>1乙 落ちる。 職人さまがたを待ちつつ保守。
>>1 乙です。
前スレで移動のインフォメしてくれた飛影&躯と赤タン良かったー。
新スレでも盛り上がると嬉しいな。
今回スレ立てさせて頂きましたが、ちょっと早すぎたかな…スマソ それから、AAネタコメントして下さった方ありがとう。 職人さんが降臨されるまでネタふりでも。 今まで多くの職人さん方が良作SSを投下して下さったけれど、 これまでSS化されなかったプレイ、シチュエーション、カップル等で 「こんなの考えた」とか「読んでみたい」とか思ったものってある?
自分、職人の一人だけど戸愚呂弟と幻海の若かりし頃の話は書いてみたいと 思ってる。いかんせんベースのエピが原作には少ないのでイメージ喚起が結構 難しいけど。 それと、躯の過去は幼少時以外明かされていないから、かなり掘り下げられる と思うので、その辺も補完してみたいと思ってる。
雪菜ちゃんと鞍馬でお願いします…どなたかm(__)m
>6 戸愚呂弟&幻海の修行時代いいなぁ。期待してます。 躯の過去話、前スレ12さんの良作があったね。6さん版のも楽しみだ。 “過去”と一口に言っても随分幅があるよな。4桁生きてきたし。
その幅がある分だけ、幾らでも創作可能な訳ですよ。 五体満足とは言えない、か弱い少女がどうやって一国の主にまでのし上が ったか、それだけでもかなり膨らませることが出来るしね。
蔵馬は誰とでも絡ませられそうな感じだけど、意外と扱いが難しいキャラ なのです。 下手をしたらイメージを壊してしまいそうで。
難しいものですね。
12ゲト。 最初にここだけは押さえておかないと。 そんな私はもちろん前でも前々でも12。
おお!12さんかw
12げとおめ。
>>6 自分も戸愚呂×幻海好きです。
原作に描かれてないことを書くのは難しいと思いますが、頑張って下さい。
12です。 前スレはまだ埋まっていないので、埋めがてら短いものを少しずつ書いていく つもりでいます。飛影×躯はスレが埋まるまでそこで続けます。 今日はこちらでダブルデートネタを完結させるつもり。
12さん、三度目の12げとおめ!さすがですね。 前スレに投下して下さった雛ちゃんと赤ちゃんSS、良かったです。 飛影・躯話もダブルデート話も楽しみにしております。
12です。 ダブルデートネタ、書いたけど何かエロにならなかった。 そして妙に不完全燃焼気味。 こういうのはやっぱり、勢いで書かないとダメみたいです。 それでは投下。
今は真夏の盛りの時期だ。 ほんの少し外にいるだけでもすぐに日焼けはするし、喉は渇く。だから定期的に水分 を摂らないといけないのだが、生憎と目の前の二人の男共はそんな気が利くたちで はない。何かといえばすぐに二人でこそこそと、何やら話し込んでいるのが腹が立つ ほど呑気に見えた。 この面子では仕方が無いとはいえ、仕切るのはいつもぼたんの方だ。まさか螢子に こんな面倒なことはさせられないのだし。 本当に損な性分だなと、改めてぼたんは溜息をつく。 化粧室に行っている間に、やはり密談をしていた男共はぼたんと螢子を眺めてにや っと笑っていたりもしたのたが、それを怪しむ余裕はその時のぼたんにはなかった。 とにかく喉が渇いていたのだ。 そんな経緯の後、ティールームには三十分ほどいただろうか。何となく気分的に男 二人と女二人になって取り留めのないことを話した。予定にはなかったことだけれど こういうのも結構楽しかった。 待ち合わせが少し遅かったので、時刻は夕方に差し掛かっている。 「んじゃ、そろそろ出ようか」 あまり長居するのも何だしと、さりげなく促すぼたんに幽助はちらりとコエンマと目配 せをしながら口を開いた。 「うーん…あのさ、ここらで解散しないか?」 「えっ」 思いもかけない言葉だった。 「何でさ」 「いや、もう時間も時間だし、この先はそれぞれってことで…いいよな」 つまり、もう二人きりになりたいということだろう。男二人で何か話していたのは、そ ういうことだったのだとようやく合点がいった。
「あんたたち、図ったね」 「人聞きの悪いこと言うなよな、ぼたん」 急に拗ねたような表情になった幽助が、これ以上時間を取られたくないとばかりに螢 子を無理やり立たせる。ぼたんと同じように、突然のことで螢子も驚いているようだ。 「あ…ぼたんさん」 「ちょっと幽助!」 何か言おうとしたぼたんを、コエンマが押し留める。 「まあ、そういうことだ。お前一人がいきり立っても仕方がなかろう」 嫌になるほどの優しい声だった。こうなることは、とっくに二人で決めていたことだった のだ。 「…あんたたちーーー…」 「ま、そういうこった。悪りいな、ぼたん。じゃ、またな」 これ以上、ぼたんと何か議論をしても時間の無駄とばかりに、幽助はそそくさと二人 分の代金を置いて、螢子の手を引いて席を離れた。 「あ…じゃあぼたんさん、また今度…」 楽しかった時間を突然もぎ取られたのは螢子も同じだ。気の毒に、まだ訳が分からな いという表情をしたまま、出入り口へと向かって行く後ろ姿が何だか痛々しい。 「…もうっ」 席から浮かしかけた体を再度ぼすんと沈めて、ぼたんはグラスに残っていたジュース を一気に飲み干し、氷をがりがりと噛み砕いた。 こんな筈じゃなかった。 きっと幽助に苦労しているだろう螢子をもっと労わってやりたかった。ただそれだけな のに、どうして上手くいかないのだろう。自分の力不足にぼたんはやり場のない怒り をどこかにぶつけることも出来ず、ただ不機嫌な顔でもう一杯ジュースをオーダーする しかなかった。 「まあ、そう怒るな」 この事態の首謀者の一人が、邪魔者もいなくなったからと馴れ馴れしくテーブルの上 に投げ出された手を握ってきた。 「これが怒らずにいられますか!」
場所は優雅で知的な雰囲気に満ちた美術館のティールームだ。一人でぷんぷんして いるぼたんの姿は確かにくっきり周囲から浮いている。けれど、そうさせたのは男た ちなのだ。なのに、幽助がいなくなったことで、二人まとめて怒りをぶつけることも出 来ない。 そんなぼたんの心中を知っている筈なのに、コエンマは相変わらず泰然として静かに 眺めていた。 「悪く思うな」 「…無理です」 握られた手を振り解いて、テーブルに置かれた二杯目のジュースをずずっと啜りなが ら、ぶすっとしてぼたんは言葉を返した。まるで子供を見守る親のような顔で、あくま でも穏やかにコエンマは微笑んでいる。 「悪く思うな、元々儂と幽助はそのつもりだったぞ」 「…でしょうね」 「そんな顔をするな。器量が悪くなるぞ」 「あたしは元々こんな顔ですってば」 いい加減、一人で不機嫌になっているのもバカバカしくなってきていた。螢子はもう今 頃、上手いこと幽助に言いくるめられていることだろう。そして二人で仲良く手でも繋 いで帰途についているに違いない。 「…ああもうっ」 何だか本当にバカバカしかった。 「この埋め合わせは、必ずして下さいね」 テーブルに肩肘、頬杖をついているコエンマにそれだけ言うと、ぼたんは心の中でも やもやしているものを振り切るようにグラスに半分残っていたジュースを思い切りスト ローで吸い上げた。 ティールームを出ると、忘れていた暑さがぶり返した。 時刻は既に午後四時半に近い。纏わりつくような暑さはさすがに少し収まっていたが、 まだまだすぐに汗ばんでくる。 「ぼたん」 他に人目もあるというのに、この能天気な上司は二人がカップルであることを誇示す るようにわざとらしく擦り寄ってきた。はっきり言って暑くて迷惑でしかない。
「…暑いんですけど」 「埋め合わせをしろと言っただろう。いつでもしてやろう」 妙に嬉しそうな声は、明らかに何か勘違いをしている。 「あの」 日差しはまだぎらぎらのままだ。日没までにはまだかなり間がある。まだまだ暑いん だろうなと思うと、つい脱力してしまいそうだ。 「あたし、そんなつもりはないですから」 「ああ、気にするな。儂について来ればそれでいい」 コエンマの方は、バリバリにそのつもりのようだ。このまま歩き回ったとしても暑いだ けだしと、ついその案に乗りそうになってふるっと首を振る。何だかいつもこんな風に 流されて、結局言うなりになって、それで何となく上手く収まっているのならそれも結 構間違ってはいないのかも知れない。 そういう人生にだけはなりたくなかったのに、因果なものだと苦笑するしかない。しか し、その挙句に今というものがあるならそれはまさに冥加と言うべきなのだろう。 「…ついて行けば、いいんですね」 「そうだ、ぼたん。お前はそうしていればいいんだ」 「じゃあ、そうします」 色々言いたい文句もあったが、今はとにかく従っていよう。自分の意思で。あたかも エスコートするように立ち止まり、ぼたんの方を振り返ったコエンマがさらりと邪気の ない笑みを浮かべた。 ああ、この人がやっぱり好きなんだと思うと、後は何も考えたくなくて弾かれたように して腕に取り縋った。 二人の時間はこれから始まる。 終わり
ごめんよぼたん、螢子ちゃん。 もっと楽しくて、エロなものにするつもりだったんだ。 次は頑張ろうっと。 飛影×躯にも新しい展開が可能になったし。
素敵な投下の後に勢いで書いた即興ものを投下するのは心ぐるしいものですね。 中途半端はよくないだろうから投下しますね。 スレ汚しごめんなさい。 前スレからの続きです。 長くなったら誰か支援よろしく。
キーンコーンカーンコーン 授業終了のチャイムがなった。 礼を終えた桑原のみぞおちに素早く飛影の拳が入る。 「むぐっ!」と机につっぷした桑原の姿を確認し、飛影は教室からさっさと出てしまった教師の後を追った。 「躯!!」 名前を呼ぶと、鋭い眼光と共に躯が振り返る。 瞬時に先ほどの幽助の無残な姿が脳裏に浮かび、ヤバイと感じた飛影はあわてて小声で付け足した。 「……先生」 モニター前の蔵馬が「ぷっ」っと笑った。 「なんだ。質問か?」 とたんに躯の表情が和らぐ。 その、キレイな表情にまたしてもときめきながら、飛影は「そうだ」と呟いた。 「いいだろう。こっちに来い」 空き教室に二人して入る。 雪菜のことは気がかりだが、飛影の足はどうしても恋する躯の方へ向かってしまう。 「・・・で、こうだろ。だからこうなって・・・」 授業内容を適当に質問した飛影は、丁寧に説明する躯の表情を見つめていた。 ふうん・・・、こいつは身体をオリジナルに再生治療するとこんな風になるのか。 別にキレイである必要を感じたことはなかったが、こんな姿で登場してくるということは、 躯のこんな姿を見て見たいという気持ちが自分の中に密かにあったのだろうか・・・。 飛影は複雑な表情で熱い視線を向ける。 窓から入る微風に流れるような長い髪、キレイな瞳、長い睫、白い肌。 飛影の頭は霞がかかったようにぼーっとしてきた。 「・・・おい、聞いてるのか?」 躯が視線を上げると、はっとした飛影の視線とかちあった。 「聞いている」 「そんなふうには見えんな。人の顔をじろじろみやがって」 抗議の台詞とは裏腹に、熱っぽくみられていたことに躯は思わずどきどきしてしまっていた。 「お前、キレイだな」 思わず呟いた飛影の言葉に躯の頬は真っ赤に染まった。
キーンコーンカーンコーン・・・ 次の授業のチャイムがなった。 飛影は教室を飛び出して、もと来た廊下を走り自分の席に戻った。 桑原が机につっぷしたまま、飛影を睨み付けている。 「・・・て・・・てめー・・・げほっ」 雪菜が桑原にかまうことなく友達と笑いあいながら着席する様子を見て、飛影は安心した。 「幽助は?」 飛影は正面を向いたまま雪菜に話しかける。 「まだ、螢子さんと保健室です」 雪菜は恥ずかしそうに呟いた。 「たく、あのぶっそうな教師はなんなんだ」 幽助は保健室で螢子の手当てを受けていた。 手や足が、まるでかまいたちにやられたようにすっぱり切れている。 ガーゼで押さえて止血しながら、螢子はあきれた顔で話しかけた。 「躯先生にあんな口きくなんて無茶よ。あんた何考えてんの」 「やっぱりあの教師は躯か・・・」 と、すると飛影が恋してる相手というのも躯ということで間違いないだろう。 あの飛影がなー・・・。 幽助はなぜかしんみりしてしまった。 その表情を勘違いした螢子が心配気に覗き込む。 「ね、ねえ、痛いの?大丈夫?」 「ん?ああ」 そういえば。 これはゲームなんだからちゃんとクリアーしないといけないんだ。 幽助はこれがゲームだということを思い出した。 よく見ると、目の前の螢子は現実の螢子より若干胸が大きいようだった。 躯のあの姿といい、このゲームの女キャラはプレイヤーの願望が反映されているらしい。 こりゃなんとしてもエンディングを迎えないと。 この螢子の胸で、普段できないあんなことやこんなことを・・・。 いやしかし、エンディングは完全にプレイヤーの希望が反映されるのだろうか? エンディングについて、もっと詳しく天沼に聞いておけばよかった。 幽助はとたんにやる気になった。 螢子はすけべ面して自分の胸に目をやっている幽助に気がつき、とたんにむっとした顔つきになった。 「どこ見てるのよ!このスケベ!!」 次の瞬間、幽助の頬に見事な手形が残った。 ぴしゃん!と閉まる保健室のドアの音に続いて、螢子の去っていく足音が遠のく。 幽助はひりひりする頬を押さえながら「あと6時間か・・・」と呟いた。
校門の前で、蔵馬は各女性キャラのデータを見ていた。 螢子の好意度・・・幽−20%・桑0%・飛0% 雪菜の好意度・・・幽0%・桑0%・飛65% 躯の好意度・・・幽−40%・桑−5%・飛95% 「天沼、この好意度はどう解釈すればいいんだ?」 『60%を超えるとやり方しだいではOKがもらえる。90%以上は余程のことがないかぎり、 告白さえすればOKをもらえる。飛影くんがなかなかいいかんじだね。 数値はこのあとの行動で変動することもあるけど、 今の時点でさっさと告白してしまえば躯先生とのエンディングには行けるよ』 「それはないな。飛影の目的は桑原くんと雪菜ちゃんの邪魔もあるから ぎりぎりまでゲーム内にとどまろうとするだろう。しかし・・・」 恋愛シミュレーションゲームなんて分野でまさか飛影が善戦してるなんて・・・。 蔵馬は心底不思議に思うと同時に、なんだかちょっぴりくやしくなった。 ゲームの中の時間は着々と時を刻み、昼休みに入ろうとしていた・・・。
「雪菜さん!いっしょにお昼ご飯、食べましょう!!」 午前の終礼が終わるやいなや、桑原が雪菜のもとにすっとんできた。 雪菜はきょとんとして口ごもっている。 あまりの迫力で少し驚いているようだ。 雪菜は不安気な面持ちで隣の気になる同級生の飛影を見た。 飛影はすっと立ち上がると雪菜に目を向け手を差し出した。 「屋上に行くぞ」 コクン。 雪菜はちょっぴり頬を染めながら飛影の手をとった。 「なんで・・・雪菜さん・・・」 桑原の目が涙目になった。 屋上は少し風があった。 「あ・・・」と、少し足元がぐらついた雪菜を飛影は軽く抱きとめると「気をつけろ」と呟いた。 雪菜は真っ赤になりながら給水塔の陰に座り込み、お弁当の包みを開けだした。 「サンドイッチ作ってきました。飛影さん、いっしょに食べましょう」 「・・・・」 飛影は黙ったまま雪菜の横に座り、サンドイッチを受け取ると口に運んだ。 可愛い可愛い妹の作ったサンドイッチ。 そういえば雪菜が作った物を口にするなんて初めてだ。 飛影は心底感動し、雪菜との穏やかな時間を過ごすうちにこれがゲームの世界であることを忘れかけていた。 その時、屋上と校内の入り口のドアがばたんと開いた。 「わはははははーーー!!飛影っ!!オレだって邪魔させてもらうぜ!!」 そこにはお調子にのった桑原と、思いっきり不機嫌な顔をした躯が立っていた。 「不純異性交遊だって?!」 躯は飛影を睨みつけた。 躯の飛影に対する好意度が−99%になった。
「なあ、螢子お、悪かったって。許してくれよ」 教室の机の上でお弁当を広げている螢子に、幽助はひたすら謝っていた。 「知りません。スケベな人はどっかいっちゃってください」 「そんな〜、いいかげん機嫌なおしてくれよ・・・」 ぐうぐうお腹をならしてまとわりついてくる幽助に、螢子は菓子パンひとつつきだすときっぱりすっぱり言い放った。 「もう!わたしから離れて!!」 螢子の機嫌は一度そこねたらなかなか治らない。 そのことは経験上、よくわかっていた。 幽助は絶望的な気分になった。 飛影は躯の目をまっすぐ見つめて桑原にすっと指差した。 「雪菜はオレの妹だ。その妹によからぬことを考えてるのはそこにいるそいつだ!」 「なんだって?!」 躯と桑原が同時に叫んだ。 「嘘つけ飛影!そんな話は聞いてねーぞ!!」 桑原は信じられないとでもいわんばかりの大声を上げる。 「こともあろうに雪菜さんときょきょ、きょうだいだと!!」 「嘘じゃない!これが証拠だ!」 飛影は自分の胸元から母の形見の氷涙石をとり出した。 雪菜の目が大きく見開かれる。 「雪菜、お前も持っているな」 コクン。 雪菜はびっくりした面持ちで、自分の氷涙石を胸元からとり出した。 「飛影さんが、兄さんだったんですね・・・」 可憐な妹の瞳から涙が溢れ、その涙は屋上にふく風に触れると澄んだ光り輝く石となり、 小さな音をたてて足元に落ちた。 躯の鋭い視線が桑原に向けられた。 「お前は殺す!」 「えあっっ!!?」 躯のスーパー怒りの鉄拳が炸裂し、桑原はこの学校から亡き人になった。 「雪菜、教室に戻るぞ。躯・・・先生、後で話がある。授業が終わったらオレと二人で会ってくれ」 雪菜と躯はコクリと頷いた。
突如として、蔵馬の前に、幽助と桑原が無傷な身体で落っこちてきた。 「あ、お帰り」 蔵馬が心底楽しそうな顔をして出迎える。 「くそー、どうなってるんだ?!」 幽助が天沼に声をかける。 『まず幽助くん、実際の女性の攻略でも言えることだけど、「あきらめたらダメ」なのさ。 キミ、螢子さんの機嫌が悪いのでもうダメだと絶望したろ。そこでゲームオーバー。 そして桑原くん、これは論外。キミはゲームのキャラクターに殺されてしまったんだからね。 これもゲームオーバー』 「くそー。なんだあのくそ教師は!まさかアレが魔界で飛影の彼女だったりするのか?! 恐ろしくキレイだが、ひでえ女じゃねーか!いきなり生徒殺しやがったぞ!あんなのアリなのか?!」 桑原はすごい剣幕で蔵馬に詰め寄っている。 「躯は魔界で最強の女性ですからねえ。飛影だってうっかり殺されそうになったことが何度もあって、 その度にオレだって治療が大変なんですよ」 「それに彼女じゃないよな?蔵馬何か知ってるか?」 「いいえ・・・」 彼女ではなくても、お互い想いあっていることは間違いないように思うんですけどね。 そんな言葉を蔵馬は飲み込んだ。 「大体なんだよ!なんだって飛影と雪菜さんが兄妹になってんだ?!そんなわけあるか! このゲームはかなりいろいろ間違ってるぜ!!」 「・・・・・・」 その件に関してはノーコメント。 蔵馬と幽助は無言でそういっていた。 躯の飛影に対する好意度は、100%までになっていた。
16時45分、終礼のチャイムがなって、飛影は午前中に躯と二人で過ごした教室に向かっていた。 「授業が終わったらオレと二人で会ってくれ」そうは言ったが約束の場所は言わなかった。 でもその場所でいいんだと確信していた。 そして17時前10分、躯はそこに現れた。 誰も居ない教室で、二人はしばらく見つめあっていた。 「躯、オレはお前が好きだ」 飛影は直球で言い放った。 そして躯の目をまっすぐに見つめながら、飛影はとても不思議な気持ちでいた。 この言葉が、いつも本物の躯を目の前にのど元まで出掛かっている。 なぜ本物には言えないんだ。 時間にしたらほんの数秒、とても簡単なフレーズなのに・・・。 しばらくの沈黙。 モニターの前で3人のギャラリーも無言で息を呑んだ。 「・・・オレとつきあってくれ」 たしか天沼の言ってた条件は「交際を申し込みOKをもらうこと」だったな、と飛影は思い出した。 それと同時に、もうひとつ大事な事を思い出した。 OKをもらえたら、その後はなんて言ってたか・・・? たしか・・・。 飛影は背筋に悪寒が走った。 ・・・外でモニタリングしてる奴がいなかった、か? エンディングで、想像してることが起きるとすればもしかして・・・。 「待て!躯!!」 飛影が叫ぶのと同時に、躯はコクリと頷いた。 「オレもお前が好きだ、飛影」 時計の針が17時をさした。 躯の言葉に、飛影はこの上ない幸福感と、そして恐怖を味わった。 「飛影・・・」 躯が近づいてくる。 だめだ。 この甘美な誘惑から逃げることなんて到底できない。 誰も居ない放課後の教室で、二人の影が静かに重なりあった・・・。 校門の外では3人が目を皿のようにして、う○こ座りで画面に見入っていた。 はたから見れば、立派な変質者である。 よく知っている仲間である飛影の濃厚なラブシーンに3人はとてもリアルなものを感じ、 上質のアダルトビデオよりもはるかに興奮した。 そして行為が終わる頃、画面にTHE HAPPY ENDの文字が浮かび上がった。 だが飛影は戻ってこない。 『無事にクリアーした飛影くんには、もうひとつのスペシャルご褒美に、本物の彼女の元にとんでもらったよ♪』 たぶん、エロゲーなんてやりこんでるんだろう天沼は、涼しい声でそう付け加えた。
<おまけ> 飛影は百足の上にどすんと尻餅をついた。 「くそ。なんだっていうんだ」 よく知っている魔界の風が頬に心地いい。 さっきまで人間界に居たはずなのにいきなり百足の上だと? これもゲームの続きなのか??? 「よお、飛影。何やってんだ?突然現れてびっくりするじゃないか」 飛影がぎょっとして後ろを振り向くと、ゆっくりと走行する百足の上に腰掛けている本来の躯の姿があった。 「そんな顔してなんだ?人間界で変なものでも食ってきたのか?」 「・・・躯?お前、本物か?」 ゲームの中の躯と、本物の躯とのギャップに飛影は戸惑って軽い眩暈を覚えた。 「はあ?」 怪訝そうな顔をして、躯は飛影の頬をつまんでひっぱった。 「お前、寝言は寝てから言えよ」 飛影は百足の上からつまんで放り捨てられた。 「信じられない・・・」 百足が走り去っていくのを地響きで感じながら、飛影はいつまでも魔界植物の根元に転がっていた。 (おしまい)
朝来てみたら職人さん連続降臨だ!
12さん、22さん(前スレ764さん)、お二人ともGJ!!
>>17-20 ぼたんの螢子の事を思いやる大人の心のうちと
男二人に図られたのを拗ねる子供っぽい姿のギャップが良かった。
ぼたんも螢子もマイペースな彼氏or夫に振り回されて…
と思いきや、やっぱりそんな所も好きなんだね。愛だな。
>>23-30 幽助&桑原カワイソスww
でも勝者は、“みんなの前で”セックルするのか…これは羞恥プレイ?
飛影、ある意味天国と地獄を同時に味わったね。
今後、天沼含め4人からこの事をネタにからかわれるんだろうな…
そして現実の彼女見るたびに悶々とするんだろうなw
12さん、飛影×躯の新展開という事はついに下着ネタ再開かなwktk
22さん、とても面白い設定でした。
もしよければまた何か書いて頂きたいです。
あ、それから22さん、もし次回投下して下さるのでしたら、 出来れば名前欄にタイトル・カプ名等を付けるか番号振って頂けませんか? その方が分かりやすいと思いますので。すみませんがお願いします。
感想ありがとうございます。 おっしゃるとおり、これは羞恥プレイものですw 飛影には言いたくても言えない告白を、二人の女性キャラに 思い切ってしていただきました。(妹だ&好きだ) 題名はつけるの苦手なんですよ。 カプも宣言するとエンディングに行けるキャラがわかってしまうのであえてふせました。 でも32様のご感想からいただいて タイトル「天国と地獄」 カプは飛影×躯ということで。 まとめサイト掲載は管理人さんにおまかせいたします。 普段はいろんなスレを放浪してますがまた幽白で何か思いついたらやってきますね。
実を言うと能力者で思い出せる顔はカイトウと刃霧くらい。 原作もう一度読んで補完したい・・・。
>>34 自分のコメントからタイトル付くってなんだか嬉しいですね。
22さん、有難うございます。
「天国と地獄」…あの曲がエンドレスで脳内再生されちゃうよw
22さんGJ! なかなかおもしろかったですよ! 相変わらず蔵馬は傍観者ですねw
まとめサイト管理人です。 22さん、もちろん作品は掲載させて頂きますです。 力作をありがとうございました。また何か書けましたら是非とも♪
再度まとめサイト管理人です。 764様作品「天国と地獄」、拙作「サマー・バケイション」、「麗(うらら)」 只今アップしました。 どうもありがとうございました。
12さん、手早い更新いつも有難うございます。 こうやってまとめて下さってると、読み直す時に本当読みやすいです。 飛影&躯、赤ちゃんも無事生まれたことだし、 もうちょっと落ち着いたら夜の生活も再開でしょうか? 産後初のセックルは二人ともちょっと緊張したりして。
12さんの飛影&躯話、wktkしながらお待ちしております。 あと、酎と棗の話も読んでみたいな。 19巻の棗はちょっとツンデレぽかった。酎の事、まんざらじゃないような。
ほしゅ
職人さん降臨に期待保守。
22のような流れ星はそうそう来ないだろう。 ちょっとこのスレはオリジナル色が濃すぎる。
まぁ、男同士以外なら基本的にはなんでもOKなスレだからね。 オリジナル色の強い作品を投下する時は 一言注意書きを書くなりすれば、無問題なんじゃないかな。
ほ
躯の「お前なら全てを見せられる〜」って台詞、ちょっとエロい。 躯、本当に裸になっているし。飛影は躯が脱がせたのか? エロ漫画だったらここで互いに裸見せ合いっこ→セクースに突入だぞ… ちょっとそんな話も読んでみたい。
数日かけてよそスレで3つ落としてちょっと寄ってみた。 自分の投下から止まってる。 職人さん少ないのなら読んでる人が書いて見たらいいのでは??? 後日談でよければつなぎにちゃちゃっと書きましょうか?
>>48 「天国と地獄」を投下して下さった22さんですか?
後日談ネタ、是非ともお願いします!
読ませて頂いているだけじゃなんなので
自分も書いてみようと挑戦した事もあったけど、
ことごとく失敗してしまいました…
書けた。
文章や表現にこだわらないとノリで早書きできる。
エロなしなのはご勘弁。最後にちゅーだけ。
自分の中の飛躯は進展しません。(それの方が萌ゆる)
蔵×雪のエロネタもあるのでそのうち書けたら持ってきますね。
>>49 再挑戦を!!
飛影が百足に帰ってきたのはそれからずいぶんたった夜遅くだった。 百足の上に軽やかに飛び乗ると、夕方にそこに座っていた躯がまだそこに居た。 月明かりに反射して、きらきらしている短い髪。 深くて蒼いキレイな瞳。 その右半身が、内面を含めた躯全体の美しさをかえって際立たせている。 飛影は現実の躯の方をなんだかとっても美しく感じていた。 「おかえり。目が覚めたか?」 しかしその中身が違う。 こっちはまさしく上司のようだ。 夕方(ゲーム)の躯は自分を好きだと言ってくれた。 深い口付けを交わし、自分の愛撫に答え、艶っぽい喘ぎ声をあげていた。 こいつとあんなことをすると、あんな感じなんだろうか・・・? しかしそんなことは絶対にできるはずがない。 溜息をつき、苦虫をつぶしたような表情の飛影に、躯はなんだか違和感を覚えた。 「放り投げたくらいじゃ治ってないようだな」 いかん、このままじゃまた何されるかわかったもんじゃない。 飛影は気をとりなおした。 「貴様こそなんだ。こんなところでずっと座ってたのか?何をしている?」 躯は飛影から目をそらして空を見上げた。 その表情に、飛影は不覚にもどきどきしてしまう。 「オレだってたまには外でぼんやりしてもいいだろう?」 躯はなんだか色っぽい表情をしていた。 飛影はその表情に、夕方(ゲーム)の躯が重なって見えた。 けれど躯は別段色っぽいことを考えていたわけではなく、 明日からの百足の進路について考えをめぐらせていただけである。 「躯・・・」 飛影は吸い寄せられるように躯に近寄って片ひざをついた。
「ん?」 まさか飛影が自分のこんな至近距離に近づいてくるとは思ってなかった躯は 不覚にもちょっぴり胸がどきどきしてしまった。 「な、なんだ?」 こころなしか緊張しつつも頬が赤くなってしまう。 そうさせるような表情を飛影はしていた。 熱っぽい視線をまっすぐに向けられて、躯はますます赤くなった。 「オレはお前が・・・」 飛影はいつものど元まで出掛かっている言葉を途中まで口に出してしまったことにはっと気づいた。 躯は次の言葉をどきどきしながら待っていたが、いつまでも続きを聞くことはできなかった。 「なんだよ。言いたいことがあるならはっきり言え」 飛影はすっとたちあがるとくるりと背を向けた。 「もう、寝る」 「はあ?」 百足の中にさっさと姿を消した飛影に置き去りにされたようで、躯はちょっぴり不機嫌になった。 「なんなんだ一体・・・」 たしかあいつ、今日は朝から人間界に行っていたな。 躯はしばらく考えて、通信機に手をのばした。 『はい、躯様』 奇淋の声が聞こえた。 「ちょっと出かけてくる。明日には帰る」 『わかりました。いってらっしゃいませ』 躯の体が魔界の森の、夜の闇に消えた。
その頃、蔵馬は今日のゲームの内容を、DVDに編集する作業をしていた。 飛影の弱みを握ってしまったようで、なんだか心がうきうきしてくる。 口笛なんて吹きながら。 ついつい熱中してしまい、自分の家に近づくその気配に、とうとう声がかかるまで気がつかなかった。 「おい」 「!!」 聞き覚えのある声に蔵馬は背筋が凍りつきそうな錯覚を覚え、まるでエロ本を隠れて読んでたのを 家族に見つかった時のようにあわててパソコンのキーを適当にたたいてしまった。 「なんだか飛影の様子がおかしい。お前何か知って・・・・・・」 そういいかけた躯は、蔵馬のパソコンの画面に目を留めて言葉を失った。 『躯、オレはお前が好きだ』 蔵馬はあわててパソコンの電源を切ろうとしたが、一瞬にしてその両腕を封じられてしまう。 後ろから半ば羽交い絞め状態となり、背中に躯の胸の膨らみを感じてなんだか得したような気持ちを感じつつも、 オレは何年生きられただろうか・・・と、その生涯を走馬灯のように思い巡らせていた。 せめて、楽に死ねますように・・・。 ゆっくりと瞳を閉じて、蔵馬は祈りの境地に達していた。 だが、祈りながらもやっぱり考えてしまう・・・。 孤高>棗>静流さん>ぼたん>螢子ちゃん>躯>雪菜ちゃん・・・。 ・・・人生最後の考え事にしてはあまりにもおそまつだ。 DVDはそれから2時間近く続いただろうか。 やがてTHE HAPPY ENDの文字が浮かびあがった。 その間、二人は固まったまま、微動だにしなかった。 「・・・おい」 躯の声は震えていた。 「はい・・・」 蔵馬の声も震えていた。 「これは何だ」 背後にかつて感じたことのない禍々しいオーラを感じながら、 蔵馬はこの先の生を完全にあきらめた。 「これは今日、みんなでやったゲームですよ」 「ゲームだと?」 「けれど、飛影にとっては現実です」 次の瞬間、蔵馬のパソコンがDVD共々粉々になった。 そして躯の姿が消えた。 蔵馬は3回目の誕生日を迎えたような気分になった。
躯が百足に帰還したのはもう夜があける頃だった。 ただならぬ妖気の躯が百足に近づくのを感じた部下達は、 その帰還前には全員すばやく自室にこもり鍵をかけていた。 「早く躯様が穏やかになられますように・・・」 と、何に対してかわからないまま誰もが祈り、震え上がっていた。 飛影はのんきにベッドから降り立つと、朝の空気を吸おうと百足の上に出ていた。 そこに躯が帰ってきた。 「なんだ。どこかに出かけていたのか?」 半分寝ぼけている飛影には、ただならぬ躯のオーラを感じることができていなかった。 「ちょっと人間界にな」 ひきこもりのこいつが人間界に?・・・珍しいこともあるものだと思いつつ、 そのオーラが3割り増しになった時、飛影ははっと気がついて背筋が凍りつくような戦慄を覚えた。 「・・・お前、昨日は面白そうなゲームをしていたようだな・・・」 飛影の顔から血の気が引いた。 いや、全身からかもしれない。 「今ここで殺されるのと、昨日のことが思い出せなくなるくらいぼろぼろにされるのとどちらがいい? 好きなほうを選べ」 今度こそオレは死ぬかもしれない・・・。 どうか幸せに・・・。 飛影の脳裏に雪菜の面影がうかんだ。 (暗転) 数分後、ボロ雑巾のようになった飛影をつまんで躯は時雨のところに来ていた。 「飛影・・・、・・・躯様、これはいったい・・・」 「こいつが気がつく前に、こいつの2日間の記憶を全て消してしまえ」 「は?記憶を・・・?」 「そうだ。早くしろ」 まるでネフェルピトー登場当初のようなとんでもないオーラを発しつつ、 躯は時雨の部屋を後にした。 そのすさまじい陰の気にあてられ全身から汗が噴きあがった時雨はあわてて作業にとりかかった。 「飛影のやつ、一体躯様の何を知ったんだ?」 まさか体を知っただなんて、お釈迦様でも気がつくめえ。
その後、飛影の記憶のすり替え作業と治療が無事に終了し、飛影は躯の部屋に向かっていた。 2日前、手合わせを申し込んだ飛影は躯にこてんぱんにやられて治療を受けていたことになっている。 時雨は優秀な躯の部下であった。 「くそ。オレはまたお前に負けたのか」 躯の部屋の椅子に腰掛けながら、飛影はぶすくれていた。 そんな様子を見ながら躯は飛影に近づくと、おもむろに襟首を掴んで引き寄せてキスをした。 「なっ!何を!!」 飛影は突然の躯の行動にびっくりして立ち上がった。 「・・・フン」 躯はじろりと飛影を睨み付けるとそのまま自室を後にした。 「一体なんだっていうんだ???」 海より深い女心の深遠を、飛影に理解することこそ不可能なことであった。 躯はまたもや百足の上でぼんやりしていた。 口付けひとつであの反応。 よくもゲームだからといってあんなことができたものだ。 勝手に人をひんむきやがって。 飛影と躯の関係は、しばらく発展しそうにはなかった。 (もうこの続きはありません)
いくつか投下されてスレが進んだ頃にまた落とせるといいな。 今度はエロパロらしくやります。
>>51-55 キタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!
蔵馬オモシロスwwお姉様スキ-かw
躯カワイスww
こんな素敵文をさらっと書いてしまうあなたの才能に嫉妬。
ずっと待ってます。
>>孤高>棗>静流さん>ぼたん>螢子ちゃん>躯>雪菜ちゃん 乳のでかさ順? これは意見が分かれそうなところだ。
22さんGJ!!ゲームの事がバレて、あわや命が…って状況に
考える事はそれですかいww蔵馬面白すぎw
飛影をボコッて記憶消した後にキスする躯が可愛い。女心だなぁ。
前半の甘い雰囲気もいいな。なかなか進展しない関係も萌えるね。
また投下して下さる事を楽しみにお待ちしております。
>>58 自分はオパーイの大きさ順と思っていたよ。
背中に躯のオパーイ当たるの感じて他の女の子のと大きさ比較してるのかと。
しかし職人さんが違うとキャラクターの印象もがらりと違うね。 もっといろんな人が投下してくれるようになると楽しいのにな。 …やっぱ雪菜ちゃん&躯はヒンヌー扱いか…。
どの職人さんの登場人物もそれぞれ味があっていいな。
みんな好きだ。
>>60 幽白の女の子達はみんなそこそこオパーイあるように思える。
比較的小振りに見える躯もBカップくらいはありそう。
雪菜は今後の成長に期待。
アニメ版でちょろっと登場した母親の氷菜もそこそこあったし。
おっぱい好きな蔵馬が健全な男子高校生みたいでワロス なんか原作だと枯れてるイメージがある
だけど22が書いてる蔵馬のあの順番認識はあっているのか?
ち○このでかさ 幽助>蔵馬>飛影>桑原 ωのでかさ 蔵馬>桑原>幽助>飛影 ・・・ちょっと想像してみた。根拠はない。 みなさん、レスありがとう。
誰が巨乳で誰がニンヌーだなんて、公式で明言されてないんだし。
そこは職人さんの観察力と想像力で補えばおkじゃないか?
こういうの想像するのも面白いよね。
>>64 総合的に見ると蔵馬強いなw飛影はカワイソスwwまぁ体格自体小柄だしな。
週末投下期待。 誰か…。
67 :
前スレ483 :2006/10/07(土) 22:58:20 ID:bHgAxjI2
こちらのスレでは初めましてですね。どれだけぶりでしょうか。 前スレでリクを頂いたのですが、書いてる途中でPC様が一回ご臨終なさって・・・・あぼん。 とりあえずの短い繋ぎですが、投下しておきます。↓
68 :
【夕焼】 :2006/10/07(土) 22:59:37 ID:bHgAxjI2
百足の上に立ったまま、飛影は一人悶々と悩んでいた。 ついこの前、躯に言われた言葉。 『お前は早過ぎる』 その単語が頭を一瞬よぎっては、すぐに通り過ぎる。 一応、蔵馬からそれを意味するであろう内容は聞いた。だが、他の奴と比べた事など無いのだ、そう言われても。 「飛影、交代するぞ」 背後から声をかけられて、やっと飛影は背後にいた男に気付いた。 魔界整体師、時雨。こいつを倒した事で、飛影は躯の筆頭戦士になる足がかりを付けたと言っても過言では無い。 「ぬ?どうした、お主・・・何か悩みでも」 すれ違おうとした瞬間、軽く肩を掴まれて相手の細い眼が更に細くなってこちらを見る。 厭な奴だ、こいつは。自分に剣を教える時も、あの真剣勝負の時も。いつも俺を見下したような眼をしてくる。 気のせい、と言われたらそうかもしれない。だが、それでもこいつを好きになる気はさらさら無い。 「何でも無い・・・・・・・貴様の気のせいだ」 軽く時雨の手を払いのけて、飛影は百足の中へと戻る。その頬が紅く染まっていたのは、夕陽のせいか否か。 その背中が消えた頃に、夕焼けに染まった魔界を見渡しながら時雨が一言。 「・・・・・・ふむ、あの飛影にも色恋沙汰があると見える、か」 にやり、と軽く歪む口元の様は、まるでどこぞの腹黒狐と同じようだったらしい。
69 :
前スレ483 :2006/10/07(土) 23:00:56 ID:bHgAxjI2
・・・・思いきり繋ぎですいません。今からプロット書きつけた紙をまた探して来ますorz
483さんコラレタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
PC災難でしたね…乙でした。
>>68 以前リクさせて頂きました。有難うございます。
時雨いいキャラだなぁ。もしかしてエロパロSSで時雨登場するの初めてかな?
飛影、みんなに弄られてるんだなw
続きはマターリお待ちしております。これからの展開にwktk!
