掴めず別人みたいなうえ、
月山もちゃらんぽらんな感じですがあんまり深く考えないでくださいorz
長男×月山
125 :
35:2007/01/30(火) 06:18:38 ID:Wx4fkco8
長男×月山
航がぱたんと自室の扉を閉めた。
夏世は脅えた目で航を見つめる。
「すみませんっ…。あたし…」
「言い訳が聞きたい訳じゃないんだ」
航は窓辺に立ってじっと外をみている。
その彼の物言いたげな背中が夏世を責めさいなんだ。
「すみません…」
夏世はコートの前を掻き合わせた。
コートからは懐かしいような匂いがした。
不意に航がこちら側を振り返る。
その視線は痛いくらいに真っ直ぐで、夏世はその目に絡めとられ、微動だにできなかった。
航は窓辺から離れた。ぱたぱたと航のスリッパの音が静かな天井にこだまする。
部屋の真ん中に据えられたベッドに航が腰掛け、入り口に立ちすくんで一歩も動こうとしない夏世を見上げる形となった。
「僕が来てなかったらどうしてました」
「わ、航さんがいらっしゃらなくても…」
「やめてた?」
「もちろんですっ」
夏世は大きく一度首を縦に振った。
(嘘じゃない。嘘なんかじゃ絶対ないんだから)
126 :
35:2007/01/30(火) 06:20:06 ID:Wx4fkco8
「まさか。だったらあんな無抵抗に…受け入れたりしないでしょ」
「違います!!すみません…でも聞いてください。だって…」
夏世は足を半歩だした。
(だって、陽くんが。陽くんが…)
自分だけが悪いわけではないのだ、と言おうとした。
でも、それを言ったところで何になるだろう。自分のしたことは変わらないというのに。
夏世は航のところまで歩いていった。
そして、深く頭をさげる。
「すみませんでした…!」
夏世は頭を下げたまま航の次の言葉を待った。叱責か。あるいは許しの言葉か。それとも――。
「前、はだけてますけど」
「ぎゃっ」
夏世は思わぬ指摘を受けて慌ててコートの前を整える。
お辞儀をしたときに思わずコートの襟を合わせていた手を下ろしてしまったのだ。
(もうやだっ。恥かしい…)
「はぁ〜」
航が額に手のひらを当てて大きなため息をついていた。
(やっぱり呆れられてる…)
夏世はいたたまれなくなった。今すぐにでもこの場から逃げ出したい…。
「月山さん…」
夏世の方を意味ありげな目で見つめたかと思うと、突然航の手が伸び、夏世の腕に絡みついてきた。
「え…」
夏世の戸惑いにかまわず、そのまま、航は自分の胸の中に夏世を引き寄せる。
コートと同じ匂いに夏世は抱き締められた。
「やっぱり悪いのは君だ」
127 :
35:2007/01/30(火) 06:20:48 ID:Wx4fkco8
航が夏世の瞳の奥を見つめながら、アメ細工にでも触れるかのような手付きで夏世の唇を指でなぞる。
夏世は触れられたところから電流が走ったかのように感じた。
そのまま、航が夏世の唇に自分の唇を重ねる。
遠慮がちに侵入してきた相手の舌に夏世は自ら自分の舌を絡ませる。
しだいにそれは乱暴に、自分のもののように夏世の口内を犯し始めた。
* * *
航はぴんと張り詰めた理性の糸が切れるのをぎりぎりのところで保っていた。
陽と夏世が口付けあっているのを見たときには、パニックに陥りそうになりながらも、
なかなか冷静に対応していたはずだった。
なのに、何でこんな事になってしまったのか、自分でも分からない。
自分は夏世に惹かれているのか、陽に嫉妬しているのか。
彼女の間の抜けた隙だらけの、でも艶かしい姿を見た瞬間、その糸はプツリと音を立てて切れてしまった。
愛しさが、どろどろの征服欲が、混じって、溶けて自分の心を満たしていった。
女性にキスをしたのは久しぶりだった。
航は夏世が積極的にキスに応じたことに驚き、そして興奮して夢中で彼女を貪った。
128 :
35:2007/01/30(火) 06:22:08 ID:Wx4fkco8
航がそっと夏世を自分の体から引き離す。
夏世の目はとろんと潤み、頬を赤く染め、息遣いも荒く、とても煽情的だった。
夏世の肩に手をかける。コートがするりと夏世の細い肩から落ちた。
夏世が唇を噛み締め、首をわずかに左右に振って航を見た。
「やめて…」
眉根を寄せ潤んだ瞳で見上げる夏世を航は見つめ返した。
わかってない。この人は何も分かっていない。
「誘ってるんですか?」
「ちが…ん…あ…っ」
航の手が夏世の胸に伸ばされる。
航は右手で胸を揉みしだきながら、左手を背中に回し、ブラのホックを慣れない手つきで外してしまった。
夏世の豊かな白い二つのふくらみが外気に晒される。
「ちょ、ちょっと!航さ…んっ…!」
航の手が夏世の胸の敏感な先端に触れる。
すっかり硬くなってその存在を主張しているそれは、わずかな刺激でも夏世に快感を与えた。
「はぅ…あ…く…んっ」
航の前でこんな痴態を晒し、恥かしい声を出すのに耐えられず、
夏世は自分で自分の口をふさいで必死で声が漏れないようにする。
その様子を航は横目で見ると一層激しく、胸を揉み攻め立てた。
「ひゃ…ん」
航が夏世の胸の頂を口に含む。
夏世を航が押し倒すような格好で、二人はベッドに倒れこんだ。
航はそれを丹念に舐めあげ、吸い上げる。
夏世は久しぶりの感覚にすっかり酔っていた。
(あ、頭が…なにこれ…ぼーっとする…)
129 :
35:2007/01/30(火) 06:23:15 ID:Wx4fkco8
航は口の中でそれを転がしながら、すべらかな腹をつたって右手をゆっくり下に下ろしていった。
ストッキングの上から夏世の最も敏感な部分に触れようとする。
「だ…だめっ…あっ」
聞こえなかったふりをしてにそっとそこに触れる。しなやかな肢体がびくんとはねた。
ストッキングの上からも分かるほど、夏世のそこは濡れそぼっていた。
航が夏世の胸から顔をあげ、何か言いたげな顔をした。
「あの…すごく…」
「言わないでください!」
思いっきりさけんでしまった…。だって、だって恥かしすぎる。
改めて言われてしまったらまるで自分がとても淫乱な女のようで。
航がふっと微笑んだ。
「聞こえるよ。いっとくけどここの隣、仕事部屋だから」
「…っっ!」
夏世は慌てて口を抑えたが、もう言ってしまったものが引っ込むはずもない。
航は少し笑って、夏世に優しく口付ける。
夏世がふと航の下腹部に目をやると、服の上からでも分かるくらい、航のそれはその存在を主張していた。
「あ…航さん…」
航も夏世の視線の先にあるものに気付いて、苦笑した。
「あんまり見ないで下さい」
「あっ…すいません」
「悪いね、僕も男だから」
全然悪いと思ってないですよね、と夏世は唇を尖らせた。
130 :
35:2007/01/30(火) 06:25:22 ID:Wx4fkco8
航の手が夏世の下着にかけられる。
夏世は覚悟を決めた。
下着とストッキングが同時に脱がされ、茂みが露になった。
航はそっと夏世の茂みに手を伸ばしその奥に触れる。
「…っっ!!」
夏世の躰がびくんとはねた。
脚が無意識の内にだろう、左右にさらに開かれる。
その姿は艶やかで、更なる刺激をねだっているようにも見える。
航が更に茂みを探ると敏感な芽に指が触れ、夏世が悩ましげな声を漏らした。
「月山さん、ここがいいの…?」
「あっ、だっだから言わないで…っああ…んっ」
びくん、と夏世が雷に打たれたかのように一段と大きくのけぞった。
航の指先がしどとに蜜を湛えた泉の入口に触れたのだ。
「あっ…だめ…」
自分で触れるのではない、人にされるとこんなにも熱くなるのだということを夏世は忘れていた。
(熱い…!駄目私おかしくなっちゃう!)
「航さ…ん!」
その瞬間、ピタリと航の愛撫が止んだ。
夏世はこの激情を持て余したまま、息をきらして航を見た。
「航さ…ん?」
「やめましょう」
(なんで!?)
唐突に告げられた言葉に夏世は思わず反駁しそうになった。
航自身だってもうはちきれんばかりに努張し固くなっているのに。
この人はなにを言い出すんだろう。
131 :
35:2007/01/30(火) 06:26:42 ID:Wx4fkco8
「何か?」
「いえ」
「続けて欲しい、君自身はそう言ってるみたいだけど」
夏世は自分がまだだらしなく脚を開いていたことに気づいて慌てて閉じた。
自分でもあそこがもっともっととねだるように収縮を繰り返しているのがわかる。
「私のこと嫌いなんですね」
夏世がすねたように言うと、航はいつになく真剣な表情をした。
「そう見えますか」
夏世はじっと見つめ返してくる航の目の奥に潜む真意を汲み取ろうとした。
だが、彼の黒い瞳に映った真剣な面持ちの自分が見返してくるだけだった。
「強いて言えば、あなたの為だけど」
そう言って航は自嘲気味に笑うと、乱れたベッドから起き上がった。
今の自分では夏世をめちゃめちゃにしてしまうから、と航は自分に言い聞かせる。
身勝手にに彼女を求め、乱暴に力に物を言わせて組み臥せてしまうだろうから。(譲歩…だからな)
航は身なりを整え、床に脱ぎ捨てられたスリッパをつっかけると、ドアに向う。
「どこ、行かれるんですか!?」
「ちょっと」
そう言って部屋を出た。
航の部屋には生まれたままの姿で呆然としている夏世が一人残された。
「どうしろっていうのよ…」
一方。
(やっぱり臆病なんだろうな…)
航は片岡家の広いトイレのドアを開けながらため息をついた。
終
132 :
35:2007/01/30(火) 06:30:44 ID:Wx4fkco8
以上です。
長いのに読んで下さったかたありがとうございます。
いま読み返してみたら表現が乏しすぎて恥かしい…。すみませんでした。
兄弟で取り合って欲しくないと思いながらも火花を密かに散らしてくれてもいいなぁとか妄想してました。
このネタ28さんの鬼畜度合い予想から思い付いたんで、もうちょっと長男鬼畜にしたかった…。
とにかく今日は待ちに待った火曜なんで嬉しい!楽しみ!
今日も萌えがたくさんありますように。
朝から神キター!
GJ!!
また期待してます!
>>132 GJと言わず何という
夏世可愛すぎる…!
長男の意地悪さにも萌えたw
朝からお疲れ様でした!
今日は放送日だーwktk
>>132 GJGJ!神のお出ましだ!!
途中で辞めるなんてスゲー鬼畜。
なのに臆病な長男、らしくてイイ。
ちなみに
>>28書いた人なんだけど、ネタにしてくれてありがd
>>35と
>>132が同じひとで、
>>46>>83>>110が同じ人?
職人さん3人かな?
素晴らしき萌えをありがとーーーー!!!!!!
放送日wktk
>>132 放送日に見れて嬉しいよ・・・!GJ!
全国の職人様方、GJ!
あっと1時間半〜。
せっかくなので妄想垂れ流し。
次男が美那絵さんに和服美女のデッサンのモデル頼んで、
書きにくいから裸から描いてあとで着物着せようとしたら
途中段階で見られてグーで殴られる妄想してみた。
ついでに今度は和服女性と男性の2ショットが描きたくて、
夏世と兄弟の誰かにモデルを頼んで、
また裸からデッサンとっていたら
セクロスしてるみたいに見えて鼻血出して、
夏世に殴られ兄弟に蹴られる妄想をしてみた。
「おぉっ、おおおお!!」とか思ったくせに「俺はクリエーターだ!」と叫ぶ次男。
四兄弟×元編集長が見たい。真矢さんが四人にレイプっぽい事をされる話がいいなぁ。
すばらしすぎるよ・・・おまいら!!!
職人さんGJです。
夏代たんに萌えたよ!
職人さまの更なる投下にwktk!!!
