ガンダムWのエロパロ小説Part3

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211名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 17:39:05 ID:NO1DHIWm
未成年二人で経営してるジャンク屋って
ご近所さんから見たらどんなもんだろうね
しかもデュオが留守にしたらヒルデ一人きり…
なにかヤバイことに巻き込まれなきゃいいんだけど…

そんなデュオヒルデの工口を妄想して幾星霜
212名無しさん@ピンキー:2007/06/02(土) 18:52:19 ID:aqM0sJ2f
あの世界、大人<<<子供だからなんともな。
ヒルデもあれで元軍人だし。
213名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 00:34:44 ID:ZqriMLqo
工作員として様々な訓練をつんだヒイロよりもヒルデの方が潜入工作が上手いのはなぜだ。
まあヒイロは工作員の癖に殺害予告をしにいく変人だが。
214名無しさん@ピンキー:2007/06/03(日) 09:46:53 ID:NWdKh1j5
>>213
ヒイロは潜入より、殲滅・暗殺って感じだしなぁ。
一応潜入訓練は受けてるんだろうが、何でなんだろうね
215Wアナザー ヒイリリ:2007/06/03(日) 10:25:10 ID:8iZAcKFw
結構前に予告した、ヒイリリが、とりあえず切りのいい所まで出来たので投下します。
エロは始めてなんで、大目に見てください。



A.C.197年4月8日、バートンの反乱から季節を変え、リリーナ・ドーリアンの17歳の誕生日を明日に控えた今日、公務の為に時間のとれないリリーナは、自身の誕生パーティーをサンクキングダム城で催した。
そのパーティーにはリリーナの友人だけでなく、外務次官という立場から各国の重要人物も招待されていた。
誕生日の前日という事でパーティーは公にはされず、ささやかに始まり、ささやかに終わる…はずだった。

パーティー会場はゆったりとした音楽が流れ、和やかな雰囲気で行われていた。
「皆様、本日は私のために、お集まりいただき誠にありがとうございます。」
まるでモーゼが海を割るように人々が割れ、パーティーの主役が現われた、真っ白なドレスを着た彼女はゆっくりと全員に挨拶をするように入って来た…
そして、それが合図になったかのように、揃いのサングラスとスカーフで顔を隠し、銃を持った男達がドタドタとなだれ込んで来た。
「何者です!あなたたちは!?」
悲鳴をあげ、逃げ惑う招待客達、しかし、出口は全て封じられ、誰一人として逃げる事は出来なかった。

次の政府(エピオン・ド・テロス)と名乗る武装グループは地球圏全土に対して、とてつもない要求を突き付けた。
しかし、彼らはろう城から一日と経たずに鎮圧された、しかも人質は一人の怪我人も出すことはなかった、尚、この事件を解決したのは政府の特殊治安部隊らしい。

4月9日、この日から三日間、ドーリアン外務次官は大事をとって休職することになった。
216Wアナザー ヒイリリ:2007/06/03(日) 10:26:52 ID:8iZAcKFw
リリーナの精神的な疲労を考え、マスコミとの接触を避けるべく、リリーナはサンクキングダムの郊外にあるホテルに泊まることになった。
事件は一日と経たなかったが、それでも半日以上の時間、監禁されていたのだ、その間の疲れは尋常ならざるものなのだろう。
実際、助けが来て、安心して腰が抜けた者や、しばらく精神科への入院が必要な人もいた。
だからこそ、休日など、ここ三ヵ月ほど一日もなかったほど、忙しいリリーナでも、三日は休まなければならなかった。