まとめサイト見てみたら764さんの「天国と地獄」その後ネタと 483さんの「夕焼」がうpされてるや。 12さんいつも本当に乙です。 12さんの新作も楽しみにお待ちしております。
12です。 最近、批判メールが来て凹んでいたので以前ほど書けない状態です。 まとめサイトの管理はもちろんするけど、今後以前のように書き続けたら 他の職人さんが書き込めなくなるかもとは思っています。 それでなくても一人の職人がスレを独占していると、以前どこかで書かれた ことがありましたし。 正直悩んでいるところ。 とはいえ、自分の性格上作品を書かないままでいられる筈がないので、この スレに投下することなく直接まとめサイトにアップしようかとも思っている ところです。
>>72 いつも乙です
>スレに投下することなく直接まとめサイトにアップしようかとも思っている
12さんのお好きなようにお任せします。
どちらに投下されても読みに行きます。
まあ確かにオリキャラが居る連載が続いたり、 あまりにもキャラクターのイメージをくずすと他の人が居なくなったり 荒れたりすることはあるよね。 (そういうのはほとんどの人が自サイトでやっている) 例えば22みたいなのは躯も最強だしwギャグテイストだがエロ要素もあるのでレスしやすい。 (というか、このスレによく投下したと誉めたいくらい) 12は文章力があるので原作イメージをもう少し大事にしたものを投下すると みんなから受け入れられると思う。 腹改造されてる躯妊娠はありえんのが一般論だろうからね。 漏れはそのては読んでない。 いなくなる必要はないと思うけど。
>72 12さん、毎度毎度更新お疲れ様です。 このスレに色々書いている内の一人ですが、個人的にはこちらに書いても書かなくても それは12さんが決めても良いんじゃないでしょうか?サイトにUPるなら、こちらに一言書いて頂けると幸いですが。 単独の職人が独占している、と言うのは現状を見る限りでは無いのではないでしょうか。 確かに自分も遅筆なので連続で見ていると12さんの物が多いように見受けられてしまいますが、 それでも独占状態かと言われたらはっきり断言は出来ないかと。 二次で、終わった話を膨らませる以上・・・多少のオリジナル要素は付いてしまうものでしょう? 気にしたら何も書けない事になってしまいます。 原作の状態だと、躯は妊娠出来ないと言う感じを含ませていますが、はっきり断言しているわけでも無し。 どう受け取るかは、読み手それぞれですし。自分も性格付けが(ry)なので。自分としては12さんのを見て書く気になりました。 まとまらないまま長文失礼しました。
流れきってスマンが、腹を改造っつーのは多胎妊娠可能とか もっとエグイ事されてるのかと思ってたぞ? (以下エグイ内容なんで苦手な方注意) どっかの小説サイト(オリジナル物)で、 悪い主人に腹を改造された奴隷女が 別の組織につかまって監禁リンカーン→半年後、腹が 凄い勢いで膨れてきて、自分の子宮には 6ヶ月〜1ヶ月までの胎児が一匹ずつ詰まっていると 気づき絶望…みたいなのがあった ラストも非常にエグかった
例えば、オリジナル色の強い作品はまとめサイトへ、 そうでない作品はスレへ投下する、という考えはどうかな? 12さんがこのスレに来られなくなったらやっぱり寂しいよ。 最終的には12さんが決められる事だけど… 自分も12さんがスレ、まとめサイトどちらに作品を投下されても 読みに行きます。
まあ、自由にやっていいんじゃない? 自分的に嫌なものは読まない。 雰囲気合わないスレと思ったら投下しない。 ・・・それだけの話。
ここで誰かが投下して流れを変えるといいと思うけど・・・。
ちなみに自分はあまり読まずにいきなり投下がいけないところ。 14見てないから余計なことしたり。(スイマセン) 誤字も多い。×孤高○孤光だったり。 12さんは気になるなら12だと言わずに投下するといいよ。 独占にはなってないと思う。 っていうか、みんな書けYO(・∀・)
>>76 うわー…。
何つうかそれは、同人板のトラウマスレに投下して欲しい物件だなぁ…。orz
スレチスマソ
>>76 痴皇さんはそこまで変態じゃない…と、思いたい…。
でも、先日終了した連載中スレでは、
躯にも子供を生ませて新しい玩具奴隷を作る気だったんじゃないか?っていう
考察もあって、ちょっとガクブルになった…。
連載中スレってどこ? 貼ってくれ〜〜〜。
>>83 漫画サロン板にあるよ。すぐ見つかると思う。
>躯にも子供を生ませて新しい玩具奴隷を作る気
躯、どこまで悲惨なんだよ…痴皇ならやりかねなさそうで怖すぎる。
なんか、せめてSSでは幸せになって欲しい、って思うよ。
原作でも最後は飛影に救われたけれどね。
>>84 マリガトン。
発見したよ。
お礼にどうぞ>86−87
桑「雪菜さん、今日は誰もいません」 雪「え?あ、そうですね。和真さんもゆっくりお勉強できますね」 桑「勉強はいいんです。それより雪菜さんです(がばっ)」 雪「きゃっ!な、なにするんですか?!」 桑「なにって、愛し合う者同士が二人きりですることといったら・・・」 雪「あ、ちょっと・・・やっ、んっ・・・」 桑「雪菜さん、お味噌汁の味がします」 雪「あ、今、作ってたから・・・やっ・・・」 桑「雪菜さん、ブラジャーつけてないんっすか!?(ハアハア)」 雪「わ、わたし、まだパジャマなんですよ。・・・あっ、ン」 桑「パジャマ姿の雪菜さん、可愛いです。でもボタン、とっちゃってもいいですか?(ハアハア)」 雪「だ、だめですってば・・・、今日は、静流さんが・・・あんっ・・・」 桑「雪菜さんの胸、すっげえ可愛いです」 雪「・・・帰宅される前にケーキを・・・ああっ、だめぇぇ」 桑「(ちうぅぅぅぅ・・・)」 雪「やあぁぁぁ・・・っ」 <ひゅうぅぅぅぅうぅううぅ・・・・っ> 雪「・・・ごめんなさい・・・和真さん(ぱたぱた・・・・ぱたんっ)」 桑「あ・・・、あ・・・、ざむ・・い・・・」
飛「おい、起きろ」 躯「・・・なんだよ、早起きだな・・・あ、ふ・・・」 飛「今日は手合わせの約束だ。もう準備はできている」 躯「・・・オレはできてない・・・。それより・・・(ぐいっ)」 飛「わ、な、なんだ!」 躯「お前、あったかいな・・・」 飛「ちょ、オレをベッドにひきこむな!」 躯「いいじゃないか。(さわさわさわ・・・)」 飛「こら!どこを触っている!!」 躯「どこって・・・どこを触って欲しいんだ?」 飛「・・・もう少し・・・下のほう・・・」 躯「ん、了解・・・(さわさわさわ・・・)」 飛「・・・う・・・」 躯「・・・大きくなってきたぜ・・・」 飛「あ、当たり前だ(ハアハア)」 躯「さてと・・・」 飛「(どきどきどきどき・・・)」 躯「約束だ。手合わせに行くか(がばっ)」 <すたすたすたすた・・・ぱたんっ> 飛「〜〜〜〜〜〜〜」
それではマロンへ逝ってきます。
>>86-87 >桑「雪菜さん、お味噌汁の味がします」
ワロタヨw雰囲気ぶち壊し発言ww
桑原も飛影も最後までいかせてもらえなかったんだな。
この後、やっぱりマs(ry
戻ってきた彼女にその場面見られたりしたらもう…
>この後、やっぱりマs(ry それを誰か、簡単に書いてくれんかなあ…。 (*´Д`)ハァハァ
マs(ry中、彼女に見られる展開、そう書いた自分も読んでみたいw 運がよければ、セックルいけるかもよ? 文章書ける力があれば書きたいんだけど…どなたか職人様お願いします。
凍えた体を風呂で暖めながら思う。先程の・・・・家庭的な香りを漂わせた少女の白い、細いうなじを。 「雪菜さん・・・・」 相手の名前を呟くだけで、湯の中で自然にそそり立つ自分の分身。 彼女を思ってこんな事をしてはいけない、と考えつつも痛い位に頭をもたげたソレを湯の中で忙しなく擦る。 「雪菜さん、雪菜さん、雪菜さん・・・・っ!」 湯の中で勢い良く何度も手を上下させれば、自然に湯船には波が立ち、暴れる水音は浴室の中に響き渡る。 ―そのせいか。浴室の扉が開いたのに気付くのが遅れたのは。 「あ、あの・・・・和真さん、呼びましたか?」 かちゃ、と開いて当の本人が顔を覗かせた瞬間、桑原は湯船の中に白い欲望を吐き出して。 それから、我に帰って視線を上げれば、たった今まで名前を呼んでいた少女が顔を染めてこちらを見ていたりして。 「あ・・・・・っ!ゆ、雪菜さ・・・・っ」 ひぃ、と軽く呻くように相手の名前を呟いた瞬間に、雪菜は軽い悲鳴と同時に浴室内の水分を無意識に凍らせた。 「ま、また・・・・さ、さぶ・・・・・・い・・・・・っす・・・」 桑原は遠のく意識の中、慌てて腕を伸ばして来る少女の手の温もりを感じていたとか、いないとか。
笑った勢いで書いてしまったのでUP。 既にタイトルの書き方でバレると思うので名無しで失礼しますw >86-87 桑原と飛影、災難だったなぁ。だがそれが良い。雰囲気ぶち壊しな所が桑原じゃないかw お話の後の災難編、ついつい書かせて頂きました、すみません。ごちそうさまでした。
>>92 あんたこそご馳走様。
禿げしくGJ!
人間×妖怪ってちょっと泣けるねw
>86-87 早書き雰囲気重視の22タソがどこのスレにいるのかわかる気がするよw 両方寸止めでその後が気になるw >92 名前連呼の桑原ワロス。 それを呼ばれたと勘違いしてる雪菜のぼけっぷりがらしくてイイ!! 朝からわらかしてもらいました。 自分、書けない人だけど飛影の場合はそのまま始めて遅いと呼びに来られるとか?
>>92 GJ!オチにワロタ。名前呼ばれたと本気で勘違いの天然雪菜可愛い。
ラスト雪菜が本当に手を伸ばしてくれてたら、桑原まだ救いがあるな。
“見られちゃった”飛影編も読んでみたい。
飛影、手合わせ前処理中に躯が部屋に戻ってくる。
↓
達する瞬間目撃されるww
↓
???この後、躯はどういう反応返すのかな。気になるw
1:布団を汚したと怒ってパンチ。 2:しょうがないなと処理してくれる。 2パターン考えられるね。 (*´Д`)ハァハァ
実際パンチだろうけどお口でキレイに処理してくれたらもうさいこお(*´Д`)ハァハァ
>>98 ホントにキレイにされる「だけ」で半ばショボーンな可能性も…
100ゲト
お口で処理なんかされちゃったら、またおっきしちゃうよw 達する瞬間目撃されるww ↓ 躯 「!?!!な、何やってんだ飛影!」 飛影 「す、すまん…カノレピス零しちまった…」
やっぱ怒ってパンチか…。 めったにしてくれない手合わせも流れてエロ展開にもならず、と。
ここって職人3人くらい?
株価もさっぱりだし、漏れもなんか書いて見ようかなあ・・・。 (レンスマソ)
桑原も飛影も、雪菜や躯という魅力的な女性と
一つ屋根?の下に暮らしてるんだよなぁ…ウラヤマシス
でも同棲している以上、オナニー目撃される!な事態も
本当に起こってしまうかもしれんなw
>>105 是非書いて頂きたいです。お願いします。
まあ、平日だから閑散だね。 3スレめにして和もうとしてるおまいら素敵すぎ。 もう100こしてるしw 12タソも出てきてくれたらいいのにね。
自分はマターリしてるこのスレ好きだ。 ネタ談義しながら職人さん達が来られるのを待つのも楽しいよ。 12さんもう来られないのかな…また投下してほしいな。 483さんの飛影と躯・夜の修行話も楽しみだ。
基本的にここの職人は2人か…。
前に一回投下祭があったけどね。 あの時は「初めて」って人もいた。
あやめさんのこともたまには思い出してあげてください
あやめも良いよな。大人っぽいところがまた良い。 ぼたんと同じ霊界案内人っぽいけど ぼたんは可愛い、あやめはきれいって感じだな。どっちも好きだ。 そういやぼたんの方が先輩なんだよな…ちょっとびっくりした。
12と483が書かないと投下はナイのか? 新人がんがれよ。 あやめって誰かと思ったけどあの和風な髪型で黒子のとこに来たやつ? そんな名前あったんだ・・・。
>読み手 職人タソがうっかり書いてしまいそうな萌えシチュを書いてみたら?(・∀・)
例:「一緒にお風呂」 ・・・桑雪だと寒いことになりそう。 幽螢や飛躯だとエロイことに「も」なりそう ↓22がうっかり書いた悪い見本(まとめには乗せない方がいいですw) 飛影と躯はエロイことした後に一緒にお風呂に入っていた。 頭からお湯をかぶって、たってた髪が下向く飛影。 躯「( ゚д゚)」 飛「・・・なんだ?そんなポカーンな顔して」 躯「お、おまえ・・・とは・・・もう、いっしょに風呂にははいらない・・・」 飛「なんでだ?」 躯「そんな幼い顔してオレをみるな!楯岡 守クン(ハァト)みたいな顔しやがって!!」 ・・・躯は子供にイケナイ事をしている悪い大人の気分になった。
やっぱり職人さんにSS投下してもらおうとばかり考えてたら駄目だな。
反省するよ。
>>115 おー22さんキテクレタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!GJ!
よしぽんかwwそういや飛影の髪の毛って赤ん坊の頃からツンツンだけど
やっぱ水被ったら多少はショボーンってなるのかな。
せっかく22さんがネタ提供して下さったし、 自分も「一緒にお風呂」小ネタ。文章で書けたらなぁ… 互いの魔界パトロールの休日を利用し、久々に手合わせをした飛影と躯。 手合わせも終わり、ふたりは部屋に戻ってきた。 躯 「あー汗かいたな。飛影、一緒に風呂入るか?」 飛影 「な、何言ってんだ。お、お前一人で入れ!」 躯 「何慌ててんだよ。前に見せたじゃねえか」 飛影 「それとこれとは別だ!こら、言ってる間に脱いでんじゃねぇ!」 …数分後、結局断りきれずに、というよりかは半ば強引に連れ込まれ、 彼女と共に湯船の中にいる飛影の姿があった。 飛影 「結局入らされちまった…うぅ…まずい、反応してきた」 躯 「飛影、何ブツブツ言ってんだ。のぼせてんのか?顔が赤いぞ」
あー、ネタというより「お題」だな。申し訳ない。>例:「一緒にお風呂」
>>115 &117
和んだGJ!!
おまいら素敵すぎw
こーゆー短いのたくさん気軽にやってみるのもいいかも!
「お題」? じゃあ、漏れもある日の桑原家で。 桑原家では、静流と雪菜が一緒にお風呂に入っていた。 雪菜「静流さん、背も高くてかっこよくてうらやましいです…」 静流「雪菜ちゃんだって妖怪としてはまだまだ幼いんでしょ?そのうち育つよ」 雪菜「私は…」自分(Aサイズ)の胸にそっと手を当てあんにょいな表情になる雪菜。 静流「…?おっぱいだってそのうち大きくなるよ。それっ、もんだる!!」 もみもみむにむにもみむにもにょ… 雪菜「きゃっ!!…あ、あ、あ、しずるさ…あぁあ…んっ…んン…やっ、やぁぁ…」 静流「雪菜ちゃん、乳首たってきたよ(ひひひ)」 浴室の外ではその声を聞きながら和真がマs(ry
「一緒にお風呂」なら女同士でもあり? なしだったらスマソ
>>120 GJ!桑原家、と来たら桑原&雪菜かと思いきや変化球だw
静流姉さんエロいな。これは胸だけでは収まりませんよね?
女同士もありだと思いますよ。桑原羨ましいな。
雪菜は男も女も両方いけるね(*´Д`)ハァハァ 前スレの躯とのエロもよかった
>>116 小さい頃に氷泪石を見てる時の髪はヘナッとしてたね。(そう見えるだけ?)
>>120 ちょ、萌えた…。
120の続きで 静流雪菜のテンションあげる→「和!入ってきな!」で3P突入を妄想してしまいました。 反省してどっか逝ってくる。
>>125 どっか逝かなくていいよwむしろその続きを(ry
まだネタ出ていないけれど、これが幽助と螢子の場合、
ふたりは幼馴染。
小さい頃は一緒にお風呂に入る事もあった。
十数年ぶりに一緒に入る事になって、
互いの体の変化を改めて実感する―って感じかな?
流れ的にはこの辺でエロエロしっとり超大作爆弾、 もしくは新人大作爆弾が投下されてもいいころ。 ・・・結構読み手が戻って来てる悪寒。 幽螢はベタになるので書き手はいないだろう。
エロエロしっとりSSいいなー 文章書ける方、是非投下して頂きたいな。お願いします。
規制くらってた・・・
12タソショボーンのふいんき(←ry)の中、投下する人材が不足しているようだ。
でも自分の悪い見本を受けてくれた人に感謝!
しばらくここは雑談マターリかな?
>>131 現在脳内が幽白じゃない。スマソ
昔書いた飛躯や蔵雪はパソ内にあるんだけどオリ設定(雪菜が百足にホームステイ)ある上に
長すぎなので投下できない。
いつか蔵雪部分だけ加工して落とすつもりではいます。
ちなみに雪菜が百足にホームステイしてるとなかなか美味しいシチュもできあがる。 雪菜酔っ払って躯ベッドで居眠り→起きたら隣で二人がなんかしてる、みたいな。 以下ちょっとコピペw 「え・・・?・・・ここは・・・?」 「起きたか、雪菜」 行為は続行させたまま、飛影は雪菜に視線を送る。 「え?にいさ・・・え?・・・あ・・!」 みるみる顔を赤らめて起き上がろうとする彼女を、飛影は片手をそっと伸ばして肩を落とすようシーツの上に戻した。 「あ・・・!」 「お前はここに居ていいから、少しあっち向いてろ」 ・・・みたいな。なんかダメやねw
おいしいなそのシチュw 雪菜ちゃんは意味がわからずぽかんとして 飛影が大慌てだとより萌えるかも。
すみません、やっと出だしを書き始めた所ですよ・・・ネタプロット発見出来ないから最初からorz >132 蔵x雪とか、斬新で良いかも・・・百足ホームステイ、良いじゃないですか。 自分だって百足ネタで躯と(ry)させてしまいましたし。 先に言っておけば、多少のオリジナル要素は良いのでは?むしろ見たいです、お願いします。 いや、でも・・・続行しながら片手であっち向けって制する飛影いいなぁw
上のコピペでは文章何行か引き抜いてるけど、少しあわててるのは躯タソの方です。
「いいからお前はオレに集中してろ」とたしなめられたりしてます。
昔書いた飛影はちょっとギャグではない。
短く加工してみてもいいけど時間がかかりそう・・・。
>>135 2スレの躯雪、すごく壺にはまりました!
投下楽しみにしてます!
>135 漏れも待ってる >136 ギャグ加工もイイカモ!
>>133 のシチュエーションいいなー
一部とはいわずに是非最後まで読んでみたいです。お願いします。
オリ設定もいいんじゃないかな。先に注意書きさえすれば。
雪菜が百足にホームステイしてるって無茶苦茶面白そうだよ。
>>135 お、前スレで躯×雪菜SS投下して下さった方ですね。
次回作の投下楽しみにしております。
ところで前スレDAT落ちしたみたいだね。 SS投下して下さった職人さん&ネタ出しして下さった住人さん、 皆様本当にありがとうございました。 最後に時雨でネタ書きたいって言われてる方がいたけど こちらも読んでみたいな。
140 :
前スレ483 :2006/10/18(水) 18:25:49 ID:/9GCXfIB
やっと書き上がりました、出来たてほやほや。 後で消したくなるので今の内にとっとと投下します。 飛影×躯、夜の手合わせ編。↓ しっとりじゃないです、すみません。
交代する時、何気なく空を見上げた。 綺麗な、丸い月が天空に浮かんでいる。ふくよかな、何かを思わせる、そんな月が。 部屋に戻って、着ていたシャツを脱ぐ。冷たい外気に晒されていた体が部屋の温度で暖まっていくのを感じる。 今夜は久々に夜を部屋で過ごせる日、か。 かさり、と物音がして瞬間的に刀を持って振り返る。殺気は無いが、反射的なものだ。 「おやおや、相変わらず物騒だな、飛影」 そこにいたのは、自分とあまり背丈の変わらない女性。この百足の主・・・・・躯。 柔らかい髪を揺らし、手に持った酒瓶を持って飛影の部屋の入り口を当然のように入ってくる。 「今日の夜は暇なんだろう?久々なんだ、今夜は付き合え」 焼け爛れていない側だけ見れば魅惑的な微笑を浮かべれば、これまた当然のように盃を二つ出す。 そのまま二つの盃に酒を満たし、立ったままの飛影に満たされた盃を手渡す。 何も書いていない酒瓶にチラリと視線をやってからそれを飲み干す。甘い香りと共に、喉を通る焼ける様な強い酒。 軽く眉を顰めながら刀を置いて、ベッドに座る。疲れている今は椅子よりも柔らかいこちらの方が良い。 「何も文句は言わないのか、お前は」 からかうような声音で問い掛ける相手を軽く睨みつけ、それから溜息を一つ。 「貴様は冗談を言える相手じゃないだろうが、躯。こんな時間に俺を尋ねてどうしようと?」 「さて、何だろうな」 睨みつける自分に軽い返事を返し、隣にふわりと腰かける。同時に隣から匂い立つ、クラリとする女の香。 何を考えているのか、と自問しながら空のままの相手の盃に、強引に酒瓶を奪って酒を満たせば、そのまま一気に 躯は酒を軽く呑み干して・・・唇だけで笑って無言で盃を向けてくる。そして、それにまた酌を一杯。 そうやって、何度か酒をお互い無言で酌み交わす。気まずい雰囲気ではなく、心地の良い無言の空間。 「・・・・・で。何がしたいんだ、躯」 「お前が早くなくなったか試してみようかと思ってな」 あっさりと返って来た返答に、思わず一瞬言葉が詰まる。ついこの前言われた一言と、蔵馬に教えられた事。 一瞬で脳裏を横切る『早くなくなった』と言う意味合いを理解すると、飛影らしくなく、自然に顔は紅く染まる。 「さて、飛影。その様子だと理解は出来ているようだな?結果が出ているか・・・それとも、練習はまだ必要か?」 クスクス、と、らしからぬ笑みを浮かべて躯は飛影を見つめる。飛影が反論も、身動ぎも出来ずにいるのを、ただ 眺めて、楽しむように、ただただ見つめて観察する。いつも冷静な相手が珍しく動揺するのが、楽しいと。 躯の思惑など全く考えずに、飛影は狼狽する。どうしたら良いのか、どうすれば躯は納得するのか。 「俺を楽しませてくれても良いんじゃないのか、飛影。お前は俺の・・・筆頭戦士だったんだろう」 つん、と軽く飛影の胸元を突付いて、躯は微笑を浮かべる。純粋に、目の前にいる年下の男が可愛いと思って。
「・・・・・・・・・・っ。」 しばらく逡巡した後、飛影はそっと躯の頬に手を伸ばす。焼け爛れた頬をなぞり、綺麗な方の肌をなぞり。 そのまま手を下ろして、腰の辺りから薄い布をめくってその中に伸ばそうとして、手を叩かれた。 「おい。そんなに急いでどうする?だからお前は早いんだ」 くく、と笑いの混じった声で自分の手を叩いた相手は楽しげに呟き、軽くめくられた服の裾を自然に直す。 無意識に小さく歯軋りをして、飛影は服の上から躯の体を撫でて行く。もうそれ程痛くはないだろうが、擦れれば やはり痛かろうと彼らしからぬ配慮をして、優しくそっと布越しに相手の体を撫でさする。それがくすぐったいのか 躯が小さく笑い声を漏らして体をよじる。自然に、服が躯にまとわりついてその体の持つ『女らしい線』が現れる。 その線に一瞬だけ、ほんの僅かだけ見とれてから服の上からも判る丸い膨らみにそっと、触れる。 さわさわ、と優しく触れて、それからむにむに、と軽く揉みあげるように。 薄布の上からならば、鍛えられていても躯の胸は意外とふくよかなのが判る。それが、飛影の手で形を変えて行く。 少し力を強くしてしまえばそのまま息の根を止められかねない状況でも、躯は飛影のするままに小さく笑いながら 大人しく、彼の好きなままにさせている。新しい玩具を貰った子供を見守る母親のような、そんな表情で。 (―この場合、俺はこいつの玩具みたいなものになるのか?―) ふ、と飛影に気付かれない程度に躯の唇の端が上がる。自分の頭の中に浮かんだ一言に苦笑を。 「そろそろ気が済んだか?いい加減俺は待ちくたびれたんだが」 つん、と何やら楽しげに胸を揉んでいる飛影の頬を突付いて、躯は苦笑する。どうやら、こいつは変に一つの事に 執心する癖があるのだろう。妹の事と言い、自分の氷泪石の事と言い・・・・そして、今は自分の胸、か。 あぁ、と今気付いたかのように飛影が顔を上げる。すまん、と小さく笑う頬に躯はキスを落として、笑い返す。 「俺を楽しませてくれるのか、くれないのか?」 「いや、それに関しては全く自信は無いな、生憎」 「良い返事だ、飛影」 短いやり取りを交わして飛影は躯の薄布をめくり上げる。今度はその手は叩かれない。 めくれば覗く肌に、そっと口付けをしながら完全に脱がすまで焼け爛れた肌も、綺麗な肌も優しく口付ける。 どちらも『躯』の姿であり、今は『飛影』ただ一人のモノだと、純粋に思って口付ける。どこで、そういう風にすれば 良い、と知識を得たわけでは無い。流石の蔵馬もまだ、そこまでの知識は飛影に与えていない。 それでも、無意識に自分のモノだと言う想いは飛影の体を動かして、躯の肌に口付ける。 どうにか上半身を脱がし終わり、部屋の薄明りに晒された躯の体を見てから飛影は一瞬考える。さて、どうしようか。
つい、と飛影の視線が何気なく天井近くの窓へ行く。 窓の真ん中、暗い空に浮かぶ、丸い、月。 見てから、躯の方に視線を返す。今見たばかりの月を思わせるような、綺麗な肌の方の膨らみ。正反対に、焼け爛れた 方の膨らみも見る。別に、だからと言って汚い等は思わない。これでこそ、魔界の住人だ、と思う。 布越しではなく、直に肌に触れるれば、やっと伝わる相手の温もり。部屋の空気で暖まって来た体が更に熱くなる。 衝動的に躯の胸に軽くしゃぶり付く。ぺろりと舐めて、甘噛みして、吸い付いて。それから柔らかい感触をふにふにと 楽しんで、形を変える様子を見て・・・・・・・そして、先程そうやって遊んでいて怒られたのを思い出す。 飛影が胸を直に触れる度に躯の吐息は荒くなっているが、飛影はそれには全く気付いていない。 この後どうするんだったか、等と軽く考えながらも、無意識に飛影は躯の下半身を脱がしにかかっていた。 どうにもぎこちない飛影の動きをフォローするように腰を浮かせてやる相手の助けもあり、どうにか脱がし終わる。 狐までとは言わなくとも、それなりに利く飛影の鼻を、躯の香りが刺激する。 自然に飛影の顔はその香りの元に近付き、慌てて閉じようとする躯の脚を抑えてその源に辿り着く。 くん、と軽く匂いを嗅いでからそのまま自然な動作でぺろり、と。 「・・・・・んっ!」 やっと躯の甘い声が漏れる。それを聞いて、飛影は小首を傾げる。はて、今の声は何だったか。 あぁ、そうか。コレをすれば良いのだったな、と納得して、もう一度ぺろり、とさっきよりも強く舐める。 「・・・っ・・・ふぁ・・・」 敷き布を握って躯が漏らす声に満足して、飛影は何度も舐め続ける。舐めれば舐める程出て来る蜜を舐め取る。 犬がミルクを飲むように、ぺちゃぺちゃと音を立てながら、躯の漏らす声に耳を傾ける。 「く・・・・は、あ・・・・っ」 顔を上げて躯の顔を軽く眺める。ハァ、と紅潮した顔をこちらに向けて軽い不満げな表情を見てから、やっと気付く。 「・・・・っ・・・と・・・楽し・・・せろ・・・・っ」 途切れ途切れに言葉を紡ぎながら、飛影の剥き出しの腹を爪で軽く引っ掻いて、躯は頬を膨らませる。 「すまんな、反応が面白いから忘れていた」 そんな事を言って小さく笑う飛影の脇腹をまた軽く引っ掻いてから躯はだらり、と手を下ろす。 躯の手が下りるのを見て、履いているズボンを下ろす。下半身にも残る傷跡を隠しもせずに、躯の上に体を乗せる。 まだあまり慣れていない行動。挿れるにしろ、まだ目で確認しながらでなければ挿れられない位、慣れていない飛影。 じれったい時間が、熱くなった躯の体を軽く身震いさせて、いつでも飛影を受け入れられるように仕上げて行く。 ぬるり、と言う感触と同時に飛影が躯の胎内に入る。それと同時に二人して甘い吐息を小さく、小さく。
飛影はそのまま胎内の感触を楽しむ間もなく、そのまま勢い良く腰を動かし始める。 最初の時はただがむしゃらに動かして、すぐに果ててしまった。あの時よりはまだ、多少は長くなった・・・筈。 挿れる前に確認しながら頭の中で毎回考えている事も、挿れてしまえばすぐに消え去ってしまう位の快感。 「・・・はっ・・・・ん・・・・・っ・・・」 どちらのともか判別のつかない吐息が、薄暗い部屋の中に響き渡る。それに重なるように躯が出す淫水の音も響く。 「や・・・・っ・・・ふ、あ・・・っ」 ギシ、とベッドを軋ませて躯の背中が軽く仰け反れば、浮き上がる背中を抱きかかえるように飛影は躯を抱き締めて、 そのまま更に激しく二人の体をゆする。 「「・・・・っ!」」 二人の息が一瞬だけ合った瞬間、呆気なく今夜も飛影は躯の胎内で果てた。 息の乱れを直してから躯の体からずるり、と自分を抜き出せば、その後から流れて来る二人が混じった白濁色の体液。 ちらり、とそれを確認してから天井近くの高い窓に視線を送る。 月は窓の真ん中からはずれていた。少しは時間を稼げたのかと軽く思案をする飛影の脇腹を、躯が引っ掻く。 「何だ、痛い」 むすりと返す言葉に、今度は躯が拗ねたような表情を見せる。 「・・・・・早い。」 拗ねたままの顔で、その一言だけ呟いてから、けだるい体をだるそうにごろり、と。 相手から表情が見えないようにしてから唇の端を少しだけ緩ませる。まぁ、最初と比べれば大した進歩か、と。 背中を向けたままの躯の剥き出し背中に飛影は軽く口付ける。 「その内、お前にそんな事は言わせないようにするから・・・そんな顔をするな、躯」 苦笑混じりに言ってからそっと躯に寄り添って目を閉じる。今日は、よく眠れそうだなどと、変な安堵を抱いて。 寄り添われた躯も静かに目蓋を閉じる。 こうする時の誰かの温もりが、お互い心地良いのだと心の奥で小さく想いながら。
「へぇ、それでまだ早いと言われたわけですか」 いつもの薬草を渡しながら蔵馬は苦笑を漏らす。あの躯だから、そう簡単には満足しないとは思っていたけれど。 あの話を聞いてからそれなりに時間は経っている筈だし、飛影も自分でどうにか練習はした『筈』だし。 「ま、その分じゃ当分・・・・先になりそうですね、躯を満足させるのは」 やれやれとおどけたように肩をすくめて、飛影の前でわざとらしく溜息をついて見せる。 「殺されたいのか、貴様・・・・っ!」 そんな事を歯軋りしながら言う飛影だが、結局はこの狐に色々と世話になっているのは否めないわけで、仕方無い。 今度会う時はこいつを感心させてやると声に出さず、固く心の中で誓って夜空にヒラリと溶け込んで。 そんな背中を見送って、心中を察した狐はクスクス笑う。 「さてはて、驚きはしても、俺を感心させられると思ったら大間違いですよ、飛影?」 何しろ満足しない性格ですからね、俺は。と、暗い夜空に何を考えているのやら、狐の笑い声が小さく響いき渡った。
146 :
前スレ483 :2006/10/18(水) 18:33:21 ID:/9GCXfIB
時雨ネタは〜・・・書けたらいいなぁとは思ってるんですけれどねー。IDでバレるかと思っt(ry 今の所思いついたネタが飛影と躯と時雨とかって最悪な状況なんで書けずじまいでorz では、このまま真っ直ぐ蔵えもんにしばかれて来ます・・・・
新作投下キター!!483さんGJ!! “夜の修行”読みたいと言っていた者です。有難うございました。 飛影、序盤おっぱい星人っぽいけどちゃんと上達してるよww 年下の飛影をからかいながらも優しく身を任す躯姉さんもいいなぁ。 相変わらずな蔵馬もいい味出してるね。 時雨ネタもマターリ期待してますよ。
最近俺のエロ本がいつの間にか数冊無くなっている。 そういえば妹の雪菜も年頃になったし、まぁいろいろあるのだろう。 明かしていないが兄としてはイタズラ心も湧くと言うものだ。 そこで俺の部屋の床に無造作に置いたエロ本の中に 「オナニーは結構だけどもうちょっと声を抑えろ。聞こえてるぞ。」 とメモを挟んでおいた。 そして風呂から出ると、そのエロ本は見事になくなっていた。 翌日の朝食時、なぜか躯がチラチラとこちらを見てきた。 何で顔が赤いんだ、このあしゅら男爵。つーかてめぇか。クソ。
483タソキターーーーーーー・゚・(つД`)・゚・ お月様を見てオッパイ星人に変身ですかwww 飛影が毎回蔵馬に報告しに来てるとこがカワユスw 大変ご馳走様でした! ところでナンだ?! 雪躯飛を脳内で同居させてる自分のツボを刺激する小ネタが148に投下されている・・・。 あしゅら男爵ワラタwww
コピペ改変ワロタw“あしゅら男爵”はひどいぞ飛影w 同居ネタ美味しいな。ひとりえっちする躯想像してちょっと興奮した。
おいしくいただきました 蔵馬おいしいな 飛影はなんなんだ、自慢したいのか相談したいのか教えてほしいのか感心してほしいのかw
誰か黄泉×タカアシガニでお願いします。
>>152 そのノリで書ける神がいたらここももっとノリノリになるというものだw
483さんGJーー!
女王様な躯いいなぁ…。
>>152 やはり修羅の母ちゃんはカニなのか…?
「黄泉様。こちらが我々の検討の結果、より一層強い御子を作るに相応しい相手かと」 妖駄の示した相手に黄泉は頭部に付けた装置で相手の姿を確認する。そして、絶句。 「・・・・あの、黄泉様?」 心配そうな妖駄の声にハッと我に返る。 額からつつ、と滴り落ちる冷や汗を感じながら、黄泉は重い口を開いた。 「妖駄・・・・・・・・俺は、こんな甲殻類と交配しなくてはならんのか?」 目の前にいる、巨大なカニを前に黄泉は愕然と項垂れていた。 それからしばらくして、生まれて来た修羅の母親がそのカニだったかどうかは、さてはて。
156 :
前スレ483 :2006/10/19(木) 21:03:53 ID:K2ZMc6iW
タイトル付け忘れたけどまぁいいか。バカネタだし。 タカアシガニとか付けるの忘れたけれど、こんなバカネタしか出て来ないよ神様!! >152 今日見て吹き出して頂きました、ご馳走様です。 修羅のかーちゃんがカニだったら、黄泉のかーちゃんもカニ系になるんじゃないのかと。 とりあえず時雨じゃなくて他の方向で模索中〜。そして必要無いけど保守保守
483さんまたまたGJ!これも面白いなww 某連載中スレのおかげで黄泉=カニのイメージがw 前スレでもネタにされていたけど 三竦み内で唯一“イイ相手”が登場しなかった黄泉にも幸あれ! って事で自分も黄泉小ネタ↓
158 :
黄泉様の主張 :2006/10/19(木) 21:33:16 ID:oCEzAqq6
オレはもう、ただの一妖怪に過ぎん。 息子・修羅の成長だけが今のオレの楽しみだ。 魔界・霊界・人間界全てを手中に収めようとしていたこのオレがな… 我ながら無欲になったものだ。 そう、今のオレには色恋など無用…! かつて、“三竦み”として覇権を争ってきたが、 人間の女などに現を抜かし果ては自ら人間を食う事すら断って死んだ雷禅や、 bQとなった元・筆頭戦士、1000歳以上も年下の男と いちゃこらしている躯とはワケが違うのだ! 浦飯幽助も、国家解散前に蔵馬が連れてきたあの男たちも… みんなみんな色気づきよって!他に楽しみというものが(ry おお、蔵馬…お前はそうではないな!?信じているぞ…!
蔵馬 「素直に彼女欲しいって言えよ」
蔵馬の冷静な突っ込みいいなw あ、むしろこれは蔵馬じゃなくて蔵えもん?
ちょ、黄泉ネタキテタ━━(゚∀゚)━━!!! (ミ゚д゚ミ)<素直に彼女欲しいって言えよ
r――――――、
|
>>158 |
 ̄ ̄ ̄ ̄ノ/ ̄
___,.、___,.、
`ヽ/ノ`‐‐'!/,‐, Nイ_
,:'ヽ# ´_ゝ) ノ <|ノwヾiノ! .∬ スナオ ニ
|(⊃蟹 l' (゚Д゚ =))Z ∬ カノジョ ホシイッテ イエヨ
ノノ!). ) ) (O(∇)O━
. (__)_). ○-ω-◯
ところで黄泉は国中の人々の会話全て把握できるほど 耳(と鼻)がいいらしい。 という事は国中の人々がお楽しみ中の音や会話等も… 黄泉 「……(う…また始まった)」 妖駄 「黄泉様、どうなされました?お顔の色が優れませぬが」 黄泉 「いや、何でもない(くそーどいつもこいつも(ry」 まあ黄泉の事だから本当は顔色ひとつ変えないんだろうけどw
蔵馬「会社の女の子に、知り合いが彼女募集中って話を持ちかけたんですけど・・・」 カニ「ほう、それで?」 蔵馬「未婚の父で歳の差1000歳以上ってことを話したら全員に逃げられました」
カニってw しっかり定着しつつありますね
>>164 その知り合いってまさかw
このスレ内のかn…もとい黄泉の扱い、やはりここでも…
一時、嫌だスレはエロパロスレと見まがうネタ展開になっていたなw 寂しいからこっちにも来てくれ、とか思ってしまったよ。 週末だし職人さんまた来て下さらないかな…幽白エロパロSS読みたいよ。
ここの職人は嫌だスレやカニスレに引っ越したかもしらん
まとめサイト管理人からのお知らせ。
92様作品「【湯船】桑原災難編」、22様作品「一緒にお風呂 1」、117様作品
「一緒にお風呂 2」、120様作品「一緒にお風呂 3」、483様作品「月夜」、
148様作品「無題 九」483様作品「無題 十」、158様作品「黄泉様の主張」アップ
しました。
「黄泉様の主張」は159さんのツッコミが面白かったので、オチとして使わせて
頂きました。
問題は
>>86-87 ですが、これは掲載させて頂いていいものでしょうか。
ヒント:
>>158 と159はID同じ。つまり一緒に掲載しちゃって問題なし!(多分)
>>170 12さん、まとめサイト更新お疲れ様です。いつも有難うございます。
>171さんが仰る通り
>>158 と159のネタは共に私が投下させて頂きました。
ですからそのまま159がオチで大丈夫ですよ。紛らわしい事してすみませんでした。
作品>86-87については
ご本人、「まとめサイトには掲載しないでくれ」とは書かれてませんので
とりあえずは掲載されても良いのではないでしょうか。
"掲載不可”の申告があればその時に対応されればよろしいかと。
12さんの作品も読みたいです。出来ればまたスレに戻ってきて下さい。
なんか最近ギャグ系多いなw
まとめサイト補足。 只今86様作品「無題 十一」アップしました。 158さんと159さんは同じ人だったのですね。ID見ればすぐ分かったのに、 つい見落としてました。 それと、投下順を優先しているので、うっかり「無題十一」が変な位置に 据えられているけど、ごめんね。 今、プライベートで忙しいので、少し暇が出来たらまた書きたいと思って います。
雑談の延長のような小ネタも作品になってしまうのか… 自分、120だが22の書いた守ネタのところにまとめに乗せんでいいみたいなことが あったからこの流れでは乗らないとオモテタヨ。
SSはもちろんだけど、ネタも投下する際には
一言「掲載可か不可か」書いておいたらいいかもね。
まとめサイト管理は12さん一人に任せてしまっているのだから、
こういう事でも12さんの負担を減らせられるんじゃないかな。
個人的には小ネタもまとめサイトに残してもらいたいなと思います。
みんなが投下される小ネタ好きだし。
>>174 復帰楽しみにお待ちしてます。
まとめサイトの管理人なんて負担に思ったらすぐ辞めてもいいと思うよ (そんなスレはいくらでもある) 更新されてたら >12 乙 おまい仕事はやいなw ・・・くらいでいいのでは?
例えば163−164みたいな雑談してても掲載可か不可か書かないといけないかと 思うとめんどくて書き込む気もおきんてこと 在住読み手が12をあんまり大事にしすぎるのもかそる要因 荒れないよう祈りつつ
ごめん。
自分はまとめサイト管理なんて到底出来ないので12さんには感謝している。
何も出来ないけど、せめて負担だけでも減らせたらいいなと思って
>>176 で書いてみたんだけど、ネタ関連ではちょっと書きすぎたね。
ところで、前のレスの流れで 男がマ(ry中に彼女に目撃される展開のネタがあったけど、 その逆パターンとかどうかな? 例えば雪菜が静流に教えてもらって…中に桑原が、とか 躯が自室で一人…中にいつものように勝手に入り込んできた飛影が目撃とかw バレた時の反応がより切羽詰ったものになりそうかも。
男側の反応 「いいもん見せてもらったぜ…」と悪役張りに登場→エロ展開 が想像できないw 【桑原の場合】 「…!!?!あ〜ゆ、雪菜すぁん?!お、おおおお落ち着いてくださいね? こ、これは誰もがする事であって…」 とりあえず真っ先に浮かんだのがこれ。
【飛影の場合】 飛「(゚д゚ )ポカーン」 躯「見てたのか…」 飛「いや、俺は何も…」 躯「何なら、オレを楽しませてくれないか?」 飛(ラッキー!)
なんでこう規制ばっかくらうのか
>>182 雪菜の場合そんなことあったら泣きながら家出しそうw
>>184 規制巻き込まれ、乙です。
“雪菜が泣いて家出”なんて事態になったら桑原の命が危ないな。
個人的には
>>183 みたいな展開のSS読んでみたい。
躯積極的で飛影がウラヤマシスww
【飛影が無知(あるいは超鈍感)野郎な場合】 躯 「…あ…んっ…っ…ひ、ぇ…」 飛影「躯、入るぞ」 飛影、ノックなしでいつものように勝手に躯の部屋へ入り込む。 飛影「??…躯、息が荒いがいったいどうしたんだ??」 (ん…?なんだかチンコがむずむずする…?) 躯 「!!あ…、ひ、飛影…!!」 (省略されました・・全てを読むにはry)
つ、続きを頼みもんそ。
再規制解除記念 うたた寝中の兄妹で小ネタ
雪菜は桑原家のリビングのソファでうたた寝をしてしまった。 ベランダからの風が少し強い日で、雪菜のスカートをふんわり中途半端にめくりあげている。 すらっと伸びた両足が膝上あたりまでめくりあがり、下着が見えそうで見えない微妙な感じで 学校から帰宅したばかりの桑原をハアハアさせていた。 「雪菜さん、オレはいったいどうすればいいのでしょう・・・」 1:掛け物を掛けてさしあげる。 2:優しく声をかけて起こしてみる。 3:知らないふりして自室へもどって勉強する。 4:知らないふりして出かける。 「正解は多分1と3のコンボだ。しかし今!オレの本能は別の解答を求めている!! (5:寝てるのを幸いにスカートをめくってみる。)」 ああ、誰か、このオレの行動を止めさせてください。 こんなことしていいはずはないんだけどと思いつつも、桑原は雪菜の足元にそっと跪いた。 「ううう・・・雪菜さん、ちょっとだけ・・・、ちょっとだけですからね・・・」 桑原の人差し指と親指が、そっと雪菜のスカートのすそをつまみあげる。 それをつつつ・・・と上にずらすと今まで一度として見たことのない、雪菜の白い大腿があらわになった。 キレイでしみや傷ひとつないすらっとした細い足。 やわらかそうなその太腿は温かいのか冷たいのか・・・。 一瞬、その足にそっと触れてみたい衝動にかられるが、そこは起こしてはならないと自制する。 もう少し、もう少しで雪菜さんのぱんつが見れる・・・白、水色、ピンク、ストライプ、水玉、花柄・・・。 ああ、白だったら、イイ!! 桑原の頭の中をさまざまな色や柄が交錯していたその時。 どぐしゃっっ!! 桑原の頭が何かに蹴倒され床に沈んだ。 「和、そこまでだよ」 静流は弟の頭を足でぐりぐり踏みつけながら、雪菜のスカートを盛大にまくりあげた。 「んー?」 その手をおろし、ぽんぽんと雪菜を起こすようにたたく。 「う・・・ん・・・静流・・・さん・・・?」 雪菜は身体を起こすと目をこすりながらあたりを見回した。 「雪菜ちゃん、昼寝するときはなんか掛けて寝ないとだめだよ。 それと、パンツはかないと風邪ひくよ」 「あ、すみません。私、長く着物の生活でしたのでつい・・・」 雪菜はそそくさと立ち上がると床の桑原に目を留め 「あ、おかえりなさい」と声をかけ自室へ戻っていった。 その後、姉に散々どつかれた桑原は自室に戻り、雪菜のノーパン寝姿を想像してマs(ry
自室に戻った躯の目に、ベッドに眠る飛影の姿が飛び込んできた。 「なんだ?ひとの居ないうちに来て勝手に寝やがって」 そっと横に座って顔を覗き込んでみると、起きてる時にはとても想像できないような幼い顔。 なんとなく、頬を人差し指でつついてみる。 ぷにぷに。 程よい弾力とあたたかさ。 「・・・・」 次は自分の頬をつついてみる。 ぷにぷに。 ・・・何やってんだ?オレは。 その、ぷに具合に微妙な年の差を感じて躯は軽い欝になった。 次に目に映ったのは飛影の口元。 こいつ、小さな口してるよな・・・。 起きてる時は憎まれ口ばかりたたいているけれど、こうしてみると可愛らしい。 ちょんちょん。 人差し指で下唇をつついてみる。 思ったよりやわらかくてあたたかい。 くんくん。 顔を近づけて、匂いをかいでみる。 ・・・チャーシューの匂い。 この匂いはたまにさせてるんで知ってる。 また人間界で幽助に会ってきたな。 躯は軽いジェラシーを感じた。 さてと、どうしてくれようか。 1:掛け物をかけてやる。 2:優しく声をかけて起こしてみる。 3:知らないふりして横で寝る。 4:知らないふりして出かける。 5:たたき起こしてぶんなぐる。 6:そっと唇を奪ってみる。 7:ひんむいて襲ってやる。 8:顔に字(もしくは絵)を書く。 正解は多分、3か5か8・・・。 スレ的には6か7であろうか。 自分の機嫌次第な選択肢だと思う躯であった。 躯が考えてない補足 9:どうするか悩んでるうちに飛影が起きる。
「さて、どうするか」 1:思いついたら続きを書く。 2:このまま完。 3:誰かが続きを書いてくれる。 4:投下しようとしたらまた規制にまきこまれる。 ・・・こちらは4の可能性が非常に高い。 yournetは最近、連続コピペの厨房を抱えているのだ。 けど3だと楽ができるのになと思う22であった。
GJ!22さん相変わらずいいネタで来ますね。 雪菜のぱんつ何色かな?とワクテカしていたら… これは思いがけない収穫だったね桑原。氷女はみんなノーp(ryなのかw それから>192での躯の行動の選択肢、どれもいいなー。 願わくば6&7でエロ展開キボンwwでもギャグ展開も面白そうだな。 8でも落書きだんだんエスカレートして顔だけでは飽き足らず… って展開になったらエロもいけるかも。 続き期待してます。 そして22さんも他の人達も規制に巻き込まれませんように。
レスdです。 8で落書きエスカレートってのイイですねw 週末くらいには続き書いてみようかな。
幽助の屋台でラーメンを啜る飛影を想像して萌えたのは内緒だ
幽助の屋台はみんなの集まり場所なんだな。なんかイイなそういうの。
>>195 おお、落書きエスカレートネタ気に入って頂けて良かった。
楽しみにお待ちしております。躯がどこまでエスカレートするのかワクワクw
躯やカニはラーメン喰えるんだろうか。
喰える気ガス。 人間「しか」受け付けないなんて言葉はただの喧嘩言葉? 人間から超S級妖怪まで訪れるラーメン屋だったらスゴス。 躯「人間味で頼む」 カニ「カニでだしをとってくれ」
この掲示板って携帯からだと長文打てないんですか?小説を投稿したいんですけど「長すぎる行があります」って言われてしまいます(-o-;)
>201 ○「投稿」に説明あるよ。 ×「投稿」について説明あるよ。 スマソ
昨日の今日ですが、午前の仕事の帰りの車中で浮かんだので書いてみた。 エロなしですいません、と申し訳なく思いつつも。 192の続きでギャグ展開パターン「8で落書きエスカレート」
数分後、躯の部屋にマジックを持って訪れる奇淋の姿があった。 言われたとおりに小さくノックすると顔中に満面の笑みを浮かべた主人の姿が出迎えた。 「ご苦労だったな」 躯はマジックを受け取るとベッドの方へ向かう。 奇淋は上半身裸で主のベッドに横たわるNO2の姿を見た。 「躯様?これはいったい・・・」 「飛影がオレの留守中にここで居眠りしてるんでな。ちょっとお仕置きをしてやろうと思って脱がせてみた」 まるで悪戯っ子の様に笑いながら躯は飛影の横に座り込み、 マジックのふたをキュポンとあけて何やら顔に書き始める。 そのまま胸、腹、両腕にいたるまで同じものの絵を描いているようだが上機嫌で何かを呟いている。 奇淋はそっと近寄って覗いて見た。 ・・・目玉の絵だ・・・。 「邪眼の力をなめるなよ〜♪」 小さく呟きながらペンを走らせる躯の姿を確認し、奇淋は目頭を押さえながらそっと部屋を後にした。 なんだか頭がくらくらする。 パタンと閉まったドアの外側で、奇淋の目から涙が一粒流れ落ちた。 「躯様の目は、信じられないほど無邪気になってしまわれた・・・」 大体の部分を書き終えたとき、躯は飛影の下半身をどうしようかと悩み始めた。 「やっぱここまで書いたんだからな。足にも書かずにいるなんてできやしない、できやしないよ・・・」 まるで野口さんばりの怪しい笑みを浮かべながら、躯はとうとう飛影をすっぽんぽんにしてしまった。 大腿から足の甲にかけてまで丁寧に目玉を書き込んでいく・・・。 そのマジックの感触に身体が微妙に反応しているのだろうか。 飛影の分身が微妙な半勃ち状態になり躯の頬をわずかに染めさせた。 その時、飛影の口から「う・・・」と小さな声が漏れた。 思わずどっきりしてしまったが寝言のようだ。 すぐに寝息がたち、寝言だと思われるような言葉が後に続いた。 「幽助・・・、もう喰えん・・・」 躯の心に、再びめらめらと嫉妬の炎が燃え上がった。 そういえばこいつは以前、霊界でテロ騒動があった時に 死ぬかもしれないような場面に幽助と共に居残ったりしたこともあったっけ。 幽助という人間に、男として惚れこんでいるような所があるのは知っている。 飛影の意識に触れたことのある躯にはよく理解していることなのだがやっぱり面白くない。 男なんかに自分の独占欲が向けられていることに少々戸惑いながらも、 躯は今現在、おちゃめパワーも全開になっていた。 躯は左手でそっと飛影の分身に手を添え、マジックで竿部分に字を書き始めた。 『むくろの』 横には小さくハートマークを書いてみる。 さすがに顔中を真っ赤に染めて、なんだか今すぐ大声を出して走り回りたいような、 両手で顔を隠して叫びながら床をのたうちまわりたいような変な気恥ずかしさが沸き起こってきた。 でもあらためて手を止め、飛影の全身を見てみると・・・たまらん!! 躯は声をころしたまま腹を抱えて笑いだした。 その時、躯の耳に飛影の声が飛び込んでくる。 「・・・おい」 「は!!」 飛影はゆっくり起き上がると自分の姿をゆっくりと眺めながら、次に躯の手に握られてるマジックに 目を留め、一気に妖気を噴出させた。 「お、おちつけ飛影!べっ、別にオレは、邪眼の力はなめていない!!」 飛影の頭の中で何かの糸がぷちんと切れた。 そのまま妖気を集中させ、躯の居た場所に一気に叩き込むと 百足にぼっこり穴ができ、躯はそこから笑いながら外に避難するが飛影も追ってくる。 「貴様!殺す!!」 笑いながら腹筋を痛めている躯VSらくがき全裸の邪眼師飛影・・・。 そんな手合わせを窓から眺めつつ百足の住人達はため息混じりに頭痛薬を飲んだ。
>『むくろの』 うはwwwテラモエスwwww
22さん早速GJ!もう面白すぎですww お茶目な躯が本当可愛いな。 飛影のチンコにマーキング?する時の反応がたまらんw 最後、キレて全裸のままで躯にバトル仕掛ける飛影… とりあえず服を着ろ!ちっこい頃の悟空みたいだぞww
>「お、おちつけ飛影!べっ、別にオレは、邪眼の力はなめていない!!」 思いっきりなめとんがなwww 最後のバトルを想像してクソワラタ たまに22が来るとバランスいいな。 12もそろそろ出てこないかな。
208 :
名無しさん@ピンキー :2006/11/01(水) 20:11:00 ID:UCuwnksp
hosh
蓮コラ・・・
初めまして、こんばんは。 突然ですが随分前から此方を観覧させて頂いており、 願わくば自作小説を投稿したく挨拶に書き込ませて頂きました。 数々の良作に私の駄作など有ってはならぬものかとも思いましたが、 枯木も山の賑わい…どうか暇潰しにでも見て頂きたいので、 どうぞよろしく御願い致します。 まず最初の投下は『永久よ、触れ獲ぬ其の優姿』 (とわよ、ふれえぬそのやさすがた) エロ無しで申し訳ありませんが時雨×躯にて失礼致します。 投下まで暫く掛かりますが、どうか気長に待って頂けたらと思います。
>>210 >投下まで暫く掛かりますが
SS書きってのはできた時に黙って投下汁
…釣りか?