>>135 >>46>>83>>110です。同じ人です。ありがとうございます。
滑り込み投稿。
妄想が止まらない。
横槍三男×夏世です。
ちょっと昼ドラのようにドロドロしてきました。
苦手な方、ご注意を。
原稿を揃えていたら、紙の端で指を斬った。
それを智が見ていた。
手狭なミーティングルームには二人っきりだった。
それだけのはずだった。
*
「痛っ」
「あ?」
「ちょっと、斬りました。何でもないです」
「紙で斬ると案外痛いよな。絆創膏、いる?」
「ああ、ありがとうございます」
絆創膏を受け取ろうと、延ばした手を捕まれた。
「何処の指?」
「人指し、指」
ここねと呟いて、智がニヤリと笑った。
「絶好の少女漫画ネタだと思わない?」
「えっ?」
ぱくりと人指し指をくわえられた。驚いて手を引いたが、強く握られびくともしない。
「やっ……、智さん!」
ぴちゃり、と婢猥な音がたった。
傷口に舌先が触れてずきりと痛む。
伏せた智の表情が、何となく色っぽい。
不謹慎にも夏世の胸が高鳴った。
「やめてくださいっ……汚い…!」
思わず叫ぶと智がびっくりしたように顔をあげた。
「俺って汚いのか……」
傷付いたような智の顔に、夏世の胸もチクリと痛んだ。
「ごめんなさい、違うんです! わ、私の手が汚くて……さっきまで雑誌、めくってたから」
慌てたような夏世の言い訳に、智がぷっと吹き出す。
「冗〜談。ちなみに絆創膏は持ってない。女の子じゃないからね」
ポケットからハンカチを取り出して、唾液でてらてらと光る人指し指を拭った。
消毒完了〜などと軽く笑いながら。
「ありがとう……ございます」
「どう? 胸キュンした? 陽に教えてみようかな」
「ちょっと、使い古された感がイナメナイです」
「やっぱり?」
「ええ。あっ、原稿、わざわざ届けて下さってありがとうございました」
「あぁ、ついでに来ただけだから」
智の物言いはぶっきらぼうではあるが、こちらに気にさせない配慮があると夏世は思う。
掴み所のない四兄弟のなかで、一番話し易いのが彼だと感じていた。
ドアを開けて智を見送ろうとしたところで、申し訳なさそうに智に声を掛けられた。
「あのさ、悪いんだけど、時計、貸してくれない?」
「え?」
「携帯の充電切れちゃって」
それはさぞかし不便だろうと察する。
この後、他社で打ち合わせがあると先ほど言っていた。
「いいですよ。デスクに予備があるので取って来ますね」
智に、何か原稿を届けてくれたお礼がしたい。
「悪いね」
その場で今はめている腕時計を貸せればよかったのだが、そうしたくない理由があった。
この時計が航からの贈り物だからだ。
「少し早いけど、ホワイトデーに」
誕生日に何もしてあげられなかったからと照れ笑いを浮かべた彼の顔を今でも鮮明に覚えている。
文字盤がハートにかたどられたそれは、年の割りに可愛らしすぎるように思えたが、自分に似合うと航が用意してくれたのだから自信を持つことにした。
そっと時計に触れて幸せに浸る。
鼻歌混じりにデスクの引き出しを開けて、以前まで使っていた時計を取り出した。
「あ」
しばらく見ることもしていなかったそれは、時を止めていた。
「お待たせしました……あの、ごめんなさい。腕時計、電池が切れてて……。
これじゃダメですか?」
夏世が申し訳なさそうに取り出したのは文庫本の半分程度のサイズのミッ○ィー置時計だった。
「…………………………………………それは、ちょっと」
「……ですよね」
「ないならいいや。悪かったな」
「あ、あの、これを」
左手の腕時計の金具を外す。右手に握りこんで、智に差し出した。
「……いいの?」
「ないと、困るんでしょ? 私は携帯があるから」
「サンキュ、助かる」
「その代わり、大事なものだから絶対返してくださいね。えーと、明後日、ネーム取りに伺いますから、その時に」
手帳を眺めながら智に伝える。
彼は笑顔でうなずいた。
「了解、絶対返すよ」
*
薄暗い居酒屋の照明の下でさえ、爪を綺麗に整えた夏世の白い指の絆創膏はよく目立った。
「指、どうしたの?」
「あ、これ?」
一瞬、夏世の瞳に迷うような色が浮かぶ。
「仕事で、斬っちゃって」
「深い?」
「全然」
「ちゃんと消毒した?」
「う、うん。大丈夫、ちゃんとしました」
夏世の脳裏に、智の顔と赤い舌が浮かんだ事など、航は知るよしもない。
航の頭に、出掛け間際に玄関先で掛けられた智の言葉がこびりつく
――航兄、出かけんの?
――あ、ああ。夕飯食べてくるから
――じゃ、これ。夏世サンに返しといて。ありがと、って伝えてくれる?
あと指、ケガさせちゃったからゴメンね〜
――智?
呼びかけた頃には、ひらひらと手を振って歩いていってしまった。
知っていたのか、という驚きと、智から手渡された小さな腕時計に顔をしかめる。
これは確かに夏世のものだ。
自分が選んで送ったのだから、間違えるはずがない。
待ち合わせ場所で自分の姿を確認して、にこにこと手を振る夏世の左手首には確かに時計がなかった。
だからと言って、夏世に「腕時計は?」などと聞くことは出来ない。
束縛していると思われるのはイヤだ。
じゃあ素直に智から、と時計を渡せばいいのだ。
判っているのだが、「指、ケガさせちゃったから」という智の言葉の真意を測りかねている。
ケガのことで夏世が瞳を泳がせたのがとても気がかりだ。
聞かないほうがいいような、気がした。
自分にもっと恋愛経験があれば、それ以前に人間関係を円滑にこなせるタイプであったらと思い悩み、航はいつも以上に無口になる。
そんな航につられて、夏世も無口になる。
とても気まずい空気が流れた。
*
「月山でーす。ネーム取りに来ましたー」
インターホンに出たのは陽だった。
最近は夏世が尋ねると必ず航が出てくれていたのだが、もしかして今日は不在だろうか。
ネームの担当は陽だから、好都合といえば好都合だ。
広いリビングルームで簡単に内容を確認し、そのまま受け取った。
じゃあお預かりします、と立ち上がり、夏世は陽に尋ねた。
「智さんいますか?」
「ああ、部屋にいるんじゃないかな。作業場にいなかったから。航兄は作業場だよ」
「えっ、い、え、智さんに」
「ふーん」
弟達には自分から話すから、内緒にしてほしいと言っていたのは航だ。もう話した、とは聞いていない。
ぷいと横を向いてしまった陽の表情から、その事情を読み取る事は出来なかった。
小首をかしげながらリビングを出て、智の部屋のドアをノックする。
「月山です」
「どうぞ、空いてる」
そっとドアを開けて、部屋の中に滑り込む。音を立てないように後ろ手でドアを閉めた。
智はデスクで書き物をしているようだ。
こちらに背を向けたまま話す。
「ごめん今手が離せなくて」
「いえ、すみません。あの、時計、」
「時計? ……あ、そうそう。助かった」
ほっと息をついて、引き出しを開けた智の側へ向かう。
長らく男性との接点がなかった彼女には、残念ながら無防備であるという自覚に欠けていた。
「……どうも」
受け取ろうと伸ばした手を引っ張られた。
同時に智が立ち上がって、ローラの付いた椅子ががたんと大きな音を立てて机にぶつかった。
「アンタって本当にスキだらけの女だよな」
兄弟の中で智だけが香水をつけている。それは知っていた。
だけどその香りを思い切り吸い込むことなど、想像した事もなかった。
背の高い智の胸板に顔を押し付けられる。
「智さん? あの、離してください」
「イヤだね」
スキを作る方が悪い。
智の言葉に耳を疑った。
瞬間、くるりと身体が反転して、肩を押された。ぐらりと視界が傾き、バランスを崩す。どさりと倒れこんだのは何故かベッドの上。
起き上がろうとした夏世の肩を智が押さえつけ、強引にくちびるを塞いだ。
夏世は驚きの余り抵抗する事も忘れ、目を見開いたまま智の舌を大人しく受け入れていた。
「目ぐらい閉じろよ」
智の冷たい嘲笑にはたと我に帰ると、いつの間にか下腹部の上に智が腰を下ろし身動きが取れなくなっていた。
両手は頭上で大きな手に一纏めにされ、空いた方の手が服の上から弄ぶ様に乳房に触れる。
「な、なんで、こんな」
「航兄とは、もうヤった?」
「!?」
「教えてよ、航兄はどうやってアンタを抱くの?」
「……いやっ! 知らないっ!」
「こう?」
「智さん! い、今辞めてくれたら、誰にも……航さんにも言いません。
このことは忘れます」
「辞めなかったら?」
「大声、出します」
智が呆れたように鼻を鳴らした。
「アンタやっぱ馬鹿だよな。そんな程度だったらどうにでもなるぜ。
例えば口になんか突っ込むとか……」
胸の上を張っていた手が、喉元にかかる。ぐっと力が加わった。
「気を失うまで、こうやって首締めるとか」
「……っ、ぁ……」
叫ぼうにも声が出ない。
身体に力が入らない。
目じりに涙が滲む。頭の中が真っ白だ。
その時、部屋のドアがノックされた。
「……智? なんか大きい音したけど、どうした?」
航の声だ。
びくり、と今度は智の身体が震えた。
首から手が離れ、息を吸う間もなくその手で口を塞がれた。
「椅子倒しただけ! 大丈夫」
「そうか。…………そこに、月山さんいる?」
「いるぜ、打ち合わせ中。急用?」
「あぁ、いるんならいいんだ。靴があったから気になって。別に用はないよ」
目を見開いて、精一杯夏世は智を睨んだ。
智は心底楽しそうに、夏世の耳元で囁いた。
「用事、ないってさ。残念だったね」
ドアの外でパタパタとスリッパの音がする。航が立ち去ったようだ。
くちびるを塞いでいた手のひらが外れ、声を出す前に噛み付くようなキスをされた。
舌を噛んでやりたいと考えたものの、その後の事を考えると臆病な彼女には実行できない。
智の下で、懸命にもがくことしか出来ないのだ。
執拗な口付けの合間に、息も絶え絶えに夏世が言葉をつむぐ。
「……わ、たるさんは、」
「何?」
「私の嫌がること、絶対、しない」
「……………………」
無言で見下ろされる。
目を逸らしたくなる衝動を抑えて、祈るような気持ちで智をにらみつけた。
端正な智の顔から、表情が消えている。からっぽの瞳がぼんやりと夏世を見下ろした。
「……もし、あの時…………」
呟きかけて言葉を失った口から、ため息がこぼれた。
智が全身から力を抜いて、夏世の上から退いた。椅子を引き寄せてどさりと腰を掛ける。
その隙に夏世はすばやく起き上がってベッドから降り、乱れた着衣をかき合わせた。
出来るだけ智と距離を取り、いつでも部屋から出られる位置に付く。
「ヤル気なくした。行けば?」
「…………私、忘れますから、智さんも、忘れてください」
それだけを言うと、部屋を飛び出した。その勢いのままドアを閉める。
「あ、」
廊下の先の、仕事場のドアの前に航がいた。
一瞬驚いた顔をして、すぐに何か言いたげな目でじっと夏世を見つめる。
目を逸らして航に背を向け、出来るだけさりげなくトップスの乱れを直す。
「私っ、また、智さんに怒られちゃって……。
智さんの言う通り過ぎて、もう反論できなくて……。ほんと、ごめんなさい。
花園先生をサポートしないといけないのに、足を引っ張ってばっかで!」
パタ…と静かな足音がする。航の気配を隣に感じた。
「でも、考えます。どうしたらいいか、考えるから、だから」
ぽん、と航の手が夏世の頭に乗った。
「航さん……」
航は顔が上げられないでいる夏世の肩を優しく抱いて、自室へと案内した。
俯いて涙をこらえるのに必死だった。航の表情を窺う余裕もなかった。
「あの、聞いてもいいかな?」
首を左右に振る。今はとても何かを話したい気分ではない。
しかし構わずに航が口を開く。
「……今日、時計は?」
すぅっと血の気が引いた。左手首を庇うように握り締めた。
かすれた声を絞り出す。
「……家に、忘れてきちゃって。ごめんなさい」
ため息が聞こえたと同時に、ベッドに腰掛けたひざの上にぽん、と何かが乗った。
夏世の時計だった。
「女って、嘘つきだな」
まいった、というように航が吐き出した。
「航さん、」
「言い訳は聞きたくない! 何で智と会った事隠すんだ!?
別にやましい事がないなら言えばいいだろう、弟なんだから!」
それを言うなら航だって、尋問するようなマネをせずに先に言えばいいのだ。
「蒸し返すけど、君が『思い出を踏みにじられた』て泣いた日、
智に目を閉じろと言われて素直に従っていただろう……。
本当は、智に惹かれていたんじゃないのか?」
そんな前の事を! 疑う気持ちがあるから、試す行動に出るのだ。
「時計のことだってそうだ。君にとって、僕の贈り物はその程度の価値しかないのか!?」
智が困っていたから時計を貸したのだ。智が、航の弟だから貸したのだ。
でも大事なものだから、貸したと知られずに戻ってきたらそれで円満だと考えていただけだ。
「智になんて言ったか知らないけど、二人で影で笑いあっていたのか?」
何より二人の事を弟たちに説明したら話してくれると言っていたのに、嘘付きは航のほうだ。
沢山の思いが溢れる。
――言い訳は聞きたくない!
