●女奴隷総合スレ(非悪堕ち系)●

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1名無しさん@ピンキー
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1162682186/

このスレとは違い、こちらは純粋に奴隷という分野において
追求していくスレです。
開拓史上の奴隷時代、敵国に捕まってそのまま奴隷、など
幅広い奴隷シチュを楽しみましょう
2名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 21:09:39 ID:6m/oRFLm
即死回避
3名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 21:41:58 ID:1T3RTVnj
支援あげ
4名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 22:09:39 ID:4W+7y3oP
>>1
乙!GJ!
あのスレ使いにくくて困ってたんだ
で、ネタは?
5名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 16:16:59 ID:HjuBo9gB
あちしは悪者を調教して
正義の味方(or 一般人)の
奴隷(or 恋人)を望んでいるでありんす!
6名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 21:49:07 ID:AcwzyyuD
ありんす!
7名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 12:29:27 ID:2hcTm5t/
奴隷牧場ネタで一本!
8名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 00:30:21 ID:8d+zp9qR
おっぱい!
9名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 12:21:38 ID:U1R7HPr9
ありんす
10名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 08:04:32 ID:KzckgpgO
ひとまず保守
やはり需要はないのかここ?
11名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 16:51:52 ID:OwRdc9Ef
>純粋に奴隷という分野において追求していくスレです。
>開拓史上の奴隷時代、敵国に捕まってそのまま奴隷、など

という>>1を読んで、重い物背負わされて延々重労働させられるシーンしか思いつかなかった私がいますorz
SMプレイとしての『奴隷ネタ』は好きですが、純粋に追求していくほど史実の奴隷に詳しくないですし…

>幅広い奴隷シチュを楽しみましょう

を前面に押し出して、既存の奴隷系スレに投下していいか迷うネタやSSが入ってくれば活性化しそうですけど。


ところで、>7の奴隷牧場って奴隷に子供を生ませて増やすんでしょうか?
12名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 19:16:45 ID:oFuKcYdB
二次元キャラを牧場で飼い慣らす妄想スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1167820448/

昨日立ったこのスレとかが被ってるやね

まあ奴隷ってとこを厳密に定義する必要は無いかも
聖マルガレタ学園とかでもアリじゃね?
13名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 13:02:17 ID:ExVUDby/
>>12
じゃあそのシチュでキボン
14名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 01:15:45 ID:VDy7qebT
二日酔いで痛む頭に苦しみながら目をさました
「み、みず〜」
カラカラの喉に耐え兼ね呻く
「はい、ご主人さま」
唇に柔らかいものが押し付けられ、冷たい水が流しこまれた
貧るように飲み干す
体に水分が染み込みようやく頭がはっきりしてくる
「お目覚めですか?ご主人様」
「ああ、おはよう…って、誰だ〜」
枕元に見知らぬ女の子が座っていた
全裸で…
「きっ君は誰だ。その恰好は…イヤ、なんでここにいるんだ」
「私はご主人様の奴隷です。私に所有物はありませんのではしたない恰好を晒しています。夕べ小麦粉三袋で買われました」
15名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 03:15:44 ID:a0XBceE+
あの、保守しても……いいですか?
16名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 03:43:16 ID:9ZZZZIhi
ほ、保守させて……くださ……ぃ
17名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 19:34:07 ID:I1iR0oa0
保守させて下さい
18名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 01:09:55 ID:0L8+f4gv
一言に奴隷といっても、
たとえばイスラム圏の奴隷はちょっと違うみたいだね。
きちんと教育も与えるし、解放だってするとか。
もしかすると1の意に沿わないかもしれないけど
19名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 15:49:13 ID:/v3JuLQj
保守
20名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 20:16:25 ID:WyXvMpN5
保守
21名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 02:34:17 ID:PomRL/M3
ほしゅ
22D.A.:2007/03/30(金) 21:35:30 ID:qBQdZZ4a
個人的趣味のシチュエーション。

人間界で暮らしている心優しき可愛い系ショタ美少年なんだけど、
実は魔界の皇帝の血筋で、自己コントロールが未熟な為気を抜くと怪物化してしまう。
そこへ、魔界の皇帝直属の奴隷の血筋の可愛い美少女が押しかけてきて、
「どうか卑しい奴隷のわたしを御側に置いていっぱいいたぶって下さい」と、
おねだりするので、
ショタ君は困ってしまうのだが、
段々と、M奴隷美少女に、「怪物的SMのS御主人様として」調教されていってしまう。