現在22:30分、リリーナはパーティーのドレスのまま、部屋の中で、一人、窓の外を見ていた。
美しい街並、そして一際目立つ建物、サンクキングダム城。
「…………」
リリーナは思い返していた、つい数時間前に助けに来てくれた人々の中にいた、一人の青年のことを…そして誰に言うでもなく呟いた。
「ヒイロ…」
コンコン、ドアをノックする音が聞こえた。
「ヒイロ!?」リリーナは瞬間的にそう思った、普段の彼女らしからぬ早さで鍵を開けてドアを開いた。
「ぁ…」
聞き取れない位の声だが思わず出てしまった。
ヒイロじゃない…
立っていたのはホテルの従業員だった。
「お食事をお持ちしました。」
彼女は滅多なことでは見せない困惑した表情をしていた。
何故自分は今、残念に思っているのだろう、わからない、自分の勝手な思い込みの勘違いなのに…どうしたらいいのか分からず、リリーナはじっと従業員を見ていた。
「リリーナ様」
ハッとしてリリーナは自分がパーティードレスのままなのに気付いた。
「すみません、どうぞ。」
恥ずかしさを隠そうと、従業員を部屋に入れた
その時だった、従業員はリリーナの口を手でしっかりと塞ぎながら、リリーナと部屋の奥へと姿を消した。
支えを失ったドアはゆっくりと閉まり鍵をかけた。
217Wアナザー ヒイリリ:2007/06/03(日) 10:27:55 ID:8iZAcKFw
リリーナは幾つものミスをしてしまった。
自分は食事など頼んでいないこと、チェーンをかけずにドアを開けたこと、そして従業員を部屋にいれてしまったことだ。
従業員はどこからか手錠を取り出し、リリーナの手を後ろに回した。
手錠をかけられ、従業員に突き飛ばされた、リリーナは、ベッドに倒れ込んだ。
「何者です!あなたは!」
「次の政府に雇われたモンだ…もしも計画が失敗した時の為に俺がここに潜入してたわけだ、苦労したぜ、厳しいトコだったからな、ココは」
男は食器の中から拳銃を取り出し、リリーナに向けた。
「私をどうするつもりですか?」
リリーナは厳しい顔で男を見上げた。
「勿論人質だ、あんたは連合、コロニーの両方のお偉いさんだからな、なぁに、連れだすのは簡単だ、その為にココで働いてたんだからな…」
男は堅っ苦しそうに、従業員の服を脱ぎながら、そう答えた。
両手を繋がれたリリーナには自分の銃を奪う事はできないと思ったのだろう、そう…出来ない。
「………ほぅ…」
男は服を脱ぎながら、仰向けでベッドに倒れ込んでいるリリーナを舐めるような視線で、身体中を見つめていく。
「な、なんですかッ!?」
リリーナは男の妙な視線に気付き、嫌悪感と羞恥心を覚えた。
「あんた…たしか今日で17になったんだよな…顔は良し…スタイルは…スラッとしてて…まぁ合格だな……なぁ…あんた男と夜を共にした事はないのか?」
男はリリーナに顔を近付けながらそう言った。
「!…そ、そんな事…あなたには関係のない事でしょう!!」
リリーナは男から視線を外し、ベッドの上で手錠を外そうと、もがく。
「素直に答えた方が良いぜ…俺だって人の子だ…」
男はついに上半身裸となり、リリーナの上にのし掛かろうとして来る!
「い、いや…近寄らないで!」
リリーナは後退りしつつも、これから自分がされようとすることを考えてしまい、既にパニックに陥っている。
今まで、何度も銃を向けられたり、デルマイユの思想に反し、完全平和主義を説いたりしたが、ここまでの恐怖と絶望感はなかった
「抵抗すると余計に辛い目にあうぜ…初めてなら、それなりに優しくしてやるからよ…」
「あ…ぁ……わ、たし…わたしは…」
男の手がドレスに触れ、震えながらもリリーナはただ一人の青年の顔ばかりが浮かんでくる、いつも無表情で、それでいて強くて、かっこよくて、信頼できて…誰よりも優しい人…
「ヒイロ…!」
218Wアナザー ヒイリリ:2007/06/03(日) 10:29:15 ID:8iZAcKFw
「ビクッ」男が自分の上にのし掛かり体重を乗せて来て、リリーナの身体が震えた。
動けない…自分の力では男を突き飛ばすどころか、抗う事すらできないのだ、リリーナの瞳から一筋の涙が流れ落ちた。
10…20秒経っただろうか、リリーナは男が自分の上に乗って来てから何もしてこない事に気付いた。
不審に思い、ゆっくりと男の方に顔を向けようとすると、男が動き、リリーナは再び目を閉じる
「リリーナ…」そう呼ばれた、リリーナはゆっくりと目を開け、呼ばれた方向を向く。
ベッドの側で、誰かが立っている。
あの男か…そう思ったが違う、真っ暗で顔は見えないが、あの男よりも、はるかに小柄だ。
雲間から月の光が差し込み、静かに影の姿を映し出した。
「ヒイロッ!!」
リリーナの前に現れたのは、額に汗を浮かべながら、男の襟首をつかんでいる、ヒイロの姿であった。
ヒイロは無言で男の持っていた銃を取り、リリーナの手錠の鎖を撃ち抜き、自由にした。
「ヒイロッ!私…わ、たし…もう…だ、め…かと…思…て…」
リリーナはヒイロにしがみつき、彼の胸ですすり泣いている。
「…リリーナ……もう、大丈夫だ。」
ヒイロはリリーナの身体をしっかりと抱き締めた。
リリーナは泣いた、泣き声を押し殺す事なく、ヒイロの胸で、今までの恐怖を拭いさるように
「リリーナ様!どうされましたか!?…こ、これは…」
ようやく異常に気付いた警備員と、リリーナの居所をつかんだ、一部の取材陣が混乱に乗じてなだれ込んできた。
抱き合っている、ヒイロとリリーナを見て、レポーターの一人が警備員の制止を振り切り、ヒイロにマイクを向けた。
「あなた!リリーナ外務次官の、恋人!?」
「…その男は次の政府の一人だ、気絶しているうちに、連れて行ってくれ。」
ヒイロはレポーターの質問に答えず、警備員に、そう促した。
「そもそも、君は誰なんだ?ココで何をしているんだ!…ほら、あんた達も下がって。」
「ちょ、ちょっと、私の質問に答えてくだ…」
「すみませんが、今は彼と話をさせてください…」
ハンカチで目許を拭きながらリリーナが、そう答えた。

