【ガンバレ童貞!】サモンナイト萌え25【鬱兄貴!】
エニシアは住み込もうとしたら保護者一同に猛反対された。
あ、エニシアのとーちゃんって生きてんだっけ?
かーちゃんも生きてんぞ。もっともここでの保護者は
将軍親父とヘタレ眼鏡兄ちゃんだがな。
エニシアの父親は死んだんじゃなかったっけ?
んで、母親探ししに行ったエニシアが悪い召喚師に騙されて
檻の中に閉じ込められてたところをギアンに助けられたっていう設定だったかと。
この設定だけで召喚師×エニシア陵辱のギアエニとか書けそうな感じだな
ギアンって、エニシアEDでは
「恩人だからってエニシアに変なことしたらタダじゃ済まさんぞ」なノリなのに
ギアンEDでは自分が恩人に下心アリで近づいてて笑えたw
サンクス
なんかかーちゃんに捨てられた後飲んだくれて死んだもんだと勝手に思ってた
実父が生きてるのに「将軍はお父さん」って何気に酷いなエニシアw
リロ忘れていたわけでorz
>>746 連ドラ「そんな男と同棲だなんて、パパは絶対に許さんぞ!!」
ギアン「お兄ちゃんはそいつとの交際なんて絶対認めないからな!!」
こうですか?
>>753 概ねそのまんま
そしてEDキャラでもないのに再び宿に住み着く御使いと竜の子
セイロンなんて、あの時点では御使い辞めて旅に出てるはずなのに
なぜかいるしなw
個人的にロリコン侍がスルーされてて残念だったが…
エニシアの住み込みに反対されてるけど結局住み込みになりそうな予感
そういえば最終的に御使いはリビエルとアロエリだけになるんだな
とても不安な気分になるぜ……
そろそろ容量がやばいな。次スレはどうする?
次スレ?立てるに決まってるじゃないか
リビエルは将来空き缶についていってしまう可能性もあるぜ
空き缶jr.だな
ライエニED後では、やっぱりシンゲンはいまだにトレイユにいついてて
セイロンとコンビで恋愛に悩むライに余計な入れ知恵をしようとしてたら面白い。
フェアと違って右から左に聞き流してそうだが…
いつぞやのドラゴンライダーミルが気になって仕方ないんだが……いろいろ忙しいのかな。
766 :
ばななん王子:2007/01/10(水) 00:40:18 ID:ojTELZyL
皆様お久しぶり、ばな王です。約半年ぶりでしょうか。大分間が開いてしまった
妖姫新妻奮闘記の続き、投下行きたいと思います。約7レスといったところでしょうか。
以前と同じく宜しければ五分後に開始致しますが…これは次スレ待ちでしょうか。
>>766、ばななん氏キターーーー!氏の作品を待ってました!
次スレは
>>761の方が立ててくれましたので、
25KB以上あるなら、次スレに投下した方が良いと思います。
「…もう大丈夫だよ。じゃあしようか、続き」
その少年は、目は据わっているが輝いて、その口元はやけに引きつって
いるが楽しそうで、その声は穏やかだが有無を言わさなかった。
「ク、クリュウさま…」
シュガレットが何か見えない不安を感じ取りつつも、何も出来ずその場に
へたり込む。尤も霊界出身たる彼女だからこそ彼の“変貌”が見えるのだが。
「……シュガレット?」
それに対しラジィは、不思議そうに彼女を見る。相も変わらず無垢な笑顔で
首を傾げるのみ。所詮その異変に気付いていたところで、今の彼女は何も
しようとしないであろうが。
「っと、シュガレット…ラジィが心配してるよ?」
クリュウがずり下げられたズボンを引き上げ、シュガレットに問いかける。
流石に歩くのに下ばき無しは不味いと思ったのだろう。
「あの…ええとクリュウさま、何処か御身体が悪いという事は」
「僕が?…別にそんな事無いけど」
