森永あい作品でエロパロ!

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1名無しさん@ピンキー
森永あい作品でエロパロが読みたくて立ててみた
2名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 23:56:33 ID:UzM46MNu
鳥居ちゃんと先輩のが読みたい
3名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 00:12:27 ID:/4g7D+xb
懐かしい!
なかなか進展しないホッケーで泉×ハナみたいな
4名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 00:14:19 ID:lPc8v7XB
千本木とあきら(体桃井)は801になるのか普通でいいのか迷う所だなって思う
5名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 04:18:35 ID:fIqPTgzq
>>1

実は待ってたから嬉しい
近いうちなにか投下する!
糸魚川×ハナあたりかな
6名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 04:26:31 ID:uWDqimlS
>>4
あれ作者があきらを女性扱いで描いてる気がするから自分的にセーフ
むしろどんとこい!
7名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 03:18:15 ID:fIZdtqoL
こんなスレ出来てたのか!
御村×よしこキボン
8名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 03:20:55 ID:fIZdtqoL
上げてしまった…スマソ
9名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 22:24:54 ID:m2QFQZbP
池上×太郎キボン
順番が重要w
10名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 15:41:46 ID:Adx41+22
池上太郎たまらんな
「山田くんが貧乏でも一回くらい…っ!」
みたいな感じの襲いっぷりが見たい
11名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 04:48:31 ID:AOYhhutw
>4
千本木とあきら、正座して待ってる
12名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 03:05:02 ID:CBDDm7e7
誰もいないのか
淋しいな
13名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 17:37:16 ID:FPknwXv7
誰か泉×ハナ、千本木×あきら(体桃井)で本作ってくれないかなーマジで買うんだけど
14名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 09:24:59 ID:ZeG2G0jD
>>5さんの糸魚川×ハナの投下を待ってます。
15名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 02:55:02 ID:QvYGDAOk
あけおめ!もう少ししたら糸魚川×ハナを投下するぞ!
16名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 01:46:55 ID:XVVWl3Lm
楽しみにしてるよー
17名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 05:31:09 ID:7e73B+RI
ホシュ
18名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 02:26:57 ID:VKdIj658
サークルさんでエロパロやってる人おらんのかね
19名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 06:13:41 ID:D/Uy1K0o
ほしゅ
20名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 17:28:59 ID:8u4/Rhf1
>>15さんまだかな〜?
21名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 23:46:48 ID:iPBQNowe
糸魚川×ハナはまだですか?
22名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 23:07:03 ID:hjsGEp9g
千本木×あきら(もちろん身体は桃井)が見たい!
23名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 00:56:27 ID:e+9nbwb5
ホシュ
24名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 01:53:28 ID:a08zkBr3
糸魚川×ハナまだかな〜
25名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 23:19:20 ID:ULqGD58B
あげ
26名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 20:39:25 ID:R87BFSC0
ハナからコックリさん出ていかずにそのまま泉と…
みたいなのが読みたい。
27名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 00:00:00 ID:hzQ7Vk6Y
糸魚川×ハナ…
28名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 19:42:16 ID:gJ+INDoO
4巻読んだら、千本木×あきら(もちろん身体は桃井)が読みたくなった。
職人さんお願いします!
29名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 01:52:15 ID:J/YmbPkt
ほしゅ
30名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 00:11:08 ID:Cry9EkPT
糸魚川×ハナ書くって言ってたお方はもう来ないのかな…
ずっと待ってますよ〜。
31名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 17:41:38 ID:oRMm9Wfa
 
32名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 19:56:21 ID:mS/45ltC
今月でホッケー部が最終回なのか、それだけが心配
33名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 21:01:16 ID:j9Mf26/J
えっ!?マジですか?
34名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 07:50:42 ID:HhikIXZI
千本木とあきらキボン!
35名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 03:19:03 ID:ucX56uk7
ほしゅage
36名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 20:50:05 ID:bQdrCV46
あきらたんハアハア
37名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 21:35:55 ID:40iLm98s
森永ラブ
38名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 23:23:02 ID:bQdrCV46
「せ…千本木君?」
「あきら…そろそろいいだろ?俺はもう我慢できないんだ!」
「ギャーッ!たすけてーおまわりさ…うんっ。」
あきらの悲鳴は千本木の唇によって封じられた。
「俺をここまで本気にさせたお前が悪いんだ…可愛すぎるお前が…」
「僕は…千本木…お前とずっと親友でいたかっただけなのに…ぐすん。」
「じゃああの時、俺と付き合うと言ったのは嘘だったのか?」
「それは…」
「もう、あの頃には戻れないんだよ。ここまで好きになってしまった以上
お前を女としてしかもう見れないんだ。」
「千本木…。」
「あきら…。」
「ねえ…。千本木が好きなのは僕なの?それとも桃井さんなの?」
39名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 04:48:51 ID:uoO1xzEc
投下キター!ワッフルワッフル!!
40名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 09:21:05 ID:B+9xzgtL
「俺がお前のことをあきらって呼んでいるのは何故だと思う?
お前を桃井だと思っていたらあきらだなんて呼ぶはずないだろ。」
その言葉を聞いたあきらの心中は複雑だった。
古くからの友人である千本木が今でも自分のことを思い続けてくれる
のは嬉しいことだった。
だが、それはあきらが望む友情という形ではなかったのだ。
親友が喜ぶことなら何でもしてあげたい。でも、それは今までの友情が
崩壊し、男と女という新たな関係が再構築される儀式でもあった。
そんな心中を知ってか知らずかあきらの耳に千本木は息を吹きかけた。
「やっ…」
あきらの顔は真っ赤に染まった。
41名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 16:46:12 ID:hf7uIFuZ
待ってました♪
ワッフルワッフル!!
42名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 18:43:59 ID:ujcOdPhw
期待保守
43名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 11:04:56 ID:OwXHpZJ+
千本木はあきらとの距離をさらに詰める。あきらの腿に千本木の硬いものが当たった。
「ひっ…!」
あきらは必死で逃れようとした。
だが、それがかえって千本木のサディスティックな欲望に火をつけてしまった。
「せ…千本木。冷静になれ。これは僕とお前だけの問題じゃないんだ。
これは桃井さんの身体なんだ。自分の知らないところで初めてが失われたら
桃井さんがかわいそうじゃないかっ!」
「あきら。お前の方こそあそこまで自分の身体が好き放題にされているのに
それでも桃井の身体を守ってやろうとするのか?」
「だって…桃井さんは女の子だし…。」
「お前のそういう優しいところ、小学校の頃から変わってないな。」
でも、そういうところが俺は大好きだ。」
「だ、だからダメだってば。ぎゃっ!」
千本木は再びあきらの唇を奪い、乳房を弄った。
44名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 16:39:29 ID:crKMkQ2i
続き期待してまつ
45名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 02:02:26 ID:OY3QKkyx
ペケ3、昨日4巻手に入れた!
次は半年後か…

>>40
続きwktk
46名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 12:10:19 ID:X+P28sol
(そんなところ触るな…)
あきらの男としての自尊心はもはやずたずただった。
だがそれと反比例してマゾヒスティックな感情が彼…否、彼女の心を
支配しつつあった。ショーツは既に濡れていた。
(感じている?僕が?)
あきらは理性が弾け飛んでしまいそうなところを、頭の中で状況を整理した。
(とにかく千本木に濡れていることを悟られるのはまずい。気づかれたら
きっとあいつはそれを口実に僕を一気に責め落とそうとするに違いない。)
その千本木はあきらを責める手を止め、あきらと距離を置いていた。
それは、あきらを絶望の淵に陥れる一言を放つためだった。
「あきら。濡れてる。」
あきらの顔面は蒼白となった。
「ち…ちが…これは深ーい事情がっ!」
千本木はあきらの必死の弁解を見てニヤリと笑った。
「やっぱり濡れてるんだ?」
あきらは千本木がお得意とするはったりに騙されたことを察した。
47名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 00:21:53 ID:Z0h7NRob
>>46
なんというエロメガネ。
不安と恐怖に慄くあきら(in桃井)の表情から、
あきら本人も気付いていない微かな期待を読み取っている。
この男は間違いなくサディスト。
だが、それがイイ。
48名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 11:34:04 ID:xQ126mFr
「往生際が悪いぞ。男らしく覚悟をさっさと決めろよ。あきら。」
「で、でも…。」
千本木はズボンを脱ぎ、トランクスの隙間からそれを取り出した。
「初めてを捨てるのはさすがに無理でも手でするくらいならできるだろ?」
「むぅ…。」
あきらは千本木のそれをまじまじと観察した。
あきらが男だった頃に所有していたものと比べるとやや小さく包皮が亀頭に
被さっている。仮性包茎だ。
(何だかかわいい。)
あきらは母性本能をくすぐられた…が次の瞬間、我に返った。
(何だ!今の!うわあああああああああああん!)
あきらは女性化する自身の感性とこれから自分がやらされようとしている行為に
戦慄が走りサブイボが全身の毛穴から立ってしまった。
(お父さん、お母さん、ごめんなさい。あきらはもうオムコに行けそうにありません。)
49名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 01:46:35 ID:xJv9t5Be
仮性千本木テラワロスwwwwww
50名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 02:04:12 ID:v9Ge1Lyd
>あきらは母性本能をくすぐられた…が次の瞬間、我に返った。

なんという悪足掻き。
あきらの慌て振りを見ただけでワクワクしてしまった。
いまさら自身の女性化を憂いても、間違いなく無駄な抵抗。

   / ̄\
  | ^o^ |  
   \_/
51名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 10:56:38 ID:0jWtHSU8
>>7 御村×よし子萌え…

よし子って御村のことなんて呼んでた?
託也兄ちゃんだったよね?
書いてて不安になったので教えてくれー。
お願いします。
52名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 14:59:28 ID:RB7UGEn/
あきらは千本木のそれを握り上下に動かした。元男なだけあってコツは心得たものだった。
「気持ちいいよ。あきら。」
しかし、当のあきらは千本木のそれを握りながらも心はここに在らず。
頭の中では桃井との行為を夢想していた。
(桃井さんになら、強引にされてもいいかな…)
「あきら。今、何を考えてるんだ?」
「う…ううん!何でもない。何でもない。」
しかし、千本木はあきらの本心を見抜いていた。桃井への未練が未だ残っているその心を。
千本木は急にあきらの身体を押し倒し、両腕をねじ伏せた。
「気が変わった。今すぐお前を俺のものにする。」
「え!?」
突然のことにあきらは放心状態になっていた。
千本木はあきらの服を脱がしにかかる。
「せ…千本木!や…め…!」
菜々子の身体とはいえ所詮男女の体格差。あきらはあっという間に全裸に剥かれてしまった。
「あきら…綺麗だ。」
「ひ…ひどいよ、千本木!親友だと思ってたのに。何でこんな酷いことを…」
「前から言ってるだろ?好きになったからに決まってるだろ。」
「で…でもこんなのって…!」
「あきら…」
(うわあああああああああああ。)
千本木のそれがあきらの処女膜に達しようとしていたそのときだった!
53名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 22:09:00 ID:aw8GEh9q
>>51
御村×よし子イイ!
自分の記憶では御村のあんちゃんだった気が。
54名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 14:22:39 ID:gPEyNFpc
>>52
ワッフルワッフル囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲囲
お前は神だな
55名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 21:12:15 ID:J2jM9FlL
「みむらのあんちゃん」
「たくやにいちゃん」

の2パターンがあったと思われ。
56名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 00:41:31 ID:iZDTmSbQ
大人になってからはたくやにいちゃんなんだけど
いざ行為に及んだときに無意識にあんちゃんって呼ぶと可愛いな
57名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 02:26:24 ID:Erd+U/4e
高校生御村×小学生よし子
大学院生御村×女子高生よし子

どっちもいいな
58名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 03:35:41 ID:qDLM0UBP
糸魚川先輩とハナちゃんはないのかなぁ〜?
ハナちゃん、今までの森永作品の女の子の中で一番好きw
59名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 20:12:18 ID:eqn361bE
「ういーっす。千本木、遊びに来てやったぞー。」
玄関から聞き馴染みのある呑気な声が響いてきた。
「も…桃井さん。」「しまった!」
2人は現実に引き戻された。菜々子に今までの行為が
バレたら何をされるか分からない!
裸ソックス以上に千本木が襲われる以上にもっと
危険な嫌がらせが待っているだろう。
「返事がないのなら勝手にあがるぞー。」
二人はあわてて身なりを整える。
「何やってんだおめーら?」
「な…何にもないよね?千本木。」「あ…ああ。」
「あ、そうだ、千本木。この間貸したエロビデオ返して
 くれよ。また、おかずにしようと思ってさ。」
(も…桃井さん。僕の知らないところで何をやってるんだこの人は。)
あきらの頭痛の種がまた一つ増えたとさ。
完。

中途半端ですがフィニッシュまでいっちゃうと原作の世界観を
破壊しちゃうかなーと思ったんでこのあたりでストップしておきます。
60名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 18:03:19 ID:E/kusz5y
>>59 GJ!あきら萌!
61名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 11:34:53 ID:AoDe+vco
保守
62名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 15:31:12 ID:mayAZwxS
あn
63名無しさん@ピンキー:2007/04/16(月) 15:12:59 ID:dmYzoFO6
ハナまだー?
64名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 00:39:35 ID:wTr0B2nl
鳥居ちゃんと先輩おねがい
65名無しさん@ピンキー:2007/04/24(火) 22:57:42 ID:uhuTQdhM
「鈴木…」
落ち着きのあるハスキーボイスが頭上から降ってくる。
「…糸魚川先輩…?」
ハナは状況が理解できない。
何故、壁に追い込まれてる?何故、手首を壁に押し付けられて拘束されてる?
普段も意地悪で怖いが、またそれとは違う怖さが今の糸魚川にある。
冷や汗が、出る。

いきなり糸魚川の顔が近づいて来た。何をされるかと思い目を固く閉じる。

―――…唇に触れたのはひんやりとした柔らかいもの
何かと思い目を開ける。

すぐ目の前には目を閉じた糸魚川…。
『キスを、された…!??』
理解するのにハナは少し時間がかかった
66名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 20:07:55 ID:MthsCrbq
kita----------------!!!!!!!!
67名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 22:25:42 ID:eB4/bN6E
wktk
68名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 20:45:17 ID:RCTIiFaf
外からがやがやと騒がしい話し声が近づいてくる。織田達の声だ。
そう、ここは部室。

珍しく自発的に部活になんかくるんじゃなかった…

後悔しても遅い…、と思ったときだ。糸魚川は何も言わずに拘束を解いてくれた。無言で背を向けて部室をでていかれる。表情は見えなかった。

緊張の糸が急に切れて思わず座り込む。怖かった…それは正直な気持ち。思わず涙ぐむ。
その瞬間に織田達が入ってきた。






あーもう無理。携帯からすまん。誰か続き書いてくれ
69名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 00:50:55 ID:+PPjISpJ
もう少しがんがってくれ〜
70名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 22:14:20 ID:fZSLYAka
保守
71名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 12:21:17 ID:bvHorRgI
御村×よし子を書いてくださる方いませんでしょうか?
72名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 22:49:34 ID:Gj4B3Ovq
微エロで構わなければ
73名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 08:48:16 ID:QH0ZOw41
微エロで全然かまいません!
よろしくお願いします。
74名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 21:02:46 ID:w/n0DuyJ
保守
75御村×よし子(1):2007/05/17(木) 19:49:44 ID:0IdO0zc6
※ガッツリエロが好きな方はスルーしてください





「それじゃ よし子ちゃん、後はお願いしてもいいかしら」
「はい、まかせてください。楽しんでいらしてくださいね」
「託也っ、頑張るのじゃぞ!!」
「何をですか」

玄関先で御村の祖父と両親を見送ったあと、よし子は軽くため息をついた。
彼の祖父は関西で開かれる茶会に出席。
また義理の両親は近所の人たちと旅行。
2人の義姉は現在京都に住んでいる。
つまり、今夜は未来の旦那である御村と二人きりということだ。
まだ清い仲である2人の間に、何かが起こらないとは言い切れまい。
数日前の夜の出来事を思い出して、よし子は真っ赤になった。
あの夜、御村の浮気にショックを受けたよし子は実家に帰っていた。
もともとこの婚約は二人が望んでしたものではなかったし、9年も一緒にいて、小さな頃から見知っている自分を、御村は妹のように思っているに違いない。
だから年頃になった今でも、キスさえしてくれないのだ。
そう思い悩んでいたときに彼の浮気現場を目撃し、よし子の不満は頂点に達した。
御村と別れようと考えた彼女は、兄である太郎の勧めもあり、実家へ帰った。
だが、その夜謝罪しに来た御村の本音を知り、誤解も解けた二人は、ようやく9年ぶりに甘いキスを交わした。
そして、晴れて結ばれる時が…と思っていたのだが、肝心の旦那さまはあれからキスすらくれず、よし子はまた悶々とした数日を過ごした。
少しくらい、今夜に期待してもバチは当たらないはずだ。
76御村×よし子(2):2007/05/17(木) 19:55:05 ID:0IdO0zc6
「よし子ちゃん?」
「えっ? あ、はいっ」

急に名前を呼ばれて、よし子はぴしっと返事をした。
御村はふっと笑い、家に入るよう促した。
なんだか自分ばかりが空回りしているようで、よし子は非難めいた目で御村を見上げた。

「ん? どうかした?」
「何でもない!」

パタパタと小走りになって、悩める未来の若奥様は先に家へと入っていった。



   ***



何事もなく一日は過ぎてゆき、あっという間に夜となった。
御村の様子はいつもと全く変わらない。
何も、昼間から色っぽいことを期待していたわけではないけれど、舞い上がったり、緊張したりしている自分がなんだか嫌になる。
そういうことばかりを求めてしまうのは、おかしいことではないのだろうか。

(…いつからあたし、こんなだめな子になっちゃったんだろ)

はああ、と深くため息をついて、よし子は湯船のなかで体の力を抜いた。
今夜は早く寝よう。
一晩したら、気分もすっきりするだろう。
そう考えて、よし子は浴槽から上がった。
バスタオルで軽く全身を拭き、下着を身に着け、パジャマを着る。
脱衣所を出たところで、なんとなく喉の渇きを覚えたよし子は、キッチンへと向かった。
居間から人の気配はしないので、多分御村は自室にいるのだろう。
先に風呂に入っていたし、もう寝ているのかもしれない。
なんだか悲しい気持ちになりながら、よし子は冷蔵庫からミネラルウォーターの入ったペットボトルを手に取った。

「よし子ちゃん」
「きゃっ」

いきなり背後から声を掛けられ、よし子はペットボトルをあやうく落としかけた。
「ごめん、びっくりさせるつもりはなかったんだけど」

後ろから御村のすまなさそうな声がする。
よし子はテーブルにペットボトルを置くと、振り向いて笑った。

「ううん、あたしのほうこそ、大きな声出してごめんなさい……あ」

よし子は御村を見て、くすりと笑った。
シャツのボタンが掛け違えている。

「ボタン、おかしいよ」
「え? …ああ」

指摘されてもぼんやりしている御村を見て、何気なくよし子は手をのばし、ボタンを外した。
なんだか、小さな子の母親になった気分だった。
77御村×よし子(3):2007/05/17(木) 19:58:52 ID:0IdO0zc6
ひととおりボタンを締め、よし子はうん、とうなずいた。

「はい、どうぞ」

笑って御村を見上げると、思わず真摯なまなざしと出会った。
腕をつかまれて、よし子はそっと抱き寄せられる。

「太郎が見たら、きっと怒るんだろうな」

御村の体温を間近に感じながら、よし子は小さく笑った。



   ***



「緊張した?」

よし子は御村に甘えるように寄り添い、首筋に顔をうずめた。
きっと初めてするときなんか、混乱するんだろうなと思っていたけれど、案外冷静な自分がいて、なんだか不思議だった。

「……興奮する、って感じかな。…よし子ちゃん、ちょっと…」
「…好き」
「………こら」
「ダメ?」
「………駄目じゃない」

祖父や両親から、孫の顔が見たい見たいとぼやかれていたが、そう遠くない日にその夢が叶えられそうだと、御村はぼんやりと思った。







力不足ですみません
78名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 21:49:43 ID:w2FdgMi5
ネ申キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
GJGJ!むしろ微エロに萌えた(*´Д`)ハァハァ
よし子ったら蜜の味を知ったら積極的になっちゃってw
79名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 22:57:04 ID:Hz4A7Iuq
GJ!
80名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 03:01:21 ID:fRCNd45p
杉浦サン×太郎
あの人には幸せになって欲しい!!
81名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 22:40:34 ID:dhGbsOla
神神GJGJ!!!!!
みむよしだいすきなので嬉しかった

>80
スレ違い
82名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 22:42:19 ID:dhGbsOla
下げ忘れすまん
83名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 10:48:06 ID:p9z3nhS4
0IdO0zc6さん
面白かったよ〜!またお願いしま〜
84名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 09:46:30 ID:amOk1Xnh
85名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 21:51:02 ID:sxaY/J87
86あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:18:14 ID:WDDrHPyj
僕は、上原あきら。
高校2年生。

現在あることに悩まされている。

僕の目の前でかわいらしい女の子といちゃついている男。

その人のせいである。

彼の顔は見慣れた顔のようで、笑った顔とか怒ってる顔は
なんだか新鮮だったりもする。
でももう10年以上も昔から毎日見ている顔だ。
だが、幼馴染というわけではない。

なぜなら僕の顔なのだ。
双子だとかいうわけではない。

僕の顔をしたその男は
桃井菜々子という。
男なのに菜々子?って思うだろう

逆に僕はとてもかわいらしい女の子だ。

そう僕と彼女は
彼女のおじいさんの発明した機械により
入れ替わってしまった。
87あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:18:42 ID:WDDrHPyj
「なんだよ?」

二人を無意識のうちに見つめていた僕に
桃井さんがぶっきらぼうに話しかける。

「なんでもないよ」
僕はイライラしていた、だから言い方にも棘があったかもしれない。
「言いたいことがあるならはっきり言えよな」
桃井さんもまた、少しいらついた様子で僕に言った。
「別にないっていってるだろ」
原因はもちろんこの人のせいだ。
自分勝手でわがままで
どうしようもない。
でもそんな人のことを僕は…嫌いになれないでいる。
だからそんな自分にさえも腹が立っていた。

言い争いをしたいわけじゃない
でも、桃井さんの顔をみると、言わずにはいられなくなる。
だから僕は桃井さんから視線をはずし
そのまま席を立ち教室をあとにした。

「どうした?」
教室をでたところで、クラスメイトに呼び止められた。
「千本木…」
彼は小学校からの幼馴染、千本木。
でもそれは僕が男のときの話で、
今はもう前のように普通の友達ではいられなくなってしまった。
彼は教室の中の二人をみつけ、
「あーなるほどね」
この状況を把握できたらしい。
「別に関係ないよ」
「俺の前ではつよがらなくてもいいよ、あきら」
88あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:19:28 ID:WDDrHPyj
彼は唯一、僕らが入れ替わったことを知っている。
「いつ誰が見てるかわからないんだから、
 ちゃんと桃井さんって呼ぶようにしろよな」
「はいはい」

「もう帰るのか?」
「うん」
「そっか、じゃあまた明日な」
「うん、じゃあね」

千本木はそのまま教室へ入っていった。
やっとこんな風に普通に千本木と話せるようになったのは
千本木のおかげだ。
僕の事を好きだといってくれた千本木。
僕はそんな彼を拒絶した。
でも、千本木はそんな僕を許してくれて
友達にもどってくれた。
僕のたった一人の親友。
僕が千本木のことを好きになれば、
本当はそれが一番よかったんだ。
でも、僕は桃井さんをあきらめることができなかった。

だけど桃井さんは、元親友の椎名真琴と
付き合っている。
僕の体で。

なんで…なんであんな人が、僕は…好きなんだろう…。

僕の体に入って、自分の親友と付き合っているような人なのに…。
89あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:19:49 ID:WDDrHPyj
彼女はもう元の体に戻るつもりがないんだろうか。

考えないようにしてきたことだったけど
このままじゃ、きっと桃井さんは
機械が直ったとしても戻ってくれないだろう。

そうなると僕はこのまま女として生きていくしかなくなる
今まではありえないって思ってたけど

こんな女々しい僕なんて男に戻ったって
きっといいことなんてない
このままのほうがいいのかもしれない…
そんな風に思ってしまうんだ。

そんなことを考えている間に、いつの間にか桃井さんの家の前まで来ていた。
自然と桃井さんの家に足が向くようになっていたんだと
この生活になじみ始めている自分に嫌気がした。
「ただいま」
「おー上原君、例の機械できたぞい」


ポトッ

あまりの突然の出来事に僕はかばんを落としてしまった。

「お、お、お、おじいさん本当にできたんですか?!」
「ああ、菜々子をつれて来たら今すぐにでも稼動できるぞ」
「わ、わかりました!」

僕はあわてて上原家へと向かった
90あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:20:08 ID:WDDrHPyj
僕の家に着いたとき、ちょうど、
桃井さんと椎名が楽しそうに一緒に帰ってきたところだった。

「あ…」
「菜々子ちゃんどうしたの?」

「あ、えっと…」

「なんだよ?」

僕と桃井さんが戻るって事は
この二人を別れさせるって事なんだよな…
こんなうれしそうな椎名と桃井さんを見たら…僕は…

「椎名…上原君の事好き?」
「え…どうしたの突然?
      ……好き…だよ」
少し頬を赤らめて椎名は答えた。

「お前何言わせてんだよ、照れるだろ」
桃井さんもそんな椎名を見て嬉しそうだった。

「そっか…ごめんね突然」

僕は笑ってごまかして、踵を返した。

「おい、何かあったから来たんじゃねーのか?」

僕はその声で足を止めたが、振り返らず答えた
「もう用事なくなったから、じゃあ」

「お、おいっ!」
「ごめん椎名」
「えっ上原くん?!」
91あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:20:31 ID:WDDrHPyj
少し走ったところで
女の子の体力、そしてもともと運動が得意でない僕は
すぐに捕まってしまった。

「おい、どうしたんだよ」
「別になんでもないっていってるだろ
 早く椎名のとこ戻れよ」
「何でもないのになんで、自分の家来てんだよ」
「俺に用事があったんじゃねーのか?」

最近、桃井さんは僕の前でも”俺”というようになった
だんだん、今が普通になって、僕はこのまま…
そう思うと無性に悲しかった。

「桃井さん、椎名は桃井さんの親友だよね」
「え…」
「それとも…恋人?」
「何言ってんだよ」
「椎名のことが好き?」
「あたりま…」
「親友としてじゃなく?」
「……何がいいたいんだよ」

「戻る気なんてないんだろ?」
「…」
桃井さんは答えずに目をそらす。
肯定してるってことじゃないか。

「いいよ」
「なんだお前も女に目覚め」
「機械直ったんだ」
言い終わる前に桃井さんに告げた。
「……」
桃井さんは僕の腕を掴んだまま一瞬固まった。
「はなせよっ」
力強く掴まれた腕を引っ張ると
「そうか…」
その手を離した。
92あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:20:57 ID:WDDrHPyj
予想はしていた、でも悲しかった。
彼女はやっぱり、戻ることなんて望んではいなかったのだ。

「でも、もういいから」
「なにが…」
「いいよこのままで」
「ホントにいいのか?」
「だって…椎名のこと好きなんだろ?」
「……」
桃井さんは少し表情を曇らせ、僕から目線をそらす。
その無言が僕にはとても長く感じた。

答えを待たずに僕は走り出した。
しかし、桃井さんはもう僕を追いかけてくることはなかった…。

「菜々子はどうしたんじゃ?」
「いなかったんだ」
「そうか、せっかく直してやったというのに」

僕はその日布団にはいったものの一睡もできず、寝不足の朝を迎えた。
そして僕はこのまま生きていくことを選んだ。
選んだっていうと少し違うな。
だってそれしか選ぶ余地がないのだから。
93あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:21:20 ID:WDDrHPyj
次の日
校門でにつくと、すぐある人の姿が眼に入った。
桃井さんは僕を待ち伏せていた

「上は―」
「おはよう、上原君」
僕はニコリと笑ってその横を通り抜けた

「おはよう菜々子ちゃん」
教室に着くと、すでに椎名は登校していた。
「おはよう椎名」
「昨日はごめんね、突然変なこと聞いて」
「ううん…なにかあったの?」
「なんでもないよ。ほんとごめん」
「…菜々子ちゃん」
椎名はきっと変化に気づいている
でも、それ以上聞いてくることはなかった。


放課後になるまで、僕は一度も桃井さんと
言葉をかわすことはなかった。


しかし帰ろうとしたとき、桃井さんは
僕を呼び止めた。
「椎名ごめん、先に帰ってて」
「え…あ、うん、わかった…」
「じゃあね、上原君、菜々子ちゃん」
椎名は何も聞かずに桃井さんに言われたとおり
先に帰っていった。
94あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:21:50 ID:WDDrHPyj
「何言ってるんだよ桃井さん
 椎名に誤解されても知らないからな」
「大丈夫、俺信頼されてるから」
「あっそ、じゃあ僕も帰るから」
「待てって」
桃井さんは僕の腕を掴み、
僕はそれを必死に振りほどこうとするがびくともしない。
そんなことにはお構いなしに、桃井さんは話始める。
「前まであんなに戻りたがってたくせに
 なんで急に戻らないなんて言ったんだよ」
「だからそれは昨日も言っただろ」
「おまえ自身はそれでいいのかよ」

「……桃井さんに僕の気持ちなんてわからないよ」
僕は桃井さんを睨みつけて言った。
「そういう、うじうじしたとこがムカつくんだよ
 はっきり言えよな」

「はっきりって何だよ!何を言えっていうんだよ!
 僕が戻りたいって言ったって
 今まで、全然協力だってしてくれなかったじゃないか!」
「千本木のことだって…僕がどんなけ悩んだと思ってるんだよ!」

