ゴーストハント/悪霊シリーズでハァハァ

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
アニメ化もされた事だし、立ててみました。
原作/小野不由美 漫画/いなだ詩穂
TH版小説を既読の方はネタバレに関してはアニメ終了までは漫画準拠でお願いします。
気に入らないシチュ、カプに対しても大人の対応で 
それではどうぞ↓
2名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 10:49:30 ID:ZiNIcPzs
★放映日程 全25話
・テレビ東京   毎週火曜日 25:00〜25:30 2006年10月3日〜
・TVQ九州放送   毎週木曜日 26:48〜27:15 2006年10月5日〜
・テレビ大阪   毎週土曜日 26:05〜26:35 2006年10月7日〜
・テレビ愛知   毎週火曜日 25:28〜25:58 2006年10月10日〜
・テレビ北海道  毎週火曜日 26:30〜27:00 2006年10月10日〜
・テレビせとうち 毎週火曜日 26:43〜27:13 2006年10月10日〜

3名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 10:49:57 ID:ZiNIcPzs
谷山麻衣:名塚佳織
渋谷一也:泰勇気
リン:成田 剣
滝川法生:浜田賢二
原 真砂子:釘宮理恵
松崎綾子:鈴木真仁
ジョン・ブラウン:岡本信彦
4名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 10:59:47 ID:ZiNIcPzs
TH(ティーンズハート)刊 【悪霊シリーズ】
漫画版の原作。麻衣の主観一人称。
絶版のため入手困難。表紙カバーは、ピンクか緑。

■ 1作目 「悪霊がいっぱい!?」      
■ 2作目 「悪霊がホントにいっぱい!」
■ 3作目 「悪霊がいっぱいで眠れない」
■ 4作目 「悪霊はひとりぼっち」
■ 5作目 「悪霊になりたくない!」
■ 6作目 「悪霊と呼ばないで」       
■ 7作目 「悪霊だってヘイキ!」(上・下)  
5名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 11:00:24 ID:ZiNIcPzs
WH(ホワイト・ハート)刊 【ゴースト・ハントシリーズ】 
新シリーズ。主観交代制の完全三人称。
比較的入手しやすいが、作中TH時代のネタバレを
多分に含むためTH未読者は要注意。表紙カバーは白。

■ 8作目 「悪夢の棲む家」(上・下)     ←─ 新シリーズはこの1作のみ、続編は立ち消え状態
6名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 11:18:54 ID:wO87TCyP
麻衣タン萌え
7名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 11:26:14 ID:jqhvH5vQ
W_ゝ`) < テンプレのしっかりしたスレですね。
8名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 11:42:49 ID:ZiNIcPzs
即死防止の為にアニメスレから拝借して来ました。
9名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 11:58:25 ID:jqhvH5vQ
W_ゝ`) < 原さんが地獄少女になるSSキボ……

  リン、下駄箱で頭でも打ったんじゃないか >(´<_`  )

W_ゝ`) < では原さんに色情霊の降霊をキボン

       やけに原さんにこだわるな、リン。 >(´<_`  )

W_ゝ`*) <…………。
10名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 11:59:19 ID:CFOV8vLZ
即死防止にくだらない話。
人形の話で、井戸に落ちた麻衣をリンが抱えて外に出してあげるの図。
深さ3メートルでイスに載ったリンが支える。
麻衣、スカートだよなぁ。
リンの腕、腰に回ってるよな。おしり、触ったかも。生足にはぜったい触ってるよな。
リンはむっつりスケベに違いないm9(・∀・)
11名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 13:12:31 ID:wO87TCyP
触った上に絶対パンツも見てるな
うむ、羨ましい奴だ
12名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 13:55:07 ID:hocRsm44
第一印象最悪だったけど段々惹かれていくリン麻衣を誰か書いて下さい
13名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 14:34:59 ID:86Uvkcd1
リンとナルに色情魔が憑依して麻衣を犯すのキボン
14名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 14:53:54 ID:wO87TCyP
あー、世界観的にそういう話も出来る訳か。
奥が深いな、でもリンさんは防御力高いから憑かれるなら
ナルか真砂子辺りじゃね。
力技で取り憑くのもありかもしれんが
15名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 14:58:49 ID:4wpBp89f
アニメ見て漫画買おうと思ってしまった…
しかしこのスレはテンプレがちゃんとしてるな
16名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 18:29:00 ID:rJuh7hSx
やっと悪霊(ゴーストハント)シリーズのがたったか…
 
喜び勇んで
名前を言ってはいけないあの人×麻衣
をキボンしにきたんだが…
ネタバレ禁止なんだな……………orz
17名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 19:36:36 ID:QGkwN5Cb
NGワードでスルー推奨にしたら?
自分も読みたい・・・
18名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 22:52:38 ID:kobhpcoB
19名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 22:57:36 ID:yhNvYL4Y
悪霊シリーズがついにアニメ化か
知らなかった
ラジオドラマとはメンツが大分違うけど楽しみだ
オープニングはラジオドラマの怪しい音楽にしてホスイ・・・がもう始まってるなw

裏戸×SPRメンバーの流血レイープとか
クライアント関係でもエロ妄想できそうだな
悪夢のクライアントの娘×検察事務官の憑依モノ逆レイープとか
20名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 00:30:43 ID:c3tLMQFV
ここであえてぼーさん×麻衣をお待ちしております
21名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 01:21:08 ID:N9H9qOe/
麻衣総受けキボン
22名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 02:18:28 ID:twojarjo
んにゃ、真砂子も捨てがたいし
綾子もいつも強気の女性が見せるしおらしい表情なんかグッと来る。
という事でナル綾子真砂子で3Pお願いします。
あ、麻衣も入れて4Pでも良いです。
23名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 07:33:15 ID:VLWneo74
ナル役得だなwwww

ナルが獣のように麻衣を襲うのとかキボン
アレも一応男なわけだしさ
24名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 07:41:10 ID:rYC+DpMx
小野不由美の小説に出てくる男キャラは全員去勢済みです。
25名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 07:47:41 ID:VLWneo74
>>24
志村ー尚隆尚隆
26名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 07:52:41 ID:rYC+DpMx
去勢済みだとエロパロが成立しないことに気づいた。
ゴメン 取り消すわ。
271ですが:2006/10/21(土) 11:38:04 ID:xKiELYGK
>>16>>17
アニメから入ってくる方も多いだろうし、ネタバレはどうかと思ったのですが
私の一存で決めてしまったのはまずかったようですね。
実際バレ記載のWH版は普通に手に入る訳ですから、知っている人が殆どかもしれませんし。
私個人の意見としては半年経てば確実に名前出ししても大丈夫な状況になるだろうし
アニメ終了までは待った方が良いかと判断したのですが
書きたい人がいるなら構わないかと思います。
スレの皆さんで話し合って決めて下さい。
28名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 11:42:20 ID:VLWneo74
とりあえず漫画かアニメが終了するまでネタバレ氏ネタは少女漫画・小説スレでやればいいんじゃね?

という意見が出てた気がする
29名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 11:59:32 ID:HEjGgixL
ネタバレ注意を投下前と名前欄に入れとけばおkだと思うんだがなぁ。
30名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 12:54:41 ID:twojarjo
クレクレ厨の癖にど厚かましい。
ネタは他にもあるのに、半年位待てんのか。
奴の話がしたいなら、バレスレか少女小説スレ行けっての
……とネット乞食のおいらが言ってみる
もう一本書き上げて投下待ちとかだったらスマン。
31名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 13:11:00 ID:A/kYSyC0
上二行余計。言い方ってものがあるだろう。
32名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 13:37:28 ID:HEjGgixL
少女漫画・小説スレのほうが、予期せぬネタバレ遭遇で
orzなことになりそうと思うのは自分だけなのか。
33名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 13:39:41 ID:twojarjo
そうだな。悪い、気を付けるよ。
34名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 13:58:10 ID:lIZX/bdL
もうアレだ ネタバレ避けのNGワード作ろう
少女漫画・小説スレに投下する時も名前欄か目欄にそれを入れればいい
35名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 21:29:16 ID:twojarjo
>>34で良いと思う。
36名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 01:57:16 ID:N0aP79xB
NGワード設定できない専ブラもあるんだけど……
専ブラで見てない人もいるだろうけど、
そういうのは残念ながら考慮しない、気をつけてね、
っていう方針?
ネタバレについては外部リンクにするっていうのはどう?
面倒だけど。
37名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 02:05:46 ID:UlTpd5wN
とりあえずこのスレではアニメ終わるまでバレ禁止で
ネタバレについて語りたいなら、少女漫画・小説スレにバレ有りと記載して書き込むか
ピンク難民にバレOKのスレ立てるかしたら。
一応少女小説というレーベルでは完結してるんだから小説スレに書いても構わないと思うけど。
ていうかさ、アニメの人は何も予備知識無しで見た方が面白いに決まってるんだから
あと半年我慢するってんじゃ駄目なの?
38名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 03:32:46 ID:ePtgDPfD
エロパロスレとか見る段階でもうネタバレの覚悟はしておいたほうが…
ネタバレスレと分割されてるアニメ板でさえ初見用スレでバレ出してる
馬鹿が定期的に湧いてるのに、エロパロ板でネタバレ厳禁のローカル
ルール作ってもそれが半年間守られる保証はない。

煽りじゃなく、本当にネタバレ嫌な人は自衛してアニメ終了までここ
見ないほうがいいと思うけど。
39名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 03:46:35 ID:33O3BcBL
少女漫画・小説スレを巻き込むのは反対。

ネタバレ書きたい人は、普通にこのスレで。
ただし冒頭にネタバレである旨、注意書きは必須。
(メ欄使用はNG)
SSへの感想を書く人も、ネタバレには要注意。

でいいと思う。
40名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 14:33:49 ID:3BfOTsp0
少女漫画・小説スレはいろんな作品のファンが来るところなんだから巻き込まないほうがいいと思う。
そもそもスレあるんだから来るなといわれるだろう。あそこはけっこう厳しい。

ネタバレは注意書きをしっかりすればいいんじゃない?
このスレは漫画・アニメ視聴者のみターゲットというわけではないでしょう。
そもそもこういうパロに興味ある人はネットで二次創作を探しでもしてネタバレに出くわしている可能性高いと思う。
そういうサイトばかりだし。
41名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 14:45:29 ID:Eg4AsCTs
注意書きをすればおkに一票
42名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 14:48:57 ID:7nLpuaJ6
このスレでネタバレ注意書きで投下おkに一票。
他スレを巻き込むのはいくないよ。
43名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 22:59:55 ID:iZrUP5ZQ
このスレで要ネタバレ注意書きでおkに一票

少女漫画・小説スレは過去に投下SSが特定の作品に偏ったことが原因で
荒れた事が度々あったから、このスレあるのにあっちで投下したら荒れる可能性もある。
44名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 00:57:17 ID:hmhXkEaY
ぶっちゃけ、ここにネタバレ知らない人どのくらいいるの?

ネタバレ注意書きは必須、というのは当たり前として聞いてみたい。
やっぱり、職人もその数によっては色々考えると思うんだ。
45名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 01:45:19 ID:0B2hFZ6Y
今いるのは全員バレ知ってる人だろう。
知らない人はこの流れを見て「なんか面倒くさー」て逃げちゃったと思うよ。
バレは構わないけど、間口を狭めて職人避けさせてしまったような気がするな。
46名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 04:42:59 ID:wkY/gsW/
妄想乙
47名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 21:56:24 ID:cNcwb2qc
まぁ、ていのいい即死防止だったわけですよ
48名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 20:13:34 ID:3LI3LcQA
ナルは不能なので、麻衣を襲えません。
49名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 20:55:51 ID:E8HfkRP/
ナルの不能は精神的なもんだろ?
精神的なものはふとしたきっかけで治ったあとが・・・
50名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 22:04:04 ID:1vBam/Bw
きっと、麻衣と一緒に頑張るんだ
でも麻衣もナルも生娘だから何度も失敗しながら頑張るんだよ
 
ナルと麻衣のトラウマ解消話が読みたい…
51名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 22:04:57 ID:PZ3ujL4I
>ナルも生娘だから
衝撃の新事実!
52名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 22:07:50 ID:E8HfkRP/
落ち着けwwwww ナルは

童 貞 だ !
53名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 05:13:57 ID:yIGf6DMp
英語だと両方virginだと聞いたのを思い出して辞書見てみたら本当だったw

自分はTH版が普通に本屋に並んでたのも見てるけど、
結局買う前に本屋から消えてしまって読まずじまいで、漫画版で初めて読んだ。
で、割と最近WH版を読んでそういうことだったのか!!となったクチ。
このパターン結構多そうだけどな。
まあ元々ネタバレ気にしないタチではあるけど。

TH版の新装版をWHで出すって話はもう無理なんだろうか…
漫画の絵も好きだけど、どうせなら小林絵で見てみたいんだが。

某店で二万だったかの値が付いてるのを実際に見た時は呆れたなあ…
54名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 08:42:11 ID:/j0fpMhf
WH→漫画→THの俺は激しく負け組

ミニー×礼美ちゃんとか邪道だよねそうだよね
夢ナル×麻衣→麻衣×ナルとかダメだよね
55名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 10:25:43 ID:4BmC6iGE
ダメじゃないので可及的速やかにSSに仕上げるように。
56名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 11:18:21 ID:9Sa5y7v2
自分はネタバレシンクロナル×麻衣を考えたことある。
上の不能云々を読んで。これなら出来る!
57名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 12:15:42 ID:1OQWBToP
自分は夢ナル×麻衣(時期は浦戸とおこぶ様の間くらい)で考えたことがある
でも夢ナルのキャラが、あからさまに〇〇〇本人の素が出てる感じになってしまって…………
おまけにえろえろにならない
えろえろって難しいですね(´ω`)
58名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 14:20:41 ID:6OVX65ZG
ん、それはどういう設定なんだい。
麻衣の妄想ってこと?
59名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 21:43:27 ID:5r8uB1Qx
夢ナル×麻衣で書いてみたかったが…
どう想像してもエロに至らん。
無念。
60sae:2006/10/27(金) 12:29:49 ID:QRlTrhBK
夢ナルとナルって何の設定?
61sage:2006/10/27(金) 13:18:54 ID:QRlTrhBK
sage間違いすみません・・・
イロイロ回って観てきました!

夢ナルの意味分かりました、ソウイウ事だったの
62名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 13:19:43 ID:QRlTrhBK
もっ イヤ
63名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 13:23:27 ID:+IU2R2he
sageてないんですけどwww
64名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 15:39:29 ID:ynSR/oTu
>60-61
一人コント乙
65名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 19:24:59 ID:gSHJlaVx
ほしゅほしゅ
66名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 17:49:23 ID:VJiGVsDd
今頑張ってリン麻衣を書いているところなのですが、ちょっとお聞きしたい事が。
ネタバレ要素含む話になってますが、NGワードはタイトルでいいですか。
バレ用にスレ統一の単語があった方がいいなら、皆様で作って頂けると有難いのですが。
あと、展開上話の前半部分が触手スレにでも投下すべき内容になってしまったんですが、
このままここに投下しても大丈夫でしょうか。
67名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 17:56:00 ID:KgcO7kI4
NGワード・・・夢で逢いましょうとかどうよ
自分はタイトルNGでいいと思うんだけど
68名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 00:12:37 ID:PNZdIs8m
>>66 是非投下お願いします
投下する前に、前書きみたいなのを書いて、「ネタバレ有り、見たくない人はタイトルNGワード推奨」
とか明記しておけばいいと思う。
6966:2006/10/30(月) 23:58:36 ID:lHbnQafQ
それでは投下させてもらいます。

ネタバレありで、内容は最終的にリン×麻衣か滝川×麻衣となる予定ですが、
途中触手による陵辱展開が入っておりますので、苦手な方はお気をつけ下さい。
タイトル『淫夢』でNGワード指定お願いします。
70淫夢:2006/10/31(火) 00:02:15 ID:SVJSLHjW
――――こんな事になるなら、ちゃんとナルの言う事聞いとくんだった……―――
朦朧とした意識の中であたしはそんな事を考えていた。


プロローグ

それは一人の訪問者から始まった。
あたしは谷山麻衣。十七歳。知っての通り、心霊現象の調査員なんて変わったバイトをしている。
阿川さん親子の事件も解決して二ヶ月。今は十二月で、世の中はクリスマス商戦真っ只中だ。
まあ、私には関係ないけどね、来年は灰色の受験生だし…と、事務所の机で黙々と宿題に励んでいたところオフィスのドアが開く音がして顔を上げる。
なんだかひどく疲れたような、顔色の悪そうな中年の男性が所在無さ気にキョロキョロと辺りを見回している。
「どういったご用件ですか。」
「こちらでは心霊現象の類を取り扱っていると聞いて来たんですが…」
「はい、ご依頼でしたらまず私がお話を伺わせて頂きます。」
「えっ……と貴方がですか?」
「ええ、私が一旦話を伺って、その上で上司の判断を仰ぐ様な形になってるんです。」
あたしが若いから不審に思ってるのかな。その人はためらいがちに言った。
「あの………どなたか男の方はいらっしゃらないんですか。」
むか、女のあたしじゃ駄目だってのか!
「心配しなくても大丈夫ですよ。話を聞くのは慣れてますから。」
「いや、そういう事ではなく………」
むむっ、じゃあどういう事だというのか。彼と押し問答をしていると所長室からナルが出て来た。
「どうしたんですか、谷山さん。」
「……君は?」
「僕はここの所長ですが。」
答えたナルに彼はすごい勢いで畳み掛ける。
「おかしな事が続いて困ってるんです。お話だけでも聞いてもらえないでしょうか。」
だからあたしが聞くっていってるだろうが――!
「この谷山がお話を伺ってからと言う事になっているので…」
「その…女性の方にはちょっと……」
冷たく切り捨てようとするナルに男性はそう言いよどむ。
男女差別だ―。ナル、何とか言ってやってよ!
ところが、ナルは少し考え込むようにしてから
「そうですか、では僕がこちらで話を伺わせて頂きます。」
と男性と二人で所長室に入っていってしまった。
なにぃ――!いつもは話を受けるのだって渋る癖に―――!!とあたしが一人憤慨しているうちに
なんだか話はあれよあれよと言う間に進んでしまったらしく、明日からそのおっさんの家に調査(一日目は聞き込みだけらしいが)に行く事になった……らしい。
らしい…というのは、あたしには詳しい説明をしてもらえなかったせいだ。

「なにそれ、どういう事!?」
「大きな声を出すな、だからお前はいつも通り事務所で待機してればいいと言ってるだろ。」
「どうして今回に限って、あたしが除け者なわけ!!納得の行く説明をしてよ!!!」
ハァ――とナルが深いため息をつく。ため息つきたいのはこっちだっての!
リンさんとぼーさんが困ったような顔をしている。
そう、今回はぼーさんにあたしの代わりをしてもらうから、あたしは調査に来なくていいというのだ。
「きちんとお金貰ってるんだし、事務だけじゃなく調査だって手伝うよ。」
「雇い主が必要ないと言ってるんだが。」
そう言われて言葉に詰まってしまう。う―――、あたし事務じゃなく調査員なのに――!
「まあ麻衣、落ち着けよ。今回の件は色々ややこしいんだ。ナル坊はお前さんの心配してんだよ。」
何だよ、それ―。心配って言われたって、こっちには何の心配なのかも分からないんですけど。納得行かな―い。ぼーさんめ、ファンだからってナルの肩持っちゃって!
「ナルを信用しろって。」
「ぼーさんの言った通り、今回の調査は麻衣には危険なんだ。だから来なくていい、分かったな。」
そう言い切られて、言葉を挟む余地も無い。それにしたって理由を説明してくれたっていいのに。結局そのまま、男共はあたしを残して調査に出発してしまった。
なんであたしだけ蚊帳の外なんだよ――――――!!!
71淫夢:2006/10/31(火) 00:03:47 ID:lHbnQafQ
調査開始二日目の夕暮れ、麻衣が依頼人宅に訪れた。
応接間に作られたベースには大量の機材が設置されており、ナルとリンはその前に陣取っていた。
「一日振り、調子はどう?」
二人に声をかけるが、反応は冷たいものだった。
「お前、来るなと言ったろう。」
ナルの声は明らかに不機嫌そうだ。
「来なくてもいいとは言ったけど、来るなとは言わなかったよ。もう事務所の方は終わったし。」
迷惑そうに迎えられ、麻衣はむくれ気味で言う。
「何しに来た?とっとと帰れ。」
「書類を持って来たんです―。森さんから電話で急ぎだって言われてさ、ぼーさんは?」
「夕食の買出しに行ってる。」
「ふーん。ねえ、どう?霊の仕業なの?」
「今のところお前に話すような事は何も無い。お前がここにいても何もする事はないし、早く帰るんだな。」
「そうですよ。もう暗いんだから、早くお帰りなさい。」
珍しく無口なリンまで声を上げる。
「そんな邪魔者扱いしなくても…もー、言われなくても帰りますよ―だ。ナルの秘密主義!」
(全く何なの、あの態度!あの自信過剰のナルシストめ!!)
散々な対応に腹を立てて帰ろうと、依頼人邸の玄関の扉を出た時、不意に庭の片隅で何かが蠢くのが目に入った。
(何だろう?)思って視線をそちらに向けた瞬間、いきなりすごい勢いで何かに足を引き摺られる。驚いて声を上げようとした麻衣の口を別の何かが覆う。
(何!?誰かいるの!!?)
しかし自分の背中には冷たい地面の感触だけで、何が起こっているのか分からずパニックに陥る。あっという間に庭の片隅まで引き摺られてきた麻衣の見たものは、大型犬程の大きさの奇妙な形をした生物だった。
72淫夢〜触手×麻衣〜:2006/10/31(火) 00:08:06 ID:SVJSLHjW
(何、コレ!!?)
黒い毛に覆われたようなグロテスクな物体が茂みの中で呼吸するように息づいている。その生物から出ている長い触手のような物が麻衣の左足を捉え、口を塞いでいるのだった。
異様さに麻衣の心は恐怖する。横に転んだ状態から起き上がろうと、体を動かすと瞬時に自由だった両手と右足にもべとついた触手が絡み付いてくる。
(―――ッ!!何なの、コイツ!?あたしをどうしようっての?!)
どうにか逃れようともがくが、どす黒い触手はますますきつく巻き付いてきて身動きが取れなくなる。
(――気持ち悪い!!)
ぬめぬめとした感触に身の毛がよだつ。
「――ンウゥッ!!?」
突然コートの中に別の触手が入り込んできた。ナマコのような感触の物体が服の上から体中を這いずり回る。怪物の不気味な行動に全身が鳥肌立つ。
「――――――………ッ!!?!!」
湿り気を帯びた触手が服の中に侵入する。
(嫌だ!!止めて…………止めてよ!!)
渾身の力を込めて振り払おうとしても、相手はビクともしない。
(ナル、気付いて……お願い!!)
家の中のナル達に助けを求めるが、状況は一向に好くならない。
この家の庭は手入れをしていないのか、草がぼうぼうに生い茂っていて、麻衣のいる場所は大きな木の陰になっている。ベースに設置された監視カメラからは映らないようになっているのだろう。
化物の本体から更に二本の触手が伸びて来て、麻衣の身体をまさぐり始める。あまりの非現実的な展開に麻衣はこれがいつもの夢なのではないかと思おうとした。自分は気付かないうちに眠ってしまったのだ、こんな事が現実に起こるはずが無い。夢なら覚めてくれ、とそう願った。
そんな麻衣を嘲笑うかのように、無遠慮に一本の触手がパンツの中に入り込む。
(イヤ!!何すんのよ、変態!!!!)
緊張に身を硬くする。表面から液体を分泌しているのか、ぬるつく触手が麻衣の股間に伸びる。脚を閉じようとしても両足に巻きついた触手がそれを許さない。冷酷な侵入者はうっすらと毛の生えた亀裂に到達し、入り口を探り出した。
(いや、何してるの?!!)
経験の無い麻衣にもそいつがこれから何をしようとしているのか理解できた。触手の先端が麻衣の女穴に押し当てられて、背筋が凍りつく。
(離して!!止めてよ!!止めて!!!)
最後の力を振り絞って抵抗するが、自分の身体なのにちっとも思う通りにならない。
(……ジーン!!助けて、ジーン!!!)
麻衣の脳裏にナルと瓜二つの優しい瞳をした少年の姿が浮かぶ。
夢だったらいつも最後にはジーンが来てくれるのに―――――願いも空しく残酷にも無情な器物が麻衣を貫いた。

73淫夢〜触手×麻衣〜:2006/10/31(火) 00:09:50 ID:SVJSLHjW
ビクビクと脈打つ棒状の物が自分の中に出入りするのを麻衣は呆然とした気持ちで眺めていた。あまりの気持ち悪さに頭がぐらぐらする。
入れられた瞬間に強烈な痛みを感じたが、後はまるで下腹部が麻痺したかのように何も感じられない。麻衣がショックで心を閉ざしているせいか、それとも触手の分泌している液体のせいか―――

麻衣だって年頃の女の子である。
白馬に乗った王子様が、とは言わなくても、いつか好きな人と……と自分の初体験を心密かに思い描いていた。
(……あたし、汚れちゃった…………)
悲しみと絶望感で胸が一杯になる。
ふとジーンの笑顔を思い出す。いつもは心が暖かくなる彼の笑顔にも麻衣の心は冷たいままだ。知らず知らず涙が流れる。
(もうどうでもいい―――――――)
前向きな麻衣らしくもなく、考える事を放棄して怪物のなすがままに身を任せた。


どれくらい時間が経っただろう。
実際はそれ程でもないかもしれないが、ふと麻衣は下半身に違和感を覚えた。
最初は気のせいかと思ったが、触手が出し入れを繰り返す度にその感覚は大きくなっていく。それが快感だと気付くのにさして時間はかからなかったが、それを認めるのは受け入れ難かった。
(――いやっ―――嫌だ、こんなの……!!!)
必死で否定しようとするが、身体は紛う事無く反応している。触手が内壁と擦れ合う度、甘い痺れが麻衣の体中に広がっていく。冷えていた体が急速に熱を帯びていくのが分かる。
(………嫌だ、こんなヤツに……誰かっ!!ナル、リンさん、ぼーさん!!!)
買出しにいったという滝川はまだ戻らないのだろうか。悔しくて先程とは違う意味で涙が止まらない。そんな麻衣の気持ちなどお構い無しに、化物はその触手を動かし突き上げてくる。
麻衣は身体の中心が触手の出した粘液だけではなく濡れていくのを感じた。一旦火の点いてしまった身体は止まらない。身動きの取れない状態で否応無く麻衣は限界に追い上げられていく。
(―――イヤ!――イッちゃう!!――――――)
もう少しで達するかという時、急に怪物の動きが止まり、身体の拘束が緩くなる。
74淫夢〜触手×麻衣〜:2006/10/31(火) 00:11:45 ID:SVJSLHjW
この後
1ぼーさんが助けに来る
2リンが助けに来る
のどっちがいいですか。
75名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 00:57:29 ID:Zg2vgg3U
ぼーさん(・∀・)
76名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 00:59:53 ID:CF8s1Hgl
リンさん
77名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 01:05:55 ID:pVYFarTp
流れを無視してナル
78名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 01:08:21 ID:vU4nxp8/
ぼーさん!
79名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 01:10:28 ID:pCy6FZ6j
二人揃って修羅場、または3・・・

リンさんに一票
8066:2006/10/31(火) 01:11:13 ID:SVJSLHjW
では、とりあえずぼーさんで書かせて頂きます。

>>77
ごめんなさい。
ナル&ジーンでも考えてみたんですが、どうしてもエロになりませんでした。
81名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 01:15:21 ID:vU4nxp8/
確かにナル相手は難しそうだ。楽しみに待ってるよー
82名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 04:08:55 ID:Qr9Q1nk4
ぼーさん!
83名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 06:25:35 ID:YHSDghCA
展開のもっていき方上手いなあ。今後が楽しみ。wktk。
リンでもぼーさんでもどっちでも美味しくいただける自信がある。
84名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 20:32:16 ID:CR49XgxF
冒頭の麻衣の一人称の地の文が、なんか可愛いいな
85名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 00:34:23 ID:O4yuh400
ひそかにぼーさん×麻衣派の私としては非常にwktk
86名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 00:50:28 ID:eV7hvAYw
自分もぼーさん×麻衣派なのでwktk便乗

しかしストイックなリンさんのえろっつーのも非常にwktkw
87淫夢〜ぼーさん×麻衣〜:2006/11/04(土) 06:55:16 ID:YoW7Zz2u
「ナウマクサンマンダバザラダンカン」
赤い閃光と共に、聞き覚えのある真言が麻衣の耳に届く。
(――――ぼーさんが戻ってきたんだ――――――――)
安堵感から体の力が抜ける。怪物は一瞬のうちに麻衣の身体を覆っていた触手を引っ込めると、暗闇の中に姿を消した。


近所のスーパーから戻ってきた滝川は驚いた。暗い庭の片隅で彼が妹のように思っている少女が「何か」に襲われているのを発見したから

だ。
(どうして麻衣が此処に!?―――)疑問に思うより早く、真言を唱え麻衣の下に駆け付ける。
「大丈夫か!?麻衣!!!」
少女は滝川の顔を見ると安心したのか、火がついた様に泣き出した。可哀想に――余程怖かったのだろう――震えている。
「怖かったな、もう大丈夫だ。」
そう言って頭を撫でてやる。そして麻衣を助け起こし家の中に連れて行こうとした滝川だが、少女の脚に血が伝っているのを見て仰天する

。心の中の動揺を隠し、方向を変え、通りに出てタクシーを拾う。
「千代田区の○○まで」
運転手に行き先を告げると、隣に座って泣きじゃくっている麻衣の肩を抱き寄せ、黙って頭を撫で続ける。
そうしている内に、泣き疲れたのか麻衣は眠ってしまった。
88淫夢〜ぼーさん×麻衣〜:2006/11/04(土) 06:56:09 ID:YoW7Zz2u
コーヒーのいい香りで麻衣は目を覚ました。
(………あれ……ここ、何処だろう………………)
ベッドから身を起こして辺りを見回してみると、広々とした部屋の一角に滝川が立っているのを見つけた。
「ぼーさん、ここどこ?」
声をかけると、滝川が振り返る。
「――麻衣、起きたのか。ここは俺んち。お前さん、眠っちまうから運んで来んの大変だったんだぞ。」
何だか分からずキョトンとした顔をしていた麻衣だったが、すぐに自分の身に起きた事を思い出しハッとする。俯いて身を強張らせる麻衣

の所に滝川がコーヒーを持って来る。
「………ぼーさん…………あたし……………」
「とりあえずこれでも飲んで、気を落ち着けろ………な?」
「………………うん」
麻衣は差し出されたマグカップを受け取った。そんな麻衣に、滝川はポツリポツリと今回の事件について語り始めた。

二日前、SPRに訪ねて来た男が言うにはこうだ。半年程前からおかしな夢を見るのだ、と。夢の中で彼は、かつて思いを寄せていた女性

に誘惑され身体を重ねる。しかしその夢を見た次の日は決まって体が疲れているそうだ。これだけなら欲求不満による願望だろうと片付け

るのだが、問題はそれだけではない。大学生になる彼の娘が自宅の居間で裸で意識を失って倒れていた。娘が「何者かにレイプされた」と

言うので、病院に連れて行ったが、医者はそんな痕跡は無いと言う。その事で精神に変調をきたし、家に篭りきりになった彼女を大学の友

人が何度か見舞いに来たのだが、その中の一人が同じように玄関に倒れていた。その後の経過も彼の娘と全く同じである。友人の親は男に

強姦されたのではないかと家に怒鳴り込んできて、ホトホト困り果てている。最近では彼自身おかしな夢のせいで目に見える程やつれて、

仕事に行くのもやっとだという。

「夢魔の仕業じゃないか、って話してたんだが……」
「夢魔?」
「…ああ、でも、さっき麻衣を襲った奴を見ると猫又みたいな感じだったな……」

「襲った」という単語を聞いて、先程の陵辱を思い出し、麻衣は青い顔をして自分の体をきつく抱き締める。
黙りこくってしまった麻衣を見て、滝川は罪悪感を感じる。依頼者があまり大勢の人間――特に女性――には知られたくないと言うので話

を伏せていたのだが、こんな事になるのなら麻衣にきちんと事情を説明しておくのだった。麻衣は書類を届けに来たのだという。きっとそ

れ程の危険は無いと考えていたのだろう。
真っ青な顔をしている麻衣に滝川はなんと声をかけてやればいいのか戸惑う。
89淫夢〜ぼーさん×麻衣〜:2006/11/04(土) 06:58:44 ID:YoW7Zz2u
「風呂を貸してほしい」と言うので、滝川は麻衣を窓際のバスタブまで案内する。この部屋は何処も間仕切りなどは無く、風呂もシャワーカーテンで遮るだけの物となっている。
「悪いな、こんなんで。」
「ううん、ありがと」
力無く笑う麻衣の表情に滝川の心は痛む。

カーテンを閉めると、麻衣はのろのろと身に着けていた衣服を脱ぐ。身体中が震えて上手く力が入らない。漸く服を脱いで、シャワーを浴びようとバスタブに足をかけた途端、滑って転んでしまう。
「キャアアッ!!」
「っ、どうしたっっ!?」
「あ………大丈夫……転んだだけだから……」
「そうか…気を付けろよ」
気を取り直して、お湯の蛇口をひねろうとするが、どうにも力が入らない。浴槽に寄り掛かったまま、泣きたくなる。
(――あいつにされた事、全部洗い流して消してしまいたいのに――――)

何時まで経っても水音が聞こえてこないのを不審に思い、滝川は仕切りの向こうに声を掛ける。
「――麻衣、どうしたんだ?……何かあったのか?」
「なんか力入らなくって………腰抜けちゃって…………」
しばしの沈黙の後、麻衣は躊躇いがちに言った。
「ぼーさん…体洗うの……手伝ってもらっちゃ駄目………………?」
90淫夢の作者:2006/11/04(土) 07:01:49 ID:YoW7Zz2u
すいません、なんか改行おかしいですね。
心霊物というより妖怪物になってしまいました。次はエロ入りますんで。
91名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 09:45:02 ID:uFYkmfMX
おおっ続きが来てる!待ってたかいがあった〜。
麻衣ならどのカプでも楽しめそうですが、ぼーさんかなり好きなんで、次が楽しみ
92名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 22:12:19 ID:lkouXIWQ
文がうまいだけに麻衣がつらい…が、続き待ってるよ
93名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 23:21:57 ID:VB50w9hl
乙です!
麻衣がかわいそうだけど続き楽しみです
94名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 23:39:38 ID:CltaKOgc
激しく乙!
全文からにじみ出るぼーさんの包容力と、ラスト一行
>「ぼーさん…体洗うの……手伝ってもらっちゃ駄目………………?」
の弱ってるのに色気節な麻衣のセリフに超萌えた。
続き楽しみです。
95名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 18:26:45 ID:Lz4CM73q
救いがなく、麻衣がそのままヤられてしまう・・・のが良かったかも
96名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 20:31:21 ID:QCjK1kyC
麻衣たんを気持ちよくさせてあげてください(*´Д`)ハァハァ
ぼーさん麻衣が見られるとは思わなかったウレシス
神よありがd
97名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 01:58:54 ID:IAsECInx
>>95
その思いを自分でSSという形にするんだ!
98名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 02:02:50 ID:YDnslecI
ナルを勃たせるのが結構苦労する件
主上…その設定はなかったほうが良かったよ
99名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 02:20:32 ID:9+3RKAqg
設定年だとED治療薬はまだ出て無いしね
100名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 02:32:27 ID:qecqCuON
あの人の件が解決して、麻衣と一緒にいることで
少しずつ精神的なものがほぐれていって勃つようになる…
的な展開ならいけるかなあ。

というか(勃起はともかく)原作のつづきでそんな展開が
ちょっと読んでみたかったなーと思う自分は、ああカプ厨さorz
101名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 04:29:42 ID:1OUqImRe
え、ナルがEDな設定なんて本に書いてあったの?
お子ちゃまの頃から好きだったけどそんなん知らなかった。

つーか、仮にも少女小説だったんだろうに、いいのか〜??
102名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 04:36:59 ID:HjP6vSs+
そんな設定うそでしょ?
はじめて知ったyo
103名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 06:15:41 ID:8g4ha6DI
ちとバレ含んでるかな?↓



CDシネマ4でナルが麻衣を通じて気をトスし合う所
ナルの「少し熱いぞ」って、なんかエロいね。
104名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 06:20:31 ID:8g4ha6DI
>103
聞き直してみたら「ちょっと……熱いぞ」だった。
105名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 07:42:45 ID:1Ddxfzzb
>>102
小野さん発行の同人(?)で書かれていた
106名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 08:45:12 ID:8UeDQ3/s
>>102
暴行を受けた女性をメトった事で精神的に不能らしい。
小野さん公認の猫猫組というサークルが発行した同人の中の
ニフティでのチャットのログで小野さんがそう発言してる。
バレスレで何度も上がってる話だから、詳しくはそっち行くといいよ。
107名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 19:56:21 ID:Yr+YogN+
でも、原作に出てない裏設定なんだから、公式扱いすることはないと思う。
他作品でも制作者がぽろっと裏話したりするけど、
それはあくまで裏の話ってことで、公式設定扱いにしなってないし。
108名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 20:32:08 ID:cJYanvho
>>100
その話読みたい。

神が降臨してくれないかな。

109名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 21:45:13 ID:8g4ha6DI
この話題になるといつも思うんだが、別に勃たせなくても出来るだろう。
相手だけ気持ち良くしてやればいいんだから。
で、その相手の様子を見ている内にナルも興奮して…
110名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 22:18:11 ID:5QzqeNCh
テクニシャン・ナル
111名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 22:59:58 ID:kpqVCymv
ゴールドフィンガー・ナル
「僕の右手が光って唸(ry」
112名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 23:17:48 ID:LP7LBRV8
「おまえよ喘げと轟ry」
113名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 23:54:49 ID:oSM8/gOd
>>110 >>111 >>112
キモイよおまえら(σ´∀`)σ☆
何で今頃になってゴーストハントアニメにするんだろ…そのせいで同人誌が高い('A`)
いなだ先生は何やってんだよ〜?
114名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 00:04:13 ID:8g4ha6DI
アニメ化する前から中庭関係は目ん玉飛び出る位高い
自分の中ではテクニシャンはリンだな、むっつりスケベで絶倫なイメージが…
ナルは一度覚えたら上達早そうだけど
115名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 00:23:33 ID:gHfS/lKn
>>111-112
テラワロスwwwナツカシス
116名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 00:25:18 ID:GfotJgbS
>>111‐112
なんか懐かしいなwwww
117名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 01:13:43 ID:HBHcM1hD
まあ正確にはシャイニングもしくはゴッドフィンガーなわけだがw

>>109見てて、たとえばナルが麻衣を気持ちよくしてあげて
麻衣も勃たなくても頭なでなでしてあげたりして、ナルもここ数年では
味わえなかった精神的に満たされた感覚を覚える、しっとりラブラブエチー
みたいなのもいいかもしれないと思った。

書いたことないので小説にはできんが、万が一完成したら投下してみる…
118113:2006/11/09(木) 19:49:13 ID:5yWYzv0S
中庭の同人誌じゃなくてファンが出したやつ。
ぺってん紳士さんの中古同人がアニメ始まる前は630円で今は1200円…高いよ!('A`)
119名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 20:39:36 ID:Hz+NqauM
>>117
いいねーそういうのも
気長に待ってるんで完成したらよろしく
120名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 23:26:05 ID:DLmR/UV3
>106
メトったってのは、サイコメトリーの方だよな?
ケコーンしたって意味ではないよな?
うっかりどきどきしちまったぜ。
121名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 23:28:53 ID:GfotJgbS
それは娶っただろwwwwww
122名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 17:15:06 ID:b034itX/
昔から好きなだけにショックなんだが…
どうしてお子ちゃまの読む少女小説にそんな萎える裏設定をするんだ。orz
123名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 19:24:59 ID:eN+zh+Pt
生臭くなくて、ある意味少女小説のヒーローには最適の設定ともいえるw
何にせよ裏設定だし、不能は精神的なものらしいから
124名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 19:29:40 ID:7CP7Xloq
淫魔が取り付けばおkってことか
125名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 20:27:07 ID:1/LddZEj
ヒーローといえば今週のリンさんはやけにかっこ良かったな。
キャラ違うんじゃないかって感じだ、何あのファイト一発ww
一回目の「谷山さん!」はともかく、二回目の「谷山すわぁん」は明らかにオカシイと思うが…
126名無しさん@ピンキー:2006/11/11(土) 20:50:35 ID:qXe/GpkZ
すわぁんバロスwww
127名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 01:15:16 ID:yjsU0MWw
三W_ゝ`)/ < 谷山さん!

W_ゝ`) < ……ま、いいか。
128名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 01:54:16 ID:UKRLxU+K
ワロタww
でもそんな感じだよね、助けられなかったらまぁしょうがないかって
アニメスタッフは何か勘違いしてるんじゃないの?
それよりナルと麻衣の漫才的毒舌トークに時間使ってくれよ
129名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 09:06:47 ID:M8D1V4aD
原さんを人形のように犯したい
130名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 10:25:50 ID:/HTOoKdJ
途中で霊が降臨しますがそれでもよろしければ…
131名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 10:36:31 ID:yjsU0MWw
色情霊でひとつ。
132名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 13:54:05 ID:UKRLxU+K
>>129
その思いをssにするんだ
133名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 06:24:05 ID:zPXacEDE
とりあえず人外の「何か」で麻衣と雅子を犯したいんだけど
どういう相手がしっくりくるかな
触手とか霊とかとかPSYとか
134名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 06:38:44 ID:mmeLR2qA
触手は上にあったんでPSYに一票
135名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 15:53:38 ID:AZ0JdPEH
>>133
人外じゃないが、テレビで真砂子に目を付けた連中が拉致ろうとして
偶然見つけた麻衣が助けようとするが、一緒に連れて行かれてしまう…てのはどう?
136名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 23:05:27 ID:M561Tm07
綾子が安原を逆レイープというネタを書き始めたもののエロが書けないことに気付いてしまった
137名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 05:41:46 ID:LJ8N6xB3
>>135
それだとただのレイプだなあ
まあ自分はそういうのも好きなんだけど
でもできたらなんというか「ゴーストハント」らしいシチュがいいかな
怨霊×麻衣・真砂子みたいな


PSYで犯すって、・・・・どうやるんだろ
138名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 07:36:04 ID:w76nTnYL
pussyとpsyは似てる……。
ということで百合レイプだ!
139名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 08:41:06 ID:LusNq4jv
>>137
超常的な力で体を抑えつけて……と思ったんだが、何を入れたらいいんだ?
140名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 11:55:38 ID:kwgw8HC3
そこで、おこぶ様ですよ!!!
141名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 13:25:47 ID:UNYupSGv
電池をいれずともそれ自体が蠢くおこぶ様
なんて画期的
142名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 22:27:50 ID:+5yPynt3
木片刺さりそうだなぁ
143名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 22:29:37 ID:CtFBPGwJ
ナルにレイプ犯をとり憑かせれば不能設定はどうにかなりそう
144名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 00:57:18 ID:au7/72gn
麻衣にとり憑いて「なんでこんなこと・・・体が・・・勝手に・・・」みたいな展開もありか
145名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 00:58:19 ID:L6NBJQKV
どうにかなるだろうけど、後で凄い自己嫌悪の嵐に。
146名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 01:03:50 ID:S+L7TEmQ
再起不能なまでの不能になるなw
147名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 06:13:21 ID:RF9WGLm0
>>143
ナルに村越医師や勝沼真一の霊を取り憑かせればいい
そうすれば不能は回復するだろ
まあ「うひっ」とか「躾けてやるよ!」とか言い出しそうだけど

>>144
真砂子や麻衣に勝沼真一の部下を取り憑かせれば・・・
148名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 08:49:48 ID:XJaRaZfR
カサノヴァの霊でもいいなぁ
149名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 09:19:22 ID:14HdcNZy
真砂子にはポンパドール夫人の霊を降ろして欲しい。
パイズリ!パイズリ!

「こんな扁平胸の体でどうしろというの」
150名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 18:53:17 ID:uyRU+lw9
>>142
肉体(?)を失い、新たな依り代として電動バイブで復活したおこぶ様ならどうだ!!
151名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 19:59:16 ID:L6NBJQKV
逆に開き直って(自棄になって)千人斬りを目指すナルw
奴がその気になったら誰も止められないぞww
152名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 20:00:44 ID:L6NBJQKV
151は>>146宛ね
153名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 21:16:00 ID:RF9WGLm0
とりあえず、ナルにバイアグラや大麻、ウナギ、肝を大量投入すべし
目の前には麻衣を置いとくから、あとよろしく
あ、もちろん助手の人はカメラ回してるので
154名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 01:54:40 ID:lFGA75Vi
枯れたおっさんか、ナルはwww
精神的なものが原因なんだから、そんなん用意せんでもその気になりゃ勃つだろ
ボンテージの綾子とメイド服の真砂子も置いといて下さい。あ、麻衣はスクール水着で

155名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 02:45:29 ID:9qdYLpnG
何よそのマニアックな食い合わせ
156名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 03:10:34 ID:lFGA75Vi
色んなの置いとけば一つ位気に入るのがあるかと思って
森さんにバニーガールでもやってもらうか
157名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 03:16:33 ID:9qdYLpnG
食欲ない人の前に、いきなりカツ丼とチョコレートパフェとお刺身持って
きても無茶があるんで、ここはひとつパンチラとか麻衣が淫魔に襲われて
アンアン…の声だけ聞かせてみるとか、穏やかな方向で一つ。
158名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 03:27:02 ID:lFGA75Vi
ナルだったら色っぽい声聞いても「何悶えてんだ、変な声聞かすな」とか言い放ちそうだけどな
ナルの為に淡々と音量調節してそうな助手とか笑える
159名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 05:30:42 ID:7m+qIp9x
今知ったんだけど、ゴーストハントって小説版があったんだ・・・
160名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 05:32:54 ID:09nf7buD
(゚Д゚;)
161名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 06:38:05 ID:IocdfHmb
( ゚д゚ )
162名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 09:22:26 ID:pzPquuwp
こっち見んな
163名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 11:53:12 ID:3GatHlA7
こんな人が居たなんて…orz
主上は悪霊シリーズいい加減再販しようよ、それともそれが狙いなのか。 
164名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 22:22:29 ID:jieNG8zi
>>154
トラウマによるインポテンツってカウンセリングしないと治らないんじゃないの
165名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 22:29:09 ID:siNnFxy3
無意識状態の生理反応だったら勃つかもしれんけど意識あるうちは駄目なんじゃね?
166名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 23:32:34 ID:EGPLCNyM
割と自己治癒することもある
ナルはトラウマ元が厳しい分むずかしそうだが
それとあの性格も災いしそう
167名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 23:59:23 ID:2U/HsA+r
普通の男だったら、
ヒロイン裸にむいてそいつの前に転がして、
「愛のチカラでインポ治ったじょ」とか言い張れば
それなりにお話作れるんだが。

ナルだからなあ……
168名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 06:08:53 ID:hqWYi2w/
じゃあ、麻衣がナルの寝込みを襲えばいい
精神的外傷が原因の不能なら、朝勃ちや夢精ぐらいはするだろ

それか、触手などによる人外の快楽でナルを・・・すまん
169名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 12:08:12 ID:kMQHzmZ8
麻衣相手ならPKでブッ飛ばしたりしないだろうが、口聞いてもらえなくなるぞww
170名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 12:12:23 ID:lcPOyX5k
ナルは正直使いにくい感があるから、方向転換して……


麻衣 × 真砂子
171名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 15:19:43 ID:K1x+I5bZ
女子高生の○○画像満載の画像掲示板!
これを見逃す手はありません!
http://kurenzah.is-a-chef.org/imgbbs/index.htm
172名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 17:51:02 ID:NhUvYyoZ
>>167-168
そんな展開だと萎えるなわたしなら
173名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 20:10:19 ID:i89sL7DN
>>170
上げるのはよそうよ
174名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 01:33:07 ID:kKZbKk0S
ヲレは麻衣×真砂子見てみたいな〜…
他じゃ絶対見ないだろうし
175名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 01:38:58 ID:MtG2BILM
ジョンはどうだ。なんか百合っぽくなりそう。
176名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 02:48:12 ID:Rd/3t7i9
ジョンはいいかも、これも他では見れないよ
坊さんはわりと人気あるだろうが。


坊さん×麻衣の続きも楽しみにしてます…
177名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 06:27:43 ID:XPe9pqmc
ジョンと言う名の犬に獣姦される麻衣
178名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 09:28:47 ID:Js8Z7Wcl
>>174
冬の祭典でいっぱいあるよ、きっと
1794枚切りの触パン:2006/11/19(日) 14:39:06 ID://LLC9+I
真砂子の鬼畜な話です。
陵辱が嫌いな方はスルーすることを推奨します。


ギシッ  ギシッ   ギシッ  ギシッ
ズチュ、ニチュッ、ズニュ、ジュブブブ・・・・

天井の付いた染みが、大勢の人の顔に見える。
でも、そんなものは目の錯覚にすぎない。
恐怖と言う名の感情が作り出した、ただの妄想の産物の産物であることは
高い霊能力を持つ彼女には解りきったことだった。
その筋では名の通った霊媒師・原真砂子。
今彼女は、薄汚れて埃の積もったベッドの上で
着物の胸元と裾をはだけられ、人形のように犯されていた。


街外れにある、崩れかけの一軒の家屋。
今にも倒壊しそうなのは木造建築のその外見だけではなく、屋内も同様の酷い有様で
家人が訪れなくなって久しい部屋の中の床や家具の上には塵芥が堆く積もり
所々床板自体が腐っているのか、歩くと足が沈み込むような感触と耳障りな軋みを立てる。
そんな薄汚れた室内に散乱する、女性の衣類。
転がる手荷物。
片方だけ脱げた履き物。
横の部分を力任せに引き千切られたパンティーは、ベッドの下にポツンと落ちていて
ブラジャーは外されず、無造作にずり上げられて真砂子が付けたままだった。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ・・・!」
仰向けで犯される真砂子の耳元で聞こえる、獣のような荒々しい息づかい。
もうどのぐらい犯され続けただろうか。
入れ替わり、立ち替わり。
複数の男が真砂子の中に出入りを繰り返す。
受け入れた相手の人数は、二桁を超えたあたりで数えるのをやめてしまった。
床の上、とうの昔に暖かさをを失ったむしり取られた下着だけが
この狂ったような光景を、覚めた目で客観的に見ているような気がする。

「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァ・・・・うっ!!」
真砂子に覆い被さっていた男の腰がビクンと震え、また欲望の丈を吐き出した。
ブルブルと全身を射精の快感に震わせ、ひとしきり流し込むと
ゆっくりと腰を引き、ドロドロに汚れたペニスを真砂子の穴から引き抜く。
ブヂュリ、ゴプッ・・・
垂れ落ちる白濁の粘液。
抜かれた肉の裂け目は閉じることなく広がったまま。
今まで叩き付けられてきた獣欲の証を逆流させていた。

「ぅっ・・・が・・・・・は・・」
今まで犯していた男が呻きを漏らし、埃っぽい床の上に倒れ伏す。
板張りの上に、横たわった男。
その背中から白い何かが、音もなくスウッと出てくる。
まるで教育番組がなにかでよくやっている、蝶が蛹の殻を破って出てくるのを
数倍の速度で早送りにしたかのような光景が目の前で展開される。
もっとも真砂子には、もうそちらを向く気力も体力もなかったので見ることはできなかったが。
1804枚切りの触パン:2006/11/19(日) 14:39:39 ID://LLC9+I
男の身体をすり抜けるように出てきたソレは、ユラユラと空中を進み行き
この部屋の入り口から列を作っている、虚ろな目をした別の男達の先頭へと近づくと
身体の輪郭を重ねる。
吸い込まれるよう消える、白い何か。
すると、虚ろな瞳でだらしなく突っ立っていた男がいきなり
興奮剤を投与された種馬のような形相になり、ついでに下半身の方も馬のようになった。
血走った目で、真砂子を見る。
四肢は投げ出されたまま。
着物は腰の帯の部分を起点に上下が乱暴にはだけられていて、抵抗する様子もない。
動かない。
股の間を見る。
ついぞ数時間前まで男を知らなかった汚れのない秘所は、すでにその面影を失いグチョグチョのドロドロ。
精液溢れる肉穴の入り口は開きっぱなしで、閉じる様子を見せなかった。
赤く捲れて外まではみ出した襞が痛々しい。
まるで、獰猛な肉食獣に食い散らかされた、野ウサギのよう。
だけどそんな光景に、興奮を覚える。
情欲をかき立てられる。
グズグスに食い荒らされた女性の部分。
糸の切れたマリオネットのように動かない真砂子に、男は猛り狂ったように躍りかかった。

痛いぐらいに脈打ち天を仰ぐ勃起を、垂れ流しの恥穴へ。
真砂子の膣へ。
ぬむり、と抵抗無く飲み込んだ。
「・・・っ・・・・・・」
僅かに真砂子が反応を見せる。
もう下半身の感覚は、ほとんどが麻痺していた。
心も方も麻痺していた。
けれども、また犯されることを感じ取った女の本能が、猛々しい男を感じ取った女の部分が
僅かな拒絶を示す。
だけど男は構わず性欲をぶつける。
猿のように腰を振り、叩き付ける。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ・・・はうむっ」
男が、真砂子の唇を塞ぐ。
だらしなく開いたままのぷっくりとした可愛らしいそこを割り開き、舌を中へと押し入らせる。
唾液を纏った軟体。
口腔内を這いずり回る赤い舌はまるでナメクジのようで。
歯を、舌を、歯茎を、頬の内ら側を、我が物顔で蹂躙される。
ツバも流し込まれた。
顎をしっかりと手で固定され、唇を男自身のもので隙間無く鬱ぎ
己の舌を使って、真砂子の舌へと塗りつける。
「う・・ぶっ、・・・うぐ・・・っ」
だんだんと、真砂子の口内に涎が溜まってくる。
このままでは、窒息しかねない。
流し台の排水溝に溜まる汚泥のような味の唾液。
だけど真砂子は、しかたなく飲み込んだ。
「・・・・んく・・・んく、んぐ・・ごくっ、ごくり」
喉が鳴る。
細い喉元が上下に動く。
「ごく、ごく・・・・ぇはぁっ」
ようやっと、真砂子の唇が解放された。
1814枚切りの触パン:2006/11/19(日) 14:40:12 ID://LLC9+I
真砂子の意識は、実はもう半分ほど飛んでいた。
ドロリと濁った目で天井を見つめたまま、何も考えない。
男の動きに合わせて、小柄な身体を揺らすだけ。
下半身を襲う鋭い痛みも、もう随分前にほとんど感じなくなっている。
今あるのは、鈍いわだかまりと違和感。
肉と肉のぶつかり合う音も、恥裂を掻き回されるグチュグチョという音も
どこか遠くから響いてくる喧騒のように聞こえる。
どうして、こんなことになってしまったのか。
考えても今更しかたのないことなのだが、他にすることもないので
こんな思考がグルグルと真砂子の頭の中を、回遊魚のように無為に回る。

この日、真砂子はとある霊体を、説得して成仏させようとした。
いわゆる『浄霊』というものである。
真砂子に除霊はできない。
だがしかし、霊体と話し合うことは可能だ。
聞くところによると、力は強いが相手はなかなか話の通じる霊だという。
なので、なんとか説得してみようと試みたのだが・・・・
結果はご覧の通りである。


「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ・・・!」
耳の側で繰り返される、発情した犬のような短い呼吸。
突き入れられる肉の凶器。
それが、僅かに膨れ上がる。
男の射精が近い。
何度となく繰り返された行為。
だから、解ってしまうのだ。
そんなことが解ってしまう自分が情けなくなる。
嫌気が差す。
真砂子は瞳を閉じ、来るべき射精の瞬間へと備える。
力の抜けきった指先で、淫らな汗を吸い込んだシーツをキュッと握りしめた。
「はふっ、はぅっ・・・・ゥオ、オオッ!」
耳のすぐ側で上がる、短いオスの叫び。
交尾の果てに得られる、射精の快楽にのために上げられる、野生の雄叫び。
ボンヤリとした下腹部が、また重くなった気がした。
ブジュュッ!! ぶびゅびゅびゅびゅっっ!
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン・・・・・・
繰り返される脈動。
命の元を送り込む躍動。
その度に、真砂子の腹の中が重くなる。
子宮が、重くなる。

真砂子の意識に霞みが掛かり始める。
だけど彼女にとって、それはせめてもの救いなのかもしれない。
現実は変わりはしないが、気を失ってしまえば、このセックスと言う名の汚辱から
一時的にしろ、解放されるのだ。
吐き出し終えたのか、次の男に交代する。
白い靄のようなものが、取り憑く肉の器を乗り換える。
真砂子を犯し、射精の悦楽を貪るための道具を交換する。
まだまだ性の暴力は続くようだ。
真砂子はそっと、意識の綱から手を離す。
たけど記憶の途切れる寸前に、ふと誰かの声を聞いたような気がした。
『・・・・届いた』
そんな声。
彼女が覚えているのは、ここまでだった。
1824枚切りの触パン:2006/11/19(日) 14:40:46 ID://LLC9+I
10年後

真砂子はあの後、さらに犯され続けた。
意識が戻ってからも、何度も、何度も。
操られていた男達が正気に戻ってからも、今度は彼ら自身の意志で犯された。
そして真砂子は、妊娠した。
誰のともしれない赤子を、その腹に宿したのである。

宿った子供は、男の子だった。
「おかあさ〜んっ」
だけどそんな話も、今は昔。
あの時に孕んでしまった赤子を、真砂子はどうしても堕胎することができず
今日まで彼女は育ててきたのである。
女手一つ。
口寄せや浄霊を生業にして、一生懸命。
愛情を込めて育ててきた。
望んだ子ではなかった。
けれども、宿った新しい命に罪はない。
なにより、お腹が大きくなるにつれて、赤子が育つにつれて
真砂子の中の子に対しての愛情も、徐々に大きくなっていったのだ。
結局、彼女はその子供を産んだのである。
今では、やはり産んでよかったと思っている。
苦労した。
片親なので、子供にも苦労を掛けた。
でもやはりあの子がいて、笑顔を見ることができて、自分は幸せなのだと思う。
「えへへっ、おかあさん」
胸の中には、暖かな温もり。
小さな命。
その尊さを噛みしめ、真砂子は抱きしめた我が子の頭を、壊れ物を扱うかのようにそっとそっと撫でる。
母の優しい手の温もりが嬉しいのか、子供の方もギュッと和服の背中を抱きしめてくる。
名前は『奈留』と名付けた。
どこから、誰から名前を貰ったのかは、まあ言わなくても良い話である。

「ねえ、おかあさん」
その子が言った。
「なあに?」
真砂子も優しく問い返す。
「セックスしようよ」
・・・・・・・・は?
今、なんて・・・?
我が耳を疑った。
だから、問い返した。
「セックスだよ、セックス。 ボクを孕んだときに、散々したでしょ? 大勢の知らない人達と」
この子は、何を・・・・?
いったい、何を。
我が耳を疑い、我が頭を疑い。
真砂子は、抱きしめた胸の内にある奈留の顔をみようとした。
だが見えたのは、真砂子に似た艶のある黒い髪の毛だけ。
顔は、真砂子の胸に埋めたまま。
しゃべり続ける。
「今日ね、やっと精通が来たんだよ」
言って、腰をグッと押しつける。
「・・・!?」
そこには、小さいなからも確かな膨らみ。
ズボンの股間部が盛り上がり、あきらかに勃起しているということがわかる。
わかってしまう。
あの日に受けた陵辱。
そのおぞましい行為が、これがあの時自分を突き嬲ったモノなのだと、過去に受けた恐怖の記憶が教えてくれた。
1834枚切りの触パン:2006/11/19(日) 14:43:46 ID://LLC9+I
「ぁ・・・・ぁ・・・・・・」
真砂子は、言葉を失っていた。
この子が何故、産まれる前のことを知っているのだろうか。
過去の心の傷と、今のこの子の言葉。
そして思い出す。
意識の途切れる寸前、頭の中に響いたあの言葉。
『・・・・届いた』
それを意味するところは、おそらく・・・・
真砂子の思考が、最悪の想像へと辿り着く。

「おかあさん、あれからずっと男とヤってなかったでしょ? えへへ、でももう心配いらないよ」
相変わらず顔は胸に埋めたまま。
今この子がどのような表情をしているのか、伺い知ることはできない。
真砂子は、子供から離れようとした。
そして今更ながらに気が付く。
全身が、動かなくなっているのだということに。
「・・・ぁ・・・・・そんな・・」
金縛り。
元々、あの霊は強い力を持っていた。
それに、母体となった真砂子の霊力。
この子はそれを受け継いでいるのである。
そんじょそこいらの霊力では歯が立たない。
圧倒的な力を持って、真砂子の動きを封じている。
逃げられないようにしているのだ。
「ボクが射精できるようになったんだから、これからは毎日のように可愛がってあげるからね」
ね、おかあさん。
そう言って上げられた顔は、真砂子がよく知っている我が子の笑顔。
邪気の欠片も感じられない。
屈託のない、真砂子の大好きな笑顔だった。

エンド

このあとたぶん一生この子に犯され、孕まされる人生を送るんじゃないかと思います。
後味悪いエンディング大好き人間なので許して下さい。
184名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 04:09:44 ID:2WPU0TLe
同じネガ好きとしては、どうせなら子供に
ヤられるところまで書いて欲しかった。
ともあれ、GJ!
185名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 12:05:32 ID:sGJukaml
GJ!救いのないエンドって嫌いじゃない

普通に文章上手いな。状況がありありと想像できていい(*´Д`)ハァハァ
186名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 20:11:05 ID:ANUsWA+e
>>179-183
ガクガクガクガク ((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
187名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 20:42:04 ID:rD3eIQ4+
救いのないENDも個人的にアリだけど
苦手な人もいるだろうし注意は前に持って来た方が良いんじゃないかな
188名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 20:43:09 ID:pmjniOGx
注意は初めに書いてあると思うが……?
189名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 20:52:47 ID:RvdxEtFb
注意書きはあったお
190名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 23:38:00 ID:b4wlG/MY
注意書きだけで一レス欲しかったってことかな?
191名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:08:44 ID:qQcBAcOm
そんな数行読んだだけで致命的なことになるわけでもなし
どれだけ防御力よわいんだよw
192名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:24:05 ID:FXF9q+Et
この程度の鬼畜話でどうこう言うなんてエロパロスレ向いてないんじゃないか
苦手なのは黙ってスルーが基本だろ
193名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 01:03:25 ID:66gjYspZ
>>192
>>187はイチャモンだと思うけど、それは言いすぎじゃないの
グロ傾向の強い作品は本スレでは扱わず、
分家スレや鬼畜系のスレに投下するというところもあるわけだし
194名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 06:31:08 ID:GBDi9hoh
はいはい、スルースルー
でないとスレ荒ちゃうよ
議論なんぞしも、人によって価値観はバラバラなんだから

麻衣が大変な目に遭うの読みたい
誰か書いて下さい
195名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 07:13:09 ID:k20bTg92
注意は前に持って来た方が良いんじゃないかなというのは普通に提案だろ?
作者さんは近親相姦を匂わせているしそれが苦手な人もいるとは考えないのか?

