【オリジ・パロ】AAキャラエロ小説 part2【オールOK】
新スレ一発目なのに、万人受けしない人を選ぶネタを投下します。
少女フーン×♀モナー
レズというか百合というか、何だかそんなのです。
特に想定スレのない、オリジ設定となっています。
宜しければどうぞ。
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(二ノ|_|
「また、今夜もいる…」
モナーは少女に聞こえないよう小さな声で呟いた。
路地を挟んで、うかれ街とは目と鼻の先。治安の点で、やや問題があるのは知っていて
購入したマンション。
住み始めた当初は、酔っ払いやいかにも夜のAAといった感じの男女が
稀に騒ぐ声も耳障りだった。しかし、2年も経てば慣れてしまうもの。今となっては、
うかれ街の喧騒も春の蛙や夏の蝉、そういった自然のBGMと大差ないとモナーは思っていた。
けれど、どうしても見過ごせない、馴染んで良いのだろうかと思うものもある。
「どう見ても未成年…よね」
少女の前を何でもない風に通り過ぎマンションの入り口を開けながら、
モナーは再び視線をフーン族の少女へと向けた。
数週間前から時折、うかれ街入り口路地で見かけるようになった少女。
男とうかれ街の中へ消えていくのを見たのも一度や二度の事ではなかった。
「でも、私には関係の無い事よ」
そう自分に言い聞かせるよう言葉にしながらも、モナーは4階の自宅に入ってすぐ、
あの路地の見えるダイニングへ入る。
郵便物や新聞に目を通すよりも、少女の事が気になって仕方ない。
うかれ街の人間に興味を抱くなんて馬鹿らしいと思いつつ、レースのカーテンの向こう、
紫煙をくゆらせぼんやりと佇む少女の様子を見下ろした。
「何か出来るわけでも無いのにね」
宵闇から月明かりに移行するまでのしばしの間、少女がゆっくりと煙草を味わう姿を
ただジーッと見つめ続ける。
「……お客さんか、悪く無さそうな人みたいね…」
誰かに声を掛けられうかれ街の中に入っていく少女を見送り、モナーはカーテンを閉めた。
少女の姿を見つけた仕事帰り、夕闇が錯覚させた幼さだろうとモナーは自分勝手に納得した。
しかし、何となく少女が気になりダイニングから見下ろし観察してみれば、
確かに彼女は6頭身の女性ではなく、まだ未発達な恐らく8頭身となるであろう少女だった。
「身体付きが私よりはっきりしたラインだから、大人かもしれないって思ったのよね」
少女を見かけた初日に声を掛けるのを躊躇ったせいか、
モナーはずっと彼女の事が気になりながらも声を掛けられずにいた。
未成年なのに煙草を吸ってイイの? 何故、うかれ街で客を取っているの?
親はどうしているの? 何処に住んでいるの? ………。
彼女に尋ねてみたいと思った事は山ほどあった。けれど、モナーは
未だに彼女を見つめているだけである。
「何か、もう一度きっかけがあれば声を掛けられる気がするんだけどなぁ」
1人の夕食を済ませ、シャワーを浴び、明日の仕事の準備をし、寝床へと入る。
明日が来れば朝食を取り、仕事へ出かけ、仕事をし、家に帰れば同じ事を繰り返す。
これといった特徴の無い単調な生活のリピート、それが今のモナーの全てだった。
変わらない日常の一角に現れた、うかれ街に釣り合うだけの容姿でありながら
不釣合いな年齢だろうフーン族の少女。
それはモナーの苦も楽も無い世界を一変させるような、何か不思議な魅力を持っている気がした。
モナーが待っていたキッカケは随分とあっさりやってきた。
少女が路地に立ち始めて一月が経とうとする頃、
秋風と共に今にも降り出しそうな雨雲が運ばれてくる。
「今夜はきっと、立ってないわね…」
雨の日や雨の降りそうな日に、少女を見かけた事は無かった。
恐らく、何処か帰る場所があって、天候の悪い日は仕事に出掛けないのだと
モナーは考えていた。
「今にも降り出しそう」
傘を持たずに仕事へ出ていたモナーは、空を見上げ少しでも早く帰ろうと駅からの家路を急ぐ。
「…え?」
路地に見慣れた少女の姿。今夜もまた彼女は立っていた。
小走りだったモナーは立ち止まる事なく、そして少女に声を掛ける事なく
マンションへと辿り付いてしまう。
「雨に降られないかしら」
少女の心配をしつつも、今来た道を戻る勇気が、モナーには出なかった。
夜の暗さとは異質な雨雲の暗さが空を覆う。
「あ…降り出した」
雨がゆっくりパラパラと降り始めた。
窓の外に見える雨は細く、目を凝らさなければ降っている事も分からないほど。
だが、外で雨に触れている当人であれば気付かないはずはない。
けれどモナーがダイニングの窓から見下ろすフーン族の少女は、
まるで雨など降っていないかのように煙草をゆったりとくゆらしていた。
「今日は、冷えるわよね…」
帰り道の外の空気は、既に秋の気配。風が強くなってきたのか、雨が斜めに降っていた。
窓の外の少女の出で立ちは、立ち襟タンクトップにローライズのデニムショートパンツ。
モナーはダイニングから玄関へ急ぐと、傘を片手に階段を駆け下りた。
マンションのオートロックの自動ドアを抜け、ロビーを通って外への扉を開く。
色気も可愛げも無い、ただ使い勝手の良さそうなモノトーンの大きな男物の傘を差したモナーは、
そこでピタリと足を止めた。
モナーの方を見るでも、うかれ街を見るでもなく、何にも興味を示さず煙草を味わっている少女。
雨はまだか細く、路地を仕切る壁に背をもたれている少女の喫煙を煩わせる程ではなかった。
どう声を掛けるべきか。そんな事を迷ってモナーが立ちつくしていると、にわかに雨が強くなった。
ジッっと音を立てて、小さな赤い光が暗闇に溶け込む。
「こんばんわ…。こんな雨じゃ煙草、吸えないわね。私の家に来ない?」
少女が雨にかき消された煙草に舌打ちをしたのを合図に、モナーはやや距離のある所から声を掛けた。
「…煙草のために雨宿りさせてくれるのか?」
消えた煙草を足で踏み潰しながら、少女は気だるげにモナーに視線を向ける。
「悪いけど、我が家に灰皿は無いわ」
モナーは一歩踏み込み、でも傘を差し出すにはまだ遠い場所で少女に向かって首を振った。
「フーン、煙草が吸えないならパス」
少女は再び視線を虚空に漂わせ、モナーへの興味を失う。
「未成年のくせに煙草なんか止めなさいよ」
聞いてみたいと思っていた事を注意として口にのせた。
「未成年? 俺が?」
その発言を嘲笑うように、少女が再びモナーへ視線を向ける。
「違うの?」
モナーはややひるみながらも、少女を見つめ続けた。
「オバサンより胸もあるし、ウエストもくびれてて大人っぽいと思うけど?」
少女の手が自らのバストを抱え込み、ユサリと揺らす。
「オバサンじゃないわ。まだ20代よ。それに体型は歳に関係ないと思うけど」
モナーは自分のささやかな膨らみを見下ろしながら、やや不機嫌な顔になった。
「20代って言ったって、四捨五入すりゃどうせ三十路だろ。やっぱオバサンじゃん」
少女の方からモナーへと間合いを詰め、肌年齢を確かめるように顔を覗き込む。
「な…。こんな肌寒い日に雨に濡れてるなんて可哀想だと思ったけど、もうイイわ。
勝手になさい。さよなら」
少女の蔑むような笑い方に、モナーはうかれ街のAAを気に掛けた自分が
バカだったのだと踵を返した。
「待って、俺が悪かったって。こんな天気の日だってのに男の家おん出されちまって、
しかも客もつかなくてイラついてたんだ。お姉さんの家にあがらせてよ」
マンションへ歩き出したモナーに駆けより、少女が謝る。
「家に帰ればイイじゃない」
傘をたたみ、ロビーへと入ったモナーは少女を冷たくあしらった。
「家には帰れない」
少女が見せたのは、道に立っている時のぼんやりとした無表情とは全く別物の無表情。
強い意思の宿った瞳に何の感情も見せない顔で、少女はキッパリと言い切った。
「……そう」
何だか事情を聞いてはいけない気がして、モナーは歯切れ悪く頷くとオートロックの扉を開く。
「こんな雨じゃ、うかれ街の出口まで客も来ないし。今夜は雨をしのぐのも苦労しそうだから、
禁煙するから家に入れてよ」
階段を登るモナーの横に並び、少女は先程までのツンケンした様子ではなく、下手な態度を取った。
「禁煙は絶対よ。このマンションの見た目が幾ら古めでも、私にはまだローンの残る大事な城なんですから」
自宅の扉に鍵を差し入れながら、モナーは少女に念押しする。
「…何で、エレベーター…あるのに、使わないの…さ…」
普段から階段に慣れ息一つ乱していないモナーの横で、
少女が肩で息をしながら近くにあるエレベーターの扉を指差した。
「ああ、あのエレベーター故障しやすいのよ。止まったらなかなか出られないし」
エレベータと雨の日は特に相性が悪い。一度閉じ込められて散々な目に遭ったモナーは、
健康的な脚力で危機回避を行っていた。
「フーン、色々事情があるんだ」
呼吸を落ち着け、余裕の表情に戻った少女はモナーの開けた家の中へと足を踏み入れる。
「だけど、若いのに体力無いのね」
ヒールを脱いで家の中に上がったモナーは、少女がブーツを脱ぐ仕草を見つめながら口の端で笑った。
「エッチする体力があれば十分だろ。瞬発力より持久力。テクと回復力には自信あるよ、茂内モモナさん」
わざとらしいくらい近くでモナーを見上げ、少女が口の端で笑い返す。
「私の名前、どうして…?」
「玄関のプレートに名前書いてただろ。幾らオートロックの内側だからって、
女の一人暮らしをバラすようなのはやめた方がイイぜモモナさん」
素足になった少女はペタリと廊下に足を下ろし、ポンとモナーの肩を叩いた。
「忠告ありがと。私の事はモナーでイイわ。貴女は何て名前なの?」
品定めするようにキョロキョロと視線を動かす少女。その後ろを自宅であるのに、
何処か落ち着かない様子でモナーが付いていく。
「フーン」
廊下の突き当たりダイニングに足を踏み入れた少女は、モナーを振り返り簡潔に名乗った。
「それは略称でしょ。本名は?」
フーンの視線の高さに合わせて、やや膝を落としモナーが尋ねる。
「俺の名はフーン。それだけ分かってればイイだろ。エッチするのに本名なんて不要だし」
フーンの右手がモナーの首筋をなぞり顎に伸びた。左手はいつの間にか肩に乗せられ、
今にもキスをされそうな距離になる。
「きゃ、ちょ…そんなつもりで家に入れたわけじゃ…」
モナーは慌ててフーンを押しのけ、距離を取るように壁に逃げた。
「違うの? 別に金の事なら気にしなくてイイぜ。
雨が止むか朝になるまで居場所を確保してくれりゃ、目一杯サービスするし」
壁に逃げたモナーを追い込むように、フーンが迫る。
「いや、私、女の子とする趣味無いし」
否定を全身で表すように、首と手をブンブンと振った。
「嘘」
フーンは細い目を一杯に見開き、驚いた顔になる。
「こんな事で嘘、言ってどうなるの」
モナーはフーンの間合いから抜け出すように、別の壁の方へと身を寄せた。
「だって、アンタうかれ街を通ってマンションに帰るまで、ずっと俺の事を見てただろ」
仕事の行き帰り、駅への近道として通勤道路にしているうかれ街の道。
通るたびに少女を街の中に探し、路地に立てば思わず目を向ける。
「気付いてたの…」
「あんだけ見られて気づかないなんて、どんだけ鈍い奴だよ。
俺の事を侮蔑するような目を向ける女とかはたまにいるから、そういう類かと最初は思ったけど、
そうじゃない視線だったし。だからてっきり、勇気の出ないレズかと思ってた」
あからさまな視線に気付いていなかったのは、モナー本人だけだった。
「違います。レズじゃ有りません。というか大体、私エッチに興味無いし」
勝手なセクシュアリティのレッテルを貼られ、モナーはキッパリとそれを否定する。
「…アンタ幾つ?」
「28よ」
フーンの訝しげな問い掛けに、モナーは誤魔化す事なく静かに答えた。
「処女なの?」
「そうよ、悪い?」
やや声のトーンを落とすフーンに、モナーはツンとした態度で返す。
「婚前交渉は認めないタイプ?」
「別に。でも、結婚する気は無いわ」
「フーン、何だ。アンタって自分で分かりたくないだけで、やっぱレズなんじゃないの?」
素っ気ない言葉を返し続けたモナーを見つめ、フーンがニマニマと笑った。
「違うって言ってるでしょ。全く、しつこいわね」
モナーはフーンから視線を外し、下らないというように大げさに溜め息を付く。
「…そういやフーン、貴女随分と濡れてるじゃない。そんな格好でうろつかれたら
部屋が汚れるわ。シャワー浴びてきなさい、シャワーを」
笑み続けるフーンの話題を逸らすように、モナーは浴室の方向を指差し入浴を促した。
確かにタンクトップやショートパンツは水を吸い、肉体のラインにペッタリと張り付くようになっている。
促されるまま浴室に足を進めたフーンだったが、ふと何か思いついたようにモナーを振り返った。
「一緒に入ろうぜ」
フーンは手を伸ばすと、指先でモナーを誘う。
「変な手の招き方をしないの。別に私は濡れてないからイイわ」
小指から順に親指までたたみ込む妖しげな招き方に、思わずウンザリとした顔になる。
モナーの言う通り、あの斜めの雨の中でも大きな傘に守られていたせいか、
ブラウスとスラックスは一つの染みもなかった。
「なら、これで必要になるだろ」
濡れた身体をなすりつけるようにフーンはモナーへと抱きつく。
「何、するのよ」
フーンから離れようともがけばもがくほど、モナーの服へ雨が染み込み身体まで伝わっていった。
「イイじゃん、一緒に入ればレズじゃないのも証明出来るぜ」
フーンがからかうように微笑み、モナーの手をひく。
「…フーンのしつこさには負けたわ。言っとくけど私の家のお風呂、ホテルみたいに広くないからね」
諦めの溜め息と共に、モナーは脱衣所の扉を開けた。
「ユニットバスじゃないなら女二人が入る位、何とも無いだろ」
脱衣所の扉を後ろ手に閉めたフーンは、重そうなバックルのついたベルトを外し
デニムのショートパンツを脱ぐ。
「湯船にお湯、溜める?」
フーンの脱ぎ散らかしたベルトを拾い、ショートパンツを洗濯機に入れながら尋ねた。
「どっちでもイイよ。ホテルと違って、家の風呂じゃ水道の勢い無いし簡単に溜まらないんじゃないの?」
フーンはタンクトップを脱ごうと裾に手を掛けたが、ピッタリと張り付く生地に苦戦している。
「それもそうね。じゃ、シャワーだけでイイか」
モナーは困っているフーンを横目で笑いつつ、ブラウスを洗濯機へと放り込んだ。
「タンクトップが張り付いて脱げない。モナー手伝って」
自分で脱ぐ事を諦めたフーンは、まるでダッコをねだるように両手をモナーへと差し出す。
「…小さい子じゃないんだから、それ位、自分で脱ぎなさいよね」
スラックスも洗濯機に入れ、洗剤を投入しようとしていたモナーが迷惑そうな顔になった。
「イイじゃん、脱がせてよ」
モナーは仕方なく、請われるままにフーンのタンクトップに手を掛ける。
モナーの手で生地がめくれ上がり、ハリのある乳房が2つ、プルンとあらわになった。
「フーンってブラしてないの?」
タンクトップを脱がしきり、ノーブラだったフーンの姿に驚きの声を上げる。
「する事もあるぜ。でも、あんまりしないな。何かキツい感じがして慣れなくてさ」
フーンが自分の乳房をギュッと掴んだ。弾力ある乳房はまだ硬いのか
フーンの指を余り受け入れず、柔らかさには欠けそうである。
「サイズ、どれくらい?」
まだまだ育つ余力を残していそうな乳房を見下ろしながら、モナーが尋ねた。
「確か、D。でも、最近、よくキツいし大きくなったかも。
…フーン、モナーってさっき抱きついた時も思ったけど、凹凸が少ないよな」
ショーツも脱いで裸になったフーンは、まだブラとショーツ、
ストッキングを身につけているモナーの身体を品定めするように見つめる。
「どうだってイイでしょ」
フーンの脱いだ黒レースのショーツをネットに入れながら、モナーがフンと鼻を鳴らした。
「なぁ、その胸ってAAカップとかなの?」
ストッキングを脱いでいるモナーを見つめていたフーンが、
下を向いても直立になっても大きさも形も変わらない胸に注目する。
「そこまで小さくないわ。Aカップよ」
ストッキングとショーツをネットに詰めたモナーは、AAと勘違いされた
ささやかな膨らみを少し寂しそうに見下ろした。
「小っちゃ。AもAAも変わらないじゃん。だけど、尻の形イイな。
流石、毎日4階まで上り下りしてるだけあるわ」
フーンの指先が尻尾の付け根を挟み込み、先端までを撫でるようにユックリと嬲る。
「やぁっ、…ちょ。尻尾掴まないでよ。脱いだならサッサとシャワー浴びればイイでしょ」
小さいと評されブラを取る事に戸惑いを感じていたモナーは、
胸にばかり意識がいっていて、まさか尻尾を掴まれると思わず高い声を上げた。
「感度イイね。そんなにイイ感度してるのに何でエッチに興味ないの?
世の中には微乳とか貧乳派もいるし、胸の大きさなんて、エッチに障害にならないと思うけど」
浴室の中に逃げ込んだフーンを睨みながら、ブラをネットに入れ洗濯機のスイッチを入れる。
洗濯機の可動音を確認したモナーは浴室のドアを閉め、シャワーヘッドを手に取った。
「…胸以外にも、そのAAにはそのAAなりの色々な事情があるのよ」
モナーは水流と温度を調節すると、まずは雨で冷えているフーンにシャワーを掛け流す。
「なぁ、本当に処女なの? 風呂の大きさとか水量とか、
何だか話してるとラブホの事情にも詳しそうな気がしたけど」
シャワーを掛けられるまま、フーンは全身を温めるように湯に身をまかした。
「…処女よ」
フーンの全身を湯に当て、モナーはシャワーヘッドを今度は自分の方へと向ける。
「本当に?」
シャワーラックの中からボディーソープを見つけ出し、フーンは手のひらでソレを泡立てた。
「本当に。だって、私、男の人と出来ないの」
モナーは湯を出したままノズルをラックに戻すと、身体を洗い始めたフーンの隣で
洗顔用のチューブを絞る。
「やっぱレズ? 女しか興味ないの?」
腕や足、至る所を泡まみれにしながら、フーンは顔を洗うモナーに注目した。
「あのね、男と出来ない=レズにしないでくれる。肉体的にセックスが出来ないだけよ」
シャワーの湯を手のひらで掬い、顔の泡を落としたモナーはフーンにムッとした顔を向ける。
「何それ?」
プライバシーなどお構い無しに踏み込んでくるフーンに、頭上からいきなりシャワーを掛けた。
「……膣狭窄って知ってる?」
モナーは少し乱暴にフーンの全身の泡を洗い流しながら、
諦めの混じった声音で事情を話し始める。
「膣は分かるよ、オマンコだろ。キョウサクって何?」
手荒なやり方でシャワーに曝されたフーンは、フルフルと頭を振って
顔についた飛沫を飛ばした。
「オマ…随分と直接的な言い方ね。まぁイイわ。狭窄っていうのは狭いって事よ。
凄く狭すぎて出来ないの」
モナーは親指と人差し指で小さな穴を作り、語彙の少ないフーンに言葉を教える。
「キツい締め付けのオマンコって喜ばれると思うけど?」
フーンの中指がからかうように、モナーの作った輪の中に挿し入れられた。
「キツいなんてもんじゃないわよ。指が入らないんだから」
フーンの指を穴を窄めて拒み、自分の状態を表す。
「一本も?」
やや好奇の目で見上げてくるフーンに、モナーは静かに頷いた。
「誰と何度試しても入らなかったから、25の時に恥を忍んで婦人科にも掛かったわよ。
手術で治せるそうだけど、結婚相手がいるでも無し、エッチのために
あんな所にメスを入れるなんて何だかイヤで」
モナーはその時の事でも思い出したのか、少し辛そうな顔になる。それを振り切るように
ガシガシとボディーソープのノズルを押し、スポンジの上に沢山の液体をまぶした。
「フーン、何だか可哀想」
身体を洗い始めたモナーをフーンが切なそうな顔で見つめる。
「同情なんてしないでよ。エッチ出来なくたって世の中には幾らでも楽しい事はあるわ」
全身に泡をのせるモナーは、無理の見える笑顔をフーンへ向けた。
「違う。オマンコが使えなくたって、エッチは楽しめるだろ? 例えばココとか…ココ」
シャワーヘッドを左手に取ったフーンは、モナーの身体に湯を掛けながら、右手で肌に触れる。
ささやかな膨らみの乳房の頂点付近、フーンは桃色とも褐色とも評しがたい乳暈を指先で撫で、
刺激され勃ち始めた乳首を舌先でコロコロと転がした。それだけに飽き足らず、
湯の流れに乗るように右手を下へと下へと這わせ、人差し指と中指でVの字を作ると
スリットを割り開き、クリトリスを剥きあげる。無理矢理に外気にあたらされ、
不安そうに縮こまっている紅色の突起に、シャワーの水流がぶつかった。
「やぁ…お湯…お湯があたって…」
皮に守られていた秘めやかな器官は刺激に慣れず、細かく熱く攻め立てる湯の感触に硬くしこり始める。
「そうそう、こっちだって、オマンコ以外にエッチに使える場所だぜ」
フーンは感じ始めたモナーに微笑みかけ、指先を尻の方にまわすとアナルに軽く触れた。
「ひっ…何処、触ってんのよ…」
身を捩りながら、フーンの手を止めようと手をのばす。
「フーン…アナルは苦手か。慣れれば結構、イイもんだと思うんだけどな」
モナーは激しく嫌がるが、それでもフーンはほぐすようにアナルを指の腹で撫で続けた。
「そんな所、慣れなくてイイわよ。フーン、もうやめなさい」
指が挿しこまれそうになった瞬間、モナーは危機を察したのか渾身の力を込めて
フーンの手を退ける。
「イヤだね。オマンコなんか使えなくたって、エッチが愉しめるって事を分からせたいんだよ。
モナーの感じる所、他にもきっとあるぜ。色々、自分の肉体の事、知ってみろって」
フーンは両手を自由にするためシャワーノズルを再びラックに掛けると、
正面からモナーの腰を抱き寄せた。
「色んなAAとの経験的にココとかココ、ココも…ああ、モナーはココが好きなんだ」
腰をガッチリと掴まれ、逃げられないモナーの首筋から顎のライン、
耳元までをフーンの指先がなぞる。身長差のため耳先まで触れられない指先は、
後頭部で進行方向を反転し、うなじや背中をユックリと辿り始めた。
そして、その指先が尻尾の付け根に達した時、モナーの肉体がビクリと震える。
モナーの弱点に気付いたフーンは、濡れて普段よりも小さく見える尻尾を嬉しそうに
指先で揉みこむように弄んだ。
「やめ…お願い…やめ…ぁあっ…」
振り払いたいのか、それとももっと触れられたいのか、モナーの腰が甘やかに揺れる。
「ん? あれ、ベトついてきてる。フーン、感じれば濡れてくるんじゃん。って事は、
狭くてもちゃんと穴は開いてる訳か」
揺れだした尻を腿の方から撫でようとしたフーンは、モナーのスリットが濡れ始めた事に気付いた。
粘つくスリットを確かめるために、フーンの手のひらが恥丘の側から柔らかく這わされる。
「当り前でしょ…、あ、穴が開いてなきゃ生理が来なくて、んぅ…もっと…早くに、
婦人科に掛かってたわよ」
濡れそぼる箇所を確認するように、フーンの人差し指と中指が陰唇の間をいったりきたりした。
巧みな愛撫に翻弄され、モナーの息が上がってくる。
「ああ、それもそうか。…な、少しだけ指、入れてみてもイイか?」
小陰唇を撫で付けていたフーンの指の腹が、小さな膣口を狙うように止まった。
「それは、ダメ…無理な事されると、かなり、痛いんだからね…」
フーンの顔を見つめ、イヤイヤと首を振る。
モナーの不安げな表情に、フーンは股間から手を離し一本の指を立てた。
「無理しないって。それに今まで入れようとしたのだって、どうせ男の指だろ。
俺の指、細いし小指で試すしさ」
小指を立てたフーンはモナーを安心させるように、その指を握らせた。長く細いフーンの指。
直径1pにも満たないようなか細い太さと、長いといってもたった7pほどの指。
「絶対、無理、しないでよ…」
フーンを受け入れるため、おずおずとした動作で腿を少しだけ開いた。
「無理はしない。俺を信じて」
フーンの言葉に頷き、モナーはかすかに震える手を開き、小指を離す。
フーンは離された小指を滲み出す愛液にタップリとまぶし、円を描くように膣口を撫でた。
「モナーの中、ホントきついな。俺ならコレだけ濡れると、何本だってスルッと入っちまうけど…
ああでも、少し入った。痛くないか?」
狭くかたくなな窄まりは抵抗が強く、華奢な小指は強引に進む事も出来ず苦戦する。
それでもフーンは焦らず丹念に膣口を揉みほぐし、小指がふやけるほどの愛液が
滲み出る狭穴を責めた。遂に弛みはじめた膣口は、フーンが軽く押し進めた小指の先を
ユックリと少しだけ受け入れる。
入り口以上にギュウギュウと締め付けすぎる狭い肉壁の中、第1関節だけであったが
モナーの膣が初めて異物の侵入を赦した瞬間だった。
「…変な感じはするけど、…ハァ…ぁ…大丈夫、みたい…」
モナーは少し低い位置にあるフーンの肩に手をかけ、荒い息を吐く。
「なら、もうちょっと進めてみるか?」
指をそれ以上進める事なくモナーの様子を窺っていたフーンは、再び小指に力を込め、
ゆるゆるとした速さで肉を犯していった。
「んぅ…フーン…」
フーンの肩に両腕をまわし、しなだれかかる。
モナーの腕の中にスッポリと抱え込まれたフーンは、困ったような笑いを浮かべた。
ケ
「そんな声で呼ぶなって。あんまり、その気はないつもりなんだけど、
こっちまで変な気分になってくるだろ」
どんな状況でもクールに、相手に引き摺られる事なくマイペース。
それがフーン族であるが、今のフーンはモナーの熱にあてられて、声が上擦ってきていた。
「だって…フーンが…ぁっ…やぁ…深い…」
フーンが悪いのだと言おうとしたが、それは形になる事なく嬌声に変わる。
小指は遂に付け根まで、モナーを犯していた。
わずか7p程の浅い挿入。それでも今日まで何物にも貫かれる事なく、
処女であり続けた狭穴には十分に深いと感じられるモノだった。
「小指だけなのに、オマンコの中はキツキツで一杯だな」
カッチリと咥え込まれ、身動きの取れなくなった小指の状態をフーンはわざとらしく、モナーの耳に囁く。
「そういう事、言わないでよ。恥ずかしくて、おかしくなりそう」
全身に熱が伝わり、カーッと肉体が火照った。
「事実だから仕方ないだろ。なぁ、俺の中にも指、入れてみてよ」
フーンは肩にまわされていたモナーの手を取ると、自らの股間に導く。
「え、でも…」
「変な気分になってきたって言っただろ。待ちきれなくて濡れ濡れなんだ」
戸惑うモナーの指に、フーンは音がするほど潤ったスリットを擦りつけた。
「…じゃ、痛かったら言ってね」
モナーの人差し指が、おそるおそる膣へと挿し込まれる。
「俺は平気だから、一気に3本くらい、突っ込んでくれ。
1本なんて焦らされてるみたいで、逆に耐えられない」
フーンの求めに応じて、人差し指に中指と薬指を這わせ、挿入した。
ドロドロに蕩けた膣はヌップリとモナーの指を飲み込み、しっかりと咥えこんだ。
「凄い、こんな熱い…フーンの中って、気持ちが、イイわ…」
融かされてしまいそうなフーンの熱に、思わず感嘆の声を上げる。
「モナーの中は俺よりももっと狭いけど、似たようなもんだぜ」
フーンはモナーに微笑みかけ、小指の先を少しだけ曲げた。
「…んっ…そう、なの?」
内部に軽い衝撃を感じ、掠れた声でモナーはフーンに尋ねる。
「ああ、オナニーをタップリして、自分の膣の状態をよく知ってる俺が言うんだから間違いないって」
フーンは手練である事を明かすように、モナーの指を自らの意思の下でクッと締め付けた。
「フーンは、そういう事、良くするのね」
乱れ波打つフーンの内部に驚き、モナーの指は蠢く事も出来ずに固まる。
「モナーは全然、しないんだ?」
動いてくれないモナーの指に焦れたように、フーンは自ら腰を揺すり始めた。
「だって、膣が狭窄していたお陰で、今、初めて小指を受け入れたくらいだもの。
1人エッチなんてとても…」
「さっきも言ったけど、オマンコが使えなくたってエッチは出来るだろ。まさか、イッた事も無いのか?」
消え入るような声で自分のエッチを否定するモナーに、フーンが疑問を持つ。
「流石にそれは…。膣狭窄だって分かる前、元彼が沢山濡れれば入るかも…って、
頑張ってくれた事があるからオーガズムの経験はあるわよ」
モナーは顔をやや引き攣らせ、自分の今までの遍歴の一部を明かした。
「イッた事があるなら、普通、したくならない?」
フーンは絶頂を感じた事があるのに性欲を無視できるモナーの事が分からず、
妙に純粋な表情で尋ねる。
「何だか、怖くて…」
モナーはフーンの言葉に、小さく首を振った。
「フーン、モナーはエッチに関してはホントに初心者なのか。
…なら、ここはタップリ感じてもらって愉しいって事を肉体に分からせた方がイイかもな」
フーンはモナーを責める体勢を整えるため、腰を伸ばして自らの膣に埋まっていたた指を抜く。
「身体に分からせるって…ちょ、フーン…あっ…ひあぁ…やぁ…ダメ…ぃあっ…んくぅ……」
モナーの中に小指だけを伸ばし、握っていた拳をフーンは緩く開いた。
フーンの指の関節が陰唇を撫で、クリトリスを刺激する。
「狭くても、やっぱオマンコだな。モナーが感じると膣がビクビク波打つみたいに震えてきてる」
フーンはモナーのスリットを右手で弄りながら、左手は乳首を摘み、舌でもう一方の乳首を転がした。
「そ、なの…? 自分…じゃ。ぁんっ…分からな…ぃっ…い…」
モナーはフーンと会話をしようと言葉を紡ごうとするが、感じているためかマトモに話す事も出来ない。
「無理して、喋らなくてイイから、とにかく難しい事なんか考えずにイッちゃえって」
フーンはろれつの回らないモナーを更に激しく責め立てた。
「ん…ふぁ……あっ…やぁ…イク…イッちゃう…それ以上は…
…も、ダメ…イイ…ぅあ…ひぁ…あぁあ―――っ!」
小指が深くまで埋め込まれただけで限界まで拡がっている膣は、
内部からグニグニと壁を押され更に愛液を滲ませる。
滲み出した愛液を絡らませた親指の腹が、クリトリスを潰しながら弄んだ。
張り詰めたクリトリスと同じように、舌と指の刺激で勃ち上がった乳首に、
歯と爪が押し当てられる。
昂ぶらせるために激しく繰り返されるフーンの動きに、モナーは大きく声を上げながらオーガズムに達した。
「うわ…。イッた瞬間の締め付け、無茶苦茶キツいなぁ…抜いても小指が痺れてるよ」
絶頂にいたり、より狭窄を強めたモナーの膣から、フーンはやっとの事で指を抜き出す。
愛液にふやけた指先は、血流が足りないのか、やや白みががっていた。
「…大丈夫? 痛くない?」
モナーがフーンの指をいたわるように口腔に含み、唇と舌先で柔らかく揉むように刺激する。
「痛みとかは平気、でも、そんなエッチくしゃぶられると、俺の方もイカせて欲しくなっちゃうんだけど」