「千本木?」

「あいつ、僕のこと…今の僕のことが好きだって…そう言ってくれた」
「男同士じゃねーか、きもちわりー」
「桃井さんだって椎名のこと好きならその気持ちわかるんじゃないの?」
その言葉で、桃井さんは真面目な顔に戻った。
「…そうだな…悪い」
「……千本木のこと、好きなのか?」
「好きになれたらよかった……」
「もちろん嫌いじゃないよ、でも…
 僕にとって千本木は、やっぱり親友なんだ」
「そうか…」
「あいつは確かに強引なとこあるけど、ちゃんと僕の気持ちも理解してくれたし
 桃井さんよりずっとずっと僕のこと考えてくれたし、優しかったよ…」
「……悪かったな優しくなくて」
「別に謝ってほしいわけじゃない
 桃井さんにとって、僕って存在がその程度だったってことなんだろ?」
桃井さんは答えなかった。
「…わかってたよそんなこと」
95あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:22:14 ID:WDDrHPyj
「ねぇ、でもさ
 一体どこまで本気なのさ?」
「なにが?」
「椎名とキスしたんだろ」
「椎名から聞いたのか?」

「うれしそうに話してくれたよ」
「いつまで椎名に隠し続けるつもりなんだよ?」
「……」
「ずっと黙って生きていくつもり?」
「…」
「ねぇ桃井さん」

「それを聞いた僕の気持ちってわかる?」

「男なんだからそれくらい気にするなよ」
「はは…」
思わず自分がばからしくなって笑いが漏れた
桃井さんが僕のこと気づいてるはずないし
気にするはずもないよな…

「男だからとかそういうことじゃないだろ?
 …知らない女の人と、その…そういうことしたりするのは
 嫌でも、我慢できるけど…
 でも、椎名とは…違う」

ただ、興味本位で僕の体を使うのは
嫌だけど我慢できた
でも…

「僕が…それをどんな気持ちで聞いたと思ってるんだよ…」
泣くなんて女々しいってわかってるのに
僕は男なのに、やっぱり弱くて
涙が溢れて止まらなかった。
僕は必死に手で涙を拭った。
そっか…僕は失恋したんだよな…。
96あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:22:38 ID:WDDrHPyj
「人の気持ちも知らないでさ…
 僕ばっかり好きで…ほんとばかみたいじゃないか…」

「好きって…」

「こうなるずっと前から
 僕は桃井さんのことが好きだったよ」
ついに言ってしまった。
言ったところで何にもならないってわかってるのに…
でも、終わらせないといけないんだ
だから…
「…でも、もうやめる」

「やめれんのかよ」
予想外の答えだった。
お前になんかに好かれたくない。
そんな風に思われるって思ってた。

「え…」
「そんな簡単に気持ちなんて変えれんのかよ」
「何言ってるんだよ、一方的に好きでも仕方ないじゃないか」
「なんでそんなこというんだよ…
 だってどうしようもないじゃないか…」

「結局その程度なんだろ、やめれるくらいなら
 大して好きじゃなかったんだ」

僕は持ってたかばんを桃井さんにぶつけた。

「本当に好きじゃなかったら
 …っ…こんなに…うっ…悲しくなるわけないだろ…」

僕はそのまま教室を飛び出した。

最低最悪だ。
いつも自分勝手で
自信家で
人の気持ちなんて考えてなくて
あんなこと言われて…
97あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:23:04 ID:WDDrHPyj
でも…
それなのに…嫌いになれないなんて
バカだよ僕は。大馬鹿者だ。
それで結局一人ぼっちになっちゃってるんだから。
ほんと笑えないよ。
父さんや母さんや美羽。
椎名やクラスのみんなだって
僕じゃなくて、桃井さんの僕を必要してる。

誰も僕自身なんて必要としてないんだよな…。
でも…たった一人千本木だけは、僕の味方だった。
悲しいことがあったとき、いつも千本木が話しを聞いてくれて
相談に乗ってくれれたことを思い出した。
それにこんな僕のことを好きだといってくれた。
千本木のこと好きになれば…幸せになれるのかな…
無性に千本木に会いたかった。
きっと千本木は優しく迎えてくれる
でも、それはただ千本木の気持ちを利用してるだけだ
だから、僕一人で解決するしかないんだ。

結局桃井さんの言うとおり
気持ちなんて変えられない…
わかってるだそんなこと

だけど、こうでもしないと
あきらめきれなかった、元の体に戻ることも…
桃井さんのことも・・・

僕はその日、涙が止まらなかった。
その涙が僕の記憶、悲しみを流してくれるなら
どんなによかっただろう。
98あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:23:26 ID:WDDrHPyj
その日から、桃井さんは僕に話しかけてくることはなかった。
だから僕も桃井さんに話しかけなかった。
このまま普通のクラスメイトになってしまうのだろうか。
でも、もう僕にはどうすることもできない。
夢ならば覚めてほしい。
いい夢はいつも、突然覚めてしまうのに。
覚めてほしい夢ははいつまでも覚めない。
神様はなんて意地悪なんだろう。

「ねぇ菜々子ちゃん、上原君と喧嘩でもしたの?」
「え?別にそんなことないけど」
ただの喧嘩だったらどんなによかっただろう。

「そう…?」
「どうして?」
「だって…上原君、菜々子ちゃんの話すると不機嫌になるんだもん…」

「気のせいだよ」

「そうかなぁ…」
「そうだよ」

いたっ…
突然、下腹部が痛んだ。

「どうしたの?」
「なんでもないよ、ちょっと体調悪いだけ、保険室行って来るね」
「付いていこうか」
「いいっていいって、一人で大丈夫だから、椎名は教室戻ってて」
「うん…」

やばい…生理痛の薬飲んでくるの忘れたからか…
まだ、生理の周期とか上手くつかめてないし
薬飲む習慣ないんだよな…

やばっ…倒れ…
そこで僕の意識は途切れたのだった…。
99あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:23:52 ID:WDDrHPyj
―――菜々子視点

あいつは俺が好きだといった。
今の俺が。
千本木は今の上原が好きだといった。
今の上原が。

じゃあ椎名は?
上原が好きなの?あたしが好きなの?

あたしは椎名が好きだ。
その気持ちに嘘はない。

でも、椎名はあたしだと気づいてない。
上原だと思ってる。

椎名の好きなあたしは、いったいどっちなんだろう?

わからない。

そんなことを考えてると廊下の向こうから椎名が歩いてきた。

「よぉ」
「あ、上原君」

椎名は少し、沈んだ様子だった。
「どうした?」
「菜々子ちゃん具合悪いみたいで
 保険室までついていこうと思ったんだけど
 一人で大丈夫って一人でいっちゃったんだけど
 大丈夫かなって心配になってきちゃって」
100あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:24:21 ID:WDDrHPyj
「椎名は優しいな」
「そ、そんなことないよ」

「なんでそんなに桃井のこと心配なんだ?」
「え?あたりまえだよ」
「どうして?」
「だって…親友だもん」
親友だから。か

「もし、俺と桃井が海で溺れてたらどっちを助ける?」
「私じゃ二人を助けれないよ…」
「二人じゃなくて一人だけで浮き輪を渡せるなら
 どっち?」
「そんなの選べないよ…」
「…そっか」
「どうしてそんなこと聞くの…?」


「入学式の日、覚えてる?」
「覚えてるけど…」
「教室までいっしょについていってくれたよな?」
「え?…」
「それで紅白饅頭、自分の分までくれて」
「私上原君とは、入学式の日は…」
「すごい優しい子だなって
 男だったらカノジョにしたのになって…」
101あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:24:43 ID:WDDrHPyj
椎名の目を見た。
困惑の表情。
「…う、上原君…?」
「もしもの話したことあったよな」
「も…しも…?」
「もしも俺と桃井が入れ替わってたらって」
「…そんなことあるわけ…」
「……冗談でしょ」
「…」
俺は答えない。
「ほんと…なの?」
「ああ」
「……嘘……」

「どうして…どうして私と付き合ったの?」
「え…」
「ひどいよ……」
「椎名……」

「ごめん、でも俺、椎名のこと本当に」
「でも菜々子ちゃんなんでしょ…?」
「………うん」
「じゃあ菜々子ちゃんは上原君なの…?」
「……ああ」
「みんなして騙してたんだ」
「ちがっ」
「ちがわない!」
「……椎名」
「それを知って、今までのように上原く…菜々子ちゃんのこと
 好きだって自信もてない…」
「………」

覚悟してたはずだった
でもいざ椎名に拒絶されると
心が締め付けられた。

「…わかった」

「……ごめんね」
俺は首を振ることしかできなかった。
椎名は顔を隠して教室に走って行った。

俺は上原が行ったと聞いた
保険室へと向かった。
102あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:25:05 ID:WDDrHPyj
―――あきら視点

あれ…

目をあけると白い天井が目に入った。

保険室…?

視線を横にすると

僕が座りながら寝ていた。

「桃井さん…?」
「ん…起きたか」
「お前な、俺の体なんだから大事にしろっていっただろ」
「ごめん……」

「気分まだ悪いか?」
「もう大丈夫…」
「そっか」

「桃井さんがここまで運んでくれたの?」
「ああ、椎名に保険室言ったって聞いたから
 向かったら、途中でぶっ倒れてるし」
「ごめん……」
「ああ…」
「…ありがと」
「自分の体だからな」

「なんか話すの久しぶりだね」
「そうだな」

「ずっと言わないとって思ってたことがあるんだ」
「ん?」
「僕さ、あの家出ようかと思うんだ」
「え…」
「あの家はもともと桃井さんの家だし
 ずっとあそこに住むわけにもいかないと思う」
103あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:25:28 ID:WDDrHPyj
「あっ別に桃井さんに僕の家を出てけっていってるわけ
 じゃないんだ。父さん達だって
 僕なんかより、桃井さんのほうがいい息子だって
 思ってるだろうし…」

「……」

「帰るぞ」

「え」
桃井さんは僕の腕を掴んでベッドから引きずり出した

「も、桃井さん??」

「もどるぞ。元に」
「え、何言ってるんだよ、椎名のことはどうするんだよ」
「椎名とは別れた」

「え…」
「ほら、行くぞ」

桃井さんは強引で、僕は成すすべもなく
桃井家へと引っ張られていった。

「じじい、機械使えるか」
「ひさしぶりじゃな、菜々子」

「入るぞ。ほら」
「う、うん…」

「じいさん頼む」

「なんだか、急だが、いくぞい」

「ほれっ」
104あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:26:17 ID:WDDrHPyj
……

………

僕と桃井さんは顔を見合わせる

「じじい、直ってないんだけど」

「おかしいのぅ…全部つないだはずなんじゃが」

「ここがこうなって、う〜む
 ああ、ここが、こうなってあーなって
 すまん、一つ部品が間違っていたようじゃ
 ということで、あと50万ほど必要じゃな」

「おじいさん、それを狙って…」

「別にわしはこのままでもいいんじゃよ?」

「くっ…わかりました、50万用意するから直してくださいよ!」

「結局もどりたいんじゃねーか」

「あ……」

「こんなことだろうと思ったよ」
「あーあ、腹減った。上原を運んだから疲れた。
 なんか飯作れよ」

「はいはい…わかりましたよ」

言葉はきついけど
僕のためにしてくれたんだよな…
桃井さん…
105あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:26:40 ID:WDDrHPyj
「じゃあわしは今日からまたハワイじゃから
 家のことは頼んだぞ」
「ハ、ハワイ!?」
「毎年のことだろ」
「毎年って、あれから1年もたったのか…」
「じゃあな、菜々子、上原君」

おじいさんは、それだけ言い残し、家を出ていった。

「まったく…いつも勝手なんだから…
 さすが血がつながってるだけあるよね」

「どういう意味だ」
「そのままの意味だよ」
「なんだと?」

桃井さんはふざけて後ろから
抱きつくように僕の首を絞める。

「はは…」
「なんだよ?」
「なんかさ…すこしほっとしてる自分がいて…」
「俺もだ」
「え?」
「慣れって怖いな」
「うん…」

「もう少しこのままでもいいかなって
 ほんの少し、ほんの少しだけど、思っちゃった」

「まっ俺はずっとこのままでもいいけど」
「やっぱりそう思ってたんじゃないかー!」
「お前だって、女の方が性にあってるんじゃねーのかよ」
「…」
否定できない…でも僕はやっぱり女の子が…
「なぁ」
「なに?」
106あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:27:04 ID:WDDrHPyj
「いつから俺のこと好きだったんだ?」

「な?!なんだよいきなり」
「まぁそりゃあこんなに美人なんだから
 好きになるのはあたりまえだとは思うけどな」
「桃井さんらしいね」
「なんだと?」
「褒めてるんだよ」
「…」
「僕にさ、桃井さんくらいの男らしさがあれば
 きっともっとかわってたのかなって…」
「もしそうだとしたら、お前じゃねーじゃん?」
「そうだね」
「もしも、なんて考えるだけ無駄だ」
「うん…」
「お前はどうなったとしても、上原あきらだし
 俺は…桃井菜々子なんだよな……」

桃井さんは僕の腰に手を回し僕の体を引き寄せる
「桃井さん…?」
「少し黙っとけ」
「え…」
桃井さんの声は少し震えていた。
泣いてるような気がしたけれど、
きっとそんな顔見られたくは無いだろうから
僕はそのまま振り向かなかった。

きっと椎名のこと…。
桃井さんが本当に椎名のこと好きだったのは
僕が一番よくわかってた。

でも僕はもう桃井さんを放したくなかった。

少しの沈黙。

桃井さんの心臓の音が僕の心に響いていた。
107あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/10(日) 17:27:28 ID:WDDrHPyj
「責任…とれよな」
僕の耳元で囁いた。

「な!何してるんだよ!」
桃井さんは僕の胸を鷲づかみにしていた。
「別にいいだろ自分のなんだから」
「だからって…んっ…」
「何エロい声だしてるんだよ、きもちわりー」
「そう思うならやめて…よ」

「桃井さん…」
「なんだ?」
「なんか背中にあたってるんだけど…」
「ん?ああ気にするな」
「気にするよ!」
「なんで?俺のこと好きなんだろ」
「ぼ、僕は桃井さんが好きなんだよ」
「だから俺が桃井菜々子だけど」
「そうだけど、そうじゃなくって」
「もうどっちでもいいじゃねーか」
「ちょっ」
「なっ何するつもりだよっ!」
「まっ、それは部屋に行ってからのお楽しみ」
桃井さんは不敵な笑みをうかべた。
「なっ何するんだよっ」
僕は桃井さんに僕の部屋までずるずると引きづられ、成すすべもなく
ベッドに押し倒された。
「もっ桃井さんちょっと待って!何するつもりだよっ」
「何って一つしかねーだろ
 男女が一つ屋根の下二人きりなんだぜ?」
「な、何言ってるんだよ
 自分の体とそんなことできないよっ」
「そんなことって一体何だよ」
桃井さんはにやりと嫌な笑みを浮かべて僕を見下ろした
「……そ、そんなこと言えるわけないだろっ!」
「上原くんは純情ですねぇ」
108名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 19:17:42 ID:V5z5P7w7
うぉぉぉぉぉぉぉ
続きを〜!!!
109名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 19:19:56 ID:jUtl7a8I
続きをぉぉ!
110名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 03:49:31 ID:0dcJ4TTG
生理中だけどヤっちゃうの??さすが鬼畜桃井!!
111名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 14:04:14 ID:TfsB/T5P
 _  ∩
(*゚∀゚)彡 ツヅキ!! ツヅキ!! ツヅキ!!
 ⊂彡
112名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 00:39:41 ID:GtDljYoT
>>110
生理直前でも腹痛くなるもんなんだって、ばっちゃが言ってた。
ので、無問題!   
 _  ∩
(*゚∀゚)彡 ツヅキ!! ツヅキ!! ツヅキ!!
 ⊂彡
11386 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/16(土) 12:40:06 ID:u7+zMUbk
連投で規制かかって変なとこで切れてしまって申し訳ない

>>110
すっかりわすれていたよ( ´_ゝ`)
ちょっと改変したから、無理やり感はあるが
その辺はスルーしてくれ。
114あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/16(土) 12:41:02 ID:u7+zMUbk
ダメだ僕の涙腺
止めるんだ
「ったく、すぐ泣くんだから」
「桃井さんがそうやっていつも苛めるからじゃないかっ」
「ああ!もう、中身は女でも、今は男の体に入ってるから
 そういう顔見ると、ヤバいんだけど」
「へ?」
「男も結構大変なんだよ?」
「それ僕の台詞…」
「ふっ…」
「あっ!今鼻で笑ったろ!ヒドイよ桃井さん!」
「お前にそんな台詞は10年早いっての」

「ひゃん」
腹部に急にひんやりとした感触を感じ思わず声がでる
桃井さんは僕のお腹からゆっくりと上へと手を這わせていく。
「いっちょまえにエロい声だしやがって」
「なっなにっあっん」
「ちょっ何服に手っ」
「着たままが趣味なのか?」
「そういうことじゃっ」
「何恥ずかしがってんだよ
 俺の体なんだけど?」
「そ、そうだけどっ恥ずかしいものは恥ずかしいよ!」
「それに、俺の体だからどうしようと勝手だしな」

「どうしようとって…何するつもり…」
「何を今更…」

「あ、そっか、お前童貞だもんな」
「どっ」
「も、桃井さんだって処女じゃないか!」

「度胸あるじゃないか上原」
「言っとくけど俺は”童貞”じゃないから」
「ま、お前ももう処女じゃなくなるけどな」
「なっ…」
115あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/16(土) 12:41:30 ID:u7+zMUbk
「あっ」
という間にボタンをはずされ制服を脱がされていく僕…

「なんか慣れてるね…」
「あたりまえだろ、お前より
 これでも女暦はなげーんだから」
「そ、そうだよね…」

「でもさ…まえに、自分相手にそんなきになれないって…」

「ああ、まぁ、そうだけど、ほらやっぱあたしって
 超美人じゃん?」

「やっぱ桃井さんだね」
「なんだよそのバカにしたような顔は」
「べ、べつに馬鹿になんて」

「へぇ〜そういう態度とるわけ」
「ちょ、ももいさんっ」
「お前って案外怖いもの知らずだったんだなぁ」
桃井さんは僕の胸をぎゅっと鷲づかみにした。
「んっ…」
「懐かしいかんしょ…ん?でかくなった?」
「うん…最近ちょっと…」

「…ほぉ…お前はそんなことわかるほど毎日みてたわけだ」

「ちっちがっ、な、なんとなくだよなんとなく!」


「まぁ今日からは自分で確認するから今回は許してやる」
「毎日って…」
「お前に拒否権はないから」
「そんな…」
116あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/16(土) 12:41:56 ID:u7+zMUbk
「桃井さん…ほんき…?」
「冗談でこんなことするかよ」
「だって…その…僕の体なんだよ?」

「だから?」
「だからその…桃井さん体と僕の体が…その…
 いいの?」

「嫌だったらこんなことしねーっての
 ってかお前、自分の心配しろよな」
「え?」
「ほら、初めては痛いっていうだろ」


「…桃井さんやっぱりやめない?」
「こういう時男なら変わってやりたいとか
 思うもんなんじゃねーのか?」
「うっ……」

「わ、わかったよ…
 でも、優しくしてね…」

「お前…男に生まれてきたのやっぱ間違いだったんじゃねーか?」
「桃井さんに言われたくないよ!」
反論した僕をみて
桃井さんが少し笑った。
「何?」
「いや、まさかこんなことになるとは思ってなかったからさ」
「夢じゃないんだよね?」

「痛くなかったら夢かもな」

「う…どっちもいやだ…」
117あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/16(土) 12:42:20 ID:u7+zMUbk
「優しくするから」
桃井さんがあんまり真剣な顔でいうものだから
「うん…」
僕はただ、頷いた。

桃井さんはスカートを捲し上げるとゆっくりと
僕のパンツに手をかける
「ちょっちょっとたんま!」
僕の声で桃井さんはいったんその手をとめた。
「今更やめるっていってもおせーぞ」
「そ…その何か忘れてない?」
「は?」

「僕たちまだその…キ……キスしてない…」
「はぁ?」
「だ、だって普通はそうだろ?」
「どっちが先いいじゃねーかそんなもん
 どうせやってる最中キスだってやるんだから」
「そういう問題じゃ―…」
「しょうがねぇなーったく」
「あっちょっ…んっ…」
桃井さんの舌…じゃない僕の舌が入ってくる
千本木より上手いかも…
なんでこんな慣れてるんだよ桃井さんは…
「んっ…はぁ…」
ホントは…ホントは軽いキスからはじめたかったのに…
言っても却下されるだろうけど……

キスしてるだけなのに
子宮の奥がキュっと締め付けられるような感覚を覚えた。
118あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/16(土) 12:42:56 ID:u7+zMUbk
キスをしながら、桃井さんは先ほど止めた手を
再開し、僕の下着に触れた。
「桃井さん!ちょっと待って!」
「ったくなんだよ…もう待たないぞ」
「僕…いま生理中なんだ」
「今何日目?」
「5日目だけど…」
「あー大丈夫大丈夫、5日目だったらほとんどもうでねーし」
「で、でもっ」
「俺が大丈夫っつってるんだから、信用しろよ」
「それにどっちにしろ血でるんだから一緒だろ」
それを聞いて僕はまた血の気が引き
また貧血になりそうだった。

しかし、そんなことお構いなしに
桃井さんの手は僕の下着の中へと入ってくる。

やっぱり恥ずかしいよ…

指がそこに触れたとき、くちゅとした音が響いた。

「これ生理だけじゃねーだろ
 グショグショになってるぞ」
「し、しょうがないだろ!自然とそうなっちゃうんだから」

「も、桃井さんだって!」
僕は大きくなった股間を指差した

「自然現象だ」
桃井さんは悪びれた様子もなく言いのけた。
「それじゃ行くぞ、腹括れ」
119あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/16(土) 12:43:19 ID:u7+zMUbk
「う、うん」

軽く僕のそれが僕のあそこに触れたと思った刹那

うわああああああああ

一瞬で貫かれてしまった

「も、桃井さんのばかぁあああああ
 えぐっ…いたひ…よぉ……」

「ゆっくり入れたって痛いんだから
 一瞬のほうがいいだろ」

「だからって…うっ…あんまりだよぉ…」

「悪かったって…泣くなよ…」
「うっ…いたひ…」
桃井さんはゆっくりと引き抜くと
僕の頭を撫でてくれた。
120あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/16(土) 12:43:43 ID:u7+zMUbk
「少しはましになったか?」
「うん…でもまだじんじんする…」
「もうやめるか?」
「大丈夫…続けていいよ」
「つよがんなって」
「つよがってなんかないよ
 僕は…男なんだから」
「今は女だろ」
女扱いされるのも僕としては少し複雑です…。
でも、桃井さんが優しいから
もう少しだけ、優しい桃井さんといたかった。
「変だよ、桃井さん…急にやさしくなっちゃって…」
「俺はいつでもやさしいっての」
「いつもは意地悪だよ…」
「意地悪してほしいのかよ、そっかお前マゾだもんな」
「ちっちがうよ!」
「せっかくやさしいっておもったのに
 やっぱりいつもの桃井さんだ」
「何か不満か?」
「………ううん」
不満なんて無い、そんな部分もひっくるめて
僕は桃井さんが好きなんだ。
本当は好きって言葉が欲しかった、
でもいいんだ今はそれでも、いつか、大好きだっていってもらえるように
頑張るよ、僕。
121あきら×菜々子 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/16(土) 12:44:19 ID:u7+zMUbk
「あーなんか冷めた、もう寝る」
「ええっ」
「おやすみ」

桃井さんは、それだけ言って、本当に寝てしまった。

僕の顔なのに、その寝顔を見るだけで
胸の鼓動が早くなる。

「おやすみ、桃井さん」

体は入れ替わったままで、機械がいつ直るかだってわからない
でも、僕はそれでも…
桃井さんと一緒にいれることが幸せだった。
だから心のどこかで、今が続けばいいとそう願っていた……。
12286 ◆hyBbwi3b3E :2007/06/16(土) 12:47:11 ID:u7+zMUbk
1部完結です。
2部前にこの設定での千本木×椎名入れるつもりです。

ちょっと先になるかもしれませんが、よんでもらえれば幸いです。

感想など頂けると大変喜びます。 それでは。
123名無しさん@ピンキー:2007/06/16(土) 13:05:56 ID:YLcfA8AH
うひょ〜っ!!1!読込んでしまった!
桃井さんやあきらの描写が原作に忠実に則ってたので、文句なしだよ
もしや1部…って事はこのシリーズは続くのかな?(ちょっと期待
その内、あきら×椎名や千本木×桃井もあったりしてwww

hyBbwi3b3Eさん、ありでしたー
124名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 22:15:12 ID:+HvUy/fb
◆hyBbwi3b3EさんGJ!
また読ませてください!
125名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 17:48:47 ID:ONkJ3WgT
hyBbwi3b3Eさん、素晴らしいです!

あきら(姿は桃井)×千本木も、ぜひお願いします〜〜〜!!
126名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 18:44:02 ID:LQzmaQTf
何ヶ月か前に、千本木×あきら(in桃井)に萌えすぎて
エロパロを途中まで書いたが、その後停滞。
しかし完結させたらここにうpするよw
127名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 20:08:06 ID:R7gVzjuo
LQzmaQTfさん、マジですか!
ぜひ!ぜひぜひw
128名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 23:59:28 ID:rqT3jaVn
期待しておりまふ
129御村×よし子(1):2007/06/21(木) 22:59:42 ID:3Iou/J+V
※微エロです。すみません





暑い夏の日だ。
よし子はこめかみをつたう汗を拭い、ふうと息をついた。

「よし、あとちょっと!」

敷地が広ければ家も広いわけで、御村の家は純和風造りの大邸宅だ。
そして何より廊下が長い。
家中をぐるりと囲むようにして広い廊下があり、そこからまた個々の部屋へと続く廊下がある。
そしてその広い廊下が総檜造りだというのだから恐れ入る。
昨年は台風がこの辺りを直撃し、御村の家にも爪痕を残したのだが、その修繕費によし子は卒倒しそうになった。
もともと掃除は好きな方だったが、そのことがあってから、よし子はますます家中の掃除に精を出すようになった。
バケツにぞうきんを入れ、揉み洗いをし、ぎゅっとしぼる。
この廊下を拭き上げれば、掃除は終わりだ。

「ん〜っ、疲れた」

掃除を終えたよし子は、さっとシャワーを浴びて汗を流した。
労働を終えた後の休息ほど、気持ちのいいものはない。
浴室から出て薄手の白いワンピースに着替えると、よし子は風通しの良い縁側向きの和室に、大の字で横になった。

「涼しい〜」

いつもならこんなはしたない真似はしないのだが、今日はこの家に一人きりなので、ついつい気を抜いてしまう。
ころりと体を横にし、大きく息をつく。
この間変えたばかりの畳からは、真新しいい草のかおりがする。
そよそよと快い風と、一人きりの昼下がりは、よし子を眠りの世界へいざなうのに充分過ぎる環境だった。





***





暑い夏の日だ。
御村はこめかみをつたう汗を拭い、ふうと息をついた。
もともと今日は大学の近くのホテルに泊まるつもりで家を出たのだが、思ったよりレポート作成に余裕が出来たので、帰ってくることにしたのだ。

「帰りました」

いつもなら誰かしら出迎えてくるのだが、今日はそれがない。
130御村×よし子(2):2007/06/21(木) 23:02:20 ID:3Iou/J+V
口やかましい姉が出てこなくてよかったなどと思いつつ、御村は靴を脱いだ。
まずシャワーを浴びたい。
炎天下の中歩いて来たので、汗で体が気持ち悪い。
廊下を進み、風呂場へ向かう。
素足に拭き上げられた板張りの廊下が、なんとも快い。
磨かれている浴室といい、おそらく掃除したてなのだろう。
その人物が、たわしやぞうきん片手にきびきび動きまわる姿が容易に想像できて、御村は柔らかく笑った。

冷水で汗を流すと、ようやく人心地がついた。
タオルで髪を拭きながら、自室へと向かう。
縁側向きの和室を横切った際、御村は目を丸くした。
妻がそこですやすやと眠っている。
普段なら絶対見せないようなその姿に、思わず笑みが浮かんだ。
肩も脚も出して、しどけない格好でよし子は横になっている。
家中磨き上げられていたから、相当疲れたに違いない。
一人きりでいて、気を抜いてもいたのだろう。
御村はそっと彼女に近寄ると、抱き上げようと体に手をのばした。

「ん…」
「…ごめん、起こした?」

よし子は驚いたように目を見開いた。

「…? 託也お兄ちゃん?」
「ただいま」
「お、お帰りなさい」

よし子はしどろもどろになりながら、起き上がろうとした。
優しくそれを制して、御村もそこに横になる。

「あ、あのね、風が気持ちよくて、つい、寝ちゃったの。
 こんな格好でごめんなさい。
 次からはちゃんと出迎えて…」

小さくなりながら謝る彼女を、御村は目を細めて眺めた。
家政婦を雇っている御村の家で、彼女が家事をやる必要はどこにもない。
しかしよし子はそれを進んでやる。
祖父を始め、母や姉が止めても、体を動かしているのが性にあっているのだと、笑って答えるだけだった。
口には出さないが、よし子は実家が貧しいことや、自分が祖父の強引に決めた嫁であるということに、今でも負い目を感じているらしかった。
131御村×よし子(3):2007/06/21(木) 23:07:41 ID:3Iou/J+V
彼女が御村家の嫁として、自分や家の者に恥をかかせないよう常に気を張っているのを、御村は誰より知っている。

