【ミニミニ】戦う幼女ヒロイン【つぼみから花へ】

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1名無しさん@ピンキー
お絵かき・創作板で話題になった
悪と戦う正義の幼女ヒロインに限定したスレッドです。

オリジナル、版権どちらでもオッケー
幼い幼女だと思ってるとおいちゃん犯しちゃうじょー、ばぶう、はーい
2名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 22:23:04 ID:vROrk7bw

おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が>>2ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!

.         ,:::-、       __     >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーに裁判で潰しちまうぞ。
    ,,r   〈:::::::::)    ィ::::::ヽ    >3 >>2ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
  〃   ,::::;r‐'´       ヽ::ノ     >4 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
  ,'::;'   /::/  __            >5 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
.  l:::l   l::::l /:::::)   ,:::::、  ji     >6 いまさら>>2ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
  |::::ヽ j::::l、ゝ‐′  ゙:;;:ノ ,j:l     >7 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
  }:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;!     >8 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
.  {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/      >9 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
  ';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/      >10-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
.   `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ       >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
        `ー-"
3名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 22:37:25 ID:ZCVsCkYn
         __ , -------- 、__
      , - ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
     / ;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;\
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  |;::::::::|,-----、    ~ニニ,,_`    |:::::::::::::::::::|
  `ヽ、i (、i´ノ     ´い,, ノ '    |;;;::::::::::::::/   戦わなあかんのん?
  .   i ^~~~ー==--  ー'-+、     / ゙-、;;;;/
     {      ヽゝ          '-'~ノ
    λ   ''゙゙゙'''-''---、       /-'^
     ヽ,    ^~^         (
     /  `丶 、     , -   /^l
     |   /( ノ `''''''´~  __, - '  ゙i、
    {  / /| ̄ ̄ ̄ ̄   _,- '¨ }
    {/ /  ゙ー────'~   \|
    /               ヽ  \
4名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 02:58:00 ID:Gg1V3KEv
幼ない妹、ことりは大好きなクマのぬいぐるみを抱きながら寝た。
そして毎晩同じ夢を見た。
「うーん、こらぁ。おにいちゃんをいじめるな」
三歳上のお兄ちゃん、みさおが悪い奴らから狙われるのを守るためことりは果敢に戦う。「やぁ、たぁ」
舌足らずな言葉遣いに、ぬいぐるみと毛布に小さな体を寄せ、二段ベッドの下でずっと寝言を続けることり。
「うぅ、ぅーん、く…くるしいよぉ…」
対照的に、上のベッドからは苦悶の表情でうなされている兄のみさおの寝言が聞こえた。
首すじにはみるみるうちに黒い線が何本も浮き上がり、額に汗を浮かべながら鯉のように口を必死に開く。
今、この兄妹の身に奇妙な事が確かに起きていた。


5名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 18:33:50 ID:V+pcasP2
幼女
6名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 22:41:46 ID:xKIgpI2x
っょぃ
7名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 07:45:31 ID:IWeI1yeE
ばぶう はぁーい
8Htare:2006/12/24(日) 21:16:32 ID:9PMKTQ5u
やっぱ幼女はいいですよね。
ということで、投下しますです。
9Htare:2006/12/24(日) 21:17:33 ID:9PMKTQ5u

 ブラッドサイズT(多分


 夜の公園を少女が走り抜けていた。
 金髪をツインテールに結い、あどけない顔を険しくして走っていた。
 間違いなくこんな時間に外に出ていい年齢ではない、胸も身長も小さな少女である。
 小さい意外に特筆すべきはその服装だろう。普通ならば着ないような、そんな不思議な服装をしているのだ。
 妖しい模様が書かれた黒いワンピースに、真っ黒なニーソックス。足首には金色のリング。腕には無骨な手甲の様な物をはめている。
 そして、

「わっ!?」

 突然、走っている少女の足元が弾け、地面を割って木の蔦の様な物が飛び出てくる。
 しかし少女は『背中に生えた大きな翼』はためかせ、危なげなく飛び上がって攻撃を回避した。
 純白の翼が広がり、夜空を飛翔して地面に降り立った。

「見つけたーっ!」
 
 普通ならばそんな異形の存在を見れば恐れる。しかし少女が当たり前の様に、その手に持っていた『武器』を振るった。
 少女には似つかわしくない、真っ赤な鎌だった。肩に担ぐように構えると、一振り、目の前の異形の蔦は切り裂かれた。
 切り裂かれて力無く落ちる蔦を見つめて、小さく息を吐いた。

 深夜とも言える時間に異形を狩る少女、名前を冬代伊万里(ふゆしろ いまり)といった。

 彼女がこんな事を始めたのは、彼是一ヶ月も前になるだろう。いつも通りの通学路、放課後の帰り道、突然襲われたのだ。
 大柄な男性に見えていたそれは、その実異形の存在であり、どんなに抗っても逃げられないと諦めかけた時に助けられた。
 伊万里よりも小さい長い銀髪をした少女は、アリスと名乗った。
 伊万里を助ける為に傷付いて負傷したアリスを介抱し、その間またも襲われる事となる。その時戦うと決めたのは伊万里自身だった。
 その夜から毎日、伊万里は普通ならば眠っている時間に頑張って異形と戦っていたのだった。

「きゃんせるっ!」

 戦い終えて、闘衣(チャクラドレス)を解除する。光をまとって、大きな純白の翼と、漆黒のドレスが消滅。真紅の鎌の中に封印されるように消滅し、最後にはその鎌も小さくなって伊万里の腕に収まった。
 この間、小さな擦り傷などは消滅する。ある程度の再生能力があるのだ。大きな傷は中々治らないが、小さい傷はしっかり直してくれるのだ。
 その再生能力で回復できないレベルの負傷を、アリスは負ったと言う事なのだが。

「順応性が高いのね」

 腕を組んで無表情で伊万里を見つめている、アリスが居た。

「うん、今回も上手く行ったよっ!」 

 ピースっ、と二本の指を立てて笑う伊万里に、アリスは分らないように溜息をついた。安堵の溜息。戦いに恐怖したりしてないので安心したのだ。
 闘衣のほうも伊万里の命令を大人しく聞いていて、それも良い兆候だと思っていた。
 
「でも油断はしないように」

 そんな心の内をおくびにも出さず、アリスは伊万里を相変わらずの無表情で見つめた。彼女は感情を外に一切出さない。
 伊万里よりも小さく、まだ遊びたい盛りの少女が、こんな無表情でいる理由は不明だった。

「大丈夫だよ! 全然弱いし」

 明るく言う伊万里に、少し心配になるアリスだった。
 そしてその不安は的中した。

10Htare:2006/12/24(日) 21:19:38 ID:9PMKTQ5u

 
 異形にはさまざまな種類がいる。
 虫の形をしていたり、獣の形をしていたり、おおよそ人が見て気持ち悪いと思う形のオンパレードだった。
 今回の異形も、そんな気持ち悪いものの極みとも言える形をしている。
 深夜の公園の真ん中にいたその異形は、シャチホコのような形をしている。ねとねととした魚の表面を再現したような皮膚、そしてその腐臭。どれもが気持ち悪かった。
 上が頭なのか、下が頭なのか分らない。上には変わった段々とした形の管、下には口のように開いて中から気持ち悪い何かが見え隠れしている。
 
(動きが遅そう。一気に決めちゃうよ!)

 鎌を肩に担ぎ、夜空から一気に急降下。
 そう、伊万里は空に滞空してその異形を見つめていたのだ。
 落下の勢いを乗せて、伊万里は真っ赤な鎌を振り異形に叩きつけた……が。

「えッ?」

 ズルンと鎌の軌道がそれて地面を穿つ。ぬめった表面が戦闘経験が薄い伊万里の歯の立ってない一撃をそらしたのだ。
 それでも普段の異形なら切り裂いていた。それだけの威力があるのだから当然なのだ。だが今回の異形はそういった攻撃を防衛する手段として、その皮膚を持っていたのだ。
 穿った鎌は地面に深く突き刺さり、

「ん、ンッ!」

 伊万里の力では抜けなかった。伊万里の力でも触れるよう、その重量を軽くし、攻撃する時の意思に準じて威力を上げる武器である。決して伊万里の力を強くするものではないのだ。
 だから鎌を引き抜こうとしている伊万里は、完全に無防備な、闘衣のお陰で多少身体が頑丈な非力な少女だった。

 ビュッ!

「え? きゃぁッ!?」
 
 お腹を長い触手が撒きつき、伊万里を異形が引き寄せた。
 ベチャっと背中に異形の皮膚があたる。異形は伊万里をシャチホコのように反った体に乗せてしまったのだ。

「やっ、やぁあッ!! きもちわるいぃ!」

 暴れる伊万里の腕と足を、更なる触手が絡めとり押さえつける。肘まで絡めて上に万歳するように、足も太腿までぬめった触手が撒きついてより一層異形に密着するように後ろに回された。
 ニーソックスがぬめった触手の液体に触れ、僅かにずれて抜け出せそうな気がした伊万里は、足に力を篭めて引き抜いた。
 細く健康的な足が抜け、もう片方もと思った時、

 ジュルルッ! 

「ああっ、やぁああああっ!」

 細い生足に触手が更に強く掴んで引き寄せた。直接足に触れるぬめぬめとした感触に、伊万里は涙を流しながら小さく震えた。背中に生えている翼も、小さくフルフルと押しつぶされながら震えていた。

「やめ……やめてぇ、やだぁ……」

 このまま食べられてしまう自分の未来を想像し、伊万里は恐怖に震えながら許しを請う。
 しかし異形は容赦がなかった。
 足に巻きついた触手が、太腿をはいずり上にあがってくる。

「あ、く……やぁ……」

 くすぐったいような気持ち悪い感触に伊万里は全身を更に振るわせた。そのまま進んだ触手は、闘衣のスカートにもぐりこむ。
11Htare:2006/12/24(日) 21:20:50 ID:9PMKTQ5u
「だ、だめっ、そこダメだよぉ……っ」

 目を見開いて下を見る。もごもごとスカートが盛り上がり、中で伊万里の大事な部分が弄ばれている。
 下着の上から舐るように触手を動かし、何度も執拗に幼裂を攻め立てる。
 まだ小さく、性の知識など皆無に等しい伊万里に、無理矢理快感を送り込んでいく。

 ズルッ、ズルッ、ズズルッ

「あ、ああっ、ああ……っ、やぁっ」

 首を振って、未知の感触に翻弄される。痺れるような熱いような感触に、伊万里は頬を染め始めていた。

(な、んで、なんでこんなこと、するの……? 気持ち悪いよ、アリス、助けてよぉ……)

 今宵に限り、いつも見守ってくれているアリスは居なかった。力が戻ってきた事を確認する為、単独で異形を狩りに行ったのだ。だから伊万里は今日に限って一人だった。
 異形は容赦なく伊万里の身体を貪り始める。

「あっ、あああっ! や、とっちゃだめ!」

 下着の両端を捉えた触手が、そのまま引きずり落としてしまう。途中、力に耐えられず、下着は無残にも千切れてただの布となった。
 当然生えても居ない、一筋の幼裂を、一本の触手が凝視するように見つめている。伊万里のまたの間でゆらゆらと、まるで恐怖を誘うように揺れているのだ。

「やだぁ…み、みちゃだめ……だめだよぉ」

 伊万里にはまだ意味が分らなかった。痛いことをするわけでもなく、だからと言って解放する訳でもない。
 しかし異形は確かなる目的をもって、伊万里を弄んでいるのだ。

 ちゅく……。

「ふあっ……」

 下着の上から散々弄ばれた秘裂は、僅かに花開き緩んでいた。そこに伊万里は知らないが、男性器より一回り大きな触手が口付けをするように触れた。
 生暖かい感触に、伊万里は小さく悲鳴を上げた。伊万里自身が僅かに流した愛液と、触手自身のぬめり。その二つを持って、異形は伊万里の中に入り込もうとしていた。
 万歳している腕を更に固定し、肩を掴み押さえつけ、腹部に撒きついている触手も固定された。
 何かが起こるのはわかっていた。それもとてつもなく恐ろしい事が。伊万里は本能的に震えて、全身の力を篭めた。
 それが禍した。

 ズッ……!

「あくっ! いたッ、いたぁぁあああっ!」

 無駄に力を入れて痛め、引き裂くような痛みが伊万里を襲った。
 小さな秘裂をまさしく引き裂くように突き進む触手。だがやはり小さい。伊万里の身体はまだ受け入れる体勢も出来て居ないし、受け入れるだけの年齢ですらないのだ。
 一向に進まないことに業を煮やした触手は、秘裂に僅かに沈んだ触手は、浅く出入りさせるだけで新たな標的を目指して這い上がった。

「あっ、あぅ、いたっ、うぅ……くっ、やめ! や、いやっ!」

 這い上がってきた触手の新たな標的は、全く膨らんでいない伊万里の胸だった。まだ闘衣に包まれていてその姿を現していないが、与えられた感触に反応して乳首が屹立していた。その突起を触手は撫でるように触れた。

「ふあぁんっ!」

 電気を流されたような感触に、可愛らしい悲鳴を上げる伊万里。

「ふうぅんっ、んっ、ひあぁ……っ」

 何度も何度も執拗に、伊万里の乳首を撫で触れていく触手。一応闘衣はそれなりの防御力を誇っているので、この異形に破く事は出来なかった。しかし袖口から入り込むことは可能だった。
12Htare:2006/12/24(日) 21:21:40 ID:9PMKTQ5u
 ずるるる……っ。

「はひゃぁっ! や、やぁ……っ」 
 
 黒く肌にぴっちりと密着した闘衣の中を、異形の触手が這い回る姿がくっきり浮かび、妖艶に踊っていた。
 小さく膨らんでもいない胸を無理矢理絡めて集め、何度も揉みしだく。
 
「はっ、ふあっ、はぅ……んんぅ」

 その異形の愛撫に、伊万里は焦点を失ってぼうっとなりながら受け入れ始めていた。怖いのもあったが、身を委ねてもいいと思えるくらい心地よい愛撫だったのだ。ぬめった触手も、その腐臭も、今の伊万里には関係なかった。
 幼い秘裂を弄んでいる触手も、そうやって力を抜いている伊万里を感じて、その動きを激しくした。浅く入り込むのは変わらず、カリの部分だけの挿入で秘裂を馴染ませていく。

「はぁー……やぁー……だめぇ、だめだよぉ、こんなこと、だめ、なんだよ…」

 言葉は否定なのに、身体は脱力して異形の身体に完全にもたれかかっていた。
 そして、そんな伊万里にとうとう触手は本格的な行動に出た。
 もう一度同じように伊万里を強く拘束する。胸を弄んでいる触手は先端を開き、細かい歯が並んだ口のようなもので乳首をくわえ込む。

「ひゃぁうっ!」

 目を見開いて悲鳴を上げる。
 咥えられ、突き刺さることなく甘噛みする触手に、伊万里は気持ち良いと思ってしまう。
 そして緩んだ秘裂に、触手は今度こそ力を込めて、

 ズッ、

「いッ―――!」

 ズズズーッ

「たぁぁああああッッッ!」

 悲鳴が夜の公園に響き渡った。 
 伊万里の処女が、異形の触手に犯されたのだ。普通でも太いのに、伊万里に太すぎるその触手は、彼女の子宮口を叩いて止まった。

「あ、あっ、あ……ぐっ、い、やぁ……あああっ!?」

 止まって終った。そう思っていた伊万里に、突然異形はストロークを始める。

 ズルンッ、ズルンッ、ズッズッズッズ 

「ひぐッ! んはぁっ! 許しっ、うくぅうッ、許して、ごめんなさい、ゆるしてくださいっ! こんなの、こんなのやだぁーーッ!」

 異形が此方の言葉を理解しているはずもなく、伊万里の中を蹂躙する為に更に奥へ進むように触手を叩き込む。

「しぬ、しんじゃうよっ! こんなの、いくらなんでもっ、はひぃっ、くあぁああッ! たすけ、うくぅぅーっ!」

 無理矢理蹂躙し犯す異形に、このままでは伊万里の身も心も壊れてしまう。だがそんなこと異形の感知する事ではないのだ。異形の目的は、伊万里が生きてさえいればいいのだから。

「あくっ、あくっ、ふあぁあっ! ひ、ひぃあぁああっ!」

 突然異形は、伊万里の細い膣を馴染ませるようにゆっくりと動き始めた。
 痛みが僅かに治まり、逆に快楽を産み始める。幼い伊万里が快感を覚え始めていたのだ。痛みから逃避するように、快感を無理矢理感じて涙を流して悲鳴を上げる。
 そんな伊万里に新たな苦痛が待ち受けていた。
 ゆっくりと動いていた触手の付け根が僅かに膨らんでいるのだ。そのふくらみは、触手が伊万里の幼い秘裂を往復する度に上にあがり、伊万里の膣に向っていた。
 力強く、止まる事なく、無慈悲に伊万里を目指していた。
 そして、
13Htare:2006/12/24(日) 21:22:14 ID:9PMKTQ5u
「あぎッ!?」

 そのふくらみはとうとう、伊万里の秘裂に到達する。
 幼裂はそれを受け入れるのを拒否するが、そのふくらみはそんなこと関係ないとばかりに、伊万里の秘裂を無理矢理広げて中に沈みこみ始める。

「あ、がっ……」

 伊万里はその痛みがなんなのか、自分の下腹部を見つめた。今まさに入ろうとしているふくらみ。それは異形の卵なのだが、伊万里にはそれが何かわからない。
 だが何をしようとしているのかだけは、分った。

「ひ……っ、や、いやっ! そんなの、はいんないっ、入んないよぉおっ……! お願い、ゆる、ひぎぃぃぃいいッ!」

 ズ……ルンッ!!

「が……ッ、い、ぎ……っ」

 伊万里は身体を強張らせて、そのふくらみを、卵を胎内に宿した。
 伊万里の子宮口に張り付くようにじっとしていた触手の先端が、そのまま卵を伊万里の中に推し進めていく。

「ンハァアッ! かっはァッ……!!」

 入り込んだ異形の卵に、伊万里は気絶してしまった。あまりの激痛に、意識が吹き飛ばされたのだ。
 しかし直ぐに目覚めさせられる。
 触手が伊万里のお尻を両サイドから開くように掴み、広げたのだ。そしてそのアヌスに向かい、秘裂を犯している触手とは別の触手が入り込んだのだ。

「ふぐぁァッ!? な、ぐ、そこ、入る所じゃ……くうぅ、んッ!」
 
 お腹に入り込んだ異物で僅かに膨らんだ伊万里のお腹を、更に圧迫するようにアヌスに触手が突き進み、中ほどまで進んだ所で、

 ズ、ズルルルルッ!

「あ、あひぃっ、やだぁぁくぁあ!」

 吸引を始めたのだ。中味を全て飲み下すように、触手は伊万里の中を吸い取った。

「な、なんで……なんでこんなことぉ……」

 涙にべったりと濡れた伊万里の顔が暗くかげる。

「え? うぐぅぉお……ッ!」

 見つめた瞬間、口に何かをつきこまれた。
    

「えぐ、うぐっ、ふぱぁああ……ひやぁッ、ひぃッ!?」

 喉の奥まで犯そうと進む触手に首を振って抗うが、顔を掴まされて動けなくされた。そして更に奥まで進む触手。
 そしてしっかりと入り込んだ触手は、その先端から異形の腐臭よりもさらににおいのきつい何かを流し込んできた。

「うごぅぅーーーッ! うぐぅ、うぐっ! ん、ぐっ!」

 無理やり飲まされたモノがなんなのか分らず、伊万里はただ悲鳴を上げられずうめき声だけをあげた。
 この異形の行為は、母体で卵を温めさせ、その間死なないように栄養補給をして、排泄物を異形自身が食べる事により、そのサイクルを続けると言うものだった。
 子供を生めば、更に卵を植付け、そしてまた死なないように繰返す。
 無限の陵辱地獄なのだった。
14Htare:2006/12/24(日) 21:23:08 ID:inghdNUC
 救いのない陵辱……だと思われた。

「伊万里っ!」

 突然響いた声は、夜空の果てから聞こえてきた。
 
 伊万里の一撃がブンッ! というものなら、
 その一撃は、ヒュンッ! というものだった。

 歯の立ったその一撃は、無防備な異形の背中を切り裂き、絶命させた。
 
「あ……くあぁ……」

 力を無くした異形が伊万里の体内から、口内から、その触手をズルリと落とす。

「あ、りす……」
「伊万里、ごめん。付いていてあげるべきだったわね」
 
 ボロボロにされた伊万里の身体を抱きかかえ、アリスはその胸に手を当てた。

「キャンセル」

 闘衣が光り輝いて、伊万里の身体を癒していく。
 体内に入り込んだ卵は浄化され、傷付いた身体は万全とまで言えるくらいにまで回復させる。処女膜ですら修復されただろう。
 しかし心の傷までは癒せない。

「う……ううっ、ひっく……」

 アリスの腕の中で静かに泣く伊万里に、声もなく抱き締める事しか、アリスには出来なかった。


 つづく?
15Htare:2006/12/24(日) 21:24:27 ID:inghdNUC
一応一話終わりです。つづきなんて考えてないです。でもアリスの方がもっと小さいです。
いいですよね、幼女。
しかも何度も処女を貫けます。お得です。どうでしょ、一家に一台。
16名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 23:04:19 ID:F9s0ePL6
幼女の遊女
17名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 23:33:22 ID:Lkkg5k/P
幼女(笑)
18名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 09:04:38 ID:ePNMfJP/
するってーと成長する変身は除外ですか?
19名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 01:25:31 ID:+klC30RM
幼女てカテゴリーは何才までよ?
20名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 00:02:38 ID:frJcm2t0
>>15
続き書いてくれー
色んなタイプに犯されるかんじで
21名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 01:04:51 ID:d1Rym2qX
ロリータスーパーヒロインのスレじゃなかったのか
黙って立ち去るよ
22幼女解放ドルバスビル:2007/01/01(月) 02:08:13 ID:Sr7wD9TJ
それは静かにそして確実に進行していた。幼稚園のマイクロバスがそこを通過すると
それは音も無く牙を剥く。県内のいずれかのトンネルを出てきたバスは必ず園児が
一人残らず蒸発してしまうのだった。
集団蒸発、もしくは引率の保育士たちの監督不届き…、
父兄たちの非難をよそに幼稚園バスは今日もまた危険な橋を渡りながら送迎を繰り返していくのだった。
「わー、今日の先生とても美人ー」
「あのねあのね、うちのママも綺麗だけどせんちぇい、もっと綺麗なの」
幼児たちが新しい保育士の先生の元に集う。
「ありがとう、みんな。とってもいい子たちね。でも危ないからみんな座りましょうね」
短いホットパンツから長い脚を畳むようにして、進行方向とは逆に座った若い女の保育士が
幼児たちを優しく宥める。
肩に触れるか触れないかぐらいの長さの美しい髪が窓から入る初夏の風になびいた。
卸したての白いTシャツを下から押し上げる二つの膨らみは眩しいくらいに映えている。
「先生ー、おっぱいやぶけそう」
「まっ、あずさちゃん。エッチねー」
前から二番目に座り、先頭席のシートに身を乗り出しながら見つめる女の子。
他の幼女と較べると器量の良さが際立っていた。
「ぁー、かずくん、鼻血出てるぅ」
「え?」
あずさちゃんの乗り出した下に座る男の子が顔を真っ赤にしてうつむいていた。
「は、鼻血なんか出てないよ、うそつくなよ」
慌て頭の上の女の子を叩く純粋そうな男の子。
「あーん、せんせい。かずくんがあたしのおっぱい触ったあ、エッチぃ」
笑いながら後ろの席へずりおちながら消える。
「ふぅー、やれやれ」
苦笑いを浮かべながらも、そっとブラの位置を直し膨らみを目立たなくさせる。
「繭さんのスタイルの良さは幼児にも分かるんすね」
「あんたまで」
「それより繭子巡査補、まもなくです」
信号が青になり、幼児たちを気遣い柔らかくスタートする。
横の女保育士よりさらに若いドライバーが
前を見据えながら静かに注意を促した。
「万一の時の用意は大丈夫よね?古川君」
それまでとは別人のような低い声で巡査補と呼ばれた女保育士が運転席に頭をつけた。
「勿論です。どうします?スピードあげて入りますか?」
夕暮れの海岸線道路はまだすいている。海にかかる岩山をそのままくり抜いたような古い
トンネルがもう目の前だ。
「だめよ、子供たちがいるの。あくまで安全速度で」
繭子は背中向きでトンネルまでの距離を計った。
「せんせーい、お唄、歌おうよー」
いつのまにか、あづさが他の子と一緒になって繭子のシャツを引ぱった。
「あっこら!ひっぱちゃいやよ」
今隠したソフトボールのような丸い膨らみがまた浮かび上がってしまった。
「いゃー先生のおっぱい、まんまるう」
「ちょっともぅ、あづさちゃん!」

幼児たちとからかいあっている間にマイクロバスがライトを点けトンネルに突入した。
23伊南屋:2007/01/01(月) 22:56:59 ID:FpcLao1K
>>22が沈黙してるんで投下させてもらいます。
24伊南屋:2007/01/01(月) 22:58:00 ID:FpcLao1K
 夜の街。
 店先を飾る電光は闇を覆い、街頭に流れるメロディーは異形の囁きを掻き消す。
 しかし、覆い掻き消した所で、そこに“在る”事は変わらない。
 闇は光を侵食し、異形の声は必ず耳に届く。
 しかし、それを赦さない者が居る。
 闇に在って尚昏く。異形を持って異形を喰らう。
 人ならざる力を持つ人々。
 血を流し、傷を負い、命散らす。
 古くから続く意志の系譜。
 今日も、彼等は人知れず戦うだろう。
 光を謳い、闇を操る戦士達が――。


 繁華街。
 ビルが乱立し、街頭には人が溢れ、物が溢れ、光が、音が溢れる。
 聳え立つビル群。その中で一際高いビル。その屋上。
 吹き付ける風に、光の当たりようによっては薄桃にも見える薄い茶色の髪をはためかせる少女がいた。
 腰まで届くその長い髪は二つ縛りで纏められている。
 身長は140センチも無いだろう。精々が小学校中学年程の少女だ。
 未だ未成熟ながら、男を蕩けさせる美貌を持っている。
 手には小さいカッターを持っていた。百円均一で買えてしまえるようなチープな代物だ。
 雲に霞む月を背に、見つめる先はビルの隙間、光届かぬ暗がり。
 果たしてそこには異形の姿。
 シルエットは蜘蛛だ。ただし巨大な。
 2メートルはあろうかという巨体を、ビルの間に張った巣にぶら下げている。
 よくよく見ればそれを、微かな月灯かりが照らし、更に不気味な様相を呈しているのが判った。
 蜘蛛の体からは直接、男の上半身が生えている。血色の悪い肌は嫌なぬめりを帯びていた。
 髪のない頭にはそれぞればらばらに動く眼球。数は八つ。
 本来在るべき場所以外にも、頬、額、こめかみまで眼球は分布していた。
 その向きが、八つ一斉に少女に向けられる。
 少女と蜘蛛男の距離は500メートルと言った所か。互いに睨み合う。
『恐れるな。あれは小物だ。お前なら一刀のもと両断出来るであろうよ』
 少女の耳に何処からか声が響いた。低い落ち着いた男の声。
『さあ未央、我を抜け』
 少女――未央はそれに静かに頷く。
 手に握ったカッターの刃を滑らせ出す。
 それを真横に構えて未央は呟く。

「抜刀:布都御魂」

 まず光。未央の手に握られたカッターが光に包まれる。
 光は強まり閃光へ。視界を奪う。
 やがて視界が戻る。
 そこに在ったのは、全長3メートルは越そうかという長刀を持った未央であった。
25伊南屋:2007/01/01(月) 23:00:11 ID:FpcLao1K
 身長の倍程も在る刀を持つ少女の姿は、最早滑稽ですらあった。
「上出来だ」
 声が、今度は確かに刀から聴こえた。未央は満足気に微笑む。
「うん、頑張ったよ。ふっちん」
「だからその“ふっちん”などと言う字(あざな)で我を呼ぶな! 我は刀神・布都御魂(ふつのみたま)なのだぞ!」
「良いじゃん。ふっちんはふっちんだよ」
 未央が場違いな程無邪気に笑う。
 眼前には異形が居るというのに。
「――――!」
 人外の絶叫が響く。耳をつんざく大音声が夜に木霊した。
「喧しいな。未央」
「おっけー!」
 長刀・布都御魂を構える。細腕にも関わらず3メートルもある太刀を軽々と振るう。
 腰溜に構える。長すぎる刃はまるで西洋の武器、突撃槍(ランス)のように前に突き出る。
「やぁっ!」
 一声、跳躍、刹那、神速を持って激突。500メートルを正に一瞬で踏破し零にした未央は、勢いそのままに蜘蛛男をビル壁に串刺した。
 まるで虫ピンに止められた昆虫のように蜘蛛男が張り付けられる。
「――――!!」
 人の、少なくとも人型の体から出されたとは思えない悲鳴。
「ごめんね?」
 突き刺した剣の柄に掴まり、ぶら下がっていた未央が言った。
 瞬間。未央の背に展開される光の粒子。それはベクトルを持って流れ、一つの形を作り出す。
 翼であった。
 音もなく、それが羽叩く。
 一刀、虚空で体を固定した未央は、流れる軌跡を描き刃を上天へと斬り上げる。
 体の半ばから縦に真っ二つにされた蜘蛛男の体が、瞬く間に腐り、滴り落ち、風に流され、風化し、消える。
 たったそれだけだった。
 悲鳴はもう無い。
 見れば、蜘蛛男毎斬り裂かれたビル壁も、見事なまでに凶悪な太刀筋が消え行く所だった。
 何事も無かったかのように、何も存在しなかったかのように。
 地を見下ろせば、響き渡った筈の異形の叫びを気にした様子もない。
 頭上で起こった事に気付く様子もない。
 そうだろう。地を歩く彼らには何も見えず、聴こえない。
 何一つ届く事は無い。
 自分達が護られた自覚も無い。
 何も知らない。
 地を見下ろす未央の表情が寂しげであったとして何ら不思議はない。
 しかし、未央はその表情もすぐに消し微笑んでみせる。
 それは、向日葵のように明るい、年相応の笑み。
「今日も頑張ったよ、ふっちん」
 閃光に包まれ、大太刀がカッターに戻る。
 声が応えた。
26伊南屋:2007/01/01(月) 23:01:52 ID:FpcLao1K
『また今宵も、魔は伐たれた。お前のお陰だ衣織未央』
「うんっ!」
 光の翼をはためかせ、未央は上空に昇る。
 翼を纏い宙を舞う姿は妖精のようだった。
「世界ってさ綺麗だよね」
 朧月を見上げ未央は呟く。
「だから、守るよ。これからもずっとね」
『うむ、その意志こそが何よりの力となろう』
 再び、地を歩く人々を見下ろす。
「もう、あそこには帰れないけど。それでもちゃんと守るよ。約束だもん」
 未央もかつては彼処に居た。
 しかし、未央は異形を知ってしまった。
 そして、未央もまた異形の者になった。
 闇と共に在り、闇を糧に生きる者。
 もう、何も知らない頃には帰れない。
 それは寂しい。とても、とても。
 それでも未央は戦う。約束と、彼処に生きる人々を守るため。

 何故、未央がこうなったのか。
 それは、数ヶ月前に遡る――。


27名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 00:43:35 ID:Yule9Yjl
wktk
28伊南屋:2007/01/03(水) 18:53:44 ID:4ASEDexw
 宵闇の近付く黄昏。
 逢魔が時。
 少女はただ怯えていた。
 ごめんなさい許して助けてすいませんごめんなさい。
 呪言のように呟く声は震えていた。顔は涙に濡れ、幼い美貌を台無しにしている。
 少女の前には、異形。
 学校の帰り、近道に寄った公園。
 木に囲まれ、日中でも暗いそこは、いつもなら通ったりはしなかった。
 気まぐれに入った公園。そこで少女は異形と出会った。
 海にいるイソギンチャクを無闇に巨大化させた怪物だった。
 イソギンチャクとサイズ以外で違うのは、胴体部分に三つ、顔が覗いていることだ。
 その三つの顔が、狂気じみた表情を浮かべ笑う。
 けたけたひひひくかくかへへへ。
 耳障りな笑い声が響く。それは、耳を掌で抑えた少女にも、届いていた。
 イソギンチャクは触腕を揺らし、少女に迫る。うねうねと触腕を動かしながら、三つの顔が少女を品定めするように見つめていた。
 少女にはもう逃げる気力がなかった。
 既に、そんな事は試していた。
 しかし、どれだけ走っても公園からは出られなかった。
 まるで同じ場所を回るかのように。
 クラインの壺のように。
 走って、走って、少女は諦めた。
 後はただ祈るだけだった。
 しかし、祈りは届かずイソギンチャクは無遠慮に近付いてくる。
「ひっ!」
 触腕が、少女に触れた。
 濁った粘液を滴らせ、頬を撫でる。
「やだぁ……」
 不快な感触に鳥肌が立つ。それでも少女の身は竦み、払いのける事すら出来なかった。
「ひぅ……」
 また一本、触腕が少女に触れる。腕を絡めとる。
 ぎり、と縛り上げる。
「やだ、やめてよぉ……」
 抵抗の言葉は伝わらない。無情に触腕は更に締め付けをきつくする。
 更にまた一本、触腕が伸びる。それは少女の薄い胸に押し付けられる。
 布越しに少女を舐る触腕はまた一本、また一本と増えていく。
「やあぁ……っ」
 涙に震える声を上げるも、触腕は動きを止めなどしない。
 粘液を服に擦り付け、少女の体を蹂躙していく。
「やだよぉ……もうやめ――」
 健気な反抗の言葉が、身に伝わる違和感に止まる。
「うそ……服が……」
 触腕が垂らす粘液のせいか、少女の服が徐々に溶かされ、少女はその白い肌を晒していく。
「やだ、やだ、やだっ!」
 一際強く抵抗しても、何一つ事態は好転しない。少女の膨らみかけてすらいない胸が晒され、触腕に嬲られる。
「んっ……」
29伊南屋:2007/01/03(水) 18:55:07 ID:4ASEDexw
 気持ち悪い。ぬるぬるして、べとべとして、嫌だ。こんなの気持ち悪い。
 少女が悪寒を増加させていく。
 それを察知してか、触腕が動きを変えた。
 絡む数本の触腕の内、一本がその先端を割開き、服を溶かす透明の粘液とは違う、緑色の粘液を少女の胸元に垂らした。
「やぁっ!」
 一体これ以上何をするつもりなのか。言い知れぬ不安に少女は恐怖する。
 触腕は粘液を広げながら少女に擦り付ける。
 そして、それは少女に確かな変化をもたらした。
「ひぁっ!?」
 ――熱い。
 触れられる部位が熱く疼く。
 嬲る触腕から電流のような感覚が与えられる。
 少女は知る由もない。
 粘液に媚薬作用があった事など。
 唯でさえ性の知識は疎い。この世界に媚薬と言う物があること自体、少女には預かり知らぬところだ。
「ふぐっ……いやぁ、……ひんっ!」
 その感覚は嫌ではない、だが心がそれを拒む。
 体と心がせめぎ合い、少女の思考を千切れさせる。
 少女が身を震わせる間にも、透明の粘液は更に滴り、服を溶かし、少女の体を晒す。
 肌が晒される傍から、緑色の粘液が少女の体を疼かせる。
 胸元から胴へ、更に腹、下腹と粘液は伝う。
 少女はもう、何も考えられずただそれを受け入れ始めていた。
 そして、下腹の更に下、誰にも晒したことのない秘部が露わになる。
 無毛の丘に、媚薬作用のある粘液がまぶされる。
 一際激しい疼きが少女を襲った。
「ふぁあっ」
 切ない吐息を漏らす。秘部は熱を持って全身に甘い痺れを走らせる。
 触腕がまた一本。少女に近付く。
 それは、今まで少女を苛んでいたものとは明らかに異質なものだった。
 もし少女に、もう少し性の知識があったなら、こう思っただろう。
 グロテスクなイボ付きの男性器。
 触腕の先端部は男性器の形を取っていた。
 その姿に、少女は本能的な恐れを感じる。
 触腕が、秘部にあてがわれた。
「い、いや……」
 少女の声が、虚ろに響く。

 ぶしっ、と嫌な音がした。

「え……?」
 少女が、貫かれた音ではない。
 見れば触腕は無くなっていた。
 否、触腕は切り落とされていた。
 鋭利な切り口が覗いている。先端は粘液を散らしながら地をのた打っていた。

「その辺にしとこうよ」
 凛と、声が響いた。気高い女性の声。
「そう言うのは倫理的にどうかと思う訳よ。ま、あんたらには関係無いんでしょうけど」
30伊南屋:2007/01/03(水) 18:56:14 ID:4ASEDexw
 見れば、いつの間にか少女とイソギンチャクの傍ら、すぐそばに少女が立っていた。
「異界を見つけたから来てみればこれだもんなぁ……」
 呟く少女。
 中学生くらいだろうか。格好からはあまり判然としない。
 なにせ黒いのだ。全てが漆黒。
 セミロングの髪も、吸い込まれそうになる瞳も、身に纏ったレザーのロングコートも。
 ただその肌だけが、闇夜に浮かぶ月のように白かった。
 そして、右手には鉈のようなコンバットナイフ。それの刃が、粘液に濡れていた。
『大丈夫か。さっきの傷、癒えてはおるまい』
 声が、声だけが聴こえた。
 錯覚だろうか。それは漆黒の少女が持つナイフから響いた気がした。
「……だって、助けなきゃ」
『……そうか』
 イソギンチャクが、捕らえた少女を解放した。
 地に、吐き捨てるように落とす。
 それは、漆黒の少女を敵と認識した瞬間だった。
 けたけたひひひくかくかへへへ。
 耳障りな笑い声が木霊する。
 ざわざわと無数の触腕が蠢いた。
『来るぞ』
「……往きます」

「抜刀:布都御魂」

 閃光、白い視界、光止んで、変化。
 漆黒の少女。その肩に担ぐのは、馬鹿みたいに長い倭刀。
 三メートルはあろうかというそれが、少女の見た目のバランスを崩し、どこか滑稽に見せていた。
「これ、被ってなさい」
 一瞥もくれず、地にへたり込む少女にロングコートを脱ぎ捨て、投げて寄越す。
 裸同然の体を隠す物を与えられ、少女はそれを身に纏う。
 そうして見た。漆黒の少女の、コートの下の姿を。
 やはり漆黒。
 冬服のセーラー服は黒色。膝下のハイソックスも、履いたローファーも全て黒だった。
 闇に在って尚昏く。異形を持って異形を喰らう。
 それは、そういう者の姿であった。
「来い、化け物。千に切って棄ててやる」
 くかかかかかかかかかかかかか!
 少女の挑発を理解してか、イソギンチャクが奇声を上げ触腕を少女に向ける。
 地を這い、空を駆け、右から、左から。無数の触腕が少女を襲う。
「はあっ!」
 裂帛の気合い。少女が腕を振るった。
 一振り、たった一振りで無数の触腕が分かたれ、宙を舞った。
 ぼとぼとと、触腕の切れ端が落ちる。
「そんなもん?」
 少女が不敵に笑う。
 だが、それを見ていた少女は気付いた。気付いてしまった。
 少女のセーラー服は濡れ、鮮血を滴らせていた。
 ――怪我、してる?
31伊南屋:2007/01/03(水) 18:58:07 ID:4ASEDexw
 どうしてだろう。痛いだろうに、苦しいだろうに。
 なのにどうして彼女は自分を助けてくれるのか。
 よりにもよってこんな怪物から。
「直ぐに片付けるから、待っててね」
 漆黒の少女が笑う。
 分からない。どうして笑えるのか。
 分からない、分からない。
 だけど、笑う少女の姿は美しいと思った。
「さて、続けましょうか」
 長刀を真っ直ぐイソギンチャクに向ける。
 くけくけくけ。
 イソギンチャクが笑う。
「強がり? 散々腕を切り落としてやったじゃない」
 少女の言葉を嘲笑うかのように、イソギンチャクに変化が現れる。
 ずぶずぶぐじゅじゅ。
 触腕が、再生を始める。瞬く間に無数の触腕が、最初のように生え揃った。
「……成る程」
 つまらない手品を見たかのように、少女が溜め息を吐く。
「なら、また切り落としてあげる」
 言葉、跳躍、追う触腕、避わし、一閃。
 また触腕が切り落とされる。しかし、それらは斬った傍から再生していく。
「切りがない……っ」
 苛立たしげに少女が呟く。
「腕は切っても無駄だ。胴を狙え」
 長刀が言った。
「分かってるけど……」
 苦しげに少女が呻く。傍目にも少女の動きは鈍り始めていた。
 それは、彼女が駆けた後に点々と続く血痕のせい。傷口から流れ続ける血液が、少女の体力を奪っていた。
「くっ……」
 振るう刃も、徐々に鋭さを失っていく。
 少女の劣勢は明らかだった。
 触腕が、少女を捉え強打する。
 鈍い音をさせ少女が地に叩きつけられる。
「ぐっ……!」
 叩きつけられた少女はそれでも立ち上がろうと体に力を込める。
「……っちゃ〜。やっぱりダメージ有りで二連戦はキツかったか〜」
 軽口を叩き、少女は地を踏み締め立ち上がる。
 そこに容赦なく、触腕が襲う。
「うあっ!」
 横殴りの一撃。漆黒の少女は無様に転がり、コートを渡した少女の傍で止まった。
 更に、少女の眼前で追い討ちが掛けられる。仰向けに倒れる漆黒の少女。その腹に触腕が振り降ろされる。
 肋骨の折れる音。内臓が潰され、少女は鮮血を吐き出す。
 飛沫く血は、それを見ていた少女の頬を掠め濡らした。
 触腕が止めを刺さんと、高く掲げられる。
「だ、ダメっ!!」
 震える体を動かし、少女が漆黒を庇う。助けられたのだ、今度は自分が助ける。
 しかし、所詮華奢な少女の体。容易く叩きつけられ、漆黒に重なるように吹き飛ばされる。
32伊南屋:2007/01/03(水) 18:59:47 ID:4ASEDexw
 けたけたひひひくかくかへへへ。
 イソギンチャクが狂笑する。
 既に余裕の様子で、如何にして嬲るのかを考えているのか、手は休める。
「ねえ……あなた」
 小さな声で漆黒が少女に声をかけた。
「あなたは、嫌? あいつに殺されるの」
 少女は痛みに震える体でただ、頷く。
「じゃあ、戦って。私の力あげるから。私はどうせ、もうダメみたいだし」
「お前……」
 男の声が割り込む。
 それを意に介さず、漆黒は続ける。
「でも、嫌なら良いよ? この力を受け取ったらもう戻れないから。またこんな目に遭って、その度に戦わなきゃいけなくなる」
 それでも。と漆黒は加えた。
「どうかな、出来る?」
「……うん」
「そっか。じゃああげる。私の力」
 漆黒が呟くと、光が舞い長刀がコンバットナイフに戻る。
「じゃね、布都御魂。今までありがとう」
『……ゆっくり休め』
「ねえ、最後に名前教えて、貴女の名前を」
 漆黒は少女に微笑みかける。
「私は……」
 少女が、口を開く。
「私は、伊織未央」
「そう、じゃあ未央ちゃん。あとよろしく。出来ればその力さ、みんなの為に使って。正義の味方みたいに」
 呟いて、漆黒は目を閉じる。
 少女にも――未央にもそれがなにを意味するか解った。
「ごめんなさい。……ありがとう」
 涙。
 未央は力を振り絞り立ち上がる。
 漆黒から、コンバットナイフを拾い上げる。
 それは、未央の手の内でカッターに姿を変えていった。
『それが今のお前の力だ』
 カッターから、声がした。
『まだお前はその程度の意志の刃しか持っていない』
 だが、と声は続く。
『克って見せろ。救われた命、無駄にするな』
 未央は、静かに頷く。
『うむ。――我は布都御魂。神斬る剣。最強の剣神。さあ未央、我が名を呼べ。我を抜け!』
「――うんっ!」

「抜刀:布都御魂!」

 閃光が走る。そして未央の手には長刀。漆黒が持っていた刃が再び現れる。
33伊南屋:2007/01/03(水) 19:01:54 ID:4ASEDexw
 目の前の少女が脅威足り得ると、認識した。
 きぃあああああぁぁああ!!
 咆吼。触腕が少女を襲う。
「怖くなんか、無いっ!」
 体は力に満ちていた。
 少女は一直線に、イソギンチャクに突進する。
 傍を掠める触腕。直撃さえしなければ構わない。 無様に足がもつれる。転びそうになりながらも必死で走る。例え死んでもこいつだけは倒す。
 未央はその覚悟を胸にただ駆ける。
 疾走、間合い。体は戦い方を知らない。
 だけど、握る刃がたった一つ。振るい方を教えてくれる。
「やぁぁああああっ!」
 銀閃、疾る。真一文字に刃が滑る。
 確かな手応え。異形の胴が、触腕も巻き添えに上下に分断される。
 くおおおぉぉぉおお!!
 再び咆吼。断末魔。
 異形の体が腐り始める。
 命を保てない。
 生を失っていく。
 腐り、滴り、風化し、消失する。
 たったそれだけだった。
 勝利、だった。
「……よくやったな」
 声――布都御魂が未央を褒めた。
 しかし、それを未央は聴いていなかった。
 漆黒の少女に歩み寄る。
 息は、もうない。
 血溜まりを作り、そこに沈んでいる。
 彼女に救われた。そして彼女は死んだ。
 最後の言葉を思い出す。
 ――出来ればその力さ、みんなの為に使って。正義の味方みたいに。
「……分かったよ。なる。正義の味方に」
 長刀が声を掛けた。
「未央、こいつを送ってやってくれ」
「送る?」
「言ったとおりにすればいい」
 未央は頷いて応える。
「唱えろ。“我、彼の者の魂に敬意を払い、彼の者を送らん”」
「“我、彼の者の魂に敬意を払い、彼の者を送らん”」
 刹那、漆黒の体が光に包まれる。
 光の中で、漆黒の姿が薄くなっていく。
 光の粒子に変わっていくかの様に光が強まれば、姿は薄くなっていった。
 やがて、光も姿も消え去る。
「……終わりだ」
「これだけ?」
「ああ、死者の送別には寂しすぎるかもしれんがな」
 不意に、未央の手にある刃が光る。
「さて、我は姿を変える。未央、我の力が欲しい時はいつでも呼べ。我が敵を討つ力となろう」
 声の終わりには、手にあるのはちっぽけなカッターナイフになっていた。

 未央は知った。闇に潜む異形を。
 そして誓った。異形を討つ者になると。
 ――正義の味方になると。

「ありがとう」

 最後にぽつりと、未央は小さく呟いた。その声は自分を助けてくれた“正義の味方”へ向けた感謝の言葉。
34伊南屋:2007/01/03(水) 19:02:54 ID:4ASEDexw
 いつの間にか黄昏は過ぎ、宵闇。
 闇が、街を侵し始めていた。
 その闇に潜む異形。それを討つ意志はこうして引き継がれ、宵闇を駆けていく。

35闇に舞う魔女:2007/01/08(月) 00:18:36 ID:bOqJir3c
 夜。
 闇が支配する刻。
 キリスト生誕から二千余年を経た現在、人の領域では光の侵略を受けてはいるが、それでも人の灯が照らすのは
深淵なる闇の極一部だった。

 光と闇がせめぎ合う街を、小さな影が奔る。
 一つは闇に溶ける黒に白が浮かんだ影。もう一つは闇を裂く白に黒を流した影。
 二つの影は闇の中を風を切って奔り、街灯の勢力圏を一瞬で駆け抜け、高速で交わり金属音と火花を散らす。
 やがて大き目の公園に入った影達は、しばし運動場でダンスを踊るようにぶつかり合った後、一方の影が街灯に
激突して止まった。

「流石っ、3人も狩っただけあるな」
 幼さの残る声に禍々しさを滲ませて、黒い影が街灯の側面に”直立”した。
 影の正体は少女、いや少女の形をしたそれ以外の何者かだった。
 小さな頭を覆う獣の頭蓋骨を模した兜、四肢を覆う鍵爪のついたグローブとブーツの材質は金属とも皮とも甲殻とも
判別できず、街灯に照らされてなお闇色を保っていた。
 細い身体を申し訳程度に覆うタイツとも水着ともつかないスーツは肌に直接墨を塗ったように密着し、幼児から女性
への変化を始めたばかりの少女の肢体を隠す役に立っていない。
 あどけない美貌には、幼いが故に純粋な邪悪が込められた笑みを浮かべていた。
 闇の中にあってなお黒い姿に浮かぶ白は、顔と上腕と太腿の滑らかな肌色。

 黒の少女が見据える先に、全くの対照的な白い少女が降り立った。
 兜の変わりにヘアバンドを付け、グローブとブーツに鍵爪がない代わりに、小柄な身長と同じくらいの長さの先端に
直径60cmはあるリングの付いた棒を持ち、それらは街灯を眩いほどに反射する白銀だった。
 身体を覆うスーツは純白な以外はほぼ同じデザインと材質で、黒の少女より半歩だけ女性に近い体型がはっきり判る。
 目鼻立ちのはっきりした童顔も美しいという点では共通だが、それに浮かぶのは対照的に氷のような無表情だった。
 闇に輝く白い姿に流れる黒は、腰まで伸びた艶やかな黒髪。
36闇に舞う魔女:2007/01/08(月) 00:19:24 ID:bOqJir3c
「愛想が無いなぁ、紗奈子ちゃん」
 黒の少女の発した言葉に、白の少女の動きが一瞬止まる。
「あはははっ、あんな派手に暴れてバレないと思った? あんたの事なんかみんな知ってるんだから」
 地面に水平に立ちながら笑う黒の少女を、紗奈子と呼ばれた少女は無表情のまま、ただ冷たい瞳を敵意に細めて、
手に持った棒を予備動作無しに振るう。杖にも槍にも見える奇妙なそれは、使い方で印象が変わる。
「っと」
 黒の少女は嘲りを残して飛び退き、足場だった金属製の街灯が易々と、荒々しく両断された。
 横薙ぎに振られたそれは戦斧だった。そう認識させる威力と重量感を持つ棒を、紗奈子は細い腕で軽々と振り回す、
どころか倒れかけた5mはある街灯を片手で掴み、投げつける。
 10mほども飛んだ黒の少女がベンチを踏み砕きながら着地すると同時に街灯が迫るが、片手で弾き飛ばす。
「乱暴だなぁっ!」
 凄絶な笑みと共に黒の少女が叫び、右手を手刀にして突き出すと、五指の鍵爪が物理法則を無視して伸びた。
 己を突き刺さんと迫る鍵爪を、紗奈子は戦斧で薙いだ。火花が散り、黒い鍵爪の先端が飛ぶ。
「ほらほらほらぁ!」
 怯まずに、黒の少女は左手の鍵爪も伸ばした。それが紗奈子に達する前に切られた鍵爪を縮め、再び伸ばす。掛け
声と共に高速で連続し攻撃。
 暴風雨のように迫る鍵爪を、しかし紗奈子はその場から一歩も動かずに避け、払い、切り落とす。彼女の脇に残って
いた街灯の根元が流れ爪(?)に貫かれ砕け散るが、暴虐の嵐の中にあっても眉一つ動かさない。
 攻撃が全く通用していないのに、黒の少女の笑みは消えない。やがて紗奈子の足元に爪の欠片が貯まると、声に
出して笑い始めた。
「ふふっ、はははははっ! 走れ稲妻!」
 短いが力を込めた言葉、それが呪文だった。切られた爪の大半が地面に転がる中、数本だけが紗奈子を取り囲む
位置で突き立っていた。五本の爪の間を黒い光(?)が走り、五芒星を描く。黒い稲妻が湧き出て……
「紫電」
 呟きながら、紗奈子が戦斧の石突で地面を叩いた。黒い五芒星に頂点が一つ加えられ、瞬時に光の六芒星に書き
換わり、同時に黒い稲妻が白く変わった。
「なっ……ぎゃんっ!」
 黒の少女の笑みが驚愕に変わると同時に、稲妻が彼女を襲った。閃光が肩口を貫き、黒いスーツの一部が裂けて
未熟な片乳が露出する。受けた衝撃を流して飛び退き、間合いを空けようとする少女を紗奈子が追った。感電で身体
が痺れたか少女に先程までの脚力は無く、両者の間合いはすぐに縮まっていく。
「くっそおっ!」
 逃げ切れないと悟った黒の少女が立ち止まり、紗奈子を迎え撃とうとする。だが鍵爪を構えるより速く、紗奈子が体重
を乗せて戦斧を振るう。防御した左腕のグローブが砕け、少女の小さな身体が弾け飛んだ。
「ぐっ……があっ!?」
 20mは転がった少女が起き上がるより速く、腹に戦斧が振り下ろされた。臍回りのスーツが千切れて飛び散り、歩道の
薄いアスファルトが砕け、少女の身体が地面に陥没する。
 破壊と轟音の割に少女の負った傷は微々たるものだったが、それでも幼い身体の受けた打撃は苛烈だった。
37闇に舞う魔女:2007/01/08(月) 00:20:00 ID:bOqJir3c
「うげぇっ! くはっ、はっ……っ!」
 胃の内容物を吐きながら悶絶する少女の眼前に、戦斧の先端が突き立てられた。視線を上げると、紗奈子が冷たい瞳で
見下ろしていた。敵意を込めて睨み返すが、彼女に抵抗する体力は残っていない。
「名前、まだ聞いてなかったね」
 容姿の印象どおりの幼く冷たい声で、紗奈子が問う。
「乾井……乾井美咲」
「”悪魔憑き”は他に誰? 何人?」
「言うと思う?」
 美咲と名乗った少女は続く問いに、嘲笑いながら言い放つ。
「ううん、思わない」
 紗奈子は当然のように返し、自然な動作で戦斧を振り上げ、容赦なく振り下ろした。
 側頭部への打撃で美咲は張り倒され、異形の兜が砕けて薄茶色のショートヘアが舞う。悲鳴も上げられず頭を抱えて転
がる美咲に、紗奈子は二度三度と戦斧を振るう。頭と腕に残った兜とグローブが完全に砕け、飛び散った黒い破片は夜の
闇に溶けた。
「がっ……あっ! やめて、痛いやめて!」
 一撃ごとに美咲の凶相が崩れ、遂には年相応に泣き出すが、戦斧は無慈悲に振るわれ続ける。ブーツは砕け、身体に
張り付いたスーツは弾け飛ぶが、やはり身体に付いた傷は浅い。それでも白い肌には痣が刻まれ、激痛は少女の耐え
られる限界を軽く超えていた。
「やあああっ! 痛い痛いいたいいたいよぉっ!」
 ほとんど裸になり、身体を丸めて泣き叫ぶ美咲を、紗奈子は表情を変えずに見下ろす。
「捕縛」
 呟くと、60cmはあった戦斧のリングがユークリッド幾何学を蹴倒して数cmまで縮む。美咲の細い身体を必死に庇う腕に
突き立てると、継ぎ目も無いのに手首にはまった。腕を引いて地面に打ち付けると、リングは手品のように腕と棒に残り、
地面に固定さて枷となった。それを四度、怯え泣きじゃくる美咲の手足を大の字に地面に縫い付ける。
 美咲の身体を覆っていた薄いスーツは僅かな断片のみが残り、それでも手足が庇った胸と股間に張り付いたままだった。
「や、やだ、もうやめて、お願いやめてっ……つあぁっ!」
 右胸に残った黒い布切れもどきを、再び戦斧となったリングが弾き飛ばした。体勢の為に僅かな膨らみも均された乳房が
露出し、みるみる赤く腫れていく。
 これで美咲の肢体で隠されたのはただ一箇所のみ。墨を落としたような黒が、割れ目が浮き出る程に股間にへばり付い
ている。
「あ……だ、だめ! そこは! そこだけはだめ!」
 美咲は必死にもがき哀願するが、手足の拘束はびくともせず、紗奈子は冷たい表情を微塵も変えない。
「やめてやめてやめてやめっっっぎゃあああぁぁぁっ!」
 男女問わず人体でもっとも過敏な箇所に、戦斧が無情に振り下ろされた。そこを覆っていた黒い何かは衝撃で飛び散り、
絶叫が響く夜空に無毛の股間が晒される。愛らしい割れ目が苦痛に震えると、隙間から薄黄色の液体を噴出させた。
38闇に舞う魔女:2007/01/08(月) 00:20:34 ID:bOqJir3c
「あ……ああぁぁ……」
 尿と一緒に泣き叫ぶ体力も垂れ流し、美咲はぐったりと動かなくなった。哀れな彼女の眼前に、紗奈子は再び戦斧を突
き立てる。
「もうやだぁ……言うから……何でも言うから……お願い、もうぶたないで……」
 涙と鼻水と尿で汚れた少女には、先程までの禍々しい自信は微塵も残っていない。
「あの……学校にいる悪魔憑きは……あれ?」
 助かりたい一心で仲間を売ろうとするが、その名が口から出てこない。
「えと……あれ? 何で思い出せ……あれ、何で?」
 動揺する美咲を威嚇するように、リングが淡い光を発する。
「待って、言うから! 今言うから!」
 掠れた声で精一杯叫ぶ美咲を無視して、紗奈子は氷のような声で呟いた。
「拘束」
 美咲の手足が束縛から放たれ、次の瞬間には両手足のリングが繋がり手錠と足枷となった。後ろ手に拘束された美咲は
芋虫のように這って逃げようとするが、紗奈子が一歩近付くと足音に怯えて小さな身体を精一杯縮める。
 震える背中を見下ろす紗奈子は自分の白いスーツの襟を掴み、一気に引っ張った。身体に密着したスーツは破けも解けも
せずに剥がれ、広げるように振ると何故か正方形の薄布になった。グローブとブーツも何処かに消え、全裸になった紗奈子は
美咲に薄布を被せ、その上から緩く抱く。
「ひぃっ!」
 今や美咲にとって紗奈子は恐怖の化身である。優しげな動作も次の暴虐の始まりと思い、詰まった悲鳴と共に身体を固めた。
 だがしばらく身構えても痛みは襲って来ず、それどころか薄布と紗奈子の腕に包まれていると全身の痛みが薄れてきた。
「憑いた魔が堕ち始めてるから、記憶が薄れてる。思い出さなくて良い、忘れなさい」
 耳元で囁く紗奈子の声は相変わらず抑揚に欠けていても、思いやりを感じさせた。手足の枷が無ければそれを信じたかもしれ
ないが、美咲はまだ自分を包む温かさに身をゆだね切れない。
 それでも少し身体から力を抜いた美咲を紗奈子はそっと抱き上げ、自分と大差ない体格の少女を軽々と抱えて芝生の上に移動
した。不安げに見上げる美咲から薄布の包みを剥き、それを敷布に拘束された細い裸体を横たえ、夜風から庇うように寄り添う。
 紗奈子が敷布の下に手を突っ込むと、何処からかポケットティッシュが出て来た。一袋全部使って美咲の涙を拭き、鼻をかま
せてやり、身体の泥と尿を拭う。物理的にも精神的にも抵抗できない美咲は、裸の同年代の少女にされるがままになっていた。
「”解呪”するから、力を抜いて」
 あらかた清め終わると紗奈子は美咲に覆い被さり、顔を近付けて囁く。何をされるか判らない美咲は、言葉に反して身を固める。
「大丈夫、もう痛い事はしないから」
 紗奈子は安心させるように言いながら、美咲の額に口付けした。続けて眉間に、新たな涙の滲んだ瞼に、ふっくらした頬にキス
をして、遂には唇を重ねた。
 始めは唇を固く閉じていた美咲だが、紗奈子の舌が侵入を試みるとあっさり開いた。それは”悪魔憑きの魔女”である彼女
には危害の範疇に入らず、相手が誰だろうと先程までの暴力に比べれば遥かにマシだ。少なくともそれをしている間は苦痛を
受けずに済むという打算もあり、口腔内への愛撫を受け入れた。
 そう、陵辱でなく愛撫と認識させる優しさで、紗奈子の舌は美咲の口の中を犯す。舌を絡め取られても抵抗せず、逆に貪欲
に絡め合い、流れ込んだ唾液も進んで飲み込む。年齢に不釣合いな性経験のある美咲にとって、それらは快楽でしかない。
 拘束されたまま抱き締められると、美咲は不自由な身体を摺り寄せ、胸と胸を重ね合わす。紗奈子の僅かな膨らみと、美咲
のごく僅かな膨らみが擦れ合い、すぐに勃起した乳首で相手の乳首を突付き、刺激を共有する。
39闇に舞う魔女:2007/01/08(月) 00:21:08 ID:bOqJir3c
 身体は完全に紗奈子を受け入れた美咲だったが、頭の隅にはまだ抵抗が残っていた。先程まで激しく戦い、地獄の責め苦
を与えた相手に対して当然の、それでもかなり緩い警戒だが、緊張がほぐれた為に口にする事が出来た。
「んはっ……解呪って何?」
 キスの合間の息継ぎで問うと、紗奈子は美咲の頭を撫でながら言う。
「悪い夢から覚めるの」
 相変わらずぶっきらぼうな、説明にもなっていない言葉だが、害意は微塵も感じない。それで十分だった。
 軽く口付けた後、紗奈子の口が美咲の胸に向かう。美咲は薄い乳房を自分から突き出し、小さな乳首を吸われると陶酔した
嬌声を上げた。紗奈子の手が股間に伸びると、脚を開いて性器を晒す。毛も生えていないそこは既に濡れており、指が割れ目
を撫でただけで愛液が滲み出る。
 男を知らない美咲だが、それ以外の性経験は数知れずあり、性感は十分以上に開発されていた。
 自分の手、同性の手、同性の舌、異形の手、異形の舌、異形の性器、それらの混合した異形、それらどれでもない異形、
形容し難い異形、闇に蠢く異形……
「……っ!」
 不意に美咲は、自分が昨夜まで何に抱かれ、何に犯されていたか思い出し、戦慄した。
 当然のように受け入れていた相手がこの世ならざるモノだと今更になって思い出し、それに何をされたか、どう犯されたか、
夢から覚めたように認識し、自分がどうしようもなく汚れているのに今更になって気付いた。
 性の高揚は消し飛び、胸の中を暗い何かが満たしていく。背筋を冷たい物が走り、身体が震え、大量の汗が流れ出る。
「大丈夫」
 冷えた心と身体に、紗奈子の声と肌は鮮烈に温かかった。
「悪夢はもう終わり。終わらせてあげる。だから怯えないで、私だけを見て」
 紗奈子はそう囁きながら、そっと抱いてくれた。それは闇に沈みかけた美咲に射した一条の光であり、言われるまでも無く
それだけに意識を集中し、すがり付いた。
 再び重ねられた唇を貪るように吸い付き、拘束された身体を精一杯摺り寄せる。同性と肌を合わす抵抗も蘇ってはいたが、
アレとの交わりの嫌悪とは比べようもなく、何より今の美咲にとってこの同年代の少女の温もりは唯一無二の救いだった。
 どれだけ求めても、求め足りない。もどかしさに身をよじり、その一因が腕を縛られている為だと今更気付いた。
「んはっ、佐奈子ちゃん、サナちゃんっ……あっあのっ、あのねっ」
 キスを離し、呂律の回らない口で哀願すると、言い終わる前に紗奈子は察してくれた。
「解放」
 傍らに置いた戦斧の柄に触れ紗奈子が呟くと、美咲の手足を縛った枷が光の粒子に変わり、戦斧のリングに吸い込まれた。
 解放された美咲は、おあずけを終えた犬のように抱き付いた。紗奈子も抱き返してくれるのが嬉しくて、しばらくキス以外何
も出来ない程に強く抱き合う。
 やがて二人の手は相手の背中をまさぐり、尻を撫で合い、割れ目を擦り合う。肌が離れるのが惜しくて胸は触らないが、互い
の小さな膨らみが潰れる位に重ね合わせ、乳首と乳首を擦り合わせる。
40闇に舞う魔女:2007/01/08(月) 00:21:40 ID:bOqJir3c
 紗奈子がキスを止めて唇を離すと、美咲は寂しさで抗議の声を漏らすが、耳を甘噛されると嬌声に変わった。続けて胸を吸
われ、腹を舐められる間悦びの声を上げ続けるが、紗奈子の口が更に下がって股間に向かうと不意に抵抗を示した。
 異形のモノに何度も犯され、不浄の精液を注がれたそこは、自分と違う清らかな少女が口にして良いものではない。
 そんな美咲の思いに気付いたからこそ、紗奈子は強固に抵抗を押し退け、小さな割れ目を舌で徹底的に蹂躙した。
 執拗な愛撫に抵抗を吹き飛ばされ、脚を大きく開いて求めながら、美咲はなお紗奈子を求めた。身体を入れ替え紗奈子の
下半身を目指すと、意図を察して顔の上に跨ってくれた。一本の毛も生えていない割れ目が愛液で濡れ光り、視界を埋め尽
くす。その美しさにしばし見蕩れてから、キスをするように吸い付く。
 少女同士で股間を晒し合い、性器を舐め合う。シックスナインという名称も知らない美咲が、陵辱と肉欲の中で身に付けた
体位。だが今行うのは純粋に互いを求め合うからだと信じていた。紗奈子がこれを知っていた事実には気付かずに。
 美咲には上になった紗奈子が常に体重をかけないよう気遣うのが嬉しく、どこか物足りない。顔の上の尻を強く抱き締め、
股間に顔を押し付け、割れ目に舌を深く挿入する。それに答えるように紗奈子も腰を強く抱き、舌を入れてくる。
 互い違いに抱き合いながら、未熟な性器に似合わぬ濃厚な性の味を、少女達は甘露のように味わい合う。時折快楽で腰が
跳ね、愛液が顔に飛び散るが、それすらも悦びだった。
 互いに緩い頂点を何度も貪り、やがて美咲が性感の限界に達しかけると、不意に紗奈子が身体を離した。
「あっ……やあっ、何で?」
 涙目で訴える美咲の額にキスをしながら、紗奈子は戦斧に手を伸ばす。
「連結進入」
 短い呪文で、戦斧のような何かに変化が起こった。淡い光を発しながら小さくなっていき、リングが柄を中に通して中央に
収まり、柄の両端が微妙なラインを描き男根を正確に模す。変化を終えたそれは純白の双頭ディルドーとなった。
 不安と期待の混じった美咲の見る前で、紗奈子は一端を自分の性器に押し当てた。成人男性の標準程度の大きさだが、
まだ幼い少女には巨大なそれを、整い過ぎた童顔を小さく歪めながら何とか挿入していく。生々しい形のそれをつるんとした
性器が飲み込んでいき、中央のリングの位置まで挿入すると反対側が持ち上がり、紗奈子の股間に男根が隆々と起った。
 挿入中の紗奈子の表情を見ていて、美咲には期待しか残っていない。大きく股を開き、童顔に艶かしい表情を浮かべて、
息を荒げた紗奈子を受け入れた。
 愛液で洪水となっていても、挿入には僅かに痛みを覚えたが、そうでなければ挿れただけで達していただろう。それ程の
快楽が美咲の幼い肢体を貫いた。しばし抱き合い刺激が収まるのを待ってから、どちらとなく腰を振り始めた。
 愛撫の巧みさに比べて、紗奈子の腰使いは稚拙だった。不慣れな少年のように快楽に流され、ただ前後に振る。美咲に
とってそれは自分の身体で感じてくれた証であり、悦びをもって答える。
 紗奈子が小さな尻を振る度に粘液の音が漏れ、美咲が腰を突き上げて音を大きくする。表情に乏しかった紗奈子が
あられもない嬌声を上げ、更に高い美咲の嬌声が唱和する。夜の公園に少女達の淫らな合唱が響く。
 やがて紗奈子の動きが切羽詰ったものになり、美咲を強く抱き締める。既に頂点が見えている美咲も、腕だけでなく脚も
使って抱き返す。愛液と涎で濡れた唇を重ねて相手の喘ぎと唾液を飲み込み、理性を捨て快楽を貪る二人の腰が無意識で
タイミングを合わせ、愛液を撒き散らして激しく交わる。
41闇に舞う魔女:2007/01/08(月) 00:22:12 ID:bOqJir3c
 先に限界を迎えたのは紗奈子だった。相手を抱く腕に反して背が仰け反り、反動でディルドーが美咲の最奥を叩く。その
瞬間まがい物の男根が射精のように粘液を噴出させ、それに連動して女性に有り得ない快楽が紗奈子の背筋を駆け上がり、
細い肢体が痙攣する。
 胎内を穿つ予想外の熱で、美咲も押し上げられた。無理に刻まれた数多の性経験を消し飛ばす圧倒的な快感に、小さな
身体と精神は一気に押し流され、強すぎる快楽に恐怖すら覚えて紗奈子の身体に必死にしがみ付く。
 二人の少女は抱き合ったまま長く痙攣し、その間も紗奈子は緩く腰を振り続け、擬似男根から偽の精液を搾り出して美咲
の胎内に流し込み続けていた。絶頂が終わっても作り物としては当然か、射精を終えたにしては異常か、ディルドーは微塵
も萎えず、紗奈子の腰も美咲の最奥を愛おしげに小突き続ける。
 美咲の呼吸が整うのを待って、紗奈子は再び動き始めた。絶頂直後で過敏になった美咲に苦痛を与えないように優しく、
だが飢えを満たすように貪欲に犯し、美咲も未熟な身体の限界を超えて貪欲に答える。
 体位を後背位に変えると美咲は寂しそうに鳴いたが、すぐに嬌声に変えて獣のように交わる。騎乗位では嬉しそうに腰を振
り、後背座位では紗奈子の愛撫に震え、対面座位では恋人のように抱き合う。
 紗奈子は早漏気味に何度も射精し、美咲も同じくらい早く頂点を駆け抜ける。小さな膣に収まらないくらい大量の精液が流し
込まれるが、結合部から漏れるのは極僅かだ。
 やがて正常位に戻った美咲の腹は、妊婦のように膨れていた。注がれた精液にしてはさすがに多過ぎるが、胎児ではない
何らかの流体が美咲の子宮に詰まっているのが腹の肉越しに判った。
 紗奈子が十何度目かの射精をし、その勢いで絶頂を迎えた美咲は体力も尽きて動かなくなった。ぐったりして横たわる美咲
の腹は臨月のように大きく膨らみ、中の何かが蠢いている。
 美咲からディルドーを抜いた紗奈子は自分からも引き抜き、その先端で美咲の腹に粘液で六芒星を描き、中央にディルドー
を置いて手を重ねる。
「去れ」
 小さいが力強く言うと、六芒星が光り輝き、美咲の腹の中のモノがもがき苦しむように蠢く。
「かはっ、はっ……はぁっ!」
 苦しげに痙攣する美咲の上体を抱きながら、紗奈子はディルドー越しに膨らんだ腹を押す。それに押し出されるように、美咲
の膣から黒い何かが溢れてきた。多用な獣の断片をデタラメに混ぜた、固体とも液体ともつかない黒いモノ。醜悪な胎児を
堕胎しながら痙攣する美咲を強く抱き締め、紗奈子は少女の胎内から不浄を搾り出すように腹を押し続ける。
 やがて少女の母体から堕とされた黒は、怒りとも悲しみともつかない唸り声を上げながら震え、変形し、歪な獣の姿となる。
 紗奈子がディルドーを手に立ち上がると、獣は闇に逃げ込むように駆け出した。それを追って全裸で走る紗奈子の手の中で、
ディルドーが戦斧の形に戻る。紗奈子が大きく跳躍し、戦斧を振り上げながら獣の上に襲い掛かり……
「滅びろ!」
 今夜初めて紗奈子が雄叫びをあげ、獣に向け戦斧を振り下ろす。爆発のような土煙と轟音が巻き起こった。
 先程美咲に振るった打撃を無慈悲と形容したのは間違いだった。今振り下ろされた鉄槌に比べれば、あれは慈愛に満ちた
愛撫に等しい。
 土煙が風に流されると、紗奈子の足元に5mほどのクレーターが穿たれていた。土砂に混じった黒い肉片が、闇に溶け消滅
していく。
「ふうぅぅぅ……待機」
 溜め息と共に闘志を吐き出し、呟くと戦斧が縮んで柄が消え、小さな腕輪になって右手に嵌った。
42闇に舞う魔女:2007/01/08(月) 00:23:02 ID:bOqJir3c
 紗奈子が戻ると、美咲は弱々しく上体を起こして潤んだ瞳で見詰めて来た。
「終わったよ」
 初めて笑みを作った紗奈子が、安心させるように言う。それに答えようと美咲が口を開き……言葉が出てこない。
「あなたの名前、忘れちゃった。夢から覚めるって、こういうこと?」
 悲しい笑顔で、美咲が言う。
「うん。後は目覚めて、太陽の下に戻るだけ」
 歩み寄った紗奈子が、美咲をそっと抱く。美咲が手を伸ばすと握り返す。
「美咲の家はどこ?」
「〇丁目〇番地。ねえ、忘れたくないな」
「ダメ。人の世界で生きるなら、こっちの事は覚えてちゃいけない」
「意地悪」
 口を尖らせた美咲は、眠そうに目を閉じかける。
「目が覚めたら、友達になってくれる?」
「うん」
 答えるまでに一瞬だけ、美咲が気付かない程の間があった。
「ならもう一度、あなたの名前教えて。それだけでも覚えてるから」
「織野紗奈子」
「紗奈子……紗奈子ちゃん、紗奈ちゃん、サナちゃん……きっと忘れない」
 そのまま美咲は紗奈子に抱かれ、時折キスをして、呪文のように名前を呟きながら眠りに落ちていく。
 紗奈子は寝息を立て始めた美咲を敷布の薄布で包み、眠りを妨げないように抱き上げ、彼女の家の方向へ歩き出す。全裸
のまま、柔らかそうな裸足で地面を平然と踏みしめ。
 深夜の街中を歩く異様な少女の姿に、すれ違う車や人は誰も気付かなかった。
43闇に舞う魔女:2007/01/08(月) 00:23:54 ID:bOqJir3c
 朝の光の中、子供達が続々と登校していく。
「ねえ聞いた? 隣町の公園がメチャメチャになったって事件」
「TVでやってた。大きな穴とか空いてるのに、近所の人は誰も気付かなかったって」
 噂話をしながら歩く少女の一団の中、ショートカットの少女が大きなアクビをした。
「なぁに美咲、昨夜遅かった?」
「あ、ううん。ぐっすり寝た筈なんだけどな」
 歩きながら眠りそうになりつつも、美咲はどうにか生徒玄関まで辿り付く。靴を上履きに替えると、自分を見つめる目に気付いた。
 柱に寄りかかった同学年の少女が、じっとこちらを見ている。
「?」
 あの娘は確か2組の……誰だっけ? 思い出せそうで思い出せない。
「美咲、行くよ」
「あ、うん」
 声を掛けようとすると友人に呼ばれ、気にしながらも教室へ向かった。
 その場を離れても、長い黒髪が何となく頭に残っていた。

 美咲を見送った紗奈子は、いつもの仏頂面に僅かな笑みを浮かべて、逆方向に歩き出した。
 同じ学年だから教室も同じ方向だが、眠いからサボるつもりだったりする。
「光の中と闇の中、別の場所にいる者が一緒に歩く事は出来ないよ」
 一度だけ振り向き、小さくなった美咲の背中に呟く。
 だからいつか、私が闇を抜け出る事が出来れば……光の下に出る事が出来れば、その時は……
 その続きは口に出す事は無かったが、心の奥に大事にしまい込んだ。


 続くか?
44名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 18:00:19 ID:38hc2f+a
続けて!
45名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 01:00:35 ID:nQQyQWnL
46魔法幼女ばなな−REBIRTH−:2007/01/11(木) 01:18:16 ID:feGkAElB
14歳を迎え、ますます美しい母親に似てきたばなな。つりあがりぎみの目はそれだけで男を臆させた。透き通る白い肌は西洋人のよう…

それなのに最近は相棒の相葉少年ですら、敵意を見せ始めている。悪を倒したあとの傲慢な態度に辟易してるのだ。そう、魔法はばななを変えてしまった。

「ちょっと、なんなの?その目つき」
蔑むように吐き捨てた少女は、ナースを思わせるコスレイヤーの腰に手をあて、
倒したばかりの魔物の頭に脚を置いていた。それはすでに戦いに飽き始めた歴戦魔女の
風格。

白のパンストで包まれた人形のような脚や、細い肢体はこれから肉をつけて完成する。
その時には世界中が、ばななにひれ伏すだろう。

だが今はまだ少女の色気を活かしたこの姿がばななの最大モード。
いつか誰かがやらねばならない。少年もそう思っていた。

47魔法幼女ばなな−REBIRTH−:2007/01/11(木) 01:19:53 ID:feGkAElB

「いやいや、ばななちゃんの変身後には逆らうわけないし、言い掛かりはやめてよ」
相葉が素早くばななに持たされたポシェットからタオルを出し、渡した。
が、手先が小さく震えている。

「ふうん、どうだか。ねぇ、あんた、なんか最近目付きがウザイ、ていうか腹黒いわよ」
髪をかきあげながら、うなじをぬぐう。
「あんた…だと…」
相葉少年が唇を噛む。
白のタイツには魔法力サルベージのコーティングが常に施してあり、うかつに
ばななを怒らせるとそれだけで死に追い込まれる。それぐぐらい危険な細脚だ。
相葉はなんとか堪えた。

「み、水をくれぇ…」
「うるさいっ」
ゲシャッ
有無を言わせず魔物の頭をばななは踏み砕いた。緑の液体が相葉の顔にも飛び散った。
「あぁ、せっかく汚さないで帰ろうと思ってたのにー。レイヤーが汚れたわ」
「ねぇ、この汚いゴミ、片付けといてね」
タオルでコスについた液体を拭き相葉に投げ返す。

「じゃ、私帰るから。おさき」
背中向きで手をあげ、そのまま、
「バナナん♪バナナん♪ば〜な〜…」

48魔法幼女ばなな−REBIRTH−:2007/01/11(木) 01:20:56 ID:feGkAElB

「なっ♪」
ボシュン…
煙のように消えた。
「……」
ひとり廊下に立つ生徒のように、相葉が取り残された。
「なんだよ、ばななちゃんの奴!」
もう動かない魔物の体をおもくそに蹴った。
「調子乗りすぎだよ、ボクは召し使いじゃないんだぞ」
そう言いながら大好きなばななのママからプレゼントされた竹箒をポシェットから
取り出し、丁寧に掃きだした。
最高位の絶倫魔法がコーティングされたこの箒は掃いたものを全て瞬時に無界へと
消し去る最強のアイテム。
みるみるうちに魔物の屍は消えた。

「モンちゃーん」
「うぅぅっほぉぉぉぉ」
月明かりに照らされた夜の校庭を大きな大きな黒い影が真っ暗に覆いはじめる。
「うぅぅほぉぉぉぉ」
校舎に手をかけ、巨大なゴリラがこちらを覗きこんだ。

「モンちゃん、じつは…お願いががあるんだ」
空を見るようにして真剣に話す相葉少年。

「今晩、ばななちゃんにお灸をすえよう」

モンちゃんの顔が一瞬強張ったのを、その時、少年は見逃さなかった。


49魔法幼女ばなな-REBIRTH-:2007/01/15(月) 23:37:45 ID:06s7l5lF

クモの巣が絡んできた。
「うぼぉーっ!」
「しーっモンちゃん」
唇に指をあてて少年が注意を促す。
ここは豪邸の天井裏。
二人は大胆にも今、ばななの家に侵入していた。
「う…いしょ…」
細いピアノ線を端から端に渡し、下につかないようにぶらさがる相葉少年。
ゆっくりとゆっくりとばななの部屋のある方へと体をたぐっていく。
まるでレスキュー隊の訓練のようだ。

「うほ」
ポシェットから顔出すゴリラは、のんきにバナナを食べながら身を任せていた。
先程の学校時と比べ、なぜかぬいぐるみのように小さい。
これは、ばななちゃんのママが掃除キットを運びやすいようにと、ポシェットを
絶倫魔法「S」級でコーティングしてくれたおかげ。
どんなものでもここに入れば小さくなる。
通常の魔法は6時間しか持たないのだが、魔法界最強の伝説の魔女と怖れられてた
ばななちゃんのママは、現役を退いた今でもそんじょそこらの魔女とは桁が違った。
相葉少年は、ますますママさんに憧れを持った。

「ん?」
目の前に細い光が漏れていた。小さな穴が開いているようだ。
少年とゴリラは顔を寄せあい、穴の先にある下の部屋を覗きこんだ。
「ぶっ!!」
相葉少年が鼻をおさえる。
「ブキャー!」
手が留守になったので上半身がくるりと回る。危うく天井につきそうになった!

