年中発情しているに等しい人間と違い、彼女はエルフ。その辺りの名残なのでしょう。
ちなみにガルーダ先生は精神の修養を積んでいるため何の問題もないのだとか。
彼女も人前で抑えることには慣れていますが、やはり一人になるとぶり返してきます。
「少なくとも…夜になるまでは耐えないと。"動き出したら"大変だわ」
図書室ですから、持ち出し禁止や生徒閲覧禁止の本も少なからず収められています。
そういう本は大抵魔力が封じ込められているため、目を離すと勝手に動き出すことがあります。
それらから生徒を守るのも、リディア先生の仕事の一つでありまして。
ガルーダ先生の例もあるので、そうそうさぼるわけにもいきません。
でも、春の初めに限ってはどうしてもうまく抑えが利かないようです。
果たしてこんな調子で夜まで保つのだろうか。…今度のため息は、本当に嘆息でした。
「よっ、と…」
昼ご飯を食べ終え、ユウとサツキは箒飛行の自主トレを開始しました。
飴のせいかは分かりませんが、結構うまくできているようです。
「いつもより上手じゃない。頑張ってるわね」
「えへへ…」
空中で箒に跨がりながら頭をなでなでされるなんてのは、ユウとサツキだからこそ。
周りにはあまり見えないので、人前ではできませんが。
「でも、飴のおかげだったりするのかなぁ…購買部のだから」
「そんなことない。それはユウの実力だよ。
まぐれだろうとそうじゃなかろうと、出せる力は実力って言うの。
胸を張って実力って自分で言えるようになるまでは、ちゃんと練習しないとダメだけどね」
「うん!」
さすがはサツキ、人の奮い立たせ方を心得ていらっしゃる。
その日のトレーニングは、首尾よく終了しました。
「結局、今日来たのはユウくんだけでしたね」
「そうね…」
ずずず、とすする音。どこから取り出したのか急須に湯飲み茶碗、お茶受けまであります。
「ユウくん、何かトラブったりしてないでしょうか…」
「さすがにそこまではワタシも分からない」
「無責任なこと言わないでください!…あとで様子を見てこよう…」
「…………」
ずずず、とすする音。つられてリエルもすすりますが、熱いのかすぐにやめました。
「ところで、滋養強壮って具体的にはどんな効果が?」
「読んで字の如く」
「それだけ?」
「…それだけ」
何だかすごく胸騒ぎがして仕方ないリエルなのでした。
そしてそれが正しかったことを、彼女は今夜身を以て思い知ることになります。
「…ダメだ」
皆が寝静まった、草木も眠る丑三つ時。
ユウは、サツキに添い寝されながらも一人眠れずにいました。
目が妙に冴えています。体も疲れておらず、むしろいつもより感覚が冴え渡っているほど。
目の前には、サツキの幸せそうな寝顔。いつもなら見ているだけで安心して眠れるのですが…
「むー…」
今日はどうもダメです。睡魔の気配すらありません。何か変なものを食べたりは…
「…あ」
していました。そう、あの飴です。他に食べたものはいつもと同じだったから、
原因はそれ以外に考えられません。しかし、どうしたものか。
この分だと徹夜しても大丈夫そうなのですが、することがありません。
サツキを起こすのも悪いですし。
「ん〜…っ」
サツキを起こさないように、ゆっくり慎重にベッドから脱け出ようとします。…が。
「んぅ…ユウ?どうしたの?」
いきなり失敗。ユウが動き出すのと同時にサツキも目を覚ましてしまいました。
二人で一人な今の状態では、特にサツキを置いてユウが行動するのはかなり難しいのです。
「いや、何か眠れなくて。眠くもならないし…どうしようかなって」
「そう…じゃあ、ちょっと散歩でもする?」
「いいの?」
ちょっと迷ったように聞き返したユウに、サツキはふわりと笑って頷きました。
安心したように笑うユウ…やっぱり真っ暗な中一人でというのは恐いのでしょう。
そんなわけで、二人は夜中のアカデミーに繰り出しました。
「明かりが点いてないと、こんなに雰囲気違うんだ…」
廊下も真っ暗。頼りは淡く光るサツキと、窓から差し込む月明り。今日は満月のようです。
普段は暖色の廊下が、今は寒色。月明りもあいまって、神秘的な印象を抱かせます。
昼は騒がしいくらいなので、静まり返っている外の風景もまた新鮮な感覚です。
「そっか、ユウは初めてだもんね。わたしはよくこの景色を眺めたりしてるから…」
「そうなの?」
蒼白の月明りを受けて、サツキの髪も不思議な色を見せています。
青くて、しかも夜空の青に溶け込まないその色は、景色に負けず劣らず綺麗でした。
「?」
「…綺麗だよ、お姉ちゃん」
「ふふっ、ありがとう」
自然と口から言葉がこぼれます。
サツキも、ユウの笑顔が見られて幸せそうです。
「ねえ、せっかくだから外に出てみない?」
「いいのかなぁ…」
「大丈夫よ。それに窓から見てるだけじゃ面白くないじゃない」