珍しい航の怒鳴り声が脳内で反響を繰り返す。
あぁ、自分の言い分は何もかも、言い訳ばかりだ。
口にしていい言葉は一つもない。
夏世は口をつぐんだ。
夏世もまた、ここ数年誰かと親密になることに縁遠かった。
言い訳は、理解してほしいからだと、何を言われても伝えるべき事があると、判っているのに一歩踏み出すことができない。
*
「ちげーんだよなぁ……」
デスクに乗せた手でせわしなくリズムを取りながら、智はぽそりと呟いた。
――あんな顔、させたいんじゃないのに。
航に反抗したいわけでもない。
夏世を泣かせたいわけでもない。
夏世を手に入れたいわけでも……おそらくない。
「…………もし、あの時」
陽がいなくて、シナリオなんてなくて、夜景を見ながらベランダでキスをしていたら、
航ではなく自分を好きになってくれていただろうか。
その可能性が惜しいだけだ。
「あーあ」
男所帯にあんな無防備でいないでほしい。
航を本当に想っているのなら、大事なものは簡単に手放さないでいてほしい。
智が望むのはそれだと結論付け、うぅんと伸びをした。
*
放送前に飛び込み。
ヤキモチ妬く長男と、反抗期三男です。
ほんとは三男とイタしてしまうはずだったのですが、時間切れで割愛。
回りくどくない鬼畜っぷりを書きたかったんだけどまた次の機会に。
もっと最初の予定では「なんかこういうドラマあったよな」って
モノローグがあったのですが(三男の中の人つながりで)
入れられなくて断念したらパクリみたいになっちゃってゴメンナサイ。
本当に妄想が止まらない!
どんどんオリジナルな世界に入っていく……誰か助けてください。
次回からは自粛して、ちゃんとエロ書こうと思います。
>>151 悪いが三男の鬼畜っぷりと夏世の可愛さに激しく萌えさせていただいた!
超GJ!!どんどん妄想してどんどん投下していってくれ〜
今日の放送、水濡れ夏世たんktkrと思ったのは俺だけじゃないはず
今日のを見て、自分のキャラ設定はあながち間違っていない気がした。
妄想が追いつく限り頑張ります。
あーもうほんとみんな最高。
演技の上手い下手は置いといて、キャラがいいよね。
次は真矢で頑張る。
でも複数人のセクロスと百合は書けないので本当にごめんなさい。
155 :
sage:2007/01/31(水) 00:08:20 ID:97za4Dl/
作品書いてくださってる皆さん本当にすごい!
ドラマ見て楽しんでここでも楽しめるなんてー
自分にはこんな才能ないから心底感心します
期待して待っています!
みなさん、いつも素晴らしい作品ありがとうございます。毎回楽しみに読ませてもらっています。自分は作品を書けないので見ているだけですが、また職人さんが楽しい作品を落としてくれるのを待ってます!
さっき気づいたが、ずっと「夏世」を「なつよ」って読んでたww
本当は「かよ」なのな…orz
今更覚え直す気力無いから最後まで「なつよ」で通すつもり\(^o^)/
もし名前が夏姫(なつき)だったら変なヒッチハイクを
四兄弟に目撃されたり
ぱんつはいてない(ry
>>151 めちゃくちゃGJ!!もう本当に最高でした!!
こんなに素敵な作品一日もおかず投下できるなんて神過ぎ。
悶々とする三男萌え。嫉妬しちゃう長男萌え。
これからも超期待してます。
160 :
aage:2007/02/01(木) 01:18:16 ID:ISC+NSqz
職人様方GJです><!!
長男×夏世のエロパロ誰か書いてくださいっっめっちゃ読みたいですw
>>160 sageはメール欄ね
あと、ローカルルール読んでる?ここ18禁だから…
>>151です。
ありがとうございます。
妄想するのは好きなのですが、文字に起こすのは苦手なのです。
でもSSにしないと誰にも判って貰えないのですよね…。
ただ好きで書いているのですが、GJもらえて本当に本当に嬉しいです。
日夜妄想が止まらないので、最近眠れません。深刻ですw
あと、長男の一人称が「俺」だった事実にorz
>>162 よくあるww
俺もこのドラマ観始めてから眠れないよ
四兄弟×夏世書いてくれる神を求む!
光臨するまでたとえ放送終了後しても粘るw
次の作品は真矢さんのを書いてくれるんですかぁ?私は真矢さん大好きなので、楽しみに待ってます!
小ネタ投下〜
ありがちネタなんで見知らぬ人の作品と被らないかビクビクw
あんまり期待しないで軽〜く読み流してくれw
166 :
小ネタ :2007/02/01(木) 21:52:57 ID:k4hS4T0j
――何やらリビングで航兄と夏世の話し声が聞こえる。
修は会話を聞こうと廊下に隠れ、耳を澄ました。
「抱擁」事件を目撃しその後の2人の行方が気になっていたためだ。
「うわぁ……こんなに長くて太いの初めて見ました!」
夏世の感嘆する声が聞こえた。
(なんだなんだ?)
中の様子が気になるが修だが、リビングの扉はきっちり閉まっていて容易に中を覗けない。
「じゃあちょっと口開けてください」
続いて航の楽しそうな声が聞こえた。
「え?…きゃっ!!うーうー!」
「ふふ…大きすぎて収まりきらない?ちゃんと味わってくださいね。」
(もしや…これは…)
「ふっ…うぐぅ…ぐるじい……」
「我慢ですよ。あ、ちゃんとこっち向いて下さい。」
(か、夏世ちゃんが航兄ちゃんのをフェラしてる!)
「ふぅ……そろそろ終わりますね。」
「………!はぁ、はぁ…ちょっと、そんなに奥に無理やり押し込めないでくださいっ!最後苦しかったですよ!」
(…イッたのか?航兄ちゃんあんた結構早いよ!)
「ふふ。あ、ちゃんと全部飲み込みました?口からこぼれてますよ、白いのが。」
(これは…!夏世ちゃん航兄のを飲んだのか!)
167 :
小ネタ :2007/02/01(木) 21:55:09 ID:k4hS4T0j
「どうでした?美味しかったですか?」
「あ、はい!苦しかったけど美味しかったです!」
(俺も言われたいっ…!
どうする俺!今行って混ぜてもらうか?)
「…でも私、出来れば切って、食べやすくしたかったです。」
(はぁ!?アレを切断!?夏世ちゃん冗談だよな…?!)
「じゃあ今度は普通の切ったものを料亭で食べましょうか」
(え?え?航兄ちゃんも冗談だよな?)
修はぐるぐると想像しては悩み、気分が悪くなって自室にふらふらと戻って行った。
「あ、まだ白いのが付いてますよ?」
「白いのじゃなくてちゃんとご飯粒って言ってくださいよ。」
「ふふふ。もっと食べますか?」
「いやいや!あれ一本食べれば十分お腹いっぱいです!」
「そうですよね、――‘恵方巻き’は」
その後、修は恵方巻きパックの空き箱を発見し、真実を知ることになる。
「俺って一体……」
――2月3日 節分
片岡家での出来事だった。
>>168 間違えて途中送信してしまった…
>>166-167 今日の新聞にチラシがあったんで思わずネタにしてみたw
あとオマケという名の後日談を投下しまっす
170 :
小ネタ2:2007/02/01(木) 22:00:51 ID:k4hS4T0j
――翌日
リビングに入ろうとして修は扉に手を掛けたが、何やらまたもや航と夏世の声が聞こえる。
修は手を下ろし、手で筒を作って耳をそばだてた。
(今度は何話してるんだ、あの2人?)
「うぅ…ふぅっ…」
「ちゃんと上手に食べれてますよ、夏世さん」
(また恵方巻き食ってんのか、あいつら。)
「…ふふふ、夏世さん…すごく…可愛いですよ。」
(はっはっは、恵方巻き食べてるのがそんなに可愛いかよ)
「…っ!……夏世さん、ごめんなさい。顔にたくさん付いちゃいましたね。」
「うぅ、髪にも付いちゃいました…」
(ちょwご飯粒飛ばしすぎだってw
…しかし腹減ったな。俺も恵方巻き頂くとするか。)
修はリビングで待つ恵方巻きを想像し、勢いよく扉を開けた。
ガラッ
「「あ"!!」」
「えっ…ええええ!?」
なんと修の目の前には美味しそうな恵方巻き……ではなく、白濁液まみれで紅潮した顔の夏世と、その夏世の唾液で光る航の一物が夏世の顔の前でぶら下がっていた。
「お…俺の恵方巻き!俺の恵方巻きぃぃいいい!!」
修は泣き叫びながら外を飛び出して行った。
171 :
小ネタ2:2007/02/01(木) 22:01:56 ID:k4hS4T0j
「まさか修が家に居たとは…。」
「み、見られちゃいましたね…。」
リビングに残された2人は何をするでもなく、唖然とした顔で修が走り去っていった廊下をじっと見つめた。
「……さて、じゃあ続きを始めますか。」
「え!?」
「まずはあなたの顔を綺麗にしなくちゃね。」
「あ……はい」
「ちゃんと自分で舐め取るんだよ?出来るよね?」
「うぅ…」
2人は修に見られたことを忘れたかのように、情事に再び没頭し始めた。
その夜、鉄橋から川に向かって「俺の恵方巻きを返せ!」と延々と叫び続ける男が、近所からの苦情によって警察から厳重注意を受けた。
「……って節分昨日で終わったじゃん。
俺って…バカ?」
男は、夜道を小言をぶつぶつ言いながらふらふらと歩く様が不審者に見える、と、またもや近所からの苦情で警察から厳重注意を受けた。
男、片岡修、30歳。
永遠の大殺界から抜け出せる日を、切に祈るのであった。
「……独立しよっかな」
完
自分で書いてて修可哀想だと思ったけど、修好きだから書けたのかもしれんw
次の職人さんの投下wktkして待っとりますぜ!
>>171 GJ!思いっきり笑わしてもらいました。後日談とのコンボが絶妙w
修かわいそうだけど可愛かったよ。
しかも、その後も何事もなく続ける二人に笑った!
>>151 >>165 お二人ともキャラの特徴よくつかんでらっしゃる
すっごく楽しませてもらいました!
ありがとうございました
続き&次回作楽しみにしています
修かわいいよ修
小ネタGJです!