シュガレットが遠慮がちに訊ね、クリュウは自身を見渡す。
「むしろ、凄く調子がいい位だよ」
ニコッと微笑みかけるクリュウ。その顔からゾクッとしたものを感じ取る。
それでもシュガレットはそこから逃げる事が出来なかった。
「そ、そうですか…それは良かったです」
「それよりもシュガレット」
またゾクリとする。怖い。何か逆らえない。何か前にもこんな事が
あった様な気がする。
そして、“また何かを期待している自分がいる”。
「ラジィも待ってる様だし…ね?」
「…あ」
言われてクリュウの背後を見る。そこには子犬の様に何か期待した目で、
クリュウの背中を見つめるラジィがいた。まるで昨夜の自分の様だと思った。
「ただ、僕の体は一つだから二人一緒には無理なんだよね」
「は、はあ」
「それでこの場の主役はラジィみたいなものだし…“手伝ってくれないかな”」
流暢に用件を述べていく目の前の少年。その言葉に自分が流されているのに
気付けない少女。視線を泳がせるとこの場の主役とやらと目が合った。
「う、うん…シュガレットも来て…ボ、ボク…一人じゃ怖いの……」
「…………ラジィちゃん」
そんな可愛い言葉を漏らした唇はシュガレットによって塞がれた。結局
場の空気に当てられたのか、彼女は成されるままとなってしまった。
「ん…しゅがれ…むぅ」
「はぁ、らじィちゃん……」
シュガレットの舌がラジィの小さい舌の裏側を潜り、巻きつくように撫で、
歯茎の裏さえ這い回る。クリュウはクリュウで、美味しそうな唇を友軍に
奪われてしまったが為に侵略場所を上から下に変更し、全くもって前人未到の
開拓地に舌を侵攻させて行った。
「ぴちゃっ…ぴちゃっ……」
「ふぅあ! し、したが、下の方から……」
眼を見開いてビクビクと痙攣をするラジィ。だが二人の舌は止められない。
既に心を侵略されつくしている為、哀れな被害者は蹂躙されるがままに
任せる他無かったのである。
ぴちゃりと銀の橋を伸ばしつつ、普段は誰にも見せない淫蕩な笑みを
浮かべてシュガレットは唇を離した。彼女の眼前には、はぁはぁと息が
整わず、そして眼の焦点もずれているラジィ。
「クリュウさま……」
「ちゅぶっ……何?」
シュガレットもラジィの口内に残る淫気を受けたのか、眼がトロンと
蕩けていた。クリュウはラジィへのクンニリングスを止めず、目だけを
向けて呼びかけに答える。
「許可します、ラジィちゃんを私と共に末永く可愛がってあげて下さい」
ボーっとした様子だが確かに彼女が宣言した言葉を聞き、クリュウがまた
微笑む。少年を取り巻く魂の黒光りが、僅かだが深くなった。
「いいかいラジィ、これからする事は大事なものを無くす事なんだ」
「だいじな…もの……」
「そう、大事なもの。それでも君は耐えられる?」
「…………」
「いいよ、ボクアニキの二番目になる」
「ラジィちゃん…」
「だってアニキの一番はシュガレットなんでしょ?…だったらボクは、
二番目になれればいいって最近思う様になったんだ」
「ラジィ…入れるよ…」
「うん…」
ずずっと音をたてながらアニキのおちんちんがボクの中へ入っていく。
痛い。凄く痛い。いたいいたいいたい。さっきのアニキの指の時よりも痛い。
もう「いたい」という文字しか頭に浮かばない。それが真っ暗の中を飛び回ってる。
「…ぎ…ぃぃっ!!」
歯を食いしばり、目を固く閉じて耐えた。それでも痛い。ちょっと前から
月に一度やってくるようになった大嫌いな日なんかとは比べ物にならない。
「ごめん、でも一気にいくから」
「ぇ…?」
どんってしてぷちぷちっとしたと思ったら、真っ暗が真っ白になった。