「うーん…」
珍しく興奮しています。綺麗だとユウに言ってもらえたのがよほど嬉しかったようです。
「ここ、見回りとかっていないの?」
「確かに言われてみればいないわね…他の生徒さんとすれ違うことはたまにあるけど」
「そっか…」
―耳に違和感。
「!?」
「どうしたの?」
「ごめんお姉ちゃん、ちょっと静かにして」
音になりきれない、微妙な空気の振動が、何故か今のユウには聞こえました。
「今の…どっちだ?」
誰かの叫び声を思い切りぼかしたような弱い音。
聞こえて来たのは右から。今の自分の向きに対して右にあるのは…
「図書室、かな」
「ねえ、どうしたの急に?」
心配そうに問うサツキに、ユウは落ち着いた表情で答えます。
「今、誰かが叫んだような気がしたんだ。どこからなのかは分からないけど…」
それが誰なのか、何に叫んだのかは分かりません。でも、ユウは確信していました。
頭ではなく直感が、体が告げていたのです。今の声は…
「きっと、助けを呼んでる」
一回死線をさまよっているユウは、もともとそういうものに対して敏感です。
だから、こういうことを言うのは珍しいことではありませんでした。
サツキが驚いたのは、ユウがいつになく落ち着いた顔でそう言ったことです。
そして言うが速いか、ユウは右向け右をして走り出してしまいました。
「あっ、ちょっと待って!」
サツキは半ば引きずられるような格好で後を追います。いつもと構図が丸っきり逆です。
「…どこだ…?」
意識を集中させながら、ユウは自分が凄い勢いで走っていることに気付きました。
霊体であるサツキがやっとついてこれるというスピードは、尋常ではありません。
「今日は、本当にどうしたんだろう…僕の体、何か変だ」
疑問に思いますが、今はそれよりもするべきことがあります。
あまりの速さにぼやけた視界の中にも、目的地ははっきりありました。
「うわっ、とっ、とと」
勢いを殺しきれず、ユウは半ば突っ込むように図書室に入ります。
生温い空気が、ユウと遅れて入ってきたサツキを出迎えました。
「これは…何?何でこんな粘ついた魔力が…」
「…きもちわるい」
ユウは微かな吐き気に口元を抑え、サツキは顔をしかめます。
明らかに、そこには何者かの人との接触を拒む意志が感じられました。
「リディア先生は?」
「分からない。でも…ここにいないのは絶対変だよ」
明かりが点いているのに、図書室には誰もいません。扉にも鍵はかかっていませんでした。
「ちょっと探してみようよ」
「何かあったのかしら…」
明らかに不自然な状況に首を傾げながら、二人はリディア先生を探します。
しかし、広さが広さなだけになかなか回りきれません。そのうえ、先生も見つかりません。
「はぁ…ここ…何でこんなに、広いの…?」
「すごいよね…初めてあちこち回ったかも」
疲れ切った様子のサツキ。ユウも息を切らしていますが、まだ動けそうです。
「…お姉ちゃん、大丈夫?」
「寝起きで、いきなり走らされ、ちゃったから、ち、ょっとキツい、かも…」
本当にダメそうな姉を見て、ユウは表情を曇らせます。…しかし。
「じゃあ、ここで休んでて。僕、もうちょっと奥に行ってみる」
「え?…ダメよ!何があるか分からないっていうのに!」
ユウの予想外の一言に、サツキは血相を変えました。
自分が目を離した隙に何かあったら、と思うのは当然です。その結果が今なのですから。
しかしユウは、表情を変えないまま言い切りました。
「今なら、一人でもできそうな気がするんだ」―と。
うなじがジリジリするのを感じながら、ユウは慎重に奥に足を踏み入れていきます。
空気がこもっているせいか、先へ進むほど少しずつ暑くなっていくような気がします。
さっきは微かだった吐き気も、今ではちょっとキツいレベルに。
いつの間にか慣れていたようで、手を口から離しても平気でしたが、不快感は消えません。
「司書室…こんな奥にあったんだ…」
そんな中で、彼は扉に突き当たりました。生徒の中でもどこにあるか謎だった司書室の扉です。
「開けられるのかな…」
試しにドアノブをひねって押してみます。開く気配はありません。もう一度。やっぱり開きません。
「鍵がかかってるのかなぁ…」
もう一回。今度はさっきより注意深く押してみます。
「?」
何となく、押し返される感触。何かでドアが抑えられているような感じでした。
「だれか…こ…いるんです…ぁ?」
そしてドアの向こうから微かな声。何かフィルターを通しているようにボケてはいましたが、
間違いなくリディア先生の声です。ユウは、ドア越しにも聞こえるように声を強めます。
「リディア先生、何かありましたかぁ?」
「ちょっと……ぱ…し…ここからで…れなく……ちゃ………」
よく聞き取れませんが、どうやら何らかの理由で中に閉じ込められてしまったようです。
