アイリちゃんの青い坂道亭 ソードワールドinPINK板
ファリス・ファラリス・マイリー(マイリージャン)・ミルリーフ辺りか。
ちなみに清松GMの飼ってる金魚の名前はブルボン(ミホノブルボン)、ワイト村の中で死んでた
トゥルーグローリー号はビワハヤヒデとかメジロマックイーンとか言われてたw
>946
そーいやTOKIO機動ポリス読んだら吹いたな。
登場人物パトレイバーのパクリやんけ。
そのテの話だったら、松平龍樹の作品じゃね?
>>954 あれはネーミングセンスというより、作品そのものが(ry
松平といえばと学会の本で賞みたいなのもらってたな
と学会といえば山本弘、というわけでぐるっと回ってSNEに戻ってくるわけですね
957 :
875:2007/01/19(金) 07:40:02 ID:iH2SS6Aq
スレの終わり間際にすみませんが、またワルツで短いの書いてみました。
ベタなネタなんで軽く読み流してもらえれば幸い。
9月のある晩のこと。
村長宅へ呼ばれたキーナが、言われたとおり離れに向かうと、
そこには村長だけでなく、村の顔役たちが揃っていた。
「こんばんは……あの、孤児院のことで大切なお話って、なんですか?村長さん」
「うむ。単刀直入に言うとな、君も知ってのとおり、今年は飢饉だ。
この分では、孤児院には殆ど食料を回せそうにない」
「……そんな!」
「まあ、落ち着きなさい。儂らも鬼ではないから、君が一つ頼みを聞いてくれれば、
何とか孤児院の食料を工面するつもりだ」
「私にできることなら、喜んでやります!」
「それは良かった。なに、簡単なことだよ。君の体を、儂らの好きにさせてくれればいい」
事も無げに言う村長の、そして顔役たちの目が、キーナの肢体を舐め回すように見ている。
一瞬、何を言っているのか理解できなかったキーナは、真っ赤になって怒った。
「……ふ、ふざけないでください!……私、帰りますっ」
急いで踵を返そうとするキーナに、声が掛けられる。
「可哀相に。食料無しでは、小さい子供たちは冬の間さぞかし飢えるだろうね」
「それとも、ナジカさんかブランシュちゃんに頼んでみますか」
キーナの足が止まる。
先生やブランシュを、そんな目に遭わせたくない。もちろん、子供たちも。
しばらく沈黙した後、キーナは絞り出すように呟いた。
「……本当に、本当に約束してくれますか……?」
「もちろん。それに、ずっととは言わんよ?一ヶ月だけ我慢してくれれば、後は自由だ」
「……わかり、ました……」
「君は聞き分けが良くて助かるよ。じゃあ、さっそく服を脱ぎなさい」
どこにも、逃げ道は無かった。
羞じらいながら服を脱いでいった少女は、秘部を隠すことも許されず、
好色な視線の前に、まだ幼さの残る裸身を心細げに晒した。
翌日。
キーナは頭から毛布を被って、自室のベッドにうずくまっていた。
心配して何度か呼びに来たブランシュにも会っていない。
体の痛み以上に、自己嫌悪が大きかった。
――昨夜、裸にさせられた後。
乱暴に犯されるかと思いきや、男たちは優しく愛撫を始めた。
手慣れた指遣いで、体を強張らせるキーナの乳房や股間をさすり、揉みたてる。
執拗な刺激に、未成熟な肢体が少しずつ桜色に染まっていった。
ずきずきと疼く程に張り詰めた乳首や陰核をこすられ、転がされるたびに、