・・激しくスレ違い?。
23名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 23:34:48 ID:hncyD4hO
むしろアリ!!!!
24名無しさん@ピンキー:2007/04/14(土) 06:15:50 ID:lECLvC6L
だな
25名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 01:12:45 ID:eaIGhvXh
>>18
古代ギリシャでも奴隷で家庭教師とかいたからな。
貴族の嫡男と年上美人奴隷家庭教師(元人妻)の甘く切ないロマンスとか…
26名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 12:09:41 ID:ExXVk6HB
古代ギリシャじゃ奴隷は大事な財産だったからね
年に一度家人が奴隷に給仕する日ってのもあったそうだ
27名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 12:38:02 ID:qnFCvfL4
奴隷として生き別れになる家族っていいよね
元人妻ってことはそういうことでしょ
28名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 19:49:41 ID:/BjeUccK
古代ローマじゃ、
奴隷は家人の付き人として、子供の頃から一緒に教育する。
だから、一番信頼の置ける人間になることも多かったらしいな。
29名無しさん@ピンキー:2007/05/16(水) 06:10:14 ID:opma+vJW
ここはベタだけど肉奴隷で
30名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 06:46:07 ID:BL1WIlpX
奴隷家庭教師がいてもおかしくはないわな
淫獣の家庭教師もいるわけだし
31名無しさん@ピンキー:2007/05/21(月) 21:47:28 ID:O4MhcsET
奴隷って知識がないイメージなんだけど・・
32名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 04:54:45 ID:6hIlWFpO
>>31
時代と場所によるけど奴隷と一般市民の間に流動性がある社会(奴隷も解放される例が多く、市民も借金が返済不能になったり
戦争で捕虜になり奴隷に転落する例が多い社会)なら普通の市民より遥に教養があり恵まれた境遇の奴隷って言うのも存在するよ。

古代ギリシア・ローマなら特にそのような例は多く、イソップ童話の作者のイソップ(アイソーポス)も奴隷だったらしいし
ローマ時代において、ギリシア人の教養ある貴族の子供向け家庭教師用奴隷はローマの中心部で家一軒買えるほどの
値段で売買されたとか。
少し特殊な事例だが中世イスラム世界の軍隊の構成員はその多くがマムルークと言う白人やアジア人の奴隷だし中には
将軍や王にまでのし上がったものもいるよ。
33名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 05:43:46 ID:427xZbyN
ロードス島のカシューだな
34名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 12:57:06 ID:3MZVqO+b
ローマの場合、奴隷にも最低限の権利が認められていて、
殺したり、正当な懲罰以外の理由で暴力を振るったりすると、
他のローマ市民から告発のタネにされたりするからな。
35名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 19:55:37 ID:QghpzPhK
hoshu
36名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 21:41:16 ID:JaOKAvYh
age
37名無しさん@ピンキー:2007/06/09(土) 23:08:26 ID:e14b6MSX
奴隷のトリビアスレはここですか?
38名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 06:29:10 ID:LxUXtshH
歴史上実際あったような奴隷じゃなくて
エロゲとかエロマンガでいうようなセックス奴隷状態はありかな。

部活のマネージャーがレイプされて脅迫されて
「今日からは選手の性欲処理もお前の仕事だ」とか
一昔前のエロマンガみたいなの。
39名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 17:12:04 ID:fU8L5kJd
純愛で
貴族×奴隷の切ないエロが読みたい自分は異端
40名無しさん@ピンキー:2007/06/11(月) 19:47:20 ID:laxNqFQi
>>39
自分もそれ読みたい!
しかし書けない……orz
41名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 05:35:03 ID:/XpMzKG/
>>38
俺はそういうのが好き
42名無しさん@ピンキー:2007/06/17(日) 01:18:51 ID:WZCnxaTz
最後は駆け落ちエンドか
43名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 06:14:19 ID:yu9cpDdq
駆け落ちしたけど捕まって、女は男の目の前で肉奴隷に調教される
44名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 12:01:04 ID:CUlMgbzR
奴隷女と結ばれる為に隣国に攻め込み
撤兵条件として奴隷女を養女にすること
を要求する王様はちょっといや
幼女と最初に変換されたのはもっといや
45名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 02:52:18 ID:6y/b0Qry
>>39
そして貴族の男に片思いしている貴族の女が登場。
奴隷女との禁断の情事を目撃してしまって怒り心頭に。

