私は加護女でエロパロ

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1名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 18:26:48 ID:RIsaThYd
来週打ち切り決定!!

というわけでこの漫画のことをみんなが忘れないようこのスレを立てました。
打ち切り決定して悲しんでる人はせめてこのスレでその悲しみを癒していってください。
2名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 20:20:45 ID:Zrt4GtFY
おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が>>2ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!

.         ,:::-、       __     >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーに裁判で潰しちまうぞ。
    ,,r   〈:::::::::)    ィ::::::ヽ    >3 >>2ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
  〃   ,::::;r‐'´       ヽ::ノ     >4 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
  ,'::;'   /::/  __            >5 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
.  l:::l   l::::l /:::::)   ,:::::、  ji     >6 いまさら>>2ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
  |::::ヽ j::::l、ゝ‐′  ゙:;;:ノ ,j:l     >7 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
  }:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;!     >8 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
.  {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/      >9 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
  ';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/      >10-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
.   `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ       >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
        `ー-"
3名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 20:20:55 ID:rVOX5x7Y
雇い主目線で加護女受け。ちらっと書いてみた。
4僕と加護女:2007/01/16(火) 20:25:35 ID:rVOX5x7Y

1.

「加護女」
「はい」
加護女は僕専用の家政婦さん。メイドさんっていうには和風な彼女。
長い睫毛の奥の瞳を見たときから。僕は一目で彼女を気に入ってしまった。
彼女はいつも食事する自分をじっと見つめ続ける。今も、そう。
「加護女。あんまり」
もぐもぐと口を動かす。行儀悪いけど言わなきゃ。
「『あんまり』美味しくない、ですか?」
「あ、いや! そうじゃなくて!」僕は慌てる。
「ちょっと見られすぎじゃないかなぁと思って
……ほら、見られてると喉通らないでしょ?」
すでにおかわりを貰っていながら僕はいう。
「そ、そうですか」
顔を伏せ加護女はぎゅっと膝の上で手を握る。
……あああ、黙っちゃった。
僕は煮物のお椀に入った花形の人参をパクリと食べた。
加護女は何故か僕の好きな味を知っていて最初に来た時から
何も言わずに和食を作ってくれた。
恥ずかしくて言えなかったけど『母の味』とはこんなものなのかなと思い
僕はおもわず涙を零してしまった。
そう思ったら、涙が勝手に出てきてどうしようもなかったんだ。
加護女はそんなおかしな僕を黙って胸に抱いてくれた。
「おいしくてつい涙が出ちゃって、ごめんね」という言い訳は通用しただろうか。
僕にはわからない。
5僕と加護女 2:2007/01/16(火) 20:29:58 ID:rVOX5x7Y

2.

加護女が来てからは不思議と胸の調子がいい。苦しくない。
──加護女ってまるで『守護天使』みたいだね。
茶化していうと加護女は何故か苦しそうな顔になった。
──私は加護女ですから…
作り笑顔は見たこともない影を彼女に落とした。
僕はいけないものを見たような気持ちになって。
それから体調の事を言うのは控えるようになったけど
ぐあいはあれからも、ずうっといい。
むしろどんどん良くなってきているような気がする。
本当に、彼女は守護天使なんじゃないかな?
僕の守護天使。僕の。
僕の天使だ──。
いつか「守護」がなくなってただの天使になったら。
僕がちゃんとした大人になれたら。
君はこれからもずっとそばにいてくれるのかな。

その代わり夜におかしな夢を見るんだ。
そう、「おかしな」夢。
僕は決して動けないままに、その夢を見せられる。
男の子を連れて家路に急ぐ加護女。女の子を守る為に走る加護女。
変わった格好をしている加護女はたくさんの人々に囲まれていた。
男の子と一緒にヒーローみたいなお兄さんを応援する加護女。
時を超えて少年を護り戦う加護女。これは全4回くらいのお話で
この夢を見るのは楽しかった。だって加護女に夢で逢えるばかりか
ハラハラドキドキさせるようなお話なんだから。
綺麗なだけでなくかっこいい加護女。
6僕と加護女 3:2007/01/16(火) 20:33:54 ID:rVOX5x7Y

3.

