高橋弥七郎[A/Bシャナ]燃え萌え小説PART18

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1名無しさん@ピンキー
はじめての方、はじめまして。前スレからの方、またよろしく。
高橋弥七郎スレッドです。

さて本スレッドは、エロ娯楽スレッドです。
電撃の萌え燃えヒットマンこと『高橋弥七郎』氏の作品についてエロく語ります。
テーマは、描写的には「常に紳士たれ」、内容的には「直球ど真ん中」です。
萌えよりも燃える漢たちのSF(サイエンス・フィクション)! 『A/Bエクストリーム』シリーズと、
燃えよりも萌えるシャナタンのSF(せいちょうしないふくらみ)! 『灼眼のシャナ』シリーズを元にエロパロSSを作ります。
某所の住人はエロンパン大好きです。
エロンパンの中身はシャナ、吉田さん、ヘカテーなどさまざまですが、最大のエッセンスは汁なのであります。

注)ネタバレ解禁は本スレ準拠で
高橋弥七郎[A/B&シャナ]PART107
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1161698462/
前スレ 高橋弥七郎[A/Bシャナ]燃え萌え小説PART17
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1154187314/

過去スレ、関連スレその他は>>2参照です。
2名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 21:49:53 ID:XRfbg3uG
*エロくない作品の投下はこちらに(本スレと共用)
灼眼のシャナ&A/B 創作小説用スレッド
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/3582/1069669362/

*執筆の参考に
灼眼のシャナ&A/B用語大辞典(鋭意制作中!)
http://www1.atwiki.jp/sslibrary/

*これまでに投下されたSSの保管場所
2chエロパロ板SS保管庫
http://database.f-adult.com/

      O O                              O O
チューイセヨ(■∀■) 【  876をゲットした時の義務について  】(■∀■)チューイセヨ

燃え萌え小説スレ内で876をゲットした場合、 知 ら な か っ た としても
次スレでSS(絵でも可)を投下する義務が発生します
たとえ初心者でも職人さんでもネ申であろうとも平等に与えられます

SSが書けない場合でもシチュエーションと前フリを投下すればエロい人達が
反応してリレーしてくれることがあるかもしれません

ですができるだけ即死回避SSを用意している方が876ゲットするのが
望ましいと思われます

安易な気持ちで876を踏まない! シュドナイカとの約束だぞ♪
3名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 21:54:38 ID:+EFW8bML
4名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 22:46:13 ID:DyTLdqn3
スレ立て乙
5名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 23:58:04 ID:bIP6/awg
5get&乙&つ(#)
6名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 01:06:13 ID:BIUb5JIM
アラストール「らめえぇぇぇ!おちんぽみるくれちゃいますぅぅぅぅ……!」
という単発の電波を受信
とりあえず>>1乙です。
7名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 01:40:36 ID:mmxVgufM
>>1
つ(エ)

汁エロいよ汁
ttp://wktk.vip2ch.com/vipper14755.jpg
8名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 11:08:02 ID:Ve1K/E1D
うるさいうるさいうるさい!最近>>1を斬ってないじゃない!!
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─────‐ /( ノ ヽ、_/´  \―────‐──‐∪ ./──,イ ∪ ────―─
────‐ 、( 'ノ(     く     `ヽ、 ―────―‐| /−─/|| | ──−───―
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9名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 16:41:58 ID:QdvNnlze
原作まだ1巻だけしか読んでなくて
アニメ見たんだが、ヘカテーの性格がここと全然違う気がしたんだが小説だと
アニメとは性格違うの?
10名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 16:53:19 ID:fbi8TFyf
アニメは観てないから知らんが
某所と原作の性格が違うのは確か
11名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 19:22:21 ID:6tEpJd/9
(*´Д`)ハァハァ
12名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 19:33:49 ID:BIUb5JIM
前スレでハルヒネタのシャナ投下した者だけど、
もうこのスレじゃ出来なそうだから代わりに投下できるスレあるかな?
13名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 19:46:17 ID:D0IAWxgs
無かったら作ればいいのよ
14名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 21:19:02 ID:cAtwd7cC
ライトノべルズ融合ss専用スレってかw
15名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 21:19:34 ID:cAtwd7cC
ライトノべルズ融合ss専用スレってかw
16名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 21:20:56 ID:cAtwd7cC
すまそorz
17名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 22:22:55 ID:qQmtNSN1
18名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 23:46:55 ID:BIUb5JIM
>>17
見つけてくれてありがとう。
中見たらえらい殺伐としたスレだったわ。
まともな文章でないと恐いのでやめときます。
19名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 00:19:36 ID:HlvtnoF2
というか前スレのあれ
ハルヒネタのシャナSSなのか?

シャナがハルヒの世界に紛れ込んで、キョン視点
どう考えてもシャナネタのハルヒSSです本当にry
20名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 08:03:41 ID:DohaxYBN
アンディやウィッシュの脳は創り物だけど、だったら
新しい物さえ用意すればモザイクパターンとかコピーして
バックアップとして保存できるんでしょうか?
駆除の仕事はそれほど危険ではないにしても、
一〜三巻ではスクラップの危機にも遭ったわけですから
保険はあったほうがいいと思います
21名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 17:37:56 ID:gLafxQn4
なぜ某所で聞くんだw
22名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 18:34:25 ID:qh54URTv
まさか…
A/B の S S 光 臨 ?
23名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 19:55:42 ID:XMxKHEsu
ニコルの研究の辺り、ドクトル・ニキシュの話を読んでると
どうやら人為的に作ることは難しそうだな>モザイクパターン
24名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 19:56:12 ID:XMxKHEsu
人為的に「強力なもの」を作ること

だった。
25名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 20:50:26 ID:r0HVd46R
A/Bキターー\(^o^)/−−−−−−−
26かなり ◆Zkbq51PB.2 :2006/11/07(火) 22:22:10 ID:2Kp430t4
>>1
スレ立て乙
27名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 23:04:00 ID:cRLyXlCa
まだ誰も投下してないね
今から書くわ
28名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 00:14:23 ID:9yqJVw+9
A/BのSSって初代876氏しか書いてないよな

彼にまた何かSSを書いていただきたいな
SS職人の中でも群を抜いて文章構成力あるし、
しかもエロパロでありがちなキャラの性格を壊すということをしないでSSを書けるというのは凄いと思う。
29名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 02:01:49 ID:YyDaLycf
A/Bは熟女率が高いからどうもエロに結び付けにk………ん?
俺、変なこと言ってたりする?
30名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 09:43:28 ID:Wq08sgP1
君は一人じゃない
31名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 20:21:07 ID:06yNTQ31
ティリエルの目を盗んでは他の女の子を欲望のままに犯しまくっていたソラト。
しかし、とうとうレイプ現場を目撃されてしまう

ギリギリギリ
「てぃ、てぃりえ……ぐるじ、い……」
「痛い? 痛いですか、お兄様? でも、大切なものを奪われた人の心は、もっともっと痛いんですのよ?」

正直ゴメン、もう寝るわorz
32名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 22:35:09 ID:0PyEzHRt
1/3 書き上げた。今回のは長い。やっぱエロっていれないとダメかな?

>>31 欲望の嗅覚と千草ママンというタイトルが浮かんだ
いつ書くかは未定
33名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 00:15:20 ID:b0FbHT4M
>>32
やっぱ内容によると思う

3レス〜5レス程度の萌え、もしくはボケを突き進むSSなら許容範囲かと
34名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 06:31:42 ID:PzeDfyBL
>>31
魔砲少女リリカルティリエル乙
語呂悪い上に見難いことこの上ないな
35名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 11:42:22 ID:twOzz7Cr
  / ̄\   ヨーデルヨーデル!!   / ̄\
  |/ ̄ ̄ ̄ ̄\           / ̄ ̄ ̄ ̄\|
 |   /V\\\          |  /V\\\ 
 | / /||  || |           | //|   || |
 | | |(゚)   (゚)| |           | | (゚)   (゚) /|
ノ\|\| ( _●_) |/           \| ( _●_) |/|/\ 愛しちゃってる?!
 彡、   |∪|  、` ̄ ̄ヽ    /彡、   |∪|  ミ  \
/ __  ヽノ   Y ̄)  |   (  (/     ヽノ_  |\_>
(___)       Y_ノ    ヽ/     (___ノ
     \      |       |      /
      |  /\ \     / /\  |
      | /    )  )    (  (    ヽ |
      ∪    (  \   /  )    ∪
            \_)  (_/


     / ̄\
     |/ ̄ ̄ ̄ ̄\
   (ヽノ// //V\\ |/)
  (((i )// (゜)  (゜)| |( i)))   勉強しろ!!
 /∠彡\|  ( _●_)||_ゝ \ 
( ___、    |∪|    ,__ )
    |     ヽノ   /´
    |        /
36名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 14:07:26 ID:48NRpahD
手足を鎖で縛られ、三角木馬に跨がらせられ、シャナに凌辱されるヘカテー
という電波を受信
うん昼間なのに感度良好
37名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 20:27:48 ID:Qn2Ie2D4
2/3完成。やっとエロも盛り込んだぜフゥハハハー

でも10レスじゃ済まないかもしれないorz
38名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 21:42:02 ID:+CoxckvC
>>37
敬意を表すために全裸で待っているぜ!
39名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 21:55:13 ID:nsZGFgxK
>>37儂も全裸で待つわい
40名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 23:02:48 ID:cGno96Ds
原作のシャナ達を壊さずにエロ書くの難しいw
個人的に性格壊したくないんだが……悠二がな
41名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 23:37:48 ID:Fa5NmqZT
>>40
つ頂のヘカテーたんw
42名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 00:21:19 ID:IlA0bgEc
>>37
全裸で正座して待ちます(*´Д`)ハァハァ
4337:2006/11/10(金) 00:44:52 ID:YPbqwSkX
ごめんなさい。今日中には終わりませんでした。
今作は過度なエロでなく、あまーいエロがメインです。
44名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 16:58:49 ID:mMhsD1wL
期待してます。がんばって
45名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 22:48:02 ID:4GZIY4kL
頑張れ!
46名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 23:06:53 ID:pd7r10eP
期待してまつ

そういや最近の某所はあまり雑談してないなぁ
エロ紳士が少なくなったのだろうか…
47名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 23:07:07 ID:nXLJAm4T
wktk(r AA
48名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 23:35:12 ID:4kdXv5WY
>>46
ようやくここは某所であるということが分かったからだろう







多分…
4937:2006/11/10(金) 23:45:27 ID:YPbqwSkX
できたよー。
12〜レスになりそう。
5037:2006/11/10(金) 23:48:23 ID:YPbqwSkX
どことも知れない暗闇、その床に、馬鹿のように白けた緑色の紋章が煌々と輝いていた。
その紋章に照らされて、棒のように細い白衣の“教授”が立っている。
「ドォーミノォー、今回の私たちの実験の要諦は何なのか、分ぁーかっていますねー?」
今にも掴み掛からんばかりに伸ばされた両腕の先で、ぴったりと張りつく手袋に覆われた細い指が
蠢いている。
「はあーい、教授ぅ。今回の実験の目的は、危険な場所での実験の際に出てくるフレイムヘイズを避けるための
妨害用の下僕を用意することでございます!」
体全体をパイプやら歯車やらでいい加減に形づくられた2メートルを越す真ん丸い物体が、
適当な部品で適当に組まれた腕を挙げながら答える。
それを聞いた教授は、さらに講義を続ける。
「よぉくできました、ドォーミノォー。前回の実験はフレイムヘイズ供にぃー、
邪ぁー魔されてしまいましたが、その失敗を生かしてぇ、次からは私たちとは別にぃー、
戦闘用のしもべを用意するのでぇーす!!」
教授は両腕をわきわきさせながら、今後の抱負を語る。
ドミノはがっしゃんがっしゃんというおかしな音の拍手をして、教授を称賛する。
「おぉー!!それでこの自在式から、強い徒を召喚するんですねー!」
その答えに、教授は肩をカクカク震わせるおかしな笑いで返す。
「んーんんんんん、惜しいですねぇ、ドォーミノォー。正ぇー確には、
この時間を操る自在式で過去から強力な戦士をさらってきてぇー、この
《科学の結晶エェークセレント》の洗脳装置で味方につけるのでぇーす!」
ペンライトのような質素な作りの物体を、教授はドラえもんのように掲げる。
「おぉー!それはシュドナイ様に頼まれて作った奴じゃないですか!
結局ヘカテー様に壊されて戻ってきたやつですよね!」
「そぉーです!こいつがあればあればどぉーんな強情っぱりでも
いーちーこーろーでぇーす!………ん?んーんんん?」
5137:2006/11/10(金) 23:53:25 ID:YPbqwSkX
教授は、さっきから部屋を照らし続けている自在式のほうに目をやった。
「どうなさいました?教授ぅひはひひはひひはひ」
マジックハンドのような形状に変わった手が、ドミノの口のない頬を
きりきりとつねり上げていた。
「ドォーミノォー!お前と無駄な話をしている間にぃー、
とぉーっくに力が充填されているではあぁーりませんかぁー!」
教授はドミノをつねりながら、足元にあるスイッチを踏んで、
式に存在の力を供給させる。
ぼうん、という馬鹿のように白けた緑色の煙の出たあと、
一人の人間のシルエットが浮かび上がってきた。
「んんーふふふ、ここまでは想定内、だぁがぁー、洗脳をすませる迄は
実験は成功とは言えませぇーん!」
教授はシルエットにむかってペンライト型の洗脳装置を向ける。
教授がそこからビームを出そうとした瞬間、その気配を読み取ったのだろうか、
シルエットは軌道から素早くずれてしまった。
「あわわわわ…避けられちゃいましたよ教授」
「ひ、非っ常ぉーにまずいことになりましたねぇ…」「ねぇ、ここどこ?早く元に戻してくれない?」
背後から女性の声が聞こえる。あまりこの状況にも狼狽えた様子は見られない。
「ご、ごごごごごめんなさい!し、式を起動する力の充填に
一週間ほどひはひひはひひはひ」
「ドド、ドォーミノォー!なにぺらぺら喋っちゃってるんでぇすかぁー!?」
「わかった、わかったから、危害は加えないから戻る方法だけ教えてよ。」
女は、慌てふためく二人を見ながらため息をつく。
「こ、ここに自在式だけ書いときましたから、これ起動させれば戻れますからー!」
「ドォーミノォー!なぁーに一人だけ逃げてるんですかぁ〜!?」
二人が見えなくなったあと、女は自在式の載った小冊子をぱらぱら捲り、
「ふぅん…自在法も進化したのねぇ…。で、これからどうしよ。」
関心しながら、途方に暮れた。
52名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 23:55:05 ID:YPbqwSkX
「それでは、言ってくるのであります。」
「悠二ぃ……行ってくるね。」
ヴィルヘルミナは、外界宿からフレイムヘイズの仕事を任されて、
ヨーロッパに一週間ほど出張することになったのだが、その際シャナと悠二が
間違いを起こさないように(実際には悠二はヘタレであるし、シャナはそういう知識がない
から心配はいらないのだが、)シャナを連れていくことにしたのである。
「零時迷子は誰が守るのさ!?」
という抗議は、
「すでに外界宿にフレイムヘイズを手配しているであります。」
「用意周到」
ボコッ
という漫才に、軽く却下されてしまっていた。
「ある程度存在の力はいじれるようになったけど、狙われてる敵が敵なだけに
危ないんだよな…」
悠二は警備が手薄になったことへの不安を漏らす。
幸い代わりのフレイムヘイズは早めに来てくれるらしく、
今日の午後、隣町の駅の公園で待ち合わせる予定であった。
(早く、行かなきゃ)
悠二は、早くもまだ見ぬ相手に、守ってください光線を発していた。

「はぁ…お腹すいた。」
女は、お金がなくて、困っていた。
自然界の中であれば幾らでもサバイバルが出来るのだが、都市では自給自足の生活など、
土台無理なのである。
「まずこの式を起動できる自在師を探さないといけないのに、その前に
死んじゃいそう……。」
初めてみるコンクリートジャングルや動く鉄の塊たちに、
女は段々不安になってきていた。
「ヴィルヘルミナ、ティアマトー、アラストール……、会いたいよ。」
女はそう言ってうなだれる。
特徴的な綺麗な赤い髪も、いつもは燃えるような赤い瞳も、今は燻って、力がない。

悠二は、公園のベンチに腰掛けて、外界宿からのフレイムヘイズを待っていた。
(どんな人が来るんだろう。)
いろいろ思いを巡らせていると、隣に赤い髪の綺麗な女の人が座ってきた。
なんだか中世を舞台にしたRPGに出てくる、村人Aみたいな格好をしている。
(赤い、髪か…。何だか戦いのときのシャナと同じ色だな。)
と考えていると、突如、封絶がかかり、強い力の反応が、遠くから二つ、巻き起こった。
(紫色の炎!?これは、千変か!)
片方の力―恐らく外界宿からのフレイムヘイズ―は、すぐに消されてしまった。
もう片方のシュドナイにやられたらしい。紫色の封絶を張った張本人が、
こちらの方向に迫ってくる。
53名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 23:58:13 ID:YPbqwSkX
「これは…まずいな。」
悠二がここから離れようとベンチから立ち上がった瞬間、女が、
「何この自在法……。ちょっとちょっとー、こんな時にシュドナイとか勘弁してよね!」
ぼやいていた。
封絶の中で。
「えっ…!?あ、あなたが外界宿からのフレイムヘイズですか?」
聞かれた紅い髪の女は、きょとんとして答える。
「あうとろー?何それ?そんなことより年ごろの男子がこの紫の封絶の中
にいつまでもいると掘られちゃうぞ?乗ってく?」
紅い髪の女はそういうと、紅蓮に燃える馬を一頭この世に呼び起こし、それに乗った。
(これはシャナの炎と同じ色!?この人はアラストールと契約しているのか?)
「ほらほら、火傷とかしないから大丈夫だって。」
女はそう言って馬の鞍をぽんぽん叩く。
「は、はい!すいません!」
悠二はびっくりする暇もなく馬に乗り込む。
「しっかりつかまってて!」
「うわあぁあっ!!」
紅蓮の馬はすごいスピードで空を駆けていた。悠二はとっさに女の人の腰に手を回す。
女性的な柔らかさはあるのだが、いつかのマージョリーのときよりも、
がっしりしている。(な、何を考えているんだ僕は!)
なんてことを考えて、悠二は赤くなってしまう。
「遠くまで逃げて気配を消せば大丈夫でしょ。」
女は、後ろの少年の様子には気付いていない。
「あ、ありがとうございます。」
「あー、いいのいいの。困ったときにはお互い様でしょ?」
そういって女は振り向いて笑って見せた。その明るさ、可愛さに、
悠二は思わず見とれてしまう。
54名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 23:59:46 ID:YPbqwSkX
突然、
ぐるるるる〜
という空腹を訴える声が、腰に回していた手から感じた。
「お腹空いてるんですか?」
「へへ…もう昨日から何にも食べてないんだよね。」
女はそう言って、困ったように笑ってみせた。
「うち来ますか?ご飯ならありますよ。」
「いいの?もしかしたら長居しちゃうかもしれないよ?」
「それは後になって考えるとして…、今はご飯食べないと。ね?」
悠二のそんな回答に、女は思わず向き直って悠二を抱きしめ、頬に軽いキスをした。
「やったー!ありがとう!もう一時はどうなることかと思ったわー!」
「あ、ああああ前、前前見てください!」
美女のベーゼに、欧州で暮らしたことのない少年は、大いに戸惑う。
「大丈夫よ。障害物は避けてくれるから。」
女は悠二から体を離して悪戯っぽく笑う。
「まだ名前を言ってなかったわね。私は“天壌の劫火”アラストールのフレイムヘイズ、
『炎髪灼眼の打ち手』マティルダ・サントメール。宜しくね。」
「れ、“零時迷子”のミステス、坂井悠二です、宜しく。(へっ?なんで「炎髪灼眼の打ち手」が二人いるんだろう?)」
悠二は美女からのハグにどぎまぎしながら、このおかしな状況を考えた。

「今頃、何してるかな」
わざと主語を飛ばして、シャナは呟いた。
シャナはヴィルヘルミナの前では、悠二の名前を極力出さない。
「恐らく、吉田一美嬢か、外界宿からのフレイムヘイズと、デートでありましょう。」
「二股最低」
ヴィルヘルミナは、シャナと悠二の関係を認めていない。アラストールがのらくらしているので、
自分が最後の砦だと思っていて、それだけに真剣に二人を離そうとする。
「もう、ヴィルヘルミナのいじわる!」
シャナは顔をぷーと膨らませた。その可愛さに、ヴィルヘルミナは思わず抱きしめる。
「故なき意地悪では、ないのであります。」
ヴィルヘルミナはそう言って、この完全無欠のフレイムヘイズを作ることを頼んで
死んでいった友のことを考える。
(マティルダ…この子は立派に育っているのであります。)
55名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:02:46 ID:YPbqwSkX
「うふふ、沢山食べてくださいね。」
偉大なる主婦は、マティルダの食いっぷりに満足しながら微笑む。
「あ゛〜、生き返ったわ。やっぱ日本に来たからにはお米よね!」
マティルダも、至福の笑みで答える。
「シャナちゃんの親戚さんでしたっけ。ゆっくりしていってくださいね?」
マティルダには、すでにシャナのことは話してある。その上でインチキプロフィールを作ったのだった。
「むむむ〜むぐむぐ(あ、ありがとうございます。お陰で助かりました!)」
「はは、慌てなくていいですよ。」
よっぽどお腹が空いていたのだろう。マティルダは眼前のおかず群に夢中である。
「シャナちゃんの家は今お留守みたいだし…うちに泊まっていきません?」
「いいんですか?」
マティルダは今度は口のなかのモノを飲み込んでから答えた。
「ええ、貫太郎さんもいないから、普段は二人暮らしなんです。
今日は私も用事で出てしまうので悠二一人なんで…ぜひ泊まっていってください。」
「それじゃ、お言葉に甘えて……。」
かくして、マティルダは悠二の家に泊まることになった。
偉大なる主婦は息子がヘタレであることはよく理解しているので、そっちの心配はしない。
その後、一日中飲まず食わず出歩き詰めだったらしいマティルダは、
今日は一日ゆっくり休むと言って、悠二の部屋のベッドでゴロゴロしていた。
「ねぇ悠二、ここどこなの?あなたが日本語喋ってるってことは、ここは日本なのよね?」
56名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:05:13 ID:mJDpwLkf
急にわけのわからないことを言うマティルダに、悠二は不思議な顔をする。
「そうですよ。どうかしたんですか?」
「いや、畑も山も農民も武芸者も全然見ないからさ。」
「それは外国人が日本に対するイメージじゃないかなぁ…」
悠二はマティルダのステレオな見識に常識で答える。
「でも私が日本から発ったときはみんなちょんまげだったわよ?
それから何年も経ってないのに、こんなに変わっちゃったの?」
マティルダは、自分が過去から来たことを今だに知らない。
「う〜ん、教授の自在法でここに飛ばされたって言いましたよね?」
悠二はこのことを、シュドナイから逃げる途中で聞いていた。
「うん、私を洗脳して用心棒にする計画だったみたい。」
さらりと凄いことを言うマティルダに驚きながら、悠二は続ける。
「恐らくマティルダさんは、過去から連れてこられたんじゃないでしょうか。
服装が中世風だし…。」
「そうねぇ。私の他に「炎髪灼眼の打ち手」がいるんだからそういうことになるわね。
と言うことは、もうこの時代に、私は生きてないんだ。」
言われてからそれに気付いた悠二は、何だか悲しくなる。
「ふふっ、もーう、そんな顔しないでよ。」
それに気付いたマティルダは、辛気臭い空気を払拭すべく悠二の頬を引っ張る。
「は、はひ、ふひはへん…」
「よし。」
マティルダはにっこりと微笑み、手を離す。
「ふぅ…元の世界に戻るあてはあるんですか?」
その質問にマティルダは、ドミノに貰った小冊子を取り出して答えた。
「この自在式を起動させるらしいんだわ。でも、私はこんな高度な式は起動できないのよ。」
「マージョリーさんに頼めばなんとかなるかも知れないな。」
「マージョリーさんって、この街にいるもう一人のフレイムヘイズね?
向こうの方に大きな存在の力を感じる。」
「どうします?友達の家に居候してるんですけど…、今から行きますか?」
「今日はいいかな。もう疲れちゃった!」
マティルダは相当疲れているらしいと感じたので、悠二はマージョリーに
今の状況を連絡するだけにして、明日見てもらうことにした。
57名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:07:06 ID:mJDpwLkf
その夜
「悠二ー!」
マティルダの声だ。風呂場から聞こえてくる
「どうしたの?」
急に馴々しくなったのは、「タメ口でいい」と言われたからだ。マルコシアスのような人なのかもしれない。
「なにこれなにこれー!ちょっとこっち来てー?」
いつもは清めの炎で必要のない風呂に久しぶりに入ったため、
少々はしゃぎ気味である。
「な、なに言ってるんだよ!お風呂まで入れるわけないだろ!」
「んー?隠してるからいいじゃん?別に減るもんじゃないし。」
マティルダは、長らく戦場という男臭い環境に居すぎて、
こういう感覚が少々おかしくなっている。
悠二は母を呼ぼうとしたが、千草は用事があって出ており、今日は帰ってこない。
「そ、それじゃ入るよ?」
そこで悠二が見たものは、彫刻のような完璧な肢体を申し訳程度に隠した、
扇状的なマティルダの姿だった。思わず見とれること数秒、
「このヘンな機械何?ねぇ、聞いてる?」
という声に目が覚めた。
「そ、それはシャワーだよ。」
「こっから雨が降るの?」
どこか惜しい答えを出すマティルダに、悠二はシャワーの使い方を教えてあげた。
その間にも、腰を折って真剣に聞き入るマティルダに、悠二はがんばって理性を保つ。
「わかったわ、ありがとう。ここをこうして…あっ!」
「わわわっ!?」
勢い良く出た水が、悠二の服にかかってしまった。
「ごめーん!かかっちゃったね…、何なら一緒に入る?」
「えぇぇ!?ちょ、それは…?」
嬉しい提案だが、ビビリなので戸惑う悠二。
「いや、今日のお礼に背中でも流そうかなと…。」
そんなこんなで、悠二はお風呂に入る。
「いやー、お風呂なんて久しぶりねぇ〜。」
悠二の背中を洗いながら、マティルダは呟く。
「な、何だか緊張するなぁ…。」
「大丈夫よ。私なんて百歳単位の婆さんだと思えば。」
「無茶言わないで下さいよ…」
百歳単位なのは恐らく事実であろうが婆さんではない。
マティルダはやはりその辺に対する感覚がおかしい。
「よーしこっちは終わり!次は前…ってあらららら。」
マティルダはビンビンな悠二を見て、お詫びを申し上げる。
「ごめんね。お姉さんソッチのサービスは取り扱ってないの。あとで一人でやってくれるかな?」
「ばっ、な、なに言ってるんですかー!?」

その後、結局一人ですることはできなかった。なぜかマティルダと
一緒の部屋で寝たからである。
58名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:09:36 ID:mJDpwLkf
悠二たちは次の日、佐藤の家に行った。マージョリーに件の時間に干渉する自在式を起動してもらうためである。
「うわぁ……、お城ねこれは。」
佐藤の家に持つ感想は、時空を越えて共通であるようだ。
そんなことを考えながら、悠二はベルを押した。
「おっ、坂井か。マージョリーさんはバーで待ってるぞ……っていうかその美人は?」
悠二は誤解を生まないよう気を付けながら答える。
「あ、あぁシャナの先代の「炎髪灼眼の打ち手」だよ。過去からさらわれてきちゃったんだ。」
「その人がマティルダ・サントメールってお方か!昨日マージョリーさんから聞いたぞ。」
「へ?あたしマージョリーさんとは面識ないわよ?」
なんで自分を知ってるんだろう、とマティルダは訝しむ。
「ヨーロッパ中最強のフレイムヘイズだって。紅世の一般常識らしいっすよ。」
「あら、あたしヨーロッパで伝説になってるのね?いいこと聞いちゃったわ。」
マティルダはそんなステキ情報を聞いて鼻高々になる。
悠二達はそのままバーに向かうと、
栗色の艶やかな髪をストレートポニーに結って、高そうな服をビッと着こなした女傑が、カウンターに座って待っていた。
「あんたがあの「炎髪灼眼の打ち手」、マティルダ・サントメールね?
私は「弔詞の読み手」マージョリー・ドー、でこいつは
『蹂躙の爪牙』マルコシアス。宜しくね。」
マージョリーは自己紹介をした。珍しくシラフである。
「ヒーッヒッヒッヒ!マジでマティルダじゃねーか!久しぶりだなおい!」
マルコシアスがキンキン声で同胞との再会を懐かしむ。
「こんにちは、マージョリーさん、マルコシアス。話は昨日悠二から聞いたわ。
あなた達みたいな自在師がこんな近くにいて助かったわ。」
「あんがと。ほいじゃ早速、教授の作った自在式を見せて頂戴」
マージョリーは悠二から受け取った自在式をしげしげと眺める。
「時間に干渉するなんて…凄い式ね。普段からこんなまともなモン作ってりゃいいのに…」
マージョリーは教授の研究の成果に感心しながら呆れる。
「まぁ、アイツにまともになれってのは無理な話だけどな、ヒッヒ!」
「どうですかマージョリーさん?」
59名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:11:19 ID:mJDpwLkf
「どうですかマージョリーさん?」
佐藤は評論家に意見を求めるようにマージョリーに質問を投げ掛けると、
「んー、式を起動させるのは簡単。でも充電が要るみたいだから、
ちょっと時間かかるわよ。」
とマージョリーが百点満点の答えを返した。
「で、式に使う力の充填は、ユージ、あんたが適任ね。」
「はい、やってみます。」

「そいじゃ今日の鍛練のとき一緒にやっちゃいましょ、
結構力消費しちゃうからね。それまでマティルダと遊んでなさい。」
というわけで、その日はマティルダとデートをすることになった。
「デジカメ持ってこうかな」
「何それ?」
「思い出を絵に残す道具だよ。」
悠二はきょとんとするマティルダを撮ってみせた。
「ほら、こんなふうに。」
「わー、凄い!使い方教えて!」
今まで見たこともない文明の利器達に、マティルダは夢中である。
初めは恐かったコンクリートジャングルも、動く鉄の塊も、今は珍しく楽しいものに変わった。
「こうすれば二人撮れる!」
「わっ!」
マティルダは悠二の形を抱き寄せて、二人にカメラを向けた。
カメラには、輝く笑みでウインクするマティルダと、困ったような笑みを浮かべる悠二の姿があった。
「ふふふ、お土産にいろいろ撮ってくわよ!」
マティルダはデートの途中にも、悠二達にとって当たり前なものを、珍しがって撮りまくった。
カメラを現像するころには、すでに夕方になっていた。
「たくさんお土産できちゃったっ♪」
「それじゃ、そろそろ帰りますか。」
家に帰ると千草が夕飯の準備をしていた。マティルダは、
テレビの部屋でぽけーっと子供用番組を見ている。
「それ子供番組だよ。」
「だと思ったわ。単純すぎて逆に面白かったわ。」
マティルダは劇中にでてくる主人公の必殺技がお気に召したらしい。
「一撃で相手を吹き飛ばすか……。撹乱とか逃走とかに使えるわね。」
マティルダは掌で自在式をいじくっている。
「母さんに見つかったらまずいから!」
悠二がすかさず止める。
「なぁに?悠ちゃん?」
どうやら間一髪だったらしい。
60名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:13:05 ID:mJDpwLkf
その夜
「んじゃ、始めるわよー。」
マージョリー指導の下、鍛練が始まった。
存在の力を他に使うというので、今日の鍛練は軽めのものであった。メインは他である。
「私がこいつを起こすから、あんたが力を入れてみなさい。それが今日の鍛練。」
マージョリーは、件の自在式を、詩を歌いつつ起動させた。そこに悠二が
力を注ぎ込むと、銀色の式が浮かび上がってきた。
「銀の炎って…何?あんた一体誰に食われたの?」
マティルダが訝しむが、
「これには深ーい訳がありまして…。」
まだ「銀」の正体は不明であるので、答えられない。
「零時になったらもっかいね。今度は半分くらい残すのよ?
でないと死んじゃうから。」
そして零時になる。悠二はまた式に力を吹き込んだ。
「まぁ明日の零時に完成ってとこだな。今日はお開きだ。
じゃあな、御両人、熱き夜を、ヒー、ハー!」
「マティルダ、こいつ気を付けないとアンタ妊娠するからね。」
「ちょ、誤解を招くようなこと言わないでください!」
悠二は赤くなって抗議するが、
「あら、いつもチビジャリとカズミの間でフラフラしてるじゃない。
違うのなら感情なり論理なりで抗ってみてはどうかしら。オホホのホ」
そう言い捨ててマージョリーは、さっき作った銀色に輝く式に、隠蔽の自在法を被せて消すと、夜の闇に消えていった。
「もうー!僕はそんなんじゃないんですからね!」
悠二がそう言って振り向くと、マティルダが胸を隠すようにしながら悠二を見ていた。
「悠二は、もしかしてエッチな人なの?お風呂の時はうぶだと思ったのに……。」
「そ、そんなわけないでしょ!」
「そうよね。あの時の悠二が正しい姿よね!」
悠二はあの時のヘタレぶりとマティルダの裸を思い出して赤くなる
「ふふ、正解みたいね。それじゃ、今日はもう遅いから寝よっか。」
この日二人は同じベッドを使って寝た。
(マティルダさん、幾ら何でも信用しすぎじゃないか?)
こんな容姿であるため、何度も寝込みを襲われて、その度にぶっとばしてきたらしい。
なのでマティルダは、この辺に関する感覚もやはりおかしい。
「すー、すー……。」
「か…かわいい……。」
61名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:14:34 ID:mJDpwLkf
目が覚めると、まだ隣でマティルダは眠っていた。
最強のフレイムヘイズである彼女の寝顔は、それを一瞬忘れさせてしまうような可愛さがある。
悠二はなぜか、眠っているマティルダの身体を抱きしめて、その唇を貪った。
マティルダの目が覚めても、なぜかキスを止める気が起きない。
「ん……?ガマンできなくなっちゃつたの?」
マティルダは悠二の頭を撫でながら微笑む。
悠二はマティルダの身体を触りながら頷く。
「しょうがない子ね…。すぐ楽にしてあげるからね?」
微笑みながらマティルダは悠二を抱きしめて、悠二の肉棒をしごきあげながら、またキスを始めた。
「んっ、んっ、ん、んふぅ……。」
開始から一分も立たずに悠二は欲望を吐き出す。
「うふふ…まだまだこんなもんじゃないでしょ?」
マティルダは射精したばかりの悠二のものをくわえると、すぐに大きくしてしまった。
そしてマティルダが悠二の上にまたがり――
がちゃ
ドアが開く
「悠二、何て事してるのよ。」
シャナが至って冷静に入ってきた。手には大きな食べかけのワッフルを持っている。
「シャナ、違うんだこれは!」
「でも、寝ているその人を襲ったのは悠二だよね?」
「うっ……。」
シャナは怒る気配がない。こんな所を見られたら恐らく峰では済まないはずである。
(何かおかしい)
そう気付いた瞬間、シャナが口を開く。
「そ、これは夢よ。もうすぐ覚めるわ――はむ」
シャナがワッフルを美味しそうに頬張るのを最後に見て、悠二の視界はブラックアウトした。
今度こそ目が覚める。マティルダも同時に目が覚めたようだ。
「ん…おはよ。」
変な夢を見たせいで、妙に意識してしまう。
「なんか……男の匂いがする。」
言われて悠二は初めて下半身の不快感に気付く。
「うぇ…夢精してる。」
「あららら…若いわねぇ。」
マティルダが感心すると、
「ご、ごめんなさい!」
悠二は恥ずかしそうにそそくさと洗濯機に向かってダッシュしていった。
今日は月曜日。
62名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:17:40 ID:mJDpwLkf
悠二は授業に全く集中できなかった。昼休みも引き続いてそんな感じである。
「どうした坂井?さっきからずっとぼーっとして。」
それに気付いた池が尋ねる
「え?あ、いや何でもないよ。」
「どうせマティルダさんに惚れたとかそんなんだろ?お前もホントいいご身分だよな。」
佐藤が 何時もの調子でからかう。
「誰ですか?マティルダさんって!?」
吉田が佐藤の胸倉を掴んで詰問する。
「ぐえぇぇぇマティルダさんは“天壌の劫火”アラストールのフレイムヘイズ…」
「へっ?」
「バカ!何言ってんだ!?」
田中がすかさず止める。
危うく池と緒方にばれるところだった。
「と、とにかく何でもないよ!」
悠二が、説得力の無い締め方をし、また窓を眺めてボーっとする。
「うぅ…私、負けませんからねー!」
吉田が半泣きで意気込む。その後も悠二はずっと、今日別れるマティルダの事を考えていた。
「僕は…どうしちゃったんだろう。」
少年は、自分が深みにはまっていることを、自覚しつつあった。
63名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:19:52 ID:mJDpwLkf
その夜
「千草さんに宜しく言っといてね。」
二人は、屋根の上で別れの挨拶をしていた。
「あ…、こ、これ向こうでカルメルさんと一緒に食べてよ。」
学校の帰りに買ったメロンパンの袋をマティルダに手渡す。
「ありがとう。この時代にしかないパンね…、楽しみだわ。」
そんな他愛もない会話をしながら時間を潰す。すぐに時計は零時を回った。
「……時間だ。」
「それじゃ、宜しく頼むわね。」
マティルダは折角出来た未来の友人と離れる寂しさと、元に戻れる嬉しさが半々の気分になる。
「出来れば……、やりたくないよ。」
「私も寂しいけどさ、いつかは戻らないといけn――」
悠二に抱きしめられた。
「ちょ、ちょっと、一緒には連れていけないわよ?」
「……。」
悠二は三点リーダーしか出さない。
「う〜ん…。」
マティルダは困った顔で頭をぽりぽりする。
刹那、紫の封絶がかかる。
「ふはははは!ついに見つけたぞミステス!お前の身体と零時迷子はこのシュドナイカ様のも」
「うっさい」
突如現れたシュドナイカも、マティルダが顕現させた「騎士団」の黄金バットによって
一瞬で横スマッシュされた。光になって飛んでいくシュドナイ。
「……強いんだね。」
身体を離そうと考える前にシュドナイが吹っ飛んだことに悠二は驚く。
「ふふ、確かヨーロッパで最強になるらしいからね。」
マティルダは踏ん反り返ったあとで、今の状況を再認識する。
虹の翼やその他ならブッ飛ばして終わりなのだが、悠二は何故か殴る気になれなかった。
「いつかは離れなきゃって、頭では、分かってるんだけど、すいません、こんな、迷惑」
言い寄られた事は沢山あるけれど、泣かれたのは、初めてかもしれない。
マティルダは悠二を抱きしめて、答えを返す。
「私としては、嬉しいんだよ?でも私は、愛している奴がいるの。ごめんね。」
64名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:21:56 ID:mJDpwLkf
「……うん。」
悠二は、マティルダから手を離し、自在式に力を込めた。
「あなたは命の恩人だから……、悪いようには、したくないんだけどね。」
マティルダの身体が薄れていく。
「これは、感謝の証ね。」
そう言ってマティルダは、悠二をもう一度抱き寄せて、口と口のキスをした。
悠二は心臓が飛び出そうになる。
「〜〜〜〜!!!」
「あれ、場所間違えちゃったかな!?こういう場合はどこに…………。」
マティルダは最後まで賑やかに帰っていった。
ちなみに口へのキスは、親愛の証。日本では前戯を意味します。
マティルダはとんでもない間違いをして去っていったわけです。

「あ〜らら〜らら〜。な〜にやってんだか。」
マージョリーは、一部始終を遠くから眺めていた。
「ヒヒ、我が恋の衛生兵、マージョリー・ドー、出番みたいだぜ?」
「あいよー、そろそろ行きますか。」
マージョリーは一瞬で悠二のもとへ到着する。
「わわわっ!マージョリーさん!?」
「始めっからこうなることくらい、分かってたわよ。」
「み、見てたんですか!?」
悠二は真っ赤になってうろたえる。
「ふん。今日は愚痴くらい聞いてやるわよ。
だからさっさと飲んで忘れちゃいなさい。」
マージョリーは悠二を掴んで、佐藤家のバーまでひとっとびする。
「はぁ……。」
「まぁ、嬢ちゃんが帰ってくるまでに直すんだな!
さもないと……ヒーッヒッヒッヒ!」
恐怖のバッドエンドに、悠二は怖気を感じ、軽く引き気味になる。
「まぁ、心配すんな。我が厳格なる子供電話相談室、マージョリー・ドーがついてるんだぜ?」
65名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:25:12 ID:mJDpwLkf
「ふぅ…やっと帰ってこれたわ」
暫らく歩いていると、友人が自分を見つけて走ってきた。
「マティルダ!アラストールもほっぽって、どこほっつき歩いてたでありますか!?」
「突然迷子」
「ううむ…我にはいきなりぱっと消えたように見えたのだが…」
「ごめんごめん。お土産は買ってきたからさ?」
マティルダは早速、メロンパンを食べながら、起こったことを話した。
「ふむ。美味しいでありますな。これも未来のものでありますか?」
「うん、この辺じゃ売ってないよね。美味しい。」
「マティルダ、未来はどのような世界になっていた?」
「自然科学とか、自在法とか、いろいろ進化してたよ。」
マティルダは、未来の写真を二人に見せた。
「あとね、アラストール。」
「何だ?マティルダ。」
「私、また口説かれちゃった。」
「なななななななー!!!」
愛する大魔神の久々のリアクションに、マティルダは大笑いした。

66名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:27:18 ID:mJDpwLkf
「悠二!ただいま!」
「お帰り。シャナ。」
シャナは悠二に抱きついて、ぷらんぷらんぶら下がる。
ヴィルヘルミナはその光景に、不機嫌な表情を丸出しにする
悠二はあの後、マージョリーとマルコシアスの力によって、だいぶ立ち直っていた。
「そうだ、ヴィルヘルミナさんにお客さんが来ましたよ。」
「む?一体誰でありますか?」
「まぁ、ついてきて下さい。」
悠二はヴィルヘルミナを部屋に招待し、マティルダの置き手紙と写真を見せた。
「……ミステス。」
「なんだか“教授”の自在法で過去から連れてこられたらしくて」
「手は出していないのでありますな?」
「は…ははは、そんなことするわけな」
「貴様のベッドに赤い毛が落ちているのであります。」
「いや僕は布団を使って」
「怪しいのであります。大方ハァハァしたところをブッ飛ばされただけでありましょうが、
一応調べておく必要がありますな。」
「うっ……。」
悠二は逃げ出した!
「うわあああああ!!」
「待つのであります!!」
猛スピードで二階から下りてくる二人に、シャナは驚く。
「一体どうしたの?」
「捕まえるのであります!」
「どうしたヴィルヘルミナ・カルメル!」
「マティルダがここに来ていたのであります!」
「シャナ。行くのだ!」
「わかった!」
その後お風呂のこととかもばれた悠二はヴィルヘルミナに全殺し(零時前と後で半殺しずつ)にされ、
シャナからは一週間口を聞いてもらえなくなり(でも一週間後すぐにデレになる。)アラストールには二人だけの時に
写真をくれとせがまれてそれはもう大変であった。
6737:2006/11/11(土) 00:30:18 ID:mJDpwLkf
おしまいです。
センター試験の現代文二年分くらいの量です。
結局あまりエロを書けなかったので、期待はずれになってしまったのですが、
次こそはエロえろなのを書きたいと思っています。

68名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:33:23 ID:buYrY8ZR
リアルタイムで初投下乙。
マティルダさんに萌え、アラストールに笑わせてもらう。
すばらしい出来でした。つ(#)
69名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:34:50 ID:RFWmL368
乙です。
70名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 00:42:51 ID:4jyOEYB8
GJGJ!!
(*´Д`)つ(エ)

マティルダさんに激萌えスしかし教授はなんでもありですねWW





さて俺も早くSS書き終えなきゃ…
71名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 05:37:23 ID:KL+2+pZm
こういう展開は読めなかったw
乙にして華麗(*´∀`)つ(エ)
72名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 05:59:38 ID:GZNWaNKs
>>37
マティルダさん最高だぁ!!!
ありがとうございます!
73名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 11:44:48 ID:sUBYNIit
>>37
GJ

打ち手→討ち手
7437:2006/11/11(土) 12:39:35 ID:mJDpwLkf
>>73
うわああああああすいませんすいませんorz
みんな原作と国語辞典は必須ですよ
75名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 12:40:22 ID:mJDpwLkf
ごめんなさいsage忘れました。
76名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 12:41:09 ID:mJDpwLkf
ごめんなさいsage忘れました。
77名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 12:58:16 ID:DWGIIBEm
age
78名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 17:23:50 ID:Ls3TBI2U
フレイムヘイズはお腹空くんだっけ?
7937:2006/11/11(土) 18:42:46 ID:mJDpwLkf
>>78
一巻
悠二「昨日もタイヤキ食ってたけど……あんたも腹がすくのか」
シャナ「んむ、当然でしょ」

そういやシャナ×悠二って書いたことなかったな
今まで
悠二(偽メリヒム)×汁
悠二×吉田(サンドリヨン)
悠二×マティルダ
こんなんばっかだ
80名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 20:37:18 ID:PCeZOkBB
>>79
シャナ×悠二
や ら な い か ?
8137:2006/11/11(土) 21:31:50 ID:mJDpwLkf
>>80
待っちょれ

ソラト×灰かぶりの別視点という電波を受信した。
82名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 23:19:29 ID:W/67yQGq
あなたは受信感度ビンビンデスネ。
面白かったッス。またいろいろ書いてください
83名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 00:10:27 ID:YR/B0aIy
>>82
今セクロスに至るまでを描き終えた。

話は変わるけど、悠二って誰とでもどんなシチュでも行けるよね
悠二×マティルダはみたいな略奪ものも似合う
不埒であればあるほど悠二らしくなるというか
でもなんか緒方×悠二は描きたくない
84名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 01:29:54 ID:3KcO+9Bo
体育教師がシャナに蹴られた腹癒せにオガちゃん侮辱

緒方絡みのハードエロはこれが限界かな( ゚∀゚)?
85名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 01:46:26 ID:YR/B0aIy
>>84
マー様のレッスン
佐藤田中と3パラダイス
なんてとこか
70パーセント終了
8637:2006/11/12(日) 02:46:29 ID:YR/B0aIy
出来ました。
とりあえずまとめられていないようですし、前作から投下します。
8737:2006/11/12(日) 02:48:03 ID:YR/B0aIy
欲望の嗅覚と灰かぶり

サンドリヨン(ヨシダ)は、いつものハードな仕事の数々をこなし、眠りに就こうとしていました。
「ふう…。今日は疲れちゃった。もう寝よ……。」
お友達のネズミ、サトウとタナカを出す元気も、今日はありません。
疲れでぼうっとしていたサンドリヨンは、ベッドに腰掛けてはじめて、布団の中に誰か隠れていることに気付いたのです。
「だ、誰!?」
「ふふ、ばれちゃった!」
布団の中にいたのは、一家の中でもティリエルの言いなりで、主体性の無い義理の姉、ソラトでした。
「ソラトさま?一体どうしたんですか?」
この家で恐いのはティリエルだけなので、サンドリヨンはソラトを恐れることはありません。
「さんどりよん!いっしょにねよう!」
そう言ってソラトは自分の隣をぽんぽん叩きます。
「で…でも後でティリエルさまに何と言われるか……。」
ティリエルにばれたら、きっと殺される、そう考えると、サンドリヨンの背筋がぞっとなります。
「ティリエルにはばれないようにしてるからだいじょうぶだよ!さあ!さあ!」
今日もサンドリヨンをこき使ったティリエルは、ソラトのおねだりで、隣町にある名産品を買いに行かされているのでした。
家を牛耳る者“愛染他”をさらに操るあたり、さすがは“愛染自”です。
妙にムラムラしているソラトを訝しがりながら、サンドリヨンは布団に入りました。
「うふふ、さんどりよん!」
ソラトはサンドリヨンが入ってくるなり抱きついてきました。そこでサンドリヨンははじめて気付きます。
「ソラトさま?何で裸なんですか!?」
「うふふ〜。そのほうがきもちいいからだよ!」
そう言ってソラトはサンドリヨンの服を脱がしにかかります。ここでもし抵抗してソラトを傷つけたら…そう思うとサンドリヨンは抵抗できません。
ついにサンドリヨンは、裸に剥かれてしまいました。
「すごい!このからだ、ティリエルよりずっといやらしいよ!」
ソラトは、サンドリヨンの身体をいやらしい手つきで撫で回します。
「あ…あんまり触らないで…ん!?んー!!」
ヨシダは、拒否の言葉を終える前に口を塞がれてしまいました。舌を入れられるのは初めてで、サンドリヨンはなすすべもありません。
屋根裏部屋には、くちゅ、くちゅ、という、サンドリヨンの口内が蹂躙される音のみが聞こえてきます。
8837:2006/11/12(日) 02:50:45 ID:YR/B0aIy

「な、何でこんなことするの?」
サンドリヨンは涙目で拒否を訴えますが、
「こうしないとぬれないんだよ!」
という、根本的に間違った答えで却下されます。
ソラトはサンドリヨンの耳を愛撫しながら、胸を揉みにかかりました。
「あっ…こんなこと…あっ…だめですぅ…はぁあん!」
なおも抵抗しようとするサンドリヨンですが、ソラトの技巧の前に、いまにもくずおれそうでした。
「ふふ、きもちいいでしょ?もっときもちよくなるつぼをおしえてあげるからね!」
ソラトはサンドリヨンの大きくて形の良い乳房にしゃぶりつき、乳首を舌先で転がし、手は秘部をまさぐっています。
「ひゃあっ!!だっ、だめえぇっ!」
ソラトの超絶技巧の前に、経験値0のサンドリヨンは、初めての絶頂を迎えました。ヨシダはレベルがあがった!
快楽の虜となったサンドリヨンはもう、何もかもが、どうでもよくなってしましました。
「ふふ、きもちよかった?それじゃ、このへんでねたばれだね!」
そう言ってソラトは、ヨシダの手を、自分の股間にあてがいます。
そこにはびくんびくんと脈打つ、立派な大剣「吸血鬼」もといチンコがそびえていたのです。
ソラトはそれをヨシダにあてがうと、ヨシダの秘部を優しく貫きました。
「うっ!」
「はじめはゆっくりうごくからね。」
はじめは痛がっていたヨシダですが、ソラトがとてつもなく上手だったので、すぐに快感に変わりました。夜はまだ始まったばかりです。
8937:2006/11/12(日) 02:52:22 ID:YR/B0aIy
一方下の階では、継母であるマタケと、人間サイズに戻ってきぐるみを脱いだネズミ二匹、最後に魔女が、情事に耽っておりました。
「ソラトくん…ついに一美にも手を出したみたいね。」
マタケはタナカの肉棒を舐めながら、呆れたように言います。
「よ…ヨシダさんに「も」ってことは、他にもだれかやられたのか?…うっ!」
マタケの練習台となったタナカは、快楽と戦いながらがんばって喋ります。
「ごめんねタナカ…わたしも既に食べられちゃったの…」
タナカの肉棒をしごきながら、マタケは俯きます。
「しょーがないでしょ、紅世の徒に人間が勝てるわけないんだから。」
魔女のマージョリーは、そう言ってベッドの上にいる二人に諭します。
「そんなこと言ったって…許せないものは許せあぁっ!」
マージョリーと話して油断したタナカは、マタケの手コキにやられてしまいました。
「ふふ、巧くなったわねマタケ…、お姉さん嬉しいわ。」
「はいっ!ありがとうございます!マージョリーさんのアドバイスのお陰です!」
マージョリーは、普通の女の子に対してはベタ甘なのです。
「いいなぁタナカ…、次代わってくれよ〜。」
一部始終をずっと見ていたサトウは、たまらず無茶な要求をします。
「馬鹿ね。女の子が好きな男の前で他の男くわえられるわけないでしょ。」
マージョリーは、男に対しては厳しいのです。
「ヒーッヒッヒッヒ!こんなエロい光景野郎にとっちゃ地獄なんだぜ?察してやれよ、我が鈍感なる女王様、マージョブッ」
「うっさいわね、ズリネタは用意してやるから、あとは一人でエレクトしてなさい。」
そう言ってマージョリーはサトウに魔法をかけてネズミサイズに戻すと、自分の胸の谷間に放り込みました。
「あそ〜れぱふぱふ、ぱふぱふ。」
「あ〜!」
やる気のないぱふぱふの掛け声と、歓喜の叫び。サトウはここぞとばかりにマージョリーの乳房を愉しみました。

がちゃり
「お兄…げふんげふんお姉さまぁ〜!ただ今帰りましたよ〜(はぁと」
「やべぇぞマージョリー!証拠隠滅の自在法だ!!」
初めてのヨシダとの夜を満喫中のソラトピンチピンチ
9037:2006/11/12(日) 02:55:14 ID:YR/B0aIy
(数ヵ月後)
「うっ、うあぁっ、ちょ、吉田さん待ってあぁあぁあ〜!」
びゅ、びゅびゅびゅ〜、どくんどくん
「あっ…、王子さまごめんなさい、私初めてだから何にもわからなくて…(うるうる)」
「ははは…、そうだよね?初めてだから裏スジとか尿道責めもきっと偶然だよね?
(いや絶対おかしい初体験はシャナみたいに男の裸を見たとたんに真っ赤になって逃げ出すくらいが丁度)」
「どうしました?(うわめづかいうるうる)」

「はは…な何でもないよ吉田さん。(そうだよね?偶然だよね?)」
「うふふふ、また大きくなってますよ?(にこにこしこしこ)」
「はは…ごめん、そろそろいいかな?(なんだこの体中から滲み出る余裕は
さっきから安心して身体を預けられる理由はこれk)」
「ええ。じゃ、そろそろ入れますね。(にゅるるん、ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん)」
「あっ、はああぁぁん!(あれ?初めての女の子は痛いって母さんが言って
いやまてよ痛くない人もいるんだってどっかで読んだな
っていうかなんだこの締め付けまるで右手いやそれ以上
それにしてもこの眺め最高だねいやほんとシャナには悪いけどうわやべ出る)」
欲望の嗅覚と灰かぶり〜黒吉田をつくったもの〜おわり
9137:2006/11/12(日) 02:57:59 ID:YR/B0aIy
次が今作です。次系列的には最後で>>90で繋がるように出来てます。
9237:2006/11/12(日) 02:58:54 ID:YR/B0aIy
ユウジ王子の結婚相手を決める『舞踏会』の開催からはや半年、
シンデレラ(シャナ)とサンドリヨン(ヨシダ)も、お姫さま生活に
慣れ始めた頃でした。
「――っは!」
「ぅうあっ!」
シンデレラは、すでに舞踏会の時にその強さを認められ、ユウジ王子の
お嫁さま兼武術全般のお目付け役として、王子に剣の稽古を付けていました。
「駄目よ!そんなんじゃ!戦場では弱い奴は真っ先に死ぬのよ!?」
なにやらシンデレラは家庭環境の影響か、少々スパルタなようです。
「ぼ、僕は王子だから戦場には出ないだろ!――ってうわあっ!!」
そんなスパルタシンデレラの無茶な発言に、王子は常識で返します。
「うるさいうるさいうるさい!とにかく剣だって貴族の
教養の一つなんだからね!」
シンデレラは当初王子の軟弱ぶりに辟易としていましたが、
シンデレラに口答えするあたり、これでもユウジ王子は結構成長したほうなのでした。
そこに、もう一人の妃がやってきます。
「ユウジさま、シャナちゃん、そろそろご飯ができましたよ。」
それは、練習終了を告げる合図でした。
「た、助かったー!」
安堵するユウジ王子に、
「ふん、明日はもっと厳しくいくわよ?」
恐怖の宣告をするシンデレラ。実はユウジ王子は、シンデレラのおかげで
城の兵団の一般兵なら片手で倒せるような使い手になっているのですが、
本人はそれに気付いていません。
「今日は、どんな料理なのかなー?」
「うふふ、楽しみにしてて下さいね?」
サンドリヨンも、舞踏会の後にその料理の腕を認められ、
城の料理長の座にたたき上げられていたのでした。
「どんなお菓子が出るかな」
これはシンデレラの楽しみでもあります。
「シャナちゃん、昨日作ったパンが好きみたいだったから、また作ってみちゃった」
「ありがと、カズミ」
二人は、恋敵どうしであると同時に、大の仲良しでもありました。

9337:2006/11/12(日) 03:00:58 ID:YR/B0aIy
食事はこのお城では、団欒の場でした。
各自テーブルマナーにあまり神経を使う事無く、食事を楽しみます。
「相変わらず、美味しいな」
「うふふ、嬉しいです」
サンドリヨンがお城に来て以来、この二人の会話は習慣のようなものでした。
「いいな、私も……はむ。」
サンドリヨンの自分にはない才能に、
シンデレラはメロンパンを齧りながら羨ましがります。
シンデレラも依然一回だけサンドリヨンに対抗して作ったことがあったのですが、
その日のディナーを全て『黒こげの何か』にしてしまったという
伝説を残してしまいました。
「そう言えば、そろそろ二人がお城にきて半年ねぇ」
チグサ王妃が何気なく漏らします。
「うむ。息子よ、そろそろ世継ぎが欲しいところだ。」
アラストール王が刺々しい声で爆弾な発言をしますが、
ここではテーブルマナーはあってないようなものです。
「なっ、なに言ってるんだよいきなり!」
世継ぎを求められた息子は、大いにどぎまぎします。
王子はこのような身分にもかかわらず、その地位を使って女で遊んだりは
しないかったので、女性経験は全くありませんでした。
「え…あぅ…」
「へ?」
サンドリヨンも、この発言に驚きますが、シンデレラはきょとんとしています。
「で、でも…王家の妃になったってことは……そっちのほうも、だよね」
先に口を開いたサンドリヨンが、真っ赤になりながら言いました。
「よつぎ?なんでカズミは赤くなってるの?」
そっちの方面の教育をする前に嫁いできてしまったシンデレラは、
わけがわかりません。
「それじゃ、今日にもどっちかとやってもらおうかしら。二人供、この半年で、ユウちゃんとの信頼関係はばっちりよね?」
チグサ王妃が、凄いことをさらりと言ってのけます。
「そ、それじゃ、私が先に……」
「だめ!」
「なんでだめなの!?」
「よくわかんないけどだめ!」
「だめじゃない!ユウジさまの初めては、私がもらうの!」
「そ、そんな食事中に騒がれては」
イケ侍従長が諫めにかかりますが、
「うるさいうるさいうるさい!これは二人の問題なの!」
二人は聞く耳を持ちません。
9437:2006/11/12(日) 03:03:28 ID:YR/B0aIy
「はは……ま、まだ早いんじゃないかな……」
ユウジ王子が、お得意の問題先送り作戦に出ようとしますが、
「でも、もしやらない場合のユウちゃんのカリキュラムの中には、
就寝前に夜の生活についての講義が入ってるわよ?」
チグサ王妃に言われてユウジ王子はイケ侍従長から手帳を見せてもらうと、
一日のスケジュールの中に確かに入っていました。講師はベルペオル軍師です。
ユウジ王子は軍師の方を見ました。かつてユウジ王子は性に目覚めたての頃、
ベルペオル軍師でオナニーをしているところをチグサ王妃に見られた事が
あるのですが、それが影響しているのかは、定かではありません。
ベルペオル軍師もこっちを見て意味深な笑みを浮かべます。
軍師の部下であるウィネが、時代にあっていないヘルメットの上に
描かれている目で殺意を表明していましたが、王子は気にしないことにしました。
そしてこの騒動のなか、突如、常時無感情の巫女ヘカテーの表情が変わります。
「話し合いじゃいつまでも終わらないよ?クジなり何なりでちゃっちゃとやらないと。
二人もベルペオル軍師にユウジ王子の初めてを取られるのは嫌でしょ?」
先代炎髪灼眼の女傑の鶴の一声で、騒動は沈まります。案外、陰の実力者
なのかもしれません。
95名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 03:05:43 ID:YR/B0aIy
クジの結果はシンデレラでした。
これはいい加減な方法ではなく立派な占いの一つであり、日本史の中には籤引きで将軍になった者も出てきます。
ウィネがヘルメットの上に描かれた目で安堵を表明しているのも、
クジの中にはシンデレラ、サンドリヨン、ベルペオル軍師の他に、
巫女ヘカテー、シュドナイ将軍、チグサ王妃、マティルダの降りたヘカテーが
含まれているのも、ユウジ王子は見ないふりをしました。
将来大物になれるかもしれません。
夜の儀式の方法は、部屋で待つお姫さまにガバッという感じなのですが、
今日はどちらとも初めて。一体どうなるのでしょう。
「チグサは何で今日は身体を念入りに洗えなんて言ったんだろう。」
シンデレラは現在自分の居る、ベッドが一つしかない、
ピンクの薄暗い部屋で待機するよう言われたので待っていました。
シンデレラは今から起こることも、今日の寝巻がやけに薄くて扇状的なことも、
まだ分かっていないようです。無知と清らかさは違うというのは、
本編の千草の名言でしたが、恐らくこんな状況を言うのでしょう。
そこに、タオル一枚のユウジ王子が入って来ました。
「ん?どうしたのユウジ」
なぜか赤くなっているユウジ王子に、シンデレラは訝しがります。
「いや、あの、そのね、」「はっきり喋る!」
「はっ、はいっ!」
シンデレラはそんなユウジの態度に、段々苛々してきました。
ユウジは覚悟を決めて、シンデレラの寝っ転がっているベッドに腰掛けます。
「これから、世継ぎをつくらなくちゃいけない。」
ユウジは自分の顔が真っ赤になっているのを自覚しながら言います。
「そう、よく分からないけど、頑張ればいい」
「いや、シャナも一緒にするんだ」
「私はそのやり方知らないよ?」
ユウジは何か隠している。シンデレラはそう感じました。
ユウジはシンデレラの方に向き直って、シンデレラに
遠回しな同意を求めます。
「シャナ、僕のことが好き?」
「な、何言ってんのよいきなり!」
シャナが赤くなりながらうやむやにしようとしますが、
「いや、これは大事なことなんだ」
ユウジは至って真剣です。このヘタレもピンチのときには肝が据わるようです。
「ん…、うん……。ユウジ、好き、だよ…。」
「僕が今からどんなことをしても?」
「……?うん。」
9637:2006/11/12(日) 03:07:50 ID:YR/B0aIy
ユウジ王子はそれを聞くや否や、シンデレラに覆いかぶさるように抱きしめ、
その唇を奪いました。
「〜〜〜〜〜!!」
シンデレラは声なき声を上げて抵抗しますが、
シンデレラ≠フレイムヘイズという設定により、男の力にはかないません。
性に目覚めてから初めて女性?の身体に触れたからでしょうか、
王子は興奮で我を忘れてしまいました。そのテンションのまま
シンデレラの服を脱がしにかかります。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
ユウジは息を切らせながら、シンデレラのSFをまさぐります。
「いや!やめて!痛い!痛いよ!」
シンデレラも必死で抵抗します。城に嫁ぐ前に習ったサブミッションの技術を
応用して、やっとの事で抜け出すことが出来ました。
「シャナ、待っ―――」
「嫌ぁーーーーっ!!」
シンデレラは、城中に響き渡るような絶叫を上げ、ユウジ王子を殴り飛ばすと、
「嫌っ!こんなの嫌ぁっ!うわあぁぁぁぁぁ!」
大泣きしてしましました。やっとユウジが我に帰ります。
「シャナ、ごめん」
「嫌っ、近寄らないで!恐い、恐いよ!」
いつもの剣の稽古と立場が逆です。シンデレラは顔を恐怖で歪めて、
裸のままユウジから逃げていました。
「シャナ、ごめん!もう痛くしないから、ホントごめん!」
一国の王子が土下座をするという、えらい自体がおこりました。
すっぽんぽんの状態で土下座という、なんとも情けない状態なのですが、
これは恐らくファンタジーで、メルヒェンなおとぎ話なので、
ここでは触れないことにします。
「ほんと…?」
シャナは泣きやんでくれたようです。
これも素直な子に育てた継母テンモクイッコのお陰です。
「うん、始めからやりなおそう。」
ユウジは優しく、シンデレラをベッドへエスコートします。全裸で。
ベッドに座った二人は、まず抱き合います。
「ドキドキするね」
ユウジが言うと、シンデレラもドキドキしてしまいます。
今度は薄暗い部屋のムードが味方して、いい雰囲気になりました。
まずは仕切り直しのキス。
童貞×処女なので、舌を入れるなんて考えもつきません。
「んー」
くちゅ、くちゅ、なんて音の一つも立たない味気ないキスですが、
二人をドキドキさせるには十分でした。
王子はこんどはゆっくりシンデレラを寝かせると、耳を食みます。
「はぁっ、あぁあ」
シンデレラは初めての快感に思わず変な声を出してしまいます。
9737:2006/11/12(日) 03:09:57 ID:YR/B0aIy
ユウジは優しく下に向かってSFを愛撫していき、乳首で止まりました。
「ひゃぁっ!」
「おっぱい、気持ちいい?」
「あぁっ、そんなこと、言わないであぁっ!」
乳首をちゅぱちゅぱ音を立てて吸われると、シンデレラはどうしてもビクビク感じてしまいます。
ユウジはシンデレラの耳元に顔を戻し、秘部を優しくいじりながら、囁きます。
「シャナ、気持ちいい?」
「あ…、あ…、」
「ふふ、恥ずかしい…?」
シンデレラはこくりと頷きます。
「ふふ、可愛いよ…?」
ユウジはそう囁きながら抱きしめます。
「や、やあっ」
これが拒否ではないことは、ユウジには分かりました。そのまま秘部をいじります。
「濡れてきたね」
「ん〜、んんん〜」
「ん?くちゅくちゅ音が聞こえるよ?」
「や、や〜…、」
「ふふ、とっても可愛いよ、シャナ…。」
「あっ、あっ…」
さっきの強姦未遂が嘘のような甘さです。
ピンチのときには肝が据わるようです。
「ここからさきはちょっと痛いよ?いい?」
「うん、ちょっと恐いけど、大丈夫。」
ユウジ王子はそれを聞くと、シンデレラを寝かせ、頑張って濡らした秘部に、ユウジ二号を入れました。
ぶちぶち
「キャーーーーー!」
(数分後)
シンデレラは、王子の胸の中で泣いていました。
「くすん…くすん…」
「ごめんね、シャナ」
「うぅん…、最後までできなくて、ごめんね…。」
「ううん、僕の方こそ…」「私が」
「僕が」
「私」
「僕」
(以下ループ)
9837:2006/11/12(日) 03:11:53 ID:YR/B0aIy
下の階では、バーのマスターであり魔女のマージョリーと、その客であるチグサ王妃と、ベルペオル軍師が飲んでいました。
「あのボーヤ、後半巻き返したわね」
マージョリーは試合結果をハイライトし、
「もう!悠ちゃんもっと優しくしてあげないと…」
王妃は息子のヘタレっぷりを嘆きます。
「まぁ、終わり良ければ全てよしってこったな。」
マルコシアスはあくまでお気楽です。
「やっぱり、私が教えてからにするべきだったのかねぇ……」
軍師は試合結果についての反省点をのべました。
「やめなさいって。アンタがあんなボーヤの相手なんかしたら、
ボーヤ溺れてダメになっちゃうわよ?」
「ヒッヒッヒ、王子なのにオナニーしかさせてもらえねぇたぁ酷なこってブッ」
「女三人が飲んでる最中に下ネタはマジでやめなさいよバカマルコ」
9937:2006/11/12(日) 03:14:16 ID:YR/B0aIy
次の夜、今度はサンドリヨンの番です。
(今度は優しくしなくっちゃ、がんばるぞ)
サンドリヨンは、ベッドに座って待っていました。
王子はうるうるしているサンドリヨンの肩に
手を置いて、きちんと同意を求めます。
「吉田さん、準備は――」
ユウジ王子は、言葉を終える前に口を唇で塞がれました。
そのまま押し倒されます。(何だこれは、何がおこったんだ)
王子はされるがままに、口内を舌で蹂躙されました。こんな快感初めてです
(きもちいい なにもかんがえられない )
そのままサンドリヨンは、ユウジ王子の下半身を隠すタオルを取ると、
ユウジ二号にご挨拶に行きました。
ぱくっ
10037:2006/11/12(日) 03:28:28 ID:YR/B0aIy
終わりです。投下しおわってから
マージョリーたちの話題が下ネタであることに気付きました。
マルコシアスは殴られ損でしたね。
101名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 04:15:56 ID:8u58OxLL
>>100
GJ
出来たら、99の詳しい続きをキボン
エロンパンをあげるから
つ(エ)
102名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 08:30:52 ID:HY1zEMDg
>>100
GJ
うーん続きが楽しみです。
さて、原作買いに行くか(←アニメだけでは補完しきれなくなってきたw)
103名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 09:14:18 ID:nalf5NDl
某所にまでアニメしか観てない奴がいるのか