>>194
脱字の無いように自分で書いて下さい
196名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 09:23:46 ID:1Bi/pVFP
>>195
うん、だから、注意書きは 一番始めのレス の 頭 にあったじゃん、
って話じゃないの?
自分はそう解釈したんだけど。
197名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 18:44:48 ID:RPmfhbbu
>>196
陵辱だけじゃなく近親相姦や救いのないエンドってことまで最初のレスに書いて欲しかったとか?
いや、そこまで求めるのは変だと俺は思うがな
198名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 18:55:07 ID:1Bi/pVFP
成人してる(筈の)人間がそこまで甘ったれてて、
尚且つそれを当然の権利と主張したいんだったら、
心の底から嫌だなあ…

と云うか、
いや、もう良いや。
まだ引っ掛かりはあるけど、これ以上書いたら自分が荒らしになりそうだorz
199名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 19:49:02 ID:yXyQ4Xfq
あの注意書きで十分だろ。
なんでもしっかり細かく書けってか。ガキじゃなるまいしあほか。
そんなことやってたら注意書き足りないっ自治厨は居つくわ、細かく書いたら書いたで
最初でネタバレ状態になってて面白くないって言い出す連中は出てくるわで収拾つかなくなるぞ。
200名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 20:03:55 ID:MKidHtaC
>>199
はげど。
あの文でちゃんとした大人なら判断できます。

というわけで次の話題いきましょうぜ。
201名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 20:24:12 ID:RPmfhbbu
>>198
文句とか突っ込みじゃなくて俺もちょい前のスレで教えてもらったので助言させてくれ
最近らしいがここは21禁じゃなく18禁の板になったので成人になってない奴も
のぞいても板違いではない。まあ18歳ならそれくらい分別つけるべきだがな
202名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 20:45:41 ID:LWFDEn18
もういいよ。めんどくさいから。
注意文は本文前に、わけて1レス使って表明する。
以後はそーゆーことで、終わりにしよう。
203名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 21:02:16 ID:8Tny/o6Y
勝手に決めんなっての、そんなもん作家の好きにすりゃいいだろ
ごちゃごちゃ言ってる奴は>>1も読めんのか
書いてあるだろ<気に入らないシチュ、カプに対しても大人の対応で って
204名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 21:50:22 ID:1Bi/pVFP
>>201
あ、そう云えば自分もどっかで見てたわ。
言われるまで完璧に忘れてたw
どうもありがとう。
今度は忘れまい。多分。
205名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 00:56:41 ID:KTJ/mG5/
そうそう、大人しく坊さん×麻衣待ってます。
206名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 03:49:11 ID:+NBbAXGS
今日アニメを初めて見た〜!!
オープニングで絵がないところから感動。
てなところで、素敵ヴォイスのリンさん×麻衣が見たいとです。
207名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 05:43:04 ID:s1yVzwBp
色情霊に取り憑かれた真砂子が誰彼ともなく身体を預ける話見たいです
208名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 11:58:55 ID:pgdyTcUO
少年×麻衣だったらオフィスでエチもいけるかな
209名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 12:00:49 ID:c5QRt9Rb
少年は今のところ出していいのか迷うんだよな
210名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 21:39:26 ID:VZS9Vf1C
真砂子陵辱話、鬱スキー兼近親もいけるしハァハァしたんだが
痕のバッドエンドに似てるのがちょっと気になった
211名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 23:08:04 ID:iQdeQHlw
エロゲやらない人間はともかく、それはネタバレでは?良いのか?w
新しい作品でもなければ良いのかな。
212名無しさん@ピンキー:2006/11/22(水) 23:12:01 ID:mc3ncfgy
>>210
実は自分も連想した…w
2134枚切りの…:2006/11/23(木) 06:27:34 ID:CdLgExIw
ネタばらします。
>>210>>212半分当たりです。
『・・・・届いた』
このネタ、じつはくりぃむレモンの「ダーク」というアニメのラストでもあるんです。
私が痕をプレイしたとき「シナリオの人、あのアニメ見たんだ」と思ってましたので。
どちらかというと元ネタはくりぃむレモンだと思います。

今、ちこちこと触手×麻衣を作ってます
>>66氏とかぶってしまいそうですが…
21466:2006/11/24(金) 19:20:10 ID:CB+F2YYs
>>213
私は全く構いませんよ、触手なんてメジャーすぎるネタですからね。他の方がどのように料理するのか拝見したいです。

続き出来たので投下します。
215淫夢〜ぼーさん×麻衣〜:2006/11/24(金) 19:22:56 ID:CB+F2YYs
「………麻衣、入るぞ………」
「…うん…………」
流石にそれはちょっと、と思った滝川だったが、麻衣がどうしても体を洗いたいとせがむので渋々承知した。
Tシャツの袖とジーンズの裾だけ巻くって、滝川は布切れ一枚隔てた向こう側へと足を踏み入れる。
浴槽に凭れ掛かってこちらに背中を向けている麻衣の華奢な身体に少しドキリとする。
(何考えてるんだ!落ち着け………これは“麻衣”だぞ)
深く息を吸って邪念を追い払う。―――滅多な事を考えるな。彼女は傷ついているのだ、おかしな感情を持ってはいけない。状況を取り違えるな―――と気を取り直してシャワーのお湯を出すと、ぐったりしている麻衣の体を背後から洗い流し始める。


全身が暖かいお湯に包まれていくのに、麻衣はホゥッと溜息をついた。
(…………あったかい…………………)
心の底まで凍るようだった体に熱が戻ってくる。肩の力を抜きリラックスして水の流れに身を浸らせていたが、麻衣はそのうち体が必要以上に熱くなっていく気がしてきた。体が温まったと思ったら、お腹の奥がむずむずする。
(……あれ………なんだか…………)
麻衣は自分の体の変化に戸惑う。達く直前まで高められた身体の熱がぶり返してきたかのようだ。
(やだ…………あたしってば……)
そのまま何もないようにじっとしていたが、不意に滝川が麻衣の手を持ち上げるように掴んだ瞬間、甘い声を上げてしまう。
「あんっ」
「??!!!―――馬鹿、変な声出すなよ!」
滝川が焦った様子で言う。
「ごめん………なんか……あたし…変だ…………」
「……………………………」
そんな麻衣に滝川は何も言わず黙々と作業を続けていたが、突然
「ちょっと、前に回るぞ」
「え!!―――ぼ、ぼーさん!」
浴槽の中に入って麻衣の正面にかがみ込む。
「…あ………いや…………………」
滝川の視線に麻衣は恥ずかしそうに両手で胸を隠し、震える声で弱々しく抗議する。
(うう……ぼーさんに見られちゃった……………)
シャワーのお湯が、身を硬くしている麻衣の体を今度は正面から洗い流していく。麻衣は顔を伏せて黙っている。すると滝川が麻衣の両脚を割り開いた。
「!!!――やだっ、ぼーさん――――」
「こっちも洗ってやるよ」
泣きそうな声の麻衣に対し、滝川の声からは感情が読み取れない。立て膝の体勢で開脚され、身体が真っ赤になる。麻衣は恥ずかしさで死にたくなった。


滝川は湯気の中でほんのりと赤く色づいた麻衣の身体を眺める。開かれた足の間で、陵辱の跡の血が固くなって内股にこびり付いている。その痛々しさに顔をしかめ、滝川はシャワーのお湯で丁寧にその跡を清めていく。
太腿を撫でる滝川の手の動きに麻衣はどうにかなりそうになる。必死で声を上げそうになるのを耐え、身体の奥から湧き上がる衝動と闘う。しばらくそうされていた後、滝川の手が麻衣の秘部に伸びた。
「!!!???!!」
「ちゃんと綺麗にしないとな」
216淫夢〜ぼーさん×麻衣〜:2006/11/24(金) 19:25:17 ID:CB+F2YYs
「ちょっ!!――ぼーさん、そんなのいいから―」
そんな麻衣の言葉を無視し、滝川は優しく割れ目をなぞり上げ、シャワーの勢いを抑えお湯を当てる。
「あう………やだって……………」
麻衣の体がびくんと跳ね上がる。そのまま指で秘唇を押し開き、内側からもなぞるようにしてやる。
「ああ………あ…あ………ぼーさん…………」
麻衣の秘所からはだらだらと愛液が流れていて、滝川はその淫らな光景から目が離せなくなる。
「………そんな…じろじろ見ないで……………」
消え入りそうな声で麻衣は訴えた。
「ああぁぁぁあん!!」
急にシャワーの水圧が強まり、麻衣は白い喉を仰け反らせる。強い快感に気を失いそうになる。
「――あっ!!―――あああ………あっ……あっ………」
ハァハァと荒い息をしている麻衣の秘口を弄っていた滝川の指が蜜壺の中に入り込む。
「中も綺麗にしてやるから…………」
217淫夢〜ぼーさん×麻衣〜:2006/11/24(金) 19:25:53 ID:CB+F2YYs
麻衣はもう何が何だか分からなくなった。―――滝川は何を考えているのだろう、自分の身体は一体どうなってしまったのか―――強い波に攫われる様な感覚に正常な思考が働かない。
(あたし……変になっちゃったんだ…………あの化物にあんなことされて……………)
切れ切れに呼吸を繰り返しながら、麻衣はただ喘ぐことしか出来ない。
滝川の指が麻衣の中を探るように侵入する。
「んっ………くぅぅ―――――」
麻衣は苦しげに肩で息をして、滝川の腕を掴む。滝川は内部を慣らしながら指を増やし、陵辱の残滓を掻き出す。そして指で中を広げると痕跡を全て洗い流そうとするかのように、シャワーの水を送り込んだ。
「やぁぁ………駄目…………んぅ――――」
膣の中にぬるま湯が入ってくる感覚に麻衣はたまらず声を上げる。
切なげな吐息を漏らす麻衣を横目に滝川は人差し指と中指で秘口を広げたまま、親指でぷっくりと膨れ上がったクリトリスを転がすようにしてやる。
「ひっ…………あ………駄目だって…………」
高揚感から自然と目の端に涙を浮かぶ。麻衣はこのまま自分がどこかに連れて行かれそうな思いに捉われて必死でとどまろうとしたが、シャワーと親指の絶妙な愛撫により程無く絶頂に達してしまった。
「――――――んぅぅぅんっ!!」
両足で滝川を挟み込むようにしてしまい、彼の指をおびただしい量の愛液が濡らした。滝川が支えなければ麻衣の体はずり落ちていただろう。
218淫夢〜ぼーさん×麻衣〜:2006/11/24(金) 19:29:59 ID:CB+F2YYs
滝川は涙目でがくがくと足を震わせている少女を見て良心の呵責を覚える。
(やりすぎたよな、流石に………)
こんな事をするつもりなどなかったのだ。だが儚げな麻衣の姿を見ている内に滝川の中に嗜虐心が沸き起こり、歯止めがきかなくなってしまった。必死で快感を堪え、恥らう姿がまた欲望をそそられた。
元々滝川はスタジオミュージシャンなぞしている職業上モテはするものの、女性に対してはどこか冷めた目で見ていて一線を引いた付き合いしかして来なかった。しかし目の前の少女に対しては珍しく明確な好意を感じていた。
それは麻衣がまだ幼くて女性特有のしたたかさを身に付けていないという事もあるだろうが、その持ち前の人懐こさと眩しい笑顔に心惹かれていた。明るく元気で、しかしとても淋しがり屋な部分のある彼女を可愛い妹のように思っていた。
いや、「保護者」という名目を掲げる事で自分の気持ちにブレーキをかけていた部分もある。十も年の離れている少女に本気になる訳にはいかない。
(こんな事しちまって……保護者失格だな、これじゃ俺もあのバケモンと大差ない………)
弱っているところに付け込むような真似をしてしまった。滝川は激しい罪悪感に駆られる。
「麻衣、悪かった。本当に済まん……」
この事は忘れて……と言おうとした滝川をキッと睨み付け、麻衣が発した言葉は意外なものだった。
「ひどいよ、ぼーさん。こんなんで放っておかれたら、たまんない………………ちゃんとして」
219淫夢〜ぼーさん×麻衣〜:2006/11/24(金) 19:30:32 ID:CB+F2YYs
続きはまた後で
220名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 19:32:20 ID:Jag0zrbq
GJGJ!!リアルタイムで見ちゃったよ。
犯罪者くさいぼーさんがたまりませんww
しかしここでおあずけか…!
221名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 19:53:28 ID:XYbFE2fW
G--------------------J!!!!!!
イイヨイイヨー
続きを正座してお待ちしてます
222名無しさん@ピンキー:2006/11/24(金) 22:49:54 ID:uEcgfZLx
イイヨーイイヨーこんなんで放っておかれたらたまらないのはこっちの方だよw
この続きも楽しみにお待ちしております
223淫夢〜ぼーさん×麻衣〜:2006/11/25(土) 01:19:35 ID:1ZSYiv97
滝川は麻衣の身体を拭くと抱き上げてベッドに連れて行き、自分も服を脱いで少女の上に覆い被さった。
濡れて額に貼りついた麻衣の前髪が、男の熱い手でぬぐわれる。
触れるだけの優しいキスが繰り返され、目を閉じてそれに身を任せていると突然滝川の舌が口の中に入り込んできた。驚いて目を開けると滝川が真剣な目で見つめているので、麻衣は思わずどうしていいのか分からず目を瞑る。
舌を絡ませてくる滝川に対し、力を抜いてその動きに応える。重なった二人の身体が炎のように熱くて、麻衣は火傷してしまうんじゃないかと思った。
長い口付けの後に、滝川の腕が胸へと下りてきた。浅い膨らみの上で、二つの突起がピンと立って自己主張をしている。滝川は掌全体で乳房を揉み込むようにしながら指先で先端を玩ぶ。
「はあぁぁぁん…………」
「可愛いよ、麻衣……」
「ん……恥ずかしい………」
麻衣は恥ずかしそうに顔を背ける。そのまま滝川の腕が麻衣の全身を愛撫していく。麻衣の中で再び官能が燃え上がり始める。
仄暗いスタンドの灯りが滝川と麻衣の身体を照らし、二人の間を恋人同士のような甘い臭気が包み込む。
224淫夢〜ぼーさん×麻衣〜:2006/11/25(土) 01:20:12 ID:1ZSYiv97
「本当にいいのか?」
「今更何言ってんの。それに………………ぼーさんならいいよ…あたし」
最終確認をする滝川に、ちょっと照れたように言うと麻衣は心の中で友人に詫びる。
(タカ、ごめんね……今だけだから……今だけぼーさんに縋らせて…………全部忘れさせて欲しい)
滝川がもう一度麻衣に口付ける。
「麻衣…………好きだ」
滝川は呪文のように呟くと、ゆっくり自分自身の欲望を麻衣の中に埋め込んでいった。
225淫夢〜ぼーさん×麻衣〜:2006/11/25(土) 01:20:44 ID:1ZSYiv97
「―――――ん………んん………」
麻衣は異物感に慣れようと大きく呼吸を整えている。少女の花弁に男の赤黒い肉茎が突き刺さっている様子は痛ましげだ。痛くないか、と問う滝川に、麻衣は大丈夫だと片目をつぶって笑ってみせる。それでも、しばらくそのまま繋がっていた後、滝川はゆっくりと抽送を開始した。
ぎりぎりまで引き抜かれそうになって物足りなさを感じると、また奥まで入れられて圧迫感に息を詰まらせる。緩やかな動きに麻衣は体の力を抜いてその身を任せる。行為の最中も滝川の優しさが感じられ、麻衣は熱を孕んだ身体とは裏腹に何だか心がくすぐったくなった。
徐々に滝川のピストン運動が早くなっていく。それに応えるように麻衣は腰を動かす。
「…あっ、あっ……ぼーさん……気持ちいいよぉ…………」
快感で麻衣の意識が朦朧としてくる。
226淫夢〜ぼーさん×麻衣〜:2006/11/25(土) 01:21:31 ID:1ZSYiv97
もどかしげに体の下で身をくねらせる少女を、滝川は高まる熱とは逆に、冷めたような虚しいような複雑な気持ちで見ていた。
(まだまだガキだと思ってたのに………)
快活な少女の変わりように、どこか悲しくなる。先程まで男を知らなかったはずの少女は、まるで娼婦のような喘ぎ声を上げている。
(これは麻衣じゃない―――――――俺の知らない“女”だ)
「…………ハァッ……ぼーさん……」
「こんな時にその呼び方は止せ………『ノリオ』って呼べよ」
「んっ、変だよ………そんなの………」
「今だけだから……………」
その言葉に納得したのか麻衣の口から「ノリオ」という単語が紡ぎ出される。
「麻衣…………麻衣……………」
滝川が切羽詰ったように少女の名前を呼ぶ。
ベッドが二人分の体重で激しく軋む。静かな部屋に荒い息遣いと繋がった部分からの水音が響いた。
滝川の腰のペースが抜き差しならないものになって、麻衣の声も上擦って来る。
「あたし、もう………もう…………」
「麻衣、俺もイキそうだ………」
「――――――んっ!!―――」
「!!―――――――麻衣っ!!!!」
麻衣の膣が達したと同時にギュっと締まる。滝川は低く呻くと、射精する直前で引き抜いて麻衣の腹の上にぶちまけた。
「…………… ーン…………」
その時麻衣が小さく呟いた名前を滝川は聞き逃さなかった。
227淫夢〜ぼーさん×麻衣〜:2006/11/25(土) 01:22:24 ID:1ZSYiv97
「…………ぼーさん、ごめんね……」
「気にすんなって…………悪い夢だったんだ、皆忘れちまいな」
横たわったまま顔を覆って荒い息をついている麻衣に背を向け、滝川は胸の奥に一抹の寂しさを感じながらそう言った。



エピローグ

「おーす、麻衣ちゃん、少年。アイスコーヒー頼むわ」
「もー、ぼーさん!ここを喫茶店代わりにするなって何度言ったら分かるんだ」
「全くですよね。あ、さてはノリオったらあたしに会いに来たのね、嬉しいっ!」
「だー、やめんか。気色悪い」
事務所で安原さんに勉強を見てもらっていたところに、いつものようにぼーさんがやって来た。あたしは文句を言いながらも、作り置きのぼーさん専用アイスコーヒーを淹れに席を立つ。

あの後、所長様のPKで見事、怪物はぶっ飛ばされ、件の事件は解決を見せた。そしてあたしとぼーさんは何も無かった様な日常を過ごしている。
――――いや、本当は時々ぼーさんが何か言いたげな視線を向けてくるのを知っているが、あたしは何も知らない振りをする。
ずるいのは分かっている。でも今はもう少しだけこのままでいたいのだ。
228淫夢〜ぼーさん×麻衣〜:2006/11/25(土) 01:25:22 ID:1ZSYiv97
以上です。続きを待っていてくださった方、どうもありがとうございました。近いうちに元々書いてたリンver.の方も投下しますね。
229名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 01:53:49 ID:Bc3Vi3kk
GJ!
麻衣タン(;´Д`)ハァハァ
230名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 03:05:42 ID:BBbSE7dN
GJ!!!!
いけないおにーさんなぼーさんテラモエス

リンさんver.も投下してくださるとは・・・!
いい子にして待ってます
231名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 04:02:03 ID:J+fz8FwW
GJGHGJ!
美味しく頂きました
232名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 08:32:58 ID:BW8BqE/o
神ありがとう! 朝から(*´Д`)ハァハァしてしまったよ!
それにしても麻衣ったら、いけない子……!
233名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 16:57:48 ID:kjaw/TEH
わーい、待ってた甲斐があった〜!
坊さんがちょっとセツナス
本来、総受けは好きくないんだけど、
麻衣は色んなキャラとかませるのが好きなんだよね。不思議と

リンさんも待ってますー。
234名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 19:22:08 ID:BxpVUH1L
麻衣がテラモエス
しかし、ぼーさん切ないな…

リンさん好きなんで、正座して待ってます
235名無しさん@ピンキー:2006/11/25(土) 19:22:39 ID:BxpVUH1L
ageてもた…orz
236名無しさん@ピンキー:2006/11/27(月) 18:32:58 ID:8jQh4yfs
リンさん×麻衣楽しみです。
237名無しさん@ピンキー:2006/11/28(火) 10:25:40 ID:ZgClU9Fn
先日やっとリンさんの「谷山すわぁんっ!」を見て笑った。
でもその直後の二人の手の大きさの違いに悶えたwwww
てことで、リンさん×麻衣を心の底から楽しみにしてます!!
238名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 07:25:26 ID:0G1Z/3IX
アニメしか見てないんだけど、麻衣は何か能力あるの?
警告夢みたいなのを見てるみたいだけど
239名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 09:00:16 ID:ZTy+q6Ol
何故ここでそんな質問を?バレスレ池
240名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:10:50 ID:gm81cMVa
>>239
いいじゃないか別に、この板のルールはそう言うことを禁止していない。
そもそもアニメのネタばれ駄目だと原作準拠のSSかけないけどいいのか?

>>238
あると言っておこう
小説には載っているが麻衣は潜在的なESP・・・・らしい
とい言うか原作だと判明してるんだが何処まで明かして欲しいの?

241名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:30:59 ID:RI5v5jaR
ここはエロパロ板。
元ネタそのものについて語り合いたいor情報が欲しいなら
ライトノベル板なりミステリ板なり一般書籍板なり少女漫画板なりアニメ系板へ。
こっちはSSを投下したり、その感想を交わすのが本来じゃねーの。
SSでなくてもエロ系妄想を爆発させるのもここが適切か。

パロと関係のない雑談を増やすような話題振りが忌避されるのは自然かと思う。

ゴーストハント ネタバレスレ6
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1164104647/
242名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:37:42 ID:Q+ysbXL1
>>241
【この板の趣旨】
一般向け作品(漫画/アニメ/ゲーム/小説/ドラマ等)のエロ妄想・萌え談義、
これを読んだ上で言ってるのか?
コレこの板のルールなんだが
243名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:41:04 ID:Q+ysbXL1
途中で切れた。作品に関するする談義禁じる項目には見えないんだが・・・
アニメ麻衣の能力に関する談義だろ?それに萌えを感じるかどうかなんて
だれかが談じる事じゃないし排斥するような事などではなおさらない
244名無しさん@ピンキー:2006/11/29(水) 21:44:04 ID:ZXKwz39e
質問しようとしてこのスレにきたのはよくわからんな。
まぁどうでもいいが。
245名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 06:45:14 ID:+YRVYGCN
レスが少なくなってきたからネタ振り・・・じゃないの?
246淫夢〜リン×麻衣〜:2006/11/30(木) 18:37:34 ID:4CFu6RYT
>>73からの分岐です。
一応断っておきますが、上の物とはノリが違います。
あと、イメージと違うという方は、WH版の挿絵にでも変換してやって下さい。
それでは投下↓
247淫夢〜リン×麻衣〜:2006/11/30(木) 18:38:21 ID:4CFu6RYT
透き通る指笛の音と共に、薄ぼんやりした白い物が体当たりするように飛んで来て、怪物は姿を消した。
――――リンの式だ―――――――
(……助かったんだ………あたし…………)
そう思ったら麻衣は全身の力が抜けて、地面に放り出された。
248淫夢〜リン×麻衣〜:2006/11/30(木) 18:38:47 ID:4CFu6RYT
「もー、言われなくても帰りますよ―だ。ナルの秘密主義!」
バイトの少女が帰宅した数分後、何やら胸騒ぎがして庭を見に来たリンが発見したのは彼女が異形の物に襲われている光景だった。すぐさま彼女を助け出したが、少女の安全と救助を優先した結果、化物には逃げられてしまった。
「大丈夫ですか!?谷山さん―――」
急いで麻衣に駆け寄り声を掛けようとして、リンは叢に投げ出された少女の肢体に目を奪われる。コートから伸びた足が、少女から大人の女へと変わりつつある滑らかな曲線のラインを描き、暗闇の中で光を反射して白く浮かび上がっていた。
「………リンさん………………」
麻衣が虚ろな目で見上げてきて、リンはハッと正気に戻り安否を問う。
「送っていきます。立てますか?」
力の入らない麻衣を抱き上げるように立たせ、車で家まで送り届ける。道中、心細いのか寄り掛かるように身を預けられ、リンは平静な仮面の下でドギマギする。おかしな気持ちになりそうなので、あまりくっ付かないで欲しいのだが―――――。
麻衣を下宿まで送り、ふらふらしている彼女を二階の自室まで一緒に連れて行ってやる。布団を敷いて麻衣を寝かし付ける。
「つらいでしょうが、少し横になってお休みなさい。」
「………リンさん……この事、二人には……………」
「言いませんよ、安心していい。」
麻衣が安堵の息を吐く。
「それでは私は帰りますから」
「待って……少しだけ傍にいて………」
人恋しいのか、立ち上がって帰ろうとしたところを引き止められる。彼女のことは心配だが、あまり長く現場を離れるわけにもいかない。しかし、弱々しく訴えてくる少女の願いを無碍にするのは躊躇われたので、リンはしばらく麻衣の傍に付いていてやる事にした。
しんとした中で麻衣が口を開く。
「………何だったの、あれ?…………」
「分かりません、仙狸のようなものでしょうか。」
「センリ?」
「日本では猫魈というんでしたか、人間の生気を吸うと言われています。」
「……だからナルは来なくていいって言ったんだね………馬鹿だな、あたし。ちゃんとナルの言う事聞いとけばよかったのに……」
「いえ、きちんと説明しなかった私達にも責任があります。谷山さんの所為じゃない。そんな風に考えるのは良くありませんよ。」
リンは落ち込んで自虐的になっている麻衣を慰める。
また暫しの沈黙が続いた後、麻衣がどこか落ち着かない様子で言う。
「…………リンさん…………体が熱い…………」
「病院に行きますか?」
「……ううん、そうじゃなくて…………………」
上目遣いで見つめてくる麻衣の様子は何だかおかしい。上気した頬に潤んだ瞳が普段と違って色っぽい。
「どうしたんですか?」
「…………………あたし……何だか体が疼いて…………………リンさん、抱いて」
249淫夢〜リン×麻衣〜:2006/11/30(木) 18:39:15 ID:4CFu6RYT
夢魔は人間の理想の形を取って現れるという。リンは自分が夢でも見ているのかという錯覚に陥った。自分の下心を見透かされたような麻衣の言葉に動揺を隠せない。
「リンさん、抱いて欲しいの。」
「落ち着きなさい。あんな事があって、あなたは混乱しているんです。」
努めて冷静に言う。分別のある大人を演じてはいるが、混乱しているのはリンの方だ。こんな事を言い出すような相手ではない。少女は一体どうしてしまったのか。
「お願い、リンさん」
麻衣に抱き付かれる。触れた部分から麻衣の体温が伝わって来た。相手の熱い体温を感じて、リンは自分の温度も上昇していくのを感じる。
「谷山さんっ!!」
無理に引き離して叱る様に大声を出すと、泣きそうな目で見られて、それに躊躇している間にまた少女に縋り付かれる。麻衣の体が発熱してるように熱い。本当は押し倒してしまいたくなるのを理性で押しとどめる。
そうやって暫く理性と欲望を闘わせていたが、ふと麻衣が濡れた瞳で見上げてきてリンの中で何かが弾けた。
(彼女が誘ってるんだからいいじゃないか…………)
途端に我慢が聞かなくなり、麻衣を引き剥がすとその上にのしかかった。
250淫夢〜リン×麻衣〜:2006/11/30(木) 18:42:58 ID:4CFu6RYT
「途中で止めませんよ。」
リンは麻衣を布団の上に押し倒すと、迫力のある声で言った。
麻衣のシャツをたくし上げ胸を揉む。身を捩じらせる麻衣のブラジャーを外して直に素肌に触れていく。
「はぁっ………ん……」
麻衣の口から溜息が漏れる。リンの指が性急に麻衣の胸をまさぐっていく。麻衣は自分から誘ったとはいえ、リンの普段からは予想も付かない激しさに驚いていた。犯されたまま、途中で中断され体の奥で燻っていた快感の種が全身に散らばっていく。
助け出された後、リンに抱き上げられ触れられる度にどうしようもない疼きが身体の中に生まれていって、麻衣は自分が発情してる事を認めざるを得なかった。まるで夢魔の体液によって自分の体が変えられてしまったかのようだ。
首筋にリンの長く伸ばした前髪がかかって、ぞくりとする。
(……リンさんって…両目の色が違う…………)
男の微かな体臭が鼻腔をくすぐり、下半身がじんじんと疼く。下も触って欲しくて、麻衣は自然と膝をもじもじ擦り合わせてしまう。
それを察したようにリンの手が下に伸びる。太腿を撫でさするようにした後、リンの手が麻衣のパンツの中に潜り込む。そこは下着の上からでも分かる程ぐっしょり濡れていた。
リンはいきなり麻衣の穿いていたショートパンツを下着ごと引きずり下ろすと、麻衣の股間に顔をうずめた。
「いやぁぁっ!見ないでぇ!!」
「見なければ出来ませんよ。」
「でも……せめて明かり消して…」
突然大股開きをさせられ悲鳴を上げる麻衣に構わず、リンは秘部に口付ける。
「はぅっ!!」
陰部にリンの息がかかって、麻衣は飛び上がりそうになる。
麻衣の性器は強い興奮から充血してめくれ上がっていた。秘口は男を誘うようにひくひくと収縮を繰り返している。パックリと開いた下の口からはいやらしい蜜が絶え間なくこぼれて、尻の穴までぬるぬるに濡らしていた。
リンはその蜜を舐め取るように麻衣の秘部に下を這わせる。
「そんなの…………しないでぇ…………」
リンは陰唇に沿うように舐め上げた後、丁寧に陰核の包皮を剥き始める。
「あっ……ふっ………リンさぁん……」
麻衣が泣きそうな声を出す。剥き終わると、直接麻衣の肉芽を押し潰すように舌でねぶる。湿った舌の感触に堪え切れず逃げ腰になってしまう麻衣の両足を、リンはがっちり掴んだまま離さない。
「はぁぁぁぁ………………」
リンが尖らせた舌を蜜壺に挿し入れて来て、麻衣は息を漏らす。内部に入れた舌をゆっくり動かしながら、指で麻衣の淫核を捏ね回す。
秘豆を強く押し潰されて、瞬間、麻衣は浮遊感を感じ目の前が真っ白になった。
「―――――――――――――!!!」
自分の中心を更に濡らしてしまった。お漏らししたような感覚に放心していると、カチャカチャと金属音が聞こえた。何かと思って目をやるとリンがベルトを外し服を脱いでいる。リンの男根は既にはち切れんばかりに勃ち上がり、天井を向いている。
それを他人事のように眺めていると、下半身の衣服を取り払ったリンが麻衣の上に再び覆い被さって来た。
251淫夢〜リン×麻衣〜:2006/11/30(木) 18:44:34 ID:4CFu6RYT
「入れますね。」
耳元で囁かれ、濡れそぼった女芯にリンの昂りを押し当てられて体の芯が熱くなる。麻衣はこれから起こる事への期待で胸が張り裂けそうになった。
(早く入れて欲しい―――――)
返事代わりに小さく頷くと、ゆっくりとリンの物が麻衣の体の中に入って来る。すっかりほぐれた其処はずぶずぶと男の欲望を飲み込んでいった。
待ち望んでいた刺激に身体中が歓喜する。麻衣は膣全てを埋め尽くされる満足感で心が一杯になった。
「クッッ――――――!」
処女のきつい締め付けに、リンは僅かに顔を歪ませる。
「…………リンさん……」
麻衣が蕩けきった眼差しでリンを見ている。リンはすぐにでも動き出したい衝動を必死で堪える。
「そんなに締め付けないで下さい。もう少し体の力を抜いて――」
麻衣は気持ちを落ち着けて、体の力を抜く。
「じゃあ、動きますから」
リンは静かに抽送を開始した。熱くて硬い物が胎内を往復する度に、麻衣の背中にぞくぞくする感覚が走る。
「あぁん!」
不意にリンが麻衣の乳首を摘まんで、麻衣は甘い声を上げて身をひねらせた。全身に快楽のスイッチが仕掛けられているかのようだ。
最初はゆっくり腰を動かしていたリンも、麻衣が慣れてきたのを感じると緩急をつけてピストン運動を行う。浅い出し入れを続けた後に深く突き入れるような挿入を繰り返す。初心な少女はそれだけで軽くイってしまったようだ。
リンは休む事無く腰を前後させる。麻衣はリンのもたらす快楽に溺れていった。
252淫夢〜リン×麻衣〜:2006/11/30(木) 18:46:31 ID:4CFu6RYT
「ああぁぁぁん!!」
動きが止まったかと思うと弧を描くように内部を捏ねられて、麻衣は高い声を上げた。リンが互いの性器をぴったり押し付けたまま前後左右に回すようにして麻衣を責め立てる。
「あぁっ、リンさん………そんなぁ…………」
身体の中をぐちゃぐちゃに掻き回されて、麻衣は頭の中まで滅茶苦茶になる。嫌がる麻衣の声はどこか嬉しそうだ。
リンは天真爛漫な少女の、見た事が無い淫蕩な表情に更なる肉欲を掻き立てられる。麻衣は恍惚とした顔で、口元からは涎を垂らしている。
リンは悩ましげに顰められる少女の表情を堪能すると、麻衣の膝裏に手を当て彼女の身体を折り曲げるようにした。そして体重を掛けながら腰を突き下ろす。
「やあっ!!いやぁ、こんなの―――」
不自然な体勢に麻衣は抗議するが、リンは構う事無く腰を打ち下ろし続ける。
「あっ、あっ、駄目ぇっ…………そんな奥までっ……いやぁぁん………」
「嫌ではないでしょう。」
そう言われて麻衣は耳まで真っ赤にすると、口をへの字に曲げてリンを睨む。
「……リンさんの意地悪……………」
薄く笑うとリンはそれに答える事無く、動きを再開する。
(……こんな格好恥ずかしい…………)
羞恥心に身を震わせながらも、身体の中心に男の楔を打ち込まれ、麻衣は否応無く官能の淵まで押し上げられていく。
一際奥を突かれた際、麻衣は絶頂に達してしまった。鋭い電撃が脳天まで突き抜けると共に、凄まじい快感が麻衣の身体を駆け抜けていく。細い喉を仰け反らせて、大きく腰を揺らめかせる。生まれて初めて味わう感覚に身体中から震えが止まらない。
「……あっ………あっ………」
「まだ終わりではありませんよ。」
短い悲鳴を連続させて痙攣している麻衣にリンは容赦なく言い放つ。
253淫夢〜リン×麻衣〜:2006/11/30(木) 18:47:34 ID:4CFu6RYT
リンは麻衣の片足を持ち上げて自分の両足と交差するように体勢を入れ替えた。いわゆる松葉崩しにあたる体勢だ。
結合が深くなって麻衣が気違いじみた声を出す。
「イヤァァッ!!!リンさん、待ってぇ!!」
「途中で止めないと言ったでしょう。」
「ああっ………でも…少し休ませて………」
達したばかりの体を揺さぶられ、快感が苦しい位だ。それでも麻衣の身体は新たな快感を求めようとしているのか、知らず扇情的に腰を動かしてしまう。
「………すごいですね。そんなに感じるんですか?腰が動いていますよ。」
「やっ……違うの…………体が勝手に…………」
リンが人が悪そうに言う。麻衣は口では否定するものの、腰の動きを止める事が出来ない。体の奥から込み上げる衝動が麻衣を支配していた。
(……………こんなの知らなかった……………あそこが溶けちゃう…………)
繋がった部分が熱くてたまらない。既に麻衣の意識は快感の渦の中に飲み込まれてしまっていた。身体の奥深くまで丹念に犯していくリンの手管は、性に疎い麻衣の理性を吹き飛ばすには十分なものだ。
夢魔の体液だけでなく、リンによって自分の体が内側から作り変えられていくようで麻衣は恐ろしい反面、どこかしら喜びも感じていた。
欲望のままに、麻衣は焦点の合わない目でリンに自分の足を絡ませ、腰を押し付ける。その乱れ様は少し前まで純潔だった少女とは思えない。少女は完全に女にされていた。
「ああ……リンさん…………いいよぉ…………」
初めてだろうに、少女の肉壷は男の肉棒をしゃぶるように締め上げる。
リンが腰を動かす度、二人の結合部からはぬちゃぬちゃといやらしい水音が聞こえる。麻衣は再び高みに押し上げられつつあった。
254淫夢〜リン×麻衣〜:2006/11/30(木) 18:48:35 ID:4CFu6RYT
リンは一旦麻衣の中から己の剛直を引き抜くと、体位を交換し麻衣を四つん這いにさせた。麻衣はリンの方に腰を突き出すような格好になる。
麻衣は今度は後ろから犯される事になった。もはや足腰が立たなくなっている麻衣にとって、膝だけで体を支えるのは至難の業だ。
「谷山さん、もう少し腰を上げてください。」
ともすればへたり込みそうになる麻衣にリンは言うが、思考力の低下した頭ではまともに返事をする事も出来やしない。すすり泣いてしゃくり上げている麻衣の腰を掴むと、リンは引き上げるようにして己の腰を打ち付けた。
「―――――あううッ!!」
パンパンと肉のぶつかり合う音が室内に響く。繋がった部分から二人の淫液が流れて、麻衣の太股を激しく濡らしている。
リンの激しい打ち込みに麻衣は泣きじゃくりながら限界を訴える。
「うっ……うっ……リンさん…もう駄目っ………なんか来ちゃう………」
「いいですよ、思いっ切りイって…………私もそろそろ……………」
先程まで処女だったというのに娼婦のように艶めかしく締め付けてくる麻衣の肉壁にリンの限界も近い。肉棒がそれまで以上の速度で行き来する。
「……ああ、イク……イク…………」
麻衣が足をぶるぶる震わせる。
「――――――――クッ!」
リンは眉を顰めると、麻衣の中に熱い精を注ぎ込んだ。
「――――――――!??」
一瞬リンの物が膨らんだ後、子宮口に何かがドクドクと叩きつけらるのを感じて、麻衣はリンの絶頂に続いて果てた。
「あ、ふあぁぁぁぁ…………………」
熱い息を漏らしながら麻衣はシーツを握り締め、布団に突っ伏す。麻衣の肉襞が持ち主の意識と無関係に、男の精を一滴残らず搾り取るかのように妖しく蠢く。麻衣は男の物が自分の中で脈動するのを感じ、何故か相手が愛しくなった。


255淫夢〜リン×麻衣〜:2006/11/30(木) 18:50:31 ID:4CFu6RYT
エピローグ

さて、冒頭の事件はというと――あの後、原因の怪物を所長様があっけなくPKでやっつけてめでたしめでたし、だったんだけど、あたしはというと――――リンさんと付き合っちゃったりなんかしている。
今のところ皆には内緒にしてるから公然といちゃついたりできないんだけど(安原さんあたり気付いてる気がするなあ……)、休日は忙しい時間をやりくりしてデートしたりもしている。
それで今はその待ち合わせ中なのだ!!そんじゃそーゆー事で!

           〜おしまい〜              
256淫夢〜リン×麻衣〜:2006/11/30(木) 18:51:29 ID:4CFu6RYT
以上です。
書いてから気付いたんですが、下宿に男を連れ込むのはまずかったかもしれませんね。
カーセックスにしとけば良かった。
それでは長々とお付き合い下さり、どうもでした。
257名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 18:57:49 ID:b7tfQ7LW
ちょwww最後でいきなりTH調www
でもGJww
258名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 19:06:01 ID:n8IPHdmV
一言言わせてもらおう…ぼーさん哀れすぎw
259名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 21:16:46 ID:brkLw5B/
ぼーさんwwwww
260名無しさん@ピンキー:2006/11/30(木) 21:54:55 ID:IIS7vte5
ぼーさんかわいそすwwwww
ラストで噴いたじゃないか
261淫夢〜リン×麻衣〜:2006/11/30(木) 23:17:00 ID:4CFu6RYT
>>258-260
私もどうかと思ったのですが、一応タカがいる以上あっちは進めにくくって…
結局こうなってしまいました。
262名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 16:24:31 ID:6i5mkHfv
「麻衣」と聞くと某キャベツ姫の淫乱妹を思い出す

ゴーストハントのメンツが肝試しやるとどうなるかな
263名無しさん@ピンキー:2006/12/02(土) 19:31:42 ID:kFbV8Ctj
夜明け前よりめがっさキャベツか
あれって麻衣って名前だったんだな
264名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 11:42:10 ID:4Qk9zz3q
今回の放送分で判ったこと

真砂子−やられ役担当
麻衣−穴落ち担当
265名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 16:58:36 ID:qMcUjOzo
巫女−嫌味担当
266名無しさん@ピンキー:2006/12/04(月) 11:15:07 ID:ubuFaf+g
巫女さんに色情霊が憑いて野郎共を次々に誘惑していく話はマダですか?
267名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 01:19:11 ID:z1bPYsJK
誰も誘いにのらなそうだ
268名無しさん@ピンキー:2006/12/05(火) 06:14:39 ID:meZ7tUvz
だって、巫女さんはobsn
269名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 02:22:26 ID:2LiiBhWT
実際女子高生に誘われるのと、20代前半の女に誘われるの
お前らだったらどっちがいい?
270名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 03:08:22 ID:9D9YjZQ7
どっちもウマーで頂きます
271名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 05:12:53 ID:RphhG2W1
同じくどっちもウマー
小学生でもウマー
人妻でもウマー

まあ、自分は何でも有りだの節操なしだから
でもゴーストハントでいうなら麻衣か真砂子に限る
272名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 14:15:52 ID:h+YGhKNT
>>265-268 を読んで、
ああ、巫女さんってオチ担当キャラだったのか、と思ったのですが…
間違ってますか?
273名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 14:57:27 ID:ngKG6XmF
まぁここは一つ誰か、浦戸×ミニーよろしく。
274名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 23:12:47 ID:owy3y1ze
>>273
斬新すぎるだろw

アニメのナルって、なんか色っぽい。
二人が結ばれることはないとわかりつつも
やっぱりナルと麻衣のラブラブが好き。
275名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 05:44:28 ID:Ihc/cGDf
Σ(゜□ ゚)
ナルと麻衣は最終的にくっつくんじゃないのか?
276名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 07:49:35 ID:VPkjyFoj
アニメ版と漫画版はまだ完結してないから
実際のところラストがどうなるか、原作と同じになるかは
まだわかんないんだよなあ…くっつくかはともかく変わる可能性はあるよね。
277名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 08:00:59 ID:OtuihpW+
>>275
原作って続編が未完でしょたしか?
後小説第一期はナルと麻衣はまったくくっついていない。どころか恋が破綻してる
ネタばれ注意



麻衣がほれてた人が実はなるではなかった
278名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 10:42:04 ID:2y8mJa1Z
しかしあのアニメの出来では、ラストにそれを持ってきても納得できるかどうか?
最初のほうで、ナルの美貌に頬染めてるからなぁ。
ナルのことも少しは好きだったオチのがまだアニメの流れとしては理解できそう。
279名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 18:00:01 ID:weQ53/Ji
>>277
二期も裏事情知らず、あれで終わりと言われたら
それはそれで納得できない事もない作りだったよ
アニメはどうなるのか全く想像つかんね
280名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 18:15:11 ID:nYfdmdub
>>275
バレ↓





麻衣が好きだと気付いた時には既に相手は死んでた
注:ナルじゃないよw
281名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 19:57:04 ID:weQ53/Ji
実際混同していたから仕方ないとはいえ、
現実に目の前にいるナルの事もちょっとは好きだっただろうしな
アニメはもっと夢の中で麻衣と○○○を親密にさせてほしいな
これからやる予定なのかな
282名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 23:59:35 ID:n5/6/+VR
ナルは凶悪な老婆の霊にご執心なんだろ。
そっちと幸せにやればいいじゃないか。
283名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 00:01:15 ID:+nu9Ql36
凶悪な老婆が麻衣に取り付いてナルの精根削ぎ取ればよいと申したか
284名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 00:19:24 ID:/l66zArD
着る服選ぶのも面倒くさいという奴だからなあ
女とヤるのも面倒なんだろ
パトロンの娘とでもちゃっかり結婚するよ
285名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 19:17:01 ID:SYndAHrC
結婚するほうが余程面倒くさい
後始末も大変だし
286名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 19:44:35 ID:HcfNk6IK
後始末・・・埋めるとかアリバイとかですか?
287名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 20:13:37 ID:t2uWU8sP
その辺はメンドクセーナと思いながらもそつなくやるでしょ
あ、死体遺棄の方じゃないですよ
抜かりなく一発妊娠で子供もこさえそう
288名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 00:01:03 ID:QfFjYNuw
金出してくれる奴なら他にいくらでもいる
っていって、見合い話なんか即座に断りそうだが
289名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 06:14:04 ID:mLxOn3/4
万一のときはナルはホストにでも転職すればいい
あの顔なら女群がるぞ
とくにobsnたちが
290名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 22:33:10 ID:gs3XAIDi
指名客第一号は巫女さんですか
ま、いざという時はリンが何とかしてくれるだろ、御曹司らしいから
291名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 21:39:53 ID:k5U4N2ft
↓ネタバレです。注意。






ナルはレイプされた女の子の体験をサイコメトリしたかなんだかで
男として不能なんだよね、確か。
だから女とヤるのなんて絶対あり得ないんだよなぁ。
まぁアニメや漫画ではそこには触れないだろうけど
麻衣がナルじゃなくて○ー○が好きだっていうのは
ちょっと突拍子もない感じだから、最後は変わる可能性はあるかもね。
原作は続編出るのが絶望的だし。
麻衣×○ー○(夢の中で)書いてくれる人いないかなぁ。
てかここに彼の存在を知る人がどれぐらいいるのだろうか。
292名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 21:55:17 ID:kFJsiz6i
別に麻衣が彼を好きなのは突拍子も無くないと思うよ
むしろ夢に出たからナルを好きなんだと思い込んでた方が違和感を感じてた
吉見邸での霊体デートとかで何とか出来そうだよね
293名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 00:46:57 ID:9j/v0c+h
突拍子なくはないけど麻衣の一人称だけでそのあたりを片付けられたから
いまいちピンとこない感じはあったな。
あれは普段とのギャップとか普段ああなのに夢の中で優しく導いてくれるっつー
特別扱いの優越感とかそんでリアルでもごくたまに覗く笑顔とか優しさとか
全部ひっくるめての相乗効果での恋心だから、どっちが好きかって突き詰めたらそりゃあっちだけど、
あっちへの想いが育ったのは単純に夢の中での逢瀬だけでは足りなかったと思うし。

麻衣の境遇をひっくるめればすごく納得のいく気持ちではあるが、その一方で
だったらジョンとかぼーさんでもいくね?とか思わないでもないw
294名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 01:27:37 ID:Og7E6CuV
いつだって誰にだってうんと優しい人がいいんだよ、彼女は
人として嫌いじゃないだろうが、ナルは問題外
ジョンは神父さんだし、ぼーさんて他人に結構冷たそう
麻衣だって成長するからそのうち変わると思うけど
295名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 13:59:13 ID:hbnEdzo3
>>291
〇〇〇×麻衣ってセツナス
麻衣は〇〇〇好きだけど、〇〇〇の本音は
麻衣を導きたい<麻衣を通じてナルを助けたい
だと思うんだよなぁ
296名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 14:24:18 ID:Rpo0vL8y
というかネタバレは漫画準拠なんだしその話はなるべく抑えようよ
297名無しさん@ピンキー:2006/12/14(木) 17:31:17 ID:xb6a/2vM
最近エロじゃないですね。ここ
298名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 06:07:59 ID:lDibcHSn
ナルがアナル掘られるSSキボン…しません

誰か麻衣陵辱書いてー
299名無しさん@ピンキー:2006/12/19(火) 06:11:04 ID:weKzJbPg
今回の真砂子、かなりワロス
300名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 14:34:06 ID:QWUnLqY7
憑依ケンジキュン(子供or麻衣)×リンさんで一つ。

「お父さん、もうどこへも行かないで!僕、お父さんが好きなことなんでもやるから!」
(カチャカチャ
「や、やめなさい!」
「僕、知ってるんだ・・・
 神父さんに教えてもらったんだよ?好きな人にこうすると悦んでもらえるって」

こんな感じで
301神楽スキー:2006/12/20(水) 20:13:02 ID:MM8ENat3
こちらのスレでは投下初めてになります
随分前に常駐スレでこのシリーズの触手モノを頼まれた事があるのですが
そのときは小説版しか知らなかったのでかけなかったのですがこのたびYouTube
で一話を見まして書いてみようと思い立ちました。で、まあたしかリクは真砂子触手
だった気はしますがいきなりオイラの全開は普通のファンの人が引くので弱めの陵辱
モノから投下

麻衣 陵辱です
302神楽スキー:2006/12/20(水) 20:15:39 ID:MM8ENat3
「ナウマクサンマンダ・バザラダンカン・・・・ナウマクサンマンダ・バザラダンカン」

不動明王呪・・・・麻衣が使うことの出来るただ一つにして初歩の退魔法を口早に唱える。続いて九字を唱えながら指剣を組んで切る。

「臨・兵・闘・写・皆・陣・烈・在・前!」

渋谷サイキックリサーチ。
心霊調査を目的とする渋谷に一等地を構える事務所にアルバイトとして雇われてから様々な事件をくぐり抜け、潜在的なESPであることが解ったりはしたがついこの間までふつうの女子高生だった麻衣に強力な退魔法は使えない。

せいぜいがぼ〜さん。元高野山の坊主でもある滝川法生や巫女である松崎 綾子に教わったこの初歩の退魔術が使えるだけ・・・・

「ふぅ〜」

思わず大きく息を付き、額の汗を拭う。
発動の安定しないESPで調査員としてはともかく退魔師ではありえない彼女がそれでもこの退魔法に頼らざるを得ない場面はたびたびあったし、それに救われたことも一度や二度ではない。

「まったく・・・・なんだってのよ」

それでも調査中の場合ならともかく、こんな学校の帰り道、バイトへ向かう途中に霊に、それも浮遊霊ではなく人を襲うような霊に出くわしたのは初めての経験だった。

――――もう気配はないけれど・・・・――――

自分の退魔法程度で退散できるような霊がこんな夕方とは言え日中に人を襲う?
麻衣はすっきりしないものを感じながらもバイトに行く際にいつも使う駅への道を道を恐怖にかき立てられるように急いだ。


ガタン・・・・ゴトン・・・・

――――すごい人・・・・まったく、ついてないよね――――

いざこざに巻き込まれたせいで時間帯が退勤時間にぶつかってしまい、電車内はすごい人混みだった。
サラリーマンや学生を含む多くの人の波にもまれながら麻衣はうんざりする。それでも先ほどの事件もあって人が多い方が安心してしまうのだから自分の現金さにうんざりする。

サワ・・・・

――――え・・・・?――――

駅を出てしばらくしたくらいだろうか? 不意に自分のお尻にスカート越しに何かが触れた。

サワ・・・・サワ・・・・

最初は気のせいか偶然と思っていたが徐々にその動きは大きく強くなっていく。

――――まさか・・・・痴漢・・・・なの?――――

戸惑いながらも様子をう伺っていると間違いない。その手は調子にのって盛んに麻衣のお尻に制服のスカート越しに嫌らしいタッチで触ってくる。

――――この・・・・――――

怒りが麻衣を支配する。幾度か痴漢にあったことはあるが霊や化け物にさえ出会ったことのある自分がそんな輩に臆することなどありえない。

――――やめてください!!――――

先ほどの霊の件の苛立ちも手伝い、大きく口を開け怒りの言葉を紡ごうとして・・・・硬直した。

――――え・・・・?――――

動けない。声が出せない。
幾度か心霊事件に立ち会った際に経験したことのある金縛り。それを今麻衣が襲っていた。
303神楽スキー:2006/12/20(水) 20:17:22 ID:MM8ENat3
――――そんな・・・・?こ、こんな人混みで・・・・?――――

おそらく先ほどの霊だろう。やはり自分程度の退魔法では除霊などできなかったのか? しかしよほど強力な霊ならともかく霊に限らず心霊現象は非情にセンシティブ・・・・言い換えれば臆病だ。
こんな大勢の人のいるところで・・・・

――――あ・・・・くっ・・・・ちょ、ちょっと・・・・――――

麻衣が声も漏らさず、抵抗もしないのに調子に乗った手の動きが活発になる。
スカート越しにお尻の割れ目に沿って指を這わし、ゆっくりと掌を押し付け撫で回してくる。

――――こ、この・・・・や、やめ・・・・――――

なのに、指一本動かせず小声さえも漏らせない。
手はますます調子に乗り、その動きが本格的になってくる。

――――はっ・・・・くっ・・・・だ、だめ・・・・――――

スリスリ・・・・スルリスルリ・・・・

触れるか触れないかの繊細なタッチで上下に、円を描くように、手慣れた動きが麻衣の官能を徐々に引き出してゆく。

――――あ、ああ・・・・や、やだ・・・・コイツ・・・・う、うまい・・・・?――――

金縛りによって身じろぎも出来ない状態で痴漢に為すがまま弄ばれる恥辱が麻衣の被虐心を煽り、知らず熱く艶やかな吐息が漏れる。

――――はっ・・・・あ、ああ・・・・こ、こんな事って・・・・――――

「フフフ・・・・抵抗しないんだね・・・・」

後ろから密着してくる。ショートカットの髪から覗く耳に唇が寄せられ低い声が囁く。
背中に感じる男の体熱、たばこ臭い吐息が耳をくすぐり、僅かに動く喉が小さく反り返る。

――――こ、この・・・・ひ、人が動けないからって調子に乗って・・・・や、やだ・・・・――――

押し付けられた腰、スカート越しにさえ感じる硬い感触。片手が吊革を掴む麻衣の脇の下を通りセーラ服の上から胸の膨らみを抑えた。ゆっくりと円を描き胸をまさぐりこねくり回してくる。

――――は・・・・あっ・・・・こ、この・・・・ひ、卑怯者・・・・やっ――――

男もどうやら麻衣の尋常でない無抵抗に気づき、訝しんだがこれ幸いと本格的に調子に乗り始めた。
小さく体が震える。いつの間にかスカートの中に入ってきた男の手の平が麻衣の足の間、太股の内側をゆっくりと撫でさする。

――――こ、この・・・・ど、何処触って・・・・ふあっ・・・・や、やだ・・・・やだやだ・・・・こ、こんな男に・・・・ふあっ――――

手慣れた動き、巧みな技巧、嫌がる麻衣の心を無視して動けない体は男の責めを受け入れ、快楽に応え始めていた。
頬が紅潮し、吐息が熱くなり、瞳が潤む。グイグイとお尻に押し付けてくる男の硬いモノに腰の奥が熱く疼き、なにかがじわっと溢れ出す。

「気持ちいいんだろ?・・・・ふふふ、指が濡れてきたよ」

――――うそ・・・・うそだ。・・・・あ、あたし・・・・こ、こんな痴漢野郎に触られて・・・・感じてるなんて・・・・――――

背後から首筋に唇が押し付けられ、堪らなくなって小さく喘ぐ。声は出せず指一本満足に自分の意思では動かせないのに、こんな自分の快楽への屈服ばかり素直に反応する体がたまらなく惨めだった。

クチュ・・・・

太股を滑り、足の間を上っていった手がついに、麻衣の下着に触れた。僅かに湿った音が嫌に大きく麻衣の耳に届く。

――――イヤ・・・・他の人に聞こえちゃう・・・・――――

小さく首を振り、ショートカットの髪が揺れた。霞んだ意識は他の人が気づいて止めてくれるという考えさえ既に浮かばない。首筋を男の唇が這い上がり、小さな耳たぶを軽く噛まれると閉じた瞼が小刻みに震える。
304神楽スキー:2006/12/20(水) 20:18:40 ID:MM8ENat3
――――あ、あたし・・・・も、もうな、何が・・・・なんだか・・・・――――

胸をこね回す手はいつしか制服の下から中に侵入を果たし、お気に入りのブラを器用に外すと直接胸を揉みし抱く。
うっすらと開けた視界に制服の上から自分の胸の膨らみが形を変えながら愛撫されているのがはっきり見えた。

クチュ・・・・クチュ・・・・クチュ・・・・

スカートの中の指も下着の上から秘裂に沿って上下に動いていたのが、徐々に大きく巧みになって行き、麻衣の耳に届く湿った音も少しずつ大きさを増す。

「ふふふ・・・・可愛いよ。ほら、もうこんなエッチに濡れて・・・・他の人に聞こえちゃうぞ?」

男の囁きが敏感な耳をくすぐる。
麻衣は知る由もないが、麻衣に憑依した色情霊に痴漢も、その周囲を囲む人間たちも完全に支配されていた
そうでなければここまで大胆な痴漢行為が周囲に知られないわけはないし。心霊現象は麻衣を動けなくしただけでなく周囲の男たちをも巻き込んで加速する。

――――あ、あたし・・・・あたし・・・・も、もう・・・・――――

勝ち気な瞳は濡れ視界が霞む。体を包む熱は高まる一方で、お尻にグイグイと押し付けてくる熱く硬いモノに体の芯が切なく疼いた。

クチュクチュクチュ・・・・

ショーツは既に冷たく濡れ、脚のところから男の指の侵入を許していた。
敏感な粘膜をくすぐられると麻衣はもう堪らなくなって背中を男に預ける。ぐったりと力を失った麻衣に男は薄く笑みを浮かべさらなる高みに麻衣の体を引き上げるべく指の動きを速くしていった。

――――あ、あ、ああっ! あ、あたし・・・・こ、こんな・・・・ああ・・・・気持ち・・・・いい――――

乱暴性を微塵も感じない優しいタッチの責めが麻痺した麻衣の意識から恐怖をぬぐい去り、声さえ出せず抵抗を封じられた諦めが快楽へと身を委ねさせる。

「ここまで、何の抵抗もないなんてな・・・・実はお嬢ちゃん痴漢プレイがしたくて待ってたのかい?」

――――そ、そんな・・・・事・・・・ふ、ふざけ・・・・ないで――――

耳朶に囁かれる呆れたような男の屈辱の言葉。
しかし現に為すがままと言った感じで胸やスカートの中を嬲られながら、ぐったりと背後の男に体を預け、恍惚とした麻衣の表情を見れば痴漢と思う人間はあまりいないだろう。

「ふふふ・・・・エッチなお壌ちゃんだな・・・・谷山 麻衣ちゃんって言うのか・・・・」

――――あ・・・・ん・・・・や・・・・だ。この・・・・あたしの生徒手帳・・・・か、勝手に・・・・・――――

いつの間にポケットから抜き取られたのか生徒手帳を覗きながら男はにやける。

「可愛い名前だね・・・・麻衣ちゃん・・・・」

――――あっ・・・・くっ・・・・あ、あんたなんかに誉められたって嬉しくなんか・・・・んん・・・・――――

耳の穴の中に舌を差し込まれ、クチュクチュと中を掻き回され恥辱と快感に身を震わせる。
横目で背後の男を睨み据えるが、快楽に濡れて潤む瞳は男の嗜虐心を煽るばかりで少しも効果はない。

――――んんっ!!――――

それどころか興奮した男が唇を重ねてくる。
迫ってくる男の顔に逃がれようと僅かに首を捩るがそんな小さな動きで逃げられるわけもなく。麻衣のファーストキスはあっさりと痴漢によって奪われてしまった。

――――そんな・・・・ひどい・・・・――――

瞳が見開かれ、眼の端から涙が零れ落ちる。自分のファーストキスがこんな形で奪われるなんて・・・・

――――んん・・・・んん〜〜〜っ! ――――

金縛りに痺れる体はくぐもった声さえ出せない。閉じた唇を軽く噛まれ、歯茎を舌で舐め擽られると頭が痺れる。
305神楽スキー:2006/12/20(水) 20:19:41 ID:MM8ENat3
まだ発展途上の決して大きくない胸の膨らみは制服の中で男の手の平にすっぽりと収まり、意に反して硬く尖りはじめた桜色の頂を親指で時折そっと弾かれると瞼の裏を白い閃光が弾けた。

――――こんな・・・・こんな・・・・――――

さっきから屈辱に、怒りに、悲しみに集中できない。
巧みに引き上げられる官能と見る間に目覚めていく未発達の性感。下着の中を緩やかに擽る男の指を濡らす恥ずかしい雫が淫らな水音を奏で、両膝がガクガクと笑っていて憎い痴漢の支えがなければ立っていられるかも解らない。

――――はっ・・・・あ、ああ・・・・んん・・・・あふぅ――――

いつしか、甘えたように鼻を鳴らしキスに溺れている麻衣。
塞がれた唇から漏れる湿った唾音。いつの間にか男の舌の侵入を許し、それどころか麻衣自身の舌が口の中から引っ張り出され男の口の中でエッチに踊らされている。

――――こ、んな・・・・キスが・・・・こんなに・・・・ふあっ・・・・気持ち・・・・いい・・・・んんっ――――

仲の良い女子の友人同士で時折交わす猥談。奥手の麻衣と違って既に体験を済ませている友人の経験談なんかとは桁が違う。流し込まれる唾液を抵抗さえ忘れ喉を鳴らして飲み込んだ。

――――はぁ・・・・っ――――

ようやく解放される唇。なのに名残を惜しむかのような切なく艶やかな吐息が漏れる。小さく熱く喘ぐ唇の端から零れた唾液が顎を伝い落ちて白い夏服を濡らした。

「そろそろ・・・・お嬢ちゃんばかり楽しんでないで俺も頼むよ・・・・」

制服から手が引き抜かれる。カチャカチャとベルトが外される音がし、麻衣のスカートがまくられる。

――――はぁ・・・・はぁ・・・・え・・・・?――――

「安心しなって・・・・さすがに・・・・ここで本番は不味いからね・・・・」

耳元で男が囁き、足の間に熱く硬いモノが押し当てられる。

――――んあああっ!!――――

ゆっくりとそれが前後に動き始め、下着の上から潤んで敏感になった粘膜を擦り上げられ、弾かれるように背中を男の胸板にぶつけた。

――――そ、そんな・・・・こ、こんなところで・・・・――――

瞼の裏を閃光が弾け、堪らず喉を反らして後頭部を男の肩に預ける。
抱きすくめられ固定された腰、その脚の間を盛んに擦り上げられスカートがばたばたとはためき、湿った音が響き渡る。

「へへへ・・・・麻衣ちゃんにはスマタで悪いけどな。ご要望なら後でホテルでたっぷり可愛がってやるぜ?」

動きが速くなり、擦られる秘裂が奏でる湿った水音がもはや隠せないほどの音量で周囲に響き渡る。
その音が麻衣の被虐を煽り、羞恥を蘇らせる。今度は下着の上から侵入した手が麻衣の愛液をまぶした指で、花園の上に息づく小さな真珠をくすぐり麻衣の意識を幾度も小さく弾けさせた。

――――や、やっ・・・・こ、こんな・・・・あ、あたし・・・・あたし・・・・――――

麻衣の陥落が近いことを悟り周りの男たちの熱気が膨れあがる。
どよめきに周囲の乗客たちの視線が自分たちに集中しているのにようやく気づき、麻衣の顔が一気に青ざめる。
それどころかその何人かはチャックから引き出した自分の分身を荒い息をつきながら盛んにしごいていた。
306神楽スキー:2006/12/20(水) 20:20:18 ID:MM8ENat3
――――う、嘘? こ、この人たち・・・・みんな・・・・見てて――――

10人単位の男たちに自分の痴態を見られていた・・・・押し寄せてくる羞恥に顔を伏せようと足掻くが男の手が顎を掴み正面を向かせる。

「ほら・・・・皆さんにも見てもらおうぜ。麻衣ちゃんのエッチなイキ顔を・・・・」

――――そ、そんな・・・・――――

縋るように背後の男を横目で見つめるが男は動きを止めようとしない。
ピンクの真珠が指先で弾かれ、熱く硬い肉棒にぐしょぐしょに濡れた下着の上から掻き擦られる秘裂は悲しいほどに男の与える快楽に屈服し盛んに涙を零す。

――――はっ・・・・あっ・・・・も、もう・・・・もう・・・・だめ・・・・あ、あたし・・・・もう・・・・だめ・・・・――――

色情霊に欲情させられた10人以上の熱い視線に射抜かれながら、小さく首を左右に振るが体は勝手に高ぶっていく・・・・。
自分の稚拙で臆病な自慰など比べものにならない遙か高みに導かれていく・・・・。

「イクよ。ほら麻衣ちゃん・・・・イクよ・・・・」

背後の男の上擦った声と荒い鼻息が高ぶり霞んだ麻衣の意識に響き、終局が近いことを告げた。
周囲に満ちる熱気も異常なほどに高まり、荒い息が籠もり分身をしごく男たちの手の動きも最高潮に達した。

「おおおうっ!!」

低いうめき声・・・・麻衣のスカートの中でぶちまけられる白濁の粘塊。
同時に周囲でも幾つものうめき声が響き、麻衣に向けてねらい澄ました幾つもの白濁がぶちまけられた。
スカートを白い制服を次々と汚していく黄色みを帯びた白濁・・・・立ちこめる精臭、と熱気。そしてもっとも敏感な真珠を摘み潰され麻衣は生まれて初めての絶頂に突き上げられた。

「あ、あ、あ、あああああああああああああああああああ――――――――っっ!!!」

狙い澄ましかの様に金縛りから解放され、浅ましい絶叫を上げる。
男の胸の中で背中を反らし、天を仰いで初めて体感する鮮烈な絶頂の高波に身を震わせた。

ドプッ・・・・ドピュッ・・・・ドピュッ・・・・

男の腕から解放され、支えを失った体が力なく白濁に濡れる電車の床に崩れ落ちる。両手を床に着き、両脚をぺたんと床に付けて座り込む麻衣に向け次々と浴びせられる男たちの精。
制服を短く揃えられ色素の薄い髪を汚していく白濁を浴びながら麻衣は絶頂の余韻に身を震わせあがら荒い息を付いた。

「道元坂・・・・・道玄坂・・・・」

目的地の駅に到着したことを告げるアナウンスがむなしく麻衣の耳に木霊する。圧縮空気の抜ける音と共に電車のドアが開き、異空間と化した電車内をようやく解放した。
307神楽スキー:2006/12/20(水) 20:21:28 ID:MM8ENat3
終了です
何分小説読んだのは数年前、アニメの一話しか見ていないので設定おかしいところ合ったら申し訳ないです
308サイレントクリスマス小ネタ:2006/12/20(水) 22:11:16 ID:qbIFBC0J

タナットに憑いたケンジ君を落としたと思ったら麻衣の中に入ってしまった!!
父親役のリンは大困り!

「しばらく相手をしてるんだな、『お父さん』。」
ナル達が出て行ってリンと麻衣は二人きり部屋に取り残される。中身がケンジの麻衣は無邪気にリンにまとわり付いて来る。ベタベタ触られて不機嫌になるリン。
「いい加減に………」
強い口調で言いかけると、麻衣がビクリと肩をすくめるのでリンの気が咎める。麻衣は縋るような目をして見上げている。まるで悪戯が見つかって怒られた子供のようだ。
(そ、そんな目で見ないで下さい…………)
子供に懐かれたりした経験の無いリンは対処の仕方に困ってしまう。まして入れ物が麻衣なのだ。
固まっているリンに麻衣が、それ以上怒らないでという風にぎゅっとしがみ付いた。小さい子供ならともかく、十六歳の女子高生にやられるのでは、たまったものではない。
「は、離しなさい!!」
リンは焦って麻衣を引き剥がそうとする。
麻衣は麻衣で、そうはさせまいと逆に強く抱きついて来る。麻衣の素足がリンの身体に絡み付く。そのままくんずほぐれつ格闘した結果、リンが体勢を崩し、床の上で麻衣がリンの上に跨っている格好になった。
親愛の情を表すかのように、全身をぴったりくっ付けて甘えるようにリンの胸板に顔を擦り付ける麻衣。リンは状況の異様さに硬直している。
しばらくそうしていた麻衣だったが、足に何かが当たっているような気がして不思議そうに下のほうを見た。
女性と抱き合うような構図になり、不本意だが、リンの体の一部はしっかり反応してしまっていた。麻衣も成熟した…とはいえないが一応女性である。身体が生理的に反応してしまうのはしょうがない。
しかし麻衣の中のケンジにそんな事が分かる筈も無く、テントを張った部分に興味を持ったのか、膝でぐいぐいと押し付けた。勃ち上がっているのを足で刺激され、リンは慌てて身を起こす。
「止めなさい!!この……」
振りほどこうとしても、麻衣はしっかりと首に腕を回しているし、自分の腰は引けているわで上手くいかない。麻衣は困っているリンが面白いのか、更に太股をリンの股間になすりつけてくる。
ズボン越しに敏感な部分を麻衣のすべらかな足でこすられて、リンは赤くなったり、青くなったり大変だ。
(このままでは、まずい事になる!)
麻衣に張り付かれ、胸元には小さな膨らみが当たっている状況でリンの脳裏に最悪の事態がよぎる。
とりあえず何とかしようと立ち上がろうとした時、首筋に麻衣の吐息がかかり顔に柔らかい髪が触れた。女物のシャンプーの甘い香りが鼻腔をくすぐって、その心地良さに油断したその瞬間
―――――――――パンツの中に出してしまった。
(やってしまった…………………)
後悔と自己嫌悪からリンは片手で顔を覆い、恨めしげに麻衣を見る。何が起こったか分からずキョトンとしている麻衣に、リンは物憂げに溜息をついた。


こうして、この後しばらくリンは麻衣の顔を見るとビクビクする羽目になるのであった。    
309名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 22:55:37 ID:Z6HZt9ZC
うお、神連続降臨
神楽スキーさん、GJッス

>>308さん
GJ!
そういうのが見たかったんです
310名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 06:57:43 ID:18X1Ifuy
神楽さん降臨!!
あいかわらずGJっす
できたらこのままどっかに連れ込まれてズコバコ犯られちゃってほしいです
311名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 16:13:15 ID:XYg3hxCq
神楽さん>>308さんGJ!

神楽さん、大好物なのでガチ陵辱もぜひw
駄目な人も今回みたいな注意書きあれば無問題だと思うし。
312名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 06:30:22 ID:/xz5vLJf
このスレって厨房少ない(ほとんどいない?)からじゃんじゃん
ヤっちゃって下さい
313名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 11:45:38 ID:VqzKwk7H
最近アニメにハマって、今日初めてこのスレ見つけてここまで一気に読んだのだが、
メトったを娶ったと本気で勘違いしてしまった。ナル、結婚してたのかと・・・。

ちょっと逝ってくるわ。
314名無しさん@ピンキー:2006/12/26(火) 06:25:17 ID:LCd4ry+d
保守期待age
315名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 08:02:25 ID:yh1Hbtf6
サイレントクリスマスよかったわ
>>308氏のようにサイレントネタ職人さんを期待して待つ!
316名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 17:34:19 ID:BtBQKDwi
スレを見つけた感動で思わず書き込み。
漫画版しか見てないからネタバレが出てきても誰だかさっぱりわからんが
神作品が多いな・・・
ナル麻衣もどうかここはひとつ!書きにくいとは思いますが
書いてくれる神はいらっしゃらないものか・・・
317名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 17:39:08 ID:AtsFNsTx
サイレントクリスマスネタはウケた。
だからリンさんマンガでは麻衣にビビってたんだね。
ちょっと童貞的なリンさんにGJ
318名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 10:01:59 ID:lVvyMv19
誰か姫始めのエロを書いてくれ
319名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 06:10:02 ID:LMv4/cVh
初詣にいった麻衣が一人はぐれてしまったときに強姦される姫始め
320名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 18:38:56 ID:CbN5Ve0w
>>319みたいな感じで、リレーしないか?
321名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 07:02:31 ID:mtj+ZKy3
そういえば一行ずつのリレー小説とかやってるスレがどっかの板にあったね
じゃあちょっと気軽にリレーでも


「もう、みんなどこ行っちゃったんだろ・・・」

 January 1, 2007
麻衣たち渋谷サイキックリサーチの面々は、商売繁盛を祈願(麻衣の提案)するため
都内ではあるが、都心部から少し離れた大きな神社に来ていた。
山手線の輪の内から私鉄沿線に乗り換え、正月三ヶ日の間だけ特別に儲けられる
臨時特急に揺られること20分余り。
乗客を吐き出す小さな駅から少し山の方へと歩いた所に佇む、林に囲まれた静かな神社。
・・であるはずなのだが、年始めという神社にとっては掻き入れ時なこともあって
普段は閑散としている境内や長い石畳には参拝客が溢れ帰り
駅からの参道にも出店の屋台が立ち並んでいた。
「うわ〜〜〜〜、すごい人ね・・・・」
駅から降り、自分たちの辿り着くべき先を眺めながら
松崎綾子がげんなりとした口調で文句を垂れた。
「いいじゃん、この方が正月らしくて」
今日も無意味に元気。
今時の女子高生であり、この物語の主人公である谷山麻衣が
綾子と同じように自分たちの行くてである坂の上を仰ぎ見ながらのたまった。
「・・・ですがわたくし、少々人混みに酔ってしまいそうですわ」
着物の袖を口に当て、少しよろめく仕草。
参拝客でごったがえす参道を嫌そうに見ながら、眉根を寄せた原真砂子が
フラフラと渋谷一也に方に、わざとらしくツツツーっと寄った。
それを見た麻衣は半目で真砂子を睨むが、本人はどこ吹く風。
だが当の渋谷一也ことナルシストのナルは、いつもの無表情で真砂子に一瞥くれた後。
「・・・・行くぞ」
それだけ言うと、分別くさそうな表情で一人で歩きだした。
「うわぁ〜っ、みなさん待っておくれやす〜」
改札口のところ。
皆より少しばかり遅れて、ジョン・ブラウンが慌てながら追ってきた。
手には濡れたハンカチ。
どうやらトイレに行っていたらしい。
「はっはっは、はぐれて迷子になるなよ」
坊さんこと滝川法生が笑いながら手を挙げ、ゾロゾロと歩き出した皆の後に続く。
みんなで集まり、ワイワイ騒ぐ。
そんないつも通りの始まり・・だったのだが、今日は少し違うことが起こった。


>>318へ続く(和姦姫始め)か>>319へ続く(強姦姫始め)へ続くかは、>>322次第ですね
322名無しさん@ピンキー:2007/01/03(水) 11:35:48 ID:ejlce3fg
age
323名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 06:01:53 ID:OvAi4cVG
「age……エイジ?」

 お守りをみてみたいという麻衣に誘われて社務所にぞろぞろと
移動した(なにしろ、朝のメトロもかくやと言う混雑なので
気を抜くとはぐれてしまう)一行の目前には、壁一面の緑色で
書きなぐった文字があった。
 墨跡鮮やかという単語があるが、緑跡鮮やか。
 周囲の参拝客や、絵馬などを販売する巫女──綾子に言わせれば
ただのバイトだ──の表情と、なにより鮮やかすぎる色が
この場にそぐわない文字が突然現れたのだと告げた。
ペンキのにおいはしないが、さわれば手につきそうなくらい瑞々しい色。
「ふ〜ん。いいんじゃない? 神社に突然現れた文字か。どう思う?」
 坊さんは俄然生き生きと振り返った。
 ナルはこの事象をどう見るか。

あれ……? エロはどこに。
324名無しさん@ピンキー:2007/01/04(木) 06:26:50 ID:NnFz3GeY
「くだらない、ただのイタズラだろう」
緑の文字の浮かび上がる壁を一瞥。
そう言うと、ナルはきびすを返して歩き出した。
「え!? あ、おい、ちょっと待てよ」
立ち去ろうとするナルを坊さんが止めようとするが、彼は一人でスタスタと行ってしまった。
後に残されたのはナル意外の5人。
やる気満々の坊さんに、このまま放っておくのは忍びなさそうなジョン。
行ってしまったナルのことが気に掛かる真砂子に、
心底どうでもよさそうな綾子。
さて、麻衣の行動は…?

