【犬・狐】いぬかみっ!のエロパロ3【変態】

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1名無しさん@ピンキー
集え変態共。
アニメ、原作両方あり。新スレです。


前スレ
1 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145537462/
2 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157607636/

保管庫
http://www16.atwiki.jp/inukami/
2名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 19:31:43 ID:4Oq8LQnq
ヒャーッホーウッ!
3名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 19:32:22 ID:J0tDn63q
>>1
乙かみっ!
4清明:2006/12/03(日) 19:49:42 ID:rIFfaBXF
来ましたっ!
5前々763:2006/12/03(日) 20:05:42 ID:53s8NLP9
>>1
お疲れ様です!!
やっとこさBBQ解除されましたので記念書き込み。

新スレになった以上は小説バンバン書きますか〜

そろそろコテ考えねば…
6名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 21:22:05 ID:iH4Jy2FS
万歳!!!
7 ◆iEaEevCZCY :2006/12/03(日) 21:37:51 ID:4k1JaFBn
新スレおめでとうございます。そして乙です。
早速、即死回避がてらに投下します。

ちょっと2ちゃんの報告系スレみたいな感じの内容ですが、
読みにくい方がいたらごめんなさい。
8 ◆iEaEevCZCY :2006/12/03(日) 21:40:25 ID:4k1JaFBn
「天地開闢医局のせんせいへ」

 こんにちは。お元気ですか?
こんかいのレポートは、ちょっとお話するのが恥ずかしい部分があるので、
下書きをしてから、大丈夫なところだけとりだして届けることにします。
だから、これをせんせいが直接読むことはないけどね。
 でも、今日はとても大事な日だから。日記みたいにして書くことにします。


 今日、とてもうれしいことが有りました。
ケイタが私を後ろからぎゅっとしてくれて、そのまま…キャー!
それで二人ですっごく良い気持ちで寝てました。うでまくら最高☆
その後はみんなに見つかって色々ドタバタしたけど、私はずーっとベッドの上でぼーっとしてました。

 なんでそんなことになったのかっていうと。
わたしが先週、仮名さんから預かった魔道具が始まりでした。
なんでも、一時間後の部屋の様子が映し出される不思議な万華鏡らしくて、
とりあえずケイタに預けたら脱衣所で悪用しそうだということで、私にあずけたんだそうです。
それはとっても懸命な判断だったとおもう。後でケイタに聞かれても、知らない振りしてました。

 それで、ケイタが学校に行っている時間、ちょっと試してみることにしました。
まず、庭で万華鏡を覗いてみました。やっぱりなー、とは思いましたが、いつも通りの日常が映ってます。
 …ともはねがまた、河童に負けて悔しそうにしてたりとか、
ケイがのぞきに来てケイタが居ないからがっくりして帰っていったりとか、
フラノとてんそうがお菓子をつまみ食いしてたりとか、
精霊さんたちとか色んな人がそこへやってきて小さなお茶会になってたりとか。

……とりあえずそこは現場を押さえてお説教しておきました。
でも何となくその時、この万華鏡の存在がフラノにはバレちゃったような気がします。
フラノと同じ種類の霊力を発してるから、勘付いたのかな?
9 ◆iEaEevCZCY :2006/12/03(日) 21:41:51 ID:4k1JaFBn
 でも、気を取り直して遊んでいるうち、ケイタの部屋に辿りつきました。勿論、誰も居ません。
ケイタ帰って来てるかなーっと見回してみると、ベッドの上にに見慣れた尻尾が映りました。
あれ、これ、わたし…?
 万華鏡をまわすと、私がベッドの上で、もじもじと恥ずかしそうに身体を縮めていました。
どうしたんだろうと思って引いて見てみると、なんと、私の後ろで肩をぎゅっと抱いているケイタの姿が映りました。何で!?

「!!」
 さらに驚いた事に、ケイタは私のブラウスの前のボタンを、ぽつ、ぽつと外し始めたんです。
私は抵抗せず、むしろ嬉しそうにその様子を見ています。もしかして、この展開って…
ケイタがブラウスを脱がせ、私の肌が露出されます。今の私は、ドキドキがもう止まらなくなって、
何時の間にか夢中で万華鏡を覗き込んでいました。
とりあえず、ここからは、分かりやすく万華鏡の中の私のことを「ようこ」と書くことにします。

 ケイタは上手くブラのホックを外せず、「ようこ」が自分でブラのホックを外してあげます。
そのあと、ケイタは私の肩のところでほっぺをすりすりさせると、「ようこ」の胸を両手で覆いました。
覆い切れないぶぶんが、ぷにっとはみ出してきます。「ようこ」は恥ずかしそうに顔をそむけたら、
逆に先回りされて、ケイタに唇を奪われました。「ようこ」もまた、それに合わせて目をとじてる。
あんなに唇がくっついて、きもちよさそう。しかも相手は、ケイタ。嫌な訳がないよ。

 何時の間にか、「私」は「ようこ」にまで嫉妬してるのが分かりました。
「私」の目の前で、「ようこ」はケイタと恋愛映画のようなラブラブなキスをしているから。
ケイタはキスよりも、ずっとふにふに動かしている手の方が気持ち良いみたいです。
「ようこ」のおっぱいを、ぎゅーっと寄せてみたり、上下に互い違いにしてみたり、真ん中をぎゅっとめりこま

せたりしてる…。

 やがて、ケイタは「ようこ」を本格的に押し倒しちゃいました。
「ようこ」はリラックスしきって、尻尾をだらーんとさせてます。良いなあ…。
ケイタは「ようこ」の色んなところをぺろぺろしていってます。
おっぱいに顔を埋めてみたり、耳とか、肩とか、色んな所を甘く噛んだり。
それで、その箇所はどんどん下がっていき、足をつーっと一気にぺろっといきました。
そこで「ようこ」が突然、身体をぴくぴくっとさせました。表情は見えないけど、一番気持ちよかったのかなあ
10 ◆iEaEevCZCY :2006/12/03(日) 21:43:50 ID:4k1JaFBn
 「ようこ」の胸が息で段々激しく上下しはじめました。
身体全体の火照りも強くなって、やっぱりこれから交尾…じゃなくてHするみたい。
ケイタったら、だいがくせいになってからって言ったのに…。でも、良いよね。ケイタ、すごく幸せそうな顔し

てるもん。
天国にいるみたいに、「ようこ」を感じて顔を緩ませてる…「ようこ」は同じ顔をしてるのかな。

 しばらくして、ケイタはとっても恥ずかしいとこに顔を埋め始めました。
「ようこ」は上体をじたばたして抵抗してましたが、それはすぐに、気持ち良いのを誤魔化す為の動きに
代わりました。背筋を思いっきり反らしたり、丸めたり、ひねったりしてます。
 ここで、「私」も丁度同じ部分に湿り気を感じました。ずちゅり…と指を当てると、どうにも気持ちよくて、

不思議な感じがします。
程なく、「私」もその刺激の虜になりました。一生けんめい万華鏡を覗きながら、夢中で同じ部分を指でなぞります。

…ケイタにしてもらったら、あんな風にもっと気持ちよくなるのかな?


 はあ、はあ、と息を切らしていると、今度はケイタはとすん、と胡坐をかきました。
良く聞き取れませんが、ケダモノの顔をして、鼻息荒げに何かを話しています。
すると、「ようこ」はコクリとうなずいて、信じられない事を始めました。
「ようこ」がケイタの…すごいビーンとなった、その、アレに向かって…口を、下ろし始めて。

 「私」は一瞬、呼吸が止まった様な気がして、尻尾を同じようにびぃんと張りました。
それで、気がつくと、さっきまで使っていた指を、自分の口元でちゅるんと頬張っています。
「ようこ」がしているのと同じように。

 「ようこ」は時折恥ずかしそうにウルウルと啓太の方を見上げながら、ゆっくり顔をケイタの中に埋めたりします。
ケイタはその間ずっと「ようこ」の頭を撫でたり、髪を掻き揚げたり。
そして、「ようこ」が一旦口を離して、ケイタのそれの先端をぺろんと舐めると、それが気持ちよかったのか、
ケイタは思いっきり背筋を反らしました。そこで…先っぽから白いネバネバしたのが飛び出てきて、
「ようこ」の顔にかかっていきます。話には聞いてたけど、こんなのが出るんだ…。
11 ◆iEaEevCZCY :2006/12/03(日) 21:44:41 ID:4k1JaFBn
 「ようこ」はそれをぺろんと舐めると、ケイタがティッシュで残りを拭ってあげてます。
お互い、すごく幸せそうで、「私」はちょっと切なくなります。ケイタがいつもと違う表情を見せてる…。
ケイタのそれはまだまだ元気で、「ようこ」の身体を再び抱きしめると、180度回転させて、つまり、
ケイタが「ようこ」を後ろから抱きしめる形になりました。

 「ようこ」はこくんと頷くと、恐る恐る身体を動かす。何だか、「ようこ」が私に見せ付けてるみたい…。
ケイタが、「ようこ」の大事な部分につんつんと、突き当たってる。
途中で何回かずれて、「ようこ」のお腹の前に棒だけが現れる。それが、すごくいやらしい。
三回目のチャレンジで、ようやく、二人が一つになりはじめました。「ようこ」は時折顔を歪ませながら、腰を

そろそろ落としていってる。

 最後まで「ようこ」の腰が落ちた時には、「ようこ」は汗びっしょりになっていて、部屋には本格的に西日が

差し込んでます。
薄暗くてよく見えませんが、きっとケイタと「ようこ」はもう一つに…。

 ケイタはそこまで「ようこ」にやらせて、あとは、「ようこ」が四つん這いになって、
ケイタが後ろから腰を動かす形になりました。ぎゅう、ぎゅうっと後ろから抱きしめながら。
「ようこ」はちょっと苦しそうな顔をして、ケイタの攻めをこらえてる。
 ケイタは自分の快楽を求めるばっかりで、あんまりそれに気付いてないのは残念だけど。
確かに「ようこ」で感じてる。最高に気持ちよさそうに。

 代わりに、今「私」がそれを見て気持ちよくなってる。認めたくないけど、
さっきから湿っていた場所は、もう濡れ雑巾のように水浸し。ケイタの腰が動くほど、
「私」の指もだんだん激しくなっていく…。

 ケイタは、どうやらもう限界らしく、最後に「ようこ」の名を呼ぶと、ぶるぶる震え始めました。
何かに神経を集中させてるみたいで、目をぐっとつぶって、思い切り歯を食いしばると、
「さよなら人間! こんにちはモノノケ!」とか呟いてました。
あ…すごい長いこと身体を震わせている。そんなに長く出るものなのかな、あれって。
ケイタ、嫌がってるようでホントはあかちゃん欲しいのかなぁ?
そうだったら…すごい、きもちいい。
ケイタの腕の中にいる「ようこ」も、幸せそうにうっとりと目を細めてるし…。
12 ◆iEaEevCZCY :2006/12/03(日) 21:45:59 ID:4k1JaFBn




「ようこ…居るのかぁ…………」
 そこで、後ろから聞きなれた声がしました。
びっくりして後ろを振り向くと、そこにはぴきっと固まったケイタの姿。
あわててしゅくちを発動させようとしたけど、気付くと、私はパンツまで下ろし、
てろてろになった指をくわえた状態で、まともに身動きすらとれなくて。
それで、ご丁寧にケイタの名前をずっと呼んでたみたいです。
私が恥ずかしがってベッドの上に逃げたら、ケイタにそのまま捕まりました。
ケイタの手は時々何かと戦ってるみたいに硬直したけど、最後は私をぎゅうって抱きしめてくれました。
…とっても、あったかかった♪

 その後の展開は、だいたい万華鏡の通り。ケイタとHする事になりました。
それで、もう一回。流石にこれは恥ずかしくて書けないし、前の文もかなり削りたいと思うけど、
大体想像つくよね? うん。
 あと、どうやらケイタがあのタイミングで部屋に戻って来たのはフラノの計らいみたいです。
と言うわけで、フラノのお皿だけここ一週間ちょっと高い魚が乗ってたりします。
ケイタはあれから、必死に受験勉強に励んでいます。あと、ケイタの部屋のティッシュの減りが最近益々早くな

りました。
何か関係があるのかなあ…?
 今回のレポートはここまで。もしかして「つわり」が来たら、新しいレポート書きます。えへへ♪
じゃあ、またねー☆

                            そろそろ苗字がつくかな? ようこより
13 ◆iEaEevCZCY :2006/12/03(日) 21:48:44 ID:4k1JaFBn
以上っす。
このスレも沢山の作品が投下される事を祈って、閉めさせていただきます。

では、また。
14名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 21:51:32 ID:S0qlFcRD
>>1
乙かみっ!

それと職人さんもGJ!
15清明:2006/12/03(日) 22:48:58 ID:rIFfaBXF
では、僕も未来編をお休みして
初めてのエロ小説書きますか。
16名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 23:15:00 ID:TicphIfV
良スレっ!
17前々763:2006/12/04(月) 00:00:32 ID:/6LXscl6
>>◆iEaEevCZCY 氏
GJです!!
ようこの日記みたいな視点で書かれているのは素晴らしいです!
面白いです!

>>清明氏
頑張ってください!
18名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 18:22:11 ID:8mOt3DPm
保守
19名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 23:40:17 ID:t4NdZGTE
即死回避
20名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 23:46:03 ID:2no+IXdK
たゆねかわいいよたゆね
21名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 10:14:08 ID:UOt+d1o5
保守
22名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 16:03:28 ID:UOt+d1o5
即死って30未満だっけ?
23名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 16:20:39 ID:nfax01Tn
ようこ〜ようこ〜
24名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 17:30:07 ID:Id4JeDN0
DS売ってないなぁ・・・さて期待
25名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 22:44:53 ID:cZpsKa4t
保守
26名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 02:07:47 ID:4uXTXnIH
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ごきょうや!たゆね!
 ⊂彡
27名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 20:10:45 ID:8cerD2Ao
そろそろやばい
28名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 20:11:23 ID:8cerD2Ao
保守保守
29名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 20:24:56 ID:4uXTXnIH
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 ごきょうや♪
  (  ⊂彡     ごきょうや♪
   |   | 
   し ⌒J

∩∩_, ,_ _, ,_∩∩
ミミ(Д´≡`Д)彡 ごきょうやタン!タン!タン!ごきょうやターン!
 ミ⊃⊃⊂⊂彡
   |   |
   し  J


  ヽヽ ごきょーうやタン!愛してる!ごきょーやタン! //
   n _ _   n _ _  n _ _  n _ _  n _ _  n _ _
   ミ(゚∀゚.) ミ(゚∀゚.) ミ(゚∀゚.) .ミ(゚∀゚.) ミ(゚∀゚.) ミ(゚∀゚.)
 n _ _ミっ.n _ _ミっn _ _ミっ.n _ _ミっn _ _ミっ.n _ _ミっn _ _
 ミ(゚∀゚.) ミ(゚∀゚.) ミ(゚∀゚.) .ミ(゚∀゚.) ミ(゚∀゚.) ミ(゚∀゚.) ミ(゚∀゚.)
  ミっ i)  ミっ i)  .ミっ i)  ミっ i)  ミっ i)  .ミっ i)  ミっ i)
  .しーU  しーU  .しーU  .しーU  しーU  .しーU  .しーU
30名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 20:33:07 ID:PCKmNB+G
ともはねを!!!!
ぜひともはねを!!
31名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 21:20:20 ID:EWVeOPIh
32名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 23:17:37 ID:bgVxgiq6
33名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 19:18:33 ID:9lFMCbmc
保〜守
34名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 23:14:56 ID:6tKsoiqr
ほする
ようこのたゆねいじめまだ?
35名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 23:21:24 ID:NlgTiqFC
保守
36名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 17:47:47 ID:al61IeoE
保守
37名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 18:57:55 ID:ZNysn4l+
そろそろ誰か陵辱を…
38名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 18:58:38 ID:IHVjaGLy
和姦を
39名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 19:14:25 ID:2e2FvUQF
自慰を…
40名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 21:16:21 ID:iSjfyBNy
なでしこたんのかわいさは異常
41清明:2006/12/09(土) 23:15:22 ID:kiY1hxAR
すみません
高校受験が大変なもので…(おいっ!)
42名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 23:39:38 ID:fem/kYuy
>>41
ほほう・・・21歳で高校生か・・・・

いや、見なかった事にしよう
43名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 23:50:52 ID:cOE3gQYn
>>41
あんた!厨房だったんかい!?
44名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 23:58:02 ID:fJWxM+gH
厨房氏ね
規約読んで来い
45名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 01:15:46 ID:mbQn8RgQ
とりあえず21歳になってから出直してこような
46清明:2006/12/10(日) 01:22:32 ID:cZlBBAYC
そうしましょう
さようならっ!
47名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 02:17:52 ID:ML0oGzsR
いや…元々だがトリップ無いし、騙りだよな?
そう信じる事にする。
48清明:2006/12/10(日) 02:34:48 ID:cZlBBAYC
騙りですね。
49清明:2006/12/10(日) 02:44:33 ID:cZlBBAYC
ノリでさよなら言ったけど。
まだ居ますよ。
後、ついでにぼくは24です。
ご安心を。
50名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 04:08:42 ID:VwzFnpe1
ともはね…
51名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 04:55:54 ID:Nzv/54xK
俺は永遠の16歳だぜ?
52生命:2006/12/10(日) 14:31:43 ID:PWtiTyPL
俺は永遠の17歳だぜ?
53清明:2006/12/10(日) 14:43:15 ID:cZlBBAYC
ぼくは永遠に19くらいかな。
54名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 23:38:45 ID:rJP8N7Uy
僕はたゆねちゃん!
55名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 23:35:42 ID:qIcYFK2r
よーこは?
56名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 01:24:54 ID:+rqgrMCp
俺の嫁
57名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 02:10:57 ID:JeW0dbii
>>56
裸王乙
58名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 20:55:14 ID:bcW58k01
>>56
椎名○平さんこんばんわ
59名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 01:59:08 ID:6LQgYhzL
カオルなしー?
60名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 02:31:28 ID:dooTmpGC
過疎ったな・・・
61名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 06:11:25 ID:I4n5fLtv
ひたすら待つ
62名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 18:02:59 ID:0zF3jk8+
                    ,===,====、
                   _.||___|_____||_
..                 /   /||___|^ l
..               (・ω・`)//||   |口| |ω・` )  楽しく使ってね
.             ./(^(^ .//||...||   |口| |c  )
...               /   //  ||...||   |口| ||し      仲良く使ってね
.......        (・ω・`) //....  ||...||   |口| || 
         /(^(^ //  ....  .||...||   |口| ||      
 ""    :::'' |/   |/ '' "  :::  ⌒  :: ⌒⌒⌒ :: ""  `
 :: ,, ::::: ,, ; ̄ ̄ ̄  "、 :::: " ,, , :::   " :: " :::: 
63名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 01:33:54 ID:fXYk/fPa
wktk
64清明:2006/12/15(金) 19:41:21 ID:y/kqWTdi
現在スランプ中につき…
苦戦中
ケイもの
フラノもの想定中
65名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 22:08:16 ID:/HR5/Dqo
期待して待ってる
66sage:2006/12/15(金) 23:33:48 ID:s+XexalV
俺は厨房だがここに来ちゃ悪いのか?
67名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 23:44:36 ID:0d+dNerX
>>66
中2病ということにしとけ
68名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 23:46:55 ID:NcwPrSa+
なんか、ここの住人て流石は変態というか懐が広いなw
69名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 19:16:09 ID:Z/Jrdjnb
>>66
精神年齢が18歳以上なら可。
70名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 21:31:55 ID:znaZbB7W
俺の精神年齢15歳ぐらいかも
71名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 23:38:43 ID:Lg/SfEdZ
変態は少年の心を持った大人。奴らは目をきらきらさせてパンツをかぶりやがる。
72名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 01:17:15 ID:vV0uGe9U
じゃあ…俺は変態なのか〜〜〜〜
73名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 04:20:46 ID:HWmC2YyZ
ぬゎにを今更
74名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 06:08:29 ID:JNOrGsjg
ここのスレの住人はみんな変態さ
でもって裸王とともに立ち上がる!
75名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 12:27:29 ID:vV0uGe9U
俺は自分が変態だなんて絶対に認めないぞ
76名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 13:20:44 ID:VhVYFWkp
>>75
やあ、仮名さん。
77名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 01:32:55 ID:Mw1bktcj
だからその名前で呼ぶなぁっ
78名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 06:09:41 ID:ToYFX3ci
正体が例え狐でも
こんな可愛い女の子だったら
喜んでモノノケのパパになるんだけどな
ただ市役所にはどう提出したらいいんだ、人と狐の子なんて
79名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 06:27:15 ID:e4BStZjT
私生児あつかいでいいんじゃない?
80名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 07:36:21 ID:F8LHJTta
ほす
81名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 08:46:00 ID:iK57B22L
We are the 変態!!!!!
82名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 08:48:39 ID:iK57B22L
We are the 変態!!!!!
83名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 14:41:37 ID:oWG/1W2h
国家機関で不妊治療(?)してもらってたりするし、彼女らにも名目上の戸籍は存在するんじゃね?
犬神として医局に登録された時に作られたりとか。
84名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 18:41:24 ID:+sruioHX
犬神は姿を消せるんじゃなかったか
85名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 21:44:05 ID:U6LgPgaY
過去にだって犬神と結ばれるケースはあっただろうし、新しく作るだけじゃね?
86名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 00:38:07 ID:Fjebze7K
周囲の反応を見る限りじゃ、子作りはそんなタブーでもないみたいだからな。
87名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 01:07:41 ID:4vnL9UAo
そういや天地開闢医局でようことなでしこはナニしてんだ?
88名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 02:13:39 ID:MTKoXOYo
生理の検査とか?
89名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 02:27:08 ID:RdfT9dn6
先生「じゃあようこちゃん、今日も検査するから、ここに横になって」
ようこ「え、で、でも」
先生「ほら早く。大好きな人と子供、つくりたいんでしょ?」
ようこ「…はい」

ウィィィン

ようこ「んっ! ケイタ、ごめんね、ごめんねぇ! ひぅぅぅぅぅぅぅ!」
90名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 05:23:13 ID:CnIfyEXL
ちょっと笑ったw
91名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 14:00:35 ID:1msqKRHb
なんてこったい
92名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 06:02:05 ID:ee9qDYea
いつの間にか寝取られてるようこw
93名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 12:12:12 ID:62C71sFk
保守る
94名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 13:06:27 ID:KjYFB0Iw
保守
95名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 20:49:04 ID:C9k+rxDU
96名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 23:12:56 ID:aKqqVc4s
h
97名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 16:14:10 ID:0GWi2UMx
98名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 18:11:13 ID:pVLNijbr
     ○⌒\  
     ミ'""""'ミ       
    ./( ´・ω・`) シングルベールシングルベール
   //\ ̄ ̄旦~     
  // ※.\___\   
 \\※ ※ ※ ※ ※ヽ
   \`ー──────ヽ
99名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 20:34:37 ID:KMprvC//
人いなすぎワロタw
100名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 01:28:01 ID:9frG0oW1
たゆねカモーン!!
101名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 10:58:48 ID:tVLMOMt0
保守
102名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 22:32:00 ID:HaOthvm3
たゆねおかしたい
103名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 03:40:12 ID:+FAq4e7c
このスレ的に、男=啓太以外の組み合わせでも構わないか?
104名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 03:44:25 ID:+FAq4e7c
言い方間違えた
例えば薫×薫の犬神とかでもOK?
105名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 04:00:00 ID:LEokWEOe
投下してくれるなら俺は何でもOK
106名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 17:41:23 ID:rCZFz9tO
親方(その他変態)×犬神は勘弁w
107名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 14:24:10 ID:j8HzJUrs
自演乙
108age:2006/12/28(木) 15:07:14 ID:YUIbtyS0
シュッシュッ
109名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 19:24:16 ID:vIYIWi5i
>>107
また君か
110名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 20:18:20 ID:j8HzJUrs
>>109

おかしいな。書き込みは初めてなのだがな
111名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 20:40:44 ID:EhM+wgkf
>>103
SSの頭にその旨を明記していただければ
112名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 23:35:22 ID:Ap2LWaJj
アニメのおとボクスレに友情物語のアレンジがあったのを持ってきたw
めちゃおもろいから見てみろw

676 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で :2006/12/28(木) 15:26:12 ID:1GY5gfKu
>>674
俺も同じくつぼったのでこんなの作って和んでいる
http://swfup.info/view.php/5811.swf
113名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 23:41:03 ID:xxWKIVKs
>>107>>109>>110
お帰りはあちら
114名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 12:05:39 ID:xo5oznz2
ホシュホッシュ
115名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 13:35:10 ID:qoewayk9
はぁっはぁっはぁっは
116名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 02:03:42 ID:WgSftuPM
神よ〜
117名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 10:06:43 ID:UonqCcL1
正月にはきっとお年玉代わりのごきょうやタンSSが
118 【だん吉】 【1038円】 :2007/01/01(月) 00:46:51 ID:C+MTJs2N
期待age
119名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 05:35:59 ID:+RaZ6UeE
啓太はやはり変態ルックで初詣いくんだろうな
120名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 21:51:53 ID:bYPNFEP2
いつまでも待つぞ
121名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 18:14:22 ID:ZVgM1wCZ
お年玉はようこSS
122名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 20:38:15 ID:7DJLPBqa
薫様×啓太様の小説が読みたいですっ
123名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 23:17:05 ID:jMtMf/st
啓太×カオルなら読みたい
124名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 13:50:17 ID:/uUFGnWu
神は死んだのか
125名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 10:37:11 ID:xlTQTEHE
親方×ようry

すまん、なんでもない
126名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 02:38:21 ID:tkH9PBUc
沈黙を破れし神は現れないのか…?
127名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 02:47:18 ID:i6bmmLLX
とりあえず何巻迄出てるか教えてくれ。
読んだら多分書けると思うから。
128名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 03:08:27 ID:3gxnj1ls
十一巻まで出てる
129名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 03:48:24 ID:i6bmmLLX
>>128
結構出てんだね。
とりあえずブックオフで全部読んでくる。
130名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 02:37:33 ID:/LowNiwy
立ち読みかよw
131名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 03:31:13 ID:d2fPV7qt
>>130
つか見つからんかった。
どこ探せばいいんだ?
132名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 12:08:16 ID:/LowNiwy
そこら辺の大型本屋で普通に立ち読み出来るでしょ
133名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 22:24:10 ID:tAcE0uKv
図書館で借りれば?
134名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 23:22:50 ID:d2fPV7qt
ブクオフで小説見つけたぜ!
3巻を……。なんで!?3巻だけ!?最初から読まなきゃ意味ないじゃん!


明日新品買ってくるわ……。




全裸で
135名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 00:12:22 ID:l/uO27/W
早く読むんだそしてごきょうや&たゆねSSを
136名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 15:46:28 ID:8cVIpomr
もう1月投下無いのか
137名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 21:10:09 ID:9bD+J1Jm
啓太×真・てんそうキボン
138名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 21:11:34 ID:9bD+J1Jm
啓太×真・てんそうキボン
139名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 21:13:03 ID:i2PVzhtj
今1巻読んでる。

しかしこれは……変態だな……。
140名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 21:30:19 ID:9bD+J1Jm
変態・ライトノベルでググッたら一発でしょうな
141読みえもん:2007/01/09(火) 22:40:32 ID:9bD+J1Jm
ともはね×大河童
ソフトです


 連敗だった。
 ここのところのともはねは河童に対してすこぶる調子が悪い。
当初はどっこいどっこいかと思われた相撲の勝負だったが、やはり河童の方に分があった。
「むぅ―…」
啓太やようこなどは『相手が河童じゃあさ』と慰めてはくれたが、ともはねとしては納得がいくものではない。
それに、やっぱり啓太にはいいところを見せたかった。
『やったなともはね!』と褒めてほしいのだ。
「けーた様。見ていてくださいね!次こそはきっと!」
固く決意し、いざ相撲修行に旅立ったともはねであったが…

「んっ…んぷっ…あむっ…」
なぜか男根をくわえることになっていた。
『ど、どーしてこーなるのー!?』
そもそも修行相手が悪かった。
ここはやはりより手ごわい相手と勝負して己を鍛えるべきと、ともはねは河童界でも名高い某山の大河童のもとを訪ねた。
142読みえもん:2007/01/09(火) 22:45:29 ID:9bD+J1Jm
身の丈がともはねの二倍はあろうかという巨体の妖怪であったが、意外にも要求を快諾してくれた。
しかしこいつが曲者で、言葉巧みにともはねを言いくるめ、しまいにはともはねに奉仕を強制したのである。
「ん―…ぷはっ!」
 小さな口から禍々しい肉棒が飛び出す。
唾液と先汁でてらてらと光る巨根を眺め、ともはねは思う。
『わ、ぴくぴくしてる。それにこんなに腫れちゃって痛くないのかな?』
余談だがともはねに性知識はない。その都度大河童が『ぐぇぐぇ』と指示しているのである。
なので見方によってはともはねは従順な肉奴隷に見えなくもない。もっとも当人にその意識はないのだが。
『ぐぇぐぇ!!』
「ん…こぅ?…んぁ…」
新たな指示に従い、裏筋に沿って舐め上げる。小さな舌がちろちろと蠢く様はなんとも扇状的だ。加えてそれを年端もいかない少女がしているのだからたまらない。
正直この大河童もその気があるのだろう。先ほどから表情が妙に緩い。
『なんか…頭がぼぅっとするよぅ』
一心不乱に奉仕を続けるともはね。時にくわえ、吸い上げ、舐め回す。
様々に混ざった粘液で顔中ベトベトであったが、気にすることなく行為に没頭する。
「んっ…んちゅ…んんっ!?」
突如大河童はともはねの頭を抱えると、自ら激しく腰を振り始めた。
猛り狂った肉棒は口内、喉奥まで蹂躙する。
 技術もなにもあったものではなく、ただ乱暴にともはねの口を楽しむ。
『うぅー苦しいよぉ』
吐き出したくてもできない苦しさからともはねの瞳からは大粒の涙がこぼれる。
それがまた大河童の被虐心を煽るのだ。
一層動きが激しくなった直後、ともはねは予兆を感じた。
『え!?なになになに!?なんなのー!?』
大河童は大きく腰を引くと、勢いをつけて―
『ぐえぇぇ―ッ!!』
『んっ!?んん――――!!』
凄まじい量の精液がともはねに向かって流れくる。
それはとうとう許容量を越え、彼女の小さな口から溢れ出した。
「う、うぅ――…」
なおも脈動を続ける肉棒から際限なく吹き出す精液がともはねに降りかかった。
白のシャワーを浴びながら、ともはねの意識は闇に沈んだのである。


「ほぇ?」
ともはねが目覚めたのはいつも見慣れたケイタハウス。
「あれぇ?あたし…」
寝ぼけ眼で辺りを見回すと、足元には一本の巻物。そこには…



『免許皆伝』


143名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 01:16:14 ID:6ZEWv8Js
GJ
144名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 01:26:17 ID:JDduG2u9
>>142
河童〜羨ましい!
145名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 03:38:03 ID:fmxI+B3+
GJ

ちょっと河童の皿を割りに行ってくる
146前468:2007/01/10(水) 16:32:45 ID:t8hooSZj
おお…単身赴任から帰ってきたら、人いなさ杉…
ちょいと疲れを癒したら啓太×ともはね書きますので…
それよか11巻出てたのか…
147前468:2007/01/10(水) 16:34:29 ID:t8hooSZj
ごめん…sage忘れ
148名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 18:35:34 ID:s2RVO6Mi
ししし師匠ではないですか!お久しぶりです!
ど…どうかこのスレのかつての栄光を白布返しで…ガクッ(没
149名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 22:00:19 ID:+FFeGzj4
来たれ繁栄
150名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 19:10:24 ID:FoeYN9Xl
神は我等を見捨てたのか?
否!
何故なら神王が我々の前に現れたのだから!
151名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 06:33:01 ID:QqbkgQk5
変態の救世主よ、ご降臨を・・・!

このスレで「変態」っていうのは褒め言葉だよね
152名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 12:21:39 ID:fkH86BzQ
最高の栄誉です
153名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 20:36:46 ID:Mb2DOpeS
やはりここは裸王に…
154読みえもん:2007/01/14(日) 00:55:18 ID:wBa98p/T
この新参者にも、どうか神の御加護を…っ!!
155名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 00:31:42 ID:Set3nTX0
オナニーしません来るまではの精神で我慢すべきか
神風の如く速攻で抜くべきか
156名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 01:10:26 ID:KfbAZFgL
>>155
我慢するんだ!
157名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 01:22:28 ID:rQz32Nxk
…抜けばいいんじゃないかな
158名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 04:21:00 ID:3eY9pXv6
実際自分で書こうとすると、漫画のエロパロと比べてラノベのエロパロって書きづらいね。
みんなすごいなと思う。
159名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 06:04:32 ID:ugW3qEoW
>>89見てから俺の妄想が止まらんのだが
気に入った女の子を片っ端から『医療』と称して手込めにしていく天地開闢の医師
ようこもなでしこも分娩台の上で医療行為を受けてヨガりまくり・・
160名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 21:06:25 ID:gLdxT6aY
>>159
では文章化するが良い
その飽くなき妄想を・・・・・・
161名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 02:28:44 ID:QbJ/kNZm
>>159
こういう事か?

今日はあっぱれ日本晴れ。ようことなでしこは『医師』による『診断』を受けていた。
「それじゃあなでしこちゃん。そこに横になって」
医師にそう言われると彼女は、言われるがままに診察台の上に横たわった。
全裸で。
ちなみにようこは別の部屋で医師に貰ったチョコレートケーキを貪り食っていた。
「じゃ、今度はここだね」
スッと腕を動かし、そう医師が告げる。途端になでしこの顔が真っ赤になり、「ひぅっ!」という艶がかった声が漏れた。
「な、なななにを……」
軽いパニック状態のまま医師に訴える。が、既にアッチの顔を出した医師が止まる筈が無い。
医師はその手をゆっくりと彼女の股の中に滑らせ、これまたゆっくりと、その感触を確かめるように動かす。
医師の手が蠢く度に、彼女の口からは甘い吐息が漏れていた。自分でするよりもずっと、ずっと気持ちいい。
そんな彼女を見て、医師は彼女の見えない所で歪んだ笑みを





何やってんだ俺……
162せんだんの力:2007/01/16(火) 09:45:40 ID:dJIJovVm
エロ無し小ネタを投下します

せんだんの力

啓太に序列を決めてもらう為、薫のいぬかみたちが押しかけた時のお話

啓太とて自分の考えで序列を変えたところで揉めるのは必至、だからと
いって何もせずそのままが良いと言っても揉めることには変わりがない。
そこで……

一旦みんなを帰らせた後、せんだんだけを呼び出す。
「リーダーである、せんだんがダントツで一番であることを示し、その
せんだんが薫が決めた序列を変える必要はないと宣言させれば皆も納得
するだろう」
「啓太様、お言葉を返すようですが、単純な力(霊力)比べでは、たゆねに
勝てるはず有りません、それにおそらく参加しないとは思いますが、
なでしこも伊達にお父様より長く生きている訳では有りませんでしょうし」
「えっーなでしこちゃんってそんな年なの…、まあ、それは置いといて、
だからこういう物をだな……」
「たしかに、その力はわたくしにしか使えませんね」
用意する物を告げられた、せんだんは手配のため飛び立った
163せんだんの力:2007/01/16(火) 09:46:24 ID:dJIJovVm
>>162

数日後、啓太ハウスのある河川敷に再びいぬかみ達が集まった。

「やぁーみんな揃っているね」
「例によって、なでしこは欠席です」
せんだんの返事に少しがっかりした啓太に
「啓太様、序列は決まったんですよね」
「わたしは何番ですか?」
詰め寄るてんそう、フラノ、いまり&さよか達に
「序列は、いまからあれを使って決める」
指さす方向には大きな、大きく厚い鉄筋コンクリート製の板が並んでいた。

「あれを真っ二つに出来た者が一番、あとは一番になった者が決める
序列に従う、以上だ」

やる気満々なのは、たゆねただ一人、あとは啓太が決めたことでは
仕方がないという感じで、ともはね、いまり&さよかに至っては
完全に放棄している。
164せんだんの力:2007/01/16(火) 09:47:21 ID:dJIJovVm
>>163

序列が下位の者から挑戦する。
ともはね、いまり&さよか では表面が凹んだだけであったが、ごきょうや、
てんそう、フラノ ではクラックが入ったものの割れなかった。
たゆねは予想通りバラバラと言うより木っ端微塵にしてしまった。
いぐさは棄権し、せんだんの番である。
せんだんは板に線を描くように扇を撫で付けた後、気を溜め一気に
放った。
次の瞬間、大きな鉄筋コンクリート製の板は、鋏で断ち切られたかのように
真っ二つになっていた。
その、磨き上げられたように輝く美しいまでの断面は何の細工も無しに
せんだんの力による仕業であることを物語っていた。

せんだんは皆の方に向くと、
「序列は今まで通りとします、これはわたくしが一番であるからではなく
薫様が充分にお考えなさってお決めになった序列を私たちいぬかみが、
敢えて異を唱える必要のないことだと考えるからです、皆さんも
解りますね」

「序列のことは解りましたけど、今のはどんな力なのですか?」
たゆねの問いに啓太が
「せんだんにしか使えない力、剪断力だ」

剪断の力

糸冬
165名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 14:42:13 ID:QbJ/kNZm
剪断w
166名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 18:39:33 ID:5HTwMWLk
ともはねを正座して待つ 全裸で
167名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 00:25:42 ID:+XFnanOJ
大量爆撃こないかなー
168名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 19:54:35 ID:Lh2zs84t
保守
169名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 04:23:50 ID:vaMEvr4g
ハラヘッター
170名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 05:37:04 ID:MEFy3Gg9
>>161
GJじゃないか
出来たら続きを!
171名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 06:33:08 ID:p4IjzOjx
>>169
ともはねやるからそれでも食っとけ
172名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 23:39:09 ID:7IXcGEHf

     ∧_∧       
    <ヽ`∀´> ウリも混ぜるニダ!
  三 (  つ つ   
  三 人 ヽノ   
   〈_フ__フ
173名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 19:30:14 ID:/VnIk0U5
ああ、犬だからか。意味分からなかった。
174名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 19:33:42 ID:GOnoe0WV
ともはねスレでは定番のネタなんだぜ?
175名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 21:24:36 ID:KA5U3Ew4
保守
176名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 02:39:59 ID:NoCK7y+L
カオルくれ カオル
177名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 23:30:17 ID:bbQS/xGY
コミックスのようこはエロい
178名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 21:01:09 ID:xk+W1QVH
フラノとのとろけるような甘々話を読みたいよ…

…妄想ばかりで文才のない俺が恨めしいorz
179名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 21:38:57 ID:vsesPWg+
妄想を最初から最後までメモ帳に箇条書き
 ↓
大体の流れを別のメモ帳に書く。

小説の文体に直していく。

色々と肉付け。
 ↓
一晩寝かせる。
 ↓
次の日に推敲・訂正。

よかったら投下。
180名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 22:08:48 ID:gAgAy0ys
俺の場合、一晩寝かせるとウボァーだわ。
181名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 22:29:34 ID:xk+W1QVH
>妄想を最初から最後までメモ帳に箇条書き
俺はこの時点で挫折するな。


文才が無いというよりはむしろ、妄想が場面場面なので断片的過ぎてストーリーを構成できるほどではないというべきかもしれない。
妄想ノートでも作ってネタを貯めたりすれば或いは可能かもしれんが、
そこまですると流石に変態臭がw
182名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 23:45:28 ID:q89Hgd4Y
ここは変態の社交場では?
183名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 00:03:31 ID:turTnrqJ
そもそものきっかけは、遠くイングランドに居る川平宗太郎の贈り物だった。
「何でウィスキーなんか送ってくるんだよ。俺は未成年だから飲めないってーの……ま、飲むけどさ」
数本の外国のラベルが貼られたモルト・ウィスキーを抱えて啓太は頬を緩めていた。
今度、本家に行ったら祖母かはけにもお裾分けしようかと考えていると、入り口のビニールシートがさっと開き。
「啓太様、いらっしゃいますか?」
「お、ごきょうやじゃないか」
そこには、川平薫の犬神であるごきょうやが立っていた。
手には見覚えがある包み。何時もなでしこが食料を持ってくる際に下げてくる手提げ袋だった。
「なでしこに急用が出来てしまいまして……私が代理で食材を届けにきました……おや?」
袋をテント内にあるテーブルに置いたごきょうやの視線が啓太の手元を見る。
「ああ、親父から送られて来たんだ」
「宗太郎様からですか……ウィスキー、しかもかなりの年代物ですね」
興味津々といった表情でごきょうやはウィスキーの一本を手に取り軽く匂いを嗅ぐ。
(良い匂いです……宗太郎様の匂いが混じって)
そんな感慨を抱き、懐かしそうに、愛おしそうな表情を浮かべるごきょうやに対し、啓太は気さくに言った。
後で、言わなきゃ良かったと後悔する発言を。
「なぁ、折角だから少し飲んでみるか?」

最初は「昼間から飲酒なんて医学的見地からみてとんでもない」「啓太様への贈り物ですから」等とやんわり断ろうとしたごきょうやだったが。
啓太郎の匂いを久し振りに嗅いだ所為か、心が緩んでしまったのかもしれない。

「では、一杯だけ」

一時間後、5本の内3本のウィスキーが空瓶になった。

「わかりますかぁ啓太様ぁ、私は、私は宗太郎様から離れたくなかったんですよぉ!?」
「あ、ああ……そ、そうだな」
大トラならぬ大犬と化したごきょうやに対し、タジタジになる啓太。
そろそろようことともはねが帰って来る時間だ、こんな有様を見られたらどんなお仕置きされるか解ったもんじゃない。
「ごきょうや、そろそろ冷たい水でも飲んだらいいかなぁ〜って……」
「私は離れたくなかったんです。あの方がおしめを付けていた頃から見守って、儀式の時に真っ先に立候補したんです! 」
「は、はぁ」
「あの方は優しいから他の余分なのもついてしまいましたけど!」
「あ、あのー、ごきょうやさん?」
「私にはけ様程の力があれば、あの2人を叩き出して独占出来たのにっ、後からノコノコ現れて宗太郎様を奪ったあの泥棒猫だって寄せ付けなかったのに、きぃぃ!」「お、落ち着け、落ち着くんだごきょうや!」

酒瓶を振り回して暴れるごきょうやを何とか宥めようとした啓太だったが。

「ぐお!」

一瞬で床に組み伏せられた。グキキキと音が立ちそうな動作で顔を上げてみると、

「うふふふ、お久し振りです宗太郎様」

泥酔状態のごきょうやが妖艶な笑みを浮かべて啓太を睨め付けていた。
何とか立ち上がろうとするものの、全く歯が立たない。
「ち、違う。俺は親父じゃない、啓太だってんぐぅ!」
啓太の声がごきょうやの柔らかい唇に塞がれる。舌が勢い良く口内を蹂躙する。
熟練の舌の動きで啓太の抵抗を奪ったごきょうやの両手の爪が伸びる。
一瞬で、啓太の服は切り裂かれ全裸になった。
「待て待てごきょうや! 俺は啓太だっつーの、親父じゃないってば!」
「つれない事仰らないでください宗太郎様。宗太郎様の筆下ろしを担当したのは私ではありませんか」
「な、なんだってー!」
衝撃の告白に某MMR風に表情が固まった啓太を余所に、白衣がずり落ちる。
真っ赤な顔を更に限界まで赤らめたごきょうやの顔が迫る。啓太、絶体絶命のピンチであった。

続くかもしれない。
184名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 00:15:55 ID:turTnrqJ
うほっ、ごきょうや含めて犬神は四人だから、

あの2人→あの3人
だったわ
185名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 10:09:52 ID:fcAnnL+U
続きを期待
186名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 16:04:46 ID:aLqnte1E
うぉー
ごきょうやきたー
187名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 20:00:10 ID:G9yRtYZB
続きが楽しみだ
188名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 20:55:13 ID:IPErdQ0A
うあー…9
189名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 07:05:18 ID:ypM31ZP5
それは、川平宗太郎が犬神使いになって暫くの事だった。

「悪霊払いの仕事ですか」
「ああ、初めてのお務めになる。修行は絶やさなかったつもりだけど、実戦はこれが初めてだ。よろしく頼むよごきょうや」
「は、はい……」

川平家の者の務めとして、犬神を伴いて破邪顕正を為す。
まだ十代の半ばを過ぎるかどうかというような子供とはいえ、彼は犬神を四人も率いる有力な犬神使いなのだ。
霊能力者の絶対数が限られている現代で、遊ばせておく謂われはないのもまた事実。

(宗太郎様が実戦に出られる……)

勿論、まだ未熟な彼をいきなり強力な物の怪や邪霊とぶつける事は無い。
これは宗家が宗太郎に実戦を慣れさせる為に寄越した仕事なのだから。
実際、調べてみたら相手は単なる凶暴化した浮遊霊に過ぎない。自分を始めとする犬神が四人護衛に付き、アシストをする。
何も問題ない。無難に終わる筈だ。

(それでも)

それでも、不慮の事態というものは何時だって起こり得る。
単なる飛沫な霊だと思ったら凶悪な悪霊だった場合だってあったのだ。
そして、思わぬアクシデントで命を落とした霊能力者や犬神も数多く居るし、彼等が死んだのを目の当たりにした事もある。

(宗太郎様に、もしもの事があったら!)