SSの補完したいから原作を読むとかって
なんか違う気がするのだが
104名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 09:29:03 ID:cxwjxVdm
まあどこから入ろうといいじゃないか
>100は乙にして華麗(*´∀`)つ(#)
105名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 09:42:13 ID:nalf5NDl
まぁどうでもいいかそんなこと

>>100乙言うの忘れてた
GJ!!
106名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 09:43:58 ID:7+9l+M9l
            , '´  ̄ ̄ ` 、
          i r-ー-┬-‐、i    
           | |ミ、、_ ii _彡|   「そうだよな。どこに入れたっていいんだよな」
          N|‐-■^{■lリ     
             ト.i   ,__''_  !
          /i/ l\ ー .イ|、
    ,.、-  ̄/  | l   ̄ / | |` ┬-、
107名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 11:04:44 ID:HY1zEMDg
>>103
すまんな原作は2巻までは買ってたが
その後近所の店でで扱わなくなって以来買ってなかったんだ。
田舎ムード全開だな orz
10837:2006/11/12(日) 11:12:43 ID:YR/B0aIy
今からサンドリヨン(ヨシダ)との完全版書き始めます
シンデレラ(英)とサンドリヨン(仏)は、ともに
「灰かぶり」という意味です。
実際は世間知らずのお嬢様がいじめに耐えぬき強さを手に入れ、
魔女ではなく「母の遺した財産」で着飾って妃の座をとりにいく物語ですね。
愛染自とかウィネとかマティルダとか分からない箇所があってもごめんなさい
私は逆にアニメをみていないのですいません
109名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 13:34:35 ID:cxwjxVdm
wktk
11037:2006/11/12(日) 14:41:55 ID:YR/B0aIy
次の夜、今度はサンドリヨンの番です。
サンドリヨンもまた、あの無駄にムーディーな部屋で待っていました。
「大丈夫かな、王子さま、喜んでくれるかな……。」
今日はソラトと高めあった技術(わざ)の全てをぶつける気でいるサンドリヨン。
思わず力が入ります。ちなみに、彼女が黒くなるのは夜だけであって、
普段はあくまで気の弱い、優しくはにかむ姿が
城内で絶大な支持率を得ている、内気な少女でなのす。
(今度は優しくしなくっちゃ、がんばるぞ)
こっちはユウジ王子さま。昨日の失敗を活かす辺り、
こいつも上達が早そうです。
昨日はシャナだから立ち直れたんだ、これが吉田さんだったら…
王子さまはそんなふうに考えています。
人は見た目が9割という本がありましたが、
恐らくこういう状況を言うのでしょう。
サンドリヨンは、ベッドに座って待っていました。
王子はうるうるしているサンドリヨンの目を見て、その扇状的な姿との
ギャップに理性を持っていかれないように気を付けながら、
その肩に手を置いて、きちんと同意を求めます。
「吉田さん、準備は――」
ユウジ王子は、言葉を終える前に口を唇で塞がれました。
そのまま押し倒されます。(何だこれは、何がおこったんだ)
「ん、んっ、んちゅっ、くちゅっ、」
部屋の中には唇を犯す、そのいやらしい音だけが響きます。
王子はされるがままに、口内を舌で蹂躙されました。こんな快感初めてです
(きもちいい なにもかんがえられない )
音と視覚と感触、その三つの領域を侵食された王子さまは、
すぐにビンビンになっていまいます。
それを手で感じ取ったサンドリヨンは、王子の耳を舐め回し、自分の唾液で
べちゃべちゃにしながら、もう分かり切ったユウジ王子の
感想を聞きに、耳元で囁きます。
「王子さまぁ……、気持ちいいですか?」
いつにない妖艶な声に、王子さまは驚きながら頷きます。
ふふっ、と悪戯っぽく笑ったサンドリヨンは、そのままユウジ王子の
下半身を隠すタオルを取ると、ユウジ二号にご挨拶に行きました。
ぱくっ
111名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 14:43:42 ID:YR/B0aIy
「よ、吉田さん?ちょっと、そんなとこ舐めたらあぁっ、」
いつも恥ずかしがりやのサンドリヨン。
いつも自分が笑いかけると、向日葵のように微笑むサンドリヨン。
初めて出た料理を絶賛したら、泣いてしまったこともある、
泣き虫なサンドリヨン。
そんなサンドリヨンが、
自分の二号機をじゅっぽじゅっぽ音をたてて舐め、
吸いついているではありませんか。
カリを、裏スジを、尿道を、こっちが来てほしい時に、
的確に攻めてくるではありませんか。
そんな異常な光景とともに、昨日出せなかったせいもあってか、
王子の限界はすぐ訪れました。
「うっ、うあぁっ、ちょ、吉田さん待ってあぁあぁあ〜!」
びゅ、びゅびゅびゅ〜、どくんどくん
実は今まで激務に追われていたユウジ王子は、相当溜まっていたらしく、
すごい量の白濁が出てきました。
「あっ…、王子さまごめんなさい、私初めてだから何にもわからなくて…」
サンドリヨンはうるうるしながらあくまで何にも分からないことを
主張します。
「ははは…、そうだよね?初めてだから裏スジとか尿道責めもきっと偶然だよね?
(いや絶対おかしい初体験はシャナみたいに男の裸を見たとたんに真っ赤になって逃げ出すくらいが丁度)」
「昨日…魔女のマージョリーさまから聞いたんです、
おちんちんを舐められると、男の人は弱いんだって」
白い液体で顔を汚しながらうるうるするサンドリヨンに、
何かの陰謀を感じ、王子はその体勢のまま考えてしまいます。
「どうしました?」
しかし、上目遣いでうるうるするサンドリヨンに、王子はとても弱いのです。

「はは…な何でもないよ吉田さん。(そうだよね?偶然だよね?)」
そしてユウジは考えるのをやめました。
とりあえずこんなに出たんだからもう出ないだろうと踏んだユウジ王子は、
今日はお開きにして一緒に寝ることにしました。
「そういえば、服を脱ぐ前に終わっちゃったね。」
「はっ!そ…、そうですね……」
初めてサンドリヨンは、自分の不覚に気付きました。
サンドリヨンは、まだ自分の身体を王子さまに見てもらっていません。
「と、とりあえず脱いじゃいますね」
サンドリヨンは、恥じらいながら服を脱ぎます。
112名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 14:46:23 ID:YR/B0aIy
そこには、シンデレラとは違う、極めて女性的な丸みを帯びた肢体がありました。
胸の上にあるたわわな膨らみと、まだ幼さの残る顔とのギヤップが、
えもいわれぬ背徳感をそそりますが、
これは、ぎりぎりの所でファンタジーでメルヒェンなおとぎ話っぽいので、
詳しい追求は避けます。
「す…すごい…!」
「あ…あんまり見ないで…」
サンドリヨンは恥じらいながら、胸を隠して縮こまります。
これは演技ではなくて、本当に恥ずかしいのです。乙女の心なんて、
難しすぎて知ったこっちゃありません。
そんなサンドリヨンに欲情してしまった王子は、
ついに理性が切れてしまいました。
「よ、吉田さん――!」
王子はサンドリヨンの胸のなかに飛び込みます。
「あっ、王子さま、元気に、なられたのですね、あふっ」
サンドリヨンは、胸を揉みしだかれ、乳首を吸われながら、
王子さまの復活を喜びます。
「ふふ……!王子さま、赤ちゃんみたい…」
黒吉田さんが地獄の底から這い出て来ました。ここから先の吉田さんは、
ソラトをして数秒でイかせしめたこともある猛者なのです。
「王子さま……?今から赤ちゃんになってみませんか?」
かつてない迫力のサンドリヨンに、ユウジは頷くしかありません
「あー、うー」
舌っ足らずな了解をして、王子さまは引き続きサンドリヨンの乳房を吸いました。
案外ノリノリなのかも知れません。
そんな王子が可愛くて仕方ないサンドリヨンは、王子を言葉責めにかけます。
「おうじさまぁ?おっぱいおいちいでちゅかぁ?」
こっ恥ずかしくなった王子は、サンドリヨンの顔が見れません。そのまま頷きます
「うふふ、はずかしくなんかないでしゅよ〜?」
黒吉田さんは、そのまま王子を抱きしめて、胸の谷間に挟みます。
「うぷぷぷぷ」
王子さまは、完全にブッ壊れてしましました。
「ばぶー」
とかのたまいながら、サンドリヨンのまんまんに手を伸ばします。
変態さんです。
「ほ〜らぁ、だめでしょ〜?おうじさまはあかちゃんなんでしゅからね〜?」
一番ムラムラしているところで焦らされた王子さまは、ガマンが出来ません。
「う〜う〜!う〜う〜!」
腰をだらしなく振りながら、王子はサンドリヨンを求めます。
113名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 14:49:26 ID:YR/B0aIy
サンドリヨンは、ユウジ王子が我慢出来ずに自分の身体に肉棒をこすりつける
その姿に嬉しさを感じ、王子を解放してやります。
「ふふふ…!おうじさまは、あかちゃんなのに、おちんちんが
おおきくなっちゃったのぉ?まったく、へんたいさんですねぇ…?」
サンドリヨンは赤ちゃんユウジのおちんちんをゆっくり弄びながら、
あかちゃん言葉でユウジを罵ります。

「うふふふ、また大きくなってますよ?」
にこにこしながらしこしこするサンドリヨン。
赤ちゃんプレイはここで終わりのようです
「はは…ごめん、そろそろいいかな?」
解放されたユウジは、サンドリヨンから滲み出る余裕と自分から滲み出る我慢汁を感じ、
さっきから安心して身体を預けられる理由はこれかと考えていました。
「ええ。じゃ、そろそろ入れますね。」
いとも簡単にユウジの膣内探索機は、サンドリヨンの中に入っていきました。
ぱんぱんといういやらしい響きが、部屋のなかに響き渡ります。
「あっ、はああぁぁん!」
ユウジは女の子のような声を出しながら、
初めての女の子は痛いはずであること、
締め付けがいつもの右手と勝るとも劣らないこと、

よがりながら乳を揺らすサンドリヨンの眺めが最高であること、
昨日愛し合ったばかりのシンデレラへ罪悪感などを考えながら、
やがて何も考えられなくなりました。
(数分後)
「はぁー、はぁー、はぁー…、気持ち、よかったよ、吉田さん、ありがとう……」
「本当?嬉しい…―――」
白吉田さんに戻ったサンドリヨンは、涙を流しながらユウジ王子に抱きつきます。
「私も、気持ち良かったです、坂井く、げふんげふん
王子さま……」
二人はそれから、安らかな眠りにつきました。
114名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 14:51:07 ID:YR/B0aIy
下の階では、やはりお城のギャラリー総出で、
よけいなお世話の反省会をしていました。
バーのモニターにはハイビジョンな監視カメラから撮られた映像音声が、
ライブで届く仕組みになっています。
何でも科学の結晶らしいですが、自然科学の発達していない時代設定なので、
みんな分からないふりをしました。
店の大繁盛に、バーのマスターで魔女のマージョリーも腕がなります。
「もう!悠ちゃんったら、すっかり翻弄されちゃって
……でも赤ちゃんプレイはよかったわね。母さんもしてみたいわ」
チグサ王妃は、二人に感想を述べながら、いずれ自分も息子の相手をすることを示唆しますが、
これはあくまでファンタジーでメルヒェンなおとぎ話かもしれないので、
詳しい追求は避けます。
「ギャーッハッハッハッハ!赤ちゃんプレイなんか中継されたら、俺だったら即効自殺するね!ヒー、ヒー!」
どうやら今日の試合は、マルコシアスにはツボだったようです。
まぁもともと笑い上戸なので、彼の笑いのツボは
マージョリーぐらいにしかわかりません。
「彼女が、幸せなら、私は、構わない――」
バーのカウンターでは、イケ侍従長が、
酒を浴びるように飲みながら、現実を受け入れようとしていました。
「バカじゃないの?ガキのくせにつまんない意地張ってんじゃないわよ」
マージョリーは恋に敗れた男に、精一杯のアドバイスをくれてやります。
「なぁ、ハヤトよぉ、こんな場所で気ぃ張る必要なんかないんだぜ?
マージョリーもそう言ってるじゃねぇか?
……見なかったことにしといてやるからよ」
マルコシアスのいつにない優しさに、イケ侍従長は遂に鉄面皮を脱いだのでした
「う…、うっ、うぅ……」
そんなイケ侍従長の肩を叩いて、いい男が慰めます。
「ふっ、女なんて大変なだけだぜ?ここは俺と…」
マージョリーの正拳に飛ばされたシュドナイは、
巫女ヘカテーの足元に落下します。ぱんつが見えたシュドナイは、
激しく勃起しました。
115名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 14:52:46 ID:YR/B0aIy
「しっかしあのままじゃぁユウジ王子かシンデレラのどっちかが壊れちゃうよ?
誰かがユウジを指導して、バランスをとらないと…私やろうか?」
このままユウジ王子が、サンドリヨンにとろかされたら、
今度はユウジ王子が、シンデレラをとろかしてしまいます。
それを危惧したのは、ヘカテーに降りてきた、炎髪灼眼の女でした。
マティルダが、ヘカテーを介して、教育係を名乗り出ますが、
「なー…!だめだだめだだめだ!!」
ヘカテーの頭の上にある王冠がマジで切れそうだったので、
チグサ王妃は代替案を提出します。
「じゃ、やっぱりベルペオルさんの出番ね。悠ちゃん、
叩き直してやってくださいね?」
「御意」
ベルペオルが、古くさい言葉で了承すると、
「ううううぅ……」
バーにまたお客さんが増えました。時代に合わないヘルメットから、
滝のような涙を流しています。
「あーもー、二人揃って欝陶しいわね!」
マージョリーは心から欝陶しそうに頭をガシガシしながら、
涙に効くとびきりのカクテルを作ります。
こんな事を言っていますが、彼女は相談ごとに関してはスペシャリストなのです。
「おや…?」
「ふむ。お嬢ちゃんは、気付いておったようじゃの」
すやすやと眠るユウジを胸に抱き寄せながら、カメラ目線で
不敵な笑みを浮かべる吉田に気付いたのは、バーの端っこで
ちびちび日本酒を煽っているカムシン長老とベヘモットだけでした。 (おしまい)
116名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 15:01:16 ID:YR/B0aIy
終わりです。
作者は赤ちゃんプレイなんか知らないので、これで勘弁してください。
あと勉強とか勉強とか勉強とかでそろそろ投下できなくなってきました。
あとはよろしくね。
117名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 16:50:10 ID:st3NYOly
あなたがネ申か
118名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 17:39:28 ID:PzUWPBJA
もう、みんなどうしようもないなw
作者さん乙です
119名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 18:01:51 ID:r5/FAoxS
次はベルペオル×悠二でお願いします(*´Д`)
120名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 19:54:06 ID:2XjNKbhD
あのオールスター劇のキャラを全員綺麗に生かしてるな…スゴス!
12137:2006/11/12(日) 19:57:48 ID:YR/B0aIy
>>119
あいあいよー

どうでもいい話だけど、>>50〜でやった
マティルダ召喚。実は当初あれをやる予定だったのは教授ではなく長門有希でした。
前に書いたハルヒシャナをいじくりかえたものです。
シャナネタオンリーならいいかなと思って。
122名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 21:47:20 ID:YR/B0aIy
サンドリヨンとの夜を終えた、翌日の朝食。この団欒の席で、今日の一日のスケジュールを話し合うのです。
「いや〜、運動したあとのご飯は美味しいね!」
「……うん、美味しい。」
至って元気なユウジ王子に、複雑な心境のシンデレラ。

ユウジが他の女と繋がっているのは癪ですが、男の子を産むまでの辛抱と、
シンデレラは考えるのでした。
「ユウちゃん」
チグサ王妃が口を開きます。この雰囲気はお小言を言うときのそれでした。
「な、なんだい母さん?」
「やっぱりユウちゃんには、夜伽の講義が必要みたいね。」
すべて見てきたような口調で王妃は言います。
「へっ?なんで?別に何の問題も……」
「シャナちゃんを泣かせたでしょう?あんな無理矢理にしたら、
いくらシャナちゃんが強い子だからって、恐くて泣いちゃうんだからね?」
チグサ王妃は全部見たかのように話しますが、
確かにあの時の叫び声は筒抜けだったと、王子は考えることにしました。
「チグサ、違うの、あの後は、きちんと――」
行った後にシンデレラは、ユウジの言葉攻めの数々を思い出し、
赤くなって何も言えなくなってしまいました。
「いいのよ、シャナちゃん、次は成長したユウちゃんが、
もっと気持ち良くさせてあげるからね?」
「あ、あうぅ…」
あれよりもっと気持ち良くなるのか。そう思うとシンデレラは、
また赤くなったまま俯いてしまいました。
「そ、それじゃ夜の講義は私が――」
「だ〜め」
チグサ王妃は、サンドリヨンの主張をにこやかに躱します。
「確かにあなたの技術は素晴らしいわ。でもあんなこと毎日続けてたら、
ユウちゃん、気持ち良すぎて狂っちゃうわよ?」
「「なっ、なななななー!」」
ユウジとサンドリヨンは、昨日の熱い夜を思い出し、また赤くなるのでした。
「それと――」
チグサ王妃は、サンドリヨンに対する、決意を表明します。
「ユウちゃんのお母さんは、私だけよ!」
「「うわああああああ!」」
その言葉の意味するところを知ると、二人供一斉に倒れました。
ユウジ王子の隣で、イケ侍従長が酒臭いため息をついていましたが、
王子にはよく分かりませんでした。
「うふ♪ユウちゃん?こんどお母さんとも赤ちゃんプレイしましょうね?」
「それを言わないでぇぇぇぇ!」
ユウジ王子は羞恥で死にそうでした。
123名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 21:48:45 ID:YR/B0aIy
そこでユウジの腕にしがみついて胸を押しつけているサンドリヨンが、
ユウジの耳元で囁きます
「ユウちゃんは、きもちいいカズミママのほうが、しゅきですよね〜?」
昨日のぞっとするような妖艶な声に、ユウジは抵抗できません。
「もう!またユウちゃんをたぶらかして……、
ほらユウちゃん?ママのおっぱいおいちい?」
チグサ王妃はサンドリヨンからユウジ王子を奪うと、胸の谷間に埋めました。
二人のママを相手とする、公開赤ちゃんプレイに、
ユウちゃんこと坂井悠二は軽く死にたくなっていると、
「だめー!二人供だめー!」
シンデレラが助けてくれ、「と、とにかく今日の夜伽は、私がやるぞえ」
ベルペオル軍師もそれに加わります。
「ほら、今日のスケジュールはもう決まったんだから、早く席戻んなさい!」
ヘカテーの降りたマティルダが締めますが、
「へ?」

ユウジ王子が巫女の違和感に気付きました。
「どうしたのユウジ?私の顔になんか付いてる?」
マティルダが問いますが、
「む、魔女に依頼して、降りているときは本来の姿になれるよう
魔法をかけたのだ。」
息子の疑問に気付いたアラストール王が、刺々しい声で補足します。
「あぁ、なんだ。てっきり私に夜伽してほしいのかと思っちゃった」
「だめだだめだだめだ絶対だめだー!」
マティルダの言っていることが大体当たりだったのですが、
アラストールがあまりにも怒っているので、言いだせませんでした。
124名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 22:54:35 ID:8u58OxLL
悠二「そこを何とか…父さん」
荒酢「だめだだめだだめだ」
悠二「別にいいよ…父さん。
   父さんは僕を止めることは出来ないからね」
125124:2006/11/12(日) 22:57:24 ID:8u58OxLL
>>123
GJ
…抜けてた、すまそ
126名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 23:25:53 ID:l+W331ew
科学じゃなくて我学だよー
12737:2006/11/13(月) 00:04:12 ID:YR/B0aIy
今日もユウジはあの部屋へ行きます。
「今日はベルペオル軍師か……楽しみだ」
ユウジも三回目となると、すこしはこの生活に慣れたようです。
かつて悟りを開く前のブッダも、こんな生活をしていたそうです。
がちゃり
ドアを開けると、そこにはえもいわれぬいい男が、
四つんばいになってスタンバっていました。
「今日は受けでいいぜ」
シュドナイ将軍、城内での最強クラスの使い手で、
今日もユウジ王子と激しく剣を交えたばかりです。
「遠慮するなよ。お前はこの城の王子なんだぜ?」
貞操の危機を感じ、王子が逃げ出そうとした刹那、
シュドナイ将軍はリボンでぐるぐるまきにされてしまいました。
「ミステ…ユウジ王子!ベッドメイキングを
やり直している間、待つであります!」
シンデレラと同時に城に入ってきた給仕のヴィルヘルミナが、
助け船を出してくれました。聞いた話ではその戦闘力はシンデレラを
凌ぐとか凌がないとか。
「あ、ありがとうカルメルさん!」
(数分後)
「ふぅ…一時はどうなることかと思ったよ。」
「まったく…シュドナイの男色にも困ったものだねぇ…」
ベルペオル軍師は、シュドナイに気絶させられて、別部屋に閉じ込められていました。下着姿のあちこちに、傷が目立ちます。
夜の講義第一講は、まずは
性教育のおさらいという、なんとも取って付けたような内容のものでした。
あまりの退屈ぶりに、ベッドでの授業ということも相まって、ユウジ王子は
段々眠くなってしまいました。
(しかしベルペオルさんって、綺麗だよな)
ユウジ王子にはそっちが気になっていました。完成された大人の女は、
いつものエロ下着を誰よりも完璧に着こなしています。
しかし、ベルペオルには一つの噂がありました。
男日照り疑惑です。
いい女すぎてだれも手を出せないのです。ウィネは身の程を知らないだけです。
「さて、今日の授業は終わりだよ…そろそろ寝るかね。」
「へっ、何もしないの?」
肩透かしを食らったユウジは抗議しますが、
「理性を押さえることも授業の一貫だよ。楽しい授業は
また別の日にやるから、それまで我慢するんだね。」
ベルペオルはくっくっく、と面白そうに笑うと、そのまま寝てしまいました。
「そんなぁ…ベルペオルさ〜ん」
ユウジ王子はベルペオルの身体をさすったり胸を揉んだりしますが、
ベルペオルはマグロをきめこんだまま動きません。
128名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 00:05:55 ID:YR/B0aIy
「う〜ん、困ったぞ」
ユウジ王子は完全にするつもりだったので、
ムラムラをどこに吐き出そうか考え中でした。
ピンチの時に切れる頭は、ムラムラに相殺されて、あまり働いてくれません。
「ベルペオルさ〜ん、しましょうよ〜」
もう王子も破れかぶれです。ベルペオル軍師を抱き締めて、耳に囁きます。
「いいじゃないですか〜」
「誰にも言いませんって〜」
「我慢できないですよ〜」
当然軍師は相手にしません。
突如ユウジの奧深くから、黒い感情が巻き起こります。
そしてユウジ王子は今度は優しく、「恋人のように」キスしてみました。
「〜〜〜!!」
反応大。ユウジはベルペオル軍師を、こんどは丁寧に抱き締め、頭を撫でます。
「あなたが悪いんですよ?あなたがこんなに綺麗だから――」
「な、なにを言っておる!」
どうやら男日照りは本当だったようです。ユウジの頭は次へのあまーい言葉を
検索しまくるべく、フル稼働します。
「素直になってください、そのほうが、可愛い…」
「これ、やめ、はぁあん」ベルペオルの抵抗虚しく、ユウジは軍師の耳に舌を這わせます。
「これからは、あなたは僕の妾です。嫌とは言わせませんよ?
僕はこの城では、何をやっても許されるんですからね?」
そのまま服を脱がせ、全身を愛撫する。
「はあ、あ、だめ」
抵抗をやめた軍師に、王子は駄目を押します。
「好きだよ、ベルペオル。もうこんな淋しい思い、させないからね?」
ユウジはベルペオルの今日受けた傷を舐めながら、
壊れ物を扱うように抱き締めます。
そこでベルペオルは折れました。
「ユウジ!!」
ベルペオルのキスの嵐を受けて、ユウジは途端に抵抗できなくなります。
あまい言葉は吐けるけど、技量はあまりないのでした。
「わ、わたしも、わたしも愛しているともさ!」
ベルペオルは泣いていました。
ユウジ王子はどうやら触れちゃいけないところに触れちゃったようです。
「あ、あの、ちょっ、待っ」
待ってくれるはずもなく、ユウジの肉棒は、ベルペオルに入っていき、
「あっ、あっ、あぁあぁああぁ〜〜〜!!」
(数十秒後)
「いくら私を愛していても、三こすり半じゃねぇ…」
「す…すいません」
「まぁ言葉攻めは及第点だったね。」
「は、はぁ」
「まだ修業が足りないって事さ。これからビシビシいくよ。」
「はい……頑張ります」

129名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 00:08:09 ID:JudjhjT7
下の階では、やはり反省会の時間です。
「マージョリーよぉ、おめぇユージに精神操作の自在法かけたろ?」
マルコシアスは試合の疑問点を見付け、
「ふん、あんな映像見れたもんじゃないでしょ?」
マージョリーは素直に八百長を認めます。
「なんだ…ユウちゃん女ったらしになったのかと思って心配しちゃった。」
チグサ王妃は息子が変わっていないことに安堵し、
「むぅ……しかし念のためわが息子の半径5メートル以内に近づいてはならんぞ、マティルダよ。」
「ふふ、心配しすぎよ」
アラストール王は愛するものへの過保護を強めます。
「ちくしょ〜、俺ならもっと気持ち良くしてやれるのに〜!」
「うっ、うっ、うっ、ベルペオルさん、寂しかったら俺がいるのに…」
またもやカウンターでは、二人の男がくだをまいています。 「ま、諦めることね。どっちも全然脈ないわよ。」
「ヒッヒッヒ!相変わらずひでぇなぁ〜、我が冷徹なるアドバイザー、マージョリー・ドー?」
「馬鹿ね。下手に望みもたすよりガツンと言ったほうがいいのよ。」
「へ〜へ〜、わ〜かってますよ〜」
今度の二人は、慰めるつもりはないようです。
突如ライブカメラに、流れがありました。
『私が好きだって、あれ嘘だろう?』
『なんだか意志に関係なく口をついてきたんです。すいません……』
『いや、いい。あれはおそらく自在法だ』
『自在法?』
『平たく言うと、マージョリーの仕業だよ』
『そうだったんですか。でもなんで本心じゃないって分かったんですか?』
『王子は二人の姫に心を奪われているし、それに…』
『それに?』
『マティルダに鼻の下を伸ばしていただろう?私は気付いておるぞ?』

「あらっ、やっぱりそうだったのね」
「ぬぬぬぬぬ…た、助けてくれ、『弔詞の読み手』…」
マティルダの頭上に輝く王冠が、いつになく困った様子です。
「う〜ん…あんたには酒も出せないのが辛いところね…」
「ヒヒ、実体がねぇってのはお互い辛えなぁ、“天壌の劫火”?」
130名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 00:10:38 ID:JudjhjT7
なんだかショボでしたね。
次はもっとましな文作れたらと思います。
131名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 00:11:38 ID:TYkl49vN
投下ラッシュだなw
132名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 00:23:05 ID:JudjhjT7
そう言えば自分の意中の人がユウジに食われていくさまを
ライブカメラで見てるっていうのもヘンだよね
133名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 02:38:59 ID:/nW0UgcF
いか
134名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 22:23:14 ID:alS7Zvbl
グゥゥゥゥゥゥゥッッッジョォォォォォォォォォォォォッッッッブッッ
13537:2006/11/13(月) 23:41:33 ID:JudjhjT7
ごめんね
シンデレラしつこいけどあと二つだからごめんね
136名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 23:47:18 ID:hCM1y4R2
2個でも3個でも4個でも5個でも投下してくれ
いやマジで
137名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 23:56:17 ID:TmhNtstc
今、ソラト×ヘカテー書いてるんだけど、需要あるかね?
結構長いんだが。
138名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 23:59:05 ID:JKQJR9WM
>>137
ここのエロ紳士にとっていらないSSなどない
ヘカテーでもソラトでもカでもバッチ来い!
139名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 00:16:22 ID:FLvQQNCj
◆正統派メイド服の各部名称
頭飾り:
Head-dress
("Katjusha","White-brim")
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ,ィ^!^!^!ヽ,
                    ,/゙レ'゙´ ̄`゙'ヽ
襟:.                 i[》《]iノノノ )))〉     半袖: Puff sleeve
Flat collar.             l| |(リ〈i:} i:} ||      .長袖: Leg of mutton sleeve
(Shirt collar.)           l| |!ゝ'' ー_/!   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  /::El〔X〕lヨ⌒ヽ、
衣服:               (:::::El:::::::lヨ:::::::::::i        袖口: Cuffs (Buttoned cuffs)
One-piece dress         /::∧~~~~ヽ;ノヾ;::\_,  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  /:_/ )、_,,〈__`<´。,ゝ
               _∠゚_/ ,;i'`〜〜''j;:::: ̄´ゞ''’\_     スカート: Long flared skirt
エプロン:           `つノ /j゙      'j;:::\:::::::::;/´::|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Apron dress            /;i'        'j;::::::::\/ ::::;/
(Pinafore dress)         /;i'         :j;:ヽ:::/ ;;r'´    アンダースカート: Petticoat
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   /;i'       ,j゙::ヽ/::;r'´    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 /;i'_,,_,,_,,_,,_,_,_,_,i゙::::;/ /
浅靴: Pumps        ヽ、:::::::::::::::::::::::__;r'´;/            Knee (high) socks
ブーツ: Lace-up boots     `├‐i〜ーヘ,-ヘ'´          靴下: Garterbelt & Stocking
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  i⌒i.'~j   fj⌒j   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.                   ̄ ̄     ̄

140名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 01:33:32 ID:4kflfppt
ではソラト×カで
141名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 01:59:15 ID:2SfKxyIm
よし、ソラト×ヘカテーが完成したので載せよう。
長い割にそんなにエロくないけど。

あ、載せる前に。今から載せるの、保管庫に入れないでください。
お願いします。
14237:2006/11/14(火) 02:01:13 ID:FvvP60LW
これから投下するのは、>>66の修正です。あまりに急いで書いたので
いろいろ抜けてたようです。
あんまり気にしないでください。すいません。
143名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 02:01:55 ID:2SfKxyIm
っと、37氏が投下するようだし。ちょっと待つか。
14466:2006/11/14(火) 02:01:54 ID:FvvP60LW
「悠二!ただいま!」
「わわっ!お帰りシャナ」
シャナは悠二に抱きついてぷらんぷらんぶら下がり、
ヴィルヘルミナはその光景に、不機嫌な表情を丸出しにする。
悠二はあの後、マージョリーとマルコシアスの力によって、だいぶ立ち直っていた。
「そうだ、カルメルさんにお客さんが来ましたよ。」
「む、一体誰でありますか?」
「まぁ、ついてきて下さい。」
悠二はヴィルヘルミナを部屋に招待し、マティルダの置き手紙と写真を見せた。それを見たヴィルヘルミナは、驚きながら手紙を読む。
そして部屋の中の色々な違和感に気付いた。
「……ミステス。」
「なんだか“教授”の自在法で過去から連れてこられたらしくて」
「手は出していないのでありますな?」
「は…ははは、そんなことするわけな」
「貴様のベッドに赤い毛が落ちているのであります。」
「いや僕は布団を使って」
「怪しいのであります。大方ハァハァしたところをブッ飛ばされただけでありましょうが、
一応調べておく必要がありますな。」
「うっ……。」
悠二は逃げ出した!
「うわあああああ!」
「待つのであります!」
猛スピードで二階から下りてくる二人に、シャナは驚く。
「一体どうしたの?」
「捕まえるのであります!」
「どうしたヴィルヘルミナ・カルメル!」
「マティルダがここに来ていたのであります!」
古くからの同胞が、ありえないことを口にするが、
嘘を言っている気配はない。
となると、することは一つ。
「シャナ。行くのだ!」
「わかった!」 アラストールの司令とともに、シャナの足の裏から小規模な爆発が起こった。

結局捕まって軽い拷問の後、
お風呂のことがばれた悠二はヴィルヘルミナに全殺し
(零時前と後で半殺しずつ)にされ、
キスのことがばれたシャナからは一週間口を聞いて貰えなくなり、
(でも一週間後にデレになる。)
それはもう大変であった。
「シャナ、これ僕への手紙なんだけど、どこの言葉か分からないんだ。
読んでくれる?」
「ふん!悠二なんか知らない!」
「ヴィルヘルミナさ〜ん」
「ふん、貴様の好きなマティルダにでも聞けばいいのであります」
「アラストール、頼むよ〜」
「ぬぬぬ…では坂井悠二、後で頼みがあるのだが…」
「天壌の劫火!」
「買収最低」
「それはマティルダの口癖だ。日本語訳は…」
マティルダの声が、聞こえたような気がした。
「坂井悠二、貴方にも、天下無敵の幸運を。」
14537:2006/11/14(火) 02:05:15 ID:FvvP60LW
すいませんお邪魔しました!
では投下どうぞ
146名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 02:05:44 ID:2SfKxyIm
う〜ん、思いっきり投下時期を外したな。
まさか、ほぼ時刻が重なるとは思ってなかった。
さて、どうしようか。
147初めて抱いたその欲望:2006/11/14(火) 02:08:02 ID:2SfKxyIm
その時ソラトが感じたのは、情欲と言うよりは物欲だった。
ただ単純に、目の前の美しい巫女が欲しい、それだけだった。
ソラトはかなりねじれた思考と性格をしているが、別に妹である
愛染他ティリエル以外の女を知らない分けじゃない。
が、何故だか今まで興味が湧かなかった。
もちろん彼にとって人間は存在の力を得るための食べ物であり、
欲望の対象ではないが、他の例え輩の女と出会おうと、否、他の
誰と出会おうと、他人興味を持つということがなかった。
彼の欲望には他人という存在は含まれていないのだ。
彼が妹以外の存在に興味を持つのは稀であり、ましてや妹以外の
名前を呼ぶことなど、あり得なかった。

「・・・・・・へか、て?」
だからこそ、今のソラトは非常に興奮していた。
目の前にいる、大きなマントと帽子に着せられている、美しい水色を
放つ巫女に、彼は目を奪われ、心を奪われたのだ。
あれが欲しい。物を欲することに関しては如何なる輩よりも勝っている
ソラトの物欲。それが今初めて、自分以外の存在を欲するという行為になった。
「へかてー!!」
気付いたときには、ソラトはもう巫女へ、ヘカテーと名乗った少女へ向けて
飛びかかっていた。
欲しい、あの水色が欲しい、あの子が欲しい!
ソラトの欲望は強い存在の力となり、彼の持つ山吹色の炎が吹き荒れる。
148名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 02:08:40 ID:FvvP60LW
>>146
うわぁぁあすいませんすいませんorz
ソラト×ヘカテー投下お願いします
149初めて抱いたその欲望:2006/11/14(火) 02:10:41 ID:2SfKxyIm
「お、お兄様!!」
その兄がとった意外すぎる行動にティリエルは一瞬、僅か一瞬だが
反応が遅れてしまった。彼女が咄嗟に、ほとんど反射的に蔓を自らの
兄へ伸ばしたときには、ソラトはもう巫女を押し倒していた。
「へかてー、へかてー、へかてー!!」
押し倒したことで、ヘカテーを手に入れたと思ったソラトは、ヘカテーの
名を何度も叫ぶ。
対するヘカテーは笛を口元に当てたままの格好で押し倒され、無言で自分
の名を叫ぶソラトを見ている。
その無言無表情からは動揺は感じられない。
これがもし彼女を押し倒したのが、かの変態将軍だったなら、さすがの
ヘカテーも全力で抵抗したのかも知れないが、相手は自分より数段格下の、
王ですらないただの徒に過ぎない。
事前に性格に少々難有りとの報告も受けていたので、この程度のことでは
(さすがに押し倒されるとは思っていなかったが)動揺はしない、はずだった。

「これは・・・・・・」
ヘカテーは、膨張する存在の力を感じ取った。
押し倒された状態で目をやると、ティリエルが物凄い力をその身体から噴きだし
ているのが、見えた。
「離れて、お兄様・・・・・・」
その声はあくまで低く小さい。そしてその小さい声はソラトには聞こえない。
「離れなさい、お兄様から・・・・・・」
ヘカテーにはその声は聞こえたが、如何せんソラトは持てる存在の力をフルに
出してヘカテーを押し倒している。
如何に強大な王であるヘカテーでも、すぐに振りほどけは・・・・・・
「離れろ!!!!!!」
ヘカテーが行動を起こすよりも早く、ティリエルが動いた。
ティリエルの放った無数の蔓は、山吹色の炎と共に怒濤の勢いでソラトとヘカ
テーに迫った。
ソラトがその一撃で消滅しても構わないと言わんばかりの力がつぎ込まれた一撃に、
さすがのヘカテーも身の危険を感じ、そして……
150初めて抱いたその欲望:2006/11/14(火) 02:12:29 ID:2SfKxyIm
「えっ――」
ヘカテーは手に持つ横笛を吹いた。そして、ヘカテーの周囲にいくつもの
水色の光点が発生する。
光点は水色の炎の波と変わり、ティリエルの放った蔓を全て飲み込み、
そのままティリエルを吹き飛ばした。
「きゃあっ!!!」
吹き飛ばされたティリエルはそのまま気を失って動かない。
今放った一撃に自身の持つ存在の力をありったけ込めてしまったせいもあり、
しばらくは起きそうもない。
思わずティリエルを吹き飛ばしてしまった(本当は彼女の放った力のみを打ち
消すつもりだった)ヘカテーは笛を口元から離し、吹き飛ばしてしまったティ
リエルの安否を気にするが、
「んっ――」
それは突如自分へ口づけをしてきたソラトによって打ち消された。

「へかてー、へかてー」
ぺちゃぺちゃと音を立てながら、ヘカテーに口づけし続けるソラト。
口元からはだらしなく唾液を垂らし、ヘカテーの口元を汚していく。
「は…あ…」
ヘカテーは、僅かに息を漏らす。
口づけをされたことなど今まで一度もない。
この星黎殿にも組織仮面舞踏会にも彼女を尊敬するものはいても、手を出そう
などと考えた物は一人もいない。仮にそんな不埒なことを考えた奴が居たとし
ても、そいつは必ず将軍に殺される。
ただ殺されるのではない。この世で一番惨く苦しい殺され方をするのだ。故に、
ヘカテーに手を出そうなどと考えるものは、まずいない。それは彼女のことを
知っているものなら誰でもそうだった。
しかし、ソラトは将軍のことを知らなかったし、ヘカテーの存在価値の大きさ
も知ったことではなかった。
彼は今、新しく手に入れた玩具を楽しんでいるだけなのだから。
もう、彼を止める妹はいない。
151初めて抱いたその欲望:2006/11/14(火) 02:14:08 ID:2SfKxyIm
ヘカテーが息を漏らしたのを見逃さず、ソラトは一気にヘカテーの
口内へ下を入れた。そして、ヘカテーの小さな舌を自らの舌で強引
に絡め取る。
「んっ、ちゅ、ちゅぅ、ちゅぅぅ」
くちゅくちゅと淫らな音が古代の神殿を思わせる空間に響く。
舌で貪るようにヘカテーの口内を蹂躙するソラトと、それに抵抗で
きないでいるヘカテー。
「ちゅ、ちゅるっ、は…ぁ…」
まともなキスすらしたことのなかったヘカテーは、初めてするディー
プキスの感覚に頭を混乱させていた。
「んむっ、れろっ…ちゅぅぅぅっ……ぷはぁっ」
何の抵抗もしないヘカテーに満足しているのか、ひたすら口づけを続け
ていたソラトだが、さすがに息が続かなくなり、じゅるりとヘカテーの
口から舌を抜き取った。

「はぁ…はぁ…」
ヘカテーは、やっと終わった口づけに放心状態となっていた。
その小さな口元はソラトの唾液でベタベタとななっており、普段の尊崇の
念を受ける巫女からは想像も出来なかった。
「……えっ――」
モゾモゾとまた動き出したソラトに気付いたヘカテーは、ソラトが自分の
服を弄っているのを見た。
「取レない・・・・・・脱げない?」
どうやらヘカテーの服の脱がし方が分からないようだ。
悩んでる隙にソラトをどうにかしようと思ったヘカテーだが、
「なら……破る」
「なっ――」
考えることをすぐに放棄したソラトは、もっとも単純な方法でヘカテーの
服を脱がすことにした。
152初めて抱いたその欲望:2006/11/14(火) 02:16:21 ID:2SfKxyIm
「や、やめっ」
ビリリッ!
ヘカテーが叫ぶより早く、ソラトは胸元から一気にヘカテーの着る装束を破いた。
華奢な見かけなど関係ない。高めた存在の力を放つソラトにとってはヘカテーの
着るものなど紙を破るようなものだった。
「あは、あははっ!」
楽しそうにヘカテーの服を破り、毟るソラト。
上半身がほとんど見えるようになったところで、その手を止めた。
「ははっ、おっぱい、おっぱいがみえた。ティリエルのより、少し、小さい、かな?」
ヘカテーは、胸に下着を着けていなかった。
ソラトが言うところのティリエルより小振りな胸が、ソラトの目に晒される。
「くっ……」
さすがの羞恥心に思わず目を背けるヘカテー。
しかし、ソラトはそんなことは全く気にしない。気にするはずもない。
「小さいけど、キレイ、凄くキレイ」
そういうとソラトは、いきなりヘカテーの左胸に吸い付いた。

「あぁんっ!!」
「ちゅぅぅっ、ちゅっ、んぅ……」
ソラトはヘカテーの左胸をその口でしゃぶる。
桜色よりも若干薄いヘカテーの乳首を舌で転がし、自分の唾液でべちゃべちゃにする。
「いやっ……やめっ」
ヘカテーは声を漏らすが、先ほどのディープキスとは比べものにならない感覚にその身を
震わせるばかりだった。
「おっぱい、かたく、なった。かたくなるのは、感じてるしょーこ」
片手でヘカテーの右胸を弄り、その揉んで柔らかい感触を楽しみつつ、乳首を弄ることも
忘れないソラト。
「感じ、る?」
ヘカテーは、ハァハァと息をしながら呟く。決して尋ねたわけではない。だがヘカテーの目は
自然と、自分の胸にしゃぶりついているソラトへと向かい、
153初めて抱いたその欲望:2006/11/14(火) 02:17:54 ID:2SfKxyIm
「――っ!」
目が合った。
というより、ソラトはずっとヘカテーの顔見ていた。
今は彼女の胸にしゃぶりついているが、それでもその目は上目遣いで、
ヘカテーの顔を見つめていた。
上目遣い、というのがまずかったのかも知れない。
「あはっ」
一瞬ヘカテーの胸から口を離し、笑いかけるソラト。
その何ともあどけない、言ってしまえば可愛らしい笑顔に、ヘカテーは
顔が熱くなるのを感じた。
愛染自ティリエルが自慢する兄、愛染他ソラトはハッキリいって容姿が良い。
整った顔立ちに、白い肌、人形のように細い体つき。
童話の中の王子様がいるようだ、という例えも、この少年の姿をしている徒な
らば納得してしまう、そんな美しさを持っていた。
……そしてヘカテーは、すべてを受け入れる覚悟をした。

「じゅるっ、ぢゅぅ、じゅるりっ」
ヘカテーは、ソラトの股間に顔を埋めていた。
両胸を吸い尽くし、弄り尽くしたソラトが、その自身の分身を出したときは
さすがのヘカテーも引きつった、が……
「舐めて、舐めて」と言ってくるソラトに拒否することも出来ず、ヘカテーは
恐る恐るソラトのソレを触り、口づけをし、舌を這わせた。
普段自分にしてくれるティリエルのと違い、ぎこちなく、ハッキリいって下手
くそなヘカテーの奉仕にソラトは満足せず、早々にヘカテーの頭を両腕で押
さえつけると、自身の分身をその小さな口の奥深くまで貫かせていた。
「んむぅぅっ!!」
華奢な身体に似合わずモノだけはでかいソラトだが、意外と果てるのは早く、
自身の白濁液をヘカテーの口内へと吐きだした。
154初めて抱いたその欲望:2006/11/14(火) 02:19:43 ID:2SfKxyIm
「けほっ、けほっ……」
ソラトのモノが抜かれ、けほけほと白い液体を口から吐き出すヘカテー。
何もかもが初めての少女には口内射精は衝撃が強すぎた。
しかし、そんな初めての少女にソラトはある意味残酷だった。
「吐きだしたなー、ティエルは、全部飲むんだぞー」
「そん、な」
こんな苦いモノを全部飲むなんて信じられない。
ヘカテーは自分が吹き飛ばしてしまった少女に少なからず尊敬の念を抱く。
が、抱いたのもつかの間、
「全部飲まない奴にはお仕置きだー!」
ソラトは再びヘカテーを押し倒した。
「や、やめなさい……」
いくら経験のないヘカテーでも、こっから先に何が待っているのかは想像が
付いた。しかし、
「やめる……? やめるの?」
両腕でヘカテーの太ももを押さえに掛かっていたソラトが、ヘカテーの制止に、
ふとその力を緩めた。

「えっ――」
自分で『遊ぶ』ことに夢中になっていたソラトが、自分の制止を聞く、その意外な
行動にヘカテーは目を丸くする。
「やめる・・・ヤメル・・・」
口元に指をあてながら考え込むように宙を見つめるソラト。
考えたところで何か答えを出せるのかは疑問だが、ソラトが妹以外の誰かのために
ものを考えるというのは、ありえないことだった。
(――この少年……)
ヘカテーは思う。
この少年の姿を取っている徒は、我が圧倒的に強いと思われたが、決してそういう
わけではないのかも知れない。
自分との関係以外の全てにおいて兄に甘いティリエルが常に一緒にいるから、それ故に
ソラトは感情の抑制や、思考能力が発達していないだけではないのか?
ならまだ、この少年を正すことは出来るかも知れない……
しかし、初めて人のために物を考えた少年の導き出した答えは、ヘカテーに更なる試練を
与えることとなる。
「へかてー、へかてーは、やめたいの?」
155初めて抱いたその欲望:2006/11/14(火) 02:21:40 ID:2SfKxyIm
やめたい、そういえば全てが済むことだった、
今のソラトは恐らくヘカテーの言うことを素直に聞く。
既に彼の中では、ヘカテーは『新しい玩具』とはまた違った、別の
何かに変化しつつある。
「へかてーのここ、ぐしょぐしょ。ぬれてるのは喜んでるんだよ?」
ソラトはそういうと、ヘカテーに唯一残されたショーツのような下着を
人差し指でなで上げた。
「ひゃんっ!」
思わず甲高い悲鳴を上げるヘカテー。
「やめるの? 嬉しいのにやめちゃうの?」
それはあどけない、些細な、子どもらしい疑問を母親にぶつける幼児の
ような、そんな顔だった。
している質問は幼児らしくないし、彼は少年だったが、それだけにヘカテーは
保護欲、ある種の母性本能にかられた。
「愛染自ソラト……あなたの好きなようになさってください」
そのヘカテーの言葉に、ソラトは忠実だった。

くぱぁっ……
「へかてー、毛ない。生えてない。ティリエルにはあるのに」
ヘカテーの秘所を指で開きながら、毛が全く生えていない恥丘に対しソラトは
率直な感想を言う。
妹しか女を知らない彼は、全てにおいて妹と比較する。
胸の大きさ、フェラの巧さ、毛の生え具合、
「でも、ここはキレイ。密が溢れてる」
溢れる蜜壺を物欲しそうに眺めるソラト。
「どんな、味が、するのかな」
ソラトはそう言うと、蜜を啜るべく、ヘカテーの秘所に顔埋めた。
「ぴちゃっ、ちゅるっ、ちゅるるっ」
「ひゃっ、はっ……あぁっ」
ヘカテーはあまりの恥ずかしさに両手で顔を隠しているが、指の隙間から、
ぴちゃぴちゃと自分の秘所を舐め、蜜を啜るソラトを見る。
ソラトはとても美味しそうに、蜜を啜っていた。
「はは、甘い。ティリエルのよりずっと甘い」
とても幸せそうな笑顔だった。
その嘘偽りのない笑顔、ティリエルのように暴力という恐怖で縛り付けない、
ソラトの本当の笑顔を、ヘカテーは見た。
156初めて抱いたその欲望:2006/11/14(火) 02:23:18 ID:2SfKxyIm
「そろそろ、挿れていーい?」
「……はい」
挿れる前には必ず言ってください、もしソラトが普段ティリエルに
このことを叩き込まれていなかったら、ヘカテーはかなり苦しい思い
をしただろう。
「んっ……痛っ!」
もっとも、処女であるヘカテーにとって、心構えが出来たところで痛い
ものは痛いのだが。
痛みに叫び声を上げなかっただけ褒めるべきかも知れない。
叫ばなかったのは、王としての意地か、巫女としての尊厳か……それと
もティリエルを起こさないためか、
「きつ、い…?」
妹と違い、すんなりと挿れられないことに戸惑うソラト。
「うっ…うっ…」
あまりの痛さに嗚咽を漏らすヘカテー。
そんなヘカテーをソラトは不思議そうに見つめていた。

ぺろっ
「あっ……」
唐突に、ソラトはヘカテーの頬を流れる涙を舐め取った。
「痛い、の?」
ソラトは不安だった。妹とは全く違う、真逆の反応。
兄の行為を全て受け入れ、喜び、喘ぐ妹と、泣き、叫ぶヘカテー。
自分がヘカテーにとても悪いことをしてしまったのではないかと、無意
識のうちに心配する。
「だい、じょうぶです……」
ヘカテーはソラトの見せた他者への優しさに感激しつつ、彼の背中に両手を
回し、抱きしめた。
「んっ――」
ソラトはヘカテーにキスをした。
それは口と口を合わせるだけの、優しいキスだった。
ヘカテーを泣かせたくない、妹のように喜ばせたいと、そう思った。
「泣か、ないで」
「泣いてなんか、いません。泣いてなんか……」
二人は抱き合い、そして繋がった。
157初めて抱いたその欲望:2006/11/14(火) 02:24:44 ID:2SfKxyIm
「ふぅっ……」
繋がった後、ソラトは早々に果て、二人の行為は終わりを告げた。
「へか、てー……」
ソラトは今、ヘカテーの横で眠っていた。
ヘカテーとの行為を終えた満足感からか、寝顔はとても気持ちよさげだった。
「さて…どうしましょうか」
ソラトに破り捨てられた服を再生させ、元の姿へと戻ったヘカテーだが、それ
で終わりというわけにもいかない。
失った処女など、元が人間のフレイムヘイズと違い、いくらだって再生するこ
とは出来る。しかし問題は別にあった。
仮面舞踏会の三柱臣の一柱たる巫女にして、組織になくてはならない秘蔵の存在。
そんな自分に手を出したソラトのことが知られれば、ただでは済むまい。特に何
故か自分に偏愛を持つ将軍などは……
「……こうするしか、ありませんね」
ヘカテーは床に落ちていた横笛を拾い上げると、口元に当てる。

それは悲しげな笛の音だった。
聴いているだけで、涙が溢れてくるような、そんな音色。
(記憶の部分的消去、時間感覚の調整)
この笛の音は、他者の記憶を消すことが出来る。
本来は、自分と遭遇した敵や、そうでない第三者から秘蔵の存在である自分の記
憶を消すために使っているものだった。
(それをまさか、このような形で使うことになるとは)
ヘカテーは星蜃楼で起こったことの大半の記憶をを、愛染の兄妹から消し去るつ
もりだった。
それしか方法はなかった。ソラトの行為を、その欲望を受け入れたのがヘカテー
自身であっても、それが公になるわけにはいかない。
仮に将軍含め全てに隠し通すことが出来ても、ティリエルはヘカテーを許さない。
兄を連れ仮面舞踏会から去るだろう。
それは嫌だった。例えたった今できた想い出を、ソラトの中から消滅させても、
ヘカテーは彼を同胞に入れたかった。
そうすれば、
「愛染自ソラト……」
笛の音を聞きながら眠り続けるソラトに、ヘカテーはそっと語りかける。
「あなたと因果交差路がまた交わるのなら、もう一度私と――」
それは考えてはいけない、想ってはいけない気持ち。
ヘカテーの中で芽生えたソラトに対しての欲。
そして、ヘカテーとソラトの交差路は、二度と交わらなかった。
158>>147->>157:2006/11/14(火) 02:30:01 ID:2SfKxyIm
以上です〜。
3巻、4巻の頃からヘカテーとソラトの関係、何故ティリエルは首を絞めるほどの
反応をしたのか、ずっと気になって色々妄想してたのですが、ボールルームで、
その謎は解けました。今回投下したのは、ボールルームの改編ですね。全然エロくないけどw

3巻、4巻を人に貸してるため、ソラトの口調がほとんど分からなかったので、
かなりキャラとか雰囲気違うと思いますが、まあソラト×ヘカテーが自分は好きです。

最後にもう一度、この投下作品は保管庫に補完しないでください。お願いします。
15937:2006/11/14(火) 02:41:02 ID:FvvP60LW
>>158さん乙です!
邪魔してごめんなさい。
エロくて、切なくてな展開が良かったです。

自分も書き始めの頃にソラト×ヘカテーをやったことがあるのですが、
只のギャグだったので、こんな凄まじいエローな感じじゃなかったです。
良きエロを、ありがとうございます。つ(エ)
160名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 16:38:39 ID:6+vVpeTy
頂のヘカテーたんにシュドナイカが・・・
161名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 19:48:29 ID:LNKeQmos
…や  ら  な  い  か?
162名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 21:43:36 ID:41UBoUmk
やらないか(シュドナイカ)×やめないか(悠二)
163かなり ◆Zkbq51PB.2 :2006/11/14(火) 22:11:59 ID:13vLbrI3
>>161-162
この流れに吐きそうになった。
16437:2006/11/14(火) 22:39:27 ID:FvvP60LW
投げるよん
165名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 22:40:38 ID:FvvP60LW
ついにベルペオル軍師にも手をかけてしまって
段々エロさにも磨きがかかって来たユウジ王子。
しかしこれも全て男御子を作るためなので仕方ありません。
さて今日は誰がユウジ王子の毒牙にかかってしまうのでしょうか…

「うむ。息子よ、鍛練の程はどうだ?」
ここはある日の謁見の間。このお堅い雰囲気は、
アラストール王にはたまらない、彼のお気に入りの場所です。
「は、はい、頑張ってます、一応…」
逆にユウジ王子はこの雰囲気が苦手でした。
やる気満々のアラストール王の声がいつにも増して大きく、
威圧的になるからです。
「武術はAランク、学問、はDランクといった感じです」
イケ侍従長が補足します。どうやらユウジ王子は切れる頭を勉強に使うことは出来ないようです。
「そして性技はSランク。駿台偏差値で言えば70越えぐらいです。」
ユウジ王子はどうやらコッチにかけては
右に出るものが居なくなってしまったようです。
ちなみに駿台模試男性の部一位はソラトです。
何の模擬試験なのかは知ったこっちゃありません。
「まぁ、ユウちゃん優等生ね、でもあんまり遊びすぎちゃ駄目よ?」
チグサ王妃が釘を刺します。でも得意なものはしかたありませんね。
「しかし息子よ、お前も十分強くなった。そろそろ戦場へも出てみないか?」
アラストール王がとんでもない事を言ってのけます。
それもそのはず、ユウジ王子は最近武術でもめきめき力を付け始め、
シンデレラへの勝ち星もあげてきているのです。通算で3勝9876敗くらいです。
「な、何言ってるんだよ父さん!?王子が死んだら国も終わりだよ?」
おそらくユウジ王子はシンデレラの教育方針により突撃兵とかにされるのでしょう。
そうなったら本当にヤバいのです。
「む…しかしこの城も慢性的な兵士不足なのだ。
シンデレラの教育のおかげで一人一人は強いのだが…」
シンデレラはすっかり軍の教育を任されているようです。
最近は屈強な男たちが最近すっかり女っぽくなったお姫さま教官に
ハァハァしながら指導を受ける姿が日常茶飯事です。
夜な夜な兵士達の寝室から「ハァハァシャナたん中に出すよー!」とか
「オッス!シュドナイ兄貴もう出そうっす!」とか独り言が聞こえてくるのが
社会問題になっているのが悩みの種です。
166名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 22:42:03 ID:FvvP60LW
「うふふ、兵士の募集なら掲示しておきましたよ、あなた」
チグサ王妃がフォローします。この国はいま隣国と緊張状態なのです。
「今日はユウちゃんお休みだけど、夜のお勤めはきちんとするのよ?」
「今日の夜はベルペオルさん出掛けてるだろうから、シンデレラとだね?」
現在ベルペオル軍師は会議室にこもりっきり、サンドリヨンは外交に大忙しです。
そんな中今日はお休みで呑気なユウジ王子はわくわくして言いますが、
「ユウちゃんがきちんと節度のあるセックスが出来るようになるまで、
シャナちゃんとはお預けです。」
チグサ王妃はそれを却下します。なぜなら、この間は泣かせてしまった
シャナへのお詫びと、ユウジ王子が張り切りすぎたせいで、
シンデレラを快楽のどん底につき落としそうになったからでした。

『ふふふ……、シャナ、今日の君は、とってもいやらしいね……』
『ううぅ〜、はずかしいよぅ……』

『あぁっ、ゆうじぃ、らめぇ、わらひ、こわれひゃうぅぅ……』
『シャナ、気持ちいい?よがり狂ってるシャナも、可愛いよ……』
『らめぇ、あっ、あっ、あっ、あっ、あ……』
こんな、何時もの気の強いシンデレラとのギャップは、
どうしてもユウジ王子の嗜虐心をそそってしまうのです。
「それでは今日の相手はマージョリー・ドブッ」
スケジュール帳とにらめっこしていたイケ侍従長が突然群青色の
炎弾をぶつけられて昏倒しましたが、犯人はあえて追求しません。
「では、私がやりましょう」
そこに現れたのは城の専属巫女という、役どころのよくわからない少女です。
「あら…でも、児ポ法とか、大丈夫かしらね…?」
チグサ王妃はシンデレラについては言及しないようです。
最近はシンデレラ(≠フレイムヘイズ)も膨らみ始めたからでしょうか。
「大丈夫です。この国に児ポ法はありません。生殖の方法も、本で読みました。」
この子は頭は良いようですが、文章に対する信仰が厚すぎるようです。
将来いい官僚になってくれそうな逸材です。
「そうね……。じゃユウちゃん、今日はヘカテーちゃんを
ちゃんとエスコートしてあげるのよ?よがり殺しちゃだめだからね。」
「はは…何だか根本的に間違ってる気がするんだけどな……」

これも全て男御子を作るためなので仕方ありません。
167名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 22:43:19 ID:FvvP60LW
今日の相手はヘカテーです。しかしどうやらヘカテーちゃんは初めての様子。
「大丈夫、本に書いてあったとおりにすれば、大丈夫……」
ヘカテーちゃんはどうやら本が命綱のようです。
社会の厳しさを教えてやるいい機会なのかも知れません。
「ヘカテーさん、入るよ〜」
「!!!!」
ユウジ王子がドアを開けた瞬間、ヘカテーの体が飛び上がりました。
それに気付いて、ユウジは優しく諭します。
「ヘカテーさん、いいの?嫌なら嫌って言わないと。」
「だ、大丈夫です。それでは…」
明らかに大丈夫じゃないヘカテーは、服を自分で脱ぎ始めました。
まだ幼い、可愛らしい身体が、なんともいえない罪悪感をそそります。
(いいのか?いやシャナはもっと成長してたけどこれはさすがに)
シンデレラをロリとすると、ヘカテーはペドです。
つまりこんな小さい子に真面目に勃起する人は、
一部のヘンタイさんのみなのです。
シュドナイ将軍が欲情する身体は、ユウジ王子にはいまひとつ理解できませんでした。
「それでは、いきます。」
ヘカテーは、ユウジの口に舌を入れてきました。その間も、
ぷるぷる震えるヘカテーが、ユウジは可愛く思えました。
(ふふ…本で読んだって、キスのやり方なんか、分かるわけないのに)
ヘカテーは舌を口の中でぺろんぺろんするだけでした。
それでも、ユウジはキスを受けてやります。
「ふ…、ふぁ…、ドキドキします…。」
ヘカテーは、一人でドキドキしてしまいました。
(う〜ん、この拙い感じが、ペドの醍醐味なのかなぁ)
これはシンデレラには一方的に攻めるだけなので、今まで
気付かなかったことでした。
「で、では大きくして差し上げます。」
ヘカテーはユウジのタオルを取ると、へなへなしているユウジ二号を手に取り、
しゅっこしゅっことしごきにかかりました。
「き、気持ちいいですか?」
「あ、あはは、気持ちいいな〜、、、」
頑張るヘカテーちゃんを励ますユウジですが、身体は正直です。
168名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 22:44:52 ID:FvvP60LW
ユウジ二号が立たないのは、サンドリヨンがあんなに気持ちの良い手コキをするからです。
サンドリヨン曰く、『うふふ…王子さま、この手を知ってしまったら、
もう自分の右手じゃ満足できませんよ?それでもいいんですか?』らしいです。その後ユウジは本当に自分の手より気持ち良い右手を味わって
三日間くらいサンドリヨンでしかイけなくなったので、
今は恐いから禁じ手にしています。
全部サンドリヨンの陰謀です。
ユウジのへなへなはいつまで経ってもへなへなでした。
「あ、あのさ、ヘカテーちゃん?」
ユウジ王子は耐えかねてもうお開きにしようとします。
こんな子には立たないどころか気が咎めるのでした。
「きょ、今日は僕のユウジ二号が調子悪いみたいだからさ、もうお休みにしない?」
何だかバカみたいですが、ユウジ一号も必死なのです。
「それは、わたしが、下手だからですか……?」
ヘカテーちゃんの声が震えています、ユウジはついに泣かせてしまいました。
「いやほらそんなんじゃなくて、僕にも人間として
最低限の倫理があるというか」
女の子を泣かせたのは二度目です。土下座はまた出るのでしょうか。
「うっ、王子さま、私も、王子さまと、
したいのに、ひっく、ごめんなさい、ごめんなさいぃぃぃ!」
169名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 22:46:41 ID:FvvP60LW
あ〜あ、という感じでしょうか。この辺で下の階のバーのテレビは、普通の番組を映し始めます。
「う〜ん、今日はどっちらけだったわねぇ…」
チャンネルを変えたのは、バーのマスターでした。
ユウジ王子が大失敗したときは、別番組に差し替えるのです。手動で。
「ユウちゃんも、やっぱり気が咎めたのかしら。最低限の倫理があってよかったわ。」
チグサ王妃は、あくまでプラス思考です。
「ちくしょー俺のヘカテーを泣かせやがって〜!
明日の剣の時間は色々な意味でしごいてやる〜うっうっうっ」
シュドナイ将軍が、まるで自分のことのように嘆き悲しんでいました。
これがヘンタイさんです。
「ふん、フルハウスのほうが面白いじゃないか。」
この声は最近の徴兵でお城にやってきたテンモクイッコ家の元長女のメリヒムです。
今は男に性転換しました。マージョリーとともに、フルハウスを見ています。
「野球はやっておらんのか」
「ペナントレースはとっくに終わっているぞ。」
アラストール王にタメで話す辺り、かなり古い仲なのでしょう。
このへんで場面は元に戻ります。
170名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 22:48:15 ID:FvvP60LW
「わたしだって、わたしだって、大人の女に、なりたい…ひっく」
しゃくり上げながらヘカテーは、本来の目的を口にします。
「どうしてそんなに大人になりたいの?」
ユウジはヘカテーを抱きしめながら理由を聞きます。
「だって、シュドナイが、シュドナイが、いつも私をおかずにして、
オナニーするんだもん」
ヘカテーはヘカテーなりに、幼女であることに悩みを感じていたようです。
「大人の女に、なれば、ひっく、シュドナイもわたしのことを、
見なくなるって、考えて、うぅぅ」
思いの外ディープな悩みです。
「でも、やったからって、いきなり大人にはならないんだよ?」
王子は優しく諭します。
「大人になるには、時間がいるんだ。それまでは、我慢だよ。
でも、もし困ったことがあったら僕やマージョリーさんのとこにおいでよ。」
「ううぅ…ありがとうございます…。」
「うん。落ち着いたら、もう一ラウンドだね。」
王子さまは、ヘカテーの意図を、少し汲んでやることにしました。
(数分後)
「それじゃ、僕が責めるよ、いいね?」
こんどは震えずに頷くヘカテー。この雰囲気に慣れたようです。
(この子には悪いけど、一撃で終わらせる)
ユウジはヘカテーを包みこむように抱きしめ、その唇を優しく奪います。
(きもちいい、これが、大人の)
口内を犯され、ヘカテーは何も考えられなくなります。
ユウジはそのまま、ヘカテーの股間に手をやり、優しくいじってやります。
「〜〜〜〜〜!」
ぷしゃーー
声なき声をあげて、ヘカテーはシーツにおしっこを撒き散らしました。
171名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 22:50:00 ID:FvvP60LW
(数分後)
「すぅ…、すぅ…」
すやすやと眠るヘカテーを胸に抱き、今日は何もせずに終わるユウジ王子。
だんだんと「待て」が出来るようになってきたようです。
(だんだんと成長しつつあるな僕も)
ユウジ王子は自分で自分を誉めていると、
ぼわん
明るすぎる水色の煙が辺りに立ちこめました。
「わわっ、なんだなんだ!?」
「ん〜?おはよ……」
煙が晴れた時には王子の胸の中には、深紅の髪と瞳が魅力的な女性がいました。
「あれ、お楽しみ後だった…?私この子の意識がなくなると自動的にでてきちゃうんだわ」
炎髪の女はら○ま1/2みたいな言い訳をして、部屋を出ようとしますが、
「待って」
王子は離しません。
「な…、なぁに?」
「僕まだ一発もしてないよ?」
マティルダは嫌な予感がします。
「私とやったら、やっかいなことになるんじゃないかなぁ…」
王子さまはすっかりその気です。マティルダを抱きながらその頭をなでなでします。
「問題:僕はいったい誰でしょう?」
「この国の…王子さま?」
「ふふ、正解。商品は、快楽ぢごく巡りの旅だよ」
「ちょ、ちょっと話だけでも聞いてくれるかな?」
「問題:王子さまの命令は?」
「絶対です?」
「ふふ、良い子だ」
王子はマティルダの形の良いおっぱいに手を伸ばします。
「ちょ、ほんとダメだってひゃうん!」
数十年ぶりの性感に、マティルダの感度も良好になってしまいます。
「へぇ〜、乳首弱いんだ〜……」
ユウジはマティルダの乳首の周りを焦らすように舌で舐め回します。
もう止まりません。
「あぁ!ちょ、駄目あっ、駄目だってああぁ!」
王子の身をとろかすような愛撫に、
マティルダは今にもスイッチが入ってしまいそうです。
「大丈夫、優しくしてあげるから、恐がらないで…あと、」

「な、なに?」
「堕ちないように、気を付けてね?」
その言葉とともに、王子さまは焦らしていた乳首にしゃぶりつきます。
「あぁあぁあぁあ〜!」

172名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 22:51:37 ID:FvvP60LW
バーでは、チグサ王妃と魔女のマージョリーが、ヘッドホンの音声のみでその様子に聞き入っています。
「ちっ、中継消さなきゃよかったわ。テレビに繋ぐ?」
魔女は新たなる乱入者に舌打ちします。
「今は駄目よ。ほら……」
チグサ王妃の視線の先には、カウンターでくだをまく二人?の男がいます。
「…もうすぐマティルダの命日だ。」
メリヒムが、ウイスキーを煽りながら呟きます。
「うむ。墓参りには必ず行く。」
アラストールは激務のなかでも、この行事だけは欠かさないのです。
「この城にいると、色々思い出すな…」
メリヒムは昔、このお城の兵士でした。
「…このバーでは貴様と殴り合った思い出しか出てこないな」
「貴様が俺の女に手を出すからだろう」
「自惚れるな。貴様はマティルダと同じ兵団で仕事をしていただけだ」
「お前だって王という地位を利用してマティルダに近づいていただけだろう?」
「何だと?」
「やるか?」
「ヒヒ、我が麗しき酒杯、マージョリー・ドー、ご氏名だぜ?」
「あ〜はいはい、喧嘩はここではやんないでね〜。」
マージョリーはけだるそうに言うと、アラストールを人間に顕現させ、
バーの中央にリングを設置すると、二人をそこに促しました。
「ギャーッハッハッハー!!!やれ!やれ!ぶっ潰せー!」
リングの上では、ライバル同士の因縁の戦いが、十数年ぶりに再開です。

一方ユウジ達は
「はぁ…、はぁ…、はぁ…、ま、マティルダさん、凄かった…。」
「あ、アンタもなかなか…やるじゃない…、」
ケンカ後の番長同士みたいになってました。
「で、どうしようこの後…」
マティルダが不安げに言いますが、
「大丈夫…偽装工作は、完璧だから…ごにょごにょ」
ユウジは偽装の手立てをすでに立てていたようです。
着々と悪(わる)になっていってます。
「すごい計画ね…わかったわ。」
「じゃ、そんなわけで、よろしく。カルメルさん」
ユウジがそう言うと、給仕服の無表情なあの人が、屋根裏からしゅたっと降りてきます。
「御意であります」
無愛想にそう言うと、そのまま風のような速さでどこかに言ってしましました。
173名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 22:53:13 ID:FvvP60LW
下の階では
「うおおおおお!!」
「ぬあああああ!!」
丁度クロスカウンターが入ったところでした。
今回の試合はドローのようです。
「もう…あなた無理しちゃって」
チグサ王妃はアラストール王を介抱もとい回収に行きます。
「メリヒムを借りるであります」
どこからともなくやってきたヴィルヘルミナに、メリヒムは連れていかれました。
「ヒッヒ、いい試合だったぜぇ、御両人?」
マルコシアスが二人の戦士に称賛を送り、
「マティルダと互角なんて…そろそろボーヤも食いどきね。」
マージョリーが一人の少年に熱視線を送ります。
バーの夜は、まだまだ明けません。
174名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 23:00:48 ID:FvvP60LW
おしまいです。
ユウジ×(ヘカテー+マティルダ)といったところでしょうか。
175名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 23:09:35 ID:2SfKxyIm
ヘカテーって、なんか扱いに困るというか、
キャラ的に書きにくいんだよねー。
釣り合うだけの存在が居ないというか。

といいつつ、ヘカテーモノ第二弾執筆中。
176名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 23:11:36 ID:rebmUuqk
GJです。
いやー今回はユウジが成長している描写があってよかったです。
>>170のヘカテーの目的については読んだ瞬間吹きました(笑

続き楽しみにしてます。
177名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 00:40:06 ID:sbsd+uZ9
最初の頃より文章構成の仕方がうまくなってますね
GJです


保管庫のほうも更新されてる
管理人さん、いつもいつもお疲れさまです
つ(#)
17837:2006/11/15(水) 12:36:26 ID:Ws3mTDzI
>>177
初期の文と今の文は大違いですね。
なんとも恥ずかしい。

さて今回は、シンデレラ編最終話と、
それとは他に緒方×悠二の電波を受信したので、乞うご期待です。
179名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 13:50:56 ID:IyYB0JMa
昔の方がエロく構成も巧かったと苦悩している。
ネタは思いついているからあとは文章化するだけなんだが。
180名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 16:13:23 ID:DC9Ob75+
なんかこう、ネタは最高に面白い(と思っている)のに、
文章にしてみると思った以上の面白さにならんと言うか……

またヘカテー×ソラトか、ヘカテー×教授か、と見せかけウィネか、それが問題だ。
あー、文才欲しい。
181名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 16:48:28 ID:ua/QpU85
924 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/07/19(水) 18:31:51 ID:7bW+vbra
おい>>921
ハルヒスレで投下するんじゃなかったのか??

