725 :
666:2010/03/13(土) 20:18:46 ID:3bJbSGuJ
朱浬の手ほどき -2-
「へ〜、結構大きいのね、トモハルって」
最初はなぞるように指先で、そのあと掌で包み込まれてしまった。
「まっ、マジでヤバいですって」
初めて異性に、それも美人で年上でスタイルのいい女性に肉棒を握られたら、男の子は誰でもこうなると思うよ?
「射精(で)そうなの?トモハル」
そんな事、訊かないでっ!僕は肯く事しかできなかった。
「湯船の中じゃマズいわね〜。一旦出ましょうか」
そんな事を言いながら、僕の肉棒を握ったまま朱浬さんが立ち上がる。あっ、それ。気持ちいい・・・・・・じゃなくってっ
「あっ、あっ、あっっ。。。」
そんな格好で立ち上がれば、僕も引きずられるように立ち上がるしかない。僕の背中で朱浬さんのふたつの肉塊がひしゃげ、湯船の中で座っていた時より更に身体が密着した。
何とか湯船から出た僕たちだけど、相変わらず朱浬さんは僕の事を後ろから抱きかかえたままだ。そのまま姿見の前まで歩かされる。
もちろん、朱浬さんに肉棒を握られたままで、僕はもう思いっきり腰が引けていた。
「さっ、トモハル。射精(だ)していいわよ」
そう言うと、朱浬さんは僕の肉棒を添えた右手で扱きはじめた。身体の前に廻されていたはずの左手は、いつの間にか下に降りていて、タマ袋をもみしだいている。
腰が引けて前かがみになっている僕にのし掛かるように、朱浬さんがおおい被さってきた。下を向いても形が崩れない朱浬さんの双球が、僕の背中でひしゃげているのがわかる。
「トモハル、前を・・・・・・鏡を見て」
僕の耳元で、朱浬さんが艶っぽく囁いた。
僕の姿が鏡に映っている。
全裸で、前かがみになって。後ろから、朱浬さんに抱きしめられている。下腹部に聳える肉棒と袋を擦られ、揉まれながら。
僕の背中で押しつぶされている朱浬さんの双球は、朱浬さんが動くたびに形を変える。
僕は、蕩けるような顔をしている。その目が、鏡を通して艶っぽく微笑んでいる朱浬さんのメガネ越しの目とあった。
「うっ、射精(で)るっ!!!」
その瞬間、僕は腰を引こうとしたんだ。でも、朱浬さんがそうはさせてくれなかった。
タマ袋を揉んでいた左手を離して、僕の上体を支えるようにして、朱浬さんが下腹部を突き出した。僕の上体は起こされ、朱浬さんの身体に密着する。
ドピュッ、、、ドッピュッ、、、ドピュッ、、、ドッピュッ・・・・・・
天にも昇る気持ちよさとはこの事だろう。射精のはずなのに、まるでおしっこを漏らしているかのような勢いで射精が続いた。
飛び散らされた白濁液が、姿見を汚していくのが見えた。
「わっ、すっごいのね〜、男の子って。こういうところを見ると、トモハルも男の子なんだって感じるわ。
私だから?それとも、メ・ガ・ネ?
そういう風に思っちゃってもいいのかな〜、ト・モ・ハ・ルっ」
残滓を搾り取りにがら、朱浬さんがそんな事を言う。まさか、そんな事の為にメガネを着用したんですか?風呂場で。
「どう?気持ちよかった?」
そんな事を訊かれても、僕のこの姿を見れば一目瞭然でしょう?僕は肯く事しかできなかった。
「良かったです・・・・・・」
かろうじて、それだけは言えた。だけど、どう捉えたのか朱浬さんが
「メガネが?」
なんて事を言う。
ちが〜〜うっ!と声を大にして言いたいが、そんな事をすれば操緒が起きてきてしまう。だから言えないでいると
「トモハルって、メガネ萌えなんだ〜。へ〜〜ぇ」
もう、どうでもいいです。。。
僕が最初の射精の放心から落ち着きを取り戻すと、朱浬さんは僕の手を引いて浴槽の前に座らせた。
「今度はもう少し我慢してねっ」
そう言って、朱浬さんは浴槽の縁に腰掛けた。僕の目の高さに、朱浬さんの下腹部がくる。今は、朱浬さんが足を組んでいるので、両膝と腿の向こうに隠されているけど。
「トモハルは、女の子のここを見たことがある?」
閉じあわされた自分の両腿の付け根を指さし、朱浬さんがそんな事を僕に尋ねてきた。
「写真やネットでなら・・・・・・でも、本物は。。。」
中には経験済みのヤローも居るけど、操緒がついてる僕には普通の男女交際すらそれほど経験は無い。正直に僕は首を横に振った。
「そう。じゃぁ、これから見せてあげる。けど、幻滅しないでね。人によっては気持ち悪いと思う人も居るみたいだから。
ああ、一応ここは自前の部分よ。安心して」
そう言って朱浬さんは組んでいた脚を解き、その両脚をゆっくりと開いていったんだ。
続く・・・・・・たぶん
726 :
666:2010/03/13(土) 20:21:08 ID:3bJbSGuJ
長編が進まない&エロ度が低いので、朱浬×智春のエロショートを。
原作第一巻直後辺りの時期をイメージしてます。
GJ!
最高だ!ぜひ続けてください。
朱里の体をエロに使うというのを、紫が良しとするかね
729 :
666:2010/03/14(日) 12:39:00 ID:6W6mVnSM
朱浬の手ほどき -3-
開かれた朱浬さんのそこには、その、、、普通ならあるべきものが無かった。具体的に言うと、毛が無かったんだ。
「ど〜お?見やすいでしょ。
別に、見せる為に無くしてるわけじゃなくってね。ミサイルだとかを撃った時の熱で火傷しちゃうから、脱毛しちゃってるのよ。
まあ、そういう趣味の人も居るみたいだけど・・・・・・」
朱浬さんが僕の股間に目を落とす。
そう。一度放出して萎えかけた僕の肉棒は、再度力を漲らせていた。
「ふ〜ん。トモハルは無いほうが好み、と。
覚えておくわ」
笑顔でそんな事を言わないで下さい。いや、この状態じゃ僕が何を言っても言い訳にしかならないですけど。
「じゃあ、男の子が一番見たがる女の子の秘密、見せてあげるねっ」
そう言って朱浬さんは、自分の下腹部に指を添える。そこは、無駄な翳りもなく、今はまだ一本のスジにしか見えていない。
・・・・・・ニチャっ・・・・・・
そんな音が聞こえてきたような気がした。朱浬さんが自分の性器に指を添え、左右に開いた。
「あん・・・・・・見られてると思うと、それだけで感じちゃうわ。
あとで、責任とってよね、トモハル」
そんな朱浬さんの言葉も、僕の耳には入ってこなかった。それくらい僕は、朱浬さんのそこに意識を持っていかれてしまっていたんだ。
「綺麗・・・・・・です、朱浬さん」
かろうじてその言葉だけが出た。
「そう言ってくれるのは、嬉しいわ」
その言葉が少し寂しげだったのは、僕の気のせいだろうか?それが引っかかり、僕は見上げるように朱浬さんの顔に目を向けた。相変わらず、朱浬さんは笑顔だったけど・・・・・・。
「ん〜〜、どうしたの?もっと近くで見てもいいのよ?」
僕は、朱浬さんの顔と開かれたそこを交互に見つめた。寂しげな朱浬さんの笑顔も気になったんだけど・・・・・・それ以上に、朱浬さんのそこが魅力的だったんだ。
わかってくれるだろう?僕は、朱浬さんのそこに顔を近付けていった。いや、身体ごとにじり寄っていったんだ。
「あはっ。やっぱりトモハルも興味あるんだ〜。男の子だもんね〜」
よっぽど血まなこになって見ていたのかな?でも、朱浬さんもこんな事をするのは初めてだって言ってなかったっけ?