ヒイロとリリーナを残して、全員が部屋の外に出ていき、静寂が辺りを包んだ。
219Wアナザー ヒイリリ:2007/06/03(日) 10:30:06 ID:8iZAcKFw
5分、10分と時が過ぎてから、リリーナが口を開いた。
「…ヒイロ…その……私…」
ヒイロがリリーナの方を向いた、途端にリリーナの頭の中が真っ白になった。
襲われていたところを、助けてくれてありがとう、その一言を伝えることが出来ない。
戸惑っている、いや、イヤがっているのだ、男性に、特にヒイロに自分が知らない男に犯されそうになっていた事がだ。
当然、助けに来たヒイロが分からなかったはずがない。
それでも、リリーナは知られたくはなかった。
リリーナの表情を見て、ヒイロは、胸ポケットから、何かを取り出してリリーナに差し出した。
「ヒイロ…これを私に?」
ヒイロに渡された物、白い釣り鐘のような形をした押し花で作られた、手製のしおりだった。
「この花、スノーフレーク…私の、誕生花…」
「…ハッピーバースデイ…リリーナ。」
優しい微笑み、この人の笑顔は、苦しみや辛さを忘れさせてくれる。
笑顔だけではない、ヒイロのプレゼントもだ、汚れなき心…それがスノーフレークの花言葉だ。
「ヒイロ…ありがとう…」
リリーナはヒイロの胸に身体を預けて、ようやく気付いた、自分が彼のことが好きなんだ…と
リリーナは、しばらく彼の胸の鼓動を聴いていたかった、とても心地よい気分になれたからだ。
「リリーナ…」
突然だった、リリーナはヒイロに力強く抱き締められた。
乱暴ともとれるほどの力に、リリーナは戸惑いながらヒイロを見つめた
「…!」
ヒイロはリリーナの身体を離し、背を向けた。
「ヒイロ?」
「…俺は感情のままに行動することは、人として正しい事だと学んだ………だが…今、俺は怖い…と感じている。」
「怖い…?」
リリーナはヒイロの顔をのぞき込みながら答えたが、ヒイロは再び目を逸らした。
「このまま、感情に任せたら、止まらなくなりそうだから…」
「…大丈夫よ…ヒイロ。」
ヒイロを後ろから抱き締めるリリーナ、ヒイロは振りほどこうと腕に力を込めるが、リリーナは離さない。
「止まらなくてもいいの、私はヒイロの全てを受け止めるから…」
「リリーナ…」
220Wアナザー ヒイリリ:2007/06/03(日) 10:31:11 ID:8iZAcKFw
「ん…」
ファーストキス…ほんの一瞬で終わったが、唇には、たしかに触れた感触が残っている。
頬にしたことは何度もあるが、唇にしたのは、彼が初めてだった。
少女マンガのようにレモンの味はしなかった、いや味など分からないほどの短いキスだったが、リリーナには、自分とは違う人生を歩み、どこか遠く感じていたヒイロが、今はとても近くに感じた、そして、ヒイロもそれを実感していた。
「ん……ん…ん、はぁ…んむ…ん…」
最初は触れるか触れないかのキスが、回を重ねる毎にディープなものへと変わっていく。
「んちゅ…はっむぅ…ぁ…ん…」
お互いに舌を絡め合い、ジュルジュルと唾液を貪り合う音に、羞恥心を覚えるリリーナ。
しかし、今はそれ以上に彼を求めてしまう。
「リリーナ…これ以上すれば…もう…止まらない……本当に…」
ヒイロの言葉を人差し指で制し、リリーナは赤面しつつもドレスを脱いだ。
「…ぁ……」
ベッドの上で仰向けに寝かされたリリーナは、ブラの上から胸を撫で回されていた。
「…ヒイロ…その……な、撫でてるだけ…じゃなくて…」
正直な所、ヒイロの愛撫はあまり上手くはない、当然だ…こういう事があると、知識だけを教わっていただけであるからだ。
「…っ……摘んだり…ナ舐めたり……ぁ…ン…ヒ…イロ…!」
だが、それが逆にリリーナにもどかしさを与え、恥ずかしいセリフを促していた。
「ヒ…イロ…あ!そんなに…強…んん!…ャ…ィ……ン…」
ブラも脱がされ、リリーナの顔は、どんどん赤く染まっていき、声も抑え切れていない。
「ヒイロ…ヒイロ!……ぁ…あ…イ、イイ………ヒ、ヒイロ!そこは…んあぁ!」
ヒイロの指が、ショーツの隙間からリリーナの下半身に滑り込み、大事な部分をなぞった。
「…濡れている…」
「!…イヤ…そんなこと…言わ…ないで…」
リリーナの秘所は、熱を帯び、指を動かす度に愛液が流れ出てきた。
ヒイロはリリーナの膣の入口をなぞったり、中に指を入れたり、クリトリスを摘まみ、リリーナを悦ばせる
「ヒ、ヒイロ!…や…あん!…そんなに激し…ああ…だ…ダメ……それ以上は…や、ダメ!イ…イクッ!…やあ…もう!…あ、ああぁッ!!」
膣壁がギュッと萎縮し、ヒイロはリリーナの膣から指を抜いた。
リリーナは、やや空ろになった目でヒイロを見つめていた。
221Wアナザー ヒイリリ:2007/06/03(日) 10:34:30 ID:8iZAcKFw
「ハア……ハア……ごめんなさい、ヒイロ…私……ヒイロ?」
ヒイロはベッドの上で、困惑した表情を浮かべながら、リリーナを見つめていた
リリーナがイッたことが理解できていないようだ。
それを見たリリーナは、最初のたどたどしい愛撫を思い出し、普段はあんなに強いのに、性に対しては疎いヒイロが可愛く見えた。
「ヒイロ、私は大丈夫です、むしろ…よかった…ですから…」
ヒイロの顔に、僅かな笑みがこぼれた
「その……今度は……私が…」
リリーナはヒイロに近付き、ズボンの上から股間を触ってきた…硬く、熱くなっていた、ソレに
「…!……ッ」
リリーナの指が布地を通してヒイロに伝わってきた
初めて人に触られる感覚に、ヒイロは快感を覚える
ヒイロが苦悶する姿にリリーナは快感ともとれる喜びを感じた
「…ヒイロ…あ…ズボンを…脱がせてもいいでしょうか…?」
ヒイロは、その言葉に一瞬驚くも、無言でリリーナに返す
否定はしないが、肯定もしない、好きにしろと言う事だ。
リリーナは、ゆっくりとヒイロのズボンを降ろした
一部が盛り上がったトランクスを見て、リリーナはハッとした、自分が今、すごくはしたない事をしていることに気付いたからだ。
しかし、愛しい人への想いと、沸き上がる好奇心には勝てず、次いで下着も脱がし、ヒイロの全てをリリーナは見る事ができた。
「………。」
だが、リリーナの目は一点に釘付けになっていた。
直にそっと触れてみる、思っていたよりも堅くはなかった、でも、想像よるも大きく、熱く、グロテスクであったが、身体の芯をほてらせる何かを感じた
ソレを手で上下に擦りあげると、ヒイロの顔が快感で歪む、その顔を見ると、リリーナは彼にどんな事でもしてあげたくなる。
ヒイロのソレは更に大きく堅くなり、二人の呼吸が荒くなってきた
「……ん…」
リリーナはヒイロのソレにくちづけをした
「ッ!…ぁ…」
ヒイロが初めて声を漏らした。
リリーナは数回ソレへのキスを繰り返すと、次は舌を這わせてきた。
「…ッく……リリーナ!」
「…!」
リリーナがソレの裏筋から頭の方を舐めてきた、その時、ヒイロの精が吐き出された。
勢いよく吐き出す精を、リリーナは避ける間も無く浴びてしまった。
222Wアナザー ヒイリリ:2007/06/03(日) 10:35:27 ID:8iZAcKFw
「………」
ツンと鼻を突く匂いに、リリーナはどこかうっとりした表情を浮かべていた。
「…すまない…リリーナ…」
さすがのヒイロも、今まで出したこともないほどの量を浴びせてしまい、リリーナに詫びる。
「……ヒイロ………私……!」
リリーナはヒイロを押し倒すようにして、覆いかぶさった。
「…ごめんなさい…ヒイロ……私…とてもはしたないことを…していると…思うのですが……もう…ガマン…できないんです…!」
ヒイロにすがるようなリリーナの目は潤んでいて、秘部からは愛液が太ももにまで垂れていた。
ヒイロのソレも、未だ萎えてはおらず、更なる快楽を求める様に天を向いていた。
「………」
リリーナを仰向けに寝かせ、ヒイロは自分のソレを秘部の入口にもっていった。
ビクッ…リリーナの体が震えた、覚悟した事とはいえ、いざ行うとなるとやはり恐い。
それに気付いたヒイロは、リリーナにキスをしてきた。
優しいくちづけにリリーナの恐怖が和らいだ。
「……」
いいのか…と、無言の言葉がヒイロとリリーナの間に流れ、リリーナはコクンとうなずいた。
ゆっくりとヒイロのソレがリリーナの膣内に入っていく。
膣内は外とは別世界の様だった、周りの全ての壁が押し寄せてきて、ソレを食い千切らんばかりに締め付けて来る。
するとソレの先端が入った辺りで、壁のようなものが行く手を阻む。
ヒイロが再びリリーナの顔を見つめる。
リリーナは痛みに耐えながらも、笑顔で答え、ヒイロと唇を重ねる。
その時、膣内の締め付けが和らぎ、それを確認し、ヒイロは腰に力を込めた。
鈍い音とともに、ヒイロのソレは一気にリリーナの奥へと突きいれられた。
リリーナの顔が苦痛に歪み、膣内から血が流れ出てきた。
ヒイロは三度リリーナの顔を見る。
「…大丈夫です、ヒイロ…思っていたよりも、痛くはなかったですから…」
それでもリリーナの目尻には涙が溜まっていた、ヒイロは親指で涙を拭うと、耳元で呟いた。
「…努力はするが…すまない…」
「え…ヒイロ…くああ!…ぁ…ぁ…」
ヒイロはソレを、リリーナの中の根元まで突き入れた。
223Wアナザー ヒイリリ:2007/06/03(日) 10:36:32 ID:8iZAcKFw
ゆっくりとヒイロのソレはリリーナの膣内で動きだした。
「ん!……ぁ……!!……は……あ、くッ!」
ソレが深く貫かれる度にリリーナは苦痛と快感が入り交じった声をあげる。
リリーナは痛がっている…そう感じつつも、最初はギチギチと食いちぎる様な締め付けが、徐々に奥へ奥へと飲み込む様に絡んでくる。
ヒイロはソレから伝わってくる快感に、抗う気力がどんどん失せていったのだ。
そしてリリーナも…
「あ!…ふぁ…ん!…んん…んあッ!」
次第に声を荒げ、腰を使ってヒイロを悦ばせていた。
それに合わせるように、ヒイロのソレも突きいれる強さや、角度を変えて攻め立てる。
「あ…ぅん!あ、あ、ヒ、インッ!、ロぉ!」
嬌声を上げ、ヒイロを受け入れるリリーナには、既にいつもの理知的な姿はどこにもなかった。
愛する二人の行為は、人から獣へと変えてしまい、お互いの身体を求め合う。
「あ……ヒイロ…?」
ヒイロは突然、動きを止め、ソレをリリーナから引き抜いた。
そして、リリーナの身体を持ち上げて、ソレの上に持ってきて、腕の力を抜くと…
「え…んああぁ!!あ、あぁ…ふ、深いぃ…」
自身の体重で、ヒイロのソレを深くまで咥え込む。
「ん…あ、あぅんん!お、奥に…あ、入って…イイん!!」
リリーナを上に乗せながら、ヒイロは突き上げ続ける。
打ち付けられている接合部は、水を叩く様な音に変わり、その音がさらに二人を駆り立てる。
「!、ヒイロッ!…そ、そこ…ぅアァァッ!」
ヒイロのソレがビクンと跳ねた時、リリーナの膣内が一気に締まった。
そこがリリーナの急所だったのだろう、ヒイロはそこに刺激を与え続ける。
「ん…ハアァン!ダメッ…ダメ!もう、わたしぃ!」
ヒイロの全てを引き寄せる様に、彼の上にのし掛かり、ギュッと抱き締める。
更に、ヒイロの唇に吸い付き、舌を絡ませる。
「んん…は…リリーナ…!、もう…!」
ヒイロも限界ギリギリのようだ。
しかし、リリーナはヒイロを離そうとはせず、逆に力を込めて、抱き締める。
「ヒ…ん、ロォ…あむ…んちゅ…はぁ…わぁ…たし…イ…イ、クッ!」
「くあッ!リリーナァ!」
「あ!あああぁぁぁァァ!!」