>>204 面白かったよ
途中でこれを思い出したので貼っとく
たまらんだろ? たまらん!
_, ,_ ,_
(; ゚д゚ ) (` )
( ⊃┳O ⊂( ヽ
( ⌒) )┃_ ┃(⌒ ) ) _
/ ̄ ̄ ̄`J ̄ ̄ /\ / ̄ ̄し' ̄ ̄ ̄/\
( ((  ̄◎ ̄○ ̄◎ ̄○  ̄  ̄◎ ̄○ ̄◎ ̄○ ̄ ) ))
たまらんだろ? たまらん!
_, ,_ コツン ,_
(; `д´)\/(` )
( ⊃┳O ⊂( ヽ
( ⌒) )┃_ ┃(⌒ ) ) _
(( / ̄ ̄ ̄`J ̄ ̄ / ̄ ̄し' ̄ ̄ ̄/\ ))
 ̄◎ ̄○ ̄◎ ̄○◎ ̄○ ̄◎ ̄○ ̄
/☆\
たまら──ん! _, ,_ _, ,_ _, ,_ _, ,_ たまらん――!
((Д´≡`Д)) ((д`≡´д))
(( ⊃┳O⊂( ヽ))
(( ⌒) ))┃_ ┃((⌒ ) )) _
((/ ̄ ̄ ̄`J)) ̄ / ̄ ̄((し' ̄ ̄ ̄/\))
 ̄◎ ̄○ ̄◎ ̄○◎ ̄○ ̄◎ ̄○ ̄
>>210 それはせめて投下する時に言ってほしかった。
基本は>211の言ってる通り。
でも投下楽しみに待ってますよ。
ナニの文字に気づいたときどんな反応するのやら
ノーマル状態じゃわからんよな?
レスdです。 文章おかしいとこだらけだけど多めに見てくれるここの人たち優しいですね。 >チンコにマーキング レスにワラタwww
22さん次回作にワクテカしてます。お次はどんなネタかなw ところで躯、>204で飛影のチンコ見た時 「前に見た時より毛が濃くなってる。こいつも大人になってきてるんだな…」 こんな事思ってたらww 初めて見たのは時雨との真剣試合の後、瀕死の飛影を 治療ポッド(メディカルマシーン?)に突っ込んだ時とかかな?
218 :
前スレ483 :2006/11/03(金) 20:07:46 ID:5EA/ch1k
いやぁ、マジックで悪戯書きとかお茶目だな躯w 治療カプセルに入れた時にきっちり確認はしてると思うに自分も一票。 と言うかきっとうちのだったら確認してる筈、多分。 と言う事で、分化の日ネタを投下・・・・・エロ無いですけど。コエンマ崩れてますけど。↓
霊界は下界とは時間の流れが多少違うだけに、今日もいつものように忙しい。 そんな最中に呼び出されて機嫌が良い筈も無く。 「なんですか、コエンマ様〜・・・あたしゃまだ仕事あるんですけど?」 はぁぁ、と既に諦めの境地に達した溜息をつきつつぼたんは上司の部屋の扉を開く。 中にいるのは、今や霊界の最高位に就いた自分の我侭上司、コエンマ。だが、いつものような子供の格好ではなく なぜか人間界に降りる時と同じような好青年の姿でこちらをニヤリ、と笑って見つめ返して来た。 厭な予感。 「ただ単に暇潰しで呼んだんでしたら、あたしゃ仕事戻りますからね、気紛れで呼ばないで下さいっ」 そう言ってひらり、と着物の裾をひるがえして扉の向こうに出ようとした時、背中に声がかかる。 「まあ、そう結論を急ぐでない、ぼたん。お前の今日の残りの仕事は他の奴にやらせるから・・・・行くな」 くく、と何やら楽しげにそんな言葉を背中に送って、コエンマは優雅に立ち上がる。そしてそのまま、ぼたんの所へ。 ぼたんにしてみれば自分の仕事が無い、と言われれば仕事を口実に逃げる事も出来ないわけで、仕方無く振り返る。 もう一度溜息をついて、目の前に近寄って来た上司をチラリと下から見上げる。 悔しい位に好青年の姿でいる目の前の相手。いつもの霊界での姿だったら、こんな威圧感を感じる事も無いのに 今日、こういう二人だけの時にこの姿をすると言う事は・・・この後に何を要求されるかも予想がつくと言う物で。 「・・・・・で、今日は何がお望みなんですか、コエンマ様?」 「はて、何のつもりだったかのぅ?」 わざとらしく顎に手を当てる相手のみぞおちに肘鉄を喰らわせたい気持ちをグッと堪えてもう一度。 「な ん の お つ も り で す か」 一言一言、ゆっくりと呟くぼたんの顎に手を当てて、いかにも育ちの良いと言った笑みを見せるコエンマ。 そして、嬉しそうな顔でその質問に答えを返す。 「いや、下界で本日は『文化の日』等と言っておるらしいではないか?それなら、お前で芸術をしてみるのも」 「その提案については却下させて頂きますよ、コエンマ様」 「・・・・即答で拒否するとは、酷い奴だのぅ・・・ぼたん・・・・お主位じゃよ、ワシに逆らうのは」 言葉の途中でキッパリと遮って却下を言えば、またわざとらしく溜息をつくコエンマ。それに対して、こちらは 本気で溜息をつき返すぼたん。はたから見ていれば、どう見ても『バカップル』の会話にしか見えない会話。 そう、もしこの場に蔵馬がいれば・・・・きっと、いや確実にニヤニヤと笑って二人を眺めていた事だろう。 「ただ、単にワシは・・・お前を筆で色々やってみたかっただけなんじゃが・・・なぁ?」 筆で何を、と一瞬考えてから、ぼたんは反射的に上司兼恋人の頭をどこから出したのか、ハリセンで叩いていた。 「だ、誰がそんな事させますか!大体あたしゃ今日は勤務日なんですよっ、そんな日に馬鹿抜かさないで下さいっ!」 べしべし、と何度かハリセンで相手を叩いてから肩を揺らしてぼたんはコエンマの執務室を勢いよく出て行って。 残されたコエンマは、頭をさすりつつも壁に貼られた下界用のカレンダーを見ながら嬉しそうな笑みを漏らした。 「・・・・ま、『文化の日』は無理でも『芸術の秋』と言う手はまだあるしのぅ・・・、まだまだこれからじゃな」 蔵馬に良い手でも聞いておくか、と小さく呟いて、まだ残る書類に向かってコエンマは再度ニヤリとほくそ笑む。
220 :
【腹黒】 :2006/11/03(金) 20:08:57 ID:5EA/ch1k
「・・・・・・で、何でコエンマ様まで俺の所に来るんですか。」 玄関の扉を開けば目の前にいる相手に深く溜息をついて、部屋に招き入れつつも相手の顔をチラリと確認する。 「んー?いや、下界の『芸術の秋』を使ってぼたんに悪戯してやろうと思って、のぅ」 ふぉふぉ、と笑う好青年の漏らした言葉に一瞬だけ、相手の女性に哀れみの感情を抱く。ああ、何て酷い上司なんだろう。 まぁでもその道を選んだのは彼女の選択ですし、と気を取り直して蔵馬は軽く思案を巡らせる。 「さて、蔵馬。お主なら何か良い手を知っているのではないか?聞く所に寄れば飛影も世話になっているそうじゃないか」 にやにや、と意味深な笑みを浮かべてどこから・・・いや、恐らく幽助辺りから仕入れた情報を嬉しそうに言うコエンマに 蔵馬は溜息だけを返す。自分は、どうしてこうもあちこちから頼られるんだろう、と。 「別に飛影の場合は知識が無さ過ぎて躯が大変だろうと思っただけですよ?」 「ほぅほぅ、お主がそれだけで色々と教えるとは思えんがのぅ」 ふふふ、と腹黒い男二人はお互いの腹の内を探り合う。しばらくして、根負けした蔵馬はコエンマに何やらぼそぼそと 耳打ちすれば、それを聞いたコエンマが最初は不思議な顔をして、理解してからは逆に明るい表情に変わり。 「なるほど、流石は蔵馬じゃな!ふむ、そこまで持って行くのは大変じゃろうが面白い提案じゃ。助かるぞ」 はは、と笑って邪魔したな、と言って出されたままのお茶に手も付けずにさっさと出て行くコエンマ。 その手の付けられていないお茶を啜りながら蔵馬は思案する。 「うーん、流石に俺でも霊界の様子までは詳しく知れないです、し・・・結果報告待ちでしょうかねぇ?」 流石の狐も、今回ばかりは相手が報告してくれるまでは分からない、と言う事で。
と言う事で芸術の秋ネタで何か出て来ないかと自分でネタ召還してみました。 頑張って来ます・・・・22さんの次回ネタにもwktkしつつ、12さんや他の職人さんもお待ちしております。
483さんGJ!文化の日マンセー!秋マンセー!! コエンマもエロイなwwでも職権乱用しちゃイカンよw ぼたん、ハリセン常備してるって事は いつもこんな目にあってるのかな… 蔵馬の案実行編も是非読んでみたいです。 期待してます。報告待ちの蔵馬と同じ心境w
>483タソ 自力ネタ召還乙でありますwww 蔵馬案実行編、自分も楽しみにまっとります! だけど蔵馬は何でも相談受付所というかお困り駆け込み寺というか・・・w ある意味便利な存在ですね(腹黒だけど) 秋ネタが終わったら 冬ネタでクリスマスかお正月とかでなんか書いてみたいですね
483タソの読んでうっかり自分も蔵馬相談ネタでうかんでしまいました。 しばらくひっこんでようと思ったのですが・・・。 よそスレでエロに精進しつつ、これにてしばらく読み手にまわります。 おみやげ(飛影+躯) 「・・・蔵馬」 「!飛影、久しぶりですね。何かあったんですか?」 蔵馬は窓際に佇む飛影の身体をじろじろ見つめて腕を組んだ。 「どこにも怪我はなさそうですが・・・?」 「今日は治療じゃない。躯のことだ」 飛影は少し言いにくそうに視線をそらした。 「率直にどうぞ」 「ラーメン食べて百足に帰った後はどうもあいつの機嫌が悪い。どういうことだ?」 「・・・貴方はどういうことだと思うんですか?」 「あいつもラーメン食いたいのかと・・・」 蔵馬はぷっとふきだした。 「そんな鈍さでよく生きていられますね。まあ、鈍くてもうたれ強さはありますが」 「だからどういうことだ!!」 からかうような蔵馬の口調に飛影はちょっぴりいらいらした。 「やきもちですよ。幽助に会ってきてるのが貴方からにおうチャーシューの匂いで解るんでしょう」 「幽助に会うのに何でやきもちなんだ?わけわからん」 「まあ、わからないでしょうね・・・」 「わかるように説明しろ!」 「躯はいままでの貴方の行動やなにかを総合して考えて、貴方にとって幽助は特別な人物だと思ってるんですよ。 そんなことを考えると定期的に幽助の所に行ってしまう貴方の行動が腹立たしいんでしょう。 独占欲、嫉妬心・・・微妙な女心なんでしょうね」 「幽助は男だ。やきもちもなにもないだろう。というか、オレは別に躯とは何もない」 「そういう問題じゃないですよ」 「とにかく、あの機嫌の悪いのをなんとかしてほしい」 「飛影・・・今、チャーシューの匂いさせてますね・・・ちょっと口あけてください」 蔵馬は飛影の口に飴玉をほうりこんだ。 「なんだこれは。甘いな」 「帰ったらそれをお土産とかなんとかいって口移しであげたらどうですか?ご機嫌になりますよ、きっと」 「なんで口移しだ!!そんなことしたら殺されるぞ!」 「いいからだまされたと思って。あ、オレからの入れ知恵だってことは言わない方がいいですよ。 さ、それがなくならないうちに帰ってください」 蔵馬は飛影を窓から追い出してぴしゃりとガラス戸を閉めた。 「やれやれ。恋愛相談室じゃないんだから・・・」
飛影が百足に帰還すると、その上に躯が不機嫌な表情で座っていた。 「おかえり」 全くいい鼻をさせてやがる。 飛影はもうどうにでもなれという気持ちで躯に近づいて跪いた。 「土産だ」 突然唇を合わされ、躯はびっくり仰天!心臓が口から飛び出しそうになってしまう。 なななんだ?!飛影がオレにキスだと?????? ・・・と思いきや、一瞬にして何かを口の中に入れられ、唇を離された。 「・・・甘い・・・」 「それでも喰ってろ」 「なんだよ、それ」 躯はころころと笑いだした。 飛影はびっくりする。 ・・・なんだ?ほんとに機嫌よくなったぞ??? 「・・・なあ、飛影」 「なんだ」 「また、お土産くれな」 「・・・そんな甘い飴玉なんかが気に入ったのか?」 案外子供っぽいやつだな、とか検討違いなことを思ってしまう飛影はどこまでも鈍ちんだった。 「・・・ま、いっか。そういうことにしておくよ」 躯はそういうとにっこりと子供のように微笑んで、口の中で飴玉をころころと転がしていた。 飛影が真にうけて、今度は袋ごと持ち帰らなきゃいいけどな、とか思いつつ・・・。
食欲の秋っつーことで。
>226 食欲の秋、自覚の無い飛影。どこの飛影も自覚は無いわけですなw 思わず飴玉をネタに使いたくなった自分をお許し下さい。 飛影x躯、コエンマxぼたん・・・・・次は誰だ・・・(悶々
483のぼたんカワイソスw 22の躯飴カワユスw 「治療します」「知恵貸します」「調達します」 3Tの蔵馬屋、畑中家2Fにてオープンてか?
蔵馬、そのうち「ありがたいお言葉10分500円」って看板立てそうだなw
>>224-225 いたずらマーキングの後日談キター!!22さんGJ!
飴玉口移しとかナイスアイデア!
思いがけない“土産”にすっかりご機嫌な躯に萌え。
飛影はニブチン直らないね…w
また新作投下して下さる日を楽しみにお待ちしております。
>>228 蔵馬屋いいなww
でも家族にはバレないように気をつけないとなw
レスくれた方ありがとう。
>>227 飴玉ネタ投下お待ちしております。
>>229 ちょ、それ安い!!
つーか躯もラーメン喰いにくればいいんだよ。カニラーメンとか。
さっきまとめサイト見てきたら更新されてるや。 12さん乙です。またSS投下してくれるのも楽しみにお待ちしてます。 季節ネタもいいね。芸術の秋、食欲の秋の他にも スポーツの秋ってのもエロに絡められそうだ。ベタかもしれんけどw
【食欲の秋】 幽助 「なぁ螢子、腹減ったなぁ〜」 螢子 「仕方ないわね、ちょっと待ってて…ってどこ触ってるのよ」 幽助 「へへへ…」さわさわさわ 螢子 「ちょ、ちょっとやめ…あ、んっ」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 螢子 「幽助っ!アンタお腹減ってたんじゃないの!?」 幽助 「減ってたぜ〜だからお前を食ったんじゃねぇか」 【スポーツの秋】 飛影 「人間界じゃこの時期様々な身体運動を行うそうだ。 スポーツの秋とかいうらしいな。おい、お前も俺に手合わせしろ」 躯 「それがものを人に頼む時の態度かよ…仕方ねぇな」 (人間界の風習なんて持ち出しやがって…ふふ、相変わらずヒネクレ君だな) そしてその後、セックルという名の手合わせ第2ラウンドへww
なんか幽助が「お前を食う」とか言うと、リアルな意味な気がするw
たしかに。 父親が食人鬼だからね。
とりあえず原作中には本人が「人間食べたい」と思っているような 描写はなかったから(雷禅に対して人間 かっさらって〜とか言ってたけど) 大丈夫かなとは思ったんだけどまずかったかなwスマソ
大丈夫だお
>>238 dです。
SS、483さんのコエンマxぼたん実行編も楽しみだな。
あと激しく亀だけど>218での
>治療カプセルに入れた時にきっちり確認はしてると思うに自分も一票。
時雨との真剣勝負後このあたりの展開読んでみたいw
週末だし職人さん降臨にwktk(;´Д`)ハァハァ
>>240 ここは職人不足だからあんまり期待しないほうがいい。
マターリ待っているよ。職人さん達が戻ってきてくださるのを。 暗黒武術会開催時、パンツ姿の螢子のお尻に萌え。 幽助じゃなくともつっつきたくなるw あと、初めて素顔(全裸)をさらした時の躯のお尻もかっこよかったなぁ。
243 :
前スレ483 :2006/11/11(土) 22:07:17 ID:84JymaPz
とりあえず先に陳謝させて下さい。投下しつつ蔵えもんにいてこまされときます。 文化の日ネタを微妙に引っ張って↓ またエロ無くてすいませ・・・・orz
244 :
【射光】 :2006/11/11(土) 22:08:03 ID:84JymaPz
今日は待ちに待った、休みの日。それも連休を貰えたなんて、とても最高な日。 部屋の掃除をして、気分を入れ替えてから、さて何をしようかと、一息ついたその瞬間、電話が鳴り響く。 「おやま、誰からかしらねぇ」 掃除をしたお陰ですっきりした気分で受話器を取ったぼたんの顔は、そこから聞こえて来た声で凍りついた。 なんでまた、こうやってタイミング良く電話をかけて来るのか。 「・・・・と、言うわけでワシも仕事が一段落したからのぅ、お主・・・ワシの家に来てくれるな?」 受話器越しに見えるような笑みを含んだ声は『拒否すれば数日は嫌がらせしてやるぞ』と言っているようなもので、思わず ぼたんは溜息混じりに無言で受話器相手に頷きを一つ返して。それから、相手に判らないのに気付いて慌てて返事を。 「あー、はいはい、今出る準備しますから、待ってて下さいね、コエンマ様?」 「うむうむ、期待して待っておるぞ?・・・・ああ、格好はいつもの仕事着で来るようにな。それじゃ」 何で仕事着、と問い返す間も無く、電話を切られてぼたんは一瞬考え込んで。そして、諦めた顔でいつもの白い姿をする。 そのまま出ようとして、そう言えばこれもデートになるのかねぇ、と思案してから薄化粧をぱたぱた。 「これ、薄いから厭なんだけどねぇ。ああいう時は従うのが最適な行動、ってなもんさね」 ハァ、と溜息をつきつつ、オールを飛ばしてコエンマの屋敷へ。 いつ来ても、やはり霊界を治める者が住む家なだけあって、豪華な屋敷、豪華な調度品、豪華な部屋達。見慣れる事はない。 今日はどの部屋にいるのかね、とキョロキョロと首を回せば背後から聞こえる、家の主の声。 「おお、ちゃんと着て来たのだな、ぼたん。偉いぞ、うむ、偉い偉い」 振り返る間も無く後ろから嬉しそうに抱き付いて来る相手の脇腹に肘鉄一発。 うぐ、と呻いている相手を振り返れば、今日もまた・・・・人間界に降りる時の姿で思わず絶句する。 この前は執務室で何かしようとして、それはどうにか逃げたものの・・・・今日は、相手の家、しかも今は部屋の中。 逃げる場所は無いかねぇ、と思わず悩んでいるぼたんの顎に手をかけて、コエンマは微笑む。 「うむ、予想通り・・・・綺麗に化粧をしてきよったな、お主。いつもの仕事の時よりも可愛らしいぞ」 ふっふっふっ、と笑う相手の誉め言葉に、思わず染まるのは恋する女の仕様です。誉められれば誰だって嬉しいものだから。 「そ、そんな誉め言葉・・・より、何でまた休みだって日に仕事着を着せるんですか、コエンマ様っ!」 顎を持つ手をぺちりと叩いて文句を返す、そりゃデートですもの、とこういう時に素直には言えない複雑な女心。 「ま、そう焦るでないぼたん。ワシがお主をその格好で呼んだのにはわけが・・・な?こっちだ、入れ」 傍らにかかっていたカーテンの裾を上げ、その暗がりへとぼたんの背中を押して無理やり中に押し込める。 中は細い通路になっていて、薄暗い中・・・微かに見える、向こうの灯りに向かってぼたんは足を進めて、そして。 「・・・・・ほぇ・・・・・・」 思わず漏れ出る吐息。そこは、彼女が今まで見た事もない程綺麗で美しい、大理石等で豪華に整えられた温室。 射し込む光は暖かく、柔らかく白く、白く彩られ。温室の中をより一層、美しく惹き立てている。 視線の片隅にある寝台にはあえて気を取られないようにして、中に足を進み入れる。 「おや、こんな所にキャンバス・・・・コエンマ様、絵なんて描くのかぇ?」 きょとん、と背後にいる相手に振り返って聞けば、『そうだな』と、にんまりと笑って頷く相手。 その妖しげな微笑みのまま近くに寄って来て、自分の手を取り、そして。 「では、ぼたん。ワシの人物画のモデルになってくれるな?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?」 思わず聞き返してみても、もう一度同じ言葉を言われるだけで、理解するまでしばし待つ事数分かかっただろうか。
245 :
【射光】 :2006/11/11(土) 22:09:09 ID:84JymaPz
「で・・・なんで、あたしゃ着物でこうやってメロン二つ持ってるんですか、コエンマ様」 今のぼたんの状態。何故か両手に一個づつメロンを持ち、胸の辺りを隠すように寝台に腰かけていて。 「んー?いや、この間見たおーすてぃん何とか、と言う映画でそういう場面があってのぅ、面白いかと思って」 下書きをする為にか、鉛筆を持ってキャンバスに向かっていたコエンマが笑って言葉を返す。 あの映画で持っていたのは、メロンだけだったか、さてはて、と一瞬考えつつ、相手の胸元に視線を走らせ。 「・・・・いや、でもお主・・・やはり夕張メロンよりは、胸が大きいとはのぅ、実際に見比べんと判らんのぅ」 ははは、と軽く笑って言われれば、思わず持っていたメロンを相手に投げつけたくなる衝動。それをグッと堪える。 「あたしゃ、これでも結構胸はありますからねっ!こ、こんな果物風情とサイズ比べないで下さいよっ」 ふん、と胸を張ってメロンを持ち直す。まあ、確かにこのメロンは他と比べれば少し小さい程度、だけどそこは言わない。 それからしばらくは、コエンマが無言でキャンバスに描く音だけが部屋の中に響き、その小さな音が、また心地良くて。 器用にメロンを抱えたまま、ぼたんはうとうとと、うたた寝を始める。かくり、と頭が落ちる度に慌てて頭を持ち上げて、 またしばらくすれば頭はかくり、と何度も繰り返し繰り返し。もう、何度目だろうか。ぼたんの頭がかくりと落ちた時 クス、と小さな笑いが部屋に響いて、コエンマがそっとぼたんの傍に近寄る。疲れた彼女の頭をそっと撫でて、そして。 「さて、お主もそろそろただ座っているのも疲れたであろう?仕事の疲れもあるのだ、休め」 疲れた手からメロンを取り上げられて、傍らの机の上に置かれるのをぼんやりした目で追う。そのまま肩を押されれば、 素直に寝台に疲れた体を横たえて、はぁぁぁぁ、と深い溜息を一つ漏らす。ああ、本当に疲れたねぇ、と。 「下書きは出来たからのぅ、このメロンは用済みと。・・・冷えてないが、食べるかね?」 枕元に立つ相手の言葉に、こくこくと無言で頭を上下に揺らす。こういう時は、上司も部下もへったくれもない。 こうやって疲れている時の逢瀬は、結構優しいのだ、この我侭な相手は。こういう時、だけなのが問題なんだけれどもそれはそれで。
246 :
【射光】 :2006/11/11(土) 22:09:57 ID:84JymaPz
コエンマは、育ちの良い坊ちゃんらしからぬ器用な手付きでメロンを机の上で切り分け、皿に盛る。 さて、蔵馬には色々と教えられたが、結局は自分でやりやすい方法を選ぶべきだな、と軽くほくそ笑んで、ぼたんの口元へ メロンを運ぼうとして・・・・そして、軽く一思案を巡らせる。 「ぼたん、お主・・・ワシに食わされたいか、それとも起き上がって自分で食うか?」 「んー・・・いや、もう何か首疲れちまって起き上がるのが面倒ですよぉ、コエンマ様・・・」 どうせ断るだろう、と優雅に笑いながら相手に問えば、溜息をついて出て来る予想外の相手の返事。 一瞬だけ『へ?』と意外な顔をして、それからそうかそうか、としたり顔で頷く。それならそれで、問題は無かろう。 問題は、どうやってこの素直じゃない相手の口にメロンを運んでやるか、だが。 横目で寝台に寝そべる相手を眺め、自分の口に一切れ運ぶ。 「・・・・あたしにくれるんじゃないんですかぁ、コエンマ様〜?」 むぅ、とむくれた声を上げる相手の顔を見れば、本当に素直じゃないな、と小さな苦笑を一つ。 それから、大きな一切れを口にくわえて・・・・そのまま、ぼたんの口元へと運んでやる。口に果実があるから、当然声は 発する事は出来ないわけで、無言で相手の唇を果汁で湿らせる。ぽたり、と果汁が驚いて閉じたぼたんの口元から、喉元へ。 むぐ、と微妙な声を発すれば、やっと口移しでメロンを受け取る相手の唇。そのまま中も味わいたい所だが、ここはあえて 我慢をして、唇を離す。・・・いや、我慢を全てしたわけではないか。離すついでに、味わっている唇にキスを軽く一つ。 「もう一ついるかね?」 「・・・・・・・・・・・いえ、自分で食べますよ、食べますってば」 これ以上悪戯されたら困る、と言った顔で起き上がる彼女に微笑みかけて、皿を差し出せば、素直に一切れ食べるぼたん。 先程、喉元に落ちた果汁はそのまま落ちて、白い着物に小さな染みを付ける。 「あらやだよ、仕事着に染みがついちまって・・・・やだよぉ、これ落ちるかねぇ、どうしよう」 おろおろ、と染みが付いて初めて慌てる彼女の額に軽くキス。きょとん、とこちらを見上げる視線に微笑みを返して。 「仕事着位、ワシがまた新しいのを用意してやるから、今日位は気にせず食べたらどうだね、ぼたん」 ほれ、とまた皿を差し出せば、素直にまた黙々とメロンを口に運ぶ姿は、まるで童女のようで、可愛くて、いとおしくて。 今このまま抱き締めたいのぅ、などと馬鹿な事を考えつつ、もう一つのメロンを切り分ける。 新しく皿に盛られたメロンを黙々とただ食べるぼたんの着物は、もう既に結構果汁の染みがついているわけで。 鼻をつい、と近付けて匂いを嗅げば、ぼたんの体から香るメロンの甘い香。知らぬ内に、ふっと口が緩んでしまう。 「ん、こっちも甘いですねぇ、コエンマ様・・・って、な、なに人の事嗅いでるんですか、気持ち悪いですよぉっ!」 この人ったら、やだよもう、とぺちぺちと頬を叩かれても、それがまた可愛い等と思うのは惚れた弱味か。 「まあぼたん、お主から甘い匂いがするのだから仕方無かろう?ワシにもお主を味わわせろ、ほれ」 一切れくわえたままの相手の肩を押してやれば、反抗する隙も無くころん、と大人しく倒れるぼたんと、被さるコエンマ。 「・・・へ?あ、え、ちょっと、ちょっと待ってコエンマ様ってば!あたしゃまだそんなつもり・・・」 「ワシはもうそのつもりじゃ」 「えぇぇぇぇぇ、そ、そんな殺生なぁぁぁぁっ」 うわぁん、と小さな悲鳴を上げるぼたんの声も他所に、コエンマは鼻歌混じりに帯を解きにかかる。
247 :
【射光】 :2006/11/11(土) 22:10:41 ID:84JymaPz
手慣れた相手にアッサリと帯を解かれ、髪も解かれ、それでも素肌を見せまいと必死でぼたんは襦袢の前をかき合わせる。 「そういう姿、いつ見ても初々しいのぅ、ぼたん?」 怪しげな笑みを浮かべる相手。その額を、空いた手で軽く小突いてぼたんは眉を顰める。全く、いつもこうなんだから。 小突かれた所を軽くさすりつつ、コエンマはそんなのどこ吹く風と言った顔でぼたんの唇を自身の唇で塞ぐ。 「・・・・ん、ぐ」 思わず零れる吐息混じりの声。まだまだじゃな、とほくそ笑みつつコエンマは彼女の首をそっとなぞる。 「筆でなぞるのと、手でなぞるのと。どちらが良いだろうなぁ、ぼたん、のぅ?」 クスクスと笑みの混じった声を響かせつつ、コエンマは白い細い喉をなぞりつつ、やはり白い耳朶に囁きかけ、吐息を吐く。 「ど、どっちもヤですよあたしゃっ!って言うかたまには何もしないで下さいよ、ホントにもーーーっ」 いやいや、と頭を振る相手の仕草がまた可愛らしくて、いとおしくて、腕の下にある細い体をその着物毎抱き締める。 柔らかい光が降り注ぐ中、白い着物に白い襦袢。その中にある、白い体はより一層柔らか味を帯びて見え、尚美しく見えて。 「まさにこれぞ女神、と言うべきかの・・・」 ほほぅ、と腕の中でまだ軽くもがく相手を眺めれば、その『女神』とやらはこちらを軽く睨みつけて来たりした。 「だったら・・・・今すぐ解放して下さいよ、女神を手にかけたら天罰下りますよ、コエンマ様も地獄行きですよっ!!」 珍しく見せる彼女の素で拗ねたような怒った表情。それが可愛いとか純粋にまた思ってしまったのは射し込む光のせいか。 ぺろり、と彼女の首元についたままの果汁を舐め取ってからニヤリ、と笑みを漏らし。 「たまには何もせんデートもありかもしれんの、ぼたん」 「だから離して下さい・・・・って・・・・・・・・・へ?」 「何もせん、と言うのもたまには面白いかもしれんだろうが。聞いてないのか、ワシの話を。上司だぞ?ん?」 笑いながら、豆鉄砲を喰らったような顔をした、相手の額をつん、と小突く。 小突かれた所を撫でつつ、まだこちらを信じられないと言う風に向く相手には肩をすくめて見せて。 「たまには、女神を鑑賞するだけの『文化の秋』も楽しかろうが、ぼたん」 「・・・だったら腕、離して下さいよコエンマ様」 「いやじゃ」 「ケチ」 「構わん」 くく、と軽く肩を震わせながらぼたんを見る。この自分に天罰を下せる奴がいるとすれば、この『女神』だけだな、と。 妙な確信を持ったまま柔らかい光の中、自分の女神を抱き締める。今、この瞬間に霊界ごと滅びても良い、とか思いつつ。
「・・・・・・で。俺が言った言葉は何の為にもならなかったって事ですね、コエンマ様」 はぁぁ、とあからさまに溜息をつく狐の前、笑みを絶やさずに座っていた。 「ま、あの日は何もしないで帰したからのぅ。次はもっと燃えた反応を返してくれるんじゃないかと思っていて」 言いかけたその瞬間、蔵馬の部屋の窓がガラリと開き、冷え始めた秋風の中に聞き慣れた声が耳に響く。 「コーエーンーマーさーまー!なーに変な相談してんですか、あなたって人はぁぁぁぁぁ!」 目の前にいる狐が更に溜息をつくのを見てから、背後をを振り返ろうともせずに慌ててコエンマは部屋を飛び出す。 やはり、自分に天罰を下せるのはこの『女神』しかいないんだと、妙な納得をしつつ。 「蔵馬っ!アンタもアンタだよ、コエンマ様に何吹き込んだんだか知らないけどねぇ、これ以上はっ」 びし、と窓枠に器用に立ったまま蔵馬にぼたんは指をつきつける。そのまま噛み付きそうな勢いの彼女を制して。 「いえ、俺はコエンマ様に聞かれた事”だけ”を答えてるんであって、何も吹き込んでいませんからね?」 ははは、と爽やかに笑う相手を一瞬睨んで、窓から飛び出るオール一本。 それを見送ってから、爽やかな声音が秋風の中にふわりふわり。 「・・・・・ええ、例え人生相談だろうが恋愛相談だろうが、俺は聞かれたら答えるまでで。多少脚色はしますけど」 クスリ、と笑いを含んだ声はオールの主に届いたのやら、逃げる姿に届いたのやら。それは神のみぞ知る。
では、大人しくいてこまされて来ます・・・・長文はエロの神様が来るまでしばらくROM。 他の書き手さんいらっしゃらないかなー
483さんGJ!SS投下嬉しいです。実行編待ってました! ぼたん可愛いよぼたん。仕草の一つ一つが可愛すぎ。 コエンマはぼたんの事をからかいつつもベタボレなんだね。 締めは相変わらずの蔵馬が良いスパイスになってるw
連投すみません >249 自分は文章まるで書けないのが情けない。 12さんや22さん、前々&前スレでの職人さん方や 新規の職人さんが(戻って)来て下さる事を信じてるよ。 483さんもしばらくROMられるのですね。 復活後の次回作、楽しみにお待ちしてますよー
(今度の規制も長かった・・・) 483タソ実行編キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!! 「こ、こんな果物風情とサイズ比べないで下さいよっ」 っていう台詞に、みかん持ってる躯や雪菜ちんを想像したのは秘密ですw
>>252 規制解除おめ。
>みかん持ってる躯や雪菜ちんを想像したのは秘密ですw
小振りオパーイなのもカワ(・∀・)イイ!孤光あたりはおっきいスイカかな?
それぞれいろんな種類の果物持ってる女の子達と、
そんな彼女達を目の前にして
「食いてぇ〜!!」ってハァハァしてる男衆を想像しちゃったよ。
なんか雑談レベルのネタないかなあ・・・。 でもその前にまた規制の来る悪寒。 また同じやつが暴れている(;´Д`) 原因物質を駆除してください、蔵えもん。
ホント暴れてる奴だけ規制してくれって思うよな… とりあえず思いついた痴皇小ネタ。 変わらず外道?なんで不快な方は以下スルー宜しく。
ワシの名前は痴皇。元・奴隷商人じゃ。 現在はなんの因果か娘・躯の植木鉢なんぞやらされておる。 躯は娘であると同時にワシの玩具奴隷でもあった。 あの頃はたいそう美しかった。 今もなかなか…あの腰つきはたまらんのう。ひひひ。 酸なんぞ被りよって、醜くなってしもうたとあっさり捨てたんだが… こんなに美しく成長するのだったら、あの時捨てるんじゃなかったわい。 植木鉢にされていなければ、今すぐにでも押し倒してやりたいのう。 まぁ妖力の差は歴然としておるが、なんといってもワシは躯の“父親”じゃ! また前の時のように偽の記憶を刷り込ませれば、 言うとおりになりそうだが… それにしても、あのチビスケめ…まったく、余計な事をしよって… ワシがこんな目にあっておるのも、全てあのチビのせいではないか… げげ!チビスケがワシの事を睨んでおる!!?! あわわわわ、ち、近づくなぁぁぁっ!! おぉ!そうだっ、ち…飛影とやら、ワシと手を組まんか!? お前、躯に惚れとるんだろう!? 先にヤラせてやるぞ?なんなら女の落とし方を教え… 「ドスッ」 うぎゃああああ!!!
これまで長年に渡り奴隷商人という職を生業とし、 欲望の赴くままに女達を慰み者としたばかりか、 実の娘までも毒牙にかけた男・痴皇。 ヒトモドキに寄生され「鉢男」として生まれ変わった時、 過去の悪行を悔い改め、 一観葉植物として人の心を癒せる事が出来るのか?
名前欄のタイトルが何故か二重になってしまった…ごめん。
エロ神様が降臨しないので小ネタを頂く位しか今は出来ないですよ・・・ 実は規制喰らった内の一人です。 >253 「美味しそうですね、これ」 ふふ、と笑って雪菜が果実を取り上げる。 静流が買い与えたワンピースは彼女の胸のふくらみを強調するようなデザインで、 ただでさえいつも和真が悶々としていると言うのに。 何で、よりによって胸のサイズと同じ位の大きい蜜柑を買って来るのだ、あの姉は!! 「どうかしましたか、和真さん?」 にっこり、と微笑む少女に桑原は耐え切れず、目を抑えて自室に走った。 その後、部屋の鍵をしっかりとかかった彼の部屋から、妙な呻き声が聞こえたとか何か。 ネタを頂きました、ご馳走様です。 >255 いや、そんなお笑いネタ大好きですよ、外道じゃないないw
ちょ、痴皇、鉢男になっても性欲がw
>253 「そら、食え」 人間界から戻ってきた飛影はまっすぐ躯の部屋に来るといきなり何かを放った。 ぱしっ。 そんな音をたてて躯の手の中におさまった赤い果実。 「林檎だ。皮も食える」 「ふぅん・・・なんかいい匂いがするな」 嬉しそうに微笑んで手の中の林檎を胸元の位置で眺めてる躯。 飛影はついついその胸の膨らみと比べてしまいちょっとだけ頬を染めた。 林檎の赤は唇の色。その果肉は肌の色・・・。 ・・・そんな風に思って今までは口にしていたのだがまた別の見方もあったもんだ。 そんな視線を感じて、躯の表情が微妙に曇る。 「・・・お前、まさか今、何かと何かを比べてるんじゃないだろうな?」 その表情から妙な殺気を感じて飛影が部屋を飛び出してしまったことで、 躯は初めて食べる林檎がどこまで食べれるのかわからず芯まで食べてしまったとか。 おみやげ第2弾。 雪菜がみかんなので躯は林檎にしてみますたw yournetだけでなく最近いろんなところで規制が頻発しているようだ。 飛影を「チビスケ」と呼んでる痴皇ワロス。
ネタいただきご馳走様でした。
痴皇ネタ、暖かいお言葉をどうも有難う。
そして
>>259 &
>>261 、果物ネタ&おみやげ第2弾GJです!
>>259 静流姉さん絶対狙ってるwww
ある意味応援してくれているじゃないかw桑テラウラヤマシスw
>>261 >林檎の赤は唇の色。その果肉は肌の色・・・。
この一節なんかいいな。かっこいい。
それにしても飛影の想像をとっさに察知する躯はさすがw
ぼたん、雪菜、躯。 …誰か螢子を書く書き手さんはいないのか?
幽助ぼたんが見てみたい
螢子だと幽白カラーが薄れる感じ…… しない?
幽×螢は普通っぽいからね
>>266 幽白は幽蛍に始まり幽蛍に終わるというのに何を言って居るのか!
つーか一巻の冒頭(屋上でケンカ)と19巻の終わり(海にダイブ)
だけ見ると、とても妖怪やら何やらが出てくる漫画とは思えませんw
>>268 あんたスルドイ!!