「あの・・・・・・朱浬さんは、なんでそんなに平然としてられるんですか?」
思わず口に出た。
黙っていれば誰もが男なら振り返るような美人であることは間違いない。そんな朱浬さんが、僕の目の前でこんな女の子なら恥ずかしがるであろう姿を晒してくれている。不思議に思うでしょ、普通は。
すると朱浬さんは、少し考えるような素振りで
「ん〜〜、トモハルだから?」
いや、逆に問い掛けられても・・・・・・
「こんな状況でも、ガッついてないでしょ、トモハル。だって、無理やり押し倒されてヤられちゃっても、文句は言えないじゃない?今の状況って。
でも、トモハルは興味があるのにちゃんと私の事まで考えてくれてるでしょう?それって、ポイント高いのよ」
状況が状況なら、告白されているとも取れる言葉なんですが・・・・・・股を開いて性器を露出させながら言われても、説得力ないですよ、朱浬さん。
それに、そもそも僕が朱浬さんを押し倒そうとしたところで敵うわけないでしょ。それがわかってるからですよ、とは口が裂けても言えない。
「少なくとも、こうしていてそのままなるようになっちゃってもいいかな、ってくらいには好きよ、トモハルの事。
だから・・・・・・触ってもいいのよ」
その言葉に、僕は朱浬さんを見つめてしまう。メガネの奥に光る赤い瞳に吸い寄せられてしまった。
朱浬さんは、股間に伸ばした手を一度離して、僕の頤を両手で包み込んだ。朱浬さんの顔が近付いてくる。
「い〜い?トモハル。男の子が女の子を抱きたくなるのは、自然な欲求なの。でもね、、、
女の子にも、ステキな男性に抱かれたいという欲求があるのよ」
さらに朱浬さんの顔が近付いてくる。
「だから・・・・・・」
キスされた、と思ったのはされてからどれくらい経ってからだったんだろう。
「男の子とは初めて、よ。トモハル」
離れ際に、朱浬さんがそんな事を言った。だから、女の子とはあるんですか?朱浬さん。
続く?
730 :
666:2010/03/14(日) 12:43:25 ID:6W6mVnSM
むぅ・・・・・・思いのほか長くなってしまった。。。
一ヶ月くらい見ない間に、なんという良作の山!
続きもすごくたのしみにしてます
732 :
666:2010/03/15(月) 00:45:09 ID:PbhWNopX
胡蝶の夢
「トモハル、逃げて!奏っちゃんと、ニアちゃんを連れて―――」
私の身体は、さっきから・・・・・・白銀が冬琉会長の冬櫻に貫かれて、朱浬姉さんの魂が非在化した時から・・・・・・もう生体部分は動いていない。
魂の部分で機巧化部分だけを使って、何とかまだ動いているようには見せてるけど。
それも、あとどれくらい動いてくれるかわからない。トモハルと奏っちゃんとニアだけでも逃がさなければ。
だから、時間を稼ぐ為に、弾幕を張ろうとした。
「発射(テ)・・・・・・」
その瞬間、鳳島氷羽子の薙刀が私の身体を貫いた。
決定的にミスった・・・・・・周囲への警戒が疎かになった。トモハルの唖然とした顔が視界に入っていた。
「ごめんね・・・・・・」
その声は、トモハルに届いてくれただろうか。冷気が襲い掛かってくる気配が感じられる。氷羽子が、トドメを刺しにきたのだろう。
絶望の淵から奈落の底へ落ちる瞬間、悪魔の囁き・・・・・・文字通りそのものだと、後になって気がついた・・・・・・が聞こえた。
「ふぁーすたーざんすぴーどおぶらいと」
私の視界が暗転した。
次に気が付いた時、私はどこか見覚えのある路地に寝かされていた。私の顔を覗き込んでいる顔は、沙原さんだった。
「返事をしてください、黒崎さんっ」
泣きそうな・・・・・・いえ、泣き顔でくしゃくしゃにした沙原さんが、必死に声を掛けてくれている。
「沙原さん・・・・・・ありがとう」
かろうじてそれだけの声が出た。でも、もう意識が持ちそうにない。だから、この身体を沙原さんに託した。
「烈明館医大付属病院に、私を運んでください。お願い、、、します、ね」
その言葉と共に、私の意識は二度目の奈落の底へと落ちていった。
「ごめんね、紫浬ちゃん」
夢、なんだろうか。私は、私と向き合っていた。
いえ、違うわ。話し掛けてきているのは、朱浬姉さん。私は、メガネも掛けていないし、髪も伸ばして肩の下で纏めている。
「ここは無意識領域よ」
姉さんが説明してくれた。私は、姉さんに話し掛けようとしたのだけれど、巧く声にできないでいた。
「私の方からしか話し掛けられないみたい。だから、私から判っている限りの事を伝えるわ」
その時私は、漠然とこれが朱浬姉さんと話をする最期の機会なのだと感じた。たぶん、時間もあまり無いのだろう。だから、姉さんの話を遮らない事にした。
「私の身体が世界に残ってしまったのに、魂だけ機巧魔神の副葬処女になってしまったから、機巧化人間としての身体が魂を求めてしまったの。
だから、機巧化人間の副葬処女として紫浬ちゃんの魂が必要になってしまった。
だから、紫浬ちゃんの身体が健常体として治療されたのに、紫浬ちゃんの魂はそこに入れなくなってしまった。
ごめんなさいね、紫浬ちゃん。
でも、私はもう非在化してしまった。だから、魂は本来の紫浬ちゃんの身体に戻る事になるわ。
今まで3年間、ありがとう。私として生きてくれて。私がやらなきゃいけなかった事をやってくれて。
そして、私を生き返らせようと頑張ってくれて。
でも、それも今日で最後。これからは・・・・・・難しいと思うけど、ちゃんと紫浬ちゃんとして生きて。お願いね。
今までありがとう・・・・・・」
姉さんっ!朱浬姉さんっ!