普段は沈着冷静なごきょうやの心は乱れに乱れた。
そして、彼女自身、考えられぬ行動を取ってしまった。

仕事の前日の夜、自分だけしか宗太郎の側に居ないのを良い事に、あろう事か主人を押し倒してしまったのだ。

「ああ、宗太郎さまぁ、宗太郎さまぁ!」
「ご、きょう、や。どうして……あぁぁ」

宗太郎のあどけなさが残った顔が顰められ、ぶるぶると震える。
身体の芯、ごきょうやの牝の最奥に叩き付けるようにして注がれる宗太郎の胤。
成長期の子供にしては大振りな男根を、みっちりと根本まで食い込んだごきょうやの秘所から精液が溢れ出す。
たて続けに3回も精を放った所為か、萎えかけた男根を放すまじとばかりに膣肉が締め付ける。
男の純潔を奪い、宗太郎に女を教えた肉壷が蠢動し次なる勃起と射精を促す。

「どうしてなんだ。なんで、こんな事をしたんだごきょうや」
「嫌なんです。宗太郎様が、あなたが、危険な目に遭うかもしれないと思うと、嫌なんです!」

駄々を捏ねる子供のように首を振りながら、ごきょうやは腰を振り続けた。
犬神や妖怪に対しても分け隔て無く接する人、本性を顕した自分を見ても優しく笑って頭を撫でてくれた人。愛しい人。
堪らなく欲しかった。はけの様に強ければ、儀式の時に誰一人として寄せ付け無かっただろう。
彼の注目や興味も、信頼も、あの屈託のない笑顔も、この身体も、自分だけのものにしたい。
彼に降りかかる危険も、災厄も変われるものだったら変わりたい。自分は犬神なのだから、喜んで身を差し出そう。

「だから、だから宗太郎様。私は―――……あ、れ?」
190名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 07:06:12 ID:ypM31ZP5
急激に酔いが醒め、ごきょうやは目をぱちくりとさせる。混濁していた頭が、一気にクリアになった。
1回深呼吸し、辺りを見渡して見る。そこは川平本家の宗太郎の自室などではなく、川平啓太の棲まう橋の下にあるビニールハウスだ。
ハウス内は特に変わらない。ビールケースで構成されたテーブルの上に二本のウィスキー瓶と三本の空き瓶が転がっている。
後は何故か素っ裸の自分と、自分に組み敷かれて泡を吹いているこれまた素っ裸の啓太が居た。
全身に引っかかれたり噛まれたりした後が無数にあり、しかも唾液まみれだ。
トドメとばかりに繋がったままの陰部と男根からは、多量の精液と愛液が溢れ出している。

「んっ」

腰を上げて啓太から身体を離す。くぽっという発泡音と共に萎えた男根が膣道から抜け落ちだらりと仰向けになる。
それはまさに、瀕死のぞうさんの様相だった。

「…………」

たっぷり十秒間ほど硬直した後、ごきょうやは妙に機械的な動作でテキパキと後片づけを始めた。
素早く自分の身体を拭い、あふれ出る精液を可能な限りぬぐい取り、急いで脱ぎ散らかされた服を纏った。
普段はパリッとしている白衣がよれよれですっかり酒臭くなっているが仕方がない。
啓太の方も一応身体を拭いて毛布にくるめておく。応急処置だが服は自分がズタズタに破いてしまったのでどうしょうもない。

そこまで片付けて、ごきょうやは自分が何をしたのかに思い至った。
泥酔した挙げ句、啓太を宗太郎に重ね合わせて襲いかかってしまった事。
宗太郎を思い、追い求めながら、その子供である啓太相手に腰を振ってしまった事。
まるで痴女のように、まさに盛りの付いた牝のように。

「〜〜〜!!!」

思わず駆け出してしまった。恥ずかしい。恥ずかしい。今後、どんな顔をして啓太に顔をつきあわせれば良いのか。

「あれ、ごきょうや―――」

ビニールハウスから飛び出して橋を駆け抜けるところでようこと擦れ違ったが返事のする余裕もなく。
ごきょうやは走りながら先程言いかけた言葉を思い返していた。

『だから、だから宗太郎様。私は―――』

後の言葉は思い出せない。あの時、自分は何を言ったのだろう。
ただ、事が終わった後に泣きながら謝罪した自分に対して、主人は少し困惑の混じった顔で頭に拳骨をコツンと落とした。
そして、何時ものように自分の髪を梳くようにして撫でてくれた。

宗太郎は自分を許してくれたけど、啓太は自分を許してくれるだろうか?

思わず、足が止まった。
背後の橋の下から爆発音と啓太の悲鳴、何かが川に落ちる音。
その音を聞き、ごきょうやはかつてデパートの屋上から見たイングランドの方向を一瞬眺め。

「啓太様に、謝らなきゃ」

そう呟くと、彼女は黒煙が上がる方向へと踵を返した。

191名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 15:51:09 ID:HHiPgKun
GJ!
だけど、最後の文字はいただけない。
192名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 19:03:36 ID:ypM31ZP5
ゑ、なんで?
193名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 19:22:17 ID:HHiPgKun
もっと読みたーいってこと。
ごめんなさい。我侭ですね。
194名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 15:23:07 ID:xjGZ9SBq
>>190
GJ!うおー!
195名無しぞうさん@ピンキー:2007/02/05(月) 12:04:09 ID:Zvs3kcxX
ごきょうやではないが投下。


とある日、川平啓太は一つの呪いを受けた。
宗家から回された邪霊退治の折、相手が最後っぺとして何か呪いをかけて来たのだ。

「でも、結局何とも無かったんだよなぁー」

そう、別に啓太は不幸に取り付かれる事も無く、装備していた蛙の消しゴムが取れなくなる事もなかった。
結局その日はそのままビニールハウスに帰って夕食を食べ、何時も通りにエロ本を読もうとした啓太をようこが吹き飛ばし。
何時も通りに風呂に入り、何時も通りに就寝した。

『お前なんて、……っ込まれてしまぇーぇーぇー』
「ん?」

夜中過ぎ、ふと目が覚めて辺りを見渡す啓太。

「んー、昼間の邪霊みたいな声だったなー、確か、呪いかける時の声だったっけ?」

そのような気がする。が、耳を澄ませて見せてもそれっきり何事も無い。
暫くぼんやりとしていた啓太ではあるが。

「……まぁ、明日辺り報酬貰うついでに本家に相談してみっか」

ごろりと横になって寝てしまった。

次の日。
川平家本家に向かうと、其処には宗家の犬神であるはけが待っていた。
何でも宗家は犬神の最長老の所に出向いたので留守、自分が代わりに報酬を渡す為に待っていたという。

はけから報酬が渡された後、啓太は昨日の呪いについて相談する事にした。

「なるほど、そのような事が……少々厄介かもしれませんね」

呪いが何であるかを見定めるかのように、啓太をじっくりと見つめるはけ。
邪魔しちゃ悪いとばかりに動きを止めた啓太とは対照的に、付いてきたようこは何だか奇妙な気分になっていた。
言葉にし辛いが、はけの啓太を見る目が気にくわないのである。
そうこうしている内に、はけが手にしていた扇子をぱたんと閉じて立ち上がった。

「この間の死に神の呪いのように、残してしまっては後々災いとなるでしょう。調べて解呪した方がよろしいですね」
「そ、そうなのか」
「はい。ようこ、すみませんが、控えの間で待っていて貰えませんか?」
「え、なんでよ!?」
「呪いの解除には精神を集中させねばなりません。貴女の力が必要になるのであれば呼びますので少し席を外してください」
「ちょ、ちょっとなにそれ!」

暫くの間ごねた後、ようこは渋々と言った様子で控えの間の方へ去っていった。
そして啓太は何故かまっぱになるよう要求された。

「服によって呪いの感知が鈍る可能性がありますので。大丈夫です、直ぐ終わりますのでご辛抱ください」
「そ、そうなのか……まぁ、早めに頼むよ」

裸になる事に関しては実はそれ程抵抗はない。
本人は否定しているが、伊達に街中の変態に『裸王』の称号で讃えられている訳ではないのだ。
ましてや、相手は犬神ではあるが同性のはけである。何にも問題は無い筈。
なので、ちゃちゃっと脱いだ啓太の周りをゆっくりとした足取りで、はけは回り始めた。
196名無しぞうさん@ピンキー:2007/02/05(月) 12:06:33 ID:Zvs3kcxX

「ふーむ」

開いた扇子で口元を隠し、細い目を更に細めてじっくりと啓太の身体を眺めるはけ。
啓太も、何だか居心地が悪い。まるで、肉食獣と一緒に檻に閉じこめられているような、そんな感じが何故かした。

「啓太様、申し訳ありませんが、四つん這いになってください。よく見えませんので」
「……………………わ、解った」

一瞬「何がよく見えないのか」と問いただしたくなったが、言われたとおりに四つん這いになる。
啓太の第六感が告げていたからだ。それを指摘したら、状況が一気に動いてしまうかもしれないという事に。

しかし、その第六感の警告はあまりにも遅かった。
状況は既に『詰み』の状態であり、例えここで啓太が形振り構わず行動を起こしたところで、結果は同じだったろう。

そして、はけは行動に移った。

「本当に貴方は……啓太様はそっくりです。あの方の若い頃に。思わず……欲してしまうじゃありませんか」
「はけ?」

後ろから響く言葉と共に、言い知れぬ悪寒が啓太の背筋を駆け上がった。
振り返ろうとした瞬間、啓太の腰にがっちりとはけの両手が巻き付かれ、はけの吐息が耳元にかかる。

「ちょ、おま!?」
「初めてですかここは? 力を抜いてください」

はけの微妙に艶のある言葉が聞こえたかと思ったその直後。
彼はその欲望を一気に押し込んだ。



「 ア ッ ー ! 」



川平本家の庭園にある椿の花がぽろりと落ちる。
はけに貫かれた瞬間、啓太の脳裏にあの邪霊の呪いの言葉がはっきりと聞こえた。

『お前なんて、何でもいいから突っ込まれてしまえ』





呪いまだ解けてないので多分続く。
次は犬神(牝)のエロにしたいなぁ。
197名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 14:33:48 ID:9H1ocrfP
アッー!(´*ω*`)
198名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 18:06:30 ID:AAsY95yh
久しぶりに来たらごきょうやktkr
それとアッー!!!!!!!!!!!!!!!
199名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 19:14:01 ID:M0PumOls
ぬおっ
200名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 16:35:33 ID:PKa1eYqs
アッーわろたw
201名無しぞうさん@ピンキー:2007/02/08(木) 21:23:35 ID:0QqcQOe8
感想ども。
仮名さんと薫ってどっちが変態かなぁ。
テレビ見た感じでは仮名さんが圧勝だけど、裏側では薫の方がでぃーぷかも知れないという妄想を抱いたりもする。
なでしこのメイド姿って薫の趣味らしいし。
202名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 21:54:49 ID:1SYQZM3m
赤道斉が一目置いていただけあるな
203名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 02:53:16 ID:X4vf6ICJ
夜は鬼畜だと本人も行っていたことだしね
204名無しさん@ピンキー :2007/02/09(金) 03:50:27 ID:SOElOBz+
薫って鬼畜でエロいのか?
205名無しぞうさん@ピンキー:2007/02/09(金) 08:02:40 ID:0yVzIBb+
>>204

「ふふ、啓太さんがいけないですよ」

プラスチック製のボールを噛まされ、拘束具で全身を縛められた川平啓太は、冷たい地下室の床に転がされていた。
華奢に見えて意外に筋肉質な裸体をじっくりと視姦しながら、川平薫は普段見せないような淫らな笑みを浮かべる。
『神童』の名を欲しいままにし、前例の無い10人の犬神を従えた川平家跡取り最優秀候補者は、『おちこぼれ』を見下ろし囁く。

「また裸で街中を彷徨くだなんて……後始末をする僕の身にもなってください」
「ん、んん〜!!」
「口を塞がれてても言いたい事は解りますよ。ようこさんが癇癪を起こしたから、でしょう? そんな事は知っています」

何せ、彼の棲まうビニールハウスには監視カメラを設置しておいたから、啓太の動向は筒抜けである。
だが、わざわざ手の内を明かす必要はない。必要は無いので、薫は跪き、啓太の頬に口を寄せる。

「でもね、僕が怒っているのはようこさんでも、後始末の煩わしさでも無いんです」
「んんっ!?」
「貴方が、僕以外の存在に肌を晒してる、その一点ですよ」

そう言うなり、薫は猛烈な勢いで啓太の体に唇を付け、強く吸い上げた。
座れた箇所が赤くなる程に、強く強く。啓太が暴れようとも構わず押さえつけ、体の隅々まで口づけた。

「街の、見ず知らずの輩に、僕の、僕だけの啓太さんの体が見られた。汚された。僕は許せません。出来れば、今すぐにでも貴方の体を見た連中の目をえぐり出したい!」
「んっんーーーー!!!」
「解ってます。啓太さんは優しい人だ。優しい人だから自分の為に誰かが傷つくのは嫌なんですよね?」
「…………」
「だから、僕の憤りを全て啓太さんにぶつけます。貴方の体が、貴方の心が誰のモノであるか、刻み込んで上げます」

限りなく優しく、限りなく残虐な薫の声が、地下室に響き渡った―――。


「ってな脚本だけどどうてんそう? 冬コミのBLはこれで勝負かけようと思うんだけど」
「……攻守逆転ね。いつもは薫様受けで啓太様攻めなのに」
206名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 11:59:20 ID:mClvzkSN
薫様マジ鬼畜
207名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 16:32:34 ID:BFmjPG0A
しかし意外でもない
208名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 19:51:16 ID:XtPVgUII
啓太…乱暴で激しいが超ド早漏+一度で全精力を使い果たすため連戦不可。
薫…優しくて丁寧だがかなりの遅漏+余力を残すため連戦可能。
個人的に啓太と薫はこんな風に性生活でも正反対って印象。
209名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 21:59:52 ID:TipKyD5h
ドMの薫様も有りだな
210名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 02:09:05 ID:AvuOTEFk
啓太に掘られながら口から涎を垂らしよがる薫様アッー!!
そして物陰から覗き見しながらオナニーするなでしこ
211名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 05:24:49 ID:jPSmxzA8
>>208
しゅくちで前立腺スポットにローターを押し込まれ、果てるごとにウィーンとなってアッー!となってギシアンな啓太
212名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 05:40:15 ID:OQPXFD+M
ぐ・・GJなんだが
うわぁ・・・
213名無しぞうさん@ピンキー:2007/02/10(土) 16:09:18 ID:2bLGgXEJ
なるほど面白い話で。
まぁ、自分的には薫様は元日ハムの新庄並に守備範囲が広く両刀で、ノンケでもホイホイくっちまういい男と言う事にしておこう。
214名無しぞうさん@ピンキー:2007/02/11(日) 13:03:43 ID:McZHlkQV
続き投下。


「うう、酷い目に遭ったぜ……」

啓太はヒリヒリと痛む尻を押さえながら、川平薫の屋敷へと急いでいた。
ようこは十数メートルをプリプリ怒りながら飛んでいる。
怒気が強い所為か、身体全体からオーラのような霊力が放出されている状態。
はけ相手にあんだけ暴れて、それでも怒りは収まらないようだ。

(まぁ、しゃーねぇよなぁ。あんな事が起きれば)

あんな事とは、川平本家で川平啓太が犬神のはけと『がったい』した件である。
ロストバージンの際の叫び声により駆けつけてきたようこは、惨状を見て硬直した後に大激怒。
自分よりも先に啓太に手を出されて余程腹腸が煮えくり返ったのだろう。
だいじゅえんを連発し、危うく川平家本家が火災に見舞われるところだった。

(ほんっと、もう少しで実家が丸焼けになるところだったぜ。ようこの奴、狐の姿に戻りかけていたしな)

ようこを何とか宥めて本家を出るまでが本当に大変だった。
はけは一応啓太に対してもようこに対しても謝罪し、頭を下げてはいたが。
見送る際の妖艶な笑みと熱の籠もった視線は、啓太の警戒感と今後はけに対して尻を向ける事への危機感をいやでも煽り立てていた。
そんなはけに対してようこが殺意丸出しのガンを飛ばした時には正直失禁しそうだった。

(さっさと呪い解かないと、まーた何やらかされるか解ったもんじゃない)

そうでなくても、啓太の周りには変態や奇人が多いのだ。(尤も啓太本人も立派な変態ではある)
彼等がこの事態に気付いたら、どんな事件や騒動が起こるか想像するのは非常に簡単。
その事を考えると、啓太は気が重くなり、重々しい溜息を深々と吐いた。


幸運にも道中何事もなく2人は川平薫の屋敷にたどり着いた。
連絡を先に入れておいたおかげで薫は屋敷に居て、2人を迎え入れ応接間に通してくれた。
薫の後ろにはせんだん、ごきょうや、フラノ、いぐさ、なでしこが控えている。
てんそうと双子、たゆね、ともはねは薫に頼まれてお使いに出ているらしい。

「なるほど……そんな事があったんですか」

なでしこが淹れた紅茶を啜りながら、薫が啓太の説明を締める。
要所要所、生々しい部分は極力省略しては居たが、啓太は出来る限り川平本家で起きた事件と自分に掛けられた呪いの事を説明した。
その隣りでは、ようこが頭から湯気を出しながらなでしこ手製のチョコレートケーキを自棄食いしている。

話を聞き終えた薫は何時も通りの冷静な面持ちではあったが、僅かに眉間に皺が寄っていた。
話を聞き終えたせんだんは実兄の乱心を聞き、扇で真っ赤になった顔を隠してしまった。
話を聞き終えたごきょうやは顔を真っ赤にし目を白黒させながらも、啓太に切れ痔に効く軟膏を渡した。
話を聞き終えたフラノは興味深げに啓太とようこを交互に見やっている。自称18禁キャラらしく、動揺は見られない。
話を聞き終えたなでしこは頬をほんのり赤らめて啓太を見やり、啓太と視線があって慌てて目を逸らしていた。
話を聞き終えたいぐさは「ネ申降臨!」と叫び応接間を飛び出していってしまった。
様子を見に行ったごきょうやの話によると、自室に籠もりパソコン相手に長門有希のタイピング顔負けのスピードで何やら原稿を打ち込んでいるようだ。

「犬神ですら呪いに惑わされるレベルとなると、かなり厄介ですね。早急に解呪する必要があるでしょう」
「ああ、はけはあんな有様だし婆ちゃんは暫く戻って来れないみたいでな、頼りになるのは薫ぐらいなんだよ。わりぃけど、助けてくれ」
「ふふふ、僕を頼るだなんて嬉しい事言ってくれるじゃないですか。それじゃあ、とことん頼りになってあげましょう」

ティーカップをそっとテーブルに戻すと、薫は身を乗り出して啓太の手を掴む。
いやに強く手を握り締めてくる薫を訝しげに見返す啓太だったが、目があった途端背中に緊張が走った。
この雰囲気、これはつい先程感じたものに極めて近かったからだ。
215名無しぞうさん@ピンキー:2007/02/11(日) 13:04:48 ID:McZHlkQV
「啓太さん……」

長い睫毛の下にある、普段は穏やかで理性的な目が濡れ濡れになって啓太を情熱的に見つめている。
薫の指が、啓太の指に絡み付いてくる。綺麗なピンク色の形の良い唇が、はっきりと囁いた。

「 や り ま せ ん か ? 」

こんな事ははけに続いて本日二度目だが、思わず「いいぜ。俺、薫みたいな奴好きだから」と言いそうになってしまったのは啓太だけの秘密だ。



「ふぅ……一体何なんだよ。薫まであっさり染めてしまうなんてどんな呪いなんだ。霊自体は大して強くもなかったのによ」

啓太は今、屋敷のジャングル風呂で湯船に浸かっていた。
髪の彼方此方が軽くアフロ化していたり、頬に僅かに灰がこびり付いたりしている。
一応、入る前に体は流しておいたのだが、微かに残っていたのだろう。
熱い湯船に肩まで浸かりながら、啓太は自分がこの屋敷の湯船に入るきっかけとなった先程の騒動を思い返した。

薫がワルっぽい自動車修理工のような台詞を囁いた後、応接間は戦場と化した。
再度ぶち切れて暴れるようこをなでしこが取り押さえ、薫はせんだんとごきょうやとフラノの3人がかりで自室へと押し込み軟禁した。
啓太は慌てて避難しようとしたものの、ようこがぶっ放したじゃえんの流れ弾を直で喰らい全身丸焦げになっている。
一張羅をボロボロにされた啓太は、着替えを用意するまでの間、風呂に入るようなでしこに言われたのだった。

「はけにはあんな事されるし薫にゃあんな事言われるし……仮名さんには相談出来ねぇなこりゃ」

常識人であるはけや、普段はまともである薫であんな有様なのだ。
仮名史郎本人は否定しているものの潜在的に変態であるから、助けを呼ぼうものなら悪夢三度になるだろう。

「ま、あいつらなら何とかしてくれるだろ。何たって、今度は男は居ないんだし」

風呂に入る前に聞いた話によると、薫の犬神とようこだけで解呪を試みる事にしたらしい。
本来なら大喜びして踊り狂うような涎の垂れまくりシチュエーションなのだが、二度にわたる男色襲来の所為か、今ひとつ啓太の気持ちは盛り上がらなかった。

―――と。

風呂場の入り口に、何者かの気配を感じた。
思わず隠し持っていた蛙消しゴムを指に挟んで構える。
もし自室から脱出した薫がここまでやって来たのなら、何とか牽制して風呂場から逃げ出さないといけない。

が、それは杞憂だったようだ。
聞こえてくるのは、薫の犬神達の声。
姦しい年頃娘の声が、こっちへと近付いて来る。

「お、おほほっほほほっ」

普段のエロさが戻ったのか、啓太の口の端がだらしなく歪む。
水着か、タオルか、それともすっぽんぽんか。
エロい妄想と期待を胸に抱きつつ、声の方を凝視する啓太であったが、

「ほほほ…………へ?」

湯気の向こうから現れた『彼女達』に、あんぐりと口を開けてしまったのだった。


続く。
216名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 13:24:00 ID:s7rL4xXO
>>215
GJ! 続き楽しみ。
217名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 13:41:04 ID:LQrV2kmx
>>214-215
GJ!マジワロタwwww
218名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 22:23:00 ID:JONztmun
>話を聞き終えたいぐさは「ネ申降臨!」と叫び応接間を飛び出していってしまった。
は、腹いてぇ(w
219名無しぞうさん@ピンキー:2007/02/13(火) 16:29:32 ID:J+1IONM3
感想ども。
仮名さんも出そうかなぁ……あの人、見てる分には楽しいけど書くと何だかキモイw
220名無しさん@ピンキー:2007/02/14(水) 22:00:49 ID:E0h7V76M
仮名さん=変態は必須ですな
221名無しさん@ピンキー:2007/02/16(金) 19:31:19 ID:gIyKlPAK
保守
222名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 19:41:27 ID:FuMP+tur
223名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 21:19:57 ID:4ro5qOYT
224名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 00:16:27 ID:miwIkU22
225名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 00:27:51 ID:/IYwuxHD
226名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 02:21:21 ID:U8yuhq0a
227名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 02:26:06 ID:UTjJOJ7L
で啓太のティクビを挟んで流血ピアスプレイな黒カオル&なでしこの淑やかコンビ。

素でこえぇよw
228名無しぞうさん@ピンキー:2007/02/19(月) 06:27:07 ID:nV5GG/Yi
>>227
それネタにして書き起こそうと思ったけど無理だったぁよ。
サディスティックなのは結構好きだけど、実際にグロいのはどうにも駄目。
229名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 00:56:58 ID:LfN60eeQ
>>228
俺もせいぜい洗濯バサミくらいだわ。芯無しで挟むだけっていう折半案はどうだろう

ちなみにホッチキスでなくホッチキッスだよな。まぁどうでもいいが。
230名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 04:20:09 ID:D+WxSSJH
ホッチキスはステップラーというらしい
231名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 09:37:36 ID:Auz2aKZ6
>>229
国内メーカー最大手のマックスを筆頭に呼称の殆どは「ホッチキス」

因みに>>230が指摘している様に本来は「ステップラー」が一般名で
「ホッチキス」はイトーキの商品名であるが、現在は一般名詞化したとして失効している

232名無しぞうさん@ピンキー:2007/02/20(火) 11:23:08 ID:JmHsR9LV
うーぬ、夜寝ないで昼寝して考えたんだが、原作見る限りサドっ気があるのは、

暗黒面ようこ →主に啓太
川平薫 →主に啓太
裏面なでしこ →薫ところにより一時啓太
裏面はけ →ヤング宗家ところにより一時啓太

かなぁ。
ライト鬼畜サドでフラノ、もしくは啓太にかつての主人を重ね、自分との依りを切った事への恨みがましいさをついつい啓太にぶつけてしまうごきょうやとか。
他のキャラは何というか、その辺のイメージが湧かないね。
233名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 11:59:12 ID:UmxbW0Yb
それ以外のキャラはサド要素がないからな
234名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 00:22:51 ID:hElxlyRV
ステップラーってのか。無知がでしゃばってすまんかった。
235名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 06:49:00 ID:6YCqLR22
知らなかった >ステップラー

>>232
しかしなんだな、全部啓太総受けじゃないか
236名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 01:17:49 ID:khpyLVH3
>>235
>しかしなんだな、全部啓太総受けじゃないか

それが何か問題でも?
237名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 01:19:30 ID:DmndZQEn
裸王かわいいよ裸王
238名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 23:32:08 ID:FI0gaYLI
ドクトルかわいいよドクトル
239名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 00:03:06 ID:9SFr3YIo
「あひぅ!ド、ドクトル……あっ!らめぇぇ!!」
「ふふふ。裸王はアヌスがお好きなようですな」
240名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 12:06:31 ID:Q2fHvQmx
スレの流れがへんたいに!
241名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 14:59:13 ID:adfMckWl
アッー!
242名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 16:46:07 ID:LpZURChm
流石にここまでホモネタが続くと気持ち悪くなってきた
243名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 23:28:21 ID:ZrY1rlXS
これ以上ホモネタやるなら801あたりの方がいいかもね。
244名無しぞうさん@ピンキー:2007/02/25(日) 01:51:56 ID:rIMSH1fg
湯煙の向こうから現れたもの、それは。

雄の馬を連れたせんだん。しかも興奮して滾ってます。
硝子製のグリセリンがなみなみと装填された超特大注射器を構えたごきょうや。
腰からゴム製の何か隆々としたモノが生えてるフラノ、何だか楽しそうです。
いぐさはハンディカメラを片手に、キラキラとした目でこっちを見てます。文句があるならヴェルサイユまでいらっしゃい!
全員の表情は、大マジでした。

「やべぇ、太平洋だ」

啓太はそう呻くなり、脱兎の如く逃げ出した。
彼女らが呪いに感染してあーなったのか、治療目的であーなのか解らない。
解るのは、犬神達は啓太が嫌がろうとも各々が望んだ事を実行する事に他ならないという事だ。

「ガンパレード!」 「吶喊!」 「突入!」 「拡張!」

風呂場のドアを蹴り開け、全裸のまま啓太は逃げ出す。

「どうにかしないと……そうだ」

思えば、先程ようこの姿が見えなかったのを思い出した。
このような事態になれば、彼女は確実に黙っては居ない。
そのようこが、何故姿を見せないのか。

「まさか、あいつも呪いに!?」
「川平!」
「仮名さん!?」

呼び声と共に、仮名史郎がいきなり廊下の前に姿を現した。
何故か、

「仮名さん」
「何だ川平、質問なら受け付けるぞ」
「何ですっぽんぽんなんだよっ」

何故か全裸だった。

「決まってる、よくわからんが私はお前に突っ込まなくてはならな……おふぅぅぅぅ!!!」

啓太は仮名の胴体に寸剄を叩き込んで棒立ちにさせた後、全力アッパーを顎に叩き込んで彼を屠った。
天井に頭から突き刺さり、ぶらーんぶらーんと揺れる仮名を放置して再び逃げ出す。
十秒後に追い掛けてきたらしい犬神達の悲鳴と派手な爆発音が聞こえたが、啓太は心の中でそっと仮名の遺影に手を合わせただけだった。

「兎に角、風呂場に戻って服を着てここから逃げ出さないと」
「いいえ、その必要はありませんよ」
「え?」

どこからともなく聞こえた声に啓太が足を止めた瞬間。

「おわっ!?」

廊下の床がパカリと開き、啓太は落とし穴に落ちていった。


「さて、準備は整ったようだね……なでしこ、そちらの準備は?」
「はい、抜かりはありません薫様」
「じゃあ、僕達も行こうか。ようこそ啓太さん、僕の秘密の部屋へ」
245名無しさん@ピンキー :2007/02/25(日) 22:10:48 ID:btJruSez
エロSSかけるやつは本にして売ればいいのに。元々小説だし。
小説本で同人誌ってのも結構あるんじゃなかったっけ?
246名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 01:53:52 ID:nBH6QT7g
>>239
ムシャクシャしてやった。今は反省している。
247名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 09:55:13 ID:LflqoP92
「やべぇ、太平洋だ」

レイプマンキター
248名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 05:14:14 ID:sQMhB+lh
短いけど、DS文庫の書き下ろし小説でようこによくじょーしたので。

※時期設定とかは適当で※
<ようこと罰ゲーム>

「だ、だめっ、ケイタ! わたしが悪かったから!」
「だから、お前がいつも火をつけるのが悪いんだろ!?」
 その晩。啓太とようこは、いつものように、組んずほぐれつ揉みあっていた。
最近では、ようこがからかうと、啓太は高確率で釣られるようになってきている。
しかも、本気で。
「だって、せきにんはとれないって言ったの、ケイタだもん!」
「負けたんだからそこんとこ多目に見ろ!」
 実は先ほど、ようこのおねだりで、プロレスごっこで遊ばされていたのだ。
ところが、ようこは啓太に何度も負けつつも、その度に挑発的なポーズで組み敷かれたり、
艶やかな声を挙げたりしていたのだ。

 そして、リミットが解除された啓太に、しっぺ返しを喰らった。
暫くようこは「しゅくち」を唱える事もなく、バタバタと暴れていたが、
啓太に弱点のキスで唇を塞がれ、だらんと手足を伸ばしてしまった。
 こうなれば啓太はしめたもんである。
いそいそと服を放り投げ、生まれたままの姿になってしまった。
「もー、相変わらず、脱ぐの早いんだもん」
 ようこは急にしおらしくなり、啓太のされるがままに服を脱がされていく。
キス戦になると、彼女は全身に満ちてくる幸せな気持ちで、どうしようもなくなるのだ。
 ちゅ…ちゅ…
啓太は優しく、ようこの唇をついばみ、時には舌を侵入させて、彼女の思考を奪っていく。
そして、ようこも、とろんとした目で自分から最後のブラまで外してしまった。

「それじゃ、いつも通り敗者の罰ゲーム、いくぜ」
 啓太は腰に手を当て、自分の分身を誇示する。
ちなみに、啓太が一回だけ敗れた時は、両手両足ベッドに拘束されて、目隠しで足コキされたりした。
おまけに寸止めだった。
249名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 05:15:04 ID:sQMhB+lh
 それはさておき、啓太は早速ようこの体を堪能し始める。
およそ一ヶ月ぶりに性交渉まで持ち込めたが故、嫌でも手に熱が篭る。
それは彼女も同じだったのか、啓太が唇でようこの肌を言ったり来たりする度に、
我慢できない様子で啓太の腕をぐっと握ってくるのだ。
 啓太は堪らなくなり、少し早めだが、このまま正常位で挿入してしまおうかとも考えたが、
頭の中に、ある名案が浮かんだ。

「な、ようこ、お前体起こしてみろ」
「え?」
 そう言って、啓太はベッドの上にごろんと横になった。
ようこが、啓太を見下ろす形になる。
「ほら、俺の腹を跨ぐように」
 そして、半ば強制的に、啓太の脇側にひざをつき、女性上位の体勢をとらされた。
ようこは恥ずかしそうに胸を両手で覆っている。啓太は、指先でゆるい曲線を描くように、
目の前のようこの下腹、および太腿を、つぅっと奥にむけてなぞっていく。
「ちょ、くすぐったいよケイタぁ」
 最初はくすぐったそうにしていたようこだが、やがて、その刺激に慣れて来ると、
「ぁ…ぅ…」
 僅かに艶っぽい声を出し始めた。

 やがて、啓太は指先を、ようこの陰核の周辺にまで持っていき始めた。
ようこの声が、段々と本気で湿り気を帯びてくる。普段は絶対に、こんな声を出さない。
オトコの本能を刺激する、愛おしい響きだ。
 更に啓太は、その指を内部の唇にまで走らせた。
これにはようこもたまらず、きゅっと体を浮かせる。
しかし、もう一方の手でがっしりと尻を固定されてしまったため、それも思うようにいかない。

 可愛い、と啓太は素直に思った。
いま指を彼女の中に出し入れすると、べっとりと潤滑油が溢れてきている。
既に準備は整ったようである。

「それじゃ、ようこ、このまま座ってみな」
「えっ…そんな、恥ずかしいよう」
 ようこが顔を伏せて、いやいやと躊躇する。すると啓太はあっさり上体を起こしかける。
「お前ができないんなら、ここで終わりだな」
「だ、だめ」
 ようこが思わず啓太の肩を掴む。その拍子に、豊満な両方の球がぷるんと揺れた。
しかし、再び下腹部を啓太の指によって弄ばれ、体を丸めてしまう。
「ちゃんとやんねーと罰ゲームになんないだろ?」
「ん、あう、ケイタのばか…」
 ようこがキッと顔を真っ赤にして啓太を睨む。
「ほれ、こっちはちゃんと垂直にキープしててやっから」
 啓太はそう言って、いきり立った自分の分身を指で支えて見せた。
それを見て、顔をしかめていたようこの表情が、再び誘惑にとろけ始める。
彼女の中で本能と理性が戦っている。
250名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 05:15:51 ID:sQMhB+lh
 自分を貫く度に、気持ち良さが増していく、この棒。
大好きな啓太と一つになるために使う、ちょっとえっちな象さん。

「どうだ、ようこ、座るか?」
 啓太がもう一度聞いた。程なくして、ようこはこくん、と首を縦に振る。
また一つ、ようこが啓太に心を奪われた瞬間だった。
「ケイタ…いくよ」
 ようこはぐっと目をつぶると、そのまま腰をゆっくり落としていく。
彼女の中を、啓太のそれがゆっくり突き進んでいくのが、かすかに感じられ、
ようこは口から湿った溜息をほぅ、とついた。

 そして、やがてようこの腰がゆっくり、最後まで落ちる直前。
啓太が多少強引に、腰を上へと突き上げた。
「あぅっ!?」
 いきなり先端が、ようこの子宮の入り口に突き当たる。
その瞬間、電撃のような衝撃が、ようこの全身を駆け巡った。
鳥肌が立ち、自分がどこかに飛んでいくかのような感覚。

 声も出ず、目を白黒させてるようこに、啓太は容赦なく二回目の衝撃を加えた。
ようこは再びビクッと体を跳ねさせ、全身でそれに反応する。
「どうだ? 気持ち良いか?」
 啓太は意地悪げに聞いた。ふだん、完全にようこの手の上で遊ばれているぶん、
こういった悪戯は非常に気持ちが良かった。

(しっかし、相変わらず体温たけーな…)
 彼にかかる快感も相当なもので、特に悪質な、彼女の平熱三十八度という内部温度により、
今にも自分の種子が暴発しそうでヒクヒクしているのだが。
その状態を知ってか、ようこは何とかそこから立ち直ると、啓太に反撃することにした。

 彼女は奥までめりこんだ啓太を、快楽に耐えつつ、少しだけ引き抜いた。
そして、膣内にぐっと力をこめつつ、再びゆっくりと腰を落とす。
 ぎゅ、ぎゅっと、啓太の先端に、何かが蠢く様な感覚が伝わる。
「あ…ぐは…」
「どぉ、ケイタ…わたしも、負けてないよっ…んっ」
 啓太も、それに負けじとしっかり、ようこの奥に突き上げる。
ただし、二人とも負けず嫌いの性格ゆえ、相手より先に達してしまわぬよう、細心の注意を払って。

 しばらく、声に出さない喘ぎを漏らしつつ、二人はねっとりとお互いの隙を伺っていた。

 このままでは、埒があかないな。
ようこが段々と前かがみになってきていたので、啓太は目の前でぷるぷると震える双球に手を伸ばした。
そのまま、手の中でそれを転がし、首を浮かして乳首を舐める。
「ちょ、ちょっと、それ、はんそくぅ!」
 ようこが堪らず声をあげる。しかし、その行為自体を拒もうとはしない。
自分の中の絶頂欲に屈してしまったらしい。抵抗をやめて、啓太の突き上げに、力なく溜息を漏らす。

 啓太も既に射精欲が限界に達していたため、容赦なく腰のスピードを速めた。
ようこは声にならない息をあげ、恥ずかしさに顔を手で覆ってしまった。
いつのまにか耳まで真っ赤になっている。
 そんなようこが可愛く思えた啓太は、思わず上体をぐっと起こし、そのままようこの体をぐっと抱きし

めた。
その瞬間、二人の我慢が限界に達する。
「ひゃんっ…」
 ようこは啓太の腕のなかで、ピクッと一回痙攣のような動きをした。
啓太の方も、今もなお内部を締め上げる膣の中で、自然な波動に身を任せていた。
251名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 05:16:39 ID:sQMhB+lh

「へへ…」
 ベッドの上で、ようこは嬉しそうに啓太から外したゴムの先を結んだ。明らかにいつもより中身の量が

多い。
そしてそれを口の先にくわえ、誇らしげに啓太に見せてきた。
「やめんか、はしたない!」
 それを今度は逆に啓太の方が恥ずかしそうに奪う。
「ほんと、ケイタってかわいいよね♪」
 ようこは裸のまま、嬉しそうに啓太に抱きつき、頬ずりをする。
「うっさい、お前だってさっきは凄く…」
「すごく?」
 啓太は言葉を濁した。先ほどのようこの痴態を思い出し、再び股間を熱くする。
それを見たようこは、まあ、と顔を赤らめ、さらに擦りつきを強めた。

「ケイタ、次はどうやって遊んでくれるの?」


                      とかなんとか
252名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 13:28:38 ID:EIJXbsqs


253名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 16:20:43 ID:CVj7p8wa





!!
254名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 16:40:12 ID:G9WEwehS
ようこかわいいよようこ
255名無しさん@ピンキー:2007/02/28(水) 19:59:58 ID:C1UrGiHL
ムカつくぐらいラブラブカップルだぜ・・・。
もう一生やってなさい(w
256名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 03:34:17 ID:Wfc2a+QB
よい!
257読みえもん:2007/03/06(火) 12:14:53 ID:SJxDbvC0
タイトルがなんとなく思いついて…
後悔は…してませw
258読みえもん:2007/03/06(火) 12:20:07 ID:SJxDbvC0
<小ネタ もっこり啓太のヌルいつぼ>

「〜〜〜♪」
 今日も今日とて上機嫌なともはね。というのも今日は久しぶりに啓太と遊ぶ
約束をしているからである。
 最近は世界中に散った仲間たちが帰ってきたりして慌しかったためまとまった
時間がとれなかったが、昨日啓太が「よっしゃ、ゲームでもするか!」と誘って
きてくれたのだ。啓太も勉強が続き気分転換をしたかったのか存外に乗り気だった。
 なんのゲームしようかな?
 ともはねはハマっているソフトを数点頭に思い浮かべながら、勢いよく啓太の部屋のドアを開けた。
「啓太さまぁ〜〜!!」
………あれ?啓太さまいない?
 屋敷のどこかにいるのか、はてまた外出しているのか啓太の姿は見受けられない。
 ん〜…ここで待ってよっと。
 勝手知ったるなんとやら。ともはねは啓太のベッドに飛び乗った。ゴロリと横に
なると、心地よい、啓太の匂いがした。
「へへへ」
 なんとなく嬉しくなって足と尻尾をフリフリしてしまう。
 一番啓太の香りがする枕を抱きしめようと、それを持ち上げると…。
「あれ?コレ…なぁに?」
 ともはねは枕の下になにかが隠されているのを発見した。
 そしてそれはともはねには全く理解できないモノだった。
 花瓶かな?…でもガラスじゃないよね。それになんか柔らかいし。
 すべすべとした手触り。表面には何の模様もない用途不明な謎の筒。
 啓太さまが集めた魔道具…かな。
 だとしたらロクなものではない。最近まで啓太が集めていたのはあの赤道斎関連の
魔道具だ。あの究極変態の創造物なら危険極まりない。
 もしかしたら啓太さまの宝ものかも。
 あるいは啓太の私物かもしれない。枕の下に隠すほどならよほど大切な代物だろう。
少なくとも、ともはねなら絶対に大事なモノだ。
「勝手に触っちゃダメだよね…」
 ともはねそれくらいはわかるよ!自分がされたらヤなことは人にもしちゃ
ダメだって!
259読みえもん:2007/03/06(火) 12:21:41 ID:SJxDbvC0
 ギュッと目を瞑ってともはねはソレを枕の下に押し込んだ。
 
ブギュ!

