【ミニミニ】戦う幼女ヒロイン【つぼみから花へ】

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632名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 21:44:00 ID:IIJoZvjk
>>630
> か、春日ー!!wwwwww
> とりあえずこの幼女のコードネームはなんだ?w
> もしかして『Theガッツ』ですk(ぷち

投下したあとに「セブンドワーブズ」とか考え付いた。
「白雪姫と七人の小人」と「ドワーフ七人分の筋肉」のダブルミーニングで。

さて、次はエグザイルでなんか考えるか。
633名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 22:43:04 ID:Y0R9bEhE
期待アゲ*・.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。.
634名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 23:24:06 ID:IIJoZvjk
期待するのか Σ( ̄д ̄;
635名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 23:26:32 ID:1sADXyqi
エグザイルっていったら触手ですもの、期待するに決まってるジャマイカ
636名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 23:31:55 ID:9SyWyNRu
いや、
「ようこそ、私の胎内(なか)に…」
かもよ?
637名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 06:35:59 ID:tnajSJS/
>>636
オルクスっぽいぞw


つーか皆纏めてTRPGスレに帰れ!!w
638魔法少女マジカルストーム(1/3):2007/12/06(木) 09:06:51 ID:03OLPwLH

『ちょっと、そこの貴方、私の声が聞こえる?』
周りを見回しても誰もいない。
『よかった、私の声が聞こえるみたいね。』
誰もいないはずなのに声だけは確かに聞こえる。
『貴方、妖精とか魔法とか信じてるでしょ。』
声の主はくすくすと笑う。
確かに私は魔法や超能力といった類の物を信じている。
二十歳にもなったいい大人がそういうことを言うと変人扱いなので誰にも言ってないのに。
『まあ、そういう人だからこそ、私の声が聞こえるわけなんだけど。』
その声の主は見えない溜め息をついた。
『それでまあ、突然だけど私達の世界を救ってくれないかな?』
「は・・・?」
突然の超展開に私の開いた口が塞がらない。
『この世界に落ちた魔石の回収をしてほしいの。』
「それって、私に何かメリットがあるの?」
『一時的にだけど、魔法が使えるようになる・・・とか。』
「む・・・。」
魔法少女に憧れていた私にとってはそれは申し分のない条件に思えた。
『それじゃ、これを受け取ってトランスって言ってみて。』
目の前にビー玉のようなものが表われ、ゆっくりと落ちてくる。
私は手を伸ばし、その石を手の平で受け止めていた。
「トランス?」
そう呟いた瞬間、まばゆいばかりの光が石から放出された。
ゆっくりと目を開いた私の前には小さな妖精がいた。
「トランス成功みたいね。」
妖精は嬉しそうに私に笑いかける。
さっきまでは少し遠かった妖精の声が今ははっきりと聞こえる。
「トランスって何?」
さっきから、辺りの風景と自分の体が何かおかしい。
何がおかしいと言われても、それがはっきりとしない。
「百聞は一見に敷かずっていうし、ウォーターって言ってみて。」
妖精は私の手の平にビー玉のような物を乗せる。
「ウォーター。」
手に乗せたビー玉が私の手の中に入ってくる。
それと一緒に、この力の使い方がはっきりとわかった。
「ここに水を出してみて。」
妖精は地面をぺしぺしと叩いた。
「水を・・・?」
言われるままにルーンを紡ぎ、妖精の叩いた辺りに水を集める。
溜めた水は鏡みたいに私の姿を映し込んでいる。
何か変な気もするけどそれは私だ、どうということはない。
ただ、ちょっとばかり服が大きすぎる気はする
「魔法は魔法を本当に信じている人にしか使えない。」
「だから、貴方はトランスの魔石で魔法を信じていた時代に戻ったってことよ。」
妖精は私ににっこりと笑いかける。
「そうなんだ。」
そうは言われても少しも実感が湧かない。
「じゃ、これからストームの魔石の回収をよろしくね!」
私は強引な妖精に簡単に丸め込まれてしまっていた。
639魔法少女マジカルストーム(2/3):2007/12/06(木) 09:09:51 ID:03OLPwLH

「ここ?」
私は念のために、もう一度妖精に尋ねてみた。
「間違いなくここ。 魔石の気配がするし。」
目の前には蜘蛛の巣と蜘蛛がいるだけで、他になにかあるようには思えない。
「その蜘蛛がストームの媒介者よ。」
その言葉に拍子が抜けた。
こんな小さな蜘蛛が相手ならば、頼まれ事はすぐにでも終わってしまいそうだ。
「悪いけど、魔石の回収のために倒させてもらうわ!」
私はルーンを紡ぐ。
集めた水分を高圧で蜘蛛に向けて発射する。
高圧の水流が蜘蛛を撃ち抜く。
そう思った瞬間、水流は僅かに軌道を逸れ、近くの木の幹を貫通していた。
「えっ!?」
予想外の出来事に私は一瞬、戸惑った。
蜘蛛の眼前で巻き上げられた砂が旋風を巻いていた。
風の風圧で蜘蛛は水の軌道を逸らしたのだ。
「なかなかやるじゃない。」
少しはましな魔法戦が楽しめるかと思い、私は少しわくわくしてしまう。
「油断しちゃダメよ、相手はストームなんだから!」
そうは言われても相手は蜘蛛だ。
負ける気はしない。
私は最大級の水分を集めるためのルーンを紡ぎ始める。
要は風で逸らされないぐらいの水量でもって相手を撃ち抜けばいいのだ。
「ダメだって言ってるのに!」
妖精の叫び声と共に蜘蛛がその姿を変え始めた。
質量保存の法則を無視して、メキメキと巨大化し始めたのだ。
「うっそ・・・。」
蜘蛛は私と同じぐらいの大きさにまで変化していた。
私は慌ててルーンの続きを紡ぎ始める。
一度紡ぎ始めたルーンは詠唱を終えるまで次のルーンを紡ぐことはできないのだ。
そんな私の動きは信じられないくらいあっさりと食い止められていた。
蜘蛛から発射された糸によって。
体にべっとりと絡みついた糸は完全に私の動きを封じていた。
それどころか、糸を手繰り寄せることで私の体はどんどんと蜘蛛に引きずられていく。
「あーあー、せっかく忠告したのに・・・私、知ーらないっと。」
そんなことを言って妖精はぷいっと何処かに飛んでいってしまった。
えーっと、これって責任放棄っていうのかな?
そんなことを考えてる内に、もう蜘蛛は私の目前にまで迫っていた。
すぐ傍で見る蜘蛛の姿は想像以上のグロテスクさだ。
「えっと、許して・・・くれないよね?」
えへへっと私は目の前の蜘蛛に笑いかける。
無言の返答。
蜘蛛は私の首筋に思いきり噛みついていた。
「あ・・・。」
体が熱くなる。
毒が回って私、死んじゃうんだ。
信じられないぐらい心臓の鼓動が早くなって、息も荒くなる。
蜘蛛は私に絡みついた糸を6本の脚で器用に解き始めた。
まるで宝物を扱うような丁寧さだ。
蜘蛛のお尻がぐりぐりと私のあそこに押しつけられる。
ずぶりと蜘蛛のお尻が私の中に入り込んで来る。
640魔法少女マジカルストーム(3/3):2007/12/06(木) 09:11:42 ID:03OLPwLH
「くはぁっ!」
容赦のない突き込みに私の中の肺の空気が全て吐き出される。
どんな激しい行為も体に回った毒のせいか少しも痛みは感じない。
それどころかその全てが快楽へと変換される。
激しく中を擦られるほどに甘く切ない疼きが体を駆け巡る。