確かに幽蛍に始まり幽蛍でオワットルのにカラーが薄れるとはこれいかに。
>253の果物ネタ(土産ネタ)、
>>259 &
>>261 にて
既に職人さんが雪菜編と躯編を書いて下さっているので、
今回は螢子と幽助で。似たような話ですみません。
「こんにちは!」
その日、螢子は浦飯家へダンボール箱を持って訪れた。
「おーっ、螢子。おっ、どうしたんだ、これ?」
玄関のドアを開けたのは幽助だった。今日も温子は留守のようである。
「これ、親戚が送ってきてくれたの。おすそわけ」
温子さんと一緒に食べて、と箱の中から彼女が差し出したのは、甘酸っぱさ香る蜜柑であった。
「すげぇ、いっぱいあるじゃねぇか!いつも悪りぃな」
受け取った蜜柑の香りをいっぱいに吸い込む幽助。その後、なにやら得心したように頷く。
「…どうしたの?」
そんな幽助の態度を訝しく感じた螢子は声をかける。
「いやいや〜この蜜柑もお前と一緒で熟してて…」
「こ、このバカ幽助!」
語る幽助の視線の先を悟り。瞬間、螢子はいつもの平手打ちを炸裂させた。
幽助、“上手そうだよな”とは結局最後まで言えずじまい。
>>270 ダンボールごと持ってくる螢子タソがらしくてイイ!!(・∀・)
幽白王道(?)の幽螢を書かれたあなたにゴッドの方のGJを。
土日なのにサミシス ROM中の職人タソ、コネタでもよろしくお頼みもうしたい…。
職人さん方が戻ってきて下さる事を信じて… 場つなぎ痴皇小ネタその2。 懲りない鉢男に不快な方は以下スルー宜しく。
ふう…まったく、こないだはとんでもない目にあったわい。 あの忌まわしい糞チビめ… そもそも躯の奴、あのチビスケには甘すぎる。 勝手に部屋に入り込んでも、いつも笑ってすませておる。 あいつら、出来ているのか? しかしそうなると、この部屋でヤッていないのが不思議だな… ワシはあれから、この部屋を出た事がないのだからな。 ヤッておればすぐに分かる。それとも別の場所でヤッているのか? どうせならここでヤッておれば良いものを。 相手が他の男なのが気に食わんが。 あの躯の乱れる姿、見てみたいしのう…ひひ。 玩具奴隷の頃は、感じる事を必死に隠そうとしておった。 いつも無表情で可愛げのない…そこがまた愛い所でもあったがのう。 その癖、中の具合は抜群じゃった。 やはり何度も改造しておいて正解じゃったわ。 ああ、やはりあのチビスケに味わせてやるのは勿体無いな…
一人ブツブツと呟きながら、いやらしい笑みを口元に浮かべる鉢男。 そんな彼の股間が張り詰めているのを、 共に部屋へと戻ってきた躯と飛影は半ば呆れるように見つめていた。 「飛影…お前こんなふうには絶対なるなよ…」 とりあえず鉢男の腹に一刺し加えると、躯は飛影に声をかける。 思春期真っ只中であろう元部下に、彼女はそう願わずにはいられない。 「ふん、こんなヤツと一緒にするな」 一方、“俺は違う”と言下に否定する飛影であったが。 そう言いつつも、すぐに反応してしまう男の生理。ましてやお年頃である。 それは自らも見に覚えのない事でもなく。 勿論、過去にこの男のしてきた事は許されるべきではないが。 自らも鉢男と同じ“男”である事に、ちょっぴり欝になる飛影であった。
まとめサイト更新、12さん乙です。 一連の果物小ネタが“フルーティーな彼女たち”と 題されているのがナイスww あと、12さんの作品「其の後」コエンマ×ぼたんのリンク先が 764さんの作品「その後」飛影+躯ギャグと一緒になっているので、 そちらの方、お時間がある時にでも訂正お願い致します。 12さんの新作SS、読みたいです。
久し振りの更新情報です。
234氏作品「それぞれの秋」、483氏作品「射光・狐の戯言」、256氏作品
「『鉢男』その後の痴皇」、253氏からの連作「フルーティーな彼女たち」、
256氏作品「続・『鉢男』」アップしました。
>>276 さん、さっきまさにその件についてメールを返信したばかりです。
迅速に対処しますので、なにとぞよろしく。へこへこへこ。
あ。 ついでに12、「フルーティーな彼女たち」に強引に参加させて頂きました。 果物があんまり思いつかなかったので、葡萄で。
>>276 さん、御指摘の件は改善しましたです。
本当に、ありがとうございました。
276です。12さん、訂正本当に有難うございました。 そして果実ネタ連作に新作まで…GJ! 読んでいてこちらまで幸せな気持ちになってきました。 ご馳走様です。また新作楽しみにお待ちしてます。
"メールを返信"とかキモス そういう雑談はおおよそ2ちゃんらしくナス
確かに常連タソ同士がそのテの雑談しだすと荒れますYO!!(・∀・)
22は昔書いたPC内の幽白SSをチェックしなおして見るとエロなしの 書き直しに熱が入ってしまいました。 雪菜が桑原を振る→心傷の雪菜を蔵馬が慰め蔵×雪の展開に→桑原家から出て百足にホームステイ のあたりの萌えが止まらないので自サイトめざしてがんがりまつ。 幽白エロ萌えが不足してるのでここは去りますがたまに覗きにきますね! いろいろ読んでくれた方ありがとう。
感謝ついでにフェラネタ一個置いていきます。 飛躯がかなり進展してるっつーことでw 「・・・で、幽助は何がいいたいんですか?」 蔵馬が箸を起き幽助に向き直る。 ・・・幽助のラーメン屋台にオレと蔵馬。 さっきから幽助は暗い表情でため息をつきつつ何か蔵馬に言いたげだ。 まあ、何かを聞いたり相談したりの相手としてはこいつは適任だからな。 ここはオレの出番でもなさそうだから知らん顔してラーメンをすする。 実はこれを食って帰ると機嫌の悪くなるヤツがいるのだが、 何か適当な土産でも持って行けばごまかせるだろ、とか思いながら。 「螢子がさあ、このあいだ初めて口でしてくれたんだけどよお、それが超へたくそで、 おまけにすっげえむせてげほごほやって夕方食ったもんまで吐いてたんだ。 なんかかなりショックだよなあ・・・」 「ぶっ・・・!」 飲んでる汁を吹き出しちまった。 食ってるもんがまずくなるようなネタだ。 「初めてでへたとか言ってたら螢子ちゃんがかわいそうですよ。 それにいきなり上手にされる方がショックでしょう?」 ・・・アホかこいつらは。 へたくそなのは幽助の方じゃないのか? 「・・・幽助、お前、いきなり出しただろう」 「へ?気持ちよくなったらそりゃあいきなり出るに決まってるだろ?」 まさにいきなりはなしだしたオレに、幽助と蔵馬が意外なモノを見るような目を向ける。 「それなら妙なところで受けて気分が悪くなってあたりまえだ。 出すときは出ると言ってやれ。で、少し引いて向きを変えてから出したらいい。 ただでさえそこに至るまでに喉の奥にあたってて吐き易い刺激を与えてる。 そんなことに慣れてもないやつにいきなり出したりするとむせて吐くのはあたりまえだ。 それに無理やり飲ませずに吐き出させることや外に出すことも考えてやれ」 「・・・飛影がそんなことを言うだなんてめちゃくちゃ意外だがそれはともかく、 お前はそん時にそんなこといちいち考えたりしてる余裕はあるのか?」 「オレは声をかけてるだけだ。受けていい場所に微妙に位置を変えてるのはあいつの方だ」 「でもそんなことされたらひっこまないか?」 「そうならんように引いて向きを変える瞬間、唇や舌で微妙な圧迫を加えてくるな。そのへんは工夫してもらえばいい。 それにへたとか言う前にやってる最中にどこをどうされるといいのかとかちゃんと教えてやらんと上手くならん。 あと、ぼーっとされてるだけでなく最中に髪とか撫でてやるとやってる方も嬉しくて気分がのってくるらしい。 お前がさぼってたら嫌な印象だけを与えてしまう。もう二度としてもらえんぞ」 「つまり飛影は幽助の方がへたくそだと?」 「その通りだ。さぼりすぎてる上に感謝の気持ちが足りないな。ついでに会話も足りんようだ」 「・・・」 「・・・」 「なんだ?」 「オレ、男として飛影には負けてるような気がしてきましたよ・・・」 「なあ、躯と螢子、仲良くなってくれないかなあ?そういう話してほしいよ。 ってか、お前、いい生活送ってるんだな・・・」 ため息をつく幽助&蔵馬。 ひょっとしてオレはこいつらに勝ったのカ?
「・・・で、どうしてもむせこんでしまうと」 「はい・・・」 しゅん・・・。 そんな擬音が聞こえてきそうな声色だ。 「数回に分けてでてくるだろ?それまで飲まずに口内に溜めておくんだよ。 で、大方出てしまってから少しずつ飲み込めばいい。 出てるそばから飲もうとするからむせるんじゃないのか?もう少し自分のペースを持たないとダメだ」 「でも、溜めてたら味わっちゃうじゃないですか。あんなもの、生臭くて美味しいもんじゃないでしょう?」 それならしてやらなきゃいいのに。 いいかげんイライラしてくるがそこはぐっと堪えてやる。 「それなら出る瞬間口から出して外に出させるといい。別に無理に飲まなきゃいけないもんでもないだろ?」 食いもんじゃないんだから。 「でも、飲んであげると嬉しいものなのかなと思って・・・」 「こういう行為はどちらかがガマンするもんじゃないぜ。両方が楽しむもんだ」 「・・・躯さんは美味しいと思ってるんですか?楽しくてやってるんですか?」 信じられないとでもいいたげだ。 「別にまずくはない。あいつの味だから素直に味わってるだけだ。 楽しいとはちょっと違うけど、してる最中に髪を撫でられるのはかなり嬉しいかな。 気持ちよさそうに目を瞑ってる表情とか見ると可愛くてテンションがあがる。 まあ、オレの場合は手合わせであいつをコテンパンにやっつけてしまった後ととか意図的に仕掛けてるけどな。 このテの行為は女が強い場合、立場の平衡をたもつのにちょうどいいんだ」 「そ、そうなんですか・・・?」 「あんまりお調子にのってる時とか、喧嘩の後とかにしてやるもんじゃないぜ。逆効果だ」 「・・・・・・」 そういう時にしてるのか・・・? 「・・・落ち込んでるときとか、疲れてるのに欲情してる時とかにいいんじゃないか?」 「・・・そうですね・・・。最近、それで滅入っちゃって普通にするのも嫌になっちゃってました」 「ま、そういうことだから、タイミングには気をつけろよ」 「ありがとうございました。すごく参考になります。またお電話します」 そう言うと人間界からの電話が切れる。 『また』電話するだと? たく、なんでオレが幽助の女とTEL友になってやらないといけないんダ?
テラモユス
マリガトン
避難所でもつくってそこで存分に馴れ合えば?
躯と螢子の組み合わせの妙に萌えた。 22の人の書くの好きだったんだけどふいんきで撤退なんかな。 483の人もROM入りしてるし。 12の人とマンセーの人はもう少し…(ry
まあ、そう言うなよ。
以前よりは12の露出も少なくなってるし、何よりもこのスレに貢献して
いるから多少の雑談はそれほど気にならない。
メール云々の件は何かの行き違いがあってのことだろ。
>>281 >>289 カルシウム摂れ。
それと12、せっかくこういう意見があるんだからもう出て来なくてもいい
んじゃね?ついでに管理人も放棄したらぁ?
職人も増えたし、管理人も誰かやってくれるだろ。
その方向での意見だと思うし。
なんだこの流れは。 いやならスルーしなよ……。 有名になったら排除がこのスレのルールでもあるまいに。
ツボはまりな小ネタが投下されてるのにレスれないこのふいんき(←ry
293 :
名無しさん@ピンキー :2006/11/21(火) 08:53:20 ID:CBOaguhl
>>291 12って有名なん?
オリ色強くて自分はスルーだったんだが。
(ナガレカワッテクレ・・・)
カニ
>>294 だったらお前が自由に原作に沿ったものでも書けばいい。
元々12はスレ隆盛の為に書き続けてたんだと思うから、職人が
増えれば喜んでここを去るだろうさ。
久々に部屋に立ち寄った飛影が面倒臭そうに口を開く。 「・・・・・おい」 はい?と薬草をしまっている手元から視線を上げて、飛影の方をチラリと見れば、まだ何やら言い難そうな顔をする相手。 また躯に何かやったのだろうか、などと思って相手の顔をただ見つめてやる。 「女と言うのは、そんなに口に出されるのが嫌なのか?」 「・・・・・・・・・・・・・・は?」 いつも、どこかしら変な事を言って来る相手とは言え、この一言は予想外。思わず瞬きをして相手を凝視。 ええと。確か、昔聞いた覚えでは躯が口で処理をしてくれた筈なんですけれどね、なんて思ってしまったりして。 そんな気配を察したのか、飛影が眉を顰めて再度口を開き、相手の頭の中の疑問に答えを返す。 「人間界に来ると、厭でもそういう会話が耳に入って来る。躯はそういう事は言わんが、そういうモノだとしたら・・・」 最後の方は彼らしくもなく俯いてボソボソと言葉を紡ぐ様子を見て苦笑が漏れ出す。ああ、なるほど。そういう事ですか。 「そこは、人それぞれ。躯がしたくないならしないでしょうし、飛影が気にする事は無いでしょう?」 ぽんぽん、と肩を叩いて笑いかけ、それから話を聞きながら詰めた薬草を相手に手渡して窓を開いてやる。 「ほら、今日は早く帰って躯に聞いてみたらどうですか?人間界と、魔界の常識は違うんですから。問題無いでしょう?」 さっさと出なさいとでも言うように、飛影の背中を半ば強引に押して窓の外へ放り出す。 屋根の上で、しばらくこっちを見ていた黒い影が頭を振ってから走り出すのを見送ってから、窓を閉める。 「・・・・・ま、聞いた所で半殺しにされるのがオチってものでしょうけど」 秋空に向かってぼそり、と呟いてから、腹黒狐は次の報告を待ちましょうか、等と呑気に考えていたとか。
298 :
前スレ483 :2006/11/21(火) 18:03:43 ID:yVuFqWKA
22さん、面白すぎて自分がツボってしまったのでつい、便乗小ネタで頂きました、ご馳走様です。 とりあえずみんな大人になってスルーしような。
299 :
このスレ22 :2006/11/21(火) 19:08:53 ID:OPs9LkDC
なんか気になって去れないよ。 483タソの飛影、やさしくってイイネ!! 自分もスルー推奨もかねて285の続きをもすこし書いてみたよ。 「うわあああんっ!躯さあああんっ!!」 螢子からまた電話がきた。正直やれやれだ。 なんか泣いてるみたいだがまた幽助が何かしでかしたのだろうか。 せっかく飛影とのんびりベッドでくつろいでたのに邪魔してほしくないんだが。 と、ちらりと横を見ると手のひらをぴらぴらさせて知らん顔だ。 ま、いっか。電話の相手くらいしてやろう。 「今度はなんだ?」 「幽助が、普通にするより口のが気持ちいいって、しょっちゅうやれやれ言うようになったんです。 私、なんだか頭にきて殴り飛ばしてやったんですけどくやしくって!!」 しかたないな。 「・・・螢子、口の中に溜められるようになったか?」 飛影が『何の話をしてるんだ?』とでも言いたげなどっきりした目を向ける。 「・・・はい。それはできるようになりました」 「よーし、それじゃあ口に溜めたままにっこり笑ってキスをしろ」 「・・・はい?」 「出されたものは全部本人の口の中に流し込んでやれ」 「・・・は・・・い・・・?」 「飲み込むまで絶対に口を離すな。以上だ」 がちゃん。 電話を切ってやった。 全く、世話のやける・・・。 ふと飛影を見ると、ちょっと涙顔に見えたのは気のせいか。
>>297 &299
・゚・(つД`)・゚・483さん、22さんGJ!有難いです…
22さんの
>>284-285 からの連作、どれもみんな本当面白すぎww
現時点では躯最強だなあw
今後も螢子と仲良くテク談義(相談受け?)しちゃってくれー
そして幽助恐妻家への道
>>294 いや、まとめサイト作って管理してくれてるんだからこのスレとしては有名で初。
尊敬はともかく感謝は大事だと思う。
>>297 ,299
なんてすばらしひ。
どうぞ、去らないでやってくださいまし!
>>301 自業自得っていうか自分の撒いた種だしw
しかし躯、素敵すぎ・・・v
涙顔ってことは飛影もやられたことあるのか。
>>284 乙。
エロを饒舌に語る飛影ワロスwwww
躯、上手そうだ…。
この電話の後に「してやろうか?」とふられて ぷるぷると涙顔で首を振る飛影を想像してしまた
この深夜に大爆笑な件についてw つーか皆さん、そのノリはあれですか スル方もサレル方も経験済みで(ry あー、美味しかった 職人さま、スレ住人の皆さん、ごちでした
そして涙目でラーメン作って飛影に差し出す幽助 魔界サイドがかかわれば幽螢もひとひねりできるねw
決まったカプ以外は投下出来ない雰囲気 馴れ合いで住人が固定された雰囲気 それがこのスレの最悪な所ですね
なあにかえって免疫力がつく
自分からSSなり、小ネタなり、ネタ出ししたらいい。
ただ“出来ない雰囲気だ”って言ってるだけじゃ何も変わらないぞ。
【
>>284 での男衆のエロテク談義に桑原参加させたら? 「桑原純情編」】
桑原 「てめぇら〜っ!さっきからえげつねぇ話ばっかしてんじゃねぇよ!」
幽助 「なんだよ桑原ァ。おめぇも好きなんじゃねぇの〜??
なぁ?雪菜ちゃんとはどうなんだよ?」
蔵馬 (あ〜あ、幽助、調子に乗ってますね…)
「どうなんでしょうね?飛影」
飛影 「……」(貴様ら殺す!)
桑原 「ばっ…馬鹿野郎!雪菜さんにそ、そそそんな破廉恥な…!!」
飛影 「フン」(ホッ)
実はその雪菜さんでマs(ryしている事はさすがに皆には言えない桑原w
螢子と幽助の初体験の話書いてみたいが ベタすぎる〜 同じくぼたんと幽助の一夜の過ち書いてみたいが こちらもベタすぎる〜 雨に降られて、服が透けてみたいなベタな事しか思いつかん。
>>308 こんなの読んでみたいんだけど・・・とか、試しに言ってみたらいいじゃない。
中には『それいい』って思う人もいるかもよ?
勿論、書き手にも好みがあるから、書いてもらえるとは限らないこと前提だけども。
べたなのも、またよし。
カニで何が悪い
黄泉乙
桑原 「…童貞で何が悪いんだよ!
エロとは何の関係もないけど、 雪菜・桑原・飛影の関係って微妙(絶妙)すぎて面白いよなw
>飛影 「フン」(ホッ) お兄ちゃんステキ
>>284 のノリでマs(ry談義きぼん。
違和感のない異色カプてなんかあるかな?
カニとか、ひとりでコガニつくるくらいだからなんともできん。
>雨に降られて、服が透けてみたいなベタな事
それだと矢口はベタ作家認定となる。(スレチスマソ
>>321 マs(ry談義って誰をネタにしているとか、何を使ってとか?
使用物はエロ本、AV、よく見える目か?なんだか面白そうだな。
幽助 「なぁお前ら、アレのネタって何使ってる?教えろよ」
蔵馬 「PC動画ですね…無料でおすすめなのがありますよ」
桑原 「ビデオDVDならいっぱいあるぜ〜」
飛影 「フン。教えてやってもいいがお前らには出来ぬ話だ。残念だったな」
>>322 ありがとん
その4台詞だけでワラタよw
棗は酎とどうなったんだろう
あと500年は進展しないような気がする。
棗と酎か。そういや書かれてなかったね。 ・・・しかし、想像できない。
棗「酒臭い。近寄るな」 ・・・みたいな?
328 :
名無しさん@ピンキー :2006/11/24(金) 20:33:54 ID:A8iE1WkO
螢子マンセーなオレとしては幽螢読みたい
蛍子は最終回だけいいな。他は迷惑かけてるだけな気がしてうぜぇ。
螢子、いい子じゃん。迷惑なんてかけてるか? 自分はそんな風にはあんまり感じなかったけどな。 これからクリスマス、年末年始とイベントが盛り沢山になってくるけど、 イベントネタでも盛り上がると嬉しいな。 季節ネタではコタツでセックルとかも面白そうかも。
でも悲しいかな書いてた人はROMに回ってる。 新しい書き手を待ってる流れなのか? >こたつで それだと人間界サイドで幽螢いけそうやな。
職人募集あげをしてみるてすと
なんで誰も書かないんだ??? ROMれないじゃないか。
308のように言われると誰も書く気はしないだろうね。 無理やり雰囲気よくしようと思っても住人少ないと無理がある。
日記引用−−−−−−− 幻海師範のとこで修行する魔界六人衆はきっと男子高校生の修学旅行のノリだよね。 夜とか絶対枕投げしてるよね。あんまり大騒ぎしすぎて担任教諭(蔵馬)に叱られるのよね。 消灯後は猥談まじりの恋バナだよね。んでまた大騒ぎしちゃって先生が部屋に乗り込んでくるんだけど、 叱られるかと思いきや「そんな話はまだまだぬるい」って先生たいそう波乱万丈な実体験をお話してくださいましてね 男子生徒たちはもう興味津々ですよ。凍矢あたりは顔面まっかっかですよ。 するとそこに今度は校長先生(幻海)が現れて、自己管理を怠った戒めとして全員廊下に正座させられるんですよ。その際担任教諭も一緒です。 −−−−−−− スイマセン
>>335 いや、あやまるな!
なんかその光景が見えるようですよ。
そして担任教諭の体験談・・・
聞いてみたいような聞いてみたいようなw
ちなみに、みなさんもう、飛影×躯には食傷してるんでしょうか??
飛×躯は別腹です。いくらでも美味しく頂けます。
>>335 いいなこれ面白いw確かに六人衆って“工房のノリ”が似合いそうだw
幻海も是非参加を…と思ったけど、悲恋っぽいもんなあ…
>>336 自分もまだまだこれからも読みたいよ!>飛影×躯
勿論他のカップルも大歓迎…って、もしかして職人さんですか?ワクテカ
ひょえー×躯に限らず、どのカップリングも食べ足りないですが何か?
>>339 ナニが食べたりないんだ
いうてみれ!!(・∀・)
ひょえーって書かれるとこれしか思い浮かばないから困る ヽ:r‐'、 __ 〉‐r '´ `丶 /:::ヽ ヽ . ,':::::::::::ヽ. '、 . l:::::::::::::::/ .,、z:ュ、,_. ,、=, l;:::::::::::/ ´ ,r'ャ、`' i'rャ;| l ヽ::::::::l ''`¨¨´ ヽ | ヽ ヽ::::::! ,ィ _. ', .l ヽ_λ:i. ' `'゙`'‐'i゙ ,' l ヽ`'. ,∠.ニフ / l ` 、 、 い.... ,' / 敵に大筒が!ひょえー! ,r<ヽ、 ヽ', .ヽ`二フ.,' ,.イ \.丶、`' .、,_`,.ィヽ、 . / .', \ 丶、 l. ', ヽ'.-、 ,. -.'´ \ \ \ ! .l ', `‐ 、 .'´ \ \. \| | i 、 ヽ 、 \ \ ! | l ', ', ヽ \ \ | | ', ', . _ .::. __ _ \ `| │ ', ', /.ノ.'7 _ ヽ .: / }´ l ,., \. │ | ',.l l / /' .〃 / ', ;. ,r''i′/ / ./ . \ │ |. ',| | l l! .〃./,r.ァ ' , ..: l l! l! .l l \. | │ │l,' /`i ′'´./ ! l.:.::::.. l l! ' ' l /~l \l │ ', l l / i l l.:.:.::.:l.: ,.V 、.! | | ',l l ` │ .l .l:.:.:.:.:l:.:.´ ´ ' ./ | |. !ヽ ! .l ..l.:.:.:.:.l.:.:.: / │ │ '', /
百戦錬磨の性悪狐が、意外な所で足元を掬われて 女性キャラに美味しく頂かれちゃう話とか読んでみたい! 相手は静流さんかぼたんがいいな。
>意外な所で足元を掬われて なんてむつかしいことを・・・ おもいうかばないじゃないか
蔵馬ってソツがなさすぎるもんな。
ありそうなのは幽x螢辺りかなぁ。コタツとか風邪ひいたネタ辺りで・・・ つか、妖怪になったから幽助は風邪ひかないのか!(゚Д゚) 蔵えもんが美味しく頂かれる話は是非拝見してみたいものですw
>>342 (・∀・)イイ!! 女性陣に襲われる蔵馬?w
自分はぼた蔵キボンと言ってみるテスト
ぼたんや静流との絡み面白そうだな。 あと、喜多嶋麻弥ちゃんとの話も読んでみたいな。 麻弥ちゃんと同窓会で再会とか、 蔵馬が働いている会社に数年後就職してくるとか。
348 :
名無しさん@ピンキー :2006/11/27(月) 23:01:38 ID:5IL/ee9J
むかーし書いた幽螢のエロエロがでてきたから うpしてもいいよ。 幽助も初体験で螢子も初体験でーという話だけど 幽螢で良いならのっけます
カモン!
妖狐時代にぼたんと…みたいなやつ
最近の私の日課は学校帰りに幽助の家へ寄ること。 そしてベッドで死んだように熟睡する幽助を起こし、無理矢理 夕飯を食べさて屋台へ送り出す。なんでこんな事をしているのか、 自分でも不思議になってしまう。きっとこの男が放っておけない のだろう。そんな事を思いながら今日も私は幽助の家に 足を運んだ。 「幽助起きてるー?」 私は合鍵で勝手に幽助の家へと入り込んだ。今日は温子さんは 帰らない。起きてる?なんて聞いたってどうせいつもの如く 幽助は寝ているのだからノックも呼び鈴もいらない。 ズカズカとお邪魔させていただくと案の定、幽助はまだ ベッドで睡眠中だった。最近繁盛しているらしいから、 きっと大変なんだろうな、そんな事を思うとつい起こすのも 悪いような気がしてきてしまう。でも一応仕事なのだから ちゃんと起きて行ってもらわなければいけない。 私は幽助の体を揺さぶった。 「幽助、もう時間よ。起きて!」 いつもはこんな生温いやり方ではピクリともしない。 しかし、いつもより覚醒が早かったようで幽助は瞼を開けた。 「・・・・んあ?螢子かぁ。」 「そうよ。もう時間だから起きなさい。アンタがしたくしてる間に 私が夕飯作っとくから。」 「もうちっとだけ寝かせてくれよォ。」 「ダーメよ!ほら起きて!」
私は幽助の掛け布団を掴むと思いっきり引っぺがした。 「な!おい今はやべーって・・・・・・」 幽助が咄嗟に止めに入ったものの、どうやら少し遅かったようだ。 すでに私が布団を幽助から引き離したあとだったのだ。 「・・・・アンタってやつは〜っ/////」 私は顔を真っ赤にして幽助から目線を逸らす。 「どーりで今日は寝起きが良かったわけね!まったく。」 「しょーがねーだろー?男なんだからよォ。」 私は真っ赤な顔を隠すため、台所へと早足で向かった。そして さきほどスーパーで買ってきた野菜を袋からとりだす。 さっきのことは忘れよう。私は栄養が偏っているであろう幽助のために 野菜炒めをつくることにした。テーブルの上に材料を並べていると。 さっきまでベッドに寝ていたハズの幽助が私の真後ろに来ている ことに気付いた。 「なによ。」 私が眉間にしわを寄せて明らかに不機嫌な顔をつくり幽助の方を振り向くと 幽助はいきなり後ろから手を回してきた。 「たまには螢子も付き合ってくれよ。」 「やっ、ちょっと離してよ!」 幽助は無理矢理私の顔を幽助の方へと向けると唇にキスをしてきた。 キス程度なら数えるほどだがしたことはある。しかしそれ以上の お誘いは全て断ってきた。相手も冗談半分で言っているようだった から軽く受け流していたのだ。しかし今日の幽助の雰囲気は いつもと少し違う。 第一こんなふうに体の自由がきかないくらいに抱きしめられての キスは初めてだ。 私は少し幽助が怖くなった。
「いいじゃねぇか、俺らの年頃の男女なんて皆こんなもんだぜ?」 「な、何すんのよ、やだってば!」 幽助が首筋にまでキスをしてきたので私は幽助の体を引き離そうと した。しかし流石に幽助の力には敵わない。ふいに幽助の片方の 手が私の胸のふくらみに触れた。 「あっ・・・」 自分でも意識していないのに勝手に声がでてしまった。 今までに出したことの無いような声。そんな自分自身の声を聞いて 顔が赤く染まっていく。しかしここで諦めてはいけない、そう思った 私は、幽助の体をより強く引き離そうとした。 「そんな赤い顔して抵抗されたって、余計にそそられるだけなんだよな。」 くやしい。しかし所詮は女、ましてや幽助なんかに敵うはずもなく 無駄な抵抗はやめざるおえなかった。そのかわりに思いっきり 幽助の事を睨んでやる。 すると幽助はそんな私をお構いなしに、今度は服と下着の間に手を 入れ撫で回す。 「やっん・・・・・・あっ・・・やめて・・・。」 きっと今の私は涙目だろう。これが“感じる”という感覚なのか。 だったら感じてしまっているのは否めない。 それが余計に悔しかったりもする。幽助はそのまま私を押し倒すと 得意のイリュージョンであっという間に私の服を脱がしていた。 下着の上からふくらみの一番敏感なところに触る。 「あっ・・・ん、やぁ・・・。」 下半身が濡れてきているのが自分でもよくわかる。こんな経験ははじめて。 今までに感じたことのないほどの感覚が全身を駆け巡る。 すると幽助は器用な手先で一瞬のうちに私から下着をも脱がしていた。 自分の胸が露になって余計に顔を赤らめる。 「やべぇ・・・、我慢できねぇ・・・。」 幽助は私の固くなったソコに唇をつけてきた。そしてそのままソコを 舌でころがす。唇と舌で攻められた私は気付かぬうちにきっと 恥ずかしい声をたくさんだしていたんだろう。
「あっ・・・は・・・幽・・・すけぇ・・・」 幽助の手が私の太ももに触れた。そしてしばらく太ももを撫で回すと 足の付け根の奥へと触れてきた。今までに無いほどの感覚が 私を包みこむ。 「やッ・・・やだ・・・幽助、あっ・・・お願いだから・・・」 しかしそんな私の思いもむなしく、幽助の手は下着の中へと侵入する。 「・・・すっげぇトロトロだぜ、お前ん中・・・」 「あっ・・・んあ、っは・・・・いや・・・」 いやらしい水の音をたてながら、幽助は私の花心をかき回した。 そしてスカートと下着もいっぺんに脱がすと今度は幽助は私の 下半身に顔を近づけてくる。 そして私の敏感な場所を舌で丁寧に舐め回しはじめた。 「やだッたら・・・きたないよ・・・あっん 」 しかし幽助の細い舌は私の中にまで侵入してきた。 「いやっ・・・・あっ・・・ハァッ・・」 私はその感覚に耐え切れず幽助の肩をおもいきり強く引っ張っていた。 自分のソコからは止め処なく愛液が流れるのがわかる。 幽助の舌が離れたと思ったら今度は幽助の中指が入ってきた。 指が中に入っている感覚で頭がおかしくなりそうだ。ソコから 聞こえる水音もより一層激しいものへとなっていく。 私はもう達する寸前だったのかもしれない。
幽助は、私の中から指を出すとその指を口で舐め、そしてズボンの チャックをおろした。さっきよりも一段と大きい、男のそれを私は 間近に見てしまう。するとまた幽助に恐れのようなものを感じた。 しかし、そう思ったのもつかの間 「入れるぜ。」 「えっ、ちょっと待って幽助、」 私はそんな大きいもの、絶対に入らないと思った。しかし幽助のモノが 私の入り口へとあたる。 「いっ・・・いや・・・・・」 そして幽助のモノは一気に私の中へと入ってきた。 「いやぁ・・・っ、痛いよ、幽助ぇ・・・っ」 「・・・我慢・・・しろッ・・・」 奥まで入ってくると幽助はそのままゆっくりと動きはじめた。部屋中に やらしい音が響き渡る。幽助の精子と私の愛液が互いに絡み合っていく。 最初は痛かったけど今まで以上の快感が私に押し寄せてきた。 それは幽助も同じだったようで。 幽助が動くたびに声がでてしまう。 そして幽助のモノが私の最奥を貫いたそのとき、幽助の体が波打つと同時に 熱い液が流れ込んできた。そしてそれをうけた私も達してしまう。 しばらく私たちはカーペットの上で荒い息を整えていた。 荒い息と沈黙だけが部屋を包む。 私のまだ余韻の残るそこからは白濁の液と赤い血が流れていた。 「・・・ご、ごめん螢子!つい理性ぶっとんじまって!」 幽助のことを再び睨みつける。 「・・・・・・・・っバカ!妊娠したらちゃんと責任とりなさいよね!」 「・・・・えっ・・・あの・・・それって?」 私はシャワーを浴びてくる、と言うとその場を立ち去った。 幽助には今私が言った意味がわかったのだろうか。バカで単細胞だからな。 でも変なところするどい奴だし。 部屋では幽助がまだ下半身裸で呆けているままでいたのだった。
初投稿幽螢ですた 一度目を通したものの随分古いんで表現の下手なところは 大目に見てやってください
ネタ妄想です。 いつものメンバーが集まる飲み会に、仕事帰りのスーツ姿 で参加する蔵えもん。鍋なんか囲んでるし、体が熱くなったから と、ネクタイを緩めてシャツのボタンを一個外して腕捲りする。 乾杯のあと、生中を旨そうに一気にゴクリ。ふと、その時に ジョッキをつかむ指の節が意外にしっかりしてるのとか、白い首の でよく動く喉仏、ビールでてらりと光る薄い唇を舐めとる桃色の舌 や、飲み干した後に小さく漏れた吐息の音まで、その一挙動に思わず 目を奪われてしまうぼたん。「…そういや蔵馬って…ねェ」 そのあと、お酒のテンションに浮かされたぼたんちゃんは、トイレにたった 蔵えもんをこっそり追いかけて、シャツに手を突っ込むなり荒々しくチュウ するなり後ろからオパーイを押し付けたりすればいいと思いました。
幽螢キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! 理性ぶっとび幽助GJ!!
うはー、幽螢って、こんなに萌えるのか! なかなかヨヒ。
SS投下キテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! 野獣幽助に流されちゃった螢子可愛いな。 最後の“責任とりなさい”発言にも萌えた。それなんてプロポ(ry ただ“/////”は止めておいたほうがいいかも。 次回作も期待してます。348さんGJでした!
>>357 酔った勢いでって、貴方は私ですか?w 全く同じ妄想をしてますたよw
もうそのまま一気に押し倒して、蔵馬タンの貞操を奪っちゃって下さいぼたん様。orz
…何かふと、温子さんの「犯すチャンスよ。」ってセリフが脳裏を過りました。
いやこれは正確には、螢子ちゃんに言ったセリフだけどねw
まぁ、神がいらっしゃるまでは小ネタを書いていくのがいいかも。 意外な萌えシチュが見つかるかもしれん。
世界で一番悲しいことは横で寝る男と心が通わない事かもしれない。 寝乱れた髪をかき上げて、煙草に火をつけて、静流はそんなことを考えた。 同じシーツの中には抱かれたくて仕方なかった男がいるというのに。 初めて「元の彼」を見たのは森の中だった。 幻海が最後の挨拶にきた翌日。 螢子や温子とはなんだか一緒にいられず散歩していた時の事だ。 彼が立っている場所だけ違う世界のように感じられた。 無駄な色も、無駄な肉も、なにもなかった。 それが全てで、それで完成されていた。 だから、静流は惹かれた。 本当のことを言えば、それが彼だとはわからなかった。 普段の彼とは力も姿も話し方も声も違っていた。 「・・・静流」 少し驚いたように彼が名前を呼んだ。 低くて透き通るような声に、自分が腑抜けた顔をしているのを気づかされた。 「え・・・?あ・・・蔵馬君?」 そう答えた自分の声は酷く間抜けに聞こえた。 普段の彼「南野秀一」は人当たりが良く、温和で、賢そうな笑顔を浮かべながらブラックジョークを言うような男。 対して元の彼「妖狐蔵馬」は人を寄せ付けない雰囲気を持ち、冷徹で、人を弄んだかと思えば無邪気に笑う。 その存在自体が狡い、と思った。 今夜は月が出ている。 ぽっかりと夜が口をあけたようなまんまるな月が。 きっと彼はもう一度求めてくる。 自分は多分それに応じるだろう。 そしてさっきの考えなど無かった様に声を上げて乱れるのだろう。 吸い終わった煙草を灰皿に押し付け銀色の髪を撫でた。
今の自分は間違っている。 「秀一」としても「蔵馬」としても。 なぜ今、横に静流がいるのか。 なぜ自分は妖狐の姿なのか。 彼女の口から吐き出される煙を見つめながらそんなことを思った。 始まりは武術会の決勝戦前だった。 鈴木から貰った「前世の実」を試している時だ。 その時は何もなかった。 静流は「蔵馬」の姿に酷く驚いてはいたが 「ただの人じゃないとは思ってたけどねぇ・・・」 と苦笑していた。 危ないから、と彼女をホテルに帰して終わった。 一応「秘密ですよ」と付け足して。 一人身のほうが自由が利くから、と皿屋敷市内にマンションを借りてからだろうか。 静流は和真や幽助としばしばこのマンションを訪れるようになった。 ある日、彼女は一人でやってきた。 ワインの瓶を片手で掲げて 「飲もうよ」 と笑いながら。 それが最初。 武術会以来バイオリズムは狂ったままだった。 しかし、平穏すぎる日常の中では感情が高ぶることも無く「秀一」として過ごす事が出来た。 そのまま過ぎてくれればよかったのに。 グラスを傾けながら言った。 「ねぇ」 蛍光灯の明かりがワインを抜けて彼女の手に赤い輪を作った。 「もう一度見たいな」 グラスの中で葡萄色がゆるゆると回っている。 「昔の蔵馬君」 静流が悪戯っぽく微笑んだ。 「もう一度」 それが何度続いただろうか。 いつも彼女は巧妙に腕の中に滑り込む。 そう間違っている。 事後のけだるさを引きずりながら間抜けな月を見た。 それでも俺はもう一度、彼女を求めた。
超短編で書いてみた。 タイトルとカプ書き忘れ・・・スマソ。 タイトル「混濁」 蔵静でした。
中原茂ボイスで再生させていただきました ごちそうさま
静×狐キテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! この組み合わせは大人っぽくなるね。 このまま蔵馬祭りに発展するとオモシロイ!!のだが・・・とか呟いて見るてすと。
>>365 GJ!大人の恋愛雰囲気がイイ!
静流と蔵馬って共に大人っぽくてカッコイイな。
思えば静流ってアニメ版じゃ左京に恋していたな。
やっぱり“大人”な人とお似合いなんだろうか。
でも公式設定では静流の好みのタイプは…(ry
文太さんと健さんだっけ?渋い選択だよなあ。 まぁガキっぽくはないって点では共通点かな?と思った。>左京とか
公式設定で思い出した
そういえば蔵馬って妖狐になる度に秀一の生命力削ってるんだっけ・・・
>>365 の状況だとエチーは命がけwww
374 :
前スレ483 :2006/11/30(木) 23:08:31 ID:a8T2rWe3
うぁぁぁぁ!人が臥せってる間に何だこの萌えるネタ降臨。 幽x螢は試行錯誤中です。むしろ頭が酎x棗とかどうしt(ry ちょいと左京さん絡みで書きたかったネタが軽く形になったんでとりあえず↓
375 :
前スレ483 :2006/11/30(木) 23:09:52 ID:a8T2rWe3
たまたま、駅で会った。バッタリと、偶然に。 「おやま。今帰りかい?」 「あ、どうも、お久しぶりです」 こちらへと親しげに頭を下げて挨拶をしてくる相手は、自分の弟の友人。戦友とも言えるか。 「なんだかご機嫌そうじゃないかい、蔵馬君?」 駅から出て、煙草を咥えながら相手の顔をチラリと見上げる。 こちらの視線を受け止めながら、言われた相手はニコニコと笑みを絶やさず頷き一つ。 「ええ、ちょっと頑張った甲斐がありましてね、大きな商談がまとまったんですよ」 「へえ、そりゃ目出度いじゃないか、祝杯でもあげるかい?」 ニヤリ、と笑ってちょうど目の前にあった飲み屋を指させれば、ヒラヒラと手を振って否定の意を示す相手。 「静流さんと二人で居酒屋なんて行ったらどれだけ飲み代がかかる事やら・・・・」 割勘でも無理ですよ、とわざとらしく溜息を漏らす相手を見て、それから視線を他の場所へ移し。 「あはは、そりゃ言えてるねぇ。んじゃま、雪見酒・・・ってわけにゃいかないけど・・・・公園で一杯軽くやるかい?」 クイ、と親指で次に示したのは居酒屋ではなく、酒屋。お値段そこそこ、置いてるのもそこそこ。 「俺を酔い潰さない程度にして下さいね、静流さん」 「そこんとこは自己責任で頼むよ、蔵馬君」 「煙草、火を消すのも勿体無いですし、俺が買って来ますよ。ビールとかご希望h」 「酒」 「・・・・・はい、日本酒系ですね。買って来るまで。ちょっと待ってて下さい」 相手の問い掛ける言葉を遮るようにキッパリと単語を返せば、苦笑混じりに店の中へと消えて行く背中を見送る。 初めて会った時より、僅かに身長が伸びたかね、と思いながら。うちのバカ弟とは比べようにならない背丈だけども。 それに、気のせいだろうか。どことなく、何か・・・を思い出す気が、誰だろう。何を思い出しているんだろう? 暫くしてから戻って来た相手の持つビニール袋の中身を確認する事もなく、静流の家の近くの公園へと。 「やっぱり道から酒盛りしてるの見えたらまずいですかねー」 「灰皿が近いの、奥の方にしか無いんだよねぇ、この公園。しけてんだよ」 「喫煙家には世知辛い世の中って事で」 「ホントだね、とりあえず奥のベンチでいいだろ?」 煙草の事はケラリと流して公園の奥の方にあるベンチに向かう、深夜に怪しい二人組。 酒を持った今の状態で職質でもされたらどう言うべきが楽かねぇ、なんて悠長な事を考えるのはそういう性分なんだろうか。 変な事を考えてる、と自嘲めいた笑いを浮かべたまま、ベンチに相手と並んで座る。
「じゃ、蔵馬君の仕事の達成にかんぱーい、と」 「ありがとうございまーす」 かつん、と深夜の公園で声を小さくしてカップ酒で乾杯。 「外で飲むのも中々これはこれで乙なもんだねぇ。味が少しはマシになる気がするよ」 美味、と言うには程遠い酒をさっさと一杯空けてポツリと漏らす自分の声に街灯の灯りの中、相手が小首を傾げる。 「夏場に外でバーベキューが良い、ってのと同じようなものですね、それ。外だから味が良く感じるんですよ、きっと」 はい、と二個目の酒を手渡されれば、それも一気に飲み干して。仕事帰りの空きっ腹には流石にコレは堪えるか。 一瞬よろめきそうになる体をベンチの背もたれに預ければ、目の前に差し出される三個目のワンカップ酒。 「あたしを酔わせても得にならないよ、蔵馬君?」 「さて、それはどうでしょう。静流さん、気付いてないんですか?」 三個目の酒の蓋を開けつつ、相手の言葉に今度は自分が小首を傾げる番。 さて、この相手が言いたいのは何だろう。じぃ、と相手を観察。上から下まで見ても、何が違うのやらサッパリ。 「わかんないねぇ、蔵馬君が髪切ったとかじゃないよねぇ、そうすると・・・・うーん・・・」 口に酒を含んで相手をもう一度、上から下まで眺めていたらば、痺れを切らした相手が答えを。 「スーツですよ、スーツ。今は暗くて判らないかもしれませんけれど。わかりませんか、本当に?」 言われてみれば確かに仕立ての良いモノを着ているのはわかるけど、一体それがどう・・・・・どう、違うのか。 いや、言われてしまえばさっき感じた違和感がハッキリと形を持って自分の前に出て来てしまう。 「それ、あの人が着て・・・・さ・・・・・きょ・・・」 「はい、そこまでです。時間切れ、残念」 優しい笑いを浮かべた唇が、そっと自分の唇を塞ぐのを感じた所で静流の記憶が途切れた。 次に目が開いた時は日付が変わっていて、自分はちゃんとパジャマを着て自室にいて。 何処を確認しても『何か』したような痕跡は無かった事に安堵すべきなのか、ガッカリするべきなのか。 珍しく重い頭を抱えながら階下におりればそこにいたのは何故か、昨日自分と一緒に公園で酒盛りをした相手。 「あ、どうも静流さん。昨日、酔い潰れるもんだから心配したんですよー?雪菜さんのお味噌汁美味しいですねぇ」 「そんな、蔵馬さんに誉めて頂けると嬉しいです、私。和真さんは今日はお寝坊さんみたいで困りましたね。 あ、蔵馬さんが運んで下さったんでそのままお泊まりして頂きました。今日はこのままお仕事に向かわれるそうで」 にこやかに話しかけてくる妖怪二人を前に、彼女が二日酔いが悪化するような錯覚を覚えたのは言うまでもない。 蔵馬が美味しく頂いたかどうかは、空に浮かんだ月とコッソリ人間界に来ていた黒いチビだけが知っている。
一個目にタイトル付けるの忘れてた・・・・・・・蔵えもんにいつも以上にしばかれて来ますorz 左京さん絡みで書きたいネタは一杯あるんだがなー 原作派で書いてると左京さん絡みネタは難しいのが悔しいんだー! 喚きつつ、おいらも蔵馬祭りに発展する事を祈祷します。 美味しく頂いた編はまたいづれw
乙〜。 何気にちょこちょことSSが投下されるね。 こんな流れ、好きかも。
483さんもキテクレタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
蔵馬がスーツ姿で静流に左京の事を思い出させようとする件いいな。
あと最後の一文にはワロタw飛影、人の恋路を覗くなよw後学の為か?