(ウホォーッ!!)
(ご、ごめん、ごめん!モンちゃん)
気を取り直し、二人は再び顔を寄せて覗く。
「ゴク…」

相葉少年の顔がみるみる真っ赤に熱くなっていく。そこには……

「あぁーん、あぁーん…」
長いた髪をカールした女が泣きそうな声をしきりに出してもがいている。
白い裸の背中の上で髪が跳ねる。
「ママさん…?」
「…ばななちゃんのママ?…」
「ウホォ!」
少年の股間が破裂しそうになる。
「…な、なんで裸なのーっ?」

「あぁん、だめぇ…」
それはそれは大きなお尻が割れ目をこっちに丸だしにし、ベッドの上で激しく
上下に暴れていた。
ベッドはその都度軋み、いやらしい音がこっちの方まで聞こえてくる。
「あぁーっ…パパ…、あぁあ…だめ…」
「あぁんっ、パパのバナナぁ…どんどん固くなってるーっ…あぁ−…」

なんと、ばななちゃんのママは、パパさんの体の上で馬乗りになっていたのだった。


50魔法幼女ばなな-REBIRTH-:2007/01/18(木) 01:47:19 ID:HTOF4SZB
(うほぉほぉっ!)
(わ、なんだ?)
視界が突然、塞がれて相葉は正気に戻る。
「……!……!!」
一番のご主人様、ママのこんな姿は他人に見せられない。モンちゃんが忠誠心からか、
手を広げ、頭を振っていた。
(ち、ちょっとだけ、ねっ)
必死に拝む相葉少年。だが、断じて首を縦には振ろうとしない。
(お願いだよぉ…)
たいしたゴリラである。

「はぅぅ…、あぁぁ…」
「!」「!」
吐息まじりの艶声が再び階下から漏れてきた。
「……」
一人と一匹は光の漏れる穴を物欲しげに見つめ、その下の映像を妄想した。
(モンちゃん…)
今度はコクリと頷いてくれた。
(痛い!押すな、バカ!)
(ウルルルル!)
互いの顔が潰れるほどに寄せあい、覗きこむ。
「うほ!」
「わっ」
相葉少年はたまらずズボンに手を入れ、固くなってきた幼い陰茎を静める意味で握った。
「ば、ばななちゃんのママの裸がこっち向きに…!」

いつのまにか身体を逆にし、大きなお尻をパパさんの顔へ向けているママさん。
パパさんは黙ってママさんのお尻を眺めている。そして相葉とモンちゃんには、
ばななちゃんのママの裸体が正面から丸見えになった。
「すごい…」
ビーナスの彫刻のようなグラマラスな曲線。普段、服を着ている時しか会わないから
相葉には全く想像できなかった。
下敷きになっているばななちゃんのパパさんはエンジニアという仕事をしている。
体は痩せ気味で貧相だ。だから余計にママさんの締まった体の迫力が倍加していた。

でも、どう見ても今はパパさんの方が攻められているわりには冷静に見えた。

(あ…パパバナナて、このことだったん…だ)

相葉はいつも、ばななちゃんが口癖にして憧れているパパバナナの正体を掴んだと確信した。

51名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 23:28:34 ID:0+AXaJ+/
安芸
52名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 22:17:13 ID:9kLE+/fn
保守
良い職人居るんだけどなぁ・・・
53名無し@ダダ666:2007/01/26(金) 20:26:20 ID:ZIwA+usu
*初登場
ここは都内某所にある藹々町
空を巨大な不気味な黒雲が覆い、それが時折、生物であるかのようにうねる。
その黒雲に隠れて移動する巨大な黒い宇宙船
「フフフッ。遂に時が来た・・・・・。」
水晶玉に映る街を見下ろした風景を見つめながら暗黒帝炉利蛇13世は、不気味
な笑い声を上げる。
上座の頂点に置かれた髑髏と蛇の彫刻が施された悪趣味以外、何者でもない王
の椅子に腰を降ろす炉利蛇13世は水晶玉から下座で片膝を着いている3人を見
る。
「我が主君にして、全銀河の炉利の神というべき、炉利他13世様。3千年の眠
り御目覚めになられた事、真に喜ばしき・・・。」
「ダルダ将軍!!御世辞はよい!!」
炉利蛇13世の鋭い言葉に、中央で片膝を着いている髭面の無骨そうな男ーダル
ダ将軍は「ハハッ」と畏まり、再び頭を垂れる。
「我が真の復活を遂げる為には炉利エナジーが重要不可欠なのだ。」
「御意にございます・・・・。」
「ダルダ将軍、ドクター・ダーク、ミス・スピアよ。よいか、この街にいる幼
女を根こそぎ誘拐し、その炉利エナジーを我が身に捧げるのだーッ!!」
「命令のままに・・・・。」
王座が暗闇に包まれると同時に立ち上がったダルダ将軍は背後の闇に向け鞭を
構え「いでよ!!我が忠実なる僕。マッスル炉利蛇よ!!」と叫ぶ。
闇から現れたのはピチピチのパンツだけの姿のマッチョマンだ。
「よいか、マッスル炉利蛇よ!!保育園、幼稚園を襲い幼女を誘拐するのだ!!」
「おまかせを・・・・。」
何故かボデイ・ビルのポーズでテカテカに光る隆起した筋肉を見せ付けながら、
再び闇に溶け込んでいく。
<続く>


54名無し@ダダ666:2007/01/27(土) 00:10:37 ID:S8CfV0FB
聖アリエス幼稚園の送迎バスは今日も騒がしい。笑い声を上げる子供、大声で
喋る子供、走行中だというのに通路を歩こうとする子供、喧嘩をする子供、泣
いている子供。
”ホント・・・、みんなガキね・・・・。”
年長組の結城凛は、そう胸内で呟くと溜息をつき窓の景色を見遣る。
来年、いよいよ小学生に進学する凛は他の園児や同じ年長組に比べ大人びてい
る。父親が2歳になるかならないかで亡くなり、母親が仕事をしながら必死で
育ててくれたのを良く理解しているから、心配をかけまいと大人びた感じにな
るのだ。
突然、「キキーッ」という音を立てバスが急停車した。
「な、何!!」
立ち上がって正面を見る。
そこには
TVで観た事がある筋肉モリモリのボデイビルダーの姿の男と黒いマスクと黒
の全身タイツの男達数名が、バスの進路を阻むように立っていた。
<続く>
55名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 13:22:16 ID:8JiTqsl5
>>54
ここまでの展開ならスレ違いのような気がする。
むしろ↓
【戦隊】子供が怪人に犯されるスレ【ライダー】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1166603260/l50
56名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 17:41:01 ID:xaJaf8Nf
>>55
どう見ても今後幼女ヒロイン登場の伏線が立ってるようにしか見えないが……
ちゃんと読んでないだろ。
57名無し@ダダ666:2007/01/27(土) 19:48:49 ID:DVnC5Y7e
<54の続き>
「な、なんなんだー!!アンタ達はー!!」
いつも温厚なバスの運転手は、ドアから顔を出し怒鳴る。
「フフッ・・・・。アチキは炉利蛇帝国 ダルダ軍団最強の戦士 マッスル炉
利蛇さまだー!!」
そう叫びながら、マッスル・ポーズをするマッスル炉利蛇。
明らかに変態以外、何者でも無い彼の姿に唖然としながらも、頭のどこかには
「このままこの場に留まれば、この変態達が園児に危害を与えるに違いない」
という思いが過ぎる。
「フフフッ。さぁ、このバスに乗っている幼女達を我ら全銀河の炉利の神にし
て我が主君 炉利蛇13世様に捧げるのだー!!」
背後から、事の成り行きが深刻なのに気づいたのか泣き叫ぶ園児。それを幼稚園
の美咲先生が必死に宥める。
「さぁー、さぁー、さぁー!!幼女を我らに捧げるのだ!!」
相変わらず幾つかのマッスル・ポーズを決めながらマッスル炉利蛇が叫ぶ。
「黙れ!!この糞○×☆◇(放送禁止)が!!テメーらみたいな×△☆(同じく放
送禁止)に大事な園児を渡せるかよー!!」
猛スピードでバックを始めるバス
悲鳴を上げる園児達
<続く>
58名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 18:47:34 ID:/DX1W3rK
>>56それならば、もう少しまとまってから投下するように忠告してくれ
こんな中途半端な所で切られたら、何のスレだか解かりはしない
59突撃!ミーナ:2007/01/30(火) 23:25:56 ID:8u4QgMLD
 都内でも有数の名門校、私立聖マリアンナ学園。
 その中等部に属する新聞部部長、世良健一はあらん限りの力を使って疾走していた。
 体育の授業は勿論、運動会でもこれだけ必死になって走ったことはない。
 しかし今の健一はそうせざるを得なかったのである。

「逃げなくては。何としてでも理事長の悪事を公表しなければ……」
 健一は理事長周辺に囁かれている不正経理問題について取材を進めているうちに、とんでもないスクープを手にした。
 それは学園はおろか、全世界を巻き込むとてつもない恐怖であった。
 何としてでも世間に公表し、世界に対して警鐘を鳴らさなければ……。

「大変なことになる」
 健一は足を速めつつ背後を振り返った。
 追っ手の姿は見えなかった。
 ホッとした健一が前を向き直った瞬間であった。
 目の前にいきなり人影が降ってきた。

「ひぃっ……」
 黒い全身タイツに黒マスクの男が5人、健一の行く手を阻むように立ち塞がった。
 そして、踵を返して逆戻りしようとした健一の前に更に5人が……。
「うわぁぁぁっ」
 脇道に逸れようとした健一に棘付きのハンマーが襲いかかった。
 理事長の野望を収めたカメラが無惨に砕け散る。
 躊躇する間も与えられず、健一は黒ずくめの男たちに取り囲まれてしまった。
「キヒヒヒヒヒィ」
 男たちは奇怪な叫び声を上げ、手にした武器を振り回しながら包囲網を縮めて来た。


 少し離れた校舎の屋上に、その様子を見守る一つの小さな影があった。
「あぁ、お兄ちゃん……だからあんなに止めたのに……」
 それは同じ聖マリアンナ学園の初等部3年生、健一の妹である世良美奈子であった。
60突撃!ミーナ:2007/01/30(火) 23:26:32 ID:8u4QgMLD
 丸顔に黒目がちの大きな目、小振りな鼻と口。
 美少女と呼ぶに充分な端正な顔立ちに憂いの影が差していた。
 長く伸ばしたツインテールの髪がそよ風になびいている。

「放ってはおけないわ」
 美奈子は赤いランドセルを地面に置くと、中からパッキングされた小さなポーチを取り出した。
 周囲に人がいないことを確かめてから、着ている服を全部脱いできっちりと畳んで置く。
 一糸まとわぬ素っ裸になった美奈子は、ポーチを手にして立ち上がった。
 そして、決意の籠もった眼差しをピンチの兄に向ける。
「お兄ちゃん。待ってて……」


 その頃、健一は絶体絶命の窮地に陥っていた。
 何の抵抗も出来ないまま黒い男たちに捕まり、理事長のいる別館へと連行されていたのだ。
「くそっ、放せっ」
 健一は男たちの腕を振り払おうとしたが、逆にねじ上げられて悲鳴を上げる。
「このままでは理事長の悪事が……」

 理事長の悪事。
 それは恐るべき野望であった。
 自らが経営する学園の生徒を洗脳マシンに掛けて兵士とし、頃合いを見計らって全世界で一斉に武装蜂起する。
 彼が経営する系列の学校は、小学校から大学院まで世界中に存在しているのである。
 子供相手に軍隊が手をこまねいているうちに、世界を我がものにしようというのが阿久野理事長の描いたシナリオであった。

 洗脳マシンは既に完成し、運動部の生徒を使って試験的な運用が始まっている。
 今、健一を取り押さえている男たちも、系列大学の運動部に所属していた屈強の格闘家である。
 一刻も早くこの事実を白日の下に晒したい健一であったが、証拠写真の一つも無いのでは狂人扱いされるのがオチであった。
61突撃!ミーナ:2007/01/30(火) 23:27:09 ID:8u4QgMLD
「どこまで嗅ぎつけたか尋問してやる。その後でお前は処刑されるのだ」
 一人だけ赤いラインの入ったタイツの男が憎々しげに吐き捨てた。

「お待ちなさいっ」
 丁寧だが、聞く者に有無を言わせない厳しさを伴った声が響き渡った。
「誰だっ?」
「どこだっ?」
 タイツの男たちが辺りをキョロキョロと見回す。
「あそこだっ」
 一人のタイツ男が指差す先──体育倉庫の上に声の主が立っていた。

 所々にフリルとスパンコールをあしらった派手な意匠の──勿論ハイレグカットの──レオタード。
 かかとの高いエナメルのハイヒール。
 色は勿論、正義を表す赤と白である。

 確かにセクシーなコスチュームではあったが、どう見ても背伸びしている感が拭えなかった。
 目元を覆うマスクのため素顔は分からないが、体形から判断する限り明らかに小学生だったのだ。

「プッ……」
 黒タイツの間から思わず失笑が漏れる。
 小学生相手に飛び上がるほど驚いたことへの自嘲の笑いであった。
「いくぞ。露出狂のコスプレ小学生を相手にしている暇はない」
 赤いラインの男が仲間を促して立ち去り掛けた。

 ところが一方の幼女は真剣そのものであった。
「待ちなさいっ。その男の人を放して立ち去りなさい。今なら見逃してあげるから」
 幼女が再び甲高い声で命令したが、耳を貸すものなど誰もいなかった。
「失礼しちゃうわ……いいわ、力づくで思い知らせてあげる」
62突撃!ミーナ:2007/01/30(火) 23:27:54 ID:8u4QgMLD
 幼女はバトンを右手に握ると、体育倉庫の屋根からジャンプした。
 空高く舞い上がった幼女は体重の軽さを加速度で補い、威力充分なキックをタイツ男の後頭部に放った。
 細いヒールが延髄に食い込む。
 タイツ男が絶叫を上げて吹っ飛ばされた。

 呆気に取られた男たちが立ち直るより早く、幼女が隊列の中に躍り込む。
 そしてコンタクトマテリアルの要領でバトンを縦横に振り回した。
 シャフトの先のボールがスタンガンになっているのか、打たれた男たちは感電したようにその場に崩れ去る。
 アッという間に半分の敵を制圧した幼女は、助け出した健一を背後に庇う。

「貴様っ、只の幼女ではないな」
「名を名乗れっ」
 タイツ男たちが得物を手にして吠えついた。
 幼女は空高く放り投げたバトンをビハインドキャッチすると、両手を腰に当てて傲然と胸を張る。
「愛と正義の超美少女。突撃ミーナ!」
 レオタードの前身ごろが突っ張ったため、プックラした股間の盛り上がりと縦一本の筋目がクッキリと浮き出た。

「おにい…部長さん。早く逃げて。後はあたしに任せて」
 ミーナに促され、健一が脱兎の如く走りだす。
 逃がしてたまるかとばかり、数人のタイツ男が後を追って駆け出す。
「ダメぇっ。行かせない」
 その前に両手を広げたミーナが立ちはだかる。

「ちぃっ、邪魔する者は幼女とて容赦はせぬ。こいつからやっちまえ」
「押さえ込んじまえばこっちのモンよ」
 男たちはミーナを取り囲むと、一斉に飛び掛かった。
63突撃!ミーナ:2007/01/30(火) 23:29:05 ID:8u4QgMLD
ミーナはギリギリまで男たちを引き付けると、人間離れした跳躍力でジャンプした。
 男たちは敵のことしか目に入っていなかったため、互いに頭をぶつけ合って昏倒する。
 着地したミーナは電撃バトンを使って一人ずつ男を叩きのめす。
「ギャッ」
「ギェッ」
 スタンガンを喰らった男は、たったの一撃でだらしなく伸びてしまった。

「後は洗脳催眠さえ解いてあげれば」
 ミーナはバトンを構えると、先端のボールを失神した男たちに向けて構える。
「メディカル・シャワー……」
 掛け声と共にシャフトのボタンを押そうとしたまさにその時であった。

 いきなり横合いから伸びてきた白い帯がミーナの腕に絡まった。
「あぁっ?」
 驚くミーナに向けて、新たな白い帯が襲いかかる。
 白い帯はネバネバした物質で出来ており、ミーナの体に絡み付くとその動きを封じてしまう。

「しまった。動けない」
 藻掻けば藻掻くほどネバネバが広範囲に広がり、更に身動きできなくなる。
 遂に立っていられなくなったミーナは、その場に倒れてしまった。

「キヒヒヒヒヒィ〜ッ」
 気持ちの悪い笑い声と共に茂みの中から人影が現れた。
 不気味な模様の描かれた顔面には鋭い牙と爛々と輝く4つの目が付いている。
 まさに蜘蛛を擬人化した様な存在であった。
「ク、クモ人間?」

 それは阿久野理事長の命令により、系列大学の医学部で生み出されたミュータントであった。
 クモの遺伝子を掛け合わせた上、細胞培養カプセルで急速成長したクローン人間である。
 必死で逃げようと藻掻くミーナだったが、強靱な繊維は断ち切れそうにない。
 おまけにネバネバには毒が含まれており、ミーナの体を痺れさせていった。
 その頃になると、失神していたタイツ男たちも息を吹き返していた。
64突撃!ミーナ:2007/01/30(火) 23:29:37 ID:8u4QgMLD
「よくもやってくれたな」
「タップリお返ししてやるぜ」
 男たちは、身動きできないミーナを見下ろしてニヤニヤと下卑た笑い顔を見せる。
 硬いブーツの爪先がミーナの脇腹に入る。
 鈍い音と共に悲鳴が上がった。
「イヤァァァーッ」

 たったの一発で抵抗する気力も体力も奪われてしまった。
 それを見たクモ人間は指先から透明の液体を滴り落とす。
 中和剤なのか、液体を浴びた途端に粘性の糸はドロドロに溶けていく。
 戒めを解かれても毒と苦痛のため、ミーナは動くことも出来ない。

 赤いラインの行動隊長がミーナに飛び掛かり、レオタードを無惨に引き裂いた。
 幼いボディラインに似合わぬ、意外に膨らんだ乳房が現れる。
「キヒヒッ、お嬢ちゃんは将来きっとデカパイになるぜ。俺様が保障してやる」
 続いて股間が顕わになり、ピッタリと閉じた縦一文字が晒される。
 勿論、全くの不毛地帯であった。
 それを見たタイツ男たちの目が異様な輝きを帯び始める。
 彼らは元々はロリコンの気がある大学生たちなのである。

 一人が指先を伸ばしてスリットに触れてみる。
 その部分は固く、汚らわしい指の侵入を拒んだ。
 それでも男は二本指を割れ目に沿わせると、Vサインを作る要領で強引に拡げに掛かる。

「い……いたぁ……」
 激痛が走り、ミーナの眉間に深い縦皺が入る。
 青い果実が無理やりに割られた。

 別の指が伸び、包皮を捲ると小さな肉芽があった。
 男は指に唾をつけると、その突起をツンと突いてみた。
「はぅぅぅっ」
 背筋に電流が走り、ミーナは思わず声を上げてしまう。
65突撃!ミーナ:2007/01/30(火) 23:30:22 ID:8u4QgMLD
「ガキの癖に、生意気に感じてやがるぜ」
 男はヒヒヒと笑うと、今度は肉芽をそっとつまんでみる。
 そしてタバコの灰を処理するくらいのデリケートさをもって左右にこねり始める。
「アァ〜ッ……ひっ、ひやぁぁぁ……」
 生まれて初めて感じる甘美な疼きが脊髄の中を一気に駆け抜け、脳髄を思い切り掻き回した。

 反射的に足を閉じようとしたミーナだったが、足首を掴まれると簡単に左右に広げられてしまった。
 綺麗に整った菊の花弁が隠しようもなく晒された。
「たまらん」
 男たちの指が伸び、左右の乳首に、がら空きのアヌスにと襲いかかる。
 左右の乳首が硬く凝るのにそれほどの時間を要しなかった。
 流石に小さいアヌスは指を受け付けず、男は時間を掛けてじっくりと解すことにする。
 余った手は腋の下やムッチリした太腿に向かい、デリケートな責めを施した。

「むむむぅ……」
 全身の性感帯を責められ、ミーナの思考回路が麻痺する。
「キヒヒヒッ、ガキとは言ってもやっぱり女だ。見ろよ完全にイッちゃってるぜ」
 男の笑い声にミーナが必死で反応する。
「こ、こんなの……ぜ、全然……気持ちよくな……い……いぃ〜っ」

 ようやく解れたアヌスが自然にヒクヒクと開閉を開始する。
 アヌス担当の男はスリットから溢れ出た、ミーナの恥ずかしい汁を指にまぶす。
 そしてアヌスの開閉に合わせてタイミングを計ると、一気に指で貫き通した。
 耐え難い激痛と、痺れるような甘美な疼きが同時に襲いかかってきた。
「ひぃやぁぁぁ〜っ」
 ミーナは白目を剥くと、背筋を思いっきり後ろに反らせた。
 スリットの奥にある秘密の穴から熱い液が勢いよく迸る。

「おいおい、潮ふいちゃったぜ」
「気持ちよすぎてお漏らししちゃったのかなぁ?」
 生まれて初めてのエクスタシーに、ミーナは思わず失神してしまっていた。
 意識は完全に飛んでいたが、幼い体はピクピクと自動的に痙攣している。

「こんなモンで済んだと思うなよ、ミーナちゃん」
「アジトに連れ帰ってお前の秘密を徹底的に暴いてやるから覚悟しろ」
 男たちはファイティング・バトンとコスチュームの切れ端を回収すると、失神したミーナを軽々と担ぎ上げた。
66名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 18:55:23 ID:mxaBFgXj
いいねGJだ
67名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:13:51 ID:nWmTmGjD
くそっ、そこできれるのか! 続きだ、続きをよこs(ry

OK、GJだ。
68名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 07:48:34 ID:+uXno9Ib
不覚にもおっきした
69突撃!ミーナ:2007/02/02(金) 13:39:06 ID:y2EJZXqC
 ガチャン、ガチャンと重たい作動音がして何かの機械が立ち上がった。
 それは拷問用の磔台であった。

 巨大な金属環の中心に、ミーナが手足を大の字に伸ばした姿で拘束されている。
 一糸まとわぬ裸体で、恥ずかしい部分が全て丸見えになったいた。
 おまけにマスクまで剥ぎ取られ、一番見られたくない素顔まで晒されている。
 ひとしきり暴れてみたが、強力な電磁石を利用した枷は、彼女の力ではビクともしなかった。

 そこに白衣を着た老人を先頭にして、先程のタイツ軍団が入ってくる。
「ミーナとか言ったね? 如何かな、ワシの開発した磔台の具合は」
 頭の禿げ上がった老人が余裕ある態度で問い掛けた。
「ワシはアクノグループの天才科学者、ドクター・マッドじゃ」
 マッド博士が自己紹介し、興味津々な視線をミーナに向けた。
 負けるモンかとばかり、ミーナは真っ正面から博士を睨み返す。

「気の強い子じゃ。まぁ、そうでなくては楽しめんて」
 マッド博士が腹を揺すって笑った。
「お前には聞きたいことが山ほどある。例えばこの繊維じゃ」
 博士がミーナのコスチュームを摘み上げる。
 タイツ男たちに引きちぎられたはずのレオタードが、綻び一つ無い状態に戻っていた。
「あぁっ、あたしのファイティング・レオタード……返せっ、返せぇ〜っ」
 ミーナが手足をジタバタさせるが、手足にガッチリと食い込んだ枷は緩む気配もない。

「持ち込まれた時にはズタズタに引き裂かれていたものが……ご覧の通りじゃ。この自己修復機能は驚愕に値する科学技術じゃ」
 科学バカである博士の目が爛々と輝く。
「誰がどうやって開発したものか、是非とも知りたい」
 知的好奇心を優先させようとした博士だったが、その背後から嘲笑が起こる。
70突撃!ミーナ:2007/02/02(金) 13:40:07 ID:y2EJZXqC
「博士、何をおっしゃっているのですか」
 甲高い声が博士を非難した。
「それよりも誰がそのコスチュームを小娘に着せ、何の目的でここに送り込んできたのかを聞くのが先決でしょう」
 黒いハイレグレオタードの少女が、博士を憐れむような目で見下ろしていた。
 猫耳の付いたカチューシャと細長いシッポが、しなやかそうな細身の体に似合っている。
 肘より長いグラブと、膝上まであるロングブーツがピッタリと皮膚に貼り付いていた。

「私はフェアリーキャット。首領よりお前の拷問係に指名された」
 年の頃なら14,5歳であろうか。
 艶やかな黒髪は長めのボブスタイルにカットされ、清楚な雰囲気を漂わせている。
 ただ、つり上がり気味の大きな目には荒んだ色が滲み出ていた。

 フェアリーキャットは博士の体を押し退けざまに、ズボンのベルトを引っこ抜く。
 そしてベルトを半分に折り畳んで両端を握ると、強度を確かめるように数回左右に引っ張った。
 パン、パァンと鋭い音が響き、ミーナは思わず表情を強張らせる。
「さぁ、おチビさん。あなたのスポンサーは誰なの? 私たちについてどこまで知っているの?」

 フェアリーキャットは無表情のままミーナの顔を見据えた。
 ミーナはプイと横を向いて口をつぐむ。
「こんなコトしてても時間の無駄のようね」
 次の瞬間、革のベルトが風を切って襲いかかってきた。

 スパーンという小気味よい打撃音と共に、ミーナの脇腹に焼け付くような痛みが走った。
「キャアァァァーッ」
 ミーナが絶叫をあげてのたうつ。
 キャットは眉毛一本動かすことなく、更にベルトを一閃させる。
 バシィーッ、ビシィーッという音が響き、ミーナの腹に、背中にベルトが食い込んだ。
「はぐぅぅぅっ……やめて……も、もう許し……ヒヤァァァーッ」
 幼い括約筋が緩み、縦一文字の隙間からおしっこが勢いよく迸った。
71突撃!ミーナ:2007/02/02(金) 13:40:43 ID:y2EJZXqC
「ひっ……ひぐっ……」
 痛みに耐えきれず、ミーナは涙を流してしゃくり上げる。
 それを見てキャットはベルトを振るう手をひとまず止めた。
「さぁ、喋る気になったかしら? それとも、もっとお仕置きが必要なの?」
 キャットは泣きじゃくるミーナに冷たく追い打ちを掛ける。

「まあまあ、ちょっと待つのじゃ」
 マッド博士は手に持っていたミーナのレオタードを拘束台の金具に掛けると、2人の間に割り込んだ。
「そういきり立っては喋れるものも喋れまいて。どれ、選手交代じゃ」
 博士はキヒヒと笑うと、注射器を取り出して何かのアンプルを吸い上げた。
 そして、鋭い注射針をこれ見よがしにミーナの鼻先にかざし、薬液を飛ばして空気抜きを行う。
 注射が大嫌いなミーナは、顔を青ざめさせて身をよじった。

「なにをするの……?」
 ミーナが今にも泣き出しそうな顔になって怯える。
「聞き分けのない子を大人しくさせるにはこれに限る」
 博士の合図でタイツ男たちがミーナの肩口や腰を抱え込んだ。
 身をよじることさえ出来なくなったミーナに注射針が迫る。

「いやん、いやぁ〜ん。お注射は嫌ぁぁぁっ」
 ミーナは泣き声を上げて首を振り、イヤイヤをしてみせる。
 しかしその声は博士の攻撃本能に火を着けただけであった。

 極細の注射針がミーナの小さな右の乳首に突き刺さる。
「痛ぁぁぁ〜っ」
 固く閉じられたミーナの目から涙が溢れる。
 続いて左の乳首にも鋭い痛みが走った。
 男たちの手が放れても、力の抜けたミーナはガックリと項垂れて身動き一つしない。
72突撃!ミーナ:2007/02/02(金) 13:41:23 ID:y2EJZXqC
 何故か博士はそれ以上の攻撃を掛けようとはせず、ミーナを優しい目で見守っていたが、やがておもむろに口を開いた。
「そろそろかのぅ?」
 博士がアゴをしゃくると、タイツ男がミーナに向かって手を伸ばした。
 男は指先を使ってミーナの乳首をサッと撫で上げた。
「ひぐっ?」
 途端に電流が走ったような触感が襲いかかってきた。

「ひぃぃぃっ」
 甘く痺れるような、先刻股間を触られた時に感じたのと同じ感覚である。
 それが、今打たれた注射の影響であることは間違いなかった。
 ミーナの反応を見た博士が満足そうに頷く。
「今の注射で簡単な手術を行った。お前の乳首はクリトリス並みに敏感になったのじゃ」
 言っている意味は分からなかったが、体に何らかの細工をされたことはミーナにも理解できた。

 ミーナの背後に立ったタイツ男が乳首を摘み、コリコリとこねくり回す。
「ひぃやっ……ひやぁぁぁっ」
 たまらない感覚──ハッキリした快感がミーナに声を上げさせた。
 乳首に打ち込まれた超微細なナノマシンがミーナの神経回路に働きかけているのである。
 ムチ撃ちで火照っていた体が、更に熱く燃えたぎった。

 固く凝った左右の乳首が摘まれ、引っ張られ、そしてこね回される。
「やぁぁっ……こんなのやぁぁぁっ」
 唯一自由になる手首から先が、何もない空間を掻き回す。
「やめ……やめてぇ……はぁうぅぅぅっ」
 ミーナの頭が真っ白にスパークした。
73突撃!ミーナ:2007/02/02(金) 13:42:06 ID:y2EJZXqC
 幼い体が雷に撃たれたように激しく痙攣する。
 またも股間のスリットから液体が迸る。
「ひゃはははっ。乳首でイキおったわい」
 博士が腹を抱えて笑い転げた。

 それを冷ややかに見詰めるフェアリーキャットであったが、ピッタリと閉じられた内腿が微妙に擦り合わされている。
 レオタードのクロッチ部は、溢れ出した分泌液でグショグショになっていた。
「博士、遊んでいる場合じゃないでしょ。さっさとそいつの秘密を暴くのよ」
 キャットが我慢できないように前へと出ようとするが、博士がそれを押しとどめる。
「まぁ待て。味は早く教え込んでおく方がよいじゃろうて」

 博士はラミネートチューブを取り出すと、白いペーストを指先に盛った。
 それをミーナのアヌスに塗り付けていく。
 全身の力が抜けたミーナは抵抗も出来ない。
 たとえ力が残っていても、彼女に大股開きを強いている頑丈な枷は外しようもなかった。

 花弁の外側から中心へと、博士の指が優しく丁寧に円を描く。
 塗り付けられた薬品が粘膜に染み、体内へと吸収されていく。
「あ……あぁっ?……」
 そのうちミーナのアヌスに微妙な変化が起こってきた。
 アヌスが彼女の意思に反して、博士の指を受け入れようとピクつき始めたのである。

 待ってましたとばかり、博士の指が花弁の中心に押し付けられる。
「いやぁ。こんなのいやぁ〜ん」
 ミーナは必死で叫ぶが、博士の指はズブズブとアヌスの中へと沈み込んでいく。
74突撃!ミーナ:2007/02/02(金) 13:42:43 ID:y2EJZXqC
戦闘中にタイツ男から責められた時は、快感より痛みの方が激しかった。
 今は痛みより快感が──否、痛みすら快感に感じてしまう。

 内部に埋没した博士の指がグリグリと中を掻き回し、直腸にまでタップリとクスリを擦り付ける。
「ハァ、ハァ、ハァ……はぁぅぅぅっ」
 これまで感じたことのない快感が、大波となってミーナを浚う。

「やはり直腸は吸収がよいわ。ガキの体の癖に……もうこんなに感じおって」
 博士が指を引き抜くと、小さなヒップがプルルンと震えた。
「はぅぅぅぅ……」
 ミーナのアゴがガクガクと上下動する。

「ひひひっ、アヌス感を強制的に開発された気分はどうじゃ? これからはウンチする度に、よがり狂うことになるぞ」
 博士がコンソールのボタンを押して機械を操作する。
 すると天井からマニピュレータが降りてきた。
 先端にはやや細めのバイブレーターが取り付けられている。
 マニピュレータは適当な高さまで降りると、関節部分を折り曲げて先端が斜め上になる形で停止した。

 肩越しに背後を振り返ったミーナは、自分のお尻を狙っているバイブに気付いた。
「なに、これぇっ?」
 ミーナが怯えたように腰を捻る。
「ミーナちゃんがよい子になるまで、これを使って苛めてやるのじゃ」
 博士が嬉しそうに相好を崩す。

「あっ……お兄ちゃんの本と同じだ……」
 ミーナは大好きな兄の部屋を掃除していて、偶然見つけたエッチな本の写真を思い出した。
75突撃!ミーナ:2007/02/02(金) 13:44:07 ID:y2EJZXqC
 写真の女はお尻の穴にコケシのようなオモチャを入れられて、何とも表現しようのない顔になっていた。
 どうしてそんなことをしているのかミーナには分からなかったが、その女が喜んでいるのは何故か理解できた。

「お兄ちゃんもこんなことしたいのかな?」
 ミーナはその写真を見ていると胸がドキドキしてくるのを感じた。
「あたしがさせてあげたら……お兄ちゃん、喜んでくれるかなぁ?」
 大好きな兄が望むなら、何でもしてあげたい。
 そう思うとミーナの胸は切なくなるのであった。

 ミーナが我に返ると、博士がコンソールに手を伸ばすところだった。
 博士が機器をいじくるとバイブが振動を開始し、同時に上へと動き始めた。
「やだっ、こんなのやだぁっ……イヤァァァーッ」
 非情なバイブがアヌスの中心を正確に抉った。

「やだぁっ、入って来ないで。ミーナのお尻に入ってきちゃダメェ〜ッ」
 ミーナは必死でお尻の穴に力を込め、バイブを入れさせまいと踏ん張る。
 だが解れきったアヌスはその侵入を拒むことは出来なかった。
 ミーナの握り拳ほどもある亀頭がアヌスを一杯に広げ、徐々にだが確実にズブズブと沈んでいく。
「だ、だめ……入っちゃう?……ミーナのお尻に入っちゃうぅ〜っ」
 でかい亀頭がアヌスを割ってしまうと、後はスムーズであった。
 必死の抵抗も虚しく、バイブは直腸の最深部にまで達してしまった。

 博士がレバーを操作するとバイブの振動が強くなり、更にローリングを開始する。
「やぁぁぁ〜っ」
 ミーナの背筋が可動範囲ギリギリまで反り返る。
 枷に固定された手首と足首に痛みが走った。
「どうだミーナちゃん? それは大人用のバイブレーターだから、ミーナちゃんには少々キツイかな」
 博士がロリータ嗜虐趣味を全開にさせて笑った。
76名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 17:28:37 ID:73I9siwZ
容赦ない攻めがいい感じだGJ
77名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 20:05:16 ID:+uXno9Ib
本日二度目のおっきしたカキコ。エロス
78名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 20:20:03 ID:DTGHRc2r
まだイケる
79名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 21:53:48 ID:YYrr8qdF
そうか、突撃されちゃうのはミーナ本人だったわk(ry

期待sage
80突撃!ミーナ:2007/02/02(金) 22:48:44 ID:y2EJZXqC
「あぁっ……あぁ〜っ」
 バイブがローリングするたびに狭い腸壁が掻きむしられ、この世のものと思えない快感が襲ってくる。
 ミーナのA感覚は、ナノマシンにより極限まで敏感に開発されている。
 今日、生まれて初めて異物を受け入れたのにもかかわらず、ミーナの直腸はバイブのもたらす快感に酔いしれていた。

「あっ……あぁっ?……また……またお漏らししちゃうぅ〜ぅっ」
 ミーナの全身がブルルッと震え、股間からおしっこがほとばしり出る。
 白目を剥いて気絶したミーナだったが、新たに湧き上がってきた快感が失神を許しておかない。
「も、もう……もう許してぇっ」
 ミーナは遂に泣き叫んで許しを乞う。

「なら、お前の力の秘密を喋るのだ。このコスチュームの能力は?」
 博士が矢継ぎ早に質問する。
「うぅっ……」
 しかしミーナは歯を食いしばって沈黙を続ける。
「強情な子だわい」
 博士がレバーをMAXにもっていくと、バイブのローリングが厳しさを増す。
 それにプラスして前後運動が加わった。

「ひぎゃぁぁぁっ」
 ミーナが激しく首を振って絶叫する。
 思考力が吹き飛び、何も考えられなくなった。
「さぁ、言うのじゃ。お前の正体は?」
 ここぞとばかり博士が詰問する。

「あ……あたし……は……」
 ミーナの口からかすれた声が漏れ出す。
 喋ってはいけないと分かっているのに、意識が混濁して口が勝手に動いてしまう。
81突撃!ミーナ:2007/02/02(金) 22:49:32 ID:y2EJZXqC
 3年になったばかりの頃、保健の先生に赤ちゃんの出来る仕組みについて教えて貰ったことがあった。
 その時に、男の人とこういうコトをするということを初めて知った。
 しかし、それがこんなに気持ちのイイものだということまでは、先生は教えてくれなかった。
 どうせなら兄にしてもらったら、もっと気持ちいいのにと思う。

 そう考えた途端、大好きな兄の顔が脳裏に蘇ってきた。
「お……お兄ちゃん……」
 兄への思慕がミーナを現実世界に引き戻した。

 ミーナの目が急に生気を取り戻したのを見て博士は焦った。
「くっ、もう一息のところで……やはり前もいじってやらねばならんのか」
 博士は指にタップリとナノマシンペーストを取り、ミーナの前に跪いた。
 そしてスリットに沿って、なぞるようにペーストを塗り付けていく。

「むっ……むむぅっ……」
 ピッタリと合わさったスリットがピクッピクッと疼き始める。
 ミーナは目を固く閉じ、股間に湧き上がってきた不思議な感覚を押さえ込もうと努力する。

「あ……あぁぁ……」
 時間が経つにつれ、甘く切ない痺れは猛烈な快感へと変貌していく。
 それと共に、固く閉じられていた割れ目が徐々に開いてくる。
「ひひひっ、もっと触って貰いたくなったんじゃろ? だらしのない口からヨダレが垂れておるぞ」
 博士の指摘したとおり、開き掛けた割れ目から小便とは違う分泌液が、糸を引いて滴り落ちていた。
 その液は止まることを知らないかのように、次から次へと溢れ出てくる。
82突撃!ミーナ:2007/02/02(金) 22:50:07 ID:y2EJZXqC
 博士はポケットから新しい注射器を取り出し、アンプルの液を吸い上げていく。
 それを見てミーナが悲鳴を上げた。
「いやぁっ。もう、お注射いやぁぁぁっ」
 博士はそんな悲鳴など気にする様子も見せず、ミーナの股間に指を伸ばす。
 そして包皮を捲り上げて肉芽を露出させた。
 硬く冷たい感触が走る。
「ひぎぃぃぃ〜っ」
 固く噛みしめられた歯の隙間から、押し殺した絶叫が漏れた。
 大きく見開かれた目から、涙が止めどなく溢れ出る。

 薬液に混ぜられたナノマシンの効果は直ぐに現れた。
 動悸と共に脈動を開始したクリトリスがどんどん大きくなってくる。
 小さな芽だったその部分はアッという間に小指の先ほどになり、最後には大人の親指大にまで肥大した。

「ひひひっ。ミーナちゃんが興奮すると、それに合わせてクリトリスが大きくなるようにしてあげたのじゃ」
 博士が嫌らしい目でミーナのクリトリスを見詰める。
 そして指でクリトリスを挟むと、ペニスを扱くように前後に滑らせ始めた。

「はぁぁぁっ……あぐっ……こ、これダメェ〜ッ」
 今まで感じてきた何百倍もの快感が走る。
 快感が電流となって脊髄を駆け上がり、見開かれた目から火花となって散った。
 ハイヒールが宙で足踏みし、手首から先が空気を掻き回す。
「ひぃ……ひぃぃぃ〜っ」
 このまま狂ってしまうのではないかと、恐怖すら覚える快感であった。
 クリトリスのすぐ下、小さな穴から何度もおしっこが噴き上がる。

 冷静なフェアリーキャットまでが、興奮のあまり立っていられなくなった。
 固く閉じた股間に両手を挟み込んで、その場にしゃがみ込む。
83突撃!ミーナ:2007/02/02(金) 22:50:58 ID:y2EJZXqC
 ミーナの秘裂は開ききり、絶頂相を示していた。
 博士が嫌らしく笑い、コンソールを操作する。
 2本目のマニピュレータが、巨大なバイブを光らせて降りてくる。
 凶悪なまでに巨大な人造ペニスであった。
 マニピュレータが第一間接部を曲げるとバイブが70度の角度でそそり立った。
 狙いは勿論、ミーナの御満腔である。

「きひひひひっ。最初がワシ特性のバイブとは、ミーナちゃんもついておるわい」
 博士が舌なめずりしてレバーを倒した。
 低い作動音がしてバイブが迫り上がってくる。
 それを見たミーナが天を仰いで目を瞑る。

「お兄ちゃん……ゴメン……あたし、お兄ちゃん以外の人に汚されちゃう……」
 最初は兄にと決めていたのに、その願いは叶わぬものになりそうだった。
 このままでは神聖不可侵、汚れを知らない秘密の花園が踏み荒らされてしまう。
 小さな秘孔に亀頭の先端が押し付けられた、まさにその時であった。

「ちょっと待ってくれ博士」
 タイツ男の一人が博士を突き飛ばした。
 レバーがニュートラルに戻り、バイブの動きが止まる。
「そいつはちぃとばかり勿体ないってもんじゃないかい」
 タイツ男が不平を顕わに博士に意見した。

「これだけの美少女を犯れるチャンス、今度いつ来るか分かったモンじゃねぇ。バイブなんかに初物渡してたまるかっての」
 ロリコン大学生が本性を剥き出しにした。
 タイツの前は欲棒に押し上げられて大きく膨らんでいる。

「こんな糞マシン、壊しちまえ」
 タイツ男は獲物をバイブに取られて構うかと、レバーを滅茶苦茶に操作する。
 弾みを受けて一つのレバーが逆向きに押し倒された。
 その瞬間、電磁力でミーナの手足をガッチリ捉えていた枷が、力を失って2つに割れた。
84突撃!ミーナ:2007/02/02(金) 22:51:35 ID:y2EJZXqC
「はっ!」
 自由を取り戻したことを知ったミーナは、目にも止まらない速度で拘束台を飛び降りた。
 そして金具に引っ掛けられていたファイティング・レオタードを奪い返し、素早く身に付けた。

「小娘がぁ〜っ」
 タイツ男が真っ正面から両手を広げて突っ込んできた。
 ミーナは落ち着いて男の股間をくぐり抜け、振り向きざまにキン蹴りを放つ。
「あがぁっ」
 膨らんでいた欲棒と睾丸がグシャリと潰れ、タイツ男が悶絶する。

 ミーナは博士を突き飛ばし、コンソール台の上のファイティング・バトンを手に取った。
 鮮やかなコンタクトマテリアルが決まる。
「犯っちまえ」
 タイツ男たちが突っ込んでくるのを、ミーナは軽くいなす。
「あそこっ」
 ミーナは背後に非常口を見つけ、その中に飛び込んだ。

 フェアリーキャットが慌てて指示を出す。
「あぁっ、待て。小娘を逃がすな」
 キャット自身も追おうとするが、下半身から力が抜けたようになって立ち上がれなかった。

 ミーナは建物の中を走り回って、ようやく夕日の差し込む窓を見つけた。
 背後からはタイツ男たちが迫ってくる。
「入り口探してる暇は無いわ。たぁぁ〜っ」
 ミーナはガラス窓に向かって思い切りジャンプした。

 ガチャンとガラスが砕け散り、ミーナの体が転がり出てくる。
 そこは学園内にある、今は使われていない旧校舎の裏側であった。
「ここが奴らのアジトだったのね」

 悪の巣窟を睨み付けるミーナに、白い帯が襲いかかった。
 ミーナは間一髪で攻撃に気付き、体スレスレでかわす。
「キヒヒイヒヒィ〜ッ」
 不気味な笑い声と共にクモ人間が奇怪な姿を現せた。
85突撃!ミーナ:2007/02/02(金) 22:53:05 ID:y2EJZXqC
「出たわね、遺伝子工学の化け物。お前たちのような悪は、このミーナが許さない」
 ミーナはバトンを手にして身構える。
「俺様はデスパイダ。記念すべきスーパークローン第1号だぁ」
 デスパイダはクモそのままの顔を歪めて笑った。

「貴様を我らに敵対する邪魔者と認め、排除するぅ〜っ」
 デスパイダは牙の間から勢いよく液を吐き出した。
 空気に触れた途端、液が酸化して白い帯に変化する。
 ミーナは横っ飛びに身を投げ出してそれをかわす。

「あれに巻き付かれたらお終いだわ」
 デスパイダは次々に毒液の帯を吐き出し、ミーナは地面を転がり紙一重でそれをかわしていく。
「内懐に飛び込めば……」
 ミーナは鮮やかな連続側転を見せ、デスパイダの足元に辿り着いた。

「今よっ」
 ミーナは左足を軸にすると、伸び上がりながら右足を外回しに振った。
 ハイヒールの踵にプラズマが走り、一瞬で白熱化する。
 ミーナの必殺武器、ヒートヒールである。

 目の醒めるような後ろ回し蹴りが炸裂し、ヒールがデスパイダの胸板を引き裂いた。
 勢い余って、ミーナの体が空中でもう一回転する。

 振り返って敵を見ると、胸から青い血飛沫を吹き上げて倒れいくところであった。
「ゲェェェ〜ッ。お、お前は……一体……何者なんだぁ」
 デスパイダは青い血の海の中で藻掻き苦しみ、やがて跡形も残さず溶けさった。
 何の証拠も残さない、それが敵のやり方であると知って、ミーナは改めて自らの気を引き締める。

「あの中には恐ろしい敵がまだうようよしている」
 ミーナは旧校舎を睨み付ける。
 しかし、今は感情にまかせて戦うべきではないと分かっていた。
「覚えてらっしゃい。いつかきっとお前たちの悪事を白日の下に暴き出してあげるからっ」
 ミーナは夕日に染まった旧校舎を睨み付ける。

 その目には明日の戦いへの決意が溢れていた。
86名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 22:59:37 ID:YYrr8qdF
あれ、かなりリアルタイムに近かった。
乙!
87名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 00:51:28 ID:ZxHGYFyN
あああ・・・おすぃ
88名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 01:05:40 ID:hWhhWWJg
終わり方が 「完」 に見える……き、気のせいだよなあはははは
89名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 11:18:48 ID:6rEBdEdw
気のせいだよ。
きっと続編があるよ。
そう信じようぜ。
90名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 02:01:29 ID:c2tm+Uic
俺も─完─に見えるんだが。
ともあれ乙。これで終わりなのかどうか気になって仕方ないぜ
91名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 19:41:23 ID:c2tm+Uic
エロパロだとこの位の深度ではageるかちょっと悩む。
92名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 21:36:43 ID:/p2NtnKU
大人のヒロインが幼女化され……ってネタはありかな?
93名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 22:16:08 ID:3arsqj/q
あり
自分もそれでなんかならんか考えてる
94名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 23:56:22 ID:NwQxOERG
>>92
全然あり。
逆も可だな、個人的に。
95名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 00:01:29 ID:GD5chiHQ
こ、このスレ的にそれはありだったのか。
俺はちょっと苦手かも。ロリでサーセンwwwwwwwwwwww
96名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 00:21:47 ID:fKbm+1CZ
幼児と幼児が合体して変身したら
幼女ヒロインだったというのもあり
あくまで姿が幼女なら中身は問わない
97名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 00:24:07 ID:Z2/p+RYy
上げつつこのスレにこんなに人がいることに驚き。

だがつぼみ→花 なんだぜ!!
98名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 05:54:09 ID:fthczdNa
>>53-54が書きかけたような低年齢幼女が好物な俺が着ましたよ。
99名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 08:09:32 ID:v+sXKIKy
一応あってことかな?

>>97
ちゃんとそこら辺も考えてネタ出ししてたりするw
ちょっとしたギミックを考えてる。
書けるかわからんけど。
100名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 08:21:20 ID:ejpL8obI
盛り上がってきたな。
次の投下を待ってるぜ。
そういえばダダ666とかいう香具師、続きは?
あれだけじゃ、なんのSSかわかんねぇ〜ぜ。
101名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 21:32:52 ID:GD5chiHQ
仕方ないから俺が書いてやろうと思ったら十七文字目で挫折した。
102突撃!ミーナ2:2007/02/05(月) 23:20:18 ID:F5TNBNPj
「おにいちゃん、起きて」
 聖マリアンナ学園初等部に通う3年生、世良美奈子は6つ違いの兄を揺り起こした。

「ゴメン、美奈子。あと5分だけ……」
 兄の健一は一旦目を開けた後、再び夢の世界の住民となる。
「ダメだって、おにいちゃん。遅刻しちゃうよ」
 美奈子はそうはさせまいと掛け布団を捲り上げた。
 健一は未練がましそうに枕に抱きついていたが、やがて諦めてベッドから身を起こした。
「片づかないから、早く朝ご飯食べちゃって。美奈子まで遅刻しちゃう」
 美奈子は殊更に顔をしかめて兄をにらんだ。

 兄妹の両親は不慮の事故ですでに他界し、今では2人きりでマンション住まいをしていた。
 幸い親が資産家だったため経済的に困ることはない。
 また父方の叔父が後見人として、陰ひなたに兄妹を暖かく見守ってくれている。
 そのお陰で2人は、両親が生きていた時と何ら変わらない生活を送ることが出来たのである。

 家での美奈子は、兄のお嫁さんを自認していた。
 炊事や洗濯など兄の身の回りのことは全部彼女がこなしている。
 とは言え、それは苦になるものではなく、むしろ大好きな兄に仕えることは美奈子の悦びなのであった。
103突撃!ミーナ2:2007/02/05(月) 23:20:52 ID:F5TNBNPj
「おにいちゃん、食事の時はテレビはやめてって言ってるでしょ」
 美奈子はテレビのニュースを見ながら食事をしている兄にむくれて見せた。
 せっかく朝6時から頑張って作った朝食を、上の空で食べられてはたまったものではない。
 しかしジャーナリスト志望で、新聞部の部長を務める健一は、テレビから視線を外さない。
「もぉ〜っ。知らないんだからぁっ」
 大好きな兄に料理の腕前を褒めて欲しかったのに、ニュース番組に兄の意識を奪われてしまった。
 テレビの女子アナに嫉妬を感じた美奈子は、リモコンを取り上げてスイッチを消そうとした。

 その時、画面がローカルニュースに切り替わり、ある爆発事故を報道し始めた。
「これ、うちの学校じゃないか」
 健一が指摘したように、画面に映し出されたのは見慣れた聖マリアンナ学園の本校舎である。

 アナウンサーによると、昨夜未明、学園敷地内にある旧校舎が爆発事故のため全壊したという。
 幸い、今は使われていない建物であったため、怪我人はいないということであった。
 原因は、古くなったガス管から漏れ出したガスが建物中に充満し、何らかのきっかけで爆発したものとされていた。

「今日は学校を閉鎖して、古くなったガス管の総チェックをするって」
 兄は食事もそっちのけに画面に集中していた。
 美奈子の表情が険しくなったのは、そのせいだけではなかった。

「あいつら、証拠の隠滅を……」
 爆発した旧校舎は、昨日美奈子が連れ込まれたアクノグループのアジトである。
 証拠を消し去るため、跡形もなく吹き飛ばしてしまったのは間違いない。
「これで奴らの手掛かりが……」
 拷問と引き替えに、せっかく手にすることが出来た敵の情報源が失われてしまった。
104突撃!ミーナ2:2007/02/05(月) 23:22:33 ID:F5TNBNPj
 悔しがる美奈子の耳に電話の呼び出し音が聞こえてきた。
 それは本日、ガス管検査のため全校が休校日になるという、担任からの連絡であった。


「ちょっと出掛けてくるよ」
 美奈子が朝食の後片付けをしていると、既に外出着に着替えた兄が玄関を出ていくところであった。
 新聞部の兄が、独自に爆発の原因調査に行こうとしていることは明白であった。

「待って、あたしも行くぅ〜っ」
 美奈子は手早く洗い物を片付けようとして、お皿を一枚割ってしまう。
 妹を危険に巻き込みたくない兄は、その隙に急いで出掛けようとした。
「あぁ〜ん、待ってったらぁ」
 美奈子は破片の掃除もそこそこにして玄関へと走った。

 丁度その時玄関のチャイムが鳴り、来訪者の存在を告げた。
 健一がドアを開けると、一人の少女が立っていた。

 清楚なおかっぱ頭のスレンダーな美少女である。
 整いすぎた感のある美貌が、見る者に冷たい人形じみた印象を与える。
 また彼女が全くの無表情であることもその一因となっていた。

「お早うございます。部長」
 美少女がきちんとお辞儀して挨拶した。

 そこに駆け込んできた美奈子は顔色を変えて立ち止まった。
「フェアリーキャット……どうして、ここが」
 その美少女は、アクノグループのアジトで見た敵の幹部と瓜二つであったのだ。
105突撃!ミーナ2:2007/02/05(月) 23:23:48 ID:F5TNBNPj
「やぁ、美奈子。こちらはクラスメートで新聞部の副部長をやってくれてる雨宮寧々子さん」
 妹を振り切れなかった健一は気まずそうにクラスメートを紹介した。
「妹さん? 可愛いわね。寧々子って呼んでね」
 寧々子は少しだけ唇をほころばせると、直ぐに無表情に戻った。

 美奈子は健一の背中に隠れ、寧々子を観察する。
 確かにフェアリーキャットに間違いないのであろうが、幸いこちらの正体には気付いていないようであった。

「嫌われちゃったみたいね」
 寧々子がクスリと笑うの制して、健一は玄関ドアを出る。
「それじゃ美奈子、ちょっと出てくるから」
 健一は寧々子を促して玄関から出ていった。

「待って、あたしもイク。ぜぇ〜ったいイクんだからぁ〜っ」
 美奈子は兄たちの後を追いかけようとして、結局果たせなかった。
 もの凄い便意が襲いかかってきたのである。
「あぁ〜ん、こんな時にぃ」
 美奈子は悔しそうに足踏みしたが、生理現象には勝てずトイレに駆け込んだ。


「んしょっ……っと……」
 美奈子はスカートを捲ってお子様パンツを脱ぎ捨てると、後ろ向きに洋式便器へ飛び乗った。
「ん……んん……」
 下腹に力を込めると排泄感が高まる。
 待機していた便が直腸内から肛門へと押し出される。
 括約筋の作用で柔らかい肛門が開いた時であった。
106突撃!ミーナ2:2007/02/05(月) 23:24:50 ID:F5TNBNPj
「ん?……んぁ?」
 美奈子のアヌスに疼きが発生した。
 と思った次の瞬間、もの凄い衝撃が脳天を突き抜けた。
「はひぃぃぃ〜ぃぃっ」
 美奈子の目が限界まで見開かれ、食いしばった歯の隙間から悲鳴が漏れた。

「お尻が……お尻がぁ……ひぎぃぃぃぃ〜っ」
 太い大便が肛門を押し広げて通過していくにつれ、気を失いそうな快感が美奈子を支配する。
 肌着の下で乳首が固く凝り、尖ってきているのがハッキリと分かった。
 身をよじった際、布地に擦れるだけで乳首から電流が走るのである。
 しかし本番はこれからであった。

 股間のスリットに甘い痺れが走ったかと思うと、包皮が捲れ上がった。
 秘密の突起がムクムクと肥大してきたのだ。
「は……はぁぁぁ?」
 驚く美奈子をよそに、クリトリスはアッという間に大人の親指ほどにまで肥大した。

「美奈子にオチンチンがぁ……オチンチンが生えちゃったぁっ?……」
 確かに美奈子の股間にペニスが出現したようにも見えた。
 綺麗なピンク色をしたペニスは、快感にシンクロしてビクンビクンと脈動している。
「いやぁっ。こんなのいやぁぁぁ〜ん」
 美奈子はウォシュレットを使うことも忘れて呆然としていた。



 それから1時間後、美奈子は叔父の経営する民間研究施設にいた。
 気が狂うほどの快感と共に美奈子は意識を失い、5分後に気が付いた時には体は元に戻っていた。
 美奈子はその時になって、悪の科学者マッド博士に施された手術のことを思い出した。
 これを何とかしてくれそうな人物を思い描いた美奈子は、やはり父の弟に当たる天才科学者に頼ることにしたのだ。
107突撃!ミーナ2:2007/02/05(月) 23:25:36 ID:F5TNBNPj
 都心から離れること数時間の郊外に叔父の研究施設はあった。
「やぁ、美奈子ちゃん。よく来たねぇ」
 叔父は嬉しそうに笑って美奈子を招き入れてくれた。

 叔父の真澄は生化学の分野においては第一人者と言われる存在である。
 今はさる大手製薬会社の下請け研究所の所長をしているが、かつては国の研究機関にいたこともあると聞いている。
 当年もって32歳の独身貴族であった。

「今日は何かな? 例のシステムに不具合でもあったのかな?」
 叔父は恥ずかしそうに俯いている美奈子に尋ねた。
「おじさま……え〜とね……」
 口籠もる美奈子を叔父は笑顔で促す。
 その笑顔を信じ、美奈子は思い切って口を開いた。

「あのね……美奈子……オチンチン生えちゃったの……」
 言ってしまって美奈子は真っ赤になって俯いた。


 照明の電源が入り、天井が光で一杯になった。
 ベッドに寝かされた美奈子は、眩しそうに目を細める。
 一糸まとわぬ裸体が真っ白に輝いていた。

 ここは研究所の地下に設置された秘密の実験室である。
 白衣に着替えた叔父が美奈子の横で器具を準備している。
 やがて機器の調整を終えた叔父は、美奈子の足を開脚台に乗せてベルトで固定した。
 そして美奈子の股間を強制的に開くと、120度の角度で固定させた。
108突撃!ミーナ2:2007/02/05(月) 23:26:10 ID:F5TNBNPj
「やぁ〜ん」
 美奈子は両手を股間に添えて割れ目を隠す。
「隠してちゃ見えないよ。手をどけて」
 真澄叔父は優しく言いながら、美奈子の手をバンザイさせて固定した。
 美奈子は死にたくなるほど恥ずかしかったが、叔父の邪魔をするわけにはいかないので黙って従った。

「ふむ……オチンチンなんか付いてないがなぁ」
 叔父は不必要なまでに丁寧にスリットを触診して首を捻った。
「あのね……美奈子が気持ちよくなると……オチンチンが生えてくるの」
 美奈子は恥ずかしそうに呟く。

「気持ちいいって?」
 真澄叔父は意味が分からず聞き返す。
「お尻の穴とかいじられると……そのぉ……気持ちいいの」
 それを聞いた真澄叔父の目が光った。

「へぇ。お尻の穴をねぇ……ちょっと試してみようか」
 真澄叔父はゴム手袋の指にワセリンをつけると、美奈子のアヌスに塗り付けた。
 ひんやりした感触に、美奈子は思わず身をすくめた。
 それも束の間、叔父の指がアヌスを割って侵入してくると、体が燃えるように熱くなってくる。

「あぁっ……お、おじさまっ……ああんっ……」
 美奈子は泣き出しそうな顔になり、腰をくねらせて指の責めから逃れようと藻掻く。
 だが、そんな態度とは別にアヌスは叔父の指をグイグイと締め付けてくる。
 とてもではないが、肛門に指を入れられた小学3年生の反応とは思えなかった。
109突撃!ミーナ2:2007/02/05(月) 23:26:45 ID:F5TNBNPj
「なんという……」
 真澄叔父は中で指を折り曲げると、裏Gスポットを探り当てる。
 そして女の泣き所であるその部分をコリコリと掻きむしってみた。
「おじさま、ダメッ……これダメェ〜ッ」
 美奈子は背中をエビぞりにさせてのたうち回る。
 尿道口から熱い小水が何度も迸った。

 異変が起こったのはその時であった。
 真澄叔父の目の前で、肥大化した陰核が包皮を押し退けて露出してきたのである。
「これは……」
 それは美奈子の言ったとおり、ペニスが生えたとしか表現しようのない光景であった。
 真澄叔父は手を伸ばし、恐る恐るその部分に触れてみた。
「ひぃっ……ダメッ……さわっちゃ……ひぃやぁぁぁ〜っ」
 美奈子が白目を剥き、アッという間に悶絶した。


 美奈子が意識を取り戻すと、身体の検査が終了していた。
 検査の結果、クリトリスが勃起するシステムは、細胞内に注入されたナノマシンの作用であると判明した。

 ナノマシンはクリトリスの内部細胞を海綿体に変貌させ、血流を誘導することによって勃起させているのだ。
 ナノマシンは乳首とアヌスにも発見され、それぞれ神経を過敏にするよう仕組まれていた。

「そのナノマシン取るのって……また手術なの?」
 美奈子は不安そうな顔で、上目遣いに真澄叔父を見上げた。
 まだ大股開きでベッドに寝たままであるが、エクスタシーを感じた後、直ぐにクリトリスは大人しくなっていた。
「残念ながら、僕の技術では除去出来そうにないよ」
 真澄叔父は難しそうな顔をして首を捻った。
110突撃!ミーナ2:2007/02/05(月) 23:27:28 ID:F5TNBNPj
 途端に美奈子は不満そうな声を上げた。
「えぇ〜っ。そんなの、美奈子……美奈子こまるぅ〜っ」
 オチンチンの付いた女の子など、おにいちゃんに嫌われちゃう、という不安が頭をよぎったのである。
「しかし、一体どこでこんなものを」
 真澄叔父に問われ、美奈子は昨日の出来事を訥々と語り始めた。

「するとアクノグループのマッド博士に、このナノマシンを仕込まれたって訳か」
 真澄叔父はしばらく小首を傾げていたが、やがておもむろに口を開いた。
「ともかく、しばらくはこのままで辛抱するしかないよ。何とか吸引する技術を開発してあげるから」
 真澄叔父は美奈子をなだめるように言った。

「幸い日常生活には影響ないし。小陰唇が埋まってしまった訳じゃないからエナジー・タンポンの挿入にも問題ないよ」
 叔父は姪を安心させようと、わざと気楽に笑ってみせた。

「そうそう、変身しちゃったのなら、新しいエナジー・タンポン渡しとかなくっちゃ」
 真澄叔父は隠し金庫を開いて細いチューブ状の物を取り出した。
「これ一本でミーナとして突撃できる時間は1時間だから。遣い所を誤っちゃダメだよ」
 真澄叔父は優しく諭すと、チューブを持った手を美奈子の股間に伸ばした。

「どれ、ついでだから1本入れといてあげるよ」
 真澄叔父は愛液にまみれた秘裂を割ると、小さな小さな穴に細心の注意を払ってチューブを挿入していった。
「あぁっ、おじさま……おじさまぁぁぁ〜っ」
 実験室中に甘い悲鳴が響き渡った。
111名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 00:23:21 ID:3Mf26Yyf
新作ktkr

GJGJGJ
112名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 08:54:32 ID:h0gg2BO+
続きがあって安堵した
GJだ
113名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 18:28:02 ID:TW3fbcQ0
続編キタコレ。
114名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 18:34:16 ID:I4aWrmLf
続き続き
115BANANA:2007/02/07(水) 03:10:03 ID:TZE9Qbar
激しく責められるだけのパパさんがママさんの細い腰にそっと手を掛けた。
「うーん。ママぁ、また太ったんじゃないか」
「?」
快感に陶酔していたママさんが腰を降ろす速度を弱めた。
肌にはうっすらと汗が湿り、荒い呼吸に合わせて大きな乳房が弾む。
髪に覆われた顔から眼だけが鋭くパパさんを睨みつける。
「はぁ…はぁ…なんですって?…」
それでも腰を動かすのだけはやめない。
「ほら、もう少し軽くならないと…、そのうちベットが壊れちゃうなぁ」
メガネの奥にある目は悪びれることも無く優しく微笑んでいた。
「あら、パパ、まさか私の体に文句をつけているの?」
「いい度胸だこと…」
そう言うとママさんの右手の平が青白く発光し出した。

