【GPO】アルファシステム総合エロその4【式神3】

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
いつの間にか落ちていたので立てました…
前スレ
【GPM】アルファシステム総合エロその3【式神】
2名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 11:43:27 ID:EfSDnbBc
2GET
3名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 13:22:06 ID:I5hzZkon
3ゲット

良かった、立てる前に検索しといて……
「ガンパレ」とか「マーチ」とか「GPM」で検索してもヒットしなくて
試しに「アルファ」にしたらヒットしたから、ギリギリだったw
4名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 16:14:05 ID:YDfJ7bXF
誰か俺屍ではなしを書いてください。
5>>1:2007/01/04(木) 18:14:54 ID:GCX84SEt
>>4
俺屍はスレが独立していなかったか?
6名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 23:02:39 ID:VNtdFpMU
>>1乙 新年にまとめて圧縮食らったぽ。
あと、俺屍は少なくとも今はスレがない。過去ログだと投稿も結構あるし、ここでおkかと。
(無名世界観総合エロじゃないからね)
7名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 07:11:07 ID:+ZYiT+0e
即死帽子祈願
祭ちゃんも幸せになるように祈願
8祈願転載:2007/01/05(金) 07:13:09 ID:+ZYiT+0e
2 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2005/11/18(金) 22:19:38 ID:j56GsgQ5
アルファシステムサーガよりアルファシステムが関わった全仕事。

ファイティング・ストリート (PCエンジン−CD)
 格闘アクション ハドソン 88.12.04
凄ノ王伝説 (PCエンジン−Hu)
 RPG ハドソン 89.04.27
マネーダイアリー (PC−9801)
 ビジネス サムシンググッド 不明
SCD (X−68000)
 ツール SHARP
No・Ri・Ko (PCエンジン−CD)
 アイドル ハドソン 88.12.04
ダウンロード (PCエンジン−Hu)
 シューティング NECアベニュー 90.06.27
モンスターレアー (PCエンジン−CD)
 シューティング ハドソン 89.08.31
イースT・U (PCエンジン−CD)
 RPG ハドソン 89.12.21
大魔界村 (PCエンジン−SG)
 アクション NECアベニュー 90.07.27
バトルスタジアム (ファミコン)
 スポーツ I・G・S 90.12.20
9祈願転載:2007/01/05(金) 07:14:12 ID:+ZYiT+0e
3 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2005/11/18(金) 22:20:10 ID:j56GsgQ5
サイバーコア (PCエンジン−Hu)
 シューティング I・G・S 90.03.09
ノーブルマインド (X−68000)
 RPG アルファ・システム 不明
パワーリーグ (X−68000)
 スポーツ ハドソン 不明
上海2 (PCエンジン−CD)
 パズル ハドソン 90.04.13
上海2 (X−68000)
 パズル ハドソン 不明
ポピュラス (PCエンジン−Hu)
 シミュレーション ハドソン 90.04.13
バイオレントソルジャー (PCエンジン−Hu)
 シューティング I・G・S 90.12.14
イースV ワンダラーズ・フロム・イース (PCエンジン−CD)
 RPG ハドソン 91.03.22
ダウンロード2 (PCエンジン−CD)
 シューティング NECアベニュー 91.03.29
Float2 (X−68000)
 浮動小数点パック SHARP 不明
10祈願転載:2007/01/05(金) 07:15:21 ID:+ZYiT+0e
4 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2005/11/18(金) 22:20:40 ID:j56GsgQ5
Float3 (X−68000)
 浮動小数点パック SHARP 不明
サイバーコア (X−68000)
 シューティング SPS 不明
トリッキー (PCエンジン−Hu)
 パズル I・G・S 91.07.06
財テク家計簿 (PC−9801)
 ビジネス サムシンググッド 不明
ポピュラス ザ・プロミストランド (PCエンジン−SCD)
 シミュレーション ハドソン 91.10.25
天外魔境U 卍MARU (PCエンジン−SCD)
 RPG ハドソン 92.03.26
アドベンチャークイズ カプコンワールド (PCエンジン−SCD)
 クイズ ハドソン 92.06.19
Float2 (X−68030)
 浮動小数点パック SHARP 不明
Float3 (X−68030)
 浮動小数点パック SHARP 不明
サイキック・ストーム (PCエンジン−SCD)
 シューティング 日本テレネット 不明
11祈願転載:2007/01/05(金) 07:16:12 ID:+ZYiT+0e
5 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2005/11/18(金) 22:21:11 ID:j56GsgQ5
龍虎の拳 (PC−エンジン−AC)
 格闘アクション ハドソン 94.03.26
CD−ROMカプセル4 (PCエンジン−SCD)
 オムニバス 小学館 93.11.
ゴジラ怪獣大決戦(スーパーファミコン)
 格闘アクション 東宝 94.12.09
GODZILLA(DESTROY ALL MONSTERS) (Super NES)
 格闘アクション 東宝 95.
CD−ROMカプセル5 (PCエンジン−SCD)
 オムニバス 小学館 94.03.
エメラルドドラゴン (スーパーファミコン)
 RPG メディアワークス 95.07.28
CD−ROMカプセル6 (PCエンジン−SCD)
 オムニバス 小学館 94.07.
ホーンドアウル (プレイステーション)
 ガンシューティング SCE 95.12.29
リンダキューブ (PCエンジン−SCD)
 RPG NEC HE 95.10.13
MYST (プレイステーション)
 アドベンチャー ソフトバンク 95.01.27
12祈願転載:2007/01/05(金) 07:17:09 ID:+ZYiT+0e
6 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2005/11/18(金) 22:21:40 ID:j56GsgQ5
MYST(Play Station the Best) (プレイステーション)
 アドベンチャー ゲームバンク 97.03.28
ドリームチェンジ 小金ちゃんのファッションパーティ (Loopy)
 着せ替え カシオ 95.
わんわん『愛情物語』 (Loopy)
 アドベンチャー カシオ 96.
シミュレーション・ズー (プレイステーション)
 シミュレーション ソフトバンク 96.11.29
シミュレーション・ズー (セガサターン)
 シミュレーション ソフトバンク 97.02.07
タクラマカン 敦煌傅奇 (プレイステーション)
 アドベンチャーパズル パトラ 96.11.22
タクラマカン 敦煌傅奇 (セガサターン)
 アドベンチャーパズル パトラ 96.12.27
ネクストキング〜恋の千年王国〜 (プレイステーション)
 恋愛SLRPG バンダイ 97.06.27
リンダキューブ・アゲイン (プレイステーション)
 RPG SCE 97.09.25
リンダキューブ・アゲイン(Play Station the Best) (プレイステーション)
 RPG SCE 99.06.03
13祈願転載:2007/01/05(金) 07:17:48 ID:+ZYiT+0e
7 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2005/11/18(金) 22:22:13 ID:j56GsgQ5
ネクストキング〜恋の千年王国〜 (セガサターン)
 恋愛SLRPG バンダイ 97.11.20
拡大越前 (Windows)
 アプリケーション パトラ 不明
幻世虚構 精霊機導弾 (プレイステーション)
 ガンシューティング SCE 97.12.11
ルナ シルバースターストーリー (プレイステーション)
 RPG 角川書店 98.05,28
ルナ シルバースターストーリー(Play Station the Best) (プレイステーション)
 RPG 角川書店 99.04.28
リンダキューブ 完全版 (セガサターン)
 RPG アスキー 98.06.18
サイバー大戦略 出撃!はるか隊 (プレイステーション)
 シミュレーション システムソフト 99.02.04
サイバー大戦略 出撃!はるか隊(Super Lite 1500シリーズ) (プレイステーション)
 シミュレーション サクセス 00.09.28
俺の屍を越えてゆけ (プレイステーション)
 世代交代RPG SCE 99.06.17
俺の屍を越えてゆけ(Play Station the Best) (プレイステーション)
 世代交代RPG SCE 00.07.06
プチぷちコレクション(i−mode)
 セルフチェッカー ハドソン 01.01.22
14祈願転載:2007/01/05(金) 07:20:41 ID:+ZYiT+0e
8 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2005/11/18(金) 22:22:49 ID:j56GsgQ5
高機動幻想ガンパレード・マーチ (プレイステーション)
 学園戦略シミュレーション SCE 00.09.28
Magic:The Gathering (ドリームキャスト)
 トレーディングカードゲーム セガ 01.06.28
式神の城 (アーケード)
 シューティング タイトー 01.09.13
暴れん坊プリンセス (プレイステーション2)
 RPG 角川書店・ESP 01.11.29
式神の城 (Xbox)
 シューティング キッズステーション 02.03.14
式神の城 (プレイステーション2)
 シューティング タイトー 02.06.27
式神の城EX (Windows)
 シューティング キッズステーション 02.08.08
テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2 (ゲームボーイアドバンス)
 コスプレRPG ナムコ 02.10.25
式神の城 EVOLUTION 紅/藍 (Xbox)
 シューティング キッズステーション 02.12.19
式神の城U (アーケード)
 シューティング タイトー 03.04.22
式神の城 (ゲームキューブ)
 シューティング キッズステーション 03.10.24
新世紀エヴァンゲリオン2 (プレイステーション2)
 ワールドシミュレーター バンダイ 03.11.20
15名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 07:21:13 ID:oaN78wYX
ハァハァ
気持ちよくなりたい^^
いくいく
待ってます

kojirou999@hotmail.com
16名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 19:44:45 ID:WsVuC1TI
>>1
17名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 22:37:09 ID:0Osimvdb
うーむ、そろそろ神が現れてくれないと新スレ早々また落ちてしまうな・・・。
18名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 22:48:43 ID:aY15CquU
ホシュ
191:2007/01/13(土) 20:41:27 ID:0TJy/EiM
保守上げ…つうか…2ちゃんねる自体無くなるのだが…
20名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 00:50:32 ID:IGkM0x8j
いやでもここ2ちゃんじゃないでしょ?
それとも、俺が細かい事情を知らないだけで
2ちゃんが消えたらここも連動して消えたりすんのかな

とりあえずアルファの作品はガンパレード・マーチしか知らないから
それで良ければ、その内投下してあげるよ
21名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 10:15:23 ID:vU05wmiZ
投下を心からお待ちします
22名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 01:44:24 ID:vUyf5QPw
航亜美派な私は、異端


それはそうと、テンダーってエロくね?
ttp://www.geocities.jp/idemoso/yaneura/amphisbaena.jpg
23>>1:2007/01/15(月) 08:11:33 ID:U/0cSMU/
>>22
良いんじゃないか…世の中には、速水×田辺でハアハアしている俺がいるし…
24名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 15:11:30 ID:gn8Qdek6
>>23
同士
25名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 23:23:47 ID:ShFJ7+QL
>>22
作品投下を激しく希望する
26職人に変わりまして>>1がお送りします。:2007/01/17(水) 19:39:43 ID:RbG1bTrf
題名
上田虎雄の憂鬱
書いた人
>>1



「ア…ン…ハァ…ッンッ…ン…」
上田虎雄は思わず、保健室を覗いていた…
そこには、小島航と石田咲良がいた…

「う…随分と上手くなったじゃないか咲良…」
なんとあろうことか石田は小島のペニスの鈴口を舐めていた……
「ン…そう良く解らないけど…ンチュ…でも航が喜んでくれるなら、嬉しい…ン…クプ」
石田の舌は鈴口からカリに這わしながら…「ここが気持ち良いの?」とまるで、飴のように小島のペニスを舐めまわした…

(僕は見てはいけない物を見てしまったのかも知れない…)上田は自分の下腹部が熱くなっているのを感じていた…

「クア…もっと激しく…してくれ…」
「う…ん…っ」
石田は小島のペニスをくわえたまま自分のショーツの中に手を突っ込み自慰をしていた…

「そろそろだ…クァ飲めるか?」
石田はコクリと頷くと、
「フウッ…ンンッ」石田は小島のペニスを上下にこすり刺激を与えていた…やがて、
「ングッ…ング…ハッハッ…………ンウッ…ウゥゥゥゥ…ッ……ンゥ…ン……ッ…」小島は石田の咥内にカウパー液を注いだ…
「コグリ…ケホッケホッ…」石田は噎せて口からカウパー液を垂らしながら、
「あっ…ごめん…こぼした…」

「いや…良いんだ、済まないな」

上田は心臓が激しく鼓動しているのを感じていた…その時…

「コラッ上田ッ!」上田はギクッとなった…
27唐突に壬生屋×瀬戸口☆設定整合性は皆無:2007/01/18(木) 01:37:12 ID:EdlpOhX0
 俺の手練手管は、自慢じゃないがちょっとしたもんだ。
 既に腕の中に抱えた学兵服に身を包んだ少女――というにはちっとばかり年かさな女……つまりは、共生派だ――は、
うっとりとした表情を隠そうともせずに、俺に向けて唇を突き出し、口付けをせがんでいた。
 俺もそれに応えようと、胸のかすかな痛みを抑えながら、女の顎に手を添え――
「不潔です!」
 久方ぶりのキンキン声が耳に響いたのはその瞬間だった……。
「!!!」
 うっとりとしていた表情が、一瞬で真剣なものに変わり、共生派の女は素早く俺の腕から抜け出し、
あっと思う間もなく視界から姿を消した。なんつー早業だ。
「隆之さん!」
 再び裏路地に響く、甲高い声。久しぶりに聞くと、きついなこりゃ。あの頃の俺の鼓膜は随分丈夫だったらしい。
 視線をやると、当然のようにそこには道衣をまとった見慣れた顔があった。
「……未央」
「……隆之さん……」
 未央。隆之さん。俺たちが二人きりの時は名前で呼び合うようになって随分経った。
 そうなって以来の耳に響く、あの戦いの中で聞きなれた、甲高い声。俺を叱責する声。
 今だからわかる――嫉妬の声。 
「……あー、その、なんだ」
「不潔、です……」
「……あのなぁ」
 今回の任務は、さして難しいもんじゃなかった。
 俺の経歴をご存知のあの古狐委員長殿からの依頼で、一人ばかり共生派と目されてる女を引っ掛け、
情報を引き出してもらいたい、という事だった。件の女は学兵と言うには年かさで、挙げている戦績が故に見逃されているが、
共生派としての疑いが濃厚だ、と言うのが俺が委員長殿から聞いた話。
 が、実際には……だ。いざ口付けを、という状況に至るまでの間に話を聞く限りでは、彼女に共生派の「気(け)」はなかった。
 ま、当然隠してるかもしれんわけで、女だったらお手の物、ってな具合に、俺はさらなる情報を引き出そうと、いわゆる手練手管って奴を
繰り出そうとしてたわけだが……そこでコレだ。
「任務だから、仕方がないだろ? 何もお前さんを裏切ろうってわけじゃない」
「……それでも……嫌なものは嫌です!」 
 そもそも、いざ出かけようって時に見つかったのは誤算だった。それも最悪の、最も見つかっちゃ駄目な奴に。
 過去の俺の最愛の人の生き写しであり、今現在、そして最後の最愛の人、壬生屋未央。
 今思えば、後ろめたさが顔に現れてたんだろうな……よりによって、未央は俺についてくるなどと言い出しやがった。
 仕方がないので、ついてこさせて、市街に入った所で撒いた――つもりだったんだが、コレだ。
 ま、壬生屋家の娘として鍛えられた彼女の身体能力を甘く見ていた、という所か。
 こう見えて戦場の鬼とも称される凄腕の人型戦車乗りだ。
「……なぁ、未央。お前さんは、まだ俺を信じてくれてないのかい?」
 約束はした。もうお前を悲しませるような事はしない、と。
 だからまあ、今回の任務も、女をベッドの中に引き込んで……というような事は考えていなかった。いやホントに。
「………………」
 怒りに満ちていた彼女の表情が、ふと揺れる。
「そ、そんな事を……そんな事を……」
「え、あ、ちょ……」
「そんな事を、言われ、ても……嫌なものは、嫌な……ものは……」
 見る見る内に、彼女の目の端に光る物が満ちていく。
「……嫌っ……嫌なのっ!」
 そう、吐き出すように言って、彼女は泣き始めた。
 何とかなだめようと浮かべていたあいまいな笑顔は吹き飛び、俺の顔には後悔だけが浮かぶ。
 泣かせてしまった――俺のせいで――
「あー、えっと、おい、未央……」
 何とか泣き止ませようと、肩を抱こうとしたら、彼女の方からわっと俺の胸の中に飛び込んでくる。
 遠慮杓子無しの突進。思わず膝が砕けそうになるが、何とか意地で耐えた――よくやった俺。男の子。
 隆之さん、隆之さんと繰り返し嗚咽する未央の背を、幼子をあやすようにぽんぽんと叩きながら、俺は帰ったら
善行の古狐に大いにイヤミを吐いてやろうと心に誓っていた。

28唐突に壬生屋×瀬戸口☆設定整合性は皆無:2007/01/18(木) 01:38:09 ID:EdlpOhX0
 小一時間が経って、ようやく未央は泣き止んだ。
「……悪かった、未央」
「………………」
「もう、金輪際こんな任務は受けない。本当だ」
「………………」
 実際、俺の心の中は後悔で一杯だった。泣かせるような事はしないと、そう誓ったのに、このザマだ。
 もっと、もっと大事にしたい。しなきゃいけない。でないと、また俺は後悔する。
 俺が思ってる以上に、もっともっと大切にしないと駄目だ――そう、俺は学んだ。
 だからもう、繰り返さない。
「私も……」
「ん?」
 泣きやんでからずっと黙り込んでいた未央が、口を開いた――何故か、頬を赤らめながら。
「私も、悪かったと思っています……」
「え?」
「……あの、その……隆之さんと、に、えっと……こういう事、いたして、おりませんでしたから」
 ……これは一体どういう事だ。
 未央の顔はこれ以上無い程に真っ赤に染まりきっている。こういう事、というのは、つまりはそういう事だろう。
「だから、殿方として、欲求不満が溜まるのも、仕方がありませんよね……私、迂闊でした」
 確かに、俺と未央は、未だにキス以上の段階に歩みを進めた事はなかった。
 だが、別に俺は欲求不満というわけじゃないぞ? 今回の依頼だって、古狐が古狐だから知ってる古傷を持ち出されてイヤイヤ……
「……ちょっと待て」
「けど、もう大丈夫です、隆之さん!」
「だからちょっと待てって」
「私、その……練習、いたしましたから……こういう、こと……」
 最後は消え入るような声で、彼女はそう言った。
 ……なんでそういう話になる!?
「……練習、って?」
 何を聞いてる俺。
 驚きと困惑が、思わずあらぬ質問を口走らせた。
「えっ? それは、その、野菜……とか……」
 ………………落ち着け、俺。野菜を秘所に突き入れて喘いでる未央を想像してテント作ってる場合じゃない。
「……未央」
「なんですか?」
「お前さん、自分が何言ってるかわかってるか?」
「え……そ、それは……」
 落ち着いて思い返して、彼女はようやく自分が何を口走ったのか気づいたらしい。
「……わ、私……な、何を言っているのでしょう!?」
「……俺の方が聞きたいよ」
「い、い、い、今のは、今のは聞かなかった事にっ!」
 真っ赤も真っ赤、掌まで真っ赤にしながら、慌てて俺から視線をそらすように後ろを向いた。
 ……ああ、もう、ホントに……。
 微笑ましい。可愛い。愛おしい。
 俺はコイツが――今ここに生きてるコイツが、大好きだ。
「未央」
「きゃっ」
 後ろを向いた未央の背を、包み込むように抱きしめる。優しく。傷つけないように。
「た、隆之さん……っ?」
「聞かなかった事に、ってのは無理な相談だな」
「……え、あ……。………………っ!?」
 未央の背に、俺は自分の猛った物を押し当てた。
「練習、したんだろ?」
29唐突に壬生屋×瀬戸口☆設定整合性は皆無:2007/01/18(木) 01:39:04 ID:EdlpOhX0
というわけで、本番に入る前に力尽きたわけでー。
なんか空気読めてなかったりしたらごめんねー。
あと、名前で呼ぶって設定ないかもーっていうかないー。
30唐突に壬生屋×瀬戸口☆設定整合性は皆無:2007/01/18(木) 01:45:43 ID:EdlpOhX0
っていうかそれ以前の問題として壬生屋っぽくねー瀬戸口っぽくねーごめんよー
31名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 04:37:47 ID:v3oE7xQP
ついでに竹内乃恵留派な私は同士に会ったことが無い…

>>25
まさか、そんな事を言ってくれる人がいるとは思わなかった。
と、言うわけで、こんなので良ければ
ttp://www.geocities.jp/idemoso/yaneura/kobold.jpg
あと>>22の方も、ちょっと弄ってます
32>>26の続き:2007/01/18(木) 07:20:19 ID:G4Va+ir2
「ウワァァ!?…」
振り向くとそこには、菅原乃恵留と渡部愛梨沙と横山亜美がいた。
「こんな所で何やっているのよ!」と乃恵留…
すかさず愛梨沙が
「そうだぞ上田君仕事しろよな〜遊んでいるとまた石田と小島にどやされるぞ」

上田はホッと一息ついて、
「な、なんだ君達か…」
横山はむっとしながら
「なんだ…じゃ無いでしょ!
折角声を掛けてあげたんだから、
感謝しないとぶっとばすから!」
乃恵留が「トラなんてほっといてカラオケいこっ」
「…うん」と愛梨沙
「うぉぉぉぶっとばす!」と横山…

「…はぁビックリした…何だったんだ…一体」
その時、


「…上田?」
3326→32の続き:2007/01/19(金) 02:24:26 ID:D6cXSXgS
…と石田の声がした、
「?!」
「やあ、上田君さっきから覗いていたのかい…」
ジトっと上田を見ながら小島が言った、「…つ!?」上田は顔を真っ赤になってしまった…
「そうなの?」
と石田に問われて、上田は頷いてしまった…


「ああ…入って来いよ」



「あ…上田のココも航と一緒だ…」
石田はそう言ってズボンの上から上田の股間をさすった
「えぇっ!?な…ななな…」

小島は笑いながら、「上田君には刺激的すぎたかな…アハハ」

上田は、学兵らしく精いっぱい威厳を保ちながら、
「こじ…小隊長殿こ、こんな所で何をやっているんだ…いし…中隊長殿まで…こんな…」

「私なら…いつもしているから大丈夫だ」
「…そ、そんな中隊長殿…」
「…咲良、口でしてやったらどうだい?」

「ええぇっ!?」
石田は上田のズボンのファスナーを下げてペニスをやさしくさすりながら、朱い瞳で上田を見つめていた…
(ああ…その瞳で見つめないで…見つめられると…僕はあぁぁ)
上田は顔を赤らめていた…
「上田も苦しいのか?
いいよ…私でよかったらしてあげる…」
「ち、中隊長…ちょっ…まっ…アァッ…ヒャウッ!」

石田は上田のペニスを絶妙に舐めまわした…
「やっぱり上田はおかしい…ウフフ変な声を出して…」
小島は石田の苺柄のショーツをすりおろして、「咲良にして貰うだけでも有り難いと思うんだな…その間、俺が咲良を楽しませてやるよ」
そう言うと小島は濡れぼそった石田の秘裂にペニスを挿入した…

「ハァ…ン…チュ☆ハァァァァァ…!
おっきいいいの…奥にぃぃぃ…」

34名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 02:26:44 ID:jvRTL2WE
>>30
瀬戸壬生キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ガンパレに飢えてたんで嬉しいよ!
名前呼びもイイよ、そのまま突っ走ってくれ。
続き投下wktkで待ってるから。
3526→32、33の続き(完):2007/01/19(金) 11:23:17 ID:D6cXSXgS
石田は、後ろから小島に秘裂を責められながら、上田のペニスの鈴口を舐めていた…
「アッ…ハフッ…ン…上田…ヒモヒイイ?」
「ち…中隊長殿…さ、最高です…☆」

「へっ咲良…やっぱりお前の膣(ナカ)は最高だなぁ…」

「ンンッ…!ハァァァァァ…ッ…クフゥ…ン☆」

「ハウ…ンッ…ンァン…チュルッ…ンブッ…ゥ…ンウ…ンウウゥッ…ンッ…ンッ…ッ☆…ンプッ…チュ☆」

やがて上田は…
「あ…もう…ダメだっ…なんかで…出るんだよ…い…しだ…っ!」

やがて絶頂を迎えた上田のペニスから白い粘液が石田の咥内に注ぎ込まれた…
「ングッ…!?…ンンン…っ…ン―ッ…ングッ…ン…クフッ…アハァッ…アァアンッ一杯…ィィィィ…ハアッ…マダ…出てルゥゥゥゥゥッ☆
ハァ…ァァァァァン!!」


「ア…ン…凄い量だ…でも、もうだしちゃうなんて…、上田って早いんだ…」



「俺はまだまだだよ…咲良ぁああ!」

「ヤァン…アッ…アッ…イィヨオォォッ…航ォォォ…ハアッ…ハアッ☆モッ…トォォォ…」

(ああ…航と…中隊長は素晴らしいんだなぁ…ペンギン…)
上田は精液と鼻血をだしながら呆けていた…

36名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 17:39:08 ID:Ud/Z9JQ6
>>30
瀬戸壬生GJ!!
練習の成果見たいですー。
37火焔とコガ。:2007/01/20(土) 04:25:36 ID:C28HSjJG
山岳騎兵隊の仕事は深夜にまでなることが多い。
ほとんどは自分達が騎乗する動物兵器の世話である。

「んっ!」

相棒、コガのブラッシングを終えて結城火焔は軽く伸びをした。
時計を見ると深夜一時、美少女はもう寝る時間だ。

「おっし! コガ、綺麗になったぞぉ!」
「バウッ」

コガは尻尾を振った。

「それじゃあ、火焔ちゃんはおねんねの時間だァ! また明日な!」
「バウッ」

コガは、バイバイをして去ろうとする火焔の後ろ姿にタックルをかけた。

「ふんぎゃっ!」

頭からゴンっと床に倒れる火焔。
うつぶせになってパンツ丸見え。
そのパンツの白い布をコガが引っ張り、パンツだけがぺろんと脱げる。

「ったあぁ! 何すんだ、駄犬!」

おでこにでっかいたんこぶを作った火焔が怒鳴ると、コガは謝っているつもりか
モロ出しになったお尻の割れ目をぺろぺろと舐めた。

「ひゃっ! ああんっ! やっ、ぁあっ! 駄目ぇん!」

コガはご主人にまだ遊んで欲しいらしい。
38名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 15:29:12 ID:616RzNLv
>>37
獣姦キター(=^∀^=)
続き頼む!
39名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 19:24:54 ID:wG6pehq2
然し第六世代は妊娠しないから、このようなネタは書けないなあ…

アズサ:「ちょっとこのバカザル!痛いじゃない!」
佐久間:「俺のチンポでうめき泣けぇぇ!」
アズサ:「ちょっと中出ししないでよ!」
佐久間:「アズサっ俺の子を孕めぇぇぇ!」
アズサ:「あがちゃんが〜でぎぢゃうぅぅぅぅよぉぉぉぉ!!(泣)」
40名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 16:37:06 ID:jPd5c7HO
>>39
青の章で、これまでの設定をひっくり返してくれるような壬生屋がいるから、おkじゃないのか。
41深澤は見た。:2007/01/22(月) 18:48:01 ID:/gdrQVoo
『うふふふふ』

闇のしじまに聞こえてくる声は幻聴だ。

『んぅ・・はぁ・・あっ・・あんっ』

幻聴ですよ。
僕はベッドにもぐりこみ、春先の薄い毛布で両耳を塞ぐ。
ぎゅっと目を閉じる。
目を閉じると、なおさら鮮明になって、薄暗がりの月光に照らされた白い肌とはだけた制服が、細い指が、幻聴に重なり淫靡に蠢く。
「はぁ、はぁ、はぁ・・」

『うふふ・・あっ・・いい子。そう・・上手よ・・』

『ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ』

彼女の高揚した甘い声に、獣の蜜を舐めるぴちゃ、ぴちゃ、という音。
彼女の求めに従順に、獣が蜜を舐める。
彼女の指が、やさしく獣を撫でる。

『ふ・・、んぅっ! ああっ! ああっ!』

幻聴です。
聞こえるわけが無い。
青みを帯びた月光が差し込む厩舎で起きている出来事が、僕の潜り込んだ自室のベッドの中にまで響いてくるわけがない。
幻聴なんです。

『あっ、あっ、いいっ、イイわっ、そうよ・・いい子ね』

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・」
なんで聞こえてくるんです。
なんで耳から離れてくれないんです。
考えるな。
思い出すな。
彼女の上気した頬と吐息が聞こえてくる。

『うふふ・・いい子ね、・・健司・・』
42航×遙:2007/01/22(月) 20:21:56 ID:71rUv/s5
おや、数日来ない間にいくつか投下が。
このスレにも多少なりとも人がいたということなんだな。
よかったよかった。

安心したとこで、このスレの即死回避のために書いてきたやつを
投下しとこうかな。


か細い、虫の鳴くような悲鳴が部屋に染み渡った。

「…い、いや…。何するの…。こ、来ないで…。来ないで…!!」

「俺には小隊の部下との親睦を深める義務と権利があるんだよ、吉田さん。」

遥は悲鳴をあげてスカートを引っ張っている航の頭を押しのけようと、躍起になった。
しかし、航は怯むことはなく、遥のスカートを 捲くりあげ ついにはその中に顔を突っこんでしまうのであった。
その姿は痴漢以外の何者でもない。 常識の範囲を遥かに超えている、航の行為に 気が遠くなりかける
初心な上に、もともと大人しい彼女は、こんなときどうしたらいいのかわからない。
普通ならこんなとき、怒ったり、怯えたりするべきなのかもしれないけれど
まだ、感情がそこまで追いつかない。頭の中がぐるぐると混乱している状態だった。

小島さん、いったい、どうしてしまったの!?

小島 航。彼がこの中隊に隊長として赴任してきてから早二週間が経つ。
それだけの期間で彼は柔らかで物腰の良い包容力、実力に裏打ちされた統率力を如何なく発揮し、
早くも中隊のメンバーからの人望の殆どを掌握しつつあった。
男子からは頼られ、女子からは慕われる正に理想の中隊長といったイメージだ。

しかし、遥は最初この小島 航という男が好きになれなかった。
もちろん異性そのものが苦手であることに変わりはなかったが、それとは別に
人間的に何か近寄り難いものを第一印象で感じ取っていたのである。
43航×遙:2007/01/22(月) 20:22:48 ID:71rUv/s5
だがその第一印象とは裏腹に、彼の遥に対する態度は実に甲斐甲斐しいものであった。
勉強が難しくて授業についていけない時には、一緒に深夜まで残って懇切丁寧に教えてくれた。
体力が足りなくて皆との合同訓練をこなせない時には、敢えて参加させることをせず、
代わりに日曜日に一日中付きっきりで、私のペースに合わせて訓練してくれた。

彼は、自分に色々なものを与えてくれた。仕事場、たくさんの友人。
それに、 ゲーム以外なにもとりえのない、口下手な自分の話を、優しく真剣に、聞いてくれる

そんな彼に、明確な自覚こそ無かったが、次第に憧れに近い恋情さえ抱くようになってしまっていた。

しかし、最近になって、彼は激変してしまった。やたらと自分をからかったり、セクハラをしたりして彼女を 玩具にするのだ。

誰に訴えようにも、真面目で人当たりのいい好青年で通っている我らが隊長が こんな真似をするとは、
とうてい信じてくれるはずもない。 ただ、ひたすら、航のセクハラとイジメに耐える日々が続いているのである。


「…吉田さん…これ、紐パン…だよね?」
「い、いや……。見ないでっ」
「これは驚いたな。吉田さんは、リボンのついた木綿パンツを愛用していると
思ってたんだが。こんな布面積の少ないHなパンツを愛用してるなんて。みんなが知ったら驚くだろうな。」

「ち、違うの…。これは、この前の、カラオケのときの王様ゲームで、
当たったやつなの…。いつも履いてるわけじゃないんです!」


ついこの間、慰安のために開かれたカラオケ大会のことは
彼の記憶にも新しかった。ビンゴだか、福引だか、最後のほうにそのようなイベントも
企画したモノだった。 こういう景品つきの企画は意外と士気高揚に役立つものである。

こういうゲームには、豪華な賞品などよりもむしろ、ウケ狙いで用意したとしか思えないような
ソレ系のモノのほうが印象に残る。黒の男性用ビキニとか、エナメルのブラジャーとか、チャックのついた、
いつでもどこでもOKパンツ、 果ては大人の玩具、など笑うに笑えないものまで。
仮にも軍属の身の上であればとても考えられないような代物ばかりだが、だからこそ
未だ自分を信望せずに身構えている一部の部下の警戒心を解くにも役立つというものだ。

「でも、当たったからって、普通、履かないよな。こんなエロいパンツ。黒いし、スケてるし。」

実際には、そんなにエロティックな、デザインと言うほどでもないのだが、
垢抜けない純朴な女の子なイメージの彼女が履くような代物ではないことも確かで

「…うう…。」

指摘されてかああああと、全身が赤く染まるのを感じた遥だった。
じんわりと涙が込み上げてくる。
44航×遙:2007/01/22(月) 20:25:49 ID:71rUv/s5
吉田 遥 十四歳。ちょっぴりどころか、かなり内気な女の子。
学力にも体力にも乏しかったが、その分卓越したプログラミング能力と
幻獣の索敵能力には目を見張るものがあった。
だが、そんな実力に比例する自信をもっていなかった。
落ち込みやすく、内向的な性格は自分でもなんとかしたいと思っていた。
けれど、持って生まれた性格は努力しても、そうそう変わるものではない。

だから、せめて、少しだけ、見えないところで冒険する、
勇気を振り絞ってその下着を履いて見たのが今朝のことである。
運が悪かった。まさか、隊長にスカートを捲られ、
頭を突っ込まれることになるなどとは思いもしなかったのである。


「…小島、さん…。もう…いい加減にスカートの中から出てきて…下さい…。」

「あ、ごめん、つい居心地が良くて。」

スカートの中からよっこいせ、と、顔を上げると、遥の平手打ちが待っていた
避けることもできたが、甘んじて、受け入れてやる航。
頬にクリーンヒット。彼女なりに精一杯の力で叩いたのだろう。
しかし、まったく痛くも痒くもなかった。

「ひどいです。小島さん…。」

そう言って、遥は航を睨んだ。しかし、それは彼の欲望を却って刺激するだけの
仕草になってしまっていることに彼女は気がついていない。

上目遣いの小動物のような、黒目がちの瞳。愛しんで庇護したいと思うと同時に、
奪って滅茶苦茶にしてしまいたくなる。
45航×遙:2007/01/22(月) 20:27:15 ID:71rUv/s5
「小島さん、私…小島さんに、なにか悪いことしてしまったの?」

「いや、全然?」

「…だ、だったら、なんで…私に…こんなことを…。…こんな意地悪…するの?」

「意地悪なんかしてないさ、イイことならしてあげてるけどな。」

航は、そう言うと服の上から、遥の小ぶりな乳房をゆっくりと撫で回した。

「ひっ…やっ、やめてください…。」

航は逃げようとする遥の華奢な肩を、がしっと抱き寄せた。
ろくな抵抗する暇も無く遥は鍛えられた腕の中に閉じ込められてしまう。
そうして、がっちりホールドして、彼女の身動きを取れなくしてしまった航は、本格的なお触りを開始するのだった。
右手で柔らかな乳房をぞんぶんに味わう。というか殆ど無いに等しいほどの小さな胸なので、
乳首のあたりをコロコロと弄ぶというほうが正しい。そして、残りの左手は小ぶりなヒップをスリスリ撫でさする。

「…や…!触らないで!」

遥は涙目になって、胸を掴んでいる航の手をぽかぽか殴ったり、噛んだりしてその腕の中から逃げようと、
必死になった。しかし、いくらあばれても、航の腕の中からは逃れることはできない。
当たり前と言えば、当たり前なのだ。彼は自分と同年代の少年とはいえ、軍技、体術に長けた中隊のリーダーで
自分は非力な非戦闘員のオペレーターなのである。単純な腕力で彼にかなうはずも無い。

航の手が、遥の細い脚を強引に割り開いた。
ぴたりと閉じていた場所に空気を感じて遥の羞恥と緊張は極限に達する。
それでも彼女は顔を両手で覆い、じっと恥辱に耐えることしかできない。

「これが吉田さんの大切なところか。…綺麗なピンク色だな。まだ一度も使ってないって感じだ。」

「…いやっ、やめて…!見ないで……!!」

「生えてもいないのか。まるで赤ん坊の割れ目のようだぞ」

吐息が恥ずかしい場所に当たり、誰にも見られたことのないソコに彼の視線が落ちているのがわかる
目を瞑っても視線を感じる。
食い入るような、航の目が恥ずかしくてたまらない

気が狂ってしまいそうになる。
46航×遙:2007/01/22(月) 20:29:59 ID:71rUv/s5
からかうような、航の言葉を否定しようとした遥は
次の瞬間、一番、敏感な花芽を指先で弾かれて、声をあげてしまった。
腰を浮かせて逃げようとしても、鍛えられた少年の腕に押さえつけられ
遥の華奢な身体はびくとも動けない

布地越しと違って、直接的な刺激にピリピリとした痛みにも似た感覚が、
身体に走る。声をあげまい、と彼女は唇を噛み締めたが、
すでに先ほどの愛撫で半分、覚醒させられていた快楽の器官は、
彼の指先ににいともたやすく反応して、とろりとした蜜を流した。

「…あっ、だめ…ソコ触っちゃ…いや」

「ソコってどこのことだ? 言ってみてくれないか、吉田さん」
意地悪く尋ねると、遥は泣きそうな顔をして首を振った。

「言えないなら仕方無いな。その気になるまで弄ぶだけだ」

そう言うと航は激しい愛撫を再開し、彼女の敏感な場所を徹底的に攻めたててやる。
蜜で滑らかになった指でなで摩る。花芽がしこるように硬くなってくると
勢いをつけるように指のスピードを速める。

ふいにか細く咽ぶような声をあげて、遥の体が小刻みに痙攣した。
突っ張るように固まっていた脚が、弛緩し、シーツの上に投げ出される
と同時に、遥は生まれて初めての絶頂を経験してしまった。

「さあ吉田さん、答えてみろ、どんな感じだ?」

だが遥はあまりの快感の前に答える気力もなく、半失神状態で力なくベッドに横たわっていた。
息も荒く、彼女がハァハァと息をつくたびにふたつの小ぶりな突起が上下している。
もう、限界もいいところだった。 航はニヤリと笑うと、

「よし、いい返事だ……。もう充分ほぐれきったようだな」

航は強張りきったペニスを、遥の秘所に押し当てた。
処女膜の抵抗は若干あったものの、充分に潤ったそこは
思ったよりも、すんなりと彼を迎え入れた。


「いっ・・・・・!!」
初めての絶頂の余韻を味わっていた彼女は、突然、襲ってきた激しい痛みで、
自分の純潔が奪われてしまったことを悟る。

「……いたいっ!!!…いたっ、いやっ、抜いてっ!!」
47航×遙:2007/01/22(月) 20:30:36 ID:71rUv/s5
「痛いのは最初だけだから、我慢しろ。」

挿入するときは思ったよりも楽に入ったのだが。
やはり内部はかなりきつい、苦痛すら感じる
とてもじゃないけれど、このままでは動けない。
航は繋がった状態のまま
まだわずかに充血したままの、彼女の花芽を指でそっとなぞった。

「…あっ…」
途端に膣内がきゅっとペニスを締め付ける。
達してしまいそうになるのを必死に堪えながら、手の動きをくり返した。
やがて――痛みが薄れてきたのか、遥の唇から、小さく声か洩れ始めるようになると
航はゆっくりと動き出した。

柔らかく暖かな肉が、ペニスを咥え込むように絡みついてきて
航の身体に、快楽が走る。熱が、身体を支配する。
顔から汗がつたわって、遥の白い胸に落ちる

限界が近い
48航×遙:2007/01/22(月) 20:31:31 ID:71rUv/s5
「吉田さん、そろそろ出すぞ。」

耳元にそう囁くと
苦悶に歪めらていた顔が
驚愕の表情に変わる。経験の無い初心な彼女にも、
それが何を意味するかくらいはわかった。
「い、いやっ、中に出さないで……!!」

「おかしなことを言うな。出されても俺たちは子どもなど作れない身体だろうに」

この話の舞台となる第五世界ではある時期を境に生殖能力が低下していることが発覚し、
人類は18世紀ごろからクローン技術で子孫を残すことを余儀なくされていた。
彼らは数えて第六世代目となるクローン体である。
従って彼らにとってのSEXとは、生殖行為というよりはむしろ
快感を得るためだけの共同自慰に等しいものだった。

「だって・・・・・赤ちゃん・・・・・できちゃうかも…。」

「面白いじゃないか。いいだろう、俺の赤ん坊を孕んでみろ。」

普通ならそんな子どもでも分かる一般常識を理解しないはずが無い。
だが、幼少から他人と距離を置き、ゲームの世界に没頭していた遥には
どこかで人の常識とは異質なところに常識を作り上げていたのかも知れない。
ともかく、そんないやいやをするように首を振る遥にかまわず。
航は込み上げてくる快感を堪えることなく、彼女の中に白濁した精を残らず吐き出した。

ゆっくりと遥の中からペニスを引き抜く
破瓜の血と交わった、桜色の精液がシーツの上を汚す。
49航×遙:2007/01/22(月) 20:33:22 ID:71rUv/s5
ぽたりと、遥の頬から大粒の涙が落ちた。

「・・・・・ひどい・・・・・どうしてこんなこと・・・・・。」

「吉田さんが好きだから、じゃダメか?」

「嘘……。好きだったらこんなことしない・・・。
好きな人同士でこんなことしたらもっと優しくしてくれる…。
私をイジめたりなんかしない……。」

「本当だ、一目見たときからずっと、吉田さんのこと可愛いと思ってたんだ。」
遥は何も答えずに小さくかむりを振ると しくしくと泣き続ける。
だが、そんな震えるように泣く遥を見て航の心に浮かんだ感情は
どうにも抑えがたい加虐心だった。

彼にとってSEXとは部隊の女性隊員を心身ともに手中に収めるための手段のひとつに過ぎなかった。
そしてただ一人中々自分に従わなかった吉田 遥を計画どおり少しずつ段階を踏んで篭絡し、
そして今、その目的は完遂したはずだった。
だが、空想上の物語に没頭しすぎて他と掛け離れた一般常識を持つ遥にとっては
強引に攻めるのはむしろ逆効果であったらしい。

だが、もう、後にはひけない。
こうなったら面倒だが、彼女の頭の中に描いた世界ごと突き崩してやるほか無いだろう。

「信じられないって言うなら、何度でも証明してやる。」

「……え……?」
「おまえには、お前の想像だにしない新しい世界を学習させる必要があるようだからな。」
航は遥にそう宣言すると 有無を言わさず、再び彼女をベッドに押し倒すのだった。

「……ちょっ、ちょっとまって…! 小島さん!! ……いやーっ!!」

あと何十回弄ばれるのだろう。
あと何百回突き上げられるのだろう。
いつになったら自分は解放されるのだろう。

誰も聞くものとて無い、か細くすす切れるような悲鳴が部屋に染み渡った。
50名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 20:36:59 ID:71rUv/s5
とりあえずこんなとこです。
ちなみにうちのPC小島弟は
石田と工藤と村田と竹内と壬生屋とののみと上田の
全員と真ピンクになっております。

最後に残った吉田さんを一週間くらいお持ち帰りし続けてるんですが
まあおそらくこんなことになってるのでしょうw それでは。
51名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 07:48:28 ID:86AHBmma
>>42-50
エロ監督GJ!
然し、小島弟×吉田とは良いものだ、実は漏れの吉田エンディングはPC小島弟だった…
52名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 00:59:10 ID:9FW/u8Js
>>39
古風だから性行為について疎い、という一般的な法則を
ひっくり返して適用、つまり、古風だからやったら妊娠しちゃうと思ってる、とすれば無問題。

>>50
と思ったら既にその設定で来てますね。
乙です。

やはり破瓜はいぃ!すごくいぃぃ!
53名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 11:31:17 ID:g4MG4jUH
>>52
吉田が古風?アハハ…
単なる恋愛シミュレーションゲームのやりすぎだと思うが…
吉田エンディングは正に某ギャルゲー…
54名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 16:14:33 ID:ry6hqwqD
『原百翼長、兵への私的制裁・・・まったく、あなたは一体何を考えているのですか!』
善行は原と石津を隊長室に呼び出していた。机にはいじめの現場写真
『・・・』
『私も海軍の人間です。私的制裁が必ずしも悪だ、とは思いませんが、石津さんは衛生官、整備と何の関わりがあるのです・・・理由を聞かせてもらいましょう』
善行は理解していた。素子は嫉妬から石津さんをいじめていた。ただ、本人から言わせるべき、だと考えていた。
彼は、原本人がここで石津に聞かせる形が最も納得できるそう踏んだのだ
『申しw『理由を聞いているのです』』
素子にはつらい時間だと思う。別れたのはこの私のせいだ、それも理解している。だがその憤りを私でなく他人に向けた。それは許されるべきではない
『ごめん・・・なさい』
石津が下を向いた
『石津さんが謝ることではありませんよ、これは私たちの問題です。あなたは何も悪くない』
『違う・・・の・・・私も・・・好き、だから・・・奪われるのは、恐い、もの』
『嘘言わないで!あたしを哀れんで庇うつもり!?そうよ!私がいじめたのは、善行の傍に居た貴女への嫉妬よ!!』
言葉と涙を溢れ出させて出て行こうとする原の腕を石津が掴んだ
55名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 16:17:06 ID:ry6hqwqD
『はなして!!』
石津は精一杯の力で原を引き止めつつ言った
『あなた・・・が、私をいじめれば・・・善行さんが、あなたを嫌いになる・・・そう、考えた、の・・・でも、違った。』
あくまで善行は原を見ている。それを今のやり取りで石津は理解したのだ
『あなたは、なにも・・・間違って、ない。ごめん、なさい・・・』
原の出ていこうとする力が抜けた、石津は原に微笑み
『だから・・・優しく・・・してあげて、ね』
善行にそう言って今度は石津が隊長室を出て行こうとした
『ちょっと待って・・・!』
原は叫んだ
『一方的・・・過ぎるじゃないの!好きなんでしょ!?善行が!』
石津の動きが一瞬停まった
『だったら・・・!』
原はそれを見逃さず石津の手を取って引き戻した
『対等で、勝負したらいいじゃない!』
同棲のハンディぐらいは許してあげる、あとは
『善行。あたしを抱いたように、この娘も抱いてあげて。それでイーブンよ』
善行はこの時まで、石津は原の為に演技をしてくれているのだと思っていた。だが、彼を見た石津・・・萌の顔に涙が光るのを見て。己の愚かさと、置かれた状況に混乱した
『据え膳は食べてもらうわよ、善行』
原は服を脱ぎつつそう言った
56名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 16:21:16 ID:ry6hqwqD
緑やって萌りんの『あ・・・う・・・もっと・・・』にムラムラして書いた、エロ書こうとしたら妄想が限界突破したのでここまでで、頭冷やしてくる!この三人が好きだ!大好きだ!誰か漏れのオーバーヒートを冷ましてくれ。orz
57名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 22:41:10 ID:g4MG4jUH
>>56
頭を冷やしたら、また続きを書いてね…待っているから…
然し石津はよかったな滝川と公式カップルになって…
58名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 22:44:02 ID:LGom2B9y
滝川との公式は森さんとばかり思ってたんだが
青では何故か茜ということになってたなあ・・・。弟なのにww
59名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 00:02:32 ID:b3XXh5Y2
電撃GPMだと公式カップルが見開きで出てるが(速水/舞、善行/原、狩谷/加藤、遠坂/田辺、瀬戸口/壬生屋、若宮/新井木)
ここだと滝川は田代、石津は来須、森は茜だね。ついでに中村はヨーコ、岩田はののみ。

まあ、田代(カオリ)、来須(クリサリス)、岩田(ヤガミ)、ヨーコ(BL)は第五世界から消えるから、残った連中同士でくっついてる気もする…
って茜も茜作戦の後消えるんじゃなかったか? 森カワイソス。相方がいない。
(まあ中の人がアルファ社員なんで割食わされるのは仕方ないけどさ。田辺も第五から消えるらしいし遠坂/森?)
60名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 10:05:06 ID:UYkAxsdH
>>59
ニーギこと新井木を忘れている…
すると、最終的に
若宮×希望(ののみ)なのか?
61名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 13:10:12 ID:Rnzw10Zs
遠坂も瀬戸口とコンビで別世界で活動してるっぽいし
62名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 21:09:18 ID:cw9iCBPq
づらパレからGPMに入った自分的には
森→厚志×舞がジャスティスでしたww
63名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 05:33:37 ID:e3TL7+Hg
>>62
青の章で森さんがデレデレになってしまったのには、ショックだった…
ツンデレ整備士が良かったのに…
64名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 07:07:41 ID:qhPwDZxp
>>63
分かってないよな。俺もニートの滝川が好きだったのに。
65名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 20:51:20 ID:x8Txlt4b
熊本戦をくぐり抜けて未だにニートだったら駄目だろ
66名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 21:57:26 ID:e3TL7+Hg
今日ガンオケのエロ同人誌を三冊買ったのだが…(女隊長地獄責め、ももビーム、もも褥)
この三冊以外になんか無いですか?
67名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 23:31:56 ID:V1YrJqKH
>>66
あれ?どこかのスレで半角池って言われてなかったっけ?
68名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 02:05:00 ID:yZ+wS+tu
>>53
いや、古風っていうか、性知識が未熟っていうか、そういう意味。
>恋愛シュミレーションゲームのやり過ぎ
そんな感じだねw

というか、第五の恋愛シュミレーションは、やっぱり孕んだり産んだりって展開もあるんだろうか?

>>59
茜が生きてるか死んでるかはまだ未確定らしい。
茜作戦後に姿消してるのは確定っぽいけど、
茜作戦での大損害の責任を取って軍を離れた、という可能性もある・・・・・・か?


間違いなく相手がいないのは中村であろう。
彼はソックスに生き、ソックスに死すのだ・・・南無参。
69名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 08:01:46 ID:ray5kT65
中村はダイエット成功、彼女ゲットのハズ
70名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 18:30:43 ID:6cp/5wuO
しかしあの顔で痩せてもなぁ……
71名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 21:40:32 ID:tkfBFgjs
最低接触戦争初期にネーバルウィッチの捕虜になって、
自分たちと異なる性器がどういう反応を示すのか散々実験された挙句、
最後には艦長以下百数十名の全乗員に輪姦されて腹上死した奴…一人位はいるだろうなあ。
72名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 23:31:53 ID:kY0SS2ze
ま…
正に最低接触
73唐突に(ry:2007/01/31(水) 05:19:41 ID:/AuoNms9
 まあ、当然の話だが、初めての、それも最愛の人相手に、あんな路地裏でいきなり野外プレイとしゃれ込む程にゃ、
 俺は鬼畜じゃないわけだな。……ホントだぞ?
 近場にそういう事をできる場所が無いか、と考えた末に思いついたのがここだった。
「……隆之さん……ここは……?」
 有体に言えば、廃墟。所々壁は崩れかけ、歩みを進める度に埃が舞い上がる。
「秘密の隠れ家、って奴かな?」
 しばらく使っていなかったせいか、あちこちに蜘蛛の巣が張っている。
 手でそれを払いながら、俺は奥へと歩いていく。
「………………」
 未央の顔には、不安の色がありありと現れていた。
 自分がどこに連れて行かれるのだろうかという不安か……あるいは、これから"する"事に対しての不安か。
 ま、両方だろうな。
「心配するな。もうすぐ着く」
 そういって程なくして、俺は目的の扉に行き着いた。
「ここだ」
 扉を開け、未央を招き入れる。
「!」
 そこは、それまで歩いていた廃墟とは似ても似つかない、整った部屋だった。
「我が秘密の隠れ家へようこそ。マイ・スイート・ハニー」
「……す、凄い……!」
 未央が瞳を丸くする。
 まるで、高級ホテルの一室のような絨毯、カーテン、そしてベッド。
 ここだけは掃除されていたか、埃はほとんど舞っていない。
「ま、とりあえず飲み物でも飲むか? 酒もあるぞ」
「……隆之さんも、未成年ですのに」
「ははは、ま、固いこと言いなさんなって。どうする?」
「じゃあ……少しだけ」
 俺は笑いながら、備え付けの小型冷蔵庫から瓶を取り出した。
 栓を開けて、戸棚から取り出したコップに中身を注ぐ。
「一体、ここは?」
 ……まあ、当然の疑問だな。
 ここは、俺が芝村に飼われていた時、真夜中に舞う事を条件に与えられていた休息の場所――
「……まあ、昔、ちょっとな」
「………………」
 俺の手渡すコップをソファーに腰掛け受け取りながら、未央は物珍しげに辺りを見回している。
「……その……女の、方と?」
「……え、あ」
「ふふふ……気にしませんよ、もう」
 不安気な表情から覗く、悪戯めいた笑顔。……ちょっとだけ怖い。
「……まあ、そういう事もあった」
「もう、無いん、ですよね?」
「ああ」
 俺はきっぱりと答えた。
「……嬉しい」
 不安気な表情が、少しだけ和らぎ、今度は喜びの笑顔が彼女の顔を彩る。
 朱に染まった頬が、本当に、可愛い。愛らしい。愛おしい。
「じゃあ、一先ず乾杯だ」
「はい」
 いますぐにでも抱きしめて、想いをぶつけてしまいたい衝動を抑えながら、俺はグラスを掲げた。
「ありきたりだが……俺たちの未来に」
「私たちの、未来に」
 グラスを打ち合わせる、澄んだ音が響いた。
「……お酒、飲むの初めてです」
「ま、無理するなよ」
 変な匂い、と呟きながら、未央はグラスの中身を一気に飲み干した。……って一気に!?
「うにゃ〜」
 見る見る内に、顔どころか、手や足まで真っ赤っ赤の真っ赤っ赤に染めて、仰向けにソファーに全身を投げ出した。
 それなりの度数の酒だ。今まで酒に耐性の無い人間が一気飲みすれば、まあ、ぶっ倒れるのは至極当然。
「……………………えーと……」
 ……こ、こういう展開になるとは、思ってなかったぞ、おい。
74唐突に(ry:2007/01/31(水) 05:21:02 ID:/AuoNms9
オチではないです。
まだ続きますw

レス下さってありがとうございます。
相変わらず瀬戸口と壬生屋っぽくないですが、
とりあえずぼちぼちと続けていきたいと思います。
75名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 20:08:21 ID:4GTvEGB1
GJ!
素晴らしく瀬戸壬生だと思います
wktk
76名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 02:21:41 ID:vOCYLRPO
待ってたよ!w GJ!続きwktkしてる。
77名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 00:18:27 ID:J3W+VETr
 ちょっとお聞きしたいんですが、新井木って壬生屋の事なんて呼んでましたっけ?
78名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 02:00:54 ID:sm3Rig6X
>>77
違うと思うけど、みぶちんとかみぶやんとかみおりんとか呼んでるイメージが何故かある。なので自分はそう呼ばせてる
でも無難に未央ちゃんで良いんじゃない?
79名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 02:03:26 ID:J3W+VETr
ありがとうございます。
そこら辺もネタにしますか・・・。
80名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 22:31:45 ID:kjIRqhDp
そろそろ保守しとかないと
81航×百華:2007/02/09(金) 08:06:37 ID:RLnCLn89

百華を体育館裏の物陰に連れこんだ航は、一分程の口付けを交わし、
彼女を後ろから抱きすくめる。

「ん………ぅ…ぁ…や、やっぱりここでするのは…その」

「だが…勃ったままで女子更衣室には行けないだろう…?」

航は百華のスカートと下着を摺り下ろすと、
制服越しに然程大きくは無いが弾力のある乳房を愛撫し始めた。

「ん!止せ航…」

リボンタイを解き、制服の中に手を差し込むとブラを外し、乳首を弄ぶ。

「んん…うぉっ!はん…あ!」

「ふふ…駄目じゃないか…そんな声を出しちゃ……聞こえるぞ?」

航が耳元で囁く、耳にかかった吐息と触れた唇が百華の抵抗意欲を奪う。
それでも屋外での行為に対する羞恥心からか、喘ぎながら航を制止する。

「んんっ、お前がぁ、お前が言わせてるんだろうが!」

「うん?聞こえなかったな、もう一度言ってごらん」

言いつつ航は百華の首筋に接吻し、ゆっくりと舌を這わせてゆく。

「だからお前があぁっ!…な、舐めるなぁっ!あう!」

唇を首筋から離すと、ウイッグを掻き揚げて耳朶を軽く噛む。
それは百華に背筋を貫く快感を与え、彼女は航の腕を掴み身悶える。

「うお!くっ!うああぁ…」

「ん…もう溢れそうじゃないか、そんなに耳が好きなのかい…?」

航は百華の陰茎に視線をおとし、その先端が濡れきっている事を見て取ると、
彼女のそれを右手で包み込み、亀頭を親指で擦り射精を促す。

「よせぇ!そこはぁぁ、やめ…う!はっ!んく!あぁぁ…」

「でっ、出る!航っ!はんん!くぅぁぁ…はぁ…はぁっ…こ…航ぅぅ…」

百華は恋人の名を叫びながら達して精を放ち、射精の快感に身を捩じらせた後
航にしなだれ、着衣の乱れを直されると、頭を撫でられながら快楽の余韻に浸る。

「そろそろ授業だな、動けるか?」

「いえ、その…腰が立ちません…」

〜終〜
8281:2007/02/09(金) 08:11:54 ID:RLnCLn89
前スレで誰かが見たいと言ってたような気がするのをやってみますた。
駄目だ…妄想は簡単でも文章にするのは難しい。
83名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 10:26:37 ID:ggFXO6BN
>>82
そうだよな…頭で考えるのは楽だが…文章化は…。


「やめて、…工藤さん…なにをするの」
「ああ、遥…お前が好きだっ…!」

「…女の子だと思ったのに…」
「女の子がこんなモノぶら下げるのかい」
そういうと、百華は、スカートを託し上げた

白の綿ショーツを黒々としたものが押し上げていた…

「いゃぁぁぁぁぁぁ…!!」遥は絶叫した…
84航×百華 バレンタイン:2007/02/14(水) 07:01:31 ID:RFOBMJkW
2000年2月14日 土曜早朝、戦時下であっても司祭が撲殺されたその日は来る。

工藤百華は手製のチョコレートを携え小島航の自宅の玄関前に立っていた。

「ぐぬうううううううう」

糞垂れが!動け俺の指!チョコレート渡すだけだろうが、押せ!押せ!ごー!