925 名前:かなり ◆WT4p4fROmI メェル:sage 投稿日:2006/07/19(水) 21:39:46 ID:+pZL3JCP
>>924
何を?

926 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/07/20(木) 14:26:56 ID:vQa/MMno
>>925
SS投下しますって言ってただろ。

927 名前:かなり ◆WT4p4fROmI メェル:sage 投稿日:2006/07/20(木) 22:43:15 ID:hmdIFbm2
>>926
昔のことだ
18237:2006/11/15(水) 20:36:37 ID:Ws3mTDzI
投げるよん
18337:2006/11/15(水) 20:37:20 ID:Ws3mTDzI
今日もあの部屋ではユウジ王子が享楽の限りを尽くしていました。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…、マージョリーさん、気持ち良かった…」
ユウジは快感を共有した者に称賛を送っています。
「ふっ、アンタも…私をあそこまで追い詰めるなんて、流石ね」
「次は負けませんよ、性感帯は大体把握しましたからね」
「その前に、ちょっと出掛けて欲しいところがあるの。」
突然マージョリーは、ユウジ王子に群青色の光を浴びせました。
王子はびっくりして、マージョリーに問い掛けます。
「へ?僕に何をしたの?」
「日本語が使えるようにしたのよ。これから使うから。」
マージョリーのいきなりのびっくり企画に、ユウジ王子は訳が分かりません。
「これから僕は日本にいくの?」
「そー。日本に行くの、一日だけだから、我慢してね。」
マージョリーがまた呪文を唱えると、今度はユウジ王子に服が着せられました。
どれもカジュアルですがなかなか高級なもので、
羽織っているジャケットは恐らくうん十万位するでしょう。
「向こうにも私たちがいるけど、アンタは夢の住人だってことにしときなさい。
実際そうなんだから」
「は…はぁ」
凄いことをさらりと言ってのけたマージョリーは、最後の注意事項を口にします。
「本物のアンタは意識が戻らなくて皆大騒ぎしてるだろうから、
そのへんのフォローはよろしく」
いい終えたマージョリーが最後の歌を口にすると、群青色の光が王子を包みました。
そのままユウジ王子は消えてしまいます。そしてまた
なぜか寝巻のジャージを着たユウジが出てきました。
「パラレルワールドへようこそ。坂井悠二」
マージョリーがきょとんとする悠二にご挨拶します。
どうやらこれが本物の“ミステス”坂井悠二のようです。
マージョリーは本物の坂井悠二と異世界のユウジ王子を入れ替えたのでした。
「まままままままマージョリーさん!?何で裸なんですか!」
悠二は真っ赤になって布団に隠れます。こんなユウジが懐かしいですね。
『あんたが脱がしたんでしょーが。
全く…興奮すると理性が飛ぶその性格、なんとかなんないの?』
マージョリーは事情を知らない悠二に詰め寄ります。
『あれ?なんで僕英語が理解できるんだ?…ってそんなこと知りませんよ!』
自分でも英語で喋る悠二、なんだかわけが分かりません。
ちなみに以降から日本語は「」外国語は『』となります。
184名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 20:39:54 ID:Ws3mTDzI
『とりあえずさっきの復讐も兼ねて基本からやるわよ。アンタには確実に子供を作ってもらうんだからね。』
『そ…そんな!僕はマージョリーさんと子供を?』
『私じゃないわよ。私は基本を教えるだけ。』
そう言ってマージョリーは、悠二のいちもつに、ジャージの上から手を掛けます。
『だ、ダメですよマージョリーさん…』
『気持ち良くしてあげるから、先ずはリラックスしてなさい。』
そう言ってマージョリーは悠二を脱がせると、
屋根裏で待機する給仕のお姉さんを呼んで、指示を出します。
『私がネタになるから、アンタはしゃぶりなさい』
『分かったであります。ご奉仕はメイドの喜びであります』
『ちょっ、カルメルさんも何をうぷぷぷぷ』
悠二はマージョリーの胸のなかに顔を埋められ、ヴィルヘルミナに下を優しく吸われます。
『ほらっ、吸って』
『で、でもあぁ、あぁぁ』
『いいから』
言われて悠二は、マージョリーの乳首を吸います。
『ちゅつ、ちゅつ、ちゅ、ちゅう…』
本物の悠二もすぐに壊れてしまいました。無理もありません。初めてがこれです。
悠二はとろんとした目でマージョリーのおっぱいに吸い付きますが、すぐに限界がきます。
『ん、ん、んむ〜〜!』
悠二はヴィルヘルミナの口内に、その欲望を吐き出してしまいました。
いつものヴィルヘルミナを想像し、悠二は冷や汗が出ます。
『うん、大体こんなもんね。後はアンタが教えといて。私は会議室に行ってくるから。』
『分かったであります』
こんな会話をして、マージョリー悠二のモノに群青色の奇跡をふりかけると、
部屋から出ていきました。
悠二は取り残され、ヴィルヘルミナは悠二にまたがっています。
とりあえず悠二はカルメルさんの口の中に出したことを謝ろうとしました。
185名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 20:42:21 ID:Ws3mTDzI

『す、すいませんカルメルさん!これには理由が』
『御主人様の精液は美味しいのであります。』
どうやらヴィルヘルミナは全部飲んだようです。
『な、何を言ってるんですかカルメルさん?』
いつものヴィルヘルミナとのギャップに悠二は驚きますが、
『奉仕はメイドの喜びであります。今私は御主人様の欲望を一身に受けて、幸せなのであります。』
この世界では主従が逆のようです。
『いや、ちょ』
『御主人様、ここをこんなにして、我慢などしなくていいのであります。
私は御主人様の肉欲を満たすだけの道具なのであります。』
実は、快楽に落ちた人間はこうなるのです。直すには一ヵ月ほど禁欲するしか
ありません。
だからチグサ王妃はシンデレラをイかせまくる悠二を叱ったのです。
『そ』
『この喜びは、あなたが教えてくれたものであります。そして今、
それをあなたにこうして教えられる…これ以上の幸せはないのであります。』
どうやらヴィルヘルミナを快楽の奴隷にしたのは、ユウジ王子のようです。
ヴィルヘルミナは制止する悠二に気付く事無く、悠二のアレをナニすると、
ベッドを軋ませます。
『ちょっ、カルメルさん、入れちゃダメ、ホントに出ちゃうって、
ちょっ、あっ、出る』
『ああっ、御主人様が私の中で暴れて…』
ヴィルヘルミナはちっとも聞いちゃいません。
『ああああああ〜!カルメルさぁぁぁぁぁん!』
『ごっ、ごしゅじんさまぁぁぁぁぁぁぁ!』
ヴィルヘルミナはシンクロでいくことも出来るようです。
さすがはメイドさん。ご主人さまの喜びは自分の喜びなのです。
『はぁ、はぁ…え?なんで?』
悠二はくずおれたヴィルヘルミナを受けとめると、まだビンビンな
悠二二号を目にします。
『まだっ、私の奉仕がっ、足りないのであります、申し訳ないのであります…』
ヴィルヘルミナが悠二の耳元で囁きます。
『そ、そんな、カルメルさんも疲れてるし』
『御主人様が上になれば、あと10回はいけるのであります』
ヴィルヘルミナはそのままころんと仰向けになり、足を開きました。
どうしてか、悠二は急にムラムラしてきます。
『そう、もっと本能に忠実になるのであります…』
再び悠二は、ヴィルヘルミナと体を重ね、腰を打ち付けるのでした。
186名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 20:43:55 ID:Ws3mTDzI
『うふふ。もう…、カルメルさん、あんまり悠ちゃんをよがらせちゃ駄目よ…』
チグサ王妃はにこにこ顔で会議室にあるモニターから客人の様子を伺います。
『この悠二は、子供を作る能力があるんだな?』
アラストール王が遠雷のような声で確認をとります。
『大丈夫。ボーヤはダメみたいだったけど、本物にはあるみたい。』
どうやらユウジ王子の精子は働いていなかったようです。
今回の陰謀が明らかになりました。
『王子さま…昨日はあんなに凄かったのに』
昨日一撃でいかされたヘカテーが、モニターの中の翻弄される悠二を見て、
昨日のことを思い出します。
『ああ、とりあえず彼には事情を説明しないと』
『ふむ、お世継代理とはなかなか奇怪な話じゃの』
カムシン長老とベヘモットが、とりあえずまとめました。

一方現実世界では
「――っだぁぁぁっ!」
シャナは竹刀を振っていた。
「ちょ、シャナちゃん、強いって、強すぎだってアッー!」
受けるのは田中。今は体育の時間である。
「うるさいうるさいうるさい!避けないと死んじゃうんだから!」
今日の悪夢を振り払うように、シャナは竹刀を振っていた。
「坂井くん…、大丈夫かな…うぅ」
吉田も、沈んだ気持ちでいた。今日突然坂井が昏睡状態になったと聞いたのである。
「シャナ!相手は人間だぞ、押さえぬか!」
アラストールは、自棄になっているシャナを小声で諫める。
彼が授業中に喋るのは初めてであった。
「ご、ごめんなさいアラストール…」
シャナは正気に戻る。戻ったついでに、
「でも悠二が、どうしよう、悠二が…うぅぅぅ…」
泣きだしてしまった。普段はポーカーなクラスメイトの落ち込みように、
皆も驚く。
「だ、大丈夫だって。ほら、明日なればきっと戻るだろ?ほら、」
佐藤が皆にばれないように零時迷子に気付かせる。
と、そこに
『へー、これが日本のカタナってやつか。』
突如体育館にやってきたのは。現在病院で寝ているはずの坂井悠二だった。何故か合計100万越えのファッションを身につけ、英語を喋っている。
「お、おい坂井!目が覚めたついでで悪いが、シャナちゃん泣きやませてくれ!」
佐藤がバトンを渡そうとすると、
『あれ、君は確かサンドリヨンの友達で…ネズミのサトウくんじゃないか!』
悠二がわけの分からない言葉を話すので、佐藤はきょとんとする。
『ゆ、悠二なの?』
『あれ、シンデレラ!シンデレラじゃないか!』
187名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 20:45:50 ID:Ws3mTDzI
悠二は木刀を持ったまま、シャナに駆け寄り、その体を抱き締め、囁きかける。
『どうして泣いているの?僕がいなくて寂しかった?』
体育館がヒューだのなんだのという歓声に包まれる。
しかし教師はシャナが恐いので止めには入れない。
体育館の中心で抱き締められ、歯の浮くような台詞を言われるこの状況に、
シャナは思考が停止してしまった。
「あ、ちょ、悠二ぃ」
『ん?』
『恥ずかしいよ…』
『ふふ…シャナにそう言われるといつもいじめたくなるんだよな』
いって悠二は、何時ものようにシャナの唇を奪おうとすると、
「だ、駄目ですっ!」
ぶつかってくる吉田にそれを阻止された。しかし悠二は怒らない。
『サンドリヨン!君も泣いていたんだね?』
悠二は吉田の肩に手を回し、手を握り締めると今度は綺麗なフランス語の発音で
吉田に語りかけた。
『君が泣きやむまで、ずっとこうしてるからね…』
言って悠二は、吉田の身体を優しく抱き締める。このへんで修羅場を予想した数名が、授業を放棄して出ていく。
「さ、ささ坂井くん?なんで日本語じゃないんですか!?」
『何でって……君を口説くために、頑張って覚えたんだよ…?』
さっきからすごい「あまーい」ことを言われているのに、
まったく気付かない吉田。ただ赤くなってうろたえている。
しかし、気付いている人間が約一人……。
『悠二……、その手を離しなさい!』
すっかり泣き止んだシャナは、悠二を止めるべく木刀を構える。
しかし悠二は止まらない。
『でも、今手を離してサンドリヨンが泣きだしちゃったら大変だろ?』
悠二はそう言って、今度はサンドリヨンもとい吉田の唇を奪おうとしますが、
「だめえええっ!」
それをシャナが許すはずがない。木刀を振り下ろし、一撃を加えようとする。
しかし、
「んちゅ、ちゅ、ちゅ…」
悠二は片腕で抱く吉田に舌を入れていた。
もう片方の腕でさっきのでシャナの一撃は受け流してしまったらしい。
「んっ、んふっ、んっ、ん……」
吉田は驚きと快感で腰が砕けてしまったらしく、うまく立てないでいる。
「…っぷはぁ、吉田さん、泣き止んだ?」
今度は日本語で話す悠二。が、吉田は極上のキスに陶酔してそれが聞こえていない。
「悠二…やるじゃない。
ぶっとばし甲斐が出てきたわ…!」
シャナが炎髪灼眼になりそうな勢いで構えをつくる。
修羅場となった体育館は、パニックになる。すでに教師は逃げ出している。
18837 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/15(水) 20:48:59 ID:Ws3mTDzI
「か…簡単には負けないよ?最近は僕も強くなったんだから。昨日も一勝したよね?」
1勝9敗であることは、敢えて黙っておく。
「うるさいうるさいうるさい!そんなの知らない!」
シャナが防具を外して飛び掛かる。
戦いが、始まった。

「というわけで、今から悠二殿は、王子に成り代わって
二人の姫に種をつけて欲しいのだ。」
アラストールは、刺々しい声で客人に頼みごとをしました。
「わ…わかったよ、アラストール。しかし何だろうねこれは」
マージョリーの自在法でしょうか、チンコが萎えないのです。
ヴィルヘルミナに10連発したのに、チンコが萎えないのです。
おかげで悠二は常に前かがみです。
「悠ちゃん、早速今からがんばってほしいんだけど…」
チグサ王妃の視線の先には、肉を待つ猛獣のような二人の姫がいます。
「悠二…」「坂井くん…」
「悠ちゃん?どっちから食べたい?」
チグサ王妃のオヤジーな質問に、悠二は赤くなります。
「そそそそそんな僕がそんな」
「この子がそれを決められるわけないだろう?」
妙齢の美女が言いました。悠二はこの女性とは面識がないので、
彼女が現実世界では仮面舞踏会の者だとは知りません。
「というわけで、またクジです」
ヘカテーが、クジを出します。悠二はヘカテーの恐ろしさを知っているので、
ここから逃げ出そうとしましたが、彼女が赤くになって自分を
見つめていることに気付いて、敵意は無いのだと悟ります。
クジでひいたのは、やはりシンデレラ。

18937 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/15(水) 20:52:28 ID:Ws3mTDzI
また悠二はあの部屋に行き、シンデレラとすることになりました。
初めてのシャナとのセックスに、悠二は緊張します。
「シャナ…入るよ?」
待っていたのは、裸のシャナ。しかし何時もと様子が違います。
「シャナ、胸が…」
そうです。成長する膨らみなのです。身長も伸び、若干大人っぽくなっています。
「ゆ…悠二がいっぱい揉むからだよ?」
シンデレラの胸はC〜Dくらいになっていました。一番生々しいおっぱいです。
ちなみにサンドリヨンはFです。おっぱい天国です。
シンデレラの言葉にたまらなくなった悠二は、シンデレラを押し倒し、むしゃぶりつきました。
「ふえぇ!?そんなに激しくしちゃだめだよおぉ」
シンデレラは、初めての時から今だに激しくされると恐がるのでした。
いつものユウジ王子はやさしく責めるのです。
「あぁあぁ、でも、いいかもぉ……」
ついにシャナは恐怖を克服したようです。
これもユウジ王子のやらしい責めのおかげなのでした。
しかし、今日は責めが手薄のようです。
彼はユウジ王子ではなく、坂井悠二だからです。
「ふ、ふふ、悠二ぃ……ゆだん、してるよぉ?」
シンデレラが突如悠二の上に来ました。
シャナが乳首を舐めてきます。
「あああっ!」
「ふふ…悠二の性感帯、やっと、みつけたんだよぉ…?」
そうです。いつまでもやられているシンデレラではありませんでした。
裏では着々と、悠二の弱点を聞き回っていたのです。
「シャナ、すごい、気持ちいひぁぁ!」
シンデレラは悠二の弱点を責めながら、悠二の二号をすこすこします。
「だめ、しゃな、もう出る!」
シャナは初めて悠二を自分の手でイかせました。
「はぁ、はぁ、すごい、良かったよ……」
「えぇ?まだまだ終わらないよ?」
にっこりとシャナは言います。そのまま悠二のビンビンを入れました。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……」
(十分後)
「ゆうじぃ……むてきじょうたいなんて、ずるいよお……」
シンデレラは前と後ろの穴を白く汚して、くたっとなっていました。
「はぁ、はぁ、ごめん、はぁ、はぁ、マージョリーさんが、はぁ、悪いんだ、はぁ、はぁ」
悠二もへばっています。弾薬無制限とはいえ、一発出すのは辛いのです。
「そろそろいいですか?」
サンドリヨンが入ってきました。
19037 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/15(水) 20:55:33 ID:Ws3mTDzI
「あっ、よ、吉田さん!ちょ、これは!」
悠二は必死で言い訳を考えようとしますが、
「ふふ…シャナちゃんをそんなに汚して…よっぽど
行儀の悪いおちんちんなんですね?」
その必要は無いようです。
そのまま悠二二号を握って、注意事項を述べます。
「これから私が責めますけど、快楽に身を任せすぎると狂っちゃいますから、
注意してくださいね?」
悠二はわけが分からないので、適当に頷きますが、
「悠二、ホントに気を付けて。今日のヴィルヘルミナを見たでしょ?」
というシンデレラのコメントに、一気に恐怖が来ます。
「じゃあ、注意事項も済んだから、いきますね…?」
このあと悠二は、狂いかけ一歩手前まで行き、一ヵ月くらい自分の手ですらイけなくなりました。

今日のバーも賑わいをみせています。
「うわぁ……悠ちゃん、両手に華ね!…でも悠ちゃん、軽く発狂してる」
今日もコメントをかかさないのはチグサ王妃です。
最後のコメントについては深く追求しません。

「うっ、うっ、しくしく…」
カウンターでは、ヘカテーちゃんがノンアルコールカクテルを煽っています。
「大丈夫よ、またボーヤは相手にしてくれるわ。」
女性には優しいマージョリーの激甘コメントです。
「わたしだって、わたしだって王子さまと…」
「ヘカテー、俺のほうが絶り」
突如群青色のずん胴の獣の正拳付きが、シュドナイ将軍を吹き飛ばします。
トーガにびっくりして気絶したヘカテーに、マティルダが降りてきます。
マティルダは王冠のアラストールをかぶると、モニターを見ました。
「すごい映像ね…、でもこれでやっと世継ぎが生まれるわね!」
「うむ。しかし今後とも奴の半径10メートル以内には近づくな。マティルダよ。」
「半径増えてない?」
アラストール王はいつもこんな感じです。
19137 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/15(水) 20:57:16 ID:Ws3mTDzI
勝負の結果は、炎髪になったシャナからのラッシュで、
一方的に悠二がボコられる結果に終わった。
「異世界の住人か〜。」
「本物の悠二は病院で寝てるから、本当なのかな。」
田中、佐藤が王子の自己紹介を受けてコメントした。「でも、オリジナルの坂井くんよりエッチだよね…」
緒方が赤くなって続く。
「しょうがないよ、夜伽も勉強のうちだからさ」
そんな失礼なコメントも、悠二は気にしていないようだ。
「へっ!?もう経験したんですかぁ?」
吉田にしては過激な質問をして、みんなを驚かせた。
「うん、シンデレラが初めてだったよ。」
さらっと答えた王子に、クラス全体がおおっとなり、シャナが午後ティーを吹く。
「い…いきなりそんなこと言うな!」
真っ赤になって怒鳴るシャナ。きちんとした性教育を受けてからは、
ちゃんとこれを恥ずかしがるようになった。
ユウジはそんなシャナが大好きである。
「いやあ、あのときはシャナが大泣きして大変だったんだよ?」
「もうっ、その話はなし!」
「あとで武勇伝、聞かせろよな?」
と言う佐藤に対して、
「だめ!だめなんだから!」
と赤くなって怒るシャナ。吉田もちょっと怒っている。
「じゃ、じゃあなんで私とキスしたりするの!」
そう。吉田はサンドリヨンと違って経験は浅いのだ。
「だって、あのキスはサンドリヨンが教えてくれたんだよ?」
ユウジはさらっと言いますが、さすがにみんな引きました。
「サンドリヨンはこういうことがすごい上手いんだよ。
気持ち良すぎて何度も狂いそうになったけど、それでもサンドリヨンと
したくなるんだ。これって麻薬だよね?」
もう皆、すっかり引いていたが、止めるものもいなかった。
高校生としては興味があったのである。
「こんなこともあったよ。僕達の世界のイケは、サンドリヨンが好きになっちゃってね、」
このコメントに池がビクッとなる。もうすっかり皆赤くなりながら聞き入っていた。
「サンドリヨンに想いを伝えに行ったんだ。そしたら…」
「そしたら?」
一番真剣なのが緒方である。
19237 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/15(水) 20:58:50 ID:Ws3mTDzI
「戻ってきたイケが完全に狂っていたんだ。三日後に元に戻った時に
何が起こったか聞いてみたら、「すごいきもちよかった」しか言わないんだ。
サンドリヨン、君はイケに何をしたんだい?」
「わ、私知らない!そんなの知らない!」
吉田はサンドリヨンではないから、そのときサンドリヨンが
赤ちゃんプレイをしていたことなんか知らない。
なので吉田は縮こまってしまう。池もすっかり顔から湯気が出ていて、眼鏡が曇っている。
「取り敢えず、凄いな」
「ああ、お前は立派な外道だよ」
田中、佐藤はにこやかに言う。
「はは…、そんな誉めないでくれよ」
その後もユウジは佐藤家に集まって男だけに武勇伝を話した。
「他には?他には?」
「う〜ん、マージョリーさんとか…」
「えええ?お前まさかマージョリーさんまで!?」
「本当だよ。マージョリーさんはベロちゅーに弱いんだ。」
「えええ(略」
「!っな、何で知ってんのよ!」
「あっ、マージョリーさん」
「マジでえええ(略」

夜は佐藤家で泊まることになった。千草にばれたら色々やっかいなのと、
「サンドリヨンのフルコースが食べたい!」
という王子の我儘によるものである。結局いつものメンバーで吉田の料理を食べることになった。
そして夜。
19337 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/15(水) 21:01:01 ID:Ws3mTDzI
佐藤の家は部屋が沢山あるので、皆で別れて寝ていた。
「明日になったら、坂井くんも治るんだよね、よかった。」
吉田は今日を振り替えって、安堵していた。そこに
がちゃ
「吉田さん、入るよ〜」
ユウジ王子が入ってきた。
「今日の料理、すごく美味しかったよ!ありがとう」
どうやらお礼を言いにきたらしい。
「あっ…、そう言ってもらえて嬉しいです」
そんなユウジの律儀さに、吉田は嬉しくなる。
しかしユウジの目的は当然それだけではない。
「でも、もう一品食べ足りないんだ」
そういってユウジは吉田のかたを抱いた。そんなシチュエーションに、
つい吉田は縮こまってしまう。
「ご…ごめんなさい。何が食べたいんですか?」
「君だよ♪」
こんなベタなもちこみかたをして、王子は吉田を布団に押し倒す。
「ひゃっ!ちょ、だめ、んーー!」
また王子からキスをされる。そのまま胸を揉まれて、なすすべもない。
「吉田さん…、やっぱり君は美味しいね……

「あ…、あ…」
服を脱がされ、乳房を吸われる。そのまま秘部に手が這っていき……
「〜〜〜〜!」
吉田は、口を唇で塞がれながら、大量の潮を吹いてそのまま果ててしまった。
「あらら…、やりすぎちゃった、ごめんね。」
吉田の服を着せなおし、布団に入れててユウジは去っていく。

「シャナ、入るよ〜?」
今度はシャナが標的である
「どうしたの?悠二」
「急にシャナの顔が見たくなってさ、」
普段鈍感な悠二からこんなことを言われて、シャナは恥ずかしくなる。
「ば、馬鹿っ!」
「ふふ…恥ずかしいの?」
ユウジはシャナを後ろからきつく抱き締める。
「ちょ、ダメだよ、ゆうじぃ…」
だんだん抵抗が弱まってくる。
ユウジはシャナの耳から責めだした。
「あっ、あふっ、ら、らめぇ…」
耳をしゃぶられて、シャナは声も出なくなる
「こら、やめろ悠二!やめぬか!」
アラストールがついに口を出す。
「シャナも抵抗せぬか!」
「ごめん、あふっ、アラストール、ひんっ、ちからが、はいらない…あんっ」
シャナはユウジ王子の愛撫にとろかされてしまったようだ。
19437 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/15(水) 21:03:16 ID:Ws3mTDzI
「ふふ…父さんじゃ僕を止められないよ?」
「やめろ!やめるんだ坂井悠二!」
「ごめんね父さん…、父さんには実体が無いから分からないだろうけど、
マティルダさんも、とっても気持ち良かったよ……」
勝ち誇ったように言って悠二は、コキュートスを外して枕の下に敷いてしまった。
枕からはフガフガ聞こえるが、ユウジ王子はもう気にしない。
「それじゃシャナ、やろっか」
「ゆ、ゆうじぃ、らめぇ、らめなの……」
何故かシャナはユウジ王子とはしたくなかった。
しかし体がいうことを聞かない。
「拒否権なんて無いんだよ?君は僕のものなんだからね…」
ユウジ王子がシャナに顔を近付けた。唇が迫ってくる。
(違う、こんなんじゃない)
シャナは涙を流しますが、ユウジ王子は気にも止めない。
そして唇が触れるか触れないかのところで――
ユウジ王子は、消えていった。
時計は午前零時。
19537 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/15(水) 21:04:41 ID:Ws3mTDzI
悠二は目が覚めた。
目が覚めると、千草が横で座って寝ていた。
「確か僕は…現実世界では意識不明だって聞いたな」
向こうで聞いた説明を反芻する。
「しかし、凄かったなええっと、…なんだっけか」
何か思い出そうとしたが、夢の世界の出来事は、よく思い出せなかった。でも、一つだけ
「何でこんなに夢精してるんだ?」
部屋に立ちこめる雄の匂いに、自分でむっとなった。
次の日の学校で
「おはよ」
挨拶するが、皆の返事が微妙だ。
「どうしたんだろう…池?僕が休んでいる間に何かあったの?」
「ん、あ、いや、なん、何にもなかったよははは」
池がおどおどしているのなんておかしい。
「よう坂井、元に、戻ったよな?」
佐藤がおかしな質問をしてくる。
「?何の話?」
「シンデレラとか、サンドリヨンとかに、覚えはない?」
緒方が思い切って聞いてみた。
「ん〜、あっ!昨日シンデレラとサンドリヨンの夢見たよ!」
そのワードを聞いて、クラスがビクッとなる。
「で、どうだったんだ?」
佐藤が下品に笑いながら問い掛けてくると、悠二は昨日の夢を
断片的に思い出し、赤くなる。
「あ…、いや、これはその…」
「やっぱりアイツは夢の世界の住人だったのか…」
田中が納得するが、悠二にはわけがわからない。
「なんなんだよ皆…あっ、吉田さんおはよ〜」
悠二がにこやかに手を振ると、吉田はビクッとし、真っ赤になって机にうずくまってしまった。
「吉田さんまで…」
悠二は吉田の席まで行って、昨日のことを尋ねた。
「吉田さん、昨日何かあったの?」
「な、何にもないです!」「でも、皆して何か僕に隠してない?」
「え…、あ…あぅ…、」
「ん?」
「さ、坂井くんのえっち!」
吉田はまたうずくまる。ますます分からない。
。そこにシャナが入ってくる。
「あっ、シャナも僕がいない間のこと知ってるの?」
悠二は聞くが、シャナは答えない。
シャナは暫らく赤くなってぷるぷる震えている。
「ど、どうしたのシャナ」「ゆ…」
「ん?」
「悠二〜〜〜!」
シャナは炎髪灼眼になっていた。夜笠から業物を取り出す。
「え?え?」
「逃げろ!取り敢えず逃げろ悠二!」
佐藤と田中がそう言うので、取り敢えず一目散にダッシュする。
「悠二の、ばか、ばか、ばかぁ〜!!!」
「今回ばかりは許さんぞ」悠二が真相を知るのは、シャナにボコボコにされて、アラストールにいわれもない説教を食らい、吉田に大泣きされた後だった。
19637 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/15(水) 21:06:35 ID:Ws3mTDzI
そして
「姫さま、ご懐妊です!」
パラレルワールドでは、パーティーの真っ最中です。「良かったじゃない!」
「うむ。これで国も安泰だ!」
マティルダ、アラストールが大いに喜びます。
「ユウちゃん、頑張ったわね!」
「良かったわね、これであんなふざけた生活からも解放されるわよ」
「ヒッヒッヒ!愛と欲望の日々もたまには悪くなブッ」
チグサが、マージョリーが、マルコシアスが称賛します。
「みんな、ありがとう。」
王子も、解放感でいっぱいです。あんな欲にまみれた生活も、
数か月となると、辛いものがあるのでした。もう自分の好きなときに出来ます。
「しかし、シンデレラとサンドリヨン、どっちも妊娠か…」
ユウジはこれから先に続く戦いを思い、ため息をつくのでした。
「でも、男御子が出来るのは私よね」
シンデレラが先に切り出します。
「何で?シャナちゃん」
「私のほうが濃い〜のを出されたからよ」
シンデレラもこの位言えるくらい成長した模様です。
「何で!私のほうが濃いもん!私のほうが王子もきもちいいの!」

「カズミは(自主規制)ばっかでユウジも飽きるのよ!」
「いや、そんなことはな」
「シャナちゃんだって(放送禁止)じゃ王子さまも立たないよ!」
「でもユウジは私にだけは(禁則事項)してくれるもん!」
「私だって王子さまに(ピー)も(プー)もしてもらってるもん!」
城をとりまく波乱は、終わりそうにないのでした。
ともあれ今は、めでたしめでたし。
19737 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/15(水) 21:11:58 ID:Ws3mTDzI
シンデレラ編、おしまいです。
次の緒方×悠二も投下しますね
198名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 21:24:42 ID:Ws3mTDzI
今日中にはもしかすると無理かも
ごめんね
199名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 22:36:57 ID:0BT4pHUq
GJでは足りないような出来じゃ
200名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 23:05:04 ID:4IT4UtqH
ぜんぜんめでたくないねw
37さんGJ!
20137 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/15(水) 23:17:27 ID:Ws3mTDzI
ごめんよsage忘れ
では投げますよん
20237 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/15(水) 23:19:10 ID:Ws3mTDzI
『バッドエンド』

フレイムヘイズは、恨みを原動力としている。
坂井悠二もその端くれだった。
彼には世界のバランスなどどうでもよく、ただ徒を殺すことのみを使命としている。
全てが徒に壊されたのだった。
家族も、友達も、仲間も、愛する者も。
だから、世界のバランスなどどうでもよかった。
『炎髪灼眼の討ち手』の名前は、世界のバランスを守るものから、
死神の代名詞に変わった。
「…シャナちゃんのこと、考えてる?」
緒方は、隣で顔をしかめて腕枕をしている男に聞いた。
「あんな女忘れた。お前のほうが好きだよ、やらせてくれるし。」
すっかり変わってしまった悠二は、その問いを、へらへら笑いながら、
けだるそうに返す。
「もう、そういうことばっかり…」
最近、体を重ねることが多くなった。
緒方は、寂しさを紛らすために使われていると感じていたが、それでも拒否しなかった。
「お前だって、田中のこと考えてるだろ?」
「そんなことないもん。何十年前の話よ?」
緒方は、田中のことはもう吹っ切っている。悠二と違って、本当に思い出せない。
彼女は、シャナのような、「恨み」のない、特殊なフレイムヘイズだった。
「あたし、やっぱりあの刀使うの、止めるよ」
緒方は、トーガを纏って切り込む接近戦タイプのフレイムヘイズになった。
悠二は、紅蓮の炎を操る自在師となっていた。
二人は、組んで戦う珍しいフレイムヘイズだった。
「何で?接近戦には滅法強い武器なのに。自在法の干渉を…」
「そうじゃなくて、悠二、戦闘中にシャナちゃんのこと考えてボーっとしてるよ?」
緒方は、悠二を愛していた。だから彼が贄殿遮那を振るう自分に見惚れているのは、
複雑な気分であった。
「遠巻きなんだからいいだろ?」
「だめ!最近ひどいんだから。本当に死ぬよ!?」
悠二に死んでほしくない。そんな事を言っても、煙たがられるだけだから、言えない。
20337 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/15(水) 23:22:27 ID:Ws3mTDzI
「わかったよ、ボーっとしないから……、ね?」
悠二は泣きそうになった緒方を抱き締めて言う。
「でも、あの刀は使ってくれ。危なっかしくて見てられない。」
悠二は緒方をシャナに見立てたのではなく、戦闘用の必要として
贄殿遮那を渡したのであった。
「確かにシャナのことは思い出す。でも、お前にも死んでほしくない。」
緒方に優しい言葉をかけたのは久しぶりだ。
「なにそれ、優柔不断」
「うるせぇ、性癖だ。それにもう迷ってない」
「なにが?」
「マルコシアスに聞いてくれ」
悠二は、そのままそっぽをむいて寝てしまった。
緒方は、ベッドから出てマルコシアスを探す。
「マルコシアス、悠二からなんか聞いてない?」
どんな状況でも彼は、お気楽さを忘れない。
「ん〜?マタケお嬢ちゃんに、プレゼントだとよ、ヒッヒ、真ん中開けてみ」
「?」
緒方はマルコシアスの中から、一つの箱を取り出した。
「これ……指輪?」
「奴が真面目に働いて貯めた金で買ったものだ。…ふん、奴も更正する気になったか」
アラストールが、悠二を誉めるのは珍しい。
「プレゼントは心だってよ、ヒッヒッヒ、幸せモンだなぁ、おめーはよ?」
緒方は声を上げて泣いた。
寂しさを埋める代用品だと思っていたのに。
それだけでよかったのに。
嬉しくて、嬉しくて、しょうがなかった。
「良かったなぁ、『自分はダッチワイフでいい』とか言ってたくせにブッ」
「うっさいバカマルコ!…うっ、うっ、うわあぁぁぁん…」

悠二「という夢を見たんだ」
池「ははは…今度は下ネタじゃないけど、いやに縁起悪いな」
佐藤「いや、ベッドシーンなあたり下ネタだろ。なんでお前が報告する夢はいつもオガちゃんが裸なんだ?」
田中「うっうっ…いー話だなぁ?」
緒方「バカ!あんた死んだ上に忘れられてるじゃない!それと坂井くんのエッチ!」
シャナ「あんな女って何よ!ガードが固くて悪かったわね!」
吉田「なんで私は出てこないんですか!私はもっと昔に忘れ済みですかー!」
緒方「ところで、マルコシアスって何?フレイムヘイズって何?」
池「あぁ、それ僕も気になってたんだ。自在師とか、贄殿遮那とか」
緒方「そう言えばマージョリーさんが、『お黙りバカマルコ』とか言ってたっけ…」
20437 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/15(水) 23:25:25 ID:Ws3mTDzI
シャナ「悠二…?佐藤家での一件、まだ懲りてないみたいね…?」

悠二「いや、だからあいつはパラレルワールドの僕だからわーっ!
贄殿遮那はやめて!」
アラストール「(禁則事項)した責任、取ってもらうぞ」
吉田「そうです!ちゃんと(自主規制)した責任とってください!」

佐藤「えっ、坂井お前…羨ましいぞこのやろー!」
シャナ「私だって(放送禁止)されたんだからね!」
田中「許せん!許せんぞ坂井!」

坂井「うわーっ!逃げろー!」
↑バッドエンドこのへん
20537 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/15(水) 23:30:22 ID:Ws3mTDzI
終わりです。悠二ツンデレ化に挑戦です。
シンデレラ・エピローグといったところでしょうか。
作者は水戸黄門をこよなく愛する男なので、
バッドエンドを期待した人はごめんなさい。
206名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 23:42:19 ID:DC9Ob75+
37氏は書くの早いねー。
ネタにもバリエーションあるし。
20737 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/15(水) 23:50:27 ID:Ws3mTDzI
>>206
でもこれをもってしばらく書けないよ。

話は変わりますが
『バッドエンド』最後、シャナがユウジ王子を蒸し返すシーンは、
「紅世の話題をどさくさに紛れて消そう」
と考えたシャナの配慮です。
どうもわかりにくくてすいません。
208名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 23:54:20 ID:N1oCRlT4
笑った笑った、作者さん 乙です

しかし、悠二くん……キミは本当に悪くないのにね、悲惨だ
一番笑えたけどね
209名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 17:50:29 ID:GVZKc8ZO
脱衣麻雀やら野球拳やらなんやらで
服を脱ぐことを余儀なくされたシャナ

シャナ「ゆ、悠二……はずかしいよ…」
悠二「負けたシャナが悪いんだろ?罰ゲームなんだから、ちゃんと脱がないと」
シャナ「そうだけど……やっぱり裸はイヤ!」
悠二「まったく、シャナは我が儘だなあ。しかたない、これを着たら許してあげるよ」
シャナ「えっ、これって……」

悠二がシャナに渡したものとは↓
21037 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/16(木) 18:07:15 ID:Edl/aGvz
『メイド服』

「これは…ヴィルヘルミナの服ね」
「うん、とっても可愛いよシャナ」
「これなら恥ずかしくない」
「じゃあシャナ、早速ご奉仕してくれるかな?」
ジー
「きゃあっ!ゆ、悠二、何出してんのよ!」
「だってメイドといったらご奉仕だよ?カルメルさんもやってるんだから」
「ど、どうすればいいの?」
「うん、それは追い追い教えるから、とりあえず歯はたてないでくれるかな」
「わ…わかった」
そーっ
「嘘を教えるなであります」
「ぐぎゃあぁぁぁぁぁぁ!」

こうですかわかりません
211名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 18:08:11 ID:7hS8QuEU
バニーの衣装!!(しかもTバック)
212名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 18:48:02 ID:jDjbSATJ
悠二「('A`)」
シャナ「何よその顔は」
悠二(上から下まで真っ平、服が可哀想だ。せめて母さん位はないとみっともない
     その服は吉田さんの為にあるだろ、常識的に考えて・・・・
     とりあえz」
シャナ「悠二、来世では口から思考が漏れないようにしなさい。じゃあさよなら」
213名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 22:30:50 ID:5HYMewOu
やっぱり、スク水しかねぇだろ
214名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 22:48:03 ID:5HYMewOu
紗那「スク水ってスクール水着のことよね。」
悠二「そうだよ、シャナ」
紗那「うん、それならいい(何で悠二はこれなら着てもいいというのかなぁ)」
紗那、悠二を押入に押し込み、スク水を着る
悠二「やっぱり、シャナはスク水が似合ってるね」
紗那「えっ、どうして?(悠二が褒めてくれてる!)」
悠二「胸の所に『しゃな』と書いてること。そしてなにより…」
紗那「なにより…?(何かなぁ?)」
悠二「当たり前じゃないか、シャナ。スク水て言う物は胸は無い方が…」
紗那「ゆ・悠二!!!!」
以下略
215名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 23:06:40 ID:LQ5d2IBP
(■∀■)<スク水といったらヘカテーだろ。
216名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 01:20:59 ID:py0Hpi7g
寝る前に投げ
『浴衣』
「あのときの浴衣がいいな」
「そういえば、あの時は戦いであんまり見る余裕、なかったね」
(しばらくして)
「着付けてもらったよ」
「ふふ、なんで浴衣か分かる?」
「?何で後ろに回るの悠二?」
「浴衣は下着を着ないからだよ」
「ちょっ、手入れちゃダメ!ひゃああん!」
217名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 01:40:22 ID:erxNhSvQ
(■∀■)<ヘカテー、俺をお父さんと呼んでくれたまえ
218名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 01:48:28 ID:n5M5iPZa
だが断る。
219名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 11:46:30 ID:sLfBytQZ
おいおいまた叩き厨かよ
>>181逃げんなよヴォケ
220名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 22:31:40 ID:ooBTPwZY
う〜む過疎ってるなぁ
なにか某所が盛り上がるようなネタはないかな?
221名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 01:14:55 ID:Gr3AI6N9
小宮山さんに弄られるユウジがみたい
222名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 01:17:32 ID:EMDSM1Qa
だがちょっと待ってほしい。
本当に過疎なのか?
結構一気に投下されたのに。
まあ徒が少ないのは同意だが。
223名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 01:43:56 ID:QguogbmT
雑談、あまりしなくなったよなぁ

粘着荒らしされてから、住人がこぞって減ったような希ガス
224名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 03:29:09 ID:Nck2m0Vq
924 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/07/19(水) 18:31:51 ID:7bW+vbra
おい>>921
ハルヒスレで投下するんじゃなかったのか??

925 名前:かなり ◆WT4p4fROmI メェル:sage 投稿日:2006/07/19(水) 21:39:46 ID:+pZL3JCP
>>924
何を?

926 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/07/20(木) 14:26:56 ID:vQa/MMno
>>925
SS投下しますって言ってただろ。

927 名前:かなり ◆WT4p4fROmI メェル:sage 投稿日:2006/07/20(木) 22:43:15 ID:hmdIFbm2
>>926
昔のことだ
225名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 09:45:11 ID:wji0VbhD
まあしようと言って雑談するわけじゃないし
好きにレスすればいいんじゃないか
226かなり ◆Zkbq51PB.2 :2006/11/19(日) 13:07:09 ID:v/5fz/qS
>>224
お前のやってることは何?
この叩き厨房
大人になれよw
227名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 13:48:57 ID:wji0VbhD
スルー汁
228名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 14:09:17 ID:Nck2m0Vq
924 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/07/19(水) 18:31:51 ID:7bW+vbra
おい>>921
ハルヒスレで投下するんじゃなかったのか??

925 名前:かなり ◆WT4p4fROmI メェル:sage 投稿日:2006/07/19(水) 21:39:46 ID:+pZL3JCP
>>924
何を?

926 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/07/20(木) 14:26:56 ID:vQa/MMno
>>925
SS投下しますって言ってただろ。

927 名前:かなり ◆WT4p4fROmI メェル:sage 投稿日:2006/07/20(木) 22:43:15 ID:hmdIFbm2
>>926
昔のことだ












































229名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 14:10:25 ID:DCS5OHrv
そういえばさぁ
次の巻って発売するのイツごろになるんだろうね。
230名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 14:15:34 ID:iaCBHuhL
来年の今頃
231名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 14:20:39 ID:hE6xPuui
>>228
叩きをするなら最悪板でやってね
232名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 14:40:26 ID:QguogbmT
>>229
三月〜四月ぐらいじゃないかな
映画公開の相乗効果を狙った発売日になるかと

来月のhpと一月発売の電撃大王で笹倉タンとのコラボがあるみたいだから、それに期待
多分本編の外伝だろうし
233名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 14:59:39 ID:Nck2m0Vq
924 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/07/19(水) 18:31:51 ID:7bW+vbra
おい>>921
ハルヒスレで投下するんじゃなかったのか??

925 名前:かなり ◆WT4p4fROmI メェル:sage 投稿日:2006/07/19(水) 21:39:46 ID:+pZL3JCP
>>924
何を?

926 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/07/20(木) 14:26:56 ID:vQa/MMno
>>925
SS投下しますって言ってただろ。

927 名前:かなり ◆WT4p4fROmI メェル:sage 投稿日:2006/07/20(木) 22:43:15 ID:hmdIFbm2
>>926
昔のことだ
234名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 15:48:07 ID:DCS5OHrv
そういえばスレタイのA/Bの意味って何?
235名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 16:07:17 ID:DcTXcXi9
端から誰にも信頼なんてされてない糞コテにかまう方が頭悪いと思うがな。
構って欲しいだけの自演か?

>>234
簡単に言えば、同じ原作者が書いた作品。
236名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 18:03:10 ID:iZuDc7f4
>>234
(゚д゚)



・゚・(つД`)・
237名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 20:05:43 ID:bxTKxVxG
>>233
しつこい人ですね。
誰か削除依頼してきて
238名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 20:16:02 ID:VaALW78F
削除して欲しいならアンカーつけない方がいいんじゃないっけ?
どっちにしろこの程度じゃ削除人動かんでしょ、もっと酷いAA荒らしが削除されなかったし
239名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 20:32:18 ID:bxTKxVxG
>>238
でもログ叩きはやられる側として「やり方が汚すぎる」と思うかもしんないじゃん
240名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 22:19:21 ID:2ivxI48i
>>234
A/Bシャナとは
A:ありえないほど
B:ボインが無い
シャナという意味だ
241名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 22:35:29 ID:0XZCQSVm
>>239
( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)


(つд⊂)ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ





  _, ._
(;゚ Д゚) …?!
242名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 22:57:42 ID:DCS5OHrv
>>234
のカキコで泣かせてしまった方々
申し訳ない荒らしをスルーすべく
何か話題を、と思い書いただけだったのですが
ご迷惑をおかけしたようで orz
243名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 23:20:00 ID:FUBO/BGj
>>239
( ゚д゚ )
244名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 23:21:33 ID:VaALW78F
>>239
(゚д゚ )
245名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 23:46:42 ID:iU4s0hJE
シャナのスリーサイズとかって公式発表されてたっけか?
はたして上から下まで同じなのか、それとも下だけチョッピリ大きいのかとても気になるよママン
246名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 23:49:42 ID:iaCBHuhL
>はたして上から下まで同じなのか

何となくドラえもん体型のシャナ想像してウーロン茶吹いた
247名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 01:19:19 ID:/6shhIzd
シャナは永遠に幼児体型だ!
          by荒すとーる
24867 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/20(月) 01:44:39 ID:xaEQLltU
久しぶりの前スレ67です。トリップ間違えたかもしれん…
前から言ってた一万字越えの新刊ネタだが、結局挫折し、かわりに仮装舞踏会の話を書いてみた。
しかし、これが楽しい楽しい。短く済ませるはずが、いつのまにか一万字越え。何故だorz
というわけで投下する。長いんでよろしく。
あ、それと、今回パロディネタが多い。嫌いな作品のパロ入ってるかもしれんので、一応読む人は注意してくれ
249シュドナイ×ヘカテー:2006/11/20(月) 01:46:38 ID:xaEQLltU

 近くで、大きな爆発音がした。


「くっ……フレイムヘイズどもめ、もうここまで乗り込んできたか」
 強大な戦闘力を誇る“紅世の王”、“千変”シュドナイは、思わず舌打ちする。
(……俺が出るしか、ないようだな)
[仮装舞踏会]の要たる『三柱臣』が一柱、“逆理の裁者”ベルペオルは最初の奇襲で早々に討ち取られていた。
その動揺もあるのだろうが、攻め込んできたフレイムヘイズは『炎髪灼眼の討ち手』をはじめ、世に名だたる歴戦
の勇士ばかりであり、組織の構成員たちは為す術もなく次々と討滅されてしまっている。
 例え『神鉄如意』を持ったとしても、あの恐ろしい討滅者たち相手に生き残ることは難しいだろう。数人道連れ
にするのが精一杯だ。
 しかし、行かねばならない。
 将軍として、などというつまらない理由からではない。彼には、守らなければならない大切なものがあるのだ。
「ヘカテー。行ってくる」
 この非常時にも、常のごとく祈りを捧げ続けていた巫女の少女、“頂の座”ヘカテーは、かけられた言葉に、祈り
の姿勢を解いた。
 シュドナイは、その反応を不思議に思う。てっきりいつものように無視されると思っていたのだが。
 ゆっくりと立ち上がり、シュドナイに背を向けたまま、少女は言った。
「行くの、ですか」
「…………」
 シュドナイは、答えることができなかった。少女の声が、震えていたから。
 普段は無感情なヘカテーが、悲しんでいる。組織の崩壊か、ベルペオルの死か。それとも、全く別の何かか。
 少女の悲しみに気付いていながら、それでもシュドナイは、彼女に背を向けた。
「ああ。俺は[仮装舞踏会]の将軍だからな」
 もう、この少女と会うことはないだろう。ふとそんなことを思うと、背中にとん、と軽い衝撃を感じた。同時に、
身体に回される細い腕の感触。
「……ヘカテー?」
「行っては駄目です。……死んで……しまいます」
「だが……」
「……お願い、行かないで。貴方を失ったら、私は……」
 ぎゅっと、弱々しい力で抱き締められる。
「ヘカテー……」
「シュドナイ……私は、貴方が好きです。愛しています。だから……行かないで」
 シュドナイは、ヘカテーの腕をむりやり外して振り返ると、正面から抱き締めた。
「俺も、愛している。愛しているぞ、ヘカテー」
「ああ、シュドナイ……」
 二人の顔が、少しずつ近付いていく。
 唇が、触れ合う、まさにその瞬間。


 鈍い衝撃が、二人を襲った。


250ごめんウソ:2006/11/20(月) 01:48:28 ID:xaEQLltU



「ぐっ……」
 シュドナイが滅多に寄り付くことのない『星黎殿』、その一室。彼のために用意された部屋に一応置かれているベッドの上から、
青いストライプのパジャマを身に纏ったシュドナイが転落していた。
 その腕の中には、ベッドから落ちて尚手放そうとしなかった抱き枕がある。
抱き枕の中で、いとうのいぢ氏が書き下ろしたスクール水着装着のヘカテーが、頬を染めて恥ずかしそうに身を捩じらしていた。リ
バーシブルの裏面には、笹倉綾人氏による、やはり書き下ろしのヘカテー。こちらはいつもの巫女装束をエロティックに着崩してい
たりする。
この抱き枕、電撃文庫の誌上通販で販売された限定百個のレア物なのだが、シュドナイはその七割弱を保有している。自分で買い求
めたのはもちろん、持ち主を見つけては“喰って”強奪しているのだった。
「くっ……フレイムヘイズどもめ……」
 この部屋をはじめ、『星黎殿』は静寂に包まれている。
 フレイムヘイズの『星黎殿』襲撃という悪夢から未だ覚めやらぬまま、シュドナイは覚束ない足取りで部屋を出て行った。




 巫女の祈りの場、『星辰楼』。
 今日も今日とて、“頂の座”ヘカテーは祈り続けていた。
(……アイス、タン塩、ピータン、トン足、サスK、納豆・・・・・・・欲しい)
 祈り続けている……はず、である。
 と、その時、何者かが『星辰楼』に“侵入”してきた気配を感じ、ヘカテーは立ち上がった。もっとも、「何者か」が誰であるか
は考えるまでもない。
「ヘカテー……ここにいたか……」
 やって来たのは、やはり“千変”シュドナイである。彼が『星黎殿』にいる間は、ほぼ一時間に一度の頻度で崇高な祈りの時間を
妨げられるので、正直鬱陶しい。
 そのシュドナイの姿を見て、ヘカテーはわずかに眉を顰める。
 酔っ払いのようなフラフラした足付に、パジャマ。腕には妙に大きな枕らしき物を抱きかかえている。どうにも寝惚けているらし
かった。そのわりに、サングラスを忘れていない。
 将軍たる者がこれでは、配下の“徒”たちへの示しがつかないではないか。シュドナイへの信頼が地に堕ちるのを通り越して地核
にまで達しようと構いはしないが、そのせいで士気が下がるのは困る。あんなのでも、心酔している者は少なくないのである。
 そのことを注意しようとした矢先、ヘカテーの視界が埋まった。
「ふふ……ヘカテー……」
「……これは何の真似です、シュドナイ」
 気付けば、シュドナイに抱き締められていた。寝惚けているわりに、俊敏な動きである。
「つれないな、ヘカテー……さあ、さっきの続きといこうか」
「続き?」
 その意味はすぐにわかった。シュドナイが、唇を突き出すようにして顔を近付けてきたからである。
『盟主』ならともかく、この男相手にするのは御免である。ヘカテーは『トライゴン』を召喚、宙に浮いて顕れた錫杖を操り、不埒
者の後頭部をブン殴った。
 ゴン、と鈍く、しかしどこか清々しい音が響く。
「ぐほっ!?」
 さすがのシュドナイも無防備な背後からの強打は堪えたのか、ヘカテーの身体を放して床をのた打ち回る。
「ぐっ……こ、ここは……? ……なるほど、夢だったか……ハッ!?」
 強烈な一撃でようやく目を覚ましたシュドナイは、次の瞬間、戦慄した。周囲には、明るすぎる水色の光弾が無数、浮かんでいる。
「…………」
 目の前に立ち、自分を見下ろす少女は、いつものように無表情。だがシュドナイは、その無表情から底知れない恐怖を感じた。
「ま……待て、ヘカテー、落ち着け。話せばわかる。俺は決して不埒な真似をしようと思ったわけではなく、いや本当はしたいんだが
まあそれは次の機会にということにしておいて、そう、俺は寝惚けていた、寝惚けていただけだ。繰り返すが、決して不埒な真似を」
 シュドナイの言い訳は、最後まで続かなかった。
「―――『星』よ」
『星黎殿』が、わずかに揺れた。