「むぎゅ」
(た、大変だ!モンちゃん…)
(ウッホウッホ!!)
モンちゃんの首根っこを掴み、相葉少年が事態の打開を求めた。
(パパさん、ママさん怒らせちゃったよ…このままじゃ大怪我しちゃう!)
青いチビゴリラはひたすら首を揺すられ、半分目が回っているようだ。
それでもなんとかポシェットの中に腕を突っ込み、ホワイトボードを取出した。
キュポンッ
「?」
キュキュキュッ。
素早く水性ペンで白板に何かを描き、出来上がったものを目前に掲げる。
『イ イ カラダ マッテミテイロ』
(こ…こいつ)
116BANANA:2007/02/07(水) 03:14:15 ID:TZE9Qbar

大きな尻に潰されそうな貧弱な腰をパパさんが少しだけ上に浮かす。
「!…!」
ママさんの顔色がそれだけで変わった。
「…ぁぁ…くは…」
脚を拡げてパパに跨がるママさんの顔が背中に向かって
みるみるうちに反り返る。
「ん?どうした、ママ?なにかしようとしてなかったですか」
ニコニコと屈託の無い笑みを浮かべるパパさん。

「ぁぁ…ぁぁ…ぅぅぅん…それは…べつに…ぁぁ!」
歯を食いしばり大声が漏れないように必死にこらえる。
「おやおや、大変だよママ。今のでボクもちょっと興奮してきたぞ」
パパさんが腰を静かにゆっくり前に押していく。
「むぅふ、…んぁぁ…ぁあああああ!!」
普段より3オクターブは高い、相葉少年やモンちゃんにとっては
聞いたことも無いママさんの奇声が部屋中に響く。

(ぁああ…ゴクリッ…)
覗き見する二匹もママさんの苦悶の表情につられ息が荒くなってきた。
(モンちゃん…す、すごい…パパさん殆ど動いてないのに…)
(ウッホ…)

「あぁぁ!、んん!あああ!んん!ああ!」
ママさんが自身で乳房を寄せ腰を激しく上下させ始めた。もはや、
何かに憑りつかれたような早さ!
ベッドの脚がミシミシ音を立てて大きくしなり、今にも折れそうだ。

(うわぁあ…パパバナナっていったい…)
117名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 08:01:12 ID:vl2QaOhS
( ゚д゚)続きマダー?
118名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 01:33:20 ID:WQXr+brr
あげ
119名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 12:12:10 ID:S2YfUqsh
なんか急ブレーキが掛かったなこのスレ
120名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 02:30:16 ID:RrdGV432
バスジャックの方の続きも気になる
121名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 09:52:25 ID:Ky3PI/GQ
>>119
「突撃!ミーナ」だけでもっていたからだろう
122名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 02:11:20 ID:BmIvhCgs
救世主が現れるまたは復活するか、スレが忘れ去られるのが先か
123名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 18:17:48 ID:h/yUJFj8
グロッキーはあちこち首突っ込んで忙しいみたいだからな
124幼女解放DBB:2007/02/14(水) 23:21:24 ID:fskUfaa9
【前回までのおはなし】
多発する謎の幼児連続蒸発事件。これを捜査する為、保育士に扮した繭子と古川。
事件はいずれも県内にあるトンネルの通過が原因。事件解明の糸口と睨んだ二人は、
危険を承知の上で海岸線の古いトンネルにマイクロバスを突入させた──

「うゎー、トンネルでしゅ」
光から闇…。外の景色が一瞬にして変わる。
「トンネルぅ、トンネルぅ」「キャキャッ」
マイクロバスは快適なスピードでトンネルの中を進む。
園児たちは好奇心と自我が目覚めるお年頃。それまで明るかった窓の外がいきなり
夜の景色になるだけで、それはもうとても新鮮かつ興奮を覚える変化だった。
「せんちぇい、せんちぇい」
「しーっ、あづさちゃん。ちゃんと座ってなさい」
園児たちと向かい合って座る繭子が唇にそっと指をあてる。トンネルの
状況に集中している神経を、いつまた邪魔されるか気が気でなかった。
「繭さん、あれはっ」「きゃぁああっっっっっ」
タイヤが悲鳴をあげ、園児たちが一斉にシートへ打ちつけられる。
急ハンドルを切ったマイクロバスは激しくバンクしながらも
2車線道路の真ん中で静止し、エンジンだけが息を切らすように音した。
ブッブッブッブッブッブッ…
「いたたた…」
シートから落ちた繭子がスロープを掴んで腰を起こす。
上下線とも不思議な事に一台も車の往来が無い。この時点で異変に
気づくべきだった。
「あれは…」
目前の闇の中にうっすらと浮かび上がる影。霧のようにすぐ消えたが
大きくて光るものが動くのを確かに見た。巨大な眼。
「うわぁぁん、せんちぇい、いたいよぉっ」「いたいよぉー」「うわーん」
「静かにおしっ」
先程までとは別人のきつい口調で叱咤したので、園児たちは喉をしゃくらせながらも泣き止む。
「いきなり…」
肌が覗くウエストに震える手を差し入れ、自動拳銃のトリガーを外す。
「…ビンゴみたいね」
そう言ってバスの外に出た。
カツゥ−ゥゥゥゥン 
見渡すと、オレンジの構内灯がトンネルの奥まで続き、異次元の入口に
降りた錯覚に堕ちる。
大きな声を上げればいつまでも反響しそうな空洞空間。
「……」
膨らみが目立つシャツの胸元を見た。
白い生地が、自分の身体が、背後のバスが、目に入るもの全てが
オレンジ色に染まっていた。
「くそ、よく見えない…」
そして目前に立ちはだかる無気味な暗がりに目を凝らしてみる。
闇は依然として暗く、そこにいるはずの何者かをはっきりと識別させなかった。
「繭子せんぱいぃっ」
ぃぃぃぃぃぃ……ぃ …
振り向くとライフルを持った古川が遅ればせながらサポートに来た。
繭子の横をあっさりと抜け、前に飛び出して行く。
「危ない」
「はふわ!」
シュピンッ
ベチャ… チャッ チャッ
軟らかい物が幾つも路面に捲き散らかる音がした次の瞬間、さっきまで相棒だった
男の体が宙へ浮き上がる。
「ふるかわァア−ーッ」
ビクビク…ビク… ビクンッ…ビクンッ
もはや緊張の糸を失ったその足は上空で振り子のように揺れているだけ。
ただごとではない事を理解した。
125名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 23:46:28 ID:b0b3jUMr
(;´Д`)よ、ようじょ・・
126名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 17:20:56 ID:sRLSkbKH
>>124
前回って、どれよ?
127名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 12:25:42 ID:mi2PKo0n
神降臨キボンヌ
128名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 14:26:42 ID:nYpD+B+6
>>127
YOU、神になっちゃいなYO
129突撃!ミーナ2:2007/02/17(土) 23:40:01 ID:ZY7Yb4LQ
 気がつくと、美奈子はソファーの上に寝かされていた。
 服はきちんと身に着けており、新品のお子様パンツまで履かされている。

「あたし、おじさまの入れてくれたチューブで……」
 美奈子はエナジー・タンポンを入れられている最中に、余りにも気持ちよくなって気を失ってしまったことを思い出した。
「恥ずかしぃ」
 美奈子の顔が真っ赤に染まる。

 たとえ血の繋がった叔父とは言え、興奮して喘ぎまくる姿を見られたかと思うと死ぬほど恥ずかしかった。
 おまけにおしっことは別に、チューブを入れる穴からもお漏らししたはずである。
 叔父が綺麗にしてくれたのは間違いなかったが、だらしのない子だと嫌われちゃったかもしれない。

「だって……気持ちいいんだもン」
 お尻の穴やお豆さんを弄られるのも気持ちよかったが、チューブの穴は一番気持ちいいのだ。

 怖くて自分で触ることは出来ないが、これまでにも叔父が実験のために器具を入れてくれることがあった。
 そのたび美奈子は気が狂いそうになるほどの快感を感じ、実験台の上でのたうち回った。
 そしてタップリ悶え狂った挙げ句、お漏らししながら失神してしまうのであった。

 そんな姿を見られるのは恥ずかしく、美奈子はもう2度とおじさまの所には遊びに行くまいと誓ったものである。
 それなのに、しばらくすると何故かまたあんなコトされたいと言う気持ちになり、叔父の研究所へと足を運んでしまうのだ。
130突撃!ミーナ2:2007/02/17(土) 23:40:37 ID:ZY7Yb4LQ
「おにいちゃんを守るためなんだから……美奈子が我慢しなくっちゃ」
 と言うのが、美奈子が考えた自分への言い訳であった。


 美奈子はソファーから飛び降りると、誰もいないのを確かめてから急いで研究所を後にした。
 恥ずかしいところを見られた叔父と顔を合わせたくなかったのである。

 その美奈子を見送る人影があった。
 叔父の真澄である。
「処女膜が一番感じちゃうなんて、美奈子ちゃんは可愛いなぁ。また遊びにおいで」
 真澄叔父の目が嫌らしく笑う。
 極度のロリコンである彼は、兄思いの美奈子を利用して生化学の実験を行っているのであった。

 突撃オペレーションは趣味と実益を兼ねた人体強化実験なのである。
 研究が成功すれば、防衛省がデータを買い取ってくれる段取りになっている。
 それまでは上手く美奈子のご機嫌をとっておかなければならなかった。
 美奈子の体に性的興奮を覚え込ませたのもそのためである。
 まんまと罠にはまった姪は、エッチなイタズラをして貰いたくて足繁く研究所に通ってくれている。

「それにしても都合よく悪の組織が出てきてくれたもんだ。折角だから、当て馬として利用させて貰うよ」
 真澄叔父が薄笑いする。
「あのナノマシンは引き続き使わせて貰うから。気を失っている間に何をされたか……美奈子ちゃんが知ったら怒るだろうなぁ」
131突撃!ミーナ2:2007/02/17(土) 23:41:09 ID:ZY7Yb4LQ

 美奈子は聖マリアンナ学園に急いでいた。
 兄は何も言わなかったが、爆発現場の取材に行っているに違いない。
 秘密を守ろうとするアクノグループに、兄が襲われるおそれがあった。
 美奈子には兄を危険から守り抜く使命があるのだ。

 それに定かではないが、兄に同行している寧々子は、敵の幹部フェアリーキャットである可能性が強かった。
「女の勘よ」
 美奈子は寧々子が自分に見せた優越感タップリの笑顔を思い出し、ムッと顔をしかめた。

「こんなんじゃ間に合わない」
 美奈子は周囲を見渡し、近くに人がいないことを確かめる。
 そして路地裏に入り込むと、いきなり服を脱ぎだした。
 脱いだ服や下着を、きちんと畳んでディバッグにしまうと、滅菌ポーチを開いて中身を取り出す。
 それは四つ折りのハンカチほどに畳まれたレオタードであった。

「んしょ……んしょ……」
 美奈子はレオタードに足を突っ込むと、思い切り上に引っ張って肩紐に腕を通す。
 伸縮自在のレオタードが幼児体型の体にピッタリとフィットした。
 タイトな締め付け感が心地よいが、股間の縦一文字がクッキリと浮き出てしまっていた。
 運動靴を脱いでハイヒールに履き替え、アイマスクで素顔を覆うと、全ての突撃準備が整った。

 美奈子は右耳のピアスに指先を当てて指紋認証を行う。
 途端に股間のエナジー・タンポンから濃縮エネルギーが溢れかえった。
「んっ……んんっ……」
 美奈子の口から押し殺した喘ぎが漏れ、生体エネルギーに還元された純粋フォースが細胞レベルで体に浸透していく。
 愛と正義の超美少女、突撃ミーナの登場である。
 これぞ生化学の天才、真澄叔父の開発した人間兵器化プランの全貌であった。
132突撃!ミーナ2:2007/02/17(土) 23:42:13 ID:ZY7Yb4LQ
「丁度いいから、例のもの……試してみる」
 ミーナは再度右耳のピアスに指先を当てると、右手を天に向かって差し出した。
「チェンジ、エンジェルモードぉっ」
 声紋認識が行われ、レオタードを構成する高分子繊維が崩壊を始める。
 一旦微粒子レベルに分解された繊維が、ミーナの裸体にまとわりついて再実体化する。

 ワンピースのレオタードから一転して、今度は股間を申し訳程度に覆うバタフライの形を取った。
 ウサギを思わせる、フワフワした毛皮状の前貼りで、お尻はほとんど丸出しである。
 胸に貼り付いているのも、必要最小限度のウサギの毛だけである。

 その代わり、ミーナの背中には純白の翼が生えていた。
 高分子繊維のほとんど全てが、この天使の翼を構成するために使用されている。
 突撃モード時に比べて、体を覆う布地の面積が相対的に小さくなるのはやむを得ないことであったのだ。

 エンジェルモードは空戦に特化した飛行形態である。
 完成すれば、米ソの最新鋭戦闘機と互角に戦える能力を発揮する予定である。
 とは言え、今はまだ実験に着手したばかりであり、飛行速度は時速100キロがやっとであった。

 美奈子は背中の翼を開いて具合を確かめる。
 羽根の一本一本から、エアクラフトフォースが流れ出ているのが分かった。
「エンジェルフライトぉっ」
 ミーナは掛け声と共にジャンプする。
 そしてそのまま地上に降りることなく、学園の方向に飛び去った。



 その頃、健一は立ち入りを制限するロープを乗り越え、爆心地へと乗り込んでいた。
 茂みに隠れて旧校舎に接近してみる。
 現場検証は既に終了しているのか、警察官の姿は見えなかった。
133突撃!ミーナ2:2007/02/17(土) 23:42:44 ID:ZY7Yb4LQ
「雨宮は帰ってろよ」
 健一は隣でカメラを構えている副部長に言った。
 雨宮寧々子は残骸の山と化した旧校舎跡をせっせと撮影しているところであった。

「巻き添えには出来ない」
 偶然、理事長の野望を知ってしまった健一だったが、証拠がないうちはそれを表沙汰にするつもりはなかった。
 相手は世界的規模を誇る教育業界の大物で、社会的地位も信用もある。
 一中学生の自分が勝負を挑むには、余りにも強大すぎる存在であった。
 しかし、ジャーナリストを志す健一には、進行しつつある悪事を見逃すことは出来なかったのだ。

「なんとか証拠さえ掴めれば……」
 そのためには、敵が暗躍している可能性のある場所を徹底的に調査する必要がある。
 大変な危険が伴う作業であり、先日のように正体不明の化け物に襲われることも予想された。
 それだけに関係のない雨宮寧々子をいつまでも伴うことは出来なかった。

「なに言ってるんです。事件事故を調査して、事実を明らかにするのが新聞部の仕事でしょ」
 寧々子は健気に笑って答えた。
「この爆発だって、職員の人為ミスによるものかも知れないし。責任をうやむやにさせてはいけないわ」
 言われるとおりだった。
「今日のところは、これで引き上げよう」
 健一が級友を思う気持ちをジャーナリスト魂に優先させようとした時であった。

「キヒヒヒヒィ〜ッ」
 耳障りな奇声が辺りに響き渡ったと思うや、黒い全身タイツ姿の男たちが木の上から飛び降りてきた。
134突撃!ミーナ2:2007/02/17(土) 23:43:31 ID:ZY7Yb4LQ
 男たちは奇声を上げながら、健一たちを取り囲む。
「ま、また出た」
 健一は先日もこの連中に襲われ、あわや連れ去られそうになったことを思い出した。
 いずれも筋肉隆々の大男であり、格闘技など見るのも嫌な健一に勝ち目はない。

「逃げよう」
 そう思った健一の背中に寧々子の悲鳴が突き刺さる。
 振り返ると、タイツ男たちが寧々子を取り押さえていた。

「いやっ、放してっ」
 寧々子が抗議の声を上げると、黒タイツたちが一斉に手を放した。
 しかし赤タイツの男に叱られ、再び恐る恐る寧々子の肩に手を掛ける。

「やめろっ、雨宮に手を出すなっ」
 健一は男たちに食って掛かろうとしたが、首根っこを掴まれて引き戻される。
 力の差は圧倒的であった。
「女を連れて行け」
 赤タイツの命令で、寧々子がその場から拉致される。

「さて、お前には消えて貰うぞ。なにかと目障りだからな」
 赤タイツが剣を構えて健一に近づいてくる。
「も、もうダメだ」
 赤タイツが剣を振りかぶり、健一が首をすくめて目を閉じた。

 剣が振り下ろされかけた、まさにその時である。
 どこからともなく飛んできた羽根手裏剣が、狙い違わず赤タイツの手首を捉えた。
「ギャアァァァッ」
 赤タイツが剣を放り投げて転げ回る。

 リーダーの悲鳴を聞いて黒タイツたちが駆け戻ってきた。
「誰だっ」
「何処だっ」
 黒タイツたちが辺りを見回す。
「あそこだっ」
135突撃!ミーナ2:2007/02/17(土) 23:44:17 ID:ZY7Yb4LQ
一人の黒タイツが指差した先、崩れ残った旧校舎の給水塔の上に天使の姿があった。
「誰だっ?」
 赤タイツが怒りを剥き出しにして問い掛けた。
「愛と正義の超美少女。突撃、ミーナ!」
 ミーナは高らかに名乗りを上げると、タイツ軍団目掛けて飛び掛かった。

 体が宙で弧を描く間に、ミーナは自分の膝の裏を抱えて前屈姿勢をとる。
 そしてそのままお尻から赤タイツに急降下した。
「ぐえぇぇぇっ」
 鮮やかなヒップドロップが炸裂し、赤タイツが脳震盪を起こして昏倒する。

「おにぃ……部長さん。この間に逃げて」
 ミーナが健一に逃げ道を示す。
 その背後からタイツ軍団が迫る。

 素早く振り返ったミーナは、背中の翼を広げて勢いよく羽ばたいた。
 ミーナの必殺技の一つ、ジェットストリームである。
「ぐわぁぁぁ〜っ」
 フォースの乱流に巻き込まれ、タイツ軍団は吹き飛ばされた。

「お友達はあたしが助けるから、部長さんは早くっ」
 ミーナに促され、ようやく健一が走り出す。
 それを追いかけようとするタイツ軍団をミーナが阻止する。
「あなたちの相手はこのミーナよ。どっからでも掛かってらっしゃい」

 たじろぐタイツ軍団の後ろから、一回り大きな影が姿を現せた。
 ネズミのような顔に鋭い牙、体側から腕に広がる薄い膜状の翼。
 それは巨大なコウモリであった。
「俺様はアクノグループの怪人第2号、バッドバットン様だ」
 バッドバットンが牙を剥き出しにして吼えた。
 その姿はコウモリと言うより、むしろ悪魔と呼ぶ方が相応しかった。
136突撃!ミーナ2:2007/02/17(土) 23:45:14 ID:ZY7Yb4LQ
 一瞬たじろいだミーナだったが、直ぐに気を取り直して戦闘ポーズをとる。
「大事なおにいちゃんに仇為す悪の怪人。お前なんかにぜぇ〜ったい負けないっ」
 翼を広げて相手に飛び掛かろうとした瞬間、ミーナの体がグラリと崩れた。
「……?」
 体を立て直そうとしたミーナだったが、そのまま地面に膝をついてしまう。
 力が急速に失われつつあった。

「どうしちゃったの?……あたしの体……」
 ミーナは自分の能力の秘密を完全には知っている訳ではなかった。
 エナジー・タンポン1本でパワーを維持できるのは1時間と聞いていた。
 しかし、それは通常活動を続けた時のエネルギー消費率であり、特殊能力を使用すれば燃費は格段に悪くなる。
 特にミーナが使用したエンジェルフライトやジェットストリームなどの大技は、とてつもない量のエネルギーを必要とするのだ。
 今、ミーナの体を支える生体エネルギーは尽きようとしていた。

「力が……力が入らない……うぅっ」
 必死で立ち上がろうとするミーナだったが、地面を引っ掻くことしか出来ない。
「キヒヒヒヒヒィ〜ッ」
 気持ちの悪い声を上げて、悪の軍団がミーナを取り囲んだ。

 何本もの手が伸び、ミーナの股間から前貼りを引き剥がす。
「痛ぁ〜っ」
 粘着樹脂が皮膚を引っ張り、股間に激痛が走った。
 無垢な縦一文字が露出する。
 続いて胸が露出し、可愛らしい乳首がポロリと現れた。

「いやぁ〜ん。みないでぇ〜っ」
 ミーナが身をくねらせて胸と股間を隠す。
「ウヒヒヒヒヒィ〜ッ」
 バッドバットンが嬉しそうに吼えた。

 それは、悪魔に陵辱される小さな天使の地獄絵図であった。
137名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 01:25:01 ID:BuXdCg3p
いつの間にか新作キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!


くっ、まだだ、まだ終わらんよっ
138名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 03:58:13 ID:uLXc1Z3y
きたー
139名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 10:35:37 ID:Tymc57dV
こ の ロ リ コ ン ど も め

って言いたくなる様な非道なロリコンばっかな人物設定だw
140名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 17:50:54 ID:8afty98t
>>139
ベアード様落ち着いてwww

しかし、この寸止め具合…もどかしい…
141名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 00:48:42 ID:vuS/nWy4
だがそれでこそって気もする
このスレに限っては
142名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 17:15:36 ID:SANQGPfT
退魔師の幼女(実は子持ちの大人の女性の変身した姿)
魔物との戦いで穢れた体を一族の男性(夫)に全身を嘗め回して貰い、新鮮な精を飲み込んで浄化。
夫は不治の病になった為に、高校生の息子に浄化の仕事を引き継がせる為に幼女と対面させる。
息子は、初恋の幼女が成長していないのを不思議に思いながらも勤めに励む。
儀式の後の燃える体を静めるためにオナニーする母の頭に浮かんでくる男の姿は、
愛する夫の裸体から儀式の時に久々に見た逞しくなった息子の裸体に。
自己嫌悪に陥りながらも湧き立った思いは消せず、儀式のたびにより激しく燃え立って
息子の舌をより体の奥深くに得ようと悶え、執拗に息子のモノに舌を絡みつかせ吸い付く。
息子は、戦いの激しさがそうさせるのだと思い、幼い体に丹念に執拗に舌を這わせ、儀式の
後の日課になっているオナニーが必要ないほどに何度も精を吐き出す。
143名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 17:16:34 ID:SANQGPfT
誰か、書いて!
144名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 11:30:48 ID:OQsNqIfC
 五次元から悪の軍団ジャーク帝国が地球に攻めてきた。
その前へ、地球から飛び出した光が立ちはだかる。
古代より地球を守ってきたエルドランが操る、ライジンオーである。
しかし、帝国の司令官ベルゼブの卑劣な攻撃によって傷を負ってしまい、地球に落下してしまう。
そして、帝国の秘密兵器、アークダーマが大量にばらまかれてしまった。
その頃、陽昇幼稚園年長たいよう組はお昼寝の真っ最中。そこへ落ちてゆく。
エルドランは園児たちにライジンメダルを託し、地球防衛を頼んで消える。
かくして、幼稚園児だけの「地球防衛組」が誕生した。
翌日アークダーマは、排気ガス邪悪獣・エキゾーストを生み出した。
そのとき、園児たちのメダルが輝きだす。
白鳥マリアがメダルを床に押し込むと、教室がみるみる司令室に変形した。
そして、日向仁は剣王、月城飛鳥は鳳凰、星山吼児は獣王のパイロットになる。
やがて、小島勉が3体は合体可能であることを発見。
ライジンオーに合体し、邪悪獣を倒したのであった。

ここまで置き換えしてパイロット女にし忘れた罠…
145チャーミィにおまかせ:2007/02/21(水) 21:56:03 ID:EbUlNGSX
「プリチ−チャーミィ!聞こえているか?今から10数える間に姿を現すんだ!
でないとこの人質の子の命はないぞ」

黒のタイツに白い骸骨の仮面をかぶる怪人ドクロマンが叫んだ。
鋭利に光るドクロの鎌を、見せしめに選んだ幼女の首に立て、
普段ならとっくに現れている憎き宿敵を待ち切れずに苛立つ。

「ひとーつ」

ドクロマン一味は今、ある保育園の中庭にいた。
突如、園内に押し行ってきたドクロマンと隊員に、保母さんと園児たちは
どうすることも出来ず、ただ捕まるしかなかった。
そしていつも邪魔に入るプリチ−チャーミィをおびき寄せる手段として、
ドクロマン一味は幼児たちを順番に囮にしようと企んだ。

「ああん怖いよぉ」
「ヒー。おまえらはまだだ。そこで待ってるんだ、ヒー」

一ケ所に集められた園児と保母さんたちに、ドクロの覆面をする隊員たちが棒で
突つきながら取囲む。

「やめてください、子供たちが怖がってます」
一番若く美しい保母さんが隊員の棒を払いのけた。震える唇を噛み締め、気丈に
振る舞う女の強がりに、隊員たちは覆面の中で顔を赤らめて興奮する。
「き、きさま」 ブスゥーッ ムニュン
「あっ あぁっ 」

必要以上にカーブが利いた、とても保母らしからぬ背中のカーブに棒をズドンズドン突きあてる。
他の隊員たちも加勢に入り、若い保母さんは次々と棒で突かれる。
「ヒー ヒ−」
「あっ あぁっ ああぁっ あぁぁあん 」
「ヒー ヒ− ヒー ヒ−」
「あぁあ、やめてぇ」
地味なトレーナーとエプロンで包まれて目立たぬが豊かな乳房と尻を隠し持っているのを
隊員たちは侵入して一目見た瞬間にチェックしていた。
だから執拗にボリュームのある部位にばかり棒を突きこみ、その弾力と柔らかさを
楽しんで止めようとしない。

「ふたーつ」

周りの民家の屋根を見渡しながら、まだ来ないのか?とドクロマンはゆっくりと
点呼を続けた。
「んんん…」
口を押さえ付けられてもがく囮の幼女は、頭上に位置したドクロマンの表情を
ちらっと窺った。

(あ〜ん、どうしよう。先生たちもみんなも見てるし…これじゃ変身できないよぉ〜)

そうなのである。じつはプリチ−チャーミィとはあろうことか、今、ドクロマンに
鎌を突き立てられ、人質になっている幼女:石井理華この人だったのだ。
このままでは10数えてもチャーミィが現れるわけがない。
だが、そうなると自分はもちろん皆の命も危ない。理華は焦った。

「みぃーっつ」

どうする?プリチ−チャーミィ

146名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 20:47:00 ID:7TUJikSM
なんか異様に萌えるシチュだ!
結構斬新な気がする。
147名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 09:05:18 ID:nZ8/verl
ポワトリ…
148名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 15:35:51 ID:a5BL8wpb
幼女が実は人妻や熟女とか書かれると激しく萎えてしまう
熟女も好きだが、そういうのは熟女スレでやって欲しい
149名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 11:16:30 ID:4IK3057Z
>>148
300年生きてる見た目幼女のバンパイアとかもダメ?
150名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 21:13:22 ID:MVtCB+7b
俺は問題ない
151名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 13:42:40 ID:cR11/j9w
>>149
幼女体型なら問題無いだろう。
そうでなければ5歳のババアもOKか?
152名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 15:14:17 ID:YEDGJgnG
熟女は汚らしい
153名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 21:04:53 ID:2QVQSqdS
熟女がょぅι゛ょに姿を変えたのはちょっと……ダメかも。
ょぅι゛ょのままウン百年生きている、っていうのは……いいのかな?
154名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 03:51:46 ID:MTqYqbxh
昔恋仲だった熟女が呪いか何かで幼女化して、娘と偽って同棲するてのは?
155名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 06:19:16 ID:YQt+S5bM
>>154
呪いがとけないなら、あり
156名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 17:22:22 ID:Xs7PcDAw
元熟女と考えるだけで汚らしくて汚らしくて
157名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 09:36:33 ID:oLU1FsB3
幼女が大勢いると思え。
158名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 13:45:25 ID:1Kwa0zrL
その発想はなかtt……ねーよwwwwwww
159名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 15:20:49 ID:yfoJf8Zu
>>156
熟女も幼女の頃があったんだ…
だから、重ねた年がリセットされたと考えるんだ
160名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 22:59:05 ID:mV0PkOMN
「ばぶー、幼女だと思って甘くみると痛い目みるにょ」
「どんなもんだか見してもらおうじゃないのっ、ぐぼぉぉっ!」
「天に変わってお仕置きにょ」
161名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 18:20:36 ID:jD4eBUFX
どうする?プリチ−チャーミィ
はマダ?
162名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 08:54:23 ID:+7KCtL9S
最近停滞してるな。
163名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 21:42:41 ID:etQGHUnh
>>160
でじここんな所で遊んでるんじゃないにゅ
164名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 12:09:53 ID:wH6LADk6
ばぶうばぶう
突然ゆりかごが揺れたので
男達が振り返るとすでに中身は無くなっていた。
「どこにいったぁ!ちっこいの」
隊長の顔が青ざめる。
ふぐっ
異音に振り向くと戦闘員の数が足りない。
「なな、なにしてる?なぜ減っているんだ
あとはどうしたあ」
だが一番弟子も答えることなくその場に崩れた。
カランカラカラ…
「はっ!」
赤ん坊が手で振るオモチャの音。隊長はあたりを必死に見渡した。
「どこだぁ、どこにいるんだぁ」
「ばぶぅぶぅぶ ばぁぶぅーぶぅ ばぁぶうーぶぅぶぅぶう」
どこかで聴いたことある懐かしいメロディ…
そうだ!子守唄だ。隊長は腰を抜かした。
赤ん坊が唄っている!
音は徐々に近づいてくる。
165名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 02:25:40 ID:ZZajzSDC
「ねんねん ころーりよぉ おこーろりぃよ」
はっ!
頭を叩いて我を取り戻した。
「いかん、何唄っているんだ俺は。まさか…、これも…赤ん坊の仕業?」

ぼやぁぁーじゅぅぅー
大きな貨物コンテナが山積されたドッグヤード。夜の汽笛が港に響く。
隊長は腰が抜けた恰好で後ろに退いた。
「ばーぶぅ♪」
「ひっ」
ふたたび赤子の声が。こんどはかなり近い。
「く、くそ」
ついに意を決して立ち上がった。
「俺のぶ、部下に何をしたあぁ!ちびっこがぁ!」
すると物影から小さな人影。
「ばぁぶぅ、わるいひと…」
「…ののたん…きらい…」
「あひぃーっ!!」
隊長の目に入ったものは…。
先程までの赤ん坊ではなかった。
意識の無い戦闘員をふたり両手に引きずりながらこちらを見る幼女…、
着ているベビー服は裂けて、おへそと脚が丸出しだ。
お尻にぶらさがるおむつがどこか滑稽。

「な、なんで大きくなっているあ!?」
隊長の顔が驚きで歪む。よくみると戦闘員の下半身にはズボンがない。
それどころか陰棒が真っ赤に膨脹しており、無理矢理いきり立たされた形跡が…。
「ま、まさかお、おまえがやったのか…!」
「…おなかすいた…」
大人を二人引きずりながら幼女がでてきた。
「…わるい…おにいたんたち…」
そう言うと半裸姿の幼女は瞳を烈しく緑に光らせる。
「ふぐぅ!?」
男は金縛りを喰らう。
「あうぅ…、か、からだが…うごか…な…」
ドササッ
幼女の背中までかかる髪がなびく。
戦闘員を捨て、ゆっくりとこちらへ歩みよってきた。
「あ…あ…た、助け…」
隊長の手は勝手に動きだしベルトを外し始めた。ズボンをどんどん脱ぎ始めている。
「ばぶぅ……ねてる…おこす…わるいひと…」
「あぐぐ…」
ズボンとパンツが足元に落ち、ふさふさに茂った隊長の密林が夜風に触れた。
寒さと怖さで芯棒と袋が縮み上がっていく。
「…もっと…」
白い手が密林へ伸びて、細い指が茂みを掻き分け、奥のものを掴む。
ボンボャァァァー…!! 
「…………!……!!」
汽笛が男の叫びをかき消す。
ジィゥゥ …
よだれが男の口から滝のように零れ出した。
166名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 21:25:15 ID:ahV5ceFn
意味がわからんw
167名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 20:24:21 ID:8QZajWBE
いや、淫技を武器に戦っているヒロインが、淫技の前に敗れる展開なら結構おいしいかと。
幼女との組み合わせは全くと言って良いほどないし。
168突撃!ミーナ2:2007/03/13(火) 01:20:22 ID:wKt6XBjZ
 必死で立ち上がろうとするミーナの背中に、バッドバットンの足が乗せられた。
「くぅっ」
 たいして力が込められていた訳ではないのにも関わらず、ミーナは簡単に潰れてしまう。
 フォースの加護を失ったミーナは、普通の小学3年生に過ぎない。
 ただの幼女に、遺伝子工学の粋を集めて作られたスーパー・クローンを倒せる道理はなかった。

「こいつが噂のミーナか? 全然大したことないな」
 バッドバットンがせせら笑った。
 こんな非力な小娘にデスパイダがやられたとは信じられなかった。

「バッドバットン様。この小娘をいかがなさいます?」
 赤タイツが曰くありげな目つきで問い掛ける。
「マッド博士に渡せば、独り占めされちまいますぜ」
 赤タイツは舐め回すような視線をミーナに向けた。

 ロリコン揃いのタイツ軍団は、既に股間を大きく盛り上げている。
「よし、我々だけで小娘の口を割らそう。その茂みに連れて行け」
 バッドバットンはタイツ軍団に命じて、ミーナを人目につかない茂みの奥へと運ばせた。


 地面に横たえられたミーナを、ぐるりと取り囲んだタイツ軍団が見下ろす。
「ミーナに何するの? いやらしいことしないで」
 ミーナは怯えながらも、気丈に男たちを睨み返す。
「へへへっ。嫌らしいコトって、どんなことかな?」
「例えばこんなコトかな?」
 男たちがミーナに手を伸ばし、敏感な部分をまさぐる。
「やぁっ、やぁ〜ん。さわっちゃダメェッ」
 ミーナが手を払いのけようとするが、アッという間に大の字に押さえ込まれてしまう。
169突撃!ミーナ2:2007/03/13(火) 01:21:17 ID:wKt6XBjZ
「こんなの卑怯よっ。アンタたち恥ずかしくないのっ」
 しかし、ミーナの抗議などに耳を貸す者は誰もいない。
 乳首や腋の下など、敏感な部分がソフトに撫でられる。
「いやぁっ撫で撫でしないでぇっ……はぁっ……はぁぁ〜ん」

 性感帯を責められて、ミーナは無理やり発情させられてしまう。
 弄られているうちに、可愛らしい乳首がどんどん硬く大きく凝ってきた。
「へへへっ。ミーナちゃん、感じちゃってるね」
 タイツが嫌らしく笑う。
「ミーナ……こんなの……ぜ、全然気持ちよくないもんっ」
 ミーナは激しく首を振って否定する。

「おっきくなってるココが証拠だよ」
 タイツが大人サイズにまで勃起した乳首をギュッと捻った。
「ひぎぃぃぃ〜っ」
 固く噛みしめた歯の隙間から、押し殺した悲鳴が漏れる。
 ミーナは手足をばたつかせるが、男たちの手はビクともしない。

 タイツたちの責めは、胸から腹へとどんどん下がっていく。
「お尻も開発してもらったんだろ?」
 バッドバットンがミーナの足を軽々と開かせ、マングリ返しに据える。
 秘密の股間が白日の下に晒された。
「いやぁ〜ん。見ちゃダメェ〜ッ」
 恥ずかしい部分が全開となり、ミーナは死んでしまいたいような気分になった。

 タイツ男はローションを取り出し、ミーナのアヌスの上で逆さに構える。
 ジェル状のローションがトロリとこぼれ出た。
 冷たい感触に、アヌスがキュッと締まる。
「ひゃんっ」
 ミーナは身を震わせて悲鳴を上げる。
 浸透力の高い専用ローションは、みるみる粘膜に馴染んでいった。
170突撃!ミーナ2:2007/03/13(火) 01:27:27 ID:wKt6XBjZ
「そろそろイイかな」
 バッドバットンが人差し指を立てて、小さな肛門に押し当てる。
「ひぐっ」
 相手が何をしようとしているのかを悟り、ミーナは身を固くして黙り込む。

 想像した通り、化け物の指は円を描くようにグリグリとお尻の穴に押し付けられた。
「だめぇっ……そんなコトされたら、ミーナ……ミーナ……あぁぁ〜っ」
 タップリと盛られたローションの効果で、ミーナのアヌスは簡単に割られてしまった。

 ミーナは排便する時の要領で、必死で指の侵入を食い止める。
「強情張って力入れてると怪我するぜぇ」
 ミーナは脅しにも屈せず、固く目を閉じてイヤイヤと首を振る。

 だが、彼女の頑張りも、ローションの潤滑効果の前には無力であった。
 節くれ立った毛むくじゃらの指が、幼い直腸の中に沈み込んでいく。
「いやっ……イヤァァァーッ」
 一気に押し込まれた指は、直腸の最深部に達した。

「こんなのいやぁ、抜いて……抜いてぇ〜っ」
 そんな言葉とは裏腹に、ミーナのアヌスはグイグイと不埒な指を締め付ける。

 バッドバットンの指が、締め付けに逆らってローリングを開始する。
「はぐぅ……うわぁぁぁ〜っ」
 ローリングする野太い指に、荒々しい上下動が加わった。
 想像を絶する快感のため、ミーナの目から火花が出そうになる。
 思考力が飛んでしまい、頭の中が真っ白になった。

 同時にクリトリスが勃起を見せ、包皮を押し退けて飛び出してくる。
「ヒヒヒッ。感じてるぜ、このお色気小娘はよぉ」
 下卑た笑いが上がり、そして一斉に静まりかえった。
171突撃!ミーナ2:2007/03/13(火) 01:27:58 ID:wKt6XBjZ
「なんだ……こりゃ」
 たちまち大人の親指ほどにもなったクリトリス。
 その先端には、デリケートなラインで構成された固まりが付いている。
 それは自分たちが良く知っている泌尿器官に酷似していた。

「これは……チンポじゃねぇか……」
 一人のタイツ男が漏らしたとおり、ミーナの包皮の下から伸びてきたのはペニスそのものの形状をしていた。

 ミーナは叔父の研究所で失神している間に、クリトリスに仕込まれたナノマシンを弄られたのである。
 通常時は普通の陰核だが、勃起すればペニスの形になるように改造されてしまったのであった。
 犯人は勿論、真澄叔父である。

 直腸に対する責めが止まったため、意識を取り戻したミーナが目を開ける。
 そして自分の股間でビクンビクンと脈動しているペニスを目の当たりにした。
「いやぁぁぁ〜っ。なんなの、これぇ〜っ?」
 ミーナは耳朶まで真っ赤にさせて驚いた。
 しかし視線は自分のペニスに食い入るように突き刺さっている。

 タイツ男が恐る恐る指を伸ばし、ミーナのペニスに触れてみる。
 本物そっくりの弾力があった。
「ひぃやぁぁぁ、触っちゃだめぇ〜っ」
 ミーナが悲鳴を上げるが、語尾が消え入りそうになる。
 ビリビリするような快感が走ったのである。

「ヒヒヒッ、こいつはいいや。本物のチンポ同然らしいぞ」
「チンポなら任せときなよ。なにせ、こっちは扱いに慣れているからな」
 男たちは好奇の目でミーナを見下ろすと、嫌らしい手をミーナの股間に伸ばす。
 そして3本の指で茎部を優しくつまむ。
172突撃!ミーナ2:2007/03/13(火) 01:28:56 ID:wKt6XBjZ
「うっ……うくっ……」
 ミーナが目を閉じて快感に耐える。
 男の指がゆっくりと上下に動き、皮が亀頭を擦り上げる。
「い……いぎぃ……こ、これダメッ……ダメェ〜ッ」
 ミーナの腰がガクンガクンと上下に暴れる。
 アヌスを貫かれるのとは、比べものにならない快感が襲いかかって来た。

「止めてっ……お願い、やめてぇっ」
 扱いを心得た男の指は、ペニスの泣き所を的確に刺激してくる。
 マスカキの経験などあるはずもないミーナに耐えられる筈がなかった。

 その時、ミーナは何か不思議な感覚がペニスの付け根に集中してくるのを感じた。
「あぁっ? な、なんか変……」
 未体験の感覚に、ミーナは恐怖を感じて身悶えした。

「おほっ、ミーナちゃんがイクぞ」
「ヒャハハッ、射精は初体験だな。あんまり気持ちよすぎてビックリしちゃうぞぉ」
 男たちが下卑た笑いを浮かべる。

「あ……あぁっ……なにか出る?……出るぅぅぅ〜っ」
 ミーナがクライマックスに登り詰めようとした時であった。

「何をしているのっ」
 男たちの背後から、厳しく詰問する声が上がった。
 ペニスを扱く指がピタリと止まった。

 振り返ると、黒いエナメルのレオタードを着た少女が、厳しい目で睨んでいた。
 ユーモラスな猫耳カチューシャをもってしても、表情の厳しさは中和しきれていない。
アクノグループの幹部、フェアリーキャットである。
173突撃!ミーナ2:2007/03/13(火) 01:29:55 ID:wKt6XBjZ
「余りにも遅いと思って見に来てみれば……何をやっているの、あなた達は」
 一斉に立ち上がった男たちの足元で、ミーナがグッタリとなっていた。
「その子は大事な被検体なのよ。オモチャにしてないで、さっさと実験室に運びなさい」

 タイツ男たちは素直に従い、ミーナの体を抱え上げる。
 しかし、獲物をさらわれたバッドバットンだけは、執念深そうな目でフェアリーキャットを睨んでいた。



 ミーナを捕らえたX型の拘束具が起き上がる。
 眩しいライトが、ミーナの惨めな姿を照らし出す。
 ミーナは抵抗することも諦め、ガックリと項垂れていた。

「久し振りじゃのぅ、ミーナちゃん。もう来てくれんものかと心配しておったよ」
 祖父が孫娘に話し掛けるような口調で、白衣の老人が挨拶した。
 アクノグループの天才科学者、ドクター・マッドである。
 全裸のミーナを見詰める嬉しそうな目も、まさに好々爺のものである。
 あたかも孫娘の成長を喜ぶ祖父のように、優しく細められている。
 だが、ミーナはこの変態ジジイを徹底的に無視するつもりでいた。

「ところで、ミーナちゃんはお豆さんに仕込んであげたナノマシンを、勝手に弄っちゃったとか聞いたが?」
 マッド博士は骨張った指をミーナの股間に伸ばす。
 スリットに添わされた人差し指と中指が、Vの字に開かれた。

「うっ……」
 秘密の割れ目が大きく広げられる。
 別の指が包皮を捲り上げ、小さなクリトリスを露出させた。
「…………」
 ミーナは腰を捻り、無言で唇を噛みしめる。
174突撃!ミーナ2:2007/03/13(火) 01:31:24 ID:wKt6XBjZ
「このままじゃ分からんな」
 博士は鰐口クリップを2つ取り出し、プラグをコンセントに繋ぐ。
「な……なにをするの?……」
 不安になったミーナは、思わず口をきいてしまう。
「これか? これはこうやって使うんだよ」
 博士はニヤリと微笑むと、いきなりミーナの乳首をクリップで挟んだ。

 鰐の歯のようなギザギザが、敏感な乳首に厳しく食い込む。
「いたぁぁぁ〜っ」
 乳首が食いちぎられそうな激痛が走り、ミーナが身悶えして泣き叫ぶ。

 しばらく身悶えしていると、体がジンジンと熱くなって来る。
 そして痛いだけだった乳首に、徐々に快感が込み上げてくるのを感じる。
「うっく……」
 思わず喘ぎそうになるのを必死で押さえ込む。
 それを見た博士が、パネルのダイヤルをオンにした。

 途端にクリップから電流が流れ出す。
「ひっ?……ひぃぃぃ〜っ」
 プラスとマイナスが高速で切り替わり、その度、乳首が自動的に収縮を繰り返した。
 小さな蛇に噛み付かれたような錯覚にとらわれ、ミーナが怖気を振るう。
「ひぎぃぃぃ〜っ」
 ソフトタッチの愛撫もイイものだが、この荒々しい責めももの凄い快感を生み出した。

 乳首で快感が弾けるたび、それと連動して股間のお豆がビンビンと感じる。
 クリトリスが充血を始めると、ナノマシンが作動してどんどん勃起していく。
 やがて巨大化したクリトリスは、完全なペニスの姿形をとった。

「ほぉっ」
 博士が感嘆の声を上げた。
「素晴らしい技術力だ。そして妬ましくもある」
 博士は思わず本音を漏らしてしまう。
175突撃!ミーナ2:2007/03/13(火) 01:32:18 ID:wKt6XBjZ
「誰の仕業か……素直には教えてくれまいのぅ」
 博士の手がミーナのペニスに添えられた。
「だ、だめぇ……それに触らないでぇ」
 剥き身のペニスは、手のひらで転がされただけで弾けてしまいそうになる。

「これは詳しく調べてみないとな」
 博士の手がペニスを握り締め、先ほどタイツ男がしたように前後にしごき始めた。
 皮が亀頭を擦り上げ、ペニス全体に痺れるような快感が走る。
「ひゃぁ……や、やめ……ヒヤァァァーッ」
 男のモノを生やしているだけでもおぞましいのに、それを弄ばれることには耐えられない嫌悪感を覚えた。
 しかし、それとは相反し、更なる責めを求めている別のミーナが存在していた。

 気が付けば、ペニスの先端からネットリした透明の液が漏れていた。
 それを見た博士は、手の動きを更に早める。
「いやぁ〜っ。激しくしないでぇ」
 自由になる手首から先と足先がバタバタと暴れる。

 また何かがペニスの根元に集中してくる感覚がした。
 ペニスの付け根に集まった何かが、先端の切れ込みへと向かおうとしている。
 博士の手の中で、ミーナのペニスが小動物のように暴れ回る。

「で、出る?……なんか出ちゃう?……あぁ〜っ」
 ミーナの背筋が限界まで反り返る。
 次の瞬間、ペニスの先端から白濁色の液が迸った。

 液はビュクッ、ビュクッと間歇的に何度も噴き上がって床を汚していく。
 その度、脳みそが爆発し、下半身に甘く危険な痺れが走る。
「む……むむぅ……」
 既に意識を失っているにも関わらず、ミーナの体はビクンビクンと痙攣を続けていた。

 ミーナが生まれて初めて味わう射精の快感であった。
 それは今まで感じた全ての快感を合わせたよりも、何倍も気持ちよいものであった。
176名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 06:27:56 ID:0zfY5Ehq
続き キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ
177名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 01:04:16 ID:l6FDwcQ8
おいおい幼女で変身ヒロインでふたなりで責められてグッタリとしてるシチュ〜?



大好物じゃないか
GJ!!
178名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 23:45:10 ID:Hjpcaumb
ハァハァハァハァ……ウッ(NG


GJ!
179名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 18:21:17 ID:a/2txI1j
天に輝く五つ母子
五世戦隊代恋者ー
180名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 00:27:32 ID:BKcIZfq1

「総統、例の幼女を捕らえてまいりました」
顏に?のマスクを被った衛兵、識別番号「Q-15号」が敬礼のポーズをしたまま、
先ほどから微動だにしない。
「…」
キングダムの王冠を被った巻きヒゲの男は窓の外を見ながら沈黙したまま。
ただ、ひざ元に乗せる太った黒猫のアゴを撫でているだけだった。
退屈そうに猫があくびをした。
「ふーむ、それはそれは…。ごくろうでありますぞえ」
総統と呼ばれた男がようやくその重い腰を上げる。
大木が倒れるようにロッキンチェアが後方に傾く。
長年の富に麻痺し、五感神経の反応が恐竜なみに遅くなっている。
このことを衛兵Q-15号は知っていた。
ブギャ−ッという鳴き声と共に、赤いカーペットに飛びおりた黒猫は
何処かに走り去った。
「どれ、見せてもらおうかね…おほほ…」
毛皮で出来た赤いマントをなびかせ、金の杖をつき、総統がこちらを見た。
敬礼する手にそろそろ痺れを感じていた15号は声高々に開始の号令を叫んだ。
「総統のご試食なりーぃ!緞帳をあげそうろーうぅ!!」

「ははぁぁっ」という大合唱に合わせて、衛兵たちのブーツがぶつかりあう音が
部屋の奥へときれいに連鎖していく。
♪のマークのマスクを被ったラッパ隊が勢い良く吹奏楽器を吹き込み、勝利の儀式
の雰囲気を鼓舞させる。
「ご開帳ぉぉ!!」
長い4tトラックのコンテナに似たボックスに架かる赤い幕が、カーペットの上に
ズルルとだらしなく落ちる。
「おぉぉぉっ」
「ふむ?」
大袈裟な驚きの声を上げる衛兵たちをよそに、重い眉を持ち上げた総統は静かに
目を見開く。
「う…ん…う〜ん…う…う…!」
箱の中には美しい幼女が5人もいた。皆、服を脱がされショーツに白いソックスだけ。
串のような長い鉄の棒が箱の左右を行き渡り、全員、腕を結われ、磔になっていた。
それどころかタオルで猿ぐつわされ、声も出す事も出来ない。

「おほほほぉぉっ、この子たちがあの小生意気なちびっこヒロインたちなのかえ?」
興奮が呼び起こされたのか、側に近寄って1人1人舐めるように眺める。
「ふむ、この子は胸がすでにつぼみ出していますぞえ、生意気な子じゃ」
「…!!」
一番、体が大きく成長の早い幼女は、その膨らみかけた乳首をつつかれて
顔を真っ赤にして涙ぐむ。しきりに体を揺さぶった。
「こちらの子は対称的にまた偉いおチビさんどすな」
ひとまわり以上、他の子より小さい幼女には、首を傾げながら手を合わせて拝んだ。
「こちらのメガネの幼女は賢そうな顔をしとる」
「こちらの子はお人形のようだ」
左から右へとゆっくり歩んでいく。その都度幼女たちは軽く悪戯され、
目に涙を浮かべながら恥ずかしがった。絶体絶命の状況に体を震わせている。
正義のヒロインとはいえ中身はまだまだ幼い5才の女の子たちだ。
「おや?」
一番最後の幼女の前で総統は足を止めた。
「これはどうしたことぞ?」
その子だけぐったりと頭を下に垂らしたまま反応が無い。杖でアゴを押して
顔をこちらに向けてみる。
「これ、15号」
「はっ」
反り返るぐらい直立していた衛兵が慌ててそばに駆け寄る。
181名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 00:48:13 ID:BKcIZfq1
「この幼女、活きが悪いぞよ。おぬし、こんなものをワシの前に出すのかえ?」
「そんなバカな…」
衛兵Q-15号はアゴがあがった幼女の顔を覗き込んだ。
ぐったり目を閉じ、猿ぐつわの間から泡を漏らしている。
ショートヘアの一番元気が良かったおてんば幼女…、確かに様子が変だ。
きつく絞め過ぎたか?15号は後頭部の結び目を少し緩めてあげる。
すると息絶え絶えだったはずのおてんばが顔を上にあげて大きく口を開けた!
「うわぁぁあああああん!!」
ビリビリビリビリビリビリビリィッ!!
物凄い大音響の泣き声に総統が耳を塞ぐ。壁が細かく震える。
衛兵や楽隊もたまらず頭を押さえた。
ブギャ−!暖炉の上で休んでいた黒猫が危険を察し逆毛を立てて身構えた。
「しまった!いかん、口をふさげぇ!」
言うが遅いか、ショートヘアーの幼女が空に向かって合い言葉を唱える。
「マジックロリィチェンジ!メタモフォルーゥ!」
光の粉末が幼女たちを包み込んでいく。部屋の大人たちが動揺する。
次の瞬間、
ゴゴゴゴゴッ…
コンテナが地響きを立てて浮き上がった。
「こにょぉ、エロジジィ…」
幼児らしからぬつぼみの膨らみを持つおませ幼女、まさみちゃんがコンテナを肩に
担いで立ち上がった。
「やっちゃえ、まさみたん!」
ヒモかせが外れた5人はいつのまにかお揃いのブーツを履き、小さなお尻だけを包む
パンツの見えそうな短いホットパンツ、それにスポーツブラのような短い
タンクトップ姿で小さなお腹を見せていた。可愛くて動きやすい格好に変態したのだ。
「危ない。早くこちらへ!」
15号が動きの鈍い総統をドアのある方へと導く。
「ゆるちゃなぁいですわん!」
「わぁああああぁああ!」
激しい地響きと共に衛兵たちが束になって飛び上がった。
「いかん、はめられたぁ!ロリィガーデンに変態されてしまったぞ。捕り抑えろ!」
「うぉぉぉおぉおっ」
棍棒をもった大人たちが幼女に一斉に襲い掛かる。
「ツイングラス・スパークル!」
絵本が大好きで勉強好きな幼女、しずねちゃんの丸眼鏡が眩しく光る。
「うわーっ!」
稲妻のようなビームが衛兵たちの足元へ直撃した。
床が抜けて瓦礫と共に幾人もの衛兵たちが階下に落ちていく。
「シルクローブ・ワイヤーっ」
人形のように上品なお嬢ちゃま幼女、あやこちゃんは、タクトを振る指揮者のように
艶やかにリボンを舞わせた。
「どしぇぇぇーっ」
次々とリボンに巻かれた衛兵たちが天井に叩き付けられ、床に積み上がる。
「ばぶぅーっ!ゴーだもぉ!」
一番幼いチビッコ幼女、すずめちゃんは笑顔満面に部屋中を疾走しまくる。
それはパチンコ玉のように素早く、大人たちはただ、立ち往生したまま目を回すだけ

後頭部をはたかれた者からバタバタと倒れこんだ。

「総統、こちらから!」
部屋の中の大喧騒を尻目に15号は重厚な木目の扉を開く。
「待ちなしゃい、逃げるにゃ!」
「くっ!」
後ろを見てみるとこのピンチを打開したショートヘアーのチームリーダー、
おてんば娘のひよこがしっかりと立ちはだかっていた。

182名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 01:00:01 ID:BKcIZfq1

「おほほ、ロリィガーデンちゃんたち、見事な形勢逆転でしたよのう、
おじさまもちょっと驚いたですわい」
動じる事もなく不敵な笑顔で応える総統の横で15号がそっと腰に手をやる。
「さわるにゃ!」
握りしめた右手の親指をピンと弾いた。
「ぐわっ!」
手を振って痛がる15号の腰から側面の壁まで拳銃が弾け飛ぶ。
カカッ!
バカでかくて悪趣味な肖像画の顔面に拳銃はビー玉と一緒につき刺さった。
「いてて…貴様ぁ…」
手の平が真っ赤に腫れ上がった15号は「?」の刻印されたマスクに怒りを灯す。
「おとなしくおまわりしゃんのとこまでついてきなしゃい!」
すでに大方を片付けた他の4人もひよこの後ろにすっと並ぶ。
「うほほほ…」
総統は笑いをこらえる。
「なにがおかしいのら?もうおまいぇを守るやつはいないのらぞ!」
「うほほほほ!」
ついにその大きな太鼓腹に手を当てて頭を後ろに傾けつつ大声で笑いだした。
「イッツ…、ショーターイム」
パチンッ
総統が太い指を顔の前で鳴らした。
「ガモMガオッモガオGマオモ…!!」
「?…!!」
屋敷中が激しく揺れ出す。まるで大きな地震のように。
「…!?」
「ひ、ひよこちゃん、…これなに?」
5人の幼女は肩を寄せあいながら回りを見渡す。
ゴゴゴゴゴゴ…!!
地響きは確実にこの部屋に近付いている。
「バァァアンデェエエエッデドォ!!!」
「きゃぁーっ!!」
怪しい掛け声と共に総統の後ろのドアが粉々に破壊され、ロリィガーデンの方へ
断片が浴びせ飛んできた。
「メルシィ−ーッ…ブシュゥゥゥゥ!!」

ブギャギャ−ッ
部屋の隅に隠れていた黒猫は恐怖のあまり壊れた窓ガラスから飛びおりた。
ドシンッドシンッ
「な、な、なにぃ?このバケモノォ??」
天井まで届きそうな大きな体をした男が部屋にゆっくりと入ってくる。
「うほほほ。それでは可愛い幼女ちゃんたち、ごきげんよう」
「屍になった後でまた会おうぞ。うほほほほほ」
総統が残骸の扉を丁寧に出口に合わせたが閉まるわけもなく、悠々と外に出ていった。
「ボンゴォォおォX!」
「きゃん!」
あまりの迫力にロリィガーデンの5人は抱き合いながら体を震わす。
「ひぃーっ、で、でかいよぉ!」
相次ぐ形勢逆転の状況は今度はまたもやこちらのピンチに!
逃げ切れ!ロリィガーデン

183名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 04:43:21 ID:oVBvyGzR
age
184名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 08:19:03 ID:NUyoaKt/
突撃!ミーナはまだか?
185突撃!ミーナ2:2007/03/25(日) 21:56:58 ID:0p/kXqoJ
「う……うぅ〜ん……」
 プールの底から浮上するような感覚と共に、ミーナが意識を取り戻した。
 しばらく自分が何処にいるのか分からず、黒目だけがキョロキョロと左右に動く。
「あたし、オチンチンから白いおしっこ出しちゃって……それから……」
 天井に設置されたライトの眩しさが、ミーナを現実に引き戻した。

「はっ……いやぁぁぁ〜ん」
 ミーナは裸のまま手術台に寝かされていることに気付き、可愛い悲鳴を上げた。
 手首と足首がベルトで固定されており、立ち上がることはおろか、恥ずかしい部分を隠すことも出来ない。
 ミーナは大の字に寝かされたまま、首だけを動かして周囲を確認する。

「お目覚めかな?」
 頭上方向からマッド博士が話し掛けてきた。
「だらしなく失神しちゃうとは……射精がよっぽど気持ちよかったのかね」
 マッド博士は機器の調整を止めて椅子から立ち上がる。

 ミーナは信じられないほど強烈な快感を思い出し、頬を赤く染めた。
 ペニスから精子が飛び出た瞬間、大脳が破裂するのかと思うような衝撃を感じた。
 と言って決して不快ではなく、この世のものとは思えない目の眩むような快感であった。
 まだ甘い痺れが下半身に残っている。
 思い出しただけで、再びクリトリスが大きくなってきそうになった。

「まさか本当に精子を吐き出すとは思わなんだわい。本物のペニスそのものじゃて」
 博士が手術台の傍らに立ち、トレイの上に怪しげな実験具を並べていく。
「精子の方も本物か、今から成分分析して調べてやるぞ」
 博士がニヤリと笑いかけた。

 成分分析するとなれば、当然サンプルが必要になってくる。
「ま、またしごくの? いやぁぁぁ〜ん」
 ミーナが泣き叫んで身をくねらせる。
186突撃!ミーナ2:2007/03/25(日) 21:57:57 ID:0p/kXqoJ
 このまま何度もペニスを弄ばれたら、男の子になってしまいそうな気がした。
 そうなれば、大好きなお兄ちゃんと結婚できなくなってしまう。
 そんなミーナの気持ちなど斟酌されるはずもなく、包皮が捲られ、クリトリスが露出した。

 ゴム手袋の指先がクリトリスに触れたと思うと、クリクリとこね回され始める。
「はぅぅぅっ」
 ミーナが声を上げようとして、必死でそれを押し殺す。
 歯を食いしばって快感に耐えようとするミーナだったが、直ぐに性的興奮に抗えなくなる。
 ムクムクと大きくなったクリトリスは大人の親指ほどにも膨張し、直ぐにペニスの形をとった。

「いやぁぁぁ〜ん。見ちゃダメェ〜っ」
 言葉とは裏腹に、興奮しきったペニスは自己主張するようにビクンビクンと上下動していた。
「やだぁ〜っ、さっきよりおっきくなってるぅ」
 ミーナの言うとおり、血管の浮き出たペニスは、先程までより一回り膨張率が高くなっているようだった。

「すっかり大人のペニスじゃ。どれ」
 博士は大振りの試験管を手にすると、内側の口周辺に充填剤を塗り付ける。
 そしてミーナのペニスをつまんで大人しくさせると、亀頭を試験管の中に押し込んだ。
「いやぁっ。何してるの? ミーナに変なコトしないでぇ」
 ミーナの口から悲鳴が漏れる。
 ミーナの悲鳴くらいでは、博士の知的好奇心を邪魔することは出来ない。
 試験管はズンズン前進し、ペニスの根元まで呑み込んでしまった。

 ミーナのペニスは、まるでガラスのコンドームを装着されたようであった。
 特別にあつらえたように、ペニスの直径と試験管の内径がピッタリ合っている。
「いやぁ〜っ、こんなのいやぁ〜ん」
187突撃!ミーナ2:2007/03/25(日) 21:58:27 ID:0p/kXqoJ
 試験管の底には突起が付いていた。
 突起は中空になっており、そこから液が漏れないよう蓋がされている。
 博士は蓋を外すと、その突起にゴム製のホースを嵌め込んだ。
 そしてホースの逆の先端を、怪しげなマシンに繋ぐ。

「ミーナちゃんのオチンチンから精子を出させてあげよう。出した精子は一滴残らずこの機械が吸い取ってくれるからね」
 博士の指差すマシンの内部に、空のフラスコが見えた。
「フラスコ一杯出して貰うよ」
 博士はそう言うと、試験管に手を添え、ミーナのペニスをしごき始めた。

「むぐぅぅぅっ……うわぁぁぁっ」
 たちまち耐え難い快感が襲いかかってくる。
「あぁっ……あぁぁぁ〜っ」
 目から火花が散り、何も考えられなくなりそうになる。

 ペニスに連動して、エナジー・タンポンが収まっている秘密の穴でも異変が起こっていた。
 快感の波が寄せるたび、狭い穴がキュンと締まりタンポンを押し潰しそうになる。
 そして穴回りの緊張が解けるとき、奥の方から熱い泉が湧き上がってくるのだ。
 穴から溢れた熱い蜜は、アヌスまでベトベトに汚していく。

「さぁ、ミーナちゃん。遠慮なく出してくれたまえ」
 ペニスを扱く試験管の動きが一際激しくなる。
「いやぁっ……ミ、ミーナは女の子だから……精子なんか……精子なんか出さないのぉっ」
 ミーナは歯を食いしばって射精欲求に耐え抜く。
188突撃!ミーナ2:2007/03/25(日) 21:58:57 ID:0p/kXqoJ
「強情張ってても無駄だぞ。いつまでも耐えられるものでもあるまい」
 博士が興味津々の目でペニスを見詰める。
 興奮しきったペニスは今にも爆発しそうに脈動していた。
 漏れ出したカウパー腺液が亀頭を濡らし、試験管との摩擦を減らす。
 亀頭へのしごきがスムーズさを増し、それに比例して快感が高まっていく。

「むむっ……むぅぅぅ〜っ」
 ミーナの開ききった小鼻から荒い息が漏れ出る。
 それでもミーナは必死で射精感を押さえ込んだ。

「強情な奴め。これならどうだ」
 博士の左手の人差し指がミーナのアヌスに襲いかかる。
 股間のスリットから溢れ出た液が、アヌスをヌルヌルに潤わせていたからたまらない。
 骨張った指は一気にミーナのアヌスを貫通した。

「ひぐぅぅぅ〜っ」
 ミーナの黒目が瞼の裏にでんぐり返った。
「ダ、ダメ……これ、ダメェェ〜ッ」
 老人の指がミーナの裏Gスポットをゴリゴリと掻きむしる。
「うっ、くぅぅぅ……お、お兄ちゃん……お兄ちゃあぁぁぁ〜ん」

 ミーナの足が突っ張る。
 足指が内側にギュッと折り畳まれる。
 次の瞬間、ミーナのペニスが博士の右手を振り切った。
 と思うや、先端の切れ込みからビュクッ、ビュクッと精子が噴き上がった。
 試験管の内側が白濁色の液で見えなくなる。

 それと同時にマシンが起動し、ポンプの作動音が上がった。
 吸引機に導かれ、試験管内の精子がホースに吸い込まれていく。
 やがて、フラスコの中にミーナの精子がボトボトと落ちてきた。
189突撃!ミーナ2:2007/03/25(日) 21:59:32 ID:0p/kXqoJ
「ヒヒヒッ、一回の射精で出る精子の量は約30tか」
 博士が嬉しそうにデータを書き留めていく。
「フラスコの容量は200tじゃから、あと6回は気持ちよくなれるのぅ」
 嫌らしく笑う博士の声は、白目を剥いて失神しているミーナの耳には届いていなかった。


 それから何度失神したことであろう。
 ミーナは死んだようにグッタリとなり、その時にはフラスコは3分の2ほどが精子で満たされていた。

「ふむ、一回につき射精する量は減っていくのじゃな。ますます本物のペニスじゃ」
 マッド博士は感心したように頷き、これ以上の射精は無駄と判断した。
 休ませれば精嚢が一杯になり、タップリと精子を搾り取れるのである。

「そのうち解剖して睾丸や精嚢の調査も見てみたいものだ」
 本来女性に備わっていない器官が、どの様な形でミーナの腹部に収まっているのか。
 透視カメラなどではなく、メスで切り刻んで直接この目で確かめたい。
 それを考えるだけで、変態博士は勃起していた。

 博士が妄想の実行を必死で我慢していると、ドアが開いてフェアリーキャットが入ってきた。
「おぉ、キャットか。たった今、精子のサンプルを採り終えたところじゃ」
 博士は自慢げにフラスコを掲げ、中の液体を振ってみせる。

「で、何か分かりましたの?」
 キャットは表情を変えることなく博士に問い掛けた。
 無表情のため、ミーナの精子に関心があるのかないのか、外見からでは全く分からない。
190突撃!ミーナ2:2007/03/25(日) 22:00:03 ID:0p/kXqoJ
「これから成分調査に入るところなのじゃ。結果が出たら教えよう」
 興奮に水を差されたようになり、博士は少し不機嫌に答えた。
「それじゃ、博士はしばらく忙しくなりそうですね。その間を利用して、その子を尋問することにするわ」
 博士が拒否するより早く、黒い全身タイツの一団が部屋に入ってきた。
 体のラインや身のこなしから、全員が若い娘と分かる。
 小柄なフェアリーキャットより、更にまだ一回り小さい。
 覆面に付いた猫耳が印象的であった。

 タイツの子猫たちがミーナにまとわりつき、手足のベルトを外す。
「待てっ。勝手なことは許さんぞ」
 博士が慌てるが、子猫たちは意に介さない。
 フェアリーキャットの配下である彼女たちは、博士の命令に従う義務を負っていないのである。

「博士は一刻も早く、その精子の分析を。全ては偉大なる我が首領のために」
 キャットはそう言うと、右手を真っ直ぐ上げて挙手の敬礼をした。
 これには博士も従わない訳にはいかなかった。
 歯噛みする博士の目の前で、ミーナは子猫たちに連行されていった。



 フェアリーキャットの尋問室に連れてこられたミーナは、改めて拘束機に掛けられた。
「さぁ、おチビさん。これで邪魔は入らないわ」
 キャットの目が妖しく光る。
 一見して清楚な女子中学生が、ミーナには悪魔の化身に感じられた。
「お姉ちゃんがタップリと可愛がって、気持ちよくしてあげる」
 ミーナは相手の目に宿る光に寒気すら覚える。
 女は女に対しては、決して手加減しないことを知っていたのである。
191突撃!ミーナ2:2007/03/25(日) 22:00:37 ID:0p/kXqoJ
 キャットの手が、いきなりミーナのペニスを握り締める。
「いたぁぁぁ〜いっ」
 急所を力一杯握られ、ミーナが絶叫を上げる。
「こんなモノつけてるからって、いい気にならないで」
 キャットは無理やり勃起させようと、ペニスをゴシゴシとしごきだす。
 しかし、10代半ばのキャットは、見よう見まねの稚拙なテクしか持ち合わせていなかった。

「いたっ……いたぁぁぁ〜っ」
 乱暴なだけのしごきでは、精力を使い果たしたペニスを立たせることはできない。
 キャットが焦れば焦るほどペニスは萎えていった。
「なによ、下手くそっ。そんなんじゃ全然気持ちよくないんだからっ」
 仕返しとばかり、ミーナが吐き捨てた。
 無論、今朝がた彼女に兄を独占されたことへの意趣返しである。

 キャットは思わず赤面し、次いで血の気を失って青ざめた。
「そんな……あたしは自分の彼氏を喜ばせることも出来ないの?」
 下手くそと言われたことが余程こたえたのであろうか、キャットは真っ青になって俯いていた。
 心配した子猫たちがミィミィ鳴いてキャットにまとわりつく。
「そう……そうよね。今からじっくり練習すればイイもんね。あたしにはまだまだタップリ時間があるんだもんね」
 子猫に励まされ、キャットは何とか自分を取り戻す。
 キッと顔を上げたその表情には、いつもの冷徹さが漂っていた。
「という訳で、あなたには実験台になってもらうから。覚悟しなさい」

 ミーナもムッとした顔になり、激しく言い返す。
「下手くその実験なんか、怖いことも何ともないもンっ」
 互いの視線がぶつかり合い、見えない火花が散った。
 しかし、拘束されたミーナは余りにも分が悪い。
 虚勢を張れるのもそこまでだった。
192名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 06:04:17 ID:0/G5RYLz
続き待ってました!GJ!
猫耳シスターズはこれからミーナのミルクを求めてその全身に集ってざらざら猫舌で責めたてるんだな
193名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 21:25:34 ID:6SmwCstn
BOSH
194名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 08:54:53 ID:fBhRMakW
ミーナが帰って来るまでageといてやる。
195名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 14:29:18 ID:Iut/v4j6
プリチ−チャーミィも
196名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 03:36:15 ID:37eLEy/R
だれもいない
197名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 03:53:54 ID:FelFZW8p
読み手が一人だけじゃなぁ・・・
書き手もモチベーションが続くまい
198名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 21:22:44 ID:D5soROrJ
久々に登場。まぁ、少ないよね・・・人
199名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 21:59:10 ID:7MESoU6n
ミーナはまだかあ・・・
200名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 23:50:26 ID:R3saD+kZ
(゚д゚)続きマダー?
201名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 12:43:56 ID:cS2kKhqg
いま何人居るんだ?
点呼
202名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 14:06:32 ID:KmHtG+fd
(=゚ω゚)ノ ぃょぅ!
203名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 17:03:24 ID:GEtMRXEl
(´・ω・`)呼んだ?
204名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 17:29:10 ID:asW4ufMx
押忍!
205名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 19:05:33 ID:5vOH8WYk
いるよ
206名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 20:45:26 ID:cS2kKhqg
(´・ω・`)…
5人なの?
207名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 20:48:42 ID:yr1Zj6I1
わりいな六人目は俺だ
208名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 21:33:27 ID:VK6G92SL
自演乙w
匿名掲示板での点呼の、何と虚しいことよ
209名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 01:03:44 ID:Y4iQ1nn6
これで8人
210名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 07:46:22 ID:BmdpDmsp
俺入れて野球チーム作れるな
211名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 13:39:23 ID:L64vC9V/
じゃあ俺は竹刀持ったグ強面のラサン監督の足元にじゃれつく子犬役な
212名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 02:18:47 ID:noQZyEMN
保守
213名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 09:44:45 ID:DEobrmzl
SEXバトルな幼女ヒロインってないもんかね。
魔法幼女SEXYロリーとかいうの見てしまってから、ちょっと思った。
214名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 01:30:50 ID:rKEZmp3L
それどんなのw
215名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 12:37:51 ID:O53+SIHG
こんなの
ttp://www15t.sakura.ne.jp/~rolly/MAP.html

いろんな意味で強烈だから、覚悟してクリックするように。
216名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 02:15:48 ID:LfvlsexR
保守
217名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 00:08:24 ID:MKmsaOax
保守るる
218名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 07:55:01 ID:3K8+Xp9A
突撃!ミーナ2の続きはまだ?
219突撃!ミーナ2:2007/05/12(土) 20:36:40 ID:MKbW2qva
 フェアリーキャットは子猫からガラスの小瓶を受け取ると、これ見よがしにミーナの鼻先に近づけた。
 甘く危険な臭いが漂い、ミーナは思わず顔を背けて小瓶から逃れる。
「これが何だか分かる?」
 ミーナが不安げな顔になるのを、キャットは鼻で笑った。
「液化バイアグラよ。これであなたの元気を取り戻してあげる」
 キャットはほくそ笑むと、小瓶の蓋を開けてミーナの口元へ持っていく。
「卑怯よっ。薬の力を借りないと勝負も出来ないのっ」
 ミーナは厳しく非難すると、口を固く閉じて顔を背ける。
 キャットは余裕タップリに薄笑いし、指先でミーナの鼻を摘み上げた。