1、緑の文字が気になる
2、真砂子を出し抜いてナルを追う
3、一人で絵馬を買いに行く



どうでもいいことなのかもしれないが、影の薄い人を一人忘れて…
325>> 2、真砂子を出し抜いてナルを追う :2007/01/04(木) 17:19:53 ID:JGeVFJxF
「ナル! ちょっと待ってよ!」
黒衣の背中は見る間に小さくなっていく。
「あたし、連れ戻してくる」
麻衣はあわててナルを追った。
真砂子も同じくナルを追おうとしたが、着物ではそう早くは走れない。すぐに諦めて立ち止まり、
気遣わしげな視線で二人を見送った。
「ナル! ナルってば!」
麻衣が何度呼びかけても、ナルは振り返ることもなく歩みを止めない。
ナルが向かっているのは参拝客の溢れる参道ではなく、拝殿の後ろ、
立ち入り禁止の縄が張られた林の奥だった。
走って走って、麻衣は小さな社の前でようやくナルに追いつき、
黒いコートの裾を掴んで引っ張った。
「……っつかまえたっ」
ナルは嫌そうに顔をしかめたが、麻衣の手を振り払うこともなく、
黙って社の古い注連縄を見上げる。つられて麻衣も社を見上げた。
本殿にくらべてかなり小さく古い社だ。
柱は朽ちてあちこち大きな穴があき、屋根の瓦もところどころ落ちてしまっている。
大きな地震があればすぐつぶれてしまいそうな趣だ。
「ナル? ここ、何」
「本殿」
そっけない返事が返る。
「本殿? こんなぼろっちいお社が?」
「参拝客がいる社は80年ほど前に建てられたもの。元はこちらが本殿」

さて、ナルの目的は?
1、純粋に社を調べに
2、二人きりになりたかった
3、実は霊に憑かれている
326名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 01:37:58 ID:n6HEkYbt
「それで?」
「ハ?それで?って言われても…」
「そんな事を聞くために、わざわざ僕の事を追いかけて来たのか?」
「そっちこそ、なんで一人でスタスタ行っちゃうのよ!折角皆で初詣来てるんだから楽しもうよ」
「団体行動は性に合わないもので…麻衣は皆と一緒に楽しんでくればいいだろう。
それに元々僕は初詣でに来たんじゃなく、この神社に用事があって来たんだ」
「何の用?」
「答える必要があるのか?」
「そーゆー言い方無いでしょ。前から思ってたけど、ナルってばいちいち言い方に棘があるよ」
「おあいにく様、その分顔が良いから困らない」
「もー、頭来た!あっそ、何の用か知らないけどだったら一人でやってれば。
あたしは皆のトコ戻るから、じゃーね!」
麻衣はくるりと踵を返すとナルに背を向けて歩き出した。ちらりと後ろを振り返ったが、ナルは麻衣の事などすでに忘れたかのように
腕を組んで社の周りを歩き回っている。その様子に益々腹が立って、麻衣は早足で元来た道を急ぐ。
「あー、腹立つ!あのナルシスト男!」
ぶつぶつ文句を言いながら薄暗い林道を帰る麻衣の前に、ガサガサという音と共に林の中から数人の人影が現れた。
327名無しさん@ピンキー:2007/01/05(金) 06:56:59 ID:ua7ovvN3
「へっへっへー」
「お嬢さん、こんな人気のないところで何してんのかな?」
「よかったら、俺たちと遊ぼうぜ・・・・・ヌッチョリ、シッポリとなぁ」
下卑た笑みを浮かべ5,6人の男達が麻衣を取り囲む。
「や・・・なに!?  きゃっ、ちょっと離して!!」
男の一人が麻衣の細い腕を掴んだ。
「ひゃっひゃっひゃっ、まあそう邪険にするなよ」
「そうそう、仲良くしようぜ〜」
男達は笑いながら茂みの中へと入って行く。
もちろん、麻衣の手は掴んだまま。
「やだっ、やだやだ離せこらムグゥ!?」
「うるせぇ、ちったぁ静にしろよ」
男の一人が麻衣の口を塞ぐ。
「んーっ、ん―――っ!」
声を封じられ、逃げることも封じられ
麻衣は男達に茂みの奥へと連れて行かれた


328名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 06:24:32 ID:J5s+f6TF
「ング―――ッ、ンンン―――――ッッ!!!」
必死に暴れる麻衣。
だがしかし、男の力にか弱い少女が敵うはずもなく。
「おい、静にしろ。 いい加減あきらめたらどうよ?」
男の一人がドスの聞いた声でそう言うと、ナイフを取り出し麻衣の頬に宛った。
「んんっ!? っ・・・・・!」
見るも恐ろしい切っ先。
白銀の刃に恐怖に引きつった自分の顔が映る。
「暴れたり騒いだりしたらどうなるか・・・・わかるよな?」
男の顔を恐る恐る見上げる。
笑顔だった。
罪悪感などカケラもない、素の笑顔。
だからこそ余計に怖かった。
逆らったら迷わず刺す。
戸惑いもなにもなく、バースディケーキにナイフを入れるように
あっさりと、自然な手つきで麻衣の顔面に刃を突き立てるだろう。
「・・・・っ・・・」
だから麻衣はもう動くことができなかった。
恐ろしさのあまりに身体が硬直して、手足が言うことを聞いてくれないのだ。
「・・・・へへへ、じゃあ俺いっちばーん」
この場にそぐわぬやけに明るい声。
男の一人がカチカチャとベルトを外し麻衣の上に覆い被さった。

329名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 13:04:39 ID:307H+tnt
男が手にしたナイフが麻衣の衣服の下を通っていった。

「ひっ・・・・」

冷たい刃物が肌の上を通る感触に体が硬直する。
軽い擦過音を立てて薄い布字はあっさりと・・・・本当にあっさりと切り裂かれた。

「へっへ〜、結構いい体してるじゃねえか」

胸元から縦に真一文字に切り裂かれた衣服の裂け目から麻衣の柔肌と白いブラが露になる。

「・・・・・っ」

羞恥に顔を赤らめ口元を押さえられて自由にならない顔をそれでも男達から背けた。

――――ナル・・・・っ!――――

頭の上で万歳の状態に掲げられた両手を屈強な男に押さえられ、両足は別の男に足首を抑えられて開かれる。
胸を隠すことも足を閉じる事も適わない。

「・・・・・んん〜〜〜〜っ!」

男の両手がブラの隙間に滑り込んできた。
恐怖と嫌悪に小さく背中が跳ねるが男は気にした様子もなくやんわりとブラの中の手を動かし、小ぶりな胸を摩る。

「ん・・・・くぅ・・・・」

ピクピクと麻衣の細身の体が震え、ふさがれた口からくぐもった声が漏れる。
暴れようとも恐怖に麻痺した身体は自由にならず、また四肢を二人係で抑えられては何も出来はしない。

「へへへ・・・・乳首硬くなってきたぜ?」
「ん〜〜〜〜っ!!」

――――そ、そんな・・・・嘘っ!――――

きつく閉じていた目が見開かれ、信じられないとばかりに胸を嬲る男を見据えるが、男はニヤニヤと笑うばかりだ。
男の手の平がさする麻衣の胸の頂・・・・手の平や指がある一点を通過するたびにそこからなにか麻衣も知らない痺れがじわじわと湧き上がって来る。

「ん・・・・ふぅ・・・・んっ・・・・」

ふさがれた口から小ぶりな鼻から次第に甘く艶を帯びた吐息が漏れはじめる。
震えながら背中が小刻みに反り返り、麻衣は何かを否定しようと必死に首を振った。

「へっへっへ、やっぱりだコイツ、レイプされてるってのにいっちょまえに感じ始めてるぜ」
「うひゃひゃひゃ、おいおいマジかよ」

男達の下卑た笑い声が麻衣の恥辱と屈辱を煽り、麻衣の閉じた目の端から涙が零れ落ちた。
330名無しさん@ピンキー:2007/01/06(土) 20:05:00 ID:YJ+ESGPo
実際はただの生理反応である。触れられれば反応するし、ましてや一月のこの寒さだ。乳首が硬くならない方がおかしい。
しかし誰かと抱き合った経験の無い麻衣にはそんなことは分からないし、身体が感じているのも否めない。
―――――やだっ、あたし何で!?―――――
屈辱感に苛まれる麻衣を男達は執拗に弄ぶ。
覆い被さっている男が胸を弄り回している内に、手持ち無沙汰で見ていた男の一人が近寄ってきて麻衣のスカートの中に手を潜り込ませた。
「んんぅっ!!!」
麻衣は恐怖感に声を上げる。
「おいおい、邪魔すんなよ。俺が先だぜ」
「分かってるって、一番乗りはお前にやるから。でもこの子も楽しませてやんなきゃ悪いしな」
スカートの中に手を入れている男がにやけた面を麻衣に向ける。話しながらも手は麻衣の太股をいやらしく撫でさする。
「ん〜〜、んぅう〜〜〜〜!!」
「それもそうだな、やっぱり皆で楽しまないと」
「だろ。ほら、この子ももっとして欲しいって言ってるぜ」
冗談ではない。必死で抗議する麻衣の体を男たちは二人がかりで弄り出す。
下半身をまさぐっている男の手が麻衣の下着に伸びる。
「うぉっ、もう濡れてるぜ、こいつ」
「へへっ、やらしい女だな。正月早々男日照りかよ」
「んっ、ふぅぅ〜〜〜〜」
麻衣は男たちの言葉を否定したくて、押さえ付けられている顔を横に振る。
男の指が下着の上から麻衣の秘裂をなぞるように動かされる。時折強く押し付けられるような感触に、麻衣は甘い痺れを感じてしまう。
「んんっ……んっ…ふっ…………」
同時に胸も揉みしだかれて、麻衣の心拍数は上がっていく。右の胸は指の腹で乳首を捏ねられ、左は掌全体で乳房を撫で回される。指が乳首をかする度、鼻から切ない溜息が漏れる。
奥から湧き上がる熱で麻衣の顔は段々紅潮して、体の力も抜けていった。
331名無しさん@ピンキー:2007/01/07(日) 07:18:02 ID:+7Z6Yti3
「へへへ、もうグッタリしてやがるぜ。 よっぽど俺たちの愛撫が良かったんだな」
「な、もういいだろ? 入れさせろよっ」
いいかげん痺れを切らした男が腹を空かせた野良犬のように麻衣の秘所へとイチモツを近づける。
ヌチ・・・・
先端部が割れ目に押し当てられる。
「なんだよ、もう濡れていやがるぜ・・・レイプされてココをこんなにするなんてw」
「期待してんのか? この好き者が。 だったら焦らすのも悪いし入れてやろうぜ」
その言葉を待ってましたとばかりに麻衣に覆い被さった男が挿入を開始する。
ズ・・
「んぐっ!?」
亀頭の先が秘穴に押し込まれる。
麻衣はこのとき、自分の体内で何かが引き裂かれる音を聞いた気がした。
「そ〜いっきに」
男が腰を押し進める。
ミリ、メリメリメリメリ・・・
「ん−−−っ!  んぐぐぐ〜〜〜〜〜っ!!」
ナイフで脅されていた麻衣だったが、純潔を失うこのときだけは
さすがに激しく抵抗した。
「うわっ、オイ、てめぇ暴れんなよっ」
「無駄だって、もう遅ぇよ。 ほらおめぇのマンコ、もう穴開いちまってるよ」
「うううっ!?」
声に吊られて自分の大事な場所を見る。
すでにもう、ミッチリと詰まっていた。
根本までズップリ、奥まで。
気が付いたときにはすでに、全てを失ったあとだった。
332名無しさん@ピンキー:2007/01/08(月) 23:41:49 ID:yW6TDijy
全身を刃物で貫かれるような破瓜の痛みに麻衣の体は硬直する。

「すっげキツ、処女だぜコイツ」
「へへっ、処女の癖に濡らしてやがったのか。相当な好きモンだな」
「初物かよ。へっへ、せいぜい楽しませてもらうとするか」
「そんじゃ、行かしてもらいますか」

覆い被さった男は麻衣を全く気遣う事無く、欲望のままに腰を突き動かす。
乱暴に揺らされて塞がれた口が変な風に歪む。

「うっ、ぐうぅぅっ――」

麻衣はあまりの痛みに奥歯をかみ締め涙を流す。
容赦なく子宮口まで打ち付けられ、痛みで気が遠くなりそうだ。
男の動きが段々早まり、焦れたように麻衣の太股を抱えると速射を始めた。

「んむっ、うっ、うっ、うっ、んぅぅう〜〜〜!んふうぅぅぅうう〜〜〜〜〜!」
「イクぜ、中に出すからな」
「――!!んんっ!んんんぅうううん!!!」

妊娠の危険を感じ、麻衣は必死で身を捩じらせ抵抗する。
しかし、願いが叶うはずもなく、麻衣は秘所に肉棒を咥え込んだまま胎内に男の精を注ぎ込まれる。

「んう〜、んううぅぅ〜〜〜」
「くぅ〜〜〜、最高!すげぇ締め付けだったぜ、コイツ」

悔しさと痛みに涙を流しながらも、麻衣の体は本能的に男の物を締め上げてしまう。
ゴポッと音を立てて力の抜けたペニスが引き抜かれ、男の形にぽっかりと開いた麻衣の膣口からは血と混ざり合ってピンク色になった粘液がこぼれ落ちる。
麻衣は喪失の衝撃に虚ろな目をして体を投げ出している。

「伸びちまったぜ。まっ、一回ケーケンしたら、諦めもついたろ。じゃあ今度は俺の番な」

隣で見ていた男がもう辛抱できないと、麻衣の上に圧し掛かって来た。
333名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 06:02:35 ID:sQgJ9fQG
「おっ、こいつぁなかなか良い拾いもんしたぜ」
2番目の男が開いたまま塞がらない麻衣の恥裂に挿入する。
まだ2回目のセックス・2本目の男根ということもあり、膣はまるで処女のように
キュウキュウと吸い付くように締め付けてくる。
「これならすぐにでも出そうだ・・っ」
「そんなに良いのかよ?」
「おい、早く代わってくれれよ」
気持ち良さげな表情を浮かべる2人目の男に、順番待ちをしている他の男達が急かす。
自分たちも早く少女の柔肉を味わいたいのだ。
「なあ、コレ詰めとけば?」
麻衣のパンティをむしり取り、口を押さえていた男に渡される。
破れて役に立たなくなったものを再利用。
「ううぅっ・・・!?  ・・ぷはっ・・・やだ、そんなもの・・むぅぅぅっ!」
口の中に広がる、何とも言えない感触。
自分の味。
おしっこと陰部の臭い。
それらが口腔内に充満する。

334名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 03:17:01 ID:02zYf3Qz
北海道の放送が終わり、きてみれば、生殺し…。
ワクワクしながら待ってます。
しかも、サイレントクリスマスの後半で、リン×麻衣が再燃。神、書いてくれないかなぁ??
335名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 05:45:39 ID:vL9mHDhF
取り憑かれてる間に麻衣は犯られ放題
でもって妊娠してるの気付かなくて手遅れに
336名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 09:35:15 ID:yNGlLXs4
アニメでこの作品を知りました。
「サイレントクリスマス」でリン×麻衣にはまったけど
サイト探しても、同盟たどっても、リン×麻衣がほとんど無い〜!
ここでやっと読めました。お願いします。
337名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 18:49:37 ID:dMS8MDjQ
これをエサにチンコしごいてるやつの
ことを想像するだけで
ごはんくえなくなるよ
338名無しさん@ピンキー:2007/01/10(水) 19:04:53 ID:cbpwaZWb
339名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 06:32:52 ID:yf7+mm9C
>>337
漏れはどんなエサだろうと男がチンコしごいてる姿想像してごはんなんか食えないんだが・・・・
お前できるのか? すごいな
340名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 07:13:48 ID:Yqxgqo3i
>>337>>339
いや、ハァハァしてるヤツではなく
好きなカップリングとか麻衣や真砂子が犯されるシーンを想像すべきでは?
            ↑アエテアヤコハアゲナイデオク
341名無しさん@ピンキー:2007/01/11(木) 08:26:32 ID:vbq6YAm6
綾子は原作のイメージが染み付いてるから俺は大丈夫だ!
342名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 06:41:20 ID:xEAbA+/S
麻衣は16歳だけど真砂子と綾子って何歳?
ぼーさんやリンも
ジョンは19、アナルは17だけど
343名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 07:52:13 ID:g97SqZYW
>アナルは17

百目みたいなの想像した…
344名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 22:50:03 ID:j/FcrQoy
コミックス5巻段階で
真砂子は麻衣と同学年16歳
綾子は23歳
ぼーさん25
ジョンは20だ
リン不明
345名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 14:04:32 ID:Rzne/cH8
悪夢ではぼーさんに「俺よりちょい年上」って言われてるから
27〜8くらいだと思ってる<リンさん
346名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 22:34:23 ID:5OwUGhsT
リンは28だよ
347名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 00:15:57 ID:vrjcjQdC
初めて読んだときは麻衣と同い年だったのに気付いたらリンより年上か_| ̄|○
348名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 00:52:26 ID:UyB2Tnem
だいじょうぶ 生き霊たちはいつでも同い年で存在し続けるよ
349名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 05:58:13 ID:ugW3qEoW
まあ人生そんなもんですよ
350名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 22:06:44 ID:Tyk7VgP8
大丈夫だよ、80年代の28だからw今頃はきっと40越えてるって
351名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 09:35:38 ID:4KaxEB4H
計算したら、46〜57才か
ますます渋くなったリンさん見たいな
352名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 17:51:38 ID:3bENapVN
すみませんちょっとネタバレ系です。




>>291
そんな情報ありましたっけ?
小説全部持ってますけどレイプのトラウマなんて全然読んだ記憶が無いですよ。
色んな死に引っ張られて何度も危険な状態になったって言うのは読みましたが。
353名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 18:13:57 ID:MZatAMcn
>352
スレ上からきちんと読んで。
>105>106
に書いてる。

有名な話だから、昔からのファンは知ってることだと思ってた…orz
354名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 11:50:39 ID:7dOlI0jK
アニメから入った自分には驚きです。
355名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 12:04:09 ID:QFM9ix2f
それよりリレーの続きはどうなったわけ?
356名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 15:20:34 ID:4G16hYTk
>>354
そらまあ驚きどころじゃない罠
ネタバレがからんでくる話題だしね

しかしまあ、ここはエロパロ板だ、そんな設定無視して話作ってもいいし、
それを利用した虹なんてのも面白そうなので期待して待ってます。
357名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 21:11:21 ID:maiC8DTh
>353
昔からのファンでも、当時小学生とかで、同人なんて知らなかった、
というのは普通にある話だと思うが。
358名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 21:34:53 ID:P259E6yH
次からテンプレにのっけよう。
とにかく小野さんがそういう発言をしたことは事実だが
知らない人がいても不思議じゃないし、公式設定でもない。
その設定を前提に話すのは、ちと違うと思うしね。
359名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 02:28:40 ID:Hk2vnPIf
本編にしっかり書かれてること以外を無理矢理パロディに
反映する必要はない派だな、自分は。せっかくのエロパロ板だしね。
360名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 05:57:51 ID:Bnxb/Mw3
まあ、ある程度はなんでもありでいいとおもうよ
自分もアニメしか知らないし

誰かリレーの続きを・・・
って最初にアホなこと始めたのは自分なんだけどね
ノリの良い方が付き合ってくれて助かりました
361名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 17:03:11 ID:gAhRtGif
設定遵守したらそもそもエロパロなんて書けないw
362名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 12:44:06 ID:iPKIeSwg
漫画しか読んだこと無い自分、ネタバレは気にしません
それに同人があったことも知らなかったからしょうがないw
読む際にわかる様に書いていただければそれだけで十分幸せな訳で
363名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 16:34:52 ID:qs/S+wVr
>>358
テンプレには載せんでいいだろそんな事w
作者発言でも所詮は同人内での事。
気にするほどのことも無いし知ってても知らなくてもいい事だ。

リレーの続きを裸に正座で待つ
364名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 20:36:12 ID:6N6UrAzl
チャットログ読んだけど多くはそうなるからナルもそうなると思うって感じで
完全なる(裏)設定ではないみたいだったよ。
そうなるのが自然じゃないかって感じで。客観的観測結果っつーかw
あれがガチ設定なら数字板に引越さなあかんよwwww
365名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 23:49:33 ID:hOKUAMj6
でも、女に対してはレイプ側みたいなことになってなかったか?
あまり伏字解析してないけど
366名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 00:25:19 ID:5W4Uxif/
まあ、小説に出てこない設定なんぞは
読者に「なかったこと」にされても
責められないだろー。

気にせず、職人さんカモーン
367名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 02:23:19 ID:FnYGe8mW
 ∧_∧  +
(0゜・∀・)
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
368名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 06:50:49 ID:kcOsuvOg
ブラックドッグに獣姦される麻衣や真砂子
ちなみにペニスは馬並
369名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 05:09:10 ID:MurJxpYS
悪霊の卵に憑依されて
体中の穴から霊を注ぎ込まれて孕み腹になっていく展開キボン
370名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 22:44:18 ID:f6VuMs+t
ここ男性比率高そうだな
371名無しさん@ピンキー:2007/01/25(木) 23:56:27 ID:AbSFXBRt
そうでもない
3724枚切りの触パン:2007/01/27(土) 06:04:54 ID:wYkTL9bV
作品投下がないよ
燃料が底を尽きちゃう
しかたがないので出来たところまで投稿します

※ 事前の注意事項です、必ずお読み下さい ※

触手による陵辱もので麻衣が穴だらけにされます。
耐性のない方が読んでしまうと、精神に必要以上の過負荷がかかりますので苦手な人はスルーすることをお勧めします。
あと、ちょっとグロいかも、過食症の人には丁度良かったりして。
まあ死人は出ますが、麻衣とは全然関係のないその他大勢です。本編中の人物は誰も死にませんからご安心を。
3734枚切りの触パン:2007/01/27(土) 06:06:25 ID:wYkTL9bV
「たっ、たすけ・・ギャッ!!」
子供の腕ほどもある太さの触手が、しなる鞭のように振り下ろされる。
その先端は、見るも恐ろしい切っ先を持つナイフのような鍵爪。
それが、その男の見た最後の光景となった。
ブシャアアァァァッッ!!!
ペンキの塗缶をぶちまけたように紅く染まる壁。
頭が斜めに半分だけ殺ぎ落とされた身体は、建物と建物の間から見える狭い空へと向かって
公園にある水飲み場の蛇口を押さえたままコックを捻り、パッと手を離したように
首の辺りから勢い良く血飛沫を吹き上げ、ゆっくりと膝を折ってコンクリートの地面の上に倒れ伏した。
「ひっ・・・・!」
腰を抜かした麻衣が息を飲む。
震える手で、自分の頬へと飛び散った生暖かい液体に触れる。
ぬるり、とした嫌な手触り。
血の感触。
だけどそんなことを気に掛けている余裕は、今の彼女にはこれっぽっちもなくて
今更ながらではあるが、こんな事件に首を突っ込んだことを死ぬほど後悔した。


先週の始め、麻衣は学校であるウワサを聞いた。
どこにでもよくある、一種の都市伝説。
やれ誰かが居なくなったとか、変な怪物や怪人物がどこそこに出没するだのといった
ちょっぴり不思議で怖くて、他愛もない話。
学校の友人から昼休みの雑談ネタとして聞かされ、半分笑いながら聞いていた
そんなごくごく有りふれた話だった。
曰く。
ここのところ行方不明者が多発している。
変なバケモノの姿を見た人がいる。
きっと行方不明になった人々は、そのバケモノが餌食になったに違いない。

そんな、陳腐で有りふれた、ぜんぜん詰まらない話だった。
麻衣自身も信じてはいなくて、なかばただのネタ振りとして、アルバイト先であるSPRの事務所で
客の来ないうららかな午後の日差しの入り込む応接間のソファに座って来客用の紅茶を啜りながら
なんとはなしにナルに言ってみたのだ。
案の定、帰ってきた答えは冷静かつシビアなもの。
かいつまんで説明すると、以下の通り。
    ウワサはただのウワサ。
依頼ではないから調査はしない。

いつものことで慣れっこだとは思うのだが、こんなやり取りばかりではさすがの麻衣でもカチンと来たのか
売り言葉に買い言葉。
事の真偽を自分で確かめる。
そう言って、麻衣は調査に乗り出したのだが・・・・
結果、今現在死ぬほど後悔している最中なのである。

いきなりトマトソースの大洪水に出くわしたのは、話の出所を辿り、ようやっと現場に着いた矢先のことだった、
時刻は夕暮れ時。
建物の隙間に差し込む、茜色の斜光。
倒産したのか移転したのか、理由はわからないが今は使われなくなって久しい町はずれの廃工場。
野球ができるぐらいには広い敷地に建つ、いくつかの倉庫や建物の隙間。
そこには、折り重なるようにして山積みになった、血みどろの死体。
夕日を遮る、大きな影。
海に住むタコを逆さにしたような形をしたバケモノが、こちらをゆっくりと振り向く。
目が合った。
「ひ・・・ぃ・・・・・っ」
恐ろしさのあまり、声が喉に張り付いて出てこない。
悲鳴一つ上げられない。
もっとも金切り声を出せたとしても、こんな古びた猫の子一匹いない閑散とした場所では無意味かもしれないが。
3744枚切りの触パン:2007/01/27(土) 06:07:46 ID:wYkTL9bV
ジャリ・・・・
逆さの蛸のバケモノが一歩、こちらに歩み寄る。
ズザ・・・・
相手の動きに合わせて、腰が抜けて地面に尻餅をついた状態のまま
麻衣も一歩、後ずさり。
スカートの汚れなど気にしている状況ではなかった。
蛸が2歩、3歩と近づく。
麻衣も2歩目を下がり、しかし3歩目は半分で止まることになった。
・・・トン
背中に、冷たくて硬い感触。
コンクリートの感触。
驚き振り向く。
そこには、工場内の何かの施設の壁。
これ以上後ろへは下れそうになかった。
大急ぎで他に逃げ道を探す。
焦りながら左右をキョロキョロ。
だけど、どちらも壁。
いつのまにか、袋小路へと追い詰められていた。

バケモノが近づいて来た。
今し方、名も知らぬ男を切り裂いた鮮血滴る刺身包丁のような爪を持つ触手をゆらりと構え、ジリジリと。
麻衣は抜けてしまった腰でどうにか逃げようとするが、虚しく地面の上を足が空回りするだけ。
もっとも3方を壁に囲まれているので、これ以上逃げようもないのだが。

壁に背中を打ち付けまくる麻衣の頭上に影が落ちる。
いつのまにか、目の前まで迫っていた。
「・ぁ・・・・・ぁ・・・・・っ」
ビデオのコマ送り再生のように、振り下ろされる触手がやけにゆっくりと見えた。
このままいけば、左の肩口から右の脇腹へと一直線。
肩胛骨をブチ割り、肋骨を一本一本切断しながら
同時に柔らかい臓腑を杏仁豆腐にそっとヘラを入れるように、易々と切り裂かれるだろう。
殺される。
そう思った
―――こんなことなら、昨日の帰りにでも駅前パーラーのジャンボDXパフェを
胸焼け覚悟の太るの覚悟で食べておけばよかった。
そうだ、毎月買ってる月刊誌が昨日発売してるんだった。
十二国記を描いていた作者のマンガの続きが気になっていて、主人公の少女とナルシストな少年との
ビミョーな関係にヤキモキしていたところなのだ。
部屋のカーペットもそろそろ変えようと思っていたし、ちょっぴりエッチな深夜ドラマの再放送の続きも気になっていたし
こんなことで、こんなところで自分の人生に終止符が打たれてしまうなんて思いもよらなかった。
ああもう、これも全部アイツのせいだ。
いつものようにチョチョイのチョイで調べてくれればいいのに、うちは慈善事業じゃないって?
だからEDの下半身益体無し呼ばわりされるんだ。
死んだら化けて出てやる―――!
3754枚切りの触パン:2007/01/27(土) 06:12:04 ID:wYkTL9bV
この一瞬で、随分と色々なことを考えた。
硬く目を瞑り、ガタガタと震えながら、麻衣は死の瞬間が訪れるのを待っていたのだが・・・
しかし先程振り上げられた触手の一刀は、目の前で男の首を切り落としたような鋭い爪の一撃は、いつまで立っても来ることはなかった。
・・・あれ?
まだ生きてる。
もうそろそろ、ザクッと来てもおかしくはないはずなのに。
いや、もう次の瞬間には殺られてるのかも。
なんて考えている間にも・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・まだか。
殺るなら早くしてほしい。
できることなら、ひと思いに。
あ、ひょっとして、わざと焦らして相手が怯えるのを楽しんでいるとか。
だとしたら、なんて嫌な奴なんだろう。
きっと性格も歪みに歪みまくっているに違いない。
親の顔が見てみたいものだ。
・・・・・・・・。
・・・・・・・・。
・・・・・・・・。
おかしいな。
あれ、もしかして、実はもう死んでたりして。
死んだことを自覚していないだけだとか。
結構な確率で辺りに幽霊とかがウヨウヨしていたりするのだから
もし自分がああなったとしても、少しも不思議じゃないじゃないか。

などというようなことを考えながら、うっすらと目を開けてみる。
自分がもし幽霊にでもなっているのだとしたら、半透明の霊体部分が風船のようにフワフワと浮いていて
眼下には無惨な少女の惨殺体が赤い水たまりの中に沈んでいるはずである。
しかし目に飛び込んできたのは、臭いたつような鉄分満点の粘っこい血の池でも
首と胴体がサヨウナラした自分の身体でもなく、欧米人がデビルフィッシュと呼ぶ吸盤付きの生き物が
逆立ちをしたような姿だった。
よかった、まだ死んでいない、という安堵の念と
これから殺される、という恐怖の感情がごちゃ混ぜのミックス状態になり
目の前の現実をどうして良いものやら判らずに、地面にへたり込んだまま
呆然と相手を見上げていた。

振り上げられたままの、大の大人を易々と真っ二つにする切れ味バツグンの触手。
しかし代わりに麻衣へと向かって伸びたのは別の触手だった。



続き書けるかどうかはわかりませんが
376名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 18:10:27 ID:6VfhkDhB
wktkして楽しみにしてるw

しかし触手とゴーストハントって相性いいのかね
某スレで(´・ω・`)とした後にこっち来て触パンさんいビクーリだ
377名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 04:23:14 ID:pmhoihlS
続き! 続き!
ここまで来て本番ナシなんて
そりゃないぜ、ベイベー
378名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 19:44:47 ID:RLNLW4QH
>>364
お前さん、わざとだろうw
379名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 21:34:46 ID:edzwj96S
>>378
なにがわざとなにかわからんがうんって言っとくwww
380名無しさん@ピンキー:2007/02/01(木) 18:38:11 ID:jonSMDt+
ワクワクテカテカ。
381名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 16:23:20 ID:h7ZPxdpO
ジョンがwktkしてる
382名無しさん@ピンキー:2007/02/03(土) 16:37:05 ID:DQIWRh4T
wktk

ぼーさん×麻衣とか読みたい
383名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 23:03:05 ID:a3+OgmEe
ここは安原×麻衣で!
384名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 10:41:57 ID:AxnhHDEF
今回のエピでは麻衣と綾子が脱いで真砂子が攫われます
385名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 22:07:17 ID:0swwW6m4
綾子なんて何処で脱いだかと思ったら、あのシャワーシーンの事か
386名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 22:52:57 ID:AxnhHDEF
>>385
そうそう。
シーンはある。あとはスタッフのやる気の問題。
俺は期待してる!してるからな!!
387名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 23:10:11 ID:9pRokenE
アニメならカットしてはならないシーンだな
388名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 06:18:35 ID:gHNQhPc2
なんか期待できそう
真砂子が浚われる?
浚われているあいだに、いったいナニをされるんでしょうね・・ハァハァ
389名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 09:29:46 ID:UAEfI9NQ
真砂子をどうやって浚うんだよwwwwwww
390名無しさん@ピンキー:2007/02/09(金) 23:39:07 ID:y5a4GpBO
>>389
もちろん麻酔銃でw
391名無しさん@ピンキー:2007/02/10(土) 00:56:46 ID:il0dC8dh
マンガの文庫版5巻が出たよ。
ちなみに麻衣の入浴シーンと綾子の活躍と着物以外の服の真砂子が見れます。
あと幼女と熟女と老女も。
392名無しさん@ピンキー:2007/02/11(日) 06:37:00 ID:Y1Vcc30O
普通のコミック(KC)とマンガ文庫ってなんか違うの?
393名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 00:32:42 ID:VJByIqiE
本のサイズと値段と紙質と描き下ろし部分が違う
394名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 06:43:06 ID:lZw3WQ2S
なる
395名無しさん@ピンキー:2007/02/12(月) 12:12:08 ID:XJOnMmkC
>>394
このスレだとそれはうまい返答の仕方だw
396名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 06:42:28 ID:+rZiDNym
ゴーストハントって、なんか他のオカルトものに比べて新鮮なんだよね
科学的だし

397名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 13:17:08 ID:c05PutgF
小野不由美の作風でしょう。
現代を舞台にした十二国記の外伝「魔性の子」を読むと、より一層そう思います。

科学で解明できないことは存在するけれど、安易にそればかりを求めても人間おかしくなる。
398名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 20:59:51 ID:Hgo4AVsH
>描き下ろし部分が違う
ここで聞く事じゃないと解っているが、何が違うんですか?
増えてますか?
修正ですか?
399名無しさん@ピンキー:2007/02/13(火) 22:35:52 ID:LRF7d0Jq
>>398
増えてもなく修正でもなく、
まったく別のもの。
400名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 03:13:23 ID:2OqXobQi
東南アジアの某地域では処女と性交すると寿命が伸びるという
トンデモ迷信が今でも信じられてるそーですが(新聞情報)、
この話をあの最凶のヒキコモリ氏が耳に入れていたら…
麻衣と真砂子ピンチ?!
401名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 05:40:55 ID:0iIH5sg1
東南アジアの魔物とかバケモノとかって、どんなのがあるんだろ
処女長寿云々の話でそいつに麻衣や真砂子が・・とか
402名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 09:14:52 ID:SY+nviUA
>>400
女性が聞いたら憤慨するかもしれないけど、
まだアフリカの処女レイープしたらエイズが治るという迷信よりマシだね
403名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 23:13:41 ID:4eMAzG5K
そんなのがあるんだ・・・
常識で考えたら移すことはあっても直ることなんてないだろうに・・・
404名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 23:25:51 ID:SWeqLUhJ
南アフリカ限定の話だろそれ。
あそこは世界最低の治安で最早常識などないからなぁ
405名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 02:25:54 ID:iMgyOH1D
ヨハネスブルク最強www
406名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 07:00:31 ID:3Ah3vzOF
じゃあ麻衣や真砂子を南アに連れて行こう
一月ぐらい経ってから迎えに行けば
さて、何回ぐらいレイプされてることやら

黒人精子で黒い子を妊娠してるだろうな
407名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 10:43:48 ID:REOkMxWF
録り溜めてたGHアニメをイッキ見して、ぼーさんのえらくイイ声とスキンシップの多さにテラモエしてしまった新参者が
流れを読まずにぼーさん×麻衣を投下させていただきます。すんません。
(注)
・原作は小説もコミックもまだ未読です。ネタバレ等あちこち拝見して基本設定は多少勉強させてもらいましたが、
 アニメしか知りませんので、もし原作の設定と明らかに違うような描写で原作ファンの皆様を不愉快にさせて
 しまったら本当にすみません。先に謝っときます。
・原作は(ry なので、タカさんという娘さんへの配慮は全くございません。ファンの方ごめんなさい。
・基本ラブラブもので凌辱要素は極薄です。あと結構長いです。お好みに合わない方はスルー推奨。
 NGワードは『Nightmare』でお願いします。
 (以前ぼーさん×麻衣を投稿された方とタイトルがプチかぶりしてしまいました。すみません。)
408Nightmare ぼーさん×麻衣 1/17:2007/02/19(月) 10:45:29 ID:REOkMxWF
真っ白い空間の中、麻衣はひどく暖かく心地よいものに優しく包まれていた。
とてもいい匂いがする。この匂いをよく知っている気がするのに、何故かどうしても思い出せない。
何だか瞼が重くて目を開けることが難しい。けれど知っている。ここは真っ白い。

(ああ、これは『夢』だ。)

数刻前、布団に潜り込んだ記憶がうっすらと甦る。けれどもこれは布団とは全く違う感触。違う匂い。
人とは異なる少し特殊な『夢』を見る時、いつも麻衣には通常の睡眠時とは違う感覚が訪れた。
そして大抵の場合それは悪夢であることがとても多かったが、けれども今、それと非常によく似た感覚を
味わっているものの、これは決して悪夢ではない気がした。
刹那、麻衣は少し力を込めた腕にきゅっと抱き締められた。力強く、けれども大事な宝物のようにとても優しく。
麻衣はこの腕をよく知っていた。
いつも絶体絶命のピンチに陥った時、真っ先に駆けつけて自分を守ってくれる、あのあたたかく力強い腕だ。
そして今自分が頬を寄せているのはあの胸。危機から救われた時、落ち込んで励まされた時、そして時には冗談で。
これまでに幾度も抱き寄せられた、自分の安心を確認できるあたたかい場所。
その腕に、その胸に、抱き締められている自分があまりに自然で、麻衣は警戒心を抱くこともなく、
ひたすら無防備にそのぬくもりの中に身を委ねる。
409Nightmare ぼーさん×麻衣 2/17:2007/02/19(月) 10:46:17 ID:REOkMxWF
腕が麻衣を上向きにさせ、指が麻衣の顎を捕らえる。そして次の瞬間麻衣の唇にその人の唇が重ねられ、
だがそれも麻衣には至極自然で当たり前のようなことに感じたので抵抗せずそのまま身を任せた。
(キス…あったかくて気持ちいいなあ……)
唇のわずかな隙間から舌を差し込まれ、自らの舌を絡め取られる。次第に深く甘くなるキスに麻衣は理性を奪われていく。
交わす吐息の熱さと唾液の水音が、夢にしては妙にリアルだと意識の裏でうっすらと思いはしたものの、口づけの感触の
あまりの心地よさに麻衣の思考は溶かされてしまってはっきりとした形を取ることが出来ない。
「……麻衣………麻衣………………好きだ……………」
キスの合間で小さく囁かれる吐息混じりの声。麻衣の形を確かめるように身体を辿っていく手のひらと指。抱き締める腕。
その胸のぬくもりと安らぐ匂い。
麻衣はその全てを知っていた。思い出せない。けれど自分は『彼』を知っている。
これが恋かどうかはわからない。でも、こうしているのはとても自然なことだった。
麻衣は彼を見つめるためにゆるゆると目を開ける。
目にしみるような目映い白い世界の中、自分に微笑みかける彼の存在だけがリアルで、愛おしさを込めて麻衣は彼を呼んだ。
「ーーーーーーーぼー、さん…………………って、ええええええええええぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!?」
410Nightmare ぼーさん×麻衣 3/17:2007/02/19(月) 10:47:44 ID:REOkMxWF
 * * *

真っ赤な顔で、麻衣は布団から跳ね起きた。
「いいいいい今あたし、何て夢見てた………っ!?」
目覚めて夢を認識した途端、ドキドキして胸が苦しい。パジャマの中でイヤな汗をかいているし指は布団をぎゅっと
握りしめたまま離すこともできない。
「ていうか何で相手ぼーさんなわけっ!?」
自分でもワケがわからない。だって相手は10コも年上で兄貴っていうかちょっとお父さんみたいに普段思ってる人だ。
「…あたし…あんな夢見ちゃうなんてもしかして“ヨッキュウフマン”とかだったりするのかなあ……」
こんなに生々しく異性と睦み合う夢を見たのはもちろん生まれて初めてのことだ。
「………しかも好きな人間違えてヘンな夢見てるよ……うわぁ……最低だ……」
麻衣が密かにときめきを覚えているのは、勤務先の毒舌でナルシストな所長様のはずだった。
けれど今夢の中で恋人同士のようなキスを交わしていたのはその彼ではなく別の…
「……あああぁぁやめやめ!もう考えるのやめる!忘れる!寝る!おやすみ!!」
動悸もまだ収まらぬまま、強引に思考を中断して麻衣は力ずくで睡眠の世界に入るためにぎゅっと瞼を閉じた。
ーー明日どんな顔して会ったらいいんだろう。
麻衣が眠りに落ちる直前に思ったのは、恋する彼ではなくうっかり間違えて睦み合ってしまった彼のことだった。
411Nightmare ぼーさん×麻衣 4/17:2007/02/19(月) 10:49:27 ID:REOkMxWF
 * * *
「こんな日に限ってぼーさんとふたりで留守番かぁ…」
「なんだよ。俺と一緒じゃご不満だっていうの? 麻衣ちゃんってばアタシに冷たいッ!ひどいわッ!」
がっくり肩を落としてため息をつく麻衣に、『ぼーさん』と呼ばれる男、滝川はいつものようにおちゃらけて返す。
麻衣は日頃から寡黙で無表情な上司とその助手に“留守番”と称して置いてきぼりを食らうことも多いのだが、
今日は仕事の都合とやらで滝川までもが事務所に残って同じく留守番組だ。
よりによって一番顔を合わせづらい相手と事務所で午後中ふたりっきり。何の因果か、それとも日頃の行いって
やつか?などとさらに鬱になりかけていると、滝川が窓の外をぼんやり眺める麻衣に近づいてきた。
「ていうかどーした?んー?今日は麻衣ちゃんはご機嫌ナナメなのかなー?」
「ななな何よ急にヒトの顔のぞき込まないでよっ!顔近い!」
「あーららー嫌われちゃったよー俺ー。かなしーなー」
おどけてしょぼくれたフリをする滝川に、今まで感じたことの無かった妙な動悸を覚えながらも、
まさか貴方とらぶらぶちゅーしたユメ見ちゃいましたーなどと言えるわけもない麻衣は、
「いや、うん、ちょっとね。ゆうべ、夢見が悪くって」
とアバウトに誤魔化すのが精一杯だった。
「ふうん、夢、ねえ………あ、俺昨日すっっごい、いー夢見ちゃったんだ!」
「あ、あぁそう、よかったね」
「ね、ね、聞きたい?どんな夢だったか聞きたい?」
「いや、別にいいよ」
「もー冷たいなー。あーあーそうですか。……まあでも、ホントは教えないけどね!」
「じゃあ言わないでいいよ…」
(正直今ぼーさんとどんな夢だったかなんてトークをしたい気分じゃないんだよ…というかこの話題
どうしてもあのゆうべの妙にリアルな感触とか思い出しそうで困るんだってば!)
412Nightmare ぼーさん×麻衣 5/18:2007/02/19(月) 10:54:59 ID:REOkMxWF
非常に良い夢を見たらしく、とても幸せそうな目の前の男の緩みきった顔を見ていると、麻衣は妙に意識して
ドキドキしている自分が馬鹿馬鹿しく思えてきたのだが、
「なあ、麻衣」
急に真顔になった滝川に突然ぎゅっと手を握られて、麻衣は心臓が止まりそうな衝撃を覚えた。
「おまえさんの夢は、いわゆる『夢見の巫女』のような、潜在能力が見せている特殊な夢の場合もある。
その夢が今の事件に関係してるかどうかはわからないが、別にどんな内容でもいいから、いつでも夢見でつらい時や
苦しい時には俺に相談するんだぞ? これでも俺は高野山の坊主なんだから少しは頼りにしてくれよな!」
そう、本当に麻衣がつらい時困っている時、彼はとても真摯に話を聞き、いつでも麻衣を助けてくれる。
「うん。ありがとう。ぼーさん、ホントに頼りにしてるからね!」
「おう、まかせとけ!悪い夢で眠れない時はいつでもオジサンの胸を貸してやるからなー!」
冗談の勢いでぎゅっと抱き締められて、その感触にゆうべの夢を具体的に思い出してしまった麻衣は
「もー離してよーセクハラオヤジー!遠慮させてさせていただきますー!」
ふざけながら慌てて滝川の胸から離れた。妙にドキドキしている自分に気付かれたくなかった。
いつも彼に覚える安心感を感じながらも、何故か更に増した胸の鼓動に気付いてしまった麻衣は戸惑う。
(あたし、何でぼーさん相手にこんなにドキドキしてるの…?)
瞬間の抱擁で感じた滝川の温度と匂いが、彼から離れてからも自分の身体にずっと残っているようで、
麻衣は幸せのようなあたたかい気持ちと身体の中から熱が上がってしまうような不思議な感覚を味わっていた。
413Nightmare ぼーさん×麻衣 6/18:2007/02/19(月) 10:56:11 ID:REOkMxWF
 * * *
(ああ、また今夜も同じ夢ーー)
何もない真っ白い世界の中、裸に白い布を纏っただけの自分と、同じように白い布を纏った体格の良い男。
今宵の夢の相手も昨夜と同様、何故か恋する所長ではなく滝川であるらしい。
それにしてもずいぶんとシュールな夢だなあと夢を知覚した麻衣は思う。
「…なんで服着てないんだろう…」
思わず呟くと、
「その方が綺麗だから」
と目の前の男が真顔で答えた。まさか答えが返ってくるとは思っていなかった麻衣が驚いていると
「それに服着てない方がすぐ肌に触れられるし。裸で抱き合う方が気持ちいいよな」
と至極当然のようにうんうんと頷きながら今日も麻衣を抱き締めた。
うん、確かに気持ちいい。と納得して流され彼に身を委せながら、ふと浮かんだ疑問を口にする。
「じゃあ、この白い布は?」
「うーん、たぶん俺んちのベッドのシーツ、かな?」
「…なんで、シーツ?」
「最初から素っ裸だと刺激が強すぎるかなーと思って配慮したんじゃないか?」
「…誰が?」
「……さあ?俺か?それとも麻衣か?」
(すごい。夢の中のぼーさんも、こんなありえないことしてるのにすごくぼーさんっぽい。)
キスの合間に交わす会話さえも夢にしてはやけにリアルで、麻衣は自分の夢の精巧さに我ながらすごい、と感嘆する。
414Nightmare ぼーさん×麻衣 7/18:2007/02/19(月) 10:57:00 ID:REOkMxWF
「じゃ、昨日の続き、しよっか」
「…へ?」
「へ?じゃないだろう。だーかーらー、続き。昨日はちょっと大人のキスを覚えたから、今日はもうちょっと
大人な事しようなー。大丈夫、俺優しく教えてあげるから」
ぼーさんが麻衣の身体に手を這わす。
「ええええぇぇっ!?…て、いやだからそうじゃなくって!あの、何で、あたしとぼーさんがこんなことを…」
「まーまーまー。夢なんだから細かいことは気にしない気にしない。」
口づけしていた唇から、頬、耳へと滑っていく滝川の唇の愛撫に、流されないよう麻衣は必死で抗う。
「んぁっ!…ちょ、耳だ、め…っ……いや、気になるよ!気にしようよ!だってあたしたちそんな関係じゃ」
「…麻衣は、俺とこうするの、嫌か?」
動かしていた手とキスを止め、滝川が真剣な顔で麻衣を見つめる。
「俺のこと、嫌い? 俺とこうするの、気持ち悪い? 俺は麻衣が好きだから、麻衣とこういうことしたい。だめか?」
夢の中とはいえ、憎からず思っている異性からこんなことを直球で言われたら、胸が高鳴ってしまうのは如何ともしがたい。
今まで現実の彼にこんなに熱を帯びた目で見つめられたことも、こんなふうに懇願されたこともなかった。
だから麻衣は、どうしたらいいのか全くわからなかったし、こんな彼のことをこんなふうに愛おしく思ったのも
初めてだったので、思わず
「…別に、いやじゃないよ」
と言ってしまった。
それは、消極的ながらも行為を了承する明らかな肯定。麻衣は、滝川に抱かれることを受け入れた。
現実では決してありえない出来事も、この夢の中の自分と彼の間ではごく自然な当たり前のことだと思えた。
415Nightmare ぼーさん×麻衣 8/18:2007/02/19(月) 10:58:11 ID:REOkMxWF
 * * *
「ん…っ、んぁ…ああ……んふ………あぁ………」
「いい声、麻衣……もっと……」
「や、あぁ…ぼぉ、さ、…あ、だめ……とけ、ちゃう……よぉ……」
「うん、溶けていいよ、もっとトロトロになっていいから…」
やわらかい潤んだ粘膜の襞をかき分け、舌を這わせながら指を中に出し入れすると、麻衣の理性と身体も
そこと同じように綻びて溶け崩れ、どうしても堪えきれない甘い声と蜜が麻衣から零れ出る。
「……は、あ、あぁ……奥……あつい……ゆび、と舌で……あぁ…ぼー、さん……」
挿入した指がいやらしい水音を立てて動く度に、そこに留まりきれずに溢れた蜜が、麻衣の白い脚を伝って落ちていく。
「…すごい、奥から溢れてくる……やらしい眺めだ…ああ、俺も我慢出来なくなりそう」
「はぁ…はぁ……ん……する………あたしも……あぁん………ぼーさん、に…したい……」
「俺のに…する?…………キス、してくれる?」
「ん、…………したい……する………いっぱい、……させて………」
夢の中の麻衣は、いくらでも大胆になることができた。
「あーヤバいなこんなにエロいなんて……」
「……んぁ……ああ…だめ?……いやら、しいの……いや……?」
「いや、最高。すっごく可愛い。もう俺メロメロだよ……じゃ、麻衣、俺が下になるから、ほら、上に来て」
「…ん……」
416Nightmare ぼーさん×麻衣 9/18:2007/02/19(月) 10:58:57 ID:REOkMxWF
ーー最初の夢から1週間、麻衣は毎夜夢の中で滝川に抱かれていた。
夢は随分と淫らで、その上非常に現実的だった。滝川の温度や匂いだけではなく、汗などの体液に濡れた感触や、
彼に触れたり触れられたりした肌や粘膜の感覚もやけにリアルすぎて、朝目覚めた時麻衣は、布団でひとり目覚める
現実に違和感を覚えてしまう程だった。
けれども現実ではないせいか、夢の中の麻衣は、目覚めた後に思い出して自分でも驚いて赤面するほど抵抗も
羞恥もなく、どんな行為も滝川が望むことならばすんなりと受け入れることが出来た。
時折ふと我に返って、こんな淫らな夢をまるで現実のように見られるくらい、自分の中にこういった知識があったこと
に驚いたり、知らなかったはずの行為の感触や快感をここまでリアルに感じられることを不思議に思ったりはしたが、
それもこの夢の中では麻衣にとっては他愛ない、ほんの些細なことだった。
滝川に愛されることがただただ心地よく、幸せで、麻衣は夢の中の逢瀬で淫らに溺れた。
さすがに昼間、現実世界で滝川本人に会えばとても気まずく恥ずかしい思いをしたが、この1週間、どういった
巡り合わせか、タイミングが合わず滝川の顔を見たのは僅かに二度ほどで、それも帰り際のほんの数分程度だったから、
麻衣は夢と現実の大きすぎるギャップを何とか乗り越える事が出来た。
417Nightmare ぼーさん×麻衣 10/18:2007/02/19(月) 11:00:05 ID:REOkMxWF
「………ん、……ふ、…………はぁ…、ぼー、さんの、おっきい……」
滝川自身に舌を絡めて咥えていた麻衣が、唇から彼を解放して大きく息を継ぐ。
「ああもう限界。麻衣の中に入れて」
「ん…いいよ…あたしもしたい…」
「今日はどういう格好でしたい?」
「…どんなふうでも……ぼーさんが好きなようにして…? いっぱい、きもちよくして…?」
「じゃあ、麻衣の顔いっぱい見ながらしたい。…ん。俺がここに座るから、麻衣、上に座ってくれるか?」
「わかった……ん……こう、かな……あ、ああぁ……入って、くる……大きくて……あつ……」
脚を広げて彼の上に腰を落とすと、麻衣の中に強い圧迫感を持って大きな杭が打ち込まれる。
痛みはないが、夢の中とはいえ麻衣は挿入の衝撃にまだ慣れることが出来ないでいた。一番太く張り出した部分を
飲み込む時、たくさん濡らされていても入口のところで少し引っかかるのが麻衣には不思議だったが、けれども
中の粘膜を圧迫されて擦られて、異物感と同時に感じるのはそれ以上の強烈な快感と灼熱だった。
「……うん、俺も熱い…麻衣の中、狭い……」
「もう…何度も、したのに…すごく、気持ちいい、けど、まだ…ちょっとくるしい…」
「そうだな、麻衣小さいし、ごめんなー、ん、ちょっと俺ってば人様より立派すぎるかも?」
欲情に掠れた声で、それでも麻衣を気遣いながら冗談めかして笑う彼は、やはり現実のようにリアルだ。
418Nightmare ぼーさん×麻衣 11/19:2007/02/19(月) 11:03:22 ID:REOkMxWF
「…ばかぁ……あ…ん…でも、もうへいき、それに、ゆめ、だからあんまり、いた、くない…んぅっ…」
「どうした?」
「なんか…もう…入れられた、ばっか、だけど…っ、あ、なんか、イっちゃい、そぉ…」
「…気持ちいいんだ」
「うん…っ、あ、や、だ、だめ、そんな、ついちゃ、や…っ」
「いいよ、イって、ほら」
麻衣が一番感じる奥の部分を、彼女が気持ちいいように滝川は攻める。
「あっ、や、いや、いいっ、あぁ、ぼー、さんっ」
「………麻衣、今だけで、いいから、俺の名前、呼んで…?」
麻衣を突き上げながら、滝川が快感に喘ぐ彼女に熱の籠もった目で強請る。
その目の切実さに、麻衣は抗えないほどの強い引力を感じる。自分を希う目の前の男のことがどうしようもなく
愛おしくなり、彼の望みは何でも叶えてやりたいと、麻衣は心から思った。
彼にもっと触れたくて、揺さぶられ溺れそうになりながらも懸命に、その頬にそっと手を伸ばす。
「ん…なま、え?」
「うん、名前。法生って」
「ほう、しょう…」
「…そう、今だけ、……夢の中だけでいいから、……俺の事、名前で呼んで…」
そう呟いて麻衣を強く抱き締めると、彼は思いの丈を全てぶつけるように更に強く彼女を突き上げた。
「………っ!あぁっ、はっ、あ、法生、ほう、しょ、あ、ああぁ…!」
「…っ、ああ俺幸せ…、麻衣、好き、大好き」
「ん、イくっ、あああっ!法生…っ!」
「ああごめん、俺もイきそう、………っ!」
「やあ…っ!もぅ、あああぁ…っ!!」
最奥まで強く深く杭が打ち込まれて自分の中に白い熱が吐き出されるのを感じた時、麻衣の脳裏にも白い閃光が弾けた。
白い世界の中、強く抱き締める彼の温もりに包まれて麻衣は果てた。
419Nightmare ぼーさん×麻衣 12/19:2007/02/19(月) 11:05:13 ID:REOkMxWF

汗にまみれた身体を互いに抱き締めながら、整わない息のままでキスを交わし続ける。
「……ん……ぅ……法生……」
「麻衣……好きだ……好きなんだ……」
「ん…うれしい……」
「………でも麻衣は、夢の中でも俺のことを好きだとは言ってくれないんだな…」
「え?」
「…いや、お前の気持ちはわかってるし………俺の夢の中でも、やっぱり全部は俺の願望通りにはならないか…」
(…………え?)
少し苦笑しながら口づける滝川の呟いた言葉に、麻衣は強い違和感を覚えた。
「………法生……いや、ぼーさん…………今、何て言った?」
「へ?今…?………ああ、俺の夢の中でも全部俺の思い通りにはならな」
「ちょっと待った!!え!?うそ!?………ぼーさんの、ゆめ!?」
慌てて唇を離し、麻衣は目の前の男に詰め寄る。肩を掴んでガクガクと揺らすと、滝川は困ったように笑う。
「うん。俺のしあわせーな願望まみれ妄想だらけのいやらしーい夢。…………………………………おいちょっと待て。」
麻衣の剣幕に、いやな予感を感じて滝川は笑顔を消した。
「……はい。」
420Nightmare ぼーさん×麻衣 13/19:2007/02/19(月) 11:05:49 ID:REOkMxWF
抱き合っていた身体を互いに強張らせ、ふたりはお互いの顔をまじまじと見つめる。
「もしかして」
「………うん。…………あたしも、夢を………ね………」
さすがに抱き締めていた腕を離し、滝川はうつむいて深く深く溜息をついた。
「………待ってくれ……マジかよ……………………………………………………その…いつから?」
「…ちょうど1週間前。先週の木曜日の夜から…」
「ほんっとに最初っから見られてたんですか…」
滝川は頭を抱えて呻いた。麻衣から見ても相当ショックを受けているようだった。
「えぇと…そうなの…? あれが最初?」
「そう最初。あれが初めて。…………えらくいい夢見たなーと思ってたらこんなオチかよ………」
「………いや、あの、えーっと……?」
「あ、やばい」
「へ?」
「ごめん!今のショックで俺の本体の目が覚めちまうみたい!……またあとで続き話す!……本当にごめんっ!!」
「ええええぇぇ!?」
混乱し続けたままの麻衣の目の前で、滝川の身体が薄く透け始めたかと思うと、あっという間に彼の姿は
ふっと白い世界の中に溶けるようにかき消えた。
「…………どうなってるの………?」
何もない真っ白な空間に裸でひとり取り残された麻衣は、呆然と呟いた。
421Nightmare ぼーさん×麻衣 14/19:2007/02/19(月) 11:06:50 ID:REOkMxWF
 * * *
そして次の瞬間、目覚めた麻衣は現実世界で布団の中にいた。いつも通りの朝だ。
カーテン越しに朝日が透けて見える。窓の外からは犬の鳴き声や動き始めた世界の朝の音がしている。
けれども麻衣にとってはいつも通りの平和な朝とはいかない。いくわけがない。
ーー世界は、昨夜の夢を境に一変してしまったのだから。

「今のは……本当に…夢、だったの…?」
“限りなく現実的な夢”と呼べるレベルを越えすぎている。
圧倒的にリアルな彼の存在感。そして最後に彼と交わした会話の内容の意味するところは。
「あたし、ぼーさんと…同じ夢を一緒に見てた……?」
この1週間の夢を思い出し、パジャマ姿の麻衣は布団を握りしめたまま火を噴きそうなほどに赤い顔でうつむく。
「………ぼーさんに、…………全部見られた………」
夢でしたこと言ったこと。喘ぎ泣いた声。涙。汗。裸も。自分の身体の隅々まで、あますところなく全部。
…こんないやらしい夢を見たこと自体も。
「……今なら恥ずかしくて死ねる気がする………」
彼は彼自身が見た夢だと言った。けれど自分にも“自分が見ている夢”だという認識があった。

ジリリリリリリリリリリ!!
その時突然けたたましい音が部屋に鳴り響いた。昨夜寝る前に合わせていた目覚まし時計の音だ。
「……とにかく、学校行こう……」
考えたくないことから逃げるように、麻衣は着替えを始めようと布団をめくった。
422Nightmare ぼーさん×麻衣 15/19:2007/02/19(月) 11:08:41 ID:REOkMxWF
 * * *
ぼんやりと気が抜けたままその日の授業を終えて学校を出、いつもの惰性の力を借りて何も考えずにひたすら歩いて、
何とかバイト先のSPRまで辿り着くと、事務所前には麻衣が今一番顔を合わせづらい人間が立っていた。
「……よう」
「ぼーさん……」
「……ちょっとお話があるんですが。」
「…あたしにも…ある…」
「じゃあ、場所変えるか。さすがにこの中ではちょっと…な」
「……だね……」

 * * *
「じゃあそのへんに座ってて。今お茶入れるから」
結局たどりついたのは滝川の自宅の一室だった。
落ち着いて話せる場所を求めて、ふたりは最初事務所の近所にある公園に向かったのだが、子供達が楽しく笑い声を
あげて遊びまわるまだ明るい時間帯の公園では、これから話したい話題の内容があまりにもその場に不釣り合いで、
ふたりはどうしても話を切り出すことが出来なかったのだ。
仕方なく、誰にも邪魔されずに落ち着いて話せる場所、ということで彼の自宅まで行くことになった。
…道中は互いに何も話すことが出来ず、非常に気まずいものだったので、滝川から声をかけられて麻衣は少し
ほっとしていた。
思ったよりもシンプルですっきりした部屋だ。麻衣は周囲を見渡してそう思う。
(でも、こういう方がぼーさんには似合うかな。あたしもこういう感じ結構好きだなー………て、何考えてるの)
やはりあんな夢を見てしまった後では妙に意識してしまう。
もう以前のような、兄のように、ときには父親のように思って無邪気にじゃれついていた時には戻れないのかも
しれない、そのことに気付いて麻衣はそれをとても寂しく思った。
423Nightmare ぼーさん×麻衣 16/19:2007/02/19(月) 11:09:48 ID:REOkMxWF
「はいどうぞ。コーヒーでいいかな」
「…うん。ありがとう。」
麻衣の重い返事に、コーヒーを出した滝川は全く別の想像をし、慌てて弁解する。
「違うから!ここに連れてきたのは静かに話したかっただけで麻衣にヘンな事するつもりとかじゃないから!」
それを聞いて麻衣も滝川の誤解を解くべく慌てて弁解し返す。
「いやわかってるから!うん!別にぼーさんを警戒とかして緊張してるってわけじゃないから!」
「………いや、あの、改めて。今回の事は全部俺の責任です!本っ当ーに!すみませんでした!!」
床に手をつくと、いきなりガバッっと頭を下げて土下座した滝川に、麻衣は事情を飲み込めず慌てふためいた。
「へ?へ?何なに?何がなの?……とにかく頭上げてあたしにわかるようにちゃんと説明してよー」
仕方なく、滝川は頭を上げて麻衣と向き合うと、苦い口調でゆっくり話し始めた。
「………麻衣は、俺の感情に同調して、俺の夢を一緒に覗いてしまっただけなんだ。麻衣は何も悪くない。」
「同調…」
「感応能力って、わかるか?……超能力のひとつで、一般にはテレパシーって呼ばれてる。たぶん麻衣も本とか映画とか
で見たことがあると思うけど、ESPで道具とか言葉とかを使わずに会話したり、他人の心の中を読んだりする、あれ。」
「うん、聞いたことあるよ…」
「麻衣、おまえさんはその他人の感情を感じ取る力と、それに同調する力が強いんだと思う。何か強く意識や感情が残って
いる場所や人からそれを読み取り、そして夢として具現化する。それがおまえがいつも見ている、あの特殊な“夢”だ。」
「……じゃあ、今度のあの夢は……」
「俺の強い感情を読んで、俺の夢に同調してしまったんだろうな。…しかしえらくリアルな夢だとは思ってたが
まさか本物の麻衣を呼んできて出演させてるとは俺も思ってなかったよ…」
「しゅ、出演って…っ!えっち!このエロオヤジ!!」
「いやまあ、あんなもん見せちまったらどうしたって否定は出来ないな。すまん。」
「………つ、強い感情ってことは、普段からあ、あんなことばっかり考えて…」
「いやそれは違うから!…って違わなくもないけど!………ああもうだからー!」
唐突に滝川は麻衣の腕を強く引いてぎゅっと抱き寄せる。
「…俺は、おまえが好きなんだよ」
「……………!」
424Nightmare ぼーさん×麻衣 17/19:2007/02/19(月) 11:10:57 ID:REOkMxWF
突然の告白に、麻衣は何の言葉も発することが出来ない。それどころか、胸を鷲掴みにされたような衝撃で
息をすることも出来ない。そんな麻衣を抱き締めて、滝川は絞り出すように今まで秘めてきた本心を打ち明ける。
「…ずっと、麻衣、おまえのことが好きだった。………おまえは俺をそんなふうに見てないことも知ってるし、
おまえの気持ちも…誰を見てるのかも…知ってる。ちゃんとわかってるから……でも俺は麻衣が…好きなんだ…」
「……ぼーさん……」
「だから、おまえにああいうことしたいっていう気持ちも本当。ずっと、麻衣を俺だけのものにしたいと思ってた。
だから夢の中でそれが叶った時…すごく嬉しくて幸せで、でも虚しくて、おまえにも申し訳なくて、やましくて
この1週間、おまえの顔まともに見られなかった。でもやけにリアルだったからやっぱり幸せで忘れられなくて、
どうしても止められなくて毎晩おまえのことを夢の中で汚して…本当に、すまない…」
「…………」
驚きの方が大きくて、何も考えられない。
ぼーさんが、あたしを、好き? 麻衣の頭の中にあるのはその言葉だけだった。
425Nightmare ぼーさん×麻衣 18/18:2007/02/19(月) 11:11:44 ID:REOkMxWF
けれど、固まったまま何も言わない麻衣を見て、違うことを考えた滝川は、深く重い溜息をつくと麻衣から腕を離した。
「……そうだよな。気持ち悪いよな。本当に、ごめんな。………あの夢のことは忘れてくれればいいから。
しばらく、おまえとは顔合わさないようにするから。ていうかもし俺のことが嫌なら、今後は一切SPRには出入りしない。
おまえとは二度と会わない。だから…」
顔ヲ合ワサナイ。SPRニ出入リシナイ。ソウシタラ。
ーーぼーさんと、二度と会えなくなるの?
「………そんなのいや!!そんなの勝手だよ!!」
いやだ。失いたくない。絶対に離れたくない。この優しい声を聞けなくなったら。あの抱き締めてくれる腕を失くして
しまったら。あたしはどうやって生きていけばいい?
決して恋というかたちではなかったが、家族と同じ重さで大事な存在だった滝川法生というかけがえのない人。
麻衣は、どうしても彼を失いたくなかった。
「だめだからねそんなの!あたし別にぼーさんのこと気持ち悪くなんかないよ!どうしたって嫌いになんかなれない!
だってあたしも気持ちよかったもん!すごく幸せだったもん!あんなにあったかくて幸せなこと今まで知らなかったから
ずっとああしていたいって思ってた!ぼーさんのことすごく好きだなあって、だからあたし忘れるなんて出来な…っ」
喪失に怯え必死に言い募る麻衣の言葉を途中で遮ったのは、滝川の抱擁と口づけだった。
「ん…ん…ぅ…」
「麻衣、今の言葉、本当?」
「……ぼー、さん……」
「本当なら、俺は、絶対麻衣から離れていかないよ?」
「……うん…ほん、とう……だから、おねがい……」
麻衣の答えを聞いて、滝川は心を決めた。もう、離さない。
滝川の瞳の中に、仄暗い光が灯る。
「わかった、麻衣。俺は、二度と麻衣から離れない。約束する。もう、麻衣を離さない。」
今しか、ない。
「だから」
麻衣の目を強く見つめて、言う。

「あの夢を、正夢にしよう」
426名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 11:14:06 ID:REOkMxWF
以上です。
冗長な投下ホントすんません。(しかも投稿数数え間違えてたorz)
実はまだ続きがあるのですが、思ったよりかなり長くなってしまったので今回はここまでで終了とします。
ぼーさんの妄想を正夢にするリアルセクロス編はまた後日改めて投稿させていただけたらと思います。
妄想を吐き出させていただきありがとうございました。
427名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 19:37:32 ID:If+rKKE2
神gj!
つづきはないんですかい!(*´Д`)ハァハァ
428名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 19:38:01 ID:If+rKKE2
あ、つづきあるって書いてあったゴメン
後日ですか、楽しみにしています。
慌てちまって連投スマソ
429名無しさん@ピンキー:2007/02/19(月) 21:34:27 ID:Pivg2Jd3
GJ!!!
リアルセクロス編楽しみにしてます
430名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 05:05:52 ID:SFCFmah1
神の業 略してGJ
431名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 05:41:52 ID:0IGrMIdA
つまりは「Good Job」ということだね
432名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 08:07:46 ID:qm6tjtEv
god jobじゃね?
433名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 09:34:43 ID:kXa71E6D
どっちでも いいんだよ
434Nightmare:2007/02/20(火) 14:35:33 ID:tBrz8bZM
グリーンダヨ(・∀・)

読んでいただけて嬉しいです。本当にありがとうございました。>レス下さった皆様
とりあえず今のところキャラが違うとか怒られてなくて少しほっとしてます。
続きを書いてたら予定より長くなってしまったので一旦途中まで投下させていただきます。すんません。
凌辱要素は激薄。ですが和姦とも微妙に言い難い。てかまだ最後までヤれてない…
強いて言うなら無理矢理和姦を成立させたい感じ。
スルーの際のNGワードは引き続き『Nightmare』でお願いします。

以下、>>425の続きです。
435Nightmare(2) ぼーさん×麻衣:2007/02/20(火) 14:36:46 ID:tBrz8bZM
滝川の言葉に麻衣は自分の耳を疑う。今、目の前の彼は何と言った?
おかしくなったのは自分か、それとも彼か。もう、何もわからない。
混乱に混乱を重ねすぎて、麻衣の思考はこのめまぐるしい展開についていくことが出来ない。
自分を抱き締める彼の腕に、さらに力が籠もるのを感じて麻衣は困惑した。

「ぼ、ぼーさん………な何言ってんの……」

冗談だと、思いたかった。けれどそうではないと彼から伝わる剣呑な気配に痛いほど思い知らされる。
彼の強い視線に捕らえられて、目をそらすこともできない。口を開き、何かを言おうとしてけれど何も言えず、
麻衣はそのまま息だけを飲み込んだ。背中から石膏でも流し込まれたかのように、全身が強張り固まっていくのを
呆然としてフリーズしつつある意識の裏でうっすらと感じる。
外せない視線の先、滝川の目の奥に、何か仄暗く熱いものを見た気がした。その正体が何なのか、年相応に初心な
麻衣には全くわからなかったが、それを麻衣はただ漠然と“怖い”と思った。こわばる指先が、何故か震え出す。
今目の前にいる、よく知っていたはずの“滝川法生”という男が、まるで知らない人間のような気がした。
彼は、麻衣が今まで見たこともない顔をしている。あんなにも予想外でありえないことだらけだった夢の中でも、
彼がこんな顔をしたことは一度もなかった。

「俺は、麻衣を離さない。決めたんだ。………だから」
滝川は麻衣に再び口づける。そのやわらかく熱い感触は、毎夜夢の中で交わしたキスと同じもので、それは
麻衣の身体の奥底で眠っていたはずの、まだ芽生えたての幼い官能を強引に引き摺り出した。現実では麻衣は
何の経験もしたことがなかったが、夜毎見た淫らな夢は、麻衣自身も気付かぬ間に、麻衣の心と身体を明らかに
変化させていた。麻衣の強張っていた身体に、滝川の唇から彼の真摯な愛情と溶けそうな熱、そしてすでに夢で
覚えてしまったキスの快感が伝わり、震えた指先から力が抜けていく。
436Nightmare(2) ぼーさん×麻衣:2007/02/20(火) 14:37:27 ID:tBrz8bZM
それでも何故だかどうしても麻衣は滝川のことが怖い。夢で散々睦み合い、今よりももっと淫らなことをして、
もう何も彼に知られていないことは残っていないはずなのに。彼のことも知ったはずなのに。もちろん現実でも
彼のことを家族のように思い心から慕っていたはずなのに。
彼が、自分のことをとても思ってくれていることを強く強く感じているのに。

それなのに、怖い。ーーー否、だからこそ、怖い。

上手く制御できない思考の裏で、それでも本能は懸命に危険を告げている。
今、逃げなくてはきっと、間に合わない。

まだうまく動かせない身体と理性を総動員して、麻衣は滝川から逃れようと足掻く。
「んぅ……ゃ………やだ………離、し…て………」
「麻衣…逃げないで……」
滝川は抗う麻衣の唇を追いかけて無理矢理奪い、今度は唇を強引に舌で割り開き、そのまま口内を舌で犯す。
歯列をなぞり、まともな抵抗も出来ないでいる麻衣の舌を、言葉と思考を奪い取るかのように激しく絡め取る。
くちくちと、いやらしい水音を立てながら舌に舌を絡ませ、唾液を流し込み、それを無理矢理嚥下させると、
飲み込みきれなかった滝川の唾液が、咽せた麻衣の唇の端から溢れ、ふたりの合わせた唇の間を伝って顎へと
零れ落ちていった。そして顎から流れ落ちる唾液が首筋や胸元を濡らすのを、麻衣は全部を溶かされてしまい
そうな口吻を与えられて朦朧とした意識の裏で感じた。不思議と汚いといった嫌悪感はなく、ただそのぬるりと
滑っていく液体の感触を、恍惚として受け入れる。
こんなにもキスというのは、甘く、苦しく、蕩けてしまいそうなものだっただろうか。
夢の中で交わしたものよりも、ずっとつらくて、もっと生々しくて、もっともっと、きもちがいい。
互いを深く味わって、侵して侵されて、唇から全てが混ざって溶け合っていく気がする。
いろいろなことを夢で知ったと思っていた。けれども本当は何も知らなかったのだと、麻衣は思い知らされた。

強すぎる快感からなのか、それとも何も知らなかった頃の自分を失してしまった悲しみからか、あるいは理由
などない単なる生理現象なのか。彼女自身にももうわかりはしなかったが、麻衣の閉じた瞼から、涙が溢れた。
麻衣の頬から唇に伝う透明な塩辛い雫を、ふたりは甘露のように分け合って舐めた。

437Nightmare(2) ぼーさん×麻衣:2007/02/20(火) 14:38:29 ID:tBrz8bZM

息を継ぐ間も与えないキスで麻衣の息が上がっても、強張った麻衣の身体から力が抜けても、滝川は麻衣の唇を
解放しようとはしなかった。すでにぐったりとして抵抗の気配はないが、それでも息継ぎをしたいとわずかな
隙間を求めてか弱くもがく麻衣の頭を押さえ込み、自分以外を与える気はないと言うかのようにキスをし続ける。
それが何であれ、麻衣が他のものを求めるのを見たくない、許せない。
俺だけを求めて、このまま溺れてしまえばいいんだ。滝川は暗く思う。
自分が愚かで卑怯なことはもうわかりすぎるほどわかっている。自分の欲望を満たす、ただそれだけのために
いたいけな少女に非道なことを強いようとしている、汚れきった最低の人間だ。
こんな者が敬虔な顔をして坊主を名乗るなど、甚だ滑稽だと自分でも思う。
彼女がそれを望んでないことも知っている。彼女には淡く想いを募らせている相手がいることも、嫌という程に。
それでも。
滝川は麻衣を自分のものにしたかった。すると決めた。そしてそれを成すならば今しかない、そう思う。

「…………俺は…麻衣を、手に入れるためなら……何でもする……」
欲情に掠れた声で、自らの腕の中で今にも溺れそうな麻衣に囁きかける。
「ごめん、麻衣……俺は狡いから…麻衣よりも大人だから……」
ふたりの乱れた呼吸音と触れ合い続ける唇の合間で囁く、吐息混じりの呟きは、とても低く小さな声で、けれど
それでも麻衣を支配するには十分すぎるほどの威力があった。
「…どうすれば麻衣が堕ちるか、俺は…わかってるんだ……」
「んン……っ」
腰にくる声、というのを麻衣は身をもって実感させられる。脊髄から自分の身体の奥の奥まで甘い痺れが奔って、
もうどうしようもない。まだそこに触れられてもいないのに、その声の狂おしく甘い響きだけで自分の中から
蜜がこぶり、と溢れる。
「………ぁ…………」
その濡れた感触の淫らさに、麻衣は思わず小さく声を上げた。
「…今、すごくいい顔した…………そっか、やっぱり麻衣、俺の声、好きみたいだな…」
からかう声音で笑われて、麻衣は自分の身体の正直すぎる反応を恨めしく思う。
「………声だけで、感じちゃった?」
「し、知らない………っ」
見透かされている。わかってる。けれど、認めたくない。麻衣は耳まで赤くしながらそっぽを向こうとするが、
両手で顔をぐいっと固定されてそれも叶わない。ささやかな抵抗も封じられて、また深く口づけられて、麻衣は
滝川の為すがままに翻弄され続ける。
438Nightmare(2) ぼーさん×麻衣:2007/02/20(火) 14:40:26 ID:tBrz8bZM
「……麻衣……麻衣……すごく可愛い……感じ、やすくて………キスだけで……もう腰…立たない、だろ?」
麻衣の動揺する顔がもっと見たくて、滝川はあえて麻衣が恥ずかしがる言葉で煽る。
「…っ!……ばか…っ、ぼーさん、の、えっち…っ、ん、…んぅ……ぼー、さんの、せいだから…ね…ぁ……」
キスに溺れながら、それでも懸命に言い返そうとする麻衣の羞恥の表情は、彼の愛しさを一層募らせる。
「うん………ごめんな……麻衣がそうなったのは…全部、俺が悪いから……俺のせいにしていいから…だから…
 …もっと感じて……俺のものになって……」

全ては自分のせいだから。彼女には何の非もないことは、自分が一番よく知っている。
そして彼女の淫らな変化を心の底から嬉しく思う汚れた自分を、滝川は自身が一番嫌悪している。
それでも彼女を手に入れたい。だから自分の持てる全てで彼女を陥落してみせる。
まだ足りない。もっと追い詰めなければ、麻衣を自分のものにすることは出来ない。

「…………ゃ………ぁ……や…だ……むり、だよ……」
滝川の思う通り、キスに翻弄されながらも麻衣はまだギリギリのところで己の矜持を保っている。
おそらくは淡いけれども強かな思慕が、まだ彼女の最後の一線を守っていた。
けれど滝川に焦りはない。彼には自信があった。麻衣は、必ず自分の手に堕とす。

「無理じゃない…俺は、麻衣がいやだって…言っても…そうするから……ごめん、諦めて」
「……そん、な……ぁ……は……ゃ……あぁ……あた、し……すきな……ひ……と………ん…」

傷つけたいわけではない。けれどもきっと自分は彼の気持ちには応えられない。彼のことを大切に思うからこそ、
麻衣ははっきり言うべきだと思った。乱れた呼吸の中、懸命に言葉を紡ごうと努める。

けれども、麻衣の真摯な努力を滝川は打ち砕く。ここで話を続けさせてはいけない。

「知ってるよ…誰かも知ってる………どれくらいの気持ちで想ってるかって…ことも、な」
「…んぁ……じゃ、じゃあ、……ぁ……どう、し…て……」
「言っただろ?…どれくらい好きか知ってるって。……麻衣の気持ちはまだ、それほど強固なものじゃない。
 まだ、ほんの少しときめいているだけ……違うか? 麻衣は人の感情に強く左右されて夢を見るぐらい、
 特に感受性が強いから、その分、人の気持ちに同調して自分の意思が流されやすい。これから先、いろんな
 ことで揺らぐ可能性だって高い。だから、今はそいつのことの方が好きだったとしても、今俺が頑張れば、
 まだまだ俺にも望みはあるって俺は信じてる。」

言霊、という言葉の通り、強い言葉には強い力が宿る。麻衣の心にどう響くかを確信しながら、滝川は
あえて強い言葉で「まだそれほど好きではないはずだ」と言い切る。
案の定、麻衣は自分でも戸惑い持て余し気味だった淡い恋情に自信を持て切れず、揺らぎ始めた。

「…ん…そ、それは……確かに先の…ことは……まだわかんな、…ぁ……けど……」
「だから俺は、麻衣の隙につけ入るなら今がチャンスだなーって、思ってるよ。」

もう一押し。目的まであと一歩の手応えがある。滝川は王手を掛ける。

「それに麻衣、俺のこと本当はもうかなり好きになってる。俺を男としてかなり意識してる…そうだろう?」
「………っ!!」
439Nightmare(2) ぼーさん×麻衣:2007/02/20(火) 14:41:12 ID:tBrz8bZM
麻衣が今いちばん怯え動揺していること、それは今まで家族同様に思って無防備に接してきた人間が、
突然異性として、しかも生々しく淫らな行為をする対象として意識する存在になってしまったことだった。
麻衣はかなり自分の感情に正直な少女だったから、滝川には手に取るように麻衣の戸惑いが解っていた。
(まあ、当然だろうな)
滝川は心中でひとりごちる。これまで父や兄のように思われ慕われていることはよくわかっていた。
だからずっと、彼女に警戒されぬよう、自らの想いは決して明かさぬようにと秘めてきたのだ。
年も離れている。世間からはロリコンと罵られても仕方のない年の差だ。
恋愛の対象外だと思われることは当然のことで、けれども麻衣から無条件に信頼されて慕われることは
それでもこの上なく幸福なはずだった。それを守るためならば、心の痛みは甘んじて受け続ける気でいた。
彼女のほのかな恋情も知っていたし、苦い気持ちながらもそれを応援しようと心に決めていた。

