デビルメイクライでエロパロ・Mission2

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1 ◆99oq9mk4/k
圧縮により前スレがdat落ちしたので新しくスレを立ててみました
引き続きトリッシュ、ルシア、レディ、ネヴァン等 ハァハァしましょう
・801は801板で
・女性化の類も禁止
・荒らし、煽りはスルーで
・基本的にsage方針

●過去スレ
デビルメイクライでエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111543534/(dat落ち)

●関連スレ
デビルメイクライ(半角二次元板)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1133101124/
デビルメイクライで801・Mission7 (801板)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1164252694/

●作品まとめサイト
http://green.ribbon.to/~dmc/
2名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 01:26:39 ID:Iiew9bSu
すみませんdatの部分までリンクされてしまいました
では即死回避カキコ
3名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 01:29:00 ID:AssmWTxE
1乙保守
4名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 14:18:40 ID:Ot6bTGA0
1乙保守アゲ
5名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 17:50:12 ID:AssmWTxE
前スレダンテ×レディの続き期待age
6名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 21:07:25 ID:dd+qbZc9
乙!落ちててびびった
7名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 21:37:56 ID:fYc8iLVG
なんにもしらないルシアがずこばこもの
8名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 22:46:41 ID:SJY7beXj
1乙保守
9名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 01:27:50 ID:SWIzrdg9
>>1
乙乙乙tylish!
即死回避ホッシュ
処女レディたんハアハア…
10前スレ613:2007/01/05(金) 12:58:56 ID:OB2nAu0p
1乙!いやぁ助かりました!

…遅くてスマン。やっと続きが書けたので6スレ分投下するよ。
11ダンテ×レディ9@前613:2007/01/05(金) 13:05:00 ID:OB2nAu0p
レディの姿がドアの向こうへ消えた後、静かになった事務所にシャワーの水音が響き渡る。
ダンテはただ一人、ソファーに座って彼女がバスルームから出て来るのを待った。背もたれの上に腕を乗せ、だらりと楽な姿勢で。
こういう状況で待っている時は、とても長く感じ何をやっても落ち着かないもの。情けなさが込み上げてくる。
あまりにも退屈なために、考えなくてもいい事を色々と耽ってしまう。
彼もそうだ。今日の事を思い返していると、あの手に負えないほど強情な彼女を口説けた事がどうも信じられない。やはりこれは夢じゃないかと。
でもまだ確かに残っている、レディの温もり、柔らかな唇の感触…
 「今ここで目が覚めると、酒場で酔い潰れた俺がいるってオチ…だったりしてな」
そう呟いた同時にシャワーの水音が止まった。しばらくしてドアが開く音を聞いたダンテは、さっきまでくだらない事を考え込んでいた自分がどうしようもなくて笑った。
 「…ダンテ、こっち見ないで」
 「はぁ?」
ワケが分からない…。ダンテはレディの声がする方へ目を向けると、ドアの前でバスタオル一枚胸元にまとった彼女がいた。その大胆な姿にダンテは思わず口笛を吹いた。
乾き切っていない黒髪、シャワーの熱で火照った身体、そして胸から太股まで身体の曲線をバスタオル越しに描かき出すスタイル…
とても悪魔狩りという荒々しい仕事をしているとは思えない。レディは充分魅力的な女性だ。
しかし彼女はそれに気付いていないのか、自信なく胸を覆い隠すように両腕を前に組み、羞恥心でその場から動けずにいる。
 「お前にしては大胆過ぎじゃねぇか?」
 「仕方ないじゃない、他に羽織る物ないんだから…って見ないでって言ってるでしょ!」
 「普通、見るなと言われちゃ益々見たくなるってもんだ。それに、もう俺に隠すことはないだろ?今のお前、想像以上に綺麗だぜ」
 「……バカッ!」
火照った顔を一段と赤くして、レディは彼に怒鳴りつけた。
 (褒めたつもりがバカってオイ…嘘じゃないのにな…)
そうぼやきながらソファーから立ち上がる。彼は乙女の恥じらいっていうものをイマイチ理解できていない。
ソファーに座ろうと歩き出す彼女。前屈みになりながらそそくさと歩くその姿は初々しく、普段ゴツゴツしたミサイルランチャーを背負い胸を張って歩く姿を見てきている彼には、その違いに微笑ましく思えた。
彼の前を通り過ぎる、その後に残るボディシャンプーの香り…いつも使っているのと同じとは思えないほど甘く香る。
それに釣られてか、ダンテはふいに手を彼女の方へ伸ばす。が、レディはペシッと彼の手を払い除けた。
 「あなたも浴びて来るのよ」
叩かれた痛みを払うように…痛くは無いが…手のひらを振るダンテ。やっぱあのまま続けば良かったかと一度思ったが、ここも一つ彼女の言うとおりにすることにした。
 「分かったよレディ。まったく…注文の多いお嬢ちゃんだぜ」
 「あなたの口数の多さには負けるわ」と、不敵な笑みをして言い返すレディ。
 「――ホントお嬢ちゃんには敵わねぇな」
ダンテも笑みを浮かべドアの方へ歩き出す。その途中で何かを思い、軽はずみにそれを言い出した。
 「ま、そう勿体ぶるのも無理もねぇか。なんせ初めてだしな」
その言葉にカチンときたレディは、近くに落ちてた空瓶を拾い上げ、彼に目掛けて投げ飛ばした。
瞬時に気付いたダンテは、飛んできた空瓶をヒョイっと避けた。
 「おおっと!…な、何か悪いこと言ったか俺!?」
 「そんなこと声に出さないでくれる!?」
そんなに恥ずかしい事なのか?と思いつつも「ああ、悪ぃ」と笑顔で謝るダンテ。
ドアを開けこの部屋から出る前に振り向いて、ソファーに座ろうとする彼女に口角を上げて言った。
 「しかし何だ、お前のその照れた顔もなかなかカワイイぜ?」
 「バカッ!!」
又もや飛んできた空瓶は、慌てて閉めたドアに当たった。
12ダンテ×レディ10@前613:2007/01/05(金) 13:06:48 ID:OB2nAu0p
ふう、とレディは崩れる様にソファーに座り込む。一人になって気が楽になったが、まだその顔から明るさが見えてこない。
 「どうでもいい事まで憶えていないでよ…」と、頭を抱えて父の言葉を思い出しそして父を恨んだ。
 (あいつ、少し前までべそかいてたくせに――分かり易くていいけど)
彼の心の中に自分自身が存在していたことをはにかんでしまうくらい嬉しく思ってはいるが、それと同時に生まれた悩みがあった。
彼女はバスタオルの結び目をほどき、チラリとその中を見る――そこには体中無数の傷跡が…
腕や脚などの衣類では隠せない部分にも傷跡はあるが、それよりも醜く酷い傷跡が胴体にいくつか残っていた。
 「こんな体、彼に見せられないよね……やっぱ」
ハハハと乾いた声で笑った後、再び頭を抱えた。

 「ほら、お望み通り浴びてきたぜ」
数分後、ダンテの声にハッと気付くレディ。傷跡の悩み隠すように「あ、そう」と冷たくあしらう。
だがかたくなに身体を覆い隠す両腕の意味は隠し切れない。それに見兼ねたダンテは彼女に言った。
 「嫌なら止めても構わねぇが…」
 「そ、そんなことな…!!」
ここで初めて今の彼の姿を見た彼女は、すぐに彼から視線を逸らした。逞しい体つきにタオルを腰に巻いただけの姿をしていたからだ。
 「なんて格好をしているのよ!!」
 「そりゃ見ての通りさ。ちゃんと前だって隠してる…おかしいか?」と、彼女の問いに淡々と答えた。
 「おかしいも何も、もっとマシな格好で出て来れないワケ!?」
 「…お互い様だろ?」フッと笑い、レディを優しく見つめてそう言った。
自分も似た様な格好をしている…何をしているのだろうと、彼女は三度頭を抱えた。

いつまでもガチガチに身構えているレディに、ダンテは詰まらなさそうにそっぽを向いてその場から離れた。俯いている彼女はそれに気付いていない。
突然部屋の明かりが消えた。彼女は驚いて辺りを見回す。
 「窓の外を見てみな。星空が綺麗だぜ」
星空?と窓の外を見る彼女。夜空には満遍なく広がる幾万の星が、夜の闇を張り裂くように瞬いていた。
 「本当…綺麗ね」
その美しさに歓喜の声を上げるレディの横に座り、ダンテも一緒に星空を眺めた。
 「こんな街にも綺麗なものがあったのね。今まで見向きもしなかったから知らなかった、薄汚れた所はやはり汚れていると…」
そして彼女はフフッと静かに笑って、ぽつりとこう言った。
 「――まるであなたね」
 「?」
不思議に思い彼女の方を向くと、ダンテは思わず息をのんだ。
星空と負けないくらいに瞳を輝かせて笑うレディの横顔。その微笑みはどこか大人びて見える。
 (こんなに良い表情もするんだな…)
と、彼は感心して星空よりも彼女の微笑みにしばらく見蕩れた。
だけど気に入らないことが一つ、これは自分に微笑み掛けているんじゃない。
ダンテはレディの背後に腕を通して肩を掴み、二人の距離を壊すように抱き寄せて彼女の顔を自分に向けさせた。
一瞬驚きの表情をしたがまた優しく微笑み、彼女はそのまま彼の胸に蹲るようにしてその身を預けた。
 「…そういえば、私からの返事まだだったね」
 「返事?」
 「あなたの事をどう思っているのか…あなたは打ち明かしたのに私は黙っておくなんてズルイでしょ?」
そう言った後、息を一つ吐いて気持ちを落ち着かせた。
13ダンテ×レディ11@前613:2007/01/05(金) 13:08:02 ID:OB2nAu0p
 「あの事件が済んでから私、あなたが悪魔だからって心底嫌ってはいないわ」
突然の思いがけない言葉に驚いたダンテは「ホントか?」と確かめるように問うと、レディは黙ってうなずいて話を続ける。
 「ずっと逃げていたのよ、昔の自分を大切に思い過ぎた為に。あなたといると何かが変わってゆく自分が怖くて、悪魔を理由にあなたを責めて気持ちを紛らしていた。こういう感情に臆病だったばかりに…酷いね」
思い詰めていた気持ちを言葉にして、絶え間なく話し続ける。
 「この街から出ようと決めたのもそう、また一人になっても平気だって、昔の自分に戻ろうとしていた。先走る不安とあやふやな気持ちを隠しながら。その訳を考えることもなく」
一度瞳を閉じてまた一息吐く。素直な気持ちを懸命に伝えようとしているのが分かる。
だからダンテは黙って彼女の話を聞いていた。胸の中にある黒髪を梳かすように撫でながら。
 「だけど今あなたと向き合ったことで、その訳も私の本当の気持ちもハッキリしたわ。私も――あなたの傍にいたい」
照れを隠すようにレディは更に蹲った。望んでいた言葉が聞けてダンテは満足気に微笑む。
 「気付いたの、いつしかあなたをダンテとして見ている自分に。悪魔じゃなく、スパーダの息子としてじゃなく。ただあなたを信じたいと願う自分に」
 「…今までずっとあなたを傷付けてきたのに、こんなこと気が良すぎると思う。でも私、”昔”より”これから”を大切にすると決めたの…だから――」
彼女は身を起こし不安な表情で彼を見つめた。
 「信じていてもいい?」
 「勿論だ」
ダンテも彼女を見つめて微笑みながら頷いた。それを見たレディは嬉しくて微笑み返す。
曇ることを知らない真っ直ぐな青い瞳、神秘的に煌くオッドアイ、それぞれの魅力に惹かれ合うように顔を近づいて、やがてその瞳を閉じ二人は口づけ交わしてゆく。

ダンテは彼女の口の中へ舌を差し入れると、レディがそれを舌で迎え捕りぎこちなく絡める。
余程キスの経験がないことがバレて悔しかったのだろう。今度は積極的に彼の舌を責め立てていく。
彼女のキスの呑み込みの早さに彼は少し驚いたが、このまま彼女の舌の動きに合わせて絡め捕り、感触を味わった。
キスを止めて離れようとしているレディ。やられたままじゃ何か癪だからと、彼は離れてゆく彼女の舌を強く吸い上げて放した。
どう?と言いたげにレディは上目使いでダンテを見ている。彼は褒めるようにチュッと額に頬にキスを落としてゆく。
黒髪を撫でていた手は彼女の耳を触り、そして首筋へと下に這わしていき細い肩を掴む。
もう片方の手で彼女の頬を可愛がるように何度か撫で、下へ降ろして胸元にあるバスタオルの結び目を摘んだ。
それに気付き慌ててその手を取ったレディだったが、しばらく考えた後その手を放し、目を瞑って顔を逸らした。
遠慮なくダンテは結び目をほどく。バスタオルがはらりと落ち、彼女の身体に冷たい空気が包み込む…彼にすべてをさらけ出してしまい、レディは羞恥心でその身を硬直させた。
透き通るほどの白い肌、ふくよかな胸、細く括れた腰…とても魅力的だ。しかし――
全身にダンテの熱い視線を感じてはいるが、時が止まったようにまったく動かないでいる。レディは嫌な予感がして恐る恐る訊いてみた。
 「――どうしたの?」
 「あ、いや……傷だらけなんだな」
その言葉に衝撃を受けたレディは目を真ん丸く見開いたが、あまりにも予想通りの展開にハハハと肩を震わせながら笑ってしまった。
 「やっぱりコレじゃ駄目よね。ごめん、こんな身体で…」
居たたまれなくなって急いで逃げるように、バスタオルを手に持って立ち上がろうとした。
だがダンテはそれを止めた。肩を掴んでいる手に力を入れ、再び彼女をソファーに座らせる。
 「せっかちなお嬢ちゃんだな、俺一言も駄目だって言ってないぜ?」
 「で、でも…」
まだここから去ろうとしている彼女を、また肩を掴む手に力を入れて抱き寄せた。
こんな自分に会わせる顔がないと彼女はダンテから顔を逸らす。
 「俺がお前に惚れたの姿かたちだけだと思っているのか?」
 「え、あ…」
彼が耳元で甘く囁かれてレディの胸の奥が熱く震え、心も身体もすべて彼に包まれていく感覚がした。
 「そう言うことだ」
レディは赤く染めた顔を彼に向けると、ダンテはニッと優しく笑ってそう言い喉元に口付けた。
続けて胸元に何度もキスを落としてゆく――彼女の傷を癒すかのように…
14ダンテ×レディ12@前613:2007/01/05(金) 13:10:07 ID:OB2nAu0p
人間は悪魔の前では脆くて弱い存在だ。絶対に刃向かうことはできない。
レディは人間しかも女性というハンデで悪魔と同等に戦えるようになったのは、相当血も滲む努力を重ね幾つもの困難を乗り越えて来たからだろう。
全身にある傷跡を見れば分かる、強くなるために払ってきた厳酷な代償を…
肩にある真新しい傷跡をダンテは知っている。仕事を共同でこなしていたある時に怪我を負ってしまったものだ。
その時、身を案ずる彼の前でうわ言のように言った彼女の言葉を鮮明に覚えている。
 「悪魔の存在を消すまで…倒れる訳にはいかない…犠牲になった人達の苦痛と比べたら…こんな傷…」
彼に言ったのか彼女自身に言ったのか分からない。言えるのはどんなに自分が生命の危機に瀕しても、人並み外れた精神力『鋼の精神』で今まで乗り越えて来たことだ。
 (絶対に諦めないってヤツか…)
ダンテはその挫けない心になぜか惹かれるものがあった。
限界を知らない悪魔には理解できない人間だけにある精神力だからか、悪魔の力を求める人間と同じくその精神力を求めているのか、理由は分からない。
もしかとするとダンテの父スパーダも、人間が持つ精神力の強さを知り惹かれていったのかもしれない。だから尊いものを守るために反逆者になり人間界を救った…これは仮説に過ぎないないが。

 「そんなに傷跡が珍しいの?」
不思議そうな顔をして言ったレディの声にダンテは気付いた。少しの間無意識に彼女の肩の傷跡を手で撫でていたらしい。
彼女の問いにしばらく考えたが答えが見つからない。女が持つ過去の傷すべてを呑み込んであげる包容力、男の性がそうさせるのか。
 「さぁ…分からねぇ。なぜかこうしたくなる」
ダンテは肩の傷跡を舌でなぞるように舐めた。
 「……っ…!」
レディはくすぐったさにその身を震わせた。
 「お前の言うとおり珍しいのかもな。俺のはすぐに消えちまうし」
 「――あなたも傷跡があるわ」
どこに?と彼女の目と合わす彼。彼女は黙って白い手を差し延べ、彼の厚い胸板にそっと置く。
それは何でもないことだったが、なぜかその彼女の仕草に彼はゾクッと身震いがした。
 「ここに…ずっと消えないからあなたは悪魔を狩り続けている…そうでしょ?」
ひょっとして彼女は自分より自分を理解しているんじゃないか。レディの神秘的な眼差しを見つめながらダンテは思った。
兄と別れた時、頬を伝う涙の訳を教えてくれた。そして今、自分にも挫けない心があることを気付かせてくれた。
母を死なせてしまった自分の無力さに苛まれ、追い討ちのように襲いかかる絶望感――それでも彼は乗り越えて来た。力、精神、共に強くなった自分がここにいる。
”人間は絶対に諦めない”――改めて確信した。自分は人間であることを。
レディの手を取り、感謝するように手の甲に口付けた。しかし照れなのかその喜びを彼女に伝えようとはしなかった。
 「理由なんて考えたことねぇな。それに俺はお前が言うほどヤワじゃない」
と、口角を上げて笑って見せた彼だったが、「どうだか」と責める目で彼女に見つめられる。
 「…ああ、すまねぇ。また中断したな」
そう言って仕切り直したダンテは、彼女の胸元へ顔を近づけていった。

鎖骨に口付けをし、そのまま柔らかな乳房へと唇を這わしてゆく。先端を捕らえた後軽く音を立てて吸い、一度顔を上げた。
身体中傷だらけだが乳房に目立つ傷跡は一つもない。心臓という急所があるため必然的に胸を守っていたと言えば合点がつく。おかげで形の良い乳房をしている。
ダンテは両手を背後から乳房の下に移し、乳房を手のひらで包み下から上に持ち上げて優しく揉み始めた。
すると彼女はピクッと肩を震わせ、少し身体を反らせた。
レディの乳房は小ぶりだが、男性の手より大きめで弾力を感じ取るには充分な大きさだった。彼は手のひらをいっぱいに使い、乳房の柔らかい感触を味わう。
 「…ん……あっ…」
はじめ身体を触られてもこそばゆいだけだったが、彼に胸を揉まれている内にそれが心地好いものと変わり、彼女は吐息まじりに小さく声を漏らしてゆく。
15ダンテ×レディ13@前613:2007/01/05(金) 13:11:44 ID:OB2nAu0p
手のひらの中で彼女の乳首が次第に硬くなる感触が伝わり、ダンテはふと彼女の表情を窺う。
いつも見慣れている自分の胸が、男性のゴツイ手により揉みしだかれて形が変わる様子を見ていられなく、少し脅えた顔をして目のやり場に困っていた。
 「怖いなら目を瞑っときな」
彼女の耳元で囁く。余程不安だったらしくレディは素直に目を瞑り顔を逸らした。
彼の視線は乳房に戻る。手のひらの中から乳首を出して上に向かせ、色の薄い乳輪を口で含み、小さく尖った乳首を舌で弾いた。
 「っ…ああっ!」
乳首から痺れるような快感が全身に伝わり、彼女は熱い吐息を漏らせ身体を大きくよじらせた。
構わず舌での愛撫で刺激を与え続けるダンテ。もう片方で乳首を指先で摘み弄られている快感と共に。
 「…ふっ……はぁ…ん…」
甘美な刺激を与えるたびにレディの身体は大げさなほど震わせる。彼はその反応が面白くてしばらく楽しむ。
彼女の息は段々と荒くなってゆくが、声は無理に押し殺しているように聞こえた。
先程淫らな声を大きく上げたのが恥ずかしかったのだろう、もう言わないと口から零れてくる声を出さないよう堪えていた。
 「――感じやすいんだな」
 「ち、違うわよ!これは…んっああぁっ!!」
言い返しにダンテの方を見て声を上げたレディだったが、彼に乳首を強く吸い上げられ先よりも大きく淫らな声を上げてしまった。
してやられたと彼女は閉じた口を震わす。しかしそれでも言い返すのを止め、腕で耳まで赤く染まった顔を隠した。
 「ハハ、とても良い声してるぜレディ。恥ずかしがることねぇよ」
励ましなのか誘いなのか、ニヤニヤ笑うダンテの顔をチラッと見て、彼女は大きく首を横に振った。
それじゃ言わせるまでと、官能の疼きに硬くなった両方の乳首を親指と人差し指で摘み、捻るように弄ぶ。刺激に耐え切れなくて白い喉をさらす首筋も尖らせた舌で愛撫した。
 「んん…っはぁ……あっ…ん…」
自分は感じやすいとは思っていない。今こんなに身体が敏感に反応する理由を彼女は気付いていた。
想いを寄せている人に抱かれ愛される喜び、すべて曝け出し触られる恥じらい。対照的な感情が高鳴らせる激しい鼓動。
 (あなただからよ…ダンテ)
深く潤んだ彼女の瞳は、じっと彼を見つめた。
16ダンテ×レディ14@前613:2007/01/05(金) 13:15:30 ID:OB2nAu0p
ダンテの片手は乳房から離れてゆき、括れた腰のラインを指先でなぞり下腹を摩る。
まだ手の動きは止まらず下へ伸ばして行き、指先が恥丘の茂みに触れた。
上気づいていたレディだったがハッと意識が戻り、少し開いていた脚を堅く閉じた。
何が起きたのか分からず、彼の動きが一瞬止まった。
 「……ダメか?」
 「ごめん…どうしても怖いの」目を合わさず俯く彼女。
彼は溜め息を吐き、彼女の閉じた脚を摩った。また傷跡を無意識になぞっているのを見てレディは思いつく。
 「そこに傷跡なんてないから」
 「ああ、そうか…そうだったな」
ダンテも何かを思いつき、レディを抱きかかえて持ち上げ、ドアの方へ歩き出した。
 「な、何!?どこへ行くのよ!?」
突然お姫様ダッコをされて、どぎまぎしているレディの問いに彼は答えた。
 「寝室。ここは観客が多くいる」
悪魔の剥製のことを言っているのだろうか?愛し合うには不似合いなこの部屋から出て行きたいだけで、”観客”はシャレで言ったのかもしれない。
もし生きているとしたら…と考えた途端、彼女は「あんな所で…」と呟き照れを隠すよう俯いた。
…だけかと思いきや、腕を振り上げダンテの頭を思いっきり叩いてきた。
 「イテテッ!…俺もさっき気付いたばっかなんだ、ホントだって!」

二人は寝室に着いた。当然レディはここに来たことはない。
寝室の中は綺麗に片付けていた、というより彼は大抵ソファーの上で寝ているわけで、あまり使われない只の無機質な部屋となっていた。
 「ムードも何もねぇ部屋だが、事務所よりかマシだろ?」
 「いいから早く降ろしてよ」
ダンテは窓から差し込む月の光を頼りに室内を歩き、レディをベットの上に優しく降ろした。
そして寝そべる彼女を腕で跨ぎ、幻想的な月の光に照らされた彼女の身体へキスを落としていった。
一度身を起こした彼はおもむろに彼女の脚へ手を伸ばした。太股に触れた途端レディは前と同じピタッと脚を閉めた。
彼はまた溜め息を吐き、困った顔をして頭を掻いた――がそれは芝居だった。彼女の両脚を持ち、いとも簡単に開かせた。
 「ちょっ、ちょっと止めて!!怖いって言ってるでしょ!?」
慌てふためいて彼女は大事な部分を両手で隠した。閉じさせないように彼は両脚の間に割り込む。
 「ああ、分かってる。傷跡もないんだろ…だからさ」
レディの両手を取り上げて彼女の下腹に乗せ、それを左手で押さえ付けた後、ダンテは不敵な笑みを浮かべて言った。
 「――今から傷を付けるぜ、レディ」
17前スレ613:2007/01/05(金) 13:16:51 ID:OB2nAu0p
はい、ここまで。
多分次回がラストになると思う、もうちと付き合いくださいませ。

てか…


スレじゃねえええぇぇぇ!!レスだああぁぁぁーーっ!!!こええぇぇえぇっ!!!!
18名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 13:23:34 ID:b+DBleO+
>>17
正月だしモチツケw前スレで通じるし
保守がてら来てみたけど、ありがとう面白かったよ
続きも楽しみにしてる
ダンテ×レディ萌え。レディ好きには溜まらんねこのスレ
19名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 00:46:17 ID:ytfEsPaq
おお、早速職人さんが
恥じらうレディカワユス
文才の無い俺に出来ることは613たんが書き終わるまで
このスレを保守することくらいだ
だから続きを頑張れ保守
20名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 17:34:56 ID:oqtev/g0
>>1 乙!!!!

>>17 楽しみにしてる。レディ大好きハァハァ



正月らしく大浴場トリッシュ&ルシアたん書いたが、需要あるか…
21名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 17:43:07 ID:ytfEsPaq
スレが落ちたら何も書けないぞ書いてしまえ
てかレディは男にリードされての処女喪失の方が好きだが
トリルシは百合の方が好きな俺
しかもトリ攻で
22名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:38:31 ID:oqtev/g0
>>21 そうか、トリ攻だし、書いちゃうか


「ジャパンの風呂は特殊なのよ、きっとルシアも驚くわ」
そう言いながらトリッシュは微笑んだ。
隣で歩くルシアは背筋をしゃんと伸ばして礼儀正しく答える。
「そうなんですか、私は初めてなので…
 色々と教えていただくと思います。よろしくおねがいします。」
「そんなにかしこまらなくっていいのに」
とトリッシュは笑うが、ルシアは年下ですから、と譲ろうとしない。
「そう、ね…色々と教えてあげるわ。安心しなさい」

その後、トリッシュはまるで子供に教えるように、先に体を洗うのよ、とか
あの大きいのはプールじゃないの、バスタブの大きいのよ、でも中で洗っちゃだめ、
もちろんこっちはプールサイドじゃなくて…ここで体を洗うのよ、
などと一つずつ丁寧にルシアに教えてやった。
その度にルシアは驚きと感嘆の念でいっぱい、
その様子を見てトリッシュは、本当に箱入り娘のお嬢ちゃんね、と愛らしさに笑みをうかべていた。
とりあえず適当に教えたところで、それで、とトリッシュは気になっていたことを聞く。
「それで…どうしてタオルなんかで体を包んでるの?」
「どうしてって…その、恥ずかしいので…」
「女同士じゃない!」
そう叫ぶトリッシュは、見事な裸体を隠そうともしないどころか、思いっきり出している。出しまくっている。
よくそんなに出せるもんだ、と思うと共に、視界に入れないようにはしているが、
その大きな胸が気になって仕方がない。
「でも…私は恥ずかしいので…」
とどんどん語尾が小さくなっていくルシアを、トリッシュはつまらなそうに見ている。
と思うと、ルシアのタオルを突然引っ張りはじめた。
それには流石のルシアも必死でタオルを押さえて抵抗する。
「何するんですか!やめてください!」
「女しかいなんだから、もっとばーん!って見せときゃいいのよ!
 それを女々しく…タオルなんかでコソコソ隠して…」
文句を言いながらも、興味を失ったらしい。
トリッシュは何事もなかったように風呂場へと入っていった。
ルシアも、女々しくって…女なんだし…と釈然としないながらもその後を急いでついていく。
23名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:39:36 ID:oqtev/g0
「この平ぺったいバケツで顔を洗ったり体を流したりするのよ」
センメンキって言うの、そう言いながら体にお湯をかけるトリッシュの滑らかな体のラインに、
ルシアはついつい見とれてしまう。
そんな自分に気がついて、慌てて自分も背に湯をかける。
「ちょっと、そんなにバシャっとするんじゃないの!優雅にそっとよ!」
隣のトリッシュがこちらを向いて言ってきたが、張りのある胸のほうについ目が言ってしまう。
「ジャパンのワビ・サビってものを理解しないと」
とよく分からないことをトリッシュは言いながら体を洗い始めた。
胸が気になっているなんて悟られたら…と思って、焦って顔をそらす。
視界に入れないように気をつけるほど、気になって仕方がない。
自分はあんなに大きくもないし…あんなに白くきれいでもないし…
そんな嫌な考えが頭をよぎって仕方がない。
早く風呂をあがってしまおうと、ルシアは急いで体を洗った。
髪を洗い流して、上でまとめているとトリッシュがこちらをむいて、
早いわね、と声をかけてくるが恥ずかしい。
ルシアはできるだけ顔を向けないようにしながら
「先に…あっちに入ってますから…」
そう言って湯船に向かった。
もちろんタオルで隠すのは忘れない。

「ユブネ、っていうの。ユにフネってカンジでは書くのよ」
湯船につかって、ようやくリラックスし始めたあたりのルシアに声がかけられる。
振り返ってみると、ちょうど湯船に入ろうとするトリッシュの胸が視界に入った。
慌てて視線を元に戻す。
「そう言われてみるとユのフネって感じよねぇ。」
そんなことをのほほんと、非常にリラックスした格好でトリッシュは言う。
ルシアはそんな発言など聞いておらず、胸が気になって気になって仕方がない。
気づかれないようにと思いながら、つい、それでもちらちらと見てしまう。

視線に気づいたトリッシュは、悪戯を思いついた子供のような顔だ。
赤い唇をにやりとゆがめ、ずいと顔を近づける。
「コレが…気になるんでしょう?」
豊かな胸を両側から寄せあげて見せ付ける。
白く滑らかな胸は、今にも両手から零れ落ちそうだ。
「さっきから見ていたじゃない」
くすくすと笑われて、ただただ驚いていたルシアも恥ずかしさから元々褐色の顔を赤く染める。
「気づいてないとでも思ったの?」
24:2007/01/06(土) 18:44:16 ID:oqtev/g0
トリッシュは楽しくてたまらないといった表情だ。
ルシアはというと、どうしたらいいのか分からず目が泳いでいる。
「ねぇ、触ってもいいのよ」
そう言うとトリッシュは、素早く胸を寄せあげていた両手でルシアの手を引き寄せ、
しっかりと自分の乳に押し当てた。
先ほどまで目をそらせていたルシアも、突然のことにトリッシュの顔を見つめる。
あまりの驚きに声も出ないようだ。
「ほら、ちゃんと触ってごらんなさい」
先ほどよりももっと素早く、ルシアのタオルを押さえているもう片方の手も引き寄せた。
とたんにタオルが落ち、ルシアの胸が露になる。
「タオルが…っ!」
ルシアは暴れるものの、バイクも持ち上げるような怪力の前にはどうしようもない。
「あら、女同士なんだから別にいいじゃない」
「わ…私は嫌です!」
じたばたとしながら、それでもできる限り腕をよせて胸を隠そうとしている。
そんなルシアを見て、ますますトリッシュは悪戯心がくすぐられる。

「別に減るものじゃないでしょう?」
そう言うと握っている両手を片手で持ち替え、無理やり胸を隠せないように持ち上げる。
「やめてください!!」
トリッシュの品定めするような視線に耐えられず、体を捩って抵抗するが無駄である。
「そこそこおっきいじゃない。気にするほどでもないわよ」
そう言うとトリッシュは遠慮もなしにルシアの胸を触り始めた。


1.トリッシュの手により処女喪失(まんまやんけ)
2.ここはなんとかして逃げる
3.ダンテと3P
4.むしろレディと3P
5.その他
25名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 23:09:27 ID:RCSwSGcL
4!4!!4!!!
三つ巴!
26名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 23:42:06 ID:oqtev/g0
>>25
わかった。書き直して参る
ルシアたんが湯冷めorゆだってしまう悪寒
27名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 00:00:22 ID:ytfEsPaq
おっ、職人さん早速乙!
マティエと3Pとか浮かんできた俺は一体
28名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 15:25:44 ID:+YqIO3No
職人さん乙ー!
生真面目なルシアたんハァハァ
3も捨てがたいな

29名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 20:18:12 ID:g1kcE5T4
新スレ立ててくれたんですね!
>>1 乙です。
キレイどころが並んでて嬉しい。続きをwktkして待ってます。
30名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 20:40:49 ID:kpTy1J7T
スパーダとネヴァンの話ないかな。好きな男の息子見て
いろいろ想うことあるだろう。
31名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 20:47:56 ID:aV2OUmdv
ネヴァンがスパーダ好きって設定あったっけ?
いい男だったとは言ってたけど
32名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 21:00:07 ID:kpTy1J7T
あーたしかにそう言われればないかも。
いい男言ってたから片思いかと思ったよ。
で、人間なんか好きになるからこんなことになったのよ、私を選んでいれば…
みたいな妄想してました。
33名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 21:10:59 ID:aV2OUmdv
なるほど。でもその設定アリだと思うよ
てかyou、その妄想、文にしちゃいなよ
今までスパーダ関連一切出てきてないのが不思議なくらいだし
34名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 00:42:55 ID:O+AL4zZc
だってパパンの口調さえ分からない。
35名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 00:54:11 ID:MsQi84xE
パパーダは息子たちと違って、物言いが丁寧な気がする。
風貌もオールバックにモノクルかけていて瀟洒というか、貴族っぽい感じ。
36名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 16:24:29 ID:xrHNb3VF
パパーダは見た目はバージルに似てても、性格はダンテのお茶目な部分ももってそうだな
って、逆か…
37名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 19:01:02 ID:TdioGtbc
つか、バージルの冷たさとダンテのお茶目さを併せ持ってるのかも。
ネヴァン倒して、ネヴァン倒れるのを受け止めたから、
お、優しいとこあんなあ〜と思ったら腹をズドンだからなあ。
きっと優しいだけじゃ力を貸してくれなかったと思う。

だが俺が片想いネタを書くとどうしてもネヴァンが乙女化します。
誰か代わりに書いて。
38名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 18:57:59 ID:FXJBkH8I
俺のイメージとしては、スパーダは
アダムスファミリーのゴメズ親父。
39名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 00:02:14 ID:J7D9AhJZ
スパーダ話をしている所、いきなり変な話で申し訳無いんだけど
ダンテの事務所のトイレってあの店内から続いているところ(プライベートルーム?)にあると思う?
それとも一度外に出たところにあると思う?
「トイレなら裏」だと何となく外に出るイメージがあるんだけど。
3のコミックス見たところユニットバスでも無いみたいだし
40名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 12:45:21 ID:Uth18fOB
店内から続いてるとすれば裏じゃなくて奥って言うと思う。
つーことで一度外に出たところに一票。

ところで、スパーダ×ネヴァンに触発されて書いてみようと思うのだが、
親父反逆から魔界封印、エヴァと云々の時系列を誰か教えてくれ。
ゲームを友人に貸してしまってその辺超うろ覚え。
つーかスパーダって今生きてんの?行方不明?
41名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 00:14:48 ID:aqw02jE8
死んでる。
時系列は魔帝に反逆→魔界封印→でっかい塔を人間どもがおっ立てる→
塔封印→各地を放浪して魔物退治?→現代に至り人間のエヴァママに会う、かな?
双子出産、パパ死去、魔帝到来ママン死亡と。
42名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 01:09:05 ID:ncCRd1q5
死因がいまいちわからんね
43名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 01:32:10 ID:9B6ptc8R
死因も分からないけど
パパンが死んだ後、ママンが死んだって明確にされてる?
まあ魔帝にあっさりママンが殺されたんだからパパン既に死んでてもおかしくないか
44名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 09:18:51 ID:ncCRd1q5
ママンと双子人質に取られ…とか?
45名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 12:58:36 ID:InEeFm0S
魔界やご立派な塔の封印でお疲れかもしれないパパーダ寿命説を推しておく
46名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 13:13:53 ID:9B6ptc8R
>>45
何となくスパーダが「うっ!」とか心臓を押さえて床に倒れこむシーンを想像した
駆け寄るエヴァ、舞い散る書類…
これじゃ過労死だよorz

でも魔界から完全に切り離れた悪魔は
その代償に永遠であるはずの命に制限がついてしまうっつー残酷なシチュはいいかもね。
それでも2000年は生きたんだから人間にしてみりゃ長すぎるくらいだが
47名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 00:40:33 ID:1IF2PLCJ
>>46
書類てwリーマンか、パパはw
個人的には寿命説に同意だなー。
魔帝との死闘、天まで聳え立つ背徳の塔の封印、
世界中に散逸した悪魔を退け続けた伝説の魔剣士
スパーダの命は二千年の永きに渡る戦いの歩みの中で
既に擦り切れ果てていた。
魔族の性かそれとも剣士としての直感なのか、命のともし火が
あと僅かで吹き消えてしまうことを他人事のようにスパーダは認識していた。
死、もしくは消滅と言うべきか。
立ち塞がる敵を、または隠れ潜む魔を探り出し、滅ぼすことそれのみに
終始した年月だった。二千年余りの時を生き、
放浪の果てにあらゆる場所で、時代で、
歴史というタペストリーに真紅の縦糸となって
点々とその姿を残すスパーダの生涯を、
人ならば永遠とも呼ぶだろう。が、彼本人には何の感動も与えることは無かった。
ただ一人の人間の女に出会うまでは。

ママンと会う前に自分がそろそろ死ぬなコレってことを
自分で分かっちまってるってのも
結構残酷かと思って。
48名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 15:54:21 ID:kZ5L/xXc
>>45-46
その設定に激しく萌えた。
限りあるからこそ次代へと繋いでいく生命を愛おしんで
ママンと出会い、愛し合って双子誕生って……いいかも。
49名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 14:48:07 ID:1+0qjr15
巷ではベオウルフが雌という説まであるぞ。
裏切り者スパーダとか言ってるのは、

スパーダとベオウルフが付き合う

スパーダ、エヴァと会う

他に好きな女ができた、別れよう

この裏切り者ォォォォよくも私の体を弄んだわねッ!

2000年後息子が親父の尻拭い(しかも殺されるし力も奪われる)
50名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 18:36:52 ID:Ale1ejzn
流石にそんな昼ドラは勘弁
てか巷ってどこだよ
51名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 23:48:30 ID:Kx724+/m
恐ろしい昼ドラだな・・・
パパーダの一人称も分からんけど(多分私なんだろうけど)
ママンってどんな人だったんだろ。おしとやか系?
52名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 01:38:22 ID:rois0b9w
ママンはおっとりほのぼのだけど家族の中で一番芯の強い人
という勝手かつスタンダードな思い込み

ダンテよろしく剣と銃とを振り回す悪魔狩りママンをどこかで見たが
それもまた面白いと思った
53名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 01:47:25 ID:irSRF3h5
>ダンテよろしく剣と銃とを振り回す悪魔狩りママン
それだったら絶対悪魔に殺されて死なない気がするw

イメージ的に普段はとてもおとなしい人だけど
いざ悪魔が襲ってきたときは震えながらも
「私の坊や達は誰にも渡さないわ!」と両手広げて兄弟をかばいそうな感じ
兄弟には「二人とも母さんのことはいいから早く逃げなさい!」とか言いながら

書いてみて何かどっかでこういう話見たことあるなというデジャヴwww
ついでに全然エロくねえwww
54名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 02:09:20 ID:iBZ6uUKT
待て
悪魔共に…というシチュがあるじゃないか
55名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 19:07:45 ID:SZgLONav
「母さんのことはいいから早く逃げなさい!」
エヴァ、悪魔どもに捕まる

「ああぁっ!イイッ!…あぁっ…しゅ、主人のモノよりス…ッゴイわぁ!!…あはぁんっ…ああんっ!…も、もっとぉ〜っ!!」
随分ご無沙汰だったエヴァはムン様の上で乱れに乱れて、最後は白目剥いたアクメ顔のまま死亡――


なるほど、なんでコミックスのエヴァはすっぽんぽんだったのかやっと分かったよ。
で、ムン様が「エヴァという人間は、途轍もなく淫乱な女だったな」と勘違いをして完成したのが、
女の本能剥き出しの邪神エヴァたん人形だったってわけか!
56名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 00:19:33 ID:YnqPM9+Q
邪神とかいうなwモッコス想像するじゃねえかw
つか、漫画じゃママン素っ裸なの?俄然興味がわいてきた
57名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 18:20:11 ID:lLOLqfQ3
ていうか、あのママンはダンテの夢の中で出てきたよな?
とするとあれはただ、みなぎるマザコン魂でママンを裸にしたのかもしれん

ちなみに裸ママンは1巻に、制服レディたんは2巻に載ってるぜ、急ぎな。
58名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 20:51:22 ID:5PqKOLqG
そう言えばコミックスで、
ダンテが制服レディの写真を発見するシーンがあったような
3で会ったときやっぱ顔覚えてたのかな
あの漫画、中身は全く無かったけど制服レディは素晴らしかった
59名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 21:36:50 ID:n11193gs
ニーハイだったしな
レディ編の3巻がもう出ないであろうことが残念
60名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 20:29:42 ID:3A7uuMf0
いいからレディとネヴァンのレズSS書け
61名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 00:32:19 ID:Y60zFs/u
歌姫ネヴァンの声で催淫状態になったレディが女二人くんずほぐれつ
エロエロあはんとかそんなん?
62名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 00:45:32 ID:TR7I4hzs
ネヴァンの唾液とか絶対媚薬効果あるよな
63名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 21:45:18 ID:boWuv2tU
「バカにしないで!悪魔、しかも女とやるほど飢えてないわ!」
「ふふ…素直じゃない娘は嫌いじゃないわ」



(そんなっ…どうしちゃったの!?体が言うことを聞かな…っ)

素直になれない反発娘をねじ伏せる快感ってやつ
よくある手法です
64名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 23:48:32 ID:LBf6+k8d
そしてクリムゾンな展開へと・・・
65名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 12:42:29 ID:A+pu5pWF
>>63
会話だけだとてっきりトリッシュ×レディかと思った
悪魔ってチンコ生やすのも思いのままっぽそうだな
66名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 02:55:56 ID:GziJQHTz
ここであえて大人レディ×トリッシュを推してみる
67名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 18:37:03 ID:8QU4SeMC
あげ
68名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 12:42:33 ID:pvTkfwmx
>>17の続きを待ちながら保守
69名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 20:11:28 ID:J+bN4O9j
レディたんのために保守ついでにage
70名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 14:21:08 ID:ZXYDwQ0z
ホシュる
71名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 23:10:55 ID:pqjYrwPt
ホスage
72名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 21:29:51 ID:B0N9peH9
ボッシュ
73名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 00:27:26 ID:iz76tFHb
まとめサイトが見れないのは自分だけ?
と問いかけつつ保守
74名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 00:41:52 ID:tLJJ7cRR
普通に見られるが
75名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 01:21:01 ID:iz76tFHb
>74
他の人は普通に見られるのか…
スマソ、なぜか自分はForbiddenになるから…
76名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 20:37:15 ID:+87gZNcd
レディたんのガーターベルト萌えハアハア保守
77名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 19:19:58 ID:p343po5n
>>22の続きをこっそり待ちつつ保守
78名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 23:03:17 ID:o0O//s3m
>>22
先に身体洗うのって日本独特なのか?

このスレもアニメ放映が始まれば活気づくと信じて待つ俺がいる。
79前スレ613:2007/03/25(日) 04:40:25 ID:sR03XBkW
正直スマンカッタ
続きが書けなくなって放置してたら、もの凄い間を空けてしまった…


何とか書けたんで5レス分投下するよ。
80ダンテ×レディ15@前613:2007/03/25(日) 04:42:01 ID:sR03XBkW

 「な、何言って…っ!んんっ!!」
ダンテを止めるために起き上がろうとしたが、彼女の大事な部分にある割れ目に彼の指が優しく触れられ、レディはその身を強張らせた。
彼女の陰部はすでに愛液でしっとりと濡れていた。それは渇くことなく、ダンテの指が淫裂をなぞる度に膣口から愛液が溢れ出てくる。
 「んっ…はぁ…っや、やめてってば!…触れるところじゃっ…ないのに!」
 「そんなことねぇが…まぁ、気にすんな。お前を知り尽くせるなら、俺は何だってするぜ」
そう言うと彼はは淫核周辺のぷっくりと膨らんだ弾力ある淫肉を、指の腹で愛しむように撫で始めた。
陰部全体を触られている恥ずかしさと、そこから伝わってくる快感に、レディは耐え切れなく身体をくねらせ吐息まじりに喉を唸らせる。
このまますべてを彼に委ねてゆく…だがそんな自分を止めるように力の無い声でレディは言った。
 「――…放して」
弱々しい声を聞き取れたダンテは、それほど駄目なのかと肩の力を落とし、一度手の動きを止めた。
しかし――
 「…あなたには参るわ。もう拒んだりしないから、その手を放して」
その彼女の言葉は拒否ではなかった。思わず彼女の方を見上げたダンテに、レディは少し不機嫌な顔をしながら話を続けた。
 「言っておくけど、こんな事のせいで手首を痛めたくないだけよ。銃握れなくなったらどうしてくれるの?ほら、早く」
 「あ?ああ、こりゃ悪かったな」
彼女の両手首を押え付けている自分の手を見て、ダンテは慌ててその手を放してあげた。
自由に腕が動ける様になって、軽く手首を回して痛めてない事を確かめたレディは一つ溜め息を吐いた。
 「じゃ、いいんだな?分かっていると思うが、俺はここで止める気はまったくない。途中お前の気が変わっても知らねぇぜ」
しばらく黙り込んだレディだったが、返事を待つ彼から視線を逸らし静かに瞼を閉じてぽつりと言った。
 「好きにして…たけど、あまり見ないで…」
不器用なほど大胆な言葉…でもそれは彼の前では素直に気持ちを伝えられない彼女にとって精一杯の素直な言葉だった。
こんなにも強く自分を求めている彼に、彼女はより深く彼を愛しく想いはじめた。
彼の気持ちに応えてあげたい、ずっと彼を感じていたい…
 「…そう来なくっちゃな」
彼女が言ったとは思えない発言にダンテは口角を上げて笑い、閉じかけていた彼女の両脚を掴んでゆっくりと左右に開かせた。
 「ほ、本当に大丈夫なんでしょうね!?」
 「悪い様にはしねぇって、俺に任せな」
思ったより脚を大きく開かれて慌てる彼女を見つめて笑うダンテ。彼の言葉を素直に聞き入れて小さく頷くと、レディは顔を横に向き再び瞼を閉じた。
81ダンテ×レディ16@前613:2007/03/25(日) 04:43:27 ID:sR03XBkW
ダンテは彼女の陰部へ手を伸ばし、淫裂を弄りながら溢れ出ている愛液を指に絡ませる。
そして充分に濡らしたその指で膣口から淫核まで一気に撫で上げた。
 「ああぁっ…!」
今までの快感とは違う強く痺れた刺激が身体の中を突き抜け、レディは堪らなく白い背中をしなやかに反らし、鼻にかかった艶のある声をこぼした。
その反応に彼は官能的な興奮を覚え、淫裂を何度も擦り淫核への愛撫を続けた。
 「あっ……はぁ…んっ…ああっ」
陰部から波紋のように伝わる快感は、止めどなく身体中に刺激を与えて行く。その激しさに彼女はもう声を抑えることはできなかった。
彼にされるがままに、ベッドのシーツをギュッと掴み、身悶えながら喘いでいるレディ。
淫裂を弄る度に膣口から愛液が滴り落ちてシーツを濡らしてゆく――
彼女は心身とも感じている――そう感じ取ったダンテは喜びに満ちていた。
叶う筈がないと諦めかけていた彼女への想い、それが確かなものとなった今、レディを深く愛している。
レディも間違いなくこの想いを受け止めて自分を愛してくれている、本気で自分に感じている…
そんな彼女にもっと気持ちよくさせたい。その艶かしい姿をよく見せて欲しい――
快感に悶える彼女の艶めく裸体を見つめている内に思いに耽り、彼の感情は歓喜から強い欲望に支配されていく…


 (……何?この感じ…)
レディは自分の体の異変に気付き、不安を感じた。
身体中に広がっていた快感が下腹部の奥へと集中して、それがどんどん膨らむ感覚がしてきたからだ。
そんな彼女の不安を知る由もなく、ダンテは硬くなりつつある淫核を、包皮の上から優しく捏ねるように弄り始めた。
集中的に淫核を弄られた途端、下腹部の奥に溜まっていた官能の疼きが急激に増して弾き、彼女の体全身に快感が容赦なく襲って来た。
 「や!…ま、まって!……あっ!ああぁあっ!!」
それはまるで大波に襲われた様な快感だった。その甘美な刺激は彼女の腰を無意識に浮かせ、ビクンビクンと何度も震わせた。

 (……何だったの?)
快感の波が静まった後、腰を下ろしぐったりとしたレディは、ただ呆然とその答えを頭の中で探していた。だけどそれは彼女の知識では理解できない答えだった。
 「ちょっとキツかったか……痛かった?」
ダンテの声にレディはハッと気付く。
さっきの醜態を彼に見られてしまった――恥ずかしさでいっぱいになり、両腕で顔を覆い隠す。
 「だ、だから怖いって言ったのよっ!」
何か突っ掛かるような言い草、いつもと変わらないレディだ。
ダンテは安心した様にフッと笑い、彼女の両脚の間で腹這いになった。
目の前には愛液で塗りたくられた淫核と、しとどに濡れた開きかけの淫襞が、薄明かりに反射してキラキラと光っている…
 「――じゃ、もう怖くないよな?」
ベッドと彼女の脚の間に腕を通して括れた腰に手を添えると、ダンテはレディの股間へ顔を埋めていった。
82ダンテ×レディ17@前613:2007/03/25(日) 04:44:46 ID:sR03XBkW
絶頂に達したばかりで非常に敏感になっている陰部に温かい風を感じ、レディの身体はピクッと反応した。
え?と何が起きたのか分からずにいる彼女に、今度はざらつきのある湿ったものが淫裂に触れた。
静まっていた快感の波がまた、下腹部の奥で徐々に疼き始める…
レディは覆っていた両腕を顔から離し、恐る恐るその場所へ目を向けた。
 「やだ……そんなっ!…あっ、あっ」
想像もしなかった淫らな場景に彼女は衝撃を受けた。間近に陰部を見られている羞恥心で頭の中がおかしくなりそうだった。
しかしどうしてなのか、このような辱めを受けているのに彼を憎む気持ちはまったくなく、彼を愛しく想う気持ちがより一層高まってゆく…
だがそれでもレディは彼から退こうともがくが、快楽に力が抜けてしまって身体が思うように動けない。
こうしている間にも、ダンテは甘美な刺激を与え続けレディを翻弄していく。彼女の恥ずかしい気持ちが薄れていく。

彼女が羞恥心による抵抗をやめるのを見計らったダンテは、淫襞だけではなく淫核にも舌での愛撫を始めた。
それは決して激しいものではなく、反応を窺いながらそっと這わすようにゆっくりと、まるで彼女を深く労るような愛撫だった。
 「あぁんんっ!…あっ、あぁ…っ」
吐息と絶妙な舌の動きで、再びあの強く痺れた刺激が体中に絶えず伝わってきた。
彼女が下腹をうねらせて身悶えるたびに、ピンと乳首を尖らせた乳房が微かに揺れ動く。
そしてその奥には上気づいた妖艶な表情が見え、官能の疼きに喘ぎ声を絶えずこぼすレディ。
彼から見る彼女の姿はとても綺麗で艶かしく、淫らな興奮をさらに昂らせていった。

 (だ、ダメ!……また…来る!)
二度目の絶頂が近いと感じたレディは、膨らむ快感を抑え込むようにして甘美な刺激を耐え続けた。
またあの意識が飛んでしまう感覚に襲われたら、正気でいられるか、自分じゃなくなるかもしれないと不安でいっぱいだったからだ。
しかし彼の丹念な淫裂への愛撫は一向に止める様子がない。
時折、舌の動きに合わせてぷるぷると震える淫肉、愛液を滴らせながら痙攣する膣口にも舐め上げられる。
 「はぁあ…っんん!」
もうシーツを掴むだけでは刺激を和らげることができなくなってきた。
レディは力んだ両脚を伸ばすことで刺激を和らげようと、少しずつ脚が閉じてゆく。
するとむっちりとした太腿がダンテの頬に触れ、滑らかな肌の感触が頬から伝わってきた。
このまま太腿のスベスベ感を味わうのも良いが、これでは淫裂への愛撫がやり辛い。
ダンテは一度身体を起こし、彼女の内腿を手のひらで擦り強張った両脚をほぐしながら、再び脚を左右に開かせた。
絶え間なく続いていた快感から解放されて、荒々しく息を吐きながら暫しの休息に浸っているレディ。
しかし下腹部の奥にある官能の疼きはまだ鎮まらない…
83ダンテ×レディ18@前613:2007/03/25(日) 04:45:49 ID:sR03XBkW
ダンテは口に中指を銜え唾液で濡らし、その指を愛液溢れる膣口にゆっくりと挿し入れた。
少しずつ、指が膣口に飲み込まれていくように入ってゆく…
 「っ……!?」
突然自分の中に異物が入ってきた不快感に、レディは眉間にシワを寄せ身体をビクッと震わせた。
彼女の中は指が蕩けてしまうほど熱く、とても柔軟で、そして愛液で充分に潤い満ちていた。
膣口付近を擦るために、指を浅く出し入れするダンテ。彼女の両脚はその指の動きで反射的に痙攣している。
 「ふっ……ん、あぁ…」
快感の波紋がまた陰部から伝わってくるのを感じて、レディは無意識に甘い声をあげ身体をよじらせた。
腰がくねる度に膣襞がダンテの指を強く締め付け、蠢く膣襞のねっとりと吸い付くような感触が、その指から否応無く伝わってくる。


しばらく膣の収縮具合を確かめた後、試しに指を一本増やそうとダンテは薬指も唾液で濡らし、再度膣口に指二本突き入れてみた。
 「いッ…!」
今度は不快感ではなく痛みが走った。レディは堪らなく苦痛の表情を浮かべ、細い首を反らした。
 「――狭いな…オイ」
処女らしい狭い膣口に思わず呟いたダンテの声が彼女の耳に届き、レディは片脚を高く上げ、彼の頭を蹴り上げた。
 「わ…悪かったわね!こんな事一度もやったことないんだから、当たり前じゃない!」
なぜ蹴られたのか分からないでいるダンテ。ただ一つ分かる事は、彼女は何か勘違いをしている。
 「何怒ってんだ?ココは狭けりゃ狭いほど良いんだぜ?」
 「え……そうなの?」
彼の言葉にきょとんとしたレディ。
やはりそうだ。今までの様子を見ていると、彼女が持つセックスに関する知識は低いと分かる。多分、学校の性教育程度の知識しかないのだろう。
セックスにはまったく興味を持たず、この歳まで純粋な心を保ち続けてきた彼女。今時そこまで清楚に生きる年頃の娘がいるのは非常に珍しい。
――これも、父親の策略だったのだろうか。だとしたら余りにも哀れだ。
 (…さすが、魔界への道が開いちまうことだけあるな)
ふとそう思ってしまい、ダンテは苦笑いをした。
勘違いしていた事に気付いた彼女は、動揺して目が泳いていたが、その目を瞑ってプイっと横を向いた。
蹴ったことを謝る様子はない。
 (――ま、いいか。いつもの事だしな)
84ダンテ×レディ19@前613:2007/03/25(日) 04:47:05 ID:sR03XBkW
彼女が痛がるの承知で、ダンテはこのまま指二本での挿入を続けた。この後の行為に少しでも慣らしておくために。
無理をせず少しずつ指が彼女の中へ入ってゆく…
――ちゅ、くちゅ…
二本の指を銜えた膣口から、粘着質のある淫れた水音が小さく鳴った。
 「ッ!?…や、やだ……ヘンな音…立てないでよっ…」
顔を耳まで赤く染めて恥らうレディに笑って返事をするダンテ。
だけど彼女の言い分は聞いてはいない。これは膣の中が充分に潤っている証拠、自然と音が出るものだ。
深々と入ったその指をゆっくり抜き、そしてまた挿す動作を何度も繰り返す。その度に卑猥な水音が微かに鳴り響く。
 「ひっ…ん……くぅ…っ」
レディは涙目で強張った身体を震わせて、嗚咽に似た喘ぎ声をこぼしながら痛みを堪えている。
痛みだけじゃない、下腹部の奥で膨らみ続けている官能の疼きも、また弾かないよう押さえ込みながら刺激に耐えていた。
ゆっくりとでは物足りなくなったダンテは、指の動きを少し速めて膣の中を掻き回し始めた。
 「はぁ、あっ……くっ…うぅっ…」
慣れてきたのか、次第に痛みから甘美な刺激へと変わり、喘ぐ彼女の声から艶がある声色が微かに聞こえてきた。
だが痛みが薄れていった事で、溜まってゆく疼きが勢いを増していく。彼女に限界がくるのは時間の問題だった。
絶頂を迎えるのを懸命に耐え続けるレディとは反対に、激しく擦られている彼女の膣襞は、もっと強い刺激を求めるかのように彼の指を何度も締め付けてくる。
ダンテはそれで指での挿入は慣れたと悟り、指の動きを一段と速くさせ、膣の中の愛液を掻き出さんばかりに強く掻き回した。
 「あぁ…やっ、あっ…あぁん!」
艶かしい喘ぎ声と膣襞を摩擦する度に鳴る卑猥な水音が、二人の淫らな興奮を一層昂らせてゆく。
この時すでに彼女の身体に痛みはなかった。甘い刺激をもたらす彼の指に深く感じ翻弄され、強張っていた身体を再びよじらせている。
快感に悶えてくねらす括れた腰は、やがて少しずつ浮き始めた。
 (もう、もうダメッ…!)
絶頂が来るのを覚悟しかけた彼女に、ダンテは追い討ちをかけるように硬くなった淫核を口に含み、包皮を思いっきり吸い上げた。
 「あんんっ!あっ、あぁああぁーーっ!!」
意識が遠退いてゆく――火照った身体をしなやかに反り返し、レディは二度目の絶頂に達した。
快感の大波に彼女の腰が痙攣する中、膣襞が何度も激しく締め付けているダンテの指に熱いぬめりを感じた。
膣の収縮が治まってゆきレディが腰を下ろした後、指をそっと引き抜くと膣口から大量の愛液が溢れ出し、シーツをさらに濡らしていく。
余りにも凄い収縮の激しさと愛液の多さを目の当たりして、ダンテは昂る興奮に思わず唾を飲み込んだ。
85前スレ613:2007/03/25(日) 04:49:03 ID:sR03XBkW
今回で最後にしたかったけど無理でした。
またお邪魔しにきます…

アニメ放送開始するまで何としてでもSS完結させたいとは思っている。
始まると完全に続きが書けなくなるような気がするし。

86名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 11:35:57 ID:hHIzJDmn
待ってて良かった(*゚∀゚)=3 ムッハー
87名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 23:45:41 ID:PlHHyCOZ
乙!
88名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 21:35:40 ID:By3qSx3E
保守!
89名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:41:08 ID:Dze0lcdv
レディ萌え!ダンテともっと絡め!
90名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 00:51:45 ID:1alImrxl
>>85
暇があったらネヴァン×レディもお願いします(;´Д`)ハァハァ
91名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 08:25:04 ID:uKf9Q7uj
メアリ保守
92名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 11:11:48 ID:/WVxdVsm
アニメ版のレディの説明に萌えた
>一人で手に負えない仕事があると唐突に「DevilMayCry」を訪れ、ダンテに協力を依頼する。
>ダンテにはかなりの額の金を貸しており、何かにつけて、「返済」と称してダンテから金を巻き上げている。
って何だよ。やたらダンテと萌える関係だよ。自然と返済迫る状況が脳裏に浮かぶよw

93名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 16:28:07 ID:Y8LA5eKE
そしてダンテは金でなく、身体で返すんですか?このヤロー
94名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 17:48:39 ID:w0nNBNQc
>>93
何俺と同じこと考えてんだこのヤロー
95名無しさん@ピンキー:2007/04/23(月) 00:25:15 ID:iYeQ87dr
それってダンテのほうが美味しいじゃないですかこのヤロー
96名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 03:40:25 ID:xYUW2s89
デビルのアニメて無料枠じゃねえのかよこのヤロー
97名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 09:23:38 ID:wJrRoIS9
アニメダンテの事務所ファンシーすぎですよこのヤロー
あの幼女の影響でしょうかこのヤロー
まあレディの趣味だったらむしろ萌えてやるんですがねこのヤロー
98名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 23:57:16 ID:0ufjj2Eu
ファンシーな事務所はどこで見れるんですかこのヤロー

アニメはトリッシュとレディが出てくるみたいだけど、
ふたりでダンテの取り合いとか個人的にしてほしくないな…

ていうかルシアは?このヤロー
99名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 22:23:31 ID:JmyqneLv
ファンシーな事務所はここでご覧になりやがって下さいこのヤロー
ttp://www.famitsu.com/anime/news/2007/04/19/681,1176953032,70473,0,0.html
トリッシュとレディの女の闘いもあるみたいですよこのヤロー
ダンテが駄目男らしいですよこのヤロー
ルシアも見たかったですよこのヤロー
100名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 00:33:15 ID:tVwqaYTT
え?!アニメるしあいないんすか?2が一番好きなのに・・・(´・ω・`)
101名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 22:04:24 ID:D4JBrNor
>>99
ありがと!確かにファンシーだけど、
なんていうか全くアメリカンじゃないファンシーさw
102名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 11:34:43 ID:wfcfOMi0
とりっす出ると聞いてwow入ろうと思いましたよコノヤロー。
とりっすの乳揺れカモォォオン(屮゜Д゜)屮
103名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 11:35:20 ID:wfcfOMi0
すまんアゲてしまった
104名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 23:42:58 ID:wacciTLI
>>93
体で返そうとしてレディに撃たれるダンテを想像した
どうもこのスレの影響かM7の影響か
俺の頭の中ではダンテが強引に迫ると
レディに額を撃ち抜かれて反撃される図式が出来上がっているようだw
105名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 04:52:46 ID:dib3If+8
>>104
「よう、久しぶりだな。デートのお誘いか?」
「そんな訳ないでしょ。お金の回収に来ただけよ」
「やれやれ…相変わらずだな。悪いが、持ち合わせがねえ」
「またなの? まったく…」
「そこで、だ。せっかく来てくれたんだし、金以外で返済ってのはどうだ?」
「お金以外? そこの剣とかヌンチャクでもくれるわけ?」
「いや、もっとイイもんだ」
「?」
「俺の体」
「はあ? ってちょっと! 何すんのよ!!」
「たっぷりご奉仕してやるよ。だから(ターン)
「……」
「おいっ、いきなりな(ターン) ちょ、おm(ターン)(ターン)(ターン)…


 〜しばらくお待ちください〜


「次までに全額そろえておきなさい。いいわね」
「…ハイ」



こうですか?こんな適当ネタ書くだけでも素人には恥ずかしいです><
106名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 10:06:37 ID:UbDGaVk5
>>105
萌えた
107名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 14:42:51 ID:3u+Nhm48
>>105
最高だよ
やっぱり最後の部分のダンテは正座だよなwww
10893:2007/05/06(日) 18:41:18 ID:akzufECs
>>104 >>105
ありがとう、脳内映像化しておもいきしワロタよ。
109名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 00:13:01 ID:DbyAOzTx
レディが返済迫りに事務所を訪れるたびにエンドレスでやってそうだなこの展開。
毎度学習しない懲りないダンテ。
いっそアニメもこの展開入れてくれw
>>105
>「はあ? ってちょっと! 何すんのよ!!」
この辺りを乳もみ程度で押さえてりゃ余裕で放映できるだろw
110名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 01:04:29 ID:dc6HqucM
きっと乳もみしたいが為にわざと金返さないんだろうなー
とか今思いついたことを言ってみる

んで電波受信したんで適当ネタもう一つだけ


「久しぶりね。スパーダの息子」
「…ルシアか。元気でやってるみたいだな」
「ええ」
「で、どうした。島から出てきて観光か?」
「いいえ。あなたに話があって来たの」
「ほう…聞こうじゃないか」
「こんなこと、あなたに言うのは迷惑だと思う。でも、私はどうしてもあなたに――」
「前置きはいい。言ってみろ」
「ダンテ…また私を救ってほしい。私の想いを、私の全てを受け取って。お願い」
「………」
「…ごめんなさい。やっぱり迷惑ね」
「………」
「帰るわ」
「待て」
「!」
111名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 01:05:12 ID:dc6HqucM
「帰る必要はないさ」
「じゃあ…」
「ああ。お前の願いを聞いてやるよ」
「ダンテ…! ありがとう…」
「ルシア…」
「じゃあ受け取って。これを」
「………」
「どうしたの?」
「………なんだ、これは?」
「パンフレットよ。デュマーリ島観光ツアーの」
「……………」
「あの戦いで荒れ果てた島を復興させる――それが私の願い。
 それで、各地を回って営業しているの。今までずっと一人でやってきたから
 本当に助かるわ。これには私の想いが詰まってるの(=私の全て)。
 500部をあなたに渡しておくわ。お願いね」
「(´・ω・`)」
「フフッ…やっぱりあなたは素晴らしい人だわ。マティエの言ったとおりだった」
「?」
「私の想いを受け取って欲しい。そう言えば、スパーダの息子は必ず力を
 貸してくれるだろうって」
「(あの婆さん……なかなかやりがる…)」



ごめんねエロスなくてごめんね
スパーダ←若マティエとか誰か職人さんたのむ
112名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 01:12:33 ID:HcvJLFdW
ダwwwンwwwテwww
113名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 18:20:09 ID:wyb5g18d
アニメOAまであと一ヶ月とちょいだぜ、このヤロー!

前619さん、急がなくていいですからD×L完結させて下さいね。
wktkしながら待ってます。
114名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 22:19:52 ID:6Dd/Y6I5
>>110
ダンテが可愛いというかカワイソスwww
ルシアが天然っぽくてイイ!
親子二代で手玉に取られてるとか良いなー
115名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 20:44:25 ID:/J9J0ey7
OAまであと30日なので
保守
116名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 22:42:02 ID:tQnIKqp8
おおもうそんなになるんだ
ダンテ駄目男らしいし>105みたいなやりとり期待。超期待age
117名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 21:44:15 ID:+KVkk7AQ
悪魔×トリッシュの続きを今でも待ってるんだが…

職人さん戻ってきてくれないかな…
118名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 19:40:48 ID:p5bOrmUv
今更ながら>>105にワラタ
ダンテが正座ならレディは腕組み仁王立ちだろうな

ところでアニメでレディって何歳くらいなんだ?まだ処女なんかな
119名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 13:29:11 ID:3WZp98k7
明日からアニメの特番やるらしいということでネタを一つ投下してみる
多分ダンテ×レディ


 汗ばんだ柔らかい肌。
 つい先程まで激しくかき抱いていたばかりだ。その証拠に二人の下半身はまだ繋
がっている。息の乱れも大分収まり、ダンテとレディはようやく男と女である行為を終
えた。
 ダンテは愛しき彼女の顔をいつまでも見ていたかったが、そうもいかないだろう。名
残惜しいが二人でシャワーでも、とダンテは思った。何せレディは初めてだったので
ある。いつまでも挿れっぱなしでは辛いだろう。
(処女は優しく扱ってやんねえとな)
 男の余裕を見せるべく、ダンテは彼女の瞼に一つキスを落とし、腕に抱えてバス
ルームまで運ぼうとした。
 が、レディから体を起こそうとした瞬間、彼は体の異変に気がついた。

(!? ……抜けない……!?)