キーナは上気した顔を隠すように背けて、切ない吐息を漏らす。
弄ばれ、躰を止めどもなく震わせるキーナは、床に垂れるほどに愛液を滴らせた末に、
ようやく濡れそぼった秘芯に男根を挿入された。
たっぷりと前戯を施されたとはいえ、処女を破られる激しい痛みに気が遠くなる。
キーナは朦朧としたまま、逃れるように腰を引いたが、尻を掴まれ更に深く押し込まれた。
そんな動きを何度となく繰り返すうちに、下腹に不思議な快美感が高まっていく。
いつしかキーナは、我知らず男の律動に合わせるように腰を振っていた。
悲痛な泣き声に甘い喘ぎが混じりはじめ、そして。
キーナは犯されながら、悔しくも生まれて初めての絶頂を迎えた――
昨夜の痴態を振り払うように首を振り、唇を噛む。
(一ヶ月我慢すればいいんだから、それで終わるんだから……)
暗い部屋の中で、気丈な眼に涙が光った。
初めての夜から5日。
男たちは、キーナに口淫も要求するようになった。
すえた匂いのする男性器と、生臭く粘つく精液に嫌悪を感じながらも、
舌と唇に伝わってくる肉棒の逞しい感触に、女の部分が湿っていくのを抑えられない。
心とは裏腹に、キーナの体は知らず知らずのうちに男の味を覚え始めていた。
8日目。
キーナは男の上にまたがって、ぎこちない動きで腰を振っていた。
命じられたこととは言え、自分から欲しがっているような姿をさせられるのは、
たまらなく屈辱的で恥ずかしい。
こんなことで感じてはいけないと思うほど、かえって性感が高まっていく。
自尊心を保とうと必死なキーナだったが、生殖器からは本能の赴くままに愛液が溢れ、
止めようも無く上下する腰が、もっと深く男性器を咥え込もうとしていた。
12日目。
夜更けに開放され泥のように眠っていたキーナは、明け方のまどろみの中、
無意識のうちに何かを求めるように腰を蠢かしている自分に気がついた。
慌てて居住まいを正し、股間に手をやると、そこは糸を引くほどに濡れていた。
汚れた下着を洗いながら、キーナは女の身の浅ましさに、泣いた。
半月が過ぎた。
キーナは、行為の最中に卑猥な言葉を言わされるようになっていた。
「私の中に、太いおちんちんが入ってます」
「オマンコ……オマンコが、気持ちいいです」
「精液、美味しいです……もっと、飲ませてください」
余りの屈辱に頬を紅潮させ、悔し涙を滲ませる。
しかし何度も奥まで突きあげられ、開発された性感帯を容赦なく責められるうちに、
口をつく言葉が強制されたものなのか、自分でも分からなくなっていった。
3週間目。
この日は、村長から来なくていいと言われていた。
だから、安心して眠れる筈だった。嬉しい筈だった。
それなのに。
キーナは寝床の中で、狂おしいばかりの疼きに悶えていた。
――したい。
はしたない思いを打ち消すように首を振っても、頭に浮かんでくるのは男根のことばかり。
――犯して、ほしい。
なだめるように性器を押さえていた両の手が、次第に揉みしだくように動き始める。
教え込まれた淫らな言葉を呟きながら、キーナは夜更けまで自慰に耽り続けた。
翌日、キーナは男たちの前で、待ちきれないように四つんばいになると、
随喜の涙を流しながら何度も何度も貫かれた。
そして、一ヶ月が経った。
「――これからも、儂らに可愛がってほしいと言うんだね?」
潤んだ目を男たちに向けて、少女がうなずく。