モナーにねぶられるまま指を差し出していたフーンだが、少し困ったようにモジモジと腿を擦り合わせた。
攻めるためにモナーの指を途中で自ら抜いた後、全く構われていなかったスリットがどうにも切ないらしい。
「…どうすれば、イイの?」
モナーは少し逡巡しながらも、色事に積極的な言葉を発した。
「してくれるのか?」
フーンが驚いた顔で、モナーの事を見つめる。
「私だけ、イカせてもらってフーンの事を放っておくなんて…。
何だか、それこそサービスしてもらったみたいで悪いわ」
フーンが勝手に始めた事ではあったが、だからといって何も返さないというのも気が引けた。
「それなら、もうちょっと広い所で。…そうだな、ベッドとかで色々したいな」
嬉しさと妖しさを混じらせた笑みで、フーンが浴室の扉を開ける。
モナーは、やや不安な面持ちで浴室外へと誘われた。
「雨が強くなったみたいね」
浴室からダイニングに戻ったモナーは、ザーザーと外の音を掻き消すほどに降り注ぐ
雨音に耳を傾けた。
「フーン、確かに凄い音だ」
バスタオルをまとったモナーの背中に抱きつき、フーンも雨音に耳を澄ます。
「ヤダ、フーン。まだ濡れてるじゃない。せっかくシャワーを浴びたって言うのに、
また部屋を汚す気なの?」
振り返ったモナーは、フーンの頭にかけてやっていたバスタオルを手に取り、その肉体に纏わせた。
「ココで、続きするのか?」
肉体を拭き始めたモナーの手を握り、フーンは情緒的とは言えない誘い文句を口にする。
「フローリングじゃ冷たいし痛いでしょ。寝室へ行きましょう」
モナーはフーンをたしなめる事はせず、少し緊張した面持ちで彼女の手を引き寝室へと歩を進めた。
「うわ、ベッドでけぇ」
6畳ほどの寝室を半分以上占拠する形で、ドンと置かれたキングサイズのベッド。
まさに寝るためだけに用意された部屋の様子に、フーンが思わず驚愕の声を上げた。
「どの方向に寝ても大の字になれるってのが夢で、無駄に大きいのを買っちゃったの。
お陰さまで部屋に運び込むのに苦労したわ」
ベッドの縁に腰掛け、入り口で止まっているフーンを見上げ苦笑する。
「フーン、確かにこりゃ苦労しそうだ。でも、部屋一杯のベッドってのも悪くないな」
しばしベッドを眺めていたフーンは、モナーの隣のスペースに倒れこむようにダイブした。
「ちょっと、フーン。飛び込んだりしたら埃が立つし、スプリングがおかしくなったりす…んぅ……」
乱暴な寝転がり方をたしなめようと顔を覗き込んだが、フーンの手が後頭部を引き寄せ唇が触れ合う。
モナーはフーンのキスに抵抗する事なく応じ、2人の舌が口腔で絡み合った。
「…っふ…なぁ、そんなお小言じゃなくて、もうちょい愉しい事に口は使おうぜ」
存分に口内を犯してから手を離したフーンは、ニヤリと微笑みモナーの肉体に巻かれたタオルを剥がす。
「うん…。それじゃぁ…」
全裸となったモナーは、やや戸惑いながらもフーンの肉体を覆うタオルを外した。
フーンは何を指示する訳でもなく、ただゆるく膝を立て足を開く。
モナーはフーンの腿の間に引き込まれるように顔を近づけ、そこに跪いた。
既にシーツを汚しそうなほどに潤うフーンのスリットに、モナーの舌が遠慮がちに触れる。
「ぁ…んぅ……」
小さく喘いだフーンは、モナーから強い刺激を得ようとしているのか、足を肩へと絡めた。
モナーはフーンのほころび始めたクレバスを舌でなぞり、蜜ごと淫裂をかき回す。
クリトリスを転がし、ヴァギナへ舌を押し込み、モナーは思いつく限りの様々な愛撫をフーンへと与えた。
「ああっ…モナー…イイ…凄い…あぅ…ハァ…アァ――っ…ァア…」
クチョクチョという濡れた淫音がグチュグチュと激しくなると共に、フーンの嬌声も高く強くなる。
モナーの舌が抉りこむように深くフーンの膣を犯した。
「…っ」
グッとフーンの膣が締め付け、モナーは自分の舌が吸われる感触に戸惑い声なき声を上げる。
フーンは一気に絶頂に押し上げられた事で声も上げられず、ただビクビクと快感に打ち震えていた。
「…私の感度がイイとか言ってたけど、フーンの方がもっとずっとイイみたいね。
こんなに早くイクとは思わなかったわ」
クッタリとシーツに身を投げ出したフーンの股間から顔を上げ、
モナーは口元の愛液を手で拭いながら微笑む。
「俺も、こんなすぐイカされるとは思わなかった。風呂場で焦らされてたから…ってのもあるが、
…それ以上にモナーが予想外に上手くて快感に抵抗する間もなく追い込まれた感じで…」
不覚とばかりに右手で顔を覆ったフーンだったが、何処となく満足気な顔をしていた。
「…なぁ、本当にレズじゃないの? 絶対、経験あるだろ」
快感の余韻か、しばし荒めの息でおとなしくしていたフーンだったが、モナーを見上げジッと見つめる。
「ホントのホントに違うわよ。クンニされた事はあっても、したのは初めてだし。
まぁ、処女ではあるけど男性経験が無い訳じゃないから、それなりにフェラなら鍛錬も積まされたけどね」
フーンの隣に身を横たえたモナーは、苦笑まじりに再びレズ疑惑を否定した。
「フーン、じゃ、あの舌技はモナーの前の男の賜物って訳か…」
半身を起こしたフーンはモナーの上にのしかかり、唇を舌でぺロリと舐め上げる。
「そうとも、言えるわね…」
モナーはフーンの言葉に答えながら、舌の動きに応えるように自らの舌も差し出した。
2人は意味を成さない言葉を漏らしながら、互いの唾液を交わしあう。
喘ぎ混じりの睦言が、激しい雨の音に囲まれて部屋の中だけで響いていた。
「いつの間にか、朝だ」
ベッドの中でまどろみながら抱き合い、絶える事なく熱を共有し続けていたが、
フーンはカーテンの隙間から射し込む光に寂しそうに半身を起こした。
「ええ」
モナーはフーンの背を見つめ、小さく頷く。
「もう、雨も止んだし、俺、行くわ」
毛布から抜け出し、フーンは裸身を気にする事なく立ち上がった。
「行くあて、あるの?」
毛布を胸にあてながら起き上がったモナーは、静かに問い掛ける。
「無いけど、ココに居続ける訳にもいかないだろ」
モナーを振り返り、フーンが仕方ないだろと笑った。
「この家ね、3DKあるの。ちょっと広いくらいがイイと思って奮発したけど、
思ったより女の1人暮らしってこじんまり済むものだったらしいわ。良ければ、
一室ぐらいシェアしてみない?」
寝室の外へ出ようとドアに手を掛けたフーンに、モナーが一つの提案を持ちかける。
「イイのか?」
フーンは少し驚いた顔で、モナーの様子を窺った。
「構わないわ」
モナーの言葉は、とても素っ気ない。だが、表情は渋々ではなく、フーンを歓迎する笑顔だった。
「アリガト、モナー。俺、あんまり上手くないけど掃除とか洗濯とか頑張るよ」
クールな種族が、まず普段見せる事の無い明らかな満面の笑顔で、フーンは大きなベッドへと飛び込む。
「それは嬉しいわ」
モナーはフーンの粗野な動作をたしなめず、ニコニコとした笑顔のまま頭を撫でる。
「料理はそれなりに出来るから、朝食も夕飯も、欲しいなら弁当だって用意する」
頭を撫でられながら、フーンは短い尻尾を楽しそうに振ってモナーにじゃれ付いた。
「頼もしいわね」
フーンの喜び方にやや圧倒されつつも、モナーは元気な同居人の様子を微笑ましく見つめる。
「もちろん、夜は毎晩満足させるから期待してくれ」
「それは、結構です」
真剣に拳を握って力を入れた言葉を発したフーンに、モナーは即座に断りを入れた。
「何だよ、良かったんだろ?」
撫でるのをやめ、シーツの上に戻ろうとしたモナーの手を掴み、フーンが指先を口に含む。
「…良かったのは否定しないけど、爛れた生活は好みじゃないの」
エロティックに小指を吸われ、昨夜、自分の中に埋められたフーンの指を思い出し
モナーは顔を朱に染めた。
「モナーってば堅い奴だな」
フーンの笑みがいつも通りのからかうようなものになると、
モナーはサッと手を引きベッドの下に落ちていたバスタオルを拾い上げる。
「フーンがおおらか過ぎなの。さ、着替えましょ。乾燥もさせておいたから、服も乾いているはずよ」
所々にフーンのキツい口付けの痕跡を残した肉体にタオルを巻いて、
モナーはスッとベッドから立ち上がった。
着替えと朝食を済ませ、モナーはフーンを連れて一つの部屋のドアを開けた。
「うわ、凄ぇ量の本だな」
壁の一角が嵌め込み式の本棚となっているのかと見まがうほど、本が積まれた部屋。
地震が来ても動く余地も無いほど、本棚と天井の隙間にもみっしりと本が詰まっていた。
「ここは一応、私の書斎として整えてみたんだけど、仕事が忙しくて全然使ってないから、
ただの本棚部屋になっちゃってたの。使うのに狭ければ、本を別の部屋に移すけど…」
書斎と言うだけあって、本棚と対面の壁には机と椅子が置かれている。
使われていない部屋は少し埃っぽいが、キチンと整えられていた。
「いや、十分。つーか、過ぎる位。だって俺、自分の部屋なんか無くてもイイし。
普段過ごすのはダイニングやキッチンだろうし、寝るのだってモナーのベッドの予定だから」
フーンは腕に絡み、妖しげな目でモナーを見上げる。
「日がな1日、家事だけで過ごす訳にもいかないでしょ。フーンには、
まだまだ勉強が必要そうな気がするしね」
夜のお勤めを匂わすフーンの言葉を無視し、モナーは家事と勉強の両立についてを心配した。
「学校は、ちょっと…」
モナーから離れ、フーンが視線を宙に彷徨わせる。
「別に学校にまで通えとまでは言ってないわよ。自宅学習に集中出来る場所、
確保しておきましょ、って言ってるの」
「確保してもらっても、しない気がするけど…」
机をポンポンと叩いて促すモナーに、フーンは苦笑を浮かべた。
「ま、勉強とか学習なんて、気が向いた時にすればイイのよ。本を読むだけだって
結構立派なお勉強よ」
身を翻したモナーは、コンと本棚を叩く。
「フーン、そりゃ、これだけ読めば勉強にはなるだろうな」
フーンは壁一面に詰まった本棚と、その中に収められた分厚い本の数々を見つめて嘆息した。
「あ、そういや、フーン。貴女の年齢、まだ聞いてなかったわね」
勉強を勧められた事で意気消沈しいているフーンに、モナーがずっと気になっていた事を尋ねる。
「う、うん。そういや、言ってなかったな…」
フーンは困り顔で目を泳がせ、後ろ頭を掻いた。
「どうしたの? 急に歯切れ悪くなって。イイわよ。どうせ、未成年なのは分かってるし、
だからって親元に送り返したりしないわ。帰りたくない…っていうか、
何か帰れない特別な事情があるんでしょ?」
モナーは物分りの良い口調で、フーンの言葉を待つ。
「ああ。だけど、本当に、やっぱり一緒には住めないとか言わないよな」
フーンは妙に念入りにモナーの意思を確認した。
「我が家で禁煙を徹底してくれるって言うなら、追い出さないわ。で、幾つなの?
18? 17? まさか私と一回り違うとかは無いわよね?」
幾らなんでもあり得ないと思い、冗談交じりに一回りと口にする。
「……俺、実は14なんだ…」
だが、フーンはモナーの言葉に更に顔をしかめながら、真実を打ち明けた。
「は?」
モナーは笑っていた顔を凍りつかせ、フーンを凝視する。
「だから、14」
フーンは開き直ったように、少し怒気混じりで言い切った。
「嘘、フーンってば私の半分しか生きてないの! こ、こんな子に
良いようにされちゃったなんて…」
現実の深刻さに打ちのめされて、頭を抱え込みモナーがしゃがみ込む。
「プッ、そんな落ち込むなって、経験積めばモナーだって上手くなるから。
毎晩すれば、テクは磨けるぜ」
しゃがみこんだモナーの肩に手を置き、フーンが見当違いな慰めをかけた。
「する訳ないでしょ! 淫行になるじゃない! もう、一切、エッチ禁止。
厨房はおとなしく勉強でもなさい!」
すくっと立ち上がると、フーンの鼻先に人差し指を突きつけキッパリと言い切る。
「な、エッチ無しじゃ俺、死んじゃうよ」
モナーの強気な態度に、余裕を見せていたフーンが慌てた。
「いっそ死んで生まれ変わって心を入れ替えたらイイんだわ」
モナーは舌を出して、フーンの不真面目さに否を唱えた。
「酷ぇ…」
「追い出さないだけマシでしょ?」
落ち込むフーンを突っぱねるように、腕組みをして余裕の笑みを見せる。
「追い出された方がマシだったかも…」
フーンは大袈裟な溜息をついてみせたが、その表情は明るかった。
「雨の日にも濡れない場所が出来たのよ。良かったじゃない」
モナーはトンと、フーンの肩を叩いて励ます。
「それは、確かに喜ばしい事かもしれないけど…でも、やっぱ……」
肩に置かれた手を掴み、フーンは淫猥な笑みを浮かべた。
「…きゃ、ちょ…フーン! 何するの!」
腕を掴まれ、腰を抱き寄せられ、一気に主導権を取られたモナーが慌てる。
「いや、モナーがエッチ無しじゃいられない肉体になれば、俺のエッチも解禁かなって?」
フーンはモナーの首筋に唇を寄せ、キスマークを増やそうと肌を吸った。
「うわ、やめ…ひぁ……せっかくの休日だってのに、こんな不健康な…」
何とか逃げ出そうともがくが、一晩睦みあい弱点を知るフーンは、
的確にモナーを攻め立てる。
「へー、モナー今日、休みなんだ。それなら心おきなく遊べるな」
フーンはニタリとした笑みを浮かべ、モナーをフローリングに押し倒した。
「張り切らないで、フーン。ホント、ダメ…っあぁ…」
その日の外は雲一つない青空だったが、
モナーの家からは濡れた声と水音が一日中、鳴り止まなかったという。
>>11 9/16の所の空白改行だけは意図しない改行、ステルス改行です…orz
どうぞ、無いものとしてお読み下さい。
それでは、お粗末さまでした。
おおおお新スレに早速神ktkr!
スレ立て乙&新作gj!
GJ!神!
いいもの読まさせてもらいました。
☆
,,,.,.,.,,,
ミ・д・ミ ホッシュ
"''''''"
ほ
し
ゅ
だ
前スレ633-644様、乙彼様でした。
ottu-!!
31 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 08:42:05 ID:s9kUGqui
ホシュ
>>前スレギコつーの人
何この俺のツボクリティカルヒットなシチュは
寝る直前に見たもんでしばらく寝れなかったw
素晴らしくGJ!
,,,.,.,.,,,
ミ・д・ミ ホッシュ
"''''''"
,,,.,.,.,,,
ミ・д・ミ ホッシュ
"''''''"
♀八頭身(数人)×♂1さん
ここはお初の人も投下しちゃってOKなのですか?
もちろんOK
>>37 sageとか書きながら投稿しないとかに気をつけて、いつでもどうぞ
ワクテカしながら、お待ちしてます
というか初書きの職人増えないと、作品だって増えませんよ
皆、もっとAAのエロ小説書こうぜ!
>>36 リクに気付かずノネ偽を書いてしまったorz
朝っぱらから投下させていただきます。
八頭身性別転換スレですら♀化する事がなかった百合厨さん。
偽モナ好きな自分はショック受けまくりだったので、自分で作って
しまいました。この絡みがお嫌いな方はスルーしてくだされ。
マチタマエ.
ィヤンッ..
λ_λ ∧_∧ て
(* ノー) (; ¥)
/ ヽ / i i_,i:iヽ
/ , l| | l ;;;:;:::;)l
/ / ♂ lヽ___, / ./:::♀:〈 ヽ
〈 〈 l、___`)/l;;::;;:;:;:;l 、ヽ
ヽ ヽ | (,_ノ<;;:;/ ,ヽ> 、_)
(__/ , | ヽ 丶l
| | | , ヽ ヽ
| | .| / ヽ ヽ
.| | .| / / .ヽ ヽ
| |l .| / / ヽ ヽ
.| |.l | / / ヽ `,-、
(__,>、__> ヽ_> 、_/
※本編とAAの服とは関係ありません
まな板を叩く音。薄っぺらく固い物を切る音。
二種類の音がリズム良く響くキッチンに立つ、ほっそりとした体型の女。
おしゃれにあまり拘らない彼女は、何時も似たような服を着ている。
今日は、長袖の純白服に膝丈の薄いピンク色のスカート。
組み合わせ方は別として、清楚なその格好がノーネは気に入っていた。
ただ気になるのは、彼女の袖から覗く藍色の腕が、今日に限ってやけに
濃く浮き出ているように見えることである。
「…偽モナ」
急に名を呼ばれて驚いたのか、偽モナーは手に持っていた人参を指先から
滑らせ、床にころりと転がしてしまった。
先程洗ったばかりのそれを慌てて拾うと、何事もなかったかのように彼と
向き合い、微笑した。
「何だ、兄さんですか…びっくりした……」
「す、すまん。…その、なんだ……袖―」
言いかけて、ノーネはピクッと閉口した。
偽モナーの近くまで歩み寄って初めて気が付いたが、彼女が着ている服は、
袖だけではなく全体的にしっとりと濡れていた。
胸の部分は幸いエプロンを着ていた事もあり、布地で隠す事ができているが、
その隙間から時折チラリと覗く箇所に、小さめの下着の形に線がうっすらと
浮かび上がっているのが分かる。
差ほど寒くもなく、また暑くもない微妙な温度に合わせて作られたらしい
中途半端なその服は、厚手というより薄めの生地。
無論、濡れてしまえば微かにとはいえ、内側が透けて見えてしまう訳で…。
「…濡れてないか?」
恐る恐る、といった口調でそう問うと、偽モナーははっとしたように袖を見やり、
恥ずかしそうに小さく笑いながら頬を赤らめ、小声で答えた。
「…先程までお風呂掃除をしていて、蛇口から水を出すつもりだったのですが、
設定がシャワーになっていたのに気付かなくて…」
頭から水を被ってしまった、と付け加える偽モナーの姿を見ながら、ノーネは
その時の光景を想像した。滑稽に思えて、自然と笑みがこぼれる。
「……ぷっ。」
「わ、笑わないでくださいよッ!誰にでも失敗ってのはあるわけで云々(ry」
偽モナーは顔を真っ赤にして、半ば叫ぶようにそういった。が、途中で
ノーネがそれを遮るように口を開く。
「それならそうと早く着替えをすればいいんじゃないのか?」
『着替え』という単語を聞いた時、偽モナーはすぐに反応した。
無表情のまま彼女が指で指し示した方向に視線を転じたノーネは、
偽モナーがずぶ濡れのまま着替えもしないでいる理由を察した。
「…全部洗濯しちまったのか……」
苦笑しながら確かめるようにそう問うと、偽モナーは返事の代わりに
溜息をついた。
「着られる服といえば、これだけしかないんですよ。」
濡れている服を着たままでは寒いだろう。偽モナーは小さく身震いをした。
「…何か着替えないですかね?寒すぎます、超寒いです」
早口にそう言いながら部屋に戻っていこうとする偽モナーの腕をさりげなく
掴み、ノーネは彼女の耳元でそっと囁いた。
「―― 俺が暖めてやろう。」
「…はいッ!?」
予想もしていなかった言葉に、偽モナーの声が裏返った。
直感的に危険を感じ、慌ててその手を振りきろうとするが、女性と男性の力と
いうのはどうしても男性の方が勝るもの。まぁ例外もあるだろうが、偽モナーは
握力や腕力には全く自信がないのだ。
腕を強く引っ張られて後方へよろけた偽モナーの胸を、ノーネの掌が素早く
捕らえた。
「ちょ、っと…兄さん、止めてくださいってば…!」
「そう言うな。寒いまま放っておくと、風邪引くぞ」
自分の豹変に困惑する偽モナーにはお構いなしに、ノーネは彼女の胸に
かけた手を徐にそっと動かし始めた。
撫でるように少し手を浮かし、焦らすように指を全体に這わせる。その
指使いはかなり器用なもので、手先だけまるで女性のように思えた。
「いや、本当ッ、食事の当番だからッ……わ゛―――ッ!」
右手で胸を揉み上げたり揺さぶったりしながら、ノーネは偽モナーの肩に
手を置き、エプロンを脱がし始めた。柔らかく厚めの生地が、肌の感覚を
感じる際、鬱陶しく感じたのだろうか。背中の紐を解いた途端、エプロンは
二人の足下に音もなく落ちた。
「兄さん、なんか変ですって。変な物食べたんじゃ……ひぁッ!?」
首筋に生暖かい感触を感じ、偽モナーは思わず小さく声を漏らした。
線を書くようにゆっくり舌を這わせ、僅かに肌に残っていた小さな水滴を
舐め取る。忙しくてきちんと拭いている暇もなかったのだろう。だが、
そんな事は今のノーネにとってみればどうでもいい事に変わりはない。
偽モナーといえば、普段と全く違う表情のノーネを半ば恐れ、半ば不思議に
思った。まだ彼の手つきは本格的な所までいっていない為、彼女の理性は
働けている。少しくらいなら思考を巡らせる事ができるくらいの余裕があった。
あれこれ考えながら、ふと視線を居間へと向ける。
襖が開きっぱなしの居間に置かれたテーブルの上に、半分くらい
まで中身が減った一本の焼酎瓶がぽつりと立っているのが見えた。
全身を押さえられている為、身体の向きを変える事はできない。
横目でチラリとノーネの顔を窺った時、偽モナーははっとした。
―― 酔ってる?
その結論に達した時は、既にノーネの手が偽モナーの服の中へと滑り込んでいく
所だった。自分の状況を何とかしなければ、と今更気が付いた所で、もう遅い。
「や、駄目ですッ…!」
慌てて服の上から胸を押さえるが、ノーネの手はするりと素早く下着の奥へ
潜り込んでいく。まるで蛇か鰻並みの素早さだ。
「でも…さっきまでは普通に話して…――あッ!?」
強めに乳首を掴まれた途端、偽モナーの身体がビクンと痙攣した。
上から手で抑えられる力が弱まった隙を見計らい、ノーネはもう片方の
手も下着の中へと滑らせる。
横目でチラと表情を窺った時、偽モナーは先程自分が出した結論に間違いが
ないことを確信した。
目の焦点が合ってない。『据わっている』ともいえそうな感じだ。
酒に酔った時に大抵の人が見せる、目の形。
間違いない。彼は珍しくも、『酔っている』。
「ふァ…や、兄さ……ダメ…んぅッ!」
口を無理矢理開けられた事に驚く暇も無しに、ノーネの右手が胸を離れ、
偽モナーの口の奥へと入っていった。口内で逃げ回る舌をしっかりと掴み、
柔らかいパン生地を捏ねるように、舌を掴んだ指をくにくにと器用に動かす。
声を出す事すら出来なくなったこの状況で、逃げ出す事はもはや不可能。
「ん・ふぅ……ッんむ…!」
硬くしこる乳首を爪で押しては、それを摘んで引っ張ったりこねたり…といった
動作を繰り返す。無意識のうちに声が漏れてしまい、必死にそれをノーネに
聞かれないよう偽モナーは喉に力を入れる。だが、無駄な事に代わりはなかった。
「感度が良いな―」
ここにきてようやく喋ってくれたノーネだが、その言葉も偽モナーの小さな恐怖を
大きくさせるだけだった。ノーネは偽モナーの舌から指を離して、ゆっくりと口内から
唾液に濡れた指を抜いた。透明な液が糸を引く。
「ふは・ッ……」
「少しは暖まっただろう。」
口調は普段と変わらぬ優しいものに聞こえなくもないが、この状況ではどんな
言葉でも耳にする度ぞっとする。
しかも意志からなら悪い気がしなくもないが、酔った上での行動だ。理性からの
判断ができない状態でいる彼は、酔いが醒めた時どういった反応を
見せるのだろう。とてつもなく、不安で仕方がない。
「……兄さん…酔ってるでしょ……」
荒くなってきた息を整えながら、偽モナーは必死の声を絞り出してそう問う。
「足に力が入らない所からして、少しは酔っているのかもしれんが」
「少し、って……アノネ..」
小馬鹿にしたように一言で片づけると、ノーネの視線は偽モナーの
下腹部へと向けられた。
スカートは、足にぴっちりと合っているわけではない。きつく感じないように、
少しゆるやかに作られているらしい。
膝丈。脱がせずとも捲る事はできる長さだ。
何が言いたいかって、 『やろうと思えばやれる』 と、いうこと。
ノーネの手がスカートの下へと伸びていくのを見た時、ようやく偽モナーは
彼が考えていた事を察した。だが、今更気が付いても後の祭り状態。
それでも、偽モナーはスカートの中へするりと忍び込んでいく手を足で挟んで
制そうとした。
「や、ちょっと、そこは絶対駄目ッ…!」
「ここまできといてそれはないだろう。大丈夫だ、優しくするから」
慌てて手の侵入を止める偽モナーに対して穏やかに声をかけながらも、ノーネの
指は先を急いでいる。スカートの中に忍び込んだ直後、すぐに彼の手は下着を
擦り始めた。先程から偽モナーの体温が若干上昇してきている事もあってか、
下着に冷たく湿った感触を覚えた事に対して、ノーネは差ほど疑問を抱かなかった。
「……お漏らしk」 「違いますッ!」
頬を引っぱたかん勢いで否定した直後、偽モナーは『しまった』という顔をした。
いや、間違った返答をしたわけではない。これはこれで否定しなければ勘違い
されたまま数日は茶化されるだろう。
だが、これはノーネが仕掛けた引っかけだったのだ。
「…あ……。」
「否定したな。じゃあ、どうしてこんなにぐっしょり濡れているんだ…?」
分かっていながらわざと答えさせようと、ノーネはニヤニヤしながらそう訊いた。
羞恥心からか、偽モナーの頬が赤く染まった。ノーネにまじまじと顔を見られるのが
恥ずかしくて、すぐ顔を背けて誤魔化す。
ノーネの頬からは既に赤みが引いていた。
据わっていた目も今は普段と変わらない、焦点の合った目だ。
酔いが冷めてきたのか、それとも始めから酔ってはいなかったのか。
そのどちらかなのかも、今こうして抱かれている理由も、両方とも分からなく
なってきていた。
再び考え直そうとしている偽モナーに気付いてか気付かないでか、ノーネは下着を
擦る速度をだんだんと速めていった。
「ん、ぁんっ…」
思いもかけない甘い声が自分の口から飛び出すのを、偽モナーは止める事が
できなかった。
胸への愛撫を再び始めると同時に、下着の中へと指を突っ込む。
そろそろ指一本くらい、難無く入るだろう。ノーネの指先はしなやかに彼女の
胸と秘所をじわりじわりと攻め続けた。
「ふぁ…ッ…」
激しすぎないよう、焦らすように。
その度に、偽モナーの口からは小さな甘い声が漏れる。
初めは指と肌が擦れる音だけだったが、すぐにちゅぷちゅぷと水の音が
聞こえてくるようになった。焦らしが効いたらしく、既に中は愛液でぬるぬるしている。
「だ、誰か来たらどうすr―…んぁぁッ!」
指が奥へ一気に突き入れられた途端、それまで我慢していた分の声がついに
口から出された。身体は一度だけビクンと大きく震え、鼓動の速さが普段の倍になる。
「はぁ…はぁッ…」
「平気さ、まだ皆起きてこない。」
そう―
まだ、皆が起きてくる時間ではなかった。母親が家内の朝食を作る為に、早起きして
前もって料理を作っておく時と同じような時間帯なのだ。
だから、助けを求めるには大声を出す他ないのである。
しかし、疲れて眠っている所をわざわざ起こすというのも気が引ける。かといって、
ずっとこのままというのも、どのみち時間がくれば皆起きてくるのだから、見つかった
時の事をつい想像してしまう。―
「や、兄さ…そんな・ァン…激しくやっちゃやだ……あッ…!」
だんだんと性器を出入りするスピードを増すノーネの指から手の甲へと、愛液が滴る。
あまり激しく出し入れするものだから、雫が辺りに飛び散った。
掃除が大変だとか考える余裕など、その時の偽モナーには全くなかった。
「ん・ふぁ…ッぁあ――ッ!!」
軽くイったらしく、偽モナーは大きく体を痙攣させて一声高く喘いだ。
その間も指の出し入れは続いていたのだが、あまりの締め付けに逆に驚いたらしい
ノーネは、スピードを少し遅くした。
床に飛び散った液体を誰が処理するのか、という考えの答えに、自分自身の姿が
浮かび上がる。これはやはり、自分の責任というものだろう。
全身の力が抜けて、偽モナーは自らの足で立つこともできずにノーネの腕に
抱かれた。荒く短い呼吸を必死で整えようと、深呼吸を何度かする。
「……ひ・酷いですッ兄さん…」
やっとのことで喉から絞り出した声は、若干涙声だった。暫くノーネは無言のまま
だったが、落ち着いてきたのか、偽モナーの身体を優しく抱きしめた。
「悪かった。……でも少しくらいは暖まっただろ?」
「………まぁ……少しは…」
暖まるどころか、うっすらと汗ばむ程体温が上がっている。服はほとんど乾ききっていた。
恥ずかしそうに小声でそう答えると、偽モナーはすぐに俯いた。まだ呼吸が若干荒い。
偽モナーの呼吸が自分と合ってきた所で、ノーネは腕を置く位置を移動した。
後ろから腕を回して胸に手を置く。偽モナーがそれを制そうとするような素振りは
見られなかった。深い意味はなく、ただ単に呼吸を整える事で精一杯なのだろう。
再び、ゆっくり優しく揉み上げる。弾力のある柔らかい胸は、横から軽く叩いてみるだけで
すぐにぷるんぷるんと動く。
「んぁ、もッ…駄目です、二回も……」
下から上へと全体的に胸を愛撫する。やっと落ち着いてきたばかりだった偽モナーの
鼓動は再び早まってきた。
― 乳房に手をかけた時、テナーの部屋から微かに物音が聞こえた。
気のせいかと思いながらも二人揃って固まったまま様子を窺っていると、掛け布団を
畳むようなボフッという音が数回、はっきりと聞こえてきた。
「……今度時間がある時、ゆっくり…な。」
そっと偽モナーの耳元でそう囁くと、ノーネは何事もなかった風を装い、居間に戻った。
早まる鼓動を落ち着かせることができないまま、偽モナーは暫くその場に棒立ちしたまま
動けなかった。だが、『酔っぱらっていたわけではない』という事に改めて気が付いた時、
彼女の心はふんわりと安堵感に包まれた。
それでも先程までの行為を思い出すだけで、偽モナーの頬は真っ赤に染まってしまい、
一家達の前でも誤魔化すのに暫し大変だったようである…。
―End―
ktkr!!!
GJ!でした。偽モナは好きだったが、萌えに変換されてしまうほどだ
GJ!
偽モナ好きだーーーー
,,,.,.,.,,,
ミ・д・ミ ホッシュ
"''''''"
自分で書いてみろ
57 :
42の者:2006/11/01(水) 18:24:29 ID:PkL4dFqr
>>55 書けたら自分が書かせていただきますか、よろしいでしょうか?
59 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 23:14:54 ID:bovXd7sa
hoshu
>>60 書けたら、って書いてあるだろ。
書けないかもしれないけど、って意味もあるってこと読もうぜ。
そして気長に祈って待とうぜ。
しつもーん。
ここって、フェチなヤツって書いてもいいの?
注意つければいいんじゃね
保守
オソー
ほしゅ
マーダー
murder!?
てか、誰か別の人書けばいいんじゃないか?