 彼女にぴったりとくっついた自分の愚息を何とか外すべく悪戦苦闘していたが、や
がて下から愛らしい声をかけられた。
「あのダンテ……その……いい加減、体、離して欲しいんだけど……」
 照れ混じりにレディが言う。興奮も冷め、いい加減この状態が恥ずかしいのだろう。
すげえ可愛い。更なる愛しさが込み上げてくる。
 だがそんな余裕など無い。体を離してあげたいのはやまやまだが、抜けないのだ。
「……それが……悪ィ……」
「えええーーーっ!?」
 怒りを含んだ悲鳴が、深夜の"DevilMayCry"にこだました。

 真夜中、エンツォを呼び出す電話がブルズアイに鳴り響いた。エンツォは訝しがり
ながら受話器を取ったが、誰かと思えばダンテからであった。
「ようダンテ、何だお前から呼び出しなんて珍しいな。何かしくじっちまったのかい」
"ああしくじっちまった。お前を信じてちょっと頼みごとだ"
「何だ?俺は血生臭いことは御免だぜ?」
"そんなんじゃねえ。いや、ある意味そんなことだ。―――頼む、信頼できる医者を
一人、今すぐ事務所に寄越してくれ"
 お前なら知ってるだろ、と電話口のダンテは急かす。
「はあ?怪我か?それとも病気か?へえお前が医者を必要とするなんざ、こりゃ明
日は雪どころか弾丸の雨が降るかもしれねェな」
"いいから黙って医者を寄越せ"
 受話器の向こうは明らかに苛立っている。こりゃ探ってみりゃ面白いかもな、と思い
つつ、エンツォは尋ねた。
「へいへい。……で?何科だ?外科か?内科か?」
"外科……いや違うかもな。切られるのは御免だ。泌尿器科?婦人科?くっついて
るってことは皮膚科か?……知らねェ、何でもいい!とにかく腕ききで口の堅い奴にしろ"
「おいおいそれって……」
 ダンテの口から飛び出す単語にますますエンツォの興味はそそられた。
"おい!エンツォ、テメェもヘンな勘繰り入れるんじゃねえぞ!誰かに言ってみやが
れ、さもなくば……"
 アイツならやりかねん、とエンツォは身震いし、相手の悪さに大人しく降伏した。
「へいへい。俺は貝になるよ」
"……いい子だ"
 そこでダンテからの電話は途切れた。
120119:2007/05/21(月) 13:30:52 ID:3WZp98k7
 エンツォはグラスに残っていた酒を一気に飲み干した。
「ダンテ、何だって?」
 マスターに問われ、エンツォは酒の混じった笑顔で返す。
「いやいや、大したことじゃねェよ。傷を負ったみたいだが、アイツなら舐めときゃ治る
だろ。一応要望にお答えして医者を一人やるが」
「アイツが医者を必要とするなんて珍しいモンだな」
「ああ……何か特殊な事情があるみたいでよ」

(ダンテの奴、遊びすぎてとうとうナニが病んじまったか?それとも最近一緒に住み始
めたらしい上玉のネエちゃんが孕んだのか?)

 夜が明け、ボトルを1本空にしてからもエンツォの下衆な勘繰りは一向に止まない
のであった。


 こうして二人に突然降り掛かった"珍"騒動は一件落着を見たのだが、ダンテはレ
ディから次に体を許して貰うまで、しばしの時間を要したのであった。


                                                 END

どうもダンテがダメ男になっちゃう訳だが。
121名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 20:56:46 ID:jkE12QNh
>>119
GJ!!
ほのぼのエロいいよいいよー

レディは体鍛えてるからきっと締りがよすぎr (ターン
122名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 20:57:40 ID:ZmVM5sxR
グッッッッッッジョブ
123名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 16:59:46 ID:yMzSen6W
WOWOWでDMCの番宣記念age!

今夜、23時50分、チェケラ!
124名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 11:58:57 ID:6HU3nh5P
下がりすぎageついでにWOWOWマガジンよりあらすじ

「Devil May Cry」(#1)
 便利屋「Devil May Cry」を営むダンテの元に、仲介屋モリソンが、パティという少女を
 ローエル家に送り届ける仕事を持ってくる。

「Highway Star」(#2)
 デビルハンター仲間のレディがダンテに仕事を依頼。詳細を知らされぬまま、ダンテは
 非合法のバイクレースに参加することに。

「Not Love」(#3)
 町長がダンテに、娘のアンジェリナと交際している男、ブラッドの殺害を依頼してくる。
 彼はブラッドが人間ではないと言うのだが…。

遅くともレディは2話から出るんだな。嬉しい


あと
http://eg.nttpub.co.jp/news/20070523_05.html
ここのキャラ紹介のレディの説明、ダンテの「愛棒」って何だろなと思ったw
微妙に大人のおもちゃを想像してしまった訳だがwww
125名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 20:02:39 ID:7VAvGL08
レディに対してダンテが「愛棒」と自称して
ちょ、待ておm!(ターン)(ターン)(ターン)…
126名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 21:09:08 ID:rEbcxfHj
むしろダンテがレディの毎晩の愛ぼ(ターン)(ターン)(ターン)…
127名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 12:51:35 ID:21aEXoTl
ようするにレディの愛棒=ダンテのチンk(ターン)(ターン)(ターン)…
128名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 19:34:33 ID:0uQ92cNI
テメンニグルで空見上げたら女が降ってきてさ、足つかんで助けてやったんだよ。
そしたらその女にいきなり銃向けられて
「離せ!」
って言われちゃったんだ。
俺はおどけてさ、
「命は粗末にするもんじゃないぜ」
って返してそのまま足つかんでたら
俺の額をターンと撃ちやがったのね。


(中略)


そんでとうとう事務所までついて来ちゃってさ
「は、はじめてだけど覚悟は出来てるわ・・・」
とか言うわけよ。
俺もう理性が吹っ飛んじゃって・・・

部屋に入った途端、いきなりスカートを

(省略されました。全てを読むには1秒間に10回Jackpot!と言ってください)
129名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 23:30:37 ID:eIUB42MB
Jackpot!Jackpot!Jackpot!Jackpot!Jackpot!……むりぽorz
130名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 23:59:02 ID:E0h+duKe
頑張って2.5回…
せめて略してジャポ!なら…クラウザーさんなら…
131名無しさん@ピンキー:2007/05/30(水) 20:22:33 ID:0Le+iTcb
アニメ、パティとかいうょぅι゛ょが深夜の事務所で
ダンテとレディの激しいセクロスを目撃しちゃって興奮して初めてオナる展開キボン
132名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 22:18:10 ID:M9Pj+Xfl
(ターン)(ターン)(ターン)…の真ん中あたりがターンXにみえるんだが…。


スマン、撃ってくれ
133名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 22:25:28 ID:cz9Qe4Bx
ターンXに見えたくらいで撃たれなくてもいいだろ
ここのスレ、撃たれる奴大杉だろw一体何人撃たれたんだよ

スパルターン)(

…ごめんやっぱ俺のことも撃ってくれ
134名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 00:54:15 ID:7vrA3P4Y
アニメでダンテがR指定を連呼してるらしいと聞いて、
R指定発言 → みんながR指定な内容を想像 → スレ盛り上がる → 
職人さんが降臨しまくり → ハァハァ っていう未来がみえた

無料配信見れないの…(´・ω・`)
135名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 06:43:39 ID:BD++7qCp
アニメ デビルメイクライ Devil May Cry 第一話
http://www.nicovideo.jp/watch/sm388944
136名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 19:55:07 ID:av8KSrSd
ニコ見れない。
137名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 23:37:07 ID:ayowCeBE
いよいよ来週だぜ!
Jackpot!Jackpot!Jackpot!Jackpot!Jackpot!
138名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 01:28:08 ID:pSGSeUGb
問題は俺が1話を既に観てしまったということとWOWOWに加入していないということだ
どうせならレディが出てくる2話が観たかったぜコノヤロー

そう言えば前スレ613たんのダンテ×レディどうなった?
アニメまで完結させたいって言ってたけど。
今レディに飢えてるんだよコノヤロー
ダンテでもバージルでもいっそ3Pでもいいよ…
139名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 19:56:07 ID:uXfShh2R
>>138はさっさと加入しる

「んっ…」
「…く、」
「…あ、ぃ…いたっ!痛い痛い痛い! 痛いって言ってるでしょーがっ!」
「…うるせぇ。お前が狭すぎんだよ」
「なっ、そっちが大きすぎるんでしょ! もっと小さく出来ないワケ!?」
「(できねーだろそれは…)」

613たんが来るまで我慢、な。
140138:2007/06/08(金) 23:18:41 ID:pSGSeUGb
>>139
うん我慢する。>>139ありがとうな
レディは激しく痛がるイメージだよな
141前スレ613:2007/06/10(日) 00:23:17 ID:pybrql6t
ども、前613です。
あれから随分月日が経っているので、現状報告しに来ました。

もうすぐアニメが始まるのですが、残念ながらSSはあまり進んでいません…
これからの場面を書くのはどうも苦手で、少し書いては挫折の繰り返し…

でも、113さんや138さん達のレスを見てモチベーションが上りました!
今なら頑張って最後まで書けそうです!ありがとう!感謝です!!




と、ここで帰る予定でしたが、138さんの心の叫びにお答えして1レス分投下します。
うん、1レス分だけなんだ、すまない。
続きは多分アニメが始まった後になると思う。もうちょっと待ってて。
142ダンテ×レディ20@前613:2007/06/10(日) 00:25:39 ID:pybrql6t
ただ呆然とレディは絶頂の余韻に浸っていた。
意識はもうろうとしているが、荒い息遣いと絶頂による身体の痙攣は次第にしずまってゆく。
 「――それじゃ、入れるぜ」
 「…………うん」
ダンテの問い掛けに、レディは恥ずかしげに小さく返事をするが、その表情から不安の色を隠せずにいた。
”本当に入るの?”と言いたげにチラチラと彼を見る視線に、ダンテは思わず自分の指二本と己のとを見比べてしまう。
が、すぐに何やってんだと首を横に振り、気を取り直して彼女の膝を掴むと再度左右に開かせた。

彼女の腰をしっかりと両手で支え、愛液に濡れそぼつ充分に開ききった淫裂に怒張の先端をあてがう。
小さくピクンと彼女の脚が震えた。それを気にする間もなく、ダンテはゆっくりと腰を沈めていく。
 「んん!ぐっ…!」
身体を引き裂くような激痛がレディを襲う。
だがそれでも彼女は決してわめくことはせず、眉間にシワを寄せ身体を硬直させながらも、彼を迎え入れようと痛みに耐え続けた。
その懸命なレディの姿にダンテは堪らなく感じた。
逸る気持ちを抑え、彼女をうかがい加減をしながら、誰一人迎え入れたことがない彼女の中を少しずつ押し分けていった。
しかし膣内は愛液で充分に満たされているはずだが、思うように事が進まない。レディが緊張と痛みで完全に力んでしまっているようだ。
 「少し楽にした方がいいぜ」
 「…でも……力を抜くとまた…きそうで…」
 「何が?」
 「きっ…訊かないでよ!」

膣内の奥へと少しずつ進むにつれ、熱く蠢く膣襞の柔らかな感触が良く伝わってきた。
半分ほど納まった頃には愛液に濡れた怒張を膣襞がしっかりと包み込み、ダンテの最も敏感な部分を強く締め付けてくる。
それは簡単に言葉では言い表せないほどの、とても心地好い感触…
 「くぅっ!うう…っ」
レディの大きな苦痛の声に、ダンテはハッとした。
締め付けられている快感に両手や腰に力が入ってしまい、つい挿入を早めてしまったのだ。
 「レディ…?」
 「……平気よ、続けて」
と、レディは苦痛に歪む表情を無理に隠し、平然と答えた。
 「すまねぇ…もうちょっとの辛抱だからな」
自分と正反対の感覚に苦しんでいる彼女を励ましたくて、ダンテは咄嗟にそう言った。
ぶっきらぼうにも聞こえるが、その言葉から彼の優しさを心で感じ取り、レディは微かな笑みを浮かべ大人しく頷いて見せた。
143113:2007/06/10(日) 00:35:22 ID:hwuPYOd2
リアルタイムで来た〜!
GJ前613さん!
「もうちょっとの辛抱だからな」の後に
「……すぐに悦(よ)くしてやるよ」って幻のセリフが見えた。
レディと一緒に辛抱して待ってる〜!
144138:2007/06/10(日) 00:44:54 ID:/mJPlEbG
寝る前にスレ覗いてよかった。ありがとう前613たん
わーい俺も待ってるー
つうかすごいところでおあずけされちゃったな。
前613たんのじらしプレイハアハア
145138:2007/06/10(日) 00:47:42 ID:/mJPlEbG
興奮のあまりわーいとか書いた俺テラキモスwww
いい年した男が何やってんだwwwww
146名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 00:49:45 ID:7sAo+KdP
わーい萌えw
147名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 03:05:39 ID:CUMuE6Q6
前613たんGJ!!
あー、やっぱいい!

熱意って人を動かすんだねえ
ちょっとジーンときた
しかし>>138・・・なんという萌えキャラ・・・
思わず口説きたくなった
148名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 16:12:22 ID:uu3TeFzB
このスレかなり初期から覗いているけど
たまに萌える発言する住人が現れるのは何故なんだぜ?
149名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 20:28:24 ID:gTljV+nh
>>148
R指定だからさ
150名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 21:02:10 ID:uu3TeFzB
>>149
初代スレから天然な萌え住人が多いとは思ってたが
まさかそんな理由に辿りつくとはな
151名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 07:15:58 ID:VnwROcVU
流れをぶった切ってお邪魔。
ダントリで小ネタ。NG登録は「ダントリ@ネタ」でヨロ。
152ダントリ@ネタ:2007/06/12(火) 07:19:54 ID:VnwROcVU
 青い空と海を二人で抜け、相棒兼恋人を抱いて己の塒へ帰ってきたダンテは、シャワーをすすめることも忘れて白い肢体をベッドへと誘った。

 艶やかな黒のビスチェを剥ぎ、何かを伝えようと僅かに開いたトリッシュの唇を自分のそれを重ねて塞いで、押し留めるように胸へ添えられた
両手に構わず、肩を揺らせコートを脱ぎ捨てた。服を脱ぐ少しの時間ももどかしい。
 戸惑い、だめ、待って…と息継ぎの度に聞こえる彼女の訴えも今は聞こえない。目の前に愛する女がいて何を迷うことがあるだろう。
 己が今すべきことは欲望に抵抗せず理性を潔く手放すことだ。だが脚を包むレザーパンツから白い脚引き出したところで、口付け寄せた唇と
下肢に伸びる手をそれぞれトリッシュの手によって阻まれた。

「待って」
「いくらお前の頼みでも、こればっかりは聞いてやれねぇな。ご馳走を前にした犬に待てが出来ると思うのか?
怖がることはねぇよ、俺が傍にいる。何も心配しなくていい。だからトリッ――」
「お願い、私の話を聞いて、ダンテ」

フッと笑み首筋に唇を寄せようとして、またもやトリッシュの手に拒まれた。
マジかよダーリンそりゃないぜ、と不満げなダンテの表情も、懇願するトリッシュの視線には勝てない。何をそれほど不安になることがあるのか、
ダンテは一息吐くと身を起こし両腕でトリッシュをしっかり抱きしめた。

「ダンテ、私……不安なのよ。本当に求めて、求められていいのか、分からない」
「トリッシュ――」
「きっとダンテなら私の過去なんか問わないって言ってくれるでしょうけど、でも。それじゃ私の気持ちが落ち着かない。
隠し事してるみたいで耐えられない。聞きたくない話かもしれないけど、聞いてほしいの。私の過去を」

 俯き戸惑いながら、やがて面を上げて決意したように見つめるトリッシュに深く頷き、金色の髪を撫で梳いてやりながらダンテはゆっくりと頷いた。
 抱きしめる腕に力を篭め、不安に揺れる身を宥めてやる。怯えることはないんだと。トリッシュが何者であったかなど、自分には関係ない。
 彼女は今や涙を流すことの出来る「人間」なのだから。
 過去に何を行っていようと、何を施されていようと、抱きしめた身を離すことはない。話して彼女の気が少しでも休まるなら幾らでも耳を傾けよう。
 そう、何があっても――

「ダンテ、私、私は――」

 ああトリッシュ、そんな不安そうな顔をするなよ。お前の過去に何があったって俺は構やしねぇ、抱きしめた腕を解いたりしない。
 動揺するのは出会い頭とその後の、お前の2回の電撃で十分だ。

「ムンドゥスに作られた…」

 何があっても驚いたりはしない、どんな凄惨な過去だろうと慰めて、時にはくだらねえl冗談と一緒に笑ってお互い忘れちまおう、なぁトリッシュ?





「着せ替え人形だったの」



 ――そうそうたとえお前がアイツの着せ替え人形でバービーちゃんだったとしてもそれは過去の――……

「は……?」

 雄弁な心中の語りも途切れて、頬を染め困った顔で呟くトリッシュをダンテは間の抜けた顔で見つめた。
153ダントリ@ネタ:2007/06/12(火) 08:00:48 ID:VnwROcVU
 驚かない自信があったし、自分で言うのも何だが肝の据わりはそこら辺の優男じゃ比べにもならない程――
今この場所に間抜け面の宇宙人が人語以外を発してやってきても、こめかみに銃を撃ちつけてやるだけで
テンションと機嫌はそれこそ撃墜された飛行機みたいに急降下していくが、驚くこともないと――
 だがそんなダンテの肝を抜くにも十分な、トリッシュの告白にダンテは蒼灰色の眸を瞬きも忘れてトリッシュを見つめ。
 聞き間違いだろうと思った単語は確かにそのとおりに聞こえたと、視線を外さないままゆっくりと首をかしげて見せた。

「……人間を下等な生き物と見下しながら、人間が行うような――ヒトガタ、つまり私ね?――を使った「人形」遊びが
あの島で復活したムンドゥスのささやかな愉しみだったみたい。
人間が人形を使って遊ぶように、ムンドゥスにとって私は自分が造った「人形」には違いなかったから」

 ダンテの視線を受けて困ったような表情を浮かべながら、トリッシュは静かに語っていく。

「どこで手に入れたかは知らない、けどいくつも色んな衣装を持っていて、それを私に着せて愉しんでいたわ。
――あ、大丈夫。私の「身体」には興味がなくて、綺麗に自分好みに着飾るのが好きだったみたい。
下着から水着、色んな国?の民族衣装まで揃えてくれたわ。――今でも思い出すと背筋が寒くなる……
『はーいトリッシュたん今日はこのお洋服でちゅよー』って囁きかけるムンドゥスの姿……」

 ぶるりと身を震わせ抱きしめるトリッシュの語りを聞きながら、それは今聞いてる俺も同じだと、言葉には出さず
虚ろな目をしたダンテは心の中で呟いた。

「ああでもこの姿は、ムンドゥスの趣味とかじゃなくてダンテを誘き寄せる為のものだったみたい。
ムンデオゥスはそれを利用して、私だけでなくネロ・アンジェロも巻き込んで遊戯に耽ってたわ。
……ネロ・アンジェロというのは甲冑を纏ったスパーダのもう一人の――」
「ああ、誰か分かってる」

 仔細を伝えようとするトリッシュの言葉を、硬いダンテの声が遮った。
 ムンドゥスは己の半身から自我を奪い兄弟での死闘を行わせただけでなく、愛する女と兄を非常に下らない趣味
に巻き込んでいたのか――ムンドゥスへの怒りもさることながら、トリッシュとバージルが哀れでならなかった。

「そう、なら詳しく言う必要はないわね。そう――この顔を持った私に、空色のセーラーカラーとスカートを履かせて
――おかしな組み合わせだけど、別の国ではこれがごく普通の娘の正装と聞いたわ――島の隅にある大木の立つ
小高い丘に立たせたの。私は指示された通り、ネロ・アンジェロを呼び出して待った。
あとでグリフォンが教えてくれたわ、その大木は伝説の樹と呼ばれて、何か曰くつきだったらしいけど詳しいことは
知らないの。ただそこに呼び出すことが」

 ここに来て他社ネタか、よりによってあのあのゲームかよ、しかも初代ってのは選択が古すぎだろ。
 しかも鳥まで元のゲームを知ってんのか、お前等本当に何して――いやどうやって知ったんだ、そもそも。
 ――思わず突っ込んでしまったダンテの心中であるが、トリッシュは気づくことなく続けていく。

「ネロ・アンジェロもムンドゥスの用意した――おおよそ防御力の見込めない詰襟の服を着て、やってきたわ。
グリフォンが言うには、本来そこで言う台詞は愛の告白――らしいけど、ムンドゥスが私に求めたのは違った。
 私が言うのはいつも決まって『ごめんなさい、貴方とは付き合えない』だったわ。
 グリフォンは忠実性に欠けるとぼやいていたけど、ムンドゥスはそこで何故かひどく傷ついたようなネロ・アンジェロ
の顔を見ていつも満足そうに笑っていたの」

 
154名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 08:03:53 ID:CDEA3zPx
wktkww
155ダントリ@ネタ:2007/06/12(火) 08:22:54 ID:VnwROcVU
 ファザコンで更には自分よりも真性のマザコンであるバージルが、母親そっくりのトリッシュに設置された舞台で
思い切り期待を裏切られる一言を返されたらそりゃ落ち込むだろう。
 記憶を消去されてもきっと残っていたに違いないマザコン気質が故、トリッシュの言葉に責められ落ち込む
己の双子の兄の姿が――悲しいくらい容易に想像出来た。
 ――いや待て、落ち込むってことはバージルお前もあの原作を知ってるってことか?幼馴染の癖に難攻不落な
ヘアバンド付きのあのヒロインや、元祖男装娘を知ってるってことか?まずなんで初代なんだと小一時間――

 憐れんだり突っ込んだりと黙したままでも心中は一人賑やかなダンテに、トリッシュがそっと身をもたせ掛ける。

「いいように弄ばれた人形の私でも――、ダンテ……私を愛してくれるの?」

 うっすら涙を浮かべた美しい女の肩を、ダンテは強く力を篭めて抱いた。

「ああ――トリッシュ。お前に対する気持ちは変わらない。大丈夫だ。ただ……」
「……ただ?」

 首を傾げるトリッシュの身をそっと引き離し、コートを掴んでダンテは立ち上がった。壁に立てかけた剣を掴むと
軽々と背負う。甘美な空気が残るベッドに一人残されたトリッシュはダンテを見上げてどうしたの?と尋ねる。
 サイドボードに寝かせた二丁を手に取り、ダンテは蒼灰色の眸を血色に染め替え、殺気に満ちた声で答えた。

「今から魔界に行く。――フザケた趣味で俺の兄弟と恋人を弄んでくれた三つ目の野郎を、二度と復活出来ねぇ
位塵に還してやる」

 ぎらついた双眸に、身に纏う闘気はそれが本気であることを物語っていた。トリッシュは慌てて脱がされた服を
整え、ダンテに駆け寄る。ムンドゥスはあんたが倒したじゃない!それに魔界との入り口も島ごと消えたわ!
 ――そう訴えたがダンテは聞く耳を持たず、まだ暗い夜明けを奔るようにして部屋を抜けた。

「ちょっと!?どこに行くの!?おいていく気?ダンテ!!」

 トリッシュの叫びを遠くに聞きながら――ダンテが本当の目的は、一切の復活を望めない程の、ムンドゥスの
死――でも、兄弟に与えられた屈辱を晴らすことでもなく――あのゲームの青いセーラー服(トリッシュ着用済)
を手に入れることだった……。



                                                  end
156名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 08:25:02 ID:VnwROcVU
ときメモは2しかやったことないので、間違いが多々あるような気がする…。
初代好きな人には正直すまんかった。お邪魔様でした。
157名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 09:15:24 ID:rVNVxdYw
前スレ613続きキテタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
そんな所で止めるなんて、続きお願いします(;´Д`)

そう言えば発売前だし情報がまったく出てこないから
ここでまったく話題にならない4だけど
ネロがキリエに惚れてるって本当?
何かボイスアクター達がインタビューでぽろっとこぼしたとか聞いたんだけど
158名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 11:21:08 ID:CDEA3zPx
考えたらトリッシュもルシアもレディも処女っぽいよね…
159名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 12:12:37 ID:jV2SitOz
ダントリワロッシュwww
いいもんをありがとう。
160名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 20:00:44 ID:2C8itkuA
明日からアニメ本放送ですよお前ら
2話のレディはやっぱりあの白いライダースーツなのかね
3公式のライダースーツ姿見てレディって隠れ巨乳なんだなと思った
161名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 00:03:17 ID:mk3ki/CN
>>152GJ。笑かしてもらった。兄貴カワイソスw

作画は良かったなあアニメ。
エロパロに相応しい話をするなら、パティの十年後とダンテ(その頃は
ゲームの1ぐらいの年か?)のあれこれとか。
162名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 00:07:43 ID:pXwiloLZ
今知ったんだがアニメダンテは1の後なんだってな。たまげた。
163名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 00:09:13 ID:1+7nXbwu
>>161
アニメは1と4の間って聞いたが?

パティが思ったより可愛かったな。
もう少し生意気な小娘かと思ってた。
164名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 02:35:53 ID:5p1d+4Qn
WOWOWの方のDMC特設サイトに2話のエピソードきて
レディもお目見えしたけど、何かレディ血浴びて笑ってるぞコレw
やっぱダンテと一緒に戦うのかね

てかこのサイト血まみれすぎ
165名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 19:50:16 ID:/sQ0zW0x
〜じょうずなひとと(あくま)のつきあいかた…NG編…〜



「ふーん…これが最新作4のダンテなのね。
1の後ってことは私とのエピソードの直後ってこと?
随分様変わりして、…無精ひげまで芸細かいわね」

「お前といた頃から比べると、かなりリアルになってるだろ?
――どうだ、惚れ直したか?トリッシュ」

「………。ええ、そうねかなりリアルになって…

今にも  加  齢  臭  が  漂  っ  て  きそうだわ」

「………」

〜じょせいのまえでおはだ(CG)のはなしをしてはいけません〜



「なぁなぁバージル、お前の好みの女ってどういう奴だよ?
やっぱ母さんみたいなのがタイプなのか?ヒョーこのマザコン!」

「吉原の遊女がいい」

「………」

「……駄目だというなら、島原の遊女で手を打つが」

「……お前に聞いた俺が馬鹿だったよ」

〜たかのぞみのりそうはあいてをこまらせるのでやめましょう〜



「おい女。これから俺のことは矢車さん、そしてダンテのことは影山と呼べ。
完全調和<パーフェクトハーモニー>第3章地獄兄弟――」

「……。悪いけど私特撮には興味ないから」

「フン、文句の多い女だ。新しい方がいいと言うのか?
なら『俺に斬られてみる?』『斬っていいよね、答えは聞いてない』――」

「だから!そっちには興味がないって言ってるでしょう!」

「平成ライダーは否定派か。懐古主義か、貴様。
なら俺のことはシャドームーンと――」

「人の話を聞けって言ってるのよこのライダーヲタがぁあああっ!」

〜らいだーねたははとくさついたではなしましょう〜
166名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 20:00:30 ID:/sQ0zW0x
「あらダンテ、何処に行ってたの?」
「まさかあの年端もいかない娘に手出しに行ったんじゃないでしょうね?」

「おいおい、俺はロリコンの趣味はねぇぜ?
小娘が寝付けねぇって言うんで、アリスの本を貸してやってたんだよ」

「――意外だわ。あんたが持ってる本にそんな可愛らしいのがあったなんて。
せいぜいベッドの下に転がってるプレイメイトくらいしか読んだことないと思ってたのに」

「ねぇ、アリスの本って何?ダンテがそこら辺に散らかしてる雑誌とは違うのかしら?」

「知らないのね。……ダンテが持ってるロクでもない本とは違うわよ、不思議の国のアリス
って言う、子供向けの童話の――」

「ああ、俺が持ってるのはそれじゃねぇ、児ポ法で廃刊になっちまった小説アリs――」

「何子供に読ませてんのよあんたって男はぁああああっ!
どの口がロリコン否定するのよこの馬鹿男――っ!!」

〜もってるだけではんざいですから、すみやかにはいきしましょう〜
167名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 20:23:34 ID:pibPQab/
バカばっかじゃねえかwww
大丈夫かDMCの面々+αは
168名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 22:20:12 ID:WXXw7AlL
どうせ啖呵きるんなら
「俺は最初から最後までR指定だぜェ〜!」
くらい言って欲しいものだ

「俺のエロさにお前が啼いた」は無しの方向で
169名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 23:11:33 ID:l7aBYtTD
血を浴びてニヤリとするレディに萌え燃え
でもアニメのレディはゲームよりかなり大人っぽいね
年齢上げるんなら4の設定画みたいな風にしてほしかったな
170名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 01:20:36 ID:d3Cfe1cl
アニメはもう皆年齢不詳でいーや・・・。

ゲームではダンテは年相応つかちゃんと年齢と外見があってんだよな、
半魔なのに寿命は人間と変わらないんだろか?
それかどっかでピタッと老化が止まるのか。
171名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 01:34:46 ID:5YHRkPLR
成熟すると緩やかになるとかかな
172名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 02:21:50 ID:X24V0T6D
ちと質問。

それぞれアミュレットの裏に書いてるのは「バージル&ダンテ」で良かった?
あとダンテとバージルそれぞれ持ってるアミュレットって(鎖の色とか)
全く同じでよかった?

今ちょっと手元にゲーム資料無い状態なんで教えてくれると助かるスマソ
173名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 10:41:01 ID:99xAAgSz
トリッシュは純正悪魔だから年取らないと思う
レディは、ダンテとはかなり長い付き合いになってるよな
174名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 12:34:51 ID:8XM31CO6
>>172
1は覚えてないけど、3では鎖の色が違った。
バージルが金、ダンテが銀。
175名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 13:01:30 ID:5YHRkPLR
>>172
ニコニコでムービー飛ばしてない動画見るとか
176名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 13:37:38 ID:HADYZgSV
つかソフト立ち上げられない状況なの?
177名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 19:01:35 ID:kxWs/JVY
>>170
老化が止まるに10ダンテーエイ
それか自分の意志で止められ…はしないか流石に。
しかし人間と同じってことはないだろ。
178名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 23:21:55 ID:Iup+9LlU
普通こういうのって、全盛期の肉体で固定するもんじゃないのか?
見た目四十過ぎで老化止めたところで手遅れな気が
179名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 00:45:48 ID:+oGx7nNk
じゃあいつかよぼよぼの爺さんになったダンテがある日突然脱皮して
素っ裸の3ダンテが現れるってことでどーよ。
180名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 01:10:50 ID:RB/HJuhe
スパーダもそこそこオッサンだったし、40のミドル年齢までいかないと老化は止まらないと見た。
ダンテの年齢って3(10代)→1(20代)→4(30代)→2(40代)でいいのか?
1の時点で30越えかと思ってた…すまんダンテ
181名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 01:28:02 ID:xpG0zGGL
純粋悪魔のスパーダじゃ参考にならないような…

>>180
1の時に30才前後って公式で言ってるよ
182名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 11:49:10 ID:zbZvPgyl
ムンドゥスに向かって「今度目ェ覚ました時には俺の子孫にヨロ」的な事言ってるところを見ると
人並みに歳は食ってくと考えていいんじゃないかと
しかしスパーダの死因が謎だ。人間界に馴染みすぎて悪魔としての力を失って衰弱死とかそう言う感じかねぇ
同じ純正悪魔のファントムやボルヴェルクは殺されてもあっさり転生復活を果たしているんだよな
183名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 12:20:04 ID:KgseOBYH
1 30歳
2 30代中盤?
3 20歳(家族が殺されたのが1だと20年、3だと10年前)
4 30代前半

こんくらいかね。
184名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 12:21:23 ID:KgseOBYH
>>182
ダンテとバージルをつくった(悪魔としての力を二人に注いだ)から
とかな。
普通の人間みたくなっちまったのかも

でも兄弟てパパーダに剣教わってるんだよね
いつ亡くなったんだろ。ムン襲撃前?
185名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 12:50:52 ID:xpG0zGGL
別の世界に行っちゃったとかかも
2小説みたいにパラレルワールド
186名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 00:06:14 ID:43EsW0dS
若ぇ嫁貰って励んで死んじゃったんだよ。

なんかパパーダはひっそり死んだイメージ。エヴァに見取られながら。
187名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 00:14:27 ID:6nxS2kq0
ERのグリーン先生思い出した
188名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 01:01:16 ID:hQHHo+Ht
ダンテの食の好みって誰の影響なんだ?
あまり家族で同じ物好きそうな人いないように見えるんだけど
189名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 02:45:10 ID:L0k4dEBK
バージルは正座して和食食ってそうなイメージがあるな
190名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 00:14:23 ID:gK8tz15i
親子して間違った日本観を持ってればいい。
191名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 16:19:16 ID:dCkBjmNj
食い物で思い出した
あんまり関係ないんだけど、
この間飲みに行ったらバージンメアリってカクテル見つけたんだ
レディ好きとしては気になったから頼んでみたら
これ単なるトマトジュースのことなのな。カクテル知らんからわからなかった
店によっては胡椒とかタバスコとか入るみたいだが
俺の行ったとこはまんまトマトジュースだった
野菜ジュース苦手だからほとんど残したw
すまんなレディorz
192名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 19:06:17 ID:HufPNKR+
レシピ見てみたらまんまトマトジュース…
ビールで割ってんのはなんて言うんだっけ?
あれならまだ飲みやすそうなのにな


流れをぶった切ってふと
ダンテの朝の生理現象にベッドの上で遭遇した
ヒロインsの反応を想像してみた。


トリッシュ→銜える
ルシア→照れる
レディ→殴る

トリッシュは性欲もそこそこダンテと対等、
ルシアはその真逆で毎日おろおろ
レディは恥の前に遠慮がない

そういうイメージになったw
193名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 22:14:46 ID:zzDh/kFN
ってことはダンテはバージンメアリが好物なのか。…何だか深いな

>>192
ちょw照れる、殴るはまだしも
>トリッシュ→銜える
って反応はナシだろwww痴女じゃないんだからさwww
194名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 22:25:05 ID:HufPNKR+
>>193
あ、駄目だったかww
いやダンテとトリッシュってそっちはお互い好きそうで
それを隠してないような気がしてww

3ダンテとレディはボケ突っ込み(主に暴力的表現)に時々愛
2ダンテとルシアはもどかしいルシアをダンテが愛でる感じ
1ダンテとトリッシュはお互い恥じらいなくやりあえるイメージなんだが


ふと思ったけど3ダンテとトリッシュだったら
絶対3ダンテが食われてそうな予感ww

2ダンテが相手なら、レディがダンテを尊敬してみる
なんてこともある…かもw
195名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 00:11:12 ID:f3EC3mLL
なんかレディってダンディなおじさま好きそうじゃね?
苦労してるし
196名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 00:35:40 ID:xmLgRaQ/
ダンテとレディが2人で飲みに行ったら

「ダンテ今日は何を飲む?」
「俺は明日仕事があるからな…バージンメアリがいい」
「!!?…ダンテ、今何て言ったの?」
「聞こえなかったか?今夜はバージンメアリが欲しい」
「このドスケベ!!!」
ターンターンターン
「帰る!あんた既に酔っ払ってるようだから酔い醒ましに得意のトマトジュースでも飲んでなさい!」
(だからトマトジュース頼んでんのに、何で撃たれたんだ俺…)

とレディが勘違いする展開が待っているかもしれない訳かw
二日酔いにはトマトジュースが一番なんだぜためしてガッテン

>>194
意外と3ダンテは食わせ者なんだぜ?
ネヴァンのお色気攻撃も軽く流したし、女に食われることは無さそう
むしろ2ダンテみたいなタイプが女に食われやすそうな気がする…と俺の魂が言っている

>>195
じゃあ理想はスパーダかな
横にいるダンテを見て
「確かにスパーダと同じ顔だけど…何で私はこっちと一緒にいるんだろう」と思いつつ
結局ダンテと離れられずに嘆きの溜め息をついていそうw
197名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 07:30:52 ID:0c4qEsHB
でも母親とソックリな女性とヤるってのはダンテからしたらどうなんだろうね?


とあるサイトで、ヤりそうな雰囲気のときにトリッシュが
「安心して、私はクローンじゃなくてエヴァをもとに創造されただけ」とか
言ったときのダンテの反応が

「チッ。クソして寝るか」
だったのには吹いた
198名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 20:33:48 ID:t1qAEamY
そのサイトならギャグもいいがバージルとトリッシュの漫画が好きだったな

トリッシュがダンテよりも先にバージルを陥れてた可能性もあるんだよな
前スレでの冒頭のネロアンジェロ×トリッシュの続きを待ってます
199名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 00:34:18 ID:M7iWZKIw
>>197
クローンじゃないとダメなんかダンテ。ワロタ。

>でも母親とソックリな女性とヤるってのはダンテからしたらどうなんだろうね?
マザコンだから何の問題もないだろ。
200名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 16:50:12 ID:RzkJIdn2
>>196
萌えた

今日はいよいよアニメにレディ登場か
最近レディはツンデレというよりクーデレかもしれないと思い始めた
201名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 01:06:27 ID:WE3P5IzM
202名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 14:56:26 ID:45b9N8zM
個人的にはダンテもレディも3の方が好きだな
何かアニメのはダンテとレディの関係が
冷めてるとかいうより格好よさと温かみを感じない
レディのおかげで大事なことを知ったダンテとか
ダンテのように家族のために涙を流す悪魔がいると知ったレディとか
カップリングとか関係なしに3のちょうどいい関係が消されている感じ

正直1〜3は繋がってないものと考えてるから
同じキャラであんな感じの展開されると複雑

4話でトリッシュ出てくるけどこっちも心配

それなりに楽しめたことは事実だけどな
203名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 20:13:38 ID:QMEcOaHZ
「元」相棒にされたトリッシュ派は設定から複雑なんだけどな…

レディとダンテの関係が冷めてるのは、年食ったからじゃないか?
お互いに大人になってクールな関係にたどり着いたと



マジレスするとあの脚本家に期待するのが間違いだとオモ

204名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 00:17:36 ID:MgnafooF
俺はアニメはDMCの名を冠した別物として楽しむテクを身につけたぜ!
ダンテたちが日本語喋るはずないだろ?

いや、だって各々キャラがな。ちょっと、かなり。ぶっちゃけ2みたいな。
やっぱレディがカッとして
ふざけんじゃないわよこのバカ男!とビンタかまそうとして
ダンテがにやにやしてそれを避けたと思ったら反対側の手に握った
銃で撃たれた、つー微笑ましい関係が良いな。
205名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 00:26:47 ID:YBfC+QFF
>>202>>204
だよな。ダンテとレディはハートフルな仲だよな
ツンツンしてるレディに対してやれやれ…って言いながらも余裕なのがダンテだよな

アニメでダンテに対してもレディ対してもショック受けて
ダンテ×レディで自分を慰めるための文書いてたorz
こりゃオナヌーだな最早
206名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 00:47:06 ID:YMvYF0bh
アニメだと冷めてたの?
レディ好きだから見るの恐いな
トリッシュも不安
207名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 01:32:25 ID:oRI3p/NY
>>206
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1180984143/320

某スレで見つけた
言葉は悪いと思うんだが正直2話を観た感想、自分はほぼ同意見なんだよな…
ゲームの延長と思わなければネタアニメとして見られるが
WOWOWの契約どうすっかなー
208名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 01:43:10 ID:nf3zZ0Cq
>>207
何か…凄いな…
209名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 08:35:25 ID:4xKMUvkZ
誰か限定待ち受けうpキボン
210名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 13:01:16 ID:YMvYF0bh
>>207
あ〜ちょっと話が見えた気がするな…
ゲームのダンテの人情味とかアニメだと感じられないんだろうなあ。
レディに借金しまくりって設定を知ったときに
アニメだとヘタレ風なのかと思ってたけど…見ないほうがいいかなw
211名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 13:19:07 ID:nf3zZ0Cq
OPはかなりいい。神なのでそれだけでも見てきたら?
212名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 13:39:33 ID:YBfC+QFF
>>210
レディの持ってきた依頼は文句たれながらも二つ返事で承諾しそうなんだけどな
「但しギャラは高くつくぜお嬢ちゃん」「……しょうがないわね」「なら乗るぜ」くらいで

アニメではレディの持って来る仕事はロクなモンが無いから嫌だと不機嫌
そこでビリヤードの8ボールがポケットに入ったら引き受けてくれる?とレディが提案
ダンテはもしそれが入らなかったらこの仕事は一切引き受けない、
どのくらい借りたかも忘れる程の借金は全てチャラ、ついでに2万(ドルだよな)よこせとか
レディに向かって言い出しはじめて( ゚д゚)ポカーン ダンテ、ニートな上、レディのヒモ?

人間離れした身体能力と困った人は放っておけないような人間味溢れる性格が
ダンテの魅力だと思っていたんだが違ったんだろうか
213名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 17:49:29 ID:5iDrLKPQ
ダンテはモリソンとレディとの賭けに、負けるって半分わかってて乗ってる気がするな
214名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 19:05:45 ID:YMvYF0bh
>>212
えええええ…
なんかホントにキャラ違うなあ…
215名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 00:36:21 ID:YOzAKdrk
ニコ動で観てきた
事前にここで聞いてたから見ている間は思ったよりは…というか
ここの住人がいう程でも無いようなと思ってたけど見終わったあと何かむなしくなった。
あれが公式で4への流れになるのはちょっと、な
レディの性格、何か違うんだよなー
3でハゲの手玉に取られて素直に騙されるようなレディが好きなんだが、ダンテを騙す?側だったしさ
ダンテは…アクションとかはまあかっこいいと思うけどさ。キザな台詞が上滑りしてる印象
正直ゲームのダンテみたいに人間として男としては全然憧れない感じだな。ヘタレの方がまだ良かったわな
216名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 01:17:46 ID:1jEysUOc
「ハイウェイのライダー退治」
「そいつは俺向きの話か?それともただの粋がった走り屋なら勘弁しろよ。
折角の豪華なランチが冷めちまう」
「あんた用の仕事よ、さっさと椅子から腰を上げたら」
結構なスピードで風を切って飛んできたビリヤードの玉を片手で難なく受け止め、
ダンテはちらりと少しばかり名残惜しげにデスクに載ったピザの箱に目をやった。
「パティ。俺の分は残しとけよ」
古ぼけた椅子が重量から開放されて安堵の軋みをあげる。二人の男女の
やりとりを目を丸くして聞いていた少女はパチパチと瞬きをして「うん」と
頷いた。
ダンテが無造作に片手を放るとビリヤードの玉が重い音を立ててテーブルの
ポケットに収まった。

しょぼいけどこんな感じならよかったなって。
217名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 01:48:25 ID:L991oDuo
しょぼいな
218名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 01:54:05 ID:YOzAKdrk
>>216
個人的にはお前大好き
219名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 12:22:13 ID:uVWtDy1P
>>216
いきなりしょうもない煽りがついてるが気にするな。
他にも何か書いてくれると嬉しいぜ
ところで>>205が自分のためにオナヌーで書いたwっていう
ダンテ×レディが気になるのは俺だけか?
220名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 14:57:36 ID:QQTHApv6
ノシ ここにも一人
221名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 17:07:44 ID:u0I93z/g
ノシ ふたり〜
222205:2007/06/25(月) 01:28:15 ID:g+uZvR0K
>>219-221
(´Д`;)

分かった。恥を忍んで投下してみる
期待に沿えない代物だったら申し訳無い
ダンテ×レディで一応ベッドでのワンショット 
223ダンテ×レディ1@205:2007/06/25(月) 01:29:10 ID:g+uZvR0K
 そこじゃない、とレディは思った。

 いつもと違う。ダンテに突いて欲しいところはそこじゃない。彼だってそれは気づいている。いや、間違い無く
彼はわざとやっているのだ。何度も自分を抱き、その体を知り尽くした上で。

「ダンテ……ちょっと、その……」
 レディが何か言いかけたところで、ダンテは腰の動きを少し緩めた。恐らく彼女の言わんとすることを察したの
だろう、それを突き放すかのように彼は言った。
「今夜は俺を好きだって言うまで、イカせてやらない」
「な……っ」
「いい加減、意地を張るのはやめたらどうだ?」
 その言葉に彼女が背後のダンテを睨むと、彼は意地悪な、子供っぽい笑顔を向けていた。
「誰が……んあっ、あ……あなた、なんかに……っ」
 元々紅潮していた彼女の顔は怒りと羞恥に更に燃え上がる。ただでさえ今夜は四つん這いの格好で背後からダン
テに突かれるという恥ずかしい体勢を取らされているのに。
「だが今夜こそは聞かせてもらうぜ……MY LADY?」
 絶対言ってやるものか、とレディは虚勢を張る。

 何よ自分だってそろそろ限界のくせに。こっちだって知ってるんだから。

 だけど彼に貫かれ、強い刺激を与えられているのだから、そこが一番感じるところで無くとも、否応無しにレディ
の快感は高ぶる。じわじわと。喉からかすれた声も漏れる。もっとダンテが欲しいという―――
 このじれったさから一刻も早く逃れるため、彼女は右手を自分の陰核へと伸ばした。一度イってしまえば流石の彼
も諦めてくれるだろうと信じて。
 だがダンテの右手がそれを許さなかった。陰核を擦り出したばかりの彼女の右手は簡単に捕らえられてしまった。
代わりに首を持ち上げられ、強く唇を吸われた。
「ん……っ、んんんーっ……!」」
「ハッ、イケナイ子だな……甘いぜ」
 言うとダンテは繋がったまま器用に体勢を変えた。二人は向き合い、ダンテがレディに覆い被さるいつもの体位に
なった。慣れていることで幾分楽にはなった。けれどこれはもう彼からは逃れられない体位。
 レディは初めて彼を「男」として怖いと思った。
 二人の目が合う。ダンテの顔に笑みが浮かんではいたが、どこか寂しそうにも見えた。

 何で。
 何故彼はそんなに拘るのか。
 本当は気づいているくせに。
 とうに知っているくせに。
 私の気持ちがどこにあるのかくらい。
 気が無い男と自分が毎晩のように肌を重ねる訳など無いのに。
 ダンテ、あなたは既に理解しているんでしょ?「好き」だなんてただの「言葉」よ。
224ダンテ×レディ2@205:2007/06/25(月) 01:30:04 ID:g+uZvR0K
 分かってもらえないのが悔しくて、彼がわざと自分の体を弄んでいることに腹が立って、レディの瞳から涙がぽ
ろぽろと零れた。
 彼女はもう片方の手でダンテの胸をドンドンと叩いた。
「……レディ?」
「バカ……バカあ!どうして……どうしてよ!こんな!こんなの!」
「……悪い」
 レディの涙を見、さすがにやりすぎたか、とダンテは溜め息をつくと、レディをなだめるために彼女の頬や瞼に
優しくキスを落とした。それでもレディはしゃくりあげたが、その真意は別のところにあった。

 本当は知っている。ずるいのは私の方なのだ、と。
 いつもの調子で自分をからかってみせるけど、本当は彼だって不安なのだ。
 この世でたった一人になることが。
 その怖さを誰よりも私自身が知っている。
 あの日、私と彼は家族を失い、同じ涙を流した。
 そしてもう失いたくない。お互い―――大切な人を。
 だけどいつだって真っ直ぐな好意を向けてくるダンテに対して、経験の無い自分にはどうしたらいいのか分か
らなかった。言葉に出来ず、向き合うことから逃げていた。

「…………好きよ」
 観念したようにレディは呟く。はあはあ……と繰り返す荒い吐息と、止まらぬ涙と共に。一瞬、何が起きたか分
からない、といった風にダンテの瞳が大きく見開かれた。
「レディ」
「……ダンテ、あなたを愛してる。ずっと。……多分、これからも」
 レディはもう一度、今度はダンテをしっかりと見据え、静かに、だが強く言い放った。直後、レディは彼に再度
深く口付けられていた。そして再び腰の動きを早められた。
 今度は先程とは違う。ダンテは本気で彼女を絶頂へと導くために膣壁と最奥を刺激し始めた。
「……っ……あっ、ダンテ……!」
 レディは今まで感じたことが無い程の快感をその身に受け、そのまま意識を手放した。


 夜の静寂が二人のベッドを包む。ようやく行為後の荒い息も収まり、汗もひいた。ダンテは横で瞳を閉じたままの
レディに目をやる。
 優しい吐息が聞こえる。彼女はあのまま眠りに落ちてしまったのだと、思う。
「……お嬢ちゃんは俺の悦ばせ方を知ってるんだな」
 敵わねえ、と呟いた。見ると、彼女の目尻に涙が溜まっている。先程の名残だ。ダンテは親指でそれをすくい、
自分の唇へと押し当てた。
「しかもこれが計算じゃねえってのが、お前のすごいところなんだぜ……?」
 しばらく彼女の髪を優しく梳いてやっていたが、やがて彼女の額に一つキスした後で、彼もシーツの中へと滑
り込んだ。


「……もう絶対離してやらねえから、覚悟しといてくれよ、レディ?」


―――――SWEET DREAMS.
225205:2007/06/25(月) 01:31:11 ID:g+uZvR0K
以上です。
ダンテが何だか悪い人になってしまった気がするけど、オナヌーだし許して欲しい。
もっとバカっぽいのも書いてたけど、未完だし機会と勇気があったら。
そう言えば前スレ613たん、お疲れ様です。いつも楽しみにしてます。
226名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 08:21:07 ID:fV+17vU4
あ、あれ・・・?わりと良いんだけど?
227名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 13:20:15 ID:/V5dVUhP
(´Д`;)ハアハア
レディたん苛めたいよレディたん
228名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 00:01:00 ID:H4DmK+x4
>>205
GJGJ!ちっともおなぬーじゃないってば!
SWEET DREAMを見せてもらったよ!

前スレ613さんの続きも楽しみ。気長に待ってます。
229名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 01:12:01 ID:EawIB9On
205ではなくレディが自発的におなぬーしている件についてw
さらっととんでもないことさせるなw

女性キャラにおなぬ強制するダンテも…いいよな。
230205:2007/06/26(火) 19:35:54 ID:iJJDigiT
>>229
>さらっととんでもないことさせるなw
やっぱダメだったかごめんな
一応オナヌーで書いたつもりはないが…やっぱあれオナヌーかもなw

何となくレディが好きな男を思いながらオナヌーするとこって可愛い気がするんだよな
もしかしたらダンテに限らず魔界に行っちゃったバージル思い浮かべてとかでもいいかなって

関係ないけど自分の職場パチンコ屋と目と鼻の先なんだ
今日デジタルPOPっていうのか?
そこの看板で散々デビルメイクライ3の新台の宣伝が流れて
仕事中気になってしょうがなかったw
231名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 23:11:06 ID:W8bCR1rN
>>230
>魔界に行っちゃったバージル思い浮かべてとかでもいいかな
kwsk
232名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 00:57:31 ID:fykm+baN
いや、おなぬー全然駄目じゃないよ。バッチコイよ。

ネヴァンあたりに悪戯されてどうしようもなくなってしまって
悔しさと恥ずかしさにまみれておなぬするレディなんて…
そんなのとってもいいじゃないか
233205:2007/06/27(水) 01:19:22 ID:3Q/AyYvb
>>231
説明するのも面倒だからテキトーに書いてみた。<レディオナヌー
でも何か暗くなっちゃった。想う相手はダンテとバージル、どっちでも。


 満月を見るたびにあの夜のことを思い出す。彼と私が出会ったあの日のことを。

 満月は悪魔を狂わせると言うけれど、それは人も同じなのかもしれないと思う。何処にいても何をしていても
今夜のように大きな月が輝く下では彼が欲しくなる。あの夜のように。
 だけど彼はもういない。あの時、彼と一緒に行く道だって選べた。だけど私はその選択はしなかった。
 私にはやるべきことがある。彼と離れる自分にそう自分に言い聞かせて。
 本当は違う。ただ私は怖かったのだ。所詮、彼と私は悪魔と人間だ。どんなに合わせたとしてもいつかはその
歪みに気がつく。それが怖かったのだ。一人置いて行かれることが。勇気が無かった。彼の父親と母親のよう
には私はなれなかった。
 けれど同じ月を見る度に心も体も彼を欲すると言うことは、あの時の選択を私は後悔しているのだろうか。

 シャワーを浴びた後、ベッドの上で戯れる。そうすることでしか埋められない。
 あの日、私は彼に抱かれた。それを思い出したくて。
 左手で自分の胸を揉みしだく。そう、あの日もこんな風にされたはずだ。唇で吸われもした。
 時が流れるごとにだんだん彼を思い出せなくなっていく。体温も痛みも体の匂いも。覚えているのは激しい吐
息と目前の真剣な蒼い瞳だけ。
「うっ……あっ……ん、はあ……」
 胸の頂点を摘むと共に右手を脚と脚の奥の茂みへと伸ばす。あの日、彼に一番愛され、貫かれたところだ。
 突起を擦るとすぐにぬるりとした感触が指先に伝わってくる。気持ちだけじゃない、ここだって彼を欲している。
 だけど受け入れるべき彼はいない。私は左手を胸から中心へとずらし、内部へ一気に指を三本押し込める。
「んっ……やっ、ああ……!」
 自分の指が彼の代わりになどならない。満たされもしない。心も。その大きさだって。
 彼は初めての私には大きすぎて、貫かれた瞬間、私に激しい痛みと出血をもたらされた。だけどどこか嬉しく
もあった。
 膣に出し入れしている指も、陰核を擦る指も加速していく。自分から溢れたものは太腿を伝い、シーツを汚して
いる。
 激しく。もっと激しく。彼にされたように。

 もう我慢ができない。

「………っ、あああっ!!!」
 大切な名前を呼びかけたところで、意識が飛びそうな程の快感と痙攣が私を襲った。

 一気に突き落とされた。快楽から現実へと。
 のろのろと半身を起こし、汚れた内股を拭った。彼に抱かれたときも私のここは汚れたけれど、あの日は彼の
白濁した液も混じりあって流れていた。
 今はもう、私ひとりぶん。
 ふと自分が泣いているのに気がついた。一度気づいたあとは止まらなかった。ぱたぱたと音を立てて、裸の
身を濡らして行く。
 こんな自分を浅ましいと思った。

「――――っ!」
 彼に逢いたい。だけどもうあんな風に逢うことなど無い。
 私は彼のものでは無いし、彼も私のものでは無くなってしまった。
 あの日の彼はいない。もう―――何処にも。
234名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 22:30:39 ID:2kaNwIqm
>女性キャラにおなぬ強制するダンテも…いいよな。

3ヒロイン3パターン見てみたいw
235名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 23:37:33 ID:QI9MDE5O
>>233
悪い子だねメアリ(*´Д`)
236名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 23:39:15 ID:QI9MDE5O
スマンあげた…
ジェスターにスパンキングされてくる
237名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 01:39:21 ID:aR5TOx0H
ルシア×ダンテみたいですよ。このやろー
238名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 01:53:28 ID:phTxREwQ
>>237
お前の叫びに俺が泣いた








ダンルシじゃなくルシダンと言うところにも惹かれたw
ルシア書くの初めてな自分で良ければ挙手しとくわノシ

そして誰かトリッシュ×ダンテを書いt
239名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 02:13:11 ID:vGj9Xsnx
このスレって女性も多そうだななんとなく
240名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 04:02:03 ID:dkjCN6mV
よくわかったな…
とりあえずルシア待ち。
241名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 08:20:45 ID:t/ofPAKp
>>238
正直トリダンはここで職人光臨待つより
デビルサイト漁った方が、すぐにいい小説みつけられそうな気がする

てかさっき過去スレ全部読んだけど初期にいたダントリ職人の人
ダントリのビジュアルに萌えて設定くれそしたら小説書くからみたいなこと書いててすごいショックだったんだけど。
見てくれに惚れるのはいいとは思うけど、ゲームやらずに資料だけで小説書くって当たり前なのかな・・・
ここのスレ職人では無いと思うけど、ダントリ好きなどっかのエロパロ板の職人も
アニメでダンテの相棒設定のレディを自分のブログでカプコン呪うとかレディざけんなとか罵倒してたにも関わらず
自分はゲームはしてない、面倒くさいから改造コード使って2でトリッシュ出すとか言ってて
シリーズヒロインみんな好きな自分には何かやな気分だった。
愚痴になったごめん。
242名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 11:19:56 ID:0WAMlZ/9
人それぞれ
萌えも好き嫌いもあると思うよ
愚痴じゃなくて萌えを叫ぼうな
243名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 12:30:17 ID:2JOy3/7h
まあ>>241の気持ちが分からんでもない
初代スレができたばかりで職人が全然いなかったとはいえ
設定だけでSS書くのはどうなんだろうと当時ちょっと疑問に思ってた
結局その職人もいなくなっちゃったみたいだし、偉そうなこと言えないけどさ

こんなこと書いて結局俺が何を言いたいかと言えばネヴァン総攻めキボン
244名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 15:12:14 ID:0WAMlZ/9
まあそのなんだ。



愚痴られると投下しにくいんだけど
245名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 17:47:31 ID:t/ofPAKp
>>244
ああ投下しにくい雰囲気作ったのならごめん
気にせず投下お願いする
246名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 22:15:48 ID:L6XOa+Qw
>>241
ダントリなのは自分だけ、
他ヒロインイラネ。的な雰囲気は投下の度に匂わせてたよな。

>ここのスレ職人では無いと思うけど、ダントリ好きなどっかのエロパロ板の職人も
同一人物だと思うけどな・・・


まぁそんなことより投下お願い
247名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:09:07 ID:SF5S+9HF
色んな人がいるんだね…
248名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:25:50 ID:7WBaLBVV
エロけりゃなんでもいいGJ!な雰囲気のせいでもあると思うが、
まぁこの板に限ったことじゃないな。
ただシリーズの世界観が好きな人はゲームには興味ないの一言で済まされると
あんまり面白くないのは当たり前だから自粛しろとは思うね。


ところでヒロインじゃないけど>>243に便乗してネヴァン萌えなので
ネヴァン×ダンテ×バージルを構想してる。
しかし総攻めと見せかけて本気を出した半魔双子に逆襲されるネヴァン姐さんとか
ダメかな…
249名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 23:46:05 ID:2JOy3/7h
>>248
書いちゃえ書いちゃえ
個人的に攻め対象にレディも交えてネヴァン攻三部作か4Pでお願いしたいw

そう言えば>>230の言ってるパチスロDMC3がどんなもんか気になって
あれから普段行きもしないギャンブル板の該当スレずっと覗いてたら
レディの乳揺れと太ももと騎乗位が素晴らしい台っつーレスが何度もあって吹いたんだぜwww
騎乗位って何だよ。気になるじゃねーか。
ゲーム中なかったシーンもあるらしいし(バイクで塔をかけのぼるのがダンテじゃなくレディとか)
こりゃもう休日いっぱいやりに行くしかないかwww
250名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 01:13:09 ID:oZZOWj2B
ギターをかき鳴らすたびにネヴァンの喘ぎ声が
251名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 13:12:17 ID:Frfo7C/P
バージル×レディもまた見たいな
前スレの職人さんは元気なんだろうか

>>249
パチスロは演出でヒョウ柄着ているというレディが気になっている
252名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 22:02:28 ID:VYl8c99k
なんだよパチスロレディ!!気になるじゃねーか!!
ああああああああ
253名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 23:10:58 ID:kvv7cjTD
>>252
249だけど仕事帰りちょっとだけ行ってきた。結論から言うとレディ好きなら行った方がいい
稼げる台じゃないが明日あさって休みだしまた行くつもり
パチスロ止めたんだがレディ目当てに再発しそうだ
254名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 09:02:52 ID:XL1QONYL
誰かレディ×ネヴァンを書いてくれえええええええええええええええええ
255名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 16:15:28 ID:jPx0R+Ek
俺のターン!
256名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 16:16:48 ID:jPx0R+Ek
誤爆スマン
257名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 23:11:33 ID:KDX7BvO4
>>241のダントリ職人さんがブログでダントリ続きを書き上げたつってた。
悪魔×トリの続きかな? 
投下期待wktk
258名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 23:26:41 ID:2u4UcEO/
>>241の職人ってゲームやらずにダントリに萌えてる人?
それともレディ罵倒してた人?
どのみち楽しみよりも、正直微妙な目でしか見られなそうだ
259名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 23:58:01 ID:KDX7BvO4
だから同じ人だってば。
ソースは本人のブログだが勿論ここで詳しく言えるはずがない。
投下作品まとめてサイト作るそうだから投下してくれなかったらそこで読むしかないか・・・


ところで>>205のおかげで正直そんなに興味のなかったレディに萌えた。
レディ可愛いよレディ
アニメでほんの少しだけでもこんな関係を匂わせてくれたらなぁ・・・

260名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 00:19:22 ID:2WdruZFi
ゲームやらずに他ヒロイン罵倒、ダントリマンセー
そして設定萌えだけでSS書きって
またどえらい職人もいたもんだな…18才以上だよな…
なんだか悲しくなったよ
261名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 00:28:55 ID:hno62NrL
こういう流れを見ると女性が多いんだろうなと思う
262名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 00:36:57 ID:2WdruZFi
>>261
男でもルシアやレディ叩かれたらいい気分しない
俺はゲームあってのキャラ萌えエロ萌えだしさ

スレに女性がいないとは思わないが
つかダントリ職人は多分女性なんだろうなとは思うが
263名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 00:40:26 ID:it1pNXhU
レディ可愛いのにな。
3公式のキャラ紹介のレディなんて唇プルップルですよ?
あの艶やかさ、たまらんよ(´Д`;)ハアハア
264名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 00:54:53 ID:kEfN4vgx
3ダンテのこともブログでボロカスにけなしてたから1(の設定)とダントリ(のビジュアル)萌えなんだろうよ。
ダントリ同人アンソロも女性執筆者ばっかりみたいだな。(同人話嫌いな人すまん)

>>254
逆じゃなくていいんだな?!
よし、ちょっと考えてみるよ!!
悪魔にSなレディもいいと思うんだ・・・
265名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 01:39:23 ID:2WdruZFi
>>264
DMCの同人サイト巡ったこと無かったが何かすごいんだな…
アンソロ参加者の名前で検索かけたら職人っぽいのみつけたが
どこのサイトも何つーか…ぶっちゃけチュプっつーか
ダントリ信者はレディ叩きがデフォなのか?そんなのばっかじゃないよな?
もうワケワカランわ
普段男向けしか見ないから、見なくていい女の世界をみた気がする。怖えー
266名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 03:13:16 ID:izMvsb+8
個人サイトのイタタ報告とか書き手がチュプだろうがこのスレには関係ないじゃん
267名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 05:20:36 ID:QtvZwaIF
誰かヲチスレへ誘導してください
268名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 10:58:02 ID:xitpUV6Y
何だかすごい流れになっとるな。正直トリッシュ信者の痛さなんざ今更感が強いが

>>248
ネヴァンVSバージルっぽいのなら浮かぶが

ネ「行くわよ坊や」
バ「この俺が貴様にイカせられるとでも?」
ネ「そういう強情なところ、スパーダにそっくり。嫌いじゃないわ」
バ「フン、やってみるがいい。ただし猶予は10分だ。2度目はない」
ネ「あなただったら5分よ」

自分で書いていてどこからつっこんでいいのか分からなくなった
何より立て読みのネバネバとバージルのイカの単語に
269名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 20:34:03 ID:u+UnD8WC
>>268

ネバネバGJ

>ネ「あなただったら5分よ」
ダンテは何分なのか気になるw
270名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 20:35:37 ID:b8cDOlof
兄貴10分以上は自信がないのかw
271名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 23:05:41 ID:xitpUV6Y
>>268だけど、いい加減なネタに反応してくれてゴメン
>>270
そうともとれるのが辛いところだなw

ネヴァンVSダンテでも考えてみた。

ダ「まったくとんだパーティだな。女に逃げられちまったかと思いきや、こんなところに別の女が隠れてやがる。
  しかも悪魔ときたもんだ。俺の女運の無さはハンパじゃないらしい」
ネ「女は一人じゃ物足りないの?もう一人の坊やと違ってなかなか刺激的なのね。そういうのも嫌いじゃないわ」
ダ「そりゃ美女なら何人でも歓迎だ。だが悪魔を相手にする程こっちは飢えちゃいないぜ。……どっかで聞いたセリフだな」
ネ「スパーダと同じね。つまらない人間の女の方がいいなんて」
ダ「そりゃアンタよかマシだろうな」
ネ「それはどうかしら?これならどう?本当は欲しかったんでしょう?さあ、むしゃぶりつきなさい坊や……!」

これだとネヴァンがストリーキングになるような気がしてきた
しかし妄想してみるとネヴァンいろいろと面白いな。
双子とのセクロスに対して堅そうで恥じらいまくりなレディと対象的なのも悪くない
272名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 23:19:39 ID:u+UnD8WC
ダネダネ〜
273名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 17:37:38 ID:nh2oJc98
何か久々にスレに来たら楽しそうなネタが上がってるな
バージルがネヴァンを罵りながらセクルってのはどうかな
「この下餞の女が…!」
「ああん素敵!もっとよ坊や!もっと虐めて頂戴!」
とか
勿論ヘタレなバージルも好きだが

レディだったら
「この下餞の女が…!」
「その人間の女に今溺れているのはどっちなの…この悪魔野郎が…くっ」
とか意地の張り合いで
274名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 18:55:47 ID:gh2tdmWy
>レディだったら
 何 故 そ う な る ?
275名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 19:04:55 ID:NxiFUONP
>>274
何噛みついてんだ
276名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 19:29:18 ID:nh2oJc98
>>274
>>272がレディと対照的って言ってたから一緒に書いただけだが。
何で噛みつかれるのかこっちは分からない。何で?
277名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 19:37:59 ID:nh2oJc98
ごめん>>272じゃなくて>>271だった
278名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 20:13:15 ID:Pn98rMym
ネヴァンの得意料理が肉じゃがだったら萌える
279名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 22:08:45 ID:hj/GIRXi
で、>>274は何で切れてんの?
280名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 22:28:04 ID:nGXeRAVz
あれだよ、>>274はレディに嬲られるへタレ兄貴が
みたかったんだよ。きっと。
281名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 22:37:02 ID:hj/GIRXi
なるほど。じゃあ>>274、早速書いてよヘタレ兄貴
282名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:58:59 ID:WpW+yIu8
ちょっと前、レディおなぬ話で盛り上がっていたが
今日DMC3パチスロをしたら、本当にレディがバイクでおなぬしている件

悪魔とデートするほど飢えちゃいないってのは虚勢だったんだねメアリ(´Д`;)ハアハア
283名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:00:03 ID:TDN8UEay
>>282
kwsk!! kwsk!!
284名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 12:37:34 ID:kGpQCrcw
>>283
レディがバイクに乗った状態で横向きアップになる演出があるんだよ
そのときすごい勢いで腰振るからバイクで騎乗位しているように見えるのよ