「熱い、熱いよ・・・。」
蜘蛛の先端が私の中を擦る度にじんじんとした熱さが蓄積されていく。
溜まっていく熱が新たな熱を求めるようでおかしくなりそうだった。
突き込まれる程に刺激を求めてしまう悪循環。

昂ぶり続けていく体。
それはどこまで行けば解放されるのか。

早く、遅く、蜘蛛の動きはペースを変える。
ゆったりとした動きはじりじりとした熱を体に蓄える。
素早い動きは脳髄に痺れるような熱さを焼き付けた。

「ああぁっ!」
ぐちゃぐちゃと溢れた体液が腿を伝う。
蜘蛛の激しい突き込みに反応するかのように体液が溢れてしまう。
溢れ始めた体液は突き込みによりいやらしい音を立てる。
体液を潤滑剤にしてその動きはスムーズにより気持ちのいいものへと変化していく。
それは自分の体のいやらしさを実感させるだけでしかない。

初めて感じるはずの感覚。
だけど体はこの感覚を知っている。
頭が知らないことを体は記憶している。

「ひぅっ!?」
突然の感覚に私は思わず悲鳴を上げていた。
糸があそこの少し上の部分に貼りついていた。
蜘蛛のお尻が持ち上げられる度に、糸で繋がったそこがくんと引っ張られた。

「ひああああっ!?」
頭の芯が熱くなるほどの衝撃が脊髄を駆け巡る。
脳みそが溶けるのではないかと思うほどの甘い刺激。

蜘蛛は自らの生命を振り絞るかのように体を激しく揺さぶった。
どくん、熱い何かが私の中に流れ込んでくる。
体が激しく仰け反り、頭の中が真っ白になるかと思えるほど痺れた。
そのあと、ようやく息を吸いこむと私は肩で荒く息をした。
溜まりきった疲労と、これ以上ないという幸福感。
私はゆっくりと意識を手放した。



目が覚めたとき、お腹の上で小さな蜘蛛が死んでいた。
私はお腹の上の蜘蛛を払いのける。
「私は・・・魔法少女マジカル・ストーム。」
ストームは生命の尽きかけた蜘蛛の媒介者を捨て、
若く健康的な生命力の溢れる少女を媒介者に選んだのだ。
紡がれたルーンにより、少女の体がふわり浮かぶ。
「さあ、今日は何処で暴れようかな?」
ストームの力は強大だ。
この世界の一部を破壊することなんて造作もない。
ストームを滅ぼす存在が現れるまで、ストームの天下は揺るがない。
641名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 16:19:14 ID:2kTwVjMY
↑続きマダー?
642名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 16:32:00 ID:/S477MIG
催促はえーよw
かなりいい感じなんだから、こっちはとりあえず裸になっとけばいいじゃん
643名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 23:25:29 ID:UAFLwNHh
GJ!…なんだけど…幼女ヒロイン物らしさがあまり感じられないような…
644名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 08:03:09 ID:ZkaxrmNG
>>643
魔法幼女ではないからね。
あくまでも魔法少女。
でも良質SSだよ。GJ!
645名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 16:12:42 ID:VYxuNihD
魔法少女スレに帰れよ
あっちではウケる自信がないからって、こんなところに逃げてくるな
646名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 16:19:35 ID:JtElgwmg
さあ、いよいよ始まりました
647名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 16:53:36 ID:cEQ0J1aP
相手にするなよ
648名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 17:37:23 ID:VN6oLRSJ
だいたい魔法幼女なんてあまりに狭すぎるからここはこれで閉鎖。
続きは本スレか総合でいいんじゃないか?
649名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 17:38:34 ID:oB2YCz71
魔法幼女?
いつから魔法モノ限定になったんだ
650名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 17:44:10 ID:VN6oLRSJ
※訂正
魔法幼女×→幼女ヒロイン○
651名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 00:18:22 ID:cOH6SU6g
わざわざ訂正しに来るなよ。無様なやつだなw
652名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 10:03:31 ID:Jt9elE70
アッチャー…
『下手でもいいから』って言葉を頼りにチマチマ書いてたら、ちゃんとしたのが投下されてたよ…
653梅レスですが…:2007/12/08(土) 10:04:31 ID:Jt9elE70
避難が完了した、ガランとしたオフィス街の上空に、光沢のある黒のボディースーツに身を包んだ
小さな少女が、淡い光に包まれながら浮かんでいた。
北欧系の母親譲りの、プラチナブロンドのツインテールが、時折軽やかに風にたなびく。
その澄んだ青い目に、前方約50mの空中に浮かぶ、白のボディースーツ姿の少女が映っている。

