【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 7【クレパラ】
1乙
ノ
( ゚д゚ ) 1さん乙!
( (7
<⌒ヽ
蓮キョで3レスです。
ごめんエロ無し、保守ってことでヨロ。
久しぶりのデートの帰りだった。
「敦賀さん、お家に寄っていっても構いませんか?」
「何だい改まって?勿論いいに決まってるじゃないか。」
キョーコと付き合い始めて早三ヶ月、付き合う以前から家には何度か来ている。
なのに何故か神妙な面持ちで、懇願するかのように聞いてくる。
-何かあったのか?随分思い詰めた感じたけど…-
マンションの駐車場に着き、車を降りようとした時キョーコが呟いた。
「今夜は家に送ってくれなくてイイです。」
「えっ?だって帰りはどうするんだい?」
「あっ明日、送って行ってください。」
「それって、つまり泊まっていく…って事?」
「…ハイ。」
付き合い始めはしたが、まだそうゆう関係にはなっていなかった。
キス止まり、しかもそっと触れるだけの可愛いものだった。
もっと関係を深めたいと思ってはいるのだが、何度キスしても慣れないのか
毎回キョーコはギュッと目を閉じ身を固くする。
その姿は可愛くもあるが、次へ進むのを躊躇わせる。
-これ以上進んだら間違い無く箍が外れるな。
そうしたら止める事など出来ないし、もう暫く待つか…-
そう心に決めた。
内では欲望と言う名の獣が今か今かと、ソワソワしていたが
そのことを匂わす事さえしなかった。
-ようやく時が来たのか?-
「ちゃんと意味が分かって言ってるのかい?」
「もっもちろんです。」
うつ向いている彼女の肩が少し震えていた。
「無理しなくてイイんだよ、急ぐ事じゃ…」
言い終わらないうちにキョーコは車から降り、エレベーターホールに向かって歩き出していた。
慌てて車を飛び下り後を追う。
「私って魅力無いですか?」
エレベーターホールに着いた時キョーコは呟いた。
「そんなことないよ。」
-どれだけ我慢してると思ってるんだ。-
「だっだっていつもキスだけで、それ以上はしようとしないじゃないですか!」
「しないんじゃなくて、出来なかったんだ。」
「え?」
ポーンとエレベーターの扉が開く、キョーコの背中に手を添え乗り込み扉が閉まった瞬間抱き寄せた。
顎に手をかけ無理矢理口を開けさせ、舌をねじ込み口腔を犯した。
「んっ!?ふっ…んん…」
たっぷりと自分の持つテクニクックを余すことなく使い、上顎を舐め舌を絡め強く吸い付いた。
再びポーンと音がし扉が開くと、唇を離しキョーコを見つめる。
「分かる?これよりずっと凄い事するんだよ?」
「…だっ大丈夫です。」
「ホントに?俺は君が思うほど優しくも大人でもない。
ずっと、ずっと君が欲しかった、嫌だと泣いても離してあげられそうには無い。」
「嫌だなんて言いません。嬉しい、敦賀さんが私を欲がってくれてたなんて。」
「エレベーターを降りたら、もう逃げられないよ。」
「私を敦賀さんの物に、心だけじゃなく躰もあなたの物にして下さい。」
「でもっ…」
そっとキョーコの指が蓮の唇に触れ、言葉を遮られる。
「敦賀さんになら何をされてもイイの。好きに、あなたの好きにして下さい。」
そう言われた途端もう一度抱き締め口づける。
さっきよりは優しいが、深い口づけをし抱き上げてエレベーターを降りた。
案の定箍が外れた、待ち望んだ時がやってきたのだ。戒めを解かれた獣が喜々とし思案を巡らせる。
-要望通り俺の物だという事を、じっくりと刻みこんでやろう-
長い永い初めての夜が始まった。
お目汚しスマソ。
エロ難しいッスOTL
いやいや、GJ!
文章巧いね〜、これから起こることを想像させてモエ(*´Д`)
ただ、カタカナが全角になったり、半角になったり
統一されてないのが、ちょびっと気になった。
SSの時はせめてどちらかに合わせた方が、見やすい気がする。
個人的な意見スマソ。
良かったよ
初の時の前フリは蓮の葛藤があるから好き(*´Д`)
箍が外れた蓮はどんなことしたのかしら(*´Д`)
13 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 22:39:55 ID:ps+zaxXA
GJ!
放たれた獣が一体どんなテクを駆使したのか激しく気になる。(*´Д`)
この寸止め感がまたモエ(*´Д`)
sage忘れた・・・三年逝ってくるorz
>>6 GJ!理性の効いてる…いや効いていた蓮もいいもんだな(*´Д`)ハァハァ
自分も保守がてら投下します。
エロよりもシチュ優先なかんじになっています。
うじうじキョーコなので苦手な方はスルー頼む。
全8レス。
16 :
1/8:2006/10/08(日) 22:55:35 ID:BLyw9tWy
最近の私はバラエティの仕事以外にもドラマの仕事がコンスタントに入り始めてなかなか順調。
そしてなにより――いまだに信じられないけれど、敦賀さんとお付き合いしている。
付き合い始めて約半年ちかく。このことはごく身近な人にしか知られていない。
超がつくほど人気者の敦賀さん相手だし、ファンやイメージあってのお仕事だし、
そういうのを公表するにはタイミングが重要、ってことらしい。
付き合い始めて今までは、とにかく信じられなくて、幸せで。
敦賀さんの強引さや嫉妬深いところ、意外と子供っぽいところや我が儘なところ、
そういうのを知っていくのが毎日新鮮で。
それに…深い関係になるのが怖くて尻込みしてた私を、ゆっくり解きほぐすみたいに時間をかけて愛してくれて、
ようやく最近、恋人ってこういうことなのか、なんて思えるようになってきた。
なのに今になって、今度は違う不安が募ってきている。
きっかけは、ひとりでバラエティ番組を見ていたとき。
名前も良く知らない俳優さんが司会の人に、
ドラマで恋してると本気になっちゃったりしません?と聞かれて、こう答えたのだ。
「そうなんですよ、僕、本気で恋しちゃうんですよ!
女優さんのほうは撮影終わるとあっさり『お疲れ様』で終了、みたいですけど」
別に…敦賀さんもそうだ、と思ったわけじゃない。
きっと、もし聞いてみたとしても、そんなことあるわけじゃないか、と呆れて言うに違いない。
ただ、綺麗な女優さんたちを相手に毎日仕事をしていて、まったく心が揺れないなんて、どうして言い切れるんだろう?
例え今までなかったとしても、この先……
今まで能天気にそんな不安を抱かなかった自分が不思議でならなくなってきた。
「――…コ…キョーコ、どうした?」
突然敦賀さんの顔が目の前にあって、ソファに座っていた私は飛び上がって驚いた。
「敦賀さんっ!!あ…あの、おかえりなさい」
「ただいま。何度も呼んだのに反応しないから寝てるのかと思ったよ。
考え事?それとも妖精さんとでも会話してたのかな?」
笑いを噛み殺している様子の敦賀さん。
「もう…バカにしてるんですね?第一こんな都会のマンションに妖精さんたちは来ないんですっ」
「別にバカにしてなんかないよ。かわいいな、と思っただけ。で、何か心配事?」
「――いえ…なにも」
「ほんとに?」
「おなかすいてますか?何か作ります」
こんな幸せがいつか終わるんじゃないか、そう思ったら胸がきゅううっと痛くなった。
敦賀さんは笑顔を作って立ち上がろうとした私を押し倒し、唇を塞ぐ。
「んっ…るが…さん…」
「ごはんより、キョーコが欲しいな」
「だめ…まだシャワー浴びてないです…んん」
その日も敦賀さんは、優しくいたわるように愛してくれた。
17 :
2/8:2006/10/08(日) 22:56:07 ID:BLyw9tWy
その翌日。
ドラマの収録が終わって楽屋で帰り支度をしていると、ドアがノックされた。
「はーい?」
ドアのほうに向かうと、私が開けるのも待たずにドアは開けられて、
そこには見たことのない女の人が立っていた。
少しパーマのかかった長い髪、170くらいはありそうな身長でスラっと細くて華奢で、
とにかくすごく綺麗でスタイルが良くて、私は口をあんぐり開けてぼんやり眺めていた、と思う。
その人はというと、私を頭の先から足の爪の先まで、すべてチェックするみたいにじろじろ見ている。
――綺麗な人だわ…ポスターの中から出てきたみたい
そんなことを思っていると、しばらく私を観察していたその人がようやく口を開いた。
「なぁんだ、期待はずれ」
「え?」
「蓮に新しい女が出来たっていうから見にきたんだけど、たいしたことないじゃない」
自分は昔敦賀さんとつきあっていた、とその人は言った。
要するに…ヨリを戻したいと思って日本に来たら、女がいると聞いて見に来たらしい。
「じゃ、そういうことだから」
部屋に香水の香りを残して、その人は去ってった。
それからどのくらいじっとしてたんだろう?
覚えていないけど、何も考えられなくてただぼんやり座っていたら、ドアがノックされて敦賀さんが入ってきた。
「キョーコ、どうした?電話しても出ないし」
「あ…電話…?」
「いや、気付かなかったんならいいんだよ。帰ろうか」
収録が早く終わって、そういえばキョーコも同じ局で仕事だったと思って。
敦賀さんが話しているのを遠くで聞きながら、私はさっきの人のことを考えていた。
――あんな綺麗な人とつきあってたんだ…
そうよね、敦賀さんみたいな素敵な人なら、並んで立ってるだけで絵になるだろうし。
そもそもなぜ私みたいな人間を選んでくれたのか、そっちのほうが不思議なんだわ。
きっとあの人がヨリを戻そうって言ってきたら…
「キョーコ、やっぱり表から出よう」
18 :
3/8:2006/10/08(日) 22:56:38 ID:BLyw9tWy
「え?」
腰に手を廻されてくるりと方向転換される。
「表って…だって目立っちゃうからダメだっていつも――」
出口を振り返ると、さっきの女の人が外を向いて待っているのが見えた。
「…大丈夫だよ、たまに表から出るくらい平気」
「敦賀さんっ!」
私はわざと大きな声をあげてしまった。
あの人が気付いて振り返るのが見える。
「わ、私、忘れ物したんです、だから取ってきます」
「忘れ物?どこに?」
「…楽屋です。あの、先に帰ってて結構ですから」
「楽屋って……なにもなかったと思うけど…一緒に行くよ」
「いえ!いいです、ひとりで行きますから」
「ちょ…っとキョーコ!」
そのまま表の出口へと走って外へ出た。
敦賀さんは追いかけてこなかった。
目の端であの人が敦賀さんに近づいてるのが見えたから、きっとあのあと話をしてそのまま――
どうしよう…もう敦賀さんのマンションには帰れない。
そう思って、自分が他に行くところなんてどこにもない、と気付いた。
――そっか私…敦賀さんを失っちゃったら、なんにも残らないのか。
空を見上げると、雨がポツポツと落ちてきた。
「仕事、がんばんなきゃなぁ」
雨がひどくなっていく様をぼんやり見ていたら、いきなり腕を掴まれた。
「…ったく、何をやってるんだ君は」
「敦賀さん……」
19 :
4/7:2006/10/08(日) 22:57:37 ID:BLyw9tWy
そのまま車に押し込まれた。
シートが濡れるからいい、と言う私を無視して、敦賀さんは怒ってるみたいに黙ってマンションまで運転した。
部屋に入るなり、服を着たままバスルームに放り込まれ、熱いシャワーをかけられる。
「敦賀さん…怒って…っ…んんっ!」
唇を塞がれたまま服を脱がされていく。
胸の突起をカリっと噛み付かれて私は思わず声を上げた。
「ああっ!だ、だめ…」
「ダメじゃない。キョーコ、なぜ逃げた?」
「に、逃げてなんか…」
「逃げただろう?」
顎を掴まれて、眼を覗き込まれて思わず眼を逸らす。
「だって…」
「俺から逃げるなんて、許さないよ」
「あっ…!」
いきなり指を陰唇に這わせ、中の愛液をクリトリスへとぬすりつける。
「あ、だ、だめっ!!…ゃあっ!」
そのままくるくると突起を触られて、あっというまに絶頂感が身体を走り抜ける。
力が入らなくなって、そのままペタリと座り込んでしまった。
敦賀さんはハァハァと息をする私をひっぱりあげて浴槽のふちに座らせた。
シャワーを止めて膝をついて、私の両頬を両手で挟んで確認する。
「もうイったの?」
「…はい…」
「嫉妬したの?あの女に」
「はい…」
「どうして?」
「だって…だってあの人、すごく…すごく綺麗で、スタイル良くて色気もあって…
私なんて……胸もないし…色気も…っ…」
素直に気持ちを吐いてるうちに、涙がこみあげてくる。
私を見ながら敦賀さんは呆れたようにため息をついた。
「キョーコ…ずっと抑えて優しくしてきたけど、もうやめるよ」
「え?」
「キョーコの色気を教えてあげるから」
敦賀さんは言い終わらないうちに、戸惑う私の両膝を広げて顔を埋めた。
バランスを崩して倒れてしまいそうで、身体を支えるのに必死なのに、
そんなことには構わず敦賀さんはあそこの襞に舌を這わせる。
「だ、だめっ、つるが、さんっ!」
20 :
5/7:2006/10/08(日) 22:58:20 ID:BLyw9tWy
明るいバスルームで今までにないくらい激しく吸い付かれたことが恥ずかしくて、
なによりじゅるじゅると響く音…自分がこんな音を出しているってことの恥ずかしさに身体中が熱くなる。
そしてそのことはますます快感に拍車をかけていく。
敦賀さんは蜜の溢れる場所とその上の尖りを交互に苛めて、確実に私の感じる場所を攻めてくる。
あまりの気持ちよさに何も考えられなくなってきて…恥ずかしさを忘れて喘ぎ始めてしまう。
「あ、あ!やだっ、そん、な、音、たてない…でぇっ、はぁん!だ…めっ」
「じゃあ、自分でやってごらん」
突然中断した敦賀さんは、少し下がって壁にもたれて座る。
「じ、自分でって…」
「どこをどうしたら気持ちいい?知ってるだろう?」
紳士スマイルを浮かべて嬉しそうに告げる。
「そんなっ…そんなの、できない…!」
「見せて」
恥ずかしくてたまらない。そんなのできるわけない!
そう思っているのに…突然止められた愛撫にあそこがうずいてしまって我慢できずにそっと指を伸ばす。
クリトリスにそっと触れただけで、身体がビクンっと反応した。
「感じやすいよね、キョーコは」
「い、言わない、で…」
「おまけにいやらしい」
ちゅぷ、とあそこに指を入れる私を楽しそうに眺めながら解説する。
「そう…そこが好きなんだね。そうやって抜き差しするのが好きなのかな」
「や…んぅ…あん…わかん、ないぃ…」
「一本じゃ足りないだろう?ほら、2本でも余裕で食べちゃったね。音が響いてるよ」
「いやっ…聞かないでぇ…ああんっ…やだ、私、の、こと、見ないでっ!」
「なるほどね、かき回されるも好きなんだね。すごいよ、どんどんよだれが垂れちゃってる」
「あ!あ!やだっ、気持ち、いぃっ、ん、んぁっ、きちゃ、きちゃうっ!」
我を忘れて思いっきりかき回し始めた私を見て、敦賀さんは立ち上がって私の手を取り指を抜かせた。
「や、やだっ、どうし…!」
21 :
6/7:2006/10/08(日) 22:58:50 ID:BLyw9tWy
抗議する私の腕をひっぱりバスルームを出る。
鏡の前の洗面台で手をつかせ、腰をひっぱって臀部を突き出させた。
後ろでズボンを脱ぐ音がして、臀部の中央に敦賀さんの熱いモノが押し付けられる。
ソレで溝をなぞったり、入り口のほうで抜き差しを楽しんでいる。
「あ、んっ、敦賀さん、の…いじわる…」
「キョーコ、鏡、見てごらん」
鏡に映る私は…目がうつろでトロンとして、物欲しそうで…すごく淫乱な顔をしていた。
「わかる?色気ってのは、こういうことだよ」
「…っ…わかん…ない…!」
「わかるよね?キョーコ、今、すごくいやらしい顔して、ここからダラダラと卑しい液を垂らして、
腰を振って、入れてくれってお尻出してるんだよ」
「ち、ちが…」
「違うの?じゃあいらない?」
差し込まれようとしていたモノが引き抜かれる。
「ああっ!や、やだ、抜かない、でぇっ」
「いらないんじゃないの?」
「嘘、嘘、なの、欲しいっ、すごく、欲しい!おねがい、も、入れ、て…」
私の懇願に答えて敦賀さんは熱くなってるソレを激しく突っ込んできた。
初めての激しさに…今までにないくらいに乱れてしまう。
めちゃくちゃに突かれれば突かれるほど、
敦賀さんの好きにされてるって思うと、なんだか嬉しくなってしまって快感が高まって。
「あ!あ!やだぁ、つる、が、さんっ、どうしよぉ、気持ち、いい、よぉ、あん!
や、やだ、こわ、こわれ、ひゃうぅ、怖い、よおっ、ぁあっ!んん!」
敦賀さんは突然動きを止めて、私の顔を掴んで鏡越しに眼を合わせるように向けさせた。
「もう逃げない?」
「あ、つるが、さんっ…やだ…続きっ」
「質問に答えて、キョーコ。もう俺の愛を疑わない?」
「ん…はぁ…わ、わから…ない、です…だって…」
「抜いてほしいの?」
耳元で囁かれて思わず叫ぶ。
「やだっ!抜いちゃ、だめぇ…っ…逃げ、逃げません、もぉ…だって、離れたく、ない…
好き、好きなんです、敦賀さんの、こと…すごくっ…苦しいくらい…んんっ」
「俺だって好きだよ…すごく。だから疑ってほしくないな」
「…わかりました…わかったから…っ…もう…」
「ほんとに?」
「ほんとです、だから、だから早くっ!」
動きが再開されて、身体じゅうの毛穴が開いたみたいに興奮してしまう。
両腕を後ろにひっぱられて、手首を掴まれてますます強く突き上げられる。
激しくされることがこんなに気持ちいいなんて――
「…すごく、絡みついて…締め付けてるよ、キョーコ…中まで、いやらしい子、だな…」
「ああっ!んぁ!はぁ、やだ、イく、イっちゃうっ…!」
「…っ…いいよ…!」
「やぁ!あ、ああっ!ああ―――っ……!!!」
22 :
7/7(完):2006/10/08(日) 22:59:22 ID:BLyw9tWy
敦賀さんは崩れ落ちた私を抱え上げて、今度はベッドルームに連れて行く。
「わかった?色気ってのは見た目やスタイルの問題じゃないんだよ」
「……よく…わからないです、けど…」
わからない。わからないけど――
「敦賀さんに愛されてるってことは…わかりました」
「ほんとに?」
「…たぶん」
「たぶん、じゃ足りないな」
私を組み伏せて、前髪をかきあげてくれながら囁く。
「イヤって言うほどわかってくれないと、満足できない」
「敦賀さん、貪欲ですね」
「キョーコはマゾだよね」
「私が、ですか??」
脈絡のない言葉に理解できずに戸惑うと、敦賀さんは吹き出して笑い出した。
「そうだよ、しかも筋金入りの」
「そんなことありませんっ!」
「わかってないな…じゃあそれも教えてあげるから」
「え?え…?ちょ、ちょっと…!ちょっと待ってください!」
それからその夜はさんざん敦賀さんの「S」攻撃に弄ばれて、
私がマゾかどうかはともかく、敦賀さんの愛情はイヤと言うほど確認された。
確認がすっかり済んで、敦賀さんの胸に擦り寄りながら聞いてみる。
「あの人、またくるんでしょうか?」
「さあ…もう来るなとは言ったけど。来てももう逃げない?」
「はい、もう…平気です」
ほんとはまだちょっと不安だけど。
でももう少し自信持ってもいいかな、なんて思いながら、私はあったかい気持ちで眠りに落ちていった。
23 :
15:2006/10/08(日) 23:00:52 ID:BLyw9tWy
おしまい。
全7レスだったことに途中で気付いて数字が変わったwスマソ
このスレも萌え宝庫となることを祈願しております。では。
GJ!GJ!
リアル遭遇キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!
>じゃあそれも教えてあげるから
蓮これからもいろんなコト、仕込むんだろうな(*´Д`)
蓮変態だよ蓮(*´Д`)
ローリィに事務所に呼び出され、
「お前ら付き合ってるらしいな、どれだけ愛し合ってるか証明してみろ」
と、その場でエチーを強要される蓮とキョーコってのが浮かんだ。
簡単には納得してくれないローリィを前にどんどんエスカレートしていく蓮と、
見られていることに戸惑いながらも溺れていくキョーコ。
後、社さんと逸美ちゃんを勝手に脳内カプリングしてみたり。
(本当に勝手にスマソ)
撮影中何かのきっかけで急接近する二人。
逸美ちゃんから積極的にアプローチされて、蓮のマネージャーという
立場もあって最初は戸惑うけど、次第に惹かれていく社さん。
社さん、人の恋路の心配ばかりしてないで、自分の幸せを見つけて欲しいw
えーと、すんません、逝きます。
>>25 それイイ!!
最初は照れながら軽くチュっとかだったらますます萌え(*´Д`)ハァハァ
自分はローリィのゲストルームで待つように言われたふたりが
妖艶な部屋の雰囲気に飲まれてアンアン始めちゃう妄想をしていた。
そこへローリィの命をうけた怪しい使用人が
「失礼します」
と言ってノックもせずに無表情で勝手に入ってきて、
コスプレ衣装やらおもちゃやらを置いてスタスタと退出。
しかしこれで妄想していると、使用人入場のときのふたりの反応で
( ゚д゚)
(゜д゜)
というAAが浮かんでしまってどうしても書けないw
書ける人いたらぜひ使ってください。
↑禿ワロタ
むしろ是非そのAAを使って書いてくださるネ申きぼんぬ
投下させてください。
ヘタレな蓮が苦手な人は、スルーでおねがいします。
甘めです。
29 :
1:2006/10/10(火) 20:31:14 ID:/0uJW7T7
君は今、何してる…?
珍しく、2日間続けて、休みが取れた。
1日目は、ゆっくり体を休めて、ぼーっとテレビを見たり、台本を読んだりしていた。
2日目の今日は、何もすることがなくて、やっぱり、ぼーっとして過ごして…。
そういえば、キョーコのいない休日なんて、ここしばらくなかったな、なんて考えながら、愛しい恋人のスケジュールを思い出す。
「地方ロケで…。敦賀さんの休み明けに帰って来るので、入れ違いになりますね」
せっかく敦賀さんがお休みなのに、会えないのは寂しいですね、と笑むキョーコが本当に残念そうで、何とも申し訳ない気持ちになった。
――キョーコの香りがする。
2人で眠るには広すぎるベッドが、1人の時は更に広くて、ふと、キョーコに会いたくなった。
シーツに染み込んだキョーコの香りに、
「一度、付けてみたかったんです」
そう言って、キョーコが付けたキスマークに、逐一、キョーコを思い出してしまう。
――会いたい。
たった、2日間で、こんなに会いたくなるなんて…。
こんなに、寂しい、なんて気持ちにかられるなんて、思ってもみなかった。
寂しい気持ちを認識してしまえば、切実に、キョーコに会いたいと焦がれる。
30 :
2:2006/10/10(火) 20:32:13 ID:/0uJW7T7
――キョーコに、会いたい。
会いたいし、触れたい、抱き締めたい。
たくさんのキスをして、それから…。
2日前には、重ね合わせる事ができた肌を重ねて、キョーコの温もりを感じて、眠りにつきたい。
――子供みたいだな、俺。
母親に抱かれると安心する子供のように、キョーコの体温に、それだけ安心感を感じていたなんて…。
広すぎるベッドの、冷たいシーツなんかじゃなく、滑らかで温かなキョーコの肌に、触れたいと思った。
「会いたいな」
キョーコに会えないとわかっていても、ぽつり、口をついて出てきた言葉。
カタンッ。
言葉を発した瞬間、ベッドルームのドアが開いた。
「…っ!敦賀さん、まだ起きてたんですか?」
開いた扉の向こうには、愛しい恋人の姿。
あまりにも、会いたい、と願って…。
願いすぎて、願望が幻を見せているのかと錯覚する。
「ただいま、帰りました」
ベッドの方に近付いてきて、声をかけるキョーコに、
「…キョーコ?」
「はい。キョーコで…、わっ!?」
思わず、抱きすがり、幻ではないと認識した。
「どうしたんですか?敦賀さん」
キョーコの腰にまとわりつき、きゅう、と抱き締めると、不思議そうに訊ねてくる。
――ああ、キョーコだ。
31 :
3:2006/10/10(火) 20:32:54 ID:/0uJW7T7
肌の温もりに、キョーコの香りに、胸が締め付けられる。
「あの…?敦賀さん?」
「会いたかった…。会いたかったんだ、すごく」
抱きすがり、キョーコの体に顔をうずめて、離れがたい思いにかられていると、キョーコが抱き締め返してくれた。
「私も…。敦賀さんに会いたくて、ロケが早く終わったので急いで帰ってきました」
額に、キョーコの柔らかな唇が触れる。
「なんだか、今日の敦賀さん、子供みたいですね」
くすくすと笑いながら、ふわふわと髪を撫で、もう一度、きゅうと頭を抱え込んで、額にキスを落としてきた。
――しまったな。
本当は、いつものように、大人の男を装って、キョーコをお姫様のように扱ってあげたかったのに。
子供のように甘えるなんて、幻滅されたのではないだろうか、と、ちらり、不安に思った。
「なんだか、かわいいです」
嬉しそうに笑いながら、今度は、頬に、唇に、キスを落としてくるキョーコが愛しい。
「幻滅した?」
冗談めかして言うと、
「そんなことくらいで嫌いになるような、中途半端なキモチで、敦賀さんを好きなわけじゃないです」
しっかりと目を見て言ってくれるのが、嬉しかった。
「キョーコ、したくなった」
32 :
4:2006/10/10(火) 20:33:49 ID:/0uJW7T7
腰に回した手をゆるめて、かぷり、キョーコの耳たぶを口に含む。
「…っ、じゃあ、シャワー浴びてきますね…、わわっ」
キョーコの体を持ち上げて、ベッドの上に、ぽすん、と寝かせた。
「待てない」
上から被さり噛みつくくらいの勢いで、唇を奪い舌を絡めると、
「んっ…、ふっ」
キョーコの口から、くぐもった声と吐息が漏れた。
「もぉ。仕方のない人ですね」
唇を離して、困ったように笑いながら言うキョーコの頬が、朱に染まって、ますます止められそうにない。
もう一度、口付けようとしたその時、
「待って」
キョーコが、唇を押しのけて、むくり、起き上がった。
「一回、してみたかったんです」
そう言って、俺のパジャマに手をかけ、ボタンを外し始めた。
キョーコが服を脱がせてくれるのと同時に、キョーコの着ている服を脱がせる。
「キスマーク、そろそろ消えちゃいますね」
寂しそうに、俺の左胸の少し上側、2日前にキョーコがキスマークを付けたところを撫でられる。
「いくらでも付ければいいよ」
そう言う俺に、
「だめですよ。大事な商売道具に」
笑って、キスマークの上にちゅと唇を落としてから、俺の口にキスをしながら押し倒してきた。
「どうしたの?」
33 :
5:2006/10/10(火) 20:34:48 ID:/0uJW7T7
「会いたかったし、したかったのは、敦賀さんだけじゃないです」
俺の上に覆い被さり、そう言った後、キョーコから深く口付けてきた。
「…ふっ」
どちらともなく吐息が漏れる。
首筋に、胸に、キョーコの唇が降りてきた。
――めずらしいな。
積極的なキョーコが可愛くて、しばらくされるがままになってみようかと思う。
「…ん」
俺の胸の先を唇で捕らえ、舌を這わせてきて、同時に、手で俺のモノを握って扱いてきた。
「ちゅっ、キモチイイですか?」
唇をつけたまま、訊いてくるキョーコに、
「気持ちいいよ」
答えた。
キョーコの唇が、ちゅ、ちゅ、と軽くキスをしながら降りてきて、俺のモノへと到達する。
先端にちゅ、と唇をつけ、舌でべロリと這わせてきた。
「んっ」
裏筋を下から上に舐め上げられて、思わず、声が出る。
「おっきくなりましたね」
唇を離して、四つん這いのまま、俺の頭の上の枕元をごそごそと探る、キョーコの胸の先を口に含んだ。
「あんっ」
コロコロと舌で転がして弄ぶと、キョーコの口から、可愛い声が漏れた。
「もう、入れたくなった?」
ゴムが見つかったのか、手の動きが止まったキョーコに訊くと、
「んっ、はい」
34 :
6:2006/10/10(火) 20:35:45 ID:/0uJW7T7
恥ずかしそうに、でも、素直に答えた。
「まだ、濡らしてないけど?」
「大丈夫です」
顔を朱くしながら、俺のモノにゴムを被せて、跨りながらキョーコが言う。
「いいですか?」
本当は、いろいろ触って、触りまくってから入りたかったけど…。
――まぁ、いいか。
自分から跨ってくれるキョーコなんて、しばらく見れないかもしれないし。
「いいよ」
俺の言葉を合図に、キョーコは、ゆっくりと腰を下ろした。
「あっ、ああん」
まだ触れてもいないそこは、ずるずると俺のモノを飲み込んで、ゆるゆると締め付けてくる。
「すごいね、キョーコ。そんなにしたかった?」
「んっ、すごく。敦賀さん、に、会いたかったのっ」
ゆらゆらと腰を動かしながら、キョーコが言った。
可愛くて、思わず腰を突き動かしそうになるのを我慢して、キョーコの頭を撫でる。
「キョーコの気持ちいいように動いて」
「やっ、はずかしっ」
言いながらも、キョーコは腰の動きを速めていく。
動かしながら、中は、きゅうきゅうと俺のモノを締め付けてきて、とろとろに溶けてるのがわかった。
「あっ、…敦賀、さんはっ、キモチイっ、ですか?」
「気持ちいいよ」
――ホントに、この娘は…。
35 :
7:2006/10/10(火) 20:37:19 ID:/0uJW7T7
可愛い恋人の痴態を見ながら、自分のモノが熱くなるのを感じる。
「つ、あっ…つるがさっ、…いっちゃっ」
「いいよ」
「あっ、あっ、んっ、いっちゃぅ…、ああああんんっっ!」
キョーコが達した瞬間、ぎゅう、と締め付けられて、少し、達しそうになった。
「…、あ、つるがさ…」
達したばかりのキョーコを、繋がったまま押し倒し、膝を持って脚をM字に開かせた。
「次は、俺の番、ね?」
「あっ、あんっ、ああっ」
奥まで入って、入り口ギリギリまで抜き、また更に奥まで突き上げる。
「あっ、つ、るがさっ、…はげしっ」
「ごめん。今日は、…っ、加減できない」
腰を突き上げる度に、粘液の擦れる音と、キョーコのあげる可愛い声が、ベッドルームに響いた。
「あっ、つ…るがさ、んっ、…キモチイっ、のっ」
「うん。…っ、キョーコ、俺もっ」
キョーコの右手に、俺の左手を重ねて、しっかりと手を握り締めた。
――そろそろだな。
ぎゅうぎゅうと、喰いちぎらんばかりに締め付けてくる胎内に、キョーコも限界が近いことを悟る。
「あっ、あっ、あんっ、…っ、つ、つるが、さんっ、んっ、…また、きちゃっ」
「…くっ、いいよ、キョーコ」
「いっしょにっ、…きてっ、あっ」
36 :
8:2006/10/10(火) 20:38:00 ID:/0uJW7T7
キョーコの小さな体を、腕の中にすっぽりと閉じこめて、
「いくよ」
「あっ、あっ、つるがさんっ、…いっ、いっちゃ、ああああああんっっ!」
2人同時に果てた。
「もっと、キョーコに触りたかったな」
「…す、すみません」
俺の胸に、顔をうずめて恥ずかしがるキョーコに、
「いや、嬉しいよ」
笑って言った。
――キョーコも、同じように求めてくれて。
言ったらきっと、もっと恥ずかしがるから、口には出さないけど。
「あ、シャワー浴びてきますね」
シャワーを浴びてないことを思い出したのか、くるまっているシーツの中から出ようとするキョーコを、腕の中に閉じこめて、
「だぁめ、もう一回」
甘えてみる。
キョーコは少し、恥ずかしそうに、
「もう、しょうがないですね」
言って、俺にキスをくれた。
俺は、残り少ない休日に、キョーコがいてくれる幸せを噛みしめていた。
君が、側にいてくれることが、俺の幸せ。
おしまいです
>>37 GJ!
積極的なキョーコと甘える蓮(*´Д`)ハァハァ
ラブラブで萌えまつた。
GJ!!キョーコかわええ(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
連休をのっそり過ごす蓮も密かにかわええw
GJ!
蓮が本誌に近いへたれぶりでイイ(・∀・)!
あまえんぼな蓮カワエエ(*´Д`)
前スレ書けなくなった。梅乙!
最後の新職人さんwktkで待ってる。
全スレに投下しかけてきた者です。お恥ずかしい……;
教えてくださった方、ありがとうございました。
初蓮キョです。蓮がちょい鬼畜で甘々です。
エロだけなので、ストーリー性は皆無です。ごめんなさい。
あ、全6レスになる予定です。
では投下させていただきます、宜しくお願いします〜。
43 :
1/6:2006/10/11(水) 01:03:03 ID:AiX2guFw
―――夜も深まり、二人は照明を落とした寝室で既にベッドに入っていた。
甘えて、蓮に寄り添いながら談笑するキョーコ。いつもならこの流れでエッチが始まるのだが……
「ごめんキョーコ、今夜は疲れてるから……休んでもいいかな」
申し訳なさそうに申し出る蓮。
勿論、そんな申し出に拒否してワガママを言うわけがなく、キョーコは快諾する。
むしろ蓮の疲労に気付きも出来なかった自分を責めた。
「ごめんなさい!お疲れなのに気付きもしないで、私ばっかり喋ってしまって……!」
「いや、いいんだ。それより、お願いがあるんだけど。聞いてもらえるかい?」
ベッドの中、キョーコは向かい合わせの恋人の発言にきょとんとする。
「お願い、って?なんですか?」
「いいから。ね、いい?」
「?……よくわからないですけど、いいですよ?」
キョーコの返事を聞いた瞬間、蓮の口がにんまりと歪んだ……ように見えた。
「ふぁぅっ」
そのように見えた気がした蓮の笑みの意味を、考察しかけた時だった。
蓮と正面向かい合わせになっていた体を180度ひっくり返され、蓮に後ろから抱きつかれる格好にされると、
改めて蓮の“お願い”を聞かされるのだった。
「ちょっ、敦賀さん!もう寝るんじゃ……」
キョーコが声を上げたのは他でもない、蓮の右手が何の前触れも無しにキョーコの股間に伸びたからだった。
「お願いだから、今日はキョーコのココに入れたまま……寝させて?」
「……なっ、な、な、……なにを言ってるんですかぁぁぁ!?」
急な“お願い”に軽くパニック状態になるキョーコ。
「いいでしょ?キョーコも、欲しくないの?俺の……」
言いながら、既に硬直しているソレをキョーコの背後から押し付け、熱を伝える蓮。
毎晩のように与えられるそれの感覚が蘇り、キョーコはかっと頬を赤く染める。
わかりやすい―――キョーコの背に気付かれないように顔を綻ばせる蓮。
キョーコの頬の色を承諾の意と読み取り、さっと下着ごと、パジャマのパンツに手を掛けて引き下ろした。
「ちょっ、敦賀さん!ダメですってばぁ……!」
「ダメ?……どこが、かな?」
くちゅ……
いつの間にか引き出されていた蓮のソレが、露になったキョーコの股間に擦り付けられて音を立てた。
44 :
2/6:2006/10/11(水) 01:04:28 ID:AiX2guFw
「なぁに?このヌルヌル?……ねぇキョーコ、……ダメ、かな?」
ぴったり閉じられたままのキョーコの股間の付け根部分を往復する、ソレの立てる水音が次第に大きくなると、
同時に蓮とキョーコの吐息も熱く変えていった。
「……ゃぁっ……、や、めてぇっ……」
口ではそう言うものの、股間を往復するだけ……要するにスマタ状態のソレに、キョーコは十分に感じさせられていた。
「ダメ?本当に……?」
そう言いながら、蓮は先ほどより強く、キョーコの下のお口に自身を押し付け、ほんの僅かに出入りを始める。
「んぁっ、ダメ、だってばぁ……つ、つるがさぁ……ん……!」
「でもキョーコのココは、そんなこと言ってないよ?ほら、この音、なぁに?」
「ゃんっ、つるがさ、ず、ずるぅ……っ」
はぁはぁと息を荒くさせるキョーコを愛しく感じる。すぐに自身を奥まで貫き、強く抱きしめたまま激しく後ろから犯したい……
そんな思いを辛うじて抑え、蓮はゆっくり、ゆっくりと密着度を高めながらキョーコの奥を目指して股間を押し込んでいった。
「んぁ、はぁぁぁ……んんっ……!」
キョーコの体が、悦びに細かく震える。これからの注挿を期待して、膣は無意識に蓮を締めて待った。
だが、奥まで入ると蓮はただ体を密着させるだけで動きを止めてしまう。
「つ、敦賀、さん……?」
どうして動かしてくれないの……?そう思い、背後の恋人を探すように問いかける。
しかし返ってきたのは、キョーコの期待通りの快楽ではなかった。
「最初に言ったでしょ?『入れたまま寝させて』って。もう忘れたの?」
「えぇっ!……でも、その……」
「?なぁに、そんなにしたいの?キョーコって、そんなにエッチが好きになっちゃったんだ?」
そんな恥ずかしい言い方をされたら、キョーコは肯定できなくなる。
わかっていてこの言い草……この、いじわる。
「じゃあオヤスミ、キョーコ」
そう言うと本当に何の動作も無くなって、ただキョーコと繋がった状態はそのままで……蓮は静かになってしまった。
「…………」
「……………………」
45 :
3/6:2006/10/11(水) 01:05:39 ID:AiX2guFw
「………………………………」
酷い、なんて意地悪な人なんだろう。こんな状態でどうして寝ることなど出来るものか……
そう思うもののどうしようもなく、そのままで耐えていたキョーコの耳に
「…………くっ」
聞こえるはずのない声が聞こえた。
「つっ、敦賀さん!起きてますね!?」
「いや、だって寝てられないよ。……キョーコ、そんなにしたいの?」
「え?いえ、そんなこと……」
「じわじわ濡れてきてるし、細かく腰も動いてるよ……気付いてないの?キョーコ」
「そっ、そんなワケっ!」
「そんなわけない?なら、触ってごらん?」
蓮はキョーコの手を持って、キョーコ自身の股間――蓮のソレが入ったままのそこ――に導いた。
「やっ!やぁだ……っ!」
そんな恥ずかしいところを触らされている事実、それに慣れない熱い感触……キョーコが拒否してしまうのも無理はなかった。
「ほら、凄く濡れてるね……もうトロトロだよ」
「もうやだぁっ、意地悪しないで、敦賀さんっ……」
「意地悪してるつもりは無いんだけどな。……ねえキョーコ、どうしてほしい?……言って……」
キョーコの指まで操って、繋がったままの蓮にキョーコの指をそろりと這わせる。
「わかるよね、どうしてココがこんなに濡れてるのか……さぁキョーコ、どうしたいのか言ってごらん?」
顔を浮かせて、なんとかキョーコの表情を覗き見ようとする蓮だが、その表情はあまり見えない。
ただ快感に必死になって耐えようとしている、ということは読み取れる。
「このままでもいい?寝てもいいの?キョーコ?」
「んはっ……ゃぁ……っ」
問いかけながら股間を軽く揺らすと、可愛い鼻声が漏れた。
「どうしてほしい?気持ちよくしてほしいの?」
「……ぃゃ、は、恥ずかし……」
「いいの?ココ、もっとグショグショにしてほしいんじゃないの?イキたいんじゃないの?」
「ゃぁ、も、許してぇっ……!」
「何を許すの?キョーコが言ってくれないと、俺はこのまんま寝ちゃうよ?」
半泣きのキョーコの声が堪らなく愛しい。自分から始めたことだったが、自分自身をすら抑える努力が必要だった。
「……し、……し、て……!」
46 :
4/6:2006/10/11(水) 01:06:42 ID:AiX2guFw
「?なに?キョーコ、何をして、って?」
「ひぁっ……!」
期待から、思わずキョーコの中で蓮自身が反応してしまった。
「……なに?何をしてほしいのか、キョーコが俺に教えて……?」
この間に蓮がキョーコに与えた刺激は、キョーコのソコに向けてのそれだけだった。
他の愛撫……手や指、唇や舌などから普段前戯として与えるような刺激は、一切与えていない。だから蓮自身も、もう限界に近かった。
早くキョーコを抱きしめたい。様々な角度から攻め立てたい。泣きながらイカせたい。
しかし、キョーコからはっきりとした言葉で要求を聞けるまでは何もしない……今日はそういう(自分)ルールなのだった。
「お、お願い……っ、つるがさん、エッチなこと、してぇっ……お願い……!」
「……エッチなことって?まだダメだね……もっとハッキリお願いして?」
「ぁぁん意地悪ぅ!つ、つるがさんの、コレで……いっぱい、シテほしいのぉ……っ」
コレ、と言いながら、繋がったままの蓮のそれに指先を伸ばし、恐る恐るキョーコの指がそれを撫でた。
我慢を続けていた蓮が、先に限界を迎えることになった。
「キョーコっ、いいよ、してあげる……!」
それまでただ横になって繋がっていただけだった蓮がとうとう身を乗り出すと、
キョーコの右足を持ち上げ大きく股を広げて、下から勢いよく突き上げた。
「ひぁぁあああっ!!あぁっダメぇ、すぐイッちゃいそ……!」
「いいよ、何度でもイッていいよ、イッてキョーコ!」
右足を大きく広げ、高く上げた状態で、後ろからガシガシと激しく突き上げる。すぐにキョーコの一回目の絶頂が襲ってきた。
「あぁっ、イク!イクぅっ、んぁ、ぁあっあぁあっ……!!」
「くぅ、キツっ……」
昇りつめたキョーコから強い刺激を与えられ、蓮も危うく吐精しそうになったが何とか耐えた。
そしてすぐに体勢を変え、今度は向かい合わせの正常位に。
「キョーコ、好きだよ……」
言いながら、休むことなくすぐに奥深くへ打ち付ける蓮。
「ひぃあぁぁっ!!ま、まってぇ、つるがさっ……!」
「だーめっ」
「あっ、あぁぁっ!い、イッたばっかりなのに、ダメっ!またすぐ来ちゃう……!」
「いいよ……たくさん感じて、たくさんイッて、キョーコ」
「ひぁぁっ、らめっ、つるがさん……イッちゃうよぉ!イッちゃ……!」
「あ、待って、キョーコ」
昇りつめる途中で“待った”をかけられ、キョーコはそこで我慢をしなくてはならなくなった。
強い快楽から身を震わせ、両目に涙を溜めて酷い仕打ちをする蓮を見る。
「ど、どうしたんですか……?」
47 :
5/6:2006/10/11(水) 01:08:51 ID:AiX2guFw
「キョーコ……つるがさん、じゃなくて“蓮”だよ。……蓮って、呼んで。
イク時は、俺の名前を呼んで、イッて」
ボッと火が点いたようにキョーコの顔が真っ赤に染まるのを見ると、蓮は愛しそうに目を細めて彼女の唇にキスを落とす。
優しく律動を再開して、再度キョーコに可愛いお願いをした。
「呼んで、俺の名前……“蓮”って、言って?キョーコ」
「あっ、はぁん、んぁぁ……っ!」
絶頂を一度は我慢したものの、いまだ大きな快感の渦の中にいて、更に再開された律動。
だらしなく開かれた口元から漏れ出るのは嬌声ばかりだというのに、無茶な願いを……だが、これ以上なく甘い“お願い”。
「ぁっ、ぁあぁっ……っれ、……れ、んんっ……!」
恥ずかしさに歪むキョーコの顔。
湧き上がる快楽を拒否することもできず、愛しい人の顔を正面に見据えながら名前を呼ぶことすらままならない。
「っは、れ、ん……、れ、ん……!ぁぁあっもぉダメぇ、イッちゃいそぉ……!」
言葉や表情だけではなく、蓮に与えられる刺激からもキョーコが達しそうであることが感じ取れる。
蓮はキョーコに軽くキスを落とすと、唇を付けたままでキョーコに囁いた。
「イッて、キョーコ。イッて……!俺もイクから、一緒に……!」
「あぁっ……!激しい、蓮、激しいのっ……!イク、イッちゃうよ、連!イクぅ、イッちゃうう……!!」
「あぁっ!キョーコ!ぁ、ぁあ……!!」
二人は達する直前、唇を深く交わらせて……同時に達した。
48 :
6/6:2006/10/11(水) 01:10:03 ID:AiX2guFw
しばらく二人は余韻を楽しみ、どちらからともなく他愛ない会話をしていた。
「結局、しちゃった……もう、敦賀さ……あ、や、その……“蓮”……」
行為中は夢中で呼んだ名前だったが、こうして静かになったところで言うと改めて照れくささを感じさせた。
再び顔を赤くさせて俯く彼女を穏やかに見つめ、頬の感触を楽しむように指先で撫でて愛でる蓮。嬉しそうに微笑んで、囁きかける。
「いいんだよ、無理しなくても……急がなくていい。俺はずっと傍にいるから……」
キョーコの感動の眼差しと目が合うとキスを降らし、ぎゅっと抱きしめ目を閉じる。
まるで世界にはなんの不安もないかのような、夜が終わろうとしていた。
「……ところで敦賀さん、疲れていたんじゃ……?」
「……よく眠れそうだから結果オーライってことで……」
最愛の君を抱いて、ただ眠れるわけがないんだって……君はわからなくてもいいけどね。
49 :
42:2006/10/11(水) 01:12:31 ID:AiX2guFw
終了です。
あぁっ、すっごく恥ずかしい!!
あぁぁしかも
>>42で誤字がっ;『×全スレ』『○前スレ』です……
失礼しました。
>>28 アマ━━━(゚∀゚)━━━イ!!!!
寂しがりな蓮カワユス(*´Д`)モエッ
>>42 新たなネ申誕生乙。
名前呼ばせるのってやっぱり萌えるねー。
リアル遭遇キタ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!
焦らされるキョーコ可愛いよ我慢する蓮もまた良い(*´Д`)
向かい合ってならキョーコの表情を連なら覗きこんで確認→恥らってるのに我慢できず・・・
>>42 GJ!!いやいや恥ずかしがらずにまたキテェ━(n‘∀‘)η━━ !
鬼畜ではあるが甘々の蓮よかった。
「まだダメだね」に禿げ萌えた(*´Д`)ハァハァ
ところで関係ない自分話でスマソが
昨日から熱だして寝込んでるんだけど
寝込むキョーコ、必要以上に心配する蓮、を妄想して萌えられる自分はきっと勝ち組。
>>42 新しい神GJ!
寝たふりしたけど、こらえきれずに「…………くっ」
声を出す蓮イイヨー(*´Д`)…イイ!前半の密着エロい!
>>52 それ熱だしてない私でも萌えるよ(*´Д`)…イイ
おだいじにねー。
>>42 GGGGJ!
初投下乙!前スレでストップかけちゃった者ですが、無事に読めて嬉しい。
じらし攻め蓮、イイ!
56 :
42です:2006/10/11(水) 01:33:43 ID:AiX2guFw
うわわ、ありがとうございます!うわー凄く嬉しいです!
こんなに起きてらっしゃる方が多いのもびっくり。
うーれーしーいー!!( ;∀;)
しかし、このスレ本当にネ申多いな。
エロはもちろんのこと、ストーリー性のあるのも書けるネ申やら、大作が書けるネ申やら、いつもお世話んなってまつ。
私は、前スレの看護婦の話とか好きだったんだが、
みんなは、どんな話が好きなんだろ?
ハニカミのときの好きでしたー!
公開ものって好きですv
>>42 GJ!
新たな神大歓迎!こうしてこのスレも繁栄していくのねww
>>52 原作の逆だ!看病する蓮、いいね。
何でも器用にこなしそうだけど、空腹中枢が麻痺してるから料理はきっと出来ないよね。
キョーコにしてもらったことを必死で思い出して実行しようとする蓮、
熱にうかされながらもそんな蓮が気が気でないキョーコ。
萌える・・・
>42
GJ!!
しかし、44にある
>要するにスマタ状態のソレに、キョーコは十分に感じさせられていた。
という表現で、今週末の旅行で「スマタキョー」の近くを通ることを
思い出してしまった。orz
いや元々「スマタ」という地名って・・・とは思っていたんだけど(地元の方ゴメンナサイ)
旅行中このスレ(というかこの話)思い出してにやけそうだ。
>>62の妄想スキルに感心するうち、LME社員旅行の妄想に発展中。
和風ホテルを貸しきり。
「今日こそは鈍いキョーコちゃんにはっきりと告白だ」と勢いづく光リーダー。
今日こそ完璧に撃沈するのかと同情する周囲。
夜、意を決してキョーコの部屋に行ったら誰もいなくて( ゚д゚)ポカーン
あるいは社さんと蓮が同室で、入れ替わっていた社さんが
布団越しにリーダーの告白を笑いを噛み殺しながら聞いてあげている図が浮かんだ。
全部聞き終わってから「ごめんね、キョーコちゃんじゃなくて」
やっぱり今回も告白できず、というオチ。
(´;ω;`)ブワッ
>>63 リーダーカワイソス (´;ω;`)ブワッ
返事がないのは拒否ではないと、
意を決して抱きついたリーダーに悲鳴を上げる社さん、
まで想像した。
ヒドスギルorz
入れ替わってたら関係バレるよね。ごまかす社さん大変だな。
でも頑張るところを読んでみたいw
今、ネタが降ってきたけど、綺麗に言葉が流れなかった。
浮かんだのは、
蓮とキョーコが付き合っていることを知っているマリアちゃんが、蓮のマンションに泊まりにくる。
↓
「ゲストルーム使いますね」
と、遠慮して言うキョーコに、
「お姉様も。三人で一緒に寝ましょうよー」
と、誘うマリアちゃん。
快諾する蓮。
↓
三人で川の字になって寝てると、可愛い寝息が聞こえてくる。
↓
それを合図に、蓮、キョーコを襲う。
「ちょ、つるがさっ、マリアちゃんがっ」
と言いつつ、快感に溺れてくるキョーコ。
「マリアちゃんが起きるから、声出しちゃ駄目だよ」
と蓮。
いつ、マリアちゃんが起きてもおかしくない状況に、ドキドキしながらも、興奮する2人。
って、感じのネタだった。
文章化できる神さま、いたら使ってください。
マリアちゃんが居合わせるネタをちょうど今試行錯誤中の私が通りますよorz
とっかかりからなかなか進まなくて悶えてます。
すごく変な話だけど、いつか仕上がったら投下させていただきたいです。
自分はマリアちゃんがのぞき見してしまう展開なんだけど、
そういう「子供が寝てる間に」って感じもいいですね。
>>66 萌える(*´Д`)ハァハァ
こんなかんじですかね
-----------------
「おやすみなさい、お姉さま」
「おやすみなさい、マリアちゃん」
微笑んでおやすみを交わすと、マリアの向こう側に寝ている蓮が肘をついてじっとこっちを見ている。
なんだか幸せな光景だな、とキョーコが浸っていると、マリアの可愛らしい寝息が聞こえてきた。
「眠ったみたいです」
「そうみたいだね」
答えた蓮は、マリアの頬にチュっとキスを落として、そのままキョーコのほうへやってきて覆いかぶさるように手を付く。
「え?ちょっと敦賀さ…」
「キョーコにもキス」
「え、…んんっ…ん……も…もう。キスだけですよ」
「そんなわけないだろ」
「え?…あ!だ、だめですってば!」
蓮の手がネグリジェの裾を割り、ショーツの中へと強引に進む。
花芯を優しくこすられ、キョーコは足をもじもじさせてしまう。
「気持ちいい?濡れてきたね」
「んっ、きもち、いぃ、けど、だめ、だめですっ」
声を押し殺し、囁くように抗議しながら蓮の手をつかんで必死に引き剥がそうとするキョーコ。
「どうして?もうどんどん溢れてきてるのに」
「どうしてって!マリアちゃん、が、起きちゃいます」
「そうか、じゃあ声出さないようにしないとね、キョーコ」
「ちょっと、そんな、の、無理…あっ、やだっ」
蓮は毛布の中にもぐりこみ、ネグリジェの裾に頭を突っ込む。
くぐもった音ながらも、キョーコの耳にははっきりと蓮が蜜を啜る音が聞こえてきた。
「あっ、あっ…んっ、んぁ、んん……んーっ!」
あっという間に到達したキョーコの手に頭を強く押し下げられた蓮が顔を出す。
はぁはぁと息をするキョーコの額にキスを落としながら、今度は指を差し込んだ。
>>68続き(完)
「あ、だっ、だめっ!」
「今度は顔を見ながらイかせたいから」
唇を噛んで必死に声を出さないよう快感に耐えるキョーコの顔をじっと見ながら
蓮はまだぴくぴくと痙攣している膣の内側を楽しむようにかき回す。
「んっ!んん!…っ!」
我慢できそうになくなったキョーコは毛布を掴んでそれを口に咥えた。
唸るように時々声を漏らしながら、眉をひそめて頬を染める。
「キョーコ…それは煽ってるのか?たまらないな」
「んんんっ!」
ぶんぶんと首を振るのもかまわず指をかき回すと、くちゅくちゅと水音を上げながらキョーコは二度目の絶頂を迎えて再び震えた。
「…っ…やだっ、もう、敦賀さんの、ばかぁっ…」
キョーコが両手で顔を覆っているうちに、蓮は自分のモノを挿入する。
「あぁっ!ちょっと、ほんとに、だ、だめっ!」
「あんな顔見せられて我慢なんてできないよ」
「だ、だって、揺れちゃったら、起き、起きちゃうっ」
「そうだね…じゃあ今夜は――」
蓮はベッドが揺れないよう、ゆるゆると腰を回し始める。
くちゅ…じゅく…と水音が微かに響く。
時々動きを止めてはぐいぐいと奥の感触を味わったり、
またキョーコの足の位置を変えてみては感覚の違いを楽しむ。
いつものように激しい快感とは違うものの、徐々に大きな波が迫ってくるのをキョーコは感じる。
蓮の首にしがみつき、耳元で囁くような声で喘いだ。
「ぁあっ、あっ、んっ、きもち、いいっ、よぉ…っ…だめ、だめ、なのにぃ…」
「俺も…すごくいいよ…キョーコ、もっと喘いで」
「だめっ!そんなのっ…ああっ!やだっ…きちゃ、きちゃぅ…あっ…!んんーーーーーっ――!!!」
「お姉さま、蓮さま、おはよう」
「マリアちゃん、おはよう、眠れた?」
「とっても。――お姉さまたちは眠れなかったの?」
「え?!そ、そんなこと…」
「だってそんな顔なさってるわ。マリアのせいかしら…」
「違うの!違うのよ…あの…実はね、ずっとふたりでお話してたの。久しぶりのお休み前の夜だったから…」
「そうなの?よかった。マリアもお話したかったわあ」
「ふふ、じゃあまたぜひ泊まりにきてちょうだい」
「いいの?嬉しい!あ、顔洗ってくるわ」
「朝ごはん、用意するわね」
台所に向かうキョーコを見て蓮が後ろから話しかける。
「また泊まりにおいで、か」
「いけませんでしたか?」
「いや、大歓迎だね。昨日みたいなのもたまにはいいし」
「敦賀さん!そんな意味で言ってるんじゃありませんっ。もうっ…」
真っ赤になっているキョーコのうなじを見ながら、
毛布を噛みしめてる図はたまんなかったな…そうか、猿ぐつわって手もあるな、などと計画を練る蓮であった。
70 :
66:2006/10/11(水) 20:12:49 ID:oNXyJ/Fz
ネ申キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
しかも仕事早い。
書いてくれてありがトン。
まるで、脳内を文章化してもらった感じだ(*´Д`)ムハァ
密かに、蓮の手でキョーコの口を塞ぐってのも萌えそうな気がする。
>>68-69 キタ━━━━ヽ(・∀・ )ノ━━━━!!!!
『そうか、猿ぐつわって手もあるな』
見たいですーっ!!ヽ( 〃▽〃)ノ
へたれ蓮や甘えん坊蓮や変態蓮と続いて、
(昔の蓮の彼女に (´・ω・`)なキョーコ可愛いよとか、子供みたいな蓮も可愛いよとか
うわー、す、スマターと悶えておりました)
そして、今度はマリアちゃんに覗かれたいのかー、蓮ー。
でも(゚д゚)ウマーと思う私も変態ですね……。
>>67 様同様、マリアちゃんネタ半分書きかけて、
この展開じゃマリアちゃん、泣くんじゃないかとおたおたして中断してしまいました。
>>67 様のを楽しみにしてますよ (´∀`)
前回、前々回?のスレで、萌え補給ができて休載期間があっという間という趣旨をおっしゃっていた方の
気持ちがとってもわかります。コンスタントに萌えを投下して頂けるなんて良スレですね。
マリアちゃんネタ、被らずに、もしマリアちゃんが泣かないラストになったらコソーリ投下させて頂ければなと思います。
そして、猿ぐつわ、ハ、ハードですよー(。・・。)ポッ
>>72 おー楽しみにしてる(*´∀`)
>>65 蓮とキョーコの関係がバレるんじゃなくて、
社さんとキョーコが付き合ってるとか、
変な方に勘違いするかも。
変態レスになるけど、お医者さんごっこをする蓮とキョーコ、
または、ナースごっこをするキョーコと蓮が浮かんだ…。
漠然と浮かんだネタ。
舞台で共演することになった蓮とキョーコ。
キョーコはビスクドールなんだけど、蓮の演じる青年
と出会って、魂を得て恋に落ちるみたいな内容。
人形の演技が思う様に出来ず、悩むキョーコ。
蓮と二人きりで稽古場に残って自主稽古する。
蓮「キョーコは人形だから、俺に何されても反応しちゃダメだよ」と言われる。
初めは話し掛けたり顔に手を触れたり位だったのが、段々エスカレート
していき、服の中に手を入れたり、好き放題し出す蓮。
キョーコがつい反応すると、蓮に「人形はそんないやらしい表情しないよ」とか、
「役者はどんな時でも役に成り切らなきゃ」等と言われ、
一方的に攻められながら、キョーコは必死に人形の演技を続けようとするけど、
二人ともとうとう我慢の限界を越え、稽古場の床で激しくエチーみたいな感じ。
もうちょっと熟成したら作品化出来そうなんだが、なかなか難しい・・・、うーむ。
>>68 GJ!短時間だというのに素晴らしい仕上がりです、ネ申!
>>72 67です。お言葉有り難うございます。
途中で凹んでいたけど続ける励みになりました。
ちょっとマリアちゃん泣いちゃう展開ですけど、最後は全員ハッピーにします。
よたよたしながら書いてますけど頑張って仕上げます。本当文才欲しいです…
>>73 ナースごっこ・・・蓮のナース姿想像しちゃったorz
>>74 舞台の設定ステキ!そして蓮変態w
頑張って熟成してください!
>>68さん、GJです〜萌えました!
猿ぐつわの図を妄想しましたが、されてるキョーコもイイんだけど、仕掛けてる蓮に悶えますー!
変態蓮イイよ(〃д〃)
投下させてください。
えーと。
覗き、公前羞恥、大人のオモチャ
が苦手な方は、スルーでお願いします。
78 :
1:2006/10/12(木) 16:52:23 ID:Rg4Y2tQd
「はい、休憩でーす!次の撮影は40分後になります」
きまぐれブリッジロックスペシャルの撮影中、二度目の休憩。
前回の休憩前の撮影中に、ゴージャスターとかいうクソ恥ずかしい呼ばれ方をしているアイツが、俺と同じようにゲストだったり、ニワトリの中身がキョーコだってバレたりと、大騒ぎの収録だった。
休憩後の、さっきの撮影中、何だかキョーコの様子がおかしかった。
瞳は潤んでいたし、顔も朱かった気がする。
撮影中だってのに、どこかぼーっとして…。
「お前、熱でもあるんじゃねえ?」
せっかく、この俺が心配してやってるのに、
「あ、アンタに、関係ない、…でしょっ」
つれない態度。
でも、呂律は回っていないし、ふらふら歩いてるし、やっぱり調子が悪いんじゃねーか。
仕方ないから、スポーツドリンクでも持って行ってやるか…。
自販機で、ペットボトルに入ったスポーツドリンクを1つだけ買って、キョーコの楽屋を訪れた。
「…っき、ヤツに話し掛けられてたろう?何だった?」
キョーコの楽屋のはずなのに、聞こえてきたのは、男の声。
「あっ、顔が、朱いっ、から…、熱でもあるんじゃないかって。…んんっ」
何だ、やっぱりキョーコ、いるんじゃねぇか。
79 :
2:2006/10/12(木) 16:53:25 ID:Rg4Y2tQd
ノックをして、楽屋の中に乗り込んでやろうと思った瞬間、
「あっ、つ、敦賀さんっ!…コレ、もう、抜いても、…んんっ、いいでしょう?」
聞こえてきたのは、俺が唯一ライバルと認める男の名。
「駄目だよ。ちゃんと入れてるか、見せてごらん」
「見せたら、…抜いて、くれます?」
中の様子を伺おうと、カチャリ、ドアを開けて隙間から覗き込んだ俺の目に飛び込んできたのは…。
キャミワンピのスカートの裾を持ち上げて、その中の下着を見せるキョーコと、椅子に座ってそれを眺めているであろう男の後頭部。
「敦賀さん、だ、誰か来たら…」
「大丈夫。ちゃんと鍵かけたから」
キョーコの言葉にドキッとしたけど、中の2人は気付いてないみたいだ。
でも…、鍵なんてかかってなかったぞ?
「あっ、あああんっ」
キョーコの声に少し驚いて、意識が引き戻された。
よく見たら、キョーコの下着の裾からコードのような物がでて、太ももにスイッチのような物がくくりつけられていた。
男の手の中にも、リモコンのような物…。
「ああっ、んっ、敦賀さん…」
キョーコの艶めかしい声。
こ、これって…。
お前ら、仕事中に何やってんだ!?
つーか、この2人こんな関係だったのかよ!?
80 :
3:2006/10/12(木) 16:54:32 ID:Rg4Y2tQd
「すごいね、キョーコ。下着がびしょびしょだ…。ここから見ててもわかるよ」
「つ、敦賀さん!はやくっ、イカせてぇ」
男の言葉に反応して、いやらしい言葉を吐くキョーコ。
「いいよ」
カチリ、男の手の中のスイッチの音と同時に、
「いっ、あああああんっっ!」
おそらく、達したであろうキョーコの声。
「…い、いじわる!」
潤んだ瞳で恨めしそうに男を見つめるキョーコの表情に、朱い顔に、ズキリ、下半身が疼くのを感じた。
「どうして?イカせてって言うから、イカせてあげたのに」
男は、飄々として、キョーコに言った。
「だって、コレ。撮影中もっ…」
「気持ちよかったんだろ?そんなに、下着がびしょびしょになるくらい濡らしておいて」
「でもっ、カメラも…」
「キョーコのいやらしい顔が、日本中に見られてしまうね」
「…いやっ、言わない、っでぇ」
「それ、意識したから、そんな感じたんだろう?」
キョーコの中に入っている物のスイッチは止まっていないようで、声が上擦っているように聞こえる。
「ど、…して?そんな、…ふっ、いじわる、ばっかり…」
「キョーコが、あのニワトリだったなんて知らなかったなぁ」
「ごめんなさっ…」
81 :
4:2006/10/12(木) 16:55:32 ID:Rg4Y2tQd
ガクガクと膝を震わせて、座り込まないように耐えながら憎まれ口を叩くキョーコに、男は冷たく言い放つ。
「黙ってたお仕置き、だよ」
「ごめっ、なさっ、…敦賀さんっ!コレ、もっ、抜いてぇ」
「どうしようかな」
どうしてほしい?と訊く男に、キョーコは、恥ずかしそうに答えられないでいる。
もじもじと内股を摺り合わせて、スカートの裾をぎゅ、と握り締めた。
そんなキョーコの様子を見て、男は楽しんでいるようで…。
コイツ、変態なんじゃねぇの?
他人の行為を覗いて、股関を膨らませている自分を棚にあげて、心の中で毒づいた。
「何もしなくていいなら、このままにしておくよ」
冷たく言う男に、焦れたキョーコがおずおずと口を開く。
「…、コレじゃなくて、敦賀さんのが欲しい、です」
恥ずかしそうに、視線を落として言うキョーコが、やけにいやらしく見えた。
「どうしようかなぁ。家まで我慢できないの?」
男の声は至極、楽しそうで…。
「んんっ、ぅ、…できないっ。敦賀さん、おねがいっ!」
我慢しきれず、必死に懇願するキョーコを見て、満足したのか、男が立ち上がる。
自分の座っていた椅子の背もたれに、キョーコの手をおいた。
82 :
5:2006/10/12(木) 16:56:56 ID:Rg4Y2tQd
男はキョーコの下着を脱がせて、腰を掴んで、後ろから、キョーコの中に侵入した。
「やっ、敦賀さんっ!オモチャ、まだ入って…、あっ、あっ」
「奥で当たって、気持ちイイだろう?」
中に入っている物をそのままに、ぐちゅ、ずちゅと後ろからキョーコを貫いている。
「あっ、あっ、あああんっ!」
奥まで貫かれて、キョーコは呆気なく達した。
「早いね、今日は。でも、そんなに声を出したら、誰かに聞かれてしまうかもしれないよ」
「言わない、でっ、あっ、つ、敦賀さ、…奥、奥、当たってるのぉっ」
「仕方ない子だね」
男は苦笑しながら、片手でキョーコの口を塞いで声が漏れないようにしている。
「誰に見らるかわからないからね。それ以上、キョーコの可愛い声は出させられないな」
そう言いながら男は、覗いている俺を見て、ニヤリと笑った。
野郎、気付いてやがる。
キョーコの痴態に見とれて動けない俺から、視線を外して、キョーコ見つめる。
「そろそろだね、キョーコ。一緒にイこうか」
優しくキョーコに声を掛け、更に腰の動きを速めた。
「んっ、んんっ、ふぅぅっ、んっ、んんんんんっ!!」
扉を閉める俺の目に焼き付いたのは、最後にキョーコが達した顔。
83 :
6:2006/10/12(木) 16:57:56 ID:Rg4Y2tQd
張り詰めた股間の痛みに、耐え切れず、俺はトイレに向かった。
しゃーねえから一回抜いて行くか、時間もねぇ事だし…。
ぬるくなってしまったスポーツドリンクを飲み干して、ゴミ箱の中に投げ込み、しばらく頭から離れてくれそうにないキョーコの顔を思い出していた。
「あんなキョーコ、君は見たことないだろう」
収録前、クソむかつく相手に話しかけられた。
「…んだ、てめー。キョーコにあんな事しといて。変態なんじゃねぇ?」
「人の行為を覗く、君よりマシだよ」
いちゃもんをつけたら、さらり、かわされ、
「でも、これでキョーコが誰のかわかったろ?気安く話し掛けないでくれ」
牽制までされた。
このクソむかつく男は、
「最上さん」
紳士面を作ってキョーコの元へ行った。
やっぱり信じられねぇ。
キョーコは俺の事が好きだったはずだ…。
思いながら、やっぱり、さっきのキョーコの顔を思い出していた。
おしまいです。
新たなネ申がいっぱいで、自分で書かなくても萌えが補完できそうなので、しばらくROMに戻ります(*´Д`)
また、書きたくなったら戻って来させて下さい。
GJ!蓮と松の変態勝負( ゚∀゚)=3
もう松は乱歩みたいに天井裏からでもどこからでも覗いちゃって
覗きの国の王子様でも目指しちゃえよ(;´Д`)'`ァ'`ァ'`ァ
ところで。嫌がるキョーコにも萌えるが悩むキョーコも自分は好きだ。
蓮を恋人にしたキョーコの悩みを考えてみたが
・綺麗な女優さんたち相手に毎日仕事
・基本的に誰(女)に対しても優しく紳士的
・嫉妬深い、独占欲強い
・クサい台詞を平気で吐く
・人前でも見せつけor甘えたがる
・セクースが多すぎ+激しすぎ
どう見ても下にいくほどこのスレ的な勝手な妄想です。本当にあry
他になんかありますかね(*´Д`)萌え材料プリーズ
逆に変態蓮に染められて、どんなプレイでも応じてしまう様になった自分に
「私って、いつからこんな破廉恥な娘に・・・」みたいな悩みもありそうだw>キョーコ。
>>74ですが、人形プレイネタ、二人が付き合ってる前提で、躰が既に蓮仕様になってて、
ちょっとした愛撫でも敏感に反応してしまうキョーコか、
まだ付き合う前で、先輩の蓮の変態行為に戸惑いながらも、
逆らえず流されていくキョーコか、的が絞れず迷い中orz
お医者さんごっこだと、蓮がキョーコの秘所を攻めながら、
「ここが疼いて熱っぽいんですね、今太くて
良く効くお注射してあげますよ」とかいう妄想が浮かんだ。
おいらも変態だなw(今更)
>>77 うわぁ、蓮が変態!(゚∀゚)
キョーコを見せつける蓮、蓮に変態といいつつも覗いて反応してしまう松GJ!
