学園アリスのエロい学園生活第2回

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669夏祭り ◆hZy29OoBJw :2007/09/06(木) 21:38:09 ID:jdFDRilf
「……棗!」
呼ばれて振り返った彼は、蜜柑が変わらず浴衣姿で立っているのを見た。
だが、妙な違和感が。
よく見ると、彼女が手に持っているのは、下着ではないのか?
ブラとパンツ…… って、それは今脱いだやつなのか?
「……オイ」
「今まで、ゴメンな…… ウチ、もっとちゃんと棗のこと見るから……
 だから、棗もウチのこと…… 見て」
蜜柑は浴衣の帯を緩めた。
浴衣はするりと彼女の肩を滑り落ちて、袖のところで支えているかたちだ。
そしてさらに蜜柑は、自分の裾を持ち上げ、開いて見せた。
ちょうど、長いスカートを持ち上げてお辞儀するように。
「ほら…… あんたの好きな、ずん胴やで……」
ちょうど隠れていた月が、雲間から顔を出す。
その光が彼女の白い肌を照らし出し、陰影をくっきりと浮かび上がらせた。
身体のリアルなアップダウンを眼前にして、蠱惑的な姿に理性は崩れていく。
ここで拒めば彼女の立場がなかっただろう…… と後で思うのだったが、
今の棗にはそこまで考える余裕などあるはずもなかった。
彼はすぐさま蜜柑を抱きしめると、もう一度彼女の唇を味わった。
670夏祭り ◆hZy29OoBJw :2007/09/06(木) 21:41:13 ID:jdFDRilf
本殿の裏手に、人が座るのにちょうどいいようなかたちで石垣が積まれている。
2人はそこに腰掛けると、浴衣の間から手を差し込んで、しばらく互いの身体を探りあった。
蜜柑は彼の首筋から肩まで舌と唇を這わせると、鎖骨の下あたりに強く吸い付く。
「ん……っ」
「どや? これで跡ついたやろ…… おあいこやな」
そう言うと、恍惚とした表情でその場所を撫でた。
棗は下の方へと指を滑らせていき、彼女の秘所をそっとなぞる。
蜜柑は一瞬身を縮こまらせるが、棗は構わず中指を挿しいれた。
「……あ……っ」
彼は少々面食らった。彼女の中は驚くほど濡れていて、入れた指を求めるように締め付けてきたのだ。
その指を動かすと、くちゅくちゅと粘った音がした。
「お前、もうこんなに濡らして……」
指でさえこんなに反応するとは…… 棗は生唾を飲み込んだ。
「ん…… なんや恥ずかしいよ……」
暗いのでよくわからないが、蜜柑は真っ赤な顔をしているに違いない。
「なあ、もう…… いいか?」
「……ええよ」
蜜柑を横たえるようにして、そのまま正常位で挿入する。
彼のものが触れたとき、蜜柑は初めてのときの痛みを思い出して少し躊躇したが、
それでも今は、彼と一緒にいたい。
「ん…… あああ…… うっ」
棗はゆっくりと進もうとしたが、予想以上に彼女の抵抗は強かった。
やはり一度や二度の行為で慣れるものではないのかもしれない。
締め付けがかなり強くて、押し戻されそうになる。
一方で、その刺激が棗の感覚神経を駆け巡り、意識は昂っていく。
671夏祭り ◆hZy29OoBJw :2007/09/06(木) 21:44:02 ID:jdFDRilf
少し乱暴かもしれないが、彼は一気に腰を沈めて奥まで達することにした。
「きゃ…… ああっ」
「……痛いのか?」
「ううん…… 大丈夫やから…… 好きにして」
「じゃ…… 動くからな」
本能は激しく突き上げたいと要求していたが、ここは遠慮がちに前後運動を繰り返す。
「んっ、あっ、あ」
蜜柑は、奥に当たるたびに甲高い声を上げる。
その嬌声が、彼の脳髄をさらに刺激して興奮の渦に追いやっていく。
屋外で、はだけた浴衣越しにこんなことをしているという状況に、
すでに2人のテンションは妙な高まりを見せていた。
「はぁ、はぁ、蜜柑…… みかん、みかんっ…!」
呼吸が速くなる。蜜柑の手が切なげに空を掴むので、棗は指を絡め、その手を握り返した。
「ん……っ、なつめ…… なつめっ」
そして、溜め込んでいた欲望が限界を迎えるのは、思ったより早かった。
もうダメだ。
「ううっ……」
本当は全部地面に出してしまおうと思っていた棗だが、蜜柑の臍や腿のあたりにまでかかってしまった。
「……悪い」
棗は、二重の意味で謝っていた。正直なところ、このタイミングは棗も不本意だった。
だが、いつ人が来るかもしれないような状況で、あまり長く続けるのもよろしくなかったかもしれない。
彼は懐から手拭いを取り出すと、まだ荒い息遣いが残っている蜜柑の身体を拭いた。
彼女の浴衣を汚してしまってはいけない。
672夏祭り ◆hZy29OoBJw :2007/09/06(木) 21:47:02 ID:jdFDRilf
それから2人は、しばらく出店を巡った。
といっても、食べ物をせがむ蜜柑に、棗が買い与える、というパターンが多かったが。
それでも一緒に歩く2人の距離は、さっきよりも縮まった…… ような気がした。