美味しく頂いた編にも期待してます。GJでした!
>>374 >むしろ頭が酎x棗とかどうしt(ry
ちょw酎と棗の話、本気で読んでみたい。
でも体が資本なんで、あんまりご無理はなさらないで下され。
個人的には
>>365 の美味しく頂かれちゃった話も読みたい
ちょっと笑えるものも読んでみたい
「あ、そうだ。蔵馬、お前知ってるか?」 珍しく本を読みに来たと思えば、急に質問攻めをされるのも、これはこれでいつもの事で。 読んでいる物から質問を想像したい所だが、何冊も手元に持って行った挙句に表紙カバーがあるので何を見ていたか、 それがまず判らないのでこちらはただ首を傾げるのみ。 「いえ、何を知っているか聞かれているのか、それがまず判りませんけど、幽助」 にっこりと微笑みを浮かべながら、相手の本の中を見ようと軽く立ち上がりかけた蔵馬に、幽助は楽しそうに一言。 「着物ってさ、着る時に下着つけねぇんだってよ!って事はだ、雪菜ちゃんは」 「・・・・・・・・・・それ以上言ったら殺す」 「おや飛影、いつの間に来たんですか?とりあえずお茶を用意しますから、部屋は汚さないで下さいねー」 言いかけた口をパクパクとさせながら冷や汗を流す幽助と、その背後で剣を抜いて立つ飛影を置いたまま、蔵馬は階下へ。 言われてみれば、確かに着物だと下着の線が出るなぁなんて呑気な事を考えつつ。 「あ、そうなるとぼたんさんも着てないって事になりますねぇ」 お茶を載せたお盆を持ちながら、つい霊界の知人の脱いだ姿なんかを想像したのはご愛嬌。 部屋に戻れば、さっきの体勢のまま幽助がまだ硬直していて、飛影はまだ背後で鬼のような顔になっていて。 「も、もう言わないから!むしろ想像しねぇから、頼むからもう剣離せってば飛影っっ」 「一回お前は殺しておいた方が良さそうだな、幽助」 「・・・・・・・・・・部屋、汚さないで下さいって言いましたよねぇ、俺・・・・・・・・・躯呼びましょうか?」 部屋の入り口から向かって来る殺気には、飛影まで冷や汗を流したとか、何とか。
383 :
前スレ483 :2006/12/04(月) 00:25:08 ID:veKHQIJQ
何か自分ばっか連続で申し訳ない。 >381 笑えるモノ、と言う事でよくあるネタですがどうぞ。ついさっきまでこの会話してただなんてry 酎x棗はどうやってもエロは無理だーーーーーっorz
>>383 そういう時は棗×酎にしてしまうのです
なんて、気軽に言ってみたけどどうでしょ?w
381だす。 ありがとうありがとうありがとう。 蔵馬>飛影>幽助の3人の力関係がイイw
483さんGJ!力関係はっきりしてるなあww 今度は桑原も仲間に入れてやってほしいな。で更に複雑化w 酎×棗(棗×酎?) 手合わせ中に思いがけずバランス崩した棗が酎にのしかかる ↓ 酎 「なぁ…あたってんだけどよ」 棗 「あ、あててんのよっ」
387 :
このスレ22 :2006/12/04(月) 22:20:31 ID:XgjTy31t
酎×棗(棗×酎?)はむつかしいというよりビジュアル的に萌えやエロが不足してしまうw でもおとす神の出現を祈ってちょっと支援ネタを・・・。 注:躯が食べてるパフェにのっているフルーツは丸ごとだと思ってください。
「で?なんの相談だって?」 躯は癌陀羅の喫茶店で10人分くらいありそうなでっかいパフェにとりかかりながら目の前の棗に言葉をかけた。 「・・・躯さ、1000歳以上も歳の離れた男とくっついてんだろ・・・?」 「ん?飛影のことか?」 「しかも自分より弱い相手で、そういうのってお互いのプライド的にどうなのかなと思って」 躯は今まさにでっかいまるごとバナナをフォークでぶすっと突き刺し口に頬張る寸前で止めた。 そのバナナに目を留め、螢子の電話を思いながら思わず眉間に皺がよってしまう。 「・・・何?オレに恋愛相談するのが流行ってるのか?」 「え?ただ、似たような境遇だからどうなのかなと思って・・・」 「つまり、お前も自分より弱くて年下の男で好きなやつがいるということだな?」 ・・・やっぱり恋愛相談か。ちょっと最近うんざりなんだけどとか思いながら。 「好きなやつというより勝手に惚れられてるというか・・・。自分より弱いやつは嫌いだといったら一生懸命 挑戦してくるんでこっちも悪い気がしないっていうか・・・。でも、なんかイマイチ ビジュアル的にも臭い的にもキレイじゃなくて、よろめくには心が納得しないというか・・・」 「なんだかはっきりしないな・・・」 躯は器に戻したバナナをフォークの先でつつきながら、時々スプーンで生クリームを舐めだした。 幽「いてえ・・・」 蔵「幽助?どうしました?」 幽「いや、なんかさっきから大事なところが痛いんだが・・・」 飛「そうか?オレはなんだか気持ちいいんだが・・・」 蔵「・・・?」 「・・・お前、取り繕いすぎ」 「え・・・?」 「歳とか弱いとかは置いといて、好きなのか?嫌いなのか?好きならそれでいいじゃないか」 なんでもっとこう、シンプルに考えられないのか。 うじうじ悩まず感情には素直に従えばいいのに、と躯は思う。 棗は「うーん」と考えながら紅茶をすすり呟いた。 「嫌いではないけど好きというほど恋しいこともなく・・・」 「じゃ、とりあえず傍に置いといたらどうだ?そのうち好きになるかもしれんし嫌いになったら殺せばいい」 「そんなもんなの?」 不思議そうな棗の表情を尻目に、躯は数年前の飛影の姿を思い出してこっそり一人で微笑んだ。 あの時は本当に、『とりあえず傍に』置いといたんだっけ。 うっかり殺しそうになったことも・・・いやいやくふふ・・・。 「でも・・・」 「・・・?」 「傍に居ると、ムサイというか、ウザイというか・・・はぁ」 「まあ、無理に結論だすこともないさ。ただ、いつでも殺せるようにお前の方が強くないとな」 「んー・・・」 「とりあえず、さ」 躯は再度バナナにぶっすりとフォークを突き刺すと棗の方につきだした。 「これ、喰っとけ」
v 。。v ∋(、ン、)∈ GJ!
誰か蔵馬×ぼたんでエロパロ書いて。
ガンダーラで話してるということは、 カニが聞いてるということですね。 そして今度はカニの相談を(ry 棗酎キボン。
>>388 躯姉さん恋愛相談ネタキター!!22さんGJ!
喫茶店でパフェ食べながらって所が普通の女の子っぽくて微笑ましいw
棗との会話の中、一人昔の飛影の事思い出している躯の描写で
「天国と地獄」とは別で22さん版・飛影×躯馴れ初め話も読みたくなった。
支援ネタ今作れないけど、自分も酎×棗待っているよ。
職人さん頑張ってくだされ(;´Д`)ハァハァ
>>388 >これ、喰っとけ
ちょ、躯カコヨスwww
しかもバナナが幽助と飛影に伝達してるしw
>>389 黄泉、いらっさい
394 :
前スレ483 :2006/12/05(火) 00:42:10 ID:3A/G1eYx
>386 ちょっとそのネタ一瞬考えたんですけどドッペルですかw うちの力関係は蔵えもん&躯最強でお願いします。 って言うか躯相談室キタ― (゚∀゚*) ―! 連日投下とか久々だなぁ、とかしみじみ思いながらヘタレ酎を投下。↓
ずざざ、と派手な音を立てて転がる相手へと一瞥をやってから踵を返せば、ふわりと編まれた髪が空に翻る。 その後ろ姿に呻きながらも手を伸ばして、叫ぶ一声。 「待ってくれ、もう一回!もう一手合わせしてくれ!!」 悲鳴も混じるような、そんな声に彼女は小さな溜息をつきながらそちらに顔を向けた。 先程までは地べたに倒れていた男は、ちょうど今立ち上がったのかヨロヨロとおぼつかない足取りで立ち上がる男の姿。 「もう一回、もう一回!次こそ俺が勝つから、なっ」 ぺち、と情けなく手を合わせてこちらを拝む相手の顔へと視線を向け、それから足元へと視線を移す。 おぼつかない足取り。合わせている手も力が入っていないのは一目瞭然。こんな状態で手合わせなど、とてもとても。 「酒の勝負だったら受けて立ってあげるけど?」 酔拳の使い手たる相手、既に今までの手合わせで相当な量を呑んでいる事を見越しての発言ではあるが、自分の言う言葉に 相手が嬉しそうな顔をするのを見るのは、まんざらでもないような、何だか腹が立つような複雑な女心。 「お、おう!それじゃあとりあえずこの鬼殺しで一杯!」 ははは、と豪快な笑い声を上げ、今までの足のよろめきなど何処へ行ったのやら、嬉しそうに酒瓶を置く相手を見て 棗は早まったか、と密かに額に手を当てて溜息をついてしまった。 「よっしゃ、それじゃ、えーと・・・・ココだと殺風景だな、小屋で呑もうぜ」 素直に喜んでいるのかどうか、背中を押したり手を引っ張ったりして近くの森の中の小屋へと酎は棗を引きずり込んだ。 殺風景度で言えばさっきまでいた岩だらけの所よりは、ややマシと言うべきかもしれない、何も無い小屋の中。 床の上に酒瓶を放り投げ、腰に下げている小袋から盃を二つ取り出してはとちょこん、と置く。 座れ、と強引に肩を押されれば仕方無く腰をおろし、相手が嬉々として酒を注ぐのを眺めるのみ。 「んじゃ、ま。乾杯、っと」 「はいはい、乾杯」 かつーん、と音を立てて盃を合わせれば、その音が消える間も無く酎は酒を呑み干す。そして、次の酒を手酌で一杯。 「酒の勝負だって言ってるのに、そんな調子で平気なわけ?」 喧嘩すらまともに出来ない癖にバカね、と小さく口の中で呟きながら自分の盃を傾ける。 思ったよりも強い酒。言い出したからには負けたくないのだが。
「・・・・・なぁ」 「何よ」 「棗は・・・・・なんで、俺にこうして付き合ってくれてるんだ?」 え、と驚いて相手の顔を見ると、先程までの浮かれ顔はどこへ行ったのか真剣な表情で手元の盃を見る男の顔。 「何で、って言われても・・・・」 何故だろう。酎が自分よりも強くなるなんて可能性、九浄が言う通りほぼ無いに等しいのに、何で相手をしているのか。 思わず落とした視線を受け止めるのは、自分の手元に僅かに残る盃の中の水面。 そこに映るのは目が泳いでいる自分の顔。ハッキリと、自分がその言葉に動揺しているのを伝える、顔。 「そんなの・・・・」 知らない、と言いかけた彼女の腕を酎の腕が掴む。慌てて振り解こうとしても、なぜか今は力が負けてしまう。 「あれ?酒、意外と弱いのか?力入ってねぇぜ」 知らなかったな、と小さく笑う相手を見て、思わず心の中で自分の動揺に舌打ちをしてしまった。 離せ、と腕を振れば逆に反動がついて相手の懐へと体が引き寄せられてしまう形に。 「結構、近くでゆっくり見ると細っこい体してんだなぁ・・・兄貴の九浄とは大違いだ」 あいつは割と肉付きいいもんな、とケラケラ笑いながら腕の中に収まる彼女の体をもう一度見る。 確かに細くて、それでいてしっかりと筋肉がついた腕。酒のせいか、手合わせのせいか、汗をかいて首筋にまとわりつく 黒い髪の毛がまた綺麗に見えてしまったりして、惚れ直したりしてしまう自分に軽く反省。 「離してよ!まだ勝負も何もついてないでしょ、離してってば、このバカ!!」 ぶんぶんと振られる腕を掴み直して、そのまましっかりと胸の中に抱きすくめる。 抱きしめてみれば、改めて彼女の体が結構細身なのが分かって、そのまま押し倒してしまいたい所をここは堪えて。 「ちょっと、何してんのよ。離してってば、聞いてんの?」 腕の中から睨み付けられる視線と自分の視線。二つの視線が絡まれば何故か染まる相手の頬。 気付けばその赤らんだ頬へとキスをしていて、柔らかい感触を感じると同時に思い切り感じたのは自分の頬への熱い感覚。 ビンタをかまされたのだ、と気付くまでに数秒かかり、それから彼女を抱き締めていた手を離して頬をさすさす。 「・・・・・きっく〜」 「バカ言ってんじゃないわよ、バカ、アホ、ボケっ!あたしにキスするなんてまだまだよ、一本勝ってからにしなさいっ」 びし、とこちらを指さしてからそっぽを向いて横たわる姿を見て、酎はまた頬をさする。 惚れた女からの一発程効くモノは無いぜ、やってくれるからには少しは脈ありだな、なんて惚気に近い事を思って。 で、一時間経過。 「・・・・・酒、うめぇなぁ・・・・」 しみじみと一人で酒を呑んでいる男の気配を背後に感じつつ、棗は苛々していた。 さっき、横になった後に手を出して来るのかと思いきや、何も手出しをしてこないで一人で呑んでばっかりで。 (なんなのよ、こいつってほんっとに何考えてんだか分からないったらありゃしないっ) そろそろ流石に苛々の限界が来て、ごろりと寝返りを打ち、そして男の方へと視線をやる。 「お、起きたか?今から酒呑むか、ん?」 へらり、と呑気そうに笑いかけて来る酎に手招き一つ。首を傾げながら近付く相手の胸倉を掴んで自分の方へ引き寄せて、 そのまま、寄せた勢いで酒臭い口元、唇に限りなく近い場所に軽くキスを落とす。 「ったく、酒臭いったらありゃしない。禁酒するなら考えてやってもいいわよ」 ふん、と鼻を鳴らしてから立ち上がる。 チラリ、と足元に呆然としている男に一瞥をくれてやってから、棗は小屋を後にした。 何でこうも苛々するのか、九浄にでも鬱憤を晴らす相手をしてもらおうかと考えつつ、追いかけて来ないか背後を確認。 「・・・・・根性無し」 誰もいない荒地でもう一度鼻を鳴らしてから自分の隠れ家へと帰ろうか。今日の一番の被害者は九浄かもしれない。 棗が寝た頃になってやっと、鈍い男が今された事について真剣に悩み始めていたとか何とか。
「・・・・・それで、何で目が醒めたら酎が俺の部屋にいるのか説明してもらえるかな、幽助?」 にこやかな笑みを浮かべるパジャマ姿の腹黒狐。その笑みとは裏腹に沸き上がる殺気に怯えつつ、幽助は手を振る。 「い、いや、あのさ?酎が色々と教えてもらいたいって言うからさ、だから、そのー」 「今日は何曜日かわかってるんですか、幽助君?」 「え、えーと・・・・・・平日?何曜日だっけ、酎」 「へ?いや、俺は人間界の事あんまし詳しくねぇし」 「俺は今から仕事へ行くんです、人の色恋沙汰で色々と聞いてる暇は生憎無いんですよ、ほらとっとと出る!」 ぺい、と窓から二人を放り投げて蔵馬は溜息混じりにシャツに着替える。 いつの間に自分の部屋は人生相談室になってしまったんだろう。この分だと、飛影との間の事で躯が来るんじゃなかろうか。 それとも、息子の育て方で黄泉が来る可能性だってこのままだと有り得る。 「・・・・流石に子育て相談はご免被りたいですね」 こっちが相談したい位だ、と軽く頭を振ってから義父の会社へと今日も出勤するお悩み相談担当、腹黒狐だったとさ。
どうやっても持って行けないんで>384さんのノリを頂きました、ゴチです。 なんか最近、蔵えもんが憑依してんだかお笑いのノリしか書けない・・・orz
起きたら棗×酎キテタ━━(゚∀゚)━━!!! 棗たん、いい。
初棗酎キタコラ せっかくのチャンスをものにできないヘタレ酎が(・∀・)イイ!! 棗ってやっぱ酎のこと好きなのかな? 似合わんけど・・・w
やっぱり来やがった躯と黄泉キボン。 偶然同時に来てしまったらどうなるんだろうな…w
「最近修羅が俺のことをカニと・・・」
躯は蔵馬に相談なんかしないだろ。 黄泉は昔の上司だからあるいはするかもしらんけど。 「最近修羅が大人になって頭部がカニみたいになるのが嫌だと…」
>>395-397 うぉー酎×棗SSマジでキター!GJでした!
文の随所に酎の事が気になる棗の乙女心が表現されていて萌えた。
酎、これは脈あるぞwもっと押してやれw
黄泉とくればやはり子育て相談かww
でも全然エロが絡まなくて、(カニ)ネタに走るようなものは
ネタスレでやった方が良くないかな…?
>>403 ではいっそ蔵馬が相談するとか。
蔵「最近飛影だけでなく幽助や桑原くん、コエンマや酎までオレのところに相談に来るんです。
仕事もあるのに鬱陶しいだけでなく、帰宅したら部屋がタバコ臭くなってたり酒臭くなってたりして困ります。
母からも部屋が汚いし臭いと言われてショックをうけました。どうしたらいいでしょうか?」
躯「窓の外に『相談事休業中』の札でも貼っとけ」
躯「最近何かと相談事をもちかけられるのだが鬱陶しくてしかたない。どうしたらいいか知恵をかせ」
黄「電話の設定を着信拒否にしておけばいい。それか誰かに転送するのだ。ところで、最近修羅が・・・」
がちゃん。つー、つー、つー、つー。
蔵馬の部屋の窓の外に休業中の札が貼られました。
躯の電話も不通になりました。しつこくかけると奇淋に転送されます。
それではおもしろくもないしエロくもならないのでこの相談はなかったことになりました。
カニラーメン噴いたwww
「もすもす、オレ奇淋!」
自動転送されたことを知らずにエロ相談を始める螢子と、 それを黙って聴いてやる奇淋。
螢子と奇淋の組み合わせ…テラカオス。 いや、意外といい相談相手になるかもしれん。
衆道本家奇淋
最近ネットつなげなくて、チェックできないよ〜とか思ってたけど。 なんのことはない、携帯で見りゃいいということについさっき気付いたw 前に、ゲーム(+羞恥プレイ)のお話があったよね? 私は、リアルタイムではなく、最近読んだんだけど… 「つづき」を書きたいんです。 あの文体は、きっと似せることもできないし、飛影と躯は性格がちょっと違ってしまうと思う。 …書いてもいいのかな?
あれの続きは51-55であるだろ? あれはあれで完結してるほうがいいし短い小ネタ受けならともかく ああいう長いものは他人が受けない方がいいと思うけど… 人の続きじゃなくて自分だけのオリジナルでカモン
413です。
>>414 言いたかったのは、さらにその「つづき」を、ってことだったんだけど。
そうだよな…
あの話は、好きだから雰囲気こわしたらと思うのが自分でも嫌だったんだ。
自分も414氏に同意だな。 413氏オリジナルの作品、楽しみに待ってますよ。
>>413 自分もオリジナルでやるのがいいと思いますよ。
楽しみに待ってます!
オリジナルをと言ってもらえて何やら嬉しい… のだが、オリジナルは、すでに自前で公開してるんだスマヌorz そのうち、そそられるネタが来たら書くよ。
>413タソ あんな発展しない飛躯を気に入ってくれてありがとう。 冬なのに萌えシチュが見つからない。 PC内にあるのは躯→飛ベースの躯+奇だったり、飛怒+鈴木→躯だったり 異色過ぎて投下する気もおきない。 皆さん、雑談しながら見つけたり書いたりしてみませんか? 鈴木の作った変な薬でどこかのカップルがどうかなるなんてどうでしょ?
>飛怒+鈴木→躯 ちょw激しく気になるwww
>>419 >飛怒+鈴木→躯
飛怒って誰だかマジで分からなかった…
飛影の事?だとしてもどんな展開か気になるw
>躯→飛ベースの躯+奇
面白そう。読んでみたいな。奇淋失恋話かな?
どちらの話も是非投下して頂きたいです。
あと、鈴木の薬で・・・って22さんの提案、面白そうだね。 どこかのカップルが巻き込まれるパターンイイ!! それか鈴木自身、もしくは鈴木に惚れてる樹里が 鈴木の薬でどうにかなるってパターンとかもありかな?
ちなみに22が考えたのは ・飛影がちょっぴり素直になれる薬を依頼し躯と二人で飲もうとする。 ・酎が棗をくどくために強烈な媚薬を依頼し棗に飲まそうとする。 ・薬自体が入れ替わって渡されて・・・ っていうパターンですがなw ・・・ちょっと書きたくなってきたwww 食傷カプ傾向は需要があるのかなあ?
>>423 や、誰も食傷してないですよv
つまり棗はちょっぴり素直になって。
で「強烈な媚薬」を躯と飛影が飲む、と。
・・・おおお面白そうなことになりそうw
結構早くつなげれた413です。
>>419 あのーそのー、つい、妄想が突っ走っちゃって。
彼らを「発展」させたくなりまして・・・ええ・・・(特に躯を)
いや、あれを好きなのは私ばかりじゃないですよ。
ていうか「22さんで馴れ初めが読みたい」ってレスもあったりな。
空気読めない人でなくレス読めてない人だったorz
>躯→飛ベースの躯+奇
はありでしょう。ありですよ。
私も読みたい。
SS案、全部萌えるよ〜読んでみたい物ばっかりだ! 鈴木の薬も人の役に立つんだねww 食傷だなんてとんでもない!もっと読みたいです。 413さんのオリジナルSSと、 22さん版・飛影×躯の馴れ初め話にもこっそり期待。
>425での“SS案”は>423の事で
じゃあ423案で書き始めますね。仕事忙しいんで来週くらいになりそうだけど。 進展しない飛躯バージョンでやりますので進展はしませんけれどエロ描写は入る予定です。 他の職人さん方も鈴木の作る変な薬ネタいかがっすか〜?w と誘って見るてすと。
書けない人の分際でちょっと思ったんだが「鈴木の作る変な薬」を使えば ソツのない蔵馬にも隙ができるんじゃあるまいか
薬に関しては蔵馬も素人ではないからな 鈴木には薬よりも道具を作らせたほうが
クリスマスネタも待ってる>どなたか
>>427 ワクテカしながらお待ちしてます。来週が今から楽しみだ。
季節ネタ、クリスマスは勿論、
年の暮れは姫納め、年の初めでは姫始めネタもあるな。
日曜です。 誰か……(;´Д`)ハァハァ
ちょっと質問です。 鈴木って一人称なんだっけ? オレ?俺?わたし? 原作も持ってないのに図々しく書いてる22に誰か教えてください。 おながいします。 なんだか無駄に長い上、いろいろな意味でイタイものができています。 規制がなければ明日か明後日くらいには持ってこれると思うんだけど・・・。 >季節ネタ クリスマスものは自分はやらないけど飛躯か桑雪のらぶらぶものが読んでみたい・・・。
>>433 コミックス見てみた。
鈴木、更正後の一人称は“オレ”だよ。で、ピエロ期は“私”。
22さんの新作すごく楽しみにしてます。頑張って下さい。
>飛躯か桑雪のらぶらぶもの
萌えるクリスマスだなぁ。読んでみたいな。
桑はともかく飛躯はクリスマス知らないんじゃないか?
まぁ魔界も人間界と交流してるみたいだし、 知っていてもおかしくないんじゃね? 蔵えもんの入れ知…アドバイスによるってネタもいけそう。 どういう設定になるかは職人さん次第だね。
>>435 それは幽助や蔵馬や桑原が教えるんじゃないかな?多分。
413です。
上でごにょごにょ言ってたのを、フツーのssに書き直したので載せてみます。
(全然関係なさげに見えるはず・・・だ・・・)
躯が可愛そうで、飛影がバカな話。
うつぶせで枕を抱き、躯は目覚めた。 額はじっとりと滲んだ汗で髪がまとわりつき、体中がじっとり濡れている。 声を上げてしまったかもしれない、と、躯は思った。 シーツにくるまれる感触さえ、今は耐えられない。 身じろぎするたび、腹の奥がうずく。 ――それは淫夢だった。
(あんなので、誰が『気持ち良く』なんてなるかよ!) 躯は、イライラと百足の中を歩いていた。 居ても立ってもいられず、とにかく飛影の部屋へ行ってみた躯だったが、男はパトロール中で留守にしていた。 たとえ部屋にいたからといって、何をしようというつもりもなかった――が、なら、なぜ行くのだ、と自らに問い、ふと立ち止まった躯は、壁を拳で打った。 (胸をほんのちょっといじられたくらいで、オレが、あんなふうに・・・あんあん言うわけないだろうが!) 居合わせた部下たちは、すわ一大事かと躯の顔色を窺ったが、元より何もないので――躯本人には、ある意味大事(おおごと)ではあるのだけれども――あっさり無視されて、心配は杞憂に終わった。 (・・・なんでオレがあんな夢を見なきゃならない?!) 部屋に入りドアを閉め、まっすぐにベッドへ向かい、ばったりと倒れ込んだ。 飛影が、自分を女として見ていることには気付いていた。 男のしたがることは大体予想がつく。 (だからといって・・・) 自分が、喘がされたり喘がせたり、しているような夢なんて見る道理はない。 ないはずだし、見るならもっと、違っていていいはずだ。 夢なら、現実ではないのなら。 「ん・・・」 (掌全体で撫でるとか揉むとか・・・) 躯の指が左の胸を掴む。 (体温の高い指だったらきっと・・・) 飛影の手なら、片手で十分納まるだろう。 (アイツの指だったら、きっと、もっと・・・) 目の奥が熱くて、ぎゅっとまぶたを閉じる。 (大きく口開けてかぽっと吸い付かれて、舌を絡めるようにして舐め・・・舐め・・・) 躯はふっと頬を染め、自分の唇に触れた。 (飛影は舌、長かったかな?・・・唇は?) 生身の指をくわえ、機械の指で首筋をなぞり、鎖骨を、胸の谷間を撫で、臍をくすぐる。 「くふん・・・んふ・・・んふう・・・」 くわえた指の間から息が漏れる。 あの唇で、その内側の舌で、耳を、耳の後ろを舐められたら。――もし、あの声で・・・
続きを考えようとして、躯は胸を押さえた。 (それは、ない) 自分の肩を抱いて丸くなる。 (言わない、アイツは、あんなことは・・・) 躯は、右肩の機械部分を抱く指に力を込めた。 「ぅ、飛影・・・」 「どうした」 「なっ・・・!」 聞き覚えのありすぎる声に、躯はびくりと震えた。 「ひ、飛影?!」 飛影はちょっと首を傾げる。 「さっき、名前を呼ばなかったか?」 「あ・・・ああ、だって、なんでここに」 「オレを探していたと、連絡があった」 「・・・は?」 「帰ったときにそう伝言があったが・・・躯の様子が、おかしかったと聞いた」 声の調子は、表面上、面倒そうに聞こえる。 誰に何を言われようと動かない男が、何を言うか・・・躯は体が震え、目の辺りまで掛けていた毛布を頭までひっぱった。 飛影は顔を顰めた。 「何を潜り込んでる?おい、大丈夫なのか」 「やっ、飛影・・・!」 飛影は、毛布をちょっとめくっただけだった。 「・・・具合が悪いのか?」 表れたのは躯の肩から上だけで、飛影は、女の額に汗で貼りついた髪を指で払う。 「貴様がこんなに汗をかくとは珍しいな。顔も赤い・・・目も赤いし、風邪でもひいたか?」 「ぅ・・・」 「おい、医者を呼んだほうがいいか?」 「あ・・・あ・・・」 躯の唇が震える。 「おい、本当に、大丈夫なのか。何か悪いものでも食ったのか?」 飛影は震える唇の意味が分からなかった。 そして。 「・・・飛影・・・の・・・」 「?」 そのとき躯の拳が震えていたことも、 「・・・アホー!」 分かっていなかった。 気付いたのは、躯の握り拳で横っ面をぶん殴られた後だった。 「お前の・・・お前のせいで・・・!」 顔を真っ赤にして躯は、壁まで吹っ飛んだ飛影の襟首を掴んで部屋の外へ放りだした。 「・・・とっとと失せろーッッ!」 ぶん殴られ放り投げられて飛影は、目の前で閉まったドアを呆然と見た。 「何か怒らせるようなこと、したか・・・?」 飛影は、何も分かっていなかった。 * 「飛影の、バカ・・・」 何も分かっていなかった飛影は、額を押さえた躯が、中で半分泣きながら不貞寝していたことも、まったく分からなかった。
季節モノでもなんでもなくてゴメン。 そして最後までイカナイ・・・ 飛影が悪いんだ飛影が。
躯可愛すぎ…そして飛影鈍すぎ…www
443 :
このスレ22 :2006/12/11(月) 15:44:11 ID:2A1ZyrPx
>>434 タソ
ありがとうございました。
おかげで仕上げられました。感謝感謝。
>>413 タソ
アホー!ワラタwww
なんだか可愛い飛躯だwww
実は自分は前スレの躯×雪菜に萌えてここに留まってしまった人間です。
これを機会にいろいろ読ませてもらえたら嬉しいです。
>>誰か・・・
連投規制にひっかかりそうです。
22時すぎにおとしますのでどなたか8レス前に支援をお願いできないでしょうか?
予定は10〜11くらいのはず。
・・・支援依頼するなんて久しぶりだ。
ほんとに無駄に長いの書いちゃったよ・・・。
413さんGJ!エッチな夢見てドキドキしたり、
鈍感な飛影に業を煮やしたりする躯の乙女心がほんと可愛い。
微笑ましいな。全力で鈍い飛影もワロスw
彼女の夢が現実に…編も是非SS化して頂きたいです。
>>443 22さんSS完成乙であります。
支援了解しました。投下楽しみに待ってます。
445 :
このスレ22 :2006/12/11(月) 22:10:00 ID:XHFoHY74
雑談するつもりで書いたネタに自分がうっかり萌えてしまってできあがりましたw 酎棗サイドは構成上入れられませんでした。 進展しないバージョンの二人でどこまでのエロが許されるのか? 可愛い飛躯の後に投下するのは少し気が引ける内容ですが・・・。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『華麗なる魔戦士佐藤の素敵な工房』 道具や薬の類、なんでもご相談ください 電話番号は○○○−××××−△△△△ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 魔界の森の中の一角にそんな立て看板を掲げた小さな掘立小屋があった。 ここに鈴木がいるのは邪眼で確認済みだがこうして玄関先に立って看板を見ていると本当に眩暈がしてくる。 あいつ自体はどうしようもなくふざけた野郎なのだが作るものは結構確かなものだったりするから始末が悪い。 飛影は眉間に皺をよせつつそのドアを開けようとすると中からチャッとドアが開いた。 「やっぱ飛影の妖気か。この華麗な看板に見とれる気持ちは解るがさっさと入れよ」 誰が見とれるかと思いつつもそこはぐっと耐え、勧められるままに中に入るとぐるりと辺りを見回した。 壁際に大きな机。その上にのった妖しげな物体や植物。 反対側の壁一面を覆いつくすような棚のそれぞれには奇妙な小瓶や薬草等の類が並べられている。 で、肝心の鈴木自体の服装はこざっぱりしていて顔も普通で、趣味の変装も一応はなりを潜めてしまっているようだ。 どうもこいつは何かに集中するとそれにうちこむ性格の様だから今は変装癖もぶっ飛んだナルシストぶりも 修行モードも置いといて、変なモノ作りに没頭しているのだろう。 「それで?このオレに何か用なのか?」 用もないのにこんなところに来るか!とか思いながら、飛影は思い切って口を開いた。 「実は作ってもらいたい薬がある」 「背が伸びる薬か?」 ちゃっ。 飛影の腰元で小さく響く金属音。 「貴様、殺されたいのか?」 「冗談だよ冗談!お前、怖いって。・・・で、何が欲しいんだ?」 その質問には飛影はいささか言いにくそうに目を背け、鈴木(佐藤?)をおや?っという気持ちにさせる。 「ちょっとだけ・・・」 言いながら自分でも顔が熱くなってくるのがわかった。 「ちょっとだけ、素直になれる薬二人分だ!」 「なんだそりゃ」 鈴木(佐藤?)は目の前の真っ赤な顔した飛影を見て吹き出しそうになるのを必死で堪える。 確か蔵馬と最近話した時に、飛影が躯に恋をしてるらしいという話をしてたっけとか思い出しながら。 「まあ、いいよ。それくらい朝飯前だ。ただ、酎からも依頼があってるんで出来上がりが 明日の夕方くらいになるけどいいかな?」 「かまわん」 そうひとことだけ言うと、照れもあるのか飛影はさっさと帰ってしまう。 鈴木(佐藤?)は飛影を見送りながら、「ありゃ進展してないんだな」と溜息混じりに微笑んだ。 しかし同じ進展しない組でも酎のやつとの依頼とは全く対称的だ。 酎は過激で一気に意中の彼女を自分の女にしてしまおうとしているが、飛影は自分の気持ちを伝えて相手の気持ちも 確かめるところから始めたいんだろう。 基本的に優しい男なんだなとか思いながら、この強者達(特に飛影)の恋を心から応援してやりたい気分になった。
次の日の夕刻、再び鈴木(佐藤?)の工房を訪れた飛影は見事に酎とはちあわせていた。 鈴木(佐藤?)はにこやかに微笑んで二人に小さな小瓶を手渡すと、まずは酎の方に声をかける。 「あー、まず酎だが、それは製作過程の分量の関係で約3回分入っている。くれぐれも量は間違えないように。 それと作用が超強力だからくれぐれも取り扱いに注意すること。まあ、個人差はあるが大体5分から15分程で効果が現れる。 で、4〜5時間効いてて一晩眠れば朝には効果が消えている」 「おっしゃあ!了解だ!!」 酒臭くないので今日は酔ってはいないようだが頬を真っ赤に染めてえらくごきげんだ。 飛影は胡散臭げな視線を酎に向けつつ「一体なんの薬なんだ?」と呟いた。 鈴木(佐藤?)もなんだか頬を赤く染めながら、「それは個人情報保護法にひっかかるから言えない」と わけのわからんことを言っている。 酎は鈴木(佐藤?)の背中をばんばんと叩いて「感謝するぜ!!」と大声で叫ぶと大急ぎで帰ってしまった。 「げほげほ・・・で、飛影の方だが・・・そっちは特に注意点はない。きっかり二人分。作用は極軽いもんだから こんなもの効かないと思ってると効かないし、もともと素直なやつが飲んでも全く効果は現れない。 作用時間はせいぜい1〜2時間だ」 「なんだか効くのか効かんのかわからんような説明だな」 「それはお前が『ちょっとだけ』っていう形容をつけて依頼したからだろう?」 「まあ、いい」 飛影は小瓶をポケットにしまうと玄関の方へ足を向ける。 「あー・・・、飛影?」 ドアに手をかけた飛影に鈴木(佐藤?)は迷いながら声をかけた。 「なんだ」 「その、まあ、酎の方はなかば失敗するように祈ってるわけだが、お前の方は成功するように祈ってるよ」 「知ったようなことを言うな」 「ま、健闘を祈る」 飛影の身体が魔界の森の中に消えた。 百足への帰還途中、飛影は「この薬は躯には効かないかもしれない」と考える。 素直になれず、なかなか想いを打ち明けられないのは自分の方だ。 躯はどちらかというと基本的にはとても素直な性格で、良くも悪くもあまり自分の感情を隠そうとしない。 機嫌の良い時も悪い時も見たまんまのやつだ。 オレが好きだと言えば嬉しければ喜ぶだろうし、嬉しくなければふざけるなとぶっとばされるだろう。 まあなんにせよ、伝えないことには始まらない。 本当はこんな薬になんて頼りたくないのだが、あとほんの少し何かの後押しがあればと思うことが今までに何度もあった。 「もういい加減決着をつけてやる」 悶々と胸に抱えた恋心をもてあましていた飛影は、戻ったら早速使ってやると帰還の足を速めるのであった。
「で、なんだこれは」 躯の自室で飛影は小さなグラスを二つ用意すると持ち帰ったばかりの小瓶の中身をきっかり二等分に注ぎ分けた。 とはいってもせいぜい一口分くらいの量なのだが。 「ちょっとした物だ。別にお前は飲まなくてもいい」 飛影は少し胡散臭そうにグラスを持ち上げ匂いをかいでみせると躯も手に取り匂いをかいでみる。 「甘い匂いがするな。でもふたつ注いだということはオレも飲んでいいものなんだろう?」 そう言うと躯は一気に自分のグラスを飲み干した。 「ちょっとすっぱいかな?」 「お前なあっ!!」 飛影はあきれたように大声を出した。 「なんだよ?そんな大声だして。ひょっとして乾杯とかしたかったのか?」 「そんなこと言ってるんじゃない!お前には警戒心ってものがなさすぎる!!」 なんでどんなものなのかも知りもしないくせに勝手に飲んでるんだこの女は!! こんなんでよく1000年以上も生きられたものだ。 あきれるを通り越して怒りまで覚えてしまう。 「そんなに怒るなよ。オレは基本的にお前のことは信用してるんだ。・・・で、なんだったんだ?これ」 飛影は躯を睨みつけながら自分のグラスを飲み干した。 本当にすっぱい。ベースはレモンかなにかだろうか。 「お前みたいに単純で素直なバカには全く効果のないしろものだ」 そんな飛影の言葉に躯も思わずムッとしてしまう。 「お前、オレに喧嘩売ってるのか・・・?」 ちょっと二人の間に流れる険悪な雰囲気。 飛影は軽く頭を振ると「違うんだ」と呟いた。 別に喧嘩がしたいわけじゃない。 こんな雰囲気になりたいなんて一度だって思ったことはない。 「これはちょっとだけ素直になれる薬だ。もともと素直なヤツが飲んでも効果はないし、効果自体極軽いもので 少しの間しか効かないらしい」 「へえ?じゃあオレには本当に関係のないしろものだな。でも嘘つきだったり素直じゃなかったりするお前にはぴったりじゃないか。 いや、『ちょっとだけ』ってところがダメだな。お前くらいだと『強力な自白剤』あたりが適当なんじゃないのか?」 不機嫌顔から一転、ご機嫌な顔になった躯は先ほどのお返しとばかりにからかうように話し出す。 全く、本当によくしゃべるヤツだ。 おまけに極単純でわかりやすいときてる。 うらやましいというかなんというか・・・飛影はそんな風に思いながらも自分の心の内を探り始めた。 別に、何も変化はないな・・・本当に効いてるのか?
「ところで飛影?」 躯が不思議そうな顔して飛影の顔を覗き込む。 「こんなもの飲んで、何かオレに言いたいことでもあるのか?」 飛影の心に緊張が走った。 そして慎重に言葉を選び話しだそうとしたその瞬間、躯の膝がいきなりがくりと折れて体が飛影の視界から消える。 同時にばたりと音がして、崩れ落ちてしまったように倒れこんでいた。 本人も理由がわからないという顔をしながら両手を床につき、なんとか上体を起こす。 「なっ、どうした!?」 びっくりしたのは飛影である。 思わず一緒に床に座り込むと躯の顔を覗き込んだ。 「飛影・・・これって何か副作用でもあるのか・・・?」 「いや、そんな話は聞いてない。どんな感じだ」 「いきなり足が?・・・いや、下半身の力が抜けていくように感じた・・・。それに、ちょっと動悸がして息苦しい・・・」 「・・・?」 自分は今のところなんともない。 しかし、現実に目の前の躯は苦しそうに床に座りこんでいる。 それもいきなりだ。さっきの薬の副作用か何かとしか考えられない。 しかもこうして見ている間にもますます苦しそうに顔を顰めると、自分で腕を抱えて座り込む姿勢をとりだした。 よく見ると固く目を閉じた表情は苦しそうなのに妙に色っぽく顔に赤みが出てきている。 それに、小さく口で息をはきながら肩を小刻みに震わせている姿はどうみても・・・。 「だ、大丈夫なのか?」 飛影は心配で胸が押しつぶれそうな気がしてきた。 そんな気を知ってか知らずか躯はゆっくり話しだす。 「・・・飛影・・・身体が、かなり火照ってきてる・・・こういう作用・・・実は、心当たりがある・・・」 「なんだって!?」 「幼い頃、これに・・・、よく似た作用のものを、よく、飲まされたことがある・・・」 「躯・・・?」 「・・・これって・・・、催淫剤かなにかの類、じゃないの・・・か?」 飛影は素早く立ち上がると、躯のベッド脇に無造作に置いてあった通信機に手を伸ばした。 これは外線にも通じるやつだ。 鈴木の工房前にかかげてあった看板の電話番号を思い出す。
『はい。華麗なる魔戦士佐藤の素敵な工房です』 すっとぼけた平和な声が聞こえて飛影は怒り心頭、思いっきり大きな声で怒鳴りつけた。 「貴様!オレに一体何をよこした!!」 『ん?飛影か?何か不都合なことでもあったのか?』 「何か不都合なことでもじゃない!躯の様子がおかしい!下半身の力がいきなり抜けて倒れ込んだかと思ったら 動悸と呼吸困難と身体の火照りだ!あいつは催淫剤かなにかじゃないのかと言ってるがどうなんだ!?」 鈴木(佐藤?)の背中に戦慄が走った。 『・・・飛影・・・お前も飲んだのか・・・?』 「ああ、飲んだ。今のところなんともない!」 鈴木(佐藤?)はまずは自分を落ち着かせるために大きく深呼吸をしてゆっくりと話し始める。 『まず確認するが・・・、匂いは甘くなかったか?』 「ああ、そうだ。味はレモンみたいにすっぱかった」 鈴木の顔面が蒼白になり、汗とは違う何かが体中から噴出した。 『飛影、落ち着けよ。どうやら酎に渡すものと中身が入れ替わっていたらしい』 飛影は夕方、鈴木が酎に説明していた言葉を思い出す。 「4〜5時間効いていて朝には効果が消えると言ってたな。一体なんだったんだ!」 『すごく強力な媚薬であり、躯の言うとおり催淫剤でもある』 「貴様!!」 『よく聞け。棗という女を知ってるか?』 「躯が前に試合で戦った雷禅の仲間だったとかいう女だ。顔は覚えてない!」 『そうだ。実は酎がその女に飲ませる目的で依頼した。だがそのレベルの女性は精神力もかなりのものと想定されるため 普通よりかなり強力につくってある。彼女は負けはしたが躯と善戦してただろ?つまり躯レベルの女性にも十分な 効果が得られるということなんだ。そしてひどいことに、その躯よりお前の方がレベルの低い分作用が強烈に 現れる可能性が高い。しかもオレの想像通りだとすると、お前も躯も1.5倍量を飲んでいるな?』 今度は飛影の背筋に悪寒が走った。 今・・・、なんて言った・・・? 『飛影、悪いがあきらめてくれ。多分、抗い難い衝動がもう時期に襲ってくると思うが 幸か不幸か躯も飲んでいるのなら殺されることはないだろう?』 「冗談じゃない!!解毒剤はないのか!!」 『毒じゃないんだからない!!』 「!!」 『・・・とにかく、4〜5時間は強烈に効いてるが一度達すればそれなりに落ち着く。それから眠れば朝になるだろう。 今のうちに土下座でもなんでもして彼女に抱かせてもらえ』 がしゃんっ。 飛影の手の中で通信機が砕けた。
「・・・・・・・・・躯」 飛影は躯の方に目を向ける。なんと説明していいのかと考えあぐねていると躯の方から話し出す。 「電話の内容なら、聞こえた・・・・・・黄泉ほどじゃないが・・・・耳はいい方だ・・・・」 「くそっ!!」 こんなはずじゃなかったのに!! 飛影はどうしていいか解らずに再度視線を苦しそうな躯に向けてしゃがみこむ。 「飛、影・・・オレのことは、心配するな・・・。オレにはある程度・・・耐性も、ある。 こうしてじっとしていると、耐えられる・・・・・・・・問題は・・・、お前の、方だ・・・」 そうだった! こうしてじっとしている場合じゃない。 一体どうすればいいんだ!? 脳がフル回転で働き出す。こんな時に、蔵馬でもいてくれたら何かいいアイデアを出してくれるのかもしれないがとか思いながら、 飛影は先ほど通信機を握りつぶしてしまったことを猛烈に後悔していた。 「躯、今すぐオレを半殺しにしろ!」 「・・・ばか、言うな・・・こんな、状態で、動ける、か・・・」 さっきから目を固く閉じて俯いたままだ。 こんな動けない状態では本当に無理だろう。 ・・・しかたない。 この際、自分で自分の身体を痛めつけるしかない。 飛影は素早く手合わせ時の対・躯用の強力な妖気を右手に込めて、自身の腹部に拳をつきたてようとした。 が、その時、飛影の身体に先ほどの躯と同様の異変がおこった。 急にがくりと力が抜け、まるで体中の血が逆流しているような感覚に襲われる。 全身が熱くなり心臓の音が耳につきだすと息苦しくなってきた。 呼吸が速くなり意識が遠のいていく・・・。 何かを考えようとすると霞がかかってくるようだ。 飛影は躯の横にへたり込むと、しばらく目を瞑って身動きがとれないでいた。
投下支援。ガンガッテ!!
