【涼宮ハルヒ】谷川流 the 35章【学校を出よう!】

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437名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:02:32 ID:0968Vgf5
>>436
少年オンザグラウンドゼロ
438名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:07:48 ID:Nsc1hVhn
さぁみんな、自分のSSを押すチャンスだぞ。
っていうのは冗談で、
少年オンザグラウンドゼロとか
ループタイムとか
長門有希の崩壊とか
ラスト・ラプソディとか
>>2とか
涼宮ハルヒの抹消とか
パパは高校1年生とか
長門有希の暴走とか
(ry
439名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:16:56 ID:NJscSu9e
エロパロ産でお勧めはと言われてパッと思い浮かんだ物
少年オンザグラウンドゼロ
ループ・タイム
風邪とお見舞いシリーズ
rain after rain
長門ユキの牢獄
440名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:46:46 ID:pQPmd0Yc
1年5組のクラスメイトものも時々投下されるので
うれしい限りだ。
441名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:47:36 ID:oie1YQLl
個人的に好きなのをあげてみる

キョンの消失
低速安全二人乗りーズ
高速暴走三人乗りーズ
雨の日には、あなたと
雄弁な神と寡黙な端末
悪徳生徒会

それとこのスレの「北高を出よう!」も是非
442名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 01:08:50 ID:AqAD9RVI
低速安全二人乗りーズ
高速暴走三人乗りーズ
某超能力者の憂鬱
たとえばこんな世界改変
The Day of Sagittarius 4
涼宮ハルヒの柔道

メジャーどころを外してさらにギャグ系?で固めてみる
443名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 01:52:11 ID:bIjN8RW+
キョンの消失
少年オンザグラウンドゼロ
ループタイム、は個人的には憂鬱だけ飛びぬけておもしろい。でも他のもオススメ
ラストラプソディ、はおもしろさはピカイチだけど個人的には何か抜けてる感がある。けどオススメ
高速暴走三人乗りーズ、は文章はめちゃうまいけど個人的にはストーリーはさほど。けどオススメ
風邪とお見舞いのキョンサイド

うん、俺はこんなだ。
444名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 01:55:51 ID:sXlzI1s9
上で出てないやつで自分が好きなのは

『長門有希の暴走』
『古泉一樹の親友』
『涼宮ハルヒの誤算』
『ケーキフェアやってたから』
『喜緑江美里の気苦労』
『涼宮ハルヒの○天国』(未完だけどw)

こんな感じだな。古泉メインなら親友と少年オンザはガチだと思う。
445名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 02:05:59 ID:FMcdXfbe
涼宮ハルヒの追憶
446名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 02:23:22 ID:zfj2r5HI
ちょっと趣向を変えてエロ方面で俺の好きなのをあげてみる

『朝比奈みくるの誘惑』   みくる(大)がエロい
『朝倉涼子の逆転』     COOL EDITION聞きながら読むとエロい
『それはそんな尻だった』  尻がエロい
『涼宮ハルヒの誤算』     あんまエロくないけど好き
『俺とハルヒのXXX』     ハルヒがエロい(別の意味で)
『涼宮ハルヒの妄想』     全てがEROになる
『古泉 一樹の日常』    古泉がクロい

読み返してたら疲れたので18スレ目まで
44717-126:2006/12/15(金) 02:40:31 ID:YHjb+gCF
さて、『涼宮ハルヒの抹消』のラスト、投下したいと思います。
最初に投下してからものすごい時間がかかってるなぁ……
その間メタルギアネタをやってみたり、
透明になったりする自分の昔のSSをみて恥ずかしくなったり、
鶴屋さんエロに挑戦するも失敗したり……