そのあと集合場所に行って、蛍・流架とも再会。
「蛍、もう大丈夫なんか。それは……」
蛍の装備は、一見して明らかなほどに強化されていた。
頭の前後左右にヒーローのお面。
帯には風車が五本。
右手に綿菓子。
左手にりんご飴。
さらに背中から腕が4本伸びていて――マシーンだと思われるが――その手にはおでんとたこ焼き。
「三面六臂の阿修羅像みたいやな……」
「褒めてくれてありがと」
流架も、いろいろと荷物を持たされている。蛍は十分すぎるほど祭りを満喫したようだ。
「お前、もしかしてこいつに……」
棗は蛍を睨みながら流架に尋ねたが、
「気のせいだよ。アハハ……」
財布が空になった流架は苦笑するだけだった。
「あんたたちこそ、浴衣の皺が増えたような……」
蛍の指摘に、棗と蜜柑は声を揃えた。
「……気のせいやろ」
「気のせいだな」
673夏祭り ◆hZy29OoBJw :2007/09/06(木) 21:50:37 ID:jdFDRilf
神社の屋根の上は、打ち上げ花火を見るための特等席だ。蛍のマシーンで上がるのも楽チンである。
そこに陣取った4人は、技術系が総力を結集した打ち上げ花火を眺めていた。
炎色反応だけでは表現できないような輝きを放つもの。
普通の打ち上げ花火ではありえない、ジグザグの動きを見せるもの。
「来年も、こうしてみんなで来られたらいいな……」
流架が呟いた。すると、不意に蜜柑が立ち上がる。
「来年だけやない。再来年も、その次も…… ずっとや。みんなで見よう。なっ!」
「……そうね」
蛍が微笑んで応えた。
来年、か。
棗はこれまで、将来のことを考えるということはあまりなかった。
来年、再来年、それ以降、自分たちがどうなっているのか、わからない。
でも、こうしてみんな笑顔でいることができれば、それでいいのかもしれない。
蜜柑を見て、そんなふうに思うのだった。

花火が終了して、地上に下りた4人は、帰途に着いた。
そこで棗が蜜柑に一言……
「なあ、あとで…… 俺の部屋に来いよ」
「え…… あ、うん……」

蛍も一言。
「貴方に言っておきたいことがあるから、私の部屋に来るのよルカくん。
 断る権利が無いのは…… わかるわよね」
「……」

夏の夜は、まだ長い。

【とりあえず完】


これは続きを書かないと不完全燃焼だと思うので書こうかと。
まだできてないけど……
674名無しさん@ピンキー:2007/09/07(金) 00:40:40 ID:J3Ud2Far
GJ!
いやー、心あったまるエロスほど良い物はないですねw
いちいちちゃんと外に出す棗……漢だ……