司書室の扉はユウ側から押して開けるもの。ということは…
「扉の前に本が積み重なっちゃったか…中が魔力で飽和しているか…」
吐き気から考えると後者が有力です。ですが、前者の可能性もないことはありません。
逡巡は一瞬。ユウは普段からは想像もつかない速さで決断すると、一歩扉から下がります。
「本よりも、人の方が大事だから!…せーのっ!!」
ユウの一撃は、扉を蝶番ごと軽々と吹き飛ばしました。
「!?」
リディア先生の目の前を、何か巨大な長方形をしたものが吹っ飛んでいきます。
それは軌道上にあった棚に激突し、大音響と共に床に転がりました。
「え…とび、ら?」
リディア先生、目を白黒。普段のんびりしているだけに、貴重な光景かも知れません。
「あれ?吹っ飛んで…る?」
一方のユウも、扉の残骸とリディア先生とを交互に見比べて絶句しています。
彼からすれば、ただ破るつもりで扉に体当たりしたのに、扉が吹っ飛んでしまったわけです。
自分が全く予期していない結果になってしまったら、思考が停止するのも無理はないでしょう。
「リディア先生…その…大丈夫、ですか?」
それでも、ギリギリ残っていた機能で無理矢理口を動かします。
それがスイッチとなり、リディア先生の状況を把握しようとユウの体が駆動を始めました。
「あんまり、大丈夫じゃない、かなぁ…はうぅっ…」
上気した顔、潤んだ瞳。汗で服(布)は体に張り付き、いやらしいラインを作っています。
しどけなく棚にもたれ、表情は蕩けていて…
「…あれ?」
―顔がほてるのではなく、体が一気に加熱する感覚。そして、
どくんっ!
「んっ!?」
心臓が跳ね上がるような衝撃を感じ、ユウはたまらずその場に膝を突きます。
何かが体の中で暴れ回っているような、堤防が決壊したような、そんな感覚でした。
痛くも苦しくもないのですが、放っておくと体から何かが溢れてきそうです。
「なに、これ…」
さっきからずっと暑かったのは、周りではなく自分自身だったのか。
しかし、それを言葉にすることはかないませんでした。
リディア先生の体に触れようと勝手に動く腕を抑えるのに必死だったからです。
次第にユウは震え出します。体が自分の制御から離れていきそうな恐怖からです。
『なんで?僕の体に、何が起こってるの?』
泣きそうな声で搾り出した問いに、リディア先生は優しく答えます。
「ユウくんの魔力が、オーバーフローしているんですよ。暴走を始めちゃっているんです」
『どうしよう。僕、このままだと何か変になっちゃいそうだよぉ』
「怖がらなくても大丈夫。オーバーフローした分は勝手に外に出て行きますし…
私も、手助けしてあげます」
体を抱き寄せられ、リディア先生を下にして寝転びます。驚きで我に返りますが手遅れ。
『え、あの、ちょっと…先生?何をして…』
「私も、今ちょっと変なんです。だから…」
抜け出そうとしますが、きゅっと抱き締められてしまっていて、身じろぎするのがやっとです。
ユウの気が動転している間に、リディア先生はユウの顔に手をやり、ゆっくり引き寄せて…
「だから、ギブアンドテイクで…ね?」
ユウの唇を奪ってしまいました。何がギブアンドテイクなのか、全く分からないままでした。
「ふ、んむ…」
「んぁ…はむ」
体を重ね、激しく舌を絡ませる二人。
ユウの舌は惰性で動いているようなもので、ほぼリディア先生の一方的な愛撫と化しています。
しかしリディア先生も、自分がなんでこんなことをしているかは理解できていません。
ただ、それが心地よくてその行為に溺れているだけです。
発情しているのも理由ですが、最大の原因はユウです。
彼の魔力が暴走しかかっていることは前述の通りですが、
今彼の全身は、それを防ごうとフルに活動しています。
つまり、ありとあらゆる手段で魔力を体の外に放出しようとしているのです。
発汗しているのもそうだし、さっきからユウの声が変に響いているのもそれに起因します。
魔力の乗った声が言霊として働き、リディア先生の思考を塗り潰しているのです。
いくら先生でも、魔力をだだ漏れさせるくらいまで発情していては言霊を防げません。
そのうえさっきの扉を吹き飛ばした一撃の衝撃でリディア先生の魔力は霧散、
代わりに今はユウの魔力が部屋から溢れ出さんばかりという有様。
不幸な偶然が織り重なってしまった哀れなユウ少年に合掌。
…ある意味、幸せと言えないこともないのですが。
『んっぷ…ぁ、はぅ…せ、せんせ…っ』
「あつぅい…もうとけちゃいそうなくらい…」
リディア先生は本当に暑いのか、手で体をあおぎながら体に纏った服をするりと脱ぎます。
いつも講義の時たゆんたゆんしている胸が、ユウの眼前にさらけ出されました。
『ぁ、ぁぅ…』
かなり大きいのに、崩れることなく形を保っています。美乳という形容が相応しい胸です。