でも楽しい夢ばかりではなくなった。
それはどこかわからない部屋で彼女ともうひとり誰かがいる夢だった。
豪華な椅子に座らせられた彼女が、命令されるままに脚を拡げる。
肘当ての部分に両足をあげて顔を伏せ。
彼女はそしてためらいつつ白い下着に指を入れる。
ぐちゅと音がして僕は夢の中で耳を震えさせた。
羞じらいながら指の数を増やし涙目になっていく。
誰かわからない人物がいきなり無遠慮に和服の胸元に手を入れた。
「あっ……!」
そのまま布の下で。両胸が乱暴に揉まれ加護女は顔をあかくする。
椅子の後ろにまわりこんだ誰かは加護女の胸をはだけさせ
ぞんぶんに弄り倒していた。
「あぁ……あんっ」
きゅっと両の先端を尖らせ、唇と同じような色を鮮やかにさせていく。
「あっあぁぁ、も、もぅ……!」
誰か(その顔も姿も僕には見えない)は加護女の耳に何か呟く。
加護女はぼぅっと頬を染めコクンと頷いた。
「ご主人様、加護女にお情けを下さいませ…………。……ぁ!…あぁあんっ!」
下着の隙間から誰かのモノを迎え入れて、ずぶり、ぐちゅりと銜え込んでいく加護女。
加護女の顔が苦しそうに、でもとても気持ち良さそうになるさまを
僕は何も出来なくてただただ見ているだけだ。
脚を拡げ、腰を誰かに掴まれて激しく揺すぶられ
白い胸にむしゃぶりつかれ、涙を流して蹂躙される彼女。
「ご主人様がお望みなら……」
加護女が呟いたとたん『誰か』の手が多くなった。たくさんのひとが加護女に群がってくる。
「加護女の名が聞いて呆れるな、淫乱娘め」
「私は加護女失格です……ただの女……いえ、ご主人様の玩具です」
指で乳首を弄られ、紅くぬめる口は誰かも分からないものをくわえさせられ
馬乗りにされ上に乗せられ。
女の部分をひらいて其処を誰にでもあけわたす加護女。
綺麗な口に白い液を吐き出され、んんんっと喉を鳴らして飲み込む。
「おいしい……。あぁ、もっと、もっとこの加護女を可愛がって下さい……」
ほんとうなの。ほんとうなの。加護女。
加護女はそんなんじゃない。そんな事も言わない。そう思っていても夢の中の出来事は
縦横無尽な現実感を持って僕を切り刻んでいった。
7僕と加護女 3:2007/01/16(火) 20:38:52 ID:rVOX5x7Y
ひとまず投下終了。
加護女打ち切りじゃなくてホッとした!
まったくチャンピオンにはヒヤヒヤさせられます。
8名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 01:27:47 ID:hk/4e6jM
>>7
GJ!!
9名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 01:58:25 ID:+rFGusWC
>>7

                ,r‐、
               厂Y⌒Y   l ` ー┐        o
            厂^′! ハ|ハl | / /7 `ー┐  /‐/‐
.         r‐J { \ ,レ=≠≠≠=.、 ∠  L  /(7ヽ
       j \ /::::::::::::::::::::::::::::::::\く,. --〉  つ
       {¨ ヽy'´:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ/::ヘ
.       /:\〃:/:::::/:::::::::!::::::::::::|:::::ヽ::::::::::::::::::ハ
     |::::::::|::::l:::::/::;:!::::::l:::::::::::::!:::::ハヘ:::::::::::::|:::|
     |::::::::|::::|::/::/ |::|:::|::::::::::|:|::厶||-|:|:::::::::ヽ|
     |::::::::|::::|_|斗-|∧ハ:::::::/リ/ __リ !:!:::!-、:::i
     |::::::::|::::l∧:lr=ミ、 ||::/〃 ,r≠ミリ!:::!ハ 〉:!
      {::::r=!::::! ィ代tり ノl/    .  |:::|レ/:::|
     ヾ{{ ハ::::ヘ.^'ー              ノ!::!イ⌒ヽ
.  __    込_ム::::トゝ      `´       j::ヘ!    '.
  r\\ / ヾハ:|、      ィ^ ^Y   /l::::トゝ   |ア
. _\ \\   込::::>.、  ヽ ′,.イ::::::|ハ|ノ   _fハ
  \ \ \\  `アス:::::`、ー一'´/::::::::/〃rんfア:::::::!
   \ \ ヽ \ア |ヘ',::::::\___/::::::::/ jj レ'´::::::::::::〉
     ヽ.    | {  ノ }}_,.イ_八了 ̄` ,{{rf{:::::::::::::::::ハ
   (二二ヽ  ノ   ト、{{   /  ヽ ,r=んヒ人:::::::::::ん′
10名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 12:13:18 ID:5SWubSaX
つ【津刃女】
11名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 14:26:24 ID:F4O2/ix5
>>10
まだ一回しかでてないよw
でも試しに書いてみますか。
加護女×津刃女か津刃女×加護女なのか?
本スレではアバズレ扱いだけど無邪気でいい娘だな津刃女。