 静かな部屋に、液体が飛び出るような音がこだまする。
 どうやら勢いよく握った拍子に筒からなにかが吹き出たらしい。
「ふぇ……?」
 ともはねはおそるおそる枕を捲って覗いてみる。
 するとそこには乳白色の液体がじわじわとシーツに染み込んでいて…
「ひっ…!!」
 全身の毛を逆立てて飛びずさる。
 やヴァい…なんかやヴァい。
 犬神の本能がともはねにそう告げていた。
「み、見なかったことにしよ…」
 よくはわからなかったが、なんというか啓太の知られざる一面を垣間見たような
見ていないような気がする。とにかくこのことは啓太本人には言えない。
 そしてなんとなくだが…
「ようこにも言えないよぅ…」
 実に聡い娘である。
 ともはね…彼女はやはり人外のケモノであった。
「お〜い ともはねや〜い!」
 屋敷のどこかで啓太が自分を呼ぶ声がする。
「啓太さま!」
 ピョコンと尻尾を立たせて、ともはねはベットから下りる。
 このことは胸にしまっておこう。
 ふぅ、と軽く息をつくとともはねは啓太のもとへ飛んで行った。

 啓太の筒…まったくもって謎である
260名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 12:28:30 ID:b8nNDZuz
全米が泣いた
261名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 18:41:25 ID:SW4pk6u8
全米が吹いた
262名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 23:50:14 ID:OXpx7oUh
ホール中が湧いた
263名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 12:49:44 ID:LGNfnTBQ
オナホールに射精した
264名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 21:55:54 ID:nwyicoeF
見つけたのがもしフラノとかだったら大変なことになってたな
265名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 05:54:23 ID:GpQWlr4W
寧ろようこが見つけて怒りながらも垂れて来た中身を見て精飲とか。
つーか、犬神達や他のキャラ(はけ含む)で見つけて一番楽しい反応を示すのは誰だろか。
266名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 20:37:14 ID:AbpMCZE/
ごきょうやが見つけて妖しい研究に目覚める
267名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 01:33:53 ID:8WUkyMRE
>>265
最近のようこは自慰は許可してる。
受験が終わって愛欲の日々に入ったら、再び処分するようになるかも知れんが。
268名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 11:24:57 ID:MGSeP87v
>>265
たゆねだろうな。
こんないかがわしいもの!と部屋の隅っこに放り投げるんだが
ちょっとパラパラとめくって「うえ〜こんなのできない〜」とかいって
また片付けるんだけど、またちょっとだけみて


最後に啓太に見つかり、啓太を誘惑するw
269名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 18:33:15 ID:kzTkLFdd
270名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 20:57:07 ID:EY3iHv/b
271名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 21:59:29 ID:lDmjg5c6
272名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 22:31:41 ID:sTBZJ0du
273名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 22:57:26 ID:vQu5wJ/B
274名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 23:51:46 ID:V41BurML
275名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 00:01:03 ID:jACNRrHD
276名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 01:03:36 ID:erInsK+l
277名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 01:10:17 ID:RWbAh6fS
278名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 10:33:10 ID:i50f1UyS
279名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 18:40:58 ID:55+KULOh
280名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 18:53:30 ID:MKzwKvYU
281名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 18:57:30 ID:FEOYuDnX







ってどこに隠れてたんだおまいらw
282名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 00:11:17 ID:TjBOdrtB
変態は一人いると百人いると言われてます。
283名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 03:15:13 ID:1DDOI6qP
ゴキブリかよw
284名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 05:44:39 ID:nojNBszH
カサカサコソコソ
285名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 18:27:50 ID:YCcB8gkT
シュー
286名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 19:49:28 ID:dBFG05mn
泡で固めよぉ〜♪
287名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 00:10:06 ID:6WHnYIwa
ここ何スレ?
288名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 05:32:29 ID:T+5lGr3u
変態スレ
289名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 07:58:11 ID:lU5mVKuz
>>288
ちっが〜う!!変態の中の変態達による変態達の為のスレだ!!
290名無しさん@ピンキー:2007/03/18(日) 21:39:46 ID:xhrwqd6r
まだ3巻までしか読んでないんだが、2巻の小話だけ見るとはけが幼女をだまくらかした変態にしか(ターン
291名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 12:01:02 ID:H7NNS7Js
何かエロパロに飢え過ぎて、啓太受けでもいいやって気になってくる(w
292名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 18:18:38 ID:P/lXHL0p
そろそろ来ないかなー
293名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 20:57:01 ID:X4iriNpT
映画公開するのにこの低さとは変態とは言えないなぁw
294名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 11:17:03 ID:gDakBtcX
295名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 14:31:20 ID:gVFXW34o
296名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 22:55:56 ID:NP32ZAbw
297名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 07:33:00 ID:f8pLXMU2
298名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 08:28:35 ID:ZChBvanC
299名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 08:37:05 ID:X0YZEiRn
300名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 08:46:34 ID:QRke7onF
301名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 11:08:32 ID:jH0mmslS
302名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 11:24:30 ID:yiaTnmNQ
303名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 17:05:12 ID:l7s3b11q
304名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 20:39:15 ID:cQWYPerl
あげ
305名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 22:47:42 ID:FJLQfkl0
やっぱり啓太は掘られてナンボだよな。
306名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 00:28:10 ID:oZ6KIQFW
アッー?
307名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 22:24:09 ID:AZ5phNEj
はけ、薫攻め。啓太総受け。
308名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 11:37:30 ID:TL0gky0n
>>307
そーいうのはさふらん瑠璃子の夏コミに期待しとけばいいw
309名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 22:20:39 ID:MJ2q6k29
サフラン先生は啓太×薫と仮名×啓太があるんだっけ?
なんか四コマでちらっとだけ見た気がする。
310名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 11:18:10 ID:6FAMYsoN
はけ:啓太を優しく扱って一緒に気持ち良くなるタイプ
薫:炎のミラージュみたいなハードな責めをみせる。だがそれは歪なれど一直線な愛故に。

描くとしたらこんな感じだな。
311名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 11:25:31 ID:QcHAp+EE
啓太×ともはねが見たい。
312名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 02:57:12 ID:d8tQYeAv
啓太とようこのバカップル希望
313名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 20:19:45 ID:5fv87PKs
>>312
俺も見たいぞ。
314名無しさん@ピンキー:2007/04/04(水) 23:25:46 ID:Bwg9ajCO
俺は啓太×カオルだな。
315名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 00:41:59 ID:lpwEL05F
何故にこのスレははアッー方面に流れやすいかな(w
316名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 00:45:34 ID:6jMGX0nm
>>315
薫(兄)じゃなくて、カオル(妹)だと思うんだが…
317名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 01:15:08 ID:UngiKTH1
兄の方なら
薫×啓太
表記だろうしな
318名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 02:44:01 ID:9VkyY71w
ようこ×啓太と啓太×ようこ
両方好きだなぁw
319名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 03:17:20 ID:SDJBPgJ0
今気付いたが、作画師推奨カプの薫×なでしこが一つも無いねw
320名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 01:46:35 ID:jwMlH8t4
そのカプは面白くないだろうww
321名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 22:10:22 ID:bU9HlT8L
啓太×薫のラブラブより、
鬼畜な薫×反発するけど感じちゃう啓太の方が読みたい。
322名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 00:45:32 ID:QUHmmnZF
ところでさ
…薫って誰だっけ? とか最近本気で思えてきたんだが…
323名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 02:28:33 ID:2dLfk7GB
もう完結というのは悲しすぎる
324名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 09:37:07 ID:gAZSpGr1
黒なでしこ × 薫(仮名)
325名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 19:55:37 ID:ndBoM1sK
くろしこ
326名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 01:23:28 ID:AN+mq9C4
いや、ここは『シコシコ』だろう。
327名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 00:29:04 ID:tY0+jZx9
啓太に似た子犬・子狐を募集するよ、文才ないから自分では書けんからな!
328名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 09:47:48 ID:VUaLAe67
ガチ啓太×ともはねを書こうとしたがロリ過ぎて物理的に痛くなってしまう。
頑張れオレのロリコン! (ちとむりっぽ(泣)
329名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 12:50:58 ID:W8qdYb3o
>>328
俺のロリエネルギーも送るから頑張ってくれ!
ともはねってエロ少ないから貴重なんだよ。
330名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 15:24:59 ID:77EV04h7
そういえば成長したともはねの姿、見てみたかったなあ・・
ロリで言ったら好天玄女も
331名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 19:21:40 ID:lUGW4SX/
>330
恐らく完結編で登場するのではなかろうかと。
332名無しさん@ピンキー:2007/04/15(日) 22:44:22 ID:ohS6x4s+
>>328
ともはねはかわいいけど、物理的に「ちっちゃい」もんなぁ・・・
マンコにチンコ突っ込むライブ感みたいなのが想像できないが
貴重な書き手様だ。俺のロリエネルギーも送るぞっっ!!
333名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 05:43:57 ID:vTo+xyiD
>>328
無理矢理穴を開ける感覚でブチブチと狭道をこじあければいい
泣いて痛がっても象さんの出入りは止まらない
334名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 23:58:45 ID:wZSk0p6e
逆にぞうさんのほうが痛いかもw


ギャグボール萌w
335名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 19:17:29 ID:OPTa5QEb
>>333
いらん知恵をつける前のクサンチッペに掘ってもらおう。
確かにともはねはちっこいけど、いぬかみだし体は頑丈にできてるだろ?
336名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 05:59:06 ID:6OrZnpuN
上部にできてるから、ナニをしてもいいというわけか
337名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 14:36:49 ID:SfwmK2es
ごきょうやたんを
338名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 15:12:01 ID:IU8pJii9
舐め回したい
339名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 16:08:52 ID:55msNUd/
むしろ本性を顕したいぬかみ達に嘗め回されたい。
340名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 18:23:23 ID:+zK1Gxvl
それは獣臭かろうな。
341名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 21:30:38 ID:kYU2OSpw
コミック版だとようこが良く啓太の首筋舐めてる
342仮名士郎:2007/04/24(火) 11:38:07 ID:2c9unqFs
変態じゃな〜いんだぞ わたしは〜仮名士郎だ〜
343仮名士郎:2007/04/24(火) 11:40:16 ID:2c9unqFs
変態じゃな〜いんだぞ わたしは〜仮名士郎だ〜
344仮名士郎:2007/04/27(金) 10:21:32 ID:FhZKBvgn
変態じゃな〜いんだぞ わたしは〜仮名士郎だ〜
345仮名士郎:2007/04/28(土) 12:54:12 ID:KbWNWoDb
本当は仮名士郎ではありません 変態でした
346名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 18:26:56 ID:03gG6mIY
お、お前ら劇場版見たのか?!
ちくしょーー!
347名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 22:36:07 ID:DEtw3+21
(・∀・)ミタヨー

原作知らない漏れでもテラワロスですたww
348仮名士郎:2007/04/29(日) 01:28:14 ID:2ii5UgmX
私の住んでるところ放映されてないんですよね(>_<)かといって放映されているところまでいく・・こともできない!どうしたらいいでしょう!DVDでるんでしょうか?
349名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 01:30:57 ID:h9azCK8G
劇場版という燃料投下に対して、
まだ何も出てこないということは
ネタバレを防ぐため?w
350名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 01:38:52 ID:2ii5UgmX
おもったんだけどいぬかみっ!ってどんくらい人気あるんだろぉ?俺は大好きなんだけどなぁ〜…特にいぐさちゃんが…ってもすかすて俺だけ?
351名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 06:01:00 ID:o00UPQCB
>>350
ようこのキレデレっぷりもたまらんがな(33歳 変態)
352名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 08:46:58 ID:2ii5UgmX
っていうかみんなかわいい
353名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 15:03:42 ID:/oYno89F
じゃあ俺はフラノを貰いますね
354名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 19:55:21 ID:y48H1/VE
せっかく全員かわいいのに啓太は双子を性の対象はずしてるのがなっとくいかん
13巻ではハーレム妄想がとまらない
355名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 21:28:47 ID:uQ3MOtqZ
俺のごきょうやに「いいこいいこ」したい…
356名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 23:31:16 ID:EJzzFcvd
エロゲの主人公じゃないんだから女の好みぐらいあるだろ
357名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 23:51:36 ID:2ii5UgmX
そうだよな!まぁ俺にロリコンの趣味はないけどね そういえば新堂ケイはどうなんだろう?二十でも幼児体型でクマさんパンツはロリ系なのか?そもそも二十でクマさんパンツはおかしくないか?
358名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 07:40:09 ID:SPJNG4My
新堂ケイにはもっともっと不幸になってほしい
強姦されたり拉致られて調教されたり
でも調教ではけっして堕ちることはない
なぜなら、堕ちてしまえば楽になってしまって
不幸にはならないから
359名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 13:09:53 ID:zxvmfh5b
まじめに答えられた! ただ二十歳のクマさんパンツがどうかってことだったのに!
さすがに成長後は変わっているだろぉけど
360名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 13:41:05 ID:PHyLfLYP
今の新堂ケイからは「死んでも生きてやる!」という気迫を感じるな。
361名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 16:19:45 ID:zxvmfh5b
ていうかCVの水樹奈々さんがやっぱり最高!!
362名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 20:11:04 ID:0QHxPiXl
世界はとっても広いんだケロ
363名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 05:45:21 ID:UfF4D6zb
夜、スーパーの100円引きや半額引きの総菜品を回に行くと
呪いのせいで、何一つ買えない件について
364名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 15:04:29 ID:3ozs6eUs
それあんまり関係ないのではでは! ここにかきこむべきことなのか僕はわからない
365名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 21:34:40 ID:O6Gri3qp
死神とでも殴りあったりしたのか?全裸で
366名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 00:05:24 ID:ZenFKExI
そんなこといぬかみっ!ファンならあたりまえでやっているだろう
やってない人がいるなら是非やったほうがいいよ
367名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 22:40:44 ID:ZenFKExI
あのぉ、みなさん。川平薫についてどう思うかききたいのですが。
368名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 01:26:35 ID:9AMs1JbC
>>367
「薫さまは…///」
369名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 01:38:59 ID:m2AZ6i2A
やっぱり薫も変態でしょうか?啓太とにているとこがあるし!何よりなでしこのノーブラが証拠でしょう!薫はいぬかみたちの裸をみてるだろうね。キィィィィ〜〜〜。うらやまC!
370名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 01:39:29 ID:X472CKbr
カオルなら興味あるが薫なぞ眼中に無い。
371名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:24:38 ID:m2AZ6i2A
薫≒10人のいぬかみ
つまり薫がいなければ10人のいぬかみたちは出てきてないも同然!ていうかどちらかというと薫のまわりの状態とかそっちのほうに目をむけてくれ
372328:2007/05/03(木) 06:10:21 ID:0GvO8AZD
ニコニコ動画で全然関係ないのに電波を受信したので ともはね×啓太 で書けそうだ。

ところで原作読んでない(読んだ方がいいですか?)、アニメは見た、映画も見た。
ところでともはねの年齢が謎だが調べて驚きの
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%AF%E3%81%AD
11歳!? まじで? もう子ども産んでてもおかしいか、さすがに。

精神年齢といぬかみ的年齢と、見た目と犬年齢との関わりが分からなくて混乱。
8歳くらいとすれば良いのでしょうか。11歳なら >>333 ほどは酷くないのかもしれない(2次元妄想による)。

>>332
ちっちゃいのがいいんじゃないか、同志よ!
373名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 14:24:33 ID:8C50Zecr
とりあえずもちつけ
374名無しさん@ピンキー:2007/05/04(金) 06:31:20 ID:3LpXhlNZ
とりあえず落ち着いて日本語で
375328:2007/05/05(土) 16:06:29 ID:ni69UqqE
ああ、ちょっと中毒症状が酷いな…。すまん。

とりあえず、ともはねは何歳と考えればいいのか分かると書きやすいだろうなぁ。って事です。
設定上ではなくて、感覚的に(?)
周りの変態に聞いても6歳から12歳という広範囲になってしまって参考にならない。
自分ではなぜか良くわからんのです。

アニメでも見直さないとともはねのしゃべりが記憶から抜けていることに気がついた。
早く書きたいorz
376名無しさん:2007/05/05(土) 21:26:39 ID:Y0fP+lz/
SS保管庫って何処にあるんですか?
377名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 22:08:54 ID:n9qMaI33
>>1を見るよろし
378名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 00:16:37 ID:BUtmqPN1
最終巻出たってのにこの過疎っぷりときたらなんだ
379名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 01:41:14 ID:EUtMcihd
啓太とようこなら王道だけど書きやすい。
でもログ見るともう結構既出だからなー
380名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 20:29:40 ID:HyBafql+
>378
まだ自粛期間中だから。
381名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 20:22:17 ID:gSqaU3RV
とりあえず啓太とようこのラブラブが読みたい
382名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 21:52:15 ID:dj5YJpyj
いや、啓太×ケイだろ
383名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 23:06:05 ID:9WDCn7rM
むしろケイX啓太とかたゆねとか、あとともはね(大)!
384名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 23:42:38 ID:K7f8Tenm
ケイ×たゆね!?
それはそれで…
385名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 23:55:09 ID:Y9N4R+Tm
ならば、ここで一発変化球を……




昔の榧×はけ

ごめん、何でもない。
386名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 00:41:24 ID:00Suxjbk
啓太×カオルは無理だろうか?
387名無し@ピンキー:2007/05/14(月) 07:29:24 ID:Rn7CBDOm
啓太×カオルはみたい
388名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 21:02:02 ID:mYiBmxta
モノノケ達に強姦されるカオルがみたい
389名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 21:39:55 ID:bsiW8Tio
薫xカオルという目は無いだろうか?
390名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 14:15:42 ID:72Vdxa3o
ごきょうやたんはまだか?
391名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 21:58:25 ID:WgMR5wP4
ごきょうや?
俺のいぬかみはかわいいな〜
392名無しさん@ピンキー:2007/05/24(木) 06:03:25 ID:gpRUtdqE
ホモノケ姫達に強姦されるカオルがみたい
393キンタロス:2007/05/25(金) 23:43:26 ID:ZYQsS15c
せんだんかわいい萌え
394名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 01:07:17 ID:JlCK0STF
たゆねは俺のもの
395名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 01:15:42 ID:2TgPlhJc
いぐさ乙
396名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 05:29:49 ID:n8/yQZSv
なでしこになでなでシコシコされたい
397すとれす:2007/05/27(日) 20:29:54 ID:2z2RdrOo
啓太×ともはね まだでしょうか・・・
398名無しさん@ピンキー:2007/05/28(月) 00:17:06 ID:W1N5Xxms
【エロ教師】 教え子の女子小中学生6人や教え子の母複数人と性交しまくり、鬼畜先生に懲役7年求刑

・18歳未満の小中学校の教え子計6人にみだらな行為をしたとして、強姦(ごうかん)罪
 などに問われた群馬県太田市の元市立小中学音楽教師 岩井彰人(旧姓 吉田彰人)被告(31)の論告
 求刑公判が10日、前橋地裁(結城剛行裁判長)であり、検察側は懲役7年を求刑した。

 検察側は「被害に遭った教え子らは、好意を抱いていた教師から性欲のはけ口とされた」
 と指摘した。

 論告によると、岩井被告は昨年3月から11月にかけて、12−16歳の教え子に計24回、
 県内のホテルなどでみだらな行為をした。被害者には小学校教諭時代の教え子だった
 当時12歳の女児もいた。
 http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070510-196611.html
399名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 12:32:16 ID:OH0kH7jp
啓太×ともはね書くぞとか言った人です。
ネタが微妙に変なので修正を続けていたらパソコンがぶった壊れたorz
やっと動くようになりました。

0からの旅立ち。

いつになるか分からん。すまん。
申し訳ないのでだれもしてなかったら削除整理とかしてくる。
400名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 07:36:06 ID:klVrn9G7
そういや、いぐさのエロはまだ出てなかったな
401名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 10:54:38 ID:QIES71Yh
SSも職人さん達も今年に入ってからはめっきり来なくなっちまったな。
一体どうしたことか? 何か気に障る事をやってしまったのか? う〜ん…
402名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 07:20:22 ID:n5SZ6W7q
啓太×いぐさが頭に浮かんだが文章に起こせない自分が憎い
403名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 00:19:27 ID:psaR6WTW
なでしこたんまだ〜?
404名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 23:56:42 ID:d3VGOYZr
職人さん来ないなぁ〜
405名無しさん:2007/06/19(火) 20:31:33 ID:wRbLdPQ8
職人さん来なくて寂しいなぁ・・・
406名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 22:15:58 ID:Q+DHrIP/
啓太受けでも薫受けでもマッチョ受けでも、
何でもいいから来てくれぇー。
407名無しさん@ピンキー:2007/06/21(木) 00:27:57 ID:mq+8cUUD
溺れる者はマラをも掴む
408名無しさん:2007/06/24(日) 11:04:11 ID:KFj3dY7+
過疎ってるなぁ・・・
409名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 18:27:51 ID:dZY3RD96
まったくだ
410名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 02:39:15 ID:EQ5b7aMA
なでしこキボン
411七市:2007/06/27(水) 13:24:20 ID:MPgu5CuX
おいお前ら 川平啓太の中の人となでしこの中の人とが○○○してる
動画がにこにこにのってるぞ MADコードギアスで 削除人に
反逆するルルーシュな それで脳内補完でも
しとけよ(笑)

412七市:2007/06/27(水) 14:10:52 ID:MPgu5CuX
あっ宣伝したら一発でカキコ禁止クラタ
413名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 20:34:20 ID:AzY1iL7R
>>412
こいつ最高に馬鹿w
414名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 21:20:06 ID:2GDBiqIm
なでしこを雇いたい。
415名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 19:26:52 ID:ch8vfvBY
なでしこ!なでしこ!
416名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 02:36:02 ID:mZ7Wpdf4
な で し こ ! 最 高 !
417名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 11:42:00 ID:qWdYRehS
あと3時間ガッ!されなければなでしこは俺の嫁
418名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 11:53:54 ID:Q3oCYGTD
>>417
光に、なれ!>  ∧_∧
             ( ・∀・)   | | ガッ
            と    )    | |
              Y /ノ    人
               / )    <  >_∧∩
             _/し' //. V`Д´)/
            (_フ彡        /

           
           
           
           
           
           
           
419.ne.jp:2007/06/30(土) 12:24:10 ID:QQRJJaoZ
420名無しさん:2007/07/01(日) 13:35:37 ID:bJMjQi1W
あと一分の間に書き込みがなければたゆねは俺の肉奴隷
421名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 13:41:02 ID:7JL3G0Xh
とりあえず薫はへんたいということでおk?
422名無しさん@ピンキー:2007/07/01(日) 23:56:48 ID:sXe8Ub/N
OK!
薫=変態
カオル=変態の奴隷
川平啓太=変態の王者
仮名し朗=内なる変態
赤道斎=変態そのもの
大妖子=一般?
なでしこ=俺のだきまくら
423名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 00:01:45 ID:sXe8Ub/N
なでしこをしゃぶり尽したい!犯し続けたい!
職人さんどこへ行ってしまったのですか・・・?
424名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 19:48:41 ID:WlEyRNx/
職人さん来て〜
425名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 21:51:34 ID:d4m4g2x3
半年のROM期間が明けたのでとりあえず書いてみようと思うのですが
このような素人でも問題ないでしょうか?
426名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 22:30:46 ID:WlEyRNx/
大歓迎!がんばって!
427名無しさん@ピンキー:2007/07/02(月) 23:57:28 ID:4NPa5d7Y
なでしこSSを大変希望する!
428名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 04:40:36 ID:dS9hZHHZ
俺もなでしこが良い
429名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 17:58:51 ID:aDDGYsRX
なでしこ人気あるなー。
まぁおれもいぬかみの中でいちばん好きだが。
430名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 18:42:17 ID:YnKsgi1F
今小説読んでたんだが、薫の余りのキモさにワロタ。
431名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 00:09:23 ID:w0VcSI3B
いぬかみ達(含むようこ)を啓太じゃなくて薫&カオルと絡ませたいんだが、このスレ的に需要はあるかい?
432名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 01:44:32 ID:0iZfIfpF
>>431
いぬかみ達(ようこ含む)とカオルはちょっと・・・
薫といぬかみ達なら見たいかもしれない
433431:2007/07/04(水) 03:20:06 ID:w0VcSI3B
んじゃ需要あるみたいなんで投下行きます。
まだ本番なしです。
薫×なでしこです
434431:2007/07/04(水) 03:21:27 ID:w0VcSI3B
ホテル・パンタグリエルの一室。
そこで川平薫は一人朝日が差し込む窓際に座っていた。
隣の大宴会場では啓太と、ようこをはじめとするいぬかみ達が3日続きの酒宴を楽しみ、そして潰れていた。

「薫様。」
一人佇んでいた薫に声が掛けられる。
「どうしたの?なでしこ。」
その優しい声音になでしこの目から涙が溢れ出す。
そして薫に向かって走りだし、その体を抱きしめる。
「本当に本当に本物の薫様ですよね。私たちの薫様ですよね。」
必至に薫を抱きしめる。
二度とその体が心が自分の目の前からいなくならないようにと。
「なでしこ。」
さっきは戦いの途中だったから一瞬しか抱きしめられなかった。
でも、だからこそ今、心行くまでなでしこの柔らかい体と優しい心を、愛しい少女を抱き締める。
「ありがとう、なでしこ。」
そっと耳元でささやく。一言では言い表せない感謝と感情をあえて簡単に表す。
「でも私は自分の為にみんなを傷つけ、あげくの果てに殺そうとしました。」なでしこはそれを汲み取りながらも、自分の罪を薫に告げる。
435431:2007/07/04(水) 03:22:33 ID:w0VcSI3B
「僕のため、だろう?僕は嬉しかったよ。」
「薫様?」
薫は責めなかった。
狂乱から本来の優しさに戻った少女は、既に自責の念で一杯でどんどんと傷ついていくから。
これ以上の罪は彼女には必要ないから。
そして必要以上の自責はただ本人を傷つけるのみだ、ということがわかるから。
「僕はなでしこにそれだけ想われていた事が嬉しいよ。それにみんなも許してくれるさ。君の優しい仲間たちでしょ。」
「はい。」
なでしこの表情が若干明るくなる。
多少なりとも慰められたのだろう。
その安らぎの表情を見て薫の顔に決意の色が動く。

「僕はね、なでしこの事が好きだよ。勿論せんだんやたゆねの事も好きだけど、それとは違う意味で僕はなでしこの事が好きだ。」
決意を持って言い切る。
なでしこの瞳が驚きに大きく開かれる。
「私も・・・薫様の事が・・・好きです。」
そして歓喜の喜びに涙が溢れていく。

薫はその答を聞いた瞬間になでしこの唇を奪う。
最初は浅く、唇だけの交わり。
でも徐々にお互いの思いの深さに呼応して深く繋がれていく。
クチュッ チュッ
チュパッ
淫らな音が部屋に響く。
「「ぷあっ」」
口を離した二人の間に細い銀の橋がかかる。
436431:2007/07/04(水) 03:23:42 ID:w0VcSI3B
深いファーストキスの刺激に腰が抜けたのか、なでしこが敷いてあった布団の上にへたりこむ。
薫はその肩を抱え隣に座る。
「薫様。」
なでしこの目は先程の涙とは違う色で潤んでいた。
「その、なでしこ。いいかな?」
薫が薫らしからず、顔を真っ赤にしながら聞く。
「……はい。」
一瞬問いの意味がわからなかったなでしこも、意味を把握すると同時に頬を紅潮させながら応える。
「なでしこっ」
薫はなでしこを呼び、彼女の細く華奢な肩を掴んで布団の上に押し倒した。
437431:2007/07/04(水) 03:27:29 ID:w0VcSI3B
薫のキャラが変わっている気がするorz
二次初めてなんで変な所有ったら容赦なく突っ込んでください。
今週中には残りのエロ部分も投下するんでよろしくお願いします。
438名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 06:33:14 ID:GBZg6aq8
GJそして続きwktk!
439名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 17:20:07 ID:ICFzutCu
うへ薫かよ。でもGJ!
440425:2007/07/04(水) 20:47:41 ID:SOAMa0Gu
時間がなかなか取れないのでとりあえず書いたところまで投下。
只、書いた当人も出来の悪さにorzってなってるので、
期待しない方が良いです。突っ込みお待ちしております。
441425:2007/07/04(水) 20:49:39 ID:SOAMa0Gu
「はぁっ、あっ、ケイタっ・・・!」
「ようこっ・・・!」

隣の部屋では、ようこさんと啓太様の声が響いている。
薫様を取り戻す為の三神の試練を乗り越えてから一ヶ月程してから、あの二人は「恋人」になった。
それまでは色々と紆余曲折もあったのだけれど、今では皆概ねそれを認めている。
恋人になってからあの二人も随分変わった。
啓太様は他の女子に声をかけなくなり、ようこも以前にも増して性格が柔らかくなった。
二人でいると、まるで長年連れ添った夫婦の様だ。
そして夜は、毎日の様にああやって睦み合っている。
羨ましいと思う。



薫様は私を一度も抱いてはくれないから。



確かに薫様は私を大事にしてくれてはいる。
だけれどそれは美術品を相手にするような、いや、まるで信仰の対象への様な触れてはいけないものに対する扱いのそれだ。
恐らく、薫様は私に「母」を見出している。
穢れていないものとして、自分の触れえぬものとして。私を通して幻想を見ているのだろう。



私はこんなにも浅ましい女なのに。



442425:2007/07/04(水) 20:50:11 ID:SOAMa0Gu
右手が自分の胸へと伸びる。
「んっ・・・」
此処でのこういう行為にも最初は罪悪感を感じていたが、回数を重ねる毎に何も感じなくなった。
いや、むしろ今となっては背徳感を伴った快楽を感じてすらいる。
もう一方の手を、自分の秘所へと伸ばす。

クチュリ。

「ふぁっ!」
既に十分湿っていたそこへ、水音をたてて指が沈み込むと同時に快感が走る。
更に強い快感を求めるべく私は指を動かしていく。

クチュリ。

「はぁっ!くっ・・・ふっ・・・」
きっと今の私は、薫様が見れば幻滅するくらい牝の顔をしているのだろう。
ひょっとしたら幻滅され、契約を解かれるかも知れない。
が、それでも指は止まらず秘所をまさぐり続ける。

「ケイタっ、わた、しっ、も、もう!」
「ようこ・・・俺もっ・・・!」

二人の声も高まってきている。それに合わせるように私の指の動きも速くなる。
「ん・・・ふ・・・くっ・・・」
声を上げぬよう、服の裾を銜えながら快楽を貪る。
しかしもう少しで果てる、というところで、唐突に私を浮遊感が襲った。
「・・・!?」
訳もわからぬまま落下したところは柔らかなベッドの上。
そして、目を白黒させている私を覗き込んでいるのは―――



「はえ?な、なでしこちゃん!?」
私と同じように驚いている啓太様と、
「な〜にやってんのかな?なでしこ?」
獲物を狩る瞬間の様な、妖しい笑みを浮かべたようこさんだった。
443名無しさん@ピンキー:2007/07/04(水) 23:22:12 ID:C0o2kWXQ
3Pか!?3Pなのか!?
444名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 00:58:26 ID:exguk17r
GJ×無限
3Pか!3Pか!あえて誰かきて4Pか!4Pか!
445名無しさん@ピンキー:2007/07/05(木) 14:38:41 ID:dRaLHNWH
くはっ! これはいい3P!GJ!
446名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 13:12:34 ID:sbn0tJCd
これは3P?wktk
447425:2007/07/06(金) 20:39:04 ID:iVKZHsa/
今週中に全部上げようと思いましたが、明日から二外のテストとかが有るので
無理と判断しました。
とりあえず中途半端ですが続きを投下します。残りは来週末にでも…
448425:2007/07/06(金) 20:39:44 ID:iVKZHsa/
ケイタ、ごめんだけど少し外に出ててね?」
「ちょ、ようこお前・・・」
言い終わる前に啓太様はしゅくちでどこかへと飛ばされていった。服も一緒に消えているのが救いだろうか?

「さあ話そうか、なでしこ?」
振り向きながら言ったようこさんの言葉に、私は従うしかなかった。

「ようこさん・・・どうして・・・」
「気づいたのかって?なでしこ、わたしを馬鹿にしてるの?縄張りの中の自分以外の牝の匂いに気づかないケモノなんて居ないよ」
私の疑問に、ようこさんは笑いながら答える。
「もっとも気づいたのはここ2、3日の間だけどね?なでしこ、あんたじゃなかったらもっと早くバレてたよ」
フォローのつもりなのだろうか?ようこさんがそう言ってくるが、私には何の意味も無かった。



薫様にこの事が伝われば、私は薫様のおそばに居られなくなる。



その思いが私を支配していた。それだけは阻止しなくてはならない。
「ようこさん!この事は薫様には・・・!」
「うん、わかってるよ。誰にも言わないであげる。と言うか、わたしがあんたを呼んだのはそんな事の為じゃ無いしね?」
ようこさんは笑いながら言う。何故笑っているのか、その理由がわからない。
「私を、どうするつもりですか・・・?」
「どうすると思う?」
「からかわないで下さい!」
「クスッ・・・冗談だよ。いい、なでしこ?わたしがあんたを呼んだのはね―――」
ようこさんは私に顔を近づけると、



―――あんたも仲間に入れてあげようと思ったからだよ



そう、耳元で囁いた。
449425:2007/07/06(金) 20:40:14 ID:iVKZHsa/
「なっ・・・!?」
「どう?いい提案でしょう?」
「良い訳無いでしょう!何を考えているんですかようこさん!」
「何で?皆イイキモチになれるよ?それに、あんたの今までやってたことも大概だと思うけど?」
「そ、それは・・・そうかも知れませんが、あなたは啓太様の恋人でしょう!それを・・・それに私には薫様が」
「うん。それは判ってるよ?でも啓太も浮気しないよーにって気をつけてるみたいだけど限界あると思うし、それにあんたもいい加減気づいてるんでしょ?
 薫はあんたを母親みたいなものとしてしか見てな「やめて下さい!」・・・なんだ、やっぱり気づいてるんじゃない」
「それでも、私は薫様の事を愛しているんです!」

そう、例え母親の代わりとしてしか見られていなくても私は薫様を愛している。この思いは決して変わらない。
決意を籠めてようこさんを睨みつける。
しかし、私の視線を受けてもようこさんはビクともしなかった。

「うん。だからわたしはあんたを呼んだんだよ」
「どういう事です?返答によっては・・・」
「そんなコワい顔しないでよ。答えは単純だよ、他の・・・例えばたゆねとかケイとかだったらケイタに惚れちゃてるから、
 ケイタを持ってっちゃうかもしれないでしょ?その点あんたならソレは無いからね」
「だからと言ってそんな事が許されると・・・!」
「それであんたは隣の部屋で一人で続けるの?」
「判りました!それなら私はもう二度とこの近くには近づきません!」
そう言って立ちあがろうとすると、
「させないよっ!」
ようこさんが飛び掛ってきた。反応の遅れた私は組み敷かれてしまう。
「いい加減にしてください!私は絶対にそんな事は・・・!」
「無理だね。もうこんなにしてるのに」
言いながらようこさんは私のスカートの中に手を差し入れる。



ソコは、先程までの行為とは違う蜜で濡れそぼっていた。

450名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 12:51:43 ID:ChA3qG6U
続き楽しみ!待ってます!
451名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 00:00:28 ID:ad0T3E9i
友撥ね
異臭
撫でシコ
腐裸野
瘍枯
452431:2007/07/10(火) 01:56:40 ID:ydYxpGMx
GJです! こちらも投下行きます。

「薫様。」
横たえられたなでしこは、目と声色でもう一度とせがむ。
「うん。」
薫も意図を察し、再び口付ける。
「ん…くちゅっ……ちゅるっ」
「くちっ…にゅる……」
お互いの熱く柔らかい粘膜が絡み合い淫らな音を立てる。

「はぁっ……薫様ぁ……」深く長い二度のキスで理性を溶かされたなでしこは、一匹の牝となる。
そして牝として愛しい少年を欲し、そして待つ。
「なでしこ。」
薫にとってなでしこは、清楚で優しく公平で母性に満ち溢れた母のような少女だった。
しかし今のなでしこは一匹の牝として男の薫を求めていた。
それは、本来薫自身も知覚しない程奥深くにある独占欲。
そしてさらになでしこを淫美に淫らに、乱れさせてみたいという欲望をどこまでも刺激していった。
453431:2007/07/10(火) 01:57:18 ID:ydYxpGMx
そこに居た常に優しく、公平で紳士的な少年は消え、好きな少女とどこまでもいこうとする一匹の牡が居た。
「ふぅっ…んっ……」
薫はエプロンドレスの上からなでしこの豊満な胸をただなでる。
触れるか触れないかの微妙な感触。
だが二度のキスで既に高まっているなでしこには、その微妙な感触さえ甘美な快楽となって襲い掛かってくる。
「すごい……敏感だね。」
「は、恥ずかしひゃぁ…そっそこは…らめですぅ。」
ほんの少し、服の上からでも分かる突起をつまむだけで、なでしこは呂律が回らなくなる。
「なでしこ、カワイイ。」薫は心から楽しそうに漏らす。
「……んあっ…だめぇ」
なでしこの懇願も無視して片方の手で愛撫を続ける。
そしてもう片方の手をスカートの中に入れ、なでしこの透き通るほど白く、はちきれそうな内股を撫でる。
454431:2007/07/10(火) 01:57:53 ID:ydYxpGMx
「う……ぁあ……もっと…」
なでしこは凄まじい快楽を与えてくれるであろう部分を無視されその近辺から感じられるひどく迂遠な快感にわずかに残された理性も溶かされていく。
「かおるさまぁ……ひゃぁ…もっと…うあっ」
「もっとどうして欲しいの?はっきり言ってくれないと分からないよ?」
薫もわかっていながらもそれを行わない。
更にふと目についた細く銀色で美しい尻尾を数回大きく扱く。
「そ、そん……うぁあああぁっ」
なでしこはその衝撃に大きく体を反らせ激しく喘ぐ。
「うわ、すご。なでしこイっちゃった?」
薫はその尻尾の反応に激しく驚く。
455431:2007/07/10(火) 01:58:42 ID:ydYxpGMx
なでしこはその長い生の時でも恐らく初の絶頂に翻弄される。
しかし肩で息をつきながらもぷうと頬を膨らませる。
「もう、薫様酷いです。」
「あはは、ごめんごめん。」
薫は心から楽しそうに笑う。
「もういいかな?なでしこ万歳して。」
なでしこも次に進むということが理解し素直に万歳をする
薫はそのまま下からエプロンドレスをまくり上げる。
しかし完全には脱がせずに手首のところで停める。
それでなでしこの動きを拘束する。
薫の前に晒されたなでしこの裸身は透き通るまでに白く、そして紅潮していた。
「なでしこ、綺麗だよ。」
そしてまだ直接には触れていなかった豊満な胸に直接手を触れる。
「あはっ…ひゃあ………」なでしこが歓喜とも驚きとも取れる声を上げる。
「凄い…やわらかい。」
薫はその押し込んだ手をも包み込むような感触に感嘆の声を上げる。
「あひぃ………した、うひゃぁ……も…」
なでしこが甘いよがり声でもっと愛してくれとねだる。
「すごい、布団がぐっしょりだ。」
薫の言うとおり布団はなでしこの秘蜜でぐっしょりと濡れていた。
なでしこは恥ずかしそうに顔真っ赤にしてを背ける。
456431:2007/07/10(火) 01:59:23 ID:ydYxpGMx
薫はこんこんと秘蜜を湧かすそこに顔を近づけると栗色の恥毛に包まれた、そこをペロリと舐めた。
「あひゃぁぁっ……かおるさまダ…ひぃっ…メです…汚いです。」
必死に薫の頭を押し出そうとするが、薫は梃でも動かず、ペロペロと舐め続けた。
「あ……ま、また…あぁイっちゃいます……」
「なでしこ…我慢しなくていいよ。」
薫は小さく頭を出していた秘豆をカプリと甘噛みした。
「ああぁぁあああー」
その電流のような快感に悲鳴を上げる。
そして薫の頭を足でおさえ、快楽の嵐に耐える。

「はあ、はあ、」
なでしこの荒い息遣いのみが部屋に響く。
「なでしこ、そろそろ…」
散々なでしこをいじめ尽くしていた薫も我慢の限界だった。
そのズボンは中にある一物はズボンをピラミッドのようにし、早く解放しろとせがんでいるようだった。

コクリ

なでしこは無言でうなずく。
それを見ると薫はズボンを脱ぎ、窮屈に押し込まれていた一物を解放する。
「薫様の……大きいです。」
実際に薫の逸物は17という、まだ半ば子どもな年に似合わず明らかに赤道斎の象さんより大きかった。

「これが、私の中に入るんですね。」
457431:2007/07/10(火) 02:00:15 ID:ydYxpGMx
なでしこにとって、一見グロテクスなそれは自分の欲望を満たしてくれるものであり、また薫が自分に欲情してくれていることを示してくれる可愛い物だった。
「うん、これが君の中に、うわっ…」
「あっ……ごめんなさい、痛かったですか?」
なでしこは半ば無意識にそれに触れていた。
「いや、別に痛くはないけど……」
「あの……触ってもいいですか?」
さっきの薫の反応をもう一度見たくなり、許可を求める。
「う、うん、いいよ。」
なでしこは再び、硬く反り返っている逸物を優しく握り締める。
「うあっ」
今度は薫の声にも一物を放さずゆっくりと手を上下する。
「凄く、熱くて硬いです。」
なでしこ自身もそれを見て、触るだけで、体の中の火がまた燃え盛って行くのを感じる。
「な…でしこ、僕もう」
薫は下半身から上ってくる鮮烈な快感と、なでしこがその白い手で一心不乱に自分のものをしごいているという視覚的、精神的快楽に急速に高まっていく。
458431:2007/07/10(火) 02:02:03 ID:ydYxpGMx
「薫様、出しちゃっていいんですよ?」
なでしこは淫美な笑みを浮かべ、更に激しく手を上下する。
「なでしこっ……出る!」ドクドクッ
激しく脈打ち白い液体がなでしこの顔に降りかかる。
「あはぁ。」
なでしこはその精液を嬉しそうに顔で受け止める。
そしてその一部指で拭いをペロリと舐める。
「あは、おいしいですねこれ」
なでしこは満面の笑みでそう言いまたペロリペロリと口の回りを舐め始める。
「なでしこっ」
その光景に薫はなでしこを押し倒し未だ萎えぬ逸物ををなでしこの入口へと合わせる。
「薫様、来て下さい。」
なでしこも心を決め薫の侵入を待つ。

ズチュ……ニュル…
「あひぃ……薫様のが…」舌でしつこい程ほぐされたなでしこのそこは、始めてとは思えぬほど抵抗もなく薫の逸物を受け入れる。
「すごく……いいよ。」
とても柔らかく、でもしっかりと締め付けてくる、そこに薫はすぐに放出しそうになる。
薫の独白に顔を赤らめながらも、なでしこもしっかりと体内に居る薫のものを感じる。
「薫様のも……。」
「なでしこ、動くよ。」
「はひっ……か…あぁ……おるさまぁ…そ…んな…ひゃあ……いきなり…はげしっいぁあ……」
「なでしこ、なでしこ」
459431:2007/07/10(火) 02:02:47 ID:ydYxpGMx
薫は容赦なく動く。
単調だが激しい前後運動。
愛し合い、願い合い、別離を乗り越えやっと結ばれた二人はあっという間に上りつめていく。
「ああっ……かおるさま…わたし…ひいっ……も、う」
「一緒に……ね…。」
二人とも息も絶え絶えに互いに限界が迫りつつ合る事を悟る。
「かおひゃああぁあ……ああああぁああっ」
若干先になでしこが達する。
「うわっ僕ももう…なでしこっ」
その締め付けに一瞬遅れて薫も達する。
「あぁ、薫様のが……私の中に。」
なでしこは自分の体内で確実に脈動し種を出す薫を感じ恍惚とする。
460431:2007/07/10(火) 02:04:46 ID:ydYxpGMx
薫はそれを出し切るとそのままなでしこの横に崩れ落ち、なでしこの体を包み込むように抱き抱える。
「なでしこ。」
「薫様。」
二人は二人の存在を確かめあうように優しく呼び合う。
「大好きだよ。」
「私もです。」
「だからもう二度と一人で抱え込んだり私の前からいなくなったりしないで下さい。」
なでしこは腕に力を込めて懇願する。
「うん。」
薫はそう返すと、なでしこを抱き抱えたまま眠りに落ちていく。


「薫様。」
なでしこは優しく微笑み、先程まで自分を攻め立て、そして愛していてくれていた愛しい少年の寝顔を見る。

「いつまでも、お傍にいます。」

彼女も薫に抱き抱えられたまま安心しきって眠りに落ちていく。

300年人生の中、
やらずのなでしこ、
いかずのなでしこが
本当に信頼できる主人に出会い、
本当に愛せる伴侶に出会い、
本当に繋がり合った瞬間で会った。
461431:2007/07/10(火) 02:09:11 ID:ydYxpGMx
ちょっと遅れましたが完結です。

最後がめちゃくちゃクサかったり、
薫のキャラが変わってたり、
そもそもエロが下手だったりと突っ込み所満載ですが見逃して下さいorz

また何か投下するかもしれませんが、その時は生暖かく見守ってやって下さい。
最後にここまで読んでもらってありがとうございました。
462名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 08:01:05 ID:iYo2iUlX
2人ともGJ
463名無しさん@ピンキー:2007/07/11(水) 01:31:54 ID:KM/aRG13
いや・・・完結いいよ!
かなりGJ!
464名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 11:30:44 ID:YD2HbaS6
GJ?
465名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 22:45:29 ID:BA7SaJpF
職人さんGJ!
466名無しさん@ピンキー:2007/07/13(金) 23:24:31 ID:BA7SaJpF
てか気づいたら過疎ってねぇ?
467名無しさん:2007/07/14(土) 09:52:40 ID:85GVihxf
あぁ、まったくだ
468名無しさん@ピンキー:2007/07/14(土) 15:16:17 ID:+Gnd7rrd
これと同じ流れが前あったような
469名無しさん:2007/07/14(土) 18:39:14 ID:85GVihxf
そうだな、まぁ荒れてるよりはマシだが
470名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 10:44:37 ID:Z8Fm/aiG
まぁな。しかしようことなでしこと啓太のSSの今後が気になる
471名無しさん:2007/07/15(日) 12:36:53 ID:jJnPKk5j
確かに気になるが・・・ここは本当に過疎ってるな
472名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 22:04:50 ID:Z8Fm/aiG
うむ。全くその通りだよ。
473名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 13:05:05 ID:AaNO1ZLm
474名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 19:59:19 ID:GDMF7Xqg
ひどい過疎だな
475名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 05:09:43 ID:ObVsRkqX
>>473はあちこちのスレにコピペしてるあらし
476名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 20:19:54 ID:/0yP4+Qf
反応すんなよ。それにしてもひどい…
477名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 20:37:05 ID:e1kTCcZp
嘆く前にシチュエーション案でも出してみてはどうだろうか?
478名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 05:03:52 ID:Kq79EVFh
薫のいぬかみたちやようこが輪姦されるのキボンヌ
479名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:23:50 ID:z+WBS/th
むしろなでしこ&せんだんファンの俺は二人のSSを希望
480名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 21:27:14 ID:tx+YQ02a
なでしこが変態達に犯されて淫乱になるのが良い。
481名無しさん@ピンキー:2007/07/18(水) 22:49:31 ID:Bf82eV2M
某は○ぱーぽりすの様に、
春先で発情期が訪れたようこに襲われる啓太とか。

(発情期が有るのかどうかはこの際気にしない方向性で)
482名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 17:22:27 ID:Lv03r3F8
啓太が記憶喪失になって、たゆね達が自分は啓太の犬神だと言い張って起きる啓太争奪戦もいいなぁ。
483名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 21:05:36 ID:EJnwzTeq
>>482
そりゃ昼メロの世界だな…
484名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 21:12:16 ID:5CPG9kNO
昼メロ!昼メロ!
ていうか3P…
485名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 21:17:45 ID:6DyGdEzd
>>482
さあ早く書くんだ
486名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 22:39:00 ID:Lv03r3F8
>>485
争奪戦で勝ち残るのは、大抵メインヒロインか作者の好きなキャラだが、ともはねが好きな俺には無理だ。
487名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 00:41:44 ID:SVmi07Ks
486
あえていぐさとかフラノが勝ちそうな気もするような気が・・・
488名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 10:48:45 ID:HLsV2Gvg
啓太幼児化で精神も幼児化して・・・
ってSSここで読んだ気がする(w
あれは良かったなぁ。
489名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 19:38:55 ID:JpM9Jtf2
なんてなつかしいものを…
490名無しさん@ピンキー:2007/07/21(土) 22:52:20 ID:d2VscIO8
いや、いぐさはないだろ
491名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 00:36:52 ID:NcmRGABI
やっぱり?
492名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 21:38:29 ID:RbBmEXku
うぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!!
493名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 01:25:47 ID:B52NhVeX
>>492はK×K×K本を読んだようだな
494名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 07:49:54 ID:pPMjGBaG
大学合格してえっち解禁!!
と思いつつもいろいろ邪魔が入ってなかなか・・・・・・
的な話し呼んでみたいな。
495名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 21:59:52 ID:ToVIMKb7
K×K×K本って何だ?
496名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 22:04:15 ID:nthdNBpO
まさか啓太×薫×仮名か?
497名無しさん@ピンキー:2007/07/24(火) 00:54:36 ID:0TbR0ICF
ふたばちゃんねるmay板より転載

ごきげんよう
このスレは雑談形式なのね
目指すところも目的も特になかったりするの
でも同じ時間、同じ場所で過ごす事で何かが得られるかもしれない
一緒にいた仲間だからこそわかる事もあるの
見るだけで参加はしないって人もいるけどね・・・
何も見ず何も聞かず、何もしないでは世界は広がらないわ
さあ、アナタもレッツトライ!(ただし美少女に限る♪
抽象的な物言いで悪いけど、今夜もよろしくね!