乳首は限界近くまで勃っており、リディア先生が既にかなり発情していたことを伺わせました。
しかし、ユウにそんなことを考える余裕はありません。倒れ込むように、胸に顔を埋めます。
「きゃん♪もう…いきなりそこなのぉ?」
『もう…ぼく、僕…我慢できない…!』
「ふふっ…」
リディア先生はとろけきった顔でユウの頭に手をやり、軽く引き寄せて押し付けます。
「いいですよ。好きなだけ、触ってください」
香水を付けているわけでもないのに、谷間からは不思議な匂いが漂ってきます。
ユウはその匂いにくらくらしながら、両手をゆっくりと両胸に伸ばしました。
「あっ、くぅん」
軽く触れただけでリディア先生の体は跳ねてしまいます。かなり敏感になっているようです。
初めは遠慮がちに、やがて大胆に。どういじると嬌声があがるのかをつかみ、それを反復。
「あん、あ、胸、いじめられちゃってるぅ」
ぐにぐにと揉んだり、乳首を指先で弄んだり。
意識していないが故にものすごくいやらしい手つきになっています。
「上手です、よ…もっと…ふぁあああん」
胸に吸い付くと、リディア先生はたまらず体を反らせます。
(こういうの、感じてるって言うんだっけ…)
自身の魔力に溺れてぼうっとした頭でそう考えながら、ユウは胸の愛撫を強めました。
今度は意識しているせいかさっきより幾分か拙い手つきになってしまいましたが、
その不規則な変化がリディア先生をさらによがらせます。
「ひぁっ、あ、んぁ、ユウくんはげしぃ…っ」
そして、胸に違和感。弄られる快感とはまた違う、何かが胸に集まっていくような感覚。そして…
「あれ、うそぉ…でる、やん、なにかでちゃう…でちゃうよぉぉぉ」
『っ!?』
ぷしゅっ。…両の乳首から、何かが噴き出しました。
片方の乳首を口に含んでいたユウは、噴出を舌で受け止めます。
(あ、あれ…?)
戸惑いながら飲み下すと、甘い香りが口の中に広がりました。
「はぁ、はぁっ…でちゃっ、たぁ…」
ユウは乳首から口を離して、喘ぐリディア先生の顔を覗き込みます。
『先生って…母乳、出たの…?』
「うーん…今までは、出てなかったけど…どうなんでしょう?」
これだけよがった後でも、首を傾げて答える表情はやはりリディア先生です。
「あん…っ!」
『…じゃあ、いっぱいしぼってあげる…』
「いい、ですよ…わたしのおっぱいみるく、いっぱい、だしてくださいぃ…!」
そして再び胸を掴んだユウのとんでもない一言に、リディア先生は体をくねらせました。
例によってユウ本人は、何故そんなことを平気で言えたのか分かっていません。
ただ、無意識に口を衝いて出た一言がそれだっただけです。
でも、その言葉にさらに酔ったリディア先生はそれに従い、ユウに胸を押し付けます。
魔力と快感に溺れた今の二人に、正常な判断などできるわけがありませんでした。
ユウはさっきと同じように片方の乳首にしゃぶりつき、もう片方を手でやわやわと弄りながら、
今度は空いた手を下へと伸ばしていきます。二人とも夢中で気付いていませんでしたが、
リディア先生の秘所からは愛液がしとどに溢れており、既に下着は役割を果たしていません。
そっと指を挿し入れますが、何の抵抗もなく受け入れてきます。
むしろ、ユウの指を逃がすまいとするかのように絡み付いてきます。
ユウは未知の感覚に驚きながら、本能の命ずるままにリディア先生を愛撫しました。
「あっ、きゃぁん…そんなめちゃくちゃに、らめれすよぉ…」
一回出て通じが良くなったのか、軽く吸うだけでもどくどくと母乳が溢れてきます。
もう片方は、出るか出ないかという限界で焦らされっぱなし。
今度は下の責めまで追加され、リディア先生はまともに呂律が回らなくなっています。
そんな中でも、彼女は手をユウの下腹部に伸ばします。
『んっ…!』
「はぁんっ…」
刺激にユウの手元が狂い、乳首をつねってしまいます。
それで母乳が噴き出し、彼女はその快感にまた悶えました。
『せん、っ、せい…』
「わたしばっかり、ふこうへいですよ…」
そっとズボンの上から優しく触れただけで、ユウはびくりと体を震わせます。
「わたしにも、さわらせてください」
『先生のすけべ…』
「ユウくんだって、わたしをこんなにしちゃって、いやらしい」
『う…』
「ふふっ。それに…こっちはすごくつらそうですよぉ…?」
指先で布越しに触れる。ただそれだけ。しかしリディア先生の指の動きは絶妙で、
ユウのモノはすぐに勃ち上がり、シルエットをはっきりとさせていきます。
『先生…』
「ユウ、くん…」
互いの名前を呼ぶ声は、既に深い口づけを促す媚薬にしかならないようでした。
おまいら、ここで切っちまってホントにごめん
予告しとくと後編は1vs3になる
よし、原稿用紙に書いたのを今から校正せねば!