加護女サンの幻惑にかかって津刃女メロメロ
津刃女に無邪気に攻められ加護女サンメロメロ
津刃女が雇い主にやられそうになり加護女サン助けてしまう
加護女サンが雇い主にやられそうになり津刃女助けてしまう
どっちがいい体なのかとちちくらべ→そのままなし崩しに…
女体盛り

こんなのでましたけど。
12名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 21:00:52 ID:VtSL9/OZ
つ【女体盛り】
つ【りばーしぶる】
13名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 21:12:39 ID:tQdmnu90
まだ生き残ってたか・・・
14名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 22:20:06 ID:82OiZMnF
次号ついに連載再開!
15名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 03:33:52 ID:mv4L2zF/
「…! 何しにきたの津刃女、ここは私の担当…」
「このあたりに、御主人様の調教ですっかり恥ずかしい秘めごとが
 日課になった『堕ちた加護女』がひとりいるって聞いて…見物にね!」

御主人「猫にゃんにゃん♪」
加護女「犬わんわん♪」
二人で「カエルもアヒルもグワッグワッグワッ♪」

「ああっ! 見られてしまった…恥ずかしいっ!」
「……。」

本編でそんな展開が来ると信じて保守
16名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 10:03:04 ID:WYHqA/58
おまい古くからの葉介ファンだろw
17名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 23:56:13 ID:IjzoJbui
あと必要なのは「学級文庫」だなw
18名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 17:38:59 ID:Fo0KzsJw
不謹慎にも今週の内容で鬼畜もののエロパロが出来そうとか思ってしまった。
19名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 17:27:07 ID:msB17+Nb
スレと本編の生き残りを願って
かるく怪物×加護女でもひとつ
20名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 17:36:32 ID:msB17+Nb
「――坊っちゃま、はやくお帰りにならないと皆様ご心配されてますよ」
しんと静まりかえった中学校の廊下で、声を潜めて加護女が呼びかける。
しかしバケツの兜とモップで武装した少年は頑として首を縦には振らなかった。
「もうじき警備員が見廻りに来ます。それに――」
此処には良くないモノがいます。加護女の警告に、少年は膝を震わせながら頷いた。
「知ってるよ加護女、だから僕は来たんだ」
神隠しに遭った彼女を救いだすために。
わかりました、と加護女は優しく微笑んだ。
「けれど、アレは坊っちゃまの前には姿を現さないでしょう。
 ここは加護女にお任せください」

薄暗い階段に上履きの足音がぺたぺたと響く。セーラー服姿の少女は周囲の様子を
慎重に窺いながら三階の踊り場へと向かった。そこには『第…回卒業生寄贈』の文字
も消えかけた古い姿見が置かれ、窓からの月光を受けた彼女自身の鏡像がぼんやりと
浮かびあがっていた。
「影男さま…影男さま…」
(月夜の午前零時、踊り場の鏡にむかってそう唱えるの。
 影男さまが現れて、あなたの望みを叶えてくれる)
鏡の中に、うっすらと黒いシミのようなものが拡がりはじめた。
(だけど、気をつけて。もしも途中で月が隠れてしまったら――)
どろりとした漆黒の津波が、少女の全身を一瞬で飲みこんだ。