「ワルーシア!今日こそ決着をつけます!覚悟しなさい!」
白の少女が、ビシッと黒衣の少女に指を突きつける。勇ましいが、可愛い声なので迫力は今一つだ。
ワルーシアより更に小柄な彼女の、肩までの艶やかな黒髪と、張りのある黒々とした大きな瞳が陽光に
きらめく。
黒衣のワルーシアも、白磁の人形のごとく整った顔に微笑を浮かべ、綺麗なソプラノで応酬する。
「さあて、白騎士レンさん、そううまくいくかなあ。ゴーリキ!!」
「ハハアッ!」
彼女達の眼下で、まさにゴリラと見まごうばかりのゴツい男が、仁王立ちになっていた。
「…あれ、いつも出てきてはヤラレるだけのオジサンじゃない」
と、レンがかなり失礼な発言をするが、確かにいつもその通りなので仕方がない。

「フフフ、今日の私は一味違いますよ。あと、『オジサン』は止めてもらえないかな」
「そういうのにこだわっちゃうとこがオジサンだと思うんだけど…」
つぶやきながら差し出したレンの手の平が、白い光で包まれる。
「どっちにしても、悪いヤツはやっつけるだけ!ホーリースフィア!!」
直径2mほどにまで膨れ上がった光球が、矢のように男に襲い掛かる。

男は頬をバシンと叩いて気合を入れると、無謀にも、真正面からその光球を受け止める体勢をとる。
『あ、バカゴリ!ムチャだよう!』思わず胸がキュッとなるワルーシアをよそに、彼は大声で叫ぶ。
「カーネージウェッブ!」
彼の腕のプロテクターから、黒い網が幾重にも打ち出され、迫る光球を包み込む。
男の太い腕が、その網ごと光球をガッシ!と受け止めたが、見る間にズルズル押されていく。
「ウォォォッ!ケルベロスファング!」
コンバットブーツのプロテクタから、バン!という激しい破裂音とともに太い鉄杭が地面に射出され、
大地に深々と食い込む。男の後退速度がグッと落ちる。
「ワハハハ!備えあれば憂いなァァァァ……」
一瞬ナイスキャッチかと思いきや、結局光球は何事も無かったかのように飛び続け、男とともにビルの
壁をぶち破りながら、何処へか姿を消してしまった。
後には、すっぽ抜けた2つのブーツが、地面にガッチリ食い込んだまま取り残されていた。

「…まあ、今日はなかなか頑張ったかな…」
とニッと笑うと、ワルーシアはいきなり急降下を始め、レンもすかさずそれを追う。
レンをバックアップするサイキック研究所のVTOL機が、かなり離れた位置でホバリングしながら、
その様子を逐一モニターしている。
だが、もつれ合うようにビルの林に突入した二人のあまりの高機動振りに、肉眼はおろか、センサーで
さえあっさり行方を見失ってしまった。
654梅レスですが…:2007/12/08(土) 10:05:32 ID:Jt9elE70
疾風のごとくビルの間を縫って飛ぶワルーシアめがけ、レンが腕を突き出しながら叫ぶ。
「ハウンドオブヘブン!」
その手から放たれた数本の光の矢が、複雑なマヌーバを繰り返すワルーシアを執念深く追跡し始める。
だが、そのどれもが、まさに彼女を直撃する寸前に紙一重でかわされ、あるものはビルに大穴を穿ち、
あるものは路上の車を粉々に破壊してしまう。レンの顔に焦りの色が浮かぶ。

「わ!セイギの味方なのにいっけないんだ!じゃ、今度は私の番!」
空中で瞬時にほぼ静止という、ワルーシアの特技であるG制御に対応しきれず、レンは彼女を追い越し
てしまい、一転追われる立場になる。
「よーし、ナイトフォール!」
ワルーシアの手から放たれた黒い帯状のエネルギーがシュルシュルと伸び、レンの必死の回避運動にも
関わらず、みるみる彼女を覆う光の繭に巻き付き、それを完全に覆ってしまう。
その膜は、視界のみならず、エクストラセンスも妨害するため、レンは完全に身動きが取れなくなって
しまう。
「さーて、どう料理しよっか…アッ!!」
何の前触れもなく、レンを覆う黒い球が薄れはじめ、あっという間に空中に霧散してしまう。
ワルーシアの体を覆うシールドも、不安定に明滅し始めている。

幼くとも百戦錬磨の白騎士が、そんな隙を見逃すはずが無い。
再びレンの放った光の猟犬が、今度は過たずにワルーシアを直撃した。
「キャァァァ!!」
シールドを破られこそしなかったものの、弾き飛ばされたワルーシアは、鏡のような大きなガラス窓を
突き破りながら、背後の高層ビルに突入してしまう。
「やったあ!!」
レンが白い光跡を残しながらクルクルと宙を舞う。

「ワルーシア様ぁぁ!」
大声で叫びながら、ゴーリキの巨体が、まだモウモウと埃と破片が舞う部屋に転げ込んでくる。
高層ビルの最上階近くなのに、なかなか素早い。
「…イタタタタ…」
瓦礫の山の中から、か細い呻き声が聞こえてきた。
ゴーリキは飛ぶように駆け寄り、ガラクタの中から小さな黒衣の少女を難なく掘り出す。
「ワルーシア様、ナノマシンの補充をしませんでしたね」
男は、埃まみれの彼女を大事そうに抱え上げながらも、いきなり小言を浴びせる。
ワルーシアが、小さな体を更に縮め、蚊の鳴くような声で言った。
「…だ、だって、あんな痛いの、自分で何本も打つなんてできないもん…」
窓の外には、腰のポーチから取り出した大きな注射を自らの腕に刺し、半ベソ顔でナノマシンを
補充するレンの姿が浮かんでいた。
655梅レスですが…:2007/12/08(土) 10:06:41 ID:Jt9elE70
彼女達が打つ注射には、何種類かのナノマシンが混合されていたが、中でも一番重要なのが、全身の
細胞のサイコパワーを引き出し、サイキック能力を飛躍的に高める機能を持つものだった。
善悪それぞれ研究・開発にしのぎを削っているのだが、効果が高いものほど稼動時間が短く、戦闘が
長引けば途中での補充を余儀なくされるという欠点は同じであった。