昨晩、葉月の家で3241小隊女性の大半と共にチョコレートの作り方を
葉月(と何故か居るチョコ舞に渡せない貰えないと嘆く厚志)から教わり、
どうにか作り終えると異様な形状のものはとりあえず伯父に渡し、
まともな出来のものを包装して航の自宅に行き、玄関前で呼鈴を鳴らそうと
手を伸ばしたまま動きを止めて数分が経過している。

「ぬあああぁぁ!」

意を決して脂汗が滲んだ額に皺を寄せ歯を食い縛り、呼鈴を鳴らした。
航は玄関先から聞こえてくる声に首を傾げながら扉を開き百華を招き入れる。

「…はい、おはよう、なにを唸っているのかは知らないがまあ入れ」

「あ、はい、おはようございます、お邪魔しますね」

なにを唸っているかというのは平静を装い聞き流し家に上がる。
百華は靴を脱いで部屋に上がると、脱いだコートの内ポケットから
チョコレートを取り出して航の腕を掴んでそれを握らせて口を開く。

「あの…ええと、その…あ、こ、これを…わ、私の想いが詰まっています!
  だからその、受け取ってくれ…」

「俺に…?ありがとう…頂くよ、嬉しい…」

嬉しい、女装して隊の野郎全員にチョコレート配って回ってもいい位に嬉しい。
彼は監督子へと変貌を遂げるのであろうか、それはさて置き。

「受け取ってくれるんですね…良かった……」

感激した百華は航に抱きつき胸に顔を埋める。
85:2007/02/14(水) 07:02:51 ID:RFOBMJkW
腰に手を廻して抱き合っていると、百華が上目遣いで彼を見上げる。

「あの…当ってるんですが」

「朝だからしかたがない、気にするな」

下腹部にいきり立ちをあてがっておいて堂々と気にするなと言う。

「気にするなと言われましても……このむっつりめ…」

「そんなに言うなら宥めてくれればいいじゃないか」

「へっ?おい!」

言うが速いか航は百華を抱き上げると自室へ連れて行き、チョコレートを机に
置いて百華をベッドに降ろすと脱がようとするが服を押さえて抵抗される。

「こら!まて、いきなりナニするんだ、まだ心の準備が!」

「初めてじゃないんだからそんなに暴れるな、痛くはしない」

「痛くなくたって…もう、分かったよ、自分で脱ぐから後ろ向いてろ」

何度も肌を重ねた仲ではあるが、やはり目の前で脱ぐのは気恥ずかしい。
航は振り向いて服を脱いで折りたたみ始め、百華はウイッグを外して
上着を脱ぎ、リボンタイとブラウスのボタンを全て外すとブラウスを脱ぎ、
スカートを外して、下着と靴下も脱ぎ、畳んでベッドの隣に置く。
86:2007/02/14(水) 07:06:05 ID:RFOBMJkW
「いいぞ…」

「愛しているよ、百華…」

そう言うと、唇を重ね、百華の口内に舌を滑り込ませ彼女のそれと絡ませ合う。

「ん……ぅ………む…」

口付けをやめて百華を膝に乗せ、左右の乳房にそっと触れ、撫でさする。

「う……!くぅ!」

愛撫を続けているうちに徐々に桜色の先端が硬化していき、
やがて隆起して熱を持ったそれを航は中指と薬指ではさみ、捏ね回す。
百華の喘ぎがだんだんと荒く、より淫猥になってゆく。

「は…う…ひっ!ぁ!ぃっ!」

左手で揉み続けながら右手で百華の肉筆を持ち、親指と人差し指で亀頭をしごき、
残りの指で淫嚢を掴み、睾丸をいじる。

「うあ…出る…ぅ、くぅ!」

彼女の亀頭の鈴口を掌で包み、迸る熱い飛液を受け止めるとその手を臀丘にまわす。
87航×百華 バレンタイン:2007/02/14(水) 07:08:38 ID:RFOBMJkW
百華の白液で濡れた指腹で臀孔を撫でこすると中指を差し込み、
薄紅色の肉壁を掻き混ぜ、暫く刺激を与え揉み解してから指を引き抜く。

「いっ!はぁぁぁ…!あう!んん…」

航は正常位で陰茎を挿入するとゆっくりと奥に進めていく、
快感に百華の身体は跳ね、侵入してくる昂ぶった矛先をきつく締め付ける。

「うお!くぁぁっ!やめっ、だめだ!だめ、だめぇ!なかがぁぁ…」

「動かすぞ、いいか?」

「ぁふっ…ん……っ!んはぁっ!うあ!あっ!あっ!あっ!
あひっ!はああああぁぁ!ぐぅ!ぐっ!くぁ!」

それから数十、数百と中を抉られ、白い精を吐き出され、9時を過ぎた頃には、
航の胸と百華の乳丘は、彼女が臀孔と肉筆に与えられ続ける快感に耐えられず、
何度も亀頭の鈴口から吐き出したどろどろにぬめる体液に染められていた。

「もう…ぅ…!許してくれぇ…!航!こぉうぅ!」

百華は叫びと共に数度目かの快楽の頂に着き、
白液のしたたる自身の乳丘に、あらたに白濁した熱い粘液を迸らせる。

「…ん……出すぞ、百華……!」

「え…!?やめ……つ!!」

同時に臀孔が急速に収縮し、孔内深くを激しく上下する猛茎を強烈に締め付け、
限界の近付いていた航は白濁液を噴出させた。

「―――――――――――!!!」

百華は達した瞬間に直腸の奥に熱した濁流を噴出され、
猛烈な快感を与えられて声をあげることも出来ず全身を震わせながら悶絶する。
88:2007/02/14(水) 07:09:23 ID:RFOBMJkW
「あはぁぁぁぁ……ぅぅ…はぁ…はぁ…んん…」

漸く気が狂うほどの快楽から逃れられた百華は呼吸を整え、航を睨む。

「はぁ…こ、殺す気か馬鹿ぁ!」

「ははっ、よしよし」

航は笑って百華の頭を撫で、陰茎を引き抜く。

「はぅ……よしよしじゃないよもう、チョコ返せ」

航…伯父さんと同じくらい大好きだ……愛してる…
お前の為なら、何だってやって見せらあ、でもエロビだけは勘弁な。

〜終〜
89名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 07:27:34 ID:RFOBMJkW
なんかタイトル変わってるよ…駄文スマソ…
90名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 20:33:51 ID:YlHWlDFt
>>84-89
百華の白チョコバナナ乙…ツウカ他にカップルいるよな…
尚也×真央とか、トラ×乃絵留とか…
91バレンタインの悪夢:2007/02/14(水) 22:14:08 ID:RFOBMJkW
昼過ぎのハンガー前。

谷口は見慣れない女性と向き合っていた、肩まで届く濡れた様に艶やかな黒髪。
長身の部類に入る身長、どこか冷たさを感じさせる瞳と切れ長の眼。
学兵用のネルのダッフルコートを着た、物静かな雰囲気の美女だ。
以前どこかで見た気もするが、思い出せず困惑する。

「あの、谷口さんですね?私、貴方のファンなんです、受け取ってください」

「あ、ああ、すまんな、ありがとう」

その女性は谷口にチョコを渡し、礼を聴いて微笑むと走り去ってゆく。
彼女の後姿を眼で追いながら彼はある可能性を思い浮かべ怪訝な表情になった。

「もしかして航か…?一体何の冗談なんだ」

「谷口……」

「竜馬……」

突如後ろから怒りを押し殺した低い声が聞こえる、谷口が振り向くと、
石田、横山が悪鬼羅刹もかくやという表情でこちらを見上げていた。
谷口の背筋が凍り、全身を冷や汗がつたう、足が竦み、動悸が激しくなり、
何故だか知らないが人生の楽しかった思い出が脳裏をよぎる。

「な、何ですか、今のは、こ…」

谷口が何かをいい終える前に二人は殺気を漲らせて彼の息の根を止めに掛かった。

監督子は背後から響き渡る谷口の断末魔を聴いて、薄く笑いながら十字を切る。

「ははは…家族には立派に戦った末名誉の戦死を遂げたと伝えよう、竜馬」


2月14日 3241小隊 戦死者一名
9281:2007/02/14(水) 23:08:44 ID:RFOBMJkW
エロなしスマソ、突如脳裏に浮かんだもんで。
93名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 23:14:35 ID:YlHWlDFt
>>92
つ…ゴッドスピード谷口…
然し、ターニだけは螺旋にすら入れてない…
94バレンタインSS 航×咲良(1):2007/02/15(木) 00:17:15 ID:nflY0Orm
今日はバレンタインデー。青森第108警護師団、石田小隊の隊員の面々もこのイベントを前に
数日前から浮き足立っていた。
意中の人からチョコを貰えるかそわそわしている男子や意中の人にあげるチョコの準備に
忙しくしている女子。そして迎えた当日の朝。石田咲良は自宅のキッチンでうなだれていた。
「私は…最新最高性能の新型だ。それなのに…どうしてこうなるのよぅぅ!」
彼女の手元にはいびつなチョコ。湯煎ブロックチョコを5つ用意して前日の夜から格闘した結果がこれである。
味見をしてみたがとても食べられる代物ではない。
「小島に…渡せるチョコがないよぅ…」
泣きそうになっているとチャイムが鳴った。
「おはよう、石田さん…どうしたんだ?」
ドアを開けた瞬間、航の目に飛び込んできたのは涙目になった咲良の顔。
チョコの甘い香りと焦げたような匂いに部屋の中に目をやると、キッチンがぐちゃぐちゃになっていた。
「小島ぁ…」
「泣かないで。部屋に上がるよ」
咲良の頭を撫でながら航はそう言ってキッチンに向かった。
そこには鍋のお湯でそのまま煮込んだと思われるチョコだったものや、直接火にかけて鍋底にこびりついた焦げた
チョコの残骸があった。
(…まあ、想像はしていたけど…)
呆然としてそれを見ていると咲良はがっくりと肩を落とした。
「チョコを溶かして型に流して固めるだけ…それだけの事なのに、どうして上手くできないんだろう。
私…壊れているのかな…」
「石田さんは壊れてなんかいないよ。正しい方法を知らなかっただけだ。今度教えてあげるから
あまり落ち込むな。この失敗はいずれお前のためになる。最初からうまくやれる奴なんていないんだから」
「でも、アンタにチョコをあげたかったのに…っ」
とうとう泣き出してしまった咲良を航は優しく抱きしめた。
「俺の為に頑張って作ってくれたんだろう?それはよく解っているから。
チョコはなくても気持ちは確かに受け取ったよ」
「うん…」
航の胸に顔を埋めながらうなずく咲良。航の言葉が胸に沁みた。
95バレンタインSS 航×咲良(2):2007/02/15(木) 00:18:26 ID:nflY0Orm
散らかったキッチンを二人で片付けた後、咲良と航はリビングのソファでくつろいでいた。
「そうだ、石田さん、これ…受け取ってくれるかな?」
航はそう言って綺麗にラッピングされたチョコを咲良に差し出した。
「え…チョコ?私に…?…ありがと」
咲良は素直に喜んだ。チョコは大好きだし、何より大好きな航から貰えた事が嬉しかった。
二日前まではバレンタインとはチョコを貰える日としか思っていなかった。空先生からそう聞いたのだ。
それをちらっと口に出すと菅原が呆れたように言った。
「あんたバッカじゃないの?バレンタインは、女の子にとっては特別な日よ。
女の子が好きな人にチョコを渡して想いを伝える決戦の日じゃないの。何をノホホンとしているのかしらね」
隊長に向かってバカとは何だ!とは思ったものの、寝耳に水の情報にショックを受けた咲良は
こうしてはいられないと情報収集を開始した。想いを伝えるにはチョコは手作りが一番だと聞いて
ヤヴァネットでブロックチョコを在庫がある分全部買い占めた。結果は大敗、いびつチョコだらけ…
「はうー…」よみがえる記憶に思わずため息が漏れた。
「何だ、まだ気にしているのか?」
「ん…だって今、小島からチョコを貰えてすごく嬉しかったし、やっぱり私だってチョコをあげて小島に喜んでもらいたい」
その気持ちが嬉しいんだけどね、航は心の中でつぶやいた。
正直言って俺は甘い物が苦手だ。でも咲良がくれるのならたとえ無理をしてでも喜んで食べるだろう。
しかし手元に咲良の作ったチョコはない。どうしたら気持ちは伝わっていると納得してもらえるんだろう?
そう思いながら咲良の目を見つめた。
そして真っ直ぐこちらを見つめる瞳に釘付けになる。彼女はいつもそうだ。
何度身体を重ねても、ベッドの上でどんなにいじわるしても
俺を信じる目を真っ直ぐ向けてくる。その度に俺はひどい罪悪感に襲われる。でもなかなか、手は止まらない。
もうどうしようもないな。もうどうしようもない位に俺は彼女に惹かれてしまっている…
「…じゃあ、お前が俺に与える事ができる甘いモノを頂こうかな」
「え?でも私甘いもの何も持ってな…ふぁ…っん!」
咲良の首筋の弱い所を的確に狙って息を吹きかけた航は、力が抜けた咲良を抱きかかえてベッドに向かった。
そしてそのまま咲良をベッドに押し倒した。
96バレンタインSS 航×咲良(3):2007/02/15(木) 00:20:22 ID:nflY0Orm
「ちょ、待って、小島。意味が解らない…んっ…」
咲良の言葉を遮るように口付けながら、慣れた手つきで咲良の衣服を脱がせていく。
そして咲良の上に跨ったまま航も自分の衣服を脱ぎ捨てていった。
脱がされながら与えられる愛撫に身をよじらせながら、咲良は自分を組み敷いている男を見上げた。
「ん…小島…私がアンタに与える事ができる甘いモノって…何?」
「そのうち解ると思うよ」
そう言って微笑んで咲良に再び口付けた後、航は本格的に愛撫を与え始めた。首筋に舌を這わせながら
手のひらに丁度収まる形のいい乳房を揉みしだくと、咲良は甘い声を漏らした。
「ふぁ…んっ…」
航は左手は乳房を愛撫したままで右手を咲良の背中に回した。そして咲良の背中からお尻に向かって指先を滑らせた。
「ああっ!」ビクンと咲良の華奢な身体が跳ねる。
次々と与えられる快感に身をよじらせる咲良の脚を割り開き、彼女の蜜壷に手を伸ばすと、そこは既に蜜で濡れていた。
航はそのまま誘われるように咲良の蜜壷に口を寄せた。
「…!!だっ、ダメーッ、そんな所っ、はっ、恥ずかしいようぅっ!!」
そこを舐められるのは初めてで、咲良は羞恥の余り必死で抵抗するが、航は止めてくれない。
「どうして抵抗するんだ?俺に甘いものをくれるんじゃなかったのか?お前の蜜はこんなに甘いのに…」
チュパっと音を立てて咲良の秘所から顔を上げて、唇に付いた咲良の蜜を舌で舐め取る航を見て
咲良は恥ずかしくて死にそうになった。それなのに嫌じゃないと思うのは何故なんだろう?
解らない、解らないよ。
「…小島はやっぱりいじわるだ。バカ、もう知らないっ…」
頬を紅潮させ、涙目になった咲良を見て、航はまたいじめすぎたなと反省した。
しかし、いじめっこ体質は死ぬまで直らないということも自覚している。
「そんな事はお前に言われなくても解っているよ。でも確かにいじめすぎたね、ごめん…」
航は咲良を宥めるように涙に濡れた目元に口付け、咲良の髪を優しく撫でた。
97バレンタインSS 航×咲良(4):2007/02/15(木) 00:24:07 ID:nflY0Orm
優しく抱きしめてくれる航に身を委ねて、幾分落ち着きを取り戻した咲良だったが、しばらくして
下腹部に航の勃起した硬くて熱いモノを押し付けられた。顔を赤くする咲良を尻目に航は愛撫を再開させた。
蜜壷の上に存在する花芽を刺激され、仰け反る咲良を見て微笑むと、航は蜜を湛える蜜壷に指を差し入れた。
「ひぁんっ!!」
差し入れる指を2本3本と増やされて、咲良の蜜壷はとろとろに蕩け切っていた。
咲良は懇願するような表情で航を見つめた。
「小島っ…もう私っ…」
「もう、何だ?ちゃんと言ってくれないと解らないな」
やっぱりいじめっこ体質は直らないらしい。
「私、もう我慢できないよぅ…。お願い…早く来て…」
咲良はそれだけを言うのが精一杯のようだった。航は優しく微笑むと
咲良の蜜壷に己のいきり立ったモノを宛がった。
「んっ…」
先端が当たっただけで敏感に反応する咲良。航はそのまま一気に咲良を貫いた。
「あぁぁぁーっ!!」
咲良の膣内は熱くて蕩けそうで航はすぐに達しそうになったが、何とかやり過ごした。
執拗に咲良を突き上げ、攻め立てていく。
「あん、あん、んっ、あっ…。航、こぅーっ!!」
咲良も航の突き上げに無意識に腰の動きを合わせていた。お互いに絶頂に近づいている。
「咲良…そろそろいくよ…膣内に出すけど、いいか?」
返事をする余裕が無いほど追い詰められた咲良はコクコクと首を縦に振り、航の腰に脚を絡める事で
OKのサインを出した。航は遠慮なしに白濁した熱い液体を咲良の膣内に勢い良く注ぎ込んだ。
「あぁぁー!!んっ、…はあ、はあ、…ん…っ…」
98バレンタインSS 航×咲良(5):2007/02/15(木) 00:25:44 ID:nflY0Orm
快感の白い波に捕らわれ、気を失っていた咲良は航の腕の中で目を覚ました。
「んっ…」
「おはよう。良く眠れたみたいだな」
霞のかかった頭でぼーっと考え込んでいた咲良だったが、昨日の記憶が戻った途端、傍にあった枕を
航に向かって投げつけた。
「ちょ、咲良、何をするんだっ!」
「うるさいっ!アンタはいじわるなんだから、こんな事をされても当然なんだ!」
やれやれ、まだ怒っているのか…航は苦笑した。
「何がおかしいんだ!バカ、バカ、航のバカ!」
拗ねた表情の咲良が可愛くてまた笑ってしまいそうになったがそれを抑えて咲良に謝った。
「ごめんな、咲良。…ああ、それと」
「それと…何?」
「昨日はご馳走様、咲良。…甘くて美味しかったよ」
航は子供っぽい可愛い笑顔を見せて咲良の耳元で囁いた。航のその笑顔にドキドキしつつも
また考え込む咲良。数秒後、顔を真っ赤にして再び枕を航に投げつけた。
「可愛くない!アンタは可愛いけど可愛くないんだ!航のバカーっ!」


Fin



バレンタインに間に合うように頑張って書いたけど無理だった…orz
もともと文章力が無い上に、誤字脱字その他諸々があると思いますが
勘弁してくださいorz
99名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 19:23:24 ID:Vli0BQHM
おおぅ! GJ!
100名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 22:20:07 ID:5+ns+Btr
監督大人気だなww
10181:2007/02/15(木) 22:42:02 ID:6O7ZGx2d
一つ聞きたいんだけど、
>>91みたいなネタ色々思いついたんだけど、もし出来上がったら書いてもおK?
そして監督子×百華はおK?書けるかどうかは分からんが。
102名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 22:49:31 ID:UgjAwR9r
怒涛の投下GJ!監督美味しい目にあい過ぎw
そろそろ監督以外の男キャラも見てみたい
103名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 09:18:36 ID:KVXBatK4
>>101激しくおK!投下されるのを正座して待ってます。
104バレンタインの亡霊  1:2007/02/17(土) 19:13:39 ID:nhaiBHDP

谷口にチョコレートを渡し終えた監督子は他の部下を捜して校内を歩いていた。

「あれは竹内君、か」

竹内は、はぁ、今年も誰にも本命チョコは貰えないんだろうなぁ。
等と考えながら歩いていると監督子に声を掛けられ足を止めた。

「竹内さん」

「え、はい」

「受け取ってください、私の気持ちです」

「あ、ありがとうございます!」

やった!春が来た!

「あの、お名前を聞いても良いでしょうか?」

「小島航と言うんだ」

「……隊長…はははは……ああ、もう冬か…」

竹内は、灰となった…真っ白な灰となり、雪と共に青森の空を流離うのだ。彼のその身と心は
我らの知らない何処かで新たなものと成るだろう、願わくば、次の世も共に御国の盾と為らん事を
―ゴッドスピード、竹内―

「ゴッドスピード、竹内」

監督子は、散りゆく竹内を見事な最敬礼で送り、悲しげに翠の眸を伏せる。
倒れ伏した竹内を放っておくか保健室へ連れて行くか悩んでいると、野口が声を掛けてきた。

「おっ?どうしましたお嬢さん、とついでに竹内君」

「いや、チョコあげたら白目剥いた、よほど嬉しかったんだろうな」
「同志レジェンドか?お前、なんでそんな格好してんだ?」

「幸せは周りにも振りまかないとな、そういうわけだ、はいチョコレート」

「サンキュー、でも野郎に貰ってもなぁ…」

「ふ、同志アトランティス…この俺がハンター同志にただのチョコレートを渡すと思うてか?
 隠し味は俺と兄の1週間物だ、靴下の芳醇な香り、まろやかな味わいをたっぷりと濃縮してある…」

「ソ、ソックスエキスだと!?ブラボォォォォ!ビバビバレジェンドォ!!」

野口は監督子にウインクすると、これ以上無いほどの笑顔で去って行った。
105バレンタインの亡霊   2:2007/02/17(土) 19:16:21 ID:nhaiBHDP
「そのチョコは確かにすばらしい味だろう…だが食った者を滅ぼしかねん、無事でいてくれよ…同志」

そう言うと、監督子は走り去る野口の背中を不安げな眼差しで見詰めた。
やがて野口の絶叫が学校中に響き渡る。

「ハアァァァァァァァァァァァイルソオォォォォックゥス!!!!」

「駄目だったか…さらば、同志ソックスアトランティス…愛に殉じたお前を、我らハンターは、永久に語り継ごう」

―ゴッドスピード、野口―

一筋の涙が、監督子の頬を伝った、戦友の立派な最期に、涙を流さずにはいられなかったのだ。

「こうしては居られない、同志の死、無駄はせんぞ、竹内君、君は必ず救ってみせる」

よいしょ、と掛け声とともに竹内を小脇に抱えて保健室へ連れて行く。

「誰も居ないか…」

ついでに岩崎君にチョコ渡しておこうと思ったんだがな、ま、机にメモと一緒において置けばいいか。
竹内君は適当な布団に寝かせて他の奴等にチョコ配りに行こう。

―数時間後―

『岩崎さん、いつもありがとう。日頃の感謝の気持ちを込めて、
チョコレートを贈ります。これからも私と仲良くしてくださいね。』

メモを見た山口はとたんに笑顔になり、岩崎は全身の毛穴から汗が噴き出すのを感じた。

「俊君?」

「いやいやいやいや誰なんだろうね?あはははははは」

―ゴッドスピード、岩崎―
106バレンタインの亡霊   3:2007/02/17(土) 19:17:52 ID:nhaiBHDP

校庭に出た監督子は訓練に励む上田とペンギンを見つけ、チョコレートを渡す。

「これでも食べて頑張れよ、上田君」

「うん、ありがとうコウ、でもなんで女装?」

「工藤さんの趣味だよ」

返答になっているような無いような返事をする。後日この発言は上田を問い詰めた菅原により
中隊に知れ渡り、工藤は百合っ娘と実しやかに囁かれる事になった。が、これはまた別の話である。

「ペンギン、餌だ。受け取ってくれ」

「ああ…」

「じゃあ、またな、ペンギン、上田君」

「じゃあ…あっ、菅原さん?そんな顔してどうしたの?」

見ると、頬を引き攣らせた菅原がこちらに近づいて来ている、目が、怖い。

「ト〜ラ〜?今のは誰なのよ〜」

「え、誰ってコウ、うわあぁぁ!」」

「問答無用!」

彼女は上田に目掛け飛び掛る、上田は顔面蒼白となりながら逃げる。

「若いな……」

ペンギンは雷電も食いそうに無い痴話喧嘩中の上田と菅原を眺めて
呟き、おもむろに監督子の手作りチョコレートを口にした。

「クエッ!あ…鯵入りだと……クケエェェ…」

監督子に悪意があったわけではない、筈、彼女はただ、
あの鳥類はチョコも魚も食うんだからまとめても食えるだろう、
俺でも食えたんだし、と思っただけである。

―ゴッドスピード、ハードボイルド―

「やめて菅原さん!助けてペンギン!」

「捕まえた、もう逃がさないわよ?おとなしくいいことしましょうね〜」
107バレンタインの亡霊   3:2007/02/17(土) 19:21:50 ID:nhaiBHDP
菅原の眼が何故か妖しく光る。そしてその手は上田の―
この世は常に強い者が弱い者を喰う…とは誰の言葉であっただろうか。

―ゴッドスピード、上田―

「あと渡していない奴は、速水君、瀬戸口君、佐藤君か、
しかしこいつら恋人居たな、どうしたものか…ま、ただの礼なら問題は無いか」

大蟻、もとい大有りだった。速水と瀬戸口は壬生屋とSM(壬生屋が鬼しばきで攻め)に、
佐藤は鈴木、渡辺と3Pに発展するが、今回は割愛させて頂く。そのうち書けたらいいなあ。

―ゴッドスピード、速水、瀬戸口、佐藤―

監督子は一仕事を終えて満ち足りた笑顔を浮かべ、弾薬補充の陳情の為通信室へ向かう。
そこでは工藤が通信販売を見ていた、監督子はその横に腰を下ろし今日の事を話しかける。
工藤は内心恋人がチョコを配るのが面白くなかったのか、聞き終えると不機嫌そうに口を開く。

「こんなに楽しかったのは久しぶりだな、また来年もやるか」

「そうかい、さ、俺の分」

「え」

「私の分、くれないんですか?まさか忘れてないよな?」

「あははははは」

「そうか、お前の身体くれるのか、そうかそうか、大丈夫だ、ここ防音だから」

工藤は立ち上がり、扉まで行き鍵を閉ると、監督子に振り向きうっすらと微笑み、
獲物を狙うかのように彼女を見詰めて眼を細めると一歩一歩確実に近付いて来る。

―ゴッドスピード、監督子―

2月14日 3241小隊 戦死者十名 死亡一柱
10881:2007/02/17(土) 19:24:05 ID:nhaiBHDP
エロなしスマソ、だが後悔はしない。
109名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 20:04:47 ID:vEIxAij8
GJ

監督×工藤を妄想していたら工藤×監督になって困っていた時に見たから吹いた
110名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 04:56:34 ID:8QXN7LJd
>>104-107
死して屍拾うもの無し…

やはりホワイトデーは緑女キャラをフタナリスト工藤隊長が…
111唐突に(ry:2007/02/19(月) 03:18:31 ID:np7XYG5w
 ―― 一方その頃 約二十時間ほど前の事 ――

 その少女は、いまだ誰も知らない、少女自身すらも知らないが、世界に選ばれた世界の守護者であった。
 人類史上六人目の絢爛舞踏章を受賞し、人類の決戦存在にしてHEROと、そう後に呼ばれる事になる少女は、
この時はまだただの少女であり、後に待つ己の命運など知る由も無く、いつものように大好きな"先輩"を追い掛け回し、
そしていつものようにつれない態度をとられ、そしていつものようにそれでもめげていなかった。
 名を新井木勇美と言う。
「来須先輩ー!今日はお弁当作ってきたんですよー!」
 来須は、自分に差し出された弁当箱――絵に描いたようなドカベンだ――を一瞥すると、
「……すまんな」
 そう一言だけ言い残して、その場を立ち去った。
 玉砕、である。
「………………」
 だが、この程度でめげる女では、新井木という少女はなかった。
 でなければ、一度は世界の防衛反応の為に記憶の中から消された存在を、それでも追いかけ、そして追いつき、
最後には結ばれるような事もなかっただろう。
 全ては執念の為せる技――だが、それはまだまだ先の話。
「……やっぱり、カッコいい」
 うっとりした声で呟く彼女は、まだ普通の少女だった。
「また玉砕か、新井木」
 物陰に器用に隠れていた――というか、たまたま弁当手渡しの現場に遭遇して、出るに出られなかった
というのが正しい――巨体が、姿を現す。
「若宮先輩」
 若宮康光。新井木の愛する"先輩"、来須銀河と二人で5121小隊の戦車随伴歩兵として戦う男だ。
 戦場においては重ウォードレス"可憐"に身を包み、鬼神のごとき戦い様を見せる彼も、普段は爽やかな好青年だ。
 ――少しおつむが足りないのがたまに傷だけど、とは新井木の評である。
「……見てたの?」
「不可抗力だ。許せ」
 本当に不可抗力だったが故に、その笑顔に曇りはなかった。
 不覚にも覚えてしまったときめきに、新井木の顔が少し赤くなる。
「……じゃあ、許す代わりに、これ」
「それは、来須に作ったんじゃないのか?」
「戦況は安定してるけど、食べ物を粗末にしていい理由にはないからね」
「残飯処理、って所か?」
「……そ、そんなつもりじゃないよっ!」
「ははは、冗談だ。ありがたくちょうだいしよう」
(――若宮先輩も、結構カッコいいんだよねぇ。バカなのがたまに傷だけど)
 その述懐を知ってか知らずか、若宮は新井木の手を取った。
「えっ?」
「もう昼だ。お前もまだだろう、昼飯?」
「…………」
「たまには、来須以外の男を見てもいいんじゃないか?」
 なんだか、告白でもされてるみたい――そんな想いが、新井木の顔をますます赤くする。
「……話、聞いてくれます?」
「俺でよければ」
 ――後に、一時期ではあるが、この二人は付き合う事になるのだが、それはまた別のお話である。
「いい天気だな」
 プレハブ校舎屋上のベンチに並んで腰掛け、二人はそれぞれの弁当を広げた。
「……はぁ」
「ん? どうした、ため息なんかついて」
「いつか、来須先輩と、こうして並んでご飯食べたいなー……って」
「はっはっは、俺じゃ役者不足という事か」
「そ、そんなつもりじゃ……」
「冗談だ」
 笑みにイヤミは欠片も無い。その事に少しだけ腹を立て、少しだけほっとしながら、新井木は言葉を口にした。
 それまでは、心をよぎっても誰にも話す事のなかった不安を。
112唐突に(ry:2007/02/19(月) 03:19:02 ID:np7XYG5w
「来須先輩って、ボクの事嫌いなのかな……」
「さあな」
「若宮先輩、いつも二人でいるのに、わかんないの?」
「……なんとなく、だがな」
 若宮は、普段見せないような難しい顔をしながら言った。
「アイツは、来須銀河という男は、誰にも理解できん。そんな気がする。アイツ自身が理解される事を望んでいないような、な」
「……つまり、わかんないんですね」
「ははは、身も蓋も無い言い方をすれば、その通りだ」
 一転、この晴天のごとく晴れやかに笑う若宮。
「そんなんで戦場だと大丈夫なんですか?」
「戦場ではな」
 新井木は、若宮とこんな風に話をするのは初めてだった。
「戦場では人としての理解は要らない。兵としての理解と信頼があればいい。来須の兵としての動きは理解できるし、
兵としてはこれ以上無い程に信頼している」
 そしてわかった事がある。若宮という人間は、バカなわけではなく、図抜けて素直なだけなのだと。
 猫の目のように、コロコロと変わる表情は、来須とは対照的ではあったが、また違った魅力があった。
「それって……絆、って奴なのかな」
「そういう言い方もするかもしれんな」
「絆、か」
 それを、自分が来須と結ぶ事ができるのだろうか。それを、人としてのそれを。
「お前のいい所は、諦めない事だな」
「え?」
「本当に欲しいと思ったものを、諦めない事がお前の長所だと俺は思う」
「……けど、ボク……」
「確かに、お前は飽きっぽいし、訓練はよくサボるし、整備も手抜きが多い」
「ちょ……酷いよ若宮先輩! ……そりゃ、その通りだけどさ」
「だけど、それはお前が本当に欲しいと思ったものじゃないからだろう?」
「……そう、なのかな」
「来須の事を、お前が本当に欲しいと思ったなら……」
「思ったなら?」
「あるいは、お前なら……アイツを人として理解する事も、できるのかもしれないな」
「………………」
「だから、頑張れ。負けるな。力の限り、向かっていけ」
「………………」
「ま、俺が言いたいのはそれくらいだ」
 いつの間にか空になっていた弁当箱を、新井木の膝の上において、若宮は立ち上がった。
 新井木には逆光になって見えない頬は、心なしか赤くなっているようだった。
「……弁当、美味かった。ありがとう」
 若宮がそう言って立ち去った後、新井木は自分が少しも弁当に手をつけていない事に気づいた。
「……ボクの方こそ……ありがとう、若宮さん」
 思い出したかのような晴れやかな笑顔で、新井木は弁当を一口食べ、そして気を失った。

 まさにそれは、気を失うような不味さだった――



 若宮康光 特殊能力:鉄の胃袋
113唐突に(ry:2007/02/19(月) 03:20:28 ID:np7XYG5w
さあ、脱線してまいりました!
何故か壬生瀬戸から新井木若宮になってますが気にしない。
ちゃんと戻りますんで。

・・・いつになったらエロに行くのかな・・・。
114名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 17:00:08 ID:koRfL2et
GJ.
115唐突に(ry:2007/02/20(火) 03:56:04 ID:zCcTJqVR
 目を覚ませば、そこは整備員詰め所だった。
「……ん……あれ……?」
 気絶していた間に、仮眠用のベッドに運ばれていたらしい。
 一体誰が? その疑問に答える者はいない。詰め所には、新井木の他には誰もいなかった。
 実は、用事を終えた来須がたまたま倒れていた新井木を見つけ、ここへ運び込んだのだが、当然の事ながら
新井木には知る由もない。知れば小躍りして喜んだだろうが。
「……それにしても」
 答えの出ない疑問はすっぱりと捨て去り、新井木は先程の自らの弁当の味を思い出し、身震いした。
「ボクって、こんなに料理下手だったっけ」
 弁当を作って渡すという行為自体に舞い上がり、ろくに味見もせず、調味料の分量を間違えまくり、
調理時間も十分なものではないとなれば、そうなってしまうの仕方がなかろうものである。
「……はぁ」
 ため息一つ。だが、一度思い出した晴れやかな笑顔を、新井木は忘れなかった。
「ま、来須先輩に食べてもえなかったのは、不幸中の幸いってとこだよね。
こんなの食べさせてたら、本当に嫌われるとこだったし。へへへ」
 若宮がその弁当を綺麗に平らげていた事実については深く考えない事にして、新井木は笑った。
「若宮先輩にも言われたしね!諦めない、それがボクにできる戦いなんだ!」
 次はきちんと食べられる弁当を、と新井木が決意した、その時だった。
「ん?」
 詰め所の入り口に気配を感じ、新井木は思わず布団を被って隠れた。
 隠れる必要など無いと気づいた時には気配の主が詰め所内へ入ってきていて、出るに出られなくなっていた。
「……誰もいませんね」
「なんで小隊司令室じゃなくて、こんな所で?」
「司令室には加藤さんがいますからね」
「……で、俺に話しってなんなんです、委員長?」
(珍しいな、瀬戸口さんと委員長の組み合わせなんて)
 明かりの灯っていない詰め所は暗く、姿は判然としなかったが、声から瀬戸口隆之と、善行忠孝の二人だとわかった。
 こんな暗がりで、祭ちゃんがいたらできない話だなんて!と新井木が妄想をたくましくする暇もなく、善行は話を切り出した。
「実は、貴方の遍歴をかって、一つお願いが」
「……お願い、ですか。命令じゃなく」
「ええ。実際は似たようなものですが」
 二人とも、ベッドの中に新井木がいる事には、全く気づいていないようだった。
「貴方の、その女泣かせな所を見込んで、ね」
「……委員長。俺はプレイボーイは廃業したんだがね」
「ええ、知っています」
 善行は、いつものあの無表情眼鏡なのだろう。
 瀬戸口が小さくため息をつく音が聞こえた。
「生憎と、私には貴方くらいしか適任が思いつかないもので」
「……"そういう話"なんだよな?」
「"そういう話"ですよ」
「……受けたら何か報酬はあるのか?」
「特には」
「……受けなかったら?」
「色々と」
「………………」
「………………」
116唐突に(ry:2007/02/20(火) 03:56:13 ID:zCcTJqVR
 沈黙がしばしその場を支配する。
 なにやら、際どい話のようだ。
(瀬戸口さんって、確か未央っちと……だよね)
 何度か、二人で弁当を食べている姿も見ている。先日は、市街地で二人で買い物をしている所も見た。
 逆に、瀬戸口が、かつてのように日替わりで違う女性とデートしている姿を見る事はなくなっていた。
 何より、二人の態度を見ればそれは如実にわかった。先日の戦い以来、二人の間にある空気が変わっていた。
(未央っち、何か優しくなったもんね……それに……)
 元々耳年増で色々と"そういう知識"に(だけは)詳しい新井木に、壬生屋が度々"そういう話"を聞きにくるようになったのも、
丁度その頃だったように思う。それまでは、壬生屋の方から"そういう話"を聞いてくるような事はなかった――"そういう話"に
耳をそばだてていた事はしょっちゅうだったが。
(アレとかアレとか貸してあげたけど……もうやる事やってるのかなぁ、未央っち……ちょっと羨ましいかも)
 自分もいつかは来須先輩と……と想像して、思わずにやける新井木。
 そんな新井木の妄想を他所に、沈黙は破られた。瀬戸口の苦々しげな声で。
「……俺は、アイツを大事にしてやると誓ったんですよ」
「なに、気づかれなければ問題ないですよ」
 善行の即答に、瀬戸口は再び小さくため息をついた。
「最初からそのつもりか………………狐め」
「そう呼ばれるのも久しぶりですね」
「……聞かせろよ、その話とやらを」
 瀬戸口の求めに応じ、軽く咳払いをし、善行は任務について話し始めた。
「――ある幻獣共生派と目される女性を、篭絡して頂きたいのですよ」
117石塚×蔵野:2007/02/23(金) 08:42:50 ID:ArTvQlM5
父島は今日も暑かった…いや暑いなんてものではなかった…なにしろ、朝作ったサンドイッチが昼には「危険なサンドイッチ」になっていたのだから、

「暑い、暑い、暑い…」と永野がうちわで仰ぎながら喚いていたら、田上が「アンタが暑い暑いなんて言うから、余計に暑くなったんたんじゃないの…この馬鹿」
「暑いものは暑いんです!」
「暑苦しいのを着ているから!汗だくになるのよ…」
「そういう田上こそ汗だくだぞ!!」
などと雷電もシマシマも食わない痴話喧嘩をしていると
だれかが
「石塚君なんか汗一つ掻いていないよ!」確かに石塚弘は汗一つ掻かずに、
糸のような眼で、昼寝をしている蔵野みずほを見つめていた。


夜になってもまだ蒸し暑かったので、蔵野は一人で夜の海に出て泳ぐことにした…
蔵野はスクール水着の上に着ている制服を脱ぎ
海に飛び込んだ…夜の海は静けさに満ちて、彼女を優しく包んでくれるような感じであった…
一時間ほどで蔵野は海から上がると
そこに石塚が立っていた…。
118名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 22:24:33 ID:nDAmD2CL
wktk
119名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 23:59:58 ID:jW7Y8Fzr
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
120名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 00:56:43 ID:juZHp4Bb
>>117
wktk
121名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 21:36:56 ID:wK1gjA8b
「ふん、そろそろ保守しておかねばならんな」

「む?何を見ておるのだ従兄妹殿?ぬな!エ、エエエエエロロ!エロだと!!」

「末姫殿?いえ、これはですな…ごふっ!ほ…紅……?」

「芝村、許さ…ない!我…殺!弥!」

〜芝村英吏の悪い噂が流れました〜

以下の人物は負傷により入院します。

芝村英吏 重傷 中期入院
122石塚×蔵野:2007/03/04(日) 05:17:57 ID:lPSWxPVT
>>117の続き…

「さぁ、もう帰ろうか…」

「ん、ちょっと待って…、下着を学校に置いてきたから、それにシャワーを浴びないと…」

「わかった、よし一緒に学校まで行くぞ!」

そういうと石塚は歩き始めた、

蔵野は制服一式をトートバッグに詰めて石塚の後ろについて歩き出した、

「昔、よく弘君…隊長とこうしてよく歩いていたね、」

「ああ…」

「そしていつも加奈子さんと…あっ」

「いいんだ…もう…とっくに過ぎたことだ…」

石塚は横目で蔵野を見た…

蔵野はスクール水着姿だ、しかも濡れている…それが石塚の理性を狂わせる…

「隊長…?」

「はッ…ん、いや何でもない」

学校に着いたのはもう、夜の12時過ぎだった…

「じゃあ、シャワーを浴びて着替えてきますね…」

だが、蔵野の濡れた水着が月明かりに一瞬キラリと光った瞬間、石塚の理性は吹き飛んだ…

石塚はいきなりシャワー室に入ってくると、蔵野を抱きしめて呟いた…
「加奈子…」
123石塚×蔵野:2007/03/07(水) 06:49:36 ID:SKIN8/91
そして、石塚の右手が蔵野の水着に突っ込まれ中の躰をまさぐり始める…
「やめて!弘くん!…それに、私は加奈子さんじゃない…」

蔵野は必死に抵抗するが、相手は男でしかも熊本の元エースの戦闘班…とても、観測隊員でか弱い少女の蔵野ではふりほどけなかった…
やがて、石塚の右手が蔵野の左胸を弄った…
「あっ…ぁぁぁぁ!」
「良い声だ…もっと聞かせておくれ…」「ああぁぁぁぁ…いやぁぁぁぁ…!
放してぇぇ!放してよぉぉ…!」

然し、石塚の左手が蔵野の水着の股布に延びて、さすり始める…
「ぁぁぁぁいやぁぁぁぁ…」蔵野の瞳から涙があふれた…
「弘くん…何で…何でこんな事をするの…」
「加奈子がこんなに大人のような躰でしかも艶めかしい格好で、誘うから…」
「私は、加奈子さんじゃない…蔵野みずほよ!」
蔵野は偶然、シャワーの蛇口に手が延びている事に気づくと一気に蛇口をひねった…
冷水のシャワーが一気に石塚に降り注いだ…
「く…蔵野…何故泣いているんだ?」
124石塚×蔵野:2007/03/08(木) 10:32:01 ID:hPtF9JIL
「ばかっ弘くんのばかばかばかばかばか!
なんで、いきなりエロい事をするの…しかも加奈子さんの名前を出して…」
蔵野はびしょ濡れになった石塚の胸を叩きながら泣きじゃくった…
「それは、本当に加奈子だと…あの時暑さで頭がぼぉーとして…」
「ばかぁぁぁぁ…」

「続き…しよう…」「えっ…ちょっと蔵野…ん…」
蔵野は石塚の唇にキスをして…舌を入れいた…

石塚も蔵野の唇に舌を入れて咥内を絡め合った…

「ンツ…弘くん…おかしくなっちゃう…」
「ここか、ここがかんじるのか…蔵野…」
「みずほと呼んで…弘くん…」
石塚は、蔵野のスクール水着の肩紐に手を掛けてウエストまですりおろした。

蔵野の小振りだが形の良い胸が露わになる。石塚はその胸を揉みしだく…

「あっぁぁぁぁ…いぃぃぃぃぃ…」
「乳首が堅くなって来たぞ…いやらしいいやらしい子だな…みずほは、」
「アッ…弘くん…」
125唐突に(ry:2007/03/09(金) 01:45:37 ID:PbJM/UIl
>>27-28 >>73 >>111 >>115-116の続き

 一方その頃。

「……………………」
 その本を読みながら、壬生屋は顔から火を噴かんばかりに真っ赤になっていた。
(殿方というのは……こ、これほどまでに……!?)
 まったく全然知識が無いというわけではなかった。どちらかというと、そういう事には興味はあった。表には出さないながら、
旧友たちがそういった話をしている時には、耳をそばだてていたりもした。
 だが、想像の中のそれと、実際に絵やら写真やらで見るそれとは、現実感――リアリティの点で、大きな違いがあった。
「…………うわぁ」
 思わず感嘆の声が漏れる。
 壬生屋が見ていたそれは、いわゆる一つのえっちい本という奴であった。借り物であり、持ち主は言うまでも無く新井木
「………………」
 ごくり。
 唾を飲む音が、部屋に響いたような気がした。
「……まず、最初は……キスや、愛撫……」
 男女の営みについての実践方法が載っているページを開きながら、壬生屋は着慣れた道衣の帯に、自ら手をかけた。
 するりという衣擦れの音に、ぱさっという何かが落ちる音が続く。
「………………」
 自らの体を自らの手で慰めた事が無いわけではない。
 だが、快感よりも罪悪感が先に立ち、それを試した回数は片手で数えられる程でしかなく、また、
 頂点に至るでもなく、ため息と共に終わるのが常だった。
 好奇心だけでは、その先へと踏み込む事ができなかったのだ。
 しかし――
(……隆之さんに……私の、体を……)
 愛しい人を得た事が、彼女の中の何かを変えていた。好奇心だけではない何かが、彼女を動かしていた。
「………………ほぅ」
 息を吐く。
 薄暗がりの中に浮き上がる、自らの裸身を見下ろすと、そのどこもかしこもが朱色に上気していた。
「…………隆之さん」
 愛しい人の名を呟き、彼が自分のこんな姿を見たらどう思うだろうか、と考えた。
 胸は平均よりはやや大きい。腰のラインは、やや女性らしい丸みにかけるかもしれないが、すっきりと引き締まってはいる。
 顔は……どうなのだろう。壬生屋は自問した。
 彼は、瀬戸口隆之は、自分のどんなところを好きになってくれたのだろうか、と。
「…………隆之、さん」
 自分のこんな姿を見て、彼は――喜んでくれるだろうか、と。
「……ん……」
 最初は、キス。接吻。
(この指は、あの人の唇……)
 瞼を伏せ、その裏に愛しい人の顔を思い浮かべる。
 そして、彼の柔らかい唇が、自らのそれと重ね合わせられる所を思い描きながら、指で唇をなぞる。
「…………ん、あ」
 普段交わすキス。唇を合わせるだけの接吻。だが――それ以上の口付けがあると、得たばかりの知識は語る。
「……んふ……」
 指を自らの口へともぐりこませ、舌を弄ぶ。彼の舌と自らの舌が絡み合う様を想像しながら。
(……何か、変……)
 指で舌を弄ぶ度、悪寒にも似た快美感が背筋を軽く走った。
126唐突に(ry:2007/03/09(金) 01:46:06 ID:PbJM/UIl
「……ん」
 指をくわえたまま、空いた手を己の肌に這わせる。
 接吻の次は、愛撫。
 腕をさすり、肩を撫で、そして形のいい胸を、その手で軽く揉む。
「あっ」
 ――綺麗だよ、未央。
「……隆之、さんっ」
 口から指を抜き、両手で胸をゆっくりと包む。
(……この腕は彼の腕……この指は彼の指……)
 僅かながら所持する幻視の力が、その想像を限りなく現実へと近づけていく。
「……んぁ」
 少しずつ、少しずつ、胸を揉む手に力が込められていく。
 弾力のある、それでいて柔らかさも持つ胸が、手の動きに合わせて躍るように形を変える。
「……あっ……ふぅん……」
 甘い、鼻にかかったような声が、壬生屋の口から漏れる。
(あの人は……)
 自分の愛しい人は、この声を聞いて、どう思うだろうか。
 ――もっと、声聞かせてくれないか、未央。
「んっ」
 体がもどかしさを訴えてくる。
 もっと、もっとと貪欲に快楽を求め始める。
 ――エッチだな、未央は。
「……そ、そんなことっ!」
 想像の中の声に対して思わず挙げた叫びが、否定しようとした心の風が、かえって体の内に燻る炎を煽る。
 ――そんな事言っても――
 胸を揉んでいた手が、徐々に下へと降りていく。
 みぞおちから腹を指がたどり、うっすらと茂った密林を通り抜け、秘奥へとたどり着く。
「……ひぅっ!?」
 ――ここは、もうこんなになってるぜ?
 最も敏感な部分への刺激に、壬生屋の体が小さく跳ねた。
 水っぽい感触が、指先を包む。
「い、言わないでください……恥ずかしい……」
 ――ここを、どうして欲しいんだ?
「……そ、そんな事、言えるわけひゃぁっ!?」
 僅かながら皮に包まれた肉芽への刺激に、壬生屋は踊った。
 最早、彼女の指は、完全に想像の中の瀬戸口の指と化していた。刺激は、自らの意志で触った時とは
比べようも無い程に鮮烈で、彼女は余りに強いその刺激に、身をよじって耐えた。
「……ん……くぅっ……」
 ――言ってごらん、未央?
「……いじ……くだ……」
 ――聞こえないな。
「……いじって、くだ、さい……」
 ――もう一度。
「……弄って……弄って気持ちよくしてくださいっ!」
 ――よくできました。
「ああっ、ん、くぁあああっ!!??」
 胸を弄っていたはずのもう片方の手が、その指が、第二関節まで秘裂へと差し入れられ、同時に他方の手が、指が、
肉芽を擦りあげる。
 真っ白な閃光のような映像が、瞼の裏にきらめき、今まで味わった事の無い快感が、全身を走り抜ける。
 さながらそれは電撃のようなものだった。それを浴びた壬生屋の体は、電流を流されたかのように痙攣し、
「い、あ、い……くぅうううううううう!!!!」
 ひときわ大きく震えると同時に、絶頂へと達した。
127唐突に(ry:2007/03/09(金) 01:47:26 ID:PbJM/UIl
というわけで急遽エロシーンを挿入してみましたって言うか予定通りなんですがまだ続きますよいつ終わるんでしょうか。

自分で書いといてアレだけど、壬生屋、随分な妄想娘だなぁw
128名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 14:23:38 ID:gg/NvXNY
壬生屋の場合、妄想が暴走してても違和感は無いな。という事でGJ.
129名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 17:58:41 ID:v8oP4umI
あがれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
130名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 11:05:07 ID:vsiwVORb
保守書き込み

朝起きたら小島航はなんと女に…

監督子「お、お前ら俺が女の子に…」
谷口「どーした監督子?」
上田「何?監督子…」
監督子「ちょ…おまいら…まで」
竹内「ちょっとおかしいよ、なにファビョっているの?監督子?」
谷口「あれ、野口だ」
野口「ちょっと小島さん、私の高級キャンディーと監督子のニーソックス交換してくれない?」
監督子「いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
小島航…イヤ監督子は走った…全力で走った…

ぱふっ
岩崎「どーしたの?」
監督子「誰かぁぁ説明してくれぇぇぇぇ」

工藤「よう、監督子あいかわらずいいオケツしているな…わた…いや、俺も惚れ直したぜ」
監督子「工藤…ちょ…もしかして…それなんて放課後保健室…」

輝春「男ー」
倖「女ー」
監督子「………ちょ…誰か説明キボンヌ!」
石田「あ、小島だ、なにやっているのよう〜」
監督子「うわあッ〜良かったッー咲良は女だ〜ようやくまともな性別の奴に会えたーっ!!」
石田「ははは なにいってんだ小島。僕は男だぞ、ほれ。」そうすると咲良はスカートを捲り上げた…、
監督子「おおおおおおおお&%▼/♂♀あせ…ふじこぉぉぉぉぉ…女体化だけは勘弁なぁぁぁぁ…」



女狂師「ん、なんか女子生徒がファビョっているがうちの妹に声が似ているが…」
HBペンギン♀
「気のせいよ」
131名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 18:06:00 ID:CUsFLwOQ
ハードボイルドペンギン子で噴出したw
132名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 15:02:49 ID:QceMt35b
ブラクラかw
何でいるんだよ緑の二人www
もっとこう、佐藤とか佐藤とか……あぁやっぱいいや。あの子は素のままでいただきたい
133名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 02:59:24 ID:PqK6XTmZ
多目的結晶って、実際の所どういう感じで通信とかしてるんでしょうかね?
携帯みたいなものなのか、直接頭に情報が来る感じなのか。
情報お持ちの方がおられたらお教えいただけないでしょうか。

絢爛世界だと飲み込み式携帯だからわかりやすいんですが・・・。



>>130
石田君可愛いよ石田君
134名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 17:02:53 ID:kiOQJVlV
電撃GPMの記事によれば神経系に直接データが転送されるシステムとの事なので、
直接頭にデータが来る感じという認識でいいのではないかと。
135名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 18:31:30 ID:c+uXaQ4e
>>133
多目的結晶(多目的リング)は中枢神経と繋がって脳にダイレクトに繋がっているもので所謂プログラムセルや人型戦車の操作も結晶体の仲立ちで行うものだったような…?
136名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 02:50:58 ID:ktr+bm/V
OK。ありがとう。
じゃあその方向で。
137名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 20:41:22 ID:t46Kpe+K
明神式神でそれの描写あったね
138名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 02:50:38 ID:yAIIj13c
石神迷路の解かな?
読み返してみるか。
139名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 06:25:48 ID:qTEZD23n
敵は海賊のインターセプターといってみる。
結晶もちは九州組みだけで、他の地域はリングを使うって設定だったっけ?
140名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 14:01:20 ID:etb//PV+
熊本だけじゃなかったっけ?
141名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 14:28:14 ID:O04A9YYX
九州では多目的リングを用いず(中略)多目的結晶体を埋め込んで使用する。
また九州の第六世代の99%が多目的結晶体を使いデータをやりとりする。
以上、電パレ「多目的結晶体」の項より抜粋したりしなかったり
142名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 15:11:56 ID:etb//PV+
確認した。ニーギ流転抄の設定だとそうなってたから、そっちが印象強かったみたいだ。
そういえば善行さんが言ってた、多目的結晶を手の平に埋め込むのは熊本だけだと。
143名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 20:36:03 ID:INV1ZkLv
あっ、さては多目的結晶(リング)を使ったエロいネタを書くのか!待っているからな!!
144名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 22:18:56 ID:FfiO1wPG
性器扱いだし神経と繋がってるし、エロい描写には幾らでも使えるな!
145名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 23:20:07 ID:vZJxzEfX
ただの感覚入力だけじゃなく、エロ妄想全開でうぶな心を精神汚染とか普通にやれそうな。

逆にこちらが汚染する気満々で侵入したら、一見おとなしい(あるいは清楚な)外見の裏には、
なんとも名状し難きエロというかグロというか魔道というか8(ryというかな何かが蠢いていて、
慌てて脱出を図るもとっ捕まって、そのまま筆舌に尽くしがたい精神汚染を味合わされるとか…
…ハァハァ…一見おとなしいと清楚…(五寸釘を藁人形の胸に打ち込む単調な音。長い苦悶に続き斬撃音)
146石塚×蔵野:2007/03/22(木) 10:13:54 ID:LGETyN0+
「ん、どうした…みずほ…」
「当たっている…弘くんの…おちんちん…」
石塚の股間はまるで三角テントのようになっていた。

「今楽にしてあげる…」そう言うと蔵野は石塚のズボンのファスナーを下ろして誇張したペニスを取り出すと、それを舐め回した…
「あっ、みずほ…きもぢいいぃぃぃ…」「弘くんはここが感じるの?」蔵野は鈴口からカリまで舌を這わせながら石塚のタマタマを揉みしだいている…「あっみずほっいぃぃクウゥゥ」やがて石塚は蔵野の咥内に精をたっぷりはきだした…
「弘くんの精液…濃いね…もしかしてたまっていたの?」
「このところ徹夜続きでね…みずほのここ濡れているな…」いつの間にか石塚の手が蔵野のスクール水着の股布ごしに膣をさすっていた…「あぁぁぁ弘…弘くんもどかしい…もどかしいよおぉぉ…入れてぇぇ入れてよおぉぉ…」だが石塚の指は蔵野の秘裂を攻めるのをとめない…
「みずほぉもっと良い声を聞かせておくれ…」
147名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 23:35:53 ID:uUvcl533
>>142
埋め込むのは手の平じゃなく、手首じゃなかったっけ?
148名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 12:44:05 ID:d4Ixrdu/
>147 掌と手首がつながる横線の真ん中に結晶の下端が乗るから、ギリで掌だろう。舞の公式壁紙見ると判りやすい。
149保守書き込み:2007/03/23(金) 20:43:47 ID:/oNRr9LY
「フンゴルア…スピースピー」紅エステル=ヴァラは、気持ち良さそうに眠っていた…
そのとき、誰かの声が聞こえてきた。
「エステルや…起きなさい!エステルや…」
「!」
エステルは目を覚ました…
そこには明らかにきんもいオヤジが浮いていた…
「…アンタ…誰でスカ…」

するとオヤジはとんでもない事を話した「私は貴女の雷電…バルトの精です」

「伊也亜亜亜亜…」
エステルは泣きながら逃げ出した…
「ああッ 逃げないで、逃げないでッ…逃げないでッっていうか引かないでッ!…今日は頑張るエステル君にこのワタクシ応援をしにまいりました…さぁこの精霊様になんでも言ってみなさい!」
「ソレじゃ精霊様、ヒトツだけ聞きたい事アリマス!!ワタシもう不幸続きでヒドイ有様デス…この先モ不幸にマミレル人生ナノでショウカ…」

「………まあネ」

「ウワァァァァァン…」エステルは泣き叫んだ。
「ま…待ちなさいエステルッ今のナシッ!ウソッ!ノーカンノーカン!!…そんな事エステルよくお聞き寝ている場合じゃないのよ…今君たちにはゴイスーなデンジャーがせまっているのだよ…」
「エ!?」
「さ、早く起きなさい、健司君達も待っていますよ」
「はあ〜?」
「ウフフフ…そろそろお別れの時間の様ですぞ。頑張るのですよエステルや…サラバだ…ギャ〜このワタシの首がモゲ中からビョーキモチ風の鳥の頭が…ローラパーマーが最後の7日間を?…病院で太ッい おチューシャしてもらいなさい…ピーピカピリララポボリナヘンベルト〜」
「え!?」


「起きろ…エステル面白いから早く起きろ!」
「オ…オハヨウゴザイマス…」
150名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 04:24:48 ID:mkHWpIeN
ヘルシングかよ('A`)
萎えた
151名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 07:46:56 ID:acIT2aKb
>>149
悪い事は言わん…お前さんにはこっちのスレに引っ越す事をおすすめする

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1165400248/
152名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 16:50:02 ID:mkHWpIeN
>>151
ワロタWWWW関係ねぇW
153『監督子ハード』:2007/03/25(日) 12:25:31 ID:96Y/IzWH
着替えの為に更衣室に入る監督子。
だが、それは石田君らの巧妙な罠だった。

「小島の男としてのプライドは、私達に崩される為に築いてたんですものね」
「以前の身体なら…こんな目には…!」
「よかったじゃないですか、女体化のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ。おい、手錠を用意しろ。みんなで可愛がってやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「監督子の生ショーツゲ〜ット」
(いけない…!えっちな事が頭に浮かんでるのを悟られたら…!)
「生監督子様の生多目的リングを拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんな辱めに…くやしい…!でも…感じちゃう!」(ビクッビクッ
「おっと、乳首に当たってしまったか。甘い痺れがいつまでもとれないだろう?」
それから監督子は後から着替えにきた谷口子によって救出された


監督子「女になった腹いせに書き込んでやった、後悔はしていない」
谷口「だからといってお前…谷口子はないだろう、谷口子は……」
石田「理解不能!解らないったら解らないんだ!解りたくないよぉ……うう…」
154石塚×蔵野(完):2007/03/25(日) 18:13:36 ID:8xUvpbTT
>>146の続き…

そう言って石塚は蔵野の秘裂を弄る手を止めない…

「あ゛っあああああ…痛い!痛いょおぉぉぉぉ…弘君!」

「うわっ…みずほ…もしかして処女か?」
蔵野は泣きながら首を縦に振る…そして
「ねえ、弘君っ…入れてぇ…おちんちん入れてぇぇ!みずほの膣に入れてぇぇぇ!!!」
石塚はみずほに言った…
「みずほはコレが欲しいのか…?」
「うん入れて、直接入れてぇぇぇ!」

「いいのか!みずほこれから…お前は俺に…めちゃめちゃにされるんだぞ…それでも…」
「構わない…弘君なら…私、子供の頃から…弘君のお嫁さんに…」
「ヤレヤレそう来たか…みずほ…入れるぞ…」

石塚は誇張したモノを蔵野の花弁に挿入した…
「ンっ…」ヌプププ…メリメリ…「アッア゛ア゛アアアアアアア…」
蔵野は瞳から涙を流し口から涎を流して、石塚に自分の蕾が散らされながら
昨日までの自分に別れを告げた…


「ヒアッ、熱い熱ひョォオマンコ熱ひィィ…アック、アン…アヴ…ヒアッ…ンあっ」
石塚は蔵野と繋がったまま腰を上下に動いて蔵野の秘裂を責め立てた…
「凄い!!スク水がクリをクリをォ!!!」
やがて…
「アック…みずほ…で、出そうだ!」
「あっ弘君…私も来る来るヨオ…」

「出るぅアッ出てる出てるぅ」
「凄い来るヨオ…あ゛っあ゛っああああああ…」
絶頂を遂げた石塚は蔵野の破丘の血と自分の精が混ざったペニスを見ながら… 「みずほ…済まない」
「弘君…これは私が望んだことだから…」



翌朝
「おい、飛子室…あの二人見たか…」
「なに佐久間、それがどうしたのよ…」「蔵野さぁ〜最近、艶めかしく無いか?あれ、石塚隊長とやってるぜ…飛子室…俺たちも…やらないか…」
バチーン…
「佐久間…寝言は寝て言え…」
「なにすんだ飛子室!」

(完)
155名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 13:17:14 ID:QOYS0xxj
    _, ,_  パーン 
 ( ‘д‘)  ネゴトハネテイエ
  ⊂彡☆))Д´)  ナニスンダヒコムロ!
156名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 10:04:04 ID:T4GJBef5
源×金城のエロはエロカッコイイんじゃないだろうかと思っている。金城が。
エロカッコイイ金城を読みたい。
157名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 23:17:27 ID:QXk7KM14
あー、源×金城書きたいなー

吉田遥のドキドキ初体験(ゲームで、お持ち帰りした後に学校休み→帽子脱いで告白という
妄想させられる流れを実体験)も書きたいなー

上官子の純情嫁き遅れ物語も書きたいなー
158名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 00:31:00 ID:eWp0H1qj
上官子希望
159名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 01:17:59 ID:3v/pOlNL
源×金城キボンヌ
160名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 01:39:58 ID:EkinS/0n
上官子か遥が見たい
161名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 22:06:47 ID:kS9il5bj
もういっその事設定完全無視の孕ませ物が読みたい
遥とか遥とか遥とかに種付けしたい
162名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 00:53:06 ID:g5vWc5cx
>設定完全無視の孕ませ物

監督子大ピーンチ
163名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 00:55:28 ID:w+nbcvIW
逆に考えるんだ。
監督子だから孕めると、そう考えるんだ。
164名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 00:56:45 ID:w+nbcvIW
あ、そういえばとりあえず設定遵守でも、厚志×舞だったら孕ませもの書けるね。

佐久間が暴走しちゃった場合はどうなるんだろうか。
厚志みたいに相手にあわせた調整が為されてないから無理?
165名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 07:33:32 ID:HxO6Axyt
>>164
飛子室がパッとしない外見なのに…男にもてて、何度も捨てられるのは相手の佐久間に巡り会えていないと想像汁!
166名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 23:29:35 ID:g5vWc5cx
工藤と一緒に勉強→工藤お持ち帰り→翌日定期試験→監督一位、工藤轟沈
お持ち帰りの後にどんな勉強したんだ監督子
これをネタに書いてみたい、だがなかなか妄想は纏まらない。
167名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 20:41:33 ID:yxGttiTB
>公式サイト

アニメ化、して欲しかった・・・orz
168名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 14:53:43 ID:WEVdn5ia
>>166
監督「はぁ……試験か。やる気でないな」
工藤(大変だ!航の奴が試験に向けてのやる気を失ってやがる!? このままじゃ……)
やる気が無い→試験に失敗→学校を退学→人生の落伍者→幻獣共生派
工藤「な、なんて事でしょう……!」

工藤(ここは、俺が一肌脱ぐしか……)

小島「ん? どうした工ど……ブーッ!?」
工藤(悩殺衣装)「オホホ、今日は特別に先生が小島君に個人授業してあ・げ・る♥」

といういけないルナ先生路線はどうだろう。
頭も体もすっきりした監督は1位。寝不足の工藤は轟沈、とw
169『金城ハード』:2007/04/04(水) 21:29:08 ID:6xEBGsaI
95式の機関砲が作戦終了まで持ち堪えるよりも希な一緒に勉強する源と金城。
だが、それは源の巧妙な罠だった。

「金城の太腿は 俺に触られる為に綺麗になったんだからな」
「いつもの力が出せれば…源なんかに……!」
「よかったじゃないか、勉強疲れのせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ 美姫、観念しろ。いまから気持ちよくしてやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「美姫の生乳ゲ〜ット」
(いけない…!左乳首が感じやすくなってるのを悟られたら…!)
「生金城様の生脚を拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんな馬鹿に…くやしい…! でも…感じちゃう!」(ビクッビクッ
「おっと、乳首に当たってしまったか。甘い痺れがいつまでもとれないだろう?」


源「こんな夢を視たんだ」
金「いい度胸ね」

それから源はこのスレの保守と引き換えに大事なものを失った
170名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 12:06:31 ID:FVmT/Cwl
源マジ馬鹿
171名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 17:39:42 ID:NTwGRA/K
少しだけ、ほんの少しだけだけど源が好きになれた
172名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 20:05:48 ID:+NGCMnS/
っていうか、何を考えて金城にそんな話をしたんだ源はw
173名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 20:35:24 ID:eBk72GKs
・実はM
・恥らいながら怒る金城が見たかった。
どっちだろ。書いた俺にもワカンネ
ところで勉強中の息抜き提案拒否した時の金城の「怒られちゃった……」は反則。
174名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 08:01:48 ID:iCtsuEld
さすがデフォ幻視技能持ちの源ww
175名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 11:05:40 ID:IqUWoOZg
GJ!!!!
176『友美ハード』:2007/04/07(土) 07:51:57 ID:RUVRwFrA
いつも仲良しな、辻野と中山、
きょうも一緒に訓練に励んでいた…、
だがそれは中山の巧妙な罠だった…。

「いただきま〜す」

「な…なに何何?え?あ?きゃあああ…」

「んぅーん…んふっ」
ショーツ一枚の辻野は手と脚を革手錠で繋がれて口にボールギャグをはめられていた…

「元気が良すぎなのも何だねえ…手間かけさせんなよなァ。友美ちゃん…」中山はそう言いながら、辻野のショーツ越しにマン筋を指でさすっていた…
「んーんんっー」

胸を揉みしだきながら
「うふふ、乳首勃ったよ…アハハ…友美ちゃんは乳首が弱いのかなあ?」
「んあ…んひィ〜…んあ…」

「うひょ〜友美ちゃんはいいマンマンしてるねぇ」
「んっんんっんはああ…」
辻野の秘裂を中山の指が弄る…
「うんうん感度バツグンだねぇ
ほーらごらん」
中山は辻野のマン汁で濡れて糸を引く指を見せながら…
「ベットベトだよ〜友美ちゃんのいやらしい液体で…」

「よーしっイケッ友美ちゃん!」


「んっくっはああああ」
辻野は潮を噴いて、絶頂した…
「ほあああ〜」

中山は愛液で濡れたショーツをはぎ取りながら、ボールギャグ越しに辻野にキスをした…
「ひょっとして友美ちゃん初キッス?」
そう言いながら、中山は辻野の膣の中に右手を差し込んだ…「うおっ!?締まる締まる」
「んぅんんぅ…」
「イイぞー友美ちゃんっ!」
「んきゅ、んきゅウううう…」


「という夢をみたんだけど友美ちゃん…」
177名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 12:10:25 ID:xGQ7N+GD
おばあちゃんが言っていた
「何事もほどほどに、くどくなりすぎない方がいい」と
178名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 01:24:32 ID:KALgH3ff
源「保守…いやこれはそのやめ俺が悪かったゆるしhrtcあ&("&Mきんじょうg’(Mh」
179名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 15:40:58 ID:YnElLguX
あしきゆめにのみこまれた誰かと触手プレイとか
180名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 17:24:07 ID:KALgH3ff
源が?
181名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 22:10:34 ID:YnElLguX
源"が"触手プレイを"される"のだけは勘弁してください。
源"が"触手プレイを"する"のは面白そうだな。
闇落ちしなくても、グリンガム使えばできるし。

いや、源がされるのも、闇落ちした金城姐さんの女王様プレイとしてなら・・・
182名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 22:47:39 ID:GKKZzReC
>>181
おまいの中でグリンガムが、どんな化物なのかを詳しく教えて頂きたいw
183名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 22:58:19 ID:YnElLguX
>>182
戦闘腕って何となく触手みたいなイメージがある。
考えてみればなんか随分固そうだが。

だがそれも、餌に芝村開発の秘薬加えて、やわらかグリンガムになればきっと大丈夫さ!
184名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 23:10:10 ID:nDwXm2sJ
どうでもいいがよく源と原を読み間違える
185名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 03:19:18 ID:lku/S6+Y
刺されるw
186名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 03:19:52 ID:5LUbW4qa
緑だと先内×荒木とか英吏×エステルとか、分かりやすくゲーム設定の組み合わせエロを読んでみたい
先内×荒木はともかく、英吏×エステルはイベントでヤッてるよな?
そこまで猛烈に見てみたいわけじゃないが、そこはかとなく気になる。
187名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 05:08:43 ID:fMAIfUoi
>>186
>英吏×エステルはイベントでヤッてる
どのイベントの事? 紅のキャライベントだと、英吏はプラトニックな気がするけど…

とりあえずCDドラマ設定だったら紅は名誉の戦死wを遂げた前任の隊長殿に犯られてる
188名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 11:43:45 ID:pfuY3yQH
>>188
英吏キャライベントの「英吏と紅2」のとこ
背景がどっちかの自宅で、二人が寝物語をしてんの
英吏が「まだ、朝までは少しあるな」とか言って
直接描写じゃないけど、アレってSEXの後てことだと理解しているのだが
189名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 17:50:00 ID:qn4WYzOK
>>188
自己レス乙w

確かにそんなシーンあったような。
190唐突に(ry >>126から続き:2007/04/16(月) 01:11:20 ID:8DiVIYhg



「……あっ……はぁ、ん……」
 快感の残り火が、小さな痙攣を身体にもたらす。
(……す、凄い……)
 その瞬間頭の中が真っ白になり、何も考えられなくなった。
 それが過ぎ去った後も、頭の中は靄がかかったようにボンヤリとし、思考がまとまらない。
「……はぁ……っ……」
 まとまらない思考は、今壬生屋がやりたい事をやるよう、身体に命じた。
「次は……私の番……」
 呟き手に取ったのは、傍らに置いていた細長い男根――の如き野菜。
「……私も、貴方を……」
 自分だけが快感を享受する事は、壬生屋の生真面目な性格が許さなかった。
 愛する人にも――瀬戸口隆之にも、感じて欲しい。
 それが、壬生屋の今やりたい事。望む事だった。
「……ん……」
 書物に載っていた、写真入りの解説が脳裏をよぎる。
 どうすればいいのかを知らないが故に、壬生屋は書物が教えるがままを忠実になぞった。
「んふっ……ちゅむ……」
 男根に見立てた野菜に口付け、舌を這わせる。
 ――うん……そこ、いいぞ……。
 想像の中の瀬戸口が、息を荒らげ始めた。
「ここ、ですか……?」
 裏筋にあたる部分に、丁寧に舌を這わせ、鈴口へ向けて舐めあげる。
「……んちゅ……むん……」
 ――咥えてくれ、未央。
 そう、男は望むと書いてあった。故に、想像の中の瀬戸口は、そう壬生屋に命じた。
「……わかり、ました」
 本来なら、口にし、噛み、飲み込む野菜。だが、その野菜は今の壬生屋にとっては愛しい人の逸物に他ならない。
 歯を立てないように。痛くないように。慎重に口へと含む。
「ん……ん……」
 ゆっくりと、手を添えて。そのまま顔を前後に動かし、同時に舌を絡ませる。
 歯に当たらないように。気持ちよくなるように。
(んくっ……いい……気持ちいい、ぞ……美央……)
「……んふっ……」
 少しだけ、都合よく想像しすぎかも。そんな風に思った自分の冷静な部分がおかしくて。
 想像の中で気持ちよくなってくれている事が嬉しくて。
 口にそれを含んだまま、壬生屋は笑みを漏らす。
「んっ……むぅっ……っん……あっ」
 不意に感じる、秘所に生じた新たな潤み。
 手を伸ばすと、達した時とは違うそれが、しとどに溢れていた。
「……わらひ……かんひて……」
 自らのはしたなさを想い、顔をゆがめながら、尚舌は男根――に見立てた野菜――をなぞる事をやめない。
 それどころか、秘所に伸ばした手が、敏感な部分をまさぐり始める。
「……んふぅ……わらひ……」
(私……こんなはしたない女の子だったんですね……)
 愛しい人を想いながら、脳裏にその姿を描きながら、口には彼のものと見立てたモノを含み、自慰に耽る。
 ――はしたない娘は、大好きだよ。
 ……果たして、彼は本当にそう言ってくれるだろうか。
 一抹の不安は、しかし、快楽の大波の前に瞬く間に押し流される。
「うっん……ふっ……はぁっ」
 口唇の端から吐息が漏れる。すぐに秘所を弄る指は瀬戸口のそれへと変わり、先ほど達したばかりの
頂点へと向けて、再び壬生屋を導いていく。
「……くぅっ! んっ……あふぁ……」
 身体が跳ねる度、口に含んだモノに思わず歯をつきたててしまいそうになるのを、必死で避ける。
191唐突に(ry >>126から続き:2007/04/16(月) 01:11:51 ID:8DiVIYhg
「んっ、ふっ、ふっぁ、むんっ」
 指の速度に比例するかのように、モノの抽送の速度も上がっていく。
 時に頬を内側から抉られ、時にえづきそうな程に喉奥まで受け入れる。
 ――未央……、俺、もう……。
「わらひも……わらひも……んくっぁ!」
 先ほどの絶頂の残り火のせいか。それとも、愛しい人と快楽を享受しあっているという認識故か。
 あっという間に高ぶりは頂点へと至り、そこを突き抜けようとしている。
「んっ、んんっ、うんぁ……むんっ、くっ」
(一緒に……一緒に、イキたい……)
 ――イク……出る、出すぞっ!
「らひて……らひてくださいっ!」
 口から飛び出たモノの先から、白濁が迸る。
 その様を、壬生屋は見た。迸りは顔を、胸を、腹を白く染め、その熱さが最後の一押しとなり――
「ああああああああああっ!!!!」
 壬生屋は、全身を痙攣させながら、その日二度目の絶頂を極めた。
192唐突に(ry >>126から続き:2007/04/16(月) 01:13:23 ID:8DiVIYhg
 ――――――。