「それなら、ちゃんとおねだりしなさい」
キーナは従順に服を脱ぎ捨てると、床に腰を下ろし、股を開いた。
左手を後ろにつき、右手で割れ目を拡げていく。
そこは、既に溢れそうなほど滲み出た牝蜜で、濡れ光っていた。
「お願いします、私の……私のオマンコに、おちんちんを一杯入れてください……」
「オマンコだけでいいのかね?」
「……私の口も、おっぱいも……お尻も、みんな犯してください……っ!」
上気した顔で男を誘うキーナの向こうで、いきなり扉が開いた。
そこには、猿轡を嵌められ、羽交い締めにされたブランシュが立っていた。
異常な光景を目の当たりにして、真っ青な顔で目を見開いている。
「君の様子がおかしいのが気になって、尾けてきたそうだよ。優しい子だねえ」
「キーナちゃんは、見てのとおりセックスがしたくてたまらない変態娘なんだよ。
今のいやらしいおねだりも、ちゃんと聞こえただろう?」
信じられないという風に、弱々しく首を振るブランシュ。
「ち、違うの、ブランシュ……これは……、や……ふ、ああああ……あぁ」
必死に弁解しようとする言葉が、悩ましげな吐息に変わっていく。
知らぬ間にキーナの後ろに回った男が、男根で秘所をこすり立てていた。
その感触だけで、あっけなく理性を蕩かされたキーナは、
むしろブランシュに見せつけるように、夢中で腰を振り始める。
親友に見られながら、キーナは女に生まれた悦びに酔い痴れ続けた。
幾度となく達して恍惚とするキーナの眼前に、幼児におしっこをさせるような姿で、
膝を抱え上げられたブランシュが連れて来られた。
「……いや……、見ないでぇ、キーナ……」
スカートの中を丸見えにされ、ブランシュが泣きじゃくる。
あらわになった彼女の下着は、激しい性交を見せつけられた昂奮で濡れそぼっていた。
甘酸っぱい香りが、ふわりとキーナの鼻をくすぐる。
まだ子供だと思っていた幼馴染みのあそこは、予想以上に女の匂いを立てていた。
思わず、誘われるように舌を伸ばしていく。
「んあああっ!」
耐え難い程に敏感になっていた女陰を刺激され、ブランシュはあられもない声をあげる。
熱く火照る割れ目を下着越しに舐め上げながら、キーナは期待に胸を高鳴らせた。
――この子は、どんな姿で、どんな声でよがり狂うんだろう。
ぴちゃぴちゃという舌音に、次第に高くなる嬌声が重なっていった。
End.
キーナ、キターーーーーーー(゚∀゚)ーーーーーーー!!!
エロいよー。GJ!GJ!
二人して廻されるところも、みたいっす。
これはGJ!!!
二人で慰めあうところとかも見たいッス。
>>960 このふたり・・・・ヒーイリとは違った形で常連カポーになりそうだ・・・・
レズが仕組みやすい初リプレイキャラだな。
パーティを組むまでは、赤の他人が多かった女性陣のなかで
「孤児院育ちの姉妹分で幼馴染み」という、絆が最初からあるのは強い。
おっ、いつのまにか新作が!
GJです。
犯す側が村人としか描写されてないのが、いいですね。
これが固有名付きのオリキャラだったりすると激萎えなんですが。
このあとの二人のSSも読みたいですね。
所で次スレだけど、やっぱタイトルはアイリ&キーナの踊る子犬亭ですかね?
素で長いです。
ここは素直に基本に立ち返るということで
シンプルに「緑のさざなみ亭」でひとつ。
こ、古代王国の扉亭?