ようこのなりきりスレ
毎晩23:30分よりお待ちしてます
498名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 07:56:40 ID:zqvpB4CV
なんか止まったな
499名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 18:56:11 ID:XfWPLArQ
ああ止まったな
500名無しさん@ピンキー:2007/07/25(水) 21:42:46 ID:LMY1OUME
もともとこんなm(ry
501名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 00:12:12 ID:VlmggbDM
やっぱり職人いないと回らんか
502名無しさん@ピンキー:2007/07/26(木) 09:38:32 ID:YAP0JfWD
裸王来い
503名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 07:21:25 ID:B9AT3W7z
啓太×ようこ 来い!
504名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 19:29:06 ID:q/5nUpwG
啓太×なでしこ 来い!
505名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 00:07:20 ID:8c95h3xP
たゆねがかわいすぐる…
啓太×たゆね需要ありますか?
506名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 00:14:27 ID:hzSAl3eA
>>505
あるよ。
507名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 04:06:29 ID:Iwo8F6aU
俺は啓太×ケイがいい!
508名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 12:03:32 ID:596C7V1o
ケイが不幸のどん底(エロ)に堕ちるのが見たい
509名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 11:30:43 ID:KHSzB93E
あ、(輪)ゴム……
510名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 01:15:17 ID:RaltzAd8
>>505
おお?書くのか?需要あると思うし歓迎されると思うぞ。
投下したら即刻読むぜ!啓太×たゆねか…楽しみだ。
511名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 02:12:17 ID:Hp6sGWiv
>>510
あまり期待はしないで…
頑張って書いてはみます
512名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 21:41:38 ID:AHrpbgMz
ガンバレ!でも啓太×カオルってのも見てみたいな。
今まで無かったし。なんでだろ?
513名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 22:12:23 ID:KstrpURO
>>512
アッー!!
514名無しさん@ピンキー:2007/07/30(月) 22:33:42 ID:ixU0g72E
啓太×カオル(従妹)はすごいみてぇ。
515名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 12:58:52 ID:MJNoCrF8
薫≠カオル
516名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 21:59:59 ID:PeLVo4Fn
それは重要なことだな。

そしてカオル無いよな。なぜか。

…薫はあるのに…。
517名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 22:39:05 ID:18wjMHTX
薫の本名なんだったんだ?
518名無しさん@ピンキー:2007/07/31(火) 23:56:17 ID:k7D8aj66
>>517
不明
519名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 16:05:09 ID:BEr0z2sX
勝手に妄想汁
520fjfhj:2007/08/01(水) 18:46:52 ID:uoNvW2k/
啓太×カオル

521名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 21:32:46 ID:BEr0z2sX
俺は激しく見たい
522名無しさん@ピンキー:2007/08/01(水) 23:02:28 ID:waWNb/U8
私も激しく見たい。
なぁ、川平。
523fjfhj:2007/08/02(木) 13:33:30 ID:Ahl9IpEC
だれか啓太×カオル書いてくれ〜〜〜
524名無しさん@ピンキー:2007/08/02(木) 21:50:49 ID:OOc+Kz08
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 カオル!カオル!
 ⊂彡
525名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 00:25:51 ID:BuTTRCG5
ようこも読みてー
526名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 14:43:09 ID:Ib4Rs85Z
新堂・・・ケイ!
527fjfhj:2007/08/03(金) 17:42:06 ID:IDKQ1Y9c
カオルネタ希望
528名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 19:12:56 ID:fxb4qTQX
>>526
新堂 ケイいいね
529名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 21:23:18 ID:o3GGOUBl
なでしこも読みたいがカオルもイイ!!!
530名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 00:08:22 ID:TAKESjr1
カオルネタが読みたくて・・・
531名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 06:03:18 ID:mv0QpCrx
ようこを便所あつかいしたい
532fjfhj:2007/08/04(土) 09:49:52 ID:sM7zA8W2
職人さんカオルネタ書いて〜〜〜




533名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 10:46:00 ID:QylYzkZw
夏臭い
534fjfhj:2007/08/04(土) 10:56:18 ID:sM7zA8W2
カオル!カオル!
535名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 13:57:52 ID:QhahwExX
てんそうの夜襲

『おきたら、どうしよう』
いざこれからとなってふと心配になったがここまで来たからにはやるしかない。
とりあえず、その心配事は置いといて、彼の盛り上がった股間の傍に顔を近づけていく、
そして履いてるズボンを下ろして、パンツから中の性器を取り出すのだった。
『こっちは もう 起きてる』
にょきっと眼前にそびえ立ち、脈打って凄まじい迫力と匂いを出しているソレを凝視しながら、口を開けて起たせた肉棒を一舐めする
れろ〜〜んと、充分にそして丁寧に舐め上げた。
熱の篭もった愛撫は続け、チュッチュッと吸い付きながら、唇を上下させる。
「うぁッ………は……くぅんッ……ああッ…………」
 てんそうは口を大きく開けると、啓太の性器をぱくりと咥え込む。
んくぅんくぅと、赤ん坊が哺乳瓶からミルクを飲むみたいに吸い付いている。
「ンッ……あッ………はぁッ……ン……んふぁ…………うぁッ!!」
 吸引力がすさまじい
ずずっ……じゅる……ちゅ…ん
てんそうからすると、はしたなすぎる音が立つ度に、体が熱くなっていく。
「んっ…ん…うぉ」
啓太の口から出てくる喘ぎ声を聞いてポイントを確かめる
何回かしているうちに、感じる箇所がわかってきたので、
そこを集中して責めて、歯が当たらないように…頬内に先端を擦りつけた。
すると、さらに性器へ力が、ぎゅんぎゅんと漲ってくる。
そして限界が訪れた。
ぶびゅっ、どびゅ、びゅる、びゅく、びゅっ
口の中で、欲望が盛大に解き放たれ、初めてその味を感じた。
『おいしい』

536名無しさん@ピンキー:2007/08/04(土) 23:26:13 ID:UbgMO6pi
>>535
ここで予想外のてんそうGJ
537名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 01:05:42 ID:PJ87+Gzc
たゆねも!たゆねも!
538名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 02:09:39 ID:5n5ZJOdI
・・・そろそろ来るぞ!職人さんがくる!
539名無しさん@ピンキー:2007/08/05(日) 07:27:01 ID:SJhem85s
職人さんGJ!
540fjfhj:2007/08/05(日) 09:53:17 ID:ggR9rT/j
職人さんGJ!カオル希望
541名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 10:26:15 ID:azQnY6E+
啓太×カオルマダー???
542名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 02:23:27 ID:ksLf97MO
啓太×たゆねSSはまだか?
543名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 07:50:18 ID:Mmlzxys8
犬上女学院の啓太がようこに手を出したときのエピソードキボン
544名無しさん@ピンキー:2007/08/07(火) 22:19:52 ID:ZhDPqbTP
カオルが読みたくてたまらない
545名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 00:23:03 ID:deLFm/G6
啓太×カオルが読みたくて・・・
546名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 00:29:59 ID:sWaupRG9
組み合わせばかり言うのではなくシチュエーションとかの
案を出してみたらどうだ?

インスピレーション沸いた人が書くかも知れんぞ。
547名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 22:10:43 ID:RtFWOao+
そうなの?職人さん。
548名無しさん@ピンキー:2007/08/08(水) 23:54:57 ID:deLFm/G6
希望シチュ1
『ある日(薫救出前)ようこ達は出掛けていて啓太とカオルは留守番させられていた・・・
その夜、カオルは独りでいるのが心細くなって啓太の部屋で寝る事を決心する。
無事啓太の部屋で寝る事に成功するが・・・』
549名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 00:21:19 ID:Qdzk3zbF
>>548
『無事に・・・』の『無事』はいらねぇや。
希望シチュ2
『啓太は珍しく誰もいない風呂に入り、のんびりしていたら風呂場にともはねが乱入。
啓太に試しに作ってみたへんな薬を飲ました・・・
そのころ啓太との好感度をあげるため恥じらいながらも背中を流しにきたカオルだがへんな薬のせいで暴走した啓太がともはねとカオルに・・・』
550名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 00:23:16 ID:Qdzk3zbF
>>549
違う。『無事啓太の部屋で・・・』の『無事』はいらねぇんだ。
551名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 01:28:20 ID:kI10rVXz
何で自分で書こうとしないんだ
552名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 02:08:51 ID:Qdzk3zbF
>>551
職人じゃないからだ。
カオルとなでしこは好きなキャラだから自分で書く気しないんだ。
553名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 04:00:16 ID:zWGXJEKR
これはひどい
554名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 11:55:35 ID:qgxyfo0e
>>552
逆に考えるんだ。「好きなキャラだからこそ自分で書く」とな。
555名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 18:02:52 ID:pigsMl6M
人が寄り付かない理由が垣間見えたな
556名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 20:26:30 ID:Qdzk3zbF
>>555
557名無しさん@ピンキー:2007/08/09(木) 21:29:51 ID:bZEBzLCu
???
558名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 11:00:08 ID:1vxYPTQh
サブヒロイン勢ってどうしてもようこの留守を狙って的な話になるな。
559名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 12:11:05 ID:KrN6geNS
だってメインヒロイン一応ようこだし…(俺は認めていないが)
俺的にはなでしことせんだんだが。
560名無しさん@ピンキー:2007/08/10(金) 13:21:44 ID:pNxqXB4Q
なんかいぐさって扱い辛くね?
561fjfhj:2007/08/10(金) 15:19:35 ID:xHAIvalp
本当にカオルネタ書いてください

562名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 20:07:29 ID:MBnP5AU9
>>561
そろそろ自重しろ、一回言えば判る。
563名無しさん@ピンキー:2007/08/11(土) 21:54:24 ID:gtkt+YSg
久々に来たらスレがこんな雰囲気に
564名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 21:39:35 ID:ANPqoiun
EX出たら
もうちょっとは盛り返すかな?
565名無しさん@ピンキー:2007/08/12(日) 22:55:03 ID:iIt7WbzA
久しぶりに来たら過疎ってるな・・・
566名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 08:22:02 ID:j4O3AroA
EXってNANDA?
漫画の方は絵が漏れ好みでよかったが。
567名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 10:07:46 ID:dPx6ZVY7
番外編の短編集>EX
568名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 15:58:23 ID:aN8CDBjF
DVDのおまけと未収録作品、書き下ろしが9点チョイスされて載ってるとか
569名無しさん@ピンキー:2007/08/13(月) 23:31:45 ID:bV5WvDL7
諸般の事情でイラストが漫画版になるはず
570名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 00:32:19 ID:sugZUqbB
揚げ
571名無しさん:2007/08/14(火) 12:47:10 ID:s9sfftsh
過疎ってるな…EXでてもSS投下がなかったらもうこのスレ落ちるのでは?
572名無しさん@ピンキー:2007/08/14(火) 19:26:12 ID:w8BaRdLG
職人さん来て〜!!
573名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 01:16:44 ID:Unjd6Nom
もう、エロが無くても良い!!
574名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 05:23:12 ID:BHojQOg9
ようこ寝取られとかってここに投下しても大丈夫ですか?
575名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 06:56:55 ID:jgb9sudi
>>574
事前に注意書きあれば問題無いと思う。

でも俺は啓太とようこのバカップルが好きだから読まない。
576名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 13:26:23 ID:iKyiR1/C
>>574
577名無しさん:2007/08/15(水) 16:22:49 ID:+3QPPKIT
wktk
578名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 18:56:41 ID:dQRAXVKG
575には激しく同意
579名無しさん@ピンキー:2007/08/15(水) 22:27:48 ID:ZUJKqtpo
wktk
580名無しさん@ピンキー:2007/08/16(木) 22:07:11 ID:g2u/zJ6B
激しい過疎にワロタ
581名無しさん@ピンキー:2007/08/17(金) 08:10:33 ID:f71TKcen
書き手が居ないのであれば仕方ない流れ
582名無しさん@ピンキー:2007/08/18(土) 18:30:17 ID:CVy0yk/x
………
583名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 05:11:44 ID:G3gwyNRE
エロなしでいいなら書こうかな?
584名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 09:15:36 ID:JuslA/xI
wktk
585名無しさん@ピンキー:2007/08/20(月) 09:17:36 ID:S+V4UR8S
エロなしでもOKだよ
スレによっては温度差が激しいけど、このスレではエロなしでも大歓迎
期待して待ってるよ
586名無しさん@ピンキー:2007/08/21(火) 11:22:57 ID:Eg8hzEPR
ガンガレ!!!
587名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 19:22:29 ID:tvxvcz9V
過疎(泣)
588名無しさん@ピンキー:2007/08/22(水) 23:49:50 ID:fLe7D4zf
ともはねー
589if たゆねver.1:2007/08/23(木) 02:14:35 ID:3N/onIGb

 1


「……中々、やりがいのありそうな仕事だね」

 森から吹き抜ける癪気を帯びた夜風が、たゆねの頬に打ち付ける。ぶるっと身を震わせた。
 たゆねは森に潜むあやかしの強さを敏感に感じ取っていった。
 その森の木々越しに伝わる筒抜けの霊気は、多少霊感の機微がある者を無意識に引き返させる威圧感があった。
 自分と同等程度と結論付けてかすかに笑みを浮かべた。 

 けれども。
 傍らを見遣ると、疲れたような顔つきになる。
 聞こえよがしに溜め息を吐いた。

「お前なんかと一緒じゃなければな、川平啓太……」
「何か言った?」

 興味津々に顔を寄せてくる少年の顔を押しのける。

「顔を寄せるな、うっとうしいっ!
 薫様の命令じゃなきゃお前と仕事なんてありえないって言ったんだよ、川平啓太!」

590if たゆねver.1:2007/08/23(木) 02:15:44 ID:3N/onIGb
 途端に渋面を浮かべ、啓太は頬を掻いた。

「なあ」
「なんだよっ」
「お前は俺のこと知ってるみたいだからいいけど、俺はお前のこと、薫の犬神ってことくらいしか知らないんだよ。
 無理にとは言わないが、せめて名前くらいは教えてくれたっていいんじゃないか?」

 一瞬、たゆねは驚いた表情を浮かべたが、すぐに鼻を鳴らした。

「そんな必要はない。ボクは二度とお前に会うつもりは、絶対に、ない」
「……そっか。そこまで嫌われてるなら仕方ないか」

 渋面のまま、啓太はたゆねを置いて森に向かって歩を進めた。

「どこに敵が潜んでるのか分らないのに先に行くなっ!」
「後で、薫にありがとうって伝えといてくれ。それから、一人でも大丈夫だから助っ人はもういいって」

 肩越しに手をひらひらと振りながら進む啓太に、それを慌てて追いかけるたゆね。
 森へと一歩足を踏み入れた瞬間。
 二人とも表情を引き締めた。
 森全体に渦巻く剥き出しの悪意。害意。敵意。
 総じてそれらは全て、二人に向けられてた。

「こりゃ一匹や二匹じゃないな」

 さらには、一つ際立った邪気。たゆねが自分と同等と判断したそれは、真っ直ぐこちらへ向かってる。

「明日、学校なのに遅刻しないかな」
「間に合うに決まってるだろう。私は薫様の犬神なんだから」

 気丈に振舞うたゆねを見遣って、不敵な笑みを浮かべた啓太はポケットから蛙のケシゴムを取り出した。

 魔力を宿した満月が、頭上遥かを輝き照らす。
 けれど、月光は癪気に遮られ、戦場は視界の冴えない闇の中。
 そして。
 闇の中こそ、あやかし、魑魅魍魎、悪鬼羅刹。それらの住処であり、力の根源であった。
 状況は一触即発でありながら、限りなく不利。

 それでも。

 啓太の笑みは消えない。霊気を纏ったたゆねが身構える。
 迫る敵の気配を機敏に察し、啓太の手から蛙が放たれ、爆ぜる。
 爆音を合図に、敵が一斉に襲いかかる。
591583:2007/08/23(木) 02:20:41 ID:3N/onIGb
過疎が激しいので、細々と投稿。
大体三日間隔。
何となく分かると思うけど、
啓太がようこと会う前に薫の犬神と会ってたらって話。
ifすぎるけどまあいっか。
とりあえず、俺の中の啓太はイケメンで、
オチ担当で、萌えキャラで、燃えキャラを足して四で割るイメージ。
592583:2007/08/23(木) 02:21:21 ID:3N/onIGb
言い忘れてたけど、エロどころか恋愛なくてスマン
593名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 02:22:52 ID:6lEWr55Z
おおっ、久々の投下だ!しかも啓太×たゆねか
こりゃ続きが楽しみだな。投下したら絶対読むから待ってるぜ!
594名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 20:29:00 ID:UjpBgThC
たのしみ〜。がんばって〜!
595名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 21:04:20 ID:dza3iBSn
たゆねGJ! 頑張ってください!
596名無しさん@ピンキー:2007/08/23(木) 21:10:02 ID:xZBd12VW
>>591
フラグがこれからじわじわ立つことを期待しながらwktk。

>俺の中の啓太
たしかにそんな感じかも。
しかも中途半端ってわけじゃなくてどれかに突き抜けるし。
597名無しさん@ピンキー:2007/08/24(金) 11:59:28 ID:R6TBw6/4
俺もそう思うんだぜ
598三爪痕:2007/08/26(日) 01:04:17 ID:oBe3Wbww
小説って文字変換ツール使うと面白いですね
599名無しさん@ピンキー:2007/08/26(日) 19:51:50 ID:wU8w3xxe
オォ〜啓太が久々にやるのかっ!?
600if たゆねver.2:2007/08/27(月) 03:09:45 ID:V9B2zBE0
 2


 木々の狭間から妖しく瞳を煌めかせるあやかしの哄笑がしだいに小さくなる。
 生物の域を超越した存在。科学だけでは解き明かすことのできない存在。
 人は、それらを総じて、あやかしと呼ぶ。
 人の強い怨念から生まれる亡霊。
 捨て置かれた無機物に宿る九十九神。
 古来より日本に住まう、鬼などの妖怪の類。
 どれもが、人を超えた能力を宿している。

 だというのに。
 啓太とたゆねの獅子奮迅は、自分達の優位を微塵も感じさせなかった。
601if たゆねver.2:2007/08/27(月) 03:10:42 ID:V9B2zBE0
 茂みが揺れ、骨身だけの野犬が牙を剥き出しに飛び出す。矛先は、啓太の喉笛。
 疾風、とでも喩えたくなるような突進。
 啓太はそれを横に軽く跳ぶだけでかわす。とっ、と微かな着地音。
 真横を通り過ぎる野犬を、啓太の瞳は捉えていた。蛙のケシゴムを二つ、指に挟む。

「そろそろ数も減ってきたしな。もう温存する必要もないだろっ!」

 振りかぶって投げる。野犬にではなく、反対の、見当違いの方向に。
 指先から一つ、ケシゴムが離れると、その先の暗い藪に明かりが灯る。
 蒼い火の玉。数個浮かび上がり、ゆらり揺らめき、啓太に向かう。

「白山名君の名において告ぐ」

 蛙と炎が交差する刹那、

「蛙よ、粉砕せよっ!」

 霊気が収縮して、そして弾ける。
 放射されるエネルギーは爆音と光を発し、火の玉を一瞬にして掻き消す。
 それを最後まで目で追わずに、啓太は後ろを振り返った。
 先ほど啓太に飛び掛った骨だけの野犬。

「うげっ」

 しかし、それは啓太の予想に反した行動を取っていた。
 身を翻して啓太に向かうでもなく、そのまま直進して。
 啓太の背後で背中合わせに戦うたゆねへ。
602if たゆねver.2:2007/08/27(月) 03:15:19 ID:V9B2zBE0
「……っ、危ねえっ!」

 咄嗟に手から蛙のケシゴムを放っていた。
 だが間に合わない。
 すでに野犬は跳躍し、その鋭利な爪を無防備な背中へと振りかぶる。

「白山名君の名において告ぐっ」

 たゆねが首だけ後ろに向けた。
 ほとんど目の前と言うべき距離。
 爪を尖らす野犬。
 骨だけの野犬。

「ひっ、」

 条件反射。
 くるりと一回転。鋭角に放たれる回し蹴りが野犬の則頭部に決まる。
 渦巻きが疾風を呑みこむような、ほんの一瞬の出来事。
 たゆねの踵が野犬の首を刈り取り、首をなくした体もぼろぼろと崩れ落ちる。

「ひいいいいいいいいいいっ!」

 その光景に、たゆねは尻餅をつき、後ずさる。

「……。蛙よ、ちょこっと爆砕せよ」

 啓太が追い討ちをかけるように呟く。
 たゆねの眼前で。蛙のケシゴムが、ぽんっと可愛らしい音を上げ弾ける。
 次は、悲鳴すら出せなかった。白目を剥くと、くらりと後ろに倒れる。

「……っておい、倒れちゃだめだろ! 戦闘中だぞ」

 不思議な事に、攻撃がぱたりと止んだ。
 首を傾げながらも、啓太はたゆねを助け起こした。
 どうやら気絶してるらしい。

「というか、気絶する程のことか? いや、悪かったとは思うけどさ」

 かたかたと抱きかかえたたゆねを揺すりながら、啓太がぼやく。
 白山名君の名を出しといて術を使わないのもカッコワルいかな、とかそんな理由なので啓太にも特に悪気はない。

「しかし、こいつホントにつえーな」

 大体一時間に渡って戦闘を続けてきたが、たゆねの実力は啓太の予想をはるかに上回ってた。
 突きと蹴り。霊力の温存を図ってか、ほとんど体術のみで戦っていたが、霊気を纏ったたゆねは圧倒的だった。
 素人くさい動きもあったが、それでも釣りがくるほどの身体能力。
 一撃粉砕の拳。
 紙一重の距離でも対処しうる反応速度。

「なるほど。犬神ってのが重宝される訳だ」
603if たゆねver.2:2007/08/27(月) 03:16:49 ID:V9B2zBE0
 まあそれよりも、と呟く。

「とっとと出てこないか。こっちも仕事を済ませないといけないんでな」

 こつん、と何かと何かがぶつかる音。
 それを合図に立ち並んでいた木々が蠢く。いや、動く。
 大地に張り付けていた根を引き抜き、その根で大樹が歩く。うねうねと二人を中心に輪を描いてく。
 木々の狭間から生き残ったあやかしが覗いている。
 こつん。
 瞬間、啓太とたゆねから十メートルほど離れた距離に人影が現れる。 

「すげえな、これ。俺でも覚えれるか?」
「黙れ、小僧。そもそもこの地が、人間如きが足を踏み入れていい場所でないことを心得ての来訪か?」

 そうであろうとなかろうと殺すには違いないが。
 身の丈を越す杖を携えた小柄な老翁。白いフードつきのローブを纏い、白い髪と髭がしわがれた顔の大部分を隠していた。
 視認できる純白の霊気。実際に光すら放って、暗かった森を照らしていた。
 神聖であるはずなのに、禍々しさすら感じさせる圧倒的な強大さ。

「なんか、この森に入ったときよりも霊力高くなってねえか?」
「あの程度、抑えてたにすぎんよ」
「というかさ」

 啓太が老人を頭、胴、足の順に眺める。溜め息を零した。

「あんた、仙人なのか?」
「かつてはな、そう呼ばれてた時期もあった」

 う〜ん、と唸り声。たゆねが啓太の手の中で身を捩る。
 何となく、啓太は泣きたい気分になった。
604583改め迷走中:2007/08/27(月) 03:24:01 ID:V9B2zBE0
少し予定より遅れた上に短くてすまん。ネットが繋がらないんだぜぃ。
ということでパソコン借りて投下。
まあ、駄文云々よりもたゆね出っ張らなくてごめん。
コレ終わったら、たゆねのツンデレ発揮されるようなヤツ書くから許して。
605名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 15:56:54 ID:x1Wx0xU0
期待してるぜ! 啓太の性格にGJ!
606名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 17:42:48 ID:7g5Qk9fb
GJ
たゆねで思い出したがなでしこストーリーはもう投下されないのだろうか?
607名無しさん@ピンキー:2007/08/27(月) 20:13:29 ID:7jpPOcKA
GJ!
続きを期待してます。頑張ってください
608迷走中:2007/08/27(月) 21:21:15 ID:V9B2zBE0
お、感想がある。どーもです。
あまりの職人のいなさに絶望するな。

いいか、みんな! ネタも十行書ければ職人なんだぜ!

っていうか、別に作品語るだけでもいいのに……
赤毛のわんちゃん可愛いなとせんだんを脳内一位にしてたら、文明開化に伴って染めてただけという匠の罠とか
薫の犬神は、単独じゃどうにもなんないダメ子が多いとか



とりあえず職人キボウww
609名無しさん@ピンキー:2007/08/28(火) 09:16:13 ID:Dt33toNo
GJ!たゆねハァハァ
610名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 19:19:48 ID:R3Rs7Yrc
これはいい過疎www
611名無しさん@ピンキー:2007/08/29(水) 20:13:04 ID:962rV7cf
続きまだかな〜 たゆねのデレがみたい
612名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 22:09:23 ID:tyUdMDv+
>>606
そうだな。あれ面白かったから楽しみだったのに、となでしこファンの俺が言ってみる
613名無しさん@ピンキー:2007/08/30(木) 22:29:54 ID:HyK7ocYI
変態であるシリーズ読みたいお
614名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 02:27:00 ID:qWxOikOi
携帯で保管庫のSS見ると作品が途中で切れちゃうんだよね…どうすればいいんだ!?
615名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 02:58:01 ID:NzikC/po
ほんじゃ近いうちにキリのよさそうなところで区切るようにしますね
616名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 03:40:15 ID:jRhStKfy
164>>ファイルシークを使うといい。
617名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 03:44:19 ID:jRhStKfy
間違えた。614だorz
618名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 06:42:26 ID:uSaScjwi
女に送る時に調子こいて「こんばんわくわくメール」って送ったら
「Re:こんばんわくわくメール」ってそのまま返されて心臓えぐり出したくなった
619名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 15:25:02 ID:cHVGDLW2
スレ違いだが、ドンマイ。
620名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 19:05:25 ID:FjbnpUpV
>>618
それ日刊と電撃でみたぜ。
621名無しさん@ピンキー:2007/08/31(金) 23:29:22 ID:cHVGDLW2
コピペに真剣に対応する俺カッコイイ!!!
622名無しさん@ピンキー:2007/09/02(日) 17:14:47 ID:Wvuf7ZGw
age
623名無しさん@ピンキー:2007/09/03(月) 20:42:49 ID:MLPF3Dar
華麗に保守
624名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 21:21:02 ID:wRwe/dO8
保全
625名無しさん@ピンキー:2007/09/08(土) 21:19:38 ID:BunMPMjj
美しい俺が保守
626名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 03:06:44 ID:uUhPVUdQ
なんか書こうかな・・・
627名無しさん@ピンキー:2007/09/09(日) 22:43:34 ID:Z9c+GC28
>>626
是非書いてくれ!
投下してくれたら絶対読むぜ!
628名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 21:55:36 ID:5CsUNyZV
かいて〜!!
629名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 12:39:26 ID:31ALz0If
保守
630名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 19:54:13 ID:ec3e+HID
長編のアイディア出ても、短編はアボーン
631名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 21:01:10 ID:0slgeJWC
あぼーん
632久々投稿:2007/09/13(木) 04:25:41 ID:yqx/NXi0
※エロっつうか、どちらかというとアホです。


 青い空。広い草原。爽やかな風。
ひとたび踏み入れたらそれはそれは誰もが清々しい気持ちになりそうな高原。
木立の中には、全身で息をする影が二つ。

「ちゅ…ちゅ…」
「お、おい、ようこ…それはやり過ぎじゃ…くっ」

 啓太の静止も聞かず、ようこはしゅくちで裸に剥いた啓太に、一心不乱にキスを繰り返していた。
彼女の顔は紅潮し、全身からは軽く発熱し、40度ぐらいに感じられる。
 そのとろとろに火照った舌で舐められると、啓太はたちまち抵抗する気を失ってしまう。

 恐らく、彼が今まで生きてきた中で最も気持ちの良い状態であるし、すごく幸せな状態であると思う。
しかし――童貞喪失が、山の中で、狐と、全裸で!
 などと、決して人に言えるような代物では無い。というか、それだけ聞くと人として最悪だ。

 対してようこは、現在まさに「発情期」のまっ最中であった。
普通の犬神は、人に仕える事が決まった時点で、医局にて予防薬を貰うのであるが、
ようこの場合、もろもろの理由で対策をしていなかったのだ。
 結果、発情期を自力で「がまん」して凌いでいたようこだったが、とうとう限界が来た。
啓太が寝ぼけてようこをぎゅうっと抱きしめ、キスをしたのだ。

 その瞬間、ようこの中の何かがはち切れ、そして本能の赴くまま、
山の中、無人のほこらの裏手に飛んできてしまったのである。
ちなみにここは、大妖孤が妻と共にようこを作った場所であり、そこに残された強力なオーラの影響で、
子宝祈願の場所となってるのだが、それはまた別の話。


 こうなるともう、ようこは止まらなかった。
状況が良く把握できず戸惑ってる啓太を、半ば強引に押し倒し、お互いの衣服を取り去った。
そのまま、彼の体にむしゃぶりつく。
 やがて、啓太の全身を愛撫するうち、特に反応の良い所は重点的に責めた。

 ちゅう…
「あ…あ…♪」
 ようこは喜んで啓太の性感帯を吸い上げる。しっぽをパタパタと振りながら。何時の間にか、耳まで出てる。

 ちゅう…
「う…はぁ…」
 やがて、ようこは自分を狂わせた張本人、啓太の大事な部分を吸い始める。
唇をめくらせ、とにかく嬉しそうに、啓太を見上げながら。
 そして、とうとう。
ようこが吸い上げる中で、限界に達してしまった啓太の精液が、噴水のように射出される。
流石に苦く、強い刺激を感じたため、ようこは口を離した。
 なおも放出は続けられ、呆然とするようこの顔に、髪の毛に、精液がかけられる。
…ようこの理性が一瞬戻りかけ、動きが止まった。

 一方の啓太は。
ようこに愛撫され、獣のままに求められるうち、彼もまた、男としての獣に回帰せんとしていた。

 気付けば吹きぬける風が素肌に気持ち良い。
普段は裸に抵抗があったが、こう本能がむき出しになると、
やはり全裸を心地よく感じている自分に気付く。

――ああ、そうか。おれもケモノだったのか――

 そうなると、その後の彼の行動は早かった。
目の前に居て、自分の精液を浴びて呆然としているようこ。再び自分の精の炎が燃え上がるのを感じた。

 啓太はがばっと起き上がると、たちまち逆に彼女を腹ばいの状態に組み敷く。
「や、ん!」
 ようこが状況を把握できず、戸惑いの声を挙げたが。

「あ、あ…♥」
 待ちに待った雄の塊が入りこんできたのを感じ、思わず切なげな声を出す。
啓太はすでに口で呼吸し、舌を出し、完全に雄の獣に成り代わっている。
対してようこも、人の姿は保っているものの、
ようやく回復しかけた理性は破壊され、心は完璧に女狐に戻っている。

 啓太は、思い切りようこに抱きつくと、そのまま自分の腰を前後にした。
ようこは、あまり強く突かれると流石に痛いらしく、時々抵抗をみせるものの、基本的に切なげな声をあげている。
 春先の空の下、人気の無い木陰で、時に妖艶に、時に激しくお互いの体をすり合わせる二匹の猛獣。
それはある意味、もともとがアブノーマル過ぎる二人の関係上、大して違和感無く受け入れられた。

 やがて、ようこの体が気持ちよさげに痙攣し、深い溜息をつく。
啓太も、彼女の体をぎゅっと抱きしめ、括約筋に力を込める。
どうやら、このタイミングで、啓太がようこの中に放出を始めたらしい。
新しい生命の息吹が、中へ、中へと、注がれていった。



 そして。

「ごめん、ケイタ…」
「ああ。今はその事より、俺の服をどこに飛ばしたのか教えてくれ…」
 ようこの服は難なく見つかったが、そのようこは消耗して、動けない。

 啓太は服が見つからないまま、裸で下山する事を余儀なくされ、久々の留置所の冷や飯を食うことになる。


 まあ、良くある結末。
634名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 04:28:02 ID:yqx/NXi0




…いや、どうしても野外ネタが書きたくなったんですがね




 orz
635名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 10:28:04 ID:OTxCOioo
>>634
乙。短いけどエロイなぁ。
もうちょい啓太とようこの台詞があっても良かったような。
あと、出来れば啓太が抱きついてキスをしたくだりを読みたかった。
636名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 19:41:17 ID:AMa1q2+d
GJ!ようこハァハァ…
637名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 23:54:17 ID:ZPqE389m
>>634
アホと言うより十分エロいよ!!
GJ!!
638名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 20:46:38 ID:ay5yX5lM
GJ!
639水死体 ◆VbCFpoV.fE :2007/09/16(日) 09:46:49 ID:qijmcoEe
以前言ってましたようこ寝取られものです
個別サイトのあるNTRの巨匠である某氏のように上手く書けませんが

  注意!! ★これは寝取られです★

もし、女たらしの大迫がシャワーを浴びなかったら・・・?
小説1巻 2話で啓太が蛇女に追い回されている間にひょっとしたら・・・という設定で書いてますので
もし読んでてイヤな気分になっても責任もてないので、NTRが嫌いな人は見ちゃダメです。
スルーすることを強く推奨します。


海岸沿いに建つ高級ホテルのスイートルーム。
その豪華な部屋の大きなベッドへとようこを運び下ろし、大迫は口の端を好色そうに歪めた。

まずはデートから。
狙った女をあちらこちらへと連れ回して楽しませ、最後は雰囲気のあるバーへと誘う。
初めはアルコール濃度の低いものから勧めてゆき、徐々に負荷を蓄積させ
最後はトドメとばかりに強めの酒で酔い潰す。
あとは眠ってしまったり、前後不覚に陥った相手の女を介抱するふりを装い
ホテルの部屋へと連れ込んで、美味しくいただいてしまう。
これが大迫の使う常套手段。
いつものヤリ口だった。

慣れた手つきで、ベッドへと横たわるようこの服を脱がせ始める。
腕をバンザイさせてピンクのキャミソールを剥ぎ取り、お尻を持ち上げスカートも取り払う。
ブラが押し上げられると、形も良く大きさも申し分のない双丘がまろび出た。
残るはパンティのみ。
そのキュートな薄布も、大迫の手によりいとも簡単に引き下げられ
右足首を抜き、ついで左足首からも抜かれた。
露わになる大事な部分。
あっという間に丸裸にされた。
正確に言うと靴下がまだ残っていたのだが、それはこのままにしておくことにする。
その方が、なんとなく味がある気がするからだ。
これでもう、妨げるものは何もない。
ようこを脱がせた以上の素早い手つきで自分の衣服もあっという間に脱ぎ去り
臨戦体制の整った己のイチモツを軽く擦りながら、横たわる少女を見下ろした。
染み一つない白い裸体。
ルックスは言うに及ばず、身体の方もとてもしなやかで美しい。
胸もそこそこ。
セックスの相手として、異存などありはしない。
大迫は全裸に剥かれた極上の美少女の上に、ゆっくりと覆い被さった。


「・・・・・・ん・・・・・んぅ・・・・・スウスウ・・・」
今、どのような夢を見ているのだろうか。
安らかに眠るようこの足を、左右に大きく。
目の前には、まだ穢れを知らぬ少女の秘部。
綺麗な立て筋だった。
その花弁を両手の指で押し広げ、中を覗き込むと
ピンク色の襞がピッチリと生えそろっていた。
使われたことのない、おそらくは自分でもあまり弄ったことがないのだろう。
本当に、綺麗だと思った。
少し奥のほうを覗き込むと、白っぽい皮膜が見え隠れ。
純潔の証。
処女膜だった。
これはなかなかに良い拾い物だ。
大迫はそっと、ようこの下の唇にキスをした。
640水死体 ◆VbCFpoV.fE :2007/09/16(日) 09:47:46 ID:qijmcoEe
ベッドの脇に置いてあったローションを指に付け、溝に添うように塗りつける。
ニチニチと、粘り気の濃い音。
「・・・・っ・・・・・ん〜〜・・・」
ようこは起きない。
寝ぼけた声を上げ、少し身を捩っただけ。
まだ夢の中だ。
大迫はそろそろ我慢しきれなくなり、天を仰いだ剛直を
何も知らないようこの割れ目へと宛った。
右手で肉棒を握りしめ、左手で入り口を割り開く。
腰を突き出し処女肉を割り、徐々に中へ。
ようこの胎内へ。
ミチ・・・ミリミリ・・・・
少し硬かったが、それでもローションの助けもあり
ゆっくりと中へと沈んで行く。
ミチミチミチ・・・・ズブ、ズブズブズブ・・
「んっ! ・・・・・ぅ〜ん・・・・・ん〜っ!」
ようこに意識が戻り始める。
だが、大迫は止まらなかった。
ここまできたら、もう止められるはずがないのだ。
瞼を開きかけるようこにかまわず、一息に奥までねじ込むことにした。
ググググ・・・ズプンッ!!!
「ああッ!! ん・・・んん〜〜・・・・・?」
眠り姫が、ようやく目を覚ました。

イの一番で視界に飛び込んできたのは、知らない顔のドアップだった。
いや、自分はこの男を知っている・・・
ようこはまだ覚めやらぬ頭の中から、記憶の糸を手繰り寄せる。
・・・・・・・・・そうだ。
目の前のこの男は、今日の仕事の依頼主で
名前はたしか・・・・大迫、と言ったはず。
蛇女に巻き付かれながらという、大変インパクトの強い状態で登場し
その妖怪を啓太に押しつけてそれから、それから・・・・
寝ぼけ頭の犬神は、ようやく最後の記憶へと辿り着く。

水しぶきを跳ねながら渚を楽しそうに走り回る啓太と蛇女。
彼らを後目に海岸沿いに建つ立派なホテルへと足を運び、そこのスカイバーで美味しいディナー。
ワインやカクテルを勧められその後・・・・・
よこうの記憶はここで途切れていた。
(・・・・・えーと、なにがどうなったんだっけ・・・?)
ようこは回らない頭でその先を考えようとして、不意な痛みと感覚とでそれを中断させられた。
隙間無くようこの女の部分に己を埋めた大迫が、少しばかり腰を動かしたのだ。
ミチ・・・
「・・ひぅッ!?」
大迫の僅かな身じろきにも、ようこは大きく反応を返した。
自分の身体の中―――あり得ない場所に何かがある。
ようこは最初、わからなかった。
自分が今、どういう状況に置かれているのか。
よもや素っ裸にひん剥かれてベッドに組み敷かれ、大迫とセックスをしているなどとは、
今日逢ったばかりの男に知らない間に処女を散らされ
大事な部分に深々と肉棒くわえ込まされているなどとは、カケラも思わなかったのである。
641水死体 ◆VbCFpoV.fE :2007/09/16(日) 09:48:28 ID:qijmcoEe
大迫は初めて男を迎え入れたばかりのそこに、あまり負担を掛けないよう
しばらくの間、動かないでいた。
組み敷いた相手の反応を愉しみながら、ひたすら、ジッと。
待っているのだ。
ようこのソコが、自分のペニスの太さと長さと熱さを覚えるのを。
男の味を覚えるのを。
「やぁ、ようこちゃん。 ようやくお目覚めだね」
瞼を開き、胸板の下で困惑ぎみのようこに、おはようのキスをした。
「や・・・っ、なに・・?  わたし、いったい・・んむ!?」
唇に、唇が押し当てられる。
触れ合うだけの、軽いキス。
すぐに離れた。
「―――っ! ヤダちょっと! 嫌っ、どいてっ、離れてッ!」
まだ酒が抜けきらず、自分が置かれている状況に混乱ぎみの頭と身体で
覆い被さる男をなんとか押しやろうとするが、なかなか上手くいかない。
そうこうするうちに次第に頭がハッキリとしてきて、
何も力づくで相手をどかそうとしなくても良いことに気が付く。
そう、ようこには得意の妖力があるのだ。
対象物をどこへでも好きな場所へと移動させる能力。
すなわち『しゅくち』だ。
自分にのし掛かり余裕の笑みを浮かべる大迫を、押し倒された不自然な状態から指を差す。
あとは魔法の言葉を唱えるだけ。
素っ裸のまま通行人で溢れる往来へでも、病原菌満載のどぶ川へでも行けばいい。
息を吸い込み、力ある言葉を口にする。
しかし、呪文を唱えるために開いたぷっくりとした愛らしい唇は、
大迫のイヤらしい笑みを張り付けた唇によってふさがれてしまった。
「どっかいっちゃえっ  しゅく・・むぐっ!?」
再び唇を押しつけられる。
隙間無く、ぴったりと。
先程とは違い、今度は大人の、深いキス。
言葉が詰まり息も詰まり、ようこは目を白黒させた。
その隙に、生暖かくてヌルリとした舌が唇を割って押し入ってきた。
寝起きで乾いた口内に、むせ返るような潤い。
「・・・・ぅうっっ!? む・・・っ! ウうぅ〜〜!!」
とろり、とした唾液。
舌がのたうち、自分以外の他人のツバが口腔に注がれる。
ようこは必死で抵抗しようとしたが、まだアルコールが抜けきっていないのか
手足は言うことを聞いてくれなかった。
顔を背けようとしても、ガッチリと大きな手にアゴを掴まれ
唇も一分の隙間もなく合わせられているため、吐き出すことも叶わない。
じわり・・と目尻の端に真珠色の玉が浮かぶ。
(ふぁーすと・きす、啓太としたかったな・・・・)
大迫に食らわすはずだった呪文は彼の喉の奥へと飲み込まれ
かわりにようこは、大迫の唾液を飲み込まされた。
642水死体 ◆VbCFpoV.fE :2007/09/16(日) 09:49:12 ID:qijmcoEe
――――――――――