ゴーリキが、太い指で頭をポリポリ掻きながら、困り顔で言った。
「…まあ、ついさっき、一気に大量のナノマシンを注入する方法もリリースはされたんですが…」
「え、ほんと?やったあ!…っていうか、その分、数倍痛いとかじゃないんでしょうね」
「エッ?!…まあ、何と言うか…とにかく場所を変えましょう。どっかいい所あるかなあ…」
と、男は彼女を腕に抱えたまま、その巨体からは想像もつかないスピードで部屋を飛び出しつつ、脳を
ネットとリンクさせ、周辺を検索し始める。

「おー、なかなかオシャレな造りですねえ」
と言いながら、ゴーリキがそっとワルーシアをベッドに座らせた。
彼がネットで見つけた、同じビルの1階にある、「リラクゼーションマッサージ」と看板を掲げた店の
アジアンテイストな内装を、彼女がキョロキョロ不安げに見回す。
「…な、何でこんなとこに…」
「あのー、ワルーシア様。さっきも言ったとおり、どうもあなたのピンチに反応して新機能が解放
されたようなんですが…いやあ、どうしようかなあ」
「何もったいぶってるの、早くしなさいよう!」
「うーん…まあいいか!」
と彼は思い切ったように言い、手早く服を脱ぎだした。
「キャアッ!な、な、何してんのよヘンタイッ!」
整った白磁のような顔を瞬時に真っ赤にしたワルーシアが、パッと両手で顔を覆ってしまう。

全裸になった男の股間からは、脈打つ逞しい男根が、天を突くかのように屹立していた。
男は、それを片手で軽くしごきながら、平然と言った。
「…これで、あなたの胎内に、直接大量のナノマシンを注ぎ込むんです」
口ではもっともらしい事を言いながらも、男の目には明らかに欲望の色が浮かんでいた。
「イヤ…イヤア…」
目を堅く瞑り、金色の頭を振りながら弱々しく抵抗の声を上げるワルーシアは、いきなり強く
抱きしめられ、その桜色の唇を激しく吸われても、ただ喘ぐ事しかできなかった…

彼女の父親であるドクター・ワルーダと、その助手であるゴーリキは、ある実験中に起きた大爆発に
巻き込まれ、ワルーダは跡形もなく吹き飛び、ゴーリキもほぼ即死に近い状態で瓦礫の中から発見
された。
だが、ゴリーキの著しく損傷した体は、アジトのメインコンピュータ「イブルニブル」の指示で、多く
の部分が人工物に置き換えられ、彼自身の強靭な生命力も手伝って、何とか命を長らえたのだった。
だが、なぜかそのゴーリキの体内のパーツには、ブラックボックスが数多く含まれていた。
イブルニブルを問い詰めても、ただ沈黙が返ってくるだけで、詳細は全く不明。
その後、それら機能は、何かのきっかけで、または何の前触れもなく突然動き出し、周囲を、そして
何より本人をビックリさせ続けている…
656梅レスですが…:2007/12/08(土) 10:07:22 ID:Jt9elE70
「…アア…もう…イヤア…」
充血したグショグショの秘裂から、ゴーリキの太い舌がズルリ…と引き抜かれる。
抵抗も空しく、あっさりボディースーツをひん剥かれてしまった彼女は、その極めて狭い未開の肉洞を、
男のヌメる長々とした舌で、もう30分近くも丹念に犯され続けていた。
そのゴツい体に似合わぬ、繊細で巧みな舌使いもまた、隠されていたデータの成せる技か。
ワルーシアの虚ろな眼差しと、激しく痙攣する小さな尻、そして小さな膣口がヒクつきながら流しだす
愛液の量が、彼女の幼い体を幾度となく襲った快感の凄まじさを物語っていた。

「…ゴリのバカァ…ヘンタイ…」
ゴーリキは、ボウっと霞んだような目で恨み事を言う彼女に優しくキスをすると、そのか細い足を更に
大きく開かせ、張り詰めた大きな先端を彼女の幼い入り口にグッとあてがう。
彼女は怯えるような表情を浮かべたが、男は一気に体重を掛け、桃色の秘肉をメリメリと限界以上に
押し拡げながら、一気にズルリとその巨大な先端部分を収めきってしまった。
あれほど念入りに入り口をほぐされてもなお、男のその部分は余りに大き過ぎた。
彼女は、まさに身を裂くような激痛と、ドクンドクン脈打ちながら、有り得ないほど彼女の胎内を
拡げている圧倒的な存在感に、言葉を発するどころか、呼吸さえ出来なくなっていた。

ゴーリキは、自分のペニスが、美しくも幼い女主人を壊してしまうのではと恐れながらも、それを彼女
のキツい内部により深く捻じ込もうとする、自分の腰の浅ましい動きを、どうしても止める事が
できなかった。
彼の頭の中からは、すでにナノマシン注入などというお題目は完全に吹っ飛んでしまっていた。

だがその時、彼のガマン汁に含まれていた勤勉なナノマシン達は、すでに黙々と活動を開始していた。
それは、メインのサイコパワー系等ではなく、いつもはサポート役の身体保護系のものだった。
彼らは、ワルーシアの傷ついた粘膜の出血を止め、治癒を始めるとともに、痛覚だけを鈍麻させていく。
極太の男根と、その容赦ない抽送にめくれ上がる、幼い花びらに付着する破瓜の血が徐々に減り、
ついには、どんどん溢れ出てくる愛液に紛れて見えなくなってしまったのは、まさに彼らの働きに
よるものだった。

