アークザラッドシリーズでエロパロ

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1名無しさん@ピンキー
初代スレが落ちてしまいましたが、要望が多いようなので立てました。
テンプレ、誰か作ってクレヨン。

小説保管庫
http://www.isoleucine.com/cgi/bbs/bbs3/
2名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 15:08:43 ID:YWcNzobi
ククルスレからきました
>>1
GJ
3名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 16:18:02 ID:iygLLa0O
1乙
4名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 16:59:47 ID:zjMWQYUJ
前スレ
【ARC】アークザラッド総合【純愛・鬼畜等】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1100356822/
5名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 17:56:48 ID:iygLLa0O
4もGJ
6名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 11:27:59 ID:RTETnjXn
で、エロパロをかいてくれる絵師や字書きはまだなのか。
7名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 13:32:46 ID:s+5iLOjm
過去ログ、リーザ絡みが大半なんだな
俺も書くとしたらエルク×リーザしか浮かばんけど
8名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 17:48:26 ID:RTETnjXn
リーザはオナペットになるために存在しているからな。
俺はリーザは守備範囲外なのでちょこちゃんかククルかシェリルのエロが見たいな。
神の降臨を待つか・・・。
9名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 22:47:20 ID:4bMR0GlE
過去ログのリーザ×シャンテいいな。シャンテの乱れっぷりに燃えた。
エルシャンの異色カップリングもかなり萌えた。
公式以外のカップリングが好きな変態は俺だけでい…くない。同志が欲しい…
10名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 14:06:49 ID:U1g1ms0J
エロをくれる職人はまだか!
このままでは再び落ちてしまうぞ・・・
全アークスレにアドレス貼りまくるか?
11名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 14:46:28 ID:4fbDGjE7
今こそククル陵辱もの希望
アンデル(だっけ)に捕まってみっちりかアークデーモンに変な魔法かけられるのがイイ

>>9
マイナーものは発見する楽しみがあるよね
他人の読みたい
12名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 15:01:41 ID:GBVuEuyJ
俺のストライクゾーンの広さは異常
シャンテもシャロンもカトレアもばっちこい

アーク3のデンジャードームでシェリルタンがグダン一味の銃で動けなくなったところを・・・ってのは妄想したことがある
13名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 00:42:33 ID:zh9WTgWo
過去ログの神々はこのスレ見てるんだろうか。
ルシェリ派だったけどアレシェリ小説にはヤバイくらい萌えた。
14名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 16:16:29 ID:EnWsx167
この際カップリングじゃなくてもいいです。
単体エロでもいいので、誰かこの乾いたスレに潤いを。
15:2006/09/22(金) 22:26:57 ID:4MnhtAI7
トッシュウのホモエロでもいいです。
16名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 01:13:14 ID:4+Wwx7dk
そういや単発エロってどんなものの事を指すんだろう
17名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 08:58:26 ID:WCachO1F
オナヌーとか、女の子一人しか居ないエロ絵とか?
それとも職人に書き逃げOKと伝えているんだろうか。
18名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 12:34:49 ID:yQ11oWWx
何でもいいからエロいのキボン。
19名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 15:28:43 ID:O4T/Oc2R
童貞エルクがヤゴス島でリーザと初めてのセックスに溺れちゃうSSキボン
20名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 18:04:55 ID:NNU5tk8+
淫乱アンリエッタがアレクの童貞を奪うSS希望
21名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 19:05:42 ID:yQ11oWWx
>>20
それいいな。
22名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:01:46 ID:NCBwBppf
騙しリンクや広告の少ない優良アダルトサイトリンク集
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/frontire1017
23名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 08:49:11 ID:tTPiWUXp
290までだけど生ログが見れる前スレ
http://2ch.dumper.jp/0004907169/
まとめに載ってない作品以外だと、シュウシャン、シュウちょこ、アレアン、トシュサニなど
24名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 03:57:41 ID:7dWCmJAR
保守
25名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 00:52:34 ID:MglrBUlA
ここはホモはありですか?
26名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 08:29:27 ID:51LptVNv
百合でもウホでも何でもいいです
27名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 16:14:54 ID:SBaCjZOx
えー
28名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 18:01:08 ID:MglrBUlA
>>27
二次創作は百合もウホも標準装備だぉ
名前欄に百合ウホ注意と書いておけば問題無いぉ








たぶん。
29名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 20:51:37 ID:HoD1tWHV
ウホと聞くと、砂漠の街を思い出します。
何故か。
30名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 23:41:27 ID:Bk86FPmD
砂漠の街でウホッな話を連想した。
31名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 12:41:21 ID:qO1bT8Lq
アークザラッドでウホッはいっぱいあるけど百合なんて見たこともないんだが。
女キャラが少ないせいかな。
32名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 15:52:08 ID:tnTEvklO
一度リーザ総受けの同人誌を見たことがある
エルクはもちろん、アーク、トッシュ、シュウ達がリーザにアタックしまくってて
最後のオチがククル×リーザで終わってた
リーザがトッシュに押し倒されたりしてて微妙にエロかった気がする
絵柄が古いし、キレイどころのキャラしか出てこなくてあまり面白くなかったけど
33名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 21:09:13 ID:8xxJ2Na2
>>23
一番オイシイ部分だな。シュウシャンなんか非常に大人で旨かった
でも何でこの辺保管庫に載っけてないんだろ
34名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 14:06:25 ID:+QKvB2Oo
職人待ちage
35名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 12:59:24 ID:IrHelAxx
保守
36名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 20:09:45 ID:/n0KSpOV
もうSS職人も絵師も居ないのだろうか…
スレ活性のためと思って誰か作品うpしてくれ
37名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 22:03:52 ID:TI4SVqFm
おお、アークスレあったんだ。
ゲームも好きだったけど、西川先生のマンガも神だった。
そのうちシュウシャンでも書きに来ます。
そのうちそのうち…
38名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 10:33:29 ID:/FpJkYHn
リーザって大人しめに描写されることが多いが、
最初登場した時はモンスター従えるばかりかナイフ投げで戦うえらく逞しいお嬢だったな。
マンガでナイフ投げやってるリーザは流石に見たことないが。
39名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 16:24:56 ID:N3Dj1Hqg
リーザ=女王様
40名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 09:16:46 ID:m+hujXxJ
やべぇ
角煮ですげぇもんうPされてるwwwww
41名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 19:12:18 ID:tZ3r6JUe
>>40
なまじエロアニメよりすげぇwwww
というかエロアニメwwwwwwwww
42名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 19:49:52 ID:kGjDqznz
え、何?どこにあるの?
教えてくれ〜
43名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 06:48:29 ID:/vltsRek
期待してたらやっぱりアレだった
44名無しさん@ピンキー:2006/10/12(木) 09:50:50 ID:hVSbqVeq
なんだなんだ、なんの話だ?
45名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 21:53:51 ID:6VtMdCEm
釣りじゃないか?
46名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 13:20:53 ID:PLVXnUAY
保守age
47名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 02:36:38 ID:GlFEYFHe
おっぱい
48名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 04:02:45 ID:M+yPG0r1
>>42
角煮
49名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 22:01:29 ID:pEnsdBNn
かくに?
50名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 22:44:27 ID:4Rq4+me8
トッシュ×シェリルとかダメかい
そうですかぃ
51名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 10:39:34 ID:mCvxppTe
むしろいい。
52名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 01:16:32 ID:AnZo0mg0
トッシュ×サニアが読みたい!
過去のでも良いので誰かお願いします…m(_ _)m
53名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 02:45:36 ID:aXy0cTiJ
>>52
過去ログでもいいなら、>>23>>265-269がそう
54名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 03:37:22 ID:9Z/8hLvT
>>50
誘い受けはヤメレと何度言ったら(ry
でも興味はある
55名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 06:34:55 ID:q+2HXvN3
ミ・д・ミ <とっしゅとっしゅ!
56名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 16:49:05 ID:kQ5iiybk
ヴェルハルト×マーシアって需要ありますか?
57名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 18:33:26 ID:cudGpbk8
ちょこがいい。
58名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 19:42:33 ID:ZJSQTww2
ホモがいい。
59名無しさん@ピンキー:2006/10/25(水) 22:44:22 ID:TqPv4F5x
>>53
ありがとうございます!無事トッサニ読む事が出来ました!!
ひさしぶりに萌えたなー。
アークサイトが減った今、更にマイナーカプだと萌えを供給するのが大変…。
60名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 12:21:05 ID:P56wD0JR
ノマカプはアーククとエルリーくらいしかないからなあ。
しかもアーククのファン層は女性ばかり、エルリーは厨房ばかりでなかなか楽しめない。
61名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 17:31:02 ID:9Hk6/fH8
アークク = 少女漫画層
エルリー = ボンボン・コロコロ層
62名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 18:06:30 ID:kvOaAQ/O
エルクがモロwついでにシュウもww
シャンテとかはアダルティなだけにより一層(ry
63名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 23:12:35 ID:l04Ainww
>>62
64名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 23:16:45 ID:xiq0nOk9
>>56
初代スレに未完のSSあったな…。
65名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 15:41:36 ID:VyIpZQ4s
誰かククルとリーザがおっぱいで俺のちんこをしごいてくれる話を書いてくれ
66名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 08:38:30 ID:IZPTCDy7
おっぱいもみもみ
67名無しさん@ピンキー:2006/11/01(水) 23:59:01 ID:17Gp8UXp
年表↓
68名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 19:46:39 ID:dUoQbnG8
年表とかほざいてるバカ↑
69名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 13:24:31 ID:/MXh/BFk
おっぱいかおまんこの話があればこの際年表でもかまわない。
70名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 13:33:53 ID:T2fVTZd7
巨乳→シャンテ、リーザ、マーシア
美乳→ククル、アンリエッタ、ポーレット、カトレア、デルマ
貧乳→サニア、シェリル、ちょこ、ベベドア
美巨乳→覚醒ちょこ
71名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 14:39:39 ID:/MXh/BFk
名器→覚醒ちょこ、ククル、シェリルたん、デルマ
ヤリマン→リーザ、カトレア、アンリエッタ、リリア
普通→マーシア、フィニア、ポーレット、眼鏡の研究者のお姉さん
ロリマン→ちょこ、ベベドア
ガバマン→シャンテ
グロマン→サニア