ーーあの日、自らの本音と欲望を夢で見せつけられるまでは。

麻衣にしたいと本当はずっと思っていたこと。懸命に堪え続けていた衝動。
心の奥底に深く沈めて隠していたはずの醜悪なものは、全てあの夢によって暴かれてしまった。
永遠に続く筈だった穏やかなふたりの関係も、その裏で受け続ける甘美な痛みも、全ては、あのこの上なく
幸福な悪夢のおかげで消え去り、その大きな犠牲と引き換えに、滝川は彼女を手に入れる決心をした。
もう、後戻りは出来ない。どちらに転ぼうと、失ったものは二度とこの手に戻らない。
だから、迷わない。良心など要らない。必要なのは、彼女を騙してでも奪うという覚悟だけだ。
440Nightmare(2) ぼーさん×麻衣:2007/02/20(火) 14:42:06 ID:tBrz8bZM
「あの夢のせいで…俺と麻衣の関係は変わってしまった。麻衣は俺の本当の気持ちを知ってしまったし、
 ……俺はもう、麻衣が何も知らなかった頃と同じように平気なフリをしておまえを可愛がることは出来ない。
 もう、元には戻れないんだ。」
麻衣が怯えたようにビクリと肩を揺らす。滝川はそんな麻衣を宥めるように頭をそっと撫でる。
「…うん、ごめんな。それは俺のせいだし、麻衣には本当に悪いと思ってる。10も年上の男が女子高生に
 あーんなことしたいって悶々と考えてるって知ったら、普通はひくだろうな。変態だって後ろ指指されても
 まあ仕方ないかなーと、思ってるよ」
これは心からの本音だった。彼女からの叱責も、世間からの蔑みも甘んじて受ける。ただ、それを枷にはしない。

「だから…っ、あたし、そんなこと思ってないって…!」
俯く滝川に、麻衣が慌てて言い募る。
「ありがとう。麻衣は優しいな。…でも俺は…麻衣が俺を嫌いになって、もう顔も見たくないって思うなら
 おまえの前から消えようと…本当にそう、思ってたんだ。おまえを守りたいとずっと思ってた、その気持ちに
 嘘はなかった。あの夢のことも、俺のことも……悪い夢として…忘れてくれればと願った。だけど……」

滝川は怯えた表情の麻衣の肩を抱き、その潤む瞳を強く見つめる。

「おまえは、俺と共にいることを望んだ。俺を失いたくないと、願った。俺を嫌うことは出来ないって、言った。
 俺との夢は嫌じゃなかったって、夢を忘れることは出来ないって……言った」

滝川の強い瞳に魅入られるように、ただ彼を見つめ返すだけの麻衣は、呆然と呟く。

「あたし……そう、言った……だって、あたし……ぼーさんのこと……」
「うん。だから、俺はお前のその気持ちにつけこむことにした」
「つけ、こむ……」
「そう。俺は麻衣から離れたくない。麻衣も俺を失くしたくないって願ってる。でも前と同じ形では一緒には
 いられない。…だから、前と違う形になるなら俺は、麻衣とこういうことを出来る関係になりたいって、
 そう思ったんだ。」

滝川を見つめることしか出来ずにいる麻衣を、今度はやわらかく抱き締めて、そっと触れるだけのキスをする。
441Nightmare(2) ぼーさん×麻衣:2007/02/20(火) 14:43:31 ID:tBrz8bZM
「麻衣のことが好きだから。…それに麻衣も、あの夢のせいで俺を好きになり始めてるって感じたから」
「あたしが…ぼーさんを…」

滝川の腕の中で麻衣が自らに確認をするように小さく呟く。麻衣の肩から僅かに力が抜けたのを滝川は見逃さない。

「うん。だからさ、麻衣と本当にそうなるためには何でもするって決めたんだよ。麻衣が揺れてるなら思いっきり
 ガクガク揺さぶって俺の方に倒れてくるようにしようってな。」
「ぼーさんの、方に?」

小さな子供のように甘く拙い話し方で彼の言葉を繰り返す麻衣に、滝川はにやりと悪戯っぽく笑ってみせる。

「そう。俺の方に。俺、もう他の誰にも麻衣を渡すつもりないから。決めたって言っただろ?…まあ幸い、俺ってば
 結構カッコイイと思うし?麻衣も結構俺のビジュアルまんざらでもないだろ?ていうか結構好みだろ? それでー、
 麻衣が気持ちよくなることいっぱいしまくってー、もう麻衣が俺無しじゃ生きていけないッ!ってくらい俺に
 メロッメロにさせて俺から離れられなくなるようにしてー、それからー、毎日毎日麻衣が好きなのは俺だーって
 言い続けて、そのうちに『あれ?そうかも?』って麻衣に思い込ませてやるのさ」

麻衣の緊張と怯えをやんわりと解くように、わざと今まで通りのふざけた口調で、けれども本音を交えて言い放つ。

「ふふ……やだ……ぼーさん…本当に、ずるい……」

麻衣の顔にこの部屋に来てから初めて笑顔が浮かぶ。彼女の潤んだ瞳に安堵の光がようやく宿ったことに、滝川は
全てを忘れて喜んでしまいそうになり、慌てて心中で自分を叱咤する。まだ気を抜いてはいけない。
もう、あと一歩。

「そうとも!俺は狡いんですよー。だって麻衣よりずっと大人だからね。……だからー、可愛い麻衣ちゃんをゲット
 出来ちゃうなら、俺は何だってするんだってば。……さっきからずっと、そう言ってるだろう?」

「……うん……ふふっ……」

いつもの麻衣の、愛らしい笑顔と笑い声。ようやく、ここまできた。麻衣を、手に入れる。

「やーっと、笑ったな。……ごめんな。ちょっと怖い思いさせたかな。でもさ、俺も必死なわけよ。わかってよ。
 麻衣とさ、本当に離れたくないんだ。麻衣のこと、死ぬほど好きなの。だから、な」

さあ、チェックメイトだ。

「俺とずっと一緒にいて、麻衣」

442Nightmare(2) ぼーさん×麻衣:2007/02/20(火) 14:44:19 ID:tBrz8bZM
本日は以上です。
こいつらいつまでたってもチューとハグしまくってばっかりでちっともセクロスしてくれません。
次はもう少しなんとかしたい。すんませんが、今しばらくおつきあい下さい。
443名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 23:35:14 ID:LHnlUorb
>>442
すんげえ神だ。神が居る。
エロイよ。萌だよ。いいぞ滝川。俺も麻衣ちゃんゲットしたくなっちまったよw
444名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 23:40:02 ID:sEGxE84M
GJ!GJ!
いい話だな〜、続き期待してます!
445名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 00:20:01 ID:6QijfkK4
イイ!ぼーさん自然だ!
麻衣もかわいいよー!
446名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 00:32:22 ID:KFb0tPMv
GJ☆
楽しみにしてます!
447名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 02:26:16 ID:+BDZeGLe
俺の萌が具現化されてるー(;´Д`)l \ァ l \ァ
448名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 05:26:55 ID:DRaF0JCL
すげえ〜!読んでるとぼーさんのセリフが全部アニメの声で聞こえる気がするw
うまいしエロイし神GJ!
449名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 12:04:37 ID:TP2vADku
この語り始めると長くてマジなとこもまさにぼーさんだな
こんな報われてて原作っぽいぼーさん初めて見た、超GJ
450名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 03:59:10 ID:+7Th9tMy
眠れない夜に覗いてみたらすげぇ神キテター!
ぼーさん好きなんで報われるっぽくて嬉しい
続きも全裸でお待ちしてますw
451Nightmare(3) ぼーさん×麻衣:2007/02/23(金) 11:01:54 ID:ocphQ6+m
>>441の続きを投下します。
スルーの際のNGワードは引き続き『Nightmare』でお願いします。
読んで下さる皆様ありがとうございます。長く続いてしまって申し訳ないです。
452Nightmare(3) ぼーさん×麻衣:2007/02/23(金) 11:02:42 ID:ocphQ6+m
「…ぼーさんと……一緒………」
呟く麻衣の声にすでに怯えの色はない。
滝川が、まだ涙の跡が乾ききらない麻衣の頬にそっと手のひらで触れる。これまで麻衣が知っていた彼の手と
何ひとつ変わらない、その温度と優しい感触に、麻衣が心の底から安堵してほぅ、とひとつ息を吐き、そして
力を抜くようにゆるゆると目を閉じるのを、滝川は愉悦の思いで見つめる。

「なあ…麻衣は、俺と一緒にいるの…嫌?」
滝川の囁くような問いに、何の怯えも抵抗もなく、麻衣はふるふると首を振る。
「ううん…そんなことない………ぼーさんと一緒にいたい……」

滝川は、あえて『一緒にいる』という言葉を使って麻衣に語りかける。
麻衣にとって、滝川の存在はかけがえのないものだ。それは今までも、これからも決して変わらない。
これまでも出逢ってからずっと、彼と麻衣は『一緒に』いた。そして麻衣は、これからもずっと彼と離れず
『一緒に』いることを心から望んでいる。
だから麻衣にとって、この滝川の願いは何の抵抗もなく受け入れられるものだった。
ただ、麻衣の思うこれまでの『一緒』と、滝川の願うこれからの『一緒』は、本当は明らかに違う。
それを麻衣もおぼろげながら感じ取っているはずだった。
滝川は麻衣の戸惑いをひとつずつ取り除いて、ゆっくりと、けれど確実に彼女を籠絡していく。
453Nightmare(3) ぼーさん×麻衣:2007/02/23(金) 11:03:38 ID:ocphQ6+m
「なあ麻衣、俺達の関係って…これから先も、本当は今までと…そんなに大きくは変わらないんだと思う」
「そう…なの?」
不思議そうに瞬く麻衣の瞼に軽くキスをして、滝川は言う。
「うん、だってさ、俺は今までだってずーっと麻衣のことが好きだったし、それはこれから先も何も
 変わらない。ただそれが、今回ちょっと大っぴらに表に出て来ちまっただけで、俺はこれからも
 ずっと麻衣を大事にしたいし、絶対に麻衣を守る」
「うん……」
これまでの滝川が、彼の本当の気持ちに気付かせないようにと、幼い自分に優しさで目隠しをしてくれて
いたことに麻衣は気付く。滝川は何も変わらない。ただ麻衣がそれを知らずにいただけなのだ。
彼がずっと自分を想い、大切に守り慈しんでくれていたことを、麻衣は今あらためてその身で感じる。

「本当は、俺としてはもっと劇的に変えてやりたいんだけどなー。でもさ」
困り顔で少しおどけてから、滝川は仕方ない、という風情で苦笑してみせる。
「俺達、仕事上の関わりで出逢ったわけだけど、俺達の間がどうなろうと、仕事上での立場には何にも
 変化なんてないんだし。俺は坊主で除霊のエキスパート、おまえはSPRのアルバイト。…だろ?」
「…うん…そうだね…」
麻衣は素直に頷く。
「しかもさ、職場内恋愛だーって言ったって、現場に行けば仕事柄イチャイチャしてるような悠長な暇なんか
 間違いなくないだろうし、事務所の中でもなぁ……特別あいつらに秘密にしてコソコソするつもりもないし、
 多分俺そんなことになったらもう、麻衣のこと大っぴらに自慢して歩き回っちゃうと思うけど!
 …でもだからって、あの連中の雰囲気の中で、ふたりでイチャつく勇気……麻衣、おまえ…あるか?」
大真面目な顔で尋ねられ、麻衣はその世にも恐ろしい状況を想像して思わず吹き出してしまう。
「……ぷ…っ!…あははは…っ!……それは…ないね…っ!……ぜったいそんなのムリだよー………」
麻衣が笑い転げると「だろ?」といって滝川は眉をしかめ、盛大に溜息をついた。
「…な?だから、あんまり大げさに考えなくていいぞ、麻衣。」
「そっか……」
滝川がポンポンと頭を撫でてやると、麻衣が「ふふっ」と小さく笑った。
無邪気な微笑みを浮かべる麻衣の目には、これまでと同じように彼を慕い信頼する心が透けて見える。
それを見て、滝川は心中で暗く笑う。
心も身体も運命さえも、麻衣の存在全ては今、滝川の手の上にある。
ようやく得た手中の珠を、決して手放しはしない。
逃げられないように。
もっと、堕としてしまおう。

「麻衣…目、閉じて……」
低く甘い声で誘うように優しく囁いて、滝川は彼女の唇にそっとやわらかくあたたかな温もりを重ねた。
454Nightmare(3) ぼーさん×麻衣:2007/02/23(金) 11:04:35 ID:ocphQ6+m
すでに警戒心を解き、心を許した麻衣は彼が誘うままにおとなしく目を閉じて滝川にその身を預ける。
夢の中で毎夜口づけを交わし、この家に来てからもずっとキスされてばかりいる麻衣はすでに正常な判断力を
失っていて、このキスもそれほど特別なことだとは思わず、抵抗することもなくごく自然に受け入れた。

最初触れるだけだったやわらかな口づけは、キスに慣れたふたりの間で瞬く間に熱を帯びて唇と吐息の温度を
急速に上げる。滝川の舌が麻衣の唇の輪郭を確かめるようになぞり、その濡れた感触に促されるようにして
麻衣が唇を僅かに開くと、すぐに彼の舌が滑り込んでくる。このまま受け入れてしまえば口内を侵されると
彼女にもわかっていたが、そのぬるりと甘やかな感触に負けて麻衣は彼のあからさまで不埒な蹂躙を容易く
赦してしまった。無防備な麻衣の舌は付根から舌先までたっぷり舐め回されて、それから彼の舌にねっとりと
絡め取られる。滝川の動きは優しくやわらかではあるものの無遠慮で容赦なく、麻衣はすぐに翻弄されて
呼吸を乱した。
「……ん………ぅ………………ぁ………、ん…………」
息苦しい。本当は思い切り空気を吸い込みたいのかもしれない。けれどどうしても、彼と離れがたい。
麻衣はふたりの唇のほんの僅かな隙間から、かすかな喘ぎを漏らすことしか出来なかった。
溺れるように、酸素の代わりに滝川の舌を求め、絡め合ったままの舌を吸う。
ふたりの唇の隙間から洩れる唾液の水音の淫らさが鼓膜を犯し、麻衣の頭はさらに痺れ蕩けていく。
もっと甘く、もっと深く侵し侵されて、このまま溶けてしまいたい。陶然と麻衣はそう思う。


ーーまずいな、と心中で滝川は苦く呟く。
麻衣を籠絡する手管の筈のキスに、いつの間にか自分自身が溺れ始めている。
麻衣との口づけはあまりに甘やかすぎて、拙いながらも懸命に自分を求める麻衣がどうしようもなく愛しくて、
気付けば滝川も、余裕も自制心も全て無くしてただただ麻衣を貪ることに夢中になってしまいそうだ。
(キスするだけで無我夢中って、童貞でもあるまいし)
こんな調子では先が思いやられると、麻衣と互いの舌を吸い合いながら、心密かに己を嘲嗤う。
けれど、それも無理もないことだと本当は自分でもよくわかっている。
どんなに策を弄して彼女を手に入れても、自分の方がずっと前から深く深く麻衣に溺れているのだから。
夢に見る程恋い焦がれ続け、ようやく手に入れた最愛の少女は、ようやく自分への好意を向け始めたばかり。
決して離れないようにしっかりと繋ぎ止めるには、もっと彼女を虜にする必要がある。

欲しいのは、彼女の全て。滝川の手は彼女を求めてその身体の上を彷徨い始める。
彼女を怯えさせないよう、慎重に。
455Nightmare(3) ぼーさん×麻衣:2007/02/23(金) 11:05:21 ID:ocphQ6+m
自分を抱いていた彼の右の手が、背中から肩へ、そして腕へとゆっくり滑っていくのを、麻衣は蕩けた
意識で感じ取る。手のひらと指先のそれぞれが、自分のかたちを確かめるように触れていくその感触は、
安堵するほどあたたかく、けれど時折鳥肌が立つほど狂おしく、それが今の麻衣には痺れるほど幸せな
ことに思えた。
腕の上を滑り降りた滝川の指先が麻衣の指先に触れ、そのまま手の平を重ねてきゅっと握られると、
麻衣は泣き出したくなった。怯えはない。ただ、どうしようもなく幸福だと思った。
自分はこれから彼の手で愛されていくのだ。もう麻衣も、知っている。

ー今すぐ滝川を力いっぱい突き飛ばして彼を拒めばきっと、本当に最後の砦だけは守ることができる。
力ずくで無理矢理奪われることはないだろうと、滝川の暗い想いを知らない麻衣は思う。
今彼に全てを捧げてしまったら、もっと大きく自分が変わってしまう予感がある。本当は、少し怖い。
けれど、そうすることが出来ない。したくない。今彼に優しく撫でられるこの幸福を、失いたくない。
彼から与えられる溺れる程の快楽に、このまま身を委ねていたい。
危険を告げる本能は、けれどそれと同時に彼女を“溺れてしまえ”と唆す。
彼女は一瞬の逡巡をその声に従って捨ててしまった。
ーー全ては、滝川が操るまま。

自分の手を握りしめる滝川の指からふ、と力が抜けて拘束が解かれるのを感じて、麻衣はそれをとても
名残惜しく思ったが、彼の指先が自分の手のひらの上をあやすようにトントンと軽く叩いてからくるりと
撫で、そのまま腕の内側を這い上がっていく感触に、麻衣は痺れた。二の腕の一番やわらかいところを
通って脇の下まで辿り着く指が甘やかにくすぐるのを、麻衣は身を震わせながらも堪える。
夢の中では何故かいつも裸で、だからいつだって直接肌を触れられていた。
けれど服越しに触れられていく感触も、このもどかしさが切なくて心地よい。麻衣は思う。

脇を撫で上げて、腕の付け根まで到達した滝川の手は、今度は麻衣の脇腹を滑り降りる。
彼の親指が麻衣の胸の頂をわざとかすめてから通り過ぎた瞬間、麻衣の胸はそこから甘く痺れる。
麻衣がほんの一瞬の愛撫にも敏感に身体を震わせて、吐息を小さく漏らすのを、薄く目を開けた滝川は
愉悦の思いで眺める。紅潮した頬や瞼が彼女の呼吸に合わせて時折小さく震えるのが愛おしい。
細い指先や、制服の胸元から覗く白い胸元も、すでにうっすらと紅く染まり始めている。
このまま彼女の全ての色を、自分で染めてしまいたい。劣情が滝川の胸を焦がす。

衝動に身を委ねてしまえば、本当はいくらでも性急に麻衣を奪うことが出来る。必死に抗う麻衣の制服を
無理矢理剥ぎ取り、か弱く藻掻くその身体を押さえつけ、泣いて懇願する彼女を力ずくで犯す。
その甘美な想像はとても魅惑的に滝川を誘惑したが、彼はそれをあっさりと放棄した。
いくら強引に身体を奪っても、その手段では彼女の心は永遠に手に入らない。
滝川が望むのは麻衣の『全て』なのだ。
それに彼女をこうして少しずつ堕としていくのは、とても愉しい。
この恍惚を手放すなど愚の骨頂。焦る必要など、何もない。
痛む良心ももう捨てた。けれども彼女を泣かせ苦しめるのは、彼の本意ではない。
本当は、心から愛したいだけだ。
けれど守り慈しむだけでは、もう満たされない。だから奪う。それだけだ。
456Nightmare(3) ぼーさん×麻衣:2007/02/23(金) 11:06:53 ID:ocphQ6+m
脇腹や腰骨の上をくすぐるように撫で回して麻衣をさらに震わせてから、滝川のあたたかな手は麻衣の
やわらかな腹をゆっくりと這い上がる。その指先が胸のふくらみに触れて突き当たると、彼の手は
麻衣の胸を下から持ち上げるように掬い取り、そしてやわらかく包み込むように握り締めた。
そのままやわやわと胸を揉まれて、麻衣の身体にじわりと幸福と快感が沁みた。吐息が麻衣の唇から
漏れ出す。吐息を逃してやるかのように、滝川は麻衣の唇をようやく解放した。
初めに触れ合った唇がそっと離れ、それから互いの口内を侵し合った舌が少しずつ解かれる。
名残惜しさを見せつけるように、離れた二人の舌先の間で唾液がつぅ、と糸を引き、そして切れるのを
麻衣は蕩けた瞳でぼんやりと見つめる。
「………やらしいな」
滝川の唇が卑猥な笑みを浮かべる。からかわれている、そうわかって麻衣は何も言えずに顔をさらに
紅潮させた。今きっと自分は、恥ずかしいくらいだらしなくて淫らな顔をしていると、鏡を見ずとも
滝川の表情がそう麻衣に教えている。彼の目を直接見ることが出来ず、麻衣が思わず俯くと、自分の
胸をゆるりと揉んでいる滝川の右手が視界に入り、それがさらに麻衣を困惑させた。


快感と羞恥で朱に染まり、うつむく麻衣の愛らしい顔が、滝川の劣情を煽る。
「麻衣、可愛い………大好き……」
もっと淫らな表情をさせたくて、麻衣の耳にわざと唇を触れさせながら、彼女を支配する声音で囁く。
「ゃ…っ、耳、……だめ……っ」
麻衣の肩が大きくビクッと揺れる。予想通り、相当弱点のようだ。滝川はほくそ笑む。
「……どうして?」
クスクスと笑いながら、滝川は吐息混じりでそのまま囁きかける。
「…ぁっ………しゃべっ、ちゃ、……やだ………」
背筋をゾクゾクとした痺れが奔り抜ける。彼の声は媚薬のようだ。
麻衣が藻掻いて身じろぎするが、滝川は唇をさらに寄せて逃がさない。
「………どうして?教えてくれなきゃ、わかんないだろ?」
わかっているくせに。そう思いながらも麻衣は抗えず白状してしまう。
「……んンっ……なんか、ぼー、さんの…こえ………すごい…きちゃ、う………」
「…ああそっか、ごめんな………じゃあ、喋んなければ、いい…?」
からかうように、滝川は麻衣の耳朶を甘く噛んだ。
「………っ!」
驚いた麻衣は思わず目をぎゅっと閉じる。
滝川は、狼狽える麻衣の耳朶に舌を這わせ、彼女を弄んだ。
「…んっ……みみ……ぁ、よわい、ん……だって…ばぁ…………」
甘えるように訴える麻衣の声が、滝川の鼓膜を心地よく刺激する。
「うん、知ってる」
意地悪く、麻衣を煽る卑猥な声音で麻衣に囁いて、麻衣の耳をちゅっと強く吸った。
「あぁんっ…!………も、や、だぁ………」
麻衣の動揺を愉しみながら、滝川は麻衣の耳朶をたっぷり舐め尽くし、奥に舌を差し入れる。
その濡れた感触に麻衣は愛らしい声で悲鳴に近い喘ぎを上げた。
457Nightmare(3) ぼーさん×麻衣:2007/02/23(金) 11:08:05 ID:ocphQ6+m
麻衣が耳をねっとりと責められて息も絶え絶えに喘いでいると、今度はこちらも忘れるなと言わんばかりに
滝川の手が麻衣の胸をきゅっと掴む。やわらかく揉むその合間で、時折胸の先端を爪でひっかくように擦られて、
甘い刺激に下着の中でそこが尖ってくるのが麻衣自身にもわかった。布に擦れる感触が、それをさらに促す。
「麻衣ー、ここ、勃ってきたぞー」
ニヤニヤとしながら滝川がからかう口調で言う。もちろん耳元で囁くように話すのは意地悪からだ。
「……っ!ば、ばか……っ!えっち……っ、ん…っ」
「ほら、もう摘めるくらいになった」
「ひぁ……っ!」
きゅっと摘まれて、麻衣は思わず大きく声を上げてしまう。
「麻衣、これ気持ちいい?」
「……ん……っそんな、こと、言えるわけ、な」
「ちゃんと言って?」
「……や……ぁ………」
「布越しじゃダメか………じゃあ、麻衣がもっと正直になれるように、直接触ろうか」
「…え……」
滝川は、麻衣の制服の裾からするりと手を滑り込ませた。
「……っ!?……あ、ちょ………待って…………ぁ………」
腹を滑った滝川の手は、あっけなく麻衣の胸に辿り着き、白いレースに飾られた清楚な下着の中に潜り込み、
彼女の胸を直接掴む。揉むたびに自分の手の中で形を変える、やわらかい感触とこの上なく滑らかな手触りは、
夢に見たよりも圧倒的に素晴らしく、おそろしいほど魅惑的だった。
下着の中でわずかに汗ばんでいたらしく、麻衣の胸はしっとりと彼の手のひらに吸い付いてくる。
その感触が、まるで自分を所有者と認めてくれているかのようで、滝川は手のひらと五本の指に伝わる
至福をしみじみと噛みしめる。
「あー、本気で理性吹っ飛びそう…」
滝川の口から思わず本音が洩れる。
「麻衣の胸やわらかくてすっごく気持ちいい………麻衣は?」
下着をずらして胸を露出させてから、その先端を親指できゅっと潰すように捏ねる。
「あぅ…っ!」
「………ね、これ、気持ちよくない?」
「…や…だ……」
「………じゃ、これは?」
今度は二本の指で摘み、クリクリと転がすように指の腹で撫でる。
「…んあ…っ、ああぁん………っ」
敏感な頂を弄ばれて、思わず麻衣は甘えるように蕩けた声を洩らしてしまった。
「………ぁ……やだ……」
その声音の予想以上の淫らさと浅ましさに、麻衣は自分でも驚き狼狽える。
「……あたし…………ごめんヘンな声出ちゃった…………」
動揺した麻衣は慌てて手で口を塞ごうとするが、その手首を滝川の左手に掴まれる。
458Nightmare(3) ぼーさん×麻衣:2007/02/23(金) 11:08:49 ID:ocphQ6+m
「…じゃ、もっとヘンな声、だそうか」
滝川は、捕まえた麻衣の手に軽く口づけた後、中指の爪先をペロリと舐めて艶然と笑う。
「や…っ、ちょっ……と、何…………あぅ…………やだ………それ…………」
戸惑う麻衣の指先に軽く吸い付くようなキスをして、そのまま中指を唇で咥えてから口の中で舌を這わす。
滝川の舌が指の腹や関節を舐め回す濡れた感触に、ぞくりとして麻衣は抗議の声を上げるが、指を引くことも
出来ずにそのまま彼の唇が卑猥に自分の指を咥えるのを眺めてしまう。
咥えて、舐めて、時折前歯を軽く当てて、吸い付いてーーそれはまるで夢の中で彼に自分が教え込まれた行為の
仕草にとてもよく似ていて、それを見ていると、彼も自分の唇でこんな感触を味わったのだろうか、と想像して
しまい、それはさらに麻衣の羞恥を煽った。
滝川は、そんな麻衣を見透かして微かに笑いながら、麻衣の指をさらに深く咥え込み、指の股を舐めた。
「…っ、も、だめぇ……っ」
妙に恥ずかしい場所を舐められた気がして、麻衣は震える。
「………ん、ここは舐めちゃだめですか」
仕方ないといった風情で麻衣の指を唇から解放して、滝川はからかうように麻衣の目を見つめながら言う。
「じゃあ、どこならいい?」
「…どこ、って……」
滝川は戸惑う麻衣の手を取り、彼女の制服を潜らせて胸に導くと、まだ唾液で濡れた指を麻衣の胸の頂に
ぬるりと擦り付けた。
「ここ、とか、……どう?」
「……やぁ……っ」
そのまま麻衣の濡れた指先で先端を弄ばせながら、滝川が誘うように囁く。
「…な、ぬるぬるして、気持ちいいだろう?」
「…あぁ………」
彼に腕を掴まれているとはいえ、自分の指で自分の胸を触って気持ちよくなってしまうのがとても恥ずかしい。
麻衣はぎゅっと目を瞑ってしまう。
「……ほら、俺なら、もっと気持ちよくしてあげられる」
もうどうしたらいいのかわからないくらい恥ずかしいのに。
「ここも、いっぱい舐めて、いっぱい吸って……」
いやだ、と言わなければいけないはずなのに。
「………だから、な?」
麻衣は、拒めなかった。
459Nightmare(3) ぼーさん×麻衣:2007/02/23(金) 11:09:25 ID:ocphQ6+m
滝川の手が制服の胸のリボンを解き、上からひとつずつボタンを外していくのを、麻衣はぼんやりと眺める。
瞬く間に制服の前をはだけられ、麻衣は少し肌寒いと思った。
天気も良く、空調も良く効いていたから、それは彼女の身体が火照っているせいかもしれなかったし、
下着から露出させられた胸の先が外気に晒されたせいかもしれなかった。
ふるり、と小さく震える麻衣の胸に、身を屈めた滝川がそっと顔を寄せ、愛おしむように頬擦りする。
彼のすりすりと動く頬に胸の先端が擦られる快感に悶えながら、麻衣が羞恥の表情を浮かべる。
「んっ…ぁ…やだ……恥ずかしい、よぅ………あんまり、お…きくない、から……見ない、で……」
「いーじゃん。やわらかくて可愛くて、すっごく俺の好み」
「………こういう、………ん……時…かわい……て言われ、るの……微、妙………」
「気にしない気にしない。麻衣はまだ発展途上なの。ていうか俺が可愛いって言ったら可愛いの。
 わかった?………それに」
きゅっと両の手で麻衣の胸の膨らみを握り、滝川は麻衣の瞳を覗くように見上げてにんまりと笑う。
「…もう夢でいっぱい見ちゃったもんねー」
「……っ!!ばか!ばか!ぼーさんのえっち…っ!!」
「はいはい、えっちですよー。何せ、俺はセクハラオヤジですから。可愛ーい麻衣ちゃんが可愛ーい顔で
 恥じらうのを見るのがとっても大好きなんですよー。だから」
胸の谷間にチュッと口づけて、言う。
「いっぱい感じて、麻衣」
460Nightmare(3) ぼーさん×麻衣:2007/02/23(金) 11:10:11 ID:ocphQ6+m

「……ああぁ………ぼー、さん……」
強く吸われて、舐められて、甘噛みされて、弄ばれて。麻衣の胸は滝川に蹂躙され続ける。
胸の先端を唇で咥えて、舌先で転がしてやりながら、滝川は麻衣を卑猥に煽る。
「ん……もう、すごいコリコリに硬くなってる……」
「…んぅ…っ!…や、だめ…ぇ………くわえた…まま……話しちゃ…、ダメ………」
「………どう、して?」
麻衣の口からいやらしいことを言わせたくて、答えのわかりきった質問を滝川は麻衣に問う。
「ひぁ…っ、…あ、……感じ、ちゃう………からぁ………」
答えを催促するように、甘く尖った頂を引っ張るように強く吸われ、麻衣は彼の望む答えを返した。
暗い愉悦が胸を支配し、滝川は衝動のままに麻衣を追い詰めていく。
「感じてるんだ?」
「…うん…っ、かんじ、る……っ」
すっかり籠絡されて理性を失った麻衣は、ただただ素直に彼の問いに答え続ける。
本当は麻衣もとても恥ずかしかった。自分を見透かしながら煽る彼の余裕にも少し悔しさを感じている。
けれども彼が望む通りに答えると、何故かその恥ずかしさが甘やかな媚薬のように頭と身体を痺れさせ、
麻衣はその被虐の悦楽に溺れていくのを止めることが出来なかった。
「気持ち、いい?」
「…きもち、いい……っ」
「どんなふうに?」
「………ぁ、……なんか、……ぬるぬる、って……あぁん……むね…ずきずき、する…ぅ……」
快楽に蕩け朦朧とした麻衣の唇から紡ぎ出る言葉はとても拙く、けれどもとても正直で、淫らだ。
「…それから?」
「………ぎゅ、って…ちくび………摘まれる、と……あぅ……」
「摘まれると?」
麻衣の言葉通りに、滝川が頂を強く摘んで弄びながら尋ねる。
「…あぁ……なんか……腰に、くる……っ」
「……腰、」
と言いながら、滝川の左手が麻衣の腰をくすぐるように撫で回す。
「ここに、くるんだ?」
「…うん…っ……背中のなか……ビリビリって……しびれる……みたいになって…………下が、
 ………じわって、あつ、く……はぁ…ん……なって……」
淫らな快楽の促すままに素直に反応する麻衣は、狂おしいほどに愛しく愛らしい。
もっと麻衣を変えてしまおう。滝川は手を伸ばす。
461Nightmare(3) ぼーさん×麻衣:2007/02/23(金) 11:10:52 ID:ocphQ6+m
「下ってどこ……かな…………ここ?」
焦らすように、麻衣の腰骨を指先でくるりと撫でる。

「…………………………………………もっと、…………下………」
少し躊躇って、けれど甘やかな誘惑に抗えず麻衣は小さな声で呟くように答えた。

「…ここ?」
クスクスと笑いながら、麻衣の膝頭を撫でる。

「…………ゃ…………違う……」
焦らされて拗ねた目をする麻衣が可愛い。

「じゃ、ここ?」
スカートの中に手を這わせ、白い太腿をやんわりと撫でる。

「……ん……もっと、………上ぇ……」
麻衣が甘えた声で強請るのを、滝川は痺れるような思いで聞いた。
ついに、麻衣が自ら扉を開く。

「ここ、」
そっと指を伸ばして、指先で彼女の下着に触れる。

「……………………そ、こぉ……」

麻衣が初めて自分から滝川に手を伸ばし、甘い声で彼を求めた。

「……ね………ぼーさん、…………さわって?」

462Nightmare(3) ぼーさん×麻衣:2007/02/23(金) 11:11:43 ID:ocphQ6+m
本日は以上です。
ちっとも終わらないのでぼーさんはさっさと麻衣を襲えばいいと思います。
でもじわじわいたぶってこそのエロスとラブをどうしても求めたいジレンマ。
セクロスの前戯を大事にしすぎるわがままをどうぞお許し下さい。
すいませんが、よろしければもう少しだけお付き合いのほどを。
463名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 11:50:45 ID:pGTSXpav
エロいな〜、GJ!GJ!ぼーさんに踊らされる麻衣がかわいい!(*´Д`)
全然急がなくていいからジワジワやっちゃって下さい!続き期待してます!
464名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 12:33:36 ID:2GzWO9LK
むしろもっと じ わ じ わ やってくれたまえよ君!(*´Д`)ハァハァ
この微妙なヘタレさ加減や強引さがぼーさんっぽくていいねえ…
465名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 21:43:54 ID:n0E7XaKQ
うは、めっちゃGJ!
続きをお待ちしてます。全裸で。
(続きが何日も投下されないままだと肺炎おこすかも)
466名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 23:45:25 ID:4ILjCo23
久々に覗いたら神が
じわじわゆるゆると攻めるぼーさんがエロス
陥落される麻衣も可愛くてGJ!!
467名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 02:21:07 ID:c2JiK38m
いいよーじわじわいいよー!
468名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 06:24:10 ID:8cR9Pg/s
挿入ないのにエロエロだな〜!
指なめから乳首さわらせるくだりとかgjすぎてたまらん
オレも全裸で続き待ってるw
469Nightmareの人:2007/02/24(土) 08:35:08 ID:mGUPjHCf
おはようございます。読んで下さってありがとうございます。
自分には皆様こそが神です。その優しさに心からの感謝を。

>全裸待機の皆さん
今日はとても寒いらしいので、おでかけの際はコートをお忘れなく。
風邪を召される前に投下出来るように頑張りますが、どうぞお身体だけはお大事に。
470名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 13:32:26 ID:s7UqjS2g
これほどの焦らしプレイはお目にかかったことがないw
471名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 21:55:50 ID:Fi5fmshQ
>469
よしっ!
全裸にコートで待ってます!!
472名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 23:45:22 ID:8cR9Pg/s
ちょwそれどう見ても変質者です。本当にあり(ry
473名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 07:24:08 ID:7ds1GXnE
自分は全裸にはんてんだけ羽織って待ってます!
474名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 23:52:09 ID:O3YvHhP+
ナルと麻衣は(生前の)他人様の役を演じるタイプの夢を使えば
愉快なことになるんじゃね?
475名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 01:55:47 ID:gbKHBCSQ
真面目な話をすると、
例えば、ナルがレイプ殺人の被害者をメトったとして、ジ○○がラインを繋いでも
麻衣とナルがその被害者、加害者として再体験するのではなく
二人して被害者の意識に同調するわけだからあんまり上手い事いかないんじゃなかろうか。
まぁ、微妙な気持ちにはなるだろうが。「ジ○○の野郎〜!!」と
476名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 02:29:47 ID:+ji+gOE/
ジダン と一瞬読んだ私を正しい道へ導いておくれジ●●…
477名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 06:32:32 ID:JQZIWI66
レイプされた女の人の霊を真砂子や麻衣にいっぱい憑依させて
男性不信に陥れさせたい
478名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 22:16:55 ID:v8RB4TkC
>>476
ガルマは死んだ。何故だ!?
シーク シ○○・・・って読んだがジークでも読めるんだよなw
479名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 22:21:42 ID:ErdY0FaK
坊やだからさーーーーーーーーーー
480名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 22:46:47 ID:2a5NbouV
くは〜!!ぼーさん×麻衣萌。
続き、続きを…!!
481名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 15:58:22 ID:giLxfWfL
同じ字がついても「坊や」と「坊さん」だとえらい違いだと思ったw
482Nightmare(4) ぼーさん×麻衣:2007/03/02(金) 17:49:20 ID:FI5741tk
>>461の続きを投下します。
スルーの際のNGワードは引き続き『Nightmare』でお願いします。
483Nightmare(4) ぼーさん×麻衣:2007/03/02(金) 17:50:16 ID:FI5741tk
理性が焼き切れる程に焦らされて、麻衣の両手が滝川の肩を甘えるようにキュッと掴む。
「…おねがい…………もう…………」
喘ぎに乾いた唇が、浅ましく懇願のかたちに動いていくのを、麻衣はどうしても止めることが出来ない。

「…限界?」
麻衣の閉じた白い脚が、スカートの中でもじもじと擦り寄るように動くのを視界の端で見やりながら、
滝川がさらに煽り焦らすように、優しく意地悪い声で尋ねる。
彼女の下着の少女らしい手ざわりと、薄い布の下で淡く茂る幼い恥毛のやわらかな感触を、指の腹で
心地よく愉しみながら、ゆるゆると指先で土手の上を撫で回すと、
「…んっ………あぁ………も…、限界……っ」
欲しい場所に望む刺激を与えてもらえず、焦れた麻衣が半泣きで滝川にせがむ。
「…ぼーさぁん………早く………もう我慢、………できないよぉ…………」

自分を求めて希う麻衣の甘えた声に、至福と愉悦を強く感じながら、滝川は彼女をあやすように笑う。
「ごめんなー、麻衣が可愛くてつい。あんまり虐めるのも可哀相だし、そろそろ正直になったご褒美に
いっぱい気持ちよくしてやるからな」
滝川は胸の先を悪戯にベロリと舐めてから、下着の上で戯ぶ指を麻衣が求める方へとするりと滑らせた。
「…んっ……あぁ………そこ、…いっぱい………さわっ…て……」
焦りと期待で麻衣の胸が震える。
「ん。……じゃ、遠慮無く」
床に横座りしていた麻衣の、閉じた脚の狭い隙間に少し強引に手を差し入れる。
「…もう少し脚、開けるか?」
「うん……」
蹂躙を待ち望む麻衣が膝を少しずつ開く。
「そう、上手。これでもっと麻衣に…触れる」
自分を受け入れるために緩み開いていく彼女の脚の動きに合わせて、滝川はゆっくりと優しくも不埒な指を
さらに奥へと滑り込ませた。
484Nightmare(4) ぼーさん×麻衣:2007/03/02(金) 17:50:53 ID:FI5741tk
「…はぁ…………」
ゆっくりと這うように下の方まで撫でられて、薄く開いた麻衣の唇から、思わず歓喜の吐息が洩れる。
触れて欲しかったところにようやく手が届き、麻衣の身体全部に痺れるように幸福が満ちた。
焦れた疼きを宥めるように優しく撫でるその感触に、麻衣はうっとりと目を閉じる。

けれどそのひたすらに優しく宥める感触は、何故か裏腹に彼女をさらに焦らして煽った。
触れられた瞬間満たされた筈の疼きも、彼の指が離れた途端、すぐに甦ってしまう。
しかも優しく撫でられるたびに、それは更にじわじわと強く増していってしまい、麻衣は困惑する。
(どうして………でも)
待ち望んだ場所を触れられている筈なのに、どうしても満たされない。疼いて痺れて、もっと切ない。
すでに濡れた感触のする自分の裡から、さらにじわりと沁み出るものを感じる。
「………あぁ………もっとちゃんと、さわっ、てぇ………」
そのもどかしさに、麻衣は知らぬうちに腰を揺らしていた。

「ちゃんと触ってるけど?」
麻衣の胸から顔を上げ、滝川が彼女の潤む瞳を覗き込んで笑う。
「……足りない?」
「たり、ない……」
全てを見透かすような瞳で笑う滝川の視線が、麻衣を痺れさせて煽る。
化膿した傷のようにジクジクと熱く疼く場所がさらにトロリと濡れて、麻衣は泣きたくなった。
恥ずかしくて悔しくて、けれどどうしてもこの切ない餓えを満たして欲しくて、優しく触れる指に
そこをきゅっと押しつける。
「……もっと、ちゃんと……中、まで…………おねがい……いじわる、しないで………」
こんなにもあからさまに、卑猥なおねだりをするのは生まれて初めてで、麻衣は思わず涙を零した。

哀願と羞恥の色を湛えて自分を見つめる麻衣の瞳がさらに潤み、そこからじわりと滲むように涙が
溢れ出すのを、滝川は陶然と見つめる。
透明な雫がはらはらと頬の上を零れ落ちていくのが、見蕩れるほどに美しい。
懇願の言葉を紡ぐ薄桃色の唇も、肩を掴む細い指に込もる儚い力も、指に触れるやわらかな感触も、
その全てが狂ってしまえと唆すようにとても甘美だ。
自分の愛撫を乞うて、その身をさらに愛らしく淫らに変えていく麻衣に、滝川は胸焦がされる。
ーーもっと甘やかして蕩かしたい。もっと虐めて泣かせたい。
矛盾する筈の裏腹な感情は、けれども滝川の中では同じ色で存在し、彼を突き動かし駆り立てる。
与えたくて、奪いたくて。
滝川は彼女の切なる希求を叶える。
485Nightmare(4) ぼーさん×麻衣:2007/03/02(金) 17:51:44 ID:FI5741tk
「……了解」
「んぅ…っ!」
手の上に押しつけられたやわらかい肉の膨らみをきゅっと揉むように、指にぐっと力を込めると、
求めていた強い刺激を与えられて麻衣が思わず呻く。
「この中も…いっぱい触ってやるから……」
麻衣の頬に口づけて、伝う涙を唇で拭いながら、滝川は指先で秘裂の位置を確かめるように柔肉を撫で、
薄布の下に探り当てた肉の狭間に指を沈み込ませた。
「もう泣くな、……な?」
「ああぁ…ッ」
ようやく欲しかった場所を満たされて、麻衣は歓喜に震えながらはしたなく喘いだ。
滝川の指の下で、麻衣の体温と蜜ですでに湿り気を帯びていた薄布が、その下で溢れんばかりに
湛えられていた甘い水をさらに吸ってじわり、と濡れる。
「……麻衣はこっちも泣き虫だなー、…………ここ、もう濡れてる」
「そん、なの………あ、あぁ…」
「ほら、染みてるの………わかるか?」
「言わない、で……っ、やっ、あ、それ…っ」
「気持ちいい、だろ?」
「あぁ……」
敏感な場所を濡れた布越しに擦られる感触に麻衣が戦慄く。
「これ、麻衣のでもっといっぱい濡らしちゃおっか」
割れ目に沿って中指で下から上に何度も撫で上げてやると、麻衣は切なく喘ぎと蜜を溢れさせ、
それは彼女の清楚な下着を瞬く間に穢していった。
「…はぁ……やだ……濡れて…よごれ、ちゃう……あぁ…」
「もっと汚せばいいんだよ」
「……ダメ………困る…よぉ……あぁ、……穿いて…帰れ、な……」
「今日は帰さないからいいの」
「…そん、な…ぁ……」
「じゃあ麻衣、1.このビチャビチャに濡れたパンツ穿いて帰る、2.ノーパンで帰る、
 3.明日うちで洗って乾かしてから穿いて帰る、…………ほら、どれがいい?」
「え…ええぇ……!?」
「あ、言っとくけど、俺がこれから買ってくるって選択肢はないから」
「…ぅ……うぅ………ぼーさんの、いじ…わる……」
「はい時間切れ。3番で決定な。だから今晩は」
滝川は、困り果てて赤い顔で自分を睨み付ける麻衣に、にっこりと満面の笑顔で言う。
「俺んちに泊まってって下さい」
「……んもぅ……ぼーさぁん…………あ、あぁっ、ん、も、や、だぁ……っ」
「ほらほら、いっぱいおもてなししてやるから」
濡れた布の下で刺激に尖り始めた麻衣の敏感な肉芽を指の腹で捏ねながら、声のトーンを低く落として
麻衣の耳元に唇を寄せて囁く。
「悪いけど、もう帰さない」
「…………ッ!!」
「だから覚悟して」
「…あぁ……」
指の下で麻衣がヒクリと震え、薄布がさらに濡れるのを愉しみながら、滝川は麻衣の耳朶を甘く噛んだ。
486Nightmare(4) ぼーさん×麻衣:2007/03/02(金) 17:52:32 ID:FI5741tk
「じゃあそろそろ」
「…ひゃ…ッ!」
刹那、滝川の指が下着の横から滑り込み、麻衣は驚いて声を上げた。
何をされるかはもうわかっていたし、自分も心のどこかでそれを望んでいる気もしていたが、それでも
生まれて初めて自分の恥ずかしいところを直接触れられる感触にはどうしても驚き戦いてしまう。

「………本当に、すっごい……ヌルヌル……」
すでに潤んでいる秘裂を指先で撫でて、心底感嘆するように、けれど麻衣を揶揄する響きを声に含ませ
ながら滝川が呟く。
「あぁ…っ」
ぬるりと容易く滑る滝川の指の感触に、自分の身体の正直な反応を自覚させられて麻衣は羞恥する。
けれど恥ずかしいと思えば思う程、それは彼女の快感を煽り掻き立てるのだ。
もっと触れて欲しいと強請るように、自分の中からトロリと蜜が溢れてさらに滝川の指を濡らすのを、
麻衣は彼の指の感触と淫らな水音でまざまざと知らしめられる。
滝川が秘裂で蜜に塗れた指を滑らせるたびに、クチュクチュと耳を塞ぎたくなるような恥ずかしい音が
自分の下から聴こえてきて、麻衣は塞げない耳の代わりに目を強く瞑った。

けれど滝川はそんな麻衣を容赦せず、さらに辱めを与える。
「なぁ麻衣、目、開けて?」
その言葉に麻衣が素直に従い、ゆるゆると瞼を開くと
「見て…………これ、麻衣の」
滝川は下着の隙間から麻衣の粘液で濡れた指を引き抜いて、その指を美味しそうにペロリ、と舐めた。
そのまま見せつけるように指を咥え、麻衣の目を見つめて艶然と笑ってみせる。
「……麻衣の味がする」
「…っ!…もうなんで、そういうこと言うの…っ……」
「麻衣のそういう顔が見たいから。……俺、麻衣が可愛すぎてちょっと頭おかしくなってるかも」
恥ずかしがって動揺する麻衣の額に口づけながら、滝川は苦笑する。
「まあ仕方ないか。俺麻衣にメロメロだし。麻衣がこんなにエッチで可愛すぎるのがいけないんだよなー」
「…っ!ちょっ!違う!あたしのせいじゃないもん!…あ、あたしがこんな…なっちゃったの、全部、
 ぼーさんがえっちなことばっかりするからじゃん!ぼーさんがえっちで変態なせいであたし…」
「ハハ、そうだな。全部俺のせい。エロオヤジでごめんな。……でもさ」
麻衣の身体をそっと包むように抱き寄せて、瞼に口づける。
「麻衣が俺のせいでそんなふうに可愛くなっていってくれるの、すごく嬉しいんだ。俺だけが麻衣にさわれて、
 俺だけが麻衣をそんなふうに変えられるんだって思ったら、俺もう死ぬ程幸せ。だから」
そのまま唇を滑らせて頬にキスをする。
「俺、もっと麻衣の可愛い顔が見たいなー。麻衣がいっぱい感じてもっといやらしくなるのを見たい。
 すごく見たいんだ。ダメか?」
487Nightmare(4) ぼーさん×麻衣:2007/03/02(金) 17:53:20 ID:FI5741tk
甘えてねだる滝川の声音に、麻衣の胸が甘く疼く。懇願するその瞳が、麻衣の心と理性を惑わす。
「……そんな訊き方、ずるいよ……なんか、かわいくて断れな……ってあたし何言ってんの……」
自分の口から出た言葉に自分で驚き、麻衣は思わず絶句する。
(ぼーさんがかわいいって、何それ……あたし、ちょっとおかしくなってる……)
ふと、麻衣が自分のことを好きなんだと言い続けて、そう思い込ませたいと言った滝川の言葉を思い出す。
ーーそれがすでに現実になりつつあることを、麻衣は淡く自覚し始めていた。

「あれ、麻衣……もしかして俺に惚れちゃった?」
「……っ!」
「俺、カワイイ? 俺のこと、もう結構好きになってきた?」
ニヤニヤと笑う滝川の顔には明らかに揶揄の色が浮かんでいて、それが恥ずかしく悔しくて麻衣は
揺れた心と甘い胸の疼きを自分の気のせいだということにした。
「バッカじゃないの!……あぁもうぼーさんなんか知らない!エロオヤジ!変態!」
「素直じゃないなー。エッチなことしてトロトロになってる麻衣はすっごく素直で正直で可愛いのになー。
 ……まだまだ足りないみたいだし、やっぱりもっといやらしいことして麻衣を俺にメロメロにさせよっかな」
ニヤリと笑いながら、滝川は再び下着の中に指を忍び込ませた。
「…っ、やっ、やだぁ…っ」
「でもさっき俺にもっとちゃんと触ってって可愛い声でおねだりしたのは誰だったっけ?ん?」
「……いじわる……………っ、あ、あ、や…ぁ……」
秘裂に指を滑らせ、溢れた蜜を指に絡めて肉芽を捏ねるように揉みながら、滝川は揶揄の響きで問う。
「嫌じゃないだろ?………本当はもっとしてって思ってる」
「ちが……、あぁ、ん、ン、あ……」
「麻衣がもっと素直になったら、もっと気持ちよくなれるぞー。ここもいっぱい撫でてやるし」
ぬめる粘液の力を借りて、指を狭い秘裂の襞の奥へと潜り込ませ、まだ誰にも穢されたことのない
幼い入口を指の腹でぬるり、と撫でる。
「……さっきよりも、もっと、中も……」
「んぁ…っ!…あぁ、あ……っ」
「………なあ、もっとここ、気持ちよくなりたくないか?」
「あぁ……」
中途半端な愛撫で身体の奥底で燻っていた快感に一気に火を着けられ、麻衣の矜持は崩れた。
「なり、たい……、そこ、……ぁ……いい……」
入口が初めての侵入者を歓迎するように、ひくり、と震えて蜜を零し、その淫らすぎる感触に負けて
麻衣は滝川が望む言葉を唇から零した。
「して…、もっと……もっと、いっぱい……あたしに、きもちいい、こと、して……」
488Nightmare(4) ぼーさん×麻衣:2007/03/02(金) 17:54:02 ID:FI5741tk
「………………堪んないな…………麻衣、それ……可愛すぎてやばい……今すぐ押し倒して襲いたくなる」
麻衣の卑猥で愛らしいおねだりに本能を直接揺さぶられ、滝川は愛撫の手を止めて呻くように呟いた。
「…………ぁ………それ…って………」
「いや、いきなりそれはまずいことは、ちゃんとわかってるから安心しろって………初めてでいきなり無理矢理
 入れたら痛いに決まってるもんな。俺も麻衣には出来るだけ痛い思いして欲しくないし、無理強いじゃなくて
 麻衣には自分から俺を欲しいと思ってもらいたいと思ってるから。………もちろん、今すぐやりたくないって
 言ったらそれは嘘だけどな、……それでも俺がしたいのは強姦じゃなくて愛の交歓なの」
その意思を示すように麻衣を愛撫から解放し、下着に差し入れていた指を引き抜く。
「……ぁ………ぼーさん……」
ふと、麻衣は夢の中で感じた破瓜の痛みを思い出した。
「…夢のときは……ちょっとしか……痛く、なかった………」
「それはまあ、どう頑張っても夢は夢だからな。どんなにリアルに感じても、やっぱり現実には敵わないだろう。
 ……それにあれは俺の妄想の世界だったからさ、多分、俺が、麻衣にはあんまり痛がって欲しくないな、とか
 気持ちよがって欲しいな、って思いながら夢見てたからだと思うぞ」
「……そう、なの……かな……」
「多分、な。まあ実際、慌てて突っ込んでも麻衣も痛いだけし俺も幸せになれないから。……だからまずは、
 麻衣が俺と早くやりたくてたまんないって状態にしようか。な?……麻衣ももうおあずけは苦しいだろうし」
「…ぁ……」
「まずは、リクエストにお応えしてたくさん気持ちよくして差し上げましょう」
わざと恭しい口調で戯けて艶然と笑いながら、麻衣の濡れた下着の上に再び指を這わせて、誘うように囁く。
「じゃ、もっとよく触れるように…腰、浮かそうか……俺に掴まって」
「うん……」
麻衣が滝川の首に腕を回して縋るように抱きつくと、滝川は横座りしていた彼女の腰を抱えて身体を起こし、
一旦正座の状態で座らせた。
「…そのまま、膝で立てる?……俺が支えてるから……」
「ん……出来、る…………………ん、…と、………………これで、いい?」
滝川に縋り付いていた腕で彼の肩を掴み、麻衣が膝立ちしてみせる。
「上手上手。何かこの格好、麻衣の胸が目の前にあって幸せだなー。なあこれ、もっと食べていい?」
腰を抱いたまま、膝立ちさせた麻衣のやわらかな胸にフーッと息を吹きかけて、麻衣の顔を見上げて問う。
「…んっ、………いい、よ……」
「……周りはふよふよにやわらかいのに、ここだけ硬くて、可愛いなあ……」
薄桃色の乳輪にねっとりと舌を這わせた後、尖った頂を舌先でつつき、音が立つほど強く吸い付くと
麻衣が堪らず甘い声を洩らした。
「…ああぁ………」
「まあ、麻衣はどこもかしこも可愛いんだけどな……」
抱いていた腰を解放し、スカートを捲りながらその手を太腿の裏側に這わせていく。
「ひゃ……ぅ……くすぐった、い……」
「脚のかたちも俺好みだし……」
そのまま上まで這わせた手で、やわらかく滑らかな双丘を下着越しに撫で回し、やんわりと揉んだ。
「…おしりもプルプル……」
「んぅ……それも……へんな、感じ……」
「じゃあ、そろそろこれ脱がそうな」
下着に指を掛けて、そのまま手を脚に滑らせながら、滝川は少しずつ薄布を引き下ろしていった。
489Nightmare(4) ぼーさん×麻衣:2007/03/02(金) 17:54:40 ID:FI5741tk
瞬く間にするすると下着を下ろされて下半身を露出させられてしまい、麻衣は小さく震えた。
薄く小さな布とはいえ、これまで守っていたものが無くなってしまってどうにも落ち着かない。
誰かの前でこんなに無防備になるのは勿論生まれて初めてで、何とも不思議な心持ちがした。
完全には脱がされず、太腿の途中で引っ掛かっている下着の違和感に、少し恥ずかしさを感じる。
下着の中に籠もっていた熱と、濡れた場所が空気に晒されて、麻衣は微かに肌寒さも覚えた。
「……すーすー、する……」
「大丈夫、すぐ熱くなるから」
秘裂に指を滑らせて、溢れていた蜜を絡めながら滝川が笑う。
「寒いとか、言う暇ないと思うぞ」
「ああぁ…っ!」
滝川の言う通り、麻衣はもう寒さを感じることは出来なかった。
ぬめる指で敏感な粘膜全体を摩擦されて、じわじわと熱と蜜が湧き出し麻衣の身体を瞬く間に温める。
指の腹が往復するたびに、肉芽が押し潰されるように擦られるのが痺れる程に気持ち良く、時折入口の
傍を掠めていくのが疼く程にもどかしく、切ない。
「ここ、こうやって縦に擦ると…な?」
「…うん…っ、熱…い、じんじん、する…っ」
「中の方、ヒクヒクしてきてるの、わかる?」
「………ん、……なんか、中が…うずく……感じ……」
求めているのだ、と麻衣はうっすらとわかりはじめていた。
「そこに指入れたら、気持ちよさそうだと…思うか?……想像、してみて」
「…ぁ…あぁ………それ………」
とても、いい。きっと、いい。入れてもらえばきっと、この疼きが満たされる気がする。
「この中、擦られてみたい?」
滝川の指に入口の傍をそろり、と優しく撫でられて、麻衣は飢えていた場所をはっきりと知覚する。
そう、ここだ。この、中。思わず声にならない溜息を、切なく洩らす。
「…………、………こすられて、……みたい……」
「ここの中に、欲しくなってきた?」
指の腹が、入口の襞をやんわりと押す。そのまま強引に入ってきてくれればいい、と心の裡で麻衣は
願うが、滝川の指先は優しく紳士的なままで、決して彼からは侵入させてこない。
もどかしさに焦れて、麻衣は自分から扉の鍵を開けた。
「…ん……ほし…い……中に……指…入れて、ほしい……」

「じゃあ一本だけ指、入れてみようか」
麻衣の懇願に応えて、滝川の中指の爪先が麻衣の泥濘に僅かに沈み始めた。
490Nightmare(4) ぼーさん×麻衣:2007/03/02(金) 17:55:32 ID:FI5741tk
「んン…ッ」
滝川が指先を第一関節まで沈めると、麻衣が甘えたように鼻を鳴らした。
そのまま優しく、潤んだ入口の襞を探るように僅かに出し入れすると、そこはくちゅっと小さく水音を
立てながら、ヒクヒクと指を咥えた。
「……どんな感じだ?」
「あぁ…そこ、きもち、いい…」
麻衣が陶然と呟くと、入口からじわり、と蜜が滲んで滝川の指先をさらに濡らした。
「まだ指先だけだからな………もう少し中は…?」
「…ん…うん……入れて、みたい……中も……もうちょっと、だけ…」
「じゃあ、多分少し痛いと思うけど、大丈夫だから力抜いてろよ、な?」
滝川は様子を見るように優しく、麻衣の反応を確かめながら、じわりじわりと指を奥へと進ませる。
「…ん…わかっ、た…………んン…っ、あ、……つ……っ」
中の節まで指を沈めた辺りで、麻衣が眉を顰めて微かに息を呑んだ。
指が通過する時に、何かが切れるような、引き攣るような、ピリピリした痛みが麻衣の中を一緒に
通り抜けていく。
「痛いか?」
「…少、し……っ、ピリッ…て、して……ちょっと熱い、感じ……」
「そこ、締まっちゃうとまだ擦れて痛いはずだから、慣れるまであんまり中、締めないようにしよう」
「……っ、……そんなの、どうやったら…いいか、わかん、ない……」
痛みと困惑で、麻衣は思わず縋るように滝川の肩を掴んで彼を見つめる。
「大丈夫、このまま動かさないから、この指入れてるのに慣れるまで、ゆっくり…力抜いて……」
麻衣をリラックスさせるように小さく笑ってからその腰を抱き締め、背中をゆっくりと撫でてやりながら
彼女の胸の中で言い聞かせるように優しく囁く。
「…そう……息吸って……吐いて……大丈夫、麻衣の中ヌルヌルだから、すぐに痛くなくなる……
 大丈夫だから……すぐに慣れるから……」

胸の中で滝川が囁く低く甘やかな声が、麻衣を少しずつ解いていく。
その声で繰り返し囁き続けられるとまるで催眠術のようにそう思えてきて、麻衣は陶然とした。
裸の胸に触れる、滝川の暖かい頬や長い前髪の感触が、とても心地よくて何故か愛おしい。
麻衣は、胸の中の滝川の頭をそっと抱き締めた。
そうしていると、全てのことが大丈夫だ、と麻衣には思える気がした。

少しの間そうしていると、身体が解れたせいか最初の痛みは薄れ、じわりと痺れを感じ始めた。
「な?慣れてきた……だろ?」
「…うん……なんか、もうあんまり痛くない……ぼーさんの声、魔法の呪文みたいで気持ちいい……」
「別に真言唱えたりしてるわけじゃないけどな。……まあ、これが愛の力ってやつかな」
自分を解かすために冗談で紛らせてくれているのを感じて、麻衣は笑った。
「…ふふっ……何言ってんの…もう……」
「で、どうだ?俺の魔法の呪文は効いたか?」
「…うん……今は痛くないよ………でも、なんか……じわじわして……むずむずする……」
「中で粘膜が傷付いてるんだから当然。傷って治りかけってちょっと痒くて、掻きたくなったりするだろ?」
「うん……そっか……」
「あとは中に指入ってるから、それでちょっと気持ちよくなってきたんだろうな………で、傷の痛さよりも
 そっちの方が辛くて我慢出来なくなったら、ちょっと掻いてみる」
「…ん…っ」
滝川がほんの少しだけ指を奥に進ませてみると、麻衣が小さく呻く。
「どうだ?」
「…すこし痛…、……けど、なんか、いい……」
「痛いのより、擦られる方がいい感じがするか?」
「…す…る……なんか…熱い……もっと……こすって…ほし…い……」
ヒリヒリと沁みるような疼きを持て余して麻衣は訴えた。
「じゃあ動かしてみるか……………痛かったらちゃんと言ってくれよ」
「……ん、………っ、………ぅ………ぁ……あ、あぁ………いい……それ、熱……あぁ……」
滝川がゆっくりと指を出し入れするうちに、麻衣の身体は快感にゆるりと解かれ、その唇から零れるのは
苦痛の呻きではなく艶めかしい色の喘ぎに変わっていった。
491Nightmare(4) ぼーさん×麻衣:2007/03/02(金) 17:56:28 ID:FI5741tk

滝川の緩やかで穏やかな指戯が、瞬く間に麻衣の中に悦楽の焔を灯し、彼女の胸の裡と身体を焦がしていく。
「…あぁ……それ……いいの……もっと……して……」
彼女から溢れる蜜は、すでに挿入した指だけではなく滝川の手の甲を伝って手首を濡らす程になっていて、
彼女自身の脚も、その伝う雫で濡れていた。
すでに知ってはいたが、麻衣は本当に随分と濡れやすく感じやすい身体のようだった。
滝川は麻衣の淫らな愛らしさに陶然としながら、彼女が求め強請るままに、彼女に快楽を与えていく。

「もっと?………もっと、って…奥?……それとも、速く…?」
「…ん…ぁ、はぁ……どっち、も……」
わずかな痛みと共に与えられる蕩けるような快楽は、麻衣の裡の焔を煽り昂揚させていった。
「あ、あ、…あぁ……は、はぁ……や、それ、きもち、いい…っ」
「……だいぶ麻衣の中蕩けてきた……ほら、指が楽に動く……」
麻衣が溢れさせた蜜のぬめりで、指は中の粘膜を傷つけることなく滑らかに彼女を犯していく。
「ひ…っ、あぁ、奥…っ、気持ちいい……そこ、ぬるぬる、する…っ」
「奥もここも、いっぱい擦ってやるから」
「ああぁ…っ、…ぼーさん……きもち…いいの……っ、もう……苦し、い……よぉ……っ」
「苦しい? どうしたいんだ?」
「……わかん、ない……っ、でも……もう……無、理……っ」
「どうして? 好きなだけ気持ちよくなっていいんだぞ?」
「んぅ……もう……すごく、きもちいい…っ、…あぁ…ダメになり、そ……だけど…つらい…の……」
「…いいんだ…そのままもっと気持ちよくなって、イッていいんだ……」
「イキ…、たい……っ、よぉ……もうどうにか…ぁ……なっちゃいそ、なの、に……っ、あぁ……
 ………どう、して……っ」

夢の中で仮初めの快感を与えられ、麻衣はその身の奥底で幼い官能を目覚めさせられていたが、
現実の彼女の身体は、本当はまだ何も知らないままだった。幼く無垢なその身体では、初めて
与えられる快感に溺れるばかりで、その頂を極める術をどうしても得られない。
溢れんばかりの快楽に翻弄されて、悶える麻衣は滝川に救いを求める。
「……あぁ…っ、……ぼーさん………」
このままでは、もうおかしくなってしまう。
「…おねがい…、……だから……っ」
どうか、この手で。とどめを。
「……あたしを……助けて………」
492Nightmare(4) ぼーさん×麻衣:2007/03/02(金) 17:57:07 ID:FI5741tk
「………イキたいのに、イケない……?」
「うん…っ、きもちい…、のに…っ、どうしたら、いいの……っ?」

いくら夢で交わって滝川からその知識を得たとしても、所詮は仮初め。
本当の麻衣の身体は、まだ快楽を覚え始めたばかりなのだ。
しばし思案して、滝川は身悶える麻衣に尋ねる。

「なあ、麻衣は、今までひとりでしたこと、あるか?」
「……んぅ……ぁ……ひと、り……?」
滝川の意図を掴めずぼんやりとする麻衣に、思わず苦笑する。
麻衣は彼に開かれるまで、本当に幼く無垢だったのだ。仕方なく、質問の仕方を変える。

「自分で自分の身体を触って、気持ち良くなったことがあるか?って訊いたんだ」

今度は流石に何を尋ねられているのか解り、麻衣は紅潮した頬をさらに赤くさせる。
「…な…っ、何…きいてんの、よぉ……っ!ばかっ、えっちっ、最っ、低………」
「イキ方が解んないんだろう?大事なことだから訊いてるんだよ……で?…どうなんだ?」
「……っ、………………………………………あるわけ、……ないじゃない……」

本当は訊く前からおおよそわかっていたことではあったが、それでも敢えて訊くのは
滝川のどうしようもない業だった。

「そっかそっか。そっちも初めてか、……ん、よしわかった。じゃあこれからひとりでやる方…」
「…やだっ!…絶対やだっ!!……それだけは…やだからね…っ!!」
その笑顔と口調に、滝川が何をさせたいかを悟って、麻衣は全身全霊で力一杯拒絶する。

「仕方ないなぁ…………じゃあ、そっちはまた今度にしてやるか」
これもわかっていて敢えて言った言葉だったから、毛を逆立てた猫のような麻衣の剣幕に
クスクスと笑いながら、滝川は麻衣に救いの手を差し伸べた。

「じゃあ今は、俺がイかせてあげようかな」
493Nightmare(4) ぼーさん×麻衣:2007/03/02(金) 17:57:44 ID:FI5741tk
これまでとは違う場所を違う角度で触れるように、麻衣の中で指をくっと曲げる。
「ひゃう…っ……それ、なんか、へん…っ」
「俺は男だから、女の子のカラダのことなんてそんなに詳しくは知らないし、麻衣のカラダの
 ことも、今少しずつ知っていってる最中だから、俺も手探りだし、ちゃんと上手く出来るか
 どうかはわからないけどな。でも、麻衣にはちゃんと最後まで気持ち良くなってほしいから
 麻衣の体にイクってこと覚えてもらえるように俺も頑張ってみるよ」
そのまま指の腹で麻衣のざらりとした内壁をあやすように撫でると、それを悦ぶように内奥の
粘膜全体がやんわりと滝川の指を締め付けた。
「あぅ…っ、そこ…っ」
「うん、違うとこ触るとそれも気持ちいいみたいだな。麻衣の中、少し締まったの…わかるか?」
「……ん……わかる……」
「中が締まると、俺の指が硬くてごつごつしてるのも……わかる?」
「……ぁ…ぅ……わか、る……よ……」
「じゃあそのまま、俺の指のかたちを意識して……中で確かめて……」
麻衣に自分の指を認識させるために、ゆっくりと中を掻き混ぜるように指を回す。
「…んぁ…っ、ゆび……が……中……」
「そう、俺の指………これが今から麻衣をイかせるんだ」
「…あ、あぁ……ぼーさんの……ゆび……」
麻衣がその存在を強く認識したことを示すように、内襞が滝川の指をキュウと締める。
「そう、そのまま……俺の指意識して……俺の指を味わって……」
麻衣の脚の付け根に力が込もったことを確認してから、麻衣に中を意識して締めさせたまま
再び指を出し入れさせる。
「…あっ、あぁ、…あぁん、さっき、より、こす、…れて、ぁ、いい…っ」
「中の粘膜が傷ついてるから、あんまり痛めないようにさっきまでは体の力を抜かせてたけど、
 それじゃ刺激も足りないし波も掴みにくいからな。どうだ?指締めると気持ちいいか?」
「…あぁ…きも、ち…いい…っ」
「じゃあそのままもっといっぱい味わってみようか」
滝川は抽送の速度を上げて、さらに奥まで突き入れた。
「んぅ…っ、あぁ、いい、奥…っ」
指を奥に進ませると潤んだ内襞がもっと欲しいと言うようにキュッと指を締め付け、指を引き抜こうと
すると、まだ出て行かないで欲しいとせがむようにねっとりと指に粘膜を絡ませる。
麻衣の中の淫らな感触を指で愉しみながら、滝川は麻衣を煽る。
「涎れいっぱいで一生懸命咥えて……麻衣の中、俺の指…美味しいって言って食べてるみたいだ」
「…あぁ…んっ、……や、だ……ぁ………ぼーさんのっ、……ばかぁ……っ」
裸の胸を喘がせながら、蕩けた瞳で快楽を貪る麻衣が滝川の思惑通りに羞恥に震える。
けれどもその羞恥すら密かな快感に変えていることを、滝川は麻衣の正直すぎる反応で知っている。
「いいよ……麻衣、そのまま食べて……好きなだけ食べさせてやるから……」
494Nightmare(4) ぼーさん×麻衣:2007/03/02(金) 17:58:44 ID:FI5741tk
「……ああぁ……ぼーさん……いい、よぉ……」
惚けてうっすらと開いたままの麻衣の唇から熱く乱れた吐息と共に吐き出されるのは、甘い喘ぎ声と
快感を訴えて求める言葉ばかりになった。
「可愛いな……麻衣……もっと俺のことだけ考えて……俺を呼んで……」
「…う…ん…っ、あっ、あぁ…ぼーさん………」
滝川の言葉に従って、今自分を支配している彼の存在だけを思い浮かべ、彼を呼び求めると、身体の中が
さらに熱くなるのが麻衣にもわかった。もっと支配されたくて、うっとりと蕩けた瞳で滝川を見つめる。
「……はぁ……ぼー、さん……」
「なあ麻衣、俺のこと、名前で呼べる?」
滝川の囁きに、麻衣は夢の中で味わった蕩けそうな快楽を脳裏に甦らせる。
自然と、その名が口をついた。
「……法…生……っ」
「そう、そう呼んで。麻衣がイク時は、俺のことだけ想って、俺の名前呼んで」
「…ん…っ、わか…っ、た……、法生て…っ、よぶ……っ、法生…あ、あぁ…っ」
麻衣は滝川の言葉に素直に従う。滝川の名を呼ぶと、それだけもっと深く彼に支配されている気がして、
麻衣はさらに恍惚となった。
「これからもずーっと。麻衣は必ず俺を呼んでイくんだ。約束できる?」
「…あぁ………やく、そく、……する……っ」
「言っとくけど、ひとりでするときもだぞ」
「…ぁ…ひと…り…って……」
「そう、オナニーの時も。ちゃんと俺のこと考えて、俺の名前呼びながらイくんだ」
「……っ、お、おな…っ、…ぁ……もぉ…なんで、そ、…いう…恥ずかし…ことばっか……いうのぉ……?」
卑猥な単語の響きに麻衣が狼狽えるのを愉しみながら、滝川はさらに麻衣を揶揄する。
「麻衣が可愛いから……それに麻衣、恥ずかしいの本当は好きだろう?」
「…っ!……ゃ、……違…っ、そん…な……あぁ……こと……な……」
そんなことはないと思いたいのに、何故か痛いことを言われた気がして麻衣は激しく狼狽えた。
その動揺が麻衣の真実を何よりも雄弁に語り、そしてさらに羞恥と快感を煽っていることに、
麻衣は自らを欺いてまだ気付かないふりをする。
「違わない。……ほら、ここ、またキュッって締まった」
「……んぅ……違…う、も………あぁ……」
麻衣の嘘を咎めるように、麻衣の内奥が滝川の指を締め付ける。
「こっちの口の方が正直だ」
「……も、……そう……いう…の……言っ、…ちゃ……だめ……っ」
羞恥と被虐の快感に、麻衣の入口がヒクリと震えて蜜をトロリと溢す。
「恥ずかしがりだなぁ…でも麻衣は今、俺ともっと恥ずかしいことしようとしてるの、わかってる?」
麻衣にそれを知らしめるように、滝川は彼女の内襞を指の腹で撫でる。
「麻衣は、俺とこれからセックス、するんだ」
495Nightmare(4) ぼーさん×麻衣:2007/03/02(金) 17:59:29 ID:FI5741tk
「………っ!」
さらに露骨で卑猥な単語に、麻衣は息を呑む。
「わかる?セックス。麻衣の恥ずかしいところと、俺の恥ずかしいところをくっつけて擦り合うの」
「………っ」
あまりにあからさまで生々しい滝川の言葉に、麻衣は何も言えずただひたすらに羞恥に震える。
「…この指みたいに……俺のがここに、麻衣の中に入るんだ」
麻衣にそれを確認させるために、滝川はさらに彼女の内壁をざらり、と撫でる。
「…あぁ…、…………あたし…の、………中、に…………」
「そう……ここ、に……」
滝川は一度麻衣の中から指を抜き、指を二本に増やして入口で蜜を絡める。
「こう、やって……俺のを…入れて……」
つぷり、と音をさせて、滝川の二本の指が麻衣の中に挿入される。
「…んあぁ…ッ、あ、ああぁ……っ」
麻衣の入口はすでに蜜に潤み緩み始めていたが、それでもその負荷に軋んで悲鳴を上げた。
いきなり倍に増えたその質量に、麻衣は身体をビクリと大きく揺らし、高く声を上げる。
「……ッ、い、たぁ……っ、……あぁ……っ」
滝川の二本の指は、そのまま麻衣の中の粘膜を捲り上げるようにじわじわと侵入し、
彼女の内奥へと進んでいく。麻衣は体内でヒリヒリと灼けるような痛みと熱を感じた。
「…んぅ…っ、………いた、い、よぉ…っ」
「本番はこんなもんじゃないと思うけどな。……でも、痛いだけじゃないだろ?」
滝川が挿入した指で、内襞をくすぐるように撫でると、麻衣の中にさらに熱が生まれた。
「………んぅ………っ、や、あつ……っ」
麻衣の中で潤んだ粘膜がヒクヒクと震えて滝川の指に絡み、その熱を快感と捉えていることを示す。
「な、気持ちいいだろ?……本番もこうやって……この指みたいに……俺のを出し入れして……」
麻衣にその動きを想像させるように、指をゆっくりと沈め、それからゆっくりと引き出す。
「……っ、は…っ、あぁ…………ッ」
「俺ので麻衣の中を擦って、麻衣を気持ち良くするんだ。………どう?」
中の粘膜の摩擦を増やすため、少しずつ抽送を深めて、速度を上げる。
「…ひゃ…っ、あ、あぁっ、や、あっ、あぁ」
「気持ちいい?」
「…ンはぁ…っ、あぁ、こすれ、て…っ、あ、や、だめっ、きもち、いいッ」
麻衣の昂まりを示すように、内奥の潤みがさらに増し、粘膜がキュッと締まって絡む。
「俺のはもっと麻衣の中でいっぱいになるから、もっと擦れると思うけどな」
「…あぁ、あたしの……なか……っ、……もっと……あ、はぁ…っ、ああぁ……っ」
滝川の言葉に、それを想像して麻衣は陶然と痺れる。
「そう、もっといっぱい。………麻衣のここ、めちゃくちゃ気持ちよくしてやるから」
「……あた、し……を…っ………あぁ……法生っ、……もっと…っ」
さらに熱く深く自らを犯される期待に戦慄きながら、麻衣は滝川の頭を強く抱き締めた。
「うん、もっと…な?」
「…ンぅ…っ、…奥…っ、だめぇ…ッ、あ、や、だ、なんか…き、そう……っ」
「いいよ、いっちゃえ」
麻衣の入口の襞がヒクヒクと震え始めたのを指に感じて、滝川はさらに麻衣の奥を深く穿つ。
「あぁっ、あ、こわ、いっ、……ああぁっ、もう、だめ、なのっ、おかし、くっ、なる…ッ」
麻衣の腕がさらに強く滝川の頭を掻き抱き、身体をビクリと大きく震わせる。
「大丈夫、俺がここに居るから……おかしくなっちまえ」
「…んンッ、ああぁ、法生、法生ッ、も、あぁッ、やッ、キちゃ、うっ、ダメッ」
「ほら、麻衣、いこう、な?」
「あああぁ…ッ!…ほうッ、しょお……ッ、……イ、く……ッ!!」

蜜に塗れた粘膜が滝川の指を喰い千切ろうとするかのように強く収縮し、
麻衣の脳裏で夢と同じ白さの、目映い閃光が弾け散った。

滝川の名を呼び、指を強く締め付けながら麻衣はその頂を極めた。

496Nightmare(4) ぼーさん×麻衣:2007/03/02(金) 18:00:10 ID:FI5741tk
本日は以上です。自分で書いててもさっさとヤっちまえバカップルめとか思うので
次こそ終わらせたいです頑張ります。よろしければ今少しのご愛顧を。
497名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 18:52:06 ID:XW+rw6n3
ぼーさん×麻衣、待ってました!
エロエロな二人が堪らん!GJ!!!!
続きも全裸にマフラーで正座してお待ちしてます
498名無しさん@ピンキー:2007/03/02(金) 19:02:20 ID:x0Bff8yU
おおおおおおおおおお神ぃぃぃぃぃぃ!
GGGGGGGGGJ! GJ!!