続きも期待して待ってます
675名無しさん@ピンキー:2007/09/10(月) 14:14:55 ID:pPTtmenY
GJ!
エロくて萌えた…
676名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 11:00:51 ID:IBdqITDG
>>673GJ!
笑いながら読みますた。
ほのぼの良いね〜!
続き楽しみにしてます。
677名無しさん@ピンキー:2007/09/13(木) 18:25:53 ID:l+xjn8FF
いいねw
678名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 21:50:41 ID:2zEt4r76
>>658 GJ
679名無しさん@ピンキー:2007/09/14(金) 21:53:22 ID:2zEt4r76
>
680名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 00:40:54 ID:lgoWJnXi
保守
681名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 20:58:11 ID:hl+2uoHA
sa
682名無しさん@ピンキー:2007/09/22(土) 17:45:25 ID:kzubVWA4
ペルソナ×のばらが見たい
683名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 19:37:33 ID:H1Qm3Y0Q
翼美咲が見たい。この二人は萌える。
684名無しさん@ピンキー:2007/09/29(土) 22:19:41 ID:lt96S28o
ho
685名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 19:48:26 ID:LRMEn1BB
やっぱ棗蜜柑ww
686名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 14:05:28 ID:oJsGAzE3
蜜柑を誘拐監禁して、乳首にピアス、乳輪に注射針で十字貫通し、陵辱の限りを尽くす。
687名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 16:49:09 ID:6G3j+U6u
er
688名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 01:44:56 ID:aur6gVoF
蜜柑が淫乱のアリスにかけられるのが見たい
689名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 12:42:12 ID:qYWv4cdv
>>688
やはり淫乱のアリスはペルソナの配下なのかね?
690名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 17:04:13 ID:uSEGVs0y
性フェロモンのアリスとかだと蜜柑には聞きにくそうだから、
やっぱり淫乱のアリスだよな。
相手に手をかざすと、かざされた人は我慢できないほどの性欲に
おそわれる…とかか?
691名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 00:53:24 ID:+Z/P2Xu1
ペルソナ×のばらを書こうとして出だしが考えつかなかった新参者です。
いつかかならず書き上げてみせます!(笑)
692翼×美咲:2007/10/20(土) 01:03:59 ID:+Z/P2Xu1
夜、中等部寮…
翼は自室で一人、物思いに耽っていた。
『うまく伝わらないもんだな… 、やっぱりアピールだけじゃ難しいのかね…』

事の発端は舞踏会である。

伴に舞った二人は愛し合う…
そんな言い伝えを真に受けて一緒に踊ってはや数年…。

翼はいまだに美咲に真相を話せずにいた。

「はぁ〜…」

自分以外いない部屋に大きな嘆息が漏れた。

気晴らしに散歩にでも行こう。
そう考えた翼はこっそりと窓から部屋を脱し、もちろん、ベッドにはセントラルタウンで購入した人形を置いて、芝生に寝転がった。
693翼×美咲:2007/10/20(土) 01:13:33 ID:+Z/P2Xu1
手を挙げて指のまたから星空を眺める。
星が雲に覆われて薄ぼけた光を放っていた。
「美咲が好きだ…、好きだ…好きだ…」
延々と続く好きだの声を風に乗せて伝えて…などと考えて一人で落ち込む。
ふと、顔をあげると北の森でさまようジャイアントピヨ。
中等部寮の電気のついている一室…
誰か、空を見ている…