もしかしたら事情があって書けなくなったのかもしれないし。
72 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/09(土) 10:22:10 ID:8ZySWcNN
オソー
スイマセイン、ss投下したいんですが注意書きです。
※放尿
苦手な人はスルーしてください
キャラ紹介です。
つー:ツーナ・アフィンド
ギコ:ギコル・ファイリー
よろしくお願いします。
※放尿、オリジ、学園物、読みづらい 嫌いな人はスルーしてください
「ギコル、居ルノ?」
美しい女性は、男の名を呼んだ。
そのギコル、と呼ばれた男はガチャ、とドアを開けて出て来た。
「ツー姐っっw!!」
がばっとツーと呼ばれた女性に抱きつく。
男の名は、ギコル・ファイリー。
そして、女性の名は、ツーナ・アフィンド。
ツーナは別名、紅き鬼姫。チャネラ学院生徒会長。
ギコルは別名、地獄耳の王者。チャネラ学院情報委員会会長。
「ヤメて頂戴ッ!フザケナイで欲しいワ」
ばしっとギコルの腹を蹴り上げる。
「ごふうっ!?ツー...........姐えッ.............」
腹を抱えて悶絶するギコル。
「アんタノ、出番ガあるデショ?」
今日は、文化祭。生徒会長も情報委員も出番がある。
パーティーの司会も情報委員だし、会場に集まれと放送をかけるのはその二人。
「そーだけどよお.........」
面倒くさそうにギコルが言う。
「ダケド、何ヨ?」
素早くツーナが返す。
一瞬、あたりがしん、と静まり返る。
「だって、さ。ツー姐に触れたかったんだよ。」
その言葉にツーナはカアッと紅潮し、言った。
「馬鹿じゃナイ!?ホラ、サッサと放送室に行くワヨ!!」
その言葉に、ギコルはとてつもなく可愛い、と思った。
いつもは、とても強く、恐ろしい存在だったツーナ。
そんなツーナなのに、可愛いと感じてしまった。
否、そんなツーナだからこそだからかも知れない。
「行こうぜ?ツー姐。」
その後二人は放送室に着いた。
放送室は、ガラス張りの綺麗な部屋。
『コレカラパーティー会場ニ来てクダサイ』
無事に放送は終わった
....が、俺は居なくて良かったんじゃないか?と思うギコルだった。
「であるからして、.....なのである。だが〜」
長い長〜い校長の話を30分程で強制終了させた。
そして、お待ちかねのゲームだ。
「え〜......これからパーティーゲームを..........うおああっっっ!!!??」
「はぁ〜いwコ・ン・ニ・チ・ワ〜〜ッッwww」
急に乱入して来たしぃ。その子の名はシィナ・シィール。
「シィがゲーム説明するよw題名は〜....」
「紅き鬼姫捕まえゲーーーーームw」
それは、ツーナにとってもギコルにとっても衝撃的だった。
シィナは簡単に説明始めた
「このゲームは簡単♪『紅き鬼姫』こと生徒会長、ツーナを捕まえろ!!」
続けるシィナ。
「ツーナを捕まえた人は、ツーナを好きなコトしてイイですっw」
「「「「エエーーーーーーーーー!!????」」」」
全員がわき上がる。
そして、股間を膨らませて待っている者までいた。
「ナ、許さナイワ!!ソンなノ!!!」
ツーナが怒って言うも、周りは待ってくれない。
「いただきまあ〜〜〜〜〜〜す!!!」
がばっと突撃されたがそれをヒラリとかわすツーナ
「さ〜〜〜〜あ紅き鬼姫はそう簡単に捕まらないよ〜」
1時間ぐらい逃げ回っていたツーナ。
だが.......もう彼女は疲れきっていた。
「キャアアッ!!!!」
ツーナはとうとう捕まった。
「ツー.......姐....え」
それはギコルだった。
「嫌.....嗚呼モウ駄目ナノ.....?」
嫌がった。処女をこんな所でなくすわけにはいかないと。
そしてこんな大勢の前で、恥ずかしい姿を晒すわけにはいかない。
「頂きます。」
いきなりギコルがツーナの唇を奪う
「グ.......ッ」
ギコルに何か言おうとしたが、いきなり舌を入れられ
声にならないツーナ。
「フッ.....ん.プハッ.......」
唇を離し、大げさに息をつく。そして服を脱がして全裸にした。
そして休む間もなく
「ヒャあン!!何.......ああッヤメテ...クゥンッ」
ギコルが胸を揉んだ。
「ツー姐って敏感なんだなゴルァ」
ふーん、とギコルは感心した
その言葉にカァっと紅潮した。
服を脱がせ、ブラジャーも外した。
胸がぽろっとこぼれる。
「ア......ヤメテッ!!」
恥らい、両手で胸を隠す。
そのままツーナをゆかに転がした。
胸をゆかにくっつけ、腰を浮かせる。
つまり、尻を突き出すかっこうだ。
「ヤダッ!!皆見てル.....ッ!!」
ショーツに、丸く染みが広がる。
「(ヤダ......濡れテル。)」
ギコルは、その染みに気付いた。
「濡れてる。」
ショーツを脱がすとトロリとした愛液が溢れる。
その陰部に指を差し込む。
「痛い?ツー姐」
その問いに、ツーナは答える
「ヒャアンッ!!!痛く無いケド、何か変....」
「じゃあ、太くするぞ。」
陰部に、生温かいぬめりとした物が入る
「アヒャン!!何.....ヤアッ汚イ!」
恥じらうツーナ。
その姿は、とても可愛い物だった。
そして、舌がある部分を擦った途端、声が違う物になった
「ヒャアン!キャウッ....クゥゥゥン!!」
「ソコがGスポット?」
ソコを限界まで擦り絶頂を迎えようとした瞬間。
「はい、お預け。」
絶頂を迎えようとした瞬間、お預けされた
「エエ....ッ??」
ツーナはいじって欲しかった。イきたかった。
「すげ......直前でやめたからひくひくしてるぞ。」
間髪入れずにツーナは言った
「イカセテヨ!」
はっと気がつき、口を抑える。
言ってしまった.......
「まあその代わりにコレ飲めよ。」
ギコルは正直驚いた。
だがそのまま態度を変えず言った
ツーナはギコルに渡された飲み物を一気に飲んだ。
「何コレ。何二モナンナイワ。」
ギコルに渡された飲み物は利尿剤だった。
そしてツーナを縄で拘束してM字開脚させた。
「見てもらえよ」
ツーナの尿意は高まって来た。
「待っテ!トイレに行キタイノ!」
もう我慢出来なくなり、
プシャアアアアアアッと大きな音を立て放尿してしまった
「ギコル!!!」
カアっと紅潮した。気高いツーナに取っては相当の屈辱だった
「良くできました!ほらやるよ。」
ギコの股間には痛い程膨張しきった男根があった。
そしてそれは..........
グチュッと音をたててギコルの男根がツーナの陰部に入った
「アアアアア!」
ピストン運動を始めた。
そして二人は同時に絶頂を迎えた。
「ヒャアアアアアアアアアア!!!!」
「くう.........っ!!!!!」
「許サナイワ........ギコルノ馬鹿!!!」
その後ギコルはツーナのボコボコにされたのでしたw
「楽しませてもらったヨw紅き鬼姫さん☆」
END
おっつー
すいません。字、間違えました。
×その後ツーナの ○その後ツーナに
すみませんでした!!!
>>82 誤字脱字はもっとあると思うが…
まあ、とりあえず乙
乙!
GJ!
つーがツンデレじゃないのもいいな。
只のリクか萌えシチュを語っただけだろ?
どうなったもなにも無いと思うが…。
違うよ誰か書くって言ってなかったか?
90 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/15(金) 18:03:25 ID:gpgsXpt9
gj!!!!!!!!
ありったけの愛情で
前スレの神職人さん達来てくれないかな
新しい方も含めて
皆で職人になればイイじゃない
アトリエスレでモナーが女体化したやつを見た
巨乳だったので普通にモエタ
98 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 19:04:26 ID:XgKXI0RD
待て、それは萌えなのか?
取りあえずアトリエのまとめを見てみるんだ。
巨乳のモナー♀ってイイナ!!俺も現場で( ゚∀゚)彡おっぱいおっぱいしたいぜ!!
>>65 凄い遅レスですが、俺はづーの出てくるスレを全然読んでいないので
づーの性格とか把握できてないんで書けません。
後、もしソレの続きを書く事がある場合は
フーンに絡む男キャラでなく、モナーの昔の男としてノーネとかは
考えていた事もありました…が、現在の所は書く気力はありません。
レズ物は急に書きたい衝動に駆られる事があって書くんですが
そういう衝動に駆られない限りは、何か上手く書けないんです。スイマセン。
週末の年の瀬を皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
週末と終末をちょっと掛ける意味もあって、【 終末の過ごし方 】
という話を今から投下させてもらいます。
元ネタというか話が浮かんだキッカケは…
明日地球が滅ぶとしたら、あなたなら何をやりますか?
という
>>1の呼びかけから始まる長編AA板にある、とあるスレです。
そんな訳で終末ネタのオムニバスを御送りします。
カプはそれぞれ以下の通りです。
第1話 ♂モララー×♀しぃ
第2話 ♂フサ×♀つー ※放尿というか聖水というか…とかく苦手な方は注意
第3話 ♂モナー×♀ガナー
∧_/∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧_∧_∧
( ・∀(゚ー゚*) ミ゚Д゚,,彡 (*゚∀゚) (*´(∀‘*)
(. ニ^)(^ニ ) (ミ ヾSノィ 〉 (.,‐とニ O
| ll | 、, )〜 ミ ミ〜〜( 、| |ししつ‐'
(__)_)_|_/ し´l_j |_/_| (__)_)
終末の空の描写は、勝手な想像で科学的根拠は何処にもありません。
その辺はどうぞ、ファンタジーとして御了承下さい。
世界は終わりを受け入れられない人達が救いを求めて、ザワザワと落ち着かない。
喧騒は終わりを告げられた時から日ごとに増すばかりで、犯罪率も死亡率もかつてない勢いで伸びているそうだ。
「お金、ここに置いておきますね」
店の中は当たり前のように窃盗する人々や住み込んでしまった人達でごった返すが、レジ付近には誰もいない。
食材を調達しに来た私は、誰が受け取るでもない代金を自分の良心に従うために支払った。
「不思議な感じ、本当なら学校にいる時間よね」
店から出て空を見上げれば、澄み切った青空が目に沁みる。
「あら? でも今日って何曜日だったかしら? 平日? 休日?」
空に不思議な星が視認出来るようになってからは、曜日の感覚なんて吹っ飛んでしまった。それどころか、
ずっと考えていなかったせいで日付すらも分からない。
それもこれも今では太陽よりも大きく見える、あの塊のせいだ。
「あれでもまだ、結構な距離があるって言うんだから。そりゃぁ、地球も滅びるわよね」
なるべく治安の良さそうな道路を選びながら帰ろうとすると、自分の通い慣れた、でも、
もう通る事は無いだろう通学路へ出る。
「せっかくだから、学校。見て行こうかな」
帰り道から少し遠回りになるけれど、明日に備えて見ておきたい気分だった。
学校は色々と破壊されていたが、そこそこ原形を留めた色と姿をしていて何だかホッとする。
「…しぃちゃん! 良かった、終わる前に会えて」
学校を見上げていると、後ろから声が掛かった。
「フサ君、お久しぶり」
クラスメートのフサ君は、いつも通りの元気そうな姿と少しオドっとした声。終末が迫っているというのに
何も変わっていなくて、ちょっと嬉しかった。
「うん、久しぶりだから。もう、明日だね」
「ええ、明日ね。フサ君は家族と過ごすの?」
終末が…という具体的な言葉を伏せた会話。
「いや、親父もお袋も2人きりになりたいって出て行ったから」
終末に向けて死に場所や思い出を求めて、何処かへと消えてしまうAAは多いと聞いた。
子供を残して夫婦2人の旅路。フサ君は可哀想かもしれないけれど、仲の良い夫婦は素敵だと思った。
「じゃあ終末はどうするの?」
学校へ来たのは、もしかして1人、家で終わるのが寂しかったのかしらと頭によぎる。
「しぃちゃん、あの、お、俺と終末を一緒に過ごして欲しいから」
フサ君は私の目を射抜くように見つめながら、ちょっと上擦った声で言い切った。
「ごめんなさいフサ君、私、一緒に過ごす人がいるの」
ビックリしてフサ君の顔をジッと見つめてしまう。でも私の口は、考えるより早く条件反射のように断りを入れた。
フサ君の顔が私の答えに寂しそうに歪む。
「……やっぱり、家族と?」
しばしの間をおいて、彼は辛そうな笑顔で私に問い掛けた。
「家族、といえば家族かな。こんな状態で役場にはちゃんと届けられなかったけど。モララーと私、結婚したから」
左手に持っていたレジ袋を右手に持ちかえ、薬指に嵌めた彼と揃いの指輪をフサ君に見せる。
星が堕ちる混乱の中、2人で役場に置いてきた婚姻届を思い出し胸が熱くなった。
「モララーと? だって、しぃちゃんの家、モララーの家と仲、悪いんだろ」
フサ君の当たり前の疑問に、私は静かに頷く。
「ええ、スゴクね。さっき、買い物前にチラッと様子を窺いに行ったら、
終末が間近だっていうのに親族同士が言い争ってたわ。私とモララーが駆け落ちしたのは、
どっちの責任か…って。どうせ終わるのにバカみたいよね」
「そりゃぁ、何とも悲しい話だから」
フサ君はとてもとても悲しそうな顔をしていた。私達の親族の話のためなのか、
それとも私が振ってしまったためなのかは分からない。
でも、私には彼の顔を明るくするような言葉は何も紡げなかった。
「うん、でも、私がモララーと一緒にいたいって気持ちは変わらないし、
親族のエゴで終末の日を不幸せに過ごすなんてイヤだから。フサ君には悪いけど、本当にごめんなさい。
私なんかを誘ってくれてアリガトウ。イイ終末をどうか過ごしてね」
そう、私は今、誰よりもモララーといたい。その気持ちに嘘はつけない。だから、フサ君に
出来る限りの笑顔で手を振った。
「しぃちゃんも、イイ終末を過ごして欲しいから…」
悲しそうな背中をこちらに向けて、トボトボと歩き出したフサ君。
私は彼の姿を小さくなるまで見送る事もせず、2人で終の住み処と決めたモララーの待つホテルへ急いだ。
「ただいま、モララー」
廃墟の一角、既に従業員は全て逃げてしまったホテル。その一室の扉を私は元気よく開けた。
「しぃ、おかえりだからな」
モララーが私の声に気付いて、読みふけっていた新聞から顔を上げる。
「ヤダ、またそんな古新聞読んでるの?」
私は日の光射し込むソファーに近付き、後ろからモララーに抱きついた。
終末など誰も予想していなかった頃の日常の新聞は、モララーが繰り返し繰り返し読み込んだせいか、
すっかりくたびれている。
「だって、電柱が倒れて電気が来ないからテレビも見れないしな」
モララーは溜息混じりにテレビの方に視線を向けた。
「ガスも電気も止まっちゃって…最期の晩餐だっていうのに、こんな物しか用意できなくてゴメンネ」
旦那様に手料理も振舞えず、カップ麺やインスタントしか食卓に載せられない自分が情けない。
「しぃが謝る事は何も無いんだからな。電池で動く湯沸しポットを見つけてきてくれたから
温かいものが食べられるし、それに君と一緒ならどんな食卓でも僕は幸せなんだからな」
モララーが後ろを振り返り、私の頬に手を触れた。優しく壊れ物でも扱うみたいな彼の手にまかせて、
私達は986回目のキスを交わす。
2人だけの部屋の中に最期の夕日が差し込むまで、私達は強く強く抱き合った。
「そろそろ、夕飯にしましょうか」
ソファーから立ち上がり、買ってきたミネラルウォーターをポットへ注ぐ。お湯が沸くのを待つ間、
少しでも夕飯を豪華にしようと買い求めた瓶詰めのシナチクやキムチ、
レトルトパウチに入ったチャーシューや煮玉子を食卓へと並べた。
「今夜は随分と豪華だからな」
モララーは懐中電灯とロウソクに明かりを灯して、電気の通わない部屋を
少しでも明るくしようと努めながらニコニコと笑う。
こんな貧しい晩餐に本当に嬉しそうな笑顔を向ける彼が眩しくて、私は何だか目頭が熱くなった。
「ええ、奮発したのよ。宵越しの銭なんていらないしね」
財布に残るのは、もう小銭だけ。この国の住人は全て明日の朝日を見れないと言われている以上、
お金なんてどうでも良いものだった。
ポットが沸騰を告げ、湯を注いで3分。私達はお互いを見つめ合いながら食卓を囲んだ。
「いただきます!」
モララーはパチンと綺麗に割り箸を割ると、美味しそうに麺を啜る。
「いただきます」
ちょっといびつに割れた割り箸で、私も麺を啜った。
「御馳走様でした」
丼の中の汁も綺麗に啜ったモララーがパンと両手を合わせる。
「御粗末様でした」
彼の言葉に笑って応じながら、私は食事の残骸をゴミ袋の中へと放り込み始めた。
「しぃ、片付けはイイから僕の腕の中に来て欲しいんだからな」
立ち上がったモララーが私を抱きしめるべく両腕を広げる。
「…立つ前になるべく跡を濁したくなかったんだけどなぁ……」
ちょっと困った風を装いながら、私はテーブルを簡単に離れ、モララーの腰に手をまわした。
そのまま2人、もつれるようにベッドへと倒れこむ。
「大好きだからな、しぃ」
モララーはベッドの上でギュッと私を抱きしめた。
「私も大好きよ、モララー」
彼を抱きしめ返しながら、記念すべき1000回目の口付けをするため自分から唇を合わせる。
一番最初の震えながらした、あの触れ合うだけのキスも素敵だった。けど、セックスの中にある、
この濃厚な絡み合うキスは恋人同士なのを強く感じさせてくれるから、もっと素敵だと思う。
「しぃ…」
モララーの手のひらが、私の乳房に柔らかくのせられた。やわやわと揉みこまれれば、
今までの48回のセックスの経験が私の肉体を熱くさせてくる。
最初はくすぐったかったり痛かったり、彼と一つに繋がれる嬉しさ以外は大変な事ばかりだった。
それが回数を重ねるほどに気持ち良くなってしまったのだから、不思議なものである。
「…しぃ? また、回数を数えてるの? 数えるのは禁止って前も言ったはずなんだからな」
気持ち良かった愛撫がいつの間にか止まり、モララーがちょっと怒った様子で私を見つめていた。
「え? 私、上の空になってた?」
キスやセックス、他にも色々と恋人らしい事をする度に、私はどうしても回数を確かめたくなってしまう。
だけどソレをする度に私の集中が明後日に飛ぶらしく、モララーはイイ顔をしなかった。
「なってたからな。数字を数えるよりも僕の事に集中して欲しいんだからな」
モララーが既に尖りだし、短毛の中からしっかりと存在を主張し始めていた私の左乳首を軽く爪弾く。
「ひあっ。ゴメンなさい…もうしないから、許して」
私が左の乳首の方が敏感なのを知っていて、イジワルモードになったモララーはわざと
そっちばかり弄ったりする。
「どうしよっかな〜」
モララーはニヤニヤ笑いを浮かべながら、左乳首を根元から先端までユックリと舐め上げた。
自分の胸に視線を下ろせば、もっと舐めてと言うみたいに左の突起がすっかり勃ち上がってしまっている。
右乳首は乳輪の中で殆ど普通の状態と変わらない感じでおとなしくしているのに、
片方だけピンとしているソレは、自分の身体の一部だと認めたくないくらい卑猥だった。
「お願い、モララー…」
視線をモララーの顔に戻して、手を合わせて懇願する。
「そうだな。じゃあ、こっちの乳首も自分で同じ大きさに出来たら許してあげる。
出来なかったらオシオキしちゃうからな」
モララーは絶好調のニヤニヤ具合で私の右乳首を指の腹で転がした。
その愛撫が気持ち良くて、思わず肉体がピクンと反応してしまう。それと同時に頷いてしまったけど、
モララーの言ってる事はとってもイジワルだった。
だって、感じやすいからって集中して嬲られているせいで、最近、私の乳首は明らかに
右よりも左の方が発達している。
どんなに摘んでも引っ張ってみても、完全に勃ち上がってしまった左乳首ほど、
右乳首が大きな粒になる事は無いのだ。
「モララー…ねぇ…も、イイ? 同じ、くらい…大きくなった?」
自分で一生懸命に右乳首をこねまわし、時に唾液をまぶした指で撫で上げてもみるが、
大きさは一定以上にはならない。それが分かっていながら、私は荒い息を吐きつつ乳首を弄り続けた。
「ダメだね。まだまだ左の方が大きいんだからな」
モララーの指が大きさを確かめる為に両乳首を摘み、指の腹でギュッと擦り上げる。
大好きな刺激に肉体が跳ね、下肢がジンッと熱く痺れた。
「モララー、オシオキされてもイイから…。もう、堪らないの…お願い、入れて…」
モジモジと内腿を擦り合わせれば、ヌルヌルとアソコから愛液が滲んでいるのが感じられる。
我慢できなくて、私はモララーに貫かれる事をねだった。
「それじゃあオシオキとして、ちょっと手を縛らせてもらうんだからな」
モララーはニヤニヤ笑いのままベッドから下りると、近くにあったビニール袋を拾い上げ、
ソレをねじって縦長のひも状にする。そして私をベッドに膝立ちにさせると、後ろに腕をまわさせた。
モララーはこの頃、こんな少しSMっぽい事をする。きっと興味のある事を遣り残しておきたくないに違いなかった。
だけど大抵においてモララーのやってみる事は、実は私も興味のあった事だったりもする。なので、もし、
もっと長い付き合いが出来る環境だったなら、私達のセックスは最終的に凄い所へ逝っていたかもしれなかった。
「何を笑ってるんだ、しぃ?」
未来があった場合の私達の逝き着く先を想像して、クスっとしてしまったのをモララーに気付かれたしなめられる。
「縛られても余裕があるみたいだね。それなら、しぃが自分で入れるのを見たいんだからな」
後ろ手に私を縛り終えたモララーは、ゴロリとベッドに寝転がった。1人、ベッドの上で膝立ちになった私は、
モララーを見下ろし困ってしまう。
「でも、モララーのまだ…大きくなりきってないから、入れられないよ…」
セックスに慣れてきたといっても私のアソコはユルユルという訳では無いので、
半勃ちの柔らかいアレでは入れるのは容易な事ではなかった。
「大きくすればイイんだからな」
モララーはニヤニヤ笑いで私の行動を待っている。
後ろ手にされ、入れたくて仕方ないアソコを満たすため、私は自由な唇を使ってモララーに奉仕した。
フェラチオの経験は、まだこれで7回目。モララーにクンニしてもらった回数よりもずっと少ないし、
手を使えないのでは、いつも以上に上手くないはずだ。
だけど、モララーのアレは過去6回のフェラの時と同じように、私が唇で含むだけですぐに大きくなり、
舌を動かせばあっという間に硬くなる。私の口腔を押し広げるモララーの感触が、アソコの潤みを倍増させた。
縛ってフェラをさせる…こんなSMチックな事をするくせに、モララーを見上げてみれば、その表情は凄く優しい。
愛しそうに私を見てるモララーを見ると、何だか嬉しくて、もっと一生懸命やらなくちゃってフェラに力が入った。
「もう…十分なんだからな…」
手を縛られていても唇や口腔でフェラは結構、出来るものである。
すっかり硬く大きく上を向いたモララーのアレに満足しながら、私は彼の腰をまたいだ。
「じゃあ、もう、入れてイイよね…」
モララーの許しを待たず、腰を揺らしてアソコとアレを触れ合わせる。止められる前に入れてしまおうと
腰を下ろしてみるが、手で軌道修正出来ない結合はなかなか難しかった。
「焦らず、ユックリした方がイイはずだからな」
モララーの言葉に、私の凹と彼の凸をもう一度重ね、何度か深呼吸をして気持ちを落ち着かせてから
腰を沈めてみる。
さっきまでのカスリっぷりが嘘のように、ピッタリと互いの凹凸が繋がりあった。
「奥まで…モララーが、来てるよ…」
腰を落としきり、アソコ一杯に彼を感じる。
「しぃの中、熱くて狭くて、気持ちイイからな」
モララーの手が私の手首に触れ、拘束を解いた。私を縛っていたビニール袋は少し伸びてイビツになり、
カサカサと音を立てながらヒラヒラと床に落ちる。
私達はソレを気にする事も無く、手を重ね、口付けを交わし、抱き合い、ペニスとヴァギナ以外の部分でも
深く繋がりあった。
始めは穏やかだった動きが段々と激しくなり、私はあっという間に高みへと押し上げられる。
「モララー、もう、ダメ…イッちゃう…私、我慢、できない…モララーも…一緒に……」
私が彼と共に昇る事を願って、ギュッと手を握り合う指に力をこめた。
「僕もイキそうだからな…」
モララーの上擦った声を聞きながら、私は激しく腰を振る。
モララーも私の喘ぎに応えるように、強く腰を突き上げてきた。
「「イク…」」
どちらが早いとか遅いとか感じる隙もないくらい同時に最後の声を上げ、一緒に昇りつめる。
「体位を変えて、すぐに…、次を、したいんだからな」
「喜んで、お受けするわ」
荒い息を混じらせながらも精力的なモララーの言葉に、私は少しおどけて返した。
「それじゃ、このまま今度は、僕が上になるからな」
モララーが私を抱きしめ、クルリと反転する。彼にのしかかられる形になって、そのまま次のセックスが始まった。
触れ合うのも絡み合うのも気持ち良くて、何度も何度も私は彼を貪る。
感じ合い、繋がり合い、昂ぶりを隠さずに彼も私を幾度も幾度も求めてくれた。
私達は2人だけの愉しみを十二分に味わった沢山の絶頂の後、静かにベッドに横たわる。
小さくなってしまった数本の蝋燭が照らす薄暗い部屋の中、先程までの濃密な睦み合いとは一味違った、
穏やかな満たされる感覚が肉体中に行き渡っていた。
「モララー、私、幸せよ」
彼の腕の中で、私は自分に言い聞かせるみたいに、そう、口に出す。
「僕も、しぃと一緒に居られて幸せだよ」
彼が私の耳元に優しく囁いた。
もしも終末を世界が迎えなかったら、きっと優しい彼は私をさらって暮らすなんてしなかっただろう。
もしも終末を世界が迎えなかったら、きっと臆病な私は彼について暮らすなんてしなかっただろう。
だから、この2人だけの幸せは、終末がもたらしてくれたものなのだ。
他人からすれば世界が終わるという地獄みたいな現実が、私達2人には幻想みたいな幸せで、
何て罰当たりな考えだろうって思うけど、でもやっぱり幸せで。
考える程にどうしてなのか心に不安が満ちてくる、それを振り払いたくて私は強く彼にしがみついた。
モララーは、そんな私を宥めるみたいに強く優しく抱きしめてくれる。
「怖がらなくていいよ、僕がいるからな」
震える腕で私をさらった彼の面影もないほど、落ち着いた彼の腕に抱かれ胸が熱くなった。
「怖くなんてないわ。アナタがいるから」
それから程なく、朝日が昇ったのかと思うほどの光が私達を包んで、全てが終わる。
光の中で、愛し合う彼と一緒に居られた私はとても幸福だったと思う気持ちが溢れだして、
何故だか涙がこぼれた。
一世一代の告白はあっさりと退けられ、俺はトボトボと家路を歩く。
誰も居ない家、これから終末を1人で失恋の痛手にむせび泣きながら迎えるなんて、
何て悲しい終わり方だろう。
「「ハァーッ」」
大きく溜息をつくと、向こうから歩いてくるAAと丁度、それが重なった。
「つーちゃん」
視線を上げると、隣家で幼馴染のつーちゃんが珍しくションボリした顔で歩いている。
「何だよ毛玉、しけた顔してんなー」
お互いの顔がハッキリ見えるほど近付くと、つーちゃんはいつも通りの調子で
俺をからかうようにアヒャッと笑った。
「つーちゃんこそ涙の跡、ほっぺに付いてるから」
実際、彼女の顔には明らかな泣き跡があって、それが笑顔を少し痛々しく感じさせる。
「うるせー、コレは目にゴミが入って……畜生、オレは何で終末まで、こんな意地を張っちまうんだ。
こんなだから、こんなだから…」
つーちゃんは仁王立ちの姿勢でワーワーと泣き出した。
「どうしたの、つーちゃん」
どんな怪我をしても、どんな辛く悲しい事があっても、誰かの前でつーちゃんが泣くなんて前代未聞である。
強がらせたら右に出る者はいない彼女が、人目を気にせず泣き出すなんてと、
俺は困ってワタワタと腕で空を掻いた。
「オレ、今、モナーにフラれたんだ。あのタヌキ野郎、終末はガナーと過ごすって」
つーちゃんは泣きながら、涙を拭う事もせず、怒気混じりの声で俺に理由を訴える。
つーちゃん家のレストランで働き始め1年になるモナーは、俺らのクラスに転校してきたガナーの兄だ。
元々よく手伝いをするつーちゃんだったけれど、モナーが来てからはより積極的に
レストランの手伝いをするようになったと思ったのは、どうやら気のせいじゃなかったらしい。
「あの家は色々あって兄妹二人暮らしになったらしいし、凄く仲イイし、やっぱり終わりは
2人で過ごしたかったんだと思うから。そんな落ち込まないで欲しいから」
終末を家族で過ごす人達も多いと聞く。つーちゃんはモナーにフラれたなんていうが、きっと、
今回の事情だってそんなはずだと励ました。
「タヌキは妹じゃなくて、恋人のガナーと過ごすって言ったんだ。モナーの奴、
終末だから話すけど兄妹で出来てたって…」
あり得ないはずの所がカップルになっていたという失恋の衝撃としては、俺よりも明らかに
つーちゃんのショックの方がデカイだろう。
終末ってのはホント、色んな所にどんでん返しが待ち受けているもののようだ。
「……そりゃ、また何とも壮絶だから…」
俺は、しばらく泣いているつーちゃんを見つめた後、やっとの事でそう、言葉を紡ぐ。
「…アヒャ、悪いなフサ。オレは今、慰めを聞くより、一人になりたい気分なんだ。またな」
つーちゃんは泣き顔のまま俺に軽く手を上げて、逃げるように家の中へと入っていった。
「俺も帰るか…」
家を出た時のウキウキとした緊張感とは裏腹の、重く沈んだたこの糸でも切れてしまったようなプッツリ感。
深く溜息を吐き、ギギッと音を立てる立て付けの悪い家の扉を開けた。
一人の部屋で嗚咽が外に漏れないように曲をかけながら、俺は寂しく膝を抱えた。
電気の通わない部屋でステレオは動かず、充電の切れたipodもMDも使えない。
仕方なく納戸を探って見つけ出したのは、電池で動くカセットデッキだった。
親が大事に取っておいていた、俺が生まれた頃や生まれる前の懐メロの失恋ソングのカセットを
延々とリピート。何十回、何百回と聞かれてきたらしいテープは時折かすれ、くぐもり気味の音質だったが、
今の自分の気持ちには丁度イイ情けなさだった。
近付いてくる隕石を見るのがイヤで、カーテンも閉めきった真っ暗な部屋。そんな中で、
きっと俺は一人淋しく死んでいくのだ。
どのくらい、落ち込んでいたのだろう。トントンと窓が鳴った気がした。
「…?」
その音が気になり涙を拭い曲を止めた俺は、息を殺して窓の向こうの様子をジッと窺う。
遮るもののない空間で感じる音はどう考えても気のせいでなく、窓が確実にわなないていた。