修可愛いw
編集長が智を発見したバーで、
もしも智が亮子に気付いてちょっと乗り換えてみたら、の話。
夏世ひいきなので、ちょっと亮子さんが可哀想な三男×亮子です。
暗いですよ、要注意。
ブラインドを開けたままの窓から庁舎が見える。
先程シャワーを浴びたバスルームのバスタブは窓に面していた。
残念ながら湯を張ることはしなかったので、その景観を楽しむ事は出来なかったが、今更という気もする。
女は大抵、この部屋に喜ぶ。
簡単なことだ。金をかけてやればいいんだから。
4人ぐらい寝られそうなキングベッドに、備え付けのバスローブ姿で腰を掛け相手を待ちながら智は水割りを舐めた。
初めての時は金をかけると決めている。
この部屋だって、今度で四度目だ。
夢中だというポーズを取ると女は悦ぶ。その方法は判りやすいほどいい。
そして手馴れていると判りやすい方がいい。
別れる時に楽だからだ。
「いい思い出になったわ」
向こうにもプライドがあるのだから、そう言わざるを得ないだろう。
みっともなく縋り付かれるほどいい男になるつもりもない。
「最高の火遊びだった」
そう言わせれば満足だ。
あの手この手を使い、智は女と遊び歩く。
稼ぐために。
ガチャりとバスルームの扉が開いた。
「智、くん……お待たせ」
「待ったよ、リョーコさん」
すっと立ち上がり、亮子の肩を抱く。相手が何か言う前にすばやくくちびるを塞いだ。
シャワーを浴びると何故か女は冷静になる。
この後に及んで、延々と続く口上を聞くのは面倒でならない。
「ん…………待って、あの、智くん」
背が高い女はキスがしやすい。発見だった。
「あのね、ん、待ってってば」
「こういうときにお喋りな女は嫌いだな」
亮子の正確な年齢は知らない。おそらく30代半ばぐらいか。
さっきバーで何度も聞いたけど教えてくれなかった。
そんなに頑なになることないのに。
間違いなく同い年の女よりはずっと若く見えるだろう。
ふわふわとした巻き毛が、若作りに見せることなく彼女の可愛らしさを演出している。
ファッションも、若すぎないのに若く見える不思議なセンスだ。
さすが、ファッション誌の編集長なだけある。
ただ、30過ぎた女にしてはスれていなさすぎる。
智にはそれが少しだけ気がかりだった。
今だって、智が軽い冗談を言っただけでこんなにも大人しくなる。
そういえば昔、何かの映画で見た。
『年上の女は可愛い。無邪気だからだ。女は年を取るにつれ無邪気になる』
あぁ成る程、と智は思い至った。
亮子は信じられないぐらい無邪気だ。
思わず出してしまった下心みえみえのハンカチを、笑顔で受け取ってしまうぐらい無邪気だ。
――あの女の無邪気さとはまたなんか違うよな。
思わず浮かんだ、夏世の白いコート。自分の黒いコートのポケット。冷たい手。
あったかいと微笑むくちびる。少しうっとりとしたようなキスを待つ顔。
心の中で舌打ちをする。
それらを振り払うかのように、さらに乱暴に亮子に口づけた。
「ん……ふ、」
亮子の身体が震える。
少しだけくちびるを離して、肩を抱いてベッドへと導いた。
亮子はされるがままにしている。
まるで処女をささぐような青い顔をして。
「リョーコさん」
軽く名を呼び、ベッドに押し倒した。
ぐずぐずと回りくどいのは勘弁してほしい。
「リョーコさんって、ホント綺麗だよね。俺、夢中になっちゃう……」
返事を聞く前にまたくちびるを塞いだ。
「ゃあ……っ」
女の「嫌」はイェスだ。腐るほど経験してきた。
いいよね、なんて聞く野暮なまねはしない。
「あっ」
バスローブの前をはだけて、色づいた頂をつまむ。
形を整えて音を立てて吸い付いた。
「っあ、あんっ」
亮子はやはり、セックスを覚えたばかりの少女のように喘ぐ。
すでに面倒になってきた。
純情な女は嫌いだ。
智はバスローブを一気に脱がせた。
「きゃっ」
亮子の悲鳴など無視をして、身体を反転させる。
ベッドと身体の間に手を差し込んで、乱暴に乳房を揉みしだいた。
合間に軽く先端をつついてやれば、亮子がぴくりと身体を震わせる。
多少手抜きをしても、年上の女は許してくれるはず。
自分が育てればいいとカン違いしているせいだ。
それが智の持論だった。
耳に舌を這わす。
まんざらでもない喘ぎを聞きながら、少しずつ亮子を追い詰めていく。
首に、背中に、跡を散らし、だめよ、と言われるのを楽しむ。
腰を掴んで臀部を突き出させた。
「あっ、いやっ」
また純情ぶる。
秘部に手をやると、そこはすでに充分な蜜を溢れさせ、まるで智の侵入を待ちわびているようだ。
「ごめん、リョーコさん。俺、ガマンできない」
サカりの付いた少年じゃないのだからそんなはずはない。
だけど亮子は上手に騙されてくれる。
「いいのよ、大丈夫。智くんの好きにして……っ!」
そのままの体勢で、智の熱くたぎった自信が亮子の中に埋め込まれていく。
「……んっ」
小さく亮子が悲鳴を上げる。
残虐な気持ちが、智に沸きあがる。
一気に亮子の中へと叩き付けた。
「ひっ、あっ」
亮子の気持ちなど無視をして、必死に腰を振る。
絶頂はなかなかやってこない。
きつく目を閉じて、違う女を思い描く。
『あっ、智、さん。んんっ、いやっ』
鼻にかかった甘い声。涙が映える大きな瞳。桃色の頬と赤い唇。
もっと、名を呼んでほしい。
「智、くんっ、ああっ、あああ!」
亮子が達したようだ。
少しだけ間を開けて、再び激しく打ち付ける。
亮子は相変わらず嬌声を上げ続けた。
もしかして、演技なのかもしれない。稚拙な自分を傷つけないための、亮子の優しさなのかもしれない。
どうでもよかった。
目を閉じ、耳から入る甘い悲鳴をシャットダウンして、智は己に沸く快感だけに集中をした。
*
「あの…………また、会える?」
今日日、高校生でも吐かないであろう台詞を、亮子は上目遣いでサラリと告げる。
先ほどから何度も本能が告げるように、亮子の存在は智にとって面倒以外の何者でもなかった。
「積極的には、会えない」
「どういう、こと?」
心底以外だ、という表情で亮子に見つめられる。
「リョーコさん、忘れられない人がいるでしょ?」
女には大抵「忘れられない人」がいるものだ。それがどういう関係であったのかはどうでもいい。
亮子も例外ではないようだ。
その証拠に大きな目が見開かれる。
「判っちゃうんだ。伊達に遊び人やってないから」
声が冷たい。責めるような口調がコントロールできない。
「でも」
何か言いかけたくちびるを塞ぐ。
熱が完全に引かぬお互いの身体が、ほんのりと温かみを増した。
「俺、忘れさせてあげるって言えないんだ……ごめん」
悪いのは亮子だ。
興味本位で、機嫌の悪い智に近づいた無防備な亮子が悪いのだ。
「次に会う時には、このこと、忘れててくれると嬉しい」
亮子の中で萎えた自身を引き抜きながら、頭を撫でる。
「ええ」
嫣然と亮子が微笑む。
さすが、伊達に年を重ねていない女だ。
遊ぶには申し分なかった。
智は胸を撫で下ろした。
*
判りやすい手抜きをしてくれたものだ。
一人っきりのベッドで、むくりと亮子は起き上がった。
智は判っていない。
どれだけ女が執念深いかを。
ただの遊び相手だったら、追いかけるようなマネはしなかっただろう。
だけど智はあの「花園ゆり子」のマネージャなのだ。
恨んでも恨みきれない、「花園ゆり子」の関係者なのだ。
顔も知らないあの女から、大事なものを一つ奪ってやりたい。
智はもうやめようと言っていたけど、何かきっかけがないと切り替えなんて出来ない。
「……起きたらいない。支払いも完了。遊び人の鑑だわね。本当に少女漫画みたい」
ミネラルウォータを口に含み、一人呟く。
「少女漫画なら、一発逆転もあるはずだわ」
込み上げる感情に従うと、くすくすという笑いがこぼれた。
――諦めないわよ。本気になってもらおうじゃないの。
今日の事を忘れる、それが智の望みだ。
その通りにはするつもりだ。でも出会った事まで忘れる必要はないだろう。
「そうね、まずは……月山かな」
頭の中でゆっくりと作戦を練り始めた。
この瞬間がとても楽しい。
――やっぱり恋っていいわね。
亮子は無邪気に微笑んだ。
184 :
三男×亮子 :2007/02/02(金) 21:32:09 ID:M0+LlkqY
以上です。
そして来週から亮子のアタックが始まる…はず。
GJ
GJ!楽しませてもらいました。編集長がそんな事を心の中で思っていたなんて。かわいかった!これから編集長がどんな作戦を立て、実行するのかが楽しみですっ!
GJ。
この続きが読みたい。
編集長萌え
GJ
夏世の声を想像する三男良い!
この続きで三男×夏世が読みたいです
一郎くん×亮子希望。
四男×夏世読みたいんだぜ
夏世たん 夏世たん 夏世たん キボンヌ(・∀・)
田中ちゃんと編集長読みたい!
194 :
修×夏世 1:2007/02/03(土) 11:31:19 ID:QfwHS2M1
「修さん…あの…私、修さんが好き、なんです…」
目の前にいる夏世が突然、頬を赤らめながらうつ向き、上目使いに修を見つめる。
修は瞬時にその言葉を理解する事が出来ず、思わず「は…?」と声を発するとそのまま呆けた。
「だからっ…!その…修さんが好きなんですっ」
夏世は先程よりも大きな声で言ったが、それが恥ずかしかったのか瞳を潤ませて完全に伏せる。
「え……………、ぇぇえええっ!!何言っちゃってんのあんた!?大丈夫?頭大丈夫っ!?」
何とか理解したものの冗談としか思えず、ついいつも通りにふざけて答えてしまった。
顔を上げた泣きそうな夏世の真剣な表情を見て動揺し、口をつぐむ。
「…ですよね、興味ないですよね、私のことなんか…」
(いいや寧ろ興味出てきて困ってるぐらいですけどっ!)
ふにゃりと更に泣きそうに歪んだ顔を見てドキドキしてしまう。
195 :
修×夏世 2:2007/02/03(土) 11:32:58 ID:QfwHS2M1
今まで夏世のこんなしおらしい所を見た事が無かった為に全く異性として見れなかったが、今の姿はとても…可愛いと思う。
修はごくり、と生唾を飲んだ。据え膳食わぬは男の恥。いつだったか兄の航に言った言葉だ。
「か、か、か、夏世ちゃんっ!!」
鼻息も荒く名前を呼ぶと夏世は驚いて目を見開く。その夏世の肩を両手で掴むと自分の方に引き寄せて抱き締めてみた。
自分の勇気ある行動に修は心の中で「ぉおおおおっ!」と叫びながら、全身を震わせる。
(胸におっぱいの感触がぁぁぁ…!)
初めて触れる女性の体の柔らかさに興奮の余り鼻血を噴いて倒れそうになった。
修×夏世ktkr!!!!!!
続き激しくwktk!!
修、童貞か!
修×夏世なんてドラマ見てて思いもつかんかったが
ここで作品読ませてもらってめっちゃツボにはまったよ
修面白すぎるw
作家さん続き期待してます
199 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 00:23:23 ID:hEusQMOT
保守
>>195 やっぱり胸の感触に感動してる修ハゲワロス
修夏世イイ!
続きキボン保守保守
202 :
修×夏世 3:2007/02/04(日) 02:42:30 ID:qF9LN/S3
>>194-195の続き
「あ、あの、修さん?」
困ったような夏世の声が耳元で聞こえてはっと我に返る。
このまま倒れてはいかん!と自身を叱咤し、密着していた体を名残惜しげに少し離すとぶるぶると首を横に振った。そして真正面から夏世を見つめる。夏世も驚いた表情のまま修を凝視した。
「お、俺も、か、夏世ちゃんのこと、好きだっ」
今好きになったばかりだとは言わないでおこう、と思いながら精一杯の真摯な表情で言う。
最後の重要な言葉で声が裏返ってしまって大分格好悪く、修は納得いかなかったのだが夏世が嬉しそうに顔を綻ばせたので良しとする。
夏世の肩に手を掛けたままキスをしようと、唇をタコのように尖らせて顔を近付けていった。同時に、もしかしたら童貞喪失な期待で震える手も、肩から豊満な胸元へとゆっくり滑らせていく。
203 :
修×夏世 4:2007/02/04(日) 02:45:11 ID:qF9LN/S3
「ちょっ、何するんですかっ!!」
バッチーン!と派手な音がして修は重い瞼を開けた。
目の前には胸を隠して涙目になっている夏世の姿。何故か左頬がヒリヒリと痛む。
「…あえ?」
視線を辺りにさ迷わせて、何でリビングにいんの?と寝惚けた頭で考えた。
でも今はそんな事を考えてる場合ではない、と改めて夏世の胸を下から鷲掴んで念願の初キスを!と意気込む。
「!! い、いやぁぁぁ!!」
鼓膜が破れるような夏世の悲鳴と右頬の痛みで修の目がようやくはっきりと覚めた。
「何なに?なにっ?」
ガバッと起き上がって今の状況を理解出来ずに、痛む頬を両手で撫でながら、ソファの上で自分に組み敷かれている夏世の涙を見て更に混乱する。
(あれ、何これ?だって夏世ちゃんは俺のこと好きで俺も夏世ちゃん好きになって………あれ夢っ?!)
204 :
修×夏世 5:2007/02/04(日) 02:49:39 ID:qF9LN/S3
これはマズイ、と修の顔が青ざめた。とっさに何か言わなければ、と口を開く。
「あ、あんただと思ってやった訳じゃないよ!?ほ、ほら、俺、あんたに女としての興味が出ない、って言うか、」
最後は笑って誤魔化そうとして失敗したと思った。その証に夏世の表情が泣き顔から怒りのものに変わっている。
「っ…最低!」
思い切り突き飛ばされて意外な力の強さによろめき、ソファから落ちてテーブルの角に頭を打った。
余りの痛さに修が悶絶している間に、夏世は「失礼しますっ!」と怒鳴って出ていってしまう。
「頭が割れたぁぁぁ…!!」
そう叫びながら床を転がる姿を、偶然夏世と入れ違いで帰ってきた陽に見られて失笑を買った。
エロパロなのに不発ですみません…取り敢えずはここで終わりです。
次はこれの続きのようなものでエロ投下します。
お粗末様でした。
修×夏世オモロイw
修の事だから夢オチか?と思ったらやっぱりw
でも報われない修、可愛いよ。
長男×夏世が読みたい!!
>>205 激GJ(*´Д`*)乙でした!
続きエロありで投下していただけるのか!wktkして待ってますぜ!
○○が読みたいって一レスしてるやつはなんなんだ?
まだ読んだことないやつならまだしも、長男も四男も上にあるだろ?
投稿が少ない時にリクすんなら判るけど、毎日のように投下あるのに贅沢だとは思わんのかね。
ドラマスレってこんなもん?
いつくのは初めてだから判らんけど。
でもカレーとかハケんとかもっと過疎ってんぞ。ここめっちゃ盛り上がってる方だぞ。
書けなくて読ませてもらってるんだから、マナーってもんがあるだろ。
それにここは18禁だ。
房が沸いてんのかね。
スルーしたほうがよかったかな、ゴメン。
職人さん方、ほんとすごいよ!
めっちゃ楽しんでる。
頑張ってください。
修×夏世面白かったです。
職人さんGJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここの職人さんって、レベル高い。
いや、他のスレは知らないけど…
キャラのイメージを大事にしてくれてるから、
萌えやすい!
これからも期待してます。
いつか自分も投下したい…。お礼を込めて。
今までの作品全部読んだんですけど
やっぱり職人さんみんなレベルが高いですね!!!
いい作品ばっかりです。
褒められたり感謝されると書き手としても嬉しい限りっすよ><
…と、数回しか投下したことのない俺が言ってみるw
神様方GJ!なんて素敵なスレだろう。
夏世のエロかわいさに(*´Д`)モエです。
四兄弟もそれぞれ魅力的だし、修が面白すぎる。
あの、ここって妄想を落とすのってOKですか?シチュとか。
文才がないのでストーリーにならないんですけど。
せめて神様方のネタか何かにでもなればと思って。
例:酒を飲むとキス魔になる夏世。兄弟達の目の前で長男とディープキス。
とか。
>>214 もちろんぉkでしょー
実際ネタや妄想の投下から生まれた作品もあるし!