荒い息をたてながら、二人の力が抜けた。
硬度を失い、ソレはリリーナから抜け、ドロリとした白い液体が、膣内から流れ出てきた。
ヒイロの上に覆いかぶさるようになっているリリーナは、放心し切った顔で幸福な気持ちでいっぱいだった。
そして、大好きな人の想いを全身で受けて、心地よい心臓の鼓動聞きながら、眠りについた…。
224Wアナザー ヒイリリ:2007/06/03(日) 10:39:29 ID:8iZAcKFw
とりあえずは、以上です。
この後まだ少し続きますが、エロはないです。
ひょっとしたら出せないかもしれないので、あんまり期待しないでください。
225Wアナザー ヒイリリ:2007/06/04(月) 10:45:13 ID:V7is5LTn
4月9日…

身体が気怠い…おまけに肌寒く、股の所がジンジンする。
そう感じ、眠い目を擦り、手で口許を隠しながらあくびしたリリーナは、隣りに何かがある事に気付いた。
そして、急速に思い出される、昨晩に起きた事
さらに追い討ちをかける様に、裸の自分のあらゆる場所がカピカピなのに気付く。
リリーナは隣りで眠るヒイロを起こさないように、バスルームに駆け込み、すぐさま熱いシャワーを全身に浴びせた。
自然と笑みがこぼれる、今までは想像すら出来なかった、ヒイロとの生活が、幸せな家庭が見えてくる。
料理を作って、洗濯をして、子供がいて、隣りには大好きな人がいる、忙しくも穏やかな毎日。
勿論、リリーナ自身も、今さらそんなことを望める立場出ない事も分かっている。
でも、少しの間でもいいから、彼と共に居たいと想う時があるから。

体を拭き、バスローブに着替えてバスルームを出ると、ヒイロの姿が見えた。
近付いて顔をのぞき込むが、ヒイロは起きる気配はない。
小さな寝息を起てて眠るヒイロの頬に、そっとくちづけをする。
それに気付いたのか、ヒイロはゆっくりと目を開ける。
「おはようヒイロ。」
声の方向に、目の焦点を合わせるヒイロ。
晴れやかなリリーナの顔に気付いたヒイロは、驚いた顔でリリーナを見つめる。
「リリーナ…」
ハッとして周りの状況を確認し、昨晩の記憶が夢でない事を把握した。
「………」
沈痛な面持ちのヒイロ、双方合意の上とはいえ、リリーナを抱いたうえに中で出してしまった。
しかも、その前にはマスコミに顔を撮られてしまっているし…。
現在の時刻は、昼の1時を過ぎている
既に「ドーリアン外務次官、恋人発覚!?」とか、「ショックのリリーナ様と密会!」などと、ある事ない事書かれているだろう。
「……ヒイロ…どうしたのですか?」
リリーナに聞かれて、ヒイロは正直に話した、既に自分一人の力では解決出来ないと判断したからだ。
「…私は、気付かれてもかまいません。」
リリーナはキッパリと答えた。
「ヒイロと………こういうコトをしたのは、本気だから…ですし……けしてイヤでは…」
「リリーナ、お前は地球にもコロニーにも必要な人間だ。」
ヒイロがリリーナの言葉を遮り、強い口調で話しかける。
「そんなお前が、俺の様な奴と居てはいけない。」
「…ヒイロ……」
226Wアナザー ヒイリリ:2007/06/04(月) 10:46:10 ID:V7is5LTn
確かにヒイロの経歴は、おおっぴらに言えるものではない、心配するのは当然だ。
だが、リリーナはヒイロが優しい人だという事を知っている。
自分の存在が、リリーナにとって負担になる事を懸念しているのも、容易に気がつけた。
「……ヒイロ、わたしは…」
リリーナはヒイロの手に自分の手を重ねる。
「わたしは、あなたに側にいて欲しい…近くでわたしを支えてほしいんです。」
「リリーナ…」
「そして、あなたを失う事が一番怖い…わたしは強くはありません…ヒイロがいるから、頑張れたんです。」
リリーナの手に力がこもる。
「……だが、それではお前の夢が…」
「大丈夫です、本気の想いを話せば、みなさんはきっと分かってくれると思います、わたしは…そう信じています。」
楽天的ともとれる言葉だが、ヒイロもそれを信じようと思った。
今、ここにある世界を信じてみろ。
バートン反乱の時に、五飛に言った言葉だ。
兵士としてではなく、一人のヒトとして、自分を認めてくれる世界を信じた言葉…。
「………それでも、難しい…事だぞ…。」
ヒイロもリリーナの手を握り返した。
「!……それでも、わたしは諦めたくはありませんから…。」
「好きだ、リリーナ…。」
「わたしもです…ヒイロ。」
そして幸せそうにくちづけをする二人だった。