>>74 それ萌える。稽古場の床っていうのがイイ…。
私は逆に、人形の演技が上手すぎなキョーコを妄想した。
病的、無機質、だけどエロティックで、妖しいまでの美しさ。
普段の感情豊かなキョーコとのギャップに驚く蓮。
だけど、変態性癖が顔を出して、激しく惹かれてしまうという。
>>73>>87 「先生…私ヘンなんです…ちょっと触られるだけで…その……最近どんどんひどくなってきて…」
「どれどれ。――…これはひどいな、トロトロの液がどんどん溢れてくる。止まらないな。
こんな淫乱な子は見たことがない…俺にはとても治せないよ」
「んっ、あっ、やだぁ、熱くて、すごくつらいのぉ…お願いです…治してぇ…あんっ」
(*´Д`)オイラノ妄想脳モ治療デキマセン…
脈、お腹を触診していくうちに、胸、秘所のマッサージに。
>お医者さんごっこ
>>87の「悩み」で妄想肥大中のため自己レスで失礼しますよ。
>>86に追加
関係を公表していない場合
・普通のデートができない
・言い寄られた時に蓮の存在を公言できない
・共演中は近づかないよう言われているのがつらい
公表している場合
・女性の視線がチクチク痛い
・お酒の場で必ず抱かれたい男No.1の抱かれ心地はどうかと聞かれる
・なぜかリーダーが会うたび涙ぐんでいる
・ローリィに会うごとに詳細を話すよう言われて辟易
・社さんの乙女化がエスカレート
・いつも蓮に巧みにリードされているので喜ばせてあげられてない(と思い込んでいる)
・いつも蓮に「いやらしい子だ」「いけない子だ」と言われ続けているので
いつか嫌われてしまうのではないかと不安になっている
・一晩会えないだけで耐えられないようになってしまった
(*´д`*)
>・なぜかリーダーが会うたび涙ぐんでいる
>・社さんの乙女化がエスカレート
(*´Д`*)
>>92同意です(〃▽〃)
>・いつも蓮に「いやらしい子だ」「いけない子だ」と言われ続けているので
いつか嫌われてしまうのではないかと不安になっている
→から、不安になって真っ赤な顔で泣いてるキョーコに萌える蓮……を妄想しました。
つまりバカップル萌え!
>>77ですが
ショータロー目線って書くの忘れました。
すみません(でも、理解してくれてる人がいてよかった)
>>85 > 覗きの国の王子様
ワロタ
おもしろ感想ありがトン
おまいさん、いつも感想くれてる人な気がする。
感謝でつ。
>>92 (*´Д`)
> ・なぜかリーダーが会うたび涙ぐんでいる
ちょっwリーダーカワユス(*´Д`)
今ふと浮かんだ光景
キョーコの誕生日にゲストルームをお姫様仕様に改造する蓮。
天蓋付きベッドとかに、ものっすごい喜ぶキョーコ。
お姫様みたいに扱ってあげたいのに、キョーコの体にがっつく蓮。
さらにお姫さまテイストのネグリジェや下着やらをプレゼントする蓮。
大喜びのキョーコ。
しかしやっぱりがっついちゃう蓮。
どうしてもがっついちゃうんでんですねw
本誌で蓮キョがくっついたらエロ描写はないんだろうけど、
きっと蓮の方がべたべた甘えるんだろうな〜(´∀`)
キョーコも遠慮しながら甘えそうだけど。
変態レスにてスマソだが。
ドラマの打ち上げに参加する蓮とキョーコ。
キョーコは蓮にリモコンローターを仕込まれていて、
いつスイッチを入れられるかドキドキして、パーティーどころではない。
蓮も悪戯&虫除け(男と話したらスイッチ入れて、
キョーコがその場から離れる様にする)
目的で始めたことだけど、快感を堪えるキョーコの様子にそそられてしまい、
「すみません、京子さんが気分が悪い様なので」
とか言って、無理矢理二人で逃亡w、後は――。
というネタが振ってきたんだが、そっち方面のおもちゃに
あまり詳しくないんで自分でSS化は無理っぽい。
最近ネタは浮かぶんだが、作品に昇華出来ないオイラorz
こんな変態ネタで良ければ、どなたか書いて下さるネ申いらっしゃらないだろうか。
100ゲッツ!
>>99 虫除けにならなそうだ。キョーコが具合悪そうなことを口実に近づいてきそう。
ばら色の頬に潤んだ瞳で、男はどっきり。
>>99>>100 ドラマの打ち上げパーティで役とはまったく違うかんじに
綺麗にメイクされドレスアップされ、頬を染めて登場のキョーコ。
一瞬息を飲む周囲。
その後ひっきりなしに共演者たちが話しかけようと隙を見てキョーコの元へ。
ジリジリと嫉妬しつつも行こうとすると自分も話しかけられなかなかいけない蓮。
なんかこれだけで萌え(*´Д`)ハァハァ
>101
そのジレンマイイ(*´Д`)
始めはキョーコの訴えも軽く無視する
キョーコも段々余裕がなくなって焦りながら蓮に訴えかける
そして>101さんの後半の展開
自分は媚薬系を使ってほすい。
パーティでセックスドラッグを古賀さんに一服盛られるキョーコ。
気分が悪くなったところで、無理矢理別室に連れて行かれそうになるけど
蓮に助け出されて以下略
薬はやだなぁ。
薬じゃなくても強いカクテルとかでも有り?
やっぱり古賀さん絡みで…
自分でも却下と思いつつ提案してみる。
LMEの一部の人の極秘のパーティー。
部屋内のあちこちでエッチしている人達。
その中に蓮とキョーコもいる。媚薬を飲んで、いつもにも増して激しい2人。
パーティーには古賀さんもいて、他の女とやってるけど、エロエロかわいいキョーコから目が離せない。
この日から、ただの仕事仲間だったはずのキョーコを意識し始め、好きになってしまう。
毎日、キョーコのピュアな笑顔に胸キュンする反面、
毎晩、キョーコのことを考えては、ため息をつき、
パーティーでのキョーコの体を思い出し、欲情する日々。
これじゃあ、古賀さんまで変態になってしまう。
今日の昼の番組に古賀さん出てた(((゜д゜;)))
このスレの古賀さんとはイメージ違うけど。
>>107 どんな古賀さん?かっこいい?
>>106 古賀さんがキョーコの方ばっかり見てたら、いくらなんでも女が気づくかと思うので、
女がちょっとかわいそう?目隠しプレイをしてたということで。
古賀さんがどんどん変態に…。
やっぱり変態に対抗するにはへんたry
>>101ですが、そんな古賀さん絡みのものを作ってみたので投下します。
古賀さんにちょっと襲われかけてますので許せない方はスルーを。
キョーコの色香に思わず、ってかんじで、
変態にも強姦魔にもせずなるべく普通にしてあげたつもりです。
111 :
1/9:2006/10/14(土) 15:21:19 ID:w+StrN9L
細身のちょっと大胆にスリットの入った黒いドレスがかかっていて、
待ち受けていたメイクさんに「今日はちょっと大人っぽく」とされるがまま。
できあがって鏡の前に立ったら、そこにいた自分は普段とも今回の役とも違う「大人の女」。
常々大人な蓮には釣り合わないと、密かに劣等感を抱いていたキョーコは、飛び上がって喜んだ。
敦賀さんにも見てほしい…
そう思いながら胸を弾ませてホールの扉を開けたのだが――
足を踏み入れてすでに1時間近く経っているだろうと思われるのに、
いまだにキョーコは蓮の近くにすら行けないでいる。
ひとり、誰かとようやく話し終わるとまた誰かがやってきて話しかけられる。
共演していた人たちはもちろん、スタッフ、さらには顔も知らないスポンサーの関係者…
ひっきりなしに代わる代わる自己紹介され、握手を求められ、演技の感想を述べられる。
こんな新人の自分に話しかけてくれるなんて光栄だ、と思い、ひとりひとり律儀に相手をしていたのだが、
さすがに15人を超えたあたりから数えるのも放棄して、キョーコは徐々に疲れてきた。
蓮はどこにいるのか…目の前からひとり去った隙に眼で探す。
見つけた先には、女優陣に囲まれ笑顔で対応している蓮が見えた。
楽しそうな蓮、そして綺麗なドレスが板についている女優たち。
見なきゃよかった。
胸がムカムカしてきて、思わずうつむいたキョーコはまた話しかけられた。
「どうしたの、京子ちゃん?俺じゃご不満かなあ」
顔を上げた先にいたのは共演者の古賀。
今回撮影のあいまにいろいろ話をするうち、打ち解けて話せるようになった数少ないひとりである。
「そんなこと、ありませんよ」
力なく笑顔を作ったキョーコに古賀は驚いた。
「顔、真っ青だよ?」
「え?あ…高いヒールに慣れなくて…」
「靴くらいじゃそんな顔にならないよ、ちょっと端っこに行こう」
「いえ、あの、大丈夫です…」
「大丈夫って顔じゃないよ。社さんは――ああ、なんか囲まれてるなぁ」
古賀に腕を引かれてとりあえず会場の端に行ったキョーコだが、確かに気分が悪くなっていた。
「今にも吐きそうな顔してるよ…人に酔った?」
「…そうかもしれないです…」
「じゃあ、ちょっと出ようか」
今夜は某ホテルで富士テレビ総力をあげてのスペシャルドラマの試写会兼打ち上げパーティー。
主役は蓮。
キョーコは主役の蓮の恋人役、に、こっそり意地悪をする小悪魔的な女の子の役をもらっていた。
パーティの前、試写会が行われているあいだに社に連れて行かれた部屋には
細身のちょっと大胆にスリットの入った黒いドレスがかかっていて、
待ち受けていたメイクさんに「今日はちょっと大人っぽく」とされるがまま。
できあがって鏡の前に立ったら、そこにいた自分は普段とも今回の役とも違う「大人の女」。
常々大人な蓮には釣り合わないと、密かに劣等感を抱いていたキョーコは、飛び上がって喜んだ。
敦賀さんにも見てほしい…
そう思いながら胸を弾ませてホールの扉を開けたのだが――
足を踏み入れてすでに1時間近く経っているだろうと思われるのに、
いまだにキョーコは蓮の近くにすら行けないでいる。
ひとり、誰かとようやく話し終わるとまた誰かがやってきて話しかけられる。
共演していた人たちはもちろん、スタッフ、さらには顔も知らないスポンサーの関係者…
ひっきりなしに代わる代わる自己紹介され、握手を求められ、演技の感想を述べられる。
こんな新人の自分に話しかけてくれるなんて光栄だ、と思い、ひとりひとり律儀に相手をしていたのだが、
さすがに15人を超えたあたりから数えるのも放棄して、キョーコは徐々に疲れてきた。
蓮はどこにいるのか…目の前からひとり去った隙に眼で探す。
見つけた先には、女優陣に囲まれ笑顔で対応している蓮が見えた。
楽しそうな蓮、そして綺麗なドレスが板についている女優たち。
見なきゃよかった。
胸がムカムカしてきて、思わずうつむいたキョーコはまた話しかけられた。
「どうしたの、京子ちゃん?俺じゃご不満かなあ」
顔を上げた先にいたのは共演者の古賀。
今回撮影のあいまにいろいろ話をするうち、打ち解けて話せるようになった数少ないひとりである。
「そんなこと、ありませんよ」
力なく笑顔を作ったキョーコに古賀は驚いた。
「顔、真っ青だよ?」
「え?あ…高いヒールに慣れなくて…」
「靴くらいじゃそんな顔にならないよ、ちょっと端っこに行こう」
「いえ、あの、大丈夫です…」
「大丈夫って顔じゃないよ。社さんは――ああ、なんか囲まれてるなぁ」
古賀に腕を引かれてとりあえず会場の端に行ったキョーコだが、確かに気分が悪くなっていた。
「今にも吐きそうな顔してるよ…人に酔った?」
「…そうかもしれないです…」
「じゃあ、ちょっと出ようか」
113 :
2/9:2006/10/14(土) 15:22:59 ID:w+StrN9L
言われるがままに会場を出たキョーコはその数十分後、そのホテルの一室にいた。
横になれるようにと古賀がホテルの人に言って部屋を用意してもらったのだ。
ドレスのままベッドの上にどさっとうつ伏せる。
疲れた…なによ敦賀さん、あんな笑顔振りまいて…
そうよね、綺麗なドレスの似合う女の人なんて見慣れてるんだし、
私が少しドレスアップしたくらいなんともないだろうし、
第一それ以前にきっと私の姿なんてまだ見てもないんだわ。
得意のネガティブな思考に支配されていくうちに涙が込み上げてくる。
窮屈なドレスも脱いでしまいたい、と思ったが、着替えは別の部屋にあるのを思い出す。
ため息をついてごろんと寝返ったところでドアがカチャリと開く音がした。
驚いて上半身を起こすと、古賀が顔を出した。
「気分はどう?――なんか今、一瞬残念そうな顔しなかった?」
「そんなこと…そんなことないですよ」
苦笑している古賀に思わず和んでキョーコも笑顔になる。
キョーコのその笑顔に古賀は心臓がバクンと跳ねたのを感じた。
「えっと…お水入れるよ」
共演中古賀は、キョーコを恋愛感情を持って見たことは一度もなかった。
10歳近くも年が離れているし、言うなれば妹のように可愛がっていた。
ところがさっき会場に登場した彼女の美しさ。
古賀は言葉を失うほどに驚いた。
そして次々に話しかける男共を見ているうち、ジリジリと苛ついてきて酒を煽った。
ようやく話しかけることができた京子は真っ青な顔で、思わず必死に世話を焼いていた。
こんなことは初めてで、古賀は自分自身の必死さに戸惑っていた。
しかもこの状況。
ホテルの一室でふたりきり。
ベッドの上で半身を起こしている彼女。
古賀は柄にもなく声が震えそうになるのを抑え、
スリットから覗く足から目を逸らしてベッドの端に座り水を差し出した。
114 :
3/8:2006/10/14(土) 15:23:43 ID:w+StrN9L
「いいんだよ、俺も会場を抜け出したい気分だったしね」
自分のモノにしたい――はっきりと自分の気持ちに火が点くのを古賀は感じた。
そっとキョーコの水を取り上げて枕もとのテーブルに置く。
大きく割れたドレスの裾から出ている白い太ももをそっと撫でる。
キョーコの目が大きく見開き脅えたような表情に変わる。
が、かまわずスリットをめくって撫でる手の位置を上げていきながら
強引に覆いかぶさり首もとにキスをした。
「ちょっと!古賀さん、やめてくださいっ!」
キョーコの拒絶に、頭の隅ではもうひとりの自分がブレーキをかける。
まだ子供だぞ…いきなり行為に及ばなくても徐々に手に入れればいい…
そうだ、いつも通り、まずは心を手にしてからそれから――
しかしいくら必死に言い聞かせても止まりそうにない。
「古賀さんっ!ちょっと、…どうかしてるんですってば古賀さん……我に返ってくださいっ!!」
張りのある太ももの感触、大きくあいた胸元の下に隠れる形のよさそうな小さな膨らみ。
ひとつひとつが欲望を掻き立てる。
古賀は今までに味わったことのない激情になす術を失っていた。
「やめっやめて!…や、やだっ―――敦賀さんっ!!!」
突然予想もしない名前が叫ばれたことに驚いた古賀は、動きを止めてぽかんとキョーコの顔をみつめる。
「…え?敦賀さんって…」
115 :
4/8:2006/10/14(土) 15:24:17 ID:w+StrN9L
その時。
ダン!とドアが開いて蓮が勢いよく入ってきた。
キョーコを押し倒している古賀、押し倒されて涙ぐんでいるキョーコを目にし、蓮は一瞬で状況を悟る。
「この――」
「やめて、敦賀さん!」
キョーコの言葉に殴りかかろうとしていた蓮の動きが止まる。
古賀は呆然としたまま無反応で蓮を情けなく眺めている。
「私なら大丈夫です!あの…古賀さん、酔ってらっしゃるんです、騒ぎにしないであげてください」
「この男をかばうのか?」
「違います…!お願い、殴ったりしないで…敦賀さんのために言ってるんです…」
腕を握られ、上目遣いで涙ぐまれ、蓮はため息をついて握った拳を収めた。
「わかったよ――古賀さん、酔いは醒めましたか」
「…あ、ああ…確かにちょっと悪酔いしたよ……」
ぼんやりしている様子の古賀だったが、我に返ったのか落ち着いてきた。
「…すまなかった。京子ちゃん、ごめん…ほんとに悪かった…」
「いえ…あの、大丈夫ですか?」
「うん、大丈夫。酔いを醒ましながら歩いて帰るよ。敦賀くんも悪かったね…止めてもらって助かったよ」
古賀はふらふらと部屋から出て行く。バタン、とドアが閉まり、しん、と部屋が静まり返った。
「敦賀さん、どうしてこの部屋…」
「彼、社さんに部屋番号を教えてたんだ。最初から襲うつもりじゃなかったみたいだね」
「そうですか…」
キョーコは蓮に背を向け上着と荷物を取る。
「何してるの?」
「なにって帰る支度です」
「気分が悪かったんだろう?急いで帰る必要はないよ、もう少し横になってても」
「もう大丈夫ですから帰ります」
「…なにか怒ってる?」
蓮はキョーコの肩に手を置く。
が、キョーコは蓮のほうを向こうとはしない。
116 :
5/8:2006/10/14(土) 15:24:50 ID:w+StrN9L
「怒る?どうして私が怒るんですか、そんなわけありません」
「怒ってるじゃないか」
「怒ってなんかいません!」
叫ぶように言って振り向いたキョーコは再び涙で瞳をうるませている。
「やっとこっち向いた」
「…敦賀さん、遅かったですね」
「え?」
「話が弾んでらしたんでしょう?綺麗な方たちに囲まれて、ものすごぉく楽しそうに話してましたもの。
頬の筋肉緩ませて、ニコニコして、相手の方たちを笑わせたりしてて」
「妬いてた?」
「……っ…」
「オレも妬いてたよ。キョーコなんて男をとっかえひっかえ肩やら腰やら触らせてるし」
「触らせてなんかっ!」
「奪いに行こうにも隙がなかった。ごめんね」
蓮はキョーコをぎゅっと抱きしめ、耳元でもう一度「ごめんね」と甘えるように囁く。
キョーコはぷうっと頬を膨らませて駄々をこねるように拗ねるように答える。
「いやです、許したくありません。いつもそうやって甘えて…ずるいです」
「そっか…じゃあ許されないついでにいけないことしちゃおうかな」
蓮はキョーコの腕を取り、大きな引き戸を開けて部屋のベランダへと引っ張っていった。
「…ちょっと敦賀さん?いけないことって何――」
「手をついて」
キョーコにベランダの手すりを掴ませると、ドレスの裾をめくりあげて臀部にちゅぅ、と吸い付いた。
「黒のTバック?ずいぶんいやらしい下着で男を誘ってたんだね」
「違いますっ!これは…下着の線が出ないように…」
「ここの匂いでも誘ってたのかな」
指で下着を少しずらし、その先にある突起を優しく転がす。
「あぁっ!…だ、だめですっ…何してるん…ですか、やめてください…!」
「何するか、よーく知ってるくせに」
「あ、あっ…やだっ、あっ」
たえるように頭が下がっていき、臀部はますます突き出される。
蓮は跪くとその両方の膨らみを押し広げ、中央の溝を長い舌でじゅるりと吸い上げた。
「ああっ!」
117 :
6/8:2006/10/14(土) 15:25:37 ID:w+StrN9L
外にもかかわらず声を上げるキョーコ。
蓮は気にする様子もなく愛撫を続ける。
チロチロと突起を刺激すると、真っ赤なそれは脈打つように震えながら膨張する。
それに比例するように蜜がとめどなく溢れ、Tバックを濡らしながら太ももへと伝い落ちていった。
立ち上がった蓮は愛液で指を濡らしその源へと指を二本差し入れる。
ちゅぷ、と待ちわびたように飲み込まれる。
歓迎しておいて締め付ける内部を楽しみながらかき回すと、喘ぎ声はさらに艶を増した。
「あっ、はぁ!んっ、あっ、やっ、やだっ…いけない、こと…しちゃ、やだぁ」
「いけないことが大好きなんだろう、キョーコ?」
言葉で煽るとうなじが赤みを増した。
指の動きを止めると、肉壁が脈打って興奮しているのが伝わる。
「嫌い?だったらやめようか?」
蓮の表情を見ていないのをいいことに意地悪く笑って聞いてやる。
キョーコはぶるぶると必死に首を振る。
その間も指の隙間からは粘着を帯びた液が垂れ続ける。
自分がこう育てたとはいえ、蓮はその反応の良さに感動すら覚えていた。
「好きっ…大好きです、いけないことされるの…だから…もっと…」
「もっと?もっと何?」
「……っ…もっと、いけないことして…いやらしいこと、いっぱいっ…」
「どうしようかな」
「やだっ、もっと…もっと苛めてぇ…」
求めに応じて激しくかき回すと、愛液を飛ばし、か細く叫んで到達する。
蓮はすばやく準備を整えその入り口に自分のモノを抜き差しする。
軽く入れては抜き、溝をたどるようにもてあそぶ。
「あっ、やだっやだっ、イジワルっ、あん、でも、まだダメぇ」
「キョーコのココ、どんどん淫らになってくよね…古賀さんのでもよかった?」
「やだ!いや…敦賀さんのじゃなきゃ、イヤぁ…」
「どうして?教えて」
「だ、だって…だって敦賀さんの、気持ちいいのぉ…」
「どんな風に?」
「…っ…す、すごく…もぉ…敦賀さんの、バカ…言わせないで…!」
「ごめんね…だっていやらしい事を言うキョーコ、たまんなくかわいくて好きなんだよ。
もっと苛めてあげようって嬉しくなるんだよ。苛めてほしいんだろう?」
118 :
7/7(完):2006/10/14(土) 15:26:37 ID:w+StrN9L
キョーコは顔を真っ赤にして仕方なく続ける。
「――すごく……熱くて…お…きくて…」
「それから?」
「わかんないっ…もう…気持ちよくなって…頭が真っ白になるのぉ…気持ちよすぎて…いつもよく、覚えてない…」
「覚えてないの?その気持ち良すぎたあたりからのキョーコが一番淫乱で綺麗なのに」
「もう、いいでしょう?お願い!入れて…っ…もっと、奥までください…っ」
蓮はキョーコの腰をがっちりと掴み、引き寄せるタイミングに合わせて突き上げる。
何度も突き上げ、キョーコが達しそうになると一旦緩め、今度はゆるゆると回し…充分に楽しんだところで激しく突き続ける。
「ああっ!や、やだっ!声っ…声出ちゃ…!あっ、あっ!…ああああっ…―――っ…!!」
「…っ……キョーコ…イった?」
息を荒げるキョーコはただ何度も頷く。
蓮は優しく髪を撫でてやる。
「そう…とりあえず、帰ろうか。続きはそれから」
「やだ…」
「え?」
「敦賀さんが…満足するまで、ここでいっぱいしたい、です…」
顔を蓮のほうに向け、おねだりをするキョーコに蓮はため息をつく。
「しょうがないな…」
テレビの画面にこの色気がにじみ出るのも時間の問題かもな…
蓮は近い未来訪れるであろう新たな悩みを思って再び大きなため息をついた。
119 :
110:2006/10/14(土) 15:29:15 ID:w+StrN9L
以上です。
投下失敗続きでスマン!
>>111はコピペ最初の数行抜けてしまったから
>>112で訂正。
レス番が途中で変わってしまったが全7レスだった。
左側の番号だけが合っている。許して。
>>106 蓮はなるべくキョーコを見せまいと端のほうで、
自分の身体で隠してキョーコを向かい合わせで自分の上に座らせて。
古賀さんは蓮の肩越しに見えるキョーコの顔だけが見える状態。
それがなんともそそられる表情でたまらず興奮していく。
興奮も高まってきたころ、一瞬目があってしまうキョーコ。
真っ赤になって動揺するキョーコ、それがますます欲情を誘う。
蓮、気付いて顔を自分に向ける。
ちょっと残念な古賀さん、
しかし絶頂に達するときのキョーコの顔がまたいやらしさ抜群で思わずつられてイっちゃった。
みたいな可哀相なんだか破廉恥なんだか変態なんだかわかんない古賀さんww
120 :
110:2006/10/14(土) 15:35:33 ID:w+StrN9L
訂正ついでに続けてスマン・・・
>>114 の最初に数行抜けていた。
一応置いとくよ。次はもっと気をつけるから許して。・゚・(ノД`)・゚・。ゴメン
------------------
「ありがとうございます。…すみません、ご迷惑をおかけして」
そんなこと!と声をあげて思わず見たキョーコの顔に、また古賀の心臓が踊る。
動揺している古賀を不思議そうに見つめてくる。
この子…自分の魅力に全然気付いてないんだな。
庇護願望と同時に、
>>110 GJGJ!
いやいや、古賀さんかわいいよ。(*´Д`)
嫉妬するキョーコもいいもんだねぇ。
>>109 今まではごく普通の青年だったのに、
キョーコや蓮と出会ってから、2人の変態道に引きづられて、
変態になってしまうとか。2人はそのことを知らない…。 >古賀さん
嫉妬、共演ネタで。
キョーコと誰かが恋人役。
蓮はその恋人と親友で、密かにキョーコを好きになってしまう役。
最初は親友の恋を応援していたのに、どんどんキョーコに惹かれてしまう。
このままでは…と二人と距離を置こうとする蓮。
二人は様子がおかしい蓮を心配する。
心配したキョーコがこっそり蓮の家へに会いに。
帰れと突っぱねる蓮、引き下がらないキョーコ。
勢い余って「君を好きになったからだ」と言ってしまう。
すぐに後悔し、もう二度と会わない、頼むから帰ってくれと背を向ける蓮――
そんな役に入れ込みすぎちゃってげっそり疲れちゃう蓮もいいな
燃えて嫉妬もいいがヘタ蓮にも萌え(*´Д`)ハァハァ
ドラマの王道展開としては
そこでキョーコも実は蓮のことを…となり、
しかしタイミング悪く親友はなにか苦境に追い込まれたり事故にあったりするんでしょうな。
こないだビデオを借りて観たんだけど、中居と常盤貴子が出てた
「最後の恋」って蓮キョで共演するといいと思わない?
思わない?って言われても…
>>123 懐かしい(´∀`*)
あれ、主題歌がよかったよねー
>>122 それに似た感じで、幼なじみものとかどうだろ。古賀さんとも共演して。
小さい頃から一緒にいた3人組。
年月は経ち、3人の関係は微妙に変化していく。
男2人は大学生、ヒロインは高校生。
キョーコは蓮と古賀の2人から愛される。
蓮は、キョーコのことを妹みたいに思っていたのだが、
古賀さんに、キョーコへの気持ちを打ち明けられてから、
自分の気持ちを自覚する。
>>125 それだと、松が古賀に代わっただけで、本誌と似たり寄ったりの展開じゃ…。
古賀さんとか共演者がライバルってのもいいけど、監督やスタッフに
迫られるキョーコってのもありそう。
主演が蓮とキョーコの映画撮影中、どうも下心がある感じで
キョーコにさりげなくボディタッチをしたりする監督。
蓮は監督の下心に気付いて何とかしたいが、
使われてる俳優の身の上、あまり強く出られず。
キョーコが全く無防備なのも、心配が募る一因に。
ある日、監督がキョーコに「二人きりで演技指導したい」と言っているのを
聞いて、監督の思惑に勘付いた蓮が危うい所でキョーコを救い出す、とか。
関係無いけど、某舞台の粗筋読んでたら、
ヒロインが「熱演しすぎてNG出してしまう女優」
とあって、ちょっとキョーコを思い出したw
>>125 そっかぁー…そうなるかぁ。
本誌との違いは、ドラマの男2人は親友で、キョーコ思いで、
キョーコも2人を好きで兄妹のように慕ってて(しかしどちらかに恋)、
3人とも仲良しって設定にしようと思ったんだけど。
うーん、そうだなあ…。確かに似たり寄ったりだね。
>>128 自分はその設定であの片割れが事故で死ぬ双子とレオタード娘の野球漫画を連想したよ。
それはそれで萌える(*´д`*)
>>127 必要もないのにキョーコの胸や足をやけにアップにする変態カメラマンを想像してしまった…
優しく声をかけてもらって夢中になってしまうスタッフ。
中には本気になって待ち伏せしちゃう怪しいヤツが登場してもいいかもしれん。
130 :
1/5:2006/10/15(日) 00:15:51 ID:Mt6g+jpz
ベタなシチュで、記憶喪失モノを書いたので投下します。
全5レスです。
131 :
1/5:2006/10/15(日) 00:16:29 ID:Mt6g+jpz
「敦賀蓮」は自分の部屋で、キョーコを目の前にして戸惑っていた。
記憶は撮影現場の騒然とした場面から始まる。
眼鏡のマネージャーの話によると、俺は撮影を見学に来ていたマリアという子をかばって、
倒れてきたセットの一部の下敷きになったらしい。
幸いたいした重さではなかったため怪我はなかったが、俺にはそれ以前の記憶がなくなってしまった。
俳優という仕事に違和感は覚えないものの、なにしろ周囲の人間の顔と名前を思い出せない。
とりあえず今日は帰ることになったが、始終心配そうにオロオロしている共演者がひとりいた。
少女、と言っていいだろう。幼い顔立ちをした純粋そうな子。
マネージャーがこっそり俺に耳打ちした言葉を信用するなら、彼女は俺の恋人らしい。
嘘だろう、まだ子供じゃないか!
俺はロリコンの変態野郎か?そんなわけがない。
そうは思うのだが、実際彼女は俺をタクシーに乗せると、慣れた様子で住所を伝え、
マンションに着くと自分のバッグから鍵を取り出して開けた。
部屋に入ったが、不思議とこの部屋のことは覚えている。
自分の知っているこの部屋は、もっと冷たい空気だった気がするが。
「キョーコちゃん…だったよね。社さんに聞いたけど、君、俺の恋人なんだって?」
ソファに座りながら、帰るなり食事を作ると台所に向かった彼女に話しかける。
「あの…一応そう、みたいです…すみません…」
「一応、って?俺、君のこと適当に扱ってたとかそういうことかな」
そういうと彼女は勢いよく振り向き、包丁を握り締めたまま力説し始めた。
「とんでもない!そんなことありません!
敦賀さんはいつだって私に優しくて、そりゃあもう割れ物を扱うみたいに大事にしてくださってます!」
「わかった、わかったよ。そんな包丁握ったまま叫ばなくたって」
必死な彼女が可笑しくて思わず吹き出すと、彼女はハッと我に返り、真っ赤になる。
「私ったら…すみません、必死になっちゃって」
「いや…かわいかったからいいよ。君、おもしろい子だね」
「いつも敦賀さんにそうやって笑われてるんです…って敦賀さんに言うのってなんだかヘンですね」
くすくす笑う彼女が可愛らしくて、思わず近づいて抱きしめたい衝動に駆られた。
そんなことを思った自分自身に驚く。
なんとなくだが…自分がこの子を好きだったってのがわかるような気がしてきたな。
じっと見つめていると、彼女は頬を桃色に染め、動揺したように背を向けて食事の用意を再開した。
132 :
2/5:2006/10/15(日) 00:17:01 ID:Mt6g+jpz
「じゃあどうして?」
「え?」
「さっき、どうして"一応"なんて言ったのかな」
「ああ…だって…敦賀さんはとっても素敵な方です。
なんで私なんかとお付き合いしていただいているのか…いつか醒めちゃう夢なんじゃないかって」
「それで"一応"?」
「ええ…あ、これ敦賀さんには内緒ですけど、本人に言っちゃったら意味ないですね」
こちらを振り返り、照れて笑う彼女を見たら、自分の心臓がトクン、と鳴るのが聞こえた。
これは、恋、か?
まさか、こんな少女みたいな子に、しかも記憶をなくしても恋をしているのか…?
喉がカラカラに渇いてきて、言葉がうまく出てこない。
「敦賀さん?気分でも悪いですか?」
どうしよう、熱かなぁ、と呟きながら、自分の額と俺の額に手を当てている。
その心配そうな表情も仕草も、すべてが俺の鼓動を早めるらしい。
まったく…なんなんだこの子は!
動揺した俺は、疲れたからシャワーを浴びるよ、と言って慌てて離れた。
なんとか落ち着こうとシャワーを浴び、髪を拭きながら出てくると、彼女はソファに座って電話していた。
相手はどうやらさっきのマネージャーらしく、明日の予定を確認している。
「ええ、変わりありませんよ。あ、でもちょっとお疲れみたいで…
…無理もありませんよね、いきなり知らない女とふたりっきりにされて…」
よく見ると小さく震えている。
「あ…す、すみません、ヘンなこと言っちゃって。――いえ、平気です!大丈夫です…ええ、じゃあ明日」
そっと横に回ると、声とは違って彼女はぽろぽろと大粒の涙を流していた。
「どこが平気なんだか…大丈夫?」
「わ、敦賀さんっ!!やだっ、違うんです、これはその…」
「ごめん、俺のせいだね…」
133 :
3/5:2006/10/15(日) 00:17:37 ID:Mt6g+jpz
隣りに座って肩を引き寄せる。
それだけのつもりだったが、健気な彼女に切なくなって、思わず向き直って抱きしめてしまった。
「敦賀さん…っ…思い出したんですか…?」
「いや?どうして?」
「だって…いつもみたいだから…」
「そうか。確かになんだか懐かしいかんじがするよ。君の髪の香りや、君の小さな身体の温もりとか」
「そうですか?それは…嬉しいです」
少し身体を離して顔を見つめると、彼女は嬉しそうに微笑んでいる。
自分がこの少女に恋していたということに、今さらながら確信を持ってきた。
「他には?」
「え?」
「俺、他にどんなことしてた?」
「他にはって…」
彼女は今度は首まで真っ赤にして俯いた。
ああ…そうか、恋人なんだからそういうこともしてたのか、当たり前だよな。
真っ赤になっている彼女を見ていると、自分がどんな風に啼かせていたのか、
彼女がどんな顔をして喘ぐのか、たまらなく知りたくなってきた。
敦賀蓮は紳士かと思っていたが…こんな黒い面があったのか。
内心苦笑しながら、試しに手をスカートから覗く彼女の太ももに這わせてみる。
「こんなこともしてた?」
彼女はビクン、と反応し、潤んだ瞳で困ったように俺を見上げる。
下着の中に手を入れて花芯を撫でてやると、いとも簡単に潤ってきた。
その下で待つ熱い口に指を差し入れてかき回してやると、
彼女は耐えるように小さく声を上げながら絶頂に達した。
愛液の垂れる指を抜いて彼女に無理矢理見せて、ペロリと舐める。
「いやらしいんだね、キョーコちゃんって」
「ちがっ…敦賀さんが…敦賀さんがこんな身体にしたんです…」
「俺のせい?だってすごいよほら、びちゃびちゃだ」
「敦賀さんの意地悪…!」
「ごめん。だって記憶がないときは、同じ事をすると思い出すって言うだろう?」
134 :
4/5:2006/10/15(日) 00:18:33 ID:Mt6g+jpz
適当に言ったことだったが、彼女は、そうなんですか?と言って何か考え込んでいる。
「どうした?」
「敦賀さん、ちょっと…じっとしててくださいね」
そう言うと、彼女は前に回り、カチャカチャと俺のベルトを外し始めた。
「ちょっとキョーコちゃん?!」
「いいから…脱いでいただきますね」
彼女は驚いている俺を無視して下半身をさらけ出させると、
まだそれほど力を備えてはいない俺のモノを愛撫し始めた。
先のほうに軽く舌を這わせ、チュパチュパと音を立てて吸い付き、下から上へと舐め上げる。
そして徐々に勢いを増してきたのを見ると、奥まで咥え込んだ。
「んっ、んっ…んんっ…」
愛撫自体もたまらないが、一生懸命な様子に興奮が増してくる。
不本意ながらもすぐに放出してしまいそうで、クッ、と思わず声を上げると、彼女は口を離してしまった。
「まだダメですよ、我慢してください」
そう言うと、立ち上がってスカートを脱ぐ。
ショーツに手を伸ばすのをじっと見ていると、「見ちゃダメです…」と手を止め赤くなる。
「全部見てないと、思い出せないかもしれないだろう?いいの?」
「そんな…!そんなのイヤです、けど…」
「じゃあ見せて」
彼女は嫌がりながらも明るい照明の下でショーツを脱ぎ捨て、俺の上に跨ってきた。
「驚いたな。いつもこんな風に自分からしてるの?」
「いつもじゃ…時々、です…敦賀さんが喜ぶから…」
「ここからどうするの?教えて」
促すと、肩に手を置き、ゆっくりと自分の中に埋め込んでいく。
「んっ、あっ、あんっ」
「どんどん入ってくね。すごくいやらしい顔してるよ」
「あっ、やだ見ない、でぇっ」
「奥まで入ったね…」
焦らされたようで、我慢できずに腰を突き上げる。
135 :
5/5:2006/10/15(日) 00:19:20 ID:Mt6g+jpz
「あっ!や、やだっ、いつもは、敦賀さん、動かないんですっ…!動いちゃ、ダメっ」
「嘘だろ。騙されないよ、こんなの我慢できるわけがない」
腰を揺らしてやると、ぎゅ、と彼女の内側が締め上げる。
「…っ…すごいね、キョーコちゃん…締め付けて…っ」
「だって、こうすると敦賀さん、上手って褒めて、くれる、からぁ…」
「上手だよ…すごく、気持ちいい…イきそうだっ…」
「いいですよ…?イって、敦賀さん…!お願いっ、んっ、あっ…」
もう限界だ。我を忘れて滅茶苦茶に突き上げ続ける。
「あっ、ん、あっ、やだっ、き、きちゃぅっ!あんっ、あぁっ、あっ!あぁっ!」
彼女の声に煽られて…頭が真っ白になって、思わず彼女の――その名前を読んだ。
「…っ…キョーコ…!!」
「あぁっ、んんーーーーっ!!!」
---
二人で達した後、息を荒げる彼女の乱れた髪を整えてやる。
「大丈夫?」
「…はい…敦賀さん…思い出したんですか?今…私のこと、キョーコ、って…」
「ああ、思い出したよ。ごめんね、泣かせて」
「ほんとに?よかった!」
笑顔で胸に抱きついてくるキョーコが改めて愛しい。
「心配かけて悪かったね。だけど」
体勢を入れ替えて、キョーコをソファに押し付ける。
「"一応"ってのは聞き捨てならないな」
「あ、あれはっ…!」
言い訳しようとするキョーコの口を塞ぐ。
何度記憶を奪われても、自分はこの子に恋をするのかもしれないな…。
そう思いながら、俺は再びキョーコの温もりを味わうことにした。
136 :
130:2006/10/15(日) 00:22:27 ID:Mt6g+jpz
以上です。
>>130のフライングなレス番は忘れてください…orz
クサイ台詞連発で改めて口説いちゃう蓮ってのも考えて萌えていたんですが、そちらは書けずじまい。
キョーコが記憶をなくした場合だと、
なんで自分がこんな俳優さんと、と困惑しつつも優しい蓮にどこか懐かしさを覚える。
軽く触れられる度に何か思い出しそうでってかんじでしょうか。
書ける人いたらぜひ使ってくださいな。
しかし蓮が言いそうなクサイ口説き文句、具体的にどんなのだろう。
いっぱい言ってそうなんだがイマイチ思いつかず。
GJ!
短いけど、名作だ(*´Д`)
私は、最近の変態な流れよりも、この話とか、前スレの紳士な蓮の話みたいな感じが好きなので、すごいよかった。
>>136 リアル遭遇キタ━━(゚∀゚)━━!!
GJです!記憶喪失になっても又キョーコに惹かれてしまう蓮モエス。
口説き文句・・・この前頭をよぎったのは、行為中
「こんなに夢中にさせて・・・・、どんな魔法を使ったんだい?」
という蓮だったが、今自分で書いてて痒くなったw
>>130 GJー!GJー!
記憶をなくしても、またキョーコに恋する蓮にモエス。
記憶をなくしても、心は覚えてるんだねぇ、いいなぁ。(*´Д`)
キョーコが記憶喪失になるのもイイ…。
蓮はキョーコに思い出してもらおうと、いろいろしてあげるんだろうなー。
記憶喪失の蓮が、キョーコを甘い言葉で口説くのもいいね。
人格も、多少変わったりするのかな。普段の紳士蓮じゃなくて、本来の、危険な香りのする男に。
>>130さんの蓮は紳士的で、キョーコを思わず抱きしめちゃうという、若いとこもあって、かわいい蓮だね(*´Д`)ステキ…
>>130 GJですー!
すごくいい雰囲気の二人でした。
やっぱり記憶喪失ものって萌えますね。
逆バージョンも読んでみたいです。
ところで
>>67です。
マリアちゃんもの終盤までやっときたんですが、
後半あんまりエロくない上に読む人を選びそうな展開になってしまってorz
えーと、女の子同士の絡みを思わせるところが出てくるとちょっとまずいでしょうか。
たいしたことないしちょこっとなんですが、気にされる方もいらっしゃるかと思ってお伺いたててみました…
あ、内容はあくまで全編蓮キョです。
連投ごめんなさい、念のため。
3Pとかじゃないです
個人的な意見を言わせてもらうと、
普通に、最初に注意書きして、投下してくれたら気にならない。
投下する前からそんなにネタバレやら、言い訳やら、自分語りされたら読む気なくす。
前置きがあればいいよ。
そのための注意書きだし。
ところで蓮は風邪をひいていたせいかパジャマで寝ていたが
個人的には裸で寝てくれてたら倍萌え(*´Д`)
爽やかな秋晴れの朝の光景を妄想。
1.朝食中
「敦賀さん、もうおしまいですか?朝はちゃんと食べないとパワーが出ないんですよ?」
「うん、朝はあまり入らないんだよな」
「困りましたねえ」
「でもキョーコならいくらでも食べられるよ」
「……」
2.朝食前
真っ裸で腰に手をやり牛乳を一気飲みする蓮。
「も、もう敦賀さん!お願いですから朝起きたら服を着てくださいっ!!」
「なんでいまさら。第一、夜はいいのに朝はどうしてダメなんだ?」
「…っ…だ、ダメなものはダメなんですっ!」
「ああ…じゃあキョーコが元気になってるこいつを諌めてくれないかな?」(キュララララ)
---------
λ.........全然爽やかじゃねえよ・・・
>>137さんの紳士ネタってどれだろう、と思いつつ前スレを読み返すうち
ベタベタに甘えたりデレデレでノロけちゃう蓮ってのもいいよな、と妄想に拍車がかかっているところ。
146 :
137:2006/10/15(日) 13:56:46 ID:xVSvR/6C
>>145 あの、アレだ。原作のイメージに近い…。
ショータローに捕まったキョーコを蓮が助けるヤツ。
あんまりエロくなかったけど、変態ネタばっかりになると、あーいう、あっさりしたのが読みたくなる。
さわやかな朝もいいねぇ。変態蓮にかかったら、さわやかじゃなくなるだろうけどねぇ。
ふと、浮かんだのは、
目を覚ましたら、キョーコがご飯つくってる包丁の音が聞こえてきて、幸せを感じながらまどろむ蓮。
とか。
甘々が好きだ。
ちょっと浮かんだネタ。
蓮が過労で家で休んでいると、キョーコが看病しに来る。
心配だからとゲストルーム泊まる。キョーコは寝惚けて蓮のベッドへ。
どうしていいのか分からず固まる蓮。朝、キョーコは慌てふためく。
逆もありかな。寝惚けてキョーコのベットに潜り込む蓮。
エロないや。
スレ的には違うけど、萌えですね〜。
本誌でやってくれないかな〜と密かに願う。
甘々萌えー(*´д`*)ハァハァ
>>146 > 目を覚ましたら、キョーコがご飯つくってる包丁の音が聞こえてきて、幸せを感じながらまどろむ蓮。
起きてきたら当然後ろからギュッで「おはよう」ですよね(*´Д`)
前スレにもあったがスープを「あーん」と合わせて倍美味しい。
さらに口元にジャムがついていry
向かい合わせだと遠いから隣りに座ってもらいたいな。
ふたりはデートとかしたいのかねー。
蓮が有名だしってことで基本的に家ですごしているが、それも充分に幸せなので全然構わない、ってかんじもする。
互いに満足しているんだが、
蓮のほうが「キョーコは出かけたいかもしれない」あるいは「お姫様接待デートをプレゼントしたい」と思うかも。
キョーコのほうは出かけたくなってもちょっとドライブや散歩くらいで充分喜びそうだが。
食糧や生活品の買出しで荷物持ちしたりリンゴやスイカを吟味している蓮を想像するとなんか萌える。
あっちのスレのアップダウン思い出した>買出し。
ふと思ったんだが前スレの大正物、京子の旦那役が古賀さんだと更に萌かも。
買い出しだと、蓮がキョーコを喜ばせようと、とんでもなく高い果物とか買おうとして、
「無駄遣いはだめですよ」
と、キョーコにたしなめられそうだな。
金銭感覚なさそうだ。
>>150 私も、アップダウン思い出した。
怒られる蓮、(・∀・)イイ!!
高級果物、季節なんて知らなそうだし、季節外れで結果的に高くなりそうだ。
あと通販で必要ないものを買って怒られたりしそう。
前スレにあった気がするが身体を鍛える器具やら、
あとトマトの皮までさっくり切れる包丁やら高枝ry
「なんでこんなもの買うんですか!」「すでにあるんだから必要ありません!」
と怒られてショボーン、「だっていいかなーと思ったんだよ、ごめーん」と素直に返品するためダンボールに戻す蓮。
子供みたいな蓮がかわいくなって、今回だけですよ、私が使いますから、と許してしまうキョーコ。
しかしこのスレ的にはすでにエログッズを通販で買ってそうだねw
エログッズがなくても、このスレでの蓮は、全身凶器、全身エロだと思った。
>>147 キョーコがねぼけて蓮のベッドに入り、固まる蓮。
この頃は、付き合い始めの微妙な時期で、エッチもまだ。
すぐそばにやわらかいキョーコの体があり、我慢できずに抱きしめちゃう蓮。
挿入はなくとも、キョーコの服にもぐりこんで、胸チューくらいはしそう。
初主演のドラマが決まったキョーコ。しかし相手役は松で、よりにもよって濃い恋愛モノ。
ドラマには出たいが、尚とのベッドシーンなんて絶対嫌だと苦悶し、そのことを蓮に相談したキョーコ。
嫉妬で怒り心頭。あんなヤツに奪われるくらいなら、とキョーコを押し倒す蓮。
――敦賀さん……怒っちゃったの!?私が公私混同なんてしたからだわ!役者バカの敦賀さんには許せなかったのね!
愛撫されながら勝手な解釈をするキョーコ。
さらに挿入され、
――痛い!こんなに痛いことするなんて………やっぱり私はこの人に嫌われてるんだわ!!
嫌がらせだと確信。
ちょwww噴いた
>>155 ゴメソ、その展開ちょっとキツイかも。
やっぱりちゃんと気持ちが通じ合ってから結ばれるのがいいな。
>>155 松なんかがキョーコの相手役なんて出来ないよ。
レイノならまだ出来るかもしれない。
もしその展開だったら、蓮は告白してから抱くと思うよ。
>>158 その告白萌え(*´Д`)
「あいつなんかに君を触れさせたくない」
情熱的に迫ってほしい。
または、蓮によって女にされ、色っぽくなったキョーコに、
ラブシーンのとき、半○起しちゃう松とか、もあり?
松はドラマとか出ないんじゃなかろうか……。
でもプロモなら、共演もありか。
プロモでラブシーンとか。
しかもキョーコへの想いを歌った歌のPV。
まあキョーコは気付かんだろうが。
松に片思いする役を充てられて困惑するキョーコ
(松に告白するシーンとかがあって)とかだと原作でもありそうですよね?
ここぞとばかりに積極的に迫る松、松から守るためにより積極的に迫る蓮。
うーわー逆ハー萌えー!
>>162だと蓮は間違いなく気付くね。
自分は今ラブラブ萌えだ。
ふたりが指絡めて歩いてる図を想像するだけで禿げ上がるほどに萌える
「いいお天気ですねえ」
「そうだね」
「明日久々のお休みだから夜更かしできますねー」
「……」
「あ、違いますっ!そんな意味で言ったんじゃ…」
「そんな意味ってどんな意味?」
「あの服欲しいの?」
「…いえ、欲しくありません」
「欲しそうな顔してるじゃないか」
「だって欲しいって言ったら敦賀さんすぐ買っちゃうじゃないですか――ちょっと敦賀さん!」
なんつー会話を妄想中。
騒がしい場所だと聞こえるようにしゃがんで耳元で話したり
向かい合って食事の席だと身を乗り出してこそこそ喋ったりするよね(*´Д`)ハァハァ
服と言えば……
男がワンピースをプレゼントするのは脱がせるため
だと、誰かから聞いたけとがあるが、蓮キョで想像したら萌。
「かわいいよキョーコ」
「あ、あの…、敦賀さん?」
「何?」
「せっかく着たのに、どうして脱がせるんですか?」
「脱がせるために、プレゼントしたから」
「…なっ!」
「うん。脱げかけだと、いやらしくてイイね」
「あっ、ちょっ、敦賀さん!」
みたいな。
半脱げ萌える(*´Д`)
裸よりなんか残ってるほうがエロス感じる。
服や下着の上から延々いじめられて、
脱がせてほしいのに脱がしてくれず、半狂乱になっちゃうキョーコとかいいかも。
何か残ってる…
ガーターベルトとストッキング、ブラを残すとか。パンツは脱ぐ。
局部がむき出しで、全裸よりかえっていやらしい。
私はどうしても変態レスに…。
後、着物を捲り上げて、お尻だけでてるのを後ろから…、とかがエロいと思う。
私も変態…(´・ω・`)
浴衣捲り上げ、前スレにあったよね、確かに萌えた(*´Д`)ハァハァ
浴衣と着物は、布地の厚さが違うから、また違うエロさ
になるんじゃないだろうか。(*´Д`)
足袋をはいたままっていいよね。
ちょっと小ネタ。
------
高級レストランに蓮に連れてこられたキョーコ。
服も蓮に用意された黒い細身のワンピース。
入り口で上着を預けてきたので胸元が開いて落ち着かない。
しかし初めて口にするような美味しい、しかも見た目に綺麗な料理が運ばれてきて、キョーコはひとつひとつに歓声を上げて喜ぶ。
上機嫌でコロコロ笑いながら話もするようになり、蓮は微笑ましく幸せな気分で見つめていた。
「敦賀さん、食べないんですか?」
「え?ああ、忘れてたよ、あんまりキョーコが可愛いから」
「もう、なに言ってるんですかぁ」
普段なら頬を膨らませて拗ねるところだが、今日のキョーコはいつも以上に楽しいのかまたくすくすと笑う。
それが一層可愛らしく、蓮は少年のように胸を弾ませていた。
と、そこに一人の男が話しかけてきた。
「京子ちゃん?!――それに…敦賀くん…?」
「古賀さん!」
思わず立ち上がるキョーコ。
「えっと…これは一体どういう組み合わせ?まさか…ふたりは付き合ってるとか?」
「あ、あの…」
頬を染めてうつむくキョーコをちらりと見て、代わりに蓮がにっこり笑って答える。
「ええ、そうですよ。デート中です」
「え!!…京子ちゃん、本当?」
「はい…」
なんでいちいちキョーコに確認するんだ?
「…そっか…そっかぁ…」
なんでそんな残念な顔…そうか、この男キョーコのことを――。
-----
食事中もチラチラキョーコを見る古賀が気に入らない蓮。
ブラック蓮が目を覚まし始め、テーブルの下で、足を伸ばしてつま先でキョーコのスカートの中を苛め始める。
「ちょっと敦賀さんっ…だ、だめっ…」
キュラキュラスマイルで無視する蓮。
顔を火照らせ瞳を潤ませるキョーコ。
そんなキョーコから古賀はますます目を離せなくなる。
あの子、敦賀さん相手だとあんな艶っぽい顔するのか…ゴクリと唾を飲む古賀。
-----
自分はラブラブ萌えなんじゃなかったのかよ…orz<微変態ジャン
72ですが、投下させてください。
マリアちゃんネタは
>>140様にお願いをします。私が作るよりひねりがありそうだと思ったので、待ってますよ〜。
肌寒くなってきて毛布の中はぬくぬくだな〜とふと頭を過ぎって、
思い浮かんだプチ妄想だったんですが、当初6レスぐらいだったのが……
前スレのお言葉で、ラブラブ蓮キョに松も加えてみました。
(*゚.゚(゚.゚*)ピトッ♪チュッ( *゚)(゚* )チュッ な蓮キョに(゚Д゚)ゴルァ!! からΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)ガーン(;゚д゚)ァ....(;゚Д゚) な松で。
それから13レス予定の上、やっぱりやっぱり、変態です。変態度はキットソンナニハ_| ̄|○ il||li
甘々萌えの流れを豚切ってしまいますが、コソーリ投下。
173 :
1:2006/10/16(月) 23:33:24 ID:LpOTqg9F
敦賀蓮と京子が交際をマスコミに明らかにしてから、2週間も経っていないある冬の日のことだった。
何の因果か蓮とキョーコ、そして尚が特番のドキュメンタリーのために山頂までやって来ていた。
キョーコは、吹き上げられる寒風が何だとばかりに強面で腕組みをしていた。
(ふっ、プロデューサーが恨めしいわ。どうしてショータローまでが出演するのよ?! 私が何かあなたに
危害でも加えたとでも? あなたを呪ったとでも? 仕事なら熱湯風呂だろうが、何だろうがやってやるわ。
でも何でショータローが一緒なのよ! おかげで敦賀さんはこのところかなり機嫌が悪いのに。
う。敦賀さん。この仕事のこと、黙っていた私も悪いんですけど、でも、でも、やぁぁぁ、
お願いですから紳士スマイルをここぞとばかりに向けないでくださいぃぃ)
防寒服に身を包んだ蓮は、雪山の中でも目立っていた。キョーコの元へ移動するだけで、女性スタッフの視線が彼を追った。
「どうしたの、最上さん」
(どうしたもこうしたも、あなたの行動一つで私の寿命が縮むんですよ?!)
「足元危ないんだから、考え事なんかして転がり落ちないように。さっきからハラハラしているんだけど」
「は、はい、ごめんなさい」
「本当に気をつけるんだよ。絶対に守ってみせるけど、俺も万能じゃないからね」
「敦賀くーん。そんな撮影中に見せ付けなくてもさー」
にやにやとスタッフが、話し込む二人をからかった。
「いえ。彼女が青ざめていたので、寒いのかなと思ってつい」
「へ」
背中から抱き込まれて、キョーコは飛び跳ねる。
(つ、敦賀さん。ひ、人前ですよ?! なななな、かかか顔近いです〜)
「ほっぺ、冷たくなってるね。鼻の頭も」
頬擦りされるようにぴったりと寄り添われ、キョーコはもこもこするウエアの中でもがいた。
「つ、敦賀さ、ぎゅうしすぎ、あっ」
「温めているんだよ?」
「で、でも、これは密着しすぎで」
「俺が寒いんだ。温めてくれる?」
(あ、あなたを温める前に、私がのぼせちゃいますよ! や、ささささりげなく胸を触らないでくださいっ、んんっ)
「おーい、二人とも。いちゃいちゃするのは日本に帰ってからにしてくれやー」
「すみません。仕事の関係で、久しぶりに彼女に会ったので思わず」
にこやかに頭を掻く蓮は、斜め下で腕を組んでチンピラの如くガンを垂れている尚を冷たく一瞥した。
174 :
2:2006/10/16(月) 23:34:39 ID:LpOTqg9F
(て、てんめ〜、わざとだな? 今のわざとだな? 何が思わずだ。思いっきり覆いかぶさってたじゃねぇか。
しかも何だ、あのエロい手つきは。腰もしっかりくっつけやがって。さわやかで売ってんじゃねぇのかよ。
でも、ま、何だ。あの様子じゃキョーコの奴、手ぇすらまともに握ったことないんじゃねぇか?
キョーコだもんな〜。あいつが、女慣れしてそうな敦賀蓮の相手を務めるなんてはなから無理っだっつうの。
俺様の下でいるのが丁度いいんだよ、お前はよ)
勝手気ままにキョーコの立場を決め付けている尚の考えが読めているのかいないのか、蓮の表情は気を抜くと
人前だというのに大魔王になりかける。
(本当は不破と俺の二人でナビゲーター役をするはずだったんだけど、まさかこうくるとはね)
出演依頼が来た四ヶ月前のことだ。
『蓮。ヒマラヤ山脈の歴史についてのドキュメンタリー番組がこの冬にあってな。レポーター役を、不破尚と
二人でして欲しいっていうオファーが来たんだけどさ』
と、とある番組の楽屋で社に一息に聞かされた時、蓮は恐ろしい形相をしていた。
一瞬間を置いて微笑む。
『どうして不破と。いや不破君と? 事務所が違うし、男二人だなんてむさ苦しいでしょうに』
社は、蓮が必死に感情を抑えているのを見抜いてか、苦笑いする。
『ああ、うん。元々はかたい番組なんだけどさ、若い世代の間でも更に視聴率を上げたい意向だというんだな。
で、益々人気が上がってきている不破尚と一番に視聴率のある芸能界一いい男であるお前が抜擢されたらしいぞ』
『それ、断ることはできませんか』
『そう言うと思って、返事を保留にしているんだが』
社が口元を引き締めたのを見て、蓮は嫌な予感がした。
『何かあったんですか』
『ちらりと聞いた話なんだけど、不破君もお前と出演するのは嫌だと言っていたらしくてな』
(当たり前だろうな。敵意を持っている者同士では、番組の進行に差しさわりがあるだろう)
『それでだな、なんとさらに、キョーコちゃんが幼馴染だから彼女となら出てもいいと要望出してるらしいんだ』
(なん、だと)
『プロデューサーも二人の関係知らないから、面白そうだと乗り気になっている。未緒ファンらしいし』
(あいつ!)
『……だったら、俺が出ますよ、社さん。受けてください、その仕事』
蓮は鏡の中の自分を睨みつけた。
『不破と、司会だろうが何だろうがやります』
『蓮、お前……大丈夫か』
『心配は入りませよ。仕事を潰すような真似はしません、上手く立ち回りますから』
社が、キョーコちゃんのためとなるとお前最近『敦賀蓮』を捨てているよな、良いんだか悪いんだかと笑いながら
ため息をもらしたのを、沸騰する頭の隅で聞いていた。
175 :
3:2006/10/16(月) 23:35:53 ID:LpOTqg9F
(それが、最上さんと合わせて三人で出るようになっていたとはね。彼女がこの番組に出ることを俺にバレるまで
言わなかったつもりだったっていうことも腹立たしい。社さんもだ。いや、二人とも言えなかったんだろうが。
新人の彼女じゃそうそう出演拒否もできないだろうし、だけど)
キョーコが未だ尚に対して過剰な敵意を向けていることは、蓮にとって面白いことではなかった。
蓮の告白を時間をかけて受け入れてくれた今では、少しずつ尚に対してもむきになることがなくなってきたというのに、
いきなり今回の出演依頼だ。そこで蓮は、尚を少しでも牽制しようとキョーコとの交際を発表することにした。
キョーコは蓮のためにならないと渋っていたが、蓮のお願い攻撃には弱かった。
『俺と付き合っていると知れたら、君のマイナスになるかもしれないね』
『マイナスだなんて……逆に、敦賀さんのイメージに傷がつくかと思います。敦賀さんの理想の恋人はきっと
美人でスタイル良くて、私だとわかったら皆がっかりします』
『それは皆の理想であって、俺のじゃない。それに君は可愛いんだということをいい加減少しは自覚しなさい。
毎晩、俺の理性を全部持っていくくせに。俺のじゃ物足りない?』
『た、足りない…って、そんなこと、もうっ、白昼に、恥ずかしいこと言わないでくださいっ』
キョーコの慌てように、蓮はくすりと笑う。
『俺は世間に君のこと自慢したいんだけど。こそこそ会うんじゃなくて堂々としていたい。これって俺の我儘かな?
君を愛してるんだ。俺のものだって知らしめてやりたい』
美しく光る瞳に覗き込まれて、キョーコは真っ赤になるだけで否と唱える力もなかった。
(本当、敦賀さんの視線は、目に毒だわ。理性がなくなるのはこっちの方よっ)
キョーコは、雪山を背後に尚と並んでヒマラヤの解説をする愛しい人の姿を、しばらくぼんやりと見つめていた。
176 :
4:2006/10/16(月) 23:36:58 ID:LpOTqg9F
撮影は順調に進んでいったが、アクシデントが起こった。
悪天候のため、撮影クルーが下山できなくなってしまったのだ。ヘリが飛ばせる状態にもない。
「もうすぐ日が暮れますし、明日の朝まで天候が回復するのを待ちましょう」
案内役の言葉に従い、皆は近くの山小屋まで避難した。
初めてのヒマラヤにて吹雪で足止めをされ不安がるスタッフたちを、蓮とキョーコが率先してフォローした。
「明日下りられるんですから、怯えなくても大丈夫ですよ。そんな高い所まで登ってきたんじゃないですし」
キョーコはお腹が空いているから気が弱ってしまうのだと、山小屋に備蓄している食糧を確認して、お湯を沸かし始めた。
「ああ。薪は、充分にあるね。運ぶの手伝ってくれますか? 最上さん、足りないものはない?」
「はい、大丈夫です。敦賀さんの手元にマッチやライターはありますか」
「持ってきている、心配いらないよ」
微笑む蓮は暖を考えて、火を熾したり、寝袋や毛布の用意をする。同行してきた社や尚のマネージャー・祥子も手伝い始める。
尚はというと、人のお世話をするのが出来ない性分と育ちのためか今更何をするかわからず、加えて人から仕事を
与えられるのも癪に障り、しかし蓮と比べられるのも気に入らないと始終足を踏み鳴らしていた。
見かねた祥子が女性スタッフの輪に加えて、話相手をするよう仕向けた。
一時間後には何とか腹ごしらえができ、皆の様子は落ち着いていた。
「さすが、世界の月清ヌードル。こんな山小屋にも用意されているなんて驚きでした」
キョーコの素直な感想に、スタッフが笑う。
「今日は京子さんと敦賀君がいてくれて助かったよ。僕らだけじゃ気が滅入ってた。出演者に気を遣ってもらって、
情けないけど。今夜はホテルにも泊まれないし、いろいろ悪かったね」
キョーコは滅相もないと首をぶんぶんと振るが、蓮の笑顔が一瞬遅れて披露されたのには、社以外気がつく者はいなかった。
「二人って、テキパキ動いてて、息が合っていたわね。普段もお料理とか二人でしてたりするの?」
スタイリストの質問に蓮は、目を細める。
「それは事務所を通してくださいと言いたいんですが、ここだけの話。俺、料理するとそれだけでお腹が
満たされて食えなくなるので、彼女にお願いしてます。彼女が作る方が美味しいですし。皿洗いなら一緒にするんですけどね」
「やーん。一緒に仲良く並んで皿洗い? うちの彼氏に見習わせたーい」
周囲が女子高生のノリで囃し立てる。
「今日一緒にいただけでも、敦賀さんって、何気ないところでも彼女のこと見てて、京子さんのこと心底大事にしているって
わかって、ほんと妬けるわ。今まで見たことなかったもの、独占欲に走る敦賀さんって」
「彼だけじゃなくて。京子さんを撮っているとさ、敦賀君と並んでいる時が一番いい表情するんだよねぇ。逆も然り」
カメラマンのその言葉には、キョーコ以上に蓮の顔の方が綻んだ。
「いや、もっといい表情する時があるんですよ。実は俺だけに見せてくれるすごい――」
含みのある言い方に、キョーコがいやーっと蓮の言葉を遮った。
「そそそれはテトリスで私が敦賀さんに勝った時のことですか、いえ、クイズ番組でご一緒して優勝しちゃった時の
ことでしょうか。そうだ、モー子さんから誕生日に手作りケーキを貰った時のことですねっ」
「あれ? もっともっと可愛い顔する時があるのに」
「敦賀さん、もうやだ、やめてくださいっ」
開放的になっている蓮の言動に、キョーコは何を言うつもりなのと涙目で拳を握り締めていた。
「あははは。敦賀君、べた惚れだね。なんか恋人を通り越して、新婚さんみたいだよ」
皆が、蓮のふいに表れた神々スマイルに見惚れた。新婚だなんてと、キョーコは赤面し、口ごもる。
そして部屋の片隅では、尚一人がふざけんじゃねぇと膨れ、祥子が彼を宥めねばと青ざめていた。
177 :
5:2006/10/16(月) 23:38:18 ID:LpOTqg9F
山小屋はワンフロアの造りになっていて、男女が一晩そこで雑魚寝する形になった。火の気のある場所が女性に優先され、
男性が女性の輪をさらに囲むようにして床についた。大きな暖炉のおかげで部屋は充分に暖まっていたが、寝袋が足りなかった。
毛布が一枚と残され、蓮がそれを掴んで、ほらおいでとキョーコを手招きした。
「俺と最上さんとで一緒に毛布を使いますから」
蓮に腕を引かれて、円陣の端に連れて来られた。肩を抱き寄せられ、毛布をふわりと掛けられる。
ウエア越しではなく、体温を直接感じられる距離にキョーコはもじもじする。
「寒くない?」
「大丈夫ですよ、私の方が脂肪ついてると思いますし」
「じゃあ、俺も頑張って最上さんに温めてもらおうか?」
「が、頑張るって……?」
「イイことしようか?」
いたずらっ子のような目に、キョーコは仰け反る。
(エッチ!)