一方、こちらもまたファーストキスだった。
「ぅ゙ゔ・・・!?」
蛇女の割れた舌先が啓太の口内を這いまわる。
生臭い、爬虫類の味。
おぞましい感触だった。
「ン〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・っぷはぁっ。 ダーリンの唇、なかなか美味しかったわ〜」
笑みの形に細まった黒目。
今まで口内を這いずり回っていた舌で、ベロリと頬を舐め上げられた。
「ぅぐッ、ゴホッ、ゲホッ! ペッ、ペッ・・・・・うえぇぇ〜〜〜〜っ・・・」
ようこと大迫がよろしくヤっているホテルからそう離れていない場所にある、小さな公園。
啓太は色々な意味で追い詰められていた。
明かりの灯った常夜灯の柱に蛇女の胴体で縛り付けられ、また手持ちの蛙消しゴムも底をついていた。
「オホホホホ、ダーリンたら案外ウブなのねぇ〜。
 いいわ、アタシが優しく、し・て・あ・げ・る」
語尾にハートマーク。
精一杯に抵抗を試みる啓太を街灯の柱ごと抱き締め上げながら、蛇女は元々細い黒目をさらに細めた。

――――――――――

「ン・・・・・・ム・・・っ・・・ふぅっ・・・・んぅ・・・」
ようこと大迫のキスは、まだ続いていた。
重なったままの唇と唇。
それがモゴモゴと動くたび、隙間から唾液の糸が垂れ落ち
ようこの顎や陶器のように白いうなじをテラテラとぬめ光らせる。
「・・・はむぅ・・・ん・・・ちゅ、ぴちゃ・・・くちゅくちゃ、ぴちゅ・・・」
唾液の海の中、絡まり合う舌と舌。
先端で相手の舌を上から下へとなぞり行き、舌の窪みの部分に
自分の口内から持ってきた唾液を擦りつける。
極上の美少女の、熱く蕩けた口の中。
さらに奥へと割り込ませ、彼女の口内に溜まった二人分のそれを
喉の奥へと押し込んでやる。
「ふむぅ!?  ンン・・・・・・ん・・・・・コグッ・・ゴクリ・・・・」
上下に動く、細くて白い喉。
流し込まれるまま、ようこはそれを嚥下した。
抵抗は、もうなかった。
ようこは大迫にされるがまま。
なすがまま。
深い深い深い、大人のキスを受け入れる。
643名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 09:49:48 ID:qijmcoEe
ようこの口腔内で別の生き物のように蠢く舌。
歯茎をなぞられ、唇を吸われ、舌を絡められツバを塗りつけられる。
始めこそ気持ちが悪かったものの、抜けないアルコールと酸素の不足と
自分の置かれているとんでもない状況に頭の中を掻き回され、口の中も掻き回され
訳がわからない現実に、次第に頭が思考の放棄を始める。
すると、とたんにその存在感を増すのが、股間に突き刺さった男のシンボルと
口腔内を這いずり回る舌の動きだった。
下半身は痛みが強く、動きがない。
比べて口の中では舌がヌルヌルと蠢き唾液もいっぱいで
飲み下さなければ今にも窒息しそうで、意識は自然とそちらへ向けられた。
それになんだかこの行為は、夢中になってしまうような未知の気持ちよさを秘めているような気がする。
「ちゃぷ・・っ、んくんく・・・・ジュ・・ジュズ、ズ・・・」
喉奥に押し込まれる唾液を飲み下す。
大迫は舌先を尖らせ、唾液に浸されたようこの舌をツツツゥ〜〜〜っとなぞる。
繰り返し、繰り返し。
ヌルヌルと、上下に。
イヤらしく。
ようこの鳶色の髪を掻き抱きながら丹念に、情熱的に絡めた。
「んん・・・・っ・・・・・はふ・・・ンッ! フムゥ・・ッ ん〜ッ・・」
僅かに、ピクリと反応を示した。
元々、舌というものは敏感に出来ている。
体内に物を取り入れる場所のため、口の中に入ったものが害をなすものかなさざるものなのか
それを判別するために、神経が集中している部位でもあるからだ。
大迫は、ようこの舌に自分のツバの味を覚えさせ
なおかつそこから快楽も引き出せることをも教え込む。
「ちゅぷ・・・ちゅ・・・・ぴちゃくちゅ・・・ちゅ、ちゅううぅぅ〜〜〜〜〜〜っ!!」
唇を強く吸い、ようこの舌を今度は自分の口内へと招き入れる。
「うぷ・・っ! うっ! うぅぅ〜〜〜〜〜〜っ」
唇でようこの舌をはみはみ。
舌先で相手の舌先をくすぐると、ようこの口内に溜まっていた唾液が
口の端からトロリと顎を伝い、シーツの上に染みを作った。

「ぺちゃ、ぴちゃ・・・ニュル・・・にゅぐ、れる・・・れろ」
舌の先端部を舐め続ける。
「・・・む・・ぅ・・・・んはぁっ!  ゃ・・・やめ・・むぐ!  ぅ・・ちゅぴ、ちゅ、ちゅ、ちゅうぅっ!」
一度離れかけた頭を抱きなおし、さらに強く。
再び強引に唇を奪う。
ねっとりと、濃厚に。
何も考えられないぐらいに。
念入りに、何度も何度も舌での愛撫を繰り返し、ようこの思考と抵抗の意思を奪いゆく。

・・・・ヌチ
すると、合わさる唇と唇の間ではなく別の場所から、ぬめった音が聞こえた。
そこはもう一つの結合部。
大迫の肉棒をミッチリと根本までくわえ込んだ、ようこのクレバスからだった。
そろそろ、頃合だろうか。
口で性交をするようなキスにようこの膣が潤ったことを性器を通して感じ取り、唇を解放した。
「ジュルッ・・にゅぐにゅぐ、ちゅ・・・ぇはぁ・・・・っ!   ハァ・・っ、ハァ、ハァ、ハァ・・・・」
時間にして約5分程。
ようやく唇を自由にされたようこは、荒い息を吐きながらグッタリと大迫の腕に頭を預けた。
「ハァ、ハァ、ハァ・・・っ、 ハァ、ハァ・・」
蕩けた表情。
もう抵抗の意思は見られない。
熱に浮かされた瞳には何も映ってはいなかった。
だが大迫にとって、今のキスはほんの挨拶がわり。
ただの前菜。
本番はこれからなのだ。
644水死体 ◆VbCFpoV.fE :2007/09/16(日) 09:50:29 ID:qijmcoEe
腰を少し揺すってみる。
ヌチリ・・・
真新しく瑞々しい、生えそろった襞の感触。
それでいて純潔を奪った先程とは違い、滲みだした愛液のおかげでスムーズ動く肉棒。
これも口腔愛撫の賜物だった。
「・・・ンッ!」
彼の動きに、ようこは少し顔を顰めた。
十分に潤ったと言っても、破瓜の痛みまでもが完全に消えたわけではない。
もう少し、ほぐす必要があるだろう。
大迫は彼女の瞳を覗き込み状況を理解すると、再度唇を重ねた。
「っ・・・・はぁ、はぁ・・・・はぁ、はむっ・・・!?」
そして同時に、腰も使う。
ゆっくりと。
摩擦の激しいピストンではなく、ゆったりとした円の動き。
自分の股座をようこの恥骨の形がわかるぐらいにピタリと密着させ、
鍋の中でクリームシチューをかき混ぜるかのように、肉竿を回転させる。
ヌチ・・・・・・ヌチ・・・・・・ヌチ・・・・・・ヌチ・・・・・・
「うっ! うぅ〜〜!  チュ、チュ・・むぅ・・・!」
上の口と下の口。
その両方を舌とペニスで掻き回される。
唾液で溢れかえる口の中。
トロリとした液体を飲み込み、かわりにようこは
トロリとした液体を目一杯まで押し広げられた割れ目の隙間から垂れ流した。

――――――――――

「アア〜〜〜ン!!  いいわ〜、ダーリンたら凄く硬いわ〜〜」
同じ頃。
啓太も蛇女によって、上と下の両方を掻き回されていた。
グロテスクなので詳しい描写は避けたいのだが、服を剥がれ街灯に押しつけられたそのままの格好で
無理矢理勃起させられた男の部分を蛇女の尻尾の付け根―――総排出腔にズッポリとくわえ込まれていた。
ちなみに総排出腔というのは、人間で言うところの尿道口・肛門・膣口を一緒くたにしたもののことで
糞尿と卵を排出し、オスの精子を受け入れる総合口のことである。
そんな場所に、自身のオチンチンがズッポリと。
屈辱だった。
たしかに啓太はえっちなことに興味津々で、女の子とみれば誰彼構わず声を掛け
セクハタまがい・・というかそのものをしたり言ったりしたものだが、これはあんまりと言えばあんまりである。
だけど蛇女のそこは熱くてヌルヌルしていて。
キモチイイことが、自分の男の部分が反応してしまうことが悔しくて。
しくしくと、まるで乱暴される少女のように
啓太はただ、静かに涙を流した。

――――――――――


どれほどの間、その行為を繰り返しただろうか。
「もごもご・・・ぺろ、ピチャ、ちゅ・・ちゅっ、チュバッ、ぴちゃぺちゃ・・」
もうそろそろ、慣れてきた頃だろう。
ペニスから伝わってくる十分な潤いを湛える膣の感触に満足し、大迫はようこの唇から離れた。
「ちゅぷちゅぷ、チュ・・んはぁぁ〜〜〜〜・・・」
途切れる唾液の糸。
蕩けた瞳。
ようこはもう、何も考えられなくなっていた。
肩で息をしながら惚けたような熱っぽい瞳で、ただ大迫を見つめている。
――――堕ちた。
その様子に、大迫は獲物が完全に自分のモノになったことを確信した。
645水死体 ◆VbCFpoV.fE :2007/09/16(日) 09:51:16 ID:qijmcoEe
止めていた腰の動きを再会する。
今度は円を描く動きではなく、出したり入れたり。
優しく、浅い抽挿を繰り返す。
「はぅん!  あ・・・・っ! はぁぁっ!!」
ようこの様子を伺う。
快楽にトロけた顔。
膣の締め付けと愛液の量。
そして、今まで塞ぎっぱなしだった唇から漏れ出る、鈴の転がるような嬌声。
もう破瓜の痛みを訴える様子はない。
完全に快楽の方が上回っているのだ。
大迫はほくそ笑み、雄と雌の律動を始めることにした。

ゆっくりと腰を引く。
「アッ!? は・・ぁ〜〜〜〜〜〜っ」
カリ首で新鮮な肉襞を擦りながら愛液を掻き出し、亀頭が見えたところで再び腰を押し戻す。
「あふ・・・!  あっ・・・・あ、ああぁあぁッ!!」
くわえ込んでいたものがなくなり、塞がり始める膣内をまたペニスで割り開く。
ヌムヌムとした粘膜に包まれながらの肉を押し広げる感触。
処女の穴は、たまらなく気持ちがよかった。
「いいよ〜、ようこちゃんの中、とっても暖かくて・・・・・ヒクヒクしてる」
勃起した乳首をペロリと舐め上げた。
「ひゃん!?」
続いて、その桜色の突起を口に含みコリコリと噛む。
「や・・ッ!  ぃ・・・た・・」
少し強すぎたらしい。
お詫びの印も兼ねて、今度は丁寧にぺろぺろと。
「あッ!!  ン・・・・だめ、はぁ・・・っ!」
下半身を動かしながら、赤ん坊のように吸い立てた。
チュウチュウ、チュパチュパとわざと音を立て、硬く張り凝った突端を甘噛みしながら
出るわけもない母乳をねだるように。
「ヤ・・ッ! あ・・・あっあっあっ! 吸っちゃ・・・・んあぁ!!」
乳房に吸い付く大迫。
いつの間にかようこはその頭を抱きしめていた。
まるで母親が乳を吸う我が子を愛しげに包容するかのように。
同時に、初めて与えられる乳首への快感を逃すまいとするかのように。


チュポ・・・・
吸われ続けていた乳首が、ようやく解放された。
「ぁ・・・・・はぁ・・・・」
心ゆくまでようこの胸を愉しんだ大迫は、今度は下半身への攻めに力を入れる。
乳を吸っている間もグチャグチャと掻き回し続けていたので、ようこのそこは
もうトロトロに愛液を溢れさせ、シーツの上にかなりの大きさの染みを作っていた。
「はぁ、はぁ・・・・ぁっ!  やぅ・・っ!」
ヌチュ・・・ズチュ・・・・ズッ・・・・ズッ・・・・
繰り返される、一定のリズム。
もう痛みなどは完全になくなり、今では快感だけが結合部を支配していた。
そろそろ、次のステップに移る頃合いかもしれない。
大迫は摩擦に慣れさせるための単調な肉棒の動きに変化をつける。
今までのように腰を引き、今度は違った角度で突き上げた。
ズヌヌヌ・・グニ゙ッ!
「はぁ、はぁ、はぁ・・ひゃぐぅっ!?」
今まで突かれていた場所とは別のところを亀頭で押し上げられ、ようこは慣れない刺激にたまらず声を上げた。
646水死体 ◆VbCFpoV.fE :2007/09/16(日) 09:51:58 ID:qijmcoEe
ズヌヌヌ〜〜〜〜・・・ズンッ!
「かは・・・ぁ・・・だめ・・ぇ・・・ひうぅッ!?」
ヌ゙ッ、ヌ゙ッ、コリコリ
「ん〜〜〜・・・ふぁあぁぁっ」
ヌルル・・・・・・グリグリグリグリグリ・・
「ひん・・・・ん・・っ・ひああぁぁあぁッッ!!!」
一突きごとにえぐるポイントを変え、緩急も変えてみる。
「あッ!!  はぅんっ!  えぁッ!!  ふぁあぁああっっ!」
するとその一突きごとに、ようこの喘ぎも変化した。
大迫は今、調べているのだ。
自分の下に組み敷きヨガらせている女が、どこをどういうふうにすれば
どのような反応を示すのかを。
己の思うがままに。
自由自在に喘がせるために。
思い通りに色々な形に変えられるよう、ようこのカラダを隅々まで調べ尽くしているのだ。
「あひィっ!?  ひぁ!!  あッ!!  あはぁッッ!」
様々な角度から、熱く滾った剛直で隅々までを突き回す。
すると調べていくうちに、今まで以上に激しく反応を返す場所があった。
子宮口の少し手前の上だろうか。
ちょうどヘソの裏側ぐらい。
そこに、彼女が一際激しく反応を示す場所があった。
「あひぃッッ!!  あっ・・ゃはあぁぁッッ!!!」
その部分を突くたびに飛び跳ねんばかりに全身を揺らし
また、秘洞の締め付けも今までにない程。

・・・・見つけた。
ココこそが、彼女が膣内で一番感じる場所に違いない。
大迫は、その最も敏感なところを念入りに攻めることにする。
「ひゃあっ!?  らめ・・・そこ、らめぇ・・・ひゃうぅぅッッ!!」
グリグリと亀頭の先端部を押しつけ、腰を引き、一気に突き上げる。
「やめへっ、あ゙ッ!  こんな・・っ! ・・・こんなの、あぅぅっ!  あたま、おかひく・・えうぅッ!!
 おかひくなるぅ〜〜・・ひぃん!!」
とりあえず、一度イカせておいた方がいいだろう。
その後、じっくりと大人の快楽を教え込めばいい。
ようこの脚を抱えなおし、大迫は彼女を絶頂へと導くことにした。


「ひぃィッ! あッ!! あ゙っ、アッアッアッ!・・・ひゃぐぅぅっ!!」
絶頂への階段を一直線に。
ようこは登り詰めさせられる。
小刻みな振動から大振りなストロークまで。
くすぐるように、あるいは擦り付けるように。
そして、貫きえぐり込むように。
様々な動きで責め立て、ようこを頂きへと押し上げる。
「やめ・・やめへぇぇ〜〜〜、えぅぅッ!!  こんなの、こんなのひんじゃぅ・・はぅんッッ!!」
そして、とどめの一撃。
大きく、ペニスが抜けてしまうぐらいに腰を引き、一気に突き上げる。
そして同時に、激しい律動で揺れ動く胸の先端を
乳房全体が持ち上がってしまうほど強く抓りあげた。
「ゃうぅッ!! へぁっ!  あ゙〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!」
最後に、恥骨にぶつかり自分の股座が痛むぐらいに腰を押しつけ、責め立て続けたGスポットに
これでもか、というほどにイチモツの先をグリグリグリグリグリリリィィッッッとねじ込んでやった。
「はぐぅッ!! ァッ! ・・・・・ヒァアァァアァァァアァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!」
とたんに上がる、もの凄い声。
ケモノが交尾の果てに上げるような、理性などカケラも残っていないような。
そんな声が彼女の口から迸った。
647水死体 ◆VbCFpoV.fE :2007/09/16(日) 09:52:48 ID:qijmcoEe
「ハァッ、ハァッ、ハァ・・・ッ、ふぁぁ・・・・っ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・」
強制的にアクメを迎えさせられたようこ。
真っ白になってしまった頭と、どこを見ているのやらわからない視線。
「くくく、どうやらイッたようだね」
そんな彼女の頬を撫で、大迫はイヤらしく、好色そうな笑みを浮かべる。
「だけどね、ようこちゃん」
絶頂を迎えたばかりの膣内。
そこにはまだ、埋め込んだままの肉筒がある。
「僕はまだイッてないんだよ」
ヌチ・・・
腰を少し揺する。
「はぁ・・・・、はぁ・・・・、はぁ・・・んあぅ!?」
勃起したままのモノで、ようこの内側を刺激する。
「ひゃああぁ!? ・・・あッ!   あぁああっ!!」
まだ絶頂の余韻も覚めやらぬ彼女のアソコに、再び性の律動。
「ようこちゃん、今度は一緒にイこうね」
爪先がピクピクと痙攣したままのようこの足を抱え直す。
「心配しなくても、いっぱいイカせてあげるよ。 夜は長いんだから、タップリと、ね」
大迫は呼吸の乱れたようこの唇を自らのもので塞ぎ、ゆっくりと腰を使いだした。


―――――――――――――――

「・・ぁ・・・・ふぁ・・・・っ・・・っ、はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・・んはあぁあぁ〜〜〜!!」
海沿いのホテルのスイートルーム。
白いレースのカーテンを通り抜け、差し込んでくる朝日が眩しい。
時刻は7時50分。
チェックアウトまでには、まだまだ余裕がある。
「あッ! あッ!  あぅぅ・・・・ひゃぅんっ♥  ひもちいぃ・・・・ひもひいいのぉ〜〜〜〜〜っ!!」
枕元に置いた煙草とジッポ。
それらを手に取り、大迫は左手で囲いを作りながら
新しく抜き出した煙草に火を付ける。
「―――、ふぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・」
大きく息を吸い込み、ニコチンを肺の中に行き渡らせたのちに煙を吐き出す。
ちょっと一服。
「ふああンッ! おねが・・・っ、オマンコぉっ、オマンコもっとしてぇ〜っ!」
大迫は灰皿に燃え尽きたガラを落としながら、ゆっくりと振り向く。
するとそこには、SM用のロープで緊縛された川平啓太と契約を交わした犬神が転がっていた。
自由を奪われ手足に、性器とアナルには電動コケシとピンクローター。
あれから一晩中、ようこはイかされ続けた。
一度膣出しして男の精を覚えさせたあと、大迫は持てる性技の全てを駆使して
何も知らないようこに女の悦びを教え込んだのだ。
痛みがなくなり、快楽だけとなった女性器をたっぷりと堪能したあと
次に大迫が目を付けたのは不浄の穴。
膣と肛門が別れた生き物の中で、セックスのおりに人間しか使わないその場所を丁寧に。
時間をかけて、ヴァギナと共にじっくりと気持ちよくほぐしてやったのだ。
最初の内は、自らのペニスで。
疲れたら、今度は道具で責め続けた。
オールナイトで休みなし。
日付が変わっても、東の空が仄かに白ずんでも。
二つの穴は常になにがしかをくわえ込んだまま。
ようこは一晩中、大迫に可愛がられ続けた。
648水死体 ◆VbCFpoV.fE :2007/09/16(日) 09:53:23 ID:qijmcoEe
「可愛かったよ、ようこちゃんw」
シャワーを浴び、服を着込んだ大迫は
まだ絶頂の波覚めやらぬ少女に顔を寄せ、唇を啄むようなキスをする。
「よかったら、連絡して」
サイフから名刺を抜き出して、放心状態のようこの傍らに置くと
耳元で愛を囁くように「また、しようね」と言って、さっさと部屋を出ていった。

――――――――――

後日。
「ねえ啓太、啓太ってば〜」
あの日、ようこが男の味を覚えさせられた日の翌日、啓太は帰ってきた。
だけども戻ってきた彼は、どことなく様子がおかしかった。
一言で言えば、真っ白。
まるで精も根も吸い尽くされ、全て燃え尽きたボクサーのように
啓太は生ける屍のようになっていた。

「ねえ、啓太。 ・・・・・・・・えっちなこと、しよ・・?」
大迫との行為によりオンナに目覚めたようこは、帰ってきた啓太と早速キモチイイことをしようと
持ちかけたのだが、帰ってきた彼の反応は今までにないものだった。
「・・・・えっち・・・・・?   ・・・・・・・・・・・・っ!? ひぃぃっ!  ぃゃ・・・・・・嫌だぁっ! もうそんなのコリゴリだあぁっっ!!」
そう叫んだかと思うと部屋の隅に蹲り、頭を抱えてガタガタと震えだしたのである。
予想外の反応に驚くようこ。
この日は何か変な物でも拾い食いしたのかと思い、大人しく性的欲求の解消をを諦めることにしたのだが
太陽が沈んで登った次の日も、またその次の日も、ようこのエッチな要求を啓太は拒絶し続けた。
どうやら蛇女とのことがトラウマになっているらしい。
そうとは知らないようこはその間、大迫に教えられた『おなにー』で、性の欲求を我慢していたのだが
一週間ばかり経った頃にはついに辛抱たまらなくなり、ポケットの中から一枚の名刺を取りだした。
啓太はあんな様子。
自分の指で慰めるも、なんだか物足りない。
そして、ようこは気付いたのだ。
『好き』という気持ちと『性欲』とは別物で、愛があろうがなかろうがセックスはできるのだということを。
相手が誰であろうが、自分の女性器にペニスを迎え入れ
快楽を貪ることができるのだということに、ようこは気付いてしまったのだ。
(・・・・・啓太が相手してくれないのが悪いんだからね)
心の中で言い訳をして、ようこは公衆電話から
長方形の紙切れに書かれた番号をプッシュする。
ピ、とか、パ、とか、プ、などといった電子音の後に、数秒のコール。
しばらくの後に、目当ての相手が電話口に出た。
「・・・・・・大迫さん、ですか・・?」
彼が電話に出た瞬間、声を聞いた瞬間
あの時の行為を思い出し、頬が少しばかり赤くなる。
胸が少し早めのビートを刻み出し、ペニスをしこたまブチ込まれた子宮が切なくなる。
「・・・・あ、あの・・・わたし、ようこ、です」
啓太の犬神は少し上擦った声で、電話の向こう側の相手に
これから逢いませんかと持ちかけた。

エンド
649名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 13:04:14 ID:SShcTtJ2
GJ!!
650名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 18:31:42 ID:JT1ZRqVa
快楽に溺れるようこにハァハァ
651名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 19:19:46 ID:HqkdQp9M
これはイイ!わっふるわっふる!
652名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 02:20:13 ID:fhfwFFM0
すごいのきたー
653名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 10:02:41 ID:9SNcs60p
Gj!!続きに期待
654名無しさん@ピンキー:2007/09/17(月) 16:05:07 ID:3jFj8hhp
GJ!!!
655名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 01:04:40 ID:r8Magmes
俺は無理だったよ・・・orz
656名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 05:29:44 ID:jdMXyu3m
天地開闢病院で啓太の子供を産めるようにしてもらっても大迫との関係は続いて
結局はそいつの子供を‥
657名無しさん@ピンキー:2007/09/18(火) 23:37:15 ID:leyDCtuF
こいつは寝取られというかビッチ化だな。
どちらかというと、その後栄沢汚水のナニを咥え込んだりとかの展開になりそうだ。
658632:2007/09/19(水) 03:44:39 ID:w5NkjoKt
>>635
こんな感じでしょうか。本編より長いけどw


「ん〜、もうちっと下かな? そうそう、そこそこ。…あー、極楽ぅ〜」
「もー、ケイタ、おやじくさい」
「俺は受験生だっつの〜」
 顎の下に枕を敷き、うつ伏せになった啓太が、極楽顔でつぶやいた。
上には、現在ともに薫邸に厄介になっている犬神のようこが、ゆっくりコリコリと啓太の腰骨を指圧している。
毎日、交代で相手のマッサージを行うのが現在の二人の習慣になっており、
大事なスキンシップのひとときにもなっている。

「ねえ、ケイタ」
「なんだ〜」
「ケイタ受験受かったら、私達ほっかいどうに行くじゃん」
「ああ、そだな」
「すっごく広いとこなんだよね?」
「それが…ふあぁ…どうかしたか?」
 啓太が眠そうに欠伸をする。ようこが楽しそうにくすくす笑う。
「なら、ケイタ、今度は誰にも見つからずに、お外裸で走れるね」
「ばーか、北海道の人に失礼だぞ。町はここと変わらねえよ」
 睡魔のためなのか、啓太は微妙に焦点を外れた突っ込みを入れた。

「それに寒いし」
「だいじょぶ、私が抱きついてればあったかいもん」
 そんな感じの他愛も無い会話を続けるうち、啓太はすやすやと寝息を立て始めた。
ようこは寝顔をみてふっと笑みをこぼし、マッサージで火照った体を啓太の隣に横たえた。

 実は、ようこはこの瞬間が一番のお目当てで、マッサージを続けてるのである。
よく邪魔は入るが。幸い今日は屋敷内は比較的静かだ。
 早速、最近マイブームになってる「ケイタかみ」を開始した。
これは、寝ている啓太をどの程度あまがみしたら起きるのか、という遊びであり、
彼女が絶対に誰も誘う事のない遊びである。

 最初は唇にキスしたり、胸元に顔をうずめたりする事が大半だったのであるが、
そのうち行為はエスカレートし、腕を噛んだり、首筋をちょろちょろ舐めてみたり、
キスに舌を入れてみたりと、自制が段々利かなくなってきている。
659名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 03:45:10 ID:w5NkjoKt
 しかも最近、これをやっていると、強い火照りと、体の奥が強く疼くのを感じるのである。
そういう時は、啓太の足に自分の足を絡ませ、自分の体ごと擦り付けると、少し心地よい事に、気付いた。
啓太のにおいは、頭から足先まで、全てようこのにおいに混ざる。
 最初は、他の女の子に対して「縄張り」意識を高める為に始めた擦り付けだったが、
今ではすっかり、他の満足を求めるためのものになっている。

「…これは裸でやってるんじゃないから、えっちな事には入らないもんね」
 ようこは自分に言い訳をしつつ、啓太と自分の体の密着面積を広げていく。
もしこの状態で啓太の腕が閉じたりしたら…理性が飛んでしまうかもしれない…。
などと思いながら、今度は啓太のシャツをめくって、乳首に息を吹きかけてみる。

 啓太の体がぴくっと動いたのに反応し、ようこも一瞬体を引いた。セーフらしい。
「へへへ…」
 更に大胆になるようこ。今度はおへそにキス。
そしてその下に続く薄い毛を辿っていくと…!

 そこでハッと気付く。流石にここはやばい。
ここはえっちな事に使う部分だから。ようこはがばっと身を起こし、体勢を立て直した。
心臓がばくばくと音を立てている。
 鏡をとってみると、顔は真赤になり、口元にはよだれが落ちた跡まである。
このままでは、理性が危ない。

 気を取り直そうと、手元にあったテレビデオの電源を入れる。
ところが、誤って、同時に内臓のビデオの再生ボタンも一緒に押してしまった。
中に入っていたビデオテープの内容が映し出される。

「きゃっ!?」

 ようこが目を丸くした。
それはまさしく、啓太が入れっぱなしにして忘れていたえっちなビデオであった。
昔はそれを見て「なんでこんな女がいいのよ!」と言って無駄に癇癪を起こしていただけの内容だったのに、
今のようこにはそれがひどく刺激的にうつった。
 特に、そこが"抜きどころ"だったのか、丁度ケモノの交尾を想起させる後背位の真っ最中である。
二つの体が、汗まみれになり、はしたない声をあげ、肌を重ねている。
 ようこは知らず知らずのうちにそれを凝視していた。
660そして632へ続く:2007/09/19(水) 03:45:49 ID:w5NkjoKt
 くちゅり…。
 やがてビデオ内での行為が終了した後、女優は開脚して、自分の性器を広げて見せた。
そこから白い液体が、とろり、と流れ出る。
「ね、ねえケイタ、あ、あれってたしか…」
 振り返ると、相変わらず啓太は寝息を立てていた。
ビデオの中で次のラウンドが始まったらしく。再び開始されるえっちな音声。

 …本当は今すぐにでも、奪われたい。
もう啓太の嫁になるつもり100%であるようこにとって、発情期を迎えながらの我慢は、非常に堪える物があった。
普段は約束として自分を抑えているのに、最近、その理性も啓太と一緒にいると溶けてきてる。
ようこは理性と戦いながら、仰向けの啓太の上にうつ伏せになり、胸元に顔をうずめた。
体重を預けたら、本当に起きてしまうだろう。

 そうなったら、多分、あのビデオのように…
くんくんと啓太の体臭をかぎながら、何だかムズムズしてきた自分の性器に手を伸ばす。…濡れてる。
 もういつでも啓太とえっちできると思うと、期待に胸膨らまずにはいられない。
しかしようこは、最後の理性を振り絞ろうとした。

「だめっ、これはご褒美にとっておくの!」
 啓太の体から離れようとしたが、ようこの身体はそれ以上後ろに下がらなかった。
啓太の腕が既にようこを捕らえていたのである。
 そのまま、ようこを抱き枕のようにして、側面に抱え込む。
二人の顔の間には、一寸のすき間もなく、お互いの呼吸がはっきりと感じられる状態である。

 ――やん、ケイタかっこい…
ようこは思わずにやけ、顔がゆるんでしまう。
更に、今度は啓太の方から。

 ちゅっ

 唇を押し付けてきた。
ようこの中の「女の子だから、最初は男の子のリードで」というプライドがぶち切れたのを感じた。

「んー……?」
 啓太がようやく異変に気付き、目を開けた。
気付けば、目の前、しかも異様な近さでようこが寝ている!
自分が映りこむほどに近い!

「ねえ、ケイタぁ…」
「な、なに…」
 啓太はやばい予兆を感じ、冷や汗を垂らしながら。恐る恐るようこにたずねる。
暴力的な予兆は慣れてるのに、こんな予兆は初めてである。いつもと違う理由で"おこってる!"
 息が荒い。こんな時なのに息子はビンビンにたってる。なぜ?
でも逃げる気にならない。地獄と同時に天国もやってくるような気がするから!

「いっしょに、そとで、ケモノに、なろっ!」
 …二人の身体が、光に包まれた。
661名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 03:49:41 ID:w5NkjoKt
よくよく考えると水死体さんのネタとちょっと被ってる…
立場まったく逆だけど
662名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 12:40:03 ID:H+r5ESa9
むしろ本編をもうちょっと長くw
そろそろ他の女の子も希望
663名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 15:50:56 ID:15xi9Ybz
>661
GJ!
そのままの勢いで本編を更に濃厚にリメイクキボンw
664名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 02:50:01 ID:7oarGqUm
>>661
別にかぶってはいないと思いますよ
GJ!
このあとケモノになったようこに逆レイ・・
いや、でもこの場合は和姦かな


誰か、なでしこ凌辱・調教ものプリーズ
665名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 22:01:35 ID:1dJVXFt4
プリーズ!
666名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 19:32:13 ID:S3a47uZG
な、で、し、こ、プリーズ!
667名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 15:39:20 ID:hKRvEbRL
なでしこキボン
668名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 17:36:10 ID:YqSbOwuF
水死体さんの 蛇女×啓太 ネタ最高!
669名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 23:31:22 ID:ES5GN5u7
保守
670名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 21:40:12 ID:xcIma+Fm
ほしゅ
671名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 08:23:41 ID:V173md0N
過疎
672名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 19:43:05 ID:/1IqA4Ck
変態保守
673名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 08:59:19 ID:mHUS1cQw
わんわんっ
674名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 23:06:54 ID:Oh/btCCo
やっと11巻読んだんだが、はけがしっぽを宗家にもふもふされるのとかいいかなとか思った
675名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 05:47:00 ID:2xuCJh+z
ようこの尻尾を引き抜いてみたい
676名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 15:02:17 ID:31MrWDmp
痛みを我慢しながら保守
677名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 17:45:32 ID:qawdLy62
抜いて開いた穴に突っ込んで・・・・風穴?
んで保守
678名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 07:34:51 ID:9c/BZ+gB
風穴の弥勒 VS いぬかみのようこ

だが弥勒と啓太ってどこか通ずるところが・・
679名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 23:53:49 ID:M6/pslkl
ようこ可愛いよ
680名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 06:29:14 ID:OcM2rhIR
ようこそようこ
681名無しさん@ピンキー:2007/10/27(土) 20:12:30 ID:PlWHtezM
かないみか
682名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 16:14:25 ID:HgigxNgL
うそだーーー
683名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 16:56:09 ID:C//EUw4T
過疎ってるな〜
684 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/04(日) 02:10:42 ID:Ig9Q3+8L
投下します。
ヒロインはごきょうやとたゆねです。
ようこスキーな方はスルーしてください。
685 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/04(日) 02:11:15 ID:Ig9Q3+8L
 ***
 川平啓太は本来ならば今日ようこを自らの犬神にし、様々な苦難を乗り越え、ある時は裸王、またあるときには裸王、そしてまたある時は裸王と呼ばれる存在になるはずである。
 しかし、ここに少しばかりのずれを生じさせたら彼の物語は一体どうなっていたのか?
 そんな些細な疑問からこの物語は生まれた。
 Ifの話が嫌いな方はどうぞ席をおはずしください。
 では、そろそろ劇のはじまりでございます。



***
「くそっ」
 吐き出した言葉は何にもなりやしない。
 街は滅茶苦茶であちこちが大混乱だ。
「ふーん、人間なんかにわたしが捕まえられるわけないでしょ」
あっかんべーなんてしながら俺を挑発してくるのは俺の犬神になるはずだったようこだ。
「あはは、鬼さんこちらてのなるほーに♪」
 明らかな挑発。だが俺は……いいじゃねえか、乗ってやるよ。
「白山名君の名において告ぐ、蛙よ、爆砕せよ!」
 ポケットから取り出した蛙の消しゴムがそいつに迫る。
「ふーん、まるで馬鹿の一つ覚えね」
 涼しい顔をして「じゃえん」とそいつは呟くと忽ち蛙は炎に包まれ爆発した。
まるで歯が立たなかった、それも当然である、あいては川平啓太の何十倍もの月日を生きてきた妖怪である。
何か手はないのか?俺にあるのは後残り僅かになった蛙の消しゴムだけ、一方のあいつは力の半分も出していない。どうしようもないのか?俺が考え込んでいると
「いつまでそうして固まってるの?つまんなーい、もっと遊んでよケイタ♪」
 にこにこと笑っている、そいつ。
「いくよー、だいじゃえん!」
 俺に迫るさっきまでとは比べほどにないほど大きな炎。
―――――――死
 一瞬、頭を過ったその感覚。しかし、俺はそれを避けた。とっさに身体が反応していた。
 これは日々の訓練と潜り抜けた幾度の死線の賜物だ。
 しかし、俺は気付いてしまった、俺の後ろにはベビーカーを押す一人の女性がいた。
 迫る、迫る、大きな火。
 当然その女性も気づいた。
 しかし、動かない。いや、動けないんだ。
 俺は走っていた。
 間に合うか、間に合わないかなんて考えていられない。
 ただ祈るように走っていた。

686 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/04(日) 02:12:08 ID:Ig9Q3+8L

***
「紫刻柱!」
 突然現れた紫水晶の柱によって親子に向かっていた炎は二つに割れた。
 俺が目を瞑りそうになった時にやってきたのは……
「啓太様、薫様の命によりごきょうやとたゆね、助太刀に参りました」
「ふん、薫様の命令がなかったらこんなところに来ないんだからな!」
薫の犬神のごきょうやとたゆねだった。
 俺はほっと胸を撫で下ろしながらも
「よし、破邪顕正の名のもとにあいつを何とかするぞ!」
 借り物の二人の犬神にそう言った。



***
 ――――え?
 今、ケイタは何って言ったの?
 何で?
 わたしはちょっとじゃれてただけじゃない。
 あれはあの親子があんな所にいるのが悪いんだよ。
 別に狙ったわけじゃないんだよ。
 ねえ、どうして仇を見るような目で睨むの?
 やめてよ。
 いつかの、あのちょこれーとけーきをくれた時みたいに笑ってよ!
 わたしの想いは声には出ず、頭から血の気が引くのが自分でもわかった。



***
今、俺は負ける気が全然しなかった。
俺の隣にはごきょうやとたゆねがいる。
二人とも初めて会うが、あの薫が俺の元に送ってよこした犬神だ。
弱いわけがない。
「いくぞ!」
俺は『敵』を見据える。
心なしか顔色が悪いように見える。
そりゃそうだ、今の俺には犬神が二人もいるんだ。
しかも、どっちもとびきりの美人ときた。
さらさら負ける気がしない。
この勝負に勝ったらこの二人にあんなことや……こんなことを……
いかんいかん、今は戦闘に集中だ。
「たゆね、つっこめ!」
 そう命令するとたゆねは人外のスピードで敵につっこんでいく。
 これが俺にとって初めての犬神使いだった。

687 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/04(日) 02:12:48 ID:Ig9Q3+8L

***
「右、くるぞ!たゆね、サポート!」
 ふん、何が川平啓太だ。薫様と違って一人の犬神も持っていないただの人間。
 ボクは奥歯をギュッと噛み締める。
 何でこんな奴の言うことをきかなきゃならないんだ。
 犬神は自らが主人と認めた者でなければ言うことを聞かない。
 ここまで何度かは啓太の言う通りにしてきたたゆねは遂に我慢の限界が来てしまった。
 もういい、こんな奴の指示なんかいらない!ボク一人でようこくらいなんとかしてやる!
「たゆね、下がれ!」
 啓太の声が聞こえる。しかし、それに逆らうように
「破邪走行発露×1 たゆね突撃!」
 たゆねはようこに向かっていく。
「くらええええええええええええ!」
 単純なパワーならようこのだいじゃえんにも匹敵するほどの攻撃だ。
 しかし、彼女の攻撃は正直すぎた。
「こんなのあたなないわよ」
 ようこはひらりひらりと舞い遊ぶ蝶のようにたゆねの攻撃をかわした。
「だいじゃえん!」
 攻撃をかわされて無防備なたゆねを見逃すほどようこは甘くはなかった。
 くる、大きな炎がボクに向かって来る。
 ―――――――怖い
 助けてよ。
誰か助けてよ。
薫様。
助けて。
ボクは目を閉じた。
怖いから。
まるで子供のように。
誰か助けてよう。


***
あれ?
ボクは違和感に気づいた。
いつまで経ってもようこの放っただいじゃえんはボクの身を焼くことはなかった。
ボクはうっすらと目を開ける。
そこにあったのは……
「――――――啓太様?」
「大丈夫か?」
ニッコリとボクに向かって微笑んでいる川平啓太だった。
「啓太様……その背中……」
 よく見ると啓太の背中は酷い火傷を負っていた。
「ボ、ボク……なんてことを」
 自然と涙が流れた。
 ボクの勝手でようこに突撃して、あっさりとかわされ、挙句の果てに攻撃を受けた。そしてそれを身を挺してこの男は庇ったのだ。
「怪我はないか?」
 ボクの頭を優しく撫でてそう言う啓太様。
「…ごめ…ひっく…んなさい、ごめん…うっ…なさい」
 嗚咽を漏らしながら必死に紡ぐ謝罪の言葉。
 そんなボクに啓太様は
「なーに、気にすんなって、それにお前は女の子だから顔に傷がついたら困るだろ?」
 優しくボクをなだめるようにそう言った。
「それより、お前に怪我無くてよかったよ」
 その時、ボクは啓太様にもう二度と逆らわないと魂に誓ったんだ。
688 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/04(日) 02:13:47 ID:Ig9Q3+8L

 ***
 なんで?
 なんでそんな女に庇うの?
 わたしには攻撃しかしないくせに!
 許さない!許さない!許さない!
 わたしがどんな気持ちでずっとケイタを待っていたと思ってるの!
 周りに味方なんてほとんどいなかった。
 でもケイタのために頑張った。
 そうケイタと会うために。
 ケイタのために
 ケイタと……
 もういい、手に入らないなら……いっそ壊れてしまえ!
 いらないいらないいらない
 ちょこれーとけーきも
 とーきょーたわーで のろまんちっくな でーとも
 ケイタも……
 ぜ――――んぶ消えちゃえ!
 そしてわたしは力のすべてを解放した。
689 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/04(日) 02:16:32 ID:Ig9Q3+8L
勢いで書いてみました。
感想もらえると嬉しいです。
690名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 14:02:37 ID:hc5MMmj/
勢いだけだな。
691名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 17:52:24 ID:KERdaSj4
ぜひ、勢いでラストまで
692名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 22:31:59 ID:BsusMsOM
何も貢献してない俺が言うのも何だが、最後まで書いてもらえないだろうか?