「…………あ?」
 いつの間にか眠っていたのだろうか。
 気付けば部屋の中には暗闇が満ち、時刻がもう夜半である事を告げている。
「………………」
 冷たい感触を臀部の辺りに覚え、壬生屋は頬を赤らめた。
「私ったら……はしたない……」
 羞恥。それから、想像の中で彼を勝手に扱ってしまった事への罪悪感。
 そして、それらを包み隠さんばかりに大きく広がる、彼と『こういう事』をする事に対する、期待。
 それらが、白磁のごとき白い頬を、真っ赤に染めていた。
「……隆之さん、喜んでくれるでしょうか……?」
 呟きながら、その呟きに悶える壬生屋。
 傍から見てると変な人であるが、恋する乙女は概してこんなもんである。
 照れ隠しの咳払いをし、汚れてしまったシーツ、道具として使った野菜などを片付けようとしたその時、壬生屋は行為に夢中で気付かなかったある事に、気付いた。
「……あ」
 多目的結晶が、光っている。呼び出しがかかっている事を告げる光だ。
「……やってしまいました」
 顔をしかめながら、壬生屋は慌てて身支度を整え始めた。同時に呼び出しをかけたのが誰かも確認する。
 もし善行や原だったとしたら、自分は懲罰物の失敗をしでかした事になる――その不安はすぐに解消された。
「新井木、さん?」


(何の御用だったんでしょうか……)
 壬生屋は呼び出された場所――食堂だ――へと急いだ。
 最初のコールから、随分時間がたってしまっている。もしかしたらもういないかもしれないが、それでも急いだ。
 もしいなかったら、明日会った時に謝らなくてはいけない。
「すいません、遅くな」
「おっそーいっっっ!!!!」
 声をかけながら食堂の扉を開けると、そこには頬を膨らませた新井木が仁王立ちしていた。
「まだいらっしゃったんですね……申し訳ありません、新井木さん」
「そりゃいらっしゃりますよ! 事態は急を要するっていうのにさっ!」
「本当にごめんなさい……私、ちょっと取り込んでいまして」
 していた事を思い出し、軽く頬を染める壬生屋。それを見てとったか、途端に新井木の顔がにやける。
「ははーん……」
「な、なんですか?」
「この前貸した、アレ?」
「…………そ、そんな、事は……」
「あー、赤くなったー! 未央っちったらわかりやすーい!」
「……うぅ……」
 壬生屋としては、真っ赤になって俯くしかない。
「まあ、ボクもアレを裏マーケットで買った時はアレコレしたし、気にしない気にしない」
「そ、そんなことより、何かお話だったんでしょう!?」
 羞恥プレイから逃れようと、何とか話の方向を変えようとすると、瞬間新井木の表情が真剣なものに変わる。
「まあ、座ろうよ」
「そ、そうですね」
 二人は、食堂の椅子に同時に腰掛ける。
「で、未央っちは瀬戸口さんともうヤる事ヤっちゃった?」
 座るや否やの唐突な言葉に、壬生屋は思わず机に突っ伏した。
「やっぱりわかりやすいよねぇー」
「な、な、な、な」
「しっかり自分の方向いてもらってなきゃ、駄目だよ」
「……新井木、さん?」
 顔を上げた壬生屋が見たのは、どこか寂しさを含んだような目で自分を見つめる新井木だった。
「男なんて、いつどこに行っちゃうか、わかったもんじゃないんだからさ」
「………………」
「瀬戸口さん、しっかり捕まえて離さないようにしてなきゃ……駄目だよ。
 未央っちはさ、もう捕まえてるんだから。だから、離しちゃ駄目だよ」
「……新井木さん……どうしたんですか?」
 唐突な話に戸惑いの表情を見せながら、壬生屋は問い返す。
193唐突に(ry >>126から続き:2007/04/16(月) 01:13:49 ID:8DiVIYhg
「明日、朝」
「………………」
「瀬戸口さんがどこかへ出かけるから、それに付いて行って」
「たか……瀬戸口さんが?」
「そう」
 新井木自身は、何ら変わっていない。ただ、真剣な、今まで見た事が無いような表情をしているだけだ。
 だが、壬生屋は、その新井木から、何か途方も無く大きなものを感じ、目をしばたかせる。
「何を、しに?」
「それは秘密」
 そう言って、新井木は風のように笑った。
「夜まで待たされたから、ちょっとイジワルしちゃうもんね〜」
 その瞬間、新井木に感じた何かは消え去り、何から何までいつもと同じ新井木が、そこにいるだけだった。
「けど、絶対に行ってね。でないと、後悔する事になるかもしれない」
194唐突に(ry:2007/04/16(月) 01:14:18 ID:8DiVIYhg
というわけで、ここまで投下です。
195唐突に(ry:2007/04/16(月) 01:24:37 ID:8DiVIYhg
※ 尚、使用した野菜は後で壬生パパがおいしくいただきました。
196名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 02:18:49 ID:3KuznEPI
未央かわいいよ未央と思ったらちょwお父さんwww
GJ!続きもお待ちしてます
197名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 22:31:16 ID:Zknd7Cqp
森精華期待age
198名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 07:51:44 ID:x+PhO8WX
森「な、なったら事言うっぺさ!あ、いえ、なんて事言うんですか…もう」
199名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 11:16:48 ID:QsKgquxd
>>197-198
そんなに森が見たかったら、半角二次のガンパレスレに行け



…相手は滝川君だが…。
200名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 20:00:59 ID:hodQrH1P
森語って難しそうだなー。
201名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 21:35:14 ID:q5kyV83V
森さんは滝川や茜と純愛で乳繰り合ってるよりも、
魔王速水にイタズラされてるほうが萌えるなぁw
202名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 09:50:48 ID:TETMPMfi
>>200
田島語よりも簡単、
203唐突に(ry:2007/04/24(火) 01:36:27 ID:a+FhKWk5

(……こう、かい……)
 まどろみの中、優しい温もりに包まれているのを感じながら、壬生屋は新井木の言葉を思い出していた。
(後悔は……しません……)
 そこからさらに意識は過去へと飛ぶ。

 ――遥か遠い、過去の話。

「後悔は、したくありませんから」
 そう言って笑う自分。
 いや――自分だった、人。
「…………?」
「だから……もう行って、童子」
 自らを抱き包む最愛の人が、何を言っているのかわからない、とでも言うように、首を傾げる。
「もう……」
 優しさと寂しさを交えた笑みを浮かべながら、壬生屋は――その時はシオネ・アラダと呼ばれていた人は、
小さく溜め息を漏らした。
「……私の命脈はもう尽きるわ。私は、私が終わってしまった後も、貴方を縛りたくないの」
 涙は流さない。そう決めていた。ただ、ただ笑顔でそう告げようと。
「……これで、最期、なのか?」
「そうね」
 だが、その笑顔は、そのまま世界に溶けてしまいそうな程透明で。
「だから、もう大丈夫。最期に……貴方に逢えたから」
(嘘……)
「貴方に逢えたから、心残りなく、逝けるわ」
(嘘……心残りばっかりの癖に)
「心残りは……貴方が私に縛られてしまわないかという事」
(嘘……ずっと縛っていたかった癖に)
「だから、もう行って」
(嘘……行って欲しくなんかない癖に!)
「……童子」
 長い沈黙が、蝋燭の光に照らされた部屋の中に満ちる。
「……貴方が……それを、望むのなら」
「……ありがとう」
 ふいに、シオネを包んでいた温もりが消えた。
「童子」
 一筋のきらめきが、透明な笑顔の中を流れる。
「また、いつかどこかで逢いましょうね」
 言葉は――届いたのか――
204唐突に(ry:2007/04/24(火) 01:37:02 ID:a+FhKWk5
「嫌っ!」
「ぬぉわっ!?」
 膝枕していた未央を静かに下ろし、ベッドから立ち上がった俺は、後ろからベルトを掴まれて引きずり倒された。
「な、なん……」
「行かないで……」
 ……まさしくあっと言う間の出き事。仰向けの俺の上に、未央が馬乗りになっていた。
「行かないで……」
「あ、ああ。どこにも行きやしないさ」
「本当に?」
「ああ、もちろんだ……だから」
 本当は、少々お花摘みにでも行こうと思ってたんだが、流石にそれを言い出す雰囲気じゃない。
「だから泣くな、未央」
 何しろ、俺の上で未央はボロボロと涙を流していたのだから。
「じゃあ……」
「じゃあ?」
「ギューってしてください」
 ……まだ酔いが覚めてないのか?
「わかったわかった」
 俺は苦笑しながら、下から未央の身体に手を回した。すると、未央が身体を預けてくる。
 未央も俺の背に手を回し、俺たちは強く抱きしめあった……んだが。
「……ちょ、未央」
 前線要員である未央は、しがないオペレーターな俺なんかよりよっぽど鍛えてるわけで。
 流石に苦しい。
「隆之さんっ……隆之さんっ……!」
「………………」
「隆之、さん……」
 まあ、そのかいもあってか、未央も落ち着いてきたようだし、よしとしよう。
「落ち着いたか?」
「……はい」
 抱きしめあったまま、お互いの耳に囁くように言葉を送りあう。
「夢を、見ていました」
「夢?」
「はい」
 ……どんな夢だったのか。それを聞く前に、未央は自ら口を開いた。
「後悔しました。捕まえていたものを手放して、後悔をする……そんな夢を見ました」
「…………」
「あの時、私は見栄っぱりで、そうする事があの人の為だと思ってそうして、でも自分の心は本当はそうじゃなくて、
 本当はずっと一緒にいたくて……だから、あの時の私は、後悔していました」
「あの、時……か」
「えぇ。ずっとずっと、遠い昔の話です……もう、ほとんど忘れしまっていた程に、遠い……」
 シオネ・アラダの記憶継承を受けた、転生体。それが壬生屋未央の持つもう一つの顔。
 俺が追いかけ、遂に辿り着いた人。
 ま、俺がコイツを好きな理由は、今やそれだけじゃないんだが、ね。
「……未央」
「ですから、もう後悔はしないと、捕まえた人は離さないと、そう決めたんです」
 そう言った未央の手が、俺の股座辺りで蠢いた。
「……み、未央?」
「うふふ……もう、こんなに堅くなっちゃってますね、隆之さんの」
 抱きしめあい、未央の柔らかい感触に立ち上がった愚息が、ズボンの上からの愛撫でさらに硬度を増す。
 思わぬ先制攻撃に、俺は思わず立ち上がろうと
「駄目です」
 したが、未央は俺を組みふせ、それをさせない。どころか、まとっていた胴衣の帯をスルリと抜くと、
その帯で俺の両手を器用に後ろ手に縛って見せた。
「ふふ、壬生屋家伝来の捕縛術の味はいかがですか?」
 そううわごとのように囁く未央の顔は、どこか鬼気迫るものがあった。
「新井木さんも仰ってましたから……捕まえたら、離すな、と」
 ……あのー、それ捕まえるの意味が違うんじゃないかなー、とか思ったりするんですけどー。
「それじゃ――練習の成果、お見せますね、うふ」
 新井木……覚えとけよ……。
205唐突に(ry:2007/04/24(火) 01:37:24 ID:a+FhKWk5
 ―― 一方その頃。

「べぇぃっくしょいぃ!くしょい!」
「……なんというくしゃみだ、新井木よ」
「……あはは。誰かがボクの噂でもしてるのかなぁ」
「お主はされる方ではなく、する方だろう」
「あ、ひどーい。そんな事言うなら、ボク秘蔵の厚志君幼稚園時代スナップショット、見せてあげないよっ!」
「……待て。先の発言については撤回する」
「嘘嘘、嘘だって。舞っちはすぐに真に受けるんだから」
「む」
「……けど、あの厚志君のどこが気に入ったのかなぁ……わかんないや」
「それについて語るには、昼休みでは時間が足りぬが……」
「またさらっとお惚気るしー」
「む」
「あはは。……舞っちの場合は、大丈夫そうだよね」
「ん? 何がだ?」
「もし、もしだよ?
「なんだ」
「もし厚志君がいなくなっても、信じてたら、それだけで大丈夫だよ、きっと」
「……」
「だから、少し……羨ましいかな」
 どこか寂しさを含んだ表情で自らを見つめる新井木。
 普段見せない表情と言うだけで、そこにいるのは新井木に他ならない。
 だが。舞はその新井木から何か途方もなく大きな物を感じ、口を開いた。
「お主は」
「何?」
「お主からは、時折芝村に似た――いや、もっと大きな何かを感じる事があるな」
「何かって……何?」
「それはわからん……わからんが……」
 それは世界の選択。
「……いや、気のせいだろう。妄言だった。忘れてくれ」
「何よー!」
 そう言ってプリプリと怒った表情を見せる新井木からは、先ほど感じた物はもう感じ取れなかった。
「そんな事よりだな……そろそろ見せてくれてもよいのではないか、新井木よ」
「むー……ま、いっか。じゃ、まずは年少組の頃の写真から見せたげるよー。お風呂の写真もあるよ?」
「ふ、風呂……という事は、つまり……」
「そ。すっぽんぽーん」
「………………」
 それからしばらくの間、プレハブ校舎屋上では、舞が鼻血を流したり、茹蛸になってぶっ倒れたりと
色々あったのだが、それはまた別の話である。
206唐突に(ry:2007/04/24(火) 01:39:04 ID:a+FhKWk5
というわけでここまで投下でーす。


※ 茹蛸舞ちゃんは速水君がおいしくいただきました        かどうかはさあどうでしょう?(笑)
207名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 13:43:45 ID:GL7AwTjQ
萌えた……(*´Д`)
208名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 14:14:42 ID:6F0cW1V3
良い。
209名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 01:03:55 ID:5s6v1Ja4
ニーギ…
210咲良日記:2007/04/30(月) 22:22:42 ID:wejvJO6W
谷口、小島、瀬戸口が通信室にてエロパロ板なるものを保守しているのを発見。
エロというのが何なのか分からなかったので空先生に聞きに行く。
……………教くれなかった、いじわる。
教室で女子が談笑していたので、皆に聞いてみようと思って通信室での経緯を話したら、
本題の「エロというものが何なのか」に入る前に通信室に突入してしまった。
通信室に向かうと、瀕死の谷口と小島と瀬戸口が責任の所在について論じていた。

「性欲を持て余してやった。竜馬と瀬戸口君は無関系だ。だから命までは取るな」
「違う!航は悪くない、瀬戸口もだ。殺るなら俺だ、俺だけを殺れ!」
「馬鹿を言うな、こういう時は年長者が責任を取るもんだ。
何?そりゃお前さんたちと同い年だが…とにかく責任は俺が取る」
「いや、見逃すのは竜馬と瀬戸口君だ!それだけは譲れん!」
「馬鹿を言うな!無駄に流していい血はこの国には無いんだよ!俺なら早々死にはしない!」
「駄目だ!そんな事は俺の役目だろう!」

でも結局三人ともしばらく生き帰らないようにとどめをさされた。
百華が屍に向かって最敬礼していたのは何でだろう。

どうやらエロというものはかなり重要な軍機らしい。うぅ、気になる。
211名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 00:23:28 ID:mkv726k4
イィ!咲良、凄くイィ!!


「凄く」と打とうとブラインドタッチしたら、何故か「愚息」になったのはどうでもいい話ですね、はい。
212名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 23:40:20 ID:mkv726k4
咲良「ねぇ」
厚志「なんだい?」
咲良「……お兄ちゃん」
厚志「え?」
咲良「えへへ…ちょっと言ってみたかったんだ」
厚志「石田さん…」
咲良「髪、一緒。生まれた所、一緒。兄妹みたいなもの、だよね?」
厚志「…そうだね」
咲良「これからも、お兄ちゃんって呼んで、いい?」
厚志「…うん。構わないよ」

時は流れて小笠原。
転属した二人を、一人の少女が無い胸を張って待っていた。
二人を見て、不敵な笑みが引きつる。

舞「…厚志…これは一体どういう事だ」
厚志「ま、舞っ! 舞もここへ!?」
舞「いたら不味かった、か?」
厚志「…違うんだ、これは…これは…」
舞「…芝村に弁解は無い」
咲良「お兄ちゃん、この怖い人誰?」
舞「…………」
厚志「と、とりあえず離れて、僕から離れて石田さん!」
咲良「なんで? 私はお兄ちゃんと一緒にいたい。だから一緒にいる。問題は無い」
舞「………………」
厚志「問題はあるよっ!」
咲良「どんな?」
舞「あぁぁつぅぅしぃぃっっっ!?」
厚志「僕の命のもんだ」

打撃音。
キラリ。
星になって消える、今代のシオネ・アラダ。

咲良「……」
舞「……」
咲良「…………」
舞「…………」
咲良「指揮官確認。PXナンバー。入力終了。ご命令を」
舞「…それでよい」



厚志「誤解だ…誤解なんだよ…舞…」

小笠原の青に浮かぶ青。
そう呟いてから、沈んだ。ブクブク。
213名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 13:04:30 ID:KrgQSI4r
ワラタw
214名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 18:24:21 ID:qVyOK3jV
兄の妻なら義姉さま?
215名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 18:43:49 ID:lH1c8uWv
>>210
>>212
ゴォォォォォォッドスピィィィィィィドォォォォ!
谷口ィィィ
小島ァァァァ
瀬戸口ィィィィィ
そしてぇ…厚志ィィィィィィ!
216名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 14:05:10 ID:E/t0sNQC
>>212
次はマリ見て展開…と思ったが、舞と咲良だとどう考えても無理な罠
217名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 06:06:36 ID:pf+/sIJj
>>216
マリ見てなら、
白→石田
黄→牧村妹
紅→原

なんだが…(中の人ネタ)
218名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 12:00:19 ID:UdVe4INB
舞「咲良、タイが曲がっているぞ」
咲良「御姉様、タイが曲がっていると何か問題が?」
舞「うむ。近年の学兵の服装の乱れが戦意に影響してるとの事で、
  服装の乱れの見られる者は懲罰を与えられる事になった」
咲良「ナンセンスだ。人の働きは服装では決まらない。空先生もそう言っていた」
舞「そうは言うがな、咲良。性欲を持て余す」
咲良「私を好きにしていいぞ」


・・・あれ? なんか変なのが混ざっちゃった。
219名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 18:00:50 ID:Sf3WxoCT
「航だ。芝村をやっている。好きなように呼ぶがいい」
220名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 20:19:39 ID:pf+/sIJj
>>219
厚志「小島君…僕のカダヤに化けるなんて…どういう事かわかるよね…。」

ゴッドスピード監督…
221名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 21:48:40 ID:zr95zyUL
小島「青野君…ご、誤解だ。化けたんじゃなくて、ヤっただけ

ゴッドスピード監督…
222名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 00:55:42 ID:ZdJ/gXaU
>>220-221
まて、早まるな。

監督がヤっちまったのは英吏の方だ。
223名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 14:45:00 ID:HqWkJyzC
監督「性欲を持て余してつい手近な奴を犯った。後悔はしていない」
224名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 20:44:28 ID:4GKLL2nU
つまり、逆レイプです?
225名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 21:02:22 ID:hIf0Zy3e
監督子…
言ってくれれば…
226名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 21:06:38 ID:7FI+z4s/
もうこうなったら監督×監督子という禁断の絶技を解放しようとしたらなんだこの腹に刺さっている

グフッ
227名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 14:04:15 ID:QwoPwKh/
坂上「君達には、ちょっと殺しあいをしてもらいます」
228名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 04:38:57 ID:QStP2j1N
>>227
俺はバトルロワイアルよりも、007カジノロワイヤル(旧)の方が好きだ!

とスレ違いのことを言ってみる…。
229名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 19:54:50 ID:5vFMWjEm
本田「お前らにはちょっと殺し合いをしてもらいます(性的な意味で)」
230唐突に(ry:2007/05/11(金) 20:34:59 ID:VOmmDHRB
>>205続き

 ――場面は戻る。

 慈しむような手つきで、未央は俺の逸物を撫でる。ズボンの上からの感触が、かえって心地よい。
「………………」
 ――ごくり。
 ――ごくり。
 唾を飲む音二回。俺のものと、そして未央のそれだ。
「今から、楽にして差し上げますね」
 言うや否や、未央は俺のズボンのチャックに手をかける。
「っ」
 チャックが下まで引き下ろされると、逸物が飛び出て、外気に晒された。
「………………嘘」
 それを見て、未央は呆然と目を見開く。
「……どうした?」
「………………いえ……実物は、初めてで」
 未央は、おずおずと手を伸ばし、俺の逸物を掴んだ。
「堅いのに、少し……柔らかいんですね」
「……う」
 ただ掴んだだけだというのに、その手の温もりが直接逸物を刺激する。
「えっと……ここから」
 ゆっくりと、手を上下させ始める未央。
「……ぅっ」
 俺は思わず呻き声を漏らした。
「あ……痛かったですか?」
「……いや、大丈夫だ」
 とんでもない。
 思わずあげたうめき声は、痛みではなく快感によるものだ。
 今まで感じたことがないような快感が、俺の身体を走っていた。
「………………」
 黙々と手を上下させる未央。
 反応した俺の逸物は、ますますその体積を増して行く。
「うわ……まだ大きくなるんですね……」
「……」
 俺は何故か恥ずかしくなって、無邪気な、故に淫靡な笑顔を浮かべる未央から視線をそらした。
「じゃあ……行きます」
 手のそれとは違う、粘度を伴った温かさを亀頭に感じる。
「ん……あむ」
「み、未央!?」
 次の瞬間には、俺の逸物は未央の口腔に包まれていた。
 視線を戻すと、表情を少しだけ歪めながら悪戦苦闘している未央の顔が見える。
「うむふ……おおひいれふ」
 大きいです、か。
 確かに、逸物は半ばまでしか口腔に収まっていない。
「……無理するなよ、未央」
「わらひ、がんはひまふ」
 口に含まれたまま喋られると、なんとも言えずこそばゆく、気持ちいい。
「んむ……あふ……」
 歯を当てないように口をすぼめ、大きく開いた口の中に、少しずつでも逸物を収めようと努力している未央。
 ゆっくり顔を前後させながら、少しずつ深く、奥へと飲み込んでいく。
 練習した、というのはこれの事だったんだろう。時折舌を絡めてきて、裏筋や鈴口になんとも言えない刺激が走る。
 直接与えられる刺激は無論のこと、その懸命な姿が何よりも俺の心に快感を呼び起こす。
231唐突に(ry:2007/05/11(金) 20:35:11 ID:VOmmDHRB
 その時だった。
「ん……げほっ!」
「いっ!」
 勢い余って、俺の先端が喉の奥を突いてしまったらしい。未央がむせ返り、その拍子に歯が逸物を掠める。
「ごほっ……ごほっ……ご、ごめんなさい、隆之さん」
「いたた……あ、いや、大丈夫だ。未央こそ平気か?」
「……隆之さんの、大きすぎます! 勉強したのと、その、違いすぎです……」
「いや、そんな事を言われても困るんだが……」
 未央は思わず苦笑する俺を、口唇を尖らせて上目遣いで見ている。
「ま、そう焦りなさんな。ゆっくり慣れていけばいいさ」
「……慣れられるんでしょうか」
「これからは、俺のコレを使っていくらでも勉強すればいい。何しろ、今日からお前さんは
 コレを独り占めできるんだからな」
 恥も衒いもなく、俺はそう言いきった。すると、
「…………きゅぅ」
「ん、どうした?」
 可愛い声と共に、未央はその場に突っ伏した。
「……ずるいです……隆之さん」
 うつ伏せになったまま呟く声は、心なしか震えているような気がする。
「いつまで経っても、私は、貴方に教えられて……迷惑をかけてばかり……」
「そんな事はないさ。俺だって、未央に助けられた事、教えられた事はいくつもある」
 色んな意味で、な。
「……我侭ばかりの、女と、思われるでしょうけれど……それじゃ、嫌なんです……」 
 ゆっくりと、未央は顔をあげた。目じりには光る物が溢れ、今にもこぼれそうだ。
「私、負けず嫌いですから」
 涙をたたえたその笑顔は、さながら決意に満ちた戦乙女のごとく。
「……もう一度、いいですか?」
「……ああ」
 俺はその迫力に押し切られるように、頷いていた。
232唐突に(ry:2007/05/11(金) 20:35:39 ID:VOmmDHRB
ここまで投下です。
233名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 21:09:29 ID:k7NjLBDP
神ktkr

いつもクオリティ高いエロ萌えSSをありがとう
234深澤×石田@:2007/05/16(水) 01:34:50 ID:+W07L0wo
青森の警護師団から広島の山岳騎兵師団に転属したばかりの石田咲良はムッとしながら、歩いている。
「むーここのところ深澤がちっとも授業にこないっ・・・いいのだろうか・・・いいやよくないっ!ここは小隊長としてビシッと言うべきだ!」
そう言うと石田は通信室のドアを開けて、
「深澤!最近全然授業にこな・・・アーッ!!」
石田が固まってしまったのは、無理もない、
通信室のパソコンのモニターの中にメガネをかけた青いお下げ髪の半裸体のスク水姿の少女の画像が映し出されていて
その前に椅子に座って右手で自分の逸物を握り締めている深澤の姿があったのだから・・・。

そしてその顔は驚愕の表情に固まっている。

「キャ・・・ングッ!」
思わず悲鳴をあげようとした石田の口を深澤の右手が押さえつけながら言った、
「ふうー・・・悲鳴なんかあげたら、隊の連中に変な目で見られちゃいますよ。」
石田は自分を押さえ付けている深澤の烏賊臭い右手を必死で振りほどきながら、「んーっ!!(変なもの握ってた手がくちに―っ)」
と唸っていた
やっとの事で深澤を振りほどくと
「プハ・・・昼間から何不健全な自慰行為をしている!」
そう言うと石田は顔をゴシゴシして二、三回唾を吐いた。

「僕がなにしていようがいいでしょ・・・
隊長には関係ないですよ!」

「いまは、授業時間だっ!!・・・こんな事をしているから、いつまでも深澤は女子にモテないんだっ!」

流石にこれには深澤もムッとして、
「隊長だからって
勝手な事をいわないでください!
隊長だってオナニー位するんでしょ?」
「えっ・・じ・・・自慰行為なんかしたこと無いな・・!」
石田は顔を怒りと恥じらいでまっ赤になりながら言った。

「あ〜隊長何言っているんですかあ〜」
「私は最新最高性能を誇る、指揮官型新型だ、自慰行為のような汚らわしい事はしないのだ」

「へぇ〜新型〜ですかぁ〜 じゃあ、ウンチもオシッコをしないんだぁ〜」

「そうだ、便所にだって行かないんだ!」

「へぇ〜・・・・・じゃあ証明して下さいよ!」

「は?深澤何を言っているんだ?
わっそれは、梱包用のクラフトテープだ!
深澤っ!お前は隊長に向かって、おまけにPL法に違反して・・・ん〜んん〜」
235深澤×石田A:2007/05/16(水) 09:51:43 ID:+W07L0wo
>>234の続き

〜6時間後〜
石田は両腕を後ろ手にクラフトテープで閉められて床に転がされていた…「ん・・・ふ〜・・・フハフハ〜フハフハ〜・・」口にもクラフトテープを貼られている
深澤は石田の口のクラフトテープ剥がした・・・。

「ふっ・・・深澤お願いだ、私を便所に行かせてほしい・・・」

「え〜だって隊長はトイレに行かなくてもいいんでしょ?」

「それは言葉のアヤというか・・・嘘をついてしまった、すまない・・・。」
だが深澤は、
「ん―それだけはだめですねぇ・・・ オナニーもするんでしょ?」
「!・・・そっ・・・それは・・そのぅ・・・」

「ん?どうなんですか?・・・・正直に言わないと解きませんよ!」


「・・・・・ぁる」石田は蚊の鳴くような声で深澤に言っただが、
「あっあ―聞こえな〜い」
石田は目に涙を流して怒りと恥じらいでまっ赤になった顔で「自慰行為をしたことがあるっっ!!だから早く私を便所にぃ―!!」


「その前にここでオナニーしてみせて下さいよエッヘッヘ」

「・・・・・・は?深澤?」

「ボキがしているとこ見たんデスから、
隊長もして見せて下さい、おあいこですね・・・エッヘッヘ・・・」

「どうした!深澤!なんか変だ・・・!! (ブレインハレルヤ!!)」

「ネ、早くして下さいよ」
そう言う深澤の目は完全に座っていた。


「ッ・・ふっ・・・んっ・・ふんっンンん・・」石田は、ショーツの上から、
右手の中指を秘裂に這わせていた
「んっ・・・も…いいか…(オシッコ漏れるっ)っハア〜ふっハアっ」
石田は必死で自分の尿意と戦うも既に限界だった…
「エッヘッヘ…隊長は普段なに考えてオナニーしてんですか?ひょっとして前任地に好きな男の人でも?」

「!!・・・えっとそれは」
「ン?誰かな〜?」
「!?ッ えっ?あっ…きゅ・・・急に…嘘っ嘘っ何で……っこんな所で漏らしちゃ…」石田は体中を痙攣して右手で股間を押さえつけるもそれは無駄な抵抗だった…
「やっ・・・あ…やだやだやだっ…もうっ出ちゃ…」
だが非情にも石田の尿意が決壊してしまった…生暖かい液体の感触…。
「みっ…ッ見るなあぁぁぁぁぁ〜っ」
だが石田は徐々に広がって行く生暖かい黄色の水たまりの中心で震えていた…

「あ〜あやっちゃった…沢山お漏らししちゃたねぇ」
236名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 15:42:23 ID:MXQhokl8
PL法違反に思わずワラタw

しかし失禁ものとは・・・エロいな。
237深澤×石田B:2007/05/17(木) 18:37:41 ID:0KYU316X
>>234-235の続き

床一面に広がる黄色がかった水たまりの前で石田は恥じらいで、立ち尽くしていた


「床、汚れちゃたね…。」
深澤の言葉に石田は我にかえるとタオルを取り出して、
「済まない!すぐに拭きと…アーッ」
「スカートも汚れちゃったね…」
と言いつつ、深澤は石田のスカートを引き剥がしにかかった…
238深澤×石田B:2007/05/17(木) 19:31:28 ID:0KYU316X
>>234-235の続き

床一面に広がる黄色がかった水たまりの前で石田は恥じらいで、立ち尽くしていた


「床、汚れちゃたね…。」
深澤の言葉に石田は我にかえるとタオルを取り出して、
「済まない!すぐに拭きと…アーッ」
「スカートも汚れちゃったね…」
と言いつつ、深澤は石田のスカートを引き剥がしにかかった…
「いっ・・・いいからぁ」
だがあっさりスカートを引き剥がされると、「当然おぱんちゅも…」深澤の手が、石田の黄色のシミ付き綿ショーツに伸びた
「きゃあ…あわっ・わ・わ・わ・わ…」石田は慌てて股間を隠すも、
「隊長…生えていないんですね…まるで、ょぅι゙ょみたいだ!」

そう言うと深澤は脱ぎたての失禁ショーツの匂いを嗅いだ…
その隙に石田は、タオルを腰に巻いてドアに向かって歩いた。
(とりあえず一旦表に出て…しばらく時間をおけば深澤も元に…)

だが石田がドアに手を伸ばした瞬間、
深澤に腰を羽交い締めにされて、そのまま引き倒されてしまった…、

「そんなエロい格好で外に出ちゃ駄目ですよ…エッヘヘ…。」

「深澤ぁぁぁぁぁっ!正気に戻れ!」

「正気…?」
石田は涙目で狂った深澤を見ながらしゃべった。
「お前は正気じゃない…だから止めてほしい。」

「確かに僕は今、正気じゃないかもね…」
そういいながら深澤は後ろから、石田の秘所を弄った。
そして指で膣の中を弄びながら、
「エロ萌え画像やロリコン画像やエロゲーに飽きたらず、
クラスの女子や隊長でさえ脳内ではぐちゃぐちゃにしているんだ…
隊長は自分の姿を鏡で見てどう思いますか?
ブルーヘクサにしか見えないその髪の色に、
人間よりもむしろ幻獣や共生派を思わせるその瞳の色…
山岳騎兵の制服を着て僕達の真似をしてはいるが…お笑いぐさですね…アハハハハハ!」
深澤は笑いながら石田の膣に指を突っ込む…
「ふあッ…あうっ…はーっはーっ…私を…罵倒するなあぁぁぁぁぁ…」

「ああっ…その瞳…たまらない…そろそろ挿入るとしますか…。」
239深澤×石田を投下した人:2007/05/17(木) 19:37:23 ID:0KYU316X
>>237-238
がびーん

連レスこいてしまった!
とりあえず>>238を読んでね!
240名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 00:30:39 ID:TslpFdky
ライトノベル板の方で、幻獣にもソックスハンターはいるのか、
っていう話がちょろっと出てたけど、タモリさん、これエロパロのネタになりませんかね?

>>239
どんまいどんまい。

深澤それっぽすぎwww
キャラがいい感じですね。
GJですよー。
241深澤×石田C:2007/05/18(金) 05:18:34 ID:GjcmnjvO
>>238の続き

ヒクッ…ズッ…
「あ゙っ・・・あぁ深澤ぁっ・・・待っ・・・」
ぬち…みちっ…
深澤の誇張したものが石田の秘所に当たっている・・・
「いっ…たぁ、こんな…のッ…はあッ・・・アッ、アッ、あああっ…いやああッ」
つんっ
「!!ッ」
ミチ…ミチ…
「僕の先っぽが…っ隊長のアソコに当たって・・・る」
つん つん
「やっやっ
深澤っ…これ以上はもうっダ・・・ダメッ 抜いっ…ッ」
ズプププププ・・・だが石田の秘所は抵抗無く深澤のペニスを飲み込む
「あっあーッ」
ビクッビクッ

「奥まで全部…入ったね…」

「やあっ深澤抜い…てぇ」

だが石田の願いもむなしく、深澤は腰をグラインドさせる・・・
「あ゙ッ…うあっ い…たっ 抜い…て」

ズコッ ズクッ
「隊長の膣(ナカ)、暖かいですよ…そしてキツ…入り口まで押し返される 」
グッ
「んんっ…」
石田は立ち上がろうとする
だが、
「ここまできてまだ逃げるつもりですか…隊長、」
ガシッ
深澤は石田の腰をつかみ押さえつける。「あうっ、」
そしてまた深澤は腰をグラインドさせる。
ズチュッ …ズチャッ …
「あうッ ふぅぅッ…うんん…ッ」
パンッ
「あゔっ」
パンッ
「 もう…許し…」

242深澤×石田D:2007/05/18(金) 10:56:04 ID:GjcmnjvO
ビュクンッ…

「え…?あ!!あ〜つっ やああっ…。」
びゅ〜っびゅぷ…びゅっびるるっ
「中だししても大丈夫ですよ…隊長は妊娠なんてしないんですから」

「そんな問題かぁ…いゃあっ、待っ…ダメぇ…放せ…深澤っ!」
ニュル…ニュルニュル
「隊長…そんな風に腰を動かすとこすれてまた……、」
ギチッギチ
「え?え?中でまた大きく…やっいっぱいにもう…ダメ、」ぬぢゅうッ…
「あ…あ、また…やっあッ〜っあっ」
「隊長ものってきたみたいだし」
ぬるるるる…
「!!ッそっ…そんな訳…こんな風にされて…ぅああっ」

じゅぽッ…
びくんっ
「ひゃあッあ、あ、あ、あ、あ、」
石田は体を震わせていた…
ずちゅんッ!
「ひあッ、ッ……〜」

「やっぱり声に艶が滲んできていますよ」
ニュルニュルぬるるる…
「やっ…あっ、ちっ…違う…深澤のようなっ旧…式にっ…
私よりっ…階級も立場も下の奴にっ…
こんなことっ…されても私は…ッ…
やっあっああふあっあぅっあっあ、あーっっ…」
パンッ、パンッ、パンッ…
「…ッ!!ッ深澤、中出しは…もうっ…いやだ、」
にゅぽんっ…ぶびっゅびゅびゅぅ…
深澤は白濁液を石田の白い肌にぶちまけた…、
243深澤×石田E(完):2007/05/18(金) 19:25:01 ID:GjcmnjvO
…無言で、制服を直している石田、

その横でひたすら土下座している深澤…。
「深澤…」

「はっはい…」

「これは明らかに犯罪だ…、
強姦に、監禁に、上官侮辱、あとPL法違反…」

「はい…」

「凄く痛かったし…旧式のくせに中に出すし……」

「ごめんなさい隊長…」

「ごめんなさいで、済んだら
244名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 19:55:43 ID:GjcmnjvO
>>243から続く

憲兵も軍事法廷もいらない!

さて、この一件が、隊の皆に知れたら…」
「!!」

『おい、深澤っ…てめぇ、とんでもないことをやらかしたな!』
『源さん…』
『もう殴らねえよ…そのかわり二度と俺たちの前に顔出すんじゃねえぞ!』

『源さーん!!』

『アンタ、キモいから死んで…』

『金城さんまで…!』

「ぁぁ…うわぁぁぁぁぁぁぁっ!ごめんよ
源さん!!金城さんっ僕はっ…僕はぁぁ(泣)」

「大丈夫よ…」

石田はぽつりと言った。

「・・・え?」

「私が深澤を許せばいいだけだ、」

「いや…でもだってそれじゃあ隊長が…」


「深澤のした事も、深澤自身も、私は全部受け入れてあげる…だって、私は深澤や隊の皆にとっての隊長だ。」

「隊長…。」

「だからこれからは私の言うことだけ聞け、」
「はい」
「授業にも毎日来い」
「はい!」




「深澤は私だけのモノだよ…。」

「はい!!」


糸冬
245名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 16:31:42 ID:GmO5hMtN
NHKにようこその同人から丸パクリ乙
246名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 19:58:42 ID:FC7Fihjo
同人うp(スレ違い
247放課後クラブ:2007/05/20(日) 20:45:16 ID:8CGd/FV9
放課後、誰も居ない教室の中で、
渡部愛里沙は帰り支度をしていた。

とその時、廊下から声がした…。
「あっ、尚也君だ…げっ・・・あの女も一緒だ!」
廊下から、佐藤尚也と一緒に鈴木真央が入ってきた。すかさず、愛里沙はカバンを持って、掃除用具ロッカーに隠れた・・・
(チューでもしようものなら、いきなり飛び出してやるんだから…、)

だが尚也と真央の二人が、これから始める事はチューどころの騒ぎでは無かった・・・。

「真央、どうしても…やるのか、」

だが真央は、尚也の言うことには答えず尚也のネクタイを緩めにかかった…

(アノヤロ―尚也に何する気だ…)ロッカーの中で愛里沙は唸った。

そして、真央は尚也から外したネクタイで尚也に目隠しするように縛り付けると今度は、自分のスカーフで尚也を後ろ手に縛った。
「尚くん…ふふふ…私の可愛いお人形さん…。」そう呟くとズボンの上から尚也の股間をさすり始めた。
「うああぁぁあ…ハアハア…」
だが目隠しされている上に、両手を縛られているので、尚也は、真央のなすがままになっていた。

(真央の奴ぅ…。尚也になんて事…)

だが真央はショーツを刷り下ろすと尚也の顔に覆いかぶせた。
「尚くん私のここ…舐めて綺麗にしてちょうだい。」
248放課後クラブA:2007/05/21(月) 08:43:07 ID:4OYqyCZw
ぴちゃぴちゃ…
佐藤の舌が真央の秘裂を舐める音が聞こえている。

ロッカーの中で愛里沙はただ見ているだけであった。

「アッア…尚くん…ここも舐めてね…」
真央は指で淫核を剥き出して尚也に舐めさせる、
「うぐっ・・・あっぁぁあ…
まっ、真央ぉぉ…ちんちんが…おっきなっ…て…。」
「苦しいのね…今楽にしてあげるね…。」
そう言うと真央は、尚也のズボンのファスナーを開けて中からペニスを取り出して舐め始めた。

(尚也…凄く大きい…あっ…なんか私…熱くなっ…て…)
愛里沙はロッカーの中で、真央と尚也の痴態を覗いて、発情するのを感じた・・・。
そして、己が右手の中指を、ショーツの上にあてがった…


「う・・・くはぁ・・・」
ぢゅる・・・ちゅる…
「あ・・・っ…っ
くぅ…真央・・・っ」
「あ・・・出・・・っ・・・ん…うわ・・・尚くんのいっぱい」
ビュクンッ…ビュクウッ・・・
尚也からでた白濁液が真央の顔にかかる…
(ハアハア…真央ぉぉ…あたしの尚也に…あっぁぁあ)
愛里沙はショーツの上の中指に力を込めた…。

真央は目隠しのネクタイとスカーフを取ると、尚也にキスをした。

(フウ…尚也ぁぁああああ
)愛里沙は潮をふきながら失神した。

…三時間後…ロッカーの中で愛里沙は目を覚ました。
「うわっもうこんな時間…スカートがガビガビ…。」
慌ててロッカーの戸を開けて外にでる。でた瞬間、
「わ、渡部さん…。何故ロッカーの中に?」

「虎雄?」
249唐突に(ry:2007/05/21(月) 17:34:55 ID:agigQIlf
間の悪い虎雄キタコレw

>>230-231続き投下します。
250唐突に(ry:2007/05/21(月) 17:35:21 ID:agigQIlf
 再び未央が俺の股間へと顔をうずめる。
「あっ、血が」
 先程歯がかすった時に傷ができていたのだろう。逸物にはわずかに出血があった。
 痛みは大した事無いんだが。
「……ごめんなさい、隆之さん……唾、つけときますね」
 言いながら、未央は舌を伸ばし、その傷を舐めた。
 軽い痛みと、強い快感が背筋を駆け抜ける。
「んっ……」
 ペロペロと、怪我をした子犬に母犬がそうするように、傷を舐め続ける未央。
「……くぅ」
 一気に快感が膨れ上がっていく。
「うふっ、隆之さんのがピクピクしてるのが見えます……」
 先程とは違い、未央はいきなり咥えようとしなかった。
「……咥えきれない場合は……こう、でしたっけ」
 咥えるのは難しいと判断したのだろう。丹念に舌先で逸物を撫でている。
 同時に、手で竿の部分をさすり、快感を高めていく。
「うっ」
 その矛先が、睾丸の収まった部分に及んだ時、俺は思わず腰を浮かした。
「弱点発見、ですね」
 未央が挑戦的な笑顔で呟く。
 胴衣がはだけ、臍まで露になった姿で浮かべるその笑顔は、どうしようもなく淫靡で、そして綺麗で。
「……くぁっ、そこ……いいぞ」
 睾丸周辺を丹念に責められ、視覚的効果も伴い、快感の波は決壊寸前にまで高められていく。
「凄い……まだ、膨らんでます」
「……そりゃ、気持ち、いいからな……くっ!」
 荒い吐息を吐きながら言った、その瞬間、脳裏に真っ白な光が弾けた。
「出るぞっ」
「んっ」
 丁度亀頭に口付けしていた未央は、待ち受けるように瞳を閉じた。
 口の中に、そして収まりきらない分は白磁の如き白い肌に。凛々しいまなじりに。すらっとした鼻に。
朱に染まった頬に。未央の身体のあちこちに、白濁した迸りが降り注ぐ。
「……んぷっ……ひゅごい……」
 初めて見る、男の射精。口の中に白濁の味を感じながら、未央は呟き、
「……んくっ……」
 陶然とした表情のまま、注がれた白濁を嚥下した。
「変わった……味、です」
「苦いだろ?」
「ええ……けど、嫌いじゃないかもしれません、私、これ」
 言いながら、未央は無邪気に笑った。
 白濁にその顔を、肌を、髪を彩られながら浮かべる無垢な笑み。
「……じゃ、今度は俺の番だ」
 それを見た瞬間、俺は一瞬我を忘れた。
251唐突に(ry:2007/05/21(月) 17:35:45 ID:agigQIlf
「えっ?」
 俺は力を込めると手足を縛った胴衣の帯を引きちぎり、自由になった両手で未央の手をとり、押し倒す。
「ちょっと……隆之さん、痛い、です」
「……キスの仕方は、勉強したかい?」
「キス、ですか……? それは、勉強しなくても……」
「いや、大人のキスって奴を、さ」
 俺は未央の両手を押さえつけたまま、顔を近づけていく。
「……」
 未央が目を閉じ、口唇を差し出す。……思った通り、だな。
「舌、出して」
「舌……こうれふか?」
 未央が言われるがままに出した舌を、俺は自分の舌で絡め取るように舐めた。
「ひぁっ……んっ」
 そのままかぶさるように未央の口を覆い、舌を口内へと侵入させていく。
「んふっ、ぁっ……」
 先程白濁を飲み下したばかりの口を、舌を辿り、根元まで辿り着く。
 返す刀で歯列や歯茎に舌を伸ばし、蹂躙というに相応しい荒々しい舌技で、少し苦味の残る口内を弄る。
 未知の感覚に溺れかけているのだろう。次第に未央の瞳が、焦点を結ばなくなっていく。
「ふっ……ひっぁ……んぷぅ……んあっ!」
 犬歯の裏側を舐めると、未央が跳ねた。どうやら、ここが弱いらしい。
 俺は重点的にそこを責めた。先の仕返しとばかりに。
「んっ、うぅん! ふぁんっ!」
 身もだえし、何とか束縛から逃れ、妨げられている呼吸をと暴れる未央の身体を、巧みに御し、させない。
「ぷはっ……! はぁ……はぁ……」
 ようやく口を離した頃には、いつもは凛々しい未央の瞳はとろんと蕩け、すっかり快感の波に溺れ、
窒息寸前といった体をなしていた。
「どうだ?」
「はぁ……ふぅ……」
 はだけた胸を上下させながら、何とか呼吸を整え、答えようとする未央。
「ふぅ……はぁ……凄い、です……」
 一瞬歯止めを失った心に、何とかブレーキをかけようと、俺は言葉を口にした。
 ゆっくりと。まずは、想いを行為ではなく、言葉で告げる。
 このまま求め、想いのままをぶつけたとしても、未央はすべてを受け止めてくれるだろう。
 だが、それじゃ駄目なんだ。だからこそ、俺は――
「……もっと凄い事が、いくつもある」
「……もっ、と?」
「その一つ一つを、俺はお前さんに教えたいんだよ、未央。他の誰でもない、俺自身の手で、
 お前さんを染めていきたい。そう、思ってる」
「………………隆之さん……でも」
 俺は、人差し指で未央の口唇を押えた。
「……お前さんはそうは思ってないのかもしれないが、俺はもう随分沢山の物を貰ったんだ。
 この上まだ貰ってばっかりじゃ、俺が納得できない」
「………………」
「だから、未央……お前も……そして、俺も……一緒に気持ちよくなろう。な?」
「………………はいっ!」
252唐突に(ry:2007/05/21(月) 17:37:40 ID:agigQIlf


 太陽は既に地平線の向こうへと消え、世界は暗がりの中へとその身を置いた。
 明りの消えた部屋の中には、蒼い月と、白い星々の光だけが差し込む。
 その光を頼りに、お互いにベッドの上で向き合い、瀬戸口は壬生屋の半ば脱ぎかけた胴衣に手を伸ばし、
瀬戸口の着るシャツには壬生屋が手を伸ばす。
 互いに互いのまとう服を脱がす、衣擦れの音だけが、部屋の中には響いている。
「……凄く、恥ずかしいですね、なんだか」
「あんな大胆な事しておいてからに、今更何言ってんだ」
 苦笑しながら瀬戸口が言う。壬生屋は頬を膨らし、そっぽを向いた。
「あれは……あれは、無我夢中で……それに、お酒のこともありましたし……」
「はは。……もう覚めたか?」
「……はい」
 こっくり頷く壬生屋の頬は、相変わらず赤い。だが、それは酔いの赤さではなく、羞恥の、そして期待の赤だ。
 互いにあった気負いは、既に空に溶け、今は互いを慈しむ気持ちが、その先を思う気持ちが二人を包んでいる。
「ま、これからまた違う物で酔わせてやるから、そっちでメロメロになってくれ」
「……隆之さんったら」
 口唇を尖らせながらも、その端は緩んでいる壬生屋。
 やがて、瀬戸口のシャツのボタンがすべて外れ、鍛えられた上半身が露になる。
「………………」
「一緒に、な」
 呟き、瀬戸口は胴衣を脱がす。と、その下には当て布に包まれた乳房があった。布は緩み、
谷間は露になっているが、まだ乳房そのものは見えない。
「……バンザイして」
「ん……」
 壬生屋と抱き合うような格好になりながら、瀬戸口はその当て布を丁寧に剥いで行く。
「……小さい頃、こうやって着替えさせられましたっけ」
「その頃から、未央はこんなに美少女だったのかな?」
「もぅ……んっ」
 布が剥がれ、朱に染まった乳房が空気に触れると、壬生屋は小さく身体を震わせた。
「取れたぞ」
「……はい」
 乳房を両の手で隠したい衝動を抑え、壬生屋は膝の上に手を置いた。
「……どう、ですか?」
「………………」
「ど、どこか変ですか?」
「……綺麗だ」
「他の……方、よりも?」
「……大きさは申し分無い。鍛えてるから形もいい。あとは……」
「あとは?」
「揉み心地、だな」
253唐突に(ry:2007/05/21(月) 17:38:05 ID:agigQIlf
「揉み……って、あっ!」
 瀬戸口は壬生屋の身体を抱き寄せ、先端まで余す所なく露になった乳房へと手を伸ばした。
「あっ、胸……掴まれて……」
「……柔らかいだけじゃなく、弾力もしっかりある、揉み応えのある胸だな」
「恥ずかしい、けど……んっ……嬉しいで、す……くぁっ!」
 先端を指の先で弾かれ、壬生屋の身体が跳ねる。
「そこ、駄目ぇ……ふあっ!」
「感じてるんだな、未央」
「……はい……凄く、ビリビリ来ちゃって……ああっ!」
「感度いいな、未央の身体は……どれ、味は……」
「んあっ!」
 壬生屋の乳房を、舌が這う。
 指のそれとは違う感触を与えられ、一際大きく身体を躍らせ、快感の大きさを瀬戸口に伝える。
「ず、ずるいです、隆之、さぁんっ! 胸、ばっあふぅぁっ!」
 舌で中心を弄られ、全身を躍らせながら、壬生屋は抗議の声をあげた。
「すまんすまん……」
 瀬戸口は乳房から口を離し――
「そろそろ、こっちも欲しいよな?」
 ――壬生屋の下腹部へと手を伸ばす。
「なっ……そういう意味……………………も、少しはありますけど……」
 同じように、壬生屋も瀬戸口の、未だ露出したままの逸物へと手を伸ばす。
「……一緒に、でしょ?」
「……そうだな」
 瀬戸口は、壬生屋の袴と下帯に手をかけた。
 壬生屋は、瀬戸口のズボンと下着に手をかけた。
 衣擦れの音の後、月光の中に二人の裸身が浮かび上がる。
「私……負けませんから」
「俺だって……俺も負けず嫌いだからな」
「似たもの同士、ですね……ふふ」
「はは……だな」
 二人は、微笑みを交わすと、お互いの身体を抱きしめ合い、ベッドへと縺れるように倒れ込んだ。


254唐突に(ry:2007/05/21(月) 17:38:28 ID:agigQIlf


 ピチャピチャという淫らな水音。そこに時折混ざる、淫らな声。
「あっ、ふあっ……んむぅ、あむっ……」
「……くあっ……む……んちゅ……」
 二人は、互いの股間に互いの顔を埋め、お互いの秘所を弄っていた。
「……いきなり、こんな格好……くっ……恥ずかしく、ないのか?」
「……もう……あっ……怖いものなんて、ない……ですんっ……から」
 会話の最中も、お互いの秘所を弄る手の動きは止まらない。
「ピンク色で……綺麗で……凄い……溢れてる、ぞ……」
「隆之、さんのも……ビクビクして、あっ……固くて……」
 手で弄るだけでは物足りなくなったか、二人とも舌を伸ばし、口を付ける。
「ああっ!」
「んくっ……!」
 壬生屋の秘所からはとめどなく愛液が溢れ、瀬戸口の逸物の先端には先走りが滲む。
「ひやっ、ひら……なはに、いれひゃ……あくぅんっ!」
「そこは……んくっ……」
 互いが互いを感じさせているという想いが、それぞれの中で快感を加速度的に増加させていく。
 やがて――
「ふあっ、あっあっあっあっあ、んああっっっ!!」
「くぅ……出るッ!」
 壬生屋が全身を硬直させ、同時に瀬戸口が腰を振るわせる。
 音が聞こえそうな勢いで、壬生屋の口の中に白濁が注ぎ込まれ、噴出した愛液が瀬戸口の顔を濡らす。
「……ん……んくっ……」
 注ぎ込まれたそれを、壬生屋はことごとく嚥下する。
 その姿を見て、白濁を放って尚猛る、瀬戸口の逸物。
「くはぁ……す……凄い真っ白に……」
「……まだまだ、だぞ……未央」
「……はい……もっと……もっと教えて……」
「任せとけ……未央には、もっと、俺を……気持ちよくして貰わなきゃいけないからな……」
「隆之さんも……もっと私を……気持ちよくして……ください、ね……ん……」
 二人は正面から向き合い、瞳を閉じ、口付けを交わした。
 
255唐突に(ry:2007/05/21(月) 17:40:32 ID:agigQIlf
ここまで投下です。
間違ってageちったよ。

レスくださる方にはいつも感謝です。
256名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 21:04:50 ID:HkTMXDux
>>250-254
GJ!激しくGJ!!
感動で前が見えません
257放課後クラブ@作者:2007/05/22(火) 00:55:49 ID:ZrEDsLdx
>>250-254
くそー何でこんなにGJなんだ!
…実は間が悪かったばかりに上田君は…というわけで>>248の続きです
258放課後クラブB:2007/05/22(火) 06:54:50 ID:ZrEDsLdx
「見たなぁ…上田…出てくるとこ…見ぃた〜な〜あ」

「あ・・・っわっ渡部さん・・・な、なにするんですか…」上田は愛里沙がいきなり口づけをしたので、びっくりしている。

「じっとして・・・舌…入れちゃてもいい・・・?」
「ん・・・っ渡部さ…っ」
「…腰に来ちゃうようなキス…してあげる」
「ンン…ッ」
ちゅぱっ


「ね…どうだった?」
そういって、スボンの上から上田の股間をさする…。
「うっ…あああ…」そして、ファスナーから、上田のペニスを取りだすと、「…ス……スゴイ…カチカチ…」
「うう…恥ずかしいよ……」
「でもこれじゃ使えないなあ…」
そういって愛里沙は上田のペニスの皮を剥き始めた…
「な、なにするんだ!…いた!痛いよやめてよ。」

「我慢しなさい!誰でも通過することなんだから!」
ムキッ
「ワーイ剥けた剥けた…」
「いっ!な…なにすんだよ一体」

「口でしてあげる、射精したくなったらそのまま…いいからね。」
チュクッチュクッ…「あ・・・っ…っ」「可愛いよ虎雄…クス」ぐちゅぐちゅ
「あぁ・・・っくはぁ……っ」
ジュポッ・・・ジュポッ・・・
「渡部さ・・・く・・・っ、あぅっ・・・っ」
ビクンッ

「おいしいよ・・・虎雄の精液。」
259放課後クラブC:2007/05/22(火) 21:42:36 ID:ZrEDsLdx
そう言うと、愛里沙は愛液にまみれた綿の白ショーツを脱いだ
「あっあぁぁぁぁぁ・・・渡部さん・・・いったい…あっ・・・」
愛里沙は仰向けに寝転がって、脚を開いた。
「虎雄、ここ舐めていいよ・・・」

「ゴクリ…」
上田は黙って頷いた。

ぴちゃぴちゃ・・・。上田の舌が、愛里沙の秘裂を弄っている。
そして、
「・・・渡部さんのここ、蜜で溢れている・・・。」

「あっ虎雄・・・あっぁぁあ…。」

「この蜜、凄く甘くて、渡部さんの味がするよ♪
そろそろ挿入るか・・・」だが愛里沙は、
「駄目っそれだけは駄目…。(これは尚也の…)」

「そんな…なんで、人をその気にさせやがって、」
「いいから!でないとぶん投げ…ぅっうう・・・」
しかし、上田は愛里沙の口を塞ぐと、
いきなり、事に及ぼうとした・・・。

その時…、
廊下を誰かが走り去る音がした…。

「?…はっ誰・・・わっごめんなさい、渡部さん・・・。」そう言って上田は、慌ててズボンのファスナーをしめる
「いいよ、気にしていないから・・・(ああ〜助かった)」
愛里沙は濡れた、ショーツをビニール袋に入れてカバンの中にしまう…。

その時、教室の戸が音を立てて開く、
260放課後クラブD:2007/05/23(水) 05:31:22 ID:dAsTq17T
「虎雄!!!!愛里沙になにしているのよ!!!」

そこには、鬼の形相で菅原乃絵留が立っている。

「す・・・菅原・・さんっ!!!!!(や…やばい)」
「虎雄 愛里沙にセクハラしてたんじゃないでしょうね!…事と場合によっては…」
「お…落ち着いて…菅原さんっ」

「愛里沙、こいつになにされていたの!」
「虎雄は何も悪いことしていないよ…。
じゃもう帰るから、じ…じゃあね、」

「ふーん、じゃあこれから虎雄を懲らしめるから…明日学校でね…。
虎雄…これから一晩中かけて、とことん搾り取ってやるから…。」
「ちょ…やめてよ乃絵留…さん。」
「あ、今名前で呼んだな…!
ふふふ…さあよるはこれからだぁぁぁ!!」

…愛里沙は家路を
急いでいた。
「うっなんか、スカートの中がスースーするな…あっ私…穿いていない…。」

…その頃、吉田遥は一人で暗くなった街中を走っていた。
(渡部さんと…上田君が…あんな事…あんな事するなんて…嫌だぁぁぁ!)