「だ、だからそういうことはっ」
(今日の敦賀さんは、何だか変だわっ)
強く抱きしめられて、息が止まりそうになる。
「おいおい、敦賀君。外は猛吹雪でも君たちは、アツアツだねぇ。何なら衝立でも用意してやろうか? ん?」
「それは是非」
「あはははは、見せつけてくれるなー」
番組スタッフが冗談に茶化すが、社は一人慌てていた。
「お、おい、蓮。だ、大丈夫か」
「何がですか」
「何がって、お前。俺に今日のこと頼んでたじゃないか」
蓮は微笑んだ。
「社さん。まさか俺たちの前で寝ずの番をしてくれるんですか。だったら一晩中寝かせませんよ?」
「れ、れぇーんー? ちょっと待てー、お前は何を」
「もう、冗談ですよ。ゆっくり休んでください。社さんも疲れたでしょう?」
(そうだ、お前。皆の前だ。『紳士』を通してくれるよな。通してくれ。頼むから無茶だけはやめてくれ〜)
戦々恐々とする社は、マネージャーの使命を果たすべく、蓮とキョーコの側で寝袋を開いた。
178 :
6:2006/10/16(月) 23:39:31 ID:LpOTqg9F
(敦賀さんと一緒に眠るなんて久しぶりなような気がする。えへへへ、温かい)
逞しい腕に擦り寄り、呼吸に規則正しく上下する胸板の存在に安心する。
蓮はキョーコのつむじに唇を寄せて、宝物のように胸の内へ抱き込む。
皆しばらく雑談で修学旅行の夜ように盛り上がっていたが、疲れが出たのか、だんだんと口数が少なくなっていった。
キョーコも欠伸をし、半ば目を閉じようとしていたところ、大きな手がいきなり胸をさわさわと触り出していた。
夢心地だったため、すぐには反応ができなかった。
「なっ、敦賀、さんっ?」
「静かに。皆寝てるよ」
蓮の手が、セーターの裾を割って直に二つの膨らみに触れてきた。慣れ親しんだ手つきで、小ぶりの胸を撫で回す。
「はぁっんぅ、敦賀さん、何、考えているんですかぁっ」
「君のことに決まっている、相変わらず触り心地がいいね」
「何もこんなところで……ぁんっ」
小声を努めるが、抗えない。キョーコを愛でるもう一方の手は、ぎゅっと閉じられた股の間に伸びてきた。
下着を下ろして、少し冷たいお尻を捕まえる。
「やっ」
「逃げないで。明日下山したら、またしばらく会えなくなるだろう。せっかく今日はホテルの部屋を同じにしてくれるように
社さんに頼んでたのに。ヒマラヤの天気に邪魔されるし。天の思し召しで、このまま引き裂かれる運命なのかもしれないね」
キョーコは息を呑む。
「そんなことないっ、そんなのいやっ」
蓮はにやりと笑う。
「じゃあ、続けていい? ちょっとスキンシップするだけだから。俺、無理強いさせてる?」
急に見せられた寂しそうな目にキョーコは胸を締めつけられ、蓮と向き合った。
「ちょ、ちょっと、です。本当にほんのちょっとだけですよ? み、皆いるんですからねっ」
蓮は目を細めて、キョーコへ口づけをした。深く舌を絡めて、唾液を流し込む。
「……んふぅっ、ぁっ」
「ね。どうせなら、いつものように、俺を上手に誘って?」
蓮の毒に侵されたキョーコの気の迷いが、淫らな夜へと導いた。
179 :
7:2006/10/16(月) 23:40:42 ID:LpOTqg9F
「はぁっ、ぁぁっ、やっ」
「声を出さない。俺のもしてくれる? 可愛い手で」
キョーコは唇を噛み締め、返事の代わりに蓮自身を握り、上下に扱いた。
「あ、熱い、です」
「当たり前だろう。君を待っていたんだから」
何度も目の当たりにしているのに、手の平の感触だけで脈打つ蓮に顔が熱くなる。
蓮は、キョーコの秘処に二本の指を挿し入れ、彼女を追い詰めるように抜き差しをする。
「……んふぅ、…ぁあっ、それ、以上、……だ、めぇ…」
お互いに触り合い、溢れ出た水音が耳の内に大きく響き渡る。
ほんの少しだけの行為だとお願いをしたのに、蓮の手はキョーコの肌を這い回り、愛撫が止むことはなかった。
キョーコも制止する言葉も出ず、いつしか周囲にバレないかと、恐怖とともに興奮もしていた。
(どうしよう、誰かが起きてしまったら。私だけの敦賀さんを見られたくないよ)
「スリルがあるね。最上さん、こういうの好き?」
「はぁっ、……んぅ……変なこと言わ、ないでぇ……ぁっ」
蓮が服を肌蹴たおかげで、ほとんど着ていないと同然だった。寒さにしがみつく。
「肩が冷えている。もっとこっちへおいで」
さらに近付くと、蓮の指の挿入が深まる。
「んっ」
「ほら、俺だけにとっておきの顔を見せてごらん」
蓮がキョーコの胸の尖りと肉芽を同時に摘み回した。それをしつこく繰り返す。
ぐちゅぐちゅという卑猥な音が、キョーコの理性を削いでいく。
「…あんっ、はぁぁんっ、……やぁっ」
キョーコは毛布の中で蓮を、眉根を寄せて上気した顔で見上げた。
「意地悪しちゃいやぁ」
蓮は苦しげに笑い、
「ごめん、我慢できそうにないよ」
コンドームの封を口で切ると、少女の上に覆いかぶさっていた。
「え?」
キョーコはいきなり攻めてきた蓮の性急さに驚いたが、冷静に考える術もなくその首に腕を回していた。
指よりも重圧な力で押し広げていく蓮自身に、キョーコの秘処も待ちかねていたようにねっとりと絡みついた。
蓮のゆっくりとした注挿に、こそばゆい思いに駆られ、彼を誘おうと腰を揺らめかせる。
「や、……ん、そ、こ…激しくしてぇ……ぁあんっ、ちが……もっと…敦賀、さ、ん」
「最上さん、いつになく積極的だね。残念だけど、今日だけはよがり声を抑えてくれるかな。君の声で皆が起きてしまうから」
「……はぁっ…、声……私、じゃなくて、敦賀さんのせい、です」
「そういうことにしておく」
「お願、い……私だけ、見て?」
「見てるよ、君以外の誰を見るの」
小さな笑い声。二人の熱い秘め事はますます過熱していく。
180 :
8:2006/10/16(月) 23:41:45 ID:LpOTqg9F
衝立代わりになれはしないが、社はLME社員として、敦賀蓮のマネージャーとして、
大事な俳優を守ろうと一人奮闘し、誰も起きてはいやしないかと眼鏡を光らせ周囲を見回していた。
しかし、社の努力は裏切られ、決心は萎えようとしていた。
(お、おい。れ、蓮! え、キョーコちゃん?!)
二人を背に後ろ向きに横たわっていたが、かたかたと床を鳴らし始めた気配に動揺が隠せない。
キョーコの上ずった声、蓮の含み笑い、甘い囁きが逐一聞こえてくる度、社の心臓は跳ね上がった。
(スタッフの皆さん、ぐっすり、寝ているはず、だよな? 眠ってて……う)
寝息に耳を澄ませている間、社は突然始まった恋人たちの嬌声に青くなったり赤くなったりを繰り返した。
(嘘だろう……マスコミに向けて明日からの『敦賀蓮』をどうする?! 事務所に報告できるか、俺。
これじゃあ、さすがの社長も首にすると言いかねないぞ)
「……ぁあっ、……し、てぇ……ぁっ」
(……は?……え。きょ、キョーコちゃん?! い、一体、何を!?)
キョーコの切なげなおねだりが聞こえ、蓮のマネージャーであることも忘れ、社は頭に血が昇っていた。
「…はぁあっ、や……しないでぇっ、もっと、……奥なのっ、意地悪ぅ、早く、敦賀さんの大きいので、
…いっぱいにしてぇ…ココ、ココなのぉ……」
「いつから、そんなに欲張りになったのかな、君は」
「あなたの……せい、ですっ、んんっ」
社同様、すぐ側にいた尚は、背後から漏れ聞こえてくる喘ぎ声に目を覚ましていた。
それ以前に眠ってさえいなかった。蓮とキョーコが同じ毛布を共有すると決まってから、イラついていた。
わざわざ二人からは目を逸らしていたのに、恋人同士の睦言にいちいち反応してしまう。
(な、なにをしているんだっ)
俺は出歯亀じゃないぞと言い聞かせて振り向けば、暖炉の明かりで辛うじて、毛布の下で上下に重なり男女のまぐわう姿が見えた。
甲高い声が、急にくぐもった声に変わる。
目を凝らすと、蓮がキョーコの口を大きな手で塞いで、小刻みに動いているのがわかった。巧みな腰使いなのだろう。
毛布が波のように揺れ動く度に交わる水音が漏れ聞こえ、キョーコが嬉しげに首を振っている。
おそらく腰も彼女自ら動かしている。
(ま、マジにやってんのかよっ?! くそ、あの野郎。何人ここにいると思ってんだっ!
お、おい……うそだろ、おめ、何て顔してんだよ、キョーコ)
床に落ちた大きな黒い影が、炎のように揺れる。
目の前で繰り広げられる密やかで激しいセックスに、初めてエロビデオを見た中学生の時のように衝撃を受けていた。
181 :
9:2006/10/16(月) 23:43:07 ID:LpOTqg9F
「……ん、んんっ!?」
固まった尚の視線に突然気がつくと、キョーコが目を見開き、蓮が不敵に笑った。
蓮の動きが、一層激しくなる。キョーコの内襞を抉り、片手で肉芽をめくる。
(み、見られてる! やっ、敦賀、さん、そんなに、つよ…く…だ、だめ……あっ、ぁぁっんっ)
キョーコは、尚の目線に一瞬思考が止まるが、蓮に吸い付く自身の欲望は止まらなかった。
「やめる?」
涙を浮かべて、首を横に振る。口を塞がれて、身体で答える。
欲しい欲しいと蓮自身を濡れそぼった秘処で引き止める。
蓮はキョーコの愛液をすくい取って、薄明かりの中で眺めて見せた。
それを彼女のぴんと起った乳首へとなすり付ける。ますます硬くしこったそれを左右交互に揉み続けると、
キョーコの身体がびくびくとしなった。
「久しぶりだから? 君の下の口から涎がどんどん溢れてくるし、……俺のこと嫌ってほど締めつけてくるよ。
ずっと期待してた? それに、乳首をいたぶるの忘れててごめんね。でも今はすごく勃起してるよ」
爪先で弾かれる度に、じんっと快感がこみ上げてくる。
(そんなこと、言わないでぇ……敦賀さんの、ばかぁ)
それでもキョーコは羞恥心に反して、蓮をきゅうきゅうと中へ引き込もうとする。
「……んっ、そんなに、せがまなくてもたっぷりと食べさせてあげるよ。まだ食べたい?」
キョーコはこくこくと頷くだけで精一杯だった。
床の上の少女の身体を気遣っていた蓮だったが、彼自身にも限界がきていた。
「今日はこれ以上、優しくできそうにない。いい? 背中に爪立ててもいいから、俺を刻み込んで欲しい」
返事をするよりも先に、M字型に脚を大きく広げられて、深く打ち付けられる。
何度も何度も楔を嵌めこまれ、引き抜かれ、いつになく熱い蓮にキョーコはがくがくと身悶えた。
(は、激しい、こんなの、おかしくなっちゃうよぉ……でも……ぁあっ)
塞がれた口から漏れる呻き声は、蓮がキョーコの腰を持ち上げて、深く突き入れたところで、最高潮に響いた。
182 :
10:2006/10/16(月) 23:44:12 ID:LpOTqg9F
「キョーコ、……イイよっ、君の下のお口は、素直だね」
毛布が蓮の背中から滑り落ち、尚の前で、二人の繋がりが露になった。
キョーコの胸が、蓮の動きと一緒に上下に揺れ、その意外なまでの大きさに尚は驚いた。
キョーコの秘芯から愛液がたらたらと流れて、炎の灯りに光っている。そこには蓮の怒張が打ち立てられていて、
ぴくぴくと口を広げて頬張っている。細い身体で、男の欲望を受け止めながらも、
男の動きに秘芯をひくつかせ、背中の摩擦を忘れているのか、恋人を煽るようにして自ら腰を回している。
自分の知らないキョーコののあられもない姿に、尚の中で燻っていた蓮への怒りなど完全に吹き飛んで、呆然としていた。
「声、聞かせてやろうか」
誰に対してなのか、蓮が甘く苦しい吐息をつきながら囁いた。
「どうなのか、教えてあげて?」
はじめキョーコは唇を噛み締めていたが、蓮の焦らしと急速な腰使いに、耐え切れず頭を振った。
「……んっ、ぁぁっ、あっ、あっ、そん、なっ、ら、め……んんっ、イイっ……イイよぉ……、イイのぉっ、
…つる、がさんのが……奥まで、突いてくるのぉ、やっ、……止ま、らないでぇ……もっとぉ……苛めてぇ…
キョーコのこと、めちゃくちゃにしてぇ」
「大声はだめだよ」
一瞬、理性が戻ったのかキョーコは、懸命に首を振る。
「あ、声、声、だ、めぇ……き、聞かれちゃうっ、手、押さえ……っ、ぁあっ、あっ、んぁっ……いやぁっ、
あっ、はぁんっ、……い、やっ……、ぐりぐりしないでぇ……イっちゃうぅ、イっちゃうよぉ……が、さぁん」
「どうしたいの?」
「き、……きてぇ、一緒にぃ、一緒なのぉ……んぁっ」
「可愛いんだから。いつでも一緒だろう?」
蓮の律動が、キョーコの嬌声を一層高くし弾ませる。
「んっ」
「ぁぁああっ、やぁっ、いぁっ――!」
二人で達して肩で息をつき崩れ落ちたかと思うと、再び注挿がゆるやかに始まり、やがてまた激しく高まっていく。
「……ったく君は……ん、俺を眠らせない気?」
「あっ、あっ、あっ、敦賀、さ、ん……好き、好き、好きぃ」
「俺の方が、……君に参っているんだよ」
キョーコの好きな胸の尖りを摘んでやる。仕返しとばかりに、蓮自身をさらなる力で締め上げる。
「……俺とセックスするの、好き?」
「あぁぁっんっ、……好きぃ!」
永遠に続くかと思わせる二人の甘い喘ぎに、尚は固唾を呑んでいるだけだった。
183 :
11:2006/10/16(月) 23:45:16 ID:LpOTqg9F
早起きだったのは、キョーコである。
素早く床に落ちていた服を引き寄せ、周囲に目を配らせて身に着ける。
(ちょ、ちょっとって言っておきながら、私のばかばかぁ。しかも何か凄いこと口走ってしまった気も)
ドラマや映画、今回のドキュメンタリーと仕事が続いて疲れが出ているのか、蓮はすこやかな寝息を立てていた。
キョーコは彼の肌蹴たシャツのボタンを一つ一つはめて、ベルトを通して寝乱れてはないかと裏表確かめる。
蓮の肌の熱さに昨夜のことを思い返し、動きが止まる。そして、小さな異変に首を傾げ、蓮の額に手を載せた。
(あれ?)
「着せ替えごっごは楽しい?」
「っ!」
微笑む恋人に、キョーコは肩を竦めて飛び上がる。
「静かにしてください。皆起きてしまいます」
蓮は神妙に頷いてみせるが、目元は笑っていた。
(今は皆眠っていると思うけど、多分、無駄な抵抗な気もするけどね)
蓮の予想通り、山小屋に日の光が差し込み始めて起床したスタッフの面々は皆、寝不足気味な顔であった。
暖炉から火種をもらって朝食の用意をしていたキョーコが挨拶しても、
男女ともに呆然とされ、か細い声で挨拶を返されて赤くなった顔を伏せられた。
「ちょ、朝食の用意はあたしたちがするから、京子ちゃんは休んでて。そ、その大変でしょ?
京子ちゃんも本当に敦賀さんが好きなのね。いい男と恋愛するのはタフな精神力の持ち主じゃないと駄目だと
身に染みてわかったわ。いい? 頑張るのよ。世間がなんと言おうとあたしたちは応援するわ」
「あ、あの?」
蓮を見るにあたっては、男性陣は半ば畏敬の眼差しで、女性陣はうろたえている様子であった。
「敦賀君、今日は一段と色男だね」
「ああ、それは久しぶりに彼女と一緒にいることができたので」
「あ、あはは、そうだねぇ〜、一緒だね〜」
まいったねぇと虚ろな笑いが室内に響いた。
184 :
12:2006/10/16(月) 23:46:09 ID:LpOTqg9F
朝日をバックに撮影をするため、蓮の髪を梳き上げるスタイリストの手は震えて、話しかけには赤面し、
キョーコにカメラを向けるカメラマンや音声係は、仕事を忘れまじまじと少女を見つめる瞬間があった。
さすがのキョーコも彼らの不自然な態度に、蓮を見上げる。
「もしかして、考えたくないんですけど、すっごく怖いんですけど、昨夜のこと、皆さんに」
蓮のにんまりとした笑いに、顔の色も、声も失う。
(どどどどどど、どうしよう?!)
「本当にどうするつもりだ、蓮」
社が、蓮を眼鏡の奥から睨みつけていた。
「いくら俺でもフォローしきれないぞ」
「恋人宣言はもう済ませてます」
「だからと言って昨夜のあれは」
「演技の練習です。社さん、濃厚な恋愛ドラマの仕事ってありませんか?」
「お、お前な〜。はー、いや、わかった。探しておこう。幸い『見ている』人間はいなかったし」
「ありがとうございます、社さん」
いつもの爽やかな笑顔に、社はやれやれとため息をついた。
キョーコは蓮と二人きり雪上に立ちながら、不安げに呟いた。
「つ、敦賀さん。あの、一人確実に見られています」
蓮は片眉を上げてみせた。
「ああ、不破のこと? 大丈夫だよ。試してみるかい?」
尚を見つけると、蓮はキョーコの後ろから抱きしめて、首筋にちろりと舌を這わせた。
「やんっ」
尚は、キョーコが感じて首を竦める姿を見るなり、足を滑らせて転げた。
「ほら、ね?」
(まずいな。やりすぎたか。あいつの顔、まだ呆けている。奴にこの子の裸を見せるんじゃなかった……)
蓮は、尚の動揺を危惧しながら、急にぐったりとキョーコの肩に沈む。
「つ、敦賀さん? ど、どうし、たん」
「黙って。仕事が始まるよ。昨夜、君が激しすぎたからかもね。腰にきた」
よろめいた蓮だったが、冗談まで言ってキョーコの振り上げた小さな拳をかわし、スタッフの指示に従って前を見据えた。
185 :
13:2006/10/16(月) 23:47:09 ID:LpOTqg9F
涼しい顔で蓮の撮影が終わった後、すぐに彼に熱があったと判明した。
「いつからですかっ?」
「日本を発つ時、ちょっとフラフラするかなと」
「どうして無理するんですかっ」
「喉痛くなかったし、君に会えると思って浮かれてたから」
「な、もうっ。風邪は喉だけじゃありませんっ! でもだから、あんな大胆な事に……なっちゃったんですね」
浮上するヘリの中で、キョーコはぷんぷんと怒っていたが、大事には至らないと知って胸を撫で下ろしていた。
「君と沢山汗をかいたから、熱もだいぶ下がっているみたいだし?」
「敦賀さんっ! もうっ、病人らしくしてください!」
「わかった、大人しくするから眠らせて」
しかし敏腕マネージャー社は、キョーコの膝枕に擦り寄る担当俳優を、コクピットの隣から見ていて思った。
(蓮。本当に高熱のせいだけか?)
賢い彼は深く追求するのをやめて恋愛ドラマの仕事を探すべく、プロデューサーたちの電話番号を収めたケータイを握り締め、
マネージャーの腕をふるい始めた。
そして後部座席はというと。
「つ、敦賀、さっ、ぁんっ、ぁぁんっ」
「しっ」
「ぁんっ、やっ、だ、だって……んぁっ……はぁっ、はぁっん」
「嫌じゃないだろう?」
「で、でもぉっ……ひゃぁ、んっ」
ヘリの騒音をいいことに、蓮はキョーコのウエアの間に手を忍び込ませ、彼女の太腿から、
濡れ始めている下着の中へとこっそりと大胆な愛撫を始め、熱っぽい舌先を一本一本指に絡ませていた。
「んぁぁっ、本当に、あなたは、……いぢめっ子ですっ」
「今度は、苛めないで、じっくりと、優しくしてあげるよ?」
キョーコは嘘つきとむぅと膨れ、今度は自らの手で甘い吐息の漏れる唇を塞いだ。
エチ後のエピソードも長くなってしまいました。
騎上位もさせ延々と続けさせたかったんですが(←変態)、そうしたらキョーコの裸が皆にオープンになってしまうと思い、
やめました。蓮がそれを許さないかなと。いや、今更ですか……orz
ヒマラヤ事情(山小屋とかその他諸々)で違和感ありましたらごめんなさいです。
ちょっと社さんの苦労話になった気もしますが(ヘリの心配も残し)、長々とお付き合い頂きまして有難うございました。
いつもネ申の皆様、ご感想頂く皆様にはお世話になってます(´∀`)
ネ申様にはどきどきさせられ、ご感想にはほっと胸を撫で下ろしてます。
>>147様のネタで萌えたので甘々を書きたいなとも思っておりますが(変態な自分に可能なのか恐ろしいですが)、
お許し頂けましたら、投下してみたいです。
>>172 (*´Д`)ギャーーー!GGJ!
誰か起きちゃうんじゃないかってハラハラドキドキしたよ。
結局、みんな起きてたわけだけど。
2人のエッチに激萌えたよ。エロ描写すごくイイ…。
なんかエッチしたくなってきたよ。変態レススマソ。
>>172 GJ!!!
うわ〜エロい(*´Д`)
最高です!エチの後の話もイイ(*´Д`)=з
みんな、どこから聞いてたのか気になる。
自分、他人のエチ声で起きた経験あるから、スタッフ達の気持ち良くわかる…
自分は多分、他人が自分の近くでエチしてるの聞くと、いい気持ちしないと思う。
けど、蓮キョみたいな、セクシーでかっこいい男とエロかわいい女の子のエチだったら聞きたい。
むしろ興奮するかも。
GJ!
面白かったし、エロの表現もよかった(*´Д`)
>189
蓮キョならいいよね。耳がダンボだ。
南極不倫カップルみたいなのは嫌だけど。
>>172 GJです!!蓮ところ構わず!社さん大変ー!!
松に見せ付けるためならなんでもするんですねー、蓮の信念が最早ステキです。
193 :
147:2006/10/17(火) 18:36:43 ID:NkUH8OhT
>>172 GJです!蓮、大胆なことするね。キョーコも大変だ。
ネタの件ですが、どうぞ使ってください。楽しみに待ってます。
194 :
172:2006/10/17(火) 21:06:39 ID:bkskNitz
ご感想ありがとうござます。少しでも楽しんで頂けたかなと、安心しました。
>>147様、お返事ありがとうございます。変態を抑えてふんばってみます。
多分10日弱くらいかかるかと。
皆様の萌えを楽しみにしておりますが、ちょこっと我慢してさくさく(?)
書き進めたいと思います。
(本当はまとめ読みもお得感があって好きだったり)では。
ラブラブ萌えを突き詰めて短く1エピ作ったので投下します。
こっちのスレ向きではありながらエロなしでご容赦ください。
196 :
1/4:2006/10/17(火) 21:29:55 ID:KI8Adw5Y
敦賀さんと付き合い始めて約半年。
昨日、ようやくお許しが出た。
なんの許しかというと、デートの許可。
というのもこの半年、二人で並んで外を歩いたことが一度もないのだ。
なぜって敦賀さんが半端じゃない有名人で、しかも人気商売で、さらに私が新人で…
とにかくどう考えても公にはできないってのが事務所の見解だった。
幸い社長が面白がっていたのと互いが同じ事務所ということで、交際を反対されるまではいかなかったけれど。
交際は許すがデートは禁止。
それが事務所から私たちへの通達。
半年かかって敦賀さんが説得し(敦賀さんは堂々と外を二人で歩きたいみたいだ)
私の顔も世間に知られてきて、売名行為とも思われない(ギリギリの線、らしいけれど)ってことで、
今後は特に公表もせず隠しもせず、バレたらちゃんと会見をするってことで話がついた。
つまり、デート解禁!
今まで、ふたりで一緒にいれればお部屋でも構わない、と思っていたけれど、
「明日はどこかに行こうね」と言われたら、なんだかわくわくして、実はあまり眠れなかった。
眠れないついでに早起きして、お弁当をつめた。
タコさんウィンナーに、甘い玉子焼き。
できた、とフタを閉めたところで敦賀さんが起きてきた。
「おはようキョーコ、早いんだね」
「おはようございます。なんだか嬉しくて眠れなくって」
思わず笑みがこぼれて照れてしまう。
えへ、と笑ったら、敦賀さんがちゅうぅぅ、と唇に吸い付いてきた。
「ん!んーーーっ!!」
なんの前触れもないキスにびっくりして、思わず引き剥がして抗議する。
「ちょっ…と!」
「真っ赤になって、キョーコかわいい」
朝から完全に敦賀さんのペースで(しかも絶好調?)、こっちは目が回りそう。
「も、もう、からかわないでくださいっ…」
「どこに行きたい?」
恥ずかしくて反対を向いた私に聞いてきた。
「えっと…どこでもいいですか?」
「いいよ、もちろん。姫の行きたいところでしたらどこへでも」
そう言って敦賀さんは、私の手を取って甲に口付けを落とした。
197 :
2/4:2006/10/17(火) 21:30:30 ID:KI8Adw5Y
「で、なんで公園?」
「お嫌でしたか?」
並んで歩きながら恐る恐る見上げると、敦賀さんは「まさか」と言いながら微笑む。
「特別な場所じゃなくていいから、のんびり並んで歩きたかったんです」
私がそう言うと、敦賀さんは私の右手に指を絡めてきた。
「こんなふうに?」
「はい」
そう、全然特別じゃないけど、敦賀さんの恋人になれたって実感できて、なんだか幸せでたまらなくて、胸がいっぱいになってきた。
胸がきゅーんと何度も締め付けられて、それをごまかそうと私はずっとお喋りに没頭した。
最近ようやく収録が終わったドラマの現場でのこと、そこで知り合いになった女優さんのこと…
ここのところ慌しくてゆっくり話せなかったせいもあるけれど、気付けばずっと私が話していた。
ぽかぽか陽気の中をしばらく歩いて、広場の端っこにシートを広げてお弁当を食べた。
少し離れたところでは子供たちが数人、キャーキャーと悲鳴を上げて遊んでいる。
敦賀さんは美味しいよ、と言って綺麗に全部食べてくれた。
私が片付けている横で、ごろんと芝生に横になる。
「私ばかり話しちゃってますね。って今日に限ったことじゃないですけど」
「俺は構わないよ。キョーコの話聞くの好きだし」
「敦賀さん、好き」
「え?」
ぼんやり考えていたことを思わず口に出してしまって、自分でも動揺してしまう。
「あ、あの、違うんです、突然すみません、なんだか幸せで、その、つい…」
カァァっと顔が赤くなるのが自分でもわかって、そぉっと敦賀さんの顔色を伺うと、
敦賀さんはポカンと口をあけてこっちを見ている。
「…なんですか?私、そんなに変な事言いました?」
恥ずかしさをごまかそうとほっぺを膨らませてスネてしまった私に、敦賀さんは慌てて否定する。
「いや、違うよ、キョーコが自分から好きなんて言ったの初めてだったから…驚いて…」
「初めてなんかじゃ」
「初めてだよ」
「どうしてそう言い切れるんですか?きっと一度くらいは…」
「いや、初めてだよ。だってずっと待ってたから。嬉しいよ、すごく」
198 :
3/4:2006/10/17(火) 21:31:06 ID:KI8Adw5Y
そう言うと敦賀さんは、上半身を起こして、私の頬に軽く手を添えてキスをしてきた。
軽く触れるみたいにそっと、優しいキス。
そしてゆっくり離れていく唇…。
私は思わず自分から追いかけてキスを返した。
敦賀さんは一瞬驚いたみたいだけど、受け入れてくれた。
そして角度を変えながら、長くて甘いキスを始める。
ゆっくりで、優しくて…でも敦賀さんのペースで操られてることが心地よくて、次第に我を忘れて溶けていく。
「んっ…ぅんん…っ」
ちゅぱちゅぱと吸い付き合う音と、自分の呻き声。
頭の隅では、ここは外なのに…と思うけど、もうそんなことどうでもよくって…
敦賀さんのたくましい胸を押し倒して、上から夢中でキスをする。
好き。敦賀さんが好き。
とろけるようなキスも、それからそのあとにしてくれることも、全部。
自分でも気付かないうちに、私は激しく舌を絡めて敦賀さんの咥内を貪っていた。
「んんっ…ん、んっ………は…ぁ、つるがさ…ん…」
私は口を引き剥がして、どこかに行きましょう、と、言おうとした。
キスだけじゃ、我慢できそうにない、と。
ところが敦賀さんは、私じゃないどこかを見ている。
不思議に思って敦賀さんの視線の先を見ると――
7歳くらいの男の子と5歳くらい女の子が、ふたり並んでしゃがみこんで、
頬に手をついて、じぃぃぃぃっと私たちを覗き込んで眺めていた。
199 :
4/4:2006/10/17(火) 21:31:42 ID:KI8Adw5Y
「なっ…!!」
敦賀さんは真っ赤になって動揺する私を見てプッと吹き出したあと、
身を起こして子供たちのほうに向き直って話しかけた。
「こら、そんなに見ちゃダメだよ」
「どうして?」
男の子は不思議そうに首をひねる。
隣りの女の子も訊いてくる。
「キスしてるんでしょ?」
「そうだよ、キスしてた」
「ふたりは恋人同士なの?」
「そう、恋人同士だよ」
なんだか記者会見の練習してるみたい。
そう思ったら可笑しくなってきて笑ってしまう。
「もう一回見せて!」
「ダメだよ」
「どうして!」
「今のは大人のキスだから」
ほらほら、もうおしまい、と敦賀さんは言って、子供たちを追い払う。
「あーあ、邪魔が入っちゃったなぁ」
本当に残念そうな敦賀さんがなんだかおかしくて、ちょっぴりかわいい。
「帰ったら続き、してあげます」
「ここじゃダメ?」
「だーめ」
「もうちょっとだけ」
「ダメです」
立ち上がって、駄々をこねてる敦賀さんの手を引いて立たせる。
「帰ってから、です」
「わかったよ。じゃ、帰ったらいっぱいしようね」
「はい」
明日は寝不足だね、なんてふざけて言う敦賀さんに、私はくすくす笑って、再び手を繋いで家まで帰った。
200 :
195:2006/10/17(火) 21:34:24 ID:KI8Adw5Y
以上です。
そのまま茂みの中で、ってのもいいが、甘さを出すためにあえて我慢していただいたw
たまにはこんなのもアリ?ってことで、脱がせなかったことお見逃しくださいまし。
GJ!イイ!
(*´Д`)ヤーン甘々ラブラブゥ。蓮のキョーコへの好き好き光線に萌え。
私は「甘い卵焼き」のところで反応した。
蓮は甘い卵焼き好きなんだねぇ。
GJ!イイ!
(*´Д`)ヤーン甘々ラブラブゥ。蓮のキョーコへの好き好き光線に萌えたよ。
私は「甘い卵焼き」のところが好き。
蓮は甘い卵焼き好きなんだねぇ。
うわ、書き込み失敗したかと思って、また書き込んじゃった。スマソ。
投下させて下さい。
甘々です。
マイナス思考キョーコと、ヘタレな蓮が苦手な方はスルーでお願いします。
>>195 キョーコかわええ(*´Д`)
甘い卵焼きリクエストの蓮もかわええ(*´Д`)
GJでした!
おそれながら、デートネタが被ってしまいました。
ごめんなさい。
でわ。
205 :
1:2006/10/17(火) 23:54:53 ID:H2TtpWQB
「敦賀さんのばかっ…」
広い広い部屋で、ぽつり、呟いた言葉は、少し響いて空気の中にとけて消えた。
『ごめん、キョーコ。撮影が長引きそうなんだ…』
さっきの電話の敦賀さん。すごく、申し訳なさそうな声だったな。
確か、この前は、ロケ地から帰れなくなって、その前は監督さんに捕まって…。
2人で会える日なんて、そうそうないのに、忙しい恋人は今日も遅くなるらしい。
「仕方ないか」
自分に言い聞かせる為の言葉も、やっぱり、広すぎる部屋にかき消えた。
ふと、目に飛び込んできたのは、テレビの中の恋人達。
手をつないで公園を散歩したり、夜景を見にドライブしたり、私達には出来ないようなデートを楽しむ姿が、
やけにうらやましく思えた。
「仕方ない…」
だって、相手はあの、超一流芸能人の敦賀さんだもの。
たまには、普通の恋人同士のようなデートがしたい、とか、手をつないで歩きたい、とか、
そんなわがままが、言えるはずがない。
言えたとしても、世間にバレてしまったら大変な事になるから、やっぱり出来ない。
「仕方な…、うぅー」
一人でいる寂しさと、付き合っているにも関わらず、簡単に会えない切なさに、涙が溢れてきた。
206 :
2:2006/10/17(火) 23:55:38 ID:H2TtpWQB
一度、溢れ出した涙は、止まることがない。
もう、人を好きになんかならないって決めたのに、敦賀さんの事が大好きになって。
両想いになれたのが嬉しくて、舞い上がって、こんなに切なくなるなら、好きになんかならなければ良かった。
「…っ、敦賀さんの、ばかっ」
言っても仕方のない泣き言を、つい、声に出して言ってしまう。
「ごめんね」
耳元で、ふわり、愛しい恋人の声。
ソファに腰掛けている私を、後ろから抱きしめて、敦賀さんが言った。
「…っ!敦賀さん!どうして…?」
「撮影が、思ったより早くに終わったんだ。で、急いで帰ってきたら、キョーコが泣いてたから…」
どうして泣いたの?と訊く敦賀さんに、つまらないわがままなんて言えない。
「な、なんでもないです!」
無理矢理、強がって普通に振る舞おうとする私に、
「何でもなくないだろう」
ため息を吐き出して、敦賀さんが言った。
「……キョーコ」
少し、気まずい沈黙の後、敦賀さんが口を開いた。
「もう、俺なんかいらない?」
「何言ってるんですか…!?」
敦賀さんが悪い訳じゃない。
「いらないわけ、ないじゃないですか」
だって、こんなに好きなのに…。
207 :
3:2006/10/17(火) 23:56:57 ID:H2TtpWQB
悪いのは、敦賀さんにこんなことを言わせる私だ。
私のわがままなんて、なかった事にしてしまえばいい。
「本当に?」
「本当です」
ずっ、と、鼻をすすって告げる私を抱きしめる力をさらに強めて、
「良かった。約束破ってばかりだから、キョーコに捨てられるかと思った」
心底、安心しきった声で言う敦賀さんが、愛しい。
「ごめんなさい」
つまらないわがままなんて、抱いたりして。
敦賀さんの側に居られるだけで、こんなに幸せなのに…。
「泣いたりなんかして」
ごまかす為の言葉を、無理矢理突き出した私の頭を軽く撫でて、
「キョーコが欲しいよ。抱いてもいい?」
耳元で囁く敦賀さんの声が、艶めいて、胸が高鳴った。
ベッドルームまで私を連れてきた敦賀さんは、たくさんの優しいキスをくれる。
瞼に唇を落としたかと思うと、今度は唇を啄むように口付けて、舌でなぞった。
キスをしながら、器用に私の服を脱がせて、鎖骨にぺろりと舌を這わせ始める。
「…あっ、敦賀さん」
敦賀さんとする、この行為が好き。
唯一、普通の恋人達のようにできる時間だと思うから。
「あっ、…ぅん」
するすると、私の体を撫で回していた手が、胸の頂きに触れる。
208 :
4:2006/10/17(火) 23:57:36 ID:H2TtpWQB
くすぐったいような、甘やかな感触が、私の中で微熱を孕む。
「あんっ」
ふにふにと柔らかい唇が降りてきて、胸の頂きを口に含んだ。
ねとり、湿った舌先と、かわいた指先で、両方の胸を愛撫され、体の芯に生まれた微熱が、やがて、熱になる。
「キョーコ、声、出して?」
「んっ、…あっ、ああっ」
恥ずかしさで抑えがちだった声も、敦賀さんの一言で、ほろほろと口をついて出ていく。
「…っ、かわいいよ」
胸の先を、口で愛撫しながら囁く、敦賀さんの前髪が私の鎖骨に触れるのが、くすぐったいけど、とても、愛しい。
「あっ、…んっ」
胸に触れていた手が離して、両手で私の膝を開かせ、敦賀さんが体を滑り込ませてきた。
おそらく、濡れているであろう花びらの少し上の突起を指先で弄ぶ。
「…あっ、ああっ、んぅ」
やわやわと微妙な力加減で、弱く、強く、擦られたり、転がされたり…。
触れた指と、舌の感覚に酔いしれる。
きゅ、と胸の先を強く吸われて、同時に指先も少し強めに押し付けられ、
「あっ、んんんっ」
軽く達した。
「気持ちいい?」
私の顔を覗き込んで、唇に軽いキスを落としたから訊く、敦賀さんの言葉にこくこくと頷く。
「よかった」
209 :
5:2006/10/17(火) 23:58:22 ID:H2TtpWQB
くすり、嬉しそうに笑う敦賀さんを見るのが嬉しい。
敦賀さんに触れられて、変わっていく体が嬉しい。
「んっ、敦賀さんがっ、…欲しい」
早くひとつになりたくて、恥ずかしさをこらえて告げた。
「まだ、だぁめ」
敦賀さんは、少しだけ意地悪く笑って、私の中に指を差し入れてきた。
「ああっ、んっ」
指は、するすると簡単に侵入してきて、くちゅ、と音を立てる。
「あっ、あっ、…はぁ、んっ」
ゆるゆると刺激される中が、熱くて、敦賀さんを受け入れたくて仕方ないのに、
「敦賀さんっ、…あっ、まだ?」
訊いても、まだだよ、としか言わない。
「お、お願いっ、…敦賀さん!」
「どうしても?」
自分の指を締め付ける感覚で、そろそろ限界だとわかってるハズなのに、敦賀さんは、中に入ってくれない。
「あんっ、あっ、あっ、ど、…しても!」
懇願する私から指を引き抜いて、敦賀さんは、自分自身に避妊具を被せた。
「つ、敦賀さっ…、はやくっ」
焦れる私に、自身をあてがい、
「何で泣いたか、教えて?」
優しい声で言った。
「言えなっ」
言ったら、迷惑だって思われるかもしれない。
「お願い、キョーコ」
でも、体も限界だった。
210 :
6:2006/10/17(火) 23:59:04 ID:H2TtpWQB
くちっ、と先端で煽られ、
「あっ、は、やくっ」
「言わないとあげないよ」
ついに、私は陥落した。
「つ、敦賀さんと、普通のデートがしたいです」
告げた瞬間、涙が溢れた。
「普通の恋人達みたいに、手をつないで歩きたいです」
でも、そんな事したら、周りにバレちゃうから。
敦賀さんにも、迷惑かけちゃうから。
「わがまま言って、ごめんなさっ…、ああんっ」
告げた私の中に、突然、敦賀さんが入ってきた。
腕の中に私を閉じ込めて、
「…よかった。…っ、もぅ、嫌われたのかと思った」
そう言った敦賀さんの目から、つぅ、と涙がこぼれ落ちた。
私が、敦賀さんを嫌いになんてなるわけがないのに…。
「ごめんなさい」
「謝らなくていいよ。ごめん、泣いたりして」
格好悪いね、俺、と呟いて、敦賀さんは腰を動かし始めた。
「好きだよ、キョーコ」
私の中に入ったまま、そう囁く、敦賀さんの声が好き。
腰を動かしながらも、口付けてくれる、敦賀さんが好き。
あんなわがままを言ったのに、好きと言って泣いてくれる、敦賀さんが…。
「好きっ、あっ、ああっ、敦賀さん、好きっ」
敦賀さんは、私の想いも、言葉も全部受け止めて、
「キョーコ、一緒に、…ね?」
211 :
7:2006/10/18(水) 00:00:04 ID:H2TtpWQB
二人同時に、高みにのぼった。
「キョーコ、疲れた?」
「少し。でも、大丈夫です」
結局、わがままを口に出してしまって、バツが悪い私に、
「じゃあ、今から出かけよう」
敦賀さんが言った。
車に乗って、高速を越えて…。
臨海の公園に着いた。
「おいで」
敦賀さんは、私の手を取り車から下ろしてくれた。
「つ、敦賀さん!誰かに見られたら…」
繋いだままの手に戸惑う私に、
「大丈夫。こんな真夜中に、誰も、俺達だって思わないよ」
優しい目を向けて敦賀さんが言った。
綺麗な空港の灯りの見える歩道を二人で歩いて…。
「俺はね、こうやってキョーコのわがままがきけるのが、嬉しいんだ」
楽しそうに呟いて、私の手を引く敦賀さんに、私も嬉しさが込み上げる。
「わがまま、きいてくれてありがとうございます」
お礼を言う私に、どういたしまして、と笑う敦賀さんに、思わず見とれた。
「敦賀さんは、何か、ないんですか?わがまま」
私だって、敦賀さんのわがまま、ききたい。
「じゃあ…」
敦賀さんは、少し考えてから、
「帰ったらもう一度、キョーコを抱いていい?」
耳元で囁いた。
おしまいです
GJです(*´∨`*)
蓮がカワエエ(*´Д`)
GJ!最近の甘々の波によって
蓮もようやく真○君への道からそれてきたかんじだなww
GJ!!やっぱマイナス思考キョーコかわええ(*´Д`)ハァハァ
>>204 GJ!お互いに一途な2人、いいねぇ。(*´Д`)
ついでに妄想。以前のストリップネタから。
蓮の前で服を脱ぐキョーコ。
普通に脱ぐのではなく、エロかわいく脱ぐ。
パンティを脱いだけど、スカートはいたまま。
スカートの裾を上げて、綺麗な白い足を見せ付ける。
大事なところは見えそうで見えない。
脱ぎながら、流し目に投げキス。蓮はゴクリ。
>>216 ちょっといじり始めちゃうキョーコ。
「んっ…あんっ…」
蓮に目を向けたまま、徐々に顔を上気させて…
(*´Д`)
>>216-
>>217 それ、キョーコが自分からってのもいいけど、やっぱり変態蓮の要求で
恥じらいながら・・・・がイメージだったりする。 どちらにしてもエロ可愛いキョーコ(*´Д`)
>>204 GJ!
寂しがりなキョーコも、不安がる蓮もカワユス(*´Д`)
あすなろ抱きイイ!
臨海の公園で、関西の某公園を思い出したよ。
>>216-217 (*´Д`)
そろそろ、コートの季節ですが。
蓮のロングコートの中にキョーコの小さな体をすっぽりと入れて、後ろから抱きしめる。
って基本ですよね(*´Д`)
>>219 いいねぇ(*´Д`)コートにくるまるの。
蓮とキョーコのサイズ差がたまらない。
キョーコの体が蓮の広くて逞しい体にすっぽり収まるところがいい。
毛布の中で、もふもふ二人でじゃれあうのとかも、かわいいと思う。
冬になったら、クリスマスやら、大晦日やら、お正月やら、バレンタインやら、イベントが目白押しで、
またまた、このスレが栄えそうで今から楽しみな私がいるよ。
>219
コートの中は裸な蓮を思い浮かべてしまいましたよ…orz
コートにくるまってエッチとか…変態だ。
通常ありえないけど、ここの蓮ならありえる?
だけど、どういう過程でそこに至るのか思いつかない。
キョーコはミニスカートで、誰もいない穴場な夜景スポットみたいな所に二人でドライブ。
夜景を見てたら、
「寒いだろう?」
って蓮がキョーコをコートにくるんで、
そのまま、エチー(・∀・)とか?
男性トイレに連れ込んじゃって、
人が来たからとっさに隠して、キョーコは中でごそごそ。
志村ー!足!足!で見つかっちゃうかw
カーセックスは? >コートくるまり
あとベンチ …っていってみたけど却下。これじゃ変態さんだ。
実際目撃したことあるorzのはY公園の木に男がもたれかかって
女性がロングスカートで後ろからってゆーの(真昼間ダターヨ)と
ホテルの非常階段の踊り場(職場から見えた)のと女子トイレの
個室(ショッピングモール)orz
なんでこんなのに出くわしてしまったのかと・・・
>ホテルの非常階段の踊り場
suge------
ホントにあるんだ、そんなこと。これなら蓮キョでみてみたい。
>>227 うわぁ…えらいもん見たね。見たくねぇ…。
>226でベンチとかいった私だけど、
やっぱりそれを聞くと、蓮キョにはそういうのしてほしくないかも。
妄想では萌えるが自分も実際には見たくないなw
冬は身を寄せ合うシチュにイベントにと萌えネタ満載だが、秋ってないよな…
LMEお月見大会とか?
なんていろいろ考えて、ハロウィンネタでおひとつ投下します。
古賀さん視線です。
今回の古賀さんは、根は誠実な遊び人、ってかんじです。
内容はコスプレ。やや甘。目撃されたり聞かれたりが苦手な人はご注意を。
全7レスで、前半はエロなしです。
231 :
1/7:2006/10/19(木) 23:47:46 ID:f5tCI6eH
今日は、俺と蓮がW主演で撮った映画の打ち上げパーティ。
打ち上げパーティとは言っても、主催しているのは蓮の事務所の社長でなぜかハロウィンパーティ。
第二次大戦で人生を儚く散らした若者たちを主題にした映画。
そして…ハロウィンパーティ??
「一体なんの関係があるんだ?」
「関係なんてないですよ。ただお祭り騒ぎが好きなんです、あの人は」
蓮はため息をつきながら衣装をあさっている。
お好きなものをお選びください、と、妙な女に蓮と二人、衣装室へ案内された。
(すでに仮装していたが、社長の付き人の一人らしい。)
ぬいぐるみのかぶりものや有名なSF映画の衣装に始まり、眼鏡やカツラ、付け髭などの小道具にいたるまで、
とにかく仮装には困らないものが見事に何列にも並んでいる。
「すごい、本格的な仮装だな、こりゃ」
「うちの社長は遊びには本気でつぎ込むんです。俺はこれにしますよ」
見ると蓮はドラキュラの扮装セットを手に取っている。
「そのキバのついたリアルなお面もすっぽりかぶるのか?暑くないか?」
「大丈夫ですよ、会場はクーラーが少し入ってましたし、第一顔が見えないほうが気がラクです」
「なるほどな、そりゃいい考えだ。お前は抱かれたい男ナンバーワンだ、こういう場じゃ囲まれて大変だろうしな」
「古賀さんだって同じでしょう」
「俺は適当に愛想振りまいて逃げるから平気だよ。お前はいちいち相手してやるから囲まれるんだ」
談笑しながら俺も蓮の隣のフランケンシュタインの扮装セットを手に取り、
着替えて最後にすっぽりと傷だらけの顔の面をかぶった。
232 :
2/7:2006/10/19(木) 23:48:24 ID:f5tCI6eH
立食形式の会場は結構な賑わいで、俺は蓮と二人、酒を片手に話していた。
蓮とは数年前に共演して以来、仕事で一緒になればたまに飲みに行く仲だ。
俺のほうがひとつ年上だが、仕事にも真剣で、なにより気が合う。
と言ってもこの1年近く、ほとんど会ってはいなかったが。
「ちょっと酒が飲みにくいが…顔が見えないから話しかけられなくていい。
だいたい俺はこういうパーティは苦手なんだが」
「よく言いますね、毎晩のように合コンしてる人が」
「最近はほとんどやってないよ、なんか飽きた」
「へえ、それは驚きだ」
蓮は無表情なドラキュラの面で表情はわからないが、わざと棒読みの反応を返した。
「信じてないな」
「信じるわけないでしょう、毎晩飲み歩いてたくせに」
「確かになあ…。まあ俺も若かったんだ。
今はそういう遊びより、大事な女がひとりいればいい、って感じなんだよ」
「ああ、わかります」
さっきの棒読みとは全く違う言い方に俺は驚いた。
蓮はびっくりしている俺には気付かず質問する。
「いるんですか?」
「え?」
「大事な女性、ですよ」
「あ、いや、なかなかね」
「そもそも古賀さんの好みの女性がわかりませんね」
「俺もわかんねえ」
「なんですか、それ」
アルコールも効いてきたのか、蓮と俺は声をあげて笑った。
「で、おまえは?」
「いますよ、大事な子が、ひとり」
「へえ…」
「変ですか?」
スネているような声色に吹きだしそうになる。なんだ、こいつ照れてるのか。
「いや、変じゃないよ。ただ女に執着しないヤツだと思ってたから驚いてるんだ」
「ああ…そうですね、確かに。自分でも驚きですよ、執着しまくりで」
「そりゃすごいな。ぜひ今度紹介してくれよ」
「いいですよ。なんなら今日、ここででも」
「今日ここで?!来てんのかよ!」
「ええその予定ですけど…まだ来てないのかな」
「芸能人ってことか。しかし来ててもこれじゃ向こうは見つけられないだろ」
233 :
3/7:2006/10/19(木) 23:49:02 ID:f5tCI6eH
話していると、少し遠くの入り口付近に知った顔が見えて思わず手を上げた。
「あ、手を上げても顔が見えないからわかんないか」
「誰ですか?」
「この前ちょっと仕事で共演した子。まだ高校生くらいの新人なんだけど、これがしっかりした子でさ。
しかも素直で可愛くて、まるで妹みたいで。京子ちゃんって子なんだが、知ってるか?」
「……ええ」
「え?なんだ、知ってんのか」
「知ってるというか」
「あれ?こっちに来る」
近づいてきた彼女は、ウエストをちょっと絞った真っ白でふわふわの丈の短いワンピースを身につけ、
背中にはこれまた透けるような白いキラキラ光る羽をつけている。
髪もくるくる巻かれたウィッグをつけていて、メルヘンの世界からやってきました、って感じだ。
あまりに可愛らしくて、こんなに女の子らしい子だったのか、と俺は柄にもなく見惚れていた。
顔が見えないのをいいことに思う存分凝視していたわけだが、彼女はまっすぐ俺たちのほうに近づいてくる。
そのままどんどん近づいてきて、見ているのがバレているのかと焦る俺の前でピタリと歩を止めた。
俺に軽く会釈をした彼女は蓮の方へ向き直る。
「敦賀さん…それじゃお食事できないでしょう?」
「あー…でもほら、ストローがあるから飲めてるよ」
「それ、お酒じゃないですか!何も食べないでお酒を飲むなんて、身体に良くないです」
おいおい、なんだその会話は…
蓮が女の子に怒られている様子は貴重で最高に面白いが――
「蓮、まさか…」
「ええ、彼女がさっき話してた"ひとり"です」
「なんのお話ですか??」
彼女の腰に手を回し、内緒の話だよ、と耳元で囁いている蓮。こいつ、顔が見えないから堂々と。
こんな蓮は見たことないからもう少し観察してみたいが、それより…
「あのー京子ちゃん、質問がーーー」
話に割り込んだ俺、いやフランケンシュタインのほうを見た彼女は困った顔で首をかしげている。
「キョーコ、古賀さんだよ」
「え!あーなぁんだ!こんばんわ、そんなおっかない顔だから全然わかりませんでした」
「いや、蓮も同じだろう!なんでこいつだってわかったの?」
「へ?だって、どこからどう見ても敦賀さんじゃないですか」
「顔見えないじゃないか!」
「だって背高いし」
「俺と同じだよ!」
「それはそうですけど。うーん…でもわかりますよね?」
ね?って言われても…普通わかんねーだろ?
234 :
4/7:2006/10/19(木) 23:49:34 ID:f5tCI6eH
「キョーコ、それは妖精さんかな?」
「はい!ティンカーベルです、ピーターパンのお話の。敦賀さんに見てもらおうと思って」
彼女はミニのスカートの裾をつまんで、くるりと一周まわり、
蓮のほうを見て頬をピンク色に染めて、えへへ、と照れて笑った。
「か、かわいい…」
思わず呟いたら、ドラキュラから殺気を感じた。
「おいおい、そんな怒んなよ…俺はそろそろ会場一回りして挨拶してくるから、二人でゆっくりしとけよ」
えー、もう行っちゃうんですかぁ?と可愛く首を捻る彼女。
その言葉に再びドラキュラ閣下の殺気を感じて、俺は逃げるようにその場を去った。
二人に告げたとおり、会場を一周して関係者や共演者に挨拶をしてまわり、
そろそろいいだろ、と人ごみに紛れて会場を出た。
さてどうするかな、蓮にもう一度電話してみるか。
とりあえず誰もいないところに座りたくなったが適所が見当たらず、なんとなく衣装室へ戻ってきた。
衣装だらけの部屋の一番奥まで行って、すぽっとかぶっていた顔を取って床にペタンと座り込む。
「あー疲れた」
ここじゃタバコは吸えないか…とぼんやり考えていると、ドアが開く音がして誰かが入ってきた。
「ちょ…ちょっと敦賀さんっ…!」
京子ちゃん?…と蓮か。
バタン、とドアの閉じる音、そして、ダン、とぶつかるような音がした。
「だ、だめっ…ダメですってば…っ…んっ、んーーっ!!」
腰を上げかけた俺だったが、彼女の焦った様子の声が普通ではなさそうでタイミングが遅れる。
声をかけようか迷っているうちに、彼女の呻き声に鼻から漏れる息が混じり始めた。
「…んっ!ぅんんっ…んーーっ…ん…」
…キスしてんのか、ったく…
今ならまだ笑い話で済むな、と思った俺は、声をかけようと口を開いた。
が、同時にちゅぱちゅぱと激しく吸いあう音に変わり、俺はすっかり話しかけるタイミングを逃してしまう。
しょうがない、思う存分キスして去ってくまで待ってやるか。
235 :
5/7:2006/10/19(木) 23:50:08 ID:f5tCI6eH
そっと座りなおした俺の耳に、彼女の甘い呻き声と、服が擦れ合う音がはっきり響いてくる。
京子ちゃん、こんな色っぽい声出すんだな。
蓮がそうさせたってやつか?
「んっ、ん、んん…んぁ、ま、待ってつるがさ…ん!」
「…なに?」
「なにって…ダメです、帰りましょう?」
「どうして」
「だって…人がきちゃう」
「こないよ。みんな衣装着たまま帰るから、ここには戻ってこない」
「でもっ」
「固くなってるよ、ココ」
「ああっ!」
マジかよ!蓮、おまえまさかここで最後までやる気じゃ…
「だ、だ、だめっ、それ以上」
「これ以上って?ココとか?」
「ぁあんっ!」
「熱くなってるよ。それにこっちも…びしょびしょになってる」
「ぁんっ!あ、あ、ぁあ、やだ、舐めちゃ、ゃあっ、あっ」
京子ちゃん…その声は目に毒…じゃないや、耳に毒…
これ以上聞いていられない、いや聞いてちゃいけない、と思うが、
しかし彼女の声がたまらず色っぽくて、もっと聞いていた…いやいや、
これ以上聞いてるとガキみたいに興奮しそうだ!クソ…
俺の悶絶も知らずに彼女の声は高まり、さらにくちゅくちゅと蓮が舌でたてているであろう水音まで加わる。
「…ん…やめて欲しい?」
はぁはぁと息遣いだけが聞こえる。
「言葉で言って」
「…やだっ…やめないで、ください…もっとぉ…んんーーーっ…」
口を塞がれたのか、喘ぎが再び呻きに変わる。
が、そのせいでますます水音が大きく聞こえるようになった。
236 :
6/7:2006/10/19(木) 23:50:41 ID:f5tCI6eH
くちゅ、くちゅ、ぐちゅ、と淫らな音と共に、ん、ん、と彼女の声。
そこには既に拒否の意志は全く汲み取れない。
むしろ蓮の行為を助長しているのだろう、かき回す音が早まっていく。
「んぁっ、あ、あ、あぁっ、あんっ、やぁ、あっ!ぁああぁっ…!!!」
ずるずると…崩れ落ちたか。
「大丈夫?立てる?…車まで抱いて行こうか」
「…だ…やだぁ…」
「じゃあ、立てるまでここにいよう」
「やだ…ちがっ、ちがう、の…っ!」
「どうした?」
蓮の声は終始優しい。聞いたことないような甘い声出すんだな、と思っていると
「ほし…欲しい、つるがさんの、入れてっ」
京子ちゃん…君はかわいい顔してなんてことを…!
「ダメだよ、帰ったらあげるから」
「やだっやだ、いま欲しいの!」
「いい子だから、我慢…」
「ゃだぁ…おねがい…ちょうだい、おねがいだからぁ…」
嘆願がひくひくと泣き声に変わる。
「しょうがないな…一回だけだよ?」
「んっ」
少し間を置いて、喘ぎ声が再開された。
「あっ、ぅん、んっ」
「欲しかった?」
「うんっ、すごぉ…く、ほしかったぁ、ぁあんっ、きもち、いぃ…」
「すごく…締まってて、いやらしいね、キョーコ」
「…んっ、ぁんん、あ!だ、だめっ、そこ触っちゃ、やっ!」
「どうして?」
「やだっ…ダメなのっ、気持ちよすぎちゃうっ」
「キョーコは我がままだね」
「ごめ…なさい…あっ、だ、だめですってば!あ、あぁっ!」
「我がままは聞いてあげないよ」
ちゅっ、ちゅっ、とキスを落とす音、身が打ち合う音、それに合わせてぐちゅぐちゅと蜜の弾ける音が淫らに響く。
「あ、あ、あっ、あっ…ぁあっ、きちゃ、きちゃうっ、ぁぁあっ、やだっ…
…つ、つるが、さんっ…!い、イっても、いい?も、だめっ」
「…んっ…いい、よ…」
「あっ、あぁっ!い…っちゃうっ…!ぁあ、はぁんっ、あぁああっ!…ぁああっ…あっーーーー!!」
237 :
7/7:2006/10/19(木) 23:51:13 ID:f5tCI6eH
二人が出て行って少しして、呆然と座ったままの俺のズボンのポケットで携帯電話が震えた。
ボタンを押すと、蓮の声が聞こえてくる。
『古賀さんですか?』
「ああ」
『お先にそろそろ失礼しようかと思ってるんですが』
「あ、そう…」
『…なんかお疲れですね』
「ああ、なんかぐったりだよ…俺はもう少ししてから帰る」
『そうですか、じゃあまたお会いしましょう』
「今度は飲みに行くぞ。いろいろ…言いたいことがあるしな」
『なんだか怖いですね。ではまた連絡します』
「じゃーな」
携帯を畳んで立ち上がる。
「もう一杯飲んで帰るか…」
俺の脳裏には、さっき見た場面が焼き付いて離れない。
実は最後、欲望に勝てずに盗み見てしまった。
鏡越しに見えた彼女は、服を背中までズリ上げられ、ほとんど服を着たままの蓮に後ろから貫かれていた。
左手をドアに付き、背中にキスを落とされる。
右手は前に回された陰核を擦りあげている蓮の右手首を振りほどこうと握りしめ、
そして…俺が今までに見た誰より艶っぽい顔をして絶頂を迎えて崩れ落ちた。
あんな顔してあんな声で啼かれちゃ、そりゃ執着もするよな…
俺は深いため息をつきながら、会場へ再び戻っていった。
238 :
230:2006/10/19(木) 23:55:19 ID:f5tCI6eH
以上です。
読んでお分かりかと思いますが、
以前にあった、古賀さんに目撃されてほしい、妹みたいに思っていた古賀さんが目撃して…などの
古賀さんに関する話題を拝借いたしました。ご容赦ください。
古賀さんの耳が頼りのエロになったので描写が伝わるか不安ですが。
お面とかかぶったまま、とか、他の仮装とかでもきっと萌えますね(*´Д`)ヨミタイ…
>>230 GJ!
古賀さんの視点、音声だけで萌えたよ(*´Д`)
古賀さん、その後キョーコに会ったらどんな反応するんだろう。
きっと思い出して赤面するな。
お面…蓮、オペラ座の怪人のお面似合うと思う。
GJ!
(最近の流れでは比較的)変態じゃない大人な古賀さん、モエス(*´Д`)
やっぱり、No.2ならこれくらい対等なくらいが萌える。
GJ!
親しげな蓮と古賀さんモエス、ティンカーベルキョーコカワイス、
仮装してても蓮が分かるキョーコモエス。
そして、最後に欲望に負けて覗き見してしまった古賀さん(*´Д`)
ハロウィンというと、魔女っ子扮装のキョーコもいいな〜、と思ってたら、
先日某ドラマで思いっきり使われてましたなw
最新号の蓮のお願いネタで、誰か書いてくれんかなぁ。
妄想スレでもあったけど、「キスしてくれ」とか言って、エロに持ち込んでほしい。
このスレ的には「してほしいこと」は結局ひとつじゃ済まない悪寒w
キョーコが頼むとしたらなんだろ。
わがままやモノを欲しがったりはなさそうだが
そこをあえて言ってくれたら萌え。
今日は早く帰ってきて、とか
眠れないから手を握っててとか
なんか淋しいからぎゅっと抱き締めてほしいとか
忙しくて毎日すれ違いだが一日時間を作って一緒にいてくれとか
一緒にいる時間が少ないから、
思い出せるように高価じゃなくていいから身につけるものが欲しいとか。
(*´Д`)
>>243 >思い出せるように高価じゃなくていいから身につけるものが欲しいとか。
ペアリングとか買いそうじゃない?蓮。
蓮のキョーコへのお願いって何だろう。(*´Д`)
妄想が膨らみそうだ。
ペアリングいいね。独占欲もあって買い与えそうだ。
こんな高そうなもの!とビビるキョーコ。
役の設定とかあるだろうから演じてるときは外してるかもしれないけど。
キョーコがつけてる指輪やブレスレットが
「あれ敦賀蓮と一緒じゃないか?有名ブランドの特注っぽいし新人が自分で買えるようなもんじゃないぞ」
と噂になり、それがマスコミに漏れてバレちゃうとかもいい。
行為中に指輪にキスを落としたり指を絡めあったりする図って萌える。
蓮の「してほしいこと」で誰か萌えの投下を・・・!
蓮のお願いって言ったらやっぱ
ずっと(一生)俺の側にいてくれないかみたいな、ヘタレ蓮がいい。
ぶった切って小ネタ投下。
またドラマ「オーオク」が始まると聞いて、着物姿のキョーコを連想。
ありきたりだし実際似たようなの見たような気もするが2パターンで。
1.遠方から連れてこられた武家の娘、まだ殿(将軍=蓮)を見たことすらない。
名誉なことだしお国のためとやってきたが、言葉も違うかも知れず、
不安で潰されそうになりながら通された部屋で待つ。
将軍には正室がいるが仲は冷え切っており、政にしか興味がなくなっている女。
将軍も正室もまた側室が増えたか、くらいでたいした興味なし。
目通りすらしてもらえずますます孤独でたまらなくなる京子。
数日後の夜、突然思い立った将軍は予定を変えてこっそり京子を見てみるかとやってくる。
準備もしておらず色着物のままでぼんやり月を眺めている娘。
振り向いた姿を見て、将軍はすっかり心奪われてしまう。
驚く京子。この奥に入れる殿方は将軍様ひとりのはず。
京子もまたその凛とした顔立ちの殿から目が離せない。
香も焚いておらず、準備していないので申し訳ないと頭を下げる京子。
そんなことはどうでもいい、と初めての熱情を覚えながら抱いてしまう。
その後他の側室のもとへはまったく通わなくなり毎晩京子のもとへ。
愛されている幸せを感じながらも、妬みと嫌がらせを浴びせられる京子。
殿に無用な心配をさせてはならないと黙って耐えていたが、蓮の耳に入り、
怒った蓮は側室を全て廃止すると言い出す。
相手の国との戦にでもなりかねないと家来の社になだめられ廃止はしなかったが
結局その後愛したのは京子だけ、当然後継ぎも京子との子だった。
2.町の子で奥に入るなんてトンデモネーのに、殿に見初められて連れてこられた控えめで純真な娘。
あんな小汚い貧しい子が、と誰も相手にしていなかったが、
将軍から見事な着物や調度品を次々に差し入れされ、
綺麗に身を整えられ作法を覚えさせられ現れた京子は見違えた美しさ。
しかし身分もない京子は肩身が狭い思い。将軍の愛情だけを心の支えにしているが
蓮は蓮で、京子だけを寵愛すればますます妬みを受けるだろうとなかなか独占することも叶わない。
たまに訪れる二人の夜。朝まで起きて過ごしてもあっという間に終わってしまう。
しかしなかなか跡継ぎのできない中、京子は男子を懐妊し状況は一転。
蓮はこれをいいことに京子の扱いを格上げし、全力で守りきるべく特別待遇。
京子も強さを身につけ、無事跡継ぎを出産。
側室ながらも将軍の愛を一身に受けめでたしめでたし。
2を書いてて救いがなかったので強引ながらもハッピーエンドにしてみたw
>>247 自分も甘くてヘタレな蓮で妄想中。
一日オフだからずっと手を繋いでてくれとかアーンで食べさせてとか
アホな子供みたいな蓮がいい(*´Д`)ハァハァ
>>248 >毎晩京子のもとへ。
萌えー(*´Д`)
○奥…キョーコのためにあるような話だな。映画とかもいいかも。
その映画が外国で上演され、外国人もキョーコの神秘的な美しさに魅せられる。
熱狂的なファンができてしまったり。本気でキョーコに恋する男まで出てきたり。
映画祭に蓮キョで出席することになり、キョーコは着物で出席する。
「OH!Beautiful」ため息と歓声。
出席者の男性達がキョーコに見惚れ、チラチラとキョーコに目を向ける。一緒にいる蓮は羨望の的。
「視線がチクチクと…私、何かおかしいでしょうか?」蓮にたずねるキョーコ。
キョーコと近づきになりたいという男性が次々とやって来る。
内心面白くない蓮。目を光らせる。
追加。輝いているキョーコを見るのは嬉しいし、公の席でこうして一緒に
いられるのも嬉しいし、周りの男性がキョーコに見惚れているというのも、
気分がよくて誇らしいが、気が気じゃない。
金髪碧眼のすごいハンサムな男がキョーコにアプローチしてくるとかもあり?