つかもう普通にソードワールドでいいよ。
いちいち論議になるのウザいし、痛い
>>1セリフ文もイラネ。
>>1文は、今のスレと同じで良いんじゃないか?余計な事なしで。
スレタイ、個人的には古代王国の扉亭に一票。
うるおいの肉壷亭とか電波が飛んできた。吊ってくる。
痛い
>>1台詞例
「ひ、ヒース兄さんの硬いのがプレートメイル越しに突き刺さって、ああっ。あーっ」
ソードワールドを元ネタとしたエロパロSSを書くスレッドです。
リプレイ、短編集、サーラ、混沌、オリジナルキャラSW、女装同性愛ふたなり孤児院丼何でもアリ。
できれば、スレai12号店)は復活させて欲しい。
プレートの隙間じゃなくプレート越しにわかるなんて…
イリーナ 「べ、ベンドバーっ!」(筋力25)
981 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/22(月) 20:55:29 ID:VfBB+v04
ぜんぜん埋まらないな
埋め埋め。
どうでも良いけどダイスの国の魔法戦士買ってきた。
水野は設定忘れすぎだと思う。
そしてウィブは俺の嫁。
ume
うーんSS書いてるがなかなか進まん
やっぱ文才ないわorz
秋の陽射しが優しい、魔術師ギルドのヒースの部屋。
ヒースの誕生日の祝いの後、お昼寝になだれこんだ、ヒースのベッド。
隣で眠るイリーナの姿を、ヒースは眺めていた。
…可愛いと思った。
素直に口に出すことは決してなくとも、ずっと…そう思っていた。
柔かい栗色の髪。長い睫毛。
強い意志を秘めた、大きな茶色の瞳は今は伏せられ、
普段より一層、イリーナの印象を柔かいものにしている。
そっと指先で、イリーナの赤い唇をつついてみる。
ぷよぷよとして、柔らかく温かい。
(キスを…してもいいだろうか?)
ヒースはそうしたいと思ってしまった己れの感情に、戸惑う。
眠っているイリーナに接吻をする。…それは卑怯な事。
しかし、起きている時のイリーナにキスができる程の覚悟と度胸は、まだなかった。
『イリーナごとき眼中にナイ』
そんな態度をずっとヒースは、とり続けてきた。
本当は、常軌を外れて健康的過ぎる少女に対する『少しは女らしくしろ』という遠回しな『いい聞かせ』だった。
言葉を『額面通り』に受けとる鈍感なイリーナには、まったく届いてはいないようだったが。
苦笑する。
いつもいつも、俺はお前に振り回されてばかりだ。
それが悔しくて、俺は自分を少し変えた。
イリーナの兄の様に。天邪鬼に、ひねくれた物言いに。
お前を逆に、振り回してやりたくて。困らせてやりたくて。
……それなら、いいだろうか。
キスをして、戸惑い困るイリーナの顔が見れるなら。
イリーナの顔に、顔を寄せる。
息がかかるくらい間近に、瞳を閉じたイリーナの顔がある。
赤い唇にかかる一房の栗色の髪を、そっと払って、ほんの少しの躊躇いの後。
その僅かな距離を……埋めた。無に、した。
触れる──感触。
重ねた唇は、柔らかかった。
薄く目を開けイリーナの様子を伺いながら、もう一度──した。
それでも目を覚まさないイリーナに、ほんの少しダケ、ヒースは調子にのった。
そのまま離さずに、イリーナの柔らかな唇に舌を、這わせた。
『愛しい』
もっと──シタイ。
もっと…感じたい。触れていたい。
普段は押し隠している欲望に、火が、ついた。
両手をイリーナの枕元について。
慎重にイリーナの様子を伺い続けながら、唇を頬から耳元へと移動させた。
イリーナの髪の匂いが鼻孔を擽る。
右手は無意識のうちに、イリーナの胸元へと伸びていた。
普段は押し隠している欲望に、火が、ついた。
手の平に柔らかい胸の感触を感じる。いつのまにか僅かに汗ばんだ掌。