「・・・きた、か・・・?」 躯が初めてうっすらと目を開け、自身の腕を抱きこんだまま飛影に目を向ける。 「・・・要領としては・・・、身体を自分の力で、押さえ込む、かんじだ・・・。あとは、目を閉じて、 関係のないことでも・・・考えて・・・えっ!?」 躯の身体がいきなり肩を掴まれたかと思うと次の瞬間には床に押し倒されていた。 考える間もなく感じる唇が重なり合う感触と、身体にのしかかる圧迫感。 「んっ・・・!」 瞬時に、躯の頭の中が飛影のことでいっぱいになる。 まずい。今、こいつのことなんて考えちゃいけないのに! 重なり合った唇に感じる湿った舌の感触。 この、抗い難い衝動は飛影だけのものではない。 こんなことは間違ってる!そう思いながらも、躯も唇の力が抜けてくるのを止めることはできずに飛影の舌を受け入れていた。 「・・・んっ・・・ふ、う・・」 まるで、噛み付かんばかりの深いキス。 お互いの舌と舌が求め合う別の生き物の様に絡み合い、その飛影の舌の動きに合わせて唾液が口内に注がれ 躯のそれと混じり合う。 たまらずコクリと飲み込めば、なんとか理性を保とうとしていた躯の気持ちも限界に近づいてきた。 意識が、揺らぎ始める。気が、遠くなっていくようだ。 身体全体がとろけそうになり、もっと、別の部分が何かを欲しがって熱くなる。 手が、自然に飛影の背中に回され服をぎゅっと握り締める。 それと同時に唇が開放され、左の首筋に飛影の顔が埋まりこんできた。 「あっ・・・」 首筋に滑る、熱く湿った舌の感触にぞくりとする。 同時に始まる服の上からの胸への愛撫。 痛いくらいに激しい、けれど、それより勝る快感とどうしようもない体の火照り。 「・・ひ・・・えい・・・っ・・」 ・・・遠い昔、同じ様なことがあった。 あの時は嫌悪感と恐怖、激しい憎しみだけが心の中に溢れていた。 自分の存在を、この世から消してしまいたいと思ったこともある。 『こんなことはたいしたことじゃない。感じている苦痛も快感も、ただの現象だ』 ・・・そんな風に思い込むことで自らの正気を保っていた。 けど今は・・・。 今の、この相手は飛影だ。 いつも憎からず思っている男。 過去に囚われていた自分を開放してくれた特別な存在。 こういうことも、こいつとならいつかはあるのかもしれない・・・そんなふうに予感していた男。 躯は自分でも気がつかないままに、その瞳から涙が溢れてきた。 その間にも、首筋にある飛影の唇が躯の耳朶を捉え、軽くあま噛みをされたかと思うと舌が耳の中に差し込まれていく。 「あ、あぁっ・・・」 唾液でぬらりとした生暖かい舌の感触に自分の体内が侵されたような錯覚を覚え、たまらず身体が大きく跳ねた。
「んっ・・・んうっ・・・!!」 服の中へ、いつの間にか飛影の手が潜り込んできていた。 胸全体を掌で大きく、少し強めに揉まれながら再び唇と唇が重なり合うと、夢中でお互いの口を吸いあって快感を貪り合う。 ・・・だ、だめだ・・・頭がおかしくなりそうだ・・・このままだと、やられてしまう。 だけど、このまま諦めてしまえばどんなに楽だろう。 躯は必死に自身の意識を繋ぎ止めようとしていた。 が、大腿の間に押し付けられた飛影の男の部分がその興奮を伝えてくると、 力の入らない下半身は自然に何かを求めるように少しずつ開かれ始め、自分の女の部分が目の前の男が欲しいのだと疼きだす。 ・・・だめだ!こんなの、絶対にだめだ!! 「や・・・っ・・めっ・・・」 躯は最後の力をふりしぼって自身の理性を無理やりに引きずり上げた。 手合わせ時の対・飛影用の強力な妖気を両手に集中する。 それから飛影の胸に手をあてて。 「やめろっっ!!!」 見事、突き飛ばすことに成功していた。 皮肉にも昔の最悪な経験が現在の躯の危機を助けることになった。 それからなんとか身体を持ち上げ上体を起こすと、「飛影っ!しっかりしろ!!」と一喝。 その時初めて、自分の目から涙がこぼれていることに気がついた。 そして飛影もまた、その涙を見てどこかに消し飛んでいたはずの理性がほんの一瞬、戻ってきた。 すかさず床に転がっていた自分の刀を掴み抜刀する。 「くそっ!!」 次の瞬間、飛影は自らの大腿に抜刀した刀を突き立て、ぐりぐりと押し広げるように傷つけた。 「ぐっ・・・うっ!」 そのまま引き抜き血の付着した刀を放ると流れる血液と痛みに集中する。 すると先ほどの衝動が幾分抑えられているように感じてきた。 自然と、お互いがお互いとは反対の方向を向き、背中合わせに寄りかかる。 服越しに感じる互いの体温と呼吸のリズム。じっとりとした、汗の感触。 部屋には二人の荒い息遣いだけが響き耳に障る。 飛影は小さな声で「すまん・・・」と躯に謝った。 躯もまた、先ほどの電話の内容を思い出し、小さな声で呟いた。 「・・・一度達したら・・・それなりに、おちつく・・・」 飛影はぞっとした。こいつは何を言おうとしてるんだ。・・・まさか・・・。 躯は何故か部屋に転がってるティッシュの箱を掴むと後ろ手にそっと差し出した。 「・・・もう一度・・・言う・・・オレは、耐えられる・・・問題は・・・」 「・・・オレか・・・」 飛影は震える手でその箱を受け取った。 「オレは、何も見ない・・・何も・・・聞かないから・・・」 躯は固く目を閉じて両手で耳を塞ぐと膝に頭をくっつけて動かなくなった。 飛影の瞳から、一粒の涙が零れ落ちた。
「「蔵馬!助けてくれ!!」」 飛影と躯が大変な目にあっている最中、畑中家の2階の窓から迷惑な訪問者が二人そろってやってきた。 蔵馬は眠い目をこすりながらベッドから身をおこす。 「鈴木・・・酎・・・こんな夜中にどうしたんですか?オレ、明日は仕事なんですけど・・・」 見ると唐草模様の風呂敷包みを背中にしょった鈴木&酎が半ベソ顔で跪いている。 「何事ですか?」 ベッドの端に腰かけた蔵馬は鈴木から大体の事情を聞きだすと、そのあまりもの内容に表情が凍りついた。 「悪いけど、キミ達を助けるつもりはない」 蔵馬はきっぱりすっぱりといい放った。 「飛影一人だけならともかく、こと躯まで関わるとお手上げだ。オレだって死にたくない」 何も関係のない自分自身の死体が、二つの死体の横に+1で加わるのはどう考えたっておかしい。 というか、躯が怖い。とっても恐ろしい。 「そんな殺生な!」 「頼む!助けてくれ!!」 「可哀そうだが・・・、飛影の邪眼が届かない所でほとぼりが冷めるのを待つしかないな。 幻海師範のところに張った結界がまだ生きてると思うけど・・・」 「「それだ!!」」 「念の為言っておきますが、ここに来たことは秘密に・・・」 言いかけた蔵馬の最後の言葉が届いたのか届かなかったのかは、一瞬で姿を消した二人に確認できるはずもなく。 「全く、とんでもないことに巻き込まないでもらいたいよ」 あの二人が思いついて助けを求めてくるくらいだ。 邪眼で確認できないと知ると、飛影と躯もおそらくここへやってくるだろう。 蔵馬は窓を全開にして空気の入れ替えを始めた。 二人がここに立ち寄った痕跡は完全に消し去らなければならない。 ことの顛末に興味がないといえば嘘になるが、それよりもなによりも自分の命が一番大事だ。 蔵馬はどこかのCMの主婦のようにファ○リー○をシュシュッと部屋中にかけはじめた。
一晩明けて、躯の自室の床の上にいつの間にか眠ってしまった気の毒な二人の姿があった。 寄り添うように眠っていた二人は片方が目を覚まし身動ぎをするともう片方も目を覚ます。 自然に視線が絡み合うと、どちらからともなく手と手を合わせ、きゅっと握りあい・・・。 まるで何かの事件に巻き込まれた見ず知らずの被害者同士が「助かった」と手を握り合うような心境になっていた。 「大丈夫か・・・?」 飛影はまず、躯の様子を気遣った。 昨夜聞いた言葉。 『幼い頃、これに・・・、よく似た作用のものを、よく、飲まされたことがある・・・』 あのせいで、こいつのトラウマを刺激してしまったことが一番許せない。 これも全部、自分自身のせいだと飛影は激しい自責の念に駆られていた。 「お前こそ・・・なんだか足に痛そうなことしてたみたいだが・・・」 躯もまた、飛影のことを気遣った。 「オレの外傷のことなんてどうでもいい!お前の精神状態の方が心配だ!」 夢中でそう言い放って自分を真っ直ぐ見つめてくる飛影の迫力に、躯はなんだかどきどきしてしまう。 普段の飛影はあまりこういうことをストレートに言ってくれないものだから。 「そんな・・・大丈夫だ。気分も悪くない。ひょっとして前に飲んだことあるって言ったのを気にしてるのか? でもその経験のおかげでなんとか助かったようなものだから・・・」 「そんなことを思い出して、気分のいいはずないだろう!」 繋がった手をするりと離すと、飛影は反対を向いて座り込む。 躯もゆっくりと起き上がると飛影の背中を見つめていた。 「あまり、気にするなよ。お前が思うほどオレは過去のことに囚われているわけじゃない」 慰める為に言ってるんじゃない。 躯は本心から言っていた。 「オレの心を過去から開放してくれたのは、お前だったろう?」 飛影がゆっくりと振り返ると、やわらかな笑顔と出会う。 なんだかとても安心できて、向き直ることができた。 「それと。お前、何かオレに言いたいことがあるのかもしれないけど、言い辛いなら無理して言わなくてもいいんじゃないのか? 言える時が来たらちゃんと言える。何か解らないけれど、信じて待ってるからさ」 それがあったか・・・。 飛影は大きく溜息をついた。 「それより、とりあえず部屋に戻れよ。お互い風呂にでも入ってすっきりさせようぜ?」 汗だのなんだので汚れている衣服を脱いで早々に湯を浴びたい。 それは二人に共通する思いであった。 「同感だ。風呂に入ってそれからは・・・」 二人は再度目と目を合わせて頷き合うと、声を揃えて言葉を発す。 「「襲撃だ!!」」 (おわる)
長々とスミマセン・・・。 60行2048文字ルールは置いといて、区切り良さげなところで切りつつ置きました。 支援くださった方、ありがとうございました。(合掌)
つづきが楽しみだ
と思ったら終わってた
はずかし
>>457 GJでした
スピード感のある文章で面白かったです
できれば二人がエチーな展開になるのも読んでみたい
佐藤かよ!
22さんGJ〜このままセックルに突入か!?と思いきや、 最後に相手への思いやりと理性で抑えるって所、この二人らしいかも。 躯の過去の経験ってのもまた、ありえそうだし。 ファ○リー○蔵馬もいい味出してるよww そして躯にティッシュ渡された飛影のその後に泣けたw 今度はセックル本番展開も読みたいです。是非、二人の初体験を! あと酎&棗にも進展話を期待してます。乙でした!
>457 かなりな乙だ 長いのにさらっと読める不思議 一番イタイシーンはティッシュ渡されるところだなw
で、季節ネタはくるのか?
>>463 職人さんこうやって投下して下さってるんだし、
まぁマターリ待とう。
クリスマスとかはまだ先だし
今月は職人さんも何かと忙しいだろうと思うし。
465 :
413 :2006/12/13(水) 12:37:15 ID:J0QZAkbV
22さん乙です!
しかし飛影はかわいそうw
やらせてあげても・・・そのうちには。
>>463 季節モノはネタがないんですわ。
「悪夢」の続きを書く予定はあるんだけれども。
466 :
前スレ483 :2006/12/13(水) 14:27:28 ID:Rk6vQcDZ
DIONめ、規制がかかりやがって…! とりあえずクリスマスネタ投下〜。↓
もうすぐ楽しいクリスマス。別名、金が消える時期。まぁ、それは置いといて。 ここ、桑原家でもそれなりに準備をしているわけで。 そんな家に居候している雪菜は、初めての『くりすます』が楽しみで仕方が無い。 どういう風なお祭りなんだろうか、一応蔵馬さんから聞いてはいるけれど、気になって仕方が無い。 「雪菜ちゃん、ツリーの飾り付けするけど手伝うかい?・・・・って、何見てたんだい?」 がちゃ、と雪菜の部屋を開けた静流が咥え煙草で不思議そうな顔でこちらを見てくる。 その声を聞けば慌てて持っていた本をパタリと閉じて、雪菜は軽く頭を振って、笑顔で返事を一つ。 「いえ、なんでもないです。ツリーって”くりすますつりー”ですよね、楽しみです私」 子供のような無邪気な笑顔で言う少女の姿に、静流もつられて一緒に微笑む。 「ま、本番までには後一週間以上あるけどね、そろそろ飾り始めてもいい頃だと思ってさ。一緒にやろっか」 「はい、お手伝いします!」 二人で飾られていくツリーはどこにでもあるような、作りモノのツリーで。綿で作った雪を静流が取り出せば、 雪菜はそれを不思議そうに見てから、自分の手をじぃぃぃ、と見つめてポツリと一言。 「そんな偽モノの雪じゃなくて、私でしたらちゃんとした雪、出せますけど、静流さん」 自分の手と、静流の手にある綿で作られた雪を交互に眺めれば、プッとおかしそうに笑い出す静流。 「それじゃダメなんだよ雪菜ちゃん、そしたらツリーの下に常にタオル敷かなきゃいけないだろ?」 意味分かるかねぇ、と言いながら雪菜の頭にふわ、と綿の雪を載せながら静流が笑う。 んー、と少し考えてから雪菜はこくん、と頷いて小さく『わかりました』と微笑を浮かべ、 頭の上にある綿の雪をツリーの上にと巻き付けて行く。 それから30分もしない内に、ツリーは完成。 出来上がったツリーを見て軽く満悦顔の静流とは裏腹に、雪菜はどこか微妙な表情を浮かべていて。 そんな様子に気付いて静流が小首を傾げる。 「ん、どうかしたのかい、雪菜ちゃん?」 「・・・・え?あ、いえ、その・・・ちょっと私、蔵馬さんの所にお邪魔して来ます」 「あぁ、わかったけど夕飯前には帰って来るんだよ」 はい、と返事を返してコートに袖を通し、急いで蔵馬の家までひとっ走り。 ぴんぽーん、と呑気なチャイムと呑気な『はーい』と言う返事の後に出て来た青年に、雪菜はとある頼み事をした。
そして、日付は移り変わってクリスマス・イブ。 『めりー・くりすまーす!』 同時に出る声と、カチン、と合わされるグラスの音。 「ほらカズ、お前の分」 「どーもサンキュ、姉貴・・・何だよ、参考書ぉ!?」 「文句言うなら返しな。んで、こっちが雪菜ちゃんの分だからね」 「ありがとうございます、静流さん」 貰った袋を開けば、中に入っていたのは少女らしいふんわりとした白いワンピースで、襟元に氷の刺繍が入っていたりして。 「わぁ、とても素敵です、ありがとうございます、静流さん」 「来年は、雪菜ちゃんからも何か貰える事期待してるから頑張ってね」 喜んだ顔を見せれば、煙草を咥えながらもにっこりと微笑み返してくれる、相手の顔にまた喜びが増す。 「・・・・あ、ちょっと和真さん、こっちにいいですか?」 「へ?おう、雪菜さん、何スか?」 ぐいぐい、と引っ張りながら静流には来ないで下さいと手だけでお願いをして、和真を部屋の外に連れ出す。 そのまま、自分の部屋へ真っ直ぐに。 「ちょ、ちょっと雪菜さんっ!?」 部屋に押し込むように入れれば慌てた様子を見せる彼の背後でクス、と小さく笑って。 「和真さん、そのまま扉の上、見てもらえますか?」 「扉・・・・の、上ッスか?」 見上げたそこにあるのは、ヤドリギ。 ツリーのセットの中には無かったけれど、静流に呼ばれるまで見ていた本にはクリスマスとヤドリギの事が書いてあった。 だから、あの時蔵馬に聞いて、どうにか手に入れる方法を聞きに行ったのだが、まさか本物を貰うとは思わなくて。 そのまま部屋にこっそりしまっていただけの事なんだけれど。 「えぇっと・・・」 ぱたん、と扉を閉めて部屋の中に二人だけになってから、ポケットからメモを取り出して読み上げる。 「えーと『Coud you kiss under the mistletoe?』で、いいのかな」 メモに書いてあった英語を読み上げてから、少し染まった顔で見上げれば、今言った言葉を反芻する相手がそこに。 「雪菜さん、何も英語で言わなくてもいいじゃないッスか」 「ちょっとだけ、お勉強してみたんですよ、和真さんみたいになりたくて」 本を読んで頑張ったんですよ、と小さく微笑んでから目を閉じる。 「ここで『No』だなんて、言えるわけ無いじゃないスか」 そんな声が聞こえた後、少し冷えている氷女の唇に、温かい人間の唇が触れて。
その頃、下の階で静流は上の気配の静かさに何が起きてるかは察して、携帯で蔵馬に一応確認。 「あー、もしもし蔵馬君。今平気かい?」 「どうも、静流さん。メリークリスマスと言っておいた方がいいでしょうか」 携帯の向こうから、相変わらずにこやかな声音の腹黒狐のお返事。 「雪菜ちゃんに、何吹き込んだんだい、蔵馬君」 「さあ、俺も流石に『今回は』何も吹き込んでませんよ、彼女の方からヤドリギをくれって言って来ただけでして」 あはははは、と笑うように返して来る狐の言葉に、静流は携帯を取り落としそうになった。 「あ、うん、そ、そっか。ありがと、それだけだから。・・・・メリークリスマス」 「はい、メリークリスマス、静流さん」 ピッと携帯を切ってから、彼女は軽く額を抑える。 「純粋培養かと思ったら、意外と行動派なんだねぇ、雪菜ちゃんってば・・・カズには勿体無い」 はぁぁぁぁぁ、と深い溜息をついて一人でグラスに入ったワインを傾ける。 上の階では恐らく固まった弟と、にこやかな少女がいるんだろう、などと予想しつつ。 携帯の通話を切ってから、蔵馬は部屋の窓際に置かれた、小皿の上の雪だるまに微笑みかける。 「ま、俺にしてみればヤドリギなんてすぐ出せるモノですし、冬場の間溶けないコレで・・・お代は充分ですね」 笑いながら、雪だるまをちょんちょんと突付いて、口の中でもう一度呟く。 「・・・・メリー・クリスマス、皆さん」
470 :
前スレ483 :2006/12/13(水) 14:35:51 ID:Rk6vQcDZ
ちなみに、雪菜の言っている言葉は『あのう、ヤドリギの下でキスを良かったらしませんか?』と言う仮定語交じりの謙遜語です。 口説き文句にもなるらしいというトコから今回引っ張りました。ふへ。 って事で他の季節ネタをお待ちしとります。 携帯から投下なんてもうしない…orz
飛影といい雪菜といい、異性を口説く時は英語か? いや、あの、乙です。
>>465 普段のレスは“名無し”の方が良いみたいですよ。
「悪夢」、続編も期待してます。
>>467-469 483さん、規制の中クリスマスネタ投下GJでした!
ヤドリギの下〜っての知らなかった。勉強になります。
なんだか雪菜オシャレだな。可愛い。
「和真さんみたいになりたくて」って言葉、
桑原もさぞかし嬉しかっただろうね。良かったなぁ。
タソとかキモス どこの腐だよ 巣にカエレ
わかった。かえるよ。 本当言うとそろそろ戻ろうと思ってたんだ。 474にはちょっと感謝しています。
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!
つまり12に続いて22も消えたということですね 進展しない二人の続きが楽しみだったのに…orz
ここを覗く楽しみがガタンガタンと落ちていく…orz
もうそろそろここも終わりかな…。
どうしたら終わらないですむのでしょうか
とりあえず、書き手さんのネタになりそうな燃料を言ってみるのも良いかもしれないよ、と。 『どういう組み合わせのこういうシチュが見てぇ!』とかでも、参考になるだろうし。 少なくとも自分は雑談からネタを頂く事が多いです…orz
今日も今日とて蔵馬の部屋には幽助が居座っていて、何やら本をゴソゴソと。 しばらくしてから、振り返った彼はどう見ても怪しい方向への期待に満ち溢れた眼差しで。 「なぁなぁ蔵馬、俺さー、今すっげぇ事思いついたんだけどよ!」 「はいはい、今日は何を思いついたんですか?」 軽く諦めが混じった溜息をつきつつ、蔵馬は相手の方へと視線を向ける。 「ほら、よく時代劇で悪代官が女の帯をクルクルほどくってのあるじゃねぇか、って事はぼたんも」 「・・・・幽助、後ろ後ろ」 くるり、と振り返った幽助の前にはいつも以上に極上の笑みを浮かべたコエンマの姿。 「のぅ幽助、お主はまた霊界へ来てみたいとか思ったりせんか?」 「か、勘弁しとく・・・ぜ・・・」 冷や汗をダラダラとかきながら呟く幽助に満足そうに頷いた後、コエンマは窓から外へと出て行った。 それを見送ってから、冷や汗をかきながら幽助がポツリと一言。 「・・・蔵馬、俺ってそんなに悪い事言ってない・・・よな?」 「普段の行いの結果、と言っておきましょうか。ところで貸してたDVD無くしたんですってねぇ、幽助」 にこやかに笑いかける腹黒狐の笑顔が一番恐かったとか何とか。
483 :
前スレ483 :2006/12/15(金) 23:04:38 ID:3G3KkcxA
って事でこのスレの483も頂きました。 クリスマス辺りに誰かの投下が来ると期待してます。
483が連投で叩かれないことを祈ってる漏れが通りかかりましたよ… いろんな意味で22は貴重だった(遠い目) >482 あ〜れ〜およしになって〜っていうやつですなw ゲームの「悪代官」思い出した 久しぶりにやってみよう
483さんGJ!&2度目の483レスゲットおめ! 幽助、言ってる事オバカだけど年相応っぽくて憎めないw 蔵馬とコエンマコワスw コエンマは素で悪代官ごっこしてそうだなぁ。
>>481 じゃ、職人さんが来て下さる事を信じてネタ提案してみるよ。
年末みんなで集まって宴会中、幽助あたりが提案して
野球拳(もちろん女の子相手で)始めちゃうとかどう?
12さんも22さんも、早く戻ってきてほしいな。
お二人とも文章表現やネタの使い方が上手くて好きだった。
上の桑雪読んで思ったんだが 蔵馬が誰か女キャラ(ぼたんか静流あたり)とクリスマスの夜、外へ出て、偶然ヤドリギの生えてる木の下に来て「もし嫌じゃなかったら」と口説いてキス→キスだけで女キャラは腰砕け→「もし嫌じゃなかったら、続きも……」とか、どうだろう。 続きを匂わせて終わるのもありだろうし、お持ち帰りするとか、そのまま外でやっちゃうのもありか……いや、季節的に寒いなそれは。
>>487 幽・桑・飛「さすが蔵馬!おれたちにできない事を(ry」
489 :
名無しさん@ピンキー :2006/12/17(日) 23:42:44 ID:mHSEDRsH BE:1006976669-2BP(0)
>>488 幽・桑はともかく、飛影の場合はやられる方だろうな。
躯「メリークリスマス☆飛影」
飛「随分ご機嫌だな。何かあったのか」
躯、天井を指差す。
飛「?何だあれは」
躯「ヒイラギだ。人間界の祭りでは、この下ではキスしなくてはならないそうだ」
飛「は?」
躯「ということでキスしよう」
飛「はっ…?!む、ぐ…ぅあ…んはぁ!何しやがる!」
躯「ん?嫌だったのか?」
飛「いい訳あるか!」
躯「その割にはこの辺が…(サワサワ)」
飛「触るなーッ!!(反応してしまうだろうが!)」
躯「若いっていいなぁ(ニヤニヤ)」
…みたいな。
491 :
名無しさん@ピンキー :2006/12/18(月) 20:51:15 ID:cmwBEgjy BE:671317294-2BP(0)
>>490 え?489??を、もっと…?
あー…、携帯なんで、ちょっと、キツイ、な…
その前に、続きが思い付かない。
飛「(こんなんなって…)チクショー!責任を取れ!」
躯「ああ、いいぜ(あっさり)」
飛「(゚Д゚)…貴様ホンキか?」
躯「そうに決まってるじゃねーか(そのためにやったんだから)」
飛「へぇ…。じゃ遠慮なく(ガバ)」
躯(チョロイな♪)
…せいぜいこんなもんしか。
違う展開が見てみたい。
>>489 &491
GJワロタww飛影よ、下剋上?出来るのはいつの日かw
SSで読んでみたいな。どなたか…お願いします。
>>491 たしか前スレで携帯で長編投下した猛者がいただろ!w
何事も挑戦だ!www
@ROMってる12に書いてください。おながいします。と、言う。 Ayournet専用規制解除要望スレで、22に戻ってください。おながいします。と、言う。 というのはどうだろう? ダメか……スマソ。 なんだか盛り下がってきたね。
あ、もひとつ忘れてた。 B新人さん、書いてください。おながいします。 これに頼るしかない。
>>491 携帯でならこのスレでも483さんが
>>467-469 を投下されているぞ。
幽白エロパロ読みたいよ…12さん、22さん、どうか戻ってきてくだされ…!
そして新たな職人さん降臨も待ってますぜ。頼みます(;´Д`)ハァハァ
カエレと言われたり戻れと言われたりなんだろう? まあ、基本的には元居たスレに戻りました。 せっかく覗いたんで雑談レベルの何かを・・・さらっと書けたら・・・いいな・・・う〜ん・・・。
<%月○日> 「退屈だ。手合わせ願いたい」 「今日は気分じゃない。行け」 「・・・(ショボーン)」 <△月$日> 「手合わせしてください。おながいします」 「カエレ」 「(ショボーン)」 <○月×日AM> 「んっ・・・ああっ、あっ、あっ・・・」 「どうだ?・・・いいか?」 「ん・・・い、いい・・・っ・・・で、でも・・・んっ・・・」 「でも・・・?」 「もっと・・・つよく・・・は、あぁ・・・」 「つよく?突いてほしいんだな?」 「んっ・・・」 「じゃあ、オレの願いも聞いてくれるな?」 「あ・・・な、なん・・・だ・・・?・・んっ・・・」 「午後から手合わせ、してくれるな?」 「し、しょうがない、な・・・あ、んっ・・・」 「よし、じゃあ、お前もよくしてやる」 「あっ!あぁああぁっ!!」 <同日AM2ラウンド目> ちゅぷっ・・・ちょぱっ・・・ちぷ・・・。 「うっ、いい・・・。すごく、いいぞ」 ちゅぷ・・・。ぺろっ。ちうぅぅぅぅっ。 「はっ、うっ・・・」 「・・・なあ、・・・いいか?」 「・・・いい。そろそろフィニッシュ、頼む・・・」 「オレの願いも聞いてくれたらな」 「な、なんだ・・・?」 「今日の手合わせ、パスな」 「くっ、くそっ・・・、わかった・・・」 手合わせのお願い。結局全部断られる。 キャストは進展バージョンの飛躯でお送りいたしました。 ・・・こんなんしか出てこんが、まあ、ないよりイイダロ、バイバイ。
>>498 <○月×日AM>で、おっ?飛影優勢じゃんと思いきや、
2ラウンド目であっさり逆転されとるww
“進展バージョン”でも根っこの部分は変わらないんだなw
躯には勝てない飛影ワロスww
小ネタ乙でした。またこのスレも覗きに来てやって下さい。
笑えてハァハァできる素晴らしい作品だと思います。 このスレの大半の人は復帰を待ってると思いますよー。
全然待ってませんよ^^
>>501 カエレ。
しかしその3スレでは正直500いくとは思わなかった
>>498 小ネタイイ!!(;´Д`)ハァハァ
せめて3スレくらいまででも1000いかないかなあ?
容量的にはいいかんじだぞ、と。
また483さんみたいなクリスマスSS投下して頂きたい… 人間界・霊界・魔界どこでもщ(゚Д゚щ)カモォォォン 霊界や魔界も人間界と交流しているし、 案外こういうイベント物も浸透してきているかもしれん。
クリスマス投下いきます。 初小説、初投下なので不手際等あったらすんません。 飛影×躯 初キス エロなし エロなし長文が嫌な方はスルーヨロ。
飛影がパトロールから戻ると、その日、百足は常になく騒がしかった。 実際に何か騒ぎが起こったわけではない。 内部が喧噪で沸き立っているわけでも、死体の2,3が転がっているわけでもない。 むしろ、常と比べれば静かと言って良かった。が、その静寂はあくまで表面的な物でしかない。 魔界統一トーナメントの際、躯や黄泉に話しかける者は皆無だったが、けれどこの二人を無視できた者もまた居なかったように、百足の住人は皆息を潜めてただ一点を注視していた。 凝縮された殺気に片眉を引き上げた飛影が、邪眼でその原因を探ろうとする間もなく、とうの原因そのものが、通路の向こうに姿を現した。 「よぉ飛影」 「……貴様か」 気楽な声に、パトロール隊の他の面々が身に妖気を漲らせる。が、その格好を目にすると、妖気は穴の開いた風船のようにしわしわと萎んだ。 男は、浦飯幽助だった。かつての敵の息子である、元人間。 国家が解散したとはいえ、配下達の躯への感情が揺らいだわけではない。畏敬、畏怖、憧憬。百足に住む者達にとって、躯が自身の最も強い感情を向ける対象であることに何の変わりもない。 百足は、その躯の居城であり、配下達にとっては国家そのものの象徴と言ってもいい。幽助に対し憎しみまでは抱かずとも、かといってのうのうと土足で上がり込まれて嬉しいはずはない。 その複雑にして実直な感情は、容易く妖気と殺気という形となって彼らの体を包んだが、とうの幽助の姿を見ると、どうにも諸々の気は行き場を失って萎まざるを得なかった。 パトロール隊の面々は、みな困惑を顔に貼り付けてお互いの目を見つめ合う。 「……何をやっているんだ」 面々の中で、最も困惑の色を濃くした飛影が口を開いた。呆れが八割を越す口調に、幽助は気づいた風もなくニカっと笑う。 「何でも屋」 見りゃ分かるだろ、と背中を指さす。周りの妖怪達の眉を、困惑にねじ曲がらせた原因。幽助は、「お部屋の片づけ、遺体の整理、完全秘密厳守・何でも屋」とデカデカ書いた昇りを背負っていた。
「向こうはどうも不景気でな、あんまり依頼がねぇもんだから出稼ぎに来た。つーわけで、飛影、何か依頼ねぇか」 「ない」 「そんな冷たいこと言うなよ〜。もうじきクリスマスだってのに、今月ホントやべぇんだって」 「ひっつくな!」 馴れ馴れしく肩に回った手を、横顔に肘を入れて引きはがす。が、それでもめげない相手は更に顔を近づけて、 「何かあるだろ。ホラ、躯の3サイズ調べるとか」 俺は見ただけでミリ単位まで正確に分かる、と真剣に言い切る幽助に、飛影が呆れ返った視線を投げる。本気で言っているのか、この馬鹿は。 が、飛影が心情を吐露する間はなかった。 「俺の何がどうした?」 とうの本人が、通路の奥から現れたからだ。 「おお、邪魔してるぜ」 あっけらかんと片手を上げる幽助から解放されて、飛影はやれやれと肩を竦めた。と、周りの連中が、心なしか幽助・躯両人から視線を外し、どこか居心地の悪そうな顔をしているのが目に入る。 まさかこいつら……。 もしや自分の周囲の同僚たちも、皆バカだったのだろうか。 「かまわん。行商なら好きにしろ。それより、飛影」 名を呼ばわれ、飛影は一端疑惑を思考の脇に追いやった。 「邪眼の力を貸せ」 唐突な命令に、飛影が眉を引き上げる。躯は何でもないような声で言った。 「少々興が乗りすぎてな、アレがどこかに吹っ飛んだ。探せ」 「あぁ、アレならパトロール中に飛んでいくのを見たぞ。……今は…北東、78キロの辺りに逆さに刺さっているな」 「そうか、なら……」 「はい!」 二人の会話を、幽助が大きな挙手と共に遮った。 「何か知らねぇけど、捜し物なら」 ふん、と挙手した手でのぼりを指さす。依頼をくれ、と言いたいらしい。その傍若無人な振る舞いに、躯は包帯の下で小気味よく微笑んだ。 「なら、頼むとしよう」 「おう、迅速達成、明朗会計で承るぜ。で? 捜し物は何なんだ?」 飛影と躯は、短く顔を見合わせた。同じタイミングで答えを返す。 「「花だ」」
「この中から適当に選べ」 躯の自室。人間に渡す報酬なんて俺に分かるか、お前なら人間界に行った事もあるうえ目利きも出来るだろう、お前が選べ、と連れて来られた飛影は、他国からの貢ぎ物をぶち込んだ部屋の前で邪眼を開いた。背後では、ベッドに腰掛けた躯が包帯を邪魔そうに取り去っている。 このへんで良いか、と適当な品を引っ張り出した飛影を、そう言えば、と躯が呼んだ。 「くりすます、とは何だ」 「何だと?」 「くりすます、だ。あいつが言っていただろう」 あぁ、と飛影は頷く。が、何だ、と聞かれても、彼自身幽助たちから聞いた知識しかない。 それも 「ある宗教で神の子とされる人物が生まれた日ですよ」「男と女が会ってケーキ喰ってセックスする日」「去年まではカップルがウザかったけど、今年は薔薇色になる予定の日」 と、話す相手によって答えがまちまちだったため、飛影にも実の所よく分からない。 ので、その3つの話を全て伝えることにした。 案の定、躯の眉が曲がる。 「……どういう代物なんだ」 「さぁな。人間の考える事は分からん」 「まぁ、要するに何かの行動を指定された日、というわけか?」 答えの代わりに肩を竦め、飛影は貢ぎ物に向き直った。 さすが、一国を統治していただけはある。元盗賊として、話に聞いていただけの至宝、話にさえ聞いたことのないような宝玉が、がらくたのように詰め込まれている。 その雑多な光景に、飛影は呆れたように肩を竦めた。 首にかけた氷泪石一つに目の色変えて襲ってきた妖怪どもがこれを見たら、興奮のあまり脳がイカれるんじゃないかと思ったが、とうの飛影自身、もうあまり宝に興味は抱けなかった。 しばらくして、飛影は適当な品を選んだ。人間界でも換金しやすそうな、金細工の装飾品だ。 これで用件はすんだ、と飛影は部屋を去ろうとした。 もともと、躯に何か用があるわけでもない。躯の部屋自体、やっと片手で数えられるほどしか入ったことはないのだ。さっさと一人になれる場所で、昼寝でもしよう。 そう思い、ベッドへ装飾品を投げたとき、飛影は何か考え込むような躯の様子に初めて気づいた。 両脚を投げ出し、両手を組み、背を預けて視線をどこにともなく投げている。青い双眸が飛影を向くことも、言葉をかけてくる様子もない。が、飛影は戸口へと向かいかけた足を止め、躯の座るベッドの端へと腰掛けた。
お互い、何を話すでもなく、視線はおろか顔が相手を向くことさえないまま、しばらくの時間が流れた。 ふいに、本当に何気ない口調で、躯は呟いた。 「人間は、本当に何を考えてるか分からんな」 飛影は特に答えない。 「わざわざヤる日を指定しているのか?何のために。その日は、つがいの連中は一斉にセックスするのか?どいつもこいつも?」 次の一言、初めて、躯の声に色が混じった。 「理解できんな」 吐き出された声に、飛影はやっと躯の方へ向き直った。 不快を露わにした双眸。顰められた眉。曲げられた唇。 躯から視線を逸らし、飛影はその言葉を考えた。 そして口を開く。 「全くだ」 今度は、躯の視線が飛影に注がれる番だった。 どこでもない宙を見つめる瞳。感情のない横顔。 部屋に、再び沈黙が落ちた。 そこにいるのは、二人の妖怪だった。片や、生まれた時から玩具奴隷であり、交わりとは強要される事であり憎悪と嫌悪の対象たる行為でしかないと認識する妖怪だった。片や、交わりの結果として、母の命を犠牲に生まれた妖怪だった。 躯は考える。 その行為を、そうする日、として設定される事の不快を。それを受け入れる連中への、どうしようもない苛立たしさを。 飛影は考える。 その行為を、何故に求めるのかと。互いの傍にありたいなら、ただ傍にいればいい。何故あえて命を賭して、互いに交わる必要があるのかと。 飛影の視線が躯に戻った。 躯の視線は、飛影に注がれたまま動かない。 二人、薄暗い部屋で。ただ、互いの視線だけが絡まった。 「理解できない」。お互い、相手の目に浮かぶ感情を理解し合った。けれど、理解が共感に代わることはない。 飛影が、ベッドに左手をついた。 躯が、ベッドに右手をついた。 強要され、強制される行為は不快だった。ならば、強要でも強制でもなく、自発ならば構わないのだろうか。 命を犠牲にしても、求める物などあるのだろうか。命を犠牲にしなければ、その想いは理解できないのだろうか。 それは同時に行われ、また、同じタイミングで二つの体がお互いに向かって寄せられて行った。
どちらも目を閉じようとはしなかった。視線は火を孕むほどの強さで互いの目に注がれたままだった。視線を交わしたまま、鏡のように同じタイミングで顔を傾け、箱の上下を合わせるような自然さで、互いの唇を触れ合わせた。 情愛も欲の臭いもない、ただの唇同士の接触を続けたまま、至近距離で視線を交わらせ続けた。相手の目の中に、答えを探しあっているようにも取れた。 ふ、と唇が僅かに離れた。 躯が飛影の上唇を吸うのと、飛影が躯の下唇に吸い付くのは同時だった。 飛影の舌が躯の唇をなぞるとき、躯の舌もまた飛影の唇をなぞった。 片方が相手の唇を強く吸うと、もう片方は相手の唇の柔らかく歯を立てた。 その間、視線が逸れることも揺らぐことも、瞳に何かの意思や感情が浮かぶこともなかった。 ぎゅっ、と二人の手の下でベッドが僅かに撓んだ。同時に体重が掛かったせいだった。 距離を縮め、傾ける顔の角度を大きくして、二枚の舌が合わさった。 ひちゃ、濡れた音はどこまでも静かに部屋に落ち、床を転がって足下にわだかまった。 欲も熱も感情もないまま、飛影は躯の舌を愛撫した。強く吸い上げ、口内に誘い込み、前歯で柔らかく噛んで染み出す唾液を飲み込んだ。 誘い込まれた口腔で、躯は飛影の愛撫から逃げ出した。せいいっぱい舌を伸ばし、上あごをぞろりと舐め上げて歯列の裏を擽った。 濡れた音は、いくつもいくつも発せられ、溢れて落ちて部屋を満たす。 舌の側面、やわらかな頬の内側、歯と肉の境目、喉の近くまで、舌はどこまでもお互いを暴いた。微弱な震えが、背筋を上へ下へと走り抜ける。 頭の片隅の辺りで、熱くなる下肢を、滾る血を二人とも自覚していた。飛影の肉棒は熱く張りつめ、躯の肉壁の奥で子宮がきゅうぅと引き絞られた。 だが、それはどちらにとっても遠い場所での出来事のように感じられた。下半身の熱よりも、今は触れ合わさった唇と、見つめ合う瞳の方が重要だった。呼吸さえ乱れはなく、両手が相手に伸ばされることもない。 「躯さま」 部屋の外から声をかけられても、どちらも動揺はしなかった。 近づく者の気配に気づかないわけはない。交わっていた舌が別れた。 「なんだ」 距離の離れぬまま、唇を触れ合わせたまま躯は言った。声に乱れはなかった。言った後、躯は舌を飛影に伸ばした。飛影もまた倣った。ごく至近距離で、空中で二枚の舌を触れあわせ捏ねるように愛撫しあった。 部屋の外にいるのは、元筆頭戦士の50番台か60番台にいた男だ。元筆頭戦士くらいの連中でなければ、躯の私室へは近づけない。 が、実力高いS級妖怪でも、部屋の中の二人の様子には気づけなかった。 それほど二人の気配は静かで、部屋の空気に乱れはなかった。 「浦飯幽助が、躯様に渡すものがある、と」 「分かった」 最後にきつくお互いの舌を吸いあって、二人の唇が離れた。飛影がベッドから立ち上がる。躯は放置されていた金の装飾品を拾い上げた。 「通せ」 「魔界にゃ随分変わった花があるもんだな」 扉はすぐに開き、巨大な鉢植え妖怪を持って幽助が現れた。 「なんだ、わざわざ抱えてきたのか。引きずって来ても構わなかったのに」 「なんだよソレ早く言えよ。コレずっとあひゃあひゃ笑ってて不気味だったんだぞ」 蹴って転がしてくりゃ良かった、と呟く幽助に、躯は報酬を投げた。 「マジでこれくれんの? やったラッキ。これならクリスマスの軍資金は充分だぜ」 喜ぶ幽助を尻目に、飛影はさっさと戸口へ向かう。躯は引き留めもせず、幽助に尋ねた。 「おい、そのくりすますっていうのは、結局のところ何なんだ」 「あ? あー、なんつうか。祭りっつうか、行事っつうか」 ぽり、と頬を掻いて、まぁ要するに、と幽助はまとめた。 「恋人とか家族とかが、プレゼント交換してケーキ喰う日だよ」 「そうか」 躯は頷いた。そして幽助に恥皇を部屋の隅に置くよう指示をする。大分前に壊れ、虚ろな笑いを上げるだけになった「花」に見向きもせず、黒い背中に声を投げる。 「おい」 戸口で、飛影が振り向いた。 「ケーキは俺が調達する」 躯が何か言う前に、飛影がそう宣言した。 「渡す物はまた花でいいな?」 躯は微笑んだ。 「俺も、何か贈り物を考えておこう」 躯の答えを聞き、飛影は片頬に笑みを刻んで今度こそ部屋を離れた。 「なんだ?お前らもクリスマスパーティやんのか?」 肩をぐるぐる回して近づいてきた幽助に、躯はベッドに体を倒しながら言った。満腹で怠惰なネコのような仕草で。 「あぁ。試してみるのも悪くないからな」 贈り物を交換して、ケーキとやらを食べて。 その後のことは、またその時に。 終 お目汚し失礼しました。
お疲れです! キスだけなのにめっちゃハァハァできますた。 >去年まではカップルがウザかったけど、今年は薔薇色になる予定の日 おい、桑原w
ほんとに初小説デスカー!?二人の台詞ももちろんカッコ良かったけど 地の文にもぐいぐい惹きつけられました! もちろんGJGJ!! >もしや自分の周囲の同僚たちも、皆バカだったのだろうか。 そりゃあんな美人上司、スリーサイズが気にならない部下はいないだろw 桑原、薔薇色になる予定、かよ!予定が現実になるといいねwww
>>505 GJ!とても初とは思えない文章…上手いなぁ。
キスする場面がまた扇情的でいいな。エロかっこいい文章だ。
希望的観測を堂々と言う桑ちゃんにはワロスww
次回作も、楽しみにお待ちしてます。乙でした!