続きが気になるじゃないか
693名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 22:56:18 ID:B7GBgTuZ
ヤンデレっぽいようこが意外といいな(w
694名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 23:14:39 ID:tnewVDAx
GJ!是非続きをお願いします!
ごぎょうやとたゆねとか、ピンポイント過ぎるw
どっちも俺が特に好きなキャラだよ。

でもようこがチョット哀れだw
695 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/05(月) 18:20:19 ID:lRhO3k2f
投下
前のは少し見づらいところがあったのであんまり長くなったやつは改行してみました。
696 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/05(月) 18:21:27 ID:lRhO3k2f
 ***
「なんだありゃあ?」
 俺たちのの前にいるようこが突然光に包まれいく。
「ゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさない
ゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさない
ゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさない
ゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさない
ゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさない
ゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさない
ゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさないゆるさない」
そして、そいつはまるで呪文のようにぶつぶつ「ゆるさない」と呟いている。
ふいにようこと目が合う。
「ひい」
 その目はまるで血のような真っ赤な色をしていた。

***
まずい。
ようこが本気になった。
あの子は特別な子だ。
我ら犬神とは違う。
大妖狐の娘。
あれは怖い。
あの力は明らかに私の遠く及ばないところにある。
でも、逃げるわけにはいかない。
何としても啓太様を……
あの御方のご子息を守り通さなければならない。
握った手はまだ震えている。
しかし、私は地面を蹴って啓太様のもとへ急いだ。

697 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/05(月) 18:22:11 ID:lRhO3k2f

***
俺たちの目の前に現れたのは巨大な金色の狐だった。
そいつは眉間に皺をよせ真っ赤な目で俺を睨んでいる。
「啓太様、下がってください。今のあの子は危険です」
 隣を見るとごきょうやがいつの間にか俺の隣に立っていた。
「なあ、いったいあいつは何なんだ?」
 ポンとでた疑問をごきょうやにぶつける。
 だって今日は犬神が貰えると聞いてわざわざあんな山奥まで行って、そして、出てきた
そいつはとんでもないじゃじゃ馬で、しかもあと少しで取り返しのつかないことになって
いたかもしれない事までした。
 で、俺たちの前にいるそいつは犬神ではない狐だ。この状況をどう理解したらいいんだ。
「詳しい事情は後です。それよりもここは私たちで喰い止めます、ですからその内に啓太様は……」
「駄目だ」
「……え?」
「俺も一緒に残る」
「で……ですが」
「なーに平気さ。だってお前たちは強い」
 そう言ってごきょうやの頭の上にポンと手を置いてグシグシと撫でてやる。
「それに今の俺は犬神使いだ、犬神を置いていけるわけないだろ」
 しばらくするとごきょうやの顔が真っ赤になった。
「どうした?顔真っ赤だぞ」
「いっ、いえ何でもありません!」
 いったいどうしたんだ?ごきょうやの声が変に高くなっている。
「じゃあ、いくぞ!たゆね、ごきょうや」
 まあいいや、ごきょうやの様子が変だが、そんなことよりもまずは生き残る方法を見つ
けるのが先決だ。
「あいつを倒すぞ!」
 俺の声に二人の犬神は真摯な目で答えた。



***
ふざけないで!
なんで?
なんでよ!
なんであんな馬鹿を庇うの?なんであんな女の頭を撫でるの?
わたしにはなんにもしてくれないのに!
わたしはケイタのためにずっと待ってたのに!
なんであいつらにはわたしがしてもらえないことをしてあげるの?
もう消えて!
今のケイタを見てると苦しくなる。
だから消えて!
「だいじゃえん!」
 わたしの目に映るのはケイタの綺麗な瞳だけ、でもそれはわたしには向けられていなかった。

698 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/05(月) 18:23:08 ID:lRhO3k2f

 ***
「ごきょうや!たゆね!ガード」
「「はい!」」
 二人の声が重なる。
「「破邪結界二式・紫刻柱!」」
 完全に元の姿に戻ったようこのだいじゃえんを紫水晶が防ぐ。
「ナイス!」
二人は俺の声にすぐ反応して行動してくれる。
そのときこれが本当の『犬神使い』なんだと思った。
「ごきょうや!」
「破邪顕正発露×1 『紅』!」
 赤い衝撃派がようこに迫る。
 しかし、それはあっさりとかわされる。
「たゆね!」
 そうかわされるのはさっき闘っていた俺が一番わかっている。
 狙うのはその後。
「たゆね!」
「破邪走行発露×1 たゆね突撃!」
 迫るたゆねの一撃!
 しかし、これも間一髪のところでかわされる。
 よし!ここだ!
「白山名君の名において告ぐ! 蛙よ、爆砕せよ!」
 直撃!
 が、無傷。
この程度ではあいつは参らない。
 だからここで『爆砕』なんだ。
この攻撃で必要だったのは爆煙!
「たゆね!ごきょうや!」
 今のようこは煙にまかれて視界がほとんどない。
「「破邪顕正発露×2 『紅』!」」
 二人の攻撃が完全にようこを捉えた。

699 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/05(月) 18:27:37 ID:lRhO3k2f
戦闘シーンって難しいです。
ようこは幸せになれませんので嫌いなかたはスルーをおねがいします。
では。
700名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 18:37:10 ID:GjOtJZaH
俺のごきょうやがSSにいる・・・続きwktk
701名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 23:23:25 ID:2LypfdLX
さぁ、早く続きを書くんだ。
俺のたゆねの活躍を。
wktkしながら待ってるから。
702名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 23:13:11 ID:NlnZ7uXf
続きに期待して 
ほしゅっ!
703 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/10(土) 22:23:55 ID:SzsrlID9
投下します。
704 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/10(土) 22:24:47 ID:SzsrlID9

***
 
気がつくと病院だった。
 あたりは真っ白な壁に囲まれており、頭と腕に包帯を巻いたたゆねがベットの横にある
椅子の上でうたたねをしていた。
 俺は身体を起こそうとしたが激痛が走り諦めた。
 ああ、そういえば俺たち負けたんだったな……
 俺はあの日に起こったことを思い出した。


 ***

「やりっ!」
 思わずガッツポーズが出た。
 あの強い相手に一発かましてやったのだ。
 勝てる!
 この勝負勝てるぞ!
 しかし、俺はやがて爆煙が消えて表れたようこにの姿に目を疑った。
 無傷。
 あの二人の一撃を喰らってもなおこちらを睨んでいた。
 そこからは防戦一方だった。
 地力が違いすぎる。
 やがて俺の消しゴムも尽き、たゆねとごきょうやまでも傷を負い、肩で息をし始めた。
 満身創痍とはまさにこのことだ。
「だいじゃえん!」
 迫る炎。
 俺は蛇に睨まれた蛙のように動けなかった。
「紫刻柱!」
 そこを二人の犬神が助けようとする。
 が、現れた紫水晶はあっけなくその炎の前に砕け散った。
「あああああああああああああああああああ」
 肌を焼かれる苦痛、たゆねとごきょうやの苦しみに満ちた表情、そして悔しさ、犬神が
いても足りない己の無力さへの悔しさ。色んなものが混ざった叫びが出た。
「……くっそっ」
「……啓太様っ」
 悔しそうに顔を歪めるたゆね、俺の方を心配そうに見つめるごきょうや。
 二人とも必死に立ち上がろうとするが身体が言うこときかないらしい。
 全身がブルブルと痙攣している。
 そういう俺も意識が遠くなるのを感じた。
 駄目だ。
 ここで気を失っては!
 最後までこいつらと一緒に戦うんだ!
 そんな想いとは裏腹に俺の視界が段々と霞んできた。
「……く」
 歯を喰いしばって顔を上げようとする。
 そこに見えたものは……
「大丈夫ですか?」
 白いエプロンドレスの女の子だった。
「このあとは私がなんとかいたします。ですから啓太様は安心してください」
 にっこりと微笑む女の子。
 そこで俺の視界は真っ白になった。
 最後に電話番号の一つも聞けばよかったなぁと思ったが頭の方もすんなり真っ白になった。

705 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/10(土) 22:26:21 ID:SzsrlID9

 ***

 しばらく天井を見ているとふいに部屋の扉が開いた。
「……失礼します」
 入ってきたのはごきょうやだった。
 ごきょうやと目が合う。
「「………」」
 沈黙。
「…むにゃむにゃもっと撫でてぇ」
 そしてたゆねの寝言。
 俺は優しくたゆねを撫でてやる。
 閉じるドア。
 そして間髪いれずに開くドア。
「けけけけけけっけけ啓太様っ!!!!!」
「……ふへっ?」
 ごききょうやの大きな声に目を覚ますたゆね。
 涙目で駆け寄ってくるごきょうや。
「あ?」
 未だに半分夢の中なたゆね。
「啓太様っ!」
 おもいっきり俺に抱きついてくるごきょうや。
「ぎゃあああああああああああああ」
 と同時に走る激痛。
 俺はまたもや意識を失った。
706 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/10(土) 22:30:30 ID:SzsrlID9
やっとようこ編がおわりました。
文章考えるのって何べんやっても大変ですね。
次回はデートイベントがある予定なんですがたゆねとごきょうやと女装した仮名さんのどれがいいですか?
レスが一番多いキャラにしたいと思いますので好きなキャラを言ってください。
では、また。
707名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 22:36:22 ID:Cc655NvK
仮名さん一択
708名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 23:01:25 ID:2n+SGHdd
たゆね
709名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 23:04:15 ID:uKMvgViM
アニメのあの女装かな仮名さん
710名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 23:20:44 ID:kWg1ejGZ
ごきょうやとのデートはアニメで見たので
ここはたゆねに一票!
711名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 23:55:20 ID:2gJmIkou
仮n……たゆねでお願いします
712名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 00:33:16 ID:s9kWf2g0
仮名さんを見たい…がたゆねに一票で
713名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 05:40:00 ID:t44nTkIE
>>706
まぁたとえ選ばれないにしても俺の魂には嘘がつけん・・・ごきょうやで!
714名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 08:47:50 ID:dfVAh8o4
啓太、たゆね、ごきょうやの3人でやればいいじゃん
715名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 09:09:00 ID:HdLGBstK
俺も三人でデート希望w
716名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 13:13:36 ID:iom6U4Oz
たゆね&ごきょうやで!
717名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 13:23:19 ID:r+1gY0ox
ごきょうやで〜
718 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/11(日) 23:03:23 ID:1oQbZW7/
レスが無くなったのでここいらで〆で、四票を獲得したたゆねとデートになりました。
レスをくれた皆様、本当にありがとうございました。
次回は結構日にちがかかるとは思いますがよろしくお願いいたしまします。
719名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 02:33:47 ID:TtfvFtyl
寝ないで待ってるぞ!!
720名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 09:27:48 ID:zg+fO6PV
こちらこそお願いします
wktkしながら待ってるよ
721名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 18:25:31 ID:WZSyPa6+
wktk
722名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 21:44:10 ID:d4FG3I+p
wktk
723名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 02:16:31 ID:yPTkqmFO
ニヤニヤ(・ω・)wktk
724名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 20:14:02 ID:xLvX5/8V
wktkしつつ
仮名さんも期待している俺ガイル
725名無しさん@ピンキー:2007/11/13(火) 23:44:19 ID:Q1L9u9Ee
やっぱ、たゆねだな
726 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/13(火) 23:47:12 ID:ahJ9ICQQ
どうもこんばんわ、今回は原作で言うと汚水が出てくる回です。
ちょっと風邪を引いてて文章が変だったらごめんなさい。
じゃあ投下します。
727 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/13(火) 23:47:49 ID:ahJ9ICQQ
***

 クリスマス。
 本来キリストの誕生を祝うはずのこの日は何故か日本では恋人たちのイベントと化す。
 ここにも一組のカップルがいた。
「やあ」
 男は女を見つけると軽く片手を上げた。
「遅いよ、もうこないかと思った」
 女はそう眉をへの字して少し怒ったかのように言う。
「ゴメン、ゴメン。実はハニーのためにプレゼントを選んでたんだ」
 そう言って男が取り出したのは
「……雪だるま?」
 女は訳がわからないといった表情。
「ううん」
 そう言うと男は雪だるまの身体を優しく開く。
 そこにあったもは
「……指輪!」
 そう雪だるまの中には指輪が隠されていたのだ。
「たゆね、大好きだ。ずっと一緒にいて欲しい」
 女の目をまっすぐに見つめる男。
 女の顔が真っ赤に染まる、もう茹でタコが可愛くみえるくらいに
「ばかああああああ」
 そう言って繰り出される張り手。
 見事に川平啓太にクリーンヒット。
 吹き飛ぶ吹き飛ぶ啓太の身体。
「カーット!なにやってるんだ、たゆねくん!」
 二人の間に突然現れた人物がいた。
「だって……だって……啓太様があんな目で求婚してくるから……」
「だってじゃない。台本通りに演じなきゃダメじゃないか」
「でも……次のシーンって……」
「えっと『女は感極まって思わず男に抱きつきキスをする』だな」
「………」
 たゆねは黙ってうつむく。
「さあ」
「……い」
 たゆねの肩がぶるぶると震えている。
「うん、どうしたんだ?さあ、続きを」
「そんな恥ずかしいまねできるわけないだろ!!!!!」
 顔を真っ赤にして口を大きく開け放たれてそのアッパーは無駄に声がイケメンな特命霊的捜査官仮名史郎をふっとばすのに十分だった。
「もう知らないからな!」
 そう言ってたゆねはもの凄いスピードで走りだした。
 取り残される男二人。
「川平……私は何故殴られたんだ?」
「………」
 川平啓太は何も答えなかった。

728 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/13(火) 23:49:42 ID:ahJ9ICQQ

***

 あんなことしてボク……啓太様に嫌われちゃったかな?
 で、でもあんなこと演技でも……
 あああ!もうせっかくごきょうやにジャンケンで勝って啓太様とお仕事出来たのに!
 これじゃあ意味ないじゃんか。
 ボクいったい何やってんだろ。
 街はカップルで溢れている。
 せっかくのクリスマスに啓太様とデートだったのに……
 はあ、思わず漏れる溜息が白く染まる。
 寒いなあ。
 もう少し厚着すればよかった。
 そう思っているとボクの身体に何かに包まれた。
「冷えるぞ、これ着てろ」
 そう言ってボクに自分のコートを着せたのは川平啓太だった。
「仮名さんの仕事は終わったってよ」
「え?」
「今回探していた魔道具が誰かに壊されたみたいなんだ」
 じゃあもうボクが啓太様と一緒にいる理由はなくなちゃったね。
「……そ、そうですか」
 こんなことなら演技でもいいからもう少し一緒にいればよかった。
 あはは、僕って馬鹿だな。
「そう、お仕事は終わり」
 嫌だな……せっかくのクリスマスなのに……
「よし、いくぞ!」
 突然ボクの手を握る啓太様。
「せっかくのクリスマスなんだ、ちょっと遊んで行かないか?」
 そうニッコリと笑う啓太様。
「え?」
 馬鹿みたいに頭が動かなかった。
「イヤか?」
「そ、そんなことなひです!」
 少し噛んだ。興奮して舌がうまく回らない。
「じゃあ行くぞ」
 そう言ってボクの手を引き走り出す啓太様。
 二人のクリスマスは始まったばかりだ。

729 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/13(火) 23:50:53 ID:ahJ9ICQQ

 ***

 ある森の暗い暗い洞窟にて

「はあはあ」
 苦しそうな息使いがする。
 辺りには壊れた魔道具がいくつか落ちている。
「足りない足りない足りない」
 そこに住むのは妖。
 魔道具の霊力をすすり、傷を癒そうとする一匹の妖。
 その手に握られているのは壊れたシルバーのチェーンの欠片。
「ケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタ
ケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケ
イタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイ
タケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタ
ケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタケイタ」
漆黒の闇の中にあり彼女はただ一つのものしか見てはいなかった。

730 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/13(火) 23:53:51 ID:ahJ9ICQQ
以上です。
関係ないですが今日は私の誕生日でした。
どんな誕生日だったかは聞かないでください。
クリスマスの予定も聞かないでください。
少し汚水の気持ちがわかった今日この頃でした。
731名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 00:17:01 ID:Ri+u3x9+
。・゚・(ノД`)・゚・。
732名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 00:47:06 ID:cf0wg8aQ
GJ!!
最後のようこが最高!
733名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 00:50:59 ID:psLSaPhU
GJ!!
この展開は続きあるよな?期待して待ってます
734名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 23:20:56 ID:cJ/DvYCb
GJです!
そして一日遅れですが、誕生日おめでとうございます。
このスレの住人全員がきっと祝ってくれるさ!
なのでこの続きにも期待してますよ。

しかしこのたゆねは本当に可愛いなw
735名無しさん@ピンキー:2007/11/14(水) 23:55:13 ID:5G3dDC1S
ふむ(´・ω・`)ふむ
736名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 05:31:35 ID:fNu+4W7m
>>730
ようこのヤンデレっぷりがこのあとおもしろそうだが
健気にお留守番しているごきょうやも気になるところだ…GJ!
737 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/17(土) 22:23:06 ID:fOVzMgY+
投下します。
738 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/17(土) 22:23:49 ID:fOVzMgY+
 ***

「ふう、極楽極楽」
 少年はひとり露天風呂に入っていた。
「こりゃ俺に仕事を回してくれた薫に感謝だな」
 そう言っておもいっきり背筋を伸ばした。
「ごきょうやー、ともはねー、そっちの湯加減はどうだ?」
 ひとつ壁を挟んである女風呂にいる犬神たちに声をかける。
「とってもいいですよー」
 返ってくる元気な声。
「こら、ともはね、あんまり大きな声を出してははしたないですよ」
「別に他にお客さんなんていないんだからいいんだもん」
「人が見てないからってだらけてると立派な女の子になれませんよ」
「ぶーぶー」
 なんだかあの二人は親子みたいだな。
 俺こと川平啓太は温泉旅館に泊まっている。
 旅行ではない。
 仕事でだ。
 ここ最近、この旅館に幽霊みたいなのがでるらしいとのことで最初に薫の元にきた依頼
だったが薫が他の仕事で忙しく、薫が俺に代理として頼んだのだ。
 ちなみのあの事件以来、俺はよく薫の家に遊びに行っている。
 女の子も多いし、飯もうまいし、なのでついつい足がその方向に向かってしまうのだ。
 金の無い月末などは薫の家に入り浸っている。
 そんな俺の姿に呆れたのか、薫の方から犬神を貸すから自分の生活費くらい自分で稼い
でねといった具合だ。
「しかしどこにも幽霊の影なんてねえな」
「ええ、うまく隠れているのか、それとも初めから霊の仕業などではないか……」
「見て見てごきょうや、私もう泳げるんだよ」
「まあもうちょっと楽しんでいこうぜ」
 そう言って俺は思いっきり足を伸ばした。
 あれ?
 いまなんか足に当たった。
 なんだこれ?
 足で触ってみる。
 ごわごわしている。
 少なくとも石ではない。
 思い切って掬い上げてみる。
「ぎゃあああああああああああああああああああああ」
 思わずあげてしまった悲鳴。
「け、啓太様!」
 俺の悲鳴に反応して壁を飛び越え一糸纏わぬ姿で駆け付けるごきょうや。
 脳内で起こる●RECサイン。
 ナイス俺の悲鳴。
 そしてナイス……
「どうしました!?」
「ね、猫の死体が……」
 そう風呂の中には猫の死体があったのだ。


739 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/17(土) 22:25:42 ID:fOVzMgY+

 ***

「いやあ、危ないところを助けていただきありがとうございます」
 そう丁寧に正座して頭を下げたのは妖猫の留吉だった。
「いや、医学の道を志す者として当然のことをしたまでだ」
 彼の言葉にそう答えるごきょうや。
「しかし、なんでまたあんな所で溺れていたんだ?」
 風呂に入る猿ならまだわかるが、どうして猫であるこいつが風呂で溺れいてのか俺に
は皆目見当がつかなかった。
「はあ、話せば長くなるんですが……」
 そうして留吉は話し始めてた。
 自らは渡り猫であること。先祖たちが和尚から受けた恩のこと。自分達の使命のこと。
探している仏像のこと。それは長い長い気の遠くなるような作業だった。
 そしてこの辺りに仏像があると聞いてやってきたが、探している途中で変な黒い影に襲われたこと。
「……こういうことです」
「………」
 留吉が話し終わると、しばらくの間俺たちは声が出なかった。
「……啓太様」
 さっきまで部屋の隅でお絵かきをしていたともはねが俺に何かを期待するかのような表情で見ている。
「そうだな……ここで会ったのも何かの縁だ、せっかくだしの仏像探し手伝ってやるよ」
「えへへ、それでこそ啓太様です」
「はい、私もできる限りの手助けをします」
 俺の言葉に力強く頷く二人。
「本当に…本当にありがとうございます」
 もう一度深々と頭を下げる留吉。
 かくして俺は留吉の仏像探しに手を貸すこととなった。

740 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/17(土) 22:26:51 ID:fOVzMgY+

 ***

「ここです、間違いありません」
そう小さな胸を張って言うのはともはねだ。
俺とごきょうやは黙ってスコップを持って地面を掘り返す。
三時間後
スコップに当たる変な感触。
そこにあったのは……小判?
金色に輝く金銀財宝だった。
「うおおおおおお!やったぞ!俺達一晩にして大金持ちだ!」
 そう俺がはしゃいでいるとどこからともなく不気味な声が聞こえ始めた。
「「置いてけえ〜置いてけえ〜」」
 不味い、これは……
「ごきょうや!ともはね!留吉!急いでここから脱出しろ!」
 俺の只ならぬ声に素早く反応する犬神たち、ごきょうやはしっかりと留吉を抱えて脱出している。
 俺も走る。
 そして数秒後、さっきまで俺たちのいた場所は爆発した。
「啓太様、一体あれはなんだったんですか?」
 爆発に驚いている面々の中、ともはねが俺に尋ねた。
「怨念の凝り固まったものだな。埋蔵金とかああいうのは強力な呪いが掛けられていたり、
自縛霊がいたりするもんなんだよ」
 なるほどといった顔のともはね。
 俺は爆心地に向かってみる。
「ひでえな」
 さっきまであった金ぴかの輝きはもうなかった。
「あ」
 しかし、ひとつだけ残された物があった。
「少し汚くなっちまったが……ほら留吉」
 そう言って留吉に手渡す。
留吉の顔が輝く。
 あ〜あ、今月も貧乏暮らしか……
 何時間も穴を掘り続けた俺に残ったのは激しい筋肉痛だけ。
 でも残らないものが案外大切だったりするんだよな。
 それから一週間旅館に泊まったが一向に幽霊は現れず、俺たちは家に帰ることにした。

741 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/17(土) 22:27:27 ID:fOVzMgY+

 ***

 帰りの電車にて
 結局、私たちがしたのは仏像探しだけ。
 お金は一円としてもらえはしない。
 私の隣に座るこの人は実に幸せそうな顔で眠っている。
 その少年の顔をじっと見てやる。
 やはり似ている。
 顔だけじゃない、僅かな仕草だったり、変におせっかいだったりするところも。
 ふいに彼の頭が私の肩に来た。
 ――――ドクンドクン
 自分でも心臓の鼓動が速くなったのがわかる。
 ふっ切ったつもりだったんだけどな……
 まったく寝顔までそっくりだ。
 すこし胸がチクッと痛む。
 まるで子どもみたい……
 でもそういう彼は……
「嫌いじゃない」
 私の言葉に彼は気付くことなく。
 私は電車がつくまでじっと彼を支え続けた。
742 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/17(土) 22:34:39 ID:fOVzMgY+
以上です。
時間的にはようこ討伐とたゆねクリスマスデートの間です。
皆さん前回は本当にたくさんのレスを頂いてありがとうございます。
やっぱりレスがあればあるほどやる気は比例して起こるもんなんですね。
とりあえず続きはまた次回ということで。
では。
743名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 22:57:15 ID:f25tZBVQ
期待してるよーノシ
744名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 23:29:40 ID:fdhGIS59
今回もGJです!
毎回楽しませてもらってますよ。
次のお話も期待して待ってます。
745名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 23:37:44 ID:ZoFhjvPE
やっぱ俺のごきょうやもといナイスわんこ♪
しかし・・・まぁ眼福ってとこかな?
もちっとなんか欲しかったけどね
746名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 00:04:32 ID:f9g4jNHS
GJ!
747名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 02:10:22 ID:sPi+XsaN
GJ!!
最近レスが増えてうれしいなw
748名無しさん@ピンキー:2007/11/20(火) 19:41:37 ID:o31Rmkac
GJ!まったくだ!
749 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/21(水) 23:17:26 ID:B0fKgbyd
投下します。
750 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/21(水) 23:18:33 ID:B0fKgbyd

 ***

 私は夢を見ている。
 その中の私は笑っている。
 色んな人に囲まれて隣にはケイタがいる。
 そんな夢だ。
 しかしこれが夢であることはとうに気付いている。
 間もなく私は目覚める、冷たい地面の上に……たった一人で。
 でも今だけは……夢の中だけは……
 いや……やっぱり夢の中だけじゃ嫌。
 絶対に手に入れる。
 私は幸せになりたい。

751 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/21(水) 23:19:49 ID:B0fKgbyd

 ***

「明けましておめでとうございます」
 ボクはそう言って戸を明けた。
 しかしこの部屋にいるはずの彼の姿はどこにもなかった。
 せっかくの振袖姿なのにこれじゃあ意味がないじゃないか。
 いつもは女の子らしい服なんて恥ずかしくて着れないから、せめてお正月だけでもと思ったのに……
「あー!たゆねサボってる!いけないんだ!薫様に言っちゃうよ」
 と来客用の料理を運びながら言ういまり。
「うるさい!ボクは今休憩時間なんだ!あっち行け!」
「へー、その休憩時間を使って啓太様に会いに来たんですか〜。すっかり恋する乙女だね」
 にやにやしながらボクをからかおうとするさよか。
「ふん、たまたまさ!ボクに構ってないでさっさと仕事に戻れ」
「へ〜、たまたま」
「たまたま、だって」
「そんなにお洒落して『たまたま』なんだって」
「そんなに顔を真っ赤にして『たまたま』だって」
「うるさーい!!!!」
 ボクはそれからこの二人を追い払うのに十分もかかってしまった。

752 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/21(水) 23:20:27 ID:B0fKgbyd

 ***

 生きるのには様々な選択がある。
 だが偉大なる先人はこう言った。
 やってする後悔よりもやらずにする後悔の方が大きいと。
 だから俺は……川平啓太はこのそびえ立つ大きな壁を超えることを決心した。
 いざいかんや!夢の桃源郷へ!



 十分後、ボコボコにされた川平啓太が引きつった笑顔のなでしこにより発見された。
 なおなでしこが啓太を見つけた現場を見たものはいない。


753 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/21(水) 23:21:40 ID:B0fKgbyd

 ***

 医務室にて

「まったくどんなことをしたらこんなひどい怪我をつくれるんですか?」
 呆れた顔のごきょうやがそこにいた。
「いや、虎児を得ようとしたら虎に喰われてしまったんだ」
 目を細め眉間に皺が寄っている。ごきょうやは明らかに不機嫌だった。
「そうですか……ですが今日みたいなことは今後は控えてくださいね」
「う……善処します」
「わかればいいんです。あと啓太様、ここに頭を乗せてください」
 そう言って自分の膝の上を手でポンポンと叩くごきょうや。
「……え?」
 これはもしや男の三大野望の一つである『膝枕』というやつではないでしょうか?
「啓太様、先ほどまでびしょ濡れでしたから耳にも水が入っているかもしれませんから、
ついでに取ってしまいましょう」
「お、おう」
 俺は促されるままにごきょうやの膝の上に頭を乗せた。
 初めての膝枕は案外凸凹してしっくりこなかった。
 しかし、不思議な安心感みたいなものがあった。
 まるで母に抱かれているような。

754 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/21(水) 23:22:20 ID:B0fKgbyd

 ***

「啓太様!怪我したって本当ですか!」
 ボクは急いで医務室の戸を開けた。
 そこにいたのは……
「ああ、きもちいい」
「ここがツボですね」
 ゆるみきった表情でごきょうやに膝枕で耳掃除されている啓太様の姿だった。
「おう、たゆね。どうした?」
 どうやらボクの存在に気づいたらしい、啓太様がボクの方に視線を向けて話かけてきた。
 でも啓太様はごきょうやの膝の上のまま。
 胸がボルトのようなものでキリキリと締め付けられているかのような感覚。
 嫌だ。
「どうした?たゆね顔が真っ青だぞ」
 ごきょうやがボクに話しかける。
 やめてよ!
 ごきょうやがそこにいないでよ!
 自分の中に確かに蠢く黒い感情がありありと感じられた。
「たゆね?」
 啓太様と目が合う。
 なんで啓太様はごきょうやとそんなことしてるんですか?
 言葉に出そうとしても、口がぱくぱく動くだけで言葉にならない。
 僕はいたたまれない気持ちになってその場を逃げるように後にした。

755 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/21(水) 23:27:59 ID:B0fKgbyd
以上です。
今回からオリジナル展開なんですが……まったくネタが浮かびません。
スレのみんな、おらに電波を分けてくれ!!!!
思いついたシチュとかあったら書いてくれませんか?
それがヒントになってどうにかなるかもしれないですし、スレも少し賑わうかもしれません。
最近めっきり冷えてきました。
皆さん、風邪をひかないようにお気をつけください。
では。
756名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 00:06:25 ID:T1LNpTrI
グッジョブ!
くそう、ネタがあれば分けてあげたいのにないぜ・・・アパーム、弾もってこーい
757名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 00:21:59 ID:m48mKSvE
GJ!!!!!ネタうかばんぜよ
758名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 02:08:07 ID:VEKrxzgz
>>755
スマン…正直全俺をごきょうやに費やしているんで古事記ングな反応しかできん
それとGJ!バッチGJごきょうやの膝枕…死にそうになったぜorz

やっぱごきょうやイイな〜こんなわんこホシスー!
母性で大人な対応…に垣間見える本音まさに忠犬の鑑やでほんま
それと同じに心からはしゃがせたくもあるんだよな〜
たゆねがなんかようこUと化し始めてごきょうやが酷い目に遭わなきゃいいなと願うばかりじゃ
759名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 03:13:31 ID:7w/UoXYh
毎度GJ!!です。 今後は戦闘を入れるのもいいかと
760名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 09:35:46 ID:z/h+E4tB
GJ!

十人の中で唯一戦闘でしか啓太の役にたてないことに焦るたゆねとか
ともはねにさえ嫉妬に狂うようことたゆねとか
啓太の手料理に感動する犬神たちとか
761名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 23:21:23 ID:7J1/5hTR
>>755
あなたの作品待ってました!
もう毎度ながらGJです。最高でふ。

良いネタが思い浮かばない自分の脳足りんさが恨めしいorz
とりあえず、たゆねがごきょうやに対抗して膝枕する展開希望。
無論、顔を真っ赤にしながら。
762名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 20:16:33 ID:i0BwD5OA
GJ!

最近、ようこのチョコレートケーキイベントがなかったら
なでしこフラグが立つんじゃないかという安易な発想でネタを構想していたが
そもそも文庫本を親に売られて(理由は受験の邪魔)涙目な俺ww
763名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 20:36:12 ID:d99qzJhb
>>762
ここエロパロ板だぜ、
中高校生は立ち入り禁止。
764名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 19:24:03 ID:Y9aBUnVf
浪人してるなら大学受かってから心置きなく堪能した方がいいかと
765名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 22:14:09 ID:z5WdTwSo
つーか、本腰入れなきゃ不味い時期だろう
766 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/26(月) 23:56:28 ID:EWJIrbKu
投下します。
767 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/26(月) 23:57:21 ID:EWJIrbKu

 ***

 バレンタイン。
 これは某球団の監督の名前ではなく、お菓子メーカーの陰謀によって作られし、
幸福と絶望と無関心に溢れる恋人たちの祭典である。
 そして、ここにもひとり台所で茶色い物体と格闘する女の子がいた。
「これは……いつもお世話になってお礼なんだ。別に啓太様に特別な気持ちなんて……」
 誰もいないのに自分に言い訳するようになにかを言っている。
 手にはなでしこから借りたお菓子の作り方の書かれた本。
 そして時間は深夜の二時を回っている。
 当然あたりには人影はなく、静かすぎてかなり不気味だ。
 たゆねは基本的にはこんな時間まで起きてはいない。
 起きていたとしても台所にいることなんてない。
 彼女の目的は一つ、明日のバレンタインのためのチョコを作ることだった。
 たゆねは正直焦っていた。
 あのお正月での一件以来、啓太とろくに話していなかったのだ。
 啓太の声を聞くたびに顔を見るたびに、心臓が高鳴り胸が締め付けられるような気分になった。
 そして、啓太が他の女の子と話しているのを見ただけで激しく心をかき乱された。
 こういう感情に無知な彼女は自然と啓太のもとから足が遠ざかった。
 けれど、自分の内からくるどうしようもなく啓太が恋しいという感情は爆発寸前だった。
 そこでたゆねは啓太へバレンタインチョコをあげて仲良くなろうと思い立ったのである。
「よし、やるぞ!」
 そう言ってたゆねはエプロンと三角巾をギュッと締めた。
 こんなにひとつのことに集中するのはいつ以来だろうか。
 その日、この台所の灯りが消えることはなかった。

768 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/26(月) 23:58:44 ID:EWJIrbKu

 ***

「啓太様、バレンタインチョコですよ」
 と俺の元に朝一番に来たのはともはねだった。
「おう、ありがとう」
 まあこんなガキんちょ相手でもチョコをこの日にもらえるのは嬉しい。
 なんたって今日はバレンタイン。
 幸先がいいぜ。
「あとこれはなでしこからです」
 と言ってともはねは自分のポーチからチョコを一つ取り出した。
 なんてこったい。
 これは間違いなく義理チョコ!
 本命が人づてに渡るわけがない。
 あの豊満なボディを持つなでしこちゃんに本命チョコを貰えなかった。
 少しばかり落ち込んでいると玄関の呼び鈴が鳴った。
「はーい、今出ますよ」
 俺は玄関に行き、ドアを開けた。
 そこにいたのは……

769 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/26(月) 23:59:57 ID:EWJIrbKu

 ***

「おはようございます、啓太様」
 ごきょうやだった。
「おう、どうした?」
「はい、今日はバレンタインのチョコを持ってきました」
「お!マジで?」
「はい」
 そう言って鞄をごそごそと漁るごきょうや。
「えっと、これがせんだんの」
 箱よりも大きなリボンがついている……
「これがいまりとさよかの」
 ハガキくらいの大きさの箱に『十倍返しね』と書かれている。
「こっちがフラノの」
 人手型の箱だ。
「これはてんそうですね」
 土偶みたいな形だ。
「えっと……これがいぐさの」
 箱にアニメの絵が描かれている。
「それとこれは私のです」
 そう言ってとても小さな箱を取り出すごきょうや。
「……ありがとう」
 俺はごきょうやに嫌われるようなことしたかな?
 まるでチロルチョコみたいな大きさだ。
「なんだか不服そうですね」
「い、いや、そんなことはないさ……」
 なに!ごきょうやには読心術を習得しているのか!
「私のチョコは胃薬にもなりますから最後に食べてくださいね」
「胃薬?」
「はい、普段は台所に立たない子のチョコもありますから念のために」
「お、おう、ありがとう」
 なんだ、小さいのは薬でもあったからなんだ。
 俺はほっと胸を撫で下ろした。
どうやら嫌われていたわけではないらしい。
 しかし、こいつら見事に義理ばっかだな。
 本命?はともはねだけか……
 まあくれるだけありがたいし喰っちまおう。
 俺はともはねの相手をしながらチョコを喰い始めた。

770 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/27(火) 00:00:56 ID:aiMtEPpq

 ***

「すーすー」
 彼女が呼吸するたびにお腹がポッコリと膨れ縮みを繰り返す。
「疲れちゃったんですね」
 と眠っているともはねに毛布をかけてやったごきょうが言う。
「ああ、おかげでこっちはくたくただよ」
 あれからもう何時間もともはねの相手をさせられてとすっかり疲れてしまった。
「すこし横になりますか?」
「ああ、そうするか」
 俺はともはねの隣で横になった。
「ごきょうやも一緒にどうだ?」
「ええっと……じゃあお言葉に甘えて」
 そう言ってともはねを挟んで横になるごきょうや。
「なんだかこう“川”の字になっていると……」
「ああ、新婚さんみたいだな」
 ん?心なしかごきょうやの顔が少し赤くなった気が……
 俺がごきょうやの顔を確かめようとしていると玄関の呼び鈴が鳴った。
「あ、私がでますね」
 そそくさと逃げるように玄関に向かうごきょうや。
 いったいあいつはどうしたんだ?

771 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/27(火) 00:01:52 ID:aiMtEPpq

 ***

 いけない!
 すっかり遅くなってしまった。
 徹夜で何とかチョコをつくることには成功したボクだったが、完成した後で安心して眠ってしまったのだ。
 それから目覚めたボクは大急ぎで啓太様の家に向かった。
 そして、今ボクは玄関の前にいる。
 胸がどきどきする。
 呼び鈴を押す指が震えていた。
 いいか、これは義理なんだ。
 だからこんなに緊張することはないんだ。
 そうボクは自分に言い聞かせて自らを奮い立たせた。
 しかし、ドアの向こうからは予想もしていなかった人が出てきた。
「…………なんでごきょうやが?」
 そう、啓太様の家から出てきたのは啓太様ではなく、ごきょうやだった。
 なんだか自分がひどく滑稽に見えた。
 惨めにも思えた。
 ボクはチョコをごきょうやに押し付け、その場を逃げ出した。
「あはははは」
 ボクは笑っていた。
 でも泣いていた。
 両目からはいろんな感情が混ざった涙が止めどなく流れた。
 どうせ義理チョコだったんだ!関係ないじゃないか!
 そう自分に言い聞かせても涙は止まらない。
 むしろ以前にも増してもっともっと出てきた。
 おかしいよ!
 なんで止まらないんだよ!
 自分の気持ちなのにボクの言うことをまったく聞いてくれない。
「なんでなんだよ!」
 ボクは叫んでいた。
 誰に対してでもなく。
 ただ叫んでいた。
 ボクの言葉に答えてくれたのは風の音だけ。
 それも冷たい冷たい二月の風だけだった。

772 ◆JWPaeN65Rw :2007/11/27(火) 00:11:57 ID:aiMtEPpq
以上です。
いろいろネタを出してもらったのですが……どれもイメージが湧かず、結局イベントもので逃げました。
本当はたゆねがデレデレなSSになるはずだったんですが……黒くなってきました。
だって、キャラが勝手に動くんだもん。
前回に続いてネタが浮かんだ方はドンドン出して貰えませんか?
幼稚園のころ、必ず女の子から男の子にバレンタインチョコを渡すというイベントがあって、なぜか僕だけ貰えずに先生から貰ったのはいい思い出。
今年も本命どころか義理も貰えそうにありません。
では。
773名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 04:10:28 ID:yhbAW+n+
>>772
グッジョブ!
でもたゆねカワイソス(´・ω・`)

続編猛烈に楽しみにしてまつw
774名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 05:15:05 ID:2xtXu2ee
>>772
俺のごきょうやGJ!!
まず胃薬なところに誰よりも好きな相手の身体の事を気遣うとこにフニャリ…
川の字奥さんで初々しいところにべニャリ…(俺が
ごきょうやホントええ子やな〜

しかしいやな雲行きな展開だな・・・
このままじゃなんかヒロイン風を爆進しているたゆねのピエロになりそうな悪寒orz
775名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 23:20:04 ID:lcuiYbCC
>>772
待ってました!
そしてGJ。

俺のたゆねが…暗黒面に堕ちてしまいそうだ…
もっとたゆねと啓太のラヴラヴなお話をプリーズw
776名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 23:53:38 ID:REg0YxVs
相変わらずGJ!! 啓太の事だ最後はたゆねをデレッデレに変えてみせるんだろう?
777名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 01:41:17 ID:lXmJ1rN+
777!
778名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 23:48:00 ID:D32w3Pqt
みんなEXわんよんだか?
779名無しさん@ピンキー:2007/12/03(月) 00:09:32 ID:bSlFytio
もちろんだぜ!!
780 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/05(水) 23:56:14 ID:0mmnPBg+
投下します。
781 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/05(水) 23:57:05 ID:0mmnPBg+

 ***

薫から除霊の仕事を貰って三日後、俺たちはある高名な霊山のふもとにある旅館を訪ねていた。
「…………………」
「…………………」
 重い沈黙。
 一緒に仕事をするたゆねがさっきから俺を無視し続けているからだ。
「妖気を感じるか?」
「霊山ですからそこら中からしますよ」
 冷たい声だった。
「…………………」
「…………………」
 そしてまた沈黙。
 俺……なんかしたっけ?
 それともアノ日だとか……
「さあ、啓太様、とりあえず依頼主の話を聞きましょう」
 重い雰囲気に耐えかねたのか、なでしこちゃんが声をかけてきた。
「お、おう、そうするか」
 まあ身体の調子が悪いだけかもなしれないしな。
 俺はなでしこちゃんの言う通り依頼主の元へと向かった。

782 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/05(水) 23:58:54 ID:0mmnPBg+

 ***

「邪悪な気ですか?」
 なでしこちゃんが依頼主の旅館の女将に向かって聞き返した。
「はい、ここいらは元々妖怪の多い場所なんですがね、いい妖怪たちばかりなんですよ。
しかし、どうも最近になって邪悪なのが出てきたみたいで……」
「それを退治ないし封印してほしいと」
「はい、何分私たちには闘う力なんてまったくないもので……」
「わかった!悪霊退治なら俺たちに任せとけ!なにせ、こっちにはエースと四番がそろってるしな」
「はい、では期待してますよ」
「はい、啓太様がいればきっと大丈夫ですよ」
「………………」
 相変わらずムスッと黙っているたゆねに、笑顔を俺に見せるなでしこ。
「では今晩はゆっくりうちで泊まっていってください」
 女将の言葉に俺たちはありがたく頷いた。

783 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/05(水) 23:59:57 ID:0mmnPBg+

 ***

「ふぃ〜」
 露天風呂ってやつはいいもんだ。
 俺の横に赤鬼と青鬼が仲良く肩まで湯に浸かっている。
 一つ目の猿や赤い河童がお風呂で泳いでいる。
 さすが霊山の温泉。
 こんな異空間に俺を連れ出してくれた。
 でも、できればぽよんぽよんな異世界がよかったなあ。
 今日はなでしこちゃんがいたな……
 やめとこ。
 人間は学習するから人間なんだ!
 これは決して逃げているとか、トラウマが……とかではないんだ!
 ただこれからはなでしこちゃんにもっと誠実であろうとだな……
「……」
 俺は誰に言い訳してんだろ。
 それにしても今日のたゆねはいったいどうしたんだ?
 物凄くイライラしてんなあ。
 腹でも痛いんかなあ。
「女の子はわからん」
 そう俺がぼやいていると風呂の扉が開いた。
 そこから入ってきたのは……
「……え?」
 一糸纏わぬたゆねだった。

784 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/06(木) 00:00:41 ID:dp18vnRt

 ***

「おう、たゆね、いい湯だぞ」
 たゆねって意外に胸があるんだな、と自己主張を始める自分自身を必死に隠しながら出来るだけ自然に言った。
 しかし、たゆねの顔がみるみる真っ赤に染まっていく。
「……………ぎ」
「……………ぎ?」
「ぎやああああああああああああああああああああああああああああああああ」
 凄まじい悲鳴をあげて走り去っていくたゆね。
 ポツンと残される俺一人。
 そして横にいる赤鬼と青鬼は酒盛りを始めた。

785 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/06(木) 00:01:37 ID:0mmnPBg+

 ***

「すまん!」
 俺はひたすらたゆねの背中に謝っていた。
「………………」
 俺は悪くないのに……ひたすら謝っている。
 こういう時は男が謝らなくてはならないのはまったくもって不条理だ。
「ほら、ああいうのは不可抗力ってやつでさ」
「………………」
 無言。
「機嫌直せって」
「………………」
 無言。
「ほら、このとおり!ごめん!」
「………………」
 無言。
「オイ!たゆね!」
 まったく反応を示さないたゆねに段々イライラしてきた俺は彼女の肩を掴んで無理矢理こっちを向かせた。
 そして、そこにあったのは予想と全く違うたゆねの顔だった。
 たゆねは……泣いていた。
 ぼろぼろと涙を流し、鼻を真っ赤にして泣いていた。
「す、すまん」
 俺は思わず謝ってしまった。
「ばか……」
「本当にすまない」
「ひっく、ばかばかばか……」
「でも、ほら一瞬だったからよく見えなかったし……」
「ばかばかばか、ひっく、ばかばかばか……」
「ごめん、ごめんな」
 俺はできるだけ優しくたゆねの頭を撫で始めた。
「ばかばかばか、うっ、ばかばかばかばか、ひっく、ばかばか……」
「ああ、わかった、わかった」
 そう言って頭を撫で続ける。
 結局、俺はたゆねが泣きやむまで、ずっと彼女を抱きかかえるような姿勢でたゆねの頭を撫で続けた。
 ちなみにたゆねが泣きやむのにまだ三十分以上かかるのを今の俺はまだ知らない。

786 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/06(木) 00:08:49 ID:dp18vnRt
以上です。
気がつけば前回から結構な日にちが経ってました。
なにせいろいろと忙しいもので……すいません。
あとそう言えばこのSSのタイトルを未だにつけていないことに気付きました;
なんかいいタイトルありませんか?
正直、何も浮かばないんで困ってます。
あと次回は『彼女』が出てくる予定です。
近頃布団から出るのが本当につらくなってきましたね。
では、また。
787名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 08:58:37 ID:o2CMR4Cc
>>786
俺も手が冷たい…GJ
タイトルねぇ〜先嫁ないしナニ目的なのかにもよるしぃ〜
788名無しさん@ピンキー:2007/12/06(木) 19:55:36 ID:l+JGt90N
>>786
話の展開のさせ方がすごく好きだわ
文章の方は粗が目立つけど