少し小さいが少女の身体は柔らかく、ムニムニとした膨らみをヒースの掌に伝えてくる…。
「──っ!?」
ヒースの顔が一瞬にして真っ赤になった。
それに気づいて、ヒースの心臓が早鐘のように鳴る。
イリーナのぷよぷよと柔かい胸に当てた、手の平に感じる、ひと粒の堅いシコリ。
イリーナの乳首が…立っていた。
下半身が、疼く。血が集中する。劣情が──止まりそうにない。
ヤバイ。
ダメだ…イリーナに、嫌われたく──ナイ。
欲望に満ちた邪な目で、イリーナを見ていると、知られたくなかった。
じゃれあいでイリーナの身体の、男の身体とは明らかに違う柔かさに欲望を覚えては、その度ごとにその己れの感情に気付かなかったフリをしてきた。
まだ精神的に幼いイリーナにとってヒースは『兄』でしかナイコトを……知っていたから。
だがヒースにとってイリーナは妹であると同時に、出来るコトなら抱いてしまいたい──女だった。
ズリネタに、何度もイリーナを頭の中で犯していた。
頭の中で何度もイリーナを裸に剥いて、足を広げさせた。
その股間に顔を埋め口づけ、イリーナの処女を奪い、イリーナを犯して、汚して果てる。
そんなコト。そんな浅ましい妄想を。
──…イリーナには、絶対に、知られたくなかった。
イリーナに軽蔑され嫌悪されて、距離を置かれる…。
──考えたくもなかった。
…ダメだ…ヤメろ。
───欲望ヲ、抑エロ。
イリーナ…イリーナ…俺は…。
「……兄さん」
ビクリとヒースの身体が強張り、跳ねた。
イリーナの茶色い瞳が見開かれ、ヒースを下から見上げていた。
身体の上に半ば、ヒースがのしかかるようにイリーナを覆って。
ヒースのその手はイリーナ胸を覆っている。
その顔に朱がさして、困ったように恥ずかしげに……ヒースを見上げた。
その時ヒースの顔は、、きっと泣きそうだったに違いない。
羞恥、後悔、希望、哀願。…かろうじて作りだして見せる、皮肉気な……笑い。
ああ。と、深い溜め息と感慨とともに、ヒースは理解した。
イリーナが、少なくとも嫌がっていない事を。
イリーナの瞳には、困惑と羞恥と……僅かな怒り。
ヒースがイリーナに、これ程までに密着し触れているのに、イリーナの表情からは…怖れや嫌悪の色が…見て取れなかった。
(イリーナ。期待シテモ、イイのか…? 俺は、お前にとって…?)
声を、絞りだす。
「──なんだ?」
なんだ、もナイと自分で愚かしく思う。
ただ、イリーナの次の言葉を、反応を待つしかなかった。
「……兄さんは邪悪ですか?」
顔を赤らめたまま、イリーナはヒースを睨んだ。
「──そうかもな」
再び顔を、イリーナの顔に寄せる。
顔の輪郭を確かめるように、つうっと、指先をイリーナの頬に這わせる。
今度は真っ直ぐな茶色の視線が、逃れられずに、絡む。
普段は強いその視線が、揺れた。
顔が近づく。イリーナは、逃げなかった。
触れた。唇が──重なる。
ヒースの唇を、イリーナは感じた。背が、ヒクリと跳ねる。
「ン…ふ。に、兄さんっ…やっ、ヤメ…」
しかし、そのヒースを押し退けようとする腕の力は、本来のイリーナのものではなかった。
弱々しい──抵抗。
さらに、した。唇を、重ねる。重ね、続ける。
イリーナの吐息を感じる。身体の温み、柔かさ。
その背に腕を回し、イリーナを強く抱き寄せた。
○無理強いは、したくない…。→未遂エンド【最初の一歩】
●欲望が止められない…。お前が、欲しい…。→えちぃエンド【赤い真珠】
○『無理強いは、したくない…』
「…イリーナ」
浴びせるようなキスを中断し、ただ、抱き締めた。
「……イヤか…?」
耳もとで呟くように囁くように、ヒースはイリーナに問掛けた。
「兄さん…兄さんっ…わたし…っ…」