下半身を鍛えてそうな順に並べてみた。
72名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 17:17:39 ID:t67ORz1O
年表とかほざいてるバカ↑ とか書いてる>>68
73名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 17:27:02 ID:t67ORz1O
つま
74名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 19:55:51 ID:y36yWMnl
らん
75名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 16:10:12 ID:LjMRcLTd
カップルとかつまらんから
単独でエロい目に会うリーザとかきぼん
76名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 01:11:03 ID:a47cO3H/
リーザなんかイラネ
ちょこたんキボン
77名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 18:29:47 ID:fk8iLN1P
ちょこうざい
78名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 18:57:24 ID:a47cO3H/
リーザ厨ウザい
79名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 20:07:19 ID:fk8iLN1P
ちょこうざい
訳してちょこざいなって言いたかっただけ
80名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 00:36:53 ID:FjY5/Xcn
つまんない
その上苦しい
81名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 00:42:52 ID:T23+/RgM
ちょこの番だよ!
82名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 17:37:12 ID:T23+/RgM
だいたいちょこ以外が好きなんて趣味悪い
83名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 02:50:09 ID:AQ/diyGh
マッタクダ
84名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 06:01:23 ID:qTqhmQ0J
ここもう誰もいないん?
85名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 12:53:11 ID:PZ2aRCZd
二人だけだな
86名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 19:54:28 ID:DSdNFs/h
おれもいるおー
87名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 20:11:37 ID:6rIefkgH
ここでヤグン×サニア
とか言ってみる
88名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 22:55:00 ID:v2Z4zeas
88get
89名無しさん@ピンキー:2006/11/17(金) 23:17:36 ID:eiSTvnYf
保管庫のリーザ陵辱の続きを・・・
90名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 02:43:43 ID:g5dK0/0+
>>87
そういや陵辱成分少ないね
91名無しさん@ピンキー:2006/11/19(日) 16:20:37 ID:/hOY3u6s
>>50のせいでトッシュ×シェリルに萌えてきた・・・
92名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 09:45:27 ID:XJPTgxQ0
(いけない…!ガチムチ兄貴オッスオッスって叫んだことを知られたら…!)
93名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 14:43:13 ID:XzGx+cM4
歳を重ねる毎に厨なくらいの平和な話を好むようになった
94名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 20:11:56 ID:1b7kMdi/
フーソ
95名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 14:25:19 ID:9X4Vn410
トッシュ×サニアかヴェルハルト×マーシアだったらどっちがいいですか?
96名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 14:31:34 ID:rM4ClTtn
>>95
書いてくれるのか?
どっちでも大歓迎だけどマーシアに激しく萌えるのでヴェルマーに一票。
97名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 14:35:29 ID:Z8g/bnfM
どっから博士が出てきたw
98名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 14:40:19 ID:rM4ClTtn
ヴィルマー違うw
99名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 19:46:13 ID:ovRhbKeG
ツンデレ二人萌えなんで
トシュサニ!
100名無しさん@ピンキー:2006/12/03(日) 20:48:23 ID:disqjknb
100get
101名無しさん@ピンキー:2006/12/06(水) 15:46:19 ID:/pVQ6HHE
リーザのパイパイつっつかせてくれんかのう
102名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 02:40:38 ID:51BLebf+
ゴーゲンが何を言っても全然エロくないのは何故だろう

唯一色のある台詞はいてるのに
103名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 16:01:36 ID:52f7D0PO
色のある台詞ってどんなん言ってたっけ?
104名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 20:26:06 ID:CWsmMkFP
トシュサニでお願いしますー!
105名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 00:06:07 ID:7Y/lQbxX
くねくねプリンはおいしいみたいなことを言ってたような。
106名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 04:00:48 ID:YrUpBzi7
アーク2やってて、ぼんやりこいつら実は好きあってるなと思ったのはなんでかな
そういうエピソードってあったっけ?

トシュサニキボウ
107名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 10:56:18 ID:s0B/bkDK
海底油田に乗り込む際の口喧嘩でサニアがトッシュを負かしてたのは覚えてる。
つうかヴェルハルト×マーシア萌えは俺だけか・・・こいつら3で一番萌えた。
108名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 13:50:47 ID:JUWSBgyq
イーガとサニアもそれっぽいのあった気がするよ。
エルクとリーザ、アークとククル、シュウとシャンテ、グルガとシャンテ、
ヴェルハルトとマーシア、ルッツとシェリル、アレクとクララ、アレクとアンリエッタ
ありそうなのはこれくらいか?
アレクとシェリルとかトッシュとシェリルとかも好きだがね
109名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 11:20:15 ID:TAM/Lr9D
サニアはエルクにもポコにも突っ掛かってた気がする
CPがトッシュばっかなのはなんでだろ
110名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 03:10:39 ID:2npcy/B1
というか特定の場所でのグループ分けが
三角関係と思わせるように仕向けてるっぽいよね>シャンテやサニアの周辺
ケリつけないでおいて論争でも始めさせようとしてたのか

特にシャンテの方なんかは一時的にシュウと離れ離れになる時とか
グルガとのすげえ大人っぽい会話とか
別な形でもいいからどんな風に収拾つけるのか見てみたかった
111名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 03:52:36 ID:OzW+rLmN
確かにサブキャラ同士の動きが中途半端な感もあったな
でもなんでも愛に発展するんじゃなくて
仲間としての絆が生まれたって見れば納得できるかも。
112名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 14:47:00 ID:HvhO+wSC
漫画だとグルガが出ないに等しい状態だったからか
シュウ×シャンテでかたまってたな

漫画(西川)のサニアの体がえろすぐる
113名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 16:43:41 ID:RWAzLN6G
青年誌でエロ漫画に等しいやつ描いてたっけな、今。
リーザがやたらしおらしかったのはアレだが……
基本装備が鞭で初期装備が投げナイフ、言動も結構お転婆だったよーな、あの娘。
114名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 16:49:34 ID:qyGCL28u
漫画版は総じて女性キャラえろすぐるだろ。
リーザでさえB80後半に見えるし
シャンテは服に収まりきってない
115名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 21:37:49 ID:JjR5CEk9
光の精霊も女体化されていたしな
116名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 22:06:35 ID:MtuXeJBk
初めて見たとき恵みの精霊かとオモタ>西川光の精霊
漫画版のアークは恵みの精霊まで呼び出せちゃうのか!と一人で感動していた
117名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 03:58:02 ID:z8lFsM1S
いちばんエロかったのはジ…いやなんでもない
118名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 21:46:01 ID:JCfyJOKa
アニメ版のシャンテのベッドの相手はシュウだったの?
119名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 21:53:49 ID:cn81o2nI
どう考えてもそうだろ。
あの頃から知り合いとか摸造だが
120名無しさん@ピンキー:2006/12/13(水) 22:21:48 ID:iB6XMfkj
捏造とちゃうんかと(ry
121名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 17:04:04 ID:0cUi1DQw
過疎
122名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 18:48:03 ID:fRrDQjBE
職人様降臨希望
この過疎っぷりならよっぽど変なのじゃない限り歓迎されるだろうな
123名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 21:54:20 ID:VB0d7arv
123get
124名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 06:41:16 ID:N1Wkc/Hb
シェリル萌え保守
125名無しさん@ピンキー:2006/12/29(金) 08:34:37 ID:jgIitywz
ルツシェリ見てみたい…と言ってみる
126名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 21:38:38 ID:uQcVrDv5
「ちょっくら待ってな。子分共に送らせるからよ」
「気遣いありがとう。でも一人で帰れるよ」
「何言ってやがる。わけえ女一人に夜道歩かせられるかってんだ」
「へえ、女扱いしてくれるんだ」
「そりゃあな。お前なかなかの原石だと思うぜ。なんなら俺が磨いてやろうか?」
「……撃つよ」

テスタに来てたシェリルとセクハラトッシュ。エロくなくてスマソ
127名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 13:16:51 ID:ncB6RY2v
トッシュもロリコンだったのか
128名無しさん@ピンキー:2007/01/09(火) 23:28:09 ID:9EE/tLHi
じゃあ1ではククルでシコってたんですね。
129名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 09:47:48 ID:ub+XDPmG
仲間でシコるトッシュなんて嫌過ぎる。
130名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 01:56:03 ID:+l0xc0RK
トッシュシャンテ
131名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 05:39:22 ID:MFWULvUi
aaa
132名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 11:31:52 ID:CzVLr0ql
誰もいないな
よし、馬鹿なものを投下するなら今の内だ!!
133名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 11:41:47 ID:CzVLr0ql
あったら嫌なリーザの性格


ギャアギャアッ


「きゃっ!?」
「リーザ!!」
「まずいな、壁に追い詰められたようだ」
「来ないで!!」
「シャンテ、サニア、魔法は?」
「ダメ、ここからじゃ届かないわ」
「私も無理だわ…」
「俺もシュウもMP切れだ…」


グアッグアッ


「来ないでー!!」
「リーザァァァ!!」


シュッ―――スパッ


「…え?」


グギャアアアァァァァ!!


それは一瞬の出来事だった
まばたきする暇もなくモンスターが一瞬でバラバラになったからだ
134名無しさん@ピンキー:2007/01/27(土) 12:00:26 ID:CzVLr0ql
「な…何が起こったんだ? …そうだ、リーザは!?」
「あ〜あ、だから来ないでって言ったのに」
「え?」

リーザのナイフにはモンスターの血が付着していた
リーザは持っていた水筒の水で血を軽く洗い流す

「大丈夫か、リーザ?」
「ええ、わたしは大丈夫よ、エルク」
「!! リーザ、その目は…」

何とリーザの目は茶色ではなく青色になっていた

「ああ、これ? コンタクトが落ちたみたいね
 あ、あったわ」

リーザは拾ったコンタクトレンズをケースに仕舞った後、もう1つのケースからレンズを取り出して目の中に入れた
するとリーザの目は普段の茶色に戻っていた

「ごめんなさい、迷惑をかけたみたいで
 さあ、行きましょう」
「……」
「何だったのかしら?」
「…あれは、直○の○眼
 実物を見るのは初めてだわ」
「どういうことだ、サニア?」
「すべての物には生まれながらにして死を内包しているの
 直○の○眼は、そういった死の点や線が見えるのよ
 いわば、死神の目というものだけど、ごくまれに人間も持っているのよ」
「リーザがその目を…」
「ホルンの魔女伝説…まんざらではなさそうね」
「……」
「どうしたんですか? 早く行きましょう」
「あ、ああ…」