大変だったけど、全部いい思い出です。
とまぁ取ってつけたような総評を述べたところで透過します。
448涼宮ハルヒの抹消:2006/12/15(金) 02:41:44 ID:YHjb+gCF
エピローグ
「キョンくん朝だよーーっ!」
その声と共に妹がコーナーポストならぬベッド端から強襲し、俺のみぞおちにクリーンヒット。 
痛みにのた打ち回りながら夢に朝倉が出なかったことを確認し、ようやく元に戻ったんだなと実感した訳だ。 なんとも痛々しい朝だ。
そして呼吸困難の原因を作った張本人は「おかーさーん、キョンくん起きたよー」と、そのまま両手を広げて俺の部屋を出て行った。 そろそろあの起こし方を止めてもらわんと骨折しかねんな。
念のため確認。 ハルヒの事も、昨日までの事も全部憶えてる。 あれだけの事があったのにもう忘れてるような奴がいれば、そいつはアルツハイマーか非常識に慣れてしまったかのどっちかだ。 あいにく俺はまだ慣れそうにもないんでね。
そんないつもと変わらぬ朝を迎えて安心してしまったのか、俺の体内時計はどうやら日本標準時間からバヌアツ共和国の標準時間まで大幅にずれてしまったらしい。 着替えながら時計を見ると、もう何というか…… 非常にやばい時間になっていた。
とりあえず焼きたて食パンを口にくわえ、オフクロのしかめっ面を横目で見つつ家を出る。
誰かのモーニングコールが欲しいな。できれば朝比奈さんあたりの。 もし頼んだとしてハルヒにバレたらモーニングコールの代わりにハルヒが妹と一緒にエルボードロップしてきそうだな。 それはそれで…… いや、何言ってんだ俺。

「キョン、始業式の時はゴメン!」
予鈴ギリギリで教室に入り、息を切らしながら席について聞いた第一声がコレだ。 まぁ珍しい事もあるもんだ。
「親父がいきなり「結婚記念日で旅行に行くからお前もついて来い」なんてガラにもない事をいきなり言い出すもんだから鶴屋さんの家にもいけなかったし、学校も休むハメになっちゃうし回りの意見も聞いて欲しいわ」
一瞬何の事か分からなかったが機能の鶴屋さんの言葉を思い出し、慌てて「結婚記念日ってお前のか?」、と言ったところで俺はマリアナ海溝よりも深く後悔した。 後とりあえずお前は父親似だ。
「んな訳ないでしょ。 まだ寝ぼけてるの? さっさと起きないと10分で目を覚ますスペシャルドリンクを作って飲ませるわよ」
どんなドリンクかは知らんが目が覚めるどころか気絶しそうな感じがするから遠慮しとく。
「とにかく! その分の話し合いも今日やっちゃうから絶対来てよね。 来なかったらあんたにイヌミミをつけてキョン犬として引っ張ってくから」
そのイヌミミをどこから引っ張り出すのかと心の中で突っ込んでいると、岡部が登場し会話は終了。 空気の読める教師っていないもんかね?
449涼宮ハルヒの抹消:2006/12/15(金) 02:42:34 ID:YHjb+gCF
で、ぬきうちで出された数学のテストの出来を気にしながら昼休み。 ハルヒの奴は例によって居ない。
「なぁキョ」
「何だ谷口。 金なら貸さんしチェーンメールは無視する事にしてるんだ。ついでに言うとオフクロが弁当を日本国旗のように彩ってるんで結構機嫌が悪いぞ」
「まぁまぁ落ち着きなよキョン。 僕のだし巻き卵あげるからさ」
「んじゃ俺もレタスをやるか。 ありがたく思えよキョン」
国木田と谷口の弁当からおかずが輸送されて何とかコートジボアールの国旗レベルにまでおかずが増えた。 谷口、どさくさにまぎれて残飯処理をさせるな。
「で、何を言おうとしてたんだ?」
「あぁ、内容としてはお前が拒否ったチェーンメールなんだがな、あの鶴屋さんが誰かに振られたとかいうメールが流れてきたんだ」
「鶴屋さんってあの文化祭の喫茶店の元気な人だよね。 一緒に映画も撮ったし」
思わず俺は箸を止める。 別に弁当がまずいとかそんな事じゃなくて当然昨日の事を思い出してだ。 再改変で鶴屋さんの記憶も上書きされてたみたいだし、俺の事じゃないよな。
「あの映画は俺はもう思い出したくもない。 それはともかくとして確かにかわいい人だったよな。 誰が振ったか知らんが1発ぶん殴ってやりたいぜ」
「やめとけ。 どうせ上級生だ。 お前じゃ勝てるはずないだろ」
そんなことを言いつつも俺は内心ヒヤヒヤしている。 チェーンメールを誰が送り出したか知らんが、見つけ次第強要罪で訴えてやる。
珍しくハルヒも大人しく、マジで何も特筆する事もなく放課後がやってきた。
「先行ってて。 あたしは1年に変な奴がいないか探してくるから」
と、ハルヒはカタパルトで打ち出された戦闘機のような速度で走っていった。
俺も長門や朝倉の件で聞かなきゃならん事があるからな。 しばらくは探してもらえるとありがたい。 ただアイツの場合本当に変なプロフィールを持つヤツをつれてきそうなんだよな……
とまぁ、そんなことを考えても俺にハルヒの連れて来たヤツの入団を拒否するような権限は持ち合わせておらず、俺のできることはせいぜい朝比奈さんのありがたいお茶を飲みながら長門にソイツの不思議プロフィールを聞く程度だろうさ。 古泉は知らん。
とにかくこれ以上教室にいても仕方がないということで席を立ち、俺は足早に部室棟へと向かう。