「ん……んんっ……」
 しばらく呼吸を我慢していたミーナだったが、やがてそれにも限界が訪れる。
 そして思わず大口を開けて息を吸い込もうとした瞬間、ガラスの小瓶が口の中に入ってきた。
 トロリとした液が喉の奥に流れ落ちていく。
「に、にがぁっ」
 飲まされた液薬は、むせ返るほど苦かった。
「良薬口に苦し。もう少し大きくなったら、あなたもお勉強するわ、おチビちゃん」
 キャットが舌なめずりして言った。

「…………?」
 バイアグラの効果は直ぐに現れた。
「………ひっ?」
 股間に力が集まってきたと思うと、ペニスがムクムクと起き上がる。
 亀頭がボールのように膨張し、茎部にはビキビキと血管が浮き出る。
 勢いよく反り返ったペニスが、ミーナの柔らかい下腹に食い込む。

「こ、こんな……ひっ……ひぁっ?」
 ミーナは痛いほどになったペニスを、どうにかしてコントロールしようとする。
 しかし完全に暴走したペニスは意のままにはならない。
「あら、大口叩いておいて、何かしら? 触りもしないうちからおっきくさせて。恥ずかしくないの?」
 言葉で辱められても、意識が股間に集中しているミーナは反論できない。
220突撃!ミーナ2:2007/05/12(土) 20:37:15 ID:MKbW2qva
 ミーナの目の焦点が合っていないのを確認し、キャットが嬉しそうに目を細める。
「いいわ。ガンガンしごいて、ブリッブリに濃いの出させてあげる」
 冷たい光沢を帯びた手袋がミーナのペニスをムンズと掴み、めり込んでいた下腹部から強引に引き剥がす。
 そして逆手に握ったまま上下にしごき始めた。
「ひぁぁっ……くはぁぁぁ〜ぁぁっ……」
 亀頭周辺で発生した快感が、脊髄を通じて瞬時に脳に伝達される。
 三こすりされただけで、先端の切れ込みからピュピュッと先走り汁が飛び始めた。

「さぁ、射精するのよミーナ。あなたの恥ずかしい姿、タップリと見てあげる」
 キャットのしごきが厳しさを増す。
 それでも僅かに残ったミーナの理性が射精を思い止まらせていた。
「ミ、ミーナは……女の子だから……しゃ、射精なんて……し……しないのぉっ」
 これ以上の射精は、兄に対する背信行為のように思えた。
 その思いがあればこそ、ミーナは最後の理性を保ち続けていられた。

 だが、一度知った射精の快感は余りにも強烈であり、おまけに麻薬のような常習性があった。
 もう一度あの狂おしいまでの快感に溺れたいという欲望は、ミーナの中でどんどん大きくなっていく。
「口じゃ生意気言ったって、体はこんなに正直じゃないの。ほらほらっ、さっさとイッちゃいなさい」
 ペニスを扱くキャットの手がいよいよ激しくなってきた。

 やがて内括約筋が収縮して、膀胱からの通路が遮断される。
 そして、精嚢にたまっていた精子がペニスの付け根に装填される。
 悲しいかな、射精のメカニズムは、ミーナの意思に関係なく淡々と実行されていく。
「あぁっ……あぁぁっ……おにいちゃん……おにいちゃ〜んんっ……」
 固く閉じられたミーナの両目から、涙が筋を引いて流れ落ちる。
221突撃!ミーナ2:2007/05/12(土) 20:38:03 ID:MKbW2qva
 ミーナが射精に至るまで、あと数しごきであった。
 悪魔の誘惑に乗るだけで、天国の快楽が味わえるのである。
 そして遂に悪魔に魂を売り渡す瞬間がやって来た。

 しかし、ミーナを待っていたのは極楽どころか、地獄の苦しみであった。
 一際激しくペニスが脈動したその瞬間、キャットの左手が素早く走った。
 バチンという音と共に、ペニスの根元がきつく締め付けられる。
「…………?」
 そこに幅の広いゴム製のバンドが食い込んでいた。
 尿道が圧迫され、発射寸前にあった精子が行き場を失った。
 そのせいでミーナはイきたくてもイけなくなる。

「な……がぁっ……ひぃやぁぁぁ〜ぁぁっ」
 クライマックスを迎えていたミーナは、半狂乱になってお尻を振り乱す。
「どう? イきたくてもイけない気分は?」
 キャットが締め付け具合を調節し、更に強く尿道を押し潰させる。

「言うのよ。誰があなたのバックにいるの? さっさと喋っちゃいなさい」
 キャットは虚ろになったミーナの目を覗き込み、厳しく尋問する。
「正直に教えてくれたら、オチンチンをイかせてあげるわ。さぁ、言うのよ」
 キャットはそう言いながら、ペニスを握って扱きを再開する。
「あふぅぅぅ〜っ」
 ミーナはたちまち高みへと登っていく。
 強制的に生成され、溜まりに溜まった精子が発射態勢を整えた。

「イ、イクぅ〜っ?」
 ペニスがブルンブルンと上下に脈動するが、特殊バンドが射精を妨げ、発射には至らない。
「いやぁぁぁ〜っ」
 ミーナはヒステリックな絶叫を上げてしまう。
 射精の快感を味わいたいのに、イきたくともイけない地獄の苦しみであった。
222突撃!ミーナ2:2007/05/12(土) 20:38:42 ID:MKbW2qva
「お願い……イかせてぇ……」
 遂にミーナは敵であるフェアリーキャットに哀願を始めた。
 キャットはフッとほくそ笑み、ペニスから手を放す。
「何をイかせて欲しいのかしら? ちゃんとおねだりしなさい」
 まさにネズミをいたぶる猫のようであった。
 ミーナは躊躇を見せたが、このままでは狂ってしまうと抵抗を諦めた。
「ミーナを……ミーナのオチンチンをイかせてぇ〜っ」



 その頃、研究室でミーナの精子を調べていたマッド博士は、驚愕の事実を目の当たりにしていた。
「何と言うことじゃ……」
 一見して普通の精液に見えた白い液体は、液化した純粋エネルギーであることが判明したのである。

 しかも、200tの精子が秘めたエネルギーは、小型原発の1日分の発電量に匹敵する。
 その秘密さえ暴くことが出来たら、アクノグループは永久にエネルギー問題とは無縁になる。
 もはやケチ臭い遺伝子工学などに関わっている場合ではなかった。

 そこで博士の笑いが止まり、表情が中途半端に引きつってしまう。
「あの子は余剰の生命エネルギーを精子に変換し、予備エネルギーとして貯蔵しておるのじゃ……」
 まさに想像を絶する驚愕の生体メカニズムであった。
 クリトリスにナノマシンを仕込んだマッド博士と、それをペニスに形成させた真澄叔父。
 2人の天才科学者が図らずも起こした奇跡のコラボであり、神秘の人間進化あった。

「……そして、その精子をいざという時にエネルギーに還元すれば、あの子の体力はたちまち回復……」
 博士がそこまで考えた時、階下から爆発音と共に振動が伝わってきた。
「まずいっ。ネコ娘の奴……」
 博士は老骨に鞭打ち、キャットの尋問室まで急いだ。
223突撃!ミーナ2:2007/05/12(土) 20:39:49 ID:MKbW2qva
 しかし時すでに遅く、尋問室に入った博士が見た物は、バラバラに破壊された磔台と失神したキャットの姿であった。
「ぬかったわ。直ぐに小娘を捕らえねば……逃がす訳にはいかん」
 博士の指が非常警報装置を押した。



 アラーム音がけたたましく鳴り始めた頃、天使姿のミーナは地上への階段を駆け上がっていた。

 どういう訳か、キャットに苛められている最中、急に力が湧き上がってきてエネルギーが完全に回復したのである。
 同時に、分子になって周辺を漂っていたファイティング・スーツも、元の翼と前張りの形を取り戻してミーナの体に貼り付いた。
 パワーさえ戻れば、特殊合金の磔台など飴細工も同然であった。
 怪しげな機械を部屋ごとパワー・ボムで吹き飛ばし、ミーナは自由を取り戻したのである。

「どうしちゃったのかしら? タンポンのエネルギーは切れていたのに」
 ミーナは訝しげに小首を傾げる。
 とにかく今はそれどころではなく、ここから逃げ出すのが先決である。
 体勢を立て直して、悪のアジトに反撃しなくてはならない。

 階段の先に光が差し込んでいるのが見え、ミーナは出口が近いことを知る。
 そこにタイツ男たちが立ちはだかり、ミーナの行く手を遮った。
「邪魔しないでッ。エンジェルアロー」
 ミーナが翼を羽ばたかせると、純白の羽根が矢となって宙を走る。
 プスプスとタイツに羽根が刺さり、男たちが崩れ落ちた。
224突撃!ミーナ2:2007/05/12(土) 20:40:37 ID:MKbW2qva
 タイツ男の山をジャンプで飛び越えると、そこは地上への出口であった。
「やったぁ」
 気を抜いて安堵したのが拙かった。
 ミーナは上空から降りてきた何者かによって、背後から抱き竦められてしまった。

「キヒヒヒッ。ようやく俺様がお前を独り占め出来るぜぇ」
 振り返るとバッドバットンの獣じみた顔があった。
「お前の生き血を全部吸ってやるぞ」
 バッドバットンが笑うと、異常に伸びた犬歯が2本ニュッと飛び出てきた。
 それをミーナの頸動脈に突き刺そうとする。

「いやぁぁぁ〜ん」
 ミーナが悲鳴を上げ、背中の翼を大きく展開させる。
 その勢いでバッドバットンの体は、後方に弾き飛ばされてしまう。

 立ち上がったバッドバットンにエンジェルアローが襲いかかる。
 高分子繊維の矢は、スーパークローンの胸板すら貫いた。
「ギャァァァーッ」
 バッドバットンは転げ回って苦しみ、己の力不足を思い知る。

「とてもかなわん。ここは一旦退いて……」
 バッドバットンはコウモリの翼を広げて宙に舞った。
「逃がす訳にはいかないわ」
 ミーナは天使の翼を広げると、大きく羽ばたかせた。
 たちまちエネルギーの乱気流が発生する。
 必殺のジェットストリームに巻き込まれたバッドバットンは、失速して惨めに落下してくる。

「今だわっ」
 ミーナのヒールにエネルギーが通じ、プラズマ化が始まる。
 追加装備のヒートヒールは射程こそ0メートルであるが、威力抜群の必殺武器である。
 タイミングを見計らってミーナがジャンプする。
225突撃!ミーナ2:2007/05/12(土) 20:41:18 ID:MKbW2qva
「とぅっ。サマーソルト・ヒール」
 掛け声と共に宙返りに入ったミーナは、その頂点で敵の体をヒールに引っかけた。
 いとも簡単に、ヒールがサクッと通ったとみるや、バッドバットンが真っ二つになって地面に叩き付けられた。
 ミーナの必殺技は、相手に「首領、万歳!」を言わせる暇も与えなかった。

「やったぁ」
 喜んだのも束の間、バッドバットンの体から青い液体が湧き出てきて、死骸を溶かし始めた。
「あぁっ?」
 見る見る間に死骸は泡と化し、風に吹かれて飛び散ってしまった。

「せっかく、おにいちゃんが喜ぶと思ったのにぃ……」
 肝心の証拠を文字通り水の泡にされ、ミーナは落胆を隠せない。
 と、その時、足元から地面を揺るがす地響きが伝わってきた。
 敵が証拠湮滅のため、地下アジトを爆破したのである。

 ミーナはしばらく虚脱感に包まれて、その場に呆然と立ちつくした。
 しかし兄妹の戦いはまだ始まったばかりであり、悪を滅ぼすまでには気が遠くなるような長い道が待ち構えているのだ。
 こんな所で立ち止まっている訳にはいかない。
「覚えてらっしゃい、マッド博士。この次、まとめてお返ししてあげるんだからっ」
 ミーナは拳を突き上げて、次の戦いへの闘志を燃やした。
226名無しさん@ピンキー:2007/05/12(土) 22:00:07 ID:a4U2WELW
乙!
良かった!ちゃんと続きがきた!
227名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 01:43:13 ID:2DYsveJH
待っていた甲斐があるってもんだ!
しかも逆転までのプロセスがなかなか周到。
まさかふたなり化が伏線だとはおもわんかった。
228名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 02:43:51 ID:8r/Z7V/8
ミーナが自分の体に秘められた力に気付くのはいつのことか
229名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 08:44:22 ID:fqsbYL1L





キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ
230名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 01:40:55 ID:0RL1jVcs
全米がry

よかった、待っててよかった(;´Д⊂)
231名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 22:17:05 ID:lACh6Xd7
寸止めが続いてくやし(ry ビクンビクン
232名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 20:22:29 ID:EIVxdCrm
そしてまた過疎る
定期的なもんか
233名無しさん@ピンキー:2007/05/31(木) 00:14:02 ID:n11lAM96
あげ
234ロリィガーデンー幼女たちの庭ー:2007/06/03(日) 04:33:55 ID:QdqCXRqz
「お、そうだ」
総統の後を追う15号が立ち止まる。大男の足間から5人の幼女を見た。
「おい、チビスケたち。大怪我する前に教えといてやる、このデビルシザースはな…」
「総合格闘技から出入り禁止喰らった札つきの大男だ」
逃げ場の少ない足場でロリィたちがポジションの取り合いをする。
「そ、それがどうしたってゆのよさ」
「まあ、この巨体ゆえに相手が見つからなかくてな、最強を誇ったクロアチアの柔術家で
 さえ一撃で瀕死に追い込んだのさ」
「そ、そ、そんな話、こ、怖くないです…」
「結局、成長の止まらない巨体が原因で対戦相手から嫌われ、一度もカードが組まれず
 腐りかけていたのを我々がスカウトしたんだがな」
天井に当たりそうな体は、確かにどう見積もっても普通ではない。
「で、成長を止める手術した時にだな、誤って知能も一緒に消しちまったんだ」
「えぇ?」
「なんでちゅってぇ!」
「と、言うことで今の彼は容赦無いから死なない程度に…、まっ、逃げおおしてくれたまえ」
「じゃっ」
「あはははははは」
無責任な一言で締め、高笑いしながら消えていく。
「あのやにょう、にゃにが、あははははっよ」
腹の虫がおさみらないのはひよこのほうだった。
「バンゴゥオォウウァオ!」
「きゃんっ」
おあずけさせられた犬が痺れを切らすように、デビルシザースが
突然雄叫びをあげる。
「いゃーっ!突っ込んでくるぅ」
真っ直ぐ突進してくるデビルシザースの重みに屋敷が揺れる。
逃げ場を探してオロオロするロリィたちだが、そんなスペースはどこにも無い。
「ムゴゥオォイャオォァ!」
「いやああ−ッ」
「ドンゴォぁおぁあぁ!」
「たちゅけてーっ」
パニックになったロリィたちは蜂の巣を突いたように一斉に散った。
ドッゴォォォォン!
爆風が硝子の無くなった窓枠を丸ごと吹き飛ばし、
ズゥゥ…ゥゥゥンンン
235ロリィガーデンー幼女たちの庭ー:2007/06/03(日) 04:37:26 ID:QdqCXRqz
ズゥゥ…ゥゥゥンンン
「…?」
かざした細い腕を恐る恐る降ろしてみると…
「ま、まさみたんっ」
「んん…ん……」
デビルシザースの足元をがっちりと抱きしめて、まさみが突進を止め切った。
「だめぇ、こいつぅ…つよいっ、がまんできなぁい、早くきてぇぇ」
幼女とは思えない胸の膨らみをデビルの膝に押し付け、柔らかそうな脂肪が横に
広がって潰れている。
足元のブーツも少しずつ後ろへ滑っていく。
「グゥ…!ルルルワァオ!」
己の体当たりを発育がいいとはいえ幼女に止められ、デビルシザースが両腕を振り上げて動揺する。
そのまま、まさみの背中へ一気に叩きつけた。
ボゴォォォォン!
「ぶっぐぅっ」
床が真っ二つに割れ、コンクリートの塊が跳ね上がると、
「まさみたぁん!」
落盤する床と一緒にまさみも消えた。
「よくも、まさみたんをぉ…」
「許しませんわっ」
上品な顔を歪ませ、文子がリボンをデビルの足元に投じた。
本を片手に持ったしづねが丸眼鏡の照準を大男の頭部に合わせる。
「ツイーングラー…」
「ガボォぉらあ!」
「キャーッ」
コンクリートの塊が頭上の壁に直撃し、石の雨が二人に降り注ぐ。
「あやこたん!しづねたん!」
「う…うぅぅ…」
あやこがコンクリートから必死に体を抜こうとして、
「ひよこたん…あなたはつばめたんと一緒に…早く…総統を追うのよ…」
「なんで?みんなで戦わないと…こいちゅ…、まじでつおいよっ」
頭の整理がつかないひよこは手を上下に振りながら立ち往生する。
「今、逃がせば二度と捕まえられない事はひよこたん…あなたが一番知ってるでしょ」
あやこの言葉にひよこは胸のペンダントを握りしめる。
「でもでも…まさみたんが心配だしぃ…あやたんたちだってぇ…置いていけない…私もここで戦うっ」
「ダメッ…いいから行きなちゃい!」
そう叱りつけると、あやこは横で苦しんでいるしづねを肘で促した。
コンクリートに挟まりながらも、しづねがヒビだらけになった眼鏡を最後の力で上に向ける。
「お願い。ひよこたんたち、これであやたんの言う通り追いかけてね!」
「ツイングラススパークルぅーっ」
激しい崩落がひよことデビルの間の天井から生じ、煙幕で視界が狭まった。
「今だわ…つばめたん」
「ひよこたんを……お願い…」
一番チビスケの幼女は何も言わずに、文子としづねの手をそっと握りしめる。
「ウーッ、バブゥだごーっ!」
デビルの背中を一陣の風が一瞬で伝り、階上へと吹き抜けていった…

残された時間はもう僅か…がんばれ ロリィガーデン
236名無しさん@ピンキー:2007/06/04(月) 14:04:50 ID:9mDYpTMa
ロリィ待ってたよ(・∀・)!!!
続きwktkwktk…
237名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 22:07:47 ID:ON3VRaY/
読み手がスレ主一人ってのは書き手としては辛すぎるぞ
238名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 00:06:05 ID:SBcZbpof
書きこみが1あればROM専は100いるのが常だw
239名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 01:06:26 ID:ypo0Tk8J
うちらは微生物かいな〜
240名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 01:26:40 ID:4MEUK16V
( ´∀`)ァハハ八八ノヽノヽノヽノ \ノ \ / \
241名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 17:43:08 ID:xWGtZyGt
突撃!ミーナ3はまだか?
242名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 00:56:39 ID:eBF2s7qv
みんなwktkして待ってる
243名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 20:08:26 ID:sBZueLbZ
俺も待ってる
244名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 00:23:13 ID:VIOTQbey
保守
245名無しさん@ピンキー:2007/06/18(月) 21:14:22 ID:k843B82N
ミーナまだかなあ…
246名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 07:46:15 ID:l1hgKeb4
いつまでも待つよ
247突撃!ミーナ3:2007/06/23(土) 02:09:13 ID:xJWP5+WR
 ある日曜日の午後のこと、美奈子は真澄叔父の研究所を訪れていた。
 突撃オペレーションのシステムチェックと、悪の組織によって体内に埋め込まれたナノマシンの調査がその目的である。

 突撃オペレーションとは真澄叔父が防衛省の依頼で研究しているプロジェクトで、人間を兵器化する画期的なシステムである。
 凝縮した生体エネルギーを純粋フォースとして身に纏い、細胞レベルで人体を強化する、神の領域に踏み込んだ研究であった。
 美奈子は突撃システムの試作第1号として選出された被験者なのである。

 彼女が被験者に選ばれたのには理由があった。
 叔父は美奈子の6つ違いの兄、健一に対して盲信的なまでの愛情を抱いていることを知っていた。
 新聞部の部長を務める兄には敵が多く、常に危険がつきまとっている。
 兄を守ろうとする美奈子の思いと、それを利用して姪を被験者にしようという叔父の利害は完全に一致した。
 こうして誕生した超美少女ミーナは、兄の命を狙う悪の組織アクノグループとの戦いに身を投じたのである。

 だが、叔父が可愛らしい姪っ子に目を付けたのには、また別の思惑があった。
 何を隠そう彼は強度のロリコンであったのだ。


「どうだい美奈子ちゃん。きつくないかい?」
 32歳の独身科学者は、実験ベッドに寝ている美奈子に向けて目を光らせた。
「やぁ〜ん……こんなの、いやぁ〜ん……」
 美奈子は分娩台の妊婦ように、両足を大きく開いた形で固定されていた。
 足を閉じようにも、美奈子の力でどうにかなるようなものでもない。
 大股開きになった股間の中心に、ピッタリと合わさった縦一文字が丸見えになっている。
 両手はバンザイの格好を強いられ、頑丈な革ベルトで縛り付けられていた。

「これで美奈子ちゃんは、何をされてもどうすることもできないよ」
 真澄叔父はそう言うと美奈子の胸に手を伸ばし、桜色の乳首を親指と人差し指の間に挟み込んだ。
「んっ……んあっ……」
 美奈子は鼻に掛かった声で喘ぐと、切なそうに眉間に皺を寄せる。
 乳首の細胞内でノマシンが作動を開始し、可愛らしい乳首がたちまち凝ってくる。

 美奈子の局所にナノマシンを打ち込んだのは、アクノグループのマッド博士である。
 超微細な快感増幅マシンは性体験の無い美奈子の肉体や神経に作用して、熟れきった人妻並みの快感を呼び起こさせる。
 女性を狂わせ、快感によって奴隷化することを目的に作られた悪魔の発明品なのだ。
248突撃!ミーナ3:2007/06/23(土) 02:10:01 ID:xJWP5+WR
 美奈子の乳首はみるみる固く尖り、最初ペッタンコだった乳房もふっくらと盛り上がってきた。
「んあっ……あぁっ……おじさま……」
 美奈子は苦しそうに息を荒げ、激しく首を振りながら叔父の名を呼ぶ。
 しかし苦しがっているのではないことは明白であった。
 股間の縦一文字から、トロリとした液が一筋流れ出してきたのである。
「どうやら、オッパイのナノマシンはまだ生きているようだねぇ」
 美奈子の乳首をさんざん弄んだ真澄叔父は、困ったような表情を作って首を捻った。
 そして今度はヨダレを垂れ流しにし始めた股間に狙いを定める。

「こっちのはどうかな」
 真澄叔父は美奈子のスリットに2本指を押し当てると、Vサインを作ってパックリと開いた。
 綺麗なピンク色をした内部が露出する。
「いやぁぁぁ〜ん」
 美奈子が顔を歪めて泣き出しそうな表情になった。
 しかし表情とは裏腹に、美奈子の最も敏感な部分は別の反応を見せている。

 ピンク色をしたクリトリスは、お触りをねだるように興奮しきっていた。
 真澄叔父は美奈子のおねだり汁をローション代わりに指につけると、いきり立ったクリトリスをそっと突っついてみる。
「ひやぁっ……」
 美奈子が背筋を反り返らせて悲鳴を上げた。
 もの凄い快感が背筋を駆け上がったのである。
 クリトリスには乳首の倍以上のナノマシンが注入されている。
 元々敏感な部分に人工的に作られた快感が走ったのだから、小学生の美奈子に耐えられるわけがなかった。
 股間の穴から勢いよく小便がほとばしる。

「美奈子ちゃん。あんまり気持ちよすぎて、お漏らししちゃったよ」
 白衣を台無しにされ、真澄叔父が苦笑する。
 そして美奈子にお仕置きするように、クリトリスをピンと指で弾いた。
「ひぐっ……」
 またもの凄い刺激が駆け巡り、美奈子の全身を支配する。
249突撃!ミーナ3:2007/06/23(土) 02:11:08 ID:xJWP5+WR
 真澄叔父はその反応に満足すると、今度はクリトリスを摘み上げてクリクリとこね回し始めた。
「ひぃやぁぁぁ〜っ……お、おじさまっ、ダメッ……これダメェェェ〜ッ」
 美奈子は顎をガクガクさせて軽くイッてしまう。
 それでも真澄叔父は容赦しなかった。
「ゆるっ、許してぇっ……おじさまぁぁぁ〜ぁぁっ。お、おちんちん……おちんちん出ちゃうよぉぉぉ〜っ」
 叔父の指にこね回されるうち、美奈子のクリトリスに異変が生じた。
 クリトリスが充血し異様に膨張したきたと思うと、先端の表皮がつるりと剥けて亀頭が姿を現せたのである。

 マッド博士の打ち込んだナノマシンは美奈子のクリトリスを親指大に膨張させるだけの機能しかなかった。
 それを利用して、巨大化したクリトリスをペニスに形成させたのは、他ならぬ真澄叔父である。
 今や大人サイズにまで勃起したペニスが、ミーナの股間でビクンビクンと脈動していた。
「ふふふっ。美奈子ちゃん、男の子になっちゃったよ」
 一番見られたくない姿を晒してしまった美奈子は、そっぽを向いてしゃくり上げていた。
 ロリコン叔父が美奈子のショックなど気にするわけもなく、診断と称してペニスを弄び始める。

 柔らかく握ったペニスを上下に扱くと、緩い皮が亀頭の根元を擦り上げる。
「うっ……うっく……」
 美奈子の意思に反して、耐え難い快感が下半身に襲いかかってくる。
「ふぅっ……ふぅむぅぅぅ……」
 顔が上気し、次第に鼻息が荒くなってくる。
「おじさまぁ……ホントにやめてっ……美奈子……美奈子、白いおしっこ出ちゃうからぁ」
 美奈子が泣き声で訴えかけた内容は、真澄叔父を驚愕させるのに充分であった。
 真澄叔父はクリトリスをペニスに改造しただけで、射精する機能など与えてはいない。
 しかし美奈子が言う『白いおしっこと』は精子のことに違いない。
「まさか純粋フォースが美奈子ちゃんの体に作用して……」
 その仮説が正しければ、突撃オペレーションは更なる発展を遂げたことになる。
 細胞を変化させるメカニズムを解明できれば、人間は奇跡の力を手にすることができるのだ。

 知的好奇心が真澄叔父の手の動きを加速する。
 ペニスを扱くスピードがどんどん上がっていった。
「おじさまぁっ……ダメッ……美奈子……美奈子、出ちゃうぅぅぅ〜ぅぅっ」
 簡単に欲望に負けた美奈子は、全身をブルッと震わせると、ペニスを暴れさせて大量の精子をぶちまけた。
 同時に美奈子は意識を途絶えさせ、白目を剥いて失神してしまう。
250突撃!ミーナ3:2007/06/23(土) 02:13:36 ID:xJWP5+WR


「ほぉ、本当に射精したよ。これは驚いた」
 失神した美奈子を見下ろすと、まだなおペニスだけはビクンビクンと上下しながら快感の残滓を吹き上げている。
「やっぱり前立腺や精嚢とかもあるのかな」
 真澄叔父が美奈子のアヌスに指を差し込んでみると、気絶しているのにもかかわらずグイグイ締め付けてくる。
 前立腺のある辺りを探ってみるが、触診ではよく分からない。
「う〜む、睾丸はどこに収納されているんだろう」
 噴き出した精子の成分も調べてみたい。
 興味は尽きなかったが、残念ながら今日は時間がない。
 まもなく甥の健一が妹を迎えに来るのである。
「今度ゆっくり呼び出して、体の隅々まで徹底的に調べてやろう」
 真澄叔父はほくそ笑むと、ほんのり暖かい指を嗅いでみた。


 滅菌ガーゼで指を拭っているうちに、美奈子が目を覚ました。
「う、うぅ〜ん……はっ、いやぁ〜ん」
 美奈子は直ぐに状況を把握して、頬を真っ赤に染めた。
 ナノマシンを除去するためには、叔父の診察が必要だと分かっていても、射精を見られることは余りにも恥ずかしすぎた。
「ゴメンよ美奈子ちゃん。今日の検査でもナノマシンの秘密は分からなかったよ」
 申し訳なさそうに詫びる叔父の姿を見ていると、美奈子は自分が悪いことをしたような気持ちになってくる。
「うぅん。あんな怪しい博士の科学だモン。おじさまだって直ぐって訳にはいかないよ」
 美奈子は落胆する叔父を励まそうと笑顔見せた。
「今度は泊まりがけでうちに来てよ。ゆっくり時間を掛けて、徹底的に調査してみよう」
 真澄叔父はさり気なく次の約束を取り付ける。

「明日から泊まりがけで臨海学校なんだろう? 今日はこれくらいにしておこうか」
 真澄叔父は隠し金庫をからエナジー・タンポンを取り出しながら言った。
 エナジー・タンポンは単4電池ほどのチューブで、中にはミーナとして1時間突撃できるエネルギーが詰まっている。
「要らないとは思うけど、念のため入れておいてあげるね」
 真澄叔父は美奈子の返事も聞かずにスリットを割ると、チューブを深々と内部に挿入した。
「あっ……あんっ……おじさま、ダメッ……おっきしちゃうぅぅぅっ」
 膣内を刺激され、だらしなく萎びていたペニスがムクムクと起き上がる。
251突撃!ミーナ3:2007/06/23(土) 02:17:34 ID:xJWP5+WR
「美奈子ちゃん、ダメだよ。もうすぐ健一君が来るってのに」
 真澄叔父は優しい口調で美奈子のはしたなさを注意した。
「ひぐっ……おにいちゃんが……」
 こんな姿を見られたらと思うと、美奈子の顔から血の気が引いていく。
 しかし勃起してしまったペニスは、萎えるどころか余計に大きくなってしまう。
 危機感がかえって美奈子のマゾヒスティックな部分に作用してしまったのである。

「仕方がないなぁ、美奈子ちゃんは……」
 真澄叔父は苦笑すると、手を伸ばして美奈子のペニスを掴み上げた。
「お、おじさまっ……いやぁ〜ん」
 美奈子はさして嫌そうでもない口調で叔父を非難すると、嫌らしく身をくねらせて登り詰めていった。



「叔父さん。いつも美奈子がお世話になって済みません」
 健一は美奈子を引き取ると、叔父に向かって頭を下げた。
 兄妹にとって真澄叔父は、事故死した両親に代わり後見人として陰に日向に世話を焼いてくれる大恩人である。
 小さい妹の面倒まで見てくれるとあっては、頭の上げようもなかった。
「困ったことがあったらいつでも言ってきなさい」
 真澄叔父は微笑んで兄妹を見送った。


「美奈子はホントに叔父さんが好きなんだなぁ」
 健一は美奈子の手を引きながら呆れたように言った。
 叔父の研究所には、およそ小学3年生の女の子が興味を引きそうなものはない。
「やっぱりお父さんが恋しいのかな」
 美奈子が真澄叔父に死んだ父の姿を重ねているのではと思い、健一は妹を可哀相に思った。

「さぁ、デパートに急がなくちゃ。折角だからおニューの水着、買ってやるよ」
 健一は妹の喜ぶ顔が見たくなり、今月の小遣いをはたく決心をした。
「ホント? 美奈子ビキニがいいっ」
 途端に美奈子の顔が輝いた。
 そして恋人のように兄に抱きつく。
「雨宮のやつ、怒るだろうなぁ」
 小遣いを使い切ることで、健一は雨宮寧々子とのデートを来月に延期しなくてはならなくなった。
 それでも、先にたって駆け出した妹が振り向きざまに見せた笑顔を前に、それもやむを得ないなと肩をすくめた。

 一気に幸せな気分になった美奈子だったが、彼女はまだ知らなかった。
 明日、自分が向かう海岸にアクノグループの魔の手が及んでいることを。
 悪夢のような地獄の責めが待っていることを。
252名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 05:59:21 ID:818Ze52i
GJ!


悪魔のような地獄責め…
これは期待大だな!
頑張って作者さん!
253名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 21:21:01 ID:1Nns97F+
つ☆い☆に☆


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
254名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 10:18:16 ID:Lkxzf2Fv
キテターーーーーーーーーーー!
期待してます、全裸正座ッ(`・ω・´)
255名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 19:42:51 ID:v1jhsn7/
一週間って早いな…
保守
256名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 15:02:33 ID:AhuRd536
書き込めたらなんか書こう
257名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 20:20:37 ID:Q0qpyy0o
待っていてもいいんだよね?
258名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 20:45:45 ID:IGQwMzVY
age
259名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 02:23:00 ID:+e5ooUnF
保守
260名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 17:36:41 ID:uCfLSw93
あげるよ
261名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 15:38:28 ID:/IF92/bL
このスレなら
バルサソされないね
    _ノ_ノ
  ( ゚∀゚)
 ノし▽J
  |  |
((( し⌒J  カサカサ


| | _ノ_ノ
| |*゚∀゚)ベルグバウッ!!
"""

| | サッ
| |彡
"""
262名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 16:04:49 ID:tIFfe4c1
(AA略
263名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 16:26:53 ID:Y/SiJ4Ae
 |
 |   ダレモイナイ
 |Д´) バルサン タクナラ
 |ノ)  イマノウチ…
_|<  ⊂二⊃
    バルサン
    └─┘
♪バールサン ゞ ::;;)
  バァルサン ヾ :;ノ
       ヾ丿
ヽ(`Д´)ノ ⊂二⊃
 (へ )   バルサン
   >   └─┘
♪ゴキブリナンテヾ :::;;;
   イチコロダイゞ ::;;:
       ヾ::;;:
 (Д´ )  ⊂二::::
〜( 〜)   バル::::
 <<   └::::::
♪バァ.ゴホァル.サン::::::
:::::バルsゴフォァゲェホ:;
:::::::::::::::::ソ;;
:: ;`Д)=3::::二⊃::
:::::;)::::::::ル:ン::
:::::>::::::::::┘;:
::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::
:::ウワァァン::::::::::::
::::::::::::::::::::
264名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 17:46:03 ID:bzqFPGdx
保守


保守ってあげないと意味ないんだっけ?
265名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 15:01:09 ID:VO5C0cVD
突撃!ミーナはまだか?
一月がたつぞ。
266名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:07:07 ID:aDKyebzj
まあ月刊誌の連載だとでも思ってようぜ
問題なのは他に作品が無いという事だな
267名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 00:30:05 ID:+On/x86Z
268名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 14:22:55 ID:0zyy3uMs
保守ってやつだ
269名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 16:53:43 ID:23+Dhj7F
あげ
270名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 23:02:32 ID:8mMZYkEt
保守
271名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 15:20:25 ID:LUiSS/+d
保守
272名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 23:24:22 ID:6BjMQl2b
あげ
273突撃!ミーナ3:2007/08/16(木) 02:37:52 ID:qTB/ywwY
「美奈子ちゃ〜ん、早くおいでよぉ」
 一足先に水着に着替た級友たちが、美奈子に声を掛けて更衣室を飛び出していく。
「あぁ〜ん、待ってよぉ」
 ようやく着替えを始めたばかりの美奈子は、焦って級友たちを呼び止める。
 しかし、真夏の砂浜の誘惑は友情よりも数倍魅力的であり、水着に着替えた友達たちは黄色い歓声を上げて走り去ってしまった。
「もうっ……」
 美奈子はほっぺたを膨らませ、一人むくれて見せた。

 美奈子たち聖マリアンナ学園の初等部3年生は、今日から2泊3日の臨海学校に来ている。
 バスはたった今民宿に着いたばかりであり、さっそく水着に着替えて集合することになったのである。
 ところが、一人だけ遅れて脱衣場に現れた美奈子は、着替えに手間取ってクラスメートたちに置いてけぼりにされてしまった。
「だ、男子が変な目であたしを見るから……」


 いつもの制服ではなくキャミソールを着ていた美奈子は、民宿に着くまでの間、幾つもの嫌らしい視線にまとわりつかれ続けた。
 薄い子供用キャミソールの胸部を持ち上げている美奈子の乳房は、とても小3女児のものには見えなかった。
 性に目覚め始めた男子たちの目が、美奈子の胸に釘付けになったのも無理はなかったろう。
 なにせ、注意する立場にある担任の宮崎ツトム先生までもが目の色を変えていたのだ。
 男たちの視線に気付いた美奈子は、なぜか股間が熱くなってくるのを感じた。
 バルトリン腺の活性化を感知し、クリトリスに仕込まれたナノマシンが作動を始めたのであった。

 ナノマシンはアクノグループのマッド博士が開発した超微細機械装置である。
 以前、彼に捕らわれた美奈子は、乳首とアヌス、そしてクリトリスにナノマシンを注入されてしまった。
 ウィルスサイズの機械の作用は、美奈子の敏感な部分の感度を高めるだけではない。
 美奈子の乳房が小学生離れした巨乳に育ってしまったのも、ナノマシンの影響である。
 そしてクリトリスに注入されたナノマシンは、更に劇的な作用を及ぼすこととなった。
 お子様パンツの中で膨張したクリトリスは、ナノマシンに組み込まれた記憶形状システムの働きでペニスへと変化していた。
 因みにナノマシンの設定を弄り、ペニス化するように細工したのは叔父である真澄の悪戯である。
274突撃!ミーナ3:2007/08/16(木) 02:38:27 ID:qTB/ywwY
 その後、美奈子はバスの中で正気を保ちながら友達と談笑するのに、もの凄い労力を費やした。
 少し身をよじっただけでもペニスが擦れ、意思に反して弾けてしまいそうになる。
「あぁ〜っ。も、もうダメェ……白いおしっこ出ちゃうぅ〜ぅっ」
 射精してしまったら最後、半端ではない量の精子が漏れ出し、たちまち美奈子は体の秘密を知られてしまうであろう。
 他人からは好奇な目で見られるだろうし、そうなれば今までの生活とサヨナラしなくてはいけない。
 何より大好きな兄に嫌われてしまうことは、美奈子にとって恐怖そのものである。
 それだけはなんとしても防がなければならなかった。

 何とか民宿にたどり着いた時、美奈子の全身は汗で、そしてパンツはカウパー氏液でベトベトになっていた。
 直ぐに水着に着替えるように指示があったが、まだペニスが勃起したままの美奈子は級友と一緒に着替えることは出来なかった。
 そういうわけで、美奈子はわざと後れて更衣室を訪れたのであった。


「よいしょ……んしょ……」
 美奈子は必死で腰をくねらせ、体に貼り付いたパンツを脱ぐ。
 ようやく脱げたパンツはグッショリ濡れていた。
「持ってきてる着替え少ないのにぃ……これ、乾いたらまた履けるかなぁ」
 美奈子はつまんだパンツを鼻先に近づけてみる。
「……おにいちゃんの臭いがする」
 漏れ出したカウパー氏液まみれのパンツを嗅いでいるうちに、兄のブリーフを洗濯していた時のことを思い出す。
 脱ぎたての兄の下着が、たまにこんな臭気を発していることがあった。
 自分のパンツを嗅いでいると、折角鎮まりかけていたペニスがまたも元気になってくる。

「あぁ〜ん、早くしないと宮崎センセに怒られちゃう〜ぅ」
 美奈子は焦りながら、なんとか真新しいビキニを身に着ける。
 だが、小さい逆三角形の布きれではいきり立ったペニスを覆いきることは出来ない。
 活きのいいペニスは、パンティの上端から半分以上飛び出していた。
「こ、これじゃみんなにバレちゃうよぉ」
 美奈子は真っ青になるが、焦れば焦るほどペニスは大きく膨張してくる気がする。
「世良ぁ、いつまで待たせるんだ。もうみんな整列してるぞっ」
 更衣室の外で宮崎先生の怒鳴り声がした。
275突撃!ミーナ3:2007/08/16(木) 02:39:33 ID:qTB/ywwY
 担任教師の宮崎ツトムは30過ぎの独身男である。
 子供が大好きで、教育熱心な姿勢は保護者からの評判も良い。
 だが美奈子は、何かと女子生徒とスキンシップを取りたがる先生が苦手であった。
「は、はぁ〜い。今いきますぅ」
 そう答えたものの、このままでは外へ出ていくことは出来ない。
「ど、どうしよう……」

 美奈子は考えた末、手洗い場へと走った。
 そして近くにあったダンボールを移動させ、その上に飛び乗る。
「しかたないよぉ」
 美奈子は亀頭の先端を陶器製の水受けに向けると、両手で握ったペニスを扱き始めた。
「こうやると、白いおしっこが出てオチンチンが大人しくなるの……」
 美奈子はマッド博士や叔父からの責めを受けたことにより、経験則でそれを理解していた。

「はっ……はぅぅぅ……」
 目も眩みそうな快感が走った。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ……はぐぅぅぅ〜ぅぅっ」
 体の芯から込み上げてくるものに耐えきれず、美奈子の目から涙が溢れ出てくる。
 鏡を見ると、鏡の中の自分がペニスを扱きまくっていた。
「あぁ〜ん、あたし自分のおちんちんシコシコしてるぅ……シコシコして興奮してるぅ……うぐぅっ……」
 ペニスを扱いて喘いでいる自分の顔は陶酔しきっている。

「こらぁ、世良。何をしている。早くしろぉっ」
 またドアの向こうで宮崎先生が怒鳴った。
「あぁっ、センセが入って来ちゃうぅ……」
 美奈子は真っ青になったが、それでもペニスを扱く手は止められない。
 今、先生に入ってこられでもしたら──こんな姿を見られてしまったら、美奈子の人生はお終いである。
 そんな考えが頭をよぎった瞬間、いきなり撃鉄が落ちた。
「はぐぅぅぅ〜ぅぅっ」
 自然に足が突っ張る感覚がし、頭が真っ白になると同時に亀頭の切れ込みから精子が迸った。
 ビュクッビュクッと間歇的に射精し、その度美奈子が呻き声を漏らした。

 その時、ガタンと大きい音がして扉が開けられた。
 しびれを切らせた宮崎先生が女子更衣室に乗り込んできたのである。
「お前が揃わないと、みんな海に入れないんだぞ。分かって……」
 宮崎先生の怒鳴り声が途中で途絶えた。
 洗面台の前で倒れている美奈子の姿を見つけたのである。
「お、おい……世良っ、しっかりしろ」
 宮崎先生が慌てて抱き起こすと、美奈子は意識を取り戻してうっすらと目を開けた。
276突撃!ミーナ3:2007/08/16(木) 02:40:43 ID:qTB/ywwY
「セ、センセ……あたしバスに酔っちゃったみたい……」
 美奈子は咄嗟に嘘をついた。
 射精の快感に耐えかねて失神したなどとは言えるはずもなかった。
 我慢に我慢を重ねた末の射精は、文字通り失神するほどの快感をもたらせた。
 しかし満足したペニスは落ち着きを取り戻し、元のサイズのクリトリスに戻っていた。
 間一髪のタイミングであった。

「そうか。それじゃ世良は今日のところは海に入るの禁止な」
 宮崎先生は美奈子に無情な告知をした。
「えぇ〜っ? も、もう大丈夫だからぁ。センセ、お願いっ」
 必死に頼み込む美奈子であったが、PTAの圧力を恐れる先生は首を縦には振らなかった。


「ちぇっ……」
 砂浜での見学を命じられた美奈子は半泣きになり、波打ち際ではしゃぐクラスメートを見ていた。
 せっかくおニューのビキニを着たのに、海は明日までお預けなのである。
 嘘をついた報いとはいえ、余りにも辛い罰であった。
 一人での砂遊びにも直ぐに飽き、美奈子はすることが何もなくなってしまう。
 仕方なく水平線を見渡してみると、岬の先端に白い灯台が立っているのが見えた。
「岬の方に行ってみようっと」
 美奈子は宮崎先生の目を盗み、こっそりと砂浜を離れて岬へと向かった。


 近くに見えたのに、岬の先端まで来るのには結構な時間を要した。
 汗ばんだ肌に、爽やかな海風が心地よい。
「うぅ〜ん……いい気持ち」
 灯台の袂に腰を下ろすと、大きく伸びをする。
 青い空と海が目に染みた。

 その時、美奈子の目が沖合を進む黒い影を捉えた。
「クジラさんかな?」
 海面スレスレを移動している黒い影は異様に大きい。
 美奈子がクジラと思ったのも無理はなかった。
 しかし、それは自然界の生き物ではなかった。
 背中から潜望鏡を伸ばすようなクジラなど存在するわけがないのだ。
277突撃!ミーナ3:2007/08/16(木) 02:41:19 ID:qTB/ywwY
「潜水艦……」
 美奈子の目が素早く左右に動く。
 潜水艦の進行方向、東の先に大きな港が見えた。
 港では今日入港したばかりの貨物船が、コンテナを降ろしているところであった。
「アクノグループの潜水艦だわっ」

 美奈子の決断は早かった。
 素早くビキニを脱ぎ捨てると、生まれたままの姿になる。
 そしてポーチから一纏めに丸めたファイティングスーツを取り出し、それを身に着ける。
 極薄の特殊繊維でできたレオタードのため、体のラインはおろか股間の縦筋までがクッキリと出てしまっている。
 続いて素顔を隠すアイマスクとお子様ハイヒールを着用すると、右耳のピアスで指紋認証を行った。

 エナジー・タンポンから漏れ出した濃縮エネルギーが、狭い膣内に溢れかえる。
「あはぁっ……はぁぁぁっ……」
 純粋フォースが細胞レベルで体に浸透していく。
 めくるめくエクスタシーの中で、美奈子は愛と正義の超美少女、ミーナへと変貌を遂げた。

「奴ら、荷揚げ中の貨物船を狙ってる。そうはさせないわっ」
 ミーナは断崖絶壁をものともせず、真っ直ぐに海面へとダイブした。
 水柱を上げてミーナが海中へ没する。
 空気の泡が視界を遮り、ミーナは一時的に方向感覚を失った。
「どっち?」
 目を凝らすと、潜水艦の船体が太陽の光を浴びてキラキラ光っているのが見えた。
 ミーナは全速力で水を掻き、潜水艦の追撃を開始する。
「魚雷を撃たせるわけにはいかないわ。射程に入る前になんとか邪魔しないと」

 ミーナがスピードを上げた次の瞬間、潜水艦の甲板が開き、何かが次々に垂直発射された。
「な、なにっ?」
 いきなりのことにミーナが狼狽えていると、海上に飛び出した10個の物体が大きな輪を作って海面にUターンしてきた。
「ヘッジホッグ? いやぁ〜ん、見つかってたぁ」
 それがロケット爆雷と気付いた時にはもう遅かった。
 ミーナを環状に包み込んだ爆雷が次々に爆発を起こした。

「おごぉぉぉ〜ぉぉっ」
 水中を伝わる衝撃は、大気中より遥かに強烈である。
 ミーナの幼い体は、嵐の中の木の葉のように揉みくちゃにされた。
 ようやく奔流が静まった時、ミーナはヘトヘトに疲れ切っていた。
「うぅぅっ……きょっ、強烈……」
278突撃!ミーナ3:2007/08/16(木) 02:42:05 ID:qTB/ywwY
 意識朦朧となったミーナの目の前で、潜水艦の横腹が開いた。
 今度は何かと思って見ていると、10人ほどのアクアラング部隊が出撃してきた。
「あぁっ、例のタイツ男たち……あたしを捕まえるつもりだわ……」
 アクアラングを付けた戦闘員の半数は、鋭い切っ先を持つ水中銃を持っている。
 そして残りの半数が持っているのは大きな漁網であった。
 あんな物を被せられでもしたら、ミーナは体の自由を奪われてしまう。
「逃げなきゃ」
 ミーナは身を翻して逃走にかかるが、水中スクーターにしがみついた敵は猛スピードで追ってくる。
 ただでさえ自由に動けない水中であるのに、水中爆発の影響が残る体では逃げ切れそうになかった。

「そうだ、モードチェンジを……」
 ミーナはピアスに指を添え、大きく息を吐き出しながら叫んだ。
「チェンジ、マーメイド・モードぉっ」
 半ばゴボゴボと言ってるだけに聞こえたが、声紋認識は正確に行われた。
 高分子繊維のレオタードが微粒子サイズにまで分解され、いったん体表から飛び散る。
 ミーナがフルヌードを晒し、追跡者たちが大きく動揺した。
 しかし、一瞬後には再実体化した高分子繊維がミーナの裸体にまとわりつき、濃紺の競泳水着の形を取る。
 海面から差し込む光が反射し、水着の表面を覆ったスパンコールを鱗のように煌めかせた。

 途端にミーナの水中機動力が飛躍的に向上する。
 鱗状に貼り付いた高分子繊維が水流を制御し、ミーナにイルカの如き水中行動能力を与えるのである。
「…………!」
 振り向いたミーナに向けて5本のモリが襲いかかる。
 だが、水を味方に付けたミーナは、それらをあっさりとかわしてしまう。
 まさに水を得た魚状態であった。
 4人のダイバーが、ミーナを捕らえようと漁網を大きく広げて迫る。
 だがイルカ並の素早さを誇るミーナはちょこまかと逃げ回り、4人のタイミングを狂わせる。
 その挙げ句、遂には逆にダイバーたちが網に絡まってしまった。
279突撃!ミーナ3:2007/08/16(木) 02:42:40 ID:qTB/ywwY
 とても敵わないと見た残りのダイバーたちが潜水艦へと逃げ帰る。
「待てぇっ」
 ミーナが追撃に移ろうと身構えたその時、いきなり何者かに足首を掴まれた。
「…………?」
 気がつくと、いつの間にか忍び寄っていた大ダコが触手を絡み付かせていた。
 いや、よく見るとただの大ダコではない。
 それは8本の触手を持つ、タコと人間のハイブリッドであった。

「アクノグループのスーパークローン……」
 ミーナの考えたとおり、それはマッド博士の手によって作られた遺伝子工学の化け物であった。
「キヒヒヒヒヒィ〜ッ、俺様はオクトバイブス。ミーナとかいう小娘はお前かぁ〜」
 タコの化け物は嫌らしく笑った。
「我々の邪魔はさせん。タップリと可愛がってやるぞぉ〜」
 そう言うと、オクトバイブスはミーナを絡め取ったまま、潜水艦とは逆の方向へと動きだした。

「あぁっ、邪魔しないでぇっ」
 ミーナは必死で藻掻いたが、嫌らしい吸盤だらけの触手は外せない。
 手足の急所を締め付けられていては、せっかくのマーメイド・モードの水中機動力が活かせなかった。
 ミーナは結局そのまま磯まで引き上げられてしまった。

「この触手を振り解かないと……」
 水から上がった瞬間、ミーナは大きくジャンプし、空中できりもみ回転に入る。
 絡み付いていた触手がそれで外れた。
 ミーナは空中でバランスを取り戻すと、オクトバイブスの正面に向けて急降下する。
 潮溜まりに着地すると、膝下までが海水に浸かった。
「早くコイツを倒して潜水艦を叩かないと」
 焦るミーナとは対照的に、オクトバイブスは余裕の構えであった。
 8本の触手をゆっくりと振り回してミーナを威嚇する。
 触手の先端にはコケシ型の突起がついており、妖しげな威力を秘めているように思えた。

「タァァァーッ」
 いきなりミーナがジャンプした。
 そして空中で前転すると、加速度をつけたキックをお見舞いする。
 ボヨンとした感覚が走り、キックのパワーが吸収されてしまう。
「くっ……ミーナチョップ」
 今度は内懐に飛び込み連続チョップの雨を降らせる。
 しかしオクトバイブスはいいように打たれているだけで、反撃はおろか防御すらしなかった。
「キヒヒッ、気持ちいいぞ。もっと頼む。キヒヒヒヒヒ〜ッ」
 分厚いゴムのような体は、あらゆる打撃を吸収してしまうようである。
280突撃!ミーナ3:2007/08/16(木) 02:43:25 ID:qTB/ywwY
 打撃では致命傷を負わせられないと判断したミーナは、一旦後ろに飛んで間合いを取る。
「これならどうっ。スターフィッシュ」
 ミーナはポーチからヒトデ型手裏剣を取り出すと、オクトバイブス目掛けて連続で投げつけた。
「キヒヒヒヒィ〜ッ」
 オクトバイブスは触手を振るい、全ての手裏剣を払い落としてしまう。

「うぅっ……こうなったら、しかたないわ……」
 ミーナはエネルギーの大量消費を覚悟すると、純粋フォースの力で潮溜まりの水を吸い上げる。
 それを高圧エネルギーで圧縮させ、オクトバイブスに叩き付けた。
「アクエリアッ」
 コンクリート製の堤防すら一撃で破壊する必殺技が炸裂した。
 だが、タコの化け物に対しては、カエルの面に小便同然であった。

「あぁっ……アクエリアが通用しない……」
 必殺技を無力化され、ミーナが大きく動揺する。
 その隙を見逃す敵ではなかった。
 オクトバイブスは口吻をミーナに向けると、真っ黒な毒スミを吐き出した。
「アァーッ。目、目がァァァーッ」
 毒スミに目をやられたミーナが、顔を押さえてのたうち回る。

 そこに8本の触手がムチとなって振り下ろされた。
「キャァァァーッ……ヒィヤァァァ〜ァァッ……」
 肉を打つ小気味よい音と共にミーナの悲鳴が辺りをつんざく。
「……お、お願い……も、もう止め……ヒィィィーィィッ……」
 ムチでしばかれるたび、青いスパンコールが鱗のように飛び散った。


「う……うぅ〜ん?」
 ミーナが気がつくと波打ち際に俯せに寝そべっていた。
 アクエリアでエネルギーを使い果たし、ファイティングスーツも千切れ飛んでしまっている。
 高分子繊維はミーナの周辺に漂っているはずであるが、エネルギーを消費しないとそれを再実体化させることはできない。
281突撃!ミーナ3:2007/08/16(木) 02:44:01 ID:qTB/ywwY
「うぐっ……」
 動こうとすると、背中や太腿に鈍い痛みが走った。
 ムチ攻撃によるダメージである。
「あたし……ムチで打たれてて……はっ、オクトバイブスは?」
 起き上がろうとしたミーナがガクリとその場に崩れてしまった。
「な、なにっ?」
 起とうとしても起てないのである。

「アァ〜ッ?」
 気がつくと勃起したペニスが、海中で何者かに握り締められていた。
「イ、イソギンチャクが……イソギンチャクがあたしのオチンチン呑み込んでるぅっ」
 その現実にミーナは驚愕した。
「うんっ……うぅんっ……ダ、ダメ……抜けないっ」
 必死で腰を浮かそうとするミーナだったが、無数の触手がペニスにまとわりついて抜け出せない。
「キヒヒヒヒヒッ。ムチでぶたれておっきするような、いけないオチンチンはお仕置きだぁ〜っ」
 背後にオクトバイブスが立っていた。

 ミーナはムチで打たれているうちに、何故か気持ちよくなってきたことを思い出した。
 痛いはずなのに、知らず知らずのうちにクリトリスが勃起し、ペニスと化したことが記憶にうっすら残っていた。
 結局、ミーナはそのまま失神してしまったのである。
 そしてあろうことか、オクトバイブスはミーナの勃起したペニスを改造イソギンチャクにくわえさせたのであった。

「いやぁぁぁ〜ん。イソギンチャク、いやぁ〜っ」
 ミーナは泣き声を上げたが聞き入れられる訳がなかった。
 なんとか立ち上がろうとしたが、イソギンチャクの内側にビッシリ生えた細かな触手がペニスに絡み付いて放さない。
 それどころか触手のぜん動のせいで、ペニスはますます勃起の度を高めていく。
「まもなく満ち潮だぁ。お前はここで溺れ死ぬのだぁ〜っ。キヒヒヒヒヒッ」
 オクトバイブスはそういうと沖合目指して高速で泳ぎ去っていった。

「あふぅ……ゴホゴホッ……」
 波がミーナの顔に襲いかかってきた。
 潮溜まりの水位は一波ごとに高くなってきている。
 だが、逃げようにもペニスをイソギンチャクの触手に絡め取られて身動きできない。
 このままではオクトバイブスの言ったように、ミーナは溺れてしまうだろう。
 最大のピンチを迎えたミーナはどうなってしまうのか?
282名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 05:34:14 ID:RxTsPYAt
GJ!待っていた甲斐がありました!
ミーナ再びの投下!海での悪魔のような地獄責めの本番はこれからだよな?
興奮が止まらねー
作者さん乙!
283名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 09:13:51 ID:laEg7wp6
久しぶりにGJ!!

実質職人一人と俺を含むロリオタで維持されてる板かw
284名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 10:04:18 ID:kr6ibctd
板でもスレでも何でもいいよ
285名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 11:17:51 ID:Y9F1IShb
ロリフタの戦士が快感に負けるのが好きな俺もいるぜ。
まぁ、規制で書き込めない事が多いんだけどねorz

作者さん超GJ!!
改造イソギンチャもオクトバイブスもまだまだ活躍すると思いたい…。
286名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 18:46:13 ID:V65wyPqx
小学2〜5年生位の戦隊ものはここに投下でぉk?
287名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 20:09:14 ID:RxTsPYAt
おK!
288名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 21:29:10 ID:V65wyPqx
承知した。だがネーミングセンスがまんまな上に亀並みの執筆速度なので過度の期待はしないように
289名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 22:57:51 ID:qF47xD9V
いつもながらGJ!
ヘッジホッグを知っている小3にワロスww
290名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 23:27:07 ID:RxTsPYAt
まあエヴァの碇シンジもあの面でとっさに飛んでったミサイルを巡航ミサイルと見抜くくらいだからな
291名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 10:04:30 ID:btJcC+YZ
遅れ馳せながら作者さんGJ!

ふたなりは好物でもなかったんだけど、ミーナは大好物です!

続きwktk
292名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 22:16:44 ID:r2FNZwMr
保守
293名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 15:30:55 ID:/mqVLE0o
あげ
294デジタル・フェアリー・テイル@:2007/08/31(金) 10:24:03 ID:OeggPO+c
こっそりペタペタ。えちぃシーンがちょっと少なめになったのが反省
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『デジタル・フェアリー・テイル』

<自室、パソコン前にて>

「それで、わたしはええっと……具体的にはどうすればいいの?」

少女に問い掛けられて、パソコンのモニターに浮かぶシルエットだけの猫は一瞬、考え込むような
仕草を見せた。まさか、相手がこんな幼子だとは……全くの、想定外だったのである。

「そうだね、君と同じように『戦える力』を持ってる人が後2人いるはずなんだ。『力』の持ち主は互いに
惹かれ合うようになっているから、結構近くにいると思うよ。彼、あるいは彼女もやっぱり君と同じく
ボクの仲間と出会っているはずだから、ボクがいればすぐに判ると思う」

まあ、むさい男よりはましだろう。そう思いつつ、彼は少女に……出来るだけ穏やかで、判り易い様に
努力しながら、言葉を選びながら話しかけた。当面の敵と戦うよりもまず仲間探しを優先したのは、
彼女が小学生女児というあまりにも有り得ない若さだったから。

「でも、ええっと……シュバルツさん、だよね?シュバルツさんはパソコンとか、機械の中で生きてる
ええっと……『でんしようせい』なんだよね?どうやって、外に出るの?わたし、ノートパソコンとか、
持ってないよ?パパのを借りるわけにもいかないし……」

再び少女に問い掛けられてシルエットの猫は答え、問い掛ける。

「ケイタイは持ってる?持ってるなら、その中に入れるよ。……学校は、ケイタイもって行くの、禁止じゃ
ないよね?」

問い掛けられれば少女は「うん、大丈夫」と答えて、パソコンの脇に置いていた携帯電話を見せた。
それを確認するとシュバルツは一言、

「そっちに移るね」

それだけ言うと……次の瞬間には画面から消えて、少女の携帯電話の待ち受け画面が1匹の黒猫に
変わった。パソコンの画面には猫の姿は消えて、代わりにメール閲覧ソフトの画面だけが写っていた。

「改めてよろしく、君の名前は?」

携帯電話の待ち受け画面の黒猫に問い掛けられて少女は答える。

「黒井ももだよ、よろしくね」

電子妖精シュバルツと『適任者』黒井ももはこうして出会ったのである。

<自室、ベッドの上にて>

悪いコンピューターウイルスが入ってるメールは全部、パソコンの方で見てしまう前に消してしまうから
安心して良いけれど、変なメールは開いたらダメだよ。父親からそう言われたももであったが、その
メールだけは不思議と興味を惹かれて開いてしまった。『黒猫、入ってます』というよく判らない件名の
メールの中に入ったいたのが『電子妖精』を自称するシュバルツであった。

彼の弁によると、特別な力を持った人間にだけ『電子妖精』の入ったメールが密かに送られていて、
力を持った人間であればメールの件名を見ただけでメールを開けずにはいられなくなるそうだ。
295デジタル・フェアリー・テイルA:2007/08/31(金) 10:25:08 ID:OeggPO+c
「君の敵は……まあ、判りやすく言うと悪魔なんだ。悪魔と言ってもね、基本はすごく悪い奴ばかりじゃ
ないんだけれど、やっぱり一部の悪魔は物凄く悪い奴で、いつもいつもどうやったら人間の世界を
征服できるのか考えているばかりの悪魔もいるのは確かなことでねぇ……」

はふぅ……携帯電話の待ち受け画面の黒猫が溜め息を吐いた。そして、続ける。

「ともかく、そういう悪魔はたまぁに、人間の世界に出てくるんだ。それを人知れずに食い止めるために
力のある人間と妖精や天使、時には直接神様が協力し合って戦いを繰り広げているんだよ」

難しい話は抜きにして、要点だけを伝える。これが一番判りやすいだろうと判断して、シュバルツは
ももに掻い摘んで説明をした。ベッドの上でシュバルツの話を聞いていたももはコクコク、頷いた。

「ええっと、要するに……わたしには力があって、シュバルツと一緒にその力を使って人間の世界に
やってきた悪魔と戦えばいいんだよね?」

まあ、そういうことだね。ももの言葉にシュバルツも頷く。とりあえず、自分の立場と役割を理解して
貰えたようでシュバルツはほっと一息吐いた。

「それで、具体的にわたしの力って何なの?」

もものもっともな質問にシュバルツが答える。

「そうだね、力にも色々と種類はあるけれど……ももの場合は『戦士タイプ』の『憑依系』だね」

「戦士タイプの……ひょ〜い系?」

シュバルツの答えに、ももが首を傾げる。戦士というのはともかくとして、小学生にはまだ憑依という
単語は聞きなれない言葉なのだからしょうがない。シュバルツはももに判りやすく説明する。

「戦士タイプというのに説明はいらないよね。君が直接、悪魔と戦うのに向いてるという意味だよ。
憑依系というのはね、戦士タイプの中でもボクら電子妖精と合体して戦うタイプということだよ」

「シュバルツと合体?」

「そう。ボクたち電子妖精は身体を持ってないから直接、人やモノに何かすることは出来ないけれど
力を持った人と合体することで本来の力を引き出せるんだ。で、ももの持ってる力はボクと合体する
力。逆に言えば、君もボクも1人じゃ何もできないんだ。君とボク、2人は一緒じゃないとお互いに
力を発揮することが出来ない」

シュバルツの説明を聞いて、ふぅ〜ん、と、小さく声を上げるもも。

「何だか、不便だね。わたし1人でも、シュバルツ1人でも何にも出来ないんだ」

ももに言われると、携帯電話の中の黒猫は素直に頷いた。

「そう、それが憑依系の弱点だよ。君自身には元々何の戦闘能力もないからいつでもボクと一緒に
いないとダメなんだ。けれど、憑依系は他の能力と比べてかなり強い。君自身が言うなれば妖精に
なるみたいなものだからね。単純に魔法が使えるようになる能力とかと比べると、破格に強いよ」

「つまり、ええと……ハイリスク、ハイリターン?」

「そそ、よく知っているね……とっ……」

一通りの説明が終わったところで……携帯電話の待ち受け画面の黒猫が緊張する。そしてももに
告げるのである。
296デジタル・フェアリー・テイルB:2007/08/31(金) 10:25:56 ID:OeggPO+c
「先に仲間を探そうと思っていたけれど……悪魔の気配がするね、うん……。ずいぶんと弱そうな
気配だし、力の使い方の練習もかねて初戦と言いたい所だけれど、数が多い気もするなぁ……」

シュバルツの躊躇はしょうがないことだった。自分のパートナーとなる力の持ち主がせめてもう
6歳くらい、年が上であれば良かったのだが……全くの子供がパートナーになるとは計算外。
果たしてこのままいきなり実戦をさせて良いものかどうか……。

「悪魔って悪い奴なんだよね、放って置いたらダメだよ!」

ももの言うことはもっともだった。若干の躊躇いはあるのだが電子妖精としての使命感もあるので、
シュバルツは戦う決心をする。

「判った、じゃあ早速だけれど……憑依の能力、見せて上げるよ。今からボクが君の中に入るから
ボクのことを受け入れて欲しい。慣れない内はボクが主導で君の中に入るけれど、慣れてくれば
君の意思で自由にボクを取り込むことが出来るよ」

シュバルツの言葉にコクコクと頷くももの様子を尻目に……シュバルツは憑依を開始する。携帯
電話の待ち受け画面の中の黒猫が飛び出したかと思うと次の瞬間、ももの頭がぼうっとして、
意識を失いかける。

(大丈夫、ボクのこと、受け入れて。君にはその力があるからね)

懸命に歯を食いしばって耐えると……次の瞬間、身体の中を駆け巡る高揚感。先ほどまで頭の
中がぼぅっとしていたのがウソのように身体が軽くなる。

(憑依完了、鏡を見てごらん。ちょっとだけ、君の姿が変わっているから)

頭の中に響くシュバルツの声に頷きながら、ももは部屋の中の鏡を見る。そこには丸いヘルメット
みたいな兜を被って……しかしこのヘルメット、よくよく見ると頭の左右に猫の耳のようなとんがりが
突いているのだが……黒というよりも紺色に近い、学校で着る水着みたいなぴったりした防護服。
両手には大きな鉤爪の付いた篭手をはめて、足元は猫足のブーツ。

「黒猫、だね」

(当然、ボクは黒猫のシュバルツだからね)

最後に、首にゴーグルが掛かってこれで本当に憑依完了。体中に今までに感じた事のない力の
みなぎりを感じながらももは……同時に、不快な気配を感じる。

(さて、もも。ボクと同じ感覚を手に入れた君ならもう判るよね。その不快な感じが悪魔の気配だ。
そして今の君なら具体的にそれが何処から出ているのかも判っているよね)

シュバルツの問い掛けにももはコクコク、頷く。

「うん……判る。商店街の方だ……行かないと!」

言うが早いか、ももは部屋の窓を開けて……お父さん、お母さん、夜に勝手に出て行ってごめんと
心の中で謝って……自室のある2階から跳び出して、隣の家の屋根に飛び乗った。

「……って、ふつうに出来てるけれど、これ、すごいよね?」

(はは、思ったよりも馴染みがいいみたいだね。今の君は黒猫のシュバルツの力が使える。それが
どういう力なのか、ボクが説明しなくても感じ取れているよね?)

頭の中に響くシュバルツの声にコクコク、ももが頷く。ももは猫の身のこなしで夜の住宅街の屋根の
上を器用に跳んでいくと……すぐに夜の商店街に辿り着いた。
297デジタル・フェアリー・テイルC:2007/08/31(金) 10:26:46 ID:OeggPO+c
<夜の商店街、中央通にて>

夜の商店街の中央通は異常な光景に包まれていた。商店街では夜、店が閉まった深夜の時間に
なるとゴミを出して、朝方にゴミ回収業者がそれらのゴミを回収するのだが……。

(あれが悪魔の中でも一番、位の低い悪魔の一種……強欲、だね)

ゴミの詰まった袋を漁って残飯に群がり齧り付く幾つかの影。子供のももよりも小さくて、大人の腰の
高さくらいまでしかない大きさのその生物は、やつれた細長い手足に膨らんだお腹……その姿は
さながら、地獄の亡者のよう。

「うん、わたしにも『判る』よ、シュバルツ……。どんなに食べても食べても満腹にならないで、いつも
お腹を空かせている悪魔。しかもすっごく欲深くてお金や宝石を盗んで集めては、盗まれないように
食べてお腹の中に入れちゃうんだよね?」

憑依のおかげか、ももの知らない知識がももの頭の中に流れ込んでくる。思ったよりもしっかりとももと
憑依が出来ていることに内心、シュバルツはほっとした。

(初めての戦闘だよ、もも。無理せずに身体が動くままに戦ってごらん)

「うんっ!!」

シュバルツに言われてももは力強く頷いて……気がついたときには身体が動いていた。小さな悪魔、
強欲の群れに真っ直ぐ、踊りかかる。

「クロウ・メッサー!!」

「ギャヒィイッィ!!!」

大きな鉤爪を振り被って、振り下ろす。ただそれだけの一撃で、一匹の強欲が悲鳴を上げてどっと
倒れこみ……次の瞬間には霧散してしまう。シュバルツは何も言わないがももには『判る』、悪魔が
死ぬときは霧みたいになって消えてしまうのだと。

「クロウ・グランツ!!」

身体をぐるりと回転させて、鉤爪一閃。驚き戸惑う強欲の群れの何匹かが巻き込まれて、霧となって
消えてしまう。慌てた強欲の群れはそのまま、ももに背中を向けて逃げ出そうとする。だが。

「逃がさないよ!……シュバルツの……速さと雷の黒猫の必殺技、見せてあげる!」

ももの言葉に、内心シュバルツは驚愕した。その驚きがももに伝わらないように必死に隠す。

(憑依しているからボクの属性や能力が判るとはいえ……初戦で『あれ』が使えるなんて……確かに
まだ子供だけれど、やっぱりボクの『適任者』なんだね、ももは)

両手の掌を合わせて、宿る白光。それは雷の輝き。掌を合わせたまま両手を掲げて、解き放つ。

「レイン・ブリッツェン!!」

駆け抜ける、雷の雨。商店街の中央通、背中を見せて逃げる強欲の群れの背後から物凄い速さで
何本もの雷の柱が迫り……彼らを巻き込んで、そのまま雷の雨は商店街の端まで一瞬で駆け抜け
ようやく消えた。巻き込まれた強欲たちは雷に打たれて生きているはずもなく、そのまま霧散する。
298デジタル・フェアリー・テイルD:2007/08/31(金) 10:27:41 ID:OeggPO+c
「やった!後は路地裏にまだいる強欲を倒すだけだね!」

(ああ、そうだね、もも……と、逃げられないと悟って向こうから出てきたよ)

シュバルツの言葉通り商店街の中央通ではなく路地裏の方に残っていた強欲が4匹、逃げられないと
悟って半ばやけになって暗がりの中から飛び出してきた。彼らを前にももは構えて……。

「あっ……れ……?」

構え、ようとして……ぺたんと、力なく地面に御尻を付いてしまう。立ち上がろうとしても、身体に力が
入らない。ぺたんと地面に御尻を付いたまま、動けなくなる。

(初めての、慣れない憑依で大技を使ったから……身体が付いて行かなかったんだ!)