その日、世界に衝撃が走った。
あのリリーナ外務次官が男性と一晩、共に過ごしたと、新聞、テレビともに大騒ぎだ。
当然、ヒイロのことも調べられたが、複数の名前があったり、経歴がデタラメなど、いかにも怪しい要素がいくつもあり、世論が悪い方に向かうのは、必然だった。
そしてこの状態では外交とてもなど出来るものではなかった。
休養を終えたリリーナは、会見を開いた。
227Wアナザー ヒイリリ:2007/06/04(月) 10:59:35 ID:V7is5LTn
Wアナザー ヒイリリ もう少し続きます。
次回がラストの予定なので、時間は掛かると思いますが、書きたいと思います。
色々とおかしな所あるとは思いますが、見て頂けたら幸いと思います。
出来れば感想とか、聞けたらいいかな?とか、思ってます。
228神降臨age:2007/06/05(火) 02:20:51 ID:oKDB6yZ7
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
乙ですー
ヒイリリ世界に広まるーとかは時々妄想する内容だから楽しみだ!
でも地の文章を「〜た。」だけじゃなく「〜である。」とか「〜〜ろう。」
とかヴァリエーションもたせるとずっと良くなると思う

とにかく乙です!
wktkして待ってます
229名無しさん@ピンキー:2007/06/05(火) 02:54:47 ID:oKDB6yZ7
そういや初代スレどこかに残ってないかな?
>>2のはリンク切れてるし
230名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 02:26:10 ID:sZkc2QWb
わー懐かしい…放映当時厨房だったけど大好きだったよウイング
とくにデュオとヒルデが。あの頃はノマカプ叩きが
凄くて肩身狭くてせつなかったのを思い出したw
というわけで近々デュオ×ヒルデ投下したいのだが
記憶が曖昧な自分に教えてエロイ人…

同居し始めてからデュオが出ていった時に
(ヒルデがリーブラ?に潜入直前)
デュオはヒルデに出ていく旨を伝えて行ったっけ…?
それとも何も言わず出ていっちゃったんだっけ?
もしやそんな描写すらなかったかな。
すみませんが誰か教えて下さると嬉しい。
231名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 09:59:43 ID:1dU/sLuj
>>230


総集編では、一応伝えている。
白い牙に入る事をヒルデは勧めるが、デュオは拒否。
コロニーを戦争に巻き込まない為に、一人で戦う事を選択する。
ヒ「優し過ぎるんだよあんた達は…」
デュ「だから生きていられるんだ。」
って言って終わってる
ただ、話していた時は、窓から入ってくる光が、朝か昼のもので、出て行く時は夕方の色に変わってたから、時間は結構作れると思います。
本編は不明w
232名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 19:55:52 ID:sZkc2QWb
>231
おお、丁寧にありがとう!
それを踏まえてもう一度本編見てくるわ。
いつか投下できるように頑張るよー!
233名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 10:35:22 ID:qH/WmAX4
何時の間にか投下きてタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
諦めずに、のぞいてよかったよー!
しかも、リリ様17歳の誕生日ネタとは、なんという奇遇。
自己発電で同イベントのゼクリリ書いてるので、完成したら自分も投下しまつ。
234Wアナザー ヒイリリ:2007/06/07(木) 16:22:08 ID:/WjCInCV
4月12日…


会見会場には世界中からメディアが押しかけ、人で溢れかえっていた。
その会場の一室には、リリーナに招待された人々がいた。
レディにマリーメイア、サリィにドロシーにガンダムパイロット達だ。
「いや、ホント驚いたぜ…テレビつけたらあいつの仏頂面が映ってんだもんなぁ、いくら無鉄砲でも限度があるだろ。」
カラカラと笑いながら、デュオはわざと茶化しながら五飛と、トロワに話し掛ける。
「あら、あのヒイロにしては上出来だと思うけど?」
と、サリィ
「そうですわ、それにリリーナ様のようなヒロインには、ナイトがつきものでしてよ。」
それにドロシーが続き
「そうですよ、お二人を素直に祝福してはどうですか?」
と、マリーメイアがトドメをさした。
「いい!?なんだよ、俺一人が悪者かよ…。」
デュオは大袈裟にガックリと肩を落とした。
「…だが、本当に大変なのはここからだぜ…場合によっちゃ、この会見で全てを失うこともあるからな。」
全員が押し黙る。
いくらここで問答しても、今起こってる問題の何の解決にもならないのだから。
リリーナが会見での発言の結果、外務次官の職を解任にでもなれば、争いが再び巻き起こる事だってありうる。
「でも、まぁ、後は嬢ちゃんに任せるしかないな。」
「…そうですね、リリーナさんならきっと切り抜けてくれますよ。」
「ああ、そうだな。」
デュオも、カトルもトロワも、その言葉には一片の疑いもない。
「…ふん、サリィ、俺は会場を見てくる、そう何度もさらわれても困るからな。」
「あ、待って五飛、私も行くわ。」
そう言って五飛とサリィは外へと出て行った。
何だかんだ言いつつ、五飛もリリーナがこの会見で、どうにかなるとは思ってはいないだろう。
「…それじゃ、俺達もボランティアしときますか。」
「はい。」
「ああ。」
「三人共すまないが頼む。」
そう言って出て行く三人の背中に、レディは言葉を投げ掛けた。
「さて、マリーメイア様、私達は先に行っていましょう。」
「あら、それでしたら、わたくしも手伝いますわ…ここに一人でいてもツマりませんもの。」
「はい、レディさん、ドロシーさん。」