「み、美咲…」
思わず声がでてしまった。

「ん?」
それに気づいた美咲は
「あれ?翼?アンタまた抜け出して起こられるよー」と、声をかけた。

さっきまで考えていたことが急に恥ずかしくなり、翼は目をそらした。

美咲が、翼と同様にこっそり降りてきた。
694翼×美咲:2007/10/20(土) 01:30:51 ID:+Z/P2Xu1
「おォオお前はだだだ大丈夫なのかよこんな時間に抜け出して」
明らかに声がうわずっている自分がおかしかった。
こんな姿だけはチビ達には見せられねえな、と心の底で思った。
「大丈夫だって!ちゃんとアレ、おいてきたから」
セントラルタウンで買った人形。
美咲が買うから翼もお揃いのものを買った。
擬似的なつながりさえもほしかった。

「そういえばまたのだっちがさー…」
小声で空を仰ぎながら喋る美咲は、薄暗い月光に照らされた美咲の横顔は、美しかった。
「…でまた聖徳太子と…」
翼は相づちを上の空で入れながらじっと美咲を見つめていた。

「大化の改新が…」
「うん」
「中大兄皇子が…」
「うん」
「ヒミコミコミコヒミコミコ」
「うん…」
「あー、もうっ!やっぱり聞いてない!」
「え!?あ…、すまん」
少し膨れても笑顔の美咲に翼は思わず
「素敵だ…」
と柄にもないことを言ってしまった。
「…っ」
いきなりのことで驚いて照れる美咲。
でも、まんざら嬉しくなくもないようだ。

「なぁ、美咲…」
真相を話すことにした。
埒があかないまま無駄に年月を重ねるのはつらすぎる。
「俺は美咲のことが好きなんだよ…」

そこまで言って槙原先生が瞬間移動で見回りをしているのを発見した。
とっさに大木近くの花壇に隠れることにして美咲の手を引いて茂みをかき分けた。
695翼×美咲:2007/10/20(土) 01:49:55 ID:+Z/P2Xu1
ガサガサガサ…
なんとか茂みに潜ることはできた。
『おい、マッキー、頼むからどっかいってくれ!
…つか瞬間移動って見回りの意味ないんじゃねえの!』
そんなことを考えながら美咲の手を握る力を強めた。
「ち、ちょっと痛いって!」
小声で答えが返ってきた。

風が吹くと木々のにおいに混じってかすかにホワロンシャンプーの香りがした。
思わず、反射的に体ごと、抱きしめてしまった。
『やばい、嫌われる』
俺の学園生活さらば…などと考えていたが、美咲はすんなりと状況を受け入れた。

「私とアンタとは永遠に友達なんだから」

そうか、友達レベルまでしかだめだったか…
諦めかけていた。

美咲が静かに続ける。
「恋人も友達も、言い方が違うだけで思いが一緒なら一緒でしょ…」
「え…、…美咲?」
「私たちにしてみれば一緒よ、友達も恋人も」
翼は破顔した。

「そろそろ寒くなってきたね」
美咲が小刻みに震えている。
「こうすりゃ、暖かいんじゃないの」
翼は胸で美咲をまさに包容した。
「コラコラ…調子のらないの」
美咲も笑顔で答えた。

『…これは、アレか?』
腕に柔らかなモノがあたる感触がする。
恐る恐る腕をあげるふりをして触ってみた。
美咲は寝間着を着ていたのだ、ブラジャーなんてしていない。
直に感触が伝わる。

美咲の体がビクッと震えた。



…え?怒らないの?
696翼×美咲:2007/10/20(土) 02:44:07 ID:+Z/P2Xu1
とりあえず、怒らないようなのでもう一線、越えてみることにした。

後ろから美咲のふくらみを揉んでみた。
「…っ、…ん」
少し息が荒くなる。
その表情に翼はなによりも興奮した。
「い、いきなりかよ…」
「いやか?」
「イヤじゃないけど場所を…っ…考えて…ん」
開放的な気分だった。

翼は美咲の寝間着を脱がすことにした。
ボタンを外すとある程度発達した胸が露わになった。

その胸の頂にあるつぼみを指でこねるようにして弄る。
そのたびに美咲は声を殺して喘ぐ。
「気持ちいいのか?」
「…ぅー」
頷くことも少し。
翼の理性は遙か彼方。
お互いに顔が高揚しているのがわかる。
「ね…も…胸はいいから…」
「お、おう」
寝間着のズボンを脱がすとすでに内股は愛液でぬめっていた。