玄い闇に融けるように、朱浬姉さんの姿が消えていった。これでもう、朱浬姉さんに逢う事はもう無いんだ。そう確信できた。
三度目に意識を取り戻した時、そこは病院のベッドの上だった。3年前、戻ろうと思って戻れなかった本来の私の身体で意識を目覚めさせたのだと自覚できた。
時を同じくして、沙原さんにお願いした、破損した朱浬姉さんの身体が私の病室に運ばれてきた。
まだ終わってない。いえ、終わらせない。トモハル達は必ず戻ってくる。
だから。
だから、トモハル達が戻ってきた時に、少しでも戦力を整えていよう。朱浬姉さんが残してくれたこの世界の未来の為に。
そう。R部長の野望を打ち砕く為に。。。
-完-
733 :
666:2010/03/15(月) 00:47:32 ID:PbhWNopX
「胡蝶の夢」は、エロじゃないけど「朱浬の手ほどき」に繋がる僕なりの
>>728への回答です。
物語前半部分では、紫浬はメカ朱浬として生きる覚悟もあったのではないかな?と。イコール、ちょっぴりエッチな性教育をトモハルにしてもいいんじゃないか?
くらいな感じで。
そういう曖昧さとか説明不足や矛盾は、原作にはかなりありますから。読み手で想像する余地を、力技で「このストーリーはこれで本筋」ってな具合に。
実際、R部長の反乱が無く、一巡目の智春の筋書き通りなら、白銀は破壊されなかった可能性もあるわけで。
まぁ、エロパロなんだから、難しく考える事ないんじゃん?ってのが僕のスタンスですけど(^^
GJ!。だけど、生殺しやめて、
せっかくだから最後まで…
朱浬の手ほどきの続き期待
735 :
666:2010/03/15(月) 18:32:25 ID:PbhWNopX
5
僕たちが階下へ下りると、キッチンの冷蔵庫の前で和葉が大きなスーパーのポリ袋と格闘していた。
「今日の食事当番は和葉だったか。
おい、和葉。奏が泊まる事になった。一人前、食事が増えても大丈夫か?」
「あっ、嵩月先輩。いらっしゃい。
晩御飯はカレーですから、一人や二人増えたところで大丈夫ですよ」
冷蔵庫に入れるもの、これから使うものをより分けた和葉が、立ち上がりながら嵩月に挨拶した。
「そうか。じゃぁ、料理の方は任せる。智春、部活を休んだんだ、手伝ってやれ。
奏、久しぶりに一緒にフロでも入ろう。操緒、一緒に来い」
休ませたのは誰だよ、と突っ込みたかったが話の内容が内容だけに、そう文句も言えない。
アニアがフロに水を張りにいき、嵩月は地下へ着替えを取りに行った。僕は、和葉の用意した野菜を水で洗う。
「あっ、ありがとう、お兄ちゃん。
ニアちゃん先輩、おフロの用意してたんですか?でも、お水も張ってなかったような・・・・・・」
和葉はアタマの上にハテナマークを浮かべているけど、嵩月にかかれば風呂の湯沸しなんて・・・・・・
「大丈夫、嵩月が居るから」
『おフロのお湯なんて、アッと言う間だよね〜』
僕は野菜の水を切りながら、つとめて明るく和葉に言う。どちらかというと、水蒸気爆発の方が心配だったりして・・・というのは、和葉には内緒だ。
カレーの下ごしらえとサラダの準備をしていると、キッチンに嵩月が顔を出した。
「夏目くん。お風呂、いただきますね」
『んじゃ、わたしも行ってくるね〜。智春(トモ)、覗くなら、見つからないようにねっ』
にこやかに声をかける嵩月と、覗き云々を言って消えた操緒のセリフに、和葉の方からどす黒いオーラが感じられる。。。怨むぞ、操緒っ!
「オ・二・イ・チャン・・・・・・わかってるわよね〜」
頼むから、包丁を持ってその顔と気配は辞めてくれないかな。お兄ちゃんは、ちょっと怖いよ。
綺麗な笑顔なんだけどさ。目が笑ってないですよ、和葉さん。でもって、その頃のお風呂場では。。。。。。
カポーン・・・・・・
鳴桜邸の浴室は、下手な民宿なみのお風呂場である。女子高校生が2〜3人一緒に入ったところで、手狭には感じられない。もっとも、操緒は湯船に浸かれるわけじゃないから、じゅうぶん広々としてはいるけど。
「奏とこうして風呂に入るのも久しぶりだな」
『いつ以来だっけ?みんなでお風呂に入るのって』
「大原さんのペンション・・・・・アルバイトをした時?」
「ふむ。姉さまが非在化する直前だったか・・・・・・」
奏と操緒にとっては数ヶ月前でも、一巡目の世界へ飛ばされた時に5年余分に飛ばされたアニアにとっては、かれこれ6年になる。
「私にとっては6年ぶりだな・・・・・・それなりに成長したはずなのだが。。。」
奏と自分の、そして奏と操緒のバストを見比べるアニア。
「ふっ・・・・・・」
鼻で笑ったアニアを目ざとく見つけたのは操緒。
『ふっ・・・・・・って、ニアちゃん。ちょっと失礼じゃな〜い?
操緒と、そんなに変わらないじゃん』
抗議の声をあげる操緒に、アニアは
「終わっているだろう、操緒は」
『ニアちゃんだって、もう打ち止めになる歳になってるでしょ』
と、そんな罵りあいを尻目に、そそくさと奏は脱衣所を後にする。
『嵩月さんが逃げたっ!』
「あっ、まて、奏」
慌てて残りの服を脱ぎ、奏の後を追うアニアと操緒。操緒はすりガラスをすり抜ける時に制服からバスタオル一枚へと早着替えを済ましていた。
ホントにどうなってるんだろうね、操緒の服って。
アニアがお風呂場へ足を踏み入れた時は、奏はすでに打ち湯を済ませ湯船に身を沈めていた。
アニアも、来日してからは1年足らずだがすでに6年も日本で暮らしているので、日本式の入浴にも慣れたものだ。奏と並んで浴槽に身を沈める。
操緒も、気分だけは味わいたいのか、一緒になって浴槽の中に浮かんでいた。
続く
736 :
666:2010/03/15(月) 18:34:56 ID:PbhWNopX
エロネタが・・・・・浮かんでこない。
しかも、おフロで被ってるし!(爆
おまえ……
すごいな……
職人発見!