「――――――――――――――――――――――――――――ッ!!」
声なんか、出なかった。頭の中が爆発した。
「ラジィ!……っく、凄い…キツ」
「ラジィちゃん、しっかり!」
「……ぁ、はあああ、あはあああああ!!!!!!!」
アニキとシュガレットの声で真っ白が天井になってきた。そのすぐ後に
遠くに行ってたビリビリがまたやってきて、声というか、叫びでそれを形にする。
「ラジィ!ラジィ!」
「はあ、はあ、はあ、アアアアアアア、はあ、はあ、はあ、アア……!」
叫んで、息して、叫んでを繰り返す。駄目、空気がとても足りない。
「ラジィ!……っ!!」
「アアァア、はあ、はあ、アア…んっ!」
叫ぶのに疲れてきた頃に、アニキがキスをしてきた。口から空気を吸い込めなく
なって、鼻で吸う。あ、さっきと違って、空気がちゃんと奥に入ってくる。
すー、ふー、すー、ふー、すー…
しばらく、静かな部屋でボクの息の音がよく響いた。
ボクの瞳からは止め処なく涙が溢れ、体全体が震えていた。アニキは
ボクの胸や首筋、耳を優しく撫でて痛みを和らげようとしてくれている。
シュガレットも頭を優しく撫でてくれている。そうすると、少しずつボクは
落ち着いてきた。
そのままボクはアニキに持ち上げられて、ベッドに運ばれた。このベッド
でシュガレットもアニキと…?と考えると、せっかく整理出来ていた気持ち
もまた乱れてくる。でも、アニキやシュガレットがボクに色々してくれている
のを考えると悪い気がして、せめて落ち着いた風に振舞った。でもシュガレット
にはばれちゃったのかな…アニキの下になったボクの隣で、手を握ってくれた。
…ラジィの呼吸が落ち着いた時、クリュウは無意識にゆっくりゆっくり
腰を動かしていた。音を立てない位慎重に。彼女の未だ正直な下の部分も
目一杯締め付けてくるのが解り、そのお返しに啄むようにキスをした。
クリュウがゆっくり唇を離すと、ラジィがぼそっ、と呟いた。
「クリュウ…大…好き………」
途切れ途切れの言葉だったが、クリュウにはしっかりと聞こえた。とても
朗らかな気持ちになる。その言葉も影響して、クリュウの快感は一気に
高まっていった。
「あ、あ、アニキ、アニキいいよぉ!」
ずっ…ずっ… ずっ……
「ラジィっ…出すよ……!」
「きて……!アニキぃぃ…!」
その瞬間、少女は最愛の人に導かれて、オンナになった。
(…良かったですね、ラジィちゃん)
ラジィが満たされた顔で達したのを見届けて、シュガレットは温かく
微笑んだ。
以前…というかついさっきまでの自分なら、クリュウに近付く自分以外の
異性は例えライクとラブの違いも良く解っていないラジィでさえも追い払い
たがっていただろうに、どうしたというのだろうか。我ながら理解出来なかった。
「ラジィ…頑張ったね」
「……うん、アニキとシュガレットが優しくしてくれたから」
今回の件は自分の迂闊さが招いたからか、彼女の健気さに心打たれたか。
「そんな…ラジィちゃん自身の頑張りですよ、もっと胸を張っていいんです」
どちらにせよ、今は彼女の幸せを心から祝福したかった。それが例え、
自分を蔑ろにされた行為でさえも。
そう願ったのがエルゴに通じたのか、彼女の主は思わぬ事を口にした。
「じゃあ次はシュガレットも、ね」
「え…?」
「うん…ボクもお礼に……」
そう言ってシュガレットに四つの眼が向けられる。まさかここで自分に
話が移るとは思っていなかったので、彼女は少し動揺した。
「え、えっと…私は……」
「おいでよ、シュガレット」
「一緒に…気持ち良くなろうよ……?」
To be continued.