ちゅーだけで十分エロでした GJ!!! ちゅー以外も面白かった! 欲をいえばもうちょっと改行していただけると読みやすいかなー・・・なんて・・・
保守!
クリスマスネタSS、 >467-469や>506-510で楽しませて頂きました。ハァハァ 次は年越しネタか…姫納めSSもいいな。 「今年もありがとな」って、お互い感謝とかしているうちに ムードが盛り上がってきて姫納めセクース突入みたいな。 他にも面白そうなシチュエーションある?
517 :
名無しさん@ピンキー :2006/12/27(水) 21:21:41 ID:Zhy5ujtR BE:298363744-2BP(0)
>>516 とか言いつつ、姫始めも読みたいんだろう?
読みたいはずだ。
て言うか読みたいのは私だ。
来年の話をすると鬼が笑うって言うよな。
魔界でもそうなんだろうか。
うはwばれたw正直言うと納め・初め両方読みたい。 魔界でも鬼が笑うか…は兎も角ww 職人さん方の創作意欲をかきたてるような ネタが思いつけばいいんだけどな。 後、前述48手“コタツでセックル”ぐらいしか思いつかん。
519 :
幽助×蛍子 :2006/12/28(木) 23:03:27 ID:YXuDnwRq
姫始めやら納めやらで盛り上がってるトコ申し訳ない。 ただのエロですが、投下行きます。 幽助×蛍子 恋人 導入部が長くなってしまったので、嫌な方は読み飛ばしヨロ
520 :
幽助×蛍子 :2006/12/28(木) 23:05:57 ID:YXuDnwRq
浦飯幽助にとって、雪村蛍子は日常だった。 幼少時代の、まだ世間一般と自身との隔離を知らない時分から、彼女は彼の側にいた。 長じるに連れ周囲から人が消え、あるいは騒がしくなったときにも、蛍子の存在が 幽助の付近から消え去ることはなかった。 風邪を引いた翌日にも、他校の連中とやり合った数時間後にも、霊界探偵として仕事を 終えた直後にも、蛍子は変わらず幽助の傍にいて、小言を言い、顔を顰め、時に強烈な ビンタを炸裂させた。 雪村蛍子は、浦飯幽助の日常そのものだった。 だから、その日、蛍子にだけは逢いたくなかった。 クリスマス、という習慣は、当然の事ながら魔界には存在しない。 魔界と人間界との結界が解かれて、初めて迎えるその騒がしさ、煌びやかさは、魔界の 住人の心も掻き立てるだけの威力を持っていたらしい。 赤と緑と光の洪水に、妖怪達は大いに酔い、興奮し、魅了され、そして当然の帰結として 大いに騒いだ。 そちらで大量の妖怪が踊り狂えば、こちらでは別の奴らが大道芸をおっ始める。 酔ったサラリーマンと老妖怪が、ヤツは最近子供の事しか見えてなくて、と上司の愚痴 で意気投合する。 男の価値は顔か度量か、でOLと女妖怪が論戦となる。 新宿の母のトコロに、顔を隠した不審な男が上司との相性を聞きに来る。 殺人や強姦といった凶悪犯罪が起こらなかったのが、唯一の救いと言えた。 そんなワケだから、当然クリスマス直後の幽助は、てんてこ舞いの忙しさだった。 クリスマス当日にまんまと逃げおおせた分のしわ寄せが来たと言ってもいい。 煙鬼から、人手が足りずにどうしようもない。助けてくれと言われては、到底断れなかった。 まして、当の煙鬼がクリスマス当日に嫁に置いてきぼりにされた上、プレゼントを 大量に強請られ、人間界で浮かれ騒ぐ妖怪達を追い回している間に秘蔵の酒を全て 飲み尽くされたあげくに何のお返しもご褒美ももらえず爆睡された、という一部始終を 聞いてしまっては、まぁ事後処理も頑張れ、とは言えない物があったのだ。 そんなワケで、幽助は東奔西走した。 東にノロウイルスを貰ってきた妖怪が居れば速やかに蔵馬に引き渡し 西に呑み疲れた妖怪が居れば酒を抜くために大海原に投げ込み 南に死にそうな妖怪が居ればひと思いに楽にしてやり 北に喧嘩しそうな妖怪が居れば……当然の事ながら自ら飛び込んでいったのだった。 北からの帰り道。鳩尾と左肩がズキズキと痛んだ。 鳩尾には強か妖気の弾をくらい、左肩は思い切り噛み付かれ肉がえぐり取られていた。 取っ組み合っている二人の妖怪を引きはがし、殴り、気づいたら3人竦みになっていた。 そして、三竦みのメンツは皆バカだった。 とにかく他2人をつぶせばいいだろ、という思考回路の3人だった。 一人を殴ればもう一方に殴られる。一人が一人に噛み付いている所に弾を撃ち込む。 一人の腕を吹き飛ばした隙に肩の肉をごっそり持って行かれる。 殴りかかろうとする傍から足を捕まれ、手の中で骨を粉砕された。 喧嘩は半日を超え、3人が3人とも満身創痍となり、それでも尚戦闘意欲に翳りはなく、 むしろ手傷を負ったことで、次の一撃こそはと蓋をされた活火山のごとく妖気は燃えさかった。 次の一撃こそ。 高まる相手の妖力に煽られ、血液が沸騰するかと思った。 そこに、煙鬼のストップが入ったのだ。 止められて気づいた。なんのことはない。二人の妖怪は父の友人だった。強いのも当然である。 雷禅の息子と分かり、二人の妖怪の頭からはすとんと血が下がった。 いやぁ悪い悪い。まぁ楽しかったぜ。また今度遊ぼうや。 肩をぽんぽんと叩いて、彼らはあっさり魔界へ帰った。 すとんと血を下げられなかったのは幽助だけだ。 力尽きるまで続いた黄泉との戦いに比べ、先の喧嘩のなんと不完全燃焼なことか。 煽られた暴力の興奮、思い知らされた実力差。捌け口を求めて、自分も魔界へ渡ろうか と考えた所に、彼女は現れたのだった。
521 :
幽助×蛍子 :2006/12/28(木) 23:09:52 ID:YXuDnwRq
「あぁ、お帰り幽助」 玄関を開けた瞬間、ゴミ袋片手に彼女が振り向いた。 反射的に「まずい」と思った。 今の幽助はバトル状態を完全に引きずっている。蛍子に会える状態ではない。 「親戚からミカン、箱で送られてきたからお裾分けして来いってウチの親が」 「あぁ、そか。そりゃサンキュー」 台所の端に置かれた膨らんだビニール袋を目の端で確認する。 「あんたも少しは部屋片づけなさいよ。足の踏み場もないじゃない。それに玄関。施錠 しなさいって何度言ったら覚えるのよ」 ミカンを置きに来たはいいが、部屋の汚さに掃除を始めてしまったらしい。いつものことだ。 更に、合い鍵も持たない身では施錠して帰ることも出来ず、元来の責任感の強さから 家人の帰りを待っていたのだろう。 それも、いつものことだった。 いつもと変わらない、日常の事だった。 「……何ぼうっとしてんのよ」 突然の間近の声に、幽助はビクリと肩を震わせた。ぼうとしている間に、蛍子が 玄関先まで来ていた。顎下すぐに、柔らかな体がある。 「あ、あー、いや、なんでもねぇよ」 ちと寝不足で、と言いながら、幽助は蛍子に背を向けた。 まずい。 今、蛍子に相対するワケにはいかなかった。 こんな、戦いの空気をまとわりつかせた状態で、蛍子には会えない。 蛍子は、幽助にとって日常だった。 人間の、ごく普通の生活の、象徴だった。 どれほど喧嘩をしても、おかしな噂を流されても、蛍子だけは変わることはなかった。 だから、今、蛍子の傍にいることはできなかった。 血が滾り、核が燃えているこの状態で触れて、蛍子を無事にいさせる自信はなかった。 本能のまま求め、奪い、その柔らかな肉を食いちぎってしまうかもしれなかった。 そうして、傷つき果てた蛍子の目には、幽助はもはや依然と同じようには映らないだろう。 蛍子の目に拒絶が浮かぶのを想像することさえ、幽助にとっては苦痛だった。 が、背を向けた幽助の腕を、当の蛍子本人が掴んだ。 「ちょっと、帰ったそうそう何処行くのよ」 「あ、あー……パチンコだよパチンコ」 「はぁ? あんたねぇ」 腕を掴んだ指の感触に、幽助は眉根を寄せた。細い指。細い腕。それに続く細い体。 幽助がその気になれば、片手で全身の骨を砕ける。ちょっと手加減を忘れて抱きしめれば、 肋骨ごと心臓が潰れるだろう。華奢な体。 「別にいーだろ。風俗行ってくるわけじゃなし」 わざと怒らせることを言えば、案の定手が外れる。蛍子の顔が一瞬で茹だる。 「……あんた何言ってんのよ」 茹だって、すぐに冷めた。次に浮かんだのは怒り。 「この年の瀬に浮気宣言?」 「だから、風俗行くよりゃパチンコ行くほうがマシだろって」 っつーわけで、と行こうとするのを、肩を掴んで止められる。よりによって左肩。 痛みを押さえ込む一瞬の隙に、蛍子が一歩の距離を詰めた。真下から、見上げられる。 「あたしを何だと思ってんの。10年来の幼なじみよ。……なんかため込んでんのくらい 見りゃ分かるわよ」 手が、首の後ろに回る。大型犬にするように、首の筋をはたかれる。甘い女の匂いがする。 だめだ。まずい。
522 :
幽助×蛍子 :2006/12/28(木) 23:11:55 ID:YXuDnwRq
「そーだよ、溜まってんだよ」 爆発する。暴発する。蛍子に向かって流れる。 「だから、危ねーから触んなって」 「だからって風俗行ったら108回殴るからね」 「多いな」 「煩悩の数ぶんよ」 108回でも足りない。もっともっと、きっと壊れるまで犯す。だから。 「他に出すくらいなら、あたしにぶつけなさいよ」 離れようとするのを、片手と、言葉で引き留められた。 「……何言ってんだ」 「幼なじみ甘く見ないで。あたしが今まで一回でも、幽助を受け止めなかったことなんて ないでしょ?」 片手を首の後ろに、もう片方の手を自分の腰に回して、蛍子は堂々としていた。 「幽助が勝手するのはもう止めないから。だからせめて、帰ってくるのはやめないでよ」 ため息混じりの言葉を吐いた唇に、がむしゃらに噛み付いた。 寝室まで行く余裕もなかった。 冷たくひえた玄関先で、靴も脱がないままに押し倒し、服を剥いだ。釦がいくつか はじけ飛び、布が裂ける音がして興奮を煽られる。 ブラジャーを力任せにむしりとって、現れた乳房に噛み付いた。 「あぁっ!」 明らかな悲鳴が上がっても脳の熱が下がらない。 柔らかな乳房をすくい上げるように掴んで、力任せに揉みしだく。指に逢わせて白い肉が 撓んで歪む。手の平の中で溶けそうだ。溶けてしまえと思う。 乳首をねじり出すようにして掴み、尖らせた胸を噛んで、歯形を舐めて、しゃぶる。 口の中で乳首が右へ左へ踊りながら尖っていく。舌にこりこりと当たる尖りを歯の間に 強く挟むと悲鳴が上がって、それを楽しむように噛み付いたまま乳首を引っ張る。 「あっ……あぁぁ、っふ、ゆ、幽助、いた……いたい…っ」 涙まじりの声に、伏せていた上体を上げて蛍子を見る。 目が潤み、顔が上気し、唇が開いている。 服は無惨に乱され、前釦が全て飛び散り、なのにスカートは履いたままなのが劣情を煽った。 スカートを捲り上げ、ストッキングごと下着を破き捨てた。 シルクの裂ける高い音に、蛍子がびくりと震える。 それでもなお、幽助が臆すより早く、蛍子の足は自ら開いて幽助の両脇に落ちるのだ。 膝を立てて誘惑するわけでもなく、腰でいざって逃げるでもなく、ただ受け入れようと する体勢に、下半身がどくんと疼く。そして、嗜虐心も。 「あぁうっ」 濡らしもしない指を、蛍子の中に突き入れた。中は冷たく、わずかに湿った程度。 そこを傍若無人にかき回す。 「あっ、あ、あぁっ……あ、んむ」 切れ切れに叫ぶ口を、噛み付いて黙らせる。そのまま舌を奥の奥まで差し入れ、引き出し、 まるで性器のようにぬめぬめと動かした。 その舌に、蛍子の舌が絡んできた。性器じみた動きを助けるように、裏に舌を当て、頬で 挟んで吸い上げる。 キスに合わせて、蛍子の奥がとろりと溶けた。 柔らかくなった膣が、幽助の指をやわやわと包み込む。指先から溶かされそうだ。 心地よさに背筋が震え、口づけを解くのと同時に指を強引に抜き去った。 内臓ごと引き出すような動きに、蛍子が悲鳴をあげる。 「あぁっ、や、いやっ、幽助……っ!」 細い腰が淫らに踊る。無意識に唇を舐めると、蛍子の目が一層潤んだ。
523 :
幽助×蛍子 :2006/12/28(木) 23:13:56 ID:YXuDnwRq
「……ヤらしい顔だな」 「……っふ」 恥じるように瞼が降りる。目尻から涙が零れて耳に流れる。それを追って耳朶まで舐め 上げ、耳の穴をぐちぐちと音を立てて抉ると、蛍子の肩が大きく跳ねた。 「ゆ、すけ……ゆうす、け、……お願い、おねが…い……」 「なんだよ、何のお願いだよ」 蛍子の白い足が幽助の腰を擦る。ジーパンの前立てに両脚の狭間を押しつけられるのを 感じて、幽助はわざと腰を浮かしてそれから逃げた。 「あっ!」 「なぁ、何して欲しいんだよ……言えよ、蛍子」 蛍子の目から涙が零れる。恥辱に歪む頬を、べろりと舐めると下肢が震えた。 「ぁ………、っ……いじって…」 「何を」 顔を背けられないように片手で頬を押さえつけ、もう一方の手で両手を拘束する。 尖りきった乳首に噛み付くと、蛍子が叫んだ。 「あぁっ、あ、の……なかっ、中に、指っれて、いじって……っああっ!」 指3本を根本まで突き刺す。白い体は魚のように跳ねた。片足で蛍子の太股を押さえ、 突き入れた指をバラバラに動かして中を広げる。ぐちぐちと音がして蜜がたらりと溢れてくる。 わざと音を立てるようにしてかき混ぜた。恥ずかしいくらい濡れていると蛍子に思い 知らせてやりたかった。喘ぐ口をキスで塞いで舌を絡め取ると、口の中で蛍子の舌が 痙攣した。 たまらない。 性器でそうするように、良い場所ばかりを狙って指を乱暴に突き入れ、強引に抜き出す。 体感を逃がすように蛍子が顔を振り、髪がぱさぱさと音を立てる。 「あぁ…ぁぁん、ん……ふぁっあっあっ……そこ、だめ……いやぁっ」 「何が駄目なんだよ、こんな濡れてんのに」 「いや、駄目っ。そこ……そこ、溢れちゃ…っから、だめぇっ」 とろけた声に、背筋がぞわぞわする。 膣壁を抉るようにして指を全部引き抜いた。 「溢れるくらい、どろどろになれよ」 ジーンズの前を開ける。中で張りつめて、痛いくらいだった。下げにくいジッパーを 強引に下ろすと、その音に蛍子が唇を噛んだ。 噛みしめた唇を舌先で舐めながら、割れ目に男根の先端を擦りつける。ぬちゃぬちゃと 溢れた蜜をかき混ぜ刷り込むように腰を使うと、蛍子の下肢がかくかくと揺れた。 「あ、ぁ、…ゆ……すけ」 「言えよ」
524 :
幽助×蛍子 :2006/12/28(木) 23:16:07 ID:YXuDnwRq
肉棒を割れ目の先端、赤くしこった核に擦りつけながら囁く。逡巡する気配を、乳房を 強く揺さぶって後押しする。 「はぁ……ぁん……っん……挿、れて……」 「何を」 「ゆ、うすけ……の……」 恥じらいを許さず虐めていた核を解放すると、切なそうに顔を歪めて蛍子が言葉の続きを 叫んだ。それでもなお許さず、腰を押しつけるだけの状態で、さらなる言葉を強請る。 「俺のいれて、そんでどうして欲しいんだよ、なぁ」 耳を舐め、乳房をきつく揉んで縊りだした乳首を指に挟んでコリコリといじる。 「挿れ、て……中、ぐちゃぐちゃに……かき、回…して…っ」 「ヤらしいなぁ」 「……っ!」 羞恥に染まる頬を再度捕まえ、鼻の触れ合う距離で視線を絡め取り、幽助は淫靡に笑った。 「いまの、全部続けて言えよ」 「……そ、っなの……無理…っ」 「言ったら、コレ、中に入れて振ってやるから……」 視線を合わせたまま、隆々と反り返った肉棒を蛍子の太股付け根に擦りつける。 飢えたように蛍子の喉がこくりと鳴って、唇がわなないた。 「ゆうすけ、の……おち…ちんを、あたしの……中に挿れて……ぐちゃぐちゃに……、 して…っああぁっ!」 狭い肉壁の中へ、ねじ込むようにして突き込んだ。半分ほどまで一息に入れ、腰を振って 根本まで飲み込ませていく。 あれほど濡れていたのに、膣は狭くきゅうきゅうと幽助を包んで締め付けてきた。 溶けそうなほど熱く、ぬめぬめと濡れた筒の感触に腰からぶるりと震えが走る。 蛍子が挿入の衝撃に慣れるのも待たず、がむしゃらに動き始めた。 「あっ、ぁあっ、やっ、幽助……強いっんっんんっあっあっあんっ」 ずちゅっ、ずちゅっ、っと重たく濡れた音が下肢から上がる。腰を押しつけて大きく 回すと、信じられないほど高い声を上げて蛍子が跳ね、中が締まって引きずられそうに なる。 「あ、やぁ……も、おかしくなる……おかしくなっちゃうっ……」 「もっと、もっと言えよ。声、出せ、蛍子」 「うん、うん……っきもち、い……っと、もっと……いれ、てかき回してっ」 きついくせにとろとろに溶けた膣の中を、右に左に突き入れて、奥の奥まで押し込んでは そのまま腰を小刻みに揺する。 もうだめ、もう無理、と叫びながら、蛍子の両脚が幽助の腰に絡みついてくる。 腰が淫らに踊って膣肉が咀嚼するように幽助の肉棒を舐る。奥が男根を欲しがって 吸い込むような動きをする。 脳が煮える。腰を振って出す事しか考えられない。ただそれだけの卑猥な生き物に成り果てる。 「あ、ぁぁ、あ……も、いく……もぉ、駄目っ」 ビクビクっと痙攣した体に、強く肉棒を締め付けられ幽助は喉奥で呻いた。限界まで 腰を進めて、蛍子の一番奥で射精する。腰を押しつけたまま、精液を最後の一滴まで 絞り出すように腰をカクカクと揺すると、その度に蛍子は震えて小さくイった。
525 :
幽助×蛍子 :2006/12/28(木) 23:18:17 ID:YXuDnwRq
「……ぁぁ…」 震える唇からか細い声が漏れて、濡れた舌がちらりと覗く。そのまま下唇を舐めながら 見上げられ、今度こそ本当に理性が飛んだ。 いつ、居間に移動したのかも定かではない。 奥まで突き刺したまま体を持ち上げられた蛍子が、狂ったように鳴いた覚えがあるから、 多分その時だろう。 前から後ろから、溢れるくらいに犯した。 気を失っても構わず、暖かな膣の中で肉棒を扱いた。揺さぶられる衝撃に目覚めた蛍子が 泣きながら懇願するのを無視して突き入れ、また失神させた。 膣壁は緩みきり、ふくらんでヒクヒクと痙攣している。 溢れた蜜に白濁の精液が混じり、こすれて切れたのか赤い筋さえ混じった。 それでも尚、止まることなく犯し続けた。 そうして、体を離すこともせずに眠りについた。
526 :
幽助×蛍子 :2006/12/28(木) 23:20:43 ID:YXuDnwRq
突然の鼻の痛みに、幽助は目を覚ました。 「って」 「何いつまでも寝てんのよ」 ぱちり、と目を瞬く。場所は居間のままだった。うつぶせの体の下に、ぐったりした蛍子 を組み敷いている。鼻の痛みは、蛍子に噛み付かれたものだった。 「重い」 「えっ、あ、悪ぃ」 慌ててどけると、拍子に入れたままだった肉棒がずるりと動いた。互いに乾いた性器が こすれ、引きつれる感触に、蛍子が小さく唸る。 「ぁっ」 慌てて幽助は動きを止めた。見下ろす体には、全身に歯形と痣が散っている。 ぼろ切れのように破れた服を呆然と見つめ、言葉を無くした幽助の耳に、高い電子音が 飛び込んできた。 「あー、携帯……」 呟く蛍子が体を動かそうとして、すぐに顔を顰めて断念する。腕を動かす気力もないらしい。 まして、お互いまだ繋がったままだ。無理な体勢を諦め、いいのかと目顔で問う幽助に、 ほんのわずかに肩を竦めて見せる。 「今のジュ・トゥ・ヴだったでしょ。あれメール用だから、後で見るわよ」 「じゅぶぶ?」 「ジュ・トゥ・ヴ。サティよ……って分かるわけないわよね」 呆れた蛍子の様子に、幽助は目を瞬いた。 おかしい。普通だ。 「何へんな顔してんのよ」 大きな牧羊犬にするように、蛍子の手が後頭部から首筋を撫でた。 屈託ない口調に、幽助は恐る恐る切り出した。 「あー……その。…怒ってないのか?」 「なにが」 「いや……なんつーか……乱暴に、したし」 痛くないのか、と問えば、痛いわよ、と間髪入れず蛍子が返した。 「何よ、間抜け顔。ああそう。怒ってるか、だったわね。別に、浮気にくらべりゃ、 大した事ないわよ」 「や、でも……痕とか……」 蛍子が渋面を作る。 「あんた、今まで散々あと付けるなって言っても聞かなかったじゃない。なによ今更」 さばけた口調も、態度も、清々しいまでにいつも通りだった。そう、日常のままに。 「それより。服。買って貰うからね。新しいの」 破いたんだから当然よね、と言いながら、蛍子がまだ入ったままの幽助を抜こうと身を捩る。 幽助の両手が腰を掴んで、強引にそれを阻止した。 「ちょ、なにす……っ」 言葉の途中で、蛍子の頬が紅潮する。中に入ったままの男根が、伸び上がるように膨れた のを感じたからだ。 「ちょっと、なに、何よ、これ……っ」 「いや、ま、なんつーか、うん」 「うん、じゃないわよ。ちょっと、やぁ、動かすの……は、反則っ」 ずっずっと2,3度動かすと、肉棒は完全に復活した。絶句する蛍子を見下ろし、にんまりと 幽助は笑った。 「受け止めなかった事なんてないんだろー蛍子?」 「え、あ……ちょ、ちょっと……」 抗議の声は聞かず、幽助は蛍子の腰を抱え直して深々とキスをした。 まだ熱は冷めやらず、目の前には華奢で頑丈な恋人。気を失うまで犯して、犯して、起き たらビンタの一発も貰って、宥めてすかして謝り倒せばいい。 それも、きっと日常の一部だろうから。 終 お目汚し、失礼しました。
素敵!GJ! ごちそうさんでございました。 すっごい好みのエロ具合ですたー。
>>519 おぉ、GJ!エロ部分も濃くて(・∀・)イイ!
魔族の血で欲望大爆発な幽助、激しいな。
でもこれは螢子だから受け止められるんだろうな。
今の時期にぴったりな作品、乙でした。
>でもこれは螢子だから受け止められるんだろうな。 なるほど〜。 飛躯で想像すると、「ふざけんなぁぁぁぁぁ」って殴る躯たんの姿が思い浮かんだw
じゃ飛影と躯は“どつき(どつかれ)愛”という事ですかw それもまた美味しい…そういう展開のSSも面白そうだ。
>>526 「ジュ・トゥ・ヴ・・・なんてわかる分けないないわよね」なんて言われてる幽助って!
実行はしてるくせに(爆笑)!!
いやーGJです。
>>529 飛躯で想像すると・・・
受け止めるの、飛影の方だったりしないか?と思ってしまったのだがw
そうなったら多分、飛影は殴らないよなwww
>受け止めるの、飛影の方だったりしないか? いいな。「SPECIAL DAY」思い出した。 あと、逆のパターンを想像するのも萌えるかも。
2007年あけおめー 昨年も素敵SSを数多く読ませて頂く事が出来ました。 職人さん方ありがとうございます。 職人さん・住人のみんな今年もマターリよろしくお願い致しますぜ。 姫始めSSに期待。
>>446-456 の話を読んでいたら台詞が声優の声で聞こえた(特に鈴木)。
テンポのいい話をありがとう。
446-456「イタイ夜」、続編っつうか後日談読みたい。 最後、飛影も躯も気持ちに進展がみられる描写だったもんな。 22さん覗いておられたら、また書いて頂きたいです。
あけましておめでとうございます。 ついでだから、もっと前の話の感想も書いちゃおう。 躯と棗がパフェを食べてて、つついたり舐めたりするのに幽助と飛影が反応してたじゃない。 もし、差し出されたバナナを棗が食べたら、酎がギャーと叫ぶのかな。 ……と、読んだとき思ったのを思い出した。 あるいは、全然ちがうやつ(蔵馬とか)が反応するのかな? つついてたのが躯だったから、男どもが反応してたのだとすると、なんにも起きないんだろうけど。 そういう意味で、あれの続き(その後?)も気になってます。
>>536 その話、読んでるとき俺もいろいろ考察していた記憶がある。
躯は精神感応みたいな能力があるんだから
螢子の電話を思い出しながらその内容からバナナをみて幽助を連想した。
よってバナナつつく→幽助痛がる
生クリーム舐める→ついでに飛影がきもちよがる
の反応となった。
で、最後のシーンは棗が食べるわけだが「持っている」のは躯だから、
棗の頭にあった酎へ能力中継をしてしまい酎がギャーと叫ぶ。
…と考えたのだが。書いたヤシにしかわからんな。
そいつが書いた中では俺は蔵馬のオッパイ比べのが好きだった。
幽白関係のスレは全体的に止まってるな。 ここもそろそろ終了か?
まだこうやってレスがあるうちは大丈夫だろw >388での幽助や飛影のチンコ反応は興味深かった。 >536&>537の考察でまた思い返されたよ。 まぁバナナと生クリームの時点で十分エロイ訳だが。 飛影、変に味占めなきゃいいけどなw>快感
ここってスレに貢献しだすと追い出す不思議なとこだよな。 それに乙が大杉。 神=いいもの読ましてもらった! GJ=まぁそれなりによかったよ 乙=正直な話もういいです… スルー=おととい来やがれ糞餓鬼が と、いうのをどこかで読んだ。
カエレ=キエロ=二度と来るな 2ちゃんて評価きびしいなと思った。
>ここってスレに貢献しだすと追い出す不思議なとこだよな。 否定したいけど今までの流れで否定しきれない。情けない。 正直自分は帰ってきて欲しいし、カエレだなんて最初から考えた事もなかった。 カエレ思っているのは一部じゃね?って言っても「今更何を」ってなるよな。ああ… あと、乙ってそんな厳しいコメントだったのか… オツカレー!って感じでGJと併用して使ってたけどマズカッタのか。
確かにSSに対する乙レスは職人さんにはいい風にとられないらしいね。 1に対する乙とは全く意味が違う。 内容に関する感想とかもらえると評価的にはGJよりやや上らしい。 12や22は今までの流れ上、絶対に続きの投下はしないと確信している。
自分、他スレではSS投下もするけど、正直、このスレは投下しにくい。 というか、投下できるふんいきじゃない。 連続でSS投下→スレ占有してんじゃねーよuza SS投下オケ?と伺ってみる→誘い受けuza 単発でSS投下→寂しい乙コールorスルー そして他職人へ無責任なリク ……このスレの職人さん好きだから、もうちょっと、どうにかしようよ。
激しく同意。一住人として同罪だ。本当申し訳ない。 「スレ占有」意見には反対するレス何度か付けた事もあったけど そんな事も言い訳にはならないよな。ごめんなさい。
>>544 12、22はもう来ないのか…。
一時はあんなに頑張ってたのにな。
まあ、最近スレの雰囲気が悪くなってるから飽きられても
おかしくないけど。
そろそろスレ終了でいいように思えてきた。 でも535も言ってるけどおれもあの続き読みたいんだよな。 自サイト作ってるんならそのうち探しだしてリクしてみようかな。 ここでがんばってた職人さんは自サイトでやればいいんだよ。 にちゃんなんかでやるからいけないんだ。 そして相互リンクしてくれ。←夢か?
雰囲気悪杉。 545の言うとおり。
まとめサイトが…・゚・(つД`)・゚・ 12さん、まとめサイトの開設、運営にかけて全て任せきりにして、 申し訳ございませんでした。今まで本当にお疲れ様でした。 前までこのスレ好きだったけど、もうそろそろ潮時かもしれんな。 >548も言ってるように、12さんも22さんも483さんも他の職人さん方も もしあるなら自サイトなり、別の投下場所で頑張ってほしい。応援してます。 素敵な作品の数々を読ませて下さり本当に有難うございました。
まとめサイトなくなっちゃったのか・・・・ 残念
本当に…(泣) 12さん、22さんだけじゃなく483さんも卒業なんすか? はぁ…;; またみなさんの作品にどこかで巡り合えるのを心から祈りつつ… 今までありがとうございました。
束の間の、戦士の休息。 大事な相手と一緒に過ごす、束の間の安堵。 白く柔らかく強く優して脆く、自分の前でだけ見せる素顔にそっと触れる。 「・・・んっ」 つい、と指を動かせば細い喉はしなり、その奥から艶やかな声音を響かせて。 「焦らすな、阿呆が」 「お互い様だろう」 文句と一緒にこちらを軽く睨む視線には、そう返してやる。 指を下ろしてその柔らかい胸をなぞる。甘い吐息と艶やかな声を聞きながら、指でなぞった跡をぺろりと舐め上げる。 「・・・っ」 「我慢しないで声を出したらどうだ?」 胸元に顔を埋めながら、チラリと顔を見上げれば、悔しそうな表情の気高い女が、そこにいて。 「因果なものだな、気が強いと言うのも」 「う・・・る、さ・・・っ」 文句を紡ぐ唇を、素早く塞いで笑って見せる。 「お前が、こういう風に俺を躾たんだろうが、躯。今日は時間があるから覚悟しておけ」 そう呟いて、飛影は躯の身体にまた触れ直す。 月はまだ、空から落ちようとはしていない。
554 :
483 :2007/01/09(火) 23:00:16 ID:yOGVJJke
あえて数字出したまま書かせて頂きます。 まだ自分は覗いてますよー。ただ単に最近は他スレを見ている事が多いもので。 他の書き手さんも見てるんじゃないですかね?今の状態じゃ、他の方は書き辛いでしょう。 いなくなったんだな、とか言うよりも新しい方が書きやすいように雑談をしている方がスレにも 読む側にも、結果的に良い方向になると思うんですが・・・自分だけでしょうか。 まぁ連投していた自分が言えた義理じゃないんですが(´_`) それと、12さん今まで管理お疲れ様でした。
483さん!いらっしゃいませ!お待ちしておりました!! そうか、飛影は、躾けられたように育ったのですね、いいですね〜v きっと、つぼを押さえた攻めができるのでしょう(邪笑) 是非、楽しい雑談をいたしましょう。 それで雰囲気がよくなったらいいな・・・
書きたいけど筆が進まない病に襲われています
うん、確かに今のような○○さん来ないかな状態だと、 新しい書き手さんは書きづらいかもしれないですよね。 自分もROMってるだけですが、このスレは存続して欲しいんですよ・・・。 エロ雑談から一時期のような新人さん祭になることもあるかもしれないし。 483さん、久しぶりにイイモノ読ましていただきました。
>>553 483さんGJ!夜の手合わせ遂に下剋上かと思ったけど違うのかw
飛影の発言さり気に「躾けられました」って自分で言ってないか?
このスレ、今までの流れみたいに職人さんがまた変に叩かれて、
追い出されるんじゃないかと恐かった。繰り返しになるかもしれんと。
…結局、そうやってまた自分もスレに嫌な空気を作ってたんだな…
>>558 私はむしろ、「躯が躾けた」ことに驚き(というか感動)を覚えた。
躯って、「エッチが好き」とか、あっけらかんと言えそうにないじゃん。
男を「躾けよう」と思うくらい、躯がセックスに貪欲になったってんなら、お赤飯炊いてお祝いしてもいいんじゃない!?みたいな。
ね。気持ちになっちゃいましたよ。
本当はエッチは苦手なはずが、自分の躾けた男だから安心してエロくなれる、というんなら、躯が可愛く見えるし、そうじゃなくて、「お姉さんが教えてあげるv」的シチュエーションでも、それはそれでオイシイしね。
いままでの作品よめないのか・・・だれかバックアップないのか・・・
googleで検索してみたけどキャッシュも残ってなかったよorz 過去ログって、html化されないのだろうか?
昔はよくわかんなかったが読み返してみて思ったんだが、 19巻の幽助の屋台に螢子が来るシーンで 幽助が呟いた、「ラーメンだけに・・・・・」の・・・・・の部分に入るのは やっぱり ザ○メン?
その通り。
そうだったのか・・・
んなばかなw
まったりと保守
>562 ちょw 何か萌え出して書けそうなネタは無いものだろうか。 躾てるつもりが逆に躾られる躯。 飛影にこっそり教える蔵えもん。 それを密かに見ているコエンマ。 ごめん、なんでもないorz
>>567 躾てるつもりが逆に躾られる躯?
飛影にこっそり教える蔵えもん?
それを密かに見ているコエンマ??
謝る必要ない!
かなりいいじゃないねぇ〜。
実は私はちょと書いてみているんだけども・・・
エロい場面になかなか突入できず。
女はいきなり本番へ突入できないのよ〜
と思いつつ、ここに書くならエロエロしてるのを書きたいし。
どうしたら、エロくなるんだろうなあ・・orz
>>568 救世主???
マターリでいいですのであせらずに〜。
純愛ベース微エロでも自分は全然平気ですよ。
そうか。 こっそり覗いて、それをぼたんに実践しようとしてビンタ喰らうコエンマなんだな、納得。 ログの話ですが、前スレだったら803までならログ持ってます。どうやってUPればいいでしょう? それよりも1スレ目のログを持っている方はいらっしゃるのでしょうか。 >568 焦りイクナイ。 突入が難しいと言うのなら、書き手スレで聞いてみるのも手ですよ。 後は他の人(他スレ含)のSSを見てみるとか、参考にしてみるとか。 老婆心ですが、♀書き手だと言うのを隠した方が粘着はつき難いので・・・
>>569 ええと、純愛じゃないです。
569=513(たしか。自分のことなのに覚えてない)で、
気持ち良くなりかけた躯の部屋に知らずに来た飛影がぶっ飛ばされる、
の話の続きを書いているんだけれども、なかなかエロくならず。
前回、おなに未遂だったので、今回は完遂させてしまおうかと思って・・・。
が、導入部に手間取って、時間かかりすぎだどうしようorzと。
とにかく書き進めてはいる。
そして早く書き終わりたいorz
笠松8372。暫くしたら消します>ログ
>>571 もしかして513じゃなくて413?
>439-440の続きかな。ガンガレー!すごく楽しみだ。
>>571 おお!あの方か!!
覚えてます。
雑談で繋ぐんで、もし出来たらお披露目してください。
575 :
413 :2007/01/20(土) 16:07:05 ID:SL7D3GiP
>>570 「女はいきなり本番へ突入できない」ってのは、どちらかと言うと、「躯が・・・」という話なんですよ。
いいかげん、素直に押し倒されてくれよ、と思うのだが、うまい流れに持っていけず・・・orz
だから救世主じゃないです。
ということで、まだエロに突入してない部分のみ、先行してうp。
夢を見ていた。 どんな夢だったか――目覚めたとき、躯はまるで覚えていなかった。 けれど、ひどい夢だったことだけは確かで、体中の細胞が熱を持ってざわめくような感覚が躯の神経に障った。 全身に汗が滲む。 「ああ、」 じりじりと焼かれるような熱に、眉を寄せて溜息を漏らす。 (・・・濡れてる・・・) 汗を吸ってまとわりつくシーツの中で、躯は身をよじった。 生殺しだ――と躯は思った。 いっそ殺してくれ、とどめを刺せ――夢の中でいいから。
「今日は君か」 蔵馬は生笑いを浮かべ、飛影は怪訝そうにそれを見た。 「今日は?どういう意味だ」 「この部屋は千客万来でね。いろんな人が、俺を尋ねてくるんですよ。だから、今日は君か、と」 言葉はあくまでも穏やかだが、少しの毒を含んでいる。 毒を隠さないことは、蔵馬の飛影に対する気安さの表れでもあるのだが、年若い妖怪は興味なさそうにフンと鼻を鳴らした。 「最近、躯がおかしい」 「・・・そうですか」 脈絡などお構いなしに自分の用件を言う飛影の話し方には、すでに慣れっこにはなっていたが、蔵馬は、話題が躯であることに厄介ごとの臭いを嗅ぎ取った。 「おかしい・・・というと、具体的には?」 「挙動が」 そう言っただけで、飛影は黙った。 「もう少し話してくれないと、俺にも何も分かりませんよ。どんなことをしたとき、躯が変だと思いました?」 「落ち着いていると思ったら急に笑ったり、沈み込んだり、いらいらして、何かに当たり散らす。それと、話すとき、視線が泳ぐ」 「ふうん?」 「体は一応こっちに向けてるが、人の目を見ない」 では、今までは目を見て話していたわけだ、と蔵馬は思った。 しかも、目をそらしつつ、話はするし体は飛影を向いているのなら・・・ やれやれ本当の痴話喧嘩か。 「それで、何か被害にはあいましたか?」 「いきなりぶん殴られて、放り投げられた」 蔵馬は呆れたように頭を掻いた。 「いきなり、・・・ってことはないでしょう。何かその前にありませんでしたか。何か、躯を怒らせるような。」 飛影はわずかに顔をしかめて、殴られた直前のことを考えた。
「あのとき」 思い浮かべた躯は、あのとき、ほんの一瞬自分を見て、すぐ目をそらした。 「あのときは、目が――」 「目が?」 「赤くて・・・」 潤んでいた。 泣きそうだったのかもしれない。 熱っぽい顔で、その目は自分を見た。 思わず近づいて見た唇は濡れて、浅い息が漏れていて。 「それで、汗が――」 「汗??」 躯の額からは汗が吹き出していて――躯には珍しいことだ。手合せをしたときも、流れるほど汗をかく躯を見たことはなく――汗に濡れた髪を掻き分けたとき、よく分からないがいい匂いがした。 「それで・・・」 掌が汗でじっとりと濡れる。 よく分からないが、思い出した躯の姿を、蔵馬に説明できないと思った。 否、説明はできる。 できるが、『できない』。 いくらでも詳細に思い出せるのに、思い出した躯は、蔵馬には聞かせてはならない気がした。 「熱でもあるのか、と。・・・だから、医者を呼んだほうがよくないかと、言った」 「ふうん。それから?」 「殴られた」 あっけに取られたように、蔵馬はぽかんと口を開けた。 「殴られたぁ?」 「ああ」 「本当に?」 あからさまに疑う蔵馬に、飛影は目付きを険しくした。 「本当のことだ」 「それは違うな。」 きっぱりと否定する様が、飛影にはひどく不愉快だった。 「本当だと言っただろう」 しかし、古狐は朗らかに微笑む。 「起きたことと、順番はあってる、と言いたいんでしょう?俺もそれは疑ってません。 でもね、躯がその程度で殴りかかるとは思えませんよ、聞いた限りではね。 ・・・ああ、それと君を殴ってぶっ飛ばせるほど、躯が元気だったことも確かなようだ。 ということは、飛影がまだ喋っていないことの中に原因があるんです。分かりますか?」 その口ぶりは、どこか楽しげにすら聞こえる。 「何が言いたい」 「飛影、何か隠してませんか」
「もし、君が何も隠していなくて、躯との間にあったやりとりをろくに覚えていないために・・・ あるいは、覚えてはいるが、重要と思わずはしょったために、肝心な点を語ることができないなら。 また同じ失敗を、いつか必ずやらかします」 「逆に、ちゃんと覚えていて、なのに何故か俺に話さず隠していることがあるなら」 蔵馬は、ちらりと飛影を覘う。 飛影は俯き加減に目をそらし、蔵馬はそれに苦笑した。 「そんなんじゃ、俺にも助言のしようがない、とは思いませんか。」 黙って聞いていた飛影は、むっつりと唇を引き結んで蔵馬を見上げるようにした。 「・・・それで?」 蔵馬はにっこりと笑って見せた。 「つまり君は、自力でなんとかするほかない、ということです。ああ、躯からまた殴られるくらいのことは覚悟しておくといいですよ」 「貴様・・・!」 立ち上がった飛影は眉の辺りをひくつかせたが、結局、ふいと横を向いた。 「・・・帰る」 「それはいい考えだ。殴られに行くんですね?」 ちょっと振り向いてぎろりとした視線を寄越し、きびすを返してがらっと窓を開け、出て行った。 「まったく、飛影は」 蔵馬は溜息をついて立ち上がった。 開け放たれた窓からは夜風が吹き込む。 「躯は、窓を閉めて行きましたよ・・・」 見やった窓の外にはただ、いつもの景色だけがある。 「やれやれ・・・犬も食わない喧嘩を、狐が食うわけないだろうが。」 そして蔵馬はパシンと窓を閉めた。
580 :
413 :2007/01/20(土) 16:30:57 ID:SL7D3GiP
・・・つづく。
えっちシーンはおろか、おなにもしてなくて、閲覧者の方には申し訳ない。
>>574 懐かしい!!なんていい人だ・・・
過去の良作が見れてうれしかったよありがとう。
グージョブ!!飛影、一応は自覚してるようで安心した。 それにしても、先に躯も蔵馬に相談してたんだなwカワイス 飛影、もう早く躯押し倒せwwこの流れならイケる!