小ぶりの下着を脱がせ、まだ毛も生え揃わない茂みに指を滑らせた。
「ひ…あ…」
途中、いくらか隆起した部分を集中的に触ってみた。
そのたびに美咲は小さくあえぐのだった。

「ね…もう…いいから…」
697翼×美咲:2007/10/20(土) 02:45:02 ID:+Z/P2Xu1
翼も寝間着を脱いだ。
そして自身を美咲と合体すべくとめどなく愛液が溢れ出す秘部に沈めた。

「い、いたっ!」
「くっ…」
思ったよりも強い抵抗に翼は一瞬躊躇した。
しかし思い切り美咲が『少女』であった証を貫いた。

「!?」
驚きと痛みで反り返る美咲の体を抱きしめて翼が呟いた。
「動くぞ」
少しずつ二人の距離が離れ、また近づいていく。
「つ…翼ぁ…」
翼が動かすとそれに併せて美咲も動く。
「も…出る…。美咲、手ェ離せ…」
と、言ってもはなしてくれず…
「…っ」
すんでのところで翼は耐えた。
美咲の体をゆっくり離して、翼は果てた。





事後、二人はまた芝生でしばらく他愛もない会話をした。

二人で空を見上げた。
月が、星が、一点の曇りもなく輝いていた。

その月に見とれる翼の頬に美咲は優しくキスをして耳元でつぶやいた。


「永遠にト・モ・ダ・チ・だから」


秋の風がホワロンシャンプーの香りを運んでいった。
698名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 19:12:09 ID:GiBQeVxw
GJ!!!
だが
>「ヒミコミコミコヒミコミコ」




懐かしすぎて吹いたwww
699名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 20:20:06 ID:+Z/P2Xu1
>698
歴史ネタが思いつかなくて…
苦し紛れです(笑)
700名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 21:16:00 ID:0rzvoA4H
GJ!
翼×美咲いいね。
701名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 21:29:52 ID:NzaUs2tQ
>>700
この二人、いいですよね。

次は誰を書いたらいいんでしょう?
パソコンが使えるようになったのでちょっとした長編に嘆願書挑戦したいと思います。
702名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 13:25:02 ID:3f18qtU/
>>701
蜜柑で一つお願いします
703FIVE:2007/10/23(火) 01:34:28 ID:TAD4DF+E
翼×美咲を書いたものです。
携帯から&コテハンで失礼します。

まとめHPを作ろうと思い、すべての文章を保存したのですが、僕のPCではFTPが使えないのでHPをうpできません…
どうしたらいいでしょう?


いま蜜柑×棗&流架を構想中です。
もうしばらくお待ちください。
704FIVE:2007/10/23(火) 17:05:04 ID:TAD4DF+E
http://page.freett.com/aliceacademy/index.htm
どぞ。