738 :
666:2010/03/16(火) 12:00:20 ID:+uRt9ZCH
朱浬の手ほどき -4-
ふたたび、朱浬さんは僕の視線を自分の下腹部に誘導したんだ。さっきと同じく、開いて中まで見せてくれている。
「ほらっ、よ〜く見て、トモハル」
朱浬さんの性教育が始まったんだ。
「・・・・・・さっきより・・・・・・濡れてる?」
思わず呟いた僕に朱浬さんは
「あったり前でしょ〜。トモハルがおっきくしてるのと一緒よ。
でもね、トモハル。女の子は、感じてくるともっと濡れるの。どういう風になっていくのか・・・・・・
うふっ、よ〜くちゃんと見ておくこと。いいわねっ」
僕が生唾を飲み込んだのが、朱浬さんにはわかったみたいだ。
「いま、指で開いているのが大陰唇。その内側で、もう一重開いているヒダが小陰唇・・・・・・」
朱浬さんの説明が始まるけど、僕にはそれより朱浬さんの両脚の付け根にある線の方が気になってしまった。生体部分と機巧化人間部分の継ぎ目。普通の人には無いモノ・・・・・・。
「ぅん、もぅ・・・・・・そんなトコじゃなくってぇ。。。トモハル?」
朱浬さんが僕の目線に気がついた。
「そういうところがね。女の子の気を引くのよ」
呆れたように朱浬さんが言うけど、僕にそんな実感はないんだけどなぁ。
「続けるわよ。
この小陰唇が縒り合わさった頂点が、ク・リ・ト・リ・ス。女の子の一番ビンカンなト・コ・ロ。
その下の・・・・・・見えるかな?小さな窪み。それがおしっこの出るところ。尿道口ね。
でもって、一番下にあるふた回りくらい大きな腔が膣腔。君たち男の子がオ・マ・ン・コって呼んでると、こ、ろ」
ホントに保健体育の実習をしてるんですか?朱浬さん。でも・・・・・・そこは、別の生き物みたいにパクパクと喘いでいるように蠢いていたんだ。
「濡れているのがわかるでしょう?でもね、トモハル。
でもね・・・・・・感じてくるともっと濡れていくわよ」
そう言いながら、朱浬さんは僕の耳元に顔を近づけてきて
「さっき、私に扱かれた時・・・・・・どうだった?自分でする時と比べて・・・・・・」
なんて事を訊くんですかっ!僕は顔が・・・・・・いや、全身が紅くなるのが自分でもわかった。
「そ、、、その。よかったです、すっごく」
「でしょ。
でね。女の子も一緒なのよ。だからトモハル。。。」
僕の手を取った朱浬さんが、そこに導いていく。
「優しく、ね。女の子はデリケートなんだから・・・・・・、あっん!」
僕が、朱浬さんが広げて押さえているところ・・・・・・大陰唇と説明された部分・・・・・・の縁をなぞるように触れると、朱浬さんが可愛らしい声をあげた。
そっか。さっき朱浬さんが僕の肉棒に触れた時に、最初は指先だけだったのは、こんな気持ちだったのか。優しく、優しく・・・・・・朱浬さんはさっき、どうしてた?
形を確かめるように。そう思って、説明されたパーツをひとつひとつ確かめていく。
「ひっ、・・・・・・そこはもう少し優しく。。。」
小陰唇を撫で上げて指がクリトリスに触れた時、朱浬さんが一瞬こわばった。
「す、スミマセン」
素直に僕は謝る。僕も、突然ビンカンなところを触れられた時は、腰が引けちゃったもんね。
「ぅんっ、ん・・・・・・やっぱり優しいのね、トモハル。
本気になっちゃいそうだわ」
そんな事を言われても、僕だってもうテンパってるんですよ、朱浬さん。そう思いながらも指を動かしていると、指が腔に引っかかった。
「そこ。。。そこがおマンコよ。。。ゆっくり、指を差し入れてみて」
というか、朱浬さん。美人でスタイルのいいお姉さんにそんな四文字隠語を言われると、それだけで・・・・・・僕は、肉棒をビクンビクンと震わせてしまう。
しまうのだけれど、僕は指を差し入れるのに躊躇わなかった。指が食いつかれるように飲み込まれる。
「あぁ、ああぁ〜、あぁぁ〜〜ぁ」
ため息のような喘ぎの朱浬さん。しかし、僕の指は少し入ったトコロで行き止まる。
「ぅん、そこ。そこが、女の子の初めての証・・・・・・処女膜、ね」
この期に及んで、まだ保健体育実習ですか、朱浬さん。
「さすがにトモハルの指でも、男の子の指じゃこの先はムリね」
え???
女の子の指は入ったんですか?って、訊いていいんでしょうか?おかげで、少し夢中になってたのが落ち着いたことは確かなんですが。。。
僕は、一度朱浬さんから指を離したんだ。
続く
739 :
666:2010/03/16(火) 12:01:57 ID:+uRt9ZCH
朱浬の手ほどき -4- を投下しました。
朱浬さんの性教育、保健体育実習編です(w
真っ昼間からこんなのを投稿してる僕って。。。OTL
GJ!
>「あったり前でしょ〜
って言っちゃう朱浬さんかっこいい!
GJ!
742 :
666:2010/03/17(水) 20:41:23 ID:Cm4zP2yf
6
打ち湯を済ませ浴槽に入ったアニアだったが、そこでピクッと硬直する。先に湯に浸かっていた奏の双球が、浮いていたからだ。
操緒も同じくフリーズした。
「『操緒(ニアちゃん)、いがみ合っている場合ではないな(じゃないよね)』」
「えっ、えっ、ええ〜」
『嵩月さんは、それで智春(トモ)を誘惑したんだ〜』
「口ではいつも誤魔化しているがな。智春もまんざらではなさそうだし」
二人は目線で奏のバストを射すくめながら
「久しぶりに触らせてくれ、奏」
まず、アニアが奏のバストに手を伸ばす。奏はとっさに両腕で隠そうとするが
『えいっ』
途中で金縛りにあったように、その腕の動きが止まった。
「えっ?」
『あはっ、巧くいったね〜』
操緒の仕業のようだ。
「何をしたんだ?操緒」
不思議がるアニアに操緒が
『う〜ん。身体憑依の応用?智春(トモ)の契約主だからできるかな、と思ったら・・・・・・できちゃった?』
実際にやった操緒も不思議そうな顔をしている。
「みっ、水無神さん、なんですか?これ・・・・・・」
『智春(トモ)の意識の向こうにね。なんかボンヤリと・・・・・・朧げな?感じで意識があって、それを智春(トモ)の身体に憑依する感じで意識をあわせただけなんだけど』
アニアは何か考え事のように、あごに手を当てて押し黙っている。
『まあ、智春(トモ)の身体に憑依するみたいにハッキリとはしてないから、自由に相手の身体を動かす事はできなさそうだけどさ』
そんな操緒の話にアニアが
「ふむ。そもそも魔神相剋者(アスラクライン)自体が前例が少ないしな。冬琉にでも訊いてみれば、そんな事があったかどうかは聞けると思うが・・・・・・。
あいつら(冬琉と氷羽子)は、どうもあまり仲がよくなかったようだからな。参考にはならんかもしれん。
まあいい。操緒・・・・・・少々そのまま奏を押さえていてくれ」
アニアは、そう言って両手をワキャワキャと・・・・・・見ていた操緒曰く『エロオヤジみたいだったね〜』だそうだ・・・・・・させながら、立派に育った嵩月のバストに手を向けた。
「にっ、ニアちゃん・・・・・・目が、いやらしい、です」
その目に少し怯んだ奏だったか、千載一遇のチャンスとばかりにアニアは奏のバストを堪能する。
「むう・・・・・・智春が虜になるのも理解できるな。柔らかくって、張りがあって、スベスベで。
同じ女性としてですら嫉妬するぞ、奏っ」
アニアの細く白い指にすらひしゃげる奏のバスト。それを奏の肩越し見つめる操緒。
『っわっ、柔らかそ〜〜ぅ。いいな〜、嵩月さん』
「あっ、いっ、やっっ・・・・・・」
力の加減がわかってきたのか、アニアのタッチに変化が見られるようになると、奏の声色もともに変わってきた。
「っん、っっんっ、っんっっっ」
「こんな感じか?奏」
すでにアニアのタッチは、好奇心からのそれよりも愛撫に近くなっている。
『勃ってきたね〜、乳首。意外と感じやすいんだ、嵩月さんって。
おっきいのに、羨ましいな〜』
操緒は奏の耳元で、そんな事を呟いている。奏の身体が紅く染め上げられてきたのは、湯に当たっているからだけではないだろう。
「声を出してもいいんだぞ、奏。どうせ智春はキッチンだしな」
そんなアニアの言葉にも、奏は首を横に振る。
『そういう慎ましさが智春(トモ)の琴線に触れたんだよ、ニアちゃん』
さすがに長年智春についているだけあって、操緒が的を射た言葉を紡ぐ。
『でも、ちゃんと感じてるよ〜、嵩月さん』
奏はすでに顔を真っ赤に染め上げて、酸欠の金魚のように口をパクパクとさせながら酸素を求めている。
そんな奏に、アニアがトドメとばかりの刺激を加えた。奏の勃った乳首を捻りあげたんだ。
その瞬間・・・・・・
続く
>>101 おっ!