「ええっ……そんなっ……」

シュバルツの声に力無く、ももはつぶやく。そうしている間にも4匹の強欲がじわじわと、ももの様子を
窺うように迫ってくる。やがてももが本当に動けないのだと知るや否や、4匹はももに群がった。

「やっっ……いやぁああ……食べられちゃうっ……」

(大丈夫、食べられたりはしないけれど……でも、そのっ……)

シュバルツが言い澱んだ意味……その意味を、ももは身を持って知ることになる。

<夜の商店街、えちぃ場面>

強欲は名前の通り常に様々な欲求に飢えている。金銭が欲しい、腹が減ったなどがその代表だが、
女性を前にしたときの彼らは……性欲に、支配される。それは老いも若いも関係ない。目の前に
いるのがまだ年端もいかない少女であっても……『やる事』は同じだ。

「やっっ……なにっ、それぇ……」

父親と時折、まだお風呂に入っているももであったが、強欲の腰にそそり立つ肉棒は見慣れない。
父親のそれとは明らかに異なり欲情し剛直している醜いそれは、ももの見た事のある男性の性器では
無かった。ももを取り囲む4匹の強欲は押さえきれないといった様子で我先にとももに群がる。

「咥エロ!!咥エロ!!」

1匹の強欲が猛る肉棒をももの唇にぐいぐいと押し付けて口淫を強要するのだが、その意味さえ
判らないももは首を振ってイヤイヤをする。鼻の曲がりそうな異臭を放つそれを口に含むなんてことは
ももには考えられなかった。すると強欲は業を煮やしてももの頬を叩きだす。

「咥エロ!!」

ばしんっ!!と、一撃……頬を拳骨で叩く。

「咥エロ!!」

ばしんっ!!ももが悲鳴を上げる間も無く、もう一度、拳で叩いた。幼いももの心を折るにはこれで
十分事足りた。ももはボロボロに泣きながらコクコク、頷いて言う。

「咥えますぅぅっ……咥えるから打たないでぇぇ……」

ボロボロ泣きながら恐る恐るももが口を開くと……強欲は容赦が無い。ももの口の中に一気に肉棒を
ねじ込む。ヘルメットを被った頭を押さえ込んで離さずに、強欲は小さな身体をガクガクと振り出す。
299デジタル・フェアリー・テイルE:2007/08/31(金) 10:28:34 ID:OeggPO+c
「ウウッ、待テナイッ!!」

「ソウダ、待テナイッ!!」

欲望にセーブの利かない強欲たちに、1匹がももの咥内を蹂躙するのを待つことなど出来はしない。
2匹の強欲はももの左右に立つと、水着みたいなももの服の脇の隙間から肉棒をねじ込んで……
肉棒の先端の割れ目をももの幼い膨らみの頂に擦り付ける。

「オオッ、女ノ乳首!!水着、擦レテ気持チイイ!!」

「子供、子供ノ乳首!!水着、ザラザラ気持チイイ!!」

2匹の強欲は声を荒げて腰を振り乱し、ももの幼い身体で欲情し、ももの幼い身体を先走りの滑る
汁で汚していく。そして欲望を抑えるということを知らない強欲は、すぐに達してしまう。

ずぢゅっっどっぴゅぅうぅぅぅぅっっ!!!!

水着みたいなももの服の中、2匹の強欲はその中に黄ばんでやたらに粘着質な精液を思い切り、
ぶちまけた。服の中に広がる不快感にももは思わず身を捩るのだが……彼女にはどうすることも
できない。そして、どんなに欲望を吐き出しても欲望が満たされる事の無い強欲2匹は、人間では
考えられないような量の射精をしたにもかかわらず、腰を止めないのである。

(何っっ、ぬるぬるして、すごい臭いよぉぉお、いやぁあああ、何なのぉお……)

強欲の濃すぎる大量の精液を水着のような服の中にぶちまけられて、嫌悪感にももは震えた。身を捩り
逃げ出そうとするのだが……ももの咥内を犯す強欲が拳を振り上げるのが見えて、竦んでしまう。

「イイッッ!!女ノ乳首、イイ!!」

「イイッッ!!子供ノ乳首、イイ!!」

2匹の強欲は口々に叫び声を上げて……ぬちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゃぁ、ぐちゅぉ、精液に塗れた
服の中、卑猥な音を響かせて肉棒を擦り付けて……すぐさま、2度目の射精。

ずぢゅっっどっぴゅぅうぅぅぅぅっっ!!!!

あれだけの大量射精の直後だというのに、それと変わらぬ量の射精。水着のようなももの服の
隙間から大量の精液がごぼっと溢れ落ちて……まだ、2匹は動き続ける。彼らの欲望は死ぬまで
尽きることは無く、彼らに捕まった女は彼らが退治されるまで一生、彼らが気に入った方法で彼らに
嬲られ続けるのである。

「俺モ、俺モ……モゥッッ!!!!!」

「んんん〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!!んんん〜〜〜〜っっ!!!!!んひいぃぃぃっっっっ!!」

そして遂に、ももの口の中を陵辱していた強欲が射精の時を迎えた。ももが肉棒を咥えさせられたまま
もがいて悲鳴を上げるのだが強欲が再びももの顔を殴ってももを大人しくさせると咥内に大量の精液を
ぶちまける。

「んひぃぃぃいぃいっっっっっ!!!!んんんんんんんっっっ!!!!!」

強欲が勢い良く噴出した精液は無理やりにももの喉を通って胃の中まで、一気に犯していく。吐き気を
催してももが暴れるのもお構いなしに強欲はそのまま強く腰を押し当ててももを離さない。目を見開いて
上げる事の出来ない悲鳴を上げながら、ももは口の端は勿論、鼻の穴からまでも精液を零して泣く。

「オオッッ、イイッッ!!!イイッッッ!!!!」

射精しながらも、強欲の動きは止まらない。次の射精を、絶頂を味わうべくむしろ腰の動きを早くする。

(これ以上は無理ぃいっぃいぃっっ!!!これ以上されたら、息ができなくて死んじゃうぅう!!!)
300デジタル・フェアリー・テイルF:2007/08/31(金) 10:29:20 ID:OeggPO+c
鼻からも精液を逆流させてももはもがくが、最早強欲は抵抗するももを殴ることも無く快楽を貪るのに
専念していた。このままでは本当に、窒息して死んでしまう。しかし、力の入らない身体では逃げることも
出来ない。

「ウッッウガァアアアアアッッ!!!」

と……完全にあぶれていた4匹目の強欲が、腰の肉棒を猛らせたまま雄たけびを上げる。他の3匹に
先を越され何も出来ずに業を煮やしたのだ。仲間意識もなく欲望を満たすことしか考えられない強欲は
服の隙間から肉棒を突き入れて快楽を貪る強欲の背中に爪を立てた。

「イヒヒヒヒッ!!気持チイイッッ!!イイッッ!!!」

爪を付きたてられた強欲はしかし、完全に快楽のことしか頭に無かった。背中の痛みなど感じないで
腰を振り乱し肉棒を擦り付けるだけで……無抵抗のまま、霧散してしまう。

「オオオッッッ!!!オオオオオオオオオオッッッ!!!!!」

そのままもう1匹、背中に爪を立てて強欲を屠る。ももの咥内を蹂躙する強欲の首筋に牙を突きたて
引き剥がして……引き剥がされた強欲はしかし、痛みに負けることなく……

どっぴゅぅうぅぅぅぅっっ!!!!

「きゃぁああああっっっ!!!!!」

ももの顔面に大量の射精をしてから、霧散した。顔面を、ヘルメットを精液に汚されながら、ももは
そのまま勢い良く前のめりに倒れこみ、強かと顎を地面に打ちつけた。

「ハッッハハハッ、ハッッ、ハハハハハッ!!!」

水着のような服のお腹の中も、顔も、髪の毛も……精液に塗れ汚されたももの顔を見ながら強欲は
渇いた声を上げて笑う。笑いながら……まだ汚されていないももの背中と御尻を見つめて、ももの
御尻を覆う服の隙間に肉棒を突っ込んだ。

「尻ダ!!女ノ、子供ノ尻ィイイイイイッッ!!!!プニプニダァアアアアア!!!」

「もぅいやだよぉぉぉお、やめてぇええ……ぬるぬる出さないでぇええ……出さないでよぉぉおっ!!」

堪らずに強欲はガクガクと腰を振ってももの柔らかな尻肉の感触を肉棒で堪能しながら奇声を上げて
悦ぶ。はぁはぁと荒々しい息を吐き出しながら……やはりすぐに射精する。

どっぐぅぅぅぅぅうっっ!!!!

大量の精液をももの尻肉に吐き出し、水着のような衣装の中は完全に精液漬けになってしまう。
それでも強欲は腰を振るのを止めない。

「尻ィイッィイイイ!!!幼女ノ尻ィィイ、イイイゾオォォオオ!!!」

「もぉお、もぉ、やめてぇえ……やめてよぉぉ……お願いだよぉお……」

顔中、精液塗れにしてボロボロと泣きながらももが叫ぶ。そして、逃げようと手を動かしたとき……
気がついた。手に力が入ることに。最初の頃の力の漲りこそないが、十分に手足が動くのだ。
301デジタル・フェアリー・テイルG:2007/08/31(金) 10:30:45 ID:OeggPO+c
(もも……ももっ!チャンスだよ、ももっ!)

シュバルツの声が聞こえた瞬間、ももは動いていた。

「フット・メッサー!!」

猫足のブーツの先端に隠されていた爪が伸びて……仰向けに倒れこんだまま足を上げ、その爪先が
強欲の膨らんだお腹に思い切り突き立てられた……。

<夜の商店街、終幕>

シュバルツの力は主に5つある。1つ、猫のような素早い動きとしなやか肉体。2つ、人間よりも優れた
知覚能力。3つ、爪による鋭い一撃。4つ、雷を自在に発生させる力。そして5つ目……。

(相手の体力を奪う力……ライフドレイン……。これがボクの大まかな力だけれど、ごめんね、もも、
やっぱり子供のももを悪魔との戦いに巻き込むのは危険すぎたね……)

人通りの無い夜の商店街の中央通。黄ばんだ精液に塗れ汚れきった身体のまま地面にうつ伏せに
寝転がるももに、シュバルツが申し訳無さそうに言葉を掛ける。

「ううっっ……怖かったよぉ……怖かったよぉ……でもっっ、でもっ……あんなのが、街の中にいっぱい
潜んでるんだよね、シュバルツぅ……」

(うんっ、そうだよ、もも……。みんなは知らないけれど、悪魔は街の闇の中に潜んで、確実にいる)

慙愧の念に耐えかねる様子のシュバルツをよそに、涙を堪えながらももはシュバルツに決意を告げる。

「怖いけどぉお……でもっ、でもぉ……あんなの、放っておけないよぉ……。学校の友達とか、いつ
襲われるか判んないし……パパもママも、今は平気でも……襲われたら嫌だよぉ……」

だから。だからと、ももは続ける。

「怖いけどぉお……怖いけどぉ、でも、わたし……戦うよっ、シュバルツといっしょに戦うの!!」

こうして少女、黒井ももは悪魔との戦いに身を投じる決意を固めたのであった……。
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これでおしまい。これが第1話になるかどうかは書き手の妄想と時間の都合次第。悪魔、電子妖精と
元になったアイデアはぶっちゃけ『女神○生』だけれど、原型は見事になくなってる。タイトルは一応、
『デジタル・デビ○・ストーリー』に引っ掛けてみたりしている。
302名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 14:12:44 ID:p5MPkqxF
GJ!設定が格好良い!
ちっさい子供がエロ虐めに合うのイイ!
303名無しさん@ピンキー:2007/09/01(土) 08:07:25 ID:3G0nsuhO
>>301
設定がいいぞ。
これだけの内容だから、連続化してくれ。
304名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 18:22:47 ID:FKuNI19j
連載期待あげ
305デジタル・フェアリー・テイル2の@:2007/09/03(月) 19:03:08 ID:DtTTB/nz
土日に時間があったのでコツコツ書いてこっそりぺたり。デジタル・フェアリー・テイル第2話目、2人目登場のお話
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『プロローグ』<皆木学園初等科、体育館にて>

「バスケの練習、長引いちゃったね」

「そうだね〜」

午後7時、屋内照明に照らされた体育館には2人の生徒の姿しかなかった。小中高一貫教育で知られる私立
皆木学園では基本的にクラブ活動による居残りは厳禁であるが、大会の2週間前であればクラブの顧問と
担任教師の許可を取った場合に限り、居残り練習が認められている。

勿論、初等科であれば夜遅くまで残るわけにはいかない上に物騒なご時勢だ、居残り練習をする際には必ず
保護者が迎えに来ることが原則となっている。実際に、この2人の女子児童も携帯電話を使って保護者を
呼んでいる。もうじき、保護者が学校に付く頃だ。

「パパが来る前に着替えないと……行こっ!」

彼女は友達の手を引いて体育館を出ようとするのだが……しかし、どんなに手を強く引っ張っても友人は全く、
ピクリとも動かなかった。

「もぉ、どうしたの〜?」

ぐいぐいと手を引くのだが、やはり彼女は動かない。不審に思って彼女の方を見ると……体育館の隅の一点を
指差して、彼女は足をガタガタと震わせて硬直していた。顔は血の気が引き青ざめていて、何かに怯えている。

「どうしたのっ……?何か、いるの……?」

女子児童が指差したその一点に目をやると……『それ』が……いや、『それら』がそこにはびっしりと、いたので
ある。『それ』は大きな目玉だった。充血した大きな目玉が体育館の隅の影に無言で浮いているのだ、それも
1つ2つではなく、影の中にびっしりと。

そしてよく見ると、『それ』はそこだけでなく、体育館の影という影の中にびっしりと存在していた。『それら』は
ただただ、2人の女子児童をじぃっと、瞬きもしないで穴が開くほどに見つめているのである。

『ひっっ……きゃぁあああああっっ!!!!!!』

2人がようやく悲鳴という恐怖のシグナルを発することが出来たときには、2人の女子児童の保護者がちょうど
体育館に2人を迎えにいこうとしているところであった。

しかし、2人の女子児童の悲鳴を聞きつけた父親たちが体育館に駆け込んだときには……2人の姿は何処にも
無かったのである……。

<黒井ももの朝、登校風景>

「改めて確認するけれど君の周りには後2人、君と同じように『力』を持っている人間が居て、彼らも君と同じように
電子妖精ともう既に出会っていると思うんだ」

携帯電話の待ち受け画面の黒猫……シュバルツがももに語り掛ける。黒井もも、私立皆木学園初等科に通う
小学校4年生であるが、電子妖精シュバルツをその身体に『憑依』させることによって戦う力を得る不思議な『力』の
持ち主でもある。

本来は『悪魔の世界』に住んでいて『人間の世界』にはいないはずの悪魔たち。彼女の役目は人間の世界を
征服しようと企む一部の凶悪な悪魔たちの魔の手から、この世界を守ることなのだ。
306デジタル・フェアリー・テイル2のA:2007/09/03(月) 19:04:07 ID:DtTTB/nz
「この世界に3人しかいないの?力を持っている人も、電子妖精も」

ももの問い掛けにシュバルツは首を横に振る。

「勿論、そんなことはないよ。仲間は世界中のあちこちに散っているんだ。けれどお互いに緊密に連絡が取れて
協力し合える仲間、という風に考えると……この辺りには2人だけだと思う。僅かだけれど仲間の気配もするし」

電子妖精であるシュバルツは悪魔の気配や仲間の気配を敏感に感じ取ることが出来る。故に、傍に仲間が
居ればすぐに判るのだという。そして『力』の持ち主は互いに引き寄せあう性質を持っているので、他の『力』の
持ち主もきっと、ももの周辺にいる人物だとシュバルツは考えていた。

「他の2匹の電子妖精だけれど、1匹は白犬のディンゴ。ボクと同じく魔法も格闘も得意だけれど、魔法の方が
得意なタイプだね。氷の魔法が特に凄い。もう1匹が赤牛のタウロン姉さん。炎の魔法を使えなくもないけれど、
一番得意なのは自慢の怪力から繰り出される斧の一撃。この2匹がボク、黒猫のシュバルツ以外にこの辺に
送り込まれたはずの電子妖精だね」

シュバルツの言葉に「う〜ん……」と、ももは少し考え込んでから言葉を発する。

「とにかく、今わたしの周りのどこかに白犬さんと赤牛さん、そしてそのパートナーさんたちがいて、その人たちと
合流してみんなで悪魔と戦えばいいんだよね?」

「……まぁ、難しい話を抜きにすれば、そういうこと。とにかく、仲間を見つけることが最優先だね」

それで納得したのか、2人は暫く無言のまま、通学路を歩いていく。するとやがて、長い石段の前でももが
立ち止まった。石段の上を見上げると見事に朱色に塗られた鳥居があるのだが、その鳥居の所にランドセルを
背負った少女が1人、立っていた。彼女はももの姿を認めると慣れた様子で石段を駆け下りていく。

「すごい場所だね……神気が満ちていて……それに、これは……氷雪の力……?」

携帯の待ち受け画面の黒猫が、心地よさそうに目を細める。そんなシュバルツの様子を尻目に、ももは自分
目掛けて石段を駆け下りてくる少女に手を振る。

「ひなちゃん、おはよう!」

「おはよう、ももちゃん!」

白河ひなはももと同じクラスのももの親友であり、白河神社の娘だ。雪を御神体に持つ一風変わった神社で、毎年
冬になると山から雪を運んできて、1年間、御神体を祭る祠の中に厳重に保管される。神主はその雪が1年の間
絶対に溶けないよう厳しく管理し、守る義務がある。実際、この神社では100年もの間、雪が耐えたことは無い。

「……ねぇ、ももちゃん……昨日、先生から電話、来た……?」

ひなはももとは対照的な人物だ。ももが明るく活発なイメージがあって髪を短めに刈り込んでいるのに対してひなは
物静かなイメージがあって髪は長く腰まで伸ばしていた。そのひなが声を潜め心配そうな様子でももに話しかけると
事態が一層深刻そうに見えるのである。

「……うん、来た……。体育館でバスケットの居残り練習をしていた6年生の先輩2人が行方不明なんだよね。
だから、事件が解決するまで当分居残りは禁止だって言うし……どうしたのかなぁ……」

事件の概要しかしらないももも首を傾げることしか出来ない。心配そうな様子でおろおろとももの顔を見つめる
ひなに、ももは迷いを消して笑いかけた。

「大丈夫大丈夫、すぐに事件だって解決するし、今日学校に行っても別に何も起こらないよ」

ももに笑いかけられてもしかし、ひなは何か、怯えた様子でおどおどしていて……やがて、意を決したようにももに
話し掛ける。
307デジタル・フェアリー・テイル2のB:2007/09/03(月) 19:04:43 ID:DtTTB/nz
「あのっ、そのことにも、たぶん、関係あると思うんだけれど……ももちゃんに、相談したいことが……」

「体育館の闇に巣食うは幻惑の瞳〜、目と目が合ったらおしまいだよぉ……うふふふぅぅ♪」

『わっっっ!!!!』

不意に背後から言葉を掛けられて、ももとひなは2人同時に声を上げてしまう。いつの間にか2人の背後に居たのは
どのきついメガネを掛けているせいだけでなく、長くボサボサと伸ばした前髪のせいで表情の全く読めない少女。
薄く口元に笑みを浮かべながら、彼女は2人に「おはよぉ〜、あはっ♪」と声を掛ける。

「あ、おはよう、イブちゃん」

皆木学園初等科4年D組、天原イブ。C組に通うももとひなの、クラス違いの親友であ。独特な喋り口調と極度の
怪談・オカルトフェチの性格が災いして彼女への評価は極度の嫌悪か好意かに2分されるのだが、ももとひなは
彼女が決して嫌いではなかった。むしろ、彼女に対してはかなり好意的だ。

「学校の7不思議にも載ってない、新しい学校の怪奇ぃ〜……体育館の影にびっしり浮かぶ大きな瞳の群れ〜。
見つめられたら恐怖のあまり動けなくなって……そのまま、心も身体も瞳の世界に引きずり込まれるぅ〜……
最近の噂だけれどぉ……わたし的には本当っぽいかもねぇ〜……不謹慎かなぁ、あはっ♪」

妙に楽しげにオカルト情報をアルカイックスマイルで語るイブの様子に……慣れているとは言え若干の戸惑いを
感じながら、ももとひなは食い入るように聞き入ってしまう。

「今日の午前中に体育の授業が体育館であるけれどぉ……特に体育館の四隅の影は絶っ対にぃ、見ない方が
いいよぉ……大きな目玉が潜んでるからぁ……たぶん、ねぇ……うふふふぅぅ……」

イブの放つ独特な雰囲気に飲み込まれてしまい、結局ももはひなが何を言いかけたのか聞くことが出来ず、ひなも
ももに言いかけた言葉の続きを紡ぐことができなかったのである。

<皆木学園初等科、体育館にて>

(見るなって言われれば、言われるほどに……やっぱり気になるよぉ……)

そして迎えた体育の時間なのだが……イブの言葉が逆に気になってしまい、ももは体育館の四隅の角がどうしても
気になって気になってしょうがなく、授業どころではなかった。C組、D組の合同体育のためにそのイブ本人も同じ
体育館にいるのだが、忠告した当の張本人だというのに体育の授業そっちのけでずっと、彼女は体育館の隅の
方をじぃっと、見つめては何事か、呟いていた。

(うぁあああああっ、すっごい気になっちゃうぅ……)

そんなイブの様子が一層拍車を掛けるのだ。マットの上で前転を繰り返しながらも視線はついつい、イブの目を
追ってしまうのである。一部の男子と女子がそんなイブの周りから完全に離れているのが判るのだが……彼らの
気持ちが何となく、ももには判ってしまう。

(…悪魔と戦うって決意したのに、怪談話に怖がるって言うのも何だかおかしいけれどぉ……でも、やっぱり、
怖いものは怖いよぉ……)

ビクビクと怯えながらふと向けた視線の先に、ひなの姿があった。ももと同じようにひなもやはり怯えた様子で
あったがももと目が合うと彼女はにっこりと、ももに微笑みかけた。ひなに微笑みかけられると、ももの怯えも
幾分か、和らぐのだったが……。
308デジタル・フェアリー・テイル2のC:2007/09/03(月) 19:05:23 ID:DtTTB/nz
「っっっ……ひゃっっ!!!」

不意に、刺すような視線を感じた。その視線は不快感と嫌悪感、そして寒気も伴う視線だった。視線を感じた方に
ももは目を向けるのだが、しかし……そこには影があるだけだった。

視線の正体はももには判らなかった。判らなかったのだが……感じた不可思議な感覚には覚えがあった。そう、
その感覚は……。

(今の……悪魔っ?!ちょっと、自信ないけれど……でもっ、やっぱり……)

シュバルツが憑依していたときに感じた悪魔の気配。あの感じと良く似ていた気がした。ももにはそれが本当に
悪魔の気配だったのか、断言できないけれど……シュバルツならば何か判ったかもしれない。体育の時間が
終わったら早速シュバルツに相談しよう。ももはそう決意する。

「どうしたのぉ、ももちゃぁ〜ん……幻惑の瞳と目が合っちゃったのぉ……うふふふぅぅ、いいなぁ〜……ももちゃんや
ひなちゃんなら、目が合っても平気そうだもんねぇ……うふあはぁっ♪」

ももの短い悲鳴を聞いていたのか、イブがにへらぁっと、ももに笑いかけてきた。ももは曖昧に笑って返すだけ。
そしてその脇で密かにひなは自分の抱える『秘密』がイブに見透かされてしまったような気分になって、一瞬、ビクリと
肩を震わせてしまうのである。

結局、体育の授業の間には視線を感じた以外、特に変わったことは何も起きなかった。そう、体育の授業の間は
何も、起こらなかったのである。事態が急変したのは昼休みに入ってからだった。

「先生っ!!大変です、用具室に、人がっ!!!」

生徒の悲鳴、教師を呼ぶ声……。慌てて3名の男性教師が体育用具室に飛び込むと、そこには行方不明に
なっていたはずの2人の女子児童が重なるようにして転がっていた。

「いやぁああ、見ないでぇえ、見ないでぇ、見ないでぇえええっっ!!!」

「もうやめてぇえ、やめてよぉぉ、いやぁあ……許してぇえ、おもらししたくないよぉぉっ……」

2人は全身を汗と、涙と、涎と、そして小便に塗れさせながら……体育着を胸が見えるくらいに捲り上げて、
ブルマを足首の辺りまで擦り下ろした状態で身体をくっ付け合って何事かうわ言のように繰り返していた……。

<幻惑の瞳の世界>

「ひっっっ!!!!いやぁあああ、ヤダぁあああっ、離してぇええっっ!!!」

「……なにっ?!何これ、ママっっ!!!パパぁあああっっ!!!」

2人の女子児童は意識を取り戻すと同時にパニック状態に陥ってしまった。真っ黒な髪の毛を何本も束ねたような
黒く光る糸の束が2人の手足を縛り上げ拘束しているのだが……その糸にはびっしりと、あの『瞳』が何個も何個も
くっ付いていて、2人のことを不気味にじぃっと、瞬きもしないで見つめているのである。

そして、上を見上げれば一際巨大な瞳が1つ、真っ黒な球体に張り付いて浮かび上がっていた。不気味な瞳に
囲まれながら、2人は身動きの全てを禁じられていたのである。

「見ないでぇええ、やぁあ、見ないでよぉお……」

それだけでもう、怖ろしかった。別段、今のところ痛いことや苦しいことをさせられたわけではないのだが、見られる
だけで恐怖を掻き立てられる。そして2人の少女が悲鳴を上げる度に、大きな瞳が震えるのだ、まるで喜んで
いるかのようにして。
309デジタル・フェアリー・テイル2のD:2007/09/03(月) 19:06:05 ID:DtTTB/nz
やがて、瞳たちは行動に出た。髪の毛みたいな糸の束が蠢いて、2人の体操着を巻く利上げ、ブルマを足首の
ところまでずらすと……そのまま、這いずり回りだす。

「ひっっひゃっっ……あはははっっ、やっっ、ひっっははははっっ!!!くすぐったっ……ひはああっっ!!!」

「ははっっ……あはっっ!!!やめてっ、くすぐったいよぉお、あはっっひひひっっ!!!!」

その感触に2人は恐怖しながらも、くすぐったくてくすぐったくてたまらなくて、2人して大きな声上げて笑い出す。
それがこれから明日の昼まで延々と続く地獄の始まりだとは、まだ気付かずに……。

「はひっっ!!はひっっ!!ひははははっっ!!!もっっ、もぉぉ、もぅ許ひてぇえ……あひははははっっ!!!」

「らめぇええ……あひゃひゃひゃひゃっっ!!!らひぃぃぃいぃっっ!!!らめよぉぉぉおっっ!!!」

30分もすれば、幼い2人の肉体が痙攣を起こし始めた。それは奇妙な光景だった。少女たちの口からは懇願と
笑い声の両方が漏れ聞こえ、お腹に、脇腹に、未熟な乳房に、幼い尻肉に、腰に……細く黒い糸の束が這って
回る。全身を汗でどろどろに汚し、笑い顔だというのに目からはボロボロと涙を零しながら腹筋を痙攣させて少女
2人、身体をくねらせ跳ね回らせる。

「おおおおっっおひひゃはははははっっ!!!らめぇええ、あたしぃぃい、あたしいいぃ、お漏らししちゃうぅぅう!!」

「あひぃぃぃいぃっっ、あはぁぁぁあっっ!!!わわわわたしもぉぉぉぉっっ!!!」

やがて、2人同時に激しく痙攣したかと思うと……羞恥心で耳まで赤く染めながら、ボロボロの泣き顔なのに笑みを
張付けたかのように顔に浮かべたまま……。

『漏れるぅぅぅうぅぅうっっっっっ!!!!!!』

じょろっっ……びしゃぁああああああっっっ!!!!!

堪り兼ねて2人同時に黒い糸の束に……床の上に、小便を撒き散らした。お互いに恥じらいと興奮で顔を真っ赤に
染め上げながらも、羞恥心と同時にある種の開放感を覚えて……今まで感じた事の無い恍惚感を覚える。

「うぁああああ、見ないでぇえ、見ないでよぉお……おしっこ、見ないでぇええ……」

2人のそんな様子を終始、幾つもの瞳が見続けていた。2人はいやいやと首を振って瞳を閉じようとするのだが、
身体に絡みつく糸の束の感触がたまらなくくすぐったくて、目を見開いてもがいてしまう。

「はっっひっっ……あっっひっっ、くっ……あっっ……ほぉお……終わった、のぉ……?」

と、不意に……意図の動きが止まった。良かった、もう終わったんだ、お家に帰れる。2人は安堵の溜め息を
吐くのだが、まだまだ、これからが本番であった。

「えっっ?!あっっ、何やだっっ、ダメ、そんなのっ、ダメっっ!!!や、おしっこの穴、春ちゃんにくっつけないで!」

「ひゃっっ!!やだよぉぉお、さっきお漏らししたばっかりなのに、りっちゃんのお顔におしっこの穴……ひゃっ!」

糸の束は2人を横に寝かせると、ちょうどシックスナイン……つまり、お互いの顔に、お互いの秘裂がくっ付き合う
ように向かい合わせる。その体勢の意味も、これから強要される行為の意味も知らずに2人は小便を漏らした
ばかりの濡れた秘裂を、相手の顔の前に晒させられる。

「んぶっっ!!はっっんんっっ!!やぁあ、んっっやめてよぉぉおっっ……んちゅっっ!!!」

「ひんんっっ……んむぅぅうっっ!!!ぁああ、りっちゃんのおしっこぉ……んぁあっっ!!!」
310デジタル・フェアリー・テイル2のE:2007/09/03(月) 19:07:06 ID:DtTTB/nz
先ほど小便を漏らしたばかりの幼い秘裂……黒い糸の束は2人の顔をそこに押し付けて、その意味さえ知らぬ
2人の幼い少女に卑猥な口付けを強制させる。柔らかい子供の唇がお互いの秘裂を擦りあって……初めての
行為に、小便で濡れる秘裂はいつしか『ぬめり』を帯び始める。

「春ちゃぁあん、あたしぃぃ、変だよぉお、頭の中がジンジンするぅぅうっ……ぁあ、ダメぇええ……おかしいよぉ」

「りっちゃぁあん、わたしもぉぉ、変になるぅうぅ、ぁああ、りっちゃん、わたしのおしっこの穴擦っちゃ嫌だよぉ」

初めての感覚に悶える少女たちに追い討ちをかけるようにして、密かに幼い秘裂の中に潜り込んだ黒い糸の一部が
少女たちの尿道を擦り上げ、小さなそこに激しい刺激を与え始める。

「……あっっ、ダメっ!!!春ちゃんダメぇええっっ!!さっき、あんなにお漏らししたのに……また、またっっ!!」

「りっちゃんっっ、わたしもぉぉ、わたしもだよぉぉお、わたしもっ……お漏らししちゃうよぉおっぉっっ!!!」

興奮の喘ぎ声は一転して、パニックの悲鳴に変わる。2人の少女は再び羞恥心で顔を真っ赤にしながらお互いに
身体を震わせるのだが……2人の顔を秘裂に押し付ける黒い糸の束は、容赦しない。むしろ、ぐいぐいと強く、
少女たちの顔をそこに押し付け始める。

『ダメぇええええ!!!やめてぇえええええ!!!!』

2人の悲鳴が重なって……2人はお互いに、親友の顔に小便をぶちまけてしまう。勿論、実際には続けてこれだけの
放尿が出来るはずも無いのだが、幻惑の瞳の世界が見せる偽りの感覚だと少女たちに見抜けるはずもなかった。

そして、同じことが明日の昼まで延々と繰り返されることになるとは……この時まだ2人は知らない。

<皆木学園初等科、夜の体育館にて>

(間違いないよ、この体育館に悪魔が居る。学校の敷地内に入らないとボクにも気配を悟らせないほどの力と
なると……たぶん、特殊な魔法を得意としているタイプの悪魔だと思う。たとえば催眠術とか、幻覚とか……直接
攻撃が得意なタイプじゃないと思うんだ)

人気の無い夜の体育館の中に、ももの姿があった。猫の耳みたいなとんがりのあるヘルメットに、紺色の水着
みたいなぴったりフィットの防護服。鉤爪の付いた篭手に猫の足。首に防護用のゴーグルを下げたその姿は
黒猫のシュバルツを憑依させたももの戦闘モードだ。

(と……早速、来たね。もも、ボクが事前に説明したとおりに戦ってごらん)

夜の暗がりの中……月明かりに照らされた体育館の中の影の特に濃いところから沢山の瞳が浮かび上がったかと
思うと、一斉にももに群がってくる。

「クロウ・ラウフェン!!」

全力疾走、鉤爪一閃。両手を大きく広げて手を滅茶苦茶に振り回してももは走り回る。ももの振り回す鉤爪に軽く
触れただけであっさりと瞳は切り裂かれて霧散してしまう。

(思ったとおり、この瞳には幻惑の効果があるね。つまり、この瞳をじぃっと見つめていると操られてしまったり、
幻を見せられたりしてしまうんだ。でも、ボクを憑依している状態の君にはそんなまやかしは利かないよ)

「でも、判っていても、ちょっと気持ち悪いよぉ!……と、フット・メッサー!!」

シュバルツの言うとおり、影に浮かぶ瞳と目をあわせると一瞬、くらりとするものを感じるのだが、ももの足を止める
ほどの影響力はない。ももは視線を無視して縦横無尽に走り回り、瞳を切り裂き蹴り付け霧散させていく。
311デジタル・フェアリー・テイル2のF:2007/09/03(月) 19:07:41 ID:DtTTB/nz
「ふっっ……はぁっ、はぁっ……」

只管に走り回って、ももは息を荒くして立ち止まる。好機と見て瞳の群れが我先にとももに迫ってくるのだが……
これはもものフェイクだった。準備万端で両手を合わせ上に翳す。

「ライフ・ドレイン!!」

走り回って体力を消耗したのは確かに事実であったが、しかし足を止めるほどの消耗は無かった。それでもももが
足を止めたのは、ライフ・ドレイン……体力吸収の魔法を有効に使うためだった。ももが激しい輝きに包まれたかと
思うと、次の瞬間には群がった瞳の全てが霧散してしまい……呼吸を整えてけろりとしたももが1人、立つだけ。

(これが黒猫のシュバルツの戦い方さ、もも)

積極的に動き回り敵を翻弄し爪で切り裂き、疲れたら機を見てライフ・ドレインで消耗した体力を回復する。あるいは
大きな魔法を使い敵を蹴散らしながら、隙を見てライフ・ドレインで回復を図る。それがシュバルツの十八番だ。

「もう判ってるんだからね、出て来なさい!」

気力も体力も充実したももが、天井をびしっっと指差して叫ぶと……天井の暗がりから大きな黒い塊がぬっと
現れて……それに大きな瞳が張り付くと、眼下のももを見下ろした。不気味な巨大目玉の登場にももは緊張するが
それ以上に緊張したのはシュバルツの方だった。

(うっ……ますいな、監視者だ。戦闘能力は低いけれど、もも1人じゃ、うんっ、無理、勝てないよ!)

「え、どうして……わっ!!」

緊張するシュバルツの言葉に問い掛ける間も無く、巨大な目玉……監視者は瞳から妖しい光をもも目掛けて放って
来た。ももが危険を感じてそれをさっと避けると……体育館の床がじゅっと焦げる。

(監視者は、名前の通りじいっと見つめて離れない。ボクの……黒猫のシュバルツの動きにも確実に付いて来る。
あの目に睨まれたら最後……視界からは逃れられないんだ。頭はあんまりよくないし力もないくせに、とにかく見る事
だけはすごく得意な厄介な奴だよ)

シュバルツの言葉通りだった。ももがどんなに素早く動いて監視者の背後に回ろうとしても、その目玉は常にももを
真正面に捉えてくる。近づこうとすれば妖しい光を発しながら距離を取るし、間合いを取ろうとすると同じ分だけ、
確実に間合いを詰めてきて……ももに接近戦をさせず、必ず自分に都合のいい距離を保ち続ける。

「どっっどうしよう?」

監視者の放つ光線をかわしながらももはシュバルツに問い掛けるのだが……。

(とにかく1人じゃ勝てないから、何とか逃げるしかないけれど……逃がしてくれそうにないなぁ……)

「そんな、のんきなぁあ……わっっ!!」

危うく光線の直撃を受けそうになって、ももは慌てて身を翻す。いずれ体力を消耗して動けなくなってしまう。
シュバルツは内心、焦燥に駆られるがももにそれを悟られないように努めて冷静な振りをする。

「もっっ、もぅダメっっ……きゃっっ!!!」

そしてその瞬間が遂に、訪れた。ももが体育館の床に足を滑らせて転倒してしまったのだ。その隙を見逃すほど
甘い監視者ではない。すかさず、ももの背中に光線を放つのだが……。
312デジタル・フェアリー・テイル2のG:2007/09/03(月) 19:08:14 ID:DtTTB/nz
「氷、壁、出!!」

凛とした声に続いて、しゃぁああん……と、鈴の音が鳴り響いたかと思うと、次の瞬間ももの背中に氷の壁が
出現し、監視者の放った光線を受け止める。若干の水蒸気が立ち上るものの、氷の壁はほとんど無傷。

「大丈夫、ももちゃん……?」

開け放たれた体育館のドアの前に立っていたのはひなだった。年に一度、神社で行われる姫神楽の儀式の際に
のみ着るいくつもの装飾をあしらった巫女服姿の彼女。その手には同じく姫神楽の儀式で使う鈴を手にしていた。

「主よ、その調子だ。わたしに『言葉の力』を与えておくれ」

ひなの傍には子供くらいなら背中に乗せて走り回れそうな程に大きな白い犬が1匹、寄り添うようにして控えていた。
冬でもないというのに口から白い息を吐き出し、監視者を睨みつける。

「えっ……まさか、ひなちゃんが?!」

(なるほど……ディンゴのパートナーは『召喚タイプ』で『言霊系』か。ディンゴにぴったりだね)

「シュバルツ、もしかして、ひなちゃんがわたしの仲間だって気付いてたの?!」

大いに驚くももとは対照的に極めて冷静な様子のシュバルツ。思わず大きな声を上げてももが怒鳴ると、彼は何とも
バツの悪そうな様子で答える。

(うう〜ん、言い訳をするなら、確証がなかったんだよ。彼女自身、神社の巫女ということで神気が強かったし、
神社自体も氷と雪の加護を受けていたから……彼女自身と神社に宿った力なのか、それともディンゴの持つ氷の
力なのか、判別できなくて……ごめんよ、もも)

「そういうことなら……うう〜〜、いいよ、うん……怒鳴ってごめんね」

釈明するシュバルツの様子に……ももはとりあえず、渋々とだが納得する。人知れず悪魔と戦うのだし、変な誤解で
友達を巻き込むわけにもいかないのだからシュバルツが慎重な態度を取ったのは当然のことだと、幼いももにも
十分に理解できることだったから。

「ごめんねももちゃん、説明は後でするから……とにかく、わたしとディンゴで目玉お化けの動きを止めるから
その間に、目玉お化けに止めを刺して。行くよ……ディンゴ」

「承知」

新たに出現した敵を巨大な目玉で睨みながら、監視者はこちらの方がより脅威であると判断して白い犬、電子妖精
ディンゴ目掛けて光線を放つのだが、獣の身のこなしでディンゴはあっさりとそれを避ける。

(『召喚タイプ』は本来肉体を持たない電子妖精に身体を与えて呼び出す『力』なんだ。呼び出すのも戻すのも自由に
出来るし、力の持ち主は指示を与えるだけでいいから便利な能力と言えなくもないけれど……力の持ち主自身の
能力を強化するタイプじゃないから、召喚者自身を狙われるととても危険なんだ)

「じゃあ、全部パートナーの電子妖精に任せて自分は安全なところに……って、あ……そっか……」

監視者の当面のターゲットから外れたものの、依然として隙は見せてくれないので様子を窺うもも。様子を窺いつつ、
ひなの持つ力の内容をシュバルツと共に分析していく。
313デジタル・フェアリー・テイル2のH:2007/09/03(月) 19:08:49 ID:DtTTB/nz
(ボクの持つ知識を共有しているから、ももも知っているよね。召喚された電子妖精は最低限の能力しか持って
いなくて、召喚者から力を送り込まれないと本来の力を発揮できないんだ。だから、召喚者は常に召喚した電子
妖精の近くに居ないといけない。勿論、危険のない簡単な用事を頼むくらいなら一緒じゃなくてもいいけどね)

実際、ディンゴは監視者の注意をひなから逸らすように動き回っていた。もっとも、目に見える情報だけで解析する
監視者にしてみればひなは別段、何の脅威でもなかったので端からほとんど無視していたのだが。

(そして『召喚タイプ』は力の送り込まれる方法によって系統が分類される。『言霊系』は言葉の持っている意味を
力に変換して電子妖精に力を与える能力さ。ただし、電子妖精には得意分野・苦手分野があるからどんな言葉でも
力を発揮できるわけじゃない。ディンゴなら氷に関する言葉、犬に関する言葉とかが有効だね……ほら、見てごらん)

監視者の放つ光線をディンゴが掻い潜っている間に、ひなは力を送り込む準備を完了していた。やがて準備が
完了すると、鈴を鳴らしながらひなが叫ぶ。

「吹、零、息!!」

しゃぁああん……鈴の音が響いたかと思うと、ディンゴの身体が月の光を反射する雪のような淡い光を放つ。そして
ディンゴは大きく息を吸い込んで、そのままぶわっと宙に浮く監視者目掛けて息を吐き掛ける。それはただの息では
なく、絶対零度の冷気を孕んだ凍える吐息。宙を自在に浮いて動く監視者といえど広範囲に広がる氷の吐息を
避けきることはできず、黒い球体の半分を凍らせて空中でぐらりと体勢を崩した。

(今だよ、もも!!)

「ももちゃん、今っ!!」

シュバルツとひなの言葉を聞くまでもなく、ももの身体は動いていた。体育館の床を思い切り強く蹴って飛び上がり、
空中で身体を回転させながら鉤爪の一撃を監視者に叩き込む。

「クロウ・グランツ!!」

閃く爪の一撃に目玉を引き裂かれ……監視者は悲鳴を上げることも無く霧となり消えてしまった。

「やったっ!!やったよ、ひなちゃん!!」

見事な着地を決めてひなの元にももが喜んで駆け寄るのだが……ひなはにっこりと微笑むと、額から球のような汗を
零してがくり、膝をついて座り込んでしまった。
314デジタル・フェアリー・テイル2のI:2007/09/03(月) 19:09:50 ID:DtTTB/nz
『エピローグ』<皆木学園初等科、夜の体育館にて>

「ひなちゃん?!大丈夫!!」

慌てるももに、ひなは「……大丈夫、大丈夫だよ、ももちゃん」と青い顔をして返すので、ももは一層焦るのだが、
すかさずにシュバルツが告げる。

(君が雷の雨を降らせたときと同じだよ、もも。いきなりあんな大技を使ったせいで一気に消耗してしまっただけさ。
別に命に関わるようなことじゃない、大丈夫)

シュバルツの言葉を聞いて、ももは「そっか……」小さく呟いてようやく、落ち着きを取り戻す。膝を付いて床に腰を
落とした主を心配したのか、ディンゴがひなの傍らに来て頬を摺り寄せだす。

(もも、ディンゴと話がしたいから……憑依を解くよ?)

シュバルツに言われてももが頷くと、ももの服が私服姿に戻って携帯電話の待ち受け画面に黒猫の姿が現れる。

「やぁディンゴ、久し振り。携帯電話の画面越しから失礼するよ。君も酷いなぁ、この子のパートナーなら、ボクに
しっかりと教えてくれてもいいじゃないか」

シュバルツが白い犬をなじると……白い犬、ディンゴはすまないと、主に頬を寄せつつも素直に頭を下げる。

「わたしの主がどうしても、自分の口からもも様に伝えたいと言っていたので……すまないな、君に気付きながら
わたしは話さなかったのだ。許しておくれ」

ディンゴに言われてシュバルツもそういうことならと、納得する。

「朝、伝えたかったんだけれど……タイミングが合わなくて……。体育の授業で悪魔の気配を感じたから、これなら
ももちゃんも気付いて夜、人のいない時間に体育館に来ると思って……。だったらいっそ、体育館で合流しようと
思ったんだけれど……パパやママに内緒で、姫巫女の衣装を持ち出すのに手間取っちゃって……間に合って、
本当に良かったぁ……」

呼吸を整えながらひなはももにそう説明した。まだ若干顔は青いのだが幾分か落ち着いた様子でゆっくりと、ひなは
立ち上がる。立ち上がりながらディンゴに「ありがとう」と、囁く。

「そうそうっ!なんでひなちゃん、お祭りのときに着る姫巫女の衣装なの?」

それはね……と、ももの問い掛けにひなは答えた。

「それはね、ももちゃん。わたしの家の神社は雪を御神体に持つ神社だから、神社にある道具や巫女の衣装も全て
雪と氷の力で守られているの。特に姫巫女の衣装とこの鈴はパパの神主の衣装の次に強い力を持っているから、
わたしがディンゴに力を送り込むのにちょうどいいの」

ひなの説明にももは「なるほど」と……判ったのかどうなのか、曖昧な返事と表情で答えた。そんなももの様子に
携帯電話の待ち受け画面のシュバルツは思わず、小さく溜め息。それを半ば無視してももはひなに微笑みかける。

「うん、まあ、とにかく……ひなちゃんがわたしの仲間ならわたし、すごく心強いよ!」

「うん、わたしも……改めて、よろしくね、ももちゃん」

ももとひな、2人はにっこりと微笑を交わす。

2人の小さな戦士と2匹の電子妖精がここに集まった。果たして3人目の戦士は何処にいるのか、そして3匹目の
電子妖精・赤牛のタウロンとはどのような人物なのか。
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予定外に長くなった気がする。2人目のメインキャラクタ、ひなのえちぃシーンは第3話から〜
315名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 20:23:18 ID:pVAhcPso
乙!!
316名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 20:27:38 ID:BfMQ21ed
作者さん乙!
これは骨太なお話もまたカッコ良い面白い話に仕上がっているな
モブキャラのエロも濃厚で主要キャラにエロが無かったのに次回予告で気づく程
次回投下楽しみにしてるぜ
317名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 02:08:45 ID:C6FI0yZw
乙!
気になったのだがディンゴは雄?雌?
318名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 08:20:44 ID:+Ck57/BB
前作から三日程度で、よくこれだけの物が書けたと感心した。
そのパワーはエライ。
ミーナのライバル登場だ。
このスレが盛り上がってうれしいよ。
319名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 21:48:48 ID:9FoKG8Fz
GJ!!!!

エロもさることながら、これからの展開もすごく楽しみだ!
320名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 18:57:01 ID:UBSMftxG
ほしゆ
321デジタル・フェアリー・テイル3の@:2007/09/09(日) 07:22:06 ID:uZerahgo
他に投稿も無いみたいなので第3話ぺたり。ちなみにシュバルツ=無性、ディンゴ=雄。3話までは投稿始める前に
下書きみたいなものがあったから結構速いペースでの投稿になったけれど、以降は投稿ペース確実に落ちるはず。
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『プロローグ』<夜の路地裏にて>

「春ちゃぁあん、春ちゃぁあん……気持ちイイよぉぉ、気持ちイイよぉお」

「りっちゃぁあん、りっちゃん、りっちゃんっ!!!」

真夜中の路地裏を、幼い嬌声が埋め尽くす。パジャマを着た少女が2人、裸足のまま外に飛び出して……意味さえ
判らぬその行為に没頭し、快楽を貪っていた。お互いに地面に横になってシックスナイン、未熟な秘裂を舐めあう。
舐め合う傍らでは、少女たちの影の一部が黒い糸のように伸びていて、少女たちの幼い秘裂に潜り込み尿道を
擦り刺激する。2人の影にはびっしりと……小さな目玉が張り付いていた。

「春ちゃんっっ!!春ちゃんのお顔におしっこ出すよ?飲んで、あたしのおしっこ飲んでぇええ!!!」

ぷしゃぁああああああっっ!!!……大きな音を立てて幼い顔を恍惚の色に染めながら、親友の顔に小便を放つ。
そして放たれた親友は、幼い口を広げて親友の小便を受け止める。

「んっっ、ぁあはっ♪んんっっ……ごくっ……んごくっ……おいひぃいっっ♪りっちゃんも、わたしの飲んでぇええ!!」

嬉しそうにごくごくと喉を鳴らし、叫び自らもまた親友の顔に放尿し。お互いにそうやって幼い秘裂を舐め合いながら
放尿し合い、恍惚の顔でお互いにそれを飲み干していく。その行為の意味も変態性も知らぬままに溺れる2人。

と……2人の影に潜む小さな目玉の群れが、じろり、何もないはずの路地裏の暗がりを睨んだ。

「うふふふぅぅ……やっぱりぃ、まだ憑いたままだったのねぇ……あはっ♪」

独特な笑い声、とても小さな声だというのにまるで2人の少女の嬌声を掻き消すかのようにして響く。天原イブだ。
学校に居るときの様子と異なりボサボサの髪の毛をヘアバンドでまとめて後ろにもって行き、おでこを晒す。彼女は
極端なまでに視力が悪いはずなのに眼鏡も掛けずに伏目がちで控えめな瞳を晒していた。

「いやぁぁあん、そんなにわたしを見つめるとぉ……大変だよぉ、今、眼鏡掛けてないからぁ……うふふふぅぅ♪」

イブは路地裏の闇からまるで沸いて出てきたかのように出現する。純白のシルクブラウスを身に付け、裏地が赤の
真っ黒なマントを羽織るという不可思議な服装で、自分を睨む瞳の群れに微笑みかけた。

「あはっ♪誰ぇえ?見てぇえ、見てぇええ、あたしたちがお漏らすするところ見てぇええ!!!」

「出ちゃうぅぅぅうっっ!!!りっちゃん、人に見られながらわたし、お漏らししちゃうよぉ!!!」

突然のイブの出現にも関わらず、2人はその行為を止めない。むしろ、人に見られることでエスカレートさせていく。
幻惑の瞳が作る世界と現実の境界が曖昧になって来ているのだ。そんな2人の様子にイブはまた、不気味に笑う。

「しょうがないなぁ、わたしの『力』ぁ、すこぉしだけ、見せてあげちゃう……うふあはぁ♪」

そして、路地裏に突如として一陣の風が巻き上がる。

「エロイム・エッサイム……エロイム・エッサイムぅうう……我は、求め、訴えたりぃぃ……」

イブの言葉に『それ』が反応した。2人の少女が身体を横たえる地面の上に……夜の闇よりも深い黒が現れたかと
思うと、彼女たちの影に張り付いていた目玉たちだけがその黒に吸い込まれていく。そして次の瞬間、何かをぐちゃ
ぐちゃ、むしゃむしゃと噛み砕く音がしたかと思うと……『それ』は消えてしまった。

「こんな低級の悪魔を餌にしたからぁ……アヴァドン様、怒っちゃったかなぁ……うふふふぅぅ♪」

糸が切れた人形みたいに意識を失う少女2人を見下ろしながら、イブは不気味な笑い声を上げる。彼女がパチンと
手を鳴らすと……広げた片方の翼だけで人間の上半身が隠れてしまいそうな大コウモリが2匹、姿を現す。
322デジタル・フェアリー・テイル3のA:2007/09/09(日) 07:22:46 ID:uZerahgo
「彼女たちをぉ、家まで送り届けてねぇ……噛んじゃだめよぉ……あはっ♪」

2匹のコウモリが少女たちを運ぶのを背中で見送って、不気味な笑い声を上げて、イブは再び路地裏の暗がりに
溶けるように消えていった。正面から見れば、不思議に光る彼女の瞳とブラウスの白、そしてマントの裏地の赤だけ
闇の中に浮かんでいるように見えただろう。

そして正面から彼女の姿を見ていた『彼』には実際に一瞬そう見えた。そう見えたのだが、彼に驚いた様子はない。

「鮮やかな手並みだね。噂には聞いていたけれどその年で魔王クラスをあんな短時間で召喚できるのは多分、
君だけだと思うよ、イブさん」

「うふふふぅぅ、ありがとぉ……ちょっとぉ、嬉しいです、うふあはぁ♪」

その男も少し変わった出で立ちであった。というのも、冬でもないのにトレンチコートを着ていたから。

「改めまして、わたしが……ええっと、そのっ、あはは、自分で名乗っているというのに改めて自分でその名前を口に
するのは少し恥ずかしいなぁ……」

トレンチコートのその男は、ボサボサの白髪交じりの髪の毛を手で掻いて少し、照れる。そんな男の様子にイブは
独特の笑い声を上げて応える。

「うふふふぅぅ、気にしないでいいですよぉ……電子妖精の生みの親、電子擬似生命体の父、プロフェッサーJ……。
改めましてぇ、初めましてぇ〜……わたしがぁ、天原イブです……うふあはぁ♪」

自己紹介しながらイブは右手を差し出し、Jと呼ばれた男はその手を受け取り握手する。

「それで、早速で悪いのだけれど……メールの件を済ませてしまおうか」

Jに促されて、イブはマントの中に手を引っ込めると……ポケットも付いていないマントだったというのに、その手には
透明ケースに入れられた1枚のCDロムが握られていた。ロムの表面には手書きで『赤牛ちゃん、居ます』の文字。

「うふふふぅぅ、Jさん、ごめんなさいねぇ……わたし、もう悪魔のお友達がいぃ〜っぱい、いるのでぇ……電子妖精の
お友達を受け取るのはちょっと無理なのぉ……本当にぃ、ごめんなさいぃ……」

CDロムを手渡しながらイブはぺこり、Jに頭を下げた。するとJは「気にしなくていいさ」と言い、続ける。

「人の都合も考えないでとりあえず電子妖精と適合する力の持ち主にメールに乗せて電子妖精を送っているこっちの
責任だからね。わたしとしてもちゃんと人選できればいいんだけれど……今はもう、手当たりに送り込むしか手段が
ないのが現状なのが痛い。まさか、小学生の女の子たちにまで電子妖精が送り込まれるとは計算外だったよ」

Jはまた、ポリポリと頭を掻いて少し考え込んでから、再び口を開く。

「さて、そういうわけで……こっちから一方的にお願いとかしてしまって申し訳ないけれど……君の学校の友達が
電子妖精のパートナーになっているそうだけれど、その話を詳しく聞かせてくれないかな?」

Jの言葉にイブはとコクコク頷いた。

「うふふふぅぅ、いいですよぉ……わたしが知る範囲、判る範囲で良ければお話しますぅ〜」

電子妖精の生みの親と、魔界に通じる少女。ももたちの今後を左右する話し合いが路地裏で行われていたなど、
ももたちは知る由も無かった……。

<ももとひな、登校風景>

「うう〜んっ、もう、2週間なんだよね、ひなちゃん」

「うん、2週間だね……ももちゃん」
323デジタル・フェアリー・テイル3のB:2007/09/09(日) 07:23:20 ID:uZerahgo
ももとひな。電子妖精シュバルツと同じくディンゴの適任者である2人の少女が同じ数字を漏らして溜め息を吐いた。
2人が電子妖精と出会い『力』に目覚めてから2週間が経過したのだが、3人目の仲間と3匹目の電子妖精とは
まだ会えていなかった。力を持つものたちはお互いに惹かれ合うはずだから身近にいるはずと2匹の電子妖精は
言うのだが、それらしい力の反応はまだない。

「2人目がいきなりひなちゃんだったから、てっきり3人目の学校の同じクラスのお友達とかかなぁと思ったんだけれど
違うみたいだし……シュバルツはどう思う?」

問い掛けられて、携帯電話の中の黒猫は「それなんだけれど」と応えた。

「タウロン姉さんの存在をこの辺りに確かに感じるんだけれど……力が発動した感じは一度もないんだよねぇ。
つまり、パートナーがまだメールを開いていないとか、そんなことは無いと思うけれど送り込まれた先の人とは力が
適合しなかったりとか……うう〜ん、ごめんよもも、ボクにもよく判らないんだ」

黒猫の言葉にももは「そっかぁ……」と、小さく相槌を打つだけ。

「そう言えば……シュバルツさんもディンゴも、タウロンさんのことを『姉』と言っているけれど……どうしてなの?」

ひなが携帯電話の待ち受け画面の白い犬にそう問い掛けた。白犬のディンゴは召喚されないときはシュバルツと
同じようにこうして携帯電話の中に収まっているのである。

「わたしとシュバルツは4番目の電子妖精のシリーズなのだよ、主。そしてタウロンの姉上は2番目のシリーズとして
生まれた電子妖精であるから、姉上なのだ。わたしたち電子妖精は皆、偉大な父上プロフェッサーJから作られた
存在。つまり、全ての電子妖精は皆兄弟であるのだ」

『プロフェッサーJ?』

初めて聞く名前にひなだけでなく横で聞いていたももの口からも同じ名前が疑問系で漏れた。その疑問に答えたのは
黒猫のシュバルツ。

「そそ、J教授。ディンゴが言うようにボクらの父親みたいなものだね。難しい話になるから色々と省くけれど、教授は
ロボットの『脳みそ』を造る研究の第一人者で、ボクらもその技術の応用で造られているのさ。ちょっと変な人だけど
まあ……近いうちにきっと、ももたちの前にも姿を現すと思うよ。ボクらも今後のこととか聞かされずにまずは3匹が
それぞれのパートナーに出会い、そして合流するようにという指示しか受けてないからね。まあ、そういうわけで
とにかく、タウロン姉さんとそのパートナーを探さないとなんだよねぇ……」

「結論はとにかく、そこに行くんだよね……」

シュバルツの言葉にももはまた、溜め息を1つ、吐いた。

「とりあえずひなちゃん、今日もまた学校が終わったら心当たりがある場所を手当たり次第、探すしかなさそうだね」

ももに言われてひなは少し、考え込み、やがて躊躇いがちに口を開く。

「ごめん、ももちゃん……今日は、そのっ、双葉台病院に、行かないと……」

ひなの躊躇いがちな言葉にももははっとして、小さく「ごめん」と呟いた。双葉台病院はももたちの住む町から電車で
片道1時間という距離にある病院なのだが、そこにはひなの母親が入院していた。

ももも、そしてひなも、細かい病気の話は聞いていないし、聞かされてもたぶん判らない。ともかく、ひなの母親は
ひなが物心付く以前から入退院を繰り返していて、ひなが小学4年になった今年から本格的な治療のために長期の
入院をすることになった。ひなは週1回、そんな母親の元を必ず訪れていたのである。

「気にしないでね、ももちゃん……あっ、あれ、イブちゃん……だよね?」

少し重い空気になったのを取り繕うとしてひなが周囲をきょろきょろと見ると、自分たちの少し前を友人が歩くのに
気付くのだが……その友人、天原イブの様子が少しおかしい。普段から奇異な言動が目立つ怪談・オカルトフェチの
彼女なのだが、歩きながら首が左右にカクカクと振れていて……今までに見たこともない様子だ。
324デジタル・フェアリー・テイル3のC:2007/09/09(日) 07:23:55 ID:uZerahgo
「また、何かのお呪いとか、何かの実践とか……なのかなぁ……」

『これは古代○○文明の神官が月に一度行っていたお呪いでぇ……』などと言って、時折奇異な言動を見せることが
イブにはあるのでももはまた、その類かと推測する。するとももとひなの声が聞こえたのか、イブはぐりんと首だけ
後ろに回して『にへらぁっ』と2人に微笑みかける。

「やぁあ、おはよぉ、ももちゃん、ひなちゃぁん……うふあはぁ♪今日はちょっと、寝不足なのぉ……」

表情の読みにくい度のきつい眼鏡とボサボサの前髪のせいであまり上手く表情を読み取ることができないのだが、
非常に疲労の色が濃いというのは理解できた。しかしそれと同時に、その割には随分と楽しそうにも見える。

「1週間で完成させたかったけれどぉ……うふふふぅぅ、10日も掛かっちゃったのぉ……さすがのわたしもぉ、3日間
1回もお布団に入らないのはきつかったなぁ……あはっ♪」

「3日間1度も?!」

イブが一体何をしていたのかは判らないけれど、3日も寝ていないとは尋常ではない。ももは驚いて大きな声を
上げてしまう。そんなももの様子にイブは『にへらぁっ』と笑みで応えた。

「その甲斐あってぇ、いい感じに仕上がったよぉ……何が、とは言えないけれどぉ……うふふふぅぅ……あはっ♪」

うふふふあはははは……徹夜続きの奇妙なテンションもあるのだろうが、普段以上に独特な笑みを続けるイブの
様子に、さすがのもももひなも唖然としてしまう。

と、不意に。イブは微笑を消し、首だけではなくしっかりと身体の正面をひなに向け、ひなに話し掛ける。

「今日は双葉台病院に行くんだよねぇ、ひなちゃぁん?」

「えっ……うんっ……そうだけれど、それが……?」

急にかしこまった様子を見せるイブに、思わずひなは一瞬どきりと緊張してしまう。そんなひなの緊張を他所にイブは
言葉を紡いでいく。

「双葉台病院に行くときに、オンボロのプレハブ小屋のある廃車置場を通ると思うけれどぉ……あそこを通る時には
絶っ対にぃ、気をつけてねぇ。あそこが元々は墓地で、ちゃぁんと供養されずにそのままのお墓が埋められてるって
噂ぁ、あれ、本当だからぁ……。最近は静かだったんだけれどぉ、『邪悪な何か』がキッカケで今は行き場の無い
怨霊・悪霊の類で酷いことになってるからねぇ……」

一方的に、本当に一方的にそれだけ言うと……イブは「じゃあ、わたし日直だからぁ……あはっ♪」と言って足早に
その場を離れてしまった。ももとひなは完全に、その場に取り残される形になった。

「……ねぇ、シュバルツ……イブちゃんなら、『力』を持っていても不思議じゃないとわたし、思うんだけれど……」

相変わらずのイブの様子にももが冗談めかしくポツリ、呟くと……シュバルツは笑って返した。

「ボクもそう思うけれどね。ただ、彼女からはそういう力は感じないし、いわゆる霊感みたいな感性が強いだけだと
思うよ。……まあ、それだって、十分普通じゃないけれどねぇ……」

ももとひな共通の友人ということもありシュバルツもディンゴもイブが3人目なのではないかと予想していたのだが、
どんなに気配を感じ取ろうとしても『力』の気配が無かったので、シュバルツはそう結論付けていた。

「うん、わたしもそう思うけれど……でも、イブちゃんの言うことは結構、当るから……ちょっと、気をつけるね……」

頷きながらそう言うひなであったのだが……彼女は結局、イブの真意を読み取れなかった。イブが気をつけろと
注意を促したのは幽霊の類ではなく『邪悪な何か』であり、その『邪悪な何か』とはすなわち……現在ももとひなが
当面の敵として対峙している相手なのだと、イブは暗にそう伝えようとしていたのである。
325デジタル・フェアリー・テイル3のD:2007/09/09(日) 07:24:36 ID:uZerahgo
<廃車置場、プレハブ小屋にて>

頭が、痛い。ジンジンして、意識がはっきりとしない。睡魔のけだるさと頭痛に流されつつ、ひなは懸命に病院を
出てからの出来事を思い出そうとした。

母親を見舞って、家に帰るために駅に向った。途中、例の廃車置場を横切ったとき、変な気配を感じた。ディンゴの
『入っている』携帯電話を握り締めて恐る恐る廃車置場の敷地内に入ると、変な気配が強まるとともに不快な気配、
悪魔の気配が現れて……慌ててディンゴを召喚しようとした。しかし、いきなり地面から白い手が何本も生えてきて、
自分の足を掴んで引き摺り回したから、携帯電話を思わず落としてしまった。そこからの記憶はない。

つまり……

「っっっひっっっ?!やぁあああああっっ!!!」

学校帰りにそのまま病院に行ったからランドセルを背負っていたのだが、今ランドセルは彼女の横に置かれていた。
そしてランドセルの上には丁寧に折りたたまれた彼女の服と下着があった。地面から生える無数の手に服を丁寧に
剥かれ裸にさせられたひなは、仰向けに地面に寝かされ両手両足をがっちりと沢山の手に押さえ込まれていた。

「うひっっ、うひひっっ!!!可愛いなぁあ……それにとっても綺麗な魂……巫女さんだなぁチミは♪」

『それ』はドラム缶の上に腰掛けてひなのことを見下ろしていた。その面構えは魚を連想させるのだが、でっぷりと
太った緑色の身体は蛙を連想させる。ともかく、それは人型ではあるがおよそ人間とはかけ離れた存在であった。
疑いようも無く悪魔だ。

「ボボボボ、ボクはねぇ、綺麗なものを汚したり虐めるのが大好きなんだなぁ……しかも、自分では手を出さずに、
他人の手でやらせて自分は手を汚さないのがいいんだなぁ……うひっっ!!」

この蛙男のちゃんとした名前をディンゴなら知っているかもしれない。ひなの中の冷静な部分がふとそんなことを
思うのだが、次の瞬間にはひなの中から冷静な部分は完全に消え去ってしまった。

「きゃっっ……いやぁあああああっっ!!!」

蛙男はいきなりお腹を膨らませたかと思うと……次の瞬間、口からねばねばする気味の悪い液体を身動き取れない
ひなの全身にごぶぅぅうっと、ぶちまけたのである。顔を背けることしかできないひなは、顔も胸もお腹も腰も、全部、
ねばねばの粘液塗れにさせられてしまう。

そしてそれが合図となって新しい手が2本、地面から生えてきたかと思うとひなの胸の辺りを文字通りの手探りで
弄り出し、幼い膨らみの先端に指先が触れるとそれを抓もうとする。

「何っっ、やっっ、はっっ、止めて……乳首、摘んじゃいやぁあ……」

ぬるぬるの粘液のせいで上手く摘めずにいると、次第に指先が苛立たしく荒々しい動きを見せ始める。執拗に滑る
ひなの乳首を指先で擦り上げ、ようやく捕まえたと見るや否や離さないようにと爪を立てて摘み上げる。

「はぎぃぃぃっっ?!!!!痛いよぉぉぉぉっっ、痛いよぉぉぉぉ、お願い、止めてぇええ!!!」

普段は控えめな声で喋るひなの声とは思えないような大声を上げて泣き叫ぶ彼女の様子に、蛙男は全身から
ダラダラと嫌な脂汗を零しながら欲情する。

「うひひひひひひっっ!!!止めて欲しいかぁあ、そうかぁ……じゃあ、じゃあ、どうしようかなぁ、何をさせようかなぁ」

野太い声を子供みたいにはしゃがせて蛙男はニタニタ笑いながらドラム缶の上からひなを見下ろす。彼の眼下には
全身をローションのようなぬるぬるに汚され、乳首を摘まれのた打ち回る幼い少女の姿。面白いのだが、一味、
もう一味足りないと蛙男は首を傾げる。

「う〜ん、足りないなぁ、何が足りないのかなぁ……ねぇチミ、何が足りないんだと思う?」

蛙男の問い掛けに勿論、ひなが答えられるはずもない。
326デジタル・フェアリー・テイル3のE:2007/09/09(日) 07:25:16 ID:uZerahgo
「ひきゃぁああああっっ!!!痛いっっ!!!痛いよぉぉぉっっ!!!乳首ちぎれちゃうよぉぉおっっ!!!」

返事が出来ないのは当たり前のことだというのに、しかし。蛙男は不機嫌そうに顔を顰めると、怒鳴り散らす。

「ボボボボボ、ボクの質問に答えろぉぉぉぉぉぉおおおっっ!!!無視するなぁああああっっっ!!!!」

彼が怒鳴るとまた、ひなを甚振る手の数が増える。ひなの股の下から手が生えたかと思うと、それは毛の無い露な
少女の秘裂をばしんっ!!思い切り掌で叩いた。

「くっっっっっ!!!!はぁぁぁああっっっ!!!!」

今まで感じた事の無い衝撃に、ひなは幼い肉体を震わせる。しかし掌は容赦が無く、続けてばしんっ!!ばしんっと
ひなの幼い秘裂を痛めつけていく。

「おおお、おおお、おおお、コレかなぁ?コレが足りなかったのかなぁ?」

その様子に蛙男は激昂から一転、ドラム缶の上で小躍りするように喜んだ。彼の眼下ではひなが、幼い子供が……
手足を何本もの手によって押さえ付けられ、乳首を摘まれ捻り上げられながら泣き叫び、未熟な女性の部分を
容赦なくビンタで打ちのめされるという凄惨な光景が広がっていた。

「折角だしさぁ、もうちょっと、楽しく遊ぼうよぉお……うひひひっ♪」

言うなり、蛙男は何処から取り出したのか、大きなビニール袋を出すと中身を地面の上に適当にぶちまける。中身は
全て日用雑貨だ。するとひなの身体を甚振っていた3本の手は一旦地面に潜り、それぞれが思い思いのものを
手にして再び、ひなの身体を蹂躙し始める。

「ひっっっぎぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!!千切れちゃうぅぅっぅっっっ!!!本当に千切れるぅぅぅぅうっっ!!!」

今まで上げた事の無い悲鳴を上げて、ひなはガクガクと首を振る。乳首を責める2本の手がひなの乳首に木製の
大きな洗濯ばさみを取り付けたからだ。バネの力で幼い膨らみの先端を挟み上げ、押し潰し、のみならず指先で
洗濯ばさみを摘んだり捻ったりするものだから、抵抗の出来ないひなは泣き叫ぶことしか出来ない。

「はっっひぃぃぃ……はっっひぃぃぃ……はっっ……ぉぉぉおおぁああああああっっ!!!!」

洗濯ばさみが離れたかと思うと……今度は、ひなの股の下にある手が毛先の柔らかな歯ブラシを握り締めひなの
クリトリスを擦り上げだす。弄ったことも無い部位をいきなり、歯ブラシで擦り上げられ……慣れない強すぎる刺激に
幼い心と身体が電撃に打たれたかのように跳ね回り、痛めつけられる。

「それ止めでぇぇぇええっっ!!!お豆ごしごしはダメぇええええ!!!!わかんないよぉぉっ、何ぃぃぃいっっ?!」

痛みが無いわけではない。しかしひなはそれを痛みだと受け取ることが出来ない。痛いのとも、くすぐったいのとも
痒いのとも違う。電気に打たれたみたいに身体がビリビリと跳ね回る感触。ひなの知らない刺激。歯ブラシによる
クリトリス責めという異常な行為に、ひなはまるで錯乱したかのように頭をガクガクと振るしかなかった。

そんなひなの様子に、ニタニタと笑う蛙男。

「そっかそっかぁ、ごしごしはだめなんだぁ……じゃあ、お豆、潰しちゃおうかな?潰しちゃおうかな?」

蛙男がそう言うと……歯ブラシを握っていた手は歯ブラシを放り投げ、ひなの乳首を甚振っていた手から洗濯
ばさみを手渡される。それが何を意味するのか理解したひなは、泣き叫ぶ。

「止めて!!!いやっっ、待って!!!お豆潰さないで!!お願っっっいひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!!!」

悲鳴を上げながら遂に、白目を剥いてガクガクと全身を痙攣させて気絶してしまうひな。ひなが気絶すると蛙男は
ドラム缶の上から降りてきて、嬉しそうにひなの顔をべろべろと、醜く長い舌で舐め上げだす。
327デジタル・フェアリー・テイル3のF:2007/09/09(日) 07:26:09 ID:uZerahgo
「これこれこれこれぇ!!可愛い女の子の気絶顔最高ぅぅっっ!!!」

凄惨な表情のひなの顔に欲情しその顔を舌で満遍なく蹂躙していると、蛙男の下半身から突如として醜悪に
ねじくれた肉棒が出現する。身体構造は蛙というよりもその面構えの通り魚に近いのだろうか、下半身に性器を
収納していたのだ。

「うひひひひひひひっっっ♪もぅ我慢できないなぁ……でもボクは優しいから、巫女さんだもんね、処女は獲らないよ♪
代わりにぃい……御尻、もらっちゃう♪」

蛙男の不気味な笑い声に反応して、足を押さえていた手の群れが地面に引っ込む。それを確認すると蛙男はひなの
両足を持ち上げて両脇に抱え、解すこともしないでひなの尻穴に肉棒の先端を押し付け、ミチミチ、音を立ててその
先端を無理やりに、ねじ込んでいく。

「……いだぁあああああっっ!!!いだいぃぃぃぃぃっっっ!!!痛いよぉぉぉぉっっ!!!」

その痛みで目が覚めたひなだったが、一体自分の身に何が起きているのか判らなかった。蛙男に抱えられた足を
バタバタさせて抵抗するのだが、全くの無駄に終わる。

「うひひひひひっっっ♪ごめんねぇ、起こしちゃった?今ね、チミの御尻の穴を串刺しにしてるからね、ひひひっ♪」

「いやぁああああっっ!!!!!!御尻の穴、裂けちゃうよおぉぉぉおっっ!!!!!」

実際に、ミチミチと音を立てるひなの尻穴は裂傷を起こしていた。ポタポタと血の雫を垂らしながら無理やりに、
蛙男はひなの尻穴に肉棒をねじ込んでいくのだが……。

「うひひひひひっっっっ♪チミの御尻、締め付けすぎぃぃぃっっ!!!先っぽだけでもぅ、我慢できないぞぉ!!!」

亀頭をねじ込んだだけで蛙男の方が耐え切れなくなった。ひなの尻穴の中に黄色く濁った精液をぶちまけてしまう。
びゅぅるぅぅぅぅぅうっっ!!!どぐっっ、びゅぅううううっっ!!!と、大きな音を立てて先端から溢れ出た精液がひなの
腸内を蹂躙し、血の赤と混ざりながらポタポタと地面に落ちる。

「うっっ……ああぁっっ、うっっ……ああぁっっ……」

「うひひひひひっっ……ああぁ、いいよぉ……可愛いよぉおっっっ♪」

呻き声を上げボロボロに泣くひなの顔を、うっとりしながら見つめる蛙男。1度の射精では足らないのか、今度こそ
肉棒の全てをねじ込むべく再び腰に力を入れようとする……の、だが。

「フット・メッサー!!」

「ぎょへぇえええええええっっ!!!!」

飛び蹴り一閃、足の爪を隠さずにももの放った蹴りは蛙男の頭を物の見事にさっくり、切り裂いた。シュバルツと
憑依した黒いコスチュームに身を包んだももの手には、白い犬の待ち受け画面の携帯電話。携帯電話の中に住む
ディンゴがひなが連れ去られるとすぐさま、ももの携帯電話に連絡を入れたのである。

「ひなちゃんに何してるんだ、この蛙お化け!!」

地面にどっと仰向けに倒れこむ蛙男に怒鳴りつけると、ももは素早い猫のような身のこなしでひなを抱きとめる。
ひなを押さえ込んでいたはずの手は、いつの間にか消えていた。

「ももちゃんっ……ディンゴぉ……ディンゴぉ……」

泣きじゃくりももの胸に顔を埋めるひなの言葉に呼び出されたディンゴは、済まなそうに俯いていた。
328デジタル・フェアリー・テイル3のG:2007/09/09(日) 07:26:43 ID:uZerahgo
「主よ、申し訳ない……主の危機を知りながら、わたしは何も出来なかった……」

歯痒そうに、悔しそうに告げるディンゴにひなは首を横に振る。

「いいよ、ディンゴ……だって、ディンゴはわたしが呼ばないと出て来れないんだもの……。わたしがもうちょっと
しっかりとしていれば……気にしないで、ディンゴ……」

起き上がろうとするが立つことができない。ひなはディンゴの首に身体を預けるように抱きつくと、裸身のまま、その
背に覆いかぶさるようにして乗っかった。裸のまま地面に置かれたランドセルを持ち上げて、衣服が蛙男の放った
ねばねばの液体で汚れないように注意しながらそれに詰める。

「うぼぉぉぉぉぉおおおっっ!!!!ひっっひひひひ酷いじゃないかぁあああっっ!!!!」

「えっ?!」

顔をぱっくりと切られ地面に倒れこんだ蛙男であったが、何と奇声を発しながらそのまま、起き上がったのである。
倒した思ったももが驚きを声を上げるその横で、蛙男の足元から霧のような『もや』が出現する。その『もや』が
蛙男のぱっくりと裂けた顔を覆ったかと思うと次の瞬間には傷が消えていた。

(そうかっ……もも、こいつはこの土地に住み着く悪霊たちの怨念を吸収して力を得ているんだ!つまり、この土地に
眠る成仏できないお化けたちの方を何とかしないとこいつは再生を繰り返すんだ!)