ドスン!
「きゃっ」
「ちょっと、どこ見てやが…どこ見ているんですか…あれ、吉田さん?」
「あ…百華…さん。」
261放課後クラブ@作者:2007/05/23(水) 06:16:28 ID:dAsTq17T
今日はここまで、あっ>>83の設定使うかもしれないから、宜しくお願いします。
262唐突に(ry:2007/05/30(水) 23:15:39 ID:38NRaDjH
思いついてしまったものは仕方がない。
ソックス関連ネタ(>>240にインスパイア)です。
エロは薄いし、ソックスネタなので、
ソックスネタ嫌いな方は注意。

壬生瀬戸の続きも書いてますからご安心ください。

ちなみに、細かいツッコミ所満載(設定とか、アレのキャラとか)なのは
見てみない振りしてやってくださいw

では投下します。
263唐突に(ry:2007/05/30(水) 23:16:47 ID:38NRaDjH
 私の名はジェノサイド。コードネームだ。
 本当の名前は……何だったかな。忘れてしまった。
 ペンタとして生まれ、それ故に迫害された私がたどり着いた安住の地は、
本来忌むべき敵であったはずの幻獣達の中にあった。
 彼らは私のいう事をよく聞き、よく戦ってくれる優秀な兵士であり――仲間である。
 如何に半実体形成機によって構成された半実体であり、本当に死ぬ事が無いとはいえ、
仲間である彼らをむざむざと殺させるわけにはいかない。
 それ故に、私は率先して自らの身を最前線へと置いた。
 強力な同調能力ばかりが警戒されているが、ペンタの真価はそれだけではない。
 キメラ以上の射程と熱量を誇るレーザー。取り付いた対象を侵食するウィルス。
 最初から私の中に備えられていたそれらの武器は、並の幻獣では及びもつかない威力であり、
私は並の幻獣では及びもつかない戦闘力を保持している。
 さらに、硬質化した皮膚はウォードレスの装甲を軽く凌駕し、生命力は幻獣のそれを遥かに超える。
 それ故に、私は最前線に立つ。
 最前線に立とうとも、私を落とせる人類など存在しないからだ。
 何よりも、敵は――人類は私をQ目標に指定している。私が最前線に立てば、
それだけ他の幻獣が……仲間が狙われる事がなくなるのだ。
 それ故に、私は最前線に立つ。
 いつからか、私は今の名を得た。
 ジェノサイド。
 殺戮の名を。
「……きたか」
 そして、今日も私は戦いの場へと――自らの居場所へとやってきた。
 敵を倒す為に。仲間を守る為に。
 念を込め、私は自らの体を戦闘形態へと移行させる。
 背中には、第六世代の力翼のごとき翼が生じ、身に纏う服は硬質の鎧へと変化していく。
 ――身に纏う服。
 私はペンタだ。幻獣に変化する事ができるようになり、人である事を心の上では捨てたとは言え……
私が人間であった過去は――人間であったという証、この体は――消えはしない。
 故に、人間の姿をしている時は、服を纏っている。
 当然、下着も履けば、靴下も履いている。
 それが、悲劇の始まりだった。
 それが、裏切りの始まりだった。
 新たに得たはずの友が、仲間が――
 信じていたはずの友が、仲間が――
 その日、豹変した。
264唐突に(ry:2007/05/30(水) 23:17:27 ID:38NRaDjH
「……こ、ここは……?」
 目を開け、私は自らが暗闇の中にいる事に気づいた。
 体中が痺れ、思うように力が入らない。首を巡らせようとして、体が束縛されている事にも気づいた。
 手械、足枷が、ただでさえ力の入らない私の体を戒めている。
「………………」
 冷静になれ。そう言い聞かせ、私は記憶を辿った。
 戦いに出て、いつものように敵を倒し、そして――
「……後ろから?」
 そうだ。後ろから強烈な一撃を受け、昏倒したのだ。
 敵の気配は感じなかったが……相当の手練か?
「我が身は既に虜囚となったか……我ながら、情けない話だ」
 自嘲を込めた笑みも、見るものはいない。
 そう思っていた。
「……?」
 気配がした。普段は意に介していない……介する必要の無い気配が。
(ジェノサイド)
「ゴブリン234号、か?」
(そう)
 幻獣は、己を語る口を持たない。故に、同調能力でのテレパスが唯一の意思疎通手段だ。
「助けに来てくれたんだな!」
(助け?)
「私は、敵に捕まったのだろう?」
(敵に捕まった? 違う。捕まえたの俺)
「……なんだと?」
 予想外の答えが、淡々とした念で送られてきた。
(俺……俺たち、欲しい)
 俺、達。その言葉に、初めて気づいた。
 気配は、複数ある事に。
「欲しい?」
(そう)
 そして、気配の数だけ、赤い光が――赤い、瞳がそこにある事に。
(俺たち――靴下、欲しい)
「……く、靴下ぁ?」
265唐突に(ry:2007/05/30(水) 23:17:48 ID:38NRaDjH
 思いもしない言葉に、私は思わず素っ頓狂な声をあげてしまっていた。
 声に反応したか、闇の中に隠れていた赤い光が、姿を現す。
 後方から射撃支援をしていたはずのキメラ達。
 最前線で肩を並べて戦っていたミノタウロス達。
 偵察に、浸透にと頑張ってくれていたコボルト、ゴブリン達。
「な、何故なんだっ!」
(靴下、欲しいから。それだけ)
 ざわざわと、同意の念が伝わってくる。
 信じられない、それは裏切りだった。
「何を、靴下って、なんで……」
 私は混乱していた。靴下が欲しいから、私を背後から一撃し、ここに監禁した、だと?
(靴下……靴下……)
(靴下……白い、レア物……)
(三日変えてない靴下……)
「……っ!」
 同調能力を持っていた事を、この日程疎ましく思った事はなかった。
 ざわめきのように周囲から注がれる念が、私の頭の中を駆け巡る。
「ひっ!?」
 やがて、私の足をゴブリンの手が掴んだ。
 その感触に、背筋を悪寒が走る。
「靴下……ソックス……ソックス、ハント!」
 そうだ。思い出した。まだ私が人間である事を捨てていなかった頃に聞いた事があった。
 ソックスハント。至高にして最低の趣味。
 ありとあらゆるソックス――靴下を蒐集する事を目的とした嗜好。
 それを行う人間を、ソックスハンターと呼ぶ――そんな知識を、思い出した所で今のこの状況は
何ら変わらない知識を、私は思い出した。
 まさか、幻獣達の間にも、その嗜好が広まっていたなんて……。
「くっ……やめろっ!」
 私は身をよじって何とか逃れようとしたが、手足が戒められた状態ではそれも叶わない。
 数匹のゴブリン達が、私の足を持ち上げるように担ぎ、撫で回すように靴下を触っている。
 さわさわと、靴下の上から足を撫で回される感触が気持ち――
「あっ……」
 ――気持ち、いい、だと?
「やめっ、やめろぉっ!」
 自分の唇からこぼれた、喘ぎとしか言えない声を信じたくなくて、私は声を荒らげた。
 だが――
「やめ……んっ!」
 背筋を走っていた悪寒が、全身を包んでいく。
 次第にそれが、快美感へと変わっていき、頭の中に白い霧をかけていく――。
「……んぁっ……やめ、てぇ」
 同調、しているからか――この私を裏切った幻獣達に?
 これは、彼らが覚えている、快感?
「あっ……ふあっ……ひっ、くぁっ……なに、これっ……」
 頭の中にかかった霧が、その白さを増して行く。
 何も――何も――何も、考えられなく――
「あ……だ、めぇ……それ、とっちゃ……だめ……だめっ……んあっ!」
 遂に、靴下が引き降ろされ始めた。
 靴下が下に降りて行くのに比例して、私の中の何かが天辺へと近づいていく。
「あっ、あっ……駄目っ……だめぇ……も、ぅ…………」
 靴下が、取られた。
「あはぁぁああああああああああああっ!!!」
 私は――自らの絶叫と痙攣をどこか他人事のように感じながら、意識を手放した。
266唐突に(ry:2007/05/30(水) 23:19:23 ID:38NRaDjH








































「これがペンタの靴下ですか! イィ! 実にイィ!」
 ……あ。
「芳しい香り……それでいて見た目はチャーミングなスクールソォォォォックス!」
 ……なんだ、この……耳に障る声、は……。
「おや、気づいたようですね、第五世代」
 ………………。
「何だ、お前は」
「『誰だ』ではなく『何だ』ときました! 貴方は実に冷静ですね!」
「………………」
「その汚らわしい者を見るような目付きもイィ! 実にイィ!」
 ……どうやら、私は悪夢を見ていたようだ。
 そして今現在も、悪夢は続いているらしい。
「夢などではありませんよ、第五世代」
 ……っ。
 まるでこちらの思考を読んだかのごとく、その奇妙な男は言った。
「貴方は、ここで数え切れない程の幻獣に囲まれ、靴下を強奪されていました。
 それは紛れもない事実です……フフフ」
 ……そうか。そうだった。
267唐突に(ry:2007/05/30(水) 23:20:00 ID:38NRaDjH
「じゃあ、悪夢は今見ているこれか」
「No no no ノー! 今貴方が見ている私も現実です。リアルです。リアル岩田裕、
 もとい、イワッチなのです!」
 目の前で奇妙な動きをするアイシャドウの男。
 確かに、こんな夢を創造できる程、豊かな想像力を私は有していないだろうから――
「……そう、か」
 ――今更ながらに私は認めた。これは現実だと。
「仲間に凌辱され、靴下を奪われた気持ちはいかがですか、第五世代」
 そして、先までの悪夢も、また現実だと。
「………………」
「まったく、紳士でないハンターばかりでしたね、彼らは。このようなやり方でしか
 靴下を得られないと思っている……まあ、彼らの中には、靴下そのものが少ないですから、
 仕方がなかったのかもしれませんがね……ククク」
「………………」
 私は、沈黙する事しかできなかった。
 自分がされた事を思い出しはしたが、それを信じられなかった。
「……皆、は?」
 そして、今更ながらに気づく。気配が消え去っている事に。
 暗闇の中には、白衣をまとったアイシャドウの男――岩田と言ったか?――の姿しかなかった。
「殺しましたよ。私が」
「……っ!」
「おっと、この距離でやりあえば、戦闘形態でもない貴方では、勝機はないですよ?」
「………………」
 ハッタリでは、なさそうだった。
「とはいえ、貴方が今この瞬間本気で私を殺そうとしていたならば……私は消し炭だったでしょう。
 備長炭が一丁あがりというわけです!」
 男のギャグは詰まらなかった。
「……岩田とやら」
「なんですか、第五世代」
 どうやら……この男が、私を助けてくれたという事は、間違いなさそうだった。
「何故、私を助けた。ペンタである私は、お前たちにとっては最優先目標のはずだ。
 それとも、お前は共生派なのか?」
「No no ノー! 私は歴とした第六世代。愛を愛し、ギャグに恋する岩田裕、通称イワッチ!」
 何故か衝動にかられ、私は拳を突き出した。
「ぐふっ」
 岩田は血を吐いて倒れた。
 ……さっきのは、やっぱりハッタリだったのか?
「……で、何故助けた?」
 ピクピクと痙攣している岩田を引き起こし、改めて尋ねる。
「……貴方から、紳士な方法でこれを貰い受けたかったから、ですよ……フフフ」
 ――靴下を、つい先刻まで私の足を包んでいた靴下を、岩田は私の顔面に向けて突き出した。
「……っ」
「助けた礼と言ってはなんですが……これをお譲りいただけませんかね?」
 靴下。
 仲間だったものを、狂わせたもの。
 忌まわしい、物。
「……お前も、ソックスハンター、という奴なのか?」
「その通りっ! 愛称イワッチとは仮の姿! その真実の姿は、暗闇をかける靴下の使者、
 ソックスバット! 風紀委員だってぶん殴ってみせますよ!」
「………………好きにしろ」
 私は、突き出された靴下から顔を背けながら、言った。
「そぉぉぉぉですかぁ! それは良かった! あ、そうそう」
「なんだ?」
「お礼と言ってはなんですが、替えの下着は用意しておきましたので」
「なっ……!」
 その時になって気づいた。あの頂点に達した瞬間だろう。
 噴出した愛液で私の下着はしとどに濡れ、秘部に張り付いていた。
「……この、セクハラ男ぉぉぉぉぉぉ!!!!」
 腰を入れた正拳が、岩田の顔面をとらえる。
268唐突に(ry:2007/05/30(水) 23:21:47 ID:38NRaDjH
「この右なら世界をとれますぐぉぉぉぉぉぉ!!!」
 岩田は星に――
「ぐふっ」
 ――まあ、なるわけもなく。派手にぶっ倒れて血を吐いた。
 やっぱり、さっきのはハッタリか。ハッタリなのか。
「……これからどうするのですか第五世代」
 倒れたまま、口から血を吐き出しながら問う岩田――少しキモイ――に、私はかぶりを振る。
「……わからない」
 靴下に狂わされたとはいえ、裏切られたのには違いが無い。今更、戻れない。
 だが、人間達のもとに戻るなど、もっと今更だ。
「九州の南部。そこに共生派の集落があります」
「九州……?」
「はい。そこでなら、きっと貴方も安心して暮らせるでしょう……フフフ」
 不気味な笑みが些か不安だったが、その言葉くらいしか、今の私にすがれるものは無かった。
「……感謝は、せんぞ」
「もとより要りませんよ」
 倒れたままの岩田に背を向け、私は歩きだした。
「……九州か」
 ここからは少々遠い。だが、道中、心の整理をしながら進めば、程なくしてつくだろう。
「………………私は、一体これからどうなるんだろうな……」
 呟きを残し、私はその場を去った。






「……貴方も人が悪いですね」
 自分以外は誰もいない。にも関わらず、岩田は口を開いた。
「いるのでしょう、Mr.B」
 ゆらり。
 何も無かったはずの空間に、大柄な人影が現れた。
「……ペンタの、靴下か」
 人影は呟く。その視線は、岩田の持つ靴下に注がれていた。
「……これは、報酬ですよ、私の」
「そう、だったな」
「で……どうなのです? 目処は立ちましたか?」
「うむ……」
 Mr.B――世を忍ぶ仮の姿として、全国の学兵達を束ねている男は、頷いた。
「靴下の戦略兵器化……恐ろしい発想だったが、実現の目処は十分立った」
「ソックスの魅力が幻獣にも通じるとは……流石の私も思いもしませんでしたがね……フフフ」
「今回、ペンタを落とした。うまくいけば、ペンタである以上、幻獣使いすら落とせるかもしれん。
 そうすれば、幻獣使いの靴下すらも、我らが手に入るかもしれぬ……!」
「……恐ろしい男ですね、貴方は」
「今更だろう?」
 白と黒。二つの影は、声を立てずに笑いあった。

 西暦1999年某月。幻獣戦争は大きな転機を迎えようとしていた。
 オペレーションコードネーム「二十四時間ハント〜靴下は多分地球を救う〜」発動まで、あと――――――
 
269唐突に(ry:2007/05/30(水) 23:51:01 ID:38NRaDjH
ここまで投下です。

なんか回線切れて焦った……。
270名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 01:08:02 ID:T609dcMX
ここはこう言っておくべきだろう
イィ!スゴくイィ!!
271放課後クラブ@作者:2007/05/31(木) 02:36:38 ID:zp5GFUwC
>>262-269
凄い…凄すぎる…
う〜む靴下って本当に素敵ですね…


さて百華×遥でも投下するかな…。
272放課後クラブE:2007/05/31(木) 06:02:37 ID:zp5GFUwC
「どうしたんですか…。」
だが遥は瞳を潤ませて震えている…。

「・・・・。」
百華は思い出したように、
「・・・そうだ、吉田さんにわたしたいものが・・・ちょっと私の家に行きませんか!」

「え・・・。」
遥はそう言うと、百華の後について行った…。
「ねえ…、わたしたいものって…何?」百華の家に着いたら、遥はさっきとは打って変わってまるで鈴を転がす様な声を出して嬉しそうに言った。
「ふふ…ちょっと重いですよ。」
奥の部屋から、大きな箱を持った百華が入って来た。
それは最新型のゲーム機だった、ブルーレイ方式のHDTV推奨のあのゲーム機である。
「それも60GBタイプ…百華、どうしたのこれ・・・まさか…。」遥が疑うのも無理はない、なにしろ品薄状態で転売目的の買い占めが起きたり、倉庫から180台も盗まれた事があるからだ…。
「ちょ…別に盗んだ訳じゃないぜ…コホンありませんわ‥じつは、一般生徒の男子から貰ったんですよそれも、2つ…もちろん別々の人から…。」
「2つ・・・?」
「1つは、家のテレビに繋いであります、吉田さんもやってみませんか?」

実はリモコン式コントローラーの方のゲーム機を買ったので、遥はこのゲーム機が欲しかったのだ

遥は頷くと、すぐにゲーム機を起動させて、ブーメラン型のコントローラーを手にとって、ゲームをプレイした。

画面の中では緑色の人型戦車の大群がミノタウロスのように蠢いている。それを遥が操る白い機体が太刀でぶったぎっていく…
「うふふふ…」
遥は薄笑いを浮かべている。
そんな遥の様子を見ている百華は、自分の中の何かがムクムクと頭をもたげて、下腹が熱くなるのを感じていた…そして、事に及んだ。
百華は、遥を後ろから抱きしめようとした…。
273放課後クラブF:2007/06/02(土) 21:07:46 ID:psOe/CV4
その時、百華の顔目掛けて遥のパンチが飛んだ…
ズビシッ!
「いて〜な〜遥!何しやが…するんですか…!」

「…邪魔しないで…、」
よく見ると遥の手には、別のゲーム機のリモコンコントローラーが、握り締められていた。

「な…そんな物握り締めて…何をする気だ…」

グギッ
「てめぇ…また殴りやがって…二度も!叔父貴にも殴られた事ねーのに!!」
そう言い放つと
遥を羽交い締めにして、ビンタを張ろうとした!
「避けるか遥ぁ!避けたら、懲罰大隊送りだ!!」
バシッ…バシ…

「あっぁぁぁ…百華さんどうして…こんな酷い事するの…。」

「ああ遥…その目がたまらないぜ…」

遥は体を震わせて、目に涙を溜めていた…

「女の子だと思ったのにっ…。」

「女の子だって?アハハハハハ…!」

百華はいきなり笑い出すと
「女の子が股間にこんなものぶら下げているのかい!!」
そう言って、百華はスカートをたくしあげた…
「百華さんまさか、それ…!」

綿ショーツを黒々としたものが押し上げていた…。

「いやあぁぁぁぁぁぁ…」
遥は絶叫をすると失神した…。

「は…遥っ!」
274名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 04:45:27 ID:Q19NUdQR
wktk
275放課後クラブG:2007/06/04(月) 10:35:59 ID:1PEcaS0/
>>273のつづき

遥が気が付いた時、目の前に涙を流して許しを乞う百華の姿があった。
「…百華さん…」

「遥、済まない・・・俺…私どうかしていました。
いきなり殴られて…その・・・あんな事を・・・うあぁぁぁ」
そう言うと遥の胸の中で百華は嗚咽した。

「百華さん…泣かないで…私、あなたが男の子…でも…だって、私の知っている百華さんはそこにいるんだよ。」

「遥ぁぁぁ!」
百華は思わず、遥を抱きしめた。

「あ…当たっている…我慢できないのね…。」



「遥ぁ!…やめろ〜それはジョ〇ス〇ィックじゃねえ〜」
しかし、遥の手は百華のペニスを弄ぶ手を止めない、

「あぁぁぁぁぁぁ…!」

カプッ…遥は、ペニスをくわえた。
ジュル…ジュル…
遥の唇が百華のペニスを呑み込む、
「あっぁぁぁ
は、遥ぁぁぁあぁぁぁぁぁぁ…。」

遥の舌が…中のペニスを刺激して…やがて、
「はあ…あ、ぁぁぁぁぁぁ…」
…ビュルッ…ビュルルウウウゥゥゥ…
「おいしい…百華さんの濃ゆい精液…。」

「遥ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……。」
276唐突に(ry:2007/06/07(木) 12:05:17 ID:npRAAXc4
投下します。

とうとう、本番です。
ファイナリー本番です。
えらい長かったですねぇ・・・。

>>250-254続き投下です。
277唐突に(ry:2007/06/07(木) 12:06:10 ID:npRAAXc4
 長い、長い口付け。
 幾度も交わしたそれよりも、一際大きく瀬戸口の心を揺さぶり――
 初めて交わしたそれよりも、一際大きく壬生屋の心を揺さぶる――
 それは、固めた心を、揺ぎ無き決心へと変える、儀式。
 それは、固めた心を、揺ぎ無き勇気へと変える、魔法。
「……んっ……ふぁん……」
「あむ……ふぅ…………」
 二人とも、呼吸するのを忘れてしまったかのように、お互いの口唇を、舌を、口内を貪り合う。
 二人が一つになる――その為の、予行演習――そんな光景が、そこにはあった。
「はぁ……はぁ……未央」
「……うぁ……うぅん……隆之、さぁん……」
 くちゅり。
 水音が響く。
「……あっ」
 上の口唇が離れたその代わり、とでも言わんとばかりに、下の口唇に、瀬戸口は己の鈴口で口付ける。
 しとどに愛液で濡れそぼった壬生屋の秘所は、小さく震えていた。
 僅かな不安と、圧倒的な期待とで。
「少し、最初は痛いかもしれない」
 告げる瀬戸口の声もまた、小さく震えていた。
 僅かな不安と、圧倒的な期待とで。
「……はい」
 互いに同じ想いを抱く事への安堵が、僅かに残った不安を拭い去る。押し流す。消し飛ばす。
「ゆっくり入れるからな」
「……はい!」
 震えは消えた。瀬戸口の声からも。壬生屋の身体からも。
278唐突に(ry:2007/06/07(木) 12:06:49 ID:npRAAXc4
「力抜いて……いくぞ」
 宣言の声。
 同時に、瀬戸口はその腰を進ませた。口付けのその先へと。
「ん……くっ……!」
 壬生屋の眉が、痛みに歪む。
「……くっ」
 狭隘な処女地が、瀬戸口の先端へと痛みすら与える。
 小さく声を漏らしながら、ゆっくりと、ゆっくりと、その処女地を開拓していく。
「んっ……っぁ……!」
「……もう、少しだ」
 やがて瀬戸口の先端が、小さな抵抗へと突き当たり――
「いっ……たぁっ!」
 ――突き破った。
「入ったぞ……未央」
 壬生屋の最奥へと突き当たったのを先端で感じ、瀬戸口は告げる。
「っぐ……入っ、た……?」
「ああ……」
「私たち……っぁ……一つに……」
「ああ……」
 壬生屋の瞳の端から、光るものがこぼれた。
「嬉しい……です……やっと……はぁ……はぁ……」 
 その言葉とは裏腹に、痛みに耐えるように何度も呼吸を繰り返す壬生屋。
 眉間に深く刻まれたしわが、痛みの程を瀬戸口に知らせる。
「……大丈夫、か?」
「ぐっ……あ……だ、大丈夫……で、すっから……好きなように……動い……てっ」
「大丈夫じゃなさそうだな」
 苦笑しつつ、瀬戸口は思う。
 上の口に収まらぬ程の剛直だ。いかに濡れそぼっていたとは言え、処女の身で受け入れるには、
少々大き過ぎたのかもしれない。だが、今更抜こうとした所で、余計痛いだけ――
 瀬戸口は、動きを止めたまま、言った。
「しっかり深呼吸して、身体の力抜いて」
「はっ、はい。……はぁ……はぁ……」
 言われるがままに、壬生屋は深呼吸を始める。
 だが、眉間の皺はなかなか緩まない。
「ま、すぐには力抜くのも難しいだろうし……手伝っちゃる」
「はぁ……はぁ……はい? 手伝うって……んぁっっ!!」
「一緒に、気持ちよくならないと、な」
 股間の痛みに気を取られていたのだろう。
 瀬戸口が胸に口唇を這わせた瞬間、壬生屋は大きく喘いだ。
「こっちはまだ痛くても、こっちは気持ちいいだろ?」
「そ、それは……ひゃんっ! やめ、ああっ……いたぁ! んっ!」
 壬生屋は、快感に身体が震わせる度に、股間に鈍痛を感じているようだった。
 乳房を舐め回すと、眉間の皺が深くなる。だが、同時に与えられる快感に、その皺は緩む。
「あっ……な、何ですか……ひぅ……これ……」
 徐々に、徐々に。
 眉間の皺の刻まれる深さが浅くなっていく。
「……こっちも、行くぞ」
 瀬戸口の手が、下腹部へと、秘所の入り口へと――その一番敏感な部分へと伸びる。
「ひぃっ……!」
 高まりつつあった壬生屋の身体が、弓のようにしなった。
「ひはっ……んっ……すご……あっ……気持ち、よくなって……!」
「……くっ」
 壬生屋の嬌声に反応するかのごとく、瀬戸口もうめいた。
 壬生屋の秘部に差し入れたままの剛直が、秘部の変化を感じ取る。
 ただ、堅く瀬戸口のものを包むだけだった秘部の壁が、何か別の生き物と化したかのように、
柔らかく動きだし、剛直を優しく扱くように蠢き始めたのだ。
 堅さを感じていた先端が、次第にぬめりを覚える。
279唐突に(ry:2007/06/07(木) 12:06:56 ID:npRAAXc4
「……そろそろ、大丈夫か?」
「んっ……はぁっ……はぃ……いっ……」
 壬生屋の表情には、痛みはもう僅かしか見えなくなっていた。
 快感が、それを上回り、忘れさせている。
「動く、ぞ」
 宣言し、瀬戸口は腰を使い始めた。
「い……な、ん……痛いのに……気持ち、いぃ……!」
「こっちも……気持ちよく、なってきたぞ……未央のここ……凄く、ぬるぬる……してきて……」
「あっ……ああっ、あっ……あんっ!」
 最早、それは喘ぎ以外のなにものでもなかった。
 瀬戸口の剛直を丸々と飲み込み、尚それでは足りないとばかりに蠢く壬生屋の秘部。
 それは、瀬戸口のものに、鮮烈な快感を与えていく。
 そして、同時に壬生屋自身にも、鮮烈な快感を覚えさせていく。
「くっ……凄い、ぞ……未央の、中……」
「あぅんっ……わ、わたし……わかりません……っ!」
「締め付けてくる……絞り、取られる……みたいだっ……!」
「わたし……もっ……隆之、さんので……感じてっ……一番奥……当たってっ……ああっ!」
 この世界では、ただ快感の源となる性器官でしかない子宮、その入り口。
 ボルチオと呼ばれる性感帯を刺激され、壬生屋は身悶えた。
「……初めて、なのに……凄いな、未央はっ……!」
「言わないでくださ……いぃっ……んっ……隆之さんの、だからぁ……!」
「俺の……で……感じてるんだな……っ!」
「はい……感じて、んっ……ふっぁ……ますぅ……!」
 痛みは既に遥か彼方へと消え去り、壬生屋は自ら腰を動かし、更なる快感を貪欲に求める。
 瀬戸口も、腰の動きを速め、それに応える。
「ぬ……くぅ……」
「あっ、ああっ……ひぅんっ……いっ、あっ……あくっ……!」
「……気持ち、いい……もう……俺……いっちまいそうだ……」
「わたしも、あっ……わたしもぉ……も、もうぅ……だめぇ……!」
 瀬戸口の背に回された壬生屋の手が強張り、突かれる度に虚空を蹴り上げていた
足先が、ピンと張り詰めていく。
「一緒に……一緒に行くぞ、未央っ!」
「き、てぇ……きてくださ……いっ……隆之、さんっ……私も……わたしもっ、いくぅ……!」
 そして――
「くぅぅっ」
「いっ……んっ――――――――――――っぁ!」
 ――二人は同時に達した。
 瀬戸口がひときわ腰を強く突き出し、その剛直から白濁が壬生屋の秘部の最奥へと注がれた。
 壬生屋の身体は、電気が流れでもしたかのように震え、秘部からは愛液の飛沫が散る。
 長い長い時間、あるいは、ほんの僅かな時間……二人は全身を硬直させ、抱き合った。
「…………くはっ」
「………………っ…………ぁ………………」
 脱力した瀬戸口は、壬生屋の身体に身を預けた。
 壬生屋は、力の入らぬ両腕で、瀬戸口の身体を抱きとめる。
「………………みお」
「………………たかゆきさん」
 どちらからともなく口付けを交わし合い、やがて二人は、互いのぬくもりを感じながら、
心地よいまどろみへ落ちていった。
280唐突に(ry:2007/06/07(木) 12:07:15 ID:npRAAXc4
ここまで投下です。

あとちょっとだけ続くんじゃよ。
281名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 13:26:34 ID:8wTc1qEM
「手伝っちゃる」でヤラレタと思った
ホントいかにも言いそうなんだもん
言葉の端々でおっさん臭さが出る時があるんだよなぐっさんは
282唐突に(ry:2007/06/07(木) 23:40:29 ID:npRAAXc4
続きなんじゃよ。

これで終わりです。
長らくのご愛顧ありがとうございました。

>>277-279続き投下です。
283唐突に(ry:2007/06/07(木) 23:41:06 ID:npRAAXc4






「ん……」
 ほのかに冷たい夜気。
「あ……」
 壬生屋は、その冷たさに思わず傍らにあったぬくもりを抱きしめ、その感触で目を覚ました。
「……隆之、さん」
 胸に掻き抱いた愛しい人は、安らかな寝息を立てている。
 自分の為に、随分と疲労させてしまったのだろう。色々と気を遣って、初めての自分をリードしてくれた。
 申し訳なさはある。だが、それよりもずっと大きな愛しさが、壬生屋の胸を満たしていた。
「瀬戸口……隆之……」
 愛しい人の名を、呟く。
 後悔したくなくて、後悔した。あの時の自分が、もっと自分の気持ちに正直であったら、と。
 ずっと、ずっと、後悔し続けていた。後悔していた事すらも忘れてしまう程の間、ずっと、ずっと。
「……もう、私は後悔しません……だから……」
 今尚、身体の最奥に留まっている瀬戸口の証を、温もりを感じながら。
 ひしと抱きしめた身体から伝わる瀬戸口の存在を、温もりを感じながら。
「……だから……これからは、ずっと一緒ですよ……隆之さん……」
「……ああ……わかった」
「えっ……隆之さん……起きて……?」
 寝ているはずの瀬戸口からの応えに、壬生屋は思わず彼の顔を覗き込む。
 胸の中で根息を立てていたはずの瀬戸口の目は――
「すぅ……」
 ――相変わらず、閉じられたままだった。
「……うふっ……隆之さんったら」
 夢の中ですら、自分に応えてくれる、愛しい人。
 その喜びが、一筋の銀の光になって、壬生屋の瞳から零れ落ちる。
「……瀬戸口……隆之……」
 もう一度、愛しい人の名を呟きながら、壬生屋は彼の口唇に己のそれを合わせた。
 誓いの、口付け。
 ――青い光が――二人を包む――






284唐突に(ry:2007/06/07(木) 23:41:38 ID:npRAAXc4
――数日の時間がたった。
 
「……はぁ」
 瀬戸口は、プレハブ校舎の屋上で、一人黄昏ていた。
 いや、正確には一人と一匹。そこにはやけに大きな身体をした猫――ブータがいた。
『どうした? 溜め息とはらしくないな』
「いや……俺は、自分ではそれなりに大人だったつもりだったんだが……子供だったんだなぁ、ってな。
 なんだかんだと言いながら、俺は全然アイツのことを理解してやれてなかった……独り善がりのガキだった」
『今更気付いたか、瀬戸口』
「……おっさんに名前で呼ばれると気持ち悪いな。いつもみたいに小僧(キッド)呼ばわりはなしかい?」
『最早お前は小僧ではない。故にそう呼ぶ事はできぬ』
「なんだそりゃ」
『正確には、これから子供でなくなっていくのだが、な』
「………………」
『お前は童子という名付けに、あの方の魔術に囚われていた。あの方もお前自身も知らぬ内に』
「……そりゃ、どういう事だ?」
『名は体を表す……古い諺だが、それは魔術においては俗信ではない。真実に他ならぬ』
「花岡……童子……」
 瀬戸口は、かつての己の名を呟いた。
『……あのお嬢ちゃんだろう。お主に新しい名を与え、頚木から解き放ったのは』
「あのお嬢ちゃんって……未央の事か? しかし、アイツは魔術なんて……」
『魔術とは』
 ブータは瀬戸口の言葉を遮るように言った。
『時として、使えようはずの無い者に使われる事もある。あの方がお前に魔術をかけてしまったことに
 気付かなかったように、あのお嬢ちゃんは――あの方の魂を継ぐ者も、また、お主に魔術をかけようとして
 かけたわけではなかろう』
「………………」
『……おや、噂をすれば影、か。お嬢ちゃんがやってきたぞ、瀬戸口』
「あ、ああ……」
「隆之さん、こんな所に……」
「たかちゃん探したのよー」
 屋上に人影が二つ増えた。
 いつものように胴衣に身を包んだ壬生屋と、その胴衣の裾を掴んで付いて来た東原希望――ののみだ。
『……魔術は、人を幸せにする為にある。だが、魔術だけでは人は幸せになれぬ。わかるな?』
「言われるまでもないさ」
『それがわかっていれば……お主はあのお嬢ちゃんを幸せにしてやれるさ、瀬戸口』
 ブータは、瀬戸口の答えにニヤリと笑みを返し、巨体に似合わぬ俊敏さで姿を消した。
285唐突に(ry:2007/06/07(木) 23:41:54 ID:npRAAXc4
「たかちゃん、猫さんと何話してたの?」
「ああ……ブータは何食ってそんなに大きくなったんだ、って聞いてたのさ」
「ふぇえ、猫さん大きいもんねぇ」
「うふ、そうですね。……はい、隆之さん、これ」
「未央ちゃん、ののみの分も作ってきれたのよ」
「そうか、そりゃ良かったな……ほぅ、今日は竜田揚げか。美味そうだ」
「はい、以前森さんにコツを教わって……お気に召していただけたらいいんですけど」
「お前さんが作るものなら、気にいらないわけが無いじゃないか」
「も、もぅ……隆之さんったら……」
「二人とも熱々なのよ」
「の、ののみちゃん、何言って……」
「ま、事実だから仕方ないな」
「……もぅ」
「ののみは皆幸せなのがいーのよ。悲しいのはめーなの」
「そうだな……その内、皆に俺たちの幸せを少しわけてやるとするか。な、未央?」
「………………」
「あ、未央ちゃん真っ赤になったー」
「照れなくてもいいのに」
「ねー」
「最後には怒りますよ!」
「はっはっは、怒った未央も可愛いぞ……っと、そろそろ食べるか。昼休みが終わっちまう」
「ののみ、お腹ぺっこぺこー」
「……はいはい。お手拭用意しときましたから、しっかり手を拭いて。はい、ののみちゃんも」
「はーい」
「じゃ、いただきます」
「いただきます」
「いただきまーす!」
 天気は晴天。
 暖かい陽射しが降り注ぐ屋上に、幸せはあった。



 これから、長く長く続いていく――そんな幸せが。


 
286唐突に(ry:2007/06/07(木) 23:49:20 ID:npRAAXc4
ここまで投下です。

今までのまとめ。

>27-28
>73
>111
>115-116
>125-126
>190-193
>203-205
>230-231
>250-254
>277-279
>283-285

……約半年かかったんですねぇ。
いやはや、長かった。お付き合い、ありがとうございました。
287名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 12:04:51 ID:PRs5hyS+
>>286
GJだったんじゃよ!
半年だったのか、もっと長いような気がしてたのはずっと待ってたからかw
次も待ってるよ
288名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 12:43:45 ID:BkfpHbSL
まさかこれほどの大作になろうとは……
まさにごっじょぶなんじゃよ!
289名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 13:37:36 ID:VC5b9rOd
いやあ、良かったです。
それとまとめから、>112が抜けてますよ。
>125でも抜けてるから気に入らなくてわざと抜いてるのかな。
290唐突に(ry:2007/06/08(金) 18:21:54 ID:ejF545yC
いや、単に見落としてただけという(ry

レスありがとうございます。
レス一つ一つに身もだえしながら書いてましたw
またその内何か書きますね。
291名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:32:28 ID:LFXP0zDk
授業が終わってすぐのことだった。
「おう、弟。お前石田に何か言ったか?」
「……は?」
思わず間の抜けた声が出る。
唐突な上に話が見えないよ、兄さん。
そんな俺の様子を見て何らかの結論を得たのだろうか、兄さんは俺に背を向ける。
「解らんならいいさ。俺はこれから職員会議があるんでな」
出席簿を頭上でひらひらと振りながら兄さんは去っていった。
俺のほうは何がなんだかさっぱり解らないよ。
一体なんだって言うんだ……。
292名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:33:13 ID:LFXP0zDk
「って事があったんだが……石田さん、何か心当たりは無いか?」
最近の戦闘の激化に伴い隊長一人の手には余る量となってきた書類、その処理を手伝いつつ俺は口を開いた。
「…さあ、なんのことだかわかんないけど?そんなことより聞いてよ、小島。今日さぁ………」
上田君がどうしたとか、菅原さんとこんな話をしたとか、村田さんと何をしただとか、そんな話が次々に出てくる。
彼女と周囲の人間関係は相変わらずのようでいて、
それでも少しづつ、本当に少しづつだが改善しつつあると、言葉の端々から感じられた。
が、それとは別に俺は一つの確信を得る。やはり兄さんと何かあったのだと。
成体クローンとして、生産された彼女は指揮官としては優秀だ。
しかし、常識的なところがどこか抜けている。
皆が知っていることを、常識を、自分が知らない。それを彼女は嫌う、というより恐れている。
そんな時彼女は早口で喋りだす、話を逸らそうとする。ちょうど今みたいに。
「ちょっと、ちゃんと聞いてんの?」
何を避けているのか、気にならないといえば嘘になる。
「ああ、聞いてるよ。」
けれどそれは聞くべきではない、そう思った。
書類を『処理済』に放り込み、席を立つ。
「さて、もう遅いし今日はもう終わろう。」
彼女自身が話してくれる気になる、それまでは。
「そうだね、そうしよっか。ね、一緒に帰らない? いいでしょ、別に」
293名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 19:34:48 ID:LFXP0zDk
帰り道でも彼女は喋り続けた。そうなると当然俺は専ら聞き役に回ることとなった。
既に話のネタは尽き、訓練メニューがどうだとか、補給がどうだとか、そんな話になっていた。
そうこうするうちに二人の道は別れる。
「じゃ、また明日。」
別れを告げ、歩を進めようとすると、ツイとコートの袖をひっぱられた。
「話の続きがしたいの、ちょっとよってもいいでしょ?いいよね?」
……駄目だ。絶対に駄目だ。
俺は彼女に特別な感情を抱きつつある。その程度の事が自覚できないほどガキじゃない。
けれど、彼女のほうはどうだ?  
確かに彼女は俺に懐いてくれている。けれどそれは子犬が構ってくれた者に対するような、そんなものだろう。
好意ではあるかもしれない、だが恋ではないのだ。
彼女は知らない、俺の気持ちを。
ここで承諾してしまえば、部屋に上げてしまえば、俺は自分の感情を抑えられる自信が無い。
きっと彼女を大きく傷つけるだろう。今までの関係も失い、後に残るのは後悔だけだ。
ここで断る事でも、多少ぎこちなさは残るのかもしれない。それでも酷くて2,3日のことだろう。
断るんだ、絶対に断るのだと、そう思った。そう……思っていた。
振り返ってしまうまでは。
振り返り彼女の眼を見るまでは。
彼女の目に、期待と、不安と、一種の決意めいたものを見るまでは………。
294名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 23:05:41 ID:4zcMirZJ
GJ!!
295名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 23:38:30 ID:rS5mpeSU
うはww
ワクテカ
296名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 00:16:06 ID:6z+lr74Q
今頃気付いた事がある
>俺は彼女に特別な感情を抱きつつある
291,292でコレを匂わせる描写が無いのでなんだか唐突な感じがする
当方修行のつもりでやっておりますので(もちろん好きでやってもいるのですが)
こういう変な、あるいは何かが足りない部分に気付かれましたらどうかご指摘を
297名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 01:26:15 ID:dUqeF2uH
とりあえず名前欄にカプ表記頼む
298名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 01:32:05 ID:6z+lr74Q
そういえばこのカプ嫌いな人も多いんだっけ
スイマセン以後気をつけます
299名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 04:52:17 ID:JtDCYcAS
>>298
カプの好き嫌いと言うか、お約束として書いてもらえるとありがたいな
300293の続き 航咲良注意:2007/06/10(日) 14:47:39 ID:X9g7VLmj
彼女が玄関に一歩踏み入ったその時には俺は既に後悔していた。
あの時の彼女の眼に宿っていた、あの気持ちを踏みにじる事になっても、拒否すべきだったのだと。
今はまだ理性が勝っているがそれがいつまで続くものだろう。
彼女の、あの決意のようなものがどういった類のものなのか、俺には解らない。
けれどもし彼女が自身の俺に対する感情を、単なる好意以上のものだと勘違いしていたら、
まかり間違ってそれを口に出してしまったら……俺の理性など水を掛けられたトイレットペーパーだ。
それを思うと今度は俺が必死だった。彼女に不用意な発言をさせるわけにはいかない。
ならば俺が話し続けるか、もしくは……
「食事どうしようか? 有り合わせで何か作ろうと思うんだけど、かまわないかな?」
石田さんの返事を待つことなくキッチンへ向かう。
とりあえず何らかの作業に集中し、話しかける隙を見せない方法を俺は選んだ。
301航咲良注意:2007/06/10(日) 14:48:50 ID:X9g7VLmj
りあえずはコンロに鍋を置き、湯を沸かす。
冷蔵庫を開けてみる、野菜がいくらかと、肉は……ない。
隊長石田咲良の指揮の下、部隊は武勲を挙げ、皆がそろって昇進、給料も少しだが上がっている。
が、それでもおいそれと食卓に肉が上る事はない。一部隊の活躍でひっくり返るほど戦争は甘くない。
それでも何か、もう少しいいものあればと思うのは見栄だろうか。あ、イカがあった。
ふと見ると、石田さんがキッチンを覗き込もうとしていた。それを遮る。
「私も何か手伝「今日はお客さんなんだから、おとなしく寛いでて」
彼女をキッチンに立たせる危険性はいくぶんマシになったと山口さんから聞いている。
今問題なのは俺のそばにいる危険性のほうだ。
不満げな表情をする石田さんをリビングに送り出し、俺はまな板に向かう。
302航咲良注意:2007/06/10(日) 14:51:08 ID:X9g7VLmj
イカの胴から足とワタ、軟骨を引っこ抜き、薄皮をむく。
格子状に浅い切れ目を入れたイカの胴を短冊切りに、足は先端を切り落としてぶつ切りに。
片栗粉、胡麻油、塩コショウ、酒を揉み込んで下味をつける。
人参はいちょう切り、ブロッコリーを一口大に、ネギをみじん切りに、生姜を薄切りに。
ブロッコリーを軽く湯通し、その湯で今度はイカを湯通しする。
フライパンにサラダ油を熱し、ネギと生姜を放り込み、弱火で炒める。
炒め物はスピードが命、ここからだ、ここからが勝負だ。
ネギと生姜の香りが立ったら強火にし、イカとブロッコリー、人参を炒め合わせる。
鶏がらスープの素、酒、水溶き片栗粉、塩を混ぜ合わせ加える。
とろみが付いてきたところで器に盛り付ける。
我ながらうまくでっち上げられたと思う。
あともう一品ぐらい欲しいところだが冷蔵庫には碌な食材が残っていない。
仕方ない、こんなところで我慢してもらおう。
目の前の作業に集中するうち、精神的な余裕がいくらか戻ってきたように感じる。
これなら大丈夫だろう。
食事を終えたら頃合いを見計らって家まで送っていこう。何事も、無かったように。
303名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 19:02:53 ID:PAdCKccH
スピードが命だってお前何言ってんだwww
304名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 19:45:28 ID:JdLQvuEq
>>303
航が作っているのはイカとブロッコリーの中華風炒めだな…あれは炒め過ぎると不味くなるからな…。
305名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 20:25:45 ID:WImsbgO2
やけに細かい調理描写に噴いたw

続きwktkしながら待ってる。
306名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 20:27:20 ID:PAdCKccH
>>304
そうなのかw

>>305
料理に集中して煩悩を振り払おうとしてるんだなぁ、
と思いながら、俺も可笑しくなったw
307放課後クラブH:2007/06/11(月) 22:15:29 ID:6bzVTHDB
>>275の続き

「遥…お前、こんなテクニック…どこで覚えたんだ?」

すると遥は顔を赤らめて、
「…葉月さんが俊君に…その…同じ事…していたのを見たから」
と消え入りそうな声で言った
「そうか…(葉月め…岩崎とあんなコトを…)えっまさか、この間の家出の原因って…」

「岩崎君…今まで女の子だと思ったのに…あんな物が生えているなんて…。それで…。」

百華は、
遥が葉月家から家出して学校にも行かず、ネットカフェで過ごしていると聞いて、連れ戻しに言った時の事を思い出していた…。

百華がネットカフェについた時には、遥が何人もの不良らしき男子学兵に連れていかれる所だった…。

「…あの時…百華さんは、恐ろしい人達に向かって、『ちょっといらっしゃい。』と言って、すぐに何事も無かった様に戻って来た…
私百華さんが殺されるんじゃないかと思った…」
そう言うと、遥は百華の腕の中で泣きじゃくった…
「遥…そんな、泣かないで下さい、あいつら大した奴らじゃなかったですよ…
(ああ、言えやしない…あいつら全員生体レーザーと自殺ウイルスで殺しましたって…言えやしないぜ…)
…ところで遥、何故私にぶつかって来たのですか?」

「そ、それは上田君が、渡部さんにその…あの…」

「遥…つまりこういうことかい?」
そう言って、百華は遥を押し倒した…。
「あれ、遥…抵抗しないのかい…しても無駄だって分かったのかな?」
そう言うと百華は舌なめずりした。
308名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 15:05:10 ID:Jn8KozZ7
青森はイカの水揚げ量多いけど、旬は冬ははずれてるよ…orz
調理シーンは皆様の得意料理で脳内補完してください
309302の続き航咲良注意:2007/06/12(火) 18:28:49 ID:Jn8KozZ7
二人ほとんど無言で食卓をはさむ。
やっつけの塩炒めを口に運びながら、俺は何か考える振りをしていた。
なんだか居心地悪そうにしている石田さんには悪いけど、話しかけにくい状況を作る為に。

……そういえば、いつ、どこで聞いた話だったろうか。
誰に対しても平等に優しく接することができる奴は2種類いるそうだ。
誰でも平等にどうでも良く思っている奴か、ホンモノの聖人かだという。
かつての俺は前者だったろう。どこか歪んでいる。
そんな俺が変わった、大事な人が出来てしまった。
今俺の目の前にいる少女、石田咲良。
初めて会ったときから放っておけないとは思ってはいたけど、その気持ちが特別なものだと自覚したのは、しばらくしてから。
彼女と出会う以前にも友人と呼べる人間がいなかったわけじゃない。彼らを人間として尊敬も信頼もしていた。
けど俺は彼らが必ずしも必要だとは思わなかった。彼らも俺を必ずしも必要としてはいないだろう。
彼らは自分自身の生き方を持っていたから。
極端な話、俺に出合うことがなくても彼らは彼らだったろうし、今俺が死んだとしても彼らの生き方は変わらないだろう。
けど、石田咲良は違った。真っ白だった。
俺を必要としてくれた。いや、実際は俺でなくとも良かったのだろう。
近くにいれば、助けを差し伸べてくれるなら、誰でも良かったのかもしれない。
たまたま近くにいたのが俺だったにすぎない。
けど俺の方は、俺の事をを必要としてくれる人を、俺を求めてくれる人を必要としていた。
俺が、俺のほうこそが彼女を必要としていたのだと、気付いてしまったのだった。
310航咲良注意:2007/06/12(火) 18:33:07 ID:Jn8KozZ7
線をテレビから時計に移す。『ごちそうさま』から既に40分近くが互い無言のまま過ぎていた。
俺は焦り始めていた。さっき取り戻したと思った余裕はどこへ行ったのか、それとも錯覚だったのか。
俺はコートを取り、立ち上がる。
「石田さん、そろそろ帰らないともう遅いよ? 家まで送るから…」
「……なんで?」
不機嫌そうにも聞こえる声。
発言の意図をはかりかね、問い直すべく俺は彼女に向き直る…ことは出来なかった。
どっ、と暖かなものが、背中にぶつかる。俺より一回り小さな腕が回りこんでくる。
背中から抱きつかれている、そう理解したとき俺は自分でも意外なほど落ち着いていられた。
「なんで私を避けてるの? 小島…さっきから態度が変だ…。私が何かしたの? なんで妙な扱いをするのよっ?」
なんでなんて…言える訳が無い。
君に欲情してるなんて、俺の欲望が君を傷つけるかもしれないなんて、言える訳が無い。
そのくせ、君を傷付けるのが怖いなんて、君を失うのが怖いなんて、あまりに勝手すぎて絶対に言えない。
俺はただ沈黙する。破局を一秒でも先送りするために。
「小島は私が嫌いなの? 嫌いになったの?」
311航咲良注意:2007/06/12(火) 18:34:29 ID:Jn8KozZ7
『私のこと嫌いですか?』
かつて、戦争が他人事だったころに何度も聞いた、俺の嫌いな台詞。
例え本当に嫌っていても相手と顔を合わせて嫌いだというのは難しい。
後々の人間関係に支障をきたしかねない。
それを避けようと思えば、相手方の望む答えしか残らない。卑怯な台詞。
けれど、石田さんの言葉は表面だけ見れば似ているようでいて、そんな狡さは感じられなかった。
そこにあるのは嫌われる事に対する、不安と恐怖。
俺が抱えているのとなんら変わらない、同じ気持ち。
何らかの答えを出さなければいけない。けどどんな答えを? どうやって?
俺は回された腕を解き、なんの答えも無いまま、それでも彼女に向き直る。
彼女の眼は溢れんばかりに涙を溜め、それでも零すまいとしていた。 
石田さんの視線に捕らえられ、俺は動けなくなる。彼女の唇が動くのがわかった。
「私は……」
駄目だ、言っちゃ駄目だ。頼む、言わないでくれ!!
「私は……私は、アンタが好き。」
312名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 13:27:22 ID:cT87JbcH
    ∧_∧
    ( ・∀・)ワクワク
  oノ∧つ⊂)
  ( ( ・∀・)ドキドキ
  ∪( ∪ ∪
    と__)__)
313名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 18:09:03 ID:mJAzj6Ki
    ∧_∧
    ( ・∀・)ワクワク
  oノ∧つ⊂)       。
  ( (0゚・∀・) テカテカ      +
  oノ∧つ⊂)
  ( (0゚-∀-) ドキドキ +
  ∪( ∪ ∪            。
    と__)__)
314名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 19:06:52 ID:Al4orM4F
    ∧_∧
    ( ・∀・) ワクワク
  oノ∧つ⊂)       。
    (0゚・∀・) テカテカ
  oノ∧つ⊂)       。
  ( (0゚・∀・) ドキドキ      +
  oノ∧つ⊂)
  ( (*-∀-) ムラムラ +
  ∪( ∪ ∪            。
    と__)__)
315航咲良の中の人:2007/06/14(木) 16:26:19 ID:Ob1B91Mq
自身の怠惰のせいでレポートが忙しくなってしまいますた
前もって練っていたものも使い尽くししばらく書けそうにないです
もう少し待っててくださいますか
316名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 04:03:17 ID:XxaQ463+
唐突に上田×横山投下。
ちなみにエロのエの字も入っていません。まだ。
まあ、他の職人さんへの繋ぎとして
317『男』として:2007/06/17(日) 04:04:23 ID:XxaQ463+




―――今、分かったんだ。僕は貴女のように強くなりたかったんだ、と。



318『男』として:2007/06/17(日) 04:05:40 ID:XxaQ463+

「情けないッ! それでも男ですか!! ぶっ飛ばしますよっ!?」
「え、あ……ご、ごめん……なさい」
 ある日の放課後、校舎裏で怒鳴られている上田虎雄の姿があった。どっちが男でどっちが女か分からないぐらいに、
 彼の表情は弱々しく、怒鳴っている女性―――横山亜美の言葉の勢いに吹き飛ばされそうでもあった。

 ことの始まりは何の訓練もせずに帰宅しようとする上田を横山が呼び止めたことにあった。
 この戦時下、誰もが訓練または仕事に励み、己がまた明日生き延びられるようにその可能性を高めている。
 上田もまた偵察兵として、横山は突撃兵として前線で戦う学兵であり、戦場で生き延びるためには己を鍛えなければいけないはず。
 そのことを横山は指摘したのだが、上田は「うん、ごめん…」と謝ってばかりいるだけでその態度には卑屈さを感じ、
 もともと上田を毛嫌いしていた横山はついにぶち切れて、今のように怒声をあげてしまったというわけだ。

「全く……。もう少ししっかりしてください。
 貴方も前線で戦う身なんですから、他の仲間に迷惑をかけるような真似をしないで……?
 ――――ちょっと待ってください、その痣……」
 嘆息して説教を続けていた横山だったが、ふと上田の目元にある痣に気付きそっと触れる。
 気がつけばあちこちにも擦り傷や打撲のあとが残っている。
 上田はというと、こうして怒鳴られて怖くも思えるとはいえ、異性に触れられてどぎまぎと身体を硬直させるだけだった。
 だが、そんな上田の様子には構わず横山は真剣な眼差しでその痣を観察する。
 その眼差しは徐々に剣呑さを増して、先ほどとは違う殺気にも似た怒気を孕ましていった。

「…この痣、どうしたんですか? 戦闘や訓練で負った怪我ではなさそうですが」
「……………」
 あまりの語気の強さに上田は沈黙し、視線をそむける。
 先ほどまでのどぎまぎはどこかに吹っ飛んでしまい、その瞳は暗く地面に積もる雪を映し出すだけだ。
「…誰かに殴られましたね?」
 その言葉にギクッと彼は肩をビクつかせたものの、その言葉に答えることはできなかった。
 だが、それを隠し通せるほど上田も嘘が得意ではなかったし、横山に関して言えば武人だ。
 上田の怪我を戦闘で出来たものではないことぐらい見抜けた。それからしばらく沈黙が続いた。

「貴方のことははっきり言って嫌いです。
 ……しかし、怪我をしている人間を放っておけるほど私も鈍感じゃありません。
 貴方みたいな人でも、一応この小隊の仲間ですからね」
 真顔でそう静かに呟くと、突如として上田の腕を取ると強引にひと気のない校舎の中へと引き摺って行く。
 あれこれ上田に説教していたらすっかり陽も暮れ、既に校舎内をうろついている生徒は少ない。
 いるとすれば、訓練や技能獲得に精を出している生徒たちのみだ。

319『男』として:2007/06/17(日) 04:06:52 ID:XxaQ463+
 保健室にたどり着くと、蛍光灯の電気を点けて、半ば強引に横山は上田をベッドの上に放り投げた。
 ベッドは硬く、上田は強かに腰を打った。「ヒドいよ、横山さん…」と小声で抗議するものの、
 横山には全く聞こえていないのか、ロッカーの中から救急箱を取り出し、ガーゼや消毒液をベッドの上に並べていく。
「…少し染みますが、我慢してくださいね」
 ただ淡々とそう呟くと、テキパキと彼女は上田の手当てを施していく。
 医療技能の持たない彼女は本当に必要最低限の手当てしか出来なかったが、
 やはり武道を嗜む上で怪我は付き物なのか、慣れた様子でしっかりと消毒しガーゼで傷口を塞いだ。

 上田の手当てが終わると、ふたりはベッドに並んで腰をかけていた。
 手当てに夢中になっていたが、上田も横山も相手にあまり良い印象を持っていない。
 手当ても終われば、気まずい沈黙が降りるのも仕方が無かった。

 無言。
 何か、話さなければ。
 妙な圧迫感に駆り立てられた横山は、咳払いをしておずおずと話し始めた。
「……少し付き合ってくれませんか?」
「へ?」


 校舎の屋上。横山は上田を連れ立って、手には二本の竹刀を収めてそこにいた。
 雪はしんしんと降り積もり、お世辞にも温暖とは言えない。
 こうして、突っ立っているだけでも寒さが肌にしみて、がちがちと歯すら噛み合わない。
「よ、横山さん? こ…、こんなところに、どうして?」
 そんな上田の質問も耳を貸さず、彼女はゆっくりと柵の手すりへと近づいてそこから眼下の景色を見下ろした。
 いつも見慣れた光景も、ひとつ角度を変えて見ればどこか新鮮なものに見えた。
 横山はそこで振り返り、鋭い眼差しでしっかりと、上田の目を見つめた。
「上田君、これを構えて」
「え?」
 そう言われて、上田はきょとんとする。いきなり、横山は手にしていた竹刀を投げてきたのだ。
 慌てて、その竹刀をキャッチする。表情にはどこか納得が出来ていないという曖昧なものが浮かんでいた。
「でも、僕、剣道なんてしたことが…」
「つべこべ言わず、構えるッ!」
 戸惑いを見せる上田だったが、横山の一喝により、その言葉を遮られる。仕方がなく適当に竹刀を構えて見せた。
 ――――すると。
「だぁぁあっ!」
「うっ、うわぁっ! よ、横山さん!? い、いきなり何するんだよっ」
 唐突にもう一本手にしていた竹刀を握り締め、横山はそれを上田へと振り下ろした。
 咄嗟に手にしていた竹刀で受け止めたが、もし直撃していたと想像するとぞっとしてしまう。
 防具すら身につけていないのに、手馴れている横山の一撃を喰らってしまえば痛いの一言では済まされないだろう。
320『男』として:2007/06/17(日) 04:07:56 ID:XxaQ463+

 横山は無表情に上田の顔を覗きこみながら言った。
「やはり…、反射神経は良いみたいですね」
「だ、だから! 何の話なんだよっ?」
 流石にいきなり襲われては、上田も語気が強くなってしまう。
 殴られることには慣れているが、横山の剣撃はそれに比較ならないことぐらいは戦場でよく身に染みている。
 実際に、戦場でその剣捌きに何度か助けられてことだってある。

 だが、横山は上田の戸惑いを無視しているのか、やはり納得できない様子で首を傾げる。
「上田君、どうして貴方は努力しないんですか? この小隊が幻獣に殲滅されてしまってもいいと言うのですか!?」
「え、あ…別に……そんなことは、ない……けど…」
 かつての熊本のような激戦区ではなく、この青森はどちらかというとまだ人類側の方が有利だった。
 出撃頻度もそれほど頻繁でもなければ、出撃したとしても小型幻獣を相手にするぐらいで
 中型以上の幻獣を相手にすることは殆どなかった。

 しかし、どちらにしろ戦場に出るということは命がけで戦うということだ。
 気を抜けば、自分の命だけではなく、自分たちの小隊すらも壊滅に導く可能性だってある。
 横山は元々上田のような性格は嫌悪すら覚えるのに加えて、訓練すら積極的にしようとはしない彼の態度について不満を抱いていた。
 むろん、彼女も本気で上田がそんなことを思っているなどとは思っていない。
 ―――だが。
321『男』として:2007/06/17(日) 04:08:42 ID:XxaQ463+

「貴方は一言で言えば、気概がたりない。
 覚悟も足りない。度胸も。
 優しさと卑屈さ、強さと暴力を混同しています」
「…え?」
「殴られてもやりかえさない。幻獣を倒す気概もない。
 そして、この小隊を救おうとする覚悟もない」
 真摯な横山の言葉が、上田の心を貫く。
 確かにその通りだった。薄々自分でも、今の自分が卑屈で戦場に赴くには覚悟が足りないことに気づいていた。
 だが、人間というものはそう簡単に割り切れるものでもない。
「……争うのは嫌いなんだ」
 打ちのめされたように俯き、ぼそりと呟く。
 これは本心だった。確かに戦うことで自分が傷ついたりあるいは命を落とすことは怖い。
 だが、それ以上に何かを傷つけたり、殺すことは怖かった。いや、あるいは嫌悪していたと言っても過言ではなかった。
 だから、虐められてもやりかえさなかったし、幻獣にしてもトドメを差すことに躊躇いが多々生まれた。
「そ、それに、この小隊を救うだなんて、僕にはそんな力はないよ」
 気弱な上田の発言に苛立ちながらも、横山は言葉を返した。
「…それが卑屈だと言っているんです。
 谷口さんが言っていました。貴方は才能だけならある、と。
 半信半疑でしたが、今の一太刀を受け流したことで分かりました。
 無論、男としての気概もなく鍛えてない分、確かに貴方はこの小隊でも最弱でしょう」

 横山はそこまで言うと、一息をつき、そして顔を上げる。真摯に上田の瞳をみつめて。
「上田虎雄。貴方も男なら剣を取りなさい。絶望の闇を切り裂く銀の剣を。
 最弱なら最弱なりに努力しなさい。たとえそれは1億の力に対するたった1の力だとしても、
 1億対1億の戦いにおいて、たったその1の力でも勝利への鍵になるのです。
 ……男になりなさい。私は貴方のことが大嫌いですが、それでも仲間として信頼しているのですから」

 ―――言葉が胸に突き刺さった。
322名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 04:09:41 ID:XxaQ463+
取り敢えずここまで。
……多分エロに入るまで長いと思いますが、お付き合いの程を。

追伸。
暫くGPO白をやっていなかったので、口調とかおかしいかもしれません。
次回には改善しておきます。
323名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 11:46:52 ID:RtcuqQZP
>>316-322
ウォォォGJ!
さっそく、亜美×トラヲでプレイするわ!
324名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 16:33:57 ID:wir4pmJ7
(・∀・)イイ!!
航咲良も上田×横山もGJ!
325311の続き航咲良注意:2007/06/19(火) 18:59:12 ID:iVVbyeQE
一瞬の沈黙、湧き上がる衝動と抗う理性。
刹那の拮抗を経て、しかし戦線は傾く……

「ちょっ、く、苦しい……」
その声に引き戻され、理性が陣形の再編を果たしたとき、俺は彼女を抱きしめていた。
「ご、ごめん」
理性が残存した火力を総動員して反撃を開始、
どうにか腕を緩めることには成功するも、それでも彼女を放すには至らなかった。
離さなきゃいけないと解ってはいる。けど離したくない。
重苦しい沈黙の中、石田さんの鼓動が、体温が俺の世界を満たしていく。
ああ、やっぱり俺はこの子が好きなのだ。失いたくないのだ。
トントンと胸を叩かれ見下ろすと、石田さんの視線とぶつかった。
腕の中から見上げるその視線がさっきの問いに答えろと促していた。
「俺、は……」
好きだ、狂おしいほどに君が好きだ。
けれど、やっぱり駄目だ、言えない。君は知らない、解ってない。
俺の好きは君の好きとは違う、君が抱いているような綺麗な想いじゃない。
俺の好きはどこか歪だ。ところどころ鋭く尖ってもいる。
俺の気持ちはきっと君を縛る、いつか君を傷つける。
こんな気持ちを言葉になんて出来ない、したくない。
「嫌いじゃ、ないよ、けど……ゴメン、これ以上は言えない。」
どうにか吐き出せた答えは、世にも最低なものだった。
326名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 19:02:02 ID:iVVbyeQE
時間が無いのはともかくとして
話が詰んでしまった感じ
この後どう展開すべきでしょうか

301冒頭「と」310冒頭「視」それぞれ抜けてました
327名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 19:11:44 ID:+56i188u
そりゃもう、咲良が押し倒すしか。

・・・俺、そういうの好きなのか?
328航咲良:2007/06/19(火) 20:55:48 ID:iVVbyeQE
横山さんあたりに言わせれば、男らしくないということになるだろう。
けれど気持ちを言葉にしてしまえば、俺は自分を抑えられかっただろう。
それに比べれば……ああ、けれども、それにしたって最低の返事だ。
やっぱり俺は彼女を傷つける事しか出来ないのだろうか。
「嘘吐き」
ぺちり、と頬をはたかれる。
俺の腕の中から俺よりひとまわり小さな手が、俺の顔に向かって伸びていた。
「私には理解できないと思ってるのか? それで私を守ってるつもりか?…………馬鹿にするな!!」
ぺちり、再び小さな手が俺の頬を打つ。
痛かった。ろくに力は入っていないのに、すごく痛かった。
329航咲良注意:2007/06/19(火) 20:57:20 ID:iVVbyeQE
唐突に理解する。いや、理解させられる。
何も解っていないのは俺のほうだったのだと。
彼女の心が幼いと、何も解っていないのだと、勝手に決め付けていた。
それがかえって彼女を傷付けている事にも気付かず、気付こうともしなかった。
彼女は解っている。いや、すべては解っていまい、けれど感じ取ってはいたのだろう。
俺の気持ちを、俺の歪んだ好きを。
その上で俺に吐き出せというのか、この気持ちを。
「本で読んだ。好きは綺麗なだけじゃない、人を傷付ける事もある、人を変えてしまうこともあるって」
ふわり、彼女の両手が俺の頬を包む。
「けど、それでも、傷ついても私は好きを知りたいんだ。」
受け入れてくれるというのか、俺を……本当の俺を。
「変わったっていいんだ。アンタのために変わっていけるなら」
330航咲良注意:2007/06/19(火) 21:03:52 ID:iVVbyeQE
>>327
押し倒すまでいかなくても咲良のほうをうごかしゃいいという
単純な事を忘れてました、どうもです
331名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 23:20:19 ID:zBxtqU5A
(・∀・)イイヨイイヨー
332名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 06:40:14 ID:YgC84oc6
保守
333329の続き航咲良注意:2007/06/26(火) 17:24:14 ID:29DHyinZ
一度は緩めた、それでも離すには至らなかった腕に、我知らず再び力がこもる。
ずっと求めていた安らぎは、君だったんだな。
作り物の俺の外面ではなく、本当の俺を、
歪んでしまった俺を、歪みごと受け入れてくれる人。
「ありがとう」
受け取った彼女の気持ち、今度こそ俺はそれに応えねばならない。
「石田さん…、俺は…、人には隠している顔がある」
今度はさしたる苦労も無く腕を緩めることができた。
「でも、君には見せるよ。全部を知って欲しいから」
見た目以上に華奢な肩に手を置き少しだけ体を離す。
「俺も心を決めるよ。君を信じて、そばにいたいから」
彼女の顔を、眼を、真っ直ぐに見る。
不思議なほど落ち着いているの、今度は錯覚なんかじゃない。
「解りにくいから、ハッキリ言え」
解らないと言いつつ、顔が真っ赤なのはなんでだろうね。
そんな事が考えられる程度には落ち着いていた。
334航咲良注意:2007/06/26(火) 17:25:04 ID:29DHyinZ
「……。 この先、何があるかはわからないけれど同じ物を分け合おう。
それが甘いか苦いかはわからないけれど。
残念ながら拒否権はナシ、俺にここまで言わせたんだからね。」
石田さんは気付かないかもしれないけど、これは…まるで………
「それは小島にとって私が特別な存在ってこと?」
やはり気付かなかった。
「あ、ああ」
俺は落胆しているのか、それとも安堵しているのか、うなずくのが精一杯だった。
ここで終わると負けてる気がする。

「そうか……特別、なのか……えっ?」
俯き加減に表情を隠し、どこか満足げに呟く彼女。
俺はその頬にそっとに触れこちらに向ける。
「何?」
俺を信じきった表情に、ちくりと痛みにも似たものを感じる。
罪悪感。それでも、俺は止められそうになかった。
彼女の薄桃色の唇からもう眼が離せない。
望めばすぐにでも触れられる距離にそれはあり、そして俺は望んでいる。
ゆっくりと引き寄せる。
俺の意図するところを察したのか、石田さんが考え、迷い、躊躇ったあげくに眼を閉じる。
俺は彼女のその表情があまりにも可愛くて、もっと見ていたくて、礼に反することにした。

ほんの一瞬、それも軽く触れるだけそれは、
しかし、ただそれだけで全身を歓びが駆け巡り、幸福感が脳髄を焼いていく……
335航咲良注意:2007/06/26(火) 17:25:44 ID:29DHyinZ
「本で読んではいたけど……」
石田さんはどこかぼんやりとした表情で呟く。
「ただ唇を接触させるだけなのに、なんか……すごかった」
「いきなりでゴメン、嫌じゃなかった?」
先に了解をとっておけばこんな間抜けな事を言わなくてすんだのだが、
了解をとってからキスするって言うのもなんだか間抜けだな、そんな事を考えてしまう。
「恥ずかしかったけど、嫌じゃなかった。これも特別なこと、だよね?」
俺に向けてにっこりと笑って見せる。
「うん、特別だよ。」
ここに鏡は無いけれど俺もきっと笑ってる。
幸せな時間。このまま時が止まればいいなんて、ありがち過ぎてお寒いセリフだけど、
俺は今本当に、心からそう思っている。
駄菓子菓子、もとい、だがしかし、そう思ってるときほど波乱というものはやってくる。
336航咲良注意:2007/06/26(火) 17:26:33 ID:29DHyinZ
「もっと他にもあるよね?特別」
ああ、やっぱり。そろそろ来るだろうとは思っていた。このままの流れだと避けられないだろうとも。
もう覚悟はして、避けるつもりは無かったけど、それでも動揺はしてしまう。
「えー、と……意味、解って言ってる?」
一応、確認。返ってきたのは、
「質問を質問で返すな! 解らないから聞いてるんだ、ちゃんと答えろ」
なんとも隊長らしいお答え。
「困ったら言えって、解らないことは聞けって言ったのはアンタでしょ」
はい、言いました。確かに言いましたけど、流石に返答に困ります。
適切な言葉を探す俺をおいて、彼女は続ける。
「菅原や渡部も、みんな知ってるって。けど昨日、先生に聞いたらまだ早いって言われた」
……菅原さんたちが知ってるっていってもそれはおそらく…………
まあ、菅原さんたちの話はともかく置くとして、放課後の兄さんのあの言葉、その意味は解った。
しかし兄さん、なんで俺に理由があると思ったんだよ? 信用無いなあ。
いや、当然といえば当然か。実際今こういう状況になってるわけだし。

337航咲良注意:2007/06/26(火) 17:29:21 ID:29DHyinZ
事ここに至っては俺も男だ、覚悟は決めよう。だが、問題が無いわけではない。
「あー、うん。確かに知ってるけど……」
そこまで聞いて跳ね上げられる彼女の視線。
だから、そう期待に満ちた眼を向けられるとちょっと困る。
「あくまで知識として、だよ。その……俺も、経験は無いし……」
……言ってしまってから激しく後悔、自己嫌悪。死にたくなるほど恥ずかしい。
そうだよ、無いさ!無かったさ!!
これまで馬鹿馬鹿しい恋愛ゴッコにつき合わされないようにして生きてきた、これがツケかよ!!
なんでこんな事言ってしまったんだ?
今まで振ってきた、って言うと聞こえが悪いな、交際をお断りしてきた方々の呪いでも受けてるのか、俺?
「なにそれ? 当然でしょ? 特別なコトなんだから」
俺の発言も、内心の葛藤も、彼女はサラリと流してしまう。
なんか…落ち込みそうだ。
338名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 17:36:53 ID:29DHyinZ
時間は作るもの、故に時間が無かったは理由にならない
スンマセン
文才が無いのは人の身たる自分にはどうしようもありません
細かな誤字脱字、文章としておかしい所、つながってない部分
ご指摘ください、足りない文才の餌にしますゆえ
339名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 12:27:30 ID:Tf3ozU11
GJ!
毎回いい所で中断してからに。
340名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 16:38:30 ID:o0I49TT/
キスの描写が何とも言えず興奮したw
GJ!
341名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 22:07:11 ID:JqjTdiu8
このスレにガンパレエロイラストへのリンク書いてなかったっけ?
コピーし忘れたら見失ってしまった…(´・ω・`)誰かエロイラストサイト教えて下さい。
342名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 21:17:58 ID:Il53fcU3
まず注意を。

脈絡なく何らかの情報を教えてという書き込みをする人間は、
教えて君と呼ばれて嫌われる傾向が、2ちゃんに限らずネット上ではある。
今後その辺りを気をつけて書き込むようにした方がよいと思うぞ。

で、だ。

ここはエロパロ板という、二次(一次)の文章を書き込み、読む板だ。
イラストに関しては、より適切な板があり、そちらの板にあるアルファ(GPMだったか?)スレでは、
俺もエロイラストへのリンクを見た覚えがある。
というわけで、君が向かうべきは半角二次元板であると思われるのだが、いかがかな?
343名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 22:12:42 ID:eWhlj7j3
>>341
半角二次にあったよ!
344名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 08:42:06 ID:vqqkX3L/
>>342 詳細版
>>343 簡易版
345唐突に(ry  舞×厚志:2007/07/02(月) 22:32:15 ID:FQAEk1ZV
ゆでだこ舞ちゃんは一体どうなってしまったのか!
というわけで、例のアレがアレしていた時、他の人達はどうしていたのか、というアレです。

今回はエロまでいきません。ご注意ください。
346唐突に(ry  舞×厚志:2007/07/02(月) 22:32:37 ID:FQAEk1ZV
「舞、なんであんな所に倒れてたのさ」

 とある日の放課後。
 自然休戦期が近くなったせいか、幻獣達の動きも静かになり、
ここ数日の間、5121小隊は平和そのものだった。
 そんなわけで、パイロットの仕事もそこそこに――というか、ほとんどの仕事は
舞が朝の内にやってしまうので、厚志にはする事が無い――先日の陳情で手に入れた
映画チケットを手に、厚志は舞を探していた。
 そして、思わぬ所で彼女を発見する事になる。
 プレハブ校舎屋上で、顔を真っ赤にして倒れている所を、だ。
 そして今、厚志は背中に舞をおぶって、整備員詰所へと向かっていた。

「……」
「心配したんだからね。顔真っ赤だし、熱でも出て倒れてたのかと……」
「……せ」
「ん? なんだい」
「降ろせと言っている!」
「駄目だよ。熱は無いみたいだけど、念の為石津さんに見てもらわないと」
「石津の診察を受けるのと、私がお前におぶわれる事の相関関係を説明せよ!」
「舞が身体を悪くしてるかもしれないから、無理をさせずに石津さんの所まで連れて行く為。
 なんでもないかどうかは素人の僕らじゃわからないからね」
「自分の身体のことは自分が一番よくわかる。なんでもないのだから降ろせ、厚志よ」
「嫌だ。いつもそうやって無茶するからね、舞は」
「無茶をしなくてはならない時があれば、無茶をする。それが芝村だと、以前も言ったぞ」
「今はその時じゃないだろう? 戦ってるわけでもないし、何より……僕がいる」
「……」
「それに……たまには僕にだって君を背負わせてよ」
「……厚志」
「君は……いつも何かを背負ってる。最近は漸く僕にもそのいくらかを背負わせて
 くれるようになったけど……相変わらず僕自身は君に背負われてばっかりだからね」
「そのようなことは……無いぞ」
「……そうかな?」
「ああ……お前がいるから、私は私でいられる。お前がいなければ……私は……」
「……舞」
「……はっ!? い、い、い、い、今のはなしだ! 聞かなかった事にせよ厚志!」
「僕もそうだよ」
「……ぬ?」
「舞がいるから……舞の為にって思えるから、僕は僕でいられる」
「………………」
「舞のカダヤとして、恥ずかしくないようにって……だから、頑張っていられる。
 どんな最悪の戦場でも。どんなフェイタルな状況でも」
「………………」
「……どうかした、舞?」
「お、お前は……お前という奴、は……」
「……?」
「……な、なんでもないっ! 気にするなっ!」
「???」
「そ、それよりも、付いたぞ、降ろせ、すぐ降ろせ!」

 二人は、いつの間にか整備員詰所の前までやってきていた。

347唐突に(ry  舞×厚志:2007/07/02(月) 22:32:49 ID:FQAEk1ZV
「大丈夫? 立てる?」
「無論だ!」
「石津さん、いるかな。この時間はだいたいいると思うけど……」
「見……た、わ……」
「わぁっ!?」
「ぬっ!?」

 物陰から、陰鬱な雰囲気を湛えた少女が姿を現した。
 5121小隊の衛生兵、石津萌である。

「あつあつ……ラブ、らぶ……」
「ななななななな、そんなんじゃ……!」
「そそそそそそそそ、そうだぞ! そのようなものでは……!」
「……で……何の、よう……?」
「はっ! そ、そうだよ! ……あのね、舞が屋上で倒れてたから、どこか身体悪くして
 るんじゃないかな、と思って。一応、知識のある石津さんに見てもらえたら安心だから。
 ほら、今も顔が真っ赤になってるだろう?」
「こ、これは……だ、だから心配ないと言うのに……」
「……ふぅ、ん……わかったわ……入っ、て……」