582 :
413 :2007/01/21(日) 18:29:59 ID:9oQlnWx4
昨日は、家人が帰ってきたため、あわてて終わらせてしまったその続きを。 (ネットに繋ぐには居間でしかできないのだが、さすがに恥ずかしくて)
「今、躯は?」 百足に戻った飛影は、真っ先に躯の居場所を聞いた。 とは言え百足の中で躯のいるところなど大体決まっている。 「躯様はお部屋です」 元筆頭は、下級戦士(コイツにも『元』を付けて呼ぶべきかもしれない)の返答を半分に聞いて、躯の自室に向かった。 「躯!」 部屋に入るなり叫んだ声に、“玉座”の上に寝そべっていた女は大儀そうに頭を上げる。 「・・・何だ」 ごく低く、ゆっくりとした声がそう答える。 飛影は、背筋に震えが走った。 聞こうと思っていた言葉が吹っ飛び、半端に開いた口から、何でもいい、何か搾り出そうとし―― 「手合せを!!」 その瞬間、飛影は自分が口走った言葉に後悔した。 (俺は何を言っているんだ?!) こんなことを言うつもりで、躯の前に来たのではない。 躯を問い詰めてやろうと、思って・・・。 ところが女は、一人勝手に混乱している飛影の気持ちはお構いなしで、――知っていたのなら、意地の悪いことに――「いいだろう」と答えた。 「・・・、え?」 目を見開いた少年を見て、女王は不審そうに眉を歪めた。 「手合せだろう?いいぞ、相手してやると言ったんだ」 「あ、いや・・・珍しいな」 「嫌なら・・・」 躯の目が、ぎらりとした光を放ち、飛影の背中をぞくっとした感覚が、また、走った。 「やる!」 くく、と喉の奥で笑って、女はクッションの上にくたりと頭を下ろした。 「・・・出て行け、欝陶しい」 「やると言っただろう?!」 「そうか」 ゆっくりと手を突いて上半身を起こした躯の動きに、スプリングが軋む。 「今、オレは機嫌がよくない。・・・それでもやるか?」 飛影は、躯を正面から見返した。 「やると言っただろう?」 飛影は気が付いた。 『機嫌がよくない』と躯は言っているが、それでも陰に入り込んでいるときほどではない。 「むしろ大歓迎だ・・・」 気の立っている躯と手合せが出来る。 ぞくぞくする感覚は、滅多にない機会に対する。 躯は、ふふんと鼻で笑ってソファから降りた。 「先に行って待ってろ」
闘技場へ入ってきた躯は、一言も発せず飛びかかってきた。 拳の雨を飛影はかろうじて防ぐが、攻撃は間断ない。 (く・・・、剣を抜く間も・・・!) 抜いて待ち構えていればいいものを、剣を抜かずにいた自分を自嘲する。 その瞬間、躯の右足が飛影の剣を蹴り飛ばした。 (読まれてるのか?) 飛影はバランスを崩して膝から落ち、躯は体をひねりながら向き直るように着地した。 振り向きざま、躯が回し蹴りをかけた。 (かわし切れない!) 身を捩った瞬間、耳を踵が掠めた。 躯が弾き飛ばした剣が、やっと鈍い音を立てて落ちる。 「どうした飛影」 飛影が見上げた躯は、不機嫌そうな様子をあらわにして立っていた。 「お前から望んだ手合せだろう?」 「・・・ああ!そうだとも」 彼の耳の端は切れ、血がしたたっていた。 拳を防いでいた腕にも血が滲んでいる。 対して、飛影を打った躯の拳は皮膚表面を妖力で覆っただけ。 その程度の防御でも優位に立てるのだと誇示するように、うっすら笑みを浮かべて躯は拳を構えた。 (悪趣味な野郎め・・・) 飛影は、躯を真正面から睨み付ける。 「お前を」 「?!」 耳元に女の声。 飛影は耳を疑った。 だが聞き間違いではなかった。 (いつの間に・・・!) 「・・・お前の体を切り刻んだら」 躯は、男の喉に手刀を当て、柔らかい唇を耳たぶに吸い付きそうにささやく。 「少しは、気が晴れるだろうか・・・?」 喉元に触れる爪の先、皮膚の内側ぎりぎりのところで渦巻く妖気は、獲物に飛び掛かる時を待っている。 飛影の首筋を汗の玉が落ちた。 躯は、そうしたいと思った瞬間、自分をミンチにできる。躯の歯が喉笛を食い千切り、血が噴き出す様を思い浮かべる。 「やりたいなら、やれ」 「・・・なんだと?」 飛影を突き飛ばし、躯は叫んだ。 「勝負を挑んでおいて、なぜかかって来ない?!力でねじ伏せようとしろ!あらがってみせろよ!」 立ち上がる隙も与えず蹴り転がし、 「できないのなら命乞いをしてみせたらどうだ!オレが、とどめを刺さないと高をくくってるのか?」 仰向けに転がった飛影の腹を踏み付けた。 「そんなんじゃない・・・」 飛影は血の滲む唇で呟く。 「じゃあなんだ!」 頭を蹴り跳ばし馬乗りになり、胸を掴んで床に叩きつけた。 「言ってみろ飛影」
支援
目を向けた先で、わずかに歪んだ赤い唇から舌が覗く。 女の唇が自分の喉を離れたとき、躯は恍惚としてほとばしる血にまみれるのだろう。 それはひどく淫媚な姿に思え――見てみたい、と思った。 飛影は薄く笑った。 「俺は、貴様から逃げられないようだからな」 「!」 躯の顔がさっと紅潮した。 弾かれるように立ち上がって、躯は顔をそむけた。 「もういい・・・!」 そのまま走り去ろうとする躯に、飛影は呆然とした。 訳が分からない。 躯は何かを拒絶しようとしている、しかし何を。 納得できないのに行かせるものか・・・飛影は必死に体を起こした。 振り向いた躯の手を見て、飛影は血が凍った。 右手の上に膨れ上がっていく妖気。 それは揺らめく球体に可視化して、飛影に襲い掛かった。 とっさに張った障壁は霧散し、頭から球体に突っ込む。 「まずい、防御が!」 ところが。 「な・・・んだ・・・?」 飛影は、あっけに取られ、立ち尽くした。 「なんだ、この子供騙しは・・・!」 躯の妖気は、飛影をまるで傷付けることなく、障壁を破るだけで力を失ってしまったのだ。 気付くと、躯の姿は跡形もなくなっていた。
呼吸を抑えていた躯は、閉めたドアの内側で、荒い息をついていた。 必死に堪えていたものが、また湧き上がってくる。 (・・・おかしい、おかしい、おかしい・・・!) ごくりと唾を飲み下すと、躯は着ていたものを脱ぎ捨てながら浴室に向かった。 (激しく動いたときには、たまにあるんだ、そうなることは・・・濡れてくる、ことは) 浴室の前で、最後の一枚に指をかけた躯はきつく目をつぶって、ゆっくりとそれを下ろした。 目をつぶったのは、見たくなかったからだだが、見るまでもなかった。 布一枚に堰止められていた液が、内腿をつっと伝い落ちてゆく感触に、眩暈がする。 躯は、いつもより重い下着を、見ることなく放り投げた。 (オレは、どうしてしまったんだ・・・?) 何もかも、洗い流してしまいたかった。 バスタブに立ってコックをひねり、ほとばしる熱いシャワーを浴びる。 シャワーの中で、欲情の証拠を洗い流そうと少し開いた脚の間へ指を滑らせる。 「ぁ・・・ん!」 思わず漏れた声を噛み殺し、ぬるぬるの襞を拭う。 「んっ・・・、んっ・・・っ!ん・・・っふ、・・・」 ぷっくりとふくれた粒を指がかすめるたび、脚が震えて力が抜ける。 「は・・・、はぁ、ぁふ・・・、んぁ・・・」 ぬぐってもぬぐっても、体液は溢れて止まらない。 「だ、だめ・・・ぁんんっ、・・・ふ・・・うぅっ、も・・・もう、」 脚が震え、躯はよろめいて膝を着いた。 もう、立っていられなかった。 茂みを越え襞の奥に指を突っ込んだ。 「んあぁ・・・!」 甘い痺れが、腹を抜け背中を駈け登る。 始めから、指一本では足りなかった。 二本の指で蜜壺をかき回すと茂みが掌とすれあって、ぐしゅ、ぐしゅ、と音を立てる。 「あぁ・・・、・・・んぁ、・・・あん・・・あ・・・はぁあ・・・!」 動くうち、指は腹側をすりあげて、ぬめるようだった感触がしだいにぴちゃぴちゃとしてきていた。 (違う、違う、ぅ・・・あ・・・!) かくん、と脱力して腰を落とした躯は、崩れるようにバスタブの縁にもたれた。 「イケない・・・」 ぐったりと呟いたその理由を、躯は分かっていた。 疼いているのが、もっと奥だから。 指では足りないし、届かない。 もっと奥を、かき回されたい。突き上げられたい。 膣はまだ、刺激を欲してひくひくと蠢いていたけれども、蕩けて力の入らなくなった体は、身動きするのもままならない。 止まることなく降り注ぐシャワーを浴びながら、躯は、もう少ししたら立ち上がろう、と思っていた。 もう少しして、体の熱も疼きも引いたら・・・ しかし、肌に当たるシャワーがひどく心地よくて、すぐには立ち上がれそうにない気がした。 だから、あと少ししたら。 体が冷めたら・・・立ち上がって服を着て、何事もなかった顔をして、元に戻ればいい。 躯は、そうしなければならない、と思った。
588 :
413 :2007/01/21(日) 18:41:10 ID:9oQlnWx4
続く。 ・・・引っ張りすぎですかねぇ。 この後が、書けなくて。うんうん唸ってます。
長編続きキタコレ!GJ! 出せた言葉が「手合せを!!」…飛影らしいな。 エロイけど躯のもどかしくも切ない気持ちが・゚・(つД`)・゚・ これからの展開も凄く楽しみだ。 続編どうか頑張って下され。
590 :
名無しさん@ピンキー :2007/01/29(月) 05:16:01 ID:8a1n7fOY
SS保管庫もうないのか・・
sage忘れたorz
そんなこともあるさ。 誰か新たな保管所を作ってくれるのを祈っておこう。
>>583-587 のSSの続きが無茶苦茶気になる
この流れのまま、躯の風呂場に飛影登場キボン!!
594 :
413 :2007/02/03(土) 21:30:53 ID:3qPx+5fE
今日は前スレ1・2を読み返しながらハァハァしてたよ。
ホントに良作が大量だったよな〜。
桑×雪が激しく好みだった…自分では書けないから特に。
>>593 気にして貰えてとてもうれしい。
随分と無沙汰になってて申し訳ないが、PCがイカレてネットに繋げなくて…。
(今、携帯から投稿中)
飛影は、狭義での風呂場には入らないけど、広義では、踏み込む予定。
「螢子にさ、背中から抱き付くといつも怒るんだ」 「は?」 蔵馬は唐突な告白を怪訝そうに聞いた。 「螢子ちゃんが?『いつも』?何をしたらそうなるんです」 幽助は苦笑いした。 「いやぁ、ほら、な。女の子の背中って何とも言えず、…えーと…そうだ、可愛い!だろ?!」 強引に合意を求める口ぶりに、蔵馬は、なるほど抱き付いた後が問題なのだなと納得した。 「それは人によりけりですね。見上げられるとき、堪らなく可愛いと感じる人もいますし…」 (例えば桑原くんとか。) 彼の場合、身長差の都合上、致し方ないとも言える。
「…見上げたときが一番、ということもある」 「!」 それまで、窓辺に陣取って昼寝をしていた飛影の言葉に、蔵馬は驚いた。 「確かに、そういうこともありますけど…」 やはり女王様はアオリで見たほうが『らしい』のか…と、聞いた人間はつい勘ぐった。しかし。 「見上げられて可愛いのは、女の下手に出てる態度を可愛いと感じてるだけだ」 「ま、それも要因の一つなのは否定しません。でも、だけ、ってこともないでしょう」 肩透かしを食らった気がした蔵馬だが、つまり、上目遣いなしでも魅力的な女はいる、という含みに気付いて苦笑した。
(分かりにくい惚気だなぁ) まあ、幽助のだって、『喧嘩するほど仲がいい』というたぐいのもの。 本人たちが幸せなうちは、はいはいと聞き流すのが吉であろう。 * 「あっ、あっ、あふっ、あぁっ…」 男の上で、髪を振り乱し踊る女の腰を、彼はしっかりと押さえた。 「んあっ、あ…、んはぁ…?」 (何故止める…?) 蕩けた目が、非難がましく男を見た。 それも可愛いと彼は思う。 「下から見ると、なんでこうも魅力的なんだろうな」 にやりと笑った男に、躯は顔を真っ赤にした。 「そんなことを言っても何も出ないぞ!」
お惚気小ネタGJ!みんな相手の事ホント好きなんだなw 躯は騎上位似合うな。指摘されて顔真っ赤にするのも可愛い 飛影×躯「悪夢」シリーズの続きはマターリ待ってますよ
「何も出さないでいい。…というか出せたか?女なのに?」 にやにやしている男が憎らしく、どきどきしている自分が恨めしくて、躯は顔を顰めた。 「じゃあもう動いてやるもんか!」 「ああ、それもいいな」 「え…?あっ!あぁっ!はん!う、やっ、めっ!えぇぇぇっ!」 「俺が動く…、って聞こえてるか?躯」 揺すぶられ突き上げられて、がくんと崩れた女は、男が動きを止めてもまだ息を荒げている。 「気にするな。上でも下でも、貴様は腰を振ってる」 飛影は揺さ振り続ける。 (クソガキ…!) 思いながら躯は、意識を手放したのだった。
下書きなしってキツイね。 携帯だと、PCのように「一つ前に戻る」ができないし。 4つ目は、ほとんど書いたところで一度消えたんだ…
蔵馬とぼたんって、劇場版だとイイふいんき(←なぜか変換できない)じゃなかった?
ネタにマジレスカッコワルイ!
>>602 一番笑われるよ。
>>603 まあまあまあ、よいではないかよいではないか。
ネタで盛り上げましょうよ。ね。
>>599 続きが…途中で割り込むようにレスしてしまってごめん
>「何も出さないでいい。…というか出せたか?女なのに?」
飛影も言うようになったなww翻弄されちゃう躯カワイス!
>>605 413です。
感想あるって嬉しい。ありがとう。
躯は可愛いんだけど、飛影はアホだろ?!と読み直して思ったorz
もう、むちゃくちゃ書き直したいよ。やっぱ下書きって必要だな…
拙くて、ほんと申し訳ない。
今、このスレに必要なのは作品の投下だ!! 投下することに意味があるのだ!!!!
スレ発見してあまりの懐かしさに勢いで書いてしまったw 初めて書いたのでご容赦ください 静流×蔵馬、エロ要素少なめ、相談されてばかりの蔵馬から妄想してみた
「蔵馬君は苦労人なんだねぇ」 街中で偶然静流と鉢合わせ、どういった話の流れか 今二人は蔵馬の部屋で向かい合って杯を酌み交わしている。 「そんな風には思っていませんよ。相談されるのはまあ別にいいんです。 ただ面倒事に巻き込まれたくはないなってだけですから」 フフっと自嘲気味に笑いながら蔵馬は杯をぐいっと呷る。 空になった杯に酒を注ぎながら、黙ったまま煙草をふかしている静流の言葉を待った。 「蔵馬君さあ、自分で気づいてないだけだと思うよ」 何を言っているのだと訝し気な蔵馬に静流は言葉を重ねた。 「長生きしててもさ、吐き出す場所ってのは必要なんだよ。 どんなに出来のいい奴でも、絶対にね」 「…そんなに溜まってるように見えます?」 ヤレヤレといった風情で軽く受け流そうとする蔵馬に静流の視線が鋭く刺さった。 「……あの桑原君のお姉さんとは思えないですね」 注がれた視線に負けたというように蔵馬は笑った。 「確かに最近、訳もなく虚しくなったりイライラしたりしますよ。 誰も俺を知らない場所へ行きたいななんて考えたりね、柄じゃないですけど」 右手の杯を見つめたまま静かに話す蔵馬を、静流はジッと見つめた。
言葉を切った蔵馬と静流の間に沈黙が流れる。 しばらくの沈黙の後、先に口を開いたのは静流だった。 「たまには甘える側になってもいいんじゃない?」 静流は煙草をもみ消し酒を飲み干すと杯を置き、蔵馬の方へ両腕を伸ばした。 抱きしめられた格好になった蔵馬は静流の意図を理解し、 同じように酒を飲み干し空になった杯を置いた。 「…甘え方が分からないんですよ」 頭を静流の肩口に預け、蔵馬はポツリと呟くように言った。 「案外不器用なんだね」 クスッと笑いながら子供にするように蔵馬の頭を撫でる。 どのくらいそうしていただろうか、不意に蔵馬が顔を上げた。 二人の視線が絡み合い、そしてどちらからともなく唇を重ねる。 触れ合うだけのキスは次第に深く熱いものへと変わった。 相手の唇を味わいながら互いの服を脱がしていく。 顔を離すと二人の唇の間にツッと銀糸が光った。 華奢なように見えて意外に分厚い胸板に静流はキスを落としていく。 男にしては白い肌に髪と同じ薔薇色の印が刻まれる。 胸の飾りを口に含み舌で巧みに転がすと蔵馬は小さく息を吐いた。 静流の手は蔵馬のズボンと下着を器用に下ろし、胸への愛撫で既に硬さを獲た蔵馬自身を解放した。
自由になったそれを優しくさすりながら口づけは徐々に下りていく。 胸から腹、そして口づけは蔵馬自身に達した。 初めは遠慮がちに触れた唇は徐々に大胆になり、巧みに舌を操り蔵馬を責めたてる。 荒くなった呼吸にわずかながらも嬌声が混じり始める。 頃合いを見計らって唇を離すと静流は残っていた自分の衣服を脱ぎ捨て、 蔵馬の上に跨ると腰を落としていった。 酒が入っているせいか、攻めることで興奮したせいか。 おそらくその両方だろう、静流のそこは十分に潤っていて蔵馬を飲み込んだ。 最奥まで啣え込み、ふぅと大きく息を吐くと静流はゆっくりと腰を動かし始めた。 厚い胸板に両手をつき浅く深くとリズミカルに腰を動かす静流。 絶妙な動きが蔵馬に快感を与え、その快感が蔵馬の腰を動かす。 静流の巧みな腰使いと自らの意思とは関係なく動いてしまう身体の齎す快感に 抗う術もなく蔵馬は静流の中に精を吐き出した。 「ちょっとは楽になったでしょ」 プカァと煙草の煙を吐き出しながら寝転がって言う静流に、 一方的にリードされ達してしまった情けなさを感じつつも心の靄が晴れたことを自覚し 蔵馬は照れくさそうに笑った。 ―fin.―
GJ、このカプ好きなんで嬉しい。 よかったらもっと長いの読みたいっす。
GJ、静流さんかっけぇ!! 蔵馬が蔵えもんじゃなくなってるw新鮮wwそういう時もあるかもな
GJ!素敵でした〜! 静流の色気に読んでてゾクッとしたw 私もまた長いのも読んでみたいです〜!
. ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(;´Д`)< スンマセン、直ぐに片付けます
-=≡ / ヽ \_______
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-=≡ /. \ヽ/\\_
/ ヽ⌒)==ヽ_)= ∧_∧
-= / /⌒\.\ || || (´・ω・`)
/ / > ) || || ( つ旦O
>>613 / / / /_||_ || と_)_) _.
し' (_つ ̄(_)) ̄ (.)) ̄ (_)) ̄(.))
>>612-616 初めて書いたSSとはいえ、稚拙な作品にレスありがとう
長編は書く技量がないし、携帯厨なんで厳しいと思われ
一応、続編の構想は頭の中にあるんで機会があれば書いてみる
>>613 精進するんでお許しを
おお 素敵なSSがw GJ!! 蔵馬がリードされてるのはなんかほほえましいなw
「…人のPCで何をやってるんです?」 「見れば分かるだろう、2ちゃんねるだ」 「……飛影がインターネット、しかも2ちゃんねる…」 「ああ、なかなか殺伐としていていい」 「……。」 「…なんだ言いたいことがありそうだな」 「いえ、どんな板を見ているのかなと…」 「貴様もねらーか」 「ROM専ですけどね。情報収集の一環として利用してるだけですが意外と役にたつんですよ」 「…だろうな。俺もこんなスレを見つけた、 ぐ う ぜ ん だがな」 『【処女・童貞】Hの話【初心者専用】』 「他にもまだある」 『なぜ女は童貞を嫌うのか?』 『恋愛において男のチビだけは救いようが無い』 「ちょwwwwwおまwwwwwwwwwwww童貞チビwwwwwwwwwwwwww」 「草を生やすなuzeeeeeeeeeeeee」 「うぇwwww殺伐wwwwwwwwカプ板と恋サロで殺伐wwwwwwwwwww」 「荒らしは華麗にヌルー」 「早速躯に電凸するお( ^ω^)」 「…おまいいい加減に汁」 「嘘を嘘と見抜・・・」 その日蔵馬のマンションで爆発事故があったとかなかったとか ‐hosyu‐
>>619 GJ!クソワロタwwwこういうのも大好きだw
蔵馬がROM専って嘘だろwwむしろこのノリはvi(ry
飛影はその、なんだ……強く生きろ、な!
622 :
名無しさん@ピンキー :2007/02/12(月) 13:18:33 ID:GsZ4Ylkt
そして
>>619 が面白かったので勝手にバレ編
躯 「飛影の奴、また履歴消し忘れてるな…
そうだ、どんな所回ってんのか見てやろw」
『【処女・童貞】Hの話【初心者専用】』
『なぜ女は童貞を嫌うのか?』
『恋愛において男のチビだけは救いようが無い』
躯 「……」
│
├─ 「うわぁぁ(AA略)」
│
└─ 「飛影、そんな事気にする必要なくしてやるよ…」ヌギヌギ
彼らはどうなってしまうのか!?待つな次号
うわああああsage忘れた…ごめん
>>622 「待つな」ってwww
経験ない分、自分の好みに教育できて、かえって良いかもしれぬw
それに躯は、さほど飛影をチビと思ってないんじゃなかろうか。
確か原作で百足の上で並んでたとき、同じくらいだったような記憶があるし。
626 :
名無しさん@ピンキー :2007/02/13(火) 22:17:14 ID:zBaCouph
>>624 躯は痴皇の件から露骨に女好きな男は嫌がりそうな感じするな
“チビ”ってのは…あれだよ、周りは別に気にしていなくても
本人はやたら悩んだりするお年頃なんだよ。身長とか、チンコの大きさとか
個人的には飛影は童貞じゃないと思っている 左京自爆時、雪菜を助けた時の腰にまわした手つきが妙に色っぽくて萌えた
「…オレのPCで何をしている?」 「ひひっ…2ちゃんねるだ」 「…兄者が2ちゃんねる?」 「ああ、若い女が裸体を晒していやがる」 「ち…兄者の悪いクセだ」 「まあそういうな、お前も興味あるんだろう? くっくっくっ…なかなかいいもんだぜ」 「我ら兄弟…」「オレ達兄弟…」 「「ふたりでひとつ!!」」 19:愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 07:21:45.45 ID:to9Ro/br0 [sage] _ _ ( ゚∀゚)∩ オッパイ! オッパイ! _ ∩ ⊂彡 ( ゚∀゚)彡 おっぱい! おっぱい! ⊂彡 ‐Happy Valentine‐
時間がオナニーシコシコになってるwww でもさ‘兄弟’言われてもおっぱいスレの住人じゃなきゃネタ分かんなくね?
ナチュラルに流石兄弟→戸愚呂兄弟でビジュアル変換した自分。 弟がおっぱいおっぱい言いながらあの豪腕を振り回してる所を想像して笑った。
幻海若い頃は美人だったしなぁ、ナイスバディだったのだろうか
>>628 「おっぱい一筋30年〜」の腕だけムキムキになってるAA
思い出しちまったじゃねーかw噴いたww
幻海 「本当に…バカなんだから全く」
幻海もカッコ可愛ええな。体の線はっきりするタイプの服じゃないから
よう分からんがスレンダーっぽいとは思う
14日に間に合わなかったけど、バレンタインネタ書いたんで投下 コエンマ×ぼたん、エロなし
「…なんじゃこれは?」 「何ってコエンマさま、バレンタインですよぉ。ご存知ないんですかぁ?」 両手に四角い小さな箱を乗せてニコニコと笑顔を浮かべながら、 目の前の部下は受け取れというオーラを背負いワシに迫ってきた。 人間界verでよかった、こんなオーラをまとって上から見下ろされたらオヤジ殿よりも迫力がある。 「コエンマさまぁ、ちゃんと聞いてます?」 あまりの迫力に全く関係のないことを考えていると非難がましい声が聞こえてきた。 「いいですか、バレンタインってのはですねー、日頃お世話になっている人に 『感謝の気持ち』を込めてチョコレートを贈る行事なんですよぉ。 チョコレートを貰った男性は一ヶ月後にあるホワイト・デーに 『三倍返し』のプレゼントをすることになってるんですけどぉ、 あたしゃ別にお返し目当てじゃありませんし、ただ純粋にですねぇ・・・」 突き出した両手はそのままに得意気に語るぼたんの説明を聞いて、ようやく合点がいった。 いくらなんでもバレンタインくらいワシでも知っとる。 ただ、ワシの知識にあるバレンタインとぼたんの語るそれは似ても似つかぬものだった。 ワシの知っている人間界の風習の『バレンタイン』とは 好きな男にチョコレートを贈り普段は女から口にしづらい『愛』を伝えるというもの。 告白された男は一ヶ月後の『ホワイト・デー』にその返事をし、 二人の気持ちが同じであればカップル誕生、めでたしめでたしというわけだ。
…これはどこをどう考えてみてもぼたんの語る『バレンタイン』と同じものとは思えぬ。 ぼたん一人が勘違いをしているのだろうか。 いや、なんだかんだ言ってそういうことには敏感なやつだ、 霊界での『バレンタイン』はぼたんの語るものが一般的なのであろう。 おそらく人間界からこの行事が伝わる過程で何らかの解釈の違いが生じ、 『愛』ではなく『感謝の気持ち』を伝える行事になってしまったのではないだろうか。 とそこまで考察してみたはいいものの、 嬉しそうにチョコレートを突きつけて、もとい、チョコレートを差し出しているかわいい部下を見ていると 人間界の『バレンタイン』との違いを語る気は自然と萎えてくる。 どうしたものか…。 暫しの逡巡の後ワシに閃いたアイデアは、我ながら素晴らしいものだった。 「…それではありがたく頂くとするかのぅ、ぼたん」 両手に乗った小さな箱を取り上げ、目の前でビリビリと包装紙を破く。 やった、受け取った!とでも言いたげにガッツポーズをしているぼたんを横目におしゃぶりを外し、 仰々しく箱に収められている宝石のようなチョコレートを一粒、指先で摘まんで口に放り込んだ。
ひんやりと冷たい感触が舌に伝わる。 これで三倍返しのプレゼントゲット〜!とでも書いてありそうな表情で うんうんと頷いているぼたんの腕を掴み、素知らぬ顔で体を引き寄せた。 予想だにしなかったであろうワシの行動に呆気にとられてポカーンと開いている口をそのまま塞ぐ。 「ん゛〜!?」 しばらくして自分の身に何が起こったのか気付いたぼたんが 顔を真っ赤にしながら掴まれた腕で胸を叩き抵抗してきた。 だが女の非力な腕では痛くも痒くもない。いや、これは本気の抵抗ですらあるまい。 イヤよイヤよも好きのうちというやつか、初やつじゃのぅ。 初々しい反応に気をよくし、掴んだ腕に力を込めてジタバタしているぼたんの動きを封じる。 身動きを取れず大人しくなったぼたんの口内に舌を滑り込ませ、チョコレートを押し込んだ。 逃げる舌を追いかけチョコレートを舐めながら舌を絡ませていく。 口の中の暖かさに小さなかたまりは溶け出し、ほろ苦い甘さが広がった。 溶けたチョコレートを擦り付けるように上顎をなぞる。 トロリとした液体を纏った舌を吸い上げ、弾力のあるそれを甘咬みする。
「っん…ふぅ…」 ぼたんの口から鼻にかかった甘い声がこぼれた。 口づけの合間を縫うように洩れる吐息は、噎せ返るようなチョコレートの濃厚な香りがする。 ぼたんの柔らかい舌、ほろ苦いチョコレートの味、吐息の甘い香り。 その全てを心ゆくまで堪能し、満足したワシは唇を離した。 「…美味かったぞ、ぼたん」 顔を真っ赤にして息を荒げたまま口をパクパクさせているかわいい部下に ニヤリと笑って礼を言うとその場を後にした。 ホワイト・デーには三倍返しと言わず、もっとスバラシイお返しをしてやるから期待しておれ。 ひと月先のことをあれこれと妄想して自然と弛む顔を周囲に悟られぬよう ゴホンと咳払いをしワシはそそくさと仕事に取り掛かった。 ―fin.―
ニヤニヤ(・∀・)ニヤニヤ
>>638 どんな形であれ、レスありがとう
そして、すみませんでした
>>636-637 バレンタインSSキテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!GJ
チョコ口に入れたままチューする描写エロイな
三倍返しとかどんなエロい事にwホワイトデー編も期待
>>640 レスありがとう
ホワイトデーも書くべきなんだろうけど、
頭に浮かぶコエンマは何故か変態プレイばかりで、文章にできなさそう…
コエンマってどんなプレイしそうなイメージ?
>>641 Hって、「HENTAI」のHなんだよね?
なら、エロくしようとすると変態プレイになる、っていうのは当然なんだと思う。
ということで、ぜひ、エロスはどこまでも追求して頂きたいですw
意識的にエロくしようとした結果じゃなく、なんとなく頭に浮かぶんだよ しかも陵辱の範囲を超えた猟奇、嗜虐系>変態プレイ …コエンマ、そういうキャラじゃないのに何故だろうorz
読む人選ぶようなプレイやシチュエーションなら 投下する際、一言警告つけたらそれで問題ないと思う。ガンガレ!
またいいかげんなことを。 ソレ専用スレがあるんだから問題ないわけねーだろ。
すまんかった>猟奇系
>>646 読んでみたら、…御手洗くんが荒れたくなった理由が、なんとなく分かった気がしたよ…。
あるいは、仙水が人間不信に陥った理由か。
コエンマって、実は地獄を知っている男だよね。
惨状は、ある意味身近なものであるのは確実だし、慣れてもいるだろうし。
ひょっとしてそちら(
>>646 )に向かう可能性はあるのかもしれない。
…かもしれないけど、ごめんなさい!正直、読んでて泣きそうになった。
幽白で猟奇系は多分ありだと思うけど、読み手を選ぶジャンルだな…と…。
赤い箱で梱包すれば三倍ですよね?
初耳
651 :
483 :2007/02/24(土) 16:56:25 ID:zt7ofgQM
すっかり他に目が行ってPC起動する暇もありゃしないですよ。 >649の赤い箱を見てふと思い出した事があって勢いで書いてみた。後悔は(ry とりあえずエロ無いですが赤い箱、と言う事で1レス頂きます。通常の3倍にはならない!↓
こんばんは、と笑いながら狐が部屋の扉を開く。 チラリと一瞬、書類から視線を上げて目でも確認する。 「飛影は今いないが」 「えぇ、知ってますよ。だからお邪魔しに来たんです、ほら・・・いつも厭な顔されますから」 なら、何をしに来たのだと、そう問いかけようとして相手の手に視線を移動させる。 「また妙なモノを持って来たのか」 「人間界のお酒の一種で、滋養強壮に良いと言う逸品ですよ」 相変わらず変な物を持参して来る奴だな、と呆れ顔で狐の表情を窺ってみた所で、いくら俺とてコイツが何を考えているのか 想像出来る筈も無い。否、したくもないと言うべきか。 それよりも、あちこちを移動している百足によくまぁ呑気に気軽に入って来れたものだと、そっちの方に感心してしまう。 「飛影がお前に対してよくいらつくのも理解出来る気がしたぞ」 「それはどうも、と言うべきですかね。それじゃ、これ置いて行くんで。早く帰らないと明日辛いんですよ」 中に進んで机に置く事も無く、扉の前に置かれた小机の上にその箱を載せて出て行く間際、狐が楽しげに口を開いた。 「そうそう。滋養強壮が必要な理由はですね、毎晩貴女の相手をしていたら飛影がモたないんじゃないかと思いまして」 あはは、と軽い笑い声を残してするりと扉の向こう側に消えた狐の一言を聞いた途端、体が硬直してしまって 喧嘩を吹っかけるどころではなかった。 「毎晩・・・・毎晩はやはり辛いのか、あいつでも・・・」 腹黒狐めが余計なお節介を、と呟きながら小机に載せられた箱に目をやる。赤い箱に書かれた文字は人間界のままの物で、 『養命酒』 ・・・・・・・・・・滋養強壮には確かに効きそうな名前だな、と人間界を知らない躯は頷いて書類に視線を戻した。 その晩、それを大量に呑まされたせいで酔い潰れた飛影を前に躯が呆然としたのは秘密である。 (※養命酒は本気で度数高くてついでに不味くてジョッキで呑んで死ぬかと思った頃がある)
GJGJ!! 483さんお待ちしてましたw 養命酒を一気のみさせられた飛影に笑いと哀れみがw ムクロ強し! 蔵馬おそるべし!
483さんが来てくれた!SSもGJ!! 養○酒ってそんな強力なものだったのか。知らんかったw 飛影と躯は毎晩手合わせしているんだな こりゃ飛影強くなるよ!いろいろとw
蔵馬と静流がくっついて桑原と雪菜がくっついたら 桑原と蔵馬と飛影は親戚さんになってしまうのだろうか・・・
>>654 度数が高いのもあるが、胃腸が弱りすぎた場合は成分がきつ過ぎて毒になる場合もあるよ。
滋養強壮も行き過ぎるとかえって体に悪い。
下戸の人は定量でもベロンベロンになります。
483さん、GJですた!!
>>656 そうだったのか…!
定量って結構少なくなかったっけ?
じゃあ、大量に飲んだら上戸でも酔っ払うわけだ。
薬みたいなものだから不味いのはしょうがないとは言っても、よくまあ飛影も飲んだもんだw
いや、飲ませた躯のほうがすごいのかなwww
「酔い潰れた飛影を前に呆然とする躯」というくだりに、潰れたあと、躯が何をしても反応しない飛影(…のモノ)という図を、つい連想したんだが…間違ってるだろうか。
リアルタイムで幽白読んでた時から、自分は 蔵馬×ぼたんにハァハァしてた。よく妄想してた。 このスレでは2人の絡みはないけど、昨日みつけてから 読みふけってます。 文才あれば自分も書きたいにゃあ。 あぁぁ ぼたんん 可愛いよぼたん
前スレ?にあったなぁ。 未完なんだが、職人さん続き書いてくれないかな。 ぼたんの「糖蜜のような身体」っていう表現にハァハァした。
あぁ、それ読みたい。でも私前スレとか見れないんだった。 1と3読んで、ハァハァだよ。 蔵馬はさ、口調だけ優しくて、やる事は鬼畜なのよ。 で、ぼたんはさ、受け一方じゃなくて、流されつつ抵抗するのよ。 とかとか。 あー (女だけど)勃ちそう。
なんか・・・数日前からものっすごい萌えエロな 飛影×雪菜の妄想が頭の中をぐるぐる巡ってる・・・ 押し倒されてキョドッてる飛影に顔真っ赤にしながらちゅって唇重ねる雪菜とか 見てみたいな〜 他に書く人居ないだろうから自分で書きたいが時間がNEEEE〜!
>>662 ありがとう。読んできた。
前スレ29さん、カムバック!蔵馬が超好み。
面白かった。
665 :
名無しさん@ピンキー :2007/03/06(火) 03:07:01 ID:+H9Il/Zs
蔵馬×ゲー魔王
801イラネ
やおいはいらないが○○が女だったらと思う時はある 魔界の扉編の能力者に女いたら楽しかっただろうに
ゲー魔王にエロゲーやらせるとか 御手洗が女だったらとは考えた事がある
樹×ナルはやっぱり801になってしまうんだろうか? 女体化とも違って自分の中でナルは完全に女性。 仙水自体は人間だから、性格の入れ替わりと共に体も変化するってことはないのは分かる。 分かるんだけど、外見が樹×仙水じゃ萌えようがないんだ_no
女体化って言っても結局男じゃないか… 本物の、既存の女の子キャラだったらいかんのか。 ここはホモも女体化ネタも禁止なんだが。
魔界の扉編には女の新キャラ出なかったからな あの陰欝な世界で破綻していく女を見てみたかった
元からの女の子キャラに萌えようや。
>>1 にも書いてあるが801と女体化をこのスレで語るのは勘弁してくれ。
674 :
483 :2007/03/08(木) 22:23:04 ID:MlCpFfUp
規制解除されたかテスト。出来たらこのまま戯言投下。
いつもなら窓から入って来る彼女が、今日は部屋の扉を開く。 「あたしに用があるって、何さね蔵馬?」 しかもわざわざ人間の皮被ってまでって面倒な事言ってさぁ、と文句を垂れつつ相変わらず無頓着なパーカー姿のまま、 ぼたんが中を覗けば、そこにいたのはベッドに寝そべる部屋の主と床に散らばった紙くずの山、山、山。 「や、やだよちょいと。アンタどうしちまったんだい?」 あらあらあら、とおばさん臭い口調でゴミを拾ってはゴミ箱へ放り込みつつ、ベッドまで近付く。何の反応もしないので ヒョイと顔を覗き込むと、そこにいたのは彼にしては珍しく軽く顔に赤味がかかり、額に汗が浮いた・・・・どう見ても 風邪をひいて熱を出している蔵馬の姿。 「ん?あ、ぼたんさんですか。すみません気付かなくて」 ケホ、と小さく咳払いをしてから顔を上げて、布団から体を起こそうとする相手を慌ててぼたんは手で抑える。 「ちょいと、ダメだよ蔵馬。季節外れの風邪は体調崩しやすいんだからね、と言うかもう崩してるから意味が無いさね・・・ とか言う暇あったらとりあえず薬はどこにあるのさ?飲んだのかぇ?飲んでないならちゃんと飲まな」 「はいぼたんさんちょっとストップ」 ほぇ、と目を丸くする彼女に、蔵馬はにっこり、と少し赤らんだ顔のまま微笑みかけると、口を開いた。 「とりあえず、汗をかき過ぎて気持ち悪いので・・・背中拭いて頂けると助かるんですが」 色々と魔界の薬草を育てるせいもあってか、蔵馬の部屋の中には一応洗面台がある。それを指さして、蔵馬はもう一度 小首を傾げるようにぼたんを見上げて『お願い』をまた告げた。 呼ばれた用事はそれかぇ、と納得したのか素直にタオルを探し、洗面台に向かうぼたんを見ると、蔵馬は枕元の携帯を コッソリ触る。誰になのかは分からないが、素早くメールを打って畳むと、何事も無かったかのように戻って来る ぼたんがベッドの傍に腰をおろすのを待って服を脱ぐ。 それを横目に見つつ、タオルをぎゅ、と絞って晒された汗ばむ肌を拭いていく。ほぼ背中を拭いた辺りでポツリ、と一言。 「はー、割と傷残ってるんだねぇ蔵馬って」 「どこ見てるんですかぼたんさん?」 「へ?あ、いや、その、あの、だって見えるモンは見えちまうじゃないのさ」 「・・・・ぼたんさんてえっちなんですね」 「な、なんつー事言うさね、蔵馬ーーっ!」 馬鹿〜、と叫びそうになる彼女の口元を蔵馬の手がそっと塞ぐ。モゴモゴと手の下で何か言われても気にせず、もう片方の手で 自分の唇の前に人差し指を立てて『しぃ〜』というジェスチャーをすれば、やっと大人しくなるぼたんの姿。 蔵馬はその大人しくなった口から手を離せば溜息を零しつつ枕を背中に当て、ベッドの上で居住まいを正し、小首を傾げて 「冗談ですよ、冗談。それともまさかとは思いますが、ぼたんさんは本当の事を言われたから慌てたとか」 「そ、そ、そ・・・・・・っ!」 「それなら是非お願いしてみたいなぁ、なんて」 「な、な・・・・」 「冗談じゃ、ぼたん」 いきなり降って沸いた声に、ぼたんが動揺しつつ振り返ると、そこにいたのは彼女の上司。 「もう少し遊ばせて貰いたかったんですけどねぇ、俺」 「ワシの玩具は貸し賃が高いぞ、蔵馬」 「はいはい、ちゃんと次の時にお約束の物は用意しますから」 にっこり、と微笑み合う二人を交互に見ると、ぼたんはまた自分がハメられた事に気付いて今度は蔵馬ではなく自分の上司に 向かって無言で大きなビンタをかましたとか、かませなかったとか。 「ぼたんちゃん相手に意地悪したんだってね、蔵馬君」 「えーと・・・静流さん、その情報は何処から出て来たんですか」 「秘密。ほら、背中拭いてあげるから出しなよ」 「変な事しないで下さいよ?」 「大丈夫だよ、蔵馬君じゃあるまいし。あたしはエッチじゃないから安心しな」 くつくつ、と楽しげに笑う女性の前には流石の狐も為す術が無かったと言う事です。
次の職人さんの投下までの繋ぎとして、とりあえずぼたんネタ。 DION規制かかってる人、規制解除されましたよー。
ホワイトデーの3倍返しネタ。 ぼたん「あぁっ、あっ、あっあっあぁっ、ほ、ほわいとでーのお返しって〜、 こっ、こんなっ、違っ、コエンマ、さまぁっ、あっ、あーっ!!」 コエンマ「バレンタインから溜めておったからなぁ… 3倍と言わず、ワシが満足するまでっ、ぼたん、お前にもじゅ〜ぶん、 楽しませて、っ、やるわいっ!!」 ぼたん「ひぃ〜ん、こっ、こんなっ、こんなつもりじゃっ、あっ、あっあっ、 コ、エンマさ、まぁ〜!!」 ジョルジュ「コエンマ様3ラウンド目過ぎちゃってますよ〜。嫌いだな〜」 と言うような濃厚ラブエロが読みたい。
>677 > ジョルジュ「コエンマ様3ラウンド目過ぎちゃってますよ〜。嫌いだな〜」 側で見てるのかジョルジュ! と突っ込むべきなのだろうが、 懐かしの「嫌いだな〜」 につい和んでしまったw
483さん来られていたのか…!GJです
>>675 コエンマと蔵馬にまた騙されるぼたん可愛いな。人が良いのがアダになってるw
蔵馬がが静流さんには頭上がらないのにはワロスw
主要男性陣で静流に勝てそうな奴っていないのでは?
>>677 ジョルジュエロパロ初参加おめww
コエンマ、バレンタインから溜めてたってヤル気満々すぎw
なあ、仙水編の最後の川原の少女でエロって需要あるだろうか ただ捏造設定満載になりそうなんだが 俺的にはあの少女は刃霧の妹だと思っているのだが
顔そっくりだし妹だろう 確か当時折り込みポスターの裏で7人のプロフィールが紹介されていて 家族構成に警察官(確か)の父・母・妹とあった …実はそれを見るまで彼女と言い張っていた思い出 なつかしいなあ まあ兄妹でも全然いけるがな むしろ大好物
刃霧要には兄がいるぞ ここでは何の意味もない情報だが 父は酒乱の警察官 次兄の夢は弁護士か犯罪者 生きるのにまるで役に立たない能力 ぐれるのは兄よりも妹だろ
霊界の特防隊?に、女の子が2人いるよね
684 :
電車男 :2007/03/25(日) 10:40:58 ID:d9kTQt62
保守
686 :
資産串カツ道場代表 :2007/03/31(土) 23:14:10 ID:ix67vH39
ここってレズあり?現在作成中
>>648 確か御手洗が『水兵』の能力に目覚めた設定って
〔昔、溺れた経験があり、泳ぎは得意でも水に対する恐怖感が残った。
五年通っていたスイミングスクールも最近やめたが、その理由は、
『水への恐怖心』ではなく『水着の女性を性的に見てしまう自分が嫌になった』から。〕
という設定だったんだよな?
だから例えば『誰も居ないスイミングスクールで大人の女性に逆レイプされた』なんて設定でSSも・・・
幽助と螢子はぼんやりとテレビを眺めていた。 つまらない、と言って幽助はテレビのチャンネルをまわす。 「あ、ねぇ見てみて!あの赤ちゃん可愛い。」 「ばーか、子供なんて皆可愛いもんだろ。」 幽助は笑いながらテレビから目を離した。 「幽助って案外子供好きよね。」 「なんなら俺たちも作るか?」 ニヤニヤと笑う幽助にむかってすぐ、螢子の強力な平手打ちが飛ぶ。 「痛ってーな!」 「馬鹿ね、下心が見え見えなのよ。」 もしかして俺は一生指一本触れさせてもらえないのだろうか、 一瞬そんな考えが幽助の頭をよぎった。 「それに今できても困るでしょ!アンタは社会人でもアタシはまだ学生なんだからね。」 「ちぇっ、どうせ俺は煩悩の塊ださ。」 そういうと幽助は隅っこで拗ねてしまった。 螢子は一つ溜息をつくと拗ねている幽助の方へ向かって歩き出す。 そして耳元で幽助にしか聞こえないくらい小さな声で呟いた。 「ゴムつけてくれるなら、ちょっとくらい良いわよ。」
幽助×螢子、SS二度目の投下でした。 本番無くてスンマセン
蛍子ヤラシスw でも、なんかこの二人って普通にご飯食べたりテレビ見たりってのが想像できるよね。
いいなこんな彼女w萌えた。 幽助と螢子なら本当に日常で有り得そうな会話内容だ。
>>688 >「ばーか、子供なんて皆可愛いもんだろ。」
このセリフいいねー・・・幽助は子供好きっぽいね
文句言いつつも面倒見良さそう
>>690-692 レスありがとさん。
幽助と螢子のこんな感じの関係が自分は好きなんだ。
幽×螢で書いてくれる職人さん、また現れんかな。
どなたか、コエンマ×ぼたんを…
>>648 スルーされてるのに亀レスだけど……。
なんというか、この板にあるような二次元への猟奇嗜好と
御手洗、仙水が見た光景を同一線上に置くのはちょっと違うと思う。
仙水も御手洗も大好きだけど猟奇モノも大好きなので、
彼らを引き合いに出して批判されるのは辛い…。
>>695 648だす。
猟奇モノはどうしても受け付けないけど、仙水も御手洗も大好きだ。
例に出したのは申し訳なかった。
697 :
名無しさん@ピンキー :
2007/04/18(水) 08:57:45 ID:BM5T1MfS あがっとくべき