>おっぱい体操の人
リアルタイムきたあああああああああGJ!
リディア先生の搾乳!搾乳!
相変らずすごく…えろいです…
>>597 「やっ止めてください!せ、せめて場所を変えて…!」
「だーめ。…別に私は見られてもいいよ?」
(…まぁ先生にみつかったらヤバイかもしれないけど)
「見られて感じるシャロンも見てみたいなぁ…なんて」
「なっ!そっそんな事になったら…本当に許しませんわよ…っ」
「でも…下の口は正直だy
(気力が尽きました…これは埋めなので次スレをお待ち下さい。)
>>221 期待してますですよー
(・∀・)ワラビモーチ
何と言うアンカー誤爆
これは間違いなく携帯厨
>>621 GJ!!
成人式を迎えたばかりの彼女いない歴20年の俺には刺激が強いぜ・・・。
リアル友人からバックはお互いに痛いんだとか惚気話聞かされるのはもううんざりだ!
>>626 板のTOPの更新くらい確認しておいてください。
現在は18禁だよ。
おっぱい体操の人とルキレオの人とリディサツの人が
互いが互いに作品へ影響与えてる気がする。ネタとか文体とか。
作品もだけどこの状況もすごく面白い。
とりあえず、いいぞもっとやれ!!
これこれ、ネタや方向性を限定したら、新規さんが参入しづらくなるぜよ。
職人さんたち、自由気ままに、思うままを書いてください。歓迎します。
まだ30k弱あるね。
631 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 02:46:25 ID:r1oSrnwT
ほしゅあげ
うう…今何時だ?12時。もうこんな時間か。
ま、今は春休みだから別にいいよな。
ふと左を見ると俺のラスクがすぅすぅと小さな寝息をたてて眠っている。
「ラスク、そろそろ起きなよ。もう12時だぞ。」
そう言ってラスクのやわらかいほっぺたを軽く指で突っつく。
ラスク「ん…んん…おにいちゃん…?」
「おはようラスク。とはいってももうお昼だけどな。」
ラスク「んん、おはよう。おにいちゃん。ちゅっ。」
そう言ってラスクはいきなり俺の頬にキスをした。
「おいおい…。」
ラスク「えへへっ、おはようのキッス☆」
無邪気に笑うラスク。とても可愛い。
「ふふっ、それじゃ、俺もやるか。」
ラスク「ん…。」
目を閉じてほっぺたを向けて俺のキスを待っているラスク。
だが俺は…。
「ぶちゅっ…ちゅちゅっ…ちゅるるっ…じゅぷぷぷるるっ。」
ラスク「ん!!???んんんんん!!!!!」
ほっぺたではなく幼い唇にキスをした。しかも熱いディープキッスを。
予想外の出来事に一瞬驚き固まるラスク。
だが、やがてこわばっていた体の力を抜いて、俺のキスを受け入れた。
ラスク「ぷはっ、もう、おにいちゃんったらビックリしちゃったぁ…。」
「ふふっ、俺からもおはようのディープキッスだ。」
ラスク「でも嬉しい。ありがとっ。」
俺の胸の中に抱きついてきた。俺も両手を後ろに回しラスクを抱きしめてやる。
抱きしめたラスクはとても温かい。線も細く、なで肩で肌も柔らかく、女の子のようなたまらん感触。
俺の鼻に当たっている柔らかいサラサラの緑色の髪からする美しい匂いに一瞬クラっときた。
ラスク「それじゃ、起きよっか。」
そう言って俺の胸から離れたラスクはベッドから出ようとする。
が、俺はベッドから抜け出そうとするラスクの手を掴む。
ラスク「!!??おにいちゃん?」
「まあ待て。こっちにもキッスしてやる。」
俺はラスクのズボンを下ろして、姿や声からして女の子と思われがちなラスクの股間についた唯一男の子と証明できるものをつまんだ。
ラスク「ふぁっ、おにいちゃぁん…。」
「いくぞ…ちゅっ…じゅるじゅるちゅるじゅぽっ。」
最初は軽く口づけ。だがすぐに熱く激しいディープキッスに変わった。
まだ幼いサイズゆえ幼珠ごと口におさまる。
俺は徐々に硬くなる女の子の乳首のようなラスクのつぼみを吸い上げ、舐め回し、むしゃぶった。
ラスク「うあんっ!おにいちゃん!おにいちゃん!おにいちゃぁん!」
女の子のような声を上げて激しく喘ぐ可愛いラスク。
俺たちの朝は、まだ始まったばかりだ。
帰れ
なんという…(^o^)
皆ふれるなよ!絶対に触れるなよ!
またへんな議論とかごめんだからな!!!11
どう見ても単なる埋めネタじゃね?
そんな目くじら立てんなよ
キャラスレや数字板で散々暴れ回った奴だ。
とりあえず消えて無くなれや
>>637 あ、そうなんだ?