長時間座りっぱなしだったので腰が痛くなってきた。
家の中を散歩しようと通りかかったリビングで、キッチンの中の夏世の姿を見つけた。
ダイニングの椅子を音を立ててひくと、ようやくこちらに気が付いた彼女がにこりと笑う。
「航さん。お疲れ様です」
笑顔だけを返して、腰を下ろす。
彼女は飲み物の準備をしているようだ。
カップとポットは丁寧に暖められている。
コーヒーメーカが抽出を開始した。
辺りにコーヒーの香ばしい香りが漂う。
「お砂糖とミルク、どうしますか?」
「あ、入れてください」
「はい。調子、いかがですか?」
「うーん、腰が痛くって。年かな」
「ダメですよ〜若くないんですから」
「…………」
屈託なく年寄り認定をされて、航の表情が固まる。
言った後に自分の失言に気が付いたのか、夏世の表情がまずったと言うように歪んだ。
「あっ、そうじゃなくて、えと、無理しないでください……」
「…………」
「…………ごめんなさい」
「いえ……」
謝られると本当に冗談じゃなかったような気がする。
沈黙が辺りを支配し、二人は苦笑いを浮かべたまま視線を合わせたり逸らせたりを繰り返した。
コポ…コポ……。
働き者はコーヒーメーカだけのようだ。
暖かい音がダイニングに響いていた。
*
第三倉庫のドアを開けると中には、バインダーとペンを持って脚立に座っている夏世がいた。
ドアが開いた音に驚いたのだろう。
泥棒でも見たような顔でこっちを見ている。
音の主が航だと判ると、ほっと息をついた。
「航さん。お疲れ様です」
「お疲れ様です…………何、してるんですか?」
「資料のチェックです。これ、データベース化するんですって」
バインダーをちらりと見せて、夏世が肩をすくめる。
「あぁ、なるほど。どうもありがとうございます」
「いえ。少しずつでいいって言われてるのでのんびりやってますけど、10年ぐらいかかりそうですね」
「10年は困るなぁ」
思わず苦笑いをこぼすと、夏世も楽しそうに笑った。
ですよね、と相槌をうって、彼女は作業に戻る。
ぶつぶつと本のタイトルを呟きながら手を動かす夏世の綺麗な横顔にじっと見惚れた。
まっすぐな瞳が綺麗だ。
長いまつげも、白いうなじも、細い手首も。
軽く丸めた背中も、綺麗なラインなふくらはぎも、無防備な座り姿も、航の目をとても楽しませてくれる。
その姿勢は、もうちょっとすると下着が見えそうなのを教えるべきかどうか逡巡した。
――うーん、もう少しだけこっち向いてくれるといいのにな。
しばらくすると、航の視線に気がついたのか夏世が戸惑うように尋ねる。
「航さんは、資料探しですか? 手伝いましょうか?」
はっと我に返った。
いやいやと言うように手を振る慌てたそぶりを見て、夏世が脚立から降りて航の手元のメモを覗いた。
一通り目を通し、ふーんと呟いて航の顔を覗き込む。
「航さん? どうかしました?」
「いえ、えーと、…………よく、会いますね」
「え? えぇ、そうですね……?」
「あっそれ、見せてもらえますか?」
夏世の手の中のバインダーとペンを指差す。
素直に差し出されたそれを受け取って、ちらりとも見ずにぽんと置き捨てた。
「航さん?」
「手も見せてください」
「手??」
訳の判らない、という表情で目の前に差し出された航の手に夏世が自分の右手を預ける。
「そっちも」
「はぁ」
大人しく差し出された両手をぐいと一纏めに掴み、夏世の頭上で手早くパイプ製の本棚の柱にくくり付けた。
「わ、航さん? 何ですか、コレ!?」
「電気コードです」
「何でそんなものが」
「ちょうどここにあったもので」
「成る程。って、そうじゃなくて! なんのいたずらですか!?」
「いたずら。いい響きですね。正にそのいたずらをさせていただこうと思って」
額をこつんとぶつけて、夏世の大きな瞳を覗き込んだ。
顔の角度を少し変え、口付けを落とした。
はずだった。
夏世の顔がぷいと横に逸れ、航のくちびるがぶつかった先はさくら色の頬だった。
「イヤだなぁ、何で逃げるんですか?」
「あっ、当たり前ですっ!」
「智の時は素直に目を閉じてたのに?」
「あーあーああっーー!! 忘れてくださいっ」
「いいですよ。忘れてあげますから、大人しく目を閉じてください」
でも、と迷い始めた夏世のくちびるを、今度は正確に塞ぐ。
くちびるの端から、甘い声が漏れる。
徐々に口付けを深いものに変えていくと、いっそう夏世の声が大きくなった。
それは、嬌声というよりもどちらかというと拒否の声に聞こえたけれど、航は気が付かないフリをすることにした。
己のくちびるを離して、人差し指を夏世のくちびるにぐいと押し当てた。
「あまり、大きな声はよくないですね」
「ひぇも、わはるふぁん」
「もしかして」
人差し指はそのままに、耳元にくちびるをよせた。
ふぅっと息を吹きかければ、夏世がくすぐったそうに肩をすくめる。
「よく会うのは、あなたが僕を待ち伏せしているからですか?」
「!?」
大きな瞳をさらに丸く見開いて、夏世は首を左右に振った。
めっそうもない、口が自由だったらそんな声が聞こえてきそうだ。
「……違いますか、そうですよね。いえ、忘れてください。ただの、僕の希望ですから」
「……?」
「意味が、判らない?」
夏世が小さく頷く。航の人差し指に、サラリとした髪が触った。
「本当に?」
もう一度夏世が頷く。
伝えるべき言葉を捜して、ぐるりと視線を動かす。適切な台詞は見当たらない。
「まぁとにかく、声は出さないように我慢してください」
カットソーの一番上のスナップを、両手で丁寧に外した。
怯えたような目で夏世がその様子を見ている。
お構いなしに胸元をくつろげ、鎖骨にくちびるを落として音を立てて痕をつけた。
「……ん! んんっ!」
裾から手を侵入させ、くすぐったさに身を捩った夏世の背中に直接触れる。
つ、となで上げると、細い身体がびくりと跳ねた。
くちづけながら、下着のホックを外すと小さな悲鳴が漏れる。
構わずにたわわな乳房をぐいと掴んだ。
ついでに先端を指で軽くつまむと、鼻にかかった甘い声が重ねたくちびるの下に響いた。
「……んっ、なんで、こんな……」
「どうしてだと、思いますか?」
「………………欲望の、捌け口?」
「すごいこと言いますね」
「航さんはすごい事してます、私に」
「僕は、興味のない人にこんな事しません」
「……………………え?」
「興味があるというか、まぁ、その、あとはご想像にお任せします」
「あ、はい。都合よく想像させていただきますけど、あの……。
だったらこんな体勢に持ち込む前にそうおっしゃって頂かないと」
「…………えぇ、すみません。その通りですね。……どうしましょうか?」
「えっ、どうと言われても……」
「じゃあ好きにさせていただきます」
さらりと告げて、指を置いたままの先端をこりこりと弄んだ。
「……やっ、ぁっ!!」
「嫌?」
「い、嫌だったら……とっくに大声、出してます」
夏世が視線を逸らしたまま、恥ずかしそうに呟く。
航は瞬きを繰り返したが、その言葉の意味に気がつき微笑みながら頷いた。
いただきます、とばかりに先端に吸い付く。
手の中でふにふにと乳房の形が変わるのを片方で楽しみながら、空いた手でスカートのファスナーを下げた。
そのままホックをはずし、すとんと落とす。
足の付け根をゆるく撫でれば、恥ずかしそうに夏世が膝をきつく合わせた。
ちらりと夏世を見やると、ぎゅっと目を閉じて身を固くしている。
そっと、くくりつけた手首を撫でた。
「あんまり引っ張ると、痕が残ってしまいますよ」
「……あっ、はい……ごめんなさい」
その状態に陥れたのは航だということを、夏世は忘れているようだ。
彼女が小さく息を吐き、身体から力を抜いた隙を突いて下着を剥いだ。
割れ目に手をやると、すでに十分の潤いを持っていた。
指に蜜を吸わせ、ぬるり、と敏感な部分へとスライドさせる。
「あっ……やっ…ああっ、んっ」
指の動きに合わせて夏世の悲鳴が大きくなる。
「声が漏れてますよ」
「……っあ、くち……、塞いで……っ!」
ご希望通りに、自分のくちびるを使って塞ぐ。
秘部の指をぐいと中へ埋め込んだのと同時に、舌を強引に割り入れた。
親指でころころと花芯を転がしながら、夏世の舌をさらってやはり同じように転がす。
二本の指の出し入れと同時に、舌をきつく吸ってくちびるで擦った。
下半身で起きていることの再現を、くちびるで行っているのだ。
夏世がそれに気付き、羞恥に顔を背けようとしたが、執拗にくちびるを追う。
「……ん! んんっ、んんん〜っ!」
くぐもった悲鳴があがり、夏世の膝ががくがくと震え始めた。
絶頂はもうすぐのようだ。
*
「航さん?」
声をかけられてはっとした。
夏世の方を振り向くと、彼女は脚立に座ったままだった。
――やばい妄想だ。
「大丈夫ですか? ずっと、すごく難しい顔してましたけど」
「ああ、いえ、考え事をしてたもので」
「ならいいんです。すっごい眉間にしわが寄ってましたよ?」
「考え事をしてると、どうしても、ね」
曖昧に微笑むと、彼女は首を傾げて視線を落とした。
なかなかどうして、さっきの妄想はよくできていた。
もしやこれを実行すれば上手く行くんじゃないか?
そんな考えが頭上をよぎる。
せっかく密室に二人っきりなんだから、このチャンスを逃さない手はない。
そうだ、念のため入口に鍵をかけなくては。
あぁ、でも出来るだけ早めに気持ちは伝えたほうが印象はいいだろうか。
待て待て、その前に、果たして一気にそんなところまで進んでしまう必要があるだろうか?
今日はキスぐらいでいいんじゃないか?
いや、それも早すぎるか?
そもそも夏世が自分をどう思っているのか、そこが判らない。自信がない。
ならばキスしてみて反応を伺うのはどうだろう。
まんざらでもなさそうだったら想いを告げて、そうじゃなかったら忘れてくださいとでも言おう。
キスするためにはまず動きを封じないと。
やっぱりさっきの妄想通りが望ましいな、よしそうしよう。
ここまでを1秒で考えて、航は決意を固めた。
電気コードの位置を横目で確認して、口を開く。
「あのっ、よく、会いますねって、考えてたんです」
「え? あぁ、まぁ、広いと言ってもマンションですからね」
ちらりともこっちを見ずに夏世が答える。
取り付く島もないその物言いに航は一瞬怯んだが、己を精一杯奮い立たせる。
――落ち着け〜、俺! 行ける、行くぞ俺! まずは近付かないと!
「あのっ、その姿勢、やめたほうがいいんじゃないかと!」
「えっ? 姿勢?」
「………………見えそうなんで、」
「何が?」
「あの、いえ、まだ見えないんですけど、ちょっと危ないなと」
「……あっ!」
やっと、航の言わんとしている事が判った夏世が顔を真っ赤にして踵を一段おろす。
残念ながら、脚立を降りてはくれなかった。
「だから難しい顔をしてたんですね……すみません」
「いえ……なかなか言えず、すみません。ああっ、そのバインダー見せていただ」
バターン!
「おい、ダメ編集! 夕食作る時間だ、手伝え!」
航の決死の台詞に被せるような大きな音をたてて、智が倉庫に怒鳴り込んできた。
「ぅわぁっ、はいぃっ!」
その声に毛押されるかのようにぴょんと勢いよく脚立から飛び降り、航のわきを夏世がすり抜けていく。
去り際に、ちらりと夏世が振り返る。
「あの、さっき、若くないとか言っちゃってごめんなさい。
なんか航さんって、仙人みたいだなって思ってて。
でも違うんですね」
それだけを早口に言うと、パタパタと倉庫から出て行く。
その後姿をぼんやりと見送っていた航に、智が意地悪く笑う。
「邪魔だった? ごめんね〜」
「…………馬鹿、そんなんじゃないよ。早く行け」
苦笑混じりに言い放って、智を追い出す。
にやにや笑い続ける智の手で、バタンと扉が閉められた。
――仙人みたいだと思ってた? でも違う?
もしかして夏世の頭の中で航は『下着が見えそうになって挙動不審な人』に設定されてしまったんじゃなかろうか。
夏世と自分の距離は近づいているようで離れている様な気がする。
そもそも、なんであの人はあんなに鈍感なんだ。
一時期のギクシャクが収まってから、彼女はまるでこちらを意識してくれない。
不器用な航には決定的な「いい雰囲気」に持っていくことがどうしても出来ないのだ。
いつか修に言われたように据え膳を喰っておけば良かったと心から思う。
でもあの頃は、自分の気持ちに気がついていなかった。
何て勿体無い!