「よし子ちゃん」
「え? あ…」

御村はよし子の頬に手を添え、顔を上向かせ、唇を寄せた。

「そんなに気をつかわなくていいから」
「…そんなつもりは」

よし子は進む夫の手に戸惑いながら、うわずった声をあげた。

「だ、だめだよ、こんなところで」
「誰もいないよ」
「まだ、お昼だしっ」
「もう夕方だよ」
「そ、そうだ!夜ご飯、食べなきゃ!ね?」
「愛してる」
「……あ」

スカートの中をさまよっていた手が、下着の上から優しくそこに触れたとき、よし子は小さな抵抗をやめた。





***





「よし子ちゃん、今日は大胆だったね」
「そそそんなことないよっ」

真っ赤になるよし子を、御村は面白そうに眺めた。
あのあと何度か体を重ね、外が完全に暗くなってから、ようやく御村は彼女の体をはなした。
そんなよし子は今、夫のために夕食に使う茄子を揚げている。
ひょいと横から手をのばし、御村は揚げたての茄子を口に入れた。

「この茄子旨いね」
「あ、近所の永田さんがくださったんだよー」
「へえ」
132御村×よし子(4):2007/06/21(木) 23:09:15 ID:3Iou/J+V
「今からひき肉の入ったあんをそれにかけるの」
「ああ、いいね」

食卓には既に3品おかずが出来上がっているのに、よし子はまだ料理をするらしい。

「ごめんね。託也お兄ちゃん帰ってくるって知ってたら、お買い物行って、もっとまともなおかず作ったんだけど」
「俺相手には気をつかわないこと」
「でも」
「さっきあれだけ約束したのに?」

耳元で熱っぽく囁かれて、よし子は顔を真っ赤に染めた。

「そ、それとこれとは話は別なの!
 …好きな人には、おいしいもの食べてほしいもん」

御村は微笑んだ。
よし子は自然に、人が喜ぶことを口にする。
それは計算でも何でもなくて、よし子が持って生まれた優しさからくる言葉だった。
そんな彼女が愛おしい。

「うんっ、おいしい!」

あんが出来上がったらしい。
御村は茶碗を手にし、炊きたてのご飯をよそった。
二人の食卓に、並べるために。

133名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 23:18:04 ID:5Vmwy6ta
GJ!!
なんかほのぼのしたぞ。
134名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 05:23:50 ID:SiZFtef1
よし子ちゃんカワイイ(・∀・)!
135名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 20:46:51 ID:tX1hResz
>「さっきあれだけ約束したのに?」

どんな約束の仕方だったのか、激しくきになるw


職人さんGJ!
136名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 17:03:18 ID:cpG5kjnK
鳥居ちゃんと先輩の読みたい
137名無しさん@ピンキー:2007/07/07(土) 04:24:57 ID:/dgzzdYl
山田太郎ドラマage
138名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 22:44:20 ID:V4lrYp1F
山田太郎の女装に笑うと思ったが、萌えたじゃねーかw
139名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 23:09:21 ID:GmFB4Ftj
>>136読みたい(;´Д`)ハァハァ
いいなここ
140名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 23:17:16 ID:GmFB4Ftj
ていうか>>45でやっと知った。ちょっと逝ってくるわ。
職人の皆様乙です
141名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 00:12:27 ID:er/EGKtG
池上×太郎が読みたい…
142名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 23:12:19 ID:8JKZOYKG
ここは基本で泉ハナが読みたい…
143名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 13:41:50 ID:qeOgg1iU
>>141
わかる
前レスにもあったけど、順番が大事なんだよな、順番がw
サマージャンボ宝くじ1等を当てた池上が、太郎を3億円で買う話を誰か書いて下さい…!
144名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 20:50:45 ID:2vp2MSsb
池上が襲う訳かw
145名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 23:23:19 ID:mZTYUcoA
ほしゅ
146名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 19:21:23 ID:unZIX8VF
永原×鳥居を書こうとしてるんだけど、記憶おぼろげなので教えてください。
永原ってアメリカの大学進んで、院にも進んで帰国したんだっけ?
それか、院は日本の?
帰国した時に鳥居は院生だったみたいなセリフがあった気がしたんだけど…
147名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 02:25:30 ID:i4XcHe1T
>>146
自分も忘れた…ので分かる方いたらお願いします
けど永原×鳥居ちゃん好きなのですごく楽しみにしてる!!!
役立たずでゴメン
148名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 20:07:57 ID:MMYdM8U/
>146
遅レスで悪い
高校卒業→アメリカの大学→城南大学 の移動は確実
あとは年数とか院についてまでは明確にされていない。
でもアメリカから戻ってきた時に鳥居が城南大学院生だったってことは、
2歳上の永原は院卒業して研究室に入るために大学に来たってのだ妥当じゃない?
149名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 02:53:34 ID:YNWNWpSU
>147 >148
ありがとう。
とりあえず、永原初登場の回の「前金下さい」発言から妄想膨らまして書いたのが
出来そうなんで、そのうち投下します。
150名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 12:27:05 ID:j9ycEYCf
鳥居ちゃんモエスwktk
151永原×鳥居:2007/08/05(日) 00:48:53 ID:yMdHqi+5
(永原×鳥居で、太郎の学費免除取り付けた時の「前金」妄想です)




「ちゃんと約束は守ってもらいますから」

 にっこり。と、眞実は満面の笑みを浮かべる。
 そんな時は、大抵の場合は自分に大いなる災厄が降りかかることを、京子は
十二年の月日の中で思い知っていた。
 身構えはしたものの、もちろん京子が眞実に抗う術を持つはずもなく――

「とりあえず、頑張ったから前金ください」

 続く言葉の不吉さに京子が叫んだ時には、腰をホールドされ部屋に引きずり
込まれていた。眞実は後ろ手にドアを閉めると、完全にパニック状態の京子を
見下ろし楽しげに頬を緩ませる。

「鳥居ちゃん、そんなに怯えてみせない方がいいですよ?
 余計に苛めたくさせるだけだから」
「ひぃぃっ!まっ、待ち……落ち着きましょう!」
「もちろん、僕は落ち着いていますよ。気分は高揚していますけどね」

 言いながら、眞実の顔が近づいてくる。その意図に気づいた京子が抵抗する
間も与えず、二人は唇を重ねていた。
 反射的に目を閉じた京子は、唇を割って入ろうとする眞実の舌に驚いて、身
体を引いた。眞実もあえて、今は無理強いするつもりもなく、真っ赤になった
京子の顔を見る。

「なっ……何するんですかっ」
「キスしたんですよ。初めてでもないでしょう」
「そ、そんなこと言ってるんじゃなくって、その……こんな、だから……」
「今までと違うキスだった?
 それなら、触れるだけのキスなら鳥居ちゃんはいいんですか」
「ちがっ……あ、の、だって私達こんなことするのは、おかしいと思うんですっ」
「今まではそうだったけれど、もう違うでしょう。
 僕たち、結婚を前提にした間柄になったんですよね、鳥居ちゃん?」
「うぐっ」
「納得したところで、もう一度……今度は、ちゃんと口を開くんですよ」
「えっ、まっ、ちょっ……んんっ……あっふ・ぅ……」

 言葉を紡ごうとした京子の口の動きは、絡められた舌に阻まれる。意味を為
さない呻きに変わった声だけが、鼻から抜けて眞実を誘う。
 最初は互いの唇の感触を確かめ、次には唾液の味を知り、京子の腕が無意識
に眞実の首に回される頃には、溢れた唾液が京子の首を濡らし始めていた。
152永原×鳥居:2007/08/05(日) 00:49:36 ID:yMdHqi+5
「鳥居ちゃん、僕を見たらどうです」

 首筋に流れた唾液の軌跡を辿りながら、眞実は上目遣いに京子の表情を伺
った。
 固く瞑られた目の縁に、涙の粒が溜まっている。眞実の言葉に従って、薄
く開いた瞳が眞実の視線とかち合うと、眞実の舌の先にある肌の下で、京子
の体温が上がった。

「興奮してるんですか?」
「そんなっ……」
「してない?嘘でしょう、キスだけであんな声出してたくせに」
「っうぅ……」
「鳥居ちゃん、結構いやらしいんですね」
「そ、そんなっ」
「ほら、どうして胸の前で手を握るんです?
 そこに触れてほしくないから?どうして、僕がそこに触れると思うんです
か?
 鳥居ちゃん、君自身がそう望んでいるからですよ」
「違い……ますっ」
「そうでしょうか?」

 言いながら、眞実は京子の腰に回していた腕に力を込め、身体を引き寄せ
た。
 密着した身体から、京子の呼吸が浅く速くなっているのを感じる。
 困惑した京子の表情を、眞実は陶然と見つめた。

 中華風の紐を花の形に編んだボタンを殊更ゆっくりと外していく。その間
、腰を抱いていた腕は京子の脚の曲線をやわやわと曖昧に辿っていた。
 次第に開いていく胸元に、舌先を這わすと、京子は息をのんだ。
 もっと強烈に拒絶されるかと思っていた眞実は、抵抗のないのを訝しがり
ながら、ブラジャーの縁ギリギリに吸い付いた。

「っあ」
「何か、いきなり大人しくなってますけど、このままここでしていいんです
か?」
「だって……約束、守ってもらっちゃった、から」
「……ふーん」
「え、あの何か?」
「別に。
 そうですね、僕は約束を守ったんだし、鳥居ちゃんも言うこと聞いてくだ
さいね」
153永原×鳥居:2007/08/05(日) 00:50:08 ID:yMdHqi+5
 明らかに機嫌を損ねた様子の眞実に、京子は怯えながらも元来の生真面目
さから、約束を守ってもらった恩を感じ、頷いてみせる。
 眞実の目がすっと細められる時は、本当に怒っている時だと、京子は知っ
ていたが、その時眞実が何に怒っているのかを理解できた験はない。

「今から、いいと言うまで自分で動かないで下さい。
 ちゃんと気持ちよくさせますから、じっとしていなさい」

 それだけ言うと、眞実は先ほどまでの無駄に思えるほど緩慢な動きから一
変して、京子のワンピースの裾をたくし上げた。
 膝の辺りから、脚の付け根まで手を這わせると、京子が微かに身じろいだ



「動くな」

 一言だけで京子を叱責すると、眞実はほとんど肌を覆う役割を失った京子
のワンピースを取り去った。
 上下の下着だけの格好になった京子は、身体を隠したい気持ちを抑えて、
眞実に言われた通りにじっと動かずに耐えていた。

「いい格好ですよね。
 玄関口で、下着姿になっている気分はどうです?」
「やっ……永原先輩、こんなこと……」
「まだ、何もしてないですよ。ただ見てるだけじゃないですか」

 その言葉通り、眞実は腕を組んで京子に触れないことを示す。しかし視線
だけは先ほどまでとは比べ物にならないくらい、隈なく京子の全身に注いで
いた。
 サンダルを履いたままの足の指先、その上の締まった足首、ふくらはぎと
膝、先ほど感触を確かめた太もも。
 淡いブルーの下着の中身を暴きたい衝動と、もっと京子の羞恥心を煽りた
いという欲望。
 組んだ腕の上で、眞実は指を動かす。意外なことに、京子はそれだけでび
くりと身体を震わせた。
 自分と同じか、それ以上に京子が自分を見ていると気づき、眞実は口の端
を上げた。
154永原×鳥居:2007/08/05(日) 00:51:24 ID:yMdHqi+5
「見られているだけで、感じるんですか」

 眞実の言葉を受けて、京子が壁紙を爪で引っかいた。

「本当は、それだけじゃ足りませんよね?
 僕に触れてほしいところがあるんじゃないんですか、ねぇ鳥居ちゃん?」
「そ、んな……」
「肌の色が変わりましたね。薄っすら赤く染まって、僕を誘っているみたい
ですよ。
 呼吸も速いし、少し汗ばんできましたか?
 あれ?ブラジャーの先端が尖ってますね、どうしたんです」
「先輩っ……」
「うん?」
「もう、恥ずかしいです……やだっ……」
「ダメですよ。約束、でしょう?
 山田くんの学費免除の件、なかったことにされたいんですか?」
「そん、な……」
「それとも、そろそろ僕が欲しいと言いますか?
 鳥居ちゃんには残念かもしれませんが、ここにいるのは山田くんじゃなく
僕なので、満たしてあげられるのは僕だけですよ」
「先輩?……何、言って」
「もう、黙って」

 組んでいた腕が、京子の肌に伸びる。
 ウェストにぴたりと手のひらを乗せると、肌の下で筋肉が収縮した。背中
のホックを外して、ブラジャーを取り去る。
 先ほど見てとった通り、その下では乳首が起ちあがっていた。今度は何の
前置きもなく、その先端を口に含んだ。

「あぁっ!や、んんっ」
「こんなに感じて、身が持ちますか?まだ肝心のところには、指一本触れて
いないのに」

 揶揄の言葉を投げつけ、京子が羞恥に身を震わせるのを楽しげに見つめる
と、眞実の舌先が乳首を転がす。かと思えば、軽く歯を立てて吸い付いた。
 痛みを伴う快感に、京子の身体はますます熱く、頭の中はだんだんと物を
考えることができなくなる。無意識に、眞実の髪の間に指を差し入れ、彼の
頭を抱え込んだ。
155永原×鳥居:2007/08/05(日) 00:52:23 ID:yMdHqi+5
 眞実は京子の胸から口を離すと、自分自身の唾液に濡れた口元を手の甲で
拭った。
 見上げると、快感に濁った京子の視線とぶつかった。十二年間見慣れた彼
女の顔に、一度も見た事のない表情が浮かぶ。
 ――いつも、追いかけて求めているのは自分の方だ。眞実は自嘲気味に顔
を歪めた。
 この顔と身体だけは、京子の好みに合致していたとして、彼女の気持ちが
自分と同じ意味で向けられていないことは知っている。
 今こうして、自分に身体を許しているのは、京子が太郎のためを思っての
ことだ。それを思い返すと、身を焦がすような悋気を感じる。
 けれど少なくとも今は、この瞬間は、京子が欲しがっている。それが、身
体だけの欲求だとしても。
 いずれ、快楽ではなく自分を求めさせてやろう。

「鳥居ちゃん、僕の服を脱がせてください」
「えっ、わ、私っ」
「いいから、さぁ」

 京子の手を取り、自分のネクタイに導く。
 しばし戸惑っていた指先が、おずおずとネクタイを解き始めたのを機に、
眞実は今まで触れなかった部分へ手を伸ばした。
 京子の内腿は、じんわりと汗で湿っていて、眞実の手にぴたりと張り付く

 膝を割って脚を差し入れ、京子が脚を閉じれないようにしてから、眞実は
窪みに張り付いたショーツをなぞった。

「ひ、あっ……せんぱ、いっ」
「手を止めないで、じゃないといつまでもこのまま満たしてあげられません
よ。
 下着の上からでも、鳥居ちゃんが濡れているのはよく解るんですから」
「やっ……」
「嫌?触られるのが?それとも……焦らされるのが?」
「っ……ん……」
「最初のボタンが外せたら、下着を外してあげましょう」
156永原×鳥居:2007/08/05(日) 00:53:03 ID:yMdHqi+5
 曖昧にショーツの縁をなぞり、京子を煽り続ける。京子が非難の視線を向
けるのを、微笑で受け流してみせる。
 その実、京子に見せているほどの余裕は、眞実にももう残っていない。
 早く満たしたくて、奪いたくて、けれどそれ以上に京子を辱めたい。

 理性と、恥辱と、欲望の中でぐるぐると考えていた京子が、おずおずと眞
実の首もとのボタンに手をかける。
 微かに震える手で、一つ目のボタンが外される。

「よく出来ました。
 それじゃあ、このぐちょぐちょになった下着は外してあげましょう」

 言葉をかけながら、ゆっくりとショーツを引き下げる。
 つ、とショーツと京子の間で糸がひく。

「気持ち悪かったでしょう?こんなに汚してしまって、ねぇ?」
「言わない、で下さい……そんなことっ」
「まだボタンは残ってますよ。
 それとも、次のご褒美を教えてあげないといけませんか?」

 くすくすと耳元で笑うと、京子は限界まで耳を赤くさせる。
 やけくそになったのか、二個目、三個目とボタンが外される。
 眞実はようやく露になった京子の陰部に、指を這わせた。愛液が絡んだ陰
毛に隠された割れ目の形を、ゆっくりと指に覚えさせる。

「あっあ……っん……永原せ……いっ」
「あと三つ。次のを外したら、指を入れてみましょう」
「んっ……へんた、い……」
「そんな口の利き方していいんですか?
 鳥居ちゃんが怖がらないように、一つ一つ覚悟させてあげてるのに。
 そうじゃなければ、とっくに中を掻き回していますよ」
「っやぁ……は、あ……」
「ほら、言葉だけで感じてないで、僕だって我慢しているんです」
157永原×鳥居:2007/08/05(日) 00:53:59 ID:yMdHqi+5
 ボタンにかかった京子の指が震えているのは、悔しさのためか、快感のた
めか、期待のためか、恐らく彼女自身も判別できなくなっていた。
 散々京子の愛液を掬って湿らせた指は、大した抵抗も受けずに京子の中に
飲み込まれた。
 中指一本を限界まで埋め、軽く曲げて引き抜く。京子の呼吸のリズムに合
わせて繰り返すたび、掻き出された愛液が眞実の手を濡らす。
 ちゅぷ、ちゅ、つぷ……わざと音を聞かせるように、指を動かす。
 もう言葉をかけずとも、京子は次のボタンを外し始める。
 眞実は京子の中に入れる指を増やし、更に親指で陰核を押しつぶす。

「あっ、やぁぁ……だめ、ん……ひっ……ァ、んぁあっ!な、はら……先…
…」
「鳥居ちゃん……早く、入れたい……」
「あ、あ、だめっだめぇぇ……」

 京子の見開いた目が、一瞬遠くを見るように狭まった。
 眞実の指を、京子が締め付ける。びくびくっと膝が崩れて、壁と眞実に支
えられなければそのままぺたりと床に座り込んでしまいそうになる。
 達する瞬間、掴んでいた眞実のシャツを引っ張ったために、残されていた
最後のボタンは引きちぎられてしまった。

「鳥居ちゃん、大丈夫ですか?」

 ほとんど意識を失いかけている京子の頬を、軽く叩いて覚醒を促す。
 虚ろな目が、声を頼りに眞実を探し、視線がかち合う。

「先輩……も、許して下さい……」
「うん、ちょっと虐めすぎましたね。
 でももう少し、頑張ってください。鳥居ちゃんのこと、全部満たしてあげ
ますから」
「早く、もぅ……」
「うん……」
158永原×鳥居:2007/08/05(日) 00:54:33 ID:yMdHqi+5
 張り詰めた自身を取り出し、京子の入り口にこすり付ける。指とは違う質
感と固さに、京子の口から期待のため息が漏れる。
 それを合図に、眞実は一気に貫いた。

「あっ・はぁあアあっ……」
「鳥居ちゃ……」

 誘いこむように媚肉が眞実に絡みつき、引き抜こうとする動きを遮る。
 甘い束縛を楽しみながら突き上げる度に、京子が背中を反らし、白い喉元
が眞実の目に映る。其処に痕を残してしまいたい欲望を、それでも眞実は京
子の教員としての立場を思って堪えた。
 代わりに、律動のリズムを早める。

「やっ……も、私……せんぱい、わたし……あっ、だめぇっ」
「いいですよ、見ていて……あげます」
「ちがっ……先輩、も……いっしょ……お願いっ……」
「あぁ……そんな、顔でお願いされたら……いやらしいな、鳥居ちゃん」

 むずがる子供のように、イヤイヤと頭を振る京子が可愛くて、眞実はおね
だりを聞き入れた。京子の片足を持ち上げ、より奥まで掻き回せるように体
制を変えると、突き上げる度に子宮口を刺激するように自身を回した。
 京子を高めながら、自分自身を高めるための律動は、激しさを増すばかり
になる。
 調子のついた歌のように、京子の口から甲高い声が漏れる。

「あっ・ひぁん……なが、ら……せんぱぁ……あ・あ・んむっ……ぅあっ」

 眞実の息があがる。髪を伝って、汗が流れている。それが視界に入った途
端、京子は身体に駆け巡っていた渦が収束するのを感じた。
159永原×鳥居:2007/08/05(日) 00:55:14 ID:yMdHqi+5
 ――チュンチュン……チチチ
 深く潜っていた意識が、鳥のさえずりで引き上げられる。ぼぅっと目を開
けると、京子の部屋の見慣れた天井が視界にあった。

(あぁ、朝だわ)

 どうしてか、身体がだるく重いのを感じて、寝返りを打つ。
 と、そこに有り得ない光景を見て、京子は目を見開いた。

「おはよう、鳥居ちゃん」
「っ?!」
「よく寝ていましたね、あ。シャワーを借りましたよ」

 目の前に、バスタオルを腰に巻いただけの姿の眞実がいる。その光景が現
実のものであると受け入れるのに、京子はしばしの時間を要した。
 その間に、眞実は部屋を横断して京子の寝ているベッドに腰を落とし、風
邪を引いた子供にするように、京子の額に手を当てた。

「昨日は無理をさせすぎたみたいで、あのまま気絶してしまったものだから
心配しました。
 身体は大丈夫ですか?」
「な、な、な……永原先輩っ、あの、私……」
「……事細かに説明されたいですか?」
「いやーーーっ!!!」

 一気に昨晩のことが記憶に蘇った京子は、赤くなるやら青くなるやら。眞
実はそれを見て、くすりと笑う。

「鳥居ちゃん、可愛かったですよ」
「ひぃぃぃぃ」
「でも、前金にはまだ少し足らなかったかな」
「ひえっ?!」
「まぁ、これからを楽しみにしていますよ」

 眞実の言葉に、京子は何か言おうと口を開いたが、言葉は出てこずに口だ
けがぱくぱくと無駄に動いた。
 この後、眞実の十二年分溜まった欲求に応えるために、京子はお肌ツヤッ
ツヤな生活を送ることになる。

(終わり)
160名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 08:02:36 ID:zRAAw3hZ
朝もはよから覗いてみてよかった!
最高です、GJです!
鳥居ちゃん可愛いよ鳥居ちゃん。
途中、太郎に嫉妬する先輩もヨシ。
161名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 08:50:36 ID:mlXsEs/c
GJJJJJJJ!!!
二人らしくてすごく良かったです
もえた!
ありがとう職人さんありがとう!
162名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 10:52:44 ID:0t7uEcP0
朝からありがたやー!!!!神!
163名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 15:01:53 ID:7PkkQoWR
萌 え つ き た !
神様ありがとう!!
164名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 06:45:35 ID:O1ScaTkm
>>159朝から(;´Д`)ハァハァですた
165名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 21:39:22 ID:hLjL5WiI
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
意地悪してるけど本当は鳥居ちゃんが欲しくてたまんない先輩の心情(・∀・)イイ!!
鳥居ちゃんも可愛くてよかったです。GJ!!!
166名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 02:47:35 ID:Sd1z7H2J
>>159
GJ!

是非、どなたか御村×よしこお願いします!
167名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 00:05:37 ID:3LKn4cy4
保守ります
168名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 18:55:18 ID:6H5wznsu
保守
169名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 11:41:32 ID:fBaFr8Ph
age
170名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 01:44:04 ID:Nt0f8RK/
遅ればせながら永原先輩×鳥居先生GJ!!!!
うまいなーハアハアハア
171名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 11:30:42 ID:h4DCGHWS
129さんの御村×よし子何度も読んで妄想補完してるよ。
ほのぼのでいて優しい感じで、なんでか泣ける。

作家さんの光臨待ってます〜
172名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 09:47:42 ID:uTe/QRRe
あきら×桃井読みたい
173名無しさん@ピンキー:2007/08/25(土) 23:02:59 ID:PlcF1AmP
>>172
それは体が元に戻ったのが前提?
174名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 04:33:41 ID:3Rw54fHv
>>173 いや、今の状態でお願いします
175名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 03:09:21 ID:gpOS3ClN
>>174(*´Д`)ハァハァ
176名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 10:06:20 ID:ToQD156O
ネタが浮かんだ

>>88みたいに中身戻らずにあきら×桃井で関係するようになる
開発されたというか、あきら(体桃井)がとても感じるようになって、
その反応に桃井(体あきら)はそんなにいいのかと思うようになる
で、そんなにいいのなら自分もされてみたいと思い、元に戻ることに

元に戻ってからすることになるんだけど、
最初はためらい気味のあきらにああしろこうしろと指導する桃井
ためらいがなくなってきたあきらは、その体の感じるところを知っているからツボを的確に押さえて愛撫する
余りの快感にびっくりの桃井は、ちょっと抵抗しつつも快感に流される
しばらくすると、完全に快感に屈した桃井はされるがままになる
最後までした後、腕の中で感じる桃井を見て感動するあきらと、
男だった時とは比べられないほどの快感にぼうっとする桃井
元に戻ってよかったと思う二人

桃井に抵抗されても愛撫を続け、主導権を握るあきら
快感に流され、他人に翻弄され、それを受け入れる桃井
初めて、本来の性別らしいことをした二人だった

こんな感じ
でも、文章にする力がない
だれか、使ってくれませんか
177名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 00:49:59 ID:NBwrzexb
>176
うん、いいんじゃない。

どうやって元に戻るかという部分をあえてふれなければ
流れとしては無理がないし、わずかに男らしいあきらと
女らしい菜々子を表現できればいいんじゃないかな

あと、菜々子が鍛えてたくましくなった体のあきらと
あきらの女らしさを身につけた体の菜々子が
お互い元に戻った体にちょっと戸惑う部分があるといいかも

で、出だしだけ書いてみた
178名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 00:56:52 ID:0DaabqtM
>176
うん、いいんじゃない。

どうやって元に戻るかという部分をあえてふれなければ
流れとしては無理がないし、わずかに男らしいあきらと
女らしい菜々子を表現できればいいんじゃないかな

あと、菜々子が鍛えてたくましくなった体のあきらと
あきらの女らしさを身につけた体の菜々子が
お互い元に戻った体にちょっと戸惑う部分があるといいかも

で、出だしだけ書いてみた
179178:2007/08/28(火) 01:00:54 ID:U/kNaOxg
「桃井さん?」
 目が覚めると、目の前に僕が寝ている。あぁ、僕も寝ちゃったんだ。そうか、
さっき僕は僕と(でも中身は桃井さん)としちゃったんだ……。

 僕は僕の姿をした桃井さんの左肩に寄り添うように体を寄せる。桃井さんの
寝息が聴こえるくらいに。自然と涙が溢れてくるけど、それをこらえて桃井さ
んの左腕に僕の左手を添えた。
「今だけ、いいよね。」
小さくつぶやくと、そのまま桃井さんの温もりを感じながら、また眠りに落ち
そうになった。

「へっくしょん!!」
「あぁ、寝ちまったみたいだな。って、なんで上原が隣で寝てるんだよ。」
 桃井さんのくしゃみで僕も目をあける。ちょっと残念だったなと思いながら
も、ベッドから体を起こすと、胸が丸見え……。僕はとっさにシーツをつかん
であらわになった胸を隠したけれど、恥ずかしさとどうしたらいいかわからな
くて、顔を赤らめてうつむいてしまった。
「そっか。俺たちしちゃったんだったな。」
 桃井さんは僕の様子を察してくれたのか、僕の肩に手を回してそっと寄せて
くれた。
「……桃井さん、風邪引いちゃってない?大丈夫?」
 まだ桃井さんの顔を見ることはできなかったけど、なにか話をしなくちゃ。
「あぁ、大丈夫だよ。それよりお前の方こそ大丈夫か?」
「うん、桃井さんの体頑丈だから、これくらいじゃ風邪なんか……」
「じゃなくて。」桃井さんは僕の話をさえぎるように話した。
「じゃなくて、おまえ初めてだったんだろ。って当たり前か。その、いろいろ
痛くないか?」
「う、うん。大丈夫みたい。桃井さん優しかったし…。」
 僕は相変わらずうつむいたまま、体に巻いたシーツをギュッと握りしめると、
桃井さんは僕の肩に回した手を自分の方に引き寄せ、その手を僕の頭に置いて、
桃井さんは話しだした。
「まさか、こんなことになるとはな。俺はもう済ませちゃってたからいいけど、
おまえは今回がはじめてだったんだよな。それにしても初体験が女の体ってい
うのはどうなんだろな。」
 そんなこと、僕にもわからないよ。ただ、僕は好きだった桃井さんとできた
んだから、後悔はしてないよ。すごく幸せな瞬間(とき)だったし。でもそれは
言えないよね……。また、涙が溢れてきた。

「でさ。女の体って、気持ちいい?」
「え゛……。」
「いやー、気持ちよさそうなおまえの顔見てたら、女もいいのかなぁって思っ
てさ(笑)」
 ……やっぱりこの人ダメだ…。
180178:2007/08/28(火) 01:05:55 ID:U/kNaOxg
ありゃ、177,178がダブってる。すまん。。
とにかく初めて書いてみました。
難しいもんだねー。
続きは、、どうしましょ。
181名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 05:10:56 ID:m4kS5Wy0
なんというドS
続きが気になって夜しか眠れない

>>180続き書いて下さい><
182名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 02:50:32 ID:ZjmpNtxJ
>>179(*´Д`)ハァハァ
183176:2007/08/31(金) 20:57:12 ID:U3zckJzW
>>178
まさか使っていただけるとは!
ありがとうございます
続きもお願いします
184178:2007/09/01(土) 01:27:36 ID:TeHJ02E4
>181-183
こんな未熟な内容でもよければ。。

とにかく初めてなんで、みなさんの協力をあおぎます
こんなセリフを入れてほしいとか、こういう責め方をしてほしい
って希望があったら書いてください
(オリジナルの雰囲気を壊すような過激なのはカンベンして)

どこまでご期待に添えられるかわからないけど、がんばってみます
185178:2007/09/02(日) 03:47:50 ID:LkKn6IWb
「あっ!」
「ちょ、ちょっとなにを……。」


 俺は俺の体を知りたくなった。もちろん以前は俺の体だったんだが、その時
は大して気にもしなかったし、あまり女らしいこともしなかった。でも目の前
にいる俺の体を見ていたら、無性に興味が湧いてきて…。

「おまえ、胸大きくなった?」
 シーツの上から両手で胸を軽く揉んでみる。その動きに合わせるように上原
は息を吐きながら
「はぁはぁ……、う、うん……。」
 今まで何人かのお姉さんのを見てきたけど、こいつのが一番大きいんじゃな
いのか?いや、占いのネーチャンが一番でかかったか。でもこいつのは柔らか
いし張りもあるし。
 俺は嫌がる上原のシーツをはぎ取り、ベッドに押し倒した。上原は何か叫ん
でいるが関係ない。これは俺の体なんだから。


「桃井さんっ!」
 いくら叫んでも桃井さんは僕の言うことを聞いていない。それよりも桃井さ
んは僕の体のあちこちに指先に這わせだした。僕の体のどこが敏感に反応する
か調べるように。
 首筋には息を吹きかけられ、腰には撫でるように指先を滑らせる。僕はその
指の動きに反応するように体を右に左によじらせる。僕の意思じゃない。体が
勝手に動いてしまう。
 でも初めての時とは違う。初めての時は桃井さんは勢いで一気にという感じ
だったけど、今は繊細でこっちの方が僕はいいかな。なんて何を考えてるんだ。
「わっ!」
桃井さんは僕の両手を取り上体を起こすと、僕の後ろに回って覆いかぶさるよ
うに手をまわして、僕の胸を…。


 俺はこいつの胸を後ろからわしづかみにして揉みしだく。途端に息づかいが
荒くなってきた。途中首筋にキスをする。その度に小刻みに体を震わせるのが
わかる。
「キャッ!!うぅぅ……。」
 俺は固くなった乳首をぎゅっと指で摘んだ。こいつ、体を大きく反らしてう
めき声ともつかない声を上げると、俺の腕をすり抜けてベッドに倒れ込んだ。
 やっぱり胸だな。
186178:2007/09/02(日) 03:48:46 ID:LkKn6IWb
「なぁ、じぃさん、機械直してるんだろ。」
 俺はシーツを上原に掛けてやりながら話しだした。返事はない。
「おい!」「知らない……。」
「知らないって、おまえ早く直せって行ってるんだろ?」
「…桃井さん、ひどいよ。今まで僕がいくら頼んでも聞いてくれなかったのに、
今度は女がいいから変われって。」
「……すまん。でも理由はともかく戻るって言ってるんだからいいだろ。それ
に、……。」
「それに、なに?」
「それに、俺のその、女としての初めての相手はおまえに頼みたいんだ…。」
「えぇ?!」
「おまえも知ってると思うけど、女だった時、男が寄って来ても全部ぶっとば
してただろ。今の男は軟弱なヤツばっかりで俺のタイプじゃないんだよ。でも
今のおまえの体は俺が鍛えていたから、俺の理想に近いんだ。だから戻ったら
おまえに頼みたいんだ。」

 僕はどうしたらいいんだろう。
 もちろん元の体に戻りたいし、桃井さんとできるなんて信じられないことだ
けど、なんか違うんじゃないかなぁ。でもこの機会を逃したらもう戻れないか
もしれないし、とにかく戻ってからもう一度桃井さんと話をすることにすれば
いいか。
「理由が不純だけど、体を戻すのが先だし、仕方ない。いいよ。」

僕たちは、おじいさんのもとに急いだ。
187名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 19:26:51 ID:x0OH/7CM
続きマダー?(*´Д`)
188名無しさん@ピンキー:2007/09/06(木) 22:25:57 ID:R6F5sDwL
続きお願いします〜
189名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 07:41:18 ID:3hzB7u/F
 _  ∩
(*゚∀゚)彡 ツヅキ!! ツヅキ!! ツヅキ!!
 ⊂彡
190名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 19:15:27 ID:fbjJtOoY
>>186(;´Д`)ハァハァすんどめ!
191178:2007/09/09(日) 03:29:40 ID:STTOeANb
「じぃさん、機械直ったかー。」
「菜々子!ひさしぶりじゃのー。以前おまえが壊したおかげで、また最初から
やり直しじゃよ。でも上原君にせかされて、だいたいできあがっているんじゃ
が、あと…」
「なんだ。できてるんならすぐに戻してくれ。上原も戻りたいって言ってるし。」
「いや、まだ。お、おい!」
 俺は上原の手を引いてカプセルの中に入ると、近くにあったスパナを投げた。
それは放物線を描きながらじぃさんの横をすり抜けて、スイッチレバーを押し
上げた。

ビビビビ………………ズドォォォーーン!!!