ビクビクと窓の震えを見つめていると、もっと大きくドンドンと部屋の窓が外から叩かれ振動する。
1階ならともかく、この2階の部屋に訪ねてくる相手など居ないはずだ。
窓から伝わり、家中を震わせるような勢いで響くノックの音。何とも不気味だが
鳴りっ放しにさせておくわけにもいかない。
それにどうせ、明日の朝が来る前に死ぬのだ。何を恐れる必要があると手近の懐中電灯を握り、
カーテンに手を掛ける。
「あ、何だ、つーちゃんか」
窓の向こう、懐中電灯の光に浮かび上がったのはつーちゃんで、俺は拍子抜けしてホッとしながら鍵を開けた。
「何、間抜けな顔してんだフサ。鶏鍋食おうぜ、鶏鍋!」
隣の家から屋根伝いにやってきたらしいつーちゃんは、俺の家の屋根でアヒャッとした笑顔を見せる。
「鶏鍋? 鶏肉なんて…そ、それ、ど、どうしたの?」
つーちゃんを下まで見下ろすと、いかにも今、羽をむしってきましたといった感じの
首無しの鶏とネギを持っていた。
「オレの家で飼ってた鶏をしめてあったんだ。実はタヌキと鍋でもつついて終わろうと思っててさ。
丁度、夜に食べ頃になるように朝にしめて熟成させて…、こんな大きな鶏、1人じゃ食べ切れなくて勿体無いだろ。
だから、お前と食べようかと思ったんだが…迷惑だったか?」
つーちゃんの家は、自家製の野菜や飼っている鶏の玉子なんかが売りのレストラン。
その店でつーちゃんは小さな頃から懸命に腕を磨き、今ではどんな料理も美味しくこなせる技術の持ち主なのだ。
「ううん。嬉しいから! だけど、どうして玄関から来ずに、俺の部屋の窓なの?」
俺の家と隣にあるつーちゃんの家の距離は、場所によっては向こうの壁に触れられるほど近い。
でも、俺の部屋はベランダが無いから、外から訪ねるにはちょっと大変な立地場所なはずだ。
「アヒャ、それをテメーが言うのか? チャイム押しても出てこなかったせいだろ!」
つーちゃんは何処に隠し持っていたのか、いつもの調子で包丁を取り出して俺に突きつけて脅す。
「チャイム…ああ、そっか。電気切れてるもんね」
近所の電線が切れているせいで停電し、チャイムを鳴らす電力も我が家には無かったのだ。
「つーわけで、ここから邪魔するぞ」
つーちゃんはネギや鶏を持っているくせに身軽な動作で窓枠を飛び越え、部屋の中へと入ってくる。
「いらっしゃい。歓迎するから。だけど、そんな新鮮なネギがよくあったね」
懐中電灯の明かりでつーちゃんの手元を照らせば、しなびた所のない美味そうなネギから
パラパラと泥がこぼれていた。
部屋が泥だらけになるのはちょっと気になるが、美味しい物を食べさせてもらえる幸せのためなら多少の犠牲は
仕方ないだろう。つーちゃんが来なければ俺は空腹か、よくてカップラーメンを詰めた腹で死ぬ所だったのだ。
「ああ、コレか。コレは家の畑に一本だけ残ってたのを見つけてきたんだ。ネギ以外の野菜も無いか探したんだが、
どうも誰かに持っていかれちまったみたいでな。白菜でもあればもっと、イイ鍋になると思ったんだけどよ」
そう言って笑うつーちゃんの身体は、よく見れば泥にまみれている。きっと、日が沈むまで一生懸命、
野菜を探すために土を掘り起こしていたに違いなかった。
「ネギと鶏肉だけでも十分に豪華だから。確か携帯コンロあったはずだから探すから、ちょっと待って。
つーちゃんは手でも洗って待ってて欲しいから」
俺はネギと鶏肉をつーちゃんから受け取ると、懐中電灯を彼女に渡す。
「手を洗えっていっても、この辺の水道は何処も断水中でマトモに働いてねぇだろ? 水道ひねったって、
出るのは精々、錆びた赤水じゃねーか」
台所に行くため、部屋を出て階段を下りる俺の後ろから、つーちゃんが懐中電灯で足元を照らしてくれた。
言葉はキツイが、つーちゃんのこーいう、さりげない気遣いが出来る所は、凄く素敵だと思う。
「俺の家は貯水槽だから、多少の水は使えるんだ。自家発電じゃないから、
水道ひねって出るほど簡単じゃないけど、水場には色々汲み置いてるから好きな場所で手、洗ってイイから」
台所に着いた俺はネギと鶏を流しに置くと、携帯コンロとガスボンベを探すため棚を探り始めた。
「そっか、お前の家、床屋で水の使用量が多いから貯水槽を置いてたっけ。
オレの家はこだわりレストランのせいか、料理のために名水なんぞ毎日、汲んで来てたもんだから、
料理以外に使う普通の水は水道で、3日前からマトモに使えねぇーんだもん。まいってたんだよ」
つーちゃんは俺の手元に光が当たるよう懐中電灯を上向けて置くと、辺りをキョロキョロと見回す。
バケツに汲んでおいた水を見付け、つーちゃんはその中でジャブジャブと嬉しそうに手を洗った。
「大変だったね。あ、コンロあったよ。コレで鍋出来るかな?」
見つけ出したコンロに携帯ガスボンベを嵌め込み、火の勢いを確認する。ボッと音を立てて燃えた火が、
懐中電灯が唯一の光源だった部屋を少し明るくした。
「アヒャ、十分だ任せろ。鍋は…ああ、コレでイイな。2人分だし」
つーちゃんは、供給がストップした都市ガスのせいで使い物にならないコンロに掛けられた、
水の溜められている20cmほどの両手鍋を手に取る。
「パック入りのご飯あるけどコレも温める?」
我が家の溜め水やまな板を使って、自らの包丁による調理を始めたつーちゃんの横で、
俺はゴソゴソと料理に使えそうな保存食を探した。
「いや、飯は鍋のしめの雑炊の時だろ」
つーちゃんは楽しそうに、暗い中でも淀む事なく慣れた手つきで鶏肉を捌いている。
「ん、じゃ、ココに置いておくから」
料理を愉しむ彼女を手伝うために、俺は懐中電灯をつーちゃんの手元へと向けた。
「アヒャ〜、美味かったー」
雑炊の最後の一粒まで食べ切り、互いに満足気な溜息をつく。
「ああ、美味かった。アリガトな、つーちゃん。ホント、ありがとう。嬉しかったから」
俺はだらけて座っていた姿勢を正し、深々とつーちゃんに頭を下げた。
最期の日に、こんなイイ晩餐を用意してくれたつーちゃんには礼を幾ら言っても言い尽くせない。
「よせやい、フサ。そんな改まった礼を言うなよ。オレとお前の仲だろ」
つーちゃんは照れた様子で鼻の頭を掻き、そっぽを向いた。
「何か礼をさせてくれよ。つーちゃんが今、したい事ってなんだ? 俺に出来る事なら何でも協力するから」
空になった鍋の前で、最期を前につーちゃんが叶えたい事を尋ねる。
「ん〜オレが今、したい事…。そーだな。ここの所、オレの家には水が通ってなくて風呂に入ってなかったから、
風呂に入りたいな。消えるように死ぬらしいけどさ、やっぱ、綺麗な身体で逝きたいし」
つーちゃんはちょっと考えた後、寂しそうな笑みで答えた。
風呂に入りたいなんて、つーちゃんも結構、女の子らしい事を思うんだなと不思議な気持ちになる。
「風呂か。俺の家、都市ガスだから湯は沸かせないけど、溜め水してるから湯船に入れるし、
体も洗えるはずだから」
俺は立ち上がり、懐中電灯を持ってつーちゃんを風呂場の方へと案内した。
「水が止まって以来だから、風呂なんて4日ぶりだよ。家じゃ濡れタオルで体を拭くのが精々だったから、
水風呂だって嬉しいなー」
つーちゃんはウキウキと俺の後ろをついてくる。
「えーと、懐中電灯、俺の家、一本しか無いんだよ。濡れて壊れると困るから、
悪いけど風呂場には持ち込まないで欲しいから」
洗面所の前でつーちゃんに懐中電灯を渡し、俺は部屋にでも行こうかと廊下を戻る事にした。
「アヒャ…待てよ、毛玉。風呂場に持ち込めない懐中電灯で、どうやって風呂場を明るくするんだよ。
お前、扉の向こうからコッチ照らしてろ」
つーちゃんは俺の手元に懐中電灯を返すと、ちょっと怒った様子で風呂場の扉へと続く洗面所の扉を開ける。
風呂場の扉の磨りガラスの向こう、出来るだけ明るくなるようにつーちゃんに向かって懐中電灯を向けた。
人型AAと違って、俺らは何か特別な事でもない限りは衣服を身につける習慣は無い。
だから、相手の裸を見るとか意識はしなくてイイはずである。だけど、風呂というのは
何だか非常にプライベートな感じがして、俺は何となく扉に背を向け、磨りガラスを照らしていた。
「アヒャァ〜。水だから冷たいけど、やっぱ体が綺麗になるってのはイイもんだよなー。
風呂場、使わせてくれてアリガトな。フサ」
バシャバシャと水の跳ねる音混じりに、つーちゃんの感嘆の声が響いてくる。
「喜んでもらえて嬉しいから」
俺の声に軽く応じ、つーちゃんは水浴びを愉しみ始めた。
「…えーと、シャンプーは…ウワッ! な、何触ったんだ? …アヒャ…ヒッ! イヤァ――ッ!」
つーちゃんが棚をゴソゴソと探る音を聞き流し、ボーっとしていた俺の耳を悲鳴が貫く。
「だ、大丈夫、つーちゃん?」
俺はつーちゃんの叫び声に驚き、風呂場の扉を勢いよく開けた。
「…アヒャ、何か、今、モサっとしたのが手に触れて…そしたら今度はソレが飛び出して足元に…」
風呂場に踏み込むと、つーちゃんは尻餅をついた格好で震えている。
彼女の指差す方向に懐中電灯を当てると、カサカサと動く何かがいた。
「え? …あ、ホッシュだ…そうか、この風呂も長い事、使ってなかったから保守してくれていたのか」
手のひらに乗っかるほどの小さなホッシュ。オレはソイツを確認させるようにつーちゃんの目の前に掲げた。
「アヒャ…何だ、ホッシュだったのか、叫び声で驚かしちまってすまなかったな」
つーちゃんはホッとしたような溜息と共に、オレからホッシュを受け取る。
そして立ち上がって風呂場の窓をガラリと開けると、そのホッシュを外へと離した。
こんな風呂場で終わるのは寂しいだろうから、外で仲間と会えるとイイな…
そんな事を言いながら振り返ったつーちゃん。その少し悲しそうな笑顔は、
いつもの強そうに笑うつーちゃんと違って、とても綺麗だった。
綺麗だなんて思ってしまうと情けないほど雄ってのは正直なもんで、俺のペニスはフサ毛を押しのけ
ググッと勃ちあがってしまう。
「つーちゃん…」
搾り出した声こそ戸惑い混じりだったけど、俺は欲情を隠す事も出来ず本能のままつーちゃんに抱きついた。
「何すんだ毛玉! アフォみたいにサカってんじゃねー」
水を浴びていたつーちゃんの肉体は冷たくて、擦りつけた熱いペニスには心地良い。
「つーちゃんだって、興奮してるくせに…」
懐中電灯で一瞬照らしてしまったつーちゃんの肉体、その乳首はツンと上を向いていた。
オレはそれを指摘するように、水に濡れた毛並みの中から赤く色付いていた突起を摘み上げる。
「ヒャンっ…こ、これは、水を浴びて、ちょっと寒かったから勃っただけで…」
手に伝わる感触は、ほとんど平らな膨らみだ。だけどやっぱり雄の俺とは違う柔らかな肌。
ささやかでもかすかでも、つーちゃんの乳房を手のひらに感じるのは気持ち良かった。
「どうしても、ダメ…?」
最期だからというのもあるのかもしれないが、俺はつーちゃんとしたくてしたくて堪らなくなる。
「…あんまり、痛くするなよ…オレ、初めてなんだから」
胸を隠しながら振り返り、俯き加減で恥らうつーちゃんは、何だか凄く可愛らしくて胸がキューッと締め付けられた。
「う、うん。俺、頑張るから」
つーちゃんを抱きしめ、その肉体を感じる。薄暗い風呂場で2人きり、
緊張で硬くなるつーちゃんの肉体に恐る恐る、エロ雑誌やDVDで学んだ愛撫を始めてみた。
恋愛感情でエッチをする訳じゃないから、唇にキスをするのは悪い気がして、その首筋に口付けてみる。
「…ン」
くぐもった甘い声がつーちゃんの口から漏れた。俺はそれに気を良くして、今度は鎖骨や胸元の方へと
口付けを下ろしていく。
「ひぁ…っ…ひゃんっ…」
口付けだけでなく、舌の動きも加えてみると、つーちゃんはますます可愛らしい声をあげた。
ユックリと舌を下ろしていけば、小さな乳首へと辿りつく。乳首を口に含めばコリッとした硬さが増し、
つーちゃんの声も更に高くなった。
「つーちゃん、気持ちイイんだね。ここ、濡れてきてるよ」
両の乳首を味わい、舌を腹に滑らせながら膝立ちになる。つーちゃんの股間まで口を運べば、
柔らかなオマンコは興奮してきているのか、少しずつほころび始めていた。
「フサァ…オレ、もう、立ってるの辛い……」
花びらを開き舌を滑り込ませようとした時、つーちゃんが俺の頭を抱えて訴える。
「それじゃ、ココに座って欲しいから…」
つーちゃんを湯船の縁に座らせ、俺はその前に跪いた。
「恥ずかしいから、あんま…見るな」
つーちゃんは足をピッタリと閉じ、俺から大事な所を隠すように手で股間を押さえる。
「こんなに暗くちゃ、よく見えないよ。もっと濡らしとかないと、多分、辛いのは、つーちゃんだから…」
俺はもっともらしい事を言いながら、つーちゃんの膝を割り開き、腿の付け根に顔を突っ込んだ。本当は、
つーちゃんの身体のためでなく、自分の欲望がソコを舐めたいと思っているのに。
「う、うん…分かってる…」
つーちゃんはおずおずと手をどけ、風呂の縁をギュッと握った。
「風呂じゃなくて、俺の耳とか頭とか持っても構わないから」
股の間からつーちゃんを見上げた後、俺は秘めやからな器官へと舌を伸ばす。
少しだけほころんでいる陰唇に舌を潜らせれば、感じた事の無い感触が舌へと触れた。
あえて形容するなら酸味と塩味のまじった、生温かい刺身のような肉。
それは、美味いとか不味いとかは分からないが、妙に堪らない…熱いペニスを一際奮い立たせてくるような
脳髄を痺れさせる香りと味をしていた。
舌を動かせば、ヌルリとした液を滲み出す切れ込みのようなモノが感じられる。きっと、ココが、
これから俺を受け入れてくれる所なのだろう。
酷く狭く熱く閉じられた場所に、もっと穴らしいモノを想像していた俺は少し驚きながら、つーちゃんを味わった。
「…っ…あ…」
小さく声を漏らすつーちゃんに頭を抱えられ、俺は熱心にオマンコをほぐす。
どうしたらもっと感じてくれるだろうかと、少ない知識を総動員して懸命に舐めた。
舌を下から上に舐め上げた時、割れ目の頂点のほうで硬いモノに触れる。コレが噂に聞く
クリトリスというものだと思って、つーちゃんにもっと感じてもらおうと重点的にソコを優しく、
でも執拗に舌と唇で嬲った。
「フサ、そこ…凄く…イイ……」
つーちゃんは甘えるような濡れた声で俺を呼びながら、もっととねだるように腰を押し付けてくる。
「気持ちイイの? もっと強くしてみようか」
漫画やDVDの中では激しくクンニをされている事が多いが、雑誌の特集記事なんかでは
クリトリスへの強すぎる愛撫は嫌われるとあったので、出来る限り優しく舐めていた。
だけど感じて乱れ始めたつーちゃんの様子だと、もう少し激しくしても良さそうである。
「ぅん…もっと良くして欲しい…、ソコ、吸われてみたい…」
つーちゃんの言葉に、俺は唇でクリトリスを挟み込み、チューチューと吸い上げた。
最初は優しく、少しずつ激しく。
「アヒャァ…イイ…ッヒァ…ヤァッ…ヒッ……」
時に歯を立て、吸いながら舌を蠢かせば、クリトリスは一層激しく勃ち上がり、プックリとした硬さをみせた。
硬直が増すほどにつーちゃんの声は激しく大きく、意味をなさない嬌声へと変わっていく。
「モ、ダメ…イキソウ…フサ…ドケ… モウ、イク…タノム……ハナレテ…クレ…」
つーちゃんの声が切羽詰ったものになり、俺から解放されようともがいた。俺は最後までイカせてやろうと、
腰を掴んで抱え込み離さない。
「ホント マズイッテ…ッアヒャン…ダメダ ガマン…デキネェ…イク…イッチマウ…」
半角の叫び声を上げながら、つーちゃんがのけぞった。
その瞬間、プシャッと音を立てて液体が飛び出す。
突然の事に訳も分からず、液体が止まるまでつーちゃんのクリトリスに舌を当てていた。
「……オシッコ?」
独特の匂いで自分に掛かった液体が尿だと気付く。
オマンコの上部、尿道より上を責めていたから、飲み込みこそしなかったが唇や舌の裏、
身体にはしっかりとつーちゃんの尿が掛かってしまった。
「だから、どけって言ったのに…お前がどかないから…。オレ、イクと漏らすクセがあるんだよ…」
つーちゃんが消え入りそうな声で、顔を覆って恥らう。
「気にしなくて、イイから。俺、匂いで余計に興奮したし…凄ぇ、今、嵌めたい気分だから」
つーちゃんの尿の匂いは、俺のと違って、確かな雌を感じさせた。犬の生態を持つフサギコは、
発情を刺激される物質にも犬と同じ素養が絡む。
雌の尿の匂いは、どうしようもない位、激しい催淫効果を俺にもたらした。
「フサ? え? ヒャン…あ、まだ…オレ、覚悟が…ヒッ…痛っ…ダメ…イタイ……ヤダァ…」
イッたせいで脱力し、風呂の縁でグッタリとしているつーちゃんを床へと引き摺り下ろす。
後ろ向きに膝立ちにさせると、濡れたオマンコにペニスをあてがい、グッと押し進めた。
痛がって暴れるつーちゃんを後ろから押さえつけ、風呂の湯船をつかませて体勢を整えさせる。
悪いけど、その程度の気遣いが、今の俺の理性の限界だ。
もう、止まれない。昂ぶりを早く開放したくて、嫌がるつーちゃんを慰める事も出来ずに、
一気に腰を打ちつけた。
「ゴメン、ゴメンな。終わったら、殴られても毛刈りされても構わないから。今だけ、我慢して欲しいから…」
鎮めないとおかしくなりそうな興奮を早く何とかしたくて、ガンガンと腰を振りたてる。
イッて濡れているとはいえ、やはり処女の穴だ。酷く狭くて抵抗の多いオマンコを抉るみたいに貪る。
「ケダマノ アフォ…イタイ…イタイヨォ…バカヤロウ…ゼッテー ユルシテナンカ…ヤラネーカラナ!! オワッタラ…マジ…マルガリニシテ、
ボコボコニ タタキノメシテヤル!」
つーちゃんは俺の必死な様子に暴れず、風呂の縁につかまって言葉だけで俺を拒んだ。
手前勝手なセックスで、アッと言う間に絶頂がこみ上げる。
「つーちゃん、イクよ!」
俺は最初の射精をつーちゃんの奥深くに放った。
「…アヒャァ…もう、終わったのか…何か凄い、ドロって感触が…」
つーちゃんは安堵の溜息を付きながら、俺を振り返る。
「…つーちゃん、ゴメンネ。俺は犬だから…簡単には終わらないから」
ホッとしたような顔を見せたつーちゃんに、俺はこれから起こる事が申し訳なくて、
少し落ち着いてきた頭を下げた。
「それって、どうい…ヒャンッ! な、フサ…コレ、どうなって…イヤだ…苦しっ…頼む…抜け…ヌテイクレ…
コノ アフォ…ケダマ…ヤメロヨォ…」
涙目になって身体を反り返らせ、再びつーちゃんが俺をなじり始める。
力なく弱弱しい半角の言葉で訴えられて、止めてあげらるのなら止めてあげたいが、こうなってしまった以上、
どうしようもなかった。
だって、俺は犬の生態と同じフサギコだから。何と言われても暴れられても、
こっちにだって抜き方なんて分からないのだ。
「フサギコが犬だって言ってるのは、こういう事も含めてだから…。今、つーちゃんの膣を押し拡げてるの
亀頭球って奴だから」
今までセックスした事が無かったから、どういう風になるのかを実感したのは俺も初めてである。
だけど本当の意味で埋まりきったペニスから伝わる感触は、オナニーなんか目じゃないほど最高だった。
さっきまでの激しい射精への焦燥は消え、でも、さっき以上の興奮が全身を包んでいる。
感じる余裕が出て来た分、射精前よりも気持ちが良かった。
「ナンダヨ、ソレ…」
つーちゃんは半角と全角のまじった不安定な声で、俺を困ったように睨む。
「交尾中の犬って何しても離れないだろ。それはさ、1回目の射精の後、ペニスの根元が膨らんで抜けなくなって、
そこから2回目、3回目の射精をするからなんだよ。で、その膣から抜けないように入ってる
根元が膨らんでる部分が亀頭球って奴だから…」
つーちゃんに説明しながら、俺は膣の入口で膨らみしっかりと固定されているペニスを
確認のために揺すってみた。結合はしっかりと嵌りきり、このままどんな体位になっても外れる事はなさそうである。
つまり俺らは、交尾中の犬のように蹴られようが何しようが、
射精が全部終わるまでは結合し続けるしかないのだ。
「じゃ、コレ、まだ繋がったまんまなのか? しかももっと射精するっていうのか、冗談だろ?」
状況が分かって落ち着いてきたのか、それとも俺が激しく腰を振らなくなったせいか、
つーちゃんはいつも通りの口調で俺に向かって怒鳴る。
「冗談じゃないから。悪いけど、後、30分位は続くと思うから」
オナニーしている時の自分の持続時間の平均値は、まぁ、大体、そんなもんだった。
だから多分、今回もそんな感じになるはずである。
「そんなに? こんな事なら、毛玉に同情してエッチなんて…ひぁ…ひゃん…フサ、やめ…アヒャ…ぅあ…」
つーちゃんのそしりを受けて、気持ち良くなれる性癖は俺には無い。このまま、何もせずに話していても
エッチが長引くだけだ。
それに気づいた俺は、文句を遮るように腰を動かし始める。
「するからには、つーちゃんにも気持ち良くなって欲しいから」
亀頭球が邪魔して膣口から抜く事は出来ないが、1回目に出た液が潤滑油がわりになって、
奥の方へ擦り上げ肉壁を堪能する事は出来そうだった。
俺はつーちゃんに少しでも感じてもらおうと、首筋や耳、肩口を舐めてみる。
手を伸ばして胸に触れ、ささやかな膨らみを撫でたり、背中に唇を寄せて腰の方から項まで、
ヌロヌロと舐め上げてもみた。
亀頭球で押し広げられて、つーちゃんは最初よりも結合してるのが辛そうだったが、愛撫をすればするほど、
肉体の緊張が解けて甘い声があがり始める。
「どっちにしろ、しばらくはこのままなんだよな。なら、確かに気持ち良くならないと辛いだけだもんな。
なぁ、フサ…コッチも弄って…くれ…」
覚悟を決めたらしいつーちゃんは恥ずかしそうに俺を呼びながら、胸を弄っていた手をオマンコの方へと導いた。
さっき散々吸いながら嬲ったクリトリスが指先に触れ、刺激を待っているのに気付く。
「どうやって、弄られたいの?」
わざと触れる以上の事をせず、つーちゃんの言葉を待った。
「…ン……オレは、根元の方を、指の腹で転がすのが好き…。だから、そうして欲しい…」
指先に愛液をまぶし、つーちゃんのねだった方法でクリトリスの下の方を円を描くように押し撫でる。
「こう、でイイの?」
「アヒャァ…ン…イイ…もっと……」
つーちゃんは肉体を震わせ、濡れた声を上げた。俺は腰をユックリとまわして
膣の感触を味わいながら、愛撫を続ける。
つーちゃんが感じるたびに膣がキュゥッと俺を刺激し、甘く下肢から痺れた。
「俺も、気持ちイイよ、つーちゃん…」
自分だけで高まるオナニーと違って、互いに気持ちよくなろうとするセックスは
相手の快感もこちらに伝わってくる気がする。
相手が気持ちイイと悦ぶ事が、自分の気持ちイイ事に繋がるセックス。最期を前にした刹那とはいえ、
こういう事を知らずに終わらず、今こうして繋がっていられる事がとても嬉しかった
「フサ、オレ、また…イキそう……」
風呂の縁から手を離し半身だけ振り返ったつーちゃんが、左手を俺の首へと伸ばしてくる。
「俺も、もうすぐ、二回目が来そう…」
首に抱きついてきたつーちゃんの肉体を半転させ、あぐらの上に彼女を乗せ対面に抱き合った。
グッと腰を抱いて、より近くにつーちゃんを感じると、その肉体は俺が普段想像していたよりも、
ずっと華奢で軽く小さい。
「フサ…アァッ……ハァ…ヒャン…」
つーちゃんは俺の首に両腕を絡め、腰を動かすたびに半角の嬌声を上げた。
あれほど痛がっていたのも嘘みたいに、つーちゃんはペニスを締め上げながらよがっている。
「つーちゃん、イクよ…」
ギュッとつーちゃんを抱きしめれば、2回目の射精が込み上げた。
「…フサ…オレモ…」
俺の膝の上で、つーちゃんが絶頂に震える。さっきあんなに出したくせに、つーちゃんはまた、
漏らしてしまっていた。
「3回目は、多分、すぐだから…コレが終われば亀頭球も萎むから…」
イッて疲れたのか、つーちゃんは俺の肩にしなだれかかるように脱力している。
その肉体を悪いなーと思いつつも揺さぶって、最後の射精に向けて自分を高めた。
親に習った話だと、最初は潤滑と環境の整え、2回目は受精、3回目は受精の手助けのための射精らしい。
ゴムもせずにしたのはマズったかなーと一瞬だけ頭によぎったが、
終わるのに妊娠の心配をするなんて馬鹿らしいと気付いて、俺は3回目の射精に向けて集中した。
「コレが、最後だから…イクよ、つーちゃん」
揺さぶられるまま、たまにピクンと肉体を震わせ声をあげていたつーちゃんが、俺の肩でコクンと頷く。
俺は最後までつーちゃんの奥に精液を吐き出しきると、やっとしぼんだ亀頭球にちょっとホッとした。
「大丈夫、つーちゃん?」
ペニスを抜き、つーちゃんの肉体を抱き上げ、なるべく丁寧な動作で風呂場の床に下ろす。
つーちゃんの膣からは、入りきらなかった精液が溢れて零れだしていた。
長い間拡げた状態にさせていたオマンコは、肉がほころんだまま元のピッタリとした状態には戻れないのか、
卑猥な秘裂を曝している。
「…疲れた。もう、テメーの毛を刈る気力も残ってねーよ。だから、毛刈りはしねー。
殴るのも疲れるから勘弁してやる」
ヨロヨロと四つんばいの姿勢に起き上がり、つーちゃんは俺を軽く睨んだ。
フラフラしながら湯船から風呂桶に水を汲むと、つーちゃんはソレをバシャッと床に撒いた。
どうやら、床に自分の漏らした尿があるのが気になっていたらしい。
「アヒャ、お前も、水浴びろ。毛玉は毛足が長いから、そこに小便が絡むとクサい臭いが染み付きそうだ」
ボーっとつーちゃんを見ていると、頭から水を掛けられた。
フラついてはいたが、つーちゃんはいつものつーちゃんのまま、俺に笑いかける。
「臭いって言うけど、つーちゃんのだから。まるで俺が汚いみたいに言うの止めて欲しいから」
俺は立ち上がって全身シャンプーを手に取ると、つーちゃんと自分にふりかけた。
頼めば、もしかしたらもう1回エッチは出来たかもしれない。だけど、何となく頼まなかった。
したくなかった訳じゃないけど、お願いしなかったのは、
つーちゃんとズルズルとかグダグダとかな関係になるのを、避けたかったからかもしれない。
風呂から上がって時計を見ると、終わりまでは後、2時間を切っていた。
外を眺めながら思い出話でもしようかと、試しに2人でベランダに出てみる。けど、隕石が迫るのを
遮るモノなしで見るのはマジで怖かったので、俺の部屋でダベるのが一番マシと気付いた。
5日前に旅行に行ったまま帰ってこなかった、俺の両親の事。
1週間前に刺し違えて心中した、つーちゃんの両親の事。
互いの失恋話と、どれだけ相手が好きだったか。
俺らの小さな頃から今までの思い出。
話題は尽きる事が無く、楽しい時間が過ぎた。
だけど、ふいに会話が途切れ、思わず時計に目が吸い寄せられる。
「オレ達、どんな事があっても友達だよな」
つーちゃんがニッコリ笑って俺に握手を求めた。
「もちろん。俺らはずっと、友達だから」
俺も笑って握手をする。
その動作の間もカチコチと秒針が動き、終わりは直ぐ傍に来ていた。
2人、握手した手をしっかりと握り合い、終わりを静かに待つ。
最期まで友達。
それが幸せなのか、寂しい事なのか、答えを出す時間も貰えないまま、俺達は明けない夜の中に消えた。
買い物袋を提げて道を歩くモナーに、土手に座っていたつーが立ち上がり駆け寄る。
「タヌキ、久しぶりだな」
つーは少し上気した顔で、モナーに話し掛けた。
「コンニチワ、つーちゃん。そうだね、確か4日ぶりモナ。前はレストランで毎日会ってたから、
ちょっと会わなかっただけでも久し振りな感じになるね」
モナーは笑みを浮かべ、友達を懐かしそうに見つめる。
「…おい、タヌキ。お前の事だから、どうせ終末を過ごす相手もいないんだろ? オレが過ごしてやるよ」
つーはグッと拳を握り、何かを決心したように早口で用件を告げた。
「……ありがと、つーちゃん。でも、ごめん。モナ、ガナーと終末を過ごすんだ」
モナーはつーの言葉にびっくりして固まったが、しばらくしてちょっと困ったように笑って、謝る。
「妹と終末…ああ、そうか。お前らの所、親もいなくて兄妹2人きりだもんな」
つーはモナーの答えに、残念そうな顔で物分りの良い言葉を紡いだ。
「それもある…けど、終末だから告白するモナ。モナ、ガナーと恋人同士なんだ」
モナーはマジメな顔でハッキリと、つーに向かって衝撃の告白をする。
「へ? 兄妹っての、嘘だったのか?」
モナーの言葉の意味が混乱を生み、つーは自分の常識に合うよう、状況を飲み込もうとした。
「違うモナ。兄妹も恋人同士も本当。モナとガナーはそういう関係だったモナ」
モナーは笑っていたけれどマジメな声で、つーに言い聞かせるように、自分の事を説明する。
「何だよ、ソレ」
つーは静かに、でも、怒鳴る以上に怒りを感じさせる声を地面を見つめながら吐き出した。
「つーちゃんの事は好きだよ。それにとても素敵だと思う。モナにキツくあたるけど、
だけど本当の所では優しい子だってのも知ってるモナ。もしも、モナがガナーと恋人同士になっていなかったら、
一緒にいられたかもしれない。でも、モナはガナーといたいんだ。ゴメンね、つーちゃん。
モナは君と恋人同士にはなれない。だから、終末を一緒には過ごせないモナ」
モナーはつーの事を真っ直ぐに見つめ、彼女を褒め、可能性の話をし、けれど確実につーを突き放す。
「……タヌキの馬鹿! アフォ! 死んじまえ!」
つーはモナーの真剣な声を震えながら聞き、そして目に一杯涙を溜めながら突然、走りだした。
ある程度の距離をとった後、振り返ったつーは大声でモナーに向かって罵詈雑言をぶつける。
そして再び走っていってしまった。
「つーちゃん、イイ終末を!」
モナーは去っていくつーの背中にそう、叫ぶ。声が届いたかどうかは定かではないが、
つーの姿が見えなくなるまで見送った後、モナーは再び歩き出した。
「モナ達、どうせ明日には本当に死んじゃうモナ」
モナーは家路に向かいながら、つーにぶつけられた言葉を脳裏に浮かべ独りごちた。
「お帰りなさい、お兄ちゃん!」
モナーがアパートの2階への階段をのぼりきると、手前の部屋のドアが勢いよく開かれ
ガナーが飛び出してきた。
「ただいま、ガナー。モナが帰ってきたのよく分かったね」
飛びついてきたガナーをモナーは愛しそうに抱きしめ、帰宅の挨拶を交わす。
「だって、お兄ちゃんの足音がしたんだもの」
ガナーが甘えた仕草でモナーの腕に絡まる。モナーはそんなガナーの頭を撫で、嬉しそうな笑顔になった。
「モナの足音だけで分かるなんて、凄いモナ」
モナーはガナーの耳に舌を這わせ、ペロリと内側をなぞる。
「ヤダお兄ちゃん、ココでするの?」
エロティックな舌の蠢きに、ガナーがクスリと妖艶な笑みを見せた。
「イヤモナ?」
今度はモナーがガナーに甘えた仕草で、妹を背中から抱きしめる。
「だって、誰かに見られちゃうかも…っあ…」