でも、キョーコは英語よくわからないし、???ってな状態。
>>250 外国でもしっかりエスコートしそうで萌え
外国人なら積極的になった蓮ってかんじでアプローチしてきそうだな。
蓮は「彼女は俺の恋人だからダメだ」とけん制、
キョ「なんて言ったんですか??」
蓮 「…トイレの場所を聞かれたから教えたんだ」
キョ「そうですかぁ。あんな大きなおトイレのマークついてるのにわからなかったんですね」
んなわけねーじゃん、みたいな。
人の少ない週末になりましたがコソーリ投下。
そろそろ変態需要なのかな、と思いつつもふつーに甘めのやつです。
全5レス。
253 :
1/5:2006/10/22(日) 00:18:03 ID:OgBUzjBk
仕事から帰り、ソファにドサリと座った。
そのまま横になる。点けたばかりの明かりが眩しくて目を覆う。
「疲れた…」
キョーコはまだ帰っていない。
最近、連続ドラマへ出演が決まり、忙しく撮影に通っている。
脇役とは言え飛び上がって喜んでいた。
そんな様子を見て、俺も嬉しくなった。
仕事で大成していくのをそばで見ているのは喜ばしいことだ、と思う。
今までずっと一人きりで、自分ひとりの人生を送ってきた。
誰かと生きて、相手の幸せに自分も嬉しくなる時が来るなんて考えもしなかった。
嫉妬、不安、猜疑…自分の汚い面を思い知らされることもたまにあるが、
キョーコに教えられる毎日が新鮮で喜びに満ちている。
それにしても、自分も多忙な上にキョーコまで忙しくなると、
こんな風になかなか会えないのだということを初めて知った。
自分が早い時はキョーコが遅い。逆もまた然り。
朝方目が覚めると無邪気な寝顔が隣りにあるか、
または真夜中に彼女の寝顔を見ながらこっそり隣りに潜り込む。
会話は朝、出かける前に。
そんな毎日だ。
今朝早くに見たキョーコの寝顔を思い出していると、うとうとと浅い眠りに落ちた。
夢の中ではキョーコが笑顔で抱きついてきて、背伸びをして頬にキスしてきた。
そのまま抱き上げて、唇にキスを落とす。
温かくて甘い、キョーコの味…。
あまりに感覚がリアルで――そして目が覚めた。
「起きちゃいましたか?ご、ごめんなさい…」
キョーコが目の前で真っ赤になっている。
「…おかえり…あぁなんだ、夢かと思った」
「あのっ…風邪ひくといけないと思って、毛布をかけて、そしたら…つい…」
どうやらキスを知られたのが恥ずかしくて焦っているらしい。
付き合い始めて数ヶ月になるのに、こういうところは変わらない。
「キョーコ、お願い」
「なんですか?」
「もう一度、キス」
254 :
2/5:2006/10/22(日) 00:18:38 ID:OgBUzjBk
恥ずかしがりやのキョーコは滅多に自分からキスをしてこない。
たまに物欲しそうにじっと見つめてきたり、
なにか言いたげに俯いたりして匂わせることはあるが、
キョーコからしてくる前に、それを見た俺が我慢できずに奪ってしまう。
「なんですか、急に」
「お願い」
「いいですけど…」
じっと見つめる俺に、目を瞑ってください、と赤くなって請い、ソファのそばで膝を立てた。
ちゅっと軽くキスをしてくる。
「これでいいですか?」
「もう一回」
「ん…」
「もっと」
「んっ」
何度も求めるうち、キョーコのキスが深いものになっていく。
舌を入れ込み、俺の舌を追いかけなぞってくる。
起き上がって押し倒してしまいたいが、今日はこのまま任せてしまいたい気分だった。
「ん……つるがさん…お疲れですか?」
「あー、そうかもしれないな」
「そうですか…」
しゅん、と小さくなるキョーコの頬に手を伸ばす。
「どうした?」
「いえ、なんでも…」
「したい?」
キョーコは顔をみるみる桜色に染めるが、否定もせずに黙ってうつむいている。
「いいよ、ベッドに行こう」
「でもっお疲れならいいんです!ただ最近、なかなか夜に会えなかったから…ちょっと淋しくて、それで…」
彼女も同じ気持ちだったことに胸が熱くなって頬が緩む。
「いいんだよ、俺も同じだった」
「ほんとですか?」
嬉しそうな笑顔を見て、俺もたまらなく抱きたくなってきた。
「おいで」
「でも敦賀さん、疲れちゃいます」
「いいから」
255 :
3/5:2006/10/22(日) 00:19:18 ID:OgBUzjBk
手をひいて、ソファの俺に跨らせる。
顔の近くまで移動させて膝を付かせる。
目の前の位置に戸惑っているキョーコのミニのスカートをめくり、つつっと下着の中央に指を這わせた。
「あんっ」
思わず出した声に慌てて手で自分の口を押さえるキョーコ。
反応の良さに興奮を高めながら、俺は陰核がある場所を軽く爪を立てて突付いてやる。
「あっ、あんっ」
「もうシミができてる。キスで濡れてた?」
濡れている部分を指でぐりぐりと押すと、中でくちゅ、と音が立った。
「やっ、はぁっ」
「透けてきた。見えちゃいそうだ」
キョーコは倒れないように片手でソファの背を必死に掴んで身を捩らせるが
それは狭い位置でかえって淫らに見えるだけ。
久しぶりの愛撫なせいか、いつもよりずっと感じているようだ。
大きく膨らんできた突起を集中してこすってやると、可愛らしく甲高い声を上げてイってしまった。
息を整えているのも構わず下着をズラして性器を露わにする。
舌でペロリと溝を舐めあげると、キョーコはビクンと身体を跳ね上げ驚いた。
「ああんっ!やっ、明るいし、恥ずかしい、ですっ」
「だからこんなに濡れてるの?」
逃げる腰を掴んで引き下げてショーツを脱がせ、じゅるじゅると溢れる蜜を吸い上げる。
花芯の先、根元、と舌の先で弄りながら、指を蜜壷の中へと差し入れる。
2本でも栓には足らず溢れてくるそこを、くちゅくちゅと音を立てながらかき回す。
「あ!あ、あ、あん、あっ、またっ…はぁ、あ、んっ、んぁ、…あぁっ!!」
「イったね…キラキラ光ってて綺麗だ」
それに、その達したときのキョーコの顔も最高に綺麗だ。
淫らな彼女が美しいのは、自分しか知らないという俺の誇負がそう見せるのか。
いや…それでも構わない。もっと彼女を美しく淫らにしたい。
俺はまだ息をするのに精一杯な彼女に、少しだけ甘えたように懇願する。
「キョーコ、入りたいな」
「え、もう、ですか…?でも…ちょっと、待ってください、まだ…」
「お願い」
「…っ…もう…」
キョーコは照れたような困ったような顔をしながらソファから降り、向こうを脱いで服を脱ぎ始めた。
スカートを下ろし、キャミソールに手をかけたところでそれを制した。
「それは残してていいよ」
「どうしてですか?」
「そのほうがいやらしくていいから」
「敦賀さんってば、変な人…」
256 :
4/5:2006/10/22(日) 00:19:52 ID:OgBUzjBk
赤くなりながらもキョーコは俺の服を脱がせ始めた。
シャツのボタンを外しはだけさせてから、ズボンと下着を取る。
時間がかかってもどかしいが、同時に丁寧で懸命な様子が愛しくてたまらず
俺はたまにはされるがままってのもいいな、などと考えて待つ。
キョーコは脱がせ終わると俺のモノをしごきながら先をチュパチュパと吸い、
大きく脈立たせたところで恐る恐るといった様子で腰のあたりに跨った。
そうか、この体勢は初めてだったな。
「できる?」
「はい…」
俺の胸に手をつき、小さく「んっ、んふっ」と呻きながら杭を入れ込む。
「上手だよ」
「ほんと、ですか…?」
目を潤ませて頬を上気させて首を捻る。
本当だよ。おまけにその表情は罪だよ、まったく…
ゆっくりと腰を振り、時々俺が教えた通りにきゅっと締め付ける。
キョーコの臀部の肉を広げてやりながら動きを手伝ってやる。この動きもいいが…
「抜き差ししてごらん」
俺の言葉に素直に腰を上下し始める。
全て抜いてしまいそうなポイントまでくるとまた腰を落として欲深く呑み込んでいく。
何度か繰り返すうち、快感を覚え始めたキョーコの喉から我慢できずに声が漏れ始める。
「気持ちいい?」
「んぁ、あ…ぅん…ふぁ…やだどうしよ…きもちぃ…ん…あぁ…ん」
掴んでいる手で上下の動きを早めてやる。
タン、タン、と身体が重なる音がリズミカルに響き、それに合わせて喘ぎの声も高くなった。
「あっ、あっ、はやっ、いぁっ、あっ、んんっ!きも、ち、いいっ、あっ、ぁあっ!」
「うまいよ、俺も、気持ちいい」
「もっと、ほめ、てぇ、つるがさ…んんっ」
「キョーコ…すごくいやらしい顔してる」
「やだ…それ、ほめてない、です…」
キョーコは顔を赤らめてそむけ、スネたように無理矢理動きを止めた。
俺は思わず吹きだしながら身体を起こし、座って向かい合い背中に手を回して支えてやる。
257 :
5/5:2006/10/22(日) 00:20:24 ID:OgBUzjBk
「褒めてるよ。いやらしく喘いでるキョーコ、すごく可愛くて好きだよ」
「んんっ…なんか…複雑です…」
「怒った?」
「…怒っては…ないです、けど」
「もうやめようか?」
下を向いたままぶんぶんと首を振るキョーコ。
顎をつかんで上を向かせる。
「目、見て」
「…っ」
「ちゃんとお願いしてごらん」
「も、もっと…」
「もっと?」
「もっと、いっぱい…気持ちよく、して、ください…」
たまらず唇を強く塞ぐとキョーコは首に手を回ししがみついてきた。
キャミソールをめくり両方の乳房を揉みしだき、突起を摘みあげる。
腰を大きく突き上げると、キョーコもその律動に合わせて跳ね始めた。
苦しそうに唸るので唇を解放してやると、待っていたかのように啼くキョーコをそのまま抱え、
くるりと回ってソファに押し付ける。
両足を肩のあたりまで高く上げさせ、深くゆっくり、奥まで突き上げ、
突き当たったところで押し付けるように回し上げる。それを何度も繰り返した。
「あぁあっ!んぁああっ!ふぁっ、んんーーーっ!」
表情に余裕がなくなってきたのを確認し、動きを早めて激しくした。
「ああぁっ!だ、だめっ、きちゃ…、あぁっ、あぁっ!」
「キョーコ、おいで…」
「ぁああっ…!…あんっ!あぁああっーー…!」
二人で達したあとも、俺はキョーコを抱えて座り直したまま肩にキスを落とし、彼女の熱を楽しんでいた。
「敦賀さん…ぅんっ…まだ、離してくれないんですか?」
「んっ…まだ、だめ」
「でも…敦賀さん、明日も早いんでしょう?」
「キョーコはオフだろ」
「敦賀さんの話をしてるんです!」
「あぁ、早いよ。だから充電しないと、ね」
「だめですっ!ちゃんと睡眠…わっ」
充電が優先、とキョーコを抱え上げてベッドルームへ連れて行く。
「キョーコ不足を補わなきゃね」
「何おっしゃってるんですか、ほんとに…」
呆れながらもしがみついてくるキョーコにキスを落として、再びこの温もりに溺れていった。
258 :
252:2006/10/22(日) 00:22:37 ID:OgBUzjBk
以上です。
前置きで忘れてた。一応本誌の流れに乗ってテーマは「おねがい」でした。
259 :
252:2006/10/22(日) 00:23:54 ID:OgBUzjBk
あ、もうひとつ、「蓮視点」です。
わかるか。っつーか遅いか。
GJ!
寝ている蓮にこっそりキスしたり、最中にしがみつくキョーコカワイス(*´Д`)
>>252 GJ!
やってることはエロいのに、お願いがカワイス(*´Д`)
充電優先な蓮に萌え!
そういえばふたりの誕生日が不明なせいか、誕生日ネタって少ないね。
蓮→キョーコなら花やアクセサリーやお姫様デートやら、気障な言葉付きでいろいろありそうだが
キョーコ→蓮だと、もてなしや料理、ラブラブサービスなんつー、モノ以外でしかあまり思いつかないかも。
プレゼントをあげるとしたらなにがいいのかね。
服は撮影のを買い取ったりして困ってなさそうだし、
アクセサリー類はキョーコには高価なのは無理だと尻込みしそうだし。
普段用の時計とか?なんつー妄想をしている。
何をもらっても喜びそうだけど。
蓮の誕生日はたしか2月10日だったような。
>>140です。
マリアちゃん視点の蓮キョ、投下させてください。
目撃から吹っ切れるまで。
もうほとんどパラレルです。
投下作業の都合上と、内容の区切りによって三連作になりました。
各10レス程度、無駄に長いです。ごめんなさい。
最初の1話以外の2話はおまけのようなものでエロ度低いです。
まず1話目から投下いたします。
あとは順次都合に合わせて作業します。
お友達にご用ができて、お出かけのはずだったのに突然ひまになってしまった土曜日のお昼下がり。
みんなにないしょで私は一人。
こういう時こそ、秘密のお部屋に入って。扉をしめて。
ここはおうちのゲストルームの一つ、そのクローゼットの中。
だれも私がここにいることを知らないのって、ひみつなのって、なんだかワクワクする気持ち。
似たようなお部屋はたくさんあるけど、すみっこにあるここは使われることがほとんどないの。
クローゼットは二段めががらんと空いていて、
天板を外しておまじないグッズや宝物をかくしたりして、
今では私のお気に入りの場所。
扉をしめていればもし誰かがさがしに来ても見つからないわ。
今日は何をしようかな。
キャンドルに火をつけておねがい事をする?お札も作ってみようかしら。
それとも、おし花にしたとっておきの四つ葉のクローバー、しおりにしようかな。
お姉様にさし上げようかしら。蓮様もうけ取ってくれるかしら。
おじい様の分も見つけられるかしら…
誕生日プレゼントは首にリボン巻いてキョウコ自身でしょ!
んで蓮はお姫様にご奉仕プレゼント…
っていつもと変わりないか。
でも変態蓮でなく甘甘蓮だろう。
…いやだ、ねむっちゃってたみたい。
昨日おじい様とおそくまで映画を見ていたのがわるかったのかしら?
さっきまで明かりに使ってた豆電球は電池が切れちゃってる。
ぐしゃぐしゃになった髪の毛とスカートを直しながらすわりなおすと、
扉の向こうにぼんやり明かりが見える。
あれ…?私、お部屋の電気なんかつけなかったわ。
どうして、誰もいないはずなのに?
…あれぇ…?
なんだか変な声が聞こえるわ…
苦しむみたいな、悲鳴みたいな、
いいえ、今まで聞いたことのないような…??
音を立てないようにそうっと、扉のスリットからお部屋の様子をのぞいてみた。
ここからはクローゼットの横にあるベッドをななめ上から見下ろすようになるはず。
さっきまでねむっていた目はなれなくてすぐにははっきり見えなかったけど、
ああ、ベッドサイドにおいてあるスタンドの明かりがついているんだわ。
ぼんやりした明かりだけど、それしかない暗いお部屋の中ではちょっぴりスポットライトみたい。
そのライトに照らされたベッドの上には…
とっさに口をおさえるのがせいいっぱいだった。
どうしよう、私、何を見ているの!?何を聞いているの!?
ベッドでおり重なる二つの人影。
ライトにほんのり照らされた…
ベッドのシーツの上の、マクラの上の、さらさらの短いキレイな茶色の髪の毛。
あれは…誰?
見なれているはずなのに、見なれていない表情の、
聞きなれているのに、聞きなれない声の…
「あっ…っぁ…ふぅ、っん…」
なんて、声なの…!?
でも、でも…あれはお姉様。
はだかの…!?
はだかの女の人なんてはずかしくてじろじろ見られないといつも思っていたのに、
思いがけなさすぎて…私は目をそらせずに見つめてしまう。
でも本当にお姉様?
首のあたりに外されたブラジャーが乗っているだけのすがたで、
お顔を赤くして、はあはあと苦しそうな息をしているあの人が…?
いやいやをするように首をふるお姉さまの口からは、とぎれとぎれの息と声がどんどんもれてくる。
「あっ、ぁ…んんっ、つるがさん…っ」
…え…?今、なんて…?
お姉様の首元からブラジャーがはらいのけられた。
…蓮様…!
今度は口をおさえるまでもなかった。
おどろきすぎた時は声なんか出ないのね。
あお向けになったお顔を明かりに照らされているお姉様とちがって、
角度と影のせいではっきりとは見えにくいけど…まちがいない。
さっきお姉様がよんだもの。
蓮様が…
…お姉様の上におおいかぶさっていた…
腰から下は毛布でかくれていたけど、蓮様も、やっぱりはだかで。
やだ、はずかしい…!
ひどくごちゃごちゃになった頭の中で、もうさけびたくなるほどドキドキしてる。
でもこんなところを見つかるなんてそんなのもっといや。
声はぜったい出せないわ。
それに…それなのに、
どうしよう。
ここから出ることもできないわ…
はずかしいのに、はずかしくてたまらないのに、
見つめてしまう私の前でお姉様の声がさらに大きくなった。
「あぁっ、あぁん…あっぁぁ…」
この声って…よくわからないけど…なんとなくわかる。
私ももう8才だもの。
おじい様の見ている映画でもときどき見るもの。いつもすぐ追いはらわれちゃうけど。
はだかで、だきあって。
いやらしい声…
蓮様たち、えっちなこと、してる…
初めて見るそれは映画やドラマどころじゃなくて、もう頭の中が真っ白。
あら…?何かしらあれ。
お姉さまの胸がたくさん点々と赤くなってる。
ちょうど、虫にさされたみたいな?
ふしぎに思っていたけど、理由はすぐにわかった。
蓮様がお姉様のはだにすい付いて、ちゅぅ、ちゅぱっと音を立ててくちびるをはなすと、そこが赤くなってる。
まねして自分の手首にそうしてみて、ああ本当になるわ、と感心したけど、
そうされるたびに「あんっ」とかわいい声をたてるお姉様のことはわからなかった。
蓮様がふしぎみたい。
蓮様がお姉様の胸に顔を近付けると、ぴちゃぴちゃと音がしはじめた。
乳首をすったり、ぺろぺろなめてる音…
いやだ、赤ちゃんみたい。
おかしいな、と思ったのに、お姉様は声をもらすだけ。
「あっあ、あぁんっ、ああんっ、つるがさん…っ、ぃ…い…あ…っ」
…お姉様、泣きそうなお顔してる…
でも、悲しそうでもつらそうでもないの。
とろんとした目をしてて、なんだかたよりないような、かわいいお顔…
赤ちゃんにお乳をあげるのとはちがうみたい。
蓮様だとあんなふうになっちゃうの…?
ぴちゃぴちゃ犬とか猫みたいに音を立てて、蓮様はお姉様の左の胸をいっしょうけんめいなめ続けてる。
そして右は指先でくにくにとつまんでる。
「ゃんっぁあっ…!あぅっ、はぁん…ア…あっあぅ…っ」
お姉様の声はどんどんいやらしくなっていく…
「キョーコはここが一番感じるね…」
蓮様の声もいつもとちがう…
低くて、それなのによくひびいて、なんだかぞくぞくする。
はずかしいのに、やっぱり目がはなせなくなっちゃう。
…感じるって、なに?
あんなふうに、お姉様みたいになっちゃうこと?
私の、くやしいけどまだ平らな胸にさわってみる。
乳首をつまんでくにくに動かしてみる。
はずかしくて蓮様みたいにできないけど、なんだかへんなかんじ。
もどかしい感じがするだけで…
お姉様みたいにならない。
胸がお姉様みたいにふくらんでないとだめなのかしら…?
なめないとだめなのかしら…?
それとも…?
「あぁ…つるがさん…もっと、かんじるとこ、っ…ありま…すぅ…っ」
あ、お姉様、お話した…
蓮様にきゅうってだきしめらたり、胸とはだかの体をなめられたりなでられたりしてるお姉様。
はあはあって苦しそうだけど、じっとおなかに乗せられた蓮様のお顔のほうを見つめてる。
「へえ…どこ?」
手を止めて、蓮様、いじわるみたいな声。
初めて聞いた…
いつも、おだやかであったかい声でお話してくれるのに…
「いじわる…あっ、わかってる、くせに…」
おこったみたいにお姉さまが言う。でも泣きそうで、弱よわしいの。
「キョーコはどこでも悦んでくれるだろ?一番可愛く鳴いてくれるのは、ここだけど。」
いたずらっ子みたいに言う蓮様に、ぴんととがった乳首をつつかれて、
「んうっ」
ってお姉様は本当にかわいい声を上げた。
かわいくて、いやらしい声。
「ちがぁ…そこじゃな…あっ…つるがさんがぁっ、いちばん、…っすき、なぁ…ところ…!」
なんだか、せつなくなっちゃう。
こんな声でお姉様がお話しするのを聞くのも、初めて…
てれたような真っ赤なお顔で。
「わかってるんだ、俺の一番好きなところ」
蓮様は笑い声を立てた。
ここからはよく見えないけど、きっと、あのすてきな笑顔を見せてくれてるのね…
「でも…君の全部が大好きだよ?」
蓮様の声、すごく、すっごく、うれしそう…
聞いたことない。
こんな蓮様、
しらない…
あ…キス、してる…
でも、あれ?くちびるをあわせるだけじゃ、ないの?
ほんとうのキスって、あんなのなんだ…
食いつき合うみたいになってたくちびる、それがはなれて…
「君のおねだりも、大好きだよ」
蓮様の声にお姉様はぷぅっとふくれた顔をしたけど、
「お願いです、っ…いれて、ください…」
はずかしそうに、そう言った。
蓮様は笑ってる。やっぱり、うれしそうに。
「もっといじめたいけど…そろそろ社長が戻ってくる時間か…。」
おじい様…?そうなのね、きっと二人はおじい様によばれておうちにきたのね。
ふっと現実に引きもどされたのに、蓮様の次の言動でまっさかさまにつき落とされてしまった。
「じゃあ、お望みどおりに」
そう言って、蓮様はお姉様の足をつかんで、ぐっと持ち上げて、
開かせて…!?
…やだぁ…っ!!?
あんな…あんなところを、見られてる、の?
お姉様が、蓮様に、
蓮様、あんなところを…
なんなの!?
私がこんなにびっくりしてるのに、お姉様は少し笑って、蓮様の首に手を回しただけ。
「すごく濡れてるね、溢れてぐちょぐちょだよ…」
「だってぇ…っ」
蓮様はお姉様の首にちゅってして、お姉様の足をもっと上げる。
蓮様の姿勢が変わって、毛布の下で下半身がびくびくと動き始める。
「キョーコ、好きだよ…」
「ああっ、ぁあああんっ…ああー…っ…!」
お姉様が悲鳴を上げて…
蓮様は体を上下に動かしはじめた。
…どうなっているの?
なんだか腕立てふせみたいだけど…
とてもそんなものじゃないわ。
分からないまま、お姉様がまたお顔を赤くしていやらしい声をあげているのを見つめてしまう。
なんて言うのかしら…初めて見るお顔なの。
まゆがよって、ほそめられた目と、声の出るお口…
そうだわ、色っぽいって言うんだわ。
お姉様にそんなこと思うの、初めて…
苦しそうなのに、なにかしらとても安心したような表情で。
どうしてかしら、お姉様、なんだかとてもきれい…
「はんっ、あっ・・・ああっんぁ、ああ・・・ぃ、ぃ・・・っあぁ・・・」
お姉様のうっとりしたような泣き顔が、せつない声が。
どうしよう、ものすごくドキドキするの。
いれてって、何?
ぬれてるって、何?
下半身をぴったりとくっつけて、いっしょにがくがくと動いてる二人・・・
男の人のあそこって、女の子のここって…
でも、まさか、そんなわけないわよね、
もしそうでも、ほら、いたいもの、できないもの。
息がはあはあして苦しそうだけど、これは…気持ちいいことなんでしょう?
「きもちぃ…ああっ…つるがさ、すき…きもち、いい…ぃいよぅ…んん…ぁ…っ」
お姉様、何度もきもちいいって、言うもの…
「っつ…ゃぁっ・・・もっとぉ…いつも、みたいに、してぇ…っ」
「…ここは俺の部屋じゃないんだよ…さっきまで恥ずかしいって、言ってたのに?」
言いながら、蓮様はお姉様の乳首をまたぺろっとなめた。
「ゃああっ!…イイ、のぉっ、いつも、みたいにぃ、も、っと、あぁんっ、もっと、あん…っ!」
もっとって、言うもの…
「キョーコ…今日は、積極的だね…嬉しいよ」
蓮様もはあはあと息をして、時々かすかにお姉様みたいな声がもれてる。
蓮様も、気持ちいいの…
「声も、出したくないって、言ってたのに…」
「だ、ってぇ…じらす、もん…とめ…ないでぇっ、だめえぇ…たりない、もっ、ぜんぜ…っんぅ…ゃあ…!」
ドキドキが止まらない。
どうしよう、体があつくなるの。
どうしよう、私、なんだか変…
お姉様…どんな感じなの?
やっぱり、わかんない。
私、なんだか変、どうしよう。
さっきいたかったところの上、さわるとなんだかしびれたみたいになる。
でもそれだけ。
やっぱりちがうのかな。こんなんじゃないんだわ。
それとも…
私はこどもだからだめなのかしら。
蓮様じゃないからだめなのかしら。
こんなに胸がドキドキして、どんどん変な気分になっていくのに、
お姉様みたいにならない…
「もぅゃぁあ…も、どぅしてぇ…いつも、みたいに…くれなぃぃ…っあぁっ…」
「…もう、あとで泣き言はきかないよ…ほら、キョーコ…もっともっと、ほしがって…!」
「はぁああん!すき…っつるがさん、…ゃぁあっ…っくるぅ…!あぅっ、うれ、しぃ…っきゃあぅ…っ!」
お姉様の声で頭がぐるぐるする。
悲鳴みたいになってるけど、もう夢中で気持ちいいんだって、なんとなくわかる。
色んな音で部屋中いっぱいで、追われちゃうみたい。
ぐちょぐちゃとしめった音がして、
ぱしぱしって、たたくような音がして、
ぎしぎしとベッドがきしんでて、
お姉様と蓮様の動きはどんどん速くなってく。
「よくばりなキョーコ、すごくかわいい…」
「すごぃ…よぅっ…あっ、つょくしてぇぇ…ああっ、おねが…ぃっ…、もっと、あんっ、あ、っ・・・つょく…ぅ…あああっ!」
「いいよ…キョーコ…すご…っ…」
とぎれとぎれに上がる二人の声に、くるっちゃいそう。
もう…なにもかんがえられないわ…
そのあとは、ぼんやりした頭にかん高いお姉様の声がひびいて。
いきなりしずかになったのだけおぼえてる…
二人が出て行ってからどのくらいたったかしら?
しびれたような感じもドキドキももうなくなって、
つうっと、涙がほおをすべりおちてきた。
落ちついてわかったことは一つ。
はだかでだきあうのは恋人同士だけよね。
そうなのよね。
ああ私失恋したのねって、今やっと思ったの…
でも、わかってたの。
蓮様がお姉様を見る時、ものすごくうれしそうになる事。
お姉様も蓮様といる時は、とても安心した顔をされてたの。
気づいてた。
ううん、いつからか、きっと、知ってた。
二人がお互い好き同士だって。
ふしぎなの。
失恋したら大泣きするわって思ってたのに、
今は涙がもう流れてこないの。
だって見てしまったのだもの。
お部屋を出て行くときの二人の事。
「さっきの、本当だよ。」
って蓮様が言った。
何のことか分からない様子のお姉様に、もう一度蓮様は言った。
「キョーコの全部が、大好きだ」
「私も、敦賀さんの全部が大好きです」
顔を見合わせてほほえむ二人…
思い返した今でさえ、
流れた涙も止まるくらい、
つい私までほほえんでしまいそうになるくらい…
幸せっていうものを初めて見たの…
(1話目終)
マリアちゃん視点難しすぎました。
まともな蓮キョはここまでですが、まだ2話続きます。ごめんなさい。
続きはこの後夜のうちに暇を見つけて投下しにくると思います。
277 :
266:2006/10/22(日) 22:34:36 ID:msBJ5xVq
ネ申様流れぶった切ってごめんなさい。
GJでした!
GJ!
続きも楽しみにしてる(*´∀`)
GJ
大作キタ━━(゚∀゚)━━!!
まりあちゃん視点の為漢字が少なめで雰囲気が伝わってくる。
こっちも覗き見してるように感じてドキドキ(*´Д`)
続き待ってる
GJ!最高!
最初、まりあちゃんに見せて大丈夫かと思ったけど、
読んでみたらすごく良かった。ていうか、まりあちゃんの語りが生々しくてドキドキする〜
エロエロ濃厚だし、2人がすごく愛し合ってるってことが伝わってきて、激萌えた。
>「キョーコの全部が、大好きだ」
>「私も、敦賀さんの全部が大好きです」
(*´Д`)ここに胸キュン!やられたー
>>264です。
GJくださった皆様ありがとうございました!
それでは
>>265-275「ロリータの秘密」2話目です。
これからはマリアちゃんが暴走しててエロ度低いです…
今度はマリアちゃんとキョーコのお話。
・ほぼパラレル
・蓮が登場しません…
・百合っぽい表現ちょっとあり
変な内容でごめんなさい。
では投下してまいります。
8レス予定です。
大好きな人がいるの。
パパと、おじい様と、天国のママ。
そして、蓮様と、お姉様。
お姉様はとっても大事な人。
お姉様のおかげでパパと仲直りできたの。
シビアで強くて、お料理やおさいほうがとっても上手で。
演技もどんどん上手になってて、本当にステキな人よ。
蓮様は大好きな、大好きな人。
世界一かっこいい男の人。
他のだれにもわたさないわ。
いつか蓮様ににあうお嫁さんになるの。
…そう思ってた。
大好きな二人。
でも、その大好きはちょっとちがうの。
お姉様に、マリアちゃん大好きって言われたことは何度もある。
お姉さまに言われると、ただうれしくて、本当のお姉様ができたみたいにわくわくする。
蓮様に好きって言われると…少し悲しくて、くすぐったくて…
それでもやっぱりうれしかった。
うれしいのに悲しいのって、へんだけど…
だって私はまだ小さいもの。蓮様は大人で。
そう、どんなに大好きでも蓮様は私とちがう大人なの。
わかってたわ…
でも、何も知らなかったように、何も言わずにあきらめるのって、とてもつらいことだわ。
二人が大好きだから、よけいにね。
だから、ね…
「マリアちゃん、これでいいの…?」
真っ赤なお顔でお姉様が言う。
やっぱり私はまだまだ子供なんだわ。
この4日間で、初めて知ったことが多すぎるもの。
人が顔を赤くするときって体も赤くなるものね。
あの時にもお姉様のはだかを見たけど、あの時はそんなことに気がついてる場合じゃなかったわ。
私はお姉様をしっかり見て、はっきり言った。
「ううん。ね、ブラジャーとパンツもぬいで。」
「どうして、こんなこと…」
お姉様とまどってる。
私だって、自分でもどうかしてると思うわ。
最初はただ新しい役のおいわいにって、お部屋まで遊びに来てもらって。
四つ葉のクローバーのしおりをわたすだけのつもりだったけど…
お姉様を見たら、思い出さずにいられなかったの。
4日前のあのひみつを。
蓮様とお姉様の、あんなところを…見てしまったことを。
そうしたら…
「人生初めての失恋なのよ。蓮様、大好きだったのに。お姉様も、知ってたのに。
私お姉様の事も大好きだけど…でも、二人してだまってたなんてひどいわ。」
なんて、せめずにはいられなくて…
お姉様にこんなにイジワルな気持ちになったのは今までにないことだわ。
ふと気づいたら、こんな無茶をお姉様におねがいしていたの。
こまったお顔でお姉様はこちらを見るけど、まだやめられない。
「もう両想いなんてむりなんだもの、かわりにおねがい聞いてくれたっていいじゃない…」
するとお姉様はおどろいた顔をして…
私がだまったまま見つめていると、きゅ、っとくちびるをかみしめて。
それから、おずおずと下着をぬいでくれた。
それでもお姉様は体をかくしてじゅうたんにすわりこんでしまう。
おかしいわ、女の子同士なのに。
はずかしがることないのにね。
お姉様のきれいな色白のはだには、まだところどころ赤い点々がついてる。
蓮様のつけたあれ、すぐには消えないのね。
私が自分でつけた手首のは2日くらいで消えたのに…
蓮様はもっと強くしてたんだわ。
「ありがとうお姉様。ねえ、もうひとつおねがいがあるの。」
ふしぎそうに、お姉様がこっちを見ようとしてる。
「蓮様みたいにさわらせて?」
はずかしさを忘れたみたいにお姉様はばっとこっちを向いた。
自分でもどうかしてると思うわ。
思うけど、どうしようもないのよ。
どうしたのかしら、私…
こうしないではいられない気持ち。
かたくなったお姉様のお顔に、とっさに思いついた一番ヒドイ言葉をかける。
「じゃないと、あの時の蓮様との写真を、へんなところへ売っちゃうわ」
写真なんてもちろんウソ。
でも、そうでもしないと、お姉様言うこと聞いてくれないでしょ?
こんな変なおねがいなんて。
私だって4日前の事がなかったら、こんなことする気になんてなるはずないもの…
答えはなかったけれどお姉様はこわばったまま止めはしなかった。
お姉様の前にすわって、女の人らしくふくらんだ胸をさわる。
ふにふにして気持ちいい。
私のも、こうなってくれるのかしら?
お姉様はぎゅっと目をつぶってかたくなったまま。
蓮様みたいにさわりながら、ぺろっと乳首をなめてみる。
「マリアちゃんっ…!」
あせってお姉様がさけんでる。
「っ、やめっ…」
こまった声。
肩にかけられた手はそれでも私を気づかってくれてるみたいで、むりやり引きはなしたりしなかったけれど。
お姉様はまゆをよせてやっぱりこまったお顔をしてる。
…やっぱり、私じゃだめなのね。
蓮様じゃないと、あの時みたいなかわいい声を出してくれないのね?
あの、色っぽいきれいなお顔も、見せてはくれないのね…?
ほんとに何をしているのかしら私、って思うけど、
4日前のひみつが私をただ動かしてる。
あの時どんな感じだったの?お姉様…
手を下げて、お姉様のまたのところをさわる。
おどろいたわ。
毛が生えててぜんぜん、ちがう…
ママも、生きてたらこんな感じだったの?
私もこうなるの?
信じられない。
あの時…このあたりをぴったりくっつけて…
お姉様たち、何をしていたの…?
「やめてマリアちゃん!」
さすがにあわてて、お姉様は手にぎゅっと力を入れる。
止められるのは分かってたから冷たく言ってみた。
「だめよ。蓮様にめいわくかけるの、おイヤでしょう?」
お姉様は泣きそうな顔をしてうつむいてしまう。
蓮様は、あの時足を持ち上げて…
そうするのはさすがにとまどっていたら、
「ごめんね、マリアちゃん」
小さな声といっしょにほろほろとしずくがふってきた。
え…?
「マリアちゃんの失恋も、あんなところ見てしまったのも、私のせいで…」
ふって来たのは涙。お姉様の涙だわ。
見上げると、次々と涙をながす悲しいお顔のお姉様。
お姉様、泣いてる…!
「好きな人に、裏切られる辛さは…、私が一番思い知っていたのに…っ」
「やだっ、お姉様、泣かないで!泣かせるつもりなんて、なかったの…!」
顔をおおってしまったお姉様のうでを引きはなすようにすがりつく。
「やだ、ごめんなさい、お姉様、お顔かくさないで…!」
今まで私の前で泣いたことのない、ずっと年上のお姉様が泣いてる。
がまんできないほど、本当にどうしようもなく悲しいのね。
どうしよう、どうしようどうしよう。
私がそこまでお姉様をこまらせてしまったんだわ…
最初はイジワルな気分だったけど、悲しかったのも本当だけど、
泣かせるつもりなんかなかったのに、そんなお姉様見たくなかったのに、
ただ、ちょっとこまらせたくて、
ただ、あの時の二人の事が、ずっと頭にのこってて…
「ごめんなさい、私、うらぎられるなんて…そんなんじゃないわ…」
お姉様は泣いているけど、必死でしゃべる私をやさしく見つめてくれた。
お父様の気持ちを教えてくれたあの時みたい…
そうよ、お姉様はとてもおやさしいの。
「でも、マリアちゃんの気持ちを無視したのは本当だもの」
さびしそうにお姉様は言った。
それから、お姉さまはぽつぽつとお話をしてくれたの。
小さいころ、かわいがってくれないお母様の気を引こうとがんばっていて、
そんなお姉様の心のささえはおさななじみの王子様だったこと。
その王子様にひどくうらぎられて、悲しくて、あんまりにつらくてにくくて、もう恋なんかしないって思ったこと。
それでも…
蓮様に出会って好きにならずにいられなくなって…
恋する事がこわくて、こわくてしょうがなかったのに、蓮様にはひかれずにいられなかったこと。
蓮様の気持ちを知って、恋なんかしないって決心を続けることができなくなってしまったということ。
お姉様は心のひみつを全部、私にくれたの。
お姉様の言葉の一つ一つが心にしみていく。
「ごめんね」
ってお姉様は何度もくり返す。
「ううん、あやまるのは私のほうだわ…だって、私、私じゃだめだって事も、
きっとお姉様たちは好き同士だって事も、わかってたもの…」
そう、わかってたわ。
そして思い出したの。
ねがいをかけたキャンドルにほった名前が蓮様じゃなくてお父様だって当てたお姉様。
蓮様よりもまだお父様にいっしょうけんめいだった私は、お姉様の想いに勝てるはずなかったの…
うらぎられた思い出の中から、蓮様のおかげで大切な想いを取りもどしたお姉様…
お姉様はまださびしそうな目をしてたけど、ちょっと笑ってくれたわ。
心がかるくなった。
ふっと気づくと、私はお姉様にだきついていたの。
お姉様の手も、やさしく私の体にまわされていて。
お姉様のはだかから体温がつたわってきて…
あったかい…ママが生きていたら、こんな感じだったのかしら…
「写真なんてウソ。最初からそんなものないの。ちょっとこまらせたかっただけなの。」
ちょっとてれくさい気分で、私は口を開いた。
「それから…ただ、知りたかっただけなの。…あの時のお姉様たち、とても幸せそうだったんだもの…」
お姉様の口はおどろいたようにぱっくり開いて、そして、お顔がだんだん赤くなっていって…
声を聞くまでには思ったより時間がかかった。
「…それは…っ…、好きな人に教えてもらうことよ…」
真っ赤な顔で、しどろもどろにお姉様は言う。
「お姉様は、蓮様に教えてもらったのね?」
「そう…って、そうじゃなくて!」
あわてて手をばたばたふって、お姉様は私に向き直った。
「マリアちゃんにはまだ、早いわ…学校でも教えてもらえるし、もっと大きくなってから、ね…?」
なぁんだ、大人のよく言いそうなこと。ちょっとむっとした。
「私は子供だから?」
「それもあるけど…これは大事なことなのよ。体の事も、心の事も…」
うーんとむずかしいことを考えるようにして、
「そうよ、これは大変なことだわ、困った、どうしよう、どう言おう」
お姉様はしばらく顔を赤くしたり青ざめたりして百面相していた。
その目まぐるしさについ笑っちゃいそうになったけど、なんだかうれしい。
お姉様は私のためにいっしょうけんめいになってくださっているんだもの。
結局、あとで本を見て一緒にお勉強しようと私たちはお約束をしたの。
あんな無茶をした私なのに、ごまかしたりめんどうだってなげ出したりしないで、
私のなやみが消えるまできちんとお姉様は向き合ってくれるのね。
最初に会ったときからずっとそうだわ。
…だから私はお姉様が好きなんだわ…
「ねえお姉様、お姉様は…蓮様をどのくらい好き?」
そう聞いたら、お姉様はぱっとお顔を赤くして、少し考えて言った。
「よくわからない…敦賀さんはとてもとても、たくさんのものを私にくれた人だから…大切すぎて。」
お姉様はきゅっと両手をにぎって、ふっと泣きそうな目をしたの。
「ねえマリアちゃん、好きって…ただ好きなだけじゃ駄目なの。大切な人にずっと好きだと想ってもらえるように、その人にふさわしいように頑張らないといけないの…」
その気持ちは分かる。
私も、蓮様にふさわしくなりたいって思っていたわ。
お姉様もそう思っていたのね。
このところお仕事がどんどんふえてきてイキイキとしているお姉様、
やっぱり、それは…
「…お姉様は、蓮様のためにがんばってらっしゃるのね…?」
そう聞くと、ぱっとほほをそめたお姉様から、ポツリと答えが返ってきた。
「まだまだ、敦賀さんにふさわしくなるのは大変なことだけどね…」
少しさびしそうな声だったけど、お姉様はとってもキラキラした目をしていたの。
あの時とはまたちがうけど…お姉様、とってもきれい。
私、まだまだかなわないなあって思わずにはいられなかった。
だから、
「お姉様なら、ぜったいぜったい、大丈夫!」
心からそう言うことができたの。
そうよ、今のお姉様は私がうっとりするくらいだったの。
蓮様だってそう思うはずよ。
そしてきっとお姉様を前より好きになるわ。
まだちょっとくやしいけど…ぜったいよ。
私もいつか、お姉様みたいになれるのかしら?
なれるといいな…
だってお姉様は私のあこがれなんだもの。
(2話目終)
やっぱり子供は難しかったです。
趣味に走ったら暴走の落とし前をつけるのに苦労しました…
次も多分こんなノリですごめんなさい。
残り1話、1時間後くらいに投下できたらしたいと思います。
いやいやGJ!
マリアちゃんの心理描写が凄くいい!
キョーコの台詞からも、蓮に愛されてる感じが伝わってくるし、
何だか切ないような、あったかいような気持ちになったよ。
続きも楽しみ♪
>>264です。
>>291 GJありがとうございました。
2話目はちょっと悩んでた部分だったので安心しました、嬉しかったです。
では引き続き完結編投下させてください。
>>265-275「ロリータの秘密」
>>282-289「ロリータの憧憬」
今度はマリアちゃんと蓮のお話です。
・ほぼパラレル
・エロ度極少
・ただし最初にロリ展開あり
長々と済みません。今回で終わりです。
10レス予定です。
ふるえる体。流れる涙。
ふくを全部、ぬぎすてて…
思い切って告白した。
世界で一番大好きな、世界で一番かっこいい人へ。
「おねがい、だいてください…いけないことって、わかってる、でも…」
「こんなにちいさいのに、いけない子だね」
「どうせ私は、子供です…」
私なんてつり合わない、でも…
ふっと笑顔を見せてくれた。
「かわいいよ…俺が大人にしてあげようか…?」
「…おねがい、します…」
本当はこわくてしかたがないけれど、うけ入れてくれた事がとてもうれしい…
力強いうでにだかれて、体中なでまわされて。
「まだ胸は小さいけど…」
「あっ…きもちいぃ…」
「君はここが一番イイんだよね…」
「ゃんっぁあっ…あぅっ、はぁん…ア…あっあぅ…っ」
乳首をぴちゃぴちゃなめられて、声を上げる。
そして、言う…
「おねがいです、いれてください…」
「お望みどおりに…」
ぐいっと足をかかえ上げられる。
なにが、おこるのかしら・・・
「…キョーコ、好きだよ…」
だめだわ。
いつものようにカーテンからまぶしい光のさす日曜日の朝。
でもいつもどおりでないのはこの気分。
さいあく、だわ・・・
この夢を見るのはもう3回目かしら。
夢ではあの時みたいにドキドキすることもへんな気分になったりすることもないけど…
やっぱりショックが大きかったのかしら。
あれからお姉様と「保健体育」のご本でお勉強はさせてもらって、
…にんしん、とか、大事なことをたくさん教えてもらったんだけど…
それはまだピンと来ないながらなんとなくわかったんだけれど、
あの…ひみつの土曜日の事はご本にはない感じがして。
あんなふうに幸せそうだった蓮様とお姉様の事は、あのドキドキする感じは…
やっぱりなんだかふしぎなまま。
これがきっとお姉様の言う「好きな人に教えてもらうこと」なのね。
それにしてもなぜこんな夢なのかしら。
初めに見たときは、たしかに私が蓮様に告白して…
はずかしいけど、はだかでだき合ってるのは私だった。
何もかもやっぱり分からないままで、ただお姉様の声をまねていただけの私。
けれども、蓮様がよぶ名前は、やっぱり「キョーコ」で。
その後に見た2回では、ちいさなお姉様と蓮様の夢になってしまった…
なんでなのかしら。
最初に見たときは、お姉様にもうしわけないわって、そんな気持ちになってこまったけど…
夢でくらい、いいんじゃないかしら。
蓮様が…私の事を見てくれたって。
そうよ、お姉様はステキだわ。
かなわないって事はよくわかってる。
でもやっぱりずうっと好きだったんだもの。
夢でくらいって思うくらいいいじゃない。
だって、蓮様以上にステキな人って、やっぱりいないんだもの!!
そんな風に…テレビで、おじい様に会いに行った事務所の中で、蓮様に出会うたび…
なんだかもやもやした気持ちになるのをとめられなくなってしまったの。
「蓮様、おわたししたいものがあるの。ちょっとまっててね。」
コーヒーをおきながら私はそう言って、ソファーにすわった蓮様からはなれる。
おうちへおじい様に会いにきただけの蓮様にむりを言って、
私のお部屋まで来てもらったことは今までにも何回かあるけど…
今日の私が今までにはない気持ちをかかえているって、蓮様はきっとぜんぜん知らない。
そばで蓮様のやさしいお顔を見てたら、なんだかたまらなくなってしまったの。
お姉様をだきしめていた、なんだか知らない人のようなあの時の蓮様。
なんだかいじわるで、それでもとても幸せそうだった、でも、なんだかこわかった、ふしぎな蓮様…
蓮様は…あの時どんな感じだったの?
お姉様をあんなふうにしてしまった、蓮様は…
どうしよう、なんだかドキドキしてきた。
ううん、私はクローバーのしおりを机に取りにきただけなのよ、落ちつきなさい!
自分に言い聞かせてみたけど、目には最初に見たときの夢が、ちらついてる。
だめよなに思い出してるのよ、分かっているわ、蓮様にはお姉様がいるのよ。
それに、あんなことは…そうよたしかに私には早いのよ。
でも…
どうしてなのかしらこの、もやもやした気持ちは。
ぜんぜん消えていかない。
私の中でいっぱいになってぐちゃぐちゃ。
私、何をしたいの?
わからない。
わからないけど…
このままじゃ、もうどうしようもないわ!
…ふるえる体。
ふくを全部、ぬぎすてて…
夢が人のねがいを表すのなら、やっぱり私はこういうことをしたかったということなのかしら。
まさか本当にやれるはずはないって思ってたのに。
でも…
蓮様に「大好き」なんて、今までにも何度も言っているもの。
そのたびに蓮様は笑って「ありがとう」って。
蓮様のことだもの、そんな言葉はたくさんたくさん、だれからももらってしまっているんだわ。
そして蓮様は私のことを、ただの子供だと思ってる…
ふつうに言ったんじゃいつもと同じだもの。
「ありがとう」でそのまま終わりなんて、いやよ。
蓮様にはお姉様がいるってわかってる。
だからバカなことをしてるわ。
でも仕方ないじゃない、蓮様よりステキな人はいないんだもの。
ごめんなさいお姉様…
でも、先にぬけがけしたのはお姉様なんだもの、こんな無茶なカケくらい、ゆるしてくださってもいいでしょう?
えらぶのは蓮様なんだし、
ねえ?
「蓮様」
私をふり返った蓮様のお顔はみるみるこわばっていった…
「マリアちゃん!?」
びっくりして目をそらしてしまう。
蓮様だめ、こっちを見て…
「私、ほんとに蓮様の事、大好きよ…」
私はそろそろと近づいていくけれど、
「だからって、だめだよマリアちゃん、服を着て…」
蓮様は目元をかくして、私を見ないようによこを向いてしまう。
その気づかいが一人前のレディとしてあつかってもらったみたいで、少しうれしい。
やっぱり蓮様は紳士だものね。
バカな子だわ私。
こんなことしてもどうにもならないのに。蓮様には…
でも、まだ終われない。
まだ何も、聞いてないもの…!
「だって蓮様、本気にしてくださらないでしょう?私…」
「…ごめん、マリアちゃん…」
よこを向いたまま、蓮様は言った。
「私が、きらいだから?」
「そうじゃないんだ。俺は…」
言葉を切って、蓮様はひくい、まじめな声でこう言った。
「マリアちゃん、服を着てくれないかな。君が本気で言ってくれたんだから、君を見てちゃんと答えたいんだ」
蓮様の言葉は私をうけ入れてはくれないものだった。
なのに心はなんだか落ちついてる。
おとなしくふくをきて、蓮様にならんでソファーにすわる。
おそるおそる、蓮様を見上げる。
蓮様はしんけんな目で私の顔をのぞき込むようにした。
少しはずかしいくらい…
「ありがとう、マリアちゃん。」
言葉はいつもと同じだけど、いつものやさしい笑顔じゃなくて、ちょっとさびしそうなお顔だった。
「…お礼を言われたいんじゃないの…」
やさしい蓮様、私をきずつけないように考えてくださってるのは分かってるわ。
それでも、私は…
「うん…ごめんね。」
蓮様が少し目をふせる。
…やっぱり、こういわれてしまうのね…
「私が、子供だから…?」
「年は関係ないよ。ただ…俺には、もう好きな人がいるから」
蓮様は…しっかりと私を見つめてそう言ったの。
ああ…
体の力がぬけていって、私はうつむいた。
「ごめん、マリアちゃん…」
私を気づかう蓮様の声。
あの時のお姉様と少しにてる。
「ううん…ううん、いいの…蓮様…」
私は顔を上げて蓮様に向き直った。
多分、いい笑顔を私はできているはずだわ。
涙が出そうだけどきっと大丈夫よ。
だってわかったの、私がしたかったこと。
「私、蓮様にそうやってきちんとふってもらいたかったんだわ…」
お姉様だからしょうがないって、それだけですぐにあきらめられなかった。
かなわなかったけど、気持ちをつたえるのってとても大事なことなんだわ。
それに…
お姉様と二人でお勉強していたあの時…
お姉様は言っていた。
「以前の私みたいに傷つかないように、相手がどんな人なのか見極められるようにならないと、駄目なのよ。
自分を大切だと思ってくれる、安心できる人に出会えるように…それがちゃんとわかるまで成長しないと、駄目よ」
人を好きになるには体の成長だけじゃなくて、心の成長も大切なんだって、教えてくれた。
女の人には大切な出来事がまっているから。
ちゃんと人を見る目を身につけて、運命の人をまちがわずに選べるように。
運命の人。本物の王子様。大好きな、大切な人。
お姉様にとっての蓮様。
蓮様が、だだをこねる私をいいかげんにあつかうような人だったら、
しっかりふってくれない人だったら、
お姉様をうらぎるような人だったら、
そんな人だったのなら…
そんな蓮様私はいやだわ。
私は最初の夢みたいに、うけ入れてもらいたかったんじゃないの。
蓮様が私をだめな、いやな子にしなかったことに、
お姉様がまちがっていなかったことに…
とても安心してる。
やっぱり蓮様はステキなの…
「ありがとう蓮様。私、やっとあきらめられるわ」
蓮様はとてもやさしく笑って、私の頭をなでてくれた。
「蓮様、その人のこと…とてもとても、大好きなのよね…?」
…わぁ…
今ふられたばっかりだというのにもう一度恋をしそうになって、
あわてて私は頭をぶんぶんとふった。
だってこんなまぶしい笑顔、こんな間近で見てはいけないわ!!
乙女の目のドクよ…!!
笑顔だけでもこんなにぐるぐるしてしまうのに、
「そうだね。とても大切で、大好きなんだ」
そんなやさしい目と声で言わないで…!
蓮様、本当に罪な人だわ…
でも、今の蓮様をそうさせているのはお姉様なのね。
ドラマの蓮様はいつもとてもステキだけど、この「本物」にはかなわないもの…
今お姉様がここにいたら、あの時の幸せそうな二人をまた見られるにちがいないわ。
思い出すと自然に顔が笑ってしまう。
そうして私は言った。
「お姉様と、お幸せにね…」
ぴたっと、蓮様の手が止まった。
「マリアちゃん、君…?」
あら?
いやだしまった、お姉様、って言っちゃったわ!
私がお姉様ってよぶのはたった一人だけ。蓮様、なんで知ってるのってお顔をしてる。
人気の芸能人同士なんだもの、だれにもひみつにしてた事なのよね、やっぱり。
…でも、もしかしたらお姉様からお話聞いてるかもしれないと思ってたし…
ううんだめね、あの土曜日の事も、4日前の事も、あんまり言いたいことじゃないわ…!
「え、っと、その、こないだの土曜に、蓮様とお姉様を、見て…そうじゃないかって…!」
あ。
ばかばか、私のバカ!!土曜日なんて、わざわざ言わなくてもいいじゃないのー!
私は真っ赤になって、かたまって…
そうしたら、蓮様の目がだんだん見開かれていって。
…二人とも、そのまましばらくかたまってた…
だけど、それ以上決定的な話をしあえるはずもなくて。
あいまいなまま…気まずい空気を、笑ってごまかした。
コーヒーを一口のんで。
変な空気をやぶったのは蓮様のほうだった。
「マリアちゃん…今度から絶対に、あんな告白をしたら駄目だよ…」
これは大変なことなんだから、と、蓮様はお姉様とにたようなことをつぶやいた。
気まずそうに蓮様は目をそらしてる。
私はさらに真っ赤になってしまう。
本当に、なんて事をしたのかしら、私…
でも…
「わかってるわ…蓮様だから、ふられるって分かってたから、できたんだわ…」
今なら、そう思える。
「それに…蓮様はこんな、年のはなれた子供なんて相手にされないでしょう?」
蓮様は、ふくざつな顔をしてゆっくりとこっちを向いた。
「俺もそう思ってた事があったけど…好きになってしまえば、きっとそんなことは考えられなくなるよ」
なんだか遠い目をされてる。
もしかしてお姉様の事?
でも、私とちがってそんなに歳がはなれていないのに?
「…じゃあ、蓮様、今お姉様が私と同じ8才だったとして…さっきの私みたいに告白してきたら…?」
がた、と重い音がテーブルにひびいた。
テーブルの上にころがる、蓮様の持っていたコーヒーカップ。
中身はほとんどなくなっていて、こぼれたりはしなかったけど…
「…蓮様?」
口元をおさえて目をおよがせる、今まで見たことのない蓮様のお顔は…
このお顔って…蓮様、あわててる?
少しほおが赤いような…もしかして照れていらっしゃるの!?
おどろいて私は何も言えなくなってしまった。
こんな蓮様は初めて見るわ…
さっき私が告白した時にだってカップを落とすほどにはおどろかなかった蓮様なのに。
…でも照れたようなそぶりの蓮様は、とてもかわいらしかったの。
きっとそこまで、お姉様のことが特別なのね。
ふと、今朝見た夢が頭をよぎらずにはいられなくて…何も言えないまま私は深いため息をついた。
運命の人…
「そんな人に出会えるかしら」って言ったら、
「マリアちゃんなら、大丈夫よ」
お姉様はそう笑ってくれたけど。
こうやってふられてしまった今でも、蓮様よりステキな人がいるなんて思えないわ。
私はどうしたらいいのかしら…
運命の人と幸せな家庭を作ることなんて、夢の夢みたい。
家庭…?家庭を作るって…
そうだわ。
「ねえ蓮様、おじい様もお姉様との事、ごぞんじなのよね?」
蓮様は苦笑した。
「あの人はすぐ気づいてしまったからね。まだ公表は出来ないけど、許してくれて…感謝してる」
やっぱり。
だから、蓮様たちはあんなだいたんなことも出来たのね。
おじい様は蓮様をとても気に入っていらっしゃる。
…きっと、出来ないことじゃないわ。
それにああいうことをしているなら、蓮様とお姉様はちゃんとかくごをしているって事で…
そうよ!
いきおいづいて、私は蓮様の手を取った。
「ねえ蓮様、お姉様と早くご結婚なさって!そしてたくさんえっちをするのよ!」
…あら蓮様、青くなって変な顔してる。
だってしょうがないじゃない、私はもう8才なのよ。
長くは待ちたくないわ、早く出会わなくちゃならないもの。
だからお願い、蓮様、お姉様。
――いいえ、未来のお父様、お母様――…
(完)
>>294のところナンバリング間違えましたorz
蓮とキョーコに責任を取らせるための2・3話目でした。
こんなオチでごめんなさい。
気づいたら擬似親子関係ものになってました。
最初は13巻総扉のちびキョーコと大人蓮のロリものをやりたかったはずなんですが、
荷が重くて出来ませんでした。名残が3話目の頭に。
書き終わってから気づきましたが、
>>26さんの「ローリィを待つ間に始めちゃう二人」が元ネタになってた気がします。
長々と済みませんでした、つたない妄想を読んでくださった方有り難うございます。
304 :
markura:2006/10/23(月) 07:24:58 ID:VuGKSGQg
「ロリータ」シリーズ全3話、堪能させて頂きました!
第1話から始まり、2話、3話、と、それぞれのキャラクターに見合った展開に萌え要素を組み込み、上手に話を繋げて行った力量に脱帽です。
私的には、最後の「早く(責任取って)理想の相手を作ってねv」と言う含みに取れたオチがウケました。
これからのあなたの妄想に激奨励。
あーあ…
ロリータGJでした!
一作目エロくていい!
私的には三作目でマリアちゃんが裸になってるとき、ローリィが入ってきたらどうしようとハラハラしますた。
三部作GJ!
乙でした。マリアちゃんは将来いい女になるんだろうなぁ。
2・3部GJ!
なんだか、フランス映画のにおいがした。
まりあちゃん、おそろしい子…ハラハラしたよ。でもかわいい。
まりあちゃんの必死さ、小さな胸を痛めてて、こっちも胸が痛んだよ。
8歳のキョーコの例えに蓮が照れてて、やばいなこいつ、と思いつつ萌えた。
>>264です。
改めてGJと温かいお言葉有り難うございました。
暴走した分ハラハラしていたので、ご感想いただけてとても嬉しかったです。
いつもここの皆様には励まされています。有り難うございます。
また何か降りてきたら投下させていただくと思います。
今後も新たな作品と萌え会話を楽しみにしております。
カンカンに怒るキョーコが見てみたい、とふと思った。
今号のキョーコみたいに泣きながらわんわん怒って最終的には言いくるめられる。
キョーコだと怒ってもなぜか萌える予感(*´Д`)ハァハァ
>>309 GJでした。楽しませていただきました(*´Д`)
1作目は蓮キョのエロにはげ萌えました。
2・3作目は、マリアちゃんに感情移入して切なくなったよ。
マリアちゃんかわいくて抱きしめたくなったよ。ママになってあげたいくらい。
>>310 キョーコは怒ってもかわいいよね。
怒りの種類が豊富そう。松に対する怒りとか(殺)、
プンプンって感じの怒りとか、泣き怒りとか。怨キョ怒り(薄笑)とか。
すごく読む人が限られると思うけど、>309さんの「8歳のキョーコ」ってネタが
すごく気になる。ロリは受け付けないはずなのに。犯罪なのに萌えてしまいそう。
既に蓮が照れたとこに萌えてしまったけど。
8歳はいくらなんでも…だけど、12歳のキョーコなら、まだまし?
ここって蓮キョのみ…なのかな?
実は松キョ萌えなんだけど…。
最終的には蓮キョで全然OKなのだけど、ちょいと松キョが見たい私…。
自分で書かないくせに図々しくてごめんなさい!
>>312 保管庫や過去スレには、尚キョもあるから、蓮キョだけではないと思うよ。
スレタイも『仲村作品』だから、クレパラあり、MVPあり、スキビあり、でいいんではないかと…。
自分は、蓮キョ萌えなので、蓮キョしか書けないけど、たまには尚キョがあってもいいかなぁ、とも思う。
私は蓮キョオンリーだけど尚キョもあればざっと読んでる。
萌えるところがあったら自分の脳内で蓮キョに変換しなおしたり。
邪道でごめんなさい…
前置きがあればダメな人も避けられるしいいんじゃないかな。
個人的にはあんまり尚キョが増えると悲しいけど、
そこは自分が頑張って書いたり妄想やリクを投下したりすればいいんだし。
連投ごめんなさい
>>310 言いくるめられるキョーコも萌えだけど、
怒られて凹んじゃった蓮にほだされちゃうキョーコもいいな。
どっちも萌え。
>>311 8歳でも12歳でもいいな。
どっちも実際には尚ちゃん大好きな時代だよね。
その時代も蓮がゲットすると思うと萌えるww
13巻の描きおろしに禿萌えだったんで、夢オチでもいいから読んでみたいw
316 :
312:2006/10/25(水) 05:56:52 ID:DTJhuiEl
松キョ萌えと言ったのですが、保管庫の松キョをいくつか見て、
真の萌えは蓮キョ←松だと気付きました…。
松には当て馬でいてほしい…そして蓮と互いに嫉妬しあってる…そんな関係が好きみたい。
うーん逆ハー?
あとありえないけど、社キョも見てみたい…。
317 :
310:2006/10/25(水) 18:51:02 ID:8Rn4WAyl
>>315 自分も書いたあとそう思った<凹みにほだされ
しかもアホな理由で怒られることも多そうだ。
一応隠しているのに人前でもすり寄ってくる、とか、
気遣ってくれる社さんにまで焼き餅をやいて魔王降臨したとか
記念日でもないのにプレゼント、が多すぎるとか、
通販で高枝切りバサミ等いらんものを買ったとか。
怒られてショボーンとなって素直に謝ってしまう蓮。
「ごめんよキョーコ、なんでもするから許して」
「別に何もしなくていいです。…反省してるんですか」
「もちろん反省してる。ごめんよ…許してくれる?」
可哀相というより可愛く思えてしまったキョーコ。
許してあげたくてうずうずするが、即許してしまうのも…
ここで甘やかしてはいかん、と思いつつも
子犬みたいな目で見つめる蓮に『もう勘弁してー!』と内心悶絶。
許した途端に反省も忘れて襲っちゃう蓮(*´Д`)ヘタレンスキー
>>317 それイイ!
自分が思いついたのは焦らす蓮にキレるキョ−コ。
キョーコがお願いしても、なかなか挿入しない蓮。
「お願いぃ・・敦賀さんのが欲しいのぉ・・・」
「まだ駄目だよ。ちゃんと言ってくれなきゃ、あげないよ?」
毎回焦らされてばかりなので、困らせてやろうとプチ反抗。
「わかりました・・・。そんなに意地悪するのなら私だって!!
当分敦賀さんとはしません!一緒に寝ません!」
「え?・・・ちょっ・・キョーコ!!」
さっさと服を着てゲストルームへ行ってしまうキョーコ。
慌てて追いかけるが、鍵がかけられてて入れず生殺し状態で凹む蓮。
(*´Д`)ヘタレンハァハァ
神様どなたか書いてくだされ!