「イテー、じぃさん!俺たち戻ってるか?」
 聞き覚えのある高い声。そうか、俺の声だ。

「イタタタ、桃井さん、大丈夫?」
 え?僕の声だ。戻ってる?鏡、鏡。と思ったら僕の姿じゃなくて、桃井さん
の姿の桃井さん(ややこしいな)も鏡を見ていた。僕も鏡を見てみたら確かに僕
が写っていた。
「桃井さん!僕たち戻ったんだね!!」
 僕はよろこびながら桃井さんに声を掛けた。
「そうだな。まぁとりあえず、トイレに行ってくる。」
「え???」


 だいたい1年ぶりの俺の体か。上原の体になじんだせいでまだしっくりとこ
ないけど、なんか懐かしいな。でも上原も言っていたけど、確かに胸も大きく
なっているし、尻も前より丸く大きくなってるみたいだな。
 以前はもともと女だったからなんとも思わなかったのが、上原の体にいたせ
いですっかり男性化しちまって、女の体に興味が出てきて何人かのお姉さんと
もやったけど、この俺の体が一番胸もでかいし、肌も吸いつくように柔らかい
し、こりゃたまらんな。
 俺は両手を胸の上に置いた。そして指を動かし始める。
「あぁ…。」
 ヤバイ。思わず声をあげるところだった。やっぱり胸の感度はいいみたいだ
な。
「桃井さん!」
 なんだよ!せっかく気持ちよくなりかけてたのに。
「桃井さん、僕もトイレに入りたいんだ!早く出て。」
 ったく、うるさいなぁ。まぁお楽しみはこれからだ。わかったよ。


 ふぅ。なんとか僕の元の体に戻ったみたいでよかったぁ。えと、そうか、
チャックを下ろして、………。やっぱり座ってしよ…。
 桃井さんの体に慣れちゃって自分の体って感じがしないし、これ、触るのな
んかヤだな。男ってなんでこんなのついてるんだろ。しょうがない、紙で拭い
てと…。
192名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 22:50:05 ID:18XEmZUs
毎度GJ!
とうとう戻れてよかった
菜々子は元に戻ってもあまり変わらないみたいだけど、
元に戻ったのに違和感というか嫌悪感を抱いてるあきらにふいたv
193名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 22:25:57 ID:3Krhujov
GJ☆続き期待してるよ!
194名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 18:13:43 ID:J2CUmCwu
   ( ゚∀゚) 続きまだかなっ? 
   し  J
   |   |
   し ⌒J

   ( ゚∀゚ ) なっ? 
   し  J
   |   |
   し ⌒J
195名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 09:09:38 ID:0/U7hK7b
>>191面白かった。即乳首!
ねっ(´・∀・`)まだかな
196178:2007/09/17(月) 02:32:25 ID:i1hR59iF
 まぁ、自分の体なんだから、そのうちに感覚も元に戻ってくるさ。でもアレ
はなぁ…。
 そうだ、桃井さんは?
 桃井さんのことだから、さっそく自分の体というか女性の体を眺めてるんだ
ろうか。まさかね。いくらなんでも、自分の体なんだから、そんなことしてい
るわけないか…。
 そんなことより、桃井さんとこれからのことをどうするか話をしないと。

 僕は桃井さんの部屋に行ってドアをノックした。
「桃井さん、上原だけど。」「おぅ、入れ!」
 かわいい声なんだけど、口調は男のままなんだよね。って、以前からそう
だっけ。僕はブツブツとつぶやきながらドアを開けると……。
「桃井さん!」
 桃井さんは、姿見の前で裸のまま仁王立ち状態…。僕はとっさに後ろに体を
向けた。
「あ、あの……。」「いやー、男の体もいいけど、女もいいなぁ!」
 桃井さんはにこやかな口調で話すけれど、僕は目のやり場に困るんだけど。
「なんだおまえ、俺の裸見て、赤くなってる?」
「あ、当たり前でしょ!」
 今まで桃井さんの体の中にいたからすっかり見慣れていたつもりだったけ
ど、やっぱり本人のその姿は僕にしてみれば衝撃的だったわけで…。
             ボタボタボタ…
 僕は鼻血を吹いていた…。

「ったくー。」
 桃井さんはティッシュの箱を僕に放り投げた。
「桃井さん、お願い。体を隠してっ。」
「ったく、しょうがないな。やっぱり、刺激が強すぎたか。」
 桃井さんはベッドのシーツを体に巻き付けてベッドに腰掛けた。僕もちょっ
と間をあけてベッドに座った。
「あ、あの、これから…」
 桃井さんは僕の話を聞かずに話しだす。
「俺の裸を見て鼻血を吹いたってことは、しっかりと男として反応してるって
ことだよな。」
「えっ? そ、そうかな…。」
「1年俺の体にいたのに、女になることもなく、かといって男らしいわけでも
なく。」
 僕は桃井さんの言葉に涙が出そうだったけど、
「桃井さんこそ、すっかり男っぽくなっちゃったけど、今は女の子なんだから
『俺』じゃなくて『あたし』っていいなよ。」
「……そうか。でも今さら言うのもなんか女みたいで気持ち悪いんだよな。」
「だから、桃井さん、女なんだってば!」
僕たちは、顔を見合わせて声をあげて笑った。
197178:2007/09/17(月) 02:48:36 ID:i1hR59iF
なんか週刊連載みたいになっちゃって申し訳ない
平日はほとんど時間が取れないもんで。。

でも、じつは今週後半から2週間入院することになっちゃったので
痛みさえなければ続きを考える時間がたっぷり取れそうです

それにしても「男らしいあきら」というのをどうしても想像できない
「乙女なあきら」ならいくらでも妄想できるんだが
198名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 20:11:47 ID:HfHIwPHh
>>197GJ!体に気つけて書いてやー
あきらが乙女でありつつ、モモーイも漢でありつつ、相手に自分に無い良さを認めて愛しく思い始めるとイイなぁ
乙女な中にもきりっとしたとこが一点あるとか、そゆのでも
199名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:34:31 ID:AvlhI7WO
三郎と佐藤さんの話みたいぜ…
200名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 00:37:18 ID:MyoGBJgb
>199
同じこと考えてる人イター!
201千本木×あきら(in桃井):2007/09/23(日) 01:04:09 ID:YBh3mx2w
「あきら…」
「せっ…千本木!?」

時間は小一時間ほど前に遡る。
俺と千本木が付き合いはじめて、もうすぐ半年。千本木とのデートにも大分慣れてきた。
今日は二人で映画館へ。
千本木にポップコーンを買ってもらって上機嫌な俺は、少し油断していたのかもしれない。


ベタな恋愛映画のピークも過ぎ去り、もうすぐエンディングロールが流れるという頃。
いきなり千本木が俺の手を握ってきた。

「ちょ…っ千本木!」
「しー…。」

唇に人差し指をあてウインクをしてくる千本木に、不覚にも一瞬ドキッとしてしまった。

「離せよっ…。」

自分でも顔が赤くなるのがわかる。
恥ずかしい…

その時、不意をついて千本木が俺の唇を奪った。
「んっ…ちょっと!何すんだよ!!」

不幸中の幸いか、一番後列の端に座っていたため、周囲の人は気付いていない。

「いいの?そんな大きな
声出すと、周りにバレるぞ??」
「で…でもっ。」

あれ…?今。千本木の目が、眼鏡の奥で妖しく光った気がしたぞ…。

「あきら…じゃあ聞くけど。このままココで続きをするのと、二人っきりになって続きするの、どっちがいい?」
「なっ…。どっちみち続きはするんじゃないか!卑怯だぞ!!」
「いいよ、どっちも嫌だって言うんなら今すぐここでするから。」

なんて強引なんだ!そんなの…どっちも嫌に決まってるのに。でもココで続けられたら、いつ誰にバレるかわかったもんじゃない。

「わかった!わかったから…ココは嫌だ…。」

千本木はにぃっと笑う。
「じゃ、映画が終わったら行こうか。」
「どこにだよ!」
「二人っきりになれる場所に。」

うぅ…胃が痛い。

俺は隣で「早く映画終わらないかな〜。」なんて楽しげにしてる千本木をよそに、胃の痛みで映画のエンディングなんて目にも入らなかった。
202名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 01:45:36 ID:joGxOzyn
やまたろ14巻最後のエピソード読んだら太郎×よしこに禿萌えた…
御村のあんちゃんには悪いが同志はおらぬか
203名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 10:11:42 ID:2xk0n46s
>>202
禿同w
あんちゃん、初めての兄弟で女の子が生まれて嬉しかったんだろうね
特別心配なのかも。6巻ぐらいからひそかに萌えてた
14巻のよしよしと慰めているシーンは良いよ
204178:2007/09/23(日) 22:54:02 ID:hFWcd21T
>198
お気遣い、ありがとう!
ベッドの中でいろいろ妄想しているけど、ちょっと感動できるような
ストーリーにしたいなと思っているんだけど、なにぶん経験不足で
なかなか難しいかも。。(ちょっと弱気)
とりあえず、経験不足を補うために >86-121 を読み返してみます。

>201
ん? これって801ネタ?
あきらは「俺」って言わないからなぁ。
ちょっと参考にさせてもらおうかな。。
205名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 18:51:05 ID:SUEDvoXP
山田太郎新刊でアリー×五子にもえた!
206名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 04:58:11 ID:Jg0xr1O2
>>201
俺って言わなかったっけ。ちょい読み返さないと・・・
207178:2007/10/01(月) 22:01:13 ID:rMJMy5VP
 その笑っている桃井さんのシーツの合わせ目から、胸が半分見えている。僕
はとっさに目線をそらした。やばい!鼻を押さえないと、また鼻血が。
 僕はひとりでバタバタしていると、なにか今までと違う忘れていた感覚がよ
みがえる。それは股間からだった。僕は驚いてソコに目がいってしまったんだ
けど、桃井さんもすぐにそれに気づいたらしい。
「じゃぁ、始めようか。」

 桃井さんは照明を消すとシーツを体に巻いたままベッドに横になった。でも
僕はどうしたらいいかわからなくて、オロオロするしかなかった。
「ほんと、頭のいいおぼっちゃんなんだな。」
 桃井さんは話しだした。
「頭で考えるんじゃなくて、本能のおもむくままにすればいいんだよ。おまえ
男なんだろ?こんな清楚で可憐ではかな気な少女を目の前にして、何もしなく
ていいのか?」
 そ、そうか。今、僕は男なんだ。僕がリードしなければ。でも……。
「いいから、シャツを脱いで横に来な。」
「は、はい。」
 僕は言われるがままに、シャツを脱いで桃井さんの横に腰掛けると、桃井さ
んはいきなりシーツを僕にかぶせて押し倒した。
208178:2007/10/01(月) 22:02:15 ID:rMJMy5VP
 しょうがない。しばらくは俺がリードするしかないか。
 俺は横になった上原の上半身に自分の体が重なるようにあずけた。胸がつぶ
れて体重がかかっているのを感じる。そう。今、俺の体は女なんだ。この柔ら
かな白い肌は俺、いや、あたしのものなんだ。。
「えっ?」
 上原があたしの背中に両手をまわして抱きしめてきた。動けない。なんでそ
んな力が?そうか、今まで上原の体はあたしが鍛えていたからだ。いくらあた
しに力があるっていっても、その鍛えられた男の力にはかなわないんだ。
 しばらく、上原の広い胸の中にあたしはうずもれていた。

「上原…。」
 あたしは顔を上げて話しかけた。
「あ、ごめん。痛かった?」
 上原はあたしを離して上体を起こした。あたしもつられて体を起こす。
「あのー、目のやり場に困るんですけど…。」
 そう言いながらシーツを掛けてくれた上原。
「桃井さんに言われたことが、なんかわかったみたいだよ。」
 言葉は優しいけれど、その目はさっきまでのとは違う、自信に満ちたような
落ち着いた目つき。まさか…。
「桃井さん!」
 上原はあたしの肩に両腕をまわし引き寄せる。抵抗する間もなく、上原はあ
たしの唇に自身の唇を重ねてきた。もうあたしがリードする必要なんかない。
 あたしは目を閉じて、まだ少しぎこちない上原に身をまかせた。
209178:2007/10/01(月) 22:06:41 ID:rMJMy5VP
 僕は忘れていた記憶がよみがえってきた。
 僕たちが入れ替わる前、僕は桃井さんを遠くから見ているだけだったけれど、
いつかは桃井さんを抱きしめてキスをしたり、僕の腕の中で……なんてことを
想像していたのが、今現実になっている。
 確かに僕には男としての経験はないけれど、入れ替わっていた時に桃井さん
が僕にしてきたことを今度は僕がすればいい。しかも桃井さんより僕の方が桃
井さんの体は詳しいんだから。

 僕は桃井さんと唇を重ねたまま両腕を背中にまわして強く抱きしめると、桃
井さんは小さく声をあげそのまま僕にもたれかかってくる。僕は腕の力を抜い
て桃井さんをベッドに横にした。
「上原…。」
「ちょっと待って。」
 僕はベッドから離れるとズボンとトランクスを脱いだ。
 桃井さんが鍛え上げた僕の体。そしてしばらく忘れていたアレ。
「僕は男だな。」
 フッ と口元から笑みがこぼれると、僕は桃井さんの待つベッドに。

「桃井さん。」
 僕は桃井さんの横に滑り込んで声を掛けたけれど、反応がない。
「…桃井さん、まさか緊張してる?」
「そ、そんなことあるわけないだろ!オレ…、あ、あたしが緊張なんてするわ
けない…よ。」
 そうか、思い出した。元に戻る前に桃井さんが言っていたように、男まさり
(と言うか凶暴)な桃井さんを押さえられるようになった僕は、桃井さんにとっ
て理想の相手なんだ。
 僕の目の前で小さく震える桃井さんは、本人のキャッチフレーズ通りの可憐
ではかな気な少女に見える。
210178:2007/10/01(月) 22:16:38 ID:rMJMy5VP
まだ自宅療養中です。。
あと、エロいシーンとラストの2回で終わりだと思う。

>>176 さんの原案からずれてるとアップしてから気付いたorz

211名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 15:48:09 ID:zEJzJVTX
森永あいスレあったのか

>>178
乙です、続きが楽しみだ

たまにあるエロなし作品書いてる職人さんは今度からエロくない〜スレに投下してはどうでしょう?
ここはエロパロ板だし、エロ楽しみに来てる人がほとんどなので分けた方がよろしいかと
212名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 16:37:53 ID:K9rMyGp3
御村よし子でお願いします!
213178:2007/10/03(水) 00:13:54 ID:B7B8uyTe
>>211
ペケみっつでエロなしでもいいから、どこか掲載しているところ知ってます?
経験不足を補うためにいろいろ探しているんだけど、なかなか見つからなくて。。
214御村×よしこ 1:2007/10/03(水) 02:38:35 ID:IXiZ1taT
御村×よしこ投下します。
ただ前半部分は名無し男×よしこの無理やりが軽く入ってるので、本当に軽くですが、苦手な方はご注意ください。
とりあえず前半だけ投下させてください。



こんなつもりじゃなかったのに。

不安と、後悔。形のさだまらない感情に、よしこは全身を強ばらせ、所在なさげに小さくみじろぎをした。
落ち着きなく視線を動かすと、嫌でも目に入ってくる複数の男女の楽しそうな笑顔。
ちいさな部屋には、両耳を塞ぎたくなるほどの大音量で絶え間なく音楽が流れ続けている。
つまり、カラオケボックスでの合コンの真っ最中なのだ。
(か、帰りたいようっ)
友達に、帰りに付き合ってほしいところがあると頼まれたのが、ほんの二時間前。
御村の家に行儀みならいにあがっている手前、なかなか友達とも遊びに行けない。今日はたまたまお休みを貰った日だったし、普段の埋め合わせのつもりで承諾したのだが、それがいけなかったらしい。
いわゆる合コンの頭数会わせだとしったときにはすで両端を固められ、動けない状態になっていた。
(こわいよ、託也お兄ちゃんっ)
気がつけば御村に恋をしていて、気がつけば御村の許嫁となっていたよしこには、十八になる今まで家族以外の異性とろくに関わりを持ったことがない。
もちろんこういう場も初めてであるし、両端から送られてくる視線にも、たまに振られる会話にも、どう対処していいのかもわからない。
何より、許嫁であり、つい最近心が通じ合ったばかりの思い人への罪悪感で胸が潰れてしまいそうだった。
215御村×よしこ 2:2007/10/03(水) 02:40:58 ID:IXiZ1taT
「大丈夫?」
じっと下を向いてうつむいてしまってしたよしこに、右隣に座っていた男が声をかけてきた。
よしこは顔をあげ、何とも言えず、ただ曖昧に笑う。
「顔色わるいよ? ちょっと休憩した方がいいんじゃないかな?」
「え……」
「トイレいく? つき合うよ」
チャンスだ。
ふいによしこの心に光が射す。そのまま抜け出して、こっそり帰ってしまえばいいのだ。
「うんっ」
力いっぱい頷くと、男は爽やかに笑ってよしこの手をとる。
そして、何とか部屋を後にすることができたのだ。
小さく礼をいうと、男は笑顔を顔に張り付けたまま「いいよ」と 返してくれる。
いくらか歩いた先にあったトイレは、男女共用のものがひとつきり。
先にどうぞと言われたので入ったら、なぜか男も一緒に入ってきた。
(なんで?)
疑問に思ったのは男が後ろ手に扉の鍵を閉めた後だった。
216御村×よしこ 3:2007/10/03(水) 02:42:21 ID:IXiZ1taT
「よしこちゃんだっけ、可愛いよなぁ」
「あ、あの…っ」
「一緒に来てくれたってことは、いいってことだよねぇ?」
いいって何が!?
なんて質問は到底できる雰囲気ではなく、じりじりと迫って来る相手に、本能的に後退する。
涙が出そうだった。
でもこんなわけのわからない男のために、貴重な水分を放出するのはたまらない。
「一ノ宮の制服って、可愛いよなぁ」
何しろ小さなトイレの中だから、間はすぐに詰められてしまう。
男の腕が伸びてきて、よしこのスカートをめくる。
抵抗したいのに、体がうごかない。
「や、いやっ」
「もしかして初めて?」
御村ですら触ったことのない、スカートの奥のふとももに手が伸びふれた瞬間、よしこの中で恐怖の糸が切れた。
「いやぁっ! 助けて、御村のあんちゃん、助けて、いやーっ!」
必死に手足をばたつかせ、声のかぎりに叫ぶ。男はそれを押さえつけながら、イラついた表情を浮かべた。

「無駄だって、こんなうるさいとこで声なんかとど……っ」
届かない。
けれど男は最後まで言葉を紡ぐことはできなかった。
鍵を閉めたはずの扉が、バンっといきなり大きな音をたてた後、突然開いたからである。
正確には開いたのではなく、壊れたのだが。
「託也お兄ちゃん!」
「何やってるの?」
壊れた扉の向こうには、御村の姿があった。
「な、なんだよお前っ」
声に御村は視線をよしこから男にうつす。 乱れたよしこの服装と男の手の位置を確認したあと、御村は静かに二人に近づいた。
そしておもむろに拳を振り上げ、男を殴りつけた。
「お茶が立てられなくなったら、責任をとるように」


とりあえずここまで、後半部分は近日中に必ずかきます。
ベタ展開すぎてごめんなさい。
217名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 05:07:50 ID:T++Yaoiz
うわ〜い御村よし子だ!
ワクテカして後半待ってます!
218名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 08:51:42 ID:6E7Um842
ここがいい
219名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 04:52:40 ID:LTqy+N0S
神…神はまだか…
220178:2007/10/14(日) 04:27:57 ID:/WmPYII/
先に言い訳
もともと千本木×あきらファンだったので、途中からだんだん
描く気が失せてきてました。だからペースが落ちていたのです。
でもそれじゃぁ176さんや期待していた方に申し訳ないので、
最後まで書こうと思ったのですが、どうしてもフィニッシュシーンを
書く気になれなくて、飛ばしてしまいました。ごめんなさい。
ただその後のフォローはしているので、決して手抜きではないとご理解ください。
221178:2007/10/14(日) 04:31:43 ID:XGSaORBH
「…だよね。誰からも恐れられてた桃井さんが、緊張なんかするわけないよね。」
「なんだとー!」
 桃井さんはガバッと上体を起こして、今にも殴り掛かるような形相で睨みつ
けた。
「あはは。やっぱり桃井さんはそうでなくっちゃ。」
 僕の言葉は桃井さんには予想外のことだったらしく、出ばなをくじかれひる
んだ隙に僕は桃井さんの顎に手を延ばし引き寄せると、軽くキスをした。
「少しは落ち着いた?」


 上原、あたしが緊張しているのを知ってわざとだったのか。あいかわらず優
しいヤツだよな。キスの余韻を感じながら上原の顔を見上げる。その自信に満
ちた顔が妙におかしくて、口元が緩んだ。
「…はい。」
 目を伏せ小さくつぶやくと、上原はまたあたしの顎を引き寄せる。でも今度
はさっきよりも何倍も強く唇を押し付けてきた。
「…ン…ン……ンァ……」
 舌を絡め、やがてピチャピチャと音が漏れる。背中に腕をまわされ、もう逃
げることはできない。

 あたしは女になるんだな……。

 上原の指があたしの体を這いだした。それは今まで感じたことのない感覚。
女の体がこんなに敏感だったなんて…。
「…あぁ…ぁぁ……」
 声にならない声が漏れる。
 上原にしがみつきながら、その指の動きにあわせるかのように、あたしは体
を小刻みに震わせた。

「桃井さん」
 上原はあたしの腕を振りほどいて背中にまわり、耳元で囁く。
「桃井さんがこんなにかわいいとは思わなかったよ。」
 その言葉にあたしの胸の奥がきゅんとしめつけられる感じがした。
「僕の方が桃井さんの体は詳しいから、もっと気持ちよくしてあげるよ…。」
 え?こいつ、一人の時にあたしの体を弄んでいたな。でも、そんな気持ちは
すぐに飛んでしまった。
 上原はあたしの胸をわしづかみにすると、その指をゆっくりと動かしはじめ
る。強く弱くあるいは撫でるように…。
「ャァァ...」
 体の震えを押さえたくても上原は後ろにいる。行きばのない両手をあたしの
体を弄ぶ上原の手の上に置いて、されるがままに耐えるしかなかった…。
222178:2007/10/14(日) 04:35:12 ID:XGSaORBH
 僕は桃井さんをベッドに倒すと、一言告げた。
「まだまだだよ。」
 横たわった桃井さんの左胸を口に含み、右胸の乳首は左手の指先でつねるよ
うに力を入れる。痛みと快感が入り交じった桃井さんの表情は、さっきまでの
僕のソレと同じだね。
 僕は右手を徐々に下げていった。






/* *** フィニッシュ後 *** */

「桃井さん…。」
半ば放心状態の桃井さんは、目にいっぱいの涙を溜めていた。
「桃井さん、泣いてる?」
「…おまえが入れ替わっていた時のクセが、あたしの体に染み付いちゃったか
らだよ。」
「ばかやろう!責任取れよな。」
「……はい。」
 僕の胸の中で声を殺して泣いている桃井さんの頭を優しく撫でながら答えた。

 好きな彼(ヒト)の胸の中に抱(イダ)かれ幸せの絶頂の中での快感と、好きな彼
女(コ)を抱いて自分のモノにできた快感、どっちがいいかなんて優劣を付ける
ことはできない。でも、僕はこの両方を経験することができたわけで、桃井さ
んには本当に感謝している。そして今、元に戻った僕が桃井さんを守っていか
なきゃならないんだと思う。入れ替わっていた時の人間関係なんかの数々の困
難も含めて。
 そんなことを考えているうちに桃井さんは寝てしまったみたいだ。以前の桃
井さんからは想像もできないような、その安心しきった寝顔を見ているうちに、
僕も眠りに落ちた。
223178:2007/10/14(日) 04:37:40 ID:XGSaORBH
「桃井さん?」
 目が覚めると、目の前に僕が寝ている。あぁ、僕も寝ちゃったんだ。そうか、
さっき僕は僕と(でも中身は桃井さん)としちゃったんだ……。

 え?
 いや、その後僕らはおじいさんのところに行って、元に戻ったはずだ。驚い
て手近にあった手鏡を手に取って覗き込むと、僕は桃井さんだった…。
「元に戻っている…。じゃない、また入れ替わっているじゃないか!」
 僕の姿をした桃井さんを起こす。機嫌が悪そうに体を起こすと、自分の姿を
した僕を見つけ、息を呑んだ。
 僕らはすぐにおじいさんのところに飛んで行くと、
「あー、入れ替え君、最後の部品を付ける前に君らが入ってスイッチ入れ
ちゃったからじゃよ。入れ替わった後の体と精神を定着させることができなく
て、しばらくすると元に戻ってしまったというわけじゃ。」
「じ、じゃぁ、その部品付けてもう一度お願いします!」
「ダメじゃ。あの後菜々子が投げたスパナが開けっ放しになっていた基盤の上
に落ちて、回路がショートしてしまって、また壊れちゃったんじゃ。」

 僕らは桃井さんの部屋に戻ったけれど、話をできる状態じゃなかった。
 やっと元に戻れてこれからだと思っていたのに、また入れ替わってしまって
今までの困っていた状態になってしまった。
 桃井さんの姿の僕の目頭が熱くなって、涙が滲む。それを見ていた僕の姿の
桃井さんが
「お前なぁ、俺の体に変なクセをつけるなよな。」
 オ、オレって、桃井さん、以前の状態に戻ってる。順応早すぎ!って、そう
いう僕もすぐに涙が出てきちゃう状態だから、人のことは言えないか。
「…まぁ、また元に戻っちまったんだから、今さらブツブツ言ってもしょうが
ないしな。今まで通りやってくしかないだろ。」
「…だね。」
 僕もあきらめた。
「じゃぁ、ちょっとトイレ行ってくる。」
 桃井さん、男になったから、まさかまた……。
「あー、戻ったらさっきのお礼に、今度は俺がお返しするから覚悟しとけよ!」
 えーーーっ!
 しまった!桃井さんの体の感じる場所を教えてしまったわけで、今度はそこ
を桃井さんは責めてくるんだ。
 どうしよう。コワイけどうれしいというか。
 違う違う! うれしくない………こともないかな?