ガナーの視線がアパートの他の部屋のドアへと向けられた。住人がいるのかいないのか分からない
静まりかえった部屋の群れ。
自分以外に注意を向けるガナーにモナーは少し面白くない風で、妹を責めるように大きな乳房を握った。
「ガナーのエッチな姿を誰かに見せるのは確かに勿体無いモナ。じゃ、ドアの中に入ろっか」
手の中で乳房を散々弄んでから、モナーはガナーの手を引いて玄関の中へと入る。狭い下足スペースの中、
買い物袋を適当に部屋に投げ入れたモナーは、家の鍵もかけずにガナーの肉体を煽るように触れた。
「まだ、鍵…やぁ…お兄ちゃん……」
鍵をかけようとガナーがドアノブに手を掛ける。兄を押しのけ、ドアを向き背中を見せたガナーの様子に
モナーはやや不満げな顔を見せた。
しかし、肉付きの良い尻が自分に向けられているのに気付いたモナーは、ニヤリと微笑み、
中身を割り開くように尻肉を掴む。
外気に曝された粘膜にガナーが批難の声をあげるが、既にそこはモナーを待ちわびて潤っていた。
「もう、濡れてるモナ。ガナー、入れてイイ?」
濡れた粘膜にモナーが触れ、滲み出す愛液をクチュリとかき回す。
「ちょっと待って。イイよ、お兄ちゃんので貫いて…」
ガナーは勃ちあがった兄の逸物を押し留めるように触れながら、クルリと肉体を反転させた。
ドアに背を預けたガナーの左膝裏にモナーの手が差し込まれ、片足を抱え上げた姿勢で
ペニスとスリットが触れ合う。
「ガナーが凄い、絡み付いてくるモナ」
モナーはさしたる愛撫も行わないまま、ヌルリとガナーの中へと入り込んだ。
「お兄ちゃんが一杯…フフ、何だか不思議…」
ガナーはモナーの肩に手をまわしながら微笑む。
「何が?」
奥まで突き入れ、ガナーをゆるく揺すりながらモナーが尋ねた。
「だって、前なら、お兄ちゃん、絶対、こんな事、しなかったもん」
ガナーはモナーの肩に顔を寄せ、揺すられるたびに少し言葉を弾ませる。
「こんな事? それってどういう意味モナ?」
2人のセックスは、この街に越してくる以前からの関係だった。だから、その事ではないだろうしと、
モナーはガナーの言いたい事が分からず首をひねる。
「分からないの? 今、私達、何にも遮られずに、繋がってるのよ…前は、絶対、しなかった、でしょ」
モナーに揺さぶられ、切れ切れの言葉でガナーが答えた。
「そうだね。確かにいつも、ゴムは欠かさなかったモナ」
兄と妹の2人。両親が死に、住む街を点々と替え、時には夫婦を装う事もあったけれど、
恐くて生ではどうしても出来なかった。
ガナーが学校に通い、モナーが勤めに出て、居心地のイイこの街で夫婦ごっこでなく兄妹として暮らしながら、
やめようと思ってもやめられなかった関係。
モナーが職場のレストランの客から聞いた終末の噂が現実味を帯びてきた頃、
2人は恐くてずっと出来なかった本当の0距離を感じ合った。
それからはタガが外れたみたいに、今まで遠慮してきた全てを埋めるべく、暇さえあれば繋がった。
「大好き、お兄ちゃん。ずっと離さないでね」
ガナーがモナーにすがるようにギュッと抱きつく。
「ガナー、モナも大好きだよ。絶対に離したくないモナ」
モナーもガナーを抱きしめ、唇を合わせた。
モナーの肉棒でかき回される肉壷がグチュグチュと淫靡な響きを紡ぎだし、
唇が互いの唾液を求めて卑猥な音を作り出す。
玄関先、外を歩く者がいればすぐにソレと分かる嬌声と淫音を、2人は抑える事なく撒き散らした。
今まで抑圧してきた欲望を周囲に知らしめるように、激しくガクガクと肉体を繋げあって互いの肉を貪り合う。
「気持ちイイ…気持ちイイよぉ…」
ガナーがしがみつくだけでは足りないのか、モナーの肩口に歯を立てた。
モナーはソレを嫌がる事もせずされるに任せる。
感極まってくると噛み癖が出るのは、いつもの事だからだ。そのせいでモナーの肩や腕には
ガナーの歯型が沢山ついている。
「こっちも気持ちよくしてあげるモナ」
モナーは腰を抱きしめていた手を丸い尾へと滑らせ、更にその下の双球の間へと指を滑り込ませた。
扉にガナーの肉体を押し付けて安定させ、後孔のすぼまりを探れば、一際強く歯が肩へと食い込む。
「…やめてっ…お兄ちゃん…お願い、指を抜いて…」
左膝を抱えあげられた不安定な体位で貫かれながら、後ろまで指で攻められ、ガナーがわなないた。
「やめて? 抜いて? 嘘はいけないモナ。ガナーのアソコからエッチな汁が
さっきよりも沢山垂れて、後ろまでヌルヌルにさせてるモナ。ホントは、もっと弄って欲しいんだよね」
モナーは妹を追い詰めるように、結合部から零れ落ちてくる愛液を指に纏わせ、
指を限界まで奥深く潜り込ませる。
「そこ、イヤ…そこは、そこは弱いのぉー…、ダメ…ダメェ…」
「イヤとかダメとか、ガナーはして欲しい事と逆の事ばかりモナ。もっと、素直になった方がイイモナ」
モナーは笑いながら、グリグリと指を押し込み、拡げるように指を蠢かした。ほぐれ始めた孔に
2本目の指を挿し入れ、より激しく中を弄ぶ。
「だって、感じすぎて…おかしくなりそうなんだもの…」
ガナーは肉体を震わせ、荒い息を吐いた。
「おかしくなっちゃえばイイモナ。モナはどんなガナーでも大好きモナ」
モナーは興奮したガナーがするように、彼女の肩に歯を当てる。
「お兄…ちゃん……お…にぃ…ちゃ…ん…」
ガナーはうわ言のように兄を呼び、両穴から与えられる刺激に、意識を奪われないよう必死だった。
「もっと、強くするモナ」
モナーはそう言うが早いか、腰の動きを一気に激しくする。
パンパンと肉がぶつかり合う音が、玄関で反響し部屋の中へと拡がった。
「イッっちゃう…お兄…ちゃん…私、もう…限界…イッちゃうの…イイ…イイよぉ…」
地面についている右足を揺らし、ガナーは自分から腰を使う。
より強くより激しく相手を感じようと、2人は荒々しい繋がりで互いを高めあった。
「ああ、ダメっ…イク! お兄ちゃん!」
モナーが懸命に腰を打ちつけていた瞬間、ガナーが先に感極まり、ビクビクと仰け反る。
「…イッたモナ?」
血流と同じスピードでビクンとした震えを見せるガナーに、モナーが少し困ったように尋ねた。
「…ん…イッちゃった…凄く、悦かったぁ……」
満足気に息をつくガナーだったが、モナーはまだ達しておらず、下肢が疼いている。
「モナは、まだモナ…続けてもイイ?」
後孔に差し入れていた指を抜き取り、それが汚れていないのを確認すると、モナーは手のひらを
ガナーの胸へ伸ばした。
タップリとしたボリュームの乳房をこね、柔らかさと弾力を感じる。ツンと主張する突起を摘めば、
落ち着いてきていたガナーの肉体が再び震えた。
「…まだイッてないなら、そりゃ、続けたいよね…」
ガナーは乳房を揉みしだかれながら、兄の切なそうな顔に同情を寄せる。
「イイモナ?」
モナーが懇願するように、ユサリと少しだけ腰を揺らした。
「分かったけど…、ちょっと待って。支えてもらってても、ずっと左足を上げた姿勢じゃ疲れちゃった。
逆の足に替えてからね」
ガナーの言葉にモナーは両足を抱え込み、妹の背をドアへピッタリと預ける。
モナーとドアに支えられ、足を地面から離したガナーは不安そうに、首へ抱きついた。
「お兄ちゃん、別に抱き上げなくても…コッチの足、おろさせてよ」
ガナーが右足を下ろしたいと、モナーの腕の中で暴れる。
「大丈夫だから、任せとけって。この格好だと胸を弄れないし、後ろも責めてあげられないけど、
しっかりピストン出来るモナ」
モナーはガナーの両足をしっかりと掴むと、ドアをガタガタと揺らしながら激しく抽送を開始した。
「あっ…ぁあっ…凄い…お兄ちゃん、凄いよぉ…」
突き上げられる度にガナーが高い声で鳴く。モナーはソレを煽るように強く深く、膣を味わった。
「ガナー、コッチ向いて…キスさせて欲しいモナ」
「んぅっ…ふぁ…ぁんっ……」
モナーの声にガナーが顔を持ち上げ、噛み付くように唇に喰らいつく。
唾液が零れる事も気にせず、何度も貪り、相手を堪能し、悦楽へと嵌り込んでいった。
「ガナー…愛してる、好きだよ…」
呼吸のために一旦離れた唇から、モナーが愛を紡ぐ。
「私も大好き、愛してる、お兄ちゃん…」
ガナーもモナーに愛を囁き返した。
「中に、出すモナ…」
兄は深く深く、妹の最奥にペニスを挿し入れる。そして、子宮口にタップリと精液をぶちまけた。
「こんな所で、辛くなかったモナ? イッた後も無理させたし、大変だったよね…」
ガナーの足を下ろし、モナーが妹を気遣う。閉じあわされた腿の間から、
トロリと白濁液が零れだしていた。
「ううん、気持ちよかった。でも、今度は布団の上がイイな」
ドアとモナーに支えられていたガナーは、自分の両足で立とうとして少しだけよろける。
「分かった。じゃ、布団まで運ぶモナ!」
フラつくガナーを抱え上げ、お姫様抱っこでモナーは家の中へと踏み込んだ。
「きゃ! ちょっとお兄ちゃん、大丈夫? 私、重いでしょ?」
突然持ち上げられ、ガナーがモナーを心配する。
「コレくらい、どうって事ないモナ。レストランに届けられる重い米袋に比べたら、
ガナーなんてずっと軽いモナ」
楽々だとアピールするため、モナーは妹の身体をゆりかごのように左右に揺らした。
「でも、私、重くなってるはずだし…」
笑っておどけるモナーの首にしがみつき、ガナーが恥ずかしそうにゴニョゴニョと語尾を濁らせる。
「そんな食べすぎてたっけ?」
学校も機能を失い、レストランも店主達が消え、2人はほとんどの時間を家の中で過ごしていた。
「ううん、そうじゃなくて…。お兄ちゃん、私ね、妊娠してるみたいなの」
家の中に引きこもり、運動をしていないせいではなく、それ相応の理由があるのだとガナーが口にする。
「妊娠?」
モナーはガナーを抱いたまま、立ち止まり妹の顔を覗き込んだ。
「うん、妊娠。検査薬を使ってみたら、陽性反応が出たの」
ガナーは嬉しいとも悲しいともつかない、何だか感情が希薄な笑みを浮かべる。
「妊娠してるなら、こういう事はしないで、安静にするべきなんじゃないモナ?」
万年床になりつつある布団の上にガナーを丁寧に抱き下ろし、モナーが精で濡れるスリットを撫でた。
「安静にして、どうなるって言うの? 終末は明日。時間にすれば、もう、12時間を切ってるのよ。
私達の兄妹の子供なんて、元々生まれるべきじゃないけど、それ以前に、生まれられないわ」
布団の上に座わったガナーは、兄の胸を両手でドンっと叩き抗議をする。
そして、苦虫を噛み潰したような表情で目に涙を滲ませた。
「終末が来なかったら祝福されなくて、終末だから祝福の日も迎えられない…不憫な子だモナ…」
胸の中に妹を抱きしめ、兄はまだ拍動も感じられない幼子を知ろうと、手のひらで腹に触れる。
「そうね、何だか可哀想…」
モナーの胸の中、ガナーは兄の手の上から、自分の手を重ねた。
「モナ達の愛の結晶…か…」
「お兄ちゃん…そんな寂しそうな顔しないで、もっと愛を注いで」
淋しそうに呟いたモナーを抱きしめ、ガナーは布団へと横たわる。
「ガナー…そうだね。残されてる時間はもう、わずかモナ」
暗くなった部屋で、モナーは闇に浮かび上がるデジタル時計にチラリと視線を動かした。
「最期まで私を愛してね」
ガナーの呼びかけに、モナーは視線を愛しい人だけに注ぐ。
「終わりまで離れたくないモナ」
食事の時間も惜しんで、2人は何度も睦みあった。
「もし、生まれ変わりがあるなら、またガナーと愛し合いたいモナ」
対面に布団に横たわり、互いに繋がったままモナーが呟く。
「お兄ちゃんと子供と、幸せな家族になりたいな…」
ガナーはモナーにしっかりと抱きつき、自分の腹の中の子供の事を思った。
夜明けを待たず、世界が終わる。
許されざる恋人達は、最期まで2人繋がりあったまま光溢れる闇の中へと消えていった。
以上、お粗末様でした。
皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
GJ!
年の終わりにこんなにいいSSが読めるなんて…
俺も終末迎えてもいいくらいだ。
乙でした。
大晦日にこんな良いものみれるなんて。
まぁ、大晦日にこんなスレのぞいてる俺はすでに終焉を迎えているんでつね^^
GJです。
相変わらず深い話を作りますね。
良いお年を。
GJです。
切なすぎる・・・。
GJ!
どれもすばらしかった
これはいい、良すぎる
退廃的なのに暖かみがある
そこがすごくエロいと思った。
GJ!
あ〜と、小説を書かせてもらいたいのですが、それに当たって質問を
書き方についてなんですが、如何せんVIP出身なものですから
ブーン小説みたいな書き方になってしまうんですよね
で、それでもいいですか?と
もし良かったら書かせてもらいます
有りだと思うけど
注意書き付けとけば、より問題ないんじゃないかな
>>36に河って
♀八頭身(数人)×♂1さんを希望といっておこう
まだかなー?
急いては事を仕損じるという…
…まあ読む側に居る限りは滅多に仕損じる事も無いか
書く側としてはある程度の教訓とするべき言葉だろうな、
もっとも、やりすぎは批判や荒らしの原因になるだけだが
強気な姐さん♀モナーにヘタレな♂つーが食べられる…
シチュを考えるのは簡単だが、いざ文章に表現するとなるとわからないものだな…
ましてやAAの描き方なんてさっぱり分からん
作家達は偉大だな
142 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/08(木) 17:58:51 ID:8iOW5PEN
143 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/15(木) 16:58:11 ID:yQdGSP7p
スターコロスケ・ザ・ワールド!!
……………時は止まる
♀八頭身やその他AAキャラのエロイラストがおいてあるサイトってない?
>>147 クレクレ厨乙
自分で探せないようなお子様はおうちでミルクでも飲んでなさい。
圧縮前の保守ネタにしようかと書いてましたが先に圧縮が来てしまいました。
今更ですが、せっかく書き上がったので宜しければドウゾ。
今回は『勅使河原モララー先輩』♂と『後輩の小田原ギコ』♀が出てくる話です。
ギコが女体化していますので、気をつけて下さい。
原作ほど『飛べ』て無いし、『高い』テンションでもないですが、雰囲気が出ていれば幸いです。
まあ、保守ネタとして書いてたものなんで
「18禁」劣化バージョンとでも思って軽く読み流すか飛ばしてください。
「押しかけ女房がやってきた」ネタも、いつか、時間とノリが出てくれば書きたいものです。
原作を知らない方は、何か電波な文章だと思うかもしれませんが
肌に合わない場合は、使用をお控えください。
___________________
/
| このお話は煮干プレイやゴマプレイの出てくる
| とってもありきたりな普通のエロ作品だょ!
\_ __/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|/ | モララー先輩、嘘並べ立てないで下さい!
| 俺とモララー先輩の怠惰な土曜日の話ですよっ
\__ _________________
|/
∧_∧ ∧∧
(*・∀・) (^ー(Д゚;)
( l : l)  ̄(゚ (゚ , ヽ
ゝつ_| l 〈ノ
へへへへへへへへ )〜
/ ミ
ノ~~~~~~~~~~~~~~~~l ゞ
l#######ノ 丿
ノ#######ゝ ヽ
########/ 丿
〜え? 淫雨って「雨に打たれて淫らな気分になること」だと思ってたの? バーカお前、マジありえねぇ。いいか?
淫雨ってのは雨が降るとする事もないし何か淫欲に走るしかない様子をあらわした古語由来の言葉なんだぜ? の巻〜
「やあギコ君、おはよう」
朝起きると隣に白ガクランのモララーが寝ていた。
布団の中だってのに、何でガクラン。しかも白。
「えーと…、あの…」
突っ込もうかどうしようか、いや朝一番の言葉が何で白ガクラン? とか、失礼だろとか考えていたら、
上手く言葉が紡げない。
「何を照れてるんだい、ギコ君。あんなに激しく愛し合ったというのに。君の愛するモララー先輩に
朝のチッスの一つもくれないのかい? ああ、それとも、夜の帳の中でしか聞けないと思っていた、
あの、甘く、切ない、ダーリンの呼び声を発しようとしているのかい?」
そうこうしている内に、モララー先輩がいつも通りの馬鹿な事を騒ぎ出す。深夜の余韻も何もあったもんじゃない。
「誰が、ダーリンなんて呼ぶか! ってか、夜の間だって、ダーリンなんて呼んでーねーよ!」
多分だけど。いや、だって、夜のこと、何か全然、思い出せないし。きっと、おそらく、モララー先輩に
いつも通りイイようにされて、俺は早々に陥落したから記憶が吹っ飛んでいるんだろう。
「いや、別にハニーだってイイんだよ、ラブリーハニー」
モララー先輩が半身を起こした俺の隣で、アフォ面全開で両腕を広げている。どうやら抱きついて欲しいみたいだ。
「イヤです。…先輩、何で自分だけガクラン着てるんですか。しかも、朝日より眩しい、白だし」
ベッドから起き上がろうとして、カッチリと白ガクランを着込んでいるモララー先輩とは正反対に、
俺の方は全裸なのに気付く。
この不自然な状態に突っ込まずにいられなくなり、俺はタオルケットを身にまとって床に降り、先輩と距離を取った。
「僕のこの金色の衣は、由緒正しき勅使河原の証だから、これは何人にも剥がす事などかなわ…おい、ちょっと、ギコ君」
ベッドの上に正座して、朗々とありもしない由来を話すもんだから、馬鹿らしくなって俺は先輩の側に寄り、
ガクランのボタンに手を掛ける。
「何が金色です。先輩のガクランは紛う事なく、真っ白ですよ。それに、身体に縫い付けてる訳でなし、ガクランごとき、
すぐ脱げるじゃないですか」
ガクランは輝くまでの白さ以外は、本当に至極普通の学生服で、俺の指で簡単に脱がせられる代物だった。
「おお、何て積極的なんだ。いいよ、ハニー今日は激しく睦みあおうじゃないか」
何となく全てのボタンを外してしまった俺を抱きしめ、先輩はせっかくベッドから起き上がっていた俺を
再び布団の中へと引きずり込む。
「いや、そういう意味で脱がせたかった訳じゃ…」
随分、昨日も激しかったのだろう。俺の身体はちょっとダルクて、人には言い辛い場所も痛む。
だけど、先輩がその気になってるのを拒むのも悪い気がするし、それにああ、何ていうか。
何だか、したい気分になってきている。
身体の状態が重いってのに、したくなってしまうなんて、俺って結構、淫乱なんだろうか…。
「イイじゃないか、今日は土曜日。この間のバレンタインのお礼も兼ねて、気持ちよくしてあげるよ」
先輩は俺を組み敷き、身に纏わせていたタオルケットを丁寧に剥がす。
「バレンタインって、俺、何かしましたっけ?」
先輩が色んな女の子にチョコを沢山、貰ってるのは見たけど、俺が贈った覚えはない。
「何言ってるんだい。僕にとっておきのモノをくれたくせに…」
先輩が何だかイヤな笑い方をする。
「それって…ぁあっ……」
何の事ですかと尋ねようとしたけれど、モララー先輩の唇がいきなり乳首を咥えるように挟んでくるものだから、
俺はもう、それどころじゃなかった。
「ハハッ、ギコ君は本当に敏感だよね。ちょっと唇で触れただけなのに、すぐにこんな風に勃たせてしまうんだから」
先輩が俺の尖ってしまったそこを指先でこねる。俺は恥ずかしくて何とか声を出さないようにしようと、唇を噛む。
「ああ、そんな風に噛み締めては傷がついてしまうよ」
先輩が俺の唇を割り開くために舌をこじ入れてきた。先輩の舌を噛む訳にいかないと、唇を開ければ、
乳房をこねる先輩の手のひらのせいで、自然と声が漏れてしまう。
「先輩…もっと、優しく……」
先輩があまりに強く胸を揉むので、俺は感じるよりも痛みが勝ってしまい、ねだるように訴えた。
「強く揉まないと、育たたないぞ、ギコ君」
モララー先輩が俺の乳房をワシワシと掴む。
「先輩、巨乳が好きだったんですか?」
一応、掴める程度にある乳だと思っていたのだが、モララー先輩が大きいのが好きだとは知らなかった。
「いや、微乳派だ。むしろ無乳派と言ってもイイ。ギコ君の乳は大きすぎてけしからんから、もぎ取るべきかと思ってね」
俺を見下ろす先輩の顔は、目が虚ろで本気で怖い。しかも乳房に当てられている指が細かく痙攣しているように震え、
握られるよりも身の危険を感じた。
「ちょ、やめてください。何、考えてんですかアンタ」
モララー先輩の手から守るように自分の胸を押さえる。
「冗談に決まっているだろう。イヤだなぁ。ボリビアンジョークだよ、ギコ君」
何処が冗談だよ、目がマジだったよ…という突っ込みの前に、普通はジョークならアメリカンじゃねーのかとか、
下らない事が気に掛かる。
結構、エッチの最中に、俺ってば余裕だ。
「さあ、前座はこの位にして、本気でいこうか」
モララー先輩が俺の足元に身体を動かし、ニヤリと笑う。
「前戯じゃなくて、前座ですか…」
足首を割りひらかれるために掴まれながら、俺は先輩がしやすいように力を抜いた。
「そうだよ、ギコ君。まさかジョークで濡れるほど、君の性癖は笑いに依存しているのかい?」
先輩は何だか愉しそうに俺の股の間から、こっちを見上げる。
「まさか、そんな訳…んぅっ」
否定しようとした言葉は、先輩がクチュリと粘膜に触れてきた衝撃に飲み込まれた。
「でも、あながち、間違ってないかもしれないな。既に君は潤っているから」
モララー先輩の唇や舌、指先の予測もつかない動きが、俺をかき回す。
「それは…ひぁ…っん」
ジョークだけでなく、それなりに色々な事をしていたじゃないかと指摘しようにも、ドロドロと思考が溶かされ、
下肢から痺れる。
「ほら、ギコ君。こっちに転がって。こうすればお互いに出来るからね」
先輩が俺の身体を横に寝かせ、上下を逆に対面になった。
俺のアソコを舐めたり弄ったりしてる先輩の股間が、目の前に来る。
「えっと…ズボン、脱がしますよ」
おそるおそるズボンのファスナーに手をかけ、それを下ろす。ガクランのボタンと違って、
こっちは酷く引っ掛かって脱がせにくかった。脱がせにくい原因は、もちろん先輩も俺と同じく興奮しているせいだ。
横向きとはいえ寝ている先輩のズボンやパンツを全部脱がすのは大変なので、
中途に脱がせて勃ち上がってるソレに触れる。
硬くて握りがいのあるソレをひとしきり手のひらで弄んでみた。
強く握ったり、弱く握ったり、色んな所を触ったり。
扱いたりだとか何だとかじゃなく、ただ、俺がソレの感触を確かめるためだけの行為でも、モララー先輩のソレは
ちょっとずつ硬度を増していくから不思議だ。
「ギ、ギコ君。焦らすのはやめてもらえないかい…」
先輩が本気で困ったような声をあげる。普段は俺をたしなめるような事を幾ら言ってきたって、
何か余裕が感じられるのに、先輩も男なんだなって、感じだ。
「どうして欲しいですか?」
俺の中をイジメるようにグチュグチュと、さっきまで散々、色々していたくせに、その手も止めて
こっちを見つめている先輩は、何だか可愛い。
「そりゃ、もちろんギコ君の唇と舌を使って存分に舐り倒して欲しいね。僕は口腔の奥まで飲み込んでもらって、
喉の感触を先端に感じるのも好きだし、でもカリ首や鈴口をチロチロと舌先で転がされるのも好きなんだよ。
深く浅く、ゆるく激しく、緩急はつけて欲しいけど、つけすぎはのめりこめなくていけない。
唾液をしっかりまぶされると、膣に挿入するのとはまた違った、ヌルヌルでグニグニのパラダイスって感じだから、
もし、喉が渇いてるなら、すぐ、飲み物を持ってきて、唾液を調達できるようにもするし…」
幻想の中に迷い込んで、そこの中の俺に色々してもらってるのか、先輩のアレは手のひらの中で
ドンドン勝手に硬度を増していく。
「先輩! …注文多すぎですよ」
全然、止まる気配を見せない先輩のマシンガントークに、俺は遂に突っ込んだ。
舐めるまでもなく、ギンギンに勃ち上がっているアレを握ったまま、俺は先輩の方を睨む。
「え? まだ、もっとあったのに」
先輩は拗ねたような表情で、ションボリして見せた。
「もっと…って、まだ注文つける気だったんですか?」
「だって、どうして欲しいですか? なんて、ギコ君が聞くからいけないんだよ」
俺がわざとウンザリした顔をすると、モララー先輩がからかうように笑う。この調子じゃ、
さっきの切羽詰った感じだって演技だったのかもしれないって思えてくる。
「限度ってモノがあるでしょう、普通は。…とにかく、咥えて欲しいんですよね」
でも、何だかんだ考えた所で、俺はこの人の望みを邪険には出来ないのだ。だから、素直に、
口の中にモララー先輩を咥えこんだ。
「おっ…ギコ君。上手いね。そうそう、イイ感じだよ。こりゃぁ僕もサービスしないとね」
上手いと言われても、その辺の事は良く分からない。ただ、さっきモララー先輩が言っていた事を
出来るだけ頑張ってみているだけだ。
先輩はサービスすると言っただけの事があって、俺の一番感じる所を吸ったり、舐ったり、
何だか分からないけれど、とにかく凄い。Gスポットだとか言って、何だか凄くゾクゾク来るような所へ舌を潜り込ませてもきた。
きっと、モララー先輩のを咥えてなかったら、俺は凄い声でよがっていたかもしれないくらい、気持ち良くて、蕩けそうだった。
「先輩…俺、もう…おかしくなりそう……」
勝手にヒクつき始めたアソコの疼きを持て余し、俺は先輩の腰にしがみつく。
「先にイッておくかい? それとも一緒がイイかな?」
先輩が俺の股から顔をあげ、妙に優しい笑みで問い掛けた。
「一緒に逝きたい…」
俺は先輩の腰から手を離し、愛しい人の耳に触れる。
普段はもう少し硬く感じる三角の耳が、ずっと触れていた先輩の部分に比べるとずっと柔らかいのだと気付く。
「そうだね。じゃあ、ギコ君。入れるよ」
とても硬いソレが、俺の中をユックリと押し入ってくる。先輩の唾液のせいか、俺の唾液のせいか、
はしたない感じがしてそれはどうかと思いたいが、はたまた俺の愛液のせいか、ヌチュルといった感じの
ぬめった音が耳へと響く。
「耳、へたれてるよ。もしかして、気持ち良くないの?」
エロすぎる音を聞きたくないと思ったせいか、勝手に耳が弱ってる時みたいにたれてくる。
先輩は俺の耳をからうためか、角をなぞるように舌を這わせてきた。先輩の唇と舌の動きのせいで、
耳の近くで余計に湿った音がチラつく。
「そんなの…、っ…知りません…」
声が甘くかすれて、上手く喋れない。
「色っぽいね、ギコ君。凄くイイよ」
先輩が俺をあやすように優しく抱きしめるので、何だか胸がギュッとして、身体中がジーンと痺れた。
「先輩…俺も、イイです……」
俺からも先輩を抱き返すと、いつの間にか始まっていた緩いピストンが、段々と激しく速いリズムになっていく。
「そろそろイクよ。いいかい、ギコ君」
「はい、せんぱ…ひっぁあああっ」
先輩がイクというので、それに合わせて自分も逝けるように集中しようとしていた時、
センパイの唇が、乳首を甘噛んだ。感じようと集中していた所に、思ってもみない攻撃をされて
俺はあられもない声をあげて、激しく逝った。
「大好きだよ、ギコ君。本当に君は可愛いね」
先輩が満足げに俺の頭を撫でる。
多分、先輩も一緒にイッたのだろうけど、向こうがイク瞬間なんて分からないほど、
俺は思い切り逝かされてしまった。
「俺も、先輩の事、好きですよ」
先輩の頬が唇に近かったので、そのまま口付ける。
「唇の方がイイな」
先輩のオネダリに答えて、チュッと軽く唇を合わせた。
「そうじゃなくて、もっと激しく…ね」
先輩はそのまま2回戦になだれ込むつもりなのか、激しいキスと共に、中に入っているアレの硬度を再び上げ始める。
俺は別段、嫌がる理由が見つからなかったので、そのまま求めに応じて激しく混ざり合った。
再び眠りに落ちた君の横で、僕はいつも通り白いガクランを着込む。
寝る時まで染み一つないガクランのままでいるのは、大変だと思っていたのも今は昔。
いつの間にか窮屈を通り越して、この白いガクランは僕の支えなのだ。
そんな白いガクランは僕のトレードマークにして、周囲に溶け込む当り前の風景。
だけど、それに異議を唱える君は、僕にとって、とても特別な子だって、知ってるかい?
バレンタインデー、チョコを渡してくる沢山の女の子達の後ろを通り過ぎる、1人の少女。
彼女が僕の方を見て、クスリと笑った。
『あの人、白ガクランなんか着てる。あんな変な格好してる人、実際にいるんだ』
僕に聞こえないようにという配慮か、それはとても小さな声だったけれど、確かに僕の異質を感じ取ったギコの少女。
僕は彼女に興味が湧いて、彼女の先輩兼彼氏になった。
君は認識してないだろうけど、実は、付き合い始めて、まだ1週間経ってないんだよ。
処女もね、昨日、いただいたばかりなんだ。
ちょっと君の身体は辛そうだけど、暗示って凄いね。今日はもう、素敵にエロエロだったし。
これから、ドンドン淫乱になる君も見たいけど、君が僕の暗示を破って、それでも愛してくれるのをずっと待ってるからね。
愛しのギコ君。どうか、早く、僕に気付いてください。
以上、お粗末さまでした。
ちなみに、 〜の巻 の候補は↓何かもありました。朝から、どうもでした。
〜え? 書淫って「読書しながらオナること」だと思ってたの? バーカお前、マジありえねぇ。いいか?
書淫ってのは書に逸物を挟んで淫欲に耽る様子をあらわした異常性欲の一種なんだぜ? の巻〜
ありえないほどエロ腹黒だよモララー先輩。
作者おつー。
5 名前: 名無し戦隊ナノレンジャー! [sage] 投稿日: 2007/02/24(土) 10:22:58
淫雨:〔作物に害を与えるような〕長雨。
書淫:本ばかり読んでいること(人)。本の虫。
なんというエロさ…
ごちそうさまでした
乙!
>>155 ってか逆も見たい
♀モララー先輩×♂小田原ギコ
性別変換厨ウザ
性別変換ではない。押しかけ女房がやってきた編。
スレなしなら♂♀どっちでもいいけど、スレ物は自重して欲しい。
スレ好きとしては性別変換ものしかないと萎えるよ…。
>>163 嫌ならスルーかあぼーん設定すればいいだけの話
166 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/08(木) 16:36:16 ID:TppHy0J8
3月になったねえ
3月といえば3月ウサギだ
3月ウサギといえば発情期だ
やっぱりそれかww
スレものでもオリジでもいいから投稿こないかねえ
絵板にいるようなナイスバディーの♀3月ウサギが発情するのは大層エロそうだ
相手は誰が一番、エロが映えるだろうか…
去年のSSの続きがあったらいいのになぁ
女3月ウサギの初出ってドコなんでしょう?