「……ん」
冷たい地面の感触が頬に伝わったのか、少女が小さく身震いした。荒涼とした暗闇に
姿見だけがぽつんと取り残されている。注意深く見たならば、鏡面に刻まれた金文字
の『第…回卒業生寄贈』が裏返しだと気付くかもしれない。
ねじ伏せられたときに何処かぶつけたのだろう、後頭部をさすりながら立ちあがった
少女は、ようやく自分が先程までのセーラー服姿ではなく籠目紋様を散りばめた和装
――彼女本来のいでたちに戻っていることに気付いた様子だった。着物の裾から覗く
すらりとした脚が、暗闇にまぶしく映える。
『貴様…タダノ人間デハナイナ?』
背後から湧きあがった不定形の闇が、彼女に語りかける。
「私は加護女。昨夜さらった女の子を元に返しなさい」
しなやかな指が空中に籠目の印を描く。しかし、何の不思議も顕現すること
はなかった。二度、三度とその仕草を繰り返し、小首を傾げる加護女。
『無駄ダ…貴様ノチカラハ俺ガ丸ゴト飲ミコンダカラナ』
21名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 17:51:18 ID:msB17+Nb
ねっとりとした粘液質の闇が盛りあがると、齧歯類を思わせる醜怪な顔が浮かびあがった。
加護女のうなじに生臭い息を吐きかけながら、影男が次第に身を寄せてくる。淡い桜色の
着物にヘドロのような涎がぽたぽたとこぼれ落ちる。獣じみた鈎爪をそなえた両腕が、
やわらかな胸元を乱暴に揉みしだきはじめた。
「こらっ、やめなさ…ひゃッ!」
生暖かい舌にうなじを舐めまわされて、小さな叫び声があがる。脚をばたつかせ必死に
身じろぎしても、力強い鈎爪の抱擁から逃れることはできない。ただ一本歯の下駄だけが
乾いた音をあげて暗闇の底へと転げ落ちていった。
『……ガァァッ!』
首飾りがばらばらにちぎれ飛び、無惨に引き裂かれた着物から両の乳房がこぼれ出る。
透きとおるように白いそのふくらみが妬ましいとでもいうのだろうか、漆黒の舌先は
なめらかな曲線を圧し崩し、執拗に揉みしだいた。
「こ、この……っ!離しなさ……」
じたばたと抵抗していた加護女の貌が、次第に紅潮していく。荒い息遣いが唇から
洩れる。ずるりと体勢を入れ替え、得体のしれない質量をもった闇は華奢な身体に
のしかかった。影男は鋭い牙と鈎爪をたくみに操り、幾重にも固く締められていた
飾り帯を紙屑のごとく剥ぎとった。
『キレイダ…キレイダ…キレイダキレイダキレイダ』
あらわにされた白い裸身に涎を這わせていた怪物は、唐突にその口腔を際限なく
開けると、ぽっかりと広がる暗黒のなかに獲物を放り込んだ。腔内は無数の黒い
絨毛に覆われており、影男が咀嚼に似た動きをするたびにその一本一本が無秩序
に蠢めいては加護女の隅々までを凌辱した。籠目の守護印を甲に描いた右手だけが
ときおり影男の分厚い唇から這い出し、救いを求めるように虚しく藻掻いてはまた
引き戻されていた。やがて加護女の脚は、口腔の奥からひときわ巨大な触腕がせり
だしてくるのを認識した。
「……あァ、なるほど。のどちんこね」
僅かに残された理性を振り絞ったにしてはあまりにもくだらなすぎる戯言を口に
した次の瞬間、それは彼女の下腹部をむりやりに刺し貫いた。激しくのたうち回る
肢体を舌と上顎で押さえつけ、影男はさらに奥深くへと漆黒の肉塊をねじこむ。
やがて、肉壁の全てをこそぎとるような激しい往復がはじまる。
全身をくまなく漆黒に包まれながら、その身で闇の分身を包みこむ白い少女。
内と外との境界が曖昧になっていく。
途絶えることなく聴覚を辱めている淫らな水音は怪物の放つ粘液だろうか、それとも
自身から溢れでる悦楽の証だろうか。もはや加護女に判別がつこう筈もなかった。
どれほどの時間が経過しただろうか。影男はぶるぶると身を震わせ、涎にまみれた
加護女の身体を吐き出した。細身を反らせて痙攣を繰り返すたびに、両脚の奥から
どす黒い溶岩のようなものが溢れ出してくる。
22名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 17:51:58 ID:msB17+Nb
けほけほと咳こんでいた加護女だが、やがてよろめきながら身体を起こすと黒い粘液に
まみれた指先で怪物の頬をいとおしげに撫でさすりはじめた。上目遣いの妖しい表情に
射すくめられる影男。その視線は加護女の泣きぼくろに惹き寄せられて離せない。
「ほら、あーんして」
おとなしい子犬のような従順さで、巨大な怪物が顎を開放する。口腔の奥から自分の腕
よりも遥かに太い異形を探りだすと、加護女はその尖端にそっと慈しむような接吻を与
えた。洞穴のような喉の奥から微かな唸り声が響いてくる。
加護女は脈うつ触腕を両手で丁寧に擦りあげながら、つややかな唇にその尖端を含んだ。
くちゅ…くちゅ…と音をたて、丹念な奉仕が続く。影男が陶然とした表情をみせる。
腐臭をともなう黒蜜が触腕の尖端にひらいた亀裂から湧きあがってくる。その部分に狙い
を定めた加護女は細い舌を亀裂に挿しいれ、その奥に流れるものを渾身の力で吸い寄せ
はじめた。ほどなく限界に達した肉棒から煮えたった漆黒がどくどくと放たれ、加護女の
喉を灼く。だが、それでも加護女の吸飲は終らない。唇の端からどす黒く染まった涎を
垂れ流し、さらなる奥底の闇を絞り出していく。やがて柔らかな異物感が伝わってきた。
漆黒の泉から僅かに姿を現したのは、栗色をした長い毛髪の束に見えた。
ず…ずず…ずずーっ
加護女の唇がそれを容赦なく引き摺りだす。べしゃり、と湿った音をたてて怪物の亀裂から
産み落とされたのは、意識を失ったセーラー服姿の少女だった。
「はい、この子の姿はたしかに返してもらったわよ」
いつの間にか着物姿に戻った加護女が、不味そうに顔をしかめて唾を吐き棄てた。
『ダ、騙シタナァ〜ッ!』
わなわなと影男が怒りに震える。軽快な下駄の音が遠ざかっていく。
『貴様ノチカラハ全テ奪ッタハズナノニィィッ!』
「あら、だって……」
指さした鏡の向こう側に、飴色の輝きを放つ菱形が浮かんでいる。
「籠のなかの鳥は、最初からあなただもの」
宙に浮かんだ籠目の印にこの空間の風景が切り取られている。
――うしろのしょうめん、だぁれ
籠目の影から現れた加護女がぱん、と手を叩くと、何もかもが消滅した。