776 :
ばななん王子:2007/01/10(水) 01:10:45 ID:ojTELZyL
杞憂でした(´・ω・`)。次回も何時になるか解りませんが待ってて下さい。
あ
なんかもう皆新しいスレ書き込んでるがこっちかなり残ってるな。
後一本くらい書き込めるんじゃないか<SS
「……俺は、どうすればいい…?死ねばいいのか………誰か、教えてくれよぉ」
頬を泪が流れた。止めようとしたけど、後から後から溢れてくる。面倒だ。このままでいいか。
「………」
そのままの格好で、ずっと空を眺めていた。幸い人通りはなく、これ以上惨めな姿を見られることはなかった。
不意に、花と土の香りがした。大好きな香り。俺の大好きな人の香り。そして、視界を塞がれた。
「のわぁッ!?」
「ムイムイッ!ムイッ」
「オ…オヤ、カタ?」
顔の上の生物を摘み上げる。手足をバタつかせながら、ムイムイと騒いでいた。コイツがいるってことは、ここは…。
「こんなところで、どうしたんですか…グラッドさん?」
ああ、エルゴよ。なにもこんな時に、この人に会わせなくてもいいだろ…。一番会いたくて、一番会いたくない女性が…
「怪我してるじゃないですか!?とりあえず家に来てください!」
そこに、立っていた。
「はいどうぞ。熱いから、気をつけてくださいね」
コトリ、と薬草茶の入ったカップが置かれた。湯気がたゆたい、柔らかな香りが広がる。
「すみません。こんな遅くに…」
俺が寝ていたのはミントさんの家の前だった。オヤカタが臭いで見つけたらしい。
ミントさんはテーブルの向かいに座っている。が、眼は合わせられない。今の俺は、ひどい顔をしてるだろうから。
「それで…本当にどうしたんですか?あんなところに倒れて、手も怪我して…」
尋ねられて、俺は曖昧に首を振り薬草茶を啜った。包帯の巻かれた手が少し痛い。口に広がる温かい味わいが、荒んだ心を緩めてくれた。
「話したくないなら、話さなくてもいいです。でも、それで心配になる人間がいるのを忘れないでください」
「っ…」
この人はなんで、俺なんかに優しい言葉をくれるのだろう。
「本当は…」
「え?」
この人になら、俺の情けない悩みを話してもいいかな?それで嫌われても、もういいや。
「本当は、わかってるんです…誰も、俺を裏切ったわけじゃないって…
自分が勝手に、悪い方に考えてるだけって…わかってるんです」
いきなりこんな事を言っても、ミントさんはワケがわからないだろう。正直俺自身、なんでこんな鬱なのかわかってない。
ショックが大きすぎて、情緒不安定に陥ってるわけだし。
「…よくわからないけど、グラッドさんは理解はできても納得できない。そういうことですか?」
どうなんだろう?よくわからん。ただ、ライとミルリーフがヤっちゃってるのがショックで、そっから色々ありすぎて…
「…認めたくない、ってのが正解でしょうか…」
「うーん…やっぱり、よくわからないです。詳しく話してくれますか?」
俺はこの二日間に遭遇したことを、掻い摘まんで話した。ライのこと。テイラー氏は…伏せといた。アルバのこと。その他諸々。
話し終えると、ミントさんは顔を赤らめていた。恥ずかしそうに俯いている。なんだか、とても可愛らしかった。
「みんな、すごいですね…」
「ええ、まったく」
「すぐに作りますからね」
そう言ってエプロンを身に着けるミントさんを見て、ものすごくドキドキした。っていうかおっきした。
「ありがとう、ございます」
「いえいえ」
大きくなった紫電槍を悟られないように、テーブル上のオヤカタを指で撫でた。今噛まれそうになったのは気のせいであってほしい。
「〜♪」
台所のミントさん。美しい。いや、もうこの魅力は兵器だわ。
その姿を眺めていて俺は、ミントさんを抱きしめたくなった。いや、抱きしめることにした。
「〜♪………ひゃっ!?」
初めて触れたその身体は、とても柔らかかった。
「えっと…あの、グラッド…さん?」
「…今だけは、こうさせてください」
小さな声で懇願した。今日だけでいい。もう少し彼女に触れていたい。
「…自分は貴女を、愛しています。好きです、ミントさん」
「っ…」
彼女が、小さな肩がピクンと震えた。戸惑っているのが伝わってくる。
「返事はいりません。ただ、伝えたかったんです」
「………」
「…すみません」
「……この街に来てすぐ、お友達になった人がいるんです。
その人は…私と話す時だけ、口調が変わるんですよ。最初はそれが笑えちゃって、面白い人だなあって思って…」
ミントさんは、俺に抱かれたままの体勢で、言葉を紡いだ。これは、俺のことだろうか。
「でも、すごく優しい人なのも知ってて…優しくて面白い人って思ってたんです」
そうか…。少なくとも悪い感情は持たれてないらしい。少し安心した。
「最近あの事件が起きて…その人はいつでも敵と私の間にいて、守ってくれたんです。
戦ってる時は、背中しか見たことないくらいで…。それに、ちょっと怪我しただけで、飛んできてくれて…」
「………」
「その内に思ったんです。ああ…この人はきっと、私のことが好きなんだろうな、
って…それからは…嫌でもその人を意識しちゃって」
「…っ」
「知ってますかグラッドさん…?」
何を、ですか?その言葉は、結局口から出なかった。
「人は…好意を寄せられ続けると……相手のこと…好きに、なっちゃうんですよ…?」
「ッ!?」
息が、できない。
「だから…」
だかラ…ナニ?早くハヤク早くハヤク早くッ!!オレヲ殺ス言葉ヲクレェッ!!