251わりとヒマな将軍閣下の一日:2006/11/20(月) 01:50:19 ID:xaEQLltU



「……と、いうわけだ。どうにかならんか、フェコルー」
「そう言われましても……」
 寝惚けて巫女に迫って制裁を喰らってしまった。どうにか仲直りできないものか。
『星黎殿』の守りを一手に引き受ける“紅世の王”、“嵐蹄”フェコルーが(直属ではないが)上司である将軍から
持ちかけられた相談の内容を簡略化すると、こういうことになる。
 そもそも、「仲直り」という言葉は元々仲の良い二人の悪くなっていた間柄が元に戻ることを言う。将軍と巫女の
場合、将軍が一方的に愛情を押し付けているだけであって、とても仲が良かったとは言えないのではないだろうかと
フェコルーは思ったが、口にはしなかった。賢明な判断である。
 とりあえず適当なことを言って、この場を濁すことにする。
「私ごときでは、大御巫のお心を計り知ることなど出来はしません。残念ながら、お力にはなれそうにもありません」
「そうか……」
 肩を落とすシュドナイを見て、フェコルーが面倒な話題が去ったことを安堵する。下手に進言した所で失敗するのは
目に見えているし、その失敗の責任は自分に降りかかるのである。最悪、八つ裂きにされかねない。
「ところで……おまえはここで何をしている?」
 二人がいるのは、『星黎殿』内で拾われた「落し物」が保管されている部屋だった。普段は下級の構成員がこの場を
受け持っているのだが、フェコルーのような高官がするべき仕事ではない。
「ああ、宮橋で案内役をしているのと同じです」
 フェコルーは呑気に答えた。
 この「落し物保管室」(本当はもっと長ったらしく無駄に立派な名があるのだが)に集まる品は、ほとんどが構成員
の趣味に関るものである。戦闘で扱う宝具を落とすような愚か者はさすがにいないからだ。
 フェコルーが言うには、配下の趣味を知り、提供することで士気を高めよう、ということらしい。
「前に、拾ったバイクのキーを落とし主の若者に届けて大変喜ばれたことがありまして。それ以降、暇がある時にはこ
うして担当を変わってもらっているのです」
「なるほど。仕事熱心なことだ」
 シュドナイが素直に感心していると、部屋の扉が開いて、白服の女が入ってきた。
「あら、将軍閣下、“嵐蹄”様」
 シュドナイの配下である“徒”の一人、レライエだった。手には、大きめの紙袋を提げている。
252わりとヒマな将軍閣下の一日:2006/11/20(月) 01:51:45 ID:xaEQLltU
「レライエ。探し物か?」
「いえ、逆ですわ。これが落ちているのを見つけまして」
 レライエは、持っていた紙袋をフェコルーの机の上に、ドンと置いた。
 フェコルーとシュドナイは、それぞれ袋の中を覗き込む。
「これは……人間の使う情報媒体ですね。たしか、DVD、とか言いましたか」
「ほう……これは……」
 シュドナイは、袋の中に入っている十ほどの薄い長方形の箱、その内の一つを取り出した。
 魔法少女バーニング・アリサ。それが作品のタイトルのようである。
 パッケージには、マントのような黒衣を纏った十歳くらいの少女が、右手で日本刀を振りかざし、左手でフェレット
らしき動物の首根っこを鷲掴みにしている絵が描かれている。少女の瞳と髪がバーニングの名の通り燃えるような赤に
染まっているのも忘れてはいけない。衣装や得物と合わせて、どこからどう見ても某フレイムヘイズである。魔法少女
がなぜ日本刀を持ってるんだ、とかいう無粋極まりないツッコミにあえて答えるなら、その刀こそが彼女にとっての魔
法の杖なのだろう。最近の魔法少女は斧だの鎌だのハンマーだのを振り回す傾向にあるので、問題はない。
 ちなみに、シュドナイはこの作品のファンだったりする。なにせ主な登場人物の年齢は男女共に軒並み一桁である。
シュドナイが見逃すはずがなかった。こんなものを見ているから「俺はヘカテーを愛しているのであって(以下略)」
という言葉を誰も信じてくれないことに彼は気付いているのだろうか。
「落とし主が探しているでしょうから、よろしくお願いします」
「はい、わかりました」
「では、私はこれで……ああ、そうそう。将軍、参謀閣下が探しておられましたわよ?」
 レライエの言葉に、紙袋の中を漁ってDVD全巻どころかサウンドステージまで揃っているのを発見したシュドナイは、
露骨に嫌な顔をした。
「ババアが?」
「ええ。では、私はこれで失礼します」
 上品に一礼した後、レライエは部屋から出て行った。
「ババアめ……どうせロクな用ではあるまい」
 そのババア……参謀“逆理の裁者”ベルペオルの直属の部下であるフェコルーとしては、苦笑いを浮かべるしかない。
 その時、再び扉が開いた。
253わりとヒマな将軍閣下の一日:2006/11/20(月) 01:55:22 ID:xaEQLltU
「失礼します……将軍閣下、“嵐蹄”様、このような場所でどうされたのです?」
 入ってきたのは、大きな戦いではシュドナイの足代わりとなる黒馬の“徒”、“獰暴の鞍”オロバスである。
今は人化の自在法で黒服の男の姿を取っている。
「久しぶりだな、オロバス。……どうした? 疲れているようだが」
 心酔する将軍からの気遣いに感動しながらも、オロバスは答える。
「は。最近、任務が続きまして……しかし、全て片付きました。今日は映画鑑賞でもして、ゆっくりさせていた
だくつもりだったのですが……肝心の映像ソフトが行方不明でして」
「映像ソフト?」
「ええ。何処かで落としたらしいのですが……“嵐蹄”様、何かお心当たりは?」
「映像ソフト……それならついさっき届きましたが」
 オロバスはフェコルーから紙袋を受け取ると、中身を確認した。
「こちらでよろしいですか?」
「は? ……は、はあ。確かに私の持ち物です。面倒をおかけしました」
 礼を言った後、オロバスは気まずそうな顔を浮かべ、冷や汗を流す。
「あの……お二方。つかぬことをうかがいますが……この中身をご覧になりましたか?」
 二人は揃って頷く。
 流れる冷や汗の量が、倍になった。
「オロバス殿、私たちは何か、まずいことを……?」
「い、いえ、決してそういうわけではないのですが。なんと申しましょうか……もしよろしければ、私がこうい
った類の作品を観ていることは、内密にしていただきたいのですが」
「なぜだ?」
 なかば開き直っているシュドナイには、オロバスが隠したがる理由がわからない。こちらの都合さえ合えば、
一緒に観てもいいと思っているくらいである。
 オロバスは、伏し目がちにうつむいた。
「……閣下。私は、閣下が率いる戦闘部隊の筆頭たる身です」
 組織内でのオロバスの地位は、かなり高い位置にある。そうでなければ将軍の足という大役を任されるはずが
ない。
「人の上に立つ者として、皆に範を示し続けねばなりません。ですから、感傷的な男であると思われるのは困る
のです」
「……そうなのか?」
「はい。絶対にそうです」
 オロバスは、力強く断言した。
254わりとヒマな将軍閣下の一日:2006/11/20(月) 01:57:05 ID:xaEQLltU
「しかるに……です。私が任務の後、ささくれだった気分を和ますために、欠かさずこの手の
作品を鑑賞する習慣があることや、新作をチェックするためにメ○ミマガジンを密かに愛読し
ていること、エロパロにまで手を出していることなどを部下たちに知られるのは……非常に厄
介なのです。その影響は、組織全体の士気の面から見ても計り知れません」
 くどくどと説明するオロバスに、だったら三柱臣の一柱である自分の立場はどうなってしま
うのだろうか、とシュドナイは思った。
「別にいいではないですか、それぐらい」
「いいえ、よくないのです……!」
 温和なフェコルーの言葉に、むきになってオロバスは言った。
「将軍閣下、“嵐蹄”様。どうか御一考ください。我ら[仮装舞踏会]の戦力を維持するため
にも、私の趣味は伏せておくべきなのです。決して自分の体面を気にしているわけではありま
せん。あくまで組織のことを考え、その士気を保つため、私はこうしてお願いを―――!」
「それほど心配なら、いっそ観るのをやめたらどうだ?」
「!!!」
 自分の体面をようやく気にし始めたシュドナイが、思ってもいないことを言った。
 オロバスは、魔神顕現を目の前で目撃したかのような顔で、全身を小刻みに震わせ始める。
「っ……! ご……ご命令ならばッ……ししし、従いますがっ……! ……ぐっ……し、しかしッ……そっ、それは……あまりにっ……!!」
 奥歯が砕けんばかりに歯を食いしばるオロバス。唇からは一筋の血が流れ、その血は橙色の火の
粉になって消える。
「……冗談だ。人の趣味をとやかく言うつもりはない。なあ、フェコルー」
「ええ、そうですね。このことは他言無用としましょう」
 オロバスは安堵の溜息を漏らした。
「ありがとうございます。色々と不躾なことばかり申し上げたことをお許しください。では。失礼
いたします」
 折り目正しく一礼し、彼は足早にその場を立ち去った。
「オロバス殿があれほど必死になられるとは……よほど素晴らしい作品なのでしょうね。今度暇が
あれば、私も観てみましょうか」
「…………」
「将軍? どうされました?」
「……クックック……ハハハハハ! なるほど、その手があったか……!」
「しょ、将軍閣下?」
 不気味に笑うシュドナイの姿に、フェコルーはわりと本気で引く。
 シュドナイの耳障りな哄笑は、彼が笑いすぎで咳き込むまで続いた。


255わりとヒマな将軍閣下の一日:2006/11/20(月) 01:58:09 ID:xaEQLltU



 無駄に広くて長い通路を、シュドナイは一人歩いていた。
(ククク……礼を言わせてもらうぞ、オロバス。おまえのおかげでヘカテーとより親密になる手段を思いついた……!)
 ヒントとなったのは例のDVD……正確には、そのパッケージに描かれていたフェレットもどきである。
 ヘカテーも、あれで一応女の子だ。渋い、というか暑苦しいオッサンより愛らしい小動物の方が好きなはずである。
そして、シュドナイは“千変”の真名の通り、自在に姿を変えることができる。
 この男が何を考えているか、もう分かっただろう。今まさに、真の淫獣が誕生しようとしていた。
「ふ、ははははは!! 世界は俺を中心に回ってるじゃないか!!」
「それはキャラが違うよ、“千変”」



「何の用だ、ババア。俺は今忙しい」
現れたのは[仮装舞踏会]参謀、“逆理の裁者”ベルペオル。陰湿な陰謀家(シュドナイ主観)である。
「とても忙しいようには見えないけどねぇ。さっきレライエを言伝に遣ったはずだが?」
「……そういえば、そうだったな。で、ババア。どういう用件だ? なるべく手短に済ませてくれ」
「……それだよ」
「?」
「前々から言っているが……そのババアという呼び方、どうにかならないのかい?」
 やはりロクな用ではなかった。
 参謀殿はだいぶ暇を持て余しているらしい。「わりとヒマな参謀閣下の一日」でもやってたらどうだ、いや、冒頭で
寝惚けたベルペオルに抱きつかれることになるのが誰であるかを考えると、やらない方がいい気もする、とシュドナイ
もくだらないことに思考を費やす。「考える」ことは老化の抑制に繋がるとはいえ、シュドナイもベルペオルとどっこ
いどっこいであった。
256わりとヒマな将軍閣下の一日:2006/11/20(月) 01:59:11 ID:xaEQLltU
「ふん。ババアはババアであって、ババア以外の何者でもない。そうだろう、ババア?」
「…………」
 ベルペオルの身体を取り巻く鎖が、ジャラリと不気味な金属音を立てる。
「どうした、ババア。用が済んだなら俺はもう行くが」
「……おまえまさか、私の名前を忘れてるんじゃないだろうねぇ?」
 二人の間に沈黙が下りる。
 数分後、その沈黙を破ったのはどこか引き攣った感のある将軍の声だった。
「は、ははは。おまえはなにをいっているんだ。そんなはずがないだろう」
「なら、それを証明しておくれよ」
「しょ、証明だと? どうやって」
「簡単なことさ。それを確かめるのは、至って簡単……なまえをよんで」
 またも沈黙が下りる。いや違う。空気が死んだ。だってだって、ベルペオルだよ?
「……オロバスといい……最近流行っているのか、ソレ」
「少なくとも、これ考えたうつけの中じゃそうなんじゃないかい?」
 意味不明の発言の後、ベルペオルは真っ直ぐにシュドナイを見つめる。ほんのりと頬が
赤くなったりしてる辺りが実にアレである。まあ、参謀閣下も高校の制服を着たくなるよ
うなお年頃(頂のヘカテーたん参照)なので、このぐらいは許してあげてほしい。
「……言っておくがな、俺はおまえとお友達になる気などこれっぽっちも無いからな」
「そ、それはこっちの台詞さ」
 参謀閣下はどうやらツンデレだったらしい。ウィネももうちょっと頑張ればデレてもら
えたかもしれない。
「じゃあ、いくぞ」
「ああ」
 シュドナイは、屈強なフレイムヘイズと対峙しているかのような錯覚に陥る。少しのミス
が命取りだ。
 シュドナイは慎重に、言葉を紡いでゆく。
257わりとヒマな将軍閣下の一日:2006/11/20(月) 02:01:31 ID:xaEQLltU
「ペルペオル」
「…………もう一度」
「ペルペオル」
「…………アルファベットで」
「“PE”ルペオル」
 ベルペオルの額と左の瞳に、大粒の涙が浮かんだ。
「っ!? お、おい、どうしたペルペオルッ!?」
「う、うぇぐ、ひっく……うわあああああん」
 名前を間違われると参謀閣下は泣き出してしまうのである。
「ええい、おい、泣くな」
 どんな世界でも、男が目の前で女に泣き出されるとあたふたするしかないのは
同じらしい。
 しかしシュドナイは、ここで最大の過ちを犯す。
「くそっ……“逆理の栽者”ともあろう者が、ビービー泣くんじゃないっ!!」
 その一喝で、哀れな参謀閣下は泣き止んだ。だが……代わりに、金色の炎が
オーラのように立ち上り始める。どこぞの超野菜人に匹敵する勢いだ。
「ふ、ふふふ……言いたいことはそれだけかい、“千変”……」
「ど、どうした、ペルペオル」
「……“PE”じゃない、“BE”だ」
「む……そうか、すまなかったな、“BE”ル“BE”オル」
 ブチッ、と、何かがキレる音がした。
「そうか、そうかい……おまえはあくまでも、そのつもりなんだね? ならそれ
もいいさ……ふふふふふ」
 今朝のヘカテーの時を越える恐怖を感じ、シュドナイはじりじりと後ずさる。
「な、なにを言っているんだ、おまえは」
「最期に教えてやろうじゃないか……“栽者”じゃなくて“裁者”だよォォォォォッ!!」
「んなっ!?」
 ベルペオルの身体を取り巻いていた数条の鎖が、金色の光を纏って一斉にシュドナイへと
襲い掛かる。
「チェーンバインドォォォォォッ!!」
「いい加減そのネタから離れろぉぉぉぉぉっ!!」
 シュドナイの悲痛な叫びも虚しく、金色に光る鎖は彼を雁字搦めにする。宝具でもない
ただの装飾品であるはずなのに、恐ろしいまでの強度だ。それだけベルペオルの恨みの念
が強いということか。
「ぐっ、おのれ……!」
「クックック……さぁて、どう料理してやろうかねぇ」
 シュドナイは、永きに渡る戦いの経験から自らの死を覚悟する。飢えた獣に野兎が勝てる
道理はない。
(しかし……しかし! 俺は、ここで死ぬわけにはいかん! ヘカテーが……ヘカテーが、
俺を待っている!!)
 待っていない。だが待っていると、彼は信じる、というか思い込む。その信じる心が、
シュドナイを強くする!
「う、おおおおおっ!!」
「むっ!?」
 シュドナイの全身から、恐るべき勢いで濁った紫色の炎が噴き出す。その禍々しい輝きに、
一瞬ではあったが、ベルペオルもたまらず眼を瞑ってしまう。
 彼には、その一瞬で十分であった。
「ふんっ!」
「なっ……おのれ!」
 噴き出す炎が、巨大な爆発を起こす。同時に、ベルペオルは自身が操る鎖から感じていた
はずの、憎い男を捕らえていた感触が消えるのを感じた。
 やがて、爆発が起こした煙が引いていくと、そこにあったはずのシュドナイの姿が消えて
いる。
「ちっ……まさか逃げられるとはねぇ」
 正直、神威召喚状態の“天壌の劫火”だろうと抑えきる自信があったのだが。さすがは
[仮装舞踏会]の将軍といったところか。
「ふん……まあ、いいさ。奴がどこに向かったかなんて、分かりきっていることだし……
逃がしゃしないよ、“千変”……クックック」
 ベルペオルは不気味に笑いながら、自らの右目を隠す眼帯に手をかけた。
258わりとヒマな将軍閣下の一日:2006/11/20(月) 02:03:00 ID:xaEQLltU





「くそ……酷い目にあった」
 憎々しげに吐き捨てたのは、フェレットのような生き物だった。なぜかサングラスを
かけており、妙にふてぶてしい雰囲気を身に纏っている。
「まったく、名前を間違われたくらいで……少しは俺を見習ってほしいものだ」
 フェレットもどきの正体は、変身したシュドナイカ……もとい、シュドナイだった。
彼は自分の通称がなぜか一文字多くなっていても文句一つ言わず、むしろ喜んでいる
くらいである。
 ベルペオルの拘束をどうやっても破壊できないと判断したシュドナイは、ベルペオル
の眼を眩ませている間にフェレットに変身、その小ささを以って鎖から抜け出たのだった。
「……まあいい。今はヘカテーの元へ向かうのが最優先だ」
 シュドナイは考える。
 この愛らしいフェレットの姿を見たヘカテーは、一体どんな反応を返してくれるだろう
か。「かわいい」と呟いた後、優しく抱き上げて頬擦りしてくれたりするのだろうか……
いいな。すごくいいぞ、それは。その後俺は、小柄な身体を活かしてヘカテーの服の中に
潜り込むのだ。そして、そして―――。
 行き過ぎた妄想は、不意に中断させられた。シュドナイが発していると思うと異常なほ
どに不気味な桃色空気を掻き消すほどのどんよりオーラを纏った存在が近付いてきたからだ。
259わりとヒマな将軍閣下の一日:2006/11/20(月) 02:03:52 ID:xaEQLltU
「…………オロバス?」
 どんよりオーラの発生源は、このフェレット形態のヒントをくれたとも言えるオロバスだった。
「閣下……?」
 聞こえてきた声に、オロバスは辺りを見回す。しかし、声の主の姿はどこにも見えない。
「ふ……幻聴まで聞こえてくるとは……私もここまでか」
「ここだ、オロバス。おまえの足下だ」
「……? ……おお、将軍閣下!? 一体どうされたのです、そのような愛らしいお姿で!」
 シュドナイを見下ろしている格好である自分に我慢ならないのか、オロバスは重力が突如五倍に
でもなったかのような勢いで床に張り付き、彼に視線の高さを合わせる。
 グラサンフェレットと、床に寝そべってそれと話す黒服の男。どうにもシュール過ぎる光景で
あった。
「まあ、色々とあってな。それより、おまえこそどうした。バーニング・アリサは?」
 シュドナイが件のアニメのタイトルを口にすると、オロバスは沈痛な面持ちで答えた。
「実は……」



 あの後、自室に戻ったオロバスは、部屋に置いてある液晶テレビとDVDプレイヤーを使って、
早速視聴を始めた。この先に待ち受けている悲劇を、知るはずもなく。
 明るく、スピード感のあるオープニングが流れ始める。
『そしてーこのそらー、あーかーくーそーめてー』
 オロバスは一瞬、何が起こったのか理解できなかった。聞き間違い、そして見間違いだろう。
自分はよほど疲れているらしい。
『またくるーときー、このーみでー、すすむーだけー』
 オロバスは、理解せざるをえなかった。聞き間違いでも見間違いでもない。
 画面に浮き上がる番組タイトル。
 その名は―――。
260わりとヒマな将軍閣下の一日:2006/11/20(月) 02:05:08 ID:xaEQLltU



「その、名は……!」
 爪が食い込んで血が滲み出るほどに強く拳を握り締めながら、オロバスは怒りに震えていた。
「……もう、いい。それ以上、言うな」
 無理からぬことではあった。オロバスが本来見るはずだったアニメと入れ替えられていたソレ
は、彼ら“徒”にとっては視聴に大きな苦しみを伴うものだった。
 なにせ、“徒”の側からしてみれば、憎き討滅者どもが同胞たちをバッタバッタと薙ぎ倒して
いくという性質の悪いプロモーション映像のようなものである。同士討ちやってたり“徒”の側
が押している間は気分がいいが、討滅のシーンはとても見れたものではない。特に最終話は、
[仮装舞踏会]の構成員にとってはこの世の終わりとでも言えるような内容だった。
(まあ、ヘカテーといい雰囲気だったから、俺はそんなに嫌いではないが)
炎上する『星黎殿』よりヘカテーとの関係の方が大事なシュドナイであるが、オロバスが気の毒
なのは確かだ。疲れを癒すはずが、逆にトドメを刺されてしまったのだから。
「オロバス、犯人はわかっているのか?」
「……このようなことをする方を、私は彼以外に存じません」
「……教授、か」
 現在、[仮装舞踏会]が客分として招いている“紅世の王”、“探耽求究”ダンタリオン。
通称『教授』。確かに彼なら、何をしても不思議ではない。どんなことが起ころうと、全て
「まあ、教授だから」の一言で済ませられる、ある意味便利なキャラである。
「なるほど。それでしょぼくれていたわけか」
 一応は客分である教授に対して、一兵卒に過ぎないオロバスが正面切って抗議するのは、
なかなか難しい。オロバスの生真面目な性格を考えれば尚更だ。
「ふむ……よし。今度会ったら、俺が文句の一つでも言っておいてやろう」
 途端、オロバスの顔が無邪気な少年のように明るくなる。
「ほ、本当ですか、将軍閣下!?」
「ああ。だから、少しは元気を出せ。今度、なにか奢ってやるから」
 小さな手を、ぽん、とオロバスの肩の上に置きながら、シュドナイは言った。
「あ、ありがたき……ありがたきお言葉、将軍閣下!」
 ほとんど泣き出さんばかりの勢いで感動しているオロバスに、シュドナイは背を向ける。
「では、俺はそろそろ行く」
「はっ! ご武運を!」
 フェレットに最敬礼する黒服の男という光景は、やはりシュールだった。
261わりとヒマな将軍閣下の一日:2006/11/20(月) 02:07:02 ID:xaEQLltU





「まったく……奴にも困ったものだ」
 直に、『星黎殿』が変形して人型になったりしないだろうな、と密かに危惧する
シュドナイである。教授なら本当にやりかねない。
 そうこうくだらないことを考えている内に、フェレットシュドナイは
目的地―――『星辰楼』に到着した。
「む?」
 いつもはぴったりと閉じられているはずの扉が、わずかに開いている。そして、
その奥から漏れてくる物音。
 不審に思ったシュドナイは、開いていた隙間にその身を滑り込ませた。
 いつもは、ヘカテーの元へと続くこの扉……シュドナイにとってはまさに天国へ
の扉、ヘヴンズゲートが、今日に限って地獄へと続いていることを、彼は知る由も
なかった。



 薄暗い『星辰楼』の未だ見えない最奥から響いてきたのは、妙にハイテンション
な男の声だった。
「さーあ、ヘェカテー!! キャァァァスト、オフッ! の時間でぇすよぉー!?」
 続いて、“徒”としての人間離れした聴力を以ってようやく聴き取れるほどに小さ
な、少女の声。
「そ、そんな……許してください、おじさま」
 声の主は、どう考えても教授とヘカテーだ。そういえばあの二人は、なぜか仲が良
かったな、とシュドナイは思い出す。ついでに、まあ俺とヘカテーの仲には劣るが、
と見当違いも甚だしいことを考える。
 声は、さらに続く。
「今さらなぁーにを恥ずかしがっているのでぇーす! そぉの服と一緒に、理ぃ性も
キャストッ・オォォォッフッ、しぃてしまいなさぁーい!! そぉれとも、ジャケッ
トパァージの方がいぃーのですかぁーっ!?」
「ああっ、だ、駄目です、おじさまっ」
 やはりハイテンションなままの教授の声と、言葉の上では拒絶しているはずなのに
どこか嬉しそうなヘカテーの声。
 シュドナイは嫌な予感を覚え、人間形態に戻るのも忘れて駆け出した。
262わりとヒマな将軍閣下の一日:2006/11/20(月) 02:08:21 ID:xaEQLltU
「待っていろ、ヘカテー。今俺が、奴の魔の手からおまえを」
 ずるっ
「んな―――!?」
 間抜けな擬音と叫びをあげ、シュドナイは、それはもう清々しいほど派手に転倒した。
「な、な、なにが―――」
 突然の事態に困惑するシュドナイの眼に、床に落ちている黄色く薄っぺらい物体が写った。
「……バ、バナナの皮!? 馬鹿な、俺を、この“千変”をこけさせるほどのバナナの皮
だと!?」
 いや、まさか。この“千変”シュドナイが、そんな一昔前のギャグみたいなこけ方をする
はずがない。今はそんなことより、何やら危機的状況にあるらしいヘカテーを救出せねば―――!
 と、雄々しく立ち上がろうとするシュドナイであったが。
 ずるっ
「なっ―――!?」
 立ち上がろうと踏み出した一歩、その先にあった新たなバナナの皮に、シュドナイは再度転倒した。
 それだけではない。
「く……! 馬鹿な、いつの間に!?」
 気付けば、シュドナイの周囲にはバナナの皮の海が広がっていた。これでは、立ち上がることも
ままならない。
 その間にも、向こうでは事態は着々と進んでいる。
「は、恥ずかしいです、おじさま……」
「んんー、ェエーキサイティング!! ェエークセレント!! こぉーれぞまさしく、ァアールティ
メットォォォ!! ゼンラーフォームの、完ッ、成ッ、でぇーす!!」
 シュドナイの中で、教授への殺意が燃え上がった。だが、それ以上に―――。
(……なぜ俺があの場にいないのだッ!!)
 一体なんなのだ、アルティメット・ゼンラーフォームとは。カタカナにするとちょっとカッコいい
感じがするじゃないか。漢字にすると……ああ駄目だ、ちくしょう。おじさん、もう我慢できない。
「ひ、ひゃあああっ!? あ、んああ、つねらないで、おじさまぁっ!」
「どぉーうです、このスゥーペシャルなマジック、ハァァァンド、はぁっ!?」
「い、いいです、さいこーですぅ!!」
 ああ、なぜ見えない。ああ、なぜあそこにいるのは、俺ではなく教授なのだ。
 どうにかして立ち上がろうとするシュドナイだったが、教授の仕掛けた罠と思われるバナナの皮を、
どうしても攻略できない。
「おのれ……! どいつも、こいつも、どいつも、こいつも―――!」
「だから、それはキャラが違うと言っているじゃないか、“千変”」
 ゾクリ、と。
 背後からの声に、今、確かに、背筋が、震えた。
263わりとヒマな将軍閣下の一日:2006/11/20(月) 02:09:40 ID:xaEQLltU
(ありえん……なんだ、この馬鹿みたいに巨大な“存在の力”は……!)
 これほどの巨大な力―――自らのそれを、易々と超えるほどの力―――を持った存在。
そんなものが、いるはずがない。しかし一方で、その存在が発した声は、彼のよく知って
いるものだった。
 恐る恐る、振り向く。
「バ、ババア……」
「……また、私をその名で呼ぶのかい」
 ベルペオルが、悲しげに呟いた。シュドナイは、彼女の力の規模とは別の変化に気付く。
「ババア、おまえ、眼帯は……」
 ベルペオルが常に右目にしている眼帯、それがない。
「ああ、これかい?」
 握っている右手を開き、ベルペオルは外した眼帯を示した。
「キシャァァァァァ!!」
「…………」
 シュドナイの見たそれは、普段は目にすることかなわない眼帯の裏側だったらしい。鋭い
牙が何本も生えた小さな口がいくつかある。
「……なんだコレは」
「ふふ、こいつは教授に作らせた特注品でねぇ。“存在の力”を無限に喰らい続ける―――
……化け物さ」
 異常な規模の力が、凄まじい重圧となってシュドナイを襲う。バナナの皮がどうのではなく、
本当に身動きが取れない。
「今までこいつに喰わせて封印していた“存在の力”を全て解放した……それだけのことさね」
 いやおまえそれどこの死神だ、と突っ込むことが、シュドナイにはできなかった。フェレット
形態の小さな身体を、ベルペオルに鷲掴みにされていたからだ。
「ふふ……随分と可愛らしい格好をしてるじゃないか、“千変”」
 まずい。いや、やばい。シュドナイは本能的にそれを感じる。このままでは、命とか貞操とか、
色々と大事なものがやばい。
「じゃあ……いただこうとするかねぇ、ふふふ……」
 凄惨な笑みを浮かべ、ベルペオルはシュドナイに死刑宣告を下した。
「ヘェカテェー! 私のバァナナのお味はどぉーでぇすかぁー!?」
「は、ああんっ! と、とってもおいひいれす、んああ! あ、あ、らめ、らめえええええ!!」
 シュドナイの耳に最期に残ったのは、ヘカテーの喘ぎ声だった。
 薄れゆく意識の中、[仮装舞踏会]の将軍はぼんやりと思う。
 こっちの方こそを、夢オチにしてもらえないだろうか、と。


fin
26467 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/20(月) 02:11:29 ID:xaEQLltU

ごめん。ほんとごめん。勢いでやった。けっこう後悔してる。
オロバス好きな人ごめん。アニオタにしちゃってごめん。
ストラス好きな人ごめん。出番なくてごめん。

事前に言った通り、パロディだらけで、わかる人にはわかるがわからない人には徹底的に
わからないという読む側のことを全く考えてない不親切なssをここまで読んでくれて
どうもありがとう。蛇足かもしれんけど、元ネタの解説を。

「わりとヒマな〜」これはさすがに知ってる人がほとんどだと思うが、フルメタ。実は俺
のラノベデビュー作だったりする。きっかけはスパロボだったっけなぁ。
「魔法少女バーニング・アリサ他多数」魔砲少女リリカルなのは。最近ハマってるんだが、
俺のツボを激しく突いてくれたよ、こいつは。なんだあのメカメカしい杖。やっぱ俺は生粋の
燃え萌え好きらしいな。しかし、シャナって9歳でもよかったんじゃね? と考えたり、
クレイドルガーデンを素でスピリチュアルガーデンと間違えたりするような俺は死んだ方がいいorz
「そしてーこのそらー〜」元ネタもクソもないorzある意味もっともやってはいかんことをやってしまった。
「キャストオフ」仮面ライダーカブト。ありゃネタの宝庫だよ。とりあえずシュドナイ=やさぐるま
で何かできないか考えてる。
「眼帯」BLEACH。まあ、こんなのじゃないだろうけどベルペオル様の眼帯には何か秘密があるに違いない。

これらの元ネタ作品が嫌いで気分を害した人もいるかもしれないけど、こっちとしては謝ることしか
できんので、以後はスルーしてくれると嬉しい。ではまた。
265名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 05:00:35 ID:XDh02Vt+
>>264
エロパロとか考えずに普通に楽しめた。

>地獄兄弟
「返してくれ!俺の『神鉄如意』返してくれよぉ!!」
もしくは
「ヘカテーは俺が守る」→「うわぁぁぁぁ」

将軍・・・
266名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 10:37:26 ID:JYcjBfbe
67氏に来てたのかw
あいかわらず面白かったです。オロバスがアニオタはないだろwww
他にもSS書いてるのにもかかわらず、よくこんなクオリティ高いの書けるな
GJ!GJ!

もうひとつの方のSSも楽しみにしてます
267名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 21:30:24 ID:oHALPv5D
やっぱり67氏は読ませるなあ。俺もこんなの書きたい
268名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 21:45:36 ID:efibEYZo
目の代わりに口ってレゾコピー思い出した俺はどうみてもおっさんです本当にGJでした
269名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 22:09:00 ID:MU8lqIY1
>>268
よう俺
270名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 22:33:28 ID:wYyAWy0Q
だれかリシャッフルを題材にSS書いてくれないものか
俺には妄想は出来るけど文字にすることができん
271名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 22:49:16 ID:Oci93zHv
67氏GJ!!
あいかわらず面白過ぎWW

改行の後は一字下げとか、三点リーダーは必ず二個連続とかをちゃんとしてるところをみると、普段から文章を書いてるのが伺えるなあ


>>270
その妄想をある程度書き込めば、
触発された職人さんが書いてくれるかもよ
272名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 12:16:33 ID:BWuett/p
>>271
感嘆符や疑問符のあとに空白あるのもな。
素人だと、なかなかこの辺を知らない人が多いんだよな。
何にせよ67氏GJ!
273名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 02:32:44 ID:410GnsVB
924 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/07/19(水) 18:31:51 ID:7bW+vbra
おい>>921
ハルヒスレで投下するんじゃなかったのか??

925 名前:かなり ◆WT4p4fROmI メェル:sage 投稿日:2006/07/19(水) 21:39:46 ID:+pZL3JCP
>>924
何を?

926 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/07/20(木) 14:26:56 ID:vQa/MMno
>>925
SS投下しますって言ってただろ。

927 名前:かなり ◆WT4p4fROmI メェル:sage 投稿日:2006/07/20(木) 22:43:15 ID:hmdIFbm2
>>926
昔のことだ
274かなり ◆Zkbq51PB.2 :2006/11/22(水) 17:25:54 ID:kp9GrTcF
>>273
削除依頼出すよ
しつこくやってたら規制屋に目つてけられても知らないから
あと規制屋は削除人の手伝いやってる人だよ
275名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 17:47:58 ID:GHcbGpbU
コテ名乗るならスルーぐらい覚えとけ
コテハンにはコテ叩きは憑き物だそ
それがいやなら名無しになれ
276名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 18:06:47 ID:nLN2utBL
さて、職人さんをwktkして待とうではないか。
277名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 18:22:49 ID:PlDQCAm1
アンカー付けたら依頼通る確立は下がるんです
278名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 19:34:01 ID:weYQ4RDC
まあこれで職人さんに対処を一つ覚えてもらったと思えば良し
279名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 19:51:50 ID:dO8rosfN
>>278
かなりは職人でもなんでもないぞ
エロパロに寄生するただの糞コテ
280名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 20:03:20 ID:weYQ4RDC
さよか
漏れの方が教えられたな。dd
281名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 20:55:53 ID:qPaooSRm
>>279
それも叩き>>273と自演か?
282名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 21:30:44 ID:gd8tlAoC
ヴィルヘルミナのエロ不足
283名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 22:00:56 ID:QuC3yh9s
シャナ×悠二って需要ないよね……?
284名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 22:15:53 ID:OA0lMpCT
>>283
貴様の発言…俺がシャナ攻めスキーと知っての狼藉か…?


つまりは需要有り、と。
285名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 23:10:03 ID:1cYgKUKK
>>283
ここの連中は、いかなるモノでも受け入れるさ。

……と思ったが、ふとサングラスとツナギが脳裏をよぎって……
286名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 00:22:57 ID:vGn1MpR/
需要あるよ。
職人さんが書いたものに
文句つける奴なんかだれもいない

ここ某所は純愛、鬼畜、百合、シュドナイカ
なんでもござれさ
287名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 00:25:52 ID:TiFBfbF+
純愛シュドナイカ
288名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 01:16:33 ID:qCPvXfN6
>>287
や・やりませんか?悠二さん















































おえっ
28967 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/23(木) 01:37:08 ID:je0kYud7
うおう、予想以上に反応が良くてびっくり。

>>265
なるほど、地獄兄弟ならそれもありか

>>266
ごめん、そっちの方はもう俺が続き書く気を起こせないので……期待してくれてたのにごめんね

>>267
いやいや、俺なんてまだまだっすよ。シャナの人じゃないんだけど、鬱なシリアス、臨場感溢れる戦闘、
ブラックコーヒー無しじゃ読めないような甘々、腹筋捩れるようなギャグ、濃密なエロ、と全てハイクオリティに
書ける人もいるし。スレ違いだからその人の名前は出さんけど、俺もああいうssを書けるようになりたい

>>268、269
ごめんわかんないorz 口があるのは眼帯の方ね、一応。眼帯外したら目じゃなくて口があるわけじゃないよ

>>271、272
二年前はまだそんな文章作法も知らなかった……初めての二次創作はナデシコのテンプレ逆行だったかな。
とても読めたもんじゃなかった……今となっては懐かしい

とにかく皆さん、GJをありがとうございました
というわけで、調子に乗って続編。ボルシチネタやってなかったんで
290わりとヒマな、その頃の御崎市 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/23(木) 01:39:38 ID:je0kYud7

 陽が沈みかけ、緋色に彩られる空の下を、一人の少女がとぼとぼと歩いている。
「悠二、どこ行ったんだろ」
 齢12歳ほどに見えるその少女の名は、シャナ。“天壌の劫火”アラストールとの契約の下に
異能の力を振るう、『炎髪灼眼の討ち手』である。

 彼女は今日、想い人である“ミステス”の少年、坂井悠二と、駅前に新しくオープンしたパン
屋に行く――要するにデートの――約束をしていた。
 いつも通り、変な噂を立てられないよう校門で一旦別れて、後で合流することになったのだが
……いつまで経っても悠二は現れず、一時間が経過した所でシャナはブチ切れた。
 御崎市内を駆け回り、自宅である坂井家はもちろんのこと、吉田一美や佐藤啓作、田中栄太を
はじめとした交友関係も虱潰しに探し回ったのだが、結局悠二の足取りを掴むことはできなかっ
た。
 ここまで探して見つからないとなると、さすがにシャナも怒りを潜め、逆に不安が顔を覗かせ
てくる。
 悠二は『零時迷子』という厄介極まりない宝具を宿しており、[仮装舞踏会]という危険な
“徒”の組織――同時刻、その危険な組織の本拠地で世にもくだらない乱痴気騒ぎが起こってい
ることなど、彼女には知る由もない――が『零時迷子』を中心に何らかの陰謀を企てている。
 まさか、自分が呑気に悠二を待っている間に、[仮装舞踏会]の手の者が悠二を……そこまで
考えて、シャナは頭を可愛らしく振って、否定する。
 流石にそれはないだろう。気配の大小に関らず、“紅世”に関る者がこの近辺に来れば、自分
を含めた三人のフレイムヘイズが気付かないはずがない。
 しかし……だとすると、悠二はどこに行ったのだろうか。
「ゆうじぃ……」
 弱々しく、最愛の人の名を呟く。彼が隣にいないだけで、こんなにも心細い。
「……あ」
 気付けば、仮住まいである平井ゆかりの部屋があるマンションの前に辿り着いていた。そうい
えば、ここはまだ探していない。というのも、今平井家にいるのはヴィルヘルミナだけだからだ。
彼女を苦手としている悠二が自分から寄りつくとも思えなかった。
(……でも、ヴィルヘルミナなら何か知ってるかも)
 可能性は低い。しかし、ゼロではない。わずかな希望に縋って、シャナは階段へ足を向けた。

291わりとヒマな、その頃の御崎市 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/23(木) 01:40:56 ID:je0kYud7


「ただいま!」
 勢いよくドアを開け、靴を乱暴に脱ぎ捨てると、シャナはヴィルヘルミナがいるで
あろうリビングへ駆け込んだ。
「ヴィルヘルミナ、聞きたいことが――…………?」
 彼女の目に飛び込んできたのは、人一人が楽々と入れそうな、巨大な鍋だった。や
はり特大のコンロが、その下で轟々と炎を噴き出している。
 そして、その鍋を背に、不自然な格好で硬直しているメイド服の女性。
「……なにやってるの、ヴィルヘルミナ」
「え、あ、う、そ、その、これは……」
 冷静沈着が常のヴィルヘルミナにしては不審なほど、しどろもどろな反応。
 怪しい。シャナは直感的にそう思った。
「なにやってるの、ヴィルヘルミナ」
 語気を強くして、もう一度尋ねる。
「こ、これは……その、料理、そう、料理なのであります」
「料理? 得意料理はサラダと湯豆腐だって公言して憚らないヴィルヘルミナが?」
 痛い所を突かれたのか、ヴィルヘルミナは、う、とたじろぐ。
「わ、私もメイドの端くれ、そろそろ料理の一つも覚えなければ婚期を逃してしまう
のであります」
「言ってることムチャクチャだよ、ヴィルヘルミナ」
 大好きな女性を疑うのはシャナとしても本意ではないが、今は悠二の身の安全を確認
するのが最優先だ。
 今の所、最も怪しいのはあの巨大鍋である。
「で、ヴィルヘルミナ、どんな料理作ってるの? あんな大きな鍋で」
「そ、それは、そのぅ……馬骨スープであります」
「バコツって……馬の骨で出汁をとってるの? 豚骨とかはよく聞くけど……ていうか、
スープって料理?」
「スープを馬鹿にしてはいけないのであります!」
 怪しい。ますますもって怪しい。
「だいたい、なんでスープなの? ヴィルヘルミナ料理下手なんだから、もっと簡単な
のから始めるのが普通だと思うんだけど」
 容赦はしない。全ては悠二のため、持てる力の全てを以って、ヴィルヘルミナを言い
負かしてみせる……!
292わりとヒマな、その頃の御崎市 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/23(木) 01:42:23 ID:je0kYud7
「あー、えー、うー…………これは……メリヒム、いえ、シロが得意としていた料理なのであります」
「シロが?」
 意外な名前が出てきて、シャナは少しばかり驚く。
「はい。凍えるような寒空の下、彼はよくこのスープを作ってくれたのであります。そして、身を寄せ
合って互いの身体を温め合ったのであります」
 ここに来て、ヴィルヘルミナの挙動から動揺が消えた。そりゃ妄想を話すのに動揺もクソもないのだ
が、二人の複雑な関係を知らないシャナからしてみれば、さっきまでのらしくない動揺は女々しい思い
出話をしたくなかったのかな、と思い始めてしまう。
「そっか……ヴィルヘルミナとシロの、思い出のスープなんだ……」
 とうとう信じてしまった。この辺り、シャナは爪が甘いというか、純真無垢というか。しかし、爪が
甘いのは、ほっと一息ついているヴィルヘルミナも同じだった。
「飲んでみたいな」
「…………は? い、今、なんと?」
「ヴィルヘルミナとシロの思い出のスープ、飲んでみたい」
 ヴィルヘルミナの額に、一筋の汗が流れる。無論、冷や汗だ。
「し、しかし、まだ到底人に食べさせられる味ではないのであります」
「それでもいいよ。ヴィルヘルミナが頑張って作ったんでしょ?」
 先ほどまでとは打って変わって、邪気のない笑顔。ヴィルヘルミナは、今さらながら自分が墓穴を
掘ったことを知った。
「で、ですが」
「いいから。それとも、何か私に言えないことでもあるの?」
「…………わかったのであります」
 せっかく晴らせた疑いを、再びかけられてはたまらない。ヴィルヘルミナは渋々、オタマと小皿を
持って鍋の横に置かれた脚立を登る。
(本当はこんなもの、飲ませたくないのでありますが……背に腹は変えられないのであります)
 重要なのは、スピードだ。いかに素早く蓋を開け、スープを小皿にとり、閉じられるか。
「本当に……飲むのでありますか?」
「うん」
 再度の確認も、笑顔で答えられる。やるしかない。
293わりとヒマな、その頃の御崎市 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/23(木) 01:43:42 ID:je0kYud7
「では……いくのであります」
 宣言した後、ヴィルヘルミナは鍋と同じく、その上にかぶせられている巨大な蓋を開け、
「あついあついあついあついあついあついあt」
 そこからは、まさに電光石火の早業だった。一瞬でスープをオタマに取り、蓋を閉じる。
「…………ねえ、ヴィルヘルミナ。今の声って」
「どうぞ。馬の骨のスープであります」
 シャナの問いには無視を決め込み、明後日の方向を向きながら小皿を差し出すヴィルヘルミナ。
「馬の骨が人語を発するはずないよね、ヴィルヘルミナ」
「最近の馬の骨は、無駄に威勢がいいのであります」
 シャナは、スープに顔を寄せて、くんくんとその匂いを嗅ぐ。なぜか嗅ぎ慣れた匂いに、シャナ
の頬はほんのり薄い桜色に染まった。
「……馬の、骨?」
「それはもう間違いなく、馬の骨なのであります」
 シャナは、ヴィルヘルミナの手にある小皿を、なかばひったくるようにして受け取る。
「じゃ、飲んでみるね。馬の骨のスープ」
「馬の骨なのであります」
 小皿の端に、形のいい小さな唇を着け、シャナはヴィルヘルミナ曰く「馬の骨のスープ」を一気
に喉へ流し込んだ。
 シャナは、妖艶とさえ言える恍惚の表情で、一言。
「悠二の味がする」





「――――って、ヴィ、ル、ヘ、ル、ミ、ナァァァァァッ!!」
 炎髪と灼眼が燃え上がり、黒衣が顕現。愛刀『贄殿遮那』を引き抜き、その斬るべき相手を……
「いない!? 転移の自在法っ!?」
 こんなことで高度な自在法を使って! とフレイムヘイズとしても怒り心頭のシャナであるが、
『贄殿遮那』を持ち出している時点で彼女もどっこいどっこいである。
「あーもう、許さないんだから!」
 しかし今は、巨大鍋の中で煮えられている悠二を助け出すのが最優先だ。
 シャナは大太刀を振り上げ、真っ直ぐな太刀筋で一閃。鍋は真っ二つに割れ、中からどばっと
大量の熱湯が流れ出した。
 もうもうと立ち上る湯気の中、シャナはパンツ一丁で全身火傷状態の愛しい少年の姿を見つける。
「悠二! 悠二、しっかりして、ゆうじぃぃぃぃぃっ!!」


294わりとヒマな、その頃の御崎市 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/23(木) 01:44:44 ID:je0kYud7


 辛うじて息のあった悠二は、この日、零時を迎えるまでミイラ男状態で過ごす羽目となった。無論、
保護者のしでかした暴挙に責任を感じたシャナが、身動きできない悠二を甲斐甲斐しく世話をし、
「はい、あーん」を始めとする描写するのが嫌になるほどお約束の甘ったるいイベントがあったのは
言うまでもない。
 ヴィルヘルミナはこの後一ヶ月間に渡ってシャナと口をきいてもらえず、地獄の日々を過ごすこと
となる。



fin
29567 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/23(木) 01:46:50 ID:je0kYud7
エロも無い上に、どうにもノリがイマイチだなぁ。もっと精進せねば
ただ、やはり俺はこうした馬鹿な話を書いてる方が性に合ってるらしい。では、また。
296名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 03:07:57 ID:4QWEEnnP
うおぉぉぉぉぉぉお茶吹いた!
67氏GJ!
トーチの釜茹でなんぞドリフでもやらんだろうに、汁やること派手www

願わくば、その甘ったるいイベントの中身kwsk
297名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 03:51:46 ID:2Cg9UaNn
924 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/07/19(水) 18:31:51 ID:7bW+vbra
おい>>921
ハルヒスレで投下するんじゃなかったのか??

925 名前:かなり ◆WT4p4fROmI メェル:sage 投稿日:2006/07/19(水) 21:39:46 ID:+pZL3JCP
>>924
何を?

926 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/07/20(木) 14:26:56 ID:vQa/MMno
>>925
SS投下しますって言ってただろ。

927 名前:かなり ◆WT4p4fROmI メェル:sage 投稿日:2006/07/20(木) 22:43:15 ID:hmdIFbm2
>>926
昔のことだ
298名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 04:22:37 ID:+rBqMX04
馬の骨言いつづけるヴィルが良かったw

1つ気になったのが>>290
>交友関係を虱潰しに
中学時代からの親友は・・・トーチですか、そうですかorz
299名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 05:58:45 ID:CTbeExaL
ヴィルぶっきらぼうすぎwww
>>67さんはすばらしい つ(エ)
300名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 08:43:33 ID:Hhyv2T4j
>>298
かわいそうな 君……


あれ?そんな奴いたっけ?
301名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 08:58:09 ID:xiqg7gmi
>>297
おめえ本気で死ね
302名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 09:01:38 ID:VU6oj0IX

もはや自演にしか見えない
303名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 09:30:36 ID:KjHJ7sq6
悠二だと、馬骨スープじゃなくてポンコツスーp うヴぉあ・・・・
304名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 10:45:51 ID:uqrY4rO9
>>284-286
そうか……書いてみる
305名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 12:19:19 ID:VlhmEvfU
> 「悠二の味がする」
何故知っている
306名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 12:33:35 ID:Q729qUVc
67氏GJ!!
エロなしでもいいからいろいろ書いてくれw

>鬱なシリアス、臨場感溢れる戦闘、
ブラックコーヒー無しじゃ読めないような甘々、腹筋捩れるようなギャグ、濃密なエロ、と全てハイクオリティに
書ける人
これkwsk!!
そこまでべた褒めされる方の作品が非常に気になる
307名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 19:21:25 ID:7eytwFkS
汁とリシャッフルしたシャナが悠二と…
30867 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/23(木) 21:43:03 ID:je0kYud7
【馬の骨】素性のわからない人を罵っていう語。
この話の時点じゃ汁にとって悠二はすでに馬の骨じゃなくなってることに今さら気付いたorz
まあ、かの社長も罵り言葉として使ってらっしゃるから別にいいか

>>296
とりあえず次の馬鹿話は甘くする予定。「はい、あーん」はお約束すぎてどう書けばいいのかわからん

>>298、300
当然、狙ってやったに決まってるじゃないか……ん? 狙ったって何をだ?

>>299
初めてエロンパンもらった気がする。どうもー

>>303
真のポンコツスープとは我学の結晶からダシを(ry

>>304
シャナ受けしか書けない俺だがシャナ攻めが嫌いなわけではない。がんばってくれ

>>305
お互いの肌に舌を這わすことが日常チャメシゴトになっているからです

>>306
うし。というわけで次も馬鹿話。ちょっと待っててなー

>これkwsk!!
シャナとは全く関係ない人だけど、それでもいいならメ欄のを検索すれば一番上に出てくるはず。某魔砲少女がダメな人はスルーしといてね
まあ、べた褒めつってもあくまで俺がそう思ってるだけだから、306氏が彼の作品を気に入るかどうかはわからないが

上記の通り、次の投下はまたも馬鹿話。「わりとヒマな〜」の後日談を予定している。投下は多分土日のどっちか
あんま期待せずに待っててくれ
309名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 00:25:22 ID:B6rGZQ6Y
wktk
裸で待つ(函館在住)
310名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 00:43:59 ID:xh3GWsZr
wktk
全裸で待機(小樽在住)
311名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 03:15:07 ID:LCRY/yJC
wktk
全裸で野外待機(アラスカ在住)
312名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 11:52:24 ID:nmgWcynd
>>309ー311
おまんら風邪ひくなよww
つ旦~
313名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 12:49:24 ID:j+rkZXaU
924 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/07/19(水) 18:31:51 ID:7bW+vbra
おい>>921
ハルヒスレで投下するんじゃなかったのか??

925 名前:かなり ◆WT4p4fROmI メェル:sage 投稿日:2006/07/19(水) 21:39:46 ID:+pZL3JCP
>>924
何を?

926 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/07/20(木) 14:26:56 ID:vQa/MMno
>>925
SS投下しますって言ってただろ。

927 名前:かなり ◆WT4p4fROmI メェル:sage 投稿日:2006/07/20(木) 22:43:15 ID:hmdIFbm2
>>926
昔のことだ
314名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 12:52:29 ID:weSSdbrG
汁汁
315名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 13:16:26 ID:wNScsX9r
ワッフルワッフル
31637:2006/11/24(金) 13:50:16 ID:mIjRdgIl
リシャッフルネタ制作開始
317名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 14:25:35 ID:m6S/QHIW
( ´∀`)つ(#)
318名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 16:17:49 ID:UnLKRO+X
>>313
かわいそうな奴
319名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 20:16:15 ID:Ne+jUPui
そうやって削除が通りにくくしてるんだね
32037 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/25(土) 01:13:36 ID:v473qPAE
できた
今から投下しますが、実際の『リシャッフル』とはちょっと
ズレていますので、御了承ください。
321名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 01:14:44 ID:v473qPAE
ここは、佐藤家の室内バー。今日も子供電話相談室となっている、
マージョリー・ドーのお気に入りの場所であった。
「……で、これで話はおしまい。あんたも頑張んなさい」
そしてどうやら今話が終わったところであるらしい。カウンターにいる
マージョリーは、ウイスキーを飲み干して一息する。
「は、はい、頑張ります」
そんな少女の素直な返事に、マージョリーは眉根を寄せない、美しい笑みで
答える。この少女は佐藤の中学の頃の悪友の一人で、現在付き合っている男が
数人いるが、佐藤が好きになってしまったという無茶苦茶な悩みを
緒方に相談し、ここに連れてこられたのである。
「やっぱりマージョリーさんってスゴい…」
少女の隣では、緒方真竹が感動しながら話を聞いていた。
(すーっかり相談役が板に付いちまったなぁ、我が情厚きカウンセラー、
マージョリー・ドー?)
グリモアが、マージョリーにしか聞こえない声でからかい、
(いーでしょ、好きでやってるんだから)
マージョリーは、何時ものようにグリモアを踏ん付ける。
彼女は基本的に女の子に甘いのである。
いつもより踏み付けが強かったからであろうか、何処かでごとっ、
という物が落ちる音が聞こえた。

「あれ……何だろう」
少女が音のする方を見ると、そこには両側にレンズをはめた黒い筒が
落ちていた。
「なんですか?これ」
少女はその筒を望遠鏡のようにしてマージョリーに尋ねる。
「えっ!?ちょ、それはダメ!」
マージョリーはそれを止めようとする。今少女が持っているものは、
“狩人”フリアグネからくすねた宝具『リシャッフル』であった。
「へ?……どうしたんですか、マージョリーさん」
緒方が始めて見るマージョリーの狼狽に驚く。
「……あれ?なんで私がそこにいるの?」
マージョリーが緒方の隣の少女を見て言った。これが宝具『リシャッフル』
の能力で、この筒を覗き込んだ者同士を入れ替えてしまうのである。
「ちょっと来なさ……来て!マタケはそこで待ってて!」
突然少女がマージョリーの手を引いてバーから出ていった。
「な、なんですか、どうなってるんですか?」
マージョリーになってしまった少女は、全くわけがわからない。
「いいから付いてきて。早いとこ元に戻るわよ!」
少女になったマージョリーは、『リシャッフル』を持ちながら
だだっ広い佐藤家の一室に逃げ込んだ。
322名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 01:16:47 ID:v473qPAE
「じゃ、早速元に戻るわよ」
マージョリーは『リシャッフル』を少女と一緒に覗き込むが、
「へ?何にも起こりませんよ?」
今度は何も起こらなかった。その後も数分間宝具と格闘するが、
『リシャッフル』はうんともすんとも言わない。
「そ、そろそろわたしデートの時間なんですけど……」
少女は今日も付き合っているうちの誰かと会う約束をしていたらしい。
「そう、仕方が無いわね……私が行くわ。別れちゃうけど、いいわね?」
マージョリーの確認に、少女は頷く。
「いい子ね。今度からはもう安売りしちゃダメよ?」
「はい!」
「じゃ、後はマルコシアスに聞いてね」
少女の返事を確認すると、マージョリーは緒方の所に戻った。
「マタケ!マージョリーさんはこれから飲んだくれるから今日はもう
お開きだってさ!」
(マルコシアス!あと頼んだわよ!)
二人?に言った後、少女になったマージョリーは直ぐに出ていってしまった。
「ええっと……、これから、どうしよ」
対して少女は、途方に暮れるしかなかった。



「さて……どうすりゃいいんだろ」
数十分後、マージョリーは駅前の待ち合わせ場所に座って考えていた。
「私も『リシャッフル』については聞いたことしかないし……」
彼女はフリアグネ程に宝具に詳しくはないが、
「まぁ、マルコシアスが何とかしてくれるでしょ」
アバウトな性格なので、あまり深刻にものを考えることをしない。
そこに、
「おーい!」
待ち合わせたらしき少年がやってきた。
「お、お待たせ。じゃ、早速行こうか」
少年はいきなりマージョリーの手を引く。
「ちょっと、いきなり何すんのよ。何処行く気?」
少年の勇み足に、マージョリーは嫌な予感を感じ、聞いてみた。
「ど、何処って……ホテルに決まってるじゃないか。今日は、その……
筆下ろしさせてくれるって……」
嫌な予感は的中したようだ。マージョリーはため息をつく。
「はぁ……。私、気が変わっちゃったの。あんたガキなんだから一人で
擦ってれば十分でしょ?」
かなりあけすけな拒否の言葉に、少年は赤くなって驚く。
「そ、そんな!今まで色々買ってあげたじゃないか!」
どうやら少女は相当悪いことをしていたようだ。
「そう……、じゃ後で全部返すわ。だから私にはもう関わらないで」
言ってマージョリーは、笑顔で手を振り、きびすを返した。
「嘘だろう!?」
少年は、帰ろうとするマージョリーを後ろから抱きしめる。
323名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 01:18:52 ID:v473qPAE
「……ガツガツした男は嫌われるわよ?」
マージョリーはもう切れそうになっている。
「なぁ……、い、いいだろ?」
少年は自分の命が危機に瀕しているのも知らずにマージョリーに手を這わせた。
「そうねぇ……、キスくらいなら考えてあげる」
遂にマージョリーは切れてしまった。少年に封絶の中で動けるようにする
自在法をかけると、すぐさま封絶を張る。
「やっと分かってくれ……うわっ!!」
やっと興奮から醒めた少年が見たものは、群青色の化け物だった。

「とりあえず、バーに戻ろう……」
少女は緒方を見送った後、とりあえずバーに戻ってみることにした。
姿が変わってしまったので、どの道家には帰れない。
マージョリーになった少女は、カウンター席に腰掛けてうなだれた。
「よう」
「だ、誰?」
誰かの声に驚いて辺りを見回すが、誰も居ない。
「カウンターの下だ」
言われた所を調べてみると、画板を重ねたような巨大な本があった。
「へ?どこ?」
「ヒヒ、本があるだろ、それが俺だ。」
「嘘!本が喋ってる!」
「あぁ、とりあえずこんなとこで話すのも何だし、上げてくれねぇかい?」
少女はグリモアをカウンターに置いた。
「へっへ、済まねえな。俺はマルコシアス。マージョリーの
相棒みてぇなもんだ。宜しくな。」
マルコシアスは、お軽い調子で挨拶を済ませると、今の現状について説明した。
「へぇ〜。何だか今日は変なことが一杯ね」
「ヒッヒッヒ、あんまビビらねえんだな。」
「だって、元に戻るんでしょ?」
どうやら彼女もお軽い性格らしい。
「そ〜だなぁ。余計な事はあんまり悩んでも仕方ねぇからなぁ!ヒッヒッヒ!」
マルコシアスは彼女が気に入ったようだ。そのまま世間話をしていると、
「たっだいま〜!」
佐藤が帰って来た。
「……!どうしよう、マルコシアス!」
さっきとは違って急に縮こまる少女に、
「心配すんな。お前は悪酔いし過ぎて性格が変わったことに
しといてやるからよ?」
マルコシアスがフォローを入れた。
「マージョリーさん、ただいまー!」
無邪気に微笑む佐藤。男には慣れているはずなのに、それだけで
少女は緊張してしまう。
「あ……、お、お帰り」
「?どうしたんですか?マージョリーさん」
佐藤はマージョリーの隣に座る。そしてあるものに気付いた。
「あれ、カバンだ。……ん?アイツのやつか。来てたんですか?」
324名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 01:20:57 ID:v473qPAE
「え、ええ。マタケが連れてきたの。友達?」
少女は彼が自分をどう思っているか、
マージョリーの姿で聞いてみることにした。
「ええ、友達というか、何というか……」
「ヒヒ、大将、話してみろよ?」
マルコシアスが笑いを堪えながら尋ねる。
「いや、俺がまだ荒れてた頃からの友達でさ、ちょっと
好きだったっていうか……」
その答えに、少女は驚く。それに気付かずに、佐藤は続けた。
「今は男をとっかえひっかえしてるみたいで、すっかり変わっちゃった
みたいなんだけどね。」
「そ、それじゃあ、もう嫌いになっちゃったの?」
少女は恐る恐る尋ねる。
「いや、そんなことないですよ。アイツだって本当はいい子なんだって、
俺だけは分かってますからね」
佐藤は当たり前のように言ったが、それが少女にとっては何より嬉しかった。
「ギャーッハッハッハ!いいねえ、いいねえ、青春だねえ!」
大笑いをするマルコシアスに、佐藤はわけがわからない。
「どうしたんだマルコシアス?ねぇマージョリーさ……へ?」
佐藤が振り替えると、マージョリーが肩を震わせていた。
「ど、どうしたんですかマージョリーさん?」
突然の事態に、佐藤は狼狽するが、
「んー?今マージョリーは悪酔いのせいで感動体質みてぇだぜ。ヒッヒッヒ!」
マルコシアスはその光景をただ楽しむ。
「お……落ち着いてマージョリーさん…ってうわっ!」
「…ぅ、うぅ、ううう…」
マージョリーが泣きながら抱きしめてきた。
「ちょ、それはまずいですよ!」
初めて触れる身体の柔らかさに、佐藤は狼狽えるしかない。
「あ…、あの……」
「抱いて」
「えええええっ!?」
尊敬する女傑の意外な一言に、もう佐藤はパニックで、
マルコシアスはおもしろくてしょうがない。
「今のマージョリーは悪酔いし過ぎて淫乱みてぇだぜ?明日には全て
忘れてるだろうから、今日くらい相手してやったらどうでぇ?ヒー!ヒー!」
いい終えてマルコシアスは、また笑いだす。
「ほ、本当にいいんですね……?」
いつになく可愛い女傑に、もうやる気まんまんの佐藤。
「……うん。」
少女の確認を取ると、シャワーを浴びに直行してしまった。
「……くすん、くすん」
バーにはすっかりしょげてしまった女傑と、ドッキリ大成功に大笑いする本
という、かなり異様な光景が広がっていた。
325名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 01:22:57 ID:v473qPAE
「あら……さっきまであんなに欲しがってた身体なのに……。
逃げるなんてひどいじゃない?」
駅前では、すっかりブチ切れた群青色の獣が、殺すべき獲物を追い回していた。
「ほら……ギザギザのベーゼ、くれてやるからこっち来なさい」
もちろん捕まえる気はない。二度とこの少女に近寄らせないためと、
自分の怒りのためである。
マージョリーは手を広げて、キスをせがむように待っている。
「ひいぃ!ご、ごめんなさいいい!」
自分と少女意外が止まった世界で、少年は逃げ回っている。
「ねぇ……、本当に私が好きなの?」
マージョリーは一応最終確認の為に、トーガを外す。
「す、好きです、好きですから殺さないで!」
命乞いをする少年に、マージョリーはまだ殺さない意志を告げて、続ける。
「そうじゃなくて、ホテルに行くのは、私を本当に愛してて、
欲しかったからなの?」
掌に炎を顕現させて、「隠すと為にならない」ことを伝える。
「い、いや、誕生日プレゼントにいいもの買ってくれたら、
やらせてくれるって、君が言ったんじゃないか!」
「そう……なら同情の余地、あんまり無いわね」
マージョリーは炎弾をわざと外して、その後小一時間説教してやろうと、
炎弾を投げたその時、
「――っだめ!」
炎弾を何者かに弾かれた。「何をやっている、『弔詞の詠み手』!」
遠雷のような声、そして――
「フレイムヘイズの使命に従わないのなら、討滅するって言ったわよね?」
炎髪灼眼の討ち手。
「フン、そいつが余りにダメ人間だから、ちょっと
説教してやろうとしただけよ。」
言われもない怒られように、少し不機嫌になるマージョリー。
「でもあんな炎弾でも普通の人間は死んじゃうのよ!」
突如表れた正義のヒーローらしき女の子の言葉に、少年はぞっとする。
「だからわざと外すつもりだったって言ってんでしょ?
わかんないチビジャリね!」
説明下手な女傑は、ついつい喧嘩腰になってしまう。
「うるさいうるさいうるさい!今のあなただってそんなに
大きくないじゃない!」
言われて初めて『リシャッフル』していたことを思い出す。
「とりあえずそいつを殺す気はないから、さっさとどっか行きなさい」
マージョリーはシャナをしっしと追い払う。
「だめ!もしもの時は、討滅しなきゃならない!」
「そうだ。貴様がおかしなことをせぬよう。見守る必要があろう」
この余計なお世話に、ついに群青の女傑は切れた。
326名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 01:24:22 ID:v473qPAE
「……やれるもんなら、やってみなさいよっ!!」
特大の炎弾を飛ばす。シャナは即座に夜笠で少年を包みこんで避難する。
「これ持ってて。つぶしちゃダメだからね」
「は…はい!」
シャナはメロンパンの入った袋を少年に持たせて安全な場所に行くと、
また戦場に戻っていった。
佐藤は部屋でマージョリーを待っていた。
「大丈夫かな……久しぶりだからすぐにいっちゃいそう……」
コンドームを手に、憧れの人をひたすら待つ。
そこに、
「……」
マージョリーになってしまった少女が入ってきた。そのまま佐藤の隣に座る。
「す、すご……」
トップモデルな抜群のスタイル。いつもと違って恥じらいを見せる横顔。
もう、全てが堪らなかった。
「め、眼鏡のない君も、綺麗、だよ……」
マルコシアスに、「今はタメ口で話した方がいい」と言われたので、
それに則っている。
「……」
笑顔になった少女は、そのまま佐藤の肩にもたれる。
「い、いいかな?マージョリーさ…」
最後の言葉を飲み込んで、肩を抱く。少女が佐藤の方を向いてくる。
「ん……」
覚悟を決めた佐藤は、少女に口付けをする。空いた手を胸にやると、
すごい弾力が手に伝わってきた。
(やべ……理性飛びそう)
必死で堪えながら、佐藤は優しく愛撫する。
「んちゅ、ちゅ、ちゅっ、ちゅ、ちゅ……」
下を絡め合う音が、二人の興奮を掻き立てる。
少女は佐藤の愚息を掴んで、優しくしごきあげた。
「……!!!」
佐藤は我慢できずにマージョリーを押し倒して、首筋を責めだした。
「あ、ああぁ……」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
今まで聞いたことのないような声を上げるマージョリーに、佐藤は
大量のキスマークを付けてやる。
「はぁ、は、だめ、あぁ…」
佐藤は結構上手いほうであり、少女はすっかりとろかされてしまっていた。
「どう?気持ちいい?」
佐藤は胸と秘部の両方を責める。
「あ、あぁぁっ、いいっ、気持ちい、あぁん、あああ!」
少女は大きくのけぞって、そのまま絶頂を向えた。
しかしまだ佐藤は終わっていない。潮を噴いて
ぐったりする少女に、さらに追い打ちをかける。
「ねぇ、気持ちよかった…?」
「あ……あ…」
少女は頭が真っ白で、何も答えられない。
佐藤はそんな少女を抱きしめて、耳元で囁く。
「まだ俺全然終わってませんからね、そろそろ入れちゃいますよ?」
言って佐藤は、自分の愚息をマージョリーの下の口にくわえさせる。
327名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 01:25:59 ID:v473qPAE
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……」
「くっ……!すごい、眺めだ……!」
佐藤は憧れの女性が自分の愚息でよがる姿に、今にも果てそうであった。

「……ふう、こんくらいかしら。」
「全く。最近の子供はブツブツ……」
「す、すいませんでした!」
少年は、いつのまにか全てが戻った世界で、アラストールとマージョリーに
説教されていた。
「ほいじゃ、二度と馬鹿な遊びすんじゃないわよ。」
言ってマージョリーは、少年をしっしと追い払う。
「もう二度としません!」
少年は一目散に逃げていく。
「……ブツブツブツ」
アラストールは今だに文句を垂れているようだ。
「今回は私の誤解だったみたいね」
シャナが非礼を詫びると、マージョリーも本音を漏らす。
「いいのよ。本当にムカついて殺しちゃうとこだったし…あと、それより」
「それより何?」
マージョリーの言葉に、シャナは訝しむ。
「アンタ、アイツに惚れられたわよ。今から追いかけて早いとこ断らないと…
…あのタイプはねちっこいわよ?」
マージョリーが初めてシャナにアドバイスをした。
「な、なんでそんな!」
「ぬぬぬ……どうしてシャナには悪い虫ばかり……」
初めての経験に、シャナは赤くなって狼狽え、アラストールがまた
保護者としての愚痴をこぼす。
「絶望的な状況を助けてくれたんだから、そりゃ好きにもなるわよ」
そんなシャナに、マージョリーの的確な解説をする。
「と、とにかくいってくる!」
炎髪灼眼の討ち手は、顔全体を真っ赤にしながら、
紅蓮の炎を翼にして飛んでいった。
「さぁて、私も帰るかな」
マージョリーは、ゆっくりと佐藤家に帰っていった。
家に帰ってバーに行くと、マルコシアスの様子が何やらおかしいので、
急いで佐藤の部屋に行くと、そこには全てが終わって裸で寝る
二人の姿があった。マージョリーは頭に手をやって心の中で「あちゃー」
と呟くと、慎重に少女だけを起こし、『リシャッフル』で元に戻った。
「す、すいませんこんな……」
小声で謝る少女に、
「怒ってないから、今日はもう帰んなさい」
マージョリーも小声で返す。女の子にはどこまでも甘いのである。
そこに、佐藤が起きてきた。すぐに元に戻ったマージョリーの乳房に飛び付く。
「ちゅう……、ちゅ……」
マージョリーは、眉根を寄せるいつもの笑みで少女に手を振る。
少女も慌てて部屋から出ていった。
328名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 01:27:56 ID:v473qPAE
戸を閉める音。それも佐藤は気にとめない。ただぼーっとしながら
マージョリーの乳房に吸い付いている。
「ケーサク?」
マージョリーはそんな佐藤に、優しい声で尋ねる。
「おいしい?」
佐藤は初めてこくりと頷く。
「全部、無かったことにしてくれるかな?」
佐藤はよくわからない問いに、顔を上げてマージョリーの方を向く。
そこには、今にも暴れだしそうな、眉根を寄せた凶悪な笑みをする女傑がいた。