やがて巡回の警備員が、行方不明の女子生徒を発見することだろう。
月光に照らされて、少女は穏やかな表情ですやすやと寝息をたてていた。
23名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 17:56:15 ID:msB17+Nb

学校怪談版のアレだと六反田さん向けになるので
適当にアレンジ。で、いつものオチと。
24名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 01:14:18 ID:uOp7YLXc
お疲れさまです。
エロというよりも番外編のノリで楽しませてもらいました。
加護女のセーラー服のコスプレはそのうち本編でもやりそうですねw
25名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 02:38:31 ID:2jacDPbh
>>23
GJ!
しかしこれって思いっきり二次元エンドだな
てっきり触手に捕らわれて永遠の孕み肉奴隷エンドかと思ったよ
26名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 12:06:27 ID:siAvmefN
今週分ネタバレ注意。あと特殊趣味注意?


第11.5話 竜二くん“禁じられた遊び”する
ハア… ハア… ハア…
スコップを抱えた青年が深夜の山中を歩いている。
(おまえはただ、この死骸を捨ててくりゃいいんだ、竜二)
やくざの情婦らしき女を、竜二は誰にも知られぬ山中に埋葬してきた。たやすい仕事だ。
ようやく乗ってきた車にたどりついた。あとはトランクにスコップをしまって帰るだけ――
「あの、すみません。小さい男の子を見ませんでしたか」
突然声をかけられて、竜二は心臓が飛び出すほど驚いた。
背後に立っていたのは和服姿の若い女だった。連れがはぐれて迷子になったのだという。
こんな山道に、和服の娘と子供が二人きりで?
いや、それどころじゃない。この女にスコップと車のナンバーを見られた――どうする?
葛藤は一瞬だった。竜二は無我夢中で女の後頭部にスコップを振りおろしていた。