 何やら頷きながら招く石津に応じ、二人は整備員詰所へ入ろうとした。
 だが、厚志は石津に押し止められる。

「……速水君は、駄目……これから、診察……」
「診察って…………………………ああっ! ご、ごめんっ!」
「……?? 何を慌てておるのだ、厚志よ」
「ななな、なんでもないっ! ぼ、僕はここで待ってるから!」
「……おかしな奴だ」

 首を捻りながら舞は詰所へと姿を消した。

「……初心」

 珍しく笑みを浮かべながら、石津もそれに続く。

「……うぅ」

 後には、舞と同じくらい顔を真っ赤にした厚志が残された。
348唐突に(ry  舞×厚志:2007/07/02(月) 22:33:05 ID:FQAEk1ZV
ここまで投下です。
349名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 14:37:14 ID:eCx/UfAQ
>205からの派生ですね。好きだなあ、こういうの。
続きを楽しみに待ってまーす。
350名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 23:55:01 ID:X8wKa8+E
新井木どこ行ったw
351唐突に(ry:2007/07/08(日) 18:41:26 ID:tVNWtYUV
………………………………………………。

……!(ピッカーン)

えー、ごほんごほん。

アレですね、きっと倒れた舞がピクリとも動かなくなったんで焦ってた所に、
突然厚志がやってきたんで、慌てて奥の方に隠れたんですよ! もちろん写真の回収は忘れずに!
よし、これだ。じゃあそういう事で。
352337の続き航咲良注意:2007/07/10(火) 17:15:45 ID:7t6+Vqvi
「その態度は……なに?」
ガックリと肩を落とす俺を怪訝に思ったか、不安げな声を掛けてくる。
「いや、なんでもないよ」
何を考えるでなく反射的に答え、マズイ返事だったと言ってしまってから気付いた。
一瞬、怒気が膨らむ気配。このパターンには覚えがある。
「そ、それが上官に対する……」
やってしまった。思いつつ、怒声にそなえる。
が、そこから先は以前とは違っていた。
怒気が、萎んでいく。怒ってはいない……のか?
……怒らなったからといって安心するわけにはいかない。
彼女を不安なり不快なりにしてしまったのは想像に難くない。
こんな時何を言っていいのか解らない、顔が上げられない。
俺がもう少し大人だったら、こんなことは無いんだろうか。
「…やっぱり、まだ駄目…なの?」
「駄目じゃない、駄目じゃないけど……」
うつむいたままの俺の顔を覗き込む不安げな表情に、
精神的にはつい今まで凹んでいたくせに肉体的には(一部が)凸ってくる。
それでもそんな様子は出さない、出せない。
最低だ、俺。
353航咲良注意:2007/07/10(火) 17:19:26 ID:7t6+Vqvi
「駄目じゃないなら何なの?」
「石田さん、痛いのは平気?」
間髪いれずに返す、また質問に質問を返す形になっているな。
「同じ事を言わせるな!質問に質…………『特別な事』って痛い、の?」
…『特別な事』っていう呼称はどうかと思う。間違っては無いんだけど。
まあ、俺の言わんとしている事は察してくれたようで助かる。
この際だからはっきり言ってしまうことにした。
「ああ、女の子は初めてのとき凄く痛いらしい」
俺はしたいかしたくないかと問われればそりゃ、まあ……したい。
それは男だから仕方がないだろう。
けど彼女はどうか? 
激痛(俺には経験した事もする予定も無いから実際はどの程度のものか解らないが)を伴うと知って、
それでも俺を望んでくれるとは限るまい。
だからといって、それを知らせずに事に及ぶなんて卑怯だ。
どんな答えが返ってくるのかと伺うが、石田さんの考える表情を見る事は出来なかった。
「…それでも私は、アンタの特別になりたい、アンタを私の特別にしたい」
ほとんど即答だった。
354航咲良注意:2007/07/10(火) 17:26:00 ID:7t6+Vqvi
敵わないな、石田さんには。
何故か可笑しさが込み上げて、けれど笑ってしまうとまた話が拗れそうで、
全力で笑いを噛み殺す。もちろんそんな様子は出さない。
「何? それで変だったの? 躊躇ってたの?」
きっと一生傍にいても俺は彼女に敵わないんだろうな。
「痛かったぐらいでアンタを嫌いになったりしないわよ」
一歩踏み出す事で二人の関係が、俺が、彼女自身が変わることを恐れていない。
強いのだ。純粋なのだ。信じているんだ、自分を、俺を。
その強さ、純粋さが、無知ゆえの物なのか、それ以外からの物なのか、
どちらであってもそれはとても綺麗で、だから俺は彼女に惹かれた。
「むしろその程度でアンタを嫌うと思われてた事の方が腹立つわよ」
俺は覚悟したつもりで、今ここに至ってもまだ怖いのに……ああ、本当に敵わないな。
「で、するの? しないの? それともできないの?」
けど、俺はもう逃げない。さっき自分で言ったばかりじゃないか、
全部見せると、彼女を信じて、傍にいたいと。
「……します、させていただきます」
逃げようにももう逃げ道は無いし。
355名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 23:40:06 ID:zZUfYS/s
GJ!
続き全裸で待ってる。
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +
356名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 07:51:12 ID:EYzWddPn
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ
357名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 20:30:16 ID:pIk31l13
寸止めで生殺し状態の俺が保守
358『男』として:2007/07/14(土) 15:37:43 ID:GHXaKFNB
>>321の続きです。

「ねえ、ペンギン。僕、間違っているのかな」
 翌日の昼休み。上田は校舎の屋上で手すりにつかまりながら、偶然居合わせたペンギンに話しかけていた。
 昨夜の横山の言葉が強く心に突き刺さっていた。確かに自分は臆病で他人に頼りきりなところもある。
 だが、自分はみんなとは違う。「戦わないと生き延びることができない」、「どこかの誰かのために」、
 その戦う目的はそれぞれ違うだろうが、まだ10代の子供なのだ。
 そこまで自制心が働く方がおかしい、と上田はそう言葉にして思ったわけではないが感じていた。

 もちろん、誰かが傷ついたりあるいは死んだりするのは嫌だ。
 けれど、戦って戦って、その先に何があるのだろうか。これは周知の事実であるが、学兵は捨て駒のように扱われる。
 ここ青森では、まだ幻獣の侵攻が緩慢であるためそこまでではないが、
 かの激戦地熊本では十分な訓練も装備も与えられないままに死んでいった小隊すらあったという。
 伝説の5121小隊という逸品が出てきた反面、その裏側では数多とも数えられぬ多くの学兵たちが貴重な青春と時間と、
 そして何よりも唯一無二の命が散らされたのだ。
 
 なぜ、みんな、疑いもなく戦うことができるのだろうか。それほどまでに何が彼らを突き動かしているのだろうか。
 そんなの大人に任せればいいじゃないか。僕たちがなぜ戦わないといけないのか。みんな、傷ついたり、死ぬのが怖くないのか。

 上田は悩んでいた。

「間違ってはいない。だが、その考えは今の残酷な世の中には通用しないだろうな」
「…しゃべった? ペンギンがしゃべった!」
「返事がないと思って話しかけたのか」
「え、いや、その……」
 それは誰だって驚くだろう。だが、冷静に考えてみると別におかしいことではないことに上田は気がついた。
 動物にだって心はある。絵本や物語には人の言葉を話す動物だってたくさん登場する。
 それに、年を経た動物は人の言葉を理解し話すこともできると聞いたこともある。
 もともと夢見がちな上田はこういう常人から見れば『異常』だとも思える現象に対しては人一倍受容的であった。
 まさか、本当に喋るとは思ってはいなかったが。
359『男』として:2007/07/14(土) 15:40:33 ID:GHXaKFNB
 ペンギンは、上田の戸惑いも素知らぬ様子で話を続けた。
「現実を見ろ、とは言わん。お前のような純真な心を持つ人間がいるからこそ、古代のよき神々たちも未だ消えずに済んでいるからな。
 だが、理想だけでは悪夢には打ち勝てない。どれだけ大言を吐いたところで、
 それを叶える手段と道具、そしてそれを扱う者がいなければ、それはただの設計図にしか過ぎん。
 その逆も然りだ。お前が本当に他の者の命と生活と幸福を守護したいと思うのなら努力をしろ。
 お前が望む限り、お前はきっと力をつける。人間の体というものはそういう風に出てきている。だが、今は飛ぶことすら知らぬ雛鳥。
 お前が大空へ羽ばたきたいと思うのなら、その努力をしろ。いいな」

 唖然とする上田を残して、ペンギンはその場を立ち去った。
 一度に色々と言われたせいか、まだ頭が混乱していた。
 ペンギンが喋ったというその事実より、ペンギンすら戦いについて考えているというその事実が上田を驚かし、
 そして彼は彼自身がなんだか情けなく感じた。 ――――やはり、自分は逃げているだけなんだろうか。

「はぁぁ……先日は何てことを」
 一人、放課後の教室で突っ伏して嘆いているのは横山亜美だった。
 彼女が気を病んでいるのは先日の上田との会話であった。もともと熱くなりやすい性格である横山であるが、
 あそこまで遠慮もなしに言いたいことだけを言ってしまったのは初めてだった。
 感情的過ぎたのではないだろうか。いくら嫌悪している相手だとは言え、同じ小隊の仲間だ。
 下手をすれば今後の戦闘において支障が出てしまう。

 …それだけでなく、人の欠点を突くというのは何か卑怯な気がしたのだ。
 横山自身も別に完璧無欠の超人というわけではない。
 例えば、感情の波に突き動かされやすいし、性格的にも少々キツいところがあるというのも自覚している。
 あとはみんなには内緒にしているが漫画好きだったり…、何にしろ人に欠点というのは付き物だ。
 自分のことを棚にあげて、相手の弱みを突く。
 いくら我慢が出来なかったとはいえ、あんな正面きって言うこともなかったのではないだろうか。
 そんな悩みがぐるぐると横山の脳裏に延々とループしていた。
360『男』として:2007/07/14(土) 15:42:37 ID:GHXaKFNB
 しかし、それにしても先日の上田の頬の痣はなんだったのだろうか。
 あれが戦闘において作られたものではないことぐらいは横山でも見抜くことができた。
 だとしたら。横山はある仮定がすぐに思い浮かんだ。上田は誰かにいじめられているのではないだろうか、と。

 確かに上田はいじめられやすそうな性格をしている。
 おどおどとしていて、いつも誰かの影に隠れようとする。その上、自分の言いたいことはハッキリと言わない軟弱者。
 横山もそんな上田の悪口を叩いているのを耳にしたことがある。彼女もその大方においては同意する。
 しかし、誰かをいじめるなどと、真面目な横山はしようと思ったこともないし、許せるものだとも思わなかった。

 とにかく、今のままでは今の上田という存在に対して、横山は不満だらけであった。
 せめて、あの男が堂々と胸を張れるようになれば、
 いじめられることもなくなるだろうし、横山も彼に対して不快感を抱くことはないだろう。
「よし、やろう!」
 横山はある決意とともに椅子から立ち上がった。
361『男』として:2007/07/14(土) 15:45:02 ID:GHXaKFNB
 そんなこんなで、翌日。
「そういうわけで、今日から私が訓練に付き合ってあげます!
 ビシバシ行きますので、覚悟しておいてください!」
「え、ええっ!? そ、そんなこと誰も頼んじゃいな…」
「男ならつべこべ言わない! 血反吐を吐くまでやりますからっ」
 放課後。体操着に着替えたふたりはグラウンドにいた。
 横山は、ふふんとなぜか誇らしげに胸を張り、その顔には爽やか過ぎるほどの笑顔が満ち溢れていた。
 一方、上田はというと、強引な横山の誘いに「うへぇ」と言わんばかりの苦渋に満ちた顔をしていた。

「で、でも、いきなりどうして…」
 あまりに唐突な横山の申し出に、上田は疑問を抱いた。
 なぜあまりいい印象を抱いていない自分に対してこうも積極的に関わってくるのか、ということだ。
 普通気に入らない人間は距離を取るか、あるいは罵倒し嫌がらせをしてくるか、だ。

 上田は大抵後者のようにいじめに遭ってきた。
 確かに先日の横山の言葉はトゲがあった。しかし、(あまり認めたくないものではあるが)それは事実に基づいたものである。
 罵倒には近かったが、そこに悪意は感じられなかった。
 かといって、自分を無視するようなことはない。今こうして絡まれているのがその証拠である。

 うろたえる上田を無視して、ふん、と横山は息を漏らす。
「いきなりじゃありません。
 これをいきなりだと言うのなら、物事のきっかけはいつもいきなりです。
 今のあなたは背中を任せられるような男ではありませんから。
 せめて、安心して戦えるぐらいの器量と度量ぐらいはつけてあげます」
「そ、それって、自分勝手なんjy(ry」
「何か言いました?」
「い、いえ…」
 得意げな満面の笑顔を浮かべながら語る横山に、鋭い目線で気圧され何もいえなくなってしまう上田は、
 殆ど初めてと言っても良いほど自分の性格を後悔した。
 だが、何も言えなくなったのは何も気圧されただけではないかもしれない。
「分かった、分かった…やるよ。君に付き合ってみる」
「その息です! でも、付き合うのは私の方なんですからね」
 横山は渋々といった感じの上田の言葉に満足そうな笑みを浮かべる。
 その上田は何故か彼女の満足そうな笑みを見ると、嫌なことも「まぁ、いいか」とどこか許してしまうのだ。
 ―――その後、上田は、その考えさえも後悔してしまうことになるのだが。
362『男』として:2007/07/14(土) 15:47:09 ID:GHXaKFNB
「ひっ、ひぃぃっ!?」
「ほらほらっ! あとグラウンド十周です、走って走って!
そのあとで運動力の訓練が待っていますからね!」
 ――地獄だった。
 はじめに上田に課せられた課題は基礎中の基礎、体力と気力の訓練であった。
 気力の訓練は集中力を使うので、多少の疲れは残ったもののまだ乗り越えることができた。だが、その後が問題だった。
 日頃の訓練不足がたたってか、グラウンドを一周走っただけでも息切れを起こし、すぐ体力が尽きてしまった。
 しかし、横山はそれを許さずへとへとながら走る上田の口にやきそばパンを詰め込んでは、
 背後から竹刀を振り回しながら彼を追い立てていく。
 上田にとってこの時間の一分一秒はとても長く感じられ、もしやこのまま自分は死んでいくのではないだろうかと思ったぐらいである。
 走るたびに足は裏の方からじんじんとした痛みが走り、
 息苦しさは増すばかりでまともに呼吸しようとしても懸命に動いている肺がそれを許さない。

 結局、横山から課せられた課題が終えられたのは、22時を過ぎてからだった。
 やきそばパンを何度も口にしたとはいえ、まともに食事を取っていない上田はついにへとへとと地面に崩れ落ちた。
「かふ…、も、もう、ダメ……」
「何、情けないことを言っているんですか」
 地面に大の字になって倒れる上田を呆れた様子で横山が見下ろす。
 彼女も上田に付き合って運動したためか、この寒い中でもかなりの汗を掻いていた。
 額から流れる汗と彼女の凛々しい表情は健康的な爽やかさが見られた。

 しかし、すぐに横山は真剣な表情になり、じっと上田を見下ろし、言った。
「立ちなさい。あなたは倒れる事も許されない。
 生きている限りは戦うべき定めよ。
 …誰の手も借りずに、自分で立ち上がりなさい。
 一人で生きて一人で戦うの。自分のために。
 誰かのために戦うなんて、恥ずかしい事を言わないで。
 あなたの主人はあなただけ。 あなたが決めたからそうなのよ」
「え……?」
 厳しい言葉。普段の上田なら、その言葉を心底嫌っていただろう。
 だが、何故か今は素直に彼女の言葉を聞くことが出来た。それは……
「自分のため?」
「そう。あの時、私は『小隊を救え』と言いました。でも、それ以上に貴方に生き延びて欲しいんです。
 はっきり言ってしまえば、この小隊でもっとも頼りにならないのは貴方です。
 きっとこのまま戦い続けていたら、貴方はきっとどこかで命を落としてしまう。
 ……百戦錬磨のエースですら、いつ、死んでもおかしくない状況なんです。
 ましてや、貴方のような弱気で力の持たない人間が、この戦争を生き抜くことは非常に難しいと私は思います」
363名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 15:49:38 ID:GHXaKFNB
 横山は一息つき、にこりと微笑を浮かべる。
「だからこそ、一人で戦える力を身につけなければならない。
 貴方は何も考えなくても良い。
 貴方が生き延びることだけを考えて、貴方のために戦いなさい。
 小隊のことはその次でもいいです。だから、立ちなさい。自分の力で」

 身体が軋む。今にも四肢が千切れてしまいそうな痛みが全身に走る。呼吸もまだ整ってはいない。
 息をするだけで、痛みが倍増するような気すらする。あまりの痛さと苦しさに、目からは涙が自然と零れてしまう。

 だが、それでも上田はゆっくりと上体を起こし、言われるとおりに膝を立て立ち上がる。
 それは赤ん坊がはじめて立ち上がるよりもふらふらで不安定なバランスだが、それでも上田は立った。
 体操着は泥だらけだ。肌もあちこち擦り傷が目立つ。心臓なんて今にも破裂してしまいそうだった。

 しかし、横山はそんな上田を見て満足そうに微笑んだ。
「それでいいんです。覚えておきなさい。
 男というものは、弱音なんか吐かないものよ。
 それを言うくらいなら、死んでしまいなさい。
 …安らぎも癒しも、男には要らないわ。
 癒されるために、あなたは生きているんじゃない。
 誇りを貫くために、あなたは生きているのよ」
 自分の誇りって、何だろう。真っ白になっている頭の中で、そう思った瞬間、上田の視界は急に暗くなり再び地面に倒れた。
 だが、そう言った彼女の真剣でありながらも、どこか満足げな笑顔を見られただけでも、上田も何故か満足感を得られることが出来た。

 それからと言うものの、彼女からの猛特訓の施しを受ける日々が続いた。
 幸いというべきか、小康状態にある戦況のためか出撃もなくその間は上田も訓練に集中することが出来た。
 とはいえ、やはり厳しい訓練のためか泣き言が絶えることはなかったのだが。
 それでも、自然と上田はその訓練をなんとかこなしていった。急激な訓練に最初は痛みと苦痛しか覚えなかったものだが、
 その内次第に身体の方がついて来るようになったのか、今では何とか気絶せずに一日を終えることが出来るようになっていた。

 以前の上田なら、逃げ出して放棄していただろう。
 それは彼自身も不思議に思うことだが、それはいい変化だと思った。今でも訓練に関しては消極的ではあるが。
364『男』として:2007/07/14(土) 15:51:28 ID:GHXaKFNB
 そんなある日の昼休み。
 その日、偶然にも再び屋上でペンギンと出くわした。
「トラオ、随分と酷くやられているようだな」
 ペンギンだから、あまり表情の機微は分からないが、上田にはニヒルに笑っているように思えた。
 苦笑を返しつつも、上田はフェンスの手すりに掴まりながら言葉を返した。
「横山さん、全く手加減なしなんだもん。よく自分が死ななかったなって思うぐらいだよ」
「ほう、泣き言を言わなくなったようだな」
「いいや、横山さんの訓練のときは、いくらでも泣き言が出てくるよ。
 体中あちこち痛いし、信じられないくらい厳しい言葉を投げつけてくるし。
 正直、今立っているのも辛い」
「…ふっ。その割には笑顔だが。しかし、男ならそれくらいの度胸がないといかんな」
「横山さんにもそう言われたよ」

 そんな他愛も無い会話を交わしながら、ペンギンは上田を眺めあげた。

「強制してまで、お前の身体を鍛えるのは、あの女なりの優しさだ。
 その優しさは、そこら辺に転がっているものではない。感謝しておけ。
 そして、その優しさはお前が優しさで返してやらねばならん。…分かるな?」
「…うん。今の僕に何が出来るかはわからないけど」
「護ってやれ。あれは、女のなかの女だ。故に男を叱咤する。
 故に気丈に振舞う。故にその弱さを見せない。故に男に守られることを夢見る。
 男なら拳一つで守れるぐらいに強くなれ。きっとその気持ちは精霊たちをも惹きつける」

 ペンギンは笑いながら、コートのポケットからライターを取り出し上田に手渡した。

「これは俺からの餞別だ。拳に灯すは、ライター一本分の火で十分だ」
「…よく、分からないけど、ありがとう。大切にするよ」
「いつか、青空を呼べる鳥となれ。トラオ」
365名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 15:54:46 ID:GHXaKFNB
今回は此処までです。文章だらだらでゴメンナサイ。
前回コメントくださった方ありがとうでござんす。
それにしても、劇中のセリフを使うのって難しいですな。

次回は戦闘に…入る、かな。
戦闘シーンはむずいけど、それなりに頑張ります。
エロシーンはそれが済んでから……ゴメンナサイorz
366名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 12:32:04 ID:LOSY5RsQ
>>365GJ!
第四中隊のアパムを鍛え直している亜美に萌えた!
367唐突に(ry:2007/07/19(木) 23:32:07 ID:6qNEE0Ex
>>346-347続きです。
368唐突に(ry:2007/07/19(木) 23:32:52 ID:6qNEE0Ex
         ★                   ★          


「……そこ、座って……」
「うむ……しかし、石津よ。私は本当になんでもないのだが、それでも看るのか?」
「頼まれた、から……それに、最近ちょっと……気になる」
「……むぅ……私が、か?」
「そう、ね……」
「そんな事はないと思うが……まあよい。お墨付きをもらえれば問題はなかろう」

 舞を詰所の奥にある仮眠用のベッドに座らせると、石津は聴診器を取り出し、首から下げた。

「じゃあ……看る、から……」
「うむ」
「脱い、で」
「うむ………………何!?」
「上……はだけ、て」
「……う、うむ……確かに、そうしないと、看れぬ、か……」

 石津の視線を感じながら、舞は制服のボタンを一つずつ外していく。
 程なくして露になる、下着に包まれた慎ましやかな胸。

「下着、も……」
「こ、これも取るのか!?」

 舞は躊躇った。
 柔肌を、以下に同性とは言え、他人の目に晒すなど……その想いが、手の動きを止める。

「恥ずかしがられる、と……私も……照れる……」
「……む、むぅ……わ、わかった!」

 意を決し、舞はセンターのホックを外し、肩紐を外し、手の中に下着を落とし――乳房を露にした。
零れ出ると表現出来ないのが、芝村舞の胸が芝村舞の胸である所以である。

「手……どけて」
「……う、うむ……」

 請われるがまま、だがおずおずと、胸の先端を押さえていた手を外す。
 現れたのは、まさにサクランボと見紛わんばかりの桜色の乳首。
 敏感な先端が空気に触れ、舞の身体がピクリと震える。

「……じゃあ……看る……」
「……んっ」

 聴診器が、石津の手によって、舞の左の乳房に当てられる。
 冷たい感触に、吐息を漏らす舞。
 羞恥故か、らしくも無く息は乱れ、当然それを石津も敏感に察知する。

「脈拍、早い、わ……緊張?」
「……こ、このように、医者にかかるなど……お、幼子の頃以来、だから、な」

 心なしか上ずった声で、舞は答える。

「……リラックス、して……大きく……深呼吸」
「う、うむ……すぅ……はぁ……」

 瞳を閉じ、深く息を吸い、吐く舞の上気した顔を見て、石津は珍しく悪戯めいた笑みを浮かべ、言った。
369唐突に(ry:2007/07/19(木) 23:33:20 ID:6qNEE0Ex
「速水、君……?」
「すぅがはっ!? ゲホッ! ぐ……ゴホッ! な、何だ、と、突然っ!」
「脈拍、一気に上がった……わ」
「………………」
「芝村さんは……病気……よ」
「びょ、病気、だと……私が、か?」

 笑みはそのままに、石津は舞の乳房の先端に、聴診器を当てた。

「あっ……!」

 敏感な部分に金属の冷たさを感じ、舞は大きく身体を仰け反らせる。

「……桜、色」

 仰け反った拍子に聴診器の下から現れた屹立した乳首を、石津は己の指で優しく摘んだ。

「……ここ、速水君の事考えると……こんなになるん、でしょ?」

 その瞬間、舞の脳裏に先刻見た幼い厚志の裸が浮かんだ。
 あの小さい身体が、今はどうなっているのか。
 あの……小さいモノ……が、今はどうなっているのか。
 ――先程自らを抱えていた腕のぬくもりと、力強さ――きっと――
 胸からの快感と、脳を走った想像とが、舞の身体を震わせる。

「っ! な、何を……やめ、いし……」
「ほら……速水君の名前……言ったら……もっと大きく……固く、なって……」
「やめろ……いしづ……ぁっ! 」
「……自分でした、こと……ない、の?」
「んっ……した事……何を、だ!?」
「ここ……こう、したり」
「いっ……や、やめろと言って……んっ」
「あとは……こっち、も……」

 乳房を弄ぶ左手はそのままに、石津の右手は舞の胸を辿り、下へと向かって腹を這い――

「……なっ、そ、そこ……はっ!?」

 ――下着の中へと差し入れられた。

370唐突に(ry:2007/07/19(木) 23:33:41 ID:6qNEE0Ex
「……自分で触った事……ない?」
「そ、そんな所、あるわけ……」
「じゃあ、知らない……のね」
「何を!?」
「……か、い、か、ん」

 下着の中の指が、舞のスリットを撫でる。

「ひっ!?」

 それだけで、舞は目を見開き、おとがいを仰け反らせる。

「敏感……なのね」
「や、そんな……やめ、ろ……石津ぅ……」
「本当に……やめて欲しい、の?」
「あ、当たり前……ああっん!」

 スリットを器用に割り開き、その中へと指を侵入させる石津。
 舞は、今まで触った事すらない場所へ、指という異物が混入してくるその感覚に、混乱した。

「スムーズに……入った、わ……けど、狭い」
「やめ……やめて……やめてく……れ……あんっ……!」
「ぬるぬるしたのが……出てきてる。やめて欲しくない、証拠……よ」
「んっ……あっ、くっ……な、何だ……こ……れっ……ああっ!」

 未知の感覚。
 故に、舞はその感覚――快感に抗うすべを知らない。

「あんまり大きな声……出すと……外、聞こえる、かも」
「!?」
「速水君……入ってきたら、どう、する……?」
「……んっ……ううんっ……んっ!」

 もしも厚志に見られたら。
 考えもしなかった可能性を告げられ、慌てて舞は口をつぐんだ。
 だが、口唇の端から、快感に咽ぶ喘ぎが漏れるのは、防ぎようが無い。
 そして何より、その想像――もしも厚志がこの場面を見たら――が、未知の感覚を加速度的に増加させていく。

「んん……んっ……ん……んぁっ……!」
「わかる……? これが……快、感……」

 石津の言葉に、舞はイヤイヤをするようにかぶりを振る。

「わからないなら……いい、わ。身を、任せて……しまえば、いい」

 身体の一番奥から湧き出てくる、正体不明の感覚。
 その感覚が強くなればなる程、舞の一番大事な部分から出てくる正体不明の液体は、その量を増していく。

(……これが……快感……?)

371唐突に(ry:2007/07/19(木) 23:34:08 ID:6qNEE0Ex
 石津の手が一番大事な部分で蠢く度に、舞の脳裏には白い閃光が迸る。
 秘所から身体の最奥から湧き出る感覚に、溢れる液体の量に比例し、その閃光もまた、強く、大きくなっていく。

(……いやだ……怖い……怖いっ……!)

 未知は恐怖――それは、芝村の名を持ち、天才と呼ばれる少女にとってもまた同じだった。
 舞は身体を固くし、身じろぎして、何とかその恐怖から逃れんとする。

「……怖く、ないわ。だから、身を……任せてしまい、なさい……」
「んぁっ!?」

 その時、舞は耳元で石津のささやきを聞いた。
 気付けば、その身は石津の腕の中にあり、服ごしに、石津の肌の温もりを感じる。
 石津は、右手を蠢かせながら、舞の身体を抱きしめていた。

「この、指は……速水君の、指……よ」
(厚志の……指……)
「貴方は……今……速水君に、弄ってもらって……るの」

 ささやきが、舞の中の恐怖心を溶かしていく。
 同時に、得体の知れない感覚への拒否感も、消えていく。
 
「……んっ……んんっ! んっ……んぁっ……んん……!」
「イキそう、なの? ……じゃあ、一番……感じる所、いじって、あげる……」
(イク……? これが……イクという、事なのか……? 私は……私は……)
「……ここ、よ」
372唐突に(ry:2007/07/19(木) 23:34:36 ID:6qNEE0Ex
 スリットの中に抽送されていた指が抜かれ、その直上にある包皮をめくり上げた。
 すぐに、舞のもっとも感じる場所へと指は至り――啄んだ。

「ひぃぁあぁああ!!」

 つぐんでいた口が、刺激によって強引に開かされる。

「ああっ! だ、だめっ! そこ、だめぇ! あ、つ……し……あつしぃ……!」

 その刺激が、トドメとなった。 
 舞の身体が、石津の腕の中で小刻みに震える。
 その痙攣が、一度収まった次の瞬間――

「んっ……あ……つ……し…………んぁあああああああああああああっっっっっ!!!!」

 ――絶叫と共に、舞の身体は石津の腕の中から飛び出さんばかりに反り上がった。
 
「……イッた、のね」
「はぁ……ん……はぁ……ぁ……っ」

 絶頂の余韻が、舞の身体を震わせる。

「……な……なんだ、これ……は……」

 頭の中が真っ白で、思考がまとまらない。
 だが、それでいて、心の中にあったしこりのようなものが綺麗に消え去り、靄が晴れたような気分で――

「それが……イクという、事……絶頂、よ」
「これが……絶頂……」
「すっきり、した?」
「………………」

 舞は、コクリと頷いた。
373唐突に(ry:2007/07/19(木) 23:35:02 ID:6qNEE0Ex


「診断、結果よ……」

 着衣を整えた舞は、石津と再び向き合った。
 心なしか頬が赤い以外は、瞳の鋭さもその表情も、普段の彼女と変わりないように見える。

「芝村さんは……欲求不満、よ」
「……欲求不満?」
「だから……時々、こういう事、して、発散しない……と……駄目、よ」
「………………こういう事、というのは、その、つまり……」
「……自分で、ね」
「じじ、自分でぇ!?」
「やり方は……今、教えてあげた……通り、だから」
「………………」

 平静を取り戻しつつあった舞の表情が歪み、頬に再び朱が差した。

「それとも……速水君、に……やってもらう?」

 その一言で、頬の朱が爆発し、真紅へと変じる。

「な、なななななななな、何を言って……!」
「イク時……叫ん、だわ……よね?」
「……そ、それは……」

 舞は、視線を逸らし、俯いた。
 確かに――彼女は想像していた。石津の指を、速水厚志のそれであると。
 自分が、彼の腕の中にいる、と。

「……そう、だ」

 視線を逸らしたまま、舞は自分の中にある気持ちを認めた。
 自分自身すら気付いていなかった、淫らな想いを。

「欲求、不満は……恋の、病。その、特効薬、は……大好きな、人……だから」
「……私にとっては……厚志が?」
「そう、ね」

 しばしの沈黙が、場に満ちた。

(………………私は……厚志、と……)

 無意識に、そう思っていたのだろう。
 その無意識が、今日石津の手によって表層へと現れ出でた――つまりは、そういう事。

「……じゃあ、とりあえず……速水、君には……問題無い、って……言っておくから」
「あ、ああ」
「あんまり……溜めこんじゃ……駄目、よ」

 石津の悪戯めいた笑みに苦笑を返し、そうして診察″は終わった。
374唐突に(ry:2007/07/19(木) 23:35:12 ID:6qNEE0Ex
ここまで投下です。
375名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 02:03:44 ID:fY+/jG5x
>>374
GJ!GJ!!
読んでるこっちが欲求不満になりそうな気もするがw
376354の続き航咲良注意:2007/07/21(土) 21:10:47 ID:y3uOwe6n
ここまで言わせた言わせたのは自分のくせに、俺の返事に驚いたのか、力が抜けたようにペタリと座り込む石田さん。
「お、おぅ……で、どうすればいいの?」
座り込んだまま俺を見上げるその眼は素早く驚きから立ち直り、期待に輝いている。
尻尾があったならばブンブン振り回してそうだ。
いや、どちらかと言えば石田さんは犬よりは猫っぽいかな?
あまり期待されても困るんだけど。もしもご期待に副えなかったらどうなってしまうんだろう?
最後の逃げ道を自らの言葉で塞いだ事が今更になって恨めしい。
「じゃ、場所を変えようか……」
全く意気地の無い、逃げられないなら進むだけだろう。
石田さんを横抱きに抱え上げる。
と、一瞬また驚いたような表情を見せたかと思うと、今度は手足をバタバタとさせ始めた。
嫌がっているのかと思ったが、そうではないらしいと表情から見て取れた。
どうやら嬉しくて、同時に照れくさくてはしゃいでいる様に俺には見えた。
一体何が嬉しいんだか、俺の腕の中ではしゃぐ石田さん苦労して運ぶ。
……そうだ、失念していた。この体勢『お姫様ダッコ』とも言うんだった。
コレもまあ特別と言えなくもない。急にこっちまで照れくさくなり、ベッドまでの距離が伸びたようにに感じる。
どこの誰がこんな知識を植えつけたのか知らない(予想は付く)。
が、今この時、彼女を運ぶ際に限ってはいい迷惑だ。


苦労して運んだ大事な荷物を、ゆっくりとベッドに横たえる。
使い慣れた俺のベッドと石田さん。
その組み合わせはあまりにも、卑怯なまでに強烈な衝撃を以って俺の理性をあっさりと絡め取る。
もう……我慢が、できない。
「キス、してもいいかな?」
今度は聞いておきながら、
「キス? さっきしたやつで……っん、んむっ!」
返事を待つことはできなかった。
これはさっきのキスとは違うよ?
377航咲良注意:2007/07/21(土) 21:12:04 ID:y3uOwe6n
もはや拒否されたらなんて考える余裕は無かった。
怖くなったのだろう、奥に逃げようとする彼女の舌を絡め取り、吸い上げる。
歯列を舐り、上顎の裏を擦り上げる。
「んっ、ぅん……んふっ……」
時折こぼれる彼女の声は俺を更に煽る。
もう拒否されても止まれるとは思えない。
彼女の口腔を味わい尽さんがばかりに、俺は……蹂躙する。

ゆっくりと銀糸を引きつつ唇を離す。
1分は経ってない筈。が、長かっただろうか。
彼女にとっては長かったかもしれない、怖い思いをさせてしまっただろうか。
そんな事を考えながらも俺は、混じり合い彼女の唇から零れ落ちる唾液を、
敢えて見せ付ける様に舌を伸ばし、舐め取った。
378言い訳してもいいですか:2007/07/21(土) 21:19:35 ID:y3uOwe6n
書いては消し書いては消し繰り返すので
3行書くのに3時間ぐらいかかっちゃいます
それも翌日になったら消して書き直したりするので一向に進みません
あんまり遅すぎると申し訳ないので
今回の分も納得できないまま投下しちゃいました
頭の中でアニメーションしてるのを文章に置き直すだけなのに難しいです
ホント遅いは無駄に長いはでスイマセン
保管庫の方もエライ事になってますし本当にスイマセン
379名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 00:06:28 ID:1XlkbEig
(・∀・)イイヨイイヨー

時間とか気にせず自分のペースで頑張って。
380名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 13:39:33 ID:LIVq96O2
んだんだ。
あまりに遅すぎると申し訳ないとか言われると、ウチとしても困るというか何というかいやホントすいませんorz

航の感情の動きがいちいちドキドキするw
381名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 16:14:37 ID:vIJFn5R1
祭ちゃん保守
382名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:46:02 ID:McXou9ea
ほしゅ
383唐突に(ry 今回エロ無し:2007/08/04(土) 19:29:47 ID:0j7td9Hq
投下します。

尚、ここまで舞の他人称の参考にはシナリオブックを使っていましたが、
ここからは榊小説になります。よって、二人称がお前→そなたと変更されています。
というか最初から榊小説やWords of GPM使っとけよ自分って感じです。
申し訳ありません。以前の分は、適当に脳内変換お願いします。

では投下します。
384唐突に(ry 今回エロ無し:2007/08/04(土) 19:31:03 ID:0j7td9Hq
         ★                   ★          


「石津さんが心配ないって言ってくれたんなら、もう安心だね」
「元より心配ないといったであろう。そなたはたまに心配性が過ぎる所があるな」
「あはは、ごめんごめん……けど、何ともなくて本当によかった……」

 石津と別れ、二人は家路に着いていた。日はすっかり暮れ、帰り道は暗闇に包まれている。
舞は、何とも無い風を装いながら歩いていたが、内心は激しく動揺していた。
石津に気付かされた自分の気持ち。その相手が、すぐ横を歩いているのだ。
いつもならば、むしろ当然横にいなければおかしい存在――自分の手下であり、
カダヤである速水厚志という人間を、殊更意識してしまう。

「……心配をかけて、すまなかった」

 普段の自分なら絶対に口にしないであろう言葉が飛び出たのも、
恐らくはそのせいであろう。

「………………」

 案の定、というか否か……厚志はきょとんとした顔で、舞の顔を見つめていた。

「な、なんだその顔は!」
「いや……まさか、舞の口からそんな言葉が聞けるとは思わなくて」
「私とて、謝罪の言葉くらいは知っている! 芝村にないのは挨拶であって、
 詫びはないっ! このたわけがっ!」
「ご、ごめん! ……けど、今の……怒ってる時の方が、舞らしいかな?」
「たわけ、たわけ、たわけっ! ……心配をかけた詫びにと、そなたの
 願いを聞いてやろうと思っていたのだが……とりやめるとしよう」
「えっ! そ、そんなぁ……」
「むっ……じょ、冗談だ。そのような顔をするな、厚志」
「なーんだ……よかった」
「……気が変わらぬ内に、何なりと、その、言ってみろ」
「何なりと……かぁ」
「どのような事でも構わぬぞ? その、多少恥ずかしい事でも、今回は……構わぬ」
385唐突に(ry 今回エロ無し:2007/08/04(土) 19:31:30 ID:0j7td9Hq
 舞は、内心の大波を必死で隠しながら言った。
もし、厚志が“そういう事”を望むのであれば、今からでも受けてやろう、と。
むしろ、厚志がそう言ってくれる事を、舞は望んですらいた――というか、そういう事を
言わせようと、眼力を込めたりもしていたりした。
芝村舞という少女は、思い立ったら行動に移るまでが非常に早い。
……時として、その行動が的を遥か彼方に外している事もあるのだが。

「……じゃ、じゃあ」
「何だ!?」

 速水が、少しだけ顔を赤らめたのを見て、舞は勢いこんで促した。
 だが……

「この映画、一緒に見に行かない?」
「……え、映画?」

 ……期待は叶わなかった。

「この映画、好きな監督の撮った奴なんだけど……ラブロマンスなんだよね。
 舞、こういうのあんまり好きじゃないだろうから、どうかなーって思ってたんだけど。
……どうかな?」
「……え、映画か……むぅ……」
「まあ、お願いの権利がなくても、誘うつもりではあったんだけどね。
 こういう映画だったから恥ずかしいって断れるかなぁ、と思ってたんだけど……」
「……芝村に二言は無い。その映画、見に行こうではないか!」

 内心の様々な葛藤――厚志にはその気はないのか? とか、私のカダヤのくせに
察しが悪いぞ、とか、ラブロマンス……後学の為に見る価値はあるか、とか――を
押し隠し、舞は笑った。

「ホント!? 良かったぁ!」
「うむ。たとえラブロマンス映画であろうとも、我らが二人の敵ではない!」
「……舞? 別にラブロマンス映画と戦うわけじゃないんだよ?」
「む」

 ……ともあれ……こうして二人は日曜日に映画を見る事になった。
二人にとって、忘れ難い大切な一日となる、その日に。
386唐突に(ry 今回エロ無し:2007/08/04(土) 19:31:39 ID:0j7td9Hq
         ★                   ★         

 一方その頃。

「……えー! そんなことになってたのぉ!?」
「新井木さん……芝村さん……を、置きざり……に?」

 校舎屋上から消えた舞の姿を探していた新井木は、石津から事の次第を
聞かされていた。無論、“診察”の具体的内容は伏せられていたが。

「そ、そ、そ、それは……その……芝村さん倒れて、びっくりしちゃって、
 それで誰かが来たから慌てて隠れちゃって……」
「……」
「ほ、ホントだよっ!? だからこうやって僕、探してたんじゃない!」
「……信じる、わ」
「ありがとー! 萌りん大好きー! ……けど、意外だなぁ」
「何……が……?」
「いやぁ、キューピッド役は、僕の専売特許だと思ってたんだけど」
「キュー……ビッ、ド?」
「そそ。だって、芝村さんと厚志君、たき付けちゃったんでしょ?」
「……ううん」
「『ううん』って……そんなつもりなかったって事?」
「……そう、ね……欲求不満が……解消、されないと……パイロットと……して、
 ……の……能力、低下……する、から………………それ、だけ」
「鬼だ……保健管理の鬼がいる」
「……褒め言葉だ、と……思っておく……わ」
「あははー、そうしといてー」

 石津の不敵な笑みに、新井木は苦笑で返した。
387唐突に(ry 今回エロ無し:2007/08/04(土) 19:31:49 ID:0j7td9Hq
ここまで投下です。
388名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 14:18:20 ID:ERpeLVQ2
一方その頃。の石津と新井木が味があって良いな。
速水・舞は次回を期待して待ってる。
389名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 18:37:59 ID:0irmwTqw
保守
390牧原兄妹もの:2007/08/14(火) 22:25:42 ID:qls8opnj
牧原兄妹もの。
エロはぬるく少しだけ。というか実際にはやってない。
緑の火焔イベントから着想。火焔も双子の友人として登場。
マイ設定まじってるので注意。
391牧原兄妹もの:2007/08/14(火) 22:28:08 ID:qls8opnj
ある日の放課後。
「結城さん、話があるんだけどいいかい?」
牧原倖は春風のような微笑みを浮かべながら結城火焔に話しかけた。
「えー、これから美少女帝国の美少女をスカウトしにいくところなんだけど〜」
「いやそのことなんだけど、昨日妹をスカウトしてたとき君が言ってた
『そんなこと言うと貴方の寝言を兄貴に聞かせちゃうわよ』っていう脅し、いや勧誘の言葉…」
「火焔ちゃんはひかるちゃんと同室だから録音可能なんだよ! エヘヘ、うらやましい?」
「その寝言、ちょっと僕に聞かせてもらえないかな?」
「ダメダメ、せっかく脅し…いや勧誘が成功して
ひかるちゃんが帝国の一員になってくれたんだから。正義の味方は契約を守りマース」
「そこをなんとか、ね? もし聞かせてくれたら輝春の小学生時代の写真見せてあげてもいいよ」
「……え……小学生のひかるちゃん……」
「ちなみに水着姿だよ」
「……美少女……水着……つるぺた……」
倖は湿気を帯びた生ぬるい春風のような微笑みを浮かべながらダメ押しした。
「あと僕が買った週刊セクシー最新号プレゼントしてもいいよ」
「わーユキも週セク愛読者だったんだー」
「えーと僕は単に表紙の女の子がちょっと目にとまってたまたま買ってみただけなんだけど…」
火焔は15秒ほど考え込んだ後、口を開いた。
「美少女の兄の頼みとあっては正義の味方として無視できないわね。半分だけ聞かせてあげる!」
392牧原兄妹もの:2007/08/14(火) 22:31:17 ID:qls8opnj
「うっわ〜カッワイイ! なんかニコニコ笑ってるし! 
お花とリボンがいっぱいのふりふりワンピースだ〜。
今のひかるちゃんってセクシービキニ派だよね?」
「うん…それも肩ヒモなしのきわどいデザインが好きみたい。
体型的にズリ落ちる危険性が高いから僕はやめたほうがいいと思うんだけど」
「小さい頃のひかるちゃんってすごく女の子女の子してたんだね!」
「そう、幼稚園のときは、『将来の夢は?』って聞かれると
即座に『お嫁さん!』て答えるような子だったんだよ」
(そして小学生になって兄妹では結婚できないと知って輝春のヤツ大泣きしたんだよなぁ)
「にしてもこの写真結構ボロボロだね〜。
クククク…さては妹の水着写真をいつも持ち歩いているのだね、変態シスコン兄貴め!!」
「いやだなぁ、持ち歩いてないってば」
(ラボにはこっそり持ち込んでたんだけどね…)

 ラボでの倖の唯一の楽しみは夜こっそりこの写真を眺めることだった。
そして誰かの幸せな花嫁になった輝春を想像することだった。
輝春はきっと家庭的ないい奥さんになる。
たぶんその結婚式に自分は出られないだろうけれど。
 実験や改造を重ねるたびに感覚が鋭くなり、
成長した輝春の姿を想像することはどんどんたやすくなった。
たぶん背は高めになるだろう。でもやせっぽちのまま。
胸もあんまり大きくならないんじゃないかな。
ブーケを手に真っ白いドレスに身を包み恥ずかしそうに微笑む輝春の夢を
ラボで何度も見るようになった。
393牧原兄妹もの:2007/08/14(火) 22:34:17 ID:qls8opnj
「じゃ、いくよ! 火焔ちゃんスイッチオーン!」
「……寝息らしきものしか聞こえないよ?」
「お楽しみはこれからよ、せっかちねー」

 そうだ。誰かがせっかちに輝春の白いドレスの背中のファスナーを下ろしたんだ。
大人の男の手だ。
『いやぁ…』全然嫌そうじゃない大人の輝春の声。ベッドの上に倒れ込む二人。
 僕はドキドキしていた。そうだこれは夢なんだ。
輝春が誰かと送るであろう幸せな生活の夢。
男の顔がぼやけて見えないのは、
輝春の結婚相手が誰なのか全然予想できないからなんだろう。
でも僕はこんなところまでのぞき見たいわけじゃないんだけれど……たぶん………。
『だめぇ…』輝春がダメって言ってるのに男がどんどん彼女の衣服をはぎとっていく。
輝春の白い背中があらわになる。腰からお尻にかけてなだらかなカーブを描いている。
ラボに来るまでずっと一緒にお風呂に入ってたから輝春の裸なんて見慣れてたはずなのに、
全然フォルムが違う。
男は輝春の肩と腰に手をかけて、彼女をあおむけにする。
思わず小ぶりの乳房に眼を奪われてしまう。輝春の顔は上気している。
『…バカ、見ないで…』僕だってこれ以上輝春のこんな姿見たくない。
男は輝春に覆いかぶさった。
394牧原兄妹もの:2007/08/14(火) 22:37:34 ID:qls8opnj
「はいここまで! 火焔ちゃんストーップ!」
「……えっ、これだけ? もっと聞かせてよ」
「半分って約束だったじゃない。欲張りねー」

 そうだ。その男は欲張りだった。
男は輝春のいろんなところに触っていろんなところにキスをした。
僕が小さい頃お医者さんごっこで輝春に診察してあげたところ以上にいろんなところをだ。
輝春は男のされるがままでずっと喘いでいる。そして輝春だって欲張りだ。
『もっと…もっと……』だって。これ以上どうしようというんだ。
僕は目を閉じたけれど夢の中だからかその先のことも見えてしまったんだ。
男は仰向けに寝ている輝春に足を開かせて細い腰を持って少し浮かせた。そして……
『だい…すき……』なんであんなに激しく腰をパンパン打ち付けてくるヤツに
『大好き』なんて言えるんだろう。僕はわけがわからなかった。
「ひかる…」男が初めて輝春の名を呼んだ。ちょっと高めの優しげな声、
今まで聞いたことはないけれどどこか覚えのあるような大人の男の声。
男の声に答えて輝春が口を開いた。
『…お兄ちゃん…』

倖はハッと目を覚ました。すぐに下半身の違和感に気づいた。
生まれて初めての違和感だった。
こんなことは忘れてしまおうこんなことは忘れてしまおうこんなことは忘れてしまおう、
と倖は呪文のように小声で唱えながら、下着を取替えるためラボの固いベッドから下りた。
395牧原兄妹もの:2007/08/14(火) 22:40:31 ID:qls8opnj
「『いや』とか『だめ』とか『バカ』とかって……誰かにいじめられた夢でも見たのかなぁ」
倖は首をかしげてみせた。
「ま、そんなとこじゃない?」
「この後に妙なあえぎ声とか『もっともっと』とかとか言うんなら話は別かもしれないけどね」
くすっと倖は笑った。
「え。そそそそそんなことひひひかるちゃんいいいい言ってなかったよ!」
結城の顔が青くなった。
「そう? 『大好きお兄ちゃん』とか言ってなかった? 
ま、そんなこと夢でだってあの輝春が言うはずないか」
「そそそそうだよ! ああああ甘えん坊というかええええええHだよそれじゃ」
結城の顔が赤くなった。
「じゃ、約束の週刊セクシー。
僕、いろいろ用事とかその他もろもろ思い出したからこれで失礼するよ」
倖の顔はさっきの結城よりもさらに青白かった。
(思い出したくなかったんだけどなぁ………輝春もアレを見たのか……?
まさかなぁ………)

(しっかしさっきはあせった〜。やっぱユキのカンのよさは異常だわ。
アレが大地の声受信ってヤツ? ま、そんなことより週セク週セク! 
あれ、この表紙のモデル、どことなくひかるちゃんに似てるような? 
目つきが妙にキッツイところとかひんぬーなところとか。エヘヘヘ、この娘カッワイ〜!)
結城はそんなことを思いつつ鼻歌まじりで倖からもらった週刊セクシーを開いた。

おわり
396名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 12:42:26 ID:o1d1MC2d
>>390-395
GJ!…早速倖×輝春で青の章のラブ米やるわ!
しかし、TLSのみさきの非血縁イベントを思い出したのは…俺だけか?
397放課後クラブI:2007/08/16(木) 04:14:32 ID:aprA7nY6
>>307の続き

だが、そのまま遥は眠ってしまった…。
百華は暫く様子を見ていたが、
やがて一計を案じるとクローゼットから男子制服を取り出して着替え始めた。

「う、うーん〜…?」
目を覚ました遥は、驚いた…。目の前に見慣れない男子の姿が、
「誰…誰なの?あなた…は、」

「遥…男の子になった俺を試してみないか?」
確かに男子制服を着て、
金髪のウィッグを外し青い短髪の美少年の姿なので気がつかないがよく見ると、胸が腫れたように膨らんでいる…。
「まさか百華さん…!」
百華は遥を抱き締めて
「ふふふ…遥、かわいいよ遥。」

百華の胸が遥の躰に当たって気持ちよい…ブラジャーをしていないらしく乳首が起っているのが判る
「百華さん…ブラジャーは、していないの…。」
「おい…、俺は男だぞ…そんなものするか。」
やがて百華の股間の男の証も…

「ふふふ…」
百華は、ズボンのファスナーを下ろすと大きく硬くなったものを取り出して、
遥の制服にこすりつけ始めた。

上着の赤ラインや両肩の部隊章、そして胸のスカーフタイ…遥の制服は百華の白濁液にまみれていった…
398名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 11:26:36 ID:3WtxsKIl
保守
399唐突に(ry:2007/08/23(木) 23:53:00 ID:X+1ZVx2H
投下します。

後半にややホモ描写な部分があるんで、そういうのが
だめな人はお気をつけください。
厚志のラボ時代の話になってますんで、
そういうの(原作準拠的なものというか何というか?)が
駄目な人もお気をつけください。

名も無き研究者(♀)×厚志+α(♂)です。

では投下します。
400唐突に(ry:2007/08/23(木) 23:54:28 ID:X+1ZVx2H
         ★                   ★          

 夢を見ていた。
僕が、まだ“俺”だった頃の夢。
ろくでもない、思い出したくも無い、忘れていたはずの、夢。

         ★                   ★         
       モ ル モ ッ ト
 ラボでの俺は実 験 動 物だった。
……それより以前の事は、覚えていない。

「いつも思うのだけれど……顔も身体も女の子みたいなのに、ここは立派に男なのね」

 女性ホルモンを過剰投与された俺の身体は、男のそれとは随分と異なる形をしていた。
 一見すると、まるで女のように見える、丸みを帯びた体。男である証は、股間の間に隆
起したモノしかないと言っても過言じゃなかった。
 女の手によって無理矢理勃起させられたそれは、はしたなく震えていた。俺の意志に反して。本能のままに。ビクン、ビクンと。
 一体、こいつらが何を目的にして俺の身体をこんなにしたのか……。
同調がどうこう言ってた記憶が微かにあるが、今となっては詳しい理由はわからない。わかりたくも無い。

「我慢できない? 入れたい?」

 どうでもよかった。俺は実験動物で、実験動物の意志をこいつらが汲むわけが無い。
どこか他所事のように、俺を俯瞰する俺。
その俺の意識の外で、女の言葉に是も否も無くただただ頷く俺。
 どちらも、俺だった。
 言葉を発する事は許されていなかった。だから、ただただ、頷く。
 快楽を与えてくれと。一時の慰めを与えてくれと。

「……うふ、じゃあ、私が上になってあげる」

 俺は実験動物だった。
そして――愛玩動物でもあったのだと、今になって思う。
時折やってくる女は、その時々で顔が違った。女のような顔と身体をした俺は、
“そういう事”の対象として人気があったらしい。
 まともじゃない事を研究している奴らは、やる事もまともじゃないって事だ。
 倒錯した性の対象。反吐が出る。
だが、女が相手なら、まだマシな方だった。こういう身体だ。時には、“男に
抱かれる”事もあった。――そして、それでも、この身体は悦んだ。

「ん……あはぁ」
「んっ!」

 股間の物を、柔らかい感触が包んでいく。
感じたくは無い快楽が、身体の中心から広がり、全身を徐々に冒していく。
 嫌悪しながらも、その快楽に身を任せてしまう自分がいた。
少なくとも……痛みはなかった。辛くもなかった。
――身体は。

「大きぃ……中で、んっ、暴れてる……あっ」
「ふっ……ふぁ……くっ……」

 ――心は――?

「すご……まだ……あっ……あぅ、大きくなってるわ、よっ……」

……心は……もう、とっくに壊れていたから。
だから……どうでも良かった。
俺の上で跳ねる女の事も。身体が感じている快楽の事も。
これが終わったらまた待っている、痛くて辛い実験の事も。全て。
401唐突に(ry:2007/08/23(木) 23:55:26 ID:X+1ZVx2H

「いっ……んくっ……」
「びくびく……してっ……気持ちいい、わ……よっ」

 俺の身体の中心からこみ上げてくる、白くて、汚い、もの。

「ああっ、私……もぅ……イクぅ……!」
「んぐっ……あぅううう!」
「あっ、あぅ、あっ……ああぁぁあああああんっっ!!」
 
 それを注がれて、女は果てた。
 俺の上で背筋を逸らし、痙攣する女。一度震える度に、俺のモノをくわえ込んだ
秘所も、ビクッ、ビクッと、白濁の最後の一滴まで絞り出そうと締めあげる。

「……っぅ……ふぁあ……良かったわぁ」
「………………」
「……まだ、できるわね」

 女は果てた。だが、凌辱に果ては無い。
 首を横に振る事など許さない癖に、女はわざわざ俺にそう問い掛ける。

「………………」

 俺は……俺の身体は、首を縦に振る。
許されようが許されまいが、俺の身体は首を横に振る事は無かったのだろうか。
 その時だった。

「おやおや、お楽しみですねぇ!」
「あぁん、見つかっちゃったか」

 部屋の扉が開き、一人の男が入ってきた。
男の視線は、部屋に入った瞬間から俺に固定されている。
俺の上で淫らな姿を晒している女には目もくれず。
 つまりは――そういう事だ。

「私にも楽しませて頂きたいですねぇ」
「もい、まだ私も遊び足りないのに!」
「いえいえ……私が用があるのは、あなたが咥えているモノではありませんからねぇ」
「じゃあ……一緒にする?」
「おおっ! それはいい! 是非そうしましょう」

 女は、自らの中に俺のモノをくわえ込んだまま、俺の身体を抱え上げ、自らが下になる。

「ふふ……それでは、いただきます」

 尻を突き出すような格好になった俺に、男が覆い被さり……排泄器官に強烈な
違和感が生じ、俺の身体は目を見開いた。

「ああっ、前……また、大きく……なって、きたっ」
「後ろも……締まりますよっ!」

 意識が揺らぐ。いや、真っ白に染まる。……どちらにしろ、意識はそこで途切れた。

 壊れた心に、虚無しか無かったはずの心に、灯火が点ったのはこの頃の事だったか。
灯火の名は、憎悪。
俺は、廃棄体となって捨てられる際の隙を突き、研究者を全員殺してラボから逃亡した。
速水厚志の名を手にいれ、僕となり、あの娘に……芝村の名を持つ、世界を救う少女に
――舞に、出会って……憎悪を忘れた……あの頃の出来事と、一緒に。
402唐突に(ry:2007/08/23(木) 23:55:48 ID:X+1ZVx2H
         ★                   ★          

「舞っ!」

 救いを求めるように叫び、飛び起きた僕の目に最初に飛び込んできたのは、
僕の顔を心配そうに見つめるマイの姿だった。

「……あ、ごめんね、マイ。起こしちゃったかな?」
「ニャー」

 どうやら、うなされていたらしい僕を心配してくれていたらしい。
 頭を撫でてやると、気持ち良さそうに目を閉じる。
その姿に、先程まで見ていた夢の光景も薄らいでいく。

「……ありがとう、マイ。舞にも君にも、僕は助けられてばかりだね」
「ニャウン、ニャー」

 そんな事はないぞ、厚志。
まるでそう言っているように聞こえて、僕は少しだけ笑った。

「もう、心配ないから。ごめんね、マイ。おやすみ」
「ニャーン」

 僕の言葉に納得したのか、マイは自分の寝床に戻ると小さく欠伸をし、目を閉じた。

「……ふぅ」

 夢。そうだ、僕は夢を見ていた。
……思い出したくも無い、いや、忘れていたはずの、ラボでの出来事。
どうして、今になって、思い出すんだ……。

「……明日は、日曜日なのに……」

 時刻は二時を回った所だった。
流石にこの時刻だと、春の終わりとはいえ、まだ肌寒さを感じる。
僕は飛び起きた時に蹴飛ばした毛布を手繰りよせ、胸に抱いた。

「……舞」

 彼女の名を呟く。僕の、一番大事な人の名を。
 ……彼女に出会って、僕はあの頃の事を忘れる事ができた。
彼女に出会って、僕は僕になった。
もう、あの頃の事は……必要無い。無くてもいい事。なのに……。
……頭がグルグルする。
なんで、今更……今更思い出すんだ……忘れてたのに。

「……寝なきゃ……寝ないと……」

 明日は九時に待ち合わせ。
早く起きて、お弁当の準備をしないと……。
だけど、そんな気ばかりが焦って、目はどんどん冴えていく。

「………………ふぅ」

 マイはというと、すっかり安心したのか、細い寝息をたてて寝入っている。
今頃、舞は……眠っているんだろうなぁ。

「……はぁ」

 溜め息をつき見上げた空に、星は見えなかった。
403唐突に(ry:2007/08/23(木) 23:56:29 ID:X+1ZVx2H
ここまで投下です。
404名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 13:48:22 ID:PXvhbNa0
やっぱり、きついなあ。
あの過去だからこそ彼には甘甘のラブラブのイチャイチャをやって欲しい。
そして舞をおもちゃにしながらぽややんとしてるのが幸せそうでいいな。
405名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 15:40:18 ID:wAnkc6p1
その態度は職人さんに失礼ではないしょうか
投下されたものが気に入らないなら黙っていればいいのに
406唐突に(ry:2007/08/25(土) 21:28:53 ID:D+6DcDst
>>404,405
ん?