450涼宮ハルヒの抹消:2006/12/15(金) 02:43:59 ID:YHjb+gCF
ドアがなぜか開きっぱなしになっていたのでそのまま入ると朝比奈さんがいつものメイド服でポットのお湯を沸かしているところだった。
長門はいつもの席でパン屋がどうだとか天才ネズミの脳手術がどうとかという、よく分からない小説を読んでいた。
「あ、キョンくん…・・・ よかったまた会えた……」
振り返って俺を見た途端、朝比奈さんが汚れた川も一瞬にして綺麗な水になりそうな笑顔を見せてくれた。 若干目が潤んでたのは気のせいだったかな。
とりあえず椅子に座り、朝比奈さんのありがたーいお茶をすする。
「今日は朝比奈茶っていうのがあったんで買ってみたんですけど、どうですか?」
ゴポッ
思わず俺は吹き出しそうになり慌てて口を閉じたものの、少し手にかかってかなり熱い。
「あ、だだ大丈夫ですかぁ?」
「大丈夫ですよ。 それよりも」
俺は一呼吸置いて、言い直した。
「それよりも俺に聞く事があるんじゃないんですか?」
朝比奈さんは俺の向かいに座り、膝に手を置いてこっちを見た。
「実はあのあと1日も経たないうちに際任務という形で戻ってこれたんですけど、キョンくんはなにか知りませんか?」
俺は朝比奈さんに今回あったことをすべて話した。 当然朝比奈さん(大)や少し大きい朝比奈さんのことは本人も誤魔化してとの事なので伏せてだが。
「そんな事があったんですかぁ…… またわたしお役に立てなかったんですね」
大丈夫です。 むしろあなたがいなければ何も解決しなかったほどですよ。
とまぁそんな事は言える訳もなく、俺はただ朝比奈さんの入れたお茶をからくり人形のように飲む事しかできなかった。
「本当はこんな事は言いたくないんですけどもしわたしが…… わたしが未来に帰るような事があっても忘れないで下さい。 キョンくんが困った時に絶対に助けに行きますから」
そりゃもう全力で憶えておきますよ。 
「ところでキョンくん、このドア今日開けたら閉まらないようになっちゃったんですけど知りませんか?」
そういや今回の件で俺やハルヒがバタバタ開け閉めしてたからな。 あれで一気に寿命が縮まったか。 南無……
まぁそれはそうとして……
451涼宮ハルヒの抹消:2006/12/15(金) 02:45:12 ID:YHjb+gCF
「長門」
「なに」
「今回の事で処分とかはないのか?」
俺の聞きたかったことその1。
「してもらいたい?」
長門は黒水晶のような目をこちらに向けた。
「そんなわけないだろ。 ただ12月の時はあったからちょっと心配になってな」
「今回の件については情報統合思念体自身も落ち度があると判断している。 特定の者に処分が下る事はない」
「そうか」
「そう」
「朝倉はどうなったんだ?」
俺の聞きたかったことその2。 長門がいうには消えただけらしいが、戻ってきたりはしないのか?
「朝倉涼子は情報統合思念体のもとで待機中。 今彼女を戻すと涼宮ハルヒの注目を浴びる。 それは非常に危惧すべき事」
まぁ目立たんに越した事はないが、用心しすぎな気がするな。
(その気になればまたナノマシンを介して話す事は出来るけどね)
脳内にいきなり朝倉の声が響く。 せめて一声かけやがれ。
(まぁいいじゃない。 たまにならこうやって話せるからよろしく)
(わかったから少し黙ってくれ)
はたから見てると自分の世界に入ってるアヤシイ奴にしか見えない訳だが。
「そういや長門、パソコンで何をやってたんだ?」
聞きたかったことその3。 というより実はコレが聞きたかったんだ。 
「……秘密」
本に視線を固定したまま一言。
そういわれたら余計に気になるのが人のサガである。
「じゃあパソコンを見せてくれないか?」
俺は粘る。
「だめ」
「少しだけでいいからさ」
まだ粘る。