メイドモノではよくある展開だがなにしろ「奴隷」なので
ヒロイン(奴隷)を襲う彼女の暴虐のレベルがケタ違い。
「わらわの肛門をお舐め!」くらいならまだ良いほうで
男奴隷数人がかりで輪姦させたり
羊の血を塗りたくって犬の群れに襲わせたり
馬と交尾させたり象と交尾させたり色々やる。
そしてそれを全部公開ショーにして
他の貴族連中の手前笑顔で鑑賞せざるを得ない貴族男にべったりくっついてイチャイチャ。
46名無しさん@ピンキー:2007/06/29(金) 15:51:29 ID:ye8qvp+v
47名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 10:09:54 ID:beZEJaGI
保守しておくよ。
48名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 20:00:36 ID:mRspORpR
たまらんなぁ
49名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 00:25:43 ID:0IlVyS2l
奴隷じゃないけど高級娼婦とかだと貴族を相手にするだけあって
教養も一流なんだよね高級娼婦だか踊り子だか出身のローマ皇后もいたような
50名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 04:10:26 ID:3rugDDHf
卑しい身分出身だからさげすまれたり
51名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 18:03:11 ID:i4RdobZH
ちゃんと給料支払われるタイプの奴隷だと自分で自分の
代金払って自由の身になれたりするけど、奴隷少女を自分の側
から離したくない主人が陥れる(家宝を壊してしまったと思い込ませるとか)
展開は(借金物の)お約束かも
52名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 01:39:07 ID:4WhRonGF
やっぱり借金のかたに売られるってのがオーソドックスでいいやね
セーラみたいに金持だったけど奴隷階級に落ちるのもまたよし
53即興:2007/08/09(木) 01:43:46 ID:MFQ2OZB3
その娘が人間ではないと知ったのは、私が7歳の夏だった。
『ご主人様、お寒いのですか?』
真冬に上等の絹服一枚を着せられ、館の隅に放り出されていた幼い私に、
娘は声をかけてきた。赤茶けた髪に、鳶色の瞳、褐色の肌。
アーリア人の私とはあまりに異なった外見に、初めは恐怖さえ覚えた。
けれど、どこからか彼女が持ってきてくれた毛布も、時折聞かせてくれる
異国の歌も、それまで感じたことのなかった温もりに満ちていて、私はすぐに
彼女との差異を忘れた。人に触れたのも触れられたのも、初めてのような気がした。
『お前を何と呼べばいい?』
尋ねると、彼女は悲しげに笑った。
『私には名前がないのです。その時々の主人に呼び名を決められるだけで、
本当の名を名乗ってはならないと申し付けられています』
『ふうん』
『ですから、どうぞ呼び名をお決め下さい。私の主人は、あなた様です』
『私が?』
驚いて、それから三日三晩、彼女の名を考えた。優しく朗らかで、本や絵で教え込まれるような
美しさではないけれど、確かに美しい娘。それにふさわしい名を探して、私は館の蔵書から
抱えきれないほどの本を引っ張り出した。初めて見る召使に呼び止められたのは、そのときだ。
母上様がお呼びだ、と。
物心ついてからついぞ会うことのなかった母は、兄たちが流行り病で相次いで亡くなったことを
淡々と語り、今日より世継ぎの間へ移るよう命じてきた。幼い私にはそれが意味する重大さを
理解できず、母の首もとに光る巨大な宝石だけをじっと見ていた。あれは綺麗だけど何だか仰々しくて、
彼女の名前には使えないな、と。
何か望みはあるか、と尋ねられ、頭に浮かんだのも彼女のことだけだった。
『一緒に連れて行きたい娘がいます。身の周りの世話は、これまで通りその者に任せたく』
『娘?―――名は』
『まだありません。これから私がつけるのです』
『……ふん』
母は冷笑しただけで、是も非も言わなかった。許されたのだと、勝手に思い込んだ。