フォーレスのホルンには魔女が生まれるという伝説がある
魔女は何食わぬ顔で近付いてくる
135名無しさん@ピンキー:2007/01/28(日) 02:13:53 ID:EanZcBYZ
ワロスwwww
136名無しさん@ピンキー:2007/01/29(月) 01:01:22 ID:FXxQ3Wca
元ネタわかんない上にエロ無いけどワロタからゆるす
137名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 06:06:47 ID:FaQbi2Ep
いいね
138名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 01:48:00 ID:eIXXKE/+
ぬるぼ
139名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 01:07:18 ID:QiEUZyU7
kukuru
140名無しさん@ピンキー:2007/02/17(土) 16:10:06 ID:NXuc4BZv
そして誰もいなくなった・・・
141名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 21:27:09 ID:CLtzH2Xr
マーシアたんはマダー?(AA略
142名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 09:17:01 ID:5epFviGb
俺だけ?
143名無しさん@ピンキー:2007/02/25(日) 15:50:22 ID:/v3JuLQj
保守
144名無しさん@ピンキー:2007/02/26(月) 19:41:29 ID:YkGpuF5D
ククルの着物の帯で生娘駒回しがしたい。
145名無しさん@ピンキー:2007/03/05(月) 22:18:10 ID:m9yNRXS+
ずいぶん命懸けの駒回しですね。
あの帯を解くのはアークですら難しそうですよ。
146名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 00:53:28 ID:retcjcl7
ひょいひょい避けそうだ
147名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 03:03:00 ID:n3cR2rEA
保守
148名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 16:45:34 ID:4T0DQsSo
あっさりしたの書こうとしたらなんか甘くなったんだ
でもってエロ無しなんだ
そんなルッツ×シェリル投下していい…かな?
149名無しさん@ピンキー:2007/03/13(火) 20:06:39 ID:vQu5wJ/B
問題ない
150ルシェリ 0:2007/03/13(火) 20:27:21 ID:4T0DQsSo
では投下させていただきますね
アーク3、ルッツ×シェリルでエロ無しです
151ルシェリ 1:2007/03/13(火) 20:29:33 ID:4T0DQsSo
今日も今日とて、オレ達はハンター稼業に精を出していた。
今日は手配モンスターの退治。
そんな目立たない仕事より、もっとガンガン依頼を受けりゃいいのにと思ったけど、
どうもアレクのやつ、ハンターになったばかりの時にハンター・ジェイに言われた事が今も忘れられないらしい。
まあ、アレクがお人良しなのもわかってるし、そういうところは嫌いじゃない。
ただ…な。


「ルッツさん、あぶない!」
「どひゃっ」

テオの声に、モンスターが目の前まで迫っているのに気付いてあわてて避ける。
今までオレの立っていたあたりに、相手の剣が通る。
距離を取ってから苦し紛れにナイフを投げたが、見事にはじかれる。
この手配モンスターは他と一味違うみたいで、かなり強い。
百戦錬磨のオレ達も、長期戦を強いられていた。
もう皆疲れが出ている。

「アレク…ここは一旦」
「なにボサッとしてんの!」
152ルシェリ 2:2007/03/13(火) 20:34:05 ID:4T0DQsSo
アレクに声をかけようとしたら、銃に弾を込めたシェリルが走り出した。

「バ……」

一人で突っ込むのは危険すぎる。
なのに引き止める間もなかった。
構えた銃を剣で弾かれ、そして剣撃を避けた拍子に、バランスを崩して倒れた。
モンスターが剣を振り上げる。
尻餅をついたまま、逃げようと身をよじるシェリルが見える。
危ない。
全てがスローモーションになったように感じた。
考えるより先に体が動いた。
オレはモンスターとシェリルの間に飛込んで――

「がっ…!」

瞬間、鋭い痛みを腹に感じ、オレはその場に倒れた。
痛え。声が出ない。

「ルッツ!」

アレクが駆け寄ってくるのが見えた。
痛みで頭が朦朧とする。
腹に手を当てると、生暖かいものが流れてるのがわかった。

「ナイトレイド!」

虚をつかれた敵がシェリルとアレクの攻撃にあって倒れるのを見ながら、オレの意識はどんどん薄れていった。
…ああ、こりゃ死んだかな…
153ルシェリ 3:2007/03/13(火) 20:38:19 ID:4T0DQsSo
………………



誰かが、泣いてる。

アレクやヴェルハルトはあんなに大泣きしないだろうし…テオか?
いや、あれは女の声だ。
マーシア……かな?




「ルッツ!――ツ!起き―よ――カ!」
「大―夫――、―――」「――リルも休―なきゃ―――…」

周りがうるさいなあ…


オレはそう思い、目を開けた。

「………」

そこは、オレ達が泊まってた宿の一室だった。
よかった、死んでない。
息を吐くと、同時に腹がズキズキと痛んだ。
軽いうめき声が出る。
見ると、上半身の服は脱がされていて、包帯が巻いてあった。
誰かがキュアをかけてくれたらしかったが、完全には治せなかったみたいだ。

そうだ、確かオレはシェリルをかばって…
そういえば皆はどこに行ったんだ?
首だけ動かして周りを見ると…いた。

「…シェリル?」

オレの寝ているベッドに突っ伏して眠っている。
全身傷だらけで、あの戦いそのままの姿で。
そして、だ。
瞼が赤く腫れている。
泣いてた?
こいつが?

オレは痛みをこらえてなんとか起き上がった。

「おーい、シェリルー」

シェリルをつつく。
シェリルはゆっくり顔を上げて、髪の毛を払って…
そしてすごい勢いで立ち上がった。
154ルシェリ4:2007/03/13(火) 20:40:16 ID:4T0DQsSo
オレは片手を上げて言う。

「よお」
「……私、寝てた?」
「そりゃもうぐっすり」

シェリルは口をぱくぱくしていた。顔が真っ赤だ。なんか可愛いな。
そこまで思ってオレは首を振る。何考えてるんだオレ。相手はシェリルだぞおい!
シェリルはというと、こっちを見て黙っている。目がうるんでるように見えるのは…気のせいだよな。

「皆は?」
「疲れたみたいで、寝てる。」
「そっか」

窓をみれば、もう夕日が沈みかけていた。
西日が眩しい。
何でお前一人がここにいるんだ、とか
大丈夫か、とか
モンスターはどうした、とか
何を言おうか考えていると

「…バッカじゃないの?!」

いきなり怒鳴られた。
まあこいつの事だからおとなしくありがたがるとは思えない。
その態度にオレはなんとなく安心する。
礼なんて言われたら、逆に不気味だ。

「ああ、大丈夫そうだな。このルッツさまのお陰だなー。感謝しろよ」

頼んでない、とか
だからどうした、とか。
そういう返事が来ると思ってたのだが。

「それより!アンタが死ぬかもしれなかったんだよ!わかってんの?」

オレは一瞬固まってた。

「心配してくれたってワケ?」

茶化すように言った
155ルシェリ 5:2007/03/13(火) 20:44:22 ID:4T0DQsSo
だが、次の返事はやっぱり予想外だった。

「したに決まってるでしょ!」

オレは二の句が次げない。なんでコイツはこんなに素直なんだ?
そしてはたと気付く。
コイツってギスレム育ちだよな。
…人に身を呈してかばわれる、なんて経験なかったんだな。

「…アタシなんて放っとけばいいのに、何でアンタが…!何で助けたりするのよ!」

…そういえば何でだっけ。
こんな憎まれ口しか叩かない可愛げない女を、オレはなんで助けたんだろう。
仲間だから?
そうだと思う一方、違うとも思う。
シェリルに視線を戻すと、今度はオレに背中を向けていた
その背中が小刻みに震えている。

「なんで泣くんだよ」
「泣いてない」
「嘘つけ。じゃあこっち向けよ」

渋々こっちを向いたシェリルは、目が真っ赤だった。
…まただ。
また可愛いなんて思ってしまった。

「…泣いてるじゃん」
「うるさい。」

ぴしゃりと言われ、それ以上からかうのも躊躇われて、とりあえず黙っていた。

「さっきも聞いたけど」

シェリルが静かに言った。

「なんで助けたの?」

仲間だから、いや違う。
それより、もっと…
頭がぐらりとした。

「好きだから」
「……は?」

気付けばそういっていた。
すっとんきょうな声が上がる。
156ルシェリ 6:2007/03/13(火) 20:47:52 ID:4T0DQsSo
「お前が好きだから」

繰り返した。
ああ言っちまった。そうだよ好きだよ。
もうどうとでもなれ。
呆然とオレを見ながらシェリルが一言。

「…バカじゃないの?」
「そう言うと思ったよ」

シェリルはオレに背を向けると、ドアを乱暴に開けた。
オレはその背中に話しかける。

「返事」

シェリルが立ち止まる。

「まだ聞いてない」

まあさっきの返事からして決まってるけどさ。
シェリルは振りかえって言う。

「悪いけど」

やっぱりな。
オレは苦笑した。しかしだ。

「……アタシも」

幻聴かと思った。

「アー…今何て?……『も?』」

シェリルは顔を赤くするだけで答えない。
ああ、やっぱり可愛いな。こういう顔もできるじゃん。

「バカ」

シェリルはそう言い残すと、部屋を出ていってしまった。
しばらくぼーっとしてると、入れ替わるみたいにしてアレクが入っ
157ルシェリ 7:2007/03/13(火) 20:50:51 ID:4T0DQsSo
アレクが入ってきた。

「ルッツ…よかった」「オレ様がそう簡単にくたばるかよ。それよりどこにいたんだ?シェリルと二人きりで気まずいったらなかったぜ」

実際そうでもなかったが。

「テオとヴェルハルトの部屋で寝ちゃっててさ…今シェリルに起こされて。あれ、もしかしてシェリルはここにいたのか?」

オレがうなずくと、アレクは少し笑った。

「何がおかしいんだよ」
「いやー…意外だなって。」

アレクはそういうと、オレが倒れたときもシェリルが一番心配してたようだったと教えてくれた。
オレは一気にさっきまでのやりとりを思いだし、ベッドに突っ伏した。

「ルッツ?」
「…悪いけど、やっぱ痛いし寝る」

痛いから、というのは嘘だ。
オレは恥ずかしさとか色々混ざった、かなり幸せな気分で眠りについた。
…次どんな顔して会えばいいか考えながら。
158ルシェリ 終わり:2007/03/13(火) 20:52:42 ID:4T0DQsSo
以上。
途中変なところで切れたり無駄に長かったりしてごめんなさい
159名無しさん@ピンキー:2007/03/14(水) 05:50:56 ID:rwdOAcJ9
乙。正直萌えた。
本編に隠しであってもいいようなノリもいい感じ。
160名無しさん@ピンキー:2007/03/16(金) 01:28:37 ID:qydL4Pbq
萌えた
161名無しさん@ピンキー:2007/03/17(土) 01:10:39 ID:fLzB4uLj
>>158
久々の投下キター!!
この2人大好きだ
162名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 19:16:50 ID:CDl23+3j
落ちる!!
163シェリル 0:2007/03/22(木) 00:55:40 ID:/AY/fzZN
シェリル話投下します。
前半は不特定、後半はルッシェリになる予定です
164シェリル 1:2007/03/22(木) 00:57:08 ID:/AY/fzZN
ほこりっぽい部屋で目を覚ました。
目に入るのは冷たいコンクリートの天井。
自分の家だとわかっているが、落ち着くはずのその場所は他人の家のように感じられた。