頑張ってください
789名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 23:15:26 ID:gkoEQ7he
gj!
たゆね可愛いよたゆね。
寒いけど風邪引かないようにお身体には気を付けて下さい。
首をながーくして続き待ってます。
790名無しさん@ピンキー:2007/12/08(土) 13:46:57 ID:u+O3FJUa
GJ!
たゆね最高!
791名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 15:45:18 ID:twm7qkbA
裸王が丸くなってしまった!
昔の裸王、かぁ〜んばぁ〜く


GJ
792 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/09(日) 20:31:04 ID:k9fnBxow
投下します。
793 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/09(日) 20:31:52 ID:k9fnBxow

 ***

 少女が泣きやんで息も整ったのを見計らって少年は口を開いた。
「そうだ、たゆね。お前何か欲しいものないか?」
「……え?」
 少女がぽかんとした顔で少年を見つめる。
「ほら、もうそろそろホワイトデーだろ?たゆねから貰ったチョコ美味しかったからさ……」
 少し照れたのか少年の顔がわずかに赤くなった。
「ボクが欲しいもの……」
 そう言うと少女は少年の服の袖をつかんで口をパクパクさせた。
「ボ、ボクが欲しいのは……」
 一生懸命声に出そうとするが少女は顔を真っ赤に染めるばかりで次の言葉を結べずにいた。
「ほら、なんでもいいぞ。でもあんまり高いやつはかんべんな」
 優しい少年の声。
「ボクが欲しいのは……け……」
 意を決したのか目を強くつぶりながら少女が口を開く。
「……け……い……」
「けい?」
 少女の言葉を繰り返す少年。
「けい……………」
「うんうん」
 少年は黙って少女を見つめ続ける。
「けい………………き」
「ケーキ?よし!まかせとけ!とびきり美味しいケーキを用意してやるから期待してろよ」
 少女の少し残念そうな顔をしていたが、少年の無邪気な顔を見ているうちに段々とその
表情は柔らかくなっていた。
「で、たゆねはどんなケーキがいいんだ?」
「どんなケーキ?」
「ほらケーキにもいろいろあるだろ、チーズとかショートとかチョコとかさ」
「う〜ん……」
 少女は少しだけ考えてから少年に言った。
「チョコレートケーキがいいです」
「よ〜し、今まで喰ったことのないくらい美味いチョコレートケーキを食わせてやるから
覚悟してろよ」
 ごくごくつまらない約束だった。
 しかし、今の少女にはどんな宝石よりも価値のあるものだった。

794 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/09(日) 20:33:44 ID:k9fnBxow

 ***

「たゆね!右だ!」
 所変わって山の中。啓太たちは悪霊退治のために霊山のふもとにある森の中にいた。
「……う……」
 そして、悪霊を探して一時間も経たないうちに啓太たちはそいつを見つけた。
 いや、見つけたというより向こうが仕掛けてきたのだった。
「はやいぞ!見失うな!」
 敵は……黒い影だった。
 というのは相手のスピードが速すぎて人間の啓太はもちろん、犬神であるたゆねとなで
しこですらその姿がよく見えないほどの敵だったのだ。
「……く……はや過ぎる」
 たゆねの額にうっすらと汗が滲んでいる。まだ彼女は攻撃を受けてはいない。しかしこ
のままではいけないという焦りが彼女を確実に蝕んでいた。
「……………」
 一方のなでしこちゃんはさっきから目を瞑って身動き一つしていない。おそらく目で追
うのを諦めて気配で相手を仕留める気なのだろう。
 そういう俺は蛙の消しゴムを握った手にぐっしょりと汗をかき、この状況を打破する術
を必死になって探していた。
「……………!」
 俺が考えているうちになでしこちゃんが動いた。
「破!」
 声にこそ出してはいないがこれは薫の犬神たちが使う技『紅』だった。
 そしてみごとになでしこちゃんの攻撃は影に命中した。
「すげえ」
 あのスピードで動く敵に一発で当てた。川平の長男として数々の妖怪をみてきた啓太だ
ったが改めて犬神という、彼らの人外の力を思い知らされた日は無かった。
 しかし、ここでひとつの異変が起こった、敵の方からまっすぐに一筋の紅い衝撃波がな
でしこちゃんを襲ったのである。
「………え?」
 それを咄嗟にかわしたなでしこだったが、その表情はあきらかに驚愕に染まっていた。
 そう、なでしこの一撃をくらってなお敵は生きていた。
 それもそいつはさっきよりもずっとはやくなっていた。
ヤバい!
(このままでは………)
 俺は奥歯を噛み締め、線すら見えない敵を睨みつけた。

795 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/09(日) 20:34:35 ID:k9fnBxow

 ***

「はあはあはあ……」
 たゆねは肩で息をし始めてどのくらい経っただろうか。
「…………っ」
 先ほどまで汗一つかいていなかったはずのなでしこちゃんは、額にうっすらと汗が見え
ていた。
 満身創痍というにはまだはやいが、このままではジリ貧だ。
 あれから敵は俺たちの背中をとっては紅い衝撃波を放つようになった。
 そいつの攻撃はひどく単調ではあるが、それを信じられないほどのスピードでやられる
と厄介この上なく、俺たちは確実に体力と集中力が削られていった。
「たゆね!きたぞ!」
 あいつがたゆねの背中から攻撃をしてくる。
 迫る衝撃波。
 たゆねの足は動かない。
 これまで数えきれないほどの攻撃を避けてきた彼女の体力がついに限界を迎えたのだ。
 白山名君では間に合わない。
 俺がたゆねを助けようと地面を蹴ろうとした瞬間。
「破!」
 なでしこちゃんのフォローが入った。
 突然現れた紫水晶が紅い衝撃波を二股に分ける。
「ふう」
 ほっとした。
 が、これがいけなかった。
 俺の一瞬の気の緩みを敵は見逃さなかった。
 背中から感じる確かな気配。
 ―――――やられる!
 たゆねはもう動けそうにない。なでしこちゃんはたゆねの方にいる。
 俺は覚悟をして目を堅く閉じた。
 

 あれ?
 いつまで経っても敵の攻撃が来ない。
 俺は後ろを振り返ってみた。
 すると、そこには炎に包まれる敵の影があった。
 そして、炎の向こうにいるあいつは……
「お久しぶりです」
 長く美しい緑がかった黒髪の、炎の如く燃える紅い瞳の、俺の犬神になるはずだった妖狐の。
「覚えていますか?わたしようこです」
 メラメラと燃え盛る炎の向こうにいる彼女がこちらを見つめ微笑んでいた。

796 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/09(日) 20:43:28 ID:k9fnBxow
どうも、風邪をひきました。
熱があります、38,2℃です。
身体の節々が痛いです。
一日中寝てました。
でも退屈に耐えかねてずっと漫画よんでました。
そのせいで悪化しました。
座薬がありません。
病院遠いです。
愚痴です。
ようこの言葉使いが違う?
スルーしてください。
裸王がイケメンに……
ヒロインをデレさせるための仕様です。
頭痛には?
バファリンです。
タイトルは?
もう無題ってタイトルにしようかな……知恵を貸してください。といちで。
最後の言葉は?
では、また。
797名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 21:04:42 ID:c81KCJBV
>>796
おお、待っていました! GJ!
よ、ようこktkr……。
798名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 21:31:52 ID:Bu2+rqe8
>知恵を貸してください。といちで。

貸した知恵は、むろん新作SSになって帰ってくるんだよなw!!
799名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 23:48:17 ID:1lPuau/f
GJ!
ようこ襲来!
丁寧口調なのが余計コワイw

タイトルか…。
ここからどんな風になってくるかわからんからな〜
知恵を貸したいが無い知恵は貸せないorz
800名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 21:21:12 ID:4y6+2ENQ
>>796
このタイミングでようこが来るとは・・・。
啓太というタガが存在しないようこの怖さにガクブルしつつ期待

SSの途中でダウンされたら困る(w
焦らずに風邪を治してくださいな。
801名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 23:34:28 ID:U6Sl7/A+
今流行のヤンデレ化だな
802名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 00:25:08 ID:FOQPeUQM
啓太「俺は知ってる!なでしこがいた事、薫が好きだった事、あの娘がなでしこだった事!
あの娘は絶対にいたんだ!ここに!」
ようこ「・・・だから何?」
啓太「俺もここにいる。俺が川平啓太である事を、俺が知ってる。」
ようこ「啓太はただの犬神使いなの」
啓太「それでも俺は川平啓太だ。ようこだって・・・」
ようこ「あたしはただの犬神、それだけよ。ある意味犬神使いと同じね。」
啓太「”ただの”っていう言い方、もう止めろよ」
ようこ「だってそうでしょ、啓太はただの犬神使い。わたしはただの犬神。」
啓太「違う!」
ようこ「違わない」

これの元ネタが分かる人いたらすごいと思う
803名無しさん@ピンキー:2007/12/11(火) 00:41:09 ID:VA/9LUrm
>>802
自信ないけどシャナか?
804名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 17:55:35 ID:6AQAPjTx
シャナだろ。
805名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 18:07:48 ID:6AQAPjTx
あぁ。言い忘れました。僕にはシャナっていうのに
絶対的な自信があります。なぜなら………
















シャナの大ファンでDVD全巻持ってるからです。
806名無しさん@ピンキー:2007/12/12(水) 18:48:21 ID:BMACbNxX
>>796
GJ
まぁ安静にな…
807名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 12:30:11 ID:+Vugq4gJ
時子が啓太を逆レイプする話きぼん。
808名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 14:43:01 ID:Si3HrP4c
>>805
やだ……なにこれ
809名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 00:35:09 ID:jaPADkGv
エロ無しで昔の啓太と時子ストーリー見てぇ
810 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/17(月) 22:38:11 ID:tQ0z5Wy/
投下します。
811 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/17(月) 22:40:04 ID:tQ0z5Wy/

 ***

「ケイタ様、朝ですよ」
 そう言って俺を起こしたのは一昨日俺たちを助けたようこだった。
「……ううん、あと五分……」
 眠い。いくら世間が三月は春だと声高に叫んでも寒いものは寒い。
 そして、こういう寒い日は布団の中から出たくないというのが人の性。
「駄目ですよ、学校に遅刻してしまいます。それにお味噌汁冷めちゃいますよ」
 そう言われればさっきからいい感じに美味しそうな匂いが……
「今日はなめこ汁に挑戦してみたんです。よかったら味を見てくれませんか?」
 すがるような目でこちらを見つめるようこ、そして意識の覚醒と共にわきあがってくる空腹感。
「おう、わかった。すぐに着替える」
 俺はなんとか布団から這い出ることに成功した。

812 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/17(月) 22:40:41 ID:tQ0z5Wy/

 ***

 あの日、俺たちはしばらく動けずにただ見つめ合っていた。
 俺は改めて彼女を見た。
 緑色の髪は辺り炎を反射し美しく光を放ち、瞳はありとあらゆるものを吸い込んでしまいそうなほど紅く、顔の表情はこちらを見つめ微笑みをつくっている。
 彼女は美しかった。
 かつて印度や中国の王朝を滅ぼした九尾の狐が彼女だと言われれば納得してしまいそうなほどである。
 俺とようこの間には何一つの会話はなかった、しかし彼女を見ていると自然とこちらに敵意があるというわけではないということがわかった。
 そんな二人だけの不思議な感覚は突然に途切れた。
 たゆねがようこに襲いかかったからだ。
「何しに来た!この妖孤!」
 たゆねはあれほど疲れきっていたのが嘘のように物凄い勢いでようこに向って突進していく。
「やめっ……」
 俺が全部の言葉を言い終える前にたゆねの動きは止まった。
 いや、止められたのだ。
 ようこが止めたわけではない。
 たゆねを止めたのは……
「落ち着いてください、ようこさんから敵意は感じません」
 なでしこだった。
 なでしこはさっきまでいたはずの場所には居らず、あれほど勢いがあったたゆねをまるで赤子の手を捻るかのようにあっさりと止めていた。
 俺は再びようこの方を見た。
 まっすぐ俺を見つめてくる紅い瞳。
 僅かな沈黙の後、ようこが口を開いた。
「今日は戦いに来たわけじゃありません。むしろ逆にケイタ様とお話に来たんです」
 そう言ってにっこりと微笑むようこ。
 その美しい笑顔は、どこか俺に陶器でできた西洋人形を連想させた。

813 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/17(月) 22:41:19 ID:tQ0z5Wy/

 ***

 ようことの話し合いは川平の本家で行われた。
「……つまりお前の望みは啓太の犬神になりたい、でいいんだね?」
 宗家である老婆が煙草をふかしながらそう言った。
「はい、あれはただの事故です。もしケイタ様がお赦しになるのでしたら、いま一度のチャンスをいただきたいのですが……」
 まっすぐな視線がこちらに向いている。
 言葉にするまでもなくようこが本気であることがはっきりとわかった。
「反対です!!!!!!啓太様、こんな奴の戯言に耳を貸してはいけません!」
 二つ隣の部屋にまで聞こえそうなほど大きな声で異議を唱えたのはたゆねだった。
「…………」
 雄弁に語るたゆねとは対照的にごきょうやは話し合いが始まってからずっと黙ったままだ。
「……ひとつ、聞きたいことがある」
 俺はずっと疑問に思っていたことを聞くことにした。
「ようこは犬神じゃなく妖狐だろ?なんで犬神になろうとしたんだ?」
 そう、あの俺たちが出会った日に見たこいつの真の姿は犬ではなく狐だった。
 犬神でないようこがここにいる理由が俺には皆目見当がつかなかった。
「そ、それは……」
「啓太様のためですよ」
 ようこが口にするのを躊躇っていたのを遮り、なでしこが口を開いた。
「俺のため……?」
「そうです」
 なでしこの目つきがいつもと違っていた。
 いつもの柔らかなそれではなく、真剣で射抜くような視線だった。
「俺の……?」
 俺は喉の渇きを感じて湯呑に手を伸ばしたが、その中にはもう茶が入っていなかった。

814 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/17(月) 22:42:03 ID:tQ0z5Wy/

 ***

 それからなでしこに色々と説明された。
 いつになく口がよく動く彼女の姿は、いかにようこが大変な目にあって犬神になろうとしたのか訴えかけているかのようだった。
「どうか……どうか、もう一度ようこにチャンスを与えてください。お願いします」
 すべてを説明し終えるとなでしこは深々と俺に頭を下げた。
 そうして皆の視線が俺に集まる。
 宗家の老婆は何も言わない、周りの犬神達も沈黙を破れない。
 ようこを犬神にするもしないも俺の腹一つというわけだ。
「よし、決めた!」
 俺はようこを正面切って見つめた。
「ようこ、これからよろしく頼む」
 俺はようこを自分の犬神にすることにした。
「はい!よろしくお願いいたします」
 そう言った少女の顔は何よりも輝いていた。

815 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/17(月) 22:42:51 ID:tQ0z5Wy/

 ***

 とある霊山のふもと

 おや、あんたかい。
 どうだい?目当ての坊主とはよろしくやってるかい?
 ほう、そりゃよかったね。
 なに?いいんだよお礼なんて、同じ狐のよしみじゃないかい。
 しかし大変だったよ何せ偽物の旅館作るのなんざ初めてだったからね。
 まあ、人を騙し続けて600年のアタイだからね。
 え?礼かい?だからいいってば、変に気をつかうんじゃないよ。
 で、何をくれるんだい?
 え?
 冗談はよしとくれ!
 やめておくれよ!
 くるな!
 こっちにくるな!

 ぎゃああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!


816 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/17(月) 22:53:05 ID:tQ0z5Wy/
どうも、ご無沙汰しておりました。
もう前の投下から一週間以上経っているんですね。
時の流れって早いです。
そういえば最近、私の大好きなスレが荒れに荒れていて非常に悲しいです。
作者は「読んでもらってる」読者が「読ませてもらってる」ってどちらの姿勢もエロパロ板には必要なんだなってしみじみ感じました。
という訳で皆さん私みたいなやつの文章読んで戴き本当にありがとうございます。
あと次回は結構遅くなりそうです。
なにせ年末は実家に帰るので、ちなみに里は東北のド田舎でPCがないので……
では皆さん、よいお年を。
クリスマス?
何それおいしいの?
では、また。
817名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 23:11:55 ID:XnfsNH6l
>>816
人が多ければそれだけ変な奴も現われるし逆に過疎ってればルール無用なSS描きもチヤホヤされる
そんなもんさ・・・

その点此処は良い感じに進んでるんじゃないかい?

ごきょうやは考慮深いのう…なによりも啓太様の為なりな!
ようこが楽しみなところだぜ
818名無しさん@ピンキー:2007/12/18(火) 17:40:00 ID:8xqHRVLU
GJ
しかしようこがこの後どうなるかがもの凄く気になるな
819名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 21:19:13 ID:Qc/L5MtK
>>816
> そういえば最近、私の大好きなスレが荒れに荒れていて非常に悲しいです。

もしやウナギイヌがいるあそこでは?
だったら作風に納得だ。
820名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 14:18:06 ID:EFnEvtvl
出入りしてたスレを変な奴に潰された身としてはここはマターリしてて気持ちいいな
ヤンデレ化ようこにはwktkせざるをえない


ところでキツネの交尾について調べてみたら発情期は冬で妊娠期間が約55日
と書いてあって、ニヤニヤしてしまったんだが
821名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 15:31:41 ID:TG7VAKZc
>>820
隔月でやれるな

822 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/24(月) 18:18:10 ID:cn2Bm3y9
投下します。
せんだんHRモノ。
嫌いな人はスルーよろ。
823クリスマスプレゼント ◆JWPaeN65Rw :2007/12/24(月) 18:19:05 ID:cn2Bm3y9
「……あっ……あっ」
不規則に漏れる甘い女の声。
「……いいですよ啓太様、すごくいいです……」
俺の上に乗って狂ったかのように腰を振るのは薫の犬神のせんだんだ。
「………っ」
俺たちは一糸纏わぬ姿でひたすら抱き合っていた。
せんだんの頬は紅く染まっており、唇はいつもより艶やかに見えた。
そして普段の彼女からは考えられないようないやらしい表情をしていた。



※※※


ことのはじまり。


「コレが魔導具?」
ようこは眉をへの字にして、じとっとした目でコレを持って来た仮名さんを睨んだ。
「大体今日はケイタとお買い物の約束してるんだからお仕事はだめ!」
ようこは明らかに不機嫌だった。
「ま、まあほら仮名さんにはいつもお世話になっているしさ……」
実は今月はかなり家計的にきびしかったりする。
だから俺はなんとしても少しでもお金を獲たいのだ。
「………」
ようこの視線が俺を捉える。
冷たい、ようこの視線は氷のように冷たかった。
「ほ、ほらさ来週埋め合わせするから……」
俺は最後まで言葉を続けることができなかった。
「ケイタのばかああああああああ」
ようこが怒ってだいじゃえんをかましてきたからだ。
824クリスマスプレゼント ◆JWPaeN65Rw :2007/12/24(月) 18:19:55 ID:cn2Bm3y9
※※※

「……というわけで力を貸してくれ」
ようこは完全にヘソを曲げてしまったので、俺と仮名さんは薫の犬神たちに協力を仰ぐことにした。
「はい、頑張ります!」
そんな元気な声で応えたのはともはねだけだった。
「えー、めんどくさーい」
いまりとさよかがとても嫌そうな顔をして不満を洩らした。
他の面々も口のこそ出さないものの乗り気ではないようだ。
そんな空気の中でひとつ溜め息をしてから口を開いたのはせんだんだった。
「しかたありません、今日は皆で啓太様のお手伝いをしましょう」
せんだんGJ!という台詞を心の中で言いながら俺たちは魔導具を取り出した。

825クリスマスプレゼント ◆JWPaeN65Rw :2007/12/24(月) 18:20:42 ID:cn2Bm3y9

※※※

「扇子ですか?」
せんだんが魔導具を見て呟く。
そう今回の魔導具は扇子だ。しかし、何をしても一切反応がない。
そこで仮名さんは俺たちにコレを持ってきたという訳だ。
「なかなか趣味のいい柄ですね」
「……」
やはりせんだんの趣味はよくわからん。
扇子は鮮やかな朱に彩られたとても派手なものだった。
「触ってみても大丈夫ですか?」
「ああ、いいぞ」
ちなみにさっき俺も触ったが何も起こらなかった。
「では……」
そう言ってせんだんが扇子を手にとった、その時あたりは光に包まれた。

826クリスマスプレゼント ◆JWPaeN65Rw :2007/12/24(月) 18:21:33 ID:cn2Bm3y9

※※※

気がつくと知らない場所に来ていた。
ただ真っ白な空間がどこまでも続いていく。
そして俺の横にはせんだんが眠っている。
「大丈夫か?せんだん」
俺はせんだんの身体を揺すり起こそうとした。
「うっ………啓太様?」
やがて目を醒ました彼女は少し顔が紅かった。
「どうした?顔が少し紅いぞ」
「そ、そんなことありませんわ」
いや、せんだんの様子が明らかにおかしい。
彼女の瞳は潤み、息は荒く、その身体は小刻みに震えていた。
「いや、お前の様子は変だ。どこか苦しいのか?」
するとせんだんはギュッと目を瞑り、俺を押し倒した。
「寒い、寒いんです。暖めてください」
そう言って猛烈な勢いで俺にキスを浴びせ初めるせんだん。
そして不覚にも起立しはじめる俺自身、こんな時くらい自重してくれ。
なんて俺の気持ちとは正反対に俺自身はますます立派になっていく。
「うふふ、啓太様のアソコがもうこんなに……た〜っぷり可愛いがってあげますからね」
そう言うと彼女はもう一度俺にキスをした。
827クリスマスプレゼント ◆JWPaeN65Rw :2007/12/24(月) 18:22:09 ID:cn2Bm3y9
※※※

「いい!いいれふよ!けいたさまぁ!」
そう言うと彼女の膣が激しく締まる。
「……うっ!」
もう何度目なのかわからない射精がせんだんの膣中に溢れる。
しかし俺の分身は未だに収まってはいない。
「けいたさまぁ、ず〜っとわたくしとぉいっしょですよ」
そう言うせんだんの顔は涙と鼻水と涎で汚れ普段とはまったく違う顔だった。
こんな顔を見ると普通ならば萎えてしまいそうだが、この時は寧ろ逆だった。
これは間違いなく牝の顔だった。
あのいつも毅然とした態度のせんだんが完全に一匹の牝になっている。
そう思うと興奮せずにはいられなかった。
「また…イクぞ!せんだん!」
「はひ!ぜんぶうけとめまひゅからだひゅでくだしゃい!」
俺自身の白濁の欲望がせんだんの子宮を汚す。
もうせんだんの子宮は俺のものでいっぱいだろう。
しかし彼女の膣は俺の分身を離そうとはせずなおキツく締め付ける。
「せんだん……」
「けいたひゃま……」
俺たちは見つめ合い、やがてどちらともなく激しいキスを交わした。
それは甘い甘いキスだった。

828クリスマスプレゼント ◆JWPaeN65Rw :2007/12/24(月) 18:22:57 ID:cn2Bm3y9

※※※

あれから三日後俺たちは元の世界に戻っていた。
どうやら魔導具の妖力が切れたらしい。
更に二月後せんだんが妊娠していることがわかった。
まわりからは反対されたがせんだんは産むと言ってきかなかった。
そして十ヶ月後元気な娘が産まれた。
その娘の名前は誕生日にちなんで『聖』と名づけた。
俺みたいのが父親になっていいものかと何度となく悩んだが、
病院で必死の形相で子どもを産むせんだんと
産まれたばかりなのに大きな声で泣く聖の姿を見てようやく決心ができた。
多分、俺は今日という日を忘れることはないだろう。
こんなにも素晴らしいプレゼントはもう二度とはないと思う。
どうかこの娘に幸多からんことを……


829名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 18:29:30 ID:+KTE1q1R
う〜ん互いが幸せになれるのならそれに越した事はないな
ただ…逃げて〜ようこが来るわ〜〜!!!
830 ◆JWPaeN65Rw :2007/12/24(月) 18:31:05 ID:cn2Bm3y9
クリスマスです。
私は久々の里帰りです。
今夜は弟をパワプロでフルボッコにする予定です。

このSSはつばさの中で携帯で書いたので少し変なとこがあるとおもいますが目をつむってください。
クリスマス・イヴにエロパロ板に来ている皆にクリスマスプレゼントのつもりで書いたんですが全然エロくできなかったという・・・
では皆様、良いお年を。
831名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 18:32:15 ID:jT1LQi7x
HRってそのHRね
俺、ホームラン?何だそれって思った
832名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 22:41:46 ID:TG7VAKZc
俺の携帯で何故か書き込めない・・
833名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 00:38:38 ID:JTgUa2Fd
ようこ「せんだん死ねせんだん死ねせんだん死ねせんだん死ねせんだん死ねせんだん死ねせんだん死ね
    せんだん死ねせんだん死ねせんだん死ねせんだん死ねせんだん死ねせんだん死ねせんだん死ね
    せんだん死ねせんだん死ねせんだん死ねせんだん死ねせんだん死ねせんだん死ねせんだん死ね」

(((( ;゚д゚)))アワワワワ
834名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 03:34:02 ID:Ef6mRwB0
ようこヤンデレ化(w
835名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 14:44:34 ID:b/eKMGcw
保守
836名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 18:31:06 ID:4sr7sOPD
837名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 00:36:49 ID:dDaApnSq
一体何があった・・・・
838名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:00:59 ID:pIYZ3354
839名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 09:17:09 ID:YLgm1Z7a
>>837
現在スクリプト保守荒らしが発生中らしい
840名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 22:03:58 ID:oLKoD8gX
>>837
341 :名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 17:16:48 ID:oj9h7n7Z
ピンクの運営が2chの運営と揉めました。
そんでもって、現在Pinkちゃんねるは一切の規制がかかっていない状態にあります。

(以前の危機のように)いきなりピンクが消えるという心配はありませんが、
スクリプト爆撃で現行スレが流される可能性はあります。
(既に葉鍵板は壊滅しました)


342 :名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 22:20:54 ID:ahI9m+vu
>341 それで変なスレが連続して立ってるのか
秘密基地も見て来たけど、よくわからん
とりあえず常駐スレを守るにはこまめに保守ageするしかないのか?

エロパロ板内でそういう話するのはどこですればいいんだろ
雑談・質問スレあたりだろうか

緊急事態につきage


343 :名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 22:32:05 ID:42zBppkr
>>342
エロパロ板総合情報室 8号室
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1196954194/

841名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 23:50:49 ID:X+M1zI2n
>>840
説明乙
しかしエロパロ板、大丈夫かな?
せめて潰れる前に元旦の巫女フラノSSとか読みたいな
842名無しさんだよもん:2007/12/28(金) 00:17:01 ID:NeXrO+L2
ムショ帰り乙。
843名無しさん@ピンキー:2007/12/28(金) 09:32:58 ID:x4u8XFzX
>>841
ひろゆき降臨で規制復活
844名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 13:55:19 ID:GyA2Loig
>>843
kwsk
845名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 14:21:58 ID:+NfGJvki
時子の逆レイプが読みたひ…
846名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 02:31:12 ID:9REkz5Y+
大晦日たゆねSS投下
847名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 02:31:59 ID:9REkz5Y+
ここは啓太様のアパート。
ボクはここでひたすらある作業をしていた。
ちなみに部屋の主である川平啓太は外出中でしばらくは戻らない・・・はずだった。
「何してんだ?」
予期せぬ声にボクは固まってしまった。
「大晦日でおまえらは薫の手伝いじゃなかったのか?」
そう、今日のことは啓太様に秘密にしてビックリさせようとしてたんだ。
「け、啓太様こそ今日はデートじゃなかったんですか?」
「それがさぁ、ようこのやつにバレちまってよ。くぅ〜、瞳ちゃんとデートすんのに俺がどれだけ苦労したことか・・・」
はぁ、なんでボクはこんなちゃらんぽらんな男を好きになっちゃったんだろ。
「ん?なんかいい臭いが・・・」
ヤバい!バレちゃう!
「ににに臭いなんてしたせんよ!気のせいですよ!」
ボクは必死で換気扇を回して知らんぷりをしようとしたが、形のない臭いをどうこうできるわけがなかった。
「この臭い・・・蕎麦だな!」
ああ、バレちゃった。
せっかくの秘密の作戦だったのに・・・
「たゆね、もしかして俺に蕎麦を食わせてくれるのか?」
せめてあと一時間あればなぁ。
「・・・はい」
もうバレちゃったものは仕方ない・・・
ボクがそう思っていると
「ありがとう!!最高だ!!」
いきなり啓太様がボクに抱きついてきた。
「※〇$@☆%!!」
ボクは驚いて言葉にできない声を出してしまった。
「いやぁ、ようこのやつがさ、クリスマスにめちゃめちゃ大きなクリスマスケーキをねだ
ってな、金欠で今年の年越しはカップ麺で済ませようかなって考えてたんだよ」
嬉しそうにそう言う啓太様、ボクは顔が真っ赤かになってしまったことが自分でもわかった。
「よし!俺もなんか手伝うぞ。蕎麦って作んのに案外力がいるんだよな」
そう言って服の袖を捲る啓太様。
「べ、べつに手伝うのはいいですけど邪魔はしないでくださいね」
何でボクはもっとかわいいこと言えないんだろう。
胸がチクリと痛んだ。
848名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 02:33:37 ID:9REkz5Y+
「うへっ、混んでるな」
あれからボクたちは年越し蕎麦を食べて近くにある神社に初詣に来ていた。
「迷子にならないように気をつけろよ」
これはボクに気をつかって言っていることだとわかったが、何だか子ども扱いされているみたいで嫌だった。
だから
「バカにしないでください。ボクはもうしっかりした大人ですもん」
なんてかわいくないことを言ってしまった。
なでしことかならこういうとき頬を染めて「・・・はい」とおしとやかに言うんだろうな。
何でボクはもっとかわいい仕草とかできないんだろ。
そんなことを考えているといつの間にか啓太様が消えていた。
――え?
さっきまで一緒だったのに何処に行ったの?
何だか急に世界が凍ってしまったような気がした。
周りは氷と雪ばかり。
頼るものも頼ってくるものもいない。
ただ風に吹かれ雪が舞うだけ。
ボクはいま一人ぼっちだ。
何だか無性に泣きたくなった。
啓太様がいない。
周りには知らない人・人・人。
啓太様。
何処?
啓太様。
瞳に水がたまってくる。
あと少しで零れてしまう。
とその時、
「ほら、なにしてんの」
と言いながら啓太様はボクの手を拐っていった。
「こうして手を繋いでおけばもうはぐれないな」
啓太様の手は暖かった。
「さあてどんなお願いにしようかなぁ」
ボクの手を握り啓太様はボクにこんな質問をした。
「たゆねはどんなお願いするんだ?」

ボクの願い?
叶えたい願いはいっぱいある。
料理を上手くなりたい。
女の子らしくなりたい。
もっとかわいくなりたい。

でも本当に叶えたい願いは一つだけ。

「・・・秘密です」
そう言ってボクは啓太様の手を少し強く握った。
849名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 02:34:07 ID:9REkz5Y+
以上です。
850名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 04:21:28 ID:KddWrX6t
大晦日SSGJ
851名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 14:56:49 ID:mcXUsgef
たゆねかわいいよ、たゆね

きっとやっぱり間違いなくこの後フルボッコだろうけど(´・ω・`)
852名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 13:32:16 ID:9Ev9pMDZ
愛ゆえのフルボッコ
853名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 15:42:15 ID:JeEbenUf
フルボッコされるのにおっきした。

べ、べつに、Mじゃないんだからねっ!!!
854〜世界一ちいさな国〜:2008/01/03(木) 22:51:42 ID:yZlroNGy
じゃあツンデレか?
855名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 00:15:00 ID:BDO7vh8q
いぬかみキャラのツンデレ比ってどんくらいだろ
個人的イメージでは
なでしこ 0:10
たゆね 7:3
ごきょうや 2:8
ようこ 1:9
せんだん 8:2
ともはね 0:10

成長して思春期を迎えるとともはねのツンがあがるんじゃないか、なんて妄想してきた俺は末期
856名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 19:02:46 ID:wI8f3rO+
会話のみです。

啓太「なぁ、ようこ?」
ようこ「ん?」
啓太「おまえって、結局きつねなんだよな?」
ようこ「うん…、そーだけど?」
啓太「そうか…、そーなるとまずいなぁ、う〜ん」
ようこ「あ、あのね。わたし、もっと、もっとお料理もお洗濯もいっぱいがんばるから…!だから、ケイタそばに……」
ようこ「いさせっ「おいなりっ!」…ふぇ?」
啓太「おいなりっ!だな、間違いない!」
ようこ「え?あの、ケイタ?」
啓太「よし!そうと決まれば、ようこ!ちょっと出掛けてくるわ!夕飯までには帰るからな〜!」
ようこ「ちょ、ちょっと!ケイタ!?」
ようこ「何だったんだろ?ま、いっか、お夕飯の準備しなくっちゃ〜♪」
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
某ビル入り口前
啓太「俺はこの上の人に話があるんだってっ!!」
警備員A「だから、君!アポ無しじゃ駄目だって!」
啓太「いぬかみっ!じゃなくて、おいなりっ!なんだってば!!」
警備員B「何を訳の分からない事を!」
啓太「おのれ〜、いぬかみ使い、元い、おいなり使いを嘗めるなよ!!」
警官1「おいなり使いだって!?」
警官2「な、なんて卑猥な!ちょっと来なさい!!」
啓太「え!?あれ!?なんでお巡りさんが!?」
後、啓太はようこに助け出された。
857名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 20:52:06 ID:kpqaFoPL
>>856
さては変態仮面を読んだか?w
858wI8f3rO+:2008/01/07(月) 03:45:48 ID:19Tdl8nY
※EXわん!ifシリーズcase9なでしこ の設定で。


「ふぃ〜、さみぃ…、なでしこちゃん!ただいまぁ!」
「お帰りなさい、啓太様。あら、雪が」
やわらかい微笑みを浮かべ、なでしこは啓太の肩や頭についた雪をおとした。
「ありがと、なでしこちゃん」
「ふふ、さぁ啓太様こちらの部屋に、そろそろだと思ったので暖かくしておきました」
と、今度はうれしそに微笑み、啓太を暖かい部屋へと招いた。
「あったかぁ〜」
こたつに入り、とろける啓太。
「失礼しますね、啓太様」
そう言って、タオルで啓太の頭を拭くなでしこ。
ご主人様をとことん甘やかすいぬかみだった。
「ん〜、ごくらくぅ〜。ぅ、ヘックシッ!」
とろけてきっていた啓太が、くしゃみとともにわざとらしく震えだした。
「大丈夫ですか?啓太様?おこたつ「強」にしますね」
「あ、へーきへーき、今のは、心のくしゃみだから」
「?、心のくしゃみ、ですかぁ」
なでしこはきょとんとして「?」を浮かべる。
「そう!このままだと俺の心が風邪をひいてしまう!」
無駄に芝居がかった動作で啓太が言った。
「え、えっと、ど、どうしましょう?」
その言葉に律義にもあわてるなでしこ。
「愛情籠めて抱きしめてくれたら、俺の心暖まる。ちょー暖まる」
啓太のその主張に、なでしこはかあっと赤くなった。
「も〜、仕方ないですね」
啓太の背中から、ぎゅっと抱きしめた。
「なでしこちゃんの愛がつたわってくるなぁ〜」
と、ニヤニヤと緩みきった表情で振り向く。
「しりません!」
ぷいっとそっぽを向くが、離れたりはせず、啓太を抱きしめたままのなでしこだった。
「なでしこちゃんはかわいいなぁ〜」
「………………」
「〜♪」
啓太はかなりご満悦だった。すると突然、
「けいたさまぁ…」
なでしこにしては珍しく、甘えたような、艶っぽい声でつぶやいた。
さらに、啓太の首筋に顔をうずめるようにしてくる。
「な、なでしこちゃん?ど、どう、どったの??」
先程とは一転して、しどろもどろ、あせる啓太。
859wI8f3rO+:2008/01/07(月) 03:46:32 ID:19Tdl8nY
つづきです。


「けいたさまぁ…けいたさまぁ…」
そんな啓太の問いには答えず、甘えた声で啓太を呼んでいる。
「あ、あわわ!なな、なでしこちゃん!??」
今度は啓太が赤面する番だった。
「けいたさまぁ…?」
なでしこが潤んだ瞳で啓太を見ている。
「な、なでしこちゃん?」
すると、
「ふふふっ、ごめんなさい。悪戯が過ぎましたね」
「へ?」
啓太はぽかんとした。
「うふふっ」
「なでしこちゃあん!」
してやられ、苦笑いの啓太。
「も〜、俺ぐれる、やさぐれる」
「あらあら、それは困りました。どうしたらゆるしていただけますか?」」
と言いながら、コロコロと楽しそうに笑うなでしこ。
「ほっぺにキスしてくれたらゆるす」
そう、わざとらしく、だだをこねるように言った。
「ふふ、わかりました。はい」
なでしこは赤面しながらも、幸せそうに微笑んで啓太の頬にキスをした。



こんな文なのに15分もかかってしまいました・・・。いぬかみはアニメ、ss、EXわん!、しか見てないのでキャラ変かもしれません。すいません。
>>857
変態仮面はちょっと分からないですけど、なんか内容かぶってたらごめんなさい。
考え無しに書き込んでしまったので・・・。
860名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 09:42:33 ID:vERo8fS5
>>859
GJ!
いや、気にしないでください。
ジャンプSQで最近読んだ時の強烈なフレーズが頭に残ってるもんでw
861名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 23:14:27 ID:Vkswg2RZ
なでしこGJ!
ニヤけながら読んでたよw
もっと色々書いてつかーさい。
862名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 02:13:41 ID:/oaOTIHo
このサイトにここのSSが勝手に転載されているんだけど。

ttp://koizumiquality.blog78.fc2.com/
863名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 19:46:27 ID:esjYtc+m
>>862
作者?…じゃねえよな?ただの転載君かねぇ
誰か聞いてみてくれw
864wI8f3rO+:2008/01/08(火) 20:12:20 ID:2iBfUvvF
※EXわん!ifシリーズcase7ごきょうや の設定で。


朝。ごきょうやの作った朝食をとり、お茶を飲んでまったりしている。
「なぁ、ごきょうや?」
「はい」
「俺のこと好き?」
「は、はひっ!?」
啓太の何ら脈絡のない突然の問いにあわてるごきょうや。
彼はこうして不意打ちの発言やセクハラで、ごきょうやを赤面させ、あわてさせるのだった。
「どーなのかな〜♪俺のこと好きのかな〜♪」
ニヤニヤと悪戯な笑みをうかべながら言う。
「そ、そそ、そんなこと言う啓太様はもうしりません!」
そう言って、手もとにあった大きくて分厚い医学書を開き、赤くなった自らの顔を隠してしまった。
「ごきょうやぁ〜」
「………………」
「うう、ごきょうやにきらわれた〜」
大げさにしょんぼりする啓太。
「………………」
「もうダメ…、俺、貝になる…」
そう言って布団に包まった。
「………………」
「……ごきょうやぁ…」
布団の中でわざとらしく甘えた声を出す。
「はぁ、啓太様?啓太様は私の大切なご主人様です。貝になられては困ります」
誰が見てもわざとらしい啓太に、律儀につき合うごきょうや。
どんなに世話が焼けようと、ごきょうやは啓太のことが可愛いいのだ。
「じゃあ、好き?」
「そ、それは……、そ、その様な浮ついた態度では立派な跡取りにはなれませんよ!」
と、説教くさく主張した。
ぴるるる〜。ぴるるる〜。
その時、啓太の携帯が鳴った。
「もっしもし〜!まぁいこちゃあん!?うん、俺〜啓太〜!」
ディスプレイを確認し、素早くでる。
「マジでっ!!まいこちゃんの友達が3人もっ!!?」
興奮気味の啓太。明らかに鼻息が荒い。
「うんうん!もちろん行くよ〜。待っててね〜☆」
と、先程の甘えた態度は自ら一蹴し、やたらハイテンションになる啓太。
まいこちゃん含む、4人の女の子と会う約束を取り付ける。
「という訳で、俺は重要な任務ができた!」
「…………」
「留守を頼むぞ!ごきょ「――啓太様―」」
無駄に凛々しく真面目な表情で宣言する啓太。だが、さらに凛々しい氷のような声に阻まれた。
「これは、愛の鞭です。啓太様の不明を討つものです」
「え、あ!いやああああああ!!」

愛の鞭(分厚い医学書)が、啓太の不明(後頭部)を討った。



>>861
では、お言葉に甘えまして。

今度は10分くらいで書きました。コンパクトにしたつもりですが、わかれてしまいました…。
865wI8f3rO+:2008/01/08(火) 20:47:50 ID:2iBfUvvF
すみません。色々削ったら書き込めました。
次はともはねで書こうと思います。
866名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 22:49:38 ID:NFeIzd+z
ごきょうやとあれば即参上!!グッジョ
ニヤニヤ〜しかしもっとデレてくれてもええんよ〜♪
867名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 23:15:48 ID:L0iI/DGC
上の861だけど、まずはGJ!
まさか本当に書いて下さるとは。感謝。感謝です。

つぎのともはね、今後のキャラに超期待。
もうニヤけっぱなしです。
868wI8f3rO+:2008/01/09(水) 19:37:52 ID:zw8Ryqo3
※EXわん!ifシリーズcase8ともはね の設定で。


日曜の午前。啓太はともはねと川原に来ていた。
「ふぅ、あったかいな〜」
土手に寝そベリ言う。
「はい〜、なんだかねむくなっちゃいそうですねぇ〜」
隣から間延びしたともはねの声。
「おいおい、ほんとに寝るなよ?風邪ひくぞ〜?」
と、冗談めかしに言う啓太。
「ね、寝ませんよぅ!それに、風邪なんかひきません!あたし、子供じゃないんですから!」
啓太の言葉に、跳ねるように体を起こしそう言った。
いぬかみだから、ではなく子供じゃないから、と言うところが今の彼女らしかった。
「あはははは!そうだったな〜」
盛大に笑いつつ、ともはねの頭を撫でる啓太。
「むぅ〜!子供扱いしないでください!」
「わるいわるい、ともはねはもう立派なれでぃ〜だもんな〜?ぷぷっ…」
啓太は笑いを堪え、取り成すように言った。
「そうです!れでぃ〜なんです!」
立ち上がりそう宣言する。
それを聞いた啓太は、悪戯っぽい笑みを浮かべた。それから一言。
「そうか〜、じゃあボール遊びなんかしないよな〜、れでぃ〜だもんな〜」
わざとらしいすまし顔で言った。
「ふぇっ!?あの、えっと…そ、それは……」
もじもじするともはね。
「いや、待てよ?ゴルフとかビリヤードとか、一人前のれでぃ〜だったらボール遊びくらい嗜むか……」
無駄に芝居がかった動作で啓太がそう言った。
「は、はい!そうなんです!嗜むんです!えへへ〜」
と、嬉しそうに笑って言った。
「いやいや!しかし!」
「そ、そんなぁ〜…」
「でもでも!やっぱり!」
「えへへ〜」
「……!」
「……〜」
「……」
「……」
完全にともはねで遊んでいる啓太。
啓太の悪戯にしぼんだり、喜んだり、忙しいともはねだった。
869wI8f3rO+:2008/01/09(水) 19:38:43 ID:zw8Ryqo3
つづきです


「よし!遊ぶか!」
「わーい!」
喜ぶともはね。
「あれ?ボールが」
「あ!転がっていきます!」
啓太の足元にあったボールは土手を転がって行ってしまった。
「あたし、行ってきます!」
言うが早いか、ともはねが飛び出した。
「転ぶなよ〜、ん?」
見れば、ボールのところに一匹の子犬がいた。
「野良かな?お、対面したぞ」
ボールを取りに行ったともはねと、子犬が出会う。
「お、睨み合ってる。どーする気だぁ?」
面白半分に見ている啓太。その時、
「なんだぁ?ありゃ?」
と、啓太。ともはねと子犬が砂埃を立てケンカし始めたのだ。
「ケンカ?いや、じゃれあってんのか?」
分からん、と首をひねる。
やがて、砂埃からペイッとともはねが吐き出された。
「うわ〜ん、けいたさまぁ〜」
ともはねがべそをかいて戻って来た。
「お〜、よしよし」
「うう〜……」
啓太に抱き付き、慰めてもらうともはね。
一人前のれでぃ〜にはまだまだ遠いいようである。



15分で終わりました。休憩時間が半分に……orz
明日から学校ですので、いつになるか分かりませんが、「てんそう」か「たゆね」で行こうと思います。
870名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 20:04:20 ID:08PGEozr
これはいいwww
GJ!
871名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 23:21:18 ID:HY7WnRVC
>>869
和む〜
872名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 23:24:23 ID:DIIRDKB1
とwwwもwwwはwwwねwww
これは可愛い。
次はたゆねで!
873名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 07:52:40 ID:wKykpykU
>>869
GJ!
ただ、野暮天は言いたくないが、ここは18禁なので「学校」は不用意に書かない方が良い
874名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 20:12:43 ID:C47eVeyy
過疎ww
875名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 23:15:01 ID:9bQTVhAl
>>873
大学生なんだよ。きっと。
876名無しさん@ピンキー:2008/01/10(木) 23:19:33 ID:C47eVeyy
俺も今日で18になったぞ!
877 ◆JWPaeN65Rw :2008/01/11(金) 22:25:18 ID:k+piFDWg
明けましておめでとうございます。
どうもお久しぶりです。
ようこが啓太の犬神になってからの続きです。
どうぞ今年もよろしくおねがいいたします。
878 ◆JWPaeN65Rw :2008/01/11(金) 22:34:23 ID:k+piFDWg
どうも、前回からひと月近く経っていて覚えていないかもしれませんが一応完結まで書いてみたいと思います。
4000文字のレポート書かなあかんのになにやってるんだろう俺……
因みに今回の投下分が1200文字くらいで更にやる気がそがれたのは秘密。
では、また。
879名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 22:37:05 ID:k+piFDWg
更新したらSSの分がまるっきり切られてるwww
ちょっと細かく分けてもう一度トライします。
880名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 22:43:45 ID:k+piFDWg
やっぱり無理っぽいです。
明日の人が居なさそうな時間に改めて投下しようと思います。
スレ汚しスマソ
881名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 23:22:49 ID:1zyDUcw2
待ってました!
あれからようこがどうなるか気になってたんです。
投下されるまで全裸で待機してます。
882名無しさん@ピンキー:2008/01/11(金) 23:33:26 ID:2HIhGpOz
オレハマッテルゼ
883名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 00:28:02 ID:mOfYUgUV
wktkwktk
884名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 07:21:14 ID:p3wtaXCU
>>880
もし投下の一行目が、空白改行から始まるのだったら、そこを『全角スペース』に置き換えて投下してごらん。
885 ◆JWPaeN65Rw :2008/01/12(土) 14:10:29 ID:Z5OQdIDs
投下します。
886 ◆JWPaeN65Rw :2008/01/12(土) 14:11:40 ID:Z5OQdIDs
 
 ***

「おかえりなさいませ、啓太様」
 そう言ってエプロン姿で俺を出迎えたのはごきょうやだった。
 待て。
 何故にごきょうやがここにいる?
 ここは俺のアパートのはず。
 そして漂って来るいい感じの匂い。
 今日はカレーか!
 ……
 そんなことはどうでもいい、大事なのはなぜごきょうやが俺のアパートで飯をつくって待っているかだ。
「どうしました?啓太様」
 いつまでも玄関で固まっていた俺に声をかけるごきょうや。
「い、いや、なんでごきょうやがここに……」
「はい、宗家のご命令で参りました」
「命令?」
「はい、ではカレーの後で事情を話しますのでどうぞおくつろぎ下さい」
「ああ」
 とりあえず俺はごきょうやの言う通りカレーを待つことにした。


 ***

「そろそろ事情を説明してもよろしいでしょうか?」
 少し辛口のカレーでいい感じに腹が膨れて、洗い物が片付いたころにごきょうやが口を開いた。
「おお、頼む」
「はい、ようこに関してですが、中にはまだ認めていない者の多くいるので監視役を立てることにしたんです」
「そうか……それでその監視役がごきょうやだと」
「はい、話が早くて助かります。期間は一月くらいになると思います。その間お世話になります」
 そう言って深々と頭を下げるごきょうや。
「ああ、よろしく頼む」
 そう言って俺もごきょうやに頭を下げた。

887 ◆JWPaeN65Rw :2008/01/12(土) 14:12:48 ID:Z5OQdIDs
 
 ***

 ああ、遅れちゃった。
 まったく、これもケイタがふらふらしてるから……
 あんな女のどこがよくてナンパしたんだろう?
 ちょっと爪をはがして脅かしただけなのにあんなにピーピー泣いて、みっともないったらありゃしない。
 口を封じるのにさらに時間がかかって、そのせいで夕方のタイムセールに間に合わなかった。
 本当に最期までわたしの邪魔をして……
 そんなことを考えているとケイタのアパートについてしまった。
 へへへ、ここがケイタとわたしの愛の巣。
 そう思うと自然に心が躍った。
「ケイタ様、遅れて申し訳ありません、すぐに夕御飯の支度しますね」
 そう言ってわたしは扉を開いた。
 あれ?
 カレーの匂い。
 そして知らない女の靴。

 は?