『。⇒反転』でどぞ
705名無しさん@ピンキー:2007/10/23(火) 20:05:40 ID:WVn1aiAy
>>703
wktkしながら待ってます
706FIVE:2007/10/23(火) 20:49:51 ID:TAD4DF+E
あの日、僕は疲れていた。
日ごろから星階級だの日向棗の親友だの
周りからの目で色々と心労はたまっていた。
疲れているときは早く寝ようとしても
なかなか寝付けないことが多い。
いつもベッドのなかで明日の予定や今日の出来事を
思い返したりして起きている。
あの日も当然、考えながらいつの間にか眠っているに違いなかった。
だが…その日は違ったのだ。
ベッドで考え事をしていると部屋の扉を叩く音が聞こえた。
鍵を外すと扉の前では蜜柑がたっていた。
僕がどうしたの?と聞くと黙って部屋に入ってきた。
タカハシさんにばれたら一大事である。
『ゲロ掃除』じゃすまないかもしれない。
そう思って僕は扉を閉めた。
ベッドに腰掛ける蜜柑にもう一度聞いた。
「どうしたの?」
時間が時間だった。
とっくにみんな寝静まっている頃である。
「…ルカぴょん…ウチな…、また爺ちゃんに会いたなってん…」
涙声の返答が聞こえた。
「淋しいから蛍のトコ行っても寝とるし、棗の部屋は行けへんし…」
「一人が心細くなっちゃったんだ?」
僕が聞くと彼女は啜り泣きをして小さく
「ウン」
とだけ答えた。
「しかたないよ、みんな我慢していることだから」
と、一般論しかいえない僕はせめてもの慰めのつもりで言った。
「とりあえず、今日はもう遅いし寝よう」
二人でベッドに入った。
トリプルのベッドは小学生一人には大きすぎる。
僕と彼女はベッドの中でいろんなことを話した。
棗のこと、蛍ちゃんのこと、パーマのこと…
話したいだけ話してすっきりしたのか、さすがに彼女の眼が眠そうになってきた。
「もう寝る?佐倉」
「ま、まだ寝えへんよ」
眼が頑張っている。
「無理をしなくてもいいよ」
僕が優しく言うと彼女は
「ごめんな、いきなり押しかけたりして」
と、半分布団をかけて言った。
「いいよ、僕も寝られなかったし、それに…」
「…それに?」
「僕も一人じゃ淋しいしね」
……彼女はもう既に寝息を立てていた
707FIVE:2007/10/23(火) 20:51:49 ID:TAD4DF+E
はっとして、眼が覚めた。
彼女が…抱きついている…!
これはチャンスと思うべきか、思わぬべきか…いや、思わぬはずがない。
しかし下手に動けば彼女が起きてしまう可能性があった。
起こすのはダメだ。
が、一線を越えて佐倉蜜柑を自分のものにしてしまいたい気持ちもあった。
どうしようどうしよう。
悶々としている時間がやけに長く感じられた。
相変わらず彼女はすうすうと規則正しい寝息を立てている。
よし、ちょっとだけなら大丈夫。
よくわからない自信が湧いてきた。
とりあえず僕は抱きついている彼女の手を解くことにした。
ばれないように、そーっと、そーっと。
意外と寝ているときの彼女の握力は弱く、簡単に外すことができた。
そしてゆっくりと身体を回転し、彼女と向かい合う感じにした。
…ごくっ…
改めて寝顔を見てしまった。
とてもかわいい。
こういうとき、何をしたらいいのか分からない僕はとりあえず
服を脱がすことにした。
ボタンを一つずつ丁寧に取っていき…、胸がはだける程度まで脱がせた。
小ぶりな胸が、幼い突起があらわになった。
「ん…」
ちょっと彼女が起きるそぶりを見せた。
まずい、ばれてしまう。


ちょっとしてまた眠りに落ちたようだ。

僕は続ける。
とりあえず胸を揉んでみることにした。
はじめてのことなのでやりかたがまったくわからないし
「…揉むほどないじゃん…」
本音が出てしまった。
そーっと、そーっと揉んでみる。
一応、柔らかい(…気がする)
確か女の子はここが好きなはず…
少しだけ、幼い突起―少しだけ堅くなった?―に触れてみた。
ピクンッっと彼女の身体が動いた。
棗の言っていたことは正しかった。
よし、ここを攻めてみよう。
そうおもって胸ばかり攻めていると…