アスファルトに大輪の紅い花を咲かせて、女は動かなくなった。しばし茫然としたのち、
竜二は女の死骸を抱えあげた。こいつも、埋めなければ。
絶命したばかりの死体は、まだぬくもりを保っていた。血の臭気にまじって、髪の香りが
ふんわりと鼻腔をくすぐった。なぜだかひどく懐かしい感じがした。
意識を失った肉塊は、生きた人間より何倍も重く、運びづらい。悪戦苦闘しているうちに
着物の裾が大きくはだけた。まぶしいくらい白い太股に、竜二はごくりと息を飲んだ。
動揺した拍子にバランスが崩れ、輝きを失った瞳が恨みがましく竜二を見つめる。
「うわあっ!」
頭が真っ白になった。殺してしまった。自分の手で殺してしまった。
僅かに残った生命のぬくもりを求めるかのように、竜二は着物の胸元をあばき、
まだやわらかな乳房にむしゃぶりついた。そして――

ハア… ハア… ハア…
スコップを抱えた青年が深夜の山中を歩いている。
ようやく乗ってきた車にたどりついた。あとはトランクにスコップを――
「あの、すみません」
竜二が悲鳴をあげた。たった今自分が山中に埋めたはずの娘が、頭から血を流し
ながら背後に立っているではないか。そうか、とどめが不十分だったんだ。土中
から這い出してきたに違いない。竜二はもう一度スコップを振りあげて念入りに
彼女を撲殺し、山中へと運んだ。
今度こそ、死んでるよな。竜二は女を抱きしめ、弾力をなくしつつある肌に夢中
で舌を這わせた。女の身体が次第に冷えていく。そして――

ハア… ハア… ハア…
「あの、すみません」
頭蓋を陥没させ、見るかげもなくなった女がそこにいた。竜二は泣きながら何度
も何度もスコップを振りおろすと、なにかに憑かれたような勢いで彼女の身体を
むさぼった。いい加減にしてくれ。許してくれ、助けてくれ。助けて――加護女。
血まみれの両腕がやさしく竜二を抱きしめた。
「小さな男の子……竜二くんを探しています。本当はいい子なんです」
加護女、加護女なんだな? 哀しいとき、寂しいとき、いつも幼い自分を抱きし
めてくれた優しくてちょっと奇妙なお手伝いさん。どうして忘れていたんだろう、
この香り、このぬくもりを。竜二は少年のように泣きじゃくった。
「ごめんよ加護女。俺、加護女にひどい事を……」
つややかな唇がその言葉を遮った。

「心配ないわ竜二くん、死体遺棄だけなら重い罪にはならない」
うなだれた竜二は、加護女の顔をまともに見られなかった。
「……ごめん、加護女。あと死体損壊も少々」
「……。」


今週分読んですぐこんなネタ想像した俺は、
すっかりうす汚れたクズの大人。
27名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 23:18:45 ID:veIWQDn7
最近読み始めた。
古さと新しさを同居させた、良い絵柄だと思った。
登場人物が大して不幸にならないのもいいね。
28名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 01:25:26 ID:K1MNxQEV
それでも那由子なら… 那由子なら大した不幸になってくれるはず…!
29名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 04:24:36 ID:Wt68SU0f
>>26
いやいやGJ
前の殺人事件の話で犯人に犯される少年の姉を妄想してしまった自分に比べたら・・・・
30名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 09:21:35 ID:ONegOy/f
>>29
不意にッ!吉良×玲美(ジョジョ四部)が妄想したくなったッ!
31名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 10:39:50 ID:xDNnvK0L
加護女って

加護女と同等又はそれ以上の能力や魔力を持った化物や魔族によって完膚なきまでに叩きのめされ捕われて凌辱される

加護女が何らかの理由で力の大半が使えなくなり普通のちょっと強い霊感がある女の子になってしまう
加護女に怨みを持っていたり。いやらしい目で見てたいた怨霊や悪霊がそのチャンスを見逃す筈がなく加護女は怨霊や悪霊に襲われ戦うが
必死の抵抗虚しく怨霊や悪霊の世界に引きずり込まれる
どんなに祓っても次々と現れる怨霊や悪霊との戦いで疲労し加護女はなす術なく捕われる
加護女は無数の霊体に身体を蹂躪され逃れる事がない絶頂地獄に堕ちていき
怨霊や悪霊の欲求不満解消用の奴隷になってしまう
その日を最後に現実世界では加護女を見た者は誰も居ない