あれ見た後職人のレディ小説読んだら
文句言いながらもクリ責めされるの好きなんだろうなとか妄想しまくりwww
ついでにレディが騎乗位になる話も読みたくなった
でもこのゲーム、騎乗位されるの好きそうな奴いたっけか
285名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 13:14:41 ID:+YRc9VV1
アーカム
286名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 13:50:09 ID:1B4c6CkI
スロット板からきますた
なんだこのキモイスレwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ヲタ死ねよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
287名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 14:07:30 ID:kGpQCrcw
>>285
近親相姦はあんまり好きではないが、ハゲの妻はレディ似なんだっけか?
コミックのはロン毛の美人ぽそうな人だったけど
288名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 14:14:20 ID:ALFaTFMa
>>286
検索して来たんだろどエロwww
289名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 14:14:23 ID:+YRc9VV1
レディがアーカム似なのはイヤだなw
真っ直ぐなところは似てるらしいけど
290名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:47:17 ID:qrobrAnr
じゃあレディも親父に倣ってピエロコスしなきゃ。
291名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:19:03 ID:1gdQ/DDO
ダンテェーイ、お尻ペンペンの時間よ☆
292名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 02:30:24 ID:0xWvpyTD
↑何故か、板尾の妻で再生された(;´Д`)
293名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 21:23:36 ID:hcWjwRmV
>>291
それはそれでよし☆ww
294名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 22:01:35 ID:otQvqzXe
可愛いよな<ピエロコス
以前どこかのサイトで見かけたレディがまさにその格好だった
しかもお尻だけツルンと出てたw
でもエロい感じじゃなくて可愛かった。保存しなかったのが悔やまれる
295名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 23:47:50 ID:Ej3atrd1
ピエロってどんなだったっけとよりによってドナルドしか思い浮かばない
俺の貧困な想像力が憎い。
296名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 00:03:09 ID:pQDCBa2R
297名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 00:05:17 ID:xm2S2tgl
なんじゃこりゃw
絵アレだけど萌エス
298名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 00:12:55 ID:YndBwIgq
絵はいいところと悪いところの差が激しかったがレディが結構可愛かった
つか股開きすぎwww
299名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 11:29:39 ID:r1SZIXP5
アニメ版のレディってダンテが好きっつー設定なのかな
トリッシュにダンテのことでからかわれてむきになってたけど

だがアニメ版のダンテは惚れ要素も運もないダメ男なんだがw
300名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 23:40:02 ID:OuAlbPBX
>>299
俺にはむきになってるとか照れてるとかいうより
こんなダメ男に惚れてると思われるのが心の底から嫌だといってるように
見えたが。

百合に走りそうだなレディ…
301名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 00:01:36 ID:pQDCBa2R
あれレディのツンデレフラグかと思ってたw
さすがビンゴ、3のシナリオ書いただけあって
俺がレディに求めているものがよく分かってるなとwww

しかしアニメのダンテは相変わらずあんま好きになれんな
トリッシュはゲームよか格段にカッコ可愛くて、好感度上がったが
302名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 00:02:07 ID:mibEfUvm
アニメどんな話だったの?ニコニコで見れるかな
一番下の画像、仲良くニケツで萌える
しかし服をもうちょっと考えてほしい
303名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 00:15:40 ID:Un6bjuud
女二人がキャットファイトして服を買い占めてそのつけをダンテに廻すという
ダンテが気の毒だった話。
304名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 00:20:44 ID:5u/S+nAF
挙げ句幼女までもが服を買ってきてダンテの借金にダメ押ししたしなw
そしてトリッシュとレディは仲良く店から出て行っちゃったwww
305名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 00:23:08 ID:ffgOrCTH
ダンテとトリッシュの関係(元相棒)を知らないレディが
トリッシュが頼まれた悪魔退治の悪魔だと思い込んで追い回す。
銃で撃ち合ったり殴ったり蹴ったりw喧嘩しまくり。
そこでダンテが止めに入ってレディがどういうことか説明しろ!と怒る。
トリッシュはレディをからかって遊んでいただけで、悪魔は別にいてソイツを
三人でスタイリ──ッシュ!に倒す。
トリッシュはレディをからかって遊んでいただけ。ついでにダンテとの仲も冷やかす。
その後また旅立つトリッシュをレディがバイクで仲良く2ケツで送っていく

──てな感じの話だ。
ダンテの扱いに関してはトリッシュの方が一枚上手っぽかったな。
「相棒」っていったらダンテに「元」って強調されてたけど。
306名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 00:24:49 ID:ffgOrCTH
文が変な上にモロ被りww
まぁ簡単に言うと>>303の言うとおりダンテが気の毒だった話だな。
307名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 00:33:18 ID:5u/S+nAF
そう言えばあの悪魔ミニミニムンドゥスでハゲワロタwww

ダンテにとってトリッシュは特別なんだろうなという感じはした
ただどっちかと言えばおせっかいで頭の上がらない姉とか母とか家族っぽい感じで見ているんだなと思った
308名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 01:33:39 ID:925xc7t7
ダンテがトリッシュに対して「元」相棒を強調か
なにがしたいのかよくわからんな
309名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 02:08:38 ID:YiHaoj+p
本当だ。どういう話にしたいんだ?
310名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 02:21:54 ID:ffgOrCTH
多分トリッシュがダンテの元から出て行ったことを指してるんだと思う。<元
「冷たい言い方ね?」
「お前が言い出したんだぜ」
出て行った理由は別々に活動した方が効率がいいからと、追ってる悪魔があちこちにいるから…とかだったかな。
ツーカーながら倦怠期の夫婦のような会話にレディが切れてたw
311名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 10:37:12 ID:5u/S+nAF
そうだよね。
二人とも前開き過ぎな服でおっぱい見せすぎだよね(*´Д`) ハァハァ
312名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 11:53:18 ID:wQ24kQCG
ピザは控えろとかトリッシュは完全にママンだった
313前スレ613:2007/07/07(土) 22:51:37 ID:uT8foRH6
遅くなってすみません。
なんかいつも最初謝ってばっかりだけど、もう一度スマン。

やっとSS完成しました!これも皆さんの声援のおかげです!
スレの流れをぶった切ってしまうけど、これからラスト3レス分投下します。

って、たった3レス書くのに何日かけてきたんだろorz
…まぁ、何気に七夕の日に投下できてヨカッタヨカッタ
314ダンテ×レディ21@前613:2007/07/07(土) 22:53:41 ID:uT8foRH6
長い時間をかけて、ようやく彼女の膣はダンテの全てを受け入れることができた。
一息吐くダンテ。このまま何もしなくても膣の感触や時々する収縮が堪らなく心地好いのだが…
彼の動きが止まったのに気付き、レディは涙に光る瞼をゆっくりと開け、潤んだ瞳でダンテを見つめた。
 「――入ったの…?」
 「ああ…しかも、ジャストサイズだ」
 「余計なことは言わなくていい」
鋭い目付きに変えたレディに含み笑いするダンテ。
そしてレディの顔に近づき、一度軽く唇を触れ合わせて深く口づけた。
彼女も彼に応える。互いの身体が一つになれた事を悦びあうように、何度も深いキスを交わしてゆく…

濃厚なキスの後、ダンテは彼女の顔をじっと見つめた。
レディが黙って小さく頷き見つめ返すと、半身を起こし再び彼女の腰に両手をそえた。
また一つ息を吐くと、ダンテは少しだけ腰を引きゆっくりと突き出す動作を繰り返し始めた。
 「っ!…んぅっ!」
鈍い破瓜の痛みが何度もレディの身体を突き抜けていく。
嗚咽に似た声をあげながらも痛みに耐える彼女に、ダンテは少しでも痛みを和らげる為、剥き出した淫核を親指の腹で軽く捏ね回した。
 「あんっ!やだ…!あっ…」
突然陰部から伝わって来た甘美な刺激は、彼女の火照った身体をしなやかにくねらせた。
浅いストロークと淫核への愛撫を続けている内に、膣内が徐々に拡張し、熱も潤滑さも増して良い具合になっていく。
レディの方を見ると、上気づいて息を荒げながら官能の刺激に悶えている。もう痛みに苦しんでいる様子には見えなかった。
 「まだ痛む?」
 「……もう、慣れてきた…みたい…」
弱々しく答えるレディ。肩で息をして大分弱っている様に見える。
だが、収縮し続ける膣の蠢きは衰えることはなく、尚も強く膣口を締め付けてくる。無意識とはいえ、今の彼女にこの様な力がどこにあるのだろうか。
それじゃこちらのペースに合わせてもらうかと、ダンテは彼女の太腿を両腕で抱え突き出す腰の動きを速めた。
 「んっ…はぁ…あっ、あぁっ…」
深く突き上げられるたびにレディの口から甘い喘ぎ声が零れ、彼に応えるかの様に濡れた膣襞をうねらせていく…

やがて二人の汗ばむ肌から、玉のような汗が流れ落ち始めた。
互いの荒々しい息づかいと結合部分から鳴る卑猥な水音が、静か過ぎる部屋の中を鳴り響かせ、この淫らなムードが更に二人を昂らせていく。
レディの身体を揺さ振るたびに乳房が柔軟に揺れ動く。ダンテはおもむろに手を伸ばし、汗に光るその乳房にそっと触れた。
すると彼女はピクンと身体を震わせたかと思うと、薄っすらと瞼を開き両手を彼の方へ差し延べた。
 「ダンテ――」
そう囁く彼女の潤んだ瞳はとても麗しい。彼は呼びかけに応じて近づき、その小柄な身体を覆う様に寝そべった。
伸ばした彼女の腕はダンテの背中に回し、体中に快感がはしるたびに強く抱きしめてくる…まるで彼が与える甘い刺激をもっと求めているかのようだった。
ダンテもレディの肩に腕を回して大事に包み込むように彼女を抱き、密着したまま身体を前後に動かした。
二人の流した汗が摩擦する身体の滑りを良くし、より一層レディの、女性特有の滑らかさが全身に感じ官能を刺激させる。
そして、背中を強く抱きしめてくる指の力と耳元で甘く喘ぐレディのなまめかしさに、服従感と狂おしいほどの愛しさが込み上げ、ダンテは彼女の頬に髪に愛情を注ぐようにキスを落としていった。
315ダンテ×レディ22@前613:2007/07/07(土) 22:55:09 ID:uT8foRH6
 「…はぁっ…ダンテ、私…もう…っ」
絶頂が近い事を感じたレディは、囁くように言った。こちらも限界が近い…
 「OK…覚悟はいいか、レディ?」
ダンテは彼女の両脇の下に手をついて半身起こし、愛液溢れ出る淫裂へ叩き付けるように激しく腰を繰り出した。
 「んっ、あっ!…だ、だめ…ああっ、ダンテ…!」
本能のままに強く求めてきた彼に、上気づいた表情で吐息まじりに呼び応えた。
陰部から波のように襲う痺れた快感に翻弄され、レディは言い様がない多幸感でいっぱいになり、自然と涙が零れ落ちてゆく。
身体を支える逞しい腕をギュッと握り締め、官能の刺激に悶えるレディの艶やかな姿を見つめながら、ダンテは更なる絶頂へと彼女を誘う。
溺愛の激しさは衰える事なく、熱く潤う膣内を荒々しく掻き回すように突き上げ、二人を昂らせる卑猥な水音は絶え間なく互いの呼吸と共に部屋中鳴り響く…
――そして間も無くレディの身体がしなやかに反らし始めた…
 「あっ…あぁっ、ああぁあーーーっ!!」
三度目の絶頂の大波が彼女の意識を遠退かせてゆく。
全身に駆け巡る激しい快感に身体が痙攣する中、収縮する膣襞の蠢きは激しく何度も強く怒張を締め付けた。
その彼女の絶頂を全て受け止めたダンテは、己の欲情をレディの最奥へ迸った――


静まり返った寝室。窓の外から射す星空の光が、狭いベットの上に横たわる二人を淡く照らす。
一枚の毛布を二人で被ってはいるものの、ダンテは何気なくただじっと天井を見続け、レディはそんな彼から背を向けて窓の外を眺めている…
少し前まで深く愛し合っていたとは思えない場景だった。
もうこの窓から月は見えない。レディは行為後の気だるさにうとうとと眠りかけたが、ふとその瞳で部屋の辺りを見渡した。
本当に何も無い部屋…ゴチャゴチャと飾っている事務所とは大違い。
レディは思った。いつも陽気に振舞う彼の心の中を反映して見ているようだと。
 「なぁ、レディ。起きてるか?」
重い瞼を閉じた途端ダンテの声が聞こえてきた。しかし彼女は目を開けずにそっけない返事をした。
 「―――何よ?」
 「お前がこの街から出て行かないって事になると、住む所を探さなきゃいけねぇだろ。いっその事ココに住んだらどうだ?」
 「……またその話?」
 「もう断る理由はどこにもないはずだぜ?人のご厚意を無にするのは良くねぇな」
 「………」
黙り込むレディ。眠ってしまったのかと彼女の方を見たが、相変わらずの後ろ姿にダンテは溜め息を吐いた。
 「一体何が気に喰わねぇんだ?…ま、そう簡単にはいかねぇとこも気に入っているけどな」
ダンテも眠りにつこうと瞼を閉じた。一言つぶやきながら…
 「――まさかコレっきりか…全然抱きたらねぇってのに…」
するとレディの片腕が高く振り上げ、思いっきりダンテに肘鉄を喰らわした。
彼女が起きていた事に驚くよりも、不意打ちのせいか非常に痛がっている。
 「な、何も恥ずかしがることねぇだろ、お互い大人の仲だぜ?1回ヤりゃ2回3回も…」
からかい半分で言い出した言葉が言い終わる前に、彼女の赤らめた顔がこちらへ向いたと思うと、今度はグーで何度も殴りつけられた。
痛い痛いってと身体を庇っているダンテだが、その表情は確かに笑っている。予想通りの彼女の反応に楽しんでいる様だった。
気がすむまで叩いた後、レディはまたプイっと背を向き毛布の中へ潜り込んだ。
ちと浮かれ過ぎたか…すっぽりと頭を隠したレディをしばらく見つめ、少し反省するダンテ。
 「…勝手にしな」
彼女の態度の理由がつかめず溜め息まじりにそう言うと、ダンテも彼女から背を向いて瞼を閉じた。
316ダンテ×レディ23@前613:2007/07/07(土) 22:56:42 ID:uT8foRH6
 「一応考えておくわ」
眠りかけたダンテの耳に彼女の言葉が入り、驚いたように目を丸く開いた。
レディの方へ振り向くと、そこは彼女の後ろ姿ではなかった。
彼女もダンテの方を向き、口元に笑みを浮かべて片目でじっと彼を見つめていた。
その彼女の表情は、窓に映る星空と重なり合って幻想的に美しく見える…ダンテはしばらくその光景に見蕩れた。
そして何よりも嬉しかった。彼女が自分へ微笑みかけていることを…
じっと見つめ返すダンテに照れが生じたのか、視線を逸らし顔をシーツに埋めて静かに瞼を閉じていった。
彼女が背を向いていたのは不満があったからではない。
興奮が冷め我に返ると押え込んでいた羞恥心が急に込み上げてきて、彼の顔をまともに見れなく面と向かえられなかった。それだけだった。
 「いいぜ、好きなだけ考えな」
ダンテはレディに優しく微笑み、グッと彼女を抱き寄せ囁くように話しを続けた。
 「俺、お前となら上手くやっていけるとマジで思っている。これからもずっとな」
 「…そうね。ずっと傍にいてあなたの最期に笑ってあげるのも、悪くはないわ」
 「ハッ、言ってくれるね…」
胸の中にある彼女の黒髪を梳かしながら、毛布から覗くレディの白い肩を改めて眺める。
血生臭い仕事を生業としているとは思えない小柄な身体に、自分の弱さは決して見せないが故に隠してきた無数の傷…
その時ふと思った。この先もレディの身体に傷が増え続けるのだろうか、あるいは…

レディの静かな寝息が聞こえてきた。
そっと彼女の顔を窺うと、彼の胸の中で安らかな表情を浮かべて眠っている。
 「心配はいらねぇか、今までそうして生きてきたんだもんな。それに…この俺もいることだしな」
自信に満ちた表情で含み笑いをした後、髪を梳かす手を止めた。
 「…俺のワガママ聞いてくれてありがとよ……これからも色々とよろしく頼むぜ、レディ」
彼女の額にチュッとキスをし、ダンテも瞼を閉じて眠りに入っていった…

境遇、傷心、決意…それぞれ似ている二人は今、同じ場所にいて傍に眠る。
二人は信じている。同じ夢を持つ者同士なら迷わずにこの道を歩き続けて行けると。
あの暗闇の中で光り輝く星空のように真っ直ぐに―――


- The End -

317前スレ613:2007/07/07(土) 22:59:17 ID:uT8foRH6
以上です。
あまり読み返していないので、おかしな所があれば脳内変換よろしくです。
さて、それじゃさっさと名無しに戻ってレディに撃たれて来ます。
ええ、ハンドガンじゃ手緩いのでカリーナで木端微塵をキボンに。

それでは皆さん!長い間お付き合いありがとうございました!!
318名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 23:07:51 ID:7EeOgQaD
リアルタイムktkr!!!前回ダンテが挿入したところで終わってたから気になってしょうがなかったw

今までありがとう前613たん。長期に渡ってお疲れさん。
いいもの見られてダンテ×レディ好きでよかった。
またいつか書いてくれると嬉しい
319名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 00:23:57 ID:kbvtSYwT
GJ!いいもん読ませてもらった。
ダンテとレディのまだ青いとこってか若々しい感じが良いな。
微笑ましいし爽やかだ。
320名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 23:16:22 ID:GWmyjiVW
前スレ613氏、GJ!あと今まで乙!
これからあんたのダンテ×レディ投下を待ち遠しく思うこともなくなるのかと思うと
何だか寂しいが、今までありがとうな。面白かった
321名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 01:26:53 ID:5vjSHwur
322名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 00:11:06 ID:xhBxekN/
保守
323名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 13:59:38 ID:bobgVFof
すげー古いネタで恐縮なんだが、実家の片付けしてて、1の「解体真書」発掘した。
で、はじめて気付いたんだが、最後のページで団手が鳥巣の事を「やっと見つかった新しい人生の相棒」とか言ってるのな。
同じページで「未来にいるであろう俺の息子たち」とも言ってるし、
これって、鳥巣との間に子供つくるつもりなのかな。
そもそも、鳥は子供生めるのか?
教えて、エロい人!
324名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 20:35:33 ID:CVlZ953y
その流れでいくなら産めると思って間違いないのでは?
325名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 21:02:04 ID:kQlJk6gD
気合いでどうにかなると思っていそうなダンテ
326名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 22:15:48 ID:gZN6l0RC
でも結局別れますた

将来の家族計画まで本気で立ててたダンテ
外の世界が見たいと出て行ったトリッシュ

そりゃあ2で無口に、4で老け顔にもなるよ…ダンテカワイソス(´;ω;`)
327名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 22:23:58 ID:VkR7mMvC
ウザ…
328名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 23:49:00 ID:Hsukhznk
解体新書は文体つーかダンテの語り口調が巧かったな。いかにも
ダンテっぽかった。
329名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 23:53:37 ID:CVlZ953y
あの本はプレイしてないときも熱心に読んだっけ。
隅から隅まで面白かった。
今はもう全然覚えてないが。
330名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 19:59:18 ID:YPrYx0k3
今更だが、2の小説版。ありゃひでぇな。
既存のヒロインを何だと思ってるんだ。
331名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 20:59:15 ID:xZDiAXx/
アニメDMCに激しく失望した今こそ
職人さま方のスタイリッシュR−15話が読みたいス。
332名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 21:21:44 ID:rAKrSeO8
ネタはあるけどダンテ×レディなんだよな。
ダンテ×レディ続いてるから食傷気味だろうし、
何よりスタイリッシュじゃないから、
↓他を書ける職人さん頼んだ
333名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 21:50:48 ID:BtZ5r402
>>331
アニメの感想きぼん

きぼんって古いか…
334名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 23:28:32 ID:ZTN2oT5X
>>331じゃないけど勝手に昨日の7話の感想

・今週の悪魔: カオナシキター → それなんてイマジン?
・アイスは月に一個までw
・なんでもデビルつけりゃいいってもんじゃねーぞ!
・アッー!
・レディが不二子化してる…
・那智キター!、ようやく伏線ぽいのキター!

まあアニメに、ここのネタになるようなエロとか萌えは全然ないと思う
335名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 10:19:04 ID:C59UPmSH
DMC1のダンテは、昔のスパイ映画みたく露出度高い美女を両脇に従えてというのが似合いそうだが、
アニメのは単に女運が悪いやつに見える。
(前の女には出て行かれ、今の女には利用され、まともに相手してくれんのはロリだけ。)

で、何が言いたいかっていうと、露出度の高い美女カモ〜ンってことで。
336名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 14:25:05 ID:v7J2d5cq
アニメのダンテとレディの互いへの態度は逆の方がいい
ゲームと逆だから違和感がある
ついでにレディは女の武器をうまく使えなくて
敵には正攻法でしかいけないキャラがいい
337名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 11:38:18 ID:RtNb6/dj
>>334
アッーって…アニメはそっちに走ってんの?
338名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 15:33:10 ID:a/hRPfKr
第七話に出てた所長がガチホモだっただけ
刑務所とか監獄のボスがホモだったりサドなのは
ある種のお約束だからな
339名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 16:18:50 ID:WzemZMDf
あんな俺の淡い夢と希望を打ち砕いたアニメの話よりも
職人さんの書いた小説が読みたいんだぜ
340名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 20:41:53 ID:ZbhZK6/9
まずは君のその淡い夢と希望とやらを聞こうじゃないか。
341名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 21:21:12 ID:WzemZMDf
>>340
嫌だね。俺の妄想は俺のもの(*´Д`)ハアハア
342名無しさん@ピンキー:2007/07/29(日) 21:59:40 ID:h1BvXjua
Foolishness、>>341
>>340が書いてくれるかもしれないのに
343名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:22:14 ID:Mei0VHHJ
アニメDMC見たけどダンテとレディてあんま萌えないな。

ダンテと悪魔に対するあしらい方がなんつーか打算的女つーか色気を使わないフジコちゃんみたいに見えた。

DMC3のメアリはもっと青臭くて一直線なのが良かったんだが…あれじゃあ妄想しにくいのな
344名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 05:29:37 ID:Mei0VHHJ
連投スマソ
最初の文が全ダンテレディ否定みたいに見えそうだから訂正
アニメ版は駄目だがゲーム版のダンテレディが好きて意味
345名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 02:23:13 ID:AauTCIaS
アニメでトリッシュが出て行った理由を考えてみた。


「トリッシュ、今日はもう無理…」

「あなた悪魔を鳴かせる男じゃなかったの?
 私、自分を満足させてくれる人を探す旅に出る事にするわ」

「(´;ω;`)」
346名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 22:45:55 ID:nr47qQys
私の名はスパーダ・・・かつて魔界で生きていた悪魔だった

だったというのは、今はこの人間界で生きているからだ

2000年ほど前・・・私は魔帝ムンドゥスから人間界を守る為に戦った

そして激しい戦いの末、私はムンドゥスを倒し、魔界への道を封印した

人間界に残った私は、それから2000年近い時を魔との戦いに費やした

私が愛した人間達を守る為に・・・

そしてある時、私はとある山にある魔の塔へと向かった

この山にある塔で、邪教徒達が魔を呼び出す儀式を行っていると聞いたからだ

そこで私は、生け贄にされそうになった女性と出会う事になる

彼女は邪教徒によって家族を失い、住む場所さえ失っていた

私は邪教徒達を打ち倒し、魔の塔を破壊した後、彼女を私の家へ連れて帰る事にした

女性の名はエヴァ・・・後に私の生涯において唯一の伴侶となる人間だ


ふと考えてみたスパーダとエヴァの物語
完全捏造な上、設定と違う所もあるかもしれんがそこは許してくれ
タイトルは・・・後々決める
347名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 17:15:07 ID:uoTxhvrG
>>346
パパママ話wktk、捏造設定どんと来い!続きを激しくキボンヌ!!
348名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 22:03:58 ID:ZDUISAjS
いいねえ
349名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 19:40:54 ID:9PK/6F5N
期待age
350名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 02:30:32 ID:MVPJSSsR
保守
351名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 22:55:09 ID:pBBW/StH
下がりすぎてるよ
352名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 23:55:54 ID:pN1Tvvaj
つーかアニメそんなにダメだったか?オレとしてはむしろ最高だったんだが。今日パソで最終回みて無性に寂しくなった。最近はあれしか見てなかったから。
353名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 10:07:48 ID:snlz87Zp
無難にまとめてはあったが、キャラを動かし切れて無い気がした。

このスレ的には、せっかくの深夜枠なのにお色気要素が少なかったことが残念だ。
(ベッドシーンとまでは言わんが、せめてヒロインSのシャワーシーンくらいあっても良かったんじゃね?)
354名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 18:19:11 ID:YbSkku8B
ヘタな新キャラを入れるのは良いが、それならそれでもうちょっと掘り下げてほしかったな……
355名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 19:19:03 ID:nlGJQF4p
てか面白いと思える部分が本気で分からなかった
ダンテのセリフは寒かったし
せっかくレディやトリッシュと
ダンテ以外のゲーム内のキャラも使ってるんだから
特にほぼ毎回出てたレディとはもっと面白いやり取り期待してたんだけど
>>353
レディのお着替えシーンはあったけどな
356名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 22:09:58 ID:Q3yjljCY
レディの着替えなんてあったの?早く見ないと…
最終回は幼女の腕力と跳躍力に失笑した
357名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 00:22:18 ID:WvWGfHKg
アニメの話はやめよう、傷口を広げるばかりの気がする。
まあ俺もちったあエロパロのネタになるかなと最初は期待してた口なんだが。
358名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 00:26:04 ID:eaWogS3R
アニメを悲観する話題は、アニメ板のアンチスレに行け
建設的でない話ばっかする奴はDull

出来はよかったが、アニメというものに対し
期待するところを間違った奴が多すぎたのが敗因か
359名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 01:26:12 ID:mKa/K57+
ダンテに続いてバージルもフィギュア化されるわけだが
今度こそ一度もフィギュア化されていないレディが出てくるんじゃないかと、今もの凄くコトブキヤに期待している。
欲を言えばブラウスとツナギの2種類作ってもらって、
ツナギの方は少々エロっぽい仕様にして、そんでもってグヘヘヘ(ターン…
360名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 12:05:48 ID:feOzQDp3
アニメ、レディのディーラー姿はよかったぞ!
漫画以外でスカート履いたのは初めてだよね。
これで黒いストッキングをダンテに剥かれて
スカートたくし上げられるというシチュエーションが妄想できる。
361名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 12:42:40 ID:T/fZ9YCT
そしてここから先はR指定という訳ですね
362名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 18:29:34 ID:feOzQDp3
ダンテコッタイ
363名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 18:32:04 ID:eaWogS3R
トリッシュ×レディを妄想させてくれたという功績もあるか。
364名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 19:09:55 ID:i0W5kqIN
>>360
成る程。あれはそういう妄想もありか
そのシチュならクンニ攻めされるレディが見たい
365名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 08:00:04 ID:lqBw5w1N
おはようございます。
微妙に流れぶったぎって申し訳ないのですが、
アニメ最終回で漢前なトリッシュに萌えてしまい
ダンテ×トリッシュin ビリヤード台プレイなる代物を書いちまったんですが
投下させてもらってもいいでしょうか?

皆さんのお許しがあれば、仕事から戻ってからuぷします。
366名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 09:18:05 ID:DckSQ7GV
ウプ待ってるよ
367名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 21:08:19 ID:9Bgofcbg
>>365
全力で支持する
368名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 23:01:29 ID:QlwwrPQQ
お仕事終わるのまだかなー
楽しみにしております
369365 1/4:2007/09/10(月) 23:03:44 ID:lqBw5w1N
365です。今帰って来ました。
では、お言葉に甘えて投下させて頂きます。

ちょっと、ダンテ、あなた何してるのよ。」
「何って、おまえにビリヤードを教えてやってるんだろ?」
 そろそろ薄暮が迫る我らが「Devil Never Cry」事務所。
一応の改装が済んだフロアの真ん中には、丸焦げになった前のに替わる新しいビリヤード台が鎮座している。
初心者ながらけっこう様になる手つきでキューを構えるのは、これまた新しい相棒のトリッシュだ。
新装開店のきっかけを作ってくれたこの相棒は、こっち(人間界)に来てまだ日が浅い。
そのせいか好奇心が人一倍旺盛で、何でも知りたがる。
先刻届いたばかりのこの台にも、当然の事ながら興味津々だ。
そこでこの俺が、キューの持ち方から球の狙い方、突き方、スコアの数え方まで手取り足取りレクチャーしてたって訳だ。
「ビリヤードを教えるのに、どうしてそんな所に手を入れる必要かあるのよ?」
「あれま。」
 キューを持つ手に添えられていたはずの俺の右手は、
いつの間にやら彼女の上半身を覆うというよりはその曲線を強調する黒いビスチェのスリットに差し入れられていた。
無意識ってのは恐ろしいぜ。
新装開店したところで急に千客万来になる道理もなく、
暇を持て余した挙げ句ボディラインも悩ましい美女と身体を密着させているとなれば、
その気が兆してきたとて何の不思議があろう。
「今日はこの辺にして、ちょっと一息入れないか?」
「この辺って、まだ始めたばかりじゃな……ん…。」
 最後まで言わせず、細いあごをつまんで横を向かせ、熟れたストロベリーの色をした唇を塞ぐ。
申し分無く甘いそれを強く、時に弱く吸いながらたわわに弾むバストを愛撫すると、
抗議の言葉を並べる筈の舌は直ぐに素直になり、柔らかく絡み付いて来た。
好奇心が強いってのはベッドの中でも変わりなく、
カンも覚えも早いこの相棒は、そちらのほうでもすっかり俺好みに仕上がっている。
「ン…もう、ダンテのバカ…。」
 一応憎まれ口を叩いているものの、その眸は期待の色に濡れている。
そうそう、そうこなくちゃな。
370365 2/4:2007/09/10(月) 23:09:58 ID:lqBw5w1N
ビリヤード台に上半身を押し付けたまま、黒のレザーパンツを引き下ろすと、
見事なカーブを描く尻が露わになった。
双丘の奥の、サーモンピンクの割れ目は少し湿ってほころんでいる。
さっきから準備OKと主張しまくっている息子をズボンから引っ張りだし、そこに宛てがう。
一気に奥までいきたいところをぐっと堪え、先端だけを浅く埋めて小刻みに動かしてやると、
トリッシュはたちまち焦れて、不満そうに鼻を鳴らし尻をうごめかせた。
「ああん…、焦らさないで。早く…」
「早く、どうするんだ?」
 わざと腰の動きを止め、耳に息を吹きかけるように囁く。
「もうっ!意地悪!」
 振り向きざまにキッと睨みつけるまなじりはほんのりと紅く、長い睫毛が震えている。
超がつくほどキュートでスイートだ。
この表情が見たくて、いつもつい意地悪してしまう。
だが今日は、俺の愚息はどうにも我慢がきかないようだった。
 蜂のようにくびれたウエストをしっかりと掴み、いきり立つ息子を根元まで突き入れる。
「あああっ!」
 ひときわ高く、切ない声が上がった。
その声に煽りたてられ、俺は悪魔にスティンガーを見舞うかのような激しさでトリッシュを突き上げた。
「ああ、ダンテ…!いい、いいわ!!」
染みひとつ、黒子ひとつない白い背中をしならせ、彼女は高く掲げた尻を振り立てた。
その度に蕩けた肉が息子を締めつけ、脳天がしびれる程気持ちがいいときたもんだ。
いつの間にか薄暗くなっていた室内には、俺たちの荒い息づかいと肉をぶつけ合う音、
そして湿った音だけが響いている。
トリッシュが時折身体を強ばらせ、内部をひくつかせるのが分かる。
軽いエクスタシーに何度も達しているようだ。
このまま一気に天国へ昇りつめたい衝動を押さえ、俺は一旦息子を引き抜いた。
そして彼女の身体を仰向けにすると、ビリヤード台の上に抱え上げた。
371365 3/4:2007/09/10(月) 23:12:00 ID:lqBw5w1N
トリッシュはなす術も無く台の上に横たわり、涙の滲んだ眼で俺を見上げている。
大きく開かれた形のいい太腿の間には男泣かせの奇跡の谷間がぱっくりと口を開け、
歓喜の涙を零していた。まったくもって素晴らしい眺めだ。
ビリヤード台の際に立ったままトリッシュの腰を引き寄せ、再び息子を肉の谷間へと送り込む。狭い洞窟の中で、そいつは大喜びで縦横無尽に暴れ回った。
「……ンテ、ダン…テ。わたし、もう……。」
 すすり泣きに混じって、か細い哀願が耳に届く。
 頂戴、ダンテ。あなたの熱いものをわたしの中に頂戴。
 トリッシュはその瞬間、いつもそう言う。
俺の精を注がれる度に、人間に近づけるような気がするから、と。
 女性の切なる願いには全力で応えてやるのが男ってもんだ。
 俺は彼女の腰を抱え直し、フィニッシュにむけて最後の攻撃を繰り出した。
絶頂を告げる言葉と共にトリッシュの中がひときわ強く痙攣し、俺も堪えていたものを解き放った。
すべてを出し終えると、俺はくずれるようにトリッシュの上に覆いかぶさった。
まだ肩で息をしている彼女を抱きしめ、額に、頬に、唇にキスの雨を降らせる。
そしてピンクに染まった柔らかな耳朶に、聞こえるか聞こえないかの声をそうっと吹き込んだ。
ア イ シ テ イ ル ヨ…。
372365 4/4:2007/09/10(月) 23:13:28 ID:lqBw5w1N
豹変は突然だった。
息が静まった後もしばらくの間、夢と現の間を漂っていたかに見えたトリッシュがいきなり起き上がり、
手近にあったビリヤードの球を掴んで投げつけて来た。
「ダンテのバカ!スケベ!色魔!」
 いえ、半魔ですが。
「な、何だよ、いきなり!」
「わたし、そんなつもりじゃなかったのに…!」
どんなつもりなのかは知らないが、トリッシュは次々に球を取っては投げつけてくる。
「痛てッ、おまえも、うわっ、ノリノリで楽しんでたじゃねえか。」
「だからなおさら、よ!」
 つまりその気がなかったのにノせられて、思いっきり感じまくり乱れまくったのが
悔しくて恥ずかしい、と。
だからって、逆切れすんなよ。と、とにかく球を投げるのはよしなさい。
割れるだろ、それまだ代金払い終わってねえんだから!
「もうっ、知らない!!」
「トリ…おごっ!!」
 最後の一球が鼻の真ん中を直撃し、俺は顔を押さえてのけぞった。
 彼女はそんな俺には眼もくれず、奥のバスルームに閉じこもってしまった。
 あー、痛てぇ。鼻の奥がジンジンして、涙が滲んでくる。

      悪魔は泣かない。でも鼻血は、出る。
 
373365:2007/09/10(月) 23:14:32 ID:lqBw5w1N
以上です。

お目汚し、失礼いたしました。
374名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 23:22:51 ID:z3Rvgbp8
>>373
乙!
ビリヤードの 球 じゃなく 台 だと素で読んでしまった。
375名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 23:40:43 ID:ecwV4Vdb
ダンテの1人称面白かった。GJ!

女ごころは複雑だなーw
ウフンアハン始めたら構わなくなるような女という
イメージがあったけど、こういうトリッシュもいい。
しかもバスルームに閉じこもるなんて10代の少女か?みたいな。
でもかわいい。
376名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 23:45:11 ID:QlwwrPQQ
待ってて良かった!おつかれさまです
gj!
377名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 00:03:42 ID:9Bgofcbg
1クリア後っぽい雰囲気が良いな!
トリッシュは見た目こそ大人の美女だけど、
人間界に関してはてんで世間知らずっていうギャップが良い…
378名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 19:28:52 ID:h6JR9iGq
ダンテほど美男だったら女にはモテまくりだろうな
マザコンも美形だったら母性本能くすぐるって可愛がられる要素だろうし
ウラヤマシス
379名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 19:47:49 ID:P3PYAFV7
何かよくダンテってマザコン言われるけど
1はともかく2と3のダンテって別にそんな描写ない気がする
380名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 19:52:36 ID:h6JR9iGq
1が基本だから過去の3も未来の2もマザコン継続だと理解されてるんだろう
小説でははっきりとマザコンて描写あった
381名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 20:04:53 ID:P3PYAFV7
小説のってエヴァが殺されたときの夢にうなされて
母さんって寝言呟いたら勝手にダンテを剥いた女にマザコン呼ばわりされたって奴だよな
あれがはっきりしたマザコン描写なんだろうか…まあいいか
382名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 22:39:43 ID:dTl7Rru3
マザコンなのは間違いない
が、バージルのほうが上手
383名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:05:30 ID:l06vWBD2
マザコンだからこそ、ムンドゥスはママンそっくりのトリッシュを差し向けたんだろう。

ムンはどうやってトリッシュをエヴァそっくりに作ったんだろう?
仮説1:エヴァを殺害した際にDNAを入手しておいてクローンニング。
仮説2:ネロアンジェロの記憶をもとに作成。
仮説3:その辺の女悪魔を、魔界の高須クリニックで全身整形。

さて、どれだ?
384名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:05:36 ID:h6JR9iGq
「うわて」だよな?「じょうず」じゃないよな?

実際のトコ、バージルは童貞なのか非童貞なのか。
誰か教えてエロイ人
385名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:10:01 ID:iewlb9oD
バージルの童貞はこのスレで失われました
386名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:31:55 ID:h6JR9iGq
>>383
仮説2を推したい。

>>385
な、なんだってーーー!?


レディにか、それともネヴァンか、まさかトリッシュにかーー!?

どれが見たい?参考までに。
387名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 23:42:25 ID:iewlb9oD
>>386
レディかネヴァンかな

でも敢えてのルシア
388名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 01:14:01 ID:c2Ah6jQZ
「女…貴様が何よりも厭う悪魔に犯される気分はどうだ?」
「くっ…ァ…!き、貴様…っ」
秘められた過敏な部分に深く突き刺さり、胎内を抉り掻き回す肉棒にレディは悲鳴を堪えて憎しみと嫌悪を湛えた瞳で睨みつけた。
魔剣士スパーダの息子であり、塔で最初に出会った男の双子の兄でもあるという──自分を組み敷いている、バージルという男を。

何匹、何百匹という悪魔を狩ってきたデビルハンターの自分が、
伝説の魔剣士の血を受け継ぐとはいえ半分は人間である筈のこの悪魔に、
特殊な能力のない非力さをカバーし並の悪魔なら簡単に消滅させられるほどの腕と威力を誇る武器は身につけ隠し持っていたものも
含めて全て奪われて成す術もなく、一人の無力な女として扱われるなんて。

殺されるよりも屈辱的だ、とレディは噛み締めた唇から血が滲みそうなほどきつくこの状況と、それを生み出した己の迂闊さと──
一欠片の人間味も持たない酷薄な色の瞳で自分を見下ろすバージルの存在を呪った。




てな感じでいいなら続けるけどなァ。
ルシアは難易度高かった。ゴメソ
389名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 09:42:18 ID:BAno87e6
続けてくれ頼む!
390名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 10:21:43 ID:2o8gjt9R
>>388
続き頑張ってくれ頼む!
391名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 10:34:58 ID:PFvv4KEv
つ づ け て く れ
392名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 12:20:26 ID:Uh4XoqAd
ワッフルワッフル
393名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 23:51:52 ID:8u37QKSB
ニコニコで2の動画見たんだけどルシアはやっぱかわいい
扱いがもったいねえ…
394名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 18:17:00 ID:jHwnO0cd
DMC4でトリッシュとレディ出るのな

イヤッホゥウウウ!
395名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 18:53:55 ID:2Bxi5y6A
見てきた。レディのエロボディに釘付けになった

関係ないけどダンテ×レディで
ベタな話が浮かんだんだけど書いてみていい?
何度かに分けての投下になる予定だし
ジル×レデ書いてる人の途中で割り込んだらまずいかなやっぱ
396名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 19:06:20 ID:UwynZCFq
書いてみていい?って、そんな発言Dull
書きたいものを自分の好きに書くのがSSStylish
そうだろ?
397名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 19:40:44 ID:1ubrTVHw
>>395
ジルレディしばらく投下できそうにないから遠慮なくドゾー
wktk

公式逝ってくる
398名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 19:48:16 ID:XJvUb8nB
レディ、すっかり大人になって…!
トリッシュはなんで髪短くなったんだろう?
あのロングヘアが正統派ってかんじで好きだったけど…
399名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 00:00:48 ID:ArPsYBpy
どこで見れるんだ?
400名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 00:14:52 ID:4InhQmdn
>>396
それもそうだな。とりあえずちょっとだが書いてみたから次から4レス使わせてもらう
一度に投下できなくて申し訳無い
あとジルレデの人、ありがとう。楽しみにしてる

>>399
http://up2.viploader.net/upphp/src/vlphp070331.jpg
401ダンテ×レディ1@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/20(木) 00:15:54 ID:4InhQmdn
 その日は雨だった。

 夕暮れどき、いきなり降り出した雨にレディは全身ずぶ濡れになった。
「もう……ホントについてないわね」
 時折激しい閃光が差し、轟音が響く空を睨み、彼女は呟いた。
 慌てて立ち寄ったどこかの店先で雨をしのいではいたものの、もう既に髪も頬も手足も雨で冷え切っていた。
「流石に寒いわね……」
 身震いを一つ。体の芯まで冷えてしまった彼女は早く温かなシャワーを浴びたいと思った。
 ふと、彼女はある方角を見つめた。この近くに住むある男の存在を思い出し
たのだ。
「今なら多分……アイツいるわね」
 まだ止まない雨の中、彼女はバイクを押し、歩き出した。



 シャワーを浴びた後の頭をタオルで乾かしながらダンテは窓の外を眺めた。
「この分じゃ一晩中降り続くなこりゃ」
 椅子に座り、机の上にだらしなく脚を投げ出した。時計を見ると6時を回っている。この様子では客など来そうにもない。今日はもう看板にしてもいいような気がする。
 だが思わぬ知らせというものは思わぬときに舞い込んでくるものだ。店のネオン
サインを消すのはとりあえず止めにした。鳴らない電話を眺めながら、ダンテは当ても無い客を彼は待った。
「とりあえず腹ごしらえでもするかな」
 デリバリーピザのメニューカードに目をやる。今日の宅配は大変だろうな、と呟きながらダンテはメニューに目を通した。

 と。
 店のドアが勢いよく開く音がした。
 瞬時、外部の激しい雨の音が一層大きく耳に伝わってきた。そしてこちらに向かってくる靴音。
「こんな雨の日に来るとは物好きな客だ。ガッツだけは認めるが、俺が依頼を引き受けるかどうかはまた別の話だ」
 ダンテは顔を上げもせず、反射的にそう言った。
「残念ながら客じゃない。私よ」
 聞き覚えのある女の声。思わずダンテはそちらに顔を向けた。
「お嬢ちゃん、か。珍しいな。どうしたこんな日に」
「どうしたもこうしたも。見れば分かるでしょう?雨に振られたの、見事に。シャワー貸して欲しいのよ。ついでにタオルもね」
 見ると彼女は全身びしょ濡れで、白いブラウスが肌に張り付いている。
「服はどうする気だ?」
 ダンテが問うと、レディは持っていた紙袋を掲げて見せた。
「元々買い物していた帰りなの。替えはあるわ。濡れてないといいけど」
 彼女がこちらへ歩み寄ってくるたびに、ポタポタと音を立て床に雫が落ちていく。
そんな些細なことは気にしないダンテであるし、たまにジョークで来客にトイレやシャワーを勧めたりもする。
 だがそんなことより訪問者が彼女であったことに驚いた。そして―――
「何見てるのよ。貸してくれないの?」
 濡れたブラウスが透け、浮き彫りになった彼女の華奢な体のラインが嫌でも目に
留まる。白い首筋に始まり綺麗な鎖骨のライン、そしてその下の膨らみと突起……
「とにかく寒いのよ。嫌ならタオルだけでも貸してくれない?」
「ん?ああ……」
 彼女の強い口調にダンテは我に返り、奥へ向かった。
「ほらよ。……俺が勧める前にシャワーを借りたいと言ってきた奴はお前が初めてだ」
 戻ってくるなり手にしているバスタオルをレディに向かって放り投げた。レ
ディは片手で素早くそれをキャッチすると、髪をガシガシと拭き始めた。
「どうしたっていうの、ボーッとしてあなたらしくもない」
「ああ悪い。この雨のせいかもな」
 彼は自分が来る前にシャワーを浴びていたのだろう。自分と同じように髪を拭いている。二人揃って髪を乾かしている光景は何だか滑稽だとレディは思った。
「悪魔って雨だと力が落ちる訳?むしろ日の光の方が苦手そうなイメージがあるけ
ど」
 ふむ、とよく分からなそうな顔でレディは溜め息をついた。
402ダンテ×レディ2@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/20(木) 00:17:47 ID:4InhQmdn
 髪を乾かす手を止め、レディは手にした紙袋の中を覗き込んだ。
「ああ、中は大丈夫そうね。もう袋はボロボロだけど」
 彼女の黒髪が水滴に光る。雨の日に突然飛び込んできた子猫のようだとダンテは
思った。
 そんな彼女の様子とぼんやりと眺めていると、当人はダンテを一瞥して言い放っ
た。
「相変わらず暇そうなのね。まあこの雨じゃ無理も無い、か」
「ハッ、お嬢ちゃんこそ、そんな格好でこの辺歩くもんじゃないぜ」
「…………?」
 ダンテの言葉に首を傾げる彼女から視線を外し、彼は髪を掻き毟った。

 他愛も無いことを話す彼女は分かっているのだろうか。今の自分がどんな肉感的
な姿をしているのかを。
 ―――そしてここにいる男が今までどんな感情を自分に対して持ち続けてきたの
かを。

 先程まで浴びていたシャワーを浴びていた故、ダンテは上半身裸だった。
 だがそんな彼の姿などとうの昔に見慣れているレディは何も言っては来ない。そ
れが男として意識されていないことの証明のようで、ダンテには腹立たしかった。
「少しは意識したらどうなんだ」
「?何か言った?」
「いや……」
 ダンテが言葉を濁したことを訝しがりながらも、彼女はそれ以上は追及しなかっ
た。

 長い沈黙があった。
 ダンテは相変わらず机の上に脚を投げ出し、頭の後ろで腕を組んでいたし、レデ
ィは彼に背を向け、ずっと窓の前で外の様子を伺っていた。
 二人の静寂を破ったのはレディの言葉だった。
「今夜は止みそうにも無いわね」
 レディは恨めしそうに外を眺めた。そんなレディの背をダンテは見つめた。背に
張り付いたブラウスが彼女の肌色を伝えてくる。そのブラウスの下には何も着けて
いないことも。
「ねってば」
「ん?」
 いきなり自分の方に振り返り、同意を求めてきたレディに思わずダンテは問いを
返した。
「雨。さっきから言ってるじゃないの」
「ん、ああ、そうだな……」
「もう、今日はホントダメらしいわね。人の話、聞いてないでしょ」
「お前が帰りたそうだってのだけは分かる」
「帰りたくても帰れないんだからしょうがないじゃない。……そりゃ突然押しかけ
てしまって悪いとは思ってるわ」
 レディは呆れたように小さく溜め息をつくと、もう一度窓の方に向きなおした。
 外はとうに暗闇で、街のネオンがいくつかぼんやりと浮かび上がっている。
 雨に滲んで映るそのカラフルな人工光をレディは素直に綺麗だと思った。

 昔、こんな風に父の帰りを待ったことがあるのを彼女は思い出した。
 小さな自分は愛する父を待ちわびて待ちわびて。
 あのときも同じように雨に濡れた街の灯りは綺麗で、でもどこか寂しくて。
 あれは一体……いつのことだったか。
403ダンテ×レディ3@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/20(木) 00:18:57 ID:4InhQmdn
 ふと感傷的な気分になっていることに気づき、レディは自嘲した。今夜「らしく
ない」のは自分も一緒だ、と。
 そして自分がずっとここに来た時と同じ、濡れた格好のままでいることに気がつ
いた。
「いけない。流石に風邪引いたら困るし、いい加減、シャワー借りるわね」
 レディが一言断りを入れて、振り返ろうとしたその時だった。
 窓ガラスに映る人影が彼女の目に止まる。
 今、窓ガラスに映るのは雨に濡れた自分の姿と……
「ダンテ?」
 何時の間にか自分の背後にいたダンテに驚きながら、レディは振り返った。
「……どうしたの?」
 二人の目が合った瞬間、空から一際大きな雷鳴が轟いた。

 そして……

「っ、何……!?停電!?」
 突如の暗転に動揺したレディが辺りをきょろきょろと見回す。
「……らしいな」
「もう……こんな時に……」

 先程までの人工的な美しさは何処にも無い。
 辺りは全て暗闇に包まれた。
 この部屋も、窓の外も。真実さえも。

 永遠とも思えるような長い沈黙の後、ダンテの影が更にレディに近づいた。
「ダンテ……?」
 次の瞬間、彼女はダンテに抱きすくめられていた。
 突然の出来事にレディは事情がまったく飲み込めぬまま、しばしの間、その状態
でいた。
 が、だんだんと伝わってきた温かな体温で我に返り、慌ててダンテを自分から引
き剥がした。
「ちょっ……、いきなり何するのよ!」
「……っつ……」
 咄嗟にレディは彼の左頬を引っ叩いた。
 彼女はこれがまたいつもの彼の下らないジョークだと思った。いつも男っ気が無
いだのネンネだのと自分を馬鹿にする彼のことだから、今夜もいつもの調子だと考
えた。
「こんな暗がりだからってふざけないで。私に手を出す程、女には不自由していな
いでしょ?」
「不自由はしていないが、この状況下、考えてみろよ」
「状況下って……何言ってるのよ、んんっ」
 首筋にキスをされ、くすぐったさにレディは身をよじらせた。いつもと違う。今
夜はいくら何でも悪ふざけが過ぎている。
「いい加減にして、私帰るわ!」
 ダンテの態度に憤慨したレディは出て行こうとした。外はまだ激しい雷雨で、更
に外灯すらも消えている状態なのだが構わない。この男といるよりだったら、雨に
打たれて熱を上げた方がマシだ、と思った。
 だがそれは出来なかった。いきなりダンテに後ろ手にドアを閉められ、彼女は壁
際に追い詰められた。そして両手の指を絡ませられ、そのまま壁に押さえつけられ
た。
404ダンテ×レディ4@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/20(木) 00:19:43 ID:4InhQmdn
「何のマネ……?」
「いつもみたいに遠回しに口説いたところで、お前はその気になりゃしないんだ
ろ?」
 全てはこの嵐のせいなのだろうか、とレディは思った。彼のことを信用していな
い訳では無いが、彼の内に流れる悪魔の血が今宵、彼をそうさせているのかもしれ
ない、と。
 また一つ、雷鳴が轟いた。近くに落ちたのだと思う。
 レディは冷静に睨み返し、冷たく言い放った。
「いつまでも下らないこと言ってないで、そこをどいて」
「遊びでこんなことするとでも思ってるのか?」
「なっ……」
 男の強い力で両手を押さえつけられ、レディは振り解くことができない。腕力で
は彼女は絶対ダンテには敵わない。それは彼女自身が身を持って知っている。
 こんな暗闇でも半魔であるダンテの目は利く。鮮やかなオッドアイの女。
 目前で微かに怯えた色を見せ始めた彼女に、はっきりとダンテは告げた。
「今夜は何処にも行かせないから……覚悟しな」
「ちょっ、ちょっと待って、何するの……止めて!」
「止めない」
 真剣な顔で迫ってくるダンテに、レディは彼が"雄"の部分を持っていることを思
い知らされる。太刀打ちできない圧倒的な力。
「離しなさいよ!やっ……、離して……離して……!」
 レディは抗いきれずに目を瞑った。

「……冗談だよ馬鹿」

 急に自分を掴んでいた腕の力が緩んだ、と思った瞬間、レディはダンテに頭をピ
ンと小突かれた。堅く閉じていた瞳を開けると、部屋も外も明かりが戻っていた。
停電から回復したようである。だが闇は消え去ったというのに、彼女の唇はまだ震
えていた。
「っ……!」
「お前は男に警戒心が無さ過ぎる。俺だって一応正常な男なんだぜ?男の所にたっ
た一人そんな格好でノコノコやってきたら食っちまわれることもあるっての、これ
で分かっただろ?」
 ダンテの忠告とも思える言葉にレディは顔を真っ赤にし、涙目でダンテを睨みつ
けた。そして無言で彼の横を摺り抜け、雨でぐしゃぐしゃの紙袋を掴むと、手の甲
で涙を拭いながらバスルームへと走り去った。

「何やってんだ俺は……」
 一人になった事務所の中でダンテは呟いた。こんなのはただ彼女を傷つけただけ
だ。男として見てくれるどころか、もうこちらに笑いかけてくれることも無くなる
だろう。
 いつものように軽くかわせばよかったはずなのに、今日はそれが出来なかった。
「……出来る訳ねえだろ……」
 刹那、この腕の中にいた柔らかな感触。彼女の纏った雨粒で少し自分の体も濡れ
た。
 本当はあのまま彼女の肌が欲しかった。彼女の全てを犯しつくしてしまいたかっ
た。それを人間の理性が寸でのところで自分を引き止めてくれた。
 もしあのまま暗がりが続いていたら、どうなっていたのだろう。
 ダンテは自分が悪魔だと思った。
 生まれの意味ではない。感情的な意味でだ。

「畜生……」

 持て余した感情のままに、ダンテは強く壁を殴った。
405400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/20(木) 00:20:54 ID:4InhQmdn
とりあえず今日はここまででエロまだ出てこなくてごめん
また続きが書けたら来る
406名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 00:50:02 ID:5/vHFLrp
二人らしいやり取りだな。
続き楽しみにしてる。
407名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 00:55:55 ID:ah96M54K
GJ!
先がものすごーーーく楽しみだ

399じゃないけど>>400もありがd
公式で探しまくってしまったよorz

アニメではゲームまんまのレディの格好にちょっとポカンとしてたからちゃんと歳相応にw大人っぽく
そしてエロくなっててよかった
妄想広がるなぁ
408名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 01:05:26 ID:EiCMYZk2
ダンテ青いよダンテ
若々しいふたりに期待
409399:2007/09/20(木) 09:56:38 ID:ArPsYBpy
>>400
ありがとう!公式とか海外サイトとか探しまくったけど見つからなかったんだ
ホントにありがと

そしてGJ!
続き楽しみにしてるよ!
4104レディ×4ダンテ?1:2007/09/21(金) 01:00:12 ID:ynmOUuHL
>>400の記事見て妄想した4ダンテ×4レディ
むしろレディ×ダンテかもしれない



 暗がりのソファで戯れる一組の男女。
 今夜もお決まりのように深いキスから始まる。舌と舌を絡ませ合い激しく吸い上
げる。それだけで二人の興奮は一気に上がる。
 ダンテは乱暴にレディを押し倒した。彼に押し倒されることには既に慣れている
彼女はその力に任せてソファへ沈んで行く。
 ダンテは強引にレディの純白のジャケットの封印を解いた。強い力で押し広げら
れたことで、ボタンが一つちぎれ弾けた。
「……随分手荒いマネするのね」
 結構高いのよこれ、と呆れたようにレディが言う。だがダンテは笑みで返す。
「でもこういうのも嫌いじゃないんだろう?」
「……あとで弁償してもらうけどね」
 笑いながら言う彼女もまたダンテの服を脱がせ、現れた逞しい胸を掌で撫でる。
 やれやれまたか、と零しながらもダンテはレディに触れられるのを楽しんだ。

 ジャケットの合わせ目から零れた彼女の美乳はダンテを誘うかのように揺れてい
る。初めて彼女を抱いたときより、それはかなり重量を増した。「セックスは女を
綺麗にする」という女性誌の記事をダンテは目にしたことがあるが、レディのこれ
は俺がそうさせたのだろうか、と何処と無く男としての喜悦が沸き起こる。
「お前のその姿……堪らねえな」
 ダンテはすぐさま彼女の双球を掴み出すと、それを頬張り、頂点を舌で転がした。
「ああっ、ちょっと待って!服、シワになっちゃうじゃない!」
 服の隙間から胸を吸われ、レディは咄嗟にそう叫んだ。レディの怒りを含んだ叫
びにダンテは両手を挙げて彼女の体から離れた。
「そりゃ悪かった」
「もう……ちょっとくらい我慢できないの?」
 子供じゃないんだから、と頬を膨らませながらも、レディは白いジャケットを自
ら脱ぎ去る。
「そんな挑発的な格好をされて、待てる方がどうかしてる」
 ダンテは彼女の頬をペロリと舐めた。そして彼女の耳元で囁いてやる。
「さっきの格好のままであんなことをするのも、結構イヤラシくてよかったんだ
ぜ?」

 ジャケットと揃いのホットパンツを脱がせると、彼女の魅惑的な茂みが現れた。
いつもダンテを迎え入れてくれる、彼以外は誰も知らない秘密の場所。
 二人裸になるとダンテの陰茎は既に昂ぶっていた。
 太く、大きく、硬いダンテの雄。レディはそれにそっと手を伸ばす。
「ハ、可愛がってくれるのか?」
 彼女は豊満な胸を持ち上げ、その谷間にダンテの陰茎を挟み、丹念にそれを擦り
上げた。二つの柔らかな肉塊に挟まれて、物理的にも視覚的にもダンテの雄の衝動
を呼び覚まされる。
「これ……そんなにいい訳?」
 施しているレディの方はその良さなど、まるで分からない。
「最高だ」
 ダンテの言葉に偽りは無い。
 それならいいけど、とレディは微笑むと、艶のある唇でダンテのモノに一つキス
を落とした。
 しばらくしてダンテのその先端から白濁液が勢い良く飛び出し、迸った大量の液
は彼女の白い胸と顔とを汚した。
4114レディ×4ダンテ?2:2007/09/21(金) 01:01:45 ID:ynmOUuHL
「まだ……終わってないわ」
 一人上り詰め、果てたダンテに、レディは彼の放ったモノを拭き取りながら不満
を漏らす。
「そりゃ勿論だ。俺もこれだけで夜を終わらせる気は無い」
 今夜はまだ一度も愛し合っていない。
「本当のお楽しみは、これからだ」
 ダンテのその言葉にレディは魅惑的な笑みを一つ浮かべると、ダンテの体の上に
のしかかった。そして果てたばかりで力を無くした彼の陰茎を口に含むと、ゆっく
りと愛撫し始めた。
 そしてダンテの顔の上に彼女の張りのある白い尻朶が向けられた。
 ダンテは上体を起こすと、尻朶の肉や茂みを押し分け、桃色を呈した彼女の女陰
へ直接舌を這わせた。
「んんんっ」
 ざらざらとした熱い舌の感触を敏感に感じ取った彼女は、ダンテの陰茎を咥えな
がら快感にうち震える。ダンテが舌を差し入れたそこは既に愛液に濡れ、彼が侵入
してくるのを待つばかりになっていた。
 互いの陰部を貪り合う。
 彼女の入り口から零れた蜜が太腿の内側を伝って垂れているのを、ダンテは舐め
取り、綺麗にしてやった。太腿の弾力が心地よい。ダンテはそれ甘く噛み、白い肌
にほんのりと赤く歯型を残した。
 彼女が感じる姿を見、舌の刺激を受けるうちに、ダンテの陰茎は再び力を取り戻
していた。早く彼女の中で溺れたい、と。
 頬張っているレディの方もその大きさがきつくなっている。
 そろそろ遊びの時間は終わりだ、とダンテはレディの臀部の蕾を舐めた。
「……っ!」
 レディは何故か後ろを触られることは断固として拒否する。その彼女の蕾にダン
テが触れるということは、今の行為を中断しろということを暗に示していた。

 ダンテの方に向き直したレディは左手でダンテの陰茎を握った。右手の人差し指
と中指で自分の陰唇を開かせ、その割れ目に、掴んだダンテのモノを宛がった。そ
して下からそそり立っているそれに一気に腰を落とした。
「ああ……っ」
 レディは自分の下に寝そべるダンテの腰を掴み、繰り返し自分の腰を大きくグラ
インドさせる。そのたびごとに快感は訪れ、上を向いた形の良い胸は上下に激しく
揺れた。
 自分の中で一番感じるところをダンテのモノで擦られる気持ち良さ。彼女は腰を
使って幾度も幾度もそこを刺激した。
 ダンテの精を絞り上げるかのような彼女の膣の動き。
 黒髪を激しく揺らし、汗を飛び散らせ悶える彼女の姿を見るうち、ダンテの欲望
も刺激された。
 彼女の動きだけでは我慢できなくなったダンテは再び上体を起こすと、レディの
腕を自分の肩に回させた。そしてレディの腰を掴むと彼女の中を一気に掻き回した。
「はぁ……ん、ああん、ダンテ……!」
 レディの白い喉から懇願するように何度も何度もダンテを呼ぶ声が漏れた。

 二人の夜はまだ終わらない。




あのレディならオパーイ使えると思った
あと4レディは積極的そうなお姉さんにも見えた。性的な意味で
てかごめん、ちょっと現実逃避したくなっただけだ。
412名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 15:34:09 ID:R0YPcn9v
エロ杉GJ!!!!!!!!
もう4が楽しみで仕方ない。
413名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 20:40:23 ID:RaiPf7fV
3のレディって、生真面目で潔癖性な感じがする。
ダンテが下ネタでもかまそうものなら、即ロケラン零距離射撃とかやりそう。
だが、それがイイ。

反対にトリッシュはダンテを誘惑するために造られただけあって
裸エプロンとか何でもやってくれそう。
もちろん、それもイイ。

って、俺たんなる節操なしじゃん。
414名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 21:40:16 ID:5Yra+U38
>>410
GJ!何て濃厚なエロなんだ
4出たら絶対レディってエロの範囲大幅に広がりそう
3の初々しいのから4のエロ格好いいお姉さんまでバッチコーイ
415名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 01:22:37 ID:PpvHEA65
ダンルシキボン
416名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 09:20:23 ID:3snSzSdN
まとめサイトが見れないのは俺のPCだけか?
417名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 09:34:43 ID:49hbR6I/
こっからは?
2chエロパロ板SS保管庫 だよな?

ttp://sslibrary.gozaru.jp/
418名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 09:36:01 ID:49hbR6I/
ごめん よく見たら違うみたいだ?