さすがに一人でじっくり反省しようと、がっくりして部屋をでていく蓮。
決心したものの、蓮がいないんでとたんに不安になるキョーコ。
しばらくして一人の虚しさが身に染みた蓮が帰還。
キョーコは意地をはってまだ怒りたいものの、帰って来てくれたのが嬉しくてもう気持ちごちゃごちゃ。
そんなキョーコが可愛くてたまらない蓮。
…まで一挙に妄想した。
ぐはぁ萌え…
連投失礼します。
ややこしかったんで修正。
部屋→マンション。
おあずけのまま厳しく蓮に仕返しするキョーコも萌えなんだけど、
私が妄想するとどうしてもキョーコが意地を張り切れなかった。
>>318-320 妄想膨らませてくれてサンクス(;´Д`)キュンがムネムネした
キョーコなしで歩く夜道はたまらなく淋しかった。
そのことを伝えてちゃんと謝ろうと帰ってきた蓮。
玄関のドアを開けた途端、キョーコがわんわん泣き喚きながら飛びついてきて胸倉を掴んで何か叫んでいる。
が、泣いていて何を言っているのかさっぱりわからない。
まだ怒ってるんだと解釈し、とりあえずリビングへ連れて行き、背中を撫でながら謝って落ち着かせる。
ようやく落ち着いたキョーコに何を言っているのか話させると。
要するにキョーコはまさか蓮が出て行くとは思わず慌てふためき
二度と帰ってこないのかとひどく取り乱していた様子。
「ひどいです!二度と出て行ったりしないでください」
思い出してまたしゃくりあげて泣き出すキョーコ。
「ごめんよ、まさかそんなに驚かせるとは思わなかったんだ」
結局また謝ってるヘタ蓮(*´д`*)
>>317 蓮、犬みたい。カワイス(*´Д`)
しっぽ振って擦り寄ったり、かまってくれないからやきもちやいたり、
キョーコがメって言って、ショボーン
じゃれたり襲い掛かったり。
訂正。
>かまってくれないからやきもちやいたり、
↓
かまってくれないからすねたり、やきもちやいたり、
>>315 12歳のキョーコと16歳の蓮って萌える。(*´Д`)
>>311です。妄想してみたけど、やっぱりエロにはいかないや。
淡い恋って感じで。ちょっとロリ入ってて微妙だけど、マロン行きかな。
>>321 取り乱しキョーコすっごくかわいい。キョーコを落ち着かせる蓮も萌え。
>>321 わんわん泣き喚きながら飛びついてくるキョーコに禿萌え。
いいなーこの妄想リレー(*´Д`)
しばらく来なかったら、萌妄想リレー開催中(*´Д`)キュンキュン
そんな流れを豚切ってスマソ。
投下させてください。
お嬢様ごっこです。
甘めですが微変態。異物挿入。ソフトSM風味が苦手な方はスルーでお願いします。
327 :
1:2006/10/26(木) 01:53:03 ID:HkdU3At7
「ああ、見ないで…、見ないでくださいっ…」
「どうして?お綺麗ですよ、お嬢様」
ソファの上のキョーコに向かって言った。
手を後ろ手に縛られ、ロングスカートの清楚なワンピースを着ているキョーコの、白くて綺麗な脚は、一人掛けのソファに掛けられている。
スカートをたくしあげられ、両脚を開かされているキョーコは、下着を着けていない。
むき出しにされた、キョーコの秘花はてらてらと塗れそぼり、蜜をこぼしていた。
事の起こりは、数分前。
キョーコは、ドラマでお嬢様役が決まったと、蓮に報告した。
「ダークムーンの未緒みたいなお嬢様じゃなくて、今度は正真正銘のお嬢様なんです」
嬉しそうに瞳を輝かせ、夢中になって熱弁をふるうキョーコは、かわいくて仕方がない。
「それはよかったね」
その様子を微笑ましそうに見つめて、答えた蓮に、
「敦賀さん、お稽古、つけてくれませんか?」
キョーコが切り出した。
キョーコの役は、世間知らずのお嬢様で、何かにつけて、家庭教師兼世話役の執事に叱られる役らしい。
早く、その役をやりたくて仕方がないキョーコは、蓮に相手をしてくれ、と頼んだのだった。
328 :
2:2006/10/26(木) 01:53:52 ID:HkdU3At7
「全く、そんな事も出来ないなんて…。本当に貴女は、この家のお嬢様ですか」
西洋風の教鞭を持たされ、わざわざ、お嬢様風の服に着替えたキョーコの目の前に立つ。
「ご、ごめんなさい…」
演技とはいえ、瞳を潤ませて見上げてくるキョーコを見ている蓮の中に、ちらりといたずら心が沸いた。
「謝っても駄目ですよ」
手に持っている教鞭を、ぴしりと鳴らして、キョーコににじり寄って行く。
じりじりと追い詰められて、一人掛けのソファの前まで後退ったキョーコは、逃げ場を失って、ごくりと喉を鳴らした。
「お仕置きです」
にっ、と口の端を上げて笑みを浮かべた蓮は、ネクタイを外してキョーコの手を体の後ろで縛り上げる。
「…え?ちょっ、敦賀さん…?」
突然の事に驚いたキョーコは、バランスを崩して、どさりとソファの上に座り込んでしまった。
不安そうに見上げるキョーコに覆い被さり、ショーツを脱がせる。そのまま、膝を割って脚を開かせ、ソファの肘掛けに掛けさせた。
「やっ、敦賀さん!」
驚きと羞恥で頬を染めるキョーコは、身動きが取れず、自らの恥ずかしい部分を隠す事さえ出来ない。
じっくりと秘所を見つめる蓮の瞳は、ねっとりとまとわりついて来るようで…。
329 :
3:2006/10/26(木) 01:54:45 ID:HkdU3At7
「嫌っ!敦賀さん、ほどいてっ…」
恥ずかしさを、堪えきれずにキョーコは身を捩る。その様子を見た蓮は、くっ、と喉の奥を鳴らした。
「お仕置きだ、と、申し上げたでしょう?」
蓮の口調に、演技がまだ続いていることを悟る。
視線が絡み付いて、見つめられている秘所の奥が、じゅん、と熱くなるのを感じた。
「ああ、見ないで…、見ないでくださいっ…」
「どうして?お綺麗ですよ、お嬢様」
見られているだけで、蜜を溢れさせ始めたキョーコの秘花が、てらてらと輝いている。
「おや、濡れていますね。見られて感じるなんて、淫乱なお嬢様だ」
「い、いやぁ。見ないで…」
羞恥で潤んだ瞳や、濡れた睫が、頬を朱に染めるキョーコの表情を、より淫らにして…。
「あっ、んっ」
手にした教鞭で花びらをやんわりと撫であげると、くちゅ、と音を立てた。
教鞭の先端を花びらにあてがったまま、上下に動かしてやると、くちゅくちゅと濡れた音が響き、蜜が溢れだしてくる。
「ああっ、あ、んっ」
半開きになった、キョーコの艶やかな唇からは、悩ましげな吐息と艶を帯びた声が漏れ始めた。
「凄いな。どんどん溢れだしてくる…」
「いやっ、あん、…いやぁっ!」
330 :
4:2006/10/26(木) 01:56:08 ID:HkdU3At7
「嫌ですか?本当に?」
「いやっ、あんっ、いやなのっ、敦賀さ、ああんっ!」
教鞭を持っていない方の蓮の手が、突然、服の上からキョーコの乳首を捉えた。
触れられてもいないのに、硬く尖ったそれを、ぐりぐりと擦り、こねられる。
「ああ、あんっ、んっ」
花びらと同時に乳首をいじられ、また、躰の奥からじゅんわりと熱い蜜が、溢れ出してくるのを感じた。
「見られて、少し触られただけで、ここをこんなに硬くして…。お嬢様は本当にいやらしいお人だ」
「あっ、いや…、んっ、んっ、ああっ」
うわ言のように、いや、と繰り返しながらも、キョーコの中は溶け出していく。蜜を滴らせて、くちゅくちゅ濡れたと音を立て、キョーコの秘所はすんなりと教鞭を飲み込んでいった。
「ああんっ!いやっ、そんなの…、入れちゃ、いやぁ」
「嫌?そのわりには、飲み込んで離さないように、ヒクヒクと締め付けているではありませんか」
無機質な異物に中を弄ばれ、くちゃくちゃとかき回される。冷たい筈の教鞭が、キョーコの中の熱さによって熱を帯びていく。
「ほら、こんなに濡れて、糸まで引いて…」
くちゅっ、と音を立てて引き抜かれたそれには、キョーコか滴らせている蜜がついて、光沢を帯びていた。
331 :
5:2006/10/26(木) 01:56:57 ID:HkdU3At7
「いっ、や、…っ」
「嘘ばっかり…。この淫らな鞭でお仕置きされて、ここはこんなに涎を垂らしていますよ」
蓮はキョーコの前に跪き、濡れた花唇をじっくりと見つめる。
「それに、いやらしい香りがする」
「やっ、やだっ、敦賀さんっ、…そんな、に、見ないで…」
羞恥に顔を背けるキョーコのそこは、ヒクヒクと蠢いて、まだくわえ足りないと主張しているように見えた。
ふぅ、と息をかけられて、キョーコの躰がひくりと震える。
「…っ、敦賀さん…」
「何ですか?」
泣き出してしまいそうな視線を蓮に向けて、キョーコは口を噤んでしまう。しかし、蓮にはキョーコの言いたい事はわかっていた。
「どうされましたか?お嬢様」
知っていながら優しい声で尋ねる蓮に、ちろりと恨めし気な視線を向けた後、
「…も、おねがい…」
目を逸らして消え去りそうな声で告げるキョーコが、可愛くて仕方がない。
「何を?」
恥ずかしがって目を合わせないように俯くキョーコを、蓮は更に追いつめていく。
「意地悪!わかってるくせにっ…」
きゅ、と眉を寄せて、涙混じりに抗議するキョーコの、羞恥に染まる顔を見ていると、蓮自身もムズムズと高ぶるのを感じた。
「ほら、どうしてほしい?」
332 :
6:2006/10/26(木) 01:58:32 ID:HkdU3At7
目一杯、優しい声で問うと、キョーコはおずおずと口を開く。
「ち、ちゃんと、触って…?鞭じゃなくて…、指で」
蓮と目を合わせないように、目を瞑って小さな声で、羞恥に肩を震わせながら、キョーコは答えた。
「お嬢様は、鞭がお好みなのかと思いましたが…」
「…っ、意地悪しないで!敦賀さん。中っ、中が熱いのっ」
散々、焦らされ追いつめられたキョーコは、もう我慢ができない。ゆるゆると腰を動かして、くりくりとした目に涙をいっぱい溜めて、蓮を急かした。
「仕方のない人だ」
花唇を割開き、指を中まで入れるとキョーコの口から、何とも言えない卑猥な声が漏れ始める。
「あっ、あっ、敦賀さ、んっ、中、中がっ」
「気持ちイイ?」
「んっ、熱くて、…きもちいっ。敦賀さんの、指がっ、きもち、いっ、のぉっ」
指を入れ込む際に、壁を擦られるのがたまらないらしい。
抜き差しを繰り返し、わざとくちゃくちゃとと音を立ててやると、キョーコの顔が快楽に歪んでいく。
「他には?どうしてほしい?」
「…んっ、ソコ、指でしながら、お口で、…してっ、ああんっ」
言われた通りに、秘花の少し上にある粒を口に含むと、キョーコは更に、嬌声をあげた。
「はぁんっ、あっ」
333 :
7:2006/10/26(木) 01:59:18 ID:HkdU3At7
頬を紅潮させ、口を半分開いて喘ぐキョーコの姿が何とも淫らで、清純そうな彼女をもっと乱してしまいたい。
「あっ、あっ、敦賀さんっ、はぁっ、んっ、いっちゃ、んんっ、いっちゃぅっ」
舌先てコロコロと転がしていた粒を強めに吸い、同時に指を奥まで勢いよく突き入れると、
「…ぅ、あああぁぁぁんっ!」
高らかに声をあげて、キョーコの躰がガクガクと痙攣した。秘所はヒクヒクと蓮の指を締め付けてくる。
キョーコが達したのを確認して、後ろで縛っていた手を自由にしてやった。
「本当に、いやらしいお嬢様だね」
「敦賀さんが、こんな躰にしたんですから…。ふっ、責任とって」
自由になった手を伸ばして、すがりついてくるキョーコが愛しい。
「いいよ。どうやって?」
「敦賀さんの、頂戴?中、ちゃんとイカないと、おさまらないっ」
唇を求めて、両手で蓮の頭を掴み、必死で舌を絡めてくるキョーコの中は、まだ入ったままの蓮の指を、もっと中へ誘うようにヒクヒクと蠢いた。
「仰せのままに、お嬢様」
ポケットの中に入れていた避妊具を取り出し、器用に片手で被せる蓮の舌を求めて、唾液を啜る濡れた音が部屋中に響いている。
「んっ」
唇を離して、キョーコの目を見た。
334 :
8:2006/10/26(木) 02:00:07 ID:HkdU3At7
「準備できたよ。どこに欲しい?」
キョーコは、蓮の頭から手を離した。ゆっくりとその手が下に降りていき、秘所へと辿り着く。
「ここに、下さい」
両側から、自らの秘唇を寛げてねだるキョーコが、やけに淫らで、蓮は堪えきれずに一気にキョーコを貫いた。
「あっ、はああんっ」
「キツいね。そんなに、欲しかった?」
「だって、敦賀さっ、がっ、ああっ、じ、焦らすからぁっ」
腰を動かす蓮の動きに合わせて、キョーコの中がきゅうきゅうと収縮を繰り返す。
「ごめんごめん。ちゃんと、…くっ、責任とるから、ね?」
「あっ、あっ、あああんっ、あっ、中、敦賀、さんのが、熱っ、よぉ」
キョーコの痴態に、蓮もまた、高ぶっていた。腰の動きが、いつもより速く深い。
「あっ、つ、つるがさっ、…っ、奥、奥まできちゃ、あああんっ、すごいのっ」
「イイよ、キョーコ。キョーコの中、…っ、全部イイ…」
うわ言のように、2人で名前を呼び合い、躰の奥深くで繋がる感覚に酔いしれ、高まっていく。
「敦賀さっ、いっちゃぅ!奥っ、奥が、ああっ、あっ、あっ、いくっ、いくのっ」
「キョーコ、いいよ。俺も限界だ」
「あ、あ、あ、あああああんんっっ!」
335 :
9:2006/10/26(木) 02:01:35 ID:HkdU3At7
一際高い声をあげて、ガクガクと躰をしならせるキョーコの最も奥で、蓮もまた、頂上に上り詰めた。
「もうっ!敦賀さんのバカっ!」
せっかく、お嬢様の役だから、と張り切っていたのに、なし崩しに淫らな行為に耽ってしまった恥ずかしさを、キョーコは蓮にぶつけた。
「ごめんね」
蓮はそれを受け止めて、いつものように、
「キョーコがあんまり可愛くて」
と、キョーコを丸め込もうとするのだった。
「そういや、執事役は誰かするの?」
「えーと、古賀さんです」
キョーコの口から出てきた、抱かれたい男No.2の名に、蓮はピクリと反応する。
「あ、私、…し、シャワーもらいます、ね…?」
不穏な空気を察したのか、バスルームに逃げ込もうとするキョーコの腰を掴んで捕まえた蓮は、そのままベッドルームへと運んだ。
「あの男にも、あんなお仕置きさせるの?」
「させませんよっ!そんなのさせるの、敦賀さんだけです!」
キュラキュラと神々しい笑みを浮かべる蓮に、必死で弁明するキョーコには、長い長い夜が待っている。
嫉妬の心を内に秘めた夜の帝王によって与えられる、官能的で淫らな夜…。
夜が明ける頃まで、キョーコの細くて白い躰は、休まる事がなかった。
おしまいです。
蓮、途中で役が抜けちゃって素になってるよ蓮(´・ω・`)ショボーン
GJ!
エロ―――!!変態―――!!
まともなお嬢様役wに喜ぶキョーコもカワユス(*´Д`)
でも蓮の手で変態お嬢に・・・・それも又モエス。
エローいGJGJー!!
かわいいのに淫らなキョーコに萌え(*´Д`)ハァハァ
昨日からの流れで素直に謝る蓮にも萌えた。
反省なしの言い包めバージョンだねw
GGGGGJ!!!
しかも名前だけでも古賀さん出てきたー(*´Д`)堪らん…
GJ
喜ぶキョーコ可愛い
朝まで蓮にどれだけお仕置きされたのかしら(*´Д`)
>>326 GGGGGJ!
キャーーー(*´Д`)蓮ったらエロエロ大魔王!
2人のエッチ、エロすぎ、興奮した。
>「ここに、下さい」
ブハッ(鼻血)
ねーねー、16歳だともう下の毛って生えてるもの?
でもキョーコは薄そうだね。で、蓮なら剃るとか言いかねない。
余裕で生えてるでしょ、16歳。
て、何即レスしてんだ、自分orz
ちょっと妄想。エロにはいかないけど。
だいぶ前にあった催眠術ネタと、一応8歳?のキョーコネタ。
キョーコは催眠術のせいで、精神が8歳の子供に戻ってしまった。
8歳のキョーコは、蓮がコーンだとすぐに気づく。
「コーン!コーンでしょう?大きくなったね!ようせいの王さまになった?」
ピュアで可愛いキョーコ。それは今でも変わらないけど…。
「このあいだ、ショーちゃんがね」
8歳のキョーコは松が大好きで、松の話を嬉しそうに話す。
蓮は、それを聞くのがつらい。
ここで条件分岐。
蓮は、昔のかわいいキョーコちゃんだ、とかわいく思うこともあるが、
たまに忘れてしまいそうになることも。その度に罪悪感。
@2人が付き合う前の場合
お風呂に入ったキョーコが、バスタオル1枚で抱きついてくる。
または「こわいよう」と言って、蓮のベッドに潜り込む。
ドキドキする蓮。
A付き合っている場合
キョーコがもとに戻った後「俺のこと、愛してる?」と何度もきく。
キョーコが「愛してます」と言ってても不安になり、キョーコを何度も抱く蓮。
抱いている時に「…俺のものだ」と吐息とともにでる言葉。
Bどっちでもよい
・元に戻る前。蓮はキョーコにキスをする。
まだ子供だから、キスがどういうことかわかってないキョーコ。
「ん〜くるしいよ、コーン」
・「よくわからないけど、きもちいい」
体をなでられてキョーコが言った言葉。
でも、蓮が変態を通り越して犯罪チックなので却下。
あ〜〜全部萌える〜〜〜・・・
ロリはやっぱり難しいね。でも萌え。
>「付き合っている場合」
これはロリ設定ありでもなしでも禿萌えるハァハァ(*´Д`)ハァハァ
不安になる蓮に禿げ萌えた(*´Д`)ハァハァ
すっかり忘れて「??」なキョーコでもいいが
蓮から理由を聞かされたりなんとなく覚えてたりして
蓮に申し訳なくて何度も好きか確認してくる蓮が可愛く思えちゃうキョーコもいい。
不安が高じてやたらまとわりついて離れない蓮。
かかってくる電話の回数もやけに多い。
「キョーコ何してるかなーと思って」
「…今休憩中ですよ。モー子さんとお菓子食べながらおしゃべりしてます」
「キョーコ、愛してる」
「…わかってますよ、ちゃんと」
「キョーコは?」
「う…」
「キョーコは?俺のこと愛してる?」
スタジオの隅に移動してから「…愛してますよ、すごく」とこそこそ答えてやるキョーコ。
「そっか、よかった」と安心して電話を切る蓮。
はぁぁぁ、とため息で頭を抱えるキョーコ。
まで妄想した。
>>343 イイ!!
付き合ってる設定で1→3→2の順で全部行けそうな気が。
1、ベッド潜り込んだ上、ショーちゃん話
3、思わずその口を塞いでしまう
で、元にもどって2みたいな。
>「…俺のものだ」
何で蓮が言うと禿萌えるんだろう(*´д`*)ハァハァ
豚切りでごめんなさい。
>>147様のベッドを間違えるネタをお借りしてSS作ってみました。お許し頂いたのに、
せっかくのネタを生かしきれてないような。エロもなく、期日も遅れて申し訳ないです。
エロなしで躊躇しましたが、というより皆様のエロ萌えの中、(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル ですが、
キョーコが間違えるバージョンと蓮が間違えるバージョンをひっそり投下させてください。
はじめに蓮編で7レスです。
349 :
1:2006/10/27(金) 19:14:51 ID:SrW5Ywwb
「敦賀さん、また具合が悪くなったって本当ですか?!」
LME事務所内で、ラブミー部員のピンクつなぎを着たキョーコが、蓮の前に立ちはだかった。
蓮は、DM以来久しぶりに彼女と会えたことが嬉しく、一生懸命に自分の元に駆けつけてくれた少女の姿に優しく微笑む。
「またって、心外だな。俺はそんなに柔じゃないよ。大丈夫だから。心配してくれてありがとう」
抱きしめたくなる衝動を抑えるために、腕組みをして肩を竦める。
「差し出がましいのはわかりますが、看病させてくださいっ! 絶対敦賀さんは無理をするに決まっているんです」
ドピンクつなぎ姿だろうが、自分のことをうるうると心配げに見上げる彼女の表情は、
蓮の心臓を跳ね上がらせるには充分だった。
「い、いや、そこまでしてもらわなくてもいいんだよ。今度はちゃんと薬を飲んだし。以前君に用意してもらった
氷嚢もある。社さんにも食べやすいものも調達してきてもらったし」
とレトルトのお粥や、レトルトの野菜スープの入った袋を見せた。
キョーコは隣に立つ社に膨れてみせる。
「社さん。今日の敦賀さんのご予定を聞いてもよろしいですか?」
「あ、ああ。もう今日はこれでオフになるけど……キョーコちゃん?」
「ご迷惑でしょうが、敦賀さんの食事状況が気になります。せめて今日の夕飯をつくらせてくれませんか」
気合十分のキョーコに、二人の男はあっけにとられて頷いた。
350 :
2:2006/10/27(金) 19:15:59 ID:SrW5Ywwb
蓮のポルシェの後部座席で、スーパーの袋の中身を再点検しているキョーコに社はちょっとした疑問をぶつけた。
「蓮の具合が悪いって、キョーコちゃんはどこで聞いたの?」
「は? あ、ええ。松島主任に。私なら以前に敦賀さんの看病をしていて事情もわかるし、泊り込んでも、
ラブミー部員の私と敦賀さんの場合は問題はないだろうって言われまして」
「と、泊まる? お泊りするの?」
社がぽっと頬を染めた。
「はい。敦賀さんの具合が悪化しているようなら徹夜でもしろと……って敦賀さん! く、車が側溝に落ちます!」
蓮は慌ててハンドルを切った。
「私もDMが終わって、次のドラマのオーディションをしてたりしてますが、時間ありますし。……敦賀さん?
何だか目がうつろです。やっぱり私、今日は泊ま」
「あのね、最上さん。俺も一応男だから、それはやめたほうがいいね」
「何言っているんですか! 敦賀さんは紳士で……前、無言で私の裸なんて嫌がらせでも見やしないってな感じで
嘲笑ってくれたじゃないですかっ。忘れたとは言わせませんよ。また『嘉月』の時のように私をからかうつもりなんですね」
ぷりぷりと怒るキョーコを前に、蓮は過去の己の言動を呪った。
(今は事情が違う……とは言えるわけがないか)
「とりあえず、ご飯だけは頂こうかな。君の作るものは本当に美味しいから」
蓮の微笑みに、キョーコを一人置いてけぼりにして、社が乙女のようにきゃーきゃーと騒いでいた。
351 :
3:2006/10/27(金) 19:16:54 ID:SrW5Ywwb
キョーコと二人きりになるのはまずいと、蓮は、遠慮しなくていいのにとにやにやする社もマンションに招いた。
温かい鍋を三人でつついて、片付け終わると、社はタクシーで自宅に帰ると立ち上がった。
「じゃあ、キョーコちゃん。蓮をよろしくね」
「え。ちょっと待ってください、社さん。彼女も送ってくれるんじゃ」
「だってお前。まだ顔色が良くないぞ。ちゃんと面倒見てもらえ」
「だから眠っていれば治りますし」
「どうせまた明日は朝食抜きになるだろう。朝御飯をきちんと食べてから、二人で仲良く俺を迎えにきてくれよな」
「朝飯は食べますから、最上さんをどうか」
玄関先で攻防を繰り広げる男たちの間に、キョーコが声を掛ける。
「敦賀さん。熱は下がりきりましたか? お風呂はどうします?」
「ほら、お風呂にします? だって。次はお背中流します? かな」
「社さんっ!」
あははははと笑いながら帰っていく社を引き止められないまま、蓮は玄関先で一人途方に暮れた。
「最上さん、お風呂はいいから。帰る支度をして。送っていくから」
キョーコはきょとんとして、蓮を仰ぎ見る。ぴょんぴょんと飛び跳ねて彼の頬を両手で挟みこむと、
キッと顔つきを変えた。鍛えられた腕をしっかりと掴みベッドルームへと連れ込んだ。
「信じられませんっ。何が送っていくんですか。具合悪化していますね? 顔が熱いですよ。
やっぱり無理してたんですね。私のことはいいですから、あとは眠っててください!」
352 :
4:2006/10/27(金) 19:17:52 ID:SrW5Ywwb
キョーコは氷嚢やら氷枕をテキパキと用意し始め、蓮をベッドに寝かしつけた。
布団をしっかり肩まで掛けて、ぽんぽんとその肩口を叩いた。
「今日はご飯を食べてくれましたから、前ほどではないと思いますよ。でも社さんに任された以上
手抜かりはないよう、様子を見に来ますからね」
「社さんや松島主任に頼まれたから、俺を看病してくれるの?」
子供のように少し声を尖らせる蓮に、キョーコはおろおろとエプロンの裾を握った。
「頼まれたこともありますけど、心配しているんです。私の心配なんてご迷惑かと思いますが」
自分の不機嫌さに戸惑う少女に、蓮は苦笑する。
「いや、ありがとう。可愛い後輩にそんなに慕われて俺も、幸せな男だね」
『後輩』と自ら口にのせた言葉に、ぎゅっと眉根を寄せる。
「苦しいんですか? 呼吸がしづらいですか?」
キョーコは蓮のパジャマの首もとのボタンに手を掛けた。
「も、がみ、さん」
何気ない彼女の行動一つに、自分の想いを吐き出してしまいそうになる。
「大丈夫ですか? 病院へ行きましょうか?」
潤んだ瞳に、くらりときて蓮は目を閉じた。
「いや、何でもない。もう眠るよ」
「わかりました。何かあったらすぐに呼んで下さいね、遠慮なんてしちゃ駄目ですよ」
キョーコが、ゲストルームに消えていくのを蓮は寂しい気持ちで見送った。
(多分、……いや、きっと熱のせいだ)
353 :
5:2006/10/27(金) 19:18:59 ID:SrW5Ywwb
以前は風邪をこじらせて意識が朦朧としていて、また、まだキョーコを女の子として意識していなかった時期でもあり、
同じ屋根の下で過ごしたとしても何とも感じてはいなかった。
ところが今は、思春期の少年のようにどきまぎしている。
「ちゃんと部屋に鍵を掛けているよな、最上さん。頼むから俺の前で無防備にならないでくれ」
自分の言動の危うさを恐れながら、蓮はまどろみ始めた。
深い深い眠りについて、少女の夢を見ていた。
幼いキョーコが、自分の周りを楽しそうに回って、河原を駆けている。
鬼ごっこなのだろう、追いかけて捕まえようとすると、するりとかわされて、目付きの悪い小さな男の子の
もとへ走っていった。ショーちゃんと嬉しそうに笑って。
次には成長した今現在のキョーコが、不破尚と対峙しているのを遠くから自分は眺めていた。
ありありと敵意をむき出しにしていて好意など微塵にも感じられないというのに、
しかし二人とも視線を少しも逸らさない、その様子に息が出来なくなる。
多分、自分が声を掛けてもどうにもならないのではないのかという不安を抱えつつ、キョーコの元へ
歩み寄ろうとした途端、彼女の身体が一陣の風とともにかき消された。
ふと真夜中に目が覚める。夢の中の生々しい感覚が残っているせいか、身体が強張っていた。
(夢だ。彼女は消えていない。今、ゲストルームにいるんだ。何を怯える)
水分補給をして気分を落ち着けようと身体を傾け、蓮は目を眇めた。
(重い?)
具合が悪くて、だるいせいかと思いきや、細い腕が自分の腰に巻きついていた。
蓮のおろし立てのパジャマを恐縮しながら借りて着たキョーコが、今目の前で気持ち良さそうに眠っている。
まだ夢の中かと額に手を当てるが、眠りに入ったときよりも、調子はずっといい。
(本物だ)
354 :
6:2006/10/27(金) 19:20:03 ID:SrW5Ywwb
蓮は、ベッドの上でわずかに後ずさりした。
(どうして俺のベッドへ)
夜這いという言葉が過ぎったが、キョーコに限ってそれはないだろうと、頭を振る。
蓮が後退したためだろう、ウエストの合わないズボンがずり落ち、白い下着が覗いて見えた。
寝ぼけているのか、蓮を抱き枕と勘違いしているようでぎゅうっとさらに抱きついてくる。
甘い香りと柔らかい感触に、突然湧き上がった自分の中の欲望と闘う。
「最上、さん。ほら、起きて」
小声で告げるが、寝息が返ってくるばかりだ。抱き上げてゲストルームに運ぼうと脇に手を差し入れたが、
パジャマ越しに胸に触れてしまって、思わず手を離した。ブラを着けていない。
ぶかぶかのパジャマの下の裸を意識したら、どうにも身動きが取れなくなった。
「だから、やめた方がいいと……」
蓮は虚ろな目でキョーコの寝姿を眺めていたが、彼女が漏らす吐息に、シーツを握り締める。
その細い首筋に、鎖骨に吸い寄せられるようにして唇を寄せた。
肌に触れるだけのキス。
(だめだ。何馬鹿なことをしている)
理性の声が引き止めるが、止めがたい気持ちの方が勝っていた。
そして、パジャマのボタンを一つ外しかけ――キョーコがえへへと笑いながら、頬擦りしてきたため動きが止まる。
「……敦賀さーん、どうですかぁ、私、妖精さんに……なれてますかぁー? 敦賀さーん?」
不破でもなく他の誰でもない、自分の名を呼ばれて我に返る。
「……も、がみさん?」
呼びかけるが、目は瞑ったままだ。幼い頃と変わらない面影に胸が苦しくなる。
「本当に、最低な奴だな、俺は……」
毛布を引き上げて、少女の肩まで掛けてやる。
キョーコは、寝返りを打ちながらも蓮に抱きついたままだ。
無理矢理起こしてでもゲストルームへ戻せばいいのだろうが、彼女が立ち去った後の自分の部屋の
空虚さを思い、キョーコを側から離したくはなかった。
「はー。明日、俺寝不足になるんだろうな……でも、悪夢は見ないですみそうだよ。おやすみ、最上さん」
優しく頬に口づけ、少女の温かい身体を笑顔で抱きしめてそっと目を閉じた。
355 :
7:2006/10/27(金) 19:21:02 ID:SrW5Ywwb
「あ、あれ?」
目覚まし時計よりもいち早く、キョーコの素っ頓狂な声が、蓮の部屋に響きわたった。
「な、つ、敦賀さん?! ごごご、ごめんなさいっ、まさか私寝ぼけて?」
蓮に抱きしめられ、パジャマのズボンは床に落ちたままの少女は、自分のはしたない格好に、彼の腕の中で飛び上がった。
「信じられない! 私?!」
枕に頬を埋めたままで蓮は、腕の中の挙動不審の少女を見つめ、くすくすと笑ってみせる。
「俺以外の人間に、こんな真似をしちゃ誤解をされて襲われるよ?」
ごめんなさいと消え入りそうな声に、首を振る。
「昨日は熱のせいで怖い夢を見てたから、添い寝をしてくれて助かったよ」
キョーコは、蓮なりの気遣いと優しさであろうと、彼の言葉に恐縮する。
それでもいつまでも絡みつく蓮の長い腕に、困惑し、焦り始める。
「あ、あの、敦賀さん、う、腕を、その?」
「ああ。ごめん。つい」
「つ、つい?」
惜しいという思いを隠して、蓮はキョーコの瞳を寝転んだまま覗き込んだ。
「先日駄目にしてしまった抱き枕の柔らかさに、君が似てたから」
「私、抱き枕みたいに平べったいですか」
ずもももんと沈み込むキョーコに、吹き出してしまう。
「あ。笑いましたね。でも元気でました? 顔色もいいですし、もう大丈夫ですね。じゃあ、
さっそくキッチンをお借りして朝食と一緒に、今日の晩御飯を作り置きしておきます、栄養つけなくちゃ」
(ああ、今夜は一人でこの部屋に戻ってくることになるのか)
突きつけられた寂しさを、胸の中に押し込んだ。
「じゃあ、ご飯を食べて、社さんを迎えにいこうか」
「はい!」
パジャマの上着だけのキョーコの姿はさすがに朝から刺激的だったが、小さいながらも幸福なひと時を
失いたくはないと、彼女のぬくもりの残った毛布を抱き寄せた。
引き続きキョーコ編です。4レスです。
357 :
1:2006/10/27(金) 19:22:47 ID:SrW5Ywwb
蓮の具合が悪くなったと松島主任より聞かされて、キョーコは彼の元へ走った。
ラブミー部員の仕事だと命令された途端、キョーコは敦賀蓮のスケジュールも聞かずに事務所を飛び出していた。
運良く玄関前で、社と一緒にいるところを捕まえて、看病を申し出た。
蓮は困ったようにしていたが、キョーコの意気込みに、ご飯を食べたいと言ってくれた。
天下の敦賀蓮をお店の中で連れ回すわけにもいかないと、一人要領良く買い物を済ませ、駐車場でひっそり(?)
待つポルシェの中へ戻った。
「仲良く二人で一緒に買い物すれば良かったのに〜」
きらきらと瞳を輝かせる社に、キョーコは憤慨した。
「敦賀さんは病気なんですよ? 絶対安静です! 車だって運転しちゃ駄目なんです!」
運転の出来ない社はしゅんとなったが、しばらくすると運転席の蓮と後部座席のキョーコを交互に見遣り
楽しそうな笑顔に戻っていた。
蓮のマンションで三人で鍋を食べ、やがて社が何故かにやにやしながら自分のアパートへと帰っていった。
その直後キョーコは、顔を赤くし眉根を顰めた蓮が、自分をだるまやまで送り届けると申し出たことに拳を握り締めた。
「信じられませんっ。何が送っていくんですか。具合悪化していますね? 顔が熱いですよ。
やっぱり無理してたんですね。私のことはいいですから、あとは眠っててください!」
偉そうな態度だと思いながら、大の男の腕をがっしりと掴み、ベッドルームへ押し込む。
氷嚢や氷枕を用意して寝かしつけると、ゲストルームへ戻りかけて、寂しそうな瞳の蓮に声を掛けた。
「何かあったらすぐに呼んで下さいね、遠慮なんてしちゃ駄目ですよ」
358 :
2:2006/10/27(金) 19:23:43 ID:SrW5Ywwb
「あー、目まぐるしかった」
実際はそんなに疲れもないのだが、キョーコはいつになく緊張していた。
ただ今日は何故か弱気な瞳を向ける蓮に、心が重くなったのだ。
「馬鹿キョーコ。敦賀さんは具合が悪いんだから、心細くなるに決まっているじゃない」
キョーコはラブミー部員のつなぎを脱いで、蓮から借りたパジャマに腕を通した。
体格差を考えれば当然だったが、上着だけでミニワンピースになってしまう。
ズボンも辛うじて、お尻で引っかかっている程度だ。
「きょ、今日一日だし、へ、部屋別だし。でも後で洗って返すとして、一度私が着てしまって嫌かもしれないな。
別のパジャマを私のお給料で買えるかしら」
肌触りの良い生地に、キョーコは果たして値札にゼロはいくつつくのと青ざめた。
連日のオーディション通いでさすがに疲労があったのか、ベッドに入るなり、
心にのしかかっていた緊張も忘れて眠りについた。
夢さえ見ない深い眠りだった。
しかし、キョーコは寝苦しさに突然目を覚ました。おそらく真夜中になっている。
(お、重い。まさか敦賀さんのマンションで子泣き爺?!)
一体何なのとおぼろげだった感覚を研ぎ澄ましていくと、
自分とは違う温かい体温が、胸の下にあった。さらさらとした髪の毛が、腕をくすぐる。
(か、髪、髪の毛?!)
毛布を跳ね除けて、キョーコは固まった。
蓮がパジャマのボタンを全開にして、間近で眠っていた。
(どどどどど、どういうこと? あ、新たな嫌がらせ? いいえまさか。敦賀さんは大魔王になろうとも、
どんな意地悪をしようとしても、どこまでも紳士な人だもの、こんなことは……多分、熱のせいで朦朧としているのね)
「敦賀、さん?」
起こそうとそぉっと声を掛けるが、蓮は「んん」とむずがるようにして頭を振った。
「こ、子供みたい……きっと、起こしても熱があるからあんまり身動きできないかも。私が敦賀さんを
抱っこできるわけないし。どうしよう。……あ。何だそうよ」
自分がゲストルームを出ればいいのだと思いついたキョーコはさっそく、ベッドから這いずり出ようとした。
「え。あ。…やだ。つ、敦賀さーん、は離してくださーい」
キョーコはしっかりと抱きつかれて抜け出すどころか、ズボンが半分脱げる形になってしまった。
359 :
3:2006/10/27(金) 19:24:40 ID:SrW5Ywwb
白いショーツが丸出しだ。
(や、ななななんてこと! い、今起こしてしまえば、し、下着を直視される! 確実に)
恥を捨て下着を見られるか、朝まで抱き枕状態で耐えうるか、キョーコは半笑いになった。
しかも、蓮は自分の胸元で眠っている。
(あ、ありえないわ。この体勢で朝までだなんて)
一時の恥だからと前者の選択をしようとして、キョーコは蓮の耳元に唇を寄せた。
「敦賀さ」
「……キョーコちゃん」
「ふぇ?」
自分が呼ばれたのかと返事をしかけたが、首を傾げる。
「なんだ敦賀さん、……また『キョーコちゃん』と私を間違えているんですね。だから」
今必死になって彼が自分にしがみ付いているのは同名の『キョーコ』を思ってのことだ。
(きっと敦賀さんの好きな高校生は、『キョーコ』さんなのね。年齢どころか、名前まで一緒なんて。
敦賀さんが時々、私といると怒ったり、そわそわしているのって、自分の想い人と共通するところがあって居づらかったんだ
……そりゃそうよね、敦賀さんの好きな人だから雲泥の違いだわ、居づらいを通り越してムカついてたのかも)
ツキンと響いた胸の痛みを無視して、キョーコは穏やかに眠る蓮を見つめた。
(大丈夫。私は『恋』なんてしない。お願いですから、ちゃんとした添い寝は『キョーコ』さんに頼んでくださいね。
まあ、明日はオーディションもないし、学校も休みだし。寝不足ぐらい平気よ。どうせ敦賀さんは私が隣に寝ていても
小さな子供と一緒に眠っているのと同じ感覚だろうし。まずは敦賀さんにはたくさんの休息が必要だわ)
蓮の頭をぽんぽんと撫でて、キョーコは深呼吸を繰り返して毛布を掛け直した。
360 :
4:2006/10/27(金) 19:25:34 ID:SrW5Ywwb
「ん?」
まだ薄暗い中で、蓮は甘くて柔らかい肌の感触に目覚めた。
「なん、だ」
毛布の中で視界が遮られていたが、見慣れぬ小さな膨らみが目の前にある。
ぼんやりとする意識で、熱があったこと、キョーコが看病のために夕食を作ったこと、そしてゲストルームに
彼女が泊まっていることを思い出し、まさかと毛布を押しのけた。
そこには、丸まったキョーコがすやすやと眠っていた。
自分もちゃっかりと少女の身体を抱きしめているのだが、キョーコの手も蓮の頭を抱きかかえているのには心臓が跳ね上がった。
無意識の抱擁。
加えてよくよく見ると、蓮のパジャマが大きすぎたか、ズボンが脱げて寝乱れている。
(待て。俺、……何かしたか?)
彼女の胸に顔を埋めるような体勢に、表情が固まる。
「最上、さん?」
悲鳴を上げられたら、彼女との関係もこれで終わりだなと恐る恐る名前を呼ぶ。
「あ、敦賀さん? 起きられて……はっ!? や、やだ、ごごごごごめんなさい!」
蓮の体勢よりも、自分自身の手のやり場に少女は驚いたようだ。
「すぐに出て行きますから、ってあ、敦賀さん! 目を瞑ってくださいっ!」
キョーコはパジャマの裾を引き下げた。
「そのまま。そのままですよ」
蓮の腕の中から飛び出し、落ちていたズボンを穿き、クローゼットに掛けておいたつなぎを引っ張り出す。
「ご、ご飯を作りますから、敦賀さんはまだ眠っててください」
目を開けた蓮は、つなぎを手にしたキョーコを見てそっとため息を漏らした。
「……着替えるのか」
「え」
「いや、ありがとう。最上さんにはいつも面倒を掛けているね」
「そんな。私は。敦賀さんに元気になってもらいたいだけです」
『先輩』としてなんだろうけどと蓮は苦笑したが、彼女に気取られることはなかった。
「朝御飯楽しみにしているよ」
「はい。まかせてください」
朝日の下で微笑む少女に、蓮は最高の笑顔を返した。
終わりです……。
エロを考えるとどうしても変態方向へ進みそうで、書けませんでした。
ヘタレでごめんなさい。甘々でエロも書けるネ申は本当にすごいなーとしみじみ思いました。
最後に、
>>147様、素敵な妄想を上手くSSに出来ずごめんなさい。そしてご好意ありがとうございました!
なんかいっぱいキタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!
GJ!!エプロンの裾を握るキョーコ萌え(*´д`*)
おおきなパジャマもいいね。
> 次はお背中流します? かな
て社さんワロスwww
カップル成立前の話って久々だな。
蓮編、キョーコ編共にGJ!
エロ無しでも、十分萌えたよぉ(*´Д`)
キョーコ、蓮が好きなのは自分と別の「キョーコ」って・・・・・orz
>>348 GJ!すごく萌えたよ。
無防備なキョーコ、葛藤する蓮にモエ!
白い下着チラリ、生唾ごっくんの蓮イイ…
>パジャマのボタンを一つ外しかけ
(*´Д`)ドキドキ!そのまま続けてほしかった。
蓮がキョーコの胸で、髪の毛クシャクシャできる距離で眠るのってかわいい。
抱き合って眠る2人いい。蓮が起きてそれに気づくとこに萌えたよ。
>きっと敦賀さんの好きな高校生は、『キョーコ』さんなのね。年齢どころか、名前まで一緒なんて。
ちょっw気づけよ!でもそんなキョーコが好きだw
連投スマソ
>>344の妄想に便乗。
キョーコが8歳じゃなく12歳だったら、Bのキスも変わってくるよね。
12歳だったらキスの意味もわかるし。
キョーコの頬、額にキスの雨を降らせる蓮。
最初は軽いキスだったけど、だんだん濃厚なキスに。
首筋、蓮の唇がだんだんキョーコの唇に近づいてくる。
「コーン…だめ…こんなこと」
はっと我に返る蓮。「…ごめん」
松が好きだから、と拒絶しようと思えばできるのに、できなかった。
それは、蓮に惹かれはじめてるんだけど、キョーコはそれに気づかない。
別れのときがやってきた。もうすぐ、16歳のキョーコが目覚める。
「私、16歳になったら、コーンとまた会えるんだね…うれしい…」「またね、コーン…」
最後に
「好きよ…コーン」
そう言い残して12歳のキョーコが消える。
なんか全然エロじゃないな。
GJ
ピュア話(*´Д`)
ぴょんぴょん飛び跳ねるキョーコ可愛い
>>326 エロー!!
蓮変態家庭教師だよ蓮(*´Д`)ギャース
>>348 キョーコを手放したくない蓮(*´Д`)カワユス
今、ふと思ったんだが、
古賀さんがモー子さんの彼氏になったらえらいことになりそうだな。
モー子さんの事が気になって仕方ないキョーコ。
「古賀さんが…」
「古賀さんなんかっ!」
と、蓮にグチるキョーコ。
キョーコの口から、他の男の名前が出てくるのが気に入らない蓮。
「俺より古賀さんが好きなの?」
とか、
「俺と一緒にいるのに、他の男の事考えないで」
とかなんとか言って、キョーコを襲う。
でも、これだと真のライバルはモー子さんになりそうだ…(´・ω・`)
>>367 最初から実は真のライバル=モー子さんで正しい気もするw
モー子さんに抗議するも逆に怒られてしまうショボーンなが浮かんだ。
最近子供みたいな蓮を妄想して萌えている(*´Д`)ハァハァ
あまーい(*´Д`)GJ!
なんておいしいシチュなんだろう。
どっちも好きだけど、特に私は蓮視点が萌えた。
キョーコの誘惑にクラクラするところがすごくよかった。
朝の2人にもときめいた。
蓮の頭を抱き抱えてるキョーコに萌え。
蓮がもし起きてたら、すごく幸せ感じてただろうな。
後日、この日のことを思いだして、2人とも赤面しそう。
>>344ネタだけど、それ、蓮でもいけそうじゃない。
12〜13歳くらいのまだかわいいコーンの時代か、
14〜17歳くらいの手がつけられない荒れてた時代か。
キョーコがキョーコちゃんだとすぐに気づくけど、キョーコは気づいてなくて。
12〜13歳の蓮は年上のお姉さん、キョーコに恋心を抱く。
14〜17歳の蓮は、キョーコに心を開いていくって感じ。キョーコを好きになるけど、
21歳の蓮より強引で、「好きだ、キョーコ」とか言って、エッチしようとする。
不良な蓮が魅力なのに、エロガキになってしまう。
>>369 年上キョーコ(*´Д`)ハァハァ
16歳、身体もとっくにキョーコより大きいが一応年下の蓮で妄想。
不良時代の蓮に心を痛めるキョーコ。
「蓮くん、大丈夫よ。男の子はみんな、頑張れば王子様になれるの!
蓮くん一生懸命生きてるもの、あと何年かしたら、すっごく素敵な王子様になってるわ。私わかるもの」
「…王子様って…おねーさん本当に高校生…?」
思わず噴出してしまった蓮。
笑ったのなんていつ以来だろう…そう思って改めてキョーコを見る。
こんな風にまっすぐ見つめてぶつかってくる子、今までにいなかった気がする。
「なによ…笑わないで!ほんとなんだから!ってまた笑って…信じてくれないんだったらいいもん!」
ぷぅ、と頬を膨らませて怒るキョーコに蓮は笑いを噛みしめながら謝る。
「ごめん…ごめん、お姉さん、信じるよ」
「本当?よかったぁ」
心が若く荒んでいる蓮の心を少しでも癒せたかと安心してキューティーハニースマイルのキョーコ。
心臓が大きく跳ね上がった蓮は理性も働かず衝動のまま押し倒してしまう。
「わっ、ちょっと!蓮くん!」
制止の声も耳に届かずあとはただ貪るように抱いちゃう少年蓮。
悦ばせることも忘れてがっついちゃう蓮に戸惑いながらも
ちょっと母性が働いて反対に悦ばせてあげたいと好きにさせてあげちゃうキョーコ。
(*´д`*)
年下蓮かぁ(*´Д`)モエッ
12歳の蓮。キョーコに恋するけど、気持ちを伝えられない。
「ありがとう」キョーコに感謝のキスと称してほっぺにキス。
それだけでせいいっぱいな蓮。心臓バクバク。
>>370 16歳の蓮に嫉妬する21歳の蓮(*´Д`)ハァハァ
>>370 若さのあまり、がっついちゃう蓮いいねぇ(*´Д`)
>好きにさせちゃうキョーコ
萌え〜(*´Д`)
長いこと自分的にはピュアブームが続いていたのですが、
変態妄想が浮かんだら止まらなくなって出来上がってしまったので投下します。
ソフトSMです。
拘束・撮影・バイブ使用・羞恥プレイ。
蓮&キョーコですが第三者(女)が見ています。しかもかなりの近距離で。
見ているだけなので触りも欲情もしておりませんが。
以上が苦手な方はスルー願います。
では10レスほど拝借。
375 :
1:2006/10/28(土) 16:23:05 ID:Q4hnagMK
「そうだな…じゃあお前が行け」
と、あの人は言った。
仰々しいソファに身を落とし、シャンパンの入ったグラスを傾けながら。
時間は22時52分。私は指定されたマンションの前に立った。
エレベーターに乗り込み、「閉」とその男が住む階のボタンを押す。
ひゅん、と一瞬だけ箱が揺れ、私の身体は移動する。この瞬間が私は好きだ。
「重力…アインシュタイン…爆弾…」
いつもの暇つぶしでひとり連想ゲームをしているうちに、再びひゅん、と小さく音がして箱は止まった。
時計を見る。22時54分。予定通り。
「…光…煙…煙突……クリスマス…キリスト…神…あの人…」
部屋の前で4分ほど時間を潰し、22時59分になったところで持たされている携帯電話を取り出した。
登録されている番号を表示させ、発信ボタンを押す。
呼び出し音が耳に響く。何度かカウントしたところで数えるのを止め、時計を見ることにした。
40秒を超えたが留守番電話にはならないのでそのまま鳴らし続ける。
間もなく60秒、という瞬間になって、発信音は中断された。
「…はい」
男の声。
わからないようにしているようだが少々息が荒い。そういうことか。
「お取り込み中失礼いたします。ローリィ様の御命で参りました。
鍵は預かっておりますので差し支えなければ入室させていただきますがよろしいでしょうか」
「ああ…構わないよ。寝室にいる」
「了解いたしました。では失礼いたします」
携帯電話を折りたたみ、今日の仕事道具が一式詰まったバッグの取っ手を握りなおし、私はマンションの一室へ足を踏み入れた。
376 :
2:2006/10/28(土) 16:23:38 ID:Q4hnagMK
静かにドアを開けて靴を脱ぎ揃える。
暗い。
しかしリビングへと通じる廊下には小さな灯りが点いている。
男の一人暮らしにしては広大とも言えるだろう。
が、最近の私は感覚が麻痺しているのか驚きもしなかった。
芸能界でトップクラスともなればこんなものなのだろう。第一そんなことは今日の仕事とは無関係だ。
邪念を取り払い、頭をクリアにしたところで寝室のドアの前に立った。
いくつかドアがあるが、ここが寝室なことは間違いない。
なぜなら女の声がこの中から聞こえてくるからだ。
「あっ、つ、るが、さんっ、今の電話、誰?」
「誰だろうね」
「女のひとの、声、聞こえ…、あ、ぁん、んんっ、ぅうあ、や、やぁっ」
それは私です、と心の中で呟きながら、気付かれないようにそっとドアを開けて足を踏み入れ部屋の隅に立つ。
男が上から女を組み敷き、腰を激しく動かしているところだった。
橙色を帯びたベッド脇の電灯で男の汗ばんだ背中が光り、美しい光景だ、とふいに思う。
美しい、などという感想を持ったのは久々かもしれない、私はそんな感想を持った自分自身に少し驚いた。
男は女の両足を持ち上げ、腹に押し付けるようにして今度は大きく揺らし始めた。
動きに合わせて女の声が大きくあがる。
「ああああっ!あっ、あっ、だめっ、奥までっ…あああああっ!」
「奥まで…好きだろう?」
「あ、あ、はぁ、も、いっちゃ…から、だめ、なのっ」
「キョーコのダメは『もっと』って意味だよね」
「あああっ、あ、あっ…!あっ…イっ…やぁっ……あっ………!!」
女の指が男の背中に食い込み、必死に耐えるような呻きを残して動きは止まった。
部屋には二人の荒い息づかいが響いている。
私はとりあえず30秒ほど待つことにした。
「…キョーコ、大丈夫?」
20、21…敦賀蓮は彼女の髪をかき上げ労わっている様子。
「ん…」
口もきけない、といったところか。敦賀蓮の恋人、新人女優の京子。
28、29。
「失礼いたしております」
明瞭な声で挨拶をすると、ふたりはガバっと身を上げた。繋がったままで。
振り向いた格好の敦賀氏は一瞬驚いて天を仰ぎ、「いたのか…」とため息をついた。
が、一方の京子嬢は、激しく動転、口をパクパクと動かし、言葉にならない声をあげている。
そしてようやく自分の状態を思い出したのか、敦賀氏を引き剥がして突き飛ばし、真っ赤になって毛布をひっぱりあげた
377 :
3:2006/10/28(土) 16:24:14 ID:Q4hnagMK
「キョーコ、綺麗にしてあげるからじっとして」
「な、な、なに冷静におっしゃってるんですかっ!!だれ、誰?!なんなんですかあの人は!!」
「誰って…見たらなんとなくわかるだろう?社長の使いの人だよ…」
「使いの人って!敦賀さん知ってらしてんですか?!あの人いつから…」
「さあ…さっき電話の後入ってきたみたいだから…ちょうどクライマックスのあたりからかな」
「はい、『今の電話、誰?』のあたりから丁重に拝見させていただきました」
「―――!!!」
真っ赤になったり真っ青になったり忙しい人だ。
「京子様はご存じないようなのでご説明させていただきますが、わたくしはローリィ様のご命令で参りました。
一晩こちらにお邪魔させていただきご命令を全うさせていただきますのでその旨ご了承ください」
「京子様…」
京子嬢は自分の呼ばれ方に反応して今度は頬をぽっと桃色に染め、照れたような嬉しそうな表情をした。
呼び名がお気に召したということか。
しかしすぐに我に返り、首をぶんぶんと振って自分の頬をペシペシと叩き、
混乱している頭を整理…しようとしているらしい。整理できているとも思えないが。
思っていた子とずいぶん違う。なんだか見ていて飽きない。
「ご命令、って…?」
隣りに寄り添う敦賀氏を見上げて不安そうに訊く。
「あー…とにかく、この人を納得させればいいらしいよ」
「納得って…」
「わたくしも具体的にこまかく命を受けているわけではございません。
ですから独断で手当たり次第にとりあえず始めさせていただきます。ではまずは撮影から」
私は床に置いていたバッグからデジタルビデオカメラを取り出し、右手で持って電源ボタンを入れた。
「すぐにでも始められて結構ですが、さきほどオルガスムに達したばかりですから無理は強いません。
まだ時間が必要でしたらお待ちいたしますがいかがいたしますか?
シャワーを浴びられるのでしたらこちらで勝手に待たせていただきますのでおかまいなく」
呆然としたまま動かない京子嬢。
これは案外てこずるかもしれない。
さてどうしたものかと思案しかけたところで、敦賀氏は諦めたようにため息をついて彼女に話しかけた。
「って言ってるよ?すぐ始めましょうか、京子様」
なるほど、彼が進行してくれるなら話が早い。
「なに言ってるんですか!冗談じゃないですっ!さささ撮影なんて!!
だいたい敦賀さん以外の人に裸…しかも抱き合っ……そりゃ女の人ですけど、ちがっ…そういう問題じゃなくって…」
どんどん声が小さくなっていく。京子嬢は依然混乱中らしい。
「この人が納得すればいいらしいから、社長に見せるわけじゃないと思うし大丈夫だよ」
「当たり前です!!ってもう!そういう問題じゃありません!!」
彼女は毛布にくるまったまま敦賀氏の胸をバシバシと叩いて必死に抗議している。
取り乱している様子はなかなか興味深いものの少々まどろっこしい。
私はバッグをあさって左端に詰めてあったものを取り出した。
そしてベッドに詰め寄り京子嬢の毛布を引き剥がす。
振り上げている両腕を後ろに廻し、カシャン、と軽快な音を立てて彼女のか細い手首を拘束した。
378 :
4:2006/10/28(土) 16:24:58 ID:Q4hnagMK
「え…??」
「ちょっと君…」
「敦賀様が許可できないのでしたらすぐにでも取り外しますが」
「いや、俺は別に構わないけど…」
「そうですか、では始めていただけますか」
「な、な…なんなんですかあ!!」
「何って手錠でございます。京子様の腕に合わせて小さく作っておりますので抜けることはございません。
ちなみに痕がつかないよう内側には特別に――」
「そんなことはいいんです!!」
「そうですか。では敦賀様、お好きに進められてくださいませ。
あ、京子様、わたくしが気になるようでしたら忘れてくださって結構です」
私は再度ベッドから離れて撮りやすい位置を確保した。
少しの間唖然としたままの京子嬢だったが、後ろ手にされたことで自らの胸があらわになり、
またそれを撮影されていることに羞恥の波が襲ってきたらしく、
今までの勢いはどこへやら、顔を赤らめたままみるみるうちに瞳に涙を溜め、身を捩る。
身を捩っても無駄だというのに…せめて、とでも思ったのか私と反対の方向へ向こうとしている。
その様子に自分の中で今までに感じたことのない感情が芽生えたのを私は悟った。
なんと言ったら良いのか…いわゆる同性愛的な欲情とは全く違う、
もっと…そう、弱いモノに意地悪をしたくなる気持ち、とでもいうのだろうか。
つまり嗜虐的欲望だ。
そしてカメラのモニター越しに見た敦賀氏の目もまた、
自分と同じサディスティックな欲望を隠れ持っている、と私は気付いた。
恥ずかしげに逃げようとする彼女に、彼もまた、煽られている。
これはきっと私や敦賀氏の性癖だけのせいではあるまい。
京子嬢が密かに持っている、被虐的な状況に快楽を覚える性癖がそうさせるのだ。
「キョーコ、どこ向いてるの?カメラはあっちだよ」
「いやです…」
「泣かなくても大丈夫だよ…恥ずかしいなんてすぐに忘れさせてあげるから」
「いやっ」
嫌がる京子嬢を無視して敦賀氏は後ろから彼女を抱擁した。
首すじ、耳、と舌を這わせる。
手は小さく膨らむ胸へと進み、その頂きにある突起を指で優しく転がすと、そこはすぐにはっきりと尖り主張し始めた。
「…っ…やめ…あっ…」
ぽろりと大粒の涙が彼女の頬を伝ったが、その尖り具合を見たあとでは悦びの涙にしか見えない。
事実、敦賀氏の落とすキスのひとつひとつに、指の動きに、完璧なまでに快楽の反応を見せている。
完全なるマゾヒスト、そして紳士の皮をかぶったサディスト。
なるほど、なかなかの組み合わせじゃないか、私はそう思いながら、彼女を初めて見た時のことを思い出した――。
379 :
5:2006/10/28(土) 16:25:29 ID:Q4hnagMK
「なあ、あの子、どう思う?」
ローリィ様はいつものように訊いてきた。
事務所に新しい人間が入ると、いつもこうやって第一印象を私に訊いてくるのだ。
お前の洞察力はなかなか鋭いからな、とローリィ様は言う。しかも歯に衣着せずに言いやがる、と豪快に笑いながら。
「わかりません」
私が言うと、大げさに驚いた。
「わからない、だって?その言葉を聞くのは蓮以来だな」
そう、私はいつだって思った印象を素直に言った。
"根性はありますがチヤホヤされるとダメになるタイプですね"
"彼は売れませんね"
"敦賀蓮のマネージャーは本当に男ですか?"
好き勝手言ってもあの人は怒らずむしろ喜ぶ。
が、敦賀蓮に関してはよくわからなかった。
そして「京子」も。
どす黒い怨念のような感情を持っているようにも、純粋なようにも、並外れた根性を持っているようにも、
あるいは繊細で壊れてしまいそうな一面もありそうで、とにかくアンバランスなオーラを感じた。
――その「わからない」二人が目の前にいることに、私は少なからず感慨深いものを覚えていた。
こうしてみると、京子嬢の中心にあるのは純粋な彼女なのだろう。
そしてそれを引き出したのが敦賀蓮、といったところか。
思わず感慨にふけっていた私だったが、敦賀氏の声で我に返った。
「キョーコ、足広げて」
たしかに京子嬢はぴったりと足を閉じて横座りしたまま。時折もじもじと足を動かしている。
「い、いやっ、絶対、いや」
首を振って拒否している。
どうやらその一連の拒否行動がさらにサディスティックな感情を揺さぶるものだとは全く考え付かないらしい。
「そう…じゃあ俺が代わりに見せびらかそうかな。
そうしたらあのお付きの人が俺のモノを悦ばせてくれるかもしれない。
なんせあの人、社長の命令、って言えばなんでもしてくれるしね」
そんなことさせる気など毛頭ないくせによく言うものだ。
…と思ったが、なぜか京子嬢には抜群の効果があったらしい。
「いやっ!そんなのヤダッ!!」
「じゃあ広げて。…そう、カメラに見せて」
「……っ!」
380 :
6:2006/10/28(土) 16:26:03 ID:Q4hnagMK
唇をギュッと噛みしめ、徐々に足を広げる京子嬢。
そこに待っていた光景は彼女の被虐的性向を確信させるには充分だった。
「そう…いい子だ…もっと広げてごらん」
敦賀氏は彼女の膝をつかんで強引に押し広げる。
彼女の中央の茂みの下はライトで橙色に光り輝き、その下のシーツには染みができていた。
「そのままじっとしてて」
敦賀氏は京子嬢をベッドに置き去りにし、私の横に立ち、嬉しそうにその様子を眺める。
「うん、いい眺めだね。ちゃんと表情も撮ってる?」
「はい」
「あの顔がまたたまらないからね」
満足そうに眺めたところで私の開かれたままのバッグに目を留めた。
「いろいろ持ってきたんだね」
「どうぞどれでもお好きにお使いください」
じゃあ、と言いながらごそごそと物色した敦賀氏は、大きめのバイブレーターを掴んでベッドへと戻った。
「もう閉じてもいいですか…?」
「ダメ。まだこれからだよ」
そういうと彼女の蜜壷へゆっくりとその異物を飲み込ませる。
「あっ、あっ」
彼女が身をずらして後退するのも構わず押し込むと、京子嬢のそこはみるみるうちに奥まで咥え込んでいく。
敦賀氏は奥まで入れたそれをまた引き抜き、再び入れ込む。
「あっあんっ、やめ、やめてぇ」
「気持ちいい?よだれがダラダラ垂れてるよ」
「やだっつめたい、つめたいの、ぃやぁ」
「すぐに熱くなるよ、キョーコの熱で」
スイッチを入れたのか電気音が聞こえ始める。
後ずさりする京子嬢だが、後ろで手を拘束されていてバランスを崩し、仰向けに倒れる。
敦賀氏は楽しくなってきたのか夢中で弄んでいる。
ゆっくり抜き差ししていたが、それに飽きたのか激しくかき回し始めた。
381 :
7:2006/10/28(土) 16:26:36 ID:Q4hnagMK
「あっ、ああぁ!んっ、んあっ、やだやだっ、そんなので、イきたく、ないっ」
「ん、あとでちゃんとあげるから。キョーコのココもすごく悦んでるし」
聞く耳持たず。完全に敦賀氏のSスイッチも入ったらしい。
「あっ、んんっ、あ、あ、あ、ああぁあぁぁ!!」
ビクン、ビクンと太腿が震えている。絶頂に達したか。
スイッチを切り異物を抜いた敦賀氏に今度はうつ伏せにされ膝を立てられ尻を突き出す格好になるる。
休む間もなく与えられる愛撫。
敦賀氏は張りのある臀部に口付けを落としながら、さきほどの場所に指を入れる。
「いつもみたいにしてごらん」
彼は指を動かさない。
片方の肩をシーツに押し付け、恨めしそうに敦賀氏を振り返った京子嬢は、
ゆっくりとカメラにも目を向けるとパッと顔を赤面させる。
恥ずかしそうに目を伏せ、しかしゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
「んっ…んん…あ、ん、ぁんっ、んぅ」
「そうやって動かすと気持ちいいのかな?いやらしいんだね、キョーコ」
「ゃあっ!んぅ、あっ、いやぁ…」
恥ずかしさを忘れて乱れ始めると敦賀氏が言葉でそれを引き戻す。
なるほど、そうやって自らの羞恥を認識させ、彼女の被虐的な快楽を高める。
そしてそれは同時に彼自身の嗜虐的な快楽を高めることにもなる。
面白い構図だ。なんとなく、あの人が私をこの場へよこした理由がわかったような気がした。
「お、おねがいっ、カメラ、止めてっ」
「俺はいいけど…君は納得できた?」
「いいえ、まだでございます」
「だって。ごめんね、キョーコ」
「や、やだ、なんでっ」
恥ずかしがる京子嬢は確かに可愛らしいが、私としてはそんな彼女がカメラの存在を忘れてしまう瞬間が見たいと思った。
こんな風に貪欲に何かを知りたいと思ったのは初めてかもしれない。
敦賀氏が指でかき回すと、くちゅくちゅと高らかに音を上げ、飛沫を飛ばし、京子嬢は再び達して崩れた。
382 :
8:2006/10/28(土) 16:27:12 ID:Q4hnagMK
敦賀氏はハァハァと息を荒げて揺れる細い背中と拘束された手首に優しく舌を這わせながら、
一方で休ませずに陰核を指でこすり続ける。
容赦ないな、この人は、と呆れつつも、不本意ながらに彼の気持ちがわかるような気がしてきた。
嫌がる様子に煽られ、我を忘れて喘がせたいと思うのだろう。
この少女にはそんな魅力があるのだ。自分が男だったらそう思うに違いない。
「あっ、も、もう、だめ」
「キョーコが欲しい」
「…でも、お願いです…今夜は、もう…」
「キョーコの中に入りたいな」
さっきからずっと我慢してる、もう我慢できない、欲しくてたまらない、
キョーコだけ何度もイって、見てたら興奮してきた、キョーコの中も欲しそうだよ、
…ってそんなに言ってる暇があったら勝手に入れてしまえばいいものを、と思ったが、
どうやら敦賀氏は彼女に入れていいと言わせたいらしい。
「ほら、ぐちょぐちょに濡れて、いやらしい音を立てて、熱くなってヒクヒク待ってる」
「い、言わないでください、そんなことっ」
「だって本当のことだよ?」
「…ちょっと、待って、ください…まだくるし…んっ…」
「待てない」
…紳士なのかサディストなのか大人なのか子供っぽいのか、この男はいまいちよくわからない。
「あ、ん…もう……いい、ですよ…」
「入れてほしい?」
「な、ちが…!」
「どうしても入れてほしい?」
「もうやだっ…違うでしょう、敦賀さんがどうしてもって…」
「キョーコ、欲しい?俺のこと、欲しくないの?」
「…っ…ずるい………欲しい、です…敦賀さんが、欲しい」
うつ伏せた状態で愛撫を続けられ、京子嬢は根負けした様子で懇願する。
「おいで」
敦賀氏は体勢を変え、座った姿勢で彼女を誘う。
京子嬢はふらふらとバランスを崩しながらも近づき、向き合って跨り、ゆっくり腰を下ろそうとした。
「違うよキョーコ、あっちを向いて」
「え?!…いやです…あの…敦賀さんの顔、見たいし、それに」
「いいからあっち」
383 :
9:2006/10/28(土) 16:27:44 ID:Q4hnagMK
くるりと向きを変えさせ、腰を持って高く反り立つ自らへと埋め込ませていく。
「や、やだっ、カメラ、恥ずかしいのっ…ね、おねがいっ…!…あ、あ、ああっ、んぁっ」
胸を揉みしだきながら、彼女の身体を上下に揺する。
「あ、あ、あっ、ああ、ん、んぁ、ああぁ、やだ、ぁああぁっ……っ…!!」
「すごい、イキっぱなしだね」
敦賀氏が脱力している京子嬢の足をM字に広げると、モニター越しに繋がっている部分が顕わに見えた。
耳元で何か小さく囁いている。
「……言って」
「…私、キョーコは…」
「カメラ見て。台詞だと思って言ってごらん」
顎を掴まれた彼女のまっすぐな潤んだ瞳がカメラに捕らえられる。
「…私…キョーコは…敦賀さん…が…大好き、なの…」
「それから?」
「大好き…で…中に、ぁあ、ん…熱くて、あ、いっぱい、で…」
言ってるあいだも腰を揺すられ、くちゅくちゅと淫らな音が響く。
「も、やだ…熱くて、なにも、考えらなく、なるのぉ…あっ、ああ、あっ気持ち、いいよぉ」
「キョーコ、そんな台詞、教えてないよ」
繋がった上にある陰核を強くこすりながら、京子嬢の腰を持って突き上げる。
彼女の身体は敦賀氏のその動きに合わせて跳ね上がり、落とされる。
「あっ、あっ、ああっ、だ、だめっ、また、ぁああっ」
「だめ?やめて欲しい?」
「やだっ、もっと、あっ、んんっ」
「欲しがりさんだね、キョーコ」
「ぁあっ、あっ、やだやだ、きちゃ、きちゃうっ!あっ、ああっ!……あっあぁあああん!」
結局この瞬間にも敦賀氏は満足しなかったのか、脱力した京子嬢を横にさせ
足を持ち上げ結合部分をカメラに見せつけながら後ろから突き続けた。
このあとようやく満足した敦賀氏は疲れて眠り込んだ彼女を確認し、
ベッドの脇に落ちていたバスタオルを腰に巻いて、荷物を片付けている私のところへやって来た。
384 :
10:2006/10/28(土) 16:28:21 ID:Q4hnagMK
「手錠の鍵と、それから撮影したデータをもらえるかな」
素直に差し出すと、敦賀氏は嬉しそうに微笑んだ。
「ありがとう、きっと彼女も喜ぶ」
そうは思えませんが、と言いそうになったがなんとか飲み込んだ。
「では失礼させていただきます。
もしまたわたくしめが御入用でしたらローリィ様まで申し出ていただければ馳せ遣わさせていただきます」
「…そう…ありがたいけど、もう頼まないと思うよ…」
ったくあの人は、とぶつぶつ言っている敦賀氏の声を背後に聞きながら、私は部屋を後にした。
---
「おー、昨夜はどうだった?」
翌日、お屋敷でローリィ様が嬉々としてやっていらっしゃった。
「ご命令は全うさせていただきました」
「そうかそうか!いや、半年つきあってればそろそろマンネリ化してるんじゃないかと思ってなあ。
で、あいつらのことは"わかった"か?」
「どうでしょうか…でも、大変興味深いお二人でございました」
「興味深いか、お前がそんな風に言うのは初めてじゃないか?