続きお待ちしてます。全裸靴下で。
499名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 00:01:17 ID:PhIbRpPC
ネ申キテター!!!!!!

  _、_
( ,_ノ` )y━・~~~
全裸にタミフル装備で待ってるから
500名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 01:50:59 ID:2aUI2LnA
じゃあ俺はエプロンなし裸エプロンで待ってる!!
501名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 01:54:24 ID:Okz8bmPw
>>500
よう、すっ裸

神GJ!!! ぼーさんエロスwww
続きをお待ちしとります裸に下駄で!
502名無しさん@ピンキー:2007/03/03(土) 21:36:22 ID:2jdhQQtv
神ktkr!
エロイよー!萌えるよー!ぼーさんのじらしプレイ+言葉責め(;´Д`)ハァハァ
全裸に花粉マスクで続き待ってます!
503名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 01:03:32 ID:N88eWGTH
久しぶりに来たら、神が降臨されとる!

超GJです。
すんげー萌えました。
ぼーさんの焦らしプレイハァハァ
続きを全裸と見せかけて葉っぱ1枚でお待ちしとります。
504Nightmareの人:2007/03/04(日) 18:58:04 ID:wTFtvqMC
分割投下で焦らしプレイな上に、知らないうちに皆さんに全裸待機で露出プレイまで
させていた自分はもしかしてとんだドSなんでしょうか。

すみませんが、皆様にひとつだけ教えていただきたいことが…
今日録画したアニメ見てたら、ぼーさんの髪がいきなり短くなってて驚いたんですが
原作には髪を切るエピソードや理由って出てきますか?
今の妄想を揺らがせるネタを仕入れたくないので、原作はSS上げてから入手予定ですが
あきらかに原作とつじつまが合わないことも書きたくないなぁ、と。
いろいろ検索してみましたがよくわからなったので、よろしければ教えて下さい。
(その時にアニメではぼーさんの嫁に貰う発言が切られたと知って軽く鬱 orz)
ていうか長い髪のつもりで書いてたのに、短いの見たらこれはこれで死ぬほど萌えた…
505名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 19:07:45 ID:P+wFzdpA
原作…というより漫画読者だけど
特に理由等は書かれてなかったような…吹き出し外の文字で
麻衣「ぼーさん、髪切ったの?」
ぼーさん「ざます」
ってやりとりが軽くあっただけだった
506名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 20:19:34 ID:D1ognbYu
今時長髪も流行らねーよなwという理由だったりしてw
507名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 20:23:28 ID:WRwzeGzS
原作小説の方では髪切り描写はないよ。
「薄い色の髪を長く伸ばしてくくっている」みたいな形容があったし
イラストも長髪のままです。

髪切ってたら漫画版だと思うだけだし
特に気にしなくていいんじゃないかな?
508名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 20:36:32 ID:wTFtvqMC
>>505
早速レス下さってありがとうございました。
今回調べて漫画版が小説挿絵とキャラデザが違うということはわかったのですが
小説にしても漫画にしても明確な理由があると描写がしにくいなあと困っていたので
とても助かりました。教えていただき大感謝です。
まぁ、エロパロなんて原作に拘り過ぎたら生まれないってことはわかってるんですがw
でもないがしろにしすぎたらパロにする必要もないただのエロなわけで。
特に理由は書かれてないってことは、どんな解釈してもどっちの長さで書いてもよいって
ことで縛りも無しで妄想も無限大だぜフゥーハハハなわけだと勝手に解釈させていただいて
安心して楽しく書きます。ありがとうございました。
509名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 20:38:27 ID:wTFtvqMC
リロードせずにちんたらレスを書いてたら他にも親切な方々が!
>>506様と507様もありがとうございました。
510名無しさん@ピンキー:2007/03/04(日) 21:00:59 ID:X0PsnrL9
ぼーさんが原作っぽいから忘れてたが職人さんアニメしか知らなかったんだな
ぼー麻衣好きなんで神を降臨させてくれたアニメ化に感謝w
511名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 05:47:39 ID:FpE+wzRC
麻衣や真砂子をペットとして飼いたい
512名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 01:26:45 ID:QCnFOZ8r
…ジョンを家事手伝いとして(ry
513名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 09:30:36 ID:NSNneF3s
アニメだとジョンは家事できるのか?原作だとそんな描写はなかった気が・・・
神父は基本的にシスターが身の回りのことやってくれるから、家事能力はあんまりないぞ。
514名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 17:25:51 ID:WAwGpfK1
>>513
神父云々のくだりはどうかと思うが
原作では、少なくともジョンは「家事出来る組」には組み込まれてなかったな。
(ヘイキ!参照)
515名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 19:19:01 ID:R5Q0J5GK
ちと質問
アニメこの調子だと色んな伏線解明されそうにないけど
バレ含むssはずっとその旨記載するべき?
516名無しさん@ピンキー:2007/03/07(水) 19:54:17 ID:sp0jDpzB
ネタバレ注意!と書いてくれると助かります。
517名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 23:55:08 ID:NDxWpw9T
とっくの昔に完結してるのに、バレがどうとか気にする必要ないと思うな
図書館行って読みゃいいじゃん
518名無しさん@ピンキー:2007/03/09(金) 05:45:54 ID:0Bbh3D+2
バレを読んでしまったからといって文句を言うのは筋違いだが
SSに属性やらバレの有無の注意書きを付けるのは気配りの範囲かな。
必須ではないが、心がけている姿勢は好感が持てる、というだけのこと。
519名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 20:39:11 ID:y7gIQd6m
バレってどこまでがバレなんだろう
夢関連含むナルの正体や中庭の内容とかはもちろんだろうが
アニメかコミックで描かれてないことは全部バレ?
520名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 21:24:05 ID:GkT34r61
そうなりますね。
521名無しさん@ピンキー:2007/03/10(土) 21:51:41 ID:vjN9LvTr
原作が簡単に手に入らない以上、多分、原作を知っている人よりも
アニメや漫画のみを知っている人の方が多いんじゃないかなと
思ってみる。

普通に売っていたら「原作嫁」で済むけど、そうじゃないから
配慮してあげたほうが親切だと思う。
全国の図書館に必ずあるわけじゃないしね。

悪霊の面白さ、不思議さ、伏線をパロなんかで知るにはもったいないと思うし。

522名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 05:06:50 ID:gi3W1kTR
396 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2007/03/11(日) 01:04:44 ID:gOkNbnRm
旅館だから大きなお風呂にみんなではいるシーンがあるかな
女湯
麻衣「マサコったら意外とおおきいね。」
まさこ「あらあら麻衣さんこそ」
綾子「ふふふ。私のプロポーションには適わないわね。」
麻衣・まさこ「ア、アマゾン……」

男湯
ナル「リン、この敷居の高さは何メートルだ?」
リン「2メーターと80センチほどで…」
ナル「坊さん、あなたは背は高いほうだな。僕を肩車できるか?」
坊さん「おいおいやる気か?見つかっても知らねーぞ。」
ナル「ジョン、見張りを頼む。」
ジョン「はい、任せてくださいまし。」
ナル「リン、ビデオカメラだ。」


アニメ本スレよりw ワロタw
たしかにこういうのは裏事情を知らないアニメからの参入者ならではのネタだもんなあ。
当分はこっちも「バレあり」って記入ぐらいはしといたほうがいいのかもね。
一言書くだけなんだし。
523名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 06:26:00 ID:GjQMJSEh
自分はアニメしか知らないけど、でもナルはこんなことやらなさそうと思う
ネタ的にはワロタけど
524名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 10:43:34 ID:CcUZEzAR
自分はナルよりもジョンに激しく違和感を覚えるがw

しかし「アマゾン」って何だw
アマゾネスみたいな筋肉質バディなのかそれともボーボーなのかwww
525名無しさん@ピンキー:2007/03/11(日) 12:43:25 ID:eV6WRLNm
真砂子のお胸はぺったんじゃないといけないと思うんだ。
526名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 18:11:25 ID:D9nEPAjz
ぼー麻衣の神はまだかな?
いままで食わず嫌いだったのが、あれ以来ぼーさんが好きになってしまった。
でも他ではほとんどないんだね。
527名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 21:56:44 ID:qfz/vkO/
ハクション
528名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 23:03:07 ID:3lm3+bXP
>527
全裸で風邪でもひいたか?w
神ー自分も風邪ひきそうだよーw

>526
悪霊サイト自体多くないしナル×麻衣が主流っぽいからなー
エロパロでぼーさんがこんなに報われてるの見たことないw
529名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 23:51:20 ID:+ybtjuQE
自分もあれを読んだ後ぼーさん×麻衣のサイトを探してみたがなかった。
一番好きなキャラはぼーさんなんだけどなー…。
そういえばいつの間にかぼーさんの年を追い越してしまった…(´・ω・`)
530名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 02:48:31 ID:tgBfO7Cs
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ

GHには手を出すまいと読んで無かったが、
アニメ版「公園の怪談!?」と「禁じられた遊び」のおかげで
「なんかもーいいじゃねーか、ぼーさん×麻衣でよ」と、
漏れの中で何かが始まってしまったorz
531名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 03:46:39 ID:nj5uIGvl
(・∀・)人(・∀・)人(・∀・)
自分もここの神とアニメでぼー麻衣に開眼した
おかげで期待してなかったアニメが楽しくなったのに、もうすぐ終わってしまう(´・ω・`)
532名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 11:21:29 ID:f+Bldh+F
アニメのぼーさん、何かっつーと麻衣かまうし心配するしなー。
原作読んだの何年も前だから忘れちゃってるんだけど
もとからあんなだったっけ?
533名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 11:26:31 ID:7SvD1hD/
ぼーさんは原作でも生粋のフォロー担当だったぞ。
中庭同盟では麻衣については恋愛対象ともなんともいえないみたいな感じだったか。
534名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 00:56:59 ID:P0vd2nz6
麻衣の相手を勧められて、この年の差じゃ向こうが嫌がるとは言ったけど
自分は嫌だとは特には言わなかったしね
535名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 01:07:58 ID:XCOwSrTv
だね。正直まんざらでもないんだとは思う。
あの年代の子はそういう相手がーって言っちゃう年長者感覚なんだろうな。
536名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 02:30:14 ID:3YhDFs9y
「まだ」子供とか言ってるところが意味深でニヤニヤするw
537名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 06:10:52 ID:X2DH6kue
THでは麻衣の一人称でナル好き好き言ってるから
なんとなくナル麻衣視点で見ちゃうけど
WHだけ読んだらどっちかつーとぼー麻衣ですよね。
若干挿し絵の力もあるけどw
小林さんのぼーさんすきだなーあの軽薄そうな感じがいいよー。
538名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 11:01:45 ID:dDAF7G6a
挿絵の力といったらホストの衝撃が…
私も好きだけど、タマヨ絵評判悪いらしいね

>>536
好きか聞かれて否定してないからなー。あれには吃驚した
539名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 12:02:14 ID:BTNTgfaE
ぼーさんは麻衣をそこそこ好きだけど
自分でセーブしてるって感じ。
本気になったらどうなるかわからないかととか無意識に考えてそう
……などと妄想していますw
540名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 18:43:01 ID:8Lbrn6AF
>>538
タマヨ絵は麻衣が無駄においろけ加味されてて男陣が変にムキムキなのがあかんのだろうw
私はタマヨ絵は顔は好きだけど身体の描き方はあんまり好みじゃない。
あと汗(?の描き方も苦手。
541名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 20:35:26 ID:Lr/xrcjQ
ここのおかげで「ぼーさんはちんこないお」という考えを一転
「滝川様はあと7本ぐらいあるっす!サーセンwww」になった。
神よまた降りてきてください!全裸ストレッチマンごっこして待ってる。

待つのも楽しいんだが、ぼー麻衣神のおかげで
自分の心のいんのうぶくろに溜まっているエロパロ話を
吐き出したくなってしまった、流れを無視するような形で恐縮だが

リ ン (ドS) × 綾 子 (処女・M)

を投下しても良いだろうか?
このスレ見た限り綾子は落ちキャラでSっぽいので微妙かなと。
542名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 21:02:22 ID:927pCoz3
щ(゚д゚щ)ドントコイ!! ていうかくださいハァハァ 何でも溜めとくのはイクナイです
リン=ドSは自分も確定ですが、綾子がMでその上処女だなんてときめくよ綾子とてもときめくんだぜ
自分も心のおてぃんてぃんがおっきしそうなので是非おねがいします
543名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 21:05:20 ID:8Lbrn6AF
>>541
その発想はなかったがおかげでときめきまくりだコンチクショー
全裸で待ってるので肺炎にならないうちに投下してください
544名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 01:09:44 ID:YmXr70Y3
全裸待ちにもう一人追加〜
フフフ、どんなカップリングもщ(゚д゚щ)ドントコイ!! なんだぜ?だぜ?
545名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 05:44:01 ID:nojNBszH
全裸超人ハダカーマンになって待ってるぜ
546名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 09:57:25 ID:ldBOHa94
靴下だけは履いておけよ
547名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 11:09:10 ID:4C30gSIA
裸手袋はありですか?
548名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 11:17:32 ID:RbEMtzCE
リンさんはちょいSの本性ドMだと思ってた
549名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 13:30:34 ID:wNZChxJx
ヤバイ、ドMのリンさん見てみたいわwww
550名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 16:24:29 ID:1zTZ+RGb
みてみたい!けどSも捨てがたいがなw
とりあえずまたーり投下待ちしようやw
551名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 18:45:49 ID:MwLleqgV
リン(S)×綾子(処女)って何!!萌える!!
綾子みたいな派手めの人が実は奥手って、いい味がでそうだ。
552聖なる侵入@リン×綾子:2007/03/15(木) 20:07:10 ID:HQ8h58B+
>>541です

小説なんて初めて書いたから正直期待に応えられませんが
やったもんがちの精神に乗っ取りテイクオフしますんぬ。
自分は専用ブラウザを持っていないので分からないんだが、
とりあえず名前覧に「聖なる侵入」とタイトル入れるので、
是非NG指定にしてほしい。

ちなみに内容は

・序盤ぬるい触手プレイ

・綾子がどんどん従順になってゆく

・それにしてもこのリン、ノリノリである。

・もしかするとノリノリなだけでドSじゃないかも。

中学の時に作った「京都修学旅行記」以来の長文なので
文章力は一滴も期待しないでください生きててごめんなさい

では投下します。
553聖なる侵入@リン×綾子:2007/03/15(木) 20:09:01 ID:HQ8h58B+
sage忘れました、申し訳ないです。





 その日は風が強くて、珍しくリンの前髪がなびき、普段覆われている右目が見えた。

「右目の色、違うのね」
「…それが?」
「前髪上げちゃえばいいのに、それはそれで結構カッコイイと思うんだけど」

 返答もなく機材の調製を始めたリンを後目に私は祈祷の準備に取りかかった。
 
 私の頭の事だから、数時間後にはリンの右目の色がなんだったかなんて忘れてしまうだろう。

 そう、それだけのことで終わるはずだった。


―――――聖なる侵入―1――――



 今回の事件はおすがりできる樹があったため、綾子の土壇場で幕を閉じた。

 手が空いていたのと、データ回収のため、メンバー全員で綾子の祈祷を見守っていた。

 目を丸くして見ていた安原は、撤収作業をしつつ麻衣に感想をこぼし始めた。
「いやあ僕、初めて松崎さんの浄霊を見たんですが…すごかったとしか」
「でしょーあたしも最初見た時びっくりしたもん!おじいちゃんでてる!おじいちゃんでてる!って」
「皆さんの中で一番派手な浄霊を行うのは松崎さんだったんですねぇ」
「おいおい少年、浄霊は見た目の派手さでやるようなもんじゃねえよ。なぁ綾子…」


「綾子?」

 大木の根元にうずくまっている綾子に、3人の間に不穏な空気が漂い始める。
「麻衣、少年は撤収続けてて…」
 二人を促すと、滝川は綾子の元に駆け寄った。

「綾子、おい大丈夫か」
「・・・・・・・・だ、いじょうぶ・・・少し・・・休んだら・・・行くから」
「そうか、撤収終わったらまた声かけるから、休んでろ」

 後ろ髪引かれるように立ち去る滝川を後目に、
 綾子は辱めに唇を噛んで耐えていた。

(よかった、ぼーずには見えていない)
 綾子の目には、大木の幹から触手のように伸びる枝葉が自分の体を這いずり回る様を映し出されていた。
554聖なる侵入@リン×綾子:2007/03/15(木) 20:11:35 ID:HQ8h58B+

「ぅ…くっ」
 綾子にとって、この行為は初めてではない、すがれる樹があった場合の、おおよそ二分の一程度の確率で受けることだった。
 吉見家の際は運が良かっと綾子は思う。
 
 力を借りた代償に、巫女はその体を供物として差し出す――
(わかってる…わかってる…でも…)
(せめて、みんながいなくなってから…)

 綾子の羞恥を感じ取ったのか、嬉々として枝葉は綾子を貪る。

 全身を覆い、縄のように締め付ける枝もあれば、さわさわと羽ぼうきのように綾子の敏感な所を撫でる葉もいた、彼らの共通点は「容赦がない事」。

 充血した花弁を伝って滴り落ちる蜜をすすって、枝はしなやかさと柔軟性を持ち、綾子に更なる苦痛を与える―――
「…ッひっ…ひっ」 
 枝はぬめりを利用し、綾子の肉さやから肉芽をつまみ出すと葉の裏側の産毛部分で擦り始めた。
「ぉっ…いや…ゆる…し…て…んっ」
 噛んでいた唇が切れ、血がにじむ

「麻衣ー、そのコードはこっちのコンテナに詰めてくれ」
「しまっちゃったよー!先に言ってよ」
 遠くでナル達の声が聞こえる
(耐えなきゃ…気づかれちゃう…)
 
 キリキリと音がする――― 
 枝同士が寄り合い、さらに太い固まりになってゆく。先がほどけ、綾子の秘芯をねぶって快感を助長させる。

(お願い…せめて、撤収が終わるまで待って…)
(お願い…きて…かきまわして)
 羞恥と本能がせめぎ合う、そんな綾子の心情はおかまいなしに、熱い固まりは綾子の花びらを割ってずぶずぶと侵入してくる。

(ああっ)
 綾子は困惑した、耳を澄ませばメンバーの会話が聞こえる中での情事を受け入れている自分に。
 声をかみ殺していられるのも時間の問題だろう、枝葉は綾子の性感帯を全て支配している。
逃げれば執拗に責めるし、求めれば焦らして更なる服従を要求してくる。
 
(もうだめだ)
 固まりが子宮口に届く寸前、綾子は理性を手放し――――――――――――


「綾子!おいってば綾子!大丈夫か!」
555聖なる侵入@リン×綾子:2007/03/15(木) 20:13:45 ID:HQ8h58B+

 滝川が綾子の肩を揺さぶると、綾子に絡んでいた枝葉は一斉に綾子から離れ、見えなくなってしまった。

「…あ…あっ大丈夫よ、心配しないで先に行ってて」

「ばかたれ!何が大丈夫だ、唇かみ殺して出血までしやがって、危なくなったら俺達を呼べよ、何のための仲間なんだ?」

「ご、ごめん」

「…?なんか顔熱っぽいぞ、風邪か」

 滝川はじぶんの額を予告もなく綾子の額にくっつけた

「!!!!」

 滝川の息づかいや鼓動、体臭を感じ取り、芯からずくりと蜜がこぼれる。

(卑しい…私ってば)

「少しあるな、今日はベースに泊まってろ」
 そう言うと綾子の膝を持ち上げ担ぎ上げた
「やっちょっ離れてってば、くそぼーず!」

「首に手まわさねーとおちるぞ病人」
 綾子の非難をよそに、滝川はベースに向かって歩き始めた。

 大木を見下ろせる高台の位置にセットしたカメラを撤去し、リンは坂を下りてゆく。

「・・・・・・・」

 その日は風が強く、リンの前髪は終始後ろ側になびいていた。

 普段は見る事がないその双眸は、ただじっと、樹を映していた―――



とりあえず序盤投下しました。初めて小説を書いたんですが、
小説書く人ってド変態ですね、難しすぎる。

リン綾どころかぼー綾フラグが立ってますが、
次あたりからリン綾を土饅頭のようにこんもり盛っていきたいと思います。
処女だよ!グリーンダヨ!な展開を落としたいと思います
556名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 21:11:19 ID:5lCX5vad
キタキタキタキタキタキタキタktkr
綾子かわいいよ綾子ハァハァ 今日は『綾子=M=俺のジャスティス』記念日になりました
これからノリノリリン×処女綾子が見れるのねそうなのねwktkです
全裸に目出し帽で続きをお待ちしてます
557名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 21:55:22 ID:XKX25TJ0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
序盤読めたので全裸に靴下で続きをお待ちいたします。
558名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 11:32:20 ID:f3T+Ldfg
GJ!GJ!
続き、楽しみに待っておきますよ〜!

Nightmareの方も、続きを楽しみに待っておりますので〜(*´Д`)ハァハァ
559Nightmareの人:2007/03/16(金) 17:28:00 ID:xmcRhDed
ご愛顧ありがとうございます。滝川様八岐大蛇教の伝道者ことNーの者です。
いつのまにか自分の肩書きがどんどんド変態になっていくお。うれしくてしっこちびりそうです。誰か助けて。

>>555
綾子たんの愛らしさが最初からクライマックスで俺の必殺技がうっかり発動しそうになるほど萌えました。
おねえさんのくせにしょじょでえろくてえむだなんてあやこかわいいよあやこ!あqwsでrftgyふじこlp
触手プレイ大好物ですSMだってドントコォ━━━щ(゚Д゚щ)━━━イ!!!! なのでどんどんリンにヤらせちまって下さい。
全裸に尿漏れパッドあてて楽しみにお待ちしてます。

滝川様の偉大さを讃えるSSですが、書いても書いても書いても妄想ドンストップダンシングです。自分キモス。
頑張って削って削りまくってますがそれでも長いです。すでにレス数も容量もいただいてて心苦しいので、
とりあえずキリをつけてあと2回で終わらせます。今夜と来週で落としたいのですがよいでしょうか?
>職人様と住人様
560名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 18:58:32 ID:GiJqV+Xa
神キター!待ってたよ!
ちょw神テラモモタロスwww
M綾子の神も555だったりしてここはとても特撮なインターネットですね
SSなんて書けないROM専だから職人さんが増えてくれて嬉しいなあ
どっちも続きwktkして待ってます!
561名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 19:22:09 ID:4PeJ9/ri
削らずにかもーん!
いえおながいします、削らないでください。
全裸にぬこ抱えてこの通り平身低頭。
滝川様も綾子ねえさんも素敵すぎるーーー。ハアハア。
562聖なる侵入2@リン×綾子:2007/03/16(金) 19:28:45 ID:Vi2VCFjn
ヤバス!法王>>559ktkr
サインくれサインいんのうぶくろに!

そんなわけで、滝川ローマ法王の前座として前回のリン綾を投下します
法王と投稿時間かぶったら容赦なく叩いてくれ文字通り!


☆前回までのあらすじ:リンさん覗き乙





そういえば、右目は何色だっただろう


―――――聖なる侵入―2――――

 今回のベースは依頼者の別荘、平屋で部屋が10部屋ほどある。歩けばどこかしらが軋む日本家屋だ。

 綾子はベースに着くと、隣の仮眠室に放り込まれた。

「あとはこっちでやっとくから、寝てろよ」

 事件解決後、普段ならデータ計測と安全確認のため、もう一泊するところだが、今回はそれがない。

 ナル達は別件の調査場所へセッティング、安原はそれに伴う資料作成のため東京に戻り、真砂子は学校のテスト、ジョンと滝川はそれぞれ用事がある為、今回は今日で撤収という予定だった。
 
 綾子はスケジュールを狂わせて申し訳ないと思いつつも、あれから体が重く感じ、滝川達の提案に甘んじる結果となった。

「甘やかさないでよ…」
 本当は体の具合は悪くない、滝川が甘やかしてくれるから、体もそれに合わせて甘えん坊になったのだと思った。
 布団にくるまりながら彼女は、滝川に抱き上げられて帰った時を思い出す。
法衣は少し香の匂いがしていた、息づかいは急いでいたのか少し荒かった、喉仏が動く様もありありと思い出せる、自分を力強く抱き上げる腕のたくましさも、少し高鳴っている心臓の動きも―――

 頬が上気していることを悟ると急に恥じ入りたくなる、むこうは当たり前のことをしただけなのだ、
「私ってば、何考えてるの」
 
 ふすまの向こうで声が聞こえる、あれから随分人が減ったみたいだ。
「ぼーず…まだいるんだ」
 滝川が誰かと話している、綾子は微睡みながら耳を傾ける
「・・・いや、心配だから予定を変えてこっちに・・・」
 滝川の声が心地よく、子守歌のように綾子を眠りに誘った。
「・・・・・そうか、平気か・・・」
「わかった、じゃあよろしくな・・・や」
 遠くでガラガラと玄関の開く音がした、
「鍵かけなきゃ」
 重い体を起こそうとした時、がちゃりと施錠した音が聞こえた。
「合い鍵なんてあったっけ」
 起こしかけた体を布団の上に投げ出し、少し眠りについた。

563聖なる侵入2@リン×綾子:2007/03/16(金) 19:30:20 ID:Vi2VCFjn

 ―――静まりかえる空気、ここにはもう自分だけなんだと綾子は感じた。
「随分暗くなっちゃったのね」
 自分の部屋に戻って、着替えなければいけない、そう思いつつだるさで動く気がしなかった。
「シワになっちゃう」
 どうせ一人だし、脱ぐだけ脱いで広げておこうと襦袢に手をかけた

「あ…」
 胸に触れた瞬間、電気が走ったような感覚に陥った、樹の精霊に貪られた時のことがありありと甦る。
「…ん…んぅ…駄目」
 手を離そうと思ったが、指はさらに快楽を求めて胸元に侵入する、下着を外していた無防備な双丘を嬲り始めた。
「ぁ…はぁ…」
 あの時、滝川に肩を揺すられた時、滝川に枝葉が見えていたらどうだったのだろうか…。恥ずかしいところ全てを責められ、欲情していた自分が見えていたら…
「やだ…もうこんなに固い…」
 自分で乳首を責めながらあの時の妄想に耽った。もし見えていて、二人きりだったら、滝川はどうしていただろうか、獣のように犯されるのか
(それは…ないよ)
 あの男のことだ、きっと顔を赤くしつつも助け出すだろうと綾子は甘い考えをしていた。
それでも滝川に抱かれることを妄想せずにはいられない、きっと潤んだ目の涙を舐めて、そのままキスしてくれる、そしてこうやって胸をもみしだいてくれる。
「あう…そこは…」
 胸を触るだけでは飽きたらず、すでにぐっしょりと蜜を含んでいる秘芯に指を這わす。
 綾子は抱え上げられ、肩に食い込む滝川の指の感覚を思い出して指を恐る恐る押し込んだ
(少し痛い…でも、馴れれば気持ちいい。現実は樹とは違うなぁ)
 綾子は痛みで自分が処女であることを思い出す、途端に胸がきゅうっとして不安な気持ちに駆られる。

(23歳で処女なんて、あいつは引くよね…)
564聖なる侵入2@リン×綾子:2007/03/16(金) 19:31:48 ID:Vi2VCFjn

 綾子は高校一年の時、電車内で痴漢にあったことがある。当時箱入り娘でおとなしかった綾子は半日泣き通してしまうくらい怖かった。
 そんな綾子に友人は「綾子はおとなしそうにみえるから遭っちゃうんだよ、派手な格好すれば意外と痴漢って襲おうとは思わないんだって」
 あんな怖いこと二度とゴメンだと、藁にもすがるような思いでファッション誌や化粧品を買って、派手めの格好をするようになった。
 痴漢には遭わなくなったが今度は別の問題が出てきた。

 元々目鼻立ちが整っている綾子は化粧映えし、親しみやすさから男に言い寄られる機会が多くなった。
 外見は変わっても中身はあまり変わっておらず、夢見がちでおとなしめの性格のまま男とつきあい始めるようになる。
 ある日、彼氏と二人きりの時、綾子はその甘い空気に包まれて幸せだった。この人は王子様で、私のことを大事に思ってくれている、幸せでたまらずニッコリと微笑んだ。
そんな綾子を男はOKのサインだと思いベッドに押し倒した。

「きやああああっ!触らないで!変なところ触らないで!」
 痴漢にあった時のことがフラッシュバックし、無我夢中で抵抗した。
「なんだよ、俺の言いなりだったからやらせてくれるかと思ったのに」
 もちろんその後男とは別れ、おとなしい性格もなんとかしなきゃと思い詰めた。

 結果、今日の綾子が形成されたのだ。

「あぅ…う…うん…」
 指を浅く出し入れし、少しずつ昇り始める。
 性の快感を教えてくれたのは、意外にも自分にとっての癒しの存在である樹であった。
初めて祈祷に成功し、樹に一礼し帰ろうとした時。
「…え?ナウシカ?」
 幹から触手のように枝葉が延び、綾子の体を優しく絡め取る。抵抗する間もなく樹は優しく綾子の未開発の性感帯を撫で回した。
「ひゃ…???…あっ…ああん」
 嫌悪感を思い出す間もなく樹は綾子に快感を与え続ける。樹のにおいがとても心地よくて、警戒せず綾子は樹によって体を開かされた。
565聖なる侵入2@リン×綾子:2007/03/16(金) 19:33:04 ID:Vi2VCFjn

(まるでさっきの続きをしてるみたい)
 中断された樹が今自分の手に乗り移って貪っているようだ、自分にしてはいつにもまして大胆な動き、一人という安心感もあり、綾子はより一層動きを激しくした。

「ぁう…いいっ…いい」
 樹に貪られているのに、同時に滝川に犯されることを望んでいる淫らな自分。
 男は今でも怖いが、滝川なら、大丈夫かもしれない。
 もし隣に滝川が残っていたら、喜び勇んで抱いてくれるだろうか、抱いて欲しい。
 いないことが分かっているからこそ、綾子は滝川への思いを口にしながら自慰に耽る。
「法生っ…んぅ…好き…触って…法生」
 肉芽を擦り、とろけている秘芯をわざと音を立てて慰める。
「法生…きて…こんなにとろけてるの」
 
 樹の時よりも大分弱い快感しか自分では作り出せないが、滝川に愛されている妄想で充分高みに上り詰められる。

「はう…あう…ああっ…あふ…」
 外は嵐のように風が強い、窓がガタピシと揺れている。風の強さに比例して綾子の喘ぎは大きくなる。
 そろそろ訪れる絶頂に、綾子は息をのむ、水音も、手の動きも激しさを増す。

「いっ…いいっ…いひぃつ…う…見て…お願い…恥ずかしいところ…うぅ」

ガラッ



 バンッとふすまが壁に叩き付けられる音の後に、急に目の前が明るくなった。欄間にたまったホコリがフワフワと宙を舞う。

 家が壊れるんじゃないかという衝撃から覚めると、綾子は血の気が引いた。

 「    …リ      ン    」

 険しい形相で睨みつける男が立っていた。




リン綾どころか未だにぼー綾フラグがビンビンです。
次こそはそのフラグをリンが棒倒しのように削り始めます。

一番最後のリンの表情は、プーチンが『私をあまり怒らせない方がいい』といっている画像をイメージしてください。
566名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 22:57:34 ID:YM2T0cAr
>>565
乙です。これからが見ものですね。

それにしても…イメージがww夜中に一人笑いが止まりませんでした。
私をあまり笑わせない方がいい
567聖なる侵入3@リン×綾子:2007/03/16(金) 23:54:58 ID:Vi2VCFjn
早漏な自分を許して欲しい。
滝川クリステル法王が君臨するまで引き続き前座をお楽しみ下さい。


☆前回までのあらすじ
エロい童貞はどうしようもないのに、えっちな処女がぐっと来るのはなぜなんだぜ?



酷く冷たい色だったような


―――――聖なる侵入―3――――

 どうして誰もいないと思ったのだろう、こんなところで、一人とり残されるはずないのに…。

 綾子が着物を直す間もなく、リンはずかずかと部屋に上がり込み、布団の上にあぐらをかいた。 
(やだ、そこは…)
 愛液でぬれそぼった布団の感覚が尻から伝わり、険しい顔をしたリンの眉間がさらにしわを寄せた。

「松崎さん、ここはどこです?」

「…○県○市○区の」
 リンは横の卓に思い切り拳を振り落とした。
「ひっ」
「ここは、依頼人の所有地、事件現場、仕事場です」
 ねめつけるような視線に綾子は消え入りたくなる、
「いくら解決したとは言えまだ仕事中ですよ、何やってるんですかあなたは!その上あなたが倒れたために私は予定をかえてここに滞在するはめになったんですよ!?」
 普段のリンからは想像もつかない口調で叱責され、恐怖と申し訳なさで死にたくなる。
「あげくに、これですか。私が居る横でこんなふしだらな…」
「違うの!その…私以外いないと思って」
 リンはますます不機嫌な感情を顕わにした、綾子はハッとし、口を紡ぐ
(これじゃ存在感がないって言っているようなもんじゃない)

「随分と舐められたもんですね」
「…許して…そんなつもりじゃ……ひっ」
 
 リンはまたテーブルに拳を打ち付けた。綾子は怯えてひくっひくっとしゃくりあげる。
「許して…じゃないでしょう?こんな非常識なことを許してもらうんですよ?もっと丁寧に言いなさい」
「…許して…ください…」

「じゃあ、整理しましょう、あなたはここで何をしてたんです」
「!?…そんなの、あんたが一番知って」
「これから許しを請う人間に『あんた』ですか?いい根性じゃないですか」
 リンは立ち上がり、部屋の隅に座っている綾子の間近まで寄り、仁王立ちで綾子の前に立ち塞がった。
 ただでさえ長身の彼が、ますます大きく見える、けだるそうにポケットに手を突っ込む仕草が、綾子の恐怖を助長させた。
568聖なる侵入3@リン×綾子:2007/03/16(金) 23:56:47 ID:Vi2VCFjn

「…ごめんなさい…私は…ここで…」
「ここっていうのはどこですか」
「し、仕事場です」
「私は…仕事場で…、その…ぁの」

「滝川さんを想ってオナニーしてたんでしょう?」

「!…やだ、そこまで聞いてたの」
「耳栓してたってつつぬけですよ、ほら、早く言いなさい」
「私は…仕事場で…、その…ぉ…オナニーをしました」
「滝川さんが抜けてますよ」
 上の方から容赦のない言葉が飛ぶ、綾子は耐えきれずに涙をぽろぽろとこぼした。

「私は…仕事場で…、破廉恥にも、同僚の滝川を想ってオナニーをしました」

 調査場所でこんなはしたないことをして、さらにそれを同僚に報告する。自分でまいた種とはいえ、綾子のプライドはズタズタだった。
 涙が次々にあふれ出てくる、情けなくてしょうがない。

「言えたじゃないですか」
 リンの言葉に少し安堵すると綾子はふぅ、とため息をついた。

「では、仕置きをしましょうか」

 上から信じられない言葉が投げられ、綾子は目を丸くしてリンを見上げた。
「あたりまえでしょう、こんなことをやって、お咎めなしにすむとでも思ったんですか」
569聖なる侵入3@リン×綾子:2007/03/16(金) 23:58:43 ID:Vi2VCFjn



 綾子はリンのあぐらにうつぶせになるような形になった。
 まるで、子供の頃に親から受けたお尻ペンペンみたいな格好だなと思った。 
(まさか…リンに限って…そんな)
 先ほどから、左脇腹…リン側の脇腹に妙なぶつかりを感じる、リンはポケットに何か入れているのだろうか?弾力がある割に硬く、妙な熱を帯びている。
 男を知らない綾子は、それが何なのかさえ、わからなかった。

 リンは自身のかさつき始めた唇を舐めると、一息ついて綾子の袴の帯を解き始めた。
「なっ何を!!嫌っ」
「袴の上からじゃあまり効果はないんですよ」
 暴れる綾子をリンは片腕で押し込め、袴を膝まで下げた。

 リンの眼下に、襦袢に隠れて薄紫のショーツが見えた。襦袢をめくり、じっくりと眺め、そしてショーツの上から綾子の双丘を撫で回した。
「!!!!!ひゃああん!いやぁっ」
「いやらしいですね、下着にシミが出来てますよ」
 そう吐き捨てると間髪入れずにリンは綾子の白い尻たぼをひっぱたいた

「ひいっ!」
「軽く叩いただけじゃないですか、私としてはこのぐらいは」
 ぱぁんっと小気味よい音が部屋に響く
「いやぁっ!こんなっこんな恥ずかしいのいやぁ!」
「恥ずかしいですか?そうですよね、こんな幼児が受ける罰をあなたみたいな大人が受けるんだ、私だったら羞恥で死にたくなりますね」
「やめてっ!お願い!恥ずかしいっ!」
 まだ余裕があるとリンは捉えたのか、更に強い力でひっぱたく
「痛っ!ひぃっ!痛っ!うぐっ…許し…ひぎぃっ」
「仕置きなんだから、つらくて当たり前です、耐えなさい」
「ひっ!あぐっ!くぅっ!うっ…うっ」
 いつ終わるかもわからない苦行に、綾子は絶望した。火照る臀部をひたすらに叩かれ、羞恥と苦痛にむせび泣いた。
 左側に置いてある姿見で綾子の苦悶の表情を眺めていたリンは、自分の手のひりつきに気づき、綾子の臀部に目を落とした、
「猿のように紅くなってますよ」
「ふっ…うう…言わないで…いや…ひっ!ひいいっ!痛っ!」
「あなたにぴったりじゃないですか?猿なんて、ねえ!」
 一応はセーブしていたが、だんだん歯止めが利かなくなってきそうだとリンは内心焦った。そんな中、リンは綾子の妙な変化に気づいた。
「はぁ…くっ…痛い…痛ぁい…痛ぁ…ぃ」
 鼻につくような甘い声、姿見には苦痛に顔を歪ませつつどこかトロンとした綾子の表情が映し出されていた。
570聖なる侵入3@リン×綾子:2007/03/17(土) 00:03:09 ID:4zSOkF7K
「…仕置きにならないじゃないですか」
 叩く手を止め、下着越しにリンの長い指が秘芯をなぞる。
「あああんっ」
 長いスパンキングで耐えることを忘れていた綾子は、うっかり嬌声をあげてしまい慌てて逃げようと体制を変える。
「違うのっ…違うのっ…これは…ひぃんっ!あうっあうっ」
 リンは下着のうえから花びらをぐちゅぐちゅとこね回した、水音が信じられないほど大きく部屋に響く。
「仕置きにならないっていってるでしょう、松崎さん、はは、呆れて物が言えないですよ」
 リンは綾子へのスパンキングをエスカレートさせた。体中が砕けてしまうんじゃないかという衝撃に綾子は泣きじゃくる。 
「ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!壊れちゃう!許して!ひぃっ」
「許して?本当はもっとして欲しいんでしょう、SPRがこんな変態の巫女を雇っていたなんて…とんだ恥さらしだ」
 パンッパンッと肉を叩く音の間に、ぐちょぐちょと綾子の淡い目からはしたない淫音が響く。
 蜜が下着を伝い、リンのスラックスまで濡らし始めた、綾子は自分の体を呪った。
(リンの言うとおりだわ、私って、どうしようもなく変態なんだわ、信じられない)
「ひぃ…ごめんなさい…あう…ほんとうに…ごめんなさい」
 かすれた声で綾子は許しを請う、リンに本気で申し訳ないと思った、普段は寡黙な男がこんなにも感情を露わにして怒っている。
 自分はなんてどうしようもないんだろう、こんな苦行も快楽に変えてしまうなんて。こんな自分は罰を受けて当然なんだ。

「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめ…んんっ!」

 まるで心肺蘇生法の気道確保ぐらいに顎を掴み持ち上げ、リンは綾子の唇に自分の唇を押しつけた。
 綾子の口を閉じさせないように指を頬に食い込ませ、口内を犯し始めた。
(だめっ…こんな…はげしいキス…ファーストキスなのに…)

「んむっ…んんっ…むむっ……はぁっ」
 リンの一方的なキスは、またリンが一方的に離れることで解放された。

「そこまで反省できるなんて、ふふ、ご褒美をあげますよ」

リンは胸ポケットからICレコーダーを取り出し、綾子の目の前に差し出した―――――



リンになって綾子の尻をひっぱたくのもいいけれど、
綾子になってリンにしばかれるのもありだなと思った変態はこの指とまれなんだぜ?
571名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 00:21:31 ID:ud+kuoTI
神の偉業にワクテカと萌がとまらないんだぜ?
この綾子の可愛さだけで、オレは向こう三年戦える…っ
572名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 01:30:22 ID:430rYi0E
済まん、本文も勿論良いんだが、作者氏のコメント?が…
コレ何なんだろう、本文とのギャップ効果?
もーういちいち笑えて笑えて!!素で噴き出したよw

何はともあれGJです、続きもwktk。
573名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 01:32:46 ID:WLUaqjgW
おお、いつの間にかこんなに!GJです!
最近はSSの投下が多くて嬉しい限りだ

>>559
削らなくてもいいですよ!ドンドン投下して下さい!
続き待ってます〜!
574Nightmareの人:2007/03/17(土) 01:41:48 ID:2QEK8yj3
えええええろす……こういうの大好物なんです。ありがとう神。
おしりペンペンどっちもOKな自分も勿論その指止まっちゃうんだぜ?
ぼーさん×麻衣書いてるのに何ですが綾子→ぼーさんに萌え、リン×綾子はさらに萌えました。
綾子のピュア設定に唸りおなぬーに萌えプーチンでモニターに甜茶吹いてスパンキングでハァハァ…
すごく楽しいです。サインだなんてとんでもないお。もう是非ともだちんこさせて。
続き全力でお待ちしております。

……もっとこの余韻に浸ってたいんですが、仕方ないので>>495の続きを投下します orz
スルーの際のNGワードは引き続き『Nightmare』でお願いします。
575Nightmare(5) ぼーさん×麻衣:2007/03/17(土) 01:43:28 ID:2QEK8yj3
滝川を胸に強く抱いたまま、嫋やかな喉と背中を反らせて絶頂に達した麻衣は、そのまま暫しの間
息を止めていたが、滝川が張りつめた背中を優しく撫でてやると、忘れていた呼吸を思い出したように
大きく息を吐き、緊張した身体から僅かに力を抜いて、くたりと彼に寄り掛かり体重を預けた。

「大丈夫か?」
「………ん………だいじょ…ぶ……」
強い快感の名残で呼吸は乱れ、胸を喘がせたままだったが、麻衣は滝川の気遣う声に我を取り戻し、
掠れた声で吐息混じりに答えた。
「……なん、か……すご…い………」
うっとりと目を閉じて麻衣は呟く。
こんなにも、つらくて苦しくて気持ちいいなんて。
達く、ということの意味を生まれて初めてその身で知って、麻衣は自分の身体が、今までとは
まるで違うものに生まれ変わってしまったような気がしていた。
身体の隅々まで新しい血が巡り、全身の細胞が歓喜の歌を謳っている。鼓膜に自分の裡から伝わる
心臓の音だけが響いて、麻衣はその鼓動を陶然と聴きながら再び大きく息を吐いた。

「まだ気持ちよさそうだな」
恍惚とした麻衣の様子に、滝川は小さく笑う。
頂を極めた後も、麻衣の内奥は初めて体験した悦楽の余韻をじわりと味わうように、未だ緩く
ひくつき続けていて、その淫らな感触は滝川の指を心地よく愉しませていた。
「中がまだヒクヒクしてる」
「…ん、……からだ…だるいんだけど……まだ、中だけが…熱くて……」
達した後の気怠い余熱に麻衣が喘ぐ。最後まで満たされて、けれどももっと欲しくなりそうな
気配もしているその場所の貪欲さに麻衣は微かに震えた。
「……はぁ……なんか……きもちいい……」
「しっかり愉しんでいただけてるようで俺も嬉しいよ。ちゃんとイけたみたいだな」
「うん……いった……ぼーさん、ありがと……」
自分を犯している男に礼を言う少女の呆れるほどの素直さに、滝川は思わず笑う。
「いえいえ。素晴らしいお役目を授かって身に余る光栄、恐悦至極に存じます、ってな」
麻衣の胸の中でおどけて笑いながら彼女の細い腰を抱き締めてやると、彼女もくすくすと笑って
胸に抱いた滝川の髪にそっと触れて軽く撫でた。
「んー?頑張った俺をねぎらって頭ヨシヨシしてくれんのか?」
滝川が嬉しそうに麻衣の胸に頬擦りしながら顔を深く谷間に埋める。
その様子に懐いて擦り寄る大きな犬を連想し、麻衣はそれを愛玩する気分で滝川の頭を撫でた。
手のひらに、少し硬い髪の感触が心地よい。
576Nightmare(5) ぼーさん×麻衣:2007/03/17(土) 01:44:16 ID:2QEK8yj3
「……ねぇ、ぼーさん……髪、解いてもいい?」
「どーぞー」
もっと髪に触れたくなって麻衣が尋ねると、滝川が胸の中からくぐもった声で軽く答えた。
けれども滝川の気安い返事とは裏腹に、それが麻衣には何故か特別な儀式のように思われて、
微かに胸を高鳴らせながら、滝川の後ろでひとつに括られた髪の結び目にそっと触れた。
それを震えそうな指先で解くと、少し不揃いで色の薄い滝川の髪が、彼の肩先にパラリと落ちる。
その艶めかしさと不思議な美しさに、麻衣の胸はきゅっと締め付けられるように疼いた。
不意に愛しさが込み上げて、麻衣は慈しむように髪に触れ、再び彼の頭をそっと抱き締める。
結った跡が微かに残るその髪を梳かすように撫でて、指の間をさらさらと髪が滑る感触を
愛でるように愉しんでいると、滝川がうっとりとした声で呟いた。
「あー俺、麻衣のペットになった気分」
その甘えた様子が何とも愛らしく感じて麻衣は笑う。
「……うん、ぼーさん、大きい犬みたい……ちょっとかわいい」
「犬?………何、麻衣は俺を“犬”にしたいわけ?意外と麻衣ってば女王様タイプ?」
「な…っ、ち、違…っ!」
麻衣を見上げ、明らかにわざと意味を取り違えて滝川はニヤニヤと笑う。
「うんうん、いいぞー俺は麻衣が望むなら犬だって何にだってなってやるぞー」
「違うってば…っ」
「俺本当はどっちかってーとSな方だと思うんだがなーでも麻衣の奴隷ならそれも悪くないかー」
「だから違うって…っ!」
「あーハイハイ、ごめんなー。……そうだよなー、だって麻衣は」
麻衣が本気で怒り出す前に笑って詫びながら、滝川は彼女の泥濘に沈めたままの二本の指を奥へと滑らせて
ざらりと内壁を撫で、上目遣いで悪戯に笑む。
「……いじめるより、いじめられる方が好きだもんな」
「ひぁ…っ」
達したばかりで敏感なままの粘膜にいきなり刺激を与えられて、思わず麻衣は声を上げた。
燻る残り火を煽るような滝川の指に、ようやく収まる気配を見せ始めていたその場所が瞬く間に再燃する。
「麻衣は俺にこうやっていっぱい気持ちいいことされて、あんあん言わされちゃうのがいいんだろ?」
「…や、だ……も………それ、も……違…う……っ」
「だから嘘ついても無駄だって……こっち、こんなによろこんでる」
「……や……っ、あぁ……」
滝川の言う通り、麻衣のはしたない唇は再び彼の指を嬉しそうに咥え込んで離そうとしない。
再び犯し始めた指に自分の身体の淫蕩さをまざまざと知覚させられて、麻衣は羞恥に身を捩った。
ほんの少し前までは、何も知らなかったのに。
淫らな夢に迷い込み、彼の想いに捕らえられ、快楽の鎖で繋がれて──無我夢中で溺れているうちに
気付けば自分は違うものへと生まれ変わっていた。
──否、もしかしたら生まれ変わったのではなく、本来の自分が“目覚めた”のかもしれないと
麻衣はちらりと思う。だがいずれにせよ、無邪気で無垢だった自分にはもう戻れない。
これから彼に全てを奪われ支配され、そして麻衣はもっと変わるのだ。
──もう、逃げられない。麻衣は今ようやくはっきりと悟った。
577Nightmare(5) ぼーさん×麻衣:2007/03/17(土) 01:44:58 ID:2QEK8yj3
「……あたし……ぼーさんに……変えられちゃったんだ……」
「そう。俺が変えたんだ」
自分の変化をはっきり認めた麻衣を嬉しそうに見上げて滝川が囁く。
「俺だけの麻衣になるように」
「……ぼーさんだけの、あたし……」
その意味を確かめるように、指淫に喘ぎながら麻衣が呟く。
「………あたしは、……あぁ……ぼーさんのものに…なるんだ……」
自らの言葉の響きに耳と心を犯されながら、麻衣はうっとりと目を伏せる。
その胸に湧いたのは、不安や悲嘆ではなく、紛れもなく期待と愉悦だった。

「ああそうだ。……麻衣の全部が、俺専用になるんだ」
それを知らしめるように、滝川の二本の指が麻衣の内奥を広げる。
「ああぁ……っ」
狭隘な内部を広げられ、その違和感と強い快感に麻衣は思わず声を洩らした。
重力に従って、くぱりと開かれた淫らな口から彼女の蜜が指の間を伝って溢れ、滝川の手首と床を濡らす。
これからそこに滝川を受け入れるのだと思うと、彼の口から出た“専用”という言葉が何故かひどく淫猥に聞こえて
麻衣は震えた。広げた指を押し戻すように入口がきゅっと締まるのを感じて麻衣は思わず息を呑み、その時初めて
とても喉が渇いているのを自覚する。それとは裏腹に過剰なほど潤った場所は、満たされているのに飢えている。
気が狂いそうなほどの焦燥と愉悦に、胸がはち切れそうなほど早鐘を打ち、ドクドクと頭の中で脈打つ音がする。
その勢いに押し流されて、怯えも惑いも理性もモラルも、そして心秘かに想っていたはずの恋しい人のことさえも、
全ては麻衣の裡から湧く甘い水の中に呑み込まれて溶け、滝川の指を伝って流れ出てしまった。

──そうなりたい、と願う心を押し止めるものは、もう彼女の中に存在しなかった。

するり、と手を滑らせて、両の手のひらで滝川の頬に触れる。
指先に触れる彼の耳朶の柔らかさと小さなピアスの無機質な硬さを感じながら、麻衣は敬虔な殉教者の目で
背徳の願いを口にした。
「……あたしを…全部ぼーさんのものに、して……」
吐息が触れ合う距離で滝川の目を見つめたまま、神に祈るようにキスを捧げる。
「………あたし、ぼーさんと…………したい……」
やわらかく唇を重ね、麻衣は自分の全てを口移しで譲り渡した。
578Nightmare(5) ぼーさん×麻衣:2007/03/17(土) 01:45:42 ID:2QEK8yj3
夢に惑い捕らわれて、憐れな小鳥はとうとう自ら自由を手放した。
麻衣を堕とした暗い悦びが、滝川の胸を満たす。ちらりとも痛まない良心に、我ながら最低だと滝川は心中で
己を嗤うが、唇に触れるやわらかな感触が、その嘲笑すら瞬く間に身を焦がす情動にすり替えてしまう。
供物のようにその身を捧げた麻衣と視線を甘く絡めながら交わすキスは、さながら隷従の契約のようで、
滝川の頭は至福と劣情に痺れた。乾いた唇を潤してやるように舌を這わせ、おずおずと捧げるように
差し出された赤い舌を舐め取ってやると、征服を乞う瞳と指に絡む粘膜がさらに扇情的に潤む。
餌を欲しがる雛のように、あどけなくも貪欲に自分を求める麻衣がとても本能的で愛おしい。
「……すげえ、やらしい顔…………俺のこと、誘ってんのか…?」
「ちが………、…………ううん、そう、………さそって、るの。……あたし…誘ってるんだよ……」
「…………なぁ、それ…ちゃんと意味解って言ってる?」
「わかってる、よ……ちゃんと、わかってる……」
初めは無意識だった。けれど、滝川に指摘されて麻衣は気付いてしまった。今はもう、わかっている。
「………あたし………いやらしいの………」
もう誤魔化すことも偽ることも出来ない。自分は、彼を欲しがっている。彼の支配を求めている。
それを伝えたくて、唇が触れ合う距離で吐息と視線を交わしながら麻衣は呟く。
「……ぼーさんが、欲しいの…………ぼーさんの、ものに……なりたいの……」
たとえ身体の快楽に流されているだけだったとしても構わなかった。
このどうにもならない欲望と衝動だけは紛れもなく本物だと、麻衣には解っていた。

ひとつゆっくりと瞬いて、麻衣は滝川の瞳の奥に灯る焔を深く見つめる。
──それはもう、麻衣にとって怖いものではなかった。
その熱に焦がれて、麻衣は甘やかに滝川を乞うた。
「……あたしを全部、あげるから………ぼーさんを、全部ちょうだい…?」

「…………………それ、すげえ殺し文句…………」
麻衣の声が耳から脳髄に響いた瞬間、滝川は自分の頭の中でふつりと理性の糸が焼き切れる音を聴いた気がした。
「……俺をそんなに煽っちまって、どうなるかわかってんのか………?」
戯けて苦く笑う声が、自分でも驚くほどに掠れている。
喉が──否、身体の全てが己の熱で干涸らびそうな程に渇いて飢えていた。
あどけない瞳に淫らな欲望の色を映して、惑わすように誘う目の前の少女を、ただただ餌のように貪り喰らって
今すぐそれを満たしてしまいたい──残酷な獣欲が滝川の胸を狂おしく焦がす。
少しでも気を抜けば本当にそうしてしまいそうで、滝川は乾いた声で笑い、その衝動を無理矢理に抑え込んだ。
彼女を怯えさせないよう、慎重にここまできたのだ。出来ることならば、彼女を傷付けぬよう穏やかに、緩やかに
少しずつその細くやわらかい身体と心を開かせていきたかった。
「……あんまり可愛いことばっかり言ってると、本気で今すぐ押し倒して襲っちまうぞ?」
けれどもその声に潜む暗い熱は隠しようもなく、麻衣の皮膚の上をちりちりと灼き焦がした。
そこに滝川の発情の匂いを感じ取って、麻衣は滝川を見つめて陶然と呟く。
「………いいよ、襲って、………今すぐ、ここで」
「……床、硬いぞ?」
「そんなの、かまわないよ」
軽い調子で笑みを浮かべる口元と裏腹な、滝川の射抜くような視線が鋭く麻衣を突き刺す。
「……ベッドに行かなくていいのか?」
「かまわないって、言ってるじゃん………ここで、いい。……あたしもう、待てない……」
その痛みと熱で、もっと灼かれてしまいたい──麻衣はその瞬間を強く願った。
579Nightmare(5) ぼーさん×麻衣:2007/03/17(土) 01:46:14 ID:2QEK8yj3
「……………あーダメだ…………………もう、限界」
刹那、滝川は天井を仰いで大きく溜息をつき、そしてやわらかく触れていた麻衣の唇を噛み付くように奪って
低く呻いた。
「………待てないのは、こっちの方だ………」
歯止めが効かない激しい熱情を持て余して、滝川は喘ぐように呟く。
自分を縛めていた最後の枷が外れ、懸命に抑え込んだ残酷な情動が放たれて胸の裡を黒く塗りつぶしていくのを
自覚するが、麻衣の瞳に煽られて、もう滝川自身にもそれを押し止めることが出来ない。
「………イヤとか痛いとか言っても途中で止めてやらないからな…………後悔すんなよ?」
「しないよ…………あたし…ぼーさんになら、何されてもかまわない」
「………………あーもう、本当にどうなっても、知らないからな」
全身の血が逆流するような、怒りにも似た激情に揺さ振られ、滝川は片腕で麻衣の細い腰を強く抱き締める。
身体が軋んで折れそうなその腕の強さに、麻衣は痛みよりも幸福を覚えた。
「いいよ、ひどいことしても…………あたし絶対、後悔しない……」
「…………………わかった、もうお手上げ、降参だ」
前触れなく麻衣の泥濘に沈めていた指をいきなりぬるりと引き抜きながら、滝川は苦く笑った。
「お望み通り、おまえに俺を全部くれてやるよ」
「んぅ…っ」
突然の強い刺激に麻衣が小さく呻く。ぬめる指が敏感な粘膜を擦りながら抜け出るひどく淫らな感触は、
麻衣に微かな痛みと強烈な快感をもたらし、その強さに彼女は浅く気を遣った。
「ああぁ……」
ひとつ身体を大きく震わせ、それから脱力したようにぺたりと腰を落としてそのまま座り込む。
「あれ、たったこれだけでイっちまった?………そんなんで、この先本当に大丈夫なのか?」
「……はぁ、…はぁ……、………だいじょ…ぶ、だよ……っ」
「意地っ張り」
喉の奥で笑いながら、滝川は荒く息を吐きながらぐったりと座り込む麻衣の肩を掴んで、そのまま彼女を
床に押し倒した。ふたりでもつれ合うように床に倒れ込み、身体の奥底で燻る熱を移し合うように互いを
求めて口付ける。唇を重ね舌を絡めて吐息と唾液を与え合い、何度交わしても飽きることのないキスに
共に溺れながら、呼吸を乱して互いの身体を性急にまさぐり合う。
「もう手加減してやらねぇからな」
「……わかって、るよ……ねぇぼーさん、これ脱いで…?」
Tシャツの裾を捲り上げながら、裸の背中に触れて麻衣が強請ると、滝川は麻衣から身体を起こして
躊躇なく上半身の服を脱ぎ捨てた。
「ハイハイ、了解。…………どーよ俺の裸、結構いいカラダだろ……興奮する?」
「……ん、ドキドキする………ぼーさんって、男のひと、なんだね……」
自分を見下ろす滝川の引き締まった身体にそれを改めて実感し、逞しい腕や胸板にそっと手を伸ばして
麻衣は陶然と呟く。この身体がいつも自分を抱き締めていたのだと思うと、胸が切なく疼いた。
手のひらに直接伝わる肉の固さや脈打つ鼓動、そしてあたたかな体温が、滝川の存在を強く感じさせて
麻衣は焦げるような欲情と潤むような愛情を同時に抱いた。
「……なかなかいいお返事だ。……………で?……この下は脱がなくていいのか?」
ベルトのバックルに指を掛けて、滝川が艶然と誘うように笑う。
「麻衣が欲しいのは、こっちなんだろう?」
「……………………そう、…………そっち………」
僅かに残っていた羞恥と躊躇いは圧倒的な欲望に凌駕され、麻衣は恥ずかしい言葉を口にした。
「……………ぼーさんのが、………ほしい………」
頬や耳朶がさらに熱くなるのがわかったが、もうそれでも構わなかった。
きっと、今なら滝川が望めば自分はどんなことでも口にするだろうと麻衣は思った。
「…………………あ、あたしの中に……………入れて…ほしいの…………」
「………いいねー、それ。……すっげえ興奮する。正直で結構だ」
掠れた声で満足気に笑いながら、滝川は麻衣の手首を掴んで自らの昂ぶりの上に導き、布の上から
その手でそっと触れさせた。
580Nightmare(5) ぼーさん×麻衣:2007/03/17(土) 01:46:53 ID:2QEK8yj3
「じゃあ、麻衣が脱がせてくれよ。……もうコレ窮屈で死にそう」
ジーンズの硬い布越しに手のひらに伝わる熱と律動に、麻衣は不思議な感動と疼きを覚える。
「………ぼーさん、ホントにあたしで興奮してるんだ……」
「するに決まってんだろ………もうずっと俺興奮しっぱなし。麻衣があんまり可愛いから、途中でいつ
 暴発するかとヒヤヒヤしてたよ」
「もー、何言ってんの……」
「なーだからー早く早く。狭いところで一生懸命頑張っていい子にしてたんだからさー」
滝川が、麻衣を急かすようにベルトを外して腰から引き抜く。
バックルが立てた乾いた金属音とベルトを引き抜くときの擦過音の卑猥さに促されて、麻衣はフロントの
ボタンを興奮に震える指先でおずおずと外した。ジーンズの厚い生地と固いボタンが思いのほか難儀で
いささか苦労し、麻衣は他人の服を脱がせる意外な難しさを実感する。けれども夢の中では裸だったので、
服を脱がせていく行為のもどかしさが現実の確かさを感じさせて、それがむしろ欲情を煽る気がした。
「………苦しそうだね……」
厚い布を押し上げるように蠢くものを解放してやるために、ボタンの下ではち切れそうになっている
固いジッパーを少し難儀しながら下ろすと、それは息苦しさに耐えられないと言うように、布の隙間から
勢いよく外に飛び出してきた。先端から僅かに雫を滲ませながら、束縛から解き放たれて自由を謳歌する
ようにビクビクと震えるそれを眺めていると、その圧倒的な質量は、滝川の言う通り狭い布の下では確かに
窮屈だっただろうと思われて、興奮よりも先に心配と憐憫の気持ちが麻衣の胸に湧いた。
「……ねぇ、狭くて痛かった?」
「んーまぁ、少しな。何せちょっぴりやんちゃなおませさんになってるもんで」
切羽詰まった情事の最中でも相変わらずな滝川の軽い調子に、麻衣は思わず笑ってしまう。
「……ぼーさん……もーホントにバカ………ていうか全然ちょっぴりじゃないよ……」
ジーンズどころか下着さえも押し退けて砲身を晒している筋張ったそれは、間違いなく自分を傷つけて犯す
凶器なのだと実感して、麻衣は微かに怯えを抱いたが、けれどもそれ以上に胸を占めて疼かせているのは
淫靡な期待と焦燥であることを、彼女はもう知っていた。
麻衣はその衝動に素直に従って滝川の屹立に指先でそっと触れ、征服を強請る。
「……ね、……………して……?」
「痛いって泣いても本当に止めないからな」
「うん、わかってる………痛くてもいい………だから、ちゃんと入れて………」
「………この強情め。………じゃあ麻衣も脱がすか……制服シワになるしな……」
「……ううん、いい、……もうこのまんまして……」
「なんだよ麻衣は着衣プレイの方がお好みか?」
滝川は笑いながら麻衣の両脚を抱え、半端に脱がしかけていた下着を一気に引き抜く。
「……ちがうってば…………ぼーさんこそ、あたしのセーラー服で…興奮してるんでしょ……」
「俺は全裸だろうが着衣だろうが、どっちでもおいしくイケるクチだけどな……でもまあ確かに制服の
 女子高生を犯してるってイケナイコトしてる気分にはなるがなー。このニーソックスがまたエロい…」
乱れたスカートと膝上の靴下の間から覗く太腿の白さは、確かにひどく禁断的な誘惑に満ちていて、
それに煽られるように滝川は抱えた脚にべろりと舌を這わせた。時折吸い付くように口付けながら、
熱い濡れた舌が皮膚の上をぬるりと滑っていく感触と、これから自分の裡を犯される期待に麻衣の脚は
ぴくりと震えた。内股に舌が這った跡が唾液でてらてらと鈍く光っているのが麻衣からも見えて、
そのあざといほどの淫猥さが身体の芯を焦がして疼かせる。堪えきれない熱に蕩けるように、中から
とろりと蜜が溢れて麻衣は喘いだ。
「……んン……っ、………それ……ぼーさん、変態っぽい、し……オジサンくさいよ……」
「あー何とでも言え。俺はロリコンだ文句あっか」
「……開き…直ってる……んぅ……」
「本当のことだからな。だって麻衣が訴えたら俺淫行罪で捕まんのよ?……それでも俺は十も年下の小娘に
 頭おかしくなりそうなくらいメロメロに惚れてんだよ」
「……ぼーさん、は……若い、子が好き…なの……?」
「バカ、おまえだけに決まってんだろーが。俺は麻衣にしか欲情しねぇの。俺は麻衣、おまえだけが好きなんだ。
 だから他はもう何もいらねぇし、これで犯罪者になろうが死んでから地獄に落ちようがもう全然構わねーよ」
もう、どうなっても構わない。だから。
「……おまえを、全部俺にくれ……」
激しい愛しさと衝動が堰を切って溢れ、滝川の全てをその熱で塗り潰した。
581Nightmare(5) ぼーさん×麻衣:2007/03/17(土) 01:47:37 ID:2QEK8yj3
「あー、堪んね………、もう、我慢、……出来ねぇ……」
頭が沸騰しそうな情動に揺さ振られて、滝川は抑えていたものを全て解き放ち、それに身を委ねた。
抱きかかえていた両脚をそのまま左右に大きく割り開き、脚を高く上げさせたままその間に自身の身体を
割り込ませ、そして性急に暴れる凶器の先端を蜜に潤む入口にあてがって一気にめり込ませる。
「────ッ!!………あ、あああぁぁっ!!」
灼けるような激痛と共に身体の中心を貫かれて、目も眩むような突然の衝撃に麻衣が叫んだ。
「いた、あぁッ、い、痛…っ、ああぁっ」
潤みひくつく襞を割り開かれた淫らな感触を愉しむ間も与えられず、いきなり熱く太いものを呑み込まされて
麻衣の未熟な粘膜器官がその灼熱に痛ましく悲鳴を上げる。内股を濡らすほどに溢れた粘液のぬめりも、
滝川の圧倒的な質量の前では僅かな手助けにしかならず、視界が赤く染まるような熱と痛みに身体を強張らせた
麻衣の脚が突っ張り、その爪先が反り返った。
「……く…ッ、狭……っ、だから、何度も言っただろ、痛い、って……っ」
「ぅあ、あぁっ、わかってた、けどっ、やっ、痛…っ、裂け、ちゃう……ッ」
「……だから、もう少しゆっくり、慣らして…やる、つもり、だったんだよ……俺もこれ、キツ……」
焦燥に震えて待ち望んだ筈の蹂躙はあまりに苦しく残酷で、麻衣は自分の幼さと甘さ、そして滝川の辛抱強い
大人さと凶暴さを心底思い知らされた。激痛に圧されて生理的な涙が勝手に溢れ出る。
「…んぅ…っ、だって、指で…っ、もう、だいじょ、ぶだって…っ、思っ、て……ッ」
想像以上の痛みに息が上手く出来ず、麻衣は何度も浅い呼吸を繰り返す。
「もう、少し……、力、抜け……、じゃないと、痛いし…このまま、じゃ…奥まで…入んね…、だろ……、……っ」
最も太く張り出した場所が、最も狭い部分に引っ掛かり、互いが一番痛みを覚える敏感な弱点を責め合っていた。
「や、もぉ、無理……っ、こんなの、入ん、ない…よ……っ、ど…やって、いいか、わかんな……っ」
苦痛に満ちた征服を拒むように、麻衣の腕は無意識のうちに滝川の胸を押し返していた。
「………、じゃあ…もっと痛くても我慢、しろよ……っ」
苦痛ともどかしさに焦れて、滝川が麻衣に覆い被さり体重を掛けた。膝が曲がり胸に付くほど押しつけられて、
自然と麻衣の腰が浮いてふたりの結合が深くなる。やわらかな胸の膨らみを自分の膝と滝川の重みに押し潰されながら
さらにぐっと奥まで貫かれ、再び訪れた残酷な衝撃と激痛に、麻衣は目を見開いて息を呑んだ。
「──っく、ああぁぁッ、いたぁ…っ、や…ッ、ああぁ……っ」
狭い内奥の敏感な粘膜に怒張した灼熱の凶器をめりめりと押し込まれて、その躊躇も遠慮も容赦もない蹂躙の痛みに
麻衣は一瞬気が遠のきそうになった。けれどもその烈しさは気絶することすらも許さずひたすら麻衣を苛む。
その場所を通過する時、何かが切れるような鈍い音が脳裏に聴こえた気がしたが、それもすぐに痛みに紛れてしまった。
「……………っ、何とか、……入った、か……?」
どうにか収まりのつくところまで屹立を沈めて滝川がひとつ息をつき、麻衣もそれにつられるように息を大きく吐き出して
僅かに身体の力を抜いた。初めて男の欲望を体内に受け入れた苦痛と衝撃に、恐ろしさと同時にどうしようもないほどの
幸福感が胸に溢れ、その混乱に頭がおかしくなりそうで麻衣は泣いた。
582Nightmare(5) ぼーさん×麻衣:2007/03/17(土) 01:48:17 ID:2QEK8yj3
「……はぁ、……はぁ……、………いたい…よぉ……ふえぇぇ……ぼぉさーん……」
「…………あーよしよし、……痛かったなごめんな。……あー俺も痛かった……」
子供のように泣き出してしまった麻衣を、滝川はあやすように優しく抱き締める。時間を掛けて快感を目覚めさせ、
指で異物の挿入に慣らしてはいたものの、麻衣の内部はまだ幼く、そして滝川のものを収めるにはまだ狭すぎた。
標準サイズの避妊具にいささか適合しない、少々困った己の下腹部の大きさを思って滝川は思わず苦笑する。
「だから何度もいいのかって訊いたんだよ……」
「……うぅ……ひっく……だってこんな…大きいと…思わなかった…だも……」
滝川の下でしゃくりあげながら麻衣が苦情を訴える。
最も辛い難関をどうにか遣り過ごして僅かに楽にはなったものの、熱く脈打つ太い杭はまだ体内に打ち込まれたままで、
無理矢理押し広げられて傷ついた粘膜はずきずきと鈍く痛みを訴えて続けていた。
「あ?夢でさんざん見ただろーが。しかも何度も手で握ってるし口にも咥えたし、中にも飽きるほど入れてるし」
「………だって、夢の時はこんなに…、……痛くなかった……っ」
「痛くてもいいからって欲しがったのはおまえだろーが…………でもまぁ…そうなるようにエッチにさせたのは俺だし、
 確かにちぃとばかりご立派すぎたかなー…………あーもー悪かった、俺が悪かったよ。ごめん。すまなかった。だから
 いい子だからもう泣くな。その代わりこれからこの大きさがクセになるくらい気持ち良くなるから許してくれよ、な?」
麻衣のいとけない泣き顔はそれは愛らしく、ひどく劣情をそそるものではあったが、苦痛で泣かせるのは彼の趣味嗜好や
主義とはいささか外れていたので、滝川は麻衣が泣き止むように頭を撫でて目一杯優しく笑ってみせた。
「………ほんと?………これ、ちゃんと気持ちよくなる?」
少しだけ泣き止んで、自分を見上げて不安気に尋ねる麻衣がまるで小動物のようで、その可愛らしさに思わず笑いながら
滝川は太鼓判を押すように答えてやる。
「あぁもちろんだとも。夢でも麻衣、コレがおっきくてイイって喜んでただろ? 慣れればヤミツキになってもうこれじゃ
 なきゃダメって言うようになるって。それに悪いけど俺麻衣をメロメロにする自信あるぞ? だって俺、上手いもん」
にんまりと余裕の笑みを浮かべる滝川に何故か胸やけのような気持ちを覚えて、麻衣は滝川を涙目で睨む。
「……上手いって…言われると…、なんか……ムカつくんだけど……、……………それってさぁ………」
「あーもーこの子はそーゆーこと想像しないの!だってこの歳まで何にもしたことない方がヘンでしょ!?そんなの普通に
 気持ち悪いでしょ!? これまでのは全部練習!麻衣とこーするためのお勉強だったの!!な!? 俺もうこの先絶ッ対
 他のオンナとヤッたりしないから!!」
「………ぼーさん…軽いし………遊び人っぽいもんねー………モテるでしょ……」
「モテるのは否定しないけど!でも俺すっげぇ真面目なんだよー!……なー頼むよ信じてくれよー俺本ッ当に麻衣じゃないと
 もう全然勃たないんだってばー」
「……………本当?……絶対?」
「本当。絶対。約束する。嘘付いたら針だろうが槍だろうが何千本でも飲んでやる。麻衣としかしない。ていうか出来ないし
 したくもない。麻衣しかいらない。麻衣だけいればいい。麻衣じゃなきゃダメなんだ。………愛してるんだ」
「……………ぼーさん…………」
583Nightmare(5) ぼーさん×麻衣:2007/03/17(土) 01:48:57 ID:2QEK8yj3
その言葉は、驚くほど素直に麻衣の胸の中にすとんと落ちた。
(そうだ、ぼーさんは、あたしのことが、本当に好きなんだ)
だからこれは当たり前のことなのだと、ここに自分が居るのは自然なことだと麻衣は今ようやく知り──夢は、正夢になった。
捻くれた嫉妬の気持ちがすっと溶けるように消え、代わりに胸の中全部があたたかいものでいっぱいに満ちた。
「……わかった………許したげる………もうあたし以外とこーゆーことしたら絶対ダメだからね……」
「もちろん。……しっかし、麻衣からこんなこと言ってもらえる日がくるとは思ってもみなかったなー。絶対ありえないと
 思ってたのに麻衣は今俺の腕の中にいて、しかも俺にヤキモチ妬いてくれてんだぜ?………あーもー俺今すんげぇ幸せ」
「……ヤキモチ………、あたし、………、妬いてなんか……」
「なぁ麻衣、本当のこと言えよ。俺のこと、もう好きになっちゃったんだろ?」
「……わかん、ないよ……まだそんなに時間も経ってないし……」