ふと長門は拾ってきた子犬を戻してきなさいと親に言われた子供のような目でこちらを見た。 その目、こっちがものすごい罪悪感に駆られるから。
「どうしても見るというのなら」
長門は視線をパソコンにやって、すぐに俺に戻した。
「MIKURUフォルダを涼宮ハルヒに見せる」
それは非常にまずい事になりそうだから勘弁してくれ。 つか気付いてたのかよ。
仕方ない、何をしてたかはこっそり長門がいない時にでも見るか、ヤシロアキのCDでも渡して教えてもらうか。
(あれは泣けるわね)
お前に渡すんじゃない。 まぁたとえこっそり見たとしても長門にはばれるだろうし、やっぱヤシロアキしかないか。
452涼宮ハルヒの抹消:2006/12/15(金) 02:47:37 ID:YHjb+gCF
「ところでさっハルにゃんこれが本題なんだけどねっ、次の休みにキョン君ちいっと貸してくんないかなっ」
「うーんそうねぇ…… まぁ土曜ならいいけど何かあるの?」
俺の自由意志のない今の会話にどうツッコミを入れようかと考えていると、鶴屋さんがあたまをポリポリかいて、
「そりゃあ恋人同士で2人でやる事といったらデートしかないにょろよっ」
え…… 室内の時間が数秒停止したように思えた。 その中でハルヒは俺感覚で9秒の時点で動き出し、
「な、キョ、キョキョーーーン、どういう事なのよそれはっ! 事と次第によってはただじゃおかないんだからっ! 鶴屋さん、さすがに冗談でもそれはウケないわよ」
そんな意気揚々と母親の買い物に付いて来て、何も買って貰えなかった子供みたいな顔で凄まないでくれ……
「ええええキョンくん鶴屋さんと…… え?え?」
朝比奈さんも可愛い顔でこっちと鶴屋さんを交互にチラチラ見ないでくれ。たまらん。
「ほう、それは馴れ初めをお聞きしたいものですが……」
古泉も一緒になって聞くんじゃない。顔が引きつってるぞ。
「…………………」
長門も長門でじっとこっちを見るな。
(これは予想通り面白い事になったわね)
(お前のしわざか、朝倉。 なんで鶴屋さんの記録が残ってるんだ? 鶴屋さんは世界改変の上書きであの時の記憶はないはずだろ)
(だってそっちの方が面白そうじゃない)
……はぁ。 まさか朝倉からハルヒと同じ台詞を聞く事があろうとは。 これが急進派の真骨頂という奴か。
そうこうしてる間にも鶴屋さんは早送りのように口を動かしていく。
「んで3日前にあたしの方から告ったんだけどさっ、もう速攻でOKをもらったよっ」
「キョン! あたしのいない間に何やってんのよっ! とりあえず弁解だけは聞いたげるから今すぐ硝酸を持ってきなさい。 溶かして外洋に投棄してあげるから!」
落ち着けハルヒ、何を言ってるか絶望的に訳が分からんぞ。
「ま、そういうわけだからさっ、今後ともめがっさヨロシクっ」
と鶴屋さんは長髪を翻し反転し、古泉ばりのニヤニヤで俺に近づいてきたかと思うと、
「あたしは諦めないっさ」と鶴屋さんが俺の耳元で囁いて人差し指で俺の頬をチョンとつついてイヌミミONで退室。 あとは太陽の重力並みに重い空気だけが残された。
「じゃあキョン。 ちょっとあたし達とお話しましょうかぁ……」
ハルヒがこわばった笑顔で近づいてくる。 その後ろが陽炎のようにゆらめいているのは気のせいだろうか……
さて、俺はこれからハルヒへの説明を可及的速やかに考えなければならないわけだが、それ以上に鶴屋さんという点火源をどうやって抑えるかも同時に考えなければならないハメになって、
俺の心境はノルマンディ上陸作戦の上陸用舟艇隊の一列目の部隊並みに動揺し、今すぐこの身を抹消したくなる気分だ。 透明人間にでもしてくれ。
まったく、俺の乗っかった風はどこに行くか分かったもんじゃないな。 ま、でももうちょっとだけ乗っかっててもいいだろうさ。 