END
224名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 13:00:25 ID:rqdX65HR
age
225名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 21:16:29 ID:7rnP+/P3
>>178 乙です、次回作も楽しみにしてます〜

ドラマも終わったし、職人さんも去ってしまったのかなあ
226名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 23:55:03 ID:ik/zZnh2
ほしゅ。
227名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 11:57:37 ID:Oayjt+1s
228名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 23:11:15 ID:vtTWyDfI
遅レスだが>178乙!!

個人的にはホッケー部が見たいな…泉×ハナとか。
歳の差好きとしては5巻の糸魚川×芽衣は読んでて萌えた。
229名無しさん@ピンキー:2007/12/04(火) 00:51:34 ID:2q9qaQJG
age
230名無しさん@ピンキー:2007/12/20(木) 23:56:04 ID:PLYlAETE
保守…する必要ないかもしれないが
231名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 16:04:01 ID:WVLp581n
スクリプト荒らしのため保守
232名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:21:58 ID:n1IOqu/D
保守
233名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 21:32:08 ID:DheV9C9Z
なんでみんなこんなに保守してるんだ?保守
234名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 14:43:28 ID:fsLdlX8K
ハナ×泉誰かお願いします
235名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 02:45:16 ID:7Cvv+O7x
御よしお願いします
微エロでもなんでも構いません。飢えてますー
236名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 05:50:05 ID:/F9pd8H+
保守
237名無しさん@ピンキー:2008/02/13(水) 11:45:22 ID:bLFPSLtJ
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
238名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 12:20:41 ID:JC6BgtEu
女とヤってお金が貰える♪
まさに男の夢の仕事!
出張ホストっておいしくない?
ttp://monitorguide.biz/2ch/01_info.html
239名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 23:33:58 ID:RL+ekfLT
保守がわりに御村×よし子
エロなしでオチもない
暇つぶしにドゾ

---

夕食が終わり茶を啜っていると、妻がテーブルを拭き始めた。
その手の甲に、小さな赤い傷をいくつか見つけて御村は眉をひそめた。
ついこの間まではなかったものだ。
いつの間にこんな傷を作ったのだろう。
手早く動いているその手を捕らえる。

「よし子ちゃん、どうしたのこれ」

突然のことによし子はえっ、と小さく声を上げた。

「これ、って」
「手」

手首を持ち上げて宙に浮かすと、ああ、と困ったように笑った。

「…最近暖かくなったでしょ? それで、お手入れさぼってたら、ちょっと荒れちゃって」

掴まれた手をほどき、申し訳なさそうに2、3度すり合わせる。
炊事をする人間の手だ。
短く切り揃えられている爪には、色も飾りもついていない。
手の甲のところどころに小さな赤い傷があって、少し肌がかさついている。
言われてみればよし子はよくハンドクリームを手に塗っていた。
自分の外見にあまり頓着しない彼女がまめに手入れをしていたのは、恐らく御村や周りの者を気遣わせないためだろう。

家事はしなくていい。
何度かそう言ったけれども、体を動かすのが好きだからと、よし子はやっぱり困ったように笑うだけだ。
気立てがよく働き者であるということは彼女の美徳だ。
変わるべきは自分かもしれない。

「皿洗い手伝うよ」

立ち上がって言うと、よし子は慌てて頭を横に振った。

「いいよ、託也お兄ちゃんは座ってて」
「体を動かすのが好きなんだ」

これは彼女の口癖だ。
よし子は大きな目を丸くして、それから口許をほころばせた。

「…ありがとう」

笑顔にまだ小さな遠慮を残す彼女が、少しだけもどかしい。

「一番好きな運動は、よし子ちゃんと2人だけでするやつだけどね」
「…!」

いつか、家事を手伝うことが習慣になって、彼女の笑顔が嬉しさだけで作られたらいい。
真っ赤になった妻を満足げに笑って、御村は皿を洗い始めた。

おしまい
240名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 10:22:43 ID:lXcaduUT
食洗機、買ってやれよw
241名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 15:23:19 ID:dKke07bi
242名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 15:25:26 ID:dKke07bi
ごめん、途中で送信してしまった

>>211にもあるけど、エロなしは分けた方がよいのでは?
243名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 14:59:12 ID:QIDx0VZR
池上×太郎読みたい
244名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 06:40:14 ID:uwTbtBEt
空気読まないで夏希×ハナ投下するんですー。
大したプレイ的な感じはないと思うけど、少し長いかも。
このカプ苦手とかだったらスルーで。次から投下なんです
245夏希×ハナ小話1:2008/04/21(月) 06:43:02 ID:uwTbtBEt
いつも楽しそうに可愛らしい笑顔でニコニコと笑っている。
それが芹沢夏希の主な印象であろう。
まるで天使のような笑みは、女の子と見間違うほど無邪気で可愛らしい。
──が、どうあっても彼は男子。しかも普通の男子よりよっぽどの男らしさを備えている。
日常の中でそれを実感する事はたまにあるが、それでもハナは油断していた。
夏希の同性のような外見と自分に対する態度から、
彼の「男」の部分を見縊っていた、と言ってもいいのかもしれない。

***


「ちょっと学校早く終わったけど・・・、誰も来てないかな?」
終鈴よりかなり早く終わってしまった5限目の教室を後にして、
夏希は鞄片手に放課後のたまり場と化しているホッケー部部室に足を運んだ。
誰もいないのなら取り寄せた菓子を盛り付けて、お茶の準備でもしておこうか。
そんな事を思いながら。


ガラリと引き戸を開けて中に入ると、そこには意外にも先客がいた。
──ただし、白目を剥き、鼻提灯を垂らして眠っていたが。

天使の寝顔とは程遠いそれの持ち主はハナ。夏希の友人織田泉が強引に勧誘してきた後輩だ。
「──まさか授業サボって寝てたわけじゃないよね・・・」
知らずにぽろりと言葉が漏れる。彼女ならばそれさえもやりかねない。
(う〜ん、下手に起こしても機嫌悪くなりそうだし・・・。
みんなが来て、お茶の準備が終わったら自然に起きるだろうな、多分)
そう独りごちてお湯を沸かそうとコンロに火をつける。

昔はコンロの存在さえ知らず火をつけることにも一苦労だった夏希だが、
その扱い方をハナに教えてもらった今では造作もない事だ。
やかんを火にかけ、取り寄せてもらったお菓子の包みをがさがさと開ける。

今日の一品は熊本産ブルーベリーゼリーだ。
普段のお菓子よりかはかなりの安値だが、ブルーベリーの酸っぱさと冷たいゼリーの感触が堪らない。
見た目の涼やかさに舌鼓を打ちながら、夏希はそれを皿に盛って冷蔵庫に入れようとする。
と、その時、ハナの体がびくりと動いた。 
246夏希×ハナ小話2:2008/04/21(月) 06:46:40 ID:uwTbtBEt
「・・・・・・?」
不気味な気配を感じ取って、夏希は恐る恐るハナの方を見る。
すると今までマッサージチェアで歯軋りしながら寝こけていたはずのハナが、ゆらりと起き上がっていた。
意識のないまま。
その異様な有様は、人が見れば叫んで逃げるなり警察に通報するなりなんなりしていただろう。


しかし夏希にとってこんな光景はもはや日常茶飯事だった。
「・・・ああ、食べ物の匂いがしたから無意識に起きちゃったのかな?
ハナちゃんは相変わらず食欲旺盛だねえ」
白濁としている目からして彼女に聞こえているとは到底思えないが、
夏希は普段の可愛らしい微笑でハナを見ながらそう言った。

とりあえず体をあちこちにぶつけながらもこちらの方へと(ゼリーの方へと)
近寄ってくるハナの眼前に、ゼリーの乗った皿を差し出してみる。
くわっと口を開け、犬食いでそれに喰らいつこうとしたハナを見て、夏希の悪戯心が芽を出した。

食いつく直前で、さっと皿を手前に寄せる。
──ガキン!と歯と歯の強く噛み合う音が聞こえた。


「・・・駄目だよハナちゃん、寝たまま食べるなんて行儀が悪いなあ」
その様子を見てツボにはまった夏希が、笑いながらハナに向かって言った。
そして何度かそれを繰り返し、しまいにはハナの目の前で、──それをぱくりと自分の口に収めた。
「きちんとハナちゃんの分もあるから、ちゃんと目を覚ましたら食べさせてあげるからね。
・・・あ、これひんやりしてて美味しいなぁ」
咀嚼しながら悪気のない笑顔で夏希がハナに言う。勿論その声はハナに届いていない。

そして、──無意識のハナにとって、おあずけは我慢できる行為ではなかった。


「!?ハナちゃん、なにっ・・・、──んむ・・・・・・!!」
突然夏希の唇に、ハナのそれが強く押し付けられる。
そして彼の開いた口の隙間から強引に舌を差し込み、ゼリーだけを丁寧にかき寄せ、自分の口に運び込む。
その巧みな舌使いに夏希は目を見開いて驚いた。

「ハ、ハナちゃん──!?」
その間にもハナは名残惜しそうに甘さの残る夏希の唇や、ゼリーが零れ落ちた胸元を丁寧に舌先で味わっていた。
それが終わると、それまで意識のなかった表情に幸せそうな笑顔が浮かぶ。


「・・・・・・美味しい・・・」
満足そうに笑って言うと、ハナは再び全身を弛緩させて眠りに落ちた。
呆然としている夏希に、ぽてりとハナの体が寄りかかってくる。
「──ハナちゃん・・・」
彼女の唾液でべとべとになった薄い唇を拭いながら、夏希は笑顔でぽつりと言った。


「ここまでしといてなんにもないと思うなよ?」


普段より多少強めになった語尾を発する彼の笑顔には、
それはもう物凄いくらいのどす黒さを感じ取る事ができる。
もちろんそんな彼の言葉も、ましてやその恐ろしい威圧感も、
ひたすら惰眠を貪っているハナに届く事などはなかったのだった。
247夏希×ハナ小話3:2008/04/21(月) 06:50:39 ID:uwTbtBEt
見た目は華奢でもやはり男は男。持ち前の腕力で軽々とハナを抱きかかえた夏希は、
柔らかいマッサージチェアにハナを下ろし、制服のリボンをそっと外す。


相変わらず死んでいるような半目の瞼を強引に瞑らせ鼻提灯を割ってやると、
童顔のハナは結構可愛らしく、無垢な天使の寝顔と言っても過言ではなかった。
「みんなが言うよりかは可愛いと思ってるんだけどね」

ハナの寝顔に自分の予想が当たったと思えた夏希は満足そうに彼女の頭を撫で、
先程自分に押し付けられた唇に今度は自分からそっとそれを重ねた。
ゼリーの甘酸っぱい味が、まだ舌先から味わう事ができる。
「ん・・・、甘いな・・・」
ハナの唇をつっ、と舌の先端でなぞりながら夏希。

更に彼は先程ハナにされたように、今度は彼女の口内に自分の舌を侵入させる。
ゼリーの余韻残る冷たさと唾液のとろりとした生暖かさが、夏希の舌を支配した。
「・・・んぅ、・・・む・・・」
多少の息苦しさを覚えたのかハナが顔を歪ませるが、それでも起きる気配はない。


どちらかと言うと早く起きてハナに驚いて欲しいと思っている夏希は、できるだけ大胆に彼女の口内を蹂躙していった。
歯茎を丁寧に舌先でなぞり、そのまま彼女の舌に吸い付いて自分のそれを絡ませる。
(ハナちゃんの唇って柔らかいな〜。・・・まぁ、当たり前のことなんだけど・・・)
普段余りにも人間離れしている行動を取るハナも、結局は年端もない少女なのだと実感する。
するとそれまで欲情しかしていなかった夏希の心のどこかに、切ない胸の痛みが走った気がした。


「・・・まさかね」
泉じゃあるまいし、と思いながら慌てて唇を離す。
互いの唇の間に名残惜しそうに垂れる唾液の糸が、やけに夏希の感情を昂らせた。
「ふにゃ・・・」
やっと十分に酸素を得られるようになったことに満足したのか、
多少頬を赤くしたハナは再び安堵したような表情で眠りについている。
本来ならば、夏希はここで彼女をなんとしてでも起こすつもりだった。
(・・・でも・・・)
夏希にしては珍しく胸を高鳴らせながら、ハナのセーラー服にそっと手を潜らせる。
音もたてずに、彼女のブラジャーのホックが外された。


「ごめんねハナちゃん。・・・まぁ僕も所詮男の性には抗えないってことなんだよ」
少しだけ自嘲気味に微笑んで。

彼は少し自分より高めだと感じる彼女の体温に、溺れるように触れていった。
248夏希×ハナ小話4:2008/04/21(月) 06:54:33 ID:uwTbtBEt
予想通り、──といっては失礼なのだが予想通りなのだから仕方がない。
ハナの乳房は控えめな大きさだった。
それでもその手のひらに収まるくらいが可愛らしいと思えてくるから不思議なものだ。

セーラー服とホックの外れたブラジャーを上にまくしあげると、
白い乳房とその先端に控えめに色づく薄桃色の突起が露になる。
それを両手で優しく撫で回し、先を指で軽く弾いた。
「ふ・・・にゃぁ・・・」
眠りこけている表情は変わらないものの、ハナの体がぴくりと身じろぎする。


「・・・ハナちゃん可愛い」
心底そう感じながら、夏希は胸の先をくりくりと指で押さえつける。
しばらくそうした後に指を離すと、ハナの先端はぷっくりと固くなって芽を出した。
捏ねるように乳房をしだきながら、乳輪やその先を舌の先でちろちろと舐めると、ハナの体が一層ふるりと震えた。

「ん・・・、やぁ・・・」
心持ち息を荒げながらハナが声を上げる。そろそろ意識を戻しそうだ。
これだけ彼女の体を弄っていれば当然の事とも言えるだろう。
しかしそんな事など全く気にする様子もなく、夏希はひたすらハナの体をまさぐっていた。

まだ幼さの残る腰回りをひたすら撫で回したり、
柔らかい鎖骨にかぷりと噛み付いたりしているうちに、段々夏希の体にも熱が回ってくる。

「ハナちゃんの体って、・・・意外とやっぱりちゃんと女の子なんだよねぇ」
どことなくしみじみと実感しながら、次第に声音を上げていくハナを楽しそうに見つめ、
彼女の感じる部分をじりじりと攻め上げていく夏希だった。

「ぁ・・・、や、も・・・っ!なに・・・??」
喘ぎながらも睡眠を妨げられた不快感に眉根を寄せながら、やっとハナが目を覚ます。
「あっ、やっと起きた?おはようハナちゃん」
驚きもせずに、至近距離で夏希がいつものように挨拶をする。

「す、すいません夏希先輩、・・・って、なんじゃこりゃああああああ!?」
自分の置かれた状況に案の定慌てふためきながら、ハナがいつも通り可愛くない悲鳴を上げた。
「ちょっと黙ってて。今いいとこなんだから」
それだけ言って、未だ雄叫びのような悲鳴を上げ続けるハナの口に、自分の口で蓋をする。
「!・・・ふぅ、む!・・・ふ!ぁ・・・あふ・・・」
何がなんだか分からない内に唇を奪われ、犯されるハナは目を白黒させるばかりだった。


「ふぁ、もぅ・・・!な、なんなんですかぁ・・・!?」
先程より幾分語気の弱まった口調で、ハナが必死に唇を離して言った。
「なんなんだはこっちの台詞だよ。言っとくけど先にちゅーしてきたのはハナちゃんなんだからね?」
「うっ、うっそだぁ!私がそんなことするわけないじゃないですかぁ!?」
元々色恋沙汰に全く興味のないハナは、確信めいた口調で反論してくる。
それに笑みで圧力をかけ、夏希は改めてハナを組み伏せた。

「もう嘘でもホントでもどっちでもいいよ」


顔のすぐ上にある、今まで見たこともないような不敵な笑みを見せる夏希に、
ハナはどきりとして思わず目を逸らした。と、その時。
「──あれ?部室の鍵開いてないけど誰がもってんだっけ?」

部室の外から、泉の声が聞こえた。
249夏希×ハナ小話5:2008/04/21(月) 06:58:52 ID:uwTbtBEt
「────っ!!!???」
両手で口を塞ぎ、声にならない悲鳴を上げながらハナが顔を蒼白にする。


「崇〜、鍵もってんの誰だっけ?」
「俺じゃないし、普段から双子と鈴木は持たないし、・・・夏希じゃないか?」
更に崇の声まで聞こえてきて、ハナは今にも卒倒しそうな心持ちだった。

そんなハナを見てくすくすと小さく笑いながら夏希が小声で言う。
「大丈夫だよ。鍵ならほら、机の上に置いてあるから」
見やると確かに、そこには鍵が置いてあった。しかしハナはもし鍵を開けられたらと気が気でない。
とりあえずそろりと立ち上がり、引き戸の部分につっかえ棒を置いた。
「・・・こ、これでなんとかならないかな・・・」

冷や汗をだらだらと流しながら鍵を見るハナの後ろに、ぬっと影が沸く。
「あ、ハナちゃんも本気になってくれたってこと?嬉しいなあ」
本気で思っているのかと感じるような軽口を叩きながら、夏希がハナを後ろから抱きしめた。
そして再び少し熱が冷めてしまった胸に手を這わせる。

「ちょ、ちょっと・・・!」
「だーめ。大声出すと泉たちに聞こえちゃうよ?」

非難しようとするハナの唇をちゅ、と吸って、夏希がいたずらっ子のように笑った。
「う・・・、で、でもだからってこんな・・・、・・・!? ・・・っ!」
小声で口うるさく咎めようとするハナを余所目に、
夏希は乳房を弄りつつもう片方の手でハナの下着の上から、その秘裂を指で撫でていた。
「ちょっと、・・・!」
「だから大声だしちゃ駄目だって」
それまで執拗に胸を責めていた手で、ハナの口をくっと塞ぐ。
それでももごもごと何か訴えようとする彼女の耳元で、夏希は面白そうに囁いた。


「・・・あれ?ハナちゃん、嫌がってる割には結構濡れてるんじゃない?」


途端にハナは顔を真っ赤にして身を固くした。
あえてゆっくりと、確認するように、じわじわと下着を指でなぞる。
すると中心部は既にもらしてしまったかのようにぐっしょりだった。

「ほら、ね?・・・ホントはいっぱい感じてたんじゃないの?」
言いながらそっと下着の中に指を忍び込ませ、改めて割れ目を辿って行く。
とろとろに蜜が溢れたそこは、くちゅくちゅと音を立てながら夏希の指に花弁を震わせた。
「・・・ぐちゅぐちゅいってる」
「そ、そんなこと言わないでください・・・!」
外のメンバーに聞こえないように小声で、それでも涙目で必死にハナが叫んだ。
「恥ずかしがる事なんかないんじゃない?寧ろ俺としては嬉しいんだけどね、感じてくれてて」
耳元で囁きながら、敢えて敏感な部分には触れないようになぞっていく。


「やぁ、・・・ずるいです、こんなの・・・」
びくびくと背をひくつかせながら、ハナはぼろりと涙を溢した。
250夏希×ハナ小話6:2008/04/21(月) 07:00:48 ID:uwTbtBEt
「それにしても誰も来ないのな、結構終礼終わってから時間たってんのに・・・」
ため息を漏らす泉に、崇が冷静に返事を返す。
「双子は今日はなんか用があるとか言ってたな。鈴木と夏希は、・・・何も聞いていないが」
「そうか・・・。さっきからハナに連絡してるんだけどあいつ全然携帯でる気配ねーんだけど」
「俺も夏希にかけているが、同じく一方通行だな」



「良かったね、ハナちゃん携帯サイレントにしといて」
泉と崇がため息をついている扉の正に向こうで、夏希は必死に声を押し殺しているハナに囁きかけた。
寝る事が何よりも幸せな彼女の事だ、部員が来るまで邪魔はされたくないと思って携帯を無音にしたのだろう。
対して夏希の方はマナーモードであるものの、鞄に入った体操服が上手くバイブの音を外に漏れにくくしているようだった。

「はぁ・・・、も、夏希せんぱ・・・、んぅ・・・」
扉にもたれかかりながら必死に声を押し殺し、「やめて」を懇願するハナだが、
ここまできて夏希に引くという選択肢など微塵も無かった。
寧ろ彼女の体を焦らし、虐めるのが楽しくて堪らなくなっていたりしていて。

乳房をくにくにと蹂躙させながら臀部を撫でていると、彼女の腰が困ったようにくねり始める。
「あれ、どうしたの?ハナちゃん。どこか痒い所でもある?」
「ちが、ちがいます・・・!」
しれっとした様子で言うと、多少語気を強めて返してきたので、夏希は慌てて彼女の唇を手で塞いだ。


「あれ?今なんか声が聞こえなかったか?」
「・・・気のせいだろ」

外の二人のそんな会話を聞きながら、夏希は諭すように言葉を紡ぐ。
「大声だしちゃ駄目、っていったでしょ。分かってるよ、疼いてるんでしょ?」
必死でぶんぶんと首を横に振るハナ。しかし彼女のそんな態度とは裏腹に、
指先に甚振られた彼女の秘部は物欲しそうに涎を垂らして唇を震わせているのだった。

既に夏希のほうも我慢の限界に近づきつつあったので、手早くジッパーを下ろし、そこから自分のモノを取り出す。
「・・・何度も言うけど声だしちゃ駄目だからね」
十分に硬くなったそれをハナの入り口に当てて、夏希は言った。
「やっ、だめ・・・」
ハナのそんな言葉は無視して、彼は一気にハナの蜜壷を貫いた。


「────────っ・・・!!!!!!」
「ん・・・、はぁ・・・!」


互いに懸命に声を押し殺す。二人とも待ちかねた快感に思わず声を漏らしてしまいそうだった。
それを何とか喉の奥に堪え、ふるふると体を快楽に震わせた。
「・・・なんだかんだで気持ち良いんでしょ?えっちだなぁハナちゃんは」
自分の事を棚に上げて言うと、言われた相手は顔を真っ赤にして涙を零しながら、それでも毒を吐いた。
「夏希先輩の・・・ばかたれ・・・!」


(・・・可愛いなあハナちゃん)
彼は心底そう思った。
251夏希×ハナ小話7:2008/04/21(月) 07:03:03 ID:uwTbtBEt
「誰も来ないみたいだし、そろそろ帰るか。メールは入れといたし」
「ん、そだな。崇俺ん家の車のってくか?」
「・・・・・・」
「・・・」


遠ざかる二人の声に安堵している様子のハナを見ながら、夏希は一気に腰を強く動かしていく。
「やっ・・・!せ、せんぱい・・・・・・!」
「もう二人ともいなくなっちゃったみたいだし、思う存分声出して良いよ」
こっちも存分に動けるし、とは言わないでおく。

「だ、誰が声なんか・・・・・・」
後ろから責め立てられる快感に知らん振りをしてみるも、熟れた体は既に情欲の炎が滾っていて、
我慢すればするほど、泣きたくなるくらい気持ちよくなってしまうハナだった。
それは勿論夏希も同じ事で、冷静にしていてもやわやわと暖かく蠢くハナの内部に理性は瓦解しかかり、
ともすればあっという間に達しそうな具合であった。


「うっ・・・ふ、・・・・・・は、・・・・・・ぅ・・・・・・」
必死で声を堪えるハナを見ていると、夏希に意地悪をしすぎてしまったかという少しの罪悪感と、
愛らしいという想いが胸に込み上げて来てしまう。
今度ばかりは自分が折れるべきかな、と思いながら夏希は耳元で切なくハナに懇願した。
「ごめんね、ハナちゃん、意地悪ばかり言って。・・・声出してよ。ハナちゃんの可愛い声、聞きたいからさ」

それを聞いた瞬間、ハナがぼろぼろと涙を零した。
「そんなの、ずるい・・・!今更・・・・・・っ!」
「・・・ごめん」

体勢を維持するためにぴんと張り詰めた彼女の細い背中を優しく抱きしめる。
そして腕を回して上下に揺れる幼い乳房をふにふにと弄ると、ハナが困ったように悲鳴を上げた。
「あぁっ・・・!や、・・・せ、せんぱぁい・・・!ふ、・・・んぁ・・・、は・・・ぅ!」
それが嬉しくて、夏希は激しく腰を動かし、己を突きたてる。
「んあ、だめ・・・!あぅ、んっ、んんっ、・・・っはあ・・・!!ひぁ、や・・・!」
「うん、・・・ハナちゃん、可愛い」
熱くなったハナの首筋に唇を落とし、それからは甚振る事もなく、本能のままにハナを貪った。

にちにちと絡まりあう粘膜に自分自身を擦り付けながらハナのか細い肢体を抱き寄せる。
汗ばむ体がぴったりとくっつき、なんとも言えない安心感と心地よさを夏希は覚えた。
同時に、少しずつ自分が放たれそうなのを感じ取る。

「ハナちゃん・・・、そろそろ、俺イッっちゃうかも」
ごめんね、と謝りながら、夏希は一気に、ハナの体を壊してしまうほどの激しさで腰を上下に動かした。
「んや・・・!あっ、そんな、・・・あたしも、うっ、んっ、あ・・・!あんっ・・・!ふぁあんっ・・・!!」
がしがしと腰を打ちつけられながらハナもまた、意識を快感に手放してしまうのだった。

「ん・・・、あ、ああぁっ・・・!!」
「ふ、ぁ、はぁ・・・」


ハナの胎内に夏希の性がどくどくと流れ込む。
崩れ落ちるハナを抱き寄せ、夏希は残りの体力を振り絞ってソファーに倒れこんだ。
そのままぐったりとうなだれるハナの頭にちゅっと口付け、どさりと頭をソファーに落とす。
暫く二人とも、 無言で息を荒げたまま寝転がっていた。
252夏希×ハナ小話これでおしまい:2008/04/21(月) 07:06:25 ID:uwTbtBEt



「いや、実際襲っちゃったのは俺のほうだし、本当、ごめんね?」
しばらくして乱れた服を整え、部室の鍵を開けながら夏希はハナに謝った。
「こういうことって本当は好きな人と、することでしょ?・・・夏希先輩の遊び事に巻き込まないでください!!」
普段泉に向かって怒鳴り散らすような面持ちで言うハナをみて、
夏希は悪いと思いつつも、なんだか嬉しいような気がして仕方なかった。

「俺だって好きな人としかしない主義だけどな」
その言葉にハナがぎくりとする。
「・・・またまたご冗談を・・・」
「本当だってば!」
どことなくむきになっている自分を実感しながらも、夏希は敢えて素直に、自分の気持ちを伝えた。


「俺はハナちゃんのこと好きだからしたい、って思ったんだ。・・・本当のことだから。
結局無理やりしちゃった形になったけど、ハナちゃんはどう?俺のことどう思う?」
こればかりは期待できない答えに不安を覚えながらも、夏希は真っ直ぐにハナを見つめた。

──自分の気持ちが出来るだけ伝わるように。

すると顔を真っ赤にしながらハナが俯く。
「キライだったらあの時部室の扉叩いて、泉先輩達呼んでますから・・・!」
その精一杯のハナの答えに、夏希の顔が思わず綻んだ。
「・・・そっか」





「ねぇ、今日ウチくる?誰もいないんだけど」
部室を後にした帰り道。二人で帰路を歩きながら夏希はにこにこと笑いかけた。
「夏希先輩のおうち・・・。素敵なベッドなんでしょうね!」
こいつ明らかにガン寝する事しか考えてやがらない、
といったようなうっとりとした表情を見せるハナに、夏希は冷静に突っ込んだ。
「いや、誰もいないんだけどって言ってるじゃん。寝かすつもりないから」
察したハナが顔を赤くして夏希に抗議する。
「夏希先輩のえっち・・・」
「男なんてそんなものですから。でもま、疲れたらさ、──・・・一緒に寝よう?」
柄にもなくどこか照れたような夏希を見て、ハナは初めて、バカみたい、といつものように微笑んだ。



翌日起こしても起こしても起きないハナに夏希が頭を悩ませるのは、また別の話。
253名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 07:07:07 ID:uwTbtBEt
夏希とハナの組み合わせ好きです。
お邪魔しました。
254名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 19:12:04 ID:6x69lZsq
久々に通りかかったら、傑作キテター!
いや、素晴らしくエロく可愛いです。
夏希先輩ったら男前! GJ!
255名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 14:03:59 ID:Z0rp79Va
こんなスレあったんだ
鳥居×先輩と御村×よし子が好きだ
256名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 01:29:55 ID:FzbQcdF+
山田太郎ってドラマ化もされたのに二次サイトなかなか見つからないね
1件しか発見できなかった
257名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 04:06:51 ID:Rlf/Sp0N
>>214-216の後編が激しく気になる
258名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 22:20:18 ID:pEJaZBil
>>15さんの糸魚川×ハナをずっと待ってるんだけど…
259名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 22:33:29 ID:iiCkJLP0
永原×鳥居ちゃんが読みたい
結婚後も鳥居ちゃんいじめられているんだろうな
260名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 02:17:34 ID:z5x2UkAC
夏希先輩×ハナ萌えた〜〜〜!!
素晴らしいです!!!
ありがとうございます!!!
261名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 15:31:02 ID:DWKqERCn
>>243
御村×池上なら見たことある
作者はドラマから入った人なのかな
262名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 00:48:43 ID:44Gme0PJ
ドラマはちらっとしか見たことないから、その組み合わせは不自然に感じてしまう
263名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 15:57:54 ID:2Vpldy0R
やっぱり御村にはよし子だよね
264名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 13:59:19 ID:dpknJsLJ
保守
265名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 14:51:01 ID:T6iINYNa
夏希とハナに激萌えしつつ
泉先輩を思ったら少し泣けた
266名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 16:38:49 ID:nSswTyTT
保守
267名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 23:13:51 ID:gnbWwo29
保守
268名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 20:18:06 ID:ckyLtGJn
保守
269名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:36:37 ID:eR+ihyRT
保守
誰か書きに来てくれないかな
270名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 16:33:04 ID:wZmPU2Ma
保守
271名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 14:36:07 ID:UD9e1/ZW
保守
272名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 12:21:53 ID:lHTzfxwz
夏希×ハナ萌えました〜職人さんGJ!
基本的泉×ハナ派なんですが、夏希もいいなあ。
でも糸魚川もいいなあ。
ハナは誰とでもお似合いになれそうだ。



というわけでほしゅ
273名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 03:41:40 ID:oGs5Ig+o
>>214-216
後半読みたいです
274名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 11:41:24 ID:+6aIb8jW
今書いてるので保守します。
275名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 00:47:27 ID:T09NaXs7
>>274
わー嬉しい
wktkしながら待ってます
276SS保管人:2008/07/10(木) 01:15:55 ID:d+3sTnbk
2chエロパロ板SS保管庫
http://red.ribbon.to/~eroparo/


スレ住人の皆様、このスレに投稿されたSSを当方の保管庫に収蔵させて貰っても宜しいでしょうか?