でも、だったらこの感情は何だというのだろう。この胸のあたたかさは、痛みは。
この人に触れて、この人に触れられて、そのたびに込み上げるこの気持ちは。
こんな気持ちは生まれて初めてで、麻衣にはまだこの感情に名前をつけることが出来ない。
今まで胸に抱いていた“恋”とはあまりにも違いすぎて、これを恋情と呼んでいいのかどうかもわからない。
もしかしたら夢と同様に、彼の強い感情に同調しているだけなのかもしれないし、滝川の言う通り、彼に翻弄されて
操られるままに、彼のことを好きになったと思い込まされているだけなのかもしれない。

──けれど、それでもいいと麻衣は思った。
自分の心が滝川に強く惹かれていることに、麻衣ははっきりと気付いてしまった。
これまでとは違うかたちで、彼とずっと一緒にいたい。麻衣は今、心からそう願う。

「…………でも…………なっちゃったかも、しれない……」
「そんなんじゃダメ。もっとちゃんと。……なぁ、言ってよ………俺のこと、好き?」
「…………うん………すき…………」
「もーいっぺん」
「……ぼーさんのこと、……好き」
「もうひと声」
「…ぼーさん、好き。大好きだよ」
「…………、………あーもう嬉しすぎて頭おかしくなる………」
感極まったように自分を抱き締める滝川に、さらに愛おしさが募る。際限なく高まるこの気持ちは
底無しのようで、麻衣はそんな自分が不思議で可笑しくて、けれどもとても幸福だった。
「ぼーさん、キスしよう?もっといっぱいして?」
「………麻衣ーおまえ本当に可愛いなー……あーもーするする、キスする。でも俺続きもしたい」
「ん、……いいよ……しよう、続き……」
甘く擽ったい空気を共に味わうように舌先を伸ばして触れさせ合い、しばらく戯れて唾液を絡めてから
ふたりで唇を寄せ合ってそっと触れるように重ねた。
やわらかく押し付け、甘く吸って、時折悪戯に食み、舌で舐めて互いの唇を濡らし合い、
また舌を絡め──飽きることなく戯れているうちに、キスは接触から蹂躙へと変わっていった。
584Nightmare(5) ぼーさん×麻衣:2007/03/17(土) 01:49:36 ID:2QEK8yj3
「なぁ、痛いけど頑張れんのか?本当に大丈夫か?」
「……うん、……だいじょうぶ、あたしタフだもん」
麻衣を気遣って心配そうに瞳を覗き込む滝川に、麻衣は笑ってみせる。
まだ痛みは消えてはいなかったが、滝川が辛抱強く動かずにいたおかげで、麻衣の身体は少しずつ
体内に挿入された太い異物を受け入れ始めていた。
「指といっしょで、またそのうち慣れるよきっと」
身体の力を抜けば蹂躙を受け入れるのが容易になることをすでに滝川の指から教わっていたので、
麻衣は意識して心と身体を緩めて緊張しないように努めた。
「だいじょうぶ、怖くない。だって、ぼーさんだもん」
本当は口で言うほど易くないことは麻衣にも解っていた。再び苦痛が襲うことも十分思い知らされている。
けれど、それでも耐えると決めたのだ。
「あたし、ぼーさんのこと好きだから。ちゃんと最後までしたいよ」
心も身体も、自分の全部が彼の全てを求めているのだ。やめられるわけがない。
──これが“本能”なのだと、麻衣は知った。

「……でも俺本気で手加減出来ないかもしんねーぞ?一応気をつけるけどヤるのに夢中で麻衣壊しちまいそう」
滝川の情熱は体内で脈打つその律動と熱さで十分わかっていた。だからこそ、本来の欲望と衝動を懸命に抑えて
行為の再開を渋ってくれる滝川の強い愛情を、麻衣は何よりも嬉しいと思った。思わず、笑みがこぼれる。
「だいじょうぶだよ…安心して、…………もー、ぼーさんの心配性。そんなだと早くハゲるよ?」
「なにおう?俺は人様よりフサフサだっちゅーに」
「だって泣いても止めないって言ったのに、やっぱり止めてくれてる。ぼーさん、優しすぎ」
「……麻衣には弱いんだよ俺は。なんせメロッメロですから。…………あーなんだよその顔、ニヤニヤしやがって」
「だって照れてるんだもん………ぼーさん、もう大人なのに、かわいい……」
「そーゆー生意気なこと言う口は塞いでやる」
「……ふふっ……いーよ、……ん………もっと……ね、もっとふさいで………」
「………………あーもー俺、完敗。負けっぱなし。もういーよ何でも俺は麻衣の言いなりだよ……」
「……ん……ぼーさんだって、したいくせに……んン…っ、痛…っ」
身じろぎした拍子に滝川の身体が動き、中のものがぐっと奥に入った。擦れる痛みに麻衣が小さく声を上げる。
「…あーごめん、………でもな、ほら、やっぱり痛いんだろ」
「いいの……痛くしていいよ。………ぼーさんが痛くするなら、あたしだいじょうぶなの。すごく、嬉しいの。
 ぼーさんが壊すならあたし何度でも壊れちゃっていい。だからして、……ちゃんと、最後まで」
自分を一途に乞い求める麻衣の双眸に、滝川は吸い寄せられるように見蕩れる。
その瞳の色は甘く、淫らで、けれどもどこまでも強く、透明だった。
恋い焦がれた少女が今自分の胸の中に居て、自分を求め、泣くほどの痛みと共に自分を懸命に受け入れてくれている。
こんな幸福なことがあっていいのだろうか。現実とは思えぬ程の僥倖に滝川は眩暈を覚えた。
このまま全部求めたい。与えたい。奪いたい。守りたい。壊したい。犯したい。愛したい。
ありとあらゆる感情と衝動が怒濤のように押し寄せて、滝川を押し流す。
心も身体も、己の全てが彼女の全てを求めているのだ。やめられるわけがない。
──これが“本能”なのだと、滝川も知った。
585Nightmare(5) ぼーさん×麻衣:2007/03/17(土) 01:51:13 ID:2QEK8yj3
「ん、わかった。最後まで、な。お供しましょうどこまでも。………なぁ、続ける前に今ひとつだけ謝っていいか?」
「……ん……なに?」
「俺夢中すぎてゴム着けんの忘れちまった」
「……ぁ……そ、そか……そーだよねぇ………えーと……どーしよう……」
「うーん、本当はちゃんとしてやるつもりだったんだけどなー。もう全部吹っ飛んじまったよ………あ、もうひとつ
 謝りたいことがあった」
「…………もー、………今度は何よ?」
「……今度は事前承諾。このままヤラせて。んで中で出させて」
「え、ええぇぇ……、ちょ、ちょっと……ぼーさん……?」
「ちゃんと最後まで、全部俺をくれって言ったの麻衣おまえだろ。だから最後の一滴まで全部。麻衣の中に出したい」
「………んっと……あのー………その……ぼーさん、大人だから、それ、どーゆーイミか……」
「勿論わかんないワケねーだろ。当然。出来てもいいよ俺。ていうか大歓迎」
「………だい、かんげい?…………ぼーさんそれ本気で言ってんの?」
「うん、本気。大真面目。そしたら嫁に来て。ていうかそうじゃなくても嫁に来て」
「………いきなりプロポーズ……?………ねぇあたしたちまだ今日初めてこーゆーコトしてるんだよ……わかってる?」
「わかってるってば。麻衣がまだ学生なのも勿論わかってるよ。それでも。俺は、麻衣とずっと一緒に居たいです。
 死ぬまで離れたくないです。もう別々に生きるなんて考えられません。………なぁ麻衣、これ本気で大真面目だから。
 別に慌ててるワケでもねえし、いきなり今日の明日で籍入れるとかじゃなくていいから、麻衣も考えてくれないか」
「………ぼーさんって………すごい…情熱的っていうか、……いちずっていうか……」
「自分でも頭おかしいだろって思うんだけどな。だから自分でも結構抑えてたんだがなー。まだガキだって思いたいのに、
 おまえ毎日毎日どんどん可愛くなって綺麗になってってさー、……あーあ、おまえさんの魅力の前にはもう完全降伏っすよ。
 降参。俺は正真正銘の変態になりました。……箍が外れるって、こーゆーことを言うのな」

自分でも思わず苦笑してしまう程の熱情の暴走。けれどそれすらも幸福で、後悔など微塵もなかった。
どうなろうと何をしようと、彼女を我が手に出来るなら構わない。彼女に愛されるなら、分別も矜持も何もかも捨てる。
「麻衣の強くて元気なところも弱虫で泣き虫なところも、明るいところも寂しがり屋なところも全部、全部愛してる。
 麻衣が嬉しい時も悲しい時も楽しい時も辛い時もいつでもずっと傍にいたいんだ。ずっと傍にいて欲しいんだ。だから」
滝川は最愛の少女と同じ殉教者の瞳で彼女を敬虔に見つめ、神に祈るように愛を捧げた。
「俺と一生ずっと一緒に生きてくれますか?」

「……はい。」
逡巡も不安も全て消え失せ、麻衣は笑った。
自分の居場所は“ここ”だから、それが当たり前だと息をするように自然に思った。
「………あたし、ぼーさんと、ずっと一緒にいる。そばに、いるよ」
今まで誰も作ってくれなかった、自分だけが存在を許される特別な場所──それは滝川の中にあった。
そして彼が求める居場所は、スカスカでずっと寂しかった自分の胸の中にあった。
自分だけが彼に作ってあげられる特別な場所──それがとても誇らしく、そしてこの上なく幸福だと思った。
今、麻衣の胸の中全部をいっぱいにしているのは滝川だった。だからもう他には何にもいらないような気がした。
──きっとこれは、彼と同じ気持ちだと、麻衣は感じた。
586Nightmare(5) ぼーさん×麻衣:2007/03/17(土) 01:51:45 ID:2QEK8yj3
唐突に、理由もなく、この人と手を繋ぎたいな、と思った。
目の前の滝川に手を差し出すと、そっと握ってくれたので麻衣もきゅっと握り返した。
手のひらや繋いだ指からあたたかさが伝わってきて、これが“幸せ”なんだと、はっきり実感する。
引力に惹かれるように、どちらからともなく唇を重ねた。優しく触れるだけの口づけを幾度か交わして、そっと離れる。
自分を抱き締めている彼の裸の胸から伝わる鼓動と温度に何故か泣きたくなって、麻衣は滝川を抱き締めた。

ふと、懐かしくなるような安らぐ匂いがして、それが夢の中で同じように抱き締められた時に感じていたものだと思い出す。
(………ぼーさんって……いい匂い………)
けれども現実で体験した全てのことは、何もかもが夢より何倍も生々しくて苦しくて、そして溺れてしまいそうに深くて甘いのだ。
ひたすら安らぎを覚えただけの夢の中の薫りには無かった、今自分を抱き締める体から感じる、微かな汗の匂い。
そして自分を奪い愛する男の、発情した体の匂い。
何故かそれがとても心安らいで、けれど心騒いで、とても、とても愛おしい。
じわりと沁みる幸福に胸を疼かせながら、麻衣はそれをもっと深く吸い込むために目を閉じて彼の肩先に顔を埋めた。

587Nightmare(5) ぼーさん×麻衣:2007/03/17(土) 01:54:06 ID:2QEK8yj3
本日は糖度増量でお送りしました。次回は最後なので水分増量を心掛けたいです。
ようやく麻衣陥落。滝川がんばった。ていうか必死すぎだと思います。
書いてたら自然と滝川様は巨根になってました。ぼーさんちんこないお派および粗チンだお派の皆さんごめんなさい。
588名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 02:02:20 ID:Dq1Vw7K8
GJGJGJ!!!
リアルタイムで遭遇してシアワセー。
ぼーさんかわいいなあ。
589名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 02:42:01 ID:WLUaqjgW
いや〜、相変わらずGJです!
今回も(*´Д`)ハァハァさせて頂きましたよ〜!
続きも楽しみに待っておりますので!
590名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 02:46:14 ID:nT/DT2b5
うっわー、さすが神だよ。GJ!!!
麻衣、すっげーかわいいぞー!
そしてそれ以上に、メロメロなぼーさんがかわいいぞー!!
591名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 02:57:07 ID:39cmNdyF
>Nightmareの神
投下直後に遭遇テラウレシス。全裸待機してた甲斐がありました。

ぼーさんかっこかわいい!麻衣エロース。
処女じゃないけど、麻衣と一緒になってドキドキしちゃいますた。
ラスト一回、ぼーさんがつけ忘れた避妊具(標準サイズより大きめ)を全裸に飾ってお待ちしてます。


>リン綾の神
感想が前後してしまいましたが、ごちになってます、押忍!
綾子エロいよ綾子。
続き楽しみにしております。
592名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 08:18:27 ID:+HDro/HX
両神共に、全裸でお待ちしていた甲斐がありました(*´д`)

>>565
綾子の可愛さに、ちんこが起き上がりそうだ
リンさんがどんなお仕置きをするのか、wktkしながら待ってる

>>587
プロポーズキタ━━(゚∀゚)━━
鬼畜も甘々も、美味しく頂ける自分には、この甘さはたまらんですよ
水分増量、楽しみに待ってる

では引き続き、全裸にコートで待機してます
593名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 20:03:40 ID:M4x/gVwH
ネ申キテター!!

>リン綾の神
GJ!!鬼畜リン攻にwktkです!綾子カワイイ〜!
リンさん好きなので、続きも楽しみに待ってます!

>ぼー麻衣の神
待ってました!相変わらずGJです!
話に引き込まれてドキドキしました
神のぼーさんと麻衣むちゃくちゃ好きだー
風邪ひかないように全裸に新聞巻き巻きして待ってます!
594名無しさん@ピンキー:2007/03/19(月) 14:38:58 ID:rxLvpJmL
  、、、、、、
 ミ*・д・*ミ<wktkしつつほっしゅ
  """"""
595聖なる侵入@リン×綾子:2007/03/19(月) 22:59:43 ID:E24jrasT
保守も兼ねて、4話途中まで投下します。

☆前回までのあらすじ
1話:植物が猥褻すぎる件
2話:あやちゃんのソロコンサートをリンさんご観覧
3話:あやちゃんおいたをしたからおしりぺんぺんされたお
596聖なる侵入@リン×綾子:2007/03/19(月) 23:01:02 ID:E24jrasT
灼熱の色――――



―――――聖なる侵入―4――――



「何を呆けて居るんです?ご褒美ですよ」
 綾子を己の腕で拘束し、レコーダーの再生ボタンを押した、
 嫌な予感がした、その予想は30秒のノイズの後的中した。

『ぁう…いいっ…いい』
「いやぁっ!やめて!止めて!」
 先ほどの自分の痴態を録音されていた事実と、自分の濡れた声を客観的に聞かされたショックに綾子は耐えられず、逃げ出そうとする。
「こうして聞き直すとなかなかイイ声じゃないですか?ほら、松崎さん、この滝川さんを想って切なく声を絞り出すところなんかゾクゾクしますよ」
 暴れる綾子を押さえつけ、さらにレコーダーの音量を上げた。綾子はイヤイヤと首をしきりに横に振りながらしゃくりあげた。

「ほら、本題はここからです」
『う…見て…お願い…恥ずかしいところ…うぅ』

「松崎さんは恥ずかしいところを見てもらいたいんでしょう?それを私が叶えて差し上げます」
「何を言っているの?…」
「私では力不足ですか、じゃあ滝川さんを呼びましょう、留守電にあなたの嬌声を吹き込んでおけば飛んできますよ」
 呆然としている綾子から離れ、ベースのデスクに置いてある携帯電話を開いた

(うそよ、リンがそんなこと)
 馴れた手つきで電話帳の滝川の覧を選択し、今度はICレコーダーを早送りしたり巻き戻したりしはじめた。

(冗談でしょ、私に灸を据えてるだけよね?リン)
 ここらへんかなとひとりこぼし、停止させたまま携帯電話のマイク部分にレコーダーを固定した。

「やめてぇっ!」
 袴が膝に絡んでいるのを忘れて起きあがった綾子は、もつれてリンの足元まで滑るように転んだ。
「お願い、やめて…やめて」
 綾子はリンの足元にすがりつき哀願した、その姿は従順そのものだ。
「松崎さん、人がせっかく親切でやろうとしてるのにそれはないでしょう?」
 リンは不満に鼻を鳴らす、綾子はより一層強くリンの足を抱きしめた。

「…だらしのない女だ、樹にすがった次は男にすがるんですか」
 携帯の電源を切り、デスクに置いたリンは冷たい声を綾子に投げつけた。

「樹に抱かれ、男に抱かれるのを夢想するあなたは醜悪そのものだ」
 綾子は背筋に冷水を垂らされた感覚を覚えた。
「…な…んで…樹のことを知ってるの…」
 リンは右目を指さし答えた。
「松崎さんほど鮮明に見えるわけではないですが…しかし、あなたの悶絶する姿を見るには不自由はしませんでした」
 口をぱくぱくさせている綾子に堪えきれず、リンは嘲笑った。
「滝川さんがあなたを助けに行ったところは傑作でした、あんなに責められてもなお滝川さんの前で健気に振る舞う様は少しときめきましたよ」
 怒りと悲しみに綾子は唇を噛んだ。
「…こんなの…こんなのひどい…」
 うちひしかれる綾子の肩を抱き、リンはさらに追い打ちをかけた。

「神に身を捧げる…実際は売女と変わらないじゃないですか」

「っ…リンきゃあっ」
 反論させる間もなく、リンは綾子を布団の上まで引きずり倒した―――――
597聖なる侵入@リン×綾子:2007/03/19(月) 23:10:31 ID:E24jrasT
よくよく見てみたら前半部分にエロは皆無でした
ごめんなさい。楽しみにされている方すみません。
後半はあやちゃんの泣ける初体験です、滝川神の作品と合わせて読むと
綾子にマジ同情できる内容です。

後半はまた近日中に投下できたらと思います
598名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 00:06:53 ID:AuFXCXC9
リン綾キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
中身のエロさと冒頭の笑いのギャップに悶え死にそうです。謝罪と賠(ry
リンさんの言葉責めをナリケンボイスで想像するとさらに悶え死ねる件w
後半の気の毒なあやちゃんも楽しみにお待ちしてます。
599名無しさん@ピンキー:2007/03/20(火) 00:36:04 ID:K2dn2cqY
おお、確かにアニメ声で想像すると
エライことになるw
貫通も楽しみだよ、あやちゃん
600名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:28:57 ID:70MPs48J
>>599
エロイことにと読み違えた件
601名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 00:39:55 ID:7az/zOy7
でもある意味間違ってないw
602名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 11:25:02 ID:WWBhNzvz
アニメ声デフォで読んでいたため
夕べは話に集中したくともエロがチラついて死ぬかとorz
さーて全裸に白足袋で待機
603変態がいっぱい!? 丼1:2007/03/24(土) 17:51:26 ID:UiMXLdGf
ゴーストハントにもエロパロスレがあると聞いたので見てみたら、私のバカネタがコピペ(>>522さん)されていました。
何かの縁だと思って、アニメ版しか知りませんがアニメスレでちょっと書いたのを元に作ってみました。
内容は麻衣×真砂子です

『変態がいっぱい!? 丼1』

 最近麻衣は真砂子のことばかり見ている。気がつくと視界に彼女の横顔が入っている。
「どうしたんだろう、私」
 自分でもわからない。坊さんやナルに相談しようにも、きっと馬鹿馬鹿しいと思われて取り合ってくれないだろう。
 結局、自問自答を繰り返す。
「どうかしたんですか、麻衣さん?」
 その真砂子と目と目が合った。
 麻衣が見つめている彼女は、まるで日本人形のような着物姿で、髪は黒くサラサラして枝毛知らずだ。
 透き通るような白い肌には、同じ女としての嫉妬を通り越し、心を奪われるような美しさを感じる。
 仏頂面の横顔が急に正面に変わり、引き込まれるような感覚に陥る黒い瞳が麻衣を射抜く。
「ひゃあ! え、あ、あれ?」
 はっと我に返った麻衣は顔を赤らめ、しどろもどろになり奇声をあげた。
「私の顔に何かついてますの?」
 じろじろと見られたのを不快に感じたのか、大きな目を細め着物の袖を口元まで持っていき、その顔を隠そうとした。
「う、ううん、何でもない。あははは。ゴメン、ゴメン」
 麻衣はとっさに目をそらし、両手を顔の前で振って謝るジェスチャーをする。真砂子が目を合わせなかったらずっと見つめていただろう。
「麻衣、聞いているのか?」
 彼女を含めた数人の前で、話をしているナルが睨みつけて注意する。
 今日は渋谷サイキック・リサーチの慰安旅行として、いつもの一向は、静岡県は伊豆半島の温泉旅館で宿泊することになっている。
 学校はちょうど春休みなので、麻衣もこの旅行に参加している。
 ナルが言っていることは貴重品の管理についてで、男性部屋と女性部屋、それぞれに設置してある金庫の鍵を自分と綾子が預かる、というものだ。
 どちらも和室の畳部屋で三人ぐらいならゆったりと布団を敷くことが出来る広さで、女性陣の麻衣、真砂子、綾子たち三人は問題ない。
 しかし、男性陣四人は、小柄なジョンはいいとして、体の大きい坊さん、リンさんとナルたちがひしめき合い狭苦しそうだ。
「なんだか大変そうだね。面白そうだから、後で遊びに行こう」
 むさ苦しい男共の雑魚寝を想像して麻衣はくすくすと微笑んだ。

 各々の部屋に荷物を置いた一向は、さっそく温泉浴場へ。
「ここの温泉って広そうだね、真砂子」
 着替えを入れた小さなバッグを肩にかけ、たたまれた浴衣を抱えながら麻衣は真砂子に話しかけた。
「温泉が何が楽しんですかね? 私は仕事で何回も行ってますから、別になんとも思いませんよ」
 やれやれという表情でおどける麻衣を小ばかにする。相変わらずかわいげのない反応を示す。
「い、いいじゃない! 私なんておっきなお風呂に入るなんて滅多にないんだから!」
 目を吊り上げて真砂子を怒鳴り散らすが、真砂子は何処吹く風という表情。
 それでも麻衣は、こうして彼女と言い合えるのが楽しかった。
「残念だったな、混浴じゃなくて」
 歩きながら坊さんが麻衣に言い寄ってくる。しゃべり方にいやらしさを感じる。
「別に坊さんの裸なんて見たくないもん」
「見たいくせに。ま、俺なんかじゃなくてナル坊の方か」
「ば、ば、ば、ばっかじゃないの!! ナ、ナ、ナルのは、はだ、裸なんて……」
 ナルと聞いて麻衣の頭がぽーっと沸騰して茹で上がってしまった。
 彼女の脳裏には彼の一糸まとわぬ姿が浮かんでいる。それは光り輝いていて特に下腹部がまぶしく、そこに何があるかは未だ正確な想像ができない。
 確かにナルの全裸を「みたい!」とは思っているが、そんなこと絶対に口には出せない。
「いくら俺たちが魅力的だからって男湯を覗くなよ」
「ば、ばかーーーーー!! 誰が覗くかあ!!」
「じゃあな」と怒り心頭の麻衣をかわし、坊さんはすたすたと先に歩いていった。
「はあ……はあ……はあ……あんの破戒僧が」
 二度も大声を出し騒いだ麻衣は息を切らす。
「麻衣さんたら、顔を真っ赤にして。なにを想像してたんですか? いやらしい。うふふ」
 麻衣より背が小さい真砂子は上目遣いでにやっと笑い、またからかおうとする。
「え? 真砂子だってナルの裸をみたいでしょ?」
 麻衣がきょとんとして真砂子に尋ねると
「え、え、え、え! ま、まさか。す、す、すっぽんぽんのナルなんて!」
604変態がいっぱい!? 丼2:2007/03/24(土) 17:53:53 ID:UiMXLdGf
 麻衣の質問を受けた真砂子は、びっくりしてその場で立ち止まってしまった。
「あれ? どうしたの、真砂子?」
 麻衣も立ち止まって屈み、下を向いている真砂子の顔を見上げようとする。
「アハハハハ、真砂子ったら顔がまっかっか! 何を想像してたのかな? いやらしい」
 先ほどの自分と同じように茹で上がっている真砂子を見て、彼女に言われた事をそっくりそのまま返した。
「麻衣さんったら!」
 顔はうつむいたままだが、今度は真砂子の髪が天を衝く。
「やっぱり真砂子も女の子だね。安心した」
 紅潮した真砂子の顔は滅多に見られないからか、麻衣はしばらくまじまじと見つめていた。
「真砂子、かわいい……」
 心の中でそうつぶやくと、口ゲンカしたときの怒りとは違う、別の熱い感覚が湧き上がってくる。
「なにしてはりますの? 麻衣はん、真砂子はん」
 後ろから歩いてきたジョンの声で、麻衣はまた自分が真砂子に見とれているのに気づいた。
「あ、ごめん、ジョン。邪魔だったね」
 通路を二人でふさいでいたので、彼に謝った。
「行こう、真砂子」
 まだ動こうとしない真砂子の腕をつかみ、引っ張るようにして浴場に向かった。

 麻衣と真砂子は女湯の暖簾をくぐり、たくさんのロッカーが並ぶ脱衣所に入った。綾子は旅館の売り場へ買い物に行くというので後から来るそうだ。
 旅館は麻衣たち以外のお客さんはあまりいなくて、ほとんど貸しきり状態だ。脱衣所も今は真砂子と麻衣以外はいないし、ガラス戸の向こうの浴場にも人影が見えない。
 麻衣はロッカーの扉をあけ、バッグと、お風呂から上がっときに着る浴衣を投げ入れた。楽しみにしている大浴場を目の前にして胸が躍る。
 上着のボタンをすみやかに外して脱いだあと、はいている紺のロングパンツのファスナーを下ろし両足を抜き取った。
 彼女は肩紐がついた水色のブラジャーと、水玉模様のショーツだけの姿になっている。
「そうそう、真砂子、サウナにも入ろうか? 我慢比べしよう」
 斜め後ろのロッカーを使う真砂子の方へ振り返る。自分と真砂子、女二人しかいないこの空間では、下着姿でも恥かしくない。
 しかし、その方向に目をやると麻衣は心臓が止まるようなほどドキッとした。
 真砂子が、纏っている着物を脱ぐのを見て。
 彼女の身体から真っ白の長襦袢が離れると着物姿では分かり難かった、小ぶりだが形のよい乳房が、ブラジャーに覆われた状態で麻衣の目に飛び込んできた。
 そのブラジャーは持ち主の瞳と髪と同じく真っ黒いものだ。
 小柄な上、子供っぽい顔立ちの彼女には不釣合いなほど大人びた代物で、穏やかな雰囲気を醸し出していた着物と大きなギャップがある。
 麻衣はその姿の彼女を上から下まで観察するように見つめている。同性の下着姿など学校の更衣室で見慣れているはずなのに、紅潮した彼女の顔をのぞいたときに感じた、得体の知れない感情を抱いた。
「な、なにじろじろ見てますの!」
 麻衣の只ならぬ視線に気づいた真砂子は、両腕を胸の部分に巻きつけて身を捩るようにして屈め、いつもより甲高い声で非難する。
「いいじゃない、女同士減るもんじゃないでしょう?」
 麻衣は冷静に言い返した。今までは自分の視線に気づかれたら適当にはぐらかすのに、麻衣は真砂子との距離を縮めようとする。
「こ、こないで!」
 真砂子は近づく麻衣に恐怖を抱いたのか、貝が閉じるようにうずくまった。
「どうしたの? 何を怖がっているの?」
 真砂子を無視するように、麻衣は彼女の真後ろに立つ。もしかしたら、自分の心の奥底にある気持ちが何なのか分かるかもしれない。
 麻衣は真砂子の背中に、コートをかけるように自分の体を密着させた。
「い、いや……やめて!」
 真砂子は拒絶した。彼女の体がガチガチに固まっているのが分かる。
「かわいいよ、真砂子」
 真砂子の耳元でそっとつぶやく。その言葉と麻衣の吐息を受け取った彼女の耳が赤く染まった。麻衣からは見ることの出来ない顔も、恐らく同じようになっているだろう。
「何の冗談ですか!? 女の私にこんなことしても……」
 麻衣は彼女の胸のガードを、後ろから無理やりこじ開けようとする。胸を、乳房をさわってみたい。彼女のそれを見たときに最初に思ったことだった。
「ホントに、ホントに、やめてください!」
 強気でいやみを突きつける、いつもの真砂子とは違う。追い詰められて弱々しい真砂子。
 もっと真砂子のことを知りたい。嫌がれば嫌がるほど、彼女のことを探求したくなる。
605変態がいっぱい!? 丼3:2007/03/24(土) 17:56:31 ID:UiMXLdGf
「こんな派手なブラとショーツ、誰に見せる物なのかな、真砂子? 私にもよく見せてよ」
 麻衣は意地悪な口ぶりになっている。
「お願い、お願いします……もうやめてください……」
 真砂子は嗚咽に近い声で、止めるように懇願する。
「お風呂、先に入るね」
 余りにも真砂子が自分の侵入を頑なに拒むので、麻衣はこれ以上攻め込もうとする気概を失ってしまった。ぱっと真砂子を解放し、自分の使うロッカーへ戻って行った。
 ロッカーの前で彼女は、腕を後ろへ回しブラのホックを外す。肩紐を横へずらし胸からブラを離すと、大きさは真砂子と同じぐらいだろうか、薄い桃色の小さな突起が頂にある膨らみをあらわにした。
 次に水玉模様のショーツに指をかけ、中腰になりするすると降ろす。彼女は気にしているが、女性らしい大きくてふくよかなお尻を突き出している。
 足首まで下ろしたショーツを、右、左の順に足を上げて脱ぎとり、ブラと一緒にロッカーに投げ入れると、中に入っているバッグから白いタオルとシャンプーを取り出し、浴場へ駆けていった。
 その一連の動作は雑で恥じらいも無く、いつもの麻衣を表しているようだった。

 麻衣がガラス戸を開けて進むと、温泉の湯気に包まれた。
 ごつごつとした大きな岩を囲んで作られた、広い浴槽が奥にあって、高いところにある岩と岩の隙間からお湯が湧き出て、滝のようにそこへ降り注いでいる。
 見上げると満天の星空。まだ春先で肌寒いが、開放的で気持ちいい。
 麻衣は浴槽の近くに置いてある風呂桶でかけ湯をしてから、温泉に入った。湯の中にタオルを入れるのはマナー違反なので、お湯に流されない場所にそれを置いた。
 彼女の裸を隠すものは、浴場一帯を覆いつくす湯煙しかない。
「私、真砂子にひどいことしちゃった」
 岩に背を預け、肩付近まで湯につかる麻衣は、お湯に写る自分の顔をを見つめながら、真砂子に抱きついたことを反省した。真砂子の気持ちを無視し暴走してしまった。
 その後、何事もなかったような無邪気な振る舞いを見せたが、誤魔化せるはずがない。彼女はこんな危険人物とは、少なくとも今は、一緒に入りたくないはず。
 きっと浴衣か自分の着物を着て、早々と部屋に戻って行っただろう。
「こんなにいい湯なのに、私のせいで入れないなんて。私の馬鹿! ごめん真砂子!」
 自己嫌悪に陥っていると、後ろから人の気配がする。綾子だろうか。
 麻衣の近くでかけ湯の音が響いた後、湯気ではっきりとしないが彼女の元に誰かが近づいてくる。
「真砂子!」
 麻衣は驚いて立ち上がった。何も身につけていない、真っ白い肌をさらす真砂子がすぐそこにいる。
 真砂子は何も言わず麻衣と2メートルほど離れて湯につかった。この広い浴槽の中で。
 麻衣はまた真砂子を見つめる病気が発症した。さっき湯気でよく見えなかった真砂子をもっと近くで見たい……
 麻衣は小さな波紋を立てて彼女に接近する。真砂子はきっと逃げるだろう。真砂子が脱衣所のときのように自分を拒否したら、追いかけることは止めようと考えた。
 彼女に対する、自分でも理解できない気持ちが、何となくだがわかり始めてきたから。それは自分の心の中に、一生閉じ込めておくべきものではないだろうか、と感じている。
 でも、もし、万が一真砂子がその場に止まってくれたら――
 近づく麻衣にまるで気がつかないように、真砂子はじっとしている。
 彼女との距離が縮まるにつれ、麻衣の心臓の鼓動が速まっていく。
 真砂子と自分の肩が触れるか触れないかの至近距離で、麻衣は再び半身を湯に浸した。
「真砂子」
 彼女の名前を呼ぶ。
 彼女は依然と無表情だ。ここまで近づけば湯気が立ち込めていても、はっきりとそれがわかる。
 麻衣は思い切って、底につけている彼女の手を握った。
 彼女はその手を振り解こうとはしない。
「真砂子、さっきはごめん」
 彼女の手に触れるとますます心拍数があがる。彼女の顔をまともに見られなくなって目をそらす。
 お湯が湧き出る音以外なにも響かない時間が流れる。
「麻衣さん」
 沈黙を破ったのは真砂子だった。真砂子は麻衣の方へ向き大きな瞳を投げかける。
「いい……ですよ」
 真砂子は何かの許可を麻衣に出した。
「本当にいい……の?」
 何の許可なのかは真砂子は言ってないが、麻衣は念を押した。
「ええ」
 了承を得た麻衣は、心の底から込み上げてくる感情を抑えるのを止めた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
606変態がいっぱい!? 丼5:2007/03/24(土) 18:01:34 ID:UiMXLdGf
「あ〜あ、なんで混浴じゃないんだ」
 男湯では坊さんが頭に濡れタオルを置き体を肩まで湯に沈めて、ぼやいている。
「まあ、ええやないですか、滝川はん。温泉につかるだけでも、疲れが取れてええ気分やっさかいに」
 青い水泳帽子をかぶったジョンは、カラフルなドーナッツ状の浮き輪を着け、広い浴槽をばしゃばしゃと音を立てながら泳いでいて楽しそうだ。
「麻衣と原さんの声が聞こえてこないが、二人はいるだろうか」
 ムスッとした顔のナルもお湯につかりながら、いくつもの長い竹をイカダ状に組んだ柵で隔たれた、隣の女湯を気にかけている。
 するとそこへ
「ナル、小型のビデオカメラを用意しました。もちろん生活防水です」
 脱衣所への出入り口で閉まっているガラス戸が、軽い音を響かせながら開かれた。リンさんが全裸で片手にHDDハンディカムを持って参上。
「ご苦労、リン。では早速撮影の準備に入る」
「この柵は結構高いな。どうするよ、ナル」
 坊さんは湯から上がり女湯方向を向き、そびえ立つ障害物を眺める。
「この桶を並べて土台にするんだ」
 ナルは浴槽からあがり、かけ湯に使った木製の丸い桶を掲げる。
 男湯の四人の勇者たちは、浴場の中に数多く用意されている風呂桶を柵の近くへもって行き、それらを逆さに置いて、てきぱきとピラミッド状に積み上げた。
「しっかしよお、ナル坊。必死こいて覗いたら綾子しかいないってのが、某伝説的音楽グループの元前座コントの定番だろ? 大丈夫かよ」
 坊さんはうら若き乙女の、麻衣と真砂子の裸を拝めないことを危惧する。
「その点は大丈夫です。松崎さんが売店で買い物をしているのを見ました。しばらくは谷山さんたち二人しかいません!」
 ここへ来る途中、綾子とすれ違ったリンさんが、そのお決まりのオチはまず無いと太鼓判を押す。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
「真砂子!」
 麻衣は、胸の付近までお湯に浸している体を膝で立たせ、目の前にいる真砂子の頬を両手でやさしく触れる。そして、真砂子を見下ろし彼女の唇を見つめ、自分の唇をそこへ近づけた。
「んっ!ん……ん!」
 キスに慣れてない麻衣は息苦しいが、必死に唇と唇を密着させる。
 真砂子から一時たりとも離れたくなかった。真砂子も両腕を麻衣の首の後ろへ回し、しがみつく様にしてお互いの体を強く引き合わせた。
 麻衣は左手で真砂子の背中を支え、右手で彼女の乳房を下から持ち上げるように触れた。脱衣所で目を奪われ渇望したものだ。
 柔らかくて暖かい。しかしすぐに、ただ触れるだけでは物足りないと感じるようになった。
「ん……ぷはぁ」
 麻衣は唇を離し、二人は息を大きくはいた。
 今度は麻衣のほうが低い体制になり、真砂子が膝立ちする。麻衣の目の前には、やさしく触れていた新雪のように真っ白な乳房と、その色に引き立てられた桃色の突起が映る。
 それが無性に欲しくなった麻衣は左のほうをむしゃぶりつく。右のほうもただ触れるだけじゃなくて、少し強くつかんで回すようにした。
「麻衣さん……ん……ん」
 キスから開放された真砂子の口から声が漏れる。真砂子は目を閉じてどこか苦しそうな表情だ。
 麻衣が彼女の体に刺激を送るたび、それを過敏に反応しているようで全身を震わせている。
「真砂子、隣のお風呂まで遠いし、それにお湯が流れる音もしているから、もう少し声を出しても大丈夫だよ」
 麻衣の口から乳房が離れると、その先が麻衣の唾液でしっとりと濡れて艶やかになっていた。
 麻衣はこういうときの真砂子の声を聞きたいと思っている。恥かしさと気持ちよさが同居しているこの声を。
 再び乳房をほおばり、キスをしたときに真砂子の舌をねじ伏せるように絡み付けた自分の舌で、乳首を転がすようになめまわした。右手で包んでいる方の乳房も、その先を親指と人差し指でついばむ様にして弄る。
「あっあっ……麻衣……もっと」
真砂子は麻衣の頭を両手で押さえつけて、自分の胸へもっと引き寄せるようとする。麻衣の舌と指の速さが増す。
 麻衣は右手を、彼女の胸から腹、お湯につかっているお尻まで下げて、そこも胸と同じように優しく撫で回した。
 柔らかい感触を堪能した後、更に手を下の方へ伸ばし、股の間に入り込もうとすると――
「麻衣、そこは……私、怖い……」
 真砂子が麻衣の侵入を拒む所は、女にとって大切な部分。いままでそこを自分以外の者に触れさせたことはあったかもしれないが、それでも信頼できる人以外は触れさせたくない、と彼女は思っているだろう。
 真砂子はこれ以上の麻衣との進展をためらった。
607変態がいっぱい!? 丼5:2007/03/24(土) 18:04:11 ID:UiMXLdGf
「真砂子、大丈夫だって、私も女よ。いくら私が不器用だって扱いぐらい手馴れているわよ」
「でも」
「あ、そうか。お風呂の中だから、指を入れたらお湯が入っちゃうよね」
「麻衣さんのバカ!!」
 考えていることをそのまま口に出した麻衣を怒鳴った。麻衣はムードというのを全く理解していない。
「でも、ここで終わりじゃ嫌だよね? 真砂子」
「……こんのエロオヤジ!」
 情事の雰囲気に慣れてきたのだろうか、自分たちのペースを取り戻している。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「大丈夫ですわ。ほな、持ち上げてくんなはれ」
 しゃがんでいる坊さんの首元に跨るジョンが、肩車で自分を上げるように頼んでいる。
 彼は温泉に入っているのに、水泳帽をかぶるわ、浮き輪をつけるわ、海水パンツを履いて泳ぐわでマナー違反の固まりだ。その上小型HDDビデオカメラを片手で持ち、浴場を撮影するつもりでいる。
 男湯にいるサイキックリサーチ野郎Aチームは、高い柵に隔たれた女湯と呼ばれる神秘の園で起こる心霊現象を、余すことなく撮影しようと試行錯誤していた。
 野郎チームで背が高い坊さんとリンさんが、風呂桶の金字塔に登ったが覗ける高さに達しなかった。
 仕方ないので、一番体が小さくて軽いジョンを坊さんが肩車して撮影させることにした。
 足場の、逆さに置かれた桶は木製だが、意外と丈夫に出来ていて男二人分の重量にしっかりと耐えている。
 風呂桶ピラミッド頂上にいる坊さんは、滑って落ちないように慎重に、しゃがんだ体制からバランスをとりながらゆっくりと立ち上がる。坊さんに担がれたジョンの頭の高さは、ようやく柵を越した。
「O.Kですわ。湯気が立ち込めてはりますが、見えんことあらへん」
 ジョンは眼下に広がる秘密の花園の情景を語る。
「麻衣と原さんはいるか?」
 ピラミッドから少し離れたところで、ナルは腕組みをして冷静に尋ねる。
「おっぱいはどっちが大きい? 真砂子か? 麻衣か?」
 地元ではおっぱい職人で通っている坊さんは興味津々。一番軽いといっても男のジョンを持ち上げて不満たらたらのはずだが、おっぱいパワー全開の彼にそんな様子はなかった。
「私の計算では、原さんの方が3cmほど大きい、となっています。しかし実際に見てみないと……」
 いつそんな計算をしていたのだろうか、リンさんは。ここにもおっぱいに人生をささげた男がいる。
「わては、手に収まるぐらい小ぶりのほうがええですわ。あ、おりました! 奥のほうで人影が二つ! おそらく彼女たちや思います。せやけど、あかん、あかんわ〜! 遠すぎてわてには見えへん!」
「ほ、ほんまかいなーーーー!?」
 衝撃の事実にジョン以外の三人も思わず関西弁になってしまった。
「ズ、ズームだ! 光学、デジタル、どちらでも構わん! カメラのズーム機能を使うんだ!!」
 どっしりと構えていたチームリーダーのナルが、急に声を荒げて指示を出す。
「そ、そうやった! このカメラ、ズームがあったんやわ! 光学ズーム10倍や〜〜!! ポチっとな」
 モニターはタッチパネル式になっていて、ジョンはそこに表示されている「ズーム」のボタンを押した。
「バッテリーと残り録画時間は大丈夫だろうな!?」
 坊さんは、どこか作戦に穴がないか心配する。覗きネタのオチはだいたいこんなものだ。
「問題あらへん! ハイビジョン画質(1080i)であと10時間、バッテリーも十分ありますがな!」
 機械音とともにカメラの先っぽが二つの小さな人影がある方向へ伸びていく。
「ようし! 撮影に成功したら、俺と麻衣の長女、法子(予定)の運動会でそのメーカ製カメラを使うぜ!」
 実はすでに子供の名前を、三人目まで考えている坊さんであった。
「わての場合ミドルネームも考えんとあかんわ。どれどれモニターには……」
 ジョンがズームで撮ったお目当ての女体を、液晶モニターで見ようとすると――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――つづく
608名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 20:23:35 ID:xI6EXGyv
>>603
いちいち男達のセリフが面白いくて面白くてwww
とりあえずジョンは旅館の人に怒られるべき外人ですね

ところで>>522で真砂子と麻衣が放った「ア・アマゾン」って
どう意味ですかサーセンwww
609名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 20:44:41 ID:TtfWW2Xw
丼ワロスw
ナル達キャラ違いすぎwwwとか思いつつも
乙女達の百合っぷりとAチーム達の壊れっぷり面白かったっすw

あと自分もアマゾン気になるよサーセンwww
610名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 21:14:30 ID:ID736ku2
密林ということでっしゃろ
611名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 21:57:43 ID:mNdt0fwm
キャラ違いすぎなところがこれほどおもろいとはwwwwwwwwwwwwwwww
上手い具合にハマったなwwwwwwwwwwwww
なんと言っても影の薄すぎるジョンのキャラ立ちっぷりが異常wwwwwwwwwwwwww
612聖なる侵入@リン×綾子:2007/03/24(土) 23:50:55 ID:xI6EXGyv
アマゾンは「ダダン」という超懐かしいCMを勝手に想像していた俺ガイル。
全員ド変態の中ひとりお買い物の綾子に萌えてしまう。


4話まだ途中ですがキリがいいので投下します。
前回までのあらすじ:あやちゃん半ケツスライディング
613聖なる侵入4@リン×綾子:2007/03/24(土) 23:56:51 ID:xI6EXGyv


 なんでリンは自分を抱きしめるような形で押し倒しているのだろう。
 どうしてリンの息はこんなに荒くなっているのだろうか。
 いつも整えられている髪は乱れ、普段見ることのない双眸が露わになっている。

 両眼は、熱を帯びて綾子を射抜き、その色は綾子の髪の色を反射していた。

「や…やめて…お願い」
 綾子は恐怖に身を固くした。ありえないことが起こっている、一番そういう事に縁遠い人間が、自分の貞操を奪おうとしている。
 リンは綾子の震えを無視し、綾子の襟元を勢いよく開いた。
「ひぃっ」
 常夜灯の下に綾子の白い果実がまろび出た。
「着痩せするタイプなんですね、ふふ、なかなかいい眺めだ」
 暴れる綾子の腕をリンは片手で封じ、もう片手で優しく頂をなぞった。
「いやぁっ」
「生娘じゃあるまいしあまり暴れないでください、私はそういうの好きじゃないんです」
(生娘なのよ!)
 綾子に反論させる間を与えずに、リンは半立ちの乳首を口に含み、ねぶり始めた。
「ひっ…」
 生まれて初めて男に舌で愛撫されている、その事実に寒気と同時に焦がすような切なさがこみ上げてきた。
「ぁう…やめて…」
「こんなにしこらせて、何をやめて欲しいんですか?」
 わざと舌と乳首の間に糸を引かせ、綾子に見せつけた、綾子はその猥褻さに身体の芯を熱くさせた。
 綾子の抵抗が薄くなったのを悟ると、両手で綾子の乳房を揉み始める、リンの手が汗ばんでいく。
「はう…だめ…やめて、ねえ…リン」
 それでも綾子の理性は、リンに制止を促す。
「リンは…はぅ…そんな…こと…するような…あう…おとこ…じゃ…ないで、しょ?」
 愛撫に耐えつつ、綾子は必死で訴えた。口からは嚥下しきれなかった唾液がつう…とこぼれた。
「…お願い、ねぇ…許して…ひぃいいん!」
 しこった乳首をつまみ上げると、綾子は細い首をのけぞらせた、間髪入れずにリンは綾子の首元にかみついた。

「…さっきから黙って聞いていれば…あなた、私が機械か何かだと思っているんですか?」
 自分をのぞき込む様に見ているリンと視線がかち合う。汗ばんだ額、こめかみに張り付く前髪、潤んだ瞳…今までに見たことのないリンの表情に綾子は息をのんだ。
「そんな…つもりじゃ…」

 苛立ちながらリンはきつめに絞めていたネクタイを解き始めた、シュッとシルクが擦れる、そして結び目をほどこうともせず畳へ投げ捨てた。
 その仕草に綾子はごくりと生唾を飲んだ、さっきから口の中にやたら唾が溜まるのは何故だろうと思いつつ、リンがシャツのボタンを外し、すき間から覗く鎖骨から目が離せなかった。目頭が熱くなり唇はやたら乾く、綾子は自然と自分の唇を舐め回した。

「舌なめずりして…そんなに待ちきれないんですか?」
「っ…違うの!これは…

 …え、これ、なに?」
614聖なる侵入4@リン×綾子:2007/03/24(土) 23:58:00 ID:xI6EXGyv
 綾子の目の前に興奮に硬く膨張した男性器が晒し出された。否、一度も勃起をした男性器をみたことのない綾子はそれがなんなのかわからなかった。しかし、その狂った肉塊がリンに繋がっている器官だとわかると、歯がガチガチとかみ合わなくなった。
(こわい…いや…)
 それがもしかすると自分の秘口を押し開いて挿し貫くのか、想像が出来ない。自分は死んでしまうんじゃないのだろうか。
「私も待ちきれない、見てくださいこれ、好きでしょう?」
 おびえる綾子の頭を掴み、唇に怒張を押し付けた。唇から想像もしたことのない熱と感触が伝わってくる。
「フェラチオくらいしたことあるでしょう?ほら、早くしなさい」
 綾子の同意を得ぬまま、リンは綾子の口に自身をねじ込んだ。舌に塩辛い男性器の味が広がる、生臭い匂いが嗅覚を支配する。息苦しさに顔が破裂しそうだ、それにこの大きさは何だろう、顎が外れてしまいそうだ、なのにリンは更に奥へと押し込もうとしている。
「くわえているだけじゃ話にならないでしょう、しゃぶりなさい」
(怖い…いやっ!こんな大きいの…助けて)
「まあ、普段は男にやらせているだけでしなさそうな感じはしますが…、いや、あなたは随分マゾだから、イマラチオのほうが好きなんですね」
 綾子の頭をがっちりと固定すると、腰を前後に動かし始めた。
「ふぅっ!うぐっ…ぐっぐっ…ふっ」
「松崎さん歯があたってます、気をつけなさい」
 無慈悲な要求が飛ぶ、喉元まで叩きつけるような動きに、吐きそうになる。目は見る見るうちに涙ぐみ、鼻水が出てくる。しかしそんな惨めな自分の表情にまで気が回らず、綾子はリンのペニスを受け止めることだけで精一杯だった。
(初めてなのに…こんなのが先だなんて)
 じゅぶじゅぶと口元から音がする、リンのペニスは綾子の涎にまみれ、てらてらと常夜灯を反射した。綾子の口紅は無惨に崩れ、自分の涎と共に首元を汚した。
 慣れると幾分か楽になったが、顎の疲れはどうしようもない。綾子はリンに哀れみを乞うようにリンを見つめた。
「いい顔だ…」
 こんなぐちゃぐちゃになってしまった顔が?リンの性癖がわからない綾子は、どういう意味なのかわからなかった。
「苦しいでしょう、そろそろ代わって上げますよ」
 引き抜かれると、口元の涎が名残惜しそうにリンの怒張に縋り付いている、綾子は目を伏せて口を拭った。
「…代わる?なに、きゃぁっ!やめて!汚い」
615聖なる侵入4@リン×綾子:2007/03/24(土) 23:58:51 ID:xI6EXGyv
 リンは綾子の腋をぺちゃぺちゃと音を立てて舐め回した、信じられない行為に綾子は首を振って拒む。

「剃っているのと思ったら、最初から生えてないんですね」

 ぎくりと綾子は顔を引きつらせた、リンはこれまでに見たことのない綾子の別種のおびえの表情に引っかかりを憶えたが、行為に戻った。
(どうしよう…このまま……見られたら)
 汗ばんだ肌を腋から胸、みぞおちまでと丁寧に舐め回される。先程までの無慈悲な責めとは打って代わっての愛撫に、綾子は戸惑った。
「ぁ…ぁあ…だめ…」
 だらしなく開きかけている口とは裏腹に、必死に太股を合わせて耐える。ぷるぷると足は震え、つま先を硬く丸めている。
「そんなに閉じてたら可愛がれないでしょう?」
 綾子の無防備に晒されている肉まんじゅうを下着越しにぐちゅぐちゅと押すと、耐えきれず綾子は膝を割った。間髪入れずにリンは割って入り、容赦なく綾子の股を限界まで開いた。
「ちゃんと手入れしているんですね、1本も毛がはみ出てない」
「見ないで!やめて!いやぁっ!」
 半狂乱になってわめいた、リンがうるさそうに耳をふさぐと、その隙に綾子は足を閉じようとする。慌ててリンが手を掛けようとすると、タイミング悪く綾子の足袋に包まれた足先が、リンの手を弾いた。
「…ちっ」
 明らかにリンの目の色が変わったことに気づくと、綾子は身を翻して逃げようとした。
「言ったでしょう?私はこういうプレイは好きじゃないって!そういう『フリ』は嫌いなんだ!」
 後ろから押さえつけられ、袴も脱げたむき出しの尻を思いっきりひっぱたかれた。
「ひぃぃぃっ」
「許して欲しければさっさと四つん這いになりなさい!早く!」
 綾子はしゃくりあげながらゆるゆると尻を上げた。ぐっしょりと濡れた下着は女性器に張り付き、淡い目の形をくっきりと写し描いていた。リンのペニスは嬉しそうにはねた。
「おねがい、脱がさないで、許して、許して」
「脱がさなきゃ何も出来ないでしょう」
 躊躇もなくリンは下着を一気に降ろした。
「いやぁあああっ見ないで!見ないで!」

 リンは目を丸くした。
「・・・・・・・・・・・・・・・・生えてない」
 なんの茂みもまとわない綾子の秘口は、持ち主の意志とは関係なくひくひくと蠢き、誘うように蜜をこぼしていた。





いくらなんでもあやちゃんパイパンはねーよwwと思った方は…
ぶって!もっとぶって!文字通り!!

きっと次当たりで貫通。エロ漫画雑誌風に煽ると
「大人処女な巫女さんを剛棒で容赦なく涙の破瓜参り!!」ですかね。
616名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 00:21:28 ID:3M2hautY
おお、パイパンまでくるとは。
もう、あやちゃんに夢中。GJ!
リンのいい仕事ぶりからも目が離せませんよっ
617変態がいっぱい!? 丼6:2007/03/26(月) 22:01:09 ID:Lwrd/4aX
読んでくれてありがとうございます。「アマゾン」は密林のような剛毛ということです。
>>613さん、乙女の綾子さんがとても素敵です。パイパンはいいですね。
>>603-607の続きです。

「じゃあ、そこに手をつけて」
「こ、こうですか?」
 麻衣の言ったとおりに真砂子は、腹部までお湯につかっている体を立ち上がらせ、近くにある大きな丸い岩に手を突いた。上体を少し折って、お尻を後方へ突き出した格好になっている。
「これならお湯が入ることはないよね」
「だから、そう言うことはしゃべらないでください」
 麻衣は真砂子の後ろへ立ち、桃のようなお尻を触った。浴槽の水位は、体が小さい麻衣たちでも、立っていれば股まで届かない高さだ。
 胸だけでなく、滅多に他人には見せないところもじっくり見られ、きっと真砂子の胸中は恥かしさでいっぱいだろう。
「真砂子、さわって大丈夫だよね?」
 麻衣は真砂子の真後ろの位置で座り、顔を上げて目の前に映るものをみて許しを請う。
「……駄目だったらこんな格好はしませんよ。……もう、バカなんだから」
 少し時間を置いて真砂子は、か細い声で答えた。
「絶対傷つけないし、痛くもしないから心配しないでね。……うーん。いやあ、色はきれいだけど、やっぱり複雑な形だなあ」
 麻衣がまじまじと観察しているのは、鮮やかなピンク色の小さな花びらが付いている、細長い楕円形の花のようなもの。これが彼女が求める真砂子の神秘。
 麻衣は感激しているが、その形同様に複雑な思いに浸っている。自宅のお風呂で自分のを手鏡でよく見ているが、他人のとなると変な気持ちになる。
「とりあえず、何からすればいいんだろう?」
 男性経験があれば自分がされたことを参考に出来るのだが、多分麻衣は処女だ。多分。
「友達から『別冊少女コミック』借りて読んでおけばよかった」
 意外とうぶなところがある麻衣は、漫画本でさえエロティックなものを敬遠する。
「あ、あの、麻衣さん。無理をなさらなくてもいいのですよ。やっぱり女同士では……」
 真砂子は少し上体を捩って後ろを振り向く。
「ごめん、ごめん、ちょっと待っててね」
 今の麻衣には、同性と肌を重ねることに抵抗感はない。むしろ自分の下半身にムラムラとくるものを感じている。
「まずは入り口付近からかな?」
 麻衣は人差し指と中指を口に含ませ、唾液でじっとりと湿らせた。
「ひゃうっ!」
 麻衣は二本指の腹部分で真砂子の花びらをさすると、彼女は小さな悲鳴をだした。
「ほんのちょっと触っただけなのに、真砂子ったら敏感。いい声が出るんだね」
 彼女の声をかわいいと思った麻衣はもっといじめたくなる。花びらと花びらの間に二本指を置き円を描くようにすると、真砂子のそこはお湯から上がって乾き始めているはずなのに、しっとりと濡れてきた。
「真砂子のここもやっぱりこうなるのか」
 麻衣はお風呂、ベットや教室で一人になったとき、自分の花びらを指でいじったり、机の角に当て押しつけたりしたことがあった。刺激させている部分がジンジンうずいて体が火照り、更に続けると気持ちよくなってその行為が止められなくなっていく。
 そして最後に、体中から波のようなものが頭の中へ押し寄せてきて、意識が吹っ飛ばされそうなほど強い快感を得た。その後は力尽きたように全身がぐったりして頭がぼーっとなり、真っ赤な顔で息を切らしていた。
 イライラしたときや夜眠れないときによくやっていて、その最中に今の真砂子みたいに、さすってるところから透明な液体が出てきて、ショーツをびっしょりと濡らしていた。
「真砂子、温泉が湧き出てる」
「お願いですから、あなたはもうしゃべらないで下さい!……ひっ!」
 真砂子に怒られながら、麻衣は円を描いた指を、液体が湧き出る入り口へ中指だけ滑り込ませた。
 すると、真砂子は急に体の中に異物が入ってきてびっくりしたようで、突き刺すような短い悲鳴をあげる。
「うん、わかった。もう私、変なこと言わないね。真砂子のことを変にするから」
「だ、だから、そういう台詞がオヤジっぽいんです! 将来、滝川さんみたいになりますよ……あ……! うっ…… ん……」
 麻衣は指を真砂子の中で折り曲げ、伸ばすのを繰り返し彼女を刺激すると、ますます内部に液体があふれ指の動きが滑らかになっていく。
「んっ、麻衣! そこよ、そこ! んっ……お、お上手ね……」
 強い刺激が頻繁に込み上げて来るようで、声がひっくり返ったり、詰まったりして上手く出せないでいる。
 真砂子は今、麻衣が一人で耽っていた時のと、おそらく同じような快楽を得ているだろう。麻衣が自分の体験に基づいて、刺激を感じるポイントを突いているから。
618変態がいっぱい!? 丼7:2007/03/26(月) 22:05:18 ID:Lwrd/4aX
 きっと真砂子も一人でしたことがあるはず、同じ女の子だもの。あとで根掘り葉掘り聞こう、と麻衣は心に決めた。特に週に何回かを。
 自分の指で気持ちよくなっている真砂子を見ていてうれしく感じ、もっと気持ちよくさせたいと思った。
 麻衣は、さっき真砂子の乳房を赤ん坊みたいに吸い付いたのを思いだし、ひらめいた。
「ここを舐めるのって変かな、真砂子のすっごく美味しそうなんだけど」
「もう私はあなたの言うことには答えません!」
 恥かしい台詞禁止だった。
「そうだったね。じゃあ口は話すのに使わないよ」
 麻衣は中指を抜き、両手の親指で真砂子の花びらをぐいっと引っ張り、その間からとろとろとあふれ出る液体を舐めとるように、舌先を出しながら口をつけた。
「そ、そんなに……か、かき回さないで。わ、私、本当に変になっちゃうぅ」
 麻衣の舌が真砂子の中で暴れまわる。奥へ侵入したり、広げるようにぐるぐる回したり。麻衣は舌に受ける内壁の感触が面白くて病み付きになっている。
「すっごい。麻衣……こんな気持ちよくなったの、は、初めてよ。……もう私、どうかしちゃう……」
 快楽にまみれた真砂子は、悲鳴に近い歓喜の声を上げている。彼女は麻衣に舌を入れられている部分の入り口付近についている、濃いピンク色の小さな突起物を、親指と人差し指でつまんだ。
「……もうっ……だ、だめ……私、もう耐えられない……麻衣、私を、私を変にしてーー!」
 真砂子は目から涙がこぼれている。震える体で、その雫は粒になって振りまかれた。
「あんたのほうがよっぽど恥かしいこと言ってるよ」
 舐めながら麻衣はそう思った。彼女の舌の動きはもっともっと慌しくなる。真砂子に天にも昇るような最高の快感を味わえさせたかった。
「逝っちゃうぅ……逝っちゃう……麻衣、私……もう逝っちゃう!……逝っちゃうぅぅぅぅ!……!」
 どこに逝くんだろうと疑問に思いながらも、麻衣は舌を奥までねじ込み、必死になって真砂子の中をかき回した。
「逝っくうぅぅぅ…………!」
 真砂子はつまんでいる突起物をぎゅっと強くひねると、伏せていた顔を背中と一緒に跳ね上げ、金切り声を絞り出した。
「う、うぇっ!?」
 その叫び声を聞くと同時に、真砂子の中に入っている自分の舌が、ねじ切られる感覚になって麻衣は驚いた。まるで真砂子に喰いちぎられ、飲み込まれるようだった。
 麻衣は彼女の体に入れた舌を引っこ抜き、自分も体を折って後ろからそっと抱きついた。彼女の体に重みをかけないように気をつけながら。
「真砂子、すっごくいい声だったよ。滅茶苦茶感じちゃったんだね。最後、抜けないように私の舌を絡めとろうとしちゃって。よっぽど良かったんだね、私の舌」
 真砂子は乱れた呼吸整えるのに精一杯で、麻衣が無邪気に言い放った感想に、返す気力は無いようだ。
 そんな彼女を麻衣は、左手で彼女の乳房をマッサージするようにやさしくさすり、背中にほっぺたをつけ舌を這わせた。
「ま、麻衣」
 背筋を伸ばし真砂子は振り返る。顔は頬が紅潮し涙で目がはれ、口元からよだれを垂らしている。
 気力が吹っ飛ばされ、うつろな表情の弱々しい彼女を見て、麻衣は無性に抱きしめたくなった。
「んっ……!」
 二人はお互いの腕を背中に絡ませ密着させ、キスをする。今の麻衣のキスは、唇を触れるだけでやさしかった。
 麻衣は、真砂子とずっとこうしていたい、彼女を放したくないと切望していた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「あんたたち! 何やってるの!?」
 ジョンがモニターをのぞこうとした刹那、出入り口方向から女性の大きな声が聞こえてきた。
「げぇー! 綾子はん!!」「ま、松崎さん!!」「綾子ぉ!」
 四人の男たちは、びっくりして一斉にその方向へ向いた。
 それぞれ呼び方が違うが、そこには綾子が立っていた。ここは男湯なのに。
「全くあんたたちは、修学旅行の中坊かい!」
 あっけにとられる男たちの所へ綾子は歩いてくる。彼女は入浴するような格好、つまり全裸だった。
「ど、どうして綾子はんが男湯に!? それにその格好……」
 坊さんの肩車から降ろされたジョンは真っ裸の彼女に質問をした。彼らは綾子の姿に目のやり場に困っている
「混浴じゃなくてがっかりしてると思って、文字通りお姉さんが一肌脱いだのよ。ありがたく思いなさい」
 彼らに対して体を正面から少し斜めにして立ち、胸を張り、自分の裸体を見せ付けるようなポージングをした。
 恥かしく思いながら、男たちはちらちらと彼女の裸を目に入れた。
619変態がいっぱい!? 丼8:2007/03/26(月) 22:08:00 ID:Lwrd/4aX
 意外と着やせするタイプで、彼らが大好きなおっぱいは、彼女の場合は思ったより大きくて少し垂れている。先についている乳首は、乳輪は大きく、黒ずんでいてやや下向きだ。
 スイカのようなおっぱいをスイカップと呼ばれることがあるが、彼女のは同じウリ科のヘチマを太くしたような感じだ。
 男たちは、海水パンツを履いているジョン以外は、白いタオルを腰に巻き、同性同士でもあまり見せたくないところを隠している。
 しかし、綾子は同じ白いタオルを、右手で端を掴み担ぐように右肩にかけていて、自慢のボディを隠す気など全く無かった。
「まるでアマゾンだな」
 綾子の下半身をこっそりと眺めるナルが、ボソッともらす。彼女の、自分たちがタオルで隠している位置と同じところには、黒い海草のようなものがびっしり生い茂っている。
 それは男にも同じように生える、無数のちぢれた太い体毛だった。個人差はしょうがないと思いながらも、ナルは自分のが薄くさらさらストレートで、男らしさを感じられない劣等感を抱いる。
 綾子の、珍獣が生息する大密林地帯が如く雄々しい剛毛をうらやましいく思った。
「おらおら、あんたたちもタオルなんて取っちゃいなさい。特にジョン、温泉で海水パンツなんて日本文化を馬鹿にしているのと同じよ!」
 厳しい口調でジョンのマナー違反を注意する。
「か、勘弁してください。そ、そんなん、わ、わて恥かしいですわ……」
 ジョンは、はいている海水パンツを抑えるように掴んだ。
「さては、まだ剥けてないのね? どれどれ、お姉さまに見せなさい」
 身をかがめているジョンに綾子が迫ってくる。
「や、やめてくんなはれ!」
「坊さん! ジョンを捕まえなさい!」
 後ろを向きになり逃げ出そうとするジョンを、綾子は坊さんに捕まえさせようとする。坊さんは彼女の気迫に圧倒されたようで服従した。
「か、堪忍したってぇ、綾子はん! わての見たっておもろないわー!」
 坊さんに羽交い絞めされたジョンは必死に抵抗する。
 綾子はジョンのパンツ内側についている蝶結びの紐を解き、一気にパンツをずり降ろそうとするが、途中で何か長くて太い棒状のものが引っかかる。
「あらまあ、こんなに大きくさせちゃって」
 パンツを引っ掛けているジョンの棒は、腹部の方へ跳ね上がろうとするする力が強く、綾子は苦戦する。それでも彼女は強引にパンツから外そうとする。
「ごっつ痛いですわ! 折れてまうぅ!」
「往生際が悪いわねぇ!」
 引っかかった棒は、パンツが下がると共に無理やり下へ向かされた。さらに強くパンツを下へ引っ張ると、ようやく棒から離すことができた。
 押さえつけたものが無くなると、ジョンの棒は反動で勢いよく跳ね上がり腹部に当たった後、少しの間小刻みに上下していた。
「酷いですわ、酷いですわ……綾子はん。ウチ、もうお婿に行けへん」
 ジョンは恥かしさで両手で顔を覆い、わんわんと泣き出してしまったが、海水パンツに隠されていた、重力に逆らって反り立つジョンのモノを見て一同は絶句する。
「ま、負けた……」
 ジョン以外の三人の男は何かの敗北感に浸っている。いったいナニに負けたのだろうか。
「隠れた名器とはこのことね。ジョン、お姉さんがたっぷりと可愛がってあげるわ」
 綾子は高級チン味を目の当たりにしているように、舌なめずりをし、よだれを垂らしている。
「堪忍してくれやす、堪忍してくれやす! 滝川はん、ナル、リンさん、助けてくんなはれー! うわわーーーん!」
 首の周りに綾子の腕が回されたジョンは、ずるずると彼女が行く方向へ引きずられていった。
「ジョンはもう助からない! リン、坊さん、僕たちは撤退するぞ!」
「おうよ! ジョン、お前の犠牲は無駄にしない!」
「ジョンさん、あなたの霊は後で私か原さんが降ろして、すみやかに成仏させますので御安心ください」
 ナル、坊さんとリンさんは、強大な猛獣の悪霊に食い殺されそうなジョンを見捨てて、脱衣所へ逃げだした。
「ア、アマゾンや! 密林の奥深く潜む猛獣が、わてを喰らおうとしてはる!」
「何がアマゾンよ、失礼ねぇ! ところで、あんたのはやっぱり金髪ね」
「ひいいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃ!!」
 急いで着衣している最中に、ジョンの断末魔の叫びが脱衣所まで届き、三人は恐怖で身を悶えた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――つづく
620名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 23:53:11 ID:KVvgDmSU
百合百合部分がエロ可愛くてGJ!