……あ、そういやあの日に喜緑さん忘れてたな。
fin
45317-126:2006/12/15(金) 02:50:13 ID:YHjb+gCF
以上です。

標準レベルになっていれば思いますがいかんせんネタを入れすぎた……
次は全部書いてから投下しよう、うん。
と言う訳で次はハルヒ量2倍で書いてきます。 
454名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 02:56:58 ID:RUP1Ufw1
乙乙。今から最初の方読み直してくる。

>パン屋がどうだとか天才ネズミの脳手術
アルジャーノン吹いた
455名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 03:10:03 ID:n084Vrp8
GJ!
あと219の詳細キボンw
456名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 03:23:46 ID:sXlzI1s9
抹消の人、超乙です。初出が17スレ目というのが色んな意味ですごいですね。
自分はまだ来てない時期だけど、半年くらい前なのかな?


それからあれだ、>>444書き込んでから気付いたんだが
『長門有希の暴走』は既に書かれてたなorz
457名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 04:08:45 ID:3/kbOZ6p
487kB か。そろそろ新スレだな。
458名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 06:28:02 ID:zKCyiHmX
『涼宮ハルヒの抹消』
キタ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ゲホゲホッ・・・キ,キタ━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━!!!
459名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 08:45:38 ID:qi7782UR
乙だが誤字多過ぎだな。
急ぎじゃないなら推敲して一晩置いてまた推敲ってな
癖を付けた方がいいぞ。
460名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 11:17:20 ID:a7OWmaUM
451-452の繋がりって何か不自然じゃない?
なんか唐突にハルヒと鶴屋さんが出てきた気が…
461名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 11:21:45 ID:ErYY893X
誰も挙げないけど涼宮ハルヒの日常シリーズをお勧めしたいのは俺だけじゃないはず
462名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 11:30:14 ID:H467StHQ
タイトル忘れたからもしかしたら既出かも分かんないけど、陰謀のハルヒサイドの話が凄い好き。
ああ言う感じの女の子な話って他にあったっけ?
保管庫一から読み直すかな。
463名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 11:55:29 ID:9tQyDcDf
誰も上げてないけど長門週間とエンドレスデイト好き
464名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 12:07:39 ID:YpgsP2mr
2,3日前に抹消マダーって言ってたら本当に抹消キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
とりあえず俺も保管庫読み返してくる。
あと俺はなぜか知らんがハイテンションユッキーが大好きだぜ!!
ってことで長門ユキさんシリーズお勧めw
465名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 16:36:19 ID:d8//L0Zp
..._〆(・ω・`彡 )з <ネタ思いついたのにSS書けない……

〆(ω・`彡 )з <書きたいのに力がでない…

φ(ω・ミэ )Э <どぅιょぉ......
466名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 17:21:33 ID:5gdN7S6U
ハイテンションユッキー系全般が最強や

>>465
俺が力を与えてやる。
がんばれ
467名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 18:15:58 ID:ZcQGMPIU
「おい、>>465
「……なによ」
「そのSS、絶対成功させような」
「……当たり前じゃない!」
468名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 19:28:54 ID:HIYNorQW
次スレ立ててくれよ…投下できねえよ…
469名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 19:31:51 ID:V0WMn/1g
仕方ねぇな
3分待ってろ
470名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 19:34:26 ID:V0WMn/1g
【涼宮ハルヒ】谷川流 the 36章【学校を出よう!】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1166178803/
471名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 19:39:34 ID:IMxYaRmc
>>470
472名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 20:28:43 ID:ZsgeBDrD
埋める?
473名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 20:31:57 ID:IMxYaRmc
>>472
小ネタの投下があるかもしれないから、無理に埋める必要はないさ
474名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 20:33:29 ID:qazQwIC5
(ω・ミэ )Э <ァレ......?

φ(ω・ミэ )Э <書きたくなってきた…?

φ(ω・`彡 )з <何だか本気で力が湧いてきたぞ…?


_〆(・ω・´;彡 )з <うわわっ!すげえがんがれる!!!おおおぉ言葉の力ってすげえええぇぇぇぇ!!!!!


うわ俺マジで泣いてる!おまいらマジサンクス!!!凄い書くから待っておおおおぉぉぉぉぉぉぉ......_〆(;ω;´


本当に有り難う。
475名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 21:15:58 ID:Vg7ZX0re
ガンダムか
476名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 22:09:50 ID:MT+9iLcf
鵜沼
477名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 22:15:49 ID:uHG5rq/i
ええ話や……
478名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 23:29:00 ID:UydDtNpH
埋めネタ
三年前の七夕にて