長い旅は終わった。
私たちは復活した闇黒の支配者を倒して、世界を救った。
そして、私はまた一人になった。

ここには誰もいない。
寂しい。
…寂しい?
父がいなくなってからアレク達に会うまで、ずっと一人で生きてきたのに、今更?
そう思ったけど、やはり仲間達がたまらなく懐かしい。
アレクは今もハンターを続けてるんだろうか。テオは元気かな。
マーシアは、ヴェルハルトは何をしてるだろう。
そして、あのお調子者は――
心臓がとくんと脈打つ。
バカで無鉄砲で、いつも小さな子供みたいにはしゃいでいて。
私の目にルッツの明るい笑顔が浮かぶ。

でも。
どうせ違う世界の人間なんだから。
165シェリル 2:2007/03/22(木) 01:00:28 ID:/AY/fzZN
私は頭を振ると、身支度を整えて部屋を飛び出した。
今日も働いて、生計を立てなければならない。

私はハンターじゃないし、ハンターの仕事をしてお金を稼ぐことはできない。
そして、多少治安が良くなってはいるものの、このギスレムにはあまり仕事はない。
デンジャードームも治安の向上と共に潰されてしまった。
こればかりはギルドを恨みたくなる。
が、恨もうが怒ろうが、ともかく今はクズ鉄を拾って売るくらいしかできないのだ。
とは言っても、最近はそのクズ鉄もなかなか売れないし、取り尽したせいか売れるようなものがない。
今日もめぼしいものがなく、私はゴミの中で頭をかいた。
生活はかなり切迫している。
もう蓄えはなくなり、今日食べるものがない。
ダリオにでも泣き付けば貸してはくれるのだろうが、それはしたくなかった。
返せる宛もないのだ。
仕方ない。

私は覚悟を決めると、ギスレムの、より寂れた街角に立った。

売る女がいて、買う男がいる。この街はこういう街だ。そしてその中でもこの通りはそれが盛んな場所。
久しくここには立っていなかったが、抵抗はなかった。生き抜くためなのだから。
私はそうして生きてきた。

「幾らだ?」

すぐ
166シェリル 3:2007/03/22(木) 01:02:19 ID:/AY/fzZN
すぐに声がかけられた。
顔を上げると、身なりはそれなりの中年の男が立っていた。
――運がいい。

「私は高いよ」

若干高めの金額を提示する。だが男は破顔した。

「それでいいのか」

肩を抱かれる。
私はもたれていた壁から離れて尋ねる。

「どこにするの?宿?」
「宿、か、うーん…」

知り合いでもいるのだろうか。身なりからしてこの街の人間ではなさそうだし。

「家、近くだけど」

家に誘うと、男は了承した。

――今日はつくづく運がいい。
167名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 01:06:33 ID:/AY/fzZN
とりあえずここまで。
次回エロが少し入ります。
168名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 04:20:26 ID:vNhh5n29
シェ、シェリルたんが!
169名無しさん@ピンキー:2007/03/22(木) 12:09:59 ID:qGsWc1gq
そう言えば此処に投稿しようとしてたヴェルハルト・マーシア、途中だったなぁ。
・・・どうしようか?
170シェリル 4:2007/03/23(金) 03:02:14 ID:80lTBc+P
シェリル話の続き投下します。



「へえ、銃だらけだな」
「こんな街だからね。盗む気はない?」
「撃たれちゃかなわんからな。ないよ」

あたしは男を家に上げた。
それとなく良からぬ事をする気があるかどうか確かめる。
ここで聞くのは牽制の意味もある。
これだけの問答でも、よくよく注意すれば相手に害意があるかどうかはわかる。
長いギスレム暮らしの賜だ。
とりあえず害意がないのを見てとって、男を招き入れると
あたしはベッドに上がって服を脱ぐ。
さっさと済ませるに越した事はない。
こういう事をしていたって嫌なものは嫌だ。早く済むならその方がいい。
171シェリル 5:2007/03/23(金) 03:03:51 ID:80lTBc+P
「ね、早く」

誘うように言うと、男も服を脱いだ。
すぐさまベッドに上がって、あたしに覆い被さり、胸に吸い付く。
舌の感触に鳥肌が立ちそうになる。

「あっ…ん」

我慢して、艶っぽい声を上げてやる。
男はわざと音を立てて舐める。あたしはそれに反応してやる。
徐々にあたしの下半身が湿ってくるのがわかる。
自分の意思に反してこうなるのが、昔は不思議でならなかったが
今はただ便利だとしか思わない。
男の手が下半身に延びる。
嫌悪を感じることはもうない。あったことすらともすれば忘れそうになる。
男の指が中にはいって来る。
172シェリル 6:2007/03/23(金) 03:05:09 ID:80lTBc+P
「…欲しいなあ、ねえ、ちょうだい」

熱っぽい目を作って言う。
本当に欲しいわけではない。さっさと入れさせて、早く終わらせたいのだ。
少し色っぽく誘うと、拒否する男はなかなかいない。
どうせこんな奴ら、自分が気持ち良くなることくらいしか考えないのだどうせ愛撫もそこそこに入れるのだから、だったら早い方がいい。けども今日は、少し違っていた。

「えー、じゃあ」

男のモノが目の前に出される。

「舐めてくれたら、いいよ」

そうきたか…
正直これは好きじゃないが、できないわけじゃないし、求められれば仕方ない。
あたしはそれを口に含んだ。
唇で扱きながら、舌で丹念に舐める。
先からでる液を、擦り付けていくように。

「くっ、…すごい、な」

男が何か言うが、無視して、ひたすらそれを刺激する。

「……うっ」
173シェリル 7:2007/03/23(金) 03:06:15 ID:80lTBc+P
やがて口の中のそれはぶるりと震えて、熱いものを吐き出した。
私はそれを口に含んだまま、男の股間から顔を離す。
わざと男によく見える位置で、音を立てて飲み込んだ。
そして足を軽く開く。
あたしの思惑通り、すぐに入れてきた。

「…はっ、ん、…ああっ」

古くてボロのベッドが派手に軋む。

「んあっ……ふぅ、うん…」

わざとオーバーに声を上げる。
こうすれば早く終わるとわかってるから。
ただ早く済むように。
いつも考えるのはそれだけ。
快楽も何もなく、淡い嫌悪感と圧迫感を感じながら、私はただ耐えた。
174シェリル 8:2007/03/23(金) 03:07:49 ID:80lTBc+P
結局、あれで男は満足したようだ。男はゆうゆうと去っていった。
置いて行かれた金を見て、私はこれでしばらく困らないなと思う。
この金が尽きるまでに、日雇いでも探さなきゃ。
ふいに脳裏にルッツの顔が浮かんだ。
アタシは、さっきの男に抱かれてる間、思っていた。
…ルッツなら良かったのに。
我ながら、なんであんなヤツが好きになってしまったのかわからない。
理由はわからなくてもいい。とにかく今、無償にあの笑顔が、見たかった。
――アイツとアタシじゃ、住む世界が違うのに。
視界がぼやける。泣く資格も、好きな人に好きだと言える資格もアタシにはない。
それなのに。
アタシはベッドに大の字になって、大きく息を吐いた。
何をする気も起きない。

あたしなんて、このまま溶けて、消えてしまえればいいのに。
175名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 03:09:29 ID:80lTBc+P
まだ続きます。
けっこう長くなりそうな予感がしてきた…
気長に付き合ってもらえるとうれしいです
176名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 03:24:17 ID:coW8uVeW
>>169
ヴェルハルトとマーシアだって…!?
投下熱望!!
177名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 03:27:25 ID:coW8uVeW
途中送信してしまた

>>175
切ないシェリル可愛いよ!
シェリルとルッツの行方にwktk
178名無しさん@ピンキー:2007/03/23(金) 03:35:05 ID:F9Ou+q+r
(;´Д`)ハァハァ…
179名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 23:59:45 ID:OY3QKkyx
wktk
180名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 02:56:32 ID:ZwmAKSdI
遅くなりました。続き投下します。
181シェリル 9:2007/03/26(月) 02:57:38 ID:ZwmAKSdI
旅をやめてからはじめて体を売ったあの日から、もう一ヶ月が過ぎた。
あたしは毎日日雇いを探したけど、いくら世界を救ったとはいえ実体は単なる子供でしかない。
銃の腕前なら自信があるが、日雇い労働に必要な腕力には自信がなかった。
なので、なかなか仕事は見付からず、見付かってもその報酬はかなり安かった。
クズ鉄もいいものが出ないので、結果的にあの通りに何度も立つことになる。
あたしは、自分で言うのもなんだけど、見た目はそんなに悪くないと思う。
それに、若い。
だから客は割りとすぐにつくし、一度寝るだけでけっこうなお金を貰えた。
182シェリル 10:2007/03/26(月) 02:59:19 ID:ZwmAKSdI
最初は、あまりに客付きが良いので元々いた女達から白い目で見られもしたが、
ショバ代を要求するゴロツキを何度か倒してからは女からも受けがよくなった。
あたしはどんどん、元の暮らしに戻っていった。
仲間たちが恋しくなる日もあったが、それも次第に日常に埋もれていった。

そんな日が続いたある日、あたしは、今のあたしにとって不穏な噂を耳にした。
近々売春が取り締まられるようになるらしい。
噂ならいいが、町にハンターが増えはじめたこともあり、不安になる。

「そうなったら、どうやって生活すればいいのかねえ」
「ハンター共は生活の面倒なんて見てくれないのに」
183シェリル 11:2007/03/26(月) 03:03:25 ID:ZwmAKSdI
そのためか、女達もハンターを嫌う。
あたしは、彼女らがハンターの悪口を言う度にとても微妙な気分になる。
ハンターのしていることはもちろん立派だ。
世界に貢献していると思う。
けど、ならどうしてあたし達を助けてくれないのだろう。
ギスレムには、盗むか、身を売るかしないと生活できない者もいるのだ。
噂では、ハンターはただそれらを禁じてるだけに聞こえる。