って位な過激な展開じゃないと強姦凌辱調教ネタは無理だよね。
読み切りの時に致死量の毒薬を注射されたのに死なないくらいだから人間による加護女の強姦凌辱調教は100%無理だし
32名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 20:55:56 ID:PS0RJgra
>>31
さらっとそれだけ書けるあなたに感動した
33名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 01:44:46 ID:rCZsm2Us
単行本待ちどおしい…
34名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 14:16:09 ID:OuQTsWl5
ヤツが来る…はやく逃げなければ…
引き裂かれた着物がまとわりつく。くじいた足がずきずきと痛む。
どうしてこんなことになってしまったんだろう――

ほんの数時間前、加護女はローカル線に揺られて「呪われた村」を目指していた。
(これはやはり、あたしが村まで行って調べるしかないわね。
呪われた村に何があるんだろう?)
四人の学生たちを狂気に駆り立てた何か。昭和初期に住民を殺し合いに追い込んだ何か。
もしかしたら、あたしの術すらおよばないモノが潜んでいるかもしれない。
それでも――行かなければ。

ギャア、と遠くで烏が鳴いた。眼前の鳥居を越えれば、ひっそりと静まりかえった廃村がある。
「お邪魔しまぁす…って誰も答えないわよね」
とん、と下駄を鳴らして鳥居をくぐった瞬間、地獄の底から響いてくるような唸り声が加護女を
出迎えた。
「ヒょうこそぉぉぉ……カゴの中におはいりィィィィ……」
空耳かしら。怪訝そうに首をかしげながら、加護女は廃村内にわけいっていった。

村外れの斜面に石造りの洞穴がぽっかりと開いている。
(…ここね)
若者たちが呪いをかけられた洞穴。突きあたりの岩壁に、何か文字のようなものが刻まれている。
(なるほど、たしかに暗くてよく見えないわね)
籠目の印を結び、ぽぅと蛍色に輝く鬼火をともす。そこに描かれていたのは……

第12.5話 ヒロシ“参上”する

岩壁には素朴な千手観音像が刻まれていた。長年放置されてすっかり風化した観音像、呪われた村
目当てのヤンキーでも訪れたのか、腹部にはスプレーで「ヒロシ参上」の文字が描き殴られていた。
「…これがリカさんたちを呪ったというの?」
とてもそんな禍々しいものには見えないが。仏様もお気の毒に…と埃だらけの胸板を撫でたその時、
観音像の顔がぐにゃりと邪悪に歪んだ。
35名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 14:16:57 ID:OuQTsWl5
…ヤツが来る…はやく逃げなければ。
加護女は廃村を必死で駆け回っていた。ボンヤリとした日中に、あんな間が抜けたモノに襲われる
なんて冗談じゃない。アレが四人の若者たちを狂わせたというのだろうか。廃屋の板塀に寄りかか
り、加護女は緩んだ飾り帯を締めなおした。どうやら撒いたようだ、一度退却して態勢を……
ばりばりばりっ
背後の壁から無数の腕が生え、加護女の身体を絡めとった。
ヒロシ参上、と刻まれた巨大な観音像。それが加護女を追いつめた怪物の正体だった。
「ちょっと、離しなさ…ひゃうっ」
無数の指が着物を裂き、加護女の肢体をまさぐる。
「ひゃははは…はぅ…けほっ…ひっ…」
腋の下、脇腹、内腿、足の裏……全身のあらゆる敏感な部分を同時にくすぐられるという責め苦に
笑いながら激しく咳込み、涎を垂れ流す加護女。身悶えするたびに形の良い乳房がふるふると震え、
ほんのりと桜色に染まっていく。執拗なくすぐりの連続に笑い疲れた加護女は、呼吸困難に陥り
幾度となく意識を失いそうになった。だがそのたびに、観音像は鋭く尖った独鈷杵で白い柔肌を
えぐり、彼女を現実へと引き戻すのだった。
たおやかな指先が次々と加護女の秘部を拡げ、侵入し、丹念に掻きまぜていく。やがて梵字を刻
んだ掌にまで淫らな液体がつたいはじめたのを認識すると、観音像はきりきりと仏頭を巡らせ、
経文を握りしめた手を笑い苦しむ加護女に見せつけた。自分の腕ほどもある経文を上下に振るう
その動作に相手の意図を悟り、加護女が必死に身じろぎする。だが、四肢の自由を奪われ、籠目
の印も結べない状態ではどうすることもできない。
めりめりと肉壁を押しわけて、経文は加護女の胎内に納められた。
ちぃん、ちぃぃん…
鐘の音にあわせ、無慈悲な抜き挿しが続く。経文を縛っている封紐の結び目が不規則な刺激をもたらす。
「あぅ…あぁぅ…」
宙を仰ぎ、白目を剥いて為すがままにされていた加護女は、ふと背後に堅い感触をおぼえた。
法衣の隙間から覘いているのは、兇悪な角度でそそりたつ雁首をそなえた巨大な張り型だった。
呪わしい観音像は、淫水にまみれた華奢な両脚の間から煩悩の塊を突きだして加護女に誇示した。
あたかも自分が巨大な男根を生やしたかのような姿勢のまま、両手でそれを擦ることを強要される
加護女。石造りである筈の男根は暖かく脈うち、勢いを増していく。
その肉棒にも、ご丁寧に文字がしたためられていた――ヒロシ参上。
(結局、ヒロシって誰なのよォッ!)
声にならない叫びをあげた瞬間、加護女は腰を持ちあげられた。しかし、加護女の秘部にはいまだ
極太の経文が鎮座している。
(まさか…)
無数の指が押し拡げたもうひとつの穴に、ぬらぬらとした肉棒が突きたてられ――