「なぁ長門、その奥の部屋見せてもらっていいか?」
「駄目」
え?なんでだ?確か俺が寝てるはずなんだが…
「だからあなたはいつまでたってもマンモーニのまま」
…長門、なんか言ったか?
「…なにも」
479名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 00:03:26 ID:iVA3xbeF
推敲が終わらない。
480名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 00:24:44 ID:t3NtfLQj
言葉の力とかいわれると朝日新聞の広告ポスターを思い出す
481名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 00:51:41 ID:kKZEX9k5
自分も書いてて思い出しかけたのは内緒だ......_〆(・ω・´
482名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 03:11:59 ID:viCyhygP
>>460
確かに飛んでンのな。 そんなんだから俺はいつまでもマンモーニのままなんだよ
orz
未練がましくも貼っときます    寝てこよう

>>451より
「おや、涼宮さんはどうされました?」
と、ようやく古泉が登場。 
「おそらくお前の考えてる通りだ。 新入生を見に行ってるよ」
「やはりそうですか。 涼宮さんらしいですね」
「そろそろ落ち着いてもいいと思うんだがな」
「まぁ1年前と比べれば大分落ち着いたとは思いますけど」
「あ、そうそう。 今回の件については『機関』は詮索はしないようです。 まぁ今回全く対応できなかった事で『機関』の中ではなかったことになるんでしょうかね?」
『機関』の黒歴史が増えようが新川さんが急激に老けていこうが俺には関係のないことだ。
「みんなおっまたせーっ。 あれ、このドアどうしちゃったの?」
ようやくハルヒの奴が紙袋を持ってはやてのごとく登場。
「あうう…… それ今日あけたら閉まらなくなっちゃったんですぅ」
「ふぅん、まぁこれは生徒会にでも乗り込んで経費で直してもらうとして……」
また生徒会とひと悶着起こす気か。会長もおちおちタバコも吸えないな。 てかあの会長に戻ってるよな。
「とりあえずみんなこの前はゴメン。 お詫びとして今度の探索の時はお茶でも奢るから」
また前みたいにサイフを忘れたとかは勘弁してくれよ。
「その時に話そうと思ってたんだけどとりあえず我がSOS団を新入生にも知らしめる一環として、講堂でのクラブ紹介に乗り込む事にします!!」
そんな事をエクスクラメーションマークを並べて言うんじゃありません。 まぁ一応文芸部の枠で可能だろうとも思ったが、俺は言わない。 ガソリンスタンドでタバコをふかすような事はしたくないのさ。
「とりあえずキョン。 あんたはどのクラブがでるかを確認してうまく割り込めそうなところを見つけなさい。 あと交渉役と暴動鎮圧班ね。 古泉君と有希は…… とりあえずなにか考えとくわ。 それとみくるちゃんは……」
そう言ってハルヒがなにやら紙袋をゴソゴソしだした。 もう付き合いも長い。 何が入ってるかは言わなくても分かる。
「じゃーん、このイヌミミと尻尾をつけて出てもらうわ。 きっと似合うこと間違いなし。 3ステージ満員御礼確実よ!」
多分この場合の満員御礼は岡部以下教職員のことになりそうだが、似合うのは同意しざるを得んな。
……じゃなかった。 そんなことをしたら間違いなく親御さん呼び出し、下手すりゃ停学もんだぞ。 これは何としてでも止めなければ…
そんなどうでもいいんだかよくないんだか自分でも訳の分からないことを考えていると後ろからコンコンとノック音。
「やっほー、ハルにゃん元気かい? お、その耳めがっさカワイイねっ、ハルにゃんが付けるの?」
壊れたドアを叩いて鶴屋さんがニシシと笑っていた。
「あ、鶴屋さん。 これはみくるちゃんにつけるのよ。 何なら鶴屋さんもつけてみる?」
鶴屋さんは考えるかのように(顔を見れば考えてないのは明白だ)あごに指を当て、しばらく「うーん」とかうなっていたが一瞬こっちを見て、
「じゃあちょっと付けてみるよっ」
そして鶴屋さんはイヌミミを受け取り即行で装着。 なんとも可愛らしいもののけ姫、鶴屋サンの完成である。
どうやら鶴屋さんはこのイヌミミを大層気に入った様子で、
「そういやこれ首輪とかチョーカーとかないの?」
とか、
「しっぽはどこにつけんのっ? ここ?」
などとケタケタ笑いながらひっきりなしに質問していた。