何が失礼なのかよくわかりませんので、大丈夫じゃないかと思います。


あと、書き忘れましたが、女研究者は別に都先生を想定してるわけではありません。
本当に名も無き一人の女研究者、という事で。
誰も気にしてないかもしれないですが、一応。
407404:2007/08/26(日) 15:08:36 ID:1m0FKhvS
>405
あー、やっぱりそう感じる人もいたか。
レスが無いとつまらないかなと思って付けたら、
要望みたいになってしまったから少し気にはなったんだが。
>406
ああは書きましたが、気にせずに好きなようにお書き下さい。
次回を首長くして待ってます。
408放課後クラブJ:2007/08/27(月) 22:19:59 ID:/P0vKaTu
>397の続き

「ふふふ、まるで練乳をかけたみたいだ。」
百華はそう言うと、遥のスカートを捲り上げた。
「遥、何だこの下履きは…」
遥は黒のスケスケな紐パンを穿いていた…。
「私…じ、自分に自信が無いからその…」
遥は顔を赤らめて小さな声で言った。

「遥、お前はいやらしい…まったくいやらしい、
制服を白濁液まみれにしてその上こんないやらしいパンツ穿きやがって…
お前は制服を着たメスだ!
いやらしいメスだ!」
そう言いながら
百華は、黒の下着の上から遥の敏感な器官を指で弄ぶ、

「あ…百華さん…いぎぃぃぃぃぃ」

百華の指が遥の小陰茎や会陰部を弄った。
「遥、お前は処女か…だがもう濡れているな…そろそろ挿れるぞ…。」

だが遥は首を横に振ると、
「百華さん…カツラをつけて、
私、いつもの百華さんになら…。」

「分かった…遥の頼みなら…。」

百華はウィッグを取りに部屋へ向かった…。
409放課後クラブK:2007/08/28(火) 07:31:00 ID:/GX70WS9
…百華は遥の目の前で金髪のウィッグを装着すると、
遥は喜びの表情を見せながら、
「百華さんベッドに仰向けになって。」

男子制服姿の百華は遥に言われた通りにベッドに仰向けになった…。

だが白濁まみれの制服姿の遥は、綿ロープで百華の両手両足を縛り上げて更に、ベッドの端にロープを結びつけた。

「遥っ…何をしやがる!今すぐロープをほどいてくれ〜」

百華は遥に泣きながら懇願したが、

遥は百華の制服ズボンのファスナーを下げると、中のペニスを引き出した…。

「百華さん…直にズボンを穿いているのね…」
そしてペニスを弄くり回した…
「あぁぁぁ遥ぁぁぁぁ…」
まろび出た百華のペニスは遥の手の中でむくむくと起ってきた…
そして、遥は百華の上に跨るとペニスを自分の下着の股布にこすりつけた…

「やめろぉぉぉぉ遥ぁぁぁぁやめてくれぇぇぇ!」
だが遥はこすりつけるのを止めない
やがて…
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…遥ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」びゅるびゅるるるるるる…百華のペニスから勢いよく白濁液が噴出し遥の下半身を汚した…
「百華さんのここ元気いっぱいだね…あれだけミルクを出したのに、」

遥は白濁まみれの下着の股布をずらすとペニスを自分の膣にあてがった…。
410名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 16:42:41 ID:NsbT4vY3
いぎぃぃぃぃぃ
411放課後クラブL(完):2007/08/28(火) 21:53:25 ID:/GX70WS9
と遥が声を上げる…。
「…なっ!遥…止めろ!お前には無理だ!!」
だが遥は息を吐いて力を抜くと…

メリ…メリメリ…ブチッ…
「い゛…いぎぃぃぃぃぃぎゃぁぁぁぁぁ…ぁぁぁぁ〜」ドクドク…ドクドクドクドクドクドク
遥の膣からおびただしく血…破瓜の証が流れて百華の制服ズボンや上着の裾を汚した…。
「ああっ…遥ぁ…もう止めるんだ!これ以上…」
「違うの、百華さん…これは…私の意志…だから…い、いいんだよ…。」

そして遥は破瓜の痛みに耐えながら腰をグラインドした…。
「あ゛あ゛あ゛あ゛…」
グチャ…グチャ…グチャ
「遥…止め…お前のそこが…は…遥ぁぁぁぁ…お、お願い…み…見ないで…こっち見ないでぇぇぇ…こ…これ以上は駄目…駄目だ…遥ぁ…お願いっ抜いて…抜いてぇぇぇ!」
びゅる…びゅるるるるるる
「ぅあ…百華さんの…が私の膣(ナカ)に…ああぁぁぁぁ!!」ガクッ…そして遥は気絶した。





しゃあああああああ…
シャワーの音に混じって百華の声が聞こえる
「遥…大丈夫ですか?」
シャワーを浴びている遥はコクリと頷く…
百華は洗濯乾燥機の前にいる…
「もうすぐ、制服が乾きますよ…良かったですね…丸洗いOKの制服で、」

「それを知って私にあんなこと?
412放課後クラブL(完):2007/08/28(火) 22:12:43 ID:/GX70WS9
「がはは…実はそうなのだ!」

「百華さん!」

「がはははは…」

やがて、遥が山口家に帰る時が…
「遥…忘れ物ないですか…ゲーム機は、ちゃんと持ちましたか?」

「持ったよ…ねぇ…百華さん…」

「ん…」

遥は百華の背中を抱き寄せると、

「私百華さんのこと好きだよ…例え男の子でも…」
「遥…」
「百華さんの背中…私が守ってあげるね!」


やがて幾多の戦場で金髪をなびかせながら手に武器を持たずにレーザーを発射する少女がいた…
その傍らに「魔弾の射手」と幻獣達はおろか味方からも恐れられた
帽子を被った狙撃手がいた…
だが…それは後のはなしである…

放課後クラブ


FIN
413放課後クラブ@作者:2007/08/29(水) 22:26:46 ID:q3Gttokb
すまない…俺は力尽きてしまったよ…。
しかし、遥×百華はいいぃぃ…凄くいいぃぃ…
それではまた逢いましょう。
414名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 17:40:43 ID:kCyMNPXn
結構よかった
415名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 12:21:33 ID:oRxYQHZE
保守
416唐突に(ry:2007/09/10(月) 12:15:15 ID:bLIQrDds
投下します。

今回エロ無しです。
417唐突に(ry:2007/09/10(月) 12:15:23 ID:bLIQrDds
         ★                   ★          

 ――時間は少し遡る。

「ライブラリに侵入者、だと?」
「はい」

 その歳にしては随分貫禄のある身体を揺らし、準竜師の地位にある男――芝村勝吏は、
その報告をもたらした自らの副官を見やった。
 剣呑な視線に動じもせず――いつもこんな視線だからだ――ウイチタ更紗は頷いた。

「……捕えろ。生死は問わん」
「よろしいのですか?」
「何がだ?」
「侵入者の正体は判明しております。名は――芝村舞」
「………………は?」

 滅多に見れない主人の唖然とした表情に、思わず緩んでしまいそうになる頬を
懸命に引き締めながら、ウイチタはコンソールを操作し、映像を出した。
 監視カメラの映像がモニターに映し出される。

「一瞬だけですが、この後姿……この髪型に体格は、見紛いようが無いかと」

 一瞬、ほんの一瞬だけ、映像にはポニーテールの少女の姿が映っていた。
次の瞬間には不自然に映像が途切れ、少女の姿は消えている。

「……ハッキングによるダミー映像への切り替えか」
「はい。データ上にも、ごくごく僅かですが、痕跡が。そうと知って調べなければ
 区別がつかないレベルのものですが」
「こんな事ができるのは……確かに我が従妹殿しかおるまいな。まあ、最後の詰めが
 ちと甘くはある辺りも、我が従妹殿らしいと言える……クククッ」

 準竜師は笑みを浮かべ、呟いた。

「……しかし……」
「どうした、更紗?」
「……一体、何の為に? あのライブラリは、確か勝吏様の私的な文章が所蔵されて
 いるだけで、特に価値のあるものは無いと聞いておりますが……」
「………………」
「………………?」

 満ちる沈黙。笑みを浮かべたまま固まる準竜師。
その額に僅かに浮き出た汗を、有能な副官は見逃さなかった。

「……まさか、とは思いますが……?」
「いえ違うんですよホント違うんですってばいやホントに聞いてくださいウイチタさん」
「……靴下だけでは飽き足りず……?」
「いや靴下は別枠でそれはそれでだから違うんですってばウイチタさんおーい?」
「……焼却します」
「Noooooooooooooooooooooooooooo!!!???」

 ――小一時間後。

「………………」
「まったく、人の目を盗んであんな……卑猥、な……うぅ……」
「泣くな、更紗。お前には笑顔が良く似合う」
「誰のせいで泣いてると思っているんですかっ!?」
「うむ。実を言うと我も泣きたいから、一緒に泣くか?」
「……怒りますよ?」
「怒った顔のお前も綺麗だ……」
418唐突に(ry:2007/09/10(月) 12:15:54 ID:bLIQrDds

 返答は無言の平手だった。
 灰となったコレクションにうつ伏せに突っ込んで、準竜師は少しだけ、
ほんの少しだけ涙を溢した。

「……しかし、舞様は、何故にあのような……その……卑猥な文書が集積された場所へ
 侵入なさったのでしょうか……心当たりは?」

何事もなかったかのように灰の中から起き上がり、顔一面を染めた灰色を拭い、
準竜師は笑った。

「我が従妹殿も、人生の春を迎えるに至ったという事だな」
「……意味がわかりかねます」
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず。とは言え、敵を知る為の情報が、
 盛り返しているとは言えこの戦局だからな、手に入らない。
そこで、我がライブラリを探る事を思い立った、という事だろう。
我が従妹殿の情報収集能力は、一族の中でも群を抜いている。
我が秘蔵のライブラリの内容を知っていたとしてもおかしくない」
「……つまり……舞様が……その、想い人と添い遂げる為の、情報を? きゃっ」

 頬を染めながら尋ねるウイチタを抱き寄せ、準竜師はその耳元で囁いた。

「……そうだ。お前も知っているだろう、速水厚志という男を」
「舞様の……カダヤ……」
「先日映画のチケットを陳情された。……この日曜日だな」
「……けど、舞様は、そういった事には……あっ、耳だめぇ……」
「クックック……よかろう、我が従妹殿よ。気付いたのも何かの縁だ。
 ささやかながら手を貸してやろう……クックック」
「だめですって……ばっ……んっ、耳に息……ふぅっ」
「更紗、これが終わったら、早速情報を集めよ」
「これって……あ、そんな、まだ仕事が残って……あぁっ!?」

 副官をベッドに押し倒しながら、準竜師は思った。
我が従妹殿よ……使ったら元あった場所に返しておいてくれよ、と。

         ★                   ★          

――一方その頃。

 舞は不機嫌だった。
何故なら――

「……やはり、男は胸の大きい女の方が良いのか」

 ――準竜師秘蔵の書物に載っている女性が、皆立派な胸をしていたからだ。
服の上からぺたぺたと自分の胸を触ってみて、その無さ加減に一層不機嫌になる舞。

「強敵、だな……」

 ――いっその事、バイオ技術による豊胸を……いや、しかしそれでは偽りの自分を
見せているようで、心苦しいし、かといって胸を大きくする手段など私は――
 葛藤する舞。士魂号に乗って、厚志と豪華絢爛なる舞踏を披露している時とは、
比べ物にならない程に思考が乱れ、まとまらない。現状を打開する方法も、全くもって
思い浮かばない。ただ焦りだけが生まれ、時間だけが過ぎていく。

「むっ!」

 その時、書物のある一文が、舞の目に止まった。

「………………これだ!」
419唐突に(ry:2007/09/10(月) 12:16:04 ID:bLIQrDds
ここまで投下です。
420名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 13:56:41 ID:CqwZxTX/
続きをー
421名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 00:01:59 ID:sAalO2m9
準竜師www
422名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 18:09:15 ID:zEYqR05t
どうでもいいが、準竜死と書くと死因のようだな。
ゴッドスピード。準竜死!
423名無しさん@ピンキー:2007/09/15(土) 11:44:05 ID:rUjTvs3y
ウイチタさんの下で腹上死と申したか。

騎乗位で逝くのも腹上死っていうのか?
424名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 23:10:54 ID:9+60l/MB
保守
425名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 00:34:22 ID:12hA5Nsq
滝川×石津か森×茜
が見たい。
ちょっと王道すぎるか?
じゃあ、大穴で
滝川×新井木
なんかもw
426名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 07:16:27 ID:jsE+ujrD
滝川×石津はみたいねぇ
427名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 20:20:01 ID:uA7/2LFS
小島航と横山を期待してる俺は異端なのだろうか。
マジで一度も見かけたことがねえ
428名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 21:50:57 ID:6drtH9+G
>>425
萌×陽平の壊れネタなら、書けない事もない
429名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 22:39:08 ID:VADPotuk
>>427
自分もそれ期待
結構いいと思うんだがな
430名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 23:38:43 ID:m0hCzkIx
>>428
激しくキボン!w
431名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 23:55:03 ID:jCabn7wH
公式なんぞに負けるか!
と、滝川×森を書きたいが、もう、めんどくさい
432名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 21:24:44 ID:MPZRlZrZ
もういっそのこと萌×滝川×森にしちゃえばいいんだよ。
争奪戦
  ↓
滝川おろおろ
  ↓
怒りの矛先はへたれな滝川に
  ↓
萌−森ラインの同盟締結
  ↓
滝川、襲われる

みたいな。
433428:2007/09/23(日) 22:56:22 ID:pTjDduD6
「ん・・・く・・・」
でそうになる声を必死にこらえる
そんな俺を見て石津は黒く笑みながら俺の体を愛撫する
ここは女子トイレの個室
なぜ、俺がここにいるのかというと石津に連れてこられたから
俺と石津は付き合ってる
歪な関係で
最初付き合ったときも、俺は睡眠薬を飲まされ、手足を縛られて逆レイプされた
理由は、自分のものにしたいから、らしい
俺からは石津に手を出さす、石津の好きなときに手を出せる
俺は石津の逆らえない、嫌われたくないから
誰かに嫌われるのは怖いから、逆らえない
「陽平・・・、気持ちいい・・・」
石津の言葉に俺はコクコクうなずく
これが終ればきっと石津は俺を解放してくれる
そう、信じてる
けれども俺は知らない
石津が持つ、スタンガンとテレポートパスの意味を

こんなんだ
434名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 00:21:34 ID:kEdndqMN
>433 >430氏じゃないが、続き超期待!
魔女かつ衛生官として、鬱血させない縛り方各種とか、媚薬(特に痒みクリーム系)いろいろの使い方とか、
筆と羽根箒を使った、鞭と蝋燭なんぞより遥かに苛酷な責め嬲り方とか心得てる訳ですな!! 是非!
435名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 10:18:32 ID:4s39uOta
ここで、変態マゾ物を投下
436名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 10:43:37 ID:4s39uOta
ある日牧原輝春は、兄の部屋から、変な声が聞こえて来たので、部屋を覗いた…。なんと、兄の倖が、自分の制服を着て、オナニーをしていた。
倖は自分の逸物を制服のスカートでくるんでしごきながら、妹の名前を押し殺したように、呟いていた。
「輝春…輝春ぅ…輝春ぅぅぅ…ああああっ」
勢いよく飛びだす白濁…

輝春は覗きながら、何かがムクムクと頭をもたげて来た…。
437名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 18:03:55 ID:1aeu/Aia
>>433
乙!
自分も続き、超期待してます!
438名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 13:52:27 ID:MWSuQ6tB
ニコニコのスカウト無双を見てから
来須×萌の絡みが見たくてしょうがない
439名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 21:31:07 ID:c2cjlnLV
石津とか田辺とか吉田みたいな苛められっ娘キャラは、
とことん苛めてくれるサディスティックな男が向いてるよ。
ピザ村なんてどうだろう。いい仕事しそうだw
440名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 12:36:59 ID:gh7Vjebq
ピザ村さん乙です^^
441名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 13:41:32 ID:VJk1vHMh
ピザ村とは、リアル芝村の事を指す場合もあるが、
緑の英吏の事を指す場合もあるから、そっちじゃないかね。
442名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 01:11:10 ID:FlX8tMmu
一旦あげまーす。
443名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 20:38:04 ID:EAc4fTKa
過疎ってるなぁ保守
444名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 02:25:34 ID:quJkVti9
保守しとくぜ
445名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 19:57:51 ID:b8ZPw7D7
保守
446七誌:2007/10/27(土) 20:17:14 ID:PnoURFik
 クルス×ニーギ←RS、?×火焔←倖で、純愛暴走むりやり系エロSS、希望。
447名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 23:48:47 ID:aS1rXOUU
じゃあ、漏れは航咲良キボンヌ
448名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 01:21:15 ID:SxBsp1O1
ここ式神の城はないの?
449名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 20:13:43 ID:cDG3SD7I
>>448
過去スレにはあった。
450名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 03:13:09 ID:YBysA+G/
アニメの原さんはいちいち色気があってよかったな。
TVなのに、なんかドギマギしちゃってまともに見れなかった。
451名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 12:16:08 ID:pNu0otDN
>450
ぜくやんハケーン
452名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 18:40:51 ID:lJjuezE5
そういえば、リプレイブック第二弾っていつ頃出るんだろ
453名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 04:34:18 ID:9q7SmuGZ
浮上させとく
454名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 15:07:31 ID:N7pjxvKF
>>452
芝が自慢してない物は無い物と一緒
最近TRPGのことを話題にも出さないから
TRPG展開自体終わったんじゃないかね
455名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 20:42:40 ID:0Bz+JVeG
なんか、聞いた話だとリプレイブック第二弾として、ガンパレードの魔方陣が出るそうな。
いつ出るかは知らん。
456名無しさん@ピンキー:2007/11/21(水) 23:29:18 ID:N1s+VFAv
なんかよく分からんが
俺は未だに航咲良と上田横山の続きを待ってるぜ。
457名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 02:21:22 ID:Ds9Zlmt6
何が何だか知らないがずっと伯爵物を待ってるぜ
458名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 18:50:49 ID:Jtzq/DZE
あのー以前GPMで以前HPにアップした奴アップしてもいい?エロくないのは
お呼びじゃない?
459名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 23:03:59 ID:6MkEyRuh
見たい!
460名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 23:20:46 ID:BZF44y/Q
餌に食いつくなよ
エロ無しならHPでやればいい
461名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 08:23:57 ID:p1cjUZHR
続き書くつもりはあるんだが隊長、もとい体調と相談中だぜ
462名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 20:38:39 ID:1vHi+uaQ
はっはっは、死霊呼ぶ、もとい、資料読む暇が無いぜー
463名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 02:06:57 ID:/4tBKESx
保守
464名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 18:09:37 ID:P1LZnxSD
ここって保管庫ないの?
465名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 20:26:03 ID:DPSoAIJq
板全体の保管庫で保管されてるよ。
466亀レスすみません!:2007/12/05(水) 19:44:53 ID:EYTX5I9r
>>41
まったく、空歌は…ペットに人の、それも知り合いの名前を
つけてはいけないって教わらなかったか?
467名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 20:06:52 ID:Poweiu+a
まあ、空歌だからな。
468名無しさん@ピンキー:2007/12/14(金) 14:47:42 ID:172W1KVQ
しかし深沢はこういう役回りが似合ってる
469名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 00:02:59 ID:o9EOXo5F
ほしゅ
470433の続き?:2007/12/17(月) 20:00:07 ID:ngNL+/PT
※オリジナル設定あり


「陽平・・・」
私の目の前でベットにくくりつけられている少年、滝川 陽平を私は見つめる
私と陽平は付き合っている―――私の意志で。
彼はきっと私と付き合うことは望んでない―――彼は森さんが好きだから。
私と彼が付き合ってるのは、彼が私を受け入れてしまったから
速水君が絢爛舞踏になり、その後を追いかけるかのように陽平も絢爛舞踏になった。
速水君は恋人の芝村さんのために舞踏になり、陽平は仲間のために舞踏になった。
そんな彼を待っていたのは、冷たい拒絶
皆を守る為に戦ったのに、みんな彼を化物と拒絶した。
速水君や芝村さん、茜君は陽平を拒絶しなかったが、新井木さんや加藤さんなど、
彼と軽口を叩いていた人が手のひらを返したかのように拒絶した。
「陽平・・・」
彼の肌に触れる。
そこには訓練でついた傷跡があった
彼は拒絶される事を恐れている
だから森さんに何もいえないし、私を受け入れた。
「私の、陽平・・・」
彼の唇に自分の唇を落とす。
あなたはどうなろうとあなただから
大丈夫、私はあなたを拒絶しない
だから

――――いっぱい、壊してあげるね、私しか考えられないように――――

私は、口元だけに笑みを作り、彼を起こそうと、彼の体を揺らした。
471名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 23:06:28 ID:akSrEbnL
>>470
石津視点乙
472名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 17:15:05 ID:yBVE/Xmc
保守。
473名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 23:02:04 ID:yBVE/Xmc
もう1回上げとく。これで終わってくれねえかな。
474名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 23:52:57 ID:HsU/YNYp
ガンオケ青の永野×辻野を投下します。以下注意書き。

・公式CPしか許せん人には推奨できません
・「永野は俺の嫁!」ってな人には推奨できません
・「辻野は俺の嫁!」ってな(ry
・NGワードは「永野×辻野」です

それじゃあいくよー!
475永野×辻野:2007/12/30(日) 23:54:19 ID:HsU/YNYp
 不思議な少女だった。
 おしゃれなどには全く興味がなさそうで、頭はボサボサ、常に走り回り、
健康的に汗をかいて笑っている。その赤ん坊にも似た無邪気な笑みで
誰にも別け隔てなく接するのだ。
 もちろん、彼女は隊長として赴任してきたばかりの永野にもそうしてくれた。
 ところが、永野はこの島の人間の大部分に嫌われている。
 時折、田上と白熱した口論を繰り広げることはあったが、せいぜいそれぐらいが
限界であった。
 そうした人物にも変わらぬ態度を取るのは、なかなかに難しいことだ。
 それを辻野友美という少女は何気なくやってみせる。
 不思議な少女だった。



 ここは無機質な機械音が響くシミュレータールーム。

 「やったぁー!」

 そこでは辻野が手を叩いて喜んでいた。というのも、シミュレーションで
見事、永野が幻獣の40体撃破に成功したからである。

 「さっすが永野!どんどん上手になってきたねぇ、すごいすごい!」

 そう言って、赤ん坊のように辻野は笑う。少し気恥ずかしくなった
永野は慌てて目を背けて、腕時計に目をやった。
 訓練を始めたのは15時頃であったが、もう既に23時過ぎである。
 ハンガーの中ではわかりにくいが、今頃外はもう真っ暗なはずだ。

 「今日は随分と遅くなってしまいましたね。よって本日の訓練は
これで終わりといたしましょう」
 「はっ、永野隊長!」

 おどけた感じで敬礼した辻野を「こらっ」と叱ったが、永野は笑みを浮かべた
まま、辻野にこう提案した。

 「そのっ、一緒に帰りませんか。今日は送っていきますよ」
476永野×辻野:2007/12/30(日) 23:55:02 ID:HsU/YNYp
 「えっ?いいの?」
 「もちろんですとも!さぁ参りましょう!」
 「わぁーい!やったやったぁ!永野と帰るの初めてだよね!」

 すると辻野は永野の腕にきゅぅっと絡み付いて、そのまま彼を座席から
立ち上がらせた。
 永野はそれにドキリとして、ごまかすように「うわぁ」と言った。
 これを恋というなら、まさしくその通りだろうと永野は思う。

 「あのね、私ねっ、永野と色んなことお話したいと思ってたんだよ!」

 腕に引っ付いたまま、辻野は言った。

 「あのねあのね、走るの好きー?とかね、一緒に走ってみない?
とかね、いっぱい!」
 「……走ることばかりじゃないか」
 「だって好きなんだもん」
 「ま、そりゃそうでしょうね。僕だって知ってますよ」
 「えへへへー………あ!」
 「ん?どうしました?」
 「…今、永野が『僕』って言った!」

 辻野は心底嬉しそうに続けた。

 「永野、今まで私と話してても『自分』としか言わなかったんだよ。
気付いてた?」
 「うーむ……いやぁ、気付きませんでしたね」
 「なんか、仕事モードからプライベートモードになったって感じ」
 「はは、そうかもしれませんね。辻野さんといると、自分は気が緩んで
しまいます」
 「永野の僕、いいかも。好きだなぁ」

 意識している相手の「好き」には、少し敏感になる。
 永野は「りょ、了解しました」とよくわからない返事をしながら、
脳内で今だけは「自分一人称禁止令」を発令した。
477永野×辻野:2007/12/30(日) 23:56:24 ID:HsU/YNYp
 「ねぇ、…ちょっといい?」
 「何ですか?」

 辻野は永野から体を離して、ぽつりと言った。

 「永野って……す、好きな人………いる?」

 心なしか、声が震えている。質問の唐突さはもちろん、その内容に
永野は気持ちがぐらついた。

 「あはは…え、うん?い……いますよ…」

 遠くで、虫の声がするような気がする。
 辻野が、泣きそうな顔で続けた。

 「それって、由加里ちゃん?」
 「…………は?」

 自分でも驚くほど、間抜けな声が出た。何故田上の名前が出たのか、
理解出来なかったのだ。
 辻野はついに堪えきれなくなったか、せきを切ったように話し始めた。

 「だ、だって、永野、いっつも由加里ちゃんと楽しそうに話してるし…」
 「田上さんとは、言い争いばかりですけど」
 「で、でも、喧嘩した後も清々しそうな顔してるんだもん!
だ、だけど今日は一緒に帰ろうって、誘ってくれたから、勇気出して
聞いてみようって思って……」

 いつもハキハキと喋る辻野が、珍しく言葉を詰まらせている。
 今にも泣き出しそうな彼女に、永野は苦笑した。こんなに短い間で
笑ったり泣いたり、全く忙しいことである。
 本当に不思議な少女だ。

 「つじの――あ、いえ…………友美」
478永野×辻野:2007/12/30(日) 23:57:08 ID:HsU/YNYp
 「へ?」
 「はっきり言います。僕が好きなのは、あなたです」
 「う、そ?…だ、だって、だって!」
 「本当です。……友美が勇気を出したのに、僕が何もしないのでは
男が廃りますので」

 思いはあんなに複雑で、笑顔を見るのも恥ずかしいほどであったのに、
それを言葉にするのはずっとずっと簡単だった。
 よく「好きの二文字が言えない」なんて聞くが、これも今まで永野が
自らに正直に、真っ直ぐ生きてきた結果なのかもしれない。
 辻野が「うわあん」と声をあげながら、永野の胸に飛び込んだ。

 「規律まみれでこんなにも嫌な奴である自分に、皆と変わらず接してくれた
友美が好きです。自分は、あなたにああ言ってもらえて幸せです」
 「うんっ…僕でいいよ」
 「あ、はい、僕は幸せです」
 「私も永野のこと、だあいすきだよ。ずっと一緒にいたら
なんだかとっても好きで、どうしようもなくなっちゃった」

 辻野は永野の背中に手を回す。永野もそうした。
479永野×辻野:2007/12/30(日) 23:57:57 ID:HsU/YNYp
 今までもあんなに一緒で、あんなに近くにいたのに、互いの体温を感じる
のはこれが初めてだ。
 キスをしたのは、永野からだった。
 ぎこちなくも辻野の口腔に舌を割り入れ、短い呼吸を繰り返しながら
唾液を絡ませる。その間に漏れる辻野の声はひどく官能的で、普段の彼女から
はとても想像出来ないようなものだった。
 ――ああ、触りたいな。

 「す、すみません、友美。かっ…体を触ってもいいですか」

 馬鹿正直にそう言うと、辻野は「ぷぷっ!」と吹き出して笑った。

 「な、何です、笑わないで下さい!」
 「だってぇ。えへへへ、ほれほれどうぞー」

 辻野はそう言いながら、自分の体を永野に密着させた。わざと胸を押し当て
たりして、言葉通り自らの体を差し出している。
 永野は緊張のあまり頭がぐらついてきたが、気のせいだと思い込んで
辻野のその胸に掌をやった。
 まだ大分小さい胸だが、そこにある膨らみは男である永野にはないもの
である。そして何より、愛しい彼女のものであるということが、永野を一番
興奮させた。

 「あ、あっ…胸の先っちょがピンってなっちゃったよぉ…」
480永野×辻野:2007/12/30(日) 23:59:07 ID:HsU/YNYp
 「…?」

 辻野の言う胸の先端に指を動かすと、そこが勃起しているのがわかった。
服の上からもツンと尖り、快楽を主張しているのだ。
 やっと永野に、性行為をしているのだという実感が芽生えてきた。

 「大丈夫ですよ」

 さらに薄いスポーツブラの隙間へ手を差し込むと、永野は直接辻野の乳首を
コリコリと指で摘んでやった。

 「あ、あ、あっ…」

 辻野がビクリと震えて、床に膝をつく。
 完全に服を上へ捲くって、胸を露わにさせると、永野はそれに吸い付いた。

 「ひゃぁっ!な、永野ぉ…」

 舌先で乳首を転がし、突いてやる。辻野は気持ち良さそうに体をくねらせ
ながら、永野をそっと抱きしめた。

 「永野、下の方も触ってくれる?」
 「下…?」

 一旦口を離して、永野は辻野の下半身へ目を向けた。
 ――快感を欲して、腰をくねらせている。
 まずは下着の上から、割れ目をなぞった。

 「あんっ…」

 汗以外の何かで濡れている下着が、永野の指と擦れ合って辻野を刺激する。
481永野×辻野:2007/12/30(日) 23:59:42 ID:HsU/YNYp
 焦らすような永野の触れ方に、辻野はついに我慢出来なくなって
自らでスカートと下着とを脱ぎ始めた。

 「中にっ…指、挿れて欲しいの…」
 「わ、わかりました」

 永野が指を挿入すると、そこはクチャリと音を立てて彼を歓迎した。
 出し入れをするだけで、くぷっ、くぷっと鳴り、ねっとりとした愛液が
永野の指に絡みつく。

 「あ…あ……あはぁっ!あんっ、あんっ、あぁぁぁぁっ!」

 激しくすると、辻野が一際高く声をあげた。

 「ハァ……ハァ…ハァハァ…」
 「あぁ…友美、中に挿れても構いませんか?」
 「中?……せ、セックスするってこと!?」
 「や、その……あの…………失礼します!」
 「あんっ、ちょっとぉ!」

 永野は辻野の体を床に横たわらせて、足をクッと開かせた。
 先に絶頂を迎えたばかりであるはずのそこだが、未だにひくひくと震え
とめどなく溢れる液体でいっぱいに濡れている。
 永野はそこに自身をゆっくりと進入させた。
 卑猥な水の音を立てて、永野は辻野に埋もれてゆく。
482永野×辻野:2007/12/31(月) 00:00:21 ID:HsU/YNYp
 「あ、はぁっ…!なが…のっ、永野が…入ってくるよぉ!」
 「きつっ……う……く、苦しい…ですか…?」
 「だ、だいじょぶ……」

 まだ成熟していない膣が、きゅうきゅうと永野を締め付けている。
 その心地良さ、何より一つになれているという現状が一番気持ち良かった。

 「あ、はぁっ…!友美っ…出るっ……」
 「永野っ…永野っ…ああぁぁんっ!」

 全てを辻野の胎内に納めた瞬間、永野は射精してしまった。
 精液が穴から、ごぽごぽと溢れているのを感じる――永野は自身を引き抜いた。

 「えいたろ……ぎゅうってしてくれる?」

 潤んだ瞳で永野を見つめて、辻野は言った。
 初めて呼ばれる名前に、胸の奥が切なくなる。
 小さく細い辻野の体を抱きしめて、永野は自分のブレザーを彼女の体に
かけてやった。

 「うっわ、汗くさいよ、永野!このブレザー!」
 「あなたねぇ、こんなロマンチックな時にそういうことを言わんで下さい!」
 「えへへ、ごめん…」

 「でもさー」と辻野は繋げて、永野の胸に鼻先をこすりつけた。

 「えっちするの、楽しいね!永野と一緒だからもっと楽しいよ。
走るのとおんなじくらい好き!だから明日もまたやろうねっ」

 ――彼女にロマンチックという雰囲気を求めるのが、そもそも間違い
かもしれないな…。
 永野はそんな風に考えながらも、よくよく聞かずとも告げられた内容が
恥ずかしいことに気付き、赤面していた。
 辻野友美は、本当に不思議な少女だった。
483名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 00:02:25 ID:HsU/YNYp
おしまーい!
永野でプレイしてたら辻野が優しくて涙が出た
それで書いたよ、後悔はしていないよ

ごめんなさい……嫌わないで……ごめんなさい…
484名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 19:41:34 ID:mgh6SNga
GJ! 青やり直そうかな。
485名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 18:29:21 ID:/KQBCeJn
474GJ!

 今年の初夢、こんなのだった…。

 式神の城の小夜の視点になり、40才くらいの女性に連れられ、サボテン一杯のひなびた観光地へ。
 この小夜は体にコンプレックスがあるよう。
 女性にアドバイスされ励まされ、向かったその先はあずまやのような関所のような所。
 ビキニに着替えさせられ、フラダンスを教えられる。
 おっぱいぷるぷる。
 関所の女性とそれを守る男性、案内人は小夜を誉める。
「そのぷるぷるがいいよ!」なんて言われる。
 そんなこと、いわれても困る。
 その後、小夜のビキニ姿を見た光太郎はどぎまぎしていた。


…夢を見た自分ですら、意味がわからない。
486名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 22:59:33 ID:HrqIhSQ9
そういえば結局光太郎と小夜ってどうなったの?
なんだか公式で色々進んでいるようだが、もう訳わからん。
あと、妹人といいんちょ、巫女の辺りも気になる。
487名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 23:15:40 ID:VOsPewZf
・・・・・・・・・。


忘れろー、忘れろー(ぐるーんぐるーん
488名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 00:51:22 ID:HBJFH0+2
>>474-483
いいよっ!
鋼鉄天使友美か…青の章キャラのネタはは貴重だからな。

>>485
それなんて伊豆シャボテン公園?
489名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 00:55:48 ID:HBJFH0+2
>>486
たしか式神3だと、小夜とザザエさんが合体して、光太郎の使い魔に…。
しかし式神3の光太郎+小夜を見ると、失業したヒーローを見るようで…。
490名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 05:37:58 ID:tMOU2QEp
なんというかキャラを不幸にする方向にしか
話転がせない人だよね。
人気出てもERみたいにボロボロになってくの
見てられないって見捨てられるの。
491名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 20:26:29 ID:DtbDX0J6
>489
コミック版の後書き読んだらどうもこの後結婚イベントが控えているらすぃ。
後、小夜は光太郎とは結ばれない運命にあるということでひとつ。
492名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 00:16:41 ID:q1ZyKX1V
月子は出ないの?
493名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 00:25:04 ID:zPVXxlSS
アルファシステムにおいて、
運命=打ち破られるもの
だと思うので、きっと小夜は光太郎と結ばれるよ?



…ごめん、現実逃避はよくないな。
494名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 01:12:00 ID:UsVR8/Gd
俺の中で式神オワタ
495名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 22:53:50 ID:28m2h0wK
アルファの世界観に詳しくない俺には、そもそもどうして半神になった小夜が、
光太郎と結ばれる資格がなくなったのか分からなくて困る・・・。
光太郎は人も神も区別しない世界の神になったんじゃなかったっけ?
それとも光太郎が神として完成すると、小夜が消えてなくなるから、結ばれないとか
そういう話なのかな。
とにかく、あの2人の組み合わせが大好きな俺には、公式に公開されてる結ばれないという運命を
何とか打破して欲しい
496名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 00:32:32 ID:jBuwUzuB
漫画読んだらすっげー理解しやすいのだが、
式神と融合してしまった小夜は光太郎の目指す世界においては「排除されるべき異能の力」に組み込まれてしまったのだ。
故に光太郎が新世界の神として完成したまさにその時に消滅する運命が定められている。

もっとも、小夜と光太郎が結ばれない運命が定まったのはニーギが動いた結果、というからくりがよくわからんっちゃわからんのだが。
497名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 07:28:35 ID:IXN1tS9p
だったらザサヨさんになった今の小夜なら結ばれるんじゃね?
小夜でなければいいんだからさ
498名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 09:55:44 ID:OOhqPu3R
完全否定されるともう何も抗う気が起こらなくなる
生殺しならいくら逆境でも不遇でも「なにくそ俺が描いて幸せにしてやるぜ」気分になるんだが

公式ではカプネタは生殺しで置いて欲しいんだよなorz
499名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 16:28:45 ID:Ov6CNgNc
 光太郎と小夜の組み合わせは好きなんだけど、
 ストーリーが途方も無いトコまで行って、二人くっつかんのは寂しいものがある。


 …小夜とサイレントメビウスの那魅って被って見えるの、自分だけですか?
500名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 18:55:55 ID:bqiOZeXV
>>498
ぶっちゃけ、公式は未だに決まった事が覆りまくりだから、
生殺しというか、もう何でもあり。

だからこそ公式を名乗って欲しくないんだけど。
501名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 22:57:59 ID:LAhK2wT4
保守
502名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 22:41:14 ID:IOwly79e
ガンオケ緑の雷電×石田を投下します。以下注意書き。

・公式CPしか許せん人には推奨できません
・「石田は俺の嫁!」ってな人には推奨できません
・「雷電は俺の嫁!」ってな(ry
・NGワードは「雷電×石田」です。
・え…雷電が人間を…それは有り得ないってな人には推奨できません
・白の章キャラを緑の章に転属するのは邪道です!ってな人には推奨できません
・獣姦?なに考えてんだ!…通報します!ってな人には推奨できません

それじゃあいくよ!
503雷電×石田:2008/01/22(火) 23:23:18 ID:IOwly79e
ここは、中国山地の小さな分校…その中の小さな厩舎の中で、
山岳騎兵の石田咲良は自分の99式雷電の「デン」にいつものように餌を与えたり、ボールで遊んだり、調教や訓練を施したりしていた。
咲良が初めて「デン」と出会った時はまだ幼生だったが、咲良が懸命に育て上げた結果、今では立派な「狼」タイプに成長していた。

「よしっ!今日はもうおしまい、じゃあデン、また明日ね!」
咲良はデンにそう言うと、厩舎から出ようとした…。

だかそのときデンはいきなり前脚で咲良の両肩を押し、仰向けに倒した。
そしてその鼻先に顔を近づけて、「がるるるるる…」と唸り声を上げた。

「ひぃぃぃぃ…やだやだやだやだ〜!!」咲良は泣き声をあげて、デンから逃れようとした。
しかしデンは咲良に吠えかかった。
「ばうっばううっ…」
咲良は根本的な恐怖にとらわれた。
「まさか、私を噛み殺す…嘘…そんなの有り得無い…。99式雷電は人に危害を与えないはず…まさか狂った…?」

ふとそのとき、唸り声をあげているデンの下腹にぶら下がっている赤黒いものが目に入った。

それは、デンの雄の証しであった。

咲良は、思わず赤黒いソレを手に取った…。
504名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 07:20:39 ID:VrRSRmOR
>>502
あなたの作品にケチをつける気はないが注意書きをパクんの
やめてくんない?なんかバカにされてんのかと思うんだが
505名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 08:25:14 ID:hvUqlgAj
>>502
文章のくせと投下の仕方でいつもの人だとわかるが
過疎ってるとはいえとりあえず書きながらの投下、1レス細切れ投下は
止めた方がいい。
ある程度書き溜めてから投下してくれ
506名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 21:13:08 ID:Y/QNnKlV
話をぶった切ってスマンが、光太郎と小夜が結ばれないのが公式らしいが
そこをどうにかするのがOVERSというものだろう…
「どんなにストーリーが破綻していようとも物語はハッピーエンドでなければならない」
とかドラマCD矢上が言うのを聴いたし、運命を打ち破って欲しいなぁって思うよ
507名無しさん@ピンキー:2008/01/26(土) 21:26:12 ID:CFpRmB7k
まあ、少なくとも此処でハッピーエンドな物語を作れば、
ふたりの力になるかもしれんしな。
アルファシステムは良くも悪くも、そういう感じだから。
508名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 18:13:28 ID:AuyKV6f0
一介のエロパロスレに運命を変えろと?
それもまた一興ではあろうが、俺式神はシラネ
509名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 21:19:51 ID:wAS7Xia5
最近公式のアレ具合に書く気が・・・。
510名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 10:40:39 ID:U2Wj05Wt
マガジンZに式神の城エピローグ掲載age

微妙に連載時と絵柄変わってね?
511名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 00:40:04 ID:kIltuKjc
>>510
何故玖珂一族は凋落しているのだろうか…と、
われは剣王っ!を読んでいる漏れ登場!
512名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 00:41:24 ID:uuhg7mju
剣王、あっちゃんいたのね。
気づかなかった。
513名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 20:41:50 ID:GhymoQwN
>511 本スレで、と玖珂わ、だよって指摘があったな。それで蜻蛉切。
514名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 11:10:17 ID:glTExLta
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
515名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 19:37:48 ID:6R00UETP
>>513
あれ桶狭間で、戦車が火縄銃なのかー
516名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 15:27:04 ID:MtpUVj6K
あげ
517名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 23:22:22 ID:Imhts9sm
やるきでろ〜やるきでろ〜
518名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 03:58:24 ID:HB5ZPQEN
はじめてのSS投下です。
俺屍で、虚空坊岩鼻視点で書いてます。
519虚空坊岩鼻の手記:2008/02/27(水) 03:59:34 ID:HB5ZPQEN
【一】
朱点によって、種絶の呪いと短命の呪いを掛けられた金色家。
神々は協議を重ねた結果、彼らに力を貸すことに相成った。
金色家の人間たちと交わり、子を残すことで彼らの力を強めてやるのである。

この話を聞き、私は若干の焦りを覚えた。
交わる。即ち、性交。
私は、これまでに女人と交わった経験は一度も無い。
聞けば、短命の呪いを掛けられた金色家の女達も殆ど性交の経験の無いまま此処に連れられるという。

女達を上手く抱いてやることが私に出来るのだろうか。不安である。

改めて金色家の遺された子供であった男と、お地母ノ木実と交わって出来たという少女の顔絵巻を見直した。
お地母ノ木実は気立ても良く、会合の際には何時も木の実を持ってきてくれる、愛らしい女神である。
彼女が件の当主と交わるところを考えるうちに、鼻が首をもたげてきた。
赤々とした鼻はぴんと立ち、先から雫が毀れかかる。
私は卑しい物事を考えると何時もこうだ。悪い癖である。

鼻を鎮めるため、私は鼻をそっと握り、扱き始めた。
520虚空坊岩鼻の手記:2008/02/27(水) 04:00:24 ID:HB5ZPQEN
【二】
天界の上層部から、通達が届く。
曰く三日後、金色家の弓使いである杏奈という少女が私の家にやってくるとのことだ。
ついにこの日が来てしまった。
取りあえず私は布団を干すことにした。

三日が経ち、杏奈がやってくる日となった。
布団の上に正座をして待っていると、襖が開いて少女が入ってくる。
深い緑の様な色の髪に、優しく儚げな瞳。どこか落ち着かない様子で私を見つめている。

「此方に来なさい」

私がそう言うと杏奈はびくりと身体を震わせ、恐る恐る私の目の前に正座した。
「ふ、ふつつかものですが…宜しくお願い致します」
深く頭を下げる彼女の髪をそっと撫でる。そして、顔を上げたところをそっと抱き寄せた。
「緊張せずとも、大丈夫だ。そなたは、初めてか?」
抱き寄せたその時、髪から桜の香がふわりと漂う。
こうも言っておきながら私の鼻は既に熱くたぎっている。彼女にこの熱さが伝わってしまってはいないだろうか。

「いいえ。」
ここまで緊張した様子でありながら、初めてではない。私の心は驚きに包まれた。
しかし初めてであるかどうかは関係ない。私は精一杯、杏奈に良い子を作って貰うべく尽力するのだ。
「そ、そうか。…我々が直接顔を合わせられる時間は少ない。だが、その少ない時間をも大切にしよう」
最早自分が何を言っているか半分判らないままの発言であった。
すると、杏奈は恥ずかしげに目を伏せ、そっと私に囁いたのである。
「初めてじゃないです。でも……優しく、してくださいね」

その言葉を皮切りに、私の鼻は最高潮に熱くなってしまった。
彼女を布団に押し倒すと、着物の合わせ目をはだけて胸をあらわにする。
「あ、嫌…っ」
杏奈はそう言って身じろぎするが、今の私にはその仕草も愛しい。
初めて触る女人の胸は柔らかく、舌を這わせると甘やかな味がした。
出来るだけ乱暴にしない様に気を使って触ったが、胸の先に付いた果実の部分はつい夢中になって歯を立ててしまった。
しかしその刺激は杏奈にとって快楽になったらしく、彼女は大きく身体を震わせて啼いた。

「はぁ、はぁ…っ…」
荒く息を吐き、目に大粒の涙を浮かべる杏奈。私が杏奈の顔に自分の顔を向けると、彼女は接吻を待つかのように目を閉じた。
私は接吻の為に唇を重ねようとすると、まず先に鼻が顔に当たってしまう。
その為、初めて接吻をする時には実践してみようと思っていた事を試してみることに致した。
「んんっっ!!!?」
「おぉ、此れは…」
即ち、鼻を口に挿入すること。女人は口唇への愛撫にも快楽を覚えるというし、きっと効果があると私は確信していたのである。
「んっ…んっっ、ゃぁっ…」
暫し顔を前後させ、口腔内を刺激してやる。杏奈の瞳から一筋の涙が毀れつつあるので、確かな快楽になっているらしい。

瞬間、私は右頬を張られてしまった。
「何するんですかっ!」
「い、否しかし…」
「いきなりこんな事するなんて、あんまりですっ!わ、私…」
先程以上に大粒の涙を零し続ける彼女を見て、私はこの遣り方が彼女を傷付けてしまう事に気付いた。
何度も謝罪の言葉を吐き、杏奈を抱き締めた。
521虚空坊岩鼻の手記:2008/02/27(水) 04:01:46 ID:HB5ZPQEN
暫く泣いていた杏奈も何とか平静を取り戻し、やがて私に問いかけてくる。
「あの…」
おずおずと私の目を見る杏奈に続きを促すと、彼女は言い辛そうに口を開く。
「そのお鼻で……私と、えっと………するんですか?」
「如何にも。この鼻でお相手つかまつる」
「…………」
黙り込んでしまった彼女に私は問いかけた。
「そなたが厭なら、止めても構わない。先程私はそなたを傷付けてしまったばかりだ」
「いいえっ!」
急に顔を上げた彼女に、今度は私が驚き、黙り込んでしまう。
「私はっ…金色家の使命を担って此処に来たんです。それに…岩鼻様は私に沢山良くしてくれました…。さっきのは、びっくりしただけなんです。だから…大丈夫です」

そう言って、杏奈は私の鼻をそっと持ち上げた。鼻の硬さが更に増してしまったが彼女は気にせずに顔を傾け、私の鼻の下に潜り込む。
柔らかい唇の感触が私の唇に当たる。
それが、私の初めての接吻になった。

長くも短くも取れる間の接吻を交わしたあと、彼女は自ら着物を脱いで布団に横たわった。
蕩けた女人の秘所が露わになる。つい恥ずかしさの余り、私は顔を背けてしまった。
杏奈の秘所は淡い桜色をしていて、これから私が鼻を挿入すべき部分から蜜が垂れている。私が其処に鼻を当てると、鼻の先の雫とその蜜が交じり合う感触がした。
「では、行くぞ…」
鼻を少しずつ入れて行くと、熱く柔らかい感触が私を包んだ。時折胎動の様な動きも起こり、私は即座に汁を放出してしまいそうになる。
そこを堪えて、私は鼻を杏奈の最奥まで挿入した。杏奈は顔を赤く染めて、手を口元に添えて息をしている。
「辛くは無いか?」
「はい…大丈夫…です……」
後は彼女の中で動き、子種の汁を送るのみである。私は夢中で顔を前後させた。
前後させる度に起こる鼻への締め付けの度、杏奈は獣の様に愛らしい啼き声を立てる。
最奥を刺激すると彼女の快楽になることが判った私は、時に小刻みに振動を送ってやった。

何度も何度も秘所の中を行き来する鼻が暴発の限界を超えようとしたとき、私は彼女に声を掛けた。
「おぉ…!行く…!行くぞ、杏奈…!」
「あぁっ…、あっ、あっあっあっ…!岩鼻さま…!きて、きてくださいっ…!」
杏奈の甘い啼き声を聴きながら、私は彼女の中に多量の汁を放出した。
白い子種が入った汁が確かに彼女の中で実を結ぶまで、私は何度も鼻を突き上げた。
そして何度かの振動の後、子供が宿ったことが判った私は鼻を秘所から抜いた。

暫く意識を失い、私の布団で眠っていた杏奈は、未だ幼さが残る寝顔を見せた。
私の子を宿したこの娘は、あと数ヶ月後には死を迎えることになる。
元は神と人間。命の長さの違いは必ず存在するものだが、彼女の命は、畜生の様に短い。
その遣る瀬無さを胸に秘めたまま、私は杏奈を人間界へ送り出した。
最後に、一度接吻をした。今度は私が自分で鼻を上げ、顔を傾けてした。

杏奈の息子の名前は、彼女が死を迎えた数ヶ月後に聞くことが出来た。
曰く、『岩雄』という名前らしい。
彼女が私の名から一字取って付けたのだとしたら。
そう思うと、私の心にあの時の彼女の香りが蘇るのであった。
522名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 04:05:08 ID:HB5ZPQEN
以上です。
久々に遊んでみて、案が沸いたので書いてみました。
これが初めての投下なので、これからも精進していきたいと思います。
523名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 11:06:25 ID:82pRMecU
あげ
524名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 14:12:44 ID:D+J8Ab2C
Gj!
鼻という観点が新しくもすばらしかった。文章もエロいし上手い。
過疎ってるが、負けずにまた来てくれ。
525名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 17:02:18 ID:EhyWrid2
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
ttp://monitorguide.biz/2ch/01_info.html
526名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 09:59:49 ID:SGCXiN/+
保守?
527名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 22:35:04 ID:Us4osHSo
式神で誰か書いてくれないかなage
528名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 22:35:33 ID:Us4osHSo
orz
529名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 01:03:28 ID:+PPPBYjg
保守
530名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 21:31:24 ID:H0YTWS/d
あーがーうー
531名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 23:55:24 ID:NNu8rptu
おちる〜
532名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 01:00:14 ID:RcK1Leks
保守
533名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 02:02:47 ID:hgB6mylt
保守
534名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 00:34:03 ID:syuBh7Na
保守
535名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 20:07:04 ID:+XCF3a/L
エロのないコネタで保守。
 味のれん。
 田辺が食事をして会計しようとしたら、ポケットに穴が開いて財布がなかった。
 あわてふためく田辺。
 そこに速水がやってきて、お金を立て替える。
 実はそのお金は、道に落ちていた田辺の財布の中身だった。
536名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 00:31:51 ID:4n2/6n4J
ほっしゅ
537名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 22:56:17 ID:LdFBthhg
538名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 11:15:47 ID:lWVC0nUy
保守
539名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 14:41:19 ID:K6+FfxX4
540七紙:2008/04/20(日) 18:20:25 ID:t8yiewRY
 式神の城〈2〉Paradise Typhoon の時、ニーギがRSに捕まっても、「貞操」の心配した奴はいなかったと思う…奴は、「あれ」だから。

 でも、公式で「ホモじゃない、単に光太郎を愛しているだけ」(←それが、ホモだって)と「ニーギに惚れているのは本当」の公式情報を知ると…何もしなかったよな、RS!
541名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 00:37:44 ID:cu4SxjLQ
保守
542名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 01:30:04 ID:T72FsFCR
保守
543名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 00:43:02 ID:XmE3pHPh
保守
544名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 13:59:30 ID:xhIV+Yx9
森さんとタッキーのラブラブエチーなのが読みたい…
545名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 01:52:20 ID:0OkTyuU7
保守
546名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 05:52:47 ID:J50+n5go
保守
547名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 08:49:04 ID:sRRtgYMJ
ニコニコでガンオケのプレイ動画を見ていたら白の章がふとやりたくなって
そうしたら工藤百華(PC)がハーレム状態とかってエロ過ぎるんじゃないかと気づいたので
思わず百華×帽子っ娘で陵辱妄想したあげく勢いに任せてSSを書き始め
たはいいもののエチシーン直前で力尽きた←今ここ

まあ、保守です
548名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 00:35:12 ID:WFLNRkba
>>547
エチなんて飾りです。エ(ry
と言う事で読ませて下さい><
549名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 09:14:27 ID:f7Z/z31B
じゃ、誘い受けっぽくなってしまって我ながら自己嫌悪ですが、途中まで落とします。

工藤百華視点で吉田遥陵辱。もちろん工藤はふた○りです。しかも鬼畜です。後味悪いです。
細かい設定とかはよくわからんので結構適当。一応ゲーム内の情報で組み立てて、あとエロ妄想とかを多量に添加してあります。
百華って内心こんなこと考えてるんじゃないかなとムラムラ想像しながら書いてみました、みたいな。
550【誰も彼女を救わなかった】:2008/05/19(月) 09:15:17 ID:f7Z/z31B


 たとえば、空にもう一つの月が浮かんでいたとして。
 たとえば、そこからやってきた正体不明の怪物に人類が滅ぼされかけていたとして。
 たとえば、生きている人間のほとんどが怪物と戦うための強化クローンだったとして。
 たとえば、怪物との戦争の激化で、年端もない子どもたちが戦争に駆り出されるような事態だったとして。

 そしてたとえば、戦争のため、生体兵器としてラボで人体改造を受けた少年がいたとして。
 たとえば、少年が――すでに肉体は女性化していたが――ラボで実験動物かつ性的ペットとして玩具にされる日々を送っていたとして。
 さらにいえば、誰も、誰一人、彼を救おうとしなかったとして。

 たとえば……それでも、人間たちは退屈で平凡な生活を積み重ねているのだとしたら。
 少年の境遇とは無関係に、友達と一緒に食事をしたり、学校に行ったり、告白したりされたり、嫉妬大爆発だとか、初々しい青春を楽しんでいたりするのだとしたら。
 そして今日もどこかで幻獣と人が戦い、殺されているのだとしたら。

 ――そんな世界は、存在する価値があるのか?

551【誰も彼女を救わなかった】:2008/05/19(月) 09:16:02 ID:f7Z/z31B

 私は――いや、俺は、時々すべてを破壊したくなる時がある。むしゃくしゃしているのとは違う。もっと気だるくて、どうしようもない衝動だ。
 その”気分”は、たとえば自分の裸体を眺めているときに起こる。着替えるために服を脱いだ時。風呂に入ったあと、鏡を見たとき。そのあまりにきれいで魅惑的な肢体に、ある種の暗い感情を覚えるのだ。
 美しくくびれた腰。
 やわらかくふくらんだ乳。かたちのよい尻。
 細い肩、細い指、細いうなじ。
 流れる金の髪、上品な微笑み、夢見るような赤い瞳――。
 絶世の美少女、”工藤百華”のイメージ。
「……くっくっく……」
 鏡の中の美少女、つまり俺が、邪悪な笑みを浮かべる。ばかげていた。何もかも見下げ果てるほどばかげた話だ。俺のこの姿は、人体実験の結果に過ぎない。第五世代の能力の副作用としてホルモン異常が起こり、女性化が進行しているだけだ。
 その証拠に、俺の股間には男のモノもぶら下がっている。
 しかもそれは、鏡に写ったあられもない美少女の裸身に欲情したのか、半分ほど勃起していた。
「……あほか」
 自分で自分に興奮するとか、どんな変態だ俺は。
 だがそれはある意味では無理もない。何しろ、今の俺は外見的には震えが来るほどの可憐な少女なのだ。それは自分自身でもわかっているし、だからこそそれを武器にすることも覚えた。
 俺は男だからこそ、男の弱点は知り尽くしている。どうすれば男を転がせるかなんて、自分の心に問いかければいいだけだ。
 こんな美少女に、男ならどうされたい? ……決まってる。
 いやらしいことをしてもらいたいのだ。
 だから、ラボを出てからは、さんざん『その手』で危機を切り抜けてきた。最初は男とするのにも抵抗があったが……女の服を着たままヤれば女っぽい気分になれるのに気づいて、次第に違和感がなくなった。
 ホモとは違うと思う。女としてのヨロコビってやつも知っているってだけだ。もしかしたら俺は、脳も女性化してきているのかもしれない。
「ふぅ……」
 俺は濡れた髪を掻き上げる。優雅な仕草だった。嫌味なほどに。
 気だるさが収まらない。どうしようもなく暴力的になっているのを自覚する。何でもいいから滅茶苦茶にしたい気分だ。
 この感情は性欲に似ている気がする。というか、おそらく性欲と幻滅と嘲りが入り混じっている。他人と自分、両方をぶっ潰したい。ばかげてる。何もかもばかげてる。こんな世界は、こんな自分は、間違いすぎていて吐き気がする。
 ――これが、絶望……あしきゆめってやつかもな……。
 そんなことをふと思う。幻獣も、こんな気分で人を殺すのかな。
「くだらないですわ。共生派でもあるまいし」
552【誰も彼女を救わなかった】:2008/05/19(月) 09:16:28 ID:f7Z/z31B

 髪を乾かして時計を見ると、まだ眠るには早い時間だった。昂ぶった気持ちを抑えたいが、今夜は叔父貴もいない。いっそ叔父にサディスティックに虐めて貰えば気が晴れたかもしれないのに。
 ――独りでヤるのも面倒な気分だ……。
 俺は憂さ晴らしに誰か呼び出してやろうと思って、多目的水晶からテレパスセルを呼び出した。小隊の……誰だったかにちょっとねだって巻き上げたモノだが、なかなか重宝している。
「どれ……あら、みんなもう寝てるの? 早いわね」
 クラスメイトの位置を検索すると、学校にいる人間はほとんどいなかった。
「――ん?」
 保健室で吉田遥が何かしているようだ。
 あの娘は、おせっかいデブの山口葉月に世話されているわりに、あまり葉月になついていない。むしろ俺の方に親近感を抱いているような節がある。引っ込み思案でハッキリしない態度のせいで、こっちは少しイライラするが。
 ……まぁ、正直に言えば、俺がイラつくのは彼女の態度とか性格のせいじゃないのかもしれない。俺からみると、彼女は『恵まれている』のだ。周囲に気にかけてくれる人間がいる。常に誰かの助けをもらって、鉢植えか花瓶の花のように生かされている。
 本人は何の努力もしているように見えないのに、かわいそうだからとか、彼女はそういう子だからとか、そんな理由で甘やかされて、しかも別に感謝しているそぶりも見せない。ゲームやってるだけじゃねーか。
 純粋で未熟で、対人戦略のタの字もない。それがイラつく。
 世界はそんなに優しくないと言ってやりたくなる。
「ふん……いっそ、直接そう言ってやろうかしら?」
 暗い気持ちが、俺の中でむくむくと頭をもたげてくる。
 ――いいや。むしろ身体でわからせてやったほうが早いかもしれない。
 世界の醜さ、残酷さ、不公平さを。
 お前が、今までどんなに甘ったれていたのかを。
「ハハ……最低な人間だな……」
 気だるい気分だ。もう、どうしようもないくらい。
 俺は脱衣かごの制服を着なおし、家を出て夜の学校に向かうことにした。テレポートすれば一瞬だ。
 ちなみにテレポートパスも、篭絡した男連中からせしめた。すでにクラスの男の半数は俺の虜だ。ちょっと甘い言葉を囁いて、キスして、胸でも触らせてやれば簡単なものだった。女連中はそれが気に食わないみたいだが……そんなのは顔と身体に自信のない人間のやっかみだ。
 持てる武器を使って何が悪い?
 武器を持って戦わない奴を踏みつけて、何が悪い?
 そうされたくないなら自衛の手段を持つべきだ。他人に踏みつけられ、押さえつけられ、好き放題に犯されてからじゃあ遅いんだよ。
 誰かが自分を助けてくれると思ってる人間など、踏みつけられてしまえばいい。
 ……そうだ。思い知らせてやろう。
 世界の闇の部分を。それを知らなかった頃の自分がどれほど恵まれていたのかを。
 ただの人間が、その気になればどれほど邪悪になれるのかを。
 思い知らせてやろう――今夜は誰も、彼女を救わないと。
553【誰も彼女を救わなかった】:2008/05/19(月) 09:16:54 ID:f7Z/z31B

 俺が保健室に入っていくと、吉田遥はベッドの中で、毛布をかぶって携帯ゲーム機をピコピコ弄っていた。いつものように帽子を目深にかぶり、小さな身体を丸めるようにして膝を抱えている。
「こんばんは、吉田さん」
 品が良く見える微笑を口もとに浮かべて、会釈する。
 吉田が何かボソボソ喋った。聞こえない。また少しイラッとするが、俺はぐっと堪えて吉田に近づいていった。
「何してるの、こんな時間に」
「…………ゲーム」
 見りゃ分かるよ。
 画面に没入したままこちらを見ようともしない吉田に、俺は一瞬バカにした視線を投げてから、親しげに話しかける。
「葉月の所に帰らないの?」
 ふるふる、と無言で首を振る。その意外に強い(吉田にしては、だが)意思表示に、俺は驚いた。
「どうして? 何かあったの?」
「……で……から」
 またボソボソ喋る。
 俺はさりげなくベッドの端に腰掛けて、吉田に密着するように耳をそばだてた。
「ごめんなさい。よく聞こえなかったんだけど……。今なんて言ったの?」
「……家出してきた、から」
 硬い声で言った。
 俺は内心、面白いことになってるじゃないか、と思いながら、「葉月が心配してると思うけど」と呟いた。
「大丈夫……電話、してあるの」
「今日は帰らないって?」
 こくん、と頷く。好都合だった。俺は心の中で舌なめずりしながら、手管を練る。
 まず、ぶるっと身体を震わせて見せて、「寒いわね」と言った。
「そっちに行ってもいいかしら?」
「え……」
 吉田が手元の携帯ゲーム機を見つめたまま、身体を硬直させる。俺は相手に返事をさせる暇を与えずに、吉田の毛布に潜り込んだ。
 背中を抱えるようにして、肩越しにゲーム画面を覗き込む。こうすれば、おっぱいが密着してやわらかな感触を伝えることを俺は知っていた。
「……あぁ、あったかい」
 耳元で囁く。
 吉田はひそかに頬を染めながら、もじもじと身じろぎした。
「くっつかれるの、嫌?」
 また、無言でふるふる。
「……緊張、するだけ」
「ふぅん。そう」
 俺は吉田の身体をふんわりと抱きしめ、頬に息を吹きかけるようにそう言った。吉田の身体がこわばり、華奢な肩がゾクリと動いたのを俺は見逃さない。
「スキンシップ、嫌いだったかしら」
「女の子は……好き」
 吉田はカチャカチャとロボットじみた動きでゲーム機を操作しながら、訥々と呟いた。
「……工藤さん、いい匂いがするし」
「さっきシャワーを浴びてきたから」
 そう言ったが、それだけではない。ラボで肉体改造を受けた俺の汗腺からは、人心を惑わすフェロモンが分泌されている。その香りは周囲の人間を微妙な程度に興奮させ、性的な気分にさせる。これも実験の副作用の一つだった。
「そう、遥って女の子が好きなのね」
「男の子は……怖いから」
「そう。そうなの。ふぅん……。なんとなく分かるわ」
 顔を密着させるように近づけ、唇が耳たぶ触れるほどにして囁く。秘密めかすように。
「きっと、男の子が怖いのは、あなたに性欲を抱いてるからよ」
554【誰も彼女を救わなかった】:2008/05/19(月) 09:17:17 ID:f7Z/z31B

「性、欲……?」
「そう。遥は、セックスって知ってる?」
「…………………………………………………………………………」
 長い沈黙の後、こくっ、とうなずいた。
「まあいやらしい」
 あてこするように言ってやる。
 途端に、吉田の頬がかっと熱くなった。
「……そういうの、…………常識、だから」
「そうよね。だれでも、興味があるものね。セックスには」
 わざとらしくゆっくりと、口に含むように、言ってやる。セックス、の部分はハッキリと、かつ淫靡な笑いを含めて発音した。
「それが……何の関係が、あるの……」
「だって遥が男の子を怖がるのって、男の子と仲良くしたらセックスされちゃうと思ってるからでしょ?」
「ちが……」
「遥ってほんとエッチなのね。男の子を見たら、いつもセックスのことを考えてるんだ」
 ゲームをする吉田の手元が、わずかに狂った。敵からの攻撃を避けきれず、体力のゲージが減る。
 吉田は何かを堪えるように下唇を噛み、気を取り直してリスタートする。しばらく無言でゲームをして、ようやく落ち着いたのか、こう言い返してきた。
「それは……工藤さん……でしょ」
 くすっ、と思わず笑みが漏れる。
「そうね、その通りだったわ」
 俺はそう言いつつ、吉田のおへそやら脇やらふとももの外側やら、性感帯に近い微妙な場所をまさぐるように触った。そのたびに、吉田は敏感にビクッ、ビクッ、と反応する。
 また、吉田がゲームでミスをした。
「……くすぐったい」
 その声にかすかに甘い響きがあるのを聞き取り、俺はほくそえむ。
 さらに攻撃を仕掛けることにした。体育座りしたふとももの間に手を割り入れ、熱っぽい息を耳に吹きかけながら、ふと思いついたように言う。
「遥って、オナニーしたことある?」
 瞬間、吉田の手が硬直した。
 ピコピコピコ、チュドーン。
 画面にゲームオーバーの文字が流れる。
「あーあ。やられちゃったわね」
「……動揺させるから」
「ふぅん。思わず動揺するくらい興味があるわけね」
 ギクリ、とまた吉田が硬直する。俺はふとももをやさしくなでなでしつつ、吉田の腰をロックするように抱き寄せた。
「せっかくだから、教えてあげましょうか? ゲームより面白いですわよ」
「……いい」
「遠慮しなくてもよろしくってよ」
 すばやく股に指を滑り込ませた。下着の上からかるく触れ、クリトリスを探り当てて、つつくように刺激する。
「…………やっ!!」
 ピクン、と吉田が背中を反らせた。
「反応いいのね」
「……やめ、やめ、て……」
「あら」
 下着の横から指を割り込ませて、奥のひだに触れた。
「――っ!」
「……こんなに濡らしてるくせに」
 じたばたともがく吉田の小柄な身体を、俺は強引に押さえ込んだ。後ろから抱きかかえるように体重をかけ、抵抗を封じる。
 爪を綺麗に整えた細い指先が、吉田の秘所にくちゅくちゅと侵入していく。
「や……い、嫌っ……!」
「騒いでも誰も来ないわ。こんな時間だもの」
555名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 09:19:53 ID:f7Z/z31B
ここまでだったりするという中途半端
話は最後まで考えてあるんですが、体力気力がヘロっていてコンディションがE
だらけた雰囲気の中で仕事できません状態ですorz
556名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 15:23:19 ID:Bbco+tGI
このいきりたった俺のシャウエッセンをどうしてくれる!