277名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 16:48:45 ID:PhxwdazI
>>276
お願いします
278名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 18:27:39 ID:2j592CoI
>>276
私もお願いしたいのです
ただ、書き手の方の意見も気になります
279名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 20:20:45 ID:2j592CoI
訂正

お願いしたいのです→お願いしたいです
280SS保管人:2008/07/13(日) 00:58:28 ID:Xy8+51hu
問題無さそうなので「少女漫画・少女小説の部屋」の2号室に収蔵させて貰いました。

2chエロパロ板SS保管庫
http://red.ribbon.to/~eroparo/

281名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 16:48:33 ID:SWkPi62e
>>280
乙です
282名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 23:30:46 ID:4jnp6rL9
保守
283名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 01:52:07 ID:kY8FUX2j
ホッケー部の新刊出たね
284名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 20:26:21 ID:j0eKXtC2
出たねー。泉とハナの一つ屋根の下(?)が良いと思った。

熱海のセイウチドリンクを泉が飲んでたら…的な泉×ハナお願いします。


285名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 16:59:28 ID:5pYVgHTc
>>274さん待ちage
286名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 21:48:40 ID:HWKBta1K
ほしゅ
287名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 16:19:24 ID:BjVfj58n
age
288名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 00:19:41 ID:fmWYJmBT
保守
289名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 10:06:24 ID:BEw85ekw
ほあげ
290名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 05:27:33 ID:/BK2oIyX
なかなか職人さん来ないね
291名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 21:23:23 ID:TF5vnrQQ
(´・ω・`)
292名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 00:46:55 ID:c3y0FZcx
こんなスレがあったとは…
遡って読んでるけどどの話も素敵…(*´∀`)シアワセ
永原先輩×鳥居ちゃんすばらしい。いいなぁ。
293名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 04:47:04 ID:w5AC68Dq
あの2人いいよね
294名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 15:04:23 ID:KnZU5MC6
太郎×隆子はアリエナスなのかな 保管庫に一つもなかった
295名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 17:06:08 ID:1dCNlD/k
太郎は性欲なさそうだもんね。
296名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 02:54:12 ID:RWutH35U
一生独身っぽい
297名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 22:34:00 ID:l7Wu9k3/
太郎は結婚遅そうだな。
太郎は先輩(名前忘れた)とあのままの関係でずっと暮らしていけばいいんじゃないか。
298名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 03:05:36 ID:EAY2220Q
杉浦先輩ね
先輩のお母さん息子があんな風になっちゃってカワイソス
299名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 08:48:50 ID:ptrxH6IV
やっぱりずっと太郎一筋なんだろうか
救われないね
300名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 07:59:48 ID:qERPJCgW
>>294
ドラマ版で御村×隆子のならファンサイトで書いてる人いた
301名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 20:48:12 ID:GOYd2zau
ドラマはあまり見なかったな
鳥居ちゃんと永原先生はよかった
302名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 03:03:06 ID:y0sGOQpi
>>301
私もドラマはあんまり観れなかったんだけど、
漫画でもドラマでも永原先輩×鳥居ちゃんは萌えカップルだった。
あの二人の配役はなかなかよかった。

漫画が手元になくて度忘れしたけど、アリー×五子もいいな。
五子がアリーの手にドキッとする話あたりから萌え始めた。
303名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 04:52:02 ID:YFVs9/bw
これ何回も見た

鳥居京子ものがたり 前半
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1061762
鳥居京子ものがたり 後半
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1062287
304名無しさん@ピンキー:2008/10/29(水) 15:11:25 ID:nueaz/z1
アリーは一途でいいよね
305名無しさん@ピンキー:2008/10/29(水) 17:04:42 ID:9y6qHxRu
>>303
ドラマは太郎と御村の配役が嫌で見なかったんだけど、
これはイイ!!
2人ともイメージ合ってるなw
特に鳥居ちゃんがピッタリだwww
306名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 23:59:52 ID:C5OB7OSn
そうそう
挙動不審具合とかがいい
見た目もぴったり
307名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 04:33:22 ID:XKFrKV6Q
こんなスレが・・・!!
ホッケーとペケ3ファンで読んでるんですが、
86、178、245さん方最強でした!!
天才です!!つーか神です
絵がありありと浮かぶようでした。
とんでもねえ遅レスで申し訳ないですが感想を・・・

86さん→もし本誌でこう展開しても全然不自然じゃないぐらい、
ストーリーも感情変化も全部無理が無くて引き込まれました。
ていうかクオリティ高すぎて驚きましたww
文章の描写もかなりウマくて惚れ惚れ読み込んでしまいました

178さん→上原のトイレが秀逸過ぎますwww!!!天才過ぎますww
あと桃井さん(in上原)の鬼畜っぷりも、上原に呆れたりする感じが
桃井らしい男らしさで萌えました!
最後のオチのパラレルっぷりもおお!!と見事でした。

245さん→あえて恋愛沙汰に1番興味無い(示さない?)コンビを持ってくる設定が神ですー
冷静な夏希が凶暴に、鈍感なハナが真逆に豹変していくのがすげー面白かったです!!
状況も部室を活かしてて萌えました。
セリフ回しもキャラが守られてて、傑作過ぎます!!

神様方、ありがとうございました!

またいつか降臨してくださいp^^q
308名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 03:41:37 ID:/D3OFxEM
作品待ちage
309名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 14:10:56 ID:Gql4Ld90
携帯からなので頻度は遅いですが御村×よし子、終わったら永原×鳥居ちゃん書きます
310名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 14:21:15 ID:bks13j32
久々に来たら嬉しいお知らせ
2組とも大好きなカップルなんで楽しみに待ってます
311御村×よし子 1:2008/12/12(金) 14:37:55 ID:Gql4Ld90


よし子の朝は早い。

誰よりも早く起きて掃除をするのが御村家行儀見習いに上がってからのよし子の日課だった。
雇い主である大旦那様、よくして下さる奥様、そして何より愛しの御村が朝を気分よく過ごせるよう、廊下をピカピカに磨くのである。
使用人の仕事だからといくら言われてもこれだけは譲れないよし子の仕事の一つだった。
もうじき春とは言えまだ冬の頃、バケツ一杯に入れた水は指先に刺すような冷たさをもたらしてくる。けれども長年の貧乏生活の賜物か、ちょっとやそっとの寒気くらいはなんの。
実家での冬の食料探しの時に比べれば可愛い位だ。

「…よし子ちゃん」

せっせと廊下を磨く背後に声が掛かる。
少し寝ぼけたような声の主にすぐ気付いたよし子は嬉々として振り返ると、そこには予想通り御村が立っていた。低血圧な彼にしては珍しく早起きで、何だか得した気分さえ覚える。

「託也お兄ちゃんっ」

「おはよう。何してるの」

見てすぐ分かるのに敢えて尋ねる辺り、まだ寝ぼけてるようだ。雑巾を持ち上げてみせると、ああ、とくぐもった声が返る。

「毎朝よし子ちゃんがやってくれてたんだ」

「…えっ」

「有難う」

気付いて貰えてるとは到底思ってなかったよし子にとって、この御村の言葉はとても嬉しいものだ。微笑み掛けられ思わず頬を赤らめてしまうのも無理はない。
照れ隠しとばかりによし子は口を開いた。

「た、託也お兄ちゃんこそどうしたのっ?こんなに朝早く」

今日は学校も茶事も休みな筈だ。そうなると日中まで寝ている御村が起きている理由が見当たらない。

「うん。寒くて目覚ましてたらよし子ちゃんが部屋から出てく音が聞こえたから」

御村とよし子の部屋は祖父の配慮により壁一枚しか隔てていない。深く寝入っている常の御村なら明け方のよし子の動きには気付かないだろうが、今日は殊更に冷え込んでいた所為でたまたま目を覚ましていたと言う。だから気付いて来たのだと。

「え、えっとじゃああたし託也お兄ちゃん、起こしちゃったんだっ。ごめんなさい!」

そう言うつもりで言った訳ではなかったが、よし子はそう捉えたらしく頭を下げてくる。すぐに頭を撫でて訂正しようとした御村だったが、ふとある事が浮かんでその掌を引っ込めた。

「……いいよ、よし子ちゃん。その代わりと言っちゃなんだけど」

「…?」

綺麗に微笑を象った御村をよし子は無防備に見上げる。



「すっかり布団が冷えちゃっただろうから、温めるの手伝ってくれる?」


312御村×よし子 2:2008/12/12(金) 15:13:55 ID:Gql4Ld90



「た、託也お兄ちゃん…」

「ん?」

「あ、あたたむっ、温めるって…」

布団の中に入るよし子はどもりながら御村を見つめた。御村はと言えばベッドの脇に腰掛けて、優しくよし子の頭を撫でている。

「そこにいたんじゃ、余計寒いんじゃ…」

「大丈夫。温まるまで出たら駄目だよ」

すっかり冷えてる、言いながら触れられた頬は一気に熱を帯びた。もしかしなくとも、御村は自分に気遣ってくれたのだろう、と容易く想像付いた。
その優しさは嬉しいものの、寒さに弱い御村が途端に心配になるのは愛しさ故の事。だからと言ってベッドを出るのは、御村の気遣いを無碍にしてしまう事になる。

「指先も凄く冷えてる」

赤くかじかんだ指先を緩い力で握られた。それだけで心拍数は上昇し、顔が熱くなる。つい先日の、御村からのキスを思い出してしまったのだ。
そんなよし子に気付いたのか、御村は指先を解放した。
戸惑ったように御村を見ると、いつも通りに微笑まれる。何か誤魔化されたような錯覚を覚え、よし子は慌てて御村の服の袖を掴んだ。

「…よし子ちゃん?」

「一緒に、入らない?お布団」

そう言った後で、何てことを言ったんだ、とよし子は自分に叱咤した。けれど後悔はない。ただ、大好きな御村に拒否される事が怖いだけだ。ぎゅっと目を閉じ、よし子は一層力強く袖を掴んだ。

「…いいけど」

低い御村の肯定の言葉に、よし子は心臓の裏を引っ掛かれるような感覚を覚える。目を開くとそこには、真摯に見つめてくる御村の姿があった。

「ただ、そうしたら俺は我慢出来ないかも知れないけど」

―――それでもいいの?

「え…あ…あたし…」

鼓動が耳障りな程早くなる。御村は、よし子が自分との関係の進展を強く望みながらも、破瓜へ少なからず恐怖を覚えている事もよく分かっていた。

「…なんてね」

優しく頭を撫でながら、ダブルサイズのベッドに体を滑り込ませる。すっかり温まっていたよし子の体を抱き寄せて、冗談だよ、と額に口付けた。

「託也おにい、ちゃん」

「…なに」

「―――あたしは、いいよ、託也お兄ちゃんとなら、怖くないもん…」

くすぐったそうに身を捩ったよし子の声は、いやにはっきりと託也の鼓膜を揺らした。


313御村×よし子 3:2008/12/12(金) 18:34:24 ID:Gql4Ld90
一人で使うには広い、真っ暗で無音だった部屋の中に布擦れの音が生まれる。

「参ったな」

「…なに、が?」

丁寧によし子の下着を剥ぎながら、御村は一つ溜め息を吐いた。よし子はそれを自分の体つきへの不満かと勘違いし、表情を曇らせる。
それをとくと読み取り、否定を示すかのように御村はよし子に触れるだけの口付けを落とした。

「よし子ちゃんが嫌がったり怖がったら、止めるつもりだったんだけど―――」 

無理みたい。

一層早鐘するよし子の心臓を知ってか知らずか、御村は今度は深く唇を重ねた。
歯列を割って入る感覚には、未だ慣れない。
でも決して嫌な感覚ではないのだから不思議だ。そればかりか、下着を取り払われた胸を御村の指先に撫でられながらの口付けは妙に熱くさえ感じ、もっともっと、と自ら求めてしまう。

「た、くやおにい、ちゃん、なんか、変」

「…気持ちいい?」

長い長い口付けから解放されたよし子の息はすっかり上がってしまっている。御村は愉しげに目を細め、執拗に胸を責めた。
胸に軽く触れられるだけで、体が熱を上げていく。空いた方の手でも豊満な胸を捕まれ、羞恥から逃げ場を求めるようによし子は腕を伸ばした。
だが、御村はそれに応えるように体を落としながらも、唇をよし子のソレにではなく、胸に落とした。

「…あ、…たくっ」

恥ずかしいからと非難を述べるより数瞬早く、御村の舌先が乳首を捕らえた。

「ひっ…ぃあっ!」

手で触れられるより数倍強い刺激に、よし子の口から思いの外大きな声が出た。咄嗟に自ら口を抑えると、御村は息が触れる程乳首から近い位置で、口を開いた。

「…我慢すると辛いんじゃない?」

熱い吐息が刺激を受けたばかりの乳首を掠める。それでも、と口元を抑えたままのよし子に御村は口元を歪めた。

「まあよし子ちゃんがそうしたいなら、俺は構わないけどね」

そして再び胸に刺激が加えられる。片方の乳首は指先で執拗に弄くられ、もう片方は舌先で転がされた。
甘噛みによる甘美な痛みに、知らず知らずよし子の腰が浮く。
御村はそれを認めると、胸わ弄っていた掌で優しく太股を撫でながら、極自然な動きで内股を撫でていく。
未だ取り払っていなかった可愛らしいレースの下着の上から浅く秘所を撫でると、ビクリ、とよし子の肩が揺れた。

314名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 18:37:30 ID:Gql4Ld90
胸わ=胸を
ですすみません(´・ω・`)

次は夜更新します遅筆ですみませんorz
315名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 23:16:36 ID:LOWMBt4M
ぐっじょぶ
316名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 01:48:32 ID:7yQuN79M
GJ!
続き楽しみにしています!
317名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 14:48:19 ID:cesiitzf
GJGJGJGJGJGJ
318御村×よし子 4:2008/12/13(土) 15:09:34 ID:aIvaQisO


「触られてるの、分かる?」

妖しく微笑んだ御村によし子はふるふると首を横に振る。それは分からない、と言う意味ではなく、其処は厭だと告げていた。
けれど御村はその動きを止めず、下着の上からなぞっていた指先をするりと茂みの中に這わせる。よし子が慌ててその指先を制そうと口元から手を放した瞬間、這っていた指先が唐突に秘所の入口に触れる。

「やぁっ!」

そしてそのまま両手首は捕らわれてしまった。御村が指先を探るように入口へ一本捩じ込むと、十分に潤っていた其処は御村の指先を喜んで受け入れていく。

「ぃあっ、おにぃっ、ちゃん…!」

「よし子ちゃん、捕まって」

首に捕まるよう促され、されるがまま御村の首に腕を回したよし子は、強請るように舌先を出した。御村はそれに応えるように唇に噛み付きながら、指をもう一本捩じ込んだ。

「んぅっ、ふぅっ」

性急に増えた指に翻弄されながら、よし子は貪るように御村の唇を追う。少しでも逃れようと太股を閉じれば、骨ばった指が更に入口に強く入り込んで自分が辛いのだと気付いたからだ。
不意に、それまでよし子の秘所を散々弄っていた御村の指先が動きを止める。不思議に思い御村を見上げると、少し汗ばんだ様子の御村が横になって、と耳元で小さく呟いた。
その声さえ官能に濡れていて、よし子の体を刺激する。大きなクッションに頭を乗せ、仰向けになったよし子は、不安そうに御村の指先を握った。

「…よし子ちゃん初めてだから、もう少し慣らすだけだよ」

疑問符を浮かべるよし子に構わず、御村は指先でなぞった内股に唇を寄せる。意図を図り兼ねながらも甘い感覚に揺れるよし子だったが、数瞬置いて御村が唇を寄せた箇所に一気に羞恥が蘇った。

「…おにい、ちゃんっ!駄っ、ひっ、ぁあっ!」

濡れそぼった淡い茂みに唇を落とした御村の目的である陰核への刺激は、指とはまるで違う。
その刺激は初めての性交であるよし子には少しばかり強かった。

「ぁっ、なんかっ、へん、お兄、ちゃんっ」

空いた右手は再度乳首を刺激している。同時に起こる強い刺激に、込み上げてくるような奇妙な感覚をよし子は覚える。
頭を押し返そうにも動きを止めない御村の舌先が柔らかく陰核を噛んだ時、よし子は全身に痺れるような感覚と共に、初めての絶頂を迎えた。


319名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 15:11:31 ID:aIvaQisO
全身に→全身の

です(´・ω・`)
誤字多くてすみませんorz
後1〜2個でおわります。
また後で来ます。
320名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 21:15:35 ID:NbMq93Ew
つ…続きはまだか…!?
321名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 00:04:43 ID:QPD0eUaV
GJGJGJGJGJGJJGJGJJJJJJJJJアアアアア萌えエエエエエエ
322御村×よし子 5:2008/12/15(月) 10:49:11 ID:R4lOApgg
絶頂を示すようにビクリビクリ、と震えたよし子の体を抱き寄せながら、御村は己の限界も近しい事を知る。ある程度弛緩された膣内を再度解すように指を入れながら、空いた手でベッド脇のチェストの上に置いているスキンを手に取った。
慣れた様子で唇でそれを開き手早く装着した所で、御村の指に翻弄されていたよし子が虚ろな様子で瞼を持ち上げる。山田一家の遺伝であろう大きな瞳の長い睫毛は、生理的な涙で濡れていた。

「…たく、やお兄ちゃん…?」

「うん。あんまり痛くないとは思うけど」

かなり慣らしたからね、と心中で付け加えた御村は先端を秘所へと宛がった。指とも舌先とも違う異物に、よし子は不安げに瞳を揺らす。

「大丈夫」

そう御村が一言言うと、それだけでよし子の不安は退かれた。一瞬硬くなった体から力が抜けたのを察して、御村はゆっくりと亀頭を沈めて行く。
やはり初めてだからかその入口は極端に侵入者を拒んでいた。構わずに進んでいけばそれなりの痛みがよし子に齎され、形の良い眉根が痛みに歪んだ。

「大、丈夫」

痛い位の締め付けに御村自身も眉根を歪めながらも、優しくよし子の頭を撫でてやる。すっかり亀頭を飲み込んだよし子の秘所に、陰茎をゆっくりながら確かに飲み込ませて行く。
初めこそ痛みしか感じなかったよし子も、じわじわと擦れて生まれる甘い痛みに、嬌声が漏れた。

「ぁっ、ひあっ」

僅かに浮かされた腰を抱え上げ、御村は少し強引に奥まで挿入する。よし子は戸惑いながらも御村の首に腕を回した。

「…動くよ」

冷静な御村の声を合図に、律動が開始される。最初こそゆっくりとした動きだったものの、徐々に律動のリズムが早くなっていく。
それが御村の僅かな余裕の欠如だと知ったよし子は、いつもとは違う御村に更なる愛おしさを覚えながら、揺さぶられた。


「――よし子、ちゃん」

少し汗ばんだ御村の、少し焦ったような声が聞こえたのと同時に、よし子は先程味わったばかりの、どこか込み上げるような感覚を覚えていた。

「おにい、ちゃんっ」

そう呼び返すと御村から優しい口付けが降ってくる。それと同時に大きな律動を見せた御村が精を吐き、またよし子も、痺れるような甘い痛みと共に絶頂を迎えた。



「お布団、洗わなきゃ…」

この前干したばっかりなのに、そう嘆くよし子を抱き寄せて、御村は僅かに微笑んだ。

「その必要はないんじゃない」

そう言う御村によし子は疑問符を浮かべる。

「ベッド、新しいの買ったから」

「え?どうして?」

「狭いでしょ?」

二人じゃ、と付け加えられた言葉によし子がまた真っ赤になるのは、また別のお話。
323名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 10:50:07 ID:R4lOApgg
お粗末様でした(´・ω・`)
性描写イマイチすぎてごめんなさいorz
324名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 14:37:21 ID:pgQ/UMkn

よし子ちゃん可愛すぎる
一緒のベッドに眠るようになったら毎日こんな感じなんだろうな
鳥居ちゃんと永原先輩のお話も楽しみに待っています
325名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 16:29:54 ID:S5CBYRq5
>>322
グッジョブ!!!
よし子が可愛すぎるwww
326名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 23:47:32 ID:QPD0eUaV
GJJJJ!

じじいが聞き耳たててサンバ状態!

ってのが脳内補足されたw
327名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 21:42:59 ID:LjvMWy69
乙です!!!

>>326
想像できすぎる…www
328名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 06:52:04 ID:eWnPzmm3
私はベッド一緒にするって話をしたらサンバになるんだろうなと思ったw
329名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 06:56:07 ID:Q/et3Mqb
ひ孫ができたらサンバどころじゃないだろうね
330名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 07:27:10 ID:ccgmNf9N
永原×鳥居ちゃんwktk
331名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 23:52:31 ID:E5TtXL4J
>>326
よしこがズボンに上半身がタオルだけの姿を見ただけで鼻血吹いて倒れたから
よしこの喘ぎ声なんて聞いたらじいさんはそれこそ死ぬんじゃないかな?
最高に良い顔で
332名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 18:42:47 ID:WkQQj3kN
じいさんw
333名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 02:57:15 ID:1EAaI9TO
いや、孫の顔見るまでは死ねないでしょ
334名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 09:46:07 ID:NZxQqQb1
孫の顔はもう見てるじゃん
ひ孫でしょ
335次号妄想:2009/01/11(日) 16:07:34 ID:Pfo2V1Xk
ハナちゃん。着いたよ起きて。」
夏樹先輩に起こされ目覚めるとミラノに到着していた。
「ふぁあぁ。よく寝たぁ。」
と気がつくと自分の服がいつの間にか着替えられていた。
「え?」
一瞬訳がわからずにぼんやりしていると
「ハナちゃんが爆睡してる間に僕が脱がせて着替えさせといたよ。」
「・・・!!!」
絶句するハナに涼しい顔の夏樹が
「冗談だよ。一緒に搭乗させたスタッフにエステのフルコースとメイクをさせたんだよ。」
「見てごらん。」
スタッフらしき女性が持ってきた鏡に写ったハナは、
すっかりつるつるぴかぴかの肌に派手過ぎないメイク、
そして夏樹の用意した淡いワンピースを着ていた。
「ハナちゃん。本当に13時間起きないんだもの。ここまでくると才能だよね。」
「はい。この靴履いて。」

専用ジェット機から降り立つとそこは本当にミラノだった。
「おいしいものを食べる為だけにミラノ・・・。金持ちは解からん・・・。」


空港からリムジンでホテルに到着する。
「今日はもう遅いからホテルのレストランのディナーで許してね。
 明日は観光しながらおいしいものたくさんご馳走するよ。」
「どうしたの?」
「先輩・・。ちょっとこういうの履き慣れなくて・・・。」
夏樹から渡されたハイヒールはかなりヒールが高くよろよろとおぼつかない足取りになってしまう。
「はい。どうぞ。」
極上の笑みで夏樹は腕を差し出した。
「あの・・・、ありがとうございます//。」
照れくさい気持ちもあったが背に腹は変えられない。
よろよろと頼りない足取りで夏樹の腕を借りながら歩くハナを夏樹は愛しい眼差しで見つめていた。
336次号妄想:2009/01/11(日) 16:33:24 ID:Pfo2V1Xk
わぁぁ。すごいベット!夢のよう!!」
最高級のベットに埋もれうとうとするハナに
「ハナちゃん。先にシャワー使わせてもらったよ。
 ハナちゃんも入ったら?。」
バスローブ姿の夏樹の声で目が覚めた。
「先輩!いたんですか?て・・・同じ部屋で寝るんですか!!」
「そうだよ。こんなに大きなベットなんだしいいでしょ?
 泉とだって何度も一緒に寝てるじゃない。
 まあ。僕は泉みたいなへたれじゃないから、ご馳走の代償はしっかり頂くけどね。」
夏樹はベットの上のハナを見つめながらバスローブを解き近づいてくる。
「え?あの・・・、夏樹先輩。代償って・・・。」
木綿子ーーーー!!!!
今更ながら自分の母親にしてやられたと悔やむハナだった。
337名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 09:08:06 ID:MusJrMK9
ワッフルワッフル
338次号妄想:2009/01/18(日) 12:56:35 ID:Ve5MHZCM
夏樹 ×
夏希 ○

でした。すいません。

改めて 今月号の次号妄想です。
339次号妄想:2009/01/18(日) 12:57:29 ID:Ve5MHZCM
夏 「ねえ ハナちゃん。僕とつきあわない?」
突然のキスと告白に呆然と立ち尽くすハナは、どう答えていいのか戸惑っていた。
そして、背後にはいつの間にか怒り心頭の泉が立っていた。
泉 「だめだ!!」
ハナ 「泉先輩//」
泉 「気は確かか?夏希!こんな食べる事と寝る事にしか興味のない女の何処がいいんだ!!」
ハナ 「(怒)!!!!」
やっとハナが好きだと自覚した泉だったが、素直に気持ちを言葉にすることが出来ない。
泉 「だいたい こいつの胸はよせてあげて詰め物をしてBだぞ!」
夏 「知ってるよ。昨夜見たし。」
ハナ 「なっ!!!!!//」
泉 「!!!!!」
追いついてきた崇と双子ともども凍りついた状態のなか、夏希だけは涼しい顔で笑っていた。
ハナ 「夏希先輩!みんなが変な誤解するじゃないですか!!//」
夏 「だって本当の事だし」
泉 「考え直せ夏希!人生を棒にふる気か!!」
ハナ 「(怒)!!!!」
   「もう!泉先輩には関係ないじゃないですか!あっち行ってて下さい!!」
   「いいですよ!夏希先輩つきあいましょう!!」
夏 「そういう事だから。じゃあ僕たち先にミラノのホテルに戻るね。誕生日会ごゆっくり!」
泉 「!!!!!」
340次号妄想:2009/01/18(日) 12:59:34 ID:Ve5MHZCM
ハナ 「あの・・・。夏希先輩。やっぱり・・・あの・・・。」
夏 「ハナちゃん。これから買出しするからつきあってね♪なにか欲しいものとかある?」
泉との喧嘩でなかばやけくそに了解してしまった交際を撤回しようとするハナだが、夏希はわざと聞く耳をもたない。
ハナ (なんでこんな面倒なことになってしまったのだろう・・・。)
上機嫌の夏希の買い物に上の空の状態でついて歩いていると、いつのまにかヨットハーバーに辿り着いていた。
夏 「これうちの船。はい。つかまって。」
  「足元気をつけてね。」
ハナ 「わぁ。すごいきれい。」
中型船ではあるが真っ白で綺麗なヨットは、港の中の緩やかな波に揺られてなんだか心地好い。
夏 「やっと笑ったね。」
ハナ 「//。」
愛おしそうにハナを見つめる視線に気付きなんだか尻がもぞもぞと落ち着かない。
夏 「中に入ってごらん。だいたいのものは揃ってるから、結構快適だよ。」
  「奥のベットルームのベットも特注で寝心地良いよ。僕、操縦室に行ってくるから少しそこで休んでてね。」
ハナ 「はぅぅぅ。最高〜。」
ふかふかのベットに倒れこむと、気疲れもあり直にうとうとと眠り始めた。
夏 「ハナちゃん起きて。ディナーの準備出来たよ。」
ハナ 「ん〜んっ・・・。ごはん?」
ディナーに釣られて眼を覚ますと、夏希がテイクアウトした食材を綺麗に盛り付けてちょっとしたディナーの準備が調っていた。
夏 「はい。ハナちゃんこっちに座って。」
  「飲み物もどうぞ。」
夏希がシャンパングラスに飲み物を注ぐ。
ハナ 「うま〜い。」
夏 「気に入ってくれてよかった。」
ひとしきりディナーを楽しむと、規則的な船の揺れに眠気に襲われる。
ハナ 「そろそろミラノのホテルに戻らなくていいんですか?」
夏 「今日はこの船に泊まるよ。このままミラノに戻っても、泉に邪魔されるだろうしね。」
ハナ 「へっ?邪魔って?そりゃまあうるさい人ですけど・・・。」
夏 「せっかくの僕たちの最初の夜に邪魔されたくないでしょ?」
  「ちなみにこの船 今 海の上だからそう簡単に邪魔されないよ。もちろんハナちゃんも逃げられないしね。」
ハナ 「ひいいいいいぃぃ!!!!?」