「ええっ!!そんな、どうすればいいの?」

(ディンゴとひなならそういう浄化の言霊の力が使えなくはなさそうだけれど……そんな大技、今のひなにはちょっと
負担が大きすぎるし……そもそも、例の巫女の装束じゃないと使えないと思う。ボクの魔法でお化けを退治が
出来なくもないけれど……ボクの力じゃ出てきたお化けを倒すのはともかく、土地を丸々1つ浄化なんて無理だね)

「れっ、冷静にマイナスなこと言わないでよぉ、シュバルツ!」

シュバルツの相変わらずの落ち着いた様子に思わず泣き言を口にするもも。そんな2人の遣り取りはももが憑依の
能力者でシュバルツと憑依をしているという事情を知らない蛙男には、独り言を言っているようにしか見えない。

「さっきから1人で何をブツブツと……うひひひひひっっ!!ともかく、チミも可愛いなぁ……スク水っぽいし、猫系で
いいし……巫女とは別の方向でいい線いってるね!」

自分の絶対的な優位を確信する蛙男は不気味に笑いながらももににじり寄ってくる。「うっ」と小さく呻いてももは一歩
後退。ひなを背に乗せたディンゴも威嚇の唸りを上げつつ下がるしかなかった。そんな彼女たちの様子に、蛙男は
抑えることができずに脂汗を掻いて興奮し、気味の悪い笑い声を上げる。

「よぉし、2人まとめてぇ……うひひひっ、うひひひひひ!!!うひひひひっ……」

「聞くに堪えぬ下卑た笑いは止めいっ」

ざくっっっ……などという、可愛い擬音で済ませるには凄惨な光景であった。蛙男の顔目掛けて放たれた何かが彼の
顔の一部をごっそりと切り落とし、宙を舞った。蛙男の顔を切り裂いたそれは地面に突き刺さり……果たしてそれは
投擲用の小振りの斧、トマホークであった。

「詮方ない弟たちじゃの……久しいの、2匹とも。そして適合者たちは初めまして、じゃな……わしが……」

プレハブ小屋の入り口に仁王立ちするシルエット。それは……それは、子供に見えた。しかし、明らかに普通の
子供ではなかった。燃えるような赤い巻き毛を肩の辺りまでうねらせる赤い瞳の少女。その頭には2本、立派な
角が生えていた。身の丈も顔付きも、ももやひなと大差ないし身体つきも子供のようなのだが、しかし。2つの胸の
膨らみだけは一般の成人女性顔負けの大きさを誇っていて……少し、アンバランス。焦げ茶色の布着れを腰と
胸元に巻き付け縛っただけの衣服を身に着け、彼女は蛙男を睨んでいた。
329デジタル・フェアリー・テイル3のH:2007/09/09(日) 07:27:17 ID:uZerahgo
「わしが豪腕と爆炎の赤牛、赤牛のタウロンじゃて。よろしくの」

裸足のまま地面を踏みしめ、小さな身体だというのに威圧感を振り撒きゆっくりと小屋の中に入っていくタウロンを
名乗る少女。早くも切り裂かれた顔の修復が始まる蛙男の様子にふむっ、と小さく唸る。

「間違いなく……あれは、タウロンの姉上。召喚、されたのか……?あれは、元の姿のままではないか。しかし、
召喚した者の姿がどこにもない、一体、これは……?」

突然のタウロンの出現に、その姿とその力からディンゴはそれが本人であると確信するのだが、しかし。自分と同じく
召喚タイプの力の持ち主に召喚されたのであれば、本来の能力を発揮するには力の持ち主が傍にいる必要が
ある。しかし、力の持ち主の気配が何処にもないのだ。何処にもしないというのに、明らかに目の前のタウロンは
本来の力を全開にして自分の前に立っている。

「シュバルツ、タウロンさんもわたしと同じ憑依系って……訳じゃ、ないんだよね……?」

ももの問い掛けに、ももの中に宿るシュバルツは頷いた。

(そうだよ、もも。タウロン姉さんたち第2シリーズの電子妖精は獣人タイプ。あれはももみたいに力の持ち主と憑依を
した姿ではなく、タウロン姉さん本来の姿なんだ。でも、じゃあ、召喚した人は一体何処に……)

悩むもも、シュバルツ、ディンゴの様子を見て取ったのか、タウロンは口を開いた。

「色々と聞きたいことはあると思うがの、今は後回しじゃ。わしの『アレ』でこの土地の悪霊どもごと悪魔を蹴散らす
故に……お主たちは一旦、この場を離れるがよい」

『アレ』……その単語を聞いた瞬間、シュバルツとディンゴの2匹が一気に緊張したのがももには判った。ディンゴは
ひなを背中に乗せたまま彼女を振り落とさないように細心の注意を払いながら小屋の窓から飛び出し、シュバルツは
慌てふためいた様子でももに告げる。

(もも、説明は後……というか見れば判るから、とにかく、ここから離れて!タウロン姉さん1番の必殺技なんだけど、
『アレ』はかなりヤバイから!!)

「う、うんっ!」

シュバルツの様子にただ事ではないと感じもももディンゴに続くように猫のような身のこなしで窓から飛び出し、小屋
だけでなく廃車置場の敷地から出る。

「では、この下品な悪魔が動き出す前に行くかのっ……出でよ、タウロン・アックス!!」

タウロンが吼えた次の瞬間、小さな彼女の身体全部を覆い隠すような巨大な斧が彼女の手元に出現する。そして
彼女は豪快にそれを天高く投げ、投げた斧はプレハブ小屋の天井を突き破って宙を舞う。それに続いて彼女も
信じられない跳躍力で宙を舞い、投げた斧を受け止める。

「受けるが良い、わしの一撃……タウロン・インパクトっっっっ!!!!!」

タウロンが受け止めた斧は燃え盛る炎の塊となり、彼女は空中からそれを思い切りプレハブ小屋目掛けて、中の
蛙男目掛けて投げつけた。蛙男は悲鳴を上げる間も無く真っ二つになり、のみならず斧に宿った炎に焼かれて
消し炭となる。斧はそれでも止まらずに地面を抉り、地面の深いところへ深いところへととどんどん、潜っていく。

「爆っっ!!!!」

裂帛の気合を込めタウロンが叫んだ次の瞬間、地面に突き刺さった斧を中心にして……正に、どっかぁぁんっ!と
大きな爆発。斧の突き刺さったプレハブ小屋を中心に、廃車置場は大きなクレーターにその姿を変えてしまった。
爆発の煙が消えた後に、土塊や鉄屑に混じって、砕けた墓石があるのがももには見えた。

「10日で仕上げたにしては上出来じゃの、この仮初の『器』も……さすがは『邪眼の魔女』と言ったところかの」

クレーターの中心、あれだけの爆発の中、全くの無傷で斧を担ぎ上げながらタウロンは不敵に微笑んだ。
330デジタル・フェアリー・テイル3のI:2007/09/09(日) 07:29:45 ID:uZerahgo
『エピローグ』<皆木学園初等科、昼休みの教室にて>

「昨日は大変だったね、ももちゃん……」

結局あの後、すぐに何台ものパトカーが出動する騒ぎとなってしまい、タウロンから詳しい説明を聞くどころではなく
ももとひなは別々にその場を後にした。家をこっそりと抜け出したももも、帰りが遅くなったひなもお互いに親にそれ
らしいウソを吐くのに随分と、昨日の夜は苦労させられた。

「そうだね、ひなちゃん……身体は本当に、大丈夫なの?」

ももの問い掛けにひながにっこりと微笑んで「うん」と頷いたので、もももにっこりと微笑を返した。

「うふふふぅぅ……ももちゃん、ひなちゃん、ちょっとい〜い〜?」

と、教室の外、廊下の方から聞きなれた声を掛けられてももとひなは同時に振り向いた。そこにいたのは果たして、
イブであった。上機嫌そうな様子でももとひなに笑いかける。

「あのねぇ、今日D組に転校生が来たのは知ってるよねぇ〜?早速わたしぃ、お友達になれたからさぁ、2人にも、
紹介しようと思ってねぇ……うふあはぁ♪きっと、仲良しになれるよぉ、2人ともぉ……」

教室のドアから顔を覗かせるイブが手招きをして、2人の前に姿をあらわしたその人物は……。

「ハロー、初めましテ、ももサン、ひなサン。ワタシ、アメリカから転校してきましタ、タウロン=レッドブルでス」

やや訛りのある言葉でそう言うのは赤い髪、赤い瞳の少女。頭に角もないし、胸も普通の小学生くらいの大きさで
おまけに『力』も感じられないけれど……しかし、その声色、その姿、その名前は正しく昨日見聞きした『それ』。

「……えええっっ〜〜〜?!」

思わず、ももは素っ頓狂な大きな声を上げてしまった。そんな彼女の様子にタウロンを名乗る転校生はイタズラに
くすくすと、ももに微笑を向けるだけだった……。
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第3話おしまい。タウロンはロリ巨乳搾乳可ということで。ようやく幼女全員登場。順当にいけば4話はタウロン辺り。
331名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 10:49:37 ID:fuxkaPpN
ロリなのに搾乳されちゃうのとかって最高だな
待ってるんで焦らず仕上げて欲しいぜ
作者さんGJ!
332名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 01:18:23 ID:AZt4mZ/0
GJ!!!
タウロン姉さんも楽しみだぜ!
三人同時も期待w
333名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 11:14:05 ID:EZT7F8gx
スレ主以外にももっとGJキボン
334名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 20:20:18 ID:s3xrBnjB
それじゃあまあ…


GJ!
335ロリィガーデン-星になった幼女たち-:2007/09/12(水) 23:15:07 ID:xzcNYPF0
ズズン…
一定の周期で大きな揺れが襲う。まだ飛び立てないのですかと、
操縦士が不安を隠せないでいた。
「…わしの!…可愛…いマルシェを…頼ん…だぞ、15号!」
「はい…おま…かせ!…あれ…を」
赤い毛皮のマントをまとった中老の男はヘリに声をかき消され
ながらも愛猫の行方を部下に託す。
「総統、早く乗ってください」
「うほほ、まあよかよか」
ゆっくりとステップに足を掛けたその時、屋上中央にある昇降口の扉が―

「ねぇ、つばめたん…」
「ばぶぅ?」
「つばめちゃんは、このたたきゃいが終わったらどおするのん?」
どこまでも続く長い階段を風が駆け上がっていく。
小さな背中におんぶされたひよこがふと聞いてみた。

ロリィガーデンに選抜されるまでは全く赤の他人だった5人。
活発な幼女、お嬢様な幼女、勉強好きな幼女、発育の早すぎる幼女、
成長が遅い幼女…。正直、上手くまとまるのか心配された。
でも此処3ヶ月の戦いのさなかで、5人はまるで昔からの幼なじみのように
仲良くなった。
「ちゅばめは…またバァバの所でお馬たんやお牛たんと暮らすんばぶぅ」
時速150kmで階段を駆け上がりながらも照れるように鼻をこする。
「ふぅーん…。なんかさ、今ね。お馬たんたちと遊ぶつばめたんの姿が目に浮かんだよ」
「ほんとぉ?ばぶぶ」
踊り場に差し掛かっても減速することなく180度ターンで切り返す。
「ひよこたんは…」
「うん?」
「ひよこたんはどうするんぶぅ?」
「あたち?」
屋上から射しこむ光が徐々に大きくなってきた。

「あたちはねぇ…。みんながへいわになれまちゅようにってお祈りしちゅじゅけるんだ」

「ふぅーん…ばぶぅ」
今度はつばめが感心する。
「えらいんばぶね、ひよこたん」
「へへへ、そうでもないにょ。あっ!そうだっ」
「?」
「ねっ!じゃさ、つばめたん。あとで一緒にお星様見ようよっ」
「ばぶ?」
つばめは時速200kmに入った。二人がお話できるのもあと一言か二言。
「まさみたんも、あやたんも、しづねたんも…。みんなで…」
「最後はみんなで元気にお別れをちよ! ねっ!」
そう言い終わったとこで扉は開け放たれた―
336ロリィガーデン-星になった幼女たち-:2007/09/12(水) 23:17:46 ID:xzcNYPF0
「っ!」
「きさま、チビスケたち!どうやって?」
背中から飛び降りたひよこが反対の位置へ跳ぶ。白いブーツが煙を巻き上げ
急ブレーキをかけて止る。すかさず可愛い指を目前の敵に差し向けた。
「幼女に悪戯してきた悪い大人ちゅうだん!」
「ズル賢いちゅだんで裁きを逃れてきたようだが、今日だけはぜっちゃいにっ」
「ぜっちゃいにぜっちゃいにぜっちゃいちゃいちゃいちゃい…」
茹でタコ状態で唸るひよこに固唾を飲む。
「うぅぱぁっ!おまえたちはぜっちゃいゆるちゃない!」
「ばぶぅだもぉっ」
「いざ!ロリィガーデン、再びさんじょおっ」
お決まりの腕を組みながらふんぞり返るポーズをきめる2人。
「いくにょ」
言うが早いかトンッと足元を蹴り脱兎のごとく切り込む。
「クラッカーシュ−ッ!」
ひよこの腰から7種玩具のひとつ、アメリカンクラッカーが放たれた。
ガチューン!
15号が肘に装着したプロテクターでそいつを防ぎ、そのまま両腕を左右に斬る。
「なめるなっチビッコ!そう何度も翻弄されてたまるか」
白い粘着糸がカートリッジから放出され、ひよこ達のふくらはぎに絡みつく。
「ばぶぅ!」
「しまったっ」
「ふふん、このままお仕置きだ」
大人の男の力で思いっきり引かれたので2人は尻餅をつかされた。
「いやぁぁぁん」
手繰り寄せられて背中から滑るロリィたちを確認し、総統が操縦席に向かって
軽く指を回す。
「ほほ、ほんに元気なおチビちゃんたちでしたな、またどこかで逢いましょうぞえ」
「あっ!」
プロペラが急速に回り砂埃を巻き上げながらヘリが離陸し始めた。
「残念だな、お詫びにおまえたちの相手はオレがしてやるよ」
見上げる2人の視線を邪魔するように15号がロリィたちの前へ体を入れる。
ああん、ここで逃げられたらもう…
おとり捜査までして皆、あんな、はじゅかちいことまでして突き止めたのに…
まさみたんや、あやたんに、しづねたんが、その身を挺して送り出してくれたのに…
このまま、あとちょっとのとこで…諦めるにゃんて…!

「ダメェェェッ!ぜったいにぃ、にがちゃなぁいっ」
「なにぃっ」
手繰り寄せたトリモチがロープのように舞う中、15号の肩を踏み台にしてひよこは
高くジャンプした。
「くっ、裸足に…、なんてチビだっ」
足元を見れば白いブーツだけが残されていた。
動揺する15号が空に向かって大きく口を開く。
「総統ぉっ、ドアから離れてくださぁいっ。今直ぐ!」

5m程浮上したヘリはまだ扉が完全に閉まっていない。
ここまでいかなる局面でも不敵を保っていたはずの総統の物腰がついにここで変わった。
「ぐぐっ、この扉…」
ヘリの旋風に髪を乱した女の子が目の前にスゥと現れる。
「なっ!」
「ロリィ雷神サンダァーキィィッック」
ドギャギャアァッ
まともに幼女の裸足がヒットしたので顔面が中枢部までめり込む。
「総統ーっ」
ドアが閉まった機内はもう下からでは様子は分らない。
だが、クリティカルヒットをかました幼女の姿も一緒になって消えた。
15号の足元で重責を果たしたつばめがホッと息をつく。
「ひよこたん…あとはまかちぇたぶぅ…」
ヘリはそのままぐんぐん上昇を続けていく。
337名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 19:01:13 ID:Z/2G9nxn
総統しんだ?
338名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 05:26:20 ID:TMe2C9vP
そろそろageとこうかな
339デジタル・フェアリー・テイル4の@:2007/09/17(月) 15:57:45 ID:TMe2C9vP
デジタル・フェアリー・テイル4話を何気にぺたぺた。この三連休をどう過ごしたのかは聞かないで欲しい。
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『プロローグ』<魔女の館にて>

一言で言うのならば、その女は異常な格好をした女だった。衣服と呼べるものは山羊の頭の皮を剥いで作った
角付きの頭巾と腰布のみで、手足は勿論豊満な乳房も隠すことなく晒していた。そして腰布を押し上げる、股間に
取り付けられた男性の性器を模した飾り。それは彼女の崇拝する存在の姿を模した衣装だった。

彼女はゆったりとした大きな椅子に腰を落とし、床の上で悶える少女を見つめていた。

「気分はどうかしら?気持ちイイのならば、嬉しいのだけれど」

床の上に転がされている少女はまだ年端も行かない子供であった。裸に剥かれ床に仰向けに転がされる彼女の
手足は鎖によって床に繋がれていて、その床には角の5つある星型魔法陣が描かれていた。五芒星だ。

「ふぁああああっっ、おっっおほぉぉおっっ♪おひぃぃぃっっ♪ふぁあああっっ♪」

少女が正気を失った蕩けきった声で返事をするので、女は嬉しそうににっこりと微笑む。手足の自由を奪われた
状態で目隠しをされた少女の目には、現実には有り得ない光景が浮かんでいた。無数の舌のようなものが彼女の
全身に絡みつき、舐め上げ、擦り、汚し、犯す光景。つい先刻まで快楽というものを知らなかった少女の脳髄に
それらが鮮烈なイメージと快感を強制的に注ぎ込む。

少女はすっかり落ちてしまったのだ、女の……魔女の、幻惑の術に。

「ふふふっ、嬉しいわ……これで貴女は今夜、サバトの主役よ……そう、わたしの主、バフォメット様がこの世界に
降り立つための大事な大事な生贄になってその血と魂をバフォメット様に捧げるのよ……ふふふっ……」

恍惚の表情を浮かべながら、女は今夜のことを妄想して昂ぶる。その傍らで五芒星の描かれた床の上では少女が
涙と汗と涎と蜜液を撒き散らしながら、今夜自分が生贄として殺される予定だというのも知らずにこの世ならざる
快楽を貪っていた。

魔王バフォメット。五芒星、すなわちバフォメタスをその語源に持つ魔王であり、別名を『サバトの山羊』とも。山羊の
頭に人間の女性の体を持ちながらも男性器も有しており、背中にはカラスの羽、足は馬のような蹄のある足をした
半獣半人の姿をしていると言われている。

そして、人間の子供をサバトの生贄として要求しその力を行使すると言われている。

「可愛いわぁ……今夜のサバト、楽しみましょう……?」

「はぁぁぁぁあああああっっっ♪あぅっっっっ♪んぁあああああっっっ♪」

<皆木学園初等科、放課後の4年C組の教室にて>

「ええっと……タウロンさんの話をまとめると……タウロンさんのパートナーになるはずだった『力』の持ち主はもう
既に魔女になっていて、魔女としての役目があるからわたしたちに協力はしてくれるけれど、でも電子妖精の
パートナーとして一緒に戦ってはくれない。それで、パートナーがいなくて戦えないタウロンさんのために、そのっ、
『レンキンジュツ』でタウロンさんの体を造ったんだね?」

ももの言葉に「その通りじゃ」と、タウロンは頷いた。

4年D組に転校して来た少女タウロン=レッドブルはやはり、赤牛のタウロンその人であった。転校してきたその日、
天原イブに4年C組に連れて来られた彼女はももとひなに大事な話があるとそっと耳打ちをした。そして現在、その
大事な話の真っ最中であった。

「錬金術とは鉄屑を金に変え、人工的に生物を生み出す秘術。それを行使して魔女はわしに肉体を作ったのじゃ。
しかも便利なことにの、普段は『力』を隠しておくことも出来ればこのように人と遜色ない容姿にもなれる。故に、
プロフェッサーJの計らいで転校生として御主たちの学校に潜り込ませてもらったというわけじゃ」
340デジタル・フェアリー・テイル4のA:2007/09/17(月) 15:59:01 ID:TMe2C9vP
電子妖精たちは実在の動物や幻想生物などをモチーフにした外見であることが多いが、タウロンは牛の如き角を
持つ少女の姿をしている獣人タイプ。立派なその角を隠して生活することは難しいのだが、今の彼女には頭の角も
無いし、同じ電子妖精の仲間であるシュバルツやディンゴでもその力を感じ取ることも出来ない。完璧に、ただの
小学生女児にしか見えないのである。

「J教授がこの街に居るの、タウロン姉さん?」

携帯電話の画面越しに問い掛けてくる黒猫、シュバルツの言葉にタウロンは首を横に振る。

「いや、もうおらぬ。わしに幾つかの言付をした後すぐに、別の電子妖精たちを送り込んだ地域に行かれてしもうた」

彼女の言葉にシュバルツは小さく「そっかぁ……」と、残念そうに呟いた。見ると、ひなの持つ携帯電話の待ち受け
画面と化しているディンゴも少し落胆した様子であった。自分たちの生みの親であるプロフェッサーJという人物を
彼らがよほど尊敬しているのだと、ももとひなは2匹の様子を見て知る。

「それで、わたしたちと一緒に戦えないほど大事な魔女の役目って、一体……?協力してくれるのは嬉しいけれど、
でも、それほどすごい人ならやっぱり、一緒に戦って欲しいと思っちゃうから……」

ひなの問い掛けにタウロンが「うむ」と小さく頷きながら答える。

「それに関してなんじゃがの、わしらの今後の活動の方針とも合わせて大事なことになるが故にちと長くなるが、
しっかりと聞いてくれんかの。その魔女とプロフェッサーJがお互いの情報を交換し、話し合いをしたのじゃが……」

その時の様子を思い出しながら、タウロンは続けた。

「御主たちも既にその2匹から聞いておると思うがの、現在では多くの悪魔は別に人間の世界を脅かそうとは思うて
おらぬ。魔界の盟主たる魔王ルシファーを中心に悪魔の世界、すなわち魔界での安住を望んでおる悪魔がほとんど
というのが現状じゃ。魔女の話によると、現在ルシファーを中心とした魔界の実力者たちが総出になって悪魔が
人間の世界に出て行かぬように監視を続けておるのじゃが……」

しかし、実際には多くの下級悪魔がこの地上に出てきている。もももひなも、シュバルツもディンゴもそう思った。
そもそも、彼ら人間の世界を脅かす悪魔が居るからこそ電子妖精が作られたのだから、魔王たちが監視をしている
ならば、何故、悪魔はこの地上に姿を見せるのか。

「問題なのは未だに神を根に持っている魔王や、人間の世界を征服したいという欲望だけがやたらに強い実力者が
いるということにあっての。そういった魔王や魔界の貴族連中が1人でもこの地上に姿を出そうものならば、天使と
悪魔の全面戦争の火種になりかねぬのじゃ。神というものはの、偉大ではあるが寛容ではなく未だに悪魔の存在を
一切許しておらぬ。大きな騒ぎとなればたちどころに天使の軍勢が地上に降りてきて……地上は再び天使と悪魔の
大戦争じゃ。それだけは絶対に避けねばならぬ。故に、魔界の実力者たちはそういった危険な連中が外に出るのを
食い止めることに全力を注がざるを得ないのじゃよ。弱い悪魔が地上に出るのを見過ごすのはそのためじゃ」

タウロンの説明にうんうんと頷いていたももであったが……「ん?」と、何か引っ掛かるのか、不意に首を傾げる。
しかし引っ掛かりはしたもののもも自身には何がどう引っ掛かったのかよく判らなくて、「う〜ん」と考え込んでしまう。
そしてももと同じところに引っ掛かりを感じたひなが口を開いた。

「あれ……?神様は悪魔のことを全然、許していないなら……弱い悪魔が出てきても、天使を地上に降ろしてくれて
悪魔を退治してくれるんじゃないの……?でも、わたしたち、そんな天使見たことない……。それに、結構な数の
悪魔が地上に出てきてるって言うなら、神様はやっぱり悪魔と戦争を始めちゃうんじゃないの……?」

ひなの言葉にももは「そう、それ」とうんうん頷く。そんなももの様子にシュバルツは内心で「相変わらずあんまり頭の
方は良くないなぁ……って、小学校4年生だとこんなものかな?」などと、呟いていた。

「神が寛容でないというのは人間に対しても当てはまることじゃ。ぶっちゃけの、神は自分のことを信じていない
人間や信仰の薄い者などはどうなってもいいと思っている節があってのぉ……むしろ、自分のことを敬わない人間は
悪魔に食われても神を信じないから当然だとしか考えておらぬ。神にとって守るべき対象である信仰の厚い人間が
襲われでもしない限りは、神は天使を地上に降ろしたりはせぬよ」
341デジタル・フェアリー・テイル4のB:2007/09/17(月) 16:00:33 ID:TMe2C9vP
タウロンの言葉には若干の棘があるように、ももやひなには感じられた。結局は、神も悪魔もどっちもどっち。
そんな風に彼女は考えているのかもしれない。

「そしてそれが故の、わしら電子妖精じゃ。神の加護を受けられない人間の方が神の基準が厳しすぎるが故に多い。
そんな普通の人々を守るためのわしらであり、そのパートナーたる力の持ち主……すなわち、御主たちじゃ」

タウロンの言葉にももとひなは力強く、大きく首を縦に振って応えた。そんな2人の様子にタウロンはにこりと微笑む。

「さて、それで例のわしの身体を造ってくれた魔女の使命の話じゃがの。……ももよ、そもそも魔女とは何者か、
知っておるかの?」

タウロンの問い掛けにももは少し「う〜ん」と考えてから一言、答えた。

「魔法が使える女の人?」

その答えにタウロンは首を横に振る。

「まぁ、間違いではないかもしれぬが……魔法が使えるかどうかはあまり重要ではないんじゃよ。無論、魔女は皆、
魔法が使えるんじゃがの、魔女の魔女たる由縁は悪魔とのつながりを持っている、ということなのじゃ。魔女は
悪魔を魔界から召喚したり、あるいは悪魔の持つ力や道具を借り受けたりする事のできる存在じゃ。そして一部の
魔女は悪魔を神のようにして崇拝していたりもするんじゃがの……」

そこまで言って一度言葉を区切り一呼吸。そしてタウロンは「つまり」と切り出す。

「つまりじゃ、魔女の中には現在の魔界の風潮に反して地上に出て暴れまわりたいと考えている悪魔と繋がりを
持っていたり、あるいはそういう考えを持つ魔王を崇拝していて彼らが人間の世界に出るための手助けをしている
場合もあるわけじゃ。特に魔王を崇拝する魔女の場合は盲目的に悪魔を信奉しておるが故にの、タチが悪い。故に
現在、多くの一般的な魔女……魔女に一般的というのも変な話じゃがの……まあ、ともかく、多くの魔女はそのような
言うなれば『悪い魔女』を監視したり、打ち倒したりする役割を持っておる」

つまりは、わしの体を造った魔女もまた『悪い魔女』と戦っておるのじゃよ。タウロンはそう付け足した。判りやすい
ように敢えて『悪い魔女』という表現を使ったのだが、その甲斐はあったらしい。

「つまり、わたしたちは今まで通りに地上に出てきた悪魔を倒していればいいんだね、タウロンさん。で、その一方で
タウロンさんの体を造った『いい魔女』さんは『悪い魔女』たちが魔王とか強い悪魔を地上に出さないために一生懸命
頑張ってるって、そういうことなんだよね?」

もものそんな言葉にタウロンは「まぁ、そういうことじゃな」と返した。自分たちの現状と役割を彼女たちなりに理解して
くれればそれでいい。タウロンはにこりと微笑むと「さて」と言って立ち上がり、ランドセルを背負う。

「それでの、わしと御主たちは基本、別行動じゃ。というのもの、わしはこの通り、本来の『力』を使うのに不自由ない
体を造ってもらった故に十二分に実力を発揮できるのじゃが……御主たちはまだそうはいかん。故にまずは2人で
組んで実力をつける必要があるからの。せめて、必殺技の1つも満足に使いこなせるようになってもらわねば困る」

タウロンの言葉はもっともだった。もももひなも今はまだ戦闘経験が浅いし、『力』のコントロールもできていない。
必殺技を放てば一時的に脱力してしまうしももならシュバルツとの憑依がまだ完璧ではないし、ひなであれば言霊の
状況に応じた適切な使い分けが出来ていない。この状態でタウロンと組むのは得策ではないだろう。

「じゃあ、タウロンさんはしばらく1人で戦うの?……あれ、て言うか、1人暮らしなの?小学生で1人暮らしとか、
そんなのご近所とかに怪しまれちゃうんじゃないの?」

そんなももの問い掛けにタウロンは、少し苦い笑いを浮かべながら答えた。

「わしが……そのっ、何のために少し怪しげな発音で日本語を喋るアメリカから来た転校生を演じていると思うて
おる。プロフェッサーJの働きかけでの、わしはアメリカにある皆木学園と交換留学生を送り合っている学校から来た
交換留学生ということになっておる。ほれ、学園の近くに交換留学生用の寮があるじゃろう?初等科の生徒が交換
留学生としてくることはない訳ではないらしいからの、今はそこにお世話になっておる」

ああ、なるほど、だからあんな変な喋り方をしていたのか。この場のタウロン以外の4人はそう納得した。無理なく
学園に潜入するためとはいえ、あの喋りに関してはタウロンもあまり納得していないようだ。
342デジタル・フェアリー・テイル4のC:2007/09/17(月) 16:01:36 ID:TMe2C9vP
「まぁ、そういうわけでの。今日はわしは寮に帰ってから魔女に会わねばいかん。造ったばかりの体ゆえに色々と
調整もあるし、この体を造る際にお互いに協力し合うとも約束を交わしたからの」

告げて、教室を出ようとするタウロンをももが「あ、待って」と呼び止めた。

「あの、結局、その魔女って何者なの?わたしたちと同じ『力』の持ち主なら、やっぱりわたしたちの身近な人なの?」

ももの問い掛けにしかしタウロンは「それには答えられぬ」とにべもなく返した。驚き、どうして、という顔をするももに
タウロンは少し考えてから言葉を紡ぐ。

「その魔女は『悪い魔女』と戦わねばいかん。魔女同士の戦いは何も、正面からの魔法対決だけではないのじゃよ、
もも。髪の毛を1本でも盗まれれば呪いの人形に仕込まれる。写真を取られれば写真の姿を元にやはり、呪いを
掛けられるやもしれぬ。強い力の持ち主なれば、名前を知るだけで死に至る病を発症させることもできる。故にの、
魔女は自分の姿や名前を知られることを極端に嫌うのじゃよ。魔女は己が魔女であることを隠し、時には友人にも
真の名を名乗らずに偽名で一生を通す者もいる。魔女の正体は誰であれ他言無用、それが彼女と共に戦う上での
絶対条件なんじゃよ、ももよ」

判ってくれるかの。一方的に告げて、タウロンは教室を後にした。残されたももとひなは神妙な面持ちで、改めて
魔女の抱える『役割の重さ』を、ひいては自分たちの背負った『使命の重さ』を痛感するのだった……。

<バフォメットを呼ぶためのサバト>

あまりの光景に、タウロンは眩暈を覚えた。魔王バフォメットは子供を生贄に要求すると聞いてはいたのだが、今、
彼女の前では何人もの子供が性別を問わず、奇妙な格好の女たちに犯されていた。女たちは皆一様に山羊の頭の
皮を剥いで作った角突きの頭巾を被り、腰に布切れ一枚だけを巻きつけるという格好で腰に付けた男性の性器を
模した飾りを使って年端も行かぬ少女の秘裂を穿ち、少年の尻穴を抉っていた。

「ふぁぁあああんっ♪ま○こぉ、おまっおま○こぉ、いいよぉぉっっ♪」

「ダメぇええっ!!ボク、ボクもぅ……またぁ、おち○ちんから白いの出ちゃうぅぅぅっっ!!!」

しかし、子供たちは皆一様にまるで淫魔のように淫らな行為に溺れていた。破瓜の血を滴らせながらも頬を紅潮させ
懇願の言葉を吐き幼い肉体を絶頂の高みへと上らせる少女。尻穴から裂傷の血を零しながら初めての射精を
迎えてその開放感に酔いしれる少年。

犯す女も、犯される子供も皆、狂っていた。これがサバト。邪な魔女たちの儀式。山羊の被り物をした女たちは皆、
魔女で犯される子供たちは全て……儀式の終了のときに殺される生贄なのだ。悪魔の中には生贄が泣き叫び、
絶望と恐怖を胸に抱きながらも死んでいくのが理想とする悪魔も多いのだが、このように生贄たちも狂気の中で
死んでいくのが好きという悪魔もいる。

そして、おそらくはバフォメットも後者の類なのだろう。石造りの決して広くはない部屋の中で繰り広げられる狂気の
宴は、正常な精神を保ったままのタウロンには見るに耐えなかった。

「うふふふぅぅ……タウロンちゃぁん、顔色が青いよぉ……大丈夫ぅ?」

では果たして、この魔女もやはり何処か狂っているのだろうか。ふと、タウロンの頭の中にそんな危惧が生まれた。
純白のブラウスの上に赤い裏地の黒マントを羽織った天原イブの普段と変わらぬ様子がかえってタウロンに不安を
生じさせる。彼女もまた魔女なのだから平気なのだろうと自分に言い聞かせ、タウロンは不安を消した。

「あらっ……可愛らしい。ふふふっ……貴女からのお手紙、拝見させてもらったわ、魔女見習いさん。貴女は本当に
運が良いのね、今日という運命の日に立ち会えるのですもの、これほどの幸運はないわ」

この女がきっと、この魔女たちのリーダーに違いない。イブに話しかけてきた魔女の様子と何よりもその『力』の
強大さからタウロンは確信した。なるほど、この女を正面から相手にするのであればさすがの『邪眼の魔女』も
自分に助けを求めるのは頷けるものであると内心でタウロンは呟いた。

「お招きいただきありがとうございますぅ……うふあはぁ♪でもぉ、さすがに今日はわたしは見学だけの方がよさそう
みたいだねぇ。だってぇ、わたしも子供だものぉ……うっかり生贄の1人になっちゃったら困るものぉ……あはっ♪」
343デジタル・フェアリー・テイル4のD:2007/09/17(月) 16:02:29 ID:TMe2C9vP
いつもの『にへらぁっ』とした笑みを張り付かせたままで、イブは生贄の子供たちに目線を送る。魔女たちの魔力に
心を蕩けさせられてしまった子供たちはイブとタウロンが新しくこの部屋に入ってきたことにも気付かずに、各々、
好きなように魔女たちが与える快楽を貪り甲高い幼い声で嬌声を上げていた。

「ふふふっ、心配性なのね。まぁ、魔女ですものね、無用心よりもむしろちょっと捻くれているくらいに疑り深い方が
向いているわ。それに……貴女のお友達の方が、正直、わたしの興味を惹くわぁ……ふふふっ♪」

魔女の視線が自分に向いた瞬間、タウロンは思わず『ゾクリとするモノ』を感じてしまった。それは怯えではなくむしろ
興奮をともなったもので……たぶん、この場の異様な空気を形成している魔女の放つ淫らな狂気を掻き立てる力を
自分に向けられたからなのだろうと、タウロンは解釈して平常心を保とうとする。魔女の力に飲まれてしまったら
自分もああなってしまうのだと、魔女の視線から目を逸らして子供たちの様子を見る。

「人間でもないし貴女の悪魔のお友達でもないみたいだけれど……妖精や精霊の類かしら。可愛いわね、子供の
体に大人顔負けの胸……わたし、そういうアンバランスなのは好みよ?」

「ひゃっっ?!」

この空間の支配者であるその魔女はさながら、この空間にあるものは全て自分の所有物であるがの如くに振舞う。
無遠慮にタウロンの真正面に立つと彼女の身体を舐めるように見つめ、かと思えば何の前触れもなくタウロンの
胸を服と呼ぶには頼りない布切れの上から掴み、その感触を確かめる。不意のことに思わず、タウロンは普段の
彼女からは想像もできないような可愛い声を上げてしまった。

「あらあら、本当に可愛い……貴女、ひょっとして……触られるの、初めてだったかしら?」

楽しげにくすくすと笑いながら、魔女は問い掛けながらもタウロンの乳房を掴み、揉み扱く。顔を真っ赤にして黙り、
口をパクパクさせるタウロンの様子が答えを言っているも同然だった。

元々電子妖精であるタウロンに肉体というものはなかった。名前の通り電子妖精とは『意思を持ったデータ』なのだ。
つい最近、魔女の秘術により肉体を手に入れた彼女は様々な知識を持っている一方で、肉体的な接触、それも
性的な意味合いでの接触などは経験したことがない。本来は優秀な戦士であるはずの彼女はあまりのことに動転し
蛇に睨まれた蛙が如く、何もできない。

「この子はねぇ、元々は身体を持たない存在だったんだけれどぉ、わたしが頑張って身体を造って上げたばかり
なんだよぉ……だからぁ、こういうのは当然、初めてなのぉ……。うふふふぅぅ、刺激、強すぎたかなぁ?」

「ひゃっっ!!ちょっ、待つのじゃっっ……くひぃん♪」

それは正に不意打ちだった。耳元にイブの口が寄せられたかと思うといきなり、耳の中に舌が入り込んできた。
舌の柔らかな感触とくちゅくちゅという掻き混ぜる音の2つの刺激に思わず、タウロンは震えてしまう。

「うふふふぅぅ、ごめんなさいねぇ、タウロンちゃぁん……でもぉ、ちゃぁんと、説明したよねぇ、わたしぃ。このために、
貴女をここに連れて行くんだってぇ……ねぇ?」

子供のような小さな身体だというのに、タウロンの乳房は両手を広げて掴んでも零れ落ちてしまうほどだ。両手で
両の乳房を掴まれ玩具にされるタウロンを背中から一度ぎゅっと抱きしめながら、イブは意味深に囁いた。

(ちゃっっ、ちゃんとは聞いておらぬぞ、わしは!!)

ようやく、タウロンはイブの真意を理解した。理解して、少し、イブのことを恨む。

地上に居る自身の信奉者に働きかけ魔王バフォメットが怪しい動きをしている。それを阻止したいので是非とも
協力して欲しいとイブに持ちかけられ、タウロンはすぐに了解した。具体的な話を聞くと、バフォメットはもう既に
地上に這い出る準備に入っており、その信奉者たちが彼女を呼ぶためのサバトを行おうとしているとも聞かされた。
サバトの最中に乗り込んでバフォメットを信奉する連中を一層するというのがイブの作戦で、タウロンも個別に彼女を
信奉する魔女たちと戦ってはバラバラに逃げられて長期戦になる恐れがあるのでそれに賛同し、こうしてサバトの
会場に一介の魔女見習いを装いやってきているのだが……。

タウロンは自分の役目は囮であると聞かされていた。囮ならば何故、こうしてイブと一緒に堂々とサバトの現場に
潜入するのかタウロンは理解できなかったのだが……つまりは、そういうことらしい。
344デジタル・フェアリー・テイル4のE:2007/09/17(月) 16:03:10 ID:TMe2C9vP
「ふふふっ、ちゃんとは聞いてなかったって顔をしているわよ、この子。ひょっとして、お友達を騙して連れて来たの
かしら?悪い子だわぁ……」

「あっっ……うっっひっ、直接は……だめ、じゃぁ……んっ」

柔らかなタッチだが、指先は艶かしく。遂には布切れの下側に掌が潜り込んでくる。タウロンの乳房の感触を直に
堪能しながら、魔女はそれに違和感を覚え……口を広げて悦びの声を上げる。

「あらあら……貴女のおっぱい、少し……張っているわね?どうしたのかしら、これは。ねぇ、わたしに教えてくれない
かしら?貴女のおっぱいはどうして、何で、こんなに張っているのかしら?」

ぐにぐにっ。両の乳房の先端を親指で刺激しそこから僅かに『何か』が染み出てくるのを感じながらも、魔女はとても
イジワルな笑みを顔に張り付かせたまま、タウロンに問い掛ける。問い掛けられたタウロンは……普段であれば、
それは自身のただの身体的な特徴、生理現象であるのだからと何の恥じらいもなく答えられたのだろうが、異様な
空気に包まれたこの場では巧く、言葉が口から出てきてくれない。

「ふっっ、くっっ……ぁ、ひっ……わっっわしのっ、おっぱいはっっ、んっっ、はっっ……みっっみるっっ……くっっ」

「ふふふっ♪良く聞こえないわぁ……貴女のおっぱいは、どうかしているというの?」

「ひゃぁあっっ!!!」

いきなり、乳房の周りを覆う薄布を捲り上げられた。かと思えば、魔女はタウロンの乳房を掴んだまま床に座り、
本来は剛腕と称されるほどの怪力の持ち主であるはずのタウロンはそれに巻き込まれて一緒に床に座り込んで
しまう。魔女と正面を向いたまま座り込まされてしかし、すぐに身体の向きをぐるり、180度回されて……全ての
魔女の視線が、全ての生贄の子供の視線が……乳房を晒し、晒した乳房を魔女に弄ばれるタウロンに注がれる。

「うわぁぁ、いいなぁ、わたしたちと変わらないくらいなのに、おっぱい大きいぃ♪」

「すごっっ……エッチだぁ……。さっき、白いのいっぱいびゅるびゅる出したのに、またおち○ちん、大きく……」

見られている。自分が乳房を弄ばれている様が見られている。ただのデータだった頃の彼女には経験できないこと。
触られて、見られる。乳房を弄ばれて、悶える。全てが初めての経験にタウロンは激しく動揺し、羞恥に塗れた。

「止めっっっっひっっ!!見てはっっならぬっっっ!!!ああああぁっっ、んっっ、出てっっっ出てしまうっっ!!!
ひっっ、出るっっっ!!!!もっっっもぅ、くっっ!!!」

「あら、何が、出ちゃうのかしら……えいっっ♪」

言葉こそ可愛らしかったが、魔女は容赦なくタウロンの乳房を搾る様に掴んで思い切り、捻るように力を込めた。
すると、さながら大きなポンプの付いた高水圧の水鉄砲のようにして……びゅぷぅぅうぅぅっっっっ!!!!と、
タウロンの両の乳房から母乳が噴出して前列の生贄の子供たちの顔と、精液や蜜液に汚れる床とを汚した。

「ママみたい、おっぱい出るんだぁ……いいなぁ、おいしい♪」

「おち○ちんから白いのびゅるびゅるするみたい、すげぇ、エロい……うわぁ、俺、またびゅるびゅるしたい!」

それは怖ろしく背徳的で淫猥な光景だった。男の子も女の子も問わず、タウロンの撒き散らした母乳を舐めだす。
女の子同士で顔に付いた母乳をぺろぺろ、ぴちゃぴちゃ、時折舌を絡ませあって舐める。床に落ちた自分の撒いた
精液ごと母乳を舐める少年。ずぞぞぞぞぞっと、少年の撒き散らした精液ごと母乳を啜る少女。皆、四つん這いに
なって思い思いに母乳やら精液やらを啜り出すのだ。

「ふふふっ♪みんな貴女のおっぱいの虜みたいよ、良かったわね、あはっ♪」

「ふっっぁあああ……んんんっっっ♪」
345デジタル・フェアリー・テイル4のF:2007/09/17(月) 16:03:57 ID:TMe2C9vP
データの上で、自分は母乳の出る身体だというのは熟知していた。しかし、実際に出してみると……タウロンは
初めての衝撃に蕩けてしまった。それは男性の射精に近い感触だが、明らかに量が違う。そもそも彼女の母乳には
自然治癒力を高める回復効果があるために、かなり大量に母乳が出るようになっている。大量の母乳を一気に
噴き出す感触にタウロンの頭は蕩けてしまい、魔女の促すままに肩越しに魔女の口付けを受けて、その舌を咥内に
受け入れる。受け入れた舌はタウロンの咥内を、歯も、歯茎も、蹂躙する。

「みんな、お腹が空いたでしょう?最期の晩餐に……この子のミルクで、お腹をいっぱいにしましょう?」

「?!ひっっぁ……待ってっっ……らっっらめぇ……ダメ、じゃぁあ……ひっっ!!!!」

魔女の言葉を合図にして何人もの子供がタウロンの前に群がった。ある子供は魔女がタウロンの乳房を搾るのを
口を大きく広げて待って噴き出すタウロンの母乳を口の中いっぱいに受けて飲んだ。ある子供はタウロンの乳房の
先端に口を押し付けて赤ちゃんみたいに吸い付いた。ある子供はタウロンの乳房の先端を舌でべろべろに舐めて
染み出てくる母乳を自身の涎と共に啜った。ある子供はタウロンが悲鳴にも似た甲高い嬌声を上げるのも無視して
乳房の先端に歯を立て滅茶苦茶にして母乳を欲した。

「ふひぁああっっ、乳首ぃぃいっっ、乳首がふやけるぅ……ミルクぅぅ、ぁあああ、またぁあ、ミルク、出るぅぅぅぅっっ♪」

魔女に乳房を強く掴まれて、タウロンは言い知れぬ快感に身体を震わせて母乳を噴き出す。初めて受ける快楽、
一切の苦痛を伴わない純粋な興奮と快感。大勢に見られるという羞恥に塗れながらも、完全に蕩けた脳がむしろ
視覚による姦通を悦びに変えてしまう。気がつけば、魔女に弄ばれる自分がこのサバトの中心にいた。

「可愛い……可愛いわぁ、大好きよ、貴女……あぁぁ、素敵ぃ……」

「んっっぁ……んっっ……むぅ……んぁ♪」

恍惚の声を上げる魔女に促されるままに、肩越しの口付けに応えて唇を寄せるタウロン。自らも唇に吸い付いて、
魔女の唾液を啜り、貪る。魔女の与える快楽の虜になったタウロンと、タウロンのアンバランスな身体に興奮して
溺れた魔女……。

その間に、準備は整っていたのである。

<邪眼の造る幻惑の世界>

「っっ!!!これは……」

気がついたときには、魔女は全裸に剥かれて吊るされていた。その様はさながら木になる果実のようだった。体育
座りの格好で身体をぐるぐるに縛られて拘束されて、足首に通した縄で身体を大きな木の枝に結び付けられて
いたのである。周囲に目をやると、あの場に居た全ての魔女が同じようにして木の枝に吊るされていた。

彼女以外の全ての魔女が気が動転して悲鳴を上げたり騒ぎ立てたりする中で、彼女は冷静だった。声を張り上げ
ぴしゃり、他の動揺する魔女たちを黙らせる。

「落ち着けなさい!!これはただの幻術だわ!!落ち着いて術を解く術を考えるのよ!!」

いきなりこんな不可解な状況に陥るなど、有り得ない。となれば答えは簡単、ただの幻術だ。彼女の一言で場は
落ち着きを取り戻し、各々、幻術を解くべく方策を練りだす。

『うん、そうだよぉ……これ、ただの幻術だからぁ……怖がらなくて大丈夫ぅ……そう、怖がったらぁ、大変だからぁ、
うふあはぁっ♪』

声が響いた。あの子供の声だと、魔女はすぐに理解した。サバトの見学に来た見習い魔女の声だ。いや、見習い
魔女のフリをしてサバトに潜り込んだ魔女の声、というべきか。彼女はすぐに自分たちが騙されたのだと理解した。

『まぁ、これから起こることはぜぇんぶ、気にしないでいいんだよぉ……。だってぇ、ただの幻術、だものぉ……』

幻術だと判っていれば怖くない……などということは、決してない。判っていても実体のある恐怖のように感じられる
からこその幻術であるし、術に囚われている間に現実で何をされるかも判らない。とはいえ、魔女とは言え相手は
明らかに子供。勿論、魔女なのだから外見さえも偽っている可能性は否定できないのだが、そういう類の気配が
あればサバトの会場に入る時点で判別される仕組みになっている。
346デジタル・フェアリー・テイル4のG:2007/09/17(月) 16:04:49 ID:TMe2C9vP
魔女の強さは積み重ねた修練と、生まれ持った才能によって決まる。年端も行かない若い魔女に魔王バフォメットの
声を地上にいながらにして直接、聞き取る事の出来るほどに力を持った自分が負けるはずがない。彼女にはそんな
確信があった。あったの、だが。

ずしぃぃぃいんっっ……ずしぃぃぃいんっっ……

足音が、響いた。地面が揺れて、不安定に拘束される自分たちが木の枝の下で揺れた。

それはやたらと手足の長い巨人だった。青白い肌をしていて、目も耳もない。大きな鷲鼻の鼻と、乱杭歯を覗かせる
口があるだけの巨人だった。巨人はその特徴的な鼻をふんふんと鳴らしながら……真っ直ぐに、自分たちが
吊るされる木の方に歩いてくる。自分以外の魔女たちが悲鳴を上げるのが聞こえた。

「美味しそうなぁぁああ、実がなってるなぁぁあああっ……」

巨人はやたらと間延びした声でそう言って、枝に吊るされた魔女の1人を手で掴む。そしてそのまま、枝から強引に
毟り取り……にっっと口元を綻ばさせて、大きく口を開いた。

「いぃただきまぁぁぁああす!!!」

「ひっっっぎぁああああああああああっっっ……」

彼女の悲鳴は途中で……ぐちゃり、ぼきっっごきっっぐぎっっ……ごくん……という音に、変わった。

『あくまでぇ、幻術だからぁ、気にしないでいいよぉ、幻術だものぉ……うふふふぅぅ♪』

気味の悪い笑い声がまた聞こえた。巨人は口の端から血を滴らせながら……次の『果実』を毟り取る。

現実の方に目を戻せば……悲鳴を上げて狂乱し、石畳の床を転がり回る魔女たちの姿があるだけで、生贄に
連れて来られた子供たちは皆、眠りの砂の悪魔『サンドマン』の眠気を誘う砂の力でぐっすりと、寝かしつけられて
いた。生贄として誘拐された子供たちの捜索を続けていた警察がこの現場に踏み込むまでの3日間、子供たちは
ぐっすりと眠り続け……魔女たちは幻惑の世界に囚われ続け、その心を殺されることになるのであった……。

<深夜、天原イブの自宅にて>

「のぅ、イブよ。あれはあのままで、良かったのかの?」

タウロンの問い掛けに、イブはいつもみたいに『にへらぁっ』と笑って頷く。

「謎のカルト教団、子供を集団誘拐ぃ〜。怪しげな儀式の最中にトリップしちゃってさぁ大変〜。攫われた子供たちは
無事に、保護されましたぁ……そんな感じで世間的には解決するでしょぉ?それでめでたしめでたしでいいんだよぉ」

天原イブは世間的には両親を幼い頃に事故で亡くし、唯一の親族である祖母の家で暮らしているということに
なっていた。しかし、実際にはイブの祖母というのはイブが地上に召喚した悪魔が老婆の姿に変身しているだけで、
悪魔の同居人がたまにいることはあってもイブは本当は1人暮らしなのである。

「じゃが、子供のアフターケアなどはどうするのかの?あのままでいいとも思えぬのじゃが……」

食い下がるタウロンの様子にイブは再び、のっぺりとした笑みを浮かべながら答える。

「これから先ぃ、毎回毎回被害者の保護とかケアとかぁ……いちいちやっているようじゃぁダメだよぉ……そんな
余裕ぅ、ないないぃ……。わたしのお仕事でもないしぃ、タウロンちゃんのお仕事でもないでしょぉ?可哀想とかぁ、
そういう理由で出来ないことに手を出そうとするのはダメだよぉ……うふふふぅぅ、タウロンちゃぁん、優しいぃ♪」

イブの主張はもっともだった。これから先もイブは何人もの魔女と戦うだろうし、タウロンだって悪魔と戦うことになる。
その過程において彼らの被害にあった人を1人1人ケアしていくことなど、到底出来ない。電子妖精として……力も無く
神の加護も受けられないような人間を守るために生まれた存在として、タウロンはそのことを歯痒く感じていた。

そんなタウロンの内心を知っているか知らないのか、イブは1人、淡々と事を進めていた。
347デジタル・フェアリー・テイル4のH:2007/09/17(月) 16:05:50 ID:TMe2C9vP
「さぁてぇ……準備OK、だねぇ……タウロンちゃぁん、こっち、こっちぃ〜♪」

話をしている最中、イブは床の上に懸命に魔法陣を書いていた。それが完成すると彼女は何故かやたらと楽しそうな
様子でタウロンを魔法陣の上に来るように促す。

「待てっ、何をどうするのか、説明せい。ちゃんと説明せねば、わしは行かぬっ!!」

先ほどの恥ずかしい経験からか、タウロンは顔を真っ赤にしてそう言い露骨に警戒する。何かまた、妙なことを
されてはかなわないという様子のタウロンに、イブは渋々と説明を始めた。

「んっとぉ、今日の魔女のぉ、人をエッチにさせちゃう魔法ぉ。さすがにわたしだってぇ、あれをまともに受けたら抵抗
できないからぁ、事前に防御策を講じていたんだよねぇ……うふふふぅぅ♪タウロンちゃんは囮になってもらわないと
困るからぁ、タウロンちゃんには内緒に、だけれどねぇ……」

囮の内容も伏せることはなかろうに。タウロンはイブに聞こえるようにして憮然とした表情で呟くのだが、イブは
それを無視して続ける。

「具体的にはねぇ、スィトリ様のお力をお借りしたのぉ……。スィトリ様はねぇ、普段は豹の頭に人の身体、背中には
グリフォンの翼を持ったお方なのだけれどぉ、性愛に精通している方でぇ、そういう系統の魔力は絶大なんだよぉ?
スィトリ様のご加護を利用してそういう系統の魔法に耐えたんだけれどぉ……力を借りる以上はぁ、その代価ぁ、
払わないとだよねぇ?」

嫌な、予感がする。思わずタウロンは一歩、後ろに下がってしまった。

「性愛の力を持ったスィトリ様にぃ、誘淫の魔法から逃れる力をお借りしたわけだからぁ……ねぇ、タウロンちゃぁん、
わたしのお願いぃ、判るよねぇ……?お手伝いして欲しいなぁ、お礼の儀式のぉ〜」

「わっっ判りたくないわっっ!!!御主のその『邪眼の力』があれば、大抵の術など無効にできようものをっ!!」

逃げ出そうとして……タウロンは己の迂闊さを呪った。真正面からイブと会話をしている状態で……眼鏡を取り、
髪を上げた状態のイブと顔を付き合わせていて、イブの瞳の呪縛から逃げられるはずがないのだ。

邪眼。魔力を持った瞳のことで、睨んだ者を石に変えてしまうメデューサの瞳などが一般的な例だろう。イブの瞳は
正にその邪眼であり、見つめるだけで力の弱い者ならば殺すことさえ出来る。ただし、その強大な力を制御するのは
困難なため、最悪イブが感情を発露させただけで周囲の人が死ぬことさえ在り得る。それが故にイブは普段、己の
感情をコントロールするとともに眼が悪いフリをして魔力を完全に遮断する眼鏡を掛けているのである。

「保険だよぉ、保険〜……用心深くないとねぇ、魔女なんてやってられないよぉ、タウロンちゃぁん……」

じぃっと、イブの瞳がタウロンを見つめる。不可視の力に手足の自由を奪われるのを感じると共に、タウロンは……
言い知れない興奮と、身体の疼きを覚えてしまうのだった……。

『エピローグ』<登校風景>

「おはよう、イブちゃん……それに、タウロンちゃん?どうしたの、確か……寮に住んでるんだよね?」

朝の登校風景、ももは訝りながら2人の親友に声を掛けた。タウロンは寮に住んでいるはずなのだがしかし。彼女は
明らかに学園の寮とは反対の方向から登校していた。それはちょうど、イブの家がある方向だった。

「あぁ、ももちゃぁん、それはねぇ……。寮にお泊りの許可をもらってぇ、タウロンちゃんがわたしのお家にお泊りに
きてくれたんだよぉ……ねぇ、タウロンちゃぁん……?」

イブの言葉にコクコクと、タウロンは顔を真っ赤にしながら頷いた。その様子に「ん?」と首を傾げるもも。

「初めてお友達がお家に来てくれたからぁ……わたしぃ、はしゃぎ過ぎちゃったぁ……ごめんねぇ、タウロンちゃん。
……またぁ、きてもらえるかなぁ……?」

イブの問い掛けに、タウロンは俯きつつも……コクコク、縦に頷きながら答えた。
348デジタル・フェアリー・テイル4のI:2007/09/17(月) 16:06:28 ID:TMe2C9vP
「ハイ、また、機会があれば、そのっ、ゼヒ、イブちゃん家にお泊りに、行きたいでス……」

耳まで真っ赤にして言うタウロンに、イブは『にへらぁっ』と微笑んで……不意にももの方に顔を向けて言う。

「機会があればももちゃんも、わたしのお家にお泊りに来てねぇ……勿論、ひなちゃんも一緒だよぉ?それでぇ、
わたしとぉ、ももちゃんとひなちゃんとタウロンちゃんでぇ……みんなでぇ、いぃぃっぱい、愉しもぅ……うふあはぁ♪」

イブの言葉に、その横でタウロンが何故だかやたらと慌てふためくのが若干気になりつつも……ももは元気良く、
「うんっ!」と頷いて答えるのだった。
---------------------------------------------------------------------------------------------
イブ、お前は一体何をした、な4話終了。ちなみにバフォメットの外見は諸説あったから、1番えちぃっぽいのを採用。
信者の魔女たちがペニスバンドつけてちびっこを男女問わず犯しまくるっていうえちぃ状況が頭に浮かんだから。
349名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 16:57:46 ID:J2saoCSQ
GJ!GJ!GJ!
相変わらずの格好良い設定とバトル展開と濃いエロのハイブリッド
このお得感が堪らないぜ!





タウロン、姉キャラとかいいつつももと同じ学年なんだよね…
そんなキャラが搾乳とかされちゃうんだ…


最 高 で す !
350名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 01:32:24 ID:MNeg4TPD
スレ主以外ももっとGJ下さい
351名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 08:22:09 ID:hXkhVafA
おおっ!続きがアップされてたのか!
相変わらずGJだぜ!次回はイブがやられちゃったりするのかな?
誰であれ楽しみにしてるぜ!
352デジタル・フェアリー・テイル4.5話:2007/09/21(金) 01:56:34 ID:uJ+5kOED
デジタル・フェアリー・テイル5話が結構時間かかりそう&突発的に小ネタ浮かんだんで短いのをささっと書いてみた。
ちなみに、ディンゴの性別への質問が出た際にSS投下のついでに回答を書いたように、このスレではSS投下以外の
書き込みは行っていない&今後も行う予定は特にないので、あしからず〜
----------------------------------------------------------------------------------------------
<タウロンの身体のメンテナンス>

「ふっっくぁ……ひぅう……ぁああ、ダメ、じゃぁあ♪イブぅう、そんなにっっ、ひくっっ♪」

「うふふふぅぅ、ちゃぁんと、毎日搾らないとぉ……おっぱい、ミルクが溜まって痛いでしょぉ……?ただでさえ、
タウロンちゃんはミルク、いぃ〜っぱい、出ちゃう身体なんだからぁ……」

イブの自宅の地下倉庫は完全に、彼女の実験室になっていた。妖しげな生物が保管された透明ケース、魔法陣の
描かれた床、黄色や青の煙を放つ煮えたぎった大鍋の中身……部屋の全てが、奇怪さを示す。

「じゃが、何故っっ、このようにっっっ、ひっっっ♪ぁああああっっ♪」

「だってぇ、勿体無いんだものぉ……タウロンちゃんのミルクぅ、回復薬になるんでしょぉ?」

そんな部屋の中にあって、本来は仮眠を取るために設けられた簡易ベッドの上では実に艶かしい光景が。幼い姿に
成人女性顔向けの乳房を持つ電子妖精・赤牛のタウロンがベッドの上にちょこんと座らせられているのだが、隠さず
晒した両の乳房の先端に大きな吸盤のようなものが貼り付けられており、それがタウロンの乳房を激しく吸い上げ
彼女の乳房から母乳を搾り取っているのだ。搾り取られるタウロンはただただ、つい先日覚えた搾乳……噴乳の
快感に悶えるしかできず、ぺたんと腰を落としたその姿勢のままではしたなく涎を零して喘ぐしかできない。

タウロンの流す母乳は即効性の回復薬になる。飲めば傷が塞がる……とまでは言わないが、異常に吸収速度と
吸収率の良い栄養剤みたいなものだ。それはタウロンの意思に関係なく常にある一定の量がタウロンの体内で
造られるために、タウロンが『力』を使える状態を維持している間は必ず、定期的に搾乳する必要があるのだ。

「ああぁぁぉおっっ♪ダメじゃぁあ、搾乳ぅぅ、ミルク搾られるのぉ、気持ちよすぎるぅぅ♪どうしてじゃぁあああっっ♪」

ビクっ!!ビクっっ!!乳房からミルクを搾り取られているだけだというのに、タウロンは激しく痙攣したかと思うと
簡易ベッドの上にはしたない蜜液の染みを作った。

勿論、定期的に搾乳をしなくてはならない身体の造りをしているタウロンが最初から搾乳の度に快楽に押し潰されて
しまうような身体を持っていたわけではない。この間の魔女から受けた誘淫の魔法の後遺症だ。搾乳という行為が
そのまま快感に結び付けられるように刷り込まれたタウロンにはもう、搾乳という行為自体が性交に匹敵するほどの
行為になってしまっているのである。魔法の影響はもう当に消え失せているのだが……タウロンの意識下・無意識の
両面において完全にその感覚が根付いてしまっているのだ。
353デジタル・フェアリー・テイル4.5話A:2007/09/21(金) 01:57:50 ID:uJ+5kOED
「もぉ、タウロンちゃん、すっごく可愛いよぉ……うふあはぁ♪今度、ももちゃんとひなちゃんに両方のおっぱいを、
2人並んで吸ってもらったらぁ……うふふふぅぅ♪」

イブの言葉に、妄想してしまう。ももとひなの2人に普段の自分からは想像もできないようなだらしなく淫らに悶える
姿を晒しながら、乳房に吸い付かれて絶頂を繰り返す……。ももとひなの2人は自分の淫猥な様子に顔を真っ赤に
しながらも「美味しい」と言って自分の乳房をちゅうちゅう吸ったり、優しくはむはむと乳首に甘く歯を立てる。

そんなことをされたいと思う自分がいるのに気づいて、タウロンは首を横に振るのだが……止まらない搾乳専用の
機械が無慈悲にも与え続ける刺激に、タウロンの脳みそは正常な思考を奪われてしまう。

「ももぉ、ひなぁ……あくっっ♪わしのぉぉ、わしの、おっぱいぃ、ミルクぅぅう、ぁああああっっ♪」

気がついたときには2人の少女の名前を口にしながら、産毛さえも生えていない幼い秘裂に指を埋めてぐっちゅ、
ぐっぷっ、じゅぷじゅぷっ……自慰をしていた。搾乳されて自慰をしながら高みに上り、高みに上っても休む間も無く
機械は一定のリズムでタウロンの乳房に吸い付いて搾乳を繰り返す。搾乳が繰り返されればそれに合わせて指も
やはり、艶かしく蠢いてしまう。快楽の連鎖に完全に、はまり込んでしまうのだ。

「もぉ、どうしてそぅ、タウロンちゃんってば可愛いのぉ……うふあはぁ♪」

いつものようにして『にへらぁっ』と笑いながら、イブは簡易ベッドの上のタウロンの開ききった唇に自らの唇を寄せて
咥内に舌を突き入れる。するとタウロンは無意識に咥内に差し込まれた舌に吸い付き、歯列で愛撫をしてしまう。

「ふぁあっ♪ふっっひっっ…・・・イブぅうぅ、ぁあああっ、またぁぁぁあっっ、また、搾乳でイクぅぅぅぅううっっっ♪」

1度でも戦闘モードに入った場合、このようにしてタウロンはその日の夜の内にイブの自宅地下室において身体の
メンテナンスのために搾乳を行っているのである。
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冷静に考えると幼女なのに巨乳で搾乳できる牛っ娘のデータを造ったプロフェッサーJはすごい変態とか、そんな
ツッコミはなしでお願い。幼女ヒロインものなんだからしょうがないことだから
354名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 07:34:04 ID:5FImSrsH
>>352

先生…すごくGJです
355名無しさん@ピンキー:2007/09/21(金) 11:32:09 ID:FsBDE74W
やばい…
開発された幼女ヒロインにエロいことするのにメンテナンスとかいう単語使われたらエロさ二倍だよ
しかも快楽にメロメロになるタウロン姐さんのギャップとか最高だよ
GJ!