ヒースの薄い色の金髪に頬を埋めながら、イリーナの両手は、ヒースにすがりつくような形で添えられた。
「………わたし」
言葉に詰まる。言葉が、見つからない。
ヒース兄さんの事は、当前のように『好き』で。
こうして抱き締められいても、それが当たり前の、親愛の愛情と、感じるくらい。
ただあまりに突然で、心の準備がまるで出来ていなくて。あまりにヒース兄さんが、卑怯で…。
意外で。
「ズルイです。……聞いてナイです」
「……ナニがだ」
低くくぐもった、震える声。男の声、だった。
「だって、わたし…ヒース兄さんの気持ち…聞いてナイです…」
次の瞬間。イリーナの身体に異様な感覚が走った。
ヒースがイリーナの耳朶を、口に含んでいた。
「まだ…わからないのか?」
舌で耳たぶを舐めあげながら、ヒースがイリーナの耳に、言葉と息とを吹きこんだ。
「どこまで鈍感な鋼鉄の女なんだ、お前わ」
ヒースの腕が身体を這う。イリーナの身体をヒースの大きな手が、まさぐり始めた。
「う、ン…っ…!」
硬くシコった胸の頂点を、摘む。
まだ男を知らない固い花の蕾は、触る度にビクビクと反応する。
「……こんなに、身体は敏感なのに…な」
「…うぁ…っ」
身体を覆う未知の感覚に、イリーナの背が反り、腰が跳ねる。
呼吸が獣のように、荒くなっていた。
甘い──疼き。
両足の狭間、身体の奥。イリーナの女性の部分が男性を。『ヒース』を求めていることを、イリーナは自覚した。
「…あ…」
羞恥心から、そして誰かに申し訳なくてイリーナは顔を、両方の手の甲で隠してしまう。
今ヒースは『兄』ではなく、ひとりの『男』としてイリーナの前にいる。
ヒース兄さんに、キスをされた。──もっとほしいと思った。
兄さんの腕に抱きしめられている。
──…ずっと、抱き締めていて欲しいと思った。
ひとりの少女として扱われ、求められているコトが…嬉しかった。
──嬉しい、と思った。
それでも未知の体験に対する恐怖がイリーナを躊躇わせた。
けれど。
イリーナはヒースのこの身体の温もりを信じたいと、思った。
──『大切なこの人』を、失いたくなかった。
今、彼を。『ヒース』を拒絶したなら、2度目がナイ事を、本能的に感じとっていたのかも知れない。
僅かに身じろぎをすると下半身が、ヒースの下半身の硬いモノに触れた。
それが何か察して、イリーナは頬を染め、身をすくませた。
「イリーナ」
「…その…お願いです。兄さん…時間を、ください…」
「……」
ヒースは応えない。
「……いきなりは…いや…です」
ひゅっ、と、ヒースが息を飲んだ音がした。
「…兄さんの気持ちは…わかりましたから…お願いです…。…その…段階を、踏ませてください…」
イリーナはそっと横目で、ヒースの顔を窺う。
イリーナの目には、ヒースが半眼になって何かに耐え苦しんでいるように、見えた。
「兄さん…」
イリーナの茶色の瞳に、ヒースが映る。
ヒースの暗い色の瞳にイリーナの怯えた姿が映る。
揺れる瞳の中に、互いの思いを感じとり…受け入れた。
頬に手を這わせると、イリーナがその手を重ねてくる。
重なる手をそのままに、唇を寄せた。
イリーナがその瞳を閉じれば、その印象は一変する。
きつい印象の強がりで勇猛な猛女から、柔らかな雰囲気を纏う少女へと。
重ねた。ついばみ。より深く求める。イリーナの口内に、ヒースの舌が侵入した。
唇の感触。肌の熱さ。柔かさ。吐息の熱さ。
ヒースの舌の感触が──卑猥。
八重歯を舐められて、背筋がゾクゾクする。
熱くて柔らかな心地良さ。ずっと、ずっとして、いたかった。
口内に溜る唾液を混ぜ合わせ塗りつけて……互いに、飲み下した。
イリーナの口もとの唾液の雫を、ヒースが指先で拭う。
「あ、んっ…兄さん…」
イリーナはそんなヒースの扱いの気恥ずかしさに、顔を真っ赤にして伏せ隠した。