がんばって続きかけよいやかいてくださいおねがいします!
744 :
通りすがりの人:2010/03/17(水) 22:20:44 ID:OvArMGmZ
おっ! あがってる がんばってください
745 :
通りすがりの人:2010/03/17(水) 22:21:31 ID:OvArMGmZ
おっ! あがってる がんばってください
GJ!
続き期待
747 :
666:2010/03/20(土) 10:22:45 ID:MR2gjy9a
あ〜。
他スレで誤爆って、そっちの方を先に仕上げたんで、ちょっと止まっちゃってゴメン。
神曲奏界ポリフォニカで短編1本と、俺の妹がこんなに可愛いわけがないで中編1本。
即興だから本番なしのライトなやつだけど、さすがに4本同時はキビシイので(w
それぞれ110と274のヤツ。
今晩、朱浬の手ほどきをあげられると思う。
というか、これがこんなに長くなったのが誤算なんだな。。。OTL
>>747 ほんっと、
ドジっ子だねぇ……
朱浬さんまってるぜ!
749 :
666:2010/03/20(土) 17:23:46 ID:MR2gjy9a
朱浬の手ほどき -5-
僕はゆっくりと立ち上がった。浴槽の縁に腰掛けている朱浬さんを見下ろす格好になった。
「どうしたの?トモハル」
ヤりたい盛りの男の子が、女の子の秘密をあからさまに見せ付けられて、それでもガッつかない僕に、不思議そうな声をかけてくれた。
でも・・・・・・でもね、朱浬さん。
僕はまた朱浬さんの脚の間に膝間付いた。今度は座り込まず、膝立ちになる。
そして僕は、ゆっくりと朱浬さんを抱きしめたんだ。朱浬さんの形のいい双球に、顔を埋める格好になった。
朱浬さんは、抱きしめるように僕の頭を抱え込んでくれたんだ。
「意外と甘えん坊なのね、トモハルって」
朱浬さんの胸の中で、僕は肯く事しかできなかった。
「そっか。トモハルん家って母子家庭だったんだもんね。それに、お兄さんがあの直貴さんじゃ・・・・・・
年上の人に甘えた事なんて、なかったよね」
そう言って朱浬さんは、僕の頭を優しく撫でてくれる。
「いいわ。トモハル・・・・・・甘えさせてあげる。
その代わり、二人っきりの時だけよ。もちろん、操緒(さお)ちゃんも居ない時だけ。今みたいに、ね。
その時だけは、トモハルの好きなようにしていいわ」
そう言いながら、朱浬さんは僕と唇を合わせにきた。今度のはさっきと違って、朱浬さんの舌が僕の唇を割りにくる。
僕は、朱浬さんの舌を迎え入れた。
「ぅむん、ぅむっ、っむぅ、んっ、んっ、んっ、、、はぁ〜〜〜ぁ」
僕と朱浬さんの唇の間に濡れた橋をかけながら、朱浬さんが唇を離していった。
「大人のキスよ、トモハル。
さっ、後は好きにしていいわ。私を気持ちよくさせて」
朱浬さんは、背中に廻された僕の手を自らの胸元に導いてくれたんだ。
「柔らかい・・・・・・」
「うふっ、ありがと。でも、奏っちゃんの方がもっと大きくって揉み応えがあるわよ」
「そんな事ないです。いや、確かに嵩月のは大きそうだけど、朱浬さんのも素敵で・・・・・・なんで、そんなに寂しそうな顔をするんですか?朱浬さん」
そう言った時の朱浬さんが、メガネの奥で一瞬だけ寂しそうな瞳をしたのは僕の身間違いなんかじゃないと思う。
「ん?どうしたの、トモハル。。。もう少し力を入れても大丈夫よ。入れすぎは良くないけど、優しさもほどほど、、、ぁん・・・・・・」
触れて欲しくない事でもあるのかな。だから僕は、朱浬さんに言われた通り、少しづつ指先に力を入れていった。
「そぅ、そぅ、、、っん、そっ、そんな、っん、かん、、、じっ・・・・・・ぁはぅ」
掌に吸い付くような朱浬さんの肌。姿勢を変えても形が変わらない朱浬さんの乳房が、僕の指の力加減で好きなように形を変える。
「そっ、、、ちっ、だけっ・・・・・・じゃ、、、ぁはぅ、なくっ、ってっ。こっ、、、ちっ、っもっ」
朱浬さんが、もう片方のあいてる乳房に僕の顔を押し付ける。僕は、それを吸い付くように舐めまわしはじめたんだ。
朱浬さんの匂いが、ボディーソープの香りから甘いミルクのような香りに変わってきた。サラサラしていた柔肌の手触りも、しっとりとした手触りになっている。
「はっ、はっ、はっ、ぅん〜〜っ、とっ、トモハルっ〜〜っ」
乳房の先端でさくら色に色付いて主張している乳首を甘噛みすると、朱浬さんが艶っぽい嬌声をあげてくれた。
僕は、夢中になって吸い、啄ばみ、舐めあげた。指を埋め、握り締め、つまんだ。
「とっ、トモハルぅ・・・・・・そっ、そろそろ、他のっ、ところもっ、ねっ」
抱きしめていた僕の頭に合図をしながら、朱浬さんがそんな風に言ってきた。
「はぁ〜〜〜ぁ。ずいぶん、夢中になってたわね、トモハル。私のおっぱい、気に入ってくれた?」
僕は肯く。
「素敵です、朱浬さん」
「あはっ、ありがと、トモハル。じゃあ、次は・・・・・・」
膝立ちで座り込んでいる僕を立ち上がらせながら、朱浬さんも腰を上げると僕をバスマットの方へ招いた。
「もっと気持ちよくしてくれるかしら。場所は、さっき説明したわよね。