ジョンはお婿にいけないの確定なんだから
女犯の罪で修道院から放り出されるのを心配しろやw
621名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 03:17:24 ID:P452ju0A
>>615

は、はやく続きを…!!!!
GJすぎておかしくなるw
622名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 08:30:07 ID:nq0427L6
>>615
( ゚∀゚)o彡゜パイパン!パイパン!
超神展開に心のおにんにんがおっきおっきです。
大人なのにつるつるなあやたんにwktkとロマンティックが止まらない。
そんなにぶたれたいならぶってやるぜこの淫乱め。だから続き下さいハァハァ。

>>619
( ゚∀゚)o彡゜百合!百合!
真砂子かわいいよ真砂子。GHは可愛いおにゃのこばっかりで幸せだお。
野郎共バカスwジョンのキャラ立ちもワロスwwこの先どうなるのかwktkです。

それでは>>586の続きを投下します。最終回です。
ガッツリ削りつつもビッチリ詰め込んだので文字数多いから要覚悟。
目が滑る方はNGワード『Nightmare』でスルーを。
モニターがちらつく疲れ目にはブルーベリー&ビタミン目薬を差しながらお読み下さい。
623Nightmare(6) ぼーさん×麻衣:2007/03/27(火) 08:32:20 ID:nq0427L6

「………、……きっついな……指で一度、イかせた、ぐらいじゃ…、やっぱり…慣らし不足か……」
麻衣の狭い内奥に剛直をゆっくりと抜き差ししながら、滝川はわずかに眉を顰めた。
彼女の隘路は幼く未熟で、侵入者を強く拒むように抵抗の気配を漂わせていたが、それと同時に
さらに奥まで欲しがるように蹂躙を歓迎して促す裏腹さも見せていて、その締め付けの強さは
微かに痛みを覚える程だった。
「本当は指で、もっとじっくり、広げて、……いっぱい、舐めて…とろっとろにしてから
 入れる、つもり…だったんだがなー……おまえさんがあんまり、可愛く、急かすから」
「……だって、もう…我…慢、…でき、なかったんだ…もん……それに……、…っ、こんな……
 おっきいと……もっと…慣らして、ても……たぶん、痛いの…いっ、しょ…っ」
「……んー…まあ、否定は出来ない、か?………あー、……狭………」
「……ぼーさん、いたい…?……んく、……っ、……ねぇ……だい、じょ…ぶ…?」
「大丈夫大丈夫、……ただ麻衣の中の締まりが良すぎるから、すぐに出ちまいそうなだけ」
自分の痛みよりも彼のことを憂い、心配そうにそっと背中を撫でる麻衣に滝川は笑ってみせる。
「バーカ、俺よりもお前の方がつらいだろ?………ごめんな、痛いよな」
「……ん、痛いけど…、だいじょうぶ……このまま続けて、……おねがい……やめないで……」
痛くても構わない。だから自分から離れないで。
このまま貫かれていたくて、麻衣は滝川の背中を抱く指にぎゅっと力を込めた。
「わかってる。ちゃんと最後までしてやるから。……お供するって、約束したもんな」
苦痛を堪えながら、それでも懸命に自分を受け入れようとする健気な彼女がとても愛おしくて、
滝川は射精感の高まりと同時に、彼女を痛みから解放してやりたい気持ちを覚えた。
「……一度出して少し楽にしてやるよ。………ちょっとだけ我慢してろ、な」
麻衣にそう言うと、滝川は彼女の身体の横に腕をつき、快感の頂を求めて性急に腰を送り始めた。
痛みと共に強く揺さ振られ、その動きに押し出されるように麻衣の喉から小刻みな呻きと悲鳴が洩れる。
「……っ、ん…く、ぅ……、……っ、……ひ、…った、ぁ……んぅ…っ、くる、し……っ」
「…俺の、……動き、に……、合わせて、…息…して……慣れるまで、力抜いて……」
「ん…、わか…た……っ」
「……いい、子だ……」
「んぅっ、……痛、……いた…い……ねぇ…、キス…して……もっ、と……」
痛みに掠れたか弱い声で麻衣が強請ると、すぐに荒々しく唇を塞がれ舌で口内を侵される。
その奪われる勢いと、それと同じ荒々しさで腰を打ちつけて下半身を犯す烈しさが、滝川の情欲と愛情の
強さを感じさせて、麻衣は心と身体を熱く疼かせた。
624Nightmare(6) ぼーさん×麻衣:2007/03/27(火) 08:33:37 ID:nq0427L6
「……はぁ…、あぁ……ぼーさん……すき………」
行為に汗ばんできた滝川の背中を抱き締め、息継ぎの間に呟くと、再び唇を塞がれる。
「………痛いの、……俺が……、……全部……吸い取って、やるから……もう、少し…だけ……」
その言葉の通りに唇を強く吸われ、麻衣はその甘美な心地よさに痺れた。
もっと欲しくて強請るように自ら滝川の舌に舌を絡めると、彼がそれに応えて唾液を麻衣に流し込んだ。
白い喉を鳴らしてそれを嚥下し、麻衣は蕩けた瞳でうっとりと笑う。
「……ん…ふ………ん……おいし………ね、ぼーさんにも……あげる……」
そして唾液を赤い舌先に乗せて差し出すと、その卑猥さに煽られて、滝川が彼女の舌にむしゃぶりついて
滴る甘露を舐め取った。そのまま互いの餓えと渇きを懸命に満たすように、荒い呼吸の中で性急に唾液を与え合う。
交わし合う唾液は、ぐちゃぐちゃと混ざり合って溶け合って、もうどちらのものなのかも判らない。
それがとても幸せで、ふたりは互いをさらに求め合った。
「……はぁ……あぁ……このキス…みたい、に………、……ぜんぶ……ぼーさんと……」
心も身体も全部。触れ合って繋がり合った場所全てから。
「………ああ、……おまえと…全部、どろっどろに、溶けて…ひとつに、なっちまいたいよ……」
麻衣は身体を繋ぐ行為の意味を初めて知り、滝川はその幸福を初めて知った。
「……あたし……、……今……ぼーさんと…、………セッ…クス……して、るんだ……」
「あぁ……そう…だ、な……麻衣と、中で…繋がって…擦り、合ってる……あー…夢、みたいだ……」
それを確かめるように何度も腰を打ちつけ、滝川は興奮に掠れた声で呻きを洩らす。
「………っ、すっげえ…気持ち、いい………麻衣とするの……すげえ…いい………」
「あたしも…っ、いいの…すごく……いい……熱くって………痛、くて……っ」
ぎちぎちに広げられた粘膜が、熱く怒張した凶器に幾度も擦られて、灼けるように熱くて痛い。
その痛みと熱が、繋がり合った場所と頭の中をどろどろと溶かしていくようで、けれどもそれだけが
自分と彼の存在と境界線を確かめる証のように鮮烈で、それがとてももどかしく、それなのに
とても嬉しい。
「……なんで…、かなぁ…っ、いたいの、が…うれし、くって……なんか……いい…、の…っ」
律動の度に彼の愛も欲も、存在全てが痛みと共に刻み込まれることがこの上なく幸福だった。
「…あぁ、もっと…痛く……あたし、を…変え…て……全…部、全部…ちょう…だい……っ」
「……ああ、わかってる……俺は、全部……おまえのもんだ……おまえ…も……俺に……」
このままもっと溶けてしまいたい。
このままずっと確かめていたい。
矛盾した相反する望みを共に抱きながら、ふたりは互いを快楽の際へと追い詰めていった。
625Nightmare(6) ぼーさん×麻衣:2007/03/27(火) 08:34:35 ID:nq0427L6
「ああぁ…っ、いい…っ、痛…ぁ…っ…ひ、…あぁ…っ、ぼー…さん……、すき…、すき……っ」
激しい苦悶と強い快楽に翻弄されて、その寄る辺ない思いに滝川を求めてその背を強く抱いた。
波に攫われ、溺れ死んでしまいそうな不安に駆られてその手に力を込めると、汗でぬるりと指が滑り、
麻衣は思わず彼の首に縋りつく。
「……あぁ……だめ…おね、が………はなれ、ない…で……っ」
「ああ、どこにも…いか、ない……、……っ、……絶対…、…離さ…、ない………っ」
滝川は麻衣の膝を割ると、彼女の肩にしがみつくように覆い被さり、自重を腰に乗せてさらに奥まで
剛直を突き入れた。
「……ほら…、全…部……入っ……た……っ」
「んうぅ…っ!……ふか、い……ッ、ああ…っ、もっ…と、奥、まで……っ、きちゃ、う……っ」
滝川の怒張したものを根元まで全部呑み込まされて、麻衣が悲鳴に近い喘ぎを上げる。
入口と内奥をさらに押し広げられて、ぴりりと引き裂かれるような強い痛みと熱を感じたが、それ以上に
彼女を支配したのは、血が燃えるような烈しい快楽だった。
「ああ…ぅ…っ、だめ…っ、こんな…の…っ、あぁ…は…っ、きもち、い…っ、だめっ、…や、だぁ…っ」
身体を揺さ振られる度にその勢いで麻衣の脚が跳ね上がり、恥骨がぶつかり合う。
繋がり合った場所から洩れる淫らな水音が、ぐちぐちとその量と卑猥さを増していく。
無理矢理広げられた淫唇の襞や、快感で尖った肉芽が、滝川の穿いたままの下着にざらざらと擦られながら
重みに押し潰され、麻衣の身体から汗がぶわっと噴き出した。深まった結合部ギリギリにまで布の感触がして、
それが行為の性急さと卑猥さを改めて感じさせてたまらなく気持ち良い。
「…い、やぁ…っ、あぁあっ、ああぅ、だめぇ…ッ、それ…っ、あ、はあぅ…ッ」
抉るように奥の感じる場所を幾度も突かれ、中からだらだらと粘液が湧き出るのが麻衣自身にもわかったが、
もうそれを恥じらう余裕もなく、ただただ喘いで滝川をひたすらに求め、夢中でその腰に脚を絡ませて
彼を深く抱き寄せた。
強く抱き合うと汗ばんだ裸の胸同士が密着し、麻衣のやわらかな双丘を滝川の重みが押し潰す。
滝川が腰を打ちつける度に、汗にぬめる熱く硬い胸板でそのふくらみと頂を何度も擦るように刺激され、
重みと摩擦で充血した頂がピンと尖って赤みを増した。その甘く焦れる痺れと疼きは、背筋をびりびりと
稲妻のように伝って麻衣の腰を震わせ、彼女の内奥をさらに潤ませひくつかせる。
「はぁ…、…あぅ、うん…、…んく、…あ、…やぁ…だ…め…っ、いい…っ、あふっ、んぅ、…いい、の…っ」
「………っ、……すげ……どんどん……滑り……よくな…っ、…て、………あ、やば………」
麻衣の内奥の明らかな変化に、滝川の腰もずくりと震える。
このまま熱く潤む粘膜の中で全てを溶かされてしまいたい快美な感覚と、そのうねりと締め付けをもっと長く
味わいたい強烈な悦楽が滝川の中でせめぎ合い、思わず奥歯を噛みしめた。
626Nightmare(6) ぼーさん×麻衣:2007/03/27(火) 08:35:23 ID:nq0427L6
「……っく、……麻衣の…中……、……初めての、くせに……滅茶苦茶……良すぎだ……」
「…んぅ、そん…な…、……こと…っ、……言われ、…ても………わかん、な……っ」
けれどもそう言う彼女の喘ぎ声は淫らに甘く、その身体は滝川をさらに受け入れようと本能的に蠢く。
無垢だった身体を半ば強引に開かれて、それでも快感を覚えて懸命に享受する稚い麻衣の、無意識の痴態が
さらに滝川を煽り焦がす。その全てに耐えきれず、彼は頂点をめがけて激しく腰を打ちつけた。
「……はあ…っ………麻衣、おまえ……っ、やらしすぎて…たまん、ねえ…よ……っ」
「ああぁ…っ、そん…なの…っ、…んく…っ、…はぁ…っ、…やっ、あぁ…っ」
限界まで押し広げられた粘膜の奥深くまで熱く硬い剛直を激しく打ち込まれ、その苦しいほどの熱と圧迫感に
麻衣は喘ぎながら咽び泣く。
「ひ、ううぅ、ぅあ、ああぁ、熱い、いい…っ……熱い…よぉ…っ、もぉ、やぁ…っ」
「……俺も、……おまえん中……っ、……すっご……熱………っく、ああ…出、そう…だ……っ」
「んあぁ…ッ、…も、くる、し…っ、ぼ…さんの、いっ、ぱい……っ、で、ああぁ、や、あぁ……っ」
「……はあ…、…はぁ…っ、出す、ぞ……中に………麻衣の、……中………っ、…っく、………ッ!!」
最奥まで突き入れられた滝川のものがぐっと膨れて激しく脈打つのを中に感じ、麻衣の眼裏で光が明滅した。
指で教え込まれたことを思い出すように、その身体が震えて粘膜が強く収縮する。
「ひあぁっ、も、ダメ…ッ!こわれ、ちゃ…っ、もうっ……だ、め…ッ!!」
「………っ、……っく、……麻…衣……ッ、────ッ!!」
下腹の奥底から込み上げる強烈な快感に身体の芯を引き摺られ、滝川はどろどろに煮詰まった情欲の証を
彼女の最奥に叩きつけるように放った。
「あぁあッ、んくぅ…ッ、ぼぉっ、さぁ…ッ!…あああぁぁ…ッ!!」
身体の一番深い場所を滾った粘液で灼かれて、その熱さに麻衣も一気に昇りつめた。
「……あぁ…い…く……ッ」
「………く、………っ………ぅ…………は、ぁ…………」
「ああぅ、う、あぁ…、熱…い……っ、あ、はぅ……や、あぁ………」
麻衣のきつい締め付けを味わいながら、滝川は彼女の中に己の欲望を注ぎ込み、どくどくと脈打ちながら
吐き出される滝川の精液を、麻衣は歓喜に震えて痙攣し続ける粘膜で受け止めて、奥深くに呑み込んだ。

その白さに意識を染められながら、ふたりは全身の力を抜き、共に大きく息を吐いた。
627Nightmare(6) ぼーさん×麻衣:2007/03/27(火) 08:36:13 ID:nq0427L6
「………あー、……すっげえ………気持ち、良かった………」
脱力した身体を麻衣の上に預けて、滝川が陶然と呟く。
「……俺、すっかり夢中になっちまって…………ごめんな、大丈夫か?」
「ん……、だいじょうぶじゃないけど……だいじょうぶ……」
「……何だよそれ……どっちなんだ?」
ぐったりと力の抜けた麻衣の髪を撫でながら滝川が笑う。
「どっちもだよ……だって……疲れた……でもへーき……ちゃんと、生きてる……」
「おいおい、いくら俺でも殺しゃしねーだろー」
「……だって指よりも何倍も痛くて、気持ちよすぎて……死んじゃうかと思ったんだよ……」
滝川の重みと汗まみれの身体が愛しくて、麻衣はその広い背中を抱き締めた。
「でもね、……今、すごい、しあわせ。すごく…気持ち、よかった」
「……俺も。すげえ良かった。夢みたいで……でも実物の麻衣は、夢より何倍も可愛くてエロくて気持ちいーな」
幸せそうな顔で頬や瞼にキスを落としてくる滝川の言葉に、麻衣は自分の痴態を思い出して顔を赤くする。
「………あたし、そんなに……え、えろい…かな……」
「エロイ。おまえ可愛すぎだしいやらしすぎだ。おかげで俺、やっぱり加減出来なかっただろー」
「……え、ええ……そんなこと、言われても………だってあたし、夢中で……」
「麻衣、おまえ自分のことほんっとにわかってないのな。……ま、そーゆーところがまた可愛いんだがなー。
 ………あーごめん、重いな俺。………これも抜いてやらないとつらいだろうし」
腕をついて麻衣から身体を起こすと、滝川は彼女の中からまだ硬さを保ったままの屹立をずるりと引き抜いた。
「んんぅ…ッ、やっ、いきな、り……っ」
身体の奥深くまで打ち込まれていた太い杭を突然抜かれ、その衝撃に麻衣が震えると、開いたままの彼女のそこから
体内に放たれた滝川の精液がごぷりと溢れ出る。
自らが分泌した体液とは明らかに異質な、白濁の粘液が自分の中からどろりと流れ出て、その淫らすぎる感触に
麻衣は強い羞恥と蕩けるような快感を覚えた。
「……あ、ああぁ……ぅ……や、……だ…め………こぼれ…、ちゃ…う………」
入口が震えてひくつく度に精液が中から溢れ、会陰を伝って彼女の尻と床を汚す。
男の欲望を受け入れた証で濡れた感触が、麻衣に自らの中の中まで全て滝川に征服されたことを強く実感させた。
「……はぁ…、…あぁ……中に……いっぱい……ぼーさんに……出されちゃった……」
その声には純粋な愉悦と陶酔だけが溢れていて、滝川はそのうっとりとした声と蕩ける瞳に至福を覚える。
「………随分と嬉しそうじゃねーの。ん?………そんなやらしい顔しちまって……」
喉の奥で笑いながら、自らが犯した彼女のそこを見下ろし眺める。
「……すっげ……麻衣のここも、滅茶苦茶やらしい……」
熱を持って赤く充血した腫れぼったい肉襞の間で、それよりもさらに赤い粘膜の色を晒してぱっくりと口を
開けている秘穴から、白く濁った己の精液がだらりと零れている様は、滝川の劣情を強烈に煽った。
引き寄せられるように手を伸ばし、そこを指でさらに広げる。
628Nightmare(6) ぼーさん×麻衣:2007/03/27(火) 08:36:49 ID:nq0427L6
「んー、どれどれ。痛がってたわりにあんまり出血してないみたいだな」
「…やっ、広げちゃ、だめ…ッ」
「ちゃんと確かめなくちゃいけないんだからじっとしてろ。……ふーん、ちょっと血が混ざってる、か?」
淫らに溶け崩れて白濁に汚れた恥部を食い入るように見つめられて、麻衣の身体が再び熱を持って疼く。
「……やだもう…っ、……見ない、で…よ……ぅ………ん、あ……また、出てきちゃう……」
「一番奥までいっぱい出してやったからなー。あ、外に全部出したいなら手伝ってやるぞ?指で掻き出して…」
「……い、いい…っ、そんなこと、しちゃ…だめ……っ」
「あれ?なんで?」
にやにやと笑いながら問う滝川の声は明らかに揶揄の色で、麻衣は「感じてしまうから」という言葉を
慌てて飲み込んだ。
「………………………」
何も言えずに赤い顔で自分を見上げる麻衣に、滝川は満足気に頷いた。
「そっかそっかー、わかった。麻衣はまだこれを中で味わいたかったんだな」
そしていきり立ったままの肉棒の先端をあてがい、意地悪に笑う。
「………じゃ、こぼれないように、俺がもう一遍、塞いでやるよ」
そのまま腰を進め、一気に彼女の中に己を沈める。
「──ひゃああぁぅ……ッ!」
いきなりの衝撃に麻衣が高く声を上げる。
一度達してやわらかく弛緩した彼女の内奥は、中に放たれた精液のぬめりの助けもあって、あっさりと滝川の蹂躙を
許してしまった。先程よりも痛み無く、ぬるりと滑らかに犯されて、麻衣の声音に明らかな喜色が混じる。
「……やぁっ……ああぁんっ、ちょ…っ、ぼーさ…っ、やっ、だめぇ…ッ」
「ダメとか言ってもそんな嬉しそうな声出してたら全然説得力ないぞー。ほら、こっちも喜んでる」
再び熱く硬い剛直を呑み込まされた麻衣の内部は、滝川の言う通り嬉しげに震えていた。
「俺のこれも、出したやつも、ずいぶん美味しかったみたいだから、もっとたっぷり中で味わわせてやるよ」
いったんギリギリまで引き抜き、それから零れた精液を押し戻すように腰を再び沈めると、その勢いで
中に収まりきれなかった白濁が二人の接合部からぐじゅぐじゅと音を立てて溢れる。
「あー、せっかく蓋したのに出てきちまった。……仕方ないなー、また中に出してやるから、とりあえず今は
 この中にある分だけで我慢しろ、な?」
「……あぅ…っ、あぁ、ん…やぁ…っ」
「ほらほら、麻衣の中もこんなに嬉しそうに喜んでるし。もっと気持ち良くなろうや」
粘膜に精液を塗り込むように、内壁を何度も太く滑らかな先端で擦りつけられて、麻衣は抵抗することも出来ずに
ただただ喘いだ。
「…あふ、ああぅ、……はぁ、ああぁっ、ひぅ、あ、はぅ……あぁあ…っ」
唇の端からだらしなく唾液が零れたが、そんなことを気にする余裕もなく、瞬く間に再び高みへと押し上げられる。
629Nightmare(6) ぼーさん×麻衣:2007/03/27(火) 08:38:11 ID:nq0427L6
「……やぁ…っ、だめ、…あぁっ、また……っ」
「あれ、またイきそうか?…………そりゃちょっと早すぎるんじゃねーの、嬢ちゃんや」
麻衣が早々に昇り詰める様子に、滝川は抽送を止めてにんまりと笑う。
「こんなに早く何度もイっちまうと、この先疲れ切ってあんまり楽しめなくなるぞー」
絶頂の寸前で動きを止められて、身体の疼きと熱に焦れながら、麻衣は喘ぎに乱れる息で問うた。
「……はぁ…、…あぁ……は、あ……この…先…って、……ど…ゆう……」
「まさかこんなもんで終われると思ってたのか? ちゃんと言っただろ、今晩は泊まってけ、って」
「………まさ、か……夜通…し、とか……え…?………言わない…よ、ね……?」
微かに怯えの表情を見せる麻衣に、滝川は楽しげに笑いながら言い放つ。
「言う。だって俺こんだけじゃ全然満足出来てないもん。最後の一滴まで麻衣の中に出させてもらわないと」
「……うそ……だってさっき、……いっぱい中に……」
「あれ、俺言わなかった? 一度出して楽にしてやるって。まだ弾数残ってるよ」
「……信じ、らんない……この、エロオヤジ……破戒僧……生臭、ぼー…ず……っ」
「ハハ、髪も伸ばしてるし女犯もするしな。でもそーゆー時は絶倫って言って褒めてくんないと」
悪戯な笑みを口の端に乗せながら、彼女を決して達しさせない緩やかさで腰を送り、ぬめる内奥の粘膜を
滑らかに擦る。
「麻衣もいっぱい気持ちいいことされたいっておねだりしてたし。な?俺が元気な方が丁度いいだろ?」
「……んぅ…っ、……全、ぜ……っ、ちょう…ど、よく、ない…っ」
「そ?……でも麻衣のカラダも随分エッチだから、俺の方が保たないかもって心配なくらいなんだがなー」
その言葉と裏腹に、にやにやと笑う滝川の余裕が悔しく、麻衣は批難の眼差しを向ける。
「……そ、そんなの……ぼーさんがえっちなことばっかするからでしょ……」
「まあ俺がエロオヤジなことは否定はしない。でも、麻衣は相当エロい。エロすぎる。だって初めてなのに
 中だけで感じまくりなんて実はすごい事なんだぞ? さっき指で責めてイかせた時、他のところ触る前に
 イッちまうから俺もちょっと驚いた」
「……そう、なの……?」
「そうなの。まあ例外はあるだろうが、大半の女の子は初めっから中イキなんて出来ないだろうな。
 どっちかってーと最初はクリ責められてイッちまう方が多いんじゃないのか?」
「……なか、い…き…………く、く…り……?」
「あー、そのまんま、中だけでイクのが中イキ。…………うーん、クリトリスは…わかるか?」
「……あ……、ん、まぁ……そっちは……なん、とか………でも、そーゆー…恥ずかしい…単語は……、
 できればあんまり…ハッキリキッパリ…言わないで、ほしいんだけど……」
恥ずかしい行為の最中とはいえ、さすがに具体的な名称を耳にするのは、初心な麻衣には強く羞恥を
覚えることだった。思わず顔を赤らめ、滝川から目を逸らす。
630Nightmare(6) ぼーさん×麻衣:2007/03/27(火) 08:42:17 ID:nq0427L6
「だって仕方ねーだろ麻衣に性教育するためなんだから。で、おまえさんはその稀な特例なわけよ。わかる?
 これをエロいカラダと言わず何と言えばいいんだ?」
「………そん、なぁ………」
「でも俺はエロオヤジだし、麻衣が痛いだけじゃなくてちゃんと気持ち良くなってくれてるの
 すっげえ嬉しいから、そーゆーのは大歓迎だぞー。おじさんはそんなエッチな麻衣が大好きだ」
「………でも、でもあたし、そんなの……お、おかしいんじゃ…ないかな……」
「バカ。そんなに不安がるな。俺もおまえにだけは度を超してエロオヤジなだけで、普段はひっじょーに淡泊だ。
 ぶっちゃけ女なんて面倒臭いと思ってるところもあったしな。………まあそれはともかくとして、おまえさんも
 俺にだけ反応してエロくなってくれてるんだと思ったら俺はすげえ嬉しいんだけどな。……それにこーゆーのは
 カラダの相性っていうのもあるから。俺達の相性がバッチリだってことだろ?いいじゃん、最高じゃないか」
「………そう、……かな………」
「あーなんだよ、麻衣は俺と相性バッチリで嬉しくねーの?」
「それは嬉しいけど!……なんか…でも……」
「じゃあいいじゃん。細かいことは気にしなさんな。ここでこうしてるのは俺とおまえのふたりだけで、
 ふたりとも嬉しいって言ってるんだから。こんな幸せなことはないだろう?」
「……うん、………まぁ………」
「何か問題でも?」
「…………ぷっ、………ふふ…っ………ない、ね………」
羞恥も不安も滝川の言葉に怒濤のように吹き飛ばされ、麻衣は思わず笑ってしまった。
いつだって自分の弱さを真っ正面から認めてくれて、そしてそこから優しく救ってくれるのも、
惑いを明るく吹き飛ばしてくれるのも、元気を与えてくれるのも、全て彼だった。
脳天気かもしれないが、互いが幸せならばそれでいい──彼女は強くそう思い、そう思わせてくれる
滝川を心から愛しいと思った。
「……しあわせだから、……まぁ…、いっか……」
「だろう?……じゃ、俺のこれ、もっとじっくり味わってもらわないとな。床固いし俺重いから、
 背中とか腰とか結構痛いだろ?場所代わろうか」
「……ん、背中はあんまり痛くないけど、足の付け根は確かに………どうすればいい?」
「これ抜いてから交代するのと、抜かないまんまでカラダ動かすの、どっちがいい?」
「………そのまんま動かされると……その……もうイッちゃいそう、だから………、
 あの……いっぺん……中から抜いてくれる?」
「りょーかい」
滝川は唇に軽くキスを落としてから身を起こし、彼女の中から己を引き抜いた。
631Nightmare(6) ぼーさん×麻衣:2007/03/27(火) 08:43:36 ID:nq0427L6
「じゃ、来いよ」
床に身体を横たえて、滝川が麻衣を招く。
その声と浮かべる笑みの艶めかしさに誘われて、麻衣は滝川の横に這い、その身体を跨いだ。
「やり方は……覚えてるか?」
「……ん、夢とおんなじふうにやってみる……」
「おりこうさんだ。……夢でしたこと、ちゃんと覚えててもらえて嬉しいよ」
「……あたしも……うれしい………」
滝川の両手に腰を支えられながら、麻衣は彼のものを震える手でそっと入口にあてがい、
そのまま少しずつ力を抜いて腰を落とし、息を吐きながら自らの中にゆっくりと呑み込む。
「んく、う……」
太く滑らかな先端が入口の襞を押し分け、ぐちゅりと音を立てて泥濘の中に入り込む。
狭く締まる場所で一度軽く引っ掛かり、麻衣は微かな痛みを覚えたが、それを息を吐いて遣り過ごし
快感だけを追ってそのまま腰をゆっくりと沈めた。
「……ぅ、ん……ぁ、ああぁ……おっき、い………」
少しずつ体重を掛けると、じりじりと粘膜を捲るように押し広げながら、熱く太い滝川のものが奥の方へ
入ってくる。その焦れる感触に腰の奥から痺れるような快感が込み上げ、麻衣は思わず仰け反って
身体を揺らしながら甘い声を洩らした。
「……ぁ、あぁ……ぅ…ん……ふ、ぁ……あ…んぅ……」
「気持ち良さそうだな。………そのまま、自分で動いてみろよ」
滝川の声に従って軽く腰を揺らすと、その硬さと質量で中の粘膜が押し潰されて蕩けるように気持ちいい。
中でも特に強く快感を覚える場所が腹側と腰側にあるのに気付いて、麻衣は腰を前後に振ってその場所を
太く張り出した先端に押し付けた。
「……あぁ……きもちい……」
「………っ、……また、エロい顔してんな………俺も……それ、……結構…いい………」
敏感な先端にぐりぐりと内壁を押し付けられて、滝川もまた強い快感を覚えていた。
快感に肉棒が震えると、麻衣が甘やかに吐息を漏らしながら棹に熱くぬめった粘膜を絡めてくる。
その淫猥な蠕動がたまらなく気持ち良く、思わず下腹に力が込もる。
「……麻衣の中、すげえ……やらしいよ……堪んないから…俺も、動かして…いいか……?」
「…はぁ……う…ん、……いい…よ……ぼーさんも…して……っく、ああぁっ、や、いき、なり……ッ」
許した途端に下から強く突き上げられて、麻衣が堪らず声を上げる。
「……いきな、り…そんな…っ、しちゃ…、だ、め…ぇ……っ」
けれどもその批難の声は快楽に蕩けて甘く、全く制止の威力を持たなかった。
滝川が腰を打ち込む度に、その勢いに圧されて甘い喘ぎが唇から洩れ、興奮にうっすらと赤く染まった
白い胸がふるんふるんと弾んで揺れる。赤く充血した頂が、白い胸の先端で誘うように尖り震えていて、
滝川はその淫猥で美しい眺めに陶酔しながら、湧く加虐心のままに彼女を責めて意地悪く笑う。
「……ハッ、全…然…っ、ダメじゃ、ない…くせ、に……っ」
「…ひぅ…っ、だっ…て……ッ、…ん、……ゃ…あぁ…ッ」
自分で加減しながら得る緩やかな快感とは違い、滝川が与える快感は強烈で容赦がなかった。
深いストロークで何度も下から奥深くまで突き上げられて、身体が浮くようなその勢いに背中が撓り、
眼裏に火花が散る。先程よりは潤み緩んではいるものの、それでも滝川の剛直は麻衣の内奥をびっちりと
隙間無く埋めていて、激しい抽送の度に粘膜を幾度も擦られ、その強い快感に彼女の中が強くひくつく。
632Nightmare(6) ぼーさん×麻衣:2007/03/27(火) 08:44:34 ID:nq0427L6
「…んあっ、あぅ、さっきと…ちがう…っ、あふ、うぅ、ん、きも、ちいい…っ」
正常位の時とは違う場所を違う角度で責められるのが、麻衣には堪らない刺激だった。
一気に身体の温度が上がり、汗が背中を伝い落ちる。どうしようもなく身体が熱くて、制服を脱いで裸に
なってしまいたい衝動に駆られるが、けれどもその脱ぐ間すらも惜しいほど彼と交わっていたくて、
麻衣は滝川の肉棒を美味しそうに咥え込んだまま、彼の動きに合わせてひたすら腰を揺すった。
「……腰……、勝手に…動いてんぞ………もっと、欲しい…の、か……?」
「んン…っ、うん…っ……もっと…ッ、…あ、はぁ…ぼぉ、さ……もっ…と…ほし…い…っ、中が……
 ……あつくって…っ、入口…も…、…奥…も……ぜんぶ、きもち、いいの……っ」
「…………やっぱ、おまえ…エロすぎ…だ……っ」
扇情的に蕩けた麻衣の声と潤む瞳に煽られて、滝川は彼女の最奥を抉るように突き上げた。
「……ああぁっ……奥、まで…っ、……ぜん、ぶ……ぼーさんで、いっ…ぱい……っ」
強すぎる快感に圧されて麻衣の瞳から涙が零れ、彼女の内奥が淫らに蠕動する。
その強い締め付けと込み上げる至福に、滝川の胸も蕩けて痺れた。
「………っ、……………本当に、夢みたい、だ……」
最愛の少女を手に入れ、彼女から己を切望されて、求められるままに快楽を与え──そして彼女からも
溢れんばかりに愛と快楽を与えられている。
「…………気持ち、良すぎて……まだ…夢の中に…いる、みたいで……少し、怖い…な………」
「……こわ、い……?」
「ああ……麻衣に…好きだって、言われたことも……今…おまえと……こうしてることも……幸せすぎて、
 ……これは…現実じゃなくて……俺が見てる夢の…続き……なんじゃ、ないかって…思えて…くるよ……」
餓えを満たすように激しく剛直を突き入れながら、眩しげに寂しげに自分を見上げる滝川の瞳の色がとても
切なく愛おしくて、麻衣は身体を前に倒して彼の胸に預け、そっと抱き締めた。
身体の中で滝川の角度が変わり、その新たな快感に思わず小さく呻くが、それを堪えて彼に微笑む。
「……だいじょうぶ、……ほら、夢じゃ…ないよ……あったかい、でしょ……?」
滝川の渇望する瞳を見つめたまま、そっと唇にキスを落とし、そのまま唇が触れ合う距離で囁く。
「ね…、あたし…ちゃんと…、ここに、いるよ……ずっと、……ぼーさんと、ずっと、いっしょにいるよ……」
「……ハハ、……そんな、優しくされ、ると……っ、余計…夢、みたいで……ちょっと心配…だな……」
「…ん、もぉ……あぅ…ぼー、さん……ホント…心配、性……だ……っ」
「そう、だな……だから、禿げる…前に……ちゃんと、夢じゃ…ないって……確かめ…させてくれ………」
「……う…ん……いい…よ……何度でも……あたしを…確かめて……いっぱい…もっと……」
滝川の不安を吸い取ってしまいたくて、麻衣は彼の唇に何度も強く吸い付き、彼の餓えを宥めるように
口内に舌を差し入れ、優しく舐めてやった。ひたすらに自分を求めてくれることがとても嬉しく、
ただただ彼が愛おしくて、夢中で彼を求めて愛す。
633Nightmare(6) ぼーさん×麻衣:2007/03/27(火) 08:45:29 ID:nq0427L6
「……ふ……んぅ……あぁ……ぼーさん、好き…大好きなの……っ」
「俺も……死ぬほど、好きだ………ああ…麻衣………麻衣………俺の…、俺だけの麻衣……」
汗に塗れた身体を密着させて抱き合い、唇を吸い合いながら互いの唾液に塗れた舌をくちゅくちゅと絡め、
そして互いの愛液に塗れた性器をぐちゅぐちゅとぶつけ合い、弱い粘膜同士を何度も濡らし合いながら擦り合う。
合わせた唇の合間から唾液が零れて互いの顎を濡らし、繋がり合う結合部からは、剛直を抜き差しする度に
白く泡立ち混ざったふたりの体液がにちゃにちゃ、ぐちょぐちょと卑猥すぎる音を立てながら溢れる。
身体の全てが触れ合って、全ての熱が溶け合い、全ての体液が混ざり合い──そして意識さえも白く溶けて
混ざり合う、この上なく恥ずかしくて汚らわしくて淫らな、最愛の相手としか出来ない最高に幸せな行為。
ふたりはそれを確かめ合いながら、互いを求め奪い与え刻み、共に溺れた。
「あぁあ…っ、んく…っ……ぃ…ああぁっ、ひぅ…や、あぁっ…イク…だめ…イきそ…っ…んぅ……っ」
「………ああ、いいぞ……イケ…よ……っ」
「…んあっ、…だ…め…っ、…あぁ…よすぎ…て……も……おかしくっ…なっ、ちゃう……っ」
「………俺は…もう…、とっくに…おかしく…なっちまってるよ……だから、麻衣も…一緒に……」
「は…あぁ……い…っ、……しょ……に………」
「………うん……、俺と……、一緒…に……、………おかしく、……なろう?……な……」
一度ずるりとギリギリまで引き抜き、入口を浅く焦らすように責めて蕩かし、それから再びぐっと奥まで
沈めて、そのまま幾度も奥をずんずんと小刻みに突くと、麻衣の喘ぎが啼き声に変わった。
「ああぁぁ……いいの…っ……もっと…ぉ……あぁあ……もお、だめ…ぇ…っ……あ、あぁ…ぁん…っ」
「……ん……わかってる……いいよ……イッたら……また、いっぱい…すれば……いい……だから……
 今度は…ちゃんと俺の…名前……呼んで……イけよ……っ」
滝川は激しく腰を打ちつけ、奥深くを何度も穿ち、麻衣と自分を絶頂の際に追い詰める。
「…うんっ…ああぁ…法、生……法生……すき……法…生……す…き……だよ………っ」
「………そう……俺の、名前……呼んで……目、閉じないで……俺の目…見ながら…イッて……」
「…んぅ…っく、いく…ッ、法生……っ、イクの、イッちゃう…ッ、ああぁ…っ、法生…ッ!」
蕩けた瞳がぶわっと潤み、滝川の胸に縋り付いていた身体がピンと仰け反り大きく震える。
そのまま幾度も身体を震わせ、内奥を強く収縮させながら麻衣は達した。
「……っ、いい…締め付け、だ……やらしく、うねって……ああ…その顔…最高に…可愛いな……」
法悦を極めた麻衣の内部の蠕動と、その淫らな姿をじっくりと楽しみながら、滝川は己の快楽にも
ラストスパートをかけた。彼女が達した後も容赦せず、そのまま激しく腰を送り込み、充血して
潤みと熱を増した内奥の感触と絶頂の強い締め付けをたっぷり楽しむ。
634Nightmare(6) ぼーさん×麻衣:2007/03/27(火) 08:46:26 ID:nq0427L6
「──ひうぅ…ッ、あぅ、あぁあっ、ダメッ、まだあたし…ッ、やぁ…っ、あぁっ…また…ッ」
「……っ、……イキながら責められんのも、……なかなか…、……いい、だろ…?……約束…守れた……
 ご褒美に…俺が、……もっとイイ…ところ、まで……連れてって…やるよ……」
「あはあぁ…ッ、こんっ、な…のっ、だ…め……ッ、おかし…ッ、あた、し、いやっ、こわれ…ッ!」
絶頂の途中でさらに強烈な快感を送り込まれ、麻衣は息も絶え絶えに悲鳴を上げた。
全身を震わせ、半開きの唇の端から涎を零しながら、激しく中を犯される度に甘やかな声で苦しげに
悶える彼女がとても愛おしくて、さらに啼かせたい加虐の衝動が抑えられなくなる。
「…ハァ…ッ……いいよ……壊れな……、……全部…見てて、やるから…っ」
「ひぁッ、やぁっ、だめぇッ、ああん、もぉ、ダメっ、まだ、またイクっ、やだぁ…ッ」
頂点だと思っていたそこよりも、さらに高い場所があることを知らされて、甘美すぎる恐怖と
恐ろしいほどの愉悦が麻衣を苛む。強引に高いところへ押し上げられる感覚は、深い場所へと
堕ちていくそれとあまりに似ていて、すでに脳裏に散る火花すらも見ることが出来ない。
麻衣はその眩暈するような混乱に喘ぎ、啼きながら、滝川に救いを求めた。
「ああぅッ…あふ…っんく…っ、いくッ、も…おね、が…っ、いぁ…っ、ゆるっして…ぇ…っ」
「……仕方…ねー、な……じゃあ、腰、少し浮かせて」
滝川の言うなりに、麻衣が震える腰に必死で力を込めて軽く腰を上げると、ふたりの身体の間に出来た
僅かな隙間に滝川が強引に手を差し入れた。そのままふたりが繋がり合う結合部に手を伸ばし、
麻衣の中から溢れた精液と愛液でドロドロに濡れている肉芽を指先でぬるりと撫で擦る。
「──ひゃうッ!」
「………ここ…触られると……前も、中も……気持ちいい、だろ……っ?」
「んひぅッ、んぅっく、あはぅっ、それっは…ッ…法ッ生ぉ、も、ぁくぅっ、またっダメ…ッ」
続けざまにに絶頂感を与えられて、その狂いそうなほど激しい快楽に麻衣の身体がビリビリと痺れる。
脳裏が赤く灼かれる程に幾度も煉獄に堕とされて、彼女の意識はすでに陥落寸前だった。
「…はぁっ、あふぅッ、ほぉ、しょお…っ、またッ、イッちゃう、のぉ…っ、あはああぁぁん…っ
 ね、もぉ、ダメ、だ、よぉ、あぁあん、も、ゆるし、てぇ、だめ、なのぉ…、あぁ……」
すでに蕩けきった彼女の瞳の焦点は合わず、何の像も結ばないまま、ただ与えられる悦楽だけを
追い求めるように空を彷徨っていた。
「……すげえ……可愛くて……ああ、………これ…俺も……堪ん、ないわ………」
彼女と己の限界を感じ、滝川は麻衣に最後のとどめを与えるために最奥を強く突き上げながら、
白濁の体液に塗れてぬめる肉芽を二本の指の間でキュッと挟み、ぐっと押し潰す。
「…………ほら、……これで…天国、イッちまいな……っ」
「───ああああああぁぁぁ…ッ!!」
強い突き上げに圧されるように、麻衣は一気にさらなる高みへ押し上げられ、昇りつめ、そして堕ちた。
身体を仰け反らせ、高く啼いて快感を叫びながら絶頂に達し、幾度か身体を震わせた後、ぐったりと
身体の力を抜いて滝川の胸に倒れ込んだ。
最愛の少女が果てたのを見届けてから、滝川は己の欲望を彼女の最奥に放った。
635Nightmare(6) ぼーさん×麻衣:2007/03/27(火) 08:48:11 ID:nq0427L6
      ・ 

「……はぁ……ああぁ……もう…だめ…ゆる、して……」
「だーめ。まだまだ俺満足出来ないもーん」
滝川に片足を抱えられながら、ぐったりとベッドに横たわった麻衣は彼のものに深々と貫かれていた。
すでに日は落ち室内は暗く、照明も点けぬまま、薄暗がりの中でふたりは身体を交えていた。
「……どんだけ…やったら……満足、すんのよ……あたし、つかれたよぉ………それに、あたしまだ、
 今日が、初めて…なんだから…っ、あぅ…っ、んく…っ、…ちゃんと、加減、してよぉ…っ」
「あれ、手加減出来なくても、何度壊してもいいって言ってくれたのは誰だっけ?ん?」
「……う、うぅ……それ、は……っ、でも、…も、無理、だよぉ……明日、動けなく…なる……」
幾度も絶頂を強制されて麻衣が力尽きた後、滝川は彼女の着衣を全て脱がせてベッドに運び、
優しく介抱していたのだが、彼女をいたわり、甲斐甲斐しく世話をしたり撫でたりしているうちに
それが行き過ぎて再び劣情を催してしまい、結果彼は彼女の休息を奪い続けていた。
さすがに先程のように彼女が倒れ込んでしまう程の激しい行為を無理強いすることは控えていたが、
気怠い余韻に喘ぐ彼女の身体とその媚態が淫らすぎて、そしてか弱く抵抗の言葉を吐きながらも
自分を優しく受け入れてくれる彼女が愛しすぎて、滝川はどうしても麻衣を手放すことが出来ない。
「えー、いーじゃん、明日土曜日だし。学校休みだろ?」
「……でも……困るよぉ……おふろとか…ごはんとか……」
「別に一日中ベッドで寝てればいいさ。動く時は俺がお姫さま抱っこして運んでやるし、
 要るもんは全部俺がここまで持ってきてやるよ。……なー、ほら、全然困らないだろ?」
「……ん、もぉ……そういう、問題じゃ…ない、でしょ……」
にんまりと自信満々な様子の滝川に、麻衣も思わず笑ってしまう。
「……そんなに、甘やかして……あたし、わがまま放題…しちゃうからね…知らないよ…?」
「いーよ、麻衣は俺のお姫様だから、おまえの我が儘なら何でも聞いてやるぞー」
「…………何か、聞いてる…こっちの方が…恥ずかしくなってくる………」
「俺は全然恥ずかしくない。だって俺、麻衣ちゃんのことが大好きなんだもーん」
「…ぷ、あははは…っ、ん、あん……もー、ぼーさん、ホントにおバカだ……でも、あたしも…もう、
 おバカに…なっちゃったかも…しんないね……そーゆーぼーさんが、可愛くて仕方ないんだもん……」
ぼーさんの方がうんと大人なのにね、と笑いながら、麻衣は滝川の頬に手を伸ばし、そっと撫でた。
「あたし、もう…ぼーさんがいないと……何にも、出来なくなっちゃった……責任、取ってね……」
「……………俺に恥ずかしいことばっかり言うってゆーけどさ……絶対、おまえの方がすげえ殺し文句
 吐くと思うぞ俺は……………破壊力抜群すぎて、腰砕けるっつーの……」
溜息をついて滝川は項垂れ、けれどもすぐに破顔して抱えた麻衣の脚に口づける。
636Nightmare(6) ぼーさん×麻衣:2007/03/27(火) 08:49:15 ID:nq0427L6
「……でもいいねー、それ。……あー最高、死んでもいい。今死んだら勿体ないから死なないけど、
 そんくらい嬉しいぞ。俺無しじゃ何も出来ないなんて言われたら、俺もう本当に何でもするからな。
 責任なんていっくらでも取っちゃる。とりあえず来週指輪買いに行くから予定空けとけよ。
 あ、給料3ヶ月分って俺の場合どーやって計算したらいいんだ?」
「…………ぼーさん……、………それはちょっと…気が早すぎ……」
「全然早くねえと思うけどなー。………まぁ、あんまりがっつきすぎて麻衣にどん引きされても
 困るから、将来の事は追々一緒に考えていきますか。……じゃあ今は、とりあえず今宵の
 このひと時だけを楽しむことにすっか、な? まだまだ夜は長いんだし」
「………ねぇ……本気でまだ……終わん、ないの……?」
「んーごめん、もうちょい付き合って。……そんな嫌そうな顔すんなよー、いっぱい気持ち良く
 しろっつったのおまえだろ?……今夜は麻衣が悪い夢見る暇ないくらい可愛がってやるから」
麻衣の瞳を見つめ、滝川は悪戯に笑む。
「それにこうしてれば、他の男の夢も見れないだろう?」
「────ッ、……どうして……それ………」
麻衣は驚きに息を呑み、これまでに彼と交わした会話の数々を思い出す。
自分は滝川に彼の人の夢の話をしたことがあっただろうか。───否、誰にも話したことなど無かった。
誰かに話すのは気恥ずかしかったし、何よりもこれは麻衣ひとりだけの、大切な秘密だったから。
「………ふーん、やっぱり、な。まあ、俺だって麻衣の夢見るくらいだから、麻衣も好きな男の夢くらい
 見るだろうとは思ってたけど。……それにしても、その様子じゃ、ずいぶんと特別な夢みたいだな」
「…………とく、べつ…………」
確かにその夢は麻衣にとって特別なものだった。
いつだって彼が出てくる夢は、良い夢の時も、悪い夢の時も──断然後者の方が多く、何度も麻衣は
夢の中で怖い思いをしたが──不思議なほど現実とリンクしていて、これまで何度も解決中の事件の
ヒントを沢山与えてくれた。
──そして夢の中の彼の人は、それはそれは優しく微笑んでくれたのだ。
「……すげえ、妬けるな。なあ、どんな夢見てたんだ?俺との夢みたいに、キスとかいろいろしたのか?」
「────ッ、してない…っ、そんなこと、するわけ、ないっ!」
「……本当?」
「ホントだよ…っ、そーゆー夢じゃ、なかったもんっ」
「でも、麻衣がそいつに恋してて、夢の中で逢って幸せだったことは間違いないんだよな」
「…………………、それ、は…………」
「ふーん、じゃあやっぱり、今夜はまだ麻衣を許してやるわけにはいかないなー。麻衣の中から
 そいつが全部消えるまで、俺を注ぎ込んでやらないと」
滝川は麻衣の瞳を強く見据えて、薄く笑う。
637Nightmare(6) ぼーさん×麻衣:2007/03/27(火) 08:49:55 ID:nq0427L6
「俺、もう何も我慢しないからな。独占欲丸出しで悪いが、もう麻衣は全部俺のものだから。
 何一つ、他の男には渡さない。……もちろん、夢も」
淡かろうが儚かろうが、他の男に心を揺らすなど許さない。
恋心に別れを告げる間も、ましてやそれを惜しむ間など、与えない。
今宵、彼女の全てを手に入れ、自分の色に塗り替える。滝川は、そう決めたのだ。
「もう、俺以外の男の夢は、二度と見せない」
彼女の目を見つめたまま、横たわる彼女に覆い被さり、全てを奪い取り己を与えるキスをする。
そのまま唇を塞ぎながら、ゆるゆると腰を送って中を穿ち、麻衣の中に残る夢の気配を自分の情欲で蹂躙し、
全て残らず消していく。
「………麻衣は、もう…全部、俺のもの………だろ……?」
唇を塞がれて、下肢を奥深くまで杭で打たれて、その逃げ場の無さに麻衣は強く幸福を覚え、口吻の合間に
低く甘い声で囁かれる呪文のような支配の言葉に素直に頷く。
「……うん、あたしは全部……ぼーさんの、ものだよ……」
そう答えた時、ほんの一瞬だけ、ちらりと過去の淡い恋心が頭をよぎり、微かに胸を締め付けたような
気がしたが、それも滝川から強い愛と快楽を口移しに流し込まれて、瞬く間に霧散してしまった。
──惜別の涙すら流せぬまま、淡く儚い恋は麻衣の中で密やかに終焉を迎えた。
麻衣が夢で彼の人の名を呼ぶことはもう二度とない──それを麻衣も気付いていた。
「……だってあたし、ぼーさんのこと、もう大好きなんだもん……」
滝川の色に染まりきった自分自身が嬉しくて、麻衣は陶酔の笑みを浮かべる。
もう他の誰かを恋う夢を見る必要も、その余裕もないのだ。
「……あたしの中、全部、ぼーさんでいっぱいで……うれしくて、しあわせ……」
だからもっと、もっと。何度も。奥まで。
「……ねぇ、ぼーさん、だから、もっと……いっぱいぼーさんを、ちょうだい……」
「ああ、もちろんだ……まだ夜は長いし、時間も沢山あるから……」
「……うん、うれしい……いっぱい…愛して……あたしもいっぱい、愛してあげる……」
夜が明けて明日になれば、今よりもっと滝川に愛し愛された新しい自分に生まれ変わる。
けれども夜明けはまだ遠く、夜は長く、その間ずっと滝川と愛し合える。
麻衣はそれがこの上なく嬉しく幸せで、夜が惜しく、朝が待ち遠しく、胸が焦がれた。
「……ああ……朝まで……ずっと……」
麻衣が呟くと、滝川が同じ気持ちで彼女を抱き締め、やんわりとその唇を重ねた。
そのまま互いを甘く吸い合いながら、目を開け、瞳を合わせ、そっと笑い合う。
「…………ずっと………」
「………いっしょに………」
夜が明けてもこの幸福が夢のように覚めてしまわぬように共に祈りながら、ふたりは気怠く蕩けて
甘く疼く熱い身体を最愛の相手に絡めて委ね、まだ明けぬ夜に焦がれてうっとりと目を閉じた。


(end)
638Nightmare(6) ぼーさん×麻衣:2007/03/27(火) 08:51:53 ID:nq0427L6

長くなりましたが、頂いたレスに励まされてようやく完結にこぎつけました。
沢山スレを消費して本当にすみません&読んでいただきありがとうございました。
ぼーさんがベタ惚れまくりだわすぐヘタレるわ、あげく処女まんまんにヤリたい放題のロリ変態だわで、
イメージが崩れてしまったファンの方はごめんなさいと最後に平身低頭で謝って名無しに戻ります。
ありがとうございました。
639名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 09:55:25 ID:RlEdpmfQ
うああああああああああああ
GJ!GJ!GJ!です
待ってました。朝っぱらから感動の嵐で、もう今日は仕事出来ません。
アニメ最終回直前に本当にありがとうございました。
ここで神に会えてから、一気にぼーさんに落ちました。
エロでこれほどの名作を読んだ事は、未だかつてありません。
オフでゆっくり読みたいです。
今日はこの感動を胸に抱いていきます。
ありがとう!神!
640名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 10:03:04 ID:c0rwE9u5
ぼー麻衣の神キテター!!!!!
GJGJGJGJGJ!!!!!
もともとぼーさん好きだが、神のおかげでもっと好きになったよ。
ありがとうありがとう!!!
641名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 11:23:08 ID:R2daRRa/
神キタ━━(゜∀゜)━━!!
朝からこんなエロエロなの落としていきやがりましたねこの神様め!!
まさにゴットライト!
あめーよ!エロイよ!GJGJGJ!!!!
こんなねちっこいの読まされたら午後から仕事になんねーwww


安西先生…セクロスがしたいです…_| ̄|〇
642名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 12:50:13 ID:heWB5VEa
久しぶりに覗いたらいっぱい投下されてたー!!
皆さん、本当にGJです!

>>615
まさかパイパンでくるとは…!(*´Д`)
リンさんの責めも徐々にエスカレートしてきてますね〜、これからどうなるか…
続きを楽しみに待ってます!

>>619
百合がかわいらしくて(・∀・)イイ!!
男ども+アマゾンのやり取りには爆笑したw
こちらも続き楽しみにしてます!

>>638
待ってましたーーー!!
相変わらずの素晴らしい作品…これが終わるというのは残念だ…。・゚・(ノД`)・゚・。
読み応えのある究極の作品を、どうもありがとうございました!!
643名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 13:57:45 ID:00T58QPC
ぼー×麻衣神キテター!!!!!

あぁぁぁぁ!!!! もう、ただただ、GJを捧げるしかないよ!!!!!!
お疲れ様でした!!!!!!!!


アニメ声で自動再生する自分キメェwww
644名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 17:16:55 ID:Ni+ZkcXu
>>619
初めてネットでのSSを読み入ってしまった
もともと三行以上は読まないんだが、今回初めて読んだ
そして抜いた………6回も…………
ありがとう!!本当にすばらしかった
これからも良い作品を書いてくれ!!!!
645名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 09:01:18 ID:0OYVMqEY
ぼー麻衣の神様、感動をありがとう(合掌)

これで終わりなんて残念すぎるんで絶対また次作と共に来て下さいね。

ナイトメア全部を本にして何回も読み返したい〜w
646名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 10:35:34 ID:XZaMLRSn
>>638を読み終えたリンさんの感想

…滝川さん…なんですか、その絶倫ぶりは…。
おかしいじゃないですか、以前庄やで飲んだ時…言ってたじゃないですか!

「いやーもう20代も半ばをすぎるとガクッと落ちるよね、精力」
「まったくです、今では一滴一滴岩清水の様に溜めておかないと…」
「そーそー、おれっちも昔は飛ばしてたのに、
今じゃ一滴一滴ドモホルンリンクルのCMのように大事に大事に溜めないと…
年を取るって悲しいねぇ」

このっ…このっ…ウソツキ!あなたなんて学校のマラソン大会で
「私も遅いの、一緒に走ろう」って言って真っ先に裏切る様な女子と何ら変わりないじゃないですか…。
一体何発やったんですか!何がドモホルンリンクルだ!
そんなナイアガラレベルのドモホルンリンクルがあったら
「一滴一滴雫が落ちるのを観察する社員」なんか過労で死にますよ!

ぐっ…うらやま…憎らしい…うっうっ…
今日はもう板尾の嫁のでかい尻で奮い立たせて寝ます。ううっ…


滝川神ありがとう!ありがとう!書籍化決定!
647名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 11:04:27 ID:A4uMcBUe
ぼー麻衣の神様!
神は神殿を持たれてないのですか?
もしもあるのでしたら、民草は日参いたします。
そしてこの素晴らしい小説を、ぜひぜひ本にして下さい。
神〜!愛してます!
648名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 12:21:02 ID:QswrNAH6
>>646 ワロタww

本っ当にここ、シリアスネタにしろお笑いネタにしろ上手いひとばっかだな。
堪能させて頂いてますともええ。
649名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 15:37:30 ID:DzAF3LdZ
法生×麻衣激しくGJ!!!
このカプかなりハマリそうだゎ(*´Д`*)
650sage:2007/03/28(水) 18:10:29 ID:Tw2aTCQ6
このスレに初めて訪れた新参者です。
余りの良作の多さに、隅から隅まで貪りながら読んでる自分がいたwww
それにしても、ネ申さま大杉。色々美味しいSS読めて、幸せ過ぎる。
Nightmareの中の人には、新作を書いて欲しいよとか勝手に思ってしまったwwww自分ウザス。
651名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 18:11:44 ID:Tw2aTCQ6
うわゴメン、ageてしまったorz スマン!
652名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 19:49:25 ID:lwIH7ujM
>>646
こないだ元旦那が無くなった西原理恵子の漫画に同じような表現があった気がする
653名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 20:22:18 ID:xO9QadHk
>>652
よくある表現の一つだとは思うが…って鴨っち永眠かよ!
654名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 21:42:00 ID:QswrNAH6
>>653
自分は西原が連載してる毎日の訃報欄で知った。
割とデカく載ったし西原もこの件で暫く休載宣言。
ニュー速+にもスレ立ってたよ。
自分もまさかそんな状態だったとは夢にも思わんかったのでひたすら驚いた。
年末だかには西原+鴨(つーか一家)で毎日の取材やってたし。
42才はなあ、流石に…

板違い(どころじゃない程違うな…)失礼。
655名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:36:28 ID:xO9QadHk
ありがとう>>654
というか板違いで流れを曲げてすまん。
流れをエロに戻すが、ここの神SS達のせいで昨日の最終回が
・ぼーさん(全てにおいて)
・綾子(特に胸の谷間の線とか)
・ラストの麻衣と真砂子のじゃれ合い
をよこしまな目で見てしまった奴はどれくらいいるんだ
656名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 22:38:23 ID:Tw2aTCQ6
>>655



まだうちの地域では最終回を迎えていないが、もう頭の中は邪なもので一杯だ。
どうしてくれるwwwwうえwwww
657名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 00:06:39 ID:c97j8oLU
>554
>吉見家の際は運が良かっと綾子は思う
は樹にエロイ事されなかったんじゃなくて、周囲に見つからなかっただけだよな?
な?(*゚∀゚)=3ハァハァ



見てる人も多いだろうがアニメ板より甜菜
あっちでネタもらえるとは思わんかったww
***放送が1週遅れの人は注意***
> ttp://a-re-ya.ddo.jp/~areya/up/200703/27/02/070328-010639-720x404.jpg
>
>事後っぽい
658名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 00:50:11 ID:BKNpB7QJ
>>657
ナルの方が吸い取られてんのかよw
659名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 02:16:57 ID:KjWDxnt8
おい…それはぼーさんだ
660名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 02:23:42 ID:BKNpB7QJ
ごめん。
アニメ見てなくて小さいサムネイルだけ見てたら間違えたorz
661名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 09:43:37 ID:cUVllV5T
ヒィー。有難いやら畏れ多いやらで、皆様に御礼を言いたく最後にいっぺんだけ名無しから復活。
Nの者です。このたびはご愛顧いただき本当にありがとうございました。
多分また何か書いて名無しで落とすので、お気に召したら読んでやって下さい。

>>646
あなたがネ申か。本気で笑い死ぬかと思いました。結婚して下さい。

>>647
その愛に応えたくて先行エイプリルフール。
只今バーボンハウス@渋谷道玄坂支店(またの名を滝川教御殿)を建立中。落成式は四月馬鹿の日の予定です。
……どれが嘘で誠かはご想像にお任せ致しますので、気が向いたらお立ち寄り下さい( ^ω^ )



昨日SS完結記念にずっと我慢してた原作コミック買ってきて、一気に読破。なんなんすかこの面白いの。
アニメではしょられてたアレコレが面白いわ萌えるわで余計ハマりました。
でもアニメの滝川様は萌え萌えだしエロイ声で真言唱えてくれるからそれで満足なんだお。自分キモイお。
うちの地方は来週アニメ最終回なので>>657の精神的エロ画像とかヨコシマ目的ですごく楽しみです。
662名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 13:47:45 ID:vhJUR5M/
漫画版は作者自体が小野の大ファンだからなぁ。
よくもまああそこまで忠実にってくらい忠実に漫画化してていいものだ。

それにしてもぼー麻衣好きにはたまらん、エロいというかそれ以上にこんな大作で嬉しかった。
Nの中の人GJ!
663647:2007/03/29(木) 14:55:53 ID:f4+bzADG
神〜!!!!!!!!
神殿建設は本当ですか? ぜひぜひぜひ立ち寄らせてください。
そしてイベントで聖典を発行して下さい。
ファイルに保存しちゃったけど、手に取って読みたいです。

ここの神々でエロパロアンソロを発行してくれないかな
664聖なる侵入4@リン綾子:2007/03/29(木) 22:39:08 ID:Mxq9IC0C
滝川神よ、劣情と感動をありがとう。
神の神殿を発見できた人は、こっそり自分にも伝えて欲しい
ビガーパンツあげるから。マジで。

そんな感動の余韻を流すようで心が痛い投下です。


前回までのあらすじ
パイパンの伏線はもっと前段階から張るべきでした。サーセン
665聖なる侵入4@リン綾子:2007/03/29(木) 22:39:56 ID:Mxq9IC0C

「お願い…お願いだから…何も言わないで」
 毛が生えていないことも、綾子が男に体を許せない理由の一つだった。
 風呂上がり、姿見に映された自分の体は、年以上に大人びた顔立ちとはちぐはぐな幼い下腹部。中学、高校と旅行で同年代の裸を見る度に、いつかは自分も生えてくるだろうと祈っていた。
 しかし、以前吉見家の調査時、大浴場で
「えーっ綾子生えてない!珍しー」
 7つも年下の麻衣に指摘された時、目の前が真っ暗になった。あまりにも落ち込んでしまったのか、
「だ、大丈夫だって、いつか生えてくるよ…ほ、ほらそれに無い方が水着着るの楽じゃん!剃った後のチクチクもないし!いやーっ羨ましいっ」
 麻衣に無理に励まされ、ますます落ち込んでしまった位、綾子にとって、無毛はコンプレックスだった。

 蜜に誘われるまま、リンはじっと綾子の花弁を魅入っていた。充血し膨らみ、開きかけた肉びらからは情欲の露が絶え間なくこぼれている、無毛の恥丘を両手で押さえ、ズズッと音を立ててすすった。
「あんっ…やめ…そんなとこ」
「綺麗だ」
 リンはこれまで叱責か辱めの言葉しか投げつけてこなかった、綾子はたったその一言に胸を熱くした。
「こんな…何もない…恥ずかしい」
「いいじゃないですか、可愛らしくて。それに色もいい、まるで処女だ」
「あの…そのことなんだけど」
 綾子の言葉を遮る様に、リンは花弁を優しく甘噛みし、とうにサヤからこぼれ出た肉芽を指でさすった
「ひゃぐっ…やめ…あう」
「こんな何も知らなそうな色で何人も誘ってきたんでしょう?松崎さんは本当にいやらしいなぁ」
「違うの…ああっ」
「違うかどうかじっくり確かめてあげますよ」
 リンは綾子を仰向けにひっくり返し、股を思い切り開かせた。常夜灯の明かりだけでは足りないと、尻ポケットに入れていたペンライトで綾子の秘部を照らした。
「いやぁ…何をするの」
 秘豆をいじられてる綾子はか細く抵抗した、指の刺激もペンライトの仄かな熱も、ただ綾子の性感を煽るだけだった。
「他は熟れているのに、よりによってここだけ子どもだなんて、ククッ、おかしな話だ」
 リンは飽きもせず、無毛の恥丘を手の甲で撫で回し、花弁を指でくつろげ、ライトで奥を覗いた。リンの口からため息が漏れる。
(こんな恥ずかしいことをされてるのに、動けない…ううん、期待してるんじゃない、抵抗したってどうにもならないからよ)
 とは思いつつ、とめどもなく溢れる蜜液の存在が情けない。見られても感じる自分が憎らしい。
 自分の一番嫌いなところを、目の前の男は綺麗だと言ってくれた、可愛いと表現してくれた…劣等心を優しく包まれる、そんなことだけで心を許しかけている…、弱い女だ。と綾子は心の中で自嘲した。

「見られているだけでこんなになるなんて、挿したらどうなるんですかね」
 ペンライトをひっくり返し、丸まった柄の部分をリンは軽くしゃぶり、綾子の秘口にゆっくりと挿入した。
「んんんんんんっ」
 綾子の背は弓なりに反り、腰を大きくバウンドさせた。生まれて初めての異物挿入、それも金属の冷たい感触に綾子は悶えた。
「随分狭いですね、楽しみだ」
 思いの外きつい綾子の蜜壺に警戒し、リンは浅くゆるく抜き差しを始めた。
「いやぁ…やめ…んっ…んっ…」
 樹とも自分の指とも大きく違う感覚、無機質な金属が、無垢な柔肉を蹂躙する。
「やめて…怖い…ヒッ!いや…ぁあっ」
 貪欲に膨らんだ秘豆をリンは口に含み、もてあそんだ。耐えきれず足を閉じようとするが、リンが間に入っていては無駄な行為だ。
「お願いぃっ!いっしょに…あう…一緒に責めないで…ひぃっ」
 その声を合図に、リンはペンライトの抽速を一層激しくした。ぐちゅっぐちゅっ…じゅぷじゅぷっと普段の自慰行為の時とは比べ物にならない淫音が部屋中に響く。
「んっ…やめて…だめ…ライトおくにいれちゃだめ……いっ!」
 ペンライトの妙なつっかかりにリンの動きが止まる、ズボっと音を立てて引き抜くと、ペンライトは愛液でベトベトに汚れていた。
「こんな白いモノまでこぼして、巫女のくせにこんな好き者だったとは…」
 言い捨てると、リンは中指と薬指を綾子の泥濘にねじ込んだ。
「ひぐっ!」
「もうさっきみたいな細いのではいやでしょう、うんと可愛がって、それからトドメを刺してあげます」

 今までの比ではない圧倒的な異物感、肉壁を押し広げられる圧迫感、綾子は恐怖と苦痛に顔をゆがめた。
「ヒッ!痛っ!あう!抜いて」
「痛い?爪は昨日切ったはずですが」
「いやぁ!おっきいの…初めてなの」
666聖なる侵入4@リン綾子:2007/03/29(木) 22:41:49 ID:Mxq9IC0C

「初めて?どういうことです?」
 リンがいぶかしげに綾子を見つめる。

「はじめて…なのよ、全部」
 頬を紅く染め、唇を噛みながら綾子は告白した。


 リンは中に入れた二本の指を抜こうとはせず、内壁を優しく擦り始めた。
「ひゃ…」
「ふふ、そういうことは最初から言いなさい、初めてには初めてのやり方があるんです」
「だって、恥ずかしいじゃない…」
「今更何が恥ずかしいんです?」
 綾子は今までにリンから受けた辱めの事を思い出し、羞恥に身をくねらせた。よじればよじるほど、胎内に侵入しているリンの指の存在を感じ、さらに顔を火照らせる。
「…んっ…見た目がこんななのに…はぁ…処女だなんて…おかしいじゃない」
「いいじゃないですか、どちらにしたって今夜…」
 リンは綾子の尿道側の肉壁を指の腹でさすりながら、ねっとりした口調で囁いた。ぞくぞくと全身を駆けめぐる感覚に耐えながら、綾子は声を絞り出した。
「無理に決まって…んっ…るじゃない、口にだって…入れるのがやっとなのに…入るわけないでしょ…ぁあ…」
 今でさえ2本の指を頬張るのが精一杯な自分の女壺に、先ほど口内を蹂躙したリンの肉棒が入るなんてことはありえないと、快楽で思考が溶かされていても、それだけは考えられる。

「なら、挿れるのは諦めます」

 意外なほどあっさりと綾子の意見を聞き入れたリンは、まぶたにそっと口づけし、指を浅く出し入れした。
「ぅん…ありがと…」
 徐々に慣れてくる指の動き、溢れる快感に耐えきれず、綾子は自らリンの背中に腕を回した。促されるようにリンも片腕で綾子を抱きしめた。鎖骨に顔を埋めると今までは気づかなかった香水の匂いが鼻腔に広がった。
「あう…んんんんっ…ぁあ…こぉすい…つけてたのね」
 うっとりとした目でつぶやく、汗と香水の混じったリンの体臭は綾子の胸を痛いほど焦がした。秘芯がズキズキと疼く。さっきまで耐えるのに精一杯だった指の動きも今や心許ない、足りない、もっとしてほしい、先程のスパンキングの時のように、容赦ない責めを…。
「あうううっ!くっ!あっ!きゅうに、はげっしくしちゃ!んぐっ」
 蜜の多さと妖しい腰のくねりを察知して、リンは抽速のスピードを速めた。
「ひっ、きもちいいの…あう…恥ずかしい…」
「いいんですよ、私だけしか見ていないんだ、うんと感じなさい」
「…いいの、ねぇ、はしたないのに、あうぅ…我慢しなくていいの?ああっ」
 自分は快楽を味わえないのに、綾子には惜しみなく快感を与えてくれる。本当は優しい男なのだと綾子はしみじみと感じた。愛液はリンの手首まで汚し、それでも飽きたらず、失禁したようにシーツを濡らす。
「いいっ、いいのぉ…はぁ…ああ」
 だらしなく喘ぐ綾子を慈しむような目でリンは見つめていた、指先は女の思うが侭に従順に快感を奉仕する。綾子も限界が近い。

「あう…いいっ…法生…もうっだめえ!」

 その言葉に、リンはにこやかに微笑んだ。
 ぎちぎちと締め付ける女壺から指を引き抜き、先走りに濡れた己の先端を、餌を与えて涎まみれにさせた花芯にあてがうと、一気に腰を沈めた。

 綾子は、絶頂と同時に破瓜を迎えた。
667聖なる侵入4@リン綾子:2007/03/29(木) 22:46:20 ID:Mxq9IC0C
555をとったかと思ったらオーメンまでとってしまった。
ぬるいプレイで申し訳ない、このあとはハードリン帰郷…

もうちっとだけ続くんじゃ…遅漏と罵って欲しい。
668名無しさん@ピンキー:2007/03/29(木) 22:55:13 ID:qm5ivAvs
えろーいGJ!
綾子かわいいよ綾子

しかしなんだかリンさん切ないなw
669聖なる侵入@リン綾子:2007/03/29(木) 23:10:51 ID:Mxq9IC0C
>>657
真実は貴方の心の中に…。本来なら樹が淫獣というよりも
精霊のじいさんたちに輪姦されるほうがありだったのかな…
670名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 00:41:26 ID:mEIGvRz/
666までハラハラドキドキで読んでたのに、667で噴いたじゃないかw
何はともあれGJ!!です。
続きも楽しみだよwktk。
671名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 01:32:59 ID:TJXSyY9Q
>>オーメン神
ラわーいリン綾続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
素敵アイテムなペンライトプレイに激しくときめきました。
今回飴ムチの飴回か?と思ってたら最後に騙し討ち挿入キタコレwリンさんの嘘つきww
次回も楽しみです。わっふるわっふるわっふるわっふるわ(ry

あと精霊爺ィズリンカーンなんて触手プレイよりマニアすぎだと思います神様。
だから是非書いて!ww
672名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 03:36:10 ID:ZAJ0V8At
あぁ、ここ数週間服着てない気がする。
N神もオーメン神も本当にGOD JOB

俺の正装は全裸。これからも全裸。
673名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 04:48:51 ID:yIfAxnrI
生娘の扱いを心得てると思えば、最強に卑怯なリン、イカスw
あやたんのエロさ炸裂で続きも期待してます、GJ!
674聖なる侵入5@リン綾子:2007/03/31(土) 23:47:35 ID:SR6kJjw5
前回までのあらすじ
リン「だまされるのが悪いんだよハーヒフーヘホ〜」



私の瞳と同じ色…




――――――――聖なる侵入―5――――


「ぐっ…ああああああああっ!!!」
 破瓜の苦悶の表情をリンは冷徹に眺めていた。全身をのけぞらせ、絶頂とも苦痛ともとれる綾子の悲鳴に構うことなく、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「ひいいっ!ひどい…あぐ、ぐっ、ああああっ!」
 逃げることができないように、綾子の肩はリンの手でがっちりと固定されている。その重みが綾子をさらに追いつめた。
「いやあああっ!壊れる!やめてぇっ」
「入ったじゃないですか、女の体というのは上手くできているんですよ」
 内臓を圧迫され、かき回され、引きずり出される感覚に綾子は泣きじゃくる、内壁を摩擦する灼熱で死んでしまいそうだ。
「本当に処女だったんですね、ほら、見てみなさい」
 自分の竿に絡みついた破瓜の血を指ですくうと、綾子の眼前に差し出した。
「舐めなさい」
 綾子は首を振って拒絶した。
「なかなかのものですよ」
 見せつける様にリンは破瓜の血をしゃぶった、綾子はぶるぶると体を震わせた。
「ぐっ…ぃいれないって…いってたのに…約束したじゃない…ぐっ」
「貴女は本当に男を知らないんですね」
「ひどい…あううっ…こんなのって…ひぃ」
「与えられる快楽をふしだらに貪っていたあなたにはぴったりのシチュエーションじゃないですか」

 いつだって初体験はこうしたいという夢があった。滝川の部屋で、滝川に抱きしめられ、恥ずかしがる自分を滝川は優しく紐解いてくれる。滝川の愛に包まれて、自分は女になるのだ…淡い夢だった。