その日から、彼女を見なくなった。世継ぎの間に移され、儀式やら謁見やらに追い回されながら、
幾度となく母に彼女のことを尋ねたが、母はいつも、まるで私が何も言わなかったかのように
無反応を決め込んだ。
会いたい。会って話がしたい。その思いにたまらなくなって、ある夜、私はかつての居室を目指した。
彼女と出会った場所、いつも彼女が笑いかけてくれた場所へ。
夜とはいえ、暑い盛りのことで、居室にたどり着く頃には、私は汗だくになっていた。それでも
息を潜め、室内の気配をうかがう。かすかに声がして、胸じゅうに期待が広がる。呼びかける名もないまま、
私は勢い良く扉を開いた。
54即興:2007/08/09(木) 01:44:40 ID:MFQ2OZB3
それは、確かに彼女だった。赤茶けた髪、鳶色の瞳、褐色の肌。なのに、その姿を見て、その声を聞いて、
私は彼女に飛びつくどころか、その場を動くこともできずにいた。
『はぁんっあっああ!!イイッ!!気持ちイイのォッ!!』
四つ這いにされ、屈強な男たちに腰をうちつけられながら、空ろな瞳で彼女が叫ぶ。褐色の乳房は
先端を尖らせながら、男の動きに合わせてゆらゆらと揺れていた。
体位を変えられ、脚を大きく広げる格好で、彼女が私のほうを向く。その瞳は私がいる場所に向けられていながら、
焦点が合わないまま、虚空に放たれていた。薬物に侵されていたのだと知ったのは、ずいぶん後になってからだ。
『アアアア!!もっとぉ!!奥にぃ、奥にちょうだいいぃ!!』
たらたらと、彼女の中心から涎が垂れる。華奢な腰に凶暴な器官を出し入れされる様はあまりに
グロテスクで、私はその場で嘔吐した。男たちのゲラゲラと笑う声に混じって、誰かの声がする。
『こちらにお出ででしたか、世継ぎの君』
それは、私を母の元に呼びつけたあの召使だった。男なのか女なのか、妙に高い声と眉のない顔からは
判然としない。石のように感情のない眼が、私を冷たく見下ろしている。
『どうぞお戻り下さい。性奴の仕事部屋など、高貴なお方がお出でになる場所ではありません』
『せい、ど?』
『ああやって、兵士の欲を処理するのがあの者の仕事なのです』
ちがう、と一言吐き出すのが精一杯だった。あんなのはあの娘の仕事ではない。あの娘は、私の。
頭の中を駆け回る言葉は、全て彼女の嬌声に掻き消された。あれは本当に、彼女なのか。
『あの娘が作り変えられたことにお怒りですか?やむをえないのですよ、あれは。道具が用途に添うよう
作り変えられるのは、当然でしょう』
道具。次から次に、身体の様々な穴へ男を咥え込む彼女は、確かに人というより、道具に近い。私に聞かせてくれた
御伽噺も子守唄も、もう覚えてはいないだろう。
『だけど、生きて、動いている』
最後の反論だったが、召使は一笑に付した。
『生きて動いていても、あれは道具です。人間ではなく、奴隷ですから』
あの娘が人間ではないこと、奴隷は道具であること。何故もっと早く、誰かが教えてくれなかったのだろう。
私にとっては、初めての「人間」だったのに。
『ご案じなさいますな。新しい奴隷は毎日買われてきます。世継ぎの君が、お身の周りのお世話に召されることは
まかりなりませぬが、いっときのお慰みのためであれば』
『……要らない』
狂気のように笑いながら、何人もの男たちに犯され続ける彼女を見るうち、私は興の醒める思いでそう答えた。
確かに、もう人間ではない。彼女の名前にと考えた、その時の私が知りえた最も美しい言葉たちも、
そのときに忘れてしまった。
55名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 02:09:46 ID:igmTSSmi
いいなぁ、こういう退廃的な雰囲気は大好きだ。GJ
56名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 06:45:07 ID:qj82SVDt
>>53-54
とてもいいですね。続きを希望。それとも、これは完結なのかな?
だとしたら新作を希望
57名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 17:42:09 ID:tztfqjyl
しばらく来ないうちに良作が! GJ!!
奴隷娘かわいそうだけど萌えた。
58名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 23:12:38 ID:QeTpBgL+
GJほす
59名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 02:21:26 ID:sQ2CpK+D
昔の吉原の高級芸妓や、中国の高級芸妓なんかも奴隷に入れてええんかの?
60名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 14:54:19 ID:rmZRyk1K
いいんでないかい
61即興:2007/08/28(火) 00:30:21 ID:2oVlDV1i
>>59
ごめん、ネタぱくった。高級じゃないけど、吉原。