そっと、苦笑する。
本当はもっともっと、行き着くところまで行ってしまいたいけれど。
イリーナは、まだ綻びはじめたばかりの華。
ずっと大事に見守り育てていた、華だ。
華開き、他の誰かの人目を惹く前に、摘みとってしまいたかった。
その華の中に顔を埋めて匂いを確かめ、他人に摘みとられる前に摘みとる事を、いつしかヒースは願っていた。
後悔したくない。
イリーナが大切で…とても大事で…欲望のまま、傷つけたくはなかった。
俺はイリーナに、無理強いは出来ない。
終わりじゃない。始まり。これはまだ、ほんのはじまり。
緩く手を重ね、指を絡める。
イリーナを、この少女の手を、手放す気はもうない。
(コイツめ。やっぱりお前は、俺を振り回す気か)
軽くため息をつく。やはり一筋縄ではいかない。そうだろう。
俺様だけの、特別製の猛女サマだ。
「…これが『冗談だった』なんて、お願いですから、言わないでくださいね。
私、いっぱいいっぱいで、何を言えばいいか、良くわからないんですケド…嬉しいんですから…」
イリーナが切なそうに茶色の瞳を細め、淋しそうな顔をした。
それを心底、嬉しく感じる。
驚いた様に、目を見開いたのは一瞬で。すぐ様、意地悪く顔を作り笑って見せる。
ヒースは言わない。ナニも。
ただ、両手でイリーナの顔をとり、軽く唇を触れ合わせるだけだ。
そのままイリーナの頭を抱き寄せ、柔らかな栗色の髪を、そっと撫でる。
横目でイリーナの横顔を窺う。
目を閉じて、ヒースがそうであるように、腕の中の温もりに身を預けているようだった。
愛しかった。ただ、愛しかった…。
それからふと、イリーナの言葉に思い至り頭を抱えたくなった。
『段階を踏む』
ソレは、ひねくれて見栄っ張り、そして照れ屋なヒースの最も苦手なコトだった。
「…ふぁ」
イリーナがヒースの胸に顔を埋めて隠し、やっと今、解放されたばかりような声を出す。
その声音に甘いモノを感じて驚き、そしてヒースは優しい笑みを浮かべた。
【終】
「ふ…まったく、いつまでたってもオコサマめ」
ヒースがイリーナの耳元で愚痴る。
「…う、うるさいですっ」
「あのな、イリーナ。ここはしおらしく『私を大人にしてクダサイ』とか言って誘うもんだゾ?」
「だから…それは…っ!」
「まったく、この色気ゼロな幼児体型のお前を抱いてやろうなんて気をおこすのは俺様くらいだ。感謝しろ? とっとと俺様の気がかわらんウチに『女』になっておけ?」
「──ッ!?」
(めきょ)
「う、ぅおぉ…!?」
ヒースの顔に、真っ赤になったイリーナのコブシがめり込んだ。
ヒースが顔を押さえて、のたうちまわる。
今までのコトを思えば、遅すぎるくらいだ。
イリーナはこの上なく『大人しく』していたのだった。
(やっぱりヒース兄さんってデリカシー、ナイです。わかってナイです!)
コブシを作ったままイリーナは、この恋人未満の兄貴分に内心、深い深い溜息をついた。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
(*´д`)GJGJGJGJ!!
GJ埋め!
>>984 文才などあるはずもなく萌えと勢いだけで書いてるよ。
>>986 冒頭の一文消し忘れです。
夜明けのコピペを、機械的に繰り返すと脱字と重複字が多くなってイカンな…。orz
um,e
997ならイリーナがぶっかけられて絶頂
999ならシャディの中の人が描いたシャディ陵辱本をうp
999なら大分前に掲載されてたイリーナ×ヒース、お外で泥まみれエチーをイラスト化
1000なら今年はSWメジャー化元年
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。