・・・・・・っんっ」
僕にキスをした朱浬さんが、自分から後ろに倒れこんでいく。僕は、朱浬さんを支えるようにしながら覆い被さっていったんだ。
バスマットに仰向けに寝そべった朱浬さんが、自分から脚を開いていく。
「さっき、おっぱいにしてくれたみたいに、シて、トモハルぅ。
そうしたらぁ、、、い〜ぃこと、シて、あ、げ、るっ」
そんな事を言われても、僕の気持ちは決まってる。僕は、朱浬さんの開いた下腹部に手を差し伸べていった。
続く
750 :
666:2010/03/20(土) 17:25:00 ID:MR2gjy9a
朱浬の手ほどき -5- を投下しました。
ヘタレ智春が動いてくれねぇ・・・・・・おかげで、短編のつもりがこんなにダラダラと(w
752 :
666:2010/03/21(日) 18:38:43 ID:wReFK0Lc
7
ボムっ・・・・・・
「アチっ!」
アニアが慌てて浴槽から飛び出した。水蒸気爆発とまではいかなかったが、湯船に張られたお湯の温度が一気に10度ほど急上昇した。
「か、奏っ!」
その一瞬のち、奏を浴槽から引き上げる。イッたのか、奏は気を失っていた。
『あっちゃ〜、ヤりすぎちゃったね』
「うむ。ここまで奏がビンカンだったとは・・・・・・」
「ん、んん、、んんん、、、」
最初の絶頂だったためかバストの刺激だけだったからか、奏はすぐに気がついた。温度の上昇が大きくなかったのもそのせいだろう。
「まさか、自分が入っているお風呂で・・・・・・熱湯風呂をやるとは、思いませんでした。。。」
そんな事を口走りながら、奏がアニアをにらみつける。それでも、「イッた後だったからな。怖いより艶っぽかったぞ」とはアニアの弁。
「すまなかった、奏」
バスマットの上に横たえられた奏が、落ち着きを取り戻して上体を起こすと、アニアが素直に謝った。奏はそれに対し、首を横に振る。
「夏目くん、にも。。。よく言われますから」
ポロっと零したそのひと言に、操緒が敏感に反応する。
『あれ?いつの間にそんな事をしてるのかな〜、嵩月さん』
「ほう。よく言われるほどヤッていると?」
二人にツッ込まれてあたふたする奏だったが、そこに
「どうしたの?何かあった?」
大きな・・・・・・といっても、鳴桜邸にしては極めて小規模なのが情けないけど・・・・・・爆発音がしたんで、僕が様子を見にきたんだ。
「なっ、なんでもないぞ。ちょっと奏が暴発しただけだ」
暴発って・・・・・・嵩月に、何をしたんだ?アニア。
『大丈夫、大丈夫。智春(トモ)が心配するような事はしてないから。
女の子同士の秘密のお話をしてるだけだよ』
浴室から操緒が上半身をすり抜けさせ(当然、バスタオルでしっかりガードしてるさ)て、僕が戻るのを促しに来た。
「嵩月、だいじょうぶ?」
それでも、僕は嵩月に声をかけた。原因が嵩月の暴走なら、それが一番気にかかるでしょ。でも、ちょっと呼吸は荒かったけど、しっかりと嵩月は返事を返してきたんだ。
だから、僕は大人しくきびすを返したんだ。
「だいじょうぶ、です。心配させて、ごめんなさい」
奏は、心配そうに声をかけてきた智春に返事をした。智春が脱衣所から出て行く気配を感じながら、奏はアニアに声をかけた。
「ニアちゃん。背中を流してあげます」
この時不幸だったのは、アニアが熱くなった湯船の湯を水で薄めていて、嵩月の表情を見ていなかった事だろう。操緒も嵩月の後ろに居たので、表情までは見ていない。
二人は忘れていたんだ。
三人の中で唯一、エッチの経験者なのが嵩月だって事を。そして、やられたらやられっぱなしにしないで反撃する激しい気性の持ち主だって事を。
奏はすでにタオルを泡立てている。だから、アニアは大人しく奏の前に椅子を持ってきて、背中を向けて座った。
アニアの背中は、白人特有の白さときめの細かさで、湯に火照ってしっとりと濡れている。
「大きく、なりましたよね。ニアちゃん」
奏が優しくタオルを滑らせていく。肩甲骨の裏側、背筋の窪み、襟足・・・・・・1年前、10歳だった頃に比べると、ふた回りほど広くなり、女性的な柔らかいラインに変わっている。
手を持ち上げて、脇の下をこすりあげる。
「ひゃっ・・・・・・ま、前は自分で。。。」
というアニアの言葉を無視して、奏がタオルを動かしていく。
「こ、子供扱いするな、奏・・・・・・」
そんなアニアに、奏はにこやかに
「大人あつかい、していいんですね」
「どうですか?ニアちゃん。バスト、気になっていたんでしょう?興味深そうに、揉んでくれましたものね」
奏がアニアの背中に胸を押し付けてきた。
「奏?なっ、なにを・・・・・・」
「だから、大人扱い、です」
脇の下から前に手を廻された奏の手が、アニアのバストに達する。いつの間にか、奏はタオルを捨て素手でソープを泡立てていた。
「夏目くんが、してくれる事。。。ニアちゃんに、教えてあげます」
続く
753 :
666:2010/03/21(日) 18:41:05 ID:wReFK0Lc
長編(そろそろ、タイトル考えなきゃねw)の第7章を投下。
次回、嵩月の反撃が始まります(w
GJ!
おお!
GJ!