しかしイヴのエロってどんなになるんかな?
356名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 08:52:52 ID:NNvMRChc
>>352
338 :名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 05:26:20 ID:TMe2C9vP
そろそろageとこうかな
357名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 09:22:20 ID:wos8+kcr
設定がよく考えられてんねぇ…
358名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 20:57:11 ID:EOQLwglJ
こういう一線のラノベでも使えそうな凝った設定のある作品のエロを読むと凄く得した気分になれるよな
359名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 20:48:09 ID:pffaL2ja
>>一線のラノベでも使えそうな凝った設定

褒めてるんだろうが、貶してる様にしか聞こえないな、それw
360名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 12:31:53 ID:IFgt23/C
>>359
おまえがラノベ嫌いなだけだろう。
361名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 18:01:07 ID:sPzGKXdY
ラノベ嫌いとかの話はこの際置いといて
凝った設定なのを読んでて得した気分になるのには同意
362名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 04:15:05 ID:LVr9THol
スレ主もいろいろ大変なんだな
リアルではひとりごと言う癖は出すんじゃないぞ
363名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 18:22:11 ID:FCfAQsAX
なんか沸いてるな
364名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:47:59 ID:eCy6HuWL
まあスルーで
騒がれて職人さんが退かれたら困る
365名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:15:16 ID:b5YmMNUq
言ってるそばからまた・・・なんにせよ自ポ法違反だから通報しとくか
366名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 00:33:42 ID:BUMpc7xl
俺、作者さんを信じて待ってるよ
367名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 23:15:21 ID:uVYn21x2
俺も作者さんの良識を信じているよ
368デジタル・フェアリー・テイル5の@:2007/10/03(水) 03:33:35 ID:KlPBSV6m
デジタル・フェアリー・テイル5話目ぺたぺたり。そういえばageたりしてたの忘れてた。
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『プロローグ』<双葉台病院、白河ましろの病室にて>

「今日はね、本当に、気分がいいのよ、昴くん。どうしてかしらね、ふふっ……」

病室のドアを開いた白河昴を出迎えたのは、最愛の妻の極上の微笑であった。長期の入院のために若干体重は
落ちているものの、彼の愛して止まない長い黒髪はその艶を保ったままだ。

「ましろ、君には時折、驚かされる。わたしのやることは全て君に筒抜けなのかもしれない、とな……」

付き合いの長い者でなければ判らない、本当に微妙な表情の変化。白河神社の神主としてよりも『顔色の読めない
男』として町内で有名な男、昴は彼の妻にしか判らないような微笑をその顔に浮かべながら病室に足を踏み入れる。

「あら、そうなの?じゃあ、今日は何か、いいこと、用意してくれたのかしら?」

クスリ。一児の母とは思えない子供みたいなイタズラな微笑を浮かべるましろ。そして、彼女の最愛の旦那に続いて
冬でもないのにトレンチコートを着込んだ白髪交じりのボサボサの髪の男が入ってくると一層、その笑みを強める。

「まぁ、久し振り……今は、プロフェッサーJって名乗ってるのよね、相庭くん。ちょっと頑張りすぎじゃないの、また、
白髪が増えてるわ。もう、『これは若白髪だっ!!』なんて言い張れないんじゃないかしら?」

数年ぶりに会う親友。学生時代を懐かしみながら、ましろはその男に……プロフェッサーJに言葉を掛ける。

「ははっ、まだ若白髪だよ、自分がそう信じている限り、これは若白髪なのさ……認めたら負けだと思っているよ」

Jは冗談交じりにましろに告げて……昴が病室にある椅子を2つ、ベッドの横に運んでくるのを横目で見ながら、
昴の促すままに昴と一緒に椅子に腰を落とした。腰を落としたJの顔に神妙なものを感じて、彼が口を開くよりも先に
ましろの方から、口を開いた。

「ひょっとして、娘のこと、ひなのことを謝りに来ちゃったのかしら?気にしないでいいのよ、相庭くんはキッカケを
ひなに示しただけ、悪魔との戦いを決めたのはひなの意志。相庭くんがわたしと昴くんが悪魔と戦っていることを
知って、自分の意思でわたしたちに力を貸してくれたのと同じじゃない。キッカケに対してひなが自分の責任で
動いたって、それだけのことでしょう?」

キッカケ。Jは思い出す、自分が電子妖精を造ることになるキッカケを。幼馴染であった2人の親友が人知れず
悪魔との戦いに身を投じていると知ったときに自分に何ができるかを考えた。厳格すぎる思考を持つ神は『普通』の
人々を守ってはくれない。2人の親友はそんな普通の人たちを守るために戦っているのだと知ったとき、戦う力を
持たないJは人々を守る『盾』にも悪魔を討つ『剣』にもなり得るモノの発明を思いついた。

そして生まれたのが、電子妖精。

「けれど……キッカケがなければ、その……ひなちゃんや、他の多くの人もほら、巻き込んだりしなかった訳でさぁ」

「悔やむくらいなら、無差別に『適合者』の元に電子妖精を送り込むことなどするな」

「相変わらず痛いこと言うなぁ、昴は……まぁ、そうなんだけどね」

ボサボサの髪の毛をポリポリと掻きながら言うJの言葉を昴が一刀両断に切り捨てたので、思わずJは苦笑い。
そんなJを横目で見ながら昴は続ける。

「今回、たまたま俺の娘が『適合者』であったから気にしたと、それだけのことだろうに。お前は『適合者』全員に
そうやって詫びを入れているわけではないだろう?俺の娘だからといって、特別扱いは止めろ。危険なことに
巻き込まれたというのは確かだが……子供とは言え覚悟を持って決めたこと。俺は何も言わん」
369デジタル・フェアリー・テイル5のA:2007/10/03(水) 03:34:40 ID:KlPBSV6m
「まあ、親として何もしないというのはさすがに問題だから、こっそりと手助けはしてたりするでしょう、昴くん」

最愛の妻のツッコミに昴は無言で頷く。娘のしていることを娘が内緒にしようとしているので知らぬフリをしているが、
陰では姫巫女の衣装を娘が持ち出しやすいようにわざと管理を甘くしていたり、衣装の霊的防御力を高めるために
娘の知らぬところで徹夜して衣装に『力』を込めていたり……細かいところで実は、娘をサポートしていたのである。

「俺の『力』は戦いには向かんので文字通り見守ることしかできないがな。ともあれ純、気にするな」

気にするなって言われてもなぁ……内心そう思いながらもJは「判った、すまない」と呟いてまた、ポリポリと頭を掻く。
そして不意に本名の相庭純という名前で呼ばれたのが久し振りなことに気付いて何か、感慨深いものを感じる。

「それで、ひなはちゃんと戦えているのかしら?わたしはこんな状態で動けないから、ちょっと、気になるわ」

ましろと昴がひなのやっていることを知らないフリをしているもう1つの理由がましろの身体にあった。ひなが悪魔と
戦っていることを自分たちが知っているとひなに伝えれば、いずれ自分たちもまたかつては悪魔と戦っていたと
ひなが知ることになるだろう。そうなれば、ましろの……自分の母親の病の原因が悪魔にあるとひなはいずれ、
知ることになってしまう。そうなったとき、ひなが悪魔に対してどんな感情を向けるのか、どんな思いを持って悪魔との
戦いに挑むのか……そう考えたとき、ましろと昴は自分たちのことは伏せ、ひなを陰から見守ることに決めたのだ。

「ああ、そうだねぇ……。日本を中心に世界中飛び回っているからちゃんと見ているわけじゃないけれど、タウロンの
報告を受ける限りでは中々の戦果じゃないのかな?今のところ5回の実戦で、この間は赤鬼をももちゃんと一緒に
退治しているみたいだしね。まぁ、ひなちゃんはまだディンゴの2つ名をまだ知らないみたいだし、ももちゃんの方も
『真の憑依』はできてないみたいだけれど……近いうちに2人とも、パートナーの電子妖精の本当の力を発揮すると
思うよ。たぶん、だけれどねぇ」

ディンゴの2つ名。シュバルツならば『速さと雷の黒猫』という呼称があり、タウロンならば『剛腕と爆炎の赤牛』という
呼ばれ方がある。そして、ディンゴには……。

Jの読みどおり、その日、まずはももが『真の力』を解放するのであった……。

<イブの自宅、居間にて>

「改めてぇ、いらっしゃぁい、ももちゃぁん、ひなちゃぁん、タウロンちゃぁん……ここがわたしのお家よぉ……」

初めて訪れた天原イブの自宅は、正直に言えば、普通だった。普段のイブの言動からすると何か怪しげな道具の
1つでも置いていそうなものだが、取り立てて変わった様子もないごく普通の部屋だった。本棚に並ぶ書籍の中に
見た事のない言語で書かれた背表紙の本が幾つか入っているのが若干気になりはしたが、ももにもひなにもそれが
一体何なのか皆目見当もつかないのでそれには触れないことにした。

「とりあえずぅ、何か飲み物でも……あはっ♪そうそぅ、最近ねぇ、わたしぃ、特別な牛から取れるすっごぉく、身体に
良い牛乳に凝ってるんだけれどぉ……ちょっとぉ、い〜っぱい、手に入りすぎちゃってぇ……折角だしぃ、みんなも
飲んでみるぅ?すっごぉく、甘くておいしんだよぉ……ねぇ、タウロンちゃぁん♪」

いつものようにして『にへらぁっ』と笑いながら、イブは居間から台所へと消えていった。居間のソファに3人で腰掛け
ももとひな、そしてタウロンはイブが戻ってくるのを待つ。

「タウロンさん、イブちゃんと仲良しなんだね。よく来てるんだ」

イブの口振りからするとその『特製の牛乳』なるものをタウロンも飲んだことがあるのだろう。そう考えたももが
同級生の『タウロンちゃん』としてでなく電子妖精の『タウロンさん』にヒソヒソ声でタウロンに囁くと、何故だろうか、
普段の威厳のようなものを感じさせる様子はそこにはなく顔を耳まで真っ赤にしてただただ、コクコク、頷くだけで
あった。そんなタウロンの様子をももが訝しがる間も無く、イブが居間に戻ってきた。

「うふふふぅぅ♪お待たせぇ……これはねぇ、特別な赤牛からだけしか取れないんだよぉ……召し上がれぇ♪」

コップに注がれたその牛乳は、一見するとただの牛乳なのだが……。
370デジタル・フェアリー・テイル5のB:2007/10/03(水) 03:35:22 ID:KlPBSV6m
「わっ♪すっごく甘い♪」

「本当……お砂糖じゃないけれど、何だか、甘い……。染みる、みたいな感じ、かな……?」

ももとひなの口から思わずそんな言葉が漏れるほどに甘い味がした。一口飲むだけで疲れが飛びそうな味だ。
コップの中の牛乳に気を取られた2人は気付かなかったが、顔中真っ赤にしてタウロンがその牛乳を飲むのを
見ながらイブは、普段はのっぺりとした笑みしか浮かべない彼女にしては珍しくイタズラに微笑んでいた。

「こういうのって、牧場から送ってもらったりするの?」

コップの牛乳を飲み干して、ももがイブに問い掛ける。するとイブは首を横に振って告げる。すなわち、自分で牛の
乳を搾って手に入れるのだと。

「うわぁ、本格的なんだね〜。どこの牧場?今度、わたしもやってみたいな〜」

言うももの横でタウロンが蹲るようにして頭を抱えながら何事か震えているのだが、イブの方を見ているももとひなに
その様子は全く、見えていなかった。

「牧場じゃないけれどぉ……うふあはぁ♪そうだねぇ、ももちゃんとひなちゃんにも今度、搾ってもらうのも面白そうぅ。
あ〜、ちょっとぉ、ニュースつけるよぉ〜」

言いながらイブが居間のテレビをつけたとき、ちょうど地方ニュースをテレビでは放送していた。ただ、その内容は
地方ニュースというにはかなり『キワモノ』で、ももたちの住んでいる町でビッグフットが猿と並んで歩いているところが
目撃されたとか、そんな内容のニュースだった。

「ビッグフット……って、雪男だよねぇ、イブちゃん。こんな街中で見かけるなんて……変なの〜」

ももの言葉にイブは頷きながらも「ちょっと違う〜」と告げる。

「ビッグフットはねぇ、猿が人に進化する過程で生まれた限りなく人に近い猿とかぁ、人に進化する前の猿に限りなく
近い人とかぁ、そういう生物だよぉ……。まぁ、街に出るのはおかしいけれどねぇ……あはっ♪」

そんなどうしようもない話題のニュースを興味深そうに見るイブの様子に、もももひなもやっぱりイブはこういうのが
好きなのかなと、その程度のことと判断した。

「あのっ、ちょっト、トイレ、行ってきまス……」

顔を真っ赤にしながら、告げるなりソファから勢いよく立ち上がるタウロンの様子に「あ、我慢してたのかな?」などと
ももとひなは思うのだが……。

「あ〜、わたしもついでに行ってくるねぇ〜……一緒に行こうかぁ、タウロンちゃぁん……」

何故だか楽しげな様子でそれに着いて行くイブ。そんな2人をももとひなは「本当に、イブちゃんとタウロンさんって
仲良しなんだねぇ〜」などと言って、天気予報というまともな内容に戻った地方ニュースを見て2人が戻ってくるまでの
時間を潰すことにした。

一方、トイレのドアの前で……ドアの方を向いて俯くタウロンに、イブがぎゅぅうっと、背中から抱きついていた。

「タウロンちゃん、可愛いぃ♪自分のミルク見たり飲んだりするだけでぇ、おっぱい搾られてミルクびゅぅびゅぅって
噴いちゃう自分の姿を妄想しちゃってぇ……濡らしちゃったんだぁ、エッチぃ♪それともぉ、美味しそうにミルクぅ、
飲んでる2人の姿に妄想しちゃったのぉ?2人にミルクちゅぅちゅぅ吸われる自分の姿ぁ……うふあはぁ♪それでぇ、
濡らしちゃったのぉ……ねぇ、タウロンちゃぁん……」

タウロンはイブの問い掛けには答えないで俯いたままただ一言、「御主なぞ嫌いじゃっ……」と呟くのだが……。幼い
秘裂からくちゅっと蜜液の擦れる音を立て足元は震え、泣きそうな瞳は物欲しそうに何かを訴えていた。
371デジタル・フェアリー・テイル5のC:2007/10/03(水) 03:35:59 ID:KlPBSV6m
「……元々、今日はわしの体のメンテナンスの日、じゃしのっ……。そのっ……すまぬ、その時に、頼むでのっ……」

メンテナンス。言葉の響きは機械的で作業的な何かを連想させるのだが……しかし。実際にはその行為は酷く、
肉体的で淫猥な行為であった。

「いいよぉ、タウロンちゃぁん……あはっ♪こういう可愛いところぉ、みんなに見せてあげたいなぁ……うふあはぁ♪」

心底楽しそうに微笑みながら。イブは背を向けたままのタウロンの顔を強引に自分の方に向けさせると、その唇に
吸い付くような艶かしい口付けをして……タウロンは、それを拒まずに受け入れて、舌による愛撫で答えた。

<天然窟にて>

「んっっ……くはっ、んちゅっ……ぁ、ふっっ♪……はぁっ……ちょっ、息、できないよぉ、ご主人様ぁあっ……」

輝きのない虚ろな瞳を『それ』に向けながら、ももは顔中をべろべろと舐め回す巨大な舌にキスの愛撫を返す。学校
指定の水着みたいなぴったりと身体にフィットする防護服に、手には鉤爪、足には猫みたいな足。頭を守る猫の耳の
ような突起が2つ並んだヘルメットには大きな『へこみ』があった。

「ひっっん♪はぁぁ……もぉ、顔中、ご主人様のヨダレ塗れだよぉ……んおぉぉぉっっ♪」

瞳は虚ろだというのに表情は恍惚の笑みで、ももは長い長い舌が自分の喉の奥まで犯すようにして咥内に入り込み
じゅっぷ、じゅっぽと音を立てて前後に動くのを受け止める。憑依しているシュバルツが懸命にももの頭の中で何か、
訴えるのだが……それももう、彼女の耳には入らない。

イブの家から帰る時、不意に感じた悪魔の気配。ももはすぐに憑依して、そしてひなはすぐにディンゴを呼び出して
その気配を追ったのだが……後頭部に鈍痛を覚える間も無く、ももはそのまま意識を失ってしまった。ニュースで
ビッグフットとして報道されていた体長3メートルはある毛むくじゃらの悪魔に背後から不意打ちを受けたのだ。

「んっっ……えっ、何……あ、はぁい、ご主人様ぁ。ご主人様のおち○ぽを、気持ちよくさせればいいんだね?」

シュバルツには本来、精神に作用する魔法に対しては強い耐性があるために幻術や心を操るような類の魔法は
効果がないのだが、しかし。ももが意識を失いももに対するシュバルツの影響力が低くなっていたために結果、
正気のシュバルツと催眠術にかかり操られたももという構図が憑依中のももの中で生まれてしまったのである。

どしんっっっ!!と、毛むくじゃらの……仮に、ビッグフットと呼称されている彼は仰向けに、彼の住処である町内の
数年前から放置されている工事現場にある自然の洞窟の、土が剥き出しの地面の上に寝転がった。その巨体に
見合う大きさの、人間の腕ほどの大きさでそそり立つ剛直を嬉しそうにうっとりと見つめるもも。彼のお腹の上に
よじ登り、鉤爪を外して両手できゅっと、凶悪な肉棒を掴む。

「えへへへ……一生懸命、頑張るね、ご主人様♪」

ももはにっこりと微笑みながら、ビッグフットの腹の上、四つん這いに近い姿勢でビッグフットの方に突き上げた
御尻を向けながら、両手でごしごし、彼の肉棒を扱き出す。そこには何のテクニックもないのだが、小さく柔らかな
指先が懸命にごしごし動き感触にビッグフットは酔いしれた。

「おち○ぽの先っぽに、ご挨拶しないとね……んちゅっ♪ちゅぷっっ♪んぁぁあ……♪」

両手で懸命に扱きながら……ももはビッグフットの肉棒の先端、亀頭に音を立てて唇を寄せてキス。そして筋に
沿うようにして舌を這わせて……また、ちゅっと、キス。キス、舌による愛撫、キス、唇で擦り上げる、キス……ももは
愛しそうに何度も、繰り返す。

「きゃっっっ♪だっっダメぇえ、ご主人様ぁ、足つかんじゃっっ……ひゃぁぁぁああああああんっっ♪」

肉棒への愛撫、目の前で可愛らしく誘うように揺れる御尻。ビッグフットは耐えかねてももの両足をがっちりと両手で
捕まえると、器用に防護服の中に長い舌を潜り込ませももの幼い秘裂を舐め上げだす。不意の行為にももは思わず
手を止めて大きな嬌声を漏らしてしまう。
372デジタル・フェアリー・テイル5のD:2007/10/03(水) 03:36:38 ID:KlPBSV6m
「そんなのされたらぁ……できないよぉ……んんんっっ♪はぁぁ、頑張るからぁ、待ってて……ひゃっっ♪」

ビクビクと全身を震わせながら舌での秘裂への愛撫を懸命に堪え、ももは肉棒への行為を続けようとする。手で掴み
擦るというよりは、肉棒にしがみ付く様にして奉仕し、唇を寄せるというよりも頬を擦り付ける様にしてビッグフットの
巨大なそれに刺激を与え続ける。すると、ももの奉仕に堪りかねたのか、ビッグフットは足を狩るくバタバタと
暴れさせたかと思うとビクビク、腰を震わせて……。

「ふぁ……きゃっっっひっっ、熱いぃぃぃぃいぃっっっ♪」

さながら噴水・間欠泉の如く、洞窟の天井を汚すのではないかと思うほどの勢いで、その大きさに見合う大量の
精液をぶちまける。幼いももの背中に降り注いだそれはももの頭も背中も御尻も足も、全部を澱んだ白に染める。

「はひぃいぃぃ……すっごい量……でも、まだすっごい元気だね、ご主人様のおち○ぽぉ……」

惚けた様子で精液を浴びせかけられたももが呟くと、ビッグフットは精液塗れのももの両腕を掴んで立ち上がる。
小さなももの身体を人形で遊ぶみたいにして両手で掴むと、自身の精液に塗れた彼女の身体を両手の中に包み、
すっぽりと収まった彼女の身体を……『道具』みたいにする。

「んっっ熱いよぉぉ♪ご主人様ぁ、それぇぇ、気持ちいいのぉ?んんっっ、熱いぃい♪」

大人の腕ほどの大きさを誇る巨大なそれを、ビッグフットは水着みたいなももの防護服の中に突っ込んで擦り出す。
それは柔軟性に富んではいるが、元々ももの身体にぴったりとフィットするようにできているために、巨大なそれを
激しく締め付け刺激する。……しかし、ビッグフットの望みはそれではなく……。

「?!ごっっご主人様ぁ?!むっっ無理ぃぃぃぃっっ!!!!入んないよぉ、そんなのっっっ、ご主人様ぁぁあっ!!
ダメっっっ、止めてっっっ!!!ご主人様ぁあああっっ!!!」

幼く、狭い、普通の男性のそれであったとしても受け入れる事の叶わないであろうももの秘裂。人間の拳ほどの
大きさはあろうビッグフットの亀頭がそんなもものまだ未熟な部分を暴力的に、殴るように叩く。無理やりに小さな
筋にしか過ぎないような幼い秘裂を無理やりに押し広げ、壊すように……暴力的に、抉る。

めきっっ、ぐきっっ……それは、秘裂が無理やりに押し広げられたために生じた音ではなく、腰の骨の軋む音。今の
ももの肉体はシュバルツとの憑依の影響によって大きく『作り変えられていた』。つまり、普通の人間ではできない
動きに付いていけるように、魔法の使用に耐えられるように強靭な身体に造り変えられている。

「ひぐっっっっ!!!!うぁあああっっ、ひぎぁああああああっっっ!!!!!」

それは身体の中の器官・内臓にも及ぶ。憑依によって強靭な肉体を得たももの秘裂は、凶悪な肉棒を受け入れ
広がる。骨盤が押し広げられて懸命に、暴力的な突き入れを受け止める。肉棒の形にぽっこりと膨らむ下腹部。
憑依の影響によって肉体が強靭に作り変えられたと言っても、ももの心は今目の前で起こっていることを、自分が
されていることを受け入れられるはずもなく……正体を失った悲鳴だけが響く。

「おおっっっ、おおおっっっ、おぎぃいっぃぃぃぃいぃいぃっぃっっ!!!!!!くっっっっ……ひぃぃいぃぃいっっっ」

悲鳴さえも心地よく聞きながら、白目を剥いてガクガクと痙攣するももの顔を舌で舐め上げ、突き上げ、遂には……
2度目の射精。限界まで広げられた秘裂の隅からずちゅぅぅぅぅぅうぅぅっぅうっっ!!と入り切れない精液が水鉄砲の
ような勢いで溢れて飛び出して床を汚すのだが……それでも、ビッグフットは腰の動きを止めない。

「はっっっはっっっ、はっっっはっっっ、はっっっはっっっ、はっっっはっっっ……」

白目を剥いたももの口からは荒々しい吐息のみが漏れ聞こえる。ビッグフットが肉棒を突き入れる度に精液が
ぶっちゅっ!!ぐっちゅっっ!!とももの幼い秘裂から飛び出すようにして漏れる。ももの幼く小さな身体を完全に
オナホールみたいにして弄ぶビッグフット。

「はっっ……くっっ……ひっっ……うっっ……ふっっ……ぁ……」

2度の大量射精でもビッグフットの肉棒の猛りは収まらない。ももの腹部が限界まで膨らんでも何度も突き上げ、
溢れた精液の水溜りを足元に作りながらビッグフットは、自らの欲求だけを満たしていく。
373デジタル・フェアリー・テイル5のE:2007/10/03(水) 03:37:13 ID:KlPBSV6m
(くっっ……何てことにっ……ももちゃんっ!!ボクの声が聞こえる?!ももちゃんっっ!!)

そして、完全に意識を心の底の方に沈めてしまったももの心が何とか壊されてしまわないように、ももの中にある
シュバルツの意識が痛めつけられたももの心を繋ぎ止めようと心から呼びかけた時……『真の憑依』が結実する。

<憑依>

「……あれ、ええっと……『ボク』、だよね……?あれ、でも、『ボク』はもも、だよね?あれ、でも、『ボク』はやっぱり、
黒猫のシュバルツ……だよね?」

目の前には、真っ黒な『消し炭』……ビッグフットだったモノ。意識を取り戻した『もも』が咄嗟に放った電撃は、一撃で
恐るべき巨体を誇っていたビッグフットをただの黒い汚の塊へと変えてしまった。

「あ、そっか……そうだね、うん……。ボクは、ももで、でも、シュバルツ、なんだよね……。そっか、うん、これが、
本当の意味での『憑依』なんだよね……」

拾い上げた鉤爪に映ったのは、猫みたいなエメラルド色の瞳を持った自分の姿。鉤爪をはめ直しながら、ももは
自分の身体に……心に起こった変化が何であるのか、理解した。

今までの憑依の状態ではももとシュバルツの意識は別々に、完全に2つの別の意識としてももの中に存在していた。
しかし、今は……真の、完全なる憑依のなった今のももの中では2つの意識が完全に、溶け合って存在している。
つまり、ももはシュバルツの持つ知識の全てを得ると同時に今までは気付いていなかった自身の肉体の変化を
完全に理解し、憑依状態にある自身の力を完全にコントロール出来るようになったのだ。

「……白猿の群れ……うん、白猿王の部下、だね……」

ぎぃぃっ、ぎぃぃっ、ぎぃぃっ……甲高い鳴き声が洞窟の中に響く。ビッグフットと仮に呼称していた悪魔、白猿王の
下僕である長い手足を持った白い毛並みの獰猛な獣、白猿の群れが洞窟の中に押し寄せてきたのだ。王の危機、
そしてその死を知った彼らはももに牙を剥き、一斉に飛び掛ってくる……が。

「遅いよっ!……クロー・シュツルムっ!!」

その動きは全て、今のももには完全にスローモーションに見える。そして逆に白猿たちにはももの像を捉えることさえ
叶わない。何が起きたのか理解することさえ許さずに、洞窟の中を駆け抜ける疾風となったももの繰り出す無数の
爪の閃きが白猿の群れを一掃する。

「……よしっ、これで全部倒した……よね……」

鉤爪の血糊を振り落としながら、エメラルド色の瞳のももが呟いて……次の瞬間、黒い瞳のももに戻るとぺたん、
地面に腰を落としてしまい……憑依も解けてそのままどっと、仰向けに倒れこむ。

「ももちゃんっ?!ももちゃんっっ!!!」

倒れこむももの目に一瞬、ディンゴを連れたひなが洞窟の入り口に飛び込んでくるのが見えた気がした……。

『エピローグ』<イブの自宅、地下室にて>

「白猿王の気配が消えたか……見事じゃ!」

その小さな身体の何処にそれほどまでの力があるのだろう。自身の身体を隠すほどに大きな斧タウロン・アックスを
担ぎ上げながらタウロンは満足そうに微笑むと、斧を虚空へと還す。白猿王の気配を感じたタウロンであったが
ももとひなの実力を上げるためにイブの家で控えていたのである。

「一瞬、ももとシュバルツの『力』が大きくなったが……完全なる憑依を達成したようじゃの。今はまだその状態を
維持することは出来ずともいずれ、長時間の完全憑依も可能となろうのぉ……」
374デジタル・フェアリー・テイル5のF:2007/10/03(水) 03:37:50 ID:KlPBSV6m
着実に成長している仲間の気配を感じてタウロンは満足そうに微笑むのだが……地下実験室に据え置かれた
ベッドの上、普段ののっぺりとした笑みではなく感情の感じ取れる、心底嬉しそうな笑みを浮かべるイブの姿を見ると
すぐに、耳まで真っ赤になってしまう。

「うっっ嬉しそうじゃのっっ……イブよっ……」

魔力を遮断する眼鏡を外し、前髪を上げて素の表情と『邪眼』を晒すイブの様子にタウロンは思わず、その笑みを
引き攣らせてしまう。

「だってぇ……わたしがちゃぁんと、感情を表現してもいい相手って今のところぉ、タウロンちゃんだけだもん。でぇ〜、
タウロンちゃんと2人っきりじゃないとぉ、感情を出す訳には行かないしぃ〜。それにぃ〜……うふあはぁ♪こんな
タウロンちゃんのエッチで可愛い秘密をわたし1人が独占していると思うとぉ、嬉しいのぉ♪」

邪眼の魔力は絶大だ。イブが喜びの感情を見せれば魔力に耐性のない一般人はたちまち魅了されてしまい、逆に
怒りの感情を見せればそれだけで死んでしまうかもしれない。だからイブは感情を普段は完璧にコントロールすると
共に、その瞳を常に隠し続けているのだ。周りに被害が出ないようにするために、自分が魔女であると悟られない
ために。それは邪眼の力の代償とも言える。

「きょっ……今日もまた、例の機械で、搾るの、かのっ……」

恥じらいながらも求める自分がいる。あの快感を否定できない。タウロンは自分が興奮し期待しているのに気付くが
それを自制して隠すことが出来ない。搾乳の……乳を噴き出すあの快感……思い出すだけで、幼い肉体が快楽で
蕩けて震えてしまうのである。

「ん〜ん〜……今日はねぇ、乳搾りの原点に帰るよぉ〜……。とりあえずぅ、ベッドの上にうつ伏せになってねぇ〜」

手招きされるままにタウロンはベッドの上に登ると、幼い肉体とは不釣合いな大きな乳房を覆う薄布を外し、更には
腰に巻く布を外して裸身を晒し、言われるがままにうつ伏せに寝転がる。

「あれぇ〜?おっぱいを搾るだけなのにぃ〜、どうしてぇ、おま○こ見せるのぉ〜?タウロンちゃんったらもぉ〜、
ド変態さんなんだからぁ〜……タウロンちゃんのド変態さんっ……うふふふぅぅ♪」

「2っっ、2度も言うでないっっ!!!!」

イブの言葉にタウロンは羞恥に打ち震えてしまう。打ち震えながらも「両手両足、大きく広げて〜」と言われれば、
言われたとおり両手両足を大の字に広げてみせる。

「きゃぁ〜♪もぉ〜、おま○こ丸見えだからぁ、恥らうと思ったのにぃ〜……エッチぃ……うふあはぁ♪」

「ひっっっ♪」

ちゅっと……タウロンの肉付きの良い尻肉にイブは口付けして……次の瞬間、天井から4本、金属製の枷付きの
鎖が垂れ下がる。それは決して天井に備え付けられていたものではなく、イブが魔界より呼び寄せた冥府の罪人を
繋ぎ止める事の出来る鎖だ。枷はイブが嵌める必要もなく勝手にタウロンの両手両足にがっちりと嵌り、次の瞬間、
タウロンの身体はベッドよりも若干浮いた位置まで持ち上げられる。

「牛の乳搾りって言えばぁ、こういう感じでしょ〜?ねぇ、タウロンちゃぁん♪」

「……イブ、何故、こうもわしにっっ、屈辱的な仕打ちを……ひっっっ……ひゃぁあああっっ♪」

タウロンの小さな身体に不釣合いな乳房が重力に従い下に垂れる。その乳房の下にイブが意気揚々とバケツを
据えるのを見ながらタウロンが非難の言葉を上げると……イブは思い切りタウロンの片方の乳房を搾って、彼女の
言葉を遮る。びゅぅぅうぅぅっ!!っと、勢い良くバケツの中に母乳を噴出しながら嬌声を上げるタウロンの顔を
見ながら、イブはにっこりと微笑み告げた。

「だってぇ、タウロンちゃん、普通に搾られるよりもぉ……こういう風に趣向を凝らした方がいいんでしょ〜?」

「ひゃっっっくっっっ♪そっっそのようなことはぁ……わしはぁぁ……わしはっっ……んぉぉぉぉおぉおおおっっ♪」

「嘘吐きぃ♪タウロンちゃんの嘘吐き〜……うふふふぅぅ♪」
375デジタル・フェアリー・テイル5のG:2007/10/03(水) 03:38:21 ID:KlPBSV6m
タウロンが反論しようとするとその都度、何度も何度もびゅぅびゅぅと、イブはタウロンの乳房を強く搾って彼女の
反論を遮る。そうやってタウロンに対して搾乳の快楽は元よりも、羞恥による快楽も徹底的に刻み込む。

「はっっひっっっ♪……わっっわしはっっ……わしはぁぁ……こんなのはぁぁあ……」

搾乳の快楽に飲み込まれ、もう既に息を荒くして口の端から涎を零すタウロンの様子をうっとりと眺めながら、イブは
一旦ベッドから離れると様々な呪術用具を置いた机の上から節くれ立った木で出来た縦笛のような呪術用の楽器を
持ってきて……タウロンの眼前でそれの先端を艶かしく舌で愛撫しながら告げる。

「んちゅっっぁ……タウロンちゃんがぁ、正直になってくれたらぁ……御褒美にぃ、おっぱいぎゅぅうって搾るだけじゃ
なくてぇ……タウロンちゃんのおま○こぉ……これでぐっちゅじゅっぷぅぅって、してあげるよぉ……?」

ぷちゅっっ♪じゅくっっ♪……タウロンの見ている目の前で、イブは笛の先端を口に含んで卑猥な音を響かせて笛を
前後運動させて見せる。

一瞬、見惚れる顔をして……正気に戻って、頭を滅茶苦茶に振って妄想を否定して。けれど、目の前のイブの顔、
その口元、笛の動き、誘うような瞳……顔を背けることができない。しっかりと5分ほど、宙吊りのままタウロンは
葛藤してやがて、意を決して口を開く。

「イブぅぅ、頼むっ、お願いじゃぁっっ……わしはっっ……わしはぁぁ……牛みたいにしてミルクを搾られて欲情する
搾乳好きの変態じゃぁあ……あぁぁ、認めるぅぅ、認めるからぁぁ、わしの、わしのっっ……おっっ、おま○こをぉ、
どうか、どうかぁあ、掻き回してくれぃっっっ!!!!」

タウロンのその言葉を聞けば、イブは「よく言えましたぁ……うふあはぁ♪」と囁いて頬にキスをして……。今度は、
呪術用の道具が乱雑に置かれた机の上から大きな缶詰みたいなものを持ってくる。中身を取り出すとそこには手が
一対、入っていた。その手は怖ろしく精巧に出来ているのだが……缶から出てくるなり宙を舞い、タウロンの両の
乳房に張り付いたかと思うとそのまま、彼女の乳房を搾り始める。

「術者の意のままに操れるぅ、文字通りの『マジックハンド』だよぉ……あはっ♪」

「あひぃぃぃいぃっっっん♪深っっ深ひぃぃいぃっっっ♪」

にっこりと微笑んで……イブはタウロンの足の方に回りこむと思い切り、奥まで一気に笛を突き立てる。搾乳されて
いただけのはずなのに既に異物を受け入れられるほどに蜜液を垂れ流していたタウロンの幼い割れ目をイブは、
何のテクニックもなく節くれ立った木の笛でただただ、突き上げていくだけ。

「はひっっ♪はひぃぃぃん♪いいぃっっ♪良すぎじゃぁああっっ♪ダメじゃぁああっっ♪ただの雌牛になるぅぅう♪」

バケツの中に母乳を注ぎながら、タウロンは拘束された四肢を暴れさせるように悶えて狂う。そんな様子の彼女を
独占できる喜びに、イブは一層手に力を込めてタウロンの秘裂を攻め立てる。

「ねぇ、タウロンちゃぁん……おっぱいとおま○こぉ、どっちがいいのぉ……?」

「ダメじゃぁあああああっっ♪どっちもぉぉお♪どっちも良すぎてぇええ……いひぃいぃぃいいい♪」

ほとんど意識を遠くに飛ばしながら悶えるタウロンの様子に満足そうにイブは微笑を浮かべ……結局、バケツ3杯が
いっぱいになるまで、タウロンは宙吊りのまま搾乳と秘裂への突き上げを繰り返された。1杯目が終わる段階でもう
だらしのないアクメ顔をして嬌声を上げるだけの状態となり、3杯目の途中でミルクと蜜液を噴き出すだけのただの
肉人形同然となったがそれでも、イブはミルクが出なくなるまでタウロンへの攻めを止めることはなかった。

「タウロンちゃん、好きぃぃ♪わたしが唯一、感情を見せられる人ぉ……電子妖精とそのパートナーっていう関係には
なれないけれどぉ……うふあはぁ♪わたしの大事な大ぃ事なパートナーだよぉ……うふふふぅぅ♪」

搾乳が終わり、ベッドの上に仰向けの体勢で寝かされたタウロン。汗と蜜液と唾液とミルクに塗れたその身体に、
イブは衣服を身に着けたまま抱きついて……何度も、何度もキスをする……。
---------------------------------------------------------------------------------------------
第5話おしまい。もも完全憑依でバトルメインのはずがむしろ、4.5話同様にイブとタウロンメインっぽくなったなぁ。
次はそれなりに完全憑依ももを活躍させよう(予定は未定だけど)
376名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 04:56:14 ID:d6I31zHN
うお!来てた!
こんな時間にでも見に来てよかったー。
マジGJです
377名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 05:45:01 ID:auhIiURK
何気にもも悲惨な初体験だよな。凄まじいぜ!
そこら辺の心理描写は次回にあるんだろうか?
何はともあれ作者さん乙!GJです!
378名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 21:57:28 ID:qkMvR8rv
勘違い系の作者と必死すぎなスレ主がマンツーマンでやってるスレはここですね
379名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 22:15:24 ID:brNsYxXW
作者を責めるのは酷というもの
あれだけ煽てられりゃ木にも登ろうってもんだ
読みにくい文体だから俺は読んでないんだけど
380名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 02:26:55 ID:FcanWcY8
GJです

続きが気になる
381名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 05:57:59 ID:UqHrZNHs
叩き荒らしの自演乙


過疎スレの良SSをあんまいじめんなよ
382名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 13:24:17 ID:weKgJ3TS
まぁ自己陶酔が見え隠れしてるのは鼻に付くけど、所詮辺境の過疎スレに何期待してんだよ。
俺ももうちょい読み易さに考慮してくれたら嬉しいとは思うけど。
383名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 16:46:29 ID:OuDb5K2Z
文中に♪とか平気で使える人はどうかと思うな
あと自分語り調の予告とかメチャウザイ
つか、予告しか読んでいないんだけどw
384名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 19:08:17 ID:fY7aegoN
アンチが現れて、初めて文句言い出すなんて屑以外の何物でも無いな
文句あるから最初から言えばいいのに自分一人じゃ言い出せない癖に何偉そうに言ってるのさ
そもそも嫌いとか苦手なのを受け入れられない時点で厨工か精神厨工なのはまるわかりだし、格好悪いよ。この小説が好きな人間だっているんだから


というわけで作者さんGJ!二話が投下された頃からずっと応援してます
もしよろしければ今度勝手なイメージで絵とか投下してみたいのですが…此処はそういうのはだめなんだろうか
385名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 19:45:24 ID:S2JtexcP
スルーしろよ。馬鹿は相手してもらって大喜びだぜ。
その長文を作品の感想にする方が良いよ。
作者さんだってそこら辺は分かっているんだから、そうした方が喜ばれるよ。
386名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 00:31:09 ID:R/Yd7zFn
>>384>>386
そう言うこと平気で言っちゃうから叩かれるんだよ、作者さんw
387名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 06:21:59 ID:f2N459HT
あ、こいつ他所で見たことある!
388名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 10:42:17 ID:PFQawdsw
聞きたくもない制作秘話や裏設定などの内輪ネタをづらづら書いたり
しつこくGJ要求してくるような自己陶酔系の馴れ合い作家気取りは、
他所で見たことある奴じゃなくても叩いてくると思うぞ

そのうち気付いて止めてくれるだろうと信じて、みんな今まで我慢してたんだよ
鬱憤が溜まっていた分、噴出した時の勢いは凄まじいね
389デジタル・フェアリー・テイルの人:2007/10/06(土) 14:36:52 ID:NqKJ+70a
過疎スレなのに随分荒れたな、もう書かん。

SS書き相談所でも相談したが、作者を装ってGJ要求するキチガイが発生した
辺りから荒れる気配があったからそこで止めときゃ良かったわ。何処で内輪
ネタ書いた?どこで制作秘話をつらつら書き連ねた?正常な作品への批判は
甘んじて受けるが読んでもいないのにかかれる批判はスルーしたいのだが、
キチガイどもが沸きすぎ、ミーナの続きも気になるがこのスレッド自体を
潰したい連中が多いらしい。

もう知らん、好きにしていろ
390名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 16:00:08 ID:3L0/3fZy
>>389
え? ちょ……マジデスカ!?
ならここで書かなくても良いから、ブログか何かで続き書いてくださいよ
続きが気になってたのに……ウワーン
391名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 18:09:32 ID:lFSppMA8
沸点低い道化と頭の悪い住民が騒いでりゃ世話ない罠w
392名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 21:35:28 ID:cx7Mx/8v
あうー残念です。
どうして戦うヒロイン関係のスレはこんなに不遇なのか…
粘着の人も方々で同じ奴なのか?
なんか腹たつな〜。すっげえ言い返したいけど売り言葉に買い言葉でスレ荒れちゃうしな〜。
スルーしてても粘着してていちいち挑発されると頭にも来るよな〜。
サイトで再開とかでもそっちにまで来られたらたまらないし。

かといって嫌気がきている作者さんに続きをねだるのも無責任で悪い気もするし…。
活気のない他に求心力のない過疎スレの痛いところだよな。


作者さん残念です。ただ貴方の作品は本当に好きです。これだけは伝えておきます。
393名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 21:59:05 ID:lSRLlSEo
というか、ミーナの人もさり気なく居なくなってしまったように思える……
ただの連載休載だといいんだが。
394名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 22:35:57 ID:PSAp9N3H
>>389
)このスレッド自体を潰したい連中が多いらしい。
一つだけ言っておくと、作者を装ってGJ要求したり、それを叩いたりしているやつ、全部同一人物だよ
連中ではなく、ただ一人。巧みに固定と浮動のIDを使い分けてるけどね
同じ手口を他所でも見た。出現時間帯や時期とか見ても、同一犯と思われる
そのことを他の住民全員が見抜かないと、振り回されちゃうんだけどね

でもまあ、見切りつけちゃったなら仕方がないね。今までご苦労様でした
395名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 22:47:02 ID:a6Dj7qtT
>>394
すごい推理力だなwww
人生楽しいだろ?
396名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 23:25:36 ID:cO6fhKVL
ええっ?
毎回最後に書き込んでる予告編とかって内輪ネタじゃなかったのか?
作品以外の予告編とか入れるから図に乗っていると思われるんだよね
誘いウケする書き手はどこでもウザがられるけど
397名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 23:30:02 ID:9b+xE3wd
なになに? まだやってんの?
暇なヤツだなあ
398名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 00:06:56 ID:V317ELk2
この手のスレが荒れる時はやけに単発IDが増えるんだよな。ふしぎ!
399名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 00:52:06 ID:l2Xm9CMM
叩かれてひっそり消えていく書き手はよく見るけど
逆ギレ気味な捨て台詞吐いて引き止めて貰おうとした書き手は初めて見た
この辺の態度の悪さにも叩かれる遠因があったんだな
400名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 01:22:33 ID:eMisSd7V
そもそもこの手のスレは大半が単発IDだろ
401名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 01:26:37 ID:4rjKzFgd
>>もう書かん

ワラタ
ラノベとか煽てられたくらいでいい気になっちゃって
今度は断筆宣言ですか?
どこまで文豪気取りしてるんだか
お前は筒井康隆か?
402名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 01:39:07 ID:Q7b3wjxK
わっかりやすいなあ・・・
403名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 03:00:05 ID:04YZXnFc
まぁこんなレスしかつかないスレじゃ書く気なくなって当然だろ。お疲れさん。
404名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 17:19:04 ID:w95UlBnw
>>395
>>397
>>399
>>412
あんたって人はー!!!!!
405名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 17:33:52 ID:FuYuoGpb
>>412に期待
406名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 19:20:49 ID:tzsrnzXU
流石だぜ>>412
407名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 15:41:26 ID:OsflrKna
>>402
禿同
なんか異物感というか不快感が漂う作品だと思っていたが
みんなの非常にわかりやすい説明で、その正体が分かった
スッキリしたよ
408名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 16:03:05 ID:roY+5Ph2
わっかりやすいなあ・・・
409名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 16:50:23 ID:vzpgCcpB
文を書けない阿呆共が書ける人に嫉妬して荒らしてる
見苦しいスレは此処ですか?嵐は帰ってママのおっぱいでも
啜ってな!!!
410名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 19:44:16 ID:kDh6oMgi
文を書ける人はそれこそゴマンといよう
しかし、ここまで傲慢さが鼻につく文を書ける人となるとそうはいない
書ける阿呆に、自己陶酔に浸る阿呆
同じ阿呆ならお踊らにゃソンソン

因みに作者はどのキャラに自分を投影していたのかな?
ゆっくり分析してみようw
幸い時間はタップリある
411名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 20:06:08 ID:BO1NBWYo
おどおどした文体よりは良いかと


つーかよぉ…文を書ける人はゴマンといても、おまえみたいな奴等がこうやって作者を叩いたら誰も寄り付かなくなるだろーよ

少しは考えようや('A`)
412名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 20:19:44 ID:ZKusHYqF
文を書ける人は五万といようとも、実際に形にして投下してくれる人はそういない。
そういう人をいちいち叩き潰してたら過疎になるだけだぞ。
413名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 20:24:00 ID:XU6C4pda
絶望した! >>412に絶望した!
414名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 20:29:34 ID:wGeFDDlM
だからこのスレを過疎らせて潰すのが目的なんだろ
ま、屁みてぇな奴だよな所詮。
相手するのよそうぜ。他にやる事が無いぶんどうやったって粘着荒らしの方が根気強いよ。
415名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 23:09:07 ID:MfclkStJ
>>410の言ってる意味がよくわからない件

というかぶっちゃけ作者がどういう人間であろうと
その人の書く文が使える程度にエロくて、
あとはまあそれなりに面白ければなんでもいいんだけど。

俺はこれ好きだったから続き期待してたんだが…まあしゃあないか
416名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 00:07:22 ID:lRaKnalK
しつこい奴だなこの作者もw
あと何回かカムバック要望があれば「そこまで言うのなら……」
なんて言って、つまらないSSを再開しようとしているんだろうが
あまりにも往生際が悪すぎる
417名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 00:38:16 ID:f/Mvoi6U
しつこいのはお前だろwww
まぁ俺はミーナが再開してくれればそれでいいが。
418名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 02:35:07 ID:WArzBTeO
>>410
>しかし、ここまで傲慢さが鼻につく文を書ける人となるとそうはいない
おまえだ、おまえw
419名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 04:35:56 ID:ea7jAWWL
>416
自分に反対する意見は、全員同一人物に見える病気か?
自分が自演しているからって、他人もそうだと思い込むなよ

>デジタル・フェアリー・テイルの人
あなたの作品が読めなくなることも確かに残念だが、正直それ以上に、一人の荒らしが暴れているだけで
それを見抜けずに「荒らしに負けるスレ」という前例を作ってしまったことの方が痛手だな

見ての通り、あなたが去ってからのほうが、馬鹿がいい気になって暴れてる
もう、このスレを見てないんだろうが、厄介な置き土産を残してくれたよ
420名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 06:16:02 ID:5iIjIq+l
保守
421名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 12:21:34 ID:aDyTKAoR
>>419
終わった作品についていちいち構うから粘着返しされるんだろう
レスの流れをよく見てみろ
お前が黙ってりゃ、相手も黙ってる
422名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 17:00:50 ID:0fs4Xus/
突撃!ミーナの作者様へ。
このスレの雰囲気が悪くて投下しにくいのなら、ふたなりスレにでも投下してくれ。
423名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 19:24:08 ID:zyrpGt6q
いきなり投下されても、先方様も困るのでは?
424名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 01:38:28 ID:OeCqoFCr
>>419
今まで楽しませてくれた人に対してその台詞はないかと・・・

まぁ、荒らしなんてこちらが構えば構うだけ喜ぶんだから
何処の誰かともわからん奴の言う戯言なんて捨て置けば良いだけの事。

・・・・レス付けてる時点で駄目駄目そうな自分だがw

>>389
今までありがとう。
ここでも他の場所でもまた小説を楽しませてくれる事を期待します。
425名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 02:21:27 ID:Df1SoDLK
でも、荒らしにレスしてから消えるってのは、確かにマズかったかもね
俺は消えて欲しくなかったので、「消えるなら黙って消えろ」なんて絶対言わないけど、決まり文句になるだけあって、一つの真理だとは思う
この先も、こいつは暴れるだろうけど、今後投下される作家さんは、どうか無視を貫いてください
読み手も、自演荒らしがいることを忘れず、踊らされないように注意して行きましょ
426名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 16:03:43 ID:IxFLelDt
じゃ、次の話題
427名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 21:46:56 ID:JwVqjEdt
最近暑かったり寒かったりで着る服に迷うよな
428名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 18:42:32 ID:+4dz2i+x
429名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 23:16:41 ID:zVi0AFE8
この機会に荒らしを徹底的に叩いて叩き潰すのも
一つの手だとは思うんだが
430名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 23:55:20 ID:/qWxoTlK
それこそ彼の思う壷
荒れまくったスレにSS落としてくれる書き手がいると思うか?
荒れたスレには更に荒らしが寄ってきて、たちまち収拾のつかないことに・・・
431名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 01:49:50 ID:oV3U4fRO
俺らとしては、ここに荒らしイが要るってことだけを肝に銘じておいて
もし、また別の作家さんに絡んできたら、ちゃんとそのことを伝えて、気にしないように伝えるくらいかな?
自演で複数人を装っているけど、どうやら実際には一人だけだな
432名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 02:08:26 ID:W0XYEMjK
要は書き手が叩かれないような作品を書き、
作品以外の馴れ合い的なカキコをしなけりゃいいってことじゃないの?
それで叩かれる要素はなくなるわけだし
433名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 04:37:13 ID:TXOjmv0e
叩きというかただの荒らし相手に、そこまで気を遣う必要ないだろ
そんな息苦しい真似して欲しくないな
別段作品には問題なんかなかった訳で、それ読んだ奴が自分なりの感想つけただけじゃん
434名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 06:09:08 ID:oV3U4fRO
ただ一人の人間が、自分一人だけで叩きをやってたんだから、書き手の問題ではなく、叩いてたヤツが荒らしなだけだな

435名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 08:25:40 ID:tHL9SMSp
みんななんらかの方法で荒らしと戦うんだな





これでお前らが幼女なら完璧だうわっなにをするやめ(ry
436名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 20:19:32 ID:BM9WYdJv
>>435
>これでお前らが幼女なら完璧だ

それをどうエロに繋げるかが問題だろう。(真顔で)
437荒らしと戦う少女:2007/10/12(金) 23:07:33 ID:0zzURHhG
電気のつかない部屋の中、ディスプレイだけが唯一の光源となり、椅子に腰掛けパソコンに向かい合う人物を照らしていた。
小さな手が少し大きなマウスをすばやく動かし、クリックを繰り返す。そのに表示されたのはお気に入りのスレッド。
今日はもしかしたらあの人が投下していてくれるかもしれない。そんな期待が胸に広がる。しかし…。
「なに…?なんなのこれ…」
少女は表示されたレスに衝撃を受ける。それは彼女のお気に入りの作者を貶すものだったのだ。
「荒らし……!!」
そう、これは荒らしだ。少女は怒りを覚える。
大した対価も求めずにただ喜んでくれることだけを願って投下してくれる作者。
それをわざわざ貶すだなんて。嫌いならばスルーすればいいものを…。

しかし、本当の衝撃はページを下へとスクロールしたところに待っていたのだ。
「え……うそ…!?」
そこに映し出されたのは作者の言葉。このスレを見限り去っていく作者の言葉。
「やだ…っ…うそでしょ!?うそだっていってよ……!!」
つい、届くはずもない言葉が口をついて出る。気づけば涙が頬を伝っていた。
しかし、もう遅い。一度作者こう宣言してしまえば終わりだ。
いくら戻ってきて欲しいと願っても、もう戻ってこられる雰囲気ではないだろう。
「でも…あたし、続きが読みたい!」
無意識にマウスを強く握りめる。しかし、自分に一体何が出来るだろうか。
作者さんへのレスを書いたところで荒らしは「自演で擁護乙」とでも言うだけだろう。
荒らしを直接攻撃したところでスレッドは荒れる一方だ。それでは何も生み出さない。
少女は幼いながらも、数年の経験でそれを理解していた。
ならば自分に出来ることは一体なんだろう…。作者のために。スレッドのために。自分のために…。

今の状況ではあの作者が帰ってくることはまず不可能に近い。ならばどうすればいい?
「このスレッドの雰囲気がよくなれば…。また投下してもいいんだって思えるようになれば…」
もしかしたら作者は戻ってきてくれるかもしれない。
単純なこと。しかし、実行するのは難しい。一体どうすれば今の流れを変えることが出来るのか。
答えは一つだ。SSの投下。この流れを変える力を持つのはSSに違いない。
しかし、ただ待っていてもSSが投下される可能性は低い。ここはあの作者が来るまで過疎気味だったのだ。
ならば、自分でSSを書くしかない。自然とその結論に至った。
「そうだ。あたしがこのスレッドを生き返らせるんだ。」
使命感が心の奥から湧き上がってくる。少女の目は決意に輝いていた。
438荒らしと戦う少女:2007/10/12(金) 23:08:23 ID:0zzURHhG
しかし、すぐに問題に気がつく。ここは何の板だった?
そう、エロパロ板なのだ。すなわち、投下されるSSもエロパロSSに他ならない。
エロなしのSSも存在するとはいえ、このスレッドにそれは似つかわしくなかった。
「あたし…エロなんて書けないよ……」
興味本位で覗き、そのまま吸い寄せられるように常駐してしまったこの板。
そこに投下されるSSは少女には未知のものだった。
しかし、それは同時にどうしようもないほどの魅力を秘めていたのだ。
性の知識など本当に僅かしか持っていなかった少女は、ここで性に触れていった。
しかし、自分でSSを書けるほどの知識などまだない。彼女はあくまで読み手だったのだ。

「どうしよう…でも、あたしが書かないと…」
誰かが書いてくれるだろう、ではだめなのだ。それではきっと何も始まらない。
悩み始めた少女は、ふと自分の身体に目を落とす。
まだふくらみかけとも言えないような胸。幼児体系としか言えない体つき。
こんな一見なんの魅力もないように思える自分の身体も、一部の特殊な人たちに大してはとてつもない魅力を秘めている。
それをこの板にいて学んだ。最初は衝撃だったが、今はそれを普通のことのように受け入られている。
だから少女は思った。自分の身体は大きな武器になるのではないか、と。
SSに登場する幼女とはあくまでフィクションだ。もちろんそれが当たり前だし、だからこその魅力というものがあるのだ。
しかし、本物の幼女が自分の身体を参考にしてSSを書けばどうだろう。
そこには確かなリアリティが生まれ、それはまた違った魅力を持つのではないか。

「……よし…」
少女は決心し、そっとパジャマの裾から手を入れた。
冷えた手が柔らかな肌を伝う。へそをなぞり、鳩尾を越え、胸へと到達する。
「やっぱり…全然ふくらんでないなぁ。」
改めて自分で身体をなぞってみて起伏のない胸を実感し、少し落ち込んでしまった。
頭をブンブン振り、哀しみを吹き飛ばす。今はそんなことを考えるときじゃない。
「大丈夫…貧乳はステータスだって言ってたってアニメで言ってた…」
そんな頼りない思いを支えに、胸へと当てた手の行動を再開する。
「どうしよう…やっぱり、とりあえずつまんでみたらいいかな…」
残念なことに、少女の胸は揉むという選択肢を与えてくれていなかった。
親指と人差し指、それに中指も添えてそっと乳首の周りを摘んでみる。
「痛っ!」
走り抜けた痛みに、少女は思わず身体をビクッと震わせ、声を上げてしまった。
起伏の一切ない胸を摘むという行為は、むしろつねるようなものだ。
快感を得ることなど出来ず、少しの間ヒリヒリと痛んだだけだった。
「うぅ……」
涙目になりながら、少女は方法を変えてみる。
また痛くなるのではと少し脅えつつも、反対側の胸の乳首を優しく弾いてみた。
「う〜ん……」
少女は首をかしげる。痛くはないものの、やはりあまり気持ち良いとは感じられなかった。
やはり快感を感じる幼女などファンタジーでしかないのか。少しくじけそうになる。
439荒らしと戦う少女:2007/10/12(金) 23:09:19 ID:0zzURHhG
一向に快感を得られそうにない乳首を弄る手を止めると、少女は躊躇いながらもその手を下ろしていった。
「こっちなら、もしかしたら…」
淡い期待を抱きながら、少女は子供らしくバックにプリントのついたパンツの中に手を滑り込ませる。
そろそろと閉じた割れ目に指を近づけた。そして、クリトリスに指が触れる。
「ひゃっ…」
くすぐったい。そんな感覚ですぐに指を離してしまった。
乳首に触れたときとは違う感覚。しかし、これが快感と呼べるものだろうか。
「なんか、違う気がする…」
やはり、それはただくすぐったいだけだったように思える。こんなことではSSなど書けない。

「そうだ!」
少女の頭に閃いたものがあった。
「あれを読みながらだったら、もしかしたら…」
手をパンツの中から引き出すと、再びマウスを握りスレッドをスクロールさせる。
そこに表示されたのは、あの作者のSSだ。
「みんなはこれを、おかず…にするんだよね…?」
エロパロ板の主な目的とはそういうものなのだろうと思った。
ただ、興味本位で覗いていた少女はSSをそういう目でみたことがなかったのだ。
しかし今回は違う。少女は使命感と好奇心で、そのSSを違った視点から読み始めた。
そこに書かれている文字を一つ一つなぞるように読む。そこに描かれている出来事をまるで自分のことのように読む。
あられもない姿で快感に溺れる少女。それが自分だったらどうだろうか。
そんなことを想像しながら読む進めるうちに、いつしか右手が股間へとあてがわれていた。
「ひゃぅっ…!」
再びクリトリスに触れる指。そこには確かに先ほどとは違う感覚があった。
相変わらず、くすぐったさがあるのは変わらない。しかし僅かながらそこには未知の感覚が含まれていた。
「…もしかして、これが感じるってことなのかな…?」
そこにはもう使命など忘れかけている少女の姿があった。
性の快感。その未知なるものに手が届こうとしているのかもしれない。いいようのない好奇心が心を満たしていった。
「ん…ふぅんっ……」
クリトリスを弄る指の動きは大きく、早くなっていく。次第に少女の口から甘い声が漏れ出すようになった。
間違いなく少女は確かに快感を覚えていた。まだそう長くない人生で初めての快感に、誘われるようにして溺れていく。
「ん…きもち…いいっ!!」
快感を覚えながらも、さらに文章を読み進めていく。そこに描かれた少女にシンクロするように、快感を求めて。
「んんっ!!!」
突如、少女の身体が大きく震える。肩をすくめ少しそのまま静止すると、急に糸が切れたのように机にもたれかかった。

それは絶頂と呼べるようなものではなかっただろう。それでも、僅かながらの快楽を味わったことに少女は満足していた。
「…書ける…このまま何度か試してみれば、きっと書けるよ…」
僅かに見えた希望に、少女は息を切らしながらつぶやいた。
まだ、作品として完成させる段階には程遠いだろう。でも、きっと頑張ればSSを書くことが出来る。
その思いを胸に強く抱き、少女はパソコンに向き合うとノードパッドを起動した。
「思い立ったときに、少しずつでも書いていかないとね。」
意欲と言うのはちょっとしたきっかけで霧散してしまうということも少女は知っていた。
だから、今の体験だけでも書き留めておきたかったのだ。
キーボードの上で指を走らせる。チャットで鍛えたタイピングの速度は大人にも負けはしない。

『あたしは、あたしのおっぱいを摘んでみた。痛い。あたしは痛くてすぐに手を離した』

「…………」
問題は他にもあった。少女には文才がないのだ。
年齢からすれば相応と言えないこともないかもしれないが、どう考えても他人に見せられる水準にはない。
少女は頭を抱え、机に突っ伏した。
「…まずは、作文の勉強かな…?」
少女と荒らしとの戦いはまだ始まったばかりだ!

−これで終わりです。作者の次回作はあまり期待しないでください。
440名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 23:12:13 ID:0zzURHhG
ごめんなさい。ネタが上がってたので勢いで書いた。意外と反省してる。
これでちょっとでも流れが変われば嬉しいけど…。

多分SS書いてる人は多かれ少なかれ不安を感じながら投下してると思うので、
つまらんと思ったものは、著しくスレを悪化させるもの以外は暖かい目でスルーして欲しいなぁ、なんて思います。
441名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 23:54:32 ID:IPEr3lTQ
こういうのは余程気の利いた仕込みがないと大勢から引かれるだけじゃなく、
荒らしを更に刺激するだけなのにな
それに自分で駄目だと分かっててなぜ敢えて投下するんだろう?
自信がないのなら>>440とかのカキコをせず、黙って作品だけ置いていく方がイイよ
自分語り的な言い訳は荒らしの大好物なんだよ
442名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 00:13:41 ID:cegtvtRe
なんでまたそっちに持っていくかな。
気に入らなきゃ一々文句言わずにスルー。それでよくね?
443名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 00:30:15 ID:gmyEZcY+
>>432
>要は書き手が叩かれないような作品を書き、
「叩かれないような作品」の指す概念があいまいすぎる
「ありとあらゆるどんな人間にも絶対叩かれない」作品など不可能だ

>作品以外の馴れ合い的なカキコをしなけりゃいいってことじゃないの?
お前のような荒らしが一人でギャーギャー騒ぐことが問題だし、そもそも
この手のクレーマーは客観的にそうでないものまで勝手に「作品に関係ない!」
「雑談だ!」「馴れ合いだ!」と『主観で認定』して暴れる理由にしてしまうからね、お前が一番分かってることだろ?

>>441
なるほど、荒らしさん自ら行動原理を説明してくれたわけか。
この前暴れてた荒らしもお前なんだろ?

なんでそこまでスレ潰しに固執するのか理解できない




やっぱりここは荒らしを叩きまくって徹底的に排除すべきだ
444名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 01:14:01 ID:3ZXSLn4T
なんでそんなに決め付けてかかるのかな?
自分以外の者はみな荒らしに見える病気にでも罹っているのら病院行った方がいいぞ

そんなことより実はそういう君が例の荒らしで、叩くSSがなくなったからって、
今度は雑談までを荒らして、このスレを徹底的に潰そうとしてるんじゃないだろうね?

もし違うのなら謝るが、狂犬みたいに誰彼構わず噛み付いたり、乱暴なカキコするのは止した方がいい
住民が荒れるのは、荒らしを一番喜ばせることになるのを忘れないように
445名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 01:23:23 ID:59cwjJ6E
流れはそう簡単には変わらんか
これは考え方の違いだから勿論強制ではなく1意見だけど
荒らしとの戦いなんて終わりはないよ、なんで荒らしに来るのかは知らないけど
俺たちが叩きまくってもし彼ら?が来なくなったとしても
それは俺たちの勝利じゃない、致命的なミスでも奴らがしない限りは
ただやつらが飽きた時だけだと思う、
そして早くあきさせるには放置する事、何事も無かったように振舞うのがベストだと思うけどな
まぁ、この文章自体彼らを楽しませる物になってしまうのが皮肉だがね。
意識すればするだけ荒らしは喜ぶし、下手に騒げば別の荒らしが面白がってきかねない。

元より変な奴が現れたのはつい最近、それまではただの静かな辺境の過疎スレ
現時点での荒らしなんて本当に一人二人程度でそいつらに踊らされてるだけだと思うけどな。
446名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 06:07:30 ID:lrcMPpD4
>>442
それはね、>>441が荒らし本人だからだよ
そして、君と>>443は、荒らしにレスするクマー!というわけだ
空気を換えようとしてくれた、>>437の投下が無駄になっちゃったよ
だから、次は君の投下で空気を換えるんだ!
447名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 17:09:42 ID:UaGXG8O6
>>440
GJ。ワロタw
448名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 01:05:32 ID:nQk2Va1D
くみゃー!
449名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 23:01:41 ID:5Wt5+kg2
そんな餌なんかに…っ、つられないんだからぁ…っ!
450名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 00:16:13 ID:wjwhaiBL
>>446
そうすりゃ、また君が荒らすのかい?
とにかくSSの投下がなけりゃ荒らしようがないもんなw
451名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 00:23:58 ID:VmCTJclt
と、荒らしが他人を装って煽っています
452名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 01:27:57 ID:ygO39r6B
と、まぁこんな具合だ
何か書き込んでやりさえすりゃ、直ぐに飛び付いてくるのさ
453名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 12:38:03 ID:1ESXYy9V
自演を失敗しての、釣りでした宣言なんて久しぶりに見たなあ
454名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 23:03:23 ID:HCN8+NcW
荒らしと見苦しい奴が同一人物で、1人芝居してると思えば全て解決。
455名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 18:04:29 ID:0rtTkrBI
このスレ捨てて、次たてないか?
456名無しさん@ピンキー:2007/10/16(火) 19:05:00 ID:SDAaCryb
てか容量が結構いい感じになってきてるな。
もう少し様子見をしようぜ。
457名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 15:10:58 ID:cQtVX3i6
そろそろ落ち着いた?
ミーナとか連載中だと思われる作品の続きが来るまでの繋ぎでも書こうかな。
週末にでも書くのでネタありませんか。

自分としては趣向を変えて魔法少女系以外で何かやりたい。
巨大ヒロインとかファンタジー世界の仮面騎士とかネタが浮かんでは消えてる状態です。
458名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 16:52:09 ID:Ud2sdFd7
ここは幼女ヒロインのスレだろ
ぶっ潰されたいのか
459名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 19:28:44 ID:FV7+oTYB
巨大ヒロインとかファンタジー世界の仮面騎士な幼女なんだろ
460名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 20:53:33 ID:jAo0Lioa
>>457
親の負債を返済する為に自分の身体をかけて賭博で戦う幼女ヒロインというのはどうだろう。
「ハングマン・脱ぎバージョン」みたいな創作賭博で。
461457:2007/10/18(木) 06:14:37 ID:eG1ViKvC
>>458
当たり前ですが幼女は大前提です。

>>460
ギャンブルやらないから、そういったのは厳しいかも…
ただ、地下格闘技で闘奴して勝敗を賭けて戦うとかなら面白いかも。
462名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 08:40:14 ID:AhEDLHUB
バロム1のように幼女2人が合体して体格の良い大人の女性になるのは有りでは?
原作ではバロム1は初登場時はオールヌードだったそうだが。
463名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 10:19:50 ID:4YwuCpMW
昔、ふぃぎゅ@17とゆー作品があってだな・・・
464名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 14:51:18 ID:WWiUYuWj
>>461
幼女の巨大ヒロイン…。
どうなるのか全く想像付かないが、読んでみたいかも…。
465名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 18:07:13 ID:yTKL7laz
★ 巨大な女性が登場するエロパロ ★ 2m

たとえ書いても、今のスレの状況じゃこっちに投下するよ
466名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 19:15:52 ID:Ms0wlxKH
>>462を見て思ったけど
変身前・幼女→変身後・大きくなる
ダメージか何かで変身解除→元に戻る

はこのスレ的にありなんだろうか?
467名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 19:46:19 ID:N4a1EKwp
>>466
超宇宙科学による空気入れで巨大化する幼女。
無論服は膨らまないので、自動的に全裸。
なぜ幼女が巨大化しなければならないのかというと、
彼女はゴムゴムの実を食べたゴム人間で、彼女でないと巨大化に耐えられないから。
468名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 19:57:55 ID:Xk+pDhKj
>>466
それ、俺の好物だわ
469名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 20:45:58 ID:m3l/qr7b
とりあえずサビたけでも書いてみないか?
470名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 21:10:33 ID:sOZcwPuN
なぜか>>467が「大きくなる」の意味を間違えているような気がしてならない
471名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 21:48:54 ID:z4rliDjk
意味の取りようにもよるよね。

大きくなる→姿そのままの巨大化
大きくなる→大人の姿になる
472名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 00:30:50 ID:mIQe4lGB
>>457
巨大ヒロインを是非読んでみたいのだが
473名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 00:41:16 ID:r/FDxrky
474名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 00:45:48 ID:mIQe4lGB
>>473
あのスレ、GTS属性だけでヒロイン属性ないんじゃね?
まぁこのスレに投下して荒れるよりは良いかもだが。
475457:2007/10/19(金) 12:50:31 ID:CzugcYOV
それでは巨大ヒロインネタで書いてみます。
アルティメットガールみたい感じで。

ちなみに街を破壊する巨大ヒロインとかに萌える属性はなにので、所謂GTS要素は薄いと尾も増す。
476名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 17:35:27 ID:L+rCxLBS
となると純粋に巨大化変身した幼女ヒロインが体格が段違いの凶悪怪獣に
まったく敵わずにズタズタに踏みにじられてレイプされるヒロピン系を書くのか?
それ…




大 好 物 の シ チ ュ な ん だ が
477名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 21:19:52 ID:LkPlLuxq
巨大化する幼女でも、巨大化しても敵の腰ぐらいの高さ…
478名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 15:53:56 ID:bK2yxKRP
思うんだが、加古川市の幼女刺殺事件以来、
こういうスレの書き手は捜査対象としてマークされてるんだろうな
幾ら匿名掲示板といっても、捜査関係事項照会を掛けられたら、
刑事訴訟法の定めによって、運営側も情報開示する義務があるからな
479名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 23:31:08 ID:EqxZ4g4Q
例の犯人じゃない人間でも、今後の捜査資料としてリストに名前とか登録されるのかな?
幼女虐待の嗜好を持ち、また将来において幼女に危害を加える可能性が否定できない危険人物として
480名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 00:31:31 ID:03z6dCmg
で、そんな話をこのスレでやって何か意味があるのか?
危険度で言ったらもっと危ないスレなんて腐るほどあるだろう。
481名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 12:48:20 ID:FVO5ix/y
ネオ麦茶とかの一件以来、警察が2ちゃん系掲示板のカキコに目を光らせているのは確か
バカが本物の犯罪予告をしたり、真犯人からの声明文的なカキコがあったりするからね
「幼女」とかのキーワードに引っ掛かるスレは全てマークされている可能性は高い
デジタルなんとかの作者さん、関西以外に在住ならリストインだけで済むだろうけど・・・
会社の上司に対し、刑事がこっそり日頃の素行なんかを聞きにくることもあるらしいしね
嬉々として幼女を虐待するような性癖を持っているなんて会社に知られたら一大事だ
オマケにそれを文章にして公に発表するのが趣味だなんてのは・・・
482名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 20:28:38 ID:HYcEgq0+
どうした457、投下するんじや無いのか?
483名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 22:39:50 ID:WlEyU0Pk
投下がないSSスレなんて存在価値がないぜ

何の根拠もない書き込みに怯んで投下をしないということは
このスレは必要ないということとさしてかわらないのではないか
484名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 10:02:59 ID:U8LNSGG5
>>483
そうではない
俺は待っている
新たな神が降臨してくるときをな
幸い、待つのには慣れている、それだけのことさ
485名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 15:55:52 ID:h64SUW8m
たとえばさ、アメリカの公立図書館なんかは貸し出しシステムが電子化されて久しいんだけど
ナチスやヒトラーについての書籍を借りた人間は、全員が自動的に記録され、
当局において危険人物予備軍の一員として登録されることになっているよね
それはどこに引っ越そうが、職場を変えようが、結婚して名前が変わろうが一生付いて回ることになる
むろんだからといって公に糾弾されることはないが、気持ちの悪い話であることには違いない
486名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 17:21:08 ID:39rHx/kF
ごめん鼻糞ほじるのに夢中で何の事か分からなかった。もう一回言ってくれ。
487名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 18:02:50 ID:syhs73ZQ
どこからアウトでどこからセーフか
年齢がはっきり定義されてないのが
この法律の盲点
拡大解釈すれば19歳を主人公にしてもアウトにできる
488名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 18:19:43 ID:FdiKKymS
アウトとかセーフとかじゃないんじゃないの
幼女絡みの事件を起こしかねない危険人物として
警察の捜査対象リストに載って、それが政府の管理下に置かれるだけの話だろ
いずれにせよニートとかには縁のないこと
489名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 18:32:58 ID:syhs73ZQ
どこからアウトかセーフをきっちり線引きしないと
仕事する方もデータ収集にきりがなくなる
と思う
490名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 20:22:04 ID:6AT4sd+3
データやサンプルというものは大いにこしたことがないんだよ
それにいやらしい話、翌年度の予算の絡みも出てくるからね
危険な奴らはこんなにいるってオーバーにアピれた方が予算とるには都合がいいだろ
491名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 20:49:12 ID:syhs73ZQ
マジレスすると基準も置かずにむやみに抽出するのは
個人情報保護法に引っ掛かるから無理だと思う
492名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 21:38:10 ID:dcHU/6P8
更にマジレスすると幼女殺人みたいな重要犯罪の捜査のためなら個人情報など保護されないと思う
刑事訴訟法197条の定めに従って必要な事項の報告を求められれば回答義務が発生するから
493名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 22:15:57 ID:r3a7pCLJ
はじめてこのスレに気付いて、
良作が多くて喜びながら読み進んでいたら、
スレが荒れて作者さんが去っていた。
か、哀しすぎる。
494名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 22:46:16 ID:1dGYK2Cv
で、お前等はこのスレでそんな話をして何がしたいんだ?
495457:2007/10/23(火) 22:48:48 ID:UDFFrljl
休日遊んじゃったんでもう少しお待ちを。
ちなみに、分割せずに1回の投下で1つの話を完結させるつもりです。
496名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 22:57:48 ID:1dGYK2Cv
>>495
楽しみに待ってるぜ
497457:2007/10/23(火) 23:01:59 ID:UDFFrljl
あと、気分次第でネタが変わる可能性もあるのでご了承ください。
498名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 00:13:41 ID:cSGZ0b5l
デジタルなんとかの作者さんが返り咲き狙ってるんだろうけど
相変わらず自分語りの癖が抜けないなぁ
お陰であんたが誰だか直ぐに分かっちゃったよ
499名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 03:12:32 ID:mGYOrm+h
481 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/10/21(日) 12:48:20 ID:FVO5ix/y
ネオ麦茶とかの一件以来、警察が2ちゃん系掲示板のカキコに目を光らせているのは確か
バカが本物の犯罪予告をしたり、真犯人からの声明文的なカキコがあったりするからね
「幼女」とかのキーワードに引っ掛かるスレは全てマークされている可能性は高い

デジタルなんとかの作者さん、

関西以外に在住ならリストインだけで済むだろうけど・・・
会社の上司に対し、刑事がこっそり日頃の素行なんかを聞きにくることもあるらしいしね
嬉々として幼女を虐待するような性癖を持っているなんて会社に知られたら一大事だ
オマケにそれを文章にして公に発表するのが趣味だなんてのは・・・

498 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/10/24(水) 00:13:41 ID:cSGZ0b5l
デジタルなんとかの作者さん 

が返り咲き狙ってるんだろうけど
相変わらず自分語りの癖が抜けないなぁ
お陰であんたが誰だか直ぐに分かっちゃったよ






とりあえず今暴れている荒らしの正体と目的はすぐに分かっちゃった
おそらくスレ初期からの粘着者で、対象が消えた後もずっと粘着し続けていたと思われる
誰かこいつのレスと思われるのを抽出してくれ
500名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 07:14:56 ID:dodMk8rE
そんな事気にしちゃいけない だって幼女だもの






つるぺた最高!
501名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 19:56:41 ID:qwS6dCzF
>>499
構うと図に乗るぞ。
502名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 20:19:04 ID:Cf+LV7KO
>>501
釣られるな
503名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 17:24:49 ID:HhtkAarC
とりあえずのんびり待つか………へくしゅっ
504名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 11:48:59 ID:QsHCZ7rA
俺のダンボールで良ければ入れよ
505名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 01:14:14 ID:IN8Web04
あ…ありがとう、おにいちゃん…
506名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 15:03:59 ID:UvAps+1z
ここはこのまま埋めて次立ててもいいかな。
職人が付きにくいならタイトルから幼女抜くか?。
507名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 15:17:18 ID:m7NV1Nj7
そうなると正義のヒロインスレや魔法少女スレとの今までギリギリあった違いがなくなって
それらと合併になるか新スレ立ち上げても立ち枯れしちゃうだろ
508名無しさん@ピンキー:2007/11/01(木) 09:18:54 ID:ALJouCny
あげ
509名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 00:28:24 ID:JnOBeo/h
幼女あげ
510名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 21:25:57 ID:qXSH25k9
>>457かぁ…
あいつ今頃どうしてるのかなぁ…元気にしてるかなぁ…


もうすこし…待ってても…いい…よね…ガク
511名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 21:47:30 ID:ISHydss0
まともな神経の持ち主なら、この時局に幼女をいたぶってハァハァするSSなんか書けないだろ
件の遺族がこんなスレの存在を知ったらどんな気持ちになるだろうか
一度公の場にここのログを送ってみるのもいいかも知れないな
512名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 21:49:23 ID:UuQGufLF
えーっとゴメン、ガンダムで説明してくれ
513名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 21:59:25 ID:0gpMoo+9
シロッコがアクシズに出向きミネバの前で忠誠を誓う状況。
「くるしゅうない、おもてをあげよ」と言われ、唇から血を滲ますシロッコに対し、
フフンと鼻で笑うハマン・カーン。
514名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 22:03:27 ID:aPBM4gvk
>>511
まともな神経ならエロパロ板にいないんじゃないか?
515名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 22:04:14 ID:UuQGufLF
そっかー、そりゃつらいなあ。がんばれ木星帰り。よくわかったdクス。
516名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 00:33:53 ID:/h5OZtd1
ミハルが帰宅してみれば、妹分が見知らぬ男に陵辱されていたってとこかな
もちろんミハルが持ってる駕籠の底には拳銃が忍ばせてある
さて、ミハルはその拳銃で犯人を撃ち殺すだろうか?