吊ってくるorz
419まとめサイトの中の人 ◆99oq9mk4/k :2007/09/22(土) 12:29:00 ID:PVefTA4Z
>>416
ごめん、借りてるところが今不安定でサーバダウンしてるみたいだ
完全復旧したらちゃんとみられる…と思う
つか更新遅くてスマン
420名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 12:33:42 ID:3snSzSdN
>>419
借りてるとこのせいか
事情も知らずに見れんとか言ってすいません

更新遅くてもいいのでこれからもよろしくお願いします
421名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 23:59:09 ID:L7sQhgq7
>>419
うるせぇ!
お前なんか胴上げして、肩揉んで、
お疲れでしょう?と罵りながら足裏をぬるま湯でマッサージしてやる!
422名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:18:25 ID:Acfalq9E
何というツンデレ

つーかそのトリップで今更気づいた乙
423ダンテ×レディ5@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/24(月) 11:08:22 ID:Gt8rWGIU
>>420
いやこっちこそありがとう
言われるまでサーバダウンに気づかなかったからさ
今はちゃんと見られる?
>>421
ありがとう。その陵辱プレイされてみたいよ


>>401-404より



 怖かった訳じゃない。
 ダンテに腹を立てている訳でもない。
 ただ私が最も恐れていたことが起きてしまっただけだ、とレディは思った。
 思考を全て停止して、彼女はシャワーを一身に浴びた。全てが流れてしまうよう
に。
 先程の雨と違い、心地よい。

 彼女はしばらくシャワーの雨に打たれた後、栓をひねった。キュッと音を立て、
お湯が止まる。
「はあ……」
 溜め息を一つ、曇った鏡の蒸気を拭ってやると、目を赤く腫らした頼りない顔の
自分がこちらを覗いている。
 ちらりとドアに目をやる。バスルームに入り、すぐさまレディは鍵をかけた。
 ダンテは多分もう何もしてこない。そんなヤツだ。分かってはいたが、彼女はバ
スルームの鍵をかけずにはいられなかった。
「痛……」
 ダンテに指を絡ませられ、強く掴まれた手の甲にはまだ彼の爪痕がくっきりと残
っている。力が上手く入らない。
「……銃、持てなくなったらどうするのよ……バカ」
 呟いたが、そんなことは本当はどうでもよかった。再び溢れてきた涙を乱暴に拭
った。

 友達として、同業者として、自然に付き合える関係が壊れてしまった。
 恋や愛なんて関係無い、ぬるま湯のような関係が居心地よかったのだと思う。自
分の気持ちを誤魔化し、彼に甘えてきた罰だ。
「だらしない……」
 震えがまだ止まらない。顔もまだ青白い。もう体は冷えていないのに。
 ダンテの言葉が本気であるとも、彼が自分の体を目当てにしているとも思わない
けれど、それでもこれまで保ってきた均衡を彼の方から崩されたことがショックだ
ったのだ。
 自分たちが男と女である限り、何時かは必ずその関係に終止符を打つ日がやって
来るという、別れの予感にずっと気づいていたとしても。

 このシャワーのような温かなぬくもりから、外の嵐に放りだされて、自分はどう
すればいい?どうしたい?
424ダンテ×レディ6@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/24(月) 11:09:07 ID:Gt8rWGIU
 レディとのことがあった後、ダンテは事務所の明かりも、店のネオンサインも全
て落とした。今更店を営業する気になどなれないし、今の自分には部屋の蛍光灯で
すら眩しすぎる。幸い近くの酒場のネオンが差し込んでくるし、雷光はあるしで明
かり取りには困らない。
 彼はただ椅子に腰掛け、イライラした様子で机に脚を乗せ、無言のまま俯いてい
た。

 しばらくしてカチャリと小さくバスルームの鍵の外される音がした。
 幸か不幸かダンテの耳は悪魔である故、通常の人間よりも利く。時には聞かなく
ていいものまで聞こえてしまう程に。
 ひたりひたりと躊躇いがちにこちらに向かってくる足音。レディのものだ。
 あんなことをした後で、どんな顔で彼女と顔を合わせればいいのか。彼女の足音
が死刑の宣告を告げる者の足音にすら聞こえた。

 が。

 足音は事務所のドアの前で止まった。そしてドアが開けられる様子は一向に無い。
「……どうした?」
 いい加減気になったダンテはドアの向こうの彼女に問うた。あんなことがあった
後で入りづらくても無理も無いが……
「ダンテ、そのままで聞いて」
 激しい雨の轟音に消え入りそうな声でドア越しのレディが言う。
 互いの顔を合わせずに話したい、ということなのだろう。少し考えた後、ダンテ
は承諾をした。
「……OK」
 ほっとしたようにレディは溜め息を一つつき、静かに話し始めた。
「私も悪かったと思ってる。考えたらあなたの言うとおりだし、私が浅はかだった。
……今までごめんなさい」
「別に……お前が謝る必要ねえだろ。怖がらせたこっちが悪かった」
 確かに夕暮れどき、この辺りを若い女がウロウロするのはダンテも感心しない。
だが彼女がデビルハンターである以上、こんな治安の悪い場所を行き来することは
仕方の無いことだと認識している。
 何より若い女に群がる野郎の怖さを知らせるにはもっと別のやり方があったはず
だ。
「でも……」
 前置きを一つし、躊躇いがちに彼女は問うた。
「どうしてさっきはあんなことしたの?」
 いきなり直球で訊いてくるのが彼女らしい。遠回しな表現をされるよりはこちら
の方がダンテにとっても好みだ。
「さっきジョークだと言ったろ。全然笑えねえのは確かだが」
 誰が見ている訳でも無いが、ダンテは両手を広げ首を振った。
 彼の言葉が全て真実だとは思えないレディは更に問いを続ける。
「でも……でも本当はそれだけじゃないんでしょ?」
「忘れちまったのか?俺は悪魔だ」
「あなたは冗談だけであんなことをする人なんかじゃない。例え悪魔だとしても
ね」
「それは買い被りすぎってヤツだ」
 あくまでシラを切るつもりである彼に厳しい口調が返ってきた。
「そうやっていつも自分の真意を隠してきたじゃない。初めて会ったときからずっ
とそう」
「………………」
「確かに私はあなたを殺そうとした。それはあなたが悪魔だと、殺すべき存在だと
思ったから」
425ダンテ×レディ7@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/24(月) 11:09:50 ID:Gt8rWGIU
 ふと出会ったばかりの頃、彼女を助けたにも関わらず額に二発、銃弾を受けたこ
とを思い出し、ダンテは指で眉間を擦った。
「まあ確かに……アレは効いたな」
「だけどそれが間違っているって気づいたのは……ダンテ、あなたが人間の心を持
っているってことをあなた自身で私に証明してくれたからなのよ」
「………………」
「悪魔には血も涙も通ってないって本当に思ってた。家族の繋がりなんて、人の心
なんて理解できないものなんだって」
 彼女は知っている。
 ずっと傍にいたから分かる。普段どんなポーズを取ろうと、彼の中に暖かいもの
があるということを。熱いものが流れているということを。
 ダンテは理由も無しに暴力を振るうような男ではないと信じている。実際彼は抵
抗を見せた自分を無理矢理最後まで押さえつけるようなことはしなかった。
「私はあなたみたいな悪魔がいてくれたことが……嬉しかったのよ?」
「……レディ……」

 彼女は色恋沙汰の駆け引きやタイミングというものに疎くても、自分以上に自分
の本質を理解しているのかもしれない。どんなにポーズをつけても見透かされてい
る。

(本気でかかってくる奴に本気で挑まないのは男じゃねえな)

 観念したようにダンテは告げた。

「……そうだ冗談なんかじゃねえ」

 ダンテは自分が予想していたよりも遥かに暗く低い声が出たのに驚いた。彼女も
それは同じだったらしく、わずかな動揺で廊下がギッと鳴ったのをダンテの耳が捉
えた。
「そ、それじゃ何故……」
「あの瞬間……本気でレディ、お前が欲しいと思った。それだけだ」
「!?」
「俺が欲しいのはただの女じゃねえ。お前だ」
 顔が見えなくても彼女が動揺していることは手に取るように分かる。

(そりゃそうだ。今までずっと「物分りのいいダメな友人」で通してきたんだから
な)

「う、嘘ばっかり。や、やっぱりあなたの言うことなんて信用できな……」
 上擦った声でレディはダンテの言葉を否定する。先程とは真逆のことを言い、取
り繕ってはいるが、彼女は理解しているのだろう。ダンテが本心から言っているの
だと。
「あのなあ……いい加減、分かれよ。特別じゃない女に誰があんなことするってん
だ」
「それは……でも………」
 何か反論しかけてレディは黙り込んだ。
 彼女は沈黙しただけであったが、ダンテには何故か彼女が泣いているような
気がした。
 彼女の不安を打ち消すごとく、ダンテは言い放った。
「でも安心しろ。もうしねェよ、あんな無理強いは。俺の気持ちを押し付けるよう
なマネもしない」
「………………」
 居たたまれなくなったダンテはハンガーに掛けてあるコートに手をかけた。
「寝室、使えよ。俺は今夜、エンツォの所に世話になる」

 本気なのだろう。
 レディにも察しがつく。止めなければ彼は本当に雨の中、出て行ってしまう。
426ダンテ×レディ8@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/24(月) 11:10:41 ID:Gt8rWGIU
「そんな外はあんな酷い雨で……」

(そうじゃない。本当は雨だとかそんなことはどうでもいい)

 分かってはいたが言葉にすることが出来ない。そうしている間にも、彼が外に出
る支度をしている音が聞こえてくる。
「じゃあな、部屋の鍵はしっかり掛けとけよ」
「待って!」
 呼び止める声の性急さにダンテの動きが止まり、思わず彼女のいるドアの方へ振
り返った。同時に肩に掛けたコートが床に落ちた。
「……レディ?」
「か、勝手なこと言わないでよ……私、その……私……」
 どう伝えていいのか分からない。言ったところで彼に伝わるのかも分からない。
だけど今何かを言わなければ、レディは自分が一生後悔するような気がした。
「こ、こ、こ、ここに居てよ……!」
「………………」
 どもりながらも随分と大胆な言葉が出てしまった。レディは手で口を押さえる。
言った後で「しまった」とも思った。何故こんな言葉が口をついて出たのだろう。
「……考え無しに野郎に向かってそんなセリフを吐くと、のちのち後悔するぜ」
 呆れたような諭すような口調でダンテが言う。
「言っておくが、部屋にベッドは一つしかない」
「……うん」
「お前を女として見ている男がいる」
「……うん」
「これが何を意味するのか、それくらいは分かるんだな?」
「分かってる!分かってるけど……ただ……」
「ただ?」
「もうただの友人としてあなたの傍にいることは出来ない。何故かそれが怖い」
 二人の関係が変わることに対する覚悟はあるらしい。

(ならば俺の答えは一つだ)

 心の内で呟き、ダンテは正面を向いて言う。
「俺がそれをずっと待ち望んでいたと言ったらどうする?」
「!」
「いつでもどんなときでも俺にとってお前は"女"だったんだぜ、レディ?」
「……あ……」
 彼女とて別にダンテを"男"として見たことが無い訳じゃない。だがそれを告げて
しまえば一生彼を失うこともある。
 友人ならば永遠に付き合っていくことだってできる。だから彼女は自分の気持ち
に気づかないふりをして、その想いに鍵をかけた。
 塞いだはずの想いが突然流れ出し始める。
「"友達"でいることは楽だったし、心地よかったの」
「……ああ」
「友人としてのあなたを失いたくなかった。……虫のいい話かもしれないけど」
 そこで彼女が沈黙したのを見て取り、ダンテは言った。
「レディ、もういいだろう?いい加減入って来いよ」
 またしばらく沈黙を守った彼女であったが、やがて小さな、だが何かを固く決意
したような返事が戻ってきた。
「…………分かった」
 同時に閉ざされていたドアが開いた。

 ダンテがそちらに視線を送ると、バスタオル一枚巻いただけの格好をしたレディ
の姿が目に映った。
 普段から露出が高い格好をしているにしても、彼女が"女"を意識してこんな姿に
なるのは初めてであろう。一瞬にしてダンテは目を奪われた。
 替えの服なら持っているはずの彼女が何故かそれを着ていない。つまりもう既に
その体勢が出来ているということだ。
427ダンテ×レディ9@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/24(月) 11:11:34 ID:Gt8rWGIU
「最高の眺めだな」
 言いながら、ダンテはレディの方へ歩みより彼女を迎える。
「かっ、からかうつもりなら、また額に穴開けるわよ!」
 顔を真っ赤にしてレディがダンテに向かって拳を振り上げた瞬間……

「きゃあああっ!」

 再び雷鳴が轟いた。
 突然の轟音に驚き、叫んだレディは―――裸のダンテの胸にしがみ付いた。
 そしてダンテにしがみ付いた瞬間、彼女のバスタオルがはだけ、床に落ちた。
 咄嗟に手を伸ばし、彼女を抱きしめたダンテの硬い胸に当たる、マシュマロのよ
うな二つの膨らみ。

 この事務所の界隈、酔っ払い、自我を無くした女に突如抱きつかれることなどは
さほど珍しくも無かったが、意中の女にそれをされ、しかもその女が裸であること
などそうそうあるはずも無い。滅多なことには動じないダンテであったが今回ばか
りは目を丸くした。
 レディの方も同様であった。生まれてこのかた、裸で男と抱き合うなど経験した
ことが無い。二人揃ってその場に凍りついた。
「あ……」
「……あ、ああ」
 これから「そういうことをする」というところであったにせよ、これは余りにも
唐突すぎた。互いに唾を飲み込み、言う。
「……お嬢ちゃん、かみなり……苦手だったのか?」
「と、突然すぎてびっくりしただけよ。そ、それよりダンテ……」
「何だ?」
「し、下。下。下。下見ないで」
「下?」
 視線を下に落とすと、先程まで彼女を覆っていたバスタオルが床に落ちているこ
とに気づき、ダンテはぎょっとした。そう言えば彼女の背中に回した手にタオルの
感触は無い。すべすべとした肌の感触のみだ。
 すなわち今自分の腕の中にいる彼女は……
「お前……」
「見ないでって言ってるでしょ、このスケベ!」
 こんな格好で自分の方から出てきて、スケベも何もあったもんじゃない。だけど
レディは彼に何か悪態をつかずにはいられなかった。
 ダンテの方は、下ならばちゃんと履いている。だが自分は……下も何もつけてい
ない。どうして何も着て出て来なかったのか。レディは今更ながら自分の大胆な行
動を悔やんだ。
「なあ……いずれこの後、俺は見ることになるんだぜ?」
「そっ、それでも今は見ないで」
「キスは?下見ずにどうやってすりゃいい」
「キッ……!し、しなきゃいい……しなきゃい……あっ、ダメ!」
 ダンテはレディの言葉が終わるのを待たずして、彼女の腰へ手を回し、もう片方
の手で彼女の顎を掴み、顔を上げさせた。
「何すん……!」
「……こうすりゃ見えねェから安心しろよ。額に穴開けられるのももう御免だし
な」
 二人の目が合った。何かに惹き付けられるように、互いに視線を逸らせない。
 密着する肌と肌。
 初めてながらも何かを察した彼女はぎこちなく瞳を伏せた。
「……後悔しねェんだな?」
 瞳を閉じたまま、レディは小さく頷いた。
 その承諾を待って、ダンテはレディの唇に自分のそれを重ねた。
 二人が初めてするキスは火傷しそうな程熱かった。
 ダンテは強引に舌を侵入させ、レディのそれを優しく絡めとった。
 ダンテにリードされ、男と初めてのキスを交わすレディは、侵入してきた舌に自
分のそれを絡めるのが精一杯だった。
428400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/24(月) 11:13:19 ID:Gt8rWGIU
とりあえず今回はここまで
次からようやっとR指定になりそうだ。長くて悪い
429名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 11:24:13 ID:4GIx1TJO
大変かわゆいレディでございますね!
そうそう、こんな反応しそうだよな、と読んでてつい頷いてしまう。
続きも楽しみにしてます。
430名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 11:39:48 ID:H2+FiAcn
やっぱり3レディはウブくてかわいいなあ
431420:2007/09/24(月) 11:48:02 ID:AgXgJSoo
>>423
今はちゃんと見られるよ。ありがとう

そしてGJ!
レディかわいいよレディ

432名無し募集中。。。:2007/09/24(月) 19:05:56 ID:+y2zB+a3
ダンレキテター
中の人GJGJ!!!!
433ダンテ×レディ10@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/27(木) 00:40:29 ID:jqtGbg3Q
>>423-427より



 外の喧騒とは裏腹に二人だけの部屋は凪のように静かなものに感じられた。
 ベッドに入り、裸の二人はもう一度抱きしめ合った。
 寝室のベッドは二人で眠るには狭い。だが二人が体温を感じ合うにはちょうどい
い大きさだった。
 きつく抱擁し合う。これから互いの全てを曝け出し、暴く儀式が始まるのだとい
う期待とわずかな不安を胸に。

「ちょ、ちょっと待って」
 ダンテが再び深く口付けようとしたところで、制止の声が入り、彼は口元を押さ
えつけられた。
「どうした?」
 女ってヤツはいつも気まぐれで勝手だ、とダンテは常日頃ぼやいてはいたが、流
石にここまで来てお預けを食らうのは御免だ。
「こ、こんなことしたら、私とあなた、やっぱり今までと変わる……かもしれな
い。その……私は多分何もしてあげられないし……」
 しどろもどろになりながらレディは尋ねてきた。そう言えば彼女にとってこれか
らすることは未知の体験なのだ。終わった後、男の気持ちが変わるのが不安でたま
らないのだろう。
 勝気で鼻っ柱の強い彼女にもこんなしおらしい一面があるんだな、とダンテは感
心し、思わず笑った。
「な、何がおかしいのよ!」
「何だ、そんなことか」
「そんなことって……ちょっと!こっちは真剣に……!」
 自分の下で顔を赤くして憤慨する彼女にダンテは素早く一つキスを落とした。す
ると先程までの好戦的な態度は一変、魔法にかかったように彼女は大人しくなった。
「変わらないさ。何も」
「ダンテ……」
「ただ、変わるとしたら……」
「?」
「互いにもっと好きになるってヤツだ」
 息をするのも忘れて、二人は夢中でキスをしていた。

 虚ろな目で唇を離した瞬間、
「…………くしっ」
 レディが一つ、小さなくしゃみをした。そう言えば彼女は雨に濡れてきたのだ。
それに彼女とタオルケットの間にはダンテという障壁があり、素肌をそのまま曝し
ているのと同じようなものだ。
「悪い、寒いか?」
「平気よ」
 ダンテは彼女を覆い尽くすように体をより強く密着させた。
「平気だから……続けて」
 彼は音を立てて彼女の首筋にキスを落とし始めた。彼が口付けたところが花弁の
ように赤く染まっていく。
「な、何してるのよダンテ」
「いや……続けてくれって言ったろ?するっつってもいきなりって訳にもいかねェ
し」
「それはまあ……そうだけど……くすぐったいから止めてよ、馬……鹿……」
「さっきもくすぐったがってたな。弱いのか、ここ?」
 からかい口調でダンテはなおも続ける。
「そんなんじゃな……、んんっ、止めてったら……」
 口ではそう言いつつも彼女は本気でダンテを止める気は無いようだった。彼の行
為を受け入れ、細い指先でダンテの髪を鋤いた。
 ダンテは形の整った手頃な大きさの胸と、引き締まったウエストのラインを指で
なぞった。もう片方の手は胸に止め、丹念に揉みしだく。手のひらに残る柔らかな
感触に彼はしばしの間酔った。
434ダンテ×レディ11@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/27(木) 00:41:30 ID:jqtGbg3Q
 ダンテが頂点を指先でつまみ転がしてやると、彼女の体は微熱を帯び、甘い唇か
らは切なげな声が薄く零れ出した。
「あっ、ん……ああっ」
「ん、そんなにいいのか?」
 意地の悪い問いかけをするダンテに、馬鹿……、とレディはまた同じ言葉を浴び
せた。だが抵抗する様子は無く、ダンテのされるがままになっていた。
 ダンテが胸の頂点を口に含み愛撫してやると、レディは今まで見たこともない艶
っぽい表情を浮かべた。そんな彼女の様子にダンテは思わず唾を飲み込んだ。そし
て己の雄である部分に血液が集中し、徐々に鎌首をもたげていくのに気づいた。
(おいおい、いくら何でも早いんじゃないのか?)
 自分のことながら、早くも元気がよすぎる息子に心の内でダンテは自嘲した。早
く挿入したいのはやまやまだが、その前にまだまだ彼女の体を楽しみたいのだ。
(もう少しだけ待ってくれよ。頼むからさ)
 とっておきのご褒美をちらつかせて、ダンテは自分の体を諌めた。

 胸の頂点を吸い、甘噛みしてやるたびに彼女は甘い声を上げる。誰にも触らせた
ことのない部分に強い刺激を受け、彼女の中に熱が生まれる。欲望と愛情を唾液に
絡ませ、ダンテは更にきつく吸い上げた。
 ダンテに胸を吸われるたびに、レディは何故か自分の下腹部に熱が篭り、膨れて
いくのを感じた。
(どうして……?)
 触られてもいない場所が疼く。自分の体の変化にレディは戸惑った。
 ダンテは彼女の弾力のある尻朶へと手を伸ばし、やんわりと揉み始めた。胸とは
異なる心地よい感触に彼はまたレディの体へ夢中になった。

 本当はずっと彼女をこうしてやりたかった。彼女をこうしてみたかった。
 今夜は彼女を自分に溺れさせたい。

 胸への愛撫を続けるうちに、彼女の顔が紅潮し始めたのを彼は見逃さなかった。
 それを合図にダンテは更に下へ手を伸ばしたが、いきなり脚を開かせるようなこ
とはしない。核心へ触れるのは一時保留して、引き締まった太腿に口付け、そこか
らゆっくり脚の先へと下降していった。
 伸びやかな彼女の脚には滑らかな感触とは裏腹に痛々しい歴戦の筋が幾つも走っ
ていたが、むしろそれがダンテを興奮させた。
「あ、あまり見て欲しく……ない……」
 暗がりといえどもベッドサイドのシェイドランプは灯っている上、時折差す閃光
で二人の周りは割と明るい。おまけにダンテの目は暗闇でも普通の人間よりは遥か
に利く。全てが見えてしまっているに違いない。
「どうしてだ?今のお前、すげえ綺麗だぜ」
 彼女の全てを目に焼き付けるようにダンテは彼女の体を覗き込む。だがダンテの
余りにもストレートな褒め言葉は、男性経験の無いレディには逆に言葉責めされて
いるようなものだった。固く目を閉じ、恥ずかしさと微かな快感に耐える。
 彼女の足指の一本一本までもをダンテはしゃぶり尽くした。敏感にその愛撫を感
じ取り、僅かに震える指先がダンテの唾液にぐっしょりとまみれる頃には彼女の下
腹部の疼きは最高潮に達していた。
 ダンテは遂に彼女の核心に触れた。そこは既にぬるぬるとした感触と熱を持って
いた。一度ダンテの指で撫で上げられると、レディの体はスイッチが入ったかのよ
うに爪弾いた。
 ダンテは彼女の中心に顔を近づけるとその一点を丹念に攻め始めた。
「……っ、そこ……んんっ!」
 レディの体がしなやかに跳ねる。ダンテはその弱い部分に口を付け、きつく吸い
上げてやる。彼女から溢れ出る液はダンテが陰核を刺激をするごとに増していき、
女性のラインを伝って流れ、下の蕾をも濡らしている。強い刺激に耐えきれずに首
を振る彼女の姿が悩ましい。
 その隙にダンテは中指を一本、彼女の中へ滑り込ませた。
435ダンテ×レディ12@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/27(木) 00:42:44 ID:jqtGbg3Q
「……っ!?」
 よく濡れている為、痛みと異物感はさほどでは無いが、ダンテの口と指で感ずる
場所を同時に責められ、彼女の中に淫らな気持ちと快楽が増幅してきた。
 そしてダンテに膣壁の一点を刺激され始めてから、陰部に別の感覚が持ちあがり
始めたのに彼女は気がついた。
(これは……まさか……)
 常日頃からよく知っている放出の感覚。
「ま、待って……ダンテ、ダメ……ダメ!」
 突然、快感の中から尿意のようなものに襲われた彼女は咄嗟にダンテが内部の一
点を刺激するのを止めさせようとした。
 こんな時、こんな所で、しかもダンテの前で粗相してしまうなんて絶対に嫌だ。
何よりそんなことをしたら彼に嫌われてしまうに違いない。
 そう思った彼女はダンテの指の刺激から逃れようとした。だが体に力が入らない
こんな状態では反抗も虚しく、腰をガッチリと彼に掴まれ、逃げられなかった。
「…………あっ」
 愛液ともまた違う透明なサラサラした液体が彼女の会陰から何度か勢いよく飛び
出し、そこへ舌を這わせるダンテの顔にかかった。
 直後、レディは飛び起き、自分の中心からダンテの顔を離させた。
「や、やだ……私、私……」
 予測しなかった事態に彼女はしどろもどろになった。
(一体どうしちゃったっていうの、私……)
 答えを探したが、性の知識に乏しい彼女の頭の中でそれは見つからなかった。
 やはり失禁、なのだろうか……
 思わぬ失態にレディの表情が一挙に曇った。何より制御が効かなかった自分の体
が自分では無くなったように感じられ、怖かった。
「気にすんなよ。感じてる証拠だ」
 小便じゃねえから安心しな、とダンテは言い聞かせる。所謂潮吹きってヤツだ、
と幾度説明しても、本当に?本当に?と繰り返す彼女の無垢さが狂おしい程に愛し
かった。
「俺も初めて見たが、……案外、悪くないモンだ」
 ダンテは彼女の耳元に息を吹きかけた。レディは顔から火が出そうな気がした。

 ダンテは彼女の放出した液を全て舐めとってやると、再び陰核への愛撫を始めた。
「ああ……ん、っう……」
 熱を取り戻したそこは更なる快感を欲している。羞恥心より刺激を欲する気持ち
が勝り、レディは自らの意志で脚を大きく開いた。レディの変化にダンテは一瞬驚
いたが、同時に嬉しくもあった。
 ダンテの愛撫を受けやすい体勢を取ったことで、レディの快感は一気に頂点に上
り詰めた。そして……
「っく…………ああぁっ」
 赤く充血した陰核をダンテがおもいきり吸い上げたことで、積み上げてきたもの
が一気に崩れた。
 レディが初めて経験するエクスタシー。
 愛撫し続けたダンテの舌はつりそうな程であったが、それに見合うだけのレディ
の官能的な姿が見られたことに満足した。
「っ……あ……」
 散々ダンテの前で醜態を晒したレディの腰はまだガクガクとしている。
 ダンテは彼女の興奮が覚めやらぬうちに、彼女の奥深くヘ侵入することに決めた。
 そして力の入らないレディの腰をダンテが掴む。彼女はダンテの怒張の先端が自
分の入り口に宛がわれたのに気づいた。
 欲望で重量感を増したそれは指などでは比べ物にならない大きさと圧力。
「……いいな?」
 怯えた表情を浮かべるオッドアイの耳元でダンテが囁いた。
 幾秒かの時を要したのち、レディは決意したかのように、固く頷いた。
 彼女の拒絶という最後の砦も取り除かれた今、障害は何も無くなった。
 ヌルヌルとすっかり自身の恥蜜にまみれた彼女の入り口に、ダンテは硬くなった
モノを何度か擦りつけた。滑りを良くしたところで、ついに彼女の中へそれを突き
たてた。
436ダンテ×レディ13@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/27(木) 00:43:38 ID:jqtGbg3Q

「―――――っ!」

 レディの悲痛な叫びは雷鳴に打ち消された。

「ああ……うっ、くぅあ……」
 ダンテの下でレディは苦悶の声を上げ続けている。だがまだダンテの全てが挿れ
られた訳ではない。
 彼女の様子を伺いながら、ダンテはゆっくりゆっくりと腰を沈めていく。
 ただでさえ生娘ゆえまだ硬いレディの内部であるが、痛みを堪えているためであ
ろう、力が込められたそこはギュッと狭められ、ダンテのモノをなかなか受け入れ
てくれようとはしなかった。これから慣れていくものであろうが、未開のレディと
って、ダンテの大きさは負担が大きかった。
「……レディ、少し力抜けよ」
 レディの受けている痛み程ではないだろうが、その自由の利かなさにダンテは
少し眉間に皺を寄せた。
 だがもう引き返せない。
 彼女の内へ最後まで受け入れて欲しい。
 互いの欲望が尽きるまで、体を絡み合わせていたい。
 これ以上は奥へ行かせまいと狭く拒み続ける肉壁の抵抗も、男の力の前にはささ
やか過ぎるものであった。
「あ……ああ……」
 ダンテの固いものはついにレディの最奥に届いた。これ以上入りこめないという
地点まで、無理矢理突き破り侵入した場所は、ダンテを全て受け入れ、暖かく包み
込んでいる。
 ここより更に向こうの、女ではなく母なる性の部分へ、いつかそのうち彼女は自
分の子を宿してくれる日が来るのだろうか、とダンテは思った。それは自分の父と
母がそうであったように……
 レディの顔を見ると、恥ずかしさと痛みに両手の甲で目を覆っていた。
「大丈夫か」
 ダンテに声を掛けられ、レディは目を覆った手を外した。そして幾分苦痛の表情
を和らげた。突然彼が動きを止めたのと、内部への圧力の大きさを見て取り、自分
は今完全にダンテに貫かれたのだと悟る。
「全部入った」
「ん……」
 苦しそうな息の下、レディは笑ってみせる。涙の滲む目。その普段とは違う儚げ
な笑みに胸を締め付けられるようで、ダンテはもう一度彼女に深く口付けた。
 ダンテと唇と中心で繋がった瞬間、レディは奇妙な感覚に囚われた。
 どちらも自分の中に入り込んだダンテの体の一部だというのに、自分の中心を貫
いているモノはこんなに硬く、痛みも与えられている。だが彼の舌はそんなことを
忘れさせるくらい柔らかくて優しい。どちらも今彼女を愛してくれていることに変
わりは無いが、レディにとってそれは不思議な感覚だった。
 そしてその感覚は再び彼女の中心を濡らす呼び水となった。
437400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/27(木) 00:44:11 ID:jqtGbg3Q
次で最後。今週中には終わらせるつもり
438名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 00:51:48 ID:H9YenWKG
(゚∀゚)ブラボーブラボー!!
最終回をwktkして待ってる!
439名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 06:44:21 ID:PtX1n7fs
レディエロかわいいよレディ
続き期待
440名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 18:59:35 ID:M33bEyZ1
いいな。ダンテ×レディやっぱ可愛いカップルだよな
441名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 22:21:43 ID:0MySuo6+
レディ無垢エロカワイイ
次も楽しみにしてます!
442ダンテ×レディ14@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/28(金) 00:54:21 ID:6uW7X86l
全部書き上げることができたので投下いきます。>>433-436より


 唇を離した後も、ダンテは無理に動くことはせず、彼女の胸や尻朶を弧を描くよ
うに揉みしだいた。幾らかそれを続けたのち彼女を見ると、呼吸は荒いままであっ
たが、痛みに苦しむ様子はほとんど見せなくなっていた。
 彼女の中心を指でそっと撫でると、一時萎縮していたそこは、再び潤いで満たさ
れていた。頃合いを見計らって、ダンテはレディに告げた。
「そろそろ……動くぜ」
「あ……ダン……テ……」
 ダンテは慎重に腰を前後に動かし、先端で彼女の膣壁をなぞり始めた。
 ふと出し入れしている最中に、自分のモノに血が滲んでいることに気がついた。
 無論、自分のものではない。彼女の血だ。
 初めての行為で裂け、傷ついた粘膜から滲んだ血はダンテ自身をも少しだけ赤く
染めた。
(流石というべきか……やっぱりまだちゃんと処女でいてくれたんだな)
 これまでの態度や狭い内壁で彼女が未経験であることはとっくに知っていたが、
こうして行為の代償がしっかり残っているのがダンテには嬉しかった。
 勿論彼女の純潔は自分のためにずっと守られてきた訳では無かろうが、それでも
彼にはレディの初めての男であることに喜びを感じた。
 まさか自分が処女を抱く日が来るとは彼も予想だにしなかった。しかもこれ程ま
でにその女を愛しているとは……
「まだ痛むのか?」
「確かに少し痛いけど……大丈夫。んん……っ」
「ならそんなに固く目を閉じるなよ」
 ギッチリと閉ざされたレディの瞳にダンテは思わず苦笑した。その瞳に込められ
た力を抜くよう、ダンテは何度も瞼に啄ばむようなキスをしてやる。
「で、でも……!」

 目を開けたら全てが見えてしまう。
 形を崩して揺れる自分の乳房も、だらしなく広げられた脚も、ダンテの律動に合
わせて動かしている腰も、自分の大切な場所を何度も出入りしているダンテの昂ぶ
りも……

「怖いことなんかねぇさ。男と女の自然な姿なんだからな」
 今の彼女にはダンテの刺激的な言葉ですら、性感として体全てに伝わる。その言
葉ののち、ダンテはレディの耳に息を吹きかけてやった。それに促されるように、
レディはゆっくりと瞳を見開いた。目前には笑っているダンテの顔。
「な?怖くねぇだろ」
「ん……」
 彼から視線を外すと、激しく音を立てて打ちつけ合っている互いの腰が見えた。
 レディが男の性器を見るのはこれが初めてであったが、何故かダンテのそれが自
分という型に嵌め込まれることが、ごく当たり前のことのように感じられた。まる
で昔から何度も繰り返してきたことであるかのように。
 ダンテが先程、自然な姿、と言ったことを少しだけ理解できたような気がした。
 結合を浅めたり深めたりと幾度となく繰り返す互いの性器は、何かの機械のよう
にも見えた。
 だが不思議なことに、その無機質にも思える部分を見るうちに、レディに更なる
官能的な気分が生まれてきた。機械などではこんな気持ちにならない。それが生き
ている証なのだと彼女は実感する。

 もっとダンテが欲しい……

 それがダンテに伝わるように彼の体を掴む指に力を込めた。そして敏感に察知し
たダンテは何も言わずに腰の動きを速め、彼女の要求に答えた。
 ダンテの侵入を許し、押し広げられた彼女の中心は、ダンテに互いの恥毛が擦れ
合うほどの抽送を許し、彼女にセックスの本当の悦楽を開かせた。
 ベッドのスプリングが激しく音を立て、二人の交合の悦びを包み込む。
 何かに耐え、紅潮している彼女の顔。ダンテにもっとしてくれと言っているよう
にさえ感じる。
443ダンテ×レディ15@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/28(金) 00:55:12 ID:6uW7X86l
「もっと……よくしてやるよ」
「やだ……っ、壊れ……ちゃうじゃな……うあっ」
 雄の欲望に駆られた彼は、強引にレディの体を反転させると、間髪を置かずに背
後から彼女を攻め立てた。
 四つん這いの獣じみた格好を取らされ、レディは恥辱に唇を震わせた。だがそれ
に反するかの如く、彼女の体は、頭の奥が痺れるかのような快感に翻弄されていた。
背後から絶え間無くダンテに腰を打ちつけられている。
 彼女の中でダンテが抜き出されたときの喪失感と挿入されたときの圧力が何度も
何度も繰り返される。先程、陰核を刺激されていたときとはまた違う快感に翻弄さ
れる。
 暗がりに浮かび上がるようなブルーのシーツに爪を立て、わずかに残った理性で
否定しながらも、もっとダンテに激しくされたいとも思う自分がいた。
「……可愛いぜ、レディ」
「あっ、や……っ」
「ハ、これ程までに俺を夢中にさせる女は、レディ、お前が初めてだ。最初で……
最後のな」
 ダンテはレディの腰を一層強い力で掴み、狂ったように彼女の中を掻き回した。
ぐちゅぐちゅと白い泡を立てて彼女の蜜が零れていく。ダンテを快楽の極みに導く
のに十分すぎる程、凹凸に恵まれた彼女の内部。腰を打ちつけるたびに、ダンテを
逃さぬかのように強く締め付ける感覚がたまらない。

 雨音や雷鳴は今も二人の部屋の窓を打ち付け、ガラスを震わせる。
 だがそれらも、結合部が立てる淫靡な音も、打ち付け合う肌が立てる強い音も今
は気にならない。ダンテの耳に届くのはレディの、彼を感じている声だけ。その悲
鳴とも嬌声とも取れるあえぎ声にダンテの動きは一層激しさを増した。
 レディには既にダンテに抗う力は残っていないようだった。だがどんな力であろ
うとも、今の彼にはもう歯止めが利かない。

 彼女が絶頂を迎える瞬間を見たい。

 頭の中をもたげる欲望に従うまま、ダンテはもう一度彼女の体を反転させ、再び
正面から彼女を攻め立てた。
 切なげに濡れた声と荒々しい呼吸に伴って天を向いた形のよい乳房が激しく上下
するのが艶かしい。

「レディ、いいぜ……イけよ」
「だめ……、やっ、ダン……テ、んんっ、ああぁっ!」


 ―――激しい落雷が鳴り響いた。
 今夜最大の大きさだったのでは無いかと思う。

 それと時を同じくして、レディはシーツをぎゅっと握り締め、一際甘美な声を立
てた。ダンテは内部の激しい収縮を感じた。
 彼女が、達したのだと分かった。
「はあ……ん、ふぅ……あ……」
 閉じた目から流れる涙と濡れた唇、絶頂で高揚した彼女の顔はとても美しかった。


 レディの絶頂から少し間を置き、ダンテが言う。
「悪い、続行だ」
「……ん、分かって……る」
 ダンテがまだ達していないのはレディにも分かった。腰は動かされるままに彼の
背中へそっと手を回した。
 レディの姿を見て満足したダンテは、彼女を追いかけるべく更に腰を早める。は
ちきれんばかりの彼の怒張は今にも爆発しそうに彼女を求め続ける。
「ん……ん……っ」
 再び荒々しく内部を掻き回されるが、中にいるダンテに先程興奮した場所を擦ら
れることはとても心地がよかった。
444ダンテ×レディ16@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/28(金) 00:56:03 ID:6uW7X86l
 達した後もなお、彼をギュッと諌めるレディの内部の圧力に促されて、間もなく
ダンテの昂ぶりに心地よい痺れが走った。精を発する「あの」感覚だ。

「……GOOD」

 ダンテが小さくうめいた瞬間―――レディは不思議な光景を目撃した。

「……!?」

 自分の目に映る彼の姿が一瞬変化したのをレディは見逃さなかった。その刹那、
自分の上に覆い被さっていたのは、いつもの銀の髪を持つ端正な容姿の男性では無
かった。

(悪……魔?)

 自分を抱く異形のものに驚き、彼女がまばたきをした次の瞬間には、再び普段と
変わらぬ姿のダンテがいた。どこか苦しげに顔をしかめている。絶頂後の浮遊感で
自分は見間違いをしたのだろうと彼女は思った。
 が、直後、崩れるようにして彼はレディの胸に倒れ込んだ。
「ダンテ……?」
 恐る恐る問いかけをする。自分の胸の上、肩で大きく息をし、汗を滲ませる彼。
その様子を見、あれは彼が精を放ち始めるまさにその瞬間だったのだとレディは
気づく。

(見間違いなんかじゃない。あれはダンテの……)

 恐らくあの瞬間だけ理性という箍が外れ、彼は感情や快感の爆発を押さえ切れな
かったのだ。そして普段は見せることの無い、秘められた姿を曝け出してしまった。
 レディはダンテの「悪魔」としての姿を初めて見た。それだけでなくその悪魔に
自分が抱かれているという恐ろしい光景を刹那とはいえ目撃してしまった。

(ダンテ、やっぱりあなたは悪魔だった。だけど……)

 それにも関わらず、レディは何故かあの光景に彼の人間らしさを再確認した。
 今まで自分がダンテのあの姿を見たことが無かったのは、きっと彼が自身を戒め
てきたからなのだ、と。

 人を大切に思い、何より自分を大切に思ってくれたから……

 一瞬だけ、ほんの一瞬だけ、我慢できずに彼女に垣間見せた隙。
 自分の胸の上でまだ荒々しく呼吸するダンテをレディは大切な物のように優しく
包み込んだ。
 あの姿を目撃してもレディは不思議とダンテに恐ろしさも気持ち悪さも感じない。
彼女の中にあるのは懐かしいような優しい感情だけ。
 レディは彼と体を重ね合った今なら思える。例えどんな姿であろうとダンテはダ
ンテだと。
 悪魔である男と人間である女。
 何時か話に聞いた彼の両親もきっとこうやって愛し合ったのだと彼女は思った。

 胎内を彼の白濁の種で満たされた彼女は幸せそうに目を閉じ、また一筋、涙を流
した。

(―――それでもあなたは人間の心を持っていると、私は信じたいと思う)
445ダンテ×レディ17@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/28(金) 00:56:50 ID:6uW7X86l
 やがて息が静まり、ダンテは体を起こした。そして大きく息を吐き、一仕事終え
たばかりの自身をレディの中からゆっくりと抜き出した。
 精を放出しただるさと彼女と愛し合えたという安堵感が彼の中に混在している。
 自分の下に横たわっているレディに目をやると、彼女はシーツに顔を半分だけ埋
め、目を閉じていた。その身は汗に濡れ、輝いている。
「寝ちまったのか?」
 その穏やかな寝顔にダンテはやれやれ……と微笑んだ。
「セックスの後のピロートークぐらいさせてくれよ」
 彼女の体の下に目をやると、二人が初めて性を交わした証である、ダンテの白と
レディの赤が混ざり合ったものにシーツが染められていた。ベッドサイドの薄い灯
りに照らされて、それはより生々しさがあった。
 レディの内へ余すところ無く注ぎ込んだ愛。今夜、自分と彼女は初めて「男」と
「女」になれた。ダンテは幸福に満ち足りた表情で彼女の額にキスを落とした。
「ま、俺はお前のそういう所に惚れたんだけどな、レディ……?」



 次にレディが目覚めたとき、辺りはまだ暗がりだった。まだ少しだけこの室内に
性の匂いが残っている。
「起きたのか」
 横の声に目をやると、至近距離にダンテの顔があった。自分がダンテに腕枕され、
もう片方の手の指で髪を優しく梳かれていることに彼女は気づき、体を起こした。
「どうした……?」
「私、何時の間にか寝てたのね」
 時計に目をやるとまだ10時だ。それ程長く眠りについていた訳ではないとほっと
する。
 安堵の溜め息をついたところで、彼女は自分の体が汗や体液でベトついている様
子が無いことに気づく。ダンテと繋がっていたところもだ。勿論、激しい行為の代
償である擦れたような痛みはまだ残っているのだが……
 もしかして眠っている間にダンテが拭いてくれたのだろうか。気づいてレディの
顔が少し赤くなる。それを隠すように取り留めも無いことをダンテに訊く。
「ずっと起きてたの?」
「お前の顔を見てて飽きなかったからな」
 そう言って笑ったダンテの目を何故か今夜はまともに見られない。思わず彼女は
彼から目を逸らし、俯いた。
「どうした?気分でも悪いか?」
「そうじゃない……けど……」
 やはり彼に対する気持ちが変わってしまったと彼女は思った。胸が苦しい。彼が
大切だという気持ちに変わりは無いが、それはこれまでとは明らかに異質のものだ。
 いや、変わったのでは無く、気づいてしまったと言うべきかもしれない。今まで
とは違う、もっと暖かくて切なく苦しい感情の芽生えに。
 ダンテに抱かれたことを後悔などしていない。むしろこれでよかったのだとすら
思う。今、自分はどんな顔をしているのだろうと彼女は思った。
 体のあちらこちらにやんわりとしただるさと痛みが残っている。雨に降られて冷
えたためか、或いは……

 複雑な彼女の気持ちを知ってか知らずかダンテが静かに言った。
「雨、止んだみたいだぜ」
 そう言えばあんなに煩かった雨音が嘘のように消えている。
「一晩中、止まないかと思ってたのに……」
「嵐ってヤツはいきなり現れては消える気まぐれなモンだからな」
 静寂の中、二人の呼吸する音だけがやけに響く。
446ダンテ×レディ18@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/28(金) 00:57:41 ID:6uW7X86l

「嵐はマジで嫌いなんだ」

 不機嫌そうにそっぽを向いたダンテがぽつりと呟く。その言葉を受けて不思議そ
うにレディは彼の横顔を覗き込んだ。
「何?何か嫌な思い出でもあるの?へえ、あなたにも怖いものなんてあったのね」
「いや……そうじゃない」
「?」
 どういうこと?とレディが尋ねる前に答えは返って来た。
「嵐の後はロクでもねえ依頼が殺到しやがる。やれ雨漏りを直してくれだの、やれ
塀が壊れたから何とかしろだの。俺は便利屋であって修理屋じゃねえってのに」
 子供のように口を尖らせるダンテに、レディは呆気にとられたが、やがてクスク
スと笑い出した。
「たまには手伝ってあげたらいいじゃない、便利じゃないのね便利屋さんは」
「やなこった。何度も言わせるな。俺は便利屋だ。修理屋じゃ……」
「同じよ。困っている人を助けるって意味ではね」
 レディは強い意志を持った目で微笑んでみせる。そんな彼女を改めてダンテは美
しいと思う。己の口から出る言葉とは対照的に。
「ハ、そんなのにいちいちかまってたら肝心のデケエ獲物が来る前に俺の腕が鈍っ
ちまう」
「その時はこの私が徹底的に鍛え直してあげるから覚悟しておくことね」
 自信に満ち溢れた表情の彼女に、怖い教官だぜ……、と一言悪態をついた後、ダ
ンテはぽつりと言った。
「人を救う……か。英雄になりたいなんてくだらないガキみてぇなことは思わない
が、お前といるとそれも悪くねぇと思えてくるから不思議だな」
 本心から出た言葉なのだろう。だがレディは嬉しそうに笑ったかと思えば、表情
とは対照的なそっけない言葉を返した。
「あら、私はこの店を手伝うなんて一っ言も言ってないけど」
「おいおいそりゃねえだろ」
「私には私の仕事がある訳だし?ねえ?」
 捕まえたと思えばすぐ腕の中から摺り抜ける彼女。ベッドの中では完全に主導権
を握っていたのに、気がつけば自分はまた彼女のペースに引っ張られている。

 男を知ると女ってヤツはしたたかになるものなのかもしれない。

 思いきり肩透かしを食らった今ならそんな悟りすら開けそうだとダンテは思った。
「……今は諦めてやってもいいぜ。だが……」
 ダンテはレディの手首を掴み、真面目な顔で問いかける。
「今夜くらいは帰るなんて言わないよな?」
 レディは一瞬驚いたかのような表情を見せた。
 だが彼女の答えは目を見れば分かる。念を押すかのように彼は口角を上げてもう
一度問う。
「言わないな?」
 レディは彼の頬に優しくキスをして、困ったように笑った。
「言わないけど……ちょっとお腹が空いたわね」
「俺もだ。今夜は勝利の女神を手に入れた代わりにピザ、食べ損ねたからな」
 思い出したようにダンテがぼやく。
「今夜くらいはピザ、とは言わないでしょうね?」
 ダンテのマネをしてレディが問う。
「……食事とセックスは似ていると言うしな」
「またそんなことばっかり!」
 含み笑いでそう答えたダンテに、レディは顔を真っ赤にし、枕で何度も彼の頭を
叩いた。
「てっ、てっ、馬鹿止めろって!」
 なすがまま殴られ続けるダンテだったが、どこか楽しそうな顔つきだった。
 やがてレディの手首はダンテに掴まれ、攻撃を中断されてしまった。
「いいぜ、記念すべき夜なんだからな」
 レディを掴んだ手首ごと引き寄せ、強引に唇を重ねた。不意打ちに驚いたレディ
であったが、瞳はゆっくりと閉じられていき、侵入してきたダンテの舌を優しく絡
めとった。
447ダンテ×レディ19@400 ◆99oq9mk4/k :2007/09/28(金) 00:59:22 ID:6uW7X86l
 今夜何度目かのキスを終えた後、ダンテは一つ小さな溜め息を漏らした。
「どうやら……今夜は高くつきそうだな」
 お互い目を見つめ合い、親指を立てたサインで笑い返した。
「行こうぜ、初めてのデートに、な」
「そうこなくちゃ」
 ダンテが手を差し伸べるとレディはそっと自分のそれを重ねた。その手をダンテ
が軽く握った瞬間、ふとレディの表情が真剣なものに変わった。
「………………」
「どうした……?」
「今日……初めてあなたの手に触れた」
「?そうだったか?確か前にも……」
「確かに何度もあるけど、いつもお互いグローブしてるでしょ。悪魔の手って……
意外とあったかいのね」
「……サンキュ」
 今日、二人は初めて裸で触れ合った。心も体も、何もかも。
 握った彼女の手を親指の腹で優しく撫でた後、ダンテはそこへそっと口付け
た。



 数時間後、雨上がりのネオンの灯る街並みに人影もまばらに見え始めた。
 人々がそぞろに歩く中、人目を引く一組の男女の姿があった。
 二人は人目もはばからず口論していたが、その表情は何故か楽しそうであった。
やがて口論が収まると、また二人は仲良く連れ立って歩き出し、夜の雑踏に紛れて
何処かへと行ってしまった。


 ようやく二人の間の長い雨も明けようとしていた。



                                   END.




ベタにしようとして異様に長くなってしまった挙げ句
エロ小説書いてるのか恋愛小説書いてるのか自分でも途中で訳分からなくなって、
何と言うか、らめえええって感じになったw
でも読んでくれた人ありがとう。
あとバージル×レディの人、うp楽しみにしてる。
448名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 01:24:20 ID:XHQOGIaW
神様ktkr!!!!!!
もうダンテ優しすぎレディエロ可愛いすぎ一瞬の魔人化が素敵すぎ。
GJ乙でした!!
449名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 02:58:14 ID:NA6VjsWx
長編乙でした、すごくいい話だった!
疲れて寝ちゃうレディかわいい。
ダンテの魔人化ってどんな姿だったんだろとか想像した。
GJ!
450名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 10:56:15 ID:i0h764BU
ダンテ×レディに激しい萌えを感じずにはいられない
GJ最高すぐる(*´Д`)
451名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 19:57:44 ID:YfPn//pl
出会い系で逢えないのって理由がある。

http://550606.net/
452名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 15:02:46 ID:LNmV3OkQ
業者空気嫁
それはともかく>>400
改めてダンテとレディって似たような環境だよなと思った
初期段階では更に近づけるためにアーカムと兄妹にする予定だったんだっけ
453名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 13:55:55 ID:EZig24Y1
ここは萌える小説がたくさんあってありがたい。
4が出たらネロとキリエの小説も出てくるといいな。
454名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 15:33:25 ID:VZgka1iE
確かにネロ×キリエは萌える。
けど、どう見てもチェリー&バージンなんだよな。
ぎこちなくも初々しい二人の初H。
うーん、アホエロばっか書いてるおいらにゃ難し過ぐる。
455名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 19:44:55 ID:EZig24Y1
ネロは年齢設定あるのかな?
3のダンテが19歳らしいから、18歳くらいかなと思ってるんだけど。
キリエは22か23くらいがいいな。
456名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 14:37:22 ID:Xab/fPZW
>>454
このスレで初Hもの書けそうな職人さん、SS読む限りいそうな気がする
書いてくれるかどうかは別として<ネロとキリエ
でもこの二人に関しては4が出れば自然と増えるんじゃないかな

ところで4発売前の今のうちに俺も3で書いてみようと一念発起したはいいが
3のダンテって結構加減が難しいのな。カッコよく書ける人すげーよ
コンセプトはカッチョイイだっけか。気を抜くとどうもダンテがただのアホになるw
457名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 15:36:39 ID:xVC/c0Fj
ダンテは基本アホの子でおk
アホ加減とクール加減の絶妙バランスがスタイリッシュでおk
458名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 19:11:12 ID:M17KVyfa
キャラクターの性格って難しいよね

ダ「そろそろベッド行こーぜ」
レ「まだ本読みたいから先に寝てて」
ダ「えー一緒に寝ようぜジタバタ」
レ「うぜえよ」

もう自分の中でダンテってここまでアホになってるけど、
実際ゲームやると「あれ?全然ちがくね?」って思う
459名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 19:48:21 ID:oTB8mnNv
3ダンテってネヴァンライブとか奇行wに目が行きがちだけど
結構正統派ヒーローなこと言ってたりしてかっこいいんだよな
ちゃんと最後成長するしレディの前では割とまともだったりするし
だからレディが信じるっつったんだろうけど
460名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:47:16 ID:Xab/fPZW
むしろレディにはネヴァンライブの一部始終目撃してて欲しかったなw
「こういうところは初めて?」「優しくしてくれるんだろう?」のちょっといかがわしいところから
一人ギター弾きまくり脳内歓声を浴びてぶっ倒れるところまで
果たしてどんな反応を示していたのやら
実際にはダンテに勝手に任された雑魚処理に追われてたけど
461名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 22:59:31 ID:IRjXjbMm
>>460
('A`)
普通にこんな顔になると思うよ
レディ、対悪魔は過激だけどまともな人っぽいしw
462名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 00:40:08 ID:5SVCAwhe
>>460
いろいろと頑張って妄想してみたが

ネ「こういう所は初めて?」
ダ「優しくしてくれるんだろう?」
ネ「もちろんよ」
ダ「いいね、やる気出てきた」

地下歌劇場のドアがバーンと勢い良く開く

レ「何してるのよあんた達!」
ダ「(ゲッ)おっと、お嬢ちゃん、随分と早かったんだな流石…」
レ「私に雑魚を押しつけて、自分はこんなところでお楽しみとは随分いいご身分ね」
ダ「い、いや、違うぜこれは…」
レ「煩い、寄るな悪魔!」(ターン)(ターン)(ターン)

撃たれたダンテ、ネヴァンライブのラストのときのように大の字に倒れ、K.O.

ネ「若いっていいわね…」


っつーのしか浮かばなかった。…ダメだこりゃ
463名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 17:58:04 ID:WuQCH892
そしたらお嬢ちゃんがネヴァンにいただかれちゃう、って事で。
464名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 18:08:41 ID:OhU5k5iO
いっそバージル交えてネヴァン総攻めの4P希望
計画まる潰れでテメンニグルの封印前でアーカム涙目
465名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 20:25:14 ID:/pek6ELQ
「この先が礼典s…あれ?いねぇ!人間を甘く見やがってあの野郎!!」

と、アーカムは放置プレイになるんですかね。
つかどうやってバージルを礼典室から歌劇場へ向かわせるか。
466D×L・SIDE:DANTE1:2007/10/03(水) 21:20:01 ID:BjVFMO3x
流れ切ってすまない。
これでも修正したんだけど、ダンテが頭悪そうで封印するべきかちょっと迷ったが
ダンテがアホでもOKっつー寛大な人もいるようなので投下失礼つかまつる。
エロネタだけどエロくない。つーか甘い。初め3レスがダンテ視点で残り3レスがレディ視点。



 レディが怒っている。
 すげえ怒っている。
 同じベッドの中、こっちに裸の背を向けてはいるが、その背中からすげえ怒りのオーラが出
てる。スーパーアーマー。対して俺のフィアー値はMAX。攻略の難易度もMAX。もしかしてデビ
ルトリガー引けるかもしれねェ。雑魚か俺は。
 たまに人間って奴にクソッタレの悪魔共すらも凌駕するパワーを感じることがあるが、今は
至近距離で、しかも自分に向けてそれを感じる。

 俺……何かしたか!?


 今日はレディがずっと観たがっていた映画を2人で観て、帰宅してピザを頼んだ。
 映画の内容は覚えちゃいない。アクションものだった。スリリングな展開かと思いきやなか
なかどうして中身は退屈なもので、観ている最中あくびが何度も出た。何よりスカしている主
人公が気に入らねェ。レディはと言えば、結構真剣に観ていたが、俺にはどこがいいのかさっ
ぱりだ。「こんな映画のアクションスターよか、お前の方が人間離れした動きをするだろ?」
と言いかけて止めた。手を挙げられるに決まっている。
 夕食のピザはいつものようにオリーブ抜きだ。またピザ?と呆れてはいたが、彼女もしっか
り口にしていたし、その時はまだ怒ってはいなかった。
 そしてその後は、だ。

 ……ん?その後は……アレしかしていない。

 ずっと―――つい先程まで俺とレディはR指定どころかNC-17だった訳だ。昼間観た映画にも
いわゆるベッドシーンというものは出てきたが、俺達のはそんな子供騙しじゃない。もっと本
気で濃厚なヤツだ。
 もしかしてそれが原因だったのか?
 一筋縄ではいかないレディだが、今夜はすんなりと俺を受け入れてくれた。
 避妊ならばした。これは男としても同業者としても今はまだ必要だと思うからだ。レディが
恥ずかしがって見るのを嫌がるモンだから(言っとくがそういう所も好きだぜ?)使用済みの
ヤツの後始末も完璧だ。不機嫌の原因はこれでは無いハズだ。
 じゃあアレか。金だ。ん?流石にセックスにも金払えとはお嬢ちゃんも言う訳ねェな。どこ
の商売女だ。ちゃんと両者合意の上……のハズだ、よな?
……どうもドラッグだの売春だのが蔓延してるような最悪な場所に住んでるとヘンな考えに
感化されてよくねェな。オーロラ城みたいなところに一度住んでみるべきか……?
 おっと話が逸れた。今はオーロラ城よりお嬢ちゃん、眠れる森の美女より怒ってる隣の美女
だ。
 金も(当然)違う。ひょっとしてアレそのものが良くなかったのか?
 今夜のセックスはヤバかった。最高としか言い様が無ェ。何せここ半月余り、ずっとしてい
なかった。挿入した瞬間、思わず声を上げちまった。ここんとこレディが持ってきた依頼に手
間取っていてお互いそれどころじゃなかったからだ。
 浮気だって?ハ、極上の女が横にいるってのに、それはヤボってモンだ。苺よりも甘い唇、
クリームよりも滑らかな肌、そしていつもバニラアイスより冷たい態度の、だけど蕩けるよう
な……俺のとっておきのストロベリーサンデー。
 依頼が解決し、今日が久々のオフだった。だから映画を観に行ったし、互いに気分が乗って
今夜はめいっぱい愛し合ったんだ。
 だがレディにとっては今夜はイマイチだったのかもしれない。
 男と女で感じ方が違うのは仕方の無いことだと分かっちゃいるが、男として何かやりきれね
ェな。
 自分の快楽にのめり込む余り、レディにとってはおざなりで粗末なモンだったのかもしれな
い。そう言えば久々だったから俺はイッちまうまで、あんまり持たなかった。
 急に冷や汗に襲われる。
467D×L・SIDE:DANTE2:2007/10/03(水) 21:21:11 ID:BjVFMO3x

 だがさっきレディは結構イイ声上げてたよな?
 最中、何度も何度も俺の背中にしがみ付いてきたぜ?
 まさかあれが全て演技だったってことか!?
 今夜はともかく普段ならアッチで満足させられる自信、そこそこあるんだぜ!?

 女の演技……レディ、お前がそんなことをすることは無いと信じたいが……だとしたら何だ
ってんだ。俺はいつもどおりにしたつもりだ。まあ、いつもより胸を弄っている時間は長かっ
たかもしれないが、ほんのちょっと、ほんのちょっとだぜ?
 ふと一つの考えが俺の頭を過ぎる。
 もしかしたら、その"いつもどおり"がダメだったんじゃねえのか。

 その―――レディはいわゆる……セックスに"変化を求めてる"ってヤツか!?

 レディとは初めてしたときから今夜までノーマルなヤツしかしたことは無い。あまりスタン
ダードじゃないヤツは俺の好みじゃねえし、何よりレディは俺が初めての男だ。いきなりハー
ドなのをしてセックス嫌いになられたら、こっちだって困る。
 そりゃ互いの気分が盛り上がってバスルームでしたことも、夜、誰もいない店のソファでし
たことも、一度後ろから彼女を攻め立てたこともあったが、変化というか……こりゃまあ許容
範囲だろ。
 初めての夜からどれくらい時が経った?まあ確かにそろそろ少しぐらいなら冒険してもいい
ような気はするが。
 しかし有り得ないことではないが、あの"お嬢ちゃん"だった彼女が俺とのセックスに変化を
求める。女って奴はそんな風に変わるものなのか。いや、レディをそう変えたのは俺だ。好き
な女の官能の花を開かせたことは男として喜ぶべきことだ。
 ……女って意外とすげえのかもしれない。
 感心して、俺はまだこちらに背を向けたまま沈黙を守る白い肌を眺める。
 何度も体を重ねて来たが、レディはいつも服を脱がせるときは初めての女のように恥じらい
を見せる。だがそんな彼女だから、たまにはちょいと変わったセックスがしたくてもそれすら
言えないでいるのかもしれない。
 いや、別に俺が変わったことをしたい訳じゃないぜ?俺は今のままでも十分満足している。
 でも女が求めているんだったら、答えてやらなきゃ男じゃねえな。もっとお前を悦ばせたい。
……さあ俺にどうして欲しい、レディ?
「……なあ、レ」
「違うわよ!」
 違った。
 俺が何を訊こうとしたのか瞬時に理解したのだろう。俺の言葉は即座に打ち消された。女の
勘ってヤツはすげえな。今夜俺は二度、彼女に感服した。ん?それとも俺の鼻息が荒くなって
るのがバレたのか?
 しかし何だ俺の考えは違ったのか。それは残念だ。残念って何がだ。俺は自問自答する。
 だが確かにバツは悪かったが、とりあえずレディが俺とのセックスに不満を持っている訳で
は無いと知り、一安心した。好きな女も満足させられないような男はカッコ悪すぎる。

「なあ、いい加減教えてくれよ。俺、お前に何かしたか?」
「………………」
 返事はやはり返って来ない。原因は何か知らないが、相当お前を怒らせちまったんだな俺。
 首を振り、肩をすくめた。
 駄目か。こっちを見もしねェ。心の中で「気づけ、この鈍感野郎!」とか罵ってるんだろう
な。
468D×L・SIDE:DANTE3:2007/10/03(水) 21:21:58 ID:BjVFMO3x
 やれやれ……と溜め息をつき諦めかけたところでレディは口を開いた。そしてぽつりと呟い
た。
「別に……何も」
「は?」
「別に……あなたは何もしてないわよ」
 意外な言葉に思わず口が開きっぱなしになってしまった。なあ、俺、何のために時間費やし
たんだ?
「だったら何だってんだ」
「どうせ私が我が侭なのよ。そうなのよ!」
「おいおい、一人で納得されてもこっちは分からないじゃないか」
 言うと、レディはやっとこちらを振り返り、俺をギッと睨んだ。
「悪かったわね!こんな女で!」
 お、振り返った、と思ったらすっげー切れてる。これ逆ギレってヤツじゃないのか。別にこ
っちは何も言ってないだろ?
 だけど彼女の言葉は止まらない。俺は唖然として彼女を見つめた。
「私だってもっと素直で可愛くて優しい女になりたかったわよ!でも無理!無理なのよ!あの
クソ親父のせいだけにするつもりはないけどしょうがないじゃない!」
 と、俺を睨む瞳に涙が溢れてきた。そして彼女は一度涙をこぼしたが最後、とうとううなだ
れ、声を上げて泣き出してしまった。
 その時点で俺はやっと彼女の苛立ちの原因に気がついた。

 そうか。気づいてやれなかったな。
 いつも気を張っているとはいえ、お前だって普通の女のように不安なこともあるんだよな。
 一緒にいるのが、体を重ねることが当たり前になっていたから、一度も言ってやったこと無
かったよな。

 俺は震える細い肩をぎゅっと抱きしめた。
「!?」
 腕の中の気丈な体が一瞬ビクッと反応したのを感じた。
「そんなお前だから、俺は好きなんだぜ?」
「……っ!」
 またビクッと反応した。ちょいと面白いとは思ったが、今はそれどころではない。
「前に、初めて会ったとき言ったろ?俺はヤバい女が好みだって」
「そんなの……褒めてないわよバカ……」
「じゃあこういうのはどうだ?」
 彼女の顎を掴み、無理に顔をあげさせる。
「!」
 唇を重ねると彼女の体は三度(みたび)ビクついた。面白……いや、可愛いな。彼女の柔らか
いチェリーのような唇を一通り味わった後、言った。
「レディ、お前を愛してる」
「……バカ……!」
 おいおい、真剣に愛の告白ってヤツをしたつもりなんだぜ!?それでも俺は怒られるのかよ。
 だがレディは俺の背に腕を回すと強くしがみついてきた。やっぱり彼女が欲しかったのはこ
れだったんだなと思う。
 彼女の髪を撫でてやった。出来るだけ優しく、な。
 子供みたいに泣きじゃくるお前を見るのは初めてだぜ、レディ。
 ………………。
 お前の胸の当る感触が気持ちいいから、しばらくこのままでいてくれるか?とは言わないで
おくか。


 多分、これからも大丈夫だよな、俺達?
469D×L・SIDE:LADY1:2007/10/03(水) 21:22:43 ID:BjVFMO3x
 ダンテに腹が立つ。
 本当に腹が立つ。
 同じベッドの中、ずっと私はヤツに背を向けている。さっきまで向き合ってたけど今は顔も
みたくない。近づかないで。
 本当に分かっていない。「どうせお嬢ちゃんのことだ。またいつものようにスネてんだ
ろ?」とか軽く考えているに違いない。私はキスなんかじゃ誤魔化されない。勘違いして「仲
直りのセックスでもしようぜ!」とか言ってきたら、殺す!

 気づきなさいよ、この馬鹿!