=====================
ああ、と声をあげそうになるのを、智吉の手が塞いだ。
小糸は嫌々をするように首を振りながら、潤んだ目で智吉を見上げる。
12の少女とは思えぬ色香に、智吉はたまらず彼女を掻き抱いた。
「ごめんよ、小糸ちゃん。でも、おかみさんに聞こえちまう」
切なげな吐息の下で囁かれ、小糸はカッと身体が熱くなるのを感じた。
締め切った狭い納戸で、真夏の夜気は重苦しく纏わり付いてくるというのに、
そちらの暑さは少しも気にならない。幸せで、頭が痺れているのだと小糸は思った。
智吉が好きだった。5つで郭に売られてきたときから、ずっと。
「んっ、んうっ、んっ」
抽送を受け、掌の下で喘ぐ。それだけのことが、どうしてこんなに良いのだろう。
いつまでもこうしていられたらいいのに。
「あ、あ、小糸ちゃん、俺、もう……!」
唐突に、智吉は脱力した。身体の中に熱いものが飛び散るのと、智吉の右手が
ずるりと口元から落ちるのとを、小糸は放心のまま感じていた。

「逃げてくんねぇか」
胸元で夜着を合わせているときに切り出され、小糸は刹那、動くのを忘れた。
背後から両の二の腕をつかまれ、心の臓が跳ねる。
「明日からお座敷なんだろ?俺、見ちゃいらんねぇよ。小糸ちゃんが
金と引き換えに、ジジィどもの玩具にされるのなんて」
何故知っているのか、とは聞けなかった。何故隠していたと問い返されるのが
恐かったからだ。
62即興:2007/08/28(火) 00:31:10 ID:2oVlDV1i
「日の出る前に逃げてくれ。何、浄閑寺の床下にでも隠れててくれりゃいい。
追っ手になって、俺が一番最初に見つけてやる」
「………」
智吉に悟られぬよう、髪をかきあげる素振りで涙を拭ってから、小糸は
恋人を振り返った。まだ前髪の残る、幼い少年が、期待で頬を紅潮させている。
智吉は小糸と1つしか歳の違わない、頑是無い子どもだった。
「何を世迷言言ってんだい」
情事のときとは似つかぬ小糸の冷たい声に、智吉はすっと表情を失った。
「逃げるって、どこへ?ガキ2人で、どうやって生きてくのさ。その前に、
どこまで逃げられるもんかね。あたいとあんたじゃ、大門を抜けることさえできゃしないよ」
「そんなもの、やってみなけりゃ分からねぇだろ!」
声を荒げてから、智吉ははっと口をつぐんだ。母屋にいる女将に聞こえると思ったのだろう。
彼女がとっくに智吉と小糸の仲を知っているとは、考えもせずに。
「あたいはごめんだね。危ねぇどころか、ない橋を渡るようなもんだ。それとも、
あんたがあたいを身請けしてくれるかい?」
智吉はぐっと息を飲み込んだ。小糸同様、親の借金の形に売られてきた智吉に、そんな
大金があるはずもない。
「できやしねぇだろ。だから奴隷さ、あたいもあんたも。馬鹿な夢見るんじゃねぇよ」
数日前に女将から聞かされた説教をそのまま言い切って、小糸は息をついた。
まだ何か言いたげな智吉に、なおも畳み掛ける。
「それにね、お座敷もそう悪かねぇさ。あんたが『良さ』を教えてくれたしね」
喉の奥で笑って、できうる限り卑しく笑う。智吉の表情が絶望に染まるのを、小糸は
泣きたいような、安堵するような、不思議な心持で見ていた。

「もうし、口を塞いで下しゃんせ」
歳若い芸妓に請われ、客は何故かと眉を顰める。
「無理矢理しているようで、ようござんしょう?」
媚を含んだ声音にほだされ、客は二つ返事で彼女の唇を覆った。猛然と腰を振る
客の身体の下で、芸妓は目を閉じ、夢を見る。小さな火鉢が頼りの凍えるような冬の日にさえ、
あの納屋のうだるような蒸し暑さをありありと思い出せる。
こんな牢獄なら、捕らわれるのも悪くはない。幼馴染とは似ても似つかぬ老醜の男に
身体を踏み拉かれながら、芸妓は内心で嘯いた。
63名無しさん@ピンキー
おもろいねえー
文法がなかなか好みです