「だから…今日だけでいいなんて、言わないでください…私が、いやです」
ア、アァッ…俺は、貴女に会えて…本当に、よかった。
「グラッド…さん?」
「ぅ…ううっ…あっ…」
泣いていた。彼女の肩に顔を埋めて、縋るように。強く抱きしめて、腕の中の人がいなくならないように。
「…グラッドさん、泣かないで」
「…すい、ません」
何分泣いていただろう。やっと落ち着いて、フラフラと椅子に崩れ落ちた。
「グラッドさん!」
ミントさんが支えるように寄ってきてくれた。この人は、本当に優しい。
「大丈夫…嬉しすぎて、つい…」
「グラッドさん…」
彼女は、俺の頭を抱きしめてくれた。うん。当たってますよミントさん。貴女のその二つの神々しい膨みが。
「…当ててるんですよ?」
おっと、どうやら口にしていたらしい。いや、っていうか当ててるって。
え?これフラグビンビンじゃね?俺のフラッグスピアはもうビンビンだけどな。
「ミントさん…」
「グラッド…さん」
顔を上げ、ミントさんをしっかり見つめる。彼女もまた、俺をしっかり見てくれた。
見つめ合うこと数瞬、お互いが顔を近付ける。と…
「ムイムイ〜ッ!!!」
「のわぁッ!?」
「きゃっ」
ヒゲがいきなり顔の前に現れた。邪魔をしやがって、このやろう。
暗殺者は倒せても空気は読めないらしい。
「お前なぁ〜」
「ムイッ?」
首根っこを摘み、ジト眼で睨んでみる。今キスできそうだったのに、このナマモノのせいで…。
「グラッドさん」
「え?」
振り向いてすぐ、何かに唇を塞がれた。何かはすぐにわかった。
初めてのキスは、微かに薬草茶の味がした。
「んっ…今日は、これくらいにしておきましょうか…」
「ぁ…ぅ…そう、ですね…」
俺は、生まれて初めての幸せを手に入れた。こんなに嬉しいことはない。童貞なんて気にしないさ。だって、ミントさんがいるんだから…。
「ミントさん…大好「ム〜イッ!ムイムイッ!」
空気読めヒゲ鼠。
おしまい
それでは投下しますね。ギアン×フェア物。前半の今回はストーリーに沿ったもの。
若干のセリフ変更みたいなのがありますのでご容赦を…。
あと今回は強引系なので苦手な方は注意して下さい。
フェアがキャラ違うとは言わないで…
後半のギアンに笑わされっぱなしだった
/ИИ//
ヽ >
< \ >
( ^o^ )> ウソだ、ウソだ、
欺瞞欺瞞 >ウソ、ウソ、
‖瞞11∪νウソ、ウソ、
‖欺11|ウソ、ウソ
-瞞―ウソウソ
∪欺∪ウソウソ…ッ
携帯からだからズレてるかもしれない
世の中には情だの恩義だので動く人間がいる。人は一人では生きていけないとご大層なご高説を述べる連中もいる。
こういう者達ほど動かし易いものはない。外面を使いこなし、信用させるよう仕向ければそれだけで忠実な手駒が完成する。
そしてその矛先は自分でなくともいい。
神輿は派手なほど、鮮やかなものほど人は夢中になる。
その点では我ながら良い「拾い物」をしたと思っている。
物静かで気弱な、しかし人目を惹く彼女は自分の目的にもその手段にも大いに役に立ってくれた。
過去の罪を悔いる老人。国から見離された将軍。そして呪われし獣人。
誰もが、我らが「姫」の為にと命を惜しむことなく動いてくれる。
自分はただ「姫」の側近として、後見として裏方に徹していればいい。
牙も爪も目的の為だけに研いでおけばいいのだ。これほど愉快な事はない。
舞台の役者になる必要はない。踊れ踊れニンゲンどもよ。自分が主役である事を疑わず、愚かにも三枚目を演じてみせろ。
華やかな夢を見て、叶わぬ願いを掲げて、戦って戦って――そして死ね。
今は濁ってしまった泉の前、青年と少女が立ち会っていた。この場、この瞬間だけは敵同士である事を忘れながら。