「ひぎぃっ!せっ…せめて…ああっ…やさしく…してぇ」
 綾子のささやかな夢は、リンのよって容赦なくズタズタにされた。どうしようもなく悲しい。先ほどの愛撫で溢れた蜜が抽速の度にブジュッ…グジュッと哀れむように股間から響く。
「優しく?激しくしての間違いでしょう?スパンキングで感じるような変態がこんなぬるいので満足できるはずがない」
 ギリギリと侵入を拒む女壺を押し広げながら言い放った。
「いい具合に締め付けて来るじゃないですか、はぁ…きつすぎて少し痛いくらいです」
「ぅぐ…あう…ゆるして…あう」
 想像していた「肉を裂かれる痛み」は無い、しかし、直腸と膀胱が圧迫され非常に苦しい。
「…さっき寸前で止めていたから、そろそろ出そうだ」
 綾子は苦痛に顔をゆがめながらリンを見上げた、眉間にしわを寄せ、目を閉じて快感に耐えるリンに疑問の視線を送った。リンは綾子の心情を察し、薄笑いながら答えた。
「くく、恥ずかしい、あなたの媚声を聞きながら、私もふすま越しにオナニーしていたんですよ」
「…う…そ、ぁう…それなのに、私を…責めたの…ひぃ」
 自分と同じ事をしていて、素知らぬ顔で自分を叱責していたのだ。その上自分の声で慰んでいた、許せない、しかし今は何もできない。リンの腰の動き一つで自分は壊れてしまう。
「あなたは本当に男を知らないんですね、調査中5日間ずっと禁欲を強いられてきたこっちの身にもなりなさい」
「いやぁっ…卑怯者…あうっ…」
「安心なさい、責任もってセックスの良さを教えてあげますから」
「それにしても…はぁ…きつい…一旦いかせてください」
 綾子は目を見開いた
「…いくって?…あ」
「大丈夫ですよ、はぁ…どうせすぐ復活する、むしろ今後がやりやすくなる…うぅ」
 腰の打ちつけが早くなる、リンの息が荒い。
「…ぃや…中…中はやめて…いやぁっ」
 逃げようにも、胎内に深々と突き刺さって、どこにも行けない。綾子は必死にリンの胸を押しのけようとした
675聖なる侵入5@リン綾子:2007/03/31(土) 23:48:57 ID:SR6kJjw5


「巫女と巫蠱道士のこどもなんて、ナルが喜びそうな研究対象ですね」


 不安が決定的な物になると綾子は抵抗の色を強くした。何度胸を叩いても、リンの動きを変えることはできなかった。
「はぁ…そろそろ…くっ」
「いやぁっ!だめぇっ!妊娠しちゃうぅ」



 リンはひときわ強く綾子を抱しめる、途端綾子の中心に熱い物が注ぎ込まれた。
「お願いっ…ひぃーっ、なかはっ…許して、あぐぅ…」

「…ぁう…熱ぅい…はぁ」
 諦めと同時に妙に体が満たされる感覚に、綾子はただ身を投げ出すことしかできなかった。しかし、これで陵辱は終わったのだ、悪い夢を見たと思って忘れよう。
「んんっ…くぅ」
 ずるりと肉棒を引き出され、綾子は身じろいだ、幼女のような性器からごぽりと音を立てて精液があふれ出る、後を追って純潔の証でもある破瓜の血が伝って流れ落ちた。
 こんなものかと、終わってみれば冷めた目で振り返ることが出来た。装束の袴がしわくちゃになっている、あれを片付けなければと身を起こした。
「…んっ…」
 腰と膝に力が入らない、仕方なくヨチヨチと四つんばいで袴のところまで向かい始めた。
 ふと姿見が目に入る、鏡の向こうで男がニタニタと笑っていた――――


「何一仕事終えたような顔してるんです?」
 砕けた腰では逃げ切ることも出来ず、リンにうつ伏せに組み敷かれた。四つんばいの姿勢はそのままに、尻を高く掲げた状態にされた。
「こっこれ以上何を…ひっ!」
 容赦ない一撃が尻に飛んだ。
「さっきから黙っていれば生意気な口を…」
「ひっ…だって…あうっ…さっきイったばかりじゃ」
「ああ、これですか?」
 目の前に猛り狂った怒張を突きつけられた、精液と愛液にまみれ、先端は天井を見上げていた。
「大丈夫だと言ったでしょう、じっくり可愛がってあげますね」
「…ぁぁ…そんなぁ」
 先ほどの打擲で赤く腫れている尻の下に、欲望をたっぷりと注がれた女芯が見えた。無毛の白い膨らみとは対照的に、パンパンに充血した肉びらがはみ出て痛々しい、くつろげるとぽっかりと空いた秘口が見える、中にはまだ精液をモグモグと含んでいた。
「さっきのと今のではまた違った味がしますよ」
 ぬるついたペニスで、綾子のクリトリスから会陰、すぼまった菊穴を上下になぞった。
「ひゃ…やぁん」
 綾子の体に覆い被さるように体を折りたたみ、後ろから形のいい乳房を揉みしだいた。耳にキスしながらリンは呟く―――
「力を抜きなさい、―――綾」

676聖なる侵入5@リン綾子:2007/03/31(土) 23:52:38 ID:SR6kJjw5
 カッと熱くなった、名前を呼ばれただけなのにどうしてこんなに顔が…全身が熱くなるんだろうかと綾子は戸惑う。無意識に息を吐き、力を抜いた。
「あああん」
 精液の助けもあって、2回目はすんなりと挿入を許してしまった。
「っはっ…いや…こんな犬みたいな…あんっ…あああん」
 根本まで入れず、尿道側を刺激するように浅く抜き挿しを始めた。
「いいじゃないですか、犬。あなたらしい」
 膣内の精液をかき回し、空気を送り込むと、ぐぷっ…ぶしゅっ…と信じられないほど卑猥な音が飛び出す。
「いやぁああっ…音がっ…音が…ああんっ」
「いやらしい音ですね、全部あなたから出てる音ですよ」
「ちがうっ…ちがううぅ…あんっ…あぁん…動かしちゃだめぇ」
 新しい快感に耐えきれずくねくねと尻を振る綾子、乳首はこれ以上ないほどしこり立ち、さらにリンの指にこすられ、脳を伝い秘芯に更なるむずがゆさとなって広がってゆく。
「奥まで入れて欲しいですか?きちんとおねだりしなさい、犬らしく」
「ほっ…欲しくないっ…いぬじゃ…ない…わ…よ」
 内奥が寂しい、さっきの陵辱で懲りたはずなのに、恥知らずに蠢いている。リンは綾子の尻を両手で掴むと一気に引き抜き、またにゅるりと真ん中当たりまで差し入れた。
「はぁ…あああん」
 さっきは力ずくで犯したのに、何故今はそこで止めてしまうのだろうか、不満げにリンを見上げた。
「お願いする気になりましたか?」
「くっ…なにを…そんなこと…ぜったい…あんっ」
 焦らすように抜き挿しを繰り返される、精液がポタポタとこぼれ出し、冷たく太股をなぞった。その感覚ですら胸を締め付ける。こんな屈辱的な格好で弄ばれているのに―――
「随分躰は悦んでいる」
 見透かされたような台詞に目を見開く、責めは激しくなるものの、入り口付近を嬲られるばかりで―――
「足りないのでしょう?」
 ぐちゅっじゅぷっと結合部の音が激しくなる、自分の愛液だ。躰はとうにプライドを捨て、この行為を楽しんでいる。こんなに卑しい躰だったとは―――

「ひゃぁあああん」
 綾子は自ら腰を振って、リンの肉棒を根元まで咥え込んだ。リンは小さく呻き、すぐ綾子の尻をひっぱたいた

「入れて欲しいときはどうしろと言いました?この淫乱なメス犬が!」
「ひっ!ひっぱたかないで!あっ!痛い!ああっ」
 念願のものを奥まで入れられ、更に尻への打擲に、全身が悦びに満ちる。もうだめだ、自分はどうしようもない女なのだ。
「ああっ!ごめんなさい…ごめんなさい…ぁあ」
 口では謝っていても、粘膜は嬉々としてリンの筋張った肉棒に絡みつき、締め付け、快楽を貪った。
「ほらっ!もう一度私にねだりなさい!犬らしく!」
「痛っ!ああ、私のっぁあっ…奥までっ入れて…ぁう…ひぃっ…く…ください」
 ずぶりと最奥まで突き刺され、綾子の背が弓なりに仰け反る。
「ああっ…いやぁ…初めてなのにっ!ああんっ」
「まったくです、初めてのくせにこんなに求めてくるとは…はぁ」
 パンパンと濡れた肉がぶつかり合う、情欲を解放することを許された綾子は、ただひたすらにリンの抽速を受け入れた。
「ひいっ…いいっ…ああ…いいのっ」
 結合の度にぶつかるリンの意外と滑らかな太股が心地良い、樹の精霊とは別種の肉の快感、さらにねだるように腰をくねらせた。
「樹と人間、どっちがいいですか?」
「…ぁ…はぁ…そんな…わからな…ああ」
 尿道側の膣壁の出っ張った部分をリンはグリグリと擦りつけた
「ひっ!いっちゃう!ああっ」
「どっちが…いいんです?」
「ひと…ん…リンがいい…リン」
「…綾…いい返事だ」
 結合したまま、リンは綾子に覆い被さるようにして、肩越しに振り向いた綾子にキスをした。


今日はここまでです。
リンさんに「メス犬」あやちゃんに「妊娠しちゃう!」と
言わせることが出来て満足ですありがとうございました
あと2話ほどおつき合い下さい。次回お漏らしシーンあるんだけどいいかなぁ?
677名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 00:37:54 ID:H43SqBKR
おお、リン綾神降臨してたか!
卑怯なリンとダメっ子なあやちゃん、エロース。ギガエロース!
続きも楽しみにしてるよ。
おもらし云々に関しては、先に一言断り書き入れときゃ
いいんでね?
678名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 02:06:49 ID:WJDd+9Bg
やったよかーちゃんリン綾ネ申が今夜もキタよ!!しかもギガエロスだよ!!
めすわんこなあやたんにめちゃくちゃハァハァしました。リンさんもGJすぎです。名前呼びもモエス!
滝川氏がナイアガラなドモホルンリンクルなら、リンさんは華厳の滝のような岩清水ですねw
このスレでは年長者達が元気すぎて少し自重しろwwと言いたくなります。最高です。ありがとう。
聖水おもらしあやたんも楽しみにお待ちしてます。
自分は勿論щ(゚д゚щ)ドントコイ!!だし、いろんな内容が読みたいので先に一言断っておけばOKに賛成です。
679名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 22:22:42 ID:Q6A1dEvE
いいよいいよー!
終わったら続編キボンw
680名無しさん@ピンキー:2007/04/05(木) 20:23:24 ID:7CKq/qbY
神々のおいでを全裸靴下で待ちながらwktkほしゅ
681名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 12:48:57 ID:L0e/pp1Z
じゃあ自分は全裸眼鏡で待機
682名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 00:59:44 ID:m7/ZQjAI
待機中にツラツラ仕分けしてみたのだが

ツンデレ
真砂子・綾子・リン

ノーマル
麻衣・ぼーさん

ツンオンリー
ナル


綾子は普通な気もするが、デレが見たいに一票。
誰にでも良い人没個性なジョンはいっそ惚れるとツン化とか?
683名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 20:13:17 ID:Yvz8qYgw
保守
684名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 01:45:39 ID:YzYqXJHL
ジョンはニコニコ顔でSMプレイを強要するとか
685名無しさん@ピンキー:2007/04/08(日) 06:11:54 ID:k77oAIZU
「痛いと思いますけど、我慢しておくれやす(笑顔)」
で、容赦なくムチが振るわれる
686名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 13:03:17 ID:aZUGWGWR
惚れるとツンなジョンも面白いかも。カトリックは結婚はもちろん恋人も御法度だっけ?

笑顔で鬼畜なのは安原くんで充分と言われたら、それまでだが。
687名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 05:14:29 ID:FpGR1wDp
安原少年は口うるさいドMだったら面白い
攻められつつ解説して欲しい。







うぜーwww
688名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 17:02:15 ID:3DAOCUgX
PUKIWIKIというのでまとめページをつくってみました。だれでも編集可能です。
ttp://www.wikihouse.com/GHOSTHUNT/index.php?%A5%B4%A1%BC%A5%B9%A5%C8%A5%CF%A5%F3%A5%C8%A1%A1%A3%D3%A3%D3%CA%DD%B4%C9%B8%CB
689名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 02:45:39 ID:yMQcFZc6
おお!超乙!GJ!
まとめ読みしてハァハァして来るよ!
690名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 03:08:47 ID:WtCMr7/s
オーストラリアにいた頃の教会じゃぁ、ジョンはツンにしろデレにしろ
ょぅι゙ょから人妻まで幅広く懺悔のご指名受けてそうだな。


>688
GJですーーーーー!
691名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 19:45:31 ID:Ts4WFj5k
ここ見てたら無性に欲しくなってコミックス版買っちまった!
神が光臨しない間はおとなしくコミックス読むことにするよ
にしても坊さん作者に愛されすぎだ…
692名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 01:34:10 ID:h3RxF7nW
 時代とティーンズハートという事もあるだろうど小説版の挿絵を考えると
いなだ氏の作画は大事業だよな。
図書館で小説版借りて読んでるんだが、確かに小説版だけ見てれば
ほぼナル麻衣しかないのも納得出来たwwwwww
693名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 03:51:53 ID:xaIgHCI1
まあ小説版のときからぼー麻衣だったひとも少なくないがな
それにしても麻衣と例のあの人の組み合わせは萌えるんだぜ
694名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 09:17:27 ID:yD5Hh0N4
>>692
まぁ、いなださんは小林さんのを元にしてるんだろうけどね
それにしても、ホントここは笑える位ナル麻衣無いな
695名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 21:44:02 ID:BI+LZuLJ
アニメから入ったら、ナルが主役とは誰もおもわんぜよ
コミックス読むまで渋谷は「こち亀」の部長的ポジションだと
思ってた
696名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 21:49:05 ID:oM+gZCON
>>695
ドラゴンボールかガンダムで喩えて
697名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 21:55:45 ID:BI+LZuLJ
ドラゴンボールならチャオズ

ガンダムはGガンしかまともに見たことない
そん中ならレインのおやじ
698名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:29:33 ID:l+ImORUH
どれだけ脇役なんだwww
せめてヤムチャかと
699名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 01:33:26 ID:Lzc3wOls
自分的には亀仙人だな
700名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 07:57:22 ID:1ScXSqG1
そもそもナルは主役じゃないし
701名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 19:27:06 ID:43uhS/pu
主役は麻衣……
だよな?
702名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 19:32:35 ID:bb4q4APl
麻衣がヒロインでナルがヒーローでいいじゃん。
実際は綾子とリンさんがそのポジションに来ているがアッー!
703名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 23:30:49 ID:pLUXjLk7
いや、ヒロイン巫女は無理があるだろ
素直に麻衣にしとけ、それかせめて原さん
704名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 06:11:27 ID:CSljZE0Z
主役は安原さん
705名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 15:56:26 ID:D4ZoHT5a
主役は麻衣
ヒロインよりヒロインらしいポジションが真砂子
ヒーローはナル
おいしい所をかっさらうお兄さんポジションがぼーさん

ってとこだろう
706名無しさん@ピンキー:2007/04/22(日) 15:25:37 ID:pOCRzTTg
そういえば森まどかって言う人もいたよね
707聖なる侵入5@リン×綾子:2007/04/26(木) 21:04:39 ID:5ywyhUUF
「…あまり見ないで」
 綾子は羞恥に身じろいだ。騎乗位に移り、下からリンの視線を痛いほど感じる。正常位の時は身長差からリンが覆い被さる状態であったし、後背位に至ってはリンにどう見られているか分からなかった、おおよそ背中ぐらいしか見られていないだろうと思っていた。
「何のために体位を変えたんですか、それも脱ぎなさい」
 半襦袢の胸元を必死に押さえる綾子がいじらしい。しかし、下半身はむき出しに、膝をMの字型に割ってリンを跨いでいる。茂みのない秘裂は、リンの屹立をくわえ込む様がよく見える。上半身のうぶな反応と見比べて、リンはほくそ笑んだ。

「綾、脱ぎなさい」
 リンに下の名前を呼ばれるのは今日が初めてだ、「綾」と呼ばれること自体初めてでもある。リンはあまりにも自然にその名を呼ぶ、まるで…ずっと前からそう呼んでいたかのように。
「…リン」
 悪くはない、耳に心地よく響く。同時に肉欲とはまた違った抗えない感情が湧き起こるのを綾子は必死に堪えた。
「わかったわ…脱ぐから」
 ためらいがちに衿を割る。リンがふすまを開けたため、窓から月の光が差し込む。白磁の肌が月光の元に暴かれる。
 覆う物が足袋のみになってしまうと、逆にみっともなく感じ、綾子は足袋に手を掛けた。
「それは履いておきなさい」
「だって…」
「いいから」
 ほんの少し、リンがらしくもなくふてくされているように感じ、妙に微笑ましいと思った。

「こうしてみると、綾にも生えてるように見える」
 下腹部を指しながらリンは笑った、リンの茂みが綾子の恥骨にかかり、綾子にも翳りが出来ている。
「いやぁっ」
 綾子は羞恥の余り膝を閉じ、うつむいて丸くなった。
「開きなさい」
 綾子は首を横に振った、緋色の髪が頼りなさげに舞った。
 リンは容赦なく下から女になったばかりの綾子を突き上げ始めた。
「ひぃっ!やめっ!あうっ…」
「言うことを聞かないからこうなるんです、別の仕置きもありますが、あいにく今日は道具がない」
 リンに突き上げられ、綾子は徐々に体を開きはじめた。月光の下、蝶の羽化のように。
「綾も動きなさい」
「ぁ…綾って言わないで…ぅ…動くから」
「嫌なんですか、アヤって呼ばれるの?」
 放たれた二文字は呪詛のようだ、秘芯はずきずきと疼き、胸がつぶれそうなほど動悸がする。
「はぁ…呼ばれると苦しいの…わからなくなるの」
 リンの声を振り切るように、腰を動かしはじめた。
「くっ…うう」
 拙い動きだ、リンの手助けがないとすぐ抜けたり、つっかかったりする。その度にリンは綾子の尻を打擲した。
「あう…ぶたないで…んんっ」
「本当は、ぶたれるの好きなんでしょう」
「…言わないで」 
 目を伏せ、耳まで紅く染め、かそけき声でつぶやいた。
 リンは上体を起こすと、綾子を抱きしめ、唇を合わせた。
 キスは怖い、あれほど恥ずかしいことをされてきたのに、まだ戸惑う自分がいる。
「んっ…ふ…め…だめ…」
「どうして?」
 背筋を産毛に逆らってなぞりながら、リンは唇を離した。
 リンの上気した頬、薄く締まった唇は綾子の唾液でてらてらと光を反射した。充血した唇は歌舞伎の女形のように、紅を引いた色に染まっていた。
708聖なる侵入5@リン×綾子:2007/04/26(木) 21:05:34 ID:5ywyhUUF

「どうしたんです」
 急にリンの顔を見るのが怖くなった、ぞくっとした、これ以上眺めていたら引きずり込まれそうだ。
 綾子は自らリンの唇を貪りはじめた。きっと稚拙な舌戯だと思われているだろう、しかし、そんなことは問題ではない。リンから逃げたかった、手遅れになる前に。逃れるにはひたすらに求めることしかできなかった、肉の快楽でこの慕情を断ち切りたかった。
(法生、ごめんなさい、ごめんなさい)
 見よう見まねで舌を絡め、唾液をすすった。腰もわずかながらに揺すって、快感を高めていく。
 リンが顔を離そうとする、慌てて首に手を回し、吸い続けた。

「いいかげんになさい」
 肩を掴まれ、強引に引き離された。
 そのまま押し倒されると両手首をリンの左手で押さえつけられた。
「今、ここにいるのは誰です?私と貴女以外いないはずだ」
 先ほどの熱を帯びた目から一転、これまでになく冷酷な眼差しで綾子を見下した。
 光の届かない闇の中から、手探りでネクタイを探し当てると、綾子をうつ伏せにひっくり返し、後ろ手にくくった。
「いやぁっ」
「こんなことをしているのは私だ」
「私はね、抱かれている最中に他人のことを考えられるのが一番嫌なんですよ」
「…違うの、そんな」
「うつむいてないで、私の目を見て言ってごらんなさい」

 今見たら、今までの滝川への想いがこなごなになりそうだった。とろける快感に酔って、リンに全てをゆだねてもいいとさえ思えてくる。だが、そんなことをしたら、自分は明日からどう生きていけばいいのか分からなくなる。
「許して…だって…ヒッ」
 言い終わる前に尻を打擲された。
「お尻だけ高く掲げなさい」
 初めての拘束に怯え、うつ伏せのままゆるゆると尻を上げた。
 拘束の恐怖で乾いてしまった女園の上ですぼまっている菫色の菊門を舌でつついた。
「いやぁっ!やめて!汚い」
 双丘を割り開き、周辺を揉みしだきながら丹念にすぼまりを舐め回した。
「こんなこともするんですよ、私は。滝川さんがこんなことをするとでも思うんですか」
 滝川を引き合いに出されると、まともに応えることもできない。二重の羞恥に綾子は必死に体をくねらせた。
「言わないでっ…なんでっ…あいつがでてくるのよ」
「滝川さんは恐らくこんなことはしないでしょうね。まだ若い、気もそぞろに入れようとしますよ」
 滝川と同僚であり、また同性でもあるリンから見た生々しい予測に、綾子は首を振った。
「いやっ!…なんでさっきからぼーずのこと」
「今、あなたを愛しているのは私だ。他の男を夢想するなんて野暮なことはしないで下さい」
 尻を妖しくなぞり、飽きずにすぼまりをしゃぶり続ける。
「私だけを見なさい、うんと愛してあげます」
「だから、私を愛して…綾」
 動悸がする。この場合の「愛する」という言葉は実際の意味とは違う。理解しているつもりだが、脳天を貫くような衝撃に、綾子はめまいがした。
「愛させて、リン」
 すぼまりへの妖しい感覚に目を潤ませ、肩越しにリンを見つめた。

 目があった瞬間、今ここでリンに殺されてもいいとさえ思った。

709聖なる侵入@リン×綾子:2007/04/26(木) 21:07:52 ID:5ywyhUUF

 座卓の上に足を開いて座ったリンは、綾子の腕を拘束したまま、剛直をくわえさせた。
 リンの指示通り、遠慮がちに唇で先端をしごき、舌先で鈴口を舐め回した。
 鏡台を横目で見ると、まるで主人とかしずいてる奴隷のようだ。何故か分からないが、その姿に身体の芯が熱くなった。
「綾…」
 見上げると、切ない表情のリンがいた。この男は愛されるとこんな顔をするのかと、くわえながらため息をついた。
 こわばりから塩辛い液が滲み出てくる、びっくりしてリンを見上げた。
「気持ちいいと、出てくるんですよ」
 目を丸くして見上げた綾子に、リンは微笑みながら、子供のようだとつぶやいた。
 愛おしくてたまらない、綾子は際限なく溢れ出る透明液を舌先で掬っては吸い続けた。
 頭を押さえつけられ、のど元まで剛直が押し込まれると、綾子はうっとむせた。しかし、先ほどと違いすぐ順応し始めた。従順に頭を動かし始めると、自分の体もドクドクと快感が広がっていった。
(ああ、すごい濡れてる)
 しゃぶっているだけなのに、何故自分はこんなに感じているのだろうと、内股を濡らす蜜の感覚に戸惑った。
 上から荒い息づかいが聞こえる、こんな拙い口戯でも感じてくれるリンが愛おしい。いいのよという目線をリンに送ると、さっきのように腰を動かしはじめた。

「綾…、そろそろ」
 気が遠くなりそうな程、綾子の口内を犯していたリンが、射精の兆しを訴えた。
(どうすればいいの?)
 口に含んだまま、困ったようにリンを見上げた。その表情に、リンは一気に上り詰めた。
「くっ…」
 肉杭がドクドクと脈打ち、綾子の口の中に精が注ぎ込まれた。
「うぐっ」
 びっくりした綾子は、リンのものを吐き出すと、今度は口内に放たれた精液に戸惑った。
 飲む物かと思ったが、半分ほどしか飲み込めず、けほっとむせると残りが顎から胸元に垂れた。
「ごめんなさい…」
 申し訳なさそうに眉をひそめてリンを見上げた。
「別に飲み込まなくてもよかったんです…でも、嬉しいですよ。あなたの血肉になることは」
 姿見に自分の姿が見えた。全身が汗ばみ、乱れた髪、上気した顔、口元から胸を穢す残滓が合わさって、自分でもくらくらするぐらいの凄惨な色気を纏っていた。
 リンは脱ぎ捨てたズボンのポケットからハンカチを取り出すと、綾子の口元を丁寧にぬぐった。
 精液の苦い後味に苦悶の表情を浮かべる綾子を察し、ベースにあったお茶を口に含み、口移しで綾子に飲ませた。
「…眠い」
 体はまだ火照るが、大分体力を削がれ、疲れた。
 拘束を解いたリンは綾子と抱き合うように、狭いふとんの中に入った。
「本当は、まだしたいの…でも眠くって」
「いいんですよ、綾」
「でも今夜だけなんでしょう」
 リンは瞼にキスをすると、ことさら優しい声で綾子の名前を呼んだ。
「やさしくしないで、明日になるのが怖い」
 リンの声を子守歌に、綾子の意識は途絶えた。


次回予告:お花見
あと1話+エピローグまでおつき合い下さい
710名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 21:40:11 ID:ZNlaH4F2
いいよいいよー待ってるよー
711名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 01:37:36 ID:cSNpPK40
うおー、イイヨイイヨー! 
綾子の可愛さに眩暈がしそうだ。
リンのいい仕事ぶりに乾杯ー!
続きも楽しみにしてる
712名無しさん@ピンキー:2007/04/27(金) 12:45:50 ID:f1oP09rv
やっぱりおまいは神だ!
最高だよ…!続き楽しみにしてる
713聖なる侵入6@リン×綾子:2007/04/27(金) 22:16:31 ID:r12jNTLQ
前回までのあらすじ:やっとる→やった

今回のアバン:
※おもらしがあるからマジ注意



月の色。
―――――――聖なる侵入6

 目を開けると、まだ外は月の支配下だった。
 ベースにも、隣にも人はいない、布団の温もりだけが自分以外に人がいたことを証明している。
 不安に辺りを見回すと、縁側でリンが月を眺めていた、既にシャツとズボンを身につけている。
「早いですね、まだ寝たりないのでは」
 綾子はホッとした、声と眼差しはまだ自分を愛している声だった。目が覚めたらこの男は昨日のことは忘れ、いつもの事務的な態度に戻ってしまうんじゃないかと怯えていた。その不安で眠りも浅くなっていたのが本音だ。
 時間を聞くと、まだ2時前だと言われ、どのくらい前に寝たのかも聞くと、綾子は黙り込んでしまった。諸々を逆算すると、夕飯時にあの爛れた行為をしていたようだ。他のメンバーが何をやっていたかを想像すると、綾子は羞恥に耳まで赤くした。

「きれいね…」
 半襦袢を羽織り、布団に入ったまま、リンと月を眺めていた。
「…散歩に行きませんか」
 おすがりした樹は桜の木だった。昼は五分咲き程度だったが、いまならもっと咲いているんじゃないかと、リンは夜桜見物を提案した。
 昼は冷えていたが今は妙に暖かい、寒暖差で咲いているかも知れない。こくりとうなずくと、二の腕を引っ張られ、そのまま連れて行かれそうになった。
「何も着てないのよ!」
「こんな山奥、誰も来ませんよ。熊だって出没しないと事前調査で報告したでしょう」
 結局、半襦袢に足袋で草履を突っかけ、とぼとぼとリンの後ろを歩き始めた。
(あんたは着ているのに…)
 山道ならではのでこぼこした道になると、リンが自然と手を貸してくれた。そのまま平坦な道になっても手を取られたままだった。
「リンって、手を繋ぐのね」
「それが?」
「意外だと思っただけよ…」
 離れようとすると強く握り返された。
「もう平気よ」
「……」
 少し頬に朱を入れたリンの表情に、綾子の方が気恥ずかしくなった。一晩でこんなに表情が変わる男だとは思わなかった、その表情の一つに、自分だけしか知らない顔があればいいのにと、ぼんやり考えていた。

「…きれい…」
 月光の下、大木の桜は満開だった。月がこんなにも明るいのかと改めて思い知らされる。
 両手の平を合わせ、うっとりとため息をついた。その表情はまるで少女のようだ。
 ちらり横目で桜を見て、リンは綾子を見つめていた。
「本当にきれい」
 吸い込まれるように、樹の幹に触った。花びらから木漏れ日のように差し込む月光は、幻の世界に迷い込んだのかと錯覚させた。
「リン、ここから見るととてもきれいよ」
 綾子は手招きをした、しかしリンは動こうとしなかった。
「こっちの方がよく見える」
 歪んだ笑いを浮かべた。
714聖なる侵入6@リン×綾子:2007/04/27(金) 22:17:52 ID:r12jNTLQ
「こっちもきれいよ」
「貴女、昼間ここで何をされたか憶えてますか」
「あ…」
 カッと身体が熱くなった。精霊の辱め、そしてそれを一部始終視ていたリン――
「いや…」
 泣きそうな、それでいて哀願するような目でリンを見つめた。リンがゆっくりと近づいてくる。
「綾…」
 息が荒い、目だけをぎらつかせて近づいてくる。
「年末の調査を憶えてますか?」
 年末に、ナルとリン、そして綾子の3人で事件を解決したことがあった。珍しく殆どのメンバーが都合がつかなかったのと、綾子に有利な立地条件だったこともあって、延長もヘルプも呼ぶことなく、ものの3日で終了した。
「貴女が木の下で休んでからベースに戻ると言い、私もナルも特に気に留めようともしなかった」
「…やだ…もしかして」
「…ナルは夢中になってデータ解析をしていて、私は手が空いてたんですよ」
 まばたきもせずに、リンは語りかける。
「ふと、外にいる貴女が気になって。冬もいいところ、あんな薄着では風邪を引くだろうと上着を持っていったんです」
 リンは高ぶる自分を落ち着かせるように深呼吸をした。
「今日と違って、周囲には誰もいなかった。お節介を焼くようなメンバーもいなかった、だからあなたは…」
「言わないで!」
 耳をふさぐ綾子の腕を両方の手で掴み、樹に押しつけた。空気がざわめきだった。
「…はぁ…、貴女は自ら帯をほどき、前を開いて一心に樹の愛撫を受けていた。一つに結っていた髪はほつれて、こめかみや首に張り付いて…」
「いやぁっ!やめて!」
「これほどおぞましいものはないと思いました。貴女の肌が見えなくなるほど樹は枝葉を巡らせて、何度も何度もあなたを貪り続けた…」
 ごくりとリンは息をのんだ。
「お願い、忘れて…儀式の後のことは」
「忘れられなかった…あの日からずっと…。目に焼き付いて…はぁ…」
 潤んだ目で、熱い吐息をかけられた、綾子は首を横に振った。
「私は毎晩のようにあの日のことを思い出す…苦しかった。わかりますか?この気持ちが」
 綾子は怯えた、この流れだと確実にこの場で抱かれる。神聖な樹の下で…あの日のことを口で嬲られ、全身を辱められる…。
「やめて!お願いだから…家の中で…お願い」

 さわさわと内股を撫でられる感覚が脳に走った。
「ひっ…ああ」
 リンはいぶかしげな表情で、綾子の両手を離すと、忌々しく舌打ちをした。
 綾子の手首は、綾子と、リンの右目でしか確認できない枝でくくりつけられていた。
「…うそ…」
 事態を飲み込んだ綾子は目を丸くした。そういえば…と、昼間は途中で滝川が入ってきて中断していたことを思い出した。
「非処女の巫女も辱めたいということですか…」
 リンは見学を決め込むと、樹から少し離れ、綾子を眺めた。
「見ないで!いやっ!」
 半襦袢の前はとうにはだけ、胸は蹂躙の対象になっていた。
「ううっ…くっ」
 乳首はしこり立ち、容赦なく責め立てられた。
「私の前だからって、遠慮しなくていいんですよ、あの日のようにうんと声を上げなさい」
 飛んでしまいそうな意識の中、太股をぴったりと合わせ、頑なに拒んだ。羞恥心と、他のものに抱かれる罪悪感が綾子の中でせめぎ合っていた。
715聖なる侵入6@リン×綾子:2007/04/27(金) 22:22:22 ID:r12jNTLQ
「ひゃっ!許して!お願いします!ひっ」
 業を煮やしたように、樹は綾子の足をぐいっと持ち上げた。片足ずつ上げられ、M字に固定された。
「見ないで!」
 親が子供に小用を足させるような格好で縛められ、それを真正面からリンが見ている。生々しい女園がリンに向かって咲き誇っていた。
 さんざん見られたとは言えこんな屈辱的な姿勢を取るのはいたたまれなかった、必死に身体を揺すり、抵抗した。
「あぐっ!くっ…うう」
 先ほどからの抵抗が相当気に障ったのか、きりきりと綾子の全身を締め上げた。
「ひいぃいっ!」
 締め上げられると、全身がさらに敏感になり、少し樹に擦られただけで喘ぎ声を漏らしはじめた。押さえつけてる手首を頭の上に持ち上げられ、腋下をなぞられ、綾子は泣きそうな声を上げた。
「…怒らせてしまったようですね…徹底的にいたぶるつもりですよ。だからあの時私を気にせずに全てを樹に委ねるべきだったんだ」
 腕を組んで、高見の見物といった具合にリンは綾子を眺めた。リンに助けを求めてもどうにもならない事はわかっている。
「見ないで…お願い…先に戻っていて」
 供物になるところは見られたくない、さっきまでリンに愛された躰を無惨に食い散らかされるところは見せたくなかった。
「お願い」
 リンは唇をゆるめた。ポケットに手を突っ込んだまま、冷酷な眼差しで綾子を視姦し続けた。
「あっ…ひぃいいいいいっ」
 むき出しの排泄器官をなぞられ、全身から脂汗をこぼした。信じられないという顔で樹を見つめた。汚れの象徴であるすぼまりを触れられるとは思わなかった。
「私が開発していたこと、気づかれましたかね」
 息も絶え絶えに嬲られている綾子とは対照的に、リンは冷静に状況を答えて見せた。
「違うの…そこは…汚い…あん…お願い…しま…はぁ…ああ」
 樹が与える快楽というものは、恐らく精神に依存するモノだろうとリンは考える。暮れに見た光景では、綾子は樹の太い触手に深々と突き刺されていた。しかし、さっき抱いたときは明らかに処女だった。痛みも感じていた。
 直に脳への刺激を与えることができるのなら、全く拡張を受けていない綾子でも、尻での快感を与えることは容易い。肉体を介しないのなら、痛みなどは無いだろう。
「そっちでも感じるようですね、今宵はあなたが後ろで極める姿が見れそうだ」
「違う!あう!感じてなんか!ぐっ…ぅうう…」
 頭で否定しても、秘芯からとろとろと蜜がこぼれ、すぼまりにしたたってゆく。自分の躰が信じられなかった。
「…どうして…どうして…なんで…こんな…んんんんっ」
 蜜を纏わせた樹の触手が、菊門を押し広げ、じわじわと侵入してくる。直腸から伝わる妖しい感覚に、綾子はそそけ立った。
 綾子が嬲られている箇所は肛門だけではない。全身を縛められ、耳から足先まで、女園以外は全て愛撫されている。死んでしまいそうだ。
「あううぅ…だめ…太いの…だめ…はぁ」
 執拗に抽速を繰り返す触手は、徐々に太くなっていく。全身をこわばらせ、快感に耐えた。
「なかなか意地悪な精霊ですね」
 綾子はリンの言葉をすぐ理解した。躰の中心でびくびくと脈打つ秘豆がその身を露出させ、時折風だけが嬲ってゆく。肛門も感じるが、そこもいじって欲しい…快感が増えれば増えるほど貪欲になる。
「だめ…そこだけは許して」
 躰は求めている、しかし、いまそこを攻められたら大変なことになると、理性を捨てきれない綾子は首を振りたくった。
「はぁ…ああん…んっんっ」
 肛交で甘い声を漏らし始めた綾子に気をよくしたのか、樹は綾子の肉芽をきゅっと根元からつまみ上げた。
716聖なる侵入6@リン×綾子:2007/04/27(金) 22:23:36 ID:r12jNTLQ
「ああああああああっ」
 目を見開き、全身を硬直させた。
「リン!みないで!でてって!お願い!見ないで!」
 これまでになく綾子が狼狽した。リンは綾子に近づいた。肉芽を見入った。
「ああ、私は別に構いませんよ。後ろだったら流石に躊躇しますが」
「…!!」
 図星だろう?という目線を綾子に送った。
「トイレに…でも…もら…粗相しちゃう…だから…ひっ!」
 肛交が激しくなる。痛みが無い分、むき出しの快感だけが劇薬のように体中に駆けめぐる。クリトリスへの刺激も優しく容赦のないモノに変化していった。
「見ないで!お願いだから!ひっ!ひぃっ!だめっ…いっちゃ…」
「あうっ!ああうっ!おうっ!あぐっ!いく!出ちゃう!」
 今ここにリンさえいなければ我慢できずに排出していただろう。リンさえいなければ…そう思うもリンは憑かれたように綾子を見ている。勃起している聖水口は、綾子の限界を表していた。
「いやぁああっ!あうっ!あううう!出ちゃ…出ちゃ!ああああああ!!」
 肛門と乳首、肉芽を同時にいたぶられ続けた綾子は、絶頂と同時に聖水を放出した。
「…はぁ…みないで…みないで…」
 最初は勢いがあったモノの、我慢をしすぎたのか量は多く、終盤はいつまでもちょろちょろと情けなく放尿した。
「…お願い…嫌いにならないで…」
 泣きはらした顔で呟いた。静寂の中、会陰からすぼまりを伝い、ポタポタと聖水が樹の幹に垂れていった。

「…綾…」
 会陰全体からすぼまりまでを、リンは子犬のように音を立てて舐め回した。綾子に抵抗する気力は残されて無かった。


まだまだつづくよ、わしのリン綾は108式ある…。
もちろん嘘しかつきませんが
717名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 01:44:11 ID:6+8jcrT9
さっそくの降臨、嬉しい。
リンさんたら変態過ぎだぜ(褒め言葉)
718名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 02:23:17 ID:IUdFgejM
リン綾神が来てたー!
またしても怒濤の濃厚エロ展開に(*´Д`)ハァハァしまくりです
M綾子たんがお持ち帰りぃ〜☆したいくらいかぁいいよ!かわいすぎだよ!
リンさんもとても変態で最高です
ジョンの聖水でもちびちびやりながら、続きも楽しみにお待ちしてます
719名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 15:13:06 ID:VOeCHmXG
リン綾イイヨイイヨー!GJダヨー!!
リンさんが予想以上に変態で引いたよー(褒め言葉)
720名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 15:14:19 ID:VOeCHmXG
sage忘れましたスイマセンほんとスイマセン
721聖なる侵入@リン綾子:2007/04/30(月) 18:38:00 ID:8qsp88nO
前回のあらすじ:
変態なのはリンさんじゃなくて、樹じゃね?
リンさん見てただけなのに…クスンクスン


 ひとしきり舌でぬぐったリンは、自分の濡れた唇を舐めると、熱を帯びた目で綾子を見つめた。
 綾子は力無く目を逸らした。この男には暮れの光景も見られ、今しがた排泄まで見られた、とうに他人ではなかった。
「忘れて…」
 目の前から消えてしまいたい、綾子の切なる願いだった。
「綾…」
 掌で顎を持ち上げられ、涙の跡をなぞるように舐め回された。下の方でカチャカチャとベルトのバックルを外す音が聞こえる。
「…ああ…」
 リンの嗚咽が闇に溶けた。こんな声も出るのかと、快楽の余韻と羞恥の間で漂っている綾子は、甘露な声を思考の端に刻んだ。
「んっ!んんんんんっ!」
 リンは火照った自身を綾子に埋めると、腰を打ちつけはじめた。
「あんっ…これ以上は…これ以上は…ああ…」
 自分を犯しているリンを見つめた、双眸は月を取り込んでいた。

 そうだ、今日は、満月だった―――――――――


 綾子の何度目かの絶頂の後、リンは精を放出した。足腰の立たなくなった綾子をリンは抱きかかえ、ベースへの道を歩いていく。
 昼間はここを滝川に抱えられ移動した事を思い出したが、すぐにかき消した。今だけはリンのこと以外考えたくなかった。
 肩に廻されたリンの腕の力が強くなった。




長いお付き合いありがとうございました。
次に投下する7話目で最後です。
7話目はエロシーンが皆無です。後戯にしても長いです。
実質エロパロの最終話は6話であるにも関わらず、
7話でスレを消費することを許して頂ければありがたいです。
722聖なる侵入7@リン綾子:2007/04/30(月) 19:02:17 ID:8qsp88nO



もう見ることのない。

―――――――――聖なる侵入7

 寝たような寝てないような感覚で目が覚めた。時刻は六時二十分、シャワーを浴びなくてはと、重い体を起こした。
「部屋…」
 仮眠室ではなく、自分の部屋だった。
「…そうよね」
 忌々しげに白んだ空を見つめた後、浴室に入った。まだリンは寝ているだろうと、細心の注意を払ってドアを閉めた。
 古い家屋だが、風呂場だけはそれなりに新しくしたらしい。それでも一昔前のバランス釜だ。レバーを廻すと、金属を叩く音がして種火がつく。
 あれほど細心の注意を払ったのに、派手な音だ…。風呂釜の小窓から種火がついたのを確認すると、シャワーヘッドからお湯を流した。
 両手首にぼんやりと手の跡が付いている以外は、身体に跡は残っていなかった。
「明日には消えそうね」
 わざと安心した口振りで声に出した。嗚咽をのど元で堪え、全身を清め始めた。
 髪を流していると、一段階暗くなった気がした。照明は付けてない、ちらりと片目でドアを見た。
 磨りガラス越しにぼんやりと黒い影が見えた。動悸がした。
 髪を流し終えると、もう一度ドアを見ると、入った時と同じ光景だった。
 落胆とも安堵とも言いしれない、沸き上がった感情を紛らわすために下腹部を洗うと、ひりつく痛みが走った。
「…痛い…」
 痛みを堪えて指を入れると、リンの残滓がどろりと溢れた。綾子の涙も溢れた。
「…くっ…うっ…うっ…」
 頭をタイルの壁に押しつけ、肩を震わせて泣いた。

 磨りガラスがまた黒くなった。
723聖なる侵入7@リン綾子:2007/04/30(月) 19:03:55 ID:8qsp88nO

 片付けは昨日の内に麻衣達が殆どしてしまったようだ。手荷物だけ纏めると、仮眠室に忘れてきた巫女装束を思いだし、ベースに向かった。
「…おはよう…」
 ベースではリンがワンセグ携帯でニュースを見ていた。会釈しながらゆったりと振り向いた。
 既に上下背広で身を固めていた。爛れた匂いはしない、夜の内にシャワーを浴びたのだろう。
 ただ、ネクタイがなかった。調査中、リンのネクタイの柄や色が変わったところは見ていない、あの拘束に使ったネクタイしか持ってきていなかったのか、だとしたら合点がいく。既に使えない状態になっているのだろう。
 顎あたりにはポツポツとヒゲが生えていた。毎朝リンはヒゲを剃っている、何故今日に限ってと思った。
「…ごめん、占拠してて」
 疑問にはすぐ答えが出た、脱衣所と洗面所が同位置にあったからだ。剃刀も洗面所に置きっぱなしだった。
「…朝食を摂って下さい」
 第一声がそんなものかと拍子抜けした。そして、覚悟していたとおり、事務的な声だった。
 仮眠室にある座卓の上にコンビニエンスのビニール袋があった、お茶とおにぎりが何個か入っている。ひとりで食べるには多すぎる量だ。
「買ってきてくれたの?ありがとう」
 調理器具関連は昨日の内に麻衣達が片したのだろう。そう思いながら席に着くと、リンも綾子と向かい合うように座卓を囲んだ。
「待っててくれたの?」
 返答は無かった。目を合わせることも出来ず、互いにおにぎりのセロハンを剥いて、もそもそと食べ始めた。
 沈黙が痛い…。さっきから何か当てつけのように感じる。ジャケットを着ていなければまださほど感じなかった違和感も、かっちり身につけていることで、ネクタイがないのも、ヒゲが生えているのも、これみよがしに非日常を主張する。
 朝食だって、リンも昨日は夕飯を食べなかったはずだ、空腹を我慢してまで綾子を待つ理由はない。そもそも待つような男ではないと、2年近く見てきただけわかる。
 ともかく、ネクタイがないのも、ヒゲを処理していないのも、待たれることも、今まで無かったのだ。夜を境に、自分は異次元に迷い込んでしまったのではないかと不安に陥った。
「松崎さん」
 思い詰めていると、声をかけられた。慌てて顔を上げる。
「予定では10時出発の予定なのですが、このままなら8時半には出れそうです。それとも少し休んでいかれますか」
「いいわ、早く出た方がいいでしょう?」
 立ち上がるとさっさと自分の部屋に引っ込んだ。

 綾子は体育座りになり、がらんとした部屋を見回した。
「松崎さん…か」
 男は愛情が無くてもそういうことが出来るとは知っていた。一晩限りの仲だろうと薄々は感づいていたが、実際目の当たりにすると心臓が絞られるような痛みを訴えた。
 洗面所から、リンが歯磨きをする音が聞こえる、そのうちひげも剃るのだろう。
 プラス思考に考えれば、滝川を慕う自分に、逃げ道を与えてくれたのではとも思い浮かぶ。だからといってそれを受け入れられるほど自分は脳天気でもない。
「夢だったら…よかったのに」
 夢ではない。体内に残っていた残滓も、腕の跡も、当てつけのようだったリンの変化も…。『夢と思うなよ』とリンに釘を刺されているんじゃないかとさえ思い始めた。
「そろそろね」
 答えのでない思考に溺れないよう、支度をし始めた。そして車にわずかな荷物を詰めに行った。

 普段機材を詰め込むバンは、昨日とうに滝川達が運び出したようで、ポツンとセダンタイプの白い車が止まっていた。恐らくリンの私用車だろう、バンでは輸送量が足りないから出したようだ。
「フーガの450GTか…維持費だけで相当よね」
 これ以上、昨日のことは考えたくない、綾子は無理矢理思考を車に移した。自分個人としては直列6気筒の方が思い入れがあるが、最近は中身よりテールランプ等のデザインセンスの方を重視したいので、V8エンジンでもまあいいかもなと、一人ごちた。
 使えと言わんばかりにベースに放置されていた車のインテリジェンスキーでトランクを開けようとすると、後ろからリンの制止がかかった。
「いつのまに…」
 ひげはそのままだった。
「東京駅の八重洲降車口であなたを降ろします。荷物を出し入れする時間がない、後部座席に」
 後部座席を見ると、片方は既にリンの旅行カバンで埋まっていた。
 助手席には座りたくなかったが、致し方ない。空いている席に荷物を置くと、促されるように助手席に座った。
 忘れ物があった気がする、しかし、出発前に全室を確認したが、何も落ちてはいなかったのを思い出す。
724聖なる侵入7@リン綾子:2007/04/30(月) 19:06:00 ID:8qsp88nO

 運転席にリンが着いた。フロントガラスに映ったリンの姿は、ネクタイがなく、ひげが生えている。どこかでみたことがあるなと思えば、報道やワイドショーでみかける、逮捕された…まるで…
 咎人のようだった――――――――

 運良く高速は空いていて、山々の風景をあっという間に駆け抜け、見慣れたビルの街並みが飛び込んできた。
 どんなに飛ばしても3時間はかかるだろうと、出発時は気が重かったが、いざ走り出すと、昨日の疲れが一挙に溢れ、殆ど寝て過ごせた。不思議と夢は見ずに済んだ。
「あと15分程で八重洲降車口に着きます」
 眠たそうに欠伸をした綾子に向かってリンは機械のように呟いた。
 降車口――八重洲乗客降り口とは、東京駅地下に直結する首都高速の降り口で、高速を下車することなく、同乗者を東京駅に降ろすことが出来る場所だ。降車専用とあって降車用の車寄せはせいぜい2〜3台程度しかなく、もたもたしていると後ろに車が溜まってしまう。
 高速で15分などすぐだ、手荷物のようなボストンバッグを足元に移した。
 苦痛だったふたりの時間も、残り少ないと思うと途端に胸が締め付けられる。リンの横顔を見た。
「…何か?」
 不愉快とも何ともとれない無機質な声は、綾子をさらに追いつめた。
「…ぁ…」
 うつむいた綾子に更に問うこともなく、車は地下トンネルに入った。
 再開発だ何だと騒がれているのに、八重洲口につながるトンネルはぼこぼこしていて鍾乳洞のようだ、古い字体で書かれた緑色の案内板も、違う時代に来てしまった感じを植え付ける。降車口はそれだけひそやかな場所なのだ。
 あったことが幻のように感じる、しかし幻ではない。八重洲降車口は自分とリンの関係に似ていると綾子は思った。
 薄暗いトンネルの途中、地下鉄のホームを小さくしたような降車口が見えてきた。
 ハザードランプが点灯し、車は左に寄った。
「ありがとう、リン…付き合ってくれて」
 リンを見ず、降車口に向かって呟いた。

「…綾、段差がある、気を付けて…」

 びくんと背が張った。振り向くと、右手にハンドル、左手は助手席の背もたれに手をやり、身を乗り出したリンがいた。
 その表情は半分前髪に隠れていたが、あの夜の顔だと判断がついた。

 何か言いたげに唇が動いたが、気づかない振りをして綾子はドアを閉めた。

 薄暗いトンネルへ白のフーガが吸い込まれてゆく。赤く丸いテールランプが見えなくなるまで、綾子は人のいない降車口に立っていた。

 右でも左側でも、歩いていけば扉にぶつかる。なんとなく習慣で左に向かった綾子は、利用客を迎えるとは到底考えつかない重い扉を開けると、急すぎる横幅の狭い階段を登った。降車専用だから、上から降りる客はいないのだ。
 階段を昇ると、あまりにも面積の小さい危険な踊り場に立った。従業員通用口のような小さな扉を開けると、八重洲地下街に出た。今までの静寂が嘘のように、喧噪にかき消えていった。
 改札に向かって歩みを進めていると、ふと、朝思い出せなかった《忘れ物》を思い出した。

「巫女装束…」

 部屋中探してもなかった、ということは…
 後ろを振り返った、既に八重洲降車口への扉は見えなかった。
 綾子の胸に、闇に溶けてゆく赤いテールランプが篝火のように赤々と燻り始めた―――――――

 〈完〉




おつかれさーっしたぁあああ!
細かすぎるモノマネ選手権ならシャワー直後に有田に落下ボタンを押される内容で
非常に申し訳ないです。
ここまで忍耐強くおつき合いしてくださった住民の皆さんに改めて、御礼申し上げます。
続きとか、リンさんが覗いてた年末の話とかもそれなりに練っているので、
今作が好評ならば、調子こいてリンチ覚悟で発表してみたいと思います。
では、また会える日を願っております。
725名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 22:42:15 ID:NWqE03d0
GJGJGJ!!

なんか切ねぇぇぇ!!
リンの最後の台詞に禿げしく萌えた。
続きを所望する!!!!
726名無しさん@ピンキー:2007/04/30(月) 22:55:00 ID:JMZh3JDI
本当に良い仕事ありがとうございました!
巫女装束の行き先にドキドキしました
続きも期待してます
727名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 10:33:53 ID:lf1D84ci
禿しくGJ!!神よありがとう!!ごちそうさまでした!!
んもうリンさんったら超変態(褒め言葉)な上にあやちゃんらぶだね。
3人での調査のときのあやちゃんの色香にふぉーりんらぶだったんだね。

そして神、長編完結お疲れ様でした。
続きも全裸に足袋であやちゃんの真似しつつお待ちしてますので、
是非またご降臨下さいませ。

他の神々のご降臨もお待ち申し上げておりますよ〜!
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜('ヮ'*)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
728名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 01:20:11 ID:4ETpsdOT
GJGJGJ!!!
リン綾、切ねぇ。この二人の今後も見てみたい!
ご自分のペースでいいので、続きお待ちしています。
729名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 20:48:06 ID:wWZwT4vQ
GGGGGGGGGJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJ!!!!!
最終話、胸がきゅんきゅんしすぎて心筋梗塞おこしそうでした。
ときめきボルテージMAXです。たまんないです。
神様たくさんのエロと萌えと胸きゅんを本当にありがとう。
是非とも神の波動球で再び打ちのめされたいです。
またのご降臨を心よりお待ち申しております!
730名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 21:22:05 ID:q/jnBobX
いいもん拝ませてもらった……
またこの二人の話が是非読みたい。
神降臨を待つ!
731名無しさん@ピンキー:2007/05/05(土) 19:58:27 ID:EIKo9cL0
何かリンさんが可愛く思えてきたよw
とにかくGJGJGJGJGJGJ!!!!!
続き期待してます!
732名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 00:37:55 ID:gp4J+Nhr
覗き見編もみたいが、リンさんが調子こいた続編も是非見たい!
なにはともあれGJ!充実した日々をありがとう!
733名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 11:59:23 ID:m25Cxp0Y
ドSなリンさんもいいけどドMなリンさんも見たい。
でもギャグにしかならない…orz
734名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 21:35:42 ID:DHEjhU2v
GJの連続だ・・・
すばらしいよ、おまいさん!
てか今気付いたんだけどナル麻衣ないね
735名無しさん@ピンキー:2007/05/07(月) 23:53:12 ID:ZfTuCtsj
ナル麻衣はぶっちぎりメジャーだから
ここで書かなくとも、同人誌やファンサイトで読めまくれる
からじゃないか?
736名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 02:46:08 ID:FvzlmPg5
たまには真砂子とジョンの事も思い出してあげてください
737名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 07:38:31 ID:L4rLb4Rx
某エ□企画をwktkして見に行き、「ナル麻衣以外は単体でおながいします。」
の注意書きを見て泣きながら帰った自分が通りますよ
738名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 18:55:06 ID:+tIJdVc5
単体ってソロコンサート?
739名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 19:50:04 ID:5/9HWOFR
>>738
ナル麻衣の横でリンさんがちんちんシュッシュッなんて…
本当はナル麻衣を辱めるアンチナル麻衣集会じゃないのか
740名無しさん@ピンキー:2007/05/08(火) 23:12:53 ID:U7Vd6rD0
単体って聞いた瞬間に
イメージDVD的なものを連想した私が通りますよ。
741名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 09:56:26 ID:eFKxc6gg
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
742名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 20:02:17 ID:01tKiEjT
そのエ□企画とやらがどこなのかさっぱりわからない自分が通りますよ
743名無しさん@ピンキー:2007/05/09(水) 23:14:35 ID:mahHy06h
同人サイトでやってるのでしょ
744名無しさん@ピンキー:2007/05/10(木) 01:08:11 ID:EdGwCpmT
>>740
大自然に囲まれてちょっと大胆なジョンをみてください、とか?
745名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 20:22:32 ID:LQjJ/siY
巨根美少年
746名無しさん@ピンキー:2007/05/13(日) 23:36:19 ID:IYoHeHgM
agege
747緋背β版@リン綾子:2007/05/17(木) 22:32:05 ID:Vjm+SfKR
前回投下した「聖なる侵入」の続編です。
続きはまだ出来ていなく、1話目は本番シーンも無いので
投下するのを躊躇していたのですが、
あんまりにも過疎っているので、他の神が来るまでのつなぎということで
読んでいただければ幸いです。
748緋背β版@リン綾子:2007/05/17(木) 22:34:06 ID:Vjm+SfKR
      1

 
 初めてリンに触れたのは、いつの日のことだっただろうか。
 何時だったのかは憶えてはいないが、たまたま手に触れた時、酷く冷たかったのを憶えている。
 けれども、あの夜のリンの手は、腕は、触られた部分が溶解する程の熱を帯びていた。吐息も、眼差しも、全てが熱かった。
 思い出すだけで、熱が伝染する。

「だめ、思い出したら…」
 頬を伝う涙でも、熱は冷ましてはくれなかった。
 


 二週間ぶりのSPRは、綾子を暖かく迎えてくれた。
「綾子久しぶり〜」
「この間は迷惑かけてゴメンね、これ、お詫び」
 ケーキの入った箱を渡すと、麻衣は小躍りをしながら給湯室に運んだ。
「松崎さん、僕も心配してたんですよ〜」
 唇をとがらせながらおちゃらける安原に笑うと、周囲をぐるりと見回した。
「今日はあんたたち二人だけ?」
「所長とリンさんは外出中、今日のお客様は松崎さんだけですよ」
 ため息が出たのは落胆か、安堵か…、気にする間もなく、ケーキと紅茶が出てきた。
「トイレに行くかケーキ食べるかどっちかにしたら?」
 落ち着かない様子を麻衣に指摘されると、綾子は無意識に動いていた足を押さえた。
「トイレはあっち」
「トイレじゃないわよ」
 綾子はバツが悪そうな顔で、ケーキを食べ進めた。
 ナルとリンが帰ってきたら、この間のことを詫びるだけだ。何も特別なことは…
「……あ」
 ドアの向こうから聞こえる足音を確認すると、そそくさとトイレに移動した。
「やっぱトイレじゃん」
「こだわりますね、谷山さん」
 トイレのドア越しに聞き耳を立てると、予想通りカウベルの音に追従してナルを迎える麻衣の声が聞こえた。
 リンが近くにいる、そう思うと総身が切なく軋んだ。
「じゃあリンさんの分は部屋ね」
 リンが資料室に入ったことを確認すると、水を流して部屋に戻った。
749緋背β版@リン綾子:2007/05/17(木) 22:35:30 ID:Vjm+SfKR

「結局ローレルやめちゃったの」
「ええ、ビートルにしました」
 頭を照れくさそうに掻く安原を、綾子はあきれ顔でみつめた。
「ビートルって、あの丸っこい可愛い車だよね、ルパンが乗ってるのだっけ?」
 車に詳しくない麻衣にも、ビートルの形は分かった。
「なーんで『男は直列六気筒〜』とか謳ってたあんたが、よりにもよってビートルなの」
「知り合いが安く譲ってくれるって…」
 少年らしくない、まごついた口調だ。
「…そーいやさぁ、あの車って真砂子がかわいいっていってたのじゃない」
 したり顔で麻衣が言うと、安原はまいったなという顔をした。
「少年〜、あんたも意外とケナゲよねぇ」
 あれほどエンジンにこだわっていた男が、真砂子の好みだけで車種を決めたのか。呆れを通り越して、逆に愛情の深さへ感心してしまう。
「やだなぁ松崎さん…僕は」
「いいじゃないいいじゃない、そういう軟派な男の方が、女には丁度良いのよ」
 好きな女の為に、車を選ぶというのは、如何ほどの愛情なのだろうか。一度でいいから、それだけ愛されれて見たいものだと、綾子の口から思わずため息がこぼれた。
「はいはい、僕の話はここまでっ! それより今もっともタイムリーなのは助手席の話ですよ」
「助手席? もうそんなのにこだわってるの安原さんだけだよ」
「助手席? 何よそれ」
 安原に尋ねると、安原は口に手を当ててひそひそと話し始めた。
「気持ち悪いわね」
「本人がいるんですよ、松崎さんもほら、ボリューム下げて」
 眉をひそめながら、安原の話に耳を傾けた。
「ほら、リンさんが年始に車を買ったじゃないですか」
 リンという単語に心臓が飛び出しそうになる。安原に感づかれないように平静を装った。
「それが何よ」
「絶対助手席に人や荷物を乗せないんですよ」
「…はぁ?」
「所長ですら乗せないんです、あの所長に絶対遵守なリンさんがですよ」
「あっそう」
 そんなことはよくある話だ、バンならともかく私用車なら、色々こだわるところもあるのだろう。買ったばかりなら愛着もひとしおだ。
「それで所長がへそ曲げて大変なことに」
「そんなことでへそ曲げてる暇があったら、ナルも免許取ればいいのに」
 麻衣が膨れ面で拗ねた。その姿に笑っていると、急に違和感が鎌首をもたげた。
750緋背β版@リン綾子:2007/05/17(木) 22:37:52 ID:Vjm+SfKR

「ちょっと待って、リンが買った車って…」
「フーガですよ、白の。この間の調査で持ってきてたじゃないですか」
 色々なことが綾子の頭の中を駆けめぐる。あのナルですら拒絶した助手席、そこに自分は何時間も座っていた。
 それも自主的ではなく、リンに促されるように乗せられたのだ、あの席以外に座れないようにもなっていた。人はおろか荷物すらリンが乗せなかった席、なぜそこに自分が…。
「いよーっす! あ、綾子じゃん」
 滝川の脳天気な声が事務所に響くと、麻衣がアイスコーヒーを淹れるために席を立った。
「なんだよ、連絡一つよこさないで、心配してたんだぜ」
 綾子の頭をくしゃくしゃと撫でると、麻衣からアイスコーヒーを受け取り、そのまま綾子の隣に座った。
 急にリンとの夜が再生され、頬が熱くなる。何度もリンは滝川を引き合いに出し、羞恥と苦悶に身を焦がしたあの夜。
「わ、悪かったわよ」
「そんな言い方ねーじゃん、俺さ、あの日心配だったから残ってやろうと思ったんだぜ」
「うそ」
 意外な一言だった。目を丸くして滝川を見ると、滝川は頭を掻いて天井を見上げた。
「でも、リンがいいって言ってたし、俺がいたところで出来ることは限られてるしな、結局東京に戻ったんだけど」
 なんと言うことだろう、もしあの夜滝川がいたら…。
「そういや、綾子を動かさないで一泊させるってのもリンの提案だったよな」
「うんうん、すごい気を遣ってたよね。久々にリンさんやっさしーウェーブがアタシの中で巻き起こったわ」
「綾子、リンにちゃんと礼いっといたか?」
 リンはそんなことおくびにも出していなかった。ただ、自分が倒れたから、仕方なく看病を引き受けただけだと思っていた。どういうことだ、さっきの助手席といい、今の話といい…。
「あれ、リン?」
 滝川の声に反応し、資料室に目をやると、ドアが少し開いていた。
「あれ〜、まただ」
「そろそろ修理しないといけませんね」
 滝川と綾子の疑問の顔に、安原が応えた。
「最近、資料室のドアが馬鹿になっちゃって、すぐカパカパ開くんですよ」
 声に反応したのか、資料室のドアがパタンと閉められた。
 ふと、あのドアはいつから開いていたのだろうかと不安がよぎった。

 ハンカチを事務所に忘れたと気づいたのは、八時も半を廻っていた時だった。
 用事で渋谷にいた綾子は、まだ事務所は開いているかと麻衣にメールを送った。案の定麻衣達は帰っているという連絡が届く。
 大したものではない、次来たときにでもと思っていると、麻衣からまたメールが入った。
『リンさんならまだいると思うよ』
 息を呑んだ。
751緋背β版@リン綾子:2007/05/17(木) 22:39:17 ID:Vjm+SfKR

 アルミのドアノブを引くと、部屋の暗さに驚かされた。
(鍵をかけ忘れたの? でもメールでは…)
 暗闇に目が慣れてくると、一筋の光が見えた。
(資料室…リンか…)
 会いたい気持ちはある、しかし、まだ二人きりで会う決心はつかない。
 身体だけの関係、一夜限りの関係…。リンはそういう関係を望んで自分を抱いたのだろうか。
 だとしたら、今会ってもリンは眉をひそめて不快を顕わにするだろう。そうしたら自分は二度と立ち直れない。
(でも、これは恋なの?)
 綾子自身も、リンに抱いている感情が何であるのかは特定できなかった。リンが与える快楽をもっと貪りたいだけなのかも知れない。
(どうしたらいいの)
 滝川への慕情が消えたわけではない、綾子の心は揺れ動いていた。
(リン…)
 声をかける勇気はない。せめて姿だけでも…。救いを求めるような目で、綾子は資料室を覗いた。

 椅子に腰掛け、右手に握った布をしげしげと眺めている男が見えた。右半分を覆う前髪で表情は分からない。
 しばらく眺めていると《ある事》に気づき、金縛りにあった様に身体が動かなくなった。
(あのハンカチ…私の…!)
 何故リンが持っているのか、何か特別な意味があるのか、表情が見えない分、想像は加速する。
 右手に持っていたハンカチは、いつのまにか左手に持ち替えられていた。
(まさか、落ちているのを拾っただけよ、誰のだろうかって………………ぁ)

 ハンカチを、赤い何かがなぞった。

(………………うそ) 

 舌。
 赤く見えたのは、舌だ。

 気づいた瞬間金縛りが解け、咄嗟に後じさった。
 微かにヒールと床が当たって音がしたことは、綾子には分からなかった。それよりも心臓が早鐘を打つ音で頭は一杯になった。
 見てはいけないモノを見てしまった。嫌悪感や、怒りは沸いてこない。ただ、禁忌を犯した様な恐怖に包まれた。
 明るいところを見てしまって、夜目が利かなくなってしまったが、早急にここからでなければならない。
 綾子が玄関側に身体を向けると、廻りは更に一段階暗くなった。
 疑問に思うこともなく、玄関まですすっと、すり足で近づいた。
 気温がさっきよりも暖かく感じるのは、早鐘を打っている自分のせいか。
 手探りで、ドアノブを掴んだ。
752緋背β版@リン綾子:2007/05/17(木) 22:41:55 ID:Vjm+SfKR

(?)

 やわらかい感覚だった。いや、具体的に言えば硬いのだ。
 ただ、《アルミのドアノブ》の硬さには程遠い。
 そして、金属とは到底思えない《温もり》を感じた。
 だから、やわらかい以外の形容が出てこなかった。
 形状も、普段使い慣れているドアノブと形状が異なっている。
 握れない、握れるほどの薄さではない、平坦なはずのノブが、ごつごつしている。

 広いはずの部屋なのに、狭く、息苦しく感じた。
 なぜ、さっきから気温が上昇しているのか。

 早鐘を打つ心臓、よくよく聞いてみれば、音が二重に聞こえる。

 ちらりと横目で後ろを見ると…
 ―――――――資料室の一筋の光は消え て い  た   。


753緋背β版@リン綾子:2007/05/17(木) 22:43:22 ID:Vjm+SfKR


「ヒッ」
「誰だ」
 抑揚のない声を聞くと同時に、後ろからはかい締めにされた。
 先程までぴったりと綾子の後ろに張り付いていた人間は、ドア横のスイッチを慣れた手つきで切り替え、ドア横の白熱灯だけをぼんやりと点かせた。
「…松崎さん」
 声の主は、さぞかし驚き、安堵した様な演技をしながら、綾子に声をかけた。
「ああ、驚いた。泥棒かと思ったんですよ。」
 綾子の総身はぶるぶると震え、呼吸もままならなくなった。
 演技を演技だと教えている様な口振り、未だに解かれない拘束、腰あたりに伝わる膨大な熱。何もかもが怖かった、恐怖のあまり失禁しそうだ。
「どうしたんです、寒いのですか? …ああ、失礼」
 背後の男も白々しすぎるのかと思ったのか、容易に拘束を解いた。綾子は初めて後ろを振り返った。
「…リン」
 口元だけ嗤っている。
「忘れ物…しちゃって…それで」
「なら、一緒に探しましょう」
「いいの、たいしたものじゃないから」
「遠慮しないで下さい、松崎さんらしくない」
 リンはゆったりとドア側に回り、施錠した。
 トリガーを引く様な音に聞こえた。
「で」
 リンの顔から嗤いが消えた。
「何を、見たんです?」

「何も…」

「見たんですね」

 この世の終わりに逆上する様な表情を浮かべ、カツ…カツ…と靴音が綾子に歩み寄った。
 後じさっても応接スペースがあるだけで、出口にはいけない。しかし、足は勝手に後ろに向かう。
「ねえ…」
 泣きそうな声だった。しかし、リンは表情一つ変えずにじり寄ってくる。
「きゃっ」
 ヒールが地を這う配線コードの束に躓くと、倒れる前にリンの腕ががっちりと綾子を掴んだ。
 掴む腕からは優しさが滲んでいるのに、この恐怖は何だろうと、泣きそうになった。しかし、ここで泣いたり助けを求めたら、恐ろしい結末が待っていそうだ。
 リンは腕を捕らえると、そのままソファーに押し倒した。
 リンの足元ばかり見ていた綾子は、恐る恐る顔を見上げた。
「リン…」
 やるせない男の顔だった。置いてけぼりを喰らって、全てに見放された子供のように、泣きそうな顔だった。

「私を、ハンカチと同じ目に遭わせて」

 本当はそれを望んでいたのだ。二週間、ずっと―――
 目を見開いた男の頬に両手を添えると、慎ましやかに唇を合わせた。



754緋背β版@リン綾子:2007/05/17(木) 22:46:48 ID:Vjm+SfKR
751から753はある意味本番シーンより勃起ものとか
思う少数派は自分一人でいい。

エロパロなのに汁気がなくて申し訳ないです。
次は夏頃に投下しようと思っています。
755名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 23:30:18 ID:7hIVaFJP
いやいや、確かにヤってないのに充分にエロいですよ。素晴らしいです。

って、次は夏!? なに、そのコミックス版並の焦らしプレイ!
がんがって保守して待ってます。
756名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 23:54:10 ID:4K6HcqGQ
本番どころか絡みなしでも手に汗握ってしまいました。
相変わらずねっとりとエロチックですねえ。
思わずハンカチと同じ目に遭わせてほしくなりました。
綾子もいいけど、リンの粘っこさもたまりません。


夏が待ち遠しい限りです。
757名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 11:52:35 ID:wShyI05n
九州では既に夏並に暑いわけだが。



……訳のわからんことを言いつつ続きを熱望致しております。
758名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 12:47:14 ID:j1UqdPiq
いいよいいよ!リンさんえろい、もっとやれw
うーん夏までか待てない
ところでログが480kb超えているけれど
ここのdat落ちっていくつ?
759名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 02:21:32 ID:Kz17vveQ
すんげぇドキドキしました。
夏って何月からだっけと思わず考えてしまうほど続きが待ち遠しいです。

>>758
500kbで圧縮対象、515kbで書き込み不可、だったような気が。
そろそろテンプレ決めて次スレ立てた方がいいかも。
760名無しさん@ピンキー:2007/05/19(土) 12:00:28 ID:AhTi6/3Y
500kbで書き込み不可
761名無しさん@ピンキー:2007/05/22(火) 13:46:23 ID:IVDU/aHj
神キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
きゅんきゅんが止まりませんでした。んもうリンさんったらリンさんったら
相変わらず変態!!(褒め言葉)
助手席エピソードは乙女チックでよいですな。ハァハァしますな。

って、夏!?夏!?夏ですか神!?
……カレンダー上は6月から夏だよね?

ハンカチに顔埋めて泣きながら待ってます。
762名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 15:11:53 ID:9b/m+SS9
テンプレは後からって事で、とりあえず次スレ立てちゃってもいいかな?
763名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 17:21:44 ID:pegyt88M
それでいいと思います。お願いします。
764名無しさん@ピンキー:2007/05/26(土) 23:21:09 ID:9b/m+SS9
ほい
ゴーストハント/悪霊シリーズでハァハァ その2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1180189151/
765名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 00:47:57 ID:sQWzmBP3
>>764
乙〜
766名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 12:34:16 ID:WpK/dRFr
>>764
乙!!!!
767764:2007/05/27(日) 14:50:04 ID:i4nTWldG
とりあえず立てただけなんで、テンプレどうしましょう?
768名無しさん@ピンキー
>>764
乙!!
前スレを埋めがてら、軽くテンプレ下地案

★この3つだけは最低限貼る
 ・前スレ
 ・過去ログ(次回スレ立てから)
 ・保管庫               

★必要であれば他スレに倣って以下を決める
 ・原作ネタバレの取扱をどうするか
 ・次スレ立てのタイミング(970〜980レスか容量480KBくらい?)
 ・住人ルール(個人的には>>1記載の「気に入らないシチュ、カプに対しても大人の対応で」ぐらいで十分だとオモ)
 ・投稿ルール(事前に注意書きで明記してもらうよう投稿人さんにお願いすること)
   例:ネタバレ、鬱描写、特殊プレイ、カップリング、NGワード
 現状マターリやれてるので、それほど細かく決めなくても良い気はするが。

★もし即死を逃れるために容量を稼ぐなら、原作・漫画・アニメのデータをそれぞれ貼る
 ・原作:小野不由美(データはこのスレの>>4-5、もしくはいなだスレのテンプレ>>5を拝借する)
 ・漫画:いなだ詩穂(データはいなだスレのテンプレ>>3(漫画と原作の対応)を拝借)
 ・アニメ:2006年10月〜2007年3月 テレビ東京系にて放映(終了してるから日程・声優は省略)
 どれも詳しくは「wiki見てこい」で済む話なので簡素でOKな気がする。