3月ウサギの初めは探したら見付かりましたが、女3月ウサギの初めが分かりません
請われて降り立つ、欲望を叶えてくれる女3月ウサギ…なんて想像したけれど
初出の女3月ウサギは、どういう感じの存在だったのか気になりました
嫉妬か?w
すまん実況と誤爆
176 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/21(水) 12:10:32 ID:z7l7WVdC
178 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 21:57:45 ID:jd8cTgr6
>>173 AAでは見た事がありませんので、女3月ウサギを作ってみました。
/) _
//./_)
| |//._
__| || |// λ
\(メ._凵j / / (
〉ヽ 〈、〈___/ (
//,_゚_)、゚)ヽ、 ~ _(
< \\ 〈\ \ (
〉 !、ノ、,,j \_)、 (^
ノ \`ヽ〜⌒^ )/
⌒ノ ヽ_)
/`゙7>、_ヾ \
(___(___)⌒⌒
保
>>197 ウマー(゚д゚*)
ああ、3月が終わっちゃった(;∀; )
184 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/03(火) 22:33:12 ID:gSr3oNIL
きっと
>>197が小説投下してくれるっていう予言なんだよ
保守
hosyu-
保守
保守
圧縮が近付いてきました。保守ネタというには長いエロパロ話ですが
本番挿入の無いエロでも宜しければ読んでやってください。
今回のパロ元は つーを飼いたいんですが… スレのノーネとチビつーです。
あの頭身差のままエロパロにしましたので、ロリが駄目な方はスルー願います。
今回は試験的にというか、何となく自分の趣味で挿絵ならぬ挿AAを作りました。
色々と文章の横に散りばめてみましたが、文とAAの行動が合ってない所もあります。
まぁ大体、雰囲気の挿AAだから…というか、俺のAA技術不足に他なりません。
実際の小説の挿絵だって文と照らし合わせると矛盾があるし…という開き直りの代物です。
小説の添え物として楽しんでいただければ幸いです。
「さて、と。コレでイイノーネ」
俺は昼寝中のアイツをネズミの住処にぶちこむと、その扉に閂を仕込んだ。
「アイツがいると、こういう事もなかなか気軽に出来ないからな」
本棚の中から気に入っている官能小説を一冊だけ手に取る。
そこそこ知能のあるAAペットと一緒に住むと、抜くタイミングが難しい。
手が掛かるから抜く暇が無いんじゃなくて、抜いてる所を見られて何か言われるのが
面倒そうでイヤなのだ。
多分、子育て中の夫婦が子供の目を盗んでセックスしようとするのに、
俺の今の心情は似ているんだろう。
「性教育なんて面倒事は、ゴメンなノーネ」
とりあえず自分の時間に没頭しようと、好きな抜きどころまでページをめくった。
イイ感じに興がノッて、そろそろ終盤戦という頃、ガタガタと騒がしい音が聞こえてくる。
どうやらアイツが起きたらしい。普段の昼寝時間から考えればまだまだ起床には早いが、
おそらく違う場所に寝かされて違和感でも覚えたんだろう。
ここまで来てやめられるかと、 λ_λ
音は無視して本の内容と行為に没頭する。 (ノAヽ;)
つーの騒がしい泣き声や激しく叩かれる扉の音も無視して、 / ヽ
俺はフィニッシュに達しようとしていた。 | | \ \
ティッシュを数枚重ねて取り、ペニスにあてがおうとした時、 | | l \ \
ガタンッと下方から激しい音がして、 \ヾ lilil ヽ u_つ
俺の目の前の床がパカリと開く。 / ヽづili \ ,〜〜,
「アヒャッ!」 /\ (_∧∧つ ) )l二二二二l
いつの間に抜け道なんぞ作っていたのだろう。 \ \n( *゚) / /
床を開いて現れたのは、紛れもなく家のチビつーであった。 \/( ,っ (_つ
「くっ…」  ̄ ̄ ̄
今更、射精も堪えきれず慌ててティッシュを被せて精液を受け止める。
しかし、タイミングが少しずれてしまった為、一部が前方に向かって飛んでしまった。
まだまだ勢いのある放出に、結構、若さがあるもんだなと感心したい所だったが、
事態はちょっとややこしくなりそうな方へ進んでいる。
白濁した飛沫が、つーの顔をしっかりと汚してしまったのだ。
「…お前が急に出てくるから悪いノーネ」
俺はバツの悪さを誤魔化す為に、コイツが全面的に悪いのだというように言い放つ。
「アヒャ?」
予想通り、性知識が乏しいらしく俺が何をしていたか理解していないつーは、
顔射されたというのにキョトンとした顔でコチラを見上げていた。
「何、いつまでも見てるんだ。そんなに見つめてると見物料を取るノーネ」
手早く自身の後始末を終えた俺は、床から中途半端に身体を出したままのつーを摘み上げ、
部屋の中へと持ち上げる。
一体いつの間に開けたんだか不明の床は、閉めてしまえば何事も無かったように元通りだった。
「…アヒャ」
やっと自分の顔に何がかけられたのかを気にし始めたボケつーは、
指先にソレをすくって見慣れない液体状の物に首を傾げている。
「分からないなら、舐めて確かめてみるとイイノーネ」
悪戯心の湧いた俺の真意に気付かず、つーは素直に指先についた精液を舐めた。
「……アヒャ!? アヒャッ!!! アヒャ〜ッ!!」
自分じゃ舐めた事が無いから分からないが、多分、噂の通り苦くて美味しくない代物なのだろう。
つーは何て不味いものを味わわせるんだというような激しい抗議で俺に向かって怒鳴ってきた。
「騙されるお前が悪いノーネ。ほら、洗ってやるから騒ぐのをやめるノーネ」
つーの首を掴んでヒョイと持ち上げた俺は、洗面台に降ろすと適温のシャワーを浴びせる。
ついでだからと顔以外の部分にもシャワーをあて、石鹸でこする。
石鹸は俺が普段、手を洗うために使っているもので、残念ながらマイペットではない。
「そういや、お前のこの辺までは、丁寧に洗った事が無かったノーネ」
股間に向かってシャワーをあてると、ちょっとくすぐったそうな、
それでいて気持ち良さそうな顔を見せる。
こんなに小さくてもマンコはマンコ。性感を認識するものらしい。
俺は悪戯心と好奇心が混ざった、ろくでもない事をしてみたくなって、
つーのワレメを指でくぱぁっと割り開いた。
「ヒャンッ!」
シャワーの水流を拡げたスリットにあてると、つーは驚きからか、少しいつもよりも高い声をあげる。
しかし、どうやら気持ち良いらしく、足を閉じるどころか自分からグッと開き、
俺が水流をあてやすいようにし始めた。
「気持ちいいノーネ?」
俺の問い掛けに、ウットリした顔でヒャーンと返事をしてくる。随分と気持ち良さそうなので、
もしかしたらイクのではないかと水流を更に強くして様子を窺う。
「アヒャッ…ヒャン…アヒャァ…ッァ…」
つーは息も絶え絶えになり、ガクガクと身体を震わせ、ビクンと大きく痙攣した。
どうやらマジでイッたらしい。
シャワーをどけてやると、水ではない粘着質な透明のドロドロがワレメから溢れ出している。
「こんなミニチュアみたいなマンコでも濡れてイクとは、驚きなノーネ」 __
「アヒャ?」 / \
俺が人体の神秘に感心しつつ漏らした言葉に、 | ? .|
つーがトロンとした目で疑問形の声を発した。 \__ __/
「お前が言葉を知るのは、10年早いノーネ」 ○
愛液を洗い流す為にサッと水流をあて、 O
つーにタオルを渡して洗面台から床へと下ろす。 |ヽ_|ヽ o
つーは少しおぼつかない足取りでフラフラと部屋へ戻り / ヽ
タオルで身体を拭いている途中で寝入ってしまっていた。 l () ()|
中途な時間に昼寝から起きたせいか、 ヽ * ∀ノ
それとも疲れたのか、随分と安らかな寝顔である。 (^〜(^ヽ ヽ /)
「部屋が濡れると困るノーネ」 ゞ::. :.\_/ \/ノ
まだ少し濡れているつーの身体の水滴を 丿 ..: .::.ゝ ))
タオルで拭き取る。さっき弄ってやったスリットは ゝ:;:. .:.ノ/ / l
何事も無かったようにピッタリと閉じていた。 (_,〜ヘ.ノ(__/(__/
「…失敗したノーネ」
読書に集中しようとした所で、今日もまた、つーの騒がしいオネダリ攻撃に曝される。
「ア〜ヒャッ!」
俺の手を引っ張り、洗面台へ連れて行こうとする。要はシャワーをあてて欲しいのだ。
俺が下らない事を教えてしまったせいで、つーは日に3回もシャワーを要求する。それだって俺が
無視を重ねて制限している回数だから、もし欲望に任せれば、もっと回数は増えるに違いなかった。
「ウルサイノーネ。そんなにシャワーばかりしていたらふやけるだろ。というか、俺の手がふやけるわ!
どうしても浴びたいなら、お前が自分1人でして来ればイイノーネ」
俺は静かな環境で誰にも邪魔されず読書がしたくて、つーをシッシッと払い除ける。
「アヒャ! アヒャ〜」
つーは俺の扱いにめげる事も無く、それもそうだと思ったのか、洗面所へ1人で駆け込んでいった。
最初はシャワーの水音と、つーの喘ぎ声が気に掛かったが、本に集中してしまえばそんな事は遠い彼方。
俺は時間も忘れて、ひたすらに本を読み耽った。
「…もう、こんなに日が陰ってるノーネ」
いつの間にか部屋に入る日は傾き、薄暗くなり始めている。本の字が追いづらいと思って外を見れば、
夕焼けが射し込んでいた。
「アイツは、シャワーを出しっぱなしにしてるノーネ?」
洗面所の方からシャワーの音はするが、つーの声は聞こえない。シャワーで遊んでいる内に寝てしまったか、
それとも水を出している事を忘れて何処かに行ってしまったのかもしれない。
興味が移りやすい子供の事、やりっぱなしで動くのも良くある事だ。
だが、もしそうなら何らかの仕置をしてやらなくてはと思いつつ、洗面所の扉を開ける。
「おい、お前、どうしたノーネ?」
チビつーは洗面台の中でうずくまり、小刻みに震えていた。
もしかしてシャワーで溺れたんだろうかと抱き起こしてみれば、腿の間にシャワーを挟み、
ヤバイほど蕩けた顔になっている。浅く激しい息ではあるが、水に溺れているのでなく、
明らかに快楽に溺れている状態だった。
「アヒャァ…」
シャワーを止めて元の位置に戻すと、つーが恨めしそうに俺を見上げる。
「お前、まさか、ずっとやってたのか?」
まだピッタリと閉じていたはずのワレメが、ぽってりと充血して中の肉々しい粘膜を覗かせている。
「…アヒャン」
つーが肯定らしい力の無い鳴き声をあげた。コイツがイクまでにかける時間はそれほど長くはない。
あの間隔で延々と日が沈みかけるまでやっていたんだとしたら、この色惚け状態も納得できる。
「ちょっと、見せてみるノーネ」
抱き上げていたつーを洗面台の上におろし、ほころんでいるスリットの中がよりよく見えるよう指をあてがう。
子供とは思えないほどドロドロと濡れそぼり熱く潤うソコは、長時間の責めのせいか、
最初の頃とは少し変わってしまっていた。
初めてシャワーをあててやった時は、まだ肉色はほんのりとしたピンクで、どう引っ張った所で
クリトリスは包皮に包まれたまま、その全貌を殆ど隠していた。だが、今のコイツのスリットは赤く充血し、
指を軽くあてるだけでクリトリスがフードを外すほど、熟している。
「ヒャンッ!」
剥けるようになってしまったクリトリスに触れてみると、つーは甲高い声をあげて、俺の腕にしがみついてきた。
勃ち上がっているソレは、大人のモノとは比べようもないほど小さな粒なのに、
快感に濡れながら弄ってほしいと訴えている。
「アヒャ…アヒャン…」
俺が触ってしまったせいで余計に続きをしたくなったのか、つーがシャワーノズルに向かって手を伸ばし、
バタバタと俺の手の下で暴れた。
「シャワーはもう、一人では使わせないノーネ。お前の底なしの性欲に任せてたら
水道代が幾らかかるもんだか」
つーを洗面台から摘み上げ、濡れている身体をタオルでゴシゴシ拭いてやる。
「アヒャ! アヒャ〜ッ!」
色惚けのチビはもっともっとと言うように、俺の手から逃れ洗面台に戻ろうとした。
「あのな。気持ち良くなりたいんだったら、金の掛からない方法でやればイイノーネ」
本当なら、ここで諭して子供らしからぬ欲求を抑えてやるべきなのかもしれない。だが、
俺はあえて善からぬ事を教えてやることにした。
「アヒャ?」 λ_λ ?
首をかしげて俺の言葉の続きを待つつーを、 ( ノA) ∧∧ /
行儀は悪いがテーブルの上に乗せる。 / ヽ (∀゚*) /
床に座った俺は、小さな手を摘み | イ | b o )〜 /
自らのスリットに触れるよう促した。 | !(nヽ ノ ̄ ̄ ̄(/(/ ̄ ̄ ̄ ̄l |
「シャワーをあてて気持ち良かった所に ヽ_二ニつ | |
自分の指で触ってみろ」 / ヽ | |
スリットを弄るというと男女共に
中指でこねくるイメージがあったが、そんな知識などないつーは人差し指でソコに触れる。
幼児の頃によく動きに使われる指なのだから、それが自然なのだろうが、何だか不思議な感じだった。
「…アヒャッ…アヒャン…」
触ってみろと言っただけなのに、つーは自分から指を動かしイイ所を探り出す。
「そうそう、そうやって好きなだけ、オナニーしてればイイノーネ」
「…? アヒャ…ヒャン…ア…ヒャッ」
つーは俺の言葉に首を捻ったが、手の方は止めず、その表情もすぐに
さっきまでの惚けたモノになっていった。どうやらオナニーの示す所が気になったようだったが、
気持ちよさの前にどうでも良くなったらしい。
「余ってる手で、こっちの方も弄ってみるとイイノーネ」
テーブルの上で握り締められている左手を胸へと導く。真っ平らで何の膨らみも無い胸は
乳首の取っ掛かりさえ見せていない。それでもつーは俺の声に従って無乳を撫で始めた。
小さな手のひらでこねるように撫でている内に乳首は尖り始め、つーの声が更に甲高くなっていく。
「―――ッ…ヒャァーン!!!」
一際大きく叫びながら、つーが身体を強張らせた。毎度の事ながら、本当にイクのが早い奴である。
「…何だ、まだするのか? まあ、好きにすればイイノーネ」
しばらくヒクヒクと快感の余韻に浸っていたチビつーは、上がっていた息が整うと
再びスリットを弄り始めた。
そうして自分で自分を慰める事を覚えたつーは、シャワーを掛けろと俺に訴える事は無くなった。
「ただいまなノーネ」
玄関を開けたが部屋の中は月や星明りのある外よりも暗い。
夜に帰ればいつも、ちびつーがいるようになった我が家に灯ってきたはずの明るさが
最近欠けていた。
「…アヒャ」
色惚けた焦点の定まらない目をしたつーが、俺の声に反応して少しだけ顔をこちらに向ける。
腫れぼったいまぶたの中の涙で潤う瞳は、俺の後ろから射し込む
外からの微妙な明かりに照らされ妖しく輝く。
小さな身体に不釣合いな妙に艶っぽい表情のつーは、俺の存在など気にする事なく
手を動かし続けていた。
_
|_|
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|ヽ_|ヽ ― | | | /
/ ヽ | | . : :. ( i
l t! t!| |_|. : : . | |
ヽ * ∀ノ |_| .: : .| |
/ ヽ |_| .::. | |
ヽ ヾ(^二_ノ | | . :: . | |
―――/⌒ゝ_), )――――、ー、 | |.::. | |
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「またオナニーしてたのか…」
もはや日常となった出迎えに特に感慨も無く、俺は後ろ手に扉を閉め鍵を掛ける。
つーを踏みつけないよう気をつけながら廊下に上がり、
俺は明かりを付けるために壁に手を這わせた。
「アヒャ…ンッ!」
パチリと明かりが灯った瞬間、つーが絶頂に達する声を上げる。
俺が触れたのは電気のスイッチだというのに、何故だかつーのスイッチに触れたようで
何とも微妙な気分になった。
「……ああ、またこんなに床を汚したノーネ。お前、後でちゃんと拭いておけよ」
ハァハァと荒い息で胸を上下させるつーの下肢に視線を移すと、ベタベタに床が湿っている。
畳の上ですると染みになると怒ってやったせいか、フローリングになっている廊下で
コイツはコトに及んでいる事が殆どだ。
「アヒャン」
返事をしながら、またしても手を動かし始める。本当に底なしの性欲で延々とイキ続け、
起きてから寝るまで、食事以外は手淫の手を止める事はない。
家の明かりを灯しながら居間へと向かうが、テーブルの上には俺が朝、
わざと食べ残しておいた食事がそのまま残っていた。
「また、飯も喰ってなかったのか…。お前、育ち盛りじゃないノーネ?
こんな事ばかりしてると、栄養失調で倒れるぞ」
借りてきた本と買ってきた食材を適当に片付け、廊下でサカっているつーの首の後ろを摘み上げる。
「ア、ヒャ!」
弄り辛くなったせいかチビつーが恨めしそうに俺を睨んだ。
「お前知ってるか? サルにオナニー教えると死ぬまでするなんて言うが、ありゃ嘘なノーネ。
アイツラは、勝手に自分でオナニーを覚えるし疲れりゃやめるノーネ。それを踏まえて言うとだな、
お前はまさにサル以下の状態なノーネ」
バタつくだけの体力も無く、俺に捕まえられるままのつーに向かって責めるように諭す。
「……アヒャ」
俺を睨むのをやめて視線を床に落としたチビつーを、洗面台の中へとおろした。
つーの熱を冷ますため冷水のシャワーを浴びせてやれば、気持ち良さそうに目を細め
手が自然とスリットへと伸びていく。しかし、先程の俺の言葉を思い出したのか、
すっかりオナニー中毒となってるくせに持っていこうとした手を握り締めて拳をつくった。
小さな指が力の込め過ぎで色を失うほど硬く握られ、小刻みに震える。
「ヒャ…ァ……ン」
冷たく濡れたチビつーが、切なそうな顔で俺を見上げた。そういう顔をされた所で、
俺に出来る事なんざ何も無い。
「とりあえず飯でも喰うノーネ。お前、朝からどうせ何も食べてないんだろ」
冷えた身体をタオルで包み、雫を拭ってやった。
∧___
コンナフォークガ /゚々。`ァ カランと音を立てて、つーの手から箸が零れる。
アルカラ /゚々。 / どうやら手が震えていて、上手く握っていられなかったようだ。
ヒトハ /゚々。 / 箸を拾い上げ、ついでにチビの手のひらや
ハシヲ /゚々。 / 腕を握って状態を確かめる。
ツカエナク /゚々。 / 「…握力なくすほど、サカってるのが悪いノーネ。
ナッテシマウンダ/゚々。 / …ちょうど景品で無理矢理貰わされたデザインの悪いフォークがあったから、
/ / コレを使うノーネ」
ノ ノ 禁断症状ではなく、弄りすぎて一時的に手の力が麻痺しているだけと分かり、ホッとする。
//// 自分がキッカケを与えただけに、嵌りすぎて日常動作も出来ないほど廃人になられるのは
//// 何とも後味が悪いので避けたかった。
既に寝食も忘れるほど入れ込んではいるが、こういうのは一時的なもんで、
しばらくすれば適度な回数を見つけるはずである。
訳の分からんキャラクターの印刷されたフォークで飯を喰うつーを見ながら、
我ながらマズイ事を教えちまったもんだと後悔した。
「どうした、寝れないノーネ?」
||【】 パソコンで調べ物をしていると、つーが俺の様子を扉から窺っているのに気付く。
|| 「アヒャ」
/l|| = = = = 俺の傍に近づいてきたつーは、ちょっとのぼせたような表情でコクリと頷いた。
(‐t|| 「何だ、オナニーをやめたら不眠症にでもなったノーネ」
(っ|| 擦り寄るようにやってきたつーを退ける事もせずに傍に置いたまま、
U.|| 俺はネットの画面を見つめる。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「アヒャ…」
λ_λ 「別に眠れないほど抑える必要はないノーネ。ある程度は生理現象だしな。
( ;ノA) 食欲、睡眠、排泄、それと同じように健康なら誰だって性欲はあるものなノーネ」
/ \ _____ 気まずそうな声で俺の言葉に同意したつーに、
| イ | / / 度が過ぎなければイイのだと教えてやる。
| |___| / / __ 「ヒャーン…」
ヽ ヽ __/_____/ \ しかし、俺の言葉に嬉しがる様子も見せず、
ヽ、二づト) \ コイツは顔を覆ってシクシクと泣き始めた。
\ 「…何なノーネ」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| 突然、訳の分からない嘆きをぶつけられ戸惑う俺に、
| | つーが手を差し出す。どうやら痛みがあると訴えたいようだった。
| | 「多分、腱鞘炎だと思うノーネ」
「ヒャン?」
関節の酷使による痛み、腱鞘炎になるほどオナニーするとは、
ホントにコイツはサル以下の救いようのない馬鹿である。
「使い過ぎて痛いだけだ。安静にしていれば治るノーネ」
「アヒャ! ……ア、アヒャ…」
俺の言葉に悪い病気でないと分かって安心したのか、つーが嬉しそうに声を上げた。
しかし、安静の言葉の意味を理解して、すぐに暗く落ち込む。
「そうだな。しばらく手淫はやめておく方がイイノーネ。確か、あの辺の戸棚に
使い古しの湿布があるから、それでも貼って寝ろ」
熱をもって少し腫れている手の甲をさすり、冷やした方がイイだろうと後ろの戸棚を指差した。
「アヒャ」
つーが探り出した湿布は俺には使い道の無さそうな小さな切れ端だったが、
アイツの手の甲には大きいらしく手のひらの方まで覆ってしまう。
それを気にする事なく白い手袋をしたみたいな手になったつーが、トテトテと俺の傍に再び寄って来た。
「…ヒャ〜ン」
湿布の効果か少しヒンヤリ感じる手で、俺のあぐらをかいている足にしがみついてくる。
「湿布臭い手で触るな。俺に訴えたからって腱鞘炎が治る訳じゃないノーネ」
手が幾ら冷やされた所で性欲的な熱が冷えないらしく、
つーはモジモジと腿を擦り合わせて俺に解決策を求めていた。
「アヒャァ……アヒャ!」
俺が何もしてくれないと分かると落ち込んだ様子でしばし考えていたチビつーは、
突然、何かを思いついて走り出す。
「…シャワーは禁止だと言っただろ。水道代が掛かるノーネ」
走り出した方向が洗面所だと気付き、まかり間違って溺れられては困ると首根っこを捕まえた。
「アヒャッ! ヒャンッ!」
食事を取ったお陰か、少しは暴れる元気の出てきたつーがバタバタと手足を振る。
あれだけオナニーをしてるくせにもっと快楽を得ようともがく様は、必死すぎて笑えるほどだ。
「そんなにしたいならテーブルで角オナニーでもしてれば…
って、俺の使ってる家具とお前の頭身じゃ合わないノーネ」
背伸びしないと顔が出ないようなテーブルでは、どう頑張っても角オナニーは無理である。
「…仕方ないノーネ」
俺は捕まえたつーを左側におろし、溜息を一つ吐いた。
「ほら、こっちの手を貸してやるから、好きに腰でも動かせばイイノーネ」
右手はマウスを動かすのに必要なので、つーに左の指を貸してやる。
少しだけ逡巡したものの、つーは俺の差し出した中指にまたがり少しずつ腰を振り始めた。
「…ン…アヒャ…」
湿布臭い手で俺の腕にしがみつき、
甘い声をあげながら懸命にスリットを指へと押し付ける。 : |\__|\ :
濡れた感触が徐々に広がっていき、 \ :/ ヽ :
ヌルヌルとしたものが段々と指に絡んできた。 \ : l :t!:::::t!: | :
「小さいが、確かにマンコの感触なノーネ」 \ :ヽ ∀ * ノ :
すっかり剥けあがりピンと硬くしこったクリトリスが :にl) \。ヽ ヽ:
俺の指の腹に触れる。 \_(にlニノ)〜 :
ゴシゴシとそこを押し付けながら、 ヽ_/ /:
つーは気持ち良さそうな声をあげていた。 : l_ノl_ノ :
「…ったく、突っ込めもしないのに、
どうして愛撫してやらなきゃならないノーネ…」
愛撫といっても指を貸しているだけで、特に何かこちらからアクションを起こしている訳ではない。
だが、俺など関係なく手前勝手に良くなっているつーに、何となくイヤミの一つも言ってやりたくて呟いてみるが、
相手にもされていなかった。
硬いマウスを握っている右手中指が転がすトラックボールと違い、左手中指に感じるつーの突起は
硬さと柔らかさが奴の快感によって可変する。
絶頂の波を繰り返し続けるクリトリスに触れ続けた事が無いので知らなかったが、
チンコと同じでイク度に萎えたり勃ったり、結構、忙しく状態が変化するもののようだ。
絶頂に向かって段々と硬くなっていったクリトリスが、イッた瞬間、クニャリと柔らかくほぐれ、
また再び絶頂に向かって硬さを増していく感触は少し面白い。
だが、面白く感じた所でこんなチビ相手じゃ、この先なんて想像出来たもんじゃなかった。
俺にはょぅι゙ょ趣味が無いから、チビつー相手に欲情する気にはならないが、
ココ最近の奴のオナニーによって部屋の空気は愛液の匂いで充満していて、
その手の奴ならあっという間に狂うに違いない。
いや、その手の趣味が無いはずの俺も、ちょっと狂ってきてるのかもしれなかった。
自分で教え込んでおいて、コイツに引き摺られて、こんなもんをクリックしているなんて、泥沼になりかねない。
俺は普段、訪れても購入するまでには至らなかったHPで、商品をカゴへと入れ、発送日を確かめた。
到着は早ければ明後日。コレを注文したのは自分の手を汚さないためだと心の中で言い訳しつつ、
パソコンを閉じた。
「おい、そろそろ寝るから離れ…って、何だ、もう、寝てるノーネ…」
つーはイキ過ぎて疲れたのか、いつの間にか俺の腕にしがみついたまま寝入っている。
寝顔はスヤスヤと安らかで、淫靡な雰囲気は一切感じさせなかった。
「やっぱり、まだガキなノーネ」
小さな女陰をから指を離せば、したたるように中からドロリと淫液が零れる。幼い外見と裏腹に
充血しきった性器を持ったチビつーは、ガキと呼ぶには既に違和感を感じさせる存在になっていた。
「だから、何だって言うノーネ…」
つーの身体の成熟と矛盾する性器の充実っぷりに、戸惑っている自分の感情に気付き、ひとりごちる。
チッと小さく舌打ちした後、俺は起きられては迷惑だからとなるべく静かに奴を寝床へと運んだ。
「ご苦労さんなノーネ」
パソコン部品と偽装されたダンボールが代引きで届いた。別に家族と住んでる訳でなし、
配送業者に遠慮もないので、アダルトグッズと書かれても問題は無い。
だが、店側も売り上げのためとはいえ、それなりに客に気を遣って商売をしているんだとちょっと感心した。
しかし、配慮の塊の手厚い梱包を解くのに苦戦し始めると、気にしない奴には
簡易包装で送ってくれりゃイイのにと、少し腹が立った。
「おい。コレをお前にやるから、また今度からは、一人で遊べ」
俺が家にいない間、家具の角などにしがみついて熱を慰める奴に小さな箱を3つ渡す。
かたつむりでも離し飼いにしているみたいに、色々とベタベタと汚してくれる奴は
キョトンとした顔でクリアケースの中の物体を見つめていた。
俺のいる間はずっと指を使われていたが、 ___
その生活ともコレでおさらばである。 /\ \_
箱の1つを開けて、中から有色透明な / \.´\`ー-、
3頭身用の小さなローターを取り出した。 / γ⌒ヽ \/ )_____
俺の指よりも細いローターだが、 / ゝ___丿 / ((((())
チビつーにはまだ少し大きそうである。 / / | | | |ノ
1つ辺り、送料の1/3もしない値段だったが、 / / | | | ||
備え付きの電池を入れてダイヤルをひねれば、 / / (=φ=)
なかなかスムーズな動きで震えだした。 \ / | | | |l
「アヒャ!?」 \ / | | | |l
ローターの動きを不思議そうに見つめるつーの手に、 \/ ((((()
ソレを掴ませてやる。 ´´´´ヽ、
「アヒャヒャヒャヒャ」 )
ブルブルと震える感触がくすぐったいのか、 (( /⌒ヽ
つーはローターを握ったまま笑い出した。 / /
「コイツはこうやって使うノーネ」 / /
奴の手からローターを取り上げ、 (__ノ ))
ほころんでいるスリットにあてがう。
「ヒャンッ! …アヒャァァ…」
俺の指に摘まれているローターでクリトリスを刺激され、チビつーはすぐに蕩けた表情で甘い声をあげ始めた。
「ほら、俺の手の上で遊んでないで、自分で好きにすればイイノーネ」
コントローラーとローターを握らせ、奴の好きにさせる。
玩具をいたく気に入ったらしいつーは、まだ湿布を貼ったままの手で何度も絶頂に身を任せ蕩けていた。
ネット上のアダルト店で買ったのは激安のローターだけではない。
送料がもったいなかったし、せっかくなので自分のズリネタも補うべく、
書籍なんぞも頼んでみたが、どのグラビアもイマイチだった。
「今回もまたハズレだったノーネ」
やっぱり使い慣れた官能小説がイイだろうかと思いつつ、布団に既に転がってしまった状態では
起き上がるのも億劫である。
だが、中途半端に勃ってるチンコの状態的には、収まるのを待つよりも抜く方が良さそうだった。
「仕方ないノーネ」
寝室隣の本棚を探り行くべく、そのまま起き上がる。
半勃ちチンコのまま歩くのは何だか情けないが、この時間ならチビつーも寝ているだろうし、
誰に遠慮する必要があると寝室の扉を開けた。
「ア、アヒャ!」 て
「な、何で、お前がこんな所にいるノーネ」 ∧∧ そ
扉をあけてすぐ足元、何故かそこにつーが立っている。 (;゚∀゚)
「……アヒャァ…」 〜(っθ)っ
おずおずと差し出した手に握られていたのは、 U U
朝、奴に渡したローターだった。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「どうしたノーネ?」
濡れているローターに眉をしかめつつ、スイッチを弄ってみれば奴の訴えたい事にピンとくる。
見た感じ何処の配線も切れていないのにピクリともしないローターは、
朝から12時間以上稼動しっぱなしな訳で、要は電池切れなのだ。
「アーヒャ?」
原因に思い当たってニヤリとした俺を、つーが心配そうに下から覗き込んでくる。
「壊れたんじゃなくて、多分、電池切れなノーネ。ってか、お前には3つもローターやったんだから、
1つ位、使えなくても問題ないだろ」
「アーヒャン」
言われてみればといった感じで、つーがポンと手を打った。
それに気付かないとは、かなりのアフォである。
「じゃ、とっとと寝床に戻れ。ガキは寝る時間だろ」
「アヒャ…」
俺が追い出そうとすると、奴は少し暴れながら寝室へと無理矢理侵入してきた。
「何がしたいノーネ?」
キョロキョロと視線を動かした奴は、ダンボールを見つけると、その中へと手を突っ込む。
「アヒャ!」
チビつーが手に取ったのは、クリアケースに入ったままの2個のローターだった。
「ああ、そう言えばお前、1個しか持っていってなかったノーネ」
する事に夢中で、俺が渡したローターだけ受け取って、つーはずっと行為に没頭していた。
置いていった残り2つを、元のダンボールの中に戻しておいたのを思い出す。
「アヒャ」
奴は何の意味があるのか、2つ手に取ったローターの内の1つをケースから取り出し、俺に差し出した。
「何なノーネ?」
俺が首を傾げると、つーは俺の股間を指差す。
突然暗闇から現れた奴に驚き忘れていたが、俺のチンコは半勃ちのまま、今もゆるく上を向いていた。
「使えって事か?」
「アヒャン」
どうやら自分のおススメを、俺にもお裾分けする気らしい。
何処までこちらの事を理解しているのかは疑問だが、多分、俺がつーと同じく、
熱を持て余している事は察しているのだろう。
「いらないノーネ」
つーの持ってるローターは小さいし、それにローターの刺激だけで逝けるほど若くもない。
肉体の快感だけで突っ走れるほど、エロに嵌ったばかりのガキとは違うのだ。
それなりのオカズと刺激が揃って、やっとそういう気分になるのである。
「アーヒャン!」
イイから試せとばかりに、つーの語気が荒くなった。
「だから、お前と俺じゃ違うんだって…それにコイツは、本当は、こうやって使う方が一般的なノーネ」
あんまりしつこくまとわりつくので、俺は再び布団に腰をおろし、奴からローターをひったくると、
マングリ返しの体勢に押さえつける。
「アヒャ!? アヒャ!」
指で触れればヌチュリと音がする程に潤っているので、何とかいけるだろうと、膣にローターをあてがった。
「ッア、ヒッ…グ…ンゥ…」
チビつーは咽ぶような詰まった声をあげ、押し込められるローターの違和感に顔を引き攣らせる。
「これだけ小さいと、濡れてても、ちょっと無理だったか?」
指で押し込めば何とか挿入できるが、顔以上に膣の入口が張り詰めて引き攣っていた。
「アヒャァァァ…」
こちらに手を伸ばし俺の指を掃おうとするが、既に時遅く、ツップリと膣がローターを受け入れている。
膣にさえ入ってしまえばそれほど痛みは無いのか、つーは少し荒い息を繰り返しながら、涙目で俺を睨んだ。
「慣れれば、こっちよりも悦くなるはずなノーネ」
もう1つのローターをケースから取り出し、クリトリスにあててやる。
「アヒャァ…ア、ヒァ…」
ダイヤルをまわして責めてやれば、奴はすぐに甘い声をあげ、感じ始めた。
「マンコの方も入れてやるノーネ」
クリトリスだけでなく、膣の方のローターも動かしてみる。
「ヒァッ! ヒャァ…ッァ…」
やはり膣の刺激には慣れないのか、つーは蕩けた表情を急に険しいものに変え、
泣きながらシーツを握り締めて仰け反った。
「クリの方を強くすりゃイケるだろ?」
「ヒャァァァッッ―――ッン」
クリトリスにあてるローターをMAXまで目盛りを動かせば、ガクンとつーが震え、一際大きく声をあげる。
「ほら、イケたノーネ」
ローターを止めながら俺がニヤニヤと見下ろすと、奴は泣きながら俺を見上げていた。
「アヒャッ…アヒャァァ……」
∧∧ ボロボロと涙を零し、こちらの顔を見ながら泣かれるとは、ちょっと予想外である。
(ヮT;) アヒャーンなどと泣き叫びながら何処かへ走り去っていくのは笑えるが、
b o )〜 こんな風に泣かれてはこちらも戸惑う。
(_(_/ 押さえつけていた手を離し、腿の上に抱き上げてやっても、
つーは泣き続けていた。
「何だ、痛かったのか? それとも、怖かったのか?」 λ_λ
「アヒャ…アヒャァ…」 (|li ノA)
両方だと言うように、チビつーが子供らしくしゃくりあげる。 /⌒ ヽ ∧∧
「…悪かったノーネ」 | .イ \ (∀゚;)
「アヒャ?」 /\ ヽ ヽ,‐、 ,o o )〜_
ボソッと発した言葉に目を見開き、 / ヽ_二ニつー‐┴―(_ノ――
奴が泣くのも忘れて俺の顔を見た。 (⌒⌒⌒)/ヽ__________
俺が謝るのは、それほどの驚きらしい。  ̄ ̄ ̄
「………」
互いに何となく気まずい沈黙が流れる。
普段、それぞれに好き勝手な事をしている時ならば、
無言も普通の状態だが、この状況で止まっているのは何ともキツかった。
「ア、アヒャ…」
シーツの上に転がるローターに手を伸ばし、ソレを持ってつーがそそくさと立ち上がる。
「ヒャン!」
「うわっ」
部屋を出るつもりだったのだろうが、膣に入ったままのローターのコードに足を引っ掛け、
奴は俺の腰の方へと思い切り盛大に転んできた。
転び切らないように突っ張るため、半勃ちのペニスをつーの右手が握りしめてくる。
大した握力はないのでそれほど痛くはないが、ペニスの根元に触れるマンコからローターの振動が伝わり、
微妙な状態がより加速した。
ローターの振動は切ったはずだろうとコードの先を見れば、奴の左手がコントローラーに触れている。
チビつーが痛がるのもマズイし、こちらの半勃ちが本勃ちになるのもマズイとコントローラーに手を伸ばした。
「何、してるノーネ…」
俺が切ろうとしたスイッチを握り締め、つーはダイヤルを自ら動かし表情をゆがめる。
「痛いなら、やめるノーネ」
マンコ越しに感じる振動が強くなり、チンコはドンドンと硬さを増し始めた。
「アーヒャン」
奴は涙目になりながらも俺のチンコに寄り添い、ローターを離さない。
「お前、また顔射されたいノーネ?」
「アヒャ…」 λ_λ
少し脅してみたものの、 ( # ノA)
つーは構わないとでも言うように /⌒ ヽ ∧∧
グッと俺のペニス絡みついた。 | .イ (∀゚*)O
「本当に、構わないんだな。 /\ ヽ []c )〜__
じゃあ、それなりに扱ってやるノーネ」 / ヽ_二ニつ_ノ――――
何を思ってこんな事をするのかは分からないが、 (⌒⌒⌒)/ヽ________
チビ相手でもスマタくらいは出来るだろうと  ̄ ̄ ̄
肉体を抱き寄せる。
小さなマンコとチンコをピッタリと重ね合わせれば、ローターの振動がより強く俺を刺激した。
「ヒャァ…ヒァ…アヒャァ…」
寝転がった俺にまたがり、グリグリとチンコにマンコを押し当て擦りあげるつー。
コチラから動かずとも、チビつーは懸命に腰を振って自分が悦くなるついでにコチラにも快感を与えてきた。
「なかなか、イイ感じなノーネ」
荒い息で俺の腹に手をついて、ドロドロと蕩けていくマンコが徐々に熱を増す。
振動は既にMAXまで上がっているが、腰を振るのに必死なつーは痛がる事もせずに
ひたすら快楽に従って甘い声をあげていた。
「アヒ…ヒャァ…アヒャン…ッァァアア――ッ」
ガクガクと激しく腰を振り、奴が絶頂に達する。
「悪いけど、もうちょっと、頑張って欲しいノーネ」
力が抜けてクタリと腹に倒れこんだチビつーの肉体を持ち上げ、もう少しの所まで来ている自分のために
マンコとチンコを擦り合わせた。
強く抱き寄せれば、ローターの刺激がよりダイレクトに伝わり、擦るほどに奴のクリトリスが
再び硬くしこり始める。
「ヒッ…ヒャァ…アヒャ…アヒャァァァ…」
つーはグッと拳を握り、嬌声をあげながら肉体を震わせた。もう痛みは無いのか、
ローターの振動にすらウットリと目を細め、俺にされるままに揺さぶられる。
「そろそろイクノーネ…」
「アヒャ…アヒャァァ…」
俺の声に反応するように、つーも高めの声で絶頂の近い事を告げてきた。
「っく…」
チビつーのオナニー騒動のせいで、自分のオナニーが疎かになっていた俺は、
いつもより多目の量を吐き出す。
「ヒャァァァ―――ン」
俺の白濁にまみれながら、つーも今日何度目になるのか分からない絶頂に達した。
小さな奴のマンコに指をあて、膣から延びるコードをユックリとひけば
ドロリと淫液をまとってローターが吐き出される。
「ヒャァ…ン」
白濁にまみれたまま上に乗られていては俺が汚れるので、手近なティッシュを何枚か抜き取り、
奴の肉体をゴシゴシと拭った。
俺の上でウトウトと寝かかっていたつーが、突然ハッとしたように目を開き、トタトタと本棚に向かう。
ゴソゴソと何を探っているのかと思ったら、一冊の本を俺に差し出した。
「寝物語でも要求してるのか? それだったら面倒だから却下なノーネ」
寝物語として選ぶには余りにもそぐわない本を見せられ、それを手で押し返す。
「アーヒャン」
違うというように首を振り、題名の一部を手で懸命に隠して俺に押し付けてきたので、
どうやら残った文字を読めという事のようだ。
「…責任。……ん? 今度は持つのか。
______________ …もしかして責任を持つというか責任取れって言ってるノーネ?」
/ \ 文字を読むと今度は本を無理矢理手に持たされる。
| | そうするとつーは納得したように頷いた。
| ∧_∧ その子、抱いても | そこから考えるに、おそらくそういう事なのだろう。
|(*´∀`)< いいですか? | 「アヒャ!」
|/ ヽ | つーは俺の言葉の解釈に同意するように一声上げた。
| | 「何で責任を取るノーネ?」
| 別にいいけど | 俺の疑問に、飼い始めの頃のやり取りで見せた
| 責任とれるノーネ? | しぃの仮面を取り出し、『ダッキング』と喋らせる。
| \| λ_λ | 「もしかして、抱いたから責任を取れと言いたいノーネ?」
| (Aヽ ) | 「アヒャ!」
| l ヽ | 俺に責任という言葉を本ごと押し付けながら、
| | l ) | ちびつーは満面の笑みを見せた。
| | |ノ. | 「抱いたって言ってもセックスなんてしてないノーネ。
\______ ______/ よって、責任問題には発展しないノーネ」
○ 俺はゴロリと身体を反転させ、つーに背を向ける。
O 「アヒャ、アヒャーン!」
o つーは慌てたそぶりで俺の前にやってきて、
|\__|\ 布団と俺と自分を指差した後に『ダッキング』と仮面に喋らせた。
/ ヽ 「…布団に男女で入って、男がダッコしたからセックスだ?