 なんなのこれ!
 何でわたしがゴミ掃除してる間にまたゴミを増やすの!
「おう、ようこおかえり〜」
 少し思考が停止しているとケイタの間延びした声が聞こえてきた。
 そして唐突に手に走る痛み。
 どうやら拳を強く握りすぎたらしい。
 わたしの手のひらから血が滴り落ちていた。


 ***

「……というわけでしばらく家に住むことになったんだ」
 そう俺が説明すると
「そうですか、わかりました、至らないところもありますがどうぞ宜しくおねがいしますね」
 ようこがそう言ってにこにこごきょうやに挨拶した。
 うん、これなら二人とも仲良くやれそうだ。
 なんて見当違いなことをその時の俺は考えていた。

888 ◆JWPaeN65Rw :2008/01/12(土) 14:13:16 ID:Z5OQdIDs
 
 ***

 なんでボクだけがここにいるんだろ。
 ようことごきょうやは啓太様と一緒に住んでるのに……
 くやしい。
 ボクももっと近くにいたい!
 なんでなんでなんで!
 ボクは悔しくて親指を噛んだ。
 今のボクは暗い部屋に一人蹲っている。
 そして目を閉じた。
 瞼の裏に映るのは啓太様の顔。
 そして段々離れて啓太様。
 待って!
 待ってよ!
 おいていかないでよ!
 バリッ
 そして鋭い痛みが走り、口の中に鉄の味が広がる。
 どうやら噛んでいた親指の爪が割れてしまったらしい。
 ボクは泣いた。
 親指が痛くてじゃない。
 心が痛くて泣いた。

889 ◆JWPaeN65Rw :2008/01/12(土) 14:13:36 ID:Z5OQdIDs
以上です。
では、また。
890名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 22:34:14 ID:MciWc3f0
>>889
なんか、ようこ以外にも約一名がヤンデレ化してきたような・・・
おっとGJ
891名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 23:15:18 ID:s7gN6gYl
こ、こえぇー。マジでこえぇ……女の嫉妬と情念って恐ろしや(ガクガク
892名無しさん@ピンキー:2008/01/12(土) 23:18:34 ID:nKiqOfTT
もう何かこえぇw
でもGJ!続き楽しみにしてます。
てか、ごきょうや気を付けてー!
893名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 00:45:53 ID:2O3VX2wy
なんというヤンデレ繚乱w
894wI8f3rO+:2008/01/13(日) 01:31:29 ID:D+WYFYlC
※EXわん!ifシリーズcase1たゆね の設定で。


新築のマンション。啓太とたゆねの部屋がある。
しかし、ここ一週間たゆね一人でいる。
なぜなら啓太、仕事で一週間ばかり家を空けていた。
啓太が出掛ける日、
「ほんと〜に、啓太様ひとりで大丈夫ですか!?」
「た、確かに、たゆねがいないのは心許無いけどな」
「まったくもぅ、啓太様はボクがいなくちゃダメダメなんですから〜!じゃ、じゃあボクも……」
頬を赤くし、捲くし立てるように言う。
「まぁ、危ない事は無いって言うし!何とかなんだろ!」
と、啓太はたゆねの頭をくしゃくしゃ撫でた。
「…ついて、ふぇ??け、けーたさま??」
たゆねは、かあっと更に赤くなった。
啓太は撫でたまま、
「じゃ、行って来るな!たゆね!」
そう言って出掛けて行った。
「ふぁ?は、はぃ、いってらっしゃい…?」
呆けながらそう答えるたゆね。
ふらふらとリビングに行きソファーにぽすんと座った。
「ぁ、あれ?けいたさま?ボクもいっしょに、あれ?」
復活したたゆねが現状を把握したらしく、
「う〜っ!啓太様!帰ったらひどいんですからねっ!」
啓太のお仕置きが決定された。
「うっ!何か、悪寒が…、何か嫌な予感が…」
895wI8f3rO+:2008/01/13(日) 01:32:20 ID:D+WYFYlC
つづきです


しかし、そんな啓太の悪寒も4日を過ぎたらピタリと止んだ。
「まったく!啓太様ったら何やってるんだろう!?」
たゆねはテーブルの上に置いた携帯電話を睨んでいる、啓太からの連絡を待っているのだ。
「あれほど、電話して下さいって言ったのに!」
啓太からの連絡が無く苛立つ。
啓太はこの四日同じような時間に、たゆねにメールやら電話やらをマメに入れていた。
「……遅いなぁ…」
苛立ちの興奮から出してしまったしっぽや耳も、しゅん、となった。
「な、何かあったのかな!?」
ガバッと顔を上げ声をあげる。
「ど、どーしよう…、啓太様に何かあったら…、この前だってボクがいなかったら……」
たゆねは不安いっぱいの顔で涙をため呟いた。その時、
ぴるるる〜。ぴるるる〜。
「け、啓太様っ!」
誰からか確認もせずに叫ぶようにそう言った。
『お、おいおい、そんなに慌てて何かあったのか?たゆね』
待ち続けたご主人様からの電話だった。
「啓太様ぁ〜」
安堵の為か情けない声を出すたゆね。
『何だ何だぁ?俺がいなくて寂しかったのかなぁ〜??」
と、電話の向こうでニヤけているであろう啓太。
「ち、ちち、違いますっ!そんなんじゃないですっ!」
『え〜、俺はたゆねちゃんがいなくてスゲー寂しかったのに〜」
啓太はわざとらしい不満の声を上げる。
「そ、そんなこと言ってもダメですからね!今日はまだこれが一回目の連絡なんですから!」
啓太の言葉に、たゆねはかあっと赤くなりそう言った。
『わり〜わり〜。ちょっと立て込んでてな」
軽い口調だが疲れが滲んでいるようだった。
たゆねは胸が、きゅん、と締め付けられた。
「…啓太様…?はやく…、早く帰ってきて下さいな…」
『ん?はは、大丈夫、危ない事じゃないから、それより早く帰ってたゆねの料理が食べたいな」
「もう、わかりました。ボクがんばって美味しいの作ります」
『そいつは楽しみだ。あ、わり〜、もう切るな?』
「あ、はい。気をつけて下さいね?啓太様」
『おう!じゃあな!』
と、言って電話は切れた。
「ふぅ…」
啓太の声を聞いて一安心のたゆねだった。
896wI8f3rO+:2008/01/13(日) 01:33:03 ID:D+WYFYlC
つづきです


「ふぅ…」
5日目の夜、たゆねは寝付けないでいた。
「啓太様、もう寝たかなぁ…」
「啓太様…」
と、もう一度呟き突然起き上がった。
コンコン。
「啓太様、入りますよ…?」
啓太の部屋の前、部屋の主はいないのに律儀にそう言うたゆね。
ふらふらと啓太のベッドまで歩いて行く。
「啓太様…」
ベッドを見つめ呟く。今日一日、啓太の名前を口にすることで寂しさを紛らわせているようだった。
「ん、けいたさま…」
啓太のベッドに入り、トロンとした表情で啓太の枕のにおいをかいでいる。
今日は朝から啓太のことばかり考えていたたゆね。
啓太が家を空けるのは初めてではない、修学旅行で3日間程空けたことがある。
3日間でも寂しい思いをしたたゆね、一週間、禁断症状だった。

そして最終日、
啓太の部屋。啓太のベッドの上で何やら蠢いている。
「はぁ…、啓太様、早く帰って来ないかなぁ…?」
たゆねである。
昨晩からずっと啓太のベッドにいた。
最早、啓太のベッドから啓太のにおいは消え、たゆねのにおいに変わっていた。
「啓太様ぁ…、啓太様ぁ…」
啓太のパジャマを着て、啓太の枕を抱きかかえ、啓太のベッドの中で丸くなっているたゆね。
「…わふぅ……、けいたさまぁ……」
情けない、しかしどこか艶かしい声で自らのご主人様を呼ぶ。
「けいたさまぁ…、早く帰ってきて下さい…」
ベッドからしっぽをしょんぼりと垂れ呟く。その時、
「ただいまぁ〜。おーい、たゆねや〜い」
「っ!! けいたさまあ〜!」
啓太の元に駆け、啓太に飛び付くたゆね。
その日、たゆねは啓太に文字通りべったりで離れなかったと言う。


だらだらと説明が長くなってしまいました…orz さらっと読めないかもしれません。
>>873
すみません軽率でした。因みに今年成人式です。
897名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 15:14:26 ID:kAaImyMk
>>896
学習能力のない馬鹿だな
898名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 20:10:13 ID:zoosHz3q
>>889
やばうい!やばいよー!!俺のごきょうやがダブルヤンデレに挟まれてる・・・orz
ようこ爪剥がしこぇーよなんか俺のごきょうやが酷いことされそうでやだよ〜

でも尽くすごきょうやは奥ゆかしく気が利く好い娘だな〜☆

>>896
デレわんこ♪
主人の居ぬ間の雪さんですか?

899名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 21:08:35 ID:s0mQjuDI
>>896
ヒント:「言わぬが花」
900名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 21:16:48 ID:rX+CLh63
時子の逆レイプきぼんぬ
901名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 23:13:54 ID:/vlayEtz
>>896
GJ!
このたゆね可愛い過ぎるだろw
貴方の作品には毎回毎回ニヤニヤニヤニヤさせられるw
902名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 00:22:52 ID:7MYOnD5Q
>>900
つ自家発電
903名無しさん@ピンキー:2008/01/17(木) 23:23:06 ID:mtufzBlJ
904名無しさん@ピンキー:2008/01/19(土) 23:08:54 ID:yd2z2mEJ
905名無しさん@ピンキー:2008/01/20(日) 19:52:36 ID:8L7bCRFH
このスゲェな〜wメッチャ過疎ってるじゃん(笑)
読み手が書き手潰ししてるしwww
おまえらマジ笑えるwwwww
906名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 14:14:44 ID:18E0/n7j
>>905
叩かれた作者本人乙
907名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 21:33:25 ID:ZVxoF9gC
続きまだー?
908名無しさん@ピンキー:2008/01/23(水) 23:14:20 ID:2bPuykmX
全裸でじっくり待とうぜ。
909名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 21:21:44 ID:0dpAA5UX
つづきは〜?
910 ◆JWPaeN65Rw :2008/01/25(金) 18:30:33 ID:D21IRC3V
投下します。
911 ◆JWPaeN65Rw :2008/01/25(金) 18:31:13 ID:D21IRC3V
 
 ***

 雨が降っている。
 二月末の雨だ。
 冷たい。
 氷のよう。
 でもそんなことはどうでもいい。
 もういいんだ。
 歯がガタガタと鳴っている。
 目からは涙が止まらない。
 会いたい。
 あの人に会いたい。
 それだけが今のボクを動かしている。
 でも、あの人の元には行けない。
 あの人の元にはかわいい女の子が二人もいる。
 いやだ。
 あの人がボク以外に笑顔を向けるのを見たくない。
 それにこんな涙と鼻水でぐちゃぐちゃになっている顔を見られたくない。
 でも心と体はあの人のことを求めて自然と動いていた。
 初めて会った場所。
 バレンタインのチョコの材料を買った店。
 あの駅から遠い山奥までお仕事しに行ったんだっけ。
 あそこは……
 ここは……
 止まらないよ。
 あの人との思い出が止まらないよ。
 雨は止まらなかった。
 なお一層強くボクに向かって降り注いだ。

912 ◆JWPaeN65Rw :2008/01/25(金) 18:33:02 ID:D21IRC3V
 
 ***

「雨なんかどっかに行きやがれ!」
 最悪だ。
 俺の気分は最悪だった。
「あのアマ、ドタキャンしやがった」
 そう、俺こと川平啓太はデートの約束をして駅前にいたのだが、
30分経っても一向に約束をした彼女は現れる気配がない。
 おまけに雨はさっきとは比べ物にならないくらい強くなってきた。
「デートはたとえ雨が降ろうと、雪が降ろうと、槍が降ろうと来なくちゃ駄目だろうが…」
 そう一人毒づいていると俺は見覚えのある人影を見つけた。
「……たゆね?」
 そう、あれはたゆねのはずだ。
 しかし、どうもいつもと様子が違っていた。
 こんな激しい雨の中で傘も差さずに、焦点の定まらない目をして歩いている。
 俺が知っているたゆねはもっと活発でハキハキしてて……
 でも今の彼女からは今にも崩れ落ちそうな印象しか受け取れなかった。
「たゆね、どうしたんだ?」
 俺は堪らずたゆねの元に駆け寄った。
「ふえ?」
 たゆねはびっくりしたのか素っ頓狂な声を出して、こちらの顔をぼんやりと眺めていた。
「ほら、こんな雨の中に傘も差さずに……風邪ひくぞ」
 そう言って、たゆねの手を引いて俺の傘の中に入れてやった。
「け、啓太様……?」
 まだ夢心地といった具合のたゆね。
「ああ、そうだ。俺が川平啓太だ、もしかして忘れたか?」
 俺はちょっとおちゃらけた調子で言った。
「ダメです、ボク汚れてるし、ヒドイ顔してるから近寄らないでください……」
 よく見るとたゆねの目は赤く腫れていた。
 理由を聞くのは……無粋だよな……
「オイオイ、たゆねの顔がひどかったら、世界中の八割九割の女は目も当てられないぞ」
 わざと軽い調子で言葉を吐いた。
「…………」
 目を伏せて何も言わないたゆね。
「ほらほら、そんな顔してるとたゆねのことキライになっちゃうぞ〜」
「え……?」
 俺が元気づけようと言ったセリフにたゆねは予想外の反応を示した。
「い……や……」
 たゆねは目を大きく見開き、肩を震わせ、膝が笑っていた。
「た、たゆ……」
「いやあああああああああああああああ!」
 俺の言葉はたゆねの絶叫によって断たれた。
913 ◆JWPaeN65Rw :2008/01/25(金) 18:33:35 ID:D21IRC3V
「きらいに……きらいにならないで……」
 そう言って、たゆねはいきなり俺に抱きついてきた。
 傘が飛んでいった、俺たちに容赦なく冷たい雨が降り注ぐ。
「た…たゆね……」
 たゆねは震えていた。
 まるで捨てられた子犬のように震えていた。
「きらいにならないで……きらいにならないで……」
 そして呪文のようにずっと同じ言葉をつぶやいていた。
 そんな彼女に俺ができることは……
「何言ってんだよ、俺がたゆねのことをきらいになるわけないだろ?」
 そう言って俺はたゆねを優しく抱きしめた。
 たゆねの身体は冷たかった。
 氷のようだった。
 それにいくら強く抱きしめても彼女の震えは止まらない。
「……うっ……うっ……」
 やがて彼女の声が嗚咽に変わった。
 せめてこの嗚咽が止むまでこうしていよう。
 身を切るような冷たい雨の中で、その雨よりも冷たい彼女を温めてあげたかった。
「よしよし、いい子だ。泣きたい時は思いっきり泣くんだ」
 雨は容赦なく降り続く。
「いい子だ……いい子……」
 俺の声も、彼女の嗚咽も、次々に浮かんでは雨の音に消されいった。

914 ◆JWPaeN65Rw :2008/01/25(金) 18:46:32 ID:D21IRC3V
以上です。
どうもお久ぶりです。
投下が遅くなってすいません。
別にレポートが死ぬほど出たとか
PCがぶっ壊れてHDDの中身全部なくなったとか
突然の下痢と嘔吐感にずっと悩まされたとか
そんなことはまったくありませんでした。
( ゚∀゚)アハハ八ノヽノヽノ \/ \



もういっそいい機会だからOSをvistaからXPに変えようかな……
話は変わりますがこのSSの終りがようやく見えた来ました。
まだ終わりじゃないけど今までGJレスをくれた住民の方々、本当にありがとうございます。
では、また。
915名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 22:59:54 ID:fVfdN9fi
まずはGJ!やはり啓太は良い男。
全裸待機してた甲斐がありましたw

そうか、このシリーズももうすぐ終わりなのかorz
最後の最後までお身体にはお気をつけて。
916名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 11:00:24 ID:IB5TL3EB
>>914
いつの間にかきてたんだ!
啓太の色男っぷりとたゆねの儚げさにモエタ
917名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 20:58:21 ID:NGM7ypKM
>>914
おひさ〜☆つか氏ぬなよ
俺なら氏にそうな不の連鎖だぜ!
918名無しさん@ピンキー:2008/01/31(木) 00:22:42 ID:BDNbxyNX
>>914
GJ!
何というかお疲れ様です
919名無しさん@ピンキー:2008/02/05(火) 01:53:01 ID:CjAd2J+P
保守
920名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 18:20:02 ID:J1wgK0nM
保守
921名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 20:25:13 ID:t79ACUbf
これは?携帯だけだけど
ttp://courseagain.com
922名無しさん@ピンキー:2008/02/15(金) 23:48:52 ID:Z+WJ7g3L
ぞうさん立つ!
923名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 13:33:47 ID:aAhM1MgQ
>>921
ワンクリ詐欺です、注意!
924名無しさん@ピンキー:2008/02/18(月) 19:47:30 ID:hvvO0262
しゅ
925名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 23:18:53 ID:u2GDUvJO
926名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 06:00:22 ID:1JSmIMi5
927名無しさん@ピンキー:2008/02/26(火) 21:19:08 ID:11gPs9Ug
過疎ってるなぁ…
928 ◆JWPaeN65Rw :2008/02/28(木) 20:04:22 ID:USbJMkO1
投下します。
929 ◆JWPaeN65Rw :2008/02/28(木) 20:05:01 ID:USbJMkO1
 ***

「ほら着替え、ようこのだけどここに置いておくぞ」
 俺はシャワールームに向かって話しかけた。
 あれから俺は泣きやんだたゆねをつれてアパートに戻った。
 このままでは風邪をひいてしまうし、それにあのままのたゆねを放っておくべきではないと思ったのだ。
 誰もいない部屋に男と女が二人きり、聞こえてくるシャワーの音。
 このシチュエーションは……
 イカン、これはいけない。
 いくら俺でも弱ってる女の子相手になんて鬼畜なまねは……
 なんて悶々とひとり考え込んでいるとシャワーの音が止まった。
(良かった、これで少しはこの空気は紛れる)
 何て思っていられたのは一瞬のことだった。
「……啓太様」
 シャワーからあがったたゆねの姿がタオル一枚姿だったからだ。
「た、たゆね……き着替えは?」
 俺はまったく想定していない事態にうろたえてしまった。
「啓太様」
 たゆねは俺の言葉を華麗にスルーして近づいてくる。
「ま、まて……どうしたんだ?たゆね」
 俺は動けない、たゆねの姿に釘付けだ。
「啓太様、すすす……」
 たゆねが顔を真っ赤にして潤んだ瞳でこちらを見ている。
「好きです!!!!!!」
 そう言ってたゆねは俺の唇にキスを奪った。
「ふぁ?」
 思わず素っ頓狂な声が漏れてしまった。
「ぼ、ボクは啓太様が好きなんです!」
 顔をリンゴよりも真っ赤にしてたゆねが俺に告白してきた。
 たゆねが俺のことが好き?
 ウソだろ?
 そんな俺の思案とは裏腹にまっすぐに見つめるたゆねの目が本気だと言っていた。
 お、俺はたゆねのことを……

930 ◆JWPaeN65Rw :2008/02/28(木) 20:06:03 ID:USbJMkO1
 
 ***

 混乱している頭は未だに整理をつけられずにいた。
「……たゆね」
 たゆねの表情はあらゆる感情の色に染まっていた。
 それはいつものように活発な少年のような表情ではない、これは確かに乙女の表情だった。
 それが今の俺にはとても新鮮で、何か心の奥底がくすぐったいような印象を与えた。
 そんな気持ちの渦に呑まれて、たまらずに俺はたゆねを抱きしめてしまった。
 相変わらずたゆねの体はプルプルと震えていた。
 たゆねの濡れた髪の毛がひんやりとしていて気持ちよかった。
「ほら、落ち着け」
 シャンプーの甘い香りが俺の鼻腔をくすぐる。
「俺もたゆねが大好きだよ」
 俺は何のためらいもなく口にしていた。
 こんなにもかわいい姿を見せられて何もしない男がいたらみてみたいってもんだ。
「け……啓太様……ボクを…ボクを!もらってください!」
 僅かに震えた声だった。
 しかし、その奥には強い意志があった。
「ああ、俺はスケベだからな。嫌だと言ってももう止められんぞ」
 真剣なたゆねの顔が俺に拒否の言葉を与えなかった。そして俺はたゆねの唇を奪った。
 たゆねは目をギュッと閉じてリンゴのような顔色をしていた。
「かわいいよ、たゆね」
 その様子が可愛くて、俺は思わずたゆねの首筋に強くキスをした。
「……んあ……」
 洩れるたゆねの女の声。
 そして白い首筋に残る虫刺されのような赤い痕。
「ほら、力を抜いて」
 そう言いながらたゆねの服を一枚一枚脱がしていく。
「け……啓太様…手慣れてる」
 たゆねがそんな不満を言う頃には、彼女は生まれたままの姿になっていた。
「たゆねっておっぱい大きいよな」
 たゆねの胸を揉みながら言う。
「ば……バカ」
 たゆねは恥ずかしそうに両手で目を覆っていた。
931 ◆JWPaeN65Rw :2008/02/28(木) 20:06:49 ID:USbJMkO1
「かわいいな」
たゆねの胸は想像よりも硬かった。それは未だ成熟を知らない青い果実を連想させた。
「そ……そんな胸ばっかり恥ずかしい」
 たゆねの声はまだ固かった。
 普段は強気な彼女がこんなにもしおらしく俺の前にすべてを晒している、そのことは俺のもつ男心をくすぐるには十分だった。
「じゃあこっちはどうだ?」
 俺はそう言って臍の中を舌で穿り出すように舐めた。
「あ!……だめ……そこ…おへそ」
 湿った声だ。
 ヤバい、可愛すぎる。
「じゃあこっちは?」
 今度は右耳を丁寧に舐めて甘噛みする。
「…み…みみ……だめ」
 段々楽しくなってきたがここらへんでやめておこう。
 そうして俺はたゆねの一番大切な場所を愛撫し始めた。
「すごいな、たゆねのここ、触る前からドロドロだぞ」
「……う〜……」
 恥ずかしくて声も出せなくなったのだろう。それ以外にたゆねは何も言わず、ただ顔をのぼせたように真赤にしているだけだった。
 俺は右手の人差し指を一舐めした後たゆねの膣中に入れてやった。
「……あ……」
 入った瞬間、たゆねはわずかに声を上げたが苦しそうな様子はない。
 俺の指も何ら抵抗なく入っていった。いや、むしろ俺の指を積極的に受け入れていた。
「これなら大丈夫だな」
 そう言って俺はズボンの社会の窓を開いて俺の分身を取り出した。
「たゆね、入れるぞ」
 俺の言葉にたゆねは何も言わず、熱っぽい視線で何度も首を縦に振って答えた。
「……ん……」
 俺自身がたゆねのあそこの中に入っていく。
「す、すげえ」
 たゆねの中はとっても熱くヌメヌメして、中の壁が俺の息子に吸いつくように絡みついてきた。
「たゆね……きつかったり痛かったりするか?」
「す……少し違和感はありますが……だ、大丈夫です」
 たゆねが恥ずかしそうに少し言葉に詰まりながら言う。
932 ◆JWPaeN65Rw :2008/02/28(木) 20:08:05 ID:USbJMkO1
「じゃあ、動くぞ」
「はい」
 そう言って俺はゆっくりとたゆねの膣中を前後にゆっくりと動かしていく。
「…あ……あ……」
 単調なリズムでそれをしばらく繰り返していくとたゆねから甘い声が漏れ始めた。
 それが可愛くてついついいたずらをしてしまう。
「たゆねのここってエッチだな。俺のをギュウギュウ締め付けて離さないぞ」
 そう言いながら俺は単調な出し入れを止めて、腰で8の字を描いた。
「ああ!だめ!だめ!」
 たゆねが目を涙でいっぱいにしながら声を上げた。
「何がダメなのかな?言ってごらん」
 そう言ってたゆねの膣中の奥まで一気に貫いた。
「ああああああああああああああああああああああああああ!」
 俺の先端がたゆねの一番奥までたどり着いたとき、彼女は背を弓のように張って絶叫した。
 とその瞬間、
「うおお!し、締まる!」
 たゆねの膣中が凶暴なほどに俺自身を締め付けた。
「ストップ!ストップ!イク!このままじゃイク!」
 咄嗟に俺はたゆねの膣中から俺自身を引き抜こうとする。
「けいたさまあああああああああ!」
 しかし、たゆねがそれを許さなかった。たゆねの両手両足が俺の体をガッシリと掴んで離さない。
「だめだ!出る!」
「来てください!ほしいです!啓太様の赤ちゃん!ほしいです!」
 稲妻が走ったかのような感覚、今まで味わったことがない射精感だった。
 そして俺の白濁の欲望を一滴残らずたゆねの子宮の一番奥で吐き出した。
「啓太様、ずっとお傍にいさせてください」
 まだ少し息の乱れたたゆねが言う。
「ああ、もちろんだ」
 俺がそう言うと、安心したのか目を瞑って俺の胸板に自分の額を預けてきた。
 それからしばらく俺たちは無言なまま抱き合った。
 幸せな時間だった。
 この二人の情事をあいつに見られているなんて今の俺たちは知る由もなく、
ただ幸せにお互いの体温に身体を預け溶け合っていた。

933 ◆JWPaeN65Rw :2008/02/28(木) 20:13:55 ID:USbJMkO1
以上です。
お久ぶりです。
遅くなってすいません。
たゆねの処女膜が無いのはたゆねが犬神だからです。
このシリーズはあと二三回で終われたらいいなあと思ってます。
春に日に日に近づいてきているとはいえまだまだ寒いですから風邪などにはお気をつけください。
では、また。
934名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 20:20:56 ID:Pt+hIeeq
一番槍GJ!
やっぱり強気な僕っ娘のデレる姿は良いものだ。
935名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 22:44:03 ID:oQA8KOiJ
こ、これは良いたゆね……っ!
936名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 23:16:07 ID:Ioj8Fz6W
ニヤニヤ…w
デレなたゆね、GJ!
937名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 00:24:58 ID:NsGk9poc
油断してたら続きが来てるとは・・・恐ろしい子っ!
938名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 01:06:55 ID:sGBRduNI
久しぶりに乙
939名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 05:04:25 ID:LasfKfxf
>>933
初心なくせして最初に食うなんて策士!
たゆねなんておそろしい子!!しかも中出しギギギ…

あと23回か…長いぜ…
940名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 13:16:15 ID:goT4Xtzi
それは随分と楽しめそうだ…
941名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 08:00:47 ID:83q5uzxm
【表現規制】表現の自由は誰のモノ【85】
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news2/1203605279/
942名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 09:19:24 ID:g+IqJGbF
妖怪に犯されるいぬかみたちが見たい
943名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 18:15:38 ID:5aioBZPn
保守
944名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 20:24:56 ID:zbM4DHmw
ここだけの話、アニメ最終戦で何度も倒される犬神達に勃起した
後で知ったがリョナ属性というらしい
945名無しさん@ピンキー:2008/03/14(金) 00:51:38 ID:W4QbqcyX
ほしゅ
946 ◆JWPaeN65Rw :2008/03/17(月) 21:51:17 ID:fOdSbRaw
投下します。
947 ◆JWPaeN65Rw :2008/03/17(月) 21:52:15 ID:fOdSbRaw
 ***

「……」
「……」
 お互い無言で向かい合っていた。
 気まずいわけではない、気恥ずかしさと別れの寂しさが混ざり合った甘い沈黙だった。
「じゃあ、そろそろボクは……」
 沈黙は長くは続かなかった。少女の方が気恥かしさに耐えきれなくて口を開いたのだ。
「おお……じゃあ気をつけろよ」
 ぶっきらぼうに少年は言う、普段はナンパな性格な彼だが変にうぶなところがあったためだ。
「あ……あの!」
 少女が何か言おうとしていた。頬を染め上目使いに少年を見てやる。
「あ……明日もきていいですか?」
 少女はそう言うと耳まで真っ赤になった。
「……」
 少年は何も言わずに固まっていた。
 それを見て少女の顔色が曇る。さっきまで裸で抱き合っていた彼女らだ。少女の頭の中では少年には自分がしたない女の子に思われてしまった、そうに違いないという思考が働いていたのだ。
 その少女の表情の変化を見てとって慌てて少年が言う。
「ああ、もちろんだ。ぜひ来てくれ」
 その言葉を聞いて少女は安堵に表情を緩ませる。
 去っていく少女の背中。
 さっきまで生まれたままの姿を晒していた彼女は男もののジャージの上にカッパまで着込んで走って行った。
 その遠くなっていく背は、少年にはとても遠いものに思えてしまった。

948 ◆JWPaeN65Rw :2008/03/17(月) 21:53:07 ID:fOdSbRaw
 
 ***

「ケイタ!ケイタ!凄い!凄いよ!」
 俺の上に跨り獣のように交わる少女。
「凄いよ!また大きくなってる!イクのね?いいよ!膣中に!」
 そう言うと少女は一層激しく俺の上で腰を振った。
「ああああああああ!」
 高められた性の感覚に俺はなんら抗えずに何度目かわからない射精を彼女の膣中に放つ。
「できる!できちゃう!ケイタの赤ちゃん!」
 彼女は俺の子種を飲み込んで満足そうによだれを垂らしうっとりとしていた。
 俺は射精のあとで少し気を緩めてしまった。
 ゴギン!
 鈍い音から遅れてくる激痛。
「ケイタ、いまわたしから目を逸らしたでしょ」
 鼻から感じる鉄の味、そして痛みと共に訪れる熱。
「いい?ケイタの眼はわたし以外のものを見ちゃいけないの。わかるよね?」
 その問いかけに必死に頷く俺がいた。頷かなければもっと酷い目に遭わされることを体が知っていたからだ。
「いい子ね」
 そう言って止めどなく血の流れる俺の鼻をぺろぺろと丁寧に舐めていく彼女。
 ああ、どうしてこんなことになってしまったのだろうか?
 光も見えない暗闇で何度目かわからない問いを繰り返した。

949 ◆JWPaeN65Rw :2008/03/17(月) 21:53:54 ID:fOdSbRaw
 
 話は四日前に遡る。
 俺はたゆねを送り出した後、家で雑誌を読んでいた。
 そこに犬神であるようこが帰ったきた。
 そして彼女の方を見た。
 戦慄。
 これ以外の言葉をその時の俺は知らない。
 彼女は無表情だった。
 怒り、憎しみ、悔しさ、後悔、絶望、あらゆる負の感情が織り交ざってできた無表情だった。
 俺は逃げようとした。
 だが所詮人間の力だ。
 勝負は一瞬だった。
 天と地がひっくり返る感覚と共に俺は気を失った。
 目が覚めると暗闇だった。
 蝋燭でわずかに明かりがあるがなんと小さな光だろうか。
 そんな場所で俺は鎖で固定されていた。
 なんとか抜け出そうとしていると彼女が現れた。
「おはよう、ケイタ」
 彼女は笑っていた。
 目の下には大きな隈を作って、瞳孔は大きく開き、口は獣のように鋭い歯を光らせている。
「ずっと……ずっと一緒だよ」
 その言葉は暗闇に、ずっとここより暗い暗闇に堕ちていった。
950 ◆JWPaeN65Rw :2008/03/17(月) 22:02:43 ID:fOdSbRaw
以上です。
短めですいません。
監禁と言えば緑色の髪の毛がトラウマなのは俺だけじゃないはず。
スレチなんで多くは語れませんが個人的に彼女ほど恐怖を感じたキャラはいません。
ああ、でも監禁されてもいいから彼女が欲しい今日この頃。
この間、法事で実家に帰ったら真冬でした。
北の方に住んでいる方はどうか暖かくしてお休みください。
では、また。
951名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 22:27:36 ID:LUAHwrRg
>>950
一番槍GJ!マナマナなんて知らないよホントダヨ?
フィクションしか知らないからなんとも言えないけどさ、
そういう人のオンリーワンになっちゃったりすると大変だろうな。
952名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 22:30:42 ID:FUP9sgwr
>>950
GJ!
あと22回か……、いい意味で全く先が読めない
wktkしながら待ってます
953名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 00:44:01 ID:RSjrLwJF
954名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 13:39:11 ID:MphQ+GlP
ようこ怖いけど、ゾクゾクする・・・
955名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 21:13:55 ID:E5LqajtH
保守
956名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 23:06:16 ID:4u1uuHRG
ちょっとしたスパイスで料理も激変するようだ
続きを交互期待するぜ!
957名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 23:50:45 ID:/tZ8NdVc
いぬかみっ!
お薦め↓動画付き主題歌
http://hiquality.air-nifty.com/blog/2008/03/post_0de6.html
958名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 01:29:24 ID:4uARcP+u
次スレのタイトルは、

有沢まみず総合4【いぬかみっ!/ラッキーチャンス!】

みたいな感じ?
959名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 01:35:14 ID:J3gtjBSK
保守
960名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 04:49:14 ID:b5Lw1YDG
ほし
961名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 11:06:58 ID:+YDDooRy
962名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 11:45:28 ID:NxY5U4sB
そういや携帯でいぬかみ全話見れる掲示板あったな‥‥‥‥‥ほしい?
963名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 17:26:53 ID:3RmD1lB3
保守?
964名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 02:17:14 ID:XR+dt4Au
保守
965名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 00:23:24 ID:XdV091Cf
ホシュ
966名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 13:25:26 ID:CLu22D/y
967名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 20:40:16 ID:sqw0HX3f
968名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 15:56:40 ID:gDSpUieN
969名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 02:17:46 ID:UVm6XsqL
保守
970 ◆JWPaeN65Rw :2008/04/21(月) 22:23:01 ID:64krSAYw
投下します。
最終回。
鬱エンド注意。
971 ◆JWPaeN65Rw :2008/04/21(月) 22:23:25 ID:64krSAYw
 ***

「おおおおおおおおおお」
 雄叫びをあげ、敵に突っ込んで行ったのはたゆねだった。
「……………………っ!」
 それを避けもせずに真正面から受け止めるようこ。
 ここには二人だけだった。
 二人の瞳には薫もなでしこも他の犬神たちも映ってはいない。
 ただ憎い恋敵の姿だけ。
 牙を剥き出しにして体の半分は獣の本性を剥き出している。
 憎しみに満ちた妖気が辺りに満ち満ちていた。

 七日前。
 たゆねが啓太様がいなくなったと騒いできかなかった。
「約束したんです!でもいないんです!」
 明らかに様子がおかしかった。
「薫様!早く!早く探しましょう!」
 血管が浮き出て真っ赤になった目にその下ある大きな隈、寝ていないのだろうか?
「ちょっと落ち着くんだたゆね、啓太さんのことだ、きっと大丈夫だよ」
 そう言ってなだめようとすると
「大丈夫じゃない!!!!!!!!!」
 聞いたことのないたゆねの声。その顔は怒りに歪み瞳は黒く濁っていた。
「……わかった、すぐに探させよう」
 それしか言えなかった、それ以外の言葉では殺されると感じた。
 そして遠く離れた東北の地でようこらしき妖気が見つかったと報告があったのが昨日。
 たゆねはその報告があるやいなや家から飛び出しまっすぐ飛んでいった。

972 ◆JWPaeN65Rw :2008/04/21(月) 22:23:54 ID:64krSAYw
 ***

 僕たちはこの場所にたどり着いたときにはもう戦いは始まっていた。
 そして僕は息を呑んだ。
 淀んだ、凝り固まった黒々しい妖気が辺りを包み、異様な空間がそこには広がっていた。
「せんだん、なでしこ、これからたゆねを助けにいく。他のみんなは啓太さんを探してください」
 そう僕は彼女たちに命令した。
 この戦いに中途半端な力は足を引っ張ることになるだけだと判断したからだ。
 これがいけなかった。
 そのことがわかったときにはもう遅かった。
 すべては彼女の手の中だった。


 ***

 勝負はあっけなくついてしまった。
 なでしこの手によってようこが封じられたのである。
 ようこが封じられると糸が切れた人形のようにたゆねが倒れてしまった。
 無理もない、自らの限界以上の動きを見せていたのだから、むしろ息があるだけよかった。
 たゆねの介抱をせんだんとなでしこに任せて僕も啓太さんを探すことにした。
 ようこの妖気をたどっていくとおぞましい洞窟にたどり着いた。
 洞窟を進んでいくとともはねが倒れていた。
 僕は急いで彼女に駆け寄ろうとした。 
 が、体が動かなかった。
 そしてそのまま僕は倒れて意識を失ってしまった。

973 ◆JWPaeN65Rw :2008/04/21(月) 22:24:17 ID:64krSAYw
 エピローグ

 ここにくるのは何年振りだろうか。
 高名な霊山の中にひっそりと建っている寺。
 ここには人間は住んでいない。
 ただ彼女がひとりで座っている。
「……たゆね」
「……薫様」
 あの戦いの後、結局啓太さんは見つからなかった。
 そして、ごきょうやの姿も消えていた。
 その後一年ほどたゆねは半狂乱になって啓太さんを探した。
 しかしその影すら踏めずに時が経つにつれて彼女は弱りだした。
 僕はそんな痛々しい彼女を見ていられなかった。
 そして、尼になることを勧めた。
 彼女は最初こそ渋っていたがしばらくして僕の助言を聞き入れた。
「あれから七年と四十五日経ちました」
「ああ、そうだね」
「……」
「……」
 沈黙。
「たゆね……これを……」
 そう言って僕は一枚の写真を取り出した。
 そこに写っていたのはごくごく普通の若い家族だ。
 そして、その写真を見た数秒後、彼女の顔が鬼のように醜く歪んだ。
 僕のしたことは正しいことなのだろうか?
 わからない。
 しかし、僕には日に日に衰弱していく彼女の姿を見ていられなかった。
 埃が舞った。
 そしてたゆねの姿は消えていた。
 あとに残されたのは僕とビリビリに引き裂かれた写真だけだった。


 終

974 ◆JWPaeN65Rw :2008/04/21(月) 22:28:02 ID:64krSAYw
以上です。
本当は啓太とたゆねの純愛エンドのはずだったんですが手が滑りました。
こんな病んでいるSSに最後まで付き合ってくれてありがとう。
では、さようなら。
975名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 02:16:14 ID:EaRQw1fN
乙(´・ω・`)
まあ、ゆっくり休んでくれや。このスレもいつまでもつか分からんが保守しとくから。
分岐でTRUEとか、ね。
976名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:24:22 ID:27EjL2B2


こういう落ちは嫌いじゃないが、ちょっと駆け足過ぎたかも
977名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 12:37:55 ID:/t2iwnCF
978名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 15:59:56 ID:1JA1nFWO
う〜〜む、ぐぬぬ・・・乙・・・なんか後味が?な計画通りってやつか・・・
ごきょうにゃ〜
979名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 20:31:54 ID:MQ9hM404
ここが潰れた時はネタ書いた人から次スレ立ててね。
まあ需要があるかどうだかって感じだけど。


有沢まみず総合4【いぬかみっ!/ラッキーチャンス!】

1 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145537462/
2 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157607636/
3 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1165141594/

保管庫
http://www16.atwiki.jp/inukami/
3キャッシュ
http://s01.megalodon.jp/2008-0430-2027-56/yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1165141594/
980名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 01:40:08 ID:xofCPuMN
保守
981名無しさん@ピンキー
時子が啓太を犯す感じがいいな。