その頃、泉はハナの交際宣言のショックから覚醒しミラノのホテルに到着した。
泉 「芹沢夏希の部屋はどこだ!」
フロント 「織田様でいらっしゃいますか?メッセージがございます。」
『やっぱりミラノに泊まります。』
泉 「なっ!!!!(怒)」
双兄 「うわっ。夏希先輩 本気だね。」
双弟  「先輩に邪魔競れないように裏をかいたんだね。」
崇  「泉!!しっかりしろ!!」
泉は胃の痛みに耐え切れず倒れこんでしまった。
341次号妄想:2009/01/18(日) 14:22:06 ID:Ve5MHZCM
ハナ 「夏希先輩!冗談はやめてください!!」
追い詰められ、後ろはベット前は夏希・・・逃げ場を失ったハナの体を夏希は軽く押した。
ベットに倒されたハナの上に夏希の顔が近づいてくる。
ハナ 「・・・//」
ハナの上に覆いかぶさった夏希が今日二度目のキスをしてきた。
顔に似合わず男らしい夏希は、ハナの閉じた唇を舌で割り開き強引にハナの舌を絡めとる。
ハナ 「んんっっーーーーーー。」
息苦しさと蠢く夏希の舌の動きから逃げだす事が出来ず、されるがまま口腔を犯され続ける。
ハナ 「はあっ。」
やっとキスから開放され上がった息を整え様にも、目の前の夏希の熱い視線に胸のどきどきはさらに加速する。
せめて夏希の視線から目を反らそうと横を向くハナに
夏 「ハナちゃん。かわいい。耳真っ赤だよ。」
夏希の舌が真っ赤に染まったハナの耳を舐め上げる。
夏希の舌はハナの耳たぶ軽く噛み舌を耳の中に挿入し、
首筋から耳裏へと舌を這わせては吸いあげ数箇所の花びらをを散らした。
ハナ 「ひゃう//ああっ・・・//」
感じたことのない感覚につい声が出てしまう。
夏 「僕のものってしるしだよ。」
PPPPP ・PPPPP・PPPP
夏 「(怒)・・・。誰かさんが邪魔してきたかな?」
突然鳴り出した夏希の携帯に表示されたのは予想外に崇からの電話だった。
夏 (泉ならまた無視するところだけど、なんだろ・・・。)
崇 「夏希か?取り込み中なら悪い・・・。泉が倒れた!」
夏 「・・・わかった。今からミラノに向かうよ。」
  「結局邪魔されちゃったねハナちゃん。続きは日本でね」
ハナ (助かったぁ(涙))
   「続きは遠慮しときます||||」



崇 「泉、軽い神経性胃炎でよかったな。帰ったらゆっくり休めよ。」
翌日、六人は夏希のプライベートジェット機で帰国することにした。
双兄 「やっぱりこっちは広いし落ち着くね。行きは大変だったもの。」
双弟 「でもハナちゃん。よくこの席順で爆睡出来るよね。」
泉 (////)
泉と夏希の間で、気持ちよさそうに眠っていたハナの頭が少しずつ泉の方へ倒れていきそうになるが
気付いた夏希はそっとハナの頭を自分の肩へとのせ、涼しい顔で雑誌に目を落とした。
泉 「(泣)!!!!」
双子 「・・・・。」
崇  「・・・・。」
他の3人は気付いてないようだが、
夏希の肩にもたれるハナの首筋から除くキスマークから崇は目が離せずにいた。

342次号妄想:2009/01/18(日) 14:25:50 ID:Ve5MHZCM
誤字すいません。


妄想つづく   かも。
343名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 06:15:40 ID:QTl8E870
期待してるよ
344名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 07:46:45 ID:WIDxJWv7
久々に来たら作品投下が
345名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 02:17:40 ID:3d29AdTB
wktk
346名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 23:49:33 ID:t334VS93
良スレ発見!
神作品ばかりで感激です

ホッケー部、本誌今いいところですし期待age
347名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 10:57:53 ID:6wN5mpC5
私も期待age
348名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 23:26:44 ID:DzO9K6co
続きが気になる
349さらに妄想:2009/02/25(水) 20:45:58 ID:Xy9bnAQ5
肝心なところで間違ってました・・・。

誤 「ミラノに泊まります。」
正 「ナポリに泊まります。」

でした。
350さらに妄想:2009/02/25(水) 20:48:32 ID:Xy9bnAQ5
ミラノから帰国するとすぐ始業式だった。
夏 「おはようございます。ハナちゃん迎えに来ました。」
木綿子「まあ。わざわざありがとうございます。
    でも、珍しく今日はもう登校したんですよ。
    大雪でも降るんじゃないかって家中大騒ぎで。」
夏 「そうですか。失礼します。」
  (ちっ!逃げられたか。流石に勘がいいな。)

ハナは朝早く登校し、授業が終わるとすぐに下校してファーストフード店などで時間を潰しながら、
大好きな睡眠時間をさいてまで夏希を避けていた。
しかし、数日を過ぎるとお小遣いも底をつき放課後時間を潰す事も難しくなってきた。
日が落ちるとさらに気温が下がり制服の上にコートを着ていても身体がどんどん凍えてくる。これ以上凍えないようにと、ひたすら街を歩いていると見覚えのある大きな日本家屋の門が見えてきた。
ハナ (ここって糸魚川先輩の家だ・・・・。)
ハナは一瞬迷ったが、寒さに耐え切れず崇を訪ねることにした。

351さらに妄想:2009/02/25(水) 20:52:14 ID:Xy9bnAQ5
崇が来客の知らせに出迎えに来てみると、寒さに身体を震わせたハナが立っていた。
崇 「泉かと思ったら鈴木か・・・。どうしたんだこんな時間に。
お前のことだ、いつもならもう寝てる時間だろう?」
ハナ 「糸魚川先輩・・・。夏希先輩がいて家に帰れないんです・・・。(泣)」
崇 「!!!!。とっ・・・、とりあえずあがれ!!」
寒さに震えながらつい涙ぐんでしまったハナを、崇は自分の部屋へと通した。
崇 「ほら。とりあえずコタツに入って温まれ。腹は減ってるのか?」
崇はお手伝いさんに夜食を頼むと、熱いお茶を入れてやった。
ハナ 「はぁぁ〜。生き返る〜。」
   「大きくて素敵なコタツですね。コタツ大好き。//」
崇 「冬はタマ(猫)とワッキー(にわとり)のためにコタツを出しているんだ。」
  「ほら夜食だ。早く食え!」
お手伝いさんの作ってくれた鍋焼きうどんですっかりお腹も満たされハナは、
いつの間にかコタツに入りながらうとうと眠り始めた。

352さらに妄想:2009/02/25(水) 20:58:10 ID:Xy9bnAQ5
崇 「おい!鈴木。送ってやるから起きろ!」
ハナ 「ZZZZ・・・。あと一時間だけお願いします(泣)
夏希先輩、なかなか帰ってくれなくて・・・・。」
崇 「お前達、付き合ってるんじゃないのか?」
崇はため息をつき、あと一時間だけハナに付き合うことにした。
崇 (夏希のやつ・・・、
いくら付き合ってるからってこんな遅くまで女性の家に居座るとは非常識にも程がある・・・。
鈴木を送りにいってまだ居たら一言言った方が・・・、いや、お節介か・・・。
しかし、こうしてこいつは逃げ回っている訳だし・・・。)
崇 「おい!顔までコタツに入るな!風邪ひくぞ!!」
崇は、制服姿のままコタツに潜り込みそうな勢いのハナを引きずり出した。
ハナ 「ぐ〜〜〜〜。寒い・・・。」
コタツ布団と間違えて崇に抱きつくハナ。
崇 「!!!!おい!!離せ、鈴木!俺は布団じゃない!!」
  「鈴木・・・・。//」
崇は、すぐ目の前にあるハナの幸せそうな寝顔から目が離せない。
意外に細い首に手を伸ばし、やわらかな髪をさらりと落とし
夏希が残したしるしを見つめた。
崇 (帰国の飛行機の中の時よりは薄くなってきたか・・・。)
  (まあ、俺たちが卒業すればこの騒ぎも少しは落ち着くだろう・・・。
今迄みたいに部室に行けば必ず逢えるってわけじゃないし、
部活を口実にして旅行に行くことも無い・・・。
そうか・・・・・、そうなんだよな・・・・。)
 「鈴木・・・・。」
崇は眼鏡をはずし、そっとハナの唇に自分の唇を重ね合わせた。
ハナ 「ん〜〜〜。コタツ大好き・・・。」
崇は開いた唇へするりと舌を滑らせ、やさしくハナの舌をなぞる。
強引に絡ませたりはせず、キスの角度を変えながら少しずつハナの舌をなぞる時間を増やす。
いつしかハナの舌は無意識に崇の舌に応え、熱い舌を絡め合いはじめた。

353さらに妄想:2009/02/25(水) 21:01:56 ID:Xy9bnAQ5
夏 「こんばんは。崇、遅くにごめん。入るよ。」
崇 「!?」
ハナの家を後にし、親友の家へ立ち寄った夏希の見たものは、
愛しい人と親友のキスシーンだった。
夏 「崇・・・。どう言う事か説明してくれるかな。(怒)」
夏希の突然の来訪に動揺する崇だったが、もはや言い逃れは出来ない状態だった。

ハナ 「んん〜。寒い・・・。」
目を覚ましたハナは、突如現われた夏希と崇のただならぬ空気と、
いつの間にか崇にしがみついている自分の状態に訳が解らなくなっていた。
ハナ 「あの・・。えっと・・・。」
気まずい空気から逃げ出そうとするハナに、意を決した崇が口を開く。
崇 「鈴木。俺もお前が好きなんだ。付き合って欲しい。」
ハナ 「先輩・・・//。」
眼鏡を外した整った顔の崇に至近距離から見つめられ、乙女心が揺らぐ。
夏 「意外だな。泉のことはいいの?」
「どうするの。ハナちゃん?僕と崇、どっちを選ぶ?」
あきらかに不機嫌な夏希は、ハナに近寄ると崇と反対側に詰め寄り、崇を押しのけるようにハナの唇を荒々しく塞ぎ、舌で口腔内を犯した。
ハナ 「んんんっ・・・、なつ・・・んんっつ・・・。」
夏 「崇。どちらがよかったか、ハナちゃんに決めて貰おうよ。」
自信があるのか、不敵な笑顔を崇に向けながら、
夏希はハナの耳たぶから首筋へと舌を這わせ、
消えかかったキスマークの上に更に新しいしるしを刻んでゆく。
ハナ 「やっっつ・・・//。夏希先輩っ・・・あっん・・・んっ・・・。」
首筋を這う夏希の舌先の動きについ声が出てしまうハナの喘ぎ声と、
挑発的な夏希の笑顔に煽られ、普段冷静な崇の感情も抑える事が出来なくなっていた。
354さらに妄想:2009/02/25(水) 21:06:50 ID:Xy9bnAQ5
崇 「鈴木・・・。」

ハナの右側には、喘ぎ声を漏らす薄く開いた唇に熱い舌を割り入れて、
優しく絡み合わせながら短めのスカートから覗く太腿に手を這わせる崇が。
左側にはハナの首筋に舌を這わせながら、いつの間にか制服の下から手を挿入させ、
ブラジャーの留め金を外し、小さめの胸を揉みしだき始めた夏希が。
ハナ 「んんっ・・・。はぁ・・・・やっっ・・・んんっっ・・。」
夏  「ハナちゃん。どう?右(崇)と 左(僕)、どっちが気持ちいい?」
二人ががりの攻めに、抑えきれず喘ぎ声を漏らすハナの耳元に夏希が囁く。
ハナ 「あっうっっ・・・んっっ//そんなっ・・・のっ・・・解りませんっ・・・んんっ・・。」
夏  「そっか・・・。じゃあ、これならどう?」
夏希は、揉まれるうちに硬く尖った左胸の頂の蕾をこりこりと弄び始める。
ハナ 「ああっ・・・//あっんっ・・・やんっ・・・。」
ハナの反応に、崇も首筋に舌を這わせながら制服の中へ手を潜り込ませると、
右胸の頂の蕾をこりこりと虐め始めた。
ハナ 「あうぅっ・・・んんっつ・・・やだっ・・・ああっっ・・・・//。」
崇  「鈴木。すごくいい声で鳴いてるじゃないか。どっちがいいんだ?右(俺)か?左(夏希)か?」
夏希 「ハナちゃん。答えてごらん?どっちが気持ちいいの?」
硬く尖った両方の乳首を二人に執拗に攻め続けられ、ハナの理性は限界に達していた。
ハナ 「あぁああ・・・んっんんっ・・・あはっ・・あんっっつ・・。
どっちかなんて・・・・解らない・・・・はあっ・・・んんっん・・。
どっちも・・・気持ち・・・い・・いっ・・・。気持ちいいですっ・・・//。」
夏  「これじゃ勝負にならないね。じゃあ、交代で上と下に分かれて勝負しようか?」
崇  「ああ。いいだろう。最初に告白したのは夏希だから、先にすればいい。」
夏  「余裕だね。崇が経験豊富だなんて意外だな。」
ハナ 「あの・・・・。上と下って何ですか・・・?」
ハナを蚊帳の外にして話し合う二人に、嫌な予感を感じてした質問に夏希が笑顔で答える。
夏  「もちろん上半身と下半身だよ。交代でハナちゃんに逝って貰って好かった方がハナちゃんの処女を貰うってことでいいよね?」
ハナ 「ひいいいいっ!!!!?全然よくありません!!!!//」

355さらに妄想:2009/02/25(水) 21:09:02 ID:Xy9bnAQ5
つづく。かも。

今月号が休載だったので、暴走しました・・・・。
356名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 23:06:20 ID:vGhroIXY
神よ・・・・!
休載orzにもかかわらず神のせいでwktkがとまりません><
357名無しさん@ピンキー:2009/03/07(土) 13:15:25 ID:0PmxRTtm
ほしゅ
358名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 06:54:03 ID:jY+05SZX
>>355
待ってます
359名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 23:42:55 ID:eTPtiber
ほしゅ!
360名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 11:20:54 ID:9ZbygIO9
360
361名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 19:57:36 ID:Ps9a99qk
>>355さんの続きも気になるけど>>309さんの永原×鳥居ちゃんも気になる
362名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 00:54:35 ID:eqYcRhM6
>>355

続きが気になる
363名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 16:18:52 ID:PYsFmNu/
続きに期待
364名無しさん@ピンキー:2009/04/13(月) 11:56:23 ID:aWCXJoea
ほしゅ。
365名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 04:56:07 ID:eaGQrIJ4
森永さんの作品だとやっぱり山田太郎が1番好きだ
よし子ちゃんと御村の結婚式とか見てみたかったな
366名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 09:54:11 ID:6lkaQ5kY
>>355
期待ほしゅ
367名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 18:33:56 ID:OF1gmiHT
保守あげ
368名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 03:59:37 ID:Sp6r+u6e
>>365
あと鳥居ちゃんと永原の新婚生活
369名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 02:38:14 ID:WKTrKi89
ハナと泉がわけわからんままにくんずほぐれつして、仕舞いには合体する話をお願いします。
370名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 02:01:39 ID:qIa2FeP3
鳥居ちゃんは永原先輩に高校の時処女奪われてそう、的なのを考えてます(´・ω・`)
遅筆ですが投下した時はまたよろしくお願いします。
371名無しさん@ピンキー:2009/05/11(月) 14:35:45 ID:7WiCc+Vn
待ってます!!
あの2人大好きです
372名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 01:14:40 ID:FlR5GSeI
永原はうまいんだろうな
373名無しさん@ピンキー:2009/05/17(日) 06:02:47 ID:x0ClWnYT
留学時代鳥居ちゃんが他の男に取られてないか心配にならなかったのかな
374名無しさん@ピンキー:2009/05/18(月) 22:06:34 ID:KNvR/Iz4
>>373
取られても取り返す自信があったのかと思われ
375名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 00:05:11 ID:g39VHLh6
留学する前に男除けのお守りみたいなの渡してそう
376名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 00:33:32 ID:GcLOhGkg
鳥居ちゃん、ほかの男に目移りしたらおしおきだよ(それはそれで楽しいかもw)
みたいな感じでは
377名無しさん@ピンキー:2009/05/19(火) 01:42:49 ID:g39VHLh6
鳥居ちゃん「ヒィィィィィィ((((;゚Д゚))))」
永原「クスクスクス」

こんな感じかな
鳥居ちゃんって永原意外とは付き合ったことなさそう
378377:2009/05/19(火) 02:45:21 ID:g39VHLh6
○以外
×意外
379名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 22:50:38 ID:V7AQ+z+k
なかなか人来ない
やっぱりマイナーなせいか
380臨界 ◆h4.Hpofy9o :2009/05/26(火) 22:13:09 ID:SMvHM8EG
「ホッケー部」泉×ハナ です。  女性向け
色んなシーンからのパッチワーク&ルート捏造のため原作の現状と著しく違っております。
肝心なシーンまでが遠いのは泉の仕様です。タブンキット
わたし⇒私、おまえ⇒お前 など原作と表記が違っている個所がかなりあります。
苦手な方はNGワード「臨界」で回避ねがいます。


                  「臨界」


『泉がいらないなら 僕がハナちゃん もらってもいいよね』

 起きぬけに貰った夏希の不敵な電話に、泉であっても自分の気持ちに気付かない振りを
するのは、もはや限界だった。
 泉は窮屈な飛行機の中で、どんなに考えても自分が13時間もエコノミーに拘束されて
ハナの後を追うなんて、ありえないことだと思った。
 ありえない時には、ありえない事が次々と起こる。ローマからミラノへの飛行機が全便欠航、
やむなくタクシーにすれば道に迷いエンジントラブル。ハナと夏希が二人きりで夜をどう過ごし
たのか……泉は胸をジリジリと焼くこの不快な感情の意味に向かい合わずにはいられなかった。
 そこまでして辿り着いたのに、恋に対して幼かった泉は対処をまたしても誤った。
結果、無邪気なハナの言葉が残酷に泉の心を抉る。

「やっぱり夏希先輩のほうが好き♪」
「これからは ハナちゃんの面倒は僕が見るから 泉はもういいよ」

 ハナを連れ去る夏希の言葉に一度は引き下がったものの、意を決して後を追えば、
そこにあったのは、ハナと夏希のキスシーンだった。

『夏希先輩に本気出されたら絶対かなわないよな―――』

 鮎原兄弟の言葉が何度もグルグルと泉の心を苛む。
 かなわない?……もう、ハナは夏希のものなのかと……
ミラノでの二人きりの夜にハナと夏希は――。

 帰りは夏希の家の自家用ジェットで帰る事になった。
 夏希は泉の物言いたげな視線を気にすることなくハナの向かいの席に座る。
そんな空気を感じられるようなハナではないので、飛行機が苦手な事もあり
離陸するより早く、座席に座るなり眠りに落ちた。
 上機嫌な夏希と不機嫌に落ち込む泉と……空間を上滑りする会話が、途切れ途切れに
続く飛行機の中で夏希が動いた。
 夏希は当然の権利のようにハナの隣の席に移動して、眠るハナのブランケットを
直してやる。それを見つめる泉の苦しげな表情に気付いていながらわざと牽制する。

「なんか不思議だよね……好きだと思うと、何でも可愛く見えちゃうんだ」

 夏希に言われるまでもなく泉だってそんなことは十分知っている。顔をそむけ、
不快気に眉をよせて押し黙る泉をからかうように夏希は言葉を続ける。

「僕は泉とは違うからね……ミラノでハナちゃんと寝たよ」

 弾かれたように振り返る泉を、気にすることなく夏希はハナの髪を弄びながら薄く
笑んで続ける。

「服を脱がす時はさすがに蹴られたけどね……ハナちゃんの肌がね…これが意外なんだけど」
「夏希! もうやめろっ!」

 崇のきつい制止に夏希は言葉をとぎらせたが、それが悪い事と思ってやめたのでは
ないのはその表情からも明白だった。

「……そうだね。これ以上言ったらハナちゃんが可哀そうだからね」
381名無しさん@ピンキー:2009/05/26(火) 22:14:08 ID:SMvHM8EG
 ハナの頬を、曲げた指の背で愛おしそうに撫でながら囁いた言葉は優しかったのに、
振り返って発せられた言葉は鋭く冷たかった。

「僕は何度も忠告したよね泉? そしてチャンスは何度もあったのにそれを逃したのは
 泉だろ? そんな泉にどうして気を遣って自分の気持ちを諦めなきゃならないのかな?」
「「「「…………」」」」

 夏希に射るような視線を向けられて流石の崇も反論できずに黙りこむ。こんな会話が
なされたことなど知らずに眠るハナの寝息とエンジン音だけがやけに機内に響く帰路だった。


 打ち萎れたまま帰国した泉は微熱を出し寝込んでしまう。実際、寝込むほどの熱では
無かったのだが気分的に起き上がる気になれずにベッドから出ないでいるというのが
本当のところだった。
崇はそんな泉を初めて本気の恋をして、その失恋からの知恵熱かと思う。
 だが、まだどう見ても勝負が決したとは思えない。一番変化があってもおかしくない
ハナの態度がいたって普通だったのだから。
では“じいや”として崇が泉のためにできることは……。

 ――考えた末、崇は鈴木豆腐店にいた。

「鈴木、お前、泉んとこへ見舞いに行け」
「えーっ! なんで私が? やですよ。最近の泉先輩、意味不明で怖いし……」

 このハナの鈍感ぶりに、崇は益々泉が不憫でならなくなる。

「そうか……うちの縁側もう貸さないぞ」
「っ!……承知しました……行かせていただきます……」
「この車を使え、見舞いの品は乗せてあるから着くまで食べるんじゃないぞ」
「わかりましたよ……まったくめんどくさい……」

 ぶつぶつ文句を言いながらもハナが了解したので崇はほっとしたが
(まったく面倒くさいってのはこっちの台詞だ。お前が普通に鈍感じゃなければ
 こんな苦労はしないんだ)
と内心舌打ちしながらハナを見送った。友の健闘を祈って……。


 その頃、微熱のあるだるい体でベッドに横になりながら泉は考えていた。

『チャンスは何度もあったのにそれを逃したのは泉だろ?』

 夏希の言葉が泉の後悔をより深く抉る。自分に覚えはなかったが、酔ってハナに
キスをしてしまい『責任とってください』と言われた時も……
自分の気持ちに向き合わずお菓子で誤魔化してしまった。
 ハナのファーストキスはカールが持って行き、今度は夏希かと微熱で潤む目に
腕を乗せて泉は溜息をつく。
 何よりも泉にだって一度ならず夏希と同じようにハナと二人きりの夜はあった。
熱海では一度はハナと――と思ったのに結局自制心を働かせてセイウチPを
飲む事も無かったし、それを飲んだハナがその気になっている時も必死で拒んだ。
 そう、好きだと告げるどころか体を重ねるチャンスだってあったのだ。

「俺がバカだったんだな……」

 ぽつりと反省の言葉を珍しくも泉が呟く。そうして泉が後悔の記憶の山と格闘している所へ、
見舞いに来たハナが通された。
 勝手知ったる泉の部屋。ハナはずかずかとベッドへ近づき泉に声を掛ける。

「あれ、泉先輩? 意外と元気じゃないですか? これ糸魚川先輩からのお見舞いです」

 差し出された見舞いの品には目もくれずに泉の視線はハナばかり追ってしまう。
382臨界 ◆h4.Hpofy9o :2009/05/26(火) 22:16:49 ID:SMvHM8EG
「……ああ、微熱だしな」
「どれどれ……?」

 ベッドの縁に腰を下ろしたハナの手が泉の額に伸びると、途端に泉はヒートアップし
顔を真っ赤にしてしまう。

「ん? でも顔赤いですよ? 熱が上がったんじゃないですか?」
「そ、そんなことはないっ!」

 泉の額に手を置いて心配そうに顔を覗き込むハナが、泉にはたまらなく可愛く見える。
泉はハナに触れられた所がジンジンと脈打ち、それが全身に広がって行き、心臓が耳の中で
ガンガンと鳴り響いているような錯覚にとらわれる。
 耳鳴りのような自分の心音を聞きながら、泉は今さら遅いと思う気持ちを抑え込んで、
はっきりと自分の気持ちを告げなければと思う。ミラノでハナと夏希が体を重ねたにせよ、
夏希の告白にどうしてかは分からないがハナは即答を避けていた。
 ハナの気持ちを自分に向けられる可能性はゼロではない。それは、このまま
告白しなければ間違いなく失ってしまう可能性だ。
 だが、告白などしたことがない泉は何をどういうふうに言うべきなのかが分からない。
 泉がこんなに葛藤しているのにも関わらず、態度のおかしな泉にハナはどん引きで
何か良い口実を見つけて、ささっと帰ろうと考えていた。

「あ、なんか……長居したら余計疲れさせちゃって良くないですよね……」

 帰る素振りを見せたハナに泉の焦りが暴発する。
 ベッドの縁から立ち上がり掛けたハナの手を泉は素早く捉えた。

「泉…先輩?」

 戸惑うハナの声に少しばかり後悔した泉だったが『チャンスは何度もあったのに』
という夏希の言葉を思い出し、意を決してハナの瞳を見つめる。

「ハナ……好きだ」
「へぁ?」

 一瞬何を言われたか理解できないハナは間の抜けた声を出したが、そんなことは
想定の範囲内だったのか、泉は気にせずに捉えたハナの手を強く引き寄せた。
そして腕の中にハナのぬくもりを感じながら泉は熱海で自制心を働かせたことに
対する酷い後悔を再び蘇らせる。
 あれは何を守ろうとしての自制だったのか……
ハナを夏希にくれてやるために守ったわけじゃない、と。

「お前が好きなんだ」

 言って唇を重ねようとする泉に、ハッとしてハナが突然もがき出す。

「ナ、ナニするんですかいきなりっ? 泉先輩は清楚で素直でかわいい子がいいんでしょっ!?」
「そうだが、好きになったもんはしょーがねーだろ」
「しょ、しょーがないってっっ!」

 ハナの怒声は泉の唇に飲み込まれた。詰り続けるハナに、泉は何度か舌を噛まれたが
それでもやめずにハナの口内を侵し続けた。
 しばらくポカポカと泉の背中を叩いていたハナの手が泉のパジャマを握りしめると
泉はやっとハナの唇を解放した。
 ハァハァと酸欠で朦朧としながらもハナの目には怒りが滲む。

「何なんです? 突然こんなっ! 顔が赤いと思ったら、お酒飲んだんですか?」
「ばっ、酒なんか飲んでないっ!」
「お酒も飲んでないのに、何なんですか? 泉先輩ここんとこずっとヘンで気持ち
 悪いですよっ!」
「なっ!? 誰のせいでヘンになってたと思ってるんだ!」
383臨界 ◆h4.Hpofy9o :2009/05/26(火) 22:19:25 ID:SMvHM8EG
「わ、私のせいですかっ!? もう、わけわかんない!」
「わけわかんないって! だいたい、お前のこと好きだって事自体がヘンなんだから
 ヘンになってもしょーがねーだろ!?」

 滅茶苦茶な俺様論理での半ば怒鳴り散らすような告白。こんな告白をされたら
ハナでなくとも『私がかわいそう』だと思ってしまいそうだが相手が泉では諦めるしか
ないのかも知れない。

「――な、夏希先輩なら……」

 あんまりな言われように鈍感なハナはつい夏希の名前を口にしてしまう。
ハナの口から夏希の名を聞いて、泉が表情を強張らせる。

「夏…希……?」

 だが、泉の変化に気付かないハナは言葉を続けてしまう。

「そうですよ。夏希先輩はそんな怒鳴ったりなんかしませんよ。まったく小学生か……」
「悪かったなっ! 小学生みたいで、お前だって……」

 売り言葉に買い言葉、もはや告白と呼べる状態ではなくなってしまったのだが、
それを益々悪化させるように、発した言葉の意味するまま泉の視線がハナの胸に注がれる。

「ちょっ! どうせ私の胸は小学生みたいな貧乳ですよっ! 悪かったですねっ!
 夏希先輩は気にしないって言ってくれたのにっ!」

 やっぱりミラノで二人は――
何とも言えない感情が渦巻いて泉は苦しそうに顔を歪め、ハナの腕を握った手に力がこもる。

「痛たたっ! 痛いですよ! 何なんですか?」
「俺だって気にしないっ!」
「え? 何を? やっ!?」

 ハナの服をたくし上げ、泉の手はハナの胸をブラ越しに揉みはじめる。

「ぎゃー! 泉先輩! 何するんですか! 私が気にしますって!」

 ハナの抗議をものともせず、泉は空いた手をブラのホックに伸ばすが、いかんせん
どうなっている物なのか分からない。
 だが、何度目かの挑戦の時にちょうどハナが泉から逃れようと身を捩ったので幸運にも
ホックが外れ、泉はほっとしながら、たくし上げていた服ごと強引に脱がそうとする。
 ……がシャツの袖口のボタンがとまったままなので完全に脱がせきることができずに
裏返った数枚の服がハナの両腕にぶら下がった状態になってしまう。

「嫌ーっ!」

 叫ぶハナの唇を再び自身の唇で覆いながら泉はハナの服をその背後に回して押し倒す。
そうなると体の下になった洋服に絡め取られたハナの両腕は完全に拘束されてしまう。
 泉はハナに馬乗りになって口付けながら素早くパジャマの上着を脱ぎ去りハナを掻き抱く。
合わせた素肌のえも言われぬ感触に泉の中にハナへのどうしようもない愛しさが増す。
 なにぶん初めての事で、泉は愛撫の仕方というものが分からなかったが、過去に崇が
調達してくれたAVを基本になんとかするしかないと腹をくくっていた。
 泉は、ハナのささやかな乳房にそっと指を這わせる。小さな頂に緊張で少し冷たく
なった泉の指が届くとハナはぴくりと身を震わせ、それに連鎖するように、混じり合った
二人の唾液をこくりと飲み下す。
 ハナの反応に少し驚いて一瞬手の動きを止めた泉だったが、すぐにまた指を動かし
焦らすようにそっと双丘を撫でまわす。一見、雑そうな泉ではあったが、実のところ
お育ちがいいせいか触れる指使いはソフトで心地好い物だった。猿さえも夢中にさせる
指使いに、ハナの胸の頂は見る見るうちに愛でてと言わんばかりに起ち上がってしまう。
384臨界 ◆h4.Hpofy9o :2009/05/26(火) 22:20:35 ID:SMvHM8EG
「……ハナ……気持ちいい…のか?」