不謹慎な君たちなら「ミハルも喜んで参加する」って答えかな?

一番有名であろうファーストガンダムから例に出したんだけど、
ここにはU18の住人が多そうだから理解できないかもね
517名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 00:37:57 ID:OYjEuszf
そっかー、そりゃつらいなあ。がんばれベルファスト帰り。よくわかったdクス。
518名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 11:33:05 ID:xUVxzDxb
>>511
頭沸いてんじゃないのか?
悲しい人がいるからって自分が楽しんじゃいけないって理由にはならんだろ

まあ題材的に遺族の方々が見られたら憤激するかも知れんが、
基本まったく関係のない創作の世界だぞ?ちょっと現実と空想の区別がちゃんとついてないんじゃないか?
あと、おまえ単なるここのスレの叩き荒らしだろ
そんな奴がここを叩きたいがばからに心にもないモラルを口にするな
不愉快極まる
519名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 19:44:15 ID:OYjEuszf
アラシにかまうのもHEYSEY7
520名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 17:38:59 ID:+EdUWrql
基本的に幼女をいたぶってハァハァするような奴は、その類のアニメや漫画に触発されたというのが圧倒的多数だろう
そこから極度にマニアックな同人やゲームにはまり、そしてリアルでそういうことをやってしまうんだよ

ロリものメディアが先天的な性的嗜好を増幅し、後天的な嗜好を目覚めさせるということに異論を挟む余地はない
そういうメディアのお陰で欲求が抑えられ、犯罪の増加に歯止めを掛けているなどとほざく輩がいるが、
その理論は見当違いの身勝手な言い逃れに過ぎず、ちゃんちゃらおかしい

特に許せないのは、幼女が無理やりエロいことされて、知らず知らずのうちにハァハァしてしまう表現だ
逮捕後に「漫画じゃこういうことされて喜んでいたのに」と供述したアフォな犯罪者は枚挙に暇がない

それでもこの手のSSを、無条件で閲読できる媒体に垂れ流すことが社会的に全く影響がないと言い切ることができるのか?
基本全く関係ない創作の世界と言って、野放しにすることを認めるのかね?

自分に何の落ち度もないのにもかかわらず、幼女と言うだけで輝かしい未来を閉ざされてしまった数多くの被害者が、
いったいどんな思いで死んでいったかを、もう一度よく考えてから発言することを切に望む
521名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 19:42:21 ID:qzlWdH7L
えーっとゴメン、ガンダムで説明してくれ
522名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 19:51:03 ID:IeaMQqEJ
キッカが常時パンティを見せているからといって
決してアムロを誘っているのではないということか
パンティ見せつけて意味ありげな目で見詰めてきたとしても
彼女は決してセックスを望んでいるのではない
手を出してしまったら、社会的に抹殺されるってことで理解して貰えるか?
「あいつが……あいつがパンツ見せて誘ってきたんだぁ」では通用しないよね
523名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 19:56:02 ID:qzlWdH7L
キッカをカツが襲うのは?
524名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 22:16:55 ID:wISGudFI
子供同士なら大目に見てあげたいところだが
それを見て大人がハァハァするのはやっぱり許されないだろうな
きっとカミーユに修正されるよ
525名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 22:56:56 ID:abw4pUOW
ファのミニスカート ハァハァ顔が
526名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 23:55:17 ID:q9tZTub7
そんな君にはセイラさんとエマ中尉のダブルビンタが炸裂するだろうよ
527名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 12:46:36 ID:yOVu6y8H
幼女ヒロインって、どの辺までさすんだ
小学校高学年はアウトか?
528名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 13:25:34 ID:sLMCyV0U
いずれにせよ法的に結婚できる16歳未満はアウトだ
それ以外の条件でエッチするなら18歳がボーダーラインだな
529名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 15:00:04 ID:/2yd+Zub
幼女型ロボットは?
530名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 16:36:16 ID:qvcgY03r
いいところを突いてくるなぁ
しかし外見が人間と見分けがつかず、痴態が劣情を催すようなものは不可
先に牽制しとくが、妖精や擬人化動物の類も同じだぞ
531名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 17:19:03 ID:/2yd+Zub
なるほどー、外見かあ…うーむ…

あと、巨大化ヒロインの話が出た時に思ったんだけど、
魔法かなんかで体が大人になった幼女が、怯えながら怪人に犯されちゃうのと、
コナンの薬みたいのを飲まされて、体が幼女になった大人の女性がエッチをされて、
「ああッ!チンポがゴリゴリこすれて気持ちいいッ!!」てのとはどっちがどうなんだろか
532名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 18:26:19 ID:NdR8LU6r
う〜む、犯される時の外見が大人の女性なら文句のつけようがないな
それなら■ 児童ポルノ 通報・削除専用 ■のGreenday ★氏も見逃してくれるかもしれない
533名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 19:38:54 ID:VickoGwG
>>531-532
心理的には前者の方がカワイソスな感じはするけどねえ

ところで便乗質問

今オレ「風林火山」見てるんだけど、見てると11歳とか12歳で嫁入りとかしてるじゃんか
まあ、彼らは当時の慣習にのっとってフツーにやってんだけどさ
この夫婦のセクロスを描写するってのはどうなるんだろ

内容はスレチなのは分かってっけど、性的な意味でさ
534名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 20:51:46 ID:WCIWhWe3
>>533
それがダメなら隆慶一郎とか発禁処分になるぞ。
535名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 21:41:12 ID:NdR8LU6r
当時は人間50年の時代ですね
その分、一個の人間としての年表も当然圧縮されているはずですからOKでしょう
ただ、「当時の習慣にのっとる」限りは、それこそエッチ以外の当時の習慣を
寸分違わず正確に記述して貰うことが条件ですが

しかし次々に面倒な抜け道考えやがって、お前ら本当に幼姦が好きだな
536名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 21:51:59 ID:VickoGwG
あ、マジスマン。別に困らそうとかじゃなくて、ほんとにそう思ったんだ

あと、一応補足
人生50年つったって、乳幼児の死亡率が異常に高いのと、戦乱で死んじゃう人が
多かったからそうなってるだけで、別に10歳で大人、50歳でヨボヨボってわけじゃ
無いみたいナリよ
537名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 08:51:42 ID:eRDUaMc5
伸びてるから「大作投下か!」と思って見てみりゃ、なにこの流れ…
でもなかなかオモロイね

成長ホルモン異常で、見た目はどう見ても幼女の18歳ってどーなんだべ

538名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 10:30:13 ID:vw5n2sZd
>>536
違うよ
乳幼児死亡率を淹れると、戦国時代の平均寿命は15歳程度
539名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 11:29:51 ID:YbCg+nAx
>>537
良いに決まっている
見た目が幼い娘がそれだけの理由で性行為を禁じられるような事があってたまるか
男の側でばかり物を考えてないか?
540名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 20:01:06 ID:V0vINqCa
ていうかさあ、読んだ人が劣情を催さなきゃいいと思うのよね。

そして、その気持ちを
「こんなじゃヌケネーヨGJ!」
「ちょ、おま、これから寝るとこなのに、朝までぐっすりだぜGJ!」
(GJは、構成力、表現力に対するもの)
と示せば、それで終いの話じゃん
541名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 21:36:28 ID:V7rbkf6b
>>540
……なんか、こう、板そのものの存在意義を否定してるような気がするんだが。
542名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 01:09:32 ID:wTPcTES8
スマン、言葉が足りんかった

つまり、「幼女グチョグチョエロSS」に「ヌケネーヨ」とか「楽勝で寝れる」って
レスしかついてなかったら、このスレを見るような、そのスジの人間の劣情さえ刺激できず、
まして一般の人間はそもそもこんなSSには嫌悪しか感じない。(っていつもコワい人が言ってる)
つまり、だれの劣情も刺激してないって形ができあがるんじゃないの?って事なのよ

「お前らそんな事言って催してんだろ」って言われても、掲示板で、書き込んである以上の事を
勝手に推測されてもなあ…って話よ
543名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 01:34:40 ID:3MLF3feE
ごく純粋に何を言いたいのか全く分からん
544名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 05:19:22 ID:iuGnPRSq
つまり、投下されたものを褒めるとき
「エロくはないけど、文体やストーリーはいいNE!」
って言い方だと変な言い掛かりを付けられても
勝手に深読みするなよ、でいいんじゃね?
って話だろ
545名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 07:53:27 ID:+CRmfDzE
「変な言い掛かり」って何?
いやまあ、なんとなくわかるけどさ

>勝手に深読みするなよ、でいいんじゃね?
何がいいの?
要するにエロ作品を排除したいわけ?
ていうか、ここ、何の板だよ
546名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 08:29:51 ID:wTPcTES8
説明力がなくて…ほんとにゴメン…これでもうこないから

いや、「幼女にハアハアするやつは変態だ」って定期的に言ってくる人がいるじゃん
で、その人、かは知らんが>>530に、「痴態が劣情を催すようなものは不可」って書いてるじゃん
なら、仮に俺がSS読んで劣情を催しても、「抜けないGJ」ってレスつけるようにみんなでしとけば(真意は末尾のGJで判断)
スレの見た目は、「劣情をもよおしてる人なんてどこにいるんだい?」って形になるって、まあしょうもない言葉のお遊び。
最近の、どこまでがアウアウセフセフかって話に乗ったつもりだったけど、ただの電波レスになってしまった。スレ汚しスマソ
547名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 13:32:49 ID:7hz4PIvb
>>546
      r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/      >::::::::::ヽ
.      〃  ヽル1'´        ∠:::::::::::::::::i
       i′  ___, - ,. = -一   ̄l:::::::::::::::l
.      ! , -==、´r'          l::::::/,ニ.ヽ
      l        _,, -‐''二ゝ  l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の日記帳じゃねえんだ
        レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_   !:::l ) } ト
       ヾ¨'7"ry、`   ー゙='ニ,,,`    }::ヽ(ノ  チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、     !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、       ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{   __)`ニゝ、  ,,iリ::::::::ミ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ ,  な!
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548名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 16:19:03 ID:M22CDvDd
「専ら幼女の痴態を用い、劣情を催させることを目的に書かれたSS」って意味だろ
そんなんじゃ、言葉遊びどころか屁理屈にさえなっていないぞ
その手の団体のHPに作品のログを送りつけられる第1号の名誉を得ようっていう
勇気ある書き手はいないのか?
549名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 21:47:20 ID:q29I6g2E
ああ、>>548みたいに定期的に荒らしが沸いているけど
>>546は荒らしにレスする困ったちゃんだったってわけね
550名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 21:53:45 ID:zPYyuJ8W
いや、そもそも「幼女のエロ小説書くスレ」が駄目だったらとっくの昔(特に作品が掲載されていた時期)に削除されてる
551名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 22:34:47 ID:3mRLnWP7
誰も削除依頼していないから気付かれてないだけだけど
削除人さんも一々全板の前スレを見ているわけじゃないし
もちろんその手の圧力団体さんたちもね
552名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 22:49:28 ID:F80SfPgV
じゃ、ためしに削除依頼出してきたら?
一蹴されるだけだから

じゃ、以後、荒らしは放置で
553名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 23:42:52 ID:HqGOIqTG
放置されてるのは、むしろ俺たちだと思う
554名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 10:50:55 ID:2Wktoqj9
未だに巨大化を待つオレも、永遠の放置プレイ…?
555名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 13:47:53 ID:Cbfd+C+E
まったく…巨大化するのはチンコと期待ばかりだぜ
556名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 10:41:20 ID:g2m9ObrF
突撃ミーナの続きを待っているのだが、そろそろいいんじゃないか。
最後まで埋めてしまえば、叩かれる事もないぞ。
557名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 11:02:41 ID:7P61/mOH
あ、ホントだ。結構容量いってるね
終わってみれば、なかなか盛り上がっていたと(性的な意味でなく)
558名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 17:38:14 ID:dmoLV6KE
書きたいが、人権団体のHPにログ送りつけられるの嫌だし
あいつら草の根分けても書き手を探し出しそうだしな
559名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 20:16:40 ID:gEvCcv+T
>>558
安心しろ。
人権団体は利権に絡まないことに労力割かないから。
560名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 20:33:59 ID:KVqrp4Jm
つーか、2ちゃん系ネット掲示板は大新聞系のマスコミから嫌われてるからなぁ
あいつら、大衆扇動の手段を独占したがっているから
巨大ネット掲示板は目障りな存在として、何かあったら叩こうとするし
やり玉に挙げられるのは嫌だから、悪いけどやっぱり書くのやめとくよ
561名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 06:36:59 ID:VZRgHdeI
最近は色んな荒らし方があるんだなあ
562名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 07:52:50 ID:dG6gy5As
このスレはさぁ、今地球を狙う侵略者からマークされてるらしいんだ
そりゃ大半が与太話とは分かってるらしいけど、万が一本物の
ヒロインがいたら奴らも困るじゃん
情報収集の為にアブダクトされるの嫌だから、俺もここんとこ書くのやめてんだ

あれ、窓の外に誰かい
563名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 09:48:14 ID:Iw5uAIbN
それなんて統和機




この回線は切断されました
564名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 10:27:33 ID:q6jjy5ew
いや、なんて言うか
読み手はそれでいいだろうけど
叩かれるのは書き手なわけで・・・って言ってもまた荒らし扱いか
ゴメン、黙ってるわ
565名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 15:41:31 ID:VZRgHdeI
というか、黙って去ればいいのに、何をごちゃごちゃ堕レス垂れ流してんだ、こいつ
566名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 18:58:25 ID:lpDxRRhf
そりゃ、粘着荒らしだからな
567名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 20:45:07 ID:Iw5uAIbN
>>564
これほどに程度の低い奴を久しぶりに見た。
どうせ終了間際のスレだ思う存分吠えてみろよ
568名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 20:53:48 ID:aT4PTZLr
よし
ガオォォォォォォォォォォォ〜ォォッ
569名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 21:00:23 ID:aT4PTZLr
まあ冗談はおいといて
ここって過疎スレだけど途中までは割りと良スレだったのにな
デジタルフェリーの人がスレを独占しだしてからおかしくなったのかな
ずっと俺のターン状態は自サイト持ったみたいで気持ちいいんだろうけど
SSのセンスが合わない人にとって、そういうのはきっと苦痛なんだろうね
570名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 21:48:17 ID:j4fhVvK9
まだ貼り付いてんのか、こいつ・・・
571名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 22:03:33 ID:OCuoHaAS
そりゃ、粘着荒らしだからな
572名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 22:11:54 ID:OQUN5lNl
叩き潰された書き手が荒らしになる
この板じゃよくある話だよねぇw
「もう書かん」のなら荒らしも止めればいいのに
573名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 22:54:43 ID:Iw5uAIbN
>>572
声が小せぇよ。もっと高々と吠えてくれよ
最後の最後で投下もないんでお前たち屑の遠吠えが最高の娯楽なんだよ
もっとこっちが怒り狂って熱く元気になっちゃうくらいの暴言吐いてくれよ
正直程度が低すぎて溜め息も出ねーよ
574名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 23:13:35 ID:fthkRK2k
>>572
なんだ、お前の体験談か
575名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 00:14:16 ID:OWeQUPg+
>>573>>574
たかが1行書き込むために回線まで切って・・・
そこまでして自分を多数派にしたいのかな
そういうこと嬉しそうにやってるうちは、荒らしもまだ初心者だぞ
576名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 00:47:58 ID:aGNY6nJ/
というか、この20レスくらい全てが自演(あるいは2人くらい)に見えるんだが・・・
まあ、何にせよ価値のない堕レスであることは間違いない
これもな
577名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 10:09:10 ID:9FdekWZI
肝心のSSが無いと、粘着し合い・叩き合いもテンション上がらんわな
この調子でダラダラ400レスいくとするか…
578名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 18:52:58 ID:xxyxhOBv
まあ、それが粘着の狙いなんだろうけどな
579名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 19:03:15 ID:aSGxeyiq
このスレがここまで廃れたのは、>>575みたいな粘着が自演しながら一人で張り付いているせいなのは確かなのだが
正直、デジタル・フェアリー・テイルの人が、捨て台詞を残して荒らしを調子付かせてしまったのが最大の原因だとは思う
荒らしに負けて職人が一人去りましたって宣伝したようなもんだし、そりゃ、俄然やる気が出て荒らすだろうよ

このスレを復活させるには、誰かしら職人による継続的な投下が必要
当然、粘着は張り付いて叩きまくるだろうが、それを無視して、気にせず最後まで投下できるタイプの職人が一人いれば、盛り返せるのだが・・・
580名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 19:56:26 ID:quwnBQ3S
幼女をいぢめるS資質と、自分は叩かれてもオッケーよんというM資質を併せ持つ…
いわゆる変態という名の紳士だな

つか、ここ幼女はいぢめられなくてもいいんだっけ
581名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 20:47:57 ID:UBB85GCQ
幼女が戦えば良いんだから、別にハチワンダイバーを萌え幼女化してもかまわんだろう。

問題は、それの何が面白いか不明なところだが。
582名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 21:41:22 ID:npb20BY8
ヒロインでありさえすれば、悪の幼女でもいいわけだ
583名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 16:05:54 ID:sP1xuNnA
例の事件から1ヶ月か
被害者の冥福を祈ろうというまともな人間がいると期待していたわけじゃなかったが
余りにも非常識で余りにも冷酷な住民だな
584名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 16:39:28 ID:jGn/qtMz
お前も、今日のyahooニュースかなんか見て思い出しただけだろ?
585名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 17:22:13 ID:MAlVJont
586名無しさん@ピンキー:2007/11/16(金) 19:31:14 ID:UQj+llT3
これはひどいw
587名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 18:29:31 ID:Ccl9co8X
>>582
悪の幼女って………いいな
588名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 13:04:19 ID:dtgPaUMm
age
589名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 18:36:57 ID:VxrSYr45
>>583
>例の事件から1ヶ月か
>被害者の冥福を祈ろうというまともな人間がいると期待していたわけじゃなかったが
>余りにも非常識で余りにも冷酷な住民だな

でもそんなの関係ねぇ〜
妄想と現実とは別物だぜぇ!
590名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 19:34:37 ID:6vpQ4Ji0
遺族にとっては時間の経過は関係ないだろうね
犯人が捕まったって悲しみが消えるわけでもない
それでも関係ない人にとっては当然関係ないんだろうけどね

それに妄想が現実に事件に繋がることだってあるよ
例の宮○勤の事件の後、人造人間キカイダーのPが事情聴取されたこと知ってる?
キカイダーをバラバラにする映像を撮影した経緯について、警察で取り調べを受けたって
有名な事実だから当然知ってるよね
591名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 20:32:18 ID:lp7bB/NE
お前にも関係ない事だな
592名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 20:34:06 ID:/6mKf9H9
てかそんな事件の遺族はこんなスレ見ないだろ。
593名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 20:42:21 ID:pmPk/PLC
>>590
確実に書き込みに反応してくるとは粘着に相応しい良い仕事するなー。
しかも小ネタまで絡めるとか、本気か荒らしか俺如きでは判別もできねーww
マジおまえ最強のスレ潰しだわwイカレてるよw
594名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 20:53:15 ID:QLR947Sr
イカレてるよ、が
イカしてるよに見えた
残念、今日を最後にスレから出ていこうと思っていたが・・・
この正義の戦いは泥沼の長期戦に陥っていくな
595名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 03:34:07 ID:7nl8siIm
おいちゃんたち、なんかちゅまんないにょ
596名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 09:09:25 ID:lL0/NhhF
ていうか、今さら遅レスつけて話題を戻そうとする>>589と、それに即レスする>>590が同一人物に見えてなりません!
597名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 09:19:59 ID:y5xgJnzO
その自演ループ(難癖が先のパターンもあり)はこれからも延々続くから、
保守レス代わりと割り切るのが吉
598名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 03:00:03 ID:VIWwwmWZ
難儀なスレだな
まあ、住民が慣れれば、そういう物として受け流せるようになるのかな
599名無しさん@ピンキー:2007/11/26(月) 17:52:39 ID:EJTZmtsj
いまさらだが>>598のID凄いな
600名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 07:57:12 ID:VWXX3MrQ
600GET
誰か次スレたてないか?
601名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 19:26:14 ID:ZqetSyut
現在455k…
今のこの調子ならまだまだ余裕あるな
下手に次スレ立てても住人が割れて、こっちの埋め立ても新スレの保守もできず共倒れになるよ
602名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 10:39:25 ID:1rg/uOko
このスレは倒れてもいいよ。
職人さんはもう来ないだろうから。
603名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 19:03:08 ID:2jGCRWea
>>601
確かにそうだな
ここは待つべきか
604名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 23:12:00 ID:lirF2jN9
どうせ何書いても叩かれるの分かってんだから、下手なりになんか書いてみっか!


という勇者の出現を待つ俺は村人A
605名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 00:38:15 ID:mXsIT52s
もうちょい様子見。
606名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 00:47:51 ID:1zhto43j
書いてもいいけどこれだけは約束してくれ。

1.途中どんなことがあっても決して後ろを見ない事。
2.色々な声で惑しもするが、ひたすら前だけを見て進む事。
3.死んだ妹になって泣きながら助けを求めてきても、絶対に振り返らない事 。

もしひとつでも破れば、妹は白骨に戻り、石階段は音を立てて
地獄の底まで落下する。

そして次のチャンスはもう二度と訪れない。


607名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 01:10:53 ID:4CC//ObT
>>605
何の様子を見ているの?
608名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 19:10:38 ID:deC2+ks2
また罪のない幼女が2人、無惨に殺されたばかりだというのに
不謹慎にもほどがある
609名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 19:37:21 ID:+6zpxUi7
婆さんはいいの?
610名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 19:56:47 ID:lnN8tw2P
>>609
いや、それは戦う老婆ヒロインスレで言及すべき問題だろう。
611名無しさん@ピンキー:2007/11/29(木) 23:32:32 ID:1v8xIGKm
ねぇよwwwww
612名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 02:32:41 ID:86/45I/V
ちょっと、なんなの?その目つき
613名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 08:01:31 ID:uKSp1RgQ
>>608
だから幼女が戦って悪い奴を倒すんだろうが。
614名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 17:42:18 ID:DLc4FT9s
幼女が戦って悪いやつを押し倒す
615名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 18:10:44 ID:B0Wr+UEC
足コキ!足コキ!
616名無しさん@ピンキー:2007/11/30(金) 22:02:12 ID:zQuOJNu5
悪の幼女と正義の幼女のキャットファイト
617名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 02:06:23 ID:1MCDzB6O
とっととおうちにかえりなちゃい
618名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 04:40:49 ID:Qoq3VXYo
魔法の力で、10倍くらいにパワーアップした正義と悪の幼女がビンタ合戦
619名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 04:47:38 ID:Qoq3VXYo
五歳児女児の平均握力は7キロ程度らしい。10倍にすると70キロ
かなり力持ちの成人男性と同様なので、幼稚園の先生じゃ取り押さえられんな
5倍くらいにしとこう
620名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 19:54:32 ID:UfGyUNM0
ナノマシンの力で10倍ぐらいにビルドアップした幼女が戦う話はどうだろう。
621名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 20:32:42 ID:uNK3xo3s
ビルドアップはダメだな
マッチョ幼女は多分需要がない
622名無しさん@ピンキー:2007/12/01(土) 23:46:26 ID:H/5f1Sk4
そこでバストアップですよ
623名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 00:43:07 ID:YBKpcmQO
いやーん、おっぱいが膨らんで体が大きくなっていくよぉー
624名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 01:11:25 ID:kKfZSXoR
メルモちゃんか
625名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 22:00:12 ID:vBq1a6rA
>>622
「お、ああああああ!!!」
 甲高い雄叫びとともに、少女の上半身が『太くなった』。
 レネゲイドウィルスのもたらす異能の力が齢10に満たない少女の骨格に不必要な筋肉を乗せ、骨格を強化する。
 皮膚を突き破るかと思わせるほどの、異形のパンプアップ。腹筋、大胸筋、上腕二頭筋、屈筋、そしてその上を走る
稲妻のような血管。固く握られた拳は角質化し、文字通りの鉄拳となる。
「まじかる・まっする・だぶるいんぱくとおおおおおお!!!」
 引き絞られた双拳が技の名前とともに春日恭二に押し寄せる。無論それを黙ってみているような男ではない。
ガードを固めて防ぐ構えを瞬時にとってみせる。だが、
「ぐっ、ごあっ!?」
 異形と化した両腕をへし折り、その両腕ごと少女の拳が春日恭二の胸に叩き込まれた。肋の折れる音とともに、
小さいが金剛のように固い拳が男の胸に穴をうがつ。
「おじちゃんの敗因はね――」
 拳を引き抜きながら少女が倒れ行く男に呟く。
「あたしを怒らせた、それだけだよ」
 湿った音とともに白スーツの男が仰向けに倒れ、全ての決着が終わった。



――というわけで、「バストをビルドアップ」してみたよ!!

ごめん、ちょっと血迷った。反省している。
626名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 22:57:58 ID:Fehs9JEJ
ちょwwww!ダブルクロスwwww
春日恭二wwwwww!
627名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 23:18:14 ID:ank8Flb6
ディアボロスか・・・
ていうか、ビスケット・クルーガー?
628名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 14:17:45 ID:/FQ5SB92
春日…まさかこんなところで会うとは
629名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 19:15:52 ID:61Sf95hz
おめーらディアボロスだけでなく肝心の幼女にも触れろよw
630名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 20:22:55 ID:1sADXyqi
か、春日ー!!wwwwww
とりあえずこの幼女のコードネームはなんだ?w
もしかして『Theガッツ』ですk(ぷち
631名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 21:24:34 ID:9SyWyNRu
あぁディアボロス、すっかり負けグセがついちゃって…(笑)
632名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 21:44:00 ID:IIJoZvjk
>>630
> か、春日ー!!wwwwww
> とりあえずこの幼女のコードネームはなんだ?w
> もしかして『Theガッツ』ですk(ぷち

投下したあとに「セブンドワーブズ」とか考え付いた。
「白雪姫と七人の小人」と「ドワーフ七人分の筋肉」のダブルミーニングで。

さて、次はエグザイルでなんか考えるか。
633名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 22:43:04 ID:Y0R9bEhE
期待アゲ*・.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。.
634名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 23:24:06 ID:IIJoZvjk
期待するのか Σ( ̄д ̄;
635名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 23:26:32 ID:1sADXyqi
エグザイルっていったら触手ですもの、期待するに決まってるジャマイカ
636名無しさん@ピンキー:2007/12/05(水) 23:31:55 ID:9SyWyNRu
いや、
「ようこそ、私の胎内(なか)に…」
かもよ?
637名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 06:35:59 ID:tnajSJS/
>>636
オルクスっぽいぞw


つーか皆纏めてTRPGスレに帰れ!!w
638魔法少女マジカルストーム(1/3):2007/12/06(木) 09:06:51 ID:03OLPwLH

『ちょっと、そこの貴方、私の声が聞こえる?』
周りを見回しても誰もいない。
『よかった、私の声が聞こえるみたいね。』
誰もいないはずなのに声だけは確かに聞こえる。
『貴方、妖精とか魔法とか信じてるでしょ。』
声の主はくすくすと笑う。
確かに私は魔法や超能力といった類の物を信じている。
二十歳にもなったいい大人がそういうことを言うと変人扱いなので誰にも言ってないのに。
『まあ、そういう人だからこそ、私の声が聞こえるわけなんだけど。』
その声の主は見えない溜め息をついた。
『それでまあ、突然だけど私達の世界を救ってくれないかな?』
「は・・・?」
突然の超展開に私の開いた口が塞がらない。
『この世界に落ちた魔石の回収をしてほしいの。』
「それって、私に何かメリットがあるの?」
『一時的にだけど、魔法が使えるようになる・・・とか。』
「む・・・。」
魔法少女に憧れていた私にとってはそれは申し分のない条件に思えた。
『それじゃ、これを受け取ってトランスって言ってみて。』
目の前にビー玉のようなものが表われ、ゆっくりと落ちてくる。
私は手を伸ばし、その石を手の平で受け止めていた。
「トランス?」
そう呟いた瞬間、まばゆいばかりの光が石から放出された。
ゆっくりと目を開いた私の前には小さな妖精がいた。
「トランス成功みたいね。」
妖精は嬉しそうに私に笑いかける。
さっきまでは少し遠かった妖精の声が今ははっきりと聞こえる。
「トランスって何?」
さっきから、辺りの風景と自分の体が何かおかしい。
何がおかしいと言われても、それがはっきりとしない。
「百聞は一見に敷かずっていうし、ウォーターって言ってみて。」
妖精は私の手の平にビー玉のような物を乗せる。
「ウォーター。」
手に乗せたビー玉が私の手の中に入ってくる。
それと一緒に、この力の使い方がはっきりとわかった。
「ここに水を出してみて。」
妖精は地面をぺしぺしと叩いた。
「水を・・・?」
言われるままにルーンを紡ぎ、妖精の叩いた辺りに水を集める。
溜めた水は鏡みたいに私の姿を映し込んでいる。
何か変な気もするけどそれは私だ、どうということはない。
ただ、ちょっとばかり服が大きすぎる気はする
「魔法は魔法を本当に信じている人にしか使えない。」
「だから、貴方はトランスの魔石で魔法を信じていた時代に戻ったってことよ。」
妖精は私ににっこりと笑いかける。
「そうなんだ。」
そうは言われても少しも実感が湧かない。
「じゃ、これからストームの魔石の回収をよろしくね!」
私は強引な妖精に簡単に丸め込まれてしまっていた。
639魔法少女マジカルストーム(2/3):2007/12/06(木) 09:09:51 ID:03OLPwLH

「ここ?」
私は念のために、もう一度妖精に尋ねてみた。
「間違いなくここ。 魔石の気配がするし。」
目の前には蜘蛛の巣と蜘蛛がいるだけで、他になにかあるようには思えない。
「その蜘蛛がストームの媒介者よ。」
その言葉に拍子が抜けた。
こんな小さな蜘蛛が相手ならば、頼まれ事はすぐにでも終わってしまいそうだ。
「悪いけど、魔石の回収のために倒させてもらうわ!」
私はルーンを紡ぐ。
集めた水分を高圧で蜘蛛に向けて発射する。
高圧の水流が蜘蛛を撃ち抜く。
そう思った瞬間、水流は僅かに軌道を逸れ、近くの木の幹を貫通していた。
「えっ!?」
予想外の出来事に私は一瞬、戸惑った。
蜘蛛の眼前で巻き上げられた砂が旋風を巻いていた。
風の風圧で蜘蛛は水の軌道を逸らしたのだ。
「なかなかやるじゃない。」
少しはましな魔法戦が楽しめるかと思い、私は少しわくわくしてしまう。
「油断しちゃダメよ、相手はストームなんだから!」
そうは言われても相手は蜘蛛だ。
負ける気はしない。
私は最大級の水分を集めるためのルーンを紡ぎ始める。
要は風で逸らされないぐらいの水量でもって相手を撃ち抜けばいいのだ。
「ダメだって言ってるのに!」
妖精の叫び声と共に蜘蛛がその姿を変え始めた。
質量保存の法則を無視して、メキメキと巨大化し始めたのだ。
「うっそ・・・。」
蜘蛛は私と同じぐらいの大きさにまで変化していた。
私は慌ててルーンの続きを紡ぎ始める。
一度紡ぎ始めたルーンは詠唱を終えるまで次のルーンを紡ぐことはできないのだ。
そんな私の動きは信じられないくらいあっさりと食い止められていた。
蜘蛛から発射された糸によって。
体にべっとりと絡みついた糸は完全に私の動きを封じていた。
それどころか、糸を手繰り寄せることで私の体はどんどんと蜘蛛に引きずられていく。
「あーあー、せっかく忠告したのに・・・私、知ーらないっと。」
そんなことを言って妖精はぷいっと何処かに飛んでいってしまった。
えーっと、これって責任放棄っていうのかな?
そんなことを考えてる内に、もう蜘蛛は私の目前にまで迫っていた。
すぐ傍で見る蜘蛛の姿は想像以上のグロテスクさだ。
「えっと、許して・・・くれないよね?」
えへへっと私は目の前の蜘蛛に笑いかける。
無言の返答。
蜘蛛は私の首筋に思いきり噛みついていた。
「あ・・・。」
体が熱くなる。
毒が回って私、死んじゃうんだ。
信じられないぐらい心臓の鼓動が早くなって、息も荒くなる。
蜘蛛は私に絡みついた糸を6本の脚で器用に解き始めた。
まるで宝物を扱うような丁寧さだ。
蜘蛛のお尻がぐりぐりと私のあそこに押しつけられる。
ずぶりと蜘蛛のお尻が私の中に入り込んで来る。
640魔法少女マジカルストーム(3/3):2007/12/06(木) 09:11:42 ID:03OLPwLH
「くはぁっ!」
容赦のない突き込みに私の中の肺の空気が全て吐き出される。
どんな激しい行為も体に回った毒のせいか少しも痛みは感じない。
それどころかその全てが快楽へと変換される。
激しく中を擦られるほどに甘く切ない疼きが体を駆け巡る。

「熱い、熱いよ・・・。」
蜘蛛の先端が私の中を擦る度にじんじんとした熱さが蓄積されていく。
溜まっていく熱が新たな熱を求めるようでおかしくなりそうだった。
突き込まれる程に刺激を求めてしまう悪循環。

昂ぶり続けていく体。
それはどこまで行けば解放されるのか。

早く、遅く、蜘蛛の動きはペースを変える。
ゆったりとした動きはじりじりとした熱を体に蓄える。
素早い動きは脳髄に痺れるような熱さを焼き付けた。

「ああぁっ!」
ぐちゃぐちゃと溢れた体液が腿を伝う。
蜘蛛の激しい突き込みに反応するかのように体液が溢れてしまう。
溢れ始めた体液は突き込みによりいやらしい音を立てる。
体液を潤滑剤にしてその動きはスムーズにより気持ちのいいものへと変化していく。
それは自分の体のいやらしさを実感させるだけでしかない。

初めて感じるはずの感覚。
だけど体はこの感覚を知っている。
頭が知らないことを体は記憶している。

「ひぅっ!?」
突然の感覚に私は思わず悲鳴を上げていた。
糸があそこの少し上の部分に貼りついていた。
蜘蛛のお尻が持ち上げられる度に、糸で繋がったそこがくんと引っ張られた。

「ひああああっ!?」
頭の芯が熱くなるほどの衝撃が脊髄を駆け巡る。
脳みそが溶けるのではないかと思うほどの甘い刺激。

蜘蛛は自らの生命を振り絞るかのように体を激しく揺さぶった。
どくん、熱い何かが私の中に流れ込んでくる。
体が激しく仰け反り、頭の中が真っ白になるかと思えるほど痺れた。
そのあと、ようやく息を吸いこむと私は肩で荒く息をした。
溜まりきった疲労と、これ以上ないという幸福感。
私はゆっくりと意識を手放した。



目が覚めたとき、お腹の上で小さな蜘蛛が死んでいた。
私はお腹の上の蜘蛛を払いのける。
「私は・・・魔法少女マジカル・ストーム。」
ストームは生命の尽きかけた蜘蛛の媒介者を捨て、
若く健康的な生命力の溢れる少女を媒介者に選んだのだ。
紡がれたルーンにより、少女の体がふわり浮かぶ。
「さあ、今日は何処で暴れようかな?」
ストームの力は強大だ。
この世界の一部を破壊することなんて造作もない。
ストームを滅ぼす存在が現れるまで、ストームの天下は揺るがない。
641名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 16:19:14 ID:2kTwVjMY
↑続きマダー?
642名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 16:32:00 ID:/S477MIG
催促はえーよw
かなりいい感じなんだから、こっちはとりあえず裸になっとけばいいじゃん
643名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 23:25:29 ID:UAFLwNHh
GJ!…なんだけど…幼女ヒロイン物らしさがあまり感じられないような…
644名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 08:03:09 ID:ZkaxrmNG
>>643
魔法幼女ではないからね。
あくまでも魔法少女。
でも良質SSだよ。GJ!
645名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 16:12:42 ID:VYxuNihD
魔法少女スレに帰れよ
あっちではウケる自信がないからって、こんなところに逃げてくるな
646名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 16:19:35 ID:JtElgwmg
さあ、いよいよ始まりました
647名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 16:53:36 ID:cEQ0J1aP
相手にするなよ
648名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 17:37:23 ID:VN6oLRSJ
だいたい魔法幼女なんてあまりに狭すぎるからここはこれで閉鎖。
続きは本スレか総合でいいんじゃないか?
649名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 17:38:34 ID:oB2YCz71
魔法幼女?
いつから魔法モノ限定になったんだ
650名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 17:44:10 ID:VN6oLRSJ
※訂正
魔法幼女×→幼女ヒロイン○
651名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 00:18:22 ID:cOH6SU6g
わざわざ訂正しに来るなよ。無様なやつだなw
652名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 10:03:31 ID:Jt9elE70
アッチャー…
『下手でもいいから』って言葉を頼りにチマチマ書いてたら、ちゃんとしたのが投下されてたよ…
653梅レスですが…:2007/12/08(土) 10:04:31 ID:Jt9elE70
避難が完了した、ガランとしたオフィス街の上空に、光沢のある黒のボディースーツに身を包んだ
小さな少女が、淡い光に包まれながら浮かんでいた。
北欧系の母親譲りの、プラチナブロンドのツインテールが、時折軽やかに風にたなびく。
その澄んだ青い目に、前方約50mの空中に浮かぶ、白のボディースーツ姿の少女が映っている。

「ワルーシア!今日こそ決着をつけます!覚悟しなさい!」
白の少女が、ビシッと黒衣の少女に指を突きつける。勇ましいが、可愛い声なので迫力は今一つだ。
ワルーシアより更に小柄な彼女の、肩までの艶やかな黒髪と、張りのある黒々とした大きな瞳が陽光に
きらめく。
黒衣のワルーシアも、白磁の人形のごとく整った顔に微笑を浮かべ、綺麗なソプラノで応酬する。
「さあて、白騎士レンさん、そううまくいくかなあ。ゴーリキ!!」
「ハハアッ!」
彼女達の眼下で、まさにゴリラと見まごうばかりのゴツい男が、仁王立ちになっていた。
「…あれ、いつも出てきてはヤラレるだけのオジサンじゃない」
と、レンがかなり失礼な発言をするが、確かにいつもその通りなので仕方がない。

「フフフ、今日の私は一味違いますよ。あと、『オジサン』は止めてもらえないかな」
「そういうのにこだわっちゃうとこがオジサンだと思うんだけど…」
つぶやきながら差し出したレンの手の平が、白い光で包まれる。
「どっちにしても、悪いヤツはやっつけるだけ!ホーリースフィア!!」
直径2mほどにまで膨れ上がった光球が、矢のように男に襲い掛かる。

男は頬をバシンと叩いて気合を入れると、無謀にも、真正面からその光球を受け止める体勢をとる。
『あ、バカゴリ!ムチャだよう!』思わず胸がキュッとなるワルーシアをよそに、彼は大声で叫ぶ。
「カーネージウェッブ!」
彼の腕のプロテクターから、黒い網が幾重にも打ち出され、迫る光球を包み込む。
男の太い腕が、その網ごと光球をガッシ!と受け止めたが、見る間にズルズル押されていく。
「ウォォォッ!ケルベロスファング!」
コンバットブーツのプロテクタから、バン!という激しい破裂音とともに太い鉄杭が地面に射出され、
大地に深々と食い込む。男の後退速度がグッと落ちる。
「ワハハハ!備えあれば憂いなァァァァ……」
一瞬ナイスキャッチかと思いきや、結局光球は何事も無かったかのように飛び続け、男とともにビルの
壁をぶち破りながら、何処へか姿を消してしまった。
後には、すっぽ抜けた2つのブーツが、地面にガッチリ食い込んだまま取り残されていた。

「…まあ、今日はなかなか頑張ったかな…」
とニッと笑うと、ワルーシアはいきなり急降下を始め、レンもすかさずそれを追う。
レンをバックアップするサイキック研究所のVTOL機が、かなり離れた位置でホバリングしながら、
その様子を逐一モニターしている。
だが、もつれ合うようにビルの林に突入した二人のあまりの高機動振りに、肉眼はおろか、センサーで
さえあっさり行方を見失ってしまった。
654梅レスですが…:2007/12/08(土) 10:05:32 ID:Jt9elE70
疾風のごとくビルの間を縫って飛ぶワルーシアめがけ、レンが腕を突き出しながら叫ぶ。
「ハウンドオブヘブン!」
その手から放たれた数本の光の矢が、複雑なマヌーバを繰り返すワルーシアを執念深く追跡し始める。
だが、そのどれもが、まさに彼女を直撃する寸前に紙一重でかわされ、あるものはビルに大穴を穿ち、
あるものは路上の車を粉々に破壊してしまう。レンの顔に焦りの色が浮かぶ。

「わ!セイギの味方なのにいっけないんだ!じゃ、今度は私の番!」
空中で瞬時にほぼ静止という、ワルーシアの特技であるG制御に対応しきれず、レンは彼女を追い越し
てしまい、一転追われる立場になる。
「よーし、ナイトフォール!」
ワルーシアの手から放たれた黒い帯状のエネルギーがシュルシュルと伸び、レンの必死の回避運動にも
関わらず、みるみる彼女を覆う光の繭に巻き付き、それを完全に覆ってしまう。
その膜は、視界のみならず、エクストラセンスも妨害するため、レンは完全に身動きが取れなくなって
しまう。
「さーて、どう料理しよっか…アッ!!」
何の前触れもなく、レンを覆う黒い球が薄れはじめ、あっという間に空中に霧散してしまう。
ワルーシアの体を覆うシールドも、不安定に明滅し始めている。

幼くとも百戦錬磨の白騎士が、そんな隙を見逃すはずが無い。
再びレンの放った光の猟犬が、今度は過たずにワルーシアを直撃した。
「キャァァァ!!」
シールドを破られこそしなかったものの、弾き飛ばされたワルーシアは、鏡のような大きなガラス窓を
突き破りながら、背後の高層ビルに突入してしまう。
「やったあ!!」
レンが白い光跡を残しながらクルクルと宙を舞う。

「ワルーシア様ぁぁ!」
大声で叫びながら、ゴーリキの巨体が、まだモウモウと埃と破片が舞う部屋に転げ込んでくる。
高層ビルの最上階近くなのに、なかなか素早い。
「…イタタタタ…」
瓦礫の山の中から、か細い呻き声が聞こえてきた。
ゴーリキは飛ぶように駆け寄り、ガラクタの中から小さな黒衣の少女を難なく掘り出す。
「ワルーシア様、ナノマシンの補充をしませんでしたね」
男は、埃まみれの彼女を大事そうに抱え上げながらも、いきなり小言を浴びせる。
ワルーシアが、小さな体を更に縮め、蚊の鳴くような声で言った。
「…だ、だって、あんな痛いの、自分で何本も打つなんてできないもん…」
窓の外には、腰のポーチから取り出した大きな注射を自らの腕に刺し、半ベソ顔でナノマシンを
補充するレンの姿が浮かんでいた。
655梅レスですが…:2007/12/08(土) 10:06:41 ID:Jt9elE70
彼女達が打つ注射には、何種類かのナノマシンが混合されていたが、中でも一番重要なのが、全身の
細胞のサイコパワーを引き出し、サイキック能力を飛躍的に高める機能を持つものだった。
善悪それぞれ研究・開発にしのぎを削っているのだが、効果が高いものほど稼動時間が短く、戦闘が
長引けば途中での補充を余儀なくされるという欠点は同じであった。

ゴーリキが、太い指で頭をポリポリ掻きながら、困り顔で言った。
「…まあ、ついさっき、一気に大量のナノマシンを注入する方法もリリースはされたんですが…」
「え、ほんと?やったあ!…っていうか、その分、数倍痛いとかじゃないんでしょうね」
「エッ?!…まあ、何と言うか…とにかく場所を変えましょう。どっかいい所あるかなあ…」
と、男は彼女を腕に抱えたまま、その巨体からは想像もつかないスピードで部屋を飛び出しつつ、脳を
ネットとリンクさせ、周辺を検索し始める。

「おー、なかなかオシャレな造りですねえ」
と言いながら、ゴーリキがそっとワルーシアをベッドに座らせた。
彼がネットで見つけた、同じビルの1階にある、「リラクゼーションマッサージ」と看板を掲げた店の
アジアンテイストな内装を、彼女がキョロキョロ不安げに見回す。
「…な、何でこんなとこに…」
「あのー、ワルーシア様。さっきも言ったとおり、どうもあなたのピンチに反応して新機能が解放
されたようなんですが…いやあ、どうしようかなあ」
「何もったいぶってるの、早くしなさいよう!」
「うーん…まあいいか!」
と彼は思い切ったように言い、手早く服を脱ぎだした。
「キャアッ!な、な、何してんのよヘンタイッ!」
整った白磁のような顔を瞬時に真っ赤にしたワルーシアが、パッと両手で顔を覆ってしまう。

全裸になった男の股間からは、脈打つ逞しい男根が、天を突くかのように屹立していた。
男は、それを片手で軽くしごきながら、平然と言った。
「…これで、あなたの胎内に、直接大量のナノマシンを注ぎ込むんです」
口ではもっともらしい事を言いながらも、男の目には明らかに欲望の色が浮かんでいた。
「イヤ…イヤア…」
目を堅く瞑り、金色の頭を振りながら弱々しく抵抗の声を上げるワルーシアは、いきなり強く
抱きしめられ、その桜色の唇を激しく吸われても、ただ喘ぐ事しかできなかった…

彼女の父親であるドクター・ワルーダと、その助手であるゴーリキは、ある実験中に起きた大爆発に
巻き込まれ、ワルーダは跡形もなく吹き飛び、ゴーリキもほぼ即死に近い状態で瓦礫の中から発見
された。
だが、ゴリーキの著しく損傷した体は、アジトのメインコンピュータ「イブルニブル」の指示で、多く
の部分が人工物に置き換えられ、彼自身の強靭な生命力も手伝って、何とか命を長らえたのだった。
だが、なぜかそのゴーリキの体内のパーツには、ブラックボックスが数多く含まれていた。
イブルニブルを問い詰めても、ただ沈黙が返ってくるだけで、詳細は全く不明。
その後、それら機能は、何かのきっかけで、または何の前触れもなく突然動き出し、周囲を、そして
何より本人をビックリさせ続けている…
656梅レスですが…:2007/12/08(土) 10:07:22 ID:Jt9elE70
「…アア…もう…イヤア…」
充血したグショグショの秘裂から、ゴーリキの太い舌がズルリ…と引き抜かれる。
抵抗も空しく、あっさりボディースーツをひん剥かれてしまった彼女は、その極めて狭い未開の肉洞を、
男のヌメる長々とした舌で、もう30分近くも丹念に犯され続けていた。
そのゴツい体に似合わぬ、繊細で巧みな舌使いもまた、隠されていたデータの成せる技か。
ワルーシアの虚ろな眼差しと、激しく痙攣する小さな尻、そして小さな膣口がヒクつきながら流しだす
愛液の量が、彼女の幼い体を幾度となく襲った快感の凄まじさを物語っていた。

「…ゴリのバカァ…ヘンタイ…」
ゴーリキは、ボウっと霞んだような目で恨み事を言う彼女に優しくキスをすると、そのか細い足を更に
大きく開かせ、張り詰めた大きな先端を彼女の幼い入り口にグッとあてがう。
彼女は怯えるような表情を浮かべたが、男は一気に体重を掛け、桃色の秘肉をメリメリと限界以上に
押し拡げながら、一気にズルリとその巨大な先端部分を収めきってしまった。
あれほど念入りに入り口をほぐされてもなお、男のその部分は余りに大き過ぎた。
彼女は、まさに身を裂くような激痛と、ドクンドクン脈打ちながら、有り得ないほど彼女の胎内を
拡げている圧倒的な存在感に、言葉を発するどころか、呼吸さえ出来なくなっていた。

ゴーリキは、自分のペニスが、美しくも幼い女主人を壊してしまうのではと恐れながらも、それを彼女
のキツい内部により深く捻じ込もうとする、自分の腰の浅ましい動きを、どうしても止める事が
できなかった。
彼の頭の中からは、すでにナノマシン注入などというお題目は完全に吹っ飛んでしまっていた。

だがその時、彼のガマン汁に含まれていた勤勉なナノマシン達は、すでに黙々と活動を開始していた。
それは、メインのサイコパワー系等ではなく、いつもはサポート役の身体保護系のものだった。
彼らは、ワルーシアの傷ついた粘膜の出血を止め、治癒を始めるとともに、痛覚だけを鈍麻させていく。
極太の男根と、その容赦ない抽送にめくれ上がる、幼い花びらに付着する破瓜の血が徐々に減り、
ついには、どんどん溢れ出てくる愛液に紛れて見えなくなってしまったのは、まさに彼らの働きに
よるものだった。

ワルーシアは、男の逞しい体に必死ですがり付きながら、完全に混乱していた。
ついさっきまでは、ゴツゴツした男の分身が、彼女の内部を強く擦り上げるたび、悲鳴さえ出ない程の
激しい痛みが彼女を襲っていた。
だが今は、長大なそれが、本当に先が口から飛び出るかと思うほど深々と彼女に突き込まれてくると、
気がヘンになりそうなほどの甘い刺激が全身を痺れさせ、気付くと、自分の小さな尻が、彼をもっと
奥に迎えたがっているかのように、グッと突き出されているのだ。
「…私じゃ…ないもんッ…バカゴリが…ヘンな事するから…ンッ…アン!…」
「…す…すいま…せん…でも…す…す…好きなんです!…ワルーシア様…大好きなんですッ!」
「エ?…バ、バカ!…お前…こんな時に…アッ…何…言って…アヒィ!…」
「ワルーシア様ッ…ワルーシア様ッ!」
ゴーリキが彼女の小さな尻を抱え込み、剛柱をズボズボ激しく突き込みながら、強く彼女の唇を吸う。
ワルーシアも激しく喘ぎながら、夢中で男の唇を吸い返していたが、不意に彼の分身が膨れ上がり、
彼女の最奥で爆発するかのように大量の精液を放ったのを感じ、反射的に体をビクンと仰け反らせた。
ドクリ、ドクリと果てしなく流し込まれる熱い迸りが、あっという間に胎内を満たすのをはっきり
感じながら、彼女はさっき彼の舌でイカされた時とは比較にならないほどの圧倒的な快感に、その
小さな体を激しく痙攣させる。
ふと気付くと、彼女の全身はじんわりと熱を帯び、溢れんばかりの力が湧き上がりつつあった。
657梅レスですが…:2007/12/08(土) 10:08:27 ID:Jt9elE70
「もお、ワルーシアったらどこ行っちゃっ…アッ!」
彼女を探して飛び回るレンの目の前に、突然フワリと黒衣の少女が現れた。
だが、明らかにその様子は変であった。
表情は、まるで魂を抜かれたかのようにトロンとしているのに、今までとは桁違いのパワーが、全身
からオーラのように放射されている。
彼女が物憂げにレンに向けて片手を差し上げた途端、全く何の気配も無く、超高密度のエネルギー弾が
放たれた。
レンは、辛うじてかわしたそれが、多くのビルを繰り抜きながら、全く代わらない威力と速度のまま視界外に飛び去る様子に背筋を粟立たせながら、シールドを幾重にも重ね、前面に集中させた。
しかし、ワルーシアが無造作に放った第2弾、第3弾が、それを難なく削り取っていく。
「え?なにコレ?!なんなのよ!!」
レンは、ワルーシアの攻撃のあまりの威力に、激しく集中力を乱される。
そこに運悪く、ナノマシンの限界時間越えが重なり、彼女のシールドが急激に不安定になる。
そこを狙うかのように指をスッと伸ばしたワルーシアの視界が、大きな破裂音とともに突然真っ白に
染まった。

彼女のピンチを見て取ったVTOLが、音響閃光弾の弾幕を張りながら真上から突入してきたのだ。
能力者にとってはおもちゃ以下の代物だが、不意を突けば一瞬の目くらましにはなる。
ワルーシアが視界を取り戻した時には、垂直降下中にレンを回収するという超荒業を見せたVTOLが、
追撃を避けるべく、ビルの林に隠れるように飛び去っていくところだった。

今の彼女には、実はビルの2つ3つごとその機体を粉々にするのは容易い事だった。
だが、蛮勇とさえ言える先刻の見事な救出劇と、未だ彼女の腰に残る深く甘い痺れが、
「ま、いっか」
とその手を気だるげに下ろさせた。

ワルーシアはクルリとターンすると、眩しげに手をかざしながら空中の戦いを見守っていたゴーリキに
向かって隕石のごとく落下し、「ネメシスキック!!」と叫びながらその胸にマジ蹴りを叩き込んだ。
彼は、背後のビルの壁に大の字の穴を残し、またも姿を消したが、数分後、
「ゴホッゴホッ!何するんですかーワルーシア様ぁ」
と咳き込みながら、ホコリまみれでその穴からノソノソ出てきた

「もう…もう…この…エロゴリラ!!」
「エ?!あー、そのお、すいませんでした。完全に我を忘れてしまいまして…」
「…だ、大体何なの『大好きだー』って。あんな時に言う事無いじゃん…」
と、彼女が金色のツインテールの先をクルクルいじりながら、赤らんだ頬を隠すかのようにうつむいて
ブツブツ言う。
だが、ゴーリキの耳には入らなかったらしく、彼は鼻を膨らましながら言葉を続けた。
「まあ、あの注入法が有効なのはわかりましたので、次は色んな条件下で実験をしなきゃいけません。
連続注入とか、様々な体位。時間帯も変えて、朝、昼…は学校があるか。それから、お眠りになって
いる間にも…」
「このドヘンタイ!」
バシンと男の頬が鳴る。
「あ痛!…あ、ス、スイマセンつい…確かにあんな事、しかも私なんかと…ハハハ…そりゃそうですね」
MAXだったゴーリキのテンションが、みるみるMINに下がっていく。
「え、あの、別にそんなイヤってわけじゃないけど…じゃなくて!イ、イヤだけど、ほら、パパの
ヤボウをかなえるためなら…まあ…しょうがないかなあ…みたいな」
彼女は真っ赤な顔でまたうつむいてしまう。その唇から、聞き取れないほどのつぶやきが漏れる。
「…でも…やさしくしてくんなきゃ…ヤダ…」
ゴーリキの顔がボン!と赤くなり、またもテンションMAXで彼女の小さな体を抱え上げてしまう。
彼は、彼女を今この場で立ったまま、ご希望通りやさしく貫いてしまいたいという衝動と、必死で
戦っていた。
658名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 10:10:47 ID:Jt9elE70
終わり

ここまでくれば埋められるんじゃないでしょうか
659名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 10:22:02 ID:1hmw23U1
ゴミみたいなSSモドキでスレを汚すなよ
660名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 11:29:53 ID:RucwZLBw
>>658
よくやった!
661名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 12:17:41 ID:gt89mOF1
>>658
まだだぁまだ足りねぇ…

WKTKで全裸待機に入りました。
662名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 12:30:47 ID:SpLMy2eh
>>658 乙!
ほ、ほしい、残りの16kが喉から手が出るほど・・・!
ストームさんに好評だったので、書く気のなんかったマジカルストームの続きを2編ほど。
こんな釣り針にストームが釣られるクマー!?
嬉しかったんです、魔法少女のMはマゾのM、叩かれ罵られるほどに燃え上がる!

いや、嘘です、ほんとはすごく打たれ弱いんです・・・。

アッー!?
663名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 13:01:53 ID:utdl5W8c
誰が書いたか一目で分かるのが笑えるな
逆襲のためとは言え、自演乙は惨めすぎるぞ
664名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 13:57:50 ID:VYCLx0QT
魔法スレと区別つかないし、書いてる人も同じくさいが、わざとやってんの?
665名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 16:05:53 ID:GNEXNojg
凄い勢いで荒らしキタコレ!w
負けるな作者さん!なんなら俺とアンタと荒らしで新スレでもやっていける!w
ってかこれって荒らしなりのGJ!なんじゃね?
作品投下を楽しんみに待ってる俺より反応速いってどんだけだよw

と言う訳で作者さんも自演云々をマジに取らないように
666名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 16:42:59 ID:BI022Q4s
突撃!ミーナの復活を待っている。
667名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 16:43:57 ID:jeGAm2mI
シックスセンスのブルース・ウィリスみたいな奴だ
668名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 18:41:36 ID:GZ1agGph
投下がある限り、荒らしが必死になっても滑稽なだけだなw
荒らしに負けて作家がいなくなってしまうと、どうしようもなくなるが
作家さん、がんばれ
669名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 22:59:17 ID:Nn9qKdCq
フェアリーテイルの人は負けちゃったからな
あの人が負けた宣言をするまでは、馬鹿が一人張り付いているだけで、投下は続いてたし
今いる人たちには負けずに頑張ってほしい
670名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 23:20:45 ID:YHyHo8Gs
ミーナはとっくに別スレで復活してるだろ
誘導できないけど
671魔法妖女マジカルストーム1:2007/12/09(日) 00:01:54 ID:2fqeGWm+
「ほんとにあんな小さな子がストームなんですか?」
風に乗って声が聞こえてくる。
「ええ、間違いなくあの子がストームよ。」
この声には聞き覚えがある。
「で、でも、どう見ても私より年下ですよ?」
この声には聞き覚えがない、でも多分この子が新しい媒介者だろう。
「油断しないで、あの子は本当は貴方よりもずっと年上なんだから。」
私はお喋りに夢中な二人の背後から声を掛ける。
「人を年増みたいに言ってくれるじゃない、馬鹿妖精。」
お喋りな妖精に思いきり冷たい視線を送る。
私がストームになった原因、私を見捨てて逃げたあの時の事は絶対に忘れない。
そして、その隣にいる女の子に「初めまして。」と、にっこりと微笑んだ。
黒い癖毛のよく似合うお人形のように可愛いい子だ。
まあ、この子からすれば私が年増なのは間違いはない。
見た目を別にすれば、だけど。
「今度はどんな純情な子を引っ掛けてきたのかな?」
できるだけ幼女っぽく、私は少女の背後に隠れた妖精に笑いかける。
少女の背後でお喋りな妖精が囁いた。
「ストームの言うことなんか真に受けちゃだめよ。」
妖精を庇うようにしてその前に立つ少女。
その視線は油断なく私を見つめている。
今度の子は随分とまともな教育を受けているようだ。
「それで、お姉ちゃんは何しに来たの?」
私はにっこりと少女に微笑んだ。
確かに少女には魔石の力を感じるが、何の魔石かまでは私にはわからない。
「わ、私は魔法少女シャイン!」
少女は少し恥ずかしそうに名を名乗った。
魔法少女などと自ら名乗るのはよほど頭が切れてないと難しいものだ。
「貴方の持っている魔石ストーム、回収させて頂きます!」
少女はルーンを紡ぐと、体が光輝きふわりと宙に浮いた。
その浮き方は風の力で宙を舞っている私と違って無理がない。
これだと機動力は向こうに分がありそうだ。
私もルーンを紡ぎ、体を宙に浮かばせる。
風が私と少女のスカートをばたばたと巻き上げる。
少女がルーンを紡ぐと光の玉が少女の近くに現れる。
続けて、少女はルーンを紡ぐ。
光線が尾を引くようにして私の右肩を貫いていた。
風の防壁を張っているにも関わらず、だ。
焼けるような肩の痛み。
それは比喩ではなく本当に焦げていた。
レーザーで貫かれた右肩は、焼けているために出血はない。
私の右腕がだらりと力なくぶら下がる。
右腕はかろうじて指先が動かせる程度にすぎない。
風の防壁を物ともしないその力に私は戦慄を覚えた。
「降参してください。」
少女は少し辛そうな顔をしてそう言った。
生身の人間を傷つけるのには抵抗があるらしい。
だけど、それは絶対の高みに立った人間のみが言っていい台詞だ。
冗談ではない、私はまだ負けてない。
「い、や。」
私はくすりと笑うと、かろうじて動く指先でルーンを紡ぐ。
巻き上げた旋風が少女に襲いかかる。
少女は素早く私から距離をとることでその攻撃を回避する。
いい判断だ。
ストームの力は遠距離ではあまり強い力を発揮できない。
だけど、シャインの力は遠距離でもその威力が落ちることはない。
・・・この勝負、私には圧倒的に不利だ。
少女はルーンを紡ぎ、数多の光球を少女の周囲に作り出す。
これだけの光球に貫かれてはいくら何でも負けだろう。
まず五体満足ではいられない。
672魔法妖女マジカルストーム2:2007/12/09(日) 00:02:59 ID:2fqeGWm+
「これが最後です、降参してください。」
数多の光球が目に眩しい。
その眩いばかりの存在が私の眼には目障りだ。
「何度でも言うけど、絶対にご免よ。」
私は最後の足掻きにルーンを紡ぐ。
ごうっと私を覆う風が僅かに力を増した。
「そう、ですか・・・。」
閉じられた少女の目が開かれる。
その目には強い決意が篭められているように見える。
私を殺してでもストームを奪い取る。
そんな強い覚悟が。

私は覚悟を決めて、瞼を閉じる。
少女の目には私が諦めて目を瞑ったように見えただろうか。
瞼を閉じていても、閃光が私に向かって放射されるのが分かった。
私は目を開く、体を走る痛みはない。
つまり、レーザーは一本たりとも私に当たりはしなかった。
少女の目が驚愕に見開かれている。
目の前にうっすらと見える水の膜、それがレーザーの軌道を逸らしたのだ。
風の力で光は曲げられない。
だけど、水の層を通った光は屈折する。
その原理を私は利用した。

私はルーンを紡ぎ、水の膜を少女に向かって打ち出した。
水の膜が少女に当たり、ばしゃっと弾けた。
一瞬、相手を怯ませられればそれで充分だった。
重ねてルーンを紡ぎ、最大の風力を持って空を駆る。
私は少女に体当たりを食らわせ、そのままビルの壁に叩きつけていた。

恐らく一瞬、気を失ったのだろう少女の体から光が消える。
ずるりとビルの壁から落ちそうになった少女の腕を左腕でしっかりと掴む。
そして、ルーンを紡いで風を起こし、ビルの屋上にふわりと着地した。
「あ、ありがとうございます。」
意識を取り戻した少女は命の恩人である私に呑気にお礼を言った。
「ううん、気にしなくていいよ。」
「だって、私をこんな目に合わせてくれた悪いお姉ちゃんにはお仕置きをしないとね?」
私はにっこりと笑ってルーンを紡ぐ。
ずぶりと少女の体がコンクリートに沈み込む。
更にルーンを紡ぎコンクリートを元に戻す。

トランスとウォーターの力の融合。
変化の力により、物質を液状に変化させる。
力にはこういった使い方もある。

これでルーンを紡ぐことは愚か、抵抗することさえできない。
手足をコンクリートに埋め込まれた少女はアートのように見えないこともない。
「あ・・・あ・・・。」
手足を拘束された少女が浮かべるのは恐怖の表情。
私は少女の卵のような感触の頬を左手で撫でながら語りかける。
「大丈夫だよ、お姉ちゃん、痛くはしないから。」
それは天使のような笑顔だったはずなのに、なぜか少女はますます恐怖に顔を引き攣らせる。
「ほら、怖くない、怖くない。」
耳元で囁くようにして唇を少女の首筋に這わせる。
私の八重歯は少女の柔らかな首筋にぷつりと突き刺さった。
「ひああ!?」
少女の体がぶるりと震える。
身体が熱くてたまらないのだろう、少女の口からは熱い吐息が漏れ始める。
「あれ〜? お姉ちゃんパンツ濡れてるよ?」
私は少女の体液の染みたそこを指先で軽くなぞる。
じんわりと少女のパンツに染みが広がっていく。
673魔法妖女マジカルストーム3:2007/12/09(日) 00:04:04 ID:2fqeGWm+
「もしかして、お漏らし?」
私は少女を辱めるようにしてくすくすと笑う。
「ち、違います!」
顔を赤く染めた少女はぶんぶんと激しく首を振って否定した。
なぜそこが濡れるのか少女にはわかりもしないだろう。
「これはね、気持ちいいとこうなっちゃうんだよ。」
言いながら少女のそこを優しく撫でる。
ぐっしょりと濡れたそこは、はっきりと少女の形を浮かび上がらせてしまっている。
「んっ・・・くっ。」
私の指が動く度に、少女の口からは途切れ途切れに息が漏れる。
経験のない女の子がこうなってしまうのだから毒の力というものは凄いものだ。
「ほ〜ら、垂れてる、垂れてる。」
私は少女の下着を横にずらしてくすくすと笑った。
そこからは愛液がとろりと溢れ出していた。
次の行為に進もうとして、私はハタと気づいた。
片手ではパンツを抑えながら触るのには無理がある。
私はルーンを紡ぎ、パンツの一部を液状化させた。
パンツはするりと音もなく少女の身体を離れる。
「じゃーん。」
まるでマジックを見せるかのように少女に脱がせたパンツを見せつける。
少女の見せる恥ずかしそうな表情が私には堪らない。
「ふあっ!?」
つぷりと私の指先が少女の中に入り込む。
少女の顔に少し怯えが走る。
普段は触りもしない場所に指を入れられているのだ。
それは恐怖以外の何者でもないだろう。
「やっ・・・いやっ・・・。」
少女があまり怖がらないように、ゆっくりと指を動かす。
すぐに少女の顔からは怯えは消え、その表情は快楽に飲み込まれる。
利き腕ではないために微妙な動きはできない。
けれども、毒の回った少女の身体は想像以上の反応を引き出してくれる。
「ひゃうっ!?」
少女の可愛らしいお豆を指先で軽くつつく。
毒のおかげでどんなにきつく触ったとしても恐らく痛みはないだろう。
「あっ・・・ひあっ!?」
私の指が動く度に、少女は壊れた玩具のように喘ぎ声を紡ぎ続ける。
「んはあっ・・・。」
とろんとした少女の表情はもはや快楽に溶け切っていた。
何をしても喘ぐ以外の反応は見せてくれそうにはない。

「・・・飽きちゃった。」
私はぐちょぐちょに濡れた少女の下のお口に彼女自身のパンツで栓をして、ルーンを紡ぐ。
「うあああぁ・・・!?」
ぽっこりと彼女のお腹が膨らんでくる。
彼女のお腹の中はルーンで生成された水で満ちている。
「ほ〜ら、洗濯機、洗濯機。」
続けてルーンを紡ぎ、風を発生させる。
「あーーーーーっ!?」
びくびくと少女の身体が痙攣する。
お腹の中をストームの力で直接かきまぜられたのだ。
それはたまらない感覚だろう。
カツン・・・。
少女の身体から飛び出した魔石がコンクリートの上をコロコロと転がった。
ぐったりと力をなくした少女にもう用はない。
ルーンを紡ぎ、風の力で交番の前にでも捨てておいた。
「次は何をしようか・・・?」
私は一人呟いた。
勝利は私に何も与えてはくれない。
一瞬の高揚の後に残るのは虚しさだけだ。
そんな虚無の中、風だけが私を優しく包み込んでいた。
674魔法妖女マジカルストーム:2007/12/09(日) 00:04:53 ID:2fqeGWm+

「お姉ちゃん、また虐められたいの?」
私の目の前に立っているのは、魔法少女シャインと名乗った少女だった。
癖のある黒髪が風にたなびいている。
「魔石ストーム、回収させて頂きます。」
新しい力を手に入れたのだろう、少女の目には少しの迷いもない。
ルーンを紡いだ少女は無造作にその足を進めてくる。
あれほどの敗北を喫したというのに少女の瞳は自信に満ちていた。
心理的な恐怖が私の心に襲いかかってくる。
私はルーンを紡ぎ、風の防壁を作り出す。
何人をも退ける、風の力。
少女はその暴風の中に足を踏み込んでくる。
身体に当たる砂塵の痛みが私にまで伝わってくる。
比喩ではなく、私は間違いなく彼女の痛みを感じてしまっていた。
「こ、これは・・・?」
私はルーンを紡ぎ、風の防壁を解除する。

「シンクロの魔石、お互いの感覚を繋ぎました。」
「貴方の痛みは私の痛み、私の痛みは貴方の痛みです。」
「前の戦いの時、ストームさんは必要以上に私を傷つけなかった。」
「本当は誰も傷つけたくはないんですよね?」
「ただ、ストームさんは力に踊らされていただけなんです。」
「だから、もうやめてください。」

少女が私の身体を抱きしめていた。
私を包む少女の暖かさ、少女の感じる私の暖かさ。
それが、シンクロの力により同時に感じさせられる。
暖かかった。
ぽろぽろと私の目から涙がこぼれ落ちる。
カッ、カッ、カツーン!
私の身体から魔石がこぼれ落ち、私の身体は元に戻っていた。
コロコロと転がる魔石を妖精が拾い集めている。
少女は驚きの表情を浮かべ私を見上げていた。
いまや少女の身長は私の半分にも満たない。
「私みたいな大人が、あんな子供地味たことをしてて驚いた?」
私は少女の癖のある髪を優しく撫でる。
いえ、と、少女は首を横に振った。

「どうして、ストームさんがあんなに魅力的だったのか、やっとわかりました。」
「だって、ストームさんがこんなに魅力的な人なんですから。」

「・・・・・。」

「私のお友達になってもらえませんか?」
「これ、今回の件が終わったら、ずっと言おうと思ってたんです。」

「私のことを許してくれるの?」
「あんなにひどいことをしたのに・・・。」

「私、ストームさんのこと恨んでませんよ。」
「だって、あんなに優しくしてくれたじゃないですか。」

くすりと少女は笑った。
それは脅迫・・・なのだろうか?
白いようでいて黒い、この大人びた小さなお嬢さんは底が知れない。
魔法の力は失ったけれど、私は別の何かを得た。
それはきっと暖かくて、掛け替えのないものなんだと私は思う。
675名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:07:43 ID:2fqeGWm+
尺が足りないわけじゃなく、実力が足りませんでした。
次スレに禍根が残りませんように。
676名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:14:36 ID:H13mV/0K
乙です。
では露払いの役目、私が御引き受け致します。
677名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:47:27 ID:H13mV/0K
天井に裸電球が一つ。もしその高さから部屋を今、見る事が出来たらどうだろう。
「…………。」
狭い室内に二つの人影がスペース一杯に入り込んでいる。成長が良い幼女だから
背丈が店の御主人と丁度一緒ぐらいで顔と顔は今にもくっつきそうだ。
白いミニパンコスから大きく出た太腿に男のスラックスが直接触る。
「あの…」
息がかかりそうなので首を亀のように竦めながら不快な顔をしてみせた。
カチカチに固まった御主人の股間がスコートをくぐり、張り詰まったパンツに
触れると、腰を引いて拒絶した。
すると自分の膨らんだムネが相手の胸板に当たって押し潰される。その感触が
また反って御主人に火を点けてしまうことに…。
「ちょっ…いやでちゅ…」
まさに負の循環連鎖だ。

血走る御主人は視線を反らそうとせず、鼻の穴から息を噴き出し、後ろ手でドアの
鍵を急いでかけた。
「ち…ちょっと…せ、狭いんでちゅけど…」
「お嬢ちゃん…、知らなかったよ…」
「えっ?」
「変身したらこんなに大きくなるんだねえ…」
ついにばれてちまった?焦る心臓の鼓動で膝が自然と震え出してしまう。
678名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:51:08 ID:H13mV/0K
埋めtes
679名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 00:53:31 ID:H13mV/0K
(^q^)
680名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 04:08:57 ID:ekkKK0EW
>>670
マジか?今の流れじゃ確かに聞けないし…地道に探して見るよ。ありがとう。
681名無しさん@ピンキー
          |;;、;;;;;;;;// /,'' / l/  |/|/   ゙l  ヾ、゙i;;;;;;::::/ ここまではシナリオ通りだ
          /ヾ;;/ソ       ,  ,      ヽ l;;l"゙l
          '、 (ヾ,,===;;;;;;;,,,,,_`il,i゙__,,,,;;;;;=== ,/|lヽ l 
            ヽ、`||ヾi;'(:::::゙'゙:::/;;i=i;;;ヽ:::゙'゙::::)゙i;/ |l'ノ/
           /ヽ|l、 ゙i::;;;;/⌒⌒).ヾ..;;;;;;;;;;..ノノ/l.,/\
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