ワルーシアは、男の逞しい体に必死ですがり付きながら、完全に混乱していた。
ついさっきまでは、ゴツゴツした男の分身が、彼女の内部を強く擦り上げるたび、悲鳴さえ出ない程の
激しい痛みが彼女を襲っていた。
だが今は、長大なそれが、本当に先が口から飛び出るかと思うほど深々と彼女に突き込まれてくると、
気がヘンになりそうなほどの甘い刺激が全身を痺れさせ、気付くと、自分の小さな尻が、彼をもっと
奥に迎えたがっているかのように、グッと突き出されているのだ。
「…私じゃ…ないもんッ…バカゴリが…ヘンな事するから…ンッ…アン!…」
「…す…すいま…せん…でも…す…す…好きなんです!…ワルーシア様…大好きなんですッ!」
「エ?…バ、バカ!…お前…こんな時に…アッ…何…言って…アヒィ!…」
「ワルーシア様ッ…ワルーシア様ッ!」
ゴーリキが彼女の小さな尻を抱え込み、剛柱をズボズボ激しく突き込みながら、強く彼女の唇を吸う。
ワルーシアも激しく喘ぎながら、夢中で男の唇を吸い返していたが、不意に彼の分身が膨れ上がり、
彼女の最奥で爆発するかのように大量の精液を放ったのを感じ、反射的に体をビクンと仰け反らせた。
ドクリ、ドクリと果てしなく流し込まれる熱い迸りが、あっという間に胎内を満たすのをはっきり
感じながら、彼女はさっき彼の舌でイカされた時とは比較にならないほどの圧倒的な快感に、その
小さな体を激しく痙攣させる。
ふと気付くと、彼女の全身はじんわりと熱を帯び、溢れんばかりの力が湧き上がりつつあった。
657梅レスですが…:2007/12/08(土) 10:08:27 ID:Jt9elE70
「もお、ワルーシアったらどこ行っちゃっ…アッ!」
彼女を探して飛び回るレンの目の前に、突然フワリと黒衣の少女が現れた。
だが、明らかにその様子は変であった。
表情は、まるで魂を抜かれたかのようにトロンとしているのに、今までとは桁違いのパワーが、全身
からオーラのように放射されている。
彼女が物憂げにレンに向けて片手を差し上げた途端、全く何の気配も無く、超高密度のエネルギー弾が
放たれた。
レンは、辛うじてかわしたそれが、多くのビルを繰り抜きながら、全く代わらない威力と速度のまま視界外に飛び去る様子に背筋を粟立たせながら、シールドを幾重にも重ね、前面に集中させた。
しかし、ワルーシアが無造作に放った第2弾、第3弾が、それを難なく削り取っていく。
「え?なにコレ?!なんなのよ!!」
レンは、ワルーシアの攻撃のあまりの威力に、激しく集中力を乱される。
そこに運悪く、ナノマシンの限界時間越えが重なり、彼女のシールドが急激に不安定になる。
そこを狙うかのように指をスッと伸ばしたワルーシアの視界が、大きな破裂音とともに突然真っ白に
染まった。

彼女のピンチを見て取ったVTOLが、音響閃光弾の弾幕を張りながら真上から突入してきたのだ。
能力者にとってはおもちゃ以下の代物だが、不意を突けば一瞬の目くらましにはなる。
ワルーシアが視界を取り戻した時には、垂直降下中にレンを回収するという超荒業を見せたVTOLが、
追撃を避けるべく、ビルの林に隠れるように飛び去っていくところだった。

今の彼女には、実はビルの2つ3つごとその機体を粉々にするのは容易い事だった。
だが、蛮勇とさえ言える先刻の見事な救出劇と、未だ彼女の腰に残る深く甘い痺れが、
「ま、いっか」
とその手を気だるげに下ろさせた。

ワルーシアはクルリとターンすると、眩しげに手をかざしながら空中の戦いを見守っていたゴーリキに
向かって隕石のごとく落下し、「ネメシスキック!!」と叫びながらその胸にマジ蹴りを叩き込んだ。
彼は、背後のビルの壁に大の字の穴を残し、またも姿を消したが、数分後、
「ゴホッゴホッ!何するんですかーワルーシア様ぁ」
と咳き込みながら、ホコリまみれでその穴からノソノソ出てきた

「もう…もう…この…エロゴリラ!!」
「エ?!あー、そのお、すいませんでした。完全に我を忘れてしまいまして…」
「…だ、大体何なの『大好きだー』って。あんな時に言う事無いじゃん…」
と、彼女が金色のツインテールの先をクルクルいじりながら、赤らんだ頬を隠すかのようにうつむいて
ブツブツ言う。
だが、ゴーリキの耳には入らなかったらしく、彼は鼻を膨らましながら言葉を続けた。
「まあ、あの注入法が有効なのはわかりましたので、次は色んな条件下で実験をしなきゃいけません。
連続注入とか、様々な体位。時間帯も変えて、朝、昼…は学校があるか。それから、お眠りになって
いる間にも…」
「このドヘンタイ!」
バシンと男の頬が鳴る。
「あ痛!…あ、ス、スイマセンつい…確かにあんな事、しかも私なんかと…ハハハ…そりゃそうですね」
MAXだったゴーリキのテンションが、みるみるMINに下がっていく。
「え、あの、別にそんなイヤってわけじゃないけど…じゃなくて!イ、イヤだけど、ほら、パパの
ヤボウをかなえるためなら…まあ…しょうがないかなあ…みたいな」
彼女は真っ赤な顔でまたうつむいてしまう。その唇から、聞き取れないほどのつぶやきが漏れる。
「…でも…やさしくしてくんなきゃ…ヤダ…」
ゴーリキの顔がボン!と赤くなり、またもテンションMAXで彼女の小さな体を抱え上げてしまう。
彼は、彼女を今この場で立ったまま、ご希望通りやさしく貫いてしまいたいという衝動と、必死で
戦っていた。
658名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 10:10:47 ID:Jt9elE70
終わり

ここまでくれば埋められるんじゃないでしょうか
659名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 10:22:02 ID:1hmw23U1
ゴミみたいなSSモドキでスレを汚すなよ
660名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 11:29:53 ID:RucwZLBw
>>658
よくやった!
661名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 12:17:41 ID:gt89mOF1
>>658
まだだぁまだ足りねぇ…

WKTKで全裸待機に入りました。
662名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 12:30:47 ID:SpLMy2eh
>>658 乙!
ほ、ほしい、残りの16kが喉から手が出るほど・・・!
ストームさんに好評だったので、書く気のなんかったマジカルストームの続きを2編ほど。
こんな釣り針にストームが釣られるクマー!?
嬉しかったんです、魔法少女のMはマゾのM、叩かれ罵られるほどに燃え上がる!