今あんなに密着できる機会なんてないのに。
また作戦を練り直さなくては。
あぁ、いつまで続くのかな、コレ。
片岡航の激しい後悔と葛藤は、本人のアタック下手と夏世の鈍感によって当分続くのであります。
以上です。
航兄に妄想癖があるとよい、というお話。
ちょっと難産になってきました。苦しい。
GJでした!!
本当にここの作家さんクオリティ高すぎます!
>>224 淡白そうなカオして、頭ん中ではすっごいやらしいこと考えてる長男w
奥手らしく、現実に戻ったらしどろもどろなってるのがイイね。
職人さん乙でした!
>>224 グググググッジョブ!!
夏世可愛いよ&妄想癖で仙人な航にワラタw
GJです!!!乙です!!!
面白すぎる・・・
放送日!
萌えシーンがたくさんありますように><
なんか夏世たんがソファに座るシーンがあると、
そのまま長男か三男が襲うんじゃないかとドキドキする…
前回の酔った三男が絡んだ場面は見ててめちゃくちゃハァハァした
今晩に期待
もう少しで始まるよ〜
楽しみ!作家さんたちのアイデアになるような
シーンがたくさんあるといいなぁ
「かよっぺ」萌え
コートをかけてあげた時はおぉっと思ったのに、次男w
来週はドレスktkr!
恋愛要素は薄かった、てかほとんど無かったけど普通に楽しんで観れた。
職人さんたちの再臨をwktkして待つのみ(`・ω・´)!
ちょこちょこ長男と夏世が二人っきりになるたびに
今がチャンスだ航兄!襲ってしまえ!
と応援してしまう自分(・∀・)
ってか、次男の幼少時そっくりすぎw
編集長を見送ったあとの公園で青か(ry
長男には無理か…
>>232 あのいつになく紳士っぽい態度は背中の絵に向けてだったんだろうね
でもあの瞬間異様に可愛かった
本編ではあんなだけど、OPでは次男もちゃんと男前なんだな。
ちょっとときめいた自分に…orz
次男に不意ながらトキめいてしまう夏世に萌える
次男×夏世に禿萌えた
次男がなんだかんだとひとなつこく夏世に絡んでくるの萌え。
次男×夏世書きたいけどどうしてもエロにできなすw
そういうの貼るスレはあるんだろうか…。
>>241 ここはエロ強要しないふんいき(なぜかry だから大丈夫b
おまいの書く次男×夏世が読んでみたいんだぜ?
>>241 エロじゃなくても良い、転がり回るほど読みたい。
244 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 22:26:51 ID:N7ELZcYl
>>244 仲間がいた!あの「サンキュ」も良かったし、
三男にされるがままくるりと後ろを向く夏世も可愛かった!!
>>234 に同意。もしかしてもう恋愛フラグはないのかなー!?
予告で二人っきりのシーンがあってちょっとホっとしたけど。
>>241 禿げ上がる程読みたい。お願いします。
公式6話予告の
>「無理に決まってます!」と言う夏世に、「新連載、受けてもいいですよ」と交換条件をチラつかせる航。
に 禿げ萌えた。
ブラック航兄が好きだ。
そのまま襲って(ry
@脱衣場で風呂あがりの裸の夏世と出くわす「誰か」とか、
A酔った勢いでキスしちゃった夏世と「誰か」とか、
B眠ってる「誰か」にこっそりキスする夏世とか、
C夏世が@やAでのぼせたり貧血で倒れて「誰か」が介抱しているうちに…襲っ
とか色々妄想した。
漫画にありそうなベタなネタばっかりだけど。
@がもし、長男or四男だったら、ゴメンナサイと慌てて出ていく。
後日、夏世の裸を思い出しては赤面。
次男の場合は、その場で鼻血を出して倒れる。
三男だったら、自分も中に入る。ドアを閉めて人が来ないようにする。
Aが長男だったら、夏世が自分のことを好きなのか悶々と悩む。
好きでいてくれたらすごく嬉しい。
でも、夏世は酔ってたし、あのキスに特別な意味はないんじゃないか…って考えたり。
長々とゴメソ。
よし!
その設定で是非書いてくれ!
「おい…俺の…お気に入りのあのワインは?」
笑顔の再会もつかの間,ワインセラーに目をとめた智が誰にともなく訊いた。
和やかムードが一変する。
「え…え…と…」
「行け!言え!夏世っぺ!」
「何で私なんですか,この中じゃ修さんが一番がぶがぶ飲んでたくせに!」
「僕は一滴も飲んでないから,共犯にはならないよね」
「陽,そういう考えは兄ちゃん良くないと思うぞ」
4人が醜い擦り付け合いをしているあいだ,智はワインセラー前にかがみこみ,沈黙している。
その背中から智の感情を読み取るのは難しい。
「あ,あの…智,さん?その,みんな,悪気はなかったんですよ?」
けれど恐る恐る口を開いたのは,やはり一番立場の弱い夏世で。
「これはその,なんっていうか,成り行き?」
それでも,聞こえているのかいないのか,智には動きが見られない。
「どどどどーしましょう!?また家出しちゃうんでしょうか〜」
「智っ!にーちゃんが悪かった!
いいい今すぐ新キャラのかわいい子描いてやるから怒るな?な?」
すっと立つ智。
わっと引く4人。
「まいっか。」
「へ?」
「飲もう。今日は。飲んじゃおう」
険が取れたような,屈託のない智の笑顔に,航が真顔で訊いた。
「いいのか,大事なワインコレクションなんだろう?」
「いいんだ。俺,ホテルで一人で飲んでてつまんなかったんだよ。
あんなつまんねー酒初めてで,口直ししたい気分なんだよね」
「智…」
しんみりしかけた空気をかき消すように,修が鼻をこすってにんまりしながら声を上げる。
「うし,飲むか!今日は久しぶりに家飲みだ!」
「おお,飲も飲も!何かつまみつくるわ。
陽にもノンアルコールのシャンパンあるぞ」
「ほんとに?」
「その代わり,兄貴たちは,準備が出来るまで仕事だ。あんたは買い物よろしく」
「はい!」
先ほどよりもさらに華やいだ空気に,夏世もすっかり嬉しくなってしまった。
「何がいいですか?チーズか何か?」
「ああ,頼むわ。俺,ロックフォール好きだからよろしく。後はテキトーに」
「はい!」
足取りも軽く玄関に向かう夏世の姿は,四兄弟に無邪気で愛くるしい子犬を思わせ,
兄弟はそれぞれがそれぞれに,目を細めた。
…何故か,他の兄弟に気取られないように。
こうして夕方から開かれた片岡家の宴は,前夜に負けないほどの大盛り上がりを見せた。
生ハム,チーズの盛り合わせ,ブルーチーズのパスタ,白身魚のカルパッチョ…
テーブルに所狭しと並べられた料理を肴に,みんなしてすいすいとワインを飲んだ。
ノンアルコールシャンパンの,かすかなアルコール分に顔を赤くした陽を見て笑い,
修と智はハイテンションで漫画論についてしゃべりまくり,航も終始笑顔が絶えなかった。
251 :
250:2007/02/08(木) 04:56:27 ID:88yxkOYh
すみません,出だしを投稿したものの,AかBかで迷っています。
妄想汁タプーリなのでどちらでも書けますがw,リクありますでしょうか。
おおお朝からwktkしてしまった(*´Д`)
2キボン
B!!!
わお!なんともwktkな展開!
ここは…
AとB両方でw
>>250 すばらし〜い!
次男の影響で↑が口癖になった。
ではAから…
−−−−−−−−−−−−
陽は久しぶりにはしゃぎすぎたのか(ローテンションでも彼にしてははしゃいでいた)
ノンアルコールにもかかわらず,眠い,といって自室に寝に帰ってしまった。
修と智もさっきまでは肩を組んでガンダムのテーマソングを歌っていたが,今は静かだ。
見ると,肩を組んだまま,その場で寝てしまっている。
「仕方ないやつらだ」
「ほ〜んと,手のかかる人たちですね〜」
「あ,ひどいな。それ,俺も入ってる?」
「さあ?」
いたずらっぽく微笑む夏世は,ワインで染まった頬のせいか,いっそうコケティッシュに見える。
元々舌足らずではあるが,そこにアルコールが入って少しろれつが回ってない感じも,その印象に
拍車をかけているかもしれない。
「でも,安心しました。やっぱり,花園先生は,4人でなくちゃ」
グラスに残ったワインをおいしそうに含む夏世の口もとに,つい見とれてしまう。
「ね,今までの担当さんって,どんな人だったんですか?」
「うーん,今までは智か田中ちゃんが電話とファックスで応対してたからなあ。作家担当の
俺たちはほとんど何も知らないんですよ」
「なーんだ,そうなんだ」
残念そうにとがるくちびる。それさえも可愛らしい。
「そう言えばね?ホテルで,智さん,女性と一緒にいたんですよ〜。誰だったと思います?」
…あのしゃぶしゃぶのひと…なわけないよな。
「さあ?」
「他社の編集だったんですけど」
ああ,やっぱり。
「リーガロイヤルで,とってもスマートにその人をエスコートしてて,何か,王子様みたいでした」
さもありなん。どこで覚えてきたのか,あいつだけ女性の扱いが飛びぬけて上手い。
「智さんはその辺アグレッシブそうだし,出会いもありそうですけど,航さんや修さんは,
こんなところにこもってて,出会い,とかあるんですか?」
言われて思わず夏世の顔をまじまじと見てしまう。
会ったじゃないか。君と。
「そう…だね。でもまあ今は仕事が一番だか」
ら,と言いかけたところに,グラスを音を立てて置いた夏世が,強い口調でかぶせてきた。
「だ〜め〜で〜す〜よ〜!そんなこと言ってたら,私みたいになっちゃいますよ〜?
私なんて,キスの仕方も忘れちゃったんだから」
…そんなものかな。でもそうかもしれないな。誕生日を誰かと過ごしたのが久しぶり,てことは。
俺だって似たようなものだし。今の今まで。
「た〜し〜か〜,こやって,こやって,息を整えて〜。ね,航さん」
って,顔が近いよ!
何してんだこの人は?キス魔か?忘れてたんじゃなかったのか?
そうは思っても,ソファーを背にしている航には,逃げ場はない。
夏世の,伏せられたまつげ。傾げられた首。
それらを見つめ続ける,見開かれたままの航の瞳。
距離をゼロにするための動きは,多分,夏世が。
ふわ,と触れた感触は一瞬で,次の瞬間には夏世の頭は航の左肩に移動していた。
「そう!こんな感じこんな感じ〜。うふふ〜,ちょーっと思い出しました」
「ああ,そう。それは良かった」
思い出した?こっちはそれどころじゃないよ。思春期に逆戻りだ。
そんな航を尻目に,顔をあげてにんまり笑う夏世は果たして,小悪魔か天使か。
腕を回すかどうか逡巡しているあいだに,彼女は腕の中からいなくなってしまった。
「思い出したら私も眠くなっちゃった。お休みなさ〜い」
航の背後のソファーを占領してまもなく,規則正しい寝息が聞こえてくる。
やっぱり悪魔だ。
「勘弁してくれ…」
今夜は眠れそうにない。
すばらし〜い!(・∀・)
>>257 すばらし〜い!GJ!
酔った夏世可愛いぃぃー
戸惑う航兄も良いね!