>>452
483460:2006/12/16(土) 09:09:15 ID:pa3Epz87
>>482
おつ。喉のつっかえがとれてすっきりしました。
最初誰も反応しないから、自分の頭がオカシクなったのかと心配したさ…
484埋めネタ「西遊記」:2006/12/16(土) 10:50:54 ID:VeP5xKq6
「という訳で、僕達は西へと向かわなければなりません」
 どういう訳だ。説明しろ。それとお前のその格好は何だ。
 また蚊取り線香のCMにでも出てきそうなヘンチクリンな河童モドキの姿しやがって。
「西遊記をご存知ではありませんか?」
 知ってるよ。原典小説は元より龍球かやら幻想魔伝やら、古くは大冒険やらジンガーやゴーやゴーゴー、
ドリフ、モックン、シンゴからマチャアキまでそりゃもうばっちりな。
「それは重畳です。とにかく今回は西遊記ネタだということです」
 そうかい、わかった。なら俺たちが西遊記を演じているのはこの際置いておく。
 既に冒険ファンタジーやらスペースオペラやら荒野のガンマンやらと不条理満載の状況に色々と振り回されてるしな。
 しかしこれだけは言わせろ。

「ハルヒは何処だ。アイツは一体何の役なんだ」

 如意棒を持ち先頭を歩く孫悟空長門、河童の姿をした沙悟浄古泉、可愛らしい小さなピンクの耳を
頭に載せているメイド姿の猪八戒朝比奈さん。そして袈裟を纏い習わぬ経を持つ門前の三蔵法師な俺。
 どう考えてもミスキャストだろ、これ。さりげなくメイドがいるし。
 俺はてっきりハルヒが悟空で長門が八戒、朝比奈さんが三蔵で俺は馬だとばかり思っていたが。

「涼宮さんの役どころですか。僕が考える限り二つですね」
 言ってみろ。
「一つは敵役です。涼宮さんなら一国一城の主、牛魔王あたりを演じそうだと思いますが」
 ああ、そうだな。それだったら俺も張り切ってハルヒを倒しに行ってやるぜ。
 だが問題はもう一つの場合だった時だ。
「ええ。我々は西果ての天竺にいる『神』に経文を授かりに向かっています。
 そして『神』を誰かが演じているとすれば、それは当然涼宮さんという事になるでしょうね」
 なるほど。流石は古泉、ハルヒの事をよく知っている。お前のその意見には九十点を与えよう。
「おや、意外です。ではあなたの考えをお伺いいたしましょう」

 簡単さ、牛魔王役も釈迦役もきっと両方ハルヒがやってるのさ。アイツは欲張りだからな。
「なるほど、一番らしい回答です」

485埋めネタ「西遊記」:2006/12/16(土) 10:51:31 ID:VeP5xKq6
 どんなに気分が乗らなかろうが、天竺へ向かわなかったら色々と暴れそうな奴もいるので旅を始める事にする。
 道中突然襲い掛かってきた金角役の黄緑さんと悟空長門がトンデモバトルを開始する中、
銀角役の鶴屋さんがにっこり笑ってひょうたんをこちらに向けながら

「みっくるーっ!」

 なんて呼ぶもんだから、朝比奈さんも

「は、はいっ!」

 と律儀に返答したためにひょうたんに飲まれたり、それを救出する伏線がよりにもよって

「さぁてっ、後は君だけにょろよっ、キョンくん!」
「……えっと鶴屋さん。キョンは俺の本名じゃないんですけど」
「なんとっ! ソイツはしまったねっ! いやぁコイツは一本取られたさっ!」

というなんだか頭の痛いネタだったり、火焔山の火を消そうと長門が芭蕉扇を借りに行ったら

「芭蕉扇の貸借を申請する」
「うん、それ無理」

と羅刹女役の朝倉に長門が世界の果てまで飛ばされたりと色々あったが、とりあえず全部割愛する。

 そこ、面白そうだから語れとか言わないように。
 特に西梁女人国のあたりはダメだ。あそこには八戒と三蔵が孕むエピソードがある。
 たとえ役でも朝比奈さんにそんな事してみろ、俺は迷わず国を丸ごと焼き払うだろうよ。
 俺も孕みたくは無いしな。

 それにこっちも団長命令なんだから仕方がないんだ。
 前にハルヒが言ってただろ。すぐにラスボスと戦わせろって。
 そんな訳でお望み通り全部かっ飛ばして牛魔王ハルヒ戦だ。

 これ以上スーパーモンキーな大冒険は御免被りたいので、牛魔王が西遊記のラスボスじゃないぞといった
突込みなども当然行わない。
 ラスボスだろうが隠しボスだろうがもう何でもいいさ、さっさと終わらせて平和な日常に戻ろうぜ。
 こんな状態じゃ朝比奈さんの甘露なお茶すら飲めやしないからな。