佐藤「……とまぁ、ここまでが俺の夢の話だ。あとはよく覚えてない
…っっ、頭いてえ……」
田中「あぁ、非常に都合のいい夢だってことはよくわかった。」
佐藤「でも、本当にマージョリーさんのおっぱいは吸ったんだって!」
緒方「バカ!マージョリーさんがそんなことする筈ないじゃない!
……でも、そう言えば…」
坂井「えっ?」
緒方「あの子の通学鞄があったって言ったでしょ?あの子連れていったの、
あたしなの……」
吉田「ほ、本当ですか?」
シャナ「そういえばそんな子の名前どこかで聞いた気がする。」
池「どこだい?思い出してみれば何かが分かるんじゃないかな」
シャナ「確か……弔詞の…じゃなかった、マージョリー・ドーに
聞いたんだと思う」
緒方「そういえばマージョリーさん、あの子を見て『何で私がそこにいるの?』
って言ってたっけ。何だったんだろ、あれ」
坂井「シャナ、あれじゃないか?」
シャナ「もしかして……」
坂井「そう。『リシャッフル』……」
吉田「あっ!何で二人して赤くなるんですか!」
シャナ「こ、これはその、そうよ!悠二との秘密なのよ!」
坂井「ちょ、みんな誤解するだろ!?」
池「おいおい、今度は何だよ悠二?」
緒方「やっぱり坂井くんのエッチ!」
佐藤「う〜ん、あんま騒がないでくれよ…二日酔いなんだから…」
田中「とにかく、飲みすぎて飛んだお前の記憶に何かのカギがあるんだろうな」
佐藤「あぁ、一つ思い出したぜ。マージョリーさんの乳首の色は……」
男「なんて?今なんて?」
女「ばかーー!!(ばちこーん)」

そして迷宮入りへ
329名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 01:31:21 ID:v473qPAE
終わりです。
自分の文章は拙すぎですね。頑張って直せればと思っています。
佐藤の夢は佐藤の登場した視点のみだと思ってください。
そして最後のばちこーんで全てが飛びました。
少年と少女に本名はありません。いわば「キョン」みたいなもんです。
ではおやすみなさい。
330名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 16:49:08 ID:A4tfgeYc
GJ!!といいたいとこですが



>自分の文章は拙すぎですね。頑張って直せればと思っています。

そう思うならまず推敲してみたらどうでしょうか?
37さんのレスを読む限り
「文章できた!さあすぐに投下しよう!!」
と感じられます。
速筆なことは褒めて然るべきことですが、とりあえず完成した作品を
一日おいて読み直してみると良いかと思います。


ttp://www.asahi-net.or.jp/~mi9t-mttn/
SS書きの控え室 54号室
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1162295790/
作品の書き方や職人さんの声を聞いたほうがよいと思います

331名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 18:35:19 ID:K54NrQLt
リシャッフルってなに
332名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 19:48:52 ID:twe2mUI0
画集「紅蓮」に収録された外伝
333名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 20:28:59 ID:KTQglk/0
A「うわーー」

C「もう、こんなに壊してバカロボット!! しばらく予備のボディーに入ってなさい!!」
A「ちっ、しゃーねーな」



B「ねえエリー、最近アンディの様子が変なんだけど」
E「ヘンってどのあたりが?」
B「あははーってよく笑うし」
E「前からやかましかったじゃない」
B「約束も±2時間程ズレるし」
E「前からちょっとルーズだったじゃない」
B「ご飯異常に食べるし」
E「前からいっぱい食べてたじゃない」
B「ご飯『だけ』だよ!? それに前髪で片目隠してGETA履いてSENSE持ち歩くようになったし・・・・」
E「ボギー、SENSEじゃなくてSENSUよ」
334名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 21:55:11 ID:v473qPAE
>>330
情報をありがとうございます。
皆がわくてかしてくれるやう精進します。
335名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 08:51:31 ID:GbujojnV
>>333
ちょwww
33667 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/26(日) 16:13:11 ID:/dm94ULT
おっしゃ馬鹿話第三弾完成!
某魔砲少女のパロディ多めなんで注意
337わりとヒマな、後日談 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/26(日) 16:15:15 ID:/dm94ULT
「うう……やっぱり無理。こんな苦いの飲めないよ」
「今さら何言ってるのさ。シャナが飲みたいって言ったんだよ? ほら、早く飲みなよ」
「……いじわる」



 半泣きのシャナの前に置かれているのは、湯呑み茶碗だった。その内には、緑色の液体――静岡産の
緑茶――がなみなみと注がれている。
 千草が美味しそうに飲んでいるのを何度か見ていたシャナは、興味本位で手を出してみたのだが……。
「どうして千草もヴィルヘルミナも、こんな物を美味しそうに飲んでるの? 理解できない」
「ま、お子様には理解できない味であるとは思うよ」
 自分の隣で、にやにやと意地悪く笑っている悠二の一言に、シャナはカチンときた。
「……絶対飲み干してやる」
「無理しない方がいいって」
「飲むったら飲むの!」
 意地になって言うシャナではあったが、自身、この緑茶と呼ばれる飲料を飲み干すのは不可能だと思
う。
 あまりに苦すぎる。普通の人間であったなら糖尿病になっていてもおかしくないほどの甘党である
シャナからすれば、それはこの世のものとは思えないほどだった。
(どうしよう……)
 悠二に言い切った手前、引き下がるわけにもいかない。むぅ、と唸るシャナの頭上で、不意に電球が
点った。
「そうだ、そうすればよかったんだ」
 なぜ気付かなかったんだろうと思いながら、シャナは勢いよく立ち上がる。
「シャナ、どうしたの?」
「ふふ……ちょっと待ってなさい」
 そう言い残して、シャナは台所に向かう。
 数分後、戻ってきたシャナが手に持っていた物を見て、悠二は絶句した。
338わりとヒマな、後日談 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/26(日) 16:16:54 ID:/dm94ULT
 コーヒー用の角砂糖とミルク。ガムシロップがないのがせめてもの救いか。救いってなんだ。
「なんで気付かなかったのかしら。苦いのなら、甘くしちゃえばいいのよ!」
「……シャナ、それってパンがないならお菓子を食べればいいって言ってるのと同じじゃないかな」
「そりゃあ、私だってメロンパンがなければお菓子を食べるしかないわよ」
「いや、そういう意味じゃないんだけど……っていうかむしろ、いつも両方食べてるよね」
「そんなことはどうでもいいの。さっさとコレを投下するわよ」
 瓶に手を突っ込み、角砂糖を一気に五個取り出すシャナ。どう考えても多すぎる。いや、そもそも
緑茶に砂糖を入れるのに多いもクソもない。
「よすんだ、シャナ。辛いことから逃げるか立ち向かうかは個人の自由だ。けど、それに罪のない
お茶を巻き込む権利は、誰にだってない」
「なによ、やろうっての? 悠二のくせに生意気よ」
「僕の好きな歴史上の人物を知っているかい? 千利休だよ。彼への冒涜を許すわけにはいかない」
「誰よそれ。『世界で唯一、君のことだけが好きだよ』って言ってくれたのは嘘だったの!?」
「へっ? い、いや、それとこれとは話が―――」
「うるさいうるさいうるさい! 浮気なんて許さないんだから!」
 すでに話が明後日の方向を向いてしまっている。だが、悠二としてはシャナをこのまま怒らせておく
わけにもいかない。何かの拍子でこのことがヴィルヘルミナの耳に入ったりしたら―――。数日前の
「馬の骨のスープ」を思い出して、悠二は身震いする。
 ここはさっさと仲直り――というかシャナが一方的に誤解しているだけなのだが――しておくべきだ。
そう判断してから、悠二が行動に移るのは早かった。
 まず、ぎゃあぎゃあと喚いているシャナの背中に手を回し、強引に引き寄せる。
「ふえっ!?」
 悠二の突然の行動に、素っ頓狂な叫び声を上げつつ、シャナは頬を染める。今までも、何度かこの
パターンで誤魔化されてしまった。今度こそ、そうはいかない―――!
「僕が好きなのは……愛しているのは、シャナ、世界中で君一人だけだよ」
 何度聞いても飽きない、甘い甘い囁きに、心が高鳴る。ときめく。いや待て自分、こんなことで
屈してはいけない。まだ戦いは始まったばかりではないか。
「シャナ……愛してる」
 悠二はそのまま、シャナの唇に、自分のそれを重ねた。
339わりとヒマな、後日談 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/26(日) 16:18:16 ID:/dm94ULT
「んふぅ!?」
 そうだ。いつもコレにやられてしまうのだ。強引に唇を割って舌をねじ込んできて、荒々しく口内を
蹂躙して。こっちが腰砕けになってしまうのをいいことに、有耶無耶にされてしまう。しかし、くじける
わけには―――!
「ふぅ……ん……ちゅぷ……んん……ぷは……ゆう、じぃ……もっとぉ、もっとしてぇ……」
 やはりというか、駄目だった。だって、彼のキスはいつも気持ちよすぎる。頭の中が真っ白になって、
悠二に思う存分可愛がってもらうこと以外、何も考えられなくなる。
「ふふ……可愛いよ、シャナ。そうだ、折角だから僕がお茶、飲ませてあげるよ」
 悠二はそう言って湯呑みを取ると、少し温くなったお茶を少量口に含んで、再びシャナに唇を重ねる。
口移しという奴だった。
 普段のシャナなら、嫌いな苦いものを無理矢理飲まされようものなら全力で抵抗しただろうが、すでに
骨抜きにされてしまっているシャナにそれができるはずもなく、こくこくと喉を鳴らして嚥下していく。
わずかに零れたお茶が、シャナの口元を汚した。
「……っぷう。どう、シャナ。これなら飲めそう?」
「ふあ……ん……なんだか、ね、ぜんぜん、にがくないの。すっごく、あまいの……」
「そっか。……もっと、飲みたい?」
「うん……もっと、もっとのませて、ゆうじ……」
 結局彼らは、三十分かけてゆっくりとお茶を飲み干した。



340わりとヒマな、後日談 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/26(日) 16:19:12 ID:/dm94ULT



「ほら、シャナ。汚れちゃってるよ」
「ひゃん……ゆうじぃ……」
 悠二がシャナの口元に零れたお茶を舐め取ると、シャナはくすぐったそうに身を捩じらした。
「お茶は身体にいいからね。これからは毎日、僕が飲ませてあげる」
「ほんと……? うれしい……」
 シャナが、細い腕で悠二の身体をぎゅっと抱き締める。だが、快楽でどうにも力が入らない。
「……まあ、でも、今は」
「ひゃあっ!?」
 服の上から、悠二の指がシャナの薄い胸を這う。
「あんっ、ああ……ゆ、ゆうじ、だめだよぉ、こんなひるまから……ふひゃあっ」
 シャナの抗議を無視して、悠二は指の動きを激しくしていく。
「だめ、だめぇ!」
「なにが駄目なんだい? もう、こんなにしてるのに」
 悠二はシャナの穿いているスカートの中に乱暴に手を突っ込むと、すでにびしょびしょに
なっている割れ目を、ショーツの上から強く擦った。
「ひゃああああっ!?」
 軽くイッてしまったのか、シャナは身体を痙攣させ、崩れ落ちる。
「もうイッちゃったの? 相変わらず、我慢のできないイケナイ子だなぁ、シャナは。……悪い子には、
お仕置きしなくちゃ、ね」
「あ、ああ……」
 これからきっと、また何度も失神するまでイカされてしまうのだろうか。強すぎる快楽に恐怖を感じ、
また、早く気持ちよくしてほしいという願望が湧き上がってくる。
 悠二がシャナの服を脱がそうと手にかけた、その瞬間。
「待て、坂井悠二」
 制止の声を上げたのは、今まで殆どトーチ状態だったアラストールである。
「市街地で封絶が発動している。おそらく、“徒”だ」
 どうやら、しばらくお預けらしい。未だ夢見心地なシャナを見ながら、悠二は溜息をついた。


341わりとヒマな、後日談 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/26(日) 16:21:21 ID:/dm94ULT



「はーっはっはっは!! どうしたフレイムヘイズども、さっさと出て来いやー!!」
 封絶を張ったその“徒”は、人を喰うでもなく、ただ道路の真ん中に突っ立っていた。やたら
ハイテンションなそいつは、どうやらフレイムヘイズと戦いたいらしい。強大な“王”であるわけ
でもないのに、物好きなことである。自殺願望でもあるのだろうか。
「むっ」
 そしてついに、フレイムヘイズは到来した。だんっ、と力強く地を蹴り、“徒”の近くにある
信号機の上に飛び乗る。
 揺れる長髪、見開かれた瞳、その全てが紅蓮に染まっている。纏うは黒衣、手に持つは大太刀
『贄殿遮那』。
“天壌の劫火”アラストールのフレイムヘイズ、『炎髪灼眼の討ち手』。見る者に畏怖を与える
美しきその少女の名は、シャナ。
 しかし、美しいその顔は今、憤怒の色に彩られていた。
「おまえね、私と悠二の大切な時間を邪魔してくれた大馬鹿者は……!」
 少女は、怒っていた。ぐつぐつと煮え滾るその怒りは、睨んだだけでそいつを殺せるほどにまで
ヒートアップしていた。
 そして今、シャナに睨まれているその“徒”は、紅蓮のフレイムヘイズが放つ凄まじい威圧感の
前に自分の身の程を思い知り、その身を恐怖に震わせて―――
「……ア、アリサたん?」
 ―――いなかった。
「……は?」
 シャナも思わず、呆けた声を発する。
 人違いでもしているのだろうか、このクソったれは。いやまあ、そんなことはどうでもいい。
今はただ、“天壌の劫火”の名においてこの愚か者に神罰を下すのみ―――!
「ま、間違いない! その燃えるような赤い髪と瞳! 身に纏う黒衣! 手に持った日本刀! 
そしてその声! まさか、実在していたなんて……! 魔法少女バーニングアリサ!!」
 さっさと討滅して早く悠二に可愛がってもらおうと意気込んでいたシャナは、今度こそ絶句した。
なにをいってるんだ、こいつは。
「うおおおおっ!! こうしちゃいられねぇ、こいつぁ、さっさと帰ってこの衝撃的事実を同胞達
に報告せねばっ!! つーわけで、今はお別れだ! また会いに来るぜ、アリサたん!!」
「あ、こら、待ちなさいッ!!」
「うおおおおっ!! アリサたんが、アリサたんが俺を引き止めてくれてるぅぅぅ!!だがすまん、
俺は行かねばならん! 俺ばかりがいい目を見るわけにもいかんのでな!! さらばッ!!」
 紅蓮の双翼で飛翔するシャナでも追いつけない驚異的速度で、その“徒”は地平線の彼方に姿を
消した。
342わりとヒマな、後日談 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/26(日) 16:22:19 ID:/dm94ULT
「なんだったのよ、一体……」
「たぶん、これじゃないかな」
 いつの間に来ていたのか、シャナの傍らにたつ悠二が言った。手に持っていた薄い長方形の箱をシャナに
差し出す。
「何これ。……魔法少女バーニングアリサ? そういえば、さっきの奴がそんなことを喚き散らしてたわね」
「きっとあの“徒”は、このアニメのファンなんだろうね。この主人公の子が、シャナとよく似てるんだ」
「へぇ……」
 悠二に言われて、シャナはまじまじとそのパッケージを観察してみる。
 なるほど、たしかに色彩は似通っているし、持っている武器の種類も共通している。
「ふん、くだらない。私は私、アリサでもルイズでもない。私には、悠二がくれた“シャナ”っていう立派な
名前があるんだから。あいつがまた来たら、そのことを身体の隋まで叩き込んだ上で、この世のものとは到底
思えない方法で惨たらしく討滅してやるわ」
 物騒なことをのたまうシャナに、悠二は笑顔で答える。
「うん、そうだね。君はシャナだ。それに、ちょっと似てるってだけで、他は全然違うしね。アリサは普段、
金髪碧眼なんだ。それに、もっと決定的な違いがあるし」
「決定的な違い? なに、それ」
 少し興味が湧いたのか、尋ねるシャナに、悠二は清々しいまでの笑顔で答える。

「六年後のアリサは、中学生とは思えないほど大きいんだ」
 当然悠二は、炎の鉄拳制裁を喰らうこととなった。



343わりとヒマな、後日談 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/26(日) 16:24:13 ID:/dm94ULT



 この世にも奇妙な事件の数週間後、御崎市で異変が起こり始める。
 いつの間にかトーチになっていた、メガネの彼。それを皮切りに、急速に増え始めるトーチ。とても
一体の“徒”が喰ったとは思えないほどの量。それはつまり、多くの“徒”が御崎市に潜伏していると
いうことだった。
 時を同じくして、「アリサたん、アリサたんどこー」とブツブツ呟きながら街を徘徊する不審者が
多数目撃されるようになる。彼らこそが、トーチを作り出した“紅世の徒”だった。
 多数の“徒”相手の不利な戦いに身を投じるシャナ。「アリサたんキターーー!」と狂気の叫びを
上げながら、一斉に襲い掛かる“徒”達。数の暴力の前に、絶体絶命の危機に陥ったシャナを救った
のは、新たなフレイムヘイズ。
 そのフレイムヘイズが齎した情報。それは、街に潜伏している“徒”のほとんどが[仮装舞踏会]の
構成員であるということだった。ついに来るべき時が来たか、と覚悟を決めるシャナ、マージョリー、
ヴィルヘルミナ、そして悠二。
 続々と集結してくる、[仮装舞踏会]の“徒”達。それを追ってやってくる、フレイムヘイズ。両者の
数が増えるに従い、御崎市の歪みは大きくなり……そして、崩壊する。
『闘争の渦』に飲み込まれた御崎市を舞台に、フレイムヘイズは“徒”を討滅せんと吼え、“徒”は
「アリサたーーーん!!」と気色の悪い叫びを上げる。
 後の世に言う、『第一次「わ、私だってあと四年待ってもらえれば、『灼眼のシャナ』随一の
おっぱいキャラになってたわよ!」「いや、無理だろ」「うるさいうるさいうるさい!」大戦』の始まりだった。



fin


34467 ◆UtE9cq2Ioc :2006/11/26(日) 16:25:03 ID:/dm94ULT

捏造アニメ「魔法少女バーニングアリサ」が大流行し、挙句戦争まで起こしてしまうダメ組織[仮装舞踏会]。そしてもっとダメなのはこんな話を思いつく俺の頭。
坂井コレクションの話といい、俺のssはその時々で俺がハマっているものが如実に反映されている気がする。

昨日、何となく「バーニングアリサ」でググってみたらそういうssや同人誌が実在してて砂糖&ミルク入り緑茶吹いたw
つか、自分で思いついた気になってた俺マジ恥ずかしいorz
とりあえず俺が発見した同人の表紙は紅蓮の双翼を生やし、手に日本刀を持つ、どっかで見たようなポーズのアリサさんだったよ。炎髪灼眼じゃなかったのが惜しい
スレ違いの話でごめんなさい。ではまた。
345名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 19:40:02 ID:2FsHWOoz
GJ!!ワロタw
346名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 21:44:31 ID:WO3q6aaa
この世にまともなやつはいないのかw
GJ!
347名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 21:58:08 ID:g6Rbyhx0
仮装舞踏会をアニオタ集団にしたのはオロバスです
ほんとうに(ry

それにしても本当に面白いな67氏のSSはWW
GJ!!

できれば例の13巻ネタも投下してもらいたいけど、
無理強いはよくないな
348名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 15:56:25 ID:xVGpSkGK
最近見はじめたんですが……GJ
こんなアホらしい戦いに巻き込まれる御崎市の住民の方々はお気の毒。
これならまだ怪獣や宇宙人が暴れたほうがましだな。
349名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 18:02:31 ID:iD5FF89e
924 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/07/19(水) 18:31:51 ID:7bW+vbra
おい>>921
ハルヒスレで投下するんじゃなかったのか??

925 名前:かなり ◆WT4p4fROmI メェル:sage 投稿日:2006/07/19(水) 21:39:46 ID:+pZL3JCP
>>924
何を?

926 名前:名無しさん@ピンキー メェル:sage 投稿日:2006/07/20(木) 14:26:56 ID:vQa/MMno
>>925
SS投下しますって言ってただろ。

927 名前:かなり ◆WT4p4fROmI メェル:sage 投稿日:2006/07/20(木) 22:43:15 ID:hmdIFbm2
>>926
昔のことだ
350名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 19:15:35 ID:KI1V6uUu
永遠に忘れててくれてたら良かったのに
351名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 20:08:42 ID:uRwSwogR
ヘカテー先生の個人レッスン完成間近。
今月中には投下したい。
352名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 20:28:39 ID:KqSFCUWR
創価学会の看板をはずして鳥居の下に置きながら、
全裸で待機してます(シベリア在住)
353名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 21:44:26 ID:d5Wlmhsw
全裸で待つ(昭和基地近くの段ボール在住)
35437 ◆IqtS6VgEC2 :2006/11/28(火) 00:35:53 ID:Yqgya2DF
投下させていただきます。
355名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 00:36:40 ID:Yqgya2DF
『あるお昼時の風景』

ある日のお昼時、今日も悠二達はいつものメンバーで、昼食の時間を楽しんで
いた。
「はい、今日のお弁当です」
「ありがとう、吉田さん」
この二人の会話は、もうすっかり日常の中に溶け込んでいる。
「いいよなぁ、坂井はお弁当を作ってくれる相手がいて」
「うんうん、羨ましいぞ」 そしてまたいつものように佐藤と田中がそれを冷やかし、池がホカ弁を開けな
がら密かにため息をついた。
「いやぁ、はは……それじゃ、いただきまーす」
悠二は照れ臭そうに頭をかきながら、話をうやむやにする。
「はむ……」
シャナがメロンパンを食べ始めた。しかし頬張る仕草に力がない。
「シャナ、どうしたの?元気ないけど」
「な、なんでもない!――あむ」
悠二に訊かれて、ついシャナは慌てて答える。その動揺を隠すようにメロンパ
ンをまた頬張った。
「ああ、今日の保険の授業、シャナちゃんには刺激が強すぎたのね?」
その様子にピンと来た緒方がシャナに尋ねると、シャナはメロンパンを持った
まま真っ赤になって固まってしまった。どうやら正解らしい。
「そういや、シャナちゃんは知らなかったんだっけ」
焼そばパンを飲み込んで、お茶のペットボトルを開けながら佐藤は言った。
今日の四時間目の保健体育の授業は、受精や生殖器のしくみ、自慰や性行為に
ついてなどのいわゆる「性教育」であった。今まで天道宮で教えられたことがほ
とんどであったシャナにとって、今日の授業は衝撃だったのだ。
「そういえば、前に子供の作り方、知りたがってたよね。シャナちゃん」
箸を止めた吉田は、その時のことを思い出して赤くなる。
「確かに……僕が口頭で説明したら、カルメルさんに殺されるような
内容だらけだよな」
弁当をつつきながら、悠二はヴィルヘルミナの動揺ぶりを思い出していた。
「あ、あんなこと……絶対できない……」
シャナは耳まで赤くして、初めてキスのことを聞かされたときと同じ感想を
口にする。
「まったく……シャナちゃんをここまでさせるとはけしからん奴め」
「ぼ、僕は関係ないだろ!?」
そんなシャナを見て、田中が弁当を食べながら悠二をいじる。
「そーそー。坂井は反省しろ」
ケラケラ笑いながら佐藤も続いた。
「でもあんたも中学のときは結構遊んでたじゃない」
緒方が呆れたように漏らした。佐藤と田中と緒方は同じ中学であり、その頃
三人は結構荒れていたのである。
356名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 00:38:17 ID:Yqgya2DF
「あ、あれは若気の至りという奴で……」
「お、俺はやってないからな!」
緒方の発言に佐藤は黙ってしまい、田中は慌てて緒方に弁解する。
「さ、佐藤は、その……したことあるの?」
そこに、意外な人物―シャナ―から、意外な質問が佐藤に寄せられた。
「シャ、シャナちゃん!?」
吉田も驚いているが、正直興味津々である。他のメンバーも、思いは同じであ
るようだった。
「な、何か話さなきゃいけないのか?ここは」
そんな雰囲気を感じ取って、佐藤は一応確認する。
「あんまり生々しい話はよせよ?」
池が最低限のルールを佐藤に課した。こういう雰囲気でも潰さないのはさすが
メガネマンである。
焼そばパンを食べ終えた佐藤は、そんな皆の期待の目に応えてやることにした。
「う〜ん、あんまりいい思い出じゃないんだけどな」 頭をぽりぽりしながら、佐藤は語り始める。
「あれは俺が中三の頃だ。先輩の家に行ったときに、出されたジュースに酒を盛
られたらしくてな……」
気付くと皆興味津々な面持ちで佐藤の話を聞いている。
「その日はそのまま意識が無くなってまったんだが、次の日目覚めたら俺と先輩
は裸で同じベッドで寝ていて、俺の体にはキスマークが何個もあったというわけ
だ。」
そんな主要部分全てを省いた体験談を言い終えて、周りにがっかりな空気が流
れる。
「うぅ〜〜……」
と唸って赤くなっているのはシャナ一人だけである。
「まぁ、その……なんだ。非常に盛り上がりのない初体験だったな」
田中が代表して他の皆の本音を漏らした。
「確かにいい思い出じゃないよな……」
坂井がまた弁当をつつきながら呟く。
「まぁ、その後朝立ちを食われて腰が抜けそうになったりその他色々あるんだけ
ど、それはこの場じゃできない話だろ?食事中だし、シャナちゃんが卒倒したら大変だ」
続きは後日男だけで、という佐藤の発言で、その場の男全員が吉田と緒方から
顰蹙の眼差しを受けた。
「あさだち?」
シャナはまだ首を傾げている。
「ねえ一美、朝立ちってなあに?」
「シャナちゃんそれは!」 と、こんな感じで、この日の少しお下品なお昼は過ぎていった。
357名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 00:40:07 ID:Yqgya2DF
次の日の朝。坂井家では……
「朝立ちなんだから朝に関係があるはず」
シャナが朝早くから悠二の部屋に潜入して、朝立ちを調べていた。アラストー
ルを置いてくるあたり、用意周到である。
「何が立ってるんだろう……」
シャナは悠二の布団をゆっくり剥がす。そしてそれは呆気なく見つかった。
「こ、これが朝立ちね!」 小声で感激するシャナ。ベッドで寝ている悠二の股間は、朝っぱらから見事に
フルおっきしていた。
「腰が抜けるって……どんな感じなんだろう。」
シャナは悠二のパジャマの下をゆっくりと脱がせる。そしてトランクスの真ん中
を開けて悠二二号を引っ張りだした。

「よし、いくわよ」 がぶっ
「ギャーーーーー!!!」

「な、何すんだよシャナ!」
悠二が珍しく怒っている。シャナはその予想外の反応に、すっかり
しょげてしまった。
「ご、ごめん……朝立ちを食べたら悠二も気持ち良くなるかなと思って……」
俯きかげんにむちゃくちゃな返答をするシャナ。これでも真面目なのである。
「は、歯を立てたらダメなんだよ、デリケートな部分なんだから」
しょぼんとするシャナに、悠二は怒るに怒れなくなって、っい余計なアドバイス
をしてしまう。
「歯を立てなければいいのね?」
シャナは再び悠二をくわえようと悠二を捕まえて、下半身にやっている手をどけ
させようとする。
「わっ、わっ!ダメ、だめだって!」
「大丈夫!もう歯は立てない!」
学習能力の高いシャナは、同じ失敗は繰り返さないと意気込む。
「わ、わかったよ、皆には内緒だからな……!」
正直悠二も気持ち良くなりたかった。トーチになってから夜は鍛練鍛練なのでも
う半年以上抜いていないのである。
「じゃ、いくよ……」
ぱくん

「あっ、ああぁ……!」
今度は歯を立てないように、アイスキャンディーの要領で悠二を舐め吸った。
「シャナ、気持ちいい、気持ちいいよ……ああっ」
(すごい……そんなに気持ちいいんだ)
シャナの拙い技術にもかかわらず、悠二は数か月ぶりの性感に、もうとろけそう
になっている。シャナはそれに気付かずに、偶然にも裏筋を下でねぶり回した。
「あぁっ、シャナ、ごめん、もう出あああああーーーっ!!」

びゅるるるるー、びゅっ、びゅっ、どくん、どくん……

悠二は我慢できずにシャナの口のなかに数か月貯まったものを出してしまった。
「はぁ……、はぁ、ごめん、気持ち良すぎ……」

358名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 00:42:37 ID:Yqgya2DF
口のなかは最悪だが、始めて見る悠二の恍惚の表情に、シャナも嬉しくなる。
そこに

「悠ちゃん、さっきから大きな声出して、どうしたの?」
騒がしい二階を不思議に思った千草がやってきた。
「〜〜〜〜!!」
シャナは咄嗟に悠二の原液を飲み込んで、神速で布団を元に戻す。
「あ……あははははは、シャナがフライングボディプレスで目覚ましをかけてく
るから……」
「ご、ごめん悠二。もうしないから」
二人は即興で三流な演技をした。シャナなんか口に何かが絡まってる感じがもろに出ている。
「うふふ、シャナちゃんお転婆さんね。悪戯もほどほどにね」
千草は全て分かってるんだか分かってないんだかな答えを残して、一階に下りていった。
359名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 00:44:15 ID:Yqgya2DF
終わりです。そう言えば悠二っていつ抜いてるんだろうとか思って書きました。
360名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 03:15:26 ID:/QWsBjxQ
たいへんGJでした
つ(#)
361名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 19:44:03 ID:KFxfg+Fg
B「うわーー」

F「それにしてもよく壊したな。しばらくスペアにはいっておれ」
B「ちぇっ、しかたないね」



A「なあキット、最近ボギーの様子が変じゃねえか」
C「ヘンってどのあたりが?」
A「よくボタンのでかい赤い服着るようになったし」
C「心境の変化でしょ」
A「グレムリン退治してたら突然『何処に堕ちたい』とか言うし」
C「前からちょっと電波受信してたじゃない」
A「メシん時突然高速移動するし」
C「あー、多分スイッチはいっちゃったのね」
A「なに?」
C「親方にも、わざわざ口の中にスイッチ入れなくてもいいって言ったのに
  『これは浪漫だッ!!』とかワケ分かんないこと言うし」
362名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 22:11:50 ID:6Vumcyi9
なんてゆうかね、GJだ!
できれば続きかいてほしいw
363名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 23:13:08 ID:bmMQ9T7t
ヘカテーたんはまだですか?
364351:2006/11/29(水) 23:23:28 ID:PiNlgN5l
ごめん、明日の夜まで待って。
365名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 23:47:20 ID:bmMQ9T7t
全裸で待ってます

差し入れドゾー
つ(#)
366名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 16:30:02 ID:wLGZu0WV
今も全裸で待ち続けているだろう>>365が風邪をひいてないか心配になってきた。
367名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 17:01:39 ID:KEggYbS4
こいつを食べれば体の隅々まで暑くなるぞ
つ(エ)
368名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 17:11:38 ID:BHeMyddY
こいつを食べれば体の隅々まで惚うけるぞ
つ(シ)
369名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 18:50:52 ID:ixDsRp/O
注意
このSSはアニメ・漫画のシャナたん、アニメ・漫画のヘカテーたん
両方の要素を含み、さらにオリジナルの設定が含まれています。
といっても特に問題なく読めるとは思います。

一応キャラ紹介だけ。
悠二:いつもどおり
シャナたん:今回はほとんど登場しません
アラストール:登場しません
吉田さん:黒いです
ヘカテー:数学の先生
シュドナイ:保健体育の先生(オリジナル)
ベルペオル:校長先生(オリジナル)
370第17代876(1/6):2006/11/30(木) 18:51:50 ID:ixDsRp/O
 ひゅっ、と風を切り、それは坂井悠二へと一直線に向かっていった。
向かっているものは一本の白いチョーク。数学のヘカテー先生がまじめに授業を受けない
生徒に対し投げる凶器。
『おしおき星』と生徒の間で名前がつけられたそれは、一撃で気絶させるほどの威力を持つ。
気絶させては結局意味がないのでは? という突っ込みはここではおいておく。

向かってくる一本の白いチョークに気づいたシャナたんが刀を振るいそれを打ち落とす……
はずだった。見事に真っ二つに分かれたそれは軌道を変え、悠二とシャナたんを直撃した。
シャナたんは気絶し、坂井悠二は頭を抱え痛がるのだった。

「授業を続けます」
投げた本人は一言だけそういうと、再び黒板に向かうのだった。


授業の最後に試験が返却された。
坂井悠二の結果は芳しくない……というか赤点だった。
「坂井くん、放課後生徒指導室に来て下さい」
「はい……」
赤点だけなら何とか呼び出しを免れたかもしれない。が、今日授業中に寝ていたこともあって、
ヘカテー先生は顔にこそ出さないが、怒り心頭だった。

「坂井くん、私の授業をちゃんと受ける気はありますか」
「はい」
「口で言っても説得力がないですよ。これから補習を行います」
「補習ですか……」
「何か?」
「いえ、なんでもありません」

……補習中……

「もうこんな時間ですね、今日は終わりにします」
「今日は……ってことは明日も
「何か?」
「いえ、なんでもありません」

こういうときのヘカテー先生を怒らせると恐ろしい、ともっぱらの評判だった。
逆らうのは危険だと悠二の本能、直感がそう告げている。
悠二は素直に従わざるを得なかった。
「それではヘカテー先生、失礼します」
「はい、また明日」
(先生……教えてるときちょっぴりうれしそうだったな……まさかね、そんな都合いいわけないかな)
いつもより優しく丁寧に教えてくれたヘカテー先生にちょっとドキドキしてしまった悠二だった。
そんな彼を性的な、じゃなかった嫉妬の目で見ている男が一人。
「おのれ坂井……俺のヘカテーと……!!」
背中に悪寒の走る悠二だった。
371第17代876(2/6):2006/11/30(木) 18:52:30 ID:ixDsRp/O
……一週間経過……

「坂井くん、大丈夫ですか?」
「何とかね……」
授業をきっちり受けたあと、夜まで補習。さらには休日まで呼び出され、喫茶店で補習を受け続け、
悠二もさすがに疲労の色を隠せないでいた。
「私の坂井くんを……殺す!」
一瞬だけ黒化する吉田さん。
「え?」
「あっ、なんでもないですよ、坂井くん」
すぐにいつものスマイルへともどる吉田一美。
「でも今日で最後って言ってたから」
「じゃあ折角なので私の家に来て下さい。疲れを吹っ飛ばすようなすごい料理用意しますから!」
「う〜ん、じゃあお邪魔させてもらおうかな」
「必ず来てくださいね!」
笑顔を振りまき、帰る吉田さん。今日はヘカテー先生テストなのでシャナたんに先に帰ってもらっていて、
悠二と二人きりになれるであろうことも彼女の喜びに拍車をかけていた。
372第17代876(3/6):2006/11/30(木) 18:53:13 ID:ixDsRp/O
「坂井くん、80点以上取れなかったらお仕置きです」
「突然ですね」
「80点以上取ったらご褒美をあげますからがんばってください」
「どっちにしろ何かあるんですね」
「……それでははじめます」

テストの問題は補習の成果かすごく簡単に解けるようになっていた。
(これなら楽勝かな……)
だがそんな余裕が打ち崩されるのはすぐのことだった。
ヘカテー先生が机の下にもぐりこんでくる。
「先生何してるんですか!?」
「テストに集中してください」
「そんな無茶苦茶な……」
いわれたとおりテストに向かう悠二。ヘカテー先生がどんな奇行をしようととにかく結果が悪くては
どうしようもない。そう考えていたのだが、カチャカチャとベルトがはずされ、ズボンのファスナーを
おろされ、坂井悠二の分身が取り出される。
「せんせ……あっ……」
ヘカテー先生の小さな手がぎゅっ、ぎゅっ、と分身を握り締める。
「くうっ……」
硬くなり始めたそれを今度は上下にしごき始める。
「集中してください」
(何に?)と声に出すのを悠二は寸前のところでこらえた。
「そんなこと言われたって……うああっ……」
「集中しないとお仕置きです」
今ので十分お仕置きじゃないのかと思いながら、奥歯が砕けんほどに歯を食いしばり、汗を噴出しながら
必死にテストの問題を解こうとする悠二。
「ここは因数分解すると頂点がこの2点で……ああっ!!」
爪で亀頭が軽くひっかかれる。先ほどまでと異なる刺激にビクビクと腰が震え始める。
(テスト、テストに集中するんだ……)
必死にテストのことで射精感を紛らわそうとする悠二だったが、止められそうにはなかった。
「変態……」
リズミカルな手の動きに精液があがるのをとめられない。そして――
「あっ、ああああっ!!」
白濁がいっせいに噴出する。その白濁はもともと白いヘカテー先生をもっと白く化粧させていく。
「先生に顔射するなんていけない生徒です、坂井くんは」
「それは先生が……」
強烈な脱力感に襲われ息を落ち着けるのがやっと、テストを解ける状況ではなくなっていた。
「先生に反抗するなんて悪い生徒です。更生しないといけませんね」
一度放出したせいでふにゃふにゃになったものを咥え、舌で転がしていく。
ゆっくりとだが再び硬度を取り戻していってしまう。
「わふいほのをへんふふいはひてあへまふ(悪いものを全部吸い出してあげます)」
「先生っ……もうやめっ……!!」
ちゅううううっ、と吸いつきを強め精液を再び吐き出させようとしてくる。
再び腰が震え始めたのを見ると、口を離し、くすっと笑うと、
「本当に坂井くんはかわいいです。思わずいじめたくなっちゃいます」
舌先で亀頭がもてあそばれ、玉を優しくもまれ、射精間がどんどんとつのっていく。
「先生……やめてください……」
「いいですよ」
机の下から出ると、にっこりと残酷な笑みを浮かべ、
「もうすぐ試験終了ですががんばってくださいね」
時計を見ると残り後5分。悠二は死ぬ気で問題を解く羽目になるのだった。
373第17代876(4/6):2006/11/30(木) 18:54:03 ID:ixDsRp/O
……採点中……

「81点ですか、正直驚きです」
「何で残念そうなんですか……」
「……もう少しいじめておけばよかったですかね」
「……あれだけ邪魔してですか? それよりご褒美があるって話でしたよね」
「ええ、何でもいいですよ」
「何でもですか……」
口元が一瞬だけつりあがり邪悪な笑みを浮かべる悠二だった。

「じゃあ、先生、机に乗って足を組んでもらえますか?」
「?」
いわれたとおりにするヘカテー先生。
「じゃあいきます……ふふふ」
ヘカテー先生の袴をまくると秘所に口付ける。
「やっ、そんなところに、やめてっ」
「ちゃんとしておかないと後々大変ですよ?」
「後ってどうする気なんですかぁ!?」
「さあ? どういう意味なんでしょうね」
舌をいれやさしく舐りながら軽くかき回すとふと気づいたように言い放つ。
「先生、声が大きいですよ。こんなところ見られたら大変ですから、袴を噛んで黙っててもらえますか?」
いわれたとおりに行動し、必死に我慢するヘカテー先生。
「んーっ、んーんーんー!」
「先生、結構敏感なんですね。僕もいじめるのが大好きなんです」
太ももを優しくなでながらさらに深く舌をねじ込んでいく。
「んーっ、ふーっ!」
「結構耐えますね、是が非でも声を出させたくなりました」
涙目になりながらも必死に我慢するヘカテー先生に指を差込み激しく愛撫を繰り返す。
「んーっ、はあっ、やっ、あぁぁぁぁん!!」
袴が口から離れ、悠二の頭を覆い隠すと同時にヘカテー先生は達した。
肩で息をし、トロンとした表情で惚けている。
「ずいぶん大きな声出しましたね。ばれたらどうするつもりですか?」
悪びれた様子もなく、絶頂に達したばかりのヘカテー先生を声で責める。
すぐに小さなヘカテー先生を横に回転させ、袴をたくし上げると、形のよいヘカテー先生のお尻を撫で回す。
「やあっ……坂井くん……」
「先生が何でもしていいって言ったんですよ?」
抗議の声は聞き取られることがなく、ますます悠二は興奮してヘカテー先生を押さえ込み逃がさないように固定する。
374第17代876(5/6):2006/11/30(木) 18:55:24 ID:ixDsRp/O
「そろそろいいですかね」
しっかりと濡れたことを確認すると自分の肉棒を押し当てずぶずぶと飲み込ませていく。
「ふあっ……」
「先生の中すごいきつくて気持ちいいですよ。それにさっき寸止めされましたから我慢できないんです」
「ああっ、はぁっ」
甘い嬌声を上げながら乱れるヘカテー先生。体は勝手に激しく腰を振り悠二のものを求めるようになっていた。
「そんなに腰を振られると我慢できないんですけど。中で出していいんですか?」
「好きにしてぇっ……!」
あまりのかわいらしさに悠二はわれを忘れがむしゃらに腰を振った。
「うっ、くうっ」
体中に快感の波が押し寄せる。我慢できずに悠二は一気に放出しヘカテー先生の中を満たしていった。
満足しきらない悠二はまだヘカテー先生の体を求め続けた。放出したもので満たされた彼女の中は
悠二が動くたびにそれをこぼし、腿を伝いながら床へと流れ落ちていく。
「坂井くん、激しすぎますっ……!」
「先生がかわいすぎるからですっ……!」
かあっとさらに顔を赤くし、さらにきゅうっと締め付け悠二を求めるヘカテー先生。
「先生……また……」
怒涛のような快感が悠二とヘカテー先生へと押し寄せる。
「坂井くん、私、もうっ……!」
「先生っ……」
ヘカテー先生が達し、続いて悠二も今日3度目の放出を行い全身を気持ちよさの後の脱力感が襲うのだった。
375第17代876(6/6):2006/11/30(木) 18:56:14 ID:ixDsRp/O
「坂井くん、出しすぎです」
「すいません……」
二人は後始末をしていた。部屋を換気し、こぼれたものを掃除していく。
「まあいいです、ご褒美って言ったのは私ですし」
「それにしてもヘカテー先生ってあんなに乱れるんですね、想像もつきませんでしたよ」
「……!」
いつも無表情なヘカテー先生には考えられないほど今日は表情をころころと変えた。
気持ちよさによがり、悠二の言葉に反応しては顔を赤らめ、恥らったりもした。
「坂井くん」
「何ですか?」
「あの……その……また呼び出しますから……」
顔を真っ赤にし、すぐに顔を背けるヘカテー先生の様子がとてもかわいらしくて、
ぎゅっ、と悠二はヘカテー先生を後ろから抱きしめるのだった。

「それじゃ先生、失礼します」
「あ、待ってください」
頬にキスをして、
「ご褒美です」
と満面の笑顔で笑うヘカテー先生は今まで見たどんな顔よりも美しかった――


おしまい
376第17代876(おまけ1):2006/11/30(木) 18:57:30 ID:ixDsRp/O
蛇足

ところでヘカテー命のシュドナイ先生はいったいどうしていたのかというと、

「バ……校長、いつまでつき合わせるつもりだ……」
「そうさねえ、この店のかわいい服を全部試着するくらいかねえ?」
セーラー服に身を包みポーズを決めるベルペオル校長の買い物というか荷物持ちにつき合わされていた。
「ふふん、私もまだまだ捨てたもんじゃないだろう?」
「そういうのがすでにババアの考え方
「何だって?」
鎖が飛びシュドナイ先生の体をがんじがらめにしていく。
「お客様」
店員が止めに入る。助かったと思うシュドナイ先生だったが、
「店内でのSMプレイはご遠慮願えますか?」
「ああ、それはすまないことをしたねえ」
「突っ込むところが違う、ぐはっ!?」
「連れがうるさくしてすまないねえ」
さらに鎖を操り口に猿轡をしていく。
(誰か助けて……)
「ところでこの服、似合ってるかねえ?」
「ええ、とてもよくお似合いです、お客様」
「そうかい? じゃあ御代はあの男につけておいてくれ」
「はい……シュドナイ様っと」
(やめろ、やめてくれえええええええ!!)
「さあ帰ろうか、シュドナイ」
満面の極悪な笑みを浮かべるベルペオル先生だった。
377第17代876(おまけ2):2006/11/30(木) 18:58:09 ID:ixDsRp/O
さらに蛇足

……夜……

「お邪魔します」
悠二は律儀に吉田家を訪れていた。
「あっ、坂井くん、いらっしゃい」
と玄関先まで迎えに来てくれた吉田さんだったが、悠二のそばに来ると、
「女の人のにおいがする……」
「え?」
「坂井くんの体中から、女の匂いがするよっ!! 」
「な、なに言ってるの? 吉田さん?」
「許さない、このにおいのするやつ、コロスッ!!」
「吉田さん、キャラ変わってるってば……!」
「ふふふふふ……」
吉田さんは包丁を持ったまま邪悪な笑みを浮かべながら夜の闇へと消えていきましたとさ。



ほんとにおしまい
378第17代876(あとがき):2006/11/30(木) 18:59:22 ID:ixDsRp/O
13-933(第17代876)です。こんばんは。
漫画版ヘカテーたんを見た瞬間に
魅惑の女教師ktkrと思いましたよ。
時間がなくてなかなか製作できませんでしたが、
ちょっと淫乱すぎ? とか、せりふこれおかしくね?
とか思った挙句こんなに投下が遅れました。すいません。
これからも13-933をよろしくお願いします。
379名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 19:08:26 ID:E1KM/SCC
>>377
GJ
素晴らしい出来よのぅ
ただ……へかてーたん先生の初めては誰じゃあぁ〜
380うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
381名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 22:32:04 ID:x7A69IhQ
GJでした。ヘカテーかわいいなぁ。
個人的にはお仕置きするのも見たかった〜
382一応貼っとく:2006/12/01(金) 00:49:13 ID:EJDxbjsE
◇───────────────────────────────◇
 ◇灼眼のシャナXIV
 ◇    【著/高橋弥七郎 イラスト/いとうのいぢ】
>  ◇───────────────────────────────◇
 クリスマスを迎えた御崎市では、二人の少女に決断の時が訪れていた。一
 人の少年――坂井悠二を巡る、シャナと吉田一美の決断の時が。待望の本
 編最新巻登場。
383名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 00:51:58 ID:EJDxbjsE
>>378
GJ!
エロいよヘカテー先生
合格するのを阻止するためにフェラなんて(*´Д`)ハァハァ
384名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 15:39:13 ID:udep/dpd
>>382
マジ?
385名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 16:27:16 ID:YPcAC039
小説は2月予定らしいです、それとDSゲームも出るとか
386名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 16:43:19 ID:dgmV8Gae
ゲームはもう公式に乗ってるよ。
3月29日。
387うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
38813-933:2006/12/01(金) 21:20:30 ID:ttepUV9+
レスサンクス
>>379
誰かって? 特に設定はないから処女ってことでもいいんじゃね?
>>383
学校だったら一度は書いてみたいネタだったので。
>>381
サイレントマジョリティを考慮してお仕置きver.も投下したいと思います。
38913-933(1/3):2006/12/01(金) 21:21:33 ID:ttepUV9+
……採点中……

「残念でしたね、74点です」
「そんな……それは先生が
「先生のせいにするつもりですか? そんなこという生徒にはお仕置きです」
錫杖を鳴らすと、悠二は急に眩暈を起こし倒れてしまった。

 目を覚ますと悠二は後ろ手に手錠をかけられ、裸にされ、ベッドに寝かされていた。
辺りを見回すとそこには大きな帽子とニーソックスだけをつけたヘカテー先生の姿があった。
「先生!?」
「つかまっているというのに大きくして……坂井くんは変態ですね」
「……男としては正常だと思います」
「口答えは許しません」
ぐっと足で『悠二』を踏みつける。
「ああっ!?」
「踏まれてるのに気持ちいいんですか」
ソックスのわずかにぬれた湿り気、暖かさが悠二を興奮させる。
「うっ……あっ……」
「気持ちいいんですか、答えてください」
確かに気持ちはいいのだが、認めたくないという抵抗感が答えるのを許さなかった。
「それなら……」
踏む力を弱め、やわらかくなぞるような動きに変える。
「ううう……」
刺激が弱まったことでかえってしてほしいという願望がふつふつと湧き出す。
「ほら、どうなんですか」
我慢できずに本音を漏らしてしまう。
「き、気持ちいいです……」
ヘカテー先生は意地悪く笑い、踏む力を強めると
「素直な生徒は好きですよ、坂井くん」
『悠二』は震え始め、出しそうになるが、悠二はこらえて我慢しようとする。だが、
「ぬるぬるしたものが出てきましたよ。靴下が汚れるので出さないでください」
先っぽだけをネチネチといたぶり、ニチャニチャと音を立ててくすぐっていく。
「うあっ……くうっ……」
「いじめられて喜ぶなんて、ほんと、変態……」
「あっ、あっ、ああっ!」
白い精液がソックスを汚していくが気にした様子もなく、
「汚れちゃいましたね、本当に坂井くんは変態です」
さらに言葉でなじっていく。
「でも、本当にかわいいです。食べちゃいたくなるくらいに」
悠二の足元に座ると、股を広げ、両足で肉棒を挟み込み、上下にしごき始めた。
悠二はヘカテー先生の大胆な行動に鼻血を噴き上げるのだった。
39013-933(2/3):2006/12/01(金) 21:22:17 ID:ttepUV9+
「せ、先生……その……」
「どうしましたか、坂井くん」
悠二が見つめる先に気づきながらも指先を器用に動かし、悠二を感じさせていく。
「えっと、その……」
「わかってますよ、坂井くん、こうしてほしかったんですよね」
自らの割れ目を悠二のそそり立つものに押し付けると上下に動かし始め、
「先生に坂井くんのを味あわせてください」
と悠二を高めていく。
ヘカテー先生のそこはやわらかく、ピッタリと吸い付いてきて、
「先生……もう……」
「出してもいいんですよ」
「先生っ……!」
ヘカテー先生が持ち上がるほどに腰を激しく動かし、快感を貪る悠二。
「坂井くん、あっ、気持ち、いいですっ!」
自らの欲望を満たすために腰を動かし、精液が上っていく。そしてぶちまける。
「きゃあっ!」
快感にわれを忘れ没頭していたヘカテー先生、突然のことに思わず悲鳴を上げてしまう。
「先生……」
トロンとした目で悠二は白く染まったヘカテー先生を見ている。
そんな中、急に視界がふさがれる。
ヘカテー先生は悠二の顔面にまたがると、舌で悠二のものに口付ける。
「ん……はむっ……ちゅっ……」
悠二のものをなめ、吸い、歯と手を使いながらしごき上げる。
悠二はヘカテー先生のにおいに暴走し、割れ目に舌を這わせていく。
「きゃっ!? 坂井くん!?」
暴走した悠二はとにかく舌であふれる愛液をかき出していく。
「んんっ、あっ、坂井くん、上手……」
恍惚とした表情を浮かべ、さらに悠二のものを味わっていく。
亀頭をなめて、カリを刺激し、裏筋を軽く指でなぞりながら、吸い出そうと懸命にほおばる。
悠二も必死に舌を動かし、かき出す動きから吸い付く動きへと行動を変える。
「坂井くん! それはっ、だめええぇ!!」
口付けていたものを離し快感に体を震わせる。今までで一番の気持ちよさに脳がしびれていく。
ぼーっとしながらも再び口付けるとタイミングを見計らったかのように悠二は絶頂に達した。
39113-933(3/3):2006/12/01(金) 21:22:57 ID:ttepUV9+
「坂井くん、お疲れ様でした」
悠二に口付けを交わすと錫杖を鳴らす。
悠二は再び眩暈を起こし、気を失った。


 白いチョークが頭に突き刺さる。頭を抱えうずくまる悠二。
「授業を続けます」
テストが授業の後に返却される。悠二の結果は赤点だった。
「坂井くん、放課後生徒指導室に来て下さい」
「はい……」
あれ? どこかで……


おしまい
39213-933(おまけ):2006/12/01(金) 21:23:48 ID:ttepUV9+
蛇足

さらに不幸なシュドナイ先生

ヘカテー先生の後をつけていたシュドナイ先生。校長に捕まって、
「……誰か助けて」
「ほら、どうだい? まだ私も捨てたもんじゃないだろう?」
鎖でがんじがらめにされマージョリ−先生とベルペオル校長のファッションショーにつき合わされていた。
「校長、こんな衣装も似合うんじゃない?」
「派手過ぎないかねえ?」
「な〜に言ってるの。若くあろうと思わないとすぐ歳になっちゃうよ? 校長」
「そうかねえ?」
「もう十分ババア……ぎゃあああああああ!!!」
鎖の締め付けがさらに強くなる。それでもなお、
「何が楽しくてお前らババアのファッションショーに付き合わねばならんのだ!」
「ほ〜う?」
「ババアねえ……」
失言に青ざめるシュドナイ。二人が許してくれるわけもなく、
「これはお仕置きかねえ?」
「覚悟は決まった?」
「いやあああああああ

シュドナイ先生の悲痛な叫びが市内に響きわたった。



ほんとにおしまい
39313-933(あとがき):2006/12/01(金) 21:26:20 ID:ttepUV9+
とりあえず、ヘカテー先生の愛の個人レッスンはこれでおしまいです。
シュドナイが落ちに(落ちてない?)使われるのは使いやすいからというのもありますが、
いじって面白いからですかね。嫌いなわけではありません。多分。

それでは、また、いつか、どこかで会いましょう。
394名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 21:29:32 ID:NogAmbJP
>>392
GJ
不合格ヴァージョンも素晴らしい出来だ
395将軍の一日:2006/12/01(金) 23:53:49 ID:sb3bCW3C
シュドナイは目の前にいるミステス「零時迷子」を全裸にして
しりの穴を開かせ、オロバスとともにじっくりとながめていた。

シュドナイはそのさかいゆうじのアナルに指をいれる。
「おお、いいアナルだ」
「さすが将軍。男色の要たるアナルのよさを見抜く能力はすさまじいものがありますな」
「そう褒めるな。オロバス」
そういってシュドナイはさかいゆうじのアナルに指をいれ、ピストンし始めた。
気絶していたゆうじはうめき声を上げ始めた。
「うぁ、うん、うあぅうぅ」

「よし次はバナナをつっこんでみよう」
そういうとシュドナイの右手がバナナへと変化した。そう彼は千変なのだ!!
396将軍の一日:2006/12/01(金) 23:58:52 ID:sb3bCW3C
「バナナ〜。ふふん、ふん〜〜♪」
シュドナイは自らの変化させたバナナでミステスのアナルに
鼻歌を歌いながらつっこみました。ぶちぃという音ともにアナルに
バナナがはいっていきます。
「あひぃいぃぃ、痛い痛い痛い!!」
 ミステスが目覚めたようです。そのミステスは目を見開きました。
「うわあああああ」
目の前に勃起した巨根を見せる(馬)オロバスがいたのです。そして尻をさすりながら
シュドナイがゆうじのアナルにバナナを出し入れしていました。
「バナナが入ってるよ〜♪でもバナナああぁぁふぅん♪」
シュドナイの奇妙な鼻歌が無残にも響きます。。
ゆうじは狂ったように声を上げます
「痛い痛い。やめてください。いや、やめて。お尻が犯されている」
シュドナイはその様子をみるとさらに興奮したのかバナナを抜き,
ズボンを下ろしました。そしてちんぽを取り出したのです。そのちんぽは
巨大で天に向かって伸び、そしてなんと


真珠入りでした。



397将軍の一日:2006/12/02(土) 00:01:29 ID:J2llOKM+
「お前のアナルは俺のもの♪」
シュドナイはミステスのアナルに己が巨大なペニスを
突き刺すとゆうじの悲鳴が流れます

「アアアアあああああああああああああああああああ」

「ふんふんふんふん」


「あひぃぃぃぃぃぃ痛いしぬぅ、いっそ殺してえぇぇぇぇ」

「ほいほいほいほい」


「いや、金玉をたたきつけるように腰振らないで〜〜〜」


「ヘイヘイホ〜、ヘイヘイホ〜」

「チンポをこすらないでええええええええええええ」

「それそれそれ〜〜お祭りだぁ〜〜〜」
398将軍の一日:2006/12/02(土) 00:07:53 ID:J2llOKM+
そしてあろうことにシュドナイは
「うっ、いきそうであります」
とヴィルヘルミナ口調で自分の射精が近いことを告げるとゆうじの

可愛らしい包茎ペニスをさすり、

「お前も行くであります」

とヴィルヘルミナ口調でキモく促します。
「アアアアアアアアああああああああああああああああああ」

もうゆうじは何がなんだかわかりません。シュドナイの熱い汗と親父臭が
ゆうじを抱きしめ、ピストンを続けます。


「いくぞ!!!」

「宇和輪輪アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああ」

ゆうじの中でシュドナイの精液があふれんばかりにでまくります。
ゆうじの胃まで精液が逆流し、そしてゆうじは口からシュドナイの精液を破裂させます。
さらにシュドナイはゆうじのペニスを強くしごくとゆうじはペニスからざーめんをあふれ出しました。


「ゆうじ・・・・よかったぜ」

そういうとシュドナイは身支度をして出て行きました。ゆうじは助かったと思いましたが
よく見ると足に鎖がしてありました。そして目の前に巨根の馬が勃起してこちらに
近づいてきます。
「はぁはぁ」
「なっ!!」
 オロバスは千変の次にゆうじのアナルを頂く約束をしていたのです。


そうミステスは零時迷子の特性からどんなに壊されても12時に戻る
バルマスケのセックススレイブとなったのです。


399名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 00:27:01 ID:2kqL8ORM
>>393
いいねぇやっぱり炉利っ娘教師はエロくないと駄目だな
GJ!!
400名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 00:53:38 ID:OBB5Qf1F
激しく同意です。書いてくださって感謝!
401うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
402名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 03:43:15 ID:VdSNQCdx
ヴィルヘルミナ口調はorz

でもいいじゃないk(ry
403名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 16:44:38 ID:3yMdT1S3
>>393
GJ!!
へかてー可愛いなw

ただヘカテーの靴下ってニーソなのか?
あれはタイツじゃないか
404名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 18:00:50 ID:Sl3vIRXx
>>398不覚にも勃起した
40537 ◆IqtS6VgEC2 :2006/12/02(土) 19:44:39 ID:mmic7seg
投下させていただきます
406名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 19:45:39 ID:mmic7seg
『強制的にフラグ立ててみた』

翌朝も快晴だった。
その朝の光の中、悠二は自分の現実を間違えることなく、
ぼんやりとした頭で寝床を探る。
(……バット、バット……)
そういえば、昨日はちゃんと持ってから寝たっけか、あれ、
何でベッドで寝てるんだ、ああ、戻ってきたらシャナがまだいなかったんだ、
まあいいよな、いないんなら僕が寝てても、もともと僕の部屋なんだし……
などと薄い思考をめぐらせながら、腕のなかにあるものを抱え直す。
ふにゃ
と、なぜかそれは柔らかくて暖かい。
ほっとするような、いい匂いもする。
(……変な、バット……ま、いいか……気持ち……いい、し…………)
「……すう……」
その頬に、かすかな吐息がかかった。
「ん……?」
ぼんやりと目を開けると、目の前、吐息のかかるほどに近く、
というよりも自分が抱き抱える格好で、
シャナが隣に寝ていた。
普段の凛々しさや力強さが欠片もない、
繊細可憐な、安らいだ寝顔。
「…………」
その、恋すらためらわれる清らかさに、見惚れること数秒、
「……シャナ、何で下着なんだ……? 僕を誘ってるのかな……」
まだ寝呆けている悠二は、ぼんやりとした頭でひとりよがりな結論に至る。
「そうではない。我がベッドで寝ることを勧めたのは確かだが
脱いだのはこの子が」
「なら、いいよな……いただきまーす……」
「いやまて最後まで話を」
アラストールの話をぼんやりとした頭で華麗にスルーした悠二は、
彼を枕の下に追いやると、シャナを抱き抱える手に力を込める。
そんなピンチにもかかわらず、シャナは未だ悠二の腕の中で寝息を立てている。
「あぁ……いい匂い……」
寝呆けながら悠二は、シャナの首筋に顔を埋め、髪の匂いを嗅ぐ。
その匂いを嗅ぐ、ハァハァという呼吸音で、シャナは目を覚ました。
「ん……ふぇぇ!? ちょっ、な、何してんのよ!」
自分の置かれている状況に驚くシャナ。自分を抱きしめてフガフガしてる悠二を引き剥がそうとする。
「こんなことしてタダですむと思ってひゃぁぁん!」
耳の穴を舌でかき回される、その初めての感触に思わず声が出る。
「んっ、ちょっと、やめなさいよ……!」
「はぁ、はぁ……」
首筋にキスマークを打たれながら、シャナは快感に負けないように
必死に抵抗するが、腕に力が入らない。
407名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 19:47:32 ID:mmic7seg
自分の置かれている状況に驚くシャナ。自分を抱きしめてフガフガしてる悠二を引き剥がそうとする。
「こんなことしてタダですむと思ってひゃぁぁん!」
耳の穴を舌でかき回される、その初めての感触に思わず声が出る。
「んっ、ちょっと、やめなさいよ……!」
「はぁ、はぁ……」
首筋にキスマークを打たれながら、シャナは快感に負けないように
必死に抵抗するが、腕に力が入らない。
「だって……シャナから誘ったんじゃないか」
愛撫を止めた悠二がシャナの目を見つめてきた。初めて彼の凛々しい
表情を見たシャナは、思わずドキドキしてしまう。
「そ、そんなこと……んー!」
シャナの抗議の声は、悠二の唇に却下される。
舌を舐め吸われ、犯される感触に、シャナはとろけそうになる。
悠二に抱きしめられ、なすがままに口内を蹂躙される。
そんな状況なのに、シャナはどうしようもなく濡れていた。
「ふふ……すっかり出来上がっちゃったみたいだね。
もっと気持ち良くしてあげるからね」
「ふぇぇ……もっと……?」
快感に負けたシャナは、悠二の「もっと」の声に、
抵抗するのを完全に止めてしまった。
「うん、いい子だね。いい子にはご褒美あげなきゃね」
悠二は布団に潜り込み、シャナのショーツの上から女陰を指で擦り始める。
「〜〜〜〜〜!!!!」
激しい快感がシャナを襲う。その反応を見た悠二は、
「もうすっかり濡れてる。シャナはいやらしい子だね……」
言葉で彼女を罵りながら、ショーツを脱がせ、蜜壺に指を入れる。
「あっ、あ、ああああ!」
言葉になっていない声を上げて喜ぶシャナ。悠二は止めに指を入れながら、
秘部の突起を舌で弄ぶ。
「だ、だめっ、おしっこ、おしっこが、あぁぁぁぁぁ!」
寝呆け悠二の指テクに、シャナは大量の潮を吹きながら果ててしまった。
…………
……
408名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 19:49:15 ID:mmic7seg
数秒後、大量の愛液を顔に受けた悠二は、
「あれ?僕はナニをしていたんだ?」
やっと目が覚めた。
「うぅ〜〜……」
目の前には真っ赤な顔を手で隠しているシャナの姿がある。
「うわぁあ!シャナ、おねしょ……ってなんだその格好!」
下半身をだらしなく露出し、びしょびしょの秘部から液体を垂れ流している
シャナに、悠二は驚きの声をあげる。
「お、おまえが、やったくせに……!」
急いで下半身を布団で隠すと、やっとシャナは抗議の声をあげる。
「ぼ、僕がそんなことするわけないだろ!」 寝呆けていたときのことを覚えているはずもなく、悠二は必死に潔白を表明するが、
「ばかーーーーー!!」
シャナの右フックを顎に食らって、再び悠二の視界は暗転した。
409名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 20:55:06 ID:7QWRFy0l
あいかわらずいい仕事しますねw
GJ!
410ヴィルヘルミナの一日:2006/12/02(土) 22:14:36 ID:J2llOKM+
「ああ、もう少しでいきそうであります」
「自慰多数」
「うるさいで、アッ、あります」
「木製魔羅」
「ん、バイブであります」
「電動振動」
「これがなかなか気持ちいいであります。
アッ、ダメ。い、イキそうでありますッ」
「絶頂開始」
「んんんんんんんんんんんッ」
「・・・・」
「ハァハァハァ」
「・・・・」
「気持ちよかったであります」
「絶頂終了」
「・・・・・・」
「??」
「萎えるであります」
「天邪鬼」
「むぅ」
「天邪鬼」
「確かに言葉攻めは好きでありますがティアマトにして
欲しいわけではないのであります」
「零時迷子」
「そうでありますね。このままではあの娘に手を出してしまいそうであります。
ここはガス抜きが必要であります」
「両方必要」
「わ、私は別に欲求不満じゃないのであります」
「急行」
「そうでありますな。行くであります」
411名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 22:15:47 ID:NVCmALAk
いいね。
やっぱりシャナはよがるのがいい。
412ヴィルヘルミナの一日:2006/12/02(土) 22:45:51 ID:J2llOKM+
シュドナイ×ゆうじネタは需要があるのでしょうか?
413名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 23:04:05 ID:2kqL8ORM
また句読点か…
414ヴィルヘルミナの一日:2006/12/02(土) 23:42:46 ID:J2llOKM+
あるなら頑張りますよ^^
415名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 00:48:23 ID:5M+dgumw
じゃあsageを覚えてね
416名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 00:59:29 ID:J2DofpZp
わざとageてるんだろ
スルーしましょう
417名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 14:26:03 ID:5SFwBv5g
なにこの流れ
418名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 14:49:31 ID:PSUVTjsn
流れというか
粘着が自演して荒らしてんだろ
スルースルー
419名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 18:41:32 ID:jMH2HOR2
このスレは臭いな
420名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 18:57:16 ID:gfiWCTEs
セクースセクースwww
421名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 20:18:23 ID:jMH2HOR2
このスレはうんこそのものだな^^
422名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 20:23:03 ID:D94XuRjz
元の作品自体がうんこだからな
423名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 20:47:57 ID:D94XuRjz
まあ、読んでないんですけどね
サーセンwwwwwwwwwwwwwwwww
424名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 00:32:03 ID:P7nIPWez
このスレを定期的にチェックしてるやつは糞そのものだ
425うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
426うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
427うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
428うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
429うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
430うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
431名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 22:30:30 ID:xkc1E1n6
 