「そんな……じゃあ貴方は子供の頃から虐待を……?」
雪のような白い髪を持つ少女は敵対する事など露にも思わず、ただ青年の過去に耳を傾け、そして驚きを隠せない。
「そうさ、あの祖父は狂ったように私をいたぶったのさ。実験と銘打ってはいたものの本当の所、
ただ私に憎しみをぶつけたかっただけなのかもしれないがね。だから……殺したんだよ」
激しく燃える炎のような赤い髪を持つ青年は、その瞳にも憎悪の炎を灯しながら過去を語る。
「理解してもらえたかな?血が繋がっていようとニンゲンは異分子には容赦なくその刃を向ける。
…君にそうなってもらいたくはないんだ。君に私と同じ道を歩んでもらいたくはないんだよ、フェア」
フェアは答えられない。眼前にたつ青年―ギアンが嘘をついていないと理解出来たからこそ答えられない。
顔をうつむかせる少女にギアンは尚も言葉を続ける。
「君も幼い頃から家族に触れ合うことなく独りで過ごしてきた。幼馴染の友人がいたようだが、それでも孤独感は隠せなかっただろう?
時折、寂しさが募っただろう?何故自分は独りなのか。どうして自分の傍には誰もいないのか。
そんな自問が頭を何度もよぎっただろう?………こんな境遇を、世界を呪ったことがあるだろう?」
「わたしはっ…!そんな事……」
続ける言葉が出ない。否定など出来るはずがない。ギアンの言うことに何一つ間違いはなかったのだから。
言い当てられて悔しいのか、それとも自分を理解出来る人がいたことに嬉しかったからか。
どちらかはわからないが思わず涙が出てきて、それを見せたくなくて後ろを向く。
その一筋の涙を見て、ギアンの心にある感情が浮かび上がってくる。
二人の唇が合わさろうとしている。同じ境遇の、同じ傷を持つ二人が互いの隙間を埋めようとして。
だがそれは叶わない。決定的に違う所が存在する為に。
「だ…だめぇ!!」
フェアがギアンの腕の拘束を解き、突き放す。
あと少しで手に入れられたものが零れ落ちていく。掴んだと思ったのに、砂のように水のように手の平からすり落ちていった。
「…どうして。何で逃げるんだ、フェア?」
「…貴方が嘘を付いていないのはわかるよ。わたしの事を案じてくれてるのもわかる。わたしの事を真剣に思ってくれるのもわかるよ?
でも……でもわたしにはまだ貴方がわからない。そんな優しい顔が出来るのに、どうしてあんな酷い事ができるの!?」
人間の醜さとおぞましさを知るギアンとそれを知らないフェア。その溝を埋めるのには時間がかかる。
そして何よりもフェアは今まで普通の人間として暮らしてきたのだ。
人間として感情を育ませてきたのだ。だからギアンの心の奥までは見えないのだ。
「…何で分かってくれないんだ。君なら…私の心情を理解してくれると思っていたのに」
だが今のギアンにそう考えられる余裕はない。あるのは拒絶されたという思いだけ。
「ただ傍に居て欲しいだけなのに、どうしてボクを拒絶するんだよぉ!?」
急に態度を豹変させる様子に思わず怯えてしまう。違う、違うのだ、先ほどまでのギアンとは。
「君もボクを否定するのか!?君もボクを苦しめるのか!?あの祖父のようにボクを幽閉して虐待するのか!?
望まれなかった命というだけでボクを世界から切り離そうとするのかっ!!」
感情を抑えることが出来ない。知ってほしかったから、理解してほしかったから。だからこそその反動は大きい。
「ギアン…貴方、そこまで苦しんで…」
ここでようやくフェアも理解する。今目の前にいる青年はまだ小さな子供なのだと。
何も与えられずに極限まで飢えてしまっているのだと。――だが遅すぎた。
「ははっ、ふははははっ!!そうか、そうじゃないか。…初めからこうすれば良かったんじゃないか!」
ギンッ!