486埋めネタ「西遊記」
- * -
「待っていたわよ、キョン!」
 牛角の生えたバイキングヘルムを被り、こんがり日焼けした肌に合う色のビキニ姿に両手斧という、
どこをどう見たって呉承恩に怒られそうな、とことん間違っている牛魔王が俺たちの前に現われた。
 牡牛座のナンチャラとかいう金色の鎧を纏ってこなかった事だけは褒めてやるが、だからって何で水着姿なんだ。
「火が燃えてて熱かったのよ。大体アンタ達が来るのが遅いからいけないのよ!」
 それでこんがり小麦色か。肌の焼き方を間違ってるぞ、それ。

「さて、ここまでやってきたあんたの強さは、まぁ認めてあげてもいいわ」
 ソイツはどーも。
「という訳でキョン。それにみくるちゃんや有希や小泉くん。アンタ達全員、あたしの団員になりなさい!
 なんと今ならサービスで世界の半分をプレゼントしちゃうわ!
 うん、やっぱ部下に領土を与えるのは戦国武将の責務よね」
 腕を組みハルヒは既に天下統一したかの如く笑い出した。とりあえず今はキョンって呼ぶな。
 そしていつからお前は戦国武将になった。しかも世界の半分ってそれは牛じゃなくて竜の王だろ。
 更に言うなら団員って何だ。この場合『世界を大いに盛り上げる為の牛魔王の団』になるのか?

 突っ込みどころ満載のこの状況に頭を抱えつつも、俺は朝比奈さんたちを集め円陣を組み、
これからどうするべきか聞いてみる事にした。さてどうするよ。

「僕が涼宮さんの意見に異を唱えると思いますか?」
「やっぱり涼宮さんも一緒でないと楽しくないですよね」
「……また、花果山に」

 すいません、全ての役割を放棄して実家に帰っていいですか。
 って言うか長門よ、それは一体何の意見だ。
 俺がやるせない気持ちで馬の頭をなでると、馬がしたり顔をしながら口を開いた。

「ふむ、相手があの元気嬢なら主が篭絡すればよいではないか。
 見るにあの娘は主に多少なりとも好意を持ち合わせているように思える。
 主もまた然り、なれば一度強気で迫り床にでも入ってしまえばよい。
 ああいった跳ね返り娘こそ意外と甲斐甲斐しくなるものだぞ」

 うるさいぞ馬、ややこしくなるからお前は何も喋るな。
 馬刺しにされたくなかったら、そこで大人しくひひんとでも鳴いていろ。
「ひひん」

「それでどーすんの? まさかとは思うけどあたしの団員にならない、なんて言わないわよね?」
 なてやってもいいが条件がある。
「何よキョンのくせに。世界の半分でまだ不服なわけ?」
 世界なんていらん。代わりにお前自身をよこせ。
「……は?ちょ、キョン、あんたマジでそれ言ってんの?」
 マジもマジ、大マジだ。世界の半分と同等の扱いで不服か?
「………………わかったわ。キョン、あ、あたしを……………………あげる」
 よし、これで旅が続行できる。ハルヒが加わってくれれば百人力だろうよ。な?
 俺は後ろで三者三様驚きの表情(驚いているのか怪しい奴もいるが)を浮かべるメンバーにサムズアップを見せ、
「じゃ、じゃあまずはオルド……よね。……キョン、は、早くこっちにきなさい! こういう時リードするのが男でしょう!」
ハルヒに襟首を捕まえて何処かへ連行されるというフラッシュバックを体験した。

 その後御休憩四時間どころか御宿泊コースとなり、翌朝
「それじゃ天竺に向かいましょ! ほらキョン、いつまでヘタレてるの! しゃんとしなさい!」
少しだけ股を開いた歩き方を見せつつ何だかつややかなハルヒにやっぱり襟首をつかまれつつ引きずられて仲間の元に集う。
 精魂ギリギリまで色々と搾り取られた俺は黄色い太陽を眩しく思いながら何とか馬に乗った。
 せっかく一晩経ったはずなのにHPMP共に0に近い状態だ。全くどういうことかね。
「天竺で経文とっておしまいじゃつまらないわよね。どうせだったら世界を巡って地図でも作っちゃいましょうよ!」
 西遊記のはずがジンギスカンになり今度はアトラスかよ。マルコポーロもびっくりだぞそれは。
「さあ出発ーっ!!」

 ハルヒの声にみんな(俺を除く)が威勢良く答え、俺たちの旅は再開されたのだった。