いや、嘘です、ほんとはすごく打たれ弱いんです・・・。

アッー!?
663名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 13:01:53 ID:utdl5W8c
誰が書いたか一目で分かるのが笑えるな
逆襲のためとは言え、自演乙は惨めすぎるぞ
664名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 13:57:50 ID:VYCLx0QT
魔法スレと区別つかないし、書いてる人も同じくさいが、わざとやってんの?
665名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 16:05:53 ID:GNEXNojg
凄い勢いで荒らしキタコレ!w
負けるな作者さん!なんなら俺とアンタと荒らしで新スレでもやっていける!w
ってかこれって荒らしなりのGJ!なんじゃね?
作品投下を楽しんみに待ってる俺より反応速いってどんだけだよw

と言う訳で作者さんも自演云々をマジに取らないように
666名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 16:42:59 ID:BI022Q4s
突撃!ミーナの復活を待っている。
667名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 16:43:57 ID:jeGAm2mI
シックスセンスのブルース・ウィリスみたいな奴だ
668名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 18:41:36 ID:GZ1agGph
投下がある限り、荒らしが必死になっても滑稽なだけだなw
荒らしに負けて作家がいなくなってしまうと、どうしようもなくなるが
作家さん、がんばれ
669名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 22:59:17 ID:Nn9qKdCq
フェアリーテイルの人は負けちゃったからな
あの人が負けた宣言をするまでは、馬鹿が一人張り付いているだけで、投下は続いてたし
今いる人たちには負けずに頑張ってほしい
670名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 23:20:45 ID:YHyHo8Gs
ミーナはとっくに別スレで復活してるだろ
誘導できないけど
671魔法妖女マジカルストーム1:2007/12/09(日) 00:01:54 ID:2fqeGWm+
「ほんとにあんな小さな子がストームなんですか?」
風に乗って声が聞こえてくる。
「ええ、間違いなくあの子がストームよ。」
この声には聞き覚えがある。
「で、でも、どう見ても私より年下ですよ?」
この声には聞き覚えがない、でも多分この子が新しい媒介者だろう。
「油断しないで、あの子は本当は貴方よりもずっと年上なんだから。」
私はお喋りに夢中な二人の背後から声を掛ける。
「人を年増みたいに言ってくれるじゃない、馬鹿妖精。」
お喋りな妖精に思いきり冷たい視線を送る。
私がストームになった原因、私を見捨てて逃げたあの時の事は絶対に忘れない。
そして、その隣にいる女の子に「初めまして。」と、にっこりと微笑んだ。
黒い癖毛のよく似合うお人形のように可愛いい子だ。
まあ、この子からすれば私が年増なのは間違いはない。
見た目を別にすれば、だけど。
「今度はどんな純情な子を引っ掛けてきたのかな?」
できるだけ幼女っぽく、私は少女の背後に隠れた妖精に笑いかける。
少女の背後でお喋りな妖精が囁いた。
「ストームの言うことなんか真に受けちゃだめよ。」
妖精を庇うようにしてその前に立つ少女。
その視線は油断なく私を見つめている。
今度の子は随分とまともな教育を受けているようだ。
「それで、お姉ちゃんは何しに来たの?」
私はにっこりと少女に微笑んだ。
確かに少女には魔石の力を感じるが、何の魔石かまでは私にはわからない。
「わ、私は魔法少女シャイン!」
少女は少し恥ずかしそうに名を名乗った。
魔法少女などと自ら名乗るのはよほど頭が切れてないと難しいものだ。
「貴方の持っている魔石ストーム、回収させて頂きます!」
少女はルーンを紡ぐと、体が光輝きふわりと宙に浮いた。
その浮き方は風の力で宙を舞っている私と違って無理がない。
これだと機動力は向こうに分がありそうだ。
私もルーンを紡ぎ、体を宙に浮かばせる。
風が私と少女のスカートをばたばたと巻き上げる。
少女がルーンを紡ぐと光の玉が少女の近くに現れる。
続けて、少女はルーンを紡ぐ。
光線が尾を引くようにして私の右肩を貫いていた。
風の防壁を張っているにも関わらず、だ。
焼けるような肩の痛み。
それは比喩ではなく本当に焦げていた。
レーザーで貫かれた右肩は、焼けているために出血はない。
私の右腕がだらりと力なくぶら下がる。
右腕はかろうじて指先が動かせる程度にすぎない。
風の防壁を物ともしないその力に私は戦慄を覚えた。
「降参してください。」
少女は少し辛そうな顔をしてそう言った。
生身の人間を傷つけるのには抵抗があるらしい。
だけど、それは絶対の高みに立った人間のみが言っていい台詞だ。
冗談ではない、私はまだ負けてない。
「い、や。」
私はくすりと笑うと、かろうじて動く指先でルーンを紡ぐ。
巻き上げた旋風が少女に襲いかかる。
少女は素早く私から距離をとることでその攻撃を回避する。
いい判断だ。
ストームの力は遠距離ではあまり強い力を発揮できない。
だけど、シャインの力は遠距離でもその威力が落ちることはない。
・・・この勝負、私には圧倒的に不利だ。
少女はルーンを紡ぎ、数多の光球を少女の周囲に作り出す。
これだけの光球に貫かれてはいくら何でも負けだろう。
まず五体満足ではいられない。
672魔法妖女マジカルストーム2:2007/12/09(日) 00:02:59 ID:2fqeGWm+
「これが最後です、降参してください。」
数多の光球が目に眩しい。
その眩いばかりの存在が私の眼には目障りだ。
「何度でも言うけど、絶対にご免よ。」
私は最後の足掻きにルーンを紡ぐ。
ごうっと私を覆う風が僅かに力を増した。
「そう、ですか・・・。」
閉じられた少女の目が開かれる。
その目には強い決意が篭められているように見える。
私を殺してでもストームを奪い取る。
そんな強い覚悟が。