ダメもとでAとB希望してヨカタw
Bの方もwktkしてつかまつります
ちょっと季節物で書けたので投下します。
ありがちですが四男×月山でクリームプレイ。
苦手な方はご注意ください。
全体的に長く、エロに入るまでも長めです。
261 :
四男×夏世1:2007/02/08(木) 20:41:01 ID:Y3KxF4gw
「先生」
夏世は陽たち四兄弟のことをしばしばこう呼ぶ。
一緒くたにされたようで、陽はこの呼び方が気にくわない。
だから、こう呼ばれたときには無視をきめこむことにしていた。
勿論、目下の状況だとて例外ではない。
現在片岡家の広いリビングに夏世と陽の二人きり。
陽の三人の兄たちは〆切から解放されて、みなめいめい気晴らしに行ってしまっていた。
陽は僅かな反応も見せず、押し黙る。
「陽君てばー」
ほら。「先生」の次はこれだ。子ども扱い。
うんざりだ、と毒付こうかと思ったが、あまりに幼稚なので、喉まででかかったその言葉を飲み込んだ。
「なに?」
陽が振り返ると、無邪気な夏世の笑顔に出会った。
「ちょっと聞きたいんだけど…」
「何、早く言ってよ」
「あっあのっ。みなさん何かお菓子で好きな物とかないかなー?」
なぜ、と陽は一瞬思案したが壁に掛けられたカレンダーに目が止まり、合点した。
2月14日。
修が付けたのだろう、その日には赤いサインペンでハートが書いてある。
漫画家と言う職業上、そういうイベント事は常に先取りなのですっかり陽の頭からは抜けていた。
バレンタインなんてとっくに終わったのだと思っていた。
262 :
四男×夏世2:2007/02/08(木) 20:41:31 ID:Y3KxF4gw
「航兄にあげるんだ?」
夏世はきゅっと顔をしかめる。小さな声で
「皆さんにです」
と言った。
「ショートケーキとか――」
陽の言葉に夏世が頷きながらメモをした。
「ミルフィーユとかティラミスとか。あ、まさか既製品てことはないよね」
ちょっと意地悪を言ってみる。案の定夏世は手の中のメモ帳を見つめながら、困ったようにまばたきしていた。
夏世の料理下手はもう既に片岡家全員が知っている。
あの時はキッチンを焦がし、水浸しにし、もうめちゃめちゃだった。
だから、陽は到底作れなさそうなものを言って、ちょっと困らせてやろうと思って言ったのだ。
「クッキーとか、トリュフチョコとかは…」
「聞いてきたのはそっちだけど?」
「う…」
夏世が言葉に詰まってわずかにうつむいた。
「作れるの?」
「作れます!」
夏世は半ば反射的に言い返した。何度か頷いてみせる。
「て…いうか作ります」
「そ」
陽はそっけなくそう言って、リビングルームを出て行った。
263 :
四男×夏世3:2007/02/08(木) 20:42:41 ID:Y3KxF4gw
* * *
(あーもう!どうしてあんなこと言っちゃったのかな)
夏世は一人片岡家のリビングで頭を抱えた。手にしたメモと膝に置いたレシピ本を見比べる。
ショートケーキ。ミルフィーユ。ティラミス。
陽が言い残していったケーキの名前がメモ帳に並んでいる。
(絶対意地悪だ…)
本をパラパラとめくる。
難しそうな手順。もちろん作った事なんてない。
料理を作り慣れているならともかくも、夏世は料理が下手だ。生来料理には向いてないと自負している。
希望を聞いた自分が馬鹿だった。最初からクッキー好きですか、とか聞けば良かった。
後悔してても始まらない。
「うーん」
(ショートケーキかなあ)
どれも難しそうに見えるが、ミルフィーユやティラミスと言うのはなんとなく、名前からして敷居が高い。
「決めたっ」
夏世はいそいそとコートを着て、外に飛び出した。
264 :
四男×夏世4:2007/02/08(木) 20:43:38 ID:Y3KxF4gw
* * *
「何…やってんの」
陽がリビングに戻ってくると、キッチンに経つ夏世が忙しなく働いていた。
彼女の頬に小麦粉と思しき白い粉がついていた。
「何って…ショートケーキ作りですよ」
「来週だよね」
「予行演習しておかないと」
そう言いながら夏世は抱えたボールの中の生地を指ですくってぺろりと舐めた。
そして、それをそのまま丸型に流す。
「ひとんちのキッチンで?」
「あ」
たった今気がついたのだろう、夏世は目を見開いてしまった、と言う顔をした。
「すみません…」
「いいけど。美味しいの作ってよね」
(無理だってば)
夏世は背を向けてソファに座ってしまった陽の後姿に向かってため息をつく。
(初めてなんだから)
オーブンに生地を入れて、スタートさせる。これでスポンジは焼くだけ。
夏世はほくそえんだ。順調だ。意外と上手くできるかもしれない。
265 :
四男×夏世5:2007/02/08(木) 20:44:33 ID:Y3KxF4gw
次に、ホイップクリーム作りに取り掛かった。生クリームと砂糖を入れて泡立てる。
「手、痛っ…」
ハンドミキサーの在り処がわからず、泡だて器でずっと混ぜていた為か、手が痛い。
「貸して」
「え?」
気がつくと隣に陽が来ていた。陽は夏世の手からボールをもぎ取ると、慣れた手つきですばやく泡立てる。
(げ。女のわたしよりも全然上手い)
「慣れてるね」
「昔から智兄のよく見てたし」
暫く泡立て、陽が出来上がったホイップクリームを舐める。味見するように促されて、夏世も指をのばした。
「ん、美味しい」
「良かった」
陽が破顔一笑した。はっとするほど魅力的だった。
長い睫毛、白い肌。陽は女の自分でも羨ましい綺麗な顔立ちだ。
日頃の斜に構えた態度じゃなくていつもこうだったら可愛いのに、と夏世は思う。
266 :
四男×夏世6:2007/02/08(木) 20:45:12 ID:Y3KxF4gw
思わずじっと見つめてしまった。
ふいに陽の瞳がきらりと妖しく光った。
さっきの無邪気さは影を顰め、口元には不敵な笑みさえ浮かんでいた。
夏世は思わず焦りだす。
(待って…)
その言葉は発される事なく、夏世の唇は陽のそれでふさがれた。
「んー…っ」
腕の中に抱きすくめられ、夏世は幾らか抵抗を試みた。が、叶わない。
まだ頑是無い顔をしていても陽は男だ。女の夏世では到底抵抗しきれない。
手は後ろ手に固定され、がっちり陽の手で手首を押さえつけられていた。
(待って…心の準備が…っていうか、ここじゃいや!キッチンじゃ嫌ぁっ!!)
* * *
267 :
四男×夏世7:2007/02/08(木) 20:46:42 ID:Y3KxF4gw
陽は夏世の口内ををねっとりと追い立てるように犯していく。
執拗なまでに舌を吸い上げ、絡ませる。
「あっ…ふ…ん」
陽の冷たい手が夏世の鎖骨に触れる。
夏世は思わず身を縮めた。陽がニットの内側に手を差し入れ、夏世のなめらかな背中に手を滑らせる。
夏世はその感覚に自分の胸が高鳴っていくのが分かった。
陽がブラのホックを器用に外した。
「んーんー!」
唇を離し、陽は「何か?」と問うように首を傾げた。
「ここはキッチンなのよ!」
「知ってる」
だからなんだとでも言いたげな顔で陽はそういうと、再び夏世に顔を近付ける。
夏世は顔を横に反らして叫ぶ。
「ま、待ってよ陽君!」
ほら、また。
陽の目がすっと細まる。眼光が鋭く夏世を射抜く。
夏世は思わず身を引いた。
陽が乱暴に夏世をキッチンの床に押し倒す。
「きゃっ」
夏世が小さく悲鳴をあげた。
「小麦粉ついてる…」
陽がぺろりと舌で夏世の頬を舐めあげた。
陽はゆっくりと夏世の豊かな膨らみを揉み始める。
冷たい手のひらが胸に絡み付いて、撫で回し、胸の頂きをつみあげる。
「あっ…あんっ」
夏世が嬌声をあげた。
その声に表情に、陽は自分自身が熱く、固くなっていくのが分かった。
好きなのだ。この悩ましげな眉のひそめ具合も、興奮気味にあえぐ声も。
上半身を脱がし終え、胸の頂きを口に含んだ。
口内で転がし、わずかに甘噛みする。
そのたびにびくんと夏世の躰が跳ねた。
「あっ…あんっっ!」
夏世はきつく目を閉じた。
「ひゃっ」
突然腹に冷たいものを感じて、夏世はびっくりして目を開ける。
268 :
四男×夏世8:2007/02/08(木) 20:47:29 ID:Y3KxF4gw
「ひ、陽君何してるの!」
「何って、デコレーション」
陽の手には、先ほど陽が仕上げたホイップクリームのボウルがあった。
陽はかまわず、夏世へその周りにホイップクリームを塗りつける。
「私はケーキじゃないのよ!」
知ってるよ。勿論だ。
ケーキに塗るよりも美味しい食べ方だって知ってる。
腹、胸、鎖骨、首筋。陽の手がゆっくりと夏世の体を滑っていく。
羞恥とくすぐったさと快感に夏世は身をよじった。
「いや…」
時折夏世の口から切なげに声が漏れる。
単語の意味とは裏腹に、その表情からは悦び、酔いしれているのが分かる。
「あれ…」
陽がボールを覗き込んだ。
ホイップクリームはもう無くなってしまっていた。
しまった、と陽は心の中で舌打ちをする。
(こんな事になるんだったらもっと多めに作っておけばよかった)
残念だ。まだ上半身しか塗れていないというのに。
陽は改めて夏世を見据えた。
上気した頬、潤んだ瞳、軽く噛んだ唇。
怯えた表情がさらに艶っぽさを際立たせていた。
真っ白なホイップクリームにデコレートされた白い肌を見ていると、思わずかぶりつきたい衝動に駆られる。
陽はいままで夏世の上を這いまわっていた右手を夏世の目の前に突き出した。
夏世は突然のことで目をぱちぱちと瞬かせた。
269 :
四男×夏世9:2007/02/08(木) 20:49:12 ID:Y3KxF4gw
「綺麗にしてよ」
「え?!」
(まさか…?)
上目づかいに陽を見上げると、陽はまるで夏世の考えている事が分かっているかのようにこくりと頷いた。
「早く」
急かされて仕方なしに恐る恐る陽の指先を口に含む。
舌で舐めあげると、甘い味が口いっぱいに広がった。
さらに奥深く口に含んで舌を這わせる。
「…っっ」
わずかに声を漏らした陽を見ると、唇をきつく噛んで、何かを我慢しているかのような表情だった。
夏世は何故か楽しくなり、夢中になってしゃぶる。
口を半開きにしてくちゅりくちゅりと卑猥な水音を立てて指を舐めた。勿論、わざと。
舌を指一本一本に這わせ、丹念に舐め上げる。
まるで、男性自身を咥え込んでいる様な気分になって、夏世は半ば興奮してしゃぶり続けた。
「もういいよ」
「あ」
前触れ無く陽の指が夏世の口から引き抜かれる。唾液が糸を引いた。
陽は完全に指を引っ込めて、じっと夏世を見た。
「良かった?」
夏世はにっこりと微笑んで見せた。これぞ大人の余裕だ。
「そのセリフ、そのまんま返すよ」
陽がぷいと横を向いて、立ち上がる。
「ああ」
陽が口元に笑みを浮かべ、シンクに手を伸ばした。
「忘れてた」
そう言った陽の手にはさっき夏世が買ってきたイチゴがあった。
季節外れで高かったが、それでも赤くて美味しそうなのを選んできたつもりだ。
(何する気…)
身構える夏世にはそしらぬ顔で陽は夏世の胸の頂それぞれにイチゴを載せた。
「ちょっと!」
「いただきます」
陽は律儀に手を合わせると夏世の脇腹に唇をおとした。
「あ…っやだ…」
ぺちゃぺちゃといやらしい音を立てながら陽の舌が大胆に夏世の肌を犯していく。
丁寧に舐め上げ、クリームの甘さと肌の感触を同時に舌で味わう。
「あ…っ」
夏世の躰がかすかにこわばった。
「もしかして我慢できないとか?」
文字通りにやり、と陽が笑む。
「ちょっと大人げないんじゃない」
夏世は赤面して、軽く開いていた膝をきつく閉じた。腰が揺らめいていたことにも気が付いて羞恥にさらに頬を染める。
陽が夏世の胸のイチゴを頬張った。
「あ…んっ」
すっかり固くなった胸の先をイチゴを口に入れたまま責める。
れろれろと優しく舐め、吸い付く。
そのたびに夏世の躰が小刻に震えた。
胸への攻め立てがやみ、ほっとしたのもつかの間、夏世は突然口を唇で塞がれた。
「ん…っ」
陽が少々形の崩れたイチゴを夏世の口に押し込めてきた。
甘酸っぱいイチゴの味を二人で分け合う。
互いの唾液が絡まりあい、溶け合ってもはやどちらのものとも判らなくなった。
角度を変えて執拗に口付けをしながら、陽がそろそろと夏世の下腹部に手を伸ばした。
スカートもストッキングを脱がし、下着に手をかけ、そのまま引き下ろす。
そして、夏世の膝の内側に自分の体を割り入れ、膝を持って大きく膝を割った。
「見ないで…っ。陽、君、ねぇ…やめて…っ」
「何いってんの、こんなにして」
「ひゃっ…んっ」
陽の指が夏世の敏感な肉芽に触れた。
そのとき――
ピーピーピーピー
無粋にも機械的なオーブンの音がキッチンに響いた。
「ま、まった!陽君待った!鳴ってる!オーブン鳴ってるんですけど!」
かまわず行為を続けようとする陽に向かって夏世は大声を出した。
陽はちらりと眉を顰めただけで、無視しようとしたが、次第に大きく耳障りになる電子音に嫌気がさしたのか、立ち上がってオーブンを開けた。
「これは…」
「ああ…」
夏世が絶望的、とつぶやいた。見るも無残にスポンジケーキは潰れていた。
「しぼんじゃった…」
(そっちはね…)
思わず頭に浮かんだ言葉を陽は振り払った。
不服そうにため息をついた。何だっていいところでじゃまが入るんだ。
(仕方ないな…)
またの機会にとっておくか、と陽は仕方なく自分を納得させる。
「どうしよう…」
夏世は頭を抱えていた。スポンジは見事に大失敗。
(ていうか、どうせイチゴもホイップクリームも無いんだけど)
この子のせいで、とむくれながら陽を見ると陽は少し考え込んで言った。
「もう一回作ろうか。たぶんあなた一人で作るよりは上手く出来るんじゃないかな」
(可愛くない)
でも、そう言って笑った陽はまるで天使みたいだった。
『年下って、いいわよね』
夏世の頭の中に元上司、亮子の恥じらいながらいった言葉が浮かんだ。
(年下ね…)
「買い物、行く?」
「ね、あの…」
夏世が少し目を伏せる。
「何」
「後でにしようよ」
意外な言葉に、陽は目を見開いた。
夏世は口元に笑みを浮かべた。目がきゅっと細まる。
ドキリ、と陽の心臓が飛び上がった。
夏世は陽の下半身に華奢な手を伸ばし、ゆっくりジッパーをおろした。
「あなたも責任とってくれるんでしょ?」
夏世の色めいた笑顔に気圧されて、陽はこくりと頷いた。
(可愛いかも…)
夏世は目をつむると、陽のものにゆっくり口付けた。
終
273 :
272:2007/02/08(木) 21:02:52 ID:Y3KxF4gw
終わりです。冗長な上拙い文で申し訳ないです。
読んでくださった方ありがとう。
このスレ、コンスタントにいろんな投下があってすごく嬉しい。
職人さん方本当にGJ!!!