知らなかった…
うおーケータイにもりもりコピペは骨が折れるー時間ねぇー
今日頑張って今週の前半には…って容量危ないんだっけ
無難に次スレかなぁ
別にアリだと思うのは気の迷いってことですか…
ユウに女装させて着せ替え人形常態にして楽しむサツキを夢想・・・。
エロにはならないかもしれないが初SSに挑戦してみるか・・・。
このスレの残量があと何キロバイトかっていうの、どうやったら調べられるん?
宣ブラ
そっか〜…ありがとう。
携帯からでもわかるよ>残り容量
とりあえず百合SSを一次放棄して
すぱっと書いた埋め立て用リエル×ユウ 投下
NGは特に無いけど色々気にしないでね。
春休み。夏休み。秋休み。冬休み。そしてまた春休み。
もう何度目になるのだろうか。
私がアカデミーへ来てからもう何年経っただろうか。
変わる人、変わらない人。
色々いるけど、まだ暫くは同じ仲間たちと共に過ごせると思うと
少しだけ、頬が緩む。
「いや……しかしっ…・・・お………重い……です……
春休み……恒例の……教科書の……搬入………」
学生数百人分の教材の搬入………。
……なぜ……毎年…この時期・・・購買部……みなさん…誰もいないんですか…。
リエルです……毎年頑張って一人で搬入してますとです……。
みんなきっと実家帰りとか色々堪能してますとですよ……。
ぐすん……。
今日搬入すべき教材は計200箱。
これはニ○リのバイトよりキツイと思われるけれど…
真面目な私が逃げ出したい私を縛って仕事をし続ける。
性根が本当に真面目なのだと自分を呪いたくもなる。
でもソレを誇りに思う自分もいる。
いつもよりずっと人の少ない校舎。
殆んど誰とも擦れ違わない廊下。
永延と繰り返す作業。
何で私はこんな事しているんだろう。
そんな事を思いながら、ようやく50箱運び終える。
ここまでで一時間半……これを後3回………。
流石に私も気が滅入る。
購買部のほかにも資材の搬入で実験室、音楽室、図書室……
やっぱり人が居ない。誰も居ない。
挨拶してくれる人、お茶を入れてくれる先生…
誰も居ない。
とても…寂しい。
「あ、リエルさん」
だから知り合いを見掛けたらとても嬉しくなってしまった。
「……ユウ君」
教室に教材を運び込んだ時、一人で勉強しているユウ君を見つけた。
「荷物運ぶの大変だよね…ボクも何か手伝えたら…ってどうしたの?」
涙が出そうな寂しさの後に来たのは一人ではないという嬉しさ。
「…ぃ、いえ…ぐっ……なんでも…ないの……ですよ…
なんだか…ぅ…最近……涙もろくて……」
「人が少ないのが……寂しい?」
「ほんの……ちょっと……あ………」
「こうしていれば寂しくないよね」
無邪気な、優しい顔のまま私の手を握ってきた。
少しの時間、そのまま、年下の子の温もりに甘えていた。
窓の外は吹雪が美しく舞う。
『 今 は 春 休 み 』
少なくとも今のアカデミーの所在地では雪のシーズンはとっくに終わっている。
長い、春休みが始まる。この時既に、私はそんな予感がしていた。
-------------------------
ちなみにその頃。
「イソギンチャクありそうだ………」
「えぇ……嫌な予感がします」
「「「………………………」」」
アカデミー会議室内、異変対策本部。
異常事態にも平然と寒いギャグをかますフランシスと
素でスルーするリディアに教師一同は頭を抱えているのであった。
「さて、本件の解決案についてじゃが………」
-------------------------
ヒュゴォォォォォォォ!!!
「ということでーーーー!現在雪山で絶賛遭難中なのですよぉぉぉーーー!!」
コォォォォォォォォ!!
「リエルさーん!!雪山で叫んじゃだめだよぉー!」
「風上からの強い吹雪だからどうせ大丈夫ですーーー!!」
絶え間ない雪が私とユウ君を襲う。
防寒対策と魔法具で何とか凌いではいるけれど先の視界も分からない状態にある。
ヒュゥゴォォォォォォコォォォォォォォ
「こんなアクティブにサバイバルな賢者いーやーでーすー!!!!」
「体力の消耗は危険だよーー!!」
なんでこんな状況になったのかと言いますと以下の回想スタート。
--------------------------
「ユウ君ありがとう。助かりました…」
「気にしないで。困ってたらお互い様だよ」
結局、手を握った翌日ユウ君に手伝って貰って作業を進める事に。
二人で話しながらなら辛くない。
「それに、ボクはリエルさん好きだし。
辛そうにしてるのに何もしないなんてできないよ」
え、笑顔で破壊力の高い台詞を!!
なんて健気な少年なのでしょう!!
その台詞に是非ともLikeじゃなくてLoveを込めて欲しい!!
ガシッ!!