私は覚悟を決めて、瞼を閉じる。
少女の目には私が諦めて目を瞑ったように見えただろうか。
瞼を閉じていても、閃光が私に向かって放射されるのが分かった。
私は目を開く、体を走る痛みはない。
つまり、レーザーは一本たりとも私に当たりはしなかった。
少女の目が驚愕に見開かれている。
目の前にうっすらと見える水の膜、それがレーザーの軌道を逸らしたのだ。
風の力で光は曲げられない。
だけど、水の層を通った光は屈折する。
その原理を私は利用した。

私はルーンを紡ぎ、水の膜を少女に向かって打ち出した。
水の膜が少女に当たり、ばしゃっと弾けた。
一瞬、相手を怯ませられればそれで充分だった。
重ねてルーンを紡ぎ、最大の風力を持って空を駆る。
私は少女に体当たりを食らわせ、そのままビルの壁に叩きつけていた。

恐らく一瞬、気を失ったのだろう少女の体から光が消える。
ずるりとビルの壁から落ちそうになった少女の腕を左腕でしっかりと掴む。
そして、ルーンを紡いで風を起こし、ビルの屋上にふわりと着地した。
「あ、ありがとうございます。」
意識を取り戻した少女は命の恩人である私に呑気にお礼を言った。
「ううん、気にしなくていいよ。」
「だって、私をこんな目に合わせてくれた悪いお姉ちゃんにはお仕置きをしないとね?」
私はにっこりと笑ってルーンを紡ぐ。
ずぶりと少女の体がコンクリートに沈み込む。
更にルーンを紡ぎコンクリートを元に戻す。

トランスとウォーターの力の融合。
変化の力により、物質を液状に変化させる。
力にはこういった使い方もある。

これでルーンを紡ぐことは愚か、抵抗することさえできない。
手足をコンクリートに埋め込まれた少女はアートのように見えないこともない。
「あ・・・あ・・・。」
手足を拘束された少女が浮かべるのは恐怖の表情。
私は少女の卵のような感触の頬を左手で撫でながら語りかける。
「大丈夫だよ、お姉ちゃん、痛くはしないから。」
それは天使のような笑顔だったはずなのに、なぜか少女はますます恐怖に顔を引き攣らせる。
「ほら、怖くない、怖くない。」
耳元で囁くようにして唇を少女の首筋に這わせる。
私の八重歯は少女の柔らかな首筋にぷつりと突き刺さった。
「ひああ!?」
少女の体がぶるりと震える。
身体が熱くてたまらないのだろう、少女の口からは熱い吐息が漏れ始める。
「あれ〜? お姉ちゃんパンツ濡れてるよ?」
私は少女の体液の染みたそこを指先で軽くなぞる。
じんわりと少女のパンツに染みが広がっていく。
673魔法妖女マジカルストーム3:2007/12/09(日) 00:04:04 ID:2fqeGWm+
「もしかして、お漏らし?」
私は少女を辱めるようにしてくすくすと笑う。
「ち、違います!」
顔を赤く染めた少女はぶんぶんと激しく首を振って否定した。
なぜそこが濡れるのか少女にはわかりもしないだろう。
「これはね、気持ちいいとこうなっちゃうんだよ。」
言いながら少女のそこを優しく撫でる。
ぐっしょりと濡れたそこは、はっきりと少女の形を浮かび上がらせてしまっている。
「んっ・・・くっ。」
私の指が動く度に、少女の口からは途切れ途切れに息が漏れる。
経験のない女の子がこうなってしまうのだから毒の力というものは凄いものだ。
「ほ〜ら、垂れてる、垂れてる。」
私は少女の下着を横にずらしてくすくすと笑った。
そこからは愛液がとろりと溢れ出していた。
次の行為に進もうとして、私はハタと気づいた。
片手ではパンツを抑えながら触るのには無理がある。
私はルーンを紡ぎ、パンツの一部を液状化させた。
パンツはするりと音もなく少女の身体を離れる。
「じゃーん。」
まるでマジックを見せるかのように少女に脱がせたパンツを見せつける。
少女の見せる恥ずかしそうな表情が私には堪らない。
「ふあっ!?」
つぷりと私の指先が少女の中に入り込む。
少女の顔に少し怯えが走る。
普段は触りもしない場所に指を入れられているのだ。
それは恐怖以外の何者でもないだろう。
「やっ・・・いやっ・・・。」
少女があまり怖がらないように、ゆっくりと指を動かす。
すぐに少女の顔からは怯えは消え、その表情は快楽に飲み込まれる。
利き腕ではないために微妙な動きはできない。
けれども、毒の回った少女の身体は想像以上の反応を引き出してくれる。
「ひゃうっ!?」
少女の可愛らしいお豆を指先で軽くつつく。
毒のおかげでどんなにきつく触ったとしても恐らく痛みはないだろう。
「あっ・・・ひあっ!?」
私の指が動く度に、少女は壊れた玩具のように喘ぎ声を紡ぎ続ける。
「んはあっ・・・。」
とろんとした少女の表情はもはや快楽に溶け切っていた。
何をしても喘ぐ以外の反応は見せてくれそうにはない。

「・・・飽きちゃった。」
私はぐちょぐちょに濡れた少女の下のお口に彼女自身のパンツで栓をして、ルーンを紡ぐ。
「うあああぁ・・・!?」
ぽっこりと彼女のお腹が膨らんでくる。
彼女のお腹の中はルーンで生成された水で満ちている。
「ほ〜ら、洗濯機、洗濯機。」
続けてルーンを紡ぎ、風を発生させる。
「あーーーーーっ!?」
びくびくと少女の身体が痙攣する。
お腹の中をストームの力で直接かきまぜられたのだ。
それはたまらない感覚だろう。
カツン・・・。
少女の身体から飛び出した魔石がコンクリートの上をコロコロと転がった。
ぐったりと力をなくした少女にもう用はない。
ルーンを紡ぎ、風の力で交番の前にでも捨てておいた。
「次は何をしようか・・・?」
私は一人呟いた。
勝利は私に何も与えてはくれない。
一瞬の高揚の後に残るのは虚しさだけだ。
そんな虚無の中、風だけが私を優しく包み込んでいた。
674魔法妖女マジカルストーム:2007/12/09(日) 00:04:53 ID:2fqeGWm+