 今日はずっと観たかった映画をダンテと一緒に観に行った。そうそれだけ。
 上映中、ダンテはずっと寝ていた。ずっと。ずーっとよ!一応はデートだって気づいてんの
かしら横にいる馬鹿は……、と呆れた。
 にも関わらず、ダンテは場面がベッドシーンになるや否や飛び起きた。おまけにヒューと下
品な口笛まで吹いた。思いきり睨んでやったらウインクしてよこした。明らかに「今夜は俺達
もするんだぜ?」と顔に書いてあった。……どうやら死にたいようね。
 実は私もその映画、大して面白いとは思わなかったけど、横の馬鹿よりはカッコつけたクー
ルなヒーローの方がまだマシだと思った。

 夕食はピザ。事務所に帰るなり、止める間もなくダンテが宅配ピザ屋に勝手に電話してしま
ったのだ。いい加減にして。オリーブ抜きって子供じゃあるまいし!まあ……食べたら美味し
かったけど。
 そしてその後シャワーを浴び、私とダンテは……
 その……
 私とダンテは……

 はっきり言える訳が無いでしょ!
 ようするに―――映画館で予感したとおりになった。あんなにダンテに対してウンザリして
いたはずなのに、キスされた瞬間、何故か彼を受け入れたいという気持ちが生まれた。そして
彼の欲求に素直に応じた。
 今日は……違う、今日「も」ダンテに呆れてばかりだったけど、全てチャラにしようとすら
思った。
 結局私はヤツの屈託の無い笑顔に弱いのだと思う。何かズルイ。ダンテのくせに。
 「まだ必要だろ?」とダンテは避妊具を持ち出してきた。見るのも恥ずかしい代物だけど仕
方ない。毎回毎回、カッコつけてるのか面倒なのか、歯でパッケージを引き千切って中身出す
のだけは止めて欲しいんだけど、ダンテが私の体を気遣ってくれているのだと思ったら嬉しか
った。

 でもそうね……いつか、いつかは……

 ……あれ?ううん違う!もうそんなことも思わない。
 ダンテとするのは今夜が初めてじゃないけれど、最近そういうことはしていなかった。悪魔
絡みの依頼があるときはそれの解決を見るまでダンテも私を求めては来ない。だらしないよう
でそんなところはきっちりしている。
 今回もそうだった。彼のそういうところは私も最高のデビルハンターとして認めている。
 私が受けた依頼を解決させ、今日が久々のオフだった。だから映画を観に行ったし、彼に誘
われるがまま、私はダンテと抱き合った。
 広い肩、硬い胸。ダンテの体は私と違うものばかりだけど、指先の優しさだけはいつも同じ。
 ダンテと抱き合うことは嫌じゃない。これは本当の気持ちだ。確かにすごく疲れちゃうけど。
 何だかんだ言ってもダンテはいつも私を気遣ってくれる。自分が私の初めての男と知ってい
るせいもある。
 ちゃんと時間をかけて私の体を愛しんでくれた。確かに今夜は私が最後を迎える前にダンテ
は弾けてそれで終わってしまったけれど、私はそれでもよかった。私が気にしているのはそこ
じゃない。
 そこから先が問題なのだ。
470D×L・SIDE:LADY2:2007/10/03(水) 21:23:48 ID:BjVFMO3x

 今夜こそ、と期待したけれどやっぱり今日も一緒。
 多分彼自身気づいてはいないんだろう。
 一緒に住み始めたことや愛し合ったのは自然の流れだった。
 ……だから私はまだ一度も彼の本心を聞いたことが無い。

 彼が世間の女の子達に一目置かれている、というのは知っていた。やっかみの視線を感じた
ことなら何度もある。悔しいけれどあれ程の端正な顔立ちだ。贔屓目無しにしても女性が放っ
ておくはずが無い。危ないことをしている奴と薄々分かっていても、むしろそういうのを好む
輩だっている。

 でも彼女達は知らないのだろう。
 彼の正体……彼の体に流れる「血」の由縁を。
 彼は―――れっきとした悪魔なのだ。半分だけとはいえ紛れも無く。

 悪魔と知っていて私は彼と男女の関係を結んだ。そうそれも望んだこと。憎むべき悪魔に心
を奪われるデビルハンターなんてお笑いだわ。こういうことを「ミイラ取りがミイラになる」っ
て東洋のどこかの国では例えていたわね。まさにそれ。
 いつだったかの夜、ダンテは自分の両親のことを話してくれた。悪魔である父親と、人間で
ある母親の恋物語。その話を思い出すうちに私の感情はだんだん怒りよりも悲しみに変わり始
めてきた。
 今はまだいいとしても、私には将来ダンテのお母さんのようになる自信も彼に永遠に愛され
る自信も無い……
 感傷的になっていたけれど、ふと後ろからただならぬ気配を感じた。振り返らなくても分か
る。一人しかいない。暗がりの窓にぼんやりと彼の姿が映っているのが見える。少しは私の態
度が気になったの?と思い、私はその姿を確認した。……が。

 な、何なのその野獣のような顔は!?むしろ悪魔野郎!
 落ち込むどころか……どう考えたってまたしても私を求めてる顔じゃない!殺ーす!
 怖い。いやダンテなんか怖くない!そ、そうよ。そうじゃなくて……ひょっとしてこの馬鹿
は「お嬢ちゃんは今夜はまだ物足りないからスネてるんだな」とでも勘違いしているんじゃな
いでしょうね!?結構よ!
 ダンテ恐るべし。畏怖を感じて、私は思わず彼の姿が映る窓を見るのを止め、目を伏せた。
 何で……何でそんなに息が荒いのよ。ダンテ、そんなにあなたは下半身のことばかり考えて
るの!?ちょっと肩に手かけないでよ!私はあなたとは違う!
「……なあ、レ」
「違うわよ!」
 叫んだ。
 肩に触れている手がビクついたのを感じた。やっぱり……。体目当てね!などと女々しく責
めるつもりはない。彼に心を奪われた自分のせいだし、何より私自身が望んでダンテとこうな
った。
 それに体目当てだなんて思わない。私がいなくても彼は女性に不足しないだろう。
 彼がどうして私に固執するのか分からない。そんな女性など足りているはずだ。違う。本当
は分かっている。だけどそんな言葉、彼の口から聞いたことが無い。だから私には自信が無い。

「なあ、いい加減教えてくれよ。俺、お前に何かしたか?」
「………………」
 言葉が出ない。言いたいことならいっぱいあるのに。何から伝えればいいのか分からない。
 本当は気づいて欲しい。
 でも駄目だ。わかりっこない。窓に映るダンテは呑気な横顔。気づけ、この鈍感野郎!
471D×L・SIDE:LADY3:2007/10/03(水) 21:24:31 ID:BjVFMO3x
 溜め息をつくダンテに再び怒りを感じた瞬間、声が出た。自分でも驚くほど冷静な声だった。
「別に……何も」
「は?」
「別に……あなたは何もしてないわよ」
「だったら何だってんだ」
 呆れたような声がする。苛立っているのだろう。そう、そうよ。どうせ私のせい。悪かった
わね!
「どうせ私が我が侭なのよ。そうなのよ!」
「おいおい、一人で納得されてもこっちは分からないじゃないか」
 こっちの気も知らないで。能天気な声に思わずダンテを睨みつけた。
「悪かったわね!こんな女で!」
 予想外に大きな声が出た。ダンテは口を開けてパクパクさせてる。……マヌケな顔ね。冷静
に思う自分もどこかにいた。
 だけど一度口にしたならば堰を切ったように次々と言葉が出てきた。
「私だってもっと素直で可愛くて優しい女になりたかったわよ!でも無理!無理なのよ!あの
クソ親父のせいだけにするつもりはないけどしょうがないじゃない!」
 言い切ってぜいはあと溜め息をついた。

 ごめん。心の中でダンテに謝った。
 ただのやつあたりだ。父さんのことまで口にするつもりなんかなかったのに。出なくなった
言葉の代わりに涙が出てきてしまった。
 みっともない。自分ではもっと強いつもりでいた。これじゃ私はただの女だ。
 突然真剣な顔をしたダンテに肩を掴まれた。
「!?」
 そしてそのまま私はダンテに抱きすくめられていた。
「そんなお前だから、俺は好きなんだぜ?」
「……っ!」
 何言ってるのよ。今更遅いのよ。こういう言葉は一番最初に言うことでしょう!?
「前に……お前と初めて会ったとき、言ったろ?俺はヤバい女が好みだって」
「そんなの……褒めてないわよバカ……」
「じゃあこういうのはどうだ?」
 顎を掴まれ、強引に顔をあげさせられた。……と、
「!」
 気がついたらダンテに深く口付けられていた。離そうとしてもがいても、そのたびにダンテ
に唇を押さえ付けられて、だんだん全身の力が抜けていった。
「レディ、お前を愛してる」
「……バカ……!」
 悔しい。何、この敗北感。泣きたくなんか無いのにまた勝手に涙が出てきた。止まらない。
 ダンテのその言葉をずっと待っていたなんて死んだって言ってあげない。ちっとも嬉しくな
い。嬉しくなんか……
 ダンテによしよしとされた。子供扱いする気?
 でももっと悔しいことにそれが嫌じゃない自分がいる。不覚。

 ………………。

 何で何も言わないのよ。そんな嬉しそうな顔しないでよ。ズルイ。しばらくこのままでいた
くなるじゃない。

 私もやられてばかりじゃない。覚悟しておいて。




まあダンテはアホになりやすいけどこの二人、
ダンテがレディにちょっかい出しまくりで甘酸っぱいのが書きやすいのは確かだ。うん。
472名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 00:01:03 ID:BjVFMO3x
>>466
乙!ダンテアホスwww
473名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 00:01:51 ID:0Sf9hmbE
あれ?何で>>466と同じID…自演みてえ
474名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 00:03:20 ID:0Sf9hmbE
つかageたごめん
475名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 00:16:40 ID:uD/jEmmj
自演だろ?w
まあ何でもいいけど>>466

マジレスすると近所だと同一IDになりやすいらしいがどうなんだろうな
476名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 00:32:29 ID:0Sf9hmbE
>>475
うちすげー田舎なんだけど、>>466近所にいるのか?
というか既にID変わってるしさっきちょっと人大杉になってたしもう寝る
477名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 01:23:56 ID:nSQ7aKB7
(・∀・)ニヤニヤ
478名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 03:22:56 ID:iLiIdZmi
常に完璧じゃないからいいのさ乙

顔の見えないダンテとバージルか……
まあ後でフシアナすればいいだけの話ずら
479466:2007/10/04(木) 06:27:58 ID:LSONMFu+
>>473
もう>>473は俺の自作自演でいいんじゃね?w
しいて言うならハズいから投下直後にスレ上げないで欲しかったんだぜ
ちなみに俺は仙台在中
480nwk-wsearch.apple.com:2007/10/04(木) 07:25:04 ID:a0YKcOVg
>>478
なるほど!という訳でフシアナしてみた。うまくいくかな
ID変わってるかもしれないが>>466だぜ
481nwk-wsearch.apple.com:2007/10/04(木) 07:32:53 ID:a0YKcOVg
という訳で>>473、無理にとは言わないが
気が向いたらフシアナよろしくノシ
482p4230-ipbf09akita.akita.ocn.ne.jp:2007/10/04(木) 08:11:27 ID:0Sf9hmbE
>>473だが名前欄にfusianasanでいいんだよな。
つか俺はOCNだから住んでいるところが特定される罠www
別にROMだからいいけどな。

しかし近所でもないのな。
夜、鯖djになってたのは関係…ないか。
483nwk-wsearch.apple.com:2007/10/04(木) 08:20:58 ID:a0YKcOVg
お、>>473どうも
何か変なことでレス使っちゃって申し訳ない
↓エロ萌え話再開頼む
484名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 15:06:02 ID:uD/jEmmj
結局>>466>>473は別人っつーことでFAなの?
何かよく分からんがホスト晒しまでして災難だな

ところで>>465のバージルを歌劇場へ向かわせる方法だが
M13で転がり落ちた先が歌劇場だったしか浮かばなかった
もうあの瞬間みんな一挙に落ちればいいと思うよ
ネヴァン「あら皆まとめていらっしゃ〜い」
485名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 15:55:23 ID:C2KSWRiw
>>466
GJ乙!!!
アホの子ダンテwww
レディが女の子してて可愛い。次回作に期待。

>>484
ゲーム本編で考えると三人が一緒にいるのってM13だけだしな。
まぁ本編軸だと絶対無理が出てくるし、ある程度捏造するしかないのか。
486名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 00:28:52 ID:8Oz0U7AU
>>484のM13後だよ!全員集合のなりゆきを考えてみた↓

「……っつ……」
 奈落へと突き落とされたバージルは目を覚ました。悪魔の身が幸いして怪我などはどこにも無いが、落ちた衝撃で打った痛みは少しある。
「まさかこの俺がアーカム如きに利用されるなど……」
 コートの埃を叩き、バージルは唇を噛み締めた。他人に利用されるという屈辱を生まれてこの方味わったことなど無い。
 しかも奴はスパーダの力を奪う為、最上階へと向かってしまった。
 スパーダの力はこの俺が、受け継ぐに相応しいこの俺が……!と彼の眼光は一段と鋭くなった。
「何処なんだここは」
 バージルは辺りを見回した。テメンニグルにこんな所があっただろうか。確かにこの塔の全貌を見た訳では無いが。
 恐怖の塔に似つかわしくない明るさの部屋、煌びやかで如何わしい装飾……全てが彼の好みに合わなかった。恐らく歌劇場、といったところであろうか。
「フン、くだらん」
 淫蕩な娯楽という娯楽を嫌う潔癖な彼にはそれは全て取るに足らないものに映った。愛刀・閻魔刀を抱えなおし、再び上へ向けて歩き出そうとしたその時であった。
「お目覚めかしら?スパーダのもう一人の忘れ形見?」
 背後から妖艶な声がした。
「誰だ」
「ウフフ、いらっしゃい坊や」
「貴様は……」

 一方―――
「おいおい、いつまでも強情張ってねえで俺の手に掴まれよ」
「誰が……悪魔の力なんか……借りる……か……!」
 テメンニグル上層部にて押し問答している二人がいた。ダンテとレディである。
 テメンニグルが覚醒した際、地面に入った亀裂からレディは落ちかけた。
 彼女は咄嗟に崖っぷちに捕まった為、バージルのように奈落の底へまっさかさまという難は逃れたが、今にも落ちそうである。女の力だけでは地上へのぼることもままならない。
 傍にいたダンテは当然彼女へ手を差し伸べたが、彼女は頑としてこれを取ろうとはしなかった。
「悪魔とか人間とか言ってる場合じゃねえだろ。家族の問題や責任ってのもいいが、ここで今死んだら何の意味も成さないんだぜ?」
 ダンテは上からのんびりとした声で、差し伸べる手をヒラヒラ振る。自身の体重を支えるレディの手に震えがきているのが見える。実親に刺され、怪我を負った太腿も痛々しい。
「煩い!悪魔……なんかに……うっ……私の何が分かっ……くっ!」
「あのなあ……」
 それでも彼女はダンテを睨みつけ、手を取ろうとはしない。最早ダンテの方も呆れ果て、溜め息すら出ない。いい加減痺れを切らした彼は強引にレディの腕を掴んだ。
「ったく、分かんねえお嬢ちゃんだな。助かったら言い分はいくらでも聞いてやるから大人しく……」
「はっ、離せ!」
「うわっ、暴れるなよ!」
 レディはダンテの腕を振り解こうともがいた。ダンテもガッツあるじゃじゃ馬娘は嫌いじゃないが、今は暴れられたら困る。
 その瞬間……
「きゃああああああ!」
「WOW!」
 レディの掴んでいた岩が崩れ、彼女の体が宙に浮いた。即座にダンテの体を掴み、持ちなおそうとしたが、ダンテも一緒に引っ張られ、二人揃って地の裂け目に飲み込まれていった……


でも本当はあの時点(M13)で既にネヴァンはダンテの背中で地下歌劇場にいないんだっけ
まあその辺はファンタジーでネヴァンは地下に居座り続けてるってことでここは一つ誰か頼む
しかし血で血を洗う兄弟対決の後はネヴァン相手にどのくらい持つかの持続力対決でもするんだろうか

>>466
GJ!レディ好きだー
487名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 15:30:06 ID:KSQoOC6Y
わっふるわっふる
誰か頼む
488まとめサイトの中の人 ◆99oq9mk4/k :2007/10/08(月) 00:27:25 ID:4nhz2EIG
微妙に個人的なことで申し訳無い
>>466氏、もしこのスレ見ていたら連絡の取れるメールアドレスを添えて
もう一度まとめサイトのメルフォから連絡くれないか
職人さんの要望には出来る限り答えるつもりだが、
私的なことでちょっとの間まとめサイトを放置することになりそうだから至急頼む
数日前からまとめサイトトップにも書いてたんだけど
まだ見てないようで音沙汰無いから、スレ住人にも迷惑かけるがここで連絡させて欲しい
おまけに名指しになってしまって本当に申し訳無い
489名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 00:56:41 ID:FL5wVbiZ
>>486の続きを書いてみた



 振り返るとバージルの背後には長身の美女が立っていた。
 鮮やかな赤桃色の髪にやけに青白い肌。裸同然の格好で蝙蝠を身に纏っているその女は一目で人間では無いと分かる。
 スパーダと親しく呼ぶということは彼の父親を知っているのだろう。だがその女はバージルが最も忌み嫌う種の悪魔であった。
 下賎の者め、と呟き、バージルは愛刀の柄に手をかけた。
「寄るな。……さもなくば、斬る」
 彼の脅しに際しても、女魔の笑みは崩れなかった。それどころか彼を軽くあしらうような言葉を囁く。
「あらあら、同じスパーダの息子とはいえ、随分と違うものなのね。もう一人の坊やは優しくしてくれたのに」
 "もう一人の坊や"……。
 誰のことなのかバージルには即座に分かる。おそらく"もう一人"は一度この女魔に会っているのだろう。
 ただでさえ嫌悪を感ずる女魔だというのに、更に"もう一人"より劣るとも取れる評価を下され、彼の怒りは頂点に達しようとしていた。
「……ダンテか。この俺が奴と同じと思われるのは心外なことだ。一時の快楽に身を任せ、己の力の意義すら見出せない愚か者とはな」
「フフ、女に対して余裕の無い男は"素敵"とは呼べないわね。まあそんなのも嫌いじゃないけれど、ね。"可愛い"坊や」
「……女、言わせておけば戯れ言を……!」
「そうすれば貴方を捕まえておけるでしょう?逃がさないわ」
 バージルが鞘から刀を抜こうとしたそのときだった。

「きゃああああ!」

 どすん。

 落下音が鳴り響き、空から一組の男女が降って来た。"カワイイ雨"とも呼べない。
「ダンテ……!」
 大騒音のした方を怪訝そうに見、バージルは忌々しそうに呟いた。
 落ちてきたのは、散々話題にしていたバージルの双子の弟・ダンテと、アーカムの娘であった。

「っつ……生きてる……わね……」
 落ちどころがよかったのか傷ついた脚に衝撃は無かった。レディは頭を振り、ぼやけた思考を醒まそうとした。
「また貴様か。アーカムの娘」
 聞き覚えのある声にレディは顔を上げた。彼女のその目が捉えたのはバージルの姿であった。
「お前……!」
 即座にホルダーから愛銃を抜く。が。
「……なあお嬢ちゃん、バージルに喧嘩を売るのもいいが、その前に俺をクッション代わりにするのをいい加減止めにしないか」
 彼女は突然下から声をかけられた。目をやると、自分の尻の下敷きになったダンテがいた。
「ひっ」
 ダンテの上に落下したために、傷一つ無く着地したのだと気づく。思わずレディは後ずさりした。
「……ダンテ、貴様は余程この余計な人間の女を輪に加えたがっているようだな」
「パーティには女がいないと華が無いだろ、バージル?……しかしまあ、ピエロといいお嬢ちゃんといい、今日は随分と他人に踏みつけられる日だな」
 立ちあがり、コートを払いながらダンテはぼやいた。むかつく奴に顔を踏まれるよか、今の弾力のある尻の感触の方がかなりましではあったが。
490名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 00:57:28 ID:FL5wVbiZ
「あらまた会ったわね、坊や」
 ダンテに気がついたネヴァンはやっぱりここを忘れられなくなった?と妖艶な笑みで彼を迎え入れる。
「今度は可愛らしいお嬢さんも一緒なのね……あらこの娘、昔逢ったことのある子に瞳がそっくり……食べちゃいたいわ」
 何この悪魔……と、レディが食いかかろうとするのをダンテは後ろ手に制止した。
「まあね。何だ、先客か?そいつは一応俺の"大事な"兄貴なんでな。女の扱いもさっぱり分かってないようだし、優しくしてやってくれよ」
「貴様は黙っていろ、ダンテ!」
「フフ、貴方のお兄さんは見かけによらず物騒なことを言うのね」
「ああ、誰に似たんだか」
 ダンテは目配せし、察したネヴァンもそれをし返した。
「スパーダもそんなところ、少しだけあったわ」
「へえ、あんたはそっちの方が好みなのか?」
「いい加減にしなさいよ!」
 ダンテとネヴァンが軽口の応酬を繰り返していると、突然大声で怒鳴られた。一同一斉に声の主の方を向くと、そこには愛用のロケットランチャー、カリーナ=アンを構えたレディがいた。
「動かないで。動いたら撃つわ」
 そう言えば全ての悪魔を狩りたいと言っていたなとダンテはふと思い出す。ネヴァンと顔を見合わせ、両手を広げる。
「あらあら、可愛い顔をしてせっかちなお嬢さんね」
「おいおいお嬢ちゃん、今はそんな空気じゃな……」
「黙れ!」
 聞く耳持たず、といったところか。彼女は悪魔の言葉に耳を傾ける気など無いらしい。説得も無理か?とダンテが溜め息をついたその時、
「……ギャンギャンと煩い女、黙るのは貴様の方だ」
「何ですって!?」
 痺れを切らし、バージルが呟いた。その一言にレディは彼を睨みつけ、ランチャーの口をバージルへ向けた。
「そんなもの使わなければまともに戦えない人間風情が俺を倒せるとでも?……煩い上に無力だ。まるで蝿だな。人間の女など価するに値しない」
 人間の女など無価値、というバージルの言葉に即座に反応したのはレディでは無く、ダンテだった。
「おいおいバージル。その女は俺がわざわざ塔の上から落ちてまで追ってきた獲物だぜ。俺を差し置いて二人でラブシーンとは随分だね」
「誰と誰がラブシーンですって!?」
 ダンテの真意ではなく、言葉に反応するレディが今度は彼に突っかかる。まあまあ、と彼女をなだめつつも、ダンテの口元はからかい調子に上がっていた。
「……馬鹿馬鹿しい。貴様らで仲良くしていろ。俺は下賎どもの相手をしている暇は無い」
「お待ちなさい、坊や」
 バージルが退場しようとしたその時、ネヴァンが彼を引き止めた。



隊長、エロまで全然辿りつきません。能力的にも時間的にももうダメぽ。後はよろしく頼みます
491名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 12:01:55 ID:uDWEcda2
ヤバイ面白いww
ダンテとネヴァンはともかく、残り二人をその気にさせるのは大変そうだ。
ここはネヴァンの本領発揮パワー全開で何とかするしか!
つまり誰か続きをお願い頼む!!
492名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 02:09:45 ID:fhyieCSD
>>490の続きを


「煩い」
 後ろから声をかけてきた女に彼が呟いた瞬間、彼の手が下から上へと動いた。閻魔刀が
ネヴァンの胸元を一閃したのだ。
 彼女の絶命を確認することなく歌劇場を出てゆこうとした彼は、しかし目の前に集まる
蝙蝠に行く先を阻まれる。それは黒いカーテンのように巻き上がると中からは切り捨てた
はずの美女が姿を現した。
「あなた達、本当にせっかちねぇ」
 くびれた腰に手をあて、ネヴァンは彼に悩ましげな視線を送った。
「せっかくこんなところまで来たのに、私のステージを見ないで出て行ってしまう気?」
 行く手を阻まれた男から舌打ちが漏れる。
「……観客ならそこにいるので十分だろう」
 鋭い視線を向けながら、彼は背後にいる一組の男女を顎で示した。

 その仕草に思わずダンテが本音で答える。
「おいおい、俺達だって暇じゃねーんだぜ」
「達、って止めてくれないかしら!私、別にあなたと協力してるわけじゃないんだから。
――私こそ出てくわ、あなた達に付き合ってられないもの」
 カリーナ=アンを担ぎ、扉へ向かって歩き出すレディにダンテが声をかけた。
「お嬢ちゃん。そっちは行き止まりだぜ」
 キッと彼を睨みつけると彼女は礼も言わずにもう一つの出口へと向かった。取っ手へと
手をかけるが、しかし。
「!?」
 どれだけ押しても引いてもビクともしない。この場所の主は女魔だと気付いていたが、
彼女はあえてダンテに問いかけた。3つ目の出口があるのか、と。
「いや、俺は前回そこから入って来たし、出て行った」

 はて、と首を傾げるダンテにネヴァンは微笑みを浮かべる。
 同じようにバージルがその扉へ向かうのを今度は体を避けて素直に通してやった。
「退け」
 相変わらず誰に対しても高圧的な話し方をする悪魔だ。
 レディは後ろから来た男が危険であることを知っていたし、彼の力なら扉を破れるのでは
ないかと思ったため、やはり場所を譲ってやる。この悪魔で駄目なら自分のランチャーを
試せばいいし、それでだめならいよいよあの女魔を締めあげればいいと考えていた。

 閻魔刀を一瞬で振り下ろす。そのあまりのスピードに金属が接触する音も聞こえなかった。
三人はドアが解放された事を疑わなかったが、その予想は見事に外れた。
 表面にはわずかな跡が残るばかりでまるで釘で悪戯にこすっただけのようだ。
「……随分と丈夫なドアだな」
「そうでなきゃ私のショーに耐えられないわ……坊やなら分かるでしょう?」
 肩をすくめたダンテにネヴァンが片目を閉じて見せた。
「まぁな」
 言われてダンテは彼女との戦闘を思い出した。
493名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 02:12:15 ID:fhyieCSD

上下左右から床を舐める電撃のカーテン。観客には少し過激なサービスだ。

 青白い肌の女は頭の高さに掲げた右手を閉じる。手品をするようにくるりと返すと掌を
広げて見せた。
 中にあるのは大きく古びた鍵。
「そこの鍵よ」
 注目していた三人に目をやるとにっこりと微笑む。
「――よこせ!」
「こっちに貸してくれる?」
 バージルとレディがすかさずそれを要求した。
「だぁめ」
「俺が言ってもかい?」
 ダンテも知らない仲じゃないだろうとそれを求めたが彼女の答えは変わらなかった。
 にっこりと笑って首を振る。

「せっかくこんなにお客様がいらしてるんだもの……ショーが終わったら開けてあげるわ」
 ネヴァンは右手に持った鍵の先で自らの首から胸の谷間、下腹部を撫でていくと、それを
下半身を覆う黒いスカートの中へと押し込んだ。
「さ、これが欲しいんでしょ?……こっちへいらっしゃい」
 三人に背を向け、舞台の方へと歩き出した。中央へ立つといつまでも動かない彼らに手招き
をする。
「赤い服の坊やは半分だけ知ってるけど、私のショーは参加型なのよ」
「半分?」
 ダンテが聞き返す。
「ええ、そうよ。あなたは私と遊んだだけで、ショーを見てはいない……楽しませてあげるわ。
あなたも、もう一人の坊やも、かわいい彼女もね」



 あと頼みます
494名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 15:27:45 ID:rBgVCgDn
だ、誰か続きを…
495名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 18:42:16 ID:/KmMToxh
何か以前までと雰囲気がかなり変わった感じがする
職人さんが変わったのかな?ともかく乙
496名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 19:08:24 ID:SFRh80Fw
>>493
超乙
ネヴァン姐さんの素敵なショー
自分もかぶりつきで見たいであります(*゚∀゚)=3
497名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 00:16:14 ID:wHSPWO/6
突然話変わるんだけど、
ママンはスパーダと出会ったころは、悪魔と交わることに抵抗はなかったんだろうか?
だって相手は人間じゃないんだぜ?魔人化したら最初はドン引きしないか?
時代が時代なら魔女狩りにあってもおかしくない。
悪魔に惹かれるという危険な好奇心の代償があったかもしれないじゃないか。

何が言いたいかっていうと、昼寝してたら悪魔と恋に落ちる一歩手前のママンが
スパーダに対する愛情と恐怖、人としての倫理観に葛藤する夢を見たので
それを妄想で補って文章にしてみようかと思ったけどあいにくパパママ揃って
キャラがわからんおかげで投下できない不満をぶつけただけです。

いつかスパーダの話がゲーム本編で出たらなぁ
498名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 23:00:56 ID:vS/++jrR
そんな事いうなよ、>497。

お前さんのその情熱がスレの皆の活力になるんじゃないか?
wktkしながらまってるぜ、アンタの作品。
499名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 00:25:07 ID:lGtkGAQ7
>>497
不満ぶつけるだけならスレじゃなくチラシの裏にしろ
書いてる人はみんなゲームじゃ見えないところだって
出来る限りの妄想を尽くして四苦八苦しながらSS書いてるんだぜ!多分!
500名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 00:34:31 ID:yL+eBgks
まあまあ。実際名前は出ててもゲームにゃ出てないキャラっつーのは
非常に悩ましいもんだ。
パパンとママンはその背景が恐らくきっとドラマチックと思わせるだけに
なんともいえないもやもや感が。書くに書けないジレンマが。
難しいとこだな。
501名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 10:07:53 ID:fKBCo4pB
二人のエピソードは
期待していたアメコミ版にも結局出なかったからな…
こればっかりは想像力に頼るしかないね
502名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 15:09:54 ID:R4FwhtsJ
スパーダとエヴァ夫妻はあんまり萌えって感覚では無いよな
悪魔と人間の禁断の愛とか束の間の幸せとか
設定は普通にいいなとは思うけど、エロや萌えとは違う感覚というか
503名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 20:27:15 ID:+khpUVu7
どうしてスパーダは私を選んだのだろう。
 気まぐれ?それとも。
『考えたことはなかったの?』
 ふと声がした。
 エヴァはゆっくりと声のした方に顔を向ける。
 声の主は鏡だった。
 鏡に映った自分は笑いながら語りかける。
『考えたことはなかったの?』
「何を…」
 鏡の向こうの自分は嘲笑う。
『何をって…スパーダがあなたを選んだ理由よ』
「何を言って…?」
『こう考えたことはないの?』
 鏡に映る自分は酷薄そうに唇を歪めた。
『悪魔の生贄の為だとは』
「!?」
『言ってみればいくらでも替えのきく…』
「やめて!」
『捨て駒』
「やめて――――」
504名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 20:28:56 ID:+khpUVu7
ここ最近、エヴァはスパーダのいない夜、一人で泣いていた。
信じたい。そうどんなに願っても夜が近づけば不安は否応無しにエヴァを襲ってくる。
安らぎを与えてくれるはずの存在はエヴァを蝕むだけのものになっていた。
 『だから言ったでしょう』
 『スパーダはあなたのことなんか何とも思ってはいない』
 『あなたは単なる』
 『捨て駒よ』
 「――!」
眠っていてもこの調子だった。自らの悲鳴で目が覚めた。
これが、人間の男ではなく悪魔を愛した女への、神の与えし罰か。
誰にも言えない。家族にも、友人にも。
幼い頃から両親に連れられ祈りを捧げた教会で懺悔しようと思ったこともあった。
神父様に頼んで、悪魔祓いをしてもらえばすべてが終わるだろう。
エヴァは両親から紹介された気のいい青年と結婚して、子供たちに囲まれて。
だが…
505名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 20:32:01 ID:+khpUVu7
「エヴァ」
彷徨う意識を無理にでも覚醒させる、あの声。
エヴァの不安が破裂し、狂いそうになる寸前に必ず現れる『彼』。
「すまない…。君の相手が私で…」
愛おしそうに頬を撫で、いつしか、それが唇に触れる。
ただ、唇に触れた感触が心地良くて、それだけが唯一の救いになる。
「私は君の望む事しかしない。したくはないのに」
殺されても、この感触があるのなら、苦しくは無い。
そうして、何かに妥協したエヴァは、静かに目を閉じる。
「私を受け入れて、拒絶しないでくれ。エヴァ…」
少し怖くて、でもどこか愛しい…。
圧倒的な存在感と、威圧感。
それに触れてしまえば、
自分という存在が消滅してしまいそうな錯覚を覚える。
けれどその暗闇は安らぎをくれた。
今度こそ確かめたい。
その身体で
(省略されました・・・続きが読みたければ_ここをクリックしてください)

497ではありませんが妄想してみました。調子に乗りすぎました。
イメージと違うじぇねえか!消えろ!文章下手糞!
と怒られる前に消えます。
506名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 23:59:25 ID:J3i8pWk9
ワッフルワッフル
507名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 00:19:35 ID:uAPPauqV
最後の3行が無ければよかったのに
508名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 15:32:22 ID:ozvLgOAr
普通に面白い
509名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 12:19:45 ID:3e5hBCO+
497〜のレスを眺めながら、自分でもスパーダ×エヴァを妄想してみているのだが、
やはりデフォの設定とかがない分やり難いよね。脳内補完に頼らざるを得ないし。
自分の中でのパパンは上品な口調の紳士というより、結構荒い感じで口の悪いイメージがあるんだよね。
だって、あの兄弟みてると兄貴は仏頂面でDie/Scum連発だし、弟はあの通りの
軽口大好き人間。それから考えると魔剣士姿で中指立ててるスパーダを想像してしまった…
「俺が何でムンドゥスのクソ爺ぃをぶちのめしたか、だって?決まってるだろ、
気にくわねぇからだよ。何でも自分の思い通りにならないと気が済まない年寄りほど
始末に負えねぇモンはない。だから思い通りにならない事もあるって教えてやったまでさ」
510509:2007/11/03(土) 12:27:32 ID:3e5hBCO+
って感じのパパンな訳なのだが。不愉快だったらごめんな。
あくまでも個人的見解って事でご了承を。
しかし、こんな男とママンが恋に落ちてくれるかどうかは甚だ疑問ではある。
511名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 19:45:03 ID:aj4IeFbZ
パパーダはママンと出会った時、「伝説の剣士」の格好だったんだろうか?
ダンテの年齢から考えて二人の出合いが1970年前後として、
あのベルばらみたいな衣装に片眼鏡、背中に大剣背負った姿見て何とも思わなかったんかね?
そう考えると、やっぱりママンは少々の事では動じない、偉大な女性だったんだね。
(変な趣味、とも言う。)
512名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 20:09:53 ID:ScUgi7Yc
兄貴があのクラシカルなコート姿でいけるんだからOKじゃね?w
513名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 20:16:51 ID:OMGV4Uxk
意外にママンが、人間界のことをよく知らないパパーダにあの格好させたのかもよw
514名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 20:33:53 ID:aj4IeFbZ
なるほど、ママンの趣味は コスプレ か。
うは、夢(妄想?)が広がりんぐ♪
515名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 01:43:38 ID:N19U9UTk
パパーダも二千年悪魔退治で人間達と接触したりまた離れたりと神出鬼没な
生活してたんだろうから、多少は俗世つーか人間らしい振る舞いを覚えてたのか
それとも我がスタイルは崩さぬタイプだったのか。
息子二人もばっさばっさなコート着てるからあれは遺伝なのか。
興味は尽きない。
516名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 21:31:53 ID:nGA5Qiio
俺の頭ン中のスパーダは、ガングレイヴのビッグダディみたいなイメージがある。
口調を荒げることは無いが、恐怖を操る術は知っている。
服装はダブルのスーツにトレンチコートを羽織って、パナマ帽をかぶっている。
古い映画に出てくるマフィアのボスみたいだ。
517名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 21:35:51 ID:Tujzlnm3
ビッグダディ自体がゴッドファーザーが元ネタだからな
見た目もソックリ
518名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 21:53:03 ID:mTZOn0qO
誰か魔界愛の歌劇場の続きを投下してくれないだろうか?
結構楽しみに見てたのにこのまま未完なのは惜し過ぎる…
519名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 09:53:23 ID:yIEVCIfU
続き期待保
520名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 11:20:53 ID:yxlzAojD
思いつきでちょっと投下してみる。一応<<493の続きってことで。

「何を戯けた!」
「悪いんだけどあんたに付き合って遊んであげるほど暇じゃないの」
バージルが刀の柄に手をかけ、レディがカリーナ・アンの銃口をネヴァンに向けた。
一触即発の雰囲気の中、間に割って入ったのはダンテだった。
「ちょい待ち!二人とも落ち着けよ?アンタも余計な挑発してくれんなよ」
腰に手を当ててダンテの顔を覗き込んでいたネヴァンがニンマリと笑う。
「あら。だって待ちきれなかったんですもの」
「そいつぁ悪かったな。とりあえずこっちは作戦会議だ。ショーはそれからでもおそくないだろ?」
そういってダンテは不満そうな二人を部屋の隅に引きずっていった。
「どうしてこうも短気なんだろうな、二人とも。もう少し置かれた状況を考えろっての」
「!!貴様からそんな台詞を聞くとは思わなかったぞ」
「アンタねぇ…」
バージルとレデイは思わず顔を見合わせ、慌てて目をそらせた。おそらく二人とも考えた事は同じだっただろう。
「俺たちこっから出るにゃどうすりゃイイと思う?」
「知れた事。あの女を斬り捨てればいいだけの話だ」
「アタシもそう思う」
「だから短気だっつうの。斬り捨てました、んで取り出した鍵がフェイクだったら?」
「!!」
「そ、それは…」
ダンテは強張った表情の二人を見比べ軽く肩をすくめると、言葉を続けた。
「ただでさえ時間がないのに宝探しのオプションまでつける気か?そんな事してる間に
あの親父が魔界の扉を開けちまうだろ?」
「貴様の話は要領を得んな。結局何がいいたい?」
「はい、よくぞ聞いてくれました。ここは一つあの女に付き合ってショーに参加するってのはどうだい?」
「アンタ、馬鹿?頭どうかしちゃったんじゃないの」
途端に金切り声をあげて、レディが異論を唱える。
ランチャーを放り投げ、今にもダンテに掴み掛からんばかりの勢いである。
「何でアタシがあんな化け物女に付き合ってやらなきゃいけないのよ!」
「だからー。あいつに暫く付き合ってやって気分良く鍵渡してもらう方がここを抜ける早道だと思うんだよな。
それとも何かいい案でも?」
「……」
食って掛かったものの、レディに別のアイディアがある訳もなく。
そんな二人のやり取りを黙って見ていたバージルが心底忌々しげな表情を崩すことなく、
ゆっくりと口を開いた。
「フン。貴様に乗せられたようで気に食わんが、打つ手がない以上試してみるしかなさそうだな。
よかろう、一度だけお前の遊びに付き合ってやる」
「えええ!?」
「Okay!2対1だ。お嬢ちゃんも納得してくれよな?」
「信じらんない…」
信じられないのは当のダンテ自身だった。勢いと思いつきでいった提案がまさかの
ゴーサイン。勿論、今後のプランはまだ未定だ。
(ま、何とかなるよな?)
小さく一人ごちて、舞台にたたずむネヴァンに声をかける。
「よう、待たせたな!ようやくショーの開演だ」
それを受けたネヴァンが唇の端を笑いの形に吊り上げる。
「ふふ。ここから先はR指定ね?」


とりあえずここまで。今からヘル番と反省会してくる。




521名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 17:39:24 ID:oMvjMij9
続き乙
でも細かいことだと分かってはいるんだが、レディの一人称が違うのが気になる
522名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 02:55:49 ID:/ih16rG6
続きを読みたいですお願いします!
523名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 00:56:53 ID:/b/aj5AQ
とりあえずの続きはまだですか。
全裸で待機中。
524名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 22:52:21 ID:jC9Aj9rv
この季節全裸は風邪ひくぞwww
なんか着とけ
525名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 00:06:11 ID:IiNu/8W/
>>524
おまいやさしいな
526名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 22:23:11 ID:+lbkKVui
アッー
527名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 05:21:50 ID:EpONpeo0
どうしたって
ネヴァン-バージル
ダンテ-レディ

の組み合わせしか考えられないが、4Pなんて本当に
出来るのか。バージルがなぁ言うこと聞いてくれなそうだからな。
ネヴァンに期待。

あるいは

ネヴァン-レディ
自粛

の組み合わせか?(`A`)
528名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 12:55:22 ID:iWuupNe7
バージルとレディもアリだろ。
反発しあってる分余計に盛り上がりそう。
529名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 23:12:06 ID:lqkoMwrv
どっちもツンデレっぽいしね。
盛り上がった挙げ句、バカッポーになったら面白い。
530名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 23:42:50 ID:gM3nxGsS
バカッポー良いな。
表面上はツンツンしてるが、二人とも内心イチャイチャ
531名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 01:17:49 ID:zD5gLjRH
>>527
自粛ワロタ

ゲーム本篇の絡み具合からダンテとレディのイチャつき風景は想像しやすいが
バージルとレディは、特にバージルのデレはあんま想像つかないな
レディに向かって「俺を惑わす唯一の存在である貴様は殺す!」とか言い出す愛憎っぽいバージルなら想像ついたがw

まあレディはダンテでもバージルでもどっちの組み合わせでも萌えることに変わりは無いが
532名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 02:28:59 ID:gjAeUKfR
バージル、レディだとどっちも積極的にいかなそうだな。
「どうして俺が人間の女の相手など〜」とか「何で私が悪魔なんかの〜」って。
男から行くべきだろとは思うが、ままならなそう。ネヴァンとのほうが話早そう。

挑発すればいいのか?
「人間の女風情に俺を満足させることなど出来るわけがない」
「なんですって?試してもいないくせに」
みたいな。

バージル、レディで俺を萌え殺してくれorz。
533520:2007/11/26(月) 10:11:09 ID:Yy0fUAc5
続きが中々思い浮かばなかったのですが投下してみます。
それにしてもやっぱりエロまでたどり着きません、先輩!!


「さぁ、誰がパートナーになってくれるのかしら?三人まとめてでも構わないわよ」
艶然と微笑むネヴァン。それに対する三人の思惑は少しづつ違っていた。

レディは焦っていたし、怒ってもいた。自分には時間がない。
それなのに何でこんなところで足止めを食らっているのだろうか。ここで時間を食っている間に魔界の扉は開いてしまうだろう。
しかし、目の前にはショーがどうのと抜かす女悪魔やら、それに乗っかれとかいう無責任な男、そして、何を考えているのか判らない男。
このままでは何もかも手遅れになってしまう。にも拘らず、ここを出る術すらないのだ。
(こんな事ならあの時…)などと考えても今更である。彼女の頭の中を『後悔先に立たず』という言葉がグルグルと回っていた。
そして、焦って?いる人物がもう一人。ダンテである。こちらは両手で愛用の拳銃を玩びながら動物園の熊よろしく部屋の中をうろついていた。
(んー、どうしたもんかな?こう、なんだ。さくっと『Jackpot!!』て言いたいんだけどな)
あちらこちらに彷徨わせた視線をネヴァンに留め、また考え込む。豊かに張った乳房から優美な曲線を描くウエスト、下腹部から問題の『鍵』のありかへ。
遠慮のない視線を投げかけながら(くれっていっても、大人しく渡すようなやつじゃないしな。かといっていきなりひん剥いて手ェ突っ込むってのも無理そうだ。となると、どうやってあの女をノせるか…か?)
最後の一人、バージルは少し離れた場所からその様子を冷ややかな眼で見つめていた。
その指先は閻魔刀の鯉口に添えられ、いつでも抜き打てる体勢に保たれている。
(ダンテとアーカムの娘が巧く立ち回ればよし。さもなくば、力づくで奪うまでだ)
「どうするの?三人まとめて?」
「おいおい、いきなりかい。俺はともかく、そっちの二人がどう言うかな?」
ダンテは大げさな身振りで首をふった。
「そうねぇ…」
「アンタが選べよ?とにかくとっととおっ始めようぜ。でないとせっかくのテンションが下がっちまう」
舞台から下りてきたネヴァンが品定めをするように三人の間を歩きだした。
まずはバージルの前に行き、その首に白い腕を巻きつける。
「こっちの坊やは無口なのね」
冷んやりとした指がその頬を撫でるが、彼は俯いた顔を上げようとしなかった。
「女。俺に触れるな」
そう呟いたのみである。
「恥ずかしいのかしら?」
「重ねていう。俺に触れるな。三度はいわん」
瞬間、場の空気が凍りついたかのようだった。しかしネヴァンがあっさりと身を引いたので何事も起こらなかった。
思わず、ダンテとレディから安堵のため息がもれる。
「シャイなのね。可愛いこと」
「俺は歌舞音曲の類は嗜まんのでな。相手が欲しければ向こうの奴等から選ぶがいい」
尊大な態度で二人に向かって顎先を振る。
「ショーは奴等に任せるとして、俺は見物に回るとしよう。お前も観客がいたほうが張り合いがでるだろう?それとも何か、
お前のショーとやらは余人の鑑賞に堪えんものなのか?」
「うふふふ。いってくれるわね、坊や。いいわよ。そこで観てなさい。ちゃんと観るだけでも満足させてあげるから。
でも途中参加はいつでも大歓迎だわ」
「……」
バージルはあとずさるとネヴァンから十分な距離をとった。
「ズリぃぞ!自分だけ一抜けかよっ!」
拗ねた顔でふくれてみせるダンテに向かってバージルが初めて表情らしきものをみせた。それは呆れとも同情とも{ざまァみろ}ともとれる極めて曖昧なものではあったが。
(ったくよぉ。チャッカリしてやがんな。へいへい、アンタのいいたい事はわかったよ。俺が責任持ってケツ拭きゃいいんだろ?ほんじゃ好きにヤラせてもらうとするぜ)






534520:2007/11/26(月) 11:33:59 ID:Yy0fUAc5
「ちょっと、ちょっとってば!」
「んー、何だ?」
レディがダンテの袖を引っ張っていた。形相の険しさが今の彼女の心中を如実に物語っている。
「で、これからどうするつもりなの?」
「…どうするって?」
「これからの事よ。わかってるでしょ?」
「どうにかすっから心配すんな」
「どうにか…って!そんないい加減なことでここから出れなかったらどうするのよ!!」
「そん時ゃそん時だな」
「ふざけないでよねっっ!!!」
「そんなにがなるなよ、十分聞こえてる!」
詰め寄るレディに対してノラリクラリとかわすダンテ。聞こえてはいても聞いているかどうかは定かではない。
「ま、取りあえず黙って見てろって」
「あらぁ、喧嘩は駄目よ。オチビちゃん達。それとも喧嘩するほど仲がいいってやつかしら?」
「「誰がっっ!!!」」
ここだけは二人がハモッて言い返す。
「アンタ、兄貴とは話済んだのかい?」
「ええ。アナタかそっちの仔猫ちゃんに相手して貰いなさいですって」
「へぇ。で、どうすんだ?」
「ホント迷っちゃうわよね」
ネヴァンは困った顔をして見せるがその目許は笑っていた。
「どちらも可愛いんですもの」
「よぉ!だったらどうだい?俺ともう1ゲーム」
そして音の出そうなウインクを一発ネヴァンに送る。
「さっきの続きと洒落こもうじゃないか」
ネヴァンの手をとり、その甲にキスを落としながら熱く囁く。
「誘ってくれているの?」
ネヴァンの腕がダンテの腰にまわり、彼を引き寄せた。
男の腰に己のそれを艶めかしくすりつけ、上目使いで軽く睨んでみせる。
「いいわよ。いらっしゃい、坊や」
女の首筋に顔をうずめたダンテがニヤリと笑った。
「イイね、ヤる気が出てきた」
「でもいいの?」
「??」
「アナタの後ろで仔猫ちゃんがとっても怖い顔してるんだけど」
「!!」
ほんの一瞬、ダンテの動きが止まるが…。何事もなかったように唇の動きを再開させた。

「それとも二人っきりの方がいいのかい?」
目線で奥の間に続く扉を示す。

「ワタシは構わないのよ。アナタがどうかと思っただけ」
「だったらこのままゲーム続行だ」
「イイの?」
首筋を這う舌の感触にネヴァンは身を震わせ、その声に濡れた響きがこもっていく。
「構うもんか、俺はギャラリーがいた方がモエる性分でね。アンタだってそうだろう?」
努めて後ろを気にすまいとするダンテに応えてやりながら、ネヴァンは琥珀色の双眸を眇めた。
「勿論よ。坊や、素敵なショーにしましょうね?」




取りあえず…です。何かいろんなモノがいろんなところで破綻してます。
ごめんなさい。改行も大幅に間違ったし。
今からエキドナに丸かじりされてくるよ。



535名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 21:06:57 ID:/j+zbjCf
>>520
乙ございます。

エロ手前まで進んだなぁ。
しかし兄貴w
逃げすぎだろwww
536520:2007/11/27(火) 09:36:26 ID:r8kMK1lp
メル欄変換ミスの為、アゲてしまいました。どうもすいませんでした。orz
537名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 01:35:26 ID:G2gya/9Q
圧縮回避保守
538名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 02:43:31 ID:o5F7wmFO
>>537
最近の書き込みあるんだから、圧縮回避の保守は別にいらなかったと思うよ
539歌劇場:2007/11/29(木) 07:56:26 ID:EjbCbSxO
>>534の続きっぽく


「ふふっ……ん……あぁ、あなたの手、気持ちいいわ……」
 首筋から鎖骨へと口付けを受けながら女魔がうっとりと声を上げた。
 男の首へと腕を回して体をいよいよ密着させる。
 コートからのぞく厚い胸板を細い指がするするとなぞった。
 黒いドレスの向こうから柔らかな大腿の感触がして、ダンテもそんな場合ではないが高ぶって
くるのを感じた。
 初めは自分も上手いこと脱がせて鍵を奪おうと思っていたのだが、二人に言ったように偽物
だったらまずい。幸い大抵の悪魔ってものは自分の欲求に忠実だから彼女の望みを叶えて
やれば、あっさりと鍵を渡してくれるかも知れない。
 希望的観測だと自分でも思うが、ダンテにはそれしか手段が思いつかなかった。
 ネヴァンの言うショーの内容はこんな場合じゃなきゃ、と残念に思うものだが、確かに今は
それを喜んでいる場合ではない。
 それどころか彼は背後で怒りのこもったレディの足音が遠ざかるのを聞いて空を仰ぎたく
なった。
 お前らはいいよな――と嫌味の一つも言いたくなる。自分がまったく楽しんでいないと言えば
嘘になるが、ここを出るための努力もしない奴らに怒られるのは何か違うような気がした。
 孤立無援の状態で女魔の相手をしているのは、ここを出るためなのだから。

 心の中でさまざまに考えながらもダンテの口からは男としての言葉が出てくる。
「あぁ……あんたの手もな」
 豊かな髪を手で避けながらうなじへも唇を落とす。
「ねぇ、唇には?……キスはしないのかしら?」
「――!」
 娼婦を抱くのと違って余計な金がかかるわけではなしそれを避ける必要はなかったのだが、
さすがにキスはレディのいる前でするのは躊躇われた。
 だがよく考えれば(考えなくれもだが)彼女に義理立てする理由もない。
 男ってこんなもんよね、とかなんとか罵倒されるのがせいぜいだし、すでにこんな展開に
なっている以上は彼女のご機嫌を伺うのも今更だ。
「ねだってるのかい?」
 手を頬に添えると親指で顎のラインをなぞる。
 スパーダを知るほど長く生きているというのに、その肌はきめ細かく吸いつくようだった。
 ひんやりした感触は悪魔だからだろうか?
 だがそれが気にならないほど自身の体も熱くなっていることにダンテは気付かなかった。
「野暮な子ね……そういうことは、言わないものよ」


 そこも一応は観客席、と言えるのだろうか。
 二人がいる舞台からはるか遠く、壁際にもう一組の男女が立っている。

 どちらもダンテと女魔のショーをあえて視界に入れないようにしていた。
 くだらない、と全く同じ感想を持って自分の武器を手に、壁に寄りかかり目を閉じている。
 バージルなどは『見物に回る』との己の発言を忘れているとしか思えない。
 彼の兄弟が見たら盛大にブーイングを送るところだろうが、幸いスポットライトに照らされて
いるダンテからは観客席の様子は見えなかった。

 瞑想してるのかと隣にいるレディが横目でちらりと見るほど、男はまったく身動きをしなかった。
 それに気付いたのか、ふいに彼が口を開く。
「アーカムの娘」
 大嫌いな父の名をつけて呼ばれるのにいい加減腹が立っていたため、彼女は拳銃に手を伸ばし
ながら言い返した。
「その呼び方、止してくれないかしら。私はもうあの男とは何の関係もない――それどころか
今は敵同士なんだから!」
「体に流れる血を否定することはできん」
「それって、あなたたち兄弟の話?」
 バージルは小さく舌打ちをした。
「私にはちゃんと名前が――」
 そこまで言いかけて彼女は口をつぐむ。
540歌劇場:2007/11/29(木) 08:00:52 ID:EjbCbSxO

 自分から名乗るのか、あの名前を。この尊大な半魔に?

「……レディよ。そう呼んで」
 自分を睨みつけてくる女に彼は鼻を鳴らした。名乗られた通りに呼んでやる義理はない。
 舞台へと顎をしゃくってみせる。
「気になるのなら貴様も混ざって来るがいい」
「な……!なによそれ……私、別に気にしてなんか」
「いないと言うのか。何故見え見えの嘘をつく。馬鹿な女だ」
「うるさいわね!どうしてあんたなんかにそんなこと言われなくちゃならないのよ」
 がなりたてる彼女に嫌気がさして、バージルは頭を振ると冷ややかな視線を彼女に送った。
「隣で殺気を溢れさせていると反応する。貴様になど用はないから捨て置いてやろうと思って
いたが、そのまま横にいられるのはうっとおしい。奴が気になるんなら、参加してくれば
いいだろう。そして鍵を手に入れて来い」
「あなたに指図されるいわれはないわ。それに別に彼のことなんか気にしてないし!」
「奴とはいったがダンテとは言っていない」
「……!!」
 もちろんバージルには彼女をひっかける意図はなかったのだが、勝手に勘違いして騒ぐのには
いい加減苛立ちを覚えた。

 そんな時、間の抜けた男の声が響いた。
「おいおい、そりゃねーだろ?」

 ダンテの台詞は明らかにこちらへ向かっての発言だと気付き、バージルとレディは舞台へ目を
向ける。
 その瞬間、数え切れないほどの蝙蝠が舞って二人の視界を遮った。
「きゃ――」
「な――」
 バタバタと飛び交うものすごい数の蝙蝠に、レディは辺りを見回す。
 隣にいた男さえ見えない。
 ネヴァンがショーを見ていないのに気付き、腹を立てたのだろうか。
 戦うというならもちろん望むところだ。
 かえって話が早く済んでいい。
 彼女がカリーナ=アンを掴み直し、正面を向くと横から手が伸びた。
 わずかの間に確認できたのは薄い紫の肌。
 隙を突かれたことに背中が冷たくなるのと、唇に冷たくも柔らかな圧力を感じたのはほとんど
同時だった。
「ん……っ……っは、は、離しなさい!」
 あっという間に舌を絡めとられ、慣れない刺激に翻弄さらながらもようやっと拳銃を手にする。
 しかし正面の顔に狙いを定めた途端、女魔は再び蝙蝠に隠れ見えなくなってしまった。

「なんなのよ、一体……実力行使ってこと?」


541歌劇場:2007/11/29(木) 08:03:57 ID:EjbCbSxO

 一方バージルも自分の腰に腕を回している女魔に閻魔刀の切っ先よりも鋭い視線を投げかけた。
「言ったはずだ……三度目は無いと」
「私を切るのね?ふふ、いいわ」
 艶めかしい体を腕の中に置いたまま手を向こうにまわし、彼は閻魔刀をゆっくりと引き抜いた。
 その動きに気づかないはずもないのにネヴァンは男の顎に指をかけ、顔を近づける。
 吐息を感じるほど近くで今さら得られるはずもない許可を求めた。
「最後に口付けをしても?」
「死ね」
「スパーダが」
「!」
 思いがけず父の名を出され、バージルの手が止まる。
「いい男だったというのは赤い服の坊やに教えてあげたけれど……こういう時に女の願いを
無下にするようなことはしなかったわよ」
 うっすらと微笑みバージルに口付けた。
 舌を入れるより早く体を引かれてしまったが、手続きはそれで充分だった。
「彼は私の術中に嵌まるなんてことがなかったからかもしれないけれどね。ウフフ」
 ひそやかな笑い声が何重にも反響するように聞こえ、バージルは顔へ手をやった。
 耳に、いや体に変調をきたしている。
「貴様――いったい何を……!」
 すくみあがってしまいそうな声にも彼女は余裕たっぷりだ。
「知ってるかしら?私のような悪魔がどうやって獲物を罠にはめるか。どうやって……男の
精を頂くのか」
 わずかに口の端が上がるだけの微笑みだが、それはどこまでも艶めかしく扇情的なものだった。


 舞台に取り残されたダンテは観客席に舞う蝙蝠を眺めて呟いた。
「どういう扱いだよ、こりゃ」
 これはさすがに面白くない。
 誰もいない舞台に自分一人突っ立ってても仕方がないのでぶつぶつ言いながら観客席へと降りて
ゆく。
 三人の中で誰より彼女に協力的だった自分をほったらかしにするとは。
 あそこまで(といってもまだ入口に立った程度だが)してから、他の者のところに行くなんて
ありえないだろうと思った。
 しかも直前のネヴァンの言葉がこれだ。

「……ねぇ、待って」
 細い指がやんわりと、それでいてはっきりと拒絶の意思をもって彼の手をおさえた。
「ん?どうした」
「坊やには悪いんだけど、パートナーの交換をお願いしたいの」
「――なんだって?」
 聞き間違えたと言う顔でダンテが問いかける。
「興味があるのよ。青い服の坊やはどのくらいスパーダに似てるのかしらって。。……ね、
あなたも彼の血を引いているだけの事はあるけど、せっかくだからあっちの坊やとも一戦交えて
みたいわ」
 唇に指をあてて観客席を眺める。
 ダンテもつられて目を向けたがそこに立っている男女は口論しているようだった。
 あの二人では無理もないとダンテは肩をすくめる。
「しかも全然見物していないじゃない。ちょっとお仕置きが必要のようね。……やっぱり悪魔
たるもの我慢はするべきじゃないと思うし」
「俺はほったらかしかい!?」
 彼女は駄々をこねる子供をなだめるように、ダンテの頭を撫でた。
「ごめんなさいね?でも、もう一人子猫ちゃんがいるじゃないの」
「けど見りゃ分かるだろ?そんな事とんでもない、するわけないって言うような女だって!」
 目的と手段がごっちゃになってきている男にネヴァンは片目を閉じてみせた。
「お膳立てだけはしてあげるわ。あとは自分でなんとかなさいな、坊や」
 彼女は手をひらひらと振り腰をくねらせて観客席へと向かってゆく。

 ダンテはお預けをくらったのと、彼女の言う子猫ちゃんの攻略の難しさに思わず文句を言った。
「おいおい、そりゃねーだろ?」
542歌劇場:2007/11/29(木) 08:09:45 ID:EjbCbSxO
すみません、以上です。
エロお願いします、先輩。

とりあえず話進まなそうなのでネヴァンVSバージルにしてみました。
調べたらネヴァンは精を吸うってあったんで。しかしこれで合っているのかどうか。
展開的に変だったら539-541はスルーしてください。
543名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 15:58:16 ID:i4FpWeuh
続きktkr
実際にネヴァンには精を吸い取るような技?があったし問題はない。
更なる続き期待。
544520:2007/11/29(木) 19:33:22 ID:mcPsjzYR
すげェよ、539。アンタサイコー!
自分が悩んでるトコあっさりクリアしてくれちゃって!
このままがっつりイっちゃってくれ!
545名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 23:20:09 ID:EjbCbSxO
誤字脱字が多すぎ。
すみませんでしたorz。
546名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 19:45:48 ID:dv14c5Y2
誰も居ないのでコソーリ独り言なんだけど…
自分はスロット→アニメでハマった新参者でゲーム未経験者です。
ダンテとパティが好きなんだけど、このスレ的には邪道かな〜…
あとバージルとレディも好きで保管庫のお話には身悶えさせて頂きました!
(無論、他カプも!)
547名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 00:29:38 ID:2zF7F8I2
>>546
邪道かどうかはともかく、もれなく噛み付かれそうだなwww特に1ファンに
ただでさえアニメは賛否両論だっから

だが自分の萌えは大事にしろ。というわけでその思いを具体的に文字に起こしてここにぶつけるんだ!!
548546:2007/12/04(火) 02:19:34 ID:+ErJBBSQ
>>547
コメありがとう!
ニコ動でDMC3の動画を少しだけ見たんだけど、ゲームも凄い面白そうだった!
プレイしたけど、アクションゲー苦手だからヘタレなダンテは見たくないw
新作の4を買おうとしたらPS3って…!!

とりあえず、萌えが収まり切れなかったらここにぶつけさせてもらう!
549名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 22:59:25 ID:y6D+wReP
犯罪者ダンテだけは勘弁してつかあさい…
550名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 07:46:41 ID:zLHR8mZX
>>548
ユーDMC3買っちゃいなよ!
俺もアクションは苦手だけどイージーならなんとかクリア出来るぜ!
551名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 17:54:20 ID:c5ubLqI6
3はチュートリアルが親切だから初心者でも安心だぜ。
買え買え!
552名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 00:55:53 ID:jPaXf9II
念のため言っとくが

3と1は別物だぜ。4も2も以下同文
553名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 16:29:11 ID:UBOBh8vf
ファイナルトレーラー見た。
ネロとキリエいいな。4が出たら増えるといいけど…
554名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 23:44:11 ID:p3V1E7XR
OPの二人はニヤニヤするぞ。
555名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 16:06:15 ID:cIvTGF4u
保守age!
半角二次元スレ落ちたよ!!
556名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:20:13 ID:GnzB8Bu8
age
557名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 18:17:38 ID:hbhRA4HL
ネヴァンリレーの流れぶったぎってごめんだけど。

前スレの人じゃないけどバージル×トリッシュ書いてみたんだが、
エロが書けない…
魔界で暴れまくってるバージルに手を焼いたムンドゥスが、ナイトメアで悪夢空間に引きずり込ませて、
出てきた女(あれトラウマの再現らしいから死亡シーンとか)を参考にトリッシュ創造誘惑させる、
違うと分かりつつも記憶と現実が曖昧になっていくバージル、ネロアンジェロへ…
てかんじでやってみたんだがいまひとつorz
誰か俺の妄想を具現化してくれ

558名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 15:13:26 ID:sNQYhV5t
イイヨー、イイヨー
あらすじだけで白飯三杯いけそうだ。
が、おいらはアホエロ書きなんで、力になれん…
職人様、乞うご光臨!!
559名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 18:02:22 ID:eYYvjUUB
>>558
お前、前もアホエロ書き主張してた奴?
アホエロ書きゃいいじゃん
560名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 23:51:32 ID:Yhy/qqCO
今更だけどあけましておめでとう。

4関連動画をニコニコで見てたんだけど、やっぱレディとトリッシュは顔見せ程度なのかねえ。
同じ画像しか見ないし。
ネロの後ろの青いのがネロアンジェロにしか見えない
バージルレディ派の俺にユーゴーインダゥンヌ幻影剣
561名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 01:09:07 ID:dx7xDrTm
あのスタンドがネロだったとしたらそれはそれで
美味しいじゃないか。

あの時はまだ小娘だった。憎悪と怒りの衝動を針鼠のように尖らせて
黒い塔を駆け上がった初心な小娘と、奇しくも出会った双子の男たち。
昨日の様に思い出すことが出来る情景は、片隅に忘れ去られた遺物として
埃を被らせたままにしておきたかったのに、
人の肉を失くした男は青白い焔となってレディの前に
再び現れた。
562名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 18:39:13 ID:oWzr1UKO
おじゃまします&あけおめ!
エロ無しですがまた一つ思いついたので、流れを読まずに投下しに来ました。
ダンテ×レディ、9レス分です。

エロ無しなのに”×”はおかしい気がするが…
もし連投規制に引っかかったらごめん。

563名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 19:01:34 ID:oWzr1UKO
なぜか書き込めない…
なんで?
564ダンテ×レディ 1/9:2008/01/07(月) 19:04:11 ID:oWzr1UKO
ある晴れた穏やかな公園。シンボルともいえる大木が青々と茂り、小枝にたたずむ小鳥たちのさえずりが聞こえてくる。
時折人々が行き交う中、ダンテはひとり大木の近くにあるベンチに座り、人を待っていた。
 「――ココだと思ったんだがな…」
浮かぬ顔で呟き、右手に持ったシワだらけの手紙をもう一度確かめる為に目で読み始める。
手紙には――原形をとどめていない雑な文字が並んでいた。これは文章というより落書きに近い。
この汚い文字からして差出人はエンツォだと分かったが、手紙の内容はハッキリと分からない。
だが、かろうじて読める部分だけ辿ってみると、依頼人が午前中この公園に来ると書いてあるようだった。
 「ったく…手紙をよこすなら、まず書くよりカキカタから始めろと何度言ったら分かるんだ?」
不愉快な手紙を見るのやめ、腕を組み、依頼人が来るのを待つダンテ。時が過ぎ、更に苛立ちは募ってゆく…
彼は1分たりともじっとしていられないタチだ。このベンチに座って10分、まだ10分しか経っていないが彼にとっては拷問そのもの。
しかし待つのをやめて帰る訳にはいかない理由がある。ダンテはイライラと脚を揺らしながら依頼人が来るのを待ち続けた。

その時一陣の風が吹き渡った。清々しく心地好い南風が彼の銀色の髪をなびかせる。
だけど苛立った心と懐に、その暖かさは届かなかった。

こちらへ近づいて来る人の気配がした。
やれやれ、やっと来たかとダンテは溜め息を吐いて、そちらへ顔を向けた。
が、その気配は依頼人のではなかった。
楽しそうに会話を弾ませる若いカップルが、3メートル程離れた隣のベンチに座りに来たのだった。
二人が寄り添う様にベンチに座りイチャつき始めるまで、ただ呆然と見ていたダンテは口角を上げて笑い、そしてガックリと肩を落とした。
 (デート、ねぇ…。そりゃそうだ、今日は爽やかに晴れた絶好のデート日和だよな。来るかどうかも分からねぇ奴を時間潰して待ってる俺バカみてぇ…)
しずんだ顔で俯いているダンテだったが、脳裏にある面影が過ぎり、何か思い付いたように晴れやかになった顔をパッと上げた。
 (もう待つのやめて、俺も今からデートに誘ってみるか!)
しかし、なぜ待っていたのかを思い出すと、また気が抜けたようにしずんでゆく…
 (――もし金に余裕があったとしても…アイツ、俺の誘いにノッてくれるか…?)