756 :
666:2010/03/22(月) 00:53:05 ID:YoFtA+7V
8
「か、奏?さっ、さっきは、すまな、かったっ・・・・・・」
「だめです。赦しません」
脇の下から前に廻った奏の両手は、アニアの小振りなバストの裾野に届いていた。下から持ち上げて包み込むように、奏の掌が優しく包んでいる。
「大きさを気にしてるようですけど。大丈夫です・・・・・・形もいいですし、ニアちゃん、ウェストが細いから」
カリッ・・・・・・
「あぅ!」
アニアの耳元でそう言うと、奏はアニアの耳たぶを甘噛みした。
「かなっ、かなでぇ、、、やっ・・・」
奏の白魚のような細指が、徐々にアニアのバストを頂めがけて上がっていく。蠢くように、それぞれの指が微妙に力加減を変えて、それに従いアニアのバストは形を変える。
「あっ、あっ、あっ、、、ぁはぅぅ・・・・・・ぅんむっ」
奏の人差し指は、頂の手前・・・・・・淡く色付く乳輪から頂を掠めて上半分へ移動する。中指が、乳首の先端を掠めるように上下している。
奏は、親指と人差し指で上半分を、薬指と小指で下半分を、上下からアニアのバストを攻め立てる。そうしながらも、背中では自らのバストを押し付けて刺激を与えている。
「はぁ、はぁ、はぁ、、、、っん、、、はぁ、はぁ、っん、、、」
耳たぶも忘れてはいない。時折、舐め、甘噛みして、アニアの息が落ち着く事を赦さない。
「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ・・・・・・・・・」
逆に、呼吸が浅く、間隔が短くなる。その時
「あっ、あぁ〜〜〜っ」
それまで放置され、しかし周囲を攻められたために膨らみかけていた乳首を、奏の指が捻りあげた。
一瞬で絶頂に達するアニア。奏が支えていた背中が仰け反り、全身に力が漲る。
しかし、それでも奏は攻めの手を緩めなかった。アニアの縊れたウェストに腕を廻して片腕で支え、空いた右手をアニアの股間に差し込む。
「はぅっっ・・・・・・」
逆方向に力が入っていたアニアが腿を閉じた時には、すでに奏の指先は目的地へ達していた。
「ニアちゃん。これからが、本番、です」
「ひっ、、、っんぅんぅ・・・・・・」
奏の言葉にアニアは首を激しく横に振るが、そんな事で奏が赦すはずはない。下半身に意識が行ってしまったアニアの右のバストを左手で攻め始める。
「ぃっ、ぃひっ、っはぅ、っは、ぅん、ぃいっ、いぃぃっ・・・・・・」
腿の間全体を撫でるように動いていた指先が止まる。バストを這い上がる指が一気に乳首に襲い掛かる。
人差し指と薬指でスリットを広げ、まだ誰の侵入をも許していないアニアの内側の唇を奏の中指が蹂躙する。軽く登りつめた時から勃起しっぱなしの乳首に尖痛が走る。
尿道口を中心に膣腔とクリトリスの裏側を右手の中指が撫であげられる。勃起しきった乳首が錐揉まれ押し込まれひしゃげる。
アニアは両脚を突っ張りどうにかして奏から逃げようとするが、逆に奏に身体を絡め捕られてしまう。腰を引けばお腹で押し返され、上体を反らせば圧し掛かられる。
「はひっ、はっ、ひっ、ひぃ、っくぅ、うぅむ、ふぅっ、ひぃ・・・・・・」
初めて他人から愛撫されるアニアは、もう息も絶え絶えになっている。奏も、アニアが何度も達しているのはわかっていた。
それでも、登りつめた意識から降りてくる事を許されず、さらなる高みへと昇らされる愛撫に、アニアは何度も全身を硬直と弛緩の間を往復させている。
「そろそろ、逝かせてあげますね、ニアちゃん・・・・・・」
その声が聞こえているのかいないのか、アニアは先ほどから大きく顔を左右に振っている。
「ぃひっ!!!!!!!!!」
奏は、それまで避けるようにアニアのスリットの中で蠢かしていた指で、パンパンに膨れ上がったクリトリスを捻り上げた。
プシッ・・・シャッ、シャぁ〜〜〜〜〜〜ぁ
アニアの尿道口から、弧を描くように黄金のミネラルウォーターが噴出する。そのままアニアは気を失った。
「指だけで、こんな粗相をしちゃうなんて。ニアちゃんもまだまだ、子供ですよね。
そう思いませんか?水無月さん」
『・・・・・・・・・・・・』
そのとき操緒は、完全にフリーズしていたらしい。。。目を血走らせて。
続く
757 :
666:2010/03/22(月) 00:54:13 ID:YoFtA+7V
エロは疲れる。。。(w
奏っちゃんの反撃、もぅ少し続きます。
GJ!
奏の反撃すげぇ
GJ
奏さん下攻めるのか
立派だ
GJ!
やっぱエロハルに嬲られまくってたせいで鬱憤たまってたのか?w
761 :
666:2010/03/23(火) 08:38:18 ID:XjkghaZ9
おはようっす。
ここまでエロ度が低かったので、ちょっとネチっこいエロを奏っちゃんにヤらせてみましたが
いかがだったでしょうか?
なかなかエロに繋がっていってくれない筆者の鬱憤もあったのですけれどね(w
あとでネタをバラしますが、奏っちゃんとエロハルは結構ヤッてたりします。操緒に内緒で。
アニアとの差は、その経験の差って事で。まぁ、一度に全部詰め込んだってのもありますけど。
先の展開も考えてありますけど、おフロを出たところで一度休憩をいれさせてもらいます。
さすがに疲れますので。(^^ゞ 朱浬さんの方もありますし。
おはよう
がんばれよ!
エロい奏さん最高!
763 :
666:2010/03/23(火) 19:25:08 ID:XjkghaZ9
9
手桶でアニアの股間を洗い流すと、奏はアニアをバスマットへ仰向けに横たえた。
「まだまだ、続きはありますよ・・・・・・ふふふ」
それは、気を失っているアニアに言ったのか、フリーズしている操緒に言ったのか。
chuっ・・・・・・chu、chuっ、、、chu、chu、chu・・・・・・
アニアの頤、鎖骨の窪み、脇の下、お臍の周り、わき腹、内腿、膝の裏、ふくらはぎ、足の指先・・・・・・奏がアニアの身体中にキスの雨を降らせていく。
足の先から、また同じ道をたどって戻ってくる。
「ぅ・・・・・・ぅ、、、ぅ、、ぅ、ぅん???・・・ぃひっ!」
アニアの意識が戻ってきたところで、すかさず奏がアニアの乳首に吸い付く。
「ぅぐっ、っくぅ、っぐぅ・・・・・・・・・」
片方の乳首を啄ばまれ、もう片方は乳房ごと揉みしだかれ、さらに空いた手でパンパンに膨れ上がったクリトリスの包皮を剥かれ直接弄ばれては堪らない。
アニアの身体が、陸に上げられた魚のように跳ね回る。
『ちょっ、ちょっと・・・・・・嵩月さん。。。ニアちゃんが』
「心配しなくても、だいじょうぶ、です。ちゃんと天国に、逝かせてあげます、から」
『ちがっ、そうじゃなくって・・・・・・』
傍観を決めていた操緒が、アニアの身体を押さえつける奏の口が空いたすきに問い掛けるが、それに応えながらも奏の両手は止まらないでいる。
クリトリスを撫で回していた奏の指先が、爪弾くような動きに変わった。
「ぃっ、いっ、ぅぐぅ!!!」
アニアが二度目の気をやった時、今度は透明な潮が小さく吹いた。奏が身体ごとアニアの下半身側に移動して、喘ぐように蠢いているアニアのスリットに口付ける。