432名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 23:21:03 ID:uurLq3S8
荒れてるなぁ……
433名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 23:24:12 ID:xkc1E1n6
投下される作品が糞だし、なにより原作が糞だからしょうがない
434名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 01:00:40 ID:qj4icbu5
荒れてない
435名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 01:02:12 ID:qj4icbu5
シャナの長い黒髪が、火の粉を舞い咲かせて、灼熱の光を点す。火の粉の向こうで、黒寂びたコートが体を包み、大太刀『贄殿遮那』が右の手に握られる。
436名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 01:04:13 ID:qj4icbu5
さげ
437名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 01:05:36 ID:qj4icbu5
あげ
438名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 01:06:44 ID:qj4icbu5
あげ
439名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 01:08:05 ID:qj4icbu5
440名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 01:09:13 ID:qj4icbu5
フリアグネの
441名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 01:10:44 ID:qj4icbu5
なんでも質問コーナー
442名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 01:13:10 ID:qj4icbu5
可愛いマリアンヌ
443名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 01:23:49 ID:qj4icbu5
荒れてない
444名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 04:21:20 ID:OZZK5+Aw
うめ
445うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
446うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
447名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 17:16:55 ID:Wc1kTDa2
悪循環だな…
448名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 17:30:58 ID:CAvXW1Tb
You say yes  I say no
You say stop and I say go go go
OH no
You say goodbye I say hello〜♪
449名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 17:56:14 ID:OZZK5+Aw
scratch one tango!
fire in the hole.
enemy down.
man down.
enemy spotted
450名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 19:04:31 ID:ScX27rZk
これは……ダメだな
451名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 20:02:01 ID:OZZK5+Aw
悠二は床で眠るシャナの耳を掴むと、乱暴に引き起こした。
痛みで彼女が目覚めたようだ。
「・・・・・・!?・・・・」
突然の出来事に唖然としている。
そのまま一気に左耳を引き千切り、釘バットを顔面に叩き込む。
「・・・くふっ・・・」鼻が潰れ、折れた前歯が数本こぼれ落ちた。

顔を抑えてうずくまりかけるが、ヘカテーがそれを許さない。

彼女の両腕をつかみ逆にねじりあげ・・・どう動いたのか、一瞬、シャナの
体を宙に体を浮かすと、 次の瞬間には激しく床に叩き付けていた。
「ぎゃうふっ!!」

両腕が嫌な音を立てた。間違い無く根元から両方とも折れたろう。おもむろに吉田さんが歩みより、シャナの両掌を千枚通しで滅多刺しにする。
「ふぐうっ!!」
くぐもった悲鳴をあげた彼女の腹にも吉田さんは無言で千枚通しを突き立てた。
「ひぎゃ!!!くうううううう・・・・・」
「おいおい、いきなり殺さないでくれよ。この後、野郎共の便器にするんだから」
悠二が声をかけると、千草がクスリと笑う
「大丈夫ですよ。人間はそれくらいじゃ死なないんです・・・よっ!と」
452名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 20:06:54 ID:OZZK5+Aw
這って逃げようとしていたシャナの横腹に、彼女のつま先がめり込んだ。
「・・・・・・っ・・・・・・ごふっ・・・!!」
血反吐を吐いて悶絶するシャナ。 半分失神している。
「頑張ってくださいね。シャナ。まだまだ…まだまだこれからですから」
シュドナイは、悶えるシャナの上に馬乗りになると、彼女の脛に鋸の刃を当て、そう言って微笑んだ…。
「シャナちゃんが悪いんだよ。好き勝手やるから」
「吉田さんっ…………」
シャナは吉田さんを呪うような目で睨む。
そこに後ろにいたヴィルヘルミナがシャナの腹を思いっきり蹴った。
「ぐはっ!!」
シャナは目を見開いて胃液を吐きます。
その髪を掴んで顔を上げさせます。
「そろそろ命乞いをする気になりました?」
ヴィルヘルミナが言うとシャナは荒く息をついていました。
全身を打たれ、服を裂かれて下着のみのシャナ。
今は手足を拘束されて立たされています。
ヒロインと言われた女をいたぶるのは至高の悦びです。
「…………」「ん、なに?」 「カーッ、ぺっ!!」 「きゃっ!」
シャナは口の中に溜めていた痰をヴィルヘルミナの顔に吐きかけました。
「てめぇ…………」悠二は不気味な笑みを浮かべるシャナの前に金属バッドを取り出しました。
「ヴィルヘルミナに何するんだ!」 「ぐがっ!!」
シャナは頭を打たれてよろめきます。
そのまま頭や腹、腰、大腿などを滅多打ちにします。
「あああああああああっ!! あがあああああぁぁぁっ!!」
シャナは壮絶な悲鳴を上げますが、容赦しません。
「ぎゃああああぁぁぁああぁぁ!!やっやめって!ゴゲッ!」
十撃、二十撃、三十……百、二百……と打撃を加えます。
やがてバッドが歪むほど殴ると、シャナは血まみれになって痙攣していました。
「ストップ!それ以上やると死んじゃうよ」
「ハァ!ハァ!ハァ!そ、そうだな・・・」
「うげ……うぁぁ……」
シャナの顔は殴られて腫れています。
頬骨や顎が折れているようです。
他に頭蓋や肩、あばら、脚なども骨折しています。
軽く折れたあばらをバッドの柄で突くと、血反吐を吐きました。
ヘカテーがナイフを取り出します。
悠二がぱんてぃを剥がすと、シャナのマ○コから洗ってないのか悪臭が漂いはじめました。
ヴィルヘルミナとシュドナイが臭いに反応します。
「うわ!臭いっす!」
「臭いですねーシャナのマ○コ。腐ったバナナ以上です」
ヒロインという名とは裏腹に、そこはあまりに不潔でした。
「ほう、すさまじい悪臭だな。だがそれがいい」
異常性癖の持ち主である悠二だけはシャナが不潔な身体なのを悦んでいます。
悠二はぴくぴく震えるシャナのクリを掴むと、根元から切りにかかります。
「ぎゃああああああああああああっ!! があああああああああああああああっ!!」
シャナの奏でる腹黒ボイスは、今は絶叫という最も美しい音楽を奏でます。
「いいぞ!もっと悲鳴を聞かせてくれ!!」
シャナの反応に悠二は今までにない快感を得ています。
「お腹減ったね」
「そうだな。メシ食いにいくか」
「うん!」
「後は好きにしていいぞ」
「フフフ、了解」
453うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
454名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 20:09:54 ID:NOFPGewy
ドッキドキの遊園地(瑛理子編)(1/4)

「ぐっ・・・・・・はあはあ・・・・・・」
光一は余りの恐怖に、瑛理子を睨んだ。
季節は10月も半ばの、秋晴れのさわやかな日曜日、の一週間後の日曜日。光一は、今度は二見瑛理子とこの遊園地に遊びに来ていた。先週にも、なるみちゃんと一緒に遊びに来た遊園地。
その時は、エジプトのピラミッド展なるものを体験した。学術的なイベントだと思っていたら、その実は、ホラーハウスだった。
あの時は確か、あまりの怖さに、なるみは泣きじゃくっていた。ただ、その後に、とんでもなくおいしい展開が待っていた。
そして、今回、今度は瑛理子に無理やり手を引っ張られて、このエジプト展へと連れ込まれる光一。案の定、そこは恐怖の館。
しかも、そこのお化けたちは、なぜか瑛理子とつるんで、光一を攻撃してくる。
「はあはあ・・・マジ怖かった・・・」
「ふふふっ、相原って、結構怖がりなのね。」
「ていうか、ずるいよ二見さん!お化けと一緒に攻撃してくるなんて!」
「ふふふ。ごめんなさい。あなたのその顔が、あまりにも面白くって。」
瑛理子は光一の顔を見て、クスクスと笑った。
「しかし本当に、臆病なのね。」
「そ、そんなこと・・・・・・。」
「ない?」
「・・・・・・意地悪だな。」
光一はむすっと膨れた。しかし、そんな顔も、瑛理子のお気に入り。
「ところで相原。」
「何?」
「おもらし・・・しちゃった?」
瑛理子の言葉に、光一は顔を真っ赤にして怒った。
「そ、そんなわけないじゃないかっ!!!」
「本当?・・・怪しいわ。そうね、確かめてみようかしら。相原、ちょっとこっちに来なさいよ。」
「ど、どこ行くんだよ二見さん!?」
瑛理子は光一の腕をおもいっきり引っ張り、人気のないアトラクションの裏側へと光一を連れて行く。
455名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 20:10:46 ID:NOFPGewy
ドッキドキの遊園地(瑛理子編)(2/4)

今日は日曜日だから、この遊園地も混雑している。だが、この場所には、誰もいない。遊園地の建物の陰で、おそらくスタッフ以外は来ない場所だろう。
「さあ相原、見せなさいよ。」
「ちょ、ちょっと二見さん!やめてくれよ!!!」
瑛理子はジッパーを下ろして、ズボンの中から光一の陽根を引っ張り出す。しかし・・・・・・大きい。
「ぐっ・・・、二見さん・・・・・・」
「相変わらず・・・・・・大きいわね。」
そう言って瑛理子は光一のペニスをしっかりと握った。すごく熱い。彼女にはわかる。瑛理子に見られて、光一は興奮しているのだ。
すると、そのペニスの先端から、淡くて白っぽい液体が溢れてきた。
「あら?相原、濡れてきたわ?やっぱりおしっこなのね・・・・・・」
「ち、違うよ!こ、これは・・・」
「おしっこじゃないなら、これは何?」
「そ、それはその・・・・・・ええっと・・・・・・」
「カウパー氏腺液?」
「そ、そんなこと・・・・・・」
「ふふふ、相原、そんなに私と・・・・・・したいの?」
「あ、あのねえ・・・勝手に・・・」
すると、瑛理子は光一の首筋に抱きつき、じっと光一を見つめた。
「ねえ、したいの?」
「え、ええっと・・・・・・」
「男なら、はっきり言いなさいよ。」
「・・・・・・したい。」
456名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 20:12:03 ID:NOFPGewy
ドッキドキの遊園地(瑛理子編)(3/4)

「仕方ないわね・・・・・・」
そう言って、瑛理子は己のスカートをめくり、パンツを膝までずり下げた。
「!!!」
光一は驚いて声も出ない。今、目の前に、二見瑛理子の、正真正銘の、『おまんこ』がある。
もちろんそれは、瑛理子の女である、絶対的な証明。
「うわ・・・すごい・・・ヒクヒク動いてる・・・」
光一はじっとその場所を見つめた。今、この場所は、淫らな瑛理子の蜜を噴き出しながら、光一を誘っている。
「え、ええっと・・・・・・二見さん・・・・・・」
「相原・・・どうしたのよ?」
「二見さん・・・・・・その・・・・・・」
「はっきり言いなさいよ。」
「ごめん。実は・・・・・・コンドームを持ってきてないんだ。」
「それがどうしたの?」
「えっ・・・・・・?」
光一は驚いて瑛理子を見る。瑛理子は心底から、光一のペニスを欲しがっている。
瑛理子は無言で、その左右の陰唇を指で大きく広げた。
「早く・・・・・・ちょうだい・・・・・・」
「二見さん・・・・・・赤ちゃん、出来ちゃうよ?」
「わかってるわよ、そんなこと。」
「な、なら、どうして・・・・・・?」
あまりにもったいぶる光一に、瑛理子は遂に痺れを切らした。
「さっさとしなさいよ!」
「うわっ!!!」
瑛理子は急に、光一のペニスをぎゅっと握る。そして彼女は、片足を大きく上げて、己の股間を大きく広げると、彼のペニスをその愛液溢れる陰部にピトッと当てた。
しかし彼女には、もとより運動神経はない。長時間、片足で立っていられるはずもなく、彼女の身体は、そのまま光一にもたれかかる。
そのとき・・・・・・

457名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 20:12:58 ID:NOFPGewy
ドッキドキの遊園地(瑛理子編)(4/4)

彼女の体の重みで、光一のペニスは、彼女の膣の奥深くに突き刺さった。
「うあっ!!!」
信じられなかった。光一のペニスは今、二見瑛理子の膣の感触を、生で味わっているのだ。
「す・・・すご・・・気持ちいい・・・」
瑛理子は片膝だけ上に持ち上げて、光一にぎゅっと抱きついている。
「はあっはあっ・・・・・・相原・・・・・・あああ・・・・・・」
光一にはわかっている。射精するのは・・・・・・きわめて危険。
それは、理性でわかっている。しかし・・・・・・本能は、必ずしもそうではない。
瑛理子を、妊娠させたい。それが、光一の本能。
相反する二つの命令系統。理性は、射精を否定し、本能は、射精を肯定する。
しかし・・・・・・

光一の理性は否定、本能は肯定であっても、瑛理子がそうであるとは限らない。
不意に瑛理子は、光一の耳元に囁いた。
「射精・・・・・・して!」
瑛理子は、両方とも肯定なのだ。彼女の全身全霊が、光一の射精を欲している。
「うう・・・・・・もう・・・・・・出る・・・・・・」
射精間際なのに、瑛理子は身体を離してくれない。それどころか、全身でぎゅっと抱きつく。
次の瞬間・・・・・・光一は、射精した。
「うっ!!!」
「はああっ!!!」
瑛理子の身体が、一瞬、熱い液を感じる。それと同時に、彼女も絶頂を迎えた。

「はあはあはあ・・・・・・相原、素敵・・・・・・♥」
「二見さん・・・・・・」
「どうしたの?そんな暗い顔して?」
「だって、赤ちゃんが・・・・・・」
「そんな陰気くさい顔するんじゃないわよ!男なら、どーんと構えてなさい!」

そして、それからしばらく経ったある日、瑛理子は学校で、相原と話した。
「ごめんなさい。」
「ど、どうしたの二見さん?」
「生理が・・・来ちゃったわ。」
彼女の言葉に、光一はほっと胸を撫で下ろす。その光一の様子を見て、瑛理子は思わずむっとした。
「決めたわ。今度の日曜日も、一緒に遊園地に行くわよ!」
「ええっ!?」
「ちゃんと来なさいよ!サボったりしたら、一生許さないから!」
「は、はい・・・・・・」

おしまい
458名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 20:18:02 ID:+j/rMMtk
なぜにキミキス……
459名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 20:50:54 ID:nOfFaPyc
コピペ荒らしやろ
そろそろアク禁レベルかねえ
460名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 21:02:44 ID:ScX27rZk
これはマジアク禁レベルだな
461名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 21:22:48 ID:9jUNwmHn
メ欄で察しような
462名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 22:41:10 ID:OZZK5+Aw
 
463 ◆IqtS6VgEC2 :2006/12/07(木) 00:08:43 ID:nqEnM0va
推敲して待ってる
464名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 00:44:35 ID:S4rgGwsa
OK同志よ。
465名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 04:32:53 ID:FDYpLMNB
466名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 20:17:09 ID:FDYpLMNB
age age
467名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 07:57:20 ID:ghqyxGur
468名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 03:11:31 ID:T1m1i2XY
何か妙なのが住み着いてるな。
469名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 03:44:37 ID:8WdMZ+Sy
だな
470名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 14:32:00 ID:rSRUID4x
俺は待つぜブラザー
471名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 18:06:44 ID:BqYliVDj
Qこの流れを断ち切るには?

A職人の光臨

Qしかし、この流れで書けない。どうする?

A俺が…無理

Qじゃあ、どうする?

Aリレーじゃあぁぁ!!!  
472名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 18:15:21 ID:lAQtZGAN
それもウザいって人がいるし、
職人がさらに寄らなくなるなるから
ここは待つが吉
473名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 18:36:26 ID:BqYliVDj
ちゅうことで、始めようかの
適当に書くから、どんな駄文なろうが気になされるな

『黒吉田日記』
○月○日 晴後曇り
今日、学校で体育の授業が都合により、保険の授業となりました。急な変更だったので、誰も教科書の準備が無いので、視聴覚室でビデオを観ました。
ビデオは……え〜と……そのぉ……せ……せ……
……えぇい、セックスについてでした!
女子だけでは無かったので、もうとてもとても恥ずかしかったです。(坂井君も観ているし……これを機会に!……)あれ、一瞬意識が……
まぁ、いいか。
坂井君の隣にいたシャナちゃんはこういう事を初めて知ったようで、始まって数秒も経たない内に倒れてしまいました。大丈夫かなぁ?(坂井君の膝の上に倒れるなんて……ゆるせない!!)あれ、また?
結局、シャナちゃんはその時間からずっと放課後まで保健室で休んでました。(坂井君が休み時間毎にお見舞いに来るなんて……)あれ、まただ
もう、今日は何か変なので、早めに寝ます。



駄文じゃが、気にせんでおくれ
474名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 18:39:32 ID:ZttHAT6F
ウザイなんて誰もいっとらんがな

まあリレーはあまりやりすぎても職人さん以外が
書き込みにくい状況になって過疎るから
なるべくスレ埋めるときぐらいだな
475名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 18:42:57 ID:BqYliVDj
そうか、すまない
続けなくていいよ
476名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 20:24:06 ID:/Q6gw2vC
>>473
一人でやってろ
477名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 20:38:16 ID:8WdMZ+Sy
こんなクソみたいな作品ばっかりだから荒らされるんだよ
478名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 20:59:31 ID:lAQtZGAN
>>473
一人でやってろ 糞が
479名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 01:35:40 ID:uXeaOmAU
「だ、だめぇ!激しくしないで!」
がくがくと体を揺すられ、私は絶頂へと上っていく。

「いや!もういやよぉ!」
私は叫んだ、力の限り叫んだ。
しかし、願いは聞き入れられず動きは激しさを増していく。

「も、もうだめ・・・限界・・・っ!」
体がちぎれそうだ、このままでは取り返しがつかなくなる。
「やめ・・・もうやめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」




スポっ




ガシャーーーーーン





「あ・・・すっぽ抜けた」

以上

Wiiのコントローラーでした。
これから、こんな事が起こらない事を願う・・・
480名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 01:39:04 ID:D722PlkG
オチ糞だ
481名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 02:18:46 ID:Hp0tfCuC
削除依頼が出てたね
482名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 04:42:36 ID:KdyWW/M1
マジで完全にクソスレと化したな
483名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 12:44:38 ID:l7+9zfkr
誰のせいだと(ry
484名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 20:27:54 ID:pS2V+tPj
これは酷い基地外
485名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 02:15:16 ID:aKaYG5q5
どうせインターネットでしか話相手がいないんでしょ
ほっときなさいそんな屑は
486名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 02:57:26 ID:QX+amxkR
クソスレ記念真紀子
487名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 15:36:18 ID:9R59icFh
荒らしにのさばらせるのもアレだし、小ネタでも投下

 坂井悠二は窮地に立たされていた。というのも
 前方に見た目11、12歳のフレイムヘイズの可愛らしい少女シャナが、夜笠とサイ
ハイソックスだけ身につけた格好で、
「悠二ぃ……」
 と悩ましげな声でせまり
 右側には大きく整った胸をもつ人間の少女吉田一美が大きな膨らみを丈の短いバ
スタオルだけで隠しながら、
「坂井くん……」
 と艶のかかった声でせまり
 左側には強大な存在の力をもつ、儚げな容姿の紅世の王の少女ヘカテーが柔らか
な肢体を濃紺色の胸の辺りに『へかてー』と書かれたスクール水着で包みながら
「悠二さん……」
 とくぐもった声でせまっていた。

「いや、あの、その……と、とりあえず三人とも落ち着こうよ! 男として嬉しく
ないわけじゃなくって、こういうのは女の子のほうからすることじゃ……」
 事の中心の悠二は、なんとも情けない言い訳をしながらこの場を凌ごうとするが
「「「うるさいうるさいうるさい」」」
 三人の少女が黙らせた。
「こうなったのも全部悠二が悪いんだから覚悟しなさい!」
「そうです坂井君、責任とってください!」
「私には悠二さんが必要なんです!」
「いやだから、僕は何もしてな……うわあああああ!!」

 この日、零時迷子のミステスこと坂井悠二は、日付が変わる前に、存在が消えう
せるほど精を三人の少女に絞り取られるのだった。
488名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 18:43:42 ID:y0NiYkNL
つまらん
489名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 21:02:09 ID:QX+amxkR
ゴミクズ以下だなw
490名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 21:27:59 ID:MFeHwa8k
挿入時に存在の力を込めると余計に感じちゃったりするのか?
491名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 23:40:10 ID:D9qrT8DU
シャナは敏感体質だから
そんなことしたら悶え死んじゃう><

と悠二が言ってた
49237 ◆IqtS6VgEC2 :2006/12/12(火) 00:18:19 ID:/wqRTlFw
嵐の中投げてくれたみなさんGJです。
私も投げてみようかと思います。
493名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 00:19:05 ID:/wqRTlFw
『銀髪銀眼の討ち手』

午前零時に近い時刻。坂井家の屋根の上では、今日も四つの姿を立たせた
7人による、夜の鍛練が行なわれていた。
「それじゃ、そこにあるもの使って、どんどんやっちゃいなさい」
「制限時間は無ぇからな、慌てんなよ」
マージョリーとヴィルヘルミナが背中を合わせて、マージョリーの
対面に悠二、ヴィルヘルミナの対面にシャナが、それぞれ位置している。

「えっと……それじゃ、いきますよ」
あぐらをかいている悠二の前には、古ぼけたぬいぐるみや小さな
玩具の車など、およそ鍛練には似付かわしくないものが転がっている。
悠二はそれらの中の一つを取り出して両手で持ち、目を閉じる。
(まずは、物質操作の自在法だ)
子供の人形劇に出てくるような操り人形を頭に思い描く。
途端、銀色の奇怪な紋章がぬいぐるみを包みこんだ。
(あとの要領は、シャナに存在の力をあげるときと一緒だ)
いつもシャナにそうしているように、ぬいぐるみに存在の力を流し込む。

悠二に命を吹き込まれたぬいぐるみは、むくむくと起き上がると、
すぐに一人で歩きだした。
「おっ、ついに出来たじゃねぇか」
「ふん、練習初めて一週間目にしちゃ上出来ね」
マルコシアスは陽気に、マージョリーは厳しい表情のまま、
教え子の出来の良さを誉めた。
悠二は、初めて自分で作った“燐子”を眺めながら、嬉しそうに感想を述べる。
「いつもシャナにやってることだから、イメージは簡単に掴めたかな」
その言葉を聞いたヴィルヘルミナは、ふと自分の親友のことを思い出し、
「む……やはりフィレスの時のような事をしていたのでありますか?」
「ち、違う!私あんなことしてないもん!」
尋ねられたシャナは悠二と絡み合いながら力を吸い取る
自分を想像して赤面した。
きな臭いものを感じたシャナの教育係は、
矛先を悠二に変えて、さらに追求する。
「怪しいのであります」
「そ、そんな……ははは」
ヴィルヘルミナから疑いの眼差しを向けられ、悠二は縮こまる。
マルコシアスが、ここ最近毎日見ている光景をからかい、
「ヒッヒッヒ、おめーも大変だなぁ、フレイムヘイズに嫉妬されブッ」
「バカ話は後よ。もうすぐ零時になるから、今度はもっと本格的な
“燐子”を作ってみなさい」
マージョリーはマルコシアスを叩いて、悠二に再び集中を促した。
最近はこういう先生っぷりにも磨きがかかってきている。
494名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 00:21:08 ID:/wqRTlFw
「ヒヒ、おめぇが本格的な自在師になるまではお世話になるもんだからな。
しっかりやれよ」
そもそもなぜ悠二が燐子を作っているかと言うと、悠二は“王”に匹敵する
力を持ちながらそれを十分に引き出せないでいたので、マージョリーは
苦肉の策として、撹乱や防御の自在法、“燐子”の作り方などを
メインとして悠二に仕込むことにしたのである。
「分かった。それじゃ試しに……これでやってみようかな」
悠二が手に取ったのは、シャナがコンビニで買ってきた特大のメロンパン。 (メロンパンでできた燐子……一体どんな姿なんだろう)
シャナはメロンパンで出来た燐子を想像してぼーっとしていまい、
それをヴィルヘルミナに咎められる。
「よし、いくぞ」
気合いを入れ直した悠二はメロンパンを袋から出し、それにまた
生命を吹き込むべく、精神を集中させる。
(今度は燐子にキャラクターを設定してみよう)
メロンパンに自在式を絡ませながら、悠二はイメージを膨らませる。
(姿は、どうしようか……漠然と『強いもの』をイメージすればいいか)
考えをある程度まとめると、悠二は目の前のメロンパンに、
設定したイメージと存在の力を流し込んだ。それに反応したメロンパンは
銀色の閃光を発して燃え上る。

そしてその光が収まると、
「う〜ん……これからもっと煮詰めていけばいいか」
「ヒッヒッヒ!何でぇその燐子は?」
マージョリーとマルコシアスの微妙な感想を漏らした。
不思議に思った悠二は閉じていた目を開いて自分の掌を見てみると、


シャナがいた。
掌にちょこんと座っていて、その手には、これまた小さな
メロンパンを持っている。
「……へ?シャナ?」
しかしオリジナルと違う点がいくつかあった。まず、彼女がヴィルヘルミナの
ような給仕服を着ていること、次に、彼女の持つ髪と瞳の色である。
ミニサイズのそれは――悠二の炎の色――銀色をしていた。
「あなたがわたしのごしゅじんさま?」
「う、うん」
「そう、よろしく」
ミニシャナは挨拶をすませると、またメロンパンに夢中になる。
「か、可愛いのであります!」
ヴィルヘルミナが、さっきとは一変、いつもは無表情な顔を弛ませ、
それを見てむっとなったシャナにそれを咎められた。
「ヴィルヘルミナ!まだ鍛練は終わってない!」
シャナに怒られて鍛練に戻る彼女だが、やはり気になるようで後ろをチラチラ見ている。
495名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 00:23:05 ID:/wqRTlFw
「今日の実習はこれまでね。あとはいろんな理屈を教えるから。
ノートは持ってきた?」
「はい、持ってきました。シャナ、ちょっとごめんよ」
悠二は小さなシャナを手から移動させると、先程のガラクタの中から
ノートと筆記用具を取り出した。
「あっ、ライトはどこだ?暗くて見えない……」
「自分で明かりぐらい付けてみなさい。あんた自在師でしょ?」
何時の間にかマージョリーはライトを手にしている。
「ヒッヒ、マージョリーはその燐子がちゃんと働いてくれるか見たいんだとさ」
「そ、そうだね。あの、シャナ?明かりを付けてくれるかな?」
マルコシアスに言われて気付いた悠二は、さっそく自分の“燐子”に
初めての命令を下す。
「わかった。ひをつければいいのね」
燐子は悠二の頭に乗っかって銀色の火の玉を作ると、それを空中に
ふわふわと浮かばせた。
「あら……この子自在法の使い方としては今のあんたやチビジャリより優秀よ」
「そ、そんなー!」
まさか自分の燐子に負けるなんて。その衝撃の事実に、悠二はうなだれる。
「ま、めげずに頑張んなさい。それじゃ話始めるからメモ用意して」
そんなこんなで講義は終了し、午前零時を回った辺りでお開きとなった。

「それじゃ、明日は防御の自在法『トーガ』教えるから、
予習忘れるんじゃないわよ」
「ほーいじゃ、またな。今度のも難しいから覚悟しとけよ」
マージョリー先生達は一足先に阪井家の屋根から帰っていった。
「悠二、すごいの作ったね」
「う、うん……カルメルさんとシャナをイメージしたらこうなったんだ」
シャナは、悠二の頭に乗っかっているミニシャナと見つめあっている。
その光景に萌えながらヴィルヘルミナは、
(ふふふ……メロンパンを媒介にすればいいのでありますな)
第二の「シャナたん」を作ろうと考えを練ってていた。
「……ヴィルヘルミナ、聞いてる?」
「はっ!な、何でありますか?」
「傾聴」
ヴィルヘルミナはシャナの声で現実に帰ってきた。シャナはそんな彼女に
むっとする。
「封絶解けちゃったから、もう帰ろう?」
「そ、そうでありますな。ミステス、小さなその子にも変なことをしたら
許さないのであります」
「宮刑」
ヴィルヘルミナは必死で無表情を作りながら先に帰ってしまった。
496名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 00:27:07 ID:/wqRTlFw
「変なの。ヴィルヘルミナ」
「カルメルさんのあんな表情初めて見たよ……」
「……我も初めてかもしれん」
寡黙な姫の変わりぶりに、三人がそれぞれ感想をもらす。
「私たちも、帰ろっか、アラストール」
「うむ、そうだな」
「ごしゅじんさま、きょうはいっしょにねるわよ!」
ミニシャナは悠二の肩にぴょこんと降りてきて、悠二に寄り添った。
「あはは……ちょっと従順にしすぎたかな」
「――なっ、なら私も悠二と一緒に寝るー!」
「うわあぁっ!」
どさくさでシャナが悠二に抱きつく。“燐子”といえど、
悠二と他の女の子が一緒に寝るなんて、シャナには許せないのであった。
「だめだだめだだめだ!帰ろるぞシャナ!」
アラストールが制止するが、
「やー!いっしょにねるー!」
「だめ!別々のベッドで寝なさい!」
「だめじゃない!ごしゅじんさまはわたしとそいねしたいの!」
今の二人に介入することは出来なかった。
「いや僕そんなこと一言も」
「ほら!悠二はあなたとは寝たくないって言ってる!」
「そ、そんな、ごしゅじんさま……う、うぅ、ううう〜……」
「ちょ、そんな泣かないで一緒に寝るから!」
「ちょっと、悠二!?」
「わあぁぁ!ごめんなさいぃぃ!」
「……だめだこりゃ」
「アラストール、いかりや長介はいいから助けてくれよー!」
十分後、やっと騒動は納まって、オリジナルのシャナはしぶしぶ帰っていった。
「ふぅ、もう疲れちゃった……、今日はもう風呂はいって寝よう」
「ごしゅじんさま、わたしもいっしょにはいるー!」
悠二にすっかり懐いてしまった“燐子”銀のシャナは、悠二の肩に乗っかって
楽しそうに笑っている。
「だ、駄目だよそんな!」
初心な少年はその申し出を断ろうとするが、
「ごしゅじんさまぁ……わたしのこと、きらい?」
「い、いや、そんなことないよ」
うるうるした目で見つめられると、どうしても断れず、
悠二はシャナと一緒に風呂に入ることにした。

「わーい!」
シャナは小さなその身体全体に石鹸をつけて、悠二の背中を滑って遊んでいた。
「夜も遅いんだから、早いとこ切り上げてくれよ」
悠二はマットの上に俯せになっている。裸とは言っても小さいので、
その体に欲情することはなく、悠二は安堵していた。
「うん……あっ、わかった……は、あん……」
切ないため息を漏らしながら、シャナは体全体を使って悠二に奉仕する。
497名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 00:28:59 ID:/wqRTlFw
「あ、あはぁ……ごしゅじんさまぁ、こんどは、まえ……」
「ま、前は自分でやるから!」
何やら嫌な予感を感じた悠二、前だけは自分で洗うことにした。
(うぅ……従順すぎるのも考えものだ)
「それじゃ、ながすよ」
シャナはシャワーを手に、悠二の身体を駆け巡る。
俯せになっていたので、その時のシャナの悶々とした表情に、
悠二は気付かなかった。

風呂から上がり、
「じゃ、寝よっか」
「…………」
悶々としたシャナを一緒の布団に入れて、悠二はすぐに寝ようとする。
「ごしゅじんさま」
「なに?」
「きすして」
「ん?ふふ、いいよ」
変に意識することもなく、頬にキスをする。
「そうじゃなくて……もっと、いやらしく……」
「そんなキスは出来ないよ。ほら、明日早いんだし、もう寝るよ」
もじもじするシャナに気付かずに、悠二はさっさと目を閉じてしまった。
「……ちからのしょうひがはげしいから、つかいたくなかったんだけど」
「……へ?」
シャナが布団から出て目を閉じ、何かを詠唱する。
途端、奇怪な銀色の紋章が彼女を包んだ。
そしてその紋章の効果で彼女は――
「えっ!?どういうこと?」
――着ている給仕服ごと人間サイズになった。
「ご主人さま……私、お風呂でご主人さまの身体を洗いながら、
欲情しちゃったの。だから……」
悠二に覆いかぶさって、耳元で囁く。
「シャナ、ちょ、まずいよこれは、ちょ、ちょっと」
銀色の髪から漂ういい匂いに、悠二は今までと一変、
必死に理性と戦っている。
「ご主人さまも、永らく性の処理をしていないんでしょう?」
しどろもどろになる悠二を、優しくリードするシャナ。
悠二の肉棒を布越しに優しく撫でさする。
「せ、性処理はいいから、ほら、もう、もう寝よう、ね?」
正直限界だった悠二は、間違いを起こさないように
慌ててシャナを引き剥がすが、途中で胸に手が当たってしまった。
むにゅん
オリジナルにはない、生々しい肉の弾力が、悠二の手に返ってくる。
「私は貴方の妄想から出来た“燐子”だから……身体もご主人さま好みに
出来てるんだよ?」
艶やかな笑みを浮かべて、燐子は胸にある主人の手を包み込む。
「我慢しなくていいんだよ? 今まで溜まってたもの、ぜーんぶ
出しちゃおう……?」
銀色の瞳に射抜かれて、悠二はそのまま固まってしまった。
燐子は悠二に抱きついて身体を密着させ、耳を舐めしゃぶる。
498名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 00:30:45 ID:/wqRTlFw
「はぁ……あぁ……」
快楽に負けた悠二はもうそれを止められなかった。
「――――!」
吹っ切れた悠二は、自身の作った“燐子”に一心不乱にむしゃぶりつく。
「あぁ、いい……」
「すー、はー、すー、はー……」
シャナの身体をまさぐりながら、髪の匂いを嗅ぐ。
「あはっ!ご主人さま、すっかり興奮しちゃって……」
銀色のシャナは、悠二の陰部に手を当てるて、そこに自在式を刻み込んだ。
そして肉棒に手を伸ばし、軽く扱く。
「あぁっ!」
たったそれだけで、シャナの首筋にキスをしている悠二の肉棒から
精液が飛び出した。
「あ、あぁ……」
「ふふ、落ち着いた?」
「う、うん……」
「本番はこれからだよ?ご主人さまの身体に細工して、今夜は腰を
振り続ける限りずーっと止まらなくしたからね」
シャナはメイド服を着たままショーツを脱ぎ、上にかぶさる悠二に、
その欲望を吐き出す場所を教えた。
「ここに入れて、いっぱい腰振って」
「うん、分かった……」
導かれた場所を肉棒で貫くと、
「うぁあっ!」
すぐに射精が来てしまった。
「ご、ごめ……」
「ご主人さま、そのまま振ってみて」
謝罪の言葉を遮られた悠二は、言われたとおり腰を動かそうとしたみると、
「あぁ!ああぁっ、出る、どんどん出るっ!」
少しでも腰が動く度に尿道を精液が通過し、激しい快感に襲われる。
今まで感じたことのない大きな快感の波に溺れて、へろへろと
力が抜けてしまった。それに気付いたシャナが、悠二と繋がったまま
すぐに上になる。
「気持ちいいでしょ?入れてる間は無限に出るから、ゆっくり楽しんでね?」
「あっ、あっ、あああああああああ〜!」
上になった銀のシャナが腰をいやらしく振ると、その
リズムに合わせて射精感がこみあげくる。
「ほら、ほら、ほらほらほらほらほら!あっはっはっはっは!
はっはっはっはっはっは!」
「……ぁ……ぁぁ……あひゃ……あぁ……」
もはや抵抗することも忘れた悠二は、気が狂いそうな快感に身を任せていった。
結局悠二は、明け方まで出し続けてしまい、気付いた頃には“燐子”は
汁だらけのメロンパンに戻っていた。

499名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 00:32:34 ID:/wqRTlFw
次の日の昼食
佐藤「今日は池が生徒会の集まりでいないから六人か」
田中「オガちゃんも試合でいないから五人だぞ」
吉田「坂井くん大丈夫ですか……?」
坂井「いたた……零時までの辛抱だな」
シャナ「もう。既に存在が弱くなってるわよ。何やってるの?」
坂井「ご、ごめん……(まずい、昨日燐子に腰を打ち付けまくった思い出が)」
佐藤「おい、何赤くなってんだ?」
吉田「ど、どういうことですか坂井くん!?」
シャナ「わ、私何もしてない!そうだよね悠二?」
坂井「う……うん。(確かにシャナは何もしてないけど僕はナニをっ……て
僕は何を言ってるんだろうね?)」
田中「はっはっは。どっちも選ばずに一人エッチとはこの平和主義者め」
シャナ「ひとりえっち?一美、ひとりえっちって何?」
吉田「そ、そそそそそれは」
佐藤「坂井に教えてもらえよ二人とも」
坂井「ははは、、止してくれよ」
吉田「そ、そうですね……私も坂井くんに教えてほしいです」
シャナ「だめ!よくわかんないけどだめ!」
吉田「だめじゃない!坂井くんだっていつも私のおっぱいをいやらしい
目つきで見てくれてるもん!ほら!ほら!」
むにゅむにゅ
坂井「ちょ、ちょっと吉田さん(なんだこの胸は昨日のシャナの
比じゃないぞ)」
シャナ「うぅ〜……こうなったらどっちが悠二に相応しいか、
保健室で勝負よ!」
吉田「負けない」
シャナ「私だって」

佐藤「坂井……この幸せ野郎!」
坂井「うわぁあああ!逃げろー!」

500名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 00:35:27 ID:/wqRTlFw
終わりです
隠れててごめんね
みんなもどんどん投げればいいと思います。
501名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 01:07:16 ID:59zR6wUU
(;´Д`)ハァハァ
GJ!
502名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 01:44:25 ID:fwFmAnM9
悠二の逃亡スキルがどんどん上がっていくなw
銀シャナ一発キャラにしてはもったいないくらい可愛かったと思うのは俺だけ?
503名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 03:06:15 ID:nhbQOJTv
ゴミ乙
504名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 07:11:17 ID:ONVPPB/n
GJ!
たまらんのう、と言うかホントにこれ一発キャラじゃ惜しいっすな。
しかも燐子として作り上げる過程で妄想通りに、と言うならさらなる変動も盛り込めるし。

ドミノたんに続く当スレの新萌えキャラがまた一人、かも。
505名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 10:48:09 ID:jh9S2QcO
GJ!!
いいね銀シャナ可愛いw
萌えるなこういうの


ただちょいと気になったから指摘します
どうもシャナの口調が子供っぽいんですよね

例えば
>「ち、違う!私あんなことしてないもん!」

もう少しシャナらしい口調だったら
「ち、違う! 私があんなことするわけないわよ!」
こんな感じにしたほうが、良いかと思いました
506名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 12:50:55 ID:5tyDtlAv
銀シャナもヴィルも燃えと思いますw

「悠二、このメロンパンはなぜ汁だらけ?味も変になる。」

「…もうしでありますが」
「宮刑執行」
507名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 13:12:46 ID:BUO28qMJ
悠二の属性「ロリ、巨乳、メイド」か。
マニアックだなw
508名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 14:14:49 ID:LIqY1rC2
ロリっていうよりシャナが好きなんじゃね?
509名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 15:24:48 ID:lJgO8khv
銀シャナって、なんか銀シャリみたいだな。
37さんGJ!
510名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 18:46:12 ID:ecJO+F1D
GJ!!
511名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 18:55:48 ID:GrRdFgYr
ヴィルたん不足
512名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 00:12:59 ID:Jsbrhx5I
やっと戻った(っД`。)

GJ!!
51337 ◆IqtS6VgEC2 :2006/12/13(水) 00:33:03 ID:ttqq9SXr
銀のシャナ、当初は「しゃなたん」を書きたかったんですが、
アニメを見ていないので彼女がどういう経緯で縮んだのか
よく分からなかったので、悠二の“燐子”という設定にしました。
設定上ヴィルヘルミナがこれを作ったら髪と瞳は桜色になるのです。
メリヒムが作った「しゃなたん」は最強にゴージャスなんです。

現在これとは関係なくヴィルヘルミナ作成中
514名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 01:00:48 ID:IwZMwcxa
>>513
期待してます^^
515名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 01:19:20 ID:HNLdDpy1
アニメのシャナたんは原因も無くミニマム。
マンガのシャナたんは最初から猫ミニマム。
個人的にはマンガ版のシャナたんが好み。だって裸に夜笠一丁なんだぜ?
516名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 08:25:30 ID:P0E5faFa
しかもニーソだけ履いてるしな

P190の四コマ目なんかあんな格好で胡座かいてる(*´Д`)ハァハァ
517名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 19:12:01 ID:ep54H/Gd
保管庫にはいくつかあるみたいなんだけどド外道なシャナ 陵辱モノ
ってのはここは投下していいモノなんですか?
51837 ◆IqtS6VgEC2 :2006/12/13(水) 19:45:58 ID:ttqq9SXr
>>517
回覧注意を明記すれば、いいんでないかい?

つうわけで投げます。
519名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 19:47:21 ID:ttqq9SXr
ここは、この世のから隔離、隠蔽された空間、どんな優れた自在師も
発見することのできない、異界『秘匿の聖室』。
そこでは日夜、新たなる『炎髪灼眼の討ち手』を育てるため、
この世の理から外れた四人が、一人の少女に日々英才教育を施していた。
「今日はどこを手当てするのでありますか」
無感情を装った優しい声に聞かれ、少女は悔しそうに答える。
「右の太股」
今日のシロとの勝負で打たれた場所を、給仕服を着た女性に見せる。
こうして立っていられるのはまだ良い方で、ひどい時には
天道宮のどこかで倒れていることもあるのだ。
「やはり鎧は動きが鈍るのであります」
他にも怪我がないか調べながら、ヴィルヘルミナは少女にアドバイスをする。
「ちょっと試してみただけ。明日からは普通の服で戦う」
少女は答えながら、明日のシロとの一戦を頭の中でシミュレートする。
「……確かに、太股以外は無傷のようでありますな。」
「うん、強烈な足払いだった。打点を外したんだけど、
鎧の中身が持たなかった」
最後のアサルトブーツを脱ぎながら、少女はぷーっと顔を膨らませる。
「明日もっと機能性の高い服を調達してくるのであります」
ヴィルヘルミナはこの可愛い少女に、秋葉原でチャイナドレスを
買ってやることを決意した。

少女が就寝前の『火繰りの行』を始めたので、現在彼女を中心に動いている
天道宮の一日も終わり。
ヴィルヘルミナは、天道宮の中に自力で増築したバーで、
久しぶりにワインでもと思い立って、そこに行くことにした。
(確か冷蔵庫にチーズがあったはずであります)
至福の一時を愉しもうとヴィルヘルミナがバーの扉を開けると、
「ぐー……」
そこには先客が眠っていた。わけあって『炎髪灼眼』の英才教育に携わっている
“紅世の王”『虹の翼』メリヒムである。そのメリヒムが、
バーのカウンターに突っ伏して、一升瓶を片手に寝息を立てていた。
「熟睡状態」
「可愛いのであります」
普段は見せない傲慢な剣士の失態に、ヴィルヘルミナは顔を綻ばせる。
食事によって“存在の力”を補給できるようになった彼はしばしばここに来て、
人間の姿に戻って呑んだくれているのであった。
(どうやらここが気に入ったようでありますな)

520名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 19:51:10 ID:ttqq9SXr
得意になりながらグラスを用意していると、
「……マティルダ・サントメール、愛しい女……」
想い人の口から、聞きたくない言葉が漏れてきた。
自分の愛する者が心を奪われているのは、自分ではない。
その事実を改めて突き付けられるような言葉に、つい向きになって
「ただの酔っ払いの寝言」に反論してしまう。
「マティルダはアラストールを愛しているのであります」
「すー……すー……」
当然、返事はない。さらに続ける。
「数百年前に振られたくせに、いつまでも女々しい奴なのであります」
「団栗背比」
「うるさいのであります」
ヘッドドレスの相棒を殴り付けたあと、カウンターでつぶれている
メリヒムを持ち上げる。
「全く……その女々しさを、い、戒めてやるのであります」
そのまま彼をバーの隣にある自室に連れ込み、ベッドに寝かせて服を脱がせる。
「こ……これはお仕置きなのであります。決して変な意味はないのであります」
あたふたしながら、必死で自分に言い聞かせる。
「強姦未遂」
「し、静かにするのであります!」
ヘッドドレスを外して遠くにやり、そのまま自分も全裸になる。
「で、では覚悟するのであります」
メリヒムに覆いかぶさってバードキスをする。真面目な彼女の持ちうる最大限の
性知識はこの程度のものであった。
(ど……どうしよう……)
これ以上先に進めない。これより先の知識は、数百年前に
本で読んだことしかない。男の身体をこんな近くで見るのも、初めてである。
「で、でも、やるしかないのであります」
眠っているメリヒムの肉棒を、そっと握り、手を上下させる。
「むぅ……おかしいのであります。確かにこれでよかったはず」
一物が全く反応しない。他にもあれやこれやと試してみるが、
やはり依然として立つ気配はない。
(うぅ……やはり私は受け入れられないのでありますか……?)
陰茎をいじりながら悲観的になっていると、
「ん……、うん?」
急にメリヒムが目を覚ました。
「…………」
「こ、これは違うのであります決して襲っていたのではなく
そうあれあの何ていうかそう!罰なのであります!」
寝呆け眼で自分を見つめるメリヒムに、ヴィルヘルミナは意味の分からない
一人合点の弁解をする。
「私の親友のことをいつまでも引きずり続ける、その女々しさを戒めてひゃああん!」
521名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 19:54:03 ID:ttqq9SXr
そんな弁解を続けていたら、急にメリヒムに抱きしめられた。
「負けた方が、勝った方の言うことを聞く……確かに、
俺が出した条件だったな……」
何かを勘違いしている酔っ払いは、いつのまにかヴィルヘルミナを
押し倒す形になっている。
「ひ、人違いで、ありま「ふふふ……、まさかこれがお前の望みだったとはな。
やっと俺の愛に気付いたか。まったく……どこまでも鈍いやつめ」
メリヒムは満足そうにヴィルヘルミナの頭を撫でながら、耳元で囁く。
「あ……、あ……」
いきなりの急展開とこれからする初めての経験に、ヴィルヘルミナは
すっかり怖気づいてしまった。
「どうした、震えているのか?……心配するな、戦闘時のように乱暴にはしない。
お前はただ、俺の愛を感じていればいい……」
いつもの彼からは考えられないほど、優しく抱きしめられ、唇を奪われる。
「――!」
先刻のバードキスとは比べものにならない快感が、
メリヒムの舌を通して伝わってくる。
「ん、んん、ちゅっ、ちゅ、くちゅ、くちゅっ」
すっかりなすがままにされてしまった。メリヒムに抱かれ、
舌を貪られたままぴくりとも動けない。そんな状況なのに、
ヴィルヘルミナは興奮している自分に気付く。
(メリヒム……勃起しているのであります)
下腹部のあたりから、メリヒムのモノが膨らんでいることを知り、
嬉しいような、悲しいような気分になる。
(でも、こいつはマティルダのことを想っ――!)
突如、抱きしめる力が強くなった。キスも、ただ優しいだけのものから
ねっとりとした情熱的なものに変わる。
「ん、ん――!」
ものの数秒で、ヴィルヘルミナはそのキスに耐え切れずに
絶頂に達してしまった。
「ふん、少しは思い知ったか……まだまだこんなものではないぞ」
唇を放したメリヒムは、悪態をつきながら、しかし嬉しそうに愛撫を再開する。
「しかし、この程度で達してしまうとは、先が思いやられるな……」
ヴィルヘルミナの秘部をいじりながら、耳たぶ、首筋、さらにその下……と
キスの雨を降らせていく。
「んっ、ん、んんっ、あっ……」
「声を出してもいいんだぞ」
鳴き声を必死で我慢するヴィルヘルミナの乳首の周りを、
メリヒムは焦らすように舐める。
「ん、ぁっ、ぁっ、あぁっ……」
乳首の周りを、円を描くように焦れったくねぶられ、
自然と声が大きくなった所で、
「よし、それでいい」
メリヒムは乳首に吸い付いた。
522名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 19:56:55 ID:ttqq9SXr
「あぁっ、ああああ!あああああ!」
同時に秘部を這い回る指の動きも、強くいやらしくなって、
ヴィルヘルミナの絶頂を促した。
「あぁ!だめっ、とんぢゃぅ、おかしくなっちゃぅのであぁあぁあぁ〜!」
語尾を言い終える前におかしくなっちゃったヴィルヘルミナは、
恍惚の表情で身体を仰け反らせる。
「――はあっ!はぁっ、はぁ、はぁ……」
「はっはっは……そんなに気持ちいいのか。
どうだ?あの紅世の魔神には、こんなことは出来まい」
そう言ってメリヒムは、今度は十分に濡れそぼった女陰に
自身の欲棒をあてがい、それを突き刺した。
「あああっ!」
今まで感じたことのない種類の痛みに、ヴィルヘルミナは思わず声を漏らす。
「始めはゆっくり動くからな」
「く、くっ、ぁあああ!
あっ、あっ、気持ち、いいっ!」
日々戦いに明け暮れていたフレイムヘイズである彼女は、並の痛みでは動じない
痛みはすぐに快感へと変わった。
「では、ここからが本番だ」
メリヒムもそれに気付いて腰の動きを早める。
「あっ、ああっ、メリヒム、あっ、愛して、いるので、あっ、
あります、ああっ……」
「何も言わなくていい……、すぐに、俺無しでは
生きていけないような、身体に、してやるから、なっ……!」
会話も億劫になった二人は、一つになるために、ただひたすら腰を、
欲望を、打ち付けあう。

「そ、そろそろ限界だ」
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」
「はぁ、はぁ……行くぞ」
言ってメリヒムは、腰の動きをさらに激しくする。
「ああっ、あっ、ああ!あっ!ああっ!あああ!」
「くっ、だ、出すぞっ!」「ヴィルヘルミナ!大丈夫!?」
「うぁぁあっ!?」
突如表われた少女のドロップキックで、メリヒムは空中に
吹っ飛ばされながら射精するという荒技をするはめになった。
精液が、ヴィルヘルミナと少女両方に、大量にかかる。
「ヴィルヘルミナの叫び声が聞こえたから、何だろうと思って来てみたら
……ヴィルヘルミナ!しっかりして!」
少女はそれも気にせずに、ヴィルヘルミナを揺さぶり、意識を確かめる。
「…………」
しかし恍惚の表情でぼーっとするだけのヴィルヘルミナ。
少女はその傍らで酔いが覚めて混乱している白骨を睨み付ける。
523名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 20:00:05 ID:ttqq9SXr
「シロ!ヴィルヘルミナは普通の人間なんだから、いじめちゃダメでしょ!」
(なにっ、ヴィルヘルミナだと?ではさっきまで俺が抱いていたのは……!?)
咄嗟に白骨に戻ったメリヒムは、コミカルな動きで少女に謝ってみせた。
「もうっ、今日は絶対にシロに勝ってやるんだから!」
ぷりぷりと怒りながら、少女は部屋から出ていった。

「……済まない。酔っていたとはいえ」
傲慢な剣士は、白骨から戻って自分の狼藉を詫びた。
「そんなことはいいのであります。それより……」
「ん?」
「貴様無しでは生きていけないような身体にされたのであります」
「なっ!、そ、それは!」
確かにそれを言った覚えがある。今更になってメリヒムは
自分の泥酔ぶりを後悔した。
「責任を取るのであります」
「いや、それはだな、言葉のあやという奴で」
「…………」
「分かった!分かったから泣くな!」
紅世であろうと何であろうと、男が女の涙に弱いのは変わらないらしい。
「ふふ、今日のあの子の鍛練が済んだ後、この部屋で待っているのであります」
けろっと泣き止んだヴィルヘルミナは、給仕服を着ると、恋する乙女の表情で
朝食の準備に出ていった。
「あれは、ヴィルヘルミナだったのか……くそっ、何を考えているんだ俺は」
一人取り残されたメリヒムは、さっきまでの一戦を思い出して、一人複雑な気分になる。
「俺は、誘惑には負けんぞ……!」

「――っは!」
少女は、自分の身の丈ほどの棒を振り回している。
「ふふ、今日という今日は絶対やっつけてやるんだから」
まだダウンも奪ったことのない相手を思って、少女は一人闘争心を燃やす。
そんな少女の頭上に見える空は、今日も快晴。
『贄殿遮那のフレイムヘイズ』誕生まで、あと一週間――
524名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 20:03:03 ID:ttqq9SXr
おしまいです。これからX巻につづくんだよ的なノリで書いてみました。
ヴィルヘルミナはやっぱり受けですね、ええ。
525名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 20:08:11 ID:wxlGQu2V
リアルタイムで乙。
やっぱりヴィルは受けでMがいい。
526名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 21:45:01 ID:YQDx1gif
527名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 21:47:28 ID:QIg69IU3
お前らの妄想を晒し上げ

キモいすれだwwwwwwwww
528名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 22:05:40 ID:D1Hsn398
これはいい汁ですね。
37さんGJっす
529名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 22:23:01 ID:Q8FXPPF8
気持ちすごくいいなぁ
ヴィルの初夜最高だ(;´Д`)ハァハァ

「私の愛の為に可能な限り、ヴィルヘルミナに絶頂を教えて」
「…なんでぇ!?」
530名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 22:38:04 ID:IwZMwcxa
脳内で骨を自分に置き換えてみました
勃起しました^^
531名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 01:06:05 ID:cwJFAXQV
メリヒムの空中射精がツボにハマッタ!GJ!! 
532名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 03:25:46 ID:hAVOQ4EC
お前らきめえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
533名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 11:26:42 ID:DbrRtfCt
すごくイイ!!
534名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 16:21:17 ID:4d3dJTku
GJ!
535名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 20:38:56 ID:zyr72zRC
誰か空中射精させてくれ〜
536神楽スキー:2006/12/14(木) 22:42:26 ID:rjcoS5qE
投下します

※ 注意 シャナ陵辱 BADエンドかどうかはまだ未定です
537神楽スキー:2006/12/14(木) 22:45:21 ID:rjcoS5qE
――――なに・・・・? コイツ――――

どぎついピンク色の炎が支える封絶の中、シャナは灼眼を戸惑いの色に染め、目前の紅世(ぐせ)の徒(ともがら)を向き合っていた。

「コラ、ごっつう可愛らしい討滅の道具でんな」

気配からして王ではない。そして近年のほとんどの徒は人の形を取る。
しかし徒の多くは人と紅世の徒間の美的観念が近いこともあって、美女美青年と言った美形の類の姿を取る。
しかし、その徒は一見してよく言えば肥満体、悪く言えばブサイクと言っていい容姿に体型をしており、何の意味があるのか怪しげな方言まで使っている。

「お見受けしたところ、天壌の業火はんの契約者。炎髪灼眼の討ち手でんな? お初にお目に掛かります」
「・・・・ええ、そうよ」

容姿というだけではない。舐めるようにこちらの全身を見つめる視線にシャナは嫌悪を隠せない。

(油断するなシャナ・・・・)
「・・・・解ってる」

首に下げた神器コキュートスからのアラストールの忠告に短く答え大太刀 贄殿紗那を握る手に力を込める。

「私から言いたいことは一つよ。この世界から大人しく去り紅世に戻るなら良し。そうでないならば双方の世界のバランスを守るためお前を討つ!」

灼眼を煌めかせ、炎髪を燃えあがらせながらシャナは徒に向け鋭くいい放った。

「ええですよ」
「・・・・は?」

あっさりと返ってきた意外な返事にシャナは呆気にとられたように目の前で太った腹をぼりぼりと面倒くさげに掻く徒を見つめた。

「わいは別にこの世界に執着なんておまへんねん。人も喰った事らあらしまへんしね」
「・・・・本気なの?」

不真面目な徒の態度に苛立ちを感じながらもシャナは油断無く構える。
もし男の言葉が事実でこのまま紅世に返るというなら討滅する意味はない。しかしこれまで出会った徒の多くは自ままに生きる事を貫き討たれていったのに・・・・

「ホンマ、ホンマ・・・・けど代わりと言ってはなんやけど・・・・」

ひょいっと好色げな瞳をシャナの方に向けニヤニヤと笑う。

「炎髪灼眼はん。わいに一晩つきあってもらえまへん?」
(な・・・・っ!?)

男のあまりの提案にアラストールは絶句する。

(ふ、ふざけるな! 貴様いったいどういうつもりだ!)
「なんや、アラストールはん、別にあんたには言うとらんがな、うちはその可愛らしい契約者はんに言うとんのや」

激昂して喚き散らすアラストールを意にも介さずにその徒は飄々とした態度を崩さない。

「つき合う・・・・? 何につき合うというの?」

当のシャナはというとさっぱり理解していなかった。

「なんや、見た目えっらい幼いフレイムヘイズや思うとたけどそんな事もし知らへんのかい。アラストールはんもきちんと教えとかなあかんよ」
(ぐ・・・・き、貴様に言われる筋合いはない!)