重い空気に伸し掛かれてゆくダンテと反対に、幸せな空気に包まれ二人の世界に溶け込んでいるカップル。
ダンテは何気なしに隣の様子を見てみると、女性がバックから大きめのランチBOXを取り出して広げ始めていた。
 (昼になったのか?だとすりゃ30分くらいじっとココにいたのかよ…俺にしちゃギネスものだぜ)
ハハハと笑う彼。その空元気な笑い声は隣の笑い声に掻き消されてゆく。
 (ハイハイ、邪魔者の俺は消えるぜお二人さん。いつまでも仲良くな)
待ち合わせは午前中、これ以上待っても依頼人はやって来ないと判断した彼は、顔を上げ思いっきり背伸びをして鈍った体を動かした。
そして立ち上がろうとしたその時、あの南風が優しく吹き渡った――
565ダンテ×レディ 2/9:2008/01/07(月) 19:06:38 ID:oWzr1UKO
 「こんな所で何してるの?」
聞き覚えがある声がした。
ダンテはその方へ顔を向けると、そこには腕に買い物袋を抱えた一人の女性が立っていた。
キャミソールの上にレース使いのブラウスを羽織り、下はデニムのショートパンツに膝下までのロングブーツを履き、そして彼を見つめている左右色違いの瞳――レディだ。
背中にゴツいミサイルランチャーを担ぐ勇ましい悪魔狩人時の姿しか知らないダンテは、雰囲気の違いにすぐレディと気が付かなかった。
この偶然の出会いに驚き、微かな戸惑い見せていた彼だったが、
 「よぉ、レディじゃねぇか。お前こそどうしてココにいるんだ?」
と、軽く手を振って笑顔で挨拶をした。少し前までしずんでいたと思えないほど機嫌よく。
 「私はこの近くのストアで買い物した帰り。いい天気だから散歩がてらちょっと寄り道…ああ、今仕事中?通行人を数える――」
 「俺がそんな仕事を引き受けると思うか?待ち合わせだよ。今度の仕事の件で依頼人を待ってんの!」
ハァ?と呆れた顔をして答えるダンテに、レディは冗談よと笑顔で返した。
 「昼間に公の場所で仕事の話?…その依頼あなたの言う”当たり”じゃなさそうね」
 「エンツォが勝手に請け負った仕事だからな。この手紙に依頼内容が大まかに書かれている様だが、さっぱり分からねぇ…」
懐から手に取った例の手紙を見ているダンテの前に、彼女の白い手が差し延べてきた。
 「ちょっとその手紙見せてくれる?」
ダンテは彼女の方を見た。そしてコレ読むのか?とチラッと手紙を見て、意味有り気に口角を上げ手紙を渡す。
私なら分かるかもしれない――ただそんな気持ちで受け取ったレディ。
しかし手紙を広げて見た瞬間、受け取ったことに凄く後悔した。あまりにも雑な文字に眉をひそめる。
 「何、この汚い字ぃ…まるでミミズの行列だわ……もういい、返す」
と、予想通りの反応にククッと笑う彼へ手紙を差し出した。
 「こんな手紙を何時間も睨めっこして、やっと待ち合わせ場所が分かったが…合っているかどうか…」
手紙を受け取り、そう呟きながら懐に仕舞い込む。
 「でもどうして手紙なんか?いつもならあの人、直接話し合いに来るでしょ?」
レディの疑問に何か思い当たるのか、ダンテは視線を逸らして答えた。
 「アイツが持ってくる仕事ここんとこずっとハズレばっかで、断り続ける俺にキレちまったらしい」
そして彼女から顔を背き、話しを続けた。
 「このまま見限ってくれても構わねぇと思っているんだがな…俺が金欠で困るのを待っていたかのようにこんな手紙を店に置いていきやがった。
 ”仕事持って来るオレに感謝しろよ!”ってのが見え見えで…ほんっとに気に喰わねぇ奴」
 「なるほどね。普通に紹介しても釈然としないから、簡単には読めない手紙を…て訳か。やり方はどうあれ、自分の事に気を掛けてくれる人がいるってとても有難いことよ。
 あの人とは長い付き合いなのでしょう?あいそつかれた方がいいなんて思ってちゃダメよ」
彼女の言葉を聞いて、ダンテは少しの間考え、再び顔を彼女の方へ向けた。
 「――ああ、すまねぇ。ちょっと感情的になって言い過ぎちまった。エンツォには色々と世話になってるし、その恩を忘れたことはねぇぜ。
 それに、やけに報酬の良い情報だけ扱うが、裏に関わる情報は絶対扱わないってポリシーのアイツを、少ーしは信頼している」
すると今度はレディが表情を曇らせ視線を逸らした。
ダンテの前ではいつも勝気な彼女がふいに見せた悲しげな顔。何か悪いこと言ったかとうろたえる彼だったが、理由は別にあった。
 「……信頼か…。エンツォのような知り合いを持つあなたが羨ましいわ。仕事欲しくても、私が女性だからってなかなか信用して貰えなくてね…」
無理もない。彼女の容姿は若い年頃の娘たちと変わりはない。まさか彼女が銃の腕前抜群の悪魔狩人だなんて知る由もない。
ダンテは前にレディの事をエンツォに話したのを思い出した。彼も女だからと全く聞く耳持たなかった事を。
 「案外苦労してんだな」
彼の言葉で自分が暗くしずんでいるのに気付き、首を左右に振った後またいつもの強気な表情を見せた。
 「この街に住んで仕事し始めたのまだ数ヶ月だしね。頑張っていればいつか私の実力を認めてもらえると信じているから、まだまだ平気よ。
 ただ、私にも気の合う人がいてくれたらな…と思っただけ」
566ダンテ×レディ 3/9:2008/01/07(月) 19:08:42 ID:oWzr1UKO
『その役、俺じゃダメなのか?』ダンテはそう言い掛けたが、そのまま胸の内に留めた。
彼は解っていた。悪魔を心底憎んでいる彼女が、悪魔でもある自分を受け入れることはないと。
同じ業者の仲間としての関係を保ち続ければそれでいい。
しかしその反面、諦めてしまっている自分が情けなく思う気持ちも確かにあった。
こんなに近くにいても想いが届かない切なさが、レディと会うたび強くなってゆくのを感じていない訳がない。
二人の間にある隔てを取り除く事ができたら、どんなに良いことか…

清々しい風が吹き渡った――
 「いい風ね…」
レディは柔らかな黒髪を軽く掻きあげ、微かな笑みを浮かべながら風が吹く方向へ見上げた。
 「ああ…そうだな」
少しも風の事など気にしていなかったダンテだったが、女性らしいレディの仕草にいつしか見蕩れ、呟くようにそう返事した。
風の中で胸元に光輝くネックレスの赤い宝石のように、瞳を輝かせる彼女の微笑みは眩しいほどに素敵だった。
血生臭い悪魔狩りに凛として闘う中、束の間の休息に垣間見れる彼女の素顔、それと変わらない魅力を感じる…
 「昼食、まだなんでしょ?」
彼女の声で我に返ったダンテ。見るとレディはツンとした顔でこちらを見ていた。
これが普段の彼女…あの微笑みは幻だったのか…
 「え、まっ、そりゃあずっとココにいたからな…っていうか朝飯もロクに食ってねぇ。エンツォがキレてから差し入れも来ねぇし」
レディは呆れたように溜め息を吐くと、腕に抱えている買い物袋の中に手を入れて探り始めた。
 「これあげる」
買い物袋から取り出し、そっけなく言って差し出す彼女の手には紙で包装されたホットドッグが握られていた。
 「俺にくれるのか?…まさかお前が差し入れてくるなんてな」
遠慮することはなく、ダンテは目の前のご馳走とレディの好意で嬉しさのあまりニヤけた顔を隠せないまま、その手を伸ばした。
しかし、ホットドッグを取ろうとしたその時、手の動きを止めた。
 「……あとで倍返せとか言わねぇだろうな?」
 「これぐらい、おごるわよ。ただし今回限りだからね。働かなくても待てば差し入れが来るなんて思ってたら大間違いよ」
 「そうかい。それじゃ、有り難くいただくぜ」
耳が痛い言葉に苦笑しつつ、ホットドッグを受け取ったダンテはある事に気付く。
まだ出来立てのように温かい…確かレディは帰りに寄り道していたら偶然彼を見つけたと言っていたが、冷めていてもおかしくないはず…
 「あとこれも」
と、慌てる様に買い物袋の中へ再度手を入れて取り出した物はミネラルウォーターだった。
 「やけに気が利くじゃねぇか」
ニヤニヤと笑う彼の言葉にレディは動揺した様に見えたが、気のせいか、すぐさまフンと鼻を鳴らしてみせた。
 「言っておくけど、そのホットドッグは小腹が空いた時に食べようと買ったものよ。でもカロリーが気になったから…」
そう言っている途中、チラッと手に持っているミネラルウォーターを見る。
 「こ、これは安かったから買い置きに…!だからあなたの為に買ったんじゃ…」
 「分かってるって。偶々ココで俺に会ったんだろ?」
何言っているんだ?何か彼女の様子がおかしい……ダンテは不思議に思ったが深く考えず、ミネラルウォーターも受け取ってベンチの上に置いた。
そして感謝の意を込めて、彼女に優しく微笑み掛ける。
 「まぁ動機はどうあれ、お前のその好意は確かだ。ありがとよ」
するとレディは何かを言ようとしたが、口を閉ざし照れ臭そうに視線を逸らした。間違いなく動揺している。
 (ひょっとして…俺に気があるのか?)
思い違いかもしれない。しかしダンテはこの願ってもない事に疑いはしなかった。
567ダンテ×レディ 4/9:2008/01/07(月) 19:10:49 ID:oWzr1UKO
よくよく考えてみると、レディと会うのはいつも悪魔絡みの仕事の時だけで、プライベートで会うのは今日が初めてだ。
これは千歳一隅か?彼女の本心を確かめるチャンスか?
叶わないと諦めていた想いが、開きかけた彼女の心に届くかもしれない…

 「それじゃ私はこれで。悪魔退治の依頼がきたら遠慮なく連絡してね」
 「ちょっと待ちな。お前の昼飯も買ってきてるんだろ?」
軽く手を振って立ち去ろうとしたレディを呼び止めた。
 「そうだけど…それが何?」
 「だったらココで昼飯食わねぇか?隣、空いてるぜ」
えっ、と驚きの表情を見せたレディ。腕に抱えている買い物袋を思わず握り締めた。
 (隣って…それじゃまるで…)
ふと隣のベンチにいる若い男女へ目を向けた。今でも一つのランチを二人で食べ合いながら会話を弾ませている。
そして視線を元に戻すと、赤らめた頬を隠すように首を左右に振った。
 「い、いいわよっ!私は帰って食べるから!あなたは今人を待っているのでしょ、私に構わないでさっさとそれ食べたらどう?」
 「そう言わずに少しぐらい俺と付き合えよ。独りで食うメシなんて味気ないもんだぜ?」
レディは考え込んだ。自分はあの日からずっと独りだった。食卓に囲む家族なんていない。
嬉しかった事、悩み事など話し合える人がいない寂しさは身に沁みている…
 「……分かったわよ、帰っても別に急ぐ用事はないからね」
その寂しさのせいか、気付けばそう答えていた。
もう座るしかない。一つ溜め息を吐き、ベンチへ歩み寄って一番端に腰を下ろした。そして買い物袋を両腕で抱きしめてうずくまる。
 (何もそこまで離れなくてもいいだろ…不自然だぜ…)
ベンチに座る二人の間には、まだ一人座れるくらい空いていた。これが二人の間にある”隔て”なのだろう。
ダンテはホットドッグを包む紙を剥き始めた。
ブレッドの切り目に刻んだキャベツを詰め、特製ソースをかけた上にあらびきウインナーをのせて挟んだ、少々ボリューム感があり美味そうだった。
ホットドッグにかぶりつこうとした時、横目で彼女の様子を窺うと、レディはまだうずくまったままだった。
 「食わねぇのか?」
 「う、うるさいわね、言われなくてもちゃんと食べるわよ!ただ歩き疲れたから休んでいるだけ…」
あっそう、とダンテはレディより先に昼食をいただいた。それを今度は彼女が横目で窺う。
 「お、なかなかイケるぜコレ」
気に入ってもらえたらしい。間を置かず口へ運ぶ彼の様子を見て、レディはその冷たい表情を微かに綻ばせる。

 (…バカ、何意識しているのよ私。このまま固まってちゃ怪しまれるじゃない。普段どおりにしなきゃ…)
と、何度も深呼吸を試みてみるが落ち着かない。なぜ自分がこんなにあがってしまっているのかレディは分かっていた。
同業者として何度か同行し、悪魔絡みの仕事をこなして来た二人。
少しずつダンテの事を知る内に惹かれ、いつしか慕うようになった彼女だが、恋愛に臆病すぎて傷つきたくないあまり彼に近寄り難くなっていた。
しかし今彼はすぐ傍にいる。押し殺していた彼への想いが、胸の内から込み上げてくる…
とにかく心を落ち着かせようと買い物袋からミネラルウォーターを取り出し、ゴクゴクと勢い良く飲んだ後、大きく息を吐いた。
何とか落ち着きしばらく手に持ったペットボトルを見つめ、何気なしに彼の方を見る。
ダンテは半分残ったホットドッグを口にくわえ、ペットボトルの蓋を開けようとしていた。
彼に昼食をおごったのは、寂しかったからだろうか?
この街で働き始めたばかりで、誰も自分の事を理解して貰えず孤独感に苛まれ、ダンテに助けを求めているのかもしれない。
 (誰がこんなヤツなんかっ…!)
まただ。傷つくのを恐れ本心を偽り、彼を冷たく突き放し逃げている自分に唇を噛み締めた。
568ダンテ×レディ 5/9:2008/01/07(月) 19:13:06 ID:oWzr1UKO
胸の中がいっぱいで昼食が食べれそうにもないが、普段どおりの自分を装う為に買い物袋から透明の蓋を被せた黒色のトレイを取り出した。
トレイの上にはデミグラスソースがかかった半熟卵のオムライスが、数枚のレタスとパセリと共に盛り付けられていた。
 「オムライスねぇ…ちと変わってるな」
 「これ、ある有名な一流シェフが作ったオムライスを再現したものなんだって。一度私も食べてみたいと買いに行ってもいつも売り切れていてね。
 そんな人気メニューが今日やっと買えて良かったわ。ラストだったのよ」
蓋を外しスプーンを持って昼食をいただこうとしたレディだが、じっとこちらを見ている彼が気になる。
余程このオムライスが珍しいのか、それとも大人びた彼女が、子供っぽい食べ物のオムライスをいただく姿が滑稽に見えるのか?
 「……何よ?」
 「ん?いや、何でもねぇ…」
と、ダンテは笑って彼女から視線を逸らし、残り少ないホットドッグにかぶりつく。

風は吹き、木の葉がざわめき、小鳥がさえずり歌い、そして隣のベンチに座る男女の楽しげな声。
そんな中で二人は言葉を交わすことなく、黙々と昼食を取っている。
レディは緊張して話題を振る余裕がない。そしてダンテは言葉を選んでいた。
 (チャンスだと意気込んだのはいいが…さて、どう踏み込むかだ…)
出来るなら単刀直入で話したいが、今はそんな雰囲気ではない。冗談だと思われるのがオチだ。
それとなく話をして、いい雰囲気にもってゆくのが先決だろう。
 (――ま、何とかなるか。何も焦ることねぇって)
そもそも彼はあれこれ考えて行動するタイプじゃない。考えるのをやめていつもの”成り行き任せ”のスタンスを決め込むことにした。
ホットドッグを食べ終えたダンテは、包んでいた紙をグシャグシャに丸めて後ろの方へ投げ捨てた。
無造作に投げ捨てた様に見えたが、紙くずは少し遠くに離れたクズカゴへ見事入っていく。

レディはまだ昼食を食べ終えていない。なかなか喉が通らないため、3口ほど手をつけただけだった。
両脚閉じてむっちりとした太腿の上に黒トレイを置き、俯き加減で細い首すじを晒し黙って昼食を取る彼女の姿を、二人の上を降りそそぐ木漏れ日が美しく照らす。
オムライスを1口分すくい口へ運び入れ、味わう時にもぐもぐと動く艶やかな唇を、そっと隠すように指先を口元に添える仕草は淑やかで、
ダンテは話題を振るのを忘れてすっかり見蕩れてしまった。
喉が通らないから水で流し込もうとペットボトルの蓋を開け、その口にぷっくりと柔らかそうな唇を付けて水を仰向いで飲む。
そしてまた1口分すくって口に入れた時、レディはこちらを見つめるダンテの視線に気付く。
スプーンをくわえたまま彼の方へ向くと、とぼけた顔をして視線を逸らした。
なぜさっきからこちらを見るのか気になっているレディだが、そんな彼を無視して黙々と昼食を食べ続けた。
 (……昼間っから何考えてるんだ、俺?)
うな垂れた顔を片手で被い、目を覚ませるように首を左右に振るダンテ。
手を伸ばせば届く距離にレディがいるのにただ見ているだけ…彼女が繊細過ぎて二人の関係が壊れるのを恐れる気持ちが邪魔をして、なかなか積極的になれない。
 (怖じ気付いてんじゃねぇよ俺!このわだかまりをとかしたいんだろ!?今がその時だ!しっかりしろ俺!!)
頭を激しく掻き自分に喝を入れ、両手で両頬を挟むようにバシッと叩いて気合を掛けた。
 (本当…俺らしくねぇぞ…)
頬に手を当てたまま遠くを見ている彼。レディは今の出し抜けな動作を、いつものことのようにとことん無視した。
569ダンテ×レディ 6/9:2008/01/07(月) 19:15:25 ID:oWzr1UKO
 「そのオムライス、美味いのか?」
と、ダンテが話し掛けてきてレディは思わずほっとした。あのおしゃべりな彼がずっと黙っていたものだから。
 「うん、美味しいわよ。さすが一流ね、毎日売り切れになるのも頷けるわ」
本当は緊張していてさっぱり味なんて分からなかったが、レディはそう答えて1口食べて見せた。
 「へぇ、じゃ俺も是非一流のオムライスってのを食ってみてぇな!…1口食ってもいい?」
あぁ何だ、こっち見ていたのはオムライスが食べたかったからなのね、と彼女は解釈してフフッと笑った。固かった表情が笑顔にもどってゆく。
 「まったく、食べたいならそうと早く言ってよね。ほらっ」
スプーンをトレイの上に置いて、食べかけのオムライスをのせたトレイをダンテに差し出した。
しかし彼はそれを受け取らず首を振る。
 「いや、そうじゃねぇって」
 「?」
 「お前がさ、そのオムライスを俺に食わせてくれね?」
 「ええっ!?」
レディは目を真ん丸くして驚きの声を上げた。手に持ったトレイを落としそうなほど動揺している。
 「な、何子供みたいなことを言っているの!これぐらい一人で出来るでしょ!早く受け取ってよっ!!」
再びズンとトレイを差し出すが、やはりダンテは受け取らない。
 「つれねぇな…子供じゃなくったって大人もやってるぜ」
と、隣にいるカップルを親指で示した。確かに彼女が1口彼氏の口の中に入れて食べさせてあげている。
それを見てレディは顔を真っ赤にして照れ出した。
 「バカなこと言わないでよっ!大体私達そんな関係じゃ…」
 「だったら何も照れることねぇだろ?一度でいいからさ、何事も経験だぜ?」
 「べ、別に照れてなんかいないわよっ!!」
トレイを差し出すのをやめ、とうとうレディはプイッとそっぽを向いてふくれてしまった。
ダンテは残念そうに溜め息を吐くと、背もたれに肘を掛けて寄り掛かり楽な姿勢をとった。
 (まさかこれしきの事であんなに照れちまうなんてな…ウブなお嬢さんだ。これほど無垢なヤツだと無性にからかいたくなるね)
口角を上げて笑うダンテ。ミネラルウォーターを飲んでひと息吐いた後、何気なくレディを眺めた。照れた顔でふくれるその横顔も可愛らしい…
 「――どうして、こんな事思いついたの?」
レディは俯いたまま呟くようにダンテに訊いた。
 「同じ食うんなら食わせて貰う方がいいと思っただけだ。味が格別に美味くなるって言うし」
 「……分かった、じゃあこっち向いて…」
それを聞いたダンテは急いで背もたれから身を起こした。
 「食わせてくれるのか?」
 「ただし、今回限りよ!私の気が変わらない内にさっさと向いて!」
ダンテはニヤッと笑い、喜び勇んで身体ごと彼女の方へ向いた。レディも彼の方を向いてスプーンをオムライスに差し入れる。
その時のレディの耳には、心臓の激しい鼓動しか聞こえていない。
 (1口食べさせてあげるだけなのに…どうしてこんなに……)
半熟卵とデミグラスソースを絡めて、チキンライスと共にスプーン一杯すくう。
待っている間、ダンテもいつしか胸が高鳴っている事に気付く。
 (ヤベェ、ドキドキしてきた。レディのがうつったか?)
 「ほらっ、あーん…」
彼女の声にダンテは大きく口を開ける。そしてレディが恥じらいながらもその口に入れたスプーンをくわえた。
レディは彼がくわえたスプーンを引き抜いてあげると、すぐさま視線を逸らして姿勢正しく座った。
570ダンテ×レディ 7/9:2008/01/07(月) 19:17:49 ID:oWzr1UKO
 「……どう、美味しい?」
口の中に入れられたライスをじっくり味わっている彼の方を向かずに、視線を逸らしたまま訊いてみた。
 「――ま、こんなもんだな。プロが作った料理っつーから期待してみたが、思ったほど美味くねぇ」
そんな!――彼の思いがけない辛口な感想に、レディはショックを受けた。
侮辱されたと許せない気持ちでいっぱいになったが、その後の彼女の言葉は冷静だった。
 「それはあくまで再現した料理だからね、どうしても本物と劣ってしまうものじゃない?
 それと、食べさせて貰っても味は変わらないって事分かったでしょ?」
 「いや、それはまだ分からねぇ」
レディは彼の方へ振り向いた。楽な姿勢で背もたれに寄り掛かっている彼の姿が目に映る。
 「ただ今の俺は興味のねぇヤツの料理を食っても、満足しねぇことは分かった」
 (どういうこと?)
 「今度食わせてくれるなら、やっぱお前の手料理じゃなきゃな!」
彼女の方へ振り向き、ダンテは優しげな笑みを浮かべてそう告げた。その微笑みは彼女が懐いた負の感情を消し去ってゆく…
再び頬を赤らめたレディは、その顔を隠すように彼から視線を逸らす。
 「忘れたの?こういう事は今回限りだって。これでおしまい!」
 「あ?そうだったか?そりゃあ残念だ…」

また彼から逃げてしまった。どうして気持ちと裏腹なことを言ってしまうんだろう……レディは自己嫌悪に陥ってゆく…
嬉しかったのに、頭の中で何の料理で持て成そうかと考えているのに、『そうじゃない!彼は食費を浮かそうと企んでいるだけ!』と、もう一人の自分が徹底的に否定する。
もうどっちが本当の自分なのか分からない。だが、これだけは言えた。
傷つくことはないこの場所から離れるのを嫌がっている私がここにいる。

嬉しさと複雑な感情が込み上げてきて、レディは完全に食欲を失ってしまった。
黙ってトレイをダンテに差し出す。
 「何だ?」
 「あげる」
 「何で?」
 「それは…」
理由を上手く話せない。悩む彼女はある事に気付く。
 「あ、あなたの口付けたスプーンで食べられるワケないでしょっ!」
 「俺、別にそんなヤバイ病気持ってねぇが…」
 「私はダメなの!」
何だよそりゃ…ダンテは苦笑うと、彼女の言うとおりにトレイを受け取った。
 「サンキュ、いただくぜお嬢さん」
正直ホットドッグ一つだけじゃ足りなかった彼には有り難かった。これで腹が満たせるとガツガツ食べ始めた。
そんな彼をよそに、レディは重い溜め息を一つ吐いた後ぐったりと背もたれに寄り掛かり、昼間の穏やかな青空を見上げた。
571ダンテ×レディ 8/9:2008/01/07(月) 19:19:38 ID:oWzr1UKO
静かに時が流れた。隣にいたカップルは食事を済ませると、寄り添うように腕を組んでどこかへ去っていった。
レディは見上げたまま、降りそそぐ木漏れ日を浴びるように瞼を閉じて風を感じている。
 「お前、これからどうするんだ?」
最後の1口を食べ終えたダンテは彼女に訊いてみた。彼女は瞼を開け、視線を合わさずに答えた。
 「そうね、別に用事はないし……あなたとここで依頼人を待つのもいいかも」
 「俺はもう待たねぇぜ」
その言葉を聞いて、レディはダンテに視線を向けた。
 「仕事どうするのよ?」
 「待ち合わせの時間が過ぎてんだ、これ以上待っても来ねぇよ」
空になったトレイをベンチの外側に置き続けて言う。
 「今日はこんなに良い天気だし、俺はこれからデートと洒落込むとするぜ」
 「……あ、そう」
そう呟いて背もたれから身を起こし、透明の蓋だけ入った買い物袋をあけて、空トレイをこちらに渡してもらうよう手を差し延べた。
彼から空トレイを受け取ると、袋の中へ詰め込み丸めるように蓋をした。
 「それじゃ…」
 「待てよ、どこへ行く気だ?」
ダンテは袋を持って立ち上がろうとした彼女を呼び止めた。
 「どこって帰るのよ。依頼人待たないのならここにいても仕方がないしね」
 「まぁ俺の話聞けって」
何よ?と彼を見るレディ。彼は照れ臭そうに指で鼻の頭を擦っていたが、決心したように彼女を見つめた。
 「あの時は少しって言ったが――今日一日俺と付き合ってくれねぇか?」
彼の思いがけない言葉に、レディはその身を震わすほど驚き入った。手のひらを口に当てたまま動かないでいる。
 (デートの相手って……私?)
そんな訳ない!あの彼が少しも女の魅力を感じられない私なんか誘う訳がない!……もう一人の自分がまた否定する。
 「だ、誰に言っているの?誘う相手間違っているわよ」
 「他に誰がいるってんだ?俺は間違いなくお前を誘ってるんだぜ、レディ?」
レディの目に自然と涙が溢れてきた。それはまるで押し殺していた感情が一気に解放されたようだった。
泣いているところ見られたくない。涙が零れ落ちないよう目いっぱいに溜めて堪えていたが、すでにダンテは気付いていた。
 「バーカ、泣くことねぇだろ?」
 「泣いてなんかいないっ!」
目に溜めた涙を拭ってあげようと彼女の下瞼へ手を伸ばしたダンテだが、レディは彼の手を払い除けて反発した。
その弾みによって溜めた涙が零れ落ちてしまう。頬を伝い落ちる涙を彼女は慌てて拭い隠した。
 「……もう逃げるな」
見兼ねたダンテは彼女の肩を掴み、グッと抱き寄せた。
彼の腕の中にいるレディ。乱れていた心が不思議と落ち着いてゆく…
彼女は知っていた。心を閉じ込めていてもずっと心ごと休める場所を探していたことを。
そして知ってしまった。その場所が彼の傍にあることを。
572ダンテ×レディ 9/9:2008/01/07(月) 19:21:05 ID:oWzr1UKO
 「付き合ってくれるか?」
ダンテは彼女の耳元で優しく呟いた。彼は今の二人の関係から抜け出そうとしている、心を開いた彼女と一緒に…
 (ごめんなさい……いつもあなたを疑っていて、本当に……ごめんなさい…)
レディは黙ってコクッと頷いて返事をした。
それを見て安堵の溜め息を吐いたダンテ。口元に笑みを浮かべ、腕の中にある彼女の黒髪を梳かすように撫でてあげた。
彼のあたたかな優しさが伝わってくる…この上もない喜びにレディは肩を震わせながら涙を流した。

風が吹き渡り、まるで二人を祝福するように木漏れ日が降りそそぐ――
彼女の肩の震えが落ち着いてきたころ、ダンテはぽつりと言った。
 「しかし何だ、デートに誘うのにこれほど緊張してしまうなんてな。今まで誘ったことねぇから」
と、汗で湿った手のひらをコートで擦るように拭いた。
 「うそっ!あなたのような人が!?」
 「お前、俺のことをどう見ていたか知らねぇが、俺はそれほど軟派に生きてねぇぞ」
不満顔で言う彼を見て、レディは思わずクスクスと笑ってしまった。
 (泣いたり、笑ったり……忙しいお嬢さんだ)
しかしそれが彼女の魅力の一つだとダンテは分かっていた。
どんなに心と裏腹なことを言っても、根は素直な女性、表情まで誤魔化すことができず今まで様々な彼女を見てきた。
これからもずっと素直な彼女を見続けられるよう願い、ダンテも口角を上げて笑った。

 「これからどうするの?」
 「ん?そうだな……ぼちぼち考えるさ。とりあえず今は――」
腕の中にいる彼女をもっと寄せるように、柔らかな身体をギュッと抱きしめた。
 「こうしてるのも悪くはねぇだろ?」
 「……そうね」
穏やかに吹く風と心地好い二人の体温に包まれて、レディは眠るようにゆっくりと瞼を閉じた――



このあと二人はわずかな資金でデートに出かける事になるのだが、
その話はまたの機会に……

- The End -


573名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 19:24:54 ID:oWzr1UKO
以上です。
今回は読み切りにしょうと書いたんだけど、前後に分けた方が良かったかも。
てか長すぎた。

それにしてもなんで書き込めかったんだろう?
まさか誤爆……怖っ!!

574名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 01:41:29 ID:4grJjZNK
>>573
乙!乙!乙!
レディに「あ〜ん」させてもらえるだなんて羨ましすぎるぞダンテ
575名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 02:16:41 ID:fImkCDNN
GJ!新年一発目がダンテ×レディだとは嬉しい。可愛い話だな
他に書いたって話、どれか分からないけどこれからもよろしく頼む
576名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 08:13:14 ID:ys9G9PfK
『sweet,baby!』

GJ!あまりの甘こそばゆさにモジモジしながら読んじまったよ!

次は是非エロありで期待(笑)
577名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 11:08:53 ID:W1iBg58P
>>562-573
次はその後のデートの内容をkwsk(*´Д`)
578名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 01:18:16 ID:HTE/DElC
甘くてイイ!
やー、二人のやり取りに照れるわ。GJ!!
今度は可愛い二人の可愛いエロを期待!
579名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 12:16:54 ID:8VIJoXCt
GJ!2人ともピュアアンドイノセントすぐるw
次回は是非エロありで。
580名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 02:10:42 ID:VGpi6erL
4発売の暁にはここでネロ×キリエを見たいんだが
ヒロイン死亡フラグ立て過ぎだろムービー。
581名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 19:02:34 ID:dM10i1bi
今、居眠りしてたら、ここで
ダムドチェス(ポーン)×アルケニーのドエロ切ない系長編
を読む夢を見た。
詳細が思い出せないのが残念でならない。
582名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 00:22:23 ID:WER/CHIo
どんなんだよwww
コアな嗜好にもほどがあるw
583名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 15:33:49 ID:OgDKlxzM
擬人化…といえるのかその組み合わせww
584名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 18:42:06 ID:35wG6AbO
石と虫でどうやってエロに持ち込んだのやらwww

リレーのネタになるかとバージルでネヴァン戦って吸われ死にしてみたら
モーションに入る前、ばっちり腰に腕回してるんだよなバージル。片手だけど。
ダンテのモーションと同じなんだけどなんか変な気分になった。
魅了効果でもあるのかねえ、あれ
585名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 19:44:58 ID:5cWML9ba
>>581
ドエロはともかく切ないってどんなだろうか……気になる

>>584
知らんかった。兄貴イヤラシイなwww
無意識か?
その変な気分をぜひ文章にしてくれ。
586名無しさん@ピンキー:2008/01/15(火) 19:53:42 ID:hmW6u0ys
>>580自分もネロ×キリエ見たいなあ発売後に期待だね
後、動画を観てグロリア×ネロも見てみたいと思ってしまった
経験豊富なグロリア姐さんに翻弄されるチェリーボーイネロとか…
587名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 00:32:27 ID:QJW7M5Ft
ネロは明らかに童貞。
3ダンテは多分経験済み、3兄貴はー・・・
魔族の女相手とかか?
588名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 17:24:56 ID:e2gxWVNZ
>兄貴
淡々と終わらせて
女放置して一人で帰りそうな印象が
589名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 12:28:01 ID:rR4JhIYQ
兄貴はツンツンだから相手気遣ったりしないか。
個人的にまとめのバージルレディ1がオフィシャル。
590名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 13:12:00 ID:dns+P0Uh
青いイカかw
でもあのバージル結構レディに気遣ってるよな
591名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 14:18:19 ID:kRXqt8we
個人的に兄貴は上から目線だけど紳士的
ってイメージだな
アメコミで子供の頃自分が倒したダンテに手を差し出したりしてるの見てそう思った
592名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 19:32:27 ID:FDyZ1L/6
しかしレディたんかわいいなレディたん(*´д`*)
ネロキリエすげー楽しみだ
593名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 00:17:06 ID:GvwMgsDd
今ブラッディーパレスやってたらボスにレディが出てきたんだけど
なぜかライダースーツだった
袖なしバージルだったからかな。
レディがハアハア言いつつ走って逃げるから気分は犯罪者w

チラ裏でスマン
594名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 01:57:47 ID:oSefn5n7
何故だかレディを追い詰めながら「どこへ行こうというのかね」な兄貴が
浮かんだんだぜ。
レディは自分でバズーカぶっ飛ばすけど。
595名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 17:50:19 ID:xzAeFMEo
バージルとレディは本編で接点がほとんど無いからこそ
やけに妄想がふくらむのかなぁ…
M18からはコート無しがデフォだなw
596名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 21:32:46 ID:dCl6ENaW
このスレは画像はOK?
597名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 03:07:41 ID:3PffMB5h
半角スレは落ちたんだっけか。
また立て直す?需要あるかは知らんけど
絵師降臨すれば生き返るかな

>>594
「小僧から石(アミュレットとか)を取り戻せ!」てかww
598名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 03:08:02 ID:/N7sbuP7
断る理由はないが…DMCのイラストは技量がないともれなく悲惨な事になりそう
599名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 08:22:26 ID:NwUAYiH7
たとえ神でも板違い。
画像はお絵かきか半角で宜しく。
600名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 17:28:43 ID:AXOZnUt6
DMC4開発秘話

えらい人 「今回のヒロインにはこれを着てもらいます」
ネロ    「却下」
えらい人 「えー、DMCの女性キャラはやっぱりエロさがないと・・・」
ネロ    「キリエにそんな格好させたら、あんたの頭に風穴あけるぞ」
えらい人 「何だそれは・・・? 愛 か?」
ネロ    「バッ、ちがっ・・・あ、愛とか、好きだとかそんなんじゃねえよ!!」
えらい人 「わかりました。でもこれはどうしても使いたいので、代わりに着てくれる人を見つけてきてください」
ネロ    「代わりだって? おい、そこのあんた!」
グロリア 「何かしら?」
ネロ    「これを着てくれないか?」
グロリア 「いいわ。その代わり・・・」



ダンテ  「・・・とまあ、これが坊やの初体験だ。羨ましい限りだなまったく」
トリッシュ 「へえ・・」
レディ   「ふーん・・」
ネロ    「勝手に話を作るなよオッサン!!」
グロリア 「ふふ、あの時の彼・・可愛いかったわ」
ネロ    「あんたものるな!!」
キリエ   「ネロ・・私の為にそんな事・・・」
ネロ    「キ、キリエ! これは・・・違うんだ・・・」
ダンテ  「しかし坊やも可哀相だな。悪魔の右手の所為で並のセックスじゃあ満足できない身体に・・・」
ネロ    「死ねええぇぇぇぇぇぇ!!!」



披露会に行けないのでむしゃくしゃしてやった。
特に後悔はしてない。
601名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 12:21:25 ID:9D/6xU3X
いまだにグロリアが悪魔にしか見えない俺。
トリッシュよりもよっぽど悪魔らしく見えるw戦う動きが特に。
602名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 13:40:16 ID:z0cgN6u9
>>600
GJ!!
DMC4がすげー楽しみになってきた!!
603名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 15:23:04 ID:D8gGGeb+
>>600
激しくGJ!!
できればその初体験についてkwsk…
604名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 00:59:04 ID:dQNeLnRb
発売まであと4日!

スレチかもしれんけど
4では武器入手演舞してくれるのかな。
なんか全体的にシリアスっぽいし、トレーラーでもやってなかった(と思う)し
ネロが武器ぶん回してるとこあんまり想像つかないし。
好きなんだけどなあ。恒例(伝統)行事だし、してくれるかな。
ネヴァンみたいな(いろんな意味で)エロい武器があるといいな。
605名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 20:27:50 ID:3MT41pj9
いよいよ4発売という今にシコシコネヴァン×バージル書いてる俺は箱もPS3も持ってないどころか
絶賛節電中でテレビさえ見られないぜ。
ネロキリエ、ダンテレディが増えますように。
606名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 20:45:45 ID:PaZ255AZ
>>605
いいね楽しみにしてる>ネヴァバジ
おまけにネロキリエ、ダンテレディは俺の脳内デフォだから
そっちもいつか書いてくれること期待していい?

しかしkonozama予約だから今すごく暇だぜ
607名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 23:39:07 ID:5lISYztH
>>605
そいつは楽しみだな!頑張って書いてくれ!
自分は今更ながらダンテ×トリッシュ、バージル×トリッシュに挑戦中だ。4がでるまでのつもりで1やったら何かを受信しちまったぜ!ハッハー!
608名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 15:32:45 ID:zDuTCkAn
これは期待せざるをえない。職人がんがってくれ!
609名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 15:41:35 ID:Yv3hO5XJ
4、キリエとレディ可愛いな
グロリアは何かちょっと…
610名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 11:37:29 ID:1VNqqiuA
グロリアに踏まれたい
611名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 16:37:46 ID:F13Is3tI
4のダンテってトリッシュに精気吸われて老けたんじゃねw
612名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 17:55:03 ID:SCbYnLzn
トリッシュとレディの二人がかりだろ
613名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 18:13:22 ID:RYaxk/Kt
多分4レディの胸はダンテが10年以上かけた鍛練の賜物だなw
614名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 17:36:42 ID:QbsvhkZL
ちょっと4のネタバレかもしれん


グロリアの戦闘シーン、エロい通り越してエグくて
キャラの良さが全然分からなかった
同じ戦闘シーンでも3のレディはエロカワイイと思ったのに何だろうこの違い
グロリアのはやり過ぎ感溢れて倖田來未みたいなビッチ臭がした

ぶっちゃけ正体も知ってガッカリ
615名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 04:38:23 ID:XqnRpIpY
>>614
kwsk
616名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 05:56:43 ID:yrUre3O3
>>614じゃないけど
ついでにネタバレ











グロリアのあの服装で180度超開脚とか尻ドアップとか
仕草が一々エロイんだが、本当にエロ過ぎてどうにも('A`)


あとグロリアの正体は鳥姉さん
変装ってか変身してたっぽい
617名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 09:23:06 ID:3KJ2l83l
ち、ネタばれかよ。
ま、でもアレくらいエロいグロリアねーさんをイカせてようやく一人前のデビルハンターなのではないかと自分は思うが。

てか、鳥ねーさんが変身してコスプレしてくれんなら4ダンテかえって大喜びじゃね?

「トリッシュ、今日はコレで頼むわ!」

「…初音ミク? これは?」

「ジャパンのボーカロイドって奴だ。なかなか可愛いだろ?」


「…ダンテ? あなたって人は一体何を…(こめかみピクピク)」

「テイスト変わってイイ(ry」


みたいなのを妄想した。スマン。
618名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 11:55:31 ID:Jb1/ctjV
ふーん、で?
619名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 12:43:58 ID:2mwynWB7
まだネタバレするには早いんじゃないか?
クリアしてない人、手をつけてない人もいるだろうし。

取り敢えず今週一杯は待った方がよくね?
620名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 19:19:47 ID:yrUre3O3
>>617-619
ごめん
621名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 20:00:25 ID:MeGY6sZ6
>>616はネタバレと書いてるから回避したが
>>617は妄想ダダモレネタバレしてて回避できなかった
この時期にこのスレ覗いた俺が悪いのかもしれんが

正直俺はどっちも萌えないから別にどうでもいいけど
622名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 20:19:29 ID:s6BkaBbt
結局ネロってなんだったの?
ちょっとわかんなかった。
623名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 23:56:09 ID:2mwynWB7
俺もよくわかんない……色々伏線も張ってたのに回収されなかったし
これはMGS4の雷電の如く、ネロが続編で登場するという意味なのか……?
624名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 00:23:08 ID:pOcrNPWM
解禁まで今週一杯って発売日から一週間ってこと?
つーか本編でも情報が無さ過ぎてなあ。目ぼしい、前作までのファンが
おおっと驚く話が皆無だった。以下ネタバレかどうかさえ分からない。


ネロは兄貴の子だと想定して、
「あいつがまさか子どもを生ませてたとはね」
とそれぞれの記憶の中の兄貴を思い出すトリッシュとレディとか面白そうだ。
二人とも兄貴を知ってる(トリッシュは多分魔界で会ってる)から。
625名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 06:50:05 ID:q6RQe07T
以下、ネタバレかどうかわからない。



そもそも4のダンテは何歳くらいなんだろう。
DMC3から1で10年経過、1から数年後…ネロが何歳かわからないけど
18歳くらいだとしたら8年経過してDMC4ってんなら
ダンテ、あるいはバージルの子でも何とか辻褄が合うかな。
あの兄貴が子作りしたとは考えにくいがw

DMC4ハードモードのタイトルから察するに
ネロはやっぱり(ry って思ったな。
626名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 23:39:44 ID:MBuj7+4O
ネタバレになると思うが、どうしても言いたい





EDでダンテが見ていた雑誌が気になる
っていうかスゴク欲しい…
627名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 00:17:26 ID:ynWOcyI3
レディは確実に三十路越えだなあ。
628名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 00:18:36 ID:ppv629dZ
>>627
そりゃダンテも30超えてるし、レディが30超えてたら問題でもあるのか?
629名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 00:29:57 ID:ynWOcyI3
正直に言おう、上着はいいとして下がちょっとな。
もう小娘じゃないんだから短パンじゃなくてもいいじゃないか。
630名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 00:43:46 ID:JABjdYQW
レディのホットパンツは他キャラとの差別化じゃないかと思った
レディのトレードマークというか

そんなこと言い出したらオッサンが赤いコートなのも変だと思うし
グロッシュのあの格好はレディどころじゃなく頭おかしすぎだろ

まあレディはどのキャラよりも太股が健康的で魅力的だし
あの路線貫いて欲しいね俺は
631名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 01:02:39 ID:ppv629dZ
>>629
なるほど。でも俺も>>630と同意見だな。レディはあれでいいと思う
つかいい加減短パン止めろと言われるほどレディそんな老けて見えなかったけどな
ぶっちゃけどちらかと言えばトリッシュの顔の方が(ry
まあ綺麗ではあるけどな
632名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 01:06:32 ID:LAsHVjST
確かにレディといえばホットパンツなんだろうけど、
個人的には3の隠しコスチュームみたいなツナギとかがよかったかな。
MGS3のエヴァみたいな。

要するに3のレディ愛してる
633名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 01:14:58 ID:sSHCxzYI
>>632
3のその後のレディが見てみたい
ゲーム内でもカップリングとかそんなんじゃなくて
純粋に4でもダンテとレディ二人だけの絡みが見たかったんだよな…
やっぱストーリーもレディも3が一番好きだな
何か4のストーリー面がイマイチというよりも3がよすぎた
634名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 12:38:01 ID:KqvyNEiE
とここで神谷儲な俺様参上
635名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 01:03:01 ID:ui9kIroL
まあ落ち着けよお前ら、
とりあえずここは誰が一番パイオツがでかいのかとか
そういう平和的な話し合いを試みようや。
636名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 13:55:43 ID:xFE3fzNw
キリエが何気に巨乳な件について。
地味なコスで清純路線だが、脱いだら実は一番凄いのかも知れない。

ということで、ネロは巨乳好きのむっつりスケベ。
637名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 14:30:48 ID:YA2QnljD
ああ…水着姿のキリエ…
638名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 00:28:19 ID:RAe5HiFk
ネロもすかした若造ぶってるけどそういうのに一番興味のある年頃だから
仕方ないな。
639名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 09:58:41 ID:b31KUYOc
ネロの力の源泉は、童貞ゆえの妄想パワー。
「キリエがさらわれた!きっとあーんな事やこーんな事をされてるに違い無い!
ぢぐじょううぅうう!うらやま、もとい許せねえ!ブッ殺してやるっ!!!」
この場合、DTは「どうてい」と読む。
640名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 11:04:11 ID:HdimBT3Z
××××してな!
641名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 12:40:44 ID:lRN4tArr
巨乳好きでも清純じゃなきゃダメなんだろうな。
あれだけ露出高いグロリアに対して無反応に近かったし。
…無反応を装って実はガン見してたのか?
642名無しさん@ピンキー:2008/02/07(木) 13:59:44 ID:LWEk5LbF
あの時は必死に目をそらしてたんだよ
643名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 00:29:59 ID:kTS+dqa3
動揺を隠す仕草がいくつか見られたしな。
一週間経ったからもうネタバレも良いか?今更バラすようなアレもないが。
前説じゃキリエを姉か母のようにと書いてあったのに
キリエキリエと叫ぶネロにどんだけゾッコンなんだよお前と思った。
なんかいきなりラブ度全開じゃん童貞。
644名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 00:44:12 ID:7HFRXHYH
キリエを助けるためなら悪魔に魂を売ってもかまわないとかいうセリフ
普通の話なら萌えたり感動するシチュエーションなんだけど
肝心のキリエの描写が全く無いままひたすら「キリエー!」だから
果たして何処に惚れたのか、どうしてそうまでして助けたいのか
ネロの決意や思いがいまいち伝わって来なくない?
惚れてんのは分かったからそこに至るまで何があったんだよみたいな
645名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 10:45:32 ID:UyXEnBR6
天涯孤独の自分に、まるで肉親のように優しく接してくれたってだけで十分な気もするが。
            ↑
ネロがキリエに惚れてる理由。

「母か姉のようにな」ってあるから、キリエのほうが年上なんだろうな。
ネロが18くらいとして、キリエは20くらいか?
でもM字アニキはどうみても30いってそうだしなあ。
うーん、謎だ。
646名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 10:54:58 ID:FW9YhxZR
なんで謎?
647名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 00:20:24 ID:pOjfLUEK
年の離れた兄貴が居てもいいじゃないか。

ストーリー云々は家ゲでも言われてるが正直4にはグッとくる
エロパロ要素が無かったなあ。皆胸はばいんばいんしてたけど。
3なんか大して接点のない兄貴とレディに
ピンときたんだが。
648名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 17:47:20 ID:KCB8sYOA
今更4クリアした。エロ萌え要素の無さに泣いた
あと女キャラの個性に大差無し。出す意味も分からん
単なる客寄せパンダか

3の女キャラはエロ的に偉大だったんだなと思った
レディとネヴァンとか対照的な魅力で最高じゃないか
取り敢えず4スタッフは3のレディファンが
彼女の性格の何処を支持しているのかもう一度よく考え直せ

と言うわけで俺はリレー小説の続きを待つことにする
649名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 01:02:51 ID:HqnDDnMk
ネヴァンはいけるけどエキドナは無しだ。
なんてこった敵キャラまで不作じゃないか。
650名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 01:13:12 ID:59JNN65o
>>649
カエルの触覚ならいいんだが。
651名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 02:47:08 ID:O8eOP96r
>>649
アンジェロ達の作られ方知ってるか?
若い女性を天使降誕の間にあるカプセルにぶち込んで
精気?を搾り取ってそれを鎧に注入して動かしてるんだ。
ということはだ、あのアンジェロ達の中身はきっと若い女が入っているに違いない。

ネロ「中身はからっぽ、か・・・・」
・・・・('A`)
652名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 03:31:50 ID:5Gx7KkD7
>>651
台無しにも程があるw



…全俺が泣いた
653名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 20:52:26 ID:x9U/k7B0
>>633
4はネロの話であって ダンテの話が6話も入ってる事自体が異常
俺はダンテ好きだが、4であれ以上ダンテ側を描写する必要は全くないだろ
4はキャラクター&ストーリー路線に寄ってたシリーズを再編したとも言える

ゲームのストーリーなんてあれくらいで十分なんだよ
654名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 21:50:52 ID:QE/KxXMe
おいおいストーリーがどうこうとかより
今は攫われたキリエが何されたかとか
グロリアが教団に入るのに入団試験と称されて何やらされたかとか
そういうのを考えるのが先だろう?
655名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 23:20:44 ID:5Gx7KkD7
>>653
今回は公式側がキャラ祭りだのストーリーに期待しろだの煽っていた訳だが

関係ないけど本スレ覗いたらトリッシュ厨が暴れててワロタ
656名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 23:22:10 ID:yMN2A89K
キリエのあのやたらぐったり具合からいって、かなりアレなことをされたとして。
その後DTなネロで満足は出来るのだろうか
4のエンディングで言ってた
「待ってる」
で、ネロのDT斬りフラグと信じてる。

何が言いたいかっつーとだな。
お前らキリエの唇のエロさに注目しろということだ。
657名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 23:54:35 ID:qPOmdotJ
マツも大絶賛の3レディのくちびるもお忘れなく

PS3持ってないからネロキリ拝めてない…うあああああ
ゲーム機のくせに高すぎでしょあれ
658名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 00:18:16 ID:zH7Wbwtv
投資だと思うんだ、次のDMCのために次の次のDMCのために
でも待ってりゃPC版リリースされんじゃん?

4だってエロいシーンはあったじゃないか、蛙の踊り子を
ストリップ劇場の客さながらに眺めるダンテとか
ルシフェルゲットしたときのダンテとか・・・
あれこれダンテばっかりじゃね?
659名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 00:38:41 ID:RGRR4HoL
DHモードクリア画像のサングラス無しレディの
童顔ぶりにドキドキしたやつ挙手。
660名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 00:46:49 ID:VHOcJTzr
>>658
ルシフェルで地獄門破壊のダンテのセリフはやばいな。
3の青臭さはどこへいったんだよダンティ・・・
661名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 00:48:21 ID:vWoxpJNG
>>659
ノシ
き き き 貴様
な な な 何故俺がそう思ったことを
し し し 知っている
662名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 01:10:49 ID:sPV1aAU7
>>660
あれそんなエロいの?
意味がよく分からないんだ
663名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 08:33:11 ID:LRUbHyE3
ルシフェルゲットのセリフをベッドで言ってるのを想像するんだ
664名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 10:06:36 ID:TgDGGDY2
>>657
PS3版にこだわらなきゃ5千も安く全く同じクオリティで遊べるんだが。

>>658
あれはエロかった。
出来れば表情もつけてほしいくらい。
665名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 16:46:44 ID:QSW3w1LE
ネロのエキドナ戦での「はた迷惑な子作り」発言とか
エンディングの寸止めとか
考えようによってはネロもそれなりにエロいと思うんだがな。
666名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 17:45:30 ID:vWoxpJNG
なあ今気づいたけどエキドナ戦ってエキドナ出産するじゃん
吐き出してるような感じで
で子供産み落とすとこ攻撃するとダメージ与えられるじゃん
つまりこれってエキドナの×××を攻撃してるってことか?





気づいても全然萌えないが。普通にレディの方が萌えるわ
667名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 18:13:45 ID:5gS9bkUS
>>659
童顔なの!?カプコン超わかってるじゃん
トリッシュは王道な美女がいいんだけど、
レディってどこか幼いようなイメージがあるんだよな…3大好きだからかな
668名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 00:09:35 ID:EGUZg8DK
>>666
俺も攻撃しながらそれに気づいたんだが
無感動に作業に終始したよ。デメントのパッケージロゴ
処女膜模してね?という情報にはハアハア(;´Д`) した俺だというのに。

レディは俺の中ではまだまだ青くてどっか不器用なツンツン十代っ娘だ。
669名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 18:03:40 ID:3Znn8Ng4
谷間活用術

トリッシュ…酒を注いで乳杯
レディ…谷間にドル札挟んでマネークリップ

ということを提案して尻の谷間にカリーナアンぶっ放されたあとピンヒールで踏まれるダンテ。
670名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 22:56:50 ID:N5XVi2BE
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
671名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 18:15:06 ID:0oNU4syG
4でもレディがカリーナを担ぎなおす仕草が見られて少し感激した。
あの仕草を見ると、あぁ健気に頑張っているんだなとか思えてきて、本気に彼女を応援したくなるよ。
不死身同然のダンテと違って、いつも死と隣り合わせに戦い続けるレディだから尚更だ。
ほんと、レディはカッコ良過ぎて何度でも萌えるよ!

アニメから入ってきた人達には、彼女が戦う理由は金稼ぎのためとマジ思っていそうで凄く悲しい…
672名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 20:11:29 ID:tSlZ930Z
3レディのあのカリーナヨイショは激しくかわいい
しかしいわれてみたらアニメ見ただけじゃレディのことなんか全然わからんよね
しかも見た目も中途半端に大人にされて微妙なことになってたしあんまり見たくなかったな…
673名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 00:24:48 ID:3ouPYf60
レディの決意(家族のことは家族でカタをつける)で
3ダンテが影響受けて兄貴と向き合おうとしたのとか好きなんだがな。
あとあっさり親父に騙されるところとキッチリ親父のカタをつけるとこ。
あの騙されるのがな、一途で気を張ってて無鉄砲な感じが現れててな。
674名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 00:37:03 ID:bQoeSReX
>>673
そういう気を張っているところと対照的な
「Welcome back.(おかえり)」も女の子らしくて好きなんだぜ
675名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 00:42:43 ID:JNCXrXKb
18歳になったらパティもR指定解除?
676名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 01:32:16 ID:DX8gqRXK
この前、4スレで4レディの胸元にあるベルトのことでレスした人がいたが、
俺もあのベルトはダンテを意識しているんだなぁと思った。
いや、そうに違いない。
677名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 02:23:33 ID:KQHvSdo5
>>676
断言ワロタ。ダンテのお下がりだったらもっとよかったけどな

4飽きてひさびさに3SEやってる。3ムービー鑑賞中の俺のテンションの上がりぶりは異常
今やってみるとさり気に3って完成度高くないか?
ダンテのアクションはシリーズ1だし、後半の男らしいダンテすげーいい。
これ一部敵を手直ししてPS3と箱○に移植されたら3本くらい買ってもいい
ついでに4にあるキャラモデリンググルグル回して鑑賞できる奴つけてくれたら神。レディとネヴァンをじっくり眺めたい
678名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 02:52:56 ID:KlwQr/tJ
ところで>>605
リレーの続き?
679名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 15:13:50 ID:LzpRW/gf
>>605だけど
リレー参加したいなと思って書き始めたんだけど
完成度低すぎるから独立したのにしようと思ってる。
職人さん遠慮せずどんどん書いちゃってくれ。
俺は、こういうところは初めてのsugarだからそんなに期待しないでw
680名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 15:43:06 ID:1YoEt2cX
独立したものにするなら逆に厳しくなると思うんだが
それに挑戦する>>605に感動した。がんがってくれ。
681名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 21:52:14 ID:U0+jg8xP

 ∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
682名無しさん@ピンキー:2008/02/14(木) 23:58:42 ID:KlwQr/tJ
>>605
そうか。
ダンテ×レディの方はどうなのかなーと思ってさ。

全裸で楽しみにしてる。
683名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 18:07:24 ID:/zG9N6VO
>>682
今の時期は風邪ひきやすいから
さすがに服くらいは着ておいた方がいいぞ

ダンテのベイビーちゃん発言にエロ萌えどころか吹いてしまった
そういや3でも「おまけに女は出ていっちまった」の
女(=レディ)を英語では「The only baby」っつってんだよな
粋な表現だなと感心した記憶がある
684名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 12:38:47 ID:nqPhsc9A
ダンテはイタリア系(?)だけに、口説き文句は豊富そうだな。
歯の浮くようなセリフもさらっと言えちゃう。
兄貴はリップサービス一切なし。
ネロは…キリエの席にさりげなくプレゼントを置いておくあたり
素質は十分と見た。
685名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 16:16:55 ID:D0wGP9vx
さて
ネロは誰の子なのか…
686名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 20:29:46 ID:9sfc6lYD
>>685
今お前が思い浮かべた奴が
ネロのおやじだ。
687名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 20:33:45 ID:6eDhli3p
バージルが妻とわが子を抱き締めて「俺の宝物セットー」
とか言ってるの想像したら吹いた
688名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 23:30:26 ID:7Q6bSKhV
バージルと妻子ほど似合わないものもないな
689名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 23:38:22 ID:zSebT1H6
すいません、リレーssでお世話になりました520です。
あれから随分たちましたが、バージル/レディバージョンが少し纏まりましたので、投下にお伺いしてもよろしいでしょうか?
よければ週明けくらいからお邪魔させていただきたく。
黙って落とせや!といわれればそれまでなんですが、一応お断りをと思いまして。
690名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 23:42:20 ID:mhD6Ewqo
週明けだな!?
待ってる。
691名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 23:56:12 ID:QrEq9pzV
礼儀正しすぐるw
もう週明けといわずに今すぐにでもw
692名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 00:26:36 ID:To+zbxK1
バージルねえ
力が最も大事!とか言ってるし
BASARAの豊臣みたいに奥さん殺して子供を本気で鍛え上げそうだな
693名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 00:37:57 ID:3miJrwEb
ご丁寧にどうもwww
ベッドの上でwktkして待ってるぜ。全裸で。
694名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 00:42:32 ID:bZVDyI/T
お約束の言葉とは言え、何でここのスレやたら全裸になりたがるんだwww
695名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 01:24:31 ID:oYRIlVqo
>>692
娘とか産まれたらどうすんだよw
まあ
スパーダにも言えた事だが
息子たちで良かったな
696名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 01:25:33 ID:UZ4Cun0v
大体ネロが17、8として大まかに言えば3兄貴が塔を呼び出す前後で
誰かを孕ませてなきゃ計算が合わないな。そこに愛があったかはともかく。
鉄拳の一八のように
思いがけないヤツが続編で子持ちになってたりするもんだ。
697名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 01:33:43 ID:3TA6ANlx
3でレディが愚かな女っていわれたときに妊娠したんだよ
698名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 01:54:19 ID:hrcbbZ2Z
ダンテの失敗はナシなんだな
699名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 01:59:04 ID:bZVDyI/T
>>697
レディ、そんなんで妊娠してたら
ダンテに「ヤバイ女は嫌いじゃない」って言われたときにとっくに妊娠してるだろw

まあ真面目に考えると母親は不明だが
3辺りに仕込んでたらネロは時期的にどっちの子でもおかしくはないな
700名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 02:05:43 ID:To+zbxK1
>>695
普通に女でも強いんじゃねーの?
バイクをヤァーって投げる女悪魔もいるし、ルシアもいる
人間であるレディですらあそこまでイケるんだから

スパーダの血族に女性は産まれない制約でもあんのか?
もしネロがバージルの息子ならダンテの子供は娘であるとうれしい
海外市場考えれば女主人公は自殺行為なんだろうが
701名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 02:22:49 ID:/qlydNi8
ネロはテメンニグルを封印するための
スパーダと巫女の血を受け継いだダンテとレディの子。
レディがダンテに多額請求しているのは養育費。

という夢を見た。どうも疲れているらしい
702名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 02:30:01 ID:HPumOec4
ここでネロまさかのスパーダの隠し子
とかな

スパーダの血を引いた娘なんてダンテ筋でもバージル筋でも巨乳で口悪いな
多分
703名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 03:04:02 ID:UZ4Cun0v
スパーダのとっつぁんが死んだ時期を考えるんだ。
30年くらい経ってるぞ多分。
704名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 07:20:05 ID:3miJrwEb
ダンテの失敗はナシじゃね?ヒーロー的に。
バージルの息子だとしたら、ネロは悪魔寄りだといいなと思う。母親も悪魔でさ。
人間を愛する心は一世代飛ばしてスパーダエヴァから。
ああでもどうかネロがバージルの息子ではありませんように。祈らずには居れん。
705名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 07:36:15 ID:miZ2qZ5C
>>702
>巨乳で口悪いな

逆に見た目も中身もお嬢様風だったら面白いんだがなw







まぁあくまでもお嬢様"風"だろうがな
706名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 09:46:56 ID:DkIy3sO5
ダンテの失敗はナシっつうか、女を孕ませといて気がつかないような奴じゃないと思う。
707名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 10:11:45 ID:H3hCMACm
3のころはまだ青いからなあ

つーか
ネロとダンテは無関係ではないと匂わされると困る
妄想とか考察がとまらん
708名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 10:40:58 ID:3TA6ANlx
ダンテって普通に女遊びしそうだけど、
一歩間違えたらスパーダの子孫が残っちゃうじゃん。
テキトーな女と寝ただけでその女が妊娠して出産しちゃって
知らないうちに血族増えてました…みたいな
迂闊にやれねー
709名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 12:13:35 ID:zd1TEdAm
別にバージルが直接孕ませてる必要ないよな。
教団ってかアグナスは人造悪魔に関する研究に熱心だったし。
クローンとか代理母みたいな感じで作られたとかありそう。

教団は早く女体化ネロの量産体制に入るんだ。
710名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 12:51:39 ID:qgQ/PkZk
スレチガイだが





その娘ネロを寄越せ
触手で可愛がってやる
711名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 14:54:19 ID:ACsJSvBm
ヒロインなのにキリエが空気な件。

キス未遂時の「待ってる」は
言い方がエロいと思うんだ。
712名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 19:12:32 ID:3miJrwEb
単純に出番とセリフが少ないしなあ、キリエ。
「待ってる」は確かにえろい。
日舞の役者が言ってたんだけど
一回結ばれた男女は、密着してなくても強い繋がりを表せるらしい。
言い表しがたいけど、そんなのがある。
女優さんが演技上手過ぎたな。

関係ないけど、エンディング百匹斬りで悪魔にビビるキリエにビビってしまうww
なんか焦るんだよwww
713名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 19:26:13 ID:ka6dLzy4
キリエはかわいいよ
ただエロが足りないのとネロがDTだからどうしてもな
714名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 19:46:09 ID:6M1KISwo
確かにキリエは清純系で可愛いんだけど、何かエロ要素薄味だよなあ
3のレディも清純系なんだけどキリエとはまた別つーか
ネロとキリエの関係もエロより清い交換日記系の間柄の匂いがするっつーか
やっぱネロがDT丸出しだからだろうか
715名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 21:01:03 ID:88QhrAEH
気づいたらDTが定着している件

4は女性キャラ一番多いのに皆出番が少なくてもったいなすぎる
はやくエロ満載追加シーンありの4SEを出すべき
716名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 22:40:10 ID:6WpZG0u8
キリエは聖女っぽいイメージあるから想像しにくいのかも。お互い初めて同士だと妄想も難しそうだし。でもネロ×キリエ良いなぁ。誰か書いてくれることを期待。
717名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 00:20:59 ID:994OaE5B
物慣れてない二人だし書くとなったら難しそうだ。
特にDTネロの動向がな・・・懸命に取り繕いながらも
必死さが垣間見えそうだ。キリエキリエ言うんだろきっと。
718名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 00:32:39 ID:T5PgKy8V
ネロ「キリエ………」
キリエ「ネロ…」
ネロ「キリエッ、キリエッ、」
  「キリエェーーーィ!!」
キリエ「(う、うるせえ…)」

初体験はたぶんこんなん
719名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 00:54:20 ID:VewekRiq
>>718
ときに

ネロ「キリエ、キリエ、キリエーーーーイ!アッーーー!」
キリエ「(え?もう…?)」

と脳内で補足して読んでしまっていた
720名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 07:49:15 ID:6ssyXBgI
ネロ早そうだなw
後ろの人に呆れられそうだ
721名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 12:30:42 ID:xlRMuzL+
ネロがっつきそうだな。そしてそれを懸命になだめるも結局許してしまうキリエ。
722名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 17:41:45 ID:ipyx1Tnv
あの待ってる発言から、迫るキリエも良いと思う
で、がっつくネロに泣かされる。
723名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 17:45:33 ID:Bidijzua
で、数カ月後にはデキ婚してそうですな。
クレドが生きとったらネロ半殺しw
724名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 18:18:17 ID:EEDk9ZUw
同じくらいの年齢に見えるのにネロと3ダンテのイメージの差は異常
バージルですらひょっとしたらDTかも?という疑惑は持ち上がったけど
セックスが下手とか早漏ってイメージは無かったもんなw
725名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 19:24:36 ID:8Pg4Vqe0
>>723
あの二人何気にクレド公認なんだよな
726名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 19:36:27 ID:LIsauQ9h
>>724
エロい女を前にした反応が違うからなあ。

3
3ダンテ…ズボンガチャガチャ
ネロ…ドン引き、キリエしか頭にない
727名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 19:41:44 ID:Crl1nYbA
公認?まあ何にも言わなさそうだけど。完全に認める前に決闘の二三回はしそうだ。
ネロは下手というより、何事にも必死というか余裕がないというか。
しかし早漏説は完全にイメージだw
728名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 19:44:51 ID:EQuqGOHu
DTネロ、いっそネヴァンに色々教えてもらえばいいんじゃね?
女の子とのセックスHow toについて初級編から上級編まで語るネヴァンを
口先では「蝙蝠ビッチめ!」と罵りつつも
実は 超耳ダンボ のネロ。
729名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 19:49:51 ID:EEDk9ZUw
>>726
でもグロリアはエロいというより単に下品なだけが気がする
確かにネヴァンを前にしたネロの反応が見たいもんだ
730名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 20:08:34 ID:2/eppysh
トリッシュに色々教えてもらえばいいんじゃないか?
731名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 20:09:00 ID:S0KCtsJf
ネロのDTが間違いなく略奪される
732名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 20:13:22 ID:xlRMuzL+
確かにネロはキリエ以外興味なさそう。純粋っぽいから4のエンディング以降は完全に「キリエキリエキリエ…」ってなってあっという間に結婚しそうだし。
最後手繋いだだけでネロ照れてたしやはりエロ妄想は難しいか…
733名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 22:26:04 ID:nWqiHinK
ネロDTはガチだ。



キリエが処女とは限らない
734名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 22:32:35 ID:o1pk9TTS
>>733
やめろwネロが自殺しかねん
735名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 22:53:10 ID:pVXFWpan
NTR好きとしてはたまらんな。
実は神様内でジジイに手を付けられ済みで
(髪乱れの理由こじつけだが)
それでもネロが来ると信じるキリエ。
「ネロ、私、汚れてしまったけど、待ってて良い?」
 ジジイはミンチにするべきだったと思うネロ。
736名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 00:12:04 ID:ys4Cw/WB
昏いwwww
あの爺もなー、ヴェルタースでも寄越しそうな好々爺ヅラしながら
教義のためならご本尊の息子をも殺す、つー狂信者ってのがまた。
あいつ絶対若返ると思ってたのに。
737名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 00:20:59 ID:eoREl31C
なぜなら、彼もまた特別な存在だからです。
738名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 00:23:46 ID:kIfODd3C
爺は元騎士団長だから若返ったら相当すごかったろうな
739520:2008/02/19(火) 03:00:42 ID:QLndxsuv
520っス。 取りあえず前半部分投下させていただきます。
角度を変えてブチ込むつもりがどうにも明後日の方向に行ってしまった気が。
と、いうわけでバージル/レディ編 ダンテネヴァンが殆ど空気wです。


目の前では特別濃厚なキスシーン、自分の後ろでは我関せずといった風情の男が
ムッツリと黙り込んでいる。レディは叫びだしたいのを懸命に堪えていた。
(やっぱり悪魔の考えるコトなんか解らない。なんで人前でこんなコトができるのよ?)  確かに目の前の行為は彼女にとって些か刺激的にすぎた。
キチンとした分別と潔癖さを持ち合わせている身には理解し難く、また何よりも
恥ずかしく思える。そう、こんなコトは気になる人とちゃんと…って、私一体
何考えてんの!などと一人で赤くなったり青くなったりする彼女をよそに、
舞台はヒートする一方で。
ーー気にしちゃだめ、でも気になる。そっちを向いちゃだめ。でも、
落ち着いて、落ち着くのよ、私。こんな時は素数を数えて落ち着くの…って
そんな場合じゃないから!どんどん輪をかけてテンパっていくレディ。
処理しきれないほどの刺激と情報が彼女の脳を優しく揺さぶる。
…ブチリ。どこかでそんな音が聞こえた気がした。彼女の中の何かが音を立てて
引きちぎれていく。彼女の取った自衛策、すなわちキレる…事だった。

レディは無言でカリーナ・アンを地面に突き立て、{ヒステリック}モードに
切り替えた。もう、どうなろうが知ったこっちゃない。
「ダァーーーィ…っ!」
「戯けが」
「うぉい!なんなんだ!?」
マイクロミサイルの乱射とネヴァンを小脇に抱えたダンテが宙空に駆け上がるのとバージルが閻魔刀を抜き放つのはほぼ同時だった。
そしてバージルが納刀を済ませるのと頭上のシャンデリアに片手一本でぶら下がったダンテが喚き散らすのと全てのミサイルを一閃で薙払われたレディが茫然と
するのもやはり同じタイミングである。
「おいおい!選手交代ってんなら、もうちょっと穏便に頼むぜ?」
「貴様、何のつもりだ…?」
「つまらなかったの?それとも…」
脇に抱えられたままのネヴァンがダンテの顔を窺い、クスリと笑う。
ダンテは気色ばんだ様子で目を逸らし、不機嫌な表情を作ってみせた。
740名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 03:55:18 ID:PvY34eLc
>>520
とりあえず今回はここまで乙?だよな?
続きも全裸で待ってる
あとこのリレー小説分岐して
ダンテ×レディ、ネヴァン×バージルバージョンもみたいな

そういやバージル×レディと言えば前スレで書いていた職人さん達いたよな
あの職人さん達ってまだこのスレいるの?
また見てみたいけど行方不明?
741520:2008/02/19(火) 04:13:52 ID:QLndxsuv
(誰のおかげで身の安全が守られてると思ってんだよ。ちょっとは察して欲しいもんだぜ、全く。)
元々、今回の事は自分が蒔いた種でもあり、ならば自分でカタをつけようとして
ネヴァンの相手をかってでた訳なのだが、ダンテとしては普通の人間の女の子
であるレディに負担をかけまいとして気を使ったつもりでもあった。
だが結果としてはこの通りである。
なんてツイてないんだろう?やれやれだぜ。
ダンテはかなりゲンナリしながら地面に飛び降りた。

「貴様、何を考えている」
一方部屋の隅では顔を真っ赤にして俯くレディにバージルが詰め寄っていた。
「役に立たんのなら大人しくしておけばよいものを。黙って見ておく事も
出来んのか!?」
「そんなの……」
…無理だから。見たくない。そう言葉を続けようとして、上手く口に出来ず、
口ごもる。男の冷たい瞳が自分を見据えているのは眼を合わせなくても解っていた。眼を合わせたら最後、その視線に切り裂かれ己の心の内を晒けだしてしまうのではないかという恐怖感すら覚えるのだ。何といえばいいのだろうか。
悔しい…。情けない? もどかしい…。悲しい。
漸く探し当てた言葉をやり過ごそうとして唇を噛み、拳を何度も握り締める。
「ーーどうした?」
俯いて黙りこくるレディにバージルが怪訝な表情を向け、ネヴァンとダンテが
顔を見合わせたその時。それが今まで必死に何かを保とうとしていた彼女の
限界だった。
キッと顔を上げた彼女の唇からは音にならない言葉が漏れ、みるみるうちに
その瞳に大粒の涙が盛り上がる。
「そ、そんなの、無理…に…ヒクッ…決まって…る」
途切れ途切れの言葉の跡を追うようにひっきりなしに涙が零れ落ちていく。
「他人の……なんか見たくないし…人に見せるもんじゃ…」
742520:2008/02/19(火) 04:14:14 ID:QLndxsuv
(誰のおかげで身の安全が守られてると思ってんだよ。ちょっとは察して欲しいもんだぜ、全く。)
元々、今回の事は自分が蒔いた種でもあり、ならば自分でカタをつけようとして
ネヴァンの相手をかってでた訳なのだが、ダンテとしては普通の人間の女の子
であるレディに負担をかけまいとして気を使ったつもりでもあった。
だが結果としてはこの通りである。
なんてツイてないんだろう?やれやれだぜ。
ダンテはかなりゲンナリしながら地面に飛び降りた。

「貴様、何を考えている」
一方部屋の隅では顔を真っ赤にして俯くレディにバージルが詰め寄っていた。
「役に立たんのなら大人しくしておけばよいものを。黙って見ておく事も
出来んのか!?」
「そんなの……」
…無理だから。見たくない。そう言葉を続けようとして、上手く口に出来ず、
口ごもる。男の冷たい瞳が自分を見据えているのは眼を合わせなくても解っていた。眼を合わせたら最後、その視線に切り裂かれ己の心の内を晒けだしてしまうのではないかという恐怖感すら覚えるのだ。何といえばいいのだろうか。
悔しい…。情けない? もどかしい…。悲しい。
漸く探し当てた言葉をやり過ごそうとして唇を噛み、拳を何度も握り締める。
「ーーどうした?」
俯いて黙りこくるレディにバージルが怪訝な表情を向け、ネヴァンとダンテが
顔を見合わせたその時。それが今まで必死に何かを保とうとしていた彼女の
限界だった。
キッと顔を上げた彼女の唇からは音にならない言葉が漏れ、みるみるうちに
その瞳に大粒の涙が盛り上がる。
「そ、そんなの、無理…に…ヒクッ…決まって…る」
途切れ途切れの言葉の跡を追うようにひっきりなしに涙が零れ落ちていく。
「他人の……なんか見たくないし…人に見せるもんじゃ…」
743520:2008/02/19(火) 04:25:53 ID:QLndxsuv
誤爆ごめんなさい!寝落ちしかけて送信ダブルでやってしまった!
しかし、ps3からの投下は改行が思うようにならんということに今気づいた。
これから吊ってきます。マジ申し訳ない…
744名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 08:55:20 ID:K1RaKGKn
気にスンナ。でも眠たいときの投下は危険だぜ。
>>534の続きでいいんだよな?
そしてこれ前半なんだな?
後半待ってるぞ!
745名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 12:10:54 ID:E6uc//2e
連投どんまいwあんま無理しなさんなよ。
バージルがブチ切れても文句言えんぞレディwwww邪魔でしかないwww
746名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 12:47:25 ID:E6uc//2e
分岐するとややこしくならないか?並列してやると。
ああけどネヴァンバージルルート書きたくなってきた。どうしよう。
タイミングって大事だな。
747まとめ中の人 ◆99oq9mk4/k :2008/02/19(火) 13:26:18 ID:nLaD+ilz
>>743
PS3から乙&GJ!
後半楽しみにしてます

>>746
>>の続きとかレスアンカーつけてくれれば大丈夫だと思う
ゲームブックややるドラみたいに余りにも分岐が多すぎるならともかく、とりあえず今のところは2ルートだけだしさ
名前欄にアナザールート(笑)とかカップリング表記するとかすればいいんじゃないかな
まとめるときも何とかするよ。全裸で。