会見が始まる時間が近付き、記者団も落ち着かない様子である。
また、殆どの局で生中継として放送されるため、視聴者も、気が気でないのだろう。
そして、報道陣の向ける視線が、一点に集中した。
235Wアナザー ヒイリリ:2007/06/07(木) 16:24:30 ID:/WjCInCV
外交用の特注の白いスーツを着たリリーナが姿を表す。
数百にも及ぶフラッシュの光が、リリーナを襲う。
危機的な立場の人間にとって、それは自らを食らい尽くす、獰猛な獣の眼に感じるだろう。
だが、それに怯むリリーナではない。
伊達や酔狂で外務次官をやっていたわけではない。
周囲、百八十度を報道陣に囲まれた、リリーナは、マイクの付いた台の前に立ち、口を開く。
「……わたくしが本日、皆様にお話しする事は、一つだけです。」
自らの名さえ名乗らずに、会見を始めるリリーナ。
余計な言葉は一切話さないという事なのか?
「……わたくしが、彼と…ヒイロと一晩を共に過ごしたのは、紛れもない事実です。」
どよめきが起きる。
当然だ、未成年であるリリーナがそんなことを認めるなど、誰が思っただろうか。
普通は否定するだろう
だがリリーナは、それをせず、さらに言葉を続ける。
「わたくしは、彼に好意をもっています、友情としてではなく、愛情として。」
その時、両サイドから男達がドタドタとなだれ込んできた。
この会場を守っていたガードマン達だ。
会場が再びざわつく。
「すみませんが、会見は中止です!」
ガードマンの一人が、そう叫ぶ。
「何をするのですか!?わたくしはまだ…」
「リリーナ様、筋書きと違います、予定通りに事を運んで頂かないと困ります。」
ガードマンの一人がリリーナに耳打ちをする。
そう、事前に政府からリリーナにこういう事を喋れと、シナリオが届いていた。
リリーナはそのシナリオを無視して、話していたのだ。
「あれでは皆さんを騙す事に…」
「それも政治です、無用な混乱を避けるための最善の策です。」
政府のシナリオはこうだ。
テロリストの残りがリリーナを襲った時、たまたま気付いた男性に助けてもらい、感激して抱き付いた…というもの。
多少強引だが、筋は通っている為、ほとぼりが冷めるまでは保つ、という考えなのだろう。
「ですが、わたくしの気持ちは…」
「あなたは外務次官です、個人的な考えを出すのは止めて頂きたい。」
このガードマンの言う事はもっともだ。
「それでも、わたくしは…ヒイロと共に居たいのです!」
ガードマン達に引きずられながら、リリーナはそう言った。
「おっと、待ちな!まだ会見は終わってないぜ!」
236Wアナザー ヒイリリ:2007/06/07(木) 16:26:19 ID:/WjCInCV
いつの間にか会見場の袖には、サングラスを付けたデュオ、トロワ、カトル、五飛の四人が立っていた。
「な、何だお前達…ぐあッ!」
そして、ガードマン達を、次々となぎ倒していく!
そして、あっという間に全員を叩き伏せた。
「さ、外務次官殿、スピーチの続きをどうぞ」
デュオは深々とお辞儀をしながら、二カッと笑った。
リリーナはコクリとうなずき、マイク台へと歩く。
「皆さん、お騒がせしました。」
カトルがそう言い終えると、倒れたガードマン達を抱えて、会場から姿を消した。

「よっと、ボランティア終了っと…しっかし、俺達って負ける方にばっか賭けてるよな。」
一通りガードマンを縛り終えて、デュオが呟いた。
「そうですね、でも、僕達はリリーナさんに賭けましたから。」
「五飛はいいのか?プリベンターは彼らに雇われている側だろ。」
「ふん、俺はあんな茶番を演じるつもりがないだけだ。」
「やれやれ、俺達も損な役回りだ事……そういえば、この騒動の発端の、あいつは何処に居るんだ?」

「…………リリーナ…」

再び、マイク台の前に立ったリリーナは、頭を下げた。
「皆さん、お見苦しい所を見せてしまい、申し訳ありませんでした。」
今の騒動のせいで、会場の雰囲気は最悪。
リリーナを見る目が冷たい者も少くない。
「…………」
リリーナは深く目を閉じ、軽く深呼吸した。
「…わたくしが、彼と会ったのは、二年程前のことでした…」
リリーナが始めたのは、昔話だった。
「海辺で倒れていた彼は、何も言わずに立ち去りました、ですが、次の日にわたしの通っていた学園に転入してきました。」
再度、どよめきが起きる。
この話は今しなければならない事なのか…と
「学園での彼は、今までに会った方々とは異なり、常に素っ気なく、わたしは彼に興味を抱きました。」
リリーナの話は続く。
「彼の周りは、わたしが今まで経験してきた世界とは、違う世界でした。」
その言葉を聞いた記者達は、しんと静まり返った。
「彼の正体を知ったわたしは、邪魔な存在になりました…ですが、彼は殺す事はありませんでした。」
既に皆の心はリリーナに向いていた。
「そしてわたしはお父様から、私の生まれを聞いた時も、彼に会いたいと願いました。」
リリーナの瞳は真っ直ぐに何かを見つめていた
「その後、再会したわたしを、彼は逆に、身を呈して守ってくれました。」
リリーナの視線の先には、作業員用の細い通路があった。
「何度も彼と会う内に、わたしの中から彼が消える日はありませんでした。」
そして、そこには一つの影がある。
「そして、わたしが誤った道に進むと感じた時、危険を顧みず止めに来てくれました。」
米粒のような小さな影だが、リリーナにはそれが誰なのかハッキリ分かっていた。
「近くに居てくれるだけで、焦りや不安でいっぱいの気持ちを変えてくれた。」
そして、リリーナは満面の笑みで、こう伝えた。
「わたくしは、ヒイロ・ユイが大好きです。」



この会見の時は普段のリリーナではなかった。
凛とし、それでいて穏やかな雰囲気を漂わせる感じではない。
そう、可憐で、守りたくなる感じ、でも、きっと強い、そんな感じだ。
恋する乙女の言葉は、それまでの世論を完全にひっくり返し、国民も報道陣も、果ては地球圏統一国家の大統領すら味方に付けた。
正に、奇跡の大逆転だった。
その後、リリーナは以前と同じ様…いや、それ以上の信頼を得て、より世界に尽くした。
そして、その後すぐに、彼女の傍らには秘書兼、ボディーガードとして、アディン・ロウという青年が付いたという…