気持ちはよくわかるよw
書けない時は書けないからなぁ。
557名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 15:00:57 ID:/M+7XCfG
久しぶりに来たら良作が投下されてたw
558名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 15:38:09 ID:yOPVyl5W

 ふとももの間の熱く蒸れた空気が俺の手に纏わりつく。薄い陰唇をこじ開けるように中指を滑り込ませると、粘り気のある淫液が指の腹に触れた。
「……っ、……っ!」
 吉田が細い腕で押しのけようと抵抗してくるが、俺は腰をしっかり押さえつけて動きを封じている。
「ほら、こんなに音がしてる……」
 穴の入り口に指先をこじ入れ、わざとニチニチ音を立てるようにかき混ぜる。羞恥で真っ赤に染まった吉田の耳が可愛らしい。
 俺はあふれ出してきた液を掬い取り、クリトリスに塗りつけて細かくつつくように動かした。
「……あ、うぁ、んんッ……!!」
「あら、クリトリスずいぶん感じてるのね。こっそり自分で弄ったりしてるんでしょ。遥って悪い子よねえ」
「や、そんっ、……んっ、くッ……」
「毎日クリトリス悪戯するのやめられないのよね。白状しなさい」
「毎、日なんて……してない……」
 声を上げそうになるのを我慢しながら、涙声で言い訳してくる。ああ、虐めたくなる反応だ。
「へえ。どうだか。こんないやらしい肥大したクリトリスになるくらいなんだから、相当一生懸命に悪戯してるんじゃないかしら? 皆に隠れてシコシコ一人で弄りまくってるのね」
「や、いや……ち、違うも、んッ……」
「じゃあ遥のクリちゃんはどうしてこんなにいやらしいわけ? おかしいじゃない、説明がつかないわ」
 吉田の膣の奥からどんどん愛液が溢れてきていた。パンツがしっとりと湿るほどの量だ。愛液もねとねとした液からサラリとした潤滑液に変わり、指の動きを少し激しくしてやると腰をビクビクさせて反応している。
 俺は実体験として女の感じるところは知っているし、そこそこテクもあるつもりだが、それにしても敏感だった。もしかしたら、こいつは本当に元から淫乱なのかもしれない。
「しら、ない……っ。ほ、ほんとに私……」
 防ごうとしていた膝も力が抜けてくったりと開き、無意識に腰を浮かせている。
「あ、あの……ね、あのね……。私の……ほんとに、そんな……」
「何よ。はっきりおっしゃい」
「く、クリトリス大きいの……? ほ、他の人、より……」
 ……ふん。
 俺は軽く鼻で笑って、白々しく言ってやった。
「どうかしら? 明るいところでしっかり見てみないとわからないわぁ」
559名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 15:38:43 ID:yOPVyl5W

 確かめてあげるからそこで下着脱いでオマンコ見せなさいよ、と言ってみたら、吉田は簡単に騙されて股を開いた。まさに、赤子の手をひねるよう、だ。アハハ。
 俺に言われたとおり、吉田は保健室のベッドに仰向けにこてんと横たわっている。おそるおそる膝を立てて、細いふとももを晒して足を開いたその姿は、まるで親に売られた幼女のようだ。……痛々しいほどに邪気がない。
 俺はベッド脇に灯りをよせて、吉田の股間を明るく照らした。真っ暗な部屋の中で、そこだけが黄色い電球に丸く切り取られる。
「…………っ」
 吉田は帽子を両手でぎゅっと押さえてくちびるを噛んだ。恥ずかしいのを必死に我慢しているらしい。
「へーえ、遥ってまだ陰毛生えてないのね。子どもみたい」
 窓の外では雪が降り始めているようだった。静かな夜だ。皆、戦いを忘れて安らかに眠っているだろう。こんな平穏な夜に、吉田遥は俺に遊び半分にメチャクチャにされてしまうのだ。あーあ、可哀想に。
「スジも単純な感じね。……中の色、なかなか綺麗よ」
 俺は吉田のスカートを捲り上げ、割れ目を指でぱっくり開けて鑑賞する。
 吉田の秘裂は、淫らにテラテラと濡れて光っていた。
「肌白くてすべすべね。おしりも小さくて可愛い」
 ウィンドウショッピングでもしているよう調子で、楽しげな俺の声が響く。だが俺の指は容赦なく吉田のクリトリスをつまみ、包皮をめくり、こりこりと捏ねくり続けている。
「……っ、……、ぅんっ……! や、やっぱり大きい……の?」
「そうねぇ。そういえば私、そんなに他人の見たことないから、わからないわ」
「え、ええ……? っ……、あぅ……!」
「知ってる? クリトリスも勃起するのよ。ほら、硬くなってるの自分でわかるでしょ。ウフフ」
「ど、どうして……そんな、に……いっぱい触っ……」
「あら、オナニー教えてあげるって約束でしょう?」
「そんな約束……、あぅっ! や、やくそく……してな、い……ひぅ……!」
 俺はさらに執拗に愛撫を続けながら、今度は吉田の性器やクリトリスの形や色が淫乱だと決め付けて、言いなじった。
 欲求不満で中途半端に自慰をしているからこんなふうになるのよ、もっと徹底的に処置をしないとダメね、私がちゃんとしてあげるから遥は言うことを聞くのよ、と口からでまかせを言い連ね、涙目になってうなずくまで自分のいやらしさを信じ込ませた。
「遥のおまんこは本当にスケベね。こぉんなによだれをベチャベチャ垂らして。よっぽど溜まってたのね。折角だから中からお汁ぜんぶ掻きだしてあげるわ」
「う、ううぅ……。ご、ごめんなさい……」
「クスクス。悪い子」
 薄笑いを浮かべながら、俺は吉田の処女の穴に指を入れようとした。
「!! ……だ、ダメ……っ!」
 細い声で、吉田が急に叫んだ。
 両手を伸ばして、俺の手を押さえつける。震える声で言う。
「な、中はまだ……怖い……から……」
「あら、そうなの。怖いのね」
 俺は淑女の笑みを浮かべ、吉田のほっぺたに優しく手を添えた。吉田が安心したように頬を染める。
 直後、冷たく言い放った。
「……だから何?」
 ――ずぼっ。
560名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 15:39:10 ID:yOPVyl5W

「あうッ!!! イヤぁぁぁっ!! い、痛……いぃぃ……っ!」
「ウソおっしゃい。気持ちよくてたまらないくせに」
 俺はすばやくGスポットを探り当て、泡立てるようにかき混ぜた。
 グッチャ、グッチャ、と卵を混ぜるような音が股間から漏れる。
「や、ヤダッ……! むりやり、しない……で……」
「ウフフ。……イ・ヤ」
 指を二本にしてわざと乱暴にねじ入れると、「ひぎっ……!」と吉田が怯えた目で呻いた。その瞳に差した恐怖の影に、俺はゾクゾクした。
「アハハ。アハハハ。気持ちいいのね? 無理やりされるの好きなんでしょう? すごく締め付けてるわよ、遥のおまんこ!」
「ヤダ……ヤダ……ヤダ……っ!」
 吉田が手足をばたつかせてもがく。それで抵抗しているつもりなのか。水の中で溺れる蟻のように無力だ。
 俺は小さな悲鳴を上げ続ける吉田の唇をキスで塞ぎ、強引に舌をねじ込んで口内を犯した。腕の下で暴れる未発達な少女の肉体。押さえつけ、抵抗を封じ、さらに首に手をかけて絞めた。
「えぐぅ……!!」
 一瞬動きが止まったところに、俺は手早く吉田の手を後ろに回し、親指に枷をはめた。軍で懲罰に使われる親指錠だ。
 ないしょだが、時々、俺はこれで叔父さんと遊んでいる。
「あ……あれ……? えっ……?」
「ほら、これでもう動けないわよ、遥」
「い、イヤぁ……っ!」
 俺は服の上から薄い胸を撫で回しながら、身動きできない吉田の首すじを嘗め回した。嫌がりながらもビクッと愛撫に反応する様子に愉悦を覚える。まさに「襲ってる」って感じがして、たまらなく獣性が刺激される。
 耳たぶをはみはみしながら制服のボタンをはずし、胸元をがばっと開いた。白いブラをずらし、手を滑り込ませる。小さくて硬い乳首を指先で捕え、強くつねった。
「いっ……!」
 痛そうな声を上げながらも、吉田の体は快感で弓なりに反り返る。
「叫んでもいいのよ。誰も助けになんか来ないから」
「く、工藤さん……。どうして……こんなこと、するの……?」
「愉しいからよ。決まってるでしょう?」
 乳輪の小さい、小梅のような吉田の乳首を唇ではさみ、口に含む。くちゅ、と唾をまぶして舌で舐め転がす。
「んっ、くッ、……ぅ……ッ! や、やめ……」
 面白いように反応する。吉田が腰をねじってもがく。
「やめて欲しいの? 嘘おっしゃい」
 爪で強く弾いてやる。痛い、と叫ぶその声が、さっきよりも甘さを増している。
 ぐすっ、と吉田が涙声で洟をすすった。
「おねがい……。やめて……もう……、もうやめ、て……。おかしいよ……こんなの」
「おかしい? そう。そうね……。おかしいわね」
 ――この世界の、すべてがな。
 苛ついた、気だるい感情が俺の中で膨らんでいく。
「ククッ」
 突然、俺は大声で笑い出したくなった。胸の奥を真っ黒に塗りつぶされた気分だ。ああ、おかしい。ふざけているよ、まったく。性行為だと? 性行為だと? それが何だ。なんになるというんだ。どうせ妊娠など出来もしないくせに!
 俺は愛撫の手を止め、赤く光る瞳で吉田を見下ろした。拘束され、いいように嬲られるしかない哀れな犠牲者を。慰みもの、とはよく言ったものだ。もの慰み程度にしか、こんなことには意味がないのだから。
「もう、やめてくれる……?」
 吉田が怯えた小動物の表情で見上げてくる。
「……いいわよ。でも、条件があるわ」
「条件……? なに?」
「私が今から言う言葉を、復唱すること。それができたらやめてあげる」
561名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 15:39:35 ID:yOPVyl5W

「ほ、ほんと……?」
「ウソは言わないわ」
 俺ははだけた胸をおざなりに直してやりながら、唇を湿した。
「最初は、『私はあなたの奴隷になります』よ」
「い、……言う、の?」
「そうよ」
 十秒くらい躊躇った。そして……吉田は、なおも騙されてくれやがった。
「私は、……あなたのどれいに、なり、ます」
「次。『私の身体はあなたのものです』」
「……私のから、だは……あなたのもの、です」
「『おっぱいも乳首も好きにしてください』」
 俺がわざと媚態を込めて言うと、吉田は目をそらして小声になった。
「おっぱい……も、ち、乳首も……好きに、してください」
「声が小さいわ。最後は『オマンコ自由に犯してください』よ」
「おま……」
 口をつぐんだ。
「……言わなきゃ、……ダメ?」
「ダメ」
 吉田はぎゅっと緊張した。それから搾り出すように訥々と言った。
「……おまんこおかしてください」
「自由に、が抜けてるわ」
「お、おまん、……おまんこ……」
「声が小さい」
「おまんこ、自由に、おかしてください」
 上目遣いで、吉田がそう言った。俺は含み笑いする。本当にこいつは、自分が何言ってるかわかってるんだかな。
「フフ……よく言えたわね、偉いわ。ご褒美にいいもの見せてあげる」
 俺は吉田の前に立つと、自分のスカートの前をたくし上げた。
「…………?」
 まず吉田は、何だかわからない、というような顔をした。それから、次第に理解の色が広がり、やがて、絶句した。
 俺の股間の――女性ものの下着を押し上げる、激しく勃起した男根に。
 パンツをするりと落とし、睾丸のあるべき位置に陰唇が、そして膣があることを見せ付ける。
「あ……あ……あ……」
「すごいでしょう? 世の中にはこんな身体の人間もいるのよ」
 吉田の頭を帽子の上からなでてやりながら、鼻先に亀頭を突きつける。
「生のおちんちん見るのもはじめて?」
 吉田は言葉を失ったまま、まばたきもしない。
 俺は吉田のあごに手をかけ、上を向かせた。
「おい、口を開けろ」
「…………」
 答えないので、俺は吉田の頬を張った。乱暴に頭を揺さぶり、叱り付けるように怒鳴った。
「開けろって言ってるの。分からないの、グズ?」
「……ぁ、え……?」
 吉田がおずおずと口を開ける。そのくちびるの隙間に、俺はチンポを突っ込んだ。
「……あぶぅ……っ!」
 吉田の大きな黄色い帽子をへしゃげるように押さえつけて、俺は腰を振った。吉田がもがもがと叫びながら泣きはじめた。俺は意に介さず、イラマチオで口を犯した。
「……かはっ……、げぼっ、……えぐぅ……」
「いい具合よ、遥。遥はマンコだけじゃなく、口マンコもエロいわね」
 苦しそうに鼻で息をしながらぐずぐずと泣く吉田に、俺は言った。恋人が愛を囁くように愛しげに。
「今からこれであなたのマンコを突きまくってあげる。どう、嬉しい?」
「うぁ……ぐむッ、おえッ……」
 俺は吉田の帽子をむしりとり、どこかへ放り投げた。髪をつかんで腰を揺すり、吉田の苦しげなうめきを聞きながら、喉の奥に射精した。
 腰が溶けるかと思うほど気持ちよかった。
562名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 15:40:09 ID:yOPVyl5W
「おねがい……ゆるして……やめて……もうやめて……」
 吉田はずっと、念仏のように小声でそう呟き続けている。涙に濡れた頬には、殴打の後が赤く残っていた。
 その瞳には、もうあまり抵抗の意思がない。つまらないくらいにもろい少女だった。
 もちろん、口に出した精液はぜんぶ飲ませた。こぼすとひどい病気の原因になるわよ、とか適当なウソも吹き込んでおいた。まさかとは思うが、吉田のことだから信じるかもしれない。
「ゆるして……ゆるして……」
「ウフフ。ダメよ」
 俺はクスクス笑いながら、力任せに吉田の足首をひっぱり、仰向けに倒した。
 膝を割って、股を開かせる。
 心が痺れたようにぼんやりしていた吉田が、ハッと息を呑んで緊張した。
「いやぁぁぁっ! ……それは……それだけはやめて……おねがい、やめ、て……」
 焦ったように早口で言った。それだけはやめて、か。ハハ。ひょっとして、女同士だから処女膜を破られることはないとでも思っていたのかもしれない。
 残念でしたー、だ。
「あら、いまさら怖気づくの? オマンコ自由に犯してくださいって、そのお口で今言ったばかりの癖に」
「だ、だってあれは……そう言ったらやめてくれるって……」
「え? なあに、それ?」
「い、言ったもん……。恥ずかしいこと、言うとおりに復唱しろって……そしたらやめてくれるって、」
「ああ、あれ。ウ・ソ」
 けろりと言って、俺はずっぷりと吉田のマンコにペニスを埋めた。
 割り裂くようにして奥まで一気に突き入れる。
「ひっ、……ひぐぅっっ……!! い、痛ぁ……あああああああああ……ッ!」
 吉田の目からぼろぼろと涙がこぼれる。
 儚くて、惨めで、悲しくなるような美しい表情だった。
 俺は胸が切なくなるような気持ちを覚えながら、それでも、ぐいぐいと腰を使って吉田を犯すのをやめなかった。
「意地悪……ウソつき……。ウソつかないって、言ったくせに……」
「クスクス……。アッハハハ! そうよ、私は意地悪でウソつきなの。知らなかった? この世界には平気でウソをついて人を騙せる人間もいるのよ。ウフフ。お勉強になったわね?」
 吉田の膣内は狭くてきつかった。だが、じっくりとピストンしてやるうちに少しずつ滑らかになり、鼻にかかったうめき声にも甘い響きが混じり始める。
「あれ? まさか気持ちいいの、遥? 処女なのに犯されて感じてるんだ? アハハハ。本当に、救いがたいほどセックスが好きなのね」
 吉田には否定する気力もないようだった。
 俺は睦みごとのように甘い声で、吉田にマゾヒズムを刷り込んでいった。
 遥はオマンコ無理やり犯されると死ぬほど感じる淫乱なのよ、と言い聞かせるように囁き続けた。だから仕方がないのよ。こうされるのは全部遥がいやらしいからなのよ。
 それを吉田に何度も何度も確認させ、イエスと言わせ、自分は淫乱です、いやらしいおまんこきもちいいですと自然に口にするまで強要した。
「きもちいいです……きもちいい……あ、う、ああ……きもちいい……」
 吉田はレイプされて処女を奪われながら、熱に浮かされたように気持ちいいと言い続けた。
 そのうちに吉田の膣はぐしょぐしょに濡れ、抵抗なく俺の男のものを受け入れるようになっていた。
 俺は吉田のマンコの感触をたっぷりと楽しみ、くったりと膝が折れるまでじわじわピストンしたあとで、激しく突き上げて仕上げにかかった。
「ん、んん、ん、んああっ、……あっ、あっ、あっ、う」
 いつのまにか、遥の足が俺の腰に絡みついている。
「あ、ああ、あああっ! はぁっ、はぁあっ、ひぅ、はぁぁあんっ!」
 きゅう、と締め付ける感触がペニスに伝わってくる。それを契機にして、俺は射精した。
 吉田の膣内に、どくどくと脈打って精液が吐き出される。
 長く尾を引く余韻が管の中をじいんと伝わってきた。
 吉田は、乱れたシーツの中にぐったりと倒れ伏している。
「はぁ……。はぁ……。はぁ……」
 潤んだ瞳が、いつになく色っぽかった。
 俺は言った。
「ねぇ遥、何終わったような顔してるの? 夜はまだこれからなのに」
 吉田が茫然と顔を上げる。
 その目の前で、俺は鞄からローションを出し、利き手にたっぷりと取った。
 吉田をうつぶせに寝かせ、尻を突き出させる。
「今度は、これをね……こうするのよ」
「……え……? な、に……?」
 驚く吉田のアヌスに、それを塗りこんだ。
563名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 15:40:57 ID:yOPVyl5W
ごめんまだ終わらなかった
地道にがんばるから待っててくれ
564名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 17:25:33 ID:HXh1ndJf
続きキターw
正座して待ってますw
565名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 21:01:18 ID:3mlGR7ZY
素晴らしい
俺の理想のシチュエーションだ
続き楽しみにしています
566名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 21:44:33 ID:KuRDt44Y
俺のいきりたったシャウエッセンは相変わらずいきりたってます。

吉田はやっぱりエロいなぁ・・・。
ガンオケやった時ドキっとしたのを思い出したw
567名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 13:58:39 ID:K6Atm2ip
細切れ投下ほんとサーセン
三分割の三投目っす
そういや前回タイトル忘れてたorz
568【誰も彼女を救わなかった】:2008/05/28(水) 13:59:24 ID:K6Atm2ip

 後ろの穴にぬるぬるした液を触れさせる。グニュ、と指で押し付け、まんべんなく押し伸ばすように指でくぼみに塗り広げていく。
「ひっ、イヤぁッ! ……な、何?」
 吉田は混乱したように身をよじった。だが、親指錠で後ろ手に拘束されている吉田は抵抗できない。
「ウフフ。ほんとに可愛いお尻ね。まあるくて、きゅっと締まってて。でも遥、遥のお尻の穴はすんごくいやらしいわ」
「……や、イヤァ……ねちょねちょする……気持ち、悪い……」
「慣れたらそれがたまらなくなるの」
 俺は薬指の腹を使って、くにくにとアヌスを刺激しはじめた。第一関節の半分くらいを埋めるようにしてマッサージしてやると、吉田は可愛いお尻をピクン、ピクン、と震わせて反応する。
「な、なんで……そんなとこ、触るの?」
「それはね、遥。ここの穴におちんちんをハメるためよ」
「……え? そ、そんなの、無理だよ……!」
「できるのよ。それも、すっごく気持ちいいの。おまんこよりお尻のほうがずっとずっと感じるのよ。いやらしい遥なら絶対に気に入るわ。……ほら、力抜かないと痛いわよ」
 言いながら、俺は吉田のアヌスに薬指をずぶずぶと沈めた。
 んぅっ、と吉田が苦しげな喘ぎを漏らす。
「ウソ……そんなの……ウソ……入るわけない……っ!」
「ウフフ。これはウソじゃないの。遥はこれから、お尻の穴を犯されてやみつきになるくらい感じるのよ。そして、自分から『お尻にチンポ挿れてください』っておねだりするようになるの」
「そんな……そんなわけ……」
 ローションのおかげで、指の第二関節までスムーズに挿入できた。そこから、入り口を優しく揉み解すように刺激していく。
「やっ……ひんっ……ふぁっ……はぁああ……」
 わけがわからない、という顔をしながら、吉田は指の動きにあわせてビクビクと感じていた。
「こんなの……へん、だよ……ぁ、う…………くぅ……っ」
「だから子どもだって言うのよ、遥は。大人なら誰でもしてるわ」
 ゆっくりと、出したり入れたりして吉田の反応を愉しむ。入れるときの苦しげな呻きと、出すときの力が抜けるような喘ぎ。指先に絡みつくてらてらした腸液が、吉田の快感を物語っていた。
「私はお世話になってる叔父さんにいつもしてもらってる。いつも気を失うくらい感じて、頭の中がとろとろになっちゃう」
 薬指の根元まで深く差し込む。俺の女の指が、少女の尻を抉るようにずっぽりと埋まった。
「はぁ、ぐぅ……っ!」
 吉田が大きく口を開けてのけぞった。唾液が細く糸を引いて垂れる。
「クスクス。気持ちいいでしょ? もっともっと、お尻を感じるようにしてあげる」
「こんなの……おか、おかしいよぉ……っ、はぁう、……っ!」
「どうして? 気持ちいいんだからいいじゃない。だいたい、遥はどこの穴も淫乱に出来てるんだから、こっちだって開発してあげなくちゃダメなのよ」
「か、開発って……?」
「遥はお尻の穴でセックスできるように改造されちゃうってこと。よかったわね、ウフフ」
 俺が上品に微笑んでやると、吉田は怯えた目で驚愕した。言葉が見つからない様子で口をパクパクさせ、青ざめた顔で「ウソ」と声なくつぶやく。
 ウソでも冗談でもない、というように、俺は「お尻の穴気持ちいいって言いなさい」と命令した。
「や、……は、ぁん……っ!」
 俺が尻の中で指をねじると、吉田が甘い声を上げる。そしてそのわけのわからない快感そのものに恐怖して、泣き始めた。
「こ、こんな……こんなの……」
 ニヤニヤ笑いながら、俺は少し強めに腸壁をマッサージしてやる。たっぷりほぐれたところで、指を二本にして突っ込んでやった。
569【誰も彼女を救わなかった】:2008/05/28(水) 14:02:22 ID:K6Atm2ip

「ふぐぁ……ッ!」
「ウフフ。もうこんなに拡がっちゃったわね」
 中でクネクネと指を擦り合わせてやると、吉田は搾り出すような声を上げて呻いた。息も絶え絶えになりながら、上擦った喘ぎを漏らし続ける。
「へぐぅ……あぅ……あぁ……指ぃ……振動……振動が……あぅッ! くぁ……あぁッ!」
「お尻の穴ほじくられてそんなに感じるんだ。遥って、思った以上の変態ね」
 涙とよだれでべとべとになった顔を拭って綺麗にしてあげながら、俺は吉田のアヌスが今どんな状態になっているか、詳しく教えてやった。
 濃い色の肉がめくれ上がって、中のピンク色が見えていて、白く泡立った粘液がマンコにまで垂れていると言ってやると、吉田は屈辱感に目を潤ませた。
「すっかりやわらかくなって、入り口ぐぽぐぽいってるわよ。もうどんな太いチンポでも飲み込んじゃえるわね」
「ひどい……。こんなの……ひぐッ、……だ、だめ……だめだよぉ……はぐぅ……ッ!」
「ダメ? ダメだからなんだっていうの? ダメだって言えばやめてくれるとでも思うの?」
 俺は吉田の髪をつかみ、ぐいっとこっちを向かせた。
「やめて欲しかったら、『お尻にチンポ挿れてください』って言って御覧なさい」
「……ウソだ……言ったって、するもん……。ふッ、ひぎっ……。う、ウソつきだもん……!」
 俺はくちびるが裂けるようなニヤリとした邪悪な笑みを浮かべ、嬉しそうにうなずいてやった。
「そうよ。そして、遥はそのうちに『お願いだからお尻にチンポ挿れてください』って懇願するようになるのよ」
 俺はコンドームを手早くつけると、亀頭をアヌスにあてがった。
 吉田の細い腰をつかみ、軽く腰を使うと、意外なほどすんなりと中へ侵入する。
「は、入ってくる……ウソ、ウソぉ……」
 まるで水が浸透するように自然に、ペニスが飲み込まれていく。
「……イヤぁ……は、入らないよぉ……! 入るわけないのに……はああああっ」
「アハハッ。なんだかんだ言って、遥はケツマンコで感じまくっちゃってるじゃない。お尻、とろとろに濡れちゃってるわよ」
 小刻みに前後しながら、俺は吉田の奥へと支配を進めていった。一センチずつ侵略するごとに、吉田が悲鳴のようなよがり声を上げる。悲しげな啜り泣きが、切羽詰ったような焦燥に変わり、だんだん意味を成さないうわごとになっていく。
「あ、あぅッ、……あぐッ、……ひ、拡がってるぅ……! は、入ってき……ッ! ウソ、ウソッ……! ひぐぅ……ッ! あ、あ、あああ、ひぐぁっ、や、んああああああっ!!」
570【誰も彼女を救わなかった】:2008/05/28(水) 14:02:51 ID:K6Atm2ip

 ズコズコと腰を使うと、括約筋がきゅっと抱きしめてくる。中で粘つくものがかき回される卑猥な感触がたまらなく心地いい。
「はぁ……。ああ……。遥、遥のお尻すごくいいわよ……」
「うう、はああ、……やだ、もう……やだ……ヤダ……。……かしい、おかしいの……。おしりへん……。ひぐぅ、ひぐぅ……たすけてぇ……葉月ぃ……」
 ――クッ! ハッ! 傑作だ!
 俺はヘドロを飲み込んだようなドス黒い情念に衝き動かされて、吉田の背後から痛罵を浴びせかけた。
「ハ! アハハッ! そうね、助けてもらえばいいわ。『工藤さんのせいで私、お尻の穴犯されて感じるいやらしい女の子になっちゃった』って葉月に言いつければいいじゃない! どんな顔するか見ものだわ! アッハハハハッ!」
「――ひぐッ! ふぁ、あはぁぁぁあああああああっ!!」
 俺は吉田のアヌスをぶっ壊す勢いで、ニヤニヤ笑いながら腰を叩きつけた。敏感な腸壁をグチャグチャに犯しまくる。吉田の擦り切れそうな細い悲鳴が心地いい。ひゃははは。もっと叫べ。いっそ死ね。ケツぶっ壊れて死んじまえ。ああ、締まる。ケツの穴締まって気持ちいい!
 どうだ吉田、最高だろう? 世界が闇に染まっていく気分は。絶望で脳が蕩けてしまいそうだろう?
「はぁぁぁ……。ねぇ遥、どうせだから岩崎にも乃恵留にも教えてあげればいいのよ。吉田遥はこんなにいやらしいんですって。クソひりだす穴ズコズコ犯されてイきそうになってますって!」
「や、やめ……! 言わないでぇ……こんな……う、ぐぅぅ、はぅぅぅっ!」
「んッ、あっ、……っ!」
 チンポの軸に快感が集まっていく。
 そのまま、俺は射精した。
「は、は、はぁう……っ……!! ……っ、……!!!」
 吉田の括約筋がぎゅうっと締まり、俺のチンポから精子を残らず搾り出す。どくどくと脈打つリズムに合わせて、吉田の全身がひくひくと震えた。
 吉田はシーツをかき集めるようにして両手を握り締め、切なげに細い肩を震わせる。
 汗や体液にまみれ、乱れたベッドに放心して倒れ伏すその姿は、もはやいとけない少女と言うには似つかわしくないほどに艶かしかった。
「イッちゃったわね、遥」
 くすぐるように話しかける俺の声は、自分でも思ってもみないほどに優しいものだった。
571【誰も彼女を救わなかった】:2008/05/28(水) 14:04:17 ID:K6Atm2ip

「お尻でイッたこと、皆に報告しなくちゃね?」
「や……」
「嘘よ。言わないわ。二人だけの秘密にしてあげる」
 俺の指が吉田の紅潮した頬をなぞり、くちびるに触れる。
 吉田はその指が劇物であるかのように怯えて固まった。
「その代わり、遥は私のペットになるのよ。いいわね」
「ペットって……」
 吉田が濡れた睫毛を伏せた。
「どう……すれば、いい、の?」
「私が命令したら、いつでもセックスさせること。オマンコもアナルも毎日いじって、私がいつでも使えるようにしておくのよ。あなたの身体は私が自由にする。私が好きなときに、好きなように、好きなだけ犯すの。どう、嬉しいでしょう?」
 続けて、「イヤならいいのよ?」と、退路を塞ぐように言ってやる。
「でも、どうなるかわかってるんでしょうね」
「…………」
 吉田の、少し侮蔑を含んだ恐怖の視線が、俺を満足させた。
 すべすべのお尻をなでてやりながら、俺は吉田を抱き寄せた。吉田は抗わなかった。
「お尻を犯されちゃったんだもの、しょうがないじゃない?」
 言い聞かせるように囁いてやる。逃げ道へ誘導するように。
「もう遥のケツはうんちするための穴じゃないのよ。遥の後ろの穴は、男のチンポを愉しませるための穴なの」
 わかった? と何度も念を押して、うなずかせ、「遥のお尻は何の穴?」とたずね、「男の人のおちんちんを挿れるところです」と言わせた。
「じゃあ、今から遥は私のペットよ。……心配しなくても、いい子にしてれば可愛がってあげる。でも、ちゃんと言いつけを守れなかったら、もっと痛くてひどいことをするからな」
「わか、った……」
「わかりました百華さま、よ」
 冷たい声で命じると、吉田はひくっ、としゃくりあげて、観念したように小声で言った。
「……わかりました百華さま。何でも言うこと聞きます……」
「そうよ。それでいいのよ、遥」
 ごほうびよ、と言って、俺は吉田の親指錠をはずし、チンポをしゃぶらせた。
 まだまだ夜は終わらないし、調教は始まったばかりだ。
 まずはフェラチオのやり方を教え込む。バイブやローターでイくクセをつけさせる。休み時間に呼び出しては精液を飲ませ、四六時中セックスに夢中にさせてやる。
 それから、竹内か野口辺りを丸め込んで、複数プレイをさせよう。
 年少組の鈴木や渡部や佐藤を巻き込んで、人間関係をガタガタにしてやるのも面白い。
 あのイラつくほど純真な石田隊長にも、吉田のいやらしい姿をきっちり見せつけて、一生消えないトラウマを刻んでやる。
 とにかく、これから吉田には、自分がただの奴隷でセックスの穴に過ぎないってことを徹底的に教え込む。ブレインハレルヤで頭をパーにして、安い金で男どもにマンコを使わせ、身も心もドロドロに汚してやる。
 毎日セックス漬けにして、命令されればいつでも誰にでもやらせるマゾ雌に仕上げてやるんだ。
 そうして吉田遥は小隊の精液便所になる。
 それが運命だ。どうしようもないのだ。諦めろ。
 ――誰も、彼女を救わなかったのだから。


 そう……。
 あのとき、誰も俺を救わなかったように。


BAD END
572名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 14:23:33 ID:2LcOl9WD
GJ過ぎる
その後の調教部分も読んでみたい位だ
573名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 14:38:08 ID:K6Atm2ip
うわレス早!
dクスです

個人的にこの暗黒百華様が気に入ってしまったので、
シミュレーションルームで人体の構造講習とか言って、整備の男ども集めて二穴責めさせるプレイとか
それを岩崎が盗聴してて密告されそうになり、それを阻止するために百華様が乃恵留を人質に取る展開とか
石田隊長にエロエロなことを教え込んで谷口と航と同時に試させるとか
それを横山にわざと目撃させておいて、濡れてるかどうか股に手を突っ込んで確かめるとか
「世界の危機」と呼ばれるにふさわしい活躍をさせてあげたいなーと妄想してます

……いつになるかわからんけどorz
574名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 17:52:20 ID:2LcOl9WD
それでもいいから読んでみたい
気長に待つよ、書き手はモチベーション保つの大変だもんな
575名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 18:50:28 ID:4qVxwQ8j
GJ

いい感じにキャラクターがそれっぽくていいねぇ。
闇工藤って絶対こんな感じだよなw
576名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 18:57:54 ID:rvRl0eJ5
吉田可愛かったよ吉田
投下乙でした
577名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 20:49:40 ID:bhoPAM81
GJ
しかし、百華さんには山口葉月という天敵が…。
あと、彩華姉さんって、エロないよな…。
578名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 22:58:55 ID:KGH0M0cQ
読者様の中に、
>>571をめでたしめでたしに出来る
OVERS様はいらっしゃいませんか?
579名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 23:07:26 ID:qbrZ/ZgO
闇百華が徹底的に小隊を引っ掻き回してエロ的に人間関係崩壊させまくった後、
山口に密告されて営倉にぶちこまれ、見せしめに屈辱的に輪姦され、
そのあとで吉田が愛で救う展開でいいなら
580名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 02:33:57 ID:7JywFpFb
苛められる吉田も可愛いんだけど
>>579な展開の吉田もいいなあ
…吉田なら何でもいいのかもしれない
581名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 21:12:53 ID:gSRXGNJX
>>579
いや、
広島に転属して山岳騎兵隊の女連中(特に火焔)に
「おねにいさま」と男女男られる百華隊長が…。
582名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 23:45:45 ID:YLQf69wM
>>581
よろしい万翼長。以降はSSの文面にて提出の事。
583名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 00:42:23 ID:vUJtrVeY
ほす
584室内寒中水泳@ 真央×尚也:2008/06/05(木) 22:53:45 ID:mwHnYLli
ある冬の日だった。
佐藤尚也は鈴木真央に自分の部屋に呼ばれた。

「はい尚君、今すぐこれに着替えるのよ。」
と渡された紙袋を、開ける
「…な、何じゃこりゃあぁぁぁ!
まさかこれに着替えるのか!」
尚也は絶句した…無理もない、
真央から渡されたそれは女物の学校用水泳着…所謂スクール水着、
しかも股間部に水抜きがある「旧型スクール水着」だった。
尚也は初めて手にする女物の水着にしどろもどろした。

「尚君、スク水着るの初めて?
じゃあ、今から一緒に着替えようね。」
新型の競泳スクール水着を手にした真央はそう言うと、スカートに手を入れてショーツを脱ぐ…そして目を逸らしている尚也に向かって脱いだショーツを投げつけて、
「尚君、着替えるのちゃんと見てよね…あ、
尚君はスカート穿いていないからズボンを脱いだらバスタオルを腰に巻くのよ。」
そういうと顔を真っ赤にしてうつむいている尚也に向かってバスタオルを渡す、
「尚君、ちゃんと見るのよ」
真央は競泳新型スクールを蛇腹に手繰って持つと、足グリと股布部分を出して足を通す。そして、スク水を引き上げてお尻を入れていく…、尚也は幼なじみの生着替えを見ながら
ぎごちなさそうにズボンを脱ぎ腰にバスタオルを巻きボクサーブリーフを脱いで旧スクを真央と同じように蛇腹にもち足を通す。そして真央と同じようにお尻を入れていく…
「あっ…」お尻をスク水に入れていくと尚也の少女に無い器官が初めて着る少女の水着に反応する…
「あっあっ…あぁぁぁぁぁぁ…」
「ちょっと尚君!何情けない声を出しているの…」真央はそういうと、制服のスカートを取る、そして尚也の腰に巻いてあるバスタオルを剥ぎ取った。

「あ、尚君起ってる…もしかして反応した?」
制服ブラウスにスク水の真央が尚也の股間に指差してからかう…。Yシャツの裾から紺色の布地をはみ出させながらも、「ま、真央だって乳首起っているじゃないか…。」
だが真央は尚也の言葉が聞こえていないのか、ブラウスの上からブラジャーのホックを外してブラジャーを引き出して、ブラウスのボタンを全て外す
そしてブラウスを脱ぎ水着を引き上げて、肩紐を通しながら胸を収めていく。

尚也は股間に違和感を覚えながらも、伸びが良くない旧型スクの布地を引き上げながら胸を収めて肩紐をかけた。
585室内寒中水泳A:2008/06/05(木) 23:29:50 ID:mwHnYLli
スク水に着替えた。真央と尚也は、浴室に向かう。
尚也は旧型スク水が全身を締め付けて
まるでスク水が革で出来ているような錯覚を覚えながら歩いていた。
「ぁぁぁぁぁぁ…真央ぉぉぉ」

そして浴室に着くと「今から、準備体操をします。」と真央が言った。
そして「尚君私の動きをよく見るのよ。」そういうと真央は全身をくねらせ、胸を寄せて上げた…。「ぁぁぁ真央ぉ…はっ反応しちゃぅ…」そう言いながらも、真央の動きに合わせて躰を動かす尚也、
「尚君、動きが堅いよ、よく体操しないと、プールの中で足がつったりするのよ。」

「そんなこといったってこの水着きついよぅぅ…真央ぉぉぉ」


「じゃあシャワーを浴びて、」

そしてシャワーを浴びる。2人…
「真央ぉぉぉ恥ずかしいょぉぉぉ…そこさわらないでぇぇぇ…」
「ふふ…尚君起ってるスク水が濡れて反応した?」

「あ…ああぁぁぁ」

「つぎはプールに入るのよ。」
しかしプールといっても、バスタブに水とハ〇ターを入れただけである
当然
「ひゃうぅぅぅ真央ぉぉぉ冷たいようょぉぉぉ」
「ふふ尚君…濡れている…一緒に入ってあげる…。」
「いぎぃぃぃぃ…。」
「尚君スク水似合うょぉぉぉ。」
尚也と真央の寒中水泳大会は始まったばかりである。
586名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 00:12:27 ID:Zoeg1RiL
投下終わりなのかな?

文章上手いとは言えないが何か妙な変態性とエロスを感じる
スク水はいいとして漂白剤は健康的な意味でヤヴァイw
587名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 20:15:27 ID:R/IM9uK2
うおおぉぉぉぉぉぉおおぉぉぉぉおおお



ふぅ
588名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 02:14:52 ID:mRtRb5BQ
589名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 22:33:31 ID:zgmg8tdW
GPMが出た頃だから何年も前になる作品なんですが
石津が原に虐めの仕返しに原の膣と同調させたオナホールをばら撒いて…って話を探してます
知ってる方おられます?
590名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 06:04:59 ID:HjCD1exx
なんだそれw
読んでみたい
591名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 20:35:24 ID:ufuviafB
>589 「鬨の声」さんの「糸と意図」やね。なんか繋がらないけど…

こっちからも聞きたいんだが、メインは801ながら一つだけ原×田代が載ってるとこがあった筈なんだが、誰か判る?
592名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:49:20 ID:+Ti9NSKf
ありがとう
閉まってるのか、残念だ
件のサイトはわからない、教えてもらっておいてすまない
593名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:54:00 ID:MA34Pxz5
ガンパレの男性向けSSって意外少ないよね
ググってもBLばっか出てくるし…orz

何かオススメサイトない?
594名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 19:39:38 ID:XHdZdtpT
>>593
ここで俺のSSを読むのはどうだ?


というわけで、またやってしまいました
ダーク百華さまの、ヒロイン天国でも細腕繁盛記でもない白の章
【誰も彼女を救わなかった】の続きにあたります
しかもまた3分割くらいで細切れ投下です、サーセン
595【呼び声 PART1】:2008/06/18(水) 19:40:39 ID:XHdZdtpT




 ――何かが俺の中で蠢いている。
 俺の裡で黒いモノが日毎大きくなっていく。それが、今やはっきりとわかる。
 黒いモノ。
 何でもいいからメチャクチャにしたくなるような気だるい気分。
 この苛立ちに似た感情に突き動かされて、俺は吉田遥を遊び半分に陵辱した。だが、あの夜はきっかけに過ぎなかったのだと今になって思う。
 どれだけ吉田を虐めても、弄んでも、この気分はまるで収まらず、むしろ深みへと引きずり込まれていくようだ。
 ……壊したい。ああ、ブチ壊したい。綺麗なモノをドロドロに汚したい……!
 今の俺はもう、気分任せで何だってやれそうな気がする。自分がどこまで行ってしまうのか、自分でも想像がつかない。どうにもならない衝動が、欲望が、情念が、たえず轟音を立てて渦を巻き、俺自身を飲み込もうとしている。今まさに、この瞬間ごとに。
 いや、もしかして……俺は本当の所、”それ”をこそ望んでいるのかもしれなかった。
 崩壊を。
 ちっぽけな自我を消し飛ばすほどの、圧倒的な狂気を。
 生だとか、死だとか、男だとか、女だとか、戦争だとか、恋だとか、陰謀だとか、嫉妬だとか、そういう面倒くさいすべてを黒い月の彼方にブッ飛ばしてくれるような――快楽を。
 ……あぁ。
 誰か。
 誰か、俺を壊れるまで犯してくれないかな。



596【呼び声 PART1】:2008/06/18(水) 19:41:10 ID:XHdZdtpT

 俺はハンガー奥の物陰で待っていた。やがて、整備班の野口がコソコソとやってくる。視線を投げてやると、ヤツは眉を八の字に下げて微笑んだ。
「やぁ、工藤さん。……例の話なんだけど」
「ええ。準備できてますわ」
 俺はよそいきの淑やかな顔を作って答えた。
 野口が「あ、そう」とかニヤつきながら頭を掻く。その後ろから、整備兼ヘリパイロットの竹内がひょっこりと現れて、人のよさそうな顔を突き出した。
「ちょっと、野口さん。こんなこと……本当にいいんですかぁ?」
「何言ってんだ。お前だって、興味あるからついてきたくせに」
「……ふぅん。竹内さんも、お好きなんですね」
 俺は優雅な仕草で長い金髪を肩に流し、艶然と竹内に流し目をした。航空学校上がりの竹内は女慣れしてないようで、面白いように赤面する。
「――五千円。もちろん、誰にもないしょですわ」
「ああ、それね。……ほんとにそんな額でいいわけ?」
 野口があっけにとられた顔で聞き返す。ケチのくせに、変なところで律儀な男だ。
「クスッ。……学兵価格ということで。もちろん前払い、現金のみ」
 野口と竹内が、辺りをはばかりながら紙幣を握らせてくる。お札をスカートのポケットにくしゃっと突っ込むと、俺は了承の意味でうなずいた。
「じゃ、失礼して」
 野口が早速と肩に手を伸ばしてくる。
 だが俺は、それをサッと躱した。
 案の定、ケチの野口が「金は払っただろ」という顔で睨んでくる。
「勘違いしないでくださいね。私がお相手するわけじゃないですから」
「く、工藤さん? それって、どういう……」
 俺は秘密めかして微笑み、指先で誘って、二人をシミュレーションルームまで導いた。
597【呼び声 PART1】:2008/06/18(水) 19:41:34 ID:XHdZdtpT

 シミュレーションルームはハンガーに付随する設備で、主に戦闘のチュートリアルや模擬訓練、整備実習のために使用される。
 だが普段はあまりひと気がない。何しろこの隊は寄せ集めで、士気も低く、はっきり言ってまじめに訓練をやってないからだ。そもそも実戦を想定してない学兵の警備小隊なので、無理もない話ではあるが。
 でも折角ここにあるんだし、使ってやらなきゃ勿体無いというものだろう? たとえ、ちょっと違う用途でも。
「……それでは。”人体の構造に関する特別講習”二時間コースに、二名様ご案内ですわ」
 俺はそう言って、シミュレーションルームの扉を開けた。
 正面に大きなモニターを備えたコンソールがある。
 その席に、少女が後ろ向きに座っていた。
 小柄なせいで、その身体はほとんど背もたれに隠れてしまっている。目深にかぶった大きめの帽子だけが、ちょんと突き出して見えた。
「あれ……吉田さんっ!?」
 竹内がすっとんきょうな声で叫んだ。しー、と俺は人差し指を立てて注意する。
「講習中は静粛にお願いいたしますわ」
 沈黙する二人を立たせたまま、俺はコンソールへ歩み寄った。椅子をぐるりと回転させて、今の吉田の姿を見せてやる。
 ――吉田は衣服を奪われ、丸裸にされていた。
 正確に言うと、俺が剥いたのだ。帽子と靴下だけの格好にして、親指錠で後ろ手に拘束し、猿轡をかませてある。ついでに、両乳首とクリトリスにローターを貼り付けて、股を閉じるなと命令して小一時間ほど放置した。
 おかげで吉田のマンコはすっかり出来上がって、瞳の焦点が合わなくなる程度に頭が蕩けている。猿轡の端からはよだれがたらたらと垂れ、陰部からはいやらしい液がとめどなく溢れて、椅子のシートがしっとり濡れていた。
「ほら、遥。ご挨拶なさい。今日、お前を性欲処理の穴として使ってくれる方々よ」
 何度もイき続けて敏感になったのか、俺が首すじに少し触れただけで、吉田は背中をビクビク震わせた。
「……うぁ……あぁ……えぅぅぅ……」
 猿轡をされたままの吉田が、何かをねだるような調子で呻く。俺は「もう欲しいの? 堪え性がないのね」と嘲笑い、野口と竹内に視線を向けた。
 竹内は明らかに狼狽していた。「野口さん、何が起こってるのか理解不能です」とか寝ぼけたことを言っている。野口のほうはというと、逆に感心したように俺を尊敬のまなざしで見つめてきた。
「ほう……。素晴らしい。素晴らしいよ」
 野口が興奮に息を荒げながら椅子へにじり寄ってくる。
「工藤さん。君はわかっている。とても、よくわかっている。特に靴下を脱がさない辺りが天才的だよ……」
 わななく野口の両手が、吉田のくるぶしを執拗に撫で回しはじめる。
 吉田はいやいやをするように首を振った。ローター責めで朦朧となった瞳に拒否の感情が浮かぶ。俺はそれを見て舌なめずりをした。
 ――ああ、壊したい。もっと、壊してしまいたい。
「ほおおお……」
 野口は靴下の上から吉田の足に頬ずりして、感極まったように呻いた。激しい音を立てて爪先に吸い付く。
「夢みたいなシチュエーションだ……最高だっ」
 女の足にこだわる性癖の変態なのかもしれない。野口は普段のひょうひょうとした態度をかなぐり捨てて、目を血走らせ、獣じみた欲望を露わにしていた。
「ぅぐっ、……ぉえぁ、っっふ……!!」
 吉田の苦しそうな息づかいに恐怖の匂いが混じる。帽子の下から見あげてくる目が「もう嫌……、もう赦して」と俺に懇願しているのがわかった。
 俺は優しく微笑み、その目じりに浮かんだ涙を舌を伸ばして舐めとる。
「野口さん、遥が『早くマンコハメて』って言っていますわ」
「ああ、おれだってもう我慢できないっ」
 焦ったような仕草でガチャガチャとベルトをはずす。赤黒く太い男のソレが、のっそりと現れた。なかなかの逸物だ。亀頭の張り出しが逞しくて、あれで入り口をヌプッとやられたらさぞ気持ちいいだろう。
「ウフフ。素敵」
「――っ! ……んぅぐっ……ぇぁうっ!」
 身をよじって暴れる吉田を、俺は椅子の後ろから抱きしめるようにして押さえつける。膝を持ち上げてM字に開脚させ、刺さるところが吉田自身にも見えるようにしてやった。
 野口が吉田の靴下を口に詰め込んで、フゴフゴ言いながら腰を突き入れてくる。大きなカリが吉田の幼いマンコにあてられ、ズプッと一気に侵入した。
「――――っ!! ……ぁむ、ぇ……ぅぐ……っ!」
 野口に尻をつかまれ、一方的にズコズコと犯される吉田。猿轡のせいで悲鳴も上げられないでいる。ボロボロと両目からこぼれてくる涙を、俺は丁寧に舌で拭った。
「クスクス。可愛いわよ、遥」
598【呼び声 PART1】:2008/06/18(水) 19:42:01 ID:XHdZdtpT

 一方、竹内は少し離れた場所から、その狂った痴態をぼんやり眺めていた。目の前で行われていることに唾をのみながら、逃げ出すことも止めることもできないでいる、といった様子だ。
 俺は竹内にそうっと忍び寄り、耳元で囁いた。
「あら、竹内さんは参加なさらないの?」
「え、ええっ!? いや、お、オレは……」
「遠慮しないでもよろしくってよ。”講習費”は払っていただいているのだし……、それに、ほぉら。こんなに硬くしてるじゃないですか」
 俺は背後から手を回し、細い指で竹内の股間を撫で上げる。
「ひぇっ! ……うわ、工藤さん、そんな、エロ……」
 服の上から棒を指で包んで、しこしこと上下させてやると、竹内は顔を真っ赤にして前屈みになった。
「ウフフ。凄く熱くなってる」
「か、からかわないでくださいよ……!」
「からかってなんかいませんよ。興奮したんでしょう? 遥のこと、犯したいんでしょう?」
「え、そ、そんな……」
 耳もとに熱い息を吹きかけながら、俺は竹内を少しずつコンソールの側へ誘導する。椅子の上で吉田が野口に激しく犯されているのを、間近に覗き込めるように。
 そして、竹内を目で促す。竹内の喉仏が、ゴクリ、と鳴るのが生々しく聞こえた。
「す、すごい……!」
 吉田はほとんど椅子から崩れ落ち、野口にもたれかかるような形で抱かれていた。野口のごつごつした腕が吉田の可愛らしい白いふとももを掴み、固定して、グッチャグッチャと突き上げるように腰を叩きつけている。
 裸足のつま先が床に触れるか触れないかの状態で吊り上げられ、自由にならない両腕をよじりながら、弓なりに反ってエグエグと呻く吉田の様子は、まさに性的虐待と呼ぶにふさわしかった。
「だ、大丈夫なんですか、これ……?」
「アッハハハッ。遥なら平気ですわ。ほら、こんなドロドロにして悦んでる」
 俺は吉田の尻の間に手を入れ、べっとりとした愛液を手のひらに掬い取った。攪拌されて白く泡立った汁がどんどん垂れてきている。
「竹内さんも是非、遥の淫乱な穴を犯してあげてください。……ほら、こっちの穴を」
 尻たぶをぐっと割り裂いて、肛門を大きく晒してやる。竹内が見ている前で、俺は吉田の後ろの穴に中指を突っ込んだ。
「――ぇぐぅっっ!!! ぁむぅ、ぇあぉぁぁっっ!!」
「ウフフ。そんなに気持ちいいの、遥?」
 グニグニと強めにマッサージし、入り口を拡げてやる。……実は今朝からたっぷり虐めて、お尻の穴はほぐしてあった。
「竹内さん、アナルセックスって、知ってます?」
「あ……ええ、はい……?」
 竹内は茫然自失の態で、こくこくとうなずくだけだ。
「してみたくないですか? 遥のお尻で」
 締まりがよくって気持ちいいんですよ、と誘惑するような声音で囁く。俺は相手の答えを聞かないうちにベルトを掴んで引き寄せ、滑らかな手つきでカチャカチャと解いた。
「あ、えっと、……あの、ちょっと、工藤さん」
「まあ! 立派な道具をお持ちなんですね」
 下着をずり下げると、純朴そうな顔に見合わぬ巨根がぶるんと飛び出してきた。カリに半ばまで皮がかむっているが、両手でそっと引き下げてやれば綺麗な血の色の粘膜が顔を出す。
「は、恥ずかしいですよ……!」
「クスクス。じっとしててくださいね……」
 俺は竹内の前にしゃがんで、唇をぺろりと舐めた。コンドームを取り出す。でかい逸物を前にして、なんだかドキドキしていた。元は俺も男だったはずなんだが……なんだろう、このうっとりした気持ちは。
 指先を使って亀頭から輪をくぐらせ、ゴムの皮膚で覆う。
「……ウフフ。これはサービスですわ」
 その上から、俺はぱくんと口に含んで唾をまぶしてやった。
「……あ、ああっ。き、気持ちいいです」
「んっ……。本当に気持ちいいのはこれからです」
 野口が俺の意図を読んで、膣にハメたまま尻を持ち上げるようにしてくれた。俺は竹内のモノを手で導いて、吉田の後ろの穴にあてがう。吉田が悲鳴を上げるが、猿轡に遮られてモガモガとしか聞こえなかった。
「さあ、人体の構造、ちゃんとお勉強しましょうね」
「こ、これ……本当に……」
 竹内が口元を引きつらせる。俺はクスクスとほくそえんだまま、竹内の後ろから体重を乗せて、吉田の中へ一気に突きこんだ。
「――ッッ!! ぇ、ぁむ……っ!!」
599【呼び声 PART1】:2008/06/18(水) 19:42:24 ID:XHdZdtpT

 ぐにゅり、という感じで竹内の太いモノが吉田の尻の穴に差し込まれる。竹内が鋭く息を吸って呻いた。
「……っく! す、凄いです……! どんどん呑みこまれてく……ああ、メチャクチャ気持ちいい……!!」
 吉田の括約筋が凄惨なほどに押し広げられていた。狭い穴が竹内の巨根をずぶずぶと、何の抵抗もなく飲み込んでいく様は、圧巻の一言だ。アハハ。本当にこれ、壊れるんじゃないのか?
「ウフフ……。ねぇ遥、凄いわよ。ぶっといの、二本も挿っちゃってる」
「……ぁ……ふぅぅ……あぅ……ぇふ……」
 ほとんど白目を剥いたようになりながら、吉田はビクンビクンと震えた。
 大きめの帽子がゆらゆらとかしぐ。薄い胸をぬめるような汗が滴り、肋骨から腰のくびれへと伝い落ちる。可愛らしいおへその下、細くたおやかな腰の内部には、怒張した硬い杭が前後から深く打ち込まれていた。
「気持ちよさそう……。ねぇ遥、気持ちいいって言ってもいいわよ。口のやつ、取ってあげるから」
 俺は吉田の頬にチュッと口づけると、猿轡を解いた。吉田の口から、あぶくのような唾液が大量に垂れ落ちる。
「あ……うぅ……。んぐぅ……く、苦しい……の……」
 吉田はせわしなく息を吸いながら、んんんっ、と甘い声で呻く。開きっぱなしの口から物欲しそうに舌が伸び、艶かしく腰をくねらせては意識が飛びそうな顔で全身を痙攣させる。
「うぐ……ひぐ……うぐぅぅぅ……あ、あああ、はぁああぁああ……」
「う、動いてもいいですか……動きますよ」
「ウフフ。いいわよ。ズコズコ犯してあげて。グチャグチャにして」
「……やぁ、やめ……ふぁ、んむっ」
 俺は吉田の舌を口で捕え、有無を言わさず強く吸った。激しく舌を絡めてくる。完全に思考力を喪った瞳が俺の顔をぼんやり見つめる。透明なよだれが糸を引き、唇の間を垂れ落ちて何かの液と混じる。何の汁かなんてもう区別がつかない。
「あ……! ッ……! ひぎ……ッ! あぐ……っ!」
 野口が前から突き、竹内が後ろから腰を使う。マンコと尻を同時に犯される。その度に吉田は息がつまるような、声にならない声で喘いだ。穴と言う穴を蹂躙されながら、吉田はなすすべもなく感じ続ける。
「きもひいい……ッ、あふ……ッ、きもひいい、まんこぉ……おひり……きもちいッ……!」
「アハハッ。そう、気持ちいいんだ。遥はマンコとお尻、一緒にズボズボされるの大好きなのね」
「ひぐっ、あっ、んんんっ、ひ……っ、いぐっ、ぇぐっ、あ、ああ、あああああああ、ああああああああああああああああああああ……」
 細く尾を引くような呻き。吉田の帽子ががくがく小刻みに揺れる。クックック。イきっぱなしになってやがる。こいつは癖になるかもしれないな。アハハ。
 野口が前の穴にドクドクと精を放った。吉田はぐったりして、もう声も出ない。だが竹内がラストスパートに激しく尻穴を突き上げると、半ば失神しながら、「ひぐあああああ」と高い声を上げて呻いた。
 竹内が射精して引き抜くと、吉田はバタンとオモチャのように床に倒れる。
 なんて可哀想な扱いだろう。このいやらしい精液便所が。俺は不意に愛しくなって、帽子の上から吉田の頭を撫でた。
「可愛い……。凄く可愛いわ、遥」
 朦朧とした吉田は答えない。もっと犯させてやろうかと野口と竹内を見たが、二人ともスタミナを使い切ってへたり込んでいた。
「あら。……二時間にはまだ早いですわよ」
「はっはっは。……はぁ。……うん、ちょっとハード過ぎたかもねえ」
 野口が言い訳がましく呟いた。竹内のほうは、ぜえぜえ息を切らしていて喋れないようだ。
 まったく、兵隊の癖に体力が足りない。牛乳でも飲め。
 俺は情けない男どもを尻目に、タオルで吉田の身体を丁寧に拭い、毛布でくるんでやった。……風邪を引かせるのもつまらないからな。
 ついでに椅子のほうも色々ついていたので、綺麗に後始末する。
「……ん? これって……」
 何の気なしに椅子の裏を探った時に、指先に触れるものがあった。
 ――集音マイク、か。
 誰の仕業かは見当がつく。憲兵まがいの真似をする奴なんて、この小隊には一人しかいなかった。あちこちに盗聴器を仕掛けているという噂、本当だったのか。
 ……妙な邪魔をされると厄介だ。早めに対策をとるべきか……。
「にしても、盗み聞きとはいい趣味ですわね」
 口の中で呟いて、俺はマイクをむしりとると、床に投げ捨てた。
 靴の裏で踏みにじる。
 パキリ、と小気味いい音が響き、それが俺の暗い衝動を、ほんの少しだけ満たした。
600【呼び声 PART1】:2008/06/18(水) 19:47:18 ID:XHdZdtpT

 後のことを野口と竹内に任せ、夕食の時間まで、会議室で吉田の勉強に付き合ってやった。面倒くさいが、どうしてもと頼むので断りきれなかったのだ。
 さして進捗ははかばかしくなかった。だいたい、当の吉田がどうでもいいらしく、俺の隣で携帯ゲーム機で遊んでばかりいた。……何がしたかったのやら。
 無駄に時間を潰したあと、帰る段になった。今夜は叔父の世話をしなければならない。吉田で遊んでばかりもいられないのだ。
 会議室を出て、昇降口へ向かう。……なぜか、吉田がうっとうしく後をつけてきた。
「あの、遥。いったい何なの?」
 冷たく吐き捨てる。
「別に。……いっしょに、いたいの」
「あのね、遥。私は貴女のことなんて――」
 俺はイラッとして振り向く。そこで、ようやく気づいた。
 ――下駄箱の陰で、岩崎が待ち伏せしていた。
「…………!」
「やあやあ。元気かい、工藤さんに吉田さん。うんうん、僕はね、今君たちが仲むつまじく一緒に勉強しているところを眺めて一人和やかな気分になっていたところなんだ、うんうん、なぜ和やかな気分かというとだね、」
 岩崎はクラスメイトの一人で、天性の食客と名乗るクソふざけた男だった。だが、今は明らかに気配を絶って俺に近づいてきていた。
「それはやっぱり、仲良きことは美しき哉、だと思うんだよ、僕は。うんうん、友情、すばらしいよね。友情は人生の宝とも言うね。ところで人生の宝といえば、」
「あの。……用件は」
 この男、口を挟まないと半永久的に喋ってるからな。
「ああ、そうだったね。うんうん、用件というのはね。つまり僕はある情報を掴んだわけなんだけど、これは実に微妙な問題でね、つまり――」
「つまり、なんです?」
 絶妙なタイミングで、相槌を打つというよりも打たされるようにして言葉が出る。
「…………」
 だが、岩崎は珍しく口を閉じて黙っていた。
 俺は少し吃驚してまじまじと相手を見つめた。正直、こいつが一秒以上言葉をとぎらせた所など見たことがなかった。
601【呼び声 PART1】:2008/06/18(水) 19:47:45 ID:XHdZdtpT
「――心配してるんだよ、僕は」
 ニコッ、と笑って口にする。小さな、俺にだけ聞こえる声で。
「こんなことバレたらどうするつもりなんだい?」
 うすっぺらい笑顔の仮面の下から、軍用ナイフのような実用的な鋭さを帯びた目線が、俺を観察していた。
 ――やっぱりな。
 と、俺は思う。あの盗聴器。こいつの仕業だ。
 俺はすぅっと息を吸い、背すじを伸ばした。
「別に。全員、自ら望んでやってることですもの。趣味の範囲で愉しんでるだけ。何の文句がありまして?」
「本当にそうなら、僕は何も言わないけれどね」
 岩崎が静かに一歩、踏み出す。吉田が緊張した様子であとずさる。俺は吉田を背中にかばうように移動して、岩崎に視線を投げた。
 睨みつけるのではなく――微笑する。色気を込めて、くすぐるように。
「何が言いたいんですの? この覗き魔。貴方も混ぜて欲しいのなら、そう仰ったら?」
「僕は、僕の大事な人たちに幸せになってもらいたいだけさ。そのためならなんでもするよ――なんでも、ね」
 岩崎の笑顔は崩れなかった。壁に描いた絵のようだ。感情のブレがまったくない。それは、覚悟が決まっていること、付け入る隙がないことを意味する。
 危険な相手だった。
「あら、そうですの。大事な人たち、ね……少なくとも、遥は幸せそうですけど。ウフフ」
「それで傷つく人がいるのは、いけないよ」
「葉月のこと? ……さすがに、家主には気を遣うんですのね。さすがは食客といったところかしら。クスクス。それとも……別な含みがあるのかしら。そういえば、貴方と葉月も男と女の組み合わせですものね?」
 俺のあからさまな挑発に、岩崎は反応しなかった。
 一歩以上接近してくることもなく、決定的な一言を突きつけてくることもなかった。
 できるのにしなかった、のだ。
 おそらく警告の意味で。次はないぞ、と言いたいがために。
「ちなみに……その大事な人たちには、いちおう、君も入ってるんだよ。工藤さん」
 まったく感情のこもらない淡々とした声で、岩崎は言った。それを捨てゼリフに、奴はスッと気配を絶ち、姿を消した。
 廊下を遠ざかっていく静かな足音。それが少しずつ小さくなり、やがて完全に聞こえなくなる。
 吉田がふぅ、と息をつく小さな気配が、背後からした。
 俺はすっかり気圧されていた自分に気づき、忸怩たる思いだった。……いちおう、君も入ってるんだよ、だとさ。まったく。
 ――ふざけろ。
 俺は乱暴な足取りで外へ向かった。吉田がまた、うっとうしく後をついてきた。
 吉田の指がコートの裾をそっとつまむ。それを見もせずに、俺は後ろ手でパシンと振り払った。


(つづく)
602名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 20:58:52 ID:MA34Pxz5
GJ!!
遥エロいよ遥(*´Д`)
603名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 00:29:22 ID:aBANIt7Q
続き期待age
604名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 20:02:03 ID:xRIfs/VE
どきどきすんなぁ。
605名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 16:10:05 ID:hMvEBtji
おまっとさんです
パート3はもう少しお持ちくださいな
606【呼び声 PART2】:2008/06/23(月) 16:10:57 ID:hMvEBtji

 学兵というのは変な職業だ。そもそも職業と言っていいのかどうか。学生でも兵士でもあり、そのどっちでもないような、中途半端で奇妙な存在。まあ、男でも女でもない人間みたいなものか。ハハ。
 それにしても。
 今日明日死ぬかも知れないシリアスな戦争に参加しながら、のんきに机並べて世界史の授業を受けていたりする、このマヌケさときたら。
 前線では昨日も百人単位の損害を受けたという話なのに、教室の俺たちは雁首そろえて五百年前のヨーロッパの政治について学んでいたりする。
 ……まあ、それが全部無意味だとは言わないが。今さら慌てて九十七式突撃銃の分解整備を練習したって何になるわけじゃなし。
 俺は退屈のため息をついて、曇った空を眺めた。
 昼でもなお薄暗い、北国の陰気な冬空。幻獣でも湧いて出そうな不景気な天気だった。
「……だから、幻獣は策源地である北海道への連絡を絶つため、この青森へ大群を差し向け、補給線を断つという作戦に出たわけだ。これで割を食ったのが、つまるところ我々というわけで……」
 いつのまにか小島空先生の話が脱線し、戦争についての内容になっていた。
 ――戦争、か。
 あーあ。なんでこんなことになったのやら。
 俺は元々、どうせ戦闘なんかないだろうと思って青森の警備師団に潜り込んだのだが、当てが外れた。この頃では後方のミソっかす部隊である俺たちにさえ、小規模な戦闘任務が回ってくる。
 俺はノートをとる手を止め、クラスメイトたちの欠食児童じみた顔を見回した。どいつもこいつも、満足にメシを食っていないようなツラだった。実際、食料価格の高騰で腹いっぱい食うということは難しくなっていた。体調不良や日銭稼ぎのバイトで欠席している生徒もいる。
 戦況が、日ごとに悪くなっているのだ。
 駅前の商店街は閉店したり疎開したりで、既にガラガラだった。学校の売店ももうすぐ閉まるという噂だ。学兵の脱走と処刑が相次ぎ、治安も悪化している。ここまでくれば素人にだってわかる話だった。この戦いは早晩、負けるだろう。
「……それゆえにお前たち第六世代には未来への希望、期待がかけられているわけだ。わかるか。えー、じゃあ吉田。この部隊に配備されているウォードレスの種類について答えられるか?」
 空先生が板書しながら言った。
「……おーい、吉田? どうした」
 答えがないのをいぶかしんで振り返る。吉田は席を立って、きゅっと口を結んだまま、困ったように先生を見つめ返していた。
607【呼び声 PART2】:2008/06/23(月) 16:11:19 ID:hMvEBtji

「わからないのか? ウォードレス」
 ふるふる、と首を振る吉田。後ろの席の菅原乃恵留が、コソコソと答えを囁いたりしている。……だが、吉田が喋れないのはそういう問題ではないのだ。
「ハルちゃん? どうしたの、どこか具合が悪いんですか?」
 山口葉月が吉田の顔を覗き込む。吉田はその視線を避けるように、さっとうつむいた。
「ハルぅ? どーしたの、反抗期?」
 菅原が頬杖をついたまま、無駄に元気な声で言った。こら、授業中に私語をするな、と空先生から注意が飛ぶ。
「どうしたのかしら、顔も少し赤いみたいだし……。熱でもあるのかしら?」
 葉月が心配そうに呟く。俺は思わず噴き出しそうになった。吉田が恨めしげな目で俺を睨んでくる。……ああ、可愛いなぁ。そんな顔されると虐めたくなるじゃないか。
 ――ククッ。よし、悪戯してやろう。
 俺は何食わぬ顔で、左手の多目的水晶を操作する。
「っ……!」
 吉田がビクンッ、と尻を大きく震わせた。
「? ハルちゃん、どうしたんですか?」
 何も知らぬ葉月がたずねる。吉田は帽子のつばを両手でひっぱって顔を隠そうとするが、紅潮した耳までは隠しようもない。
「ねー、ハルぅ。ひょっとして寝ぼけてて授業聞いてなかったんじゃないの? 簡単じゃない、いつも使ってるウォードレスの種類くらい」
 ふるふる、ふるふる、と吉田は首を振るだけだ。必死に何かを我慢している。もじもじと膝をすり合わせる様子が、実に可愛らしかった。
 ――と、ついに耐えられなくなったのか、吉田がぽろっと涙をこぼした。真っ赤になった頬に、透明な雫が伝う。
「っ!」
「……ハルちゃん?」
 葉月が驚いた声を上げるが早いか、吉田はまっすぐ教室の外へ駆け出していった。茫然と見送るクラスメイトたち。
「脱走した……」
 菅原がぽつんと呟いた。教室がざわつきだす。
 俺はタイミングを見計らって言った。
「私、ちょっと様子を見てきますね。先生、授業を続けてください」
「あ……そう、ですね。お願いします」
 葉月がショックを隠せないまま、目顔でうなずく。その傷ついた表情に、俺は内心溜飲を下げた。ずうずうしいおせっかいデブめ、そのまま自重していろ。
「はい。任せておいてください」
 俺はたおやかな微笑を作りながら、優雅に机の間を抜け、教室のドアをくぐる。――背後から鋭い視線を感じた。
 岩崎だった。
「……ウフフ」
 俺は唇を扇情的にぺろりと舐め、ウィンクしてやった。岩崎は険しい表情で睨み返してきた。美少女のウィンクに対してそんな態度をするなんて、礼儀知らずな男だ。
 上機嫌で教室を出る。
608【呼び声 PART2】:2008/06/23(月) 16:11:52 ID:hMvEBtji

 わざとゆっくり廊下を歩いて女子トイレに向かい、一番奥の個室の前で、俺は立ち止まった。
 個室の鍵は閉まっている。俺はノックもせずに言った。
「――私よ。開けなさい、遥」
「…………」
 無言で、キィ、と戸が開く。中で吉田が着衣のまま、便座にうずくまっていた。身体をくの字に折り曲げ、何かをこらえるように唇を引き結んでいる。
 俺はにやにやと笑って吉田を見下ろすと、個室に入り鍵を閉めた。帽子のつばをくいっと持ち上げて、吉田の表情を覗き込む。吉田は涙目ですがるように俺を見上げてくる。
「ウフフ。ちゃんと口に含んでた?」
「……ん……」
 こく、こく、とうなずく。
「見せてごらんなさい」
「……う……」
 俺が命令すると、吉田は顎を上げて、舌を出して見せる。
 舌の上には、ドロリとした白い精液が唾液に混じって、たっぷりとトッピングされていた。
「クスクス……。いい子ね。飲んでいいわよ」
「ん……」
 吉田は目を閉じて、ゴクン、と喉を鳴らした。
 のんだよ、というように口を開けて見せる。苦そうな顔で言った。
「……精子の味、まずい」
「そのうち美味しくてたまらないって感じるようになるわ」
 俺が予言のようにそう言うと、吉田は諦念のようなものを瞳に浮かべ、うなずいた。従順で、酷く退廃的な色気を感じさせる表情だった。
「……ねぇ……」
「なぁに、遥?」
「わかっ……てる、くせに」
 吉田はもじもじと膝をすり合わせ、おねだりする態度で言った。最近、吉田は俺にこういう甘えた態度をする。
 俺はスッと細く目を細め、低い声で脅すように言った。
「言葉で言わないとわからねぇよ」
「アレ……取って……」
 吉田はぐずるような口調で言う。俺は瞬間的にイラッときた。
「はぁ? ……口の利き方を忘れたの?」
 吉田の制服の襟を片手でつかんで、乱暴に首を絞める。吉田の目に困惑と恐怖の影が差す。「ご、ごめ、」と吉田がわけもわからず口走ろうとする。それが俺の中の黒いモノをチリッ、と発火させた。
 ――スパン、と鋭い音が空を切る。
 吉田がいつもかぶっているあの帽子が宙を舞い、落ちた。
 髪をつかんで顔を引き起こす。
「ひぃ、ぐっ……!」
「何様のつもりなの。たかが精液便所の分際で……。何よその態度、私の恋人気取り? 恋人気取りでございますの? ねぇ!? もしかして対等のつもりででもいるわけ? ――図に乗ってんじゃねぇよ。お前はただのオモチャだ。適当に遊んで、飽きたら捨てる」
 投げ捨てるように吉田の頭を放り出す。
 後ろを向かせ、便座の蓋に腹ばいにさせて、ケツを突き出させた。制服のスカートを捲り上げると、無地の子供くさい白のパンツと、マンコからぬっと生えたブッといバイブが現れる。
 イボイボの突起も凶悪な、極太サイズだった。おまけにこいつは太陽電池で自動充電するという、戦時下に優しい省エネ発想の素敵な淫具だ。
「ごめ……ごめんな、さ……い……」
 今さら謝っても遅い。俺は多目的水晶にリンクしたスイッチで振動を最強に切り替え、バイブを足で踏みつけてぐりぐり押し込んでやった。
「……ひ、ぐぅっ、……ぃぎぃっ!! ……あ、ぁああああ……っ!!」
 吉田のソコは、パンツがものの役に立たなくなるぐらいぐしょぐしょに濡れていた。
「変態淫乱マンコが。バイブ突っ込んだまま教室で注目されて死ぬほど興奮したんだろ。葉月の顔見ながらこっそりイッたの、私にはわかっているんですからね」
「ひぐっ……!! あぐ、ぅ、あ、あああ……ごめ、ごめんなさ、……ひぐぅあああああっ!! やめ、ふまなひ、あふぅ……えぐぅ!!」
「何がアレ取って、だよ。本当はもう一つの穴にも捻じ込んで欲しいんでしょ。そうでしょ、ねぇ!? 遥、どうしたら貴女の欲しいモノがもらえるのかわからないの? だからそんな生意気な口を利くのね。だったら、素直になれるようにしてあげましょうか?」
「ごめ……や、やめ……、ゆる、して……」
 吉田がしゃくり上げるようにして泣き出す。いくら泣いたって俺はやめないってことがまだわからないらしい。もっと壊さなきゃだめだ。もっと、もっと。涙なんか出なくなるまで。
「遥みたいなバカなスケベ穴は、徹底的にグチャグチャにされなきゃ自分の立場もわからないのね。そう。それなら遥の望むとおりにしてあげる」
 俺はやすりで丁寧に磨いた爪を吉田の尻にすべらせ、痕がつくくらいにきつく爪を立てた。
「……っ!! い……っ、ひぐぅ……!!」
「多目的結晶を出しなさい。素直になれるオクスリ、たっぷりブチこんであげる」
609【呼び声 PART2】:2008/06/23(月) 16:12:14 ID:hMvEBtji