コキュートスから紅蓮の炎を吹き出さんばかりに猛り狂うアラストールへ向けてシャナは純粋な疑問をぶつける。
538神楽スキー:2006/12/14(木) 22:46:41 ID:rjcoS5qE
「ねえ、アラストール。一晩つき合うって何?」
(い、いや・・・・そ、それはだな・・・・)

シャナの純粋な眼差しと疑問に追いつめられるアラストールを眺め、クックックと忍び笑いを漏らしながら徒がシャナに向かって言葉を放った。

「それはなお嬢ちゃん。お嬢ちゃんの可愛い身体を一晩わいの好きにさせてもらうゆうこっちゃ。まあぶっちゃけエッチなことをさせてもらうんやな」

男の言葉にしばしきょとんとしていたシャナが灼眼や炎髪もかくやと言うほどに顔を真っ赤にして喚き出す。

「ふ、ふ、ふざけないで! 誰がそんなこと!!」
「なんやそない怒らんでもええやんか。嬢ちゃんが知らんいうから教えてあげたゆうのに・・・・」
「うるさい! うるさい!! うるさい!!!」

地団だ踏まんばかりに怒り狂うシャナが贄殿紗那を女の敵に向けて突きつけ吼える。

「そんな条件なんて飲まない! 飲んでやる必要もない! お前が大人しく帰るなら良し、断るなら・・・・」
「断るなら・・・・?」

ニヤニヤニヤ笑う男に向けて怒りに燃えさかる灼眼を向け、シャナは堂々と宣言する。

「・・・・お前を討つ!」
「ま、ええやろ・・・・」

スッと落ち着きを取り戻した殺気混じりのシャナの視線を何処吹く風と男は肩を竦める。
天罰狂いの魔神、紅世の真正の魔神・・・・アラストールの力もあるが炎髪灼眼の討ち手の名に違わず、この強大な討ち手に対抗する術は並の徒にはない。
それなのに相手の奇妙な自信に警戒を抱きながらもシャナに退却はない。

「そういや、自己紹介がまだでしたな。わいはコズフール。真名は淫魔っていうねん」
「天壌の業火 アラストールのフレイムヘイズ 炎髪灼眼の討ち手 名前はシャナ」

相手の真名の意味など気にもとめようとせずにシャナは贄殿紗那を構えそのままつっこもうとして・・・・膝から崩れ落ちた。

「・・・・え?」
「なんや・・・・ようやく効いてきたんかいな。えろう時間掛かったな。ま、さすが炎髪灼眼いうところかいな」

地面に突き立てた贄殿紗那にすがり、力の入らない足腰にシャナが戸惑う。
しかも、こんな時に声をかけてくるはずのアラストールの声が聞こえない、こちらからの呼びかけにも応えない。

「ああ、無理無理。わいの封絶は特別製でな。夜淫の寝具ちゅう宝具を中心に展開するんやけど、その効果は・・・・あんさんの方がようわかっとるかな?」
「な、なんです・・・・って?」

贄殿紗那を杖代わりにして震える足で立ち上がろうとするシャナ。以前戦った愛染の姉弟のピニオンの様な特殊な自在式だろうか? いつの間にか吐息が荒く乱れ、身体が奇妙に熱い。
これは、いつもの戦闘の際の燃え上がるような昂揚感では断じてない。

「はぁ・・・・はぁ・・・・い、いったい・・・・こ、これって・・・・くっ」

体の芯から焦がされるような未知の熱感。
腰の奥深くから脈打つような熱い疼きが沸き上がり足腰に力が入らない。

「フレイムヘイズにしろ徒にしろ、女にしか効果がないけどな。ま、エッチな気分にする自在法ちゅうこっちゃ。」
「な・・・・な、なんてふざけた術・・・・あっ!」

何という自在法に捕らえられたのだろうか? いや自在法と呼ぶもおこがましいふざけた術。
シャナはそんな卑劣な罠に掛かってしまった自分に無性に腹が立ち、苛立つが現に身体には力が入らず炎すら顕現する事もできない。

「ほんまほんま、ま、時間も掛かるは、限定厳しいけどな。わいの趣味にはぴったりの力ちゅうわけや」
「こ・・・・この・・・・く、来る・・・・な」

ゆっくりと刀を杖代わりにようやく立っているだけのシャナの前に立ち、その太った手で少女の顎を掴み仰がせる。そんな徒をシャナの灼眼が睨み据えた。
539神楽スキー:2006/12/14(木) 22:47:36 ID:rjcoS5qE
「ええ目や・・・・ゾクゾクするわ。わいわなこっちの世界になんて興味ないんや」

身体の奥から沸き上がる熱感に僅かに揺らぐ灼眼を覗き込み太った徒が愉快そうに笑う。

「わいわな。お嬢ちゃんみたいな可愛い討ち手やら小生意気な徒や高慢ちきな王やら、まあそういう女を捕まえてねじ伏せて、屈服させるんが好きでこっちの世界におるんや」
「くっ・・・・あっ・・・・さ、最低な・・・・あっ・・・・奴ね・・・・」

気丈に言い返し、睨み据えるも既にシャナの全身を駆けめぐる鮮烈な感覚は止まることを知らず、力を奪い、意思をくじき、脳を痺れさせる。

「あはは・・・・よう言われるわ。さ、そないな物騒なモノ離しちまいな」
「こ、この・・・・あっ!」

そのまま力の入らない小柄な身体をあっさりと横抱きにされる。
その細い指から離れた贄殿紗那が甲高い音を立てて地面に落ち転がった。

「う〜ん、ちっこい身体やなぁ。えろう軽いし」
「あっ、くっ!は、離せ・・・・っ」

力の入らない身体を捩り、必死に足をばたつかせて腕の中から逃れようとするが・・・・

ズクン・・・・

「ああうっ!」

その僅かな動きがもたらす衣擦れさえ、身体の奥から甘美な痺れを響かせる。

「安心せえな、なにも命までとらへん。言うたやろ? その美味しそうな身体を一晩自由にさせてくれたらええねん」

迸る疼きに堪りかね男の服の胸元をきつく握り締める。
自分を罠に嵌めた憎き敵の腕の中で、細身の体をさらに縮めて喘ぐしかない炎髪の少女を眺め男が愉快そうに笑った。

「だ、誰が・・・・うっ・・・・お、お前・・・・なんかに・・・・あぐっ!」

必死で嫌悪の声を張り上げるが、徒から感じる存在するはずのない生活臭。わざとそうしているのだろう。
汗臭く、男臭い臭気。むさ苦しいまでの肉のもたらす熱気・・・・本来なら何処までも不快なはずのソレさえ怪しげな術で狂わされたシャナの肉体を熱く焦がす。

「あっ・・・・くっ・・・・こ、こんな・・・・事・・・・」
「強情な子やな・・・・ま、その方がわいも燃えるちゅうもんや」

醜い男に横抱きにされたまま何処と知れず連れ去られる小柄な少女
僅かな動きさえ命取りになる為、きつく目を閉じると憎き敵の胸に縋るようにしがみつく。悔しいがこの感覚が収まるまで今は耐えて機を待つしかない。

「ほら・・・・着いたで」

シャナの熱く燃える身体を抱きかかえ、徒はやがて封絶の中心で足を止めた。
そこに置かれているのは無駄な程に豪華で、場違いなほどに絢爛な天蓋付きのベッドだった。
陽炎に揺らぐ封絶の中でそのキングサイズのベッドだけがはっきりと存在感を示している。

「ま、まさか・・・・はぁ・・・・こ、これが・・・・うっ!」

霞の掛かった灼眼をそれに向け、荒い息を付きながら炎髪の少女が喘ぐように呟いた。
既に淫らの熱は幼いシャナの身体の全身に回り、熱く漏れる艶やかな吐息が少女の身体を焦がす感覚の激しさを物語っている。

「そや、これが夜淫の寝具。タンダリオンはんの作やで」
「な・・・・んですって・・・・探眈・・・・究求の・・・・?あっ・・・・くっ」

ズクン・・・・
封絶の中心。宝具に近づいた影響なのだろう。
意識に浮かんだ僅かな疑問さえ、激しくなる腰の奥の疼きに遮られシャナは堪えきれないように目を閉じて首を激しく振った。
その細い首の動きに合わせ、腰まで伸びる炎髪が左右に揺れ、紅蓮の火の粉を僅かに周囲に散らした。
540神楽スキー:2006/12/14(木) 22:48:58 ID:rjcoS5qE
「ほな・・・・楽にしてあげるさかいな」

ポスン
小柄な身体をスプリングの効いたベッドが軽い音を立てて受け止める。
既に少女には抵抗する力もなく、息も絶え絶えにベッドの上で身を捩り、白いシーツの上に炎髪が鮮やかに広がって、美しい真紅の花を咲かせた。

「はぁ・・・・あぁ・・・・い、いや・・・・よ」

性的な知識などシャナにはほとんど無い。
しかし少女の本能が男の行為に穢される自分を察知し、恐怖と嫌悪に必死にベッドの上を後ずさる。しかしそれは蜘蛛の巣に捕らえられた蝶の様な儚い足掻きに過ぎない。

「ほら、怖がる事なんて無い。今から天国見せたげるさかいな」
「だ、誰・・・・がっ!」

ベッドに上がり、近づいてくる男に噛みつくように吼えるシャナの目前に、太い人差し指が突きつけられた。その先端にどぎついピンク色の炎が灯る。

「わいわな・・・・戦闘用の自在法ゆうんはてんであかん。けどその代わりちゅうか、こういう小細工はとくいなんや」

灼眼が鏡のように映すピンク色の光・・・・知らずシャナの紅蓮の瞳はそれに惹き付けられていた。
指がゆっくりと左右に揺れ、つられるように灼眼がその中心にピンクの光を映したまま左右に動く・・・・。

「はぁ・・・・はぁ・・・・こ、小細工って・・・・」
『気にすることあらへんで・・・・肩の力抜いて楽になり・・・・』

振り子のように振られる指の動きが大きくなり、頭の中に反響するように男の言葉が脳に浸透してゆく。
強張っていた体から緩やかに力が抜けてゆき、硬さがとれ、動きが緩慢になっていった。

「はぁ・・・・はぁ・・・・ら、楽に・・・・」
『せや・・・・身体が熱いやろ? 苦しいやろ? 切ないんやろ?』

催眠術の様なちゃちな術ではないが人の意思をねじ曲げてまで操るような強力な術ではない。
ただ抵抗とか反抗とか羞恥とか・・・・そう言った心の防壁や枷を緩め取り払う自在法。今の状態のシャナには致命的とさえいえる類の術。

「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・」

いつしか霞んだ瞳でぼんやりとベッドの上に両手をつき座り込むシャナ。
ベッドに上がってきた男の腕に引き寄せられ、足の間にぺたりと両足をつけ座らされた。

「あ・・・・」
「これ炎髪ゆうんかい。ほんま綺麗な髪やな」

普段の気の強さが想像も出来ない気怠げな表情で、脂肪の塊の様な気味の悪い腹に力なく背中を預ける。
男はそんなシャナの炎髪を一束掬うと片手で弄びながら、背後から髪の中に顔を埋め、少女の香りを楽しむかの様に鼻を鳴らす。

「はぁ・・・・やめ・・・・っ。・・・・うくっ・・・・」

男の腕に細い肩を抱きすくめられ、小さく身を震わせそれでも拒絶の言葉を弱々しく呟く
しかし、初めて体感する興奮した男の身体が発する熱気。初めて嗅ぐ咽せるような男の体臭。それらさえ脳を痺れさせ、術に掛かった意識に霞が掛かってゆく。

「まだ抵抗できるんかいな。・・・・大人しゅうしときな・・・・ほら気持ちええやろ?」
「あああぁっ!」

耳元で囁かれ、細い首筋に口づけられると堪らず高い鳴き声を上げて喉を反らした。滑るように白い肌の上を這うおぞましい唇の感触に身を戦慄かせて媚熱に紅潮した顔を背ける。

「ほら・・・・脱ぎ脱ぎしような」
「はぁ・・・・う・・・・ん・・・・」

男の手がそっとシャナのフレイムヘイズとしての漆黒の戦闘衣 夜笠にかかる。
熱に浮かされたような表情で、潤んだ灼眼がぼんやりとその様を見つめるが、為すがままといった感じでゆっくりと脱がされていった
541神楽スキー:2006/12/14(木) 22:50:28 ID:rjcoS5qE
「おほ、女子高生の制服かいな。ほんまシャナはんはわいの好みジャストミートちゅう感じやな」
「はぁ・・・・はぁ・・・・?」

夜笠の下から現れた御崎高校の冬服姿に手を叩いて喜ばんばかりの男。その様を理解できないシャナは、虚ろな瞳でそれを眺めていたが、不意に胸から沸き上がった感覚に不意に小さく身を反らす。

「はっ・・・・んっ・・・・」

脇の下を通った男の手が、少女の胸に回されその手の平にまだ薄い胸の膨らみをすっぽりと収めていた。

「小さいし、まだ芯も抜け取らん硬い胸やな。けどこれはこれで感慨深いわ。」
「こ・・・・の・・・・っ・・・・やめ・・・・はっ、くっ」

制服の上からゆっくりと円を描くように掌に収めた胸の膨らみをこね回してゆく。

「ふふふ・・・・それにしてもわいら徒を怖れさせた炎髪灼眼の討ち手ゆうんもこうなってしまうと可愛いもんやな」

シャナの小さな胸を服の上から丹念に責め立て感触を楽しみながら、少女の柔らかな耳たぶを甘噛みしながら感慨深げに呟いた。

「ふぁ・・・・っ」

耳が弱いのだろう。耳たぶを優しく噛まれ、吐息を耳穴に吹き込まれて甘く鳴く少女の姿に薄く笑う。
王どころか徒の中でも弱い方に属する自分があの天壌の業火のフレイムヘイズを良いように弄ぶと言う暗い情念が満たされ驚くほどに興奮してしまう。

シュルリ・・・・

胸元のリボンを解き、制服をたくし上げる。
白いお腹、お臍、そして坂井 千草に買いそろえてもらった純白のブラまでが露わになった。

「眼福眼福・・・・ほな、そろそろ炎髪灼眼はんの唇を味合わせてもらおうかいな?」

左胸をブラごとゆっくりこね回しながら、空いた手をシャナの顎にかけ、仰がせる。

「・・・・?」

焦点の失われ霞んだ灼眼に映る男の顔が近づいてくる。
抵抗も忘れそれをぼんやりと眺めていたシャナの脳裏に不意に坂井 千草の言葉が蘇った。

――――シャナちゃん口と口でするキスというのはね――――

過分に千草の偏見というか、強すぎる貞操観念の入った言葉。
しかしシャナにとってアラストールやヴィルヘルミナと同じか下手をすればそれ以上の信頼を寄せる千草の言葉。

「い、いやっ!!」

瞳に力が戻り、それまでの無抵抗が嘘のように男の唇から逃れるようと必死に首を横に背ける。
力なく身を捩り、虚をつかれた男の手を逃れると、乱れた制服もそのままに両手と両膝をベッドの上につき、荒い息を吐く。

「なんやなんや・・・・?」
「き、キスは・・・・キスは・・・・だめ」

辛うじて腕の中から逃れたモノの未だ術中にある少女の身体は逃亡さえ出来ない。
そのまま崩れ落ちるように両手をベッドにつき俯くと、力なく首を左右に振った。

――――私の傍に立たせたいのは、ずっとともに居ると誓いたいのは――――

一人の少年の困ったような笑顔が脳裏に浮かんで消える。

「ふぅ〜ん、キスはあかんのか・・・・」
542神楽スキー:2006/12/14(木) 22:53:26 ID:rjcoS5qE
驚いたように、そんなシャナの方を見ていた男の顔がすぐに笑みの形にゆがむ。
どのみちこの可愛らしい獲物は自分から逃れられない。ならここで無理を通してリスクを高める必要はないだろう。

ツツゥ・・・・

「あ・・・・う・・・・」

制服を捲り上げられ剥き出しの無防備な背中を男の人差し指が走り、堪らず高く鳴いた。

「気持ちようなっとったらええのに・・・・・」
「やっ・・・・め・・・・はっ・・・・」

両肘を男の手に掴まれると小さな背中の上に被さり唇が押しつけた。
唾液の跡を残し背中を這い上ってゆく男の舌の感触に身体が小刻みに震え、身体が反り返ってゆく。
抵抗が出来ない。嫌悪が薄れていく。嫌なのに、こんな奴に触れられて気持ち悪いはずなのに・・・・霞んだ心が燃え上がれない。

「ま、でもしゃあないな。シャナちゃんが嫌やゆうんならな・・・・ほら、逃げたらあかんよ」

ベッドに両手両膝をつき、這ってでも逃れようと前に進むシャナの背中にのし掛かる。
背中がだぶついた脂肪と密着し、男の肉の重みがシャナの細い両腕にズシリと掛かった。その小さな手に男は手を重ね、指の間を握る。

「可愛い手やな・・・・こんな小さい手であんな大太刀握っとったんかいな・・・・」

獣背位の体勢でシャナの体を背後から完全に拘束した男が炎髪から覗く耳朶に唇を寄せて囁く。無言で男から顔を背けるシャナはお尻の方に奇妙な違和感を感じた。

――――な、なにか・・・・お、お尻に当たって・・・・る?――――

逃れようと足掻きながらぼんやりと意識の端で思う。
背中に感じる男の重量と淫卑な熱感。シャナの細い腰に押しつけられた剥き出しの醜い尻。盛んに硬く熱い欲望の肉塊がスカートの布越しにさえその存在を主張していた。

「わかるかいな? 炎髪灼眼はんをいっぱい愛したいって、わいの息子が元気いっぱいや」

グイグイっと汚い尻を押しつけてくる。その硬いモノがなんなのか性の知識に乏しいシャナには解らない。
ただそれでもシャナの身体は女性の本能としてその存在を察知し、狂わされた情欲が、さらに身体の奥を熱く疼かせ、内なる芯を燃え上がらせる。

「む、息子・・・・? あ、愛す・・・・る?」
「せやで・・・・可愛い討ち手のお嬢ちゃん。あはは・・・・なんやまるでワンちゃんの交尾みたいやな」

調子に乗った男は獣背位の姿勢のまま、ヘコヘコと盛りのついた犬のように腰を振り、制服のスカート越しに欲望の肉根をシャナのお尻にぶつけ続けた。

「このっ・・・・やっ・・・・く、くう・・・・」

――――炎髪を掻き分けて、うなじに口づけられると背筋が痺れる。
お尻に当たるなんか熱くて硬いのに、腰の奥が変な気分になってきて・・・・――――

「わ、わたし・・・・も、もうな、何が・・・・なんだか・・・・あ、あぁ・・・・」

力なく首を振った。思考が纏まらない。意思が奮い立たない。無意識のレベルにまで昇華していたフレイムヘイズとしての使命さえ霞の彼方に隠れてしまって見る事が出来ない。

「ええでええで、せやキスの代わりゆうたらあれやけど・・・・シャナはんにええもんあげるわ」
「はぁ・・・・はぁ・・・・え?」

嫌らしい笑みを顔に貼り付けシャナの耳元に唇を寄せて囁くと、小さな顎を掴んで正面を向かせる。
だぶついた脂肪の塊がグネグネと変形し一本の肉色の触手を生み出した。グネリと蠢いたそれがシャナの死角から近づく。

「・・・・・・・・」

潤んだ灼眼が背後の男の歪んだ笑顔を見る。
心理に働きかける自在法が反抗する意思を薄れさせ、疑問は抱けてもそれが警戒にまで昇華しない。肉の触手がそんなシャナの不意をつき、その桜色の唇の中に滑り込んだ。
543神楽スキー:2006/12/14(木) 22:55:55 ID:rjcoS5qE
「んっ、ううんん〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
「シュドナイはんほど自在とは行かんけど触手の一本もだせんで淫魔の真名はもらえんわな」

喉の奥を肉触手の先端で小突かれ声にならない苦鳴を上げるシャナに、男はなにが楽しいのか大笑いする。
触手は可憐な唇を貫き、この行為が何を意味するのかはシャナには解らない。それでも本能的な恐怖と嫌悪に首を振って触手から逃れようと足掻くが深々と咥え込まされ吐き出すことも出来ない。

「なんや・・・・こっちもあかんてか。我が儘な子やなぁ」

この期に及んでも抵抗できるシャナの意思の強さに舌を巻きながら、男は美しくも凛々しい少女の唇を犯した喜びに身を震わせた。

「ん・・・・ぐぅ・・・・」

――――な、何コレ? 気持ち・・・・悪い――――

ゆっくりと口内で蠢き始める触手。
奇妙な熱と弾力を持つ肉塊に口内を犯され、喉奥を突かれ、汚され、気持ち悪さに吐き気がこみ上げるが口を塞がれてソレすらままならない。

「ああ、気持ちええわ。たまらへん。口の中気持ちよすぎやでシャナはん」

肉触手には感覚があるのだろう。男が興奮に吐息を荒げ、欲情した声でシャナの背後で呻く。
俄かに蘇ってくる恥辱と屈辱。忌々しさに口内にある触手に歯を立てようとするが強靱な弾力を持つ触手はかみ切る事は愚か、歯を立てる事さえ出来ない。

「うははは、こそばゆいやん。まったく元気な子やな。」
「ん・・・・くっ・・・・んん・・・・」

それどころかソレさえ男は快楽とし、唾液に濡れた肉触手は蠢きながらシャナの唇から抜き差しを繰り返す。男の手と重なる両手が男の指ごと白いシーツを握り締めた。

「わいはもう堪らんわ・・・・あんさん可愛過ぎや。」

唇からは濡れた唾音とくぐもった声が漏れる。
欲情した自らの分身をシャナの小ぶりな尻にぶつけるように男は腰を振り続けた。四つ這いの姿勢で唇を触手で貫かれ悶える少女。その背に被さり剥き出しの尻を振る男。
豪華煌びやかなベッドの上の光景だからこそ、それはあまりに淫卑で背徳的な図であった。

「出る・・・・出るで・・・・い、いっぱい・・・・いっぱい注いであげるさかい。飲んでや・・・・飲むんやで・・・・」

上擦った男の言葉の意味はまるで理解できない。しかし口内で太さを増す触手と共に訪れる破滅の予感。

「おおうっ!!」

ドクン!!

背後の男の気味の悪い呻き声。ブルリと震える体。重ねられた手が強く握られる。
口内になにか灼熱の粘塊が解き放たれ、同時に背中と尻にも何かがぶちまけられた。
衝撃に腰が跳ね上がり、背中を背後の男の胸に強く打ちつける。仰け反ったシャナの喉の奥の粘膜にビチャリと気持ちの悪く、熱く、臭く、粘ついた何かが着弾した。

ドクン・・・・!!ドクン・・・・!!ドクン・・・・!!

――――な、何なの・・・・コレ? あ、熱・・・い。それに凄い・・・・匂い――――

一度ではすまない。立て続けに口内に送り込まれるソレは触手自身によって喉を栓されてしまっているシャナに吐き出す術もなく。

「んん・・・・ぐうう・・・・んんんん〜〜〜〜〜っ!!」

シャナの尻に強く押しつけられた男の腰も断続的に痙攣し、背中と制服のスカートを白濁を断続的にぶちまけながら汚してゆく。

――――粘・・・・ついて・・・・あ、味も・・・・へ、変――――

身体を喉を震わせながら食道へ、胃へ、その体内へ無理矢理注ぎ込まれてゆく。
喉が胃が灼けるように熱い。粘つく液体が喉に絡んで気持ちが悪い。その正体も意味もわからないままシャナは、白濁に濡れた背を震わせながらそのおぞましい液体を体内へと浴び続けた。
544神楽スキー:2006/12/14(木) 22:57:19 ID:rjcoS5qE
「んんんんん〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」

そして浅ましく淫らな術に開花させられた身体はその衝撃さえ快楽に転換し、シャナを絶望の淵へと立て続けに突き落としていったのだった。

「ふぅ〜、あ、あんま気持ちええから触手だけやなくてこっちからも射精(でて)もうた。スカートべとべとや」

ズルリ・・・・

情けなげな言葉とともに唇を触手に引き抜かれ、唇の端からドロリと嚥下し切れなかった白濁が零れ落ちキスさえ知らない少女の唇を汚す。ようやく口を開放されシャナは口元を抑え激しく咽込んだ。

「ゲホッ! ゲホッ!! はぁ・・・・こ・・・・このっ!」

得体の知れない気持ちの悪いものを無理矢理飲まされた。
その怒りに催眠の自在法から覚醒したシャナが燃える様な灼眼を取り戻し、自分の背中にいまだ脱力してもたれ掛かっている男を涙目で睨み据える。

「わ、私にな、何を飲ませたの?」

また怪しげな効果のある薬か何かだろうか?
徒の腕を振り払う力は未だ戻らないものの白濁に汚れる唇を乱れた制服の裾で乱暴に拭い、精の混じった唾液を吐き棄てた。

「ほんまもうちょい男女の営みいうもんを勉強した方がええな灼眼の嬢ちゃんは・・・・」

射精と言う行為はおろかフェラチオ、ましてや触手プレイなどと言う言葉さえ知らず、ただ純粋な怒りを叩きつけてくる少女に男は薄ら笑いを浮かべる。

「ええか? 灼眼のお嬢ちゃんが飲んだんはわいのおチンチンから出たおツユや」
「お、オチンチン?」

おチンチン、ペニス、男性器・・・天道宮での教育にはさすがに人間の部位への教育は含まれる。しかしそれはあくまでシャナの中では排尿に使われる男性の肉体的器官。

「お、お前!ま、まさか私ににょ、尿を飲ませたの?」
「はぁ?」

怒りと恥辱に猛り狂い、淫熱に浮かされ自由の利かないはずの身体で暴れようと足掻く少女に男はあきれ返る。

「あははは、最高やシャナはん。最高のボケや! ええでええで、これからたっぷり何も知らんあんさんに一からエロイことを教えてあげるさかいな」

<続く>
545名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 23:21:12 ID:zyr72zRC
GJ!
だが、変な関西弁使うな
関西の人間への侮辱かい
もっと勉強せぇや

まぁ、それ以外の所はGJや

まぁ、あえて言うなら、悠仁は何処だぐらいじゃ

まぁ、ホンマにえぇ仕事しとるわ
ほな
546名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 23:35:22 ID:hAVOQ4EC
お前ら本当にきもいな
547名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 00:24:33 ID:c3by/6Jl
>>546
お前も暇な奴だなぁ
548名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 02:33:15 ID:7w/W8+Dp
ウハー 神楽スキー さんキターーーー
GJです。
549名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 17:58:00 ID:HnvojIPz
('A`)オリキャラか
550名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 19:44:48 ID:2ixoNt1+
GJ続きキボンヌ

>>549
レイパーに原作キャラ出したらそれはそれで反感喰いそうだが・・・・
551名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 20:01:05 ID:0qn75otw
黒悠二ならいいんだけどね
やっぱりレイプ物は苦手だなあ
552名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 20:47:55 ID:y0HolXv9
きもさ晒しあげ
553名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 21:16:02 ID:VhBoOKvE
DJ!!
554名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 02:28:44 ID:ROsBfdwY
ウルリクムミ×シャナ
レイプもの
「ようじょきたこれえええええ」

「はいらないいいいいい」
おわり
555名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 02:47:00 ID:ROsBfdwY
終わりです。
次はもっと長いのを書きます
556神楽スキー:2006/12/16(土) 11:20:30 ID:+in2bljl
続きを書いていたら余計に外道になってしまったんだけど
触手スレかレイプスレに投下して誘導した方がいいのだろうか?
557名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 11:49:15 ID:Ym4UfzwT
txt.用のうpロダにうpして
ここにURL貼ればいいんじゃないかな

そうすりゃ鬼畜苦手な人はみないで済むし
558名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 17:51:31 ID:zcdKFBDe
>>557
それが無難かもね

個人的にはどんと来いだけどね
楽しみにしてます
559名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 18:06:37 ID:PSi9OVWz
ここでいいんじゃね
読みたくない人はスルーすればいいし
それが出来なきゃ、そいつはただのガキってことだろ
56037 ◆IqtS6VgEC2 :2006/12/17(日) 03:29:35 ID:CMD4GP+Q
中世の時代設定わからん……
でも待ってて
頑張るから
561名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 18:23:26 ID:1eS/FXvU
 
562名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 19:11:07 ID:zRN+l0ut
陵辱今まで平気だったんだけどな。シャナだとダメの感じになるのはなんでだ
563名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 20:27:39 ID:PnjXoAIb
それが愛
564名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 21:38:55 ID:G3+d6cA9
それが愛撫
565名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 01:53:08 ID:lCKQZyYx
>>519
>>520
>>521
>>522
>>523
ミナ用ボップアップ
56637 ◆IqtS6VgEC2 :2006/12/18(月) 03:20:17 ID:ltdcqqsw
投下させていただきます。
前回のちょっとした続きです。
567名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 03:21:10 ID:ltdcqqsw
時は近世。
まだ封絶も発明されていないこの時代、フレイムヘイズと徒は、
のちに「大戦」と喚ばれる史実に残らない戦争を繰り広げていた。
所は「とむらいの鐘」の本拠地、ブロッケン要塞。
「小夜啼鳥」争奪戦に勝った彼らは、彼らの目的「壮挙」にまた一つ
近づいたということで、ひとときの勝利の祝杯をあげていた。
「ところでえええ、『虹の翼』はどうしたああ?」
「め、メリヒム殿は、何やら用事があるとかで、部屋にこもっておられます」
おどおどした牛骨が言い終えると、鉄巨人は不機嫌な様子で腕組みをする。
「まったくううう、このめでたい席だというのにいいい」
「そう言うな。今日はあいつの念願が叶った日みたいだからな」
鈍色の竜が、彼の怒りをやんわりと制した。
「う〜ん、何だか間違っている気がしますけどね」

「はっはっは……」
美女の顔を中心に抱いた花の一言に、鈍色の竜は反論できなかった。
568名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 03:23:10 ID:ltdcqqsw
「んっ……」
メリヒムの部屋では、一人の人質が、メリヒムからの愛撫を受けていた。
「はぁぁ……」
紅蓮の髪と瞳をもつ女は、その体を抱かれ、耳を弄ばれている。
「ふふふ……すぐに俺の虜にしてやるからな」
「私が負けるなんて……思わなかった」
うっとりした表情で返す女に、メリヒムは満足気に耳元で囁く。
「実力は五分だった。ただ、俺の愛のほうが強かっただけさ」
どうして「炎髪灼眼の討ち手」がこんな所にいるかというと、
二人は「勝ったほうの言うことを聞く」という約束を交わしていて、
マティルダはその約束通り、“メリヒムのもの”となってしまったのである。
「愛……愛してるなら、帰してよ」
「断る。どうしてもと言うなら、俺に勝ってみろ」
言って乳首を舌先で転がし始める。戦いしか知らないマティルダの体は、
その刺激に耐えられず、びくんびくんと震える。
「あっ、あっ、あぅ」
「そうだ。それでいい」
「うぅ〜……」
快感が、乳首から下腹部へと伝わり、秘部がじんわりと熱くなる。
「可愛いな……普段の威勢の良さはどこへいった?」
乳首を舌で責めながら、秘部を指で気持ち良くしてやる。
「ああっ、あん……」
マティルダの秘部は既にびしょびしょで、いつでも
受け入れられるようになっていた。
「そろそろ……いいか?」
マティルダは真っ赤な顔で頷く。メリヒムは彼女の足の間に腰を落として、肉棒を押し当てる。
そしてマティルダの細い腰を両手で掴み、猛ったペニスを押し込んでいく。
それは始めは痛いが、だんだんと快感に代わってゆく。
「んんんっ、す、凄いなこれは……」
腰を振りながら、その締まり具合に驚く。少しでも身を任せたら
達してしまいそうだった。
「あっ、あっ、やめないで、もっと速くっ」
の期待に答えて腰のスピードを早めたのがいけなかったのか、
「うあっ、あああっ!」
マティルダの膣内に、耐え切れずに白濁を出してしまった。
快感がペニスを中心に広がっていき、その感覚に陶然となる。
569名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 03:24:41 ID:ltdcqqsw
「あれ……何でやめちゃうの?」
ぽーっとした顔でマティルダに尋ねられて、メリヒムはばつが悪そうに答える。
「わ、悪かった。先に達してしまった俺の負けだ……」
「ん……私の勝ち……これで皆の所に帰れるのね」
しゅんとするメリヒムと、どこか不満げなマティルダ。
しばらく沈黙が続いたが、先にマティルダが口を開いた。
「じゃあ……もとの場所に戻る前に、とりあえず今は満足させて頂戴?」

傍らで休んでいるメリヒムに跨る。
「ま、待て、一日に出る量は限られアーッ!」
第二ラウンドが、始まった。

「と、これが私がマティルダから聞いた体験談であります」
「ふ、ふぇぇ……シロのえっち……」
子供の作り方を最近知ったシャナは、かつての尊敬する師の体験談に、
正座したまま顔全体を真っ赤にさせる。
「ぬぬぬぬ……戻ってくる迄の二日間、一体何をしていたんだ!」
「四十八手のどれが一番気持ちいいか、
調べていたそうであります」
「うああああああああああああ!」
アラストールの脳裏に、松葉崩しやら理非知らずやらが
走馬灯のようによぎって、危うくダメになりそうになる。
「それでは今日の“炎髪灼眼の討ち手”の話はこれで終わりなのであります」
「なんだか、身体が熱いよぅ」
持て余す方法を知らず、身体をもじもじさせるシャナ。
「今日は少し刺激が強すぎたようでありますな。それではまた明日」
何食わぬ顔で、部屋から出る。
そして自分の部屋に戻ったヴィルヘルミナは、すぐに自身の疼きを
押さえる作業を始める。
「あっ……天道宮での最後の一週間を、思い出してしまったのであります」
鍵を閉めながら、秘部に手を伸ばす。
(四十八手は、私も試したなんて……言えないのであります)
既にとろけているそこを指で掻き混ぜて、快楽に耽った。
(七人に別れたメリヒムに、交互に犯されて……)
そのときの光景を思い出して、指の動きが自然と早くなる。そのたびに、
気持ち良さがヴィルヘルミナを徹底的にダメにしていく。
(早漏気味なメリヒムが、我慢して腰を振っているときの表情が……あぁ……)
頭がぼーっとしてくる。エッチな蜜が太ももを伝わって、床に落ちてきた。
「あっ、あっ、メリヒム……我慢しないで、出すのであります……」
真っ白になったヴィルヘルミナは、ドアにもたれかかったまま、
すっと眠りに堕ちていった。
570名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 03:27:32 ID:ltdcqqsw
終わりです。
続きはありません。

571名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 03:44:20 ID:4CkYUrN2
いつもGJです。
どうもありがとうございました!
572名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 16:36:35 ID:1MLZuV1w
GJ!!素晴らしい
573名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 19:25:08 ID:U4fuvoI/
>>570
エロスよりもむしろ吹いた
GJJJJ!!
57437 ◆IqtS6VgEC2 :2006/12/18(月) 21:34:26 ID:ltdcqqsw
過去編がよくわからない人は、X巻と]巻を読めばいいと思います。
特にヴィルヘルミナを見る目が変わります。
シャナが初めて倒した“紅世の王”は、とにかくスゲーやつです。
過去編で自分が一番好きなキャラです。
575名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 21:48:25 ID:jzSIFaZ0
何故突拍子もなくそんなこと言うんだ?

というか五巻、十巻を読んでない輩なんて
某所の住人にはいないぜ?
576名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 22:13:23 ID:v/BVP48f
>(七人に別れたメリヒムに、交互に犯されて……)

この発想は無かったww
577名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 22:58:08 ID:ltdcqqsw
>>575
アニメしか知らない人とかいたし、あんまり
常識を前提にするのもどうかと思いまして。

>>576
マティルダは「騎士団」で対抗して(ry
578名無しさん@ピンキー:2006/12/18(月) 22:59:18 ID:ltdcqqsw
>>575
アニメしか知らない人とかいたし、あんまり
常識を前提にするのもどうかと思いまして。

>>576
マティルダは「騎士団」で対抗して(ry
579名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 03:49:13 ID:CnMd4s+L
定期あげ
580名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 23:50:41 ID:GX8J/FfE
ハァ━━;´Д`━━ン!!!
581名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 08:21:25 ID:Pu+5Mx4D
なんというクソスレ・・・
これは間違いなくゴミクズ以下
582神楽スキー:2006/12/20(水) 20:44:19 ID:MM8ENat3
さて続き書き上がったはいいが予告どおり素晴らしく外道になってしまった
アップローダ検索してみたのだがこういう18禁系のSSアップしていい
アップローダが使ったこと無いので良くわからない。
どなたか教えてもらえないだろうか?
583名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 22:03:19 ID:OKbjFT/3
Q&Aはここ!エロパロ板総合質問スレッド4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1162716785/

こちらで聞いたほうがよろしいかと
584名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 22:09:31 ID:MPyOGGCU
シロはそんなにエロかった(早漏)だったのか
37GJ!
585名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 01:31:59 ID:aMKv4SSi
a
586名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 02:52:58 ID:mzH1OXQ7
(*´д`)ハァハァ
587名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 16:37:02 ID:/TyvNbwu
ttp://vipperup.orz.hm/uploader/src/viup27262.mp3.html
パスはvip

おしかりCDのパロディー。伊藤静。需要無視
588名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 23:41:57 ID:3VWJ4Zjg
>>587
ありがとうw
589名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 01:40:36 ID:+QzPznLN
定期さげ
590名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 20:42:58 ID:7MXYMUrt
過疎っとるな

誰もいない見たいだし、
ミニスカサンタコスのシャナとヘカテーと3Pしてきますね
591名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 22:31:01 ID:q5YuZOOe
>>590
お前それシュドナイカと変態な仲間達だぜ
592名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 01:07:06 ID:rMn7OUh5
この隙にミナをいただいて行きますね
593名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 01:26:54 ID:dlNTzw1Y
では千草さんの処女をいただいていきます
594名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 01:27:01 ID:ekkUI29X
残念、それは痩せ牛だ
595名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 03:52:09 ID:uhiCvK/7
田中×緒方
シュドナイ×田中
マティルダ×田中
意外になくね?
596名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 10:19:05 ID:Ob79eWNW
いや、そこは
平井さん×トーチだろ
597名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 12:29:43 ID:5onuzu14
598名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 15:01:21 ID:psOz5mtb
痩せ牛ならむしろ貰いたいと思っている黒猫がいまs(ドシュ
599名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 17:47:26 ID:uhiCvK/7
黒猫さんはツンデレ度合いではシャナよりすごいよね
600名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 18:16:48 ID:NHtX0gfu
あれにデレはない気がする
601名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 18:35:26 ID:uhiCvK/7
「原因はあなた。古文に手を付けていないあなたを何とかして
間に合わせようという涼宮ハルヒの願いがこの世界を作った」
う〜ん、頑張ってくれるのは嬉しいのだがこれはちょっとやりすぎだろ。
「時間の流れは現代と同じだから、あと9時間以内に元の世界に帰らないと、
ここにいた全てが無駄になる。急いで。」
情感のこもっていないように見える瞳が俺を初めてとらえる。
「ハルヒがどこにいるのか分かるか」
ハードカバーに再び意識を移した長門は、
今の俺にとって衝撃の事実をさらっと口にした。
「藤壺」
言葉が出ない。いくら設定とはいえハルヒが俺の親父の愛人というのは許せない。
「……どうしたの?」
怪訝な表情を見せる長門。自分からは見えないが、俺は今
すごい表情をしているのだろう。
「いや何でもない。髪の長いお前もいいもんだなと思ってな。ありがとな」
とりあえず誤魔化して、早々と部屋を出る。
「……うわきもの」
長門の声が、聞こえた気がした。


「ハルヒ……」
改変された記憶のせいで、俺の脳みそがよからぬことを考えだしたようだ。
「くそっ、なんで藤壺の宮がハルヒなんだ」
よりによってハルヒに恋愛感情を抱くとは。
悪態をつきながら、ダンジョンみたいに入り組んだ宮中を歩く。
大丈夫だ。元の世界に戻ったらこのふざけた記憶も消えてくれるはずさ。
そう願いながら勢い良く藤壺の上の御局へ入る。
まるでハルヒが文芸部のドアを蹴っ飛ばすように。
「ハルヒ!」
威勢よく飛び込んだら、部屋にいる女房が、一人を除いて全員逃げ出した。
この時代の女性は、顔を見られることは裸を見られることと同義なのである。
唯一逃げ出さなかった女は、顔を隠しながら叫びだした。
「こらーっ!あんたここは男性立入禁止でしょうが!」
髪が異様に長くて黄色いカチューシャもつけていないが、この声は間違いない。
「ハルヒ、これで明日の古文と数学はばっちりだ、ありがとな」
「何言ってんの?ハルヒって誰よ!」
ハルヒは俺から逃げようとするが、
十二単なんかを着ているせいでうまく動けていない。
俺は顔を隠すハルヒの腕を取る。
「ちょ……、ちょっ、やめな、さい……よ……」
ちくしょう、かわいい。
真っ赤になって弱々しく抵抗するハルヒに、俺は例によって強引に口付けた。

キスの時に閉じた目を開けると、俺は勉強机に座っていて、
いつのまにか枕にしていた国語の教科書には、涎の水溜まりができていた。
602名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 18:41:24 ID:hw7ixUrI
誤爆?
603名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 18:43:32 ID:uhiCvK/7
>>602
ごめんね。後でなんか書くからごめんね。
604名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 21:45:09 ID:WYCU/c5h
久しぶりにニコルとルーを書いてくれる人が現れたお!!( ^ω^)
605名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 21:45:17 ID:SkCsHGkd
>>600
デレの定義を言ってみそ
606名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 22:04:46 ID:34E6n7MS
>>600
キープセイクを100万回読み返せ
607名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 11:07:00 ID:bDvwUrp9
クリスマスは黒猫が牛骨に乗ってプレゼントを配りにやってくる日です
608名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 13:04:15 ID:zauRm+XZ
騎乗位か
609名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 13:05:45 ID:H68a97+5
 
61037 ◆IqtS6VgEC2 :2006/12/24(日) 15:50:17 ID:bOz3jkYu
>>603です。
投下させていただきます。
611名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 15:51:07 ID:bOz3jkYu
『寒い日は、みんなで』

「それじゃ、行ってくるよ、シャナ」
「……うん」
シャナの顔には、昨日一晩中泣き腫らした跡がある。
冬休み前、クリスマスイブに悠二とデートの約束をする吉田を
不思議に思ったシャナは、その意図をつい最近知ってしまって、
昨晩悠二と大バトル&大泣きをしたのである。
「シャナちゃん、今年のクリスマスは、私と一緒にお出かけしましょ?」
偉大なる主婦は、恋に敗れてしまった少女への
応急処置を、きちんと用意していた。
「……うん、ありがとう千草。来年は私も頑張る」
千草の粋な計らいに、シャナはすぐに元気を取り戻した。

佐藤宅。
「勝手にイルミネーション付けてんじゃないわよ鬱陶しい」
「はは……すいません。今日だけなんで」
初対面のマージョリーにいきなり謝る池。
しかしイルミネーションの設置は止まらない。
「いいじゃないれすかー。たまには俺たちだって
飲みたくらるときがあるんれすよ」
「ケーサク、アンタちょっと飲んでるわね?」
(ヒヒヒ!たまにゃーいいじゃねぇかマージョリー。
クリスマスイブをこんな日にした日本人が悪いのさ!)
マージョリーにしか聞こえない声でゲタゲタと笑うマルコシアス。
イブにデートする相手のいない二人は、
佐藤家のバーで自棄酒をしようという約束をしていたのだ。

御崎市の公園
「……どうする」
「……どうしよう」
「まだ早い気がするんだけどなぁ」
「でも私たちの仲って、結構古いよね」
田中と緒方の二人は、イブの夜の一大イベントについての会議をしていた。
「まだ手すらまともに握れないからなぁ」
「……田中はそういうコト、したくないの?」
緒方は田中の肩にもたれる。
「いや、したくないわけじゃ」
こんなときに経験値が少ない者は、狼狽えることしか出来ない。
「じゃ、やろうよ」
「ま……待て。せめてホテルに行くまでに、その……キスまでは済ませよう」
いつにない積極的な緒方に、田中はただ戸惑うばかりであった。

市街地。
「皆クリスマス一色だね。日本っていつからキリスト教になったの?」
シャナが、外国人みたいな疑問を口にした。
「う〜ん、雰囲気を楽しんでるだけなのよ。別にキリストの誕生日だとか、
そんな意味は込めてないの。」
612名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 15:52:58 ID:bOz3jkYu
「変なの。何で好きな人と過ごすんだろ。
ヴィルヘルミナは、クリスマスは普通家族と過ごすものって
言ってたのに……あれは何?」
シャナが、賑わっているところを指差した。
「あれは……ホテル街よ」
「好きな人と一緒にいるのに、もう昼間から寝ちゃうの?」
何とも際どい質問だが、千草は軽くいなす。
「そうねぇ……そういうデートもあるけど、シャナちゃんはもっと
大人になってからね」
「じゃあ……悠二は大人なの?」
顔をしかめながら言うシャナ。不思議に思って千草も聞き返す。
「どうして?」
「あの中に悠二がいる」
“炎髪灼眼の討ち手”としての彼女は、ホテル街から感じる
大きな「存在の力」を見逃さなかった。
「悠ちゃんはまだ子供だから……連れ戻しに行きましょ」
千草は、シャナの手を引いて、ホテル街にダッシュした。

とあるラブホテル前。

「ほ、本当にいいんだね……?」
「はい、もう、約束した頃から、決めてましたから」
悠二と吉田が、揃ってゆでだこになってホテルの前にいた。
「それじゃ、行こっか」
「……はっ、はいっ!」
悠二に手を取られ、ホテルへと踏み出す。
あと
三歩
二歩
一歩
「ゆーーじーー!」
というところで、悠二の初体験は延期となった。
「うわわわわわ!シャナ!」
「シャ、しゃしゃシャナちゃん!?」
二人とも、突然の来訪者に驚く。
「ホテルで寝るのは、大人のデートだからダメだって千草が言ってた!」
よい子の模範みたいな笑顔で、シャナは悠二に伝えた。
「あは、あはははそうだねはははは」
「シャナちゃん速いわねぇ……。どうして悠ちゃんの居場所がわかったの?」
息を切らして千草がやってきた。もう既に悠二は白くなっている。
「こういうことは、悠ちゃんが
ちゃんと責任取れるようになってからにしないとダメよ?」
添加物50パーセントの穏やかな笑みを吉田に送る。
言われた吉田は、素直に謝った。
「ごっ、ごめんなさい!」
「分かればいいの。若いと溺れて歯止めが効かなくなっちゃうからね」
あくまでスマイルは絶やさない。
その表情から恐怖を感じ取ることの出来ないシャナが、無邪気に質問する。
「好きな人と寝るのは、歯止めがきかなくなるの?」
「そう、悠ちゃんはエッチだから、歯止めがきかないの」
千草とシャナは、くすくすと笑いながら、
更に白く堅くなった悠二を見た。
613名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 15:54:59 ID:bOz3jkYu
「これから、どうしましょう……」
まだ頬に朱が注している吉田が、困りながら言う。
「それなら考えがある。ついてきて!」
シャナが、白くなった悠二を持ち上げて、どしどしと歩きだした。

また佐藤宅。
汁「うぅう〜、メリヒムが〜、いないのであります〜……」

緒方「なんで、なんでたなかはこんなにおくてなんれしゅかー!?」

田中「ぐー、ぐー……」

佐藤「あれれれれ?おがちゃんまだごにょごにょしてないのー?」
緒方「ごにょごにょしてないのー!」
「あちゃ〜……」
マージョリーが、頭に手を当てて、「やってしまった」のポーズをとる。
(ヒッヒッヒッヒ!やっぱ聖夜は明るくしねーとな!)
「皆元気だな。あんまりハメ外し過ぎるなよ」
「唯一まともなやつがいて良かったわ」
「どうも僕は酒に強いようで」
池は佐藤と飲んだ量は代わらないが、こっちはまだ酔っていない。とそこに
佐藤家の古いタイプの呼び鈴が鳴った。
「はひー?いまいきますー」
「僕も行くよ。一人じゃふらふらだろう」

二人で玄関に出ると、
吉田「こ、こんにちは」
シャナ「佐藤の家でクリスマスパーティーやってるって、一度誘われたから、覚えてたの」
坂井「僕達も、入れるかな?」
千草「お邪魔しちゃっていいですか?」
「あー、あー、いいれすよー」
佐藤は何もないところでつまづいて、千草の胸の中に倒れこんだ。
「ああっ、千草さんいけません!こんなとこ息子さんに見られたらぁぁぁ!」
「うふ、すっかり出来上がってるわねぇ」
「はぁ〜……」
悠二は、頭に手をやりながら、こんな酔っ払いにはなるまいと堅く誓った。

数時間後
「ほれほれほれ〜、つんつんつ〜ん」
ソファの上。
べろんべろんな悠二が、吉田の胸をつっついた。
「ひゃっ!どうしたの坂井君!」
しらふの彼女は、その代わりぶりに驚く。
「ふえ〜ん!ふたりのはなしがむずかしくて、ついていけないよ〜」
今度は池が、吉田の胸に飛びこんだ。
「ひええ!池くんまで!」
吉田がカウンターに目をやると、
佐藤とシャナを胸に抱いた千草とマージョリーが何やら話していた。
田中と緒方、ヴィルヘルミナは既に別室で休んでいる。
「池!吉田さんを独り占めするなよ!」
「いいじゃないかたまには僕だって!」
吉田の胸の前では、二人の男が自分を取り合っていた。
(これが……坂井君の気持ち)
感覚を共有できたことに、うれしくもあり、悲しくもあるのだった。
614名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 15:56:49 ID:bOz3jkYu
「吉田さん……」
気付いたら、池が耳元にいる。
「なっ、なななな何でしょう!?」
何も言わずに抱き締めてくる。
「吉田さん」
反対側では悠二が、吉田を抱き締めた。
「あわわわわわ……な、何ですか?」
「「どっちをとるの?」」
「ふえ〜ん……」
心優しい彼女には、酷な質問だった。

突然バーのドアが開く。
「こんばんは」
「あら、いい男」
シュドナイである。後ろにはネコミミと尻尾を付けたヘカテー。
「“千変”〜?何よあんた、ブチッ殺されに来たの?」
マージョリーが狂暴な表情を作った。それを千草が制する。
「違うみたいよ。そうでしょ?」
「あ、ああ。メリークリスマスだ」
その手には、上物のスパークリングワインが握られていた。

数時間後
「ぐすん……ひっく……」
ぐずる吉田の胸では、二人の男が眠っていた。
二人ともおっぱいを吸っている途中に力尽きた感じである。
二人の愛の言葉とおっぱい責めまんまん責めを一身に受けた吉田は、
身も心も疲れ果てていた。
そしてソファの下では
「みゃー」
「ふみぃー」
白いネコミミと尻尾を付けたミニスカサンタのシャナと、
ネコミミでセーラー服というなんともマニアックなヘカテーが、
何の目的かもわからないネコパンチの欧州をしていた。
「うにゅ!」
「にゃん!」
そして炎髪灼眼となったシャナが大太刀を抜き、ヘカテーがトライゴンを出したあたりで、
「ほ〜ら、シャナちゃん、仲良くしないとダメでしょ?」
「ふみぃ〜」
「ははは、どーもすいません」
「うにゅ〜」
すっかり意気投合したシュドナイと千草による止めが入った。

そしてまた来訪者。
「こんばんは」
琥珀色の風とともに、フィレスが舞い降りる。
「ヨーハン借りてくわよ」
吉田のおっぱいにすがりつく悠二を引き剥がして、何やら自在法を掛けると、
バーから出ていった。
「嵐みたいな人……」
なんて吉田が感慨に耽っていると、
「うにゅにゅ〜」
「にゃは〜」
新たなネコミミを持ったシャナとヘカテーが、
楽しそうな笑顔を浮かべて吉田ににじり寄って来ていた。
「ど、どうしたの二人とも!」
問答無用でネコミミと尻尾を据え付けられる。
「や、やめて〜!……うにゅぅ」
吉田猫の誕生である。

615名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 16:01:02 ID:bOz3jkYu
数時間後
「う〜ん。今日も爽やかなのでありま……!?」
ヴィルヘルミナの隣には、結合したまま眠る悠二×フィレス、田中×緒方の姿が。
「嫌な予感がするのであります!」
慌ててバーに行くと、そこには
「あ〜頭痛い〜、死ぬ〜今度こそ死ぬ〜」
偉大なる主婦に付き合って無理に飲みすぎたマージョリー。
「うっ、うっ……千草さん……」
何やらのっぴきならない理由で泣いているシュドナイ。頬には平手の跡がある。
「さ、後片付けしなくちゃ。ヴィルヘルミナさんもお願いね」
そして昨日ガンガン飲んでいたにも関わらずその形跡のない偉大なる主婦。
「ふ……ふぇぇ〜」
「にゃはは〜」
「にゃう〜」
そして猫シャナと猫吉田に
えっちないたずらをされ続けている猫ヘカテーの姿があった。
そして、ネコミミには小さな字で『我学の結晶』と書いてあった。
616名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 16:01:55 ID:bOz3jkYu
おしまいです。
クリスマスですね。
キリストの陰謀です。
617名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 16:02:38 ID:WhUmoewf
教授wwwwwwwwww
618名無しさん@ピンキー:2006/12/24(日) 23:25:32 ID:H68a97+5
          
619名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 04:01:21 ID:jltc0hde
37さんありがとうございました!
メリークリスマス

エロスレね…
小説投下よりこれで
ttp://wktk.vip2ch.com/vipper16969.jpg
620名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 10:54:49 ID:tVLMOMt0
あげ
621名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 12:15:36 ID:RFm+PQPf
>>619
俺にくれ!是非くれ!
622名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 12:56:27 ID:U2dAoOvY
これはなんとぐでぐでなクリスマスですなw
37さんありがと〜〜〜〜
623名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 17:16:22 ID:sxYDdnSy
>>619
汁すげえええええ!
ありがとうございます!
624名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 10:57:27 ID:bejkALEo
汁の生ぶらじゃあゲットォォォ!!
 ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   )
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡(
     ̄ ̄
    ズザーッ
625名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 15:58:42 ID:oJQ3qiRJ
626名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 18:30:49 ID:DUIM5ATT
>>624
汁はブラじゃなくてコルセットだろ
627名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 00:16:28 ID:w4haGMOa
ミナのエロ
628名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 22:14:59 ID:gKqNmIJ0
876たんはドクロちゃんも書いたことあるよね





いや俺は書かないよ
629名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 18:36:45 ID:hjwAjAfP
もうすぐ新年=振り袖=エロい
630名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 18:37:37 ID:hjwAjAfP
大晦日=甘酒でよっぱらうシャナ=エロい
631名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 18:40:53 ID:hjwAjAfP
お正月=姫初め=エロい
お正月=書き初め=筆プレイ
お正月=羽子板=罰ゲーム
お正月=双六=マスの命令に従う
結論
お正月=エロい
632名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 18:41:53 ID:ack9XfR+
エロ酔っ払いシャナが悠二を逆レイープ
姫納めで年を越し、姫初めで初日のでを迎える
633名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 03:58:26 ID:UW5TQUSm
ちーぐさー
ちーぐさー
たーっぷーりー
ちーぐさー

ちーぐさー
ちぐーさー
たーっぷり
ちぐーさーが
やーってくーる
634名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 15:19:27 ID:wGifMO2J
>>633
ポンジュース吹いた
635名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 16:30:06 ID:gyM9JPwO
>>632  姫初めは二日な


>>633 ちーぐさー
     ちーぐさー
     たーっぷり
     ちーぶさー♪ だろ
636名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 23:10:30 ID:+3atVAWv
ヴィルヘルミナが足りない
637名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 00:05:57 ID:fOOPR4y6
足りないな
638名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 00:16:06 ID:FEcxjv1w
足りない足りない言うのは誰だってできる
その溢れるリビドーを小ネタでもいいから文章化してみるのだ
639名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 01:36:04 ID:5uWMC0Zv
ミナたんが玄関からやってきた
どうする?

→行動
640名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 02:25:12 ID:7JuFmui8
あばばばばー
ミナたんびろーんってする
641名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 00:13:46 ID:RJpHod9i
そういえば去年はこのスレで年を越したような気がするなぁ
と久々に戻ってきたら誰もいねえ。
仕方ないので汁タンとそば食いにいきます
642名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 01:02:31 ID:ziIxsOzt
>>641
俺もいるぞ
643名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 01:58:37 ID:BdgqFF80
明けましておめでとう
結構前から書いてたSS、結局去年中に投下できなかった('A`)
14巻でる前には完成できるかな
644名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 04:46:14 ID:YYcXFP24
>>759
wiiってレベルじゃねーぞ
645名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 06:12:23 ID:XQAp7hBX
>643
マイペースにガンガレ( ´∀`)つ(#)
646619:2007/01/02(火) 00:05:49 ID:2MWg1WCn
小説を書くことが苦手からやはりこれ
ttp://wktk.vip2ch.com/vipper17468.jpg
姫様と姫始めよう

ここだけのスペシャルバージョンって…
ttp://wktk.vip2ch.com/vipper17469.jpg
64737 ◆IqtS6VgEC2 :2007/01/02(火) 02:40:57 ID:yNI0TL10
「わーっ!何やってんですかマージョリーさん!」
「なによー、一月二日は姫初めれしょー」
佐藤は新年早々、尊敬する女性の酒乱に付き合わされていた。
「ダメですって!脱いじゃダメですよ!」
佐藤は、眠りに就こうとベッドに寝転んだところを
泥酔したマージョリーに襲われたのである。
「いいじゃないのよー、アンタもたまには大活躍しなさいよー」
既にマージョリーは和服の上半身をはだけて、見事な
二つの柔肉をぷりんとはだけている。
「大活躍って……何ですかー!」
「何って……ナニよ!あんたも男ならナニで私をイかせてみなさいよー!」
いつもの尊敬する親分はどこへやら、今はただの酔っ払いである。
「イかせるって……俺、初めてなんすよ!?」
「嘘つきなさい!あんたみないないー男がねー。
この歳まで童貞なわけないじゃなーい」
マージョリーの誉めてるんだかなんだかわからない言葉に、
佐藤は不覚にも嬉しくなってしまう。
「まぁ、何だ。こんな美女に筆下ろしして貰えるのは幸せなことだと思わないか、
なぁ大将?」 マルコシアスはこの状況に笑い転げることを決めているので、
「清めの炎」を使わない。
「こんなべろべろ嫌だよ!助けてマルコ――!」
佐藤の抗議はマージョリーの唇に飲み込まれた。
「んっ、ちゅっ、くちゅ、ちゅ……」
初めての大人のベーゼの快感に、正直な佐藤の肉棒は勃起してしまった。
「うふ……嫌がってるように見えたけど、実は嬉しかったんじゃない」
マージョリーは勝ち誇ったようなニヤニヤ顔で佐藤の肉棒を扱きあげる。
酔っ払いと言えども完璧な美女の手に弄ばれて、
佐藤の肉棒はすぐに最大になってしまった。
「ほ、本当にいいんですか?」
「いーのよ。早くあたしをイかせてちょうだい」
マージョリーは佐藤を中に迎え入れると、ゆっくり腰を動かした。
「あっ……大きさも丁度良いわね……!」
「うぁっ、すごい……きもちい……」
腰のスピードがだんだんと早まる。初めてということと、
最高の美女が相手ということで、佐藤は二分も持たずに限界が来てしまった。
「ああぁっ!もう出る!出ます!だめですって!」
佐藤は中出しを避けるためマージョリーを除けようと手を伸ばすが、
「あっ、あっ、あっ……何?おっぱい触りたいの?」
その手はマージョリーに取られて乳房に運ばれてしまった。
648名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 02:42:31 ID:yNI0TL10
「あー!」
どぴゅどぴゅどぴゅ〜という効果音が出てくるくらいの量の精液を放出すると、
佐藤は観念したように恍惚の表情を浮かべた。
「もう、せっかく良いところだったのに!次はもっと耐えられるように練習……」
お小言を並べながら、マージョリーは倒れて寝てしまい、
佐藤も射精による眠気に意識を奪われた。

「ん……」
マージョリーが目を覚ますと、自分の下に佐藤が下敷きになっていた。
「なっ、何してんのよケーサク!」
咄嗟に佐藤から距離を取る。
よく見たら自分も服をはだけていることに気付いて、余計に恥ずかしくなる。
「マージョリーさんからやったんじゃないですか……」
「おいおい?昨日男にしてやった奴のことを覚えてねえたぁ、どういうことでぇ?
我が薄情なる天使、マージョリー・ドー?」
佐藤は赤くなって俯き、マルコシアスはゲタゲタ笑っているのみである。
「昨日?昨日……あっ!」
思い出した。昨日の酒の勢いでやった乱恥気騒ぎ。その最後に佐藤を――
「けだもの」
「ギャーッハッハッハ!うまい!座布団一枚ってか!」
「わ、悪かったわよ!真面目にやれば良いんでしょ!?」
「そ、そういうことじゃなくてアーッ!」
その後、勘違いを起こして自棄になったマージョリーによって
事態はさらに悪い方へ、佐藤はさらに気持ちいい方へ行くのであった。
ワッフルワッフル
649名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 02:43:23 ID:yNI0TL10
終わりです。みんなあけおめ。
650名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 08:53:49 ID:DxjlQ7Ck
田中はオガちゃんに襲われてそうだ
651名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 12:28:11 ID:24M1JszT
「ドキッ!!男だらけのふんどし大会
ぽろりもあるよ」

って、さっきシュドナイカがつぶやいてた
652名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 12:03:08 ID:pAgJep4U
定期さげ
653名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 12:46:37 ID:pAgJep4U
なんだかすごい過疎ね
654名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 17:12:55 ID:cAyOLHGA
のんびりマイペースにやればよろし
655名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 23:13:20 ID:K2CXWFE1
吉田さんは次巻あたりで氏にそう
656名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 00:47:12 ID:0lUraf4U
セレモニーが悲しすぎる
657名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 13:43:58 ID:/cnuTPBu
またアホが湧いてるな本スレ
縦だろうが斜めだろうが軽々しく晒すな
658名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 16:24:56 ID:EtH/qbWz
話題的に過剰反応する奴がいるから
触れるのも面倒なんだよねー。
659名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 16:56:51 ID:5hy+DOyk
最近の876スレは、スルー技能が著しく低下してるしな
まあ後一週間もすれば冬休みも終わるから、生暖かい目で見守っとけ
660名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 18:15:18 ID:0lUraf4U
ネタ切れsage
661名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 19:21:44 ID:G7QK0qvu
まあ、アホが発生したときの避難所として某所があるんだし、
いいじゃないか。
662名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 19:49:50 ID:uXdnbB6n
ま、そう刺々しくせず、こっちだけでもまったりしよう( ´∀`)
663名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 21:17:01 ID:0lUraf4U
魔女のマージョリーの即興詞
おさとうとスパイスと、すてきななにもかも
これがパワーパフガールズというやつのネタだって今知った
664名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 06:42:41 ID:Fxj5Mmhr
マザーグースの一節ね
665名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 22:45:25 ID:HTV3tqan
パイを盗んだ奴はいねがー
666名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 01:06:55 ID:N4jJqjPj
シャナのおっパイを盗った奴は、どこにもいないぞ

なぜなら、シャナにはそんなもの最初からない
667名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 01:47:23 ID:RiYypDr+
>>666
「うるちゃいうるちゃいうるちゃい!」
との伝言です
668名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 01:48:52 ID:Q6zjpu7f
マージョリーさんがでてきたからいいや、
37さん乙ですよ〜。過疎っぽいけど
がんばってください
669名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 13:16:02 ID:ohDf0HSy
http://koizumiquality.blog78.fc2.com/blog-category-13.html

おいおい無断転載してやがるぞこいつ
保管庫のtopにもちゃんと表記してあるのに
モラルがないな
670名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 16:01:27 ID:P9Wd/4/1
突撃すべきかな
671名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 17:24:05 ID:HGYUjHSq
確実に見てるだろうから、とりあえずココで注意しとこう。
672名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 17:33:12 ID:sBzoq0wr
っていうかティーンエイジャーって・・・
673名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:18:09 ID:ng6ANWto
ネットは広大だわ
674名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 18:59:02 ID:JZHpMHx7
頭の可哀想な子だね。
675名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 20:37:58 ID:ZsSItwml
通報してきますた
676名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 01:40:59 ID:4Fwu0WBC
ある日のパソコンの授業中、いつものメンバーは班になって調べものをしていた。、
「ん?なんだこれ」
サボって2ちゃんねるを徘徊していた佐藤が、
その膨大な板の中からあるものに目を奪われる。
「エロパロ……?」
興味を引かれてクリックしてみる。中には二次創作系の小説が置かれていた。
「へー、色んなのがあるんだ……灼眼のシャナ?」
その言葉に、シャナはぴくっと反応する。
「何?」
そっけなく返して、しかし佐藤が何を見ているのか気になって覗いてみた。
そこにあったのは、自分と悠二のあられもない痴態を描写した小説。
シャナは真っ赤になって「う〜」と洩らしながら、佐藤を睨みつけ、
(なんてモノ見てんのよ!)というアイビームを放った。

しかしシャナが太ももをもじもじさせているのに気付いた佐藤は、
シャナを抱き寄せて耳元で
(省略されました)
677sage:2007/01/08(月) 02:27:10 ID:wYle3e0g
ワッフルワッフル
67837 ◆IqtS6VgEC2 :2007/01/08(月) 02:50:26 ID:4Fwu0WBC
「私には絡む相手がいないようですね」
「あのお譲ちゃんはどうかの」
「ああ、吉田一美さんですか」

「こんにちは」
「カムシンさん!お久しぶりです。どうしたんですか?」
「おっぱいを揉ませてくれま」


「ああ、殴られました」
「ふむ。失敗のようじゃの」
679名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 04:02:47 ID:4Fwu0WBC
678って反対からみたら876だよね



うん言ってみただけ
680名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 09:26:01 ID:2i8gmczo
うーむ最近ロクな職人がいないなあ
過疎ってるのが原因なんだろうけど
681TM08:2007/01/08(月) 10:39:05 ID:cxxKvMGP
はじめまして、初のエロパロを投稿してみようと思います。
どうぞコメントとかよろしくです。
682TM08:2007/01/08(月) 10:39:40 ID:cxxKvMGP
第一章「極限状態」

ある晴れた日。
その日はテスト明けで、暇だったからシャナとゲームセンターに行っていた。
アラストールは千草と一緒に買い物である。

とある雑居ビルの3階にあるそのゲームセンターで、シャナは初めて見るクレーンゲームに興味津々だ。
「シャナ、これやりたいの?」
「え?あ、うん!」
シャナはうれしそうな顔をしながらうなずいた。

だが・・・・
「あ〜もう、全然とれないじゃない!」
「ああ、違うよシャナ。ここはこう・・・」
「うるさいうるさいうるさい!集中してるから喋らないで!」
いつの間にか熱中しているシャナ。しかしなかなか取れない。
仕方なくその場で見ていたら、なにやらコツをつかんだらしく、メロンパン(ぬいぐるみ)をキャッチ。
見事に手に入れた。
「はぁ〜、やっと取れた〜。」
幸せそうな笑顔。しかし、その笑顔も、長くは続かなかった。

メロンパンのぬいぐるみだけで満足したのか、シャナはクレーンゲームから離れ、奥のほうにあったストラックアウトの方へ直行。
ほかの人がまだやっていたので、見ていることにした。
防球ネットにかこまれた空間の中で、その人は振りかぶって投げる。
次々とボールで数字を打ち抜き、その姿をシャナはうらやましそうな目で見る。
その人が終わったあと
「あれやってみたい!」
シャナの目は輝いていた。
「はいはい。・・・12球が300円か・・・高いけどいっか。」
300円を入れ、ボールがひとつ転がり落ちてくる。それを掴み、投げようとしたそのときだった。
683TM08:2007/01/08(月) 10:40:40 ID:cxxKvMGP
ゴォォォォォォォ!!!