〜Fin〜
237Wアナザー作者:2007/06/07(木) 16:47:56 ID:/WjCInCV
Wアナザー ヒイリリ以上です。
初めてエロを書く+小説を書くのは、約2年振り+携帯から送信と、不安でいっぱいでした。
これを見て、少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。
この後も、この話の外伝的なのか、別のカプの作品を書いてみようと思います。
基本的にノーマルなカプが好きなので、まだ投下がない、トロワを書いてみようかと思います。
ただ、私の中では、トロワ=トリトンなので、相手は、ミディ・アンですが…


>>228
感想ありがとうございます。
一応、言われた事は気をつけたんですが、なかなか難しかったです。
前より読みやすければ、幸いです。

>>232
>>233
頑張って下さい!
238名無しさん@ピンキー:2007/06/07(木) 22:24:14 ID:X+HmCwE9
>>237
GJだが自分語り長いよ
239名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 01:01:54 ID:r7JxgKSs
>>229
一時的ににくちゃんねるが復活しているからそこで探すよし。
一時的なものなので、html化されてなくて読みたいものは
今のうちに保存しておくのを超おすすめ。
240名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 09:28:01 ID:m7taxYZS
>>239
保存ってどうやればいいんですか?
241名無しさん@ピンキー:2007/06/08(金) 22:18:32 ID:ktVEelOG
>>239
ありがとう!
保存した!
242Wアナザー ヒイリリ外伝?:2007/06/12(火) 06:53:25 ID:ynkMYSbo
過疎ってますね。
何かがきっかけになって人が戻って来ればいいんだが、何かがキッカケになれば…
と言う事でSS投下します。

注意

ややヒイロが黒くなってます。
243Wアナザー ヒイリリ外伝?:2007/06/12(火) 06:56:49 ID:ynkMYSbo
あの時、なぜ彼はわたしを守ってくれたの…?
聖ガブリエル学園が、OZのMSに襲われた、あの時…
崩れてくる瓦礫からわたしを守ってくれた…あなたにとって、わたしは何なの…?
守ってくれた訳を聞こうとしたら、彼は私の前から姿を消した…わからない…教えてヒイロ…。


「…ん……」
ヒイロに助けてもらった、その日の夜、リリーナは言い知れぬ寝苦しさから、目を覚ました。
(なに…手足が…動か…ない……?………えッ!?)
そこには、自分の上に覆い被さる黒い影があった。
わけがわからず、黒い影を凝視してしまう、リリーナ。
暗闇に目が慣れてきて、やがてその影がなんなのかが、分かった。
「ヒ、ヒイロ!?」
リリーナの体の上には、ヒイロが覆い被さっていた。
しかも、リリーナの手首はヒイロの手につかまれ、足は、己が足を絡ませることで、身動きを封じていた。
「……!…!…」
驚きの為か声が出ないのだろう。
リリーナの口は動いているだけである。
「…………」
それに気付いたヒイロは、表情を変える事なく、何かを口に含み、強引にリリーナの唇を奪う。
「ん!?、んんん!」
ヒイロを振りほどこうと暴れるリリーナ。
しかしヒイロは、ガッチリとリリーナを押さえ付けて、けっして離そうとしない。
口の中にヒイロの舌が荒々しく侵入してくる。
「んむ…んん!…ん…んく…んく…コクン。」
唾液といっしょに何かを飲まされた。
それでもヒイロは、リリーナのくちびるを離そうとはしない。
一分ほど経って、ヒイロはくちびるを離す。
パンッと鋭い音が部屋に響く。
涙を流し、怒りに満ちた表情で、ヒイロの頬をリリーナは叩いた。
それでもヒイロは表情を変えず、再びリリーナを押し倒す。
リリーナは、どうしてこんな事をするのか、問いただそうとする。
しかし、声が出ない。
「…お前に飲ませた薬は、一時的に声帯を弱らせ、声量を極限まで抑える物だ。」
ようやく、話した事はそれだった。
そして……
「リリーナ、俺はお前を犯す。」
大きく開かれた瞳が、ヒイロを見つめる。
リリーナには彼が何を言っているのかわからなかった。
ビリビリッ
ヒイロの腕がリリーナの服の襟元をつかみ、引き裂く。
露にされた胸元を隠そうとするリリーナを制しながら、ヒイロは胸へと愛撫を始める。
全体を撫でるように揉む、やがて膨らんできた突起を指でコリコリと摘む。
途端にリリーナの顔が快感に歪む。
ヒイロは、続けて今までつまんでいたものを、口に含み、弄ぶ。
舐めて、吸って、噛んで、その度にリリーナの顔は頬を染めて、反応する。
しかし、すぐにグッと快感をガマンし、それに耐える。
意地でも感じないつもりのようだ。
だが、それがかえってヒイロのSっ気をくすぐる。
「ガマンすることはない、受け入れればいいだけだ…犯され、感じていると…」
ゾクッと背筋に心地よい何かが走った。
そして気のせいだろうか、リリーナの顔がどことなく嬉しそうに感じたのは。
「……これでも、まだ意地を張るか…?」
ヒイロはリリーナを押さえていた手を離し、下腹部へと滑り込ませる。
「っくぁぁッ!」
リリーナの中へと中指を突き入れる。
すでに愛液で溢れているそこは、意外にもすんなりと受け入れた。
244Wアナザー ヒイリリ外伝?:2007/06/12(火) 07:00:47 ID:ynkMYSbo
「……どうだ?」
「…………」
問い掛けるヒイロに、リリーナは無言で視線を外す。
「そうか…」
ヒイロは不敵な笑みを浮かべ、リリーナの中に人差し指も差し込む。
さらに、指は根元まで挿入し、激しく出し入れする。
「んはッ…ッツ!…ぅあん!…ヤ…あん!」
何度か出し入れすると、ゆっくりだが、リリーナの腰が動き出した。
指を深く悶え込む様に、押しつけてくる。
それを確認し、ヒイロは指を引き抜く。
リリーナの口から、物足りなそうな言葉が漏れる。
ヒイロはヌラヌラと愛液で光る指を、リリーナの目の前で舐めとる。
その光景に、リリーナは目を覆うも、自分が昂奮していくことが、抑えられない。
「……これでもまだ、正直にならないか?」
ヒイロの一言一言が、癖になりそうな、背中を何かが駆け抜ける、恍惚とした感じを作り出してくれる。
それでもリリーナは、理性で女の本能を押さえ付けようとする。
「ヒ、イロ…どうして、こんな…わたしのこと……嫌い…なんですか…?」
瞳を潤ませながら、リリーナは問い掛ける。
「…嫌いな女を抱きはしない。」
トドメだった。
リリーナの中で何かが外れた。
「……ヒ、イロ…わたし…わ……たし…」
震えながらも、何かを言おうとするリリーナに、ヒイロは再び、不敵な笑みを浮かべる。
「……これか?」
ヒイロのスパッツの下に隠されていたモノが、リリーナ眼前に差し出された。
「ッ!!」
驚きのあまり、凝視してしまうリリーナ。
「…………」
だがすぐに、目がトロンとしてきた。
その形が、匂いが、ヒイロのモノだということが、リリーナの欲情を誘っている。
今のリリーナには、女としての本能を、理性で抑える事は、出来なかった。
「……ソレ…を…わたし…に…」
小さな声だがヒイロにはしっかり届いた、その意味も含めて。
しかし…
「ソレ…とは、なんだ?」
ヒイロは、わざとらしく聞き返す。
羞恥心から、一瞬、躊躇するが、もはや止める術などなかった。
「オ……チ………」
最後の方は聞こえなかったが、キチンと呟いたようだ。
「…いいだろう…開いて、見せてみろ。」
リリーナは視線を逸らす。
「…中もだ…全てを見せろ…。」
だが、ヒイロの言葉に逆らうことができず、下着を脱ぎ捨て、おずおずとMの字に股を開き、よく見えるよう、自らの指で花弁を開く。
「……いくぞ。」
入口にソレを持って来て、いつでも力を込められる様に、待機する。
「……はい…」
それを聞くや否や、リリーナの最奥へと、一気に突き入れた。
「……あ…奥まで…入って…る…。」
いきなりであったが、あまり痛くはなく、出血も少ない。
「ふっ…」
「え……あああぁぁぁぁッ!!」
ヒイロは、入れてすぐにドクドクと中に注ぎ込んだ。
「あ…あぁ…あっふぅぁぁ…」
リリーナは熱いモノを注ぎ込まれ、身体を震わせて、耐え難い快楽に身を任せた。
245Wアナザー ヒイリリ外伝?:2007/06/12(火) 07:03:15 ID:ynkMYSbo
「…まだだ。」
「待って!ヒイ…んあん!」
一度出したにも関わらず、ヒイロのソレの硬度は衰えてはいなかった。
ヒイロはソレを中に入れたまま、器用にリリーナを四つん這いにし、後ろから激しく責める。
先程出したモノと、愛液とが混ざりあった匂いと、じゅぽじゅぽと出し入れする音が、急速に気分を高ぶらせる。
「や…あ…ダメ…んあ…また…イク…!」
リリーナの膣内が急激に締まり、ビクビクと身体を震わせた。
ドサリと力なくベッドに倒れ込んだ。
「……まだ終わりじゃない。」
「……あ…」
ヒイロはリリーナの両腕をつかみ、激しくスパンキングする。
「あぃ…ん…ダメ…ダメェ!…もう…おかしく……なっ…るぅ…」
「おかしく…なれば…いい…イクぞ…リリーナ!」
「ああ、ヒイロ、ヒイロォ!あ…あああぁぁぁぁ…あ……あぁ…」
リリーナの体内に、再び人の素が注がれた。
三度、イカされたリリーナは、意識が遠のいていくのを感じた。
「リリーナ…俺はお前が好きだ…お前が欲しかった…」
とても耳に、心に残る声が聞こえた…。