おおそうだ、今度は事務所を巻き込んで温泉旅行にでも連れてってやるか!
それはいい、そして温泉と言えば卓球大会だ、豪華商品を用意しなくちゃな!」
ご機嫌で叫びながらローリィ様は行ってしまわれ私は取り残される。…また忙しくなりそうだ。
それにしても…ローリィ様以外にも面白い人間というのはまだまだいるらしい。
世の中はまだ広いに違いない、そう思うと少しだけ心が弾むのを私は感じた。
そういえばさっき他の使用人たちが、今日は二人が共演しているドラマがあるとか話していたな。
見てみようかな…ドラマなんて見るのはいつ以来だろう、などと考えながら、私は自室へと引き上げた。
385 :
374:2006/10/28(土) 16:29:49 ID:Q4hnagMK
以上です。
あの人=ローリィでした、ってことで。
自分
>>26なんだが、使用人に気付いたふたりのシーンで
( ゚д゚) …
( ゚д゚ )
のAAを入れたくてうずうずしてしまったw
すげー濃いのキタ━━━━(*゜∀゜*)━━━━ッ!!
GJ!! 使用人さんの淡々とした感じとキョーコの混乱っぷりがエロ杉
そしてやっぱりそのAA入れて欲しかったと思う(多分少数派な)自分
>>27w
GJ
いじめられっ子キョーコが可愛すぎる(*´Д`)ハァハァ
嫌々いいながらもいつも蓮の思い通りになってしまってるのがイイ
最後まで恥ずかしがるキョーコに萌え(*´Д`)
GJ!蓮のエロさに興奮(*´Д`)ムハー
蓮、人がいても堂々としてるな。さすが帝王。
蓮のSっぷり、キョーコのMっぷり最高。グッジョブ!
あの、1つ気になるんだけど、あの女の人の目的は何だったの?
ローリィの依頼(2人の調査?)で来たの?
それとも蓮の依頼(撮影?)で来たの?
>>388です。
読み直したらわかったよ。ローリィだね。
読解力がなくてゴメソ(´・ω・`)連投スマソ
GJでした!2人を見つめるクールな美女(だと思われる)がたまらん。
呼ばれるがままに飛び出てジャジャジャジャンで失礼します。
>>388-389 ほんとこの人何しにきたんだ状態w
二人の性生活がそろそろマンネリ化してるんじゃないかと心配したローリィが
おせっかいで偵察と刺激注入を兼ねて、お使いの人をひとり任命し、
お前がいろいろなプレイやおもちゃを研究してそれを二人のもとに届けて教えて来い、って命令だったのでは。
真面目なこの人は真剣に本やネットでおもちゃやSMプレイを研究して訪れた、と。
実はこの人がローリィの奥さんだったり、あるいは実は女じゃなくて男だったりしても面白いかもしれない。
ただ男だったら蓮が見せたくないと思うかもしれないな。
というか思って欲しいという勝手な妄想(*´Д`)
>>374 GJ!蓮、あんたエロすぎー!
おかげで目がさえちまった。
私はもう、
>>376から既に萌えていた。
2人が裸で絡みあってるだけで(*´Д`)ドキドキしたし、
蓮の腰つきセクスィー、とか、蓮の腹筋は程よく割れてるんだろな、とか。
あとついでに。
最近、単行本を見て、緒方監督とミルヒちゃんのカップルもいいなぁと思った。
美少年みたいな緒方さんと、美人でダイナマイトナイスバディなミルヒさん。
ミルヒさんの方が攻めで、テクニシャンということで。
>>374 GJ!最初は、蓮が派遣を依頼したのかと思ったが…
>"敦賀蓮のマネージャーは本当に男ですか?"
ここ最高にワラタ
ミルヒさんって誰だよorz…
某漫画とごっちゃになってた。
>393
ホルスタインだから仕方ないよ
ちょいと小ネタ。
新しいドラマの仕事が決まって喜ぶキョーコ。
微笑ましくもらい喜びの蓮。
そういえば今日は同じ局で収録って言ってたな、とふと思って覗きに行く蓮。
カメラが回っている時のキョーコは大人の女の役で、妙に色っぽくて心臓バクバクしてしまう。
その場にいる共演者やスタッフもベタ褒め。
蓮は急に嫉妬やら心配やらが襲ってきて落ち着かなくなってしまう。
が、カットの声がかかって蓮に気付いて喜んで走ってくるキョーコはいつものピュアな顔。
普段のキョーコとのギャップに困惑、混乱してますます虜になってしまう蓮。
ってのを妄想した。
相手役はやっぱ古賀さん?
キョーコは脇役で、ヒロインの恋人を誘惑して一夜寝取っちゃう役とかでもいいな。
投下させてください。
小ネタ。微エロ。
へたれな蓮が苦手な方はスルーでお願いします。
398 :
1:2006/10/29(日) 23:11:59 ID:ZJJKeaSd
ガチャリ、と勢いよく開けた玄関のドア。
とたとたと、中に入った俺に向かってくる、小走りな足音。
「おかえりなさぁい、敦賀さんー!」
部屋に入った俺に抱きつき、すりすりと頬を擦り付けてくるキョーコがやけに可愛い。可愛いんだけれど…。
「どうしたの?」
何かがおかしい。
「んー。おかえりなさいのちゅーうー」
体を離そうとキョーコの肩を掴んだ俺の、首に手を回して目を瞑る。
頬を染めて唇を寄せるキョーコはやっぱり可愛くて、帰って早々、俺の理性は飛びそうになった。
「ん?」
口付けの瞬間、鼻を掠めるアルコールの香り。
「キョーコさん?」
「なぁんですかぁ?敦賀さぁん」
「お酒、飲んだ?」
訊いた俺に、きょとんと小首を傾げて、なんのことかわからない、といった様子のキョーコの表情もまた、可愛…いやいや。そんなこと言ってる場合じゃない。
「でも、かわいい瓶のピンク色のジュースなら飲みましたぁ。甘くて美味しかったですようー?」
キョーコの言葉にピンときた。
「あれね、お酒だよ」
「そぅなんですかぁー?」
うふふ、と笑って俺の手を引き、ソファに腰掛けるキョーコを見て、思わずため息が漏れた。
くそっ。社さんめっ!
399 :
2:2006/10/29(日) 23:13:09 ID:ZJJKeaSd
心の中で、酒をくれた張本人に毒づく。
『貰いもの。持って帰ってくれないか?』
そこまでは、良かったんだ。問題は、
『くれぐれも、キョーコちゃんには飲ませるなよ?未成年なんだから。ましてや、飲ませた上で襲ったりなんかするなよ?』
釘を刺されたこの言葉。
無理。無理です、社さん…。
俺の膝の上で、
「つーるーがーさんっ、うふふふ」
猫なで声で甘えてきながら、キスをねだるような、こんな可愛い生き物、どうやって我慢したらいいんですか?
「キョーコ…、駄目だよ」
ギリギリのところで理性を保って、膝の上に座ったキョーコを下ろそうとする。
流石に、酔ったこの子を抱くのは、いくら俺でも抵抗がある。
あるのに…。
「敦賀さん?えっちがしたいです」
言いながら、俺の首に手を回してキスをしてくるキョーコを見たら、理性なんか吹っ飛んだ。
「んっ、ふっ」
深い深いキスを交わすと、キョーコは嬉しそうに、にへらと笑う。
「敦賀さぁん、触って?」
俺の手を取り、自分で服の中へといざなう。
「どこ、触って欲しい?」
「胸の先っぽ」
唇は付けたままで、キョーコに言われるがまま、胸の先を摘むと、甘やかな吐息が漏れた。
400 :
3:2006/10/29(日) 23:14:26 ID:ZJJKeaSd
「んっ、んっ」
胸の先を指で弄ぶと、キョーコは気持ちよさそうに、うっとりとした顔をする。
同時に漏れる、ため息のような吐息が色っぽい。
いつもなら、有無を言わさずご飯の時間なのにな。
ぼんやりと考えながら、酒の力を借りるのもたまにはいいかと、不埒な事を考えていた。
「あっ、敦賀さんっ」
「どうしたの?」
「…………気持ち悪い」
はい?
「はく…」
キョーコは口を抑えて、トイレに駆け込んだ。
俺は、唖然としたまま、一人残されている。
戻ってきたキョーコは、ひとしきり吐いてスッキリしたのか、すぅすぅと可愛い寝息を立てて、眠りに付いた。
………………うん。
キョーコさん。今日のあなたは大変可愛らしかった。
可愛らしいが故、俺をこんなに煽っておいて、ほっぽらかしですか。
不埒な事を考えた罪なのか…。
安らかに眠るキョーコの隣で、高ぶった欲望と戦う、長い長い夜が始まったのだった。
おしまいです。
きっと、次の日のキョーコは大変だろうなぁ、
とか、
社さん、次、蓮に会う時ちくちく言われるんだろうなぁ、
とか思ったんですが、そこまでいかなかった(´・ω・`)
誰か、後日の話かけるネ申さま。
いたら書いてください。
>>397 なんだーーーこの可愛さはぁああぁあ!!
GJJJ!!エロ描写もないのに禿げ萌えた(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
社さんに毒づく蓮も眠りオチもツボに入っちゃったよ。なんかええもん見た気分だ。
ハイなキョーコかわええのぉ(*´д`*)
お酒じゃなくてピュアなキョーコがハイになるとしたら、蓮に怒る時かメルヘンモードの時かな。
GJ!
蓮、かわいいぃ(*´Д`)
胸を触ってチュッチュしてる2人が、まだ初々しいというか、
蓮が年相応って感じでかわいいな。
ついでに妄想が浮かんだ。
ドラマだけど、キョーコは、友達の仇打ちをする女の子の役。
友達は、ある男のことを愛してたんだけど、その男の方は遊びで、捨てられたってわけ。
その男は蓮。非の打ち所がないくらい完璧な美形。だけど悪い男。
キョーコは、蓮を誘惑し、弄んで、夢中にさせてから、こっぴどく捨ててやろうとした。
…あの男のプライドをずたずたにしてやろう。
(キョーコは美少女の役。外見は長い黒髪が綺麗なお嬢様タイプだけど、
男を翻弄させる子悪魔で、そのギャップに男はやられてしまう)
蓮は見事にキョーコに参ってしまう。
キョーコを手に入れたいと衝動的に思う反面、強引に出てキョーコに
嫌われると思うとこわくてできない。
蓮にとってこんなことは初めてだった。
次第に、キョーコも蓮に惹かれていくのだが(キョーコ:ひどい男なのに…)、
蓮の誘惑に堕ちてしまいそうなその気持ちを封じ込め、復讐を実行していく。
連投スマソ
Mの蓮と、Sのキョーコもいいな。
前スレで近いのがあったね。すごくイイ作品だった。すごく好きだった。
「おもらし(○液の方ね)して悪い子」
「もう、キョーコがいないと生きていけない」
ってやつ。
こんなセリフだったっけ。
>>403 小悪魔VS夜の帝王すごそうだw
ちょっと前、怒るキョーコに萌えたけど、
それ以上に泣きわめくキョーコとおろおろする蓮に萌え(*´Д`)ハァハァ
フェミニストの蓮がキョーコを泣かせちゃう原因ってなにがあるかな
>>404 私も好きだった。
「おもらし(○んことお○っこじゃないやつ)して悪い子」
>>405 私も萌え(*´Д`)
でも、泣かせる原因いっぱいありそう。
フェミニストな反面、キョーコにはいじめっこだし。
話題を豚切ってすいません。
投下させてください。
キョーコ攻め。大人のオモチャ使用。
縛られてキョーコにイタズラされる蓮が苦手な方はスルーでお願いします。
409 :
1:2006/10/31(火) 16:19:30 ID:kI/LI9KK
「トリック・オア・トリート?」
夕食後、敦賀さんとまったりティータイム。
ブラックのコーヒーと、自分用の甘いカフェオレを用意してテーブルに戻ったら、突然訊かれた。
そういえば、今日はハロウィンだっけ?
「はい、どーぞ」
ごそごそとポケットを探り、養成所でモー子さんに貰ったあめ玉を差し出す。
敦賀さんは、そのあめ玉を受け取って、
「残念。キョーコにいやらしいイタズラしようと思ってたのに」
と、少し残念そうに笑った。
あめ玉を口に含んでコロコロと転がしている敦賀さんが、なんだか可愛い。
「トリック・オア・トリート?」
今度は私が尋ねた。
敦賀さんは、驚いた顔をしてごそごそとポケットを探り出す。一通り探してなかったのか、小さな溜め息を一つついて、
「じゃあ、イタズラの方で…」
と、微笑んだ。
でも、イタズラなんて考えてなかったな。どうしよう?
『キョーコにいやらしいイタズラしようと…』
あ、そうだ!
敦賀さんの言葉にイイコト思いついた。
「敦賀さん、ちょっと待っててくださいね」
「うん、……?」
とりあえず待ってくれる敦賀さんをリビングに残して、ベッドルームに足を向ける。
「えーと、たしか、この辺に……、あった」
410 :
2:2006/10/31(火) 16:20:50 ID:kI/LI9KK
最近、敦賀さんがハマってるらしい、大人のオモチャ箱を見つけて、再びリビングに戻った。
「キョーコ、それ…」
流石に驚いたかなぁ?
でも、いつもされてばっかりっていうのも、なんだか腑に落ちない。
「敦賀さんに、いやらしいイタズラしようと思って」
にっこりと笑って見つめる私に、敦賀さんはなんだか困っている様子。
そんな敦賀さんの手を取って、皮の手錠のような物で、手を後ろで繋ぎ止めた。
「え…?キョーコ?」
ソファに座ったまま、うろたえる敦賀さんが凄く新鮮。
アイマスクも着けようかと思ったけど、表情が見えなかったら楽しくないかな?と思ってやめた。
敦賀さんのシャツのボタンを外しながら、唇にキスを落とす。
舌で唇をなぞって、軽く唇を吸うと、ちゅっと粘膜の擦れ合う音。そのまま、舌を差し込んで、敦賀さんの舌を捕らえる。
「んっ」
柔らかくて、生暖かい舌は、ヌルヌルしてて気持ちイイ。
どちらともなく洩れる吐息に、高まってくるのがわかる。
「…ふ、どんな気分ですか?敦賀さん」
「何だか新鮮だね。キョーコがかわいい」
何だか余裕綽々な敦賀さん…。
いつも、私ばっかり焦らされてるから、今日はいっぱい焦らせてやる!
411 :
3:2006/10/31(火) 16:22:12 ID:kI/LI9KK
かすかな決意を胸に、敦賀さんの首筋に舌を這わせた。
鎖骨から、耳の後ろまで舌で舐め上げて、また、鎖骨に唇を戻す。チロチロと這い回る舌がくすぐったいのか、敦賀さんは身をよじった。
「…ん」
胸の先の小さな粒を口に含むと、小さな溜め息のような声。
知らなかった…。男の人でも声とか出すのね。そうだ!
唇を付けたまま、ごそごそとオモチャ箱を漁る。
「……キョーコ?」
見つけた。
不思議そうな声で訊ねる敦賀さんを後目に、オモチャ箱の中から取り出した、ピンク色の卵のような物を、口を付けていない反対側の胸の先に当てた。
「んっ」
スイッチを入れると、ピンク色のオモチャはふるふると震え出す。
もっと声が聞きたい。オモチャと口と、両方で気持ちよくなってく敦賀さんが見たい。
「気持ちイイですか?」
「…うん」
いつもと勝手が違うからバツが悪いのか、敦賀さんは見上げる私から目を逸らした。
胸の先の粒を甘噛みして、舌全体でベロリと舐め上げながら、オモチャを少しずらしたり、強くしたり…。
その度に、ひくんと震える敦賀さんが可愛い。
「…はっ」
声の代わりに洩れる吐息が、可愛い。
私の手で、高ぶっていく敦賀さんが、ホントに新鮮だった。
412 :
4:2006/10/31(火) 16:23:19 ID:kI/LI9KK
胸の先の粒から唇を離して、敦賀さんの唇に深く口付けた。
「…ふっ」
くちゅくちゅと口内をまさぐると、敦賀さんがたくさん舌を絡めてくる。
「あんっ、駄目ですよ」
敦賀さんは唇を離して、私の耳たぶをくわえようとしてきた。
「今日は、イタズラするのは私なんです!」
「でも、キョーコに触れたいよ…」
うわ。うわわわわ!
頬を染めて見上げてくる敦賀さんが、可愛い。
こんな顔初めて見た…。
いつも大人びているけど、やっぱり敦賀さんもハタチの男性なのね…。
いつもと違う表情をする敦賀さんを見てたら、いじわるをしたくなる。
「もぉ、おっきくなってますね」
「キョーコがかわいいからね」
ズボンの上から、敦賀さんのおっきくなったものを触ると、ピクッと敦賀さんの体が跳ねた。
「キョーコ、これ、解いて?」
「だぁめ」
切羽詰まった声でお願いする敦賀さんを無視して、ズボンのベルトを外した。
胸に当てたオモチャを一旦置いて、敦賀さんのズボンの前をくつろげる。
下着をずらして取り出した敦賀さんのものは、張り詰めてて、熱くなっていた。
「すごいですね…。女の子みたいに、胸を触られて、こんなになってる…」
413 :
5:2006/10/31(火) 16:24:40 ID:kI/LI9KK
撫でながら言うと、敦賀さんの吐息が荒くなってくる。
「触られて、また、おっきくなりましたね」
私の言葉と、触れる手で更に反応する敦賀さんが可愛い。
「……っ、キョーコ」
「どうしてほしいの?敦賀さん」
「くわえて?口で…」
素直におねだりする敦賀さんが可愛い。
「まだ、駄目です」
でも、今日はたくさんイタズラするって決めたから、まだまだ、たくさん触ってから…。
一旦置いた、オモチャを手に取って、敦賀さんのものに付けた。
スイッチを入れて、根元から先端にかけてオモチャを這わせる。
「……っ、はっ」
びくり、敦賀さんの体が跳ねる。羽音のような振動音を立てて、オモチャは敦賀さんのものを這い回る。
「んっ」
先端から、透明でヌルヌルした液体が出てきて、そこにオモチャをあてがうと、ぬちっと音を立てた。
「やらしいですね。敦賀さん。ここ、何かでてきましたよ」
「キョーコ、お願い…」
「もぉ我慢できないんですか?仕方ないですねぇ」
うん。もういいかな?可愛い敦賀さんをたくさん堪能したし。
ちゅ、と先端に口を付ける。根元からベロリと舐め上げて、先端を口に含んだ。
「…ん、ああ」
敦賀さんは気持ち良さそうに目を瞑る。
414 :
6:2006/10/31(火) 16:25:50 ID:kI/LI9KK
深くくわえ込むと、吐息が洩れた。
気持ちイイ?敦賀さん。
「はっ」
こうやって、私にくわえられるの好き?
舐められるの、好き?
私が、敦賀さんを気持ちよくさせてるって思ったら、凄く嬉しい。
「キョーコ、離して…」
どうして?気持ちイイでしょう?こうやってされるの。
「…くっ」
切羽詰まった顔。限界が近いのね…。えっちしてる時は、そんな顔見る余裕なんてないから、すごく新鮮。
敦賀さんのものは、凄く熱くなってきて、ピクピクと震えてる。
敦賀さんの吐息も荒くなって、限界が近いことを教えてくれた。
「……キョ、コ」
「出して?敦賀さん」
言った瞬間、口の中にドロドロしたものが入ってきた。
しょっぱくて苦いそれを飲み干し、敦賀さんを見上げると、凄くこまった顔。
「敦賀さん、可愛い…」
「君って子は…」
敦賀さんは呆れたように溜め息を吐き出した。
手を自由にすると、私の腰を捕まえて抱える。そのまま、ベッドルームまで連れて行かれて、押し倒された。
「こんないやらしいイタズラする子には、お仕置きだ」
そう言って、さっきまで敦賀さんの手を拘束していたベルトで私の手を縛り上げたのだった。
415 :
7:2006/10/31(火) 16:27:00 ID:kI/LI9KK
「やぁっ、…ん、敦賀さん!ゆるしてっ…、ああんっ」
「お仕置きだって、言ったろ?」
男性の性器を模したオモチャで弄ばれた私の中は、じんじんと痺れたように熱い。
「おねがいっ、敦賀さん!あっ、あっ、敦賀さんのっ、入れてぇっ」
「まだだよ。もう少し待って?」
散々、イカされたのに、敦賀さんは、
「一回イったから」
とまだまだ入れてくれる気配もない。
「いやっ、ああっ、んっ、オモチャ、…いやなのっ、敦賀さんの、がっ、いいのっ!」
「まだ、無理だよ。代わりにオモチャでいっぱいかわいがってあげる」
ひどい、ひどい。敦賀さんったら。ほんの少しのイタズラ心だったのに…。
「敦賀さ、おねがっ、いいっ」
涙混じりに懇願する私を楽しそうに見つめて、
「イタズラっ子なキョーコもかわいいけど、いじめられるキョーコが一番かわいいね」
と言った。
私は、オモチャと敦賀さんの体で、真っ白になるまでいじわるされて、気を失うまでお仕置きされたのだった。
おしまいです。
やっぱり最後は、帝王降臨です。
キョーコ攻め切れてないし…(´・ω・`)
GJGJ!
> 敦賀さんは唇を離して、私の耳たぶをくわえようとしてきた。
縛られてるのに攻めようと必死な蓮萌エス(*´Д`)ハァハァ
このキョーコ攻めてるのに無邪気でかわええのぉ
>>403さんのネタをいただいて小ネタをひとつ。
2レスいただきます。
419 :
1/2:2006/10/31(火) 21:19:24 ID:Qi1+9VJG
「キョーコ、ただいま」
しっかりと声に出して言ったのに、キョーコは手鏡を唸りながら覗き込んでいて気付かない。
集中するとこの調子で周りが全然見えなくなるんだから困った子だ。
俺は呆れながら、ソファに座っているキョーコの両肩に後ろからポンっと手を置いた。
「ただいま」
「わわっ!!おかえりな…んんっ…」
振り向いた瞬間に唇を塞ぐ。
もう数え切れないほどこうしてただいまのキスをしているのに、キョーコはそのたびに頬をふわりと赤く染める。
まあそれがかわいくてやっているわけだが。
深く貪ろうとしたのを察したのか、キョーコは焦ったように俺を引きはがす。
「ん…おかえりなさい、すぐごはんの支度しますから」
「急がなくていいよ。それより何か悩んでたみたいだけど。今日は監督と会ったんだろう?」
回り込んで隣りに腰を下ろした俺の言葉に、キョーコはこくりと頷いた。
明日から撮影が始まるドラマの打ち合わせ。
共演するはずの俺は別の仕事で抜けられず行けなかったが、
キョーコは顔合わせも兼ねて監督や共演者と軽く打ち合わせがあったはずだ。
「私、どうしても小悪魔の演技、ってのがわからなくて…
それで、打ち合わせのあとで新開監督を捕まえて相談したんです」
「監督はなんて?」
「深く考えるな、むしろ何も考えずに台詞を言えばいい、蓮と君を選んだのはそういう理由だ、って」
あの人俺たちの関係に気付いて――いやそうか、社長が言ったんだな、まったく…
420 :
2/2:2006/10/31(火) 21:19:58 ID:Qi1+9VJG
「そんなのますますわかりません、って言ったんです。そしたら一応教えてはくれたんですけど、やっぱりわからなくて」
「監督はどう説明した?」
「明日撮るシーンを例にあげて。敦賀さんが思わず私を押し倒しちゃうシーンです」
そうか…初日からそのシーンだったな。
キョーコが演じる小悪魔の子が気分が悪いと言い出して、ホテルまで送った男が彼女を押し倒す。
真面目でつまらなそうな女だと興味はなかったはずなのに――
「監督がおっしゃるには、相手の男は、彼女の気だるい様子やなにげないしぐさになぜか目が離せなくなって、」
キョーコは困った表情で口元に手をやり、指でゆっくりとかすかに開いた唇を縁取るようにたどっている。
「それから彼女の華奢な身体に妙にドキドキしはじめちゃって、」
いつも咥えるとビクンと跳ねる柔らかい耳たぶ、首筋、細い肩、うなじ…
「最後に彼女の潤んだ瞳に正面から見つめられて、男は理性が吹っ飛んじゃって思わず押し倒しちゃうんだ、って」
キョーコは俺のほうに向き直り、とどめを刺すかのようにうるうると涙ぐんだ瞳で見上げ…
「敦賀さんどうしよう…そんな演技わたしでき…ちょっと敦賀さんっ!?」
「ごめん、話はあとで聞くから…っ」
「な、なに言って…!ちょっともうっ、だ、だめ…っ、あ、だめ、ですってば!敦賀さんお食事だってまだ…」
「先にキョーコを食べてから」
まずいな…この調子だと明日は本気で押し倒してしまいそうだ。
くそっ、結局社長と監督の思い通りじゃないか、と一瞬頭の隅で考えたが、それも理性と共に吹っ飛んで…
抑えの効かなくなった俺は、そのまま欲望の波に流されてしまった。
421 :
418:2006/10/31(火) 21:21:18 ID:Qi1+9VJG
以上、無自覚で罪なキョーコでございました。
>>418 GJ!
ムラムラする蓮カワユス(*´Д`)
無自覚に誘惑するキョーコもカワユス(*´Д`)キュンキュン
>>408 GJ!
キョーコのいたずらに感じてしまう蓮、かわいい。
舌を絡ませようとする蓮も(*´Д`)
攻めのキョーコを見てみたいと思ってたので、
キタ━(。A。)━(゚∀゚)って感じ。楽しかったー。
やっぱり最後は蓮に負けてしまうのねw
>>418 GJ!
私、
>>403です。
使いにくいであろうネタを、上手く使ってくださって、
ありがとうございます(´∀`)ウレシイ
キョーコは天然子悪魔ですな。
本誌でもこんなふうに蓮を無意識に誘惑してほしい。
↑はミスです orz
バレスレにバレ来たよー
>>408 GJです!
いいな〜こういう可愛いのすっごい好きです
蓮もキョーコもエロカワでイイ!!
>>418 これもまたGJ!蓮可愛いな…何か妙に若いw
蓮が歳相応な顔を見せるのってすごいツボwww
>>408 GJ!
最初の注意書きからしていつもと違って、蓮キョが逆転してて、おぉっ!て思った。
蓮の反応が(*´Д`)イイ!
キョーコにもっと攻めてほしいと思った。
キョーコ攻めにはまりそうな予感。
>>418 GJ!
我慢できない蓮がカワイス!
キョーコには天使と子悪魔が同居してるよね。(*´∀`)
夜の帝王が陥落しちゃう子悪魔キョーコ最強。
>>408 ちゃんとハロウィンに合わせて投下してるんだな。GJ!
蓮の反応も、無邪気なキョーコもカワユス(*´Д`)
>>418 GJ!
> もう数え切れないほどこうしてただいまのキスをしているのに、キョーコはそのたびに頬をふわりと赤く染める。
キョーコかわいいよキョーコ(*´Д`)ハァハァ
我慢できずに押し倒しちゃう蓮もイイ!
あまりエロくないけど小ネタを投下。3レスです。
可哀相な光リーダーが苦手な人…がもしもいらっしゃるのでしたらスルー願います。
430 :
1/3:2006/11/01(水) 21:48:52 ID:8YjBKJ+6
LMEの廊下を必死に走る。
驚いて振り返る人もいるが、そんなことを気にしてる余裕なんか今の俺にはなーい!
俺は走って走って、そしてようやく目的の部屋の前に立った。
ラブミー部の部室、通称「愛の部屋」。
って俺が勝手に命名したんだけど。
手が足りない事務所の人や、最近は密かに彼女の笑顔に癒されたい人が、お菓子を片手にやってくる部屋。
といっても最近はここにいる時間もなかなか取れないみたいだけど。
俺はドアの前でなんとか息を整えてから、ノブに手をかけ勢いよく開けた。
「キョーコちゃんっ!」
意を決して開けた俺の目の前を突然遮るように現れたのは愛しの彼女…ではなくて、琴南さん。
「静かにしてください、光さん。今あの子寝てるんです」
「そ、そっか、ごめん」
残念なような、安堵したような。
気が抜けて脱力する俺をちょっと哀れむように見た琴南さんに案内されて、
テーブルを挟んで彼女の斜め前にそっと座った。
「はぁ疲れた…今ならここにいるって聞いて急いで来たんだけど」
「昨日眠れなかったそうで、ここに来てからずっとこの状態です」
キョーコちゃんは椅子に座り、テーブルに突っ伏してすやすやと寝ている。
ちょうど俺のほうに顔が傾いていて、無邪気な寝顔が心置きなく見える。
かわいいな…純真無垢な子供の寝顔ってかんじで。
走ってやってきた目的も忘れて見とれていたら、
「記事のことで来たんですか?」
琴南さんの言葉で現実に引き戻された。そうだった…。
431 :
2/3:2006/11/01(水) 21:49:25 ID:8YjBKJ+6
さっき仕事のあとであいつらに手渡されたスポーツ新聞。
その一面を飾っていたのはキョーコちゃんと、そして事務所の大先輩である敦賀さん。
巨大なゴシック文字で『熱愛』の文字が躍り、俺はくらくらと眩暈がして倒れそうになったところをふたりに支えられた。
やっぱり身長…いやいや、まだわからないよな、うん、こんな写真じゃ熱愛とは限らない。
写真はスーパーの袋を持った敦賀さんと、その横を歩くキョーコちゃん。
キョーコちゃんが敦賀さんの腕にまとわりついているのはまあ…とりあえず見なかったことにして。
第一スーパーなんて誰でも行くしな。
記事の内容はえっと…キョーコちゃんは敦賀さんのマンションで寝食を共にしている模様、つまり同棲…
…いやいや例え住んでいたとしても、単なる同居かもしれない。
敦賀さんの紳士ぶりは事務所でも有名だ。
きっと何かの事情で困っている彼女を放っておけなくて…
さまざまなストーリーを必死に創作しながら、気がつけば足はここへと向かっていた。
「この子、記事が出るって昨夜知って、眠れなかったそうなんです」
「そっか…ねえ琴南さん…あの記事だけど」
本当なの?と聞こうとしたら、コンコン、とドアがノックされて静かに開いた。
現れたのは――敦賀さん!?
「お、お疲れさまです!」
思わず立ち上がった俺に、しっ静かに、と口を動かしながら人差し指を立てて、敦賀さんは静かに部屋に入ってきた。
しまった、と慌ててキョーコちゃんを見ると、よほど熟睡しているのかすやすやと寝込んだまま。よかった…。
「連絡ありがとう、琴南さん」
「いえ、当分起きそうにもないですし、私もそろそろ帰ろうかと思いまして」
「あの…今日の記事…事実なんですか?」
話を割って聞いてみた俺に、敦賀さんは少し困ったような顔をした。
「光くん、だよね。そういうことは彼女から直接聞いたほうがいいんじゃないかな…」
「あ、あの、それってどういう」
「ん…だめぇ、敦賀さぁん…」
突然聞こえてきたか細い声に、俺たち3人は思わず無言になった。
432 :
3/3:2006/11/01(水) 21:49:57 ID:8YjBKJ+6
「もぉ…だめ、なのにぃ…」
なんだ寝言かぁ。可愛らしさに頬が緩んだ俺。
「も…んん…だ…めぇ……いじめちゃ…ゃあ…」
いじめ…てるんですか?敦賀さん…?
琴南さんを見ると、呆れたように天を仰いでいる。
そして敦賀さんを見ると…赤くなってコホン、と咳払いし、
少し慌てたようにキョーコちゃんの耳元で「キョーコ、帰るよ」と囁いた。
「さっきから全然起きないんですから無駄ですよ」
「困るよ、キョーコの寝言は明瞭でおまけに長いんだ」
「いいじゃないですか、言わせておけば」
2人のやりとりをよそに、キョーコちゃんの寝言は敦賀さんの言うとおり止まりそうにない。
「あ…も…がまん…無理ぃ……」
「…とにかく連れて帰るから」
「日ごろから聞かれて悪いようなことをしてるからいけないんですよ」
「しょうがないだろう?この無邪気で強力な誘惑から逃れる術があるものならぜひ教えて欲しいね」
「んぁ……ぁ…つるがさ…んん……っぱい…ほし……」
「誘惑の前に、マスコミから逃れる方法を考えたほうがいいんじゃないですか?」
「そうだよな…俺だけでも会見したら少しは…」
「はや…くぅ……おねが……も……いれ、てぇ」
キョーコちゃんがそこまで言ったところで、敦賀さんは彼女をがばっと抱え上げた。
「琴南さん、ドア開けてくれるかな?」
「…はいはい、どうぞ、王子様」
「おしゃべりな眠り姫はいただいていくよ、まったく…。じゃあ光くん、失礼するよ」
「は、はいっ、お疲れ様でした!」
パタン、とドアが閉まり、呆然とする俺と、深くため息をつく琴南さんが残された。
「じゃあ私もそろそろ失礼します」
そこからのことはよく覚えていない。
気付いたらあいつらがペチペチと俺の頬を叩いていた。
「リーダー!おーーーいリーダーーー!!」
「だめだこりゃ。相当ショックだったんだな」
「哀れ光くん…元気だして。今度シークレットブーツ買ってあげるからさぁ」
「そうだ、キョーコちゃんの写真集も買ってあげるからさぁ」
いや、俺もう持ってるから…と肩を落とす俺。
まあ相手が敦賀さんなら文句はないよな、と無理矢理自分を納得させながら、
ふたりに抱えられるように愛の部屋を出たのだった。
433 :
429:2006/11/01(水) 21:52:31 ID:8YjBKJ+6
以上です。
呼び捨て、寝言が長い発言にさすがのリーダーも認めざるをえず、ということで。
ごめんねリーダーごめんね…
GJ!
リーダーショック!
ああ…リーダーカワイソス。胸がキュンとしたよ。
キョーコの寝言に今更赤くなってる蓮にも萌え(*´Д`)
キョーコの寝言は明瞭で長いに禿ワロタw
連投スマソ。妄想します。
誘惑ネタ…。
レズ(っぽい)ものはだめ?
以前、妄想スレで投下したんだけど。何かネタにでもなれば…。
敦賀さんやモー子さんと、ドラマで共演することになった。
一応、準主役なんだけど、何か複雑な役なのよね…。
敦賀さんとモー子さんの仲を邪魔する役…。
-------------------------------------------------------
キョーコは親友のモー子さんに恋をする役。
でも、モー子さんは蓮が好きで。
こんな感じ。
キョーコ→モー子→蓮
キョーコは、蓮に近づく。
蓮に対する嫉妬で心がぐちゃぐちゃになり、自分でもよくわからないことをやってしまう。
蓮を誘惑したり、モー子さんに「あんな男やめなさい」と言ったり。
蓮はキョーコに心を奪われる。
で、こんな感じ。
蓮→キョーコ→モー子
--------------------------------------------------------------------
「私、この役うまくやれそう。だって私、モー子さんのこと好きだから!」
「やだっ気持ち悪いこと言わないでよ」
「モー子さんつめたい〜」
「そんなにひっつかないでよ、暑い」
あやしい2人。
気になる人はスルーしてくださいって入れ忘れてしまった。
ごめんなさい。
>>436 それ、単にモー子さんと蓮が共演、ってことになってもその状態になり得るような気もするねw
ふたりが共演することになり、これでふたりが仲良くなったら、
モー子さんを家に招いたり一緒に3人で出かけたりするようになって…
とひとりで仲良し妄想を繰り広げわくわくするキョーコ。
ところがいざそのドラマが始まり家で見ていると、
モー子さんに嫉妬、という気持ちより、モー子さんと仲良くする蓮に嫉妬してしまう。
「私こんな風にモー子さんとデートしたことないのに!」
「モー子さん、私にはこんな潤んだ瞳で見てくれない!」
で、そんなキョーコを見てモー子さんに嫉妬する蓮。
って結局蓮とキョーコの組み合わせに戻ったなw
>私こんな風にモー子さんとデートしたことないのに!
ワロス
おもしろいなぁ。
それを聞いた蓮が嫉妬するのもワロス
連休のお陰か、今日、花ゆめ売ってた。
本屋で萌え死にそうになったヨ…(*´Д`*)
アク禁の巻き添えでPCから打てないよ…orz
キョーコが色っぽい役で、ってのはネタ的にはありそうだが、
ものすんごい地味で引っ込み思案でコンプレックスの固まり、って役も逆に萌え。
美緒や素のキョーコにも通じそうだけど。
おなげで眼鏡をかけ、いつも目立たないように振る舞い、
俯きがちで声も小さくて「私なんか…」が口癖。
役なのに、無垢なキョーコ自身とも重ねてみちゃって、
思わず襲っちゃったりあるいは自分が開拓してやると燃える野獣な蓮。
442 :
441:2006/11/03(金) 20:39:42 ID:gprx2Rck
おなげってなんだよw
おさげ、で眼鏡、です…
おなげってよくわからんけどなんとなくエロい響きに聞こえるのは
私だけだろうか・・・
今更だが
>>410のオモチャ箱に反応してみる。
コスプレ衣裳専用クローゼットとか蓮チョイス専用下着引き出しとかありそうだ。
蓮はどんな下着が好みだろう。
変態蓮、ピュア蓮によって好みがわかれそうな。
私の今の気分としては、ピュアキョーコ、ピュア蓮かな。
キョーコにレースをあしらった純白のかわいい下着を着て欲しい。
天使みたいなラブリーキョーコに、ピュア蓮が赤面でぼーっと見惚れるのに(*´Д`)モエッ
発売日前だからか、人少ないね。
投下させてください。
甘々です。前置きは特にないです。
447 :
1:2006/11/04(土) 01:58:10 ID:7tyytU9P
目を覚ますと、隣で気持ち良さそうに寝息を立てている敦賀さんがいる。
ああ、昨日は確か一緒にご飯を食べて、シャワーを貰って、それから…。
たくさん、肌を重ね合ったのだっけ?
肌を重ねる行為は、恥ずかしいけど気持ちが良くて、ひとつになれる感じがして、心の中がほわっとする。
こうやって、裸のまま二人でシーツにくるまって、敦賀さんの腕の中で眠れることが、何とも幸せな気分になってしまう。
……すごい。敦賀さんったら。男の人なのに睫が長いのね。
髪の毛だってつやつや、ふかふかですごく気持ちいいし。
長くて綺麗な指だって、端正な顔立ちだって、長身でしなやかな体だって、演技力や表現力だって何でも持ってる。
そんな人が恋人なんて、やっぱり、信じられない。
でも、こうやって二人でいるときは、心の中がムズムズとあったかくなって、幸せだなー、好きだなーって感じるの。
もそもそとシーツから手を出して、敦賀さんの頬に触れる。指先に感じる敦賀さんの体温が、心地いい。
キス、したいなー。してもいいかな?起こさないように、こっそり、こっそり…。
ゆっくりと顔を近づけて、触れるだけのキスをした。
448 :
2:2006/11/04(土) 01:59:35 ID:7tyytU9P
唇に触れた敦賀さんの、ふにゅ、とした唇の柔らかさとあたたかさに、胸がきゅうと締め付けられるように、鳴る。
こんなに、甘く、あたたかい胸の苦しさがあるなんて初めて知った…。
「……ん」
あ、起こしちゃったかな?しまった。敦賀さん、忙しい人だからゆっくり眠らせてあげたかったのにな。
ゆるゆると長い睫が上がって、敦賀さんの視線と私の視線がぶつかった。
「…おはよう」
「おはようございます。起こしちゃいました?」
甘やかな微笑をたたえて、口を開いた敦賀さんが色っぽくて思わず見とれてしまう。
帝王な時の敦賀さんは、激しい目眩がするくらいドキドキするけど、こういう柔らかい笑顔の時も、胸のあたたかさでドキドキする。
「どうしたの?そんなに見つめられたら照れるよ」
あ、よだれでもついてるかな?って慌てて口を拭おうとする敦賀さんが、なんだか可愛い。
「いや、好きだなーって思って…」
敦賀さんを見つめながら、ぼーっとした頭で発した言葉。嘘じゃないけど、なんだか気の抜けた声になってしまった。
は、恥ずかしい…。
「……」
ほら、敦賀さんだって呆れ物が言えないじゃない。
ん?んん?あれれれれ?
449 :
3:2006/11/04(土) 02:00:54 ID:7tyytU9P
見上げた私の目に写る敦賀さんは、赤くなって口元を抑えてる。
目が合うと、逸らされてしまった。
「最上さん…。それこそ、照れるよ」
え?照れたの?あの、敦賀蓮が?こんなに、百戦錬磨みたいな顔して…。好き、のたった一言で?
「す、すみません」
なんだか私まで照れてちゃう。恥ずかしさと一緒に、ムズムズと嬉しさがこみ上げてくる。
だって、なんだか敦賀さん、見たことないような可愛い顔するんだもの。
「ふふっ」
二人とも、赤い顔してかち合った視線に思わず笑みがこぼれる。
二人してくすくすと笑ってたら、敦賀さんがぎゅーってしてくれた。
「…ん、苦しっ」
でも、気持ちいい…。
「ごめん」
少し手を緩めて、軽く抱きしめたまま落とされるキスが、好き。
「好きです」
もう一度、目を見て呟く私に、
「俺も、好きだよ」
と言って、敦賀さんはたくさんのキスをくれた。
ゆったりとふにふにした優しいキスから、啄むようなキスになって、だんだん、深い口付けに代わってく…。
「…んっ」
私の口からこぼれる吐息が、なんだか恥ずかしくて、頬が火照ってくる。
するすると体を這い回る敦賀さんの手が、くすぐったいけどあたたかくて、気持ちいい。
450 :
4:2006/11/04(土) 02:02:11 ID:7tyytU9P
「んっ、…はぁ」
耳の後ろに唇を落とされて、首筋から鎖骨にかけて這う舌が、ヌルヌルしてて不思議な感じ。
「やっぱり、怖い?」
「大丈夫です…」
初めての時、凄く痛くて泣いてしまったから、それ以来敦賀さんはこうやって訊いてくれる。
こういう、優しさが本当に好き。私を想ってくれてるのが実感できて嬉しい。
「怖かったら、言って?止められないけど、優しくできるように努力するから」
優しい目をして、私を見下ろすように体制を変えた敦賀さんの首に腕を回した。
くっついた体が、あったかい。
「大丈夫です。敦賀さんに触られるの、嬉しいですから」
…こういう事言うの、なんだか照れくさいな。
恥ずかしいから、耳元でこしょこしょと囁くと、敦賀さんは頬にキスをくれた。
「よかった…」
安心したような声。優しい響き。この声が耳に心地いい。
「……して?敦賀さん」
えっちの気持ちよさはまだ、よくわからないけど、敦賀さんに触れられるのは好き。
「ありがとう、最上さん」
お礼なんか言われるような事言ってないのに…。
そんな事言わなくていいです、と言おうとしたけど、唇を塞がれて言えなかった。
「んっ、ふっ、んん」
451 :
5:2006/11/04(土) 02:03:20 ID:7tyytU9P
敦賀さんの乾いた手が、胸に触れた。
恥ずかしいな。私の胸、小さいから、触り応えとかないんじゃないかなぁ?
「んっ、んんっ」
胸の先を摘まれて、ぞくぞくと甘い電流のようなものが体中をかけ巡る。鳥肌が立つ。体の中が、なんとなく熱い。
くりくりと指で転がされて、時々、きゅうと強めに摘まれる度に、吐息がもれた。
「あっ、ああん」
敦賀さんの形のよい唇が、私の胸の先を捕らえる。
きゅ、と吸われたかと思うとコロコロと舌で転がされ、押しつぶされて、お腹の中がじんわりと熱くなるのを感じた。
「声、出して?」
「む、り…、ん、恥ずかし、です」
だって、私の声じゃないみたいなんだもの…。
「じゃあ、ゆっくりでいいから。気持ちいいと思ったら、ね?」
「…は、はい」
胸の先に付いたまま動く唇が、くすぐったいような、熱いような。また、お腹の中が熱くなる感じ。気持ちいいってこういうこと?
「…んっ、はぁ」
でも、やっぱり、声を出すのは恥ずかしい。
「最上さん…、かわいい」
熱に浮かされたような敦賀さんの声。その声聞くの、ぞくぞくする。
「か、かわい、く、なんか…、んっ」
「かわいいよ」
かわいいって言われるのが嬉しくて、胸が高鳴った。
452 :
6:2006/11/04(土) 02:04:28 ID:7tyytU9P
「ひゃっ」
敦賀さんの手がするすると体を滑り降りてきて、下腹部の草むらの中の割れ目を撫で上げた。
「怖い?」
敦賀さんを受け入れる所の少し上にある粒に、やわやわと触れながら訊ねられる。
「こわ、くっ、ん、ないです」
ただ、びっくりしただけ。
舌で胸を舐められながら、指先で粒を弄ばれる。皮を押し上げられて、中のコリコリしているところを押しつぶされた。
「あ、ああっ、あん」
「ここ、気持ちいい?」
思わずあげてしまった声に、確認するように敦賀さんが反応する。
気持ちいい?わからない。でも、お腹の中がじゅんってなって、体中が熱い。
「あ、熱いっ、です。カラダがっ、ああん」
今度は、唇が粒を捕らえた。指と違ってヌルヌル這い回る舌が、また、体を熱くする。
「あっ、あっ、んぅっ」
私、なんだか変…。おかしくなっちゃいそう。
「つ、敦賀さんっ」
なんとなく行き場がなくて、シーツを握り締めていた手を敦賀さんの頭に置いた。
「ああんっ、あっ、あっ、ああっ」
違うの。そんなに、激しく舌を動かして欲しいわけじゃなかったのに。何も、考えられない…。
「敦賀さ、あっ、わたしっ、おかしくなっちゃうっ、」
何か、変。
453 :
7:2006/11/04(土) 02:05:51 ID:7tyytU9P
体の奥から何かがせり上がってくる感覚に目眩を覚える。
「あっ、やぁっ、はなしてっ、敦賀さんっ、何か、ああんっ、きちゃっ、ああああっ」
体が、ガクガクと震えた。一瞬、頭の中が真っ白になった。
「はなしてって、言ったのにぃ」
「おかしくなったの?」
唇を離して、私の顔を覗き込む敦賀さんは、凄く嬉しそう。
「…はい」
「イッてくれたの、初めてだ…」
きゅうって私の体を抱きしめて、頬にキスをくれた敦賀さんが、子供みたいに笑ってて凄く可愛い。
そっか。ああいう風に真っ白になるのがイクってことなのね…。
「もう、入っていい?我慢できないよ」
耳元で囁く吐息が熱い。
「い、痛くないです?」
やっぱり、ちょっと怖い。けど、お腹の中はじんじんと熱いまま。
「あっ」
「今日は、たくさん濡れてるから、大丈夫だと思うよ」
割れ目を撫で上げて、確認してから敦賀さんが言った。
避妊具を着けて、入り口に敦賀さん自身をあてがう。
「でも、やっぱり痛かったら、言って?」
そう言って、敦賀さんが入ってくる。ゆっくり、ゆっくり、私の中が押し広げられて、敦賀さんでいっぱいになる。
入ってくる感覚が、私の全身を粟立たせた。
「あっ、入っちゃ、う、」
454 :
8:2006/11/04(土) 02:07:09 ID:7tyytU9P
痛みはなかった。ただ、熱い。私の中が熱いのか、敦賀さんが熱いのかわからない。でも、じんじんと痺れたように、熱い。
「痛い?」
「い、いたくないっ、です。ただ…」
「ただ?」
「なんだか、熱いっ」
奥まで、敦賀さんが入ってきた。体の中にこもった熱は、さらに熱くなる。
「動くよ?」
「はっ、はい、…あっ、ああっ」
敦賀さんの動きに合わせて、また、せり上がるような何かを感じた。中が熱くて、最初は恥ずかしくて出なかった声も、勝手に出ていく。
「ああっ、んっ、あっ、あっ、…ひゃぅっ」
やっ。今、何か、変な感じ。
「ここ?」
「あっ、やっ、敦賀さんっ。ソコ、へんっ!へんっ、なのっ」
ぐいって、敦賀さんが奥まできた瞬間触れたところを擦られると、体中が一気に熱くなった。
お腹が熱いのが、ソコに集中する感じ…。
「あんっ、あっ、あっ、つるがさっ、だめっ、あつっ、よぉっ」
駄目って言ってるのに、敦賀さんはソコばっかりたくさん擦る。ぐりぐりと押し付けられて、離したと思ったら、また、奥まで…。
繰り返し擦られて、また、体の中から何かがせり上がってくるのを感じた。
「あっ、あっ、つ、るがさっ、またっ、またっ、おかしくなっちゃうぅ」
455 :
9:2006/11/04(土) 02:08:30 ID:7tyytU9P
「いいよ。おかしくなって…、俺も、すぐだからっ」
何だか、余裕のない声?駄目。熱くて、熱くて、何も考えられない。
「あっ、つるがさっ、くるっ、くるのっ、いっちゃ、…あああっ、んんんんんっ」
ガクガクと痙攣する体でしがみついて、真っ白になる意識の中。耳元で、
「……、キョーコっ」
名前を呼ぶ敦賀さんの声が聞こえた。
「…うれしい」
敦賀さんの隣で寝転んで呟く私に、何が?と敦賀さんが訊ねた。
「名前、初めて呼んでくれた…」
ふつふつと、嬉しい感情が湧き上がって、心の中があったかい。
「俺も、嬉しい」
今度は敦賀さんが呟く。凄く嬉しそうな顔で笑う敦賀さん…。きっと、よっぽどの事があったのね。
「キョーコがいっぱい気持ちよくなってくれた」
「へ?」
敦賀さんは子供みたいに、顔面いっぱいの笑顔…。か、可愛いっ。でも、なんだか恥ずかしい。
恥ずかしくて、きっと、真っ赤になった私を抱きしめて、
「ずっと一緒にいようね」
って、敦賀さんが言った。
私は、敦賀さんのそばいられるのが嬉しくて、
「ずっと、ずーっと、一緒にいてください」
答えながら、幸せを噛みしめる。
約束ですよ?敦賀さん。ずっと、ずっと…。
一緒にいてください、ね?
おしまいです。
テーマは初々しさ、でした。
ぐあーーー!!最高GJですー!!
もう、初々しさ、甘甘、大好きです!!
フェミニスト蓮萌え…しかも初恋の子とだもんねえ。
初々しいキョーコも本当にかわいい。
萌えまくりました。
連載も早くこうなってくれないかな…
GGGJJJー!
ピュアエロ名作キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!
開発されてくキョーコかわいいよそしてエロいよキョーコ(;´Д`)タマラン
優しくしつつも要所でしっかり攻めちゃう蓮GJ。
そして偶然だろうけど
>>445から続けて読んだおかげで倍萌えたw
白レースに見とれ不覚にも赤面した蓮。
恥ずかしいのにさらにもらい照れしちゃったキョーコ。
ふたりで真っ赤な図、までもらい妄想(*´Д`)
ピンクもいいね。
かわいいロングのキャミ姿で無邪気に
おやすみなさーい、えへへ、なんぞと微笑まれたら、
休んでられるかと襲っちゃいそうだ。
GJ!
やってることはエロいのに、なんてかわいい2人(*´Д`)
甘々ラブラブでときめいたよ。
下着、ベビードールはどうだろう。
本誌読んだ。
だけどまだ解禁じゃないか。
GJJJJJJJ
蓮が紳士だ。ピュア話萌える(*´Д`)
これからキョーコはますます蓮好みにされていくんだろうな(*´Д`)
全ての変態エピソードもこんなピュアな二人から始まったと思うとなぜか倍萌え
ところで
>>429の自分は"キョーコの寝言は明瞭かつ長い"設定でいろんな寝言を妄想していたのだが、
エロなしになったので小ネタでまとめてみました。
---
キョーコは最近、悩んでいる。
仕事も増え始めたのはいいのだが、そのぶん共演者やスタッフから食事に誘われたり、電話番号を聞かれたりすることが多くなった。
ふたりきりで、という場合は断っているし、電話番号も適当に言い訳して教えてはいない。
当然やましいことは何もないのだが、それでも蓮は心を乱されるようなのでキョーコは隠している。
もともと嘘がつけないうえに蓮は鋭いし、なにより黙っていることが後ろめたい。
黙っている内容の数も溜まってきた。
白状するべきか…いや、わざわざ不機嫌になることを言うこともないのか?とキョーコは密かに悩んでいた。
「キョーコ、最近なにか隠していないか?」
食事も終えようという頃、蓮のまっすぐな瞳に見据えられて、キョーコは視線を返すことができない。
「な、なにおっしゃってるんですか、隠し事なんてありませんっ」
慌てて食べ終わった皿を持って立ち上がるキョーコ。
わかりやすい、隠し事大有りです、って言ってるようなもんじゃないか、と蓮は内心呆れるが。
しかしあの様子じゃ(俺的には)たいしたことじゃなさそうだな、
もう少し突付けば洗いざらい喋るだろうし、と余裕を浮かべていた。
が、その晩。
キョーコはあまりに気になっていたため、寝言で全部洗いざらい告白。
声をかけてきた人の名前も状況も事細かに報告したうえ、
「やましいことはないけど、これ言っちゃったらきっと敦賀さん不機嫌になるわ、どうしよう…。
敦賀さんってば意外と子供っぽいし嫉妬深いしおまけにいつまで忘れてくれないし」
翌朝。
「んーーーっ、なんだかすっきりして目覚めのいい朝!
あれ?敦賀さん、どうかなさったんですか?眠れなかったんですか?」
「なんでもないよ」
「…どうしてスネてらっしゃるんです?」
いいんだ、どうせ俺はガキっぽい上に嫉妬深くてさらに執念深いんだ、とぶつぶつ呟いている蓮。
「まあ…最後が可愛かったから許してあげるよ」
「ほぇ?なんのお話ですか?」
「独り言」
「ふふ、敦賀さんってば、変なのぉ」
寝言の最後、「でも大好きなのぉ」とキューティーハニースマイルを浮かべて付け加えたキョーコを思い出し、
とっさに反対を向いてこっそり顔を赤らめた蓮だった。
---
おしまい。
今号の膝枕禿げ萌えたよ(*´д`*)
蓮に可愛いと思っちゃうキョーコにこのスレに通じるものを見た気がしたw
緒方監督が見たモザイクが膝枕じゃなかったら…って妄想は基本ですよね(*´Д`)
「京子さん馬乗り?!」とか。
463 :
1:2006/11/04(土) 17:40:59 ID:7tyytU9P
「キョーコは、呼んでくれないの?名前…」
ソファの上で敦賀さんに膝枕をしていたら、突然訊かれた。
「……?敦賀さん?」
とりあえず、いつもの呼び名を呼んでみる。敦賀さんは、ふぅ、とため息を吐いてもそもそと私の体の方に顔を向けた。
「そうじゃなくて、下の名前」
へ?下の名前?
「……呼べません」
だって、なんだか照れくさくって…。今まで、何度か呼んでみようとしたことはあるのよ?
でも、恥ずかしくって呼べなかった。
「そっか。まあ、いいか、焦らないで」
言いながら、敦賀さんは私の腰を撫でた。
ソファから降りて、私の前に膝立ちで座ってキスをくれる。
「したくなったよ、キョーコ。いい?」
「…っ、じゃあ、ベッドルームに…」
「んーん。ここで」
ここって…。リビングですよ?ソファの上ですよ?あ、明るいですよっ!?
「恥ずかしいで…、んっ」
反論できないように塞がれた唇が熱い。敦賀さんの唇が、私の唇を挟んで、ちゅ、ちゅ、って啄むように吸われる。
「…んっ」
気持ちいいな。敦賀さん、キスが上手なのね。
たくさん、唇を重ねるだけのキスをして、意識がふわふわしだした頃、敦賀さんの舌が私の唇をなぞる。
「…ふあ」
464 :
2:2006/11/04(土) 17:42:16 ID:7tyytU9P
吐息のもれた唇から、するりと舌が入り込んできた。
「んっ、んー!」
キスをしながら、器用に私のブラウスのボタンを外しにかかる、敦賀さんの手をぺしぺしと叩く。
「んんっ」
駄目。ここじゃ駄目…。恥ずかしい。
思ってるのに、私の舌を捕らえる敦賀さんの舌や、ブラから差し入れられる手を拒む事ができない。
胸の先に触れる、敦賀さんの両手の手首を掴む。
唇が、頬に、耳に移動してきて、
「キョーコかわいい。いっぱい、気持ちよくなって?」
って囁いた。
耳元で囁く、この声が好き。なんだかぞくぞくしてしまう。
「あっ、ん」
敦賀さんの唇が首筋に降りてきて、ブラの隙間から、胸の先をくわえた。舌先で転がされたり、唇で挟まれてきゅ、と吸われたり…。
だんだんと、体が熱くなる。
「ああんっ」
空いた方の手で、私のショーツを脱がせて、割れ目を撫で上げられた。
何度か撫で上げてヌルヌルしてきた指で、割れ目の少し上の粒に触れる。
敦賀さんの指が、くるくると踊るように動いて、体の奥がじんじんとと痺れたように、熱い。
「あんっ、…あっ、ああっ」
堪えきれなくて、敦賀さんの頭を抱え込むようにしがみついた。指に絡まる髪の毛が、なんだか可愛い感触…。
465 :
3:2006/11/04(土) 17:43:22 ID:7tyytU9P
そんな事、考えてる場合じゃない。
「敦賀さんっ、きちゃう、のっ、ああんっ」
アレがきちゃう。ムズムズ高まる熱が全身を駆け巡る。
「んっ、んんっ、真っ白に、なっちゃ、ああああっ」
敦賀さんに、舌と指でいじられてイっちゃった。気持ちいいけど恥ずかしい。
えっちの気持ちよさはわかったけど、恥ずかしさはいつまでたっても消えないな。
「やっ、敦賀さんっ!」
敦賀さんは、軽いキスをくれてから、スカートを捲り上げて私の脚をM字型になるように開いた。
やだやだやだっ。恥ずかしいっ…。だって、明るいし、座ってる敦賀さんには丸見え…。
「敦賀さんっ、やだ、…ひゃあっ」
割れ目に、敦賀さんの舌が這う。敦賀さんを受け入れる入り口に、舌がねじ込まれて、うぞうぞと蠢いてる。
敦賀さんの舌が熱い。私の中も、熱い。トロトロにとけてるみたい…。
こういう事されるのは初めてじゃないけど、恥ずかしさには慣れない。恥ずかしい。でも、好き。
「んっ、あっ、ああっ」
敦賀さんに舐められてる入り口も熱いけど、中も熱い。じくじくと疼いてきてる。
早く、早く…。敦賀さんが欲しい。
「敦賀さんっ…、も、だめっ」
466 :
4:2006/11/04(土) 17:44:33 ID:7tyytU9P
いつも、指や舌で散々ほぐしてから、敦賀さんは入ってくるけど、なんだか、今日は待てない。
明るいから?いつもは着てない服を着たままだから?わからないけど、早く敦賀さんに入ってきて欲しい。
「あっ、つ、敦賀さん、……もっ、きて?」
こんな恥ずかしいおねだりするの、初めて。敦賀さんも、少し驚いた顔。でも、すぐに嬉しそうな顔に変わった。
あんまり、見ないで?敦賀さん。すっごく恥ずかしいんだから…。
「いいの?」
「んっ、敦賀さんが、欲しい…です」
ため息のような、吐息と一緒に吐き出した声にドキドキと胸が高鳴る。敦賀さんの声が艶っぽくて、ぞくぞくと体中の血液が駆け巡る。
「ホントに?」
「あっ、は、早く…」
何度も確認しないで?敦賀さんと早くひとつになりたいの。
「じゃあ、入るよ?」
ポケットから避妊具を取り出して、するすると器用に着けた敦賀さんは、私の脚をM字に開いたまま、腰を進めてきた。
「んっ、あああっ」
こうやって、敦賀さんが入ってくる瞬間が好き。私の中が満たされる感じが気持ちいい。
いつも、たくさんほぐされてる分、敦賀さんのがおっきく感じる。中が、熱い。
「あっ、んぅっ、敦賀さんっ、あんっ」
467 :
5:2006/11/04(土) 17:45:47 ID:7tyytU9P
しがみつこうと伸ばした腕を、敦賀さんの首に回した。
「ここ?キョーコの感じるところ…」
「んっ、んっ、ああんっ、ソコっ。…すぐっ、おかしっ…、なっちゃうっ」
初めてイってしまった日から、敦賀さんは私の中を確認するように、何度も何度も擦る。
抜き差しを繰り返しては、体が熱くなるところに当たるようにぐりぐりと押し付けてくる。
「んあっ、あっ、あっ、やぁっ、くるっ、くるのっ、あああああんっ」
激しい目眩と共に、体の力が抜けてく。体が、ガクガクと痙攣して、私の意識は真っ白になる。
敦賀さんはそうなる私を満足気に見つめて、一息つくのを待ってから、また動き始めるのだった。
「なんか、今日、やらしいね。キョーコ?」
「そんな、こと、んっ、ないですっ」
そう感じるのは多分、部屋の明るさと乱れた服のせい…。恥ずかしくて、そう思いたかった。
「気持ちいい?」
「んっ、きもち、いっ、…敦賀さっ、敦賀、さんと、こうするのっ、ああんっ、すきぃっ」
何だか、今日の私、変。恥ずかしい事ばっかり言ってる。
「それはよかった」
敦賀さんは、私の言葉を受け止めて、嬉しそう笑う。頬に唇を落として、また体の奥まで自分をねじ込んできた。
「あっ、ああっ」
468 :
6:2006/11/04(土) 17:46:39 ID:7tyytU9P
恥ずかしい声が勝手に出ていく。顔も、体も、中も、全部が熱に浮かされたみたいに熱い。
「あっ、あんっ、敦賀さんっ、熱ぅいっ」
「…っ、キョーコ、名前、呼んで?」
「敦賀さんっ」
「そうじゃなくて…」
そうじゃなくて。普通の時には照れて絶対に呼べない名前…。
「あっ、…れ、蓮さん?」
やっとの思いで口に出した呼び名に、嬉しそうに、でも困ったように笑って、
「さん、は、いらない」
敦賀さんは言った。
「あっ、んっ、あっ、あんっ、れ、蓮っ」
名前を口に出すと、心がくすぐったい。でも、嬉しくて口に出す度、体が熱くなる。
こうやって名前が呼べるの、すごく嬉しい。
「んっ、ああっ、ね?キスして?んんっ」
「駄目だよ」
敦賀さんの頭を掴んで唇を求める私から逃げようとする。
「終わって、…っ、口、ゆすいでから、ね?」
あ、そうか。口でしたから、私が嫌じゃないかって気にしてくれてるのね…。
でも、今は敦賀さんとたくさんキスがしたい。
「おっ、おねがいっ、ねっ、んんっ、してっ?蓮っ」
名前を口に出した瞬間、敦賀さんは真っ赤になって私の肩に顔をうずめた。そして、
「キョーコ、…っ、それはっ、反則だよ…」
って、触れるだけのキスをくれた。
469 :
7:2006/11/04(土) 17:48:38 ID:7tyytU9P
触れるだけのキスじゃ、物足りない。もっと、もっと深いキスがいい。
「あっ、もっと…」
たくさん、敦賀さんを感じていたい…。
繰り返し、軽いキスをくれる敦賀さんに、
「もっと」
って、子供のようにキスをせがんだ。
熱い。体中が熱くて、熱くて、またアレが近づいてくる。
「んっ、んっ、んっ、んんっ」
次第に深くなっていったキスの、粘膜の触れ合う音や、つながり合ってるところが擦れる音が響く。
きちゃう。また、体中の熱がせり上がってきて、ぞくぞくと体を走り回る。
また、きちゃう。
「んっ、んんっ、んんんんんんっ!」
襲いくる熱に体を任せて、波に飲み込まれた。
唇を付けたまま、ガクガクと震える体の奥で、敦賀さんがはじけるのを感じた。
服を整えて、敦賀さんの隣に座る。さっきの自分を思い出してものすごく照れくさくなった。
「敦賀さん、何か飲みます?」
台所に水を取りに行こうかな、と思って切り出す。
ん?なんか、敦賀さん、怒ってる?
「名前、さっきは呼んでくれたのに」
怒ってるんじゃなくて、拗ねてるみたい…。なんだか、子供みたい。可愛いっ。
「やっぱり普通の時は照れくさいです」
そう言った私に、仕方ないなって顔をした。
470 :
8:2006/11/04(土) 17:49:41 ID:7tyytU9P
「まあ、焦らずに、ゆっくり待つよ」
そう言ってくれた敦賀さんは、やっぱり大人で、格好良かった。
敦賀さんの耳に唇を寄せる。
「えっちの時は、また、呼んでもいいですか?」
こしょこしょと耳打ちする私に、一瞬だけ驚いた顔を向けた後、
「もちろんだよ」
って、最っ上級に嬉しそうな顔をする敦賀さんが、ものすごく可愛い。
なんだか照れちゃう。
恥ずかしくなって視線を逸らした私に口付けて、
「呼んでくれてありがとう」
敦賀さんが言った。
「ど、どういたしまして…」
は、恥ずかしい。
私は照れて、俯いてしまった。敦賀さんの目が見れないけど、多分。
み、見ないでぇ…。
嬉しそうな顔して、私を見つめてる。そう確信しながら、照れくささと戦うのだった。
おしまいです。
本誌と被るところがあったので、一気に投下せずに、分けて投下させていただきました。
感想くれた方、読んでくれた方、ありがとうございました。
連投スマソ
>>461 キョーコの最後の寝言カワユス(*´Д`)キュンキュン
きっと、にへら〜って笑って幸せそうなんだろうな。
本誌の膝枕にがっつり、萌えた。
あの2人早くくっつけばいいのに(*´Д`)
続きキタワァ━━━━ !!!!!