 手触りからその変化に気付いた泉が囁けば、ハナは羞恥とプライドから、目に涙を浮かべて、
ぷいと横を向いてしまう。その姿は泉の庇護欲と嗜虐心を煽るだけだった。

「……清楚で素直でかわいい子がいいって言ってたじゃないですか? なのに……
 誰でもいいんですか?」
「――っ そんな事あるわけあるかっ! キスでさえお前じゃなきゃ嫌だと思うくらいなのに」
「だからって――っ」

 泉はそれまで指で嬲っていたハナの乳房を両の手で押し上げるようにして揉み上げ、
つんと起った頂に舌を這わせて何度も転がす。躰の自由が利かないハナは泉に翻弄される
まま身を捩りながら切なげに眉を寄せる。

「ふっ……ぁあ……」

 執拗に胸を責めているうちに泉の中にも、このままでいいのかという疑問が湧いてくる。
泉は舐めるだけではなく甘く噛んだり、強く弱くハナの肌を吸って、時折キスマークを残す。

「や……やだ……泉先ぱ…い……あぁん……こんなの……んぅ……」

 甘く鼻にかかった声で言ったところで効き目があるわけがなく益々泉を煽るだけだった。
 ハナの反応が良かったこともあり少し余裕の出て来た泉は、ハナの胸を撫でながら
耳朶を噛んでみる。柔らかで頼りないハナの耳朶を甘く噛んで舌を這わせ、ぴちゃりと
小さな音をたてて耳の穴まで犯す。首筋にも歯を立て舌で味わい、また小さく紅い華を挿す。

「んぁ……ぁぁ……はぁ……」

 泉は今まで聞いたことのない甘い声を上げるハナが愛おしくて仕方がない。
 そうしているうちに泉が跨いでいたハナの脚がもじもじと擦り合わさる感覚が
感じられて、泉はもっと肝心な場所があったことにようやく気付いた。
 泉は愛撫する場所を少しずつ下げて行きハナの脇腹を舐め上げて、くすぐったさから
ハナが身を捩る隙にそのスカートを脱がせてしまう。そうやって泉は執拗に臍の周りから
脇腹を責め続けてソックスとショーツまで脱がしてしまった。
 くすぐったさから逃れることに集中していたハナは、ショーツまで脱がされていた
ことに気付くと泉を詰りながら脚をバタつかせた。
 そう言えば夏希でさえも、服を脱がす時にハナに蹴られたと言っていたなと思いだした泉は、
ハナに蹴られないように注意して足首を持ち、そのままぐいっと上半身に押し付けるように
してハナの動きを封じる。
 秘所を露わにされて、羞恥のあまり半泣きになりながら弱々しくハナが抗議する。

「泉……先輩は清楚で素直でかわいい子が……」
「俺の気持ちがまだわからないのか? ならこうだ」

 言うなり泉はハナの秘所に吸いついた。

「――んぁっ! やぁぁあん」

 そこはもう充分に潤い蜜を零していたのだが、経験のない泉にはそれが普通の状況なのか
そうでないのか分からなかった。それが幸いして余計な事を言わずに済んだ。
 泉が舐めたり吸ったり軽く噛んだりするごとに少しずつ色を増すハナの左右の小さな花びら。

「こんなこと好きな奴にしかできねーだろ、いい加減わかれ!」
「……んぅ……泉…先輩……んぁ……わ、分かりましたから……ひゃぅっ」

 「もうやめてください」という言葉を口にする前に紅く膨らんだ花芽に吸いつかれて
ハナは軽く達してしまう。それなのに、ほどほどという言葉を知らない泉は、一番反応の
強い場所を責め続ける。より敏感になったハナの花芽の薄皮を剥くように執拗に舌先で
チロチロとねぶる。その刺激に脊髄反射のようにハナは太腿を震わせ身を捩り逃れようとするが、
泉に抱え込むように太腿をがっちりと抑えられていてそれは叶わなかった。
385臨界 ◆h4.Hpofy9o :2009/05/26(火) 22:22:33 ID:SMvHM8EG
 ハナの蜜壺がひくりとわなないて蜜を零すたびに舌をねじ込み総てを掻き出すように
舌を蠢かせ吸い上げて責め続ける。

「……なんか、綺麗だな」

 震えるハナの秘所を見つめて言う泉の声もハナの耳には届かず、嬌声をあげながら何度も
絶頂に導かれたハナは疲れきってもはや身を捩ることもできなくなっていた。
 反応が薄くなった事で泉はこの愛撫の方法ではもうハナが満足しないのかと思い、
次なる行為はと考えたが、何度考えても“次”は挿入しか考えられない。泉はコクリと唾を飲む。

「ハナ……」

 泉の切なく呼びかける声にもハナは肩で息をしているだけで答えられない。否が無かったことで、
泉は強引に自分を納得させ、自分も総てを脱ぎ去り、ぐったりと脱力するハナの膝裏に手を
差し入れて引き上げ、今までさんざん嬲っていた秘裂に、いきり起った自身を宛がう。
熱くぬめるハナの入り口に触れただけでも泉は気持ち好くてたまらない。
夏希と経験済みといってもまだそれほど慣れてはいないだろうと思い、泉はそっと腰を進める。
ハナの潤みきった蜜壺はそんな泉自身をゆっくりと呑み込み続ける。

「んんぅ……」

 それまで荒く息をしているだけだったハナが突然高く声を上げたので泉は驚いてハナの顔色を窺う。
ハナは上気した顔を歪めて涙を零していた。
 ここで泉の罪悪感が揺り起こされたが、もう後戻りができないところに来ている事は明白だった。

「ハナ……ごめん……」
「……ぅ……くぅ……」

 涙をこぼし続けるハナの様子にキリキリと胸が締め付けられながらも泉自身は狭いハナの
蜜壺を進みコリッとする子宮に鈴口が口付ける処まで到達した。
 ここで行き止まりかと泉は思うが、なんとも納まりが悪い。泉としてはまだ総てを納めた気に
なれないのだ。このままもっと奥まで進んでもいいものか、また、あとどれくらい収めるべき
自身が残っているのかと気になり視線を落とすとハナの蜜壺に埋まる自身にドキリとしてまた
頭に血が上りそうになるが、直後、シーツを汚す赤色に泉の目はくぎ付けになる。

「……ハ……ナ?」
「泉…先ぱぃ……う…ごか……ないで……痛……」

 その赤色は明らかにハナの蜜壺から零れ出ている。そして息も絶え絶えに苦痛に耐えている
ハナのこの様子はどうみてもハナが処女だったとしか思えなかった。
この時、泉はやっと夏希に騙されていたことに気付いた。
そして何とも言えない罪悪感と後悔とを胸に重く感じていた。
 ハナも少なからず後悔していた。だがそれは、泉とこうなってしまった事ではなく単純に想像より
痛かったことによっていた。いつかは誰かとこうなるだろうと頭の片隅で考えた事が無かったわけ
ではない。もしそうなるなら泉と、と考えていたことも事実だ。
 そう、ハナはずっと泉を意識していた。軽井沢でハナがクマに襲われた時も最後は素手でも
食い止めようとしてくれたし、埋蔵金探しの時は、幽霊が大の苦手なのにハナの命が危ないと
なったときに鎧武者に立ち向かってくれたのは泉だったのだから。
 ただ、悲しいかな泉の他の求愛行動は、鈍感なハナにとっては奇行にしか見えずマイナス
ポイントとなって今まで二人の間を遠ざけていた。

 さて、泉だが「動かないで」と言われたこの現状をいったいどうすればいいのか悩んでいた。
抜くに抜けず進むに進めず、たっぷり数分間の膠着状態に陥ってはいたが、それでも泉自身は
硬さを失うことなく維持されていた。なぜならば、ハナの肉襞が何度も達した後の余韻の蠢きで
泉自身をざわりと締め付ける快楽に浸っていたからである。
 一方ハナの方も動かぬままではあったが確固としてそこにある泉の存在感とそれを受け入れて
時折蠕動する自分の蜜壺の甘い疼きとを感じていた。

「――なら……ぃぃ…です」
「ん?」
386臨界 ◆h4.Hpofy9o :2009/05/26(火) 22:27:15 ID:SMvHM8EG
「……少しなら……動いても……大丈夫ですょ……」

 ハナの意外な申し出に泉は「いいのか?」と言ったものの、すぐには動かなかった。
泉はハナの両手を拘束する袖口のボタンを外してハナの腕を解放し、それから少し眩しそうな
顔をしてハナの唇を軽くついばんだ。そうして何度か角度を変えてハナの唇を堪能した後で
やっと少しだけ自身を動かしてみた。
 泉の予想通りにハナは痛そうに顔を歪めたが、それでも「やめて」とは言わなかった。
泉は抽挿を繰り返しながらそれでも少しずつ自身を深く埋めて行き、泉の総てが収まりきると
ハナの手が泉の背中にそっと回された。
 泉が腰をくねらせハナの最奥を擦りあげるとハナの肉襞はきゅっと締まり泉に絡みつく。
そうやって泉は、ハナの負担にならないように少しずつ抽挿の角度や深さを変えて好い所を
探しては責めて行った。

「ハナ、すげ――気持ちいい」

 言われてハナは顔を赤らめ、ふいと顔を逸らしてしまったが、泉は軽くふっと笑むと
二人の繋がるところへ指を伸ばし、泉の抽挿によってハナの蜜壺から掻き出され零れる蜜を、
指にからめてハナの一番敏感な所をそっと円を描くように刺激した。

「ひゃっ、泉…先輩……そこダメ……」
「なんで?」
「……なんでって……あぁん…また……おかしくなっちゃう…から…ですよぅ……はぁあん」
「そっか……でも、そんなハナの顔が見たいからやめられない」
「い、意地悪……言わないで……やあぁぁぁん」

 蜜壺のひくつく感じと浅い呼吸でハナの絶頂が近い事を感じた泉は抽挿を速める。
そうすることで泉にも限界の時が迫っていた。

「んんぅ……あぁぁぁあ…ダメェ……あぁぁぁぁぁぁぁぁん……泉先輩ぃ……」
「ぅ……ハナ、ハナっ!」

 爪先にぴんと力を入れて脚を戦慄かせ、銜え込む泉をきゅうきゅうと絞り上げながら
ハナが達すると、その動きに誘われるまま泉はハナの最奥に白濁する欲望の総てを吐き出した。


 数時間後、泉の部屋の前には崇と夏希が居た。
ハナを誘いに行って、ハナの母から、崇に頼まれて泉の見舞いに行ったと聞かされた夏希が
崇の家へ足を運び

「へぇ……でも、あの泉がフォローもなしに、ハナちゃんと二人きりで会話して悪化させなきゃ
 いいよね」

 と言った事から崇は不安になり――要するにハナとの関係を悪化させたあげく落ち込んでる
かも知れない友の様子を見に来たということなのだが……。

 泉の部屋の扉を開けると泉は眠っていた……ハナを抱いて。
ベッドの周りに散らばる二人の衣服が総てを物語る。崇と夏希は黙ったままそっと部屋を後にした。
 閉じた扉を背にして夏希が溜息をついて呟く。

「ほんと、嫌になるよね。ここまでしないと気付かない二人って……やっとこれで落ち着くね」

 崇は「夏希、お前鈴木の事……」と言おうとして、青ざめて目を伏せた夏希の表情に気付き

「……あぁ、そうだな」

とだけ答えた。


以上です。読んで下さった方、ありがとうございました。
タイトルもトリも付け忘れた...NGできないじゃん...orz サーセン
387名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 14:28:30 ID:sQ8lfeld
>>386
GJ!
泉、中田氏はいかんよw
388名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 17:51:34 ID:BQ9fJ2Dr
>>386

ハナ可愛い
389名無しさん@ピンキー:2009/06/08(月) 23:27:30 ID:iPEUOIck
保守
390名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 00:10:32 ID:UWLDt9ee
乙です!
泉の感情とかすごく上手な表現で引き込まれました!
ありがとうございます。
391名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 00:22:09 ID:XJ0ipY4T
鳥居ちゃん期待保守
392名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 03:23:07 ID:SDBVhR+T
作品待ち
393名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 17:46:17 ID:OU2qT0L4
保守アゲ
394名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 17:48:55 ID:OU2qT0L4
↑間違いスマン
395名無しさん@ピンキー:2009/07/13(月) 23:19:30 ID:t/ch2cpD
保守
396名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 22:11:51 ID:3R/E1Jj0
>>377
奥手っぽいよね
397名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 15:12:20 ID:W3AbCJyU
片思いどまりっぽいよね
398名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 21:13:52 ID:JyzXkpNc
恋に恋してるみたいな感じかな
399名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 00:47:21 ID:euMKgOk4
期待保守アゲ(・ω・´)
400名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 02:42:33 ID:hQT27r0T
宣言する人は多いけどなかなか投下されないね
忘れちゃったかな
401名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 01:04:18 ID:Tq8rxLj/
ほしゅ
402名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 09:30:07 ID:acQoREDC
新刊age
三角関係楽しすぎる!
夏ハナ読みたいー
403名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 10:30:46 ID:6PIw8p11
sage
404名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 15:59:17 ID:SKM8kbsd
>>402
買いに行かねば
405名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 20:34:51 ID:ByXoHU7R
山田太郎の一巻読んで書いてみた。

山田太郎は篠原真奈美に呼び出された。

「どうしたんだ?おれに用事って?」
「ここでは話せないので一緒に来てください」

真奈美に連れられて着いた所は、ビジネスホテルのスイートルームだった。
そこで真奈美はズバリ太郎に言った。

「山田さん、今から私とセックスをしてください」
「ええ〜〜!な、何で?」
「実は、あれから鈴木先生と百合子が毎日のように抱き合っているようなのです」
「そ、それで?」
「それで百合子がよく私に「先生とのセックスとっても気持ちいいの」と何度も何度も話しをするので
 私もどういうものか興味を持ってしまいましたわ」
「うん」
「でも私にはそういう相手がおりません、それなら男性の友達にと考えたものの男友達もいない…では知っている方で男性で
 頼みを聞いていただけそうな方、となると…」
「おれだと…」
「ええ、そうです……失礼を承知でお願いします、私とセックスをしてください」
「い、いくらなんでもそれは…」
「そういえば百万の借金の利息分が計算に入っていませんでしたわ……借金には利息が付くものですからね」
「き、きたない……でも正論だし」
「もちろん私とセックスをしていただけるのでしたら利息はチャラにします、さらに上乗せして六万円払いましょう」
「やる。」
「ありがとうございます。」

406名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 20:36:44 ID:ByXoHU7R
さっそく服を脱いでお互いの性器をたっぷりと愛撫して潤わせると
太郎は真奈美の膣に肉棒を宛がった。

「い、入れるぞ」
「ええ…来てください」
ズブっ
「あぅっ…」
ズブ ズブ ズブ ……ぶち…
「あぁぁっ…はぅぅっ…痛っ…ああっっ!」

太郎はゆっくりと真奈美の膣に挿入していくと容赦なく処女膜を突き破り彼女の中に根元まで肉棒を入れて動きを止めた。

「どう?気持ちいい?」
「……あぅぅ……あぁ……い、痛いですわ……」
「え、痛いのか?じゃあ止めた方が」
「そ、それはダメです……最後まで……してください……」
「分かった、それじゃ痛くないようにゆっくり動く」
「お願いします…………あぁ……あっ……あぅ……ああぁっ……」

太郎は真奈美が痛くないようにゆっくりと抽挿を始めた。

「あぁ……あ……はぁっ……あぁっ……っあぁ……」
「篠原……気持ちいいか……?」
「……っあ……ええ……とっても……あぁ……気持ちいいっ……ですわ……」

太郎も真奈美もセックスをするのは初めてだったので最初はぎこちなく、慣れていなかったため
痛みもあったものの、慣れてくると本当に気持ちのいいものだった。
腰まで届く長い髪をさらさらと揺らしながら気持ちよさそうに喘いでいる真奈美を見ていると
太郎は何だか自分も嬉しくなって真奈美と抱き締め合いながらセックスを堪能した。

「篠原ッ……おれもうッ……くッ」
限界が訪れた太郎は最後に肉棒を根元まで真奈美の膣に突き込んで
その穢れを知らない子宮へ最後の一滴まで精液を注ぎ込んだ。
どくッ どく どく どく ……

「ッあぁぁぁあッッ……ああぁぁぁッ……」
真奈美は絶頂の声を上げながら太郎の精液が胎内に流れ込んでくるのを感じていた……

407名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 20:37:48 ID:ByXoHU7R
情事が終わっても太郎と真奈美は繋がり合ったまま抱き合っていた。
「山田さん、私とっても気持ちよかったですわ……」
「うん、おれもビックリした、エッチってこんなに気持ちいいものだったんだな」
「これでは、百合子が夢中になるのも無理がありませんわ……」

「あの……山田さん」
「なんだ?」
「よろしければ、これからも私とこうしてセックスをしていただけませんか?」
「おれはいいけど……」
「では約束ですわ……それともう一つ」
「??」
「山田さん、私、篠原真奈美は正式にあなたに交際を申し込みます。」
「へ?こうさい?」
「お付き合いを、ハッキリ申し上げるなら私の恋人になってください、ということですわ」
「え、えええ〜〜〜」
「お返事、いただけます?」
「あ〜〜っと、おれ、告白なんてされたの初めてで……でも、おれなんかでいいのか?」
「山田さんでないとダメです」
「うっ…………分かった、実はさっきおれも篠原にドキドキしてたんだ…」
「まぁ! それでは」
「うん、たぶんおれも篠原のこと好きになったんだと思う」
「光栄ですわ……ではあらためて、不束ものですがよろしくお願いします……」
「ああ、こっちこそよろしく……」
「これで私と山田さんは恋人同士ですわね、あっ私のことはどうか真奈美とお呼びくださいな」
「うん、じゃあおれのことも太郎で」
「わかりました、では太郎さん」
「何?真奈美」
「太郎さんと恋人になった記念です……もう一回しましょう」

この後、太郎と真奈美は時間ギリギリまでセックスを堪能した。
山田太郎、気づいてみると逆玉成功!
408名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 00:03:47 ID:jYSTAayT
来てみると新作が!!お疲れ様でした!
409名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 19:24:43 ID:GX/LVoEF

この組み合わせは初めて見た
太郎逆玉できてよかったね
410名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 04:04:38 ID:0rMHQgPI
太郎も子沢山に
411名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 01:05:46 ID:OIO5vGrK
また同じ顔が増殖w
412名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 01:52:02 ID:DNdE4wTm
ほのぼのしてていいな
413太郎×真奈美 2:2009/09/16(水) 19:20:33 ID:bwhhCHJz
>>407の続き
山田太郎ものがたり

太郎×真奈美

城南学院大学

「……でさあ、あっ」
「ん?どうしたの〜?」
「ほらほら、あれっ!」
女生徒が指差す先に、一組の男女が歩いている。
「は〜…いつ見ても絵になるわ〜」
「そうよねぇ〜、成績優秀、容姿端麗、スポーツ万能おまけに誰にでも優しい、まさに理想の王子様よねぇ〜山田君……」
「でも理想は理想よ、王子様の隣のお姫様にアンタが勝てるわけないでしょ」
「無理よねぇ、鉛筆からロケットまで作ってる世界的大企業 篠原グループ総帥の御令嬢、篠原真奈美さんが相手じゃ…それにあの二人の間に入れる隙間なんてなさそう」
「そういうこと、それに篠原さんなら納得させられて悔しい気持ちも沸いてこないしねー」
「それにしても本当に仲の良い恋人よね、何の話ししてるのか気になる」
「きっと庶民には理解出来ない話しに違いないわ、上流階級「同士」にしか通じない感じの」
「そうよねー」
これが二人を知らない者の見方だが、実際は…

<上流階級と超貧乏の会話>
「真奈美、リトル・ベーカリー新製品出したのか?」
「ええ、でも流石は太郎さんですわ、パンの耳だけで分かってしまうなんて」
「あそこのパンの耳ずっと食べてるからな、微妙な違いが分かるんだ」
「で、味の方はどうでしたか?」
「すごく美味かった!いつもありがとう、助かってる」
「お気になさらないでくださいな、私は太郎さんのお役に立てて光栄ですわw」
実際はこんなもんである。
414太郎×真奈美 2:2009/09/16(水) 19:21:33 ID:bwhhCHJz
逆玉に乗った太郎だったが、以前と生活は得に変わらない。真奈美には援助がしたいと言われた物の、
そこは太郎も男、女に援助してもらう訳にはいかないので「それだけは自分で何とかする」と断った。
ただ真奈美も引き下がるつもりも無いので、いずれ結婚して家族になった時は、家族に苦労はさせたくないと宣言、
太郎もその時には受け入れることにした。
太郎と真奈美が恋人になってもうすぐ四年、今や二人は婚約までしていた。
付き合いだしてすぐに娘の恋人がどんな男か気になった篠原父が太郎の身辺を調べ上げた結果、
「なんと真面目で家族思いの青年だ!!」と感動、家柄などを気にする人ではない篠原父は
さっそく真奈美に太郎を家に連れて来てもらい、太郎と真奈美の気持ちが本気なのを確認した後、
太郎の両親、真奈美の両親立会いの下で婚約させられたのだ、あまりに性急だったので太郎が抗議すると
「だって…ママは太郎ちゃんと真奈美ちゃんのことを思って……ママ余計なことしたの?ママのこと嫌い?」
うるうると涙を溜めて今にも泣きそうになる母ちゃん、だがここは引き下がれないとささやかな反論をする太郎。
「うッ、け、けど真奈美の返事も聞かないと」
待ってましたわ、とばかりにニコニコ笑顔で答える真奈美。
「私は太郎さんとの婚約、嬉しいですわw」
その言葉にビックリする太郎に、さらに追い討ちを掛ける父二人。
「婚約は成立ですな、いやぁ〜めでたい!ああ、太郎君これからは私のことはお義父さんと呼びなさいw」
「あ、真奈美ちゃんも父ちゃんって呼んでくれ、良かったな太郎!こんな美人と婚約だぞっ!」
「まぁ、お義父様ったらお上手ですことw」
最後に太郎は篠原母を見た、ただ真奈美のようにニコニコと笑っている。
その笑顔は、すでに母が我が子に見せる笑顔そのものだった。
「…………」
こうして全周囲を包囲された太郎は真奈美と婚約、現在に至る。

「あ、太郎さん、今晩時間は空いてますか?」
「え、うん空いてるけど…どうしたんだ?」
「実は、父がお仕事でしばらく家を空けることになりそうなので久しぶりに太郎さんと夕食を共にしたいと」
「いいよ、じゃあ一旦家に帰ってみんなの晩飯作ってから真奈美の家に行くから」
「それでしたらご心配なく、父の都合で太郎さんを招待したのですから私が手配をしておきます」
この日、山田宅に届いた「出前」は有り得ない出前だったとか。

夕食後、篠原父は太郎に今日は家に泊まって行くように言い、仕事の都合で出掛けて行った。
二人きりになった太郎と真奈美は、真奈美の部屋でいつものように愛し合う。
一つだけ、いつもと違うのは今日は危険な日であること、通常危険な日はセックスをしないようにしているが
この日はせっかく真奈美の部屋で泊まるのに、しない訳にもいかない。
というよりも同じベッドで寝る二人に我慢できる訳がない。
危険日で避妊具も無いが、この四年、危険日を避け続けたとはいえ数え切れないくらいに体を重ね続けて、
一度も妊娠していないから一回ぐらい大丈夫だろうという考えも有り、太郎と真奈美はセックスをすることにしたのだ。
415太郎×真奈美 2:2009/09/16(水) 19:24:15 ID:bwhhCHJz
太郎は真奈美の脚を抱えると、陰茎を膣口に押し当ててゆっくりと挿入していく
「あ…あぁぁ…」
真奈美の甘い声を聞きながら、一度最奥まで入れてから止まる。
温かい真奈美の膣に太郎の陰茎は優しく包み込まれて、太郎はこのままじっとしていたくなった、が、
しばらくじっとしている太郎に真奈美の方が少し体を動かすと、
与えられる刺激に今度はじっとしていられなくなり、太郎は微笑む真奈美に軽く口付けると
ゆっくり腰を動かして抽挿を始めた。

「っあ……んんっ……はぁ……あぁっ……」
膣内を擦り上げられ、気持ち良さげに喘いでいる真奈美の豊かな胸に、彼女の肩から髪が流れ落ちて乳房を隠す
太郎は真奈美の乳房を隠した長い髪を、手で彼女の背に戻して胸を揉みしだく
「あっ…はぅっ……んっ……んっ…あぅっ…」
手に納まらない豊かな胸は、初めてセックスをした頃よりも明らかに大きくなっている
真奈美との時間の流れを感じながら、太郎は自分と交わり喘いでいる愛しい恋人を見る
腰まで届く長い髪は、ベッドの横のテーブルにある薄暗いランプの明かりによる反射で輝き
同じくその白い肌に浮き出ている汗も輝き、とても綺麗だった。
真奈美に見惚れながらも腰を動かし続ける太郎、そんな太郎の視線に気づいた真奈美と目が合う
見つめ合いながら、引き合うように互いに顔を近づけて口付けを交わす
「んっ、んん、ふ、んむっ」
先程の軽い口付けとは異なり、互いに舌を絡ませ合い、口の中まで舐め合う情熱的なキス

数分、数時間、時間の感覚がまるで無くなったかのような錯覚を覚えながら口付けと抽挿を繰り返し、全身で愛し合う二人
このままいつまでも愛し合っていたいというのに二人の体は言うことを聞かず、限界へと上り詰めていく
太郎は大きく腰を動かし陰茎全体を使い膣内を擦り上げていく
真奈美もまた奥へと促していき こつん こつん と太郎自身が子宮口を小突いて来るのが分かった
やがて耐え切れなくなった太郎は、危険日ということで外に出すか、中に出すかを迷った
本音を言うと最後まで真奈美と繋がっていたいし、中に出したいのだがやはり迷ってしまう
だがもう時間が無い、そんな太郎の背中を真奈美が とんっ と押した。
「あッ、あッ、た、太郎さんッ、中にッ、中にくださッ、」
真奈美は太郎に中で出すように伝え、太郎の腰に脚を絡みつかせ
太郎は真奈美に答えて、最後に力いっぱい腰を突き込み、真奈美の最奥
子宮口の中まで先端が突き上げた所で、子宮に直接精液を一滴残らず注ぎ込んだ。
「あッあああぁぁぁ〜〜ッッ…」
真奈美と抱き締め合っていたので、絶頂の声が大きく耳に聞こえる
中に出してその心地良さに浸りながら、太郎は真奈美の体力が回復するのを待って「もっとしたい」と言った。
真奈美もまだまだしたいので繋がったまま二人は再び愛し合う
結局その後、二人は5回もしてしまった。危険日のことは1回目の絶頂と共に忘れていたので5回全部、中に出してしまっていた。
416太郎×真奈美 2:2009/09/16(水) 19:32:01 ID:bwhhCHJz

とある日曜日、この日太郎は昼から真奈美と出かける予定だったのだが、朝早くに真奈美に呼び出された。
真奈美の家に行くと自分の部屋で話したいとのことなので、真奈美の部屋で話しをすることに
「で、急ぎの話しって何だ?」
「実はその………三ヶ月だそうですわ…」
「…………………………え?…」
太郎と真奈美の間に「一人目」の子供が出来ました。
417太郎×真奈美 2:2009/09/16(水) 19:37:24 ID:bwhhCHJz
続いてみた。
太郎はあの子沢山の「父ちゃん」の息子ということで…
418名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 00:26:13 ID:06rMzHSK
保守
419名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 12:50:12 ID:y16GC3s6
>>413-417

これからもっと子供増えそう
420名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 18:59:42 ID:79OBo/PV
どんだけ増えるんだw
421名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 23:35:58 ID:WyeqjHeO
なるほど日本人の名字に山田が多いわけだ
422名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 03:10:07 ID:xisLb2O7
そういうことかw
423名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 10:56:07 ID:Qr0+8Wgw
すごく納得したw

ところで永原先輩と鳥居ちゃんはまだですかハアハァ
424名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 15:24:20 ID:bpCObF7U
私もその2人の作品をひそかに待っている
書くって宣言した人いたけど忙しいのかな
425名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 18:44:58 ID:kxnrupaU
その2人大好き
426名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 15:23:25 ID:gtA09eEB
新婚時代とか気になる
427名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 23:05:42 ID:0Kg6ryf8
千本木×あきらの投下はもうないのだろうか…
428名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 20:18:20 ID:CnTFnDaq
待ってる
429名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 13:45:41 ID:CAJQD2v2
テスト
430名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 13:47:04 ID:CAJQD2v2
(×××6巻43話後半)

「…あきら、すげー気合い入ってるな。なんだ、ほんとに夜這いに来たんだ」
「ちっちがっ これは…!」
「声出すな。先生戻ってくるだろ」
俺は暴れるあきらの口を手で押さえた。
このフトンの中でどれだけの時間が取れるだろう。
でも今しかない。やるか!
「あきら…」

光のないこの暗闇の中で、あきらは怯えるように体を丸める。
俺は体をあきらに寄せ、軽く抱きしめながら耳元で囁いた。
「お前はなにもしなくていい。俺にまかせろ」
あきらは一瞬体をこわばらせ、と同時に小さく震えだした。
当たり前だ。初めてだからな。
俺は震えるあきらの髪に手をやり、軽く撫でる。
「そんなにかたくなるな。力を抜け」
「……そ、そんなこと言ったって…」
今にも息絶えそうなか細い声で訴えかける。
「お前、気合い入れて夜這いに来たんだろ。いいからだまってろ」
声を低くして言い返すと、観念したのかそれまで胸の前を覆っていた腕を下ろした。
431名無しさん@ピンキー:2009/12/29(火) 23:16:29 ID:7JcY6h3X
ワッフルワッフル
432名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 21:20:30 ID:o3Foaeyp
モッフル
433名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 03:23:20 ID:mZZfJiRg
もっこり
434名無しさん@ピンキー
もっこす