l () () | お前、セックスの事、そんな風に考えていたノーネ」
ヽ ∀ * ノ ちびつーが表現したいだろう事を読み取った後、俺は奴を鼻で笑ってやる。
/| ̄ ̄ ̄|ヽ 「アーヒャン?」
(ニつ とニ__) 「ああ、違うノーネ。俺とお前がしたのはスマタで、セックスじゃないノーネ。
| 責任 | 責任を取るような抱き方は、ココにコレを入れた場合に起こるノーネ」
|___| 首を傾げるつーに真実を教えるため、
(__ノ ヽ_) 小さなヴァギナに指で触れ、自分の既に萎んでいるチンコを握った。
「アヒャ!? アヒャッッ!!」
つーは首をブンブンと振り、絶対に無理だと言うように後ずさる。
ローター1個で満杯のチビには、どう考えても出来ない芸当だろう。
「まあ、今のお前の大きさのままじゃ、何年掛かっても無理だろうな」
「アヒャーン…」
俺の言葉にちびつーがしょんぼりと沈んだ表情を見せた。
「何だ、お前。もしかして俺に責任を取らせたかったノーネ?」
「アヒャ」
落ち込んだ顔のまま、つーは肯定の頷きを即座にする。
「そんなもん十五年、いや二十年は早いノーネ!」
二十年も経てば、コイツも俺との歳の差を認識して、多分、馬鹿な事は考えなくなるはずだ。
何を思って、こんな俺に責任を取らせたいなんて思ったのかは分からないが、今考えてる事なんて、
娘がパパのお嫁さんになると騒ぐぐらい、下らない戯言である。
「アヒャ!」
だけどコイツは、俺が将来的に実現しない絵空事と認識しているなど露知らず、
いつかそんな時が来るのだと言わんばかりに満面の笑顔になった。
「何、喜んでるノーネ?」
あんまり嬉しそうにするので、どうしても何かイジってみたくなる。
「アヒャーン」
手で1と5を表し、男女の部分を指差した後、つーが俺に抱きついた。責任を取って貰う日を思って、
幸せそうにするつーをからかうため、その前置きにポンポンと優しく頭を撫でる。
「まあ、十年や二十年経っても、そのまま育たないかもしれないけどな」
「アヒャ!? アーヒャ!」
なるべく優しく触れながらイジワルな呟きを口に出せば、そんな事はありえないとつーが騒いだ。
「うるさいノーネ」
俺は奴を黙らせるため、転がっていたローターを1つ、膣へと挿れてみる。
潤んでいても狭いソコは、入れる時に抵抗を感じさせるがキチキチとキツイ感じではなく、
少し潜り込めば後はヌルンと膣の方から飲み込むようだった。
つーはピクリと身体を震わせ、切なげに目を細める。
悪く無さそうな感じなのでスイッチを軽く入れてやれば、中の振動に翻弄されたのか、
奴の肉体からへたりと力が抜けた。
「まずはこの辺から慣れていくとイイノーネ」
「ヒャン…」
頷いたチビつーは、甘い声をあげつつ俺に向かって微笑む。
ローターを挿れられた快感のせいかマトモに歩けないつーは、
四つんばいで2つ目のローターを拾いにいき、自らクリトリスへとあてがった。
ここまで快楽に忠実だと拡張が早い時期に実現して、15年経たずとも、機会は巡ってくるかもしれない。
「未成年に本気で手を出す気はないし、俺はグラマーなのが好みだから
つー相手に問題なんて起こさないノーネ…」
俺の独り言も聞こえないほど没頭しているつーを見ながら、自分の知っている成体のつーを思い描いた。
どう考えてもセックスの対象になる訳がない。精々、せがまれて悪戯をする程度にしか興味も出ないはずだ。
責任なんぞ取る事はないし、コイツも取らせようなんて考えなくなるだろう。
目の前で何度もイッてみせるチビつーを見ながら、俺はそんな風にぼんやりと将来の事を思った。
そして、はたして十年後。
日々オナニーに励み、性器だけでなく胸を弄る事も忘れなかった奴は、
まだ6頭身に届かない肉体ながら、ユサリと揺れる乳房の持ち主に育った。
ローターどころかバイブも飲み込めるようになったつーが、
毎日、毎晩、何度も迫ってくるのを退けるのにはかなりの精神力も使う。
まだ、相手は未成年だ。何度ソレを自分に言い聞かせて、最後までする訳に行くかと堪えたのだろう。
だが最近では、もう、いっそ責任を取ればイイかとすら考え始めていた。
「ノーネ イイカゲン カンネンシロ!オウジョウギワガ ワルイゾ!
スエゼンヲ クエ!デ、セキニンヲ トレ!」
今夜もまた俺の上に跨り、未だチビなつーがコチラを指差してわめく。
「イヤなノーネ。半角でしか喋れないガキが、
色仕掛けなんて10年早いノーネ!」 n^)
まだまだ更に育ちそうなつーの肉体に目を奪われつつ、 λ_λ ∧∧ //
手を出さないように拳を握り締めて反論した。 ( ;ノA) (∀゚*) /
「オレノ ハダカデ チンコ タツクセニ ガキアツカイスルナ! /⌒ ヽ とニニ(゚ ,(゚ , /
キョウコソ ゼッタイニ ホンバン サセテヤルカラナ!」 | .イ \ 〉 . (
スピードはあるが、押さえ込むパワーの点で /\ ヽ ヽ./~)/ l/ )__
俺に劣っているつーは、マウントは取れるが / ヽ_二ニつー' ┴‐/ ノ――
一気に騎乗位を決めるほどの力がない。 (⌒⌒⌒)/ヽ_____(__二ニつ
「ガキは指や玩具で十分なノーネ」  ̄ ̄ ̄
スリットを指で割り開き、バイブをあてがう。
「アヒャ…ヤッ…ダメ……チクショ…スグ、コレダ…」
既に濡れているつーは簡単にバイブを飲み込み、感じ始めた。
「ンッ…イイ…ノーネ…ソコ、モット……」
膝立ちのつーの乳房が俺の目の前でたゆたゆと揺れるので、思わず舌を伸ばしてしまう。
豊かに育った丸みを味わうように、乳房全体をしゃぶるようにベロベロと舐めれば、
つーが俺の首にしがみついてモットとねだった。
弄り続けてきたせいで少し大きくなった乳首を乞われるままに舌先で刺激する。
感じやすい突起を責めればつーの力は抜け始め、肉体を預けるように乳房が
俺の顔へと押し当てられた。若さゆえにまだ少し硬さの残る乳房に埋もれながら、
俺はどちらかに偏らないよう交互に乳房を愛撫する。
「ノーネッテ…オッパイ スキダロ…、ダカラサ、 オレ、ジツハ レンシュウ… シテタンダ…」
しなだれるように乳房をあてていたつーが、俺の首から離れズリズリと後ろにさがった。
そのまま足元まで移動したつーは、四つんばいのような姿勢でチンコと見つめあう。とりあえず、
この体勢から本番は無理だろうからとなりゆきを見守っていると、グッと両手で乳房を寄せチンコを包んできた。
「…パイズリの練習なんざ、いつの間にしてたノーネ」
滑らかな柔らかい膨らみが俺のチンコをしごき始め、ぺロリと舌を出したつーが亀頭をチロチロと刺激する。
普通やろうと思っても、経験の無い奴がここまで手慣れた動作をみせるなんて、ありえない事だ。
「ノーネガ イナイトキ バイブヲ ハサンデ レンシュウシタンダ…
ホントハ ローションガアルト イイラシイケド ノーネガ イッパイ ナメルカラ スベリ ワルクナイシ ドウダ? キモチイイカ?」
少し恥ずかしそうに顔を染め視線を伏せながら、つーが俺に感想を求める。
自分の唾液がローションがわりにチンコにまといつくってのは何だか妙な気分だが、
そんな事はどうでもイイくらい、気持ち悦かった。
「うるさいノーネ。何で、お前はこういう事にだけ知恵がまわるんだか…」
奴に主導権を握られた状態が歯がゆくて、バイブのスイッチを手に取る。
まだ動かしていなかったつまみを弄れば、つーの肉体がビクンと跳ねた。
「アヒャァ…ノーネ…ソンナフウニ サレタラ、ウマク デキナク…ナル…ダロ」
グルグルとシリコンパールを内部で回転させるバイブに、つーが甘い嬌声交じりの抗議を述べる。
「別にこんなもん、上手く出来なくても何の問題もないノーネ。さっさと今夜も諦めるノーネ」
「ゼッタイ アキラメナイ カラナ!」
俺がからかうように笑えば、簡単に頭に血がのぼってしまうつーが叫ぶ。
「お前に俺をパイズリで逝かすなんざ、絶対に無理なノーネ」
更にからかい色を濃くした口調でつーを見下ろせば、奴はムッとした顔でキッとコチラを睨んだ。
「ヤッテミナキャ ワカラナイダロ! ミテロヨ!」
本番に至ろうという当初の目的を忘れ、つーがパイズリに没頭する。
10本の指を巧みに操りながら、つーはグニグニと乳房をこね回しながらサオをしごいてきた。
「まだまだ…、こんなんじゃ、無理なノーネ」
ちょっと上がってきた息を抑えながら、奴を煽る。
「サキバシリ アフレサセトイテ ツヨガッタトコロデ セットクリョクネーゾ」
鈴口を弄ぶ舌先が雫を掬い上げて、蠱惑的な仕草でソレを飲み下した。
巧みに俺の熱を煽り、絶頂へと導いてくるつー。
奴に快感を返してやるためにも、バイブをMAXまで一気に加速させた。
「アヒャァァァン! ヤ、オレガ…サキニ…ンッ…ノーネ…オマエモ…」
昔よりは絶頂に辿りつくまでに堪えが利くようになったが、それでもやはり奴は感じやすすぎる。
手に力が入らなくなり、パイズリの続行が難しくなったらしく、グッとチンコを咥え込んできた。
「パイズリは、やめる、ノーネ?」
「…ウルセェ、ンァ…イッショニ…イケヨッ…」
ねっとりとした口腔粘膜が喋るたびに震えて、射精感がこみ上げてくる。
何度も咥え込んできたつーは、的確に俺の良い所を責めるので我慢は難しいし、我慢するつもりも毛頭ない。
このままイケば、本番は今夜もお流れで、俺には都合が良い状態だ。
ここまでされといてそれでも本番だけはしないなんて、何処のヘルスだと思いつつ、快感に身を任せる。
「出すぞ」
「アヒャ…」
口をすぼめ、奴が頷いた。
つーの頭を撫でるように支えながら、口内に吐き出せば、咽る事もなくゴクリと喉を鳴らす。
俺の精液を味わいながら肉体を震わせ、バイブの刺激でつーが達した。
「はいはい、オシマイなノーネ。お前もイッたんだから、自分の寝床に戻って、おとなしく寝るノーネ」
まだ奴の膣で動き続けるバイブを抜き、スイッチを止める。
つーは快感に酔って、ボンヤリと天井を見るでもなく見ていた。
「ン…ソウダナ…モウ、オソイシ…ネナイ、ト…ッテ、ァアアッ! ヤバイ マタ イカセチマッタ…
ノーネ サイキン カイフク オソイカラ コレジャ コンヤモ ホンバンハ シテモラエネー」
俺の言葉に頷いた奴だったが、調子に乗って逝かせてしまった事にやっと気付く。
「夜中にウルサイノーネ。俺はもう寝るから、とっとと自分の寝床に入れよ」
俺はつーに背を向け、掛け布団をかぶると目を瞑った。
「アヒャ イヤダネ! セメテ ココデ ネテヤルカラナ。アシタノ アサ マチガイ オコサナキャ オトコジャネーゾ」
奴はいい加減聞き飽きた据え膳の誘いを呪いのように耳元に呟き、俺の背中にピッタリと張り付く。
背にあたる乳房が日々柔らかくなっていくのが恨めしいが、まだ堪えきれるレベルだ。
だが、ここまでくれば我慢比べに負けるのも、最早、時間の問題だろう。
どう責任を取るか、そもそも責任を取るとはどういう事か、
眠りに就いたチビつーの肩に布団を掛けながらちょっとマジメに考える事にした。
バイさるに危機感を覚えていましたが、既に解除済みなのか
引っ掛からず安心して最後まで投下できました
それでは、以上、お粗末さまでした
オッ(・ω ・)ノツー
AAのエロパロらしい作品でした。GJ〜
GJ!
GJ!
つーかわいいなぁ
,,,,.,.,,,,
ミ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ!
""""
づー飼いや各しぃ飼いネタも見たくなった。
しぃ飼いは子供がいるネタもあるから職人様よかったら…(-人-)
>>213 しぃ飼い始めて読んだ
なかなか面白いな
良いスレを紹介してくれてありがとう
惜しむべきは既に保管庫の中のもので今後の更新が無いことだ…
,,,,.,.,,,,
ミ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ!
""""
ボロスレのみんなでギシアンしてほしいな…できれば、鬼畜プレイで…
マニアック過ぎるかな…?
つーか、誰も知らないか
ボロスレはデナーがかわいいよね
知ってる人イター!!
デナーはかわいいよね。色々いうこと聞いてくれそうだし、性的な意味で
最近覗いてないからわかりませんけど、ツボに来る展開来てたら小説書きたいです。
期待して待ってます
ボロスレの詳細キボン
ごめん解決した
はやいな
224 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/27(日) 01:50:28 ID:BQsP6bWW
キスが深い。
どんなに苦しくても、彼は私を離すまいとするかのような深い口付けを止めない。
かふ、と、またひとつ。わずかに空いた、唇同士の隙間をぬって、私は息継ぎをする。
どれくらい、その息継ぎをしたか、もう解らない。
酸欠と、それ以外の感覚で意識が途切れかけた頃、やっとダラーは私の口の中を
舌でかき回すことを止めた。
ぬる、と。
ゆっくりと引き抜かれていく舌の感覚が、酷く生々しくて、私は悲鳴を上げそうに
なった。声なんて出ないのに、甘い悲鳴が。
「……っ!」
全身の感覚が混ざり合って爆ぜる。
びくっと引きつり、無意識に引こうとした身体をダラーは掴み留める。
「ごめん、もうちょっと」
同時に、再び身体の奥深くに熱が入り込む感覚。それは嫌いじゃないのに、
大好きな彼のする、優しい行為は嫌いじゃないのに、身体はぎくりと強張った。
彼の唇が動こうとする。また、「ごめん」と。それを見たくなくて、今度は彼の顔を
引き寄せて、私から口を塞ぐ。
キスが深い。溺れてしまいそうだと思う。
けれど、どんなに苦しくても、私は彼を離すまいと深い口づけを止めなかった。
彼が愛しい。彼が、愛しい。
ざっと書いてみた 後悔しきりだ
エロくないな
>>225 GJ!!
充分エロいよ。
デナーもダラーもかわいい。
いやいや、これはこれでなかなか良いと思う
エロ度は低いかも知れないけれど、しっかりと萌えさせていただきました
いい!
―お兄ちゃん!お兄ちゃん!―
届かない叫び声はもう何度目になるだろうか。
声のない少女の顔は悲痛に歪められて上から下からいたぶられていた。
兄の不在に突然襲われたデナー、いやこの時はまだ白い体のモナーだった。
本当に突然の事だった、小さな体は数人の男に組み敷かれて、今はその使えるかもわからない狭い女性器に黒々とした男性器を打ちつけられている。
抵抗するからと押さえつけられて、殴られて、白い体はボロボロになっていった。
「順番、次オレな」
信じられないぐらい楽しそうに、声を荒げながら男達はデナーの上で言い争っていた。
4、いや5回目だろうか。痛みに次ぐ痛みで朦朧とする頭でデナーは考えた。
このまま殺されるのだろうか、多分そうだろう。だるまは今時流行らないし、何よりわたしはただのモナーなのだし、と。
ズルリと熱い物が抜かれ、まだ先端付近に残っていた白液がデナーの顔にかかった。
「ひでー、こりゃもう処分だな」
そう声が聞こえて、ぐずぐずになったそこに別の男の物が押し入ってくる。
デナーの蚊ほどの抵抗もすでになく、諦めた。
かじかむ耳に男の手が伸び、そのままおぞましいブチブチという音を立ててデナーの耳を引きちぎった。
ぎゅうとデナーの全身が強張ってそれに伴い男が満足そうに呻く。
「挿れてる最中に肉千切ってやるとイイんだよなァ…」
ポイとゴミのように捨てられた片耳が視界の端を横切るのが見えた。
そこで、デナーは深い絶望へ意識を手放した。
(いつだっけなぁ…)
モララーは彼女の兄からこんな悲痛な話を打ち明けられた。
どのくらい前だったかは忘れたが、デナーを引き取ると決めた時だったと思う。
それほどこの少女と共に暮らしてきたのだ、と思うと暖かい気持ちに覆われる。
「デナー」
そう呼んでやると窓際で何やらもぞもぞとしていたデナーが首を傾げながらこちらにやってくる。
何かなと親しげに緩ませられた表情が彼女の現在の気持ちを物語っている。
手招きをして近寄ってきた小さなデナーの片手を、モララーはそっと自分の手のひらに乗せた。
困惑したような表情から始まり、小さな傷だらけの手、千切れた耳、体の至る所に付けられた傷を眺めた。
傷は皮膚が突っ張っていたり、盛り上がっていたり、窪んでいたりと本当に様々ある。
痛かっただろうな、と小さく独り言のように呟いて、モララーは一際大きい彼女の耳の傷にそっと触れた。
困惑が僅かな恐怖の引き金になったのか、デナーは小さく身じろぐ。
けれどもモララーが自分の体の傷を優しく辿るのをじっとずっと見つめ、その指にそっと緊張を預けて目を閉じた。
傷は消えない。けれども、まだ僅かに残る綺麗な肌の部分が幸せだよ、とモララーの指にそっと語りかけているのが二人ともわかったようだった。
>>219です
先に投下されていたダラデナに胸を高ぶらせつつ、ボロスレのモララー×デナーが書きあがったので投下しました。
萌えた!
あれ?目から水が……。
良かったです。GJでした。
おちゅー
感想ありがとうございました。
また機会がありましたらよろしくお願いしますね。
AA系の板全部が人大杉で見てないorz
専ブラ入れなきゃ駄目かね
jane dos styleの使い方が分からん
ってかスレ違いでスマソ
エロ絵板が見れないんだが俺だけ?
アフリエイトに飛ばされるんだが…
どっちも普通に行ける。
・・・ジャンプページのことじゃないよな?
>>207 亀だけど激しく続きキボン
クレクレスマソ。
そーいえば、前スレのAA化の話はどうなったんだ?
保守
保
243 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 19:27:01 ID:6DoYfgtL
守
ほっしゅ
245 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 16:51:29 ID:cEzgWIRa
何でこんな過疎…………
人型AA(ねこことか)って需要少ないよな……
そんなことは無いと思うが
前スレのモラぎゃしゃ(泥酔するよ)はもう諦めた方が良いかね?
供給少ねEEEEEEEE!!!!
そろそろ逝犬さんが来る頃だと思うんだが・・・一昨年、去年から考えて。
ここで新ネタを期待するより自分達で作った方が早くね?