ねえアレク。
あたしは、あんた達、ハンターを信じていいの…?
184シェリル 12:2007/03/26(月) 03:08:28 ID:ZwmAKSdI
またしばらく経ち、私はその噂は本当だったと、また間違いだったと知った。
いつも通りにあの通りに立っていたら、いきなりハンター達が女達を連れて行きはじめたのだ。
どうやら「保護」という形らしい。
最近、協会集落のあたりにできた施設に入れるようだ。
そこでは簡単な職業訓練をして、自活できる技術を与えてくれるらしい。
犯罪者にされないのには安心した。
でもあたしは捕まりたくはなかった。
たとえ一時的とはいえ、相手に膝を折るような、庇護を受けることはしたくなかったのだ。

だからあたしはハンターから逃げた。
しかしこれは街をあげての一斉作戦らしく、女達はどんどん捕まっていく。
あの通りの常連はリストアップされているようで、どこに逃げてもハンターは追い掛けてきた。
あたしも追い詰められた。
ゴミ捨て場に隠れ、気配を頼りに爆弾を投げ、銃で撃ちまくった。
しばらくそうして戦って、しつこく追ってきていたチームが退却したので、その隙に家に逃げ帰ろうと、ゴミ山から立ち上がった。
その時だ。

「――イ―――スト!」

はっきり聞こえなかったが、わかってしまった。
――アレクだ。
アレクが、この作戦に参加していた。
185シェリル 13:2007/03/26(月) 03:12:54 ID:ZwmAKSdI
認識した時には遅かった。
あたしの体は麻痺して、走り出すことができなかった。
ゴミ山に頭から突っ込む。
手足は微かに動くが、立ち上がるほどの力は入らなかった。
向こうから声が聞こえる。

「アレク、今のが最後の一人だよな?」
「ああ、赤毛の……報告があったのはこの人で最後のはずだ」

――ルッツだ。
――嫌だ。来ないで。

アレク一人でも十分困るのに、ルッツまでいる。
あたしの望みも虚しく、足音は近付いてくる。
ガレキを挟んだすぐ横に、二人がたっている。
ルッツに知られたら、嫌われてしまう。
――何を今更。

あたしとルッツじゃ、住む世界が違うんだ。
そんなこと、もうわかっていた。

――いい機会じゃないか。

全てがどうでもよくなったのと
ガレキを回りこんで二人があたしの姿を認めたのは、多分ほとんど同時。


……テオがいなくてよかったな
あ、こんな仕事にテオを連れてくるはずないか。
186シェリル 14:2007/03/26(月) 03:19:50 ID:ZwmAKSdI
「…久…々に会った、のに、酷…いね」
「シェリル…?」

痺れのせいで口がよく動かないのが間抜けだ。
けどそんなことは今は問題じゃない。
アレクの魂の抜けたような声。
ルッツの方は敢えて見ない。

「…どうして君が、あそこに」

倒れたあたしに目線を近付ける。

「赤毛って聞いてまさかとか思ったけど…何かの間違いだよな?」
「間違い…じゃ……ない」

ルッツがうるさく騒ぎだすと思ったが、何も言わない。それがかえって気味が悪かった。
けど、これでいいとも思う。
ルッツはあたしを軽蔑して、嫌うだろう。それでいい。
どんなに悲しくなるかと思ったが、ルッツへの想いも体が麻痺したと同時に氷ついたような気がして、
もうどうとも思わない。

「…シェリル、僕は君を連れて行かなきゃならない」

仕事だから、そういってアレクはそれを実行するだろう。
わかっている、そんなこと。
本当は嫌だし、もし動けるなら精一杯抵抗するだろう。
けど悔しいことに体が動かず、もう抵抗できない。
なんとか首を動かして頷いてやった。

「けど、嫌だ」

あたしは驚いた。
アレクが一度請けた仕事を、こうもきっぱり拒否するのは初めてだった。

「ルッツ、シェリルを家に」

あたしは何か怒鳴ろうとしたが、口から出たのはわけのわからない音だけだった。
麻痺が進んできて、少しは動いた口すらうまく動かなくなってきている。

「…いいのか?」
「いいんだ。後はこっちでなんとかする」
「わかったよ」

ルッツが承諾すると、アレクはあたしをルッツに背負わせた。すぐにルッツは駆け出す。
あたしは、泣くことも怒ることも、もう何もできなかった。
187名無しさん@ピンキー:2007/03/26(月) 03:22:09 ID:ZwmAKSdI
今回はここまで。
ぶつぶつ切って申し訳ない。
できれば次で終わらせたいなあ…


ブレインブラスト便利だよね。
188名無しさん@ピンキー:2007/03/27(火) 02:16:50 ID:ihzMfG4d
>>187
毎回GJです!
麻痺シェリルエロくてイイ!
続き楽しみにしてます(・∀・)
189名無しさん@ピンキー:2007/03/28(水) 20:23:59 ID:9OdRaQeH
ルッシェもヴェルマーもwktk
190名無しさん@ピンキー:2007/03/30(金) 01:52:34 ID:0LqMCVHS
wktk
投下待っております
191名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 14:12:01 ID:PlTs8I2L
ageage
192名無しさん@ピンキー:2007/04/01(日) 23:33:14 ID:E0WfZ86C
シェリル話の続き投下します。
思ったより長くなってしまいましたが、今回で終わりです。
193シェリル 15:2007/04/01(日) 23:34:23 ID:E0WfZ86C
ぼんやりと、いつもルッツが着ている緑の上着を見ながらあたしはルッツの背に揺られていた。
ハンターがどこにいるか把握済みらしく、明らかに人っ気のない路地を通っていく。
その甲斐あってか誰にも見られることはなかった。
ルッツは大分前に来たきりなのに、またかなり回り道をしているはずなのにも関わらず
迷うことも道を間違えることもなく、あたしの家についた。
カギは閉めていたが、ルッツは器用にあたしのポケットをさぐり、部屋の鍵を取り出す。
変なところで勘がいい。
あたしはもう指一本も動かすことができず、口もきけなかった。

ルッツは薄暗い部屋の奥、ボロのベッドに乱暴にあたしを下ろす。
ルッツは戸を細く開けて周りの様子を見、すぐにカギを閉めた。
そしてまたあたしを見る。
妙に冷静な表情で。
一体何を考えているのか、さっぱりわからない。
あたしは悪態をつきたかったが、口がひらかなかった。

そのまましばらくルッツは何か考えていた風だったが、やがてあたしに向けて手をかざした。
聞き取れないくらいの小声で呪文を唱える。
194シェリル 16:2007/04/01(日) 23:36:37 ID:E0WfZ86C
同時にあたしの体にスッと感覚が戻る。
もう口は動くはずだが、双方黙っていた。
あたしはなんとなく気まずくなり、目をそらす。

「まだ痺れてるか?」
「別に」

言って、起き上がる。
ベッドに座ってため息をついた。

「…もう最悪」

呟いてルッツを見ると、手近なイスに座り込んだところだった。

途端に沸々と怒りが沸いてきた。
人の気も知らないで、勝手に取り締まりなんかして。
あたしは明日から、どうやって生活すればいい。
――なんで今まで来なかったの。

よくわからない感情がないまぜになって、ぶつかり合い、なぜだか泣きたくなった。

「バカ!」

声を上げた。そうしないと涙が出てきそうだから。
あたしは泣いちゃいけない。

「一体なんなのよ、いきなり取り締まりなんてして、あたしは、そうよこうしなきゃ生きていけないんだから!」

自分でもさっぱりわけがわからない事を怒鳴る。
ルッツが目を丸くしている。
195シェリル 17:2007/04/01(日) 23:38:39 ID:E0WfZ86C
あたしはひたすら怒鳴った。口から声にして出さないと、目から涙になって出てきそうだから。

「もう訳わかんない。だいたいあんた、さっきから一体なんなの。久しぶりに会ったと思ったらいきなりこれだし、
 ここに来たらまたいきなり麻痺治してるし。

「そのまま放っておけばいいじゃない!帰りなさいよ!」
「おい…」
「アレクはどういうつもり?仕事ほっぽってあたしを逃がしてさ、一体なに?何がしたいのあんたたちは」
「シェリル」
「あたしがどんな気持ちで――」

自分の気持ち。

墓穴をほってしまった。
――まずい。
鼻の奥がツンとした。
止まれ止まれ、あたしはこいつの前で泣く資格なんて――

「お前さあ、さっきから思ってたんだけど…」

――やめて。

「何をそんなに堪えてるワケ?」

――やめてよ
――あたしは、本当は…

「…うっ」

もう耐えきれない。
196シェリル 18:2007/04/01(日) 23:41:03 ID:E0WfZ86C
あたしは両手で顔を覆った。

「…ふっ………う」

耐えきれなかった。そのまま声を殺して泣いた。
ルッツが立ち上がる気配がする。

――やっぱり帰るのか。

そう思ったが、違った。
横に座ると、いきなりあたしの手をとる。
両手が顔から引き剥がされ、塞いでた視界が開ける。

「なにすんの!」
「おーおーひどい顔。…泣く時はさあ」

ふっと今までみた事もないような優しい顔を見せる。

「声殺すなよ。息が詰まるぞ」

もう、ダメだった。
なんであんたはそんなにも前と同じなの。
あたしはこんなにも変わってしまったのに――。

あたしはルッツの服の裾を握り締めて、小さな子供みたいにわんわん泣いた。
ルッツはちょっと驚いたみたいだったけど、何も言わずにあたしの背中をさすってくれた。
197シェリル 19:2007/04/01(日) 23:43:03 ID:E0WfZ86C
「落ち着いたか?」
「うん…」

ひとしきり泣いて顔を上げると、なんだかすっきりした。
ルッツが横からあたしの顔をのぞきこむ。

「お前の泣き顔なんて初めて見るなあ〜。」
「うっ、うるさい!」
「まだ鼻水出てるぞ」

うう、最悪だ。
ルッツはというと、最初にガレキの中であたしを見つけた時と違い、緊張感のかけらもない。
けどそれが今はありがたかった。

けれど

「それよりさ、なんで泣いたりしたんだよ?」

何を合成してきたのか聞くような気楽な口調で、あたしにとっては恐ろしいことを聞く。
心臓を掴まれたような心地がした。
でもあたしはもう隠すのが辛く、意地を張るのも疲れた。
ここで決着がつけば、あたしも諦められる。

「言っても笑わない?」
「笑うかどうか、言ってみろよ」
「あたし、あんたが好き」

案外簡単に言えた。
あ、ルッツが固まってる。目も口も丸くて、かなりのアホ面。
ダメだろうな、と思った。
覚悟はしていたし、今更辛くはない。

「迷惑だよね」

自潮気味に笑って、ルッツを見ると、なんと首をすごい勢いで横に振っている。そう、横に。
驚く間もなく、抱きつかれる。

「すんごい、嬉しい」
198シェリル 20:2007/04/01(日) 23:47:32 ID:E0WfZ86C
幻聴じゃないかと思った。
何を嬉しいって言ってるの?