しかしこのリレー小説、実は初めの2回ばかり自分が適当に書いたんだけど
ちゃんと続けてくれる職人さんがいてありがたいよ
748名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 15:20:51 ID:K1RaKGKn
>>747
いつも乙です。
俺もリレーの作品ってちゃんと読んだことなかったけど、結構文章ってくせがあるんだなと改めて思った。
あんまり気にしたことなかったけど展開読めないのも含めて面白いね。
中の人がきっかけ作ってくれたおかげだよ。

>>746
ネヴァン×バージルルート待ってるぞ!
749名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 01:03:35 ID:8Dt+hnn3
4エンディングでダンテが読んでるのってレディの載っているページなのな
しかもその雑誌をレディ本人に取り上げられた挙げ句、
「いいとこだったのに…」なんて文句たれてるダンテに萌えワロタw
本人目の前にいるじゃねーかw
750名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 08:11:23 ID:KCOBMB4J
4はなんていうかエロいクリーチャーがいないよな
3とか1はこう、汁っぽいのや触手っぽいのが居たんだが
751名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 18:07:00 ID:/bfRHMzP
クリーチャーって時点で守備範囲外な俺は負け組だな。
3ソウルイーターの突進時の鳴き声をラグタイムで聞くと女の笑い声なんだぜ。
豆知識な。
752名無しさん@ピンキー:2008/02/20(水) 22:45:46 ID:eBJvxSQy
自分としては、悪魔樹が何故ただの道ふさぎ用のオブジェクトなのかと小一時間(ry
枯れるときのモーションはエロクリーチャーとしての素質があると思うんだ!
753名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 01:07:33 ID:rQ08ILwb
>>749
それはきっとレディによる雑誌なんかじゃなくて本当の私を見て!っていうメッセージだな
754名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 01:14:48 ID:dGsXnYHS
目の前にぷるっぷるの生乳があるのにね
755名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 01:44:20 ID:+JMQEWH7
レディを物好きだのなんだの言う割に
雑誌のレディを凝視している辺り、4ダンテは何と言うツンデレ

>>751
ソウルイーターが捕まえるの、ダンテとバージルだけだもんな
しかも捕まえられると二人揃ってやたらやらしい喘ぎ声上げやがるw
756名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 18:34:07 ID:R3Sf0QZF
話が盛り上がっているところすまないんだけど
本取り上げたのはトリッシュな。

ごめん、どうしても言いたかったんだ…
757名無しさん@ピンキー:2008/02/21(木) 23:59:23 ID:kODzpNMg
レディとエイダが入れ替わってもバレない
758名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 00:37:46 ID:V6ll/UVo
バイオ4でレディとネヴァンがプレイキャラになってる動画があるよね
あれはすごいわ
759名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 00:54:00 ID:IoVkGi8f
>>758
kkkkkkkWSK
760名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 01:12:57 ID:V6ll/UVo
>>759
レディ バイオ4でぐぐってみて
今調べてみたらダンテとバージルのもあったw
すげーよどうやって作るんだよ
761名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 01:37:10 ID:IoVkGi8f
>760
ありがとう初めて見た…ちょっとこれはすごすぎるw感動したわ…
てか銃火器使いまくりのバージルで吹いたwwwww
レディの尻がえろいな
762名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 02:18:05 ID:SVcSvSm6
>>755
むしろ雑誌よりも、回想シーンでのレディはダンテから取り上げたピザ、そのまま食え!と思った
ダンテとの間接を期待できる上、レディがピザを食べる口元は誰よりエロいはずだ。間違いない。
763名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 22:13:47 ID:oW1YWzLO
んじゃもう口移しで
764名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 02:42:02 ID:fTqXvY+M
病人かよ
765名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 02:49:34 ID:mdAVwj4S
この板にいて口移しで病人想像する>>764って何なの?
766名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 03:10:32 ID:iurnTJ0m
看病シチュフェチ
767名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 08:20:44 ID:NTa0MZ50
ピザならそれより、指に付いたソースを舐めるとか。
トリッシュがしてたか。
768名無しさん@ピンキー:2008/02/25(月) 12:33:36 ID:xAbAvYG7
レディはダンテの指をエロくチュパチュパする方向でお願いします。
769名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 00:00:47 ID:rXIkucat
健全にポッキーを両端から咥える3ダンテと3レディが
思い浮かんだよ。何この高校生みたいなのが似合う二人。
770名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 00:09:20 ID:di/qHAvx
>>769
おい、その二人のポッキーゲーム、すげーノリノリなダンテが自然と脳裏に浮かぶぞw
771名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 00:34:25 ID:s1dsG34A
レディ「ちょ…あんまり顔近付けないで!!」
772名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 07:34:03 ID:Qm+U6j/w
チョコの側をすべて食い尽してレディに迫るダンテ
だがイチゴポッキーだとそっちに夢中
773名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 09:17:30 ID:uf9LDctB
>766
高校生みたいなノリといえば、
4のオープニングで教皇の説教中ばっくれようとするネロと止めるキリエが、
校長の訓話中に抜け出そうとする不良(死語w)と注意する委員長に見えたりして。
このスレ的には保健室エチーやら放課後の校舎裏でセックルとかかな。
あ、ダンテ先生はヤル気なさげな赤ジャージの体育教師でお願いします。
774名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 11:37:27 ID:9i3k3FPi
>>772
どっちにしろすごい勢いで顔近付きそうなんだけどw
775名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 12:18:32 ID:jxVgEsXU
怒ったレディに次からジャイアントポッキーに変えられそうw
776名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 12:40:17 ID:ft5CLnz/
書いてみた。ショボいぜ。
仕事がひと段落して休憩時間な感じか。



レディが取り出したモノを目ざとく見つけて、ダンテが尋ねた。

「なあ、それって新しいイチゴ味だろ?俺にもひと口くれよ」
「遅かったわね。これが最後の一本」

レディはわざと意地悪く笑って、ピンク色のパッケージから、甘い菓子を取り出してかりっと噛んだ。
つまらなさそうな顔をしたダンテだが、次の瞬間はは負けじとにやりと笑う。

「いいや遅くない」

言うが早く細長い菓子の反対側にパクリと食いつく。
驚くレディだが、ダンテはすかさず黒髪に手を回して、身長差からくる不安定さと逃げ道を封じる。
ぎょっとして大きく見開いた色違いの目を覗き込む。
頬が赤くなる。

しばらく香ばしい香りと軽い焼き菓子の咀嚼音だけが響く。

「甘いな。ごちそうさん」

その言葉と遠ざかる背中に、ぽかんとしていたレディは我に返った。

「なにするのよ!」
「うわっ!」
(ターン)(ターン)(ターン)

777名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 13:00:31 ID:di/qHAvx
>>776
GJ!
甘いのが単純にポッキーなのか、レディにチューしちゃったのかが気になるw

何気に自分のレス番がジャックポットだ
778名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 17:52:01 ID:RJmmWu/M
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1214058

自分は↑の「居酒屋クーポン〜♪」なバージル兄が可愛くてならない。


エロじゃなくて申し訳ないけど・・・。
779名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 21:43:57 ID:s1dsG34A
>>778
www
780名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 03:07:14 ID:J6fJ70VJ
>>776
いいよいいよー
3ダンテとレディは傍から見ればバカップルだなw
781名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 03:32:09 ID:4ZONHKl/
>>776-777を読んでいたらこういうバージョンが浮かんだ。
無断で改変して本当にごめん。>>776



レディが取り出したモノを目ざとく見つけて、ダンテが尋ねた。

「なあ、それって新しいイチゴ味だろ?俺にもひと口くれよ」
「遅かったわね。もう全部食べちゃったわよ。もう空なの。捨てようと思って」

レディはわざと意地悪く笑って、甘い菓子が入っていたと思しき、ピンク色のパッケージを放り投げた。
綺麗な放物線を描いて、それはダストボックスへと吸い込まれていった。
つまらなさそうな顔をしたダンテだが、次の瞬間はは負けじとにやりと笑う。

「いいや遅くない」

言うが早くダンテはすかさず黒髪に手を回して、身長差からくる不安定さと逃げ道を封じる。
驚きで大きく見開いた色違いの目を覗き込むと、そのすぐ下の柔らかな唇にダンテは素早く自分のそれを押し当てた。

「!……ダン…っ、んむ、むぐ……ぐ……」

レディの舌をしばらく絡め取った後、彼女から顔を離し、ダンテは舌なめずりをして言った。

「甘いな。ごちそうさん」

ちゃんと俺の好きなストロベリー味がしたぜ、と呟きながら遠ざかる背中に、ぽかんとしていたレディは我に返った。

「なにするのよ!」
「うわっ!」
(ターン)(ターン)(ターン)



すんません、セクハラになりました。
782名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 12:40:02 ID:UIlhoYBf
>>781イイヨーイイヨー
自分のスカームがよりスタイリッシュになってて嬉しい>>776ですよ。

ネヴァンに洒落た返しが出来るぐらいだから、ダンテならきっとそれぐらいしてくれるハズだwww
783名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 00:16:22 ID:QpTT2U/l
3ダンテとDTネロの違いは明確だな。
発売前はなんか年恰好似たり寄ったりじゃん?とか言われてたが
エロパロで格段の差が出てる。
784名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 00:38:10 ID:/1NKOFpm
期待されてたネロ×キリエはなかなか投下されんな…
785名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 07:38:24 ID:BTq1tdzJ
DTネロと聖女キリエはエロ的に不可侵かもしれん。
暖かく見守る感じで。
786名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 08:16:04 ID:TMZlX6l7
このままじゃネロはクレドと後ろの人に倣って天使になってしまうなw
きれいなからだのままwww
787名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 11:52:19 ID:BTq1tdzJ
発売前にはクレド×グロリアで期待していた俺。
788名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 12:41:02 ID:/1NKOFpm
>>785
それが良いのかも。暖かく見守るか。
ネロ→純愛
ダンテ→エロ
789名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 13:04:01 ID:1uE1TwEq
>ダンテ→エロ
なんかワロタw

4の方がエロ要素恋愛要素多く入っているはずなのに
3の方が断然エロ萌えするのは何故なんだぜ?
790名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 13:04:57 ID:pMwhnwE1
バージルですらDT切ってるのにエロパロですらDT見守られるネロって…
791名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 13:21:24 ID:1uE1TwEq
よくよく考えたら本編ではキリエ一筋ってのを語られているだけであって
ネロがDTとは一切語られていないんだよなw
3の「レディが処女」という公式設定とは違ってさ。
でも何故か脳内では既にネロDT確定事項になっちゃってるなw
女の方が初めてってのと、男の方が初めてっていうのはどうもエロ萌えに差が出るな
それ言ったらバージルは不思議な存在だな。DT疑惑もよぎるが、恋愛感情はともかくセクルしそうな雰囲気はある

しかし結局バージルはDTだったんだろうか。4では存在もネロとの関係もうやむやだしさ
792名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 14:19:30 ID:/1NKOFpm
ネロのアレはキリエにしか反応しません。

>791
自分の中でバージルは強くなることにしか興味なさそうなんだけど、DTではない感じがする。近寄って来た女を気紛れで…とか。
793名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 15:20:01 ID:WmMibtna
バージルはたしかに不思議だな
DTと言われても納得するし
アレで来るもの拒まずですと言われても納得

事のあとさっさと身支度して振り返りもしないで帰りそうなやつだよな
794名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 15:48:33 ID:GEMrJghn
こないだ読んだ話で房中術ってのがあってさ
力を求めるバージルならそういうのも知ってて実践してそうだとおもた
795名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 16:30:33 ID:LKOC8Ggr
>>794
あー、やってそうw他にもカーマスートラとか、ダンテとは違う意味で凄いコトサラッとやりそうw
796名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 17:02:33 ID:BlXLX0OA
バージルはさらりとネヴァンの腰に手を添える男だからなw
知識と実践はそれなりにありそうだ


しかし
そうなるとネロは本当にDTくさいな
唯一
797520:2008/02/28(木) 22:32:49 ID:ycCS6Fda
空気読まずに続き投下です。ちょっと書き直すつもりが
大幅に変更、話自体も予定より延びました。

「…泣いた」
「泣いたわね」
「………。」
ーーーなーかした、なーかした!バージルくんがレディちゃんを
なーかした!子供同志の会話なら差し詰めこんな感じだろうか。
ペタリと座り込んでペソをかくレディを前にした3人はその場に
固まっていた。一人はそれを意外に思い、一人はしょうがない
わねといった風。最後の一人は言わずもがな。
「なぁ、ネヴァン?」
「なあに、坊や?」
「これってバージルが泣かせちまったんだよな?」
「そう…なるわねぇ?もう一人のスパーダの息子?」
思わずそう尋ねるダンテにネヴァンがおっとりと言葉を返す。
「……!!」
「よぉ、兄貴!どうすんだよ、お嬢ちゃん泣かせちまってよ。
母さんから『女の子は泣かせちゃいけません。優しくして
あげなさい』って習ったの、忘れちまったのか?」
「スパーダは女性を泣かす、なんて真似はしなかったわよ?
別の意味ならともかく…ね」
2人からの非難めいたツッコミを受けて、バージルは思い切り
顔をしかめた。元はといえば貴様らが元凶だろうが!
そういいたいのを抑えて、足元を見やる。
(フン、気丈なように見えて、所詮は人間という事か…)
僅かな物思いの時間をダンテの声が強引に現実へと引き戻す。
「おい…聞いてんのか、バージル?」
「……なんだ」
「どうせアンタ、やる気ゼロなんだろ?だったらお嬢ちゃん
連れてさっさと引っ込んでくんねェか?そこらでピーピー
泣かれると気が散ってたまんねえ」
「俺がか」
「んん、それとも俺と交代してくれンのかい、おにィちゃん?」
「いや、遠慮しておこう」
「向こうの部屋をお使いなさいな。ちゃんと仔猫ちゃんに謝って
慰めてあげるのね」
「フン」
バージルは足元にへたり込んでいるレディを無造作に肩へと
担ぎ上げた。
798520:2008/02/29(金) 00:07:03 ID:ycCS6Fda
「きゃっ!ちょっと、何すんのよ!降ろしなさいってば!」
「時にダンテ」
「な、なんだよ」
「元はといえば貴様の手際の悪さがそもそもの発端だ。
お前、俺が出てくるまでにきちんと仕事を終えておけ。いいな」
「ち、ちょ!おま!俺に厄介事押しつけといてその言い種は
なんだよ!おい、聞いてんのか?」
ダンテの抗議を完全に無視し、尚且つ肩口でジタバタと暴れる
レディを担いだまま、バージルは踵を返す。
その後ろ姿を次の間への扉がゆっくりと飲み込んでいった。


ダンテはバージルが消えた後の扉をじっと見つめていた。
「どうしたの?坊や。そんなに向こうが気になるのかしら」
「うっせ。そんなんじゃねえよ」
「まるでお気に入りのオモチャを取られた小さな男の子に
見えるわ」
「てめぇ。からかってんのか?」
「まさか。不機嫌な坊やにこんな趣向はどうかと思って、ね」
「……?」
差し出されたネヴァンの掌に乗っていたのは小さな手鏡だった。
彼女がそれに息を吹きかけ、そっと床に置くと手鏡はみるみる
内にその姿を巨大化させていった。
「ちょうど、今。新しいショーの幕が開いたところなの。
一緒に如何?」
「…ピーピング・トムかよ。イイ趣味してんじゃねえか」
「馬鹿ね。ちゃんと鑑賞っておっしゃい?」
鈍色がかった鏡の表面がゆらりと波打ち、やがて像を結び始めた。
そこに写し出されていたものは…。

ドサリ。まるで荷物か何かを放り出すような手荒さで、レディは
床に投げ出された。ぶつけた肩や腰をさすりながら立ち上がると
バージルの方を睨み付ける。さっきまで盛大に流していた涙の
おかげで収まりつつあった感情の波がまた燃え盛ろうとしていた。
「ちょっと、酷いじゃない!いきなり放り出すなんて!大体…」
そんなレディの姿をバージルはある種の驚きを持って見つめていた。
(なんという…。先程の涙はどこへ行ったんだ?何故こんなに
感情が安定せんのだ?これだから人間というものは…)
唖然とするバージルをものともせず、レディはまくし立てた。
「ねぇ、聞いてる?黙ってないで何とかいったらどう?!」
ああ、聞いているとも。しかし、この喧しさはいかんともし難い。
少し黙らせてやらねば。バージルは一つ大きく息をつくと、
レディの方へ歩みよっていった。
「全く、人間というものは…なんと度し難いものだ。泣いたり
喚いたり、目ま苦しくてかなわん」
799名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 00:43:17 ID:qSPvFY08
あれま。
リレーSSを投下しようとやってきたんだけど、
奇遇にも職人さんが来てくれていたんだね。
こっちのは別ルートだから投下は次の機会にするよ。

520氏乙乙乙です!
てかまだまだ続くのかな?
ワクテカしながら待ってます。
800名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 03:36:15 ID:O8v1gnv2
ちょwなんか嫉妬してるダンテに萌えた
覗き見イイヨイイヨー
>>799のリレーも楽しみに待ってる。全裸で。
801名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 06:49:31 ID:TI66ayUF
俺も待ってる。全裸で。
802名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 09:04:51 ID:Ic/hjS8g
俺も俺も。だから風邪引く前に頼む……。
803名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 10:13:54 ID:cYhIucHC
職人増えたね ウレシス
時間かかってもいいからいいもん書いてくれよ
分岐増えたけどまとめの中の人も無理せずにね
804まとめ中の人 ◆99oq9mk4/k :2008/02/29(金) 13:01:21 ID:ZCEYW0fR
>>520氏、いつも乙です
あと>>803=776だよね、気遣いありがとう

まとめてて思ったんだけど、前回の>>739-741>>539-541の続きでいいのかな?
それとも>>533-534の続き?

それでリレー小説続けてくれる職人さん達にお願いなんだけど
名前欄でも文の冒頭でもいいから、「どこのレスからの続き」ってレスアンカー入れてくれると嬉しい
唐突に始まると、まとめるとき見落としたりちょっと混乱するもんで。面倒かけて申し訳ないんだけど
>>799の分岐の方も楽しみにしてるよ。全裸で。
805名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 16:15:47 ID:5uoG+b/x
まとめの中の人、職人さん いつもご苦労様です!!
職人さんてすごいね〜。私も職人さんに触発されて書いてみたけど、レディの日記のようになってしまった…
本当に尊敬します。
806520:2008/02/29(金) 23:32:25 ID:gDP1+6Uf
>>804

お疲れ様です。自分が投下させて貰ってるのは、533-534の続きとなります。
まとめ作業お手数お掛けしますが、よろしくお願いします。
>>799
自分も全裸で投下お待ちしてます。オプションで眼鏡がついてますが(笑)

次あたり漸くやっとバージルのターン!!になる予定。

しかし、どういう展開にするかマジ悩む…
807名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 01:56:29 ID:esH7+FYJ
風邪をひかれては困るので、今からリレーの続きを投下します。
でも残念なことに、今回のSSは湯たんぽ代わりになる程の熱いエロは無いです…
またダンテレディ中心の話なので、ネヴァンバージルを期待していた人には大変申し訳ない。
どなたかエロいネヴァンバージル&続きを書いて頂けるとマジうれしす

>>まとめ中の人
いつもご苦労様です。また御世話になります。
このSSは>>541の続きでよろしくお願いします。

>>805
よろしければその日記、見せてくれまいか?

8081/4:2008/03/01(土) 02:01:29 ID:esH7+FYJ
歌劇場にこだました蝙蝠の騒々しい羽音は突如消え、辺りは不気味なほどに静まり返る。
舞台から降り観客席へとやって来たダンテは、二人と女魔の居場所を探そうと見渡した。
しかし蝙蝠達の残像なのか、辺りは薄黒いモヤで立ちこめられ視界がはっきりとしていない。
おまけに耳と目が蝙蝠の羽音と稲妻にやられたようで、目がチカチカして耳鳴りもしている。
一向にモヤが晴れる気配がない…孤立状態になったダンテはとりあえず佇み、目がなれてくるのを待った。
 「やれやれ…面倒な事になっちまったな」
がっくりと残念そうに肩を落とし、ひとつ溜め息を吐いた。
その時――
 「キャーッ!!」
後方から女性の悲鳴が聞こえた。ダンテはその聞き覚えのある声の方へ振り向く。
 「……レディ?」


駆け足で悲鳴がした場所に着いたダンテ。レディの姿を探すが、相変わらずのモヤで視界が悪くて見当たらない。
 「どこだレディ、どうした!?」
 「…こ、来ないで!」
彼女の返事が聞こえ、とりあえず無事でいると分かりダンテは安堵した。
しかしなぜ拒むのか…また悪魔がどうたらってヤツだろうと彼は解釈し、気にせずレディのもとへ歩み寄る。
 「何だよ、お前の事心配してやって来たってぇのによ。感謝の言葉ひとつくらい掛けて欲しいものだぜ?」
 「来ないでって言ってるでしょ!!」
やがて目の前に人影が映る。確かにそれはレディの影なのだが、何か様子がおかしい。

 「――ヤツが言ってたお膳立てって…コレか?」
3メートル程離れたところでやっと彼女の姿が見えてきた。
それと同時に彼女が拒む本当の理由が分かり、ダンテは思わず立ち止まり息をのんだ。
今のレディの姿は――なんと一糸も纏わぬ…いや、右の太腿に包帯を巻かれただけの姿で地面に座り込んでいたのだ。
細い首筋から白い背筋、引き締まった腰のくびれに丸みを帯びた尻へと緩やかに流れるラインは実に美しい。
また、薄黒いモヤによって一層彼女の肌白さを引き立たせ、まるで彼女の裸体がほのかに光を放っているように見える。
紛れもなくそこにあるのは、穢れを知らない女性の身体――
目の前の幻想的な光景に惹かれ、ダンテは一歩足を踏み出す。
 「これ以上近寄らないで!この変態っ!」
すぐ近くにダンテがいるのに気付き、慌てて両腕で胸を隠し彼に背を向けてうずくまった。
見られたくない部分を必死に隠そうとするその仕草もまたそそる。
 「悪魔の次は変態呼ばわりか、随分な言い草だなオイ」
 「人前でも平気で女を抱ける奴なんか変態で充分よっ!この変態悪魔!!」
ダンテは溜め息を吐くとともに頭を掻いた。
 「じゃあ他に何か良い案があったのか?アイツの要望に応えるしか方法がねぇとお前も分かっていただろ?」
確かにレディは分かっていた。
しかし突然人の絡み合いを見せ付けられた衝撃に耐え切れず、どうしても彼に当り散らさずにはいられなかったのだ。
チラリと責める目付きで後ろに振り向く。一瞬彼の視線と合うとすぐさま前へ向いて視線を逸らした。
 「いつまでこっち見てるのよ!あっち向いてて!」
はいはいとゆったり彼女に背を向けるダンテ。
 (こんな変態、今すぐにカリーナで吹き飛ばしてやりたいのに…!)
衣類だけじゃなく銃火器までも奪われ、今はただうずくまる事しかできない惨めな自分に唇を噛み締めた。
8092/4:2008/03/01(土) 02:04:05 ID:esH7+FYJ
 (あのエロ魔女、何考えてんだ?生真面目なお嬢さんをあんな姿にさせて、ますます警戒心強くなっちまっただろ…)
これではネヴァンの要望に応えることはできない。期待はずれのお膳立てにダンテはすっかり気を落としていた。
 (ま、そう簡単に鍵を渡す気はないってことは確かだな……今は兄貴が鍵を掠めてくれる事に期待するしかねぇか)
しかしこの隠し切れない不安感はなんだろう……
 (でもよ、あの兄貴がアイツを上手く扱うことできるのか?扱う前に力ずくで鍵を奪おうとするんじゃねぇだろうな!)
どうしてもバージルを信用できないダンテは、ネヴァンの要望を無視して二人のもとへ行った方がいいじゃないかと思い始めた。

 「あの蝙蝠女はどうしたの?」
レディの問い掛けにダンテはふと振り向く。今もこちらに背を向けて座り込んでいる姿が見えた。寒そうに肩をすくむ彼女の姿が…
洞窟の中にある歌劇場だからか、辺りはひんやりとして肌寒い。何も身に付けていない彼女の身体には相当こたえるだろう。
 「この俺より興味があると兄貴の方へ行っちまったよ。俺相手じゃ満足できねぇらしい」
 「――やっぱりね」
彼女の言葉に思わず体勢を崩すダンテ。
 「ひでぇ事言うねぇ…」
 「そうじゃなくて、蝙蝠女は端から…まぁいいわ。それよりあなたもバージルの所に行ってショーの続きを楽しんで来たらどう?」
しばらく沈黙した後、歩き出すダンテの靴音が響き渡った。
 (こうしている間にもアーカムが神になろうとしているのに、何もできないなんて……もうここから出られないなんて!)
悔しさで二の腕を掴む指先に力がこもる。憤りと寒さに震える彼女の肩に、ばさっと不意に何かが掛けられた。
それはダンテの赤いコートだった。振り向くレディに彼は微笑みかけて言った。
 「分かってねぇな。俺はこんな酷い目に遭う女性を放って行く非情な男じゃねぇぜ」
コートの暖かさが凍えた身体を包み込む。その心地好さからか、俯くレディの頬に自然と一筋の涙が零れ落ちた。

徐々にモヤが晴れて行く。そしてやや右方向にバージル達らしき二つの影が映し出され、意外と近くにいたのに気付く。
レディはコートの襟元を掴んでスクッと立ち上がり、二人の影の反対方向へ歩き出す。
 「どこに行くんだ?」
ダンテの問いに振り向きもせず彼女は答えた。
 「視界が良くなる前に蝙蝠女の目に届かない場所に行って隠れるのよ。また何されるか分からないから」


歌劇場の隅へ早足で向かうレディ。
一度振り向き、後方の様子をうかがう……もう人影は見当たらない。
一息吐いて歩く速度を落とした時、ふと羽織っているコートに目を向けた。
 (一体何なのよアイツ……悪魔のくせに…)
今まで遇ってきた悪魔達とは違う彼の存在にレディは戸惑う。
最初ダンテに会ったのはテメンニグルの入り口だった。
見た目は人間だが、彼の超人的な跳躍力、腕力に悪魔じゃないかと疑い始め、
そして銃の鉛玉を食らっても死なない体質により、彼は悪魔だと明確した。
あれからずっとレディは彼を敵対視している。
しかし思い返してみると、そんな自分を幾度か彼に助けられているのに気付く。
 (人間に被害を与える悪魔が人を助けるなんて思えない。なのにどうして…?)
スパーダの息子、半人半魔だからか?いや、同じ半人半魔のバージルと性格が違う。彼の方が人間らしい…
 (――人間の心を持つ…悪魔か)
彼女の脳裏に彼がコートを掛けてくれた時の言葉が過ぎり、ギュッとコートの襟元を握り締める。
 (そう言えば――彼の名前知らないわ)
8103/4:2008/03/01(土) 02:06:39 ID:esH7+FYJ
後方から誰かが近づいて来るのに気付いた。前にも聞いたその靴音でレディは誰なのか分かった。
彼女は振り向かず歩きながら言った。
 「どうして来たのよ」
 「ん?あ、いや…身内がヤっているのを観ると思うと何だか複雑でね」
やはりダンテだ。このような状況でもマイペースな彼に苛立ちを覚える。
 (あの時のバージルもそんな気分だったのよ……多分)
 「まぁお前一人より、俺達二人いなくなっていた方がヤツは疑わねぇだろう。とりあえず今は兄貴に賭けてみようぜ」
立ち止まるレディ。ダンテも彼女の傍に立ち止まる。
 「まだここから出られると思っているの?」
 「当たり前じゃねぇか。お前も早くここから出たいだろ?」
 「そりゃあできる事なら出て行きたいわ。でも、無理よ。私達はもう蝙蝠女の術中から抜け出せないのよ」
何弱気になってんだ?ダンテはお手上げの仕草をして話を続けるレディからそっぽを向き、辺りをふらふらと歩き始めた。
 「あのタイプの悪魔は人を惑わせ堕落させる事を悦びとするでしょ?蝙蝠女の要望に応えたって、鍵を手にした時にはすでに色欲の闇から抜け出せなくなっているのよ。
  なのにあなたは呑気にショーなんか参加して、呆れて見ていられなかったわ!」
違う。本当はあれほどの武器を装備していても、どうする事もできない自分に苛立っていた。
そして肩を震わせ静かに笑った。
 「まさかこんな結末になるなんてね……あとは人間界が滅ぶのを待つだけ。
  ――ここまで来たのに、やっとアイツとの因縁を絶ち切れそうなのに、今の私にはどうする事もできない…」
悔しくて眼に涙を溜める彼女にダンテは立ち止まって言った。
 「全くその通りだ。お前のような小娘が独りの力でこの事態を変えられると思ってたのか?俺の方こそ呆れるね。
  武器がなきゃ子悪魔一匹も殺せねぇ人間がこっちの世界に出る幕は端っからねぇんだよ」
冷たく突き放され、レディはキッと鋭い視線を送った。
 (それでも私がやらなければならないの!私じゃなきゃ意味がない!悪魔のあなたに何が分かる!?)
喉まで言いかけた言葉。しかし今の自分にそう言える資格がないと分かっていた。
 「――でもな」
 「……?」
 「家族の責任のために、どんな困難にも逃げねぇお前のその無鉄砲なところ、俺は気に入っているぜ?
  おかげで大事な事を分からせてくれたからな」
ハッとするレディの背中を2度軽く叩いてあげ、そして余裕のある笑みを浮かべて言った。
 「なんでもかんでも独りで背負い込もうとするな。今は俺もいるんだぜ?ちょっとくらい信用してくれてもいいじゃねぇか」
レディはまだ彼のことを良く知らない。理解し難いところもある。
だけどこれだけは分かった。力、精神とも彼には敵わない、完敗だと。
そして、他人に全く頼ろうとしなかった自分が変わり始めていることに気付いた――
 「……ごめんなさい、いろんな事があり過ぎたから…ホントこんなの私らしくないわ」
暗かったレディの表情に輝きが戻ってゆく。安堵するダンテに振り向き、口元に微かな笑みを浮かばせ元気な表情を見せた。
 「ありがとう。コート、貸してくれて」
 「なぁに、いいって事よ」
8114/4:2008/03/01(土) 02:09:22 ID:esH7+FYJ
ダンテのおかげで安心感を得たレディは、一息吐いた後ふと気を緩めた。
 (それにしてもココ、やけに冷えるわ…)
二の腕を両手で擦りながら辺りを見渡す。おかしい、手足が震えてくる。
コートの中は充分暖かい。なのに身体の芯から凍えるこの寒気は一体なんだろう…
 「寒くない?」
 「気にすんなって、この寒さくらいどーてこと――どうした?」
そこでダンテは彼女の異変に気付いた。尋常じゃない寒気はレディだけのようだ。
 「……寒い…」
よろけるレディを慌てて受け止め、そして身体を支えてあげた。
 「こりゃ只事じゃねぇな…お前、ヤツから素っ裸のほかに何かされてねぇか?」
 「そういえば……蝙蝠女が…口付けを…」
ネヴァンの言うお膳立てはこの事だった。女魔の卑劣さにダンテは舌打ちをした。
こうしている間にも体温は容赦無く奪われてゆく…顔色は青ざめ重い瞼が今にでも閉じようとしていた。
 「ヤベェ!!」
ダンテは彼女を眠らせまいと両手で向かい合わせに抱き寄せ、凍えた身体を温めるように強く抱きしめた。
その突然な事にレディは驚き、閉じかけた瞼をパッと見開いた。
 「は、放して!!」
 「そんな事言っている場合か!?凍えて死んじまうぞ!!」
彼から離れようと胸の中でもがくが、全く微動だにしない。ダンテも凍える彼女を放す訳にはいかなかった。
レディは悪魔でもある彼のその行為が分からないでいた。
悪魔にとって人間は欲求を満たす糧に過ぎない。悪魔は無数の命を奪う事でこの上ない悦びを得ているものと理解しているからだ。
ネヴァンもそう、己の欲望の為に彼女の命を利用し、玩び、苦しめているではないか。
しかし、彼は違う。一人の人間である彼女を身体を張ってまで助けようとしている。
 「どうしてそこまでして…」
 「言っただろ、酷い目に遭う女性を放っておけねぇってよ」
突き放そうとした彼女の手の動きが止まった。
彼は悪魔じゃない――凍えた身体を包むこの温もりは確かに人の温もりだ。なぜ簡単な事を気付かなかったのだろう。
抵抗を止め大人しくなったレディを慰めるように、ダンテは抱き着いたままその右手で艶やかな黒髪を撫でてあげた。
 「……いいコだ」
812名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 02:11:42 ID:esH7+FYJ
重いな…
この時のレディは彼の名前を知らないとしたけど
今までバージルがダンテダンテと言ってたような気がす…



お蔵入りになりそうだけど、前のデートSSの続き(>>564)を頑張ってちょびちょび書いてます。
何気に待って頂けるとありがたいです。遅筆なものですから。

813名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 02:17:21 ID:iguPGrF6
良かった!
寒い→温め合い はそそるシチュエーション
どうなるのかこの二人……もう一組も

デートの続きも半裸で待ってる!
814名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 02:35:32 ID:kw+rT4ma
>>812
いいねいいね。何という萌えシチュ、萌え展開。

何かSS投下祭りで嬉しい
4でSS書いてみようと思ったけど、気がついたら3で書き始めてたw
3の妄想のしやすさは異常
ネロキリ書けないのはキリエがどんな人物なのかあまりよく分からないせいもあるかな
ネロキリ職人さんが現れるまで、自分もネロのDTを見守る会に徹するわw
とりあえず自分もダンレで書いてるので、そのうち他職人さんとかぶらないときに投下させて下さい
815名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 11:29:04 ID:MQkV2uE0
なあ
ダンテは同じトリッシュならママと同じ顔してるのと違う顔してるの
どちらにより興奮するんだと思う?
816名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 11:55:30 ID:/baeNZR1
>>807
乙乙乙!
風邪ひかないよう乾布摩擦しながらリレーとデートの続きを待つよ。全裸で。

>>805>>813が投下するのも楽しみにしてる。
イカれたパーティの始まりだな。
817名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 12:14:47 ID:PWpGzJ6q
今リレーSSって>>520のバージル×レディ、ネヴァン×ダンテルートと
>>807のダンテ×レディ、ネヴァン×バージルルートに分岐してんじゃん?
ネヴァン×レディってルートもあるなと思ったけど
そうなるともう一組に問題があるなw
ネヴァンとレディのショーを兄弟が別室窓からイメクラ状態しかないのか?w
818名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 13:36:01 ID:WZktF8YQ
イメクラフイタw
けどダンテなら見てるより参加する派じゃね。
バージルは…どうだろう。退屈してそうだ。
819名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 13:50:52 ID:/baeNZR1
「イメージクラブ・テメンニグルへようこそ!入ってくれないとジェスター泣いちゃうよ〜?」と
何故かジェスターじゃなく、ハゲが看板持って客引きしている図が浮かんだ
820名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 14:18:31 ID:MGMhS84R
>>818>>819
時代があわないのは百も承知だが
メタボダンテに羽交い締めにされ連れこまれ強制的に大人の階段登らされるネロを幻視
821名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 14:28:11 ID:PWpGzJ6q
ジェスターって普通にピンサロの勧誘してそうだよなw

>>820
何故かたまたま歩いていたキリエに入店を目撃され
泣かれてネロオワタってベタ展開だろうなw
3のレディならカリーナ撃って店ごと吹っ飛ばすでFA
822名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 20:12:45 ID:VaP6T/Qe
職人さんいっぱいで嬉しいね。みんなこの流れに乗って書こうぜ。
>>807
実は皆さんのSS参考にさせて頂きながら少しずつ直してるんです。人の少なそうな時にこっそり投下す…るかも。
823バージル×レディ@520:2008/03/02(日) 00:09:30 ID:mOGo3h/f
>>798の続きとなります。


訳も解らずポカンとするレディをバージルは抱きしめた。
「少しは落ち着いたらどうだ?」
「!!」
とっさの事に呆然とするレディ。数瞬後には自分か危険だと
いう事態を悟り、猛然と抵抗を開始する。
「やだっ!やだってば!離して…」
ジタバタ、ポカポカ……ギュー。
しかし、いくら抵抗したところで半魔の男の腕力にかなうもなく。
それどころか更に強く抱き込まれる結果となった。
「全く落ち着きのない女だな。少しは大人しくしようとは
思わんのか?…そうだ、力を抜け。ゆっくりでいい」
バージルは腕の中の女に辛抱強く語りかけていた。
泣いてぐずる子供をあやすように耳元に囁きかける。
「やっ………」
やがて女の四肢から徐々に力が抜けていく。その姿はまるで
捕らえたばかりの小鳥の雛のようだとバージルは思った。
華奢で、非力で、けれど温かい。それが今、自分の掌の中で
ブルブルと震えている。
思わずバージルはレディの唇に自分のそれを重ねていた。
それはほんの一瞬の事だったが、男を動揺させ、女をフリーズ
させるには充分なものだった。
(俺は何を……?)
(えええ!?)
お互い身体を離し、しばしの無言。なんとも気まずい沈黙。

(ちょっと待ってよ!いきなりコレってありな訳?)
突然の事にレディは目を白黒させていた。いきなり抱きしめられ、
次はキス。確かに順番は合ってるかもしれないけど唐突過ぎない?
私何にもOKした覚えないんだけど!っていうか、何で相手が
アンタなの? 様々に乱れる思考。思わず自分の唇に手を当てる。
(私……キスしちゃったんだ)
しかし、彼女に感慨に耽る間はなかった。目の前の男は苦虫を
噛み潰したような顔をして首を捻っている。
何でキスした方のアンタが困った顔してんのよ!
謝るとかなんとかリアクションくらいしたらどうなの?
まさか、今のは間違いだったとかいうつもりじゃないでしょうね?
……よりによって、何でアンタが相手なんだろ。
本当にまさか、よね。でも、贅沢いってられないし。
ここでキメなきゃ、私の予定が狂っちゃう。
この際相手が半魔でも…うーん、考えたら負け…かも。
…彼女は何を思うのか。
824名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 02:09:53 ID:GKWhzTjR
戸惑いつつも小動物のようにレディを可愛がってしまうバージル…
激しくイイ!!
825名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 10:13:41 ID:aK/vPukI
>何でキスした方のアンタが困った顔してんのよ!

本当だよwww
この二人どうなるんだ?
826名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 10:21:18 ID:ca61mcC7
これから面接に行くんだがその不安を小説で和らげにきたぜ!
職人様方の甘酸っぱいエロスは緊張緩和&あがり防止に効果テキメンなんだぜ!
827名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 11:25:36 ID:ltJ+RxlO
>>520職人さん 乙乙乙リッシュ!
バジ×レディいいね。両方不器用なところがイイヨー
ダン×レディもいいけど、こっちも萌える。
次の展開も期待してるよ
828名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 12:06:13 ID:MbOlLQXI
どっちかと言えばダンテ寄りなんだけど双子×レディは個人的にどっちも萌えるからバッチコイ!
あとちょっと思ったんだけど、
>>520氏ってまとめにある「青いイカ!」を酒飲みつつw書いてた人?違ってたらごめん
829名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 23:34:44 ID:3HTxIALn

レディは脱衣済みの双子を見分けられるか?
当たればそれでよし
外れたらネヴァンによる公開お仕置き羞恥調教プレイ
処女のままよがりまくる体に魔改造
(双子の)ポロリもあるよ




なんて電波を受信した
なぜ?
830名無しさん@ピンキー:2008/03/02(日) 23:51:03 ID:JrttDhUh
何をポロリするんだ何を。

Heaven Or Hellクリアしたら得点で女子特盛り絵が出たんだ。
キリエの表情が結構剣呑で、ネロがDT切るときは
キリエに奪われた形になるんじゃないかとか
ちょっと心配になった。
ただのおとなしいヒロインじゃなくて、
やっぱりDMCの女だって感じでなぜか安心してる。
831名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 00:08:39 ID:TUjbCb/z
ここってエロ無し悲恋系でもOK?
3のダンテ×レディのバカップルエロ書いてたら
何故か同時に4のダンテ×レディで悲恋系ちょっと電波ゆんゆん受信したんだけど
832名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 00:14:32 ID:FalPM/ry
ありじゃね?結構そういうの投下されたろ。
そんでエロパロのネタになったりな。
833名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 01:07:10 ID:mwlTDJlX
>>831
あり!!エロの方もよろしく〜
834名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 01:38:10 ID:TUjbCb/z
>>832-833
分かった。じゃあ各方面からの批判覚悟で、誰もいなそうなうちに投下してみる
でもダンテ×レディというより大人の片思いということで一つよろしく
前半レディで後半ダンテ。多分何のエロネタにもならないけど
ついでに誤字脱字があっても見逃してください
8354ダンテ×レディ1:2008/03/03(月) 01:38:52 ID:TUjbCb/z
 もしもあのとき「ずっと一緒にいたい」と言える勇気があったのなら、私はずっと彼の
横にいられたのだろうか。


 真っ赤なルージュで書かれた「現地集合」の文字を残して"彼女"は消えた。後に取り残
されたのは、私とダンテ。

「彼女、戻ってきたのね」
「……気になるか?」
 少し意地の悪い笑顔を浮かべてダンテはこちらを見る。その余裕たっぷりの表情が腹立
たしくて、悔しくて。
「……別に」
 ワザとそっけない返事をし、彼に背を向ける。
「安心しろよ。アイツはそんなんじゃねえよ」
 仕事のパートナーでまあ特別ではあるが家族みたいなモンだ、とダンテは言う。信用し
ていい言葉なのかは分からないけど胸の内では密かに安堵している。
「別にあなたと彼女がどんな関係であろうと私の知ったことじゃないわ」
 嘘。本当はすごく気になっている。だけど素直に言えない自分がもどかしい。
 相変わらずつれないな、と背中に声をかけられる。つれないのはどっちだろう。私の知
らない間に……
 言える立場ではないことを知っているから、私は唾と一緒にその言葉を飲み込んだ。
「取り敢えず、今は猶予が無いんだろう?途中まで案内してくれ」


「ここを真っ直ぐ行けば、城塞都市・フォルトゥナ」
「オーケイ。さっさとケリをつけて多額の報酬をお前から貰うことにするぜ」
「それはあなた達の働き次第ね」
 笑ってみせる。彼のデビルハンターとしての腕は疑っていない。いつだって信じている
から、仕事を依頼しているのだ。
「GOOD LUCK」
「分かってる、レディ」
 戦いに向かう彼の背中を見送るのは、出会ったときと一緒。彼ならばやってくれるはず。
確信はある。
 だけど……背中を目で追うたび、どうして不安になるのだろう。いつもいつも、もう二
度とダンテとは会えなくなるような、そんな予感がする。
 そんな私の心の内を知らずか見抜いてか、ダンテは振り返る。
「ああ、そうだ。レディ」
「……どうしたの?」
「報酬を少し前借りするぜ」
「どういう……?……っ!!!」

 気がつくと、私はダンテに深く口付けられていた。
 突き放そうかとも思ったが、手首の自由を奪われ、抵抗を封じられてしまった。私は逆
らうことは止めて、侵入してきた彼の舌を受け入れ、こちらかも絡めた。
 随分長い間、そうしていたのだと思う。互いの顔が離れた時には息が上がっていた。
8364ダンテ×レディ2:2008/03/03(月) 01:39:37 ID:TUjbCb/z
「何のマネ……」
「戦いに赴く男に、このぐらいのサービス、無償でしてくれてもいいんじゃないのか?」
「今回限りよ」
 二度目は無いわ、と動揺しているのがバレないように努めて冷静に返す。本当にズルイ
男だ。そんな笑顔で見つめられて、許せない女がいるのだろうか。
「じゃあな。終わったら報酬を事務所まで頼むぜ」
 片手を上げて彼は去って行く。ダンテが角を曲がり、姿が見えなくなったのを確認して
……私は初めて泣いた。

「どうして……」
 先程のキスに決して深い意味など無いのだろう。彼にとっては戯れに過ぎないこと。だ
から悲しかった。
 彼と私は同じ方向を歩いている。だけどそれは多分一生交わらない平行線。

 言えたらよかった。

 あの日。彼の涙を初めて見たあの日。家族を失い、私達二人残されたあの日。
 寂しそうなあの背中に向けて。

 ――――これからはずっと、私があなたの傍にいると。

 だけど、そんなこと言える訳も無かった。これからは一人で戦っていくと、彼に告げて
しまった。
 本当は誰かに頼りたかった。その場で泣き崩れてしまいたかった。
 意地を張らなければ、誰かに縋ってしまえば、自分が駄目になってしまうとあの時は本
当に思ったのだ。

 自分で選んだ道だから後悔などしていない。

 だけど、何故か無償に悲しくて、……私はまた一筋、涙を流した。


 数日後、私は彼の事務所を訪れた。言われたとおりの報酬を払いに来たのだ。
 その報酬の少なさに誠意って知ってる?と彼の相棒に文句を言われたが、私は理由をつ
けて、彼女の要求をつっぱねた。
 本当はもっと払うだけのことはしてもらった。よく分かっている。だけど、私は払う気
などさらさら無い。
 今は彼に貸しているお金だけが、私にとって唯一の正当な彼に会いに来れる理由なのだ。
 怒った彼女はダンテに意見を仰いだが、何故か彼の返事は私の報酬額を了承するものだ
った。ただ単に雑誌に夢中で大して話など聞いていなかっただけかもしれない。そう言え
ば、ダンテが読んでいたあの雑誌……何の雑誌だったのだろう。
 報酬を払った直後、彼の事務所の電話が鳴った。どうやら「合言葉」の客らしい。
8374ダンテ×レディ3:2008/03/03(月) 01:40:17 ID:TUjbCb/z
「私も行くわ」

 無償だと念を押した後、ダンテは私が同行するのを承諾してくれた。戦いに赴くとはい
え、ダンテの傍にいられるのはどこか嬉しかった。

 彼は友達だ。いや、こんな関係、友達とも呼べないのかもしれない。
 だけど、一番近くにいられなくなったとしても、ダンテが私に会いたくないと言ったと
しても、それでも私は彼に会いたいと願う。

 ――――だから私は一生、彼にお金を貸し続ける。……減らない利子を添えて。






 もしもあのとき「行くな」と引き止めることが出来たのなら、お前はずっと俺の横で笑
っていてくれたのだろうか。


 愛用の赤い口紅で書かれた「現地集合」の文字を残して"相棒"は消えた。店には俺とお
前の二人だけになった。

「彼女、戻ってきたのね」
 事務所に戻ってきたといや戻ってきたが、今出て行ったぜ?とジョークを言いそうにな
った。珍しく彼女は俺を取り巻く"他の女"を気にしている。
「……気になるか?」
 気になると言ってくれたなら、俺も少しは期待を持てるんだがな。
「……別に」
 だが俺の期待に反して返って来た言葉はそっけないものだった。
「安心しろよ。そんなんじゃねえよ」
「別にあなたと彼女がどんな関係であろうと私の知ったことじゃないわ」
 おどけて言ってみせても、本当に関心が無いようだ。これ以上続けていたら本気で切れ
られちまう。なら、俺のすることは一つだ。
「取り敢えず、今は猶予が無いんだろう?途中まで案内してくれ」
8384ダンテ×レディ4:2008/03/03(月) 01:40:53 ID:TUjbCb/z
「ここを真っ直ぐ行けば、城塞都市・フォルトゥナ」
「オーケイ。さっさとケリをつけて多額の報酬をお前から貰うことにするぜ」
「それはあなた達の働き次第ね」
 呆れたような声が返って来る。本当は金は二の次だって知ってるか?
「GOOD LUCK」
 珍しくレディは俺を心配するような素振りを見せる。冗談で返してもいいが、そんな空
気じゃないことぐらいは俺にも分かるさ。
「分かってる、レディ」
 あの時と、俺とお前が出会ったときと同じ言葉を返す。お前は覚えてるか?あの時のこ
とを。

 お前に背を向け、俺は城とは名ばかりの掃き溜めの赴こうとした。このまま向かっても
構わなかった。だが……
「ああ、そうだ。レディ」
 俺はもう一度振り返った。
「……どうしたの?」
 流石に驚いたような顔を見せる。本当にそのまま戦いに赴いても構わなかったんだ。
「報酬を少し前借りするぜ」
 一言、断りを入れて。
「どういう……?……っ!!!」
 指でお前の顎を掴むと、俺はその唇を奪った。
 抵抗されないよう、両手首を掴み、後ろ手に回した。舌を入れたら噛みつかれるかとも
思ったが、何故かお前は全て受け入れてくれた。
 どのくらい経ったか……キスで息が上がるなんてホント年は取りたくないもんだ。

「何のマネ……」
 睨んだ顔もなかなかだな、とは言えなかった。キスで動揺するあの頃とは違うけどな。
「戦いに赴く男に、このぐらいのサービス、無償でしてくれてもいいんじゃないのか?」
「今回限りよ」
 既に俺以外の他の男とそんな仲になっていても無理は無い。当たり前だ。もう俺もお前
も"大人"になっちまった。
「じゃあな。終わったら報酬を事務所まで頼むぜ」
 片手を上げて今度こそ俺は依頼を果たしに向かった。何があるのか分からないが、お前
の依頼を断る訳にはいかないだろ?

「ハッ、最高のジョークだ」
 先程のキスはいつもの悪ふざけと捉えられたに違いない。また信用ガタ落ちだ。
 借金も返さない、ピザばかり食べて、挙げ句セクハラまでしやがるどうしようもない
男!と今頃お前は怒っているんだろう?
 俺とお前は同じ道を歩き、同じ理想を持っている。だけどそれは多分一生交わらない平
行線。
8394ダンテ×レディ5:2008/03/03(月) 01:44:27 ID:TUjbCb/z
 言えたらよかった。

 あの日。お前と出会い、再会したあの日。これからは一人で生きていくとお前が俺に告
げたあの日。
 

 ――――何処にも行くな。ずっと俺の傍にいろと。

 だが、そんなこた言える訳も無かった。お前の瞳の奥の強い意思を感じ取って、何も言
えなくなったなんてだらしねえな。
 本当は手放したくなどなかった。
 だが店の名前の由来など、お前は気づいてもいないんだろう?
 
 あの時、俺の本心を告げなかったことを後悔などしていない。

 だがたまにこうして塞いだ思いが溢れ出すだけだ。大人になれとお前は笑うか?
 俺は振り切るように城を見上げた。


 数日後、お前は俺の事務所にやってきた。報酬を持ってきたんだな。
 雑誌を見て知らないふりをする。ん?……この雑誌は……
 何やらお前は相棒とモメている。女の争いには関わらない方がよさそうだ。面倒は御免
だ。
 と。急に視界から雑誌が消えた。代わりにすごい顔でこちらを睨みつける母さんの……
いや相棒の顔。
「ダンテの意見は?」
 見る限り、相棒はどうやら報酬の少なさにご立腹らしいな。まあ落ち度はあるし、今回
は納得しておいたらどうだ?……キスの分が差し引かれてるなんて言ったら、電撃食らわ
されるかもしれねえ。
 それにとっとと借金を返済したところで……お前はもうここへは来なくなるだろうしな。
 突然事務所の電話が鳴った。相棒の様子から、どうやら「合言葉」の客らしい。行くし
か無いだろ。

「私も行くわ」

 突然声をかけられた。
 驚いたぜ。お前が同行したいなんてな。ジョークで無償だと言うと、何故かお前は承諾
した。
 ……いいぜ一緒に来な。辛くなったら肩くらい貸してやる。それが「友達」としての務
め……そうだろう?
 もっと頼って来いよ。俺に金、返して欲しけりゃな。

 ――――だけど俺は一生、お前に金は返さない。取り立てを理由にお前はまた俺の事務
所に訪れるだろうから。
840名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 01:46:10 ID:TUjbCb/z
何か暗い上にいろいろとすいません
このSSの後味の悪さを他の職人さん達が消してくれると信じてる
じゃあ大人しく3ダンテ×レディの続きを投下できるよう頑張ります
841名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 02:17:10 ID:mwlTDJlX
GJ!!
842名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 02:41:52 ID:Q7khEc6s
せつねー
でもいいね
843名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 04:52:55 ID:fK9ul+mf
どっちかが一言言えれば発展するのだろうか?
それともお互いに(また冗談を言って!)てなるのが関の山かな

二人ともこんなに想いあってるならくっついたらいいのにな
GJでした!!
844名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 13:10:46 ID:mwlTDJlX
公式ではやっぱダンテ×トリッシュなんだろうか。トリッシュも好きだけどなんか切なくなる。
845名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 14:05:53 ID:Dk+x4voO
公式なんてないじゃん。
トリッシュは相棒とは言われてるが、恋人とは言われてない
レディは友人のような関係。
明言されていないからこそエロパロしやすいわけだ。

誰と誰が公式かっつったら、ネロキリ以外はみんな不明だ。
846名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 14:17:46 ID:8GXBNkjr
公式ったらスパエヴァを忘れるな
公式のダンテは誰ともくっつかないだろこの先
でも個人的には1〜4まで順にやってみた結果、ダンテ×レディが好き
出会いから心を許しあえる仲になるまでがきっちり描かれてるからかな
くっついて欲しいとも本当は思う。無理だろうけど

というかシリアス悲恋でもいけるんだなこの二人
ちょっと驚いたのと新たな萌えの開拓と職人さんGJ!
847名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 14:31:17 ID:VLIyJGqC
4は敢えてどっちつかずに描かれてたような

>>835->>839のトリッシュはレディのことをどう思うんだろう
ダンテを変えた出来事 自分の知らない繋がり 二人の決意 あとバージル
848名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 14:34:34 ID:gv1dn18y
自分の脳は都合いいんで1のダンテにはトリッシュだし
2のダンテにはルシアだし3のダンテにはレディってパラレル的に考えてるw
4は…臨機応変にw
恋愛関係じゃなくても疑似家族っぽいかんじも好きだな
849名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 17:38:07 ID:UAYizZhE
>>848
俺もそういう感じで考えてる
ダンテの性格も1〜4で結構違うし
850名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 18:02:20 ID:NfNV2481
>>847
ピザを食べている時のトリッシュって、何だか事務所へ来たレディに不歓迎な態度をとっている様に見える。
姿を消すまでちっともレディと視線を合わさなかったし、振り向いたと思えば睨んでいるし。
多分レディの事ウザく思っているんじゃないかな。
851名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 18:58:17 ID:8GXBNkjr
概ね>>848に同意だけど何故か俺はルーベンダンテは相手がレディって感じがする
そのせいでどうも4ダンテは相手がトリッシュだと違和感覚える

3の影響なのか、中の人がレディのコスプレしたアイドルに
食事でもどう?とリップサービスしたという話があるせいかw
852名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 18:59:22 ID:IKQyagVb
趣味が他に無い。あなたもでしょ?
って振られたトリッシュの態度からしても、
特にウザいとかなくて、どっちかっつーと
無関心なだけじゃね?
意見が対立した日には壮絶な展開だろうが、
それ意外はレディ、トリッシュはお互いに
興味なしなドライな関係だと思う。
個人的にはダンテを巡って恋のライバル
という関係はちょっぴり苦手だな。
853名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 21:07:24 ID:f369roAD
>>846
パパーダエヴァ、あまりに当たり前さ過ぎてスルーしてしまった。
スマン。
854名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 21:35:38 ID:gv1dn18y
アニメ版ではトリッシュとレディはバイクでニケツして買い物とか
かわいいかんじになったのに4ではドライな感じでちょっと残念…
3のレディと1のトリッシュで姉妹ごっこしてたらいいのに
855834:2008/03/04(火) 00:22:20 ID:/QfDHnOW
>>835-839でSS投下した後、真面目に議論交わされててびびった自分が通りますよ。
意見の相違はあるにせよみんな何だかんだでデビルが好きなんだなあと思った
ついでに自分のSSに誤字脱字、展開上の致命的なミスまで見つけて激鬱。

>>835-839のダンテとレディがくっついたらいいのにとおっしゃっていただけた上、
前回自分も書いていて憂鬱になってしまったので
性懲りも無くまた4ダンテ×レディで続きを書いてみました。
前回同様前半レディ、後半ダンテ。やっぱりエロ無くて申し訳ないですが。
8564ダンテ×レディ続き1:2008/03/04(火) 00:23:22 ID:/QfDHnOW
 昔、一度だけ彼に抱かれたことがある。多分彼自身は忘れているだろうけど。
 酔いに任せて、お互いの体をきつく抱きしめ合った。
 あのときのダンテの重みと温かさを、私は多分一生忘れない。

 二度、彼に抱かれることは無かった。やっぱり彼にとって私は"女"じゃなかったみたい
だ。
 あれが最初で最後。もう一度を願ったところで、"悪いが重い女は御免だ"と愛想を尽か
されるのが関の山だ。
 ダンテに抱かれた夜、私も重荷になりたくなかったから、わざと何でもないフリをして
部屋を出た。彼は出て行く私を止めようともしなかった。来る者拒まず、去る者追わず、
が信条なのだろう。泣きそうになる弱い心を閉じ込めて、星も見えない空を見上げて歩い
た。
 見上げながら、もし今日ダンテとしたことで彼の子供を宿していたならどうしようと考
え、震えた。
 彼の命が私の中で生きているというとびきりの喜びと、だとしたら彼には絶対言えずに
生むことになるだろうという罪悪感。私一人でその子を育てていけるのかという不安。そ
して、もう二度と彼とは会えなくなるだろうという失望。
 結局、何事も無く終わってしまったけれど。
 そう言えばちゃんと避妊してくれてたっけと思い出して、そういうところはキチンとし
ているのねという変な安堵をした。



「ポーカー?」
 商談しにダンテに会いに来たはずなのに、趣向を変えてみるのもいいだろうと無理矢理
ホテルのラウンジに連れて来られた。酒でも煽らせれば、利子を軽くしてもらえるだろう
という魂胆だろうか。そうはいかないけどね。
「たまにゃいいだろう。負けた方が勝った方の言う事を何でも聞く。……どうだ?」
「たまに……ね。私が勝ったら、すぐに借金全額返してくれる訳?」
「おいおい、こういう場合、望みは最後まで言わないモンだぜ?」
 どうせギャンブル運の無いダンテのことだ。今夜も私の一人勝ちに決まってる。
 だけどもし……もし、彼が勝ったのなら?……ダンテ、あなたの望みは?

 一度きりの勝負はこうして始まった。はっきり言ってダンテとのポーカーはたまにでは
ない。いつも彼と戯れにしていることだ。あまりやる気も出ず、私は惰性でカードをチェ
ンジした。
8574ダンテ×レディ続き2:2008/03/04(火) 00:24:05 ID:/QfDHnOW
「じゃあ、ショウダウンだ」

 ダンテの声に私は手持ちのカードをカウンターに並べる。
「今夜は私もツイてないみたい。ただのワンペア」
 どうせダンテも似たようなものでしょう?そう言えばドローのときはどうするのか決め
てなかったわね。もう一度勝負なんてしたくないんだけど……
「俺は……」
 彼が並べたカードを見て、私は自分の目を疑った。
「ダンテ、これって……」

 スリーカード!?
 嘘でしょう?私が彼に負けるなんて……

「何でも言うことを聞くって約束、忘れちゃいないよな?」
 ニヤニヤと返すダンテを私は睨みつけた。
「……イカサマ、した訳じゃないでしょうね」
「おいおい、疑ってるのか?ご覧のとおり、何も持っちゃいないぜ……今回はな」
 "今回は"という単語にちょっとひっかかりを覚えたが、子供みたいに喜ぶ彼を前にして
嫌とは言えなくなった。
「今夜は負けたわ。あなたの言うことを聞いてあげる」
 何が欲しくてこんなことを言い出したの、ダンテ?
 手の込んだことをしてまた借金の催促?それとも返済の期日延ばし?
 それとも……
「じゃあ、これだ」
 彼が取り出したのはこのホテルのキーだった。どういうつもり!?
 一瞬、驚いたけど、ただ単に二人で朝まで飲もうぜというだけの提案なのかもしれない。
 まさか今更……そんなことなんて、ね。
「OK。今夜は一晩付き合ってあげる」
 動揺が声に出ないようにするので私は精一杯だった。私が即答したのに少し驚いていた
ようだったが、また意地の悪そうな笑みを浮かべてダンテは言った。
「商談成立だな。……乾杯」
 グラスを強引に合わせられた。ダンテがウォッカを一気に飲み干す様を私はぼんやりと
みつめた。

 何故か自分の中で一つの予感があった。

 ――――今夜は何か、嵐が来そうな気がする。
8584ダンテ×レディ続き3:2008/03/04(火) 00:24:52 ID:/QfDHnOW
 昔、一度だけお前を抱いたことがある。もうお前にとっては昔の笑い話かもしれないが。
 酔ったフリをして、俺はお前の処女を奪った。きっかけがきっかけだから遊びと思った
ろう?だがあの時、俺は本気だった。本気でお前を抱いた。他の誰にもお前の初めての男
のポジションを渡したくは無かった。
 セックスの後、お前は俺を怒りもなじりもしなかった。その代わり、ただの一言も言葉
を交わすことは無く、服を着るなり、お前はさっさと部屋を出て行っちまった。キスの一
つもしなかった。引き止められなかった悔しさに俺はガキみてえに部屋の壁を殴った。

 一度でも抱いちまえば少しは関係が変わるんじゃないかという浅はかな考えだったんだ。
若さゆえの過ちと見逃して欲しいが。
 だが現実はそうはならなかった。
 ますます他人のような、よそよそしい間になっただけだ。ただの負債者と債権者ってヤ
ツにな。
 ヤッちまえば女は自分に惚れると思えば大間違いだぜ。女は意外と冷めている。その辺、
ちゃんと理解して女と付き合っていくんだな坊や。
 ただ……たまに若さゆえの真っ直ぐさは羨ましくもあるが、な。あの頃の俺がそうだっ
たように。

 おっと、坊やってのは……まあ、説明すると長くなるから止めておくぜ。そいつとはち
ょっとした縁があって知り合った。粋がってるただのクソガキかと思いきや、なかなかど
うしてガッツあるヤツで今では割と気に入っているんだ。

 そして俺はそいつに出会ったことで、自分の中で何かが変わった気がした。

 ……この年になってガキに大切な何かを教えられるなんてな。俺もまだまだって訳か。


 坊やとの出会いから数日経った後、俺はホテルのラウンジにお前を連れ出した。

「ポーカー?」
「たまにゃいいだろう。負けた方が勝った方の言う事を何でも聞く。……どうだ?」
 お前があまり乗り気で無いことぐらい顔見りゃ分かる。グラサンしているのが勿体無い
ぐらいいい女だぜ?
「たまに……ね。私が勝ったら、すぐに借金全額返してくれる訳?」
「おいおい、こういう場合、望みは最後まで言わないモンだぜ?」

 お前の了承もそこそこに俺はさっさと勝負を始めた。

 これは俺の賭けだ。何よりもギャンブル運の無い俺の。
8594ダンテ×レディ続き4:2008/03/04(火) 00:25:33 ID:/QfDHnOW
「じゃあ、ショウダウンだ」

 俺が言うと、お前はカードをカウンターに並べた。つまらなそうな顔で。
「今夜は私もツイてないみたい。ただのワンペア」
 私"も"って何だ。俺だってそう負けてばかりじゃない。勝つこともある。……ごくたま
にだが。
「俺は……」
 俺がカードを並べると、お前はグラサンを外して驚嘆した。そうそう、そっちの方がい
い女だぜ?
「ダンテ、これって……」

 スリーカード。
 珍しく勝利の女神は俺の味方をしてくれたらしい。感謝してるぜ、とっておきのこの夜
に。
 ……ツケは後で返すぜ、女神様。

「何でも言うことを聞くって約束、忘れちゃいないよな?」
 忘れてもらっちゃ困る。勝負はこれからが本番なんだから、な。
「……イカサマ、した訳じゃないでしょうね」
 思いがけぬ牽制をされ、俺は慌てて潔白を主張した。
「おいおい、疑ってるのか?ご覧のとおり、何も持っちゃいないぜ……今回はな」
 まだ少し腑に落ちない顔だったが、お前は一つ溜め息をつくとグラサンをかけなおし、
頷いた。

「今夜は負けたわ。あなたの言うことを聞いてあげる」

 来た。
 ただし、借金全額チャラは駄目よ、と釘を刺される。
 そんなんじゃねえ。俺が欲しいのは。……俺が本当に欲しいのは……
「じゃあ、これだ」
 ポケットに閉まっていたこのホテルの最上階の部屋のキーを取り出す。もう予約済だと、
振ってアピールした。キーを見た瞬間、グラサン越しでもお前が動揺したのを俺は見逃さ
なかった。
 こんなことをしてお前は怒るか?或いは……
「OK。今夜は一晩付き合ってあげる」
 あっさりと承諾の返事。あまりのあっけなさに拍子抜けし、逆に"俺と一夜を共にする
ということがどんなことなのか分かってるのか!?"と聞き返したくなったくらいだ。
 だが聞くだけヤボだな。お互い大人だ。それくらい分かってくれていると信じてるぜ。
「商談成立だな。……乾杯」
 グラスを傾け、彼女の持つそれにぶつけると、俺は一気に煽った。

 悪いが今夜は避妊もしない。終わった後もしばらくシャワーを浴びさせない。俺の匂い
を忘れさせない。
 レディ、今夜は覚悟するんだな。今まで貯め込んでいた分、キッチリ受け取ってもらう。

 ――――ベッドの中でお前を抱きながら、愛していると何度でも言ってやるさ。
860834:2008/03/04(火) 00:27:35 ID:/QfDHnOW
以上です。しかし4ダンテ難しいね。
ダンテらしくしようとすると何故か3ダンテになるし
オッサンの渋さを…と思うと誰だこれ?になってしまう
今度こそ3ダンテ×レディを頑張ります。ダラダラと20レスくらい使う気がする

あと個人的に自分もルーベンダンテ×レディ、あとはナンバリングどおりですね。
861名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 00:36:55 ID:jTmj6e6r
なんと言うことだ!こんなGJな話にエロがないなんて
それにしても渋いなダンテ。イイ!!
この後の愛して愛される二人も読みたいです、先生!!
862名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 00:43:15 ID:I4vVEkH2
GJ! 3を踏まえた上での4ダンテって感じがすごくイイ!
ああやっぱダンテはかっこいいなあ。いい男だ。
863名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 00:52:37 ID:mM9W+w5q
>>834
いいね〜 ホントエロなしでここまで萌えさせるなんて。
やっぱダンテはいいなぁ。
864名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 02:46:00 ID:iPsCQxkC
ダンテは本当に格好良いね。軽いけど根は優しくて…ってギャップがいい。バージルも根は良い奴だと信じてる!!
個人的にはやっぱダンテ×レディが一番萌えるなぁ。でもバージル×レディも好き。
何が言いたいかというと、レディ好きなわけで、職人さんGJ!!
最初の一文で発狂しそうになったw
865名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 10:37:53 ID:uHcvgVZU
エロ無しなのにエロい。不思議!
ダンテとレディの微妙な男女関係から自然と醸し出されるエロオーラ不思議!
866名無しさん@ピンキー:2008/03/04(火) 21:22:51 ID:YZOS0XNz
スゲー良い!その後が気になるよ。
867名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 00:25:29 ID:4S7AAkAf
正体はアレだがグロリア最高
868名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 12:17:18 ID:tgWEskd3
このスレじゃ今ひとつみたいだけど、グロリア好きな人結構いるね。
エロパロ的にあんな素晴らしいポジションにいるのに勿体ない。
個人的に顔の造形は好きだ。
それ以外のデザインがあからさま過ぎて俺は('A`)だけど。
869バージル×レディ@520:2008/03/05(水) 13:33:22 ID:Pjsasfxm
…というわけで>>823の続き。

>>828
残念ながら、別人です。青イカ氏が書かれていた当時、
自分はデビルのデの字も知らないチェリーでした。

>>834
Sweeeet,baby!! す、凄く…イイ… ハァハァ…


(俺とした事が…迂闊だったか)
些か衝動的に過ぎた。この俺が…。何をやっているんだか。
自分のとった行動をバージル自身意外だと感じていた。
軽く触れた程度のキスに意味などない。表の2人のように
欲望にかられた訳でもなかった。なのに、何故。
彼にとってはほんの気紛れ。彼女にとっては一大事。
たかがキス1つ、されどキス1つ。

レディは深呼吸をし、ついでに自分の頬を2、3度叩いて
気合いを入れ直した。よし、これで準備はOK。今から私が
いうコトにこの男はどんな反応を示すだろう。
怒る? 驚く? 喜びは…しないわよね!?…やっぱり。
でもどんな顔するか、ちょっと見ものかも。さぁ、いくぞ!