ぐったりと横たわる加護女の耳に、楽しげな笑い声が聞こえてきた。
「カラオケ大会盛り上がったのう」
「しかし公民館が遠くてかなわんなあ」
「おや、娘さんどうなさったね?」
数人の老婆たちが覗きこんでいた。ちぎれとんだ衣服を慌てて掻き集め、腰をふらつかせながら
起きあがる。
「あの、ここは…」
「ふふふ…呪われた村なら隣村よ」
片目を隠した老婆、いや、若い女性…たぶん若い女性が微笑んだ。
「厄いわね」
薄れゆく意識のなかで加護女は思った。割烹着にモンペ姿似合うなあ、この人。
呪われた村への道のりは、まだ遠い。
36名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 14:19:05 ID:OuQTsWl5
後編はきっとこうなる、そんな予想。
37名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 21:27:05 ID:63wnK9od
乙です

自分も今週の話を読んで真っ先にヒロシ参上が思い浮かびました
38名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 21:23:19 ID:ePaIN7Xs
薄れゆく意識のなかで加護女は思った。割烹着にモンペ姿似合うなあ、この人。>>

同意
ていうかあの人に似合わない服なんてない 
39名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 19:53:14 ID:RBIV3IxP
しかし初期稿の加護女いいなあ
40名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 11:14:05 ID:wr/TbmVe
加護女凌辱でありそう展開。
女性が立て続けに行方不明になる事件が発生し行方不明になった女性の両親から探して欲しいと依頼が来る
調査を進めて行く内に富士の樹海のとある廃屋が怪しいと睨み潜入する加護女
そして廃屋の中で行方不明になっていた女性達を見つけ逃がす加護女だが
最後の一人を逃がそうとした時に女性が加護女の首を絞めあげる
不意を突かれ動揺しながらも女性を当て身で気絶させる加護女。全てが終わったと安堵する加護女
だが突然、女性の身体から液体が流れ触手を持つ正体不明のゲル状の魔物に姿が変わり攻撃する
加護女は避けきれずに強烈な一撃をモロにお腹にくらい壁に叩き付けられ
ゲホゲホ咳き込んでる隙を突かれ触手に絡め取られ服を引き裂かれ口に触手がねじこまれ大量の液状の媚薬を流し込まれ
思考も上手く働かなくなり愛撫により何度も絶頂に導かれ快楽に溺れ始める
そして加護女が魔物の正体が自分では手に負えない程の実力差がある特S級の超上級淫魔獣である事に気付いた時には既に全てが手遅れでHの経験が皆無な加護女は1日で何百回と絶頂に導かれるのはひとたまりもなく
疲労し衰弱しきり
加護女はついに敗北宣言をし屈伏し触手が無ければ生きてはいけないが性処理人形になるまで調教され幽閉されてしまう

後日、消息を絶った加護女の捜索の為に樹海の廃屋を訪れた仲間のツバメ(漢字が変換出来ない)もまた淫魔獣の卑劣な罠と毒牙に掛り絶頂につぐ絶頂のイキ地獄に落とされ調教され堕ちて言ったのは
また別のお話です

文才ないので文章にはなってません。すいません
41名無しさん@ピンキー
>>40
いやいやGJ!