轟音とともに大地が揺れる。地震だった。それもかなり大きな地震。
天道宮で過ごしたシャナにとっては、このような大規模な地震は初めてだった。
一瞬で笑顔が消え、悠二の腕にしがみつくシャナ。悠二はシャナを連れてとっさに非常口の方へ逃げようとした。
しかし揺れがひどくて歩くどころか立つこともままならない。
やっとの思いで非常口のそばにたどりついた。
どれぐらい経っただろうか、揺れは少しだけおさまった。だが、建物が嫌な音をたてている。
ほかの人は出入り口に近い場所でゲームを楽しんでいたため、とっさに外に逃げ出し無事だったが、悠二とシャナは奥にいたため、逃げ遅れてしまった。
二人はとりあえず非常口を使うことにした。階段を降り、非常口の出口。
「やっとついた。これで助かる。」
悠二はそう言ってドアノブに手をかけた。そして、凍りついた。
・・・変形したのか、ドアはびくともしない。
そうこうしている内に大きな余震。上のほうで何かが崩れる音がした。
「何が・・・あったんだろ・・・。」
悠二は腕にしがみつくシャナを連れて上へいった。そこで悠二とシャナが見たものは、二人を絶望に陥れるには十分なものだった。
3階の天井が崩れて、非常口をふさいでいる。一階のドアは開かない。すなわち、孤立したのだ。
その事実に気づいて、非常階段の踊場にへたりこむ二人。シャナは恐怖で震えている。

「悠二・・・あたしたち、どうなっちゃうの?」
半泣きでシャナが口を開いた。
「大丈夫、助かるよ。きっと。」
悠二は助かる可能性を信じて、シャナを励ました。
その直後に2回目の余震が来た。先ほどよりは小規模だったものの、二人は恐怖のどん底に落ちていた。
3階の天井がさらに崩れる。光は入ってこず、非常階段は暗闇になっていた。
思わず泣き出してしまうシャナ。
「グスッ・・・・怖い・・・怖いよぉ、悠二ぃ・・・」
いつもは強気なシャナも、ここまで強烈な恐怖には勝てなかった。
684TM08:2007/01/08(月) 10:42:27 ID:cxxKvMGP
「と、とにかく、助けを呼びに行こう。」
悠二はそう言って立ち上がろうとした。が、シャナがそれを引き止める。
「どうしたんだよ、シャナ。」
「・・・・だめ。行っちゃだめ!」
「何でだよ?このままだと助けがこないよ!?」
シャナは悠二の言葉にひるんだ。理由はちゃんとある。だけどうまく言えない。
「だって・・・・」
「だって?」
「だって・・・・悠二が・・・・」
「・・・僕がどうしたの?」
悠二により強くしがみつき、シャナは泣きながら言った。
「・・・悠二が好きだから!悠二と離れたくないから!悠二と一緒にいたいから!」
悠二はどう答えればいいか分からなかった。
「・・・わ、わかったよ。ここにいるよ。」
シャナは安心した。それと同時に、涙が溢れ出してくる。
「・・・ありがと。」
「いやいや、こちらこそだよ。シャナの気持ちは素直に嬉しいしね。」
そのとき、悠二は唇に暖かく、やわらかいものを感じた。
「!?」
それは、シャナの・・・唇。
「ん・・・むふ・・・んぅ・・・」
暗闇でお互いが見えなくても、心は通じ合っている。
だから、シャナは悠二の唇の場所がわかり、悠二は唇に当たっているのがシャナの唇だと分かった。
「んむ・・・ぷぅ・・・。はぁ・・・はぁ・・・」
自然と体の中心からこみ上げてくる熱で火照る。シャナと悠二はその心地よさに浸っていた。
その時だった。

封絶が発動する。
ビクッ!!
悠二とシャナが凍りつく。
だが、その色を見て二人はホッとした。
炎の色は桜色。そう、ヴィルヘルミナとティアマトーである。
「ここにいたのでありますか。」
「救助」
「了解。」
ヴィルヘルミナは器用にリボンを操り、瓦礫を一つ一つ取り除いていく。
非常階段に光が差し込み始めた。といっても、封絶の光。しかし、それでも助かるということがわかって安心する二人。
今まで暗くて見えなかったお互いの顔も見えた。それを見てさらに安心した。
ヴィルヘルミナがほぼ全ての瓦礫を取り除き、二人は救出された。

「ありがとう、ヴィルヘルミナ・・・」
「いえ、当然のことをしたまでであります。」「救助完了」
「でもさぁ・・・シャナ・・・ちょっと・・・」
相変わらずシャナは悠二にしがみついて離れようとしない。
ヴィルヘルミナは嫌そうな顔をしながら見ていた。
685TM08:2007/01/08(月) 10:45:14 ID:cxxKvMGP
舞台などは物語にあわせるために適当です。
「ちょっと遠出した」と考えてください。

第一章というか序章のようなものですが、これの評判次第で次を書くかどうか決めようと思います。
ではでは〜^^
686名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 10:50:29 ID:4Fwu0WBC
>>685
おつです。
感想下さいは
言わない方がいいのです

がんばってじゃんじゃか投下してほしいです
687名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 11:34:47 ID:VjftIb7v
ここは恋愛無し(エロも含めて)の作品はダメなのか?
つい最近この作品(シャナ)を一気読みしたんだが、
面白かったので世界観だけ貸してもらって作品作りたいのだが…
(簡単に言えばオリキャラだけの二次創作)

どうだろう?
688TM08:2007/01/08(月) 11:52:38 ID:cxxKvMGP
はい、わかりました〜。
ただいま第二章作成中。
689名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 12:33:41 ID:4Fwu0WBC
>>687
・オリキャラ
・エロ無し

もうね、すげー文章力が必要とされる

すげー文章力で書いたとしても文句が出る

がんばれ
690TM08:2007/01/08(月) 12:46:13 ID:cxxKvMGP
第二章「避難」

家のほうに帰ると、悠二の家の窓ガラスが割れているのが見えた。
それ以外は大丈夫そうだったが、家の中はひどい有様だった。
割れた食器が散乱し、家具も多くが倒れている。

幸い、千草とアラストールは出かけていたために無事であった。
「うわ・・・」
悠二は絶句した。これが大地震の被害。相当な揺れだった、自分が生きていることが信じられないと思っていた。
「ってもう死んでるんだっけ」
悠二は誰にも気づかれないようにつぶやいた。
シャナは呆然と玄関に立ち尽くしていた。
悠二の家はまだマシなほうだった。
周りの家は崩れたり、壁が剥がれ落ちたりで、とても住めるような物ではなかった。
とりあえず、避難勧告がでているため、一行は学校へ避難することにした。設備の多くは使い慣れてるし、施設の場所も覚えている。
そして、なにより、クラスメイトの安否を直接知ることができるからだ。
学校へ入って最初に会ったのは、佐藤と田中だった。"弔詞の詠み手"も一緒だった。
「おお、坂井と平井ちゃん!無事でよかったよ!」
「うっす!」
佐藤と田中はどこか安心した声で話しかけてきた。
「よぉ!佐藤たちも無事だったんだな。」
悠二は
その後ろから、吉田一美が姿を現した。
「あ・・・坂井くん!心配でした・・・」
「お、吉田さんも無事だったんだね!」
後ろから、先ほどの地震よりも怖く鋭い視線を感じた悠二は、吉田との会話を中断して、校舎に入っていった。
691TM08:2007/01/08(月) 12:46:45 ID:cxxKvMGP
この間も、数回の余震が十数分おきに発生していた。そのたびにシャナは悠二の袖につかまり、泣きそうになっていた。
合流した仲間とともに体育館で待っていると、"弔詞の詠み手"がシャナと悠二を呼んだ。
「さっき、向こうのほうで封絶が見えたんだけど、あれはどーゆーことよ?」
「桜色だったから"万条の仕手"じゃねぇか?何やってたかは知らねぇけどよ!ブハハハハハハ!」
不気味な笑い声を上げる"蹂躙の爪牙"マルコシアス。
「いや、あの・・・それは・・・」
悠二が戸惑っていると
「あたしたちが階段に閉じ込められたから、ヴィルヘルミナが助けに来てくれたのよ!」
シャナが半分怒ったような声で返す。そして、何かを思い出したような顔をする。
「ねぇ、悠二。そういえばヴィルヘルミナってどこにいったの?」
あたりを見回す悠二とシャナ。
「いないね・・・どこに行っちゃったんだろう。」
その時だった。

グラグラグラグラッ!
「うわっ!」
悠二が思わず声をあげた。
さっきよりかなり大きな余震がきた。シャナはまた無意識に悠二の腕につかまる。
体育館にいる人たちも悲鳴をあげてうずくまっている。
シャナの脚は震えていた。あの地震がよほど怖かったのだろう。ほとんど泣きながら揺れに耐えている。
それを見たマージョリーとマルコシアスは、からかうように声をかけた。
「あんたたち、いつもと立場が逆転してない?」
「イーッヒッヒヒ。こりゃおもしれぇ!」
(ハッ!)
その声で我に返ったシャナは顔を真っ赤にしながら、悠二の腕から離れた。
そして、マージョリーをにらみつけ
「今度変なことを言ったら、ただじゃ済まないからね!」
恥ずかしさと恐怖であまり迫力がない声だった。

692TM08:2007/01/08(月) 12:48:29 ID:cxxKvMGP
体育館に戻ると、今度は佐藤と田中の質問攻めである。
「坂井、いまマージョリーさんと何をはなしてたのさ?」
「平井ちゃん。さっき顔真っ赤だったけどどうしたんだい?」
ニヤニヤしながら聞いてくる佐藤に、二人は冷静に答えた
「いや、封絶が見えたって言ってたから。」
「あなたたちには関係ないわ。余計なこと聞かないで!」
そのとき、千草が二人を呼んだ
「悠ちゃ〜ん、シャナちゃ〜ん。こっちにきてちょうだ〜い。」
地震で家がつぶれたというのに、何なのだろうか、この笑顔。

「はい、シャナちゃん。」
そう言われて渡されたのは、コキュートスだった。
シャナは地震のせいでコキュートスの存在をすっかり忘れていたようで、あわてて首にかけなおす。
「ありがと、千草。」
「ああ、そうだ。私、ちょっと用事があるから出かけるわね。」
「分かった。」
シャナはそう言って悠二と一緒に千草を見送った後、アラストールに話しかけた。
「ごめん、アラストール。心配だったでしょ・・?」
「当然だ。それより坂井悠二。この子には何もしとらんだろうな?」
アラストールが悠二に訊く
「いや、そっちの心配はしなくていいんだけど・・・」
シャナはすこし困った声で返した。
「我は坂井悠二に訊いているのだ。シャナは答えなくてもよい。」
悠二はあわてた
「い・・・いや、何もしてないよ。安心して。」
その間、シャナは非常階段での出来事を思い出して、顔を真っ赤にしていた。
693名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 01:13:14 ID:EjS7eiNT
GJ!
弱々しいシャナカワイス
ただ死線をくぐり抜けて来たシャナが地震ぐらいであそこまで怯えるかな

でも続きにも期待してます。頑張ってください
つ(#)

>>687
世界観だけの二次創作というのは基本的に
オリキャラマンセーっぽくなってしまうからね
そこの力配分のバランスと世界観はまったく壊さないの二点さえ
守れば風当たりは悪くないと思う
まあ、それが難しいんだろけど
10巻スキーの俺としてはエロなしバトルものは読んでみたい
期待してます
694名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 01:53:36 ID:H++rkmL4
GJと言いたいところだけど、原作ちゃんと読んでます?
695名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 09:44:00 ID:ZBz6IySE
地震で入り口崩れたくらいじゃどうって事無いだろ。
原作読んだことありますか?
696名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 15:56:19 ID:9xjwiKxD
シャナが初めて戦った相手は当時紅世関係者を震撼させた化け物トーチだし、
初めて倒した徒も先代と渡り合う程の「王」だったね。愛染に捕まったときも
ある程度の拷問には耐えられるみたいな言及があったし。
キャラを変に崩壊させるのは好まれないみたいね。
ネタとしてのみさくらとかなら笑えるからいいけど。

めげずに
697名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 22:54:09 ID:S8eTJcR6
或いは自在法なり教授の力を借りた幼児化なんて手も。
我らが教授にとって想像は全て実現可能な事象なのです。


まあ元々身体は(ry
698名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 01:11:38 ID:4+Du/8Dw
>>696
拷問……
ティリエルタンの拷問(*´Д`)ハァハァ
699名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 07:32:42 ID:RJvXpF1T
>>698
煮えたぎったおでんを食べさせられるシャナ

700名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 13:45:47 ID:Z7Mhd5FB
やっぱ千草だろ?
701名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 23:03:43 ID:mGlDFnLU
>>699
悠二「シャナがやってよ〜」
紗那「私はしたくない」
悠二「なら、俺がやる」
吉田「いや、私がする」
紗那「な・なら私がする」
悠二・吉田「どうぞどうぞ」
702名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 23:29:51 ID:5WnLT8c6
ヴィルヘルミナ、リボンで自慰。
もちろんその間、ティアマトー(というか、神器ペルソナ)は枕の下に。

「んっ、く、あっ、ああっ……」
「……羞恥」




……なんか普通っぽいけど、書いてみるか。
703名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 23:41:54 ID:4+Du/8Dw
期待してるぜい( ´∀`)つ(#)

それにしても本スレが突然dat落ちしてビビったよ
まあ粘着厨がいたから切り替えにはちょうど良かったかも
704名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 01:33:41 ID:VOWin7Hr
しゃななーな
しゃなななーな
しゃななーな
しゃなななーな
705699:2007/01/11(木) 01:47:23 ID:VOWin7Hr
灼眼のシャナVとWの絵がドラゴンボールの背表紙みたいに
くっつくって今知った

というわけでおでん書きます
706名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 01:53:50 ID:3Tausl5G
>>704
             _,. r‐‐ 、 _
           /         \
         ,.r'            ゙z..
          7         ,.       ミ
           ゝ  ヾ、   l  `ヽ.   .,〉  しゃNa Na Na Century Color
            `^y 入`'w人   //″   しゃNa-Na-Na-
          ,rノ~  'i   ` ‐'_>     しゃNaNaNaNa-
     _   __/::\  ヽ.   ,ァ'
   _/:.:.`<丶:::::::``ー-、_^..<_,.-- 、    しゃNa Na Na Million Color
. /:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ \::::::::.:.:.:.I::::::L:.:.:.:.\
 |:::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト、. \--┐ヽ:::i、:::,∩:.: ,.、
 |::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',:\ ´、] ',.:.∨:lュi:l レ'∠.  ゆにぃばぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーすぅ!
. i:::::::::::::::::::::_:::::/::::::\. \.\:.:.}ュ:}´.∠`'
. t_::::::::,.r:'::´___::',::::::::::::>  \`´/l  r^ '
   ``ヽ_,r'´    P:::::/\/\`ヒ丿 .l   つまりこういうことか
      ', !i   ⊥∠ ∠ -‐'"´/   _l
       l !i  ″  _,.-,===<__-1
      } !i_,r,==‐'        \l
       {└ '    _,. -‐---、..,,____,.ゝ
.      L...,. r‐'"´
707名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 02:39:45 ID:VOWin7Hr
>>706
ぐぐったら

日曜日よりの使者

って出てきた
それのつもり
70817-911 ◆IqtS6VgEC2 :2007/01/11(木) 03:13:16 ID:VOWin7Hr
『欲望の嗅覚と日本刀・おでん』

「くっ……」
シャナの両の腕に、そこらじゅうに無造作に生えた蔦が絡まっている。
「ふふ……抵抗しても独り身の貴方には誰の助けも来てくれませんわ」
蔦に絡まる人質を、ティリエルは嘲るように笑った。愛染の兄弟は、
いつも自分達の前に立ちはだかるフレイムヘイズを、出来る限り残酷な方法で
殺しているのであった。
「ティリエルー!もってきたよー!」
“愛染自”ソラトが大きな鍋を持って走ってくる。
「ちょっと!こんなの聞いてないわよ!」
「ふふ、当然ですわ。打ち合せなんてするわけないでしょう?」
ソラトが持ってきた鍋のフタを開けると、
ほんわかとした湯気とともに暖かそうなおでんが現れた。
「まぁ、美味しそう……でもこれじゃ、ろくなリアクションはとれませんわね」
ティリエルは鍋の下に手をかざして、山吹色の炎を作り出した。
おでんがぐつぐつと音をたて始める。
「ちょっと、やめなさいよ!私だったら普通の温度でリアクション取れるんだから!」
「何をおっしゃっているのかしら?これからするのは拷問ですのよ?」
ティリエルの秀麗な顔は恐ろしいほど穏やかな笑みで満たされている。
「私は絶対にやらないわよ!」
シャナはぷいと横をむいて、固く口を閉ざした。
「じゃあぼくがやるよ!」
ソラトがいつにない真剣な表情で手を挙げた。
「いやわたくしがやりますわ!」
それにティリエルも続く。それに後押しされたシャナは
「じゃ、じゃあ、私が――」
「「どうぞどうぞどうぞ」」

以下、大根を顔にくっつけたり、ゆで卵を吹き返したりする
お馴染みのネタを観客なしに披露している最中に、結局悠二とマージョリーに
ピニオンを破壊されるのでした。
(本編W巻124ページ、16行目に続く)
70937 ◆IqtS6VgEC2 :2007/01/11(木) 03:15:18 ID:VOWin7Hr
終わりです。書き始めの頃のやつのリメイクです。
ダチョウ倶楽部には昔電撃ネットワークの人がいたんですよね。
710名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 07:46:14 ID:niWtobH3
37氏はなんで酉つけたり、つけなかったりしてるんだ
つけるならつけるで統一したほうがいいんじゃない

つかなんで酉つけてんの?
711名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 10:40:55 ID:VOWin7Hr
>>710
続きモノをやっていたときの名残り
やめたほうがいいっぽいからやめる
712名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 12:13:08 ID:niWtobH3
いや別につけるのは個人の自由だからいいんだけど

何でつけたり、つけなかったりしてるのに
酉を使用してるのか疑問に思っただけ
713名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 18:34:27 ID:VOWin7Hr
>>712
17-911の時点では自分は初心者で続きモノを書いていなかったから酉はつけていなかった。
それと雑談のときは酉はつけない。統一するのがマナーならそれに従うけど、
雑談してる時まで酉を付けていたら不快に思う人がいるかもしれないと
思っているから付けていなかった。

スレ汚してごめん
714名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 19:41:02 ID:IMLfKJ/v
>雑談してる時まで酉を付けていたら不快に思う人がいるかもしれないと
>思っているから付けていなかった。
これはまあ普通だろうけど

>>705で699ですよ〜
みたいに自己主張してたら、トリつけてるのとなんらかわんなくね?
715名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 20:21:03 ID:VOWin7Hr
>>714
そうだね。
これ以上この話題はスレ違いだし、変な波風立てたくないから名無しに戻ります。
716名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 02:07:50 ID:XQnpPsPQ
ねんがんの のいぢのエロ絵をてにいれたぞ!
717名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 11:55:33 ID:HTYUEQWQ
ころしてでも(ry

正直エロ絵に限ってなら笹倉タソのほうがいいような希ガス
718名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 18:58:42 ID:XQnpPsPQ
そういやシャナのちちくびはところどころで描写されてるよね
719名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 19:51:51 ID:JC18aI+S
のいぢはシャナのてぃくびより
吉田さんとか千草ママンのてぃくびを描けと
まな板の突起なんか見せられてもなあ
720名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 20:58:52 ID:XQnpPsPQ
>>719
おま……消されるぞ
721名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 04:54:09 ID:C0IRcyzT
悠二はシャナタンのティクビいじくり放題なんだろうなあ
722名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 13:04:48 ID:WuJR2dST
やっぱ中村にレズられるシャナたんもおつだと思うんだ。
「シャーナちゃん」
「ひゃうん!」
「うふふ、気持ちいい?」
「あっ、ああっ!だめぇ」
「こうするとおっぱい大きくなるんだよ?(うそ)」
「えっ?ほんと?」
「ほんとだよー」
「ふあぁ……」
「だんだん気持ち良くなってきた?」
「そ、そんなこと……はぁん!」
「うふ、シャナちゃんかわいー」
「ふぇ……もうだめぇ」
「坂井くんはこういうことしてくれるの?」
「ゆ、ゆうじはこここんなこと」
「じゃ、そろそろおしまい」
「あっ、なんで、そんなとこ、だめぇっ!おまたのゆびはなしてぇ!
おかしくなっちゃうよぉ……」
「ほーら、いっちゃえー」
「あーん!」

723名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 00:08:33 ID:gFsVdRUR
あげ
724名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 00:43:11 ID:wev1CuIt
俺しかいない予感!
725名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 00:45:08 ID:s8DZ+RYi
俺もいるよ!
726名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 00:55:20 ID:UUgdYdi0
ここには沢山のエロ紳士がいるはずだ
727名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 01:16:37 ID:uccbKwLS
ROMが多いんだな
去年の今頃はアニメ閲覧者が沢山いたから、スレが活発だったなあ
728名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 06:44:58 ID:O8Uhwi1Q
代わりに、あの頃は変なのもいっぱい湧いて大変だったよ。
729名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 16:58:21 ID:8QZeG9BK
あまりに過疎るとまた…
730名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 18:21:06 ID:wev1CuIt
みてるおー
731名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 20:42:37 ID:hkgDabV0
1日4回ここを覗くのが日課です
732名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 20:48:13 ID:025RK6aN
67氏とかどうしてるんだろな〜。
733名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 21:41:05 ID:wev1CuIt
アニメあんまり見てないけど、ストーリーが改編されまくりなのね。
佐藤の冷めっぷりにびっくり
734名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 21:45:55 ID:662ObvP3
まあ原作じゃ佐藤も田中もただの気のいい奴で
元不良って感じしないし
735名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 22:36:17 ID:SsOER0c6
そもそも原作開始時点で悠二と佐藤達は仲のいい友達っぽいからな
736名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 01:12:54 ID:I0yp8ZS7
『反抗するポーズ』が格好悪いと感じているらしいしな
だからこそ、明るく振る舞ってんだろう
737名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 08:07:41 ID:ZKS5QOt8
なんかリアルだなあ
738名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 22:35:51 ID:JpyguJXg
ものすごいスピードで現実から逃げまくってる現実逃避ノベルであるシャナで、
魔物や美少女剣士やらが本当の世界なんだ、現実を受け入れろ、とキメ台詞としていわせるとは。

もしかして高橋w、本当はものすごい皮肉家?
739619:2007/01/16(火) 23:47:18 ID:6+OGfnbo
「イク、のでありますか」
740名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 00:25:22 ID:jUvyQabH
あまりに優柔不断で男らしくない悠二に激怒して
小宮山さん化し、男として鍛え直すために逆レイプ。
しかし悠二の性技がすばらしく、主導権を握られてしまう。
散々喘いでいたところをシャナ、吉田さんに見付かり、
怒り狂った彼女たちまでに犯される総受けティリエルタン。

な電波を唐突に受信した。
741名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 07:08:58 ID:933FVPif
あっ
742名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 12:33:01 ID:GqhNlY0l
ダメッ!!
743名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 15:40:48 ID:mLGWn0EB
そんなしおらしいティリエルなんて………いや、それも有りか
744名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 15:47:26 ID:eo0LRlRk
白ティリエルの再来か
745名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 01:11:57 ID:XUgkHQxS
ティリエルー!
746名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 02:48:00 ID:xP/fjA6n
と言うことは黒吉田さんも……wktk
747名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 08:33:07 ID:7Na/ou0s
黒吉田さんなんて既にあきられてるだろう
748名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 15:11:32 ID:XUgkHQxS
今の時代はピンク色の吉田さん
749名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 21:52:53 ID:3V8Fi8Xg
>>740
シャナと吉田さんのコンビネーションか
750名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 22:15:44 ID:5sOqMahv
吉田さんは黒すぎてシャナの赤じゃ勝てんな…

せめてベル姉とシャナくらいじゃないと
751名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 20:28:57 ID:8d2LkEt2
まあ結局はママンが勝つんだけどな
752名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 21:20:40 ID:DhFL4yls
それはそうだ
753名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 22:38:43 ID:f/uMJrcj
ティアマトーとかどうだろうか
754名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 23:11:44 ID:7gX9fje1
ママンには歯牙にもかけられんだろう
755名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 02:59:01 ID:wAMq5Vj/
よしっ!ここで純白ベリ姐だ
756名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 23:56:01 ID:0BjVfSEj
>>753
勝つのは確実にママンだが
対決するとしたらヘッドドレスの状態では無理だろうから人化する必要があるな

でだ、ティアマトーの姿は
無表情、狐耳、尻尾のロリ巨乳で異論はないな?
757名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 10:30:27 ID:1OApE9HB
真面目なキャリア風姉さんだい!
758名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 18:15:46 ID:IAek8J6n
無表情な大人の女性で例の狐のお面つけてて
体はあのリボンでグルグル巻き、てな感じだと妄想する

そういえばティアマトーで何かSS投下されたことあったっけ?
759名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 19:03:08 ID:C2ZHtxgt
活気付いてまいりました
760名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 19:03:17 ID:qDxVzm9j
最近投下がないのはどうしてなんだぜ?
761名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 20:04:42 ID:/eHyJGO9
そういう時ものんびり雑談で過ごせば良いではないか。
職人のエロ妄想に着火するその日まで。
762名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 20:07:05 ID:hkdC14le
種火はあるんだ。
だが時間という燃料がないんだ。
763名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 20:12:54 ID:/eHyJGO9
ではなおさらエロ妄想で過ごすべきか。
ところで俺のティアマトー妄想はお堅い美人教師なんだ。
こいつをどう思う?
764名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 20:44:34 ID:L5NFO8xN
それに加え狐耳と尻尾だな!
これだけはゆずれん
765名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 01:00:37 ID:RAt+Aopf
ティアマトー→ヴィルヘルミナ
766名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 07:37:02 ID:e59K7yoV
伝承によれば大蛇かドラゴンのはずだから蛇の尻尾があると見た
萌えというより妖艶になりそうだが
767名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 17:16:12 ID:YVIMS9XT
>>766
でも徒の名前って自分でつけるんじゃなかったっけ
夢幻の冠帯のほうが自分を表す名前だったはず
768名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 17:35:56 ID:lzTL1iU/
ティアマトー×悠二書いてみたい
ティアマトー女性だし・・・
ただ、1つ問題が。

彼女のセリフ、どうやって描けばいいのかさっぱりだよ!!
エロ抜きにしても通常会話すら成立させにくい。
769名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 18:05:22 ID:tuix+Im8
そもそも喘ぎ声を想像できないという特異なキャラだしな・・・
770名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 19:15:47 ID:hgE5fofu
エロ無しにすりゃいい
それか悠二をウルトラ早漏にして入れる前に出しちゃう。
771名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 19:26:50 ID:Nsacx76n
ティアマトーでいい作品書けたら
すごい才能あると思うんだw声想像できねえもん
772名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 21:18:15 ID:JIPNbphY
「快感」とか「昇天」とか喘ぎ声じゃないしな。
773名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 22:56:51 ID:geDzUL1f
「駄目」とか「嫌」とかはいいんじゃないか?
で、その内「駄目」が「らめ」になってきちゃうとか。
もしくは普通に喋るのが苦手、ていうか恥ずかしいっていう設定にして
顔赤くしてもじもじしながら
「や……やさ、しく……して」と言わせるとか。
あとイキそうになったら「無理っ! 無理ぃいいいっ!」とか。
774名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 13:16:12 ID:b/W0AGdq
ティアマトーが攻めになればいいんじゃない
ひたすら言葉責めするとか
775名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 13:20:16 ID:lSOOyv6o
>773
前半は凄くいいんだが後半はどうだろう
776名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 17:51:16 ID:mAICrMun
>>774
「矮小」
777名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 18:34:40 ID:lL5ubHX1
(;´Д`)ヒドス
778名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 20:52:49 ID:VUYXjm6Y
>>774
「早漏」
779名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 22:11:18 ID:CncEuN7a
やはりティアマトーはS…
780名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 22:55:35 ID:ql3Y4qkI
「ティアトマーの実体てさ。はじめて見るけど凄くきれいなんだね」
「……」

ひたすらに無表情な…しかし、妖艶な美をかもし出す美しき淑女が光輝く龍眼で悠二を見据える。
艶を帯びた髪をそっと撫でる悠二の挙動に身を任せながら言葉少なき龍神の名を冠した紅世の王は、迷うように目をそらした。

「悠二」
「なに? ティアトマ?」

ただ名を呼んだだけで沈黙する淑女に問いかけながら優しくその髪を撫で付ける。

「我…汝……愛好」

小さく呟かれる言葉。
パチクリと目を瞬かせたミステスの少年はふっと微笑を浮かべ、不器用な紅世の王の告白に胸を高鳴らせながら唇を重ねた。

「僕も…好きだよティアトマ」

微笑を浮かべながら自分の愛する。そして自分を愛してくれた心優しくも不器用な紅世の女王に口付けた。

とかこんな感じでいいんじゃね?
781名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 22:58:57 ID:CncEuN7a
>>780
萌え過ぎなんだ!!!(;´Д`)ハァハァ
782名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 23:06:40 ID:A3nfSSVw
ところで
ティアトマじゃなくてティアマトーだろ
783名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 23:09:43 ID:ql3Y4qkI
作成時間=書き込み時間の駄作SSなのでそれくらい見過ごしてプリーズ
784名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 00:28:05 ID:Jiv9p7uf
GJ!

どうも相手が悠二ばっかりだなあ
ここは大穴中の大穴、佐藤×ティアマトーはどうだろうか
785名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 01:21:53 ID:skWN3NAM
【ティアマトー】
   ↓
【メリヒム】
   ↑
【ヴィルヘルミナ】

この三角関係が俺のイチ押し
786名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 07:59:10 ID:Q/jZRF5E
ますますミナたんが不遇に(つД`)
787名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 19:31:36 ID:aTmplHUz
http://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d188944.jpg

ヘカテーさんがスレの活性化に人肌脱いでくれたようです
788名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 19:34:11 ID:pRV1w6Bw
華麗にスルー
789名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 19:55:06 ID:4uEVEOWD
第二次ティアマト会戦
790名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 20:24:11 ID:d9cuFzmt
何かみんなスルーしとるが>>768に期待してる。
791名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 17:35:53 ID:qP7b/b2k
そんな>>790に期待する俺
792790:2007/01/28(日) 22:06:15 ID:/bDISMcY
いや、期待されても困るんだが。
……ところで、書くにしても多分悠二とになるだろうが
時期的にどこら辺が入れやすいんだろうか。
793名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 22:18:56 ID:6QsaJ7xy
            , '´  ̄ ̄ ` 、
          i r-ー-┬-‐、i    
           | |ミ、、_ ii _彡|   「 俺のケツの穴はとっても入れやすいぜ 」
          N|‐-■^{■lリ     
             ト.i   ,__''_  !
          /i/ l\ ー .イ|、
794名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 23:45:59 ID:Hn8Tlg2s
>>792
ミナがマー姐の所で愚痴ってるときに、平井家でシャナと3Pとか
795名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 00:58:27 ID:3qNQtl9W
>>792
田中×緒方は希少価値が高いよ
悠二だったら……シャナにいかがわしいビデオを見せて性教育するとか?

おでん書いて以降電波が飛んでこない
796名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 01:15:57 ID:CdsN802Q
37はSS書く前に、文章の書き方を勉強することを勧める
797名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 10:31:23 ID:LRlNOxqD
>>796に期待
798790:2007/01/29(月) 19:06:09 ID:+zkuxYY8
>>795
すまん、少し言葉足らずみたいだった。
悠二×ティアマトーを書くとしたら時間的にいつらへんがいいだろうかってこと。
……まあ電波は一応飛んできてはいるんで書けなくは無いんだが。
799名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 19:17:08 ID:3qNQtl9W
『文章の作法について』

 ある日の教室で、 いつもの面子が机を寄せて話し合っている。
「続編を書け、 って言われてもなぁ」
 机に置かれた真っ白な原稿用紙を見て、 坂井悠二は面倒臭そうにため息をつく。
 悠二達は国語の宿題として、 授業で扱った小説のパロディを書くように言われ
ていたのである。
「文章の作法も評価されるから、 みんな気を付けて」
 こういうお得情報を教えてくれるのは、 みんなのヒーロー、 メガネマン。
「文章の作法?」と佐藤。
「あれだろ? 地の文の最初は一マス空けるとかそういうやつ」
 続く田中の発言に、 佐藤は文字が半分ほど埋まった原稿用紙を見て青くなった。
「おいおい、 早く言ってくれよー! もう結構書いちゃったぞ!」
 呆れたように笑う緒方は、
「もう、 せっかちなんだから。 池くん、 他にも文章を書くときの決まりってある?」
 佐藤の二の舞にはなるまいと、『文章の作法』を教えてもらうことにした。
「そうだな。 池、 僕達にも教えてくれよ」
「わたしも教えてほしいです。 小説を書くのなんて、 初めてだし……」
 悠二と吉田にそう頼まれた池は、
「そうだね。 とりあえずこんなところかな」
 ルーズリーフを取り出して、 三つの約束を書き連ねる。
800名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 19:18:20 ID:3qNQtl9W
・「」の終わりには句読点を付けない
・地の文は一マス空ける
・クエスチョンマークや句読点のあとは一マス空ける
「こんな感じかな」
「へぇ、 小説書くのも大変なんだな。 ありがとう池」
 悠二達はそのルーズリーフを見ながら、 自分達の文章をせっせと直していく。
 しかしそんな中、 なかなか筆が進まない少女が一人。
「むー」
 シャナはシャーペンを唇の上に挟んで、 腕組みをしたまま固まっている。
「シャナ、 小説は初めて?」
「書いたことない。 論文なら得意だけど」
 シャナはペンを手に取ると、 真っ白な原稿用紙を見つめて困ったようにため
息をついた。
「大体、 恋愛ものっていうのが無理あるよなー」
 と言う田中に佐藤は意地悪な笑みを浮かべる。
「お前は経験あるんだからいいじゃねーか」
「な!?ま、 まだそんなんじゃねーよ!」
「……!」
 真っ赤になった緒方が佐藤をはたく。 田中もシンクロしたように赤くなって
しまった。
「始めはとにかく小説を読んでみて、 どんな風に書けばいいかを身体で覚える
のがいいね」
「あとは実体験が役に立つよね。 わたしは経験なんてあんまりないけど」
 という吉田の言葉に、
「そうよ! マージョリーさんがいるじゃない!」
 緒方が、 自分が尊敬する最強の助っ人を思い出した。
「でもマージョリーさん、 男にはアドバイスくれないからなぁ」
「ふっふっふ……俺たちにもテキストくらいあるんだぜ?」
佐藤が男を集めて、 教室の隅に隠れてひそひそ話を始めた。 それを不審に思
ったシャナは、 男性陣の言葉の端から怪しい単語を聞き取り、 眉をひそめて
吉田に訊ねる。
「一美、 裏ビデオってなに?」
「シャ、 シャシャシャナちゃん!」
(おしまい)
801名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 19:21:30 ID:3qNQtl9W
>>796
期待してます。

>>798
時間がかかってもいいんじゃないでしょうか。
頑張って書いてみてください。
802名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 20:33:08 ID:W04sZQnS
>>798
もしかして時間じゃなくて時期のこと聞いてる?
803790:2007/01/29(月) 21:53:03 ID:+zkuxYY8
>>802
肯定
804名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 23:59:04 ID:ZanJPPUf
>>789
第三次ティアマト会戦の帝国軍旗艦がヴィルヘルミナであることを
今知った。
805名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 00:50:14 ID:Zn6axHVw
>>804
もしかしてヴィルヘルミナはティアマトー三代目の契約者…
806名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 02:46:47 ID:KdJeYYDf
久々に黒悠二×汁の電波を受信したくなった
807名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 03:35:07 ID:+ifG2x5e
いつぞやの黒悠二×汁のリレー小説はエロかったな
808名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 16:22:42 ID:Zn6axHVw
黒汁×悠二もいい
809名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 19:26:12 ID:Xoa8hrNl
墨汁×悠二 がイイ(゚∀゚)!!
810名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 22:36:18 ID:eyd1q1I5
悠二っていうとドラゴン兄弟の片割れを思い出す
れいほうがくえんだっけ
811名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 22:39:17 ID:Yzf8hPgv
学園と聞いて最初に思い浮かべるのは蓬莱かなー
812名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 22:50:15 ID:QkztyFIV
>809
たいそうディープな趣味だ
813名無しさん@ピンキー:2007/01/30(火) 23:41:21 ID:3pnQc72W
809のお題で書いてくれる文豪はおりませぬか?
814名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 02:37:56 ID:RrkSXMpO
>>813
・羽子板でシャナに惨敗して顔中真っ黒の悠二
・書き初めの最中、不注意で墨汁をこぼして真っ黒になった悠二
どっちがいいと思う?
815名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 04:12:10 ID:zbThc9ZI
前者だと羽子板と羽、後者だと筆か・・・迷うところだ
816名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 09:58:49 ID:7uaW95Ni
悠二の下半身から白濁液じゃなくて墨汁が出て来るでFA?
817名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 15:36:12 ID:XQ3NT6gw
汁って誰の事?
818名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 15:41:12 ID:t4270doJ
さあねぇ誰のことなんだろ
819名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 16:26:31 ID:8Br68m/M
>>816
どんな意図の自在法だよww
820名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 16:29:37 ID:nozceqox
本スレ見ないで、ここだけ見てる人がいるとは思わなかった。
821名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 16:59:28 ID:D+BJP4DA
822名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 17:07:04 ID:0ZE27T3t
ノシ
823名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 17:15:22 ID:uB3FjZMH
本スレというかアニメしか観てないんだろ
824名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 17:38:49 ID:aS2iQzq7
本スレってメロンパン?
825名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 18:54:11 ID:bSd719VQ
メロンパンといえば「メロンパン食い過ぎ病」ですよね
826名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 20:26:34 ID:DvzjWaw5
汁が誰だか分からないからSS書けないです。
教えてくれないようなので、また縁がありましたら来ます……ノシ
827名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 20:41:40 ID:AWM1UCkg
アニメしか観てない奴って何処のスレにもいるね
しかもそういう奴に限って一時間ROMればわかるような事を平然と聞いてくるから不思議だ
828名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 22:51:39 ID:UdcXDIPr
>>827
826じゃないし原作3巻販売くらいから欠かさず見てる。(1,2巻はも見てる)公式設定本も全部見てるがアニメは見てません
的な俺にも汁ってだれかわかりませんが何か? 自分が至極当然にわかってるからって他の板のスレッド見て来い
っておまいさん何様?
829名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:13:33 ID:uB3FjZMH
自分の主張を通したいんなら煽り口調は止めたほうがいいよ
〜ですが何か、おまいさん何様とかは煽りの定型文とかしているから陳腐に見えるよ
830名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:15:43 ID:0ZE27T3t
「五十歩百歩」
831名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:20:39 ID:UdcXDIPr
>>829
言いたい事は判るし正しいと思うけど
じゃあ827みたいなのを煽り口調って言わないのかい?
832名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:24:43 ID:Wm6xYZaG
汁が誰かわからないという質問がすでにあったと考えないのかな…
とりあえず保管庫行って今までのssみたら書いてるんじゃない?
833名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:32:14 ID:nozceqox
汁→ミナ→ミナ→ヴィルヘルミナ
834名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:32:39 ID:t2q1uBeK
不毛な議論であります。
835名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:39:40 ID:uB3FjZMH
>>832
上でも言ってるように自分で煽ってる時点で、五十歩百歩じゃないか?
それに>>826はあからさまな煽りだし、スルーすべき

あと汁って誰?という質問はライトノベル板の高橋弥七郎スレでも、
ここでも何回もでてきてる
836名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:52:57 ID:UdcXDIPr
>>833
ありがとうございました。
マタすごい変換で想像もしてませんでしたよ。シルとかで検索してたorz
837名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 23:58:27 ID:DvzjWaw5
>>835
縁がありましたらと言っておいてまた書き込みをする事をご容赦ください。

あからさまな煽りと言われてしまって、ちょっとショックなもので。
私は一応小説も全巻読みましたし、アニメも見ました。
ただ、このスレに来るのは初めてです。

純粋に隠語が分からなかったので質問して、アニメしか見てないんだろとか、
煽りだろとか、1時間ROMれとか言うのがここのスレの方針だとしたらそうですかとしか
言うしかありません。

最初にテンプレとテンプレにあった用語大辞典を見ました。でも、載っていません。
そこで質問したのです。今から見直してみれば、

>最大のエッセンスは汁なのであります。

ここを深読みすれば≪あります≫という文脈でヴェルフェルミナという事が分かるのですね。
回答を知ってから何となくわかりました。

ただ、質問してここまでこのスレが冷たいのは何か理由があるのですか?
書き手が投下する気持ちを萎えさせたいのでしょうかね?
838名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:15:08 ID:EPgjz7ES
単純に「汁って誰?」っていう質問が何度となく出てるからでしょ。
とりあえずこのスレだけでも通して見ればわかることだし
そこまでしなくとも「汁」でレス抽出してその前後を見ればすぐにわかる。
839名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:15:10 ID:bh5eFKWr
いやだから汁って誰という質問は、過去に何度もされてるわけで
以前からいる住人としては、「またこの手の質問かよ……しつこいな」とうんざりするんだって

まあ確かに配慮に欠けてるところはあったけど
何度も同じ質問を尋ねられる住人の気持ちは察してはもらえないのかな?

俺だって最初は誰のことかわからなかったけど、スレの流れを見て誰のことぐらいは把握できたぞ
840名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:18:15 ID:hxTObTON
>>837
興奮していたもので名前をヴェルフェルミナなんて書いてしまいました。
ヴィルフェルミナでしたね。

シャナのSSが投下されにくい理由の1つに設定の膨大さもあるんですよ。
この高橋弥七郎という人は本当に設定魔だと思う。
一人一人の世界設定が膨大で、キッチリ組まれているから、妄想を書き込むときに
それをちゃんと準拠するか、ばっさりと切って書き殴るかで全然違う。

書いていて、このキャラクターにある行動に出るための明確な理由と位置づけが欲しくなる。
そうでないと名前と口調だけ同じ、別のキャラの絡みになりやすい。
話の趣旨とはちょっと外れましたね。

ヴィルフェイルミナが人気があるのが分かりました。
どうもありがとうございました。
841名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:19:54 ID:EPgjz7ES
ひょっとして真面目に相手しちゃいけない類の人だった?
842名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:20:03 ID:NDDYqadn
初見のスレではまず暫くROMに徹して流れを掴むんだ

あと冷たいってのは過去における荒らしの存在のせいかね
843名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:20:47 ID:hxTObTON
>>838
出先で携帯だったものですから。スレを全部読め!前後を把握しろ!というのであれば、
迂闊に書き込まない方が良かったかもしれませんね。
スレの住民の方の意図を汲めないで申し訳ありませんでした。
844名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:22:05 ID:hxTObTON
>>841
いや、荒らしではないですよ。
ちゃんと某所でSSを書いている職人です。
845名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:28:17 ID:EPgjz7ES
最初は興奮してたから名前を間違えたってのはまあいいとして
その訂正でまた間違えて更には最後にもう一度間違えてるのに?
846名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:35:01 ID:ZspOUuGn
単純にまだ興奮してるんじゃないか?
847名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:37:20 ID:hxTObTON
>>845
ヴィルヘルミナ・カルメルですね。今登録し直しました。
本当に顔から火が出そうです。


848名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:39:01 ID:bh5eFKWr
>スレを全部読め!前後を把握しろ!というのであれば、

これは2CHでは当たり前のことじゃないか?
849名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:48:15 ID:eel3/tNu
俺は最近このスレに来たばっかりの新参携帯
最初は汁の意味がわからなかったがROMって流れを見てたら理解できた

単に俺が人に聞かないで自力で答えを見つけるのが好きなだけなんだけどね
850名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:50:35 ID:hxTObTON
>>848
いや、携帯で出先だったのです。BBSPINKを携帯で読むにはレスが10しか読めなくてレスポンスも遅い。
そこで最後のレス10の書き込みに

806 名無しさん@ピンキー sage 2007/01/30(火) 02:46:47 ID:KdJeYYDf
久々に黒悠二×汁の電波を受信したくなった
807 名無しさん@ピンキー sage 2007/01/30(火) 03:35:07 ID:+ifG2x5e
いつぞやの黒悠二×汁のリレー小説はエロかったな
808 名無しさん@ピンキー sage 2007/01/30(火) 16:22:42 ID:Zn6axHVw
黒汁×悠二もいい
809 名無しさん@ピンキー sage 2007/01/30(火) 19:26:12 ID:Xoa8hrNl
墨汁×悠二 がイイ(゚∀゚)!!

というのがあったので汁って何かなと。
そこで、>>1〜10を見て書いてなく、用語辞典のリンクがあったので携帯でチェックしたけど分からない。
シャナ 汁でぐぐったけど、全くヒットしない。
それで書き込んだだけです。 

このスレとは全く関係なく、シャナのSSを書きたいなと思っていたところだったので。
851820=833:2007/02/01(木) 00:51:38 ID:uaVC50QJ
一連の騒動の責任の半分は俺に在りそうだ。反省します。

以下通常営業で。
852名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:53:36 ID:NDDYqadn
まぁ俺が1つだけいえる事は長文ウザイってことだな
853名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 00:58:08 ID:hxTObTON
>>852
じゃあ、SSもウザくて拒否って事?
854名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 01:03:41 ID:ZspOUuGn
エロ紳士はそんなことしません
855名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 01:09:26 ID:NDDYqadn
>>853
いちいち絡むなウザイ、お前馬鹿だろ?
856名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 01:11:22 ID:UeAnTAsO
>>855
エロ紳士は華麗にスルー
またあの流れに戻したいだけでしょ
構うと粘着するよ
857名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 01:17:30 ID:bh5eFKWr
なんにせよそろそろ18スレ目の876の誕生が間近ですよ
良識あるSS職人様に踏んでいただきたいものです
858名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 02:10:36 ID:ffGeJGEE
良識あるエロ紳士ではダメでしょうか
859名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 02:19:18 ID:UeAnTAsO
うっほっほーい
もうすぐ876だーい
860名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 09:25:01 ID:KjfZUbYM
この876ネタも最新10しか読んでない人にはわからないですよ?
まあ半年ROMれとは言わないが保管庫から過去スレ3つくらい
引っ張ってきて読んだほうがいいと思うんだがな
861名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 10:24:46 ID:hxTObTON
【赤面のシャナ】


長く伸びたストレートの黒髪。ジャージ姿で瓦屋根に座り込んだ少女は、両手を足の前で組み体育座りの格好をしていた。
時刻は既に午前0時を回っている。先ほどまでこの上で封絶という結界が張られ、凄まじい鍛錬が行なわれていたとは
思えない静けさだ。

「アラストールと悠二の話、まだ終わらないの!」

 イライラした気持ちを履き捨てるように言う。その姿は一匹の猫が、公園に取り残されて鳴いているかのようだ。
『炎髪灼眼の討ち手』の名を持つ少女、シャナ。少女は先ほどまで鍛錬をしていた相手、坂井悠二の事を想っていた。


 世の中は人類が思っているほど平和ではなく、人類が絶望するほど悲観的ではない。
 ただ、普通の人間は知らない。人では認知できないモノがこの世の中に存在している事を。それが人の存在を
喰らうという事を。そして、存在を無くした人間はこの世からいなくなり、その時世界は少しだけ歪んでいく事を。
 人の存在を喰らいしモノ達。そのモノ達の事を紅世の従(ともがら)という。

 従が歪めた世界はやがて人類に大災厄を与え破滅に導く。だが、それを阻止しようとする者も存在する。
フレイムへイズ……従はその者そう呼び、その存在を忌み嫌う。そして、今屋根の上で悠二を待っている
少女もその一人、フレイムヘイズと呼ばれる者だった。

「何よ、ちょっと前までは私抜きじゃ何も出来なかったくせに。守るとか一緒に戦いたいとか……
カッコつけちゃって」
 ぷぅっと頬を膨らませたその顔は少し嬉しそうだ。本気で怒っている素振りではない。自分が照れているのを
否定し、それを押し殺すのに理由をつけているようだった。
「悠二を守るのは私なんだから。他の誰にも出来ないんだから。だから……もうちょっと……」
 もうちょっとという言葉まで発した所で、慌てて次の言葉を飲み込む。

≪私の事を見て≫

 そう言い掛けた自分をシャナは自責する。坂井悠二という少年。この少年の事を想う時、シャナはその
小さな胸の鼓動が少しだけ早くなる。ぞくぞくとした気持ちが体を駆け巡り、腰から下の部分が熱くなる。
ここ数日、その気持ちが特に強くなっている事をシャナは感じていた。女性特有の求める感情が高ぶる。
シャナの意図とは関係なく、女性特有の部分から粘り気のある粘着物が少しだけ溢れ出てくる。

「んっ……まただ。気持ち……悪い」
 シャナは恐る恐る手を下着の中に入れ、その部分を確かめる。
「あっ!んっ……」
 いつもより数倍も敏感になっている突起している部分に触れてしまい、思わず変な声を上げてしまう。
慌てて自分の手で口を押さえ、今度は慎重にその周りのひだになっている部分を触っていく。
 
 ぬるっとした感触。熱い液体が指の先にまとわりついた。指の先を確認してみると、どろりとした
白い液体の中に赤い血が混じっている。
「また……生理とかいうやつがきたの?」
 そういえば今日の鍛錬の間、少しだけ体がだるかった気がする。体温もいつもよりは少し高かったような
感じだった。
「こんなの、今まで全然なかったのに!どうして!」
 世の中全ての女性を憂鬱にする現象をシャナは今まで知らなかった。知る必要もなかった。だが、悠二という
少年と知り合って何かが変わった。女性としての自分、女としての自分が目を覚ましつつある。
862名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 10:26:54 ID:hxTObTON
≪それは女性には誰でもあることなのであります≫

 シャナの養育係だったヴィルヘルミナ・カルメルに聞くと、彼女はこう答えた。丈長のワンピース、
ヘッドドレスにエプロンという、メイドという職業が完璧に再現されたファッションの女性。その日は、
お祝いと称して赤飯という赤い米飯を食べさせられた。シャナがお祝いならメロンパンの食べ放題がいいと
抗議をすると、≪それがこの国の仕来りなのであります≫と言って取り合ってはくれなかった。
その後、膨れていたシャナに渡された1個のメロンパンとナプキンと呼ばれる細長いコットンのようなもの。
そのナプキンを下着につけなければならない。憂鬱な気持ちがシャナを包む。

≪いやだ……いやだ……いやっ……いやだ!いやだ!いやだ!≫

 コンコンと湯水のようにおりものがこぼれる。ひだの部分にまとわりついていたそれは、陰唇だけでは
受け止められなくなり、薄いピンクに染まった内股に流れ出す。同時に、シャナの白いショーツにうっすらと
赤い染みが浮かび上がる。それに気がついたシャナは慌ててショーツを脱ぎ捨てた。
「これも全部、悠二がいけないんだ!悠二が私の心を惑わすから、こんなものが出てくるのよ!」
 うっすらとした恥毛が生えた女性器には、まだそれが絡み付いている。
「馬鹿、馬鹿、悠二の馬鹿。今日もあいつにデレデレしちゃって!」

 坂井悠二。シャナにとってそれは、単なる紅世の従に存在を食われた人間の一人に過ぎないはずだった。
だが、彼の中に零時迷子という紅世の秘宝があった為に、シャナの運命は大きく流転する。今までフレイムヘイズ
としての運命を甘受してきたシャナに、少しずつ人間としてのふれ合いを教えようとし、一人で何でも
やれてきた自分にお節介を焼き、あまつさえ自分より弱いくせに守りたいなどと戯言を吐く。迷惑な存在、
邪魔な存在、足手まといな存在。でも、最近少しずつ逞しくなっている存在。
「……悠二、早く強くなって」
 シャナの胸の中に大切に仕舞い込んである本音がポツリとこぼれる。もう、悠二無しの生活は考えられない。
それはずっとこの先も変わらないと思う。

「んっ……くっ……ぅっ」
 くぐもった声が屋根上に響く。この赤い血が流れると、シャナは弱気になる。悠二にすがりたくなり、
甘えたくなる。悠二に抱きしめられて、敏感になっている部分を慰めて欲しくなる。
「んんっっ……ぁっ、ふっ……うっ」
 それは誰から教わった訳ではなく、シャナが自ら導き出した答えだった。
悠二に今、甘える事はできない。悠二を強くするためには、自分が悠二を頼るところを見せてはいけない。
この衝動はこうする事で一時的に抑える事ができる。ならば、それをすればいい。簡単な解決方法だった。
ただ、その姿を悠二に見られたくない。封絶も悠二には意味が無い。シャナの口を固く結び、快感で
打ち震えるその声を必死に抑える。

「ゆう……じ……がっ、……ぁっぁっ……悪いん……っっんん、……だからぁっっ、あっ」
 体育座りをしたシャナの中指が恥丘の割れ目に沿って上下を繰り返す。赤と白のとろりとした粘液が、
先程とは比べようも無いほど流れ出てくる。
「んっくっ、、嫌っっ!」
 ジンっと、胸の先に痺れたような電流が流れる。控えめな乳房に薄いピンクに尖った部分がシャージに
擦れて当たる。普段、胸に下着を着けないシャナは敏感になったそこが擦れると、どうしても声を抑えられない。
ジャージのファスナーを注意深く下ろし、胸をはだけさせる。胸に僅かに膨らみがある双丘があらわになる。
「悠二、こっちに来て」
 イメージがシャナの脳裏に浮かび上がる。いつも見えない敵と戦う訓練をしてきたシャナにとって、イメージで
悠二を作り出す事は難しい事ではない。悠二は無言のままシャナの横に座り、シャナに優しく口づけをする。
口内にするりと柔らかな舌先が侵入してくる。シャナは口を閉じ、その侵入を拒もうとするが、その抵抗は
徒労のものに終わる。熱い舌がシャナの口内を嘗め回し、それに小さなシャナの舌が絡みつくように答える。
熱い唾液がトロトロと流れ込み、それをコクンと飲み干す。

イメージの中の悠二は現実よりずっとシャナに優しく従順だった。シャナの耳に息を吹きかけ、その細い腰に
手を回しはだけた乳首を優しく摘む。
「ひっっ、くっぅ……悠二、……駄目ぇぇっ」
 イメージの悠二が何故シャナにそんな事をするのかは分からない。だが、シャナが望むように体の隅々まで
悠二は優しく刺激をしてくれる。胸を縁を描きながら撫で回し、小さく尖ったクリトリスを指で刺激する。
863名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 10:33:30 ID:hxTObTON
(くちゅっ、ちゅくっ……ちゅっ、、……くっちゅ)
「悠二のも触らせて」
 そこにあるはずの無い膨らみをシャナは右手で包み、愛おしそうに触る。このイメージはまだ、シャナと
悠二が出会って間もない頃、シャナの着替えを見た悠二を見てそうなっていたのを具現化したものだった。

(しゅっ、、さわっ、しゅ、、さわっっ)
 シャナが誇張したものに上下に刺激を与えると、それに合わせて悠二の指がシャナの陰唇を刺激する。
シャナが悠二の睾丸を指で刺激すると、悠二の指がGスポットに入り込みそこを刺激する。
「ひゃっ、うっ!んんっっ、、ぁぁぁっ、、あっんっっ!!!」
 声が抑えきれない。自分の感情がコントロールできない。
「そこ、いい……もっと……んっ、、んんんっぁ、悠二。もっ、もう。我慢っ、、んんぁぁっっ、できなっっ」
 ピン!と足が緊張する。

「あぁっ、ぁぁぁん、ぁっ、ぁっっ、んっっ!!んんんっっっっ!!!」
 クリトリスを指で弾かれた時、シャナは軽い絶頂を感じた。体は赤く朱色に染まり、眼はとろんと焦点が
定まらない。
「悠二……悠二はやっぱり、大きな胸がいい?」
 呼吸を整えながら悠二に聞く。だが、悠二はニコニコと微笑みかけているだけだ。
「悠二が望むなら……私、胸を大きくする努力をしてもいい……」
 真っ赤になって蚊の鳴くような声で呟く。だが、それは本当の悠二には口が裂けても言えない台詞だった。
シャナは脱いだショーツをポケットにクシャクシャと丸めてしまいこんだ。そして、ジャージのフェスナー上げ、
身なりを整える。


 暫くすると、下の方から音が聞こえた。悠二が屋根に上ってくる。
「シャナ、遅くなってごめん。アラストールが男の話はもう済んだって。あれ?カルメルさん、もういないんだ」
「遅い!何時まで待たせるのよ!」
「アラストールが誉めてくれたんだ。珍しい事もあるもんだね」
「あの程度で?まだまだ実戦じゃ何の役にも立たないわ」
「でも、もうそろそろシャナと実戦的な訓練もできそうだって……」
「うるさいうるさいうるさい。アラストールは悠二に甘いのよ。悠二なんて、ヴィルヘルミナに地面に
叩きつけられているのがまだお似合いよ」
「あれは……やだなぁ。……って、シャナ、ちょっと聞いていい?」
「何よ」
「それ、何?」
 悠二はポケットからほんの少し顔を覗かしていた白い布を指差す。
「馬鹿!」
 悠二は5秒後、地面とキスをしていた。


「これは非常にまずい事態なのであります」
「状況悪化」
 数十メートル離れた電柱の影から白いカチューシャがひょっこりと顔を出す。美麗な顔にあるその目に笑みは無い。
『万条の仕手』と呼ばれるフレイムヘイズ、ヴィルヘルミナ・カルメルはかつて無い危機感を味わっていた。
「やはり、女性に二度と手を出せないよう、しっかりと教育しておくべきでありますな」
「事前予防」
 万条の仕手が言った教育という言葉が何を指しているのか。悠二はまだこの時知る由もなかった。

おしまい


さっと書き上げたものなので短めです。ストーリーもひねっていません。
昨日はスレを汚しすみませんでした。では、失礼します。


864名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 16:28:26 ID:UXnt9u6u
これはなかなかgj
865名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 19:46:38 ID:UeAnTAsO
ぐっじょぶです。
866名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 20:04:54 ID:ZEmXEv6J
かなり久しぶりに作品みたきがする
GJ!
867墨汁×悠二:2007/02/01(木) 21:36:03 ID:lA1HDFWw
「えい!」
「それ!」
「ふっ!」
「くっ!」
「はっ!」
「ていっ……あぁっ!」
「……悠二、どこに飛ばしてるのよ……でも、また私の勝ち」
年が明けてまもなく。坂井家の庭では、悠二とシャナが羽子板をしていた。
最初の1回こそ、勝手がわからず悠二に不覚をとったシャナであったが、罰ゲームと称して顔に墨で落書きされたのが気にくわなかったらしく、2回目以降はあっさりとコツをつかみ、なおかつ絶対に負けない程度に力をセーブして勝負にのぞんでいた。
今し方の勝負も、悠二があらぬ方向に羽を飛ばしてしまい、シャナの勝ちとなった。
「悠二のせいで、続けられないじゃない」
「僕だって狙ったワケじゃないんだからしかたないだろ……」
おそらくは庭の木にでも引っ掛かっているのだろうが、羽が見あたらなくなったことに不満を口にするシャナ。
「でも、羽はあれしかないし、何か代わりになる物でも……」
思案する悠二とシャナ。と、シャナは何気なしに自分の胸元を……コキュートスを見る。
「ん? ななななまままままさか?」
「なに慌ててるのアラストール?」
「しかたない、今日はもうおしまいにしようか、シャナ」
「わかった。……でも、最後に悠二の顔に書いてから」
そういうと、傍らに置いてあった墨と筆で、悠二の顔に落書きをする。
「……ん……ふ……は……は……はくしょん!!!」
「っ!」
鼻の下に落書きされ、我慢できずに大きなくしゃみをしてしまった悠二に驚き、シャナは思わず墨を放り投げてしまった。
その墨は、見事に二人を墨汁まみれにする。
「うわあぁぁぁっ!」
「きゃあぁぁぁっ!」
「あらどうしたの二人とも……まあ大変」
二人の悲鳴に、千草が慌ててかけよる。
「墨はシミになっちゃうから、早く洗わないと……」
千草は、二人を脱衣所へ連れて行き、衣服を手早く脱がせ、
「せっかくだから、二人とも身体洗っちゃいなさい」
と、二人揃って浴室へ放り込む。
あまりの手際の良さに、なすがままになっていた悠二とシャナは、浴室に放り込まれてようやく抗議の声を上げはじめたが、
「二人とも、仲良く身体を洗うのよ。着替えは、しばらくしたら置いておくから。さ、お洗濯お洗濯」
そう言い残し、千草はその場をあとにした。
868名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 21:36:19 ID:lA1HDFWw
↓続きは任せた。
869名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 21:58:39 ID:jzj6eC74
|
|
|__
  |すまない、無理だ
  |任せた
 \|/
  
870名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 22:00:03 ID:rjZHV4QM
>>861
テラGJ! エロンパンドゾー
( ´∀`)つ(エ)

>>868
無茶言うなwww
( ´∀`)つ(#))Д`)モファ
871名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 10:22:06 ID:UI41EJfN
もうすぐ876ですよ。
872名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 12:05:19 ID:dghA2K+v
すまない。それは私のおいなりさんだ
873名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 21:10:10 ID:JSNqFep5
新巻も間近だな
874名無しさん@ピンキー:2007/02/02(金) 23:42:56 ID:T21+Hg4c
876も間近だな
875名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 00:41:57 ID:WRiYbxPR
↓ここで876からひとこと
876名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 01:42:18 ID:HJ/G6rj8
テーマはお野菜クイズです
877名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 01:59:48 ID:fbKIaEZ7
>>876
オメ
つ(エ)
878名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 02:23:52 ID:WRiYbxPR
>>876
伝説のネタw
879名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 07:52:02 ID:HJ/G6rj8
知っているのか雷電!?
880名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 21:55:48 ID:cRCcxCgi
ぶった切るがブルートザオガーってなんか元ネタあるのか?

空気なんて読みませんよ、ファンタジーやメルヘンじゃあるまいし
881名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 01:47:05 ID:/6OEYRMQ
吸血鬼からでねぇの
882名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 02:26:25 ID:nq46KpmZ
自分で調べようともしない人が増えたな

携帯だからスレの流れが読めないとか、空気読めないとか
阿呆か
883名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 02:26:37 ID:60RWClky
672 :イラストに騙された名無しさん :05/02/12 07:34:08 ID:GdcOnxJq
>664

「Blutsauger」=「Blut(血)」+「sauger(吸う者)」

なので、区切るならブルート・ザオガー。

既出であ?

本スレ36より

ドイツ語っぽい?
884名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 12:02:33 ID:8CQ2qyKd
大人は質問には答えないっ…!(AA略
言い訳するより調べてみようね
885名無しさん@ピンキー:2007/02/04(日) 12:27:09 ID:y1p0RVZo
今更だが>>876オメ〜
つ(エ)

次スレのSS投下まで裸正座して待つ
(*´Д`)ハァハァ
886名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 17:58:22 ID:TpyoN37j
>>876
おめ〜
ところで、エロパロ版の更新てどうなってるのか教えてくれる人はいないっかい?
887名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 17:59:37 ID:TpyoN37j
sageわすれすまん
888名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 18:17:33 ID:cBczuH4m
意味がわからん
エロパロ板の更新ってなんのこと?
889名無しさん@ピンキー:2007/02/05(月) 19:49:16 ID:fY7itKfU
>>886SS保管庫のことと見た

>>876オメ
890名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 12:57:58 ID:Lzn+KhMQ
>>888
馬鹿だな
891名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 13:59:33 ID:iTr9UdHp
>>890
俺もよくわからないんだが
なんのことか教えてくんない?
892名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 20:34:15 ID:8LaDlwHM
どーでーもいーいでーすよ
893名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 00:20:30 ID:gKDMwLRw
U-2がラスボスかー
894名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 00:52:42 ID:2TdETIqJ
S読んで吉田さん×弟あると思って飛んできますた
895名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 01:06:30 ID:dtZYTA14
抑えきれない弟の嫉妬心が姉を襲うってか……


ソレナンテエロゲ?
896名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 01:15:37 ID:lYZ//AwO
拝み倒されて泣く泣くおっぱいに甘えさせる吉田さん想像しておっき
897名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 10:07:35 ID:lxE43LNo
そして本番を要求されるが、近親であることと初めては悠二にあげたいことを理由に拒否。
それでも食い下がる弟に「後ろなら……」ってなるわけだ。
898名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 13:07:14 ID:pkiDG7B0
アッー!
899名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 15:51:50 ID:lYZ//AwO
こりゃ一本書けるな
900名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 19:42:10 ID:1KbzC7N8
やばいなあ新刊読んで妄想がとまらねー
この溢れるリビトーを11日まで吐き出せないとはどんな緊縛プレイだ
901名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 20:00:40 ID:joLkNlT7
極限まで溜めてこそ快楽も極限になる
902名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 20:11:14 ID:Hj6H79Op
あれか、オナ禁を解禁したときのような?
903名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 20:30:17 ID:joLkNlT7
まさにそれ
904名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 21:17:29 ID:i2KwHgP7
ネタバレ解禁と次スレとどっちが先か…ネタバレだな
どれくらいレスつくか予想つかんけど
905名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 21:29:05 ID:uGTyBpfD
うああーっうああーっうぁああああああっっ!!(※新刊読んだ直後)
906名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 22:18:05 ID:dtZYTA14
そ、そんなに新刊はエロいのか
(*'A`)ドキドキ
907名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 22:22:33 ID:B2ZHBFIx
戒禁はまだか!!!!!
今回は久々に参加しようと思います
ただし本スレは相変わらず見たいなのでこっちでハァハァしてよ
908名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 22:27:29 ID:1KbzC7N8
13巻の頃よりは本スレ荒れてないな

まあ某所ではマッタリとエロ妄想でもしてようではないか
909名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 22:43:32 ID:B2ZHBFIx
じゃあ量産型へカテー99体と試作型シャナが
ガンダム無双並みにくんずほぐれつしてるとこでも
妄想して乗り切ります
910名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 23:09:04 ID:Rf28cu6V
直接的なエロさはミカタが上だが

このスレ的にはSS用のネタが激増したシャナの方がエロい
911名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 23:51:01 ID:nRgLjEtR
暈してればおkと思ってるのもいるからなー
モロなのは反応してもしょうがないが上のは注意したほうがいいのかな

少しずつ漏れ出して放出する快感が薄れるのは勿体無い希ガス
912名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 04:19:31 ID:udBPi6VX
昔からの連中や良識ある新人は普通に耐えている、と思いたい。
今回はネタバレスレの稼働率も異常だし。
913名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 07:06:46 ID:y6eUXTun
とりあえずスルーすればいい奴に触れすぎだね
ここまで構うと愉快犯は15巻のときも来ると思う
914名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 07:46:19 ID:A7y7NcS4
チューイセヨ守ってないしな

ネタバレ厨に構う奴は正義感でやってるからタチ悪いんだよ
ネタバレ厨と同レベルだということを気付いてない
915名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 07:48:44 ID:udBPi6VX
まあ板もスレも人口が増えてるから、正義感というより
初心者だったり生真面目な中高生だったりする可能性も高い。
ネタバレで大きく騒ぎたい我々は静かに待っていればいい。
916名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 07:50:18 ID:y6eUXTun
>>915
解禁が抜けると酷い文章だぞw
917名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 08:11:57 ID:Wh79NRBO
14巻ネタで早速書きますかね。
11日の零時に投下できたらいいなあ。
918名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 12:03:07 ID:lpwEyP2H
おお、お待ちしてます!
919名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 13:24:49 ID:I0b05i9H
まったりぺったりシャナの胸
920名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 16:18:50 ID:kVOsKzw0
14巻読んだ・・・・・。・・・・・・

ミナ祭り開催まだ?
921名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 16:34:33 ID:ZtIGnkh4
あと丸一日待ちたまえ
922名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 19:05:33 ID:XhY4FSR/
黒悠二×黒汁がいい
923名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 19:24:19 ID:l/ogjGYp
>>921
正確に言えば11日の午前零時だね。
ここまで解禁が楽しみでしょうがないのは初めてだ。
924名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 21:08:08 ID:y6eUXTun
せめてこっちはマターリいくかね
925名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 21:24:41 ID:A7y7NcS4
では何か話題でも一つ

ママンとパパンは9巻でセックルしてたっぽいが
やはりベッドの上でもママンが主導権を握ってるのだろうか

個人的にはパパンに骨抜きにされ、
されるがままになってるママンを妄想すると三杯はいける(*´Д`)ハァハァ
926名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 21:27:34 ID:y6eUXTun
ママンは偉大なる専業主婦だが
パパンのほうが上手っぽい印象があるなー
927名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 22:45:29 ID:w/KJCWPT
まぁこれを見てくれ
携帯でな
http://flagame.net/login/rec.cgi?id=17118
928名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 23:59:09 ID:nAJpHfcx
ママンをあそこまで育てたのは若き日のパパンだったとか。
929名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 00:44:11 ID:twUcxpLh
某所ってどこですか?
930名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 00:48:16 ID:aMzaG5K4
知らん
931名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 02:04:17 ID:3wGU9MPX
何のために伏せてると思ってるんだ('A`)
932名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 09:17:49 ID:0F8OUK0R
>>929
それは君の煩悩の中にあるんだよ
933名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 15:33:13 ID:A5A8ANzw
934名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 16:49:50 ID:7TF9on0m
>>933
こらwww嘘つけwwwww
935名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 17:08:46 ID:mogpJQN5
>>934
ここで、「某所はどこ?」と問われればああやって答えるのはお約束だろw


それより、新スレどうする?
今回は戒禁から逃げてきた連中がこっちに来そうだから早いほうがいいのか?
936名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 17:20:29 ID:aMzaG5K4
このスレの残り容量も31kbしかないし、早目に新スレ立てたほうがいいと思う

んでここは梅ついでにリレーSSでもやればいいんじゃないかな
937名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 18:01:54 ID:xGV9g/5l
俺には残り19kに見える
と無駄レスして梅にかかるか
938名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 19:54:08 ID:UXZrrhmO
13巻ってアレだよな。いまさらながらに悠二×ヘカテに加速しそうな勢い。
いや、アニメで十分エネルギーもらってるかw
939名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 21:11:05 ID:UVDzNj0I
19k使うのと61レスつけるのとどちらがいいのかなんて考えるが、無駄レスにしかならないよなぁと真面目に考えてしまう
940917:2007/02/11(日) 00:02:44 ID:bXh/lO+b
間に合わなかった……
仕方ない。ゆっくり書くことにしよう。
で、ヘカテーとベルペオルどっちを先に書こうか……
941今回の876 ◆tM8qL9TMRQ :2007/02/11(日) 00:29:01 ID:R7s4IpxL
どんな野菜がいいかなぁ……
何とか連休の間に仕上げられればいいんだが……
942名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 02:05:42 ID:TFR8LW5L
ゾートロープ
943名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 02:14:59 ID:E3IT/tRM
>>940
やはりヘカテーで
944名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 02:16:08 ID:D6Fu88z5
さてこっちでも戒禁といきますか

14巻の見所は悠二の活躍か、サブラクとの戦闘か、それとも悠二が祭礼の蛇になったことか?
否!
我らエロ紳士たるものもっとも注目すべきことは

ヘ  カ  テ  ー  の  バ  タ  ー  犬  フ  ラ  グ  だ

四巻でへかてーは盟主が望めば唇を奪われても良いといっている
つまり
盟主悠二の一声で彼女はスク水姿になり、しゃぶったり、処女を捧げたりするのだ
もう妄想が止まらない(*´Д`)ハァハァ

というわけで>940、941に期待してます
945名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 03:22:34 ID:4fhdnPWb
>>944
お前な・・・・それを言ったら・・・・

ベルペオルやシュドナイも奪われてしまうよ(;´Д`)
946名無しさん@ピンキー
ヴィルのエロSSまだー?