「お姉ちゃん、また虐められたいの?」
私の目の前に立っているのは、魔法少女シャインと名乗った少女だった。
癖のある黒髪が風にたなびいている。
「魔石ストーム、回収させて頂きます。」
新しい力を手に入れたのだろう、少女の目には少しの迷いもない。
ルーンを紡いだ少女は無造作にその足を進めてくる。
あれほどの敗北を喫したというのに少女の瞳は自信に満ちていた。
心理的な恐怖が私の心に襲いかかってくる。
私はルーンを紡ぎ、風の防壁を作り出す。
何人をも退ける、風の力。
少女はその暴風の中に足を踏み込んでくる。
身体に当たる砂塵の痛みが私にまで伝わってくる。
比喩ではなく、私は間違いなく彼女の痛みを感じてしまっていた。
「こ、これは・・・?」
私はルーンを紡ぎ、風の防壁を解除する。

「シンクロの魔石、お互いの感覚を繋ぎました。」
「貴方の痛みは私の痛み、私の痛みは貴方の痛みです。」
「前の戦いの時、ストームさんは必要以上に私を傷つけなかった。」
「本当は誰も傷つけたくはないんですよね?」
「ただ、ストームさんは力に踊らされていただけなんです。」
「だから、もうやめてください。」

少女が私の身体を抱きしめていた。
私を包む少女の暖かさ、少女の感じる私の暖かさ。
それが、シンクロの力により同時に感じさせられる。
暖かかった。
ぽろぽろと私の目から涙がこぼれ落ちる。
カッ、カッ、カツーン!
私の身体から魔石がこぼれ落ち、私の身体は元に戻っていた。
コロコロと転がる魔石を妖精が拾い集めている。
少女は驚きの表情を浮かべ私を見上げていた。
いまや少女の身長は私の半分にも満たない。
「私みたいな大人が、あんな子供地味たことをしてて驚いた?」
私は少女の癖のある髪を優しく撫でる。
いえ、と、少女は首を横に振った。

「どうして、ストームさんがあんなに魅力的だったのか、やっとわかりました。」
「だって、ストームさんがこんなに魅力的な人なんですから。」

「・・・・・。」

「私のお友達になってもらえませんか?」
「これ、今回の件が終わったら、ずっと言おうと思ってたんです。」

「私のことを許してくれるの?」
「あんなにひどいことをしたのに・・・。」

「私、ストームさんのこと恨んでませんよ。」
「だって、あんなに優しくしてくれたじゃないですか。」

くすりと少女は笑った。
それは脅迫・・・なのだろうか?
白いようでいて黒い、この大人びた小さなお嬢さんは底が知れない。
魔法の力は失ったけれど、私は別の何かを得た。
それはきっと暖かくて、掛け替えのないものなんだと私は思う。
675名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:07:43 ID:2fqeGWm+
尺が足りないわけじゃなく、実力が足りませんでした。
次スレに禍根が残りませんように。
676名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:14:36 ID:H13mV/0K
乙です。
では露払いの役目、私が御引き受け致します。
677名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:47:27 ID:H13mV/0K
天井に裸電球が一つ。もしその高さから部屋を今、見る事が出来たらどうだろう。
「…………。」
狭い室内に二つの人影がスペース一杯に入り込んでいる。成長が良い幼女だから
背丈が店の御主人と丁度一緒ぐらいで顔と顔は今にもくっつきそうだ。
白いミニパンコスから大きく出た太腿に男のスラックスが直接触る。
「あの…」
息がかかりそうなので首を亀のように竦めながら不快な顔をしてみせた。
カチカチに固まった御主人の股間がスコートをくぐり、張り詰まったパンツに
触れると、腰を引いて拒絶した。
すると自分の膨らんだムネが相手の胸板に当たって押し潰される。その感触が
また反って御主人に火を点けてしまうことに…。
「ちょっ…いやでちゅ…」
まさに負の循環連鎖だ。

血走る御主人は視線を反らそうとせず、鼻の穴から息を噴き出し、後ろ手でドアの
鍵を急いでかけた。
「ち…ちょっと…せ、狭いんでちゅけど…」
「お嬢ちゃん…、知らなかったよ…」
「えっ?」
「変身したらこんなに大きくなるんだねえ…」
ついにばれてちまった?焦る心臓の鼓動で膝が自然と震え出してしまう。
678名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:51:08 ID:H13mV/0K
埋めtes
679名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:53:31 ID:H13mV/0K
(^q^)
680名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 04:08:57 ID:ekkKK0EW
>>670
マジか?今の流れじゃ確かに聞けないし…地道に探して見るよ。ありがとう。
681名無しさん@ピンキー
          |;;、;;;;;;;;// /,'' / l/  |/|/   ゙l  ヾ、゙i;;;;;;::::/ ここまではシナリオ通りだ
          /ヾ;;/ソ       ,  ,      ヽ l;;l"゙l
          '、 (ヾ,,===;;;;;;;,,,,,_`il,i゙__,,,,;;;;;=== ,/|lヽ l 
            ヽ、`||ヾi;'(:::::゙'゙:::/;;i=i;;;ヽ:::゙'゙::::)゙i;/ |l'ノ/
           /ヽ|l、 ゙i::;;;;/⌒⌒).ヾ..;;;;;;;;;;..ノノ/l.,/\
          /;;;/::ミヾ、./ / / )     '゙ /ミ"i;;;;;;;;\_
       _,.-;;'";;;;;;;;r‐ ミ/゙ ,/ /  /_!/`   /,,l;;;ミ/;;;;;;;;;;;;;;;;~\
  _,、-‐;;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| / /  /   /.__,,,..-/ヽ /;;;ミ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;,,、_
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ/ ノ  /  /,,,,/   /;;;;ミ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`