「あんた、正気?」

呟いた声がかすれた。
さっき大泣きしたせいで、涙腺も緩くなってるみたいだ。

「あたしは、娼婦まがいのことをしてんだよ?」

ルッツにだって、あたしが体を売っていたのはもうわかるはずだ。。
容姿くらいはリストアップされているんだろう。アレクとルッツがあたしを追い掛けてきたのが何よりの証拠。
けれどルッツは、あたしを抱き締めたままいった。

「お前、バカか?」
「バカってなによ」
「関係ねーんだよ。オレは、シェリルが好きだ」
「あたしを軽蔑しないワケ?」
「しないっての」

夢みたいだけど、これが夢じゃないことをあたしは知ってる。
たまらない程嬉しい。

そのままルッツの胸に顔を預けていると、ふいに体が傾いた。
抱き合ったまま、ベッドに倒れこむ。
驚いて、少し体を持ち上げたルッツの顔を見ると、一瞬でわかった。

ああ、こいつもやっぱり男だ。こういうこと、したいんだ。

――けど、嫌じゃない。

「わり……」

あわてて身を引こうとするルッツの腕をつかんだ。

「いいよ」

ルッツの目がまた丸くなる。

「抱いて」

驚いたけど、嫌じゃなかった。
ルッツなら、いい。
199シェリル 21:2007/04/01(日) 23:50:54 ID:E0WfZ86C
カンだけど、どうやらルッツはこういう事をしたことがないらしい。
あったらあったで悲しいけど、自分の方がああいう経緯で経験を積んでるってのがもっと悲しいし、わけもなくルッツに申し訳なかった。
けどルッツは気にしていないのか、手際よく服を脱がされる。
――やっぱり器用だ。

「えーと」

両方すっかり裸になってしまってからルッツが言った。

「どーすりゃいいんだ?」

呆れたやら気が抜けたやらで笑いが漏れる。あたしはルッツの頭を引き寄せると、口付けた。
そういえば客とキスだけはしたことなかったな。
顔を離すと、ルッツが真っ赤になっていた。

「アンタやったことないの?って言うか普通聞かないよこういう事」
「ううう…うるへー!」

あたしはそんなルッツの手を取ってとりあえず胸に……うわ、ごつごつしてて、ちゃんと男の手してる。
最初はぎこちなく、ルッツは胸を揉みはじめた。

「やっぱ小さいな」
「うるさい!」

照れ隠しだとわかっていても、言い返してしまう。
怒鳴ってルッツを見て、少しぎょっとする。
肩幅、広い。
細身に見えてたけど、やっぱりこいつは男で、あたしは女だ。
視線に気付いたのか、ルッツはあたしの顔に視線を移した。
思わず顔が赤くなる。
200シェリル 22:2007/04/01(日) 23:52:24 ID:E0WfZ86C
そして唐突に、自分の気持ちが今までとまったく違うことに気付いた。
軽い吐気を覚えるはずのこの行為が気持ちよく、もっと触って欲しい。

「あっ…」

いきなり秘所に指を入れられて、声が漏れた。不意打ちだ。

「なになに、かわいいじゃん」

多分、本とかで仕入れた知識だろう。
ぎこちないながらも指を出し入れする
けどそのぎこちない動きでも、奉仕してばかりだったあたしには新鮮で。
既にそこはかなり濡れていて、指一本くらいじゃ物足りない。

「あのさ、せめて二、三本にしてくれない?」
「あ、待て待て」

指が引き抜かれる。
と、ルッツは秘所の上付近をいじりはじめた。
擦るように押される。

「んぅっ!」

強い刺激。体に力が入る。
あたしの贔屓目じゃなく、ルッツは初めてにしては上手かった。
元々の知識と、あとはカンでやってるんだろう。

「んっ……あ、うぅっ…」

指二本で中を、親指でぐりぐりと突起をいじられ、声が出る。

「シェリル…」

ん、と顔を上げると、ルッツが照れ笑いであたしを見ていた。
それで大体わかった。
あたしが頷くと、ルッツ自身が中に入ってくるのを感じた。
熱い。

そのまま激しく動かれる。

「あっ……ルッ、う、ああっ、ルッツっ」

もう言葉らしい言葉も出ない。それでも名前を呼ぼうとする。
涙が伝うのを感じる。これは嬉しいからか、それとも体の反応かどっちだろう。
201シェリル 23:2007/04/01(日) 23:55:31 ID:E0WfZ86C
「シェ、リル…」

荒い息に混じって、名前を呼ぶ声が聞こえる。

「……シェリルっ」

目の前には好きな人がいて、こんな風に名前を呼んでくれて。
こんなに幸せなことって、ない。
朦朧とする頭でそれを考えていると、なにかが弾けた。

「ああぁぁぁっ!」

何も見えないのは涙のせいだろうか。
ルッツの背中に回した手に力が入る。
中でルッツのそれが膨れ上がり、引き抜かれてあたしの足に熱いものをかけた。
同時にルッツから力が抜け、あたしの上にのしかかってきた。



「…重いよ」

しばらく呼吸を整えてから、そう声をかける。

「あー…悪り」

ルッツはそう言うと、転がるようにして、あたしの横に寝そべった。
そのまま引き寄せられる。苦しいくらいに押し付けられ、あたしはルッツの胸に頭を預けた。
どれくらいそうしていただろうか。
ルッツが言った。

「あのさ、サシャ村に来ねーか?」
「サシャ村……と言うとエテル島?」
「そーそー」

ルッツとアレクの家があるところだ。
二人とも世界中を回ってるし、家の用を成してるかというとかなり怪しいが。

「いいところだぜ。皆親切だし、食事は美味いし」

それは知っている。旅の間、何回か行ったこともある。
202シェリル 24:2007/04/01(日) 23:57:21 ID:E0WfZ86C
ベルニカ以上に小さいながらも、平和な村だった。

「一緒に暮らそう」
「バカじゃない?」

あたしは思わず突き離した
顔は見えないけどルッツがアホ面になってるのがわかる。

「あたし達、まだ15歳だよ?この年でその…」

結婚、だなんて。

「へ?
 ……あー、お前勘違いしてるぞ」

………。

「ここにいるのは辛いだろ。そりゃ生まれ育った街だけど生活辛いみたいだし。
 今までは仕方ないけどもうああいう事はしてほしくないし」

えーと。
つまり。
結婚だとか同棲だとかじゃなく、単にサシャ村に移り住めば、と言ってるだけなのだ。
結婚するわけではないと聞いてホッとした反面、残念な気持ちもある。
というかわざと紛らわしい言い方されたんじゃ…

「けど…」
「?」
「いつかは結婚したいな。それなりの年になったら」

反則だ。
また顔が熱くなってくる。
それを悟られまいとして、より強く顔を胸にうずめながら、言った

「どうせなら…村で待ち惚けより、あたしもハンターの仕事やりたいな。」

ルッツが吹き出した。

「…なに」
「いやいや、確かにそうだよな。うん、お前ならやっぱりそう言うよなあ」

それを肯定と取って、あたしはルッツを見た。
203シェリル 25:2007/04/02(月) 00:01:39 ID:zzbYvGeE
見返してくる優しい顔。

ああ、そういえばアレクはどうなっただろう。
言い訳下手そうだけど、大丈夫かな。
今日…は、もう無理そうだけど明日になったらアレクに謝ってちゃんとお礼をして、
そして一緒に行くんだ。
考えなきゃならないことも、やらなきゃならない事も山積みだったけど、
そばにある温もりは心地よくて、今あたしは幸せで。
あたしはそのまま、ゆっくりと目を閉じた。

「そういやオレは言ってなかったなあ」

照れたような声が降ってくる。

「好きだ」

あたしは、寝たふりをした。
204おわり:2007/04/02(月) 00:03:26 ID:E0WfZ86C
これで終わりです。
長々とお付き合いくださりありがとうございました。
この二人にはハッピーエンドが似合うと思います
205名無しさん@ピンキー:2007/04/02(月) 02:37:52 ID:yzNdQzVY
>>204
うぉぉぉおGJ!!
この板で泣くのは初めてだ(ノД`)。
感動とエロスをありがとう!
206名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 02:31:06 ID:gIZ9oQ0C
GJ!
207名無しさん@ピンキー:2007/04/06(金) 03:12:05 ID:DR1JWr3F
GJ!!ルッシェリはやはりイイ!

ヴェルマー投下してくれる職人様の光臨に期待!
208名無しさん@ピンキー:2007/04/07(土) 02:09:40 ID:Oc4ShfBw
保守
209名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 02:06:03 ID:jg6CrK+L
ところでおまいら、アークシリーズでどのカプが一番好き?
210名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 02:52:11 ID:B8rU3ZjE
エ ロ ス という意味でならカーグ×ポーレット
211名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 11:42:27 ID:3i20xjpn
トッシュとサニア
アレクとアンリエッタ

ツンデレ好き
212名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 01:55:19 ID:vWsEGFsA
>>209
何となくアーク×ククルでズルズルここまで来た感じ
グルガ×シャンテも好きかな
…何だろう、穏やかな方が好きなんだろうか
213名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 03:53:49 ID:CimMv0th
空気読まずにシュウシャンなぞ投下します。



「…ふう。」

シャンテは、ドアの前で息をついた。
両手には大量の買い物袋が下がっている。
一度に仲間が増えて、買い物の量も格段に増えた。
十人あまりの大所帯だから、買い出しも一苦労だった。
あと何人かいればよかったのだが、あいにく軍資金のためのハンター稼業やラマダ経典の捜索に皆が出払っている。

「今度から、絶対買い出しなんて一人で行かないんだから…」

一人でぶつくさいいながら、片手のメモに従い、指定されたものをそれぞれの泊まる部屋に置いていく。
そうこうするうちに最後の一部屋になった。
シャンテは、これまでと同じように、今は誰もいないであろう部屋の戸を開けた。

「誰だ?」
「!!」

瞬間、中から声がした。
買い物袋が落ちる。

「…なんだ、シャンテか」
「なんだとは酷いわね。帰ってたの?」
「ついさっきな」

その通りなのだろう、シュウはまだ忍者のような黒装束に身を包んでいた。
シャンテは袋を拾うと、手近なテーブルに置いた。
214名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 03:56:07 ID:CimMv0th
「エルクとリーザと…ええと、あの赤毛の…」
「トッシュか?あいつなら酒場だ」