「ん…ルカぴょん、眠れないの?」

起きてしまった。
708FIVE:2007/10/23(火) 20:54:22 ID:TAD4DF+E
「えええ!?ウチ、なんで脱いでんの?」
「え…あ…ごめん」
とっさに謝ってしまった。
「…ルカぴょんが脱がしたん?」
「……うん」
こういうときは素直に謝らないと。
「せやったんかー、ルカぴょん、言ってくれれば相手くらいしたったのにー」
…え?
なんだろう、この意外な展開。
不思議な展開に呆れつつ、僕は彼女に身を任せることにした。
「ちゃうで、もっと上手にしてくれへんとウチは満足せえへんよ」
「こ、こう?佐倉」
僕はさっきから彼女の胸にしゃぶりついていた。
「あ、それはちょっとエエかも」
「じゃあ、これは?」
下で彼女の胸の突起を転がしてみた。
「きゃうっ」
彼女の身体がビクンとはねた。
「あ、佐倉。痛かった?」
「いや、痛ない、痛ない」
手を振って笑いながら答えた。
「さて、るかぴょん、いまから何やるかわかる?」
唐突に聞かれて少しあせってしまった。
「次はこっちやで」
彼女はズボンも下着も脱いで一糸纏わぬ姿になった。
「ここも触ったって…。ウチもう我慢でけへんよ…」
彼女も、彼女の秘部も、耐え難そうに自己主張していた。
僕は彼女に言われるがまま、彼女の秘部を弄んだ。
時に強く、時に優しく。
そして彼女は僕の手で

果てた。
709FIVE:2007/10/23(火) 20:55:49 ID:TAD4DF+E
「ルカぴょんも生き地獄はかわいそうやなぁ」
彼女は僕のほうを見て真顔で言った。
「ウチが『お口で』したるー」
そういうと彼女は僕のモノを銜えていやらしい音を
僕にわざと聞かせるようにして遊び始めた。
「さ、佐倉、汚いからやめなって」
「そんなん気にせえへんよ」
銜えながら喋られるとモロに快感が伝わる…
「るかぴょん、もうダメ?」
彼女が意地悪く聞いてきた。
僕はなにも答えなかった、というより、答えられなかった。
その間にも刺激は続く。
そして僕はついに耐え切れなくなって
彼女の口の中に出してしまった。


「なぁ、佐倉」
「なに?ルカぴょん」
一度シャワーを浴び、落ち着いて話しかけた。
「なんでこんなこと、知ってたの?」
彼女は一瞬答えることを躊躇したようだったが
「えへへ、秘密や」
といって先に布団を被ってしまった。

そっか、秘密か。
なんとなく淋しい気持ちを押し殺して僕も布団に入った。
寝る前に彼女は
「ありがとな、ルカぴょん」
といって僕の頬にキスをした。
恥ずかしくて僕はきつく眼を閉じて寝たふりをし、
背中に寄り添っている彼女―佐倉蜜柑―のくすくすという笑い声をBGMに
眠りに落ちた
710FIVE:2007/10/23(火) 20:57:18 ID:TAD4DF+E
当初の予定とかわったものになってしまいました。

ごめんなさい
711FIVE:2007/10/30(火) 19:27:53 ID:aVTmNPWl
保守
712名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 00:16:47 ID:IKsTp6Pi
保守やで
713名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 13:34:31 ID:xvdlfano
黒ネコ氏や影氏はもう来ないのだろうか…
714名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 00:46:35 ID:oBpPS81R
夏祭りの人にも来て欲しい
保守がてら、エロじゃないが失礼する
715名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 00:51:55 ID:oBpPS81R
しまった、sage忘れ 失礼www
棗×蜜柑


「ちょ、何するんっ!」
蜜柑が顔を背けると、不機嫌そうな声が耳元で聴こえた。
「てめー、俺を拒む気か」
「あ、当たり前やろ!ここどこだと思ってるんっ?!」
「教室」
何を当たり前のことを、と馬鹿にでもするかのような、あっさりとした返事が返ってきた。


夕日の差し込む放課後の教室。
外からわずかに子供たちの遊ぶ声が聞こえてきた。それ以外、何の物音もしない。
授業後に、わざわざ教室に残っている物好きはいないのだろう。居残りを命じられた生徒以外は。
算数の授業中に居眠りをしていた蜜柑は、神野より居残りを命じられていた。
渡されたのは、彼女には難易度の高い算数のプリント。
半泣きになりつつも必死で取り組んでいると、いつの間にか彼女のパートナーがやってきた。
「こんなんも分からねぇのか」「てめ、脳みそ解けてるんじゃねぇのか」
いつも通りの憎まれ口を叩きながら、それでも彼が教えてくれたおかげで、なんとか算数のプリントは終わったのだが。