「ーーーねぇ」
「…何だ」
女が口を開く。また、泣くか、怒るか。撃ってくるというのも
アリだな。コイツの反応は恐らくこのうちのどれかだろう。
そう思ってバージルは閻魔刀に手をかけた。
なんにしろ、あまり喧しいようなら今度こそ実力行使だ。
そう考えていたのだが、女の台詞は予想していたどれにも
当てはまらなかった。
「ーー責任、とってよ」
「は?」
一瞬何の事か解らず、絶句するバージル。手にした閻魔刀を
取り落としかけ、慌てて握り直す。
「一体、何の責任をとれと?」
「アンタ、私にキスしたでしょ?」
キスと責任に関連性が見いだせんが。何がいいたいんだコイツは,
「それがどうかしたというのか?」
「だから責任とって」
「謝れ とでも…?」
「謝って貰ってもヤッちゃった事には変わりないでしょう?」
「ならばどうしろというのだ!!」
声を荒げ、苛立たしげに髪を掻き上げるバージル。
しかし、レディは動じなかった。
「じゃあ、聞いてくれる?謝らなくていいからその代わり…」
「…?」
「私の初めてのヒトになって?」
髪を掻き上げていたバージルの手がピタリと止まった。
もう一方の手に携えていた閻魔刀が指先から滑り落ちていく。
「今、何といった?もう一度いってみろ」
「何度も言わせないでよねっ!だから、その…私の…相手に
なって…って」
「…? ーーー!!な、何をいっ…」
870名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 14:24:00 ID:O+RUqRyC
ちょ、もういいところで…
GJ!!続き期待してる
871名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 14:25:18 ID:ZViapFbv
【中国】スター三人、無修正写真流出「セックス?スキャンダル」

02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[?思慧]-37P-
http://page.dreamhosters.com/page97.php?tid=13/2008-2-9/63187_2.shtml
http://page.dreamhosters.com/page97.php?tid=13/2008-2-9/63187_1.shtml
http://page.dreamhosters.com/page97.php?tid=/13/2008-2-9/63187.shtml

02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[梁雨恩]-40P-
http://page.dreamhosters.com/page97.php?tid=13/2008-2-9/63186_2.shtml

02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[??思]-10P-
http://page.dreamhosters.com/page97.php?tid=/13/2008-2-9/63185.shtml
872名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 14:35:37 ID:CvlAr3wR
wktk
873バージル×レディ@520:2008/03/05(水) 15:02:08 ID:Pjsasfxm
漸く趣旨を理解した男と、目元を赤らめ、恥じらいの表情で
口ごもる女。さして広くもない部屋の中、手から閻魔刀を
取り落とした事にさえ気付かないバージルの叫びがこだまする。
「き、貴様!! 気は確かかァッ?!」

そして、こちらにも絶句する人物が。現在大絶賛ピーピン…
もとい鑑賞中のダンテとネヴァンである。
2人共自分達のことはそっちのけで大盛り上がりになっていた。
要は自分達に注目がむいていなければ後は割合どうでもいいのかも
しれない。
「何だよ!コレ!何でこうなっちまうんだ」
「取り敢えず仔猫ちゃんが1ポイント先取ね。お兄様、どうする
つもりなのかしら」
「どうもこうもって!ったく、何なんだよ」
「イイわねぇ。ストレートで初々しくて。こんなことなら
もっとちゃんと手ほどきしてあげれば良かった…」
画面をウットリと眺め、ホォッと溜め息をつくネヴァン。
どうやらこの演目がいたってお気に入りの様子である。
ダンテの方はといえば、何時にも増して落ち着きがない。
「どうしたの、随分落ち着かないようね?」
「そ、そんなコトないさ」
(ま、いいけど.解ってるから)といったネヴァンの生暖かい
視線に耐えきれずダンテは目を逸らした。
苦笑いしたネヴァンが横座りになった自分の膝を叩き、ダンテを
差し招く。ダンテは大人しくその膝に頭を預け、横になった。
「それにしても、懐かしいわね。初めての相手と初めての夜か…
ワタシにもそんな時代があったのよね…」
「アンタに?」
「なぁに、その顔は。アナタにオムツを穿いたヒヨコの時代が
あったように、ワタシにも女のコの時代があったのよ」
「ハ!…ち、兄貴どうする気だ?」
「このまま素直に身体で仔猫ちゃんを慰めてあげればいいのに」
「あのカタブツに出来んのかよ」
「解らないわよ?男と女のことは。当事者同志にしか…ね。
案外化けるかもよ、あの2人」
「……」

「…貴様。本当に気は確かなのか?」
「うん」
恐る恐る念押しするもあっさり首肯され、バージルは押し黙った。
(何故、こうなる?先程の涙は偽りだったのか?他人は嫌でも
自分なら構わんのか?否、そもそもそういった問題でも…)
…………………悪魔大混乱中。…………………
彼には彼女の意図が全く理解出来なかった。どこをどうすれば
そんな考えに思い至るのか。思考を巡らせるだに答えは出ない。
それに彼は気づいていなかった。
874名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 15:05:36 ID:y85v70Id
>>869
続きィィィ――――――――――――――――――――――――――――――――――――!!!!!!!!
875バージル×レディ@520:2008/03/05(水) 16:42:57 ID:Pjsasfxm
己が他人を理解しようと努めている事に。
今までの彼からは想像もつかない事だった。
「…貴様先程の涙の理由を忘れた訳ではあるまいな?」
「解ってるわよ。それは今でも変わらない。見るのも嫌だし、
見せるのも嫌」
「ならば…!」
「解ってないわね。それとこれとは話が別」
レディは神妙な表情でバージルに語りかけた。
「私ね…」
「初めてはファーストキスの相手としようってずっと決めてた」
「………」
「小さな頃から何故かそっち方面に縁がなかったし、
デビルハンターなんか始めてからは余計に輪がかかったかも」
「……それは」
「だから自分で願掛けしたの。最初で最後のチャンスかも
しれないから、絶対に逃すもんかって。笑っちゃうでしょ」
「…いや。己の信念に基づくことは良い事だ。しかし、
お前は思い直すべきだ。そのような行為は然るべき相手と…」
「もしかして気を遣ってくれてる?」
「……お前は忘れているようだが、俺は悪魔だぞ?お前が
最も忌み嫌う」
「それも解ってる。でも、一度決めた事は覆さないのが
私のポリシーなの。それが例え悪魔相手でも、ね。それに」
「なんだ、まだあるのか」
「さっき、抱きしめられた時にとても温かかった…から」
「そういうのは理由にならない?ちょっとびっくりしたけど
嫌じゃなかったし」
「!!」
レディがバージルの瞳を覗き込んだ。
絡み合う視線。色違いの瞳がチカリと瞬き、凍てついた
薄蒼の瞳にあえかな感情の光が宿る。
レディは身を翻し、クスリと笑った。
「それとも、私が怖い?ご立派な悪魔さまは人間の女なんか
ちゃんちゃらおかしくって抱けないって奴?」
「ぐッ…」
バージルの片眉がピクリと跳ね上がったが時すでに遅く。
「そこまで言われては俺の面目もたたん」
「お前、覚悟は出来ているのか?」
そこまで口にして、バージルは唐突に彼女の事を少しだけ
理解する事ができた。彼女の眼差しこそが全てを物語っていた
という事に。決意と真摯さに満ちたそれの前に言葉はいらない。
今、必要なのは考える事ではなく、感じる事。
「勿論、できてる」
「後悔先に立たずだぞ」
「解ってるってば!で、結局どっちなの!?」
バージルはやれやれといった風に大袈裟に肩を竦めてみせた。
「その心意気に免じて、だ。」
「それってOKって事?」
「仕方あるまい」
「やった!」
ーー勝負あり。バージルは根負けした。
本人が認めるかは別として、負けは負け。
876名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 01:56:01 ID:CsdFfOs6
こ、今回は此処までかい?
続き続きテラ期待してる続きィィイ!
877名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 08:54:12 ID:dN+HKec4
>>875
途中割り込んじゃって本当に申し訳ない…

続きィィィ―――!!!!
878名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 13:03:08 ID:QclehMwr
GJ!!! 積極的なレディ×大混乱なバージルにテラ萌えた
続き期待して待ってる!
879名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 16:13:43 ID:wnd2jkWj
リレー、バージル×レディも勿論、ダンテ×レディも気になる
ついでに>>834氏のダンテとレディのその後が気になってしょうがない
続き書いてくれないのだろうか
880834:2008/03/07(金) 01:24:33 ID:S2Sw65oc
感想くれた方ありがとうございました。
3ダンテ×レディを書いていて思いっきり詰まってしまったので>>857-859の続き、書いてみることにしました。
出来がよくなかったらすいません。書き上げたら投下します
でも続きは正直妄想の余地を残した方がいい気がするので、あくまでも前回の続きのパターンの一つということで。
881名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 08:40:31 ID:a4pdHymh
うおおおお
俺いい子にしてまってる!
全裸で
882名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 08:57:57 ID:QkpMVs0r
wktkせずにいられようか
服は着るけど待ってる
883834:2008/03/07(金) 11:58:23 ID:S2Sw65oc
もっと大人なシリアスなのを自分でも予想してて、
書けたらよかったんですが結局ほとんどエロ無しな上、甘いだけのラブコメになってしまったので
他の職人さんがいらっしゃるまでの暇つぶし程度にどうぞ。↓
8844ダンテ×レディ更に続き1:2008/03/07(金) 12:01:07 ID:S2Sw65oc
 目を覚ましたとき、既に部屋の中は明るくて、横ではダンテがまだ眠っていた。少し喉
が乾いている。
 幸せな夢から覚めて、もう朝が来てしまったのだと少し寂しくなる。でも今はまだ平気。
 昨夜のことなんてどうせ彼もすぐに忘れてしまう。
 ……悔しいから、宿泊代は全てあなたに押し付けるわねダンテ。流石に今回ばかりは明
細つけて事務所に請求書なんて送れないでしょう?


 ――――――――――

 部屋に入ってすぐ、後ろでダンテがドアに鍵をかけたのに気づいた。慌てて振り向くと、
ダンテの真剣な眼差しがこちらに向けられていた。そのいつもと違う彼の顔に、私は文句
の一つも言えなくなって……その場から動けなくなった。
 気がついたときには彼に強く抱きすくめられていて、今夜の彼は本気なのだと私は初め
て気がついた。
 その後どうやってシャワーを浴びたのかすら覚えていない。自分の髪が濡れているのに
気づいて初めてシャワーを浴びたということを思い出したくらいだ。……ダンテと寝るの
は初めてじゃないのにね。
 そう言えば、彼がシャワーを浴びている間、その場にいたたまれなくなって、私は部屋
の中をいったりきたり。動物園のクマのようにウロウロ。思い出すと相当マヌケな姿だっ
たと思う。
 そのとき、ボーッとしていたせいでうっかり調度品の椅子を倒してしまった。思いがけ
ず大きな音で倒れたから、私も驚いたけど、もっと驚いたのはシャワー中のダンテがバス
ルームから慌てて飛び出して来たことだ。
 シャワーの最中ってこともあって、飛び出して来たダンテは全身泡だらけ。
 どうしたの?って訊いたら、イスが倒れた音を私がドアを開けて出て行く音かと思った
って。おかしいでしょ?
 そして"今夜は何処にも行くな"と彼は言った。裸で泡だらけのみっともない格好のくせ
に。
 そんな顔、初めて見た。ワガママを言う子供みたいな顔をしないで、いい歳なんだから。
本当に変なダンテ。賭けには負けたし、何より……この私が出て行くはずないのにね。
 なのに私が何度も"出てなんか行かない、今夜はここにいる"って言ってるのに、ダンテ
は"そんなの信用ならねえな"とか疑うのよ!?初めに賭けがどうのとか言い出したのはど
この誰だったっけね!
 いい加減、私も頭に来て、"裸で泡つけたままで一体何をしようって言うのよ!?"って、
彼をバスルームに押し込んで、後ろ手にドアを閉めた。後ろから"こういうプレイもどう
のこうの……"ってダンテの反論が少し聞こえたけど、耳を塞いで聞こえないフリをした。
やがてバスルームから水音と軽快な鼻歌が聞こえてきたのに気づいて、私は仕方なくベッ
ドに戻って彼を待つことにした。
8854ダンテ×レディ更に続き2:2008/03/07(金) 12:11:25 ID:S2Sw65oc
 ダンテが出て来た後は…………全てを忘れて抱き合った。さっきまで怒っていたはずな
のに。

 何度も何度も求められて嬉しかった。ダンテの指や唇が、顔や胸や敏感なところに触れ
るたび、悦びで打ち震えた。
 ダンテが私の中に入って来たとき、彼が"たまんねえ……"と耳元で囁いたのが聞こえた。
顔から火が出そうになる気持ちと、彼と繋がったという幸せと安堵が心に押し寄せた。
 ダンテの腰の動きの早さに快感で目眩が起きそうだった。
 そうして激しく揺すられながらも、ふと目の端に映る窓からの夜景が綺麗だと思った。
だけど、絶頂を迎えるたびにそれは消え、頭の中が真っ白になった。何度目かでダンテと
一緒にそれを迎えたときは嬉しくて涙が出そうになった。
 体を何度も重ねて……何時の間にか眠りに落ちていた。

 ――――――――――


 鮮明な記憶が蘇って、自分でも顔が赤くなるのが分かったけれど、こうしている場合で
は無いと気がついた。
 昨夜、ベッドの中でダンテは何度も"愛している"と囁いてくれた。彼なりのリップサー
ビスとか一夜限りの夢だとしても、私はかまわない。
 彼と同じだけ返すことはさすがに出来なかったけど、"私も"と何度も伝えた。
 もうそれだけで十分。
 帰ろう。ダンテが目を覚まし、全てがうたかたと消えてしまうその前に。もうあの日の
帰り道とは違うはずだ。

 ふと自分の全身にダンテがつけた痕がちらばっていることに気がついた。紅く染まった
昨夜の証。ここにも。ここにも。
 ほとんど服で隠れるだろうけど、首筋や胸は……どうやって隠そう。
「それでも……帰らなくちゃ」
 急いでベッドを抜け出そうと脚を出した瞬間、左の手首を強く掴まれた。驚きで体が硬
直したけれど、誰なのかは訊かなくとも分かる。
「ダンテ……」
「ほらな。お前はやっぱり出て行く」
 だから昨日も言ったんだと彼は溜め息をつきながら体を揺り起こした。
 寝ていたんじゃなかったの、と言える雰囲気ではなかった。明らかに彼の目は怒ってい
たから……
「は、放してよ」
「駄目だ。まだ行かせない」
 今更ながら裸であることに気づき、私は自由の利くもう片方の手でタオルケットを引っ
張った。
「もう用は済んだでしょ?賭けは終わり。邪魔者は消えるだけよ」
 彼に言いながら、私は自分にそう言い聞かせた。

 そう、終わり。もう、終わり。ここを出れば私とダンテはただの友達。
 大人になるってそういうことでしょう?
8864ダンテ×レディ更に続き3:2008/03/07(金) 12:12:06 ID:S2Sw65oc
「賭け、か……今考えるとくだらないことをしたもんだぜ」
「ほら、あなたもそう思っているんじゃない」
 くだらない、と言われて少しだけ寂しくなった。はじめは私もダンテの提案をそう思っ
ていたはずなのに。何で今それを肯定されてこんな気持ちになっているんだろう、と自分
に失望した。
 だけど、ダンテの次の言葉はそんな気持ちを全て吹き飛ばすようなものだった。
「お前も俺のことを愛してるって知ってたんなら、最初からあんな回りくどいことせずに、
お前を口説いていたのに」
「!!!」
 今、自分は彼に向けてどんな顔をしているんだろう。おかしいけれど、冷静にそう思っ
た。
「冗談……じゃなかったの?」
「ゆうべのことが冗談?……ハ、あれだけ情熱的にベッドを共にしたところで、好きな女
の信用を何一つ得られないとは悲しいな」
 ダンテはオーバーに両手を広げて首を振る。
 好きな女……
 ダンテの顔を見ていることができなくて、私は彼から開放されて自由になった左手に視
線を落とした。手首に赤い指の跡。
 そんな私の警戒した様子を見て、お前との初めてが初めてだったから仕方がないか、と
ダンテが呟く。

 初めてって……まさかあのときのことをダンテも覚えていたの……!?

 彼の思わぬ告白に、息さえも上手く出来なかった。体が震えるのは肌に触れる空気が冷
たいからなんかじゃない。
「初めてお前と寝る前から俺はお前に惚れていた。ずっとだ」
 だって……まさか……そんな。
「だが昨日ベッドの中で理解した。俺がお前にずっと惚れてるように、お前も俺に惚れて
る、……そうだろう?」
 確かに快感に流されそうになるたび、何かに縋りたくて、何度もダンテの名を呼んだ。
 "愛してる"の言葉に、"私もよ"と答えた。だけど……
「自惚れて……」
「自惚れでも何でもいいさ。今はお前の口から直接"俺を愛してる"って聞きたいもんだ
な」
「馬鹿」
 絶対言わない。言ってやらない。今も。これからも。

 だけど……私とダンテは今"初めて"素直にキスをした。


 ダンテとのその後は…………秘密。
8874ダンテ×レディ更に続き4:2008/03/07(金) 12:12:44 ID:S2Sw65oc
 目を覚ますと横にお前がいる。ずっと焦がれてきたことだ。これは夢じゃないよな?ガ
キみてえに嬉しくて、お前の寝顔に見とれていた。
 しばらくしてお前が目を覚ました。寝顔をずっと見ていたことがバレたら叱られるの
か?と寝ているフリをした。
 だがお前はこちらを一瞥くれただけで、ぼんやりと宙を眺めていた。
 ……レディ、お前は今何を考えている?


 ――――――――――

 部屋に入ってすぐ、俺は部屋に鍵をかけた。流石にお前も驚いたようだったが、俺が抱
きしめると、されるがままになった。
 今更抵抗を見せられたところで今夜は止める気も帰す気も無いが、泣き叫ぶ女を無理矢
理…ってのは俺の趣味じゃない。お前がすんなり受け入れてくれてホッとしたぜ。
 お前が先にシャワーを浴びると言い出した。いいぜ、と安請け合いで言ったもののなか
なか出て来ない。シャワーを念入りに使う女は嫌いじゃないが、長すぎる。まさか怖気づ
いてバスルームに篭城したんじゃないだろうなとも勘繰った。相手が相手だけに。
 女がシャワーを浴びている間、どうしていいか分からないなど初めての経験だ。
 テレビのリモコンを取り、映画を観始めるが内容など頭に入ってきやしねえ。チャンネ
ルを変えまくっていたらうっかりアダルトチャンネルを開いてしまった。他人の行為を覗
く趣味なんざ俺には無い。だが女優のセクシーな喘ぎ声と豊満な胸が目に飛び込んできて、
こんな非常事態だってのに思わず口笛を吹いちまった。俺も男だからな。おいおい無修正
じゃねえか……
 今夜はお前とこんなのもアリだな……そうプレイを吟味していたところでバスルームの
ドアが開く音がして、俺は慌ててテレビを消した。自分で言うのもアレだが、俺はタイミ
ングの悪さとそのフォローにかけては世界一だ。
「……ダンテ?」
 ああ何でもねえ、と焦って振り向くと、そこにいた女に俺は一瞬にして目を奪われた。

 濡れた髪と頬が紅潮したお前はどんな女より俺を惹きつける。

 すぐにでもベルトを外しておっ始めたい衝動に駆られたが、"こんなとき、即座にがっ
つくなんざ余裕の無えチェリーのすることだ"、そう自分に言い聞かせて、俺もシャワー
を浴びることにした。
 シャワーを浴びている最中、大きな物音がした。何故かいやな予感がして、俺は咄嗟に
バスルームから飛び出した。
 そこにはどうしたの?と不思議そうな顔をしたお前と倒れたイス。
 瞬時に何があったのか理解した。泡だらけの姿でみっともねえったら。だがどうもお前
のこととなると余裕が出ねえ。……格好悪いと笑ってくれていいぜ。
8884ダンテ×レディ更に続き5:2008/03/07(金) 12:13:17 ID:S2Sw65oc
 その後何があったか知りたいか?
 ……訊くだけヤボってもんさ。大人の男と女がすることと言えば、一つだろう?

 感じるお前をじらして楽しむのもアリだと思ったが、今夜は正攻法だと思った。そうじ
ゃないと多分お前には俺の本気が伝わらない。
 何度も何度もお前の中に突き刺した。そうだ、「ブチ込んだ」。「角度を変えて」、「何度
も」、「こいつを」な。
 何年ぶりかのお前の中の感覚だったが、体の方は忘れちゃいなかった。俺がずっと欲し
ていたのはこの感覚だってな。
 お前の全身にキスを落として、今夜は俺のものだと主張するようにわざといくつも痕を
つけた。白い肌に紅く浮かぶそれは薔薇の花びらをちらしたようにも見えた。俺の唇から
零れる紅い薔薇。
 驚いたことにお前の方からも俺の体に触れてきた。光栄なことだ。自分の"アレ"を好き
な女に咥えられて喜ばない男がこの世にいるか?
 その後はお返しだと言わんばかりに責め立てて、俺もお前も何度もイッた。
 そのたびごとに俺はお前に愛していると告げた。俺の下でお前は激しい息遣いの合間に
自分もだと言ってくれた。快感に喘ぐただのうわ言?それでもいいさ。ずっとしたかった
ことをしているんだからな。今夜の俺は上機嫌だ。


 ――――――――――

 おっと、昨夜のことに想いを馳せている場合じゃないな。横を見るとお前はそっとベッ
ドを抜け出そうとしているところだった。俺に気づかれないように。
 ここで今、お前を返したらあのときの二の舞だ。
 何年も我慢してやっとここまで辿り着いたんだ。今更俺の仕掛けた罠から逃がしはしな
い。
 手首を強く掴むと、お前は驚きを隠せないといった顔をこちらに向けた。
「ダンテ……」
 無言の圧力ってヤツだ。俺の顔を見て、お前はバツの悪そうな顔をしたが、すぐ手を振
り解こうとする。
「ほらな。お前はやっぱり出て行く」
「は、放してよ」
「駄目だ。まだ行かせない」
 そう言って俺が起きるとお前はタオルケットで前を隠した。今更俺の前で隠さなくても
いい。もう俺は"知っている"。
「もう用は済んだでしょ?賭けは終わり。邪魔者は消えるだけよ」
 賭けは終わり。そうだなお前の言うとおりだ。
 TIME IS OVER。すなわち……遊びの時間はもう終わりだ。
「賭け、か……今考えるとくだらないことをしたもんだぜ」
 率直な感想を述べた。
「ほら、あなたもそう思っているんじゃない」
 俺の放った一言で曇ったお前の瞳がある事実を俺に告げている。それは多分、俺と同じ
こと。
「お前も俺のことを愛してるって知ってたんなら、最初からあんな回りくどいことせずに、
お前を口説いていたのに」
「!!!」
 驚いたお前の顔は幼くて、無防備で、愛おしくて。
8894ダンテ×レディ更に続き6:2008/03/07(金) 12:13:53 ID:S2Sw65oc
「冗談……じゃなかったの?」
「ゆうべのことが冗談?……ハ、あれだけ情熱的にベッドを共にしたところで、好きな女
の信用を何一つ得られないとは悲しいな」
 言葉では冷静に返した。返したつもりだ。だが……
 納得いかねえ!冗談だと!?あれだけのことをして、何度愛の言葉を囁いても、冗談に
受け取られるとは心外だ。俺はお前に"手持ちのカード"は全て見せた。他に何があるって
言うんだ。
 少しは俺も坊やみたいにストレートに感情を剥き出しにできるようなスキルを身につけ
ねえとな。
 ……坊やのアレはスキルでも何でもない気がしなくもないが。それに……流石にアレは
ちょっとマネできないな。俺は俺のやり方でやるしか無いってこった。
「初めてお前と寝る前から俺はお前に惚れていた。ずっとだ」
 お前の体が"惚れていた"の言葉にビクンと硬直した。よしよし素直ないい子だ。
 もう一押しだという直感が俺の中にあった。
「だが昨日ベッドの中で理解した。俺がお前にずっと惚れてるように、お前も俺に惚れて
る、……そうだろう?」
 何故分かるかって?よく言うじゃないか。"ベッドの中で人は素直になる"ってな。
「自惚れて……」
 お前は最後の抵抗を見せる。だが今となってはもう遅い。そんな反抗、むなしいだけだ
ぜ?
「自惚れでも何でもいいさ。今はお前の口から直接"俺を愛してる"って聞きたいもんだ
な」
「馬鹿」
 言わないか。なかなか強情だな。出会ったばかりの頃と同じだ。だがそういうのも嫌い
じゃない。肝心なものはもう手に入れている。
 "諦めが悪い"ことはたまには長所だ。

 そしてようやくキスをした。
 俺とのキスは勿論初めてって訳じゃ無いはずなんだが……何でそんなに体を硬くするん
だ。
 昨晩、何度もした。勿論口以外にもだ。この間、フォルトゥナに赴く際も――俺が一方
的にだが――した。それもとびきりの深いヤツを。
 だが今日のお前のキスのあまりのぎこちなさにこっちが照れてしまった。……俺のガラ
じゃねえ。一体いくつになったのかと世間で笑われそうだな、"ベイビーちゃん"?

 キスした後はどちらからともなくベッドに雪崩れ込んで、俺とお前はもう一度した。
 何ってアレに決まってるだろう?チェックアウトまではまだ猶予がある。
 朝っぱらからサカって大人げないって?違うな、大人だからするのさ。昨夜のが"友情
の終わり"なら、今朝のは"大人の恋の始まり"だ。その辺子供には分からないだろう?…
…なぜなら俺にも分からないんだからな!

 昨晩あんなにヤッたってのに俺の息子は朝から絶好調で(朝だからか?)、お前の感じる
声を何度も聞くことが出来た。
 ……違う意味でも"あの頃の俺に戻ったのかもしれねえな"と、我ながら思わず苦笑いし
てしまったのはお前には秘密だ。
890834:2008/03/07(金) 12:14:53 ID:S2Sw65oc
以上です。
これ書くに当たっていろいろ妄想してみたんだけど、真っ先に浮かんだのは
「最上階の部屋に行ってみるとそこは夜景が見渡せる全面ガラス張りで
大理石の床の真ん中にミニマーライオンが湯を掃き出しているデカイ薔薇風呂があって
そこで乱れるダンテとレディ」でした…どんな部屋だよと自分でも思いました。
てか乱れる前にレディ、ドン引きすると思う。
それからもことあるごとに薔薇が頭をよぎるので、仕方なくちょっとだけ入れました。
4でルシフェルは大事なものを盗んでいきました…

そう言えば500KB超えると書けなくなるはずなので、今462KBなので次スレ近いですね
891名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 13:44:15 ID:JuLh1BxJ
>>890

キテターー――――――――――!!!!
待ってて良かった!神様超GJ!!

892名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 14:45:07 ID:SneGqhy7
クラッカー鳴らして祝ってやりたいほどいい話だった!
二人の新しい朝に乾杯?みたいな
くっついたらいいのにっていったの俺だけど、くっつけてくれてありがとー
本当にGJ!!!
893名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 17:49:24 ID:6R87212h
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
ttp://rootinghost.com/2ch/01_info.html
894名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 18:09:14 ID:QkpMVs0r
>>890 GJ!
茶化すとこと真面目にする所を心得てるダンテ、なかなか素直になれないレディ。
変わった所と変わってない所、味わい深くて良かった!どうぞお幸せに!
あとルシフェルワロスwww
茶化すとこと真面目な所を心得てるのは>>890神かもしれんww
895名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 19:54:28 ID:ffxMv/v5
うおお、やっぱダンテ×レディ最高だわ。自分の中では別格なんだと思い知らされたぜ
正直に4もダンテ×レディで萌えていくことに決めた
ありがとう神ありがとう!
896名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 21:34:02 ID:A25V4fbX
>>890
GJでした!!これからも楽しみにしてます。
897名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 16:10:05 ID:VixqTH/2
むしろ薔薇風呂で乱れるダンテとレディすごく見たいぞw誰か書いてくれまいか
4ダンテ、オッサンになったとはいえ、絶倫のイメージがあるから
レディ頑張れって感じだけどw
898名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 18:51:51 ID:DWNHt9EW
>>897
バージルとダンテが生まれた時のパパーダの年考えたらまだまだダンテは元気そうだ
899名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 13:34:47 ID:yofidndo
SS上手く書けなくて現実逃避にリレーSS読ませてもらっていたら
>>520の後からダンテ×レディ×バージルで3Pに繋げられるような展開が思い浮かんだんだけど
キャプテン、肝心の3Pが書けません
900名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 14:47:32 ID:BxIplpEL
>>899
そこは得意の妄想で何とかするんだ!!
てか私は2ちゃん自体初心者なのにSS書いてみたふつつか者なんですが結構長くなってしまった。次スレまで待ってた方が良いの?

901名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 15:08:55 ID:ybOE9xyx
>>900
何kBあるんだ?
20前後なら余裕。30くらいなら投下後スレテンプレ使って新スレ立てる
分割して投下、いろいろ選択肢はある

その前にこのPINKは2chじゃないぞ
902名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 15:31:06 ID:54X3znPB
PINKって2chじゃないの?
普通にずっと2chだと思ってた…www
903名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 15:31:41 ID:zaOMrEnv
【中国】少林サッカー主演女優などスター三人、無修正写真流出「セックス?スキャンダル」

02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[?思慧]-37P-
http://4.idol-photo.org/page97.php?tid=13/2008-2-9/63187_2.shtml
http://4.idol-photo.org/page97.php?tid=13/2008-2-9/63187_1.shtml
http://4.idol-photo.org/page97.php?tid=/13/2008-2-9/63187.shtml

02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[梁雨恩]-40P-
http://4.idol-photo.org/page97.php?tid=13/2008-2-9/63186_2.shtml

02-09?冠希裸照事件2月7号最新?[??思]-10P-
http://idol.idol-photo.org/page97.php?tid=/13/2008-2-9/63185.shtml
904名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 16:33:42 ID:BxIplpEL
うーん。良くわかんないから次スレになってからにするよ。まだ投下する心の準備も出来てないし。
そして私もPINKは2ちゃんだと思ってたwどーもすみませんww
905名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 17:09:38 ID:1qe1WI0h
>>904
楽しみにしとくよ
906名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 17:37:51 ID:xONEpWPL
お邪魔します。
ダンテ×レディの流れをぶった切るようで恐縮なんですが、
ネロ×キリエで1本書いてみたので投下させてもらいます。

正直、エロなしのSSを次スレも近いこの時期に投下するのもどうよ、
とか思わないでもなかったんですが、そこは容赦いただけるとありがたいです。
907ネロ×キリエ(1/4):2008/03/09(日) 17:39:11 ID:xONEpWPL
 あの大災の日から数日。フォルトゥナの街は未だに混乱状態にある。
 瓦解した歌劇場とその前広場。
 全壊こそ免れたものの最も被害がひどく、今やあまり人の近寄らない
 場所となったそこで、キリエはネロをやっと見つけた。
 かろうじて被害を逃れたベンチの上に腰を下ろし、目を閉じている。
「もう、またこんなところで……」
 思わず安堵の息を漏らすキリエ。こんなところでよく眠れる、と感心
すると同時に、“こんなところでないと落ち着けないのか”と哀しくもなる。
 今のところ。あの災いと彼との関連に対しては不審の目を向ける者は
いても、かねてより実力だけは認められていたこと、また未だ現れ続け
る悪魔を最も倒している騎士、ということもあって直接にどうこう、と
いう輩はいない。
 だが、それがいつまで続くのか。
 何より、その右腕のことが人々に知られたらどうなるのか。
 彼が街を壊滅させた悪魔達とは違うことは、自分が一番よく知っている。
たとえ、その腕に宿した力が悪魔のものだとしても。
 だが、誰もが皆そう受け止めてくれるとは限らない。何よりキリエ自身、
知った当初はそうだったのだから。

――見ただろう?

 脳裏に記憶が甦る。あの時、私は――

 眠るネロに近づき、傍に腰を下ろす。
 風に揺れ、顔の上にかかる銀髪にそっと指を伸ばした。
 よほど深く眠っているのか、反応はない。

「ねぇ、ネロ。そのままで聞いてね。私……あなたに謝りたいことがある」

 思い出すのは、彼の右腕のことを知ったあの時のこと。

――見ただろう?
 あの時、私は。

――ネロは悪魔だ。

 違う、と言えなかった――
908ネロ×キリエ(2/4):2008/03/09(日) 17:40:19 ID:xONEpWPL
 本部前で捕らえられてからネロに助けられる前までのことは、ぼんやりと
しか記憶にない。

 異形の姿で戦う兄と、その彼を人間のものとは到底思えない理解を超えた
力で征したネロと。
 何が起こったのか理解できなかった。
 何故ネロが兄さんを……。
 それは彼が……悪魔だから? そうなの?
 その瞬間、彼が信じられなくなった。「違う」という彼の言葉さえも。
 直後に捕らえられ、それからのことは夢なのか現実なのかはっきりしない。
 ただ信じていたものが全て、そのとき一度壊れた。
 それがつらくて、哀しくて。
 もうどうでも良かった。何もかも信じられなくて。このまま暗闇の中に
捕らえられていようとさえ思った。

 でもそんな中、声が聞こえた。私を呼ぶ、ネロの声。

――キリエ

 それは、いつものあなたの声で。

――キリエ!

 そのとき、初めてわかった。
 ネロは、ネロなんだと。
 悪魔の力を持っていようと、あなたはあなたなんだと。
 あなたが悪魔か人間かなんてそんなのどうでもいいこと。
 なんであっても、あなたがあなたであることは変わりないのに。
 どうしてあの時、それに気づけなかったのか。

 私は、あなたを信じられなかったのに。
 それでもあなたは私を守ろうと、助けようとしてくれた。必死で。
 信じなかった私を、あなたは信じてくれた。

 暗闇の中、ずっと声が聞こえてた。あなたが私を呼ぶ声。

 あなたが私を信じて、呼んでいてくれたから――
 私は、ここに帰ってこれたのね。

 ありがとう、ネロ。

 そして……
909ネロ×キリエ(3/4):2008/03/09(日) 17:41:07 ID:xONEpWPL
「――ごめんなさい」
 あの時、信じることが出来なくて。
 本当は、ちゃんと謝るべきだと思うけれど。
 眠っているネロの右肩にもたれ、吐息を感じながらキリエがそっと呟く。
「でもそれじゃ、あなた絶対言うでしょう。『何のことだ?』って」
 それが“気にするな”という、彼なりの気遣いなのはわかっている。
 でも、それではこちらの気が済まない。だって私は――気にしていたい
のだから。
 一瞬でも彼を信じられなかった。その結果、どういうことになったのか
忘れないために。
 そしてこれから何があろうと彼を、信じ続けるために。
「……静か……」
 目の前に広がる光景は、かつての壮麗なものとはうって変わって荒れ果
てている。
 それでもあの時のように悪魔が現れることもなく、血の匂いもなく、
人々の悲鳴も聞こえない。
 ああ、そうか。
 だからネロはここにいるんだ。
 ここはあの大災の始まりの場所であり、終焉の場所でもあるから。そして――
「…………」
 キリエの口元に、微かに笑みが浮かんだ。ゆっくりと、ネロの寝顔に顔を
寄せる。彼が目を覚ます気配はない。
 そのままそっと、唇を重ね合わせた。そういえばあの時のキスはお預けに
なったままだった。そんなことを思い出す。
 軽く、ついばむようにキスを交わす。彼にしては珍しく、傍によっても
 気づかないほど深く眠っていると思ったからこその行為だったが。次の瞬間、
キリエは強い力で抱き締められていた。
「……! ん……っ」
 同時に口付けも深くなる。軽く唇を噛まれて、薄く開けた唇の間から差し
込まれてきた舌に一瞬戸惑ったものの、すぐにそれに応えた。最初は躊躇いがちに
ゆっくりと。そして、徐々に深く絡めあっていく。
「は……」
 どれぐらいの間そうしていたのか。長いような短いような時間の後、目を
開けたキリエの視界にまず映ったのは、銀髪越しに見える青い瞳。いたずらっぽく
微笑うネロの顔。
910ネロ×キリエ(4/4):2008/03/09(日) 17:42:00 ID:xONEpWPL
「お…お、起きてたの……?」
「ちょっと前からな」
「――……もう!」
 顔から火が出る、とは、こういう状態を言うのだろう。頬が熱い。恥ずか
しくて正直今すぐに彼に背を向けたい気分だったが、こうもしっかり抱きと
められていては、それもできない。かといって顔を正視もできず、俯いて額を
ネロの肩に押し当てた。少なくともこうしていれば、際限なく赤くなってる
だろう自分の顔を見られずに済む。
「ごめん……ちょっと調子に乗りすぎた」
 耳元で困ったようなネロの声が聞こえる。キリエは黙って首を横に振った。
本当は何か返事をした方がいい、とは思うものの。今口を開いてちゃんと言葉が
出てくるかどうか自信がない。少しばかり気まずい沈黙が降りた。でもそれは
どこか懐かしい沈黙で。
 昔からそうだった。奔放で身勝手な振りをして、困らせて。
 でも必ず、いつも私を見ていてくれていた。――本当に、変わってない。
 キリエの胸の奥に安堵感が広がる。
 やっぱりネロは、ネロだ。
 誰よりも真っ直ぐで不器用で。意地っ張りだけど、とても優しいひと。
 他の誰もそれを知らなくていい。私が知ってる。それでいい。
「キリエ?」
 ゆっくりとキリエは顔をあげた。異質な姿に変貌した彼の右腕を取る。それは
明らかに人間の持つものではない。だけど、自分が知るどの人間の手よりも暖かい。
右手に頬を寄せながら、そうキリエは思う。
「私は……あなたが好き」
 人間だから、とか、悪魔だから、とか、そんなんじゃなくて。
 あなただから――私は好きになった。
「大好きよ、ネロ」
「――ああ」
 一瞬の間をおいて、少し照れたような返事がネロから返ってくる。それが
どこか可笑しくて――愛おしくて。
 頬を寄せた彼の右手に、キリエはそっとキスをした。さっきのお返し、とばかりに。

***

 たとえ世界中の誰もが、どれだけあなたを人間じゃないと――悪魔だと罵っても。
 あなたがあなたである限り。私はあなたを信じ続ける。
 あなたが私を信じてくれていたように。

 暗闇の中、ずっと声が聞こえた。あなたが、私を呼ぶ声。
 だから私は今、こうしてここにいるの……
911906:2008/03/09(日) 17:42:44 ID:xONEpWPL
――以上です。
4EDでの寸止めお預けの欲求不満と、本編でのネロ坊があまりにキリエキリエ
連呼してるの聞いて妄想が見事に暴走しますた。
してそのココロは、単にいたずら半分でキリエからキスを仕掛けたら逆襲された…という
シチュが書きたかっただけです。お目汚しスマソ。

エロパロスレだというのにエロなくて申し訳ない。
では、名無しに戻って次の神の降臨を待つことにします。
912名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 18:44:42 ID:IrEko2qh
>>906

超GJ!!
次スレでも楽しみにしています!
ちょこちょこ覗いてて良かった!
913名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 18:55:57 ID:BxIplpEL
>>911
ちょおぉぉぉGJ!!!!
このスレではすっかりネロのDTを見守る会と化したと思い込んでいたのでネロがキスってだけで「きゃあぁぁぁぁぁ!!!!!」ってなったw
914名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 19:25:13 ID:SU6DbaQD
>>899
投げっぱなしジャーマンでいいんじゃね?リレーだしさ。
もしかしたら別の神が続けてくれるかもしれないし。

>>906-911
GJ!!!!
ああもうネロキリエ大好き!ダンテレディとは別の意味で純愛だなあ。
DMCガールはみんな強いけど、こういう意味の強さも、いいよね。
915名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 19:25:18 ID:dVUQwtND
超応援したいカップルだな
916まとめ中の人 ◆99oq9mk4/k :2008/03/09(日) 23:06:06 ID:yofidndo
>>906
乙&GJです。このスレ初のネロキリですね。次回も楽しみにしています
まとめサイトの方にも早速追加させて頂きました

ところでこのままだとスレの残り容量が気になって
職人さん達がSS投下しづらいと思うので
新スレを立てようかと思うんですが、大丈夫でしょうか
917名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 23:18:17 ID:5cdBjwx4
何から何までいつもありがとう中の人。
俺職人じゃないからよくわからんけど、早いほうがいいのかな、こういうの。
誘導もあるし。
918まとめ中の人 ◆99oq9mk4/k :2008/03/10(月) 00:14:25 ID:00U3RN3E
一応新スレ立てました
デビルメイクライでエロパロ・Mission3
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1205075570/

>>900氏も投下はこちらで思う存分どうぞ
919名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 00:22:42 ID:GJyej5af
スレ立て乙。
この残り容量なら長編一つくらいはオッケーなような
気がしないでもない。
920名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 00:38:14 ID:rYgSz6FX
ネロがグロリアにDT斬られる話
921名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 01:48:18 ID:ZRFk/4mM
>>900です
中の人乙です!!
人がいなそうな時にこっそり投下させて頂きます。
ネロ×キリエ読んで、ネロはいつそんなキス覚えたんだとか思ってしまったw
922名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 16:02:41 ID:sSWVldB7
>>906
GJ乙!!
キスしただけなのにエロい二人だな…続きが読みたいです先生!!

>>918
中の人も乙!!まとめサイト利用させてもらってます。いつもありがとう。
923名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 17:19:43 ID:Ri9dI2id
赤いコート着た悪いおぢさんなら、別れ際に
「うまくやれよ。」と耳打ちして
そっとゴムを手渡すくらいのことはしてくれそうだ。
で、渡されたブツの正体に気付いてDTネロ赤面。
924名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 20:00:12 ID:vehCpbsw
そしてさりげなく開けられてる穴
925名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 22:37:13 ID:0VSkYAff
ちょw
926名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 00:09:19 ID:44JwSKgK
とんだロシアンルーレットw
927リレーSS D×L / V×Nルート:2008/03/11(火) 10:11:51 ID:GSmsm4+9
ダンテ・レディが
>>811
の時のバージル、ネヴァンです。
928リレーSS D×L / V×Nルート:2008/03/11(火) 10:13:04 ID:GSmsm4+9
  
 ダンテとレディ、遠ざかってゆく二人分の足音は辺りに響き決して小さなものではなかった。
 だがそれもバージルの耳には届いていない。至近距離で話す女魔の声もぼんやりとしか聞こえ
なかった。

 彼にとってどれほど屈辱的なことか。地に片膝をつかされて刀を抜くこともままならない。
 睨みつけるように正面に立つ女を見たが、その姿すらかろうじて縦長の輪郭を結ぶだけだった。

 口付けの瞬間反射的に距離を開いた男にネヴァンはひたひたと近付いてゆく。
 こんなに冷える場所だというのに足元にはなにも履いていないようだ。暖房が効いているわけ
ではなし、動かなければ肌寒いばかりの地下。そこを居場所としているだけあって周囲の温度
などこの女魔には関係ないのかも知れない。だから自身の体もどこかひんやりとしているの
だろう。
「人の生き方に文句を言うつもりはないけれど、随分禁欲的な人生を送っているようね」
 女魔はまっすぐバージルの目をみて微笑みかけた。
「でもそんなところも素敵よ。スパーダにもそんなところがあった。なかなか誘いにのって
くれなくってね。余計に夢中になってしまうの……彼にはそれが分からなかったようだけれど。
ふふ、やっぱり親子ってことかしら」
「そのようだな」
 反撃の隙を窺い適当に言葉を返しながらも、バージルは彼女の語る父の姿に内心安堵した。

 自分と違って純粋な悪魔だったはずの父親だ。確かに女魔の言うとおり己の悦びのみを至上の
ものと生きていたのだろう。
 だが彼の本能は悦楽と程遠いところにあった。彼の悦びは快楽にはなく自身の信念に従って
生きることだったのだ。そして数々の難事を乗り越えて来た。
 寝物語にそれを聞き、子供心に父は普通の悪魔とは違うんだと胸が高鳴らせた。
 口に出したことはないが小さな頃そうだったように、スパーダは今もバージルにとっては英雄
だった。
 彼に対する尊敬が今のバージルを作ったと言ってもいい。

 そんな父が低俗な女魔の誘いに乗るような男だったとは思いたくなかった。きっと耳にした
途端、自分自身を侮辱されるよりも激しい怒りを持って閻魔刀を閃かせるだろう。
 もちろんこんな思いは自分しか知らない。
 もし口にすれば何か勘違いしたあの赤いコートの男がにやにやしながら肩を抱こうとするに
違いないのだ。
 尊敬する存在、愛すべき存在。
 初めにあった気持ちは一緒でも目指すものの異なる二人が交わることは二度と無い。それが
分からない自分と同じ顔の男にいつも苛立ちを感じていた。だから離れた。
 そしてその距離を決定的なものにするためには父の力がいる。
 こんなところでいつまでもつまらぬ趣向にかかずらっている暇はないのだ。自分を利用した
あの男を出し抜かなくてはならないのだから。

 目の前の女が言うにはここを出る手段は選べないらしかった。
 のらくらと話してはいるが、彼女の本性を考えれば自分に何を求めているのかは分かる。
 そう、選択肢がないなら迷う余地もないはずなのに承諾することが出来なかった。

「自分を律するのはいいと思うのよ。でもあなただって生き物、それも半分は悪魔。時には
本能のままに行動してもいいんじゃないかしら」
 女は膝を抱えるような子供っぽい仕草でバージルの前に屈みこんだ。
 彼は視界が歪むのに耐えられないのか、敵を前にしてきつく目を閉じて額に手を当てる。
「ねえ?自分に正直に、欲するままにしてはどう?」
「俺はしたいようにしている。何物をも凌駕する力、それを求めることだけが身の内から湧き
あがって来る欲望であり、本能だ」
 バージルは相手に優位に立たれても決して下手に出たりはしなかった。


929リレーSS D×L / V×Nルート:2008/03/11(火) 10:13:33 ID:GSmsm4+9
 この状況にあっても言いきる男に女魔は困ったことと嘆息する。
「男っていつもそう。この世には力だけではどうにもならないことだってあるのに。分かる
でしょう?あなたもあの男と会ったのだから。人間のくせに珍しい、あんな風になってまで
悪魔の力を求める男――私に言わせれば、あの男の価値は左右色違いの瞳くらいなものだわ。
あっちのお嬢さんとおそろいのね。あれはとても綺麗だもの。瓶に入れて飾っておきたい
くらい」
「良く喋る……。あの男を止めるためにここを出る必要があるんだ……出せ、鍵を!」
 バージルは女を睨みつけすでに何度目か分からない要請をした。
 常ならばとうに相手を切り捨て死体から鍵を探し出しているはずだったのだ。死体と会話を
するくらい意味のないやり取りだと思っているのかもしれない。

「だから言ってるじゃない。心配しなくても悪魔の力はあんな人に扱いきれるものではないわ。
それがスパーダのものだというのなら余計にね……いいわ、見ていなさい。力だけ持っていても
どうにもならないことがあるってあの男が体現してくれるでしょう」
「信用できんな。他の存在に横から奪われるかも知れんだろう」
 感心したような呆れたような表情で首を横に振るとネヴァンはそっと指を伸ばした。男の唇の、
温かくやわらかな感触にうっとりしながら上へ下へと撫でていく。
「もう……あなた、よくそれだけ口が回るわね。普通は話すのも動くのも困難、夢心地になって
反応するのは下半身だけになるのが私達の術の特徴なのに。さすがは彼の息子ってこと?」
「さてな」
「さてなじゃないわ。体って、器って大事なのよ……例えば大量の水を受け止める時なんか
には」
「――!」
「受け止めきれるかどうかは器の容量がものを言う……でしょ?あの男がしようとしてるのは
そういうことなのよ。……ああ、もう!話が大分ずれちゃったじゃない。ねえ坊や、女から
こんな風に迫ってるのにどうしてそんなにつれないの。他にも興味あることがあるでしょう?」
「鍵を出せ」
「呆れた……!――あなた、壊れたスピーカーみたい」
 はあ、と深々ため息をついて顔を手で覆った。
 だがそんな態度とは裏腹に、指の隙間からは面白そうな目で彼を覗いている。
「……あなた人の話を聞いていて?こっちは始めから条件を出しているじゃない。是、と言う
だけでいいのよ?まったく本当にひどい人……いいえ。焦らして相手をその気にさせるのが
上手いのね」
 バージルに片目をつぶってみせる。
「避けられれば避けられるほど女は追いたくなるものよ」
 そんなことも知らないのでしょう、と笑うとバージルの顔を上に向け頬を舐めた。


 黒いモヤは徐々に晴れてきたものの、先程の影響か床にも空中にも時折青い光が走っている。
足元から来るしびれるような痛みが動きのとれぬバージルの反応をさらに鈍らせた。
「さすがに体はまだ動かないでしょう?夢を見せてあげるわ。……さあ、目を閉じて」
 ネヴァンは彼の額に自身の額を押しあてた。
「まあ、誰かしらこれ……ん……いいのかしら……?」
 ぶつぶつと、しかし途中声に戸惑いの色を混ぜながらも彼女は動かなかった。

 抵抗できないとたかをくくっているのだろうか。
 自分を馬鹿にしているとしか思えない言動にようやっと彼女の肩へ手をやり、払いのけた。
勢いこそないものの力はある。ネヴァンはされるまましりもちをついた。
「きゃっ!」
 そして次の瞬間バージルはぎこちなく開いた目の、そのはっきりした視界に映るものに愕然と
した。
「もう!女には優しくするものよ。特に相手が――」
「バカな……!」

「母親なら」

 女の口元はバージルの記憶にないくらい妖しげに半月を描いた。

930リレーSS D×L / V×Nルート:2008/03/11(火) 10:14:16 ID:GSmsm4+9
 彼の目の前にいるのは忘れられるはずのない存在。
 強大な力を持つ悪魔として自身の中に目標としてあり続ける父親、それと同じくらい大きく
心を占める――母の姿だった。

 母の姿を借りた女魔は体を起こすと再びバージルににじり寄った。彼の頬に両手を添え唇が
触れんばかりの距離で挑発的に囁く。
「これが誰だか分かるわよね」
「……せ……」
「可愛がってあげるわ、坊や」
「止せ……!」
 女は強い拒絶をものともせずに彼をきつく抱きしめた。
「あぁら。お母様がお嫌いなのかしら?」
 女魔は楽しそうに言うともう一度彼の額に唇を落とした。そこから顎へ行くまで何度も何度も
口づける。
 ただ触れるだけのキスに母と息子という立場でからかわれていると感じ、バージルは激昂した。
「貴様!俺を愚弄する気か……!!」

 母は彼の中で唯一神聖で不可侵な存在なのだ。
 こんな真似が許せるはずがない。

「愚弄なんてしていないわ。こっちだってここまで来たら真剣だもの。ね、そんなもの放して
頂戴」
 いつの間にか掴んでいた閻魔刀に気付いてネヴァンはつまらなそうに言った。
 バージルの手から取り上げると後方へ払う。金属が触れ合うような音と共に劇場の中ほどまで
滑っていって止まった。
「今はあなたの体があればそれで十分よ」

 閻魔刀は奪われ体は緩慢にしか動かない。
 バージルは一呼吸で冷静さを取り戻し、最前までの怒りを忘れたかのように冷たく言い放った。
「どこの世界に母親と同じ姿の相手と性交する者がいる。年百年生きてきたかは知らないが
もう少し男心というものを学ぶんだな」
「そうは言ってもねえ」
 的確な指摘に実は女魔もそう思っていたのか、多少責めるような視線をバージルに送った。
「対象のもっとも大事に思う異性の姿を模すのよ。私たち精を糧に生きていく悪魔は皆そう。
相手の無意識にある姿をそっと掬いとってわが身を鏡に映し出す――」
 口元に隠微な笑みを浮かべると、ネヴァンは男の肩を押しゆっくりと下に敷いて口づけた。
薄く開いたままバージルの唇をなめていく。肌の冷たさからは意外なほどに温かいものが歯を
割って入ると彼女はさっと身を引いた。

「……っ!」
 髪を男の上にたらして驚いたようにその顔を見下ろす。
 今までの経験からこの段階で拒絶されるとは思わなかったのだろう。女は反射的にバージルの
頬をつねった。
「ひどいわ、痛いじゃない!」
「答えになっていない。何より気味が悪い。その格好で近づくな」
「本当に……強気過ぎてため息が出ちゃう。あっちの坊やの方がノリがいいわ」
「では貴様も向こうへ行くんだな」
 バージルが背後へと顎をしゃくってみせる。
 何の未練もない風に初めはそのつもりだったはずだと女を急かした。
 よほど関わりたくないらしい。なにより母の姿、母の声で娼婦のような仕草をする女を視界に
入れていたくないのだろう。
「そんなこと出来ないわ。あっちはあっちでいい雰囲気だもの。男は震える女をかたく抱き
締めるの。なんてロマンチックなんでしょう」
「貴様、妄想狂か?」
「失礼ね、実際に起きている光景の話……会話にしても離れているから聞こえてないと思って
るのね。私のこと蝙蝠女ですって。失礼しちゃう。お姉様に向ってなんてこと言うのかしら」
 内容は文句でも口調は楽しそうだ。今にも"隣どうしでしましょうよ"と言い出しそうなほどに。
「では行って注意してくるがいい」
 下敷きにされながらまた同じことを言う。どこまでもマイペースな男に女魔は天を仰いだ。
931リレーSS D×L / V×Nルート:2008/03/11(火) 10:14:50 ID:GSmsm4+9
「あなたなら体を投げ出してくる女がいくらでもいたでしょうに、今までずっとそんな態度を
とっていたの?それとも本当に修道士の様に身持ちも固く生きてきたの?」
「貴様には関係ない」
「ええ、そうね。でも興味があると言ったら?そんな男が女を抱くときはどんな風になるのか。
どんな目で相手を見るのか……ねえ、たまにだけれど、母親に恋心を抱く男もいるのよ」

 バージルは目を見張った。数秒してからやっと後半の台詞が質問の答えだと気付く。その位
彼には理解できない話だったのだ。
 女魔は彼が不可解そうな表情を浮かべているのに気付いた。
 何となくばつの悪さを感じたのかバージルの上から退くと、言い訳をするように、伺いを
立てるように上目づかいで男を見た。

「だから一応あなたもそうなのかと思って試してみただけなの。それであなたが受け入れて
くれれば互いの思惑を穏便に達成することが出来るでしょう?そんなに怒るとは思わなかった
のよ……」
 本気で怒らせるつもりはなかったと言いたいのだろう。
 更なる侮辱に烈火のごとく怒っても不思議ではなかったが、意外にも本気で後悔している
様子の女にバージルはただ顔をしかめただけだった。

 正直と言えば正直な女だった。確かにこの女魔は最初からただ一つのことしか求めていない。
 子供扱いにされたこと、わざわざ母の姿を使ったのには腹を立てたが、自分の望みを知る者は、
本当は嫌いではないのだ。
バージルはこれ以上拒み続けても次の展開に持ってゆくことは出来ないと判断した。

指先に力を入れると大分動けるようになっている。それでも神速と言える彼の動きまではまだ
遠いが。とりあえずのところはそれをよしとして真上を見ていた目を女に向けた。
「母親とは母性の象徴だ。相手がその姿をしていてその気になると思うか?」
「だから私もそう思って。でも他に女の影も見えなかったし……え?あら、じゃあ……?」
「元の姿に戻れ。――相手をしてやる」

 女はたちまち元の青白い肌の悪魔に戻った。金の髪もやわらかな眼差しもすでに欠片もない。
 胸に手をあてて嬉しそうにバージルに問いかけた。
「これでいい?それとあなたはまだあまり動けないでしょう?初めは私がリードしていいの
かしら?」
 質問の形で会話をしながら答えも待たずに再びバージルの上に、しかも今度は跨ってくる。
 遠慮の無いネヴァンに彼は暴言を吐いた。
「この売女が」
 上に乗り上がった女は予想外に目を輝かせた。
「あらやだ、それって私達には褒め言葉よ?」
 少女のようにきゃあきゃあと声をあげて喜んだ。
「だろうな。貴様には似合いだ」
「慎み深いのがお好みならそうするわ。でもあなたがろくに動けない状態でそれじゃ、話が
進まないでしょう?」
 細い指先が躊躇いなくバージルの上着を緩めていく。
 腹筋が見えると鍛えられた男らしい体に彼女は唇を舐めた。
「ずっと封印されていたし大抵誰かの姿を借りるから、このままの姿で愛を交わすのは本当に
久しぶりだわ」
 素敵な体ね、と呟くとネヴァンは彼の上に覆いかぶさった。何度も触れるように唇を重ねて
から舌を滑り込ませる。
 今度はバージルも抵抗しなかった。
「ン……ッ……」
 容赦なく彼に吸いつき、絡ませる。
 しばらくして気が済んだのか彼女は顔を上げると下に流れる髪をうっとおしげに払った。
 形のいい乳房が自信ありげに存在を主張している。


「ねえ、早く回復して。そして私をきれいな音で鳴らして頂戴」
932名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 10:16:59 ID:GSmsm4+9
ここまでです。

ダンテ達が見える状況ではじめるっぽいけどいいのだろうか?
バージル嫌がりそうだけど
933名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 12:49:25 ID:VnNG2ZDk
乙です!!
続きが楽しみです
934名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 16:25:40 ID:bUmBpfKa
乙乙乙乙乙
なんかすごいことになってるなw
935807:2008/03/11(火) 19:36:56 ID:ETVlJbKB
あああ!!出遅れてしまったorz
食べ残し良くないと思って続き書き始めたんだけど、
遅筆の俺にはリレー向いてないのかもな…
このエロSSは読み切りに書き直してみるよ

>>927
乙乙乙!
まさかこのような展開になるなんて…マジこっちの方が面白すぎる!!
続きが楽しみです!俺の分まで頑張って下さい。
936名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 21:05:39 ID:fI4ySDa7
>>927
GJ&乙乙乙!!
ネヴァン可愛いよ…ネヴァン、ハアハア。
兄貴のツン振りにも萌えた!
続きを切実に期待!!!!!!
937名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 22:14:59 ID:FxZZjWuu
GGGJ!
ほっぺたつねるネヴァンに萌えた。カワユスw
>>935
分岐は気にしなくていいって中の人が言ってた。
どちらにしろ期待してる!
938名無しさん@ピンキー:2008/03/11(火) 22:49:42 ID:4znLbaRX
>>932氏の書くバージル格好いいなあ
孤高でストイックな性格で個人的に理想のバージル像です
このルート、ダンテ×レディの萌えシチュの方も引き続き楽しみにしてますが
こちらのネバネバカップルの方の展開も期待しています
939927:2008/03/11(火) 23:44:03 ID:GSmsm4+9
>>807
こちらこそすいません。こっちのルートのV×N誰も書いてないのかと思って。
先にお伺いすれば良かったです。
もしよければ別ルートで書いて下さい。是非読みたいです。

>>中の人
いつもお疲れ様です。
SSの保管から新スレ立てまでとても感謝しています。テンプレも見易いですね。
分岐おkということで保管庫に纏めるのが大変かと思いますが、いろんな展開のSSが読めて
とても楽しいです。
3Pの方も続きwktkしてます。

リレーなのでこの続きを書くぞーという方がいらしたらお願いします。
940名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 15:23:04 ID:2nJSl1Ck
いろんなパターンが読めて幸せだ
がんがれ職人埋め
941名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 15:29:38 ID:Hoc+j/y6
俺も幸せだ
やっぱりレディ最強産め
942名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 22:59:59 ID:h9loU+Ef
ネヴァンが4に居ないのが残念で仕方がない
943名無しさん@ピンキー:2008/03/12(水) 23:50:49 ID:E1M6cFKd
ネロ挑発に透明化して参加。
どっかで誰かが、ベリアルは3の序盤に出てたら凶ボスになれただろう、なんて言ってたけど、
4にネヴァンが出たり3に百合蛙が出たりしたら3ダンテとネロはそれぞれどんな反応しただろう。
特に後者。
やっぱり、ベイビーイェア!なんだろうか梅
944名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 16:39:46 ID:RmNDxiP4
このスレの影響で初め
「3に比べて随分冷めたな〜…」と思っていた4のダンテとレディの関係が
だんだん意味深なものに感じられるようになってきた俺ガイル埋め
945名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 20:49:59 ID:CwjzeOgX
レディの胸の谷間のカットはダンテ視点だったと思うんだ。

946名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 23:40:02 ID:kpP48FMN
>>945
目からウロコだ。そういやそうだなw
レディ、ノーブラであの大きさあの形だもんなダンテwww
947名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 00:23:11 ID:KEOz2cbm
ダンテのためにレディが必死に胸を大きくしようと影ながら努力してたりして
948名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 00:29:34 ID:5UZyblox
>>947
ごめん、ちょっと萌えたw
949名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 16:02:22 ID:1H6ZXCfx
つまり>>945-947を総括すると、あの視点は

「ちょっとダンテ聞いてるの!?さっきから一体どこ見て…」
「いや、お前の胸、随分成長したな…と。おっと!」
(ターン)(ターン)(ターン)
「お前、そのすぐ手ェ出す癖何とかしないか」
「かっ、勘違いしないでよね!別に貴方のために大きくした訳じゃ…」
「ん?」
「なっ、何でも無いわよ!」
「ふーん(ニヤニヤ)」

というラブコメになるということですね。分かります。
950名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 01:15:45 ID:5mLCiJmY
バージルはDTじゃない流れが多いが
自分バージルはDTだったからこそ妖精、じゃなかった天使になったと信じてるよ…






ネタ的に
951名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 01:18:14 ID:LGLqoCjd
だとしたら兄貴が気の毒すぎる、弟に負け魔帝にも負け
十年以上もドキッ!悪魔だらけのマレット島で洗脳生活ときた。
952名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 01:33:16 ID:3OQj2V4E
>>950
あの性格&仏頂面で実は来る女全員に
「お前がどうしてもって言うなら抱いてやっても良い。
まずは今すぐ全裸になって自分で勝手に果ててみろなんたらかんたら〜」
とかやってたかもよ
953名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 09:45:25 ID:O53jJj1l
どっちもおいしいw
954名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 10:54:16 ID:TDvLymra
今更だがネロキリ萌えた!Gj
4未プレイだけどネタバレとここを見て色々とたぎるよ
955名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 15:43:03 ID:A/HLrDWQ
>>947
むしろあの巨乳はダンテが揉んで育てた方向で
956名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 15:59:56 ID:PlK4Lo3K
>>955
つまり>>945のシーンは自分の努力の結晶(レディの乳)を見てご満悦なダンテだったとw
ダンテwww
957名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 23:28:21 ID:8CkYgbvL
ダンテはちゃんと乳の育成をしてるというのに
バージルときたら
お前やはりDTでいいよ
958名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 08:15:50 ID:PCRDT5lj
>>957
まとめのバージル×レディ1をよく読むんだ。
959名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 09:15:52 ID:1M9dZ/Oq
>>958
何で1限定なの?
960名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 12:29:49 ID:PCRDT5lj
>温かく柔らかな女の唇、思い出の中の誰かに似ている気がしたがそれを思い出そうとは思わなかった。
なんかあれが一番経験豊富そうじゃないか?

このまま細々と>>1000までいけるかな。
961名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 13:18:02 ID:+hAr0rJH
>>960
あれバージルが経験豊富とかかつての女に照らし合わせてるってことじゃなくて
レディにチューしたら遠い昔のママンの感触を思い出したってこと言ってるんじゃねーの?
書いた本人じゃないから実際は分からんけどさ。
個人的にあれが一番DTぽいと思った
962名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 18:47:21 ID:PCRDT5lj
なるほど!だから「記憶の中の誰か」じゃなく「思い出の中の誰か」なのか!
表現ひとつ取ってもいろいろ解釈があるんだな。職人ってすげえ。
レディエロかわいいし、今んところアレが一番好きだ。
963名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 21:19:44 ID:c140UcIs
ママのキス(か弟の鉛玉キッス)しかしらないとは
不憫な男よな
964名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 22:18:10 ID:2tZcJgF0
兄貴DTかどうかはわからんが、兄貴が女とキスするのが想像できないな。
いきなりハメてるイメージ
965名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 22:26:06 ID:NQ1QnxSc
うちの兄貴が産まれたばかりの息子たち(双子)にぶっちゅーとしてんの昨日見たから
バージルもダンテも産まれてすぐにスパーダによだれまみれになるほどキスされまくってる気がする

だからバージルは本当に惚れた女としかキスしない気がする
ただそんな女が現れる前に死んじまっただけだよ
966名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 02:04:17 ID:XPD+PkVT
>ただそんな女が現れる前に死んじまった
今後の公式の展開次第で、果たしてそうかな?ということになりそうだ
967名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 11:42:33 ID:gH7x7USF
そういや前wikiか何かでバージルが力を求めるようになったのは母親を助けられなかったからだって断言してたんだけどさぁ、
公式でもそういうことになってるの?
968名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 12:13:35 ID:rESK3XfR
>>966
止せ!期待しちまうだろ!
>>967
「母の死がきっかけ」とはなんかで読んだが、「助けられなかったから」とは言ってなかったと思う。
微妙に違うよなニュアンスが。
969名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 13:28:23 ID:eIRfGCl3
それによってバージルの行動原理と心理が相当変わるからな
見掛けは悪くないんだし、普通に考えれば女には苦労しないはず
なのにまともな男女関係を築けそうにない雰囲気の人間になっちまってる

母親だけが原因なら、エヴァは相当惨い死亡シチュになってそうだ
970名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 13:34:27 ID:8Ys/8lHb
母を守れなくて何もできない自分を呪って
力を求めるあまりあんなんなっちゃったのかな。
母を守りたかったとか、そういう人間らしい理由は
自分の中で否定してそうだな。
べ、別に母さんを守れなかったことを後悔とか、そんなんじゃないんだからね!
971名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 14:57:55 ID:gH7x7USF
>>968
そっか。「きっかけ」であって「助けられなかったから」ではないか。
微妙に意味違うね。
ところでこのスレの容量そろそろ限界?
埋めた方が良いの?
972名無しさん@ピンキー
「力が無ければ何も出来ない」と思うようになるきっかけだな。あくまでも。>母の死
そしてそんな弱い人間という存在である母、そんな母を思い出させるダンテが憎い、
というのが漫画版のバージルだったような
愛憎入り交じった複雑な感じ。そらグレるな。

>>971
こんな感じで雑談で埋めてけばおK?