GJ!これまた甘い。しかし確実に開発されていっている。
次は何を教えようかって気にさせるキョーコだね(*´Д`)ハァハァ
続きもGJJJJJJJ
>「終わって、…っ、口、ゆすいでから、ね?」
萌えた。蓮が紳士でイイ(*´Д`)
本当にキョーコが嫌がりそうだと思う気遣いがイイ
「明るいから」って手をぺしぺしに禿げますた…GJ♪
GGGJJJJーーーつ、次はどんな体位や技を教えるんでしょうか(*´Д`)ハァハァ
この蓮は暴走したいのを必死にセーブしてたりするんだろうか。
ぜひ蓮視点でも読んでみたいと思った一作でした。甘くて幸せになったよ。ありがとう。
連投失礼。
蓮的に寸止め地獄、な話で投下します。
古賀さん登場。
今回の古賀さんは蓮の悪友。
キョーコに気があったり、ってことはありません。
完全に蓮の友人スタンスです。
エロは前半のみ。
読むにつれて蓮が可哀相になっていきますのでご注意を。
8レスです。
478 :
1:2006/11/04(土) 23:37:59 ID:MXVT4q3h
遠くで携帯電話が鳴っているのを聞きながら、
しゃがみこんだ俺は浴槽の縁に座らせたキョーコの膝を大きく広げさせ
その熱く火照っている中央の溝をぺろりと舐め上げた。
「あぁっ!」
縁に置いた細い両腕で自らの体重を支えるのに必死で、
キョーコはすでに逆らう余裕などすっかり失っていた。
「ん、おいしい。けどこんなにどんどん溢れてちゃ、飲みきれないな」
「だ、だめ…つるがさん、やめ、てぇ…っ」
潤った蜜壷とは裏腹に、キョーコはさっきから拒否の台詞ばかり吐いている。
どうやらバスルームが明るいのがお気に召さないらしい。
一方の俺は、そんなお気に召さない状態のキョーコにたまらなく欲情するわけだが。
「その言葉が本心ならやめてあげてもいいんだけど」
大きく膨らんで俺を誘う陰核をちゅぅっと吸うと、キョーコはビクンと反応し身体を反らせた。
「ココはもっとお願いします、って言ってるみたいだし」
479 :
2:2006/11/04(土) 23:38:30 ID:MXVT4q3h
反応の良さに悦んだ俺は、その突起を苛めることに専念し、いつ電話が切れたのかにも気付かなかった。
突起の頂上を舌で突付いたり、また根元をゆっくりと舐め回し、
それに合わせて溢れて出してくる蜜を時々じゅるじゅると音を立てて吸い上げる。
「あ、あ、あっ…だ、だめっ、あ、あぁっ、あ…っ…あん、んっ、やだっ、もぉ、やぁっ」
いくら飲み込んでもとめどなく溢れてきて、吸いきれずに縁へと垂れていく。
俺はそれを塞ぐように指を差し入れ、指がすっぽり収まると抜いてしまい、
キョーコが欲しがって震える様子を楽しみながら再び入れ込む。
「ぁあっ!はぁ、んんっ!あ、あぁ…ん…っ…あ、や、やだ、つるが、さぁん…」
「何も知らないって顔して、下はこんなにいっぱいお漏らしして、いけない子だな」
俺の言葉に応えるように、きゅっと指が締め付けられる。
「すごいな…ひくひく啼いてるよ、キョーコのココ」
「もう…お願いつるがさんっ、それ以上…あ、あっ…はぁ…ぁん…い、言わない、でぇ」
「ごめん、意地悪言うとキョーコのココが悦ぶからつい、ね」
抜き差しをやめて回すように動かすと、耐えるように太腿の肉が美しく締まる。
「あ、あ、あっ…だ、だめっ、倒れ、ちゃうからっ、や、やぁっ、んん!」
唇を塞ぐ。
左手で背中を支えてやると、待ちわびたように首に腕を回ししがみついてくる。
腰を浮かせていやらしく動かしているキョーコ。
自ら入れ込もうと求めて揺れているのか、あるいは逃げようともがいているのか。
どちらにしろ俺に容赦する気はまったくないが。
2本の指を奥まで差し込み、激しくかき回してやると、
「あああっ、ぁああ、あん、あ、だめだめっ、イっ、イっちゃ…っ…ぁああっ……っ…!!!」
くちゅくちゅと卑猥な音がバスルームに響き、甲高く啼いてキョーコは俺に倒れ落ちた。
480 :
3:2006/11/04(土) 23:39:03 ID:MXVT4q3h
全体重を預けられたのをいいことに、俺は背中を向けさせたキョーコをバスルームの壁に押し付ける。
両手首を押さえつけ、控えめに浮き出る背骨を下から上へ、愛しむようにキスを落とす。
「…いい?」
うなじまでたどり着いたところで耳へと移動し、舌を這わせてからできるだけ甘く囁いて許しを請うた。
が、この日のキョーコは頑固だった。
「…だめ、です」
「どうして?」
「ん…あつい…からぁ」
キョーコが絶頂の余韻で荒がる息を必死に整えているのも構わず、
まだ小さく震えているその場所に、俺は主張している自身のモノをぎゅうぎゅうと押し付ける。
「ココが熱い?欲しいからだろう?」
「ち、ちがうっ…ちがうの、のぼせちゃう…ほんとに、だめぇ」
俺はくらりと小さな眩暈を覚えた。
「我慢できないよ…今すぐ入れたいんだ、キョーコの中」
「おねがい…おねがいです、待って…ベッドで、ね?」
振り向いたキョーコは眉間をわずかに寄せ、潤んだ瞳で俺を見上げ、おねがい、ともう一度小さく懇願した。
…計算してやっているとも思えないが、俺はこの目にすこぶる弱い。
「――わかったよ、じゃあベッドで。待つぶんいっぱい苛めるからね」
「ん、はい…先、行っててください。私…あの…身体洗っていきますから」
洗ってあげるよ、と言う俺を無理矢理追い出し、キョーコはバスルームの入り口を閉めてしまった。
諦めて身体を拭き、ミネラルウォーターを取ろうと冷蔵庫へ向かうと、
リビングのテーブルの上に置いてあるキョーコの携帯電話が再び鳴った。
光っているディスプレイを見ると、予想通りの名前が表示されている。
俺はため息をついて手にとり、そしてボタンを押して耳に当てた。
481 :
4:2006/11/04(土) 23:39:34 ID:MXVT4q3h
『もしもーし』
「…もしもーし、じゃないだろう」
『なんだ蓮かよ。俺はキョーコちゃんに電話してんだよ』
楽しそうな声が耳を打つ。
電話の相手は古賀。
俺とこいつは今のように互いに世間に顔が知れる前からの…あまり認めたくはないが、いわゆる友人だ。
当然俺とキョーコが付き合っているのも、こうして一緒に住んでいるのも話したので知っている。
話したというより酒を飲まされ言わされたわけだが、お前が本気で恋愛するとは、とひどく驚かれた。
俺だって自分自身驚いている。
いや、正確に言うと、今までも本気だと思っていたがキョーコと付き合い始めた今、
それが本気ではなかったことを思い知らされている。
古賀とは久々にドラマで共演することになり、10日ほど前から撮影が始まったのだが…
今週に入ってから、こうして夜が更けた頃にほぼ毎日キョーコに電話をしてくる。
キョーコはというと、特には嫌がっているわけでもなく、
むしろ「敦賀さんのお友達と仲良くなれて嬉しいです」なんてあの罪な笑顔で微笑むものだから俺も何も言えない。
「まったく…いい加減、俺とふたりの時間を狙ってキョーコに電話してくるのはやめてくれないか」
『そーんなこと言ってぇ。キョーコちゃんがひとりの時にかけられてもイヤなくせに』
「…お前、わざとだろう」
『なんの話かな?』
「とぼけるなよ。毎晩俺が帰って一息ついた頃を見計らって電話してるだろう。
電話がないと安心してりゃ昨日みたいに突然飯を食わせろなんて押しかけてくるし」
『でもキョーコちゃんは喜んでたぞ?昨日のご飯美味しかったなぁ。
あり合わせのものですみません、であれだけ出てくるんだからな。特にあの肉じゃがなんて――』
「あれ?電話、誰ですか?」
バスルームからキョーコが髪を拭きながら出てきた。
「…誰でもないよ。ただの嫌がらせ電話」
『ひどいなぁ』
「お前は黙ってろよ」
「あ、わかった、古賀さんでしょう?」
くすくすと笑うキョーコに渋々ながら電話を渡す。
「今日は敦賀さん、ちゃんとごはん食べてましたか?」などと話しているキョーコ。
そんなことは目の前の俺に聞けば済むだろうに…
電話を取り上げてすぐにでもさっきの続きをしたい欲求に駆られるが、
楽しそうなキョーコの様子を見るとそんな大人げないこともできず、
仕方がないのでこのあいだに台本でも読むか、と俺はひとり寝室へと消えた。
482 :
5:2006/11/04(土) 23:40:04 ID:MXVT4q3h
30分ほど経って、台詞をすっかり頭に入れたところで寝室から出た。
「キョーコ、そろそろ電話―――…は、終わったみたい、だな」
キョーコは電話を切ってそのまま寝てしまったらしく、
床に倒れこんだ状態で深い寝息を立て、手元には携帯電話がコロンと転がっていた。
「キョーコさん、風邪ひきますよ」
つんつんとほっぺを突付いてみると、
「ん…つるがさぁ、ん…」
満面の笑みを浮かべた甘い寝言で返された。
ハァァァァァァ…、と思わず巨大なため息が口を突いて出る。
こんな無邪気な寝顔を見せられたら、襲いたくても襲えないじゃないか!
くそっ、あの男、明日絶対ただじゃ済まさないからな!
ブツブツと悪態をつきながら、キョーコを抱え上げてベッドへ運んだ。
483 :
5:2006/11/04(土) 23:40:36 ID:MXVT4q3h
翌日の収録後、俺の顔を見るなりきびすを返した古賀の首根っこを掴んで引き止めた。
「古賀くん、どこへ逃げるのかな?」
「…その恐ろしいほどに爽やかで紳士的な笑顔はやめてくれ」
「人の幸せを邪魔してなにが楽しいんだおまえは」
「邪魔なんかしてないぞ?昨日だってキョーコちゃんが眠くなった、って言うからすぐに切ったし」
「俺が見たときはもう寝てたんだ」
「結構なことじゃないか」
あれぇ?蓮くんは彼女を寝かせずに一体なにをしようとしていたのかな?と古賀はニヤニヤと楽しそうな顔をしている。
こいつ…とことん俺で遊ぶ気だな!?
「とにかく…もう電話してくるな」
「わかったよ」
「突然押しかけてくるのもやめろ!」
「わかった、わかったって。とりあえず今日は電話もしないし遊びにも行かないよ」
「絶対だな」
「約束するよ、ほら指切り」
「…するか、気色悪い」
蓮くん冷たいなぁ、と笑っているのを背中で聞きながら、俺はスタジオを後にした。
484 :
7:2006/11/04(土) 23:41:07 ID:MXVT4q3h
とりあえず今夜は邪魔されないだろう、安堵しながら玄関のドアを開けると――
「敦賀さん!おかえりなさーーーいっ!」
キョーコがものすごい勢いで飛びついてきた。
「ただいまキョーコ。ご機嫌だね」
「そうなんです!見てください、すっごくいいものもらったんですっ!!」
手をひっぱられてリビングまで連れて行かれた俺が見たものは…ディ○ニー映画のDVDの山。
「すごいでしょう?!見てください、あっこれ、子供の頃見て、また見たいって思ってたんです!
で、こっちは見そびれたままで、ずっと見たくて気になってたもので、
それからこれ!私もう大好きなんです、何度も借りて見てるんですけど、そのたび感動して泣いちゃって」
ね、敦賀さんも一緒に見ましょう?と目をキラキラ輝かせているキョーコ。
「…いいけど…これから見るの?」
「そうですよ、今夜は徹夜ですっ!!」
「……キョーコ」
「はい?」
「それ、誰にもらった?」
485 :
8:2006/11/04(土) 23:41:39 ID:MXVT4q3h
「お待たせ、帰りましょう」
「了解。あ、そうだ。キョーコちゃんにアレ、渡してくれた?」
「渡したわよ。ぴょんぴょん跳ねて大喜びしてたわ」
声をあげて笑いたいのをこらえて震える古賀、プレゼントの贈り主。
「蓮をいじめるのもほどほどにしてくれ、って社くんに泣きつかれたわよ。どんどん不機嫌になってくんだ、って」
「やだね。こんな楽しい遊び、やめられるかよ」
「自分が彼女と別れたばかりだからって…」
「だって不公平じゃないか。俺が長い長い秋の夜を淋しく過ごしてるってのにあの男、
日本中の女の子が一瞬でとろけそうな顔してキョーコキョーコって幸せそうに」
「要するに八つ当たりじゃないのよ…
…まああんなイイ男が泣きながら『もうやめてくれ』って懇願してくる姿は私もぜひ拝見したいわね」
「お?さすが敏腕マネージャー!言うことが違うねえ」
次はどんな手で遊ぼうか、と計画を練りながら帰路につく2人。
最強サディストコンビの蓮いじめはまだまだ幕を開けたばかり?……かもしれない。
486 :
477:2006/11/04(土) 23:44:14 ID:MXVT4q3h
以上です。
アンカーひとつ打ち間違えてしまった。スマソ。
ちなみに古賀さんの女マネージャーは冷めたスリムな眼鏡美人さんで妄想。
古賀さんを身近に見ているせいかイイ男には興味がなくむしろ胡散クセーと思っている。
ブリッジロックリーダーみたいなタイプを見ると可愛がって(苛めて)あげたくなるちょっとSなお姉さんってことで。
コミクス読み返していて、モー子さんといて即効寝ちゃったキョーコに萌えた。
キョーコは寝つきが良くて安心するとストンと寝ちゃうのかな、と。
寝相は悪くないが猫みたいに小さくまんまるになって寝るイメージだ。
>>477 GJ!
哀れな蓮萌える(*´Д`)
嫌がらせする古賀さんにも萌(*´Д`)
つーか、蓮と古賀さんの対等な関係がイイ!
>>447-455 >>463-470 の甘々を書かせてもらった者だけど…。
蓮はものっすごいがっつきたいのを我慢して、キョーコを凄く大切にしてるイメージでした。
蓮編は考えてないので、後は、脳内で補完したり、妄想したりしてもらえたら幸いです。
この場をかりて…。
他の感想くれた皆様もありがとうございました。
ウレシス (´;ω;`)ブワッ
連休で覗いたら、何かネ申がイパーイイル━━━(゚∀゚)━━━!!!!
>>446 甘々に萌えさせていただきました。GJ!
続編も良かったです(*´Д`)ハァハァ
>>477 ディ〇ニーにむっちゃ喜ぶキョーコ(*´Д`*)カワイス
こちらもGJ!
おーなんだかにぎわってる。
>>441 今日、7月24日のクリスマスを観て来て、蓮キョでこれやってみてほしいと思った。
ちょうど、ヒロインが>441さんの妄想みたいな役(中谷美紀)でさ。
大沢たかおの役は蓮で。かっこよかった。
>>461 キョーコの寝言おもしろいなぁ。
その寝言を聞いてる蓮の反応を想像するとおもしろすぎる。
私も
>>461さんに触発され、あのモザイクが膝枕じゃなかったら、と考えてみた。
色々と変態な妄想が…。ここでさえ○○伏字やらピーって禁止用語になりそうな。
>>462 GJ!前作も続編も萌えたよ。
何か、蓮の髪の毛の描写がちょっと出てきたけど、サラサラで気持ちいいってやつ。
今号のあの2人から、この作品の2人が連想されて萌えたよ。
これから、この2人はこうなる、ってね。
嬉しそうな蓮がかわいぃぃ(*´Д`)エロとのギャップがモエ!
>>477 GJ!
古賀さんもGJw!ナイスだw
蓮、帝王モードで盛り上がってたのにねぇ。
前半萌えて、後半は笑えた。おあずけされる蓮もいいね。カワイス。
ディ○ニーで大喜びなキョーコもカワイス!古賀さんと仲がいいのも微笑ましい。
一体、何スレ振りに戻って来たのか忘れてったくらいに久しぶりのエロパロ。
本誌が蓮キョムードが漂いつつありますが、私個人はなぜか尚好き。
妄想が膨らんでパンクしそうなので欲情のままに書いたネタをいくつかに区切って投下します。
鯖が不調なのでゆったり投下です。
(*´Д`)ワクワク
【蓮キョ的新婚生活】
朝、目覚めると、隣には誰もいなかった。
わずかに残る温もりが、そこに確かに眠っていた証。
「……ん」
蓮は確かめるようにシーツに擦り寄った。
共演者のリテイク続きで撮影がなかなか終わらず、帰宅したのは深夜。
いくら体力に自信があっても連日のようにこれが続けば身体が悲鳴を上げる。
蓮の体調を考慮して、マネージャーの社がスケジュール調整を行い、まとまったオフを入れることができた。
明日からはのんびり過ごせる。
そう思った途端に、身体から緊張が抜けた。
自ら車を運転し、マネージャーを家に送り届けてからようやく帰宅。
キーを通して玄関のロックを解除し、まっ先に向かったのは寝室だった。
上着を脱ぎ捨て、窮屈なネクタイを緩めながら、ベッドの傍へ歩み寄る。
そこには既に帰宅して眠っていたキョーコがいた。
「ただいま」
声をかけても返事は微かな寝息だけ。
キョーコはまるで幼い子供のように、ベッドにうつ伏せで眠っている。
蓮は、何をすることもなくただずっと寝顔を見つめていた。
それから、どのくらい経ったのか分からない。
気が付けば、蓮はベッドの中でキョーコを抱きしめるようにして眠っていた。
>>492 朝、枕元に置いていた携帯のアラームが鳴る。
昨日の仕事の疲れが抜けないまま目覚めたキョーコは、隣で蓮が眠っているのに気が付いた。
珍しく着替えもせずにそのままベッドで眠っていた事に少しだけ驚いた。
「おかえりなさい」
声をかけても返事はない。
よほど疲れているのだろう。
前髪をかきあげて、キョーコは蓮の額にキスをした。
「お疲れ様でした」
いい子いい子をするように頭を撫でると、蓮が少し身動ぐ。
キョーコはそっとベッドを抜け出し、傍に上着が脱ぎ捨ててあった上着を拾って寝室を後にした。
>>493 身支度を整えて、キョーコはキッチンに立つ。
慣れた手際で、朝食の準備を始めた。
疲労感は抜けないけれど、お料理の日課だけは欠かさない。
今日は日曜日。
カウンターの上に置いた小さなスタンドカレンダーに細かく書かれたスケジュールを確認して、頭の中で1日の流れを組み立てる。
面倒なように思えるけれど、実はキョーコの楽しみのひとつでもある。
朝食の下準備を終えてから、ようやく一息つく。
蜂蜜入りホットミルクのマグカップを片手に、ひとりだけの時間を過ごした。
「あ、暇なうちにお洗濯しなきゃ」
と、独り言。
返事は無くても、仕切りを隔てた同じ空間の中に誰かがいると、寂しくはない。
もう少しで、独り言が二人言になるから。
>>494 一通りの日課をこなした後、マンションの玄関フロアのポストに溜まったダイレクトメールを管理人から受け取った。
仕事柄、なかなか郵便物のチェックが出来ないので、あらかじめ頼んでおいたのだ。
健康グッツや新店舗オープンの知らせなど、様々な郵便物の中に、キョーコの目を惹きつけるものがあった。
手にしたのは女性向けファッション通販のダイレクトメール。
別に洋服が気になって手にしたわけではない。
受取人の名前が、唯一『敦賀キョーコ様』宛になっていたからだ。
他はほとんど旧姓の最上キョーコ宛なのに。
些細な事で実感する。
蓮と結婚したという現実を。
>>495 蓮と結婚して3ヶ月目。
結婚以前と変わらない多忙な生活を続けながら、キョーコはある事を考えていた。
「大丈夫よ、私。今日こそちゃんと言わなくちゃ」
考え事をしているうちに、気が付けば時間はもう昼。
キョーコはキッチンで下準備していた朝食を用意していた。
間もなくして、リビングのドアが開く。
「おはようございます」
キョーコが声をかけると、蓮は何だか申し訳なさそうに、返事をした。
「…おはよう」
「もうすぐ朝食出来ますから待ってて下さいね」
キョーコには分かっていた。
蓮は仕事で疲れているはずのキョーコに朝食を作らせるのを申し訳なく思っている。
自分は好きで作っているのだからあまり気にしないで欲しいと言ったけど、やはりまだ気が退けているらしい。
「あ、今気づきました。これって私と敦賀さんの朝食なんですけど、本当はもう昼食なんですよね」
「ふふっ。何を言い出すのかと思ったら」
キョーコが真顔で言うと蓮は逆に笑ってしまう。
「でも業界用語では夜でもおはようございますって使いますし、私達には昼でも朝食で通じそうだと思いません?」
「どうだろう?でも、まぁ、そんな事を考えているのは業界人の中でもきっとキョーコだけだよ」
他愛もない会話をする日曜日の昼下がり。
遅めの朝食を夫婦で仲良く向かい合って食べた。
>>496 正直、蓮もキョーコも結婚の意味を深くは知らなかった。
すれ違いの多い生活の中で、いかに相手と繋がっていれるかを考えた時、自然と結婚へ結び付いたのだ。
キョーコが17歳の時に付き合い始めて、20歳で結婚。
世間や仕事上の付き合いがある人達からは、急ぎ足な結婚と言われてしまった。
だけど、蓮もキョーコも、そんな風には思っていない。
互いに傍にいれる理想のスタイルを結婚という形にしただけだ。
キョーコはそっと蓮の腕にしがみつき、頬を押し付けてしきりに甘えるような仕草をする。
「どうかなさいましたか?お姫様」
珍しく自主的に甘えたキョーコに、蓮は少し動揺していた。
そっと身体を抱き寄せて、額を合わせる。
「……キス」
首筋に回されたキョーコの腕が、蓮を引き寄せた。
唇が重なり、吐息を封じる。
「…んっ、ん…」
>>497 絡み合う舌の感触が、下肢を熱くする。
じわりと漏れ出すような疼きに、キョーコは躊躇いがちに身体を放した。
「……ダメ」
「今更それは聞けないね」
蓮は意地悪な笑みを浮かべて、キョーコをその場に押し倒した。
水色のブラウズのボタンを右手で器用に外し、あいた左手でキョーコの片足を抱え上げる。
「ん、…やっ」
露になった胸元の肌をきつく吸い、キスマークを無数に散らす。
「キョーコ」
「はぁっ……ん、ぁあ」
夢中になって身体をまさぐる蓮に、なす術なくされるがままの状態になった。
閉じれない脚の間に、割り込む蓮の身体。
自由を奪われたキョーコは、生暖かい舌の感触に震えた。
「あ、ぁ…んんっ、だめっ…れ…ん…」
蓮の指が、下着越しにキョーコの一番弱い部分を捕らえた。
くりくりと円を描くように触れられると、反射的に声が漏れる。
それと同時に、下着が湿った。
「すごく濡れてる」
わざとらしく口にする辺りが曲者らしい。
蓮はキョーコの下着越しに執拗に愛撫を施す。
反応を見ながら、小刻みに指を動かすと、小さな身体がビクビクと跳ね上がった。
「ひっ、やっあぁ」
唇を何度もキスで塞ぎ、蓮はキョーコの身体をぐっと組み敷いた。
>>498 直接的な愛撫を施す必要もないほどに、キョーコは濡れていた。
下着を脱がされ、割れ目に蓮の長い指がズルッと挿入される。
抵抗もなく異物を飲み込む肉襞が、まるで未知の世界へ誘っているかのようだった。
「……もういい?」
息を飲んでまじまじと蓮が尋ねると、キョーコは困ったような表情を浮かべて首を横に振る。
「…ごめんなさい。き…今日は……しちゃダメ」
キョーコは恥ずかしさを堪えて、自ら割れ目に挿入された指を抜いた。
指が離れても、透明の糸が引いて見るからになまめかしい。
いきなりおあずけ状態になった蓮は、キョーコのする次の行動を待った。
「……蓮」
キョーコは目を閉じて、先ほどまで自らの身体に愛撫を施していた指を口に含んだ。
「っ…キョーコ?」
したたる透明の滴を丁寧に舌で舐め取る。
その行為に蓮は激しく動揺した。
控え目なキョーコの想定外の行動。
それはますますエスカレートした。
「あの…ね。私、ちょっと変なの……」
「…えっ?」
頬を真っ赤に染めたキョーコは、何を思ったのか、急に起き上がり、蓮の身体を横に倒した。
上に跨がる体制で、唇を重ねてくる。
「…ん、…ふっ」
>>499 蓮は目をまるくしてキョーコを見守るしかなかった。
初めてただ快感を与えられる側になったせいか、どんな表情をしていればいいのかよく分からない。
「私、こういう時しかまだ敦賀さんの事、名前で呼べないけど……ちゃんと好きなんです」
「分かってるよ」
「結婚して、本当に幸せなんです」
「幸せなのは俺もだよ」
キョーコが言わんとする事は、何なのか。
蓮には全く予想がつかなかった。
「でも、新婚さんって一体どうすれば良いのか分からないんです。…違う、私が言いたいのは……」
「キョーコ?」
蓮のシャツをぎゅつと握り、キョーコはしきりに唇を噛み締める。
「……私が言いたいのは」
一生懸命に伝えようとする様子に、ただ事ではないと察した蓮は、その場から起き上がった。
「……私、これからしばらくお仕事を……お休みするって…事なんです」
突然の告白に、蓮は思わずキョーコの顔を覗きこんだ。
目を閉じているキョーコには蓮がどんな表情をしているかは分からない。
言葉だけが頼りだった。
「休むって、まさか結婚したから?」
幼い頃から好きな相手には尽くすタイプのキョーコなら、いつか「専業主婦になります」と言い出すのではないかとは考えていた蓮だったが、蓮自身はそんな事を望んではいない。
キョーコが初めて自分自身の意思でやると決めた役者「京子」を大切にしてほしいし、仕事はを結婚しても続けて欲しいと思っていた。
>>500 「キョーコ、家の事なら分担制にすればいいし、食事なら外で食べても大丈夫だから」
蓮は今朝の事を思い出していた。
同じように疲れて帰宅したのに、キョーコは朝起きて蓮の為に朝食の準備をしていた。
それはずっと申し訳ないと思っていたので家事が負担ならやめて構わないと言ったが、キョーコは否定した。
「……外食生活はダメです。ただでさえ偏食なのにこれ以上バランスの悪い食生活はさせられません。…それに、私、お料理は大好ききですから全然大変じゃありません」
キョーコは蓮の胸に顔を埋め、再び朝食後の巻き戻ったように甘え始めた。
何か言いたいのは分かるのだか、何を言いたいのかは全く分からない。
「じゃあ、どうして仕事を休むなんて言い出すんだ?」
純粋な蓮の疑問に、キョーコはゆっくりと答えた。
>>501 「敦賀さん、何を聞いても絶対怒らないで聞いてくれますか?」
「あぁ」
「絶対ですよ。約束して下さいね」
「大丈夫、約束する」
まだ聞いてもいないうちから何を約束するのだろうと思いつつ、真剣に念を押すキョーコの手前、ここは約束するしかない。
蓮が頷いたのを確認して、キョーコはようやく言い出せなかった事を話してくれた。
「……デキちゃったんです」
「え?」
流石の蓮も、何がデキたのかと聞き返すほど鈍くはなかった。
思いもしなかった告白に、安堵と同時に何とも言い難い感覚が全身を駆け巡る。
あまりにも反応が薄くて心配になったキョーコは蓮の表情を確めたくてこっそりと見上げた。
「ただでさえ急ぎ足の結婚って言われてるのに、新婚早々妊娠なんて……やっぱり嫌ですか?」
初めて知った。
どうやらキョーコはこれが不安で言い出せなかったらしい。
聞けば、妊娠した事実をどう切り出せばいいのか迷っていたのだという。
そんな理由ならいきなりおあずけ食らったわけも理解出来た。
「…驚いた、けど嬉しいよ。大切な家族が増えるのに嫌なわけないだろう」
沸き上がる感動に、キョーコの身体を抱き締めて新しい命の感覚を探る。
まだ全く兆しのないお腹の中に、自分の子供がいるという不思議な現実に、蓮は戸惑いと喜びを感じていた。
>>502 気になる事は、なぜキョーコが妊娠を告げたら「怒る」と思っていたのか、だ。
その疑問はキョーコの生い立ちの中にあった。
「私、母親にとって『全く価値のない子供』でした。だからずっと心の中で生まれてきて本当に良かったのかなって考えたんです。私は敦賀さんの子供を妊娠して嬉しいけど私と同じくらい敦賀さんは喜んでくれるかなって考えたらどうしても普通に言い出せせなくて…」
親に愛された記憶が無いというのは、想像する以上に深い傷を心に残す。
その傷が膿むことなく子供の親になれる人もいれば、親になるにあたって不安から傷が膿む人もいる。
キョーコの心の傷は、蓄積した不安から膿んでいた。
「何も心配しなくていい。俺はちゃんとキョーコと同じくらい生まれてくる子供を愛せるよ」
蓮の言葉に、キョーコはようやく笑顔をみせた。
素直に子供の誕生を喜べる安堵から、すっかり気が抜けてしまったようだ。
蓮にもたれるように身体を預け、右手をお腹の上にそっと重ねる。
「来年の今頃には敦賀さんパパですよ」
「そうだね。パパになる来年の今頃にはママには名前で呼んでもらえればいいな」
投下完了までかなり長い時間を鯖と格闘しました。
駄文で本当にごめんなさい。
おあずけから先のネタを2パターン用意したのですが、この続きに尚登場させたかったのでオメデタネタにしました。
この後は蓮キョの子供が出てくる話に流れになります。
新婚オメデタネタ同様にきわめて駄文なので投下すべきか悩み中です。
>>504 誤字脱字ありました。本当にごめんなさい。
文字数の関係上、オチの部分に長めの余白が入りませんでした。
半端なオチになりましたが、実際は長めのネタをいくつかに区切ったためです。
読みづらくなりましたが、お許しください(__)
投下するもしないも、書き手さんの勝手だからわざわざきかなくても、好きにしたらいいと思う。
ただ、投下の際に今回みたいに時間がかかるなら、鯖が安定してからの方が、他の投下したいネ申とかには迷惑はかからないと思うよ。
後、言い訳と、誘い受臭がウザス。
せっかく、連休で名作祭なのにスレ汚してごめん。
逝ってくる。
>>490 GJ!いい話だ(´∀`)
子供ができたと聞いて、喜ぶ蓮に萌え。
まだ若いのに、お互いを思いあってる2人がいいね。
投下のことですが、私の意見は、あまり気にすることはないと思います。
そんなに人のいる時間帯ではないし、かかった時間は数時間で、
数日かかったわけでもないし。
あ、あとは、蓮を愛撫するキョーコにドキドキでした。
しばらくエッチする時はキョーコ攻めかな(*´Д`)キャッ
誤字脱字やオチとかも気になりませんでしたよ。
>>490>>506 前置きがあったから投下時間は仕方なかったかもな。
その他の点においては
>>506に同意。
読み手を選ぶなら前置きして後はひたすら投下、でこのスレ的には今んとこ問題ないと思う。
読んだ人全員が萌えなきゃいけないわけではない。
(と、自らを納得させている人がここにノシ)
それにしても。
鬼畜蓮や変態ネタばかり妄想してごめんなさいごめんなさいと内心平謝りしながら読んだwGJ!
>>487 > 蓮はものっすごいがっつきたいのを我慢して、キョーコを凄く大切にしてるイメージ
なにそれ萌え死にさせる気ですか(;´Д`)'`ァ'`ァ'`ァ
蓮って魚を綺麗に食べることが出来るんだろうか。なんとなくヘタそうだ。
キョーコは旅館で食事してたことのほうが多そうだから綺麗に食べそう。
見かねて蓮に魚の身をほぐしてやったりしてそうだな。
ってところから二つ妄想。
<その1>
これ前に夏にアイスクリームであったけどフルーツバージョンで。
蓮がシャワーを浴びて出てくると、キョーコがブドウを食べている。
じゅるっちゅぱっ、ちゅっ、ごくっ。
「敦賀さん?何か私の顔についてます?」
「キョーコそれは…いやらしいよ」
「はぁ?!ってちょっと敦賀さんっ、ダメです、手がベタベタだし!」
「それもまた…」
「な、なに言ってるんですか、あ、いやんっ」
<その2>
ある日、帰ってきた蓮は指に包帯を巻いている。
「どうなさったんですか?!!」
オロオロと慌てふためくキョーコ。
「あ、これちょっと……骨折したんだ」
「骨折?!」
大変です、動かしちゃダメです、と世話を焼くキョーコ。
着替えも身体を洗うのも、食事も夜のアンアンも全部蓮には何もさせずに甲斐甲斐しくお世話。
「キョーコ、すごーく有難いけど、人前では世話しないでくれるかな?特に社さんの前で」
「どうしてですか?」
「んー…恥ずかしいから」
いつもなら見せ付けたがるのに変だな、と一瞬思ったが、そういうものか、と納得したキョーコ。
1週間ほど経った頃、楽屋でふたりきり、キョーコは持参したお弁当を食べさせてやっていた。
「はい、あーん」
「ん…美味しい」
「次はどれ食べますか?」
「じゃあ卵焼き」
再びあーん、と口を開けさせたところで社さん乱入。
「キョーコちゃん…そんな甘やかして、お兄さんは見ていられないよ。れーん…お前も――」
「だ、だって敦賀さん、骨折なさってるんですよ!」
「骨折ぅ!?」
「え?……えぇぇっ!?」
キョーコは「嘘ついたんですか!」と顔を真っ赤にして怒るが
突き指して、初日はホントに痛かったんだよ、
だってキョーコが優しいから嬉しかったんだ(´・ω・`)ゴメーン
と子供みたいな蓮。
何も言えなくなって結局許しちゃうキョーコ。
(*´д`*)
512 :
511:2006/11/05(日) 20:05:01 ID:irr9WFG9
説明漏れにて連投失敬。
その1は、冬はみかんの皮をむいてあげたりしそうだなーと思った流れでたどり着いた。
妄想が急に飛んでいてお恥ずかしいw
>>511 それ、是非、ストーリー化してほしい(*´Д`)
キョーコの指をなめたり吸ったり。
あと、甲斐甲斐しく世話するキョーコもイイ…。
「お背中流します」(*´Д`)から、アンアンになっちゃったり。
>だってキョーコが優しいから嬉しかったんだ(´・ω・`)ゴメーン
(*´Д`)ギャー蓮カワイス
>>490 あまくてよかったけど、ゴメソ。
妊娠中のセックス(愛撫)の表現があるなら、ちょっと前置きが欲しかったよ(´・ω・`)ゴメソネ
>>513 > 「お背中流します」(*´Д`)から、アンアン
きっと、キョーコが上になったり、頑張って動いたりするんだろうな(*´Д`)
>>515 (*´Д`)
>お背中流します
キョーコが蓮の背中を流すとき、「敦賀さんの背中、綺麗…」ってみとれたり。
前を洗う時、向かい合わせになるけど、お互いに照れたり(*´Д`)
IDがGJだ(´∀`)ヤッタネ
ついでに。
蓮の髪を乾かすキョーコにも萌え。
髪を優しく触ってもらうのって気持ちいいよね(´∀`)
蓮の逞しい背中を見ている内に、愛おしさが込み上げてきて、
指で背中に「好き」と書くキョーコ。
何て書いたか分かってるくせに、嬉しくてわざと
「何て書いたの?もう一回」と聞く蓮、なんて浮かびました。
なにこの萌え殺しリレー(*´Д`)ハァハァ
前スレで歴史物幾つかやった時に、大戦下で蓮=負傷した兵士、
キョーコ=従軍看護婦ってのがあったけど、その場合も蓮の包帯を
替えてあげたり、身体をふいてあげたりとかありそう。
蓮の裸の胸によろけて抱き止められるキョーコ、蓮のアレが硬くなってるのが
分かって、「私に、任せて・・・」と口でしてあげる、とか?
出たばっかの花ゆめで一本たのんます。
膝枕ってオイシイじゃないですか!なんか萌えてる監督もかわいいけど(藁
>>520 それ、本編でもあった、蓮が風邪引いて熱を出して…ってシチュにもいいね(*´Д`)
>>516 > キョーコが蓮の背中を流すとき、「敦賀さんの背中、綺麗…」ってみとれたり。
背中を流し終わった後に、思わずキスをしてしまうキョーコ。
ちょっとびっくりするけど、嬉しくて仕方なくて、
「どうしたの?」
と、わざわざ訊く蓮。
「な、何でもないです…」
自分のしたことが恥ずかしくて、振り向く蓮と目を合わせられずに、蓮の背中におでこをくっつけてしまうキョーコ。
そういうキョーコの反応が可愛くて仕方ない蓮。
が思い浮かびましたよ(*´Д`)
脳内で全部組み合わせてみた。
服を脱がせてお風呂に入れて泡だらけで
>>518、
流し終わったら
>>523、身体を拭いてあげて
>>520、
髪を乾かす>
この流れもうだめぽ…完璧萌え死んだ(*´Д`)ハァハァ
525 :
524:2006/11/06(月) 18:28:57 ID:4lKnzjTV
>>524-525 おーなんか、ちゃんとストーリーになりそうじゃない?(*´Д`)ナイス
萌えどころ満載で麻痺しそう。
今号の膝枕見て妄想(一応エロ無し)
蓮の寝顔を見ている内に、何故かえも言われぬ気持ちになり、
吸い寄せられる様に唇を近付けていくキョーコ。
触れるか触れないかの所でハッと我に返り、
(私ったら、なんて事を!)と離れようとするが、
実は起きていた蓮の手が、キョーコの頭を引き寄せ、激しく唇を奪われる。
「本当は、膝枕じゃなくてこうしたかったんだ。
君にキスして、抱き締めて、・・・・・・そして何よりも君に伝えたかった、君が好きだって」
これだとキョーコがパニくりそうな気もするがw
>>527 (*´Д`)ムッキャー!甘酸っぱぃ。こういうの大好物!
実は起きてる蓮にたまらなく萌え。
本編でもこうなればいいのに。
蓮の膝枕にも萌える。
キョーコにキスをしてしまいそうになる蓮。
キョーコは実は起きていて、目をつぶっていたけど、気配を感じていた。
後で「あの時、敦賀さん何をしようとしてたのかな」ドキドキするキョーコ。
連投スマソ
あと、蓮が膝枕をしていて、キョーコがほんとうに眠ってしまう。
それで、蓮のお腹にキョーコの顔がうずまるようになって、
その密着具合にドキドキする蓮。
>>530 蓮の膝枕で眠る内に、キョーコの顔が股間に・・・・・思わず硬くなってしまう蓮とか妄想した自分は変態orz
膝枕じゃなくて、肩を並べて座ってる状態で・・・もいいかも。
蓮の肩に頭を乗せてウトウトするキョーコ、蓮はドキドキ。
勿論逆もありで。
蓮の場合ならベタだが腕枕もよろしい。
腕枕されて、さらに蓮のほうをむいてぎゅっとくっついて寝るキョーコ。
あまりに可愛くて幸せすぎて一晩中眺めていた+たまにほっぺに触ったりしていたので寝不足の蓮。
翌日、ヘアメイクさんに寝不足を指摘されごまかすが
社さんがバラしてしまって思わず赤面。
熱愛発覚の際にはヘアメイクA子さんのコメントとしてこの件が週刊誌に。
しかし膝枕も肩並べて座ってウトウトも全て萌える…
キョーコの口はちょっと開いてかわいい寝息、がイイ(*´Д`)ハァハァ
蓮が眠っちゃう方なら、寝言で「最上さん・・・・・好きだよ」とか言うのもあり?
>>533 (*´Д`)モエ!
こういうときに出る言葉って、嘘のない本当の気持ちだろうから、余計に萌える。
隠してる気持ちがこんなふうに露わになるのって見てるほうも照れるね。
キョーコうろたえそう。蓮のことをさらに意識するようになるといいね。
逆もいいよね。
「敦賀さん…好き」
キョーコはそんな寝言を言ったなんて全然覚えてないんだけど、
蓮の方は、キョーコへの気持ちに拍車がかかって…。
ぐすんぐすん泣きながら
「コーン…行かないでぇ…ひとりぼっちはやだよぉ」
とかでも萌える。
もう二度と置いてかないと心に誓う蓮。
>>531 蓮が膝枕で眠る内、キョーコの股間に・・・・・
と読んだ私も変態orz
本誌を見るたびによこしまな連想に入りそうだorz
蓮の膝枕いいね。萌えたんで小ネタ。
疲れたキョーコが眠っちゃって、寝苦しそうにしてるのを見た蓮が膝枕してあげる。
「…ん…」
「起きた?最上さん」
「……つつつ、敦賀さんーーー!?私っ!!!」
「ごめんね、寝苦しそうにしてたから、ちょっとくらい楽になるかと思って…」
「そんな、敦賀さんが、私なんか、膝枕なんか、させてしまって、ごめんなさい、申し訳ありません!!」
「前に俺が膝枕してもらっただろ?お返しだよ」
「でも、そんな、後輩がずうずうしく!」
「…いや、お返しどころか…やっぱり俺のほうが得をしてるかな…」
「…?敦賀さん…?」
「…なんでもないよ」
キョ−コは知らない。
髪を撫でられる気持ちよさのあまり…蓮の手にすがり付いて笑顔を浮かべていたことに。
…ああエロ入らなかった…申し訳ない…
多分蓮は寝顔を充分堪能したと思う。そしてよからぬことを考えたと思う。
そしてこの後「もう一度寝てもいいよ」と口説いてみると思う。ダメもとで。
添い寝シリーズ?萌えるな(*´Д`)
私も、エロ無しでスマソだが一ネタ投下(付き合ってる設定です)。
悪い夢を見てしまい、うなされ、飛び起きるキョーコ。
横で寝ていた蓮が尋ねる。
「どうしたの、凄くうなされてたみたいだけど」
「ごめんなさい、起こしちゃいましたね」
「怖い夢でも見た?」
「・・・・・はい・・・・・・・」
「どんな夢?」
「・・・・敦賀さんが、どっかに行っちゃう夢・・・」
「バカだなぁ、君を置いてどこかに行く訳ないだろ?
朝まで手握っててあげるから、安心してお寝み」
「ありがとうございます、心配かけてごめんなさい。
敦賀さんの手、あったかい・・・」
安堵した様な表情で眠りに落ちていくキョーコ。
その寝顔を愛おしげに眺める蓮。
御粗末様でしたm(__)m
(*´Д`)ハァハァ
夜中に水を飲みに行った蓮がベッドルームに戻ると
キョーコがぼんやり起きてて泣いてた、とかでも萌える。
540 :
1:2006/11/08(水) 17:20:22 ID:eApyYNnF
アイツに捨てられた日から、恋をするのが怖かった。
人を好きになって、また、裏切られるのが怖かった。
でも、私はまた、恋をした…。
今度好きになった人は優しくて、王子様みたいで、触れたいと手を伸ばせば抱き締めてくれる。握り締めた手を、繋ぎ返してくれる。
そんな些細な事でも嬉しいのに、もっともっとたくさんの、言葉や、仕草や、嬉しさや、好き、あったかい気持ちをくれる人…。
敦賀さんに抱かれて、えっちの気持ちよさを教えてもらってから、私は、もっと敦賀さんの事を好きになった気がする。
敦賀さんと過ごす甘やかな時間や、敦賀さんがくれる快楽が、お互いを繋ぎ合わせるみたいで、とても好き。
繋がる体が、心を通い合わせてくれるようで、大好き。
敦賀さん、早く帰ってこないかな…?
『ごめんね、キョーコちゃん。相手役の女優さんが遅れて来て、今から開始なんだ…。
その変わり、明日分の撮影は、女優さんを待ってる間に終わったから、明日はオフにしたよ。
ご飯は、俺が食べさせるから。先に寝てていいからね』
わざわざ、社さんが電話をくれるくらいだから、きっと手が放せないくらい忙しいのね。
流石に、深夜。敦賀さんの大きなベッドで帰りを待つ。
541 :
2:2006/11/08(水) 17:21:18 ID:eApyYNnF
広くて大きなベッド、シーツの中に潜り込んだら、かすかに敦賀さんの香り。
何だか抱きしめられているようで、頬が緩む。心の中がほわっとする。
敦賀さんの部屋に泊まりに来た日は、私の髪も、体も、敦賀さんが使ってるシャンプーやボディーソープと同じ香りになるのが、嬉しい。
シーツにくるまっていろいろ考えてたら、カタン、とドアの音…。
「ただいま、まだ起きてた?」
「おかえりなさい。なんだか、敦賀さんを待っていたくて…」
迷惑でしたか?と訊ねる私に、近付き、軽いキスをくれた後、
「まさか。嬉しいよ」
って、言ってくれた。本当に嬉しそうに笑ってくれるのが、私も嬉しい。
「駐車場からエレベーターまで走ったから、汗くさいよ?」
抱きしめようと背中に回そうとした手から逃れて、
「待ってて?急いでシャワー浴びてくるから」
って、出ていってしまった。
気にしてないのにな、そんな事。むしろ好き。なのに、そんなちょっとした事でも気にしてくれる敦賀さんは、もっと好き。
「ただいま」
少し待った後、バスタオルで髪を拭きながら戻ってきた敦賀さんが、なんだか色っぽい。
「おかえりなさい」
洗い晒しの髪から、今の私と同じ香り。
「ふふっ」
542 :
3:2006/11/08(水) 17:22:26 ID:eApyYNnF
それがなんだかくすぐったくて、思わず笑みがこぼれた。
シーツを抜け出して、敦賀さんのそばまで行こうかと思ったけど、敦賀さんの動きの方が早い。
するりとシーツの中に入ってきて、私に覆い被さる。大きなベッドが、少しゆれた。
「んっ」
たくさんのキスを降らせて、舌で私の唇をなぞる。吐息と共に、息を吐き出すために開いた唇から、舌が入り込んでくる。
どうしたのかしら?いつもの敦賀さんと違って、なんだかとても性急に感じる。
「…んっ、ふっ、…んんっ」
スルスルと服を脱がされ、敦賀さんの手が胸に触れた。
薄暗い寝室に響く吐息が、なんだか獣みたい。
「んっ、んっ」
こんな敦賀さん、初めて。ちょっと怖いけど、ドキドキする。
「はぁ…、敦賀さん?」
唇が離れて、見上げる私に向けられた敦賀さん目。まるで、美しい肉食獣のような…。
夜の帝王みたい。どうしよう?ドキドキする。
「…っ、キョーコっ」
「んっ」
耳に口を付けて、吐息と共に吐き出される敦賀さんの声が、艶を帯びてて、色っぽい。
耳が熱い。敦賀さんに触れられている胸も、お腹の中も、体全部が、熱い。
どうしたの?敦賀さん。こんな敦賀さん、見たことない。なんだか、知らない人みたい。
543 :
4:2006/11/08(水) 17:23:43 ID:eApyYNnF
少し、怖い。でも、知らない敦賀さんを見るの、少しわくわくする。
「あっ、んん」
胸の先を摘まれて、ゾクっとした。ズボンを脱がされ、下着に敦賀さんの手がかかる。
「…、つ、敦賀さん?」
「……っ、あ、ご、ごめん。怖かった?」
私の胸を弄っていた手が止まった。体を離して、敦賀さんはすまなそうな顔をする。
「少し。でも、ちょっとわくわくしました」
「…そっか」
あれ?なんだか拍子抜けな顔。その後、安堵したような表情になって、
「嫌われなくてよかった…」
って、私の肩に顔をうずめて囁く敦賀さんが可愛い。
「どうしたんですか?一体…」
いつもは、私を気遣って、優しすぎるくらい優しいのに。
「ん?」
あ、その顔好きだな。ん?って聞き返す声も。雰囲気が好き。いやいや、そんな場合じゃなくて…。
敦賀さんは真っ赤な顔になって、私から目をそらした。私の顔色を伺うように視線を泳がせる。
「今日、ラブシーンを撮ったんだけどね」
チクリ、胸が騒ぐ。きっと、相手は、それはそれは綺麗な女優さんなんでしょう?
「相手がキョーコならな、って思った」
へ?今、何か、凄く嬉しい事を言ってくれた気がする…。
敦賀さん、なんだか照れてるみたい。騒いだ胸の痛みなんて、すぐに消えた。
544 :
5:2006/11/08(水) 17:25:07 ID:eApyYNnF
「キョーコに会いたくて、キョーコを抱きたくて仕方なかった」
軽くキスをして、ぎゅう、と抱きしめてくれる腕が愛しい。
「ごめん。怖かっただろう?」
軽い、啄むようなキスを繰り返しながら、言ってくれる敦賀さんが愛しい。
さっきみたいな荒っぽいキスもドキドキしてよかったけど、今みたいな優しいキスが好き。
「少しだけ。でも、敦賀さんだから平気です」
「ごめん。優しくするから」
「謝らないでください…」
ん?優しく?敦賀さんはいつも、優しくしてくれてる。優しくするって言ってくれるけど、それって、敦賀さんの好きなようにできてないって事…?
「遠慮しないで、敦賀さんの好きにしてくれたら、私は嬉しいです」
「でも、そうしたらキョーコを壊してしまうかも知れない」
呟く敦賀さんは、優しい目をしてる。
やっぱり、私に合わせてくれてたんだ。敦賀さん、経験豊富そうだもの。物足りないんじゃないかしら?
「ごめんなさい」
私が、まだまだ慣れないから。
「キョーコが謝る事じゃないよ」
私の首筋にキスを落としながら言う敦賀さんの唇は、優しい。
「少しずつ、ね?」
私の考えなんて、敦賀さんにはお見通しみたい。
「…はい」
なんだか、切ないな。私ばっかり嬉しい気がする。
545 :
6:2006/11/08(水) 17:25:58 ID:eApyYNnF
「…あっ」
一度離した手を、また胸に戻して胸の先を弄ぶ。敦賀さんの冷たい指先が、少しずつ熱を帯び始める。
さっきまでの熱がすぐに戻ってきて、全身が熱い。
ショーツを脱がせて、敦賀さんの指が私の中に入ってきた。
「あっ、あんっ」
中を擦られるの、弱い。お腹の中が、じゅん、て熱くなる。中がヒクヒクと敦賀さんの指を締めつけてるのがわかる。
「ああっ、んっ」
胸の先を唇で捕らえて、私の表情を確かめるように見上げる敦賀さんの視線が、なんだか…。
恥ずかしい。見ないで、敦賀さん。カァ、と体が熱くなる。だって、敦賀さん、夜の帝王の顔してるんだもの。
「つ、敦賀さんっ、んんっ、そんなに、見ない、でぇ…、ああんっ」
指が入り込んでくる度に、壁を擦られると、くちゅくちゅと恥ずかしい音が響いた。
敦賀さんの視線にドキドキして、舌や指に翻弄されて、熱い。熱くて、恥ずかしいのに、気持ちがいい。
「ああんっ、…つ、敦賀さんっ!」
ムズムズと高ぶってくる。もう、すぐ…。
「蓮、だよ。キョーコ」
「れ、蓮っ、んっ、きちゃ、きちゃうぅ…、ああああんっ」
ビクビクと震える体で、敦賀さんの頭を抱え込むようにしがみつく。
「キョーコ、かわいいっ」
546 :
7:2006/11/08(水) 17:27:13 ID:eApyYNnF
「んっ、んんっ」
唇を塞いで私の舌を絡めとる敦賀さんの、指はまだ、私の中で蠢いてる。
いつもは、一息付くまで待ってくれるのに…。苦しいような、でも、甘くて激しい快感に飲まれてく。
「んんっ、んっ、ふっ」
敦賀さんが唾液を啜る音や、私の中を擦る水音が部屋いっぱいに響く気がした。
もっと、欲しい。指じゃ足りない。もっともっと、奥が、熱い。
脚を開いて、もっと奥まで敦賀さんの指をくわえ込もうとする。
「…っ、どうしたの?」
「中が、…熱いのっ、蓮、ああんっ、おねがいっ」
「どうしようかな…」
最近、えっちをする時、敦賀さんは少しいじわるになった。わざと、入れてくれなかったり、恥ずかしい事を言ったりするようになった。
「…おねがっ、蓮っ、…頂戴?」
「どうしても?」
そんな時の敦賀さんは、いつも楽しそうで…。
楽しそうな敦賀さんを見るのは嬉しいけど、ちょっぴりつらい。
「ど、してもっ…、ほしいっ、のっ、ああっ」
恥ずかしい事を言わせた後、仕方ないなって笑って、敦賀さんはゴムを被せた。
「キョーコ。今日は、いつもと違うコトしてみようか?」
いつもと違うコト?どういうのか、わからない。けど…。
「敦賀さんのしたいコト?」
547 :
8:2006/11/08(水) 17:28:20 ID:eApyYNnF
「うん。キョーコとしてみたかったコト」
まただ。瞳に少し、獣の光をやどして、夜の帝王の雰囲気を醸し出しす。少し怖い。でも…。
「だったら、いいです。……して?」
「ありがとう」
嬉しそうに笑いながら、ちゅって可愛いキスをくれる敦賀さんが好き。大好き。
「じゃあ、後ろ向いて、手をついて?…そう」
敦賀さんの言う通りの格好になる。これは、四つん這いになって…。こんな格好でするの?
「……恥ずかしい」
でも、ドキドキする。
「入るよ」
「あっ、あああんっ」
初めてした時の痛みなんて、今はすっかりなくて、私の中はすんなりと敦賀さんを飲み込む。
腰を掴んで、奥まで腰を進める敦賀さんが、いつもより深いところに入ってくるみたいで…。
「どう?」
「あっ、…こんなカッコ、恥ず、かし。…恥ずかしっ、のに、いっぱいっ、奥まで、くるのっ」
「気持ちいい?」
「んんっ、あっ、気持ちいっ、ああっ」
よかった、と呟く敦賀さんの表情はわからないけど、声は凄く優しい。
「あっ、あっ、ああっ、あんっ」
手に力が入らない。シーツを握り締めたままへたり込んでしまった私は、お尻を突き出す形になった。
敦賀さんは、更に奥まで入ってくる。
548 :
9:2006/11/08(水) 17:29:57 ID:eApyYNnF
「あっ、ふっ、深いっ、ああんっ」
ずりずりと中を擦られる。むずがゆいような、くすぐったいような、甘い熱さに目眩がする。
また、きちゃう。
「あっ、あんっ、蓮っ!きちゃう…、きちゃっ、こんなカッコで、ああんっ!いっちゃ、…ああんんんっ」
敦賀さんが、一番奥まできた時に、頭の中が真っ白にはじけた。
私の中に入ったまま敦賀さんは、くるりと私の体を反対に向けて、顔が見えるようにしてくれた。
「恥ずかしかった?」
「んっ、凄く」
軽くキスを落として、私の息が落ち着くのを待ってくれる間、訊ねる敦賀さんは嬉しそう。
「キョーコ?俺の好きなようにするって事はね?今より恥ずかしいコトもいっぱいするって事なんだよ?」
ゆるゆると腰を動かしながら、諭すように敦賀さんが言った。
「今みたいに、キョーコが一息つくのも待てないくらい、激しくするって事…。それでもいいの?」
あれより恥ずかしいコトって何なんだろう?そういうの、あんまりよくはわからない。
でもきっと、敦賀さんなら気持ちよくしてくれる…。それだけは、確信できる。
「あっ、か、構わないですっ」
構わない。だって、敦賀さんが…。
「蓮が好きだからっ、いっぱい、…して?」
549 :
10:2006/11/08(水) 17:32:21 ID:eApyYNnF
そう告げると、敦賀さんはもの凄く嬉しそうな顔。その顔、好きだな。
「……っ、ありがとう」
敦賀さんは、そう囁いてから私の中をたくさん擦った。唇を吸って、言葉なんて交わせないくらい舌を絡めとられると、私の中は高ぶってくる。
体中が熱い。一番熱いところに、敦賀さんを感じる。敦賀さんを感じる度、じゅんじゅんと熱が上がっていく。
「んっ、んっ、んんっ、んっ」
熱い。迫り来る波に飲み込まて、真っ白になる。
「んんっ、んぅっ、……んんんんんんっ!」
ガクガクと痙攣する体の奥で、敦賀さんがビクビクとはじけるのを感じた。
「大丈夫だった?」
「はい。…気持ちよかったです」
恥ずかしいけど、今、言わなきゃ。敦賀さんはきっと、また、私に気を使うから。
「敦賀さんに、いろんなコト教えてもらうの好きです」
それに、物凄く嬉しい。
「ホントに?」
「ホントですよ」
敦賀さんに抱きすがりキスをする私を、もう一度組敷いて、私の目を覗き込む敦賀さんの目。やっぱり、どこか、獣めいてる…。
「じゃあ、いっぱい気持ちよくしてあげる」
今日の敦賀さんは優しいけど、官能的で…。
この夜、私は、初めて気を失うまで敦賀さんに体を預けた。
アイツに捨てられた日から、恋をするのが怖かった。
人を好きになって、また、裏切られるのが怖かった。
けど、敦賀さんとなら大丈夫。ずっと、一緒にいられる。育てていける。
きっと、きっと……。
おしまいです。
一応、これで完結になります。
長々と読んでくれた方、前回感想くれた方、ありがとうございました。
GJ!!
甘甘イイね。
GJJJJJJJJ
胸がキュンっとなるエロ(*´д`*)
蓮がいつまでも紳士なのがイイ
でもこれからはキョーコの許可も出たことだし帝王全開かなと考えてしまう(*´Д`)
バックでやっちゃっタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!!!!
GJー!初めて気を失うまでーに萌えた私は変態組だろうか。イヤン。
身長差もそうだけど、蓮からしたらキョーコってちっちゃくてほんとに壊れそうに思えるんじゃないだろうか。
お姫様だっこも軽々だったし。
もともとフェミニストなうえにキョーコが壊れ物のようでつい大事にしてしまい、
重いものはもちろんだがスーパーの荷物もキョーコの荷物も
ちょっと違う方を見てるあいだに全部持ってしまいそうだ。
子供じゃないし(ちょっと恥ずかしいし)自分のものは自分で持つと言い張るキョーコ。
しかし蓮は「だってー(´・ω・`)エー…キョーコにそんなことさせられないよ」でスタスタ行ってしまう。
慌てて追いかける、の図がしょっちゅう繰り広げられてそうだ。
GJ!
蓮が色気があってイイ(*´Д`)
蓮は、美しい獣だろうなぁ。
>>539 GJ!
甘いのに、エロくて(*´Д`)イイ!
>「キョーコ。今日は、いつもと違うコトしてみようか?」
なんか、ドキッとしたよ。
>>539 GJ!
幸せに包まれてる2人。いいなぁ。
蓮が色っぽくて萌える。
どんどん獣になっちゃってよ蓮(*´Д`)キャー
557 :
147:2006/11/10(金) 00:25:43 ID:DixXwu19
>>348 規制に巻き込まれて、ずっと書き込み出来なくて
返事が遅くなってしまいました。すみません。
書いてくださってありがとうございます。
妄想。
蓮がキョーコの夢を見るとしたら、どんな夢を見るんだろう。
ピュア系だったら「コーン」って呼ばれてた頃のチビキョーコの夢かな。
あと、ラブラフ系なら、キョーコに激しいキスをしてる夢とか、
「敦賀さん、好きです」って告白される夢とか。
エッチ系なら、キョーコが誘ってる夢とか、キョーコの体にキスしてる夢とか。
他にも色々思い浮かびそう。
蓮がためらいがちにキョーコの服を脱がすのに(ボタンを2つ3つゆっくり外すとか)、
すごく萌えるんですが(*´Д`)
連投スマソ
2人がキスをしてるときに、蓮は目を開けてて、
キスを受けて気持ち良さそうにしているキョーコの顔を見て、感じる蓮
っていうのにも萌えます。
逆にキョーコが目を閉じずにいて、
蓮「何で目閉じないの?」
キョ「目閉じちゃうと、敦賀さんが消えちゃう気がして」
蓮「(一層強く抱き締め)目を閉じてても、こうやって全身で俺を感じて」
唇に深くキス。更にキョーコの躰にくまなくキスしていく蓮・・・なんて浮かんだ。
最近、甘々が流行りなんだろうか(*´Д`)キュンキュン
>>560 ふにふにしたキスから、次第に軽く吸ったり、舐めたりするようになって、だんだんキョーコの体も反応してきてエチー、
とか思い浮かべちゃった。
きっと、少し前の甘々みたいな紳士な蓮なんだろうな(*´Д`)ハァハァ
目を閉じないキス(*´Д`)ハァハァ
ちょっと小ネタをふたつ。
1-----
今から撮影するのはふたりが向かい合ってのシーン。
スタッフがバタバタと準備をして衣装さんが服の乱れを直したりしているあいだ、
ふたりはただ向かい合って突っ立って待っているだけ。
その間、蓮はキョーコの髪に触れたりほっぺに触ったりしてしまって
「さっきからやめてください敦賀さん!何度もキョーコちゃんの髪もメイクも直してるのにその度に触って!」
ついにキレて叫ぶヘアメイクさん。
周囲もついに言ったかと微笑ましくも笑いが起こる。
ごめん、と苦笑いの蓮。恥ずかしくて真っ赤になってうつむくキョーコ。
2-----
恋人の役をやっているふたり。
その日は蓮が別れをつげるシーンの撮影。
「キョーコにさよなら言うなんて、台詞でも耐えられないな」
「なにおっしゃってるんですかぁ」
くすくすと笑っていたキョーコだが、
実際撮影になると蓮は完璧に演技し、
逆に松に捨てられたこともあって、本当にいつか蓮にも…と感情移入しすぎたキョーコが
演技とはいえ別れを告げられたショックでまともに台詞すら言えず、何度もリテイク。
結局その日はそのまま撮影は翌日に持ち越しになり、とりあえずその日は帰る。
「キョーコ…あれは演技だよ。俺がキョーコと離れるわけがないだろう?」
「でもでも…」
つらすぎてわんわん泣いちゃうキョーコ。
納得できるまで好きって言っててあげるから、とずーっと好き好き愛してると繰り返す蓮。
ぎゅっと抱きしめられて徐々に落ち着いてきて(結局アンアン)
で、翌日の撮影は無事終了するわけだけど。
(*´Д`)
563 :
562:2006/11/10(金) 06:55:38 ID:a83GJFHf
1の続き。
ヘタ蓮嫌いはスルー汁。
怒られた蓮だったが、綺麗にメイクされたキョーコは本当に綺麗で…
吸い込まれるようにみつめているうち、気付いたらキスしてしまう。
メイクさんマジ切れで説教。
「ごめんなさい…」
「キョーコちゃんはいいんです!敦賀さんに言ってるんです!」
「だってあんまりキョーコが可愛いからつい…」
「だってじゃありません!…次にまた触ったら、キョーコちゃんの電話番号、スタッフにバラ巻きますからね」
「それは困るよ」
「だったらやめてください!」
わかったゴメーン(´・ω・`)、とようやく反省の蓮であった。おしまい。
そんなヘアメイクさんに勝手に萌え。
アホ蓮でスマソ…
564 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 19:23:35 ID:UXwusqP+
ネタ
全然帰ってこない蓮を待つもカラダが疼いてしょうがないキョーコ
しかたなく一人エッチしていたがエスカレートして
ついに玄関で座りこんでバイブ使用
そこに蓮が帰ってきて
( ゚д゚)
(゜д゜)
ちょwww何で玄関なんだwwwww
「玄関開けたら2分でエチー」だなw
>>562 キレるメイクさんに萌え。
>好き好き愛してると繰り返す蓮。
>ぎゅっと抱きしめられて徐々に落ち着いてきて(結局アンアン)
めちゃくちゃあまー(*´Д`)いちゃつきやがって。モエ。
投下させてください。
ええと、蓮キョなんですが…、
強姦とか、男性が一方的に、って感じのが苦手な方はスルーでお願いします。
蓮が、ヘタレです。
一応、ハッピーエンドです。
568 :
1:2006/11/11(土) 00:55:32 ID:vWxKbqZ1
幸せだと思っていた。解り合えてると思っていた。
だから、だからこそ……。
「別れてくれませんか?」
突然、切り出された、君からの別れ話。
「…え?」
当然、俺は受け止められない。
「どうして?」
だって、今までうまくやってきたじゃないか。幸せだと二人で笑いあって、繋いだ手を離さないと、約束したじゃないか。
「敦賀さんは、私と別れた方がいいんです」
君が、俺と付き合っていることで、世間からいろいろ言われているのは、知ってる。
君と付き合っていることで、俺の人気が少なからず下がったと言われているのも知ってる。
でも、それは、俺の実力不足だ。
「俺は、別れたくない」
俺の言葉にきゅ、と眉を寄せる君の顔が、別れたくないって言ってる。
「でも、別れてください」
目に溜めたたくさんの涙が、別れたくないって言ってる。
それは、俺の自惚れじゃないはずだ。
君にそこまで言わせるのが、何かはわからない。
ただ、無償に腹が立った。
「どうしても?」
「どうしても、です」
「そう…」
深くため息を突き出して、キョーコの手を取る。
「え?敦賀さっ…?」
有無を言わさずベッドルームまで連れてきた。
「……っ、きゃあっ!!」
569 :
2:2006/11/11(土) 00:56:53 ID:vWxKbqZ1
ドサッと音を立ててベッドが撓む程、勢いよくキョーコを押し倒す。
「俺は別れたくない。君は、本当に別れたいと思ってる?」
抵抗出来ないように両手を頭の上で繋ぎ止めた。
君の瞳が、くらりと揺れる。
「……は、はい」
今、君は嘘をついたね?
君と付き合い出して、いろんな君の表情を見てきたんだ。
そんな事もわからないくらい、俺だって馬鹿じゃない。
ただ、簡単に別れを切り出された事が許せない。
「……っ!やっ、敦賀さん!止めてっ!」
君の服を掴んで、ボタンを引きちぎった。
何で別れたいと言い出したのかは解らない。ただ、このままでは終わらせたくない。
「これで最後なんだろう?これが終わったらもう、君を抱けないんだ。だから…」
だから、君を傷つけてやろうと思った。
無理矢理抱いて、傷つけて、君は俺を嫌いになるだろう?
そしたら君は、俺を忘れない。
「君の体に俺を刻みつけてあげる」
「…っ、ぃやっ、敦賀さん!こんなの、嫌ああぁぁぁっ!」
「嫌なら、俺を嫌いになればいいよ」
冷たく言い放って、スカートの中に手を突っ込む。
無理矢理ショーツを脱がせた。
ボロボロと涙を流して抵抗する君を見てると、ちらりと罪悪感がわく。
570 :
3:2006/11/11(土) 00:58:01 ID:vWxKbqZ1
今更、俺だって止められない。
「……いっ、やあぁ」
スカート中に手を入れて、割れ目を撫で上げた。指を差し込み、少しだけ入り口を弄ぶ。
流石に、濡れてないのは可哀想だからね。
「中、濡れてきたね…」
「やだっ、敦賀さん、…止めてくださっ」
「止めないよ」
君が悪いんだ。別れたくなんかないくせに、そんな事を言うから。
俺に何の相談もなく、別れを決めたから。
キョーコの中に入れた俺の指が、ヌルヌルと滑り出す。少しだけ、潤んできているようだった。
「少しキツいかも知れないけど、入るよ」
ごめんね。俺はズルいね。
君に忘れられるのが、怖いだけなんだ。
別れて君に忘れられるくらいなら、嫌いになってくれた方がいい。
この行為を思い出す度、俺を思い出すだろう?
「嫌っ、やだっ、ぃ、やだあぁぁぁ!」
だから、どうか、俺を憎んで。
嫌いになって……?