あなただって本当にGJです!
すばらしい!ありがとう!!
状況が目に浮かぶようです
素晴らしい!
惜しむらくは・・本番がご想像なところかな・・いや
陽相手だといやらしくなりすぎないこういう展開のほうがしっくりくるのかも
とにかくGJです!
>>250 248です。
うわぁ、こんな素敵な話になるなんて。
ありがとうございます(*´∀`)ステキ…
prologueから最後までトキメキが止まりませんでした(*´Д`)スバラシイ!
>>261 GJです!
微エロ、いやかなりエロですね。
ドキドキしました(*´Д`)
終わり方もイイですね。
>273
激しく萌えさせていただいた!
いつもは受け身な夏世が自ら…ってのも良い!
鬼畜な陽もたまらん!
職人さんGJ&乙でした!!
四兄弟×夏世 が 書けました。
多人数プレイって難しいネ!
苦手な方、ご注意を。
意を決して上げた悲鳴は、思いの外響かなかった。
小さく舌打ちをした陽に、すぐに口を塞がれた。
その細い指に噛みついたら、パチンと平手がとんできた。
智が落ち着いた低い声で陽に諭す。
「陽、殴んな」
陽は小さく頷く。智がぞっとする程優しい声で囁いた。
「大人しくしてたら、気持ちよくさせてあげるから」
とっさに振り返ったくちびるを塞がれる。
智のくちびるが触れているのだと気が付き、必死に身をよじったが後ろ手に捕まれた両腕がギリと絞れただけだった。
「大丈夫、暴れなきゃ酷いことしないから〜」
足首を掴んでいる修が、この場に不釣り合いな呑気な声で言う。
かっとなって、夏世は修の手を振り切って彼を蹴り飛ばした。
が、その足は修の身体にたどり着く前に軽く捕えられ、再びきつく押さえ付けられた。
「ダメだなぁ、夏世っぺ。足癖悪い女の子はお嫁に行けないよ」
にたにたと修が笑いながら足首に座り込んで、夏世の膝に手を掛ける。
そのままストッキングをびりびりと引き裂いた。
「いやぁぁぁぁっ!」
カン高い悲鳴に、陽が顔をしかめる。
「静かにしてって、言ったでしょ」
頬に陽の手が沿えられて、ぽろぽろと零れ落ちる涙を拭った。
「悲鳴あげたって、こっちは興奮するだけだよ」
とても興奮しているようには思えない口調で告げ、ゆっくりと陽の端正な顔が近付く。
ぎゅっと目を瞑りそのくちびるを受け入れた。
舌が割り入れられ、口腔をぐるりと這うと背筋がぞっとした。
身体がぐいと引き倒され、なすすべもなく床に転がった。
両腕は相変わらず智にがっちりと床に縫い止められていた。
可笑しいとは思っていたのだ。
普段は夏世が飲むとそろって顔をしかめる兄弟たちが、今日に限って飲め飲めと勧めるのだから。
己の酒量ぐらいわきまえている自分が、たったの一杯で眩暈を起こすはずがないのだ。
水を飲もうと立ち上がった所で腕を引かれて、最初に転がったのは智の腕の中だった。
その後彼等は恐るべきコンビネーションでソファとローテーブルを移動させ、今に至る。
ギリギリと縫い止められた両腕がしびれてきた。
「何で……もぅ、やぁ……」
ぐずぐずと泣き続ける夏世の額を、智が撫で上げる。
「泣くなって。ブサイクになるぞ」
誰のせいだ、と声を上げる気力もなかった。
カタリ、と音がしてリビングの入り口を全員が振り返った。
「航兄……」
陽が小さく声を漏らす。
ああ助かった、とほっとした。早くこの兄弟たちの悪戯を諫めて欲しい、今ならまだ冗談で済ませてもいい、と考えた夏世はすぐに絶望を味わう事になる。
「遅かったね」
「ああ、悪い。続けて」
いつもと変わらぬ穏やかな表情で言い放ち、自分はソファに腰掛ける。
腕と足を組み、じっとこちらを見ているだけだ。
涙が零れ続ける瞳を大きく見開いて、航を見つめた。
夏世と目が合うと航は、首を少し傾げて曖昧に微笑む。いつもの、穏やかな微笑だ。
でもその笑顔の語る意味が、夏世には判らない。
「大人しくしててね」
ビクリとして陽を振り返ると、彼は大きな鋏を手に薄く笑っている。
白熱灯の光を受け、キラリと刃が光った。
「動くと傷付けちゃうかもしんないから。痛いのはイヤでしょ?」
感情の読めない声音がサラリと流れた。
刃が洋服の裾にあてがわれ、ようやく陽の言葉の意味を理解した。
「い、いや…………」
「動くなって」
頭上から智の声が降ってきて、同時にくちびるを塞がれた。
ジャキジャキと刃物の音がする。
足元の修の手が、太ももを撫で回している。
口の中では智の舌が場違いに優しく這っている。
夏世の全身に鳥肌が立ち、白い身体が硬直した。
胸と腹が空気に触れた。冷たい手のひらも胸の上で動き回る。誰の手かはもう判らない。
残ったストッキングとスカートも剥ぎ取られた。もちろん下着も簡単に切られてしまった。
「修兄、これ」
「ん? なに?」
何かを智が投げて、それを修が受け取った。
「痛いと可哀想でしょ」
「智くん気が利くねー」
「あ、あと避妊しろよ。洒落になんねーから」
信じられない会話が頭上で飛び交う。
今起きている事は洒落なのだろうか。
智が口付けながら片手で器用に右側の頂をコロコロと弄び、左側は陽が舌を絡めたり噛んだりしながら刺激を与えていく。
突然、足を左右に大きく割り広げられ、秘部にぬめった液体がこすり付けられた。
「ひっ」
冷たい感触に思わず身震いをした。
外側の敏感な部分に触れられ、身体が一瞬熱くなる。かろうじて声を上げるのを我慢できた。
指が内部に侵入し、内側まで液体を塗り込めるようにくねくねと動いた。
「ぅ……あ、んっ、や、いや……!」
拒否の声に段々と甘い喘ぎが混じる。
修が嬉しそうにおお、とのん気な声を上げたのを片耳に聞いた。
「もういいみたいだけどー。お兄ちゃん、先にどう?」
「ん? 俺はいいよ。見てるほうが楽しいから」
「そう? じゃオレいちば〜ん」
暴れ疲れてぐったりとした両足がますます大きく広げられ、修の熱いものがあてがわれた。
茫然自失となっていた夏世が一瞬自我を取り戻す。
「いやぁぁぁぁぁ!!」
いっそう大きな悲鳴が、広いリビングに響き渡る。
その悲鳴に驚くかのように、一輪挿しの椿がぽろりとその紅色の花を落とした。
*
「ガッサン!!!」
路上で思わず叫んだ。
少し前を歩いていた女性がビクリとしてこちらを振り返った、と思ったら見ないフリをしてそそくさと路地を曲がって姿を消した。
――いけねぇ、いけねぇ。先生方を疑っちゃぁーなんねぇ!
しかし片岡家にいるのは18歳から32歳の健全な青年4名だ。
昨日唐突に気がついたのだが、あのマヌケ編集者は以外に可愛い。そしてプロポーションも、いい。
普段からそのお間抜けブリに、片岡家のいい玩具になっているフシのある月山だ。
そのまま性的玩具にされてしまうのではと思い至り、ダッシュで片岡家に向かっている男の名は田中一郎。
疑っちゃいけないと思いつつ、「集団強姦・主犯は懲役10年求刑」のニュースを聞いて、めくるめく想像が頭をよぎったのだ。
――まさか航さんまで加わる事はないとは思うけど、判んねぇからな! 待ってろよ、ガッサン!!
ようやくたどり着いて玄関のインターホンを鳴らす。
ドアを開けたのは航だった。
「田中ちゃん、お疲れ様〜。……昨日も来なかったっけ?」
「あぁ、ちょっと、気になることがありまして、」
何て説明しようか。
普段、思ったことをそのまま口に出している一郎が珍しくもごもごと口ごもった。
その時、リビングから高い悲鳴が聞こえた。
月山のものだ。
驚いて航と二人駆け出す。
「ガッサン!!!!!」
リビングに飛び込んで叫んだ。
ソファの向こうに、頭を抱えてうずくまる彼女の姿と、それを冷たく見下ろす陽の姿、同じようにダイニングから飛び込んできたのであろう修と智の呆けた姿があった。
「どう……しました?」
航が何とか声を掛ける。
月山が涙目で顔を上げて、床を指差す。その先には黒い物体Xが転がっている。
修がすたすたと近寄り、事も無げに摘み上げると月山がまた小さな悲鳴を上げた。
「………………ゴム製なんだけど、」
「え!?」
「ありがと、参考になったよ」
「は!?」
全員で陽を見つめた。
全員の視線を感じながら、気まずそうに陽が申し開きをする。
「や、だからさ、女の人がどのくらい虫に驚くのか、実験してみたくなって」
「…………………………陽、そういうことはちゃんと許可を取ってからしなさい」
「許可取ったら驚いてもらえないじゃん」
「まぁ、そうだ。アンタもな、子供じゃないんだからこんなことでいちいち泣くなっての」
智が月山の隣にしゃがみ込んで目線を合わせてあやすように夏世に言う。
哀れ被害者、月山夏世は罰の悪そうにだって、と口の中で繰り返す。
「にしても、田中ちゃん。すごい必死な声だったね」
航がにこやかに一郎を振り返った。
「いつの間に、そんなに仲良くなったのかな」
嬉しそうに続ける航に、ハハと苦笑いを返す。
リビングでは、修が再び月山にゴム製物体Xを投げつけ、悲鳴を上げさせ楽しんでいる。
陽は観察するようにその様を見つめていた。
智は呆れながらどちらの味方をするでもなくダイニングへと去っていく。
――絶対オレの取り越し苦労だ。
ここはどこの幼稚園だという思いを胸に、でも万が一の事があるといけないから月山がここに来る時にはなるべく自分もいるようにしようと誓う、情熱の編集者田中一郎。
決して、夏世が苛められてキャーキャー騒ぐ様が面白いから、とか言う理由ではない。
おそらく。
284 :
四兄弟×夏世 :2007/02/09(金) 13:05:53 ID:I86ec0ib
*
以上です。
・夏世が可哀想になって酷い事を仕切れない(釈さん大好き)
・田中ちゃんは少女漫画脳。
・原作のイメージを大切にすると、オチをつけたくなります。
・「夏世っぺ」に萌えた。
こんな言い訳……ごめんなさい。
>>278 四兄弟怖えええぇ!!!と思いきや
田中ちゃんの想像力が怖えええぇw
あと>一輪挿しの椿がぽろりとその紅色の花を落とした。
って、古典的表現がかなり好きw
GJ!!
自分こういう系ダメかと思ってたけど、凄く良かったw
4人の性格をよく知る田中ちゃんだから出来る妄想だよねw
>>284 すごく良かった!まさに素晴らしい!!
見てるだけな長男が一番鬼畜だねw
四兄弟×夏世って一度読んでみたかったんでよかった。
個人的には妄想ネタでちょっと安心したし、気にしなくていいと思うよ。
>>284 最高の誕生日プレゼントだ!(今日俺の誕生日なのw)
ここの住人さんたちは変化球が上手ですね
俺も変化球投げてぇ
…しかしネタが無い
>>284 すっごくよかったです。
仕事の疲れ吹き飛ぶくらいおもしろかった!
自分も夏世好きだから可哀想なのは無理だし、
本当GJです。
293 :
四兄弟×夏世 :2007/02/11(日) 00:29:53 ID:6HnzbbcG
ありがとうございます。
感想やGJいただけるととても嬉しいです。
また頑張ります。
ちょっと懺悔。
航お兄様は33歳でした。ごめんなさい。
>>282 のところ、「18歳から33歳」に脳内変換お願いします。
航兄さんは33歳なのか…大人の男って感じで萌える。
なんか、原稿描いてる航(なぜか着物)に お茶を出す若奥さん夏世が浮かんだ。
奥さんだけど「あなた」ではなくて「先生」と呼ぶ夏世。
または、四男の姉さん女房になる夏世。
四男を「陽さん」って呼ぶ夏世。四男が「夏世」と呼ぶのも萌え。
妄想しまくり。