「ぃひっ、ひっ!!!」
強制的に意識を戻されたアニアが悲鳴をあげた。剥き出しにされ大きくなったクリトリスを吸い上げると同時に、奏は一番細い小指をアニアの膣腔に捻り入れていった。
吸い込まれるように、奏の小指がアニアの腔内に飲み込まれていく。
初めて異物を受け入れたアニアが、ブリッジをするように大きく身体を仰け反らせる。刺し込まれた奏の指を伝って、アニアの胎内から粘度の高い白濁した愛液が溢れ出してきた。
手の指も足の指も握り締めるようにして、アニアが硬直する。ゆっくりと、奏がアニアの膣内から指を引き抜いた。
『嵩月さん・・・・・・スゴいのね〜』
いつもあっけらかんとしている操緒ですら、奏とアニアの痴態に目を血走らせて感心している。でも奏は
「夏目くんは、もっと・・・・・・すごいです」
顔を紅らめてそんな事を言う。
『智春(トモ)って、そんな凄いの?』
「なんども何度も、逝かされます、から・・・・・・」
頷きながら応えるそんな奏の言葉も、普段のヘタレな智春の姿しか見ていない操緒には想像がつかないようだ。
「水無月さんも生き返ったら・・・・・・夏目くんに、シてもらえばわかります、きっと」
奏が微笑んでそんな事を言った。
アニアの様子に気をとられていた操緒は、奏の言葉に一瞬反応が遅れた。
『え・・・・・・』
「ですから、生き返ったら、夏目くんにって・・・・・・言いました」
操緒が、目を見開いて奏を見つめる。おフロに入る前、操緒を生き返させるためのリスクは説明されている。
「それでも・・・・・・私は、水無月さんと一緒に、生きていきたい、です」
操緒は涙を浮かべている。
「一緒に、生きていきましょう。。。水無月さん」
奏が、放り投げてそれっきりになっていたタオルを濯いで再び泡立てる。アニアを責めて汗にまみれた自分の身体を清めていった。
『でもさ。今のままでも・・・・・・』
そんな操緒の言葉も、シャワーで泡を流しながら
「今のままでも、楽しいです。でも、生き返ったら、たぶんもっと、楽しいです」
自分の泡を流しきると、気を失って横たわっているアニアに優しくシャワーを降りそそいでいく。
続く
764 :
666:2010/03/23(火) 19:26:04 ID:XjkghaZ9
10
「ん・・・・・・ん・・・ん、、、」
奏のシャワーに、アニアが息を吹き返す。
「ニアちゃん、だいじょうぶですか?」
幾度となく迎え入れた絶頂に汗をまみれさせた身体を、奏が優しく洗い流していく。
「ぁ・・・・・・かなでか。すまんな・・・・・・」
のそのそとアニアが身体を起こそうとするのを、奏が手伝う。
「からだ、自分で洗ってください」
「ぅ、うむ・・・・・・」
まだ少し意識は朦朧としているようだが、アニアは意外にもタオルを手にとって泡立て始めた。
アニアが何とか身体を洗い始めると、奏は操緒を伴って湯船にゆっくりと浸かった。
「さっきの話・・・・・・私から夏目くんに、話します、から」
『ん・・・』
奏の確認に、操緒は肯くのだった。
アニアが身体を洗い終えると、三人はもう一度そろって湯船に浸かった。
今度は横に並んで。
そこで、情事の前にあった疑問を操緒が投げかけた。
『そういえばさ。智春(トモ)と嵩月さんって、何度もシてるんでしょう?操緒が知らないのはなんでかなぁ』
「あーー・・・・・・」
操緒の問いに奏が答えようと言葉を捜すが、その前にアニアが反応した。
「やり方は想像がつくぞ。奏、間違えていたら言ってくれ」
アニアの言葉に奏が肯く。
「これはK鐵・改だからできる事だと思うのだがな。
まず、操緒。お前が寝入ったところで智春がK鐵・改を半呼び出し様態にする。そうすると、操緒の意識はうずしおの本来の身体に戻るな。
その状態で右腕だけをほんの少し・・・・・・智春の身体を奏の居場所へ移すだけの大きさで動かす」
『でも、K鐵・改を動かせば、操緒はわかるよ?』
「そこだ。そこで、アスラクラインとしての力を使う。
奏の悪魔の力で、ほんの少しだけK鐵・改の右腕を動かすんだ。それくらいなら、寝ている操緒の意識には感じないのだろう。魂にも影響は無いはずだ」
奏は感心したように肯いている。
「事をしたあと、同じようにして自分の部屋に戻る。している最中は、K鐵・改を起動状態でこちらの世界に出てこないように意識しているのだろう。
そうすれば、操緒。お前が起きてくる心配も無いしな」
『なるほどね〜。それで最近、妙に眠りが深い時があったんだ』
操緒が奏の方を向くと、奏は真っ紅になって身体を火照らせている。
「さて、そろそろ上がるか」
晩御飯の準備もそろそろできた。朱浬さんも帰宅して、すでにリビングで寛いでいる。だから、女子が多いからって、そんな格好でウロウロするのは辞めてくれませんか、朱浬さん。
そうして、僕が入浴中の三人に声をかけにいこうとしていた時、頃よく操緒が風呂上りの格好でリビングに戻ってきた。
「あら、操緒(サオ)ちゃんもおフロだったんだ〜」
『うん。嵩月さんとニアちゃんと三人で。二人とも、もう来るよ』
言うか言わないかのうちに、二人がリビングに姿をあらわした。
「長かったね、嵩月。何かされた?」
僕がそう嵩月に訊いたとき、顔を紅くしたのはアニアと操緒だったのは何でだろう。
「『な、何もなかったぞ(よ)』」
そのアニアと操緒が声を揃えて返事をした。だから、何で僕を見るの?二人とも。
朱浬さんはニヤニヤと笑っているけど・・・・・・あっ、朱浬さんが嵩月に何か耳うちしたら、嵩月が真っ赤になって俯いた。
でも、僕には何があったかなんて、教えてくれないんだろうな・・・・・・誰も。
「みなさ〜ん、ご飯できましたよ〜〜」
キッチンの方から和葉のそんな声が響いたのは、そんな時だった。
その日の夕食は・・・・・・多くは語りたくないよ。いわゆる、針のむしろ状態でさ。
朱浬さんは憚りもなく下ネタ満載だし、そのたんびにアニアは僕の方を見るし和葉は睨むし。カンベンしてよ、もう。
-第一章 完- 一応、続く予定
765 :
666:2010/03/23(火) 19:27:50 ID:XjkghaZ9
タイトル未定の長編の方、一回締めます。
プロットはあるので、休んだら再開する予定ですが。。。
GJ!
是非づづけてください!
767 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 02:05:14 ID:Trt/8Oj5
つづき 期待
ところで渦潮どうなったんだ?(´・ω・`)
769 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 17:50:16 ID:J/xuLN35
嵩月のスカトロ系のヤツが見たい
GJ!
スカトロはやめてくれ…
GJ!
スカトロはやめようよ
772 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 19:35:53 ID:J/xuLN35
ダメかな?
スカトロはマニアックすぎるからね
ちょっとキツイよ……
774 :
名無しさん@ピンキー:
上に同じ マジそれはキツイ