「い、…っ、やあっ」
避妊をしないまま、君を貫いた。
君の襞が絡み付いてきて、心地良い。
本当はこんな形で、こうしたくはなかった。
大事に大事に扱って、君と一緒になってから、こうしたかったな…。
「嫌がる割には濡れてるね。…っ、絡み付いてくるっ」
「いやっ、…つ、敦賀さっ…」
571 :
4:2006/11/11(土) 00:59:24 ID:vWxKbqZ1
「中、ヌルヌルだね」
「やっ、…いやぁっ、…んんっ」
わざと君を傷つけるような事を口にした。
君の目から、涙がボロリこぼれる。
ごめん。傷つけて、ごめん…。
俺はね、別れたくない。離れたくない。
君が好きなんだ。
だから、せめて、気持ちよくしてあげる。
君の好きなとこ、たくさん擦ってあげる。
君に俺を刻みつける方法が、他に見つからないんだ。
「んんんっ、んんっ、んっ、んっ」
悲鳴が聞きたくなくて、キョーコの唇を塞いだ。
傷つけてるのは、俺なのに矛盾してるね。
君を抱く時はいつも満たされた気持ちになるのに、こんなに悲しい気持ちなのは初めてだ。
こんなに、好きだ、愛しい、と君に刻みつけたいと思いながら抱くの、初めてだ。
君の怯えた顔が、涙が、嫌だと泣き叫ぶ声が、俺の胸を締め付ける。
「んっ、…んんっ!…つ、敦賀さん!」
「……、キョーコ、好きだっ」
君が好きだ。君が好きだよ。
別れたいなんて嘘だろう?
別れるなんて、無理だよ。信じられない。
「……っ、敦賀さんっ」
離れてしまった唇から溢れる俺の気持ちを受け止めた、キョーコの口から漏れる声。
ボロボロとこぼれる涙。
ごめん。傷つけて、ごめん。
「嫌いになって?」
572 :
5:2006/11/11(土) 01:00:44 ID:vWxKbqZ1
君の心に、俺が残るなら俺はそれでいい。
「ふっ、…無理です!やっぱり、別れるなんて…」
君はぐすぐすと泣き出した。
今、はっきりと、別れるなんて無理だと言った。
「やっぱり、…っ、そうじゃないかっ」
「……っ!気付いて?…ああんっ」
でも、今更、止まれない。
別れようとしたことは、許さない。
「俺、キョーコが好きだよ?簡単になんか別れられない」
「私もっ、…あ、敦賀さんがっ、好きです。別れたくないっ、…でもっ、別れ、ないとっ、だめなんですっ」
わあぁ、と泣き出してしまったキョーコを見て、俺は拘束していた手を緩めた。
自分自身を抜き、キョーコをきつく抱きしめる。
「敦賀さんが、好きなんです」
少し泣いて落ち着いたのか、キョーコが口を開いた。
「じゃあ、なんで別れるなんて言ったの?」
優しい声を出しているつもりなのに、キツ目の声になってしまう。
少し、怒っているのが伝わったのか、君がビクッと身をすくませた。
「…つ、敦賀さんの人気が少し落ちたのが、私のせいだ、と。私自身の仕事も少なくなってるのが、交際が発覚したからだ、と。
このまま、敦賀さんの人気が下がる一方になってしまったら…、敦賀さんの仕事にまで、
573 :
6:2006/11/11(土) 01:01:55 ID:vWxKbqZ1
影響が出てしまったら、君は責任とれるのか、と。
私のレベルじゃ、まだまだ敦賀さんには追いつけないし、敦賀さんの重荷にはなりたくなくて…」
知らなかった…。
何か、ごちゃごちゃ言われてたのは知ってたけど、こんな事になってたなんて。
きっと君の事だから、俺に言えずに、独りで悩んでたんだろう?
「ごめん、気付かなくて」
ひどいことをして…。
「いいんです。本当のことですから…。社長さんがそういうの…、あっ」
キョーコは、ぱしっと口に手を当てて、しまったという顔をする。
「社長が?言ったの?」
「………はい。蓮を潰す事だけはするなって。だから、私…」
なるほどね。それで君は追いつめられて、別れを切り出したと。
「どうして俺に言わなかったの?」
問いつめると君は、小さな小さな声で、ごめんなさいとだけ言った。
「キョーコを好きだって言う、俺の気持ちは無視したの?キョーコは、俺と別れても平気?」
「そんなわけじゃ…」
君の目から、また、大粒の涙。
本当はわかってる。君が、本当に俺の事を想ってくれてるの。
でも、ショックだった。
君の口から、簡単に別れ話が出た事。
誤解が解けても、それだけは許せない。
「約束して欲しい…」
574 :
7:2006/11/11(土) 01:03:19 ID:vWxKbqZ1
「何をですか?」
すんっ、と鼻を啜って見上げてくるキョーコが愛しい。
「キョーコが俺を好きだと言うなら、俺だけを見て。他の人に何か言われても、俺がキョーコを好きな事、忘れないで」
わかった?っと訊くと、
「はい」
と、ためらいがちな返事。
「後、俺の子どもが出来たら産んでくれる?」
中では出してないけど、一応、ね。
「もちろんです」
当たり前ですよ、と言わんばかりの即答に、少し、あっけにとられた。
「後、もう一つ」
体を離して、目を見つめる俺に、
「何ですか?」
君は少し怯えた様子。
「婚約しよう?」
切り出した俺に、驚いた目を向ける。
当たり前か。突然だもんな。
少し格好悪いけど、君を手放すよりはずっといい。
「いいんですか?」
「俺はキョーコじゃないと意味がない」
信じられないといったような君の目からは、大粒の涙。
嬉しいと泣く位なら、初めから別れ話なんて切り出さなければ良かったんだ。
でも、その涙に免じて、君を許すよ。
「じゃあ、準備して出掛けようか」
「え?どこに…」
「社長のトコ」
「よぉ、蓮、来たか」
「来たか、じゃないですよ」
突然、押し掛けたって言うのに、この人は楽しそうだな…。
「彼女も一緒か。んで?何の用だ?」
575 :
8:2006/11/11(土) 01:04:27 ID:vWxKbqZ1
「婚約会見を開いて欲しいんです。出来るだけ、早く」
「えっ?」
社長に告げた言葉に、一番驚いたのはキョーコだった。
君、さっき、嬉しいって言ってなかった?
「本気か?」
「本気です」
「彼女の仕事が、最近減ったのは知ってるな?
お前は、彼女を潰さずに守れるか?」
「守ります」
誰が何と言おうと。
俺は、キョーコが好きだから。
「最上君は?」
「敦賀さんを守れるかは、自信がありません。でも、別れたくありません。
私、敦賀さんが好きなんです」
さっきの約束を守ってか、しっかりと社長の目を見て言ってくれるキョーコが愛しい。
「そうか。じゃあ、いいぞ」
もっと、粘らないといけないかと思っていたけど、社長は快諾してくれた。
挙げ句、
「最上君を煽ったかいがあったってもんだ」
と、笑って言った。
「どういう事ですか…?」
社長は、キョーコや俺の仕事が減ったと思わせといて、キョーコを煽り不安にさせ、
二人の仲を公表するように仕組んだと、そういうことらしい。
「ホントに別れてたら、どうしたんですか…?」
「そん時は、お前ぇ、それまでの関係だったって事だろ」
あっさりと、悪びれずに言う社長に、かなわないなと思った。
576 :
9:2006/11/11(土) 01:07:06 ID:vWxKbqZ1
「ちなみに、会見は明日の昼にセッティングするから。お前らは、午前中はオフだ」
「やけに、準備がいいですね…」
「お前らなら、公表した方がいいと思ってな」
嬉々として語る社長に、もはや何も言えない。
キョーコはというと、俺達の会話について来れないのか、
「別れなくて、いい…?」
小さく呟いて、涙を流した。
「さっきは、ひどいことをしてごめん」
君を傷つけて、たくさん泣かせた。
怖い思いをさせた。
帰りの車の中で謝る俺に、
「許しません」
と、呟いた。
そりゃあ、そうだ。許せないよな…。
「帰ったら、続き、してください」
顔を赤くして、俯きがちに呟き君が、物凄く可愛い。
「でも、今度は優しくしてくださいね」
「もちろんだよ」
答えた俺に、君は笑いかけてくれる。
「キョーコこそ、もう別れ話なんかしないでくれ」
頼むよ、と呟いた俺に、もういいませんと約束してくれた。
「私にひどい事してるのに、泣いてる私より泣きそうな顔してる敦賀さんを見たら、
やっぱり別れられないって思いました」
そう言って、泣きながら笑う君が愛しい。
キョーコ、君が好きだ。
君が、好きだよ。
ひどいことをして本当にごめん。
これからはずっと、ずっと、大切にする。神に誓うよ。
だから、ずっと、そばにいて……。
おしまいです。
蓮ひどいやつだよ蓮(´・ω・`)
リアルタイム遭遇キタ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ GJ!!
蓮キョーコのことが本当に好きなんだね。
>大事に大事に扱って、君と一緒になってから、こうしたかったな…。
(*´Д`)ハァ
萌えを提供してもらっててなんですが、5が変なところで終わってしまってるのでどっちかに入れて欲しかったです。
リアルで感想ありがトン。
ご指摘ありがとうございます。
携帯のメモ帳そのままに投下させてもらいましたが、読みづらかったですね。
すみません。以後、気をつけますね。
蓮キョがメジャーみたいだけど、時々松キョも読みたくなる
蓮キョは甘甘でいいけど、松キョ(マツキヨっぽいなぁ)は切ない系で。
>>567 すごい切なかった!!GJ!!
泣くキョーコ可哀想。そのキョーコより泣きそうな蓮に萌え。
GJ!
最初シリアスで、どうなることかと思ったけど、幸せになってよかった。
キョーコのことが好き過ぎる蓮が、蓮のキョーコへの語りが、激萌えた。その上エロいし。
松キョかぁ。いいかもね。
でも、キョーコの心理描写が難しそう。
>>558みたいに松の夢オチにしてみたら書きやすそうだけど。
別物になってしまうし、松が何だかかっこ悪いな。
ふと思ったんだが、
>>532タンのネタのヘアメイクさんと、
>>563タンのヘアメイクさんが同じ人だったらワロスw
>>567 GJ!切なくて胸がぎゅんぎゅんなった。゚(゚´Д`゚)゜。
>>583 あ、
>>563を書いた者だが、
>>532を書いたのも自分だww
じゃあ寝不足の指摘も週刊誌にネタを売ったのも、
>>563の逆襲というのもアリだw
あるいは腹ただしさにマジ怒りモードでペラペラ喋ったことが週刊誌に載せられたとか。
投下します。
前置きは特になくて大丈夫とは思うのですが。
あえて言うなら露出プレイ、言葉攻めの変態臭がわずかに漂っています。
10レスほどいただきます。
586 :
1:2006/11/11(土) 20:29:12 ID:IrABSUXN
はぁ、とため息をついたことに気付いて、私は自分を戒めるみたいに首を振った。
ダメダメ、しっかりしなきゃキョーコ。
この撮影が終わってマンションに帰ったら、敦賀さんが戻ってきたときのためにお掃除して、買い物して、それから…
必死にやることを考えるけれど、あまりやる気が起きなくて再びため息。
敦賀さんは10日の予定で地方ロケ。
今日はその8日目だ。
1日目は、敦賀さんのぬくもりがまだ残ってる気がして、ストンと眠りに落ちた。
2日目は、仕事がハードだったから、疲れて気付いたら朝だった。
3日目くらいから…なぜだか不安になってきて、胸がざわざわして、眠れなくなった。
淋しいってこういうことを言うんだろうか?
今までこんな不安、感じたことはなかった。
敦賀さんと会って、人を本当に好きになるってことを知って、そのうえ愛されるってことを知った。
強くなれた、と思ったのに、もしかして弱くなったのかな…。
淋しくなったらいつでも電話しておいで、って敦賀さんは言ったけど、
電話したら鋭い敦賀さんのことだもの、私が本当に淋しくなってることなんて、すぐに気付いちゃう。
そう思うと電話もできず、それで余計に淋しさが募ってしまう。
「会いたい…」
しょんぼりと局を出て、一歩、外を歩き始めた瞬間、私の前に巨大かつまばゆい光を放つド派手な車が横付けされた。
社長さんだわ…
587 :
2:2006/11/11(土) 20:29:45 ID:IrABSUXN
今日は一体何の用かしら、と立ち止まった私の前でドアが開いて、伸びてきた腕に引っ張られて車の中へ引きずり込まれた。
「―――…敦賀さん!?」
「ただいま、キョーコ」
腕の中でぎゅっとされて、見上げるとふんわり笑う愛しい人の顔。
「だって…だってまだ…」
まだ2日も残ってるはずだし…嬉しいけど、またロケに戻るんだったらぬか喜びもしたくない。
混乱する頭で、ただぼぉっと敦賀さんの顔を見つめていると
「いい画が撮れたから、って早く終わったんだ。驚かせようと思ったんだけど…キョーコ、ちゃんと寝てた?」
敦賀さんの目をちゃんと見れなくて、胸に顔を埋めてシャツを握り締めた。
「ごめんなさい…」
強くなって敦賀さんを支えたいのに。
心配なんかしないで仕事に専念して欲しいのに。
握り締める手に力がこもってしがみついてる私を強く強く抱きしめて、大丈夫だよ、って頭を撫でてくれた。
何度も髪をすく指が、背中をさする掌が優しくて、渦を巻いてた不安が嘘みたいに消えていく。
「敦賀さんに会いたかったんです、すごく」
「俺もだよ。会いたかった。会って、それから…」
588 :
3:2006/11/11(土) 20:30:38 ID:IrABSUXN
いきなり深くキスされた。
驚いたけど、久しぶりの唇につい許してしまう。
舌が入ってきて、口の中を器用に動き回る。
思うように息ができなくて、苦しさと気持ちよさで吐息が漏れる。
なんだか頭がふわふわしてきて、うまく考えが働かない。
ただ、気持ちいい、って思ってたら、いきなり服を上げられて、ブラジャーをめくられた。
「あっ!だ、だめですっ」
焦って敦賀さんの手首を掴むけど、敦賀さんは心底不思議そうに首を捻って、「どうして?」なんて訊いてくる。
「どうして、って!だってここ、車の中ですよ?!」
「そうだよ?」
「う、運転手さんだって」
「聞こえないよ、仕切られてるし」
「それに外から…」
「見えないよ、スモークガラスだし」
質問は終わり、と言わんばかりに満足げな顔で、敦賀さんはブラジャーから覗かせた胸の突起を弄り始めた。
指で突付いたりつまんだり…敦賀さんは聞こえないし見えないと言ったけど、
もしも…と思ったら恥ずかしさで混乱してくる。
「だ、ダメダメ、やっぱりダメです敦賀さん、おうちに帰ってから…」
「ねえキョーコ、どうして電話してこなかったの?」
「え?……あっ、んんっ」
敦賀さんは胸に強く吸い付いて、口の中で粒を転がす。
時々じゅるじゅるっていやらしい音を立てながらしゃぶりついて、
同時に私の両足をシートに上げさせ、スカートをめくりM字に開かせた。
589 :
4:2006/11/11(土) 20:31:16 ID:IrABSUXN
じゅん、と身体の真ん中が熱くなる。
一瞬期待してしまったけど、敦賀さんは相変わらず胸に執着してる。
しかも片方ばかり吸われて、もう片方も思わず自分で触っちゃいそうになる。
けどそんなのダメ、残ってる理性を必死に呼び戻してギュッと掌を握り締めてたら、
「こっちも?」
見透かされてるみたいでまた身体が熱くなる。
反対の膨らみも大きな手で揉まれたり粒をぎゅうっと引っ張られたり、
もう恥ずかしいんだか気持ちいいんだか…わけがわからなくて眩暈がしてくる…
「だめぇ…気持ち…い…」
「気持ちいいのにダメなの?」
敦賀さんはくすくす笑って余裕の顔。
私だけこんなの、いつも、ずるい…
ずるいって思うのに、いつも途中から頭が真っ白で任せてしまう。
大きく開いた足の付け根…身体の真ん中が…
「…るがさ…ん……あつい、の…」
「どこが?」
「こ、ここぉ…」
下着をぎゅうっと掴む。
敦賀さんは私の膝を強く持って、もっとよく見せて、とさらに広げた。
「ほんとだ、大きな染みができてるよ。いっぱい濡れてるんだね」
楽しそうに下着の上から指でぎゅうぎゅう押したり、細くして食い込ませたりして、
それから舐めたりちゅうちゅうと吸ったり、軽く歯を立てたりし始めた。
すごく気持ちよくてたまらないけど、上からじゃなくて直接愛撫して欲しいの…
590 :
5:2006/11/11(土) 20:31:50 ID:IrABSUXN
「ん、あ、もお…やだ、ちがっ…」
もどかしくてたまらない、もう限界……
「敦賀さん…脱がせて、ください…直接さわってぇ…」
「よく出来たね。キョーコ、そうやってちゃんと言わなきゃ、ダメだよ」
とにかく恥ずかしくて手で顔を覆う。
「でも見ないで、おねがいです」
「そんなの無理だよ」
苦笑いしながら脱がせてくれた。
お願い見ないで…自分でもわかるの、あそこがじんじん熱くて、きっと…
「すごいね、糸ひいてるよ。びしょ濡れだ」
「あ、あん、あぁ…んんっ!」
敦賀さんはいきなり指を二本呑み込ませてきた。
ほんとに充分潤っていたみたいで、私のそこに抵抗なくどんどん入ってくのがわかる。
入っていくときの感覚が気持ちいい…これからされることを考えて、ますます身体がうずいてしまう。
やだ私…ほんの数日抱かれていないだけで、こんなに感じちゃうなんて……
指を根元まで入れられて、待ちわびていた刺激を与えられる、と思ったのに、
敦賀さんはそのまま動かしてくれない。
恐る恐る顔を覆っていた掌を下ろして様子をうかがってみるけど、
ただ楽しそうに指を入れてそこを眺めてる。
「やだ、見ない、で…。…ねぇつるが、さん、お願い…」
「なにを?」
「も、もっと、気持ちよく、してえ」
「どんな風に?やってごらん」
591 :
6:2006/11/11(土) 20:32:24 ID:IrABSUXN
我慢できずに、言われるがままに腰を動かした。
抜き差しして欲しかったから、前後に動いた。
敦賀さんの指が抜かれるまで腰をひく。
「あ、あんっ」
やだ、もう声も我慢できない…指が抜かれたらまたすぐに欲しくって、押し付けるように腰を持っていく。
自分でも卑猥なことをしてるって頭の隅で思うのに、自制できずに欲しがってしまう。
「あ、あ、ん、んぁっ、はぁ、あん、お指、あつ、いぃ……」
「俺の指じゃなくて、キョーコの中が熱いんだよ」
そう、なの?もうよくわからない…
「いやらしい身体になっちゃったね」
「つるがさん、の、せい……あ、はぁ、やだ、もっと…」
かき回して欲しくて、腰を大きく回す。
でも敦賀さんの指みたいに早く動けない。
全然、足りない。もっと気持ちよくしてほしいのに。
「おね、おねがい敦賀さん、お指、動かして、あんっ、ぐじゅぐじゅって、あれ、してぇ…」
「いいよ、ほかには?」
「あと、んぅ…お口で…おしゃぶり、して…っ」
「キョーコのおねだり、すごくかわいい。ちゃんと言えたご褒美、あげようね」
指で激しくかき回されて、大きくなってるはずの肉粒を吸われて舌で転がされて、すぐに絶頂の波が押し寄せてくる。
「あん、あん、あっ、あっ…んんぅ、ああっ!あ……っ…んんんんん…!!」
敦賀さんはイッてしまってひくひく震えてる私を嬉しそうに見て、
それから乱れたそこをぺろぺろと舐めた。
綺麗にしてくれてるんだと思うけど、舐め取る動きにまた感じてしまって、
舌が這うたびにビクンと反応して声があがってしまう。
「あ…ん……もっ…とお…」
「ちょっと待ってね」
592 :
7:2006/11/11(土) 20:32:56 ID:IrABSUXN
ズボンと下着を下ろしてシートに腰を沈めた敦賀さんは、おいで、と手を差し伸べる。
だけどすでに興奮している敦賀さんものが、実はもっと大きくなるって知ってる私は、
跪いてその肉棒の先をちゅうっと吸った。
「…こらキョーコっ」
「だって…」
だって、もっとおっきくなるでしょう?
私の中、いっぱいに埋め尽くして欲しいもの…
ペロペロと頭の部分やと側面を舐めながら手でこすりあげると、脈打つみたいに勢いを増してきた。
「もういいから……入れてごらん」
「はい…」
素直に跨って、手を添えてゆっくりと腰を下ろす。
「あ…ん……っ」
「どうした?」
「は、入ってく…のぉ…」
「そうだね…ん…俺も、気持ちいいよ」
ほんと?嬉しい。
「それに…敦賀さんの、すごく、あったかい…ぅ…ん…」
「ずっとこうしたかったから、かな」
すごく熱くて熱くて、それに私の中でさらに大きくなってくみたい。
たまらなく愛しくなって、敦賀さんの肩に手をおいて、思わず腰を揺らしてしまう。
ちらりと見た敦賀さんが嬉しそうだったから、ますます一生懸命になっちゃって、
気付いたらいやらしく腰を振ってた。
「あ、あ、あっ、はぁっ、あん、あっ、やだ、いい、つるがさんっ、もう、おっきくなっちゃ、だめっ」
自分の中が敦賀さんのモノでこすられる感じが気持ちよくて、我を忘れそうになる。
背中を反らせて、横を見たら、車のウィンドウガラスにそんな自分の姿が映し出されていて、
忘れかけていた羞恥の嵐が一気に襲ってきて、小さく悲鳴を上げて敦賀さんの胸に顔を埋めた。
593 :
8:2006/11/11(土) 20:35:38 ID:IrABSUXN
「キョーコ?」
「…やっぱりだめっ、こんなの…恥ずかしい…」
恥ずかしい、けど、止められずに腰を揺らしてしまう自分がもっと恥ずかしい。
「ああ…だったらココ、見て」
敦賀さんは私の頭をぐっと押し下げて、繋がってる部分を見せ付ける。
「どうなってる?教えてキョーコ」
「や、やだっ!」
すごく淫乱な自分…それを見せ付けられてるみたいでまともに見れない。
見れないけど、わかる。
さっきから自分の中からぐちゅぐちゅと溢れる音、ちゅっ、ぷちゅ、って空気の漏れるいやらしい音が響いてる。
認めたくなくて、ぎゅっと目を閉じてる私の顔をくいっと上げさせて、敦賀さんは私の目を覗き込む。
「教えて」
片手は私の腰を抑えて動きを止めてしまう。
ちゃんと教えてくれるまでおあずけだよ、そう言った敦賀さんの顔は夜の帝王のそれで、
くらくらと眩暈がして心臓の音がさらに早まる。逆らえない、瞳。
「だって、恥ずかしっ…」
「そうだね、すごく恥ずかしいことしてる」
「…っ……入ってます、いっぱい…私の中、に……」
「なにが?」
「つるがさん、の…熱いのが、です…おねがい、もうこれいじょ…ヘンに…しないでえ…」
「だめ、ちゃんと言って。俺の熱いなにが入ってるの?」
耐えられずに逆らって腰を動かすと、しっかり掴まれて「ダメ」と止められる。
やだっ、もう我慢、できないっ…
「つるがさ…も、だめ…いつもみたいに、いっぱい…してっ」
「泣いてもダメだよ。してあげるから言って?」
恥ずかしさの極致で、顔から火が出そう…
再び胸に埋めた顔もまた引き戻されて、目を見て言うんだよ、と釘をさされる。
「つるがさんの…熱い、おちん……ん…私の中、ぎゅうぎゅう、はちきれ、ちゃう…っ、はや、はやくぅ…」
「うーん、まあ合格、かな」
594 :
9:2006/11/11(土) 20:36:16 ID:IrABSUXN
敦賀さんは私の腰をぐりぐり回させて、自分は大きく突き上げ始めた。
擦れる快感と、奥まで突かれる激しさが同時に襲ってきて、快楽で頭が真っ白になっていく。
「あっ、あっ、あぁんっ、気持ち、いいっ、んんっ、ぁあ、やだっ、おかしく…な、ちゃうっ」
「…っ、欲しかった?」
「んっあっ、はい…会いたかっ、たぁ、会って…したかった、です…あ、んっ…」
「そういうことは…素直に言わないと、ダメ、だよ」
「はい……んっ…!」
私を抱え上げて体勢を変える。シートに押し付けながら、奥までぐいぐい入れられて、抑えるのも忘れて喘いでしまう。
「ああぁっ、あ、んんーーーっ、あっ、あっ、やだっ、よすぎ、ちゃうっ、だめっ!」
「…んっ、だめ?」
「だ、だめっ、だめ、あっ、もっと、もっと、してっ、あぁんっ!やだっ…き、きちゃ、うぅ…っ」
「キョーコ、好きだよ、会いたかった」
「あ、あんっ、わたし、もっ…ああぁっ…ぁあっ……やぁあっ…―――!!」
595 :
10:2006/11/11(土) 20:37:05 ID:IrABSUXN
車は事務所に着いたので、社長さんに挨拶に行くことにした。
敦賀さんが飛行場を出たらあの大きな車が待っていて、私のところまで直行してくれたらしい。
椹さんに挨拶をしてから、手を繋いで社長室に行ったら、ニヤニヤした社長さんが待っていた。
「仲がいいのは結構なんだが、おまえらやけに激しいらしいなぁ」
「なっなっ…なんのお話…」
「運転手が言ってたぞ、すごいの聞かされた、って」
敦賀さんを見たら、しれっとした顔で目を反らされた。
「……敦賀さん…?」
「あー…運転席との仕切りの窓がちょっと開いてた、かな?」
「な?!!」
憤慨して叫んでる私を見て、ごめん、許して?と子供みたいに謝る敦賀さん。
きっとその目に弱いこともわかってやってるんだわ。
敦賀さんがいない間淋しかったことも、そのことに気付かれそうで電話しなかったことも…
なにもかも全部お見通しで腹がたつ!
「キョーコ、まだ怒ってるの?」
社長室を出て怒ってずんずん進む私の顔色を伺いながら敦賀さんはついてくる。
「怒ってます、もう絶対許さないんだから!」
「ごめん、お詫びに何かプレゼントでもするよ」
「いりませんっ!」
わかってる、本当はとっくに許している自分が許せないの。
だって大好きで大好きでたまらないから。
でもなんだか悔しくて、もうしばらく怒ってるフリをしよう、と考えてるのに、
ごめん、と謝ってる敦賀さんが可愛くて、
「もう…次にまたそんな悪さしたら、許しませんからね」
結局許してしまって、ため息をついた。
596 :
585:2006/11/11(土) 20:38:48 ID:IrABSUXN
以上です。
ローリィのあの車の構造がよくわからないんだが、
運転席との境は仕切られてて、でも会話が必要な時はあるだろうからウィンドウみたいなのは
ついてるんじゃないかと勝手に予測しての話です。
その窓を蓮はわざとちょっと開けていた、ってことで。
ノーマルだと思って書いたけど、
普通なんだか変態なんだか、感覚が麻痺してきてもうわかりませんw
リアルで遭遇キター!
GJGJ!
寂しがりなキョーコカワイス(*´Д`)
謝る蓮を結局、許しちゃうキョーコも(*´Д`)
GJ!
結局言うこと聞いちゃうキョーコがエロい。
蓮もそれが嬉しくて色々やっちゃうんだろうな。
他人に聞かせるのは変態だと思うけど…
窓を閉めずにずっと聞いてた運転手さんが一番変態かもw
>>586 GJ!
濃厚エロー!(*´Д`)
繋がったとこを見せつけたり、
>つるがさんの…熱い、おちん……ん…
エロス。エロすぎる。ドキドキ。
仕事先でキョーコからの電話が来なくて、焦れてる蓮かわいいよね。
仕事の合間にケータイチェックばかりして社さんなからかわれてそうだ。
または日に何度も電話かけたりしてそうだよね。
寝る前は、歯磨いたか、とかカトチャンかよ!みたいに子供扱いして心配したり。
そろそろ本当に寒くなってきて、
>>219-226以外の冬の萌えを模索中。
自分の着ているコートやマフラーや手袋を寒いからと相手にあげる
どっちかのコートのポケットの中で手をつなぐ
部屋が温もるまで抱き合って待つ
寒いからとりあえず一緒にお風呂
とりあえず温泉
みんなでこたつに入っていて中で足技でアンアン
とかですかね(*´Д`)ほ、他には?
キョーコが蓮のコート着せられたらぶかぶかすぎてそれもまた萌え。
そしてお決まりのミニスカートサンタのシーズンが近づいてきますよ。
602 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 16:03:11 ID:jzp78mGF
>>601 (*´Д`)キュンキュン
待ち合わせで冷たくなったキョーコの手を、蓮の大きな両手でつつんで、
「こんなに冷たくなって」
と、はぁーっと息であっためてあげる。
とかは?
あげてしまいました。スイマセン(´・ω・`)
>>601 みんなでこたつに入っていて中で足技でアンアン
確かに萌えるが、炬燵でそんなことされたら、頭に血が昇って、
身体が熱くなりすぎて入っていられないかも。
後は蓮がキョーコの方に脚伸ばそうとして、赤外線の所触っちゃって「熱っ」とかw
何か浮かんだのは、かまくらでエチーする蓮キョだったんだが。
キョ「敦賀さん、も、熱いです・・・・お願いっ・・・」
蓮「ちょっと待ってて」
折った氷柱をキョーコの秘所に挿入する蓮。
キョ「やだっ、冷たい」
蓮「熱いって言うから、覚ましてあげようと思って」
あっという間に溶けてしまう氷柱。
蓮「キョーコのここが熱すぎて、すぐ溶けちゃったよ、どうする?」
キョ「熱いの、熱いのがいいんです、もっと熱くして・・・・・敦賀さんので・・・」
→後はいつものコースへ。
変態でスマソ。逝ってくるorz
>>604 > 後は蓮がキョーコの方に脚伸ばそうとして、赤外線の所触っちゃって「熱っ」とかw
ちょwwワロスwww
蓮の足長そうだからこたつじゃ邪魔になりそうだな。
隣りに座って片寄せあってぬくぬくのほうがかわいいかもしれん。
かまくら変態セクースw
キョーコエロイよキョーコ(*´Д`)ハァハァ
>>602 > 「こんなに冷たくなって」
> と、はぁーっと息であっためてあげる。
ラブラブ萌えー(*´д`*)
冷たくなった頬にキスの嵐、もいい。
変態コースだと
「ここは熱いからあったまるよ」
とその手を下半身に…
珍しくキョーコが(仕事が押したりして)待ち合わせに遅れてくる。
一生懸命走ってきたのと寒さとで、頬が火照らせてる
キョーコが可愛くてたまらない蓮なんてモエス(*´Д`)
たぶん石○純一だったと思うんだけど、クリスマスに彼女にちっちゃい
雪だるまをプレゼントして、溶けたら中から指輪が・・・・とかやったらしい。
蓮もそれ位余裕でやりそうだねw
>>604 折った氷柱をキョーコの秘所に挿入する蓮。
直は冷たすぎるから、ゴムに入れて挿入すればちょうどよさそう
って私も変態
>>605 冷たくなった頬にキスの嵐
すごく萌える。
ソファで、蓮に後ろから抱かれた状態で毛布にくるまってテレビや映画を見る、って萌える。
サムイネー(*´・д・)(・д・`*)ホントダネー
ってかんじで。
直に入れるのって、衛生面からみてどうなんだろう?>ツララ
>>609 どうなんだろうね。空から降ってきたのならきれいじゃない?
話が違うかもしれないけど、プールの水もかなり不衛生な気がする。
そこで
>>607の変態案ですよ<ゴム
きちんと消毒されていないおもちゃやらよりは清潔そうなかんじはするが
萌えのためにはあまり追求しないほうがいいのかもしれないw
ドライな季節にふと浮かんだ小ネタ。
冬でお肌が乾燥するから、とお風呂上りにオイルを塗るキョーコ。
手伝うよ、と強奪して塗り始める蓮。
「あ…あん、やだ…敦賀さんの手つき、なんか、いやらしい…」
「感じてるの?敏感だね、キョーコ」
「あっあっ、ダメ、そこは塗らなくて、いいのにっ」
「そうみたいだね、もう充分潤ってるみたいだ」
以上、ぬる、ぐちょ、なローションプレイでした。
>>611 ローションでヌルヌルプレイ、エロス。
暖かい暖炉の前で、毛布一枚で絡み合う2人
とかもいいな。
>>610 つ大気汚染、酸性雨。
鋭いとこがあっても危険だし、やはり
>>607の案が安全かなww
コート着た蓮が、キョーコをコートの中にすっぽり隠して抱き締める、って言うのはどうかな。
あの体格差ならできるかも。
蓮の腕とコートに一緒に包まれるキョーコ(*´Д`)
投下させてください。
小ネタ。微エロ。
616 :
1:2006/11/13(月) 17:14:15 ID:iHw3ebOo
今日は、キョーコと部屋で待ち合わせ。
意気揚々と帰って来て、リビングに入った。
リビングにはキョーコの姿はなく、シャワーの音が聞こえる。
いつも、ソファで何かしらテレビを見ているキョーコに、ただいまのキスをする瞬間が楽しみなのに。
残念だな、と思いながらソファに腰を落とした。
「…ん?」
テーブルの上に一冊の本。
通販のカタログのようで、何か付箋が貼ってある。
ペラリと付箋のついたページをめくると、下着のページだった。
いかにもキョーコらしい、お姫様テイストだとか、お嬢様スタイルだとか、白の清楚な下着や、ピンクのレースをあしらったもの。
自分が気に入ったものには、丁寧にマーカーで印までつけて。
下着くらい、俺が買ってあげるのに。
「あ、おかえりなさい敦賀さ、……っきゃああああぁぁぁ!
な、何見てるんですかああぁぁぁっ!?」
「何って、カタログ…」
ぼんやりと考えながらカタログを見ていたから、キョーコが風呂から出てきた。
「いや、そうなんですがっ。み、見ないで下さいぃぃ」
恥ずかしがって、バサバサとカタログを片付け始めるキョーコから、石鹸の香り。
洗い晒しの髪が、白いうなじにかかって色っぽく見える。
617 :
2:2006/11/13(月) 17:15:24 ID:iHw3ebOo
「どうして隠すの?」
キョーコの腰に手を回して、うなじに唇を落としながら囁くと、キョーコの頬が朱に染まる。
「や、なんか、恥ずかしいです…」
「もっと恥ずかしいコト、たくさんしてるのに?」
「そ、それとコレとは別で、……ひゃぁ!」
うなじに唇を落とした後、耳の後ろを舐めあげると、可愛い声が漏れた。
抱えているカタログがバサバサと落ちる。
「あっ、カタログがっ」
「それより、キョーコ」
カタログを拾い上げようとするキョーコの体を、俺に向かせて、
「んー……」
唇にキス。
ふにゅっとした唇の感触に、胸の奥が温かい。
ちゅ、ちゅ、と音を立てて啄むようなキスを繰り返すと、キョーコは鼻にかかったような吐息を漏らした。
「……はぁ」
「ただいま」
唇を離して、額をコツンとつけてキョーコに言った。
「おかえりなさい」
赤い顔して、俺を見上げるキョーコが可愛くてしかたない。
もう一度口付けて、深いキスを交わすと、俺の首に手を回して応えてくれる。
「…んっ、んんんっ!」
キョーコの着ているバスローブの紐を解き、肌を露わにした。
「可愛いね」
やっぱり、キョーコらしい、白い清楚な下着姿。
「み、見ないでください」
618 :
3:2006/11/13(月) 17:16:27 ID:iHw3ebOo
明るいからか、顔を隠すように俯くキョーコが可愛い。
「湯冷め、しちゃいます…」
体を離して、腕に引っかかったったままのバスローブを着直そうとするキョーコの、手をつかんで阻止した。
そのまま脱がせて、下着姿のままのキョーコを抱える。
「じゃあ、俺があっためてあげる」
お姫様抱っこで寝室まで連れて行き、ゆっくりとベッドの上に降ろした。
「んっ、ああっ、つ、敦賀さっ、んんっ、あ、熱いのっ、んあああっ!」
ギシギシと軋むベッドの上。キョーコの白くてしなやかな肢体がビクビクと跳ねる。
俺を受け入れているところが、きゅうきゅうと絡みつき、締め付けてくる。
「あった、めてっ、あげるって、言ったろ?」
こうやって、キョーコの中に居られる時間が好きだな。
俺にしか見せない、顔をするから。
奥まで入って、中をするとキョーコの口から、嬌声が洩れた。
「あああっ、あんっ、もっ、激しっ、すぎですっ」
「しかた、…ないだろっ」
片足の太ももにショーツは引っかかったまま。
ブラも少し下にズラしただけで、胸の先を露わにしてるキョーコ。
そんな姿を見て、手加減なんてできるわけがない。
「あっ、あっ、んんっ、ああんっ、も、だめっ!だめぇっ!」
619 :
4:2006/11/13(月) 17:17:25 ID:iHw3ebOo
「キョーコっ、俺もっ」
「ああああぁぁぁんんっ!!」
勢いに任せて奥まで突き上げると、キョーコの体がビクビクとしなった。
ぎゅぅと締め付けてくるキョーコの中で、俺も果てた。
「もうすぐクリスマスだけど、キョーコは何がほしい?プレゼント」
事が終わって、ゆったりとベッドで過ごしながら、キョーコに訊ねた。
「敦賀さんと過ごす時間…、ですかね」
何かと忙しい俺に、可愛い事を言ってくれる。
「敦賀さんは、何が欲しいですか?」
今度は、逆に、キョーコに訊かれた。
「俺?」
うーん?そうだな…。
「キョーコが俺の選んだ下着姿を見せてくれるコトかな…」
いつもの清楚な感じもキョーコらしくて可愛いけど、たまには大人っぽいのとか、色っぽいのも見たいしね。
そう告げると、キョーコは、
「か、考えときます」
と言った。
でも、俺は知ってる。
キョーコは、大抵、俺のお願いはきいてくれること。
「ありがとう」
頬に口付けると、まだ決めてません、と言われたけど…。
「クリスマスが楽しみだな……」
呟く俺を、キョーコは仕方ないなって顔で、微笑ましそうに見ていた。
おしまいです。
お分かりの方もいるかと思いますが、
>>444-445 >>459 の、下着ネタを元にさせていただきました。
ありがとうございました。
>>615 GGGGJJJJ!!
脱げかけキョーコ禿げエロス(*´Д`)モモモ萌えた…
きっと蓮は翌日には下着の店に行ってるかケータイから通販で選んでいるに違いないw
逆に男性用でセクシーな下着ってどんなのですかね。
色も黒とかじゃないと、白ブリーフは耐えられんし赤もちょっと萌えられそうにないし
男性用はバリエーションが浮かばない…
蓮はボクサーパンツとか穿いててほしい。
又はふんどしでシュルシュルシュル〜、と腰元の如く回ってみるとかw
>>615 GJ!ラブラブ。
エッチの後、ベッドでぬくぬくと語りあう2人にモエ(*´Д`)
蓮はキョーコにどんな下着を選ぶんだろう。
>>614 >冬といえば鍋
私もエロには結びつかなかったけど、
こたつと鍋を経験したことがない蓮。2人で鍋パーティをする。
蓮には熱燗をつけたりして。あったかぬくぬく幸せな2人。
湯気のむこうに見えるキョーコの笑顔。
蓮は、キョーコと自分の幸せな未来を想像する。
子供ができて、家族が増えて賑やかな幸せな家庭を。
それは、蓮もキョーコも今まで経験したことのないことだった。
いくつになっても、ずっと彼女と一緒にこうしていたい。
キョーコにプロポーズをする蓮。
ってのが浮かんだ。
>>557様 ご丁寧なお返事を頂いてこちらこそ恐縮です。また素敵な萌えを待ってます。
>>615様 クリスマスの二人はどうなるのですか!?
考えただけで(*´Д`)モエッ
ふんどし蓮を考えたら茶吹きましたよ。
実際、セクシーかどうか分からんが黒ビキニがうかぶ
>>615 GJ!
ピュア(下着も)キョーコモエ。
蓮の選んだ下着を恥ずかしがりながら身につけるキョーコを想像してもモエる。
変態妄想が浮かんだ。
ベッドに横たわっている蓮に、「あーん」とか言って、何か食べさせてるキョーコ。
2人とも裸。
今、裸って聞くと寒いけど、暖かい部屋ね。
「キョーコが食べたい」とか言って、キョーコが差し出してるスプーンじゃなくて、
目の前のキョーコの胸を食べる蓮。
>>621ですが。
>>615さんにモエモエしてるうちに、逆にキョーコが蓮の下着姿に欲情する図を妄想。
そこから発展した蓮がホレホレと自分の下着姿を見せ付ける変態ネタを投下します。
蓮が鬼畜なので苦手な人はスルー願います。
全5レス。
628 :
1:2006/11/13(月) 23:38:57 ID:15q6XxRj
「ただいま」
玄関を開けたが明かりはついておらず、ひんやりとした空気が俺を包む。
キョーコはまだ、か。
リビングまで行き、暖房をつけて上着を脱ぎ、とりあえずシャワーを浴びることにした。
そう遅くはならないと言っていたので、キョーコもそろそろ帰るだろう。
熱めのシャワーに当たりながら、今日はどんな風にキョーコを抱こうかと考える。
いつもは途中で許してやるが、たまにはとことん卑猥な言葉を言わせるのもいいかもしれない。
キョーコの可愛く潤んだ目を見るのが楽しみだ、と被虐的なことを思いながら身体を拭いていると、ドアの向こうで音がした。
どうやらキョーコが帰ってきたらしい。
下着を履き、バスローブを羽織って髪を拭きながら洗面所を出ると、
果たしてキョーコがコートを脱いでいるところだった。
「おかえり、キョーコ」
冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し、おかえりのキスでもしようとキョーコのもとに向かった。
「た、ただいま帰りました」
真正面に立った俺から目を逸らす。
「どうした?こっち見てただいまって言ってくれないのかな」
「い、言えません…!」
「どうしたの?」
「…っ…ど、どうしたの、じゃありませんっ!」
629 :
2:2006/11/13(月) 23:39:29 ID:15q6XxRj
キョーコは真っ赤な顔をして横を向いたまま、
俺のバスローブの襟元をぎゅっと掴み、それを引き寄せる。
「お願いですから、ちゃんと前は結んでくださいっ」
「ああ…なんだ、そんなことか。いいじゃないか、別に」
「良くないですっ!…敦賀さんの…胸元とか、ドキドキしちゃって…心臓に悪いですし…それに…」
自分で言っておいてさらに顔を真っ赤にして、それっきりキョーコは黙り込んでしまった。
なるほど、下半身が見えるのが恥ずかしいのか。
確かにキョーコといる場合は下着が膨らんでいることが多いかもしれないが。
「そんなに見るのがイヤかな。俺はむしろ見てほしいけど」
「なっ、なっ、何を言ってるんですか!」
「こっち見て、キョーコ」
「イヤです!」
「ほら、見てごらんよ」
「い、いやっ!絶対いやですっ!!」
「ふー…ん…」
そう何度も何度も嫌がられるのは、さすがに少々気に食わないな。
俺の考えを感じ取ったのか、キョーコはピクリと小さく震えた。
「俺はそんなに汚らわしいか…」
「そ、そんなこと――!」
反論するキョーコの腰を引き寄せ、有無を言わせず唇を奪い、激しくその咥内をむさぼった。
舌を絡めとり、頬の内側の肉を味わうように奥まで味わう。
ちゅぱ、くちゅ、と音を立てていると、キョーコの呻き声はやがて甘い吐息に変わってきた。
630 :
3:2006/11/13(月) 23:40:11 ID:15q6XxRj
「んっ、ん、んぁ、はぁ、んん、んっ…」
「…ん……俺のこと、汚らわしいって思うの?」
「そんな、ことない、です…つるがさん、いつも素敵で…全部、好きです…」
「じゃあ、愛してくれる?」
「え…?」
「全部、愛してくれるかな」
頬に、唇に、そしてその口の中へと指を這わせる。
キョーコはしばらく考えていたが、ゆっくりと跪き、細い指でそっと腹や足を撫でた。
そしてぺろりと下着越しに俺のモノを舐めた。
ぺろり。ぺろり。
ゆっくり、じっとりと舌を這わせる。
俺はすぐにでも下着を下ろしてその口の中に放り込みたいと思ったが、
ぺろぺろと懸命に舐める姿がミルクを舐める子猫のようで、あまりに可愛らしいので抑えることにする。
頭を撫で、髪をすくってやると、くすぐったそうに首をひねる。
何度も何度も繰り返され、布越しの緩やかな快感がもどかしくなってきた。
「キョーコ…そろそろやめないと下着が濡れてる」
「んっ…でも…敦賀さん、こうして濡らすとおもらししちゃったみたいで、なんか可愛いです」
「……っ」
まったく、俺を蹂躙しようなんて許さないよ、お仕置きしようと思ったその瞬間、
すっかり大きくなっているソレをキョーコはぱくりと咥え込んだ。
「…くッ…こら、キョー…コ…」
思わず頭を押しやろうとするが、キョーコは布越しにもぐもぐと頬張り、
その口の中で舌を這わせたり軽く歯を立てたりして弄ぶ。
不本意ながらに吐息が漏れてしまう。
キョーコはそれに煽られるかのように一生懸命舐めたり吸い込んだり…
おまけに太腿を優しく這う手が俺の快楽を高める。
…くそっ、だめだっ…!
思わずイキそうになってしまい、キョーコの両頬を掴んで離させた。
キョーコはハァハァと息を荒げて頬を火照らせ、潤んだ目で俺を見上げている。
「つるが、さん……汚して、いいんですよ?」
631 :
4:2006/11/13(月) 23:40:49 ID:15q6XxRj
聖母のように清らかに微笑まれ、その清純さを汚したい俺の欲求は頂点に達し、理性の糸はブツリと切れた。
キョーコの腕を引っ張って立たせ、その勢いで放り投げるようにソファに手を付けさせ押し付ける。
「あ、だ、だめです!見ちゃダメっ!」
拒絶の言葉に確信を得てスカートをめくりあげ、調べるように覗き込むと、
案の定ショーツの中央は大きなシミをつくって俺を誘うように甘い香りを漂わせていた。
「キョーコのここは、もういっぱい汚れてるみたいだね」
仕返し、とペロリと下着越しに舐めると、ビクンと身体を震わせる。
下着を膝まで下ろし、臀部の肉を押し広げ、ふぅっと息を吹きかける。
「あ、あん…だめぇっ」
「足までいやらしい液が垂れてるよ。まだ触ってもいないのに」
「はぁ、んっ、だ、だって、つるがさんの…気持ち良さそうで、おっきくなってくの、見てたら…あ、んっ」
「俺のせい?」
つつ、とその溝に指を這わせると、キョーコは身体を弓なりに反らせて高く啼いた。
「ああっ!…ご、ごめ、なさ、ちがうのっ、私が、いやら、し、から…」
「そうだね…いっぱい頬張って、美味しかったのかな。食いしん坊だね、キョーコ」
「んっ、おいし、かったの…ねぇ、つるがさん、もう…」
「次はどうしよっか」
「も、だめぇ…」
「下のお口にも欲しい?」
「あ、あん…ほし、欲しい、のっ…!おねがい、です……私の…中、汚して、ください…も、待て、ないっ…!」
キョーコの懇願に満足し、明るいリビングで俺は激しく腰を打ちつけた。
逃げるように顔を突っ伏すのも構わず、上から突き刺すように押し付ける。
「あ、あ、あっ、あんっ、だめっ、こんなっ、壊れ、ちゃうぅっ!」
「壊れそう?…じゃあやめないと」
「いやっ、だめっ!や、やめちゃ、いやぁ……っと、ん、あん、もっと、してっ!もっと、もっとぉっ」
悦んでいるなら、と期待に応えて激しく続けると、キョーコの喘ぎは切羽詰ってくる。
そろそろか、とストロークを早めて奥まで突き上げると、キョーコは小さく悲鳴を上げて崩れ落ちた。
632 :
5:2006/11/13(月) 23:41:34 ID:15q6XxRj
仰向けにさせ、再び繋がったところで頬を軽く叩く。
「ん……」
キョーコは小さく唸ってだるそうに身をよじり、うつろな眼をそっと開けた。
「も…つるがさん、激しすぎ…」
「ごめん、つい…」
ごめんね、と優しく囁いて、額にそっとキスをした。
ホントはいつも、優しくしたいと思ってる。
少しだけ苛めて、そしてその何倍も優しくしたい。
だけどいつもこうして理性が飛んで、ただ激しく苛めてしまう。
行為のあとは罪悪感にさいなまれて、それまでを取り繕うことに必死になる。
ハァァ……
自分が情けなくて、思わず大きくため息をついた俺の考えに気付いたのか、
キョーコはまたあの汚れのない美しい笑みを浮かべて、
「大丈夫ですよ」
と俺の頭を撫でた。
「敦賀さんの全部、好きですから。優しいところも、意地悪なところも」
だから安心してください、とキョーコは続けて、
そして頬を赤く染めて、恥ずかしそうに腰を揺らした。
「また欲しくなった?」
「…はい……」
潤った瞳で見上げられて、俺は再び理性の糸を切ることにした。
633 :
627:2006/11/13(月) 23:44:40 ID:15q6XxRj
以上です。
>>622さんに習ってふんどし…ではなくボクサーパンツをイメージ。
キョーコが蓮の下着姿に欲情する、は叶わなかったのでできればどなたかお願いしたいw
ホレホレだけしっかり書いちゃった。許せ蓮。
>>626 > 蓮の選んだ下着を恥ずかしがりながら身につけるキョーコ
やばい変態小ネタリレーに萌え死にそうだ(;´Д`)'`ァ'`ァ'`ァ
そして変態妄想にまぎれて密かに輝く
>>623の甘いプロポーズにもこっそり萌え。
634 :
627:2006/11/13(月) 23:53:08 ID:15q6XxRj
スマソ、1箇所訂正させておくれ…。
>>628 ×被虐的
○嗜虐的
635 :
615:2006/11/13(月) 23:59:05 ID:iHw3ebOo
>>626 蓮がコップとか、カップを持って中の飲み物をキョーコに飲ませる。
コクンと飲み込む度に、ヒクンと動く白くてか細い喉に欲情する。
みたいなネタを思いついたんだけど、エロに発展しなかったよ。
>>627 ネタ、発展させてくれてありがとう。
エロいし、ウレシス(´;ω;`)ブワッ
そろそろ、新スレの季節なので、併せて保管庫の管理人さんに要望出そうとおもったんだけど、
携帯からじゃ、過去スレにも、連絡用スレにも入れないんだね。
知らなかった(´・ω・`)ショボーン
636 :
627:2006/11/14(火) 00:02:07 ID:15q6XxRj
シャワーとかバスローブとか、
>>615さんの状況にリンクさせたつもりだったけどわかっただろうか…
と書こうと思ったら
>>635読んで安堵いたしました。
萌えネタ提供感謝です。
>>627 GJ!
蓮のセクスィな裸を想像してしまい、萌えまくりました。
>確かにキョーコといる場合は下着が膨らんでいることが多いかもしれないが。
(*´Д`)イヤン
キョーコもかわいかったし、蓮激しすぎ(*´Д`)ギャーエロすぎるよ。
3レスの甘々微エロの小ネタを投下します。
639 :
638:2006/11/14(火) 19:44:29 ID:fEAYHRN5
訂正。4レスくらいで。
では投下させてください。
640 :
1:2006/11/14(火) 19:45:23 ID:fEAYHRN5
なにか暖かい夢を見た気がする。
俺はゆっくりと目を開けた。
腕の中にはすっぽりとキョーコの華奢な身体が収まっていて、小動物のように可愛らしく寝息をたてている。
昨夜、初めてキョーコを抱いた。
恋人を抱くという行為に、これほど慎重に、そして臆病になったことはなかった。
なんとか自分を抑え込んで精一杯優しく抱いたつもりだが、それができていたかどうか、よくわからない。
ただ少しずつ快楽に溶けていくキョーコが愛しくて、たまらずに何度も抱いてしまった。
そうして気絶するように眠り込んでしまった。
キョーコは俺が眠った後も起きていたはず。
眠れただろうか…顔にかかる髪をそっとかき上げてやるが、まったく起きる気配がない。
俺は熟睡している様子に安堵してホッと息をついた。
641 :
2:2006/11/14(火) 19:46:12 ID:fEAYHRN5
その日は偶然キョーコも同じ局で撮影があるらしい。
地下の駐車場で車を降りてからエレベーターに乗り込む。
違う階に向かうことはわかっていたが、俺はキョーコを楽屋まで送っていくことにした。
車を降りてからずっと手を絡めたままだったが、エレベーターのドアが開いてもその手を離さずにいると、
キョーコがくいくいとその手を引っ張り、困ったように見上げてきた。
「敦賀さん、手…そろそろ離していただかないと、見られちゃいます…」
「かまわないよ」
「でもっ」
このままずっと暖かい毛布にふたりで包まれて、いつまでも抱き合っていられたらいいのに。
こうしていつまでもキョーコの寝顔を眺めていられたらいいのに。
どこまでもこんな風に手を繋いだままふたりでいれたらいいのに。
…俺は朝からそんなことばかり考えている。
642 :
3:2006/11/14(火) 19:46:51 ID:fEAYHRN5
「キョーコの指先、冷たいね」
「敦賀さんの手はあったかいです」
ふんわり笑ってこぼす台詞に、思わず頬がゆるむ。
「キョーコちゃん!」
後ろから話しかけられて、咄嗟に放たれそうになったキョーコの手を、思わず力をこめて握り締めてしまった。
「…っ、敦賀さん、痛い、です…」
「あ、ごめん」
パッと手を離すと、ちょっと待っててくださいね、と言って
キョーコはそのスタッフらしき人の元へと走り寄って行った。
なにやら話をしている彼女を待つあいだ、俺は繋いでいたその手のひらをぼんやりと眺めていた。
キョーコの温もりが残っていて熱く火照る。
「敦賀さん?」
気がつくとキョーコが目の前で心配そうに俺を見上げている。
「どうかなさったんですか?ぼんやりして…」
「キョーコ…」
「なんですか?」
「結婚しよう」
唐突なのは自分でもわかったけれど、思わず口をついて出た台詞だった。
この子を手放してしまうなんて、俺は耐えられそうにない。
キョーコはしばらく呆然と俺を眺めていたが、きゅっと唇を噛んでうつむいてしまった。
「いきなりそんな…こんなところでっ」
643 :
4(完):2006/11/14(火) 19:48:35 ID:fEAYHRN5
「突然でごめん……そっか、もっとムードのあるところで、気の効いたプロポーズでもするべきだったよね」
まったく余裕のない自分が情けなくなってきて、そしてキョーコの返事が怖くなって。
鷲掴みにされたように胸の苦しみを覚えた瞬間、
ぐいっとシャツをひっぱられ、真正面から唇を塞がれた。
「!?」
目を閉じる暇もなかったうえ、角度もつけずに勢いよくキスされて、互いの鼻がごつんとぶつかる。
ぎゅっと目を閉じ、真っ赤な顔で不器用に俺の唇を奪ったキョーコは、今度は慌てたように俺の胸をつき返し、
「こ、これは仮のお返事ですからっ…今度、もっと素敵な場所で、もう一度やり直してください…!」
と吐き捨てるように一気に言った。
「もう一度…イエスのキスくれる?」
「いいからっ、もう時間です!遅れちゃいますから早く行ってください!」
情けなくも確認の質問をする俺の後ろに回り、背中をぐいぐいと押してきた。
「わかった、わかったよ、行くから…ちゃんと行ってきますって言わせて」
キョーコの正面に向き直り、手を取って「行ってきます」と微笑む。
「行ってらっしゃい、お仕事頑張ってくださいね」
満面の笑みで返され、ああ、これが幸せってことか、甘い幸福感に酔いしれた。
「キョーコ、お願いがあるんだけど…聞いてもらえるかな」
「なんですか?」
可愛らしく首を傾げるキョーコに顔を寄せて、耳元で囁く。
「今夜…また、抱いてもいい?」
キョーコは頬を桃色にふわりと染めて、「はい」と小さく答えた。
おしまいです。
もう次スレか!また梅小ネタも考えねばですねw
>>645 テンプレ乙!
立ててみるよ。
一応重複防止ってことで、10分くらい経ってから立ててきます。
防止になるのかよくわからんが。
Σ(゚д゚lll)アワワ
気つかんかった。スイマセン。
訂正サンクス(´・ω・`)
セーフ。まだ立ててなかった。
>>647で立ててくるよ。
>>638 GJ!
初めて萌えー(*´Д`)モエモエ
何度も抱いちゃう蓮にモエ!手を繋ぎっぱなしの2人にもモエス!
蓮のプロポーズも、キョーコのキスの返事にもモエ!
萌えすぎてくるしい。
>>645-650 乙です!
早いねぇ、もう梅祭りかぁ。
まだ書き込める?
>>626 食欲と性欲って似てるらしいね。
変態妄想が浮かんだ。
梅ついでに投げます。スルーでお願いします。
キョーコの体にチョコソースやクリームが塗ってあって、それにしゃぶりつく蓮。
または、蓮が食べられるという、逆パターンもあり。
キョーコにはクリーム、蓮にはチョコが似合いそう。
イベントは、バレンタインデーのチョコか、クリスマスケーキ
変態でスミマセン
今更ですが
>>504さんの続きが読みたいです
言うタイミングを逃してしまったので埋めついでに主張してみました
まだ鯖が不調なのかな?オイラはゆっくりでもいいんだけど(´・ω・`)ショボーン
梅草を投下させてください。
蓮キョベースの尚キョになります。
尚とキョーコの絡みがあります。
完遂ではないですが、強姦とか、男性が一方的に、って感じのが苦手な方はスルーでお願いします。
尚がヒドいです。
レスが足りなかったらそん時はそん時ってコトで…、いけるかなー?
でわ。
656 :
1:2006/11/15(水) 04:46:24 ID:qCKNo3+s
手を伸ばせば、いつだって触れられる距離にいた。
手を伸ばせば、いつだって抱きしめられる距離にいた。
でも……。
業界にいたら、アイツらの噂なんて、簡単に耳に届く。
地味で色気のねー新人女が、芸能界一イイ男を捕まえたんだから仕方ない。
しかも、男の方がベタ惚れときてる。
「ちっ、クソっ!おもしろくねー」
あのクソむかつく男が、キョーコを好きなのは知ってた。
でも、キョーコがアイツに振り向くとは思ってなかった。
キョーコはずっと、俺だけを見てたから。
なのに、アイツらは付き合いだしたらしい。
「なァんか、ムカつく…」
撮影の合間、何となく落ち着かなくて、テレビ局内を散歩することにした。
そーいや、この局で撮ってるドラマ、アイツらも出てたな、と思い出す。
「……ですよ、もう!」
人気のない階段の踊場から、キョーコの声…?
くすくすと楽しそうに笑って、いったい誰といるんだろう。
声のする方を覗くと、キョーコとあのクソむかつく男の姿。
「撮影、始まっちゃいますよ?」
「ああ、ホントだ。残念だな」
「何、言ってるんですか。今日、敦賀さんのお部屋で待ってますから、ね?」
キョーコは上目使いで、男を見上げる。
657 :
2:2006/11/15(水) 04:47:09 ID:qCKNo3+s
嬉しそうに頬を染めて見上げるキョーコに、男はキスをした。
「……、んっ」
舌を絡めた長い長いキスの後、潤んだ瞳で男を見つめるキョーコの表情。
「じゃあ、いってきます」
「いってらっしゃい」
男が去った後に、幸せを噛み締めるように唇に触れるキョーコの表情。
あんなカオ、俺は知らない。
幸せそうに、ヘラヘラ笑ってる顔なら知ってる。
でも、あんな……。
オンナの表情をしているキョーコを、俺は知らない。見たことない。
「……ンだぁ?コレ」
ギシリ。胸が痛む。
鷲掴みにされたように、ぎゅうぎゅうと締め付けられる。
「何してるのよ?こんな所で」
階段を登って、俺を見つけたキョーコが、睨みをきかせた。
最近、こんな顔しか見てねぇな。
アイツといた時みたいな、嬉しそうな顔なんて、尚更だ。
「何でもねぇよ……」
「ああ、そう」
何事もなかったように去ろうとするキョーコの腕を掴んだ。
「何よ?」
俺を見上げるキョーコは、冷たい目。
「離しなさい、よっ!」
ぐっ、と手を引いて、俺の手から逃れようとする。
アイツの腕の中には、やすやすと収まっていたクセに。
「ちょっと来い」
キョーコの手を引っ張り、ムリヤリ楽屋まで連れて来た。
658 :
3:2006/11/15(水) 04:47:55 ID:qCKNo3+s
引きずってる最中、
「ちょっと!何するのよ!」
だの、
「離しなさいよっ!」
だの、うるさかったけど無視した。
何だろな……。
自分でもわからねー。
ただ、勝手に体が動いてた。
部屋に鍵をかけて、逃げられないように扉にキョーコを押し付ける。
「離しなさいよっ、はなしてっ!」
一生懸命逃げようとするキョーコの両手を、俺の両手で抑えつけた。
必死に抵抗するキョーコが、何か許せなくて、ムリヤリ、唇を塞ぐ。
「んっ、んんっ!」
舌でキョーコの唇をこじ開けて、逃げ回る舌を捕らえる。
舌を絡めて、口の中をぐちゃぐちゃに犯した。
「……っ!」
ガリッ、と、キョーコの歯が俺の舌を噛む。
「ってぇな!何すんだよっ!?」
「それはこっちの台詞よ!何するのよ!」
何って、キスだろ。
お前、さっき、あの男としてたじゃねえか。そんな事もわかんねーのかよ。
それとも、アイツみたいに優しくしたら、あんなカオしてくれんのかな…?
「…っ、離してっ!」
この期に及んで、やっぱり俺から逃げようとするキョーコが、なんか許せなかった。
「やだっ!やめなさいよっ!」
キョーコの手を、頭の上で一つにまとめて、スカートの中に手を入れる。
659 :
4:2006/11/15(水) 04:48:49 ID:qCKNo3+s
下着の上から割れ目をなぞると、少し湿った感触だった。
「なんだ、濡れてるじゃん。さっきのキスで感じたんじゃねぇ?」
「…っ!アンタのキスで感じたんじゃないわよ」
キョーコの言葉にカッとなった。
俺じゃなくて、アイツかよ。
なんか、許せねぇ。コイツは俺のものなのに…!
「ちょ、やだ!止めてよ!…っ、やっ」
乱暴に下着をずり下げて、キョーコの中に指を入れる。
ゆるゆると入り口をかき回すと、キョーコの中からトロリと液が零れ落ちた。
ぐちゅぐちゅと音を立てて、出し入れすると、溢れてくる。
「やだっ、…っ、やぁっ」
「やだって言う割には、濡れてきてるぜ」
濡れてはきてるけど、キョーコは今まで抱いてきたような女みたいに、溶けたカオはしてなかった。
ボロボロと大粒の涙を流して泣いてる。
そんなに、嫌かよ?
こんなに濡らしてるくせに。
「やだってば!やめて、…っ、やめなさいよ!」
やっぱり、キョーコからは嫌だとしか言わない。
まあ、コイツは俺のコト好きだったわけだし、大丈夫だろ。
そう、思ってた……。
「そろそろ入れるぞ」
俺のモノを取り出して、入り口にあてがう。
腰を進めようかとした、瞬間。
「やだ!敦賀さんっ!!」
660 :
5:2006/11/15(水) 04:49:55 ID:qCKNo3+s
耳に届いたのは、あの男の名前。
「…やだぁ。助けて、敦賀さん……」
何だよ。アイツの名前なんか呼ぶなよ。
アイツに助けなんか求めるなよ。
「…ンだよ。しらけちまった」
キョーコの手を自由にして、モノをしまった。
キョーコも、下着を戻して、ズルズルとへたり込む。
痛々しいくらいに泣くキョーコを見て、いてもたってもいられなくなった。
「……わりぃ。悪ノリした…」
謝る俺に、返事はない。
ひとしきり泣いたキョーコは、涙を拭って、すっくと立ち上がった。
楽屋の鍵を開け、出て行こうとする。
「お、おい…」
呼び止める俺を無視して、部屋を出た。
パタンと閉まるドアの向こうに見えた背中が、胸を締め付けた。
「おい。話がある」
収録が終わって帰ろうとした俺を、あの男が呼び止めた。
ヤベェ、殴られるかな…。
そう思って連れて来られた駐車場の、やたら高そうな車の中にキョーコがいる。
「本当は、今すぐお前を殴りたいところだが…、
キョーコがお前に言いたい事があるって言うからな」
仕方ない、とため息を吐きながら男は言って、キョーコの腰を抱く。
「何だよ、話って…」
「私、アンタの事、本気で好きだったわ…」
知ってらぁ、そんな事…。
661 :
6:2006/11/15(水) 04:51:03 ID:qCKNo3+s
「だから、嫌いにはなれない」
そう言ったキョーコの言葉に、どこかホッとする自分がいた。
「おう」
「でも、二度と好きにもなれない。私が今好きなのは、敦賀さんだから…」
わかったら二度とあんな事しないで、とキョーコが言う。
「あの事は、ホントに悪かった。二度としない…」
今、キョーコを抱き締められないのが、何故か苦しい。
キョーコを抱き締めるのは、今、隣にいるアイツだから。
「それだけよ」
そう言ってキョーコは、車に乗り込んだ。
「二度と、彼女に近付かないでくれ」
去り際に、男が言った言葉に、何も返す事ができない。
手を伸ばせば、いつだって触れられる距離にいた。
手を伸ばせば、いつだって抱きしめられる距離にいた。
でも、もう違う。
キョーコはアイツのもんになった。
もう、手の届かない距離にいる。
今頃になって、俺のしでかした事のデカさがわかった。
キョーコを捨てたこと。
今日、キョーコにしたコト。
でも、もう遅い……。
広い駐車場に独り、取り残されて、キョーコのカオを思い出す。
あの男にオンナにされた、オンナの表情のキョーコのカオ……。
思い出しながら、今更遅い、後悔をしていた。
おしまいです。
尚がヒドいですね(´・ω・`)
尚ファンの方々、すみませんでした。
GJ!ひどいけど切なかった・゜・(つД`)・゜・
GGGGJ!!!!!その後の蓮が気になる。
尚の前では冷静だったけど、その後の消毒は凄そうだな。
あ、それとももうした後なのかな?
665 :
655:2006/11/15(水) 07:33:18 ID:qCKNo3+s
うあ。起きたら人がいた…。
朝早くから感想ありがとうございます(´;ω;`)ウレシス
>>664 蓮は、仕事をした後キョーコと合流して、事情をきいていたので、エチーはしてません。
帰ってから、一度目は、一方的にされてショックを受けているキョーコを
解きほぐすように、紳士的かつ優しくエチーしますが、
二度目以降は、朝まですごいだろうなぁ……。
ってトコまで妄想があったんですが、何か言葉が流れなくて、尚編だけになりました。
誰か、続き書いてくれる人がいるなら、書いてくれたらいいなぁ(*´Д`)
666 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/15(水) 18:45:46 ID:wplqGf2r
蓮Xキョ←松 って最高です。
GJ!
松、ひどいやつなのに、何故か憎めないな。
かわいく感じる。
松の視点で語られる蓮キョにも萌え。
>>653 塗ってあるのもいいが、生クリームなんかでキョーコの身体をデコレーションするのもまた良し(*´Д`)ハァハァ
こんな変態妄想でこのスレを終わらせてしまったらと思うとガクブル