同時にその赤い瞳から魔力が溢れ出す。
「うあああっ!?…か、からだ…が…」
邪眼を繰り出してフェアの動きを止める。そう、傍に居てくれないのなら手に入れるしかないではないか。
「ごめんよ、でも君がいけないんだよ?君が私の言う事を聞いてくれないから」
『私』――。戻った言葉遣いにフェアはギアンを見て、更に恐怖する。
初めて会った時に感じた暗く冷たい威圧感。その燃えるような赤い瞳からは世界への、父親への憎悪が込められている。
先ほどの優しい青年の面影はもうどこにもない。薄く笑った顔はもう他人を物としか見ていない。
「私は欲しいものは何だって手に入れてきたんだ。…たとえどんな手を使おうともね」
動かぬフェアの体を捕まえて顔を上げさせる。不安と恐怖に満ちたその顔がたまらなく劣情をかきたてる。
少女の同意を求めずにその唇を奪う。
ただ触れるだけでなく、舌を捻じ込み口内を弄び、自らの唾液を流し込み飲ませる。
最初の唇が触れ合おうとした瞬間の清廉さはどこにもない。人の醜さだけしかここにはなかった。
一周目無限回廊だと
「さあミントさん俺がこいつらを引き受けているうちにロードタウロスをあいておまドリルは痛ああライプラーマサンキューってぐはあ?
やめくそおい熱っ誰だ遠距離攻撃とかイタイイタイちょもう誰でもいいから大聖浄でもいいから早く」ドゴォォォォン
って感じだな兄貴。でも生きてるのがすげえ。
187 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/01/01(月) 20:07:50 ID:0WZxaXwP
>>185 まぁなんだ…兄貴、泣くなよ
188 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/01/01(月) 20:26:20 ID:yctQjbpz
グラッドの同僚っていないの?
一人だけなの?駐在軍人
189 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/01/01(月) 20:29:20 ID:nrNLrLGJ
いないんじゃねえの? いたら流石になんか言うだろ。
一応同盟国との国境沿いだし、そうキツく警備もしないんじゃね?
190 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/01/01(月) 20:43:16 ID:oFUvrGo5
>>188 片田舎のおまわりさん グラッド巡査みたいなものか
191 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/0
ルシアン「ええぃっ!!」
敵兵(エリート)「(俊敏に変更)踏み込みが足りん!」
バシッ
敵兵(エリート)「(見切りに)フッ、噂ほどでは・・・んっ!?」
アロエリ「そこだっ!」
バシッ
敵兵(エリート)「間合いが甘いっ!・・・ふん、射程距離外からか。意外とせこい手を使う奴だ」
セイロン「ならばここは我に任せておけ!!」
敵兵(エリート)「さあ、楽しませてくれよ!!(カウンターに)」
セイロン「吼龍連舞撃・・・ホワタァァ!!」
敵兵(エリート)「あびばぁぁっ!?」
遥か彼方でリシェルの召喚術が炸裂し、二人の敵兵を吹き飛ばした
風に乗って届く「あびばあぁぁ」という叫び
その響きが、ルシアンの魂を熱く燃え上がらせる
「弟より優秀な姉など、いるわけがないッ!」
突き進むルシアン
だが、彼の前に一人の男が立ちはだかった
ルシアン「おい、お前! 僕の名前を言ってみろっ!」
敵兵(銃)「あびばっ!」(攻撃するも、ブロックで防がれる)
ルシアン「……この、左手の盾を見ても――僕が誰か、分からないのか?」
敵兵(銃)「あびば」
ルシアン「そうか……お前、死にたいのか」
敵兵(銃)「あびばぁっ?」
ルシアン「もう一度だけチャンスをやろう……僕の名前を言ってみろっ!」
敵兵(銃)「あびばっ!」
ルシアン「僕はね、馬鹿が大嫌いなんだよ……死ねえっ!」(攻撃)
敵兵(銃)「ホワタアアアアァァァ!」(反撃)
ルシアン「あびばあああああぁぁっ!?」
ライ「うーわ、またブレイブが」
ミルリーフ「っていうか、ちゃんと横から攻撃すれば大丈夫だったんじゃ……」
155 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/01/10(水) 08:16:11 ID:BLD6xbbf
ルシアンなぞプルートしてくれる
156 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2007/01/10(水) 12:48:33 ID:wHsOWPOp
>>151 ディバイン・クルセイダーズに帰れw>エリート兵