「ヒイロッ!」
ガバッと、ベッドから勢いよく、リリーナは起き上がった。
「…………?」
寝る前と同じ服装、シーツや枕にはシミ一つない。
匂いも嗅いでみる…
変わりはない、いつもと同じ。
「……夢…?」
ホッと胸を撫で下ろすリリーナ。
しかし、すぐに顔を真っ赤にして恥ずかしがった。
(わたくし、なんてはしたないことを!ヒイロと夢で、あんな!…あんな…)
リリーナは、夢の事を考えて、身体が熱くなってくるのを感じていた。
(あ!…ヒイロの事を考えると…身体が熱く…あ、ダメよリリーナ、そんな…ぅん…ところを触っては…あん!)
かくして、リリーナの初めてのオナニーに続く…かも?
246Wアナザー作者:2007/06/12(火) 07:09:14 ID:ynkMYSbo
以上です。
前にヒイロはリリーナに弱いというレスがあったので、逆転させてみようとおもったのですが…
黒に…
リリーナの願望ってことで、お願いします。

>>238
おっしゃる通りです。
以後、自粛します。
247名無しさん@ピンキー:2007/06/12(火) 07:10:52 ID:tFcAsQR/
お疲れ様。覗きにきたら光臨中でした。
これから、読ませて貰います。
248名無しさん@ピンキー:2007/06/14(木) 00:25:02 ID:/M/ubFXr
>>246
GJ!!ヒイリリ良かったですよ
またお願いしますね
249名無しさん@ピンキー:2007/06/15(金) 21:06:08 ID:FdOVd8R2

だけど・・・その、なんていうか・・・
もう少し修練を積んでから投下して欲しいかな
250名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 23:44:56 ID:2DfzVFmd
ほしゅ
251Wアナザー 作者:2007/06/23(土) 05:00:58 ID:Q8LF+64N
>>247 >>248
ありがとうございます。
ただ、私バカやってしまって。
書き終えたのを消してしまって。
しばらく投下できません。
ホント、ゴメンナサイ


>>249
確かに未熟でした
↑の失敗もあり、力をつけて、戻ってきたいと思います。
252名無しさん@ピンキー:2007/06/25(月) 18:55:37 ID:1zGp5Zb4
Wアナザーさん乙
またの投下待ってます
253名無しさん@ピンキー:2007/06/26(火) 23:41:49 ID:n3+OxcFm
↓いつの間に…!!

ttp://www.gundam-w.jp/index.html

リマスターか……コレ買って再び復習をかねて視聴、
妄想の翼を広げてハアハアしたいところだな
254名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 20:22:19 ID:1dlbdiRy
関東圏のしかも限られた場所だけかもしれないけど
ただいま毎週放映中ッスよ
ttp://www.mxtv.co.jp/gundam_w/
255名無しさん@ピンキー:2007/06/27(水) 22:09:41 ID:SSC+LUkG
あれ?
BSiでも放送してるんだけど…
256名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 00:55:50 ID:1XPCzRzD
gayoも
257名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 20:13:00 ID:uolTfV7J
だいぶ下がってるからあげとく
258名無しさん@ピンキー:2007/07/10(火) 18:22:53 ID:5QnNxWLn
259名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 19:55:04 ID:bGUBsLMN
ほす
260名無しさん@ピンキー
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 うーへー!うーへー!
 ⊂彡