シュウと共にギルド仕事をしていた者の行方を問う。
シャンテに限らず、まだ全員の顔と名前が一致しない者はいた。

「エルクとリーザは散歩らしい」
「あら、そう…」

シャンテの脳裏に若いカップルの姿が浮かぶ。
エルクが元気にしているのを見たリーザの喜びようを思い出して、自然と笑みがこぼれた。
まるで奇跡のようだった。
別別の国へ行っていた仲間たちが、あのキメラ研究所で一同に会した。
シュウの姿を見て、偽物でないと知って、安心した自分も知っている。

「シャンテ」

名前を呼ばれ、思い出にひたっていた自分に気付く。

「あら、ごめんなさい。部屋に戻るわね」
「待て」

言って背を向けたシャンテを、しかしシュウは止めた。
振り返るシャンテを、抱き締める。
久しぶりだったが、それでも変わらない感触。

「無事で良かった」
「……。あなたこそ」
215名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 03:58:34 ID:CimMv0th
少し身を離し、見つめ合った。

「会いたかったわ…」

言って、どちらともなく口付ける。
舌を絡めて、互いを求め合う。
シュウの手が、シャンテの豊満な胸に延び――

「シューウー、いるかー?」

途端に、勢いよくドアが開かれた。
とっさに離れる。

「あ、あらエルク、おかえり」

駆け込んできたのは、シュウの息子同然のハンターだった。
シャンテを見るや、その顔がぱっと輝く。

「シャンテ!オレのブルーベリーパイ買っといてくれた?」
「ええ、そこの袋に入ってるわ」
「おう、サンキュ」

シャンテは苦笑を漏らし、部屋から出ようとした。が。

「シャンテ」

買い物をあさりはじめたエルクの隙をつき、シュウが影のように近付き、言った。

「今晩、また来ないか」
「…エルクとトッシュは?」

別にエルクに聞かれてもどうという事はないのだが、声を落として話をする。

「エルクは夕食後はアークと話があるそうだ。遅くなると言っていたし、トッシュは…多分帰って来ない」
「…そう、わかったわ」

シャンテは部屋を出た。
ほんの少し、顔に朱が混じっていたが、部屋に戻っていたリーザは気付かなかった。
216名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 04:00:11 ID:CimMv0th
短くてゴメンよ。
キメラ研究所直後のグレイシーヌあたりだと思ってもらえれば幸い。
217名無しさん@ピンキー:2007/04/11(水) 23:38:10 ID:YIMoA+4t
>216

GJ!!

トッシュが帰ってこないのはサニアと…!?
職人様一発ツンデレお願いします

218名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 02:44:55 ID:Q0a0AVxO
小説、冒頭を投稿します。
シュウ×シャンテ前提のグルガ×シャンテです。
時期はクレニア島を出る直前。
グルガがややヘタレなのでご注意ください。
219グルガ×シャンテ 1:2007/04/13(金) 02:46:28 ID:Q0a0AVxO
私の部屋にわざわざ来たとき、その態度からなんとなく予想はついてたけれど、いざ言われてみるとなかなか驚くもので。

・・・困ったわ。

グルガに、好きだと言われてしまった。
短い付き合いだけど、私は彼の苦悩を知ってる。
殺してしまった敵の娘を育てて、目を治して
だけど自分の正体を隠すために、これから、別れてしまう。
私は、それを見てきたから、彼の力になりたいとは思ってる。

だけど私には・・・

「ごめんなさい」

相手の、グルガの顔が曇る。

「私は、もう彼氏がいるの」

今どうしてるかわからないけど、きっと無事でロマリアにいる。
最後に見たのは、吹き飛ばされる私を見て、名前を呼んだあの姿。
それから、重ねた肌の暖かさと、乏しい表情の中にある起伏。
私は、シュウが好きだから、グルガの気持ちには答えられない。

それでも正直、断るのはかなり気がひけた。
220グルガ×シャンテ 2:2007/04/13(金) 02:48:40 ID:Q0a0AVxO
今まではグルガにはエレナちゃんがいたけど、もう明日には彼女から離れないといけない。
寂しいのは、わかるけれど。
けど、一時の感傷に流されることはできない。
私は、自分の気持ちに正直でありたい。

「そんな顔しないでよ」

一瞬、グルガの顔に深い悲しみが見えたけど、強いて明るく言った。

「ほら、あなただっていい男なんだから、きっともっと・・・きゃっ」

いきなり肩を掴まれ、押される。
ちょうど後ろにあったベッドに倒れ込み、押し付けられるかたちになる。
覆い被さるグルガの表情は、よくわからない。

「何をする気?」

肩を掴まれてまったく動けない。そしてベッド。
告白されて断ったというこの状況からして、まったくわからないとは言えないけど・・

「一度だけ」

ああ、やっぱり

「一晩だけ、一緒にいてくれないか」

心細いのね。
なんだか、アルフレッドを亡くしたと知った後の自分とかぶる。
ただ寂しくて寂しくて、誰かに側にいてほしくて。

「本当に、これっきりだからね」

グルガは頷く。
それを見てとって、私は息を吐いた。


・・・シュウ、ごめんなさい。
221名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 02:52:10 ID:Q0a0AVxO
すみません続きはまた後日投稿します。
222名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 10:38:35 ID:os/gcDq3
222get
223名無しさん@ピンキー:2007/04/13(金) 22:54:26 ID:Ty3CHrat
キャラ改変は微妙だなぁ
224名無しさん@ピンキー:2007/04/17(火) 21:12:22 ID:+/v761YD
225名無しさん@ピンキー:2007/04/18(水) 19:32:36 ID:4vn72Mx3
お前頑張りすぎだろwwwwwwwwwww
226名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 00:07:21 ID:QXcWuEye
>>224
吹いたww
227名無しさん@ピンキー:2007/04/26(木) 02:27:05 ID:KUQiiZEB
2のリーザ希望っス!
228名無しさん@ピンキー:2007/04/29(日) 04:35:18 ID:GL/hAGmx
アレクとシェリルがみたいなあ( ^ω^)
229名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 00:52:48 ID:3VsdL6/X
しょーがねー から自分でかくだよ

ツンデレ投下

---------------------------------------------

スメリア。
今回この地を訪れた目的は情報収集の為だが、
アークとククルの二人だけの時間を少しでも作ってやろうという
皆の気づかいがあった。
そのため主なメンバーは街に出て情報収集の名のもとに
つかのまの休息をとることになった。

パレンシアのダウンタウン。よく晴れた昼下がり。
長い栗色の髪を揺らしながら街の往来を歩く少女がひとり。
(はぁ…)
小さなため息を肩でつく。
物憂気なエメラルドの瞳に長いまつげがかぶさる。
(聞き込み…って苦手なのよね…もぅ…)
亡国の王女サニアだ。
サニアは群れて行動するのを嫌って、単独で行動していた。

酒場にいけばやたらと絡まれるし、親子づれは時勢のためか
警戒してさっさと行ってしまう。
(シャンテのようにうまく振る舞えればいいのだろうけど…。
苦手だわ。私にはこっちの方が向いてる…)
そう思いながら胸の谷間にさしてある呪符に手をあてる。

声をかけれそうな人を目で追っているとひとりの男に目が止まった。
(あいつ…)
燃えるような赤い髪。長身で刀を背中に背負い、派手なキモノをまとっている。
街の往来でイヤでも目につく風貌だ。
自分が指名手配されているということを自覚しているのであろうか。
(もう、わかってるのかしら…!)
サニアは軽いいらだちと共に少し明るい気持ちになった。
(こそこそするのが嫌なやつだとは思うけど、もちょっと考えてよね…!)
そう、声をかけようとしてふとサニアは足を止めた。
230名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 00:53:40 ID:3VsdL6/X

トッシュのとなり。見知らぬ女性がいた。
艶やかな色彩のキモノを着て、化粧は濃く、トッシュの逞しいその腕に
自らの白い腕をからめてぴったりよりそって歩いている。
王家育ちのサニアにも、それがどんな職業の女であるかはわかった。

(チクン)

その女の白いうなじが、赤い口紅の間からのぞく白い歯が、
その腰にまわされた腕が、サニアの心をかき乱した。
サニアは自分でもわからず、あわてて近くの露店の客にまぎれた。
見つかりたくなかった。
(違う…別に私は…)
なにかに言い訳するように自問自答した。
次第に目頭が熱くなってくるのを必死にこらえた。
なぜかひどく自分がみじめなもののような気がして悲しくなった。
(トッシュはいつも飲んだくれで、お調子者で、喧嘩もするけど…)
まさか…

裏切られたような気持ちがサニアを支配していた。
別に関係ない。わかってる。
トッシュは私よりも11も年が上で、男で、
自分の知ってるトッシュがすべてじゃないってこと…。

目がそらせなくてこっそり二人を目で追った。
二人は楽しそうに話ながら木造の古い小さな一軒家の中に消えていった。

言い知れぬ脱力感とともに怒りとも悲しみともつかない激情が沸き上がってきた。
(知らない…!あんなやつ!知らない…!)
サニアはその場を走って去った。

(つづく)
231名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 02:51:20 ID:LNxPRF8/
トシュサニキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
なんすか甘酸っぱス
期待age
232名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 23:13:56 ID:3VsdL6/X
エロスまで行くまでちょっと長くなった

以下つづき
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それから数日後…


ククルの神殿。

サニアはバルコニーからぼーっとよせてはかえす波を眺めていた。

「どうしたの…?最近元気ないみたいだけど」
シャンテが後ろから声をかける。
「…べつに…そんなことないわ…」

「そう…ならいいんだけど…」シャンテも深くは聞かない。
となりに並んでまっすぐ海を眺める。
「みんな…心配してるわ」

「そんなんじゃないのよ、大丈夫だからほぅっておいて…!」
いらだたしげにサニアが言葉をきる。

(大丈夫そうにみえないんだけどね…)
シャンテは小さくため息をつく。

そこにまたひとりの人影があらわれた。
「おーい、シャンテ!わりぃんだけどちょっと面かせよ」

その低くよく通る声にサニアはドキリと身をかたくする。

「あら、なんのようかしら?」
「あぁ、エルクのやつがまたひどく無茶してよ。手を借りたいんだ」
「またぁ?ほんと世話の焼けるぼうやねぇ」

サニアは反射的にその場を足早に去ろうとした。
その瞬間…

「待てよ」

ドスの聞いた声とともに一瞬で手首をつかまれる。

233名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 23:18:42 ID:3VsdL6/X
「…ちょっと、痛いじゃない!放してよ!」
サニアはふりむきざまにくってかかった。