「ありがとう…ありがとう…本当にユウ君は健気で可愛いですね…
お姉さん色々と持余してしまうのですよ」
思わず抱き締めてしまいした。
丁度いい感じに腕に入る温もりは最高だと思います。
「り……リエルさん……苦しい……」
「アツくていいわねー私にもそんな頃があったわ〜」
「いい子いい子いい子なのですよ〜♪」
なでなでなでなでなでなで
「は、恥かしいよぉ……」
「先生を無視しないでくれるとうれしいわ」
「どうしましたか、アメリア先生」
「……柔らかかった………」
ユウ君がぬぼーっとしている。
口には出しませんがそりゃぁ当ててましたから!
「今日も吹雪よね」
「そうですね」
「こんな本当なら三寒四温の時期におかしいと思わない?」
「おかしいですね」
「そろそろ桜見たいなんて思わない?」
「見たいですね」
「この吹雪止められるものなら止めてみたいと思わない?」
「止めたいですね」
「そこでちょーっとお願いがあるんだけd」
「だが断りますのですよ」
「そんな即答しなくても!!」
「無理っす」
「そこをなんとか!!」
「いやー、無理です」
「今学校に居る実力者はあなただけなのよ」
「それはどうも…」
「ぜぇ……ぜぇ………」
「でも無理です」
「ね…ねぇリエルさん。
何かわからないけど、ボクも一緒にやるから
先生のお願い聞いてあげようよ……困ってるよ…?」
「わかりました。詳しく三行でお願いします」
「不条理よぉぉぉーーー!!!」
「その顔が見たかったんです
すみません、餅をついたような女なもので」
「ぅぅ、酷い……」
「まぁ早く言えよです」
「('A`)」
二人の甘い(?)時間を邪魔する輩にはこんな扱いで十分です。
「えっと…この吹雪がまるで瘴気と同じような発生の仕方をしているの
発生源への調査をお願いしたいのだけれど…
詳しい事はフランシス先生から聞いてね」
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ヒュゴォォォォォォォオオオオオァァ
「ということですーーー!!」
「誰に向かって言ってるのリエルさぁーん!!」
ビュゴォォォォォォォォ!!!
風が強くなってきた。そろそろまた来る頃と感じる。
「来たよ!!芸能!!リエルさん任せたよー!」
「はいなのですよー!」
『2004年に公開された土井○泰監督 竹○結子,中村獅○主演の映画作品は
いま、○○○○○○○?』
「○いにゆきますーーー!!!」
ヒュゥゥゥゥゥゥ……
先ほどより少しだけ風が弱まる。
厄介な事にこの吹雪、本当に問題を出してくる。
一体どんな原理なのか知りたいけれど今はそれどころではない。
「リエルさん、あっちに山小屋があるみたいだよ」
「……ベタベタですけど日も落ちそう……
下山も無理ですね。あそこでなんとか凌ぎましょうです」
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一方その頃アカデミー寮、ミランダの部屋。
「生徒が優秀だと楽よね〜♪」
「寒い日はおでんに限るわ」
「私はガンモのある生活を選ぶわ!!」
「ん〜、お酒が美味しい♪」
この女教師らマジ駄目だーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
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「あ、明朝明るくなり次第下山しましょう…明らかに装備が足りてません…」
「う、うん。とりあえずは耐え凌ぐ準備しようよっ」
ヒュゴォォォォ………
山小屋での遭難……ありきたりなシチュエーション。
「しかし実際にこんな状況に遭うなんて考えなかったよぉ……」
「先生が本当に賢者なのか疑問を持ちたくもなるのですよ」
数枚程度しかない木造の壁の外から聞こえる吹雪の音が
私の耳に現実を叩きつけて来る。
「テントや毛布はちゃんとありますね…」
二人でテキパキと組み立てていく。
山小屋の中だからと言って寒風が完全に遮断されるわけではないので
さらに中にテントを張る。
そしてテントを張り終え、肌を切る冷たい風が無くなった事で
気づきたくなかった事実に気づいてしまった。
冷たい…寒い…辛い………苦しい。
あれ、苦しい?
「あ……私……調子………悪い…ん……だ?」
ドサッ
「リエルさん!?」
ユウ君が駆け寄ってくる。
そういえば折角ユウ君と居るのに上手く気も使えていない事に気がついた。
勿体ない事をしたと今の状況に相応しくない事を思う。
「ちょ…と…さ……寒い……です……」
「り、リエルさん!?だいじょうぶ!?!?」
ユウ君が揺らしてくれるけど…
でも、寒気や吐き気がする……正直しんどい…。
「あぁ、最近の重労働で疲れちゃったせいかな……。
体調…崩したかも…しれないの…です……よ…」
テンションが高かったのはそのせいかも知れません。
「ま、待って!お願い寝ないで!!冗談じゃなくて本当に死んじゃうよ?!?」
「だいじょうぶ………ネタキャラは死なないもの……です…」
「リエルさんはネタなんかじゃないよ!!
人が嫌がる事を進んでやって!みんなに笑顔振りまいて!