帰ろうと立ち上がったとたん、両手を掴まれ、壁に押し付けられていた。
手が痛い。それに、棗の身体が重い。
「なあ、棗、放してぇや」
「なんのために俺がプリント手伝ってやったと思ってる」
暗にこのためだと告げたつもりだが、鈍感すぎる彼女はは首を捻った。
「…そういや何でなん?あんたがやさしいなんて、なんや、気持ち悪いなあ」
蜜柑はそう言ってからぷっと吹き出したが、目の前の棗の顔が険しくなったのを見て、固まってしまった。
眉間には深い皺が刻まれ、それでいて、口元には笑みが浮かんでいる。
彼の紅い目には、怒りの炎が立ち上がっていて…。

やばい。
蜜柑は棗の手から逃れようと身体を捻るが、余計に強く掴まれ、動けなくなってしまった。
目の前には、彼の秀麗な顔。紅く輝く瞳。見たらあかんのに。

蜜柑の目に怯えが走るのを見て、棗は小さく笑った。自分の状況にようやく気が付いたらしい。
掴んだ両手を頭上に持ち上げ、片手で持ち直すと、また壁に押し付ける。
華奢な手首はちょっと力を入れると折れてしまいそうだ。
空いた手で、ツインテールの片側に触れた。はしばみ色の髪が、さらさらと手から零れ落ちていく。
なめらかな頬に触れると、彼女の身体が小さく震えた。
「…みかん」
整った唇に触れ親指でそっとなぞると、棗を受け入れるかのように、小さく開いた。
棗が顔を近づけると、蜜柑はゆっくりと目を閉じる。
そっと唇を重ねた。
初めはやさしく。角度を変えて、少しずつ深く。
いつの間にか蜜柑の身体から力が抜けていくのを感じ、棗は掴んでいた手を放した。
彼女の身体を抱き寄せると、蜜柑の手がぎゅっと棗の制服を掴むのを感じた。

「蜜柑、口、開けろ」
キスの合間に囁くと、彼女は小さく首を横に振った。
716名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 01:12:20 ID:oBpPS81R
そんな小さな抵抗が無駄すぎて、愛おしく感じる。
棗は再び蜜柑に顔を近づけた。
ぎゅっと目を閉じる蜜柑を見て軽く笑うと、棗は今度は唇ではなく、彼女の耳元へ口をつけた。
熱い息を吹き込みながら、舌で耳の縁をなぞる。
とっさに棗の身体を押しのけようとした蜜柑を押さえ込んで、耳たぶを甘噛みしてやると、蜜柑の唇から吐息が零れ落ちていった。
髪と同じ色の明るい茶色の眼は潤み、棗の顔を浮かべている。
「なつめ…」
可愛らしい形の唇が彼の名前を紡いだ。
「ん」
棗がまた親指でその唇に触れると、唇が開き、指を咥え込んだ。
ざらついた舌が、初めはそっと指に触れる。だがすぐに棗の指に絡まり、吸う力が強くなった。
蜜柑は眼を閉じ、一心不乱に棗の指を舐める。
棗はじっとその顔を見つめた。指じゃなくて、もっと別のものをこの口に含ませたい。同じように丁寧に舐めさせたい。
想像すると、背中にビリビリと電流のようなものが突き抜けた。
蜜柑の口から指を引き抜き、代わりに唇を落とす。
唇を割って舌を進入させると、待っていたかのように蜜柑の舌が絡まってきた。

熱い。
唇も、舌も。身体も、あの部分も。全てが熱を持っていく。
これから起こることを少しでも先へ伸ばそうとするかのごとく、二人は互いの唇に溺れていった。


終わり。
717名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 02:27:36 ID:/AvXZ6o5
エロい… GJ!
718名無しさん@ピンキー
別のエロティックさがある…GGJJ