「お前なんで最近俺のこと避けてんだよ」

「は?避けてなんかないわよ!放してったら!」

「いーや、避けてる。なんでだよ。」

ぐいっと引き寄せられてとび色の瞳で見据えられる。
真直ぐな瞳で見据えられたサニアは一瞬たじろいだが、
「痛い!」っといって目をそらした。

「わっかんねぇのに避けられるとか、気分わりぃだろ。教えろよ」
トッシュが更に引き寄せようとした瞬間…

パンッ

「ってぇ…」

サニアの平手打ちがトッシュの右頬を打った。
「知らない…はなしてよ…」
サニアはかすれた声で言った。
トッシュは穏便でない表情をしていたが
サニアの今にも泣き出しそうな顔を見て手を放した。

サニアはそのまま逃げるように走り去った。

「ちぇっ…なんだよアイツ…」

トッシュは不服そうに打たれた頬に手をやった。
傍観していたシャンテがトッシュに冷たい視線を投げる。

「強引ねぇ。
あんたサニアの気にさわるようなことしたわけ?」

「しらねぇよ…くそっ」

右頬にのこる熱だけがヒリヒリとリアルに感じられた。
234名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 23:25:39 ID:3VsdL6/X
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(どうしてあんなことしちゃったんだろう…)
自分で思いつめて、自分で避けて、結果あんなことして…

最低…

「はぁ…」

深くため息をつく…

「サニア、大丈夫?気分が悪いなら戦闘メンバーから今日ははずすけど…」

アークが心配そうに声をかける。

「ううん、平気。ちょっと考え事してて。戦闘には参加させて。お願い。」

「そう…あんまり無理しないようにね。」

優しい仲間たち。

(今日はトッシュも戦闘に参加してる。今までなんとなく避けちゃってたけど…

あんなことがあってもトッシュは私に普通に接してた。
挨拶だってちゃんとしてた。
悔しいけど…トッシュは私なんかよりずっと…)

サニアは自分の子供じみた対応を反省し、きゅっと唇をむすぶ。

(今日、謝ろう)
235名無しさん@ピンキー:2007/05/01(火) 23:28:29 ID:3VsdL6/X

そうサニアは決心して戦闘にのぞんだ。
アーク、トッシュ、エルク、ポコ、サニアがメンバーだ。

「さぁ、行くぞ!」
アークの号令で皆、一斉に戦闘体制につく。
今回は物理攻撃が強く、防御が固い敵が多いため、サニアはポコと共に援護にまわった。
前線で闘うトッシュ、エルク、アーク。

「シャッフルショットォ!」
広範囲の攻撃魔法で徐々に敵の体力をじりじりとけずっていく。

「よし、あと少しだ!みんながんばろう!」
アークの声が向こうで聞こえた、その時だった。

「サニア!」

トッシュのするどい声が天を裂いた。


(えっ…)


ビリリリリリッ


「きゃぁぁあああ」


するどい雷激のようなものが全身を打ってサニアはその場にくずれおちた。
皆、前の敵に夢中になっていて、後ろからせまる的に気付くのがおくれたのだった。


(身体が…痺れてうごか…ない…あぁ)

だんだんと意識が遠ざかる中自分の名前を呼ぶ声がこだましていた。

「…ニア!…サニア…!」




236名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 04:15:04 ID:bCnqL2IB
wktkあげ!
237名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 02:57:53 ID:TlNEtVeo
トスサニむずー
後半のトッシュ→漏れ代理 を目指してがんばった

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目が覚めると、そこは見覚えのない天井だった。
古いスメリア式の木造建築。
(あ、私…)

ぼんやりとする意識の中で自分がどうしいていたのか、
記憶の糸を辿ろうとした。
(そう、戦闘に参加してて…伝えなきゃいけないことが…)

そこまで考えて、ハッとして身体をおこそうとしたが、
よろけてどさっと倒れてしまった。
(か、身体が動かない…)

「ん…」

一生懸命上半身を起こそうとしたが、うまく力がはいらず、倒れてしまう。

(私の身体…どうなっちゃったの…)

軽く息をきらせて必死に起き上がろうとしているところに足音が近付いてきた。
ふすまをさっと引く音。

「あら、気付いたのね。よかったわ。」

サニアが目を向けるとそこには女がひとりたっていた。
色白の、背の高い、美しいキモノ姿の女だった。

「あ…」

女は近くにかけよるとサニアの身体をそっと助けおこした。
「無理は禁物よ。あなたの受けた麻痺のダメージは最大級の魔法レベルのものだったからね。
命に別状はないけど…しばらく安静にしてなくちゃ」

落ち着いた、低い、優しい声だった。

「こ…こ…は…?」
「ふふ、心配しないで。ここは安全な所よ。さぁ、お薬をのみましょう」
女は紙につつんだ白い粉をお茶にそそいでサニアの口もとにもっていって
少しずつ飲ませた。温かいものがのどをつたって生きてる実感が沸き上がってきた。

女の顔…どこかで見たことがある…
そう思ってぼんやりと彼女を見つめていてハッっと気付いた。
トッシュといつの日か歩いていたあの女性…!

「あなた…は…?」
238名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 03:00:08 ID:TlNEtVeo
サニアはわなわなと震えながら聞いた。
「私?私は闇医者よ。こう見えてもね」
そういってウィンクする。
(医者…?)
そんなやりとりのなかもう一つ足音が近付いてきた。
「おぅ、気がついたか」

低いよく通る声。ゆったりとした胸元がひらいた部屋着に着替えたトッシュが
現れた。
「トッ…シュ…」

(なぜ、どうしてこの「二人の場所」に私を連れてきたの…)
サニアはいたたまれない気持ちになった。
目をふいとそらすサニア。
そんなサニアをしりめに二人は会話をつづける。

「世話になったな。おまえの薬は昔から下手な回復よりずっと効くからよ。タツロー」

(…?)

「ちょっと!ここではキヨノって名前で通ってんだからその名前で呼ぶのやめろっていってんだろ!」

(…!!?)

「あーあー、わーった、わーった。お前が「完璧に」に女になった暁にはそう呼んでやるよ」

「ふんっ、ったく、この飲んだくれが!
お嬢ちゃん、あたしこれから出張で出かけなくちゃいけないの。
しばらくここ使っていいから安静にね。あとトッシュ、この塗り薬、手足に縫ってあげてね」
それまでしとやかだった女性が
いきなりドスの聞いた低い声になってあいた口がふさがらないサニア。

「え、…お、おと…!?」

「乙女よ★うふ」

そうウィンクしてそそくさと立ち去る姿をあんぐりと見つめるサニア…
(そんな、じゃぁ、あれは…)
サニアは自分が勘ぐっていたことがことごとくはずれてすっかり脱力してしまっていた。

「調子はどうだい?」

トッシュの一言でふと我に帰る。
こないだのことなど何もなかったような態度。
それがなぜかとてもうれしくてずっと思いつめてた言葉が一気にあふれでた。

「ごめん…」

「あん?なにが」

「こないだの…ほら!…ぶったでしょ私…ごめん」

「あぁ そんなこと気にしてねーよ」

トッシュはぼりぼりと頭をかきながらぶっきらぼうにいった。
たぶん、トッシュにこんなに素直に自分の話したことは今までないし、
これからもないかもしれない、そう思った。
ふと口元がほころぶ。
239名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 03:06:24 ID:TlNEtVeo
「あの…トキノさんって人は…?」
「あー古いなじみさ。昔から線は細かったし女々しい野郎だと思ってたが…今じゃあの通りの化け物よ。
だが、医者としての腕はこの界隈の仁侠ものも一目おいてる。
まぁ、アッチの方の商売もしてるみたいだけど…な…」

トッシュはさも興味がなさそうに話す。
サニアはそれがなんだかおかしくなってクスクスと笑った。

「なんだよ、やけに機嫌がいいじゃねぇか」
「ううん、なんでもないわ。それよりアークたちは?」
「先にトウヴィルに帰ってる。ほら脚だせよ。薬縫ってやるから」

サニアはドキっとして身を畏縮させた。
「いい…わ、自分でできるから…」
「あ?腕もろくにうごかねーくせに、ほら」

そういってぺロリとふとんをめくるトッシュ。

「あ…!」

寝着の浴衣のはだけたところからのぞくほっそりとした脚が、
太ももの中ばまであらわれた。

サニアは真っ赤になった。
(な、なんてデリカシーがないの…!)
普段なら声を荒げて怒るところだけど、安堵した気持ちと
トッシュの不器用な優しさを拒んでしまうのも今は気が引けて
されるがままになっていた。

ねっとりとしたローション状のものを小さなつぼから手にとって
サニアの両の脚につまさきから揉みこむ。
その大きな手にすっぽりとおおわれてしまうほどの
ほどよく肉付いた若鹿のような美しい脚だ。

サニアは仰向けになったまま顔を横にふせて緊張していた。
脚も麻痺がのこっているため、そんなに感覚がなかったのだが
、サニアにとって脚をさすられるという行為自体を眺めることが
破廉恥であり、とても凝視にたえうる行為ではなかった。

(あぁ 早く終わって…)

同時にトッシュはなんにも感じてないのだろうか…と余計なことまで気になってきた。
(私のような小娘にはなにも感じないのかな…)
そう思うと少しもの悲しくもなった。

5分ほどの沈黙の中、ゆっくりとマッサージは続けられ、
サニアの脚に徐々に感覚が戻りはじめた。

くるぶしから大腿部までゆっくりと手でおおいながらさすりあげられている感覚が
サニアの中で感じられるようになってきた。

(あっ…ダメ…!あっ…)

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(つづく)トッス鬼畜で
240名無しさん@ピンキー:2007/05/03(木) 03:23:30 ID:FDDx3APD
こ、これはいいツンデレですな!期待!
サニアのトランスファーでトッシュのターン増やす戦術だったんで
これはかなり燃える
241名無しさん@ピンキー:2007/05/06(日) 16:28:32 ID:jcEvAZf0
トシュサニGJ!サニアかわいいのう。
242名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 16:55:54 ID:cka1qjWF
シュウシャンもグルシャンもルシェリもトシュサニもGJ
243名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 01:31:06 ID:5tJ6/OJh
シュウシャン続きキボンヌ
244名無しさん@ピンキー
トシュサニ好きだったんだ。あのツンデレ具合が良い!!!
続き待ってます('◇')ノ