人を助けて面倒見て!!」
本当に心が優しい少年なんだなと思う。
サツキちゃんに良く似ている。
そこまで見てくれていたなんて思うだけで幸せ。
「OK、大丈夫なのですよ……部屋に温度上昇の陣がひいてあります…
ユウ君も寝ても平気だよ…………」
既に起動は済ませてあり、食料もある。
マニュアル通り過ごす事が出来れば無理に下山できなくとも
発信機で救助を待つことが出来る。
「だいじょうぶ……」
「リエルお姉ちゃんっ……!!」
寝ると死ぬというのは実は迷信で、雪山でのビバーグは逆に眠れるなら寝た方が良いとされる。
この分なら間違いなく生存出来るだろう。
安心してしまったらもはや後は逆らえなかった。
気が遠くなっていく。
「そもそも何しにこんなところ…きたのでしたっけ……
あぁ、でも……おねえちゃん…いいひびき……」
「お姉ちゃん!!」
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手の中でリエルさんの力が抜ける。
気を失ってしまったようだった。
唇は紫で時折歯がガチガチ音を立てている。
温もりが少しずつ冷たくなっていく。
今この場に頼れるのは自分とそして……
『大丈夫。落ち着いて。本当は眠れるなら寝た方がいいの。
だから大丈夫……』
「そ、そうなの……?」
『そうなの。だから雪山における救助を待つためのセオリーに忠実に。
リエルの看病を、お願い…私は何も出来ないから』
賢者であった姉。
「…うん!!」
『お湯を沸かしながらリエルの予備の服を用意して』
「うん」
手早く動く。少しでもリエルさんが楽になるように。
『濡れた服を全部一度脱がせて残りの服を全部着せて』
「う…うん」
人の服を、ましてや女性の服を脱がせ、着せるという行為に
一瞬躊躇ったものの迷ったら迷っただけリエルさんの体温は下がる。
手早く行う。
『雪山だと脱水症状になりやすいから、
何とか意識朦朧でもいいからお湯を飲ませてあげて
それで………』
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「ん…………?」
虚ろな気分の中、目が覚める。
ここは……私の部屋。
「はーい。お目覚め?」
軽い頭痛のする頭を動かし、まず目に入ったのは
ふざけてんのかという位の巨乳だった。
「ミランダ先生………」
「意識失う前の事、どこまで覚えてる?」
「雪山で……遭難して……」
「そこまで覚えているなら十分ね。
ごめんなさい。解決を急いだあまりに
十分な編成も装備も整えずに
しかも疲れている状態で危険へ送り出してしまったこと。
謝っても謝りきれないわ」
非常に珍しいミランダ先生の心から反省している表情。
「いえ……大丈夫ですよ……それよりユウ君は?」
「貴女の左手を見て御覧なさいな」
言われて初めて気がついた。
左手には暖かな温もり太ももに少しの重み。
「…すー……すー…」
「救出されるまで寝ないで貴女を看てて、
しかも貴女が部屋に運び込まれてからもずっと横で看病してたのよ
遭難してたのはユウ君も同じだって言うのに聞かなかったのよ」
自分が助かったという喜びを微塵も感じず、
危険に巻き込んでしまった上に、看病までして貰った。
言葉がない。代わりに涙が溢れてくる。
「じゃぁ私はこれで失礼するわね。
後日アカデミーからの正式な謝罪もあるとは思うけど今は大事にしてね」
バタン…。
「ごめんなさい…ごめんなさい……ごめんなさい……」
華奢な小さな手のひらで私を守ってくれたかと思うと涙が溢れて止まらない。
ただユウ君の頭を抱いて謝る。
「ん……?」
寝惚けた顔で私の顔を覗き込んでくる。
瞳と瞳で見つめ合った瞬間、
目で「良かった…」と微笑んでくれた。
もう涙腺は止まらなかった。
「ごめんね?ごめんね…?ぅ…ぐ…ごめんね…」
「リエルさん……おはよう」
「ありがとう……」
それしか言葉が出なかった。
それだけじゃ気持ちが表しきれなくて。
「あ……」
「……ん」
泣いて惚けた頭は何も考えず、
ただ、そうしたいという理由で愛しい少年の唇を奪う。
柔らかい。暖かい。
鼻腔を擽る良い香り。…サツキちゃんと同じ香り。
「……あの…」
若干驚きつつも抵抗の無い少年に宣言する。
「恋しちゃったのですよ。責任取って下さい……」
(ERO書くには容量が足りませんでしたーー!!)
GJ
タイトルって…階段があったり雪ってタイトルのくせに熱いギターがあったりするアレ?
容量の限界って何kBだっけ?
無駄に妄想を垂れ流して埋めてみる
・実は乙女思考のマラリヤ
・巨乳ゆえの悩みを打ち明けるルキアと嫉妬するシャロン
・夜な夜なサツキが原因とは知らずに夢精させられるユウ
・メガネの度数を変えて、ドジが増えるクララ
・ダジャレネタ張を作るフランシスと、それを予期してスルーを練習する教師陣