 多目的結晶とは、第六世代のクローンの左手首に埋め込まれた情報処理用の共生生物のことだ。脳と直接リンクし、プログラムセルと呼ばれる各種のゼリー状の物体を連結させることで、様々な能力を発揮する。
 ブレインハレルヤもその一つ。これは法的に規制されている電子麻薬の一種で、質はモノによって様々だが、ケミカルと違ってバッドトリップなしでベリーハッピーになれる。一度やったらやめられないひんやりしたスッキリ感と多幸感が特徴だ。
 もちろん、セックスに使ってもかなりイイ。
 これは体験談で言うが、高純度のハレルヤをキメながらマンコぶちぬかれると脳が溶ける。生きてることすらどうでもよくなるくらい、チンポマンコチンポマンコ。ズコズコすることだけしか考えられなくなる。
 ちょうど、今の吉田みたいに。
「……あ……ふぁ…………ひぐ…………あ、ああ…………」
 便器のふたにしがみつくようにして、吉田は腰をくねらせていた。マンコに突き立ったバイブがグニグニと激しくうねっている。
「いぃぃ……ひぎっ……ぁああああっ……きもひいいぃぃっ、ばいぶいいのぉぉおおおおお」
 慎みのない唇から、とめどもなく唾液と淫らな言葉を吐き続ける。俺は吉田の首をつかみ、声を立てると喉を握りつぶすぞと言った。吉田は下唇を噛み、鼻から甘い吐息を漏らしながら喘ぎ声を我慢しようとする。
「ふっ、……んっ、…………んんんんぅうっ、はぁあああああん! らめ、……めぇ、がまんできらいっ……! まんこ、しゅごい、とけるぅ……」
「仕方ないわね」
 俺は吉田のマンコから、ずぼっと一気にバイブを引き抜いた。
「あぐぅ」
 とろとろの愛液が糸を引いてバイブから垂れる。かき回されまくってぐちょぐちょの吉田のマンコは、ビラビラがくぱぁと口を開けてヒクついていた。
「はぅぅ……。いれてぇ……いれてぇ……」
「だったら、きちんとしたおねだりをしなさい、遥」
「はひ……はいぃ。まんこにふといのくらさいぃ……んぁ、ここにぃ、……いやらしいおまんこぉ……、おちんぽぉ……ちんちんいっぱいほしいぃ……いっぱひぃ……」
「マンコだけでいいの?」
「はぁ、はぁ……。あぁ……どこでもいいれすぅ……おしりでもぉ、おまんこでもぉ、どこのあなでもいいのぉ……はやくぅ、はやくぅ、ハメてぇ……っ!! おかひてぇぇええ、はめてくだしゃいぃぃぃ……」
「ウフフ。ようやくわかってきたじゃない」
 俺は吉田の耳元に口を寄せて、こんこんと諭してやった。お前は精液便所だ。チンポハメるしか価値のない肉の穴だ。射精するために使ってもらえることだけがお前の悦びだ。どんなチンポでも心から嬉しがって咥えろ。お前は淫乱でバカでチンポが大好きだからだ。
 お前の生活は主にチンポに奉仕するためにある。穴という穴をいつも受け入れられるようにしていろ。お前がどこでどう犯されるかは俺が決める。感じることとイクことだけがお前の自由だ。いくらでもセックスで感じまくっていい。それしか考えなくていい。
 お前に人格なんて上等なものはいらない。俺の命令だけ聞いていればいい……。
「はい……はいぃ……はひ……いうころきひますぅ……だからぁ、ハメてぇぇぇええええ」
「クスクス。どうしようかしら」
「いじわる、しない、でぇ……。おね、おねがひぃ、……もぉ、まんこほしくておかひくなるぅぅぅ」
「しょうがない遥ね。ほら、くれてやるわよ」
「ひぐぁっ!」
 バイブを吉田の後ろの穴にあて、そのぶっとい先端をメリメリと押し込んだ。
「……そっち、の、……ふぁあああああっ……あな、な、のぉぉぉ……っ!!」
「ウフフ。大好きでしょ、お尻」
「ふぐぅぅぅぅっ、らいすきぃ、おひりらいすきれすぅぅぅ……っ!! おしりのあなにふといのちょぉらぃぃ……っ……!!」
 きつい穴の周りの肉が無理やりに押し広げられ、ようやく亀頭が埋まる。ありえないほどの太さに拡充された肛門。
 だが亀頭部分がくわえ込まれても、バイブはまだ先っちょが入っただけに過ぎない。これから、怖ろしいような突起のついた軸部分や、意識を消し飛ばすような振動が待っているのだ。
「ふぅぅぅぅぅ…………はぁぁんんんんんっ」
 吉田の蕩けるような甘い喘ぎ声。もうどんなことをされても快感になってしまうほどに、吉田は発情していた。
 アハハ、ケツ犯されて嬉しそうにしちゃってこの変態穴が……と言おうとして、俺はふと口をつぐんだ。
 ――廊下から、足音が響いてくる。女子の話し声。
 この声は菅原だろうか?
 まだ授業時間は終わっていなかった。なかなか戻らないので、心配になって様子を見にきたのかもしれない。俺は興奮しきって身をくねらせる吉田の口に手を当て、しっかりと声を塞いだ。
610【呼び声 PART2】:2008/06/23(月) 16:12:37 ID:hMvEBtji

 はたして、足音は女子トイレに接近してきた。
「ハル? そこにいるの?」
「ちょっと、実はただの下痢でしたーなんてオチ、やめてよね」
 菅原乃恵留の弾むような声。それと……たぶんこれは、渡部愛梨沙の声だ。二人が代表して、偵察部隊としてやってきたらしい。
 やれやれ……、水を差されたな。
 吉田の耳に囁く。
「――気づかれると面倒だ。俺の言う通りに答えてごまかせ」
 俺は吉田のケツ穴からバイブを抜こうとした。……だが、吉田の方がそれをそっと止めた。
 バイブの柄に指を絡め、「ぬいちゃだめ」というように俺を上目遣いで見つめてくる。
「ねぇ、ハル? 大丈夫?」
「――ん、だいじょうぶ……」
 吉田は淫蕩な悦楽に身を反り返らせながら、わりと平然とした声を出した。ひそかに吸う息が、こらえきれない被虐感で震えている。
「ちょっと……ふ、……おなか、いたくなった、だけ……。……っ、……っっ」
 吉田が自分から尻を動かして、バイブを穴に飲み込んでいく。イボイボの突起が入り口のすぼまりをミチミチと残虐に刺激しつつ、次々に通り抜ける。ふとももの筋肉にぎゅっと力が入り、浅ましい声を上げそうになって、ぎりぎりのところでようやく我慢する。
 俺は急いで吉田の口にハンカチを捻じ込んだ。
 コン、コン、とノックする音。
「ホントのホントに、大丈夫? ……あのね、いつもの腹痛なら葉月が薬を用意してるって。……ねぇ、ハル? ちょっと聞いてる?」
 ココココン、としつこく連打する菅原。そのドアを一枚隔てたところで、吉田はくねくねと尻を振って淫具を奥深くへ導いていた。
「本人が大丈夫って言ってるんだから、いいじゃない。それより、ね、菅原さんに聞きたいことあるんだけど」
 渡部が言った。腰に手を当てて仁王立ちする姿が思い浮かぶ。
「え。……なぁに?」
「岩崎とデートしてるってホント?」
611【呼び声 PART2】:2008/06/23(月) 16:13:07 ID:hMvEBtji

「ちょ、何っ!? どこで聞いたの、まさか見てたのっ!?」
「どこでもいいじゃない。で、事実な訳ね。そういうのって、山口葉月に悪いと思わないの?」
 ――面白い話をしているようだった。別の意味で俺には興味深い。
 岩崎と菅原が、葉月に隠れて付き合っている?
「…………クス」
 俺は静かにほくそえんで、スカートの下からチンポを引きずり出した。吉田の頭を押さえつけ、口を封じながらバックでマンコを犯してやる。ずっぷりとハメて、動かさずに入れっぱなしにし、時々アナルのバイブを弄繰り回しながら、俺は二人の会話に聞き入った。
「……別に、なんていうか。葉月には気兼ねしないわけじゃないけど、でも向こうから何も言ってこないわけだし。それに、岩プーと葉月はそういう関係って訳じゃないんだよ」
 ぐりぐりとねじるように腰を回して、中で当たる場所を変えてやる。膣壁と腸壁を同時に擦り回された吉田が、声を出せないまま悲鳴を上げる。
「でも先にツバつけたのは葉月なんじゃないの。先制攻撃権っていうかさ」
 ああ、入り口がキュウキュウ締め付けてくる。キツキツだ……。
「――それって何、」
 菅原が、男子の前では絶対にしないであろう冷淡な声色で口を挟んだ。
「つまり尚也君や鈴木ファンタジアと、私たちのことを重ねちゃってるわけ?」
 のどかな会話だ。クックック。俺は多目的水晶からバイブのスイッチを入れる。吉田が壊れたようにビクンビクン反応して悶える。マンコがグニグニ締め付けてきて気持ちがいい。
「……だったら何よ!」
「はぁ。見当はずれってとこだと思うけどなー。うーん。お姉さんたちの恋愛は、アンタにはわかりにくいかもね」
「都合のいい時だけ年上ぶってない、それっ!? ぶん投げるわよッ!」
「あはははっ!」
 じわじわ動いて、奥へ突きこむ。やわらかい肉襞がチンポ全体をくるんで抱きしめてくる。充血したペニスがかちんかちんに硬くなって穴を深くえぐる。バイブの振動が粘膜越しに伝わってくるのが心地よい。
 吉田のマンコは、最初の時より確実にエロく進化していた。濡れやすくて感じやすくて締りのいい、具合のいい性器に改造されてきている。何度も何度も俺のチンポで調教した甲斐があったというものだ。
「あっ、鏡に幽霊が! なんちゃって」
「騙されるかっ! こらーっ、待てーっ!」
 菅原と渡部が走って遠ざかっていく。子どものような追いかけっこ。純真で少しずるい恋愛模様。クックック。
 アハハハハハッ!
 フ、フ、ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!
 クソが、クソが、クソがッ!!!
 吉田の口からハンカチをむしりとる。苦しげに息をつく吉田。髪を乱暴につかむ俺の手。トイレの個室の真四角の床の片隅に落ちたままの帽子。ネチャネチャしたいやらしい音。甘酸っぱい汗の匂い。
 肉の快楽。肉の、肉の、肉の。目が眩むような心地よさ。
「……あぅッ、は、はぁっ、はぁぁああああっ」
 脈絡のない怒りのようなもの。
 黒いモノの、もぞりと動く感触。
「ウフフ。ウフフ。ウフフフフフフ……」
「ひぁ、あ、あああああっ、ひぐぅ、ひぐ、あぐぅぅああああああああああ」
 吉田の尻に両手の爪を立て、ガツガツと貪るように腰を突き上げる。吉田の深くイく時の声。どこか遠くで響く女の子たちの黄色い声。汚したい。世界ごと。べとべとにしたい。ひん剥いてかっさばいて犯しまくりたい。
「あああ、ああ、あ、あああああああ、……っ、……っふ、ぁああああああああああああ……っ」
 ……クソ。
 なんだ、なんなんだ、この……

 ――淋しさは。

612【呼び声 PART2】:2008/06/23(月) 16:13:29 ID:hMvEBtji

 脱力するような射精の快感。それが過ぎ去ったあと、俺は考えていた。
 岩崎の言ったセリフ。
「僕は、僕の大事な人たちに幸せになってもらいたいだけさ。そのためならなんでもするよ――なんでも、ね」
 クッ。
 なんでもする? なんでもって言葉の意味、知ってんのか。
 少しばかり闇の世界をかじったくらいでいい気になりやがって、あの覗き魔。ムカつく。穢れを知らない少女たちもムカつく。それを容認し大事に大事に守ろうとする大人たちにもムカつく。すべてがムカつく。
 理不尽だとしか思えない。
 お前らはもっとドロドロに汚れるべきだ。
 だから汚してやる。俺が。
「……クス。クックック……」
 真っ黒な何かが胸の奥へ染み込んでいく。どうしようもなく行き詰った絶望感に、かすかな快感すら覚える。
 ――そうだ。教えてやろう。本当に”なんでもする”ってのがどういうことなのか。
 ただの人間が本気になれば……、どれだけ残酷に、邪悪になれるのかを。
「……ももか、さま」
 まだブレインハレルヤでブッ飛んだままの吉田が、朦朧とした目つきで呟いた。
「どこか、……痛いの?」
「…………」
 うるさい、と叱り飛ばそうとして、なぜかできなかった。代わりに俺はチンポを引き抜き、さっさと舐めて綺麗にしなさいと命令した。



(つづく)
613名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 01:10:35 ID:XasVoAwI
おお!!続き投下されてた
相変わらずいい仕事しますね
遥の乱れっぷりがたまらん(*´Д`)=з
614名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 20:14:16 ID:YSNdv5c2
GJですb
もうバッドエンドしか見えないwww
615名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 20:20:29 ID:vmj3qzgF
GJ!
続きが気になって仕方ないwww
616612:2008/06/24(火) 20:30:27 ID:rB1BkBVy
GJをもらったら回復した

体力 ±0  → 30
気力 +50 → 55
617名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 20:36:37 ID:0HShNZmt
よし、じゃGJと一緒に俺のこれもあげよう。

つサンドイッチ
618612:2008/06/24(火) 21:00:35 ID:rB1BkBVy
ア喜んで受けとる

友情  +90
愛情 +300
信頼  +56

612は頬を赤らめた!
少し恥ずかしくなった!
士気が上がった!

士気  +10 → 130
619名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 01:04:19 ID:fZ286tRj
アッー!
620名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 07:16:05 ID:TuhVn0+0
ガンパレの登場人物で生殖機能があるのは舞たちだけなんだっけ?
本田先生や伯爵もそうなのかな?

「先生には生殖能力があるんだから俺の子供を産んでくれー!」なのを書こうと思って、どうだったかなと……

それ以前に男の方も種なしか……うーん。
621名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 09:56:10 ID:8Li7WL1c
>>620
現在・・・っつうのもアレだけどw、生殖能力があるのは
舞と、舞に対して調整された厚志だけ。
少なくとも、第四世代以降は生殖能力はなくなっているようだ。
622名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 16:53:15 ID:4rOiN/2h
白オケって埋め込み式だったっけ?
多目的リングだったような気が。
623名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 18:30:05 ID:FZaD0zGh
多目的リングが何かわからない
避妊具の一種?
624名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 18:35:55 ID:8Li7WL1c
>>623
まあ、大雑把に言うと携帯電話。
自分の体調とかも把握してくれる優れもの。

九州の人は、それを手の甲に埋め込んでる。
これが多目的結晶。
625名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 19:53:59 ID:FZaD0zGh
青森の人たちはアレじゃねーの?
というか、リングは実際どんな形でくっついてんだ? 子宮口に取り付けるのか(しつこい)
626名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 20:12:05 ID:8Li7WL1c
青森の人達は多目的リングだね。

趣味でそんな所に入れてて、何か連絡が来る度に
ビクビク震えてアクメしてるとか、そういうのなら有り(ぉぃ

普通は腕時計見たく巻いてる・・・のかな?
627名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 20:47:31 ID:D3xeVsuu
>>621
ありがとう!
そうかーやっぱり愛し合って子供はできないのかー……
でも愛がなくてもやりまくりでオッケーな世界なんだろうなw

厚志が
「絢爛舞踏になれたら自らの子孫を残すことを許可する。ただし、伴侶は一人だけ」
と準竜師に言われてヒロインと子作りのために幻獣を狩りまくるとか。

普通の家庭を持つことが一種のステータスな世界を想像した。
628名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 07:51:11 ID:jjhpbCwa
>>626
ほへー、そうだったのか知らんかった、ありがとう
……こっそり書き直すかな……
629名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 21:39:54 ID:1EeVnz0j
いちおー後に世界大接近だかで生殖能力は回復してる
630名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 02:31:59 ID:6dv+pdZD
>624
手の甲じゃないぞ。掌側だ。壁紙だとこうなってる。
ttp://www.alfasystem.net/game/gp/kabegami/kabegami_mai_s.jpg
631名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 08:49:43 ID:oFLii5E7
ええっ、色は青じゃなかったのか?
それとも王蟲みたいに感情で色が変わるのか……?
謎が謎を呼ぶな
というか細かいことを気にしたら負けな気がしてきた
632名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 09:09:41 ID:oFLii5E7
連投でスモン

多目的結晶は確かふだん皮膚で隠れてて、
用がある時「くぱぁ」って開いて「こんちは」って出てくるみたいな感じだったと思うんだけど、
普段隠れてる場所だから異性に覗き込まれたりすると恥ずかしい、みたいな設定がどっかにあったような気がするんだ
でもそれが公式のものだったのか、それとも俺の逞しい妄想の産物なのかはっきりしない

つまりだ
スカートめくりみたいなえっちな悪戯の一種でさ、
数人で女子を押さえつけて、手首の皮膚を「くにゅっ」って開いてじろじろ覗き込むとか
そういうシチュエーションは可能なのか、それが気になる(力説)
633名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 15:45:56 ID:6dv+pdZD
>632
ほぼ公式じゃないか。ゲームのマーチの図書館で読める。
起動するのが面倒くさいやつはこれ読め。
少し違ってるがこんな様なもんだ。
ttp://www4.atwiki.jp/orangemoon/pages/273.html
634名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 16:27:00 ID:TIa8gms3
おお、ありがとう
なになに、「ほぼ性器と同じ」……? じゃ、じゃあ>>630は……w
ボツ画像の一枚だったと思うが実は九州の第六世代にとっては扇情的な一枚だとww

心を読み取ることもできるということであれば、結晶視姦は精神的にねちねちしたイジメ方もできそうだな
森「原さんの多目的結晶は、私たちにおもちゃにされるために埋め込まれたんですものね?」
635名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 22:12:01 ID:KuGGYG+l
>>630
おお、サンクス。

探れば探る程多目的結晶ネタが現実味を帯びてくるなw
636名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 11:46:44 ID:UNu83NLe
>>634
原「くやしい…でも…感じちゃう!」
637名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:14:09 ID:VTxzhXdU
たださ、エロパロなんだし
「こういう設定で書いてます」ってのもありだと思うのよ
638名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 23:45:17 ID:CTxU5czb
んだね。
639名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 00:11:41 ID:YZ72/hFN
>634 ねちねちしたイジメというと、ウォードレスの伝導膜な。
吹き付け式の極薄黒ゴム膜で、かゆみ止め飲んでおかないと発狂するほどのかゆみになるんだぜ?

伝導膜一枚で、後手縛りM字開脚で放置すること30分
石津「…も、もうだめ…かゆい…かゆいの…取って…取って…気が…狂う…」
原「ふふ、刺激が欲しい?乳首に洗濯ばさみ噛ませてあげようかしら…鞭がいいかしら?」 

…その後、復讐に狂った石津が原を同じ目に、ただし一時間逢わせた挙句、股間の膜に裂け目を入れてから、
原の目の前で、極太の苦瓜にゆっくりと伝道膜を吹きつけはじめたのは言うまでもない…
640名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 09:01:41 ID:9PgwNZ1c
ラバー属性かよ……お前なんていうか色々と最低だな! 褒め言葉だが!
だがしいて言うなら、石津のそれは復讐じゃなくてきっと――愛だ、うん
641名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 18:46:41 ID:B28pc1fw
石津は本当に苛められるのが似合うなあ
642名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 01:21:22 ID:MmN1N41F
>>641
マーチ=石津萌
白の章=吉田遥
緑の章=柱空歌
青の章=飛子室アズサ
は虐められ要員ですが何か?
643名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 17:13:20 ID:YfZxf/03
むしろそいつらを苛める奴を苛めてあげたい
644名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 01:35:38 ID:z5h+KGZU
どちらかってえと萌りんに虐められたい。性的な意味で。
黒革ボンデージに鞭持って暗闇の中でバックライト、てなのが意外に似合うと思うんだけどな…
645名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 12:10:20 ID:8lHYRgUG
ボンテージは似合う、ってかどっかで二次絵を見た希ガス。
ただ疵があるから露出高いのは着てくれそうにないねー。
646名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 00:00:44 ID:z5h+KGZU
ならオケ版の萌で。疵治ってるのか開き直ったのかは知らないが結構露出高い水着着てるし。
(ただ、虐める側に回った場合なら、その種の疵はむしろ萌えポイントになるんじゃないかな。虐められる側だと洒落にならないが)

もともと薬剤管理だし、オケだと相当高度な医療技術身につけてるし、
塗り薬や注射やら各種薬剤で性感を自在に操りながら苛烈な医療プレイとか…ハァハァ
647【呼び声 PART3】:2008/07/06(日) 21:20:37 ID:L0tYpV1s

 夜――午後十時。
 灯火管制の暗闇の下で、学校はどこか廃墟じみていた。見慣れているはずの教室が静けさと器物の陰とで不気味に変異し、よそよそしい無機質さを帯びる。いや……むしろ、昼間は隠されていた”有機的な気配”が、闇の中密やかに蠢き出すような感触があると言うべきか。
 隠されたものの気配。
 オバケ? 精霊のささやき? ……いいや、まさか。そんな可愛らしいものは戦争の激化とともにどこかへ逃げていった。
 今の青森では、闇の中で蠢くのはむしろ生きた人間の絶望と悪意と無関心だ。この教室にも、その痕跡はかすかにあった。
 たとえば、心無い落書きの消えない机。脚が壊れたまま直されない椅子。ゴミと使用済み薬莢が散らばったままの床。黒板が清拭しないまま放置されるようになったのはいつからだったか。黒板拭きが誰かに盗まれて以来かもしれない。
 菅原乃恵留は、ぐらつく机におしりをよっ、と乗せて、割り箸のように細い両足をぶらつかせた。
「……なんだか、人心が荒廃してるって感じ」
 内容のわりに、妙に明るい口調で呟く。菅原は唐突に振り向いて、傍らの椅子に座る吉田に微笑みかけた。
「ハルと二人っきりで話すなんて、いつぶりかな?」
「……覚えてない」
「私も」
 カーテンのない窓から月光が差し込み、菅原の頬を青白く照らしていた。栄養不足で痩せたその横顔には、不思議と病的さはない。少女らしい健康な色気さえある。……その一方で、いつ死んでもおかしくないような儚さもつきまとっていた。
「雪、きれいだねー」
 外を見て、ぽつんと言う。
「……来年は見られない、か」
 それから妙に熱心に、不思議な輝きの瞳で風景を観察し始める。雪が積もるというのはこういうことなんだ、と記憶するように。吉田はそれを、ただ黙って見つめていた。
「ハル」
「……ん」
「話って何?」
 恬淡とした笑顔が、少し悲しげに見える。
「菅原……。病気、悪いって聞いたけど」
 ずばっと切り出す吉田。
「……。ま、ね。それは、ほら。……治らないって諦めてるし」
「ほっとくと、死んじゃうって」
「うん」
 このぶんじゃ戦争を生き残るほうが難しいかもだけど、と菅原はからっと笑った。
「でも、この前、夏になったら自殺するって菅原言ってた」
「うん」
「……どうして?」
 んー、と首をかしげる菅原。
「一言でいうと、歳をとるのが嫌」
「……わがまま」
「だぁって。十六歳を過ぎたら、人間はつまらない存在になっちゃうんだもん」
「意味、わからない」
 吉田の即答に、菅原はぷっと吹き出した。吉田はなんで笑われたのかよくわからない、という顔で首をひねっている。それを見て、菅原がさらにくつくつ笑う。
「あはは。変な感じ。ふだん葉月の家にいるときは、こういうこと全然話さないもんね」
 山口葉月は、菅原と吉田、ついでに岩崎とも一緒に一つ屋根の下、共同生活を営んでいる。犬猫も馬やら牛やらも一緒に飼っているらしい。普通のマンションで。
「うちは賑やかだからなー。……賑やかすぎるっていうか」
 はー、はー、と笑いすぎて出たらしき涙を拭いつつ、菅原が言う。
「みんなでワイワイやってると楽しいけど、でも、なんか後で落ち込むんだよねー……。あ、これ葉月には内緒ね」
 こく、と吉田がうなずく。それから五秒ほどじっと考え込む。
 しばらくしてから、ぽつんと言った。
「……怖いの?」
648【呼び声 PART3】:2008/07/06(日) 21:22:35 ID:L0tYpV1s

「え? 何?」
「死ぬの、怖い?」
 菅原はちょっとびっくりしたような顔をした。ぱちくりと瞬きをして、ふいと窓の外に目を移す。明るい月と、その横にぽっかりと開いた黒い穴のような天体。表情の読めない、透明な横顔。
「……うん。怖い、かな」
 確かめるように言った。
「最近だんだん怖くなってきた。自分がいなくなるっていうのは別に悲しくないけど、なんだろ……いろんなものを残していかなくちゃいけないのが……ちょっと困るっていうか。岩プーがさ、」
 少しだけ早口に、小声になる。
「多分、淋しがると思うんだよね……。外にあんまり出さない人だけど、こっそり泣いちゃったりするんじゃないかと思って。自分が、何にもできなかったっていうことに、すごく傷つくんじゃないかって……。それが……怖い」
「怖いの、なくなる方法知ってるよ」
 吉田の言葉に、菅原はハッと振り向いた。
「裸になって、肌と肌をぴったりくっつけ合うの。すごく安心して、怖くなくなる」
「は、裸って……」
「百華さま、いつもしてくれるから。だから私、怖くない」
 吉田がうつむいて顔を赤らめる。
「なんか……えっと……。それは、その」
 声を潜める菅原。
「あのね、前から聞きたかったんだけど。ハルと工藤って、つきあ、ってる、……の?」
「ううん、違うよ。私、百華さまのペットだから」
 菅原が絶句して硬直した。
「ぺ、ペット」
「うん。私、百華さまの命令ならなんでもするの。どんなエッチな命令でも服従する」
 少し自慢げな様子で呟く。
「エッチな命令? ふ、服を脱げとか?」
「うん。オナニーしろとか、股を開けとか」
「ちょ……」
「他にもいろいろ……おしりの穴いじっていつでも使えるようにしておけとか、おまんこにバイブ入れたまま一日過ごすように、とか。あと、口に精子含んだまま授業に出ろっていうの……すごく、興奮した」
「え、っと……」
「知ってる? 百華さま、女の子なのにおちんちんついてるの。すごく気持ちいいおちんちんだよ。ラボの実験の影響なんだって」
「そう……なの?」
 にわかに信じがたい話だが、吉田の口から出た言葉なら信じざるを得ないのも確かだった。そもそも、吉田遥という個体に嘘をつくという機能はついていない。
「それで……ハルは、工藤に、その、……調教? っていうのかな……されてるの?」
「うん。私、百華さまに命令されるの、好きかも。突っ込んでやるから自分で濡らして待ってろって、メールされるの、ドキドキする。口マンコで射精するまで咥えてろって言われて、頭押さえられながらズボズボされるのも、ちょっと苦しくて好き」
 菅原の顔が、面白いようにさあっと青ざめた。
「そんな、こと、……してるんだ」
 それは怒りだったのか、戦慄だったのか。あるいは羨望や嫉妬だった、というのはさすがに言い過ぎかもしれない。
649【呼び声 PART3】:2008/07/06(日) 21:23:02 ID:L0tYpV1s

「ねぇ……、菅原は、処女のまま死んじゃってもいいの?」
 心から不思議だ、と言わんばかりの吉田の口調。
 吉田がにこにこと笑いながら、菅原の座る机に近づいていく。その悪意のなさに、菅原はあっけにとられたような表情のまま固まっていた。
「あのね……、私、菅原も百華さまのペットになったらいいと思う」
 そっと手を伸ばし、菅原のふとももに手を載せる。菅原が怯えたようにビクン、と身をすくめる。脚の壊れた机がギシギシと軋んだ。
「私、菅原とならセックスしても嫌じゃないから」
「は? え、ちょっと、な、何? 何言って……ひゃ!!」
 吉田の両腕が巻きつくようにして菅原の身体に密着する。指がサワサワと動いて服をまさぐる。ひだのないスカートに手がもぐりこむ。
「わっ、やっ、ばかっ! な、何するの――うひゃあああ」
「暴れないで……」
 パンツがどうとか、と叫びながら菅原がもがく。勢い余って、机から転がり落ちそうになる。
「うわっ、うわっ、落ちっ……!!」
 ――と、後ろからその腕を捕まえて、支える手があった。
 細く白い、女の手だ。
 綺麗に整えられた爪が薄闇に光っている。月光を反射する金色の髪が一房、制服の袖に絡み付いていた。
 菅原の肩越しに吉田が、はにかむような微笑を向けてくる。菅原は振り向きながら言った。
「あ、ありが……」
「どういたしまして、乃恵留。……ウフフ」
 隠れて近づいていた俺の腕の中から、菅原が見上げてくる。
 ――酷く青ざめた、ぞっとした顔をしていた。
 その淡い空色の瞳に俺の顔が映りこんでいる。残虐な女悪魔のような暗い笑みを浮かべた、赤い瞳の美女が。
 その瞳を愉快げに見つめながら、俺は無針注射の先を菅原の首に当てた。鎮痛剤が血管に押し込まれ、菅原は断ち切られるように意識を失った。
650名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 21:24:52 ID:L0tYpV1s
今日こそ完成と思ったけどおわんない……
関係各方面には大変申し訳なく以下略
651名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 12:42:13 ID:SRhTs876
百華さまキター!
652名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 15:48:18 ID:+zB6Ag6I
何てこった…次は菅原も堕ちるというのか…(*´Д`)=з
653【呼び声 PART3】:2008/07/09(水) 02:10:26 ID:cuF96Hre

 そして次の日曜日、市街地にて。
 岩崎仲俊は朝から、ハンバーガーショップの前でぼんやりと誰かを待っていた。待ち人はなかなか現れない。五分過ぎ、十分過ぎ……二十分経ってもやはり、来ない。
 ちらちらと降る雪が彼の灰色の髪にうっすらとかかっている。視線がぼんやりとさまよう。たまにメールを確認する。何の連絡もないことだけわかって、少ししょんぼりする。
 俺はその様子を、暖かいハンバーガーショップの中からガラス越しに眺めていた。美少女も好きだが、見た目のいい男子を鑑賞するのも嫌いじゃない。相手の性別を選ばなくてもいいというのは、この身体の数少ない長所だった。
 俺は店内の視線を集めながら、見せびらかすように脚を組みかえる。今日の俺は大胆なスリットの入った黒のチャイナドレスだった。フェイクファーのコートを肩からはおり、髪をシニョンに結っている。コーディネートのテーマを述べるなら、扇情的、の一言だ。
 岩崎の様子と周囲の視線をたっぷり愉しんだ後で、そろそろ頃合かと席を立つ。腰骨が見えそうなスリットから白いふとももをちらつかせながら、俺は店を出て、岩崎に近づいていった。
「……待ちぼうけですわね、色男さん」
 声をかけると岩崎はわざとらしく驚き、
「おやおや、誰かと思ったよ。これは朝からゴージャスな美女と遭遇したね。うんうん、今日の僕はラッキーだ」
 とか抜かした。ずっと前から俺に気づいていたくせに、白々しい奴だ。
「それにしてもどうしたんだい、その格好は」
「休日にどんな格好をしても、私の自由でしょう?」
 俺は岩崎にホットコーヒーを差し出した。岩崎は礼を言って受け取る。
「それより、誰かと待ち合わせでしたの? ひょっとしてすっぽかされちゃったとか」
「うん、どうもそうみたいだね。どうしたのかな……。何かトラブルに遭ってなければいいんだけれど。……おっと、悪い想像はよしておこう」
 軽くかぶりをふって、岩崎は熱いコーヒーに口をつけた。
「想像したら、現実になってしまうとでも?」
「そうじゃないさ。だったら、明るい想像だって現実になってくれなきゃおかしいものねえ。……ただ、僕は気分が落ち込むのが嫌なだけなんだよ。悪く考えて落ち込んだって、現実はどうにもなりはしないんだからね」
 岩崎は普段べらべらと埒もないことをくっちゃべっているが、時々、ごくまれに、真面目な顔をして深いことを言うときがある。今がその数少ない瞬間だった。
「つねに最悪の想定をして備えておく必要はある。だけど、それに囚われるべきじゃない。先行きの暗い想像とか、物事の悪いところばかりを見て絶望するのは、愚か者だよ。人は絶望するべきじゃない。絶望に酔うべきじゃない。たとえ、過去にどんなことがあったとしても」
 ……なんだそれは。説教か。くそったれ。
「いつだって、明日はきっと良くなると思ってるべきさ。現実に対処するのとは別のレベルで。僕はねえ、工藤さん。そのほうが人生は楽しくなると思うんだ。きっと、ね」
 きっぱりと言って柔らかな微笑を浮かべる。その横顔を見て、俺は、乃恵留が岩崎に惹かれた理由が少しわかるような気がした。
「よく、わかりませんけど。……男の子って、時々抽象的なことを言いますよね」
 とぼけてみせると、岩崎は睫毛の長い瞳を伏せて、なごやかに苦笑した。
「そうかもね。コーヒー、どうもありがとう。助かった。身体が冷え切っちゃってたんだ」
 俺も微笑を返す。
「あの。もし時間が空いてるんでしたら、これから私と……。どうです?」
「うん……? そうだね、」
 岩崎が目を上げる。――静かに、視線が交錯した。
 凝縮したような瞬間が訪れる。
 お互いに息を止めて探り合うような、緊張を孕んだ瞬間。
 カッターナイフの上に素足で立っているかのようなその時間の中、ほんのわずか、岩崎の本質が――冷たく剣呑な気配が顔を出す。だがそれは、穏やかな笑顔の奥にすぅっと溶けるように消えた。
「……じゃあ、チャイナドレスの素敵な女性と、ご一緒させていただこうかな。色々と話し合ってみたいこともあるしね」
654【呼び声 PART3】:2008/07/09(水) 02:10:55 ID:cuF96Hre

 俺は岩崎の先に立って、学校への道のりを歩き始めた。
「実は、渡したいものがあるんです」
「うんうん、それはいったいなんだろうなあ。楽しみだ。工藤さんにそんなふうに言われたら、僕ならずとも誰だって期待してしまうよ。これはきっと衆目の一致するところだと思うんだけど、ところで工藤さん……」
 岩崎が後ろからひたすら話しかけてくる。遠目から見ると、まるで見込みのない女をナンパしてしつこく食い下がってるみたいに見えなくもない。本人はまるで気にしていないようだが。
 岩崎が仰々しい、だがまるで中身のない美辞麗句を俺の容姿や服装、髪型などについて述べ、さらに敷衍して世の女性すべてを称揚しはじめた頃、裏門のあたりにたどり着いた。
「おや、これは僕らの通う学び舎にしてわが小隊の駐屯地であるところの学校じゃないか。ここで工藤さんがこの僕にプレゼントを……? うんうん、何かな、何だろう」
 俺はさすがに辟易しながら、岩崎を連れて運動場を通り抜け、体育館へ向かった。
 休日ということもあって校内にはひと気がない。体育館の中もがらんとして、冷え切っていた。
 俺と岩崎は広い空間を横切って歩いていく。
 ふと、そのど真ん中で立ち止まって、俺は聞いた。
「……単刀直入に聞きますけど。乃恵留のこと、どう思ってるんです?」
「もちろん、僕の大事な人だよ」
 照れひとつ見せずに即答。
 俺はさらに踏み込む。
「女として、愛してるのかどうか聞いてるんですけど」
「そうだね。そうなのかもしれない」
 ごく真面目な顔をして、岩崎は答えた。
「でも、まだ、そうではないのかもしれない。いずれ愛してしまいそうな予感はある。だけどそれは、僕には……僕にとって……、」
 そこであの岩崎が、言葉を濁した。息をついて、仕切りなおす。
「……夜ね、時々泣いているんだ。菅原さんさ。声を殺して、忍ぶようにして。それ自体は珍しいことじゃないし、驚くようなことでもない。なぜならここは戦場だから。戦場で生きる人間は誰しも、精神が壊れていってしまうんだ」
 だけどね……なぜなんだろう、と岩崎は言った。
「彼女の泣き声を聞いているうちに、堪らなくなる瞬間がやってくる。それも、何度も。何度もだ。数回までは、僕はどうにかやり過ごした。見て見ない振りをしたんだ。僕には他にやるべき仕事があるし、彼女を慰める資格はないと思ったから」
 岩崎は、淡々と、まるで台本でも用意しているかのような口調で語った。
「だけどある夜、僕はついに屈した。その瞬間をやり過ごすことができなかった。そうすべきだという理性ではなくて、そうしたいという欲求に負けたんだ。何のことはない、僕もただの、ひとりの未熟な男に過ぎなかったということさ……。これで、答えになっているかい?」
「ええ」
 俺は微笑した。――とてつもなく底意地の悪い気持ちで。
「それを聞いて安心しましたわ」
 再び歩き出す。やがて、体育館の隅にある埃っぽい木戸に行き当たる。
 体育館用具室だった。
「では、どうぞ」
 俺は木戸を引きあけて、岩崎を手招いた。
 ……さあ。はじめよう。クスクスクス。
655【呼び声 PART3】:2008/07/09(水) 02:11:20 ID:cuF96Hre

 体育用具室の奥。
 薄闇の中で、何かが蠢いていた。
「うぐっ……あ、ああぅ……!! ひぐっ、ヒグッッ!! んああっ!!」
 ヒーターのオレンジ色の光がぼんやりとその影を浮かび上がらせる。女の……雌の姿を。
 黒く艶のあるラバーのボンテージ。肋骨を締め付けるコルセット、腿と尻を飾るガーターベルト、膝上まで覆うヒールブーツ。だが乳と局部は曝け出したまま、むしろ全裸よりも卑猥な姿態で、菅原乃恵留は這いつくばっていた。
「ひぐぅっ! あぐ、あがぁ、ひぐぅぅっ!! はん、あぁ、ふぁああああ……!!」
 二段だけ積んだ跳び箱の最上段に腹ばいにさせられ、淫らに尻を突き出して悶えている。バスケットボールを入れるための重い金属かごに片手ずつ手錠で繋がれ、逃げることもできない。
 その姿勢のまま、菅原は尻の穴を双頭ディルドーで犯されていた。
「ひぐぅ、はぁっ!! いぐ、いぐ、いぐぅっ……!!」
「菅原……可愛い……はぁ、ぅ、あぁ……」
 ディルドーのもう一つの先は、吉田の股間へともぐりこんでいた。旧式の体操服を着た吉田は、ブルマの横から男性器の模型を生やして、じわじわと腰を使っている。
 ――グチュ、グチュ、クチュリ……。
 菅原の丸い尻と、吉田の蒸れた股の、そのすきまの空間で、ねっとりと熱く執拗な行為が延々と続けられていた。ゆっくり、ゆっくり、手間暇をかけてこね混ぜるように。
「もうお尻の穴、ぐにゅぐにゅ……。菅原のアナル、すごくエッチ」
 大きめの帽子から覗く吉田の頬が上気し、愉悦に染まっている。
「はぐぅ、あぁあああ、おひり、もうらめ、ひぐぅ……。あっ! あっ! あぐぅっ……!!」
 菅原の肉の薄い身体は可哀想なほどに細く、白い。虐待じみたボンテージに身を包んだ今は、まるで酷使される奴隷のように凄惨で淫靡だ。
 ヒィ、ヒィ、と苦しげに息をつくたびに小さな頭が揺れる。襟のあたりで切り揃えたショートボブが汗で乱れ、艶かしい赤い唇に張り付く。髪にさした薄紫色のカチューシャだけが普段のままで、それが一層、菅原を狂おしく見せていた。
656【呼び声 PART3】:2008/07/09(水) 02:11:46 ID:cuF96Hre

「……どうです、お気に召しましたか?」
「これは、いったい……」
 岩崎が茫然としていたのは一瞬だけだった。鋭い目線で周囲を確認する。退路を確保しようとする動き。だが、俺はすでにバリケードで出口を塞いでいた。
「言ったでしょう、プ・レ・ゼ・ン・ト」
 媚態を込めて、俺はぺろりと舌を舐める。ファーのコートをするりと脱ぎ捨て、ピンヒールをカツカツ慣らしながら、岩崎の横をすり抜けて用具室の奥へ進んだ。
 ディルドーでまぐわい続ける吉田と菅原の前に立って、艶然と微笑む。
 俺は、菅原の首に嵌めたエナメルの首輪を無造作につかみ、犬のように頭を上げさせた。
「えぐっ、か……はぁっ」
「岩崎さん。”これ”、あなたに差しあげますわ」
「な、何を言って――」
「可愛がってあげてくださいね」
 上半身を起こした菅原の乳首に、銀色の錘が連なってぶらぶらと揺れていた。
 かつては桃色のつぼみのようだった乳の先端には、今や金のピアスの輪が貫通し、紫色に内出血している。その傷もまだ癒えきらないまま、乳首が錘に引っぱられて痛々しく変形していた。
 ひび割れた瘡蓋から美しい血が滲んで、金の輪に赤いものが点々とこぼれる。
 ヒーターの光でキラキラと光るそれに俺は挑発されて、錘をぐいと乱暴に引っ張った。
「えぐぁぁあああっ! ひぐっ、ひぎぃぃぃいいいいっ!!」
「や、やめろ! やめてくれ――」
「クスクスクス……心配ないですわ。この”穴”は変態のド淫乱ですもの」
「ああ……あああ……はああああぁん……!」
 普通なら耐え難い痛みを感じるはずの菅原は、だが甘い悲鳴を上げて涎をたらしていた。快感に悶えているのだ。ひぐ、ひぐぅ、と壊れたように悦ぶ菅原。生気に満ちていたはずの青い瞳は快楽に染まり、朦朧と濁っている。
 岩崎が何かに気づいたようにハッと息を呑んだ。
「まさか……ブレインハレルヤ……?」
「あら。お詳しいのね」
「なんて――ことを……!!」
 岩崎は猛然と掴みかかってきた。目にも留まらぬすばやさで俺の手首をつかむ。
「っ!!」
 痛みが走り、俺は動けなくなった。おそらく何かの技で関節を極めているのだ。
「ちょっと! やだ、離してくださいっ」
「言え。何時間やったんだ!?」
 有無を言わせぬ剣幕で、岩崎が睨んでくる。その瞳には真摯な怒りが浮かんでいる。俺は逆に冷めた気分になって、乱れた髪を耳に掛けながら、静かに言った。
「……三十時間ほど、どっぷりと」
 ちなみに、ブレインハレルヤの十二時間以上の連続使用は中毒や常習性を引き起こす可能性が極めて高いとされている。これだけ長い時間ぶち込み続けたら、頭が壊れないほうがおかしかった。
「き、さま……!!」
「フ。……クク。ウフフフフ」
 岩崎が面白いように青ざめた。噛み締めた奥歯がゴリゴリと音を立てるのが俺にさえ聞こえた。きつく握られた手首が骨折しそうなくらいだった。背筋の凍るような殺気が吹きつけ、ああ、これは殺されるかもしれないと俺は思った。
 だが、……なぜだろう、俺は発作的に笑い出した。
「クッ! ハッ! アハハハハハ!!」
 胸の奥がまっ黒いドロドロした何かで焼けつくようだ。気管を爛れさせるような毒が胃の腑からせり上がってくる。目の眩むような憎悪。苦しくて涙がにじむ。死にそうだ。きっと岩崎に殺されるより先に、俺自身の毒が俺を殺すだろう。
 ざまあみろ、と心のどこかで思った。
 ざまあみろ……。これが世界の闇の部分だ。思い知れ。全部、全部、全部、何もかも汚れてしまえ。
 俺は笑った。苦しがりながら、俺は笑うしかなかった。
「――何がおかしいッ!!!」
「知ってたくせに」
 キスするみたいに顔を近づけ、俺は岩崎に囁いた。
657【呼び声 PART3】:2008/07/09(水) 02:13:46 ID:cuF96Hre

「私が陰で、遥にいやらしいことさせてること。狂うくらい犯しまくってグッチャグチャにしてること」
「なんだと……?」
 赤い舌をちろりと出し、岩崎の耳たぶを愛しげに舐めた。岩崎の刺し殺すような視線を感じて、なぜかマンコが濡れた。興奮していた。
「ねぇ……? 知ってたくせに。ウフフフフ」
 チャイナドレスのスリットから脚を伸ばして絡め、胸をこすりつけるように抱きつく。発情したしぐさで岩崎の頬を撫で、髪をかき混ぜ、くちゅくちゅと耳の穴に舌を入れる。
「なぜ、自分の大事な人がそうされるかもしれないって考えなかったんですの? 私がアブない女だってことはずっと前からわかっていたのに。ウフフ」
 男の唇に指を這わせ、物欲しげに目を見つめる。クスクス、と蕩けそうな女の媚びた艶笑が響く。俺の声だ。
「どうして守ってあげなかったの? なぜ彼女から目を離したりしたの?」
「僕は――」
「わかってますわ、他に大切なことがあったんですものね? 乃恵留なんかそれに比べればどうでもいい女ですものね。好きだと思ったのも一時の気の迷い、ちょっとした庇護欲を満たしたかっただけ。それか、ただの性欲」
 俺の唇は、美しい女の唇は、卑劣な言葉を次々に吐いた。それが岩崎の心をねじって絡めとっていくのがわかった。詰め将棋のように、一手一手追い込んでゆく。
「違う、僕は」
「違わないのよ。だいたい貴方、遥の時にはそんなに怒らなかったじゃない。だけど乃恵留のことでは怒れるの? どうして? 遥は貴方にとってどうでもいいの?」
「それは……吉田さんなら、君の事を救えるかもしれないと思った、だから……」
「『救える』?」
 失笑した。
「よく言うわ。口ばっかりですよね、岩崎さんは。本当は誰にも無関心なくせに……。何も愛してなんかいないくせに。愛せてなんかいないくせに」
「…………」
 俺は手首を振り払った。岩崎の手からは力が抜けていた。垂れ目がちの瞳を大きく見開いて、岩崎は絶望を滲ませていた。
「ウフフ。可愛い」
 俺はその唇に口づけをした。
 下唇を甘噛みして、ねっとりと舌を絡ませ、唾液を吸って、ごくんと飲み干す。岩崎はその間、目を見開いたまま、何の反応も見せなかった。
 唯一つ、その右手が腰の後ろに回され、拳銃を探っていた。
658【呼び声 PART3】:2008/07/09(水) 02:14:11 ID:cuF96Hre

「あら、野暮なモノ出さないでくださる? 今使うべき道具は、ほら……こっちでしょう?」
 俺は岩崎の股間に手を這わせた。岩崎のモノはガチガチに勃起していた。
 ああ……男ってのは救いがたいよなあ?
「ウフフ。硬ぁい……」
「……撃ち殺してやる」
 それが岩崎の敗北の台詞だった。俺はにっこりと笑った。そして、噴き出した。
「プッ! アハハハ! 脅しても何にもならないわ。拳銃で何ができるの? 私を殺すの? 私を殺せば乃恵留が元に戻るの? アハハハハ!!!」
 岩崎なら、ここで「君を殺す」とでも言うべきだったのだ。私情を交えずに、仕事として処理すると。だが、彼はそれができなかった。個人的な感情が勝ってしまった。
 それが、敗因だ。
「もう遅いわ。もう手遅れなの。ウフフフ……」
 俺は舌なめずりしながら、岩崎のソコをねちっこく撫で回した。男根は岩崎の意思とは無関係に激しく勃起し、制服のズボンを押し上げていた。
 俺は慣れた仕草でジッパーを下げ、熱いモノをするんとつかみ出す。
 やわやわとしごきながら、言った。
「ねぇ、葉月がこの二人のこと知ったら、どう思うでしょうね」
 葉月の名を出した瞬間、岩崎の瞳がはっきりと絶望に染まった。
「貴方に残された選択肢は二つだけ……。すべてをぶちまけて葉月もろとも全員不幸になるか、それとも私たちに染まって仲良くやるか」
 拳銃を握った手がだらりと垂れた。ガタン、と一歩退がる。
「仲良くしてくれるのなら、葉月にだけは秘密にしておいてあげる。……私、個人的にあの女は仲間に入れたくないから」
「工藤さん……君は……」
 岩崎は一度、目を閉じた。
「――もう、壊れているのかい?」
「どうでもいいじゃない、そんなこと。クスクス……」
 俺は岩崎の背後に回り、しなやかな両腕を絡みつかせるようにして上半身を撫で回した。首筋を淫らに舐め回しながら、誘惑するように囁く。
「さぁ、もっと愉しいことしましょうよ。素敵なこと。いやらしくって気持ちいいこと……」
「あは……岩ぷぅー……いわぷぅーだぁ……」
 いつのまにか、菅原が岩崎の脚にすがりついていた。アナルでイッた直後なのだろう、ディルドを引き抜かれた肛門がぱっくりと大きく口を開けていた。
「菅原、さん……」
「いわぷぅ……おちんちんぼっきしてるぅ……」
 手錠を掛けられた細い手が岩崎のペニスを触る。
 びくん、と岩崎の身体が震えた。
 岩崎と菅原の視線が絡む。菅原の口がペニスを咥え、飲み込んでいく。「あぁ」と岩崎が呻いた。頬が朱に染まる。
 ――ゴトン、と拳銃が床に落ち、沈黙した。
 なだれ落ちるようにセックスの宴が始まった。
659名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 02:16:18 ID:cuF96Hre
終わらないにもほどがあるぜ
あっれー? 何でこんなに長いのー?
でも岩崎×乃恵留は俺的にわりとジャスティス 
660名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 02:35:26 ID:k+iSJs/N
テラGJ
もうその調子でどんどん突き進んでくれw
661名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 09:25:24 ID:Jp06HVoj
乃恵留の次は岩崎君まで…
自分的には咲良を見てみたいな。
662名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 12:07:22 ID:txuaXLJ2
横山なんかも…
663名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 13:13:53 ID:smSTqdbm
うんうん岩崎×乃恵留はいいよね
百華様GJ!
664名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 20:07:09 ID:uHH/KfM8
すごい展開になってきたなwww
665名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 20:10:41 ID:smSTqdbm
葉月をいれないのは英断
666名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 20:37:30 ID:jZC0Gl9x
>>665
真のヒロインは後から登場です
667名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 22:21:17 ID:lNFqc1wi
萌え擬人化葉月ですね。
668名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 22:33:24 ID:jWnAh/Ih
ちょ、元から人だよwww
ひでえww
669名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 23:32:20 ID:psoTTreZ
葉月だけはアニメ版の方がいいと思う。
670名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 01:56:41 ID:04VdUHQa
保守
671名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 09:00:11 ID:+wkDXG7h
ガンオケ唯一の熟女である
村田彩華(21)を忘れて貰っては困る。
672名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 11:45:06 ID:pbEVE0LW
>>671
鷺宮伯爵を忘れるな
673671:2008/07/12(土) 21:49:08 ID:+wkDXG7h
>>672
済まない
×ガンオケ唯一の熟女
〇ガンオケの学兵唯一の熟女
と訂正します。
674名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 22:30:18 ID:vsHkm+xT
21で熟女かよw
まあ、老け顔だよな
675名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 23:10:16 ID:UkLKpkYd
戦争やらで早熟でないといけない世界だからだな。

戦国時代とか15で元服で戦争へ行ってたわけだし。
676名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 01:52:47 ID:P5rYQ+Ld
保守
677名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 02:27:19 ID:YqTHEJva
死の行進とか、他人事とは思えないぜ!
ガンオケ3部作の後ろは死屍累累だったね…
678名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 11:45:34 ID:YqTHEJva
今頃誤爆に気がつくとはorz
679名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 12:10:00 ID:x3IR4g7l
久々にゲームやってたら全然文章書いてないよ
680名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 01:29:58 ID:ifhpCSHJ
保守
681名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 01:53:50 ID:Qh3m2F31
保守
682名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 19:21:40 ID:Sn/4Ygtn
保守
683名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 03:43:55 ID:zPFMKcyF
保守
684名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 01:35:45 ID:CtrANzGx
保守
685名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 16:16:09 ID:XnB92ifA
やっぱり
森さんは
えろい
686名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 20:37:52 ID:YZfIIqlF

 さ
  い
687名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 20:53:54 ID:0xk1j2B0
やさいオナニーですね。わかります。
688名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 01:14:46 ID:ZrLVEWBc
森さんはエロイ
普通のジーパンにエロスを感じたのは初めてだ
689名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 02:44:49 ID:gtxMHB1G
森さんは深夜の整備テントでオナニーしてそう

で滝川に見つかっちゃって
690名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 20:53:36 ID:+PZl9cPw
滝川もオナニーと
691名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 21:56:32 ID:iytpRXg8
石津萌はエロ可愛い
692名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 23:08:32 ID:+PZl9cPw
>>691
ストッキングを破りたくなる

一途でけなげな、祭タンを眼鏡から寝取りたい
ストッキングを破りたくなる
693名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 06:58:16 ID:a6hj6ejQ
俺はののみと子作りする
ずっとロリなんて素晴らしいじゃないか
694名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 07:01:45 ID:ssMLy93u
俺は田辺と添い遂げる!
695名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 08:09:15 ID:YspyfJEx
>>694の戦死を確認
ところでGPMしかやってないんだが
GPO以降も面白いのか?
Wiki見ても、購入意欲が湧かないんだけど
お前らの言葉で良い点と悪い点を教えてくれないか?
696名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 11:16:02 ID:Tw8/G5Td
良い点
・兵課や兵器が増えた
・人形以外のキャリアを使える
・提案の大幅増加
・インターフェースの全般的な向上
・背景が綺麗
・音声の付く箇所が増えた
・パレよりかはバグが少ない(まぁそれでもわりとあるが)

悪い点
・全体的になんかもっさり
・PCは戦士兼隊長のみしか出来ない
・イベントの発生が大変
・良くも悪くも悪くも色々あっさり気味


戦闘方法の変化や一枚絵方式から3Dキャラ(というのか?)に変わったこと等は人によって好みが分かれるから何ともかんとも
697名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 11:46:53 ID:YspyfJEx
>>696
エロパロで聞くのは板違いだろうけど、詳しく教えてくれてありがとう
ヌルゲーマーな自分は、GPMの慣れれば無双できる戦闘システムは
好きだったんだ
ちょっと興味も湧いたし、石田隊長も可愛いみたいだし買ってみるよ
698名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 16:38:15 ID:O3WlJa6S
>>697
悪いことは言わない、一度家ゲーの本スレに行って住民に聞いてみた方がいい
ガンパレード・オーケストラ総合スレ その118
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1209043246/l50
ちなみに限定3箱持ってる馬鹿だが、GPM好きな人ほど薦められないぞ
699名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 19:34:58 ID:YspyfJEx
>>698
ありがとう、逝ってみるよノシ
700名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 21:05:38 ID:/I+HJEkq
確かにお勧めはできないな。
けど、キャラは何だかんだで魅力的だと思う。個人的に。
701名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 21:08:42 ID:pjP00PFD
だからGPOを体験したいなら榊小説がお奨め。
702名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 22:17:08 ID:bpi8qTCD
キャラっていっても中身芝村だしな
>>701と同様小説を薦めたい
703名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 22:20:22 ID:YspyfJEx
>>701>>702
本スレでも薦められたから公式小説も読んでみるよ
世界の謎とか、何か懐かしいなw
704名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 22:38:10 ID:pjP00PFD
>>703
>世界の謎
もうそのことばはあのひみたゆめなの。
おいかけてももうみらいにはそんざいしないの。
705名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 22:48:15 ID:zmRlfRdO
それが世界の選択である。
706名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 23:35:56 ID:YspyfJEx
何かオラ、ワクワクしてきたぞw
エロい煩悩はすっかり忘却の彼方へ
707名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 00:06:39 ID:Tw8/G5Td
榊は空気枠なキャラがとことん空気という欠点が酷いからなあ
そこが無けりゃあ
708名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 01:20:15 ID:d1rdZ/o+
オリキャラ枠のクローズアップもな。
名も無き学兵の戦いを描きたいってのは判るんだが、5121等の濃い口を
知ってるとどうも魅力に欠ける。あと原さん色々変。
709名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 02:03:37 ID:1oErkv7o
野外で活動するマッチョな萌タソとか信じられない>榊ガンパレ
筋肉ついた萌タソなんか見たくなかったぜ…
710名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 03:41:39 ID:WSwZAxlA
筋肉付いてない第六世代って製作用途的にどうなんだろ
711名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 03:44:11 ID:wmfv0mRr
性処理に使える
712名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 19:30:46 ID:iDmDKXkl
榊ガンパレか
舞が寄生虫マニアにされた所で読むのやめた
713名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 19:50:30 ID:rZxq/HTt
>>707
欠点つうか小説という媒体の特性(分岐なし一本道ストーリー)からしてどうしようもないことだけどね。
714名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 20:11:51 ID:O08ZPU35
>>709 そりゃ榊じゃなくオケ緑に文句言ってくれ。突撃衛生兵の仕様はあっちで決まってる。
715名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 23:25:50 ID:WSwZAxlA
>>713
だとしてもある章で空気でも他の章ならフォローできるだろうに

新井木やヨーコさんやソックス以外での中村あたりはオリキャラの出番減らせば充分フォローできるだけの枠は確保出来るハズなんだが
716名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 18:46:54 ID:RI3Hlt8o
そこをオリに割きまくっとるからアレなんだろ。
良くも悪くも二次創作的になってるなぁ。ホントに良かれ悪しかれ。
717名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 00:45:48 ID:Q+d9PNKL
>>715 新井木だの中村だのは判るけど、ヨーコさんは無理。初対面でいきなり

「 …はい。
 最初に模様ありキでス。
 これは、幸運の模様。万物の精霊、この模様を巡って踊り、言うことを聞くデス。
 イアルは太陽の名前。幸福の名。
 ヨーコは、幸せの娘ですよ?」

…こんな危険人物、うっかり喋らせられないよ!なにを話し始めるか判ったもんじゃない。 
まぁカーミラ側の事情をもう少し詳しくやればなんとかなるかも知れんけど。
718名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 05:08:52 ID:beWpBAwK
久しぶりにアニパレ見たがアレだな。
アニパレのののみはものすごい腹黒に見えるな
719名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 19:16:48 ID:vFHYuKBI
漫画にせよ小説にせよ、キャラが作者の手を離れて勝手に動き出してからが本当のスタートと言うからな。
720名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 19:49:43 ID:4LmC8BYs
新井木、結構可愛いと思うの俺だけ?
721名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 22:37:18 ID:WuxtX7zL
ニーギになってからはツボ。
新井木の内は微妙な所。まあ嫌いという程ではないが。
722名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 10:21:40 ID:j8DxaDiE
榊版の新井木は可愛いと思う。
ゲームと比べて、結構素直だよな。
723名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 21:05:41 ID:wHVL4r6s
小説のはニーギも新井木もかわいいな。
724名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 16:24:23 ID:u2WgEj4Q
オレは新井木は4番目だな。
上位3人が別格、その下ということで13人中の4番目だから比較的上位かな。
残りはまあどうでもいい、おまけだが不動の最下位は田辺だ。
725名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 17:29:09 ID:woSCXI4+
もえりん>>>>>>>>その他
726名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 17:32:59 ID:/N4tm12a
おっと、愛の狩人の俺が、ののみを忘れるなと言っておこう
727名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 19:05:48 ID:axAtKR70
田辺よりいいんちょ(善行じゃないよ)派
田辺も好きだけど、いいんちょは特別好きだ。
728名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 09:32:49 ID:ADBAqYNn
石田でプレーしてたら、イヴに横山が誘いに来てチンコ勃った
729名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 12:03:26 ID:PoukwA5R
白の女性キャラも結構可愛いじゃないか
これなら、靴下クンカクンカできそうだ
730名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 23:38:22 ID:ykohNjQl
かおりんかわいいよかおりん
731名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 00:43:10 ID:u/EMCKti
かおりんと言うと一気に可愛くなるな
しかし、タシーロというと一気に別物になるな・・・・・・

一見、スレてるっぽい外見だけど実は純情
更に処女とかなら、俺は死んだ
732名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 08:54:21 ID:o5Fo+Ah3
しかも感度よし、根っからマゾです
733名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 10:08:14 ID:rfMmglcI
死んだ
処女厨の俺だから無論処女がいいが
なぜか、かおりんは惚れた男に抱かれた事があっても許せる
なぜなんだぜ

ガンパレって公式に非処女とかっていたっけ?
確実にビッチ呼ばわりされてしまいそう・・・・・・
いじめられっこの萌りんは、肌の傷を見られたくなくてプールが嫌いって
公式だっけ?My脳内では、箒の柄で処女を奪われたり、そうでなかったり
734名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 10:21:06 ID:VCmPDjNQ
処女厨なら付き合った相手の処女も大事にしてやらないとなw

ゲームしか知らんが俺も田代は好きだな
新井木も3番目だからかなり上位
口煩く力を否定しながら力任せに気に入らない奴端から殴る壬生屋が苦手
735名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 12:04:33 ID:MNn+n54A
>733
原さんは非処女で通るだろ。
後、萌について転載
【石津-博物館(プラネタリウム)】
 萌は、暗い中で、不意に胸のボタンをはずすと、肩を見せた。
 何かをおしつけられて出来た、火傷の跡。
「…これでも…いい…。」
 萌は、こちらを見上げた。袖を握っている手が、小さく揺れている。
 うなずいてみせると、
 萌は、○○の肩に身を寄せて、目をつぶった。
 泣いていた。
736名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 13:22:36 ID:rfMmglcI
>>735
やっぱり公式だったのか
飽きるほどやったGPMだったけど見たことないセリフ多いな
やはり、マーチは良いな、キャラの個性が強くて

マーチのキャラは、男キャラと動物にいたるまで皆好きだ
だが、もしファンの人がいたら済まないが、どうにも自分的にダメなキャラが一人だけいる
ヨーコさんだけは、何かダメなんだ・・・・・・スマン
737名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 17:39:11 ID:Lvp7BPpE
原さんは善行戦記見る限り善行ちゃんとヤってる
738名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 18:05:28 ID:iY6flr2j
そしてそれまで言動に反して処女だった。

そう考えるのが俺のジャスティス!
739名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 21:29:20 ID:/ESuBnPj
処女ってのは不自然だからアレだけど、入り口は積極的で、終盤は攻められ倒し
って感じだと素敵やん。
740名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 23:01:47 ID:Zec6uMAs
田辺は眼鏡外して、髪型変えてくれたら可愛いんだけどな
741名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 03:35:37 ID:ccBVg5kP
>>734
壬生屋の良さが解らんとは、まだまだだな。以下転載

056【壬生屋-図書館】
壬生屋は早々と本を閉じて、組んだ手の上に顔を乗せたまま、ずっとこちらを見ている。
「…はい?」
壬生屋は、少しだけいたずらっぽく笑った。
「なにを、恥ずかしがっているんですか?うふふふ。」
なんだかずいぶん、幸せそうだ。


まぁ一番可愛いのは「ぎゅー、…なんて」なんですけどね
742名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 12:11:07 ID:zIdShr4t
壬生屋と加藤は尽くしてくれそう
他のキャラも尽くしてくれそうな娘いるけど尽くし上手っぽい
田辺は、可哀想だから見てられない

でも不器用な森さんと舞とかおりんはいいな

意志の弱そうな春香先生も良い、強引に迫ればHできそうで
743名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 13:27:22 ID:+TJ44tnV
かおりんかわいいって言ってる連中は絢爛舞踏祭やって爆死してくるといいよ
744名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 15:50:07 ID:obe9sj/f
善行の「今日はBコースでいきましょうか」のBコースってどんなんなのか、いまだに想像がつかない
おしえて素子おねえさん
745名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 20:29:14 ID:p8K9qHZd
最短距離を電撃的に突破するAコースに対して
火力の高い拠点を迂回して背後を突くBコースに決まってるだろJK
746名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 16:09:02 ID:Ktr46h47
>>745
>背後を突くBコース

つまりバックから激しく攻め(ry
747名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 13:35:15 ID:VLDrtP5L
>Aコース
アナルですね、わかります

基本的にドSな俺
狩谷→加藤とか佐藤→渡部とか、好意を寄せられてる相手を
縄で縛りあげて、れいぽうしたい
好きな相手だから、理不尽な要求にも耐えられるみたいな表情とか、もうね
命令プレイも大好物
748名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 09:12:48 ID:UuVKstfd
黒百華様が見たいなあ…保守
749黒百華の人:2008/08/19(火) 11:04:59 ID:DQFwNBJ/
あ……すいません、現在緑の章二週目w
ゲームばっかしてる場合じゃないな……
750名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 13:33:33 ID:CMt2L9Qz
なに、ゲームを十分堪能してからでいいさ
楽しそうで何よりだ。さていつまでもつかな…www
751名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 19:47:11 ID:VicyH2hQ
気長にお待ちしておりますよ
752名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 09:22:38 ID:UV2WMy7G
黒百華ってあれで完かと思ってたので嬉しい誤算だ
続きが読めるのであれば投下はいつまでも待てる

ハァ・・・
みんなガンオケダメだダメだって言うから、ずっとやらないでいたけど
すっかりハマッてしまった・・・・・・
乃恵留、思っていたより胸大きくて・・・性欲を持て余す・・・・・・
753名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 13:28:13 ID:MA8Ub7AT
まあ、飽きるってのはあるけどね
Sランクとかもうね、技術より根気のレベルですごい
なるべく同じプレイしないようにして、別のゲームも絡ませつつやれば、それなりにやる気を保てるけど
うん、3週目からはきつくなるな
754名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 22:13:55 ID:f2qstkWm
式神でも読みたいがプレイ人口が少なさそうだな。
ちなみに自分は書いてみたが難しくて無理だった。
755名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 22:24:48 ID:77qpDHgc
漫画あるから書けない事は無いが、
ぶっちゃけ壬生瀬戸と似たような感じになりそうなので・・・。
756名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 22:25:25 ID:77qpDHgc
って、光太郎と小夜以外で書けばいいのか。
まあ、デンパが来ないと無理だけど。
757名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 00:13:52 ID:YY2Rz4we
じゃあ月子と小夜の百合で
758名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 20:36:08 ID:EQQj6rhl
むしろ、闇小夜で。
759名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 21:00:00 ID:JtUhZqVe
ふみこに優しく筆下ろしされたい
760名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 20:15:38 ID:nsgPIWEx
工藤「身体はフタナリ!心は漢!名看護兵百華!」
761名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 21:54:46 ID:VIwIw0Q+
ロジャーとニーギ

…は需要なさそうだなぁ
762奈々氏:2008/08/29(金) 21:44:59 ID:WHVh6SOw
> ロジャーとニーギ

 光太郎の同一存在と、ロジャーの同一存在(アプロー)が新婚の世界があるぐらいだから、どこかではあるかも。
763名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 02:04:17 ID:UBwAIXYm
ロジャーって世界移動存在だから同一存在はいないんじゃないのか。

アララたんマダー?
764名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 20:59:41 ID:Nk2vbIeh
今、角煮にスレ無いよね
エロいアルファ関連画像ってみんな何枚くらい所持してる?
765名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 10:20:52 ID:C0vc12zK
超既出重複しまくりで100枚程度
どう考えても、スレ立てても即ゴッドスピード

白の吉田で帽子脱がせてみたが、男嫌いの理由が
どうでもいい理由なのに失望した
性的虐待を受けてたら嫌だなとか思いながらプレイしてたが
安心した反面、理由のどうでもよさに脱力・・・・・・
766名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 10:11:39 ID:FE7GU0s1
ほっしゅ
767名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 08:35:16 ID:g1cSGzop
ほしゅ
768名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 11:36:20 ID:IR5BPybD
ほし
769名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 10:37:28 ID:3XXgPzAU
ho
770名無しさん@ピンキー
silyu