SSは書き方さえ覚えれば初心者でも一応書けるしさ。
今回の学園内の情事の事情は
厨房モナーとレモナ先生の過去回想を絡めた話です
モナー先生の昔のNTR(寝取られ)話なので、苦手な人は避けてください
NTRでも、一応、そこそこ今回の流れの終わりでは暗くなってないと思います
他にも厨房モナーがレモナ先生を犯すようなレイプ表現も出てきます
そういったものが苦手な方もスルー願います
今回のエロ表現は始まりと終盤に出てきますが、全体的に少なめで
一連の流れ中で最も濡れ場シーンが少ないと思います
学園内の情事の事情にエロを期待していた方は申し訳有りませんが
一年後の♂生徒モララー×♀生徒しぃで頑張らせていただきます
∧_∧
XノハヘハX
|゚ノ;^∀^)^n
___§(つ゚ )∧__∧__
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___ゝ~と~:::::::::::) \
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( ´∀`) XノハノXレ、
/~ヽ<>/ヽ(^∀^ l゚ノI)
(l : l(^(~ソ~~)ヽ、
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(__)_) lソlソ
日曜日の音楽室。4階の西向きの窓は、冬とは思えないほど暖かな陽を射し込んでいた。
「ごめんなさいね、モナー君。せっかくのお休みに手伝いなんかさせちゃって」
3時までの合唱部の練習は予定通り終わり、4時をまわった今、部屋には僕と先生しかいない。
グランドピアノの蓋の上で、トントンと楽譜を整えているレモナ先生が、本当に申し訳無さそうに眉根を寄せていた。
「別にこの位、イイですよ。一応、部長なわけだし」
40人分+予備の2枚を足した42枚の楽譜を数え、レモナ先生に手渡す。
「でもコレ、合唱部のじゃなくて、授業用の楽譜でしょ…。ほんとゴメンネ。帰りに何か奢るから」
やっと最後の楽譜の束を揃え終わり、レモナ先生は僕に向かってニコッと微笑んだ。
「学校帰りに買い食いって、しちゃいけないはずじゃなかったんですか?」
女性の手には重そうな7クラス分の楽譜を抱え、机の上へと運ぶ。
「たまにはイイじゃない。モナー君って、本当にマジメよね。先生の頼みごとだからって、
こんな雑用でも付き合ってくれちゃうし」
レモナ先生は僕を不思議そうに見つめた後、手伝ってもらえるのは凄く嬉しいし助かるけど、と、付け足した。
練習後、レモナ先生の授業準備を手伝って、印刷室と音楽室を往復したのは、マジメだから…って訳じゃない。
「マジメなんかじゃないですよ。僕は…本当に、全然、マジメなんかじゃないです」
そう、僕がレモナ先生を手伝うのは、この人の傍に少しでも居たいからだ。完璧に完全に下心があって、
僕はレモナ先生が始めた合唱部に入ったのだ。
今年、先生になったばかりで僕の学校にやってきたレモナ先生。声楽科を出たという彼女の歌声は
透き通るように綺麗で、普段の声も張りのある強さがあって、とても新任とは思えない堂々たる授業をしている。
そんな彼女が僕の中学には無かった合唱部を立ち上げ指導すると聞いた時、少しでもレモナ先生に近付きたくて、
こうして参加して、気付けば部長も任されていた。
ただそれだけの事で、普段のクラスにいる僕はそれほどマジメではない。彼女の前でだけ、
少しでも好かれたくてイイ生徒のフリをしているのだ。
「そんな、一生懸命に否定しなくても…。何か、気にしている事、言っちゃったかしら? もし、そうならゴメンなさいね」
レモナ先生が少し困ったような顔で僕を見る。
「レモナ先生に悪い所はありません。悪いのは、僕なんです」
そう、毎晩、毎晩、レモナ先生を意識し始めたあの出会いの日からずっと、
僕の想像の中の彼女の扱いはかなり酷いものだ。
自慰の最中や夢の中で、この音楽室はまるで僕の欲望を満たすためにある部屋のように、
淫らなレモナ先生の妄想と共に脳裏に焼きついている。
「何か悩みがあるのなら、相談にのるわよ? 親や友達の事の悩みなら、話すだけでも楽になるかもしれないし」
この10ヶ月の間に随分と僕の背は伸びたけれど、それでもまだ少しレモナ先生の方が背が高かった。
そんな彼女が僕の顔を覗き込むため、少し腰をかがめるとサラサラと綺麗な髪が重力に従って零れ、
ふわりとイイ香りが鼻腔をくすぐる。彼女の顔がマトモに見つめられなくて目線を下げれば、
白いセーターを内側から押し上げる豊かな乳房が気になって、余計に胸の鼓動を高まらせた。
「レモナ先生…」
顔を上げ、彼女を呼ぶ。
僕の悩みは、レモナ先生が好きな事です。頭の中で繰り返したエッチな事を、
貴女にしたいと悶々しているのが悩みです。言える訳の無い事を、脳内で繰り返し、
僕は名前を呼んだ後、言葉が出せなくなってしまった。
「どうしたの、モナー君? 何でも相談してくれてイイのよ?」
先生が僕の肩に手を掛け、先を促す。先生の細い指が、柔らかく優しく僕に触れている。
「レモナ、先生!」
僕は両手を伸ばして先生の肩を逆に掴み、そのまま近くの机の上に無理矢理に押し付けた。
「きゃっ!」
レモナ先生は小さく驚きの声を上げ、尻餅をつくように机の上に座り込む。
「僕の悩みは…貴女の事が好きで、好きで、仕方が無い事です」
僕はレモナ先生が立ち上がれないよう肩を掴み続けたまま、ギュッと手に力を込める。
そして、彼女に会ってからずっと心の中にあった想いを吐き出した。
「モナー君…」
レモナ先生は不安げな表情で、僕の顔を見上げている。
「僕は、毎日、淫らな貴女の姿を想像して、オナニーをしている、不真面目な奴です」
押しとどめてきた劣情まじりの好意を吐き出し、僕は机の上にレモナ先生の肉体を押し倒した。
その勢いのままグッとニットセーターを捲り上げ、下に着込んでいたブラウスのボタンを引き千切る。
ニットと同じ白いブラウスの下には、淡いピンク色のキャミソールと同色のブラジャーが見えた。
自分が想像していたレモナ先生の下着はもっとエロティックなものだったが、
可愛らしくシンプルな下着姿は妄想よりも僕を興奮させる。
思わず口にたまった唾をゴクリと喉を鳴らして飲み下した。
「ダメ、ダメよ…モナー君」
紺色のフレアスカートに手を掛けると、先生は蒼白な顔でふるふると首を振る。
彼女の弱りきったイヤイヤに良心は痛んだが、それでも僕は彼女のスカートを脱がせる事を止められなかった。
「ゴメンなさい。レモナ先生が、好きすぎて、もう、止まれません」
ピンク色の小さなショーツを掴み、無理矢理に引きずりおろす。
「モナー君、お願い、やめて…」
レモナ先生が見られまいと恥丘を手で覆い、懸命に抵抗しようとしていた。
「…どうしても止めてほしいなら、叫んでください。先生の声は大きいし、
グランドで練習している運動部もいるはずです。きっと、そうすれば、僕は、ちゃんと罰せられて、
レモナ先生は助かります」
僕は先生の手首を掴み、膝の間を割るように腰をねじりこませる。自分の身体を押し付けるように
レモナ先生に重なれば、彼女の肉体は恐怖のためか小刻みに震えていた。
「そんな、無理よ…」
レモナ先生が激しく頭を振って、僕の言葉には同意できないと静かに嘆く。
「無理なら、僕は、このままレモナ先生を犯します」
右手でレモナ先生の両手首を頭の上にまとめて押しつけ、自由になる左手で
既に痛いほど勃起していたペニスを引きずり出した。
「も、モナー君…ひっ…」
愛撫も何も無く、僕はペニスをレモナ先生のオマンコに押し付ける。
「本当に、犯しますよ。僕は、本気です」
言い切った頃には、既に先生の膣へ無理矢理にこじ入っていた。
「い、痛い…痛いよぉ…モナー君…モナー君…」
レモナ先生が泣きながら僕を呼ぶ。何て酷い事をしてるんだろうと思ったけれど、
それでも僕はレモナ先生を犯す事を止められなかった。
「レモナ先生、僕につかまってください」
押さえていた両手首を離すと、白い肌に赤い痕がついている。痛々しくなってしまった手を
レモナ先生はおずおずと僕の背中にまわした。
「…だめ、まだ、動いちゃ、モナー君…痛いの、本当に痛いのよぉ…」
レモナ先生が必死に僕の背中にしがみつく。ギュッと握られて学生服がシワになりそうだとか、
思ったよりも冷静な事を考えながら、僕は必死に腰を動かした。
「レモナ先生、大好きです」
震える彼女の肉体を抱きしめ、呟く。
「モナー…君……」
強引にキスをするとレモナ先生は最初こそ嫌がったけれど、すぐに抵抗をやめて
僕にされるがまま唇を合わせた。
「っく、もう、出ます…」
唇が離れた瞬間、耐え切れず先生の膣奥に精液をぶちまける。
「…モナー君、終わり、だよね……?」
泣いているレモナ先生が僕をジッと見上げていた。
その泣き顔が余りにセクシーで、もう一度犯したくなる。
しかし、再び大きくなろうとしていたペニスを見下ろした時、僕は驚いて腰を引いた。
「レモナ、先生…処女、だったんですか…」
結合部からしたたる僕の精液が、血をはらんでピンク色に染まっている。
少し大きくなり始めていたペニスを引き抜いた膣は、ユックリと拡げられた穴を縮め、
時折ゴポッと音を立てて桃色の精液を吐き出していた。
「そうよ…」
レモナ先生が力なく笑顔を浮かべる。僕の想像していたレモナ先生は、彼氏がいて、男性経験が結構豊富で、
豊満でタップリとした乳房とツンと上向いた形の良いお尻で誘惑してきてしまうようなエッチな人だった。
それが、男性経験の無い少女のような存在だったなんて、僕は何て事をしたんだとオロオロと慌てる。
「なら、何で助けを呼ばなかったんです。僕は、何て事を…ゴメンなさい、ゴメンなさい、ゴメンなさい…」
机に仰向けに寝転がったまま、ぐったりとしている先生に向かって何度も頭を下げた。
「イイのよ、モナー君。謝らないで…」
レモナ先生がノロノロと起き上がり、僕の言葉を止めようとする。
「でも、でも…」
レモナ先生は泣いていて、それでも僕は犯してしまったのだ。
「モナー君も男の子なんだもの。止まれない事もあるでしょ…」
レモナ先生は疲れた大人のように、ちょっと歪んだ笑みを僕に向ける。
だけど、その顔はまだ蒼白で涙を浮かべていた。
「何で、そんな事を言うんですか。処女なのに、僕なんかにレイプされて、
怒って当然でしょう…どうしてそんな優しく言うんですか」
割り切ってなど居ないくせに、僕を許そうとするレモナ先生に尋ねる。
「……。聞いちゃダメよ、モナー君」
破れたブラウスの上に、捲り上げられていたニットセーターをおろし、僕に背中を向けたまま
レモナ先生は床に落ちているスカートを拾おうと立ち上がった。
「先生は、僕を叱るのも嫌なくらい、嫌いになったんですか?」
先生の後姿に声を掛ける。いつの間にか僕も泣き出していたらしく、声が震えていた。
「…モナー君。私ね、私…君の事が好きなの。8歳も上で、だから言えなかったし、言うつもりも無かった。
君が同じ年だったらって何度も思ったわ。せめて、18歳を超えてくれていたら、
きっと私から迫っていたと思うくらい、君の事が好きなの」
レモナ先生はスカートを履いた後、ユックリとコチラを振り返り顔を覆って泣き出す。
「先生、じゃあ…」
先生の傍に寄り、肩を掴んだ。
「モナー君の事が好き。とても好きよ。でもね、ダメなの」
僕を突き放すように、トンと胸を両の手のひらで叩く。
「何でですか、お互いに好きならイイじゃないですか」
突き放してきた両手を掴み、縋りついた。
「君はまだ、中学生じゃない。中学生には中学生の時にしか出来ない恋があるわ。
私みたいな年上じゃなくて、もっと相応しい女の子がいるはずよ」
僕の手を懸命に振り払おうとするレモナ先生。まだ僕のほうが少し背は低くても、
力ならもう勝っている。僕は離してなるものかと腕をたぐり寄せて肉体ごと彼女を抱きしめた。
「僕はレモナ先生が好きなんです。子供の僕は、レモナ先生に相応しくないかもしれない。
それでも、僕は貴女が好きなんです」
随分と華奢な肉体。触れる肉は柔らかいけれど、このまま力をこめれば
壊れてしまいそうに思えるほど頼りない、切なくなるような抱き心地だった。
「モナー君…」
腕の中でレモナ先生は僕の名前を呼んで嗚咽する。
「今度は、もっと優しくします。イヤなら、叫んでください」
さっきとは違う優しさを込めたキスを、せめて首筋にと唇を落とした。
「ズルイわ、モナー君。私が拒めないのを知ってるくせに…」
レモナ先生が少しだけ困ったような、それでいて赤く照れたような顔で僕を見つめる。
「レモナ先生…」
目線のあったレモナ先生に、僕はひきつけられるように深くキスをした。
「レモナ、先生……」
目が覚める。辺りを見回す。見慣れた自分の部屋が視界に入り込んだ。
「ああ、久々に見たモナ」
切ない青春の思い出。今も大好きなレモナ先生。
この頃は滅多に見なくなっていたというのに、昨日のタカラ先生とでぃ君の逢瀬を見たせいで、
脳が昔の記憶を引っ張り出してくれたようだ。
「まだ、目覚まし鳴る前か」
普段より30分早い起床。今から2度寝するには、既に頭はスッキリと起き過ぎていた。
「あら、早いのね。登校指導の当番の週だったの?」
顔を洗って台所へ行くと、孫のお弁当をウキウキしながら作っている母親がいる。
「いいや。ちょっと片付けたい仕事があってさ」
適当な言い訳をしながら弁当の残りの卵焼きを摘んでいると、味噌汁と白米が遅れて出された。
「ああ、早くアンタの孫も抱きたいわね〜」
妹が先に結婚し、僕ももう30。最近よく、結婚しろ的な事をつつかれる。
僕が教師になり家を継がなかったため、煎餅屋の両親は妹とイイ感じになっていた弟子を
嬉々として婿に迎えた。
「別に僕の孫なんて、気にしなくてイイだろ。ガナーの旦那が家を継いでくれる訳だし跡取り問題も無いんだしさ」
ズズッと味噌汁を啜り、これまた弁当の残りのミートボールをおかずに飯をかけこむ。
「跡取りが欲しくて言ってるんじゃないのよ。ただ純粋に、アンタにイイ人が現れて、子供も出来て、
そういう幸せが来ればイイって思ってるだけなの」
母親としての気遣いなのだろうが、僕には余計なお世話だ。
「じゃ、飯も食ったし、いってきます」
小言が長くなりそうな気配を感じて、僕は早々に家を出る。
いつもより早く学校に着いた所で、残している仕事は無い。
今朝の夢のせいで少し感傷的になっていた僕は、昔、よく通った場所を見てから学校へ行く事にした。
「あの一番隅の部屋、あそこがレモナ先生の部屋だったんだよな」
16年前は白壁が綺麗だった新築のアパートも、今ではちょっと古びてモルタル壁には
所々ヒビが入っている。
初めてセックスした日から何度も何度も挫ける事なくレモナ先生にアタックし続け、
ひと月かけて僕は彼女も認める恋人関係になった。
蜜月の時期は凄く短くて、思い返せばふた月に満たない。
3月の終わり、突然レモナ先生は実家に帰ると辞表を出し、僕にも別れを告げた。
実家のお父さんの具合が悪くなり、せっかくなった教師だけれど帰って旅館を継がなければならないと
4月の離任式で寂しそうに説明してた。
仲良くなった皆と離れるのが辛い。そう言いながらも先生は、キッパリとした態度で
今後は旅館の女将見習いとして頑張りますと最後には笑った。
僕は先生と離れがたくて、お年玉を前借りして、先生のいる旅館までGWを利用して押しかけた。
着物姿で凛とした先生は、妙に色っぽくて素敵で、僕は先生に改めて惚れ直す。
可愛いというよりも綺麗さに磨きをかけていた先生に、僕は貴女の傍にいたいんだと必死に訴えすがった。
けれどレモナ先生は、18歳になって結婚できるようになったら迎えに来て、と、僕を追い返した。
その言葉に僕はレモナ先生に毎週、毎週ラブレターを送りながら必死に勉強し、18歳を迎えた受験の夏、
大学の下見と称してレモナ先生の旅館に泊まりに行った。
そこから先を思い出すたび、青春の思い出は酷く苦くなる。
何度も思うのは、何故僕は子供だったんだろうという悲しさばかりだ。
「若女将は、結婚されているんですか…?」
接客をしてくれた仲居さんに尋ねた僕の声は、驚きの余り震えていた。
「ええ、元々は幼馴染 の仲だったお二人なんですけどね、今年で結婚3周年を迎えられたんですよ。
それは仲睦まじいご夫婦でねぇ。ほら、お兄さんも下で見かけたでしょう。元気なお嬢ちゃん。
あの子が上のお子さんで、10月には2歳になられるんですの。さっきも言いましたけど、去年、
下に坊ちゃんが生まれて、若女将は子育てが忙しくて、それでちょっとご挨拶には来れないんですのよ」
僕が若女将を見かけないけれど、どうしているんだと聞いた流れで行き着いたのがその話だった。
レモナ先生の生徒だった事は伏せて、昔、宿に止まった時によくしてもらった若女将に
会いたいと言った結果がこれである。
「そうですか…残念、ですね。あの、ちょっと、庭を歩いてきます…」
残念なんてものじゃない。どうして、どうして? そればかりが頭をグルグルと駆け巡った。
フラフラとおぼつかない足取りで宿の庭を歩き、池の前に佇む。
ポンと足に何かかが当たり振り向くと、件のお嬢ちゃんが転がしたボールを取ろうと
ヨチヨチしながらも懸命に走ってきていた。
「はい、どうぞ」
ボールを拾い上げ、幼女に渡す。ボールを渡しながら幼女をジッと見つめてみるが、レモナ先生には
余り似ているとは思えなかった。つまり、それは、きっと、レモナ先生が旦那に選んだ人に似ているのだろう。
「あ、お客様、スイマセン。ありがとうございます」
幼女が知らないAAに固まっていると、後ろから一人の男がやってきて頭を下げた。
「いえ、別に」
僕は幼女をジロジロ見下ろすのをやめ、池の方に視線を移す。
「ほら、お礼を言わなきゃダメだろ…」
幼女は男の足にしがみつき、後ろの方から僕をチラリチラリと見ていた。
「パァパ…ぅ〜…ニーニ、アーガト…」
幼女は僕のぶしつけな視線を感じていたせいで、きっとお礼を言うのをためらっていたに違いない。
けれど男に促され、恥ずかしそうに頭をペコリと下げた。
「パパ…レモナ先生の旦那さんなんですか!」
幼女が彼を呼んだ事で、目の前の男の正体を知る。
「レモナ、先生…? もしかして、君…モナー君なのかい……」
男は顔を一気に強張らせ、教えてもいない僕の名を口にした。
男の戦慄をきっかけに、彼と幼女を何度も見比べる。2人はカケラも似ていなかった。
そして、幼女はレモナ先生にも余り似ていない。
「そう、僕は、モナーです。レモナ先生は、今、何処に…」
何ですぐに気付かなかったんだ。目の前の幼女は、僕にそっくりじゃないか。
そうだよ、10月に2歳になる子供って事は、その子供が出来たのは3年前の冬のはず。
3年前のレモナ先生は僕が犯した時は処女で、あの後、春になるまで彼女が実家に帰った日は無かった。
だから、それならば…。
男が無言で指さした離れに向かって走る。
小さな庭の縁側で赤ん坊を抱きながら日向ぼっこをしているのは紛れも無くレモナ先生だった。
「レモナ先生!」
彼女の姿に感極まって思わず名を呼ぶ。レモナ先生が驚いたように顔をあげ、
僕の姿を見ると一瞬固まり、慌てて部屋の中へと駆け込んでしまった。
閉められてしまったガラス窓に張り付き、先生を呼ぶが反応は無い。
玄関へとまわり何度もチャイムを鳴らすがやはり応答は無かった。
「レモナ先生、レモナ先生! お願いです、少しでイイから、僕と話して下さい!」
ドンドンと玄関の扉を叩き、先生に呼びかける。
「…ごめんなさい、モナー君」
扉の向こう、小さくかすれた声でレモナ先生が呟くのが聞こえた。
「レモナ先生、そこに、いらっしゃるんですね」
扉の磨りガラスから見える影に、先生が本当に近い所にいる事が分かる。
「ごめんなさい、モナー君。本当にごめんなさい」
授業の時のような張りのある声ではないが、それは確かにレモナ先生の声だった。
「何で、謝るんですか。謝るくらいなら、何故、僕を待ってくれなかったんですか? 僕はずっと、
貴女の傍で暮らせる日を想って、18になる日を指折り数える程、こんなにも焦がれていたのに…」
今日こそレモナ先生に会える。そう思ってウキウキと旅館にやってきたというのに、
今の気持ちは凹みすぎてもう訳が分からなかった。
「だって、君と私とじゃ歳が違いすぎるのよ…。待てなかった私を恨んでいい、嫌ってくれればそれがいい。
お願いだから、私を忘れて」
かすれた力のない声で訴えるレモナ先生。
「他の人と結婚したと知っても貴女を恨めません。思いは募って好きになるばかりです。
出会った日からずっと想ってきた貴女を、どうやったら忘れられるんですか…。どうして、ずっと、
ずっと貴女だけを想ってきた僕を待っていてはくれなかったんですか…」
僕はトンと力なく扉を叩いた。
「私には時間が無かった、君を待つ時間がなかった。今更、君の元へ行く事ももう無理よ。
私は人妻だし、今の主人を…愛しているし、家族も大事なの」
「時間が無かったって…子供の事ですか? あの子に会いました。あの子は僕の子ですよね…」
時間の話をしたレモナ先生の言葉に、まだ結婚するには若すぎた当時の自分が悔しくて仕方ない。
「違う、違うわ! あの子は、確かに主人の子よ!」
レモナ先生が急に語気を強めた。
「何で、嘘をつくんですか? 子供の産まれた時期からしても絶対に僕の子でしょう? 貴女は本当は、
子供の事を隠すために学校を辞めていたんですね…」
「違う、そんなんじゃない。そんなんじゃないわ。絶対に君の、君の子なんかじゃ…君の子なんかじゃ……」
僕の言葉に、レモナ先生が辛そうな声で嗚咽交じりに答える。
扉を挟み顔も見えないけれど、レモナ先生は確かに泣いていて、
今の僕は彼女の幸せを壊すだけの存在なのだと知って辛かった。
「貴女の事が好きです。昔も今もずっと、ずっと、貴女の事が好きです。
例え、レモナ先生が僕の事を生徒としてしか思ってくれてなくても、僕は貴女が大好きです。
さようなら、先生。僕は貴女を忘れません」
いつの間にか僕の目からも涙がボロボロと零れ止まらなくなっている。
子供過ぎた僕のためにしたのだろうレモナ先生の決断を知って、胸が痛くて痛くて仕方なかった。
彼女がした決断を無駄にさせないためにも、僕はもう、ここにいてはいけないと悟る。
レモナ先生のいる場から離れがたい気持ちを断ち切り、僕はユックリと扉から手を離した。
「…モナー君、ごめんなさい」
扉に背を向けた僕に、レモナ先生がもう一度切なくなるような声で謝罪を口にする。
彼女は最後まで、昔のように僕を好きだとは言ってくれなかった。
「…モナー先生? こんな所で何をなさっているんですか?」
キキッという自転車のブレーキ音が近くでした後に名前を呼ばれ、
ひたっていた過去から現実へと引き戻された。
「え? あ、タカラ先生」
パンツスーツで自転車にまたがっているタカラ先生が、不思議そうな顔で僕を見ている。
「あんまりゆっくりされてると、遅刻されませんか?」
「うわ、もう、そんな時間モナ?」
腕時計を確認すると、どうやらアパートの前に20分も立ちっぱなしだったようだ。
「まあ、今から歩くなら大丈夫ですよ。一緒に行きませんか?」
自転車を降り、タカラ先生が僕の横を歩く。
「今日は自転車なんですね」
「ええ、天気も良かったのでたまにはと思いまして…あの、昨日の事なんですけど」
何となく気まずい空気の中、更に気まずくなりそうな話題をタカラ先生が切り出した。
「昨日っていうと、会議の事ですか? それともあの放課後の事ですか?」
昨日タカラ先生と関わったのは、会議の時の校長と理事長からの頼まれ事と、あの窓越しの2人の姿。
「それは、その…」
「まあ、どちらにしろ、でぃ君の話ですよね。タカラ先生が平気なら放課後の話でも宜しいですよ」
理事長達からの頼まれ事はでぃ君の飛び級問題で、放課後の事もタカラ先生とでぃ君のしていた問題だから
どちらも彼が関わった話だ。
「放課後の事は、私が悪いんです。でぃ君は何も…」
タカラ先生のでぃ君をかばおうとする声音が、何だかさっきまで思い出していたレモナ先生にダブる。
「別に言いふらす趣味はありませんからお気になさらず。ところで会議の件ですが、
でぃ君はやっぱり乗り気にはなりませんか?」
僕はタカラ先生の悲痛な決心を口にしそうな声を聞きたくなくて、
わざと理事長達の頼み事に話題をシフトさせた。
「無理のようです。彼には固い決心があるようで、せっかくのお話なんですけどね」
彼女は声を日常に戻して、いつもの笑顔で困ったように溜息をつく。
「ま、本人の意思が無いのに無理強いするのも良くないですからね。もう一度だけ僕からも話して、
ダメなら向こうに諦めてもらいましょう。今日は2−7で授業が無いんで悪いんですが、放課後に呼び出しを…
そうだな。たまには屋上で話そうかな。イイ天気ですし気分も開放的になりそうだし、
放課後に屋上に来るようにでぃ君に伝えてください」
「分かりました。伝えておきます」
クラス担任で数学担当のタカラ先生と、でぃ君の物理担当の僕が、
彼に何とか飛び級をする決心をさせろと言われてはいるが、本人が乗り気じゃないのに大学に入らせた所で
良い結果が出るとは思えなかった。
肉体的に損傷はままあるものの、でぃ君の勉強のセンスは非常に高い。
先日付属大学であったオープンキャンパスの模擬授業に参加していたでぃ君に惚れ込んで、
障害者でも構わないから飛び級をと大学側から熱烈なラブコールが来ているとの話だった。
「僕なんか、大学入るのに一浪して、大学でも留年してるってのに…でぃ君は凄いなぁ」
レモナ先生の事があって、色々と落ち込んだ僕は受験勉強もままならず浪人。
その上、ダラダラと過ごしたせいで5年も大学に通っていた。
「アハハ、でもモナー先生はストレートで教職に就かれたじゃないですか。私は非常勤をした後、
何とか去年こちらに入れたんですよ」
ちょっと拗ねたような表情を見せるタカラ先生と、日常の雰囲気で会話を出来るようになった頃、
イイ具合に学校へと辿りつく。
「それじゃ放課後の呼び出し頼みましたよ」
自転車置き場に向かうタカラ先生に手を振り、僕は職員玄関に入った。
「しぃちゃん、僕と付き合って欲しいんだからな」
屋上の扉を開け、僕はしまったと思った。
どうも昨日から、色んな人の恋の現場にぶつかり易いらしい。
「ごめんなさい、モララー君。私、好きな人がいるの。だからアナタとは付き合えないわ」
告白を受けているのは、しぃ先生の妹で高2のしぃちゃんのようだ。
文系なので高校に入ってからは関わりがないが、中学時代はよく質問に来る
勉強熱心な子だった覚えがある。告白しているのは高校からの外部組のモララーだった。
失恋の現場を見てしまうとは、何とも気まずい。扉を閉めてコソコソと階段を下りようと思ったが
強い風が吹き抜け、ガタンと大きな音で扉が閉まった。
「誰だ!」
モララーの苛立った声に、仕方なく扉を開けて顔を出す。
「用事があって来ただけで、聞くつもりはなかったんだよ」
言い訳がましいとは思ったが、一応、その場を取り繕った。
「モナー先生! 丁度イイからモララー君に教えてあげる。私の好きな人はモナー先生よ」
しぃちゃんは、僕の顔を見るなり高らかに宣言する。それはもう堂々とした態度で、
下手すれば僕も彼女を想っているんだと思われそうな勢いだった。
「そんな嘘、信じないんだからな!」
モララーがダーッと涙を流し、扉に向かって駆けてくる。そして僕にわざとぶつかり睨み上げ、
階段を転がるように下りていった。
「ちょっと、しぃちゃん。断るために僕の名前を使うのはどうかと思うよ?」
「あら、先生。私、本気よ。中学時代…ううん、お兄ちゃんがモナー先生を家に初めて連れてきてた頃から
大好きだもの」
同じ年にこの学校に新任で入ったが、しぃ先生は僕の高校の2年後輩で
同じ部活だった事もあって昔からよくつるんでいる。
「そんな昔から? まあ、随分とマセてたんだね。でも、全く知らなかったよ」
僕が高3の頃というと、しぃちゃんはまだ幼稚園だったはずだ。
「だって、言ってないもの。先生、私が小さい頃に言ったって本気にしなかったでしょ? 今だから言ったの」
彼女は恋心を大事にしていたのだというように、優しくニッコリと笑う。
「告白は嬉しいけど、歳の差を考えて欲しいモナ。僕はもう30で、しぃちゃんは16だろう」
「もうすぐ17よ。別に13や14くらい、どうって事ないわ。私、もう10年以上
モナー先生の事が好きなままだもの」
しぃちゃんは真剣に僕を見つめ、返事を待っていた。
「ゴメンネ、しぃちゃん。僕はもう15年以上、好きな人がいるんだ。
だから、君の気持ちには応えるのは無理なんだ」
世間体を考えた断り文句では彼女の気持ちにケリがつかないと知って、僕は本当の所を口にする。
ただ、君と3つしか違わない娘を持っているから、同じ年頃のしぃちゃんを恋愛対象には思えないという事までは
流石に言えなかった。
「その気持ちは報われそう?」
ちょっと切なそうな顔で、しぃちゃんが僕に問い掛ける。
「どうかな? 一度は上手く行きかけたんだけどね…」
本当はどうしようもないほど玉砕しているのに、僕はまるでまだ脈があるかのように嘯いた。
出来るだけ笑顔になろうとするが、勝手に顔が泣きそうになる。
「辛い恋をしてるのね…。モナー先生が失恋した時は、きっと私の所に来てね。いつでも待ってるわ」
しぃちゃんは笑って僕に手を振り、屋上から去っていった。ちょっと泣いていた気もするけど、
僕は彼女を追いかけない。
追いかければ余計に未練を彼女に残すと思ったからだ。
「僕はもうずっと、失恋したまんまモナ…」
フェンスに持たれかかり抜けるような青空を見上げて、フーッと溜息をつく。
ボンヤリと雲の流れを見つめているとトンと肩を叩かれた。
「…でぃ君。いつからいたんだい?」
いつの間にやってきたのだろう、僕の横にはでぃ君が立っている。彼は僕に言葉を伝えようと、
手を握って手のひらに文字を刻もうとしてきた。
「ああ、えっと。そういうの苦手だから、ハイ」
タカラ先生は手に書かれた文字を瞬時に読めるようだが、僕はくすぐったくて苦手である。
持っていたメモ帳とペンを渡して返事を待った。
『モララーがしぃに告白する前から
向こうで待ってた』
ちょっと死角になりやすい日陰を指差し、でぃ君が笑う。
「じゃあ、僕が色々言われていたのも聞いてたのか?」
『結構
モテモテだな先生』
マズイ所を見られたなーと表情を歪めると、でぃ君はニヤニヤと嬉しそうに口元をあげた。
「ニヤニヤ笑うな。今日は僕の話じゃなくて、君の話をするつもりなんだから」
表情をマジメに整え、先生らしくでぃ君を見下ろす。
『オレの何を話すのさ』
少し棘を感じさせる文字がスラスラッとメモに書かれた。
「進路の事」
『またそれか
皆、ウルさすぎ』
短く答えれば、でぃ君は嫌そうな顔で崩れた文字を刻む。
「せっかく求められてんだから行ってみりゃ良いじゃん。学費は向こう持ちだし、奨学金も貰えるんだぞ」
施設に暮らしているから金銭面の事でも気に掛かっているんだろうかと、
いかに恵まれた環境を整えてもらえるかを伝えてみた。
『でも
何かあって退学したら高卒資格は貰えないまま
大学中退じゃなくて中卒扱い
オレは障害者で働き口を探すのは難しい
それなのに学もない状態になるんじゃヤバイだろ』
でぃ君は意外と真面目に自分の将来の事を考えていて、そして自分の肉体欠損についても
ちゃんと分かって結論を出していた事に感心する。
「へー、色々と考えて断ってるんだな。なかなか凄いじゃないか」
新任の女教師を押し倒していた自分と同程度の馬鹿かと思っていたが、案外しっかりしている彼を素直に褒めた。
『まあ
それなりに世間の荒波に曝されてるからな
あと
オレが大学で研究したいのは数学や物理じゃなくて工学系統の開発だし
机上の空論的なのも面白いとは思うけど』
付属の大学で受け入れてる飛び級は数学科や物理系統で、確かにでぃ君が望んでいる進路とは少し離れている。
「工学系で開発?」
『人工声帯研究したい』
一体何を作り出したいんだろうと尋ねてみると、目を輝かせてでぃ君が答えた。
「声、出ないの気にしてたのか?」
『気にはしてないけど
やっぱ好きな子に自分の声で愛を囁いてみたいからさ』
照れたように笑ってでぃ君は頭を掻く。
「それって、タカラ先生の事?」
『もちろん
他に誰がいるのさ』
満面の笑顔ででぃ君が言い切った。
「随分と幸せそうな事で…」
自分の境遇と比べて、思わず不満が口を出てしまう。
『先生は不幸なのか?
好きな人いるんだろ?』
「いるさ、ずーっと想ってる人がさ」
さっきの話を聞いていただろうでぃ君に、今更隠す必要もないかとありのままを答えた。
『好きな人がいるって幸せだろ?』
でぃ君は本当に幸せそうな顔で屈託なく笑う。
「ん? だったな。離れていても向こうも僕を想ってるんだって思ってた内はさ。今は、もう、辛い。
でも、忘れられないんだ」
『何か
大変そうだな』
昔を思い出して笑った僕の顔は何だか歪んでいて、でぃ君が困ったように笑うのも無理は無かった。
「まあな、大人は色々あるのさ。さ、部活に行くんだろ。僕からも理事長とかには言っとくけど、
お前も機会があったら校長とかに、どうしてダメなのか伝えろよ」
『了解
モナー先生って色んな話が出来る人だったんだな
もっと固い奴だと思ってた』
走り書きの文字をメモに残して、でぃ君が屋上を後にする。
「授業中の僕しか知らなかったからだろ。じゃあな」
高校生達の真っ直ぐな恋心に触れて、あれ以来、一度も会っていないレモナ先生に酷く会いたくなった。
今年の夏、久々に旅館を訪れてみようか。幸せに暮らすあの人を見て、僕も新しい恋を探そう。
それが一番なんだと思ってたのに、思ったよりも早くレモナ先生に会う機会は訪れた。
「お久しぶりです、レモナ先生」
足を骨折してしまった二年の先生に代わりやってきた修学旅行先は、思い出のレモナ先生の住まう旅館。
「モナー…君。どうして、君が…。まあ、良いわ。お茶でも出すからあがって頂戴」
生徒を他の先生に任せ、ちょっとだけのつもりでレモナ先生が暮らしているはずの離れを訪れると、
彼女はあっさりと僕を家に招きいれた。
「ありがとうございます。今日は自分の旅行じゃなくて、生徒の引率で来たんです」
居間に通され、座布団を勧められるまま畳へと腰を下ろす。
「そういえば、今日は修学旅行生が来る日だったわね。モナー君、先生になってたんだ」
先生は自分で煎れたお茶をすすりながら、懐かしそうに僕を見つめた。
「ええ、去年までは中学だったんですよ。貴女と同じ、あの中学で理科を教えてました」
相変わらず彼女の事が好きなままの自分に気づき、僕は節目がちになりながらガブガブとお茶を飲み干す。
「そういえば、理科、得意だって言ってたもんね」
ニッコリと笑った顔は、確かに少し皺があるけれど、それでもあの頃の面影のまま今も綺麗だった。
「今年から勤務が高校に変わって、まさか修学旅行先の旅館がココなんて知りませんでした」
僕は顔を上げてレモナ先生を真っ直ぐに見つめる。
「私が戻った年から懇意にしてもらっていたの。あ、お茶。もう飲んじゃったの? すぐおかわり持って…」
僕に見つめられ、レモナ先生は困ったような顔で立ち上がった。
「待ってください、先生。旦那さん、亡くなられたんですってね」
落ち着かないレモナ先生の着物の袖を掴み、宿泊先の未亡人の女将が良い女なんだと言った
同僚の話を聞いて以来、ずっと尋ねたかった事を聞く。
「え、ええ。病気で一昨年の事よ」
立ち上がれば彼女のつむじが見え、こんなにも小さい人だったのかと驚いた。
「旦那さんが亡くなったのなら、僕の元に帰って来てくれても良いんじゃないですか?」
両手で彼女の手を握り締め胸の位置まで持ち上げる。スルスルと藤色の着物の袖が肘まで捲くれ上がり、
あの時と変わらない白い肌が覗いた。
「君を私の勝手で捨てたのに。主人が亡くなったからって、そんな都合よく戻れる訳ないじゃない。
私には主人との間にだって子供がいるのよ」
・ ・ ・ ・ ・
主人との間にだってという言葉に、12年前あれほど頑なに否定していた僕の子だという話を
やっと彼女が認めたのだと気づく。
「僕は今でも、貴女が好きです。貴女が僕を想ってくれているなら、都合が良いのは僕の方です」
「ダメ、ダメよ…モナー君」
大きな戸棚の方向、逃げきれない袋小路にレモナ先生が自ら入り込んだ。
「本当にイヤなら拒んでください」
少し強めに戸棚の側面に押し付ければ、ガタリと揺れてバサバサと紙の束が床に零れた。
「ズルいわ。私が君を拒めないのを知っているくせに…」
紙の束は高校時代の僕がずっと先生に送り続けていた恋文。大切に何度も読み返されていたらしい手紙に
胸が熱くなった。
「貴女が大好きです。今も変わらず、レモナ先生を愛しています」
ずっと触れたかった肉体をギュッと抱きしめる。
「私も、君が好きよ。モナー君。お願い、レモナと呼んで…もう、私達は教師と生徒じゃないでしょ…」
彼女が僕を離したくないというように強く抱き返してきた。
「レモナ…」
僕は何だかくすぐったいような気持ちになりながら、彼女の名前だけを呼ぶ。
「…モナー」
レモナが初めて自分から僕に唇を寄せた。
「ずっと、私から君にキスしたいと思っていたの…ねぇ、お願い。早く繋がりたいの、モナーの挿れて…」
彼女はずっと抑えていた衝動を解放したかのように積極的で、着物の裾を捲り上げると
立ち姿のまま挿入をねだる。
厨房の頃に描いていたレモナ先生に似た仕草に奇妙な既視感を覚えながら、僕は彼女の腿を掴んだ。
キス1つで勃ち上がってしまった節操のない息子をズボンから引きずり出し、
程よく潤った彼女の割れ目に押し当てる。
「下着、着けてないんですね」
グイグイと僕を飲み込んでいく彼女の中に埋もれながら、僕は久々のレモナの熱にゾクッとした快感が
背中に走るのを感じた。
「着物の時は余り着けないの…上もそうなのよ」
挑戦的な目を見せるレモナに、着物の合わせを無理矢理にはだけさせ
ノーブラの乳房に痕を残すべく口付ける。
「ぅあ…モナー、イイよぉ…」
切なげな声で呼ばれ、僕は必死に彼女を貪る。半裸の肉体を抱き寄せ、何度も腰を突き上げた。
「レモナ、僕も…凄い、イイよ」
乳房を掴みその先端の突起を舌で乱暴に嬲れば、嬉しそうな甘い声をあげてレモナが身を捩る。
「モナー、大好き、大好きよ。ずっと、言いたかったの…」
胸に顔を埋める僕の頭を抱きしめ、レモナがギュッと縋りついてきた。
「僕も、レモナが好き。もう、離さない」
何度も胸元に痕をつけるために肌をキツく吸い上げる。吸い上げるたびにレモナが
クッと何かを堪えるように眉根を寄せる表情が何とも言えず劣情を煽った。
「お願い、ずっと私を離さないで…」
もっと深く繋がる為に彼女の両足を抱きかかえれば、彼女が必死に僕の首へとしがみつく。
「ずっと、一緒。もちろん、ずっと離さない」
壁に彼女の肉体を預け、感じる所は今も変わらないだろうかと背中から手を伸ばし尻尾を撫でながら、
ゆっくりと後ろの窄まりへ指をあてた。
「あぁ、やぁ…そこ、ダメ…」
相変わらずお尻が弱いようで、垂れてきている愛液をすくって潤滑油がわりにする。
「ダメ?」
聞きながらも指を止めず、皺を伸ばすように丹念に入り口を撫でさすった。
「違っ、悦すぎて、変に…やぁっ…あぁ…」
ツプッと指を入れて軽くこねれば、レモナの声はいよいよ甲高くなり切羽詰ってくる。
「イって、僕も、もう…」
熱く蕩ける膣内に根を上げ、僕はペニスを抜くため離れようととした。
「離れないで、膣に…お願い…」
レモナの声に僕はもう一度、彼女の奥に突き入る。
「レモナ…イクよ」
彼女の肉体を抱きしめれば快感に打ち震え、激しい鼓動の音が聞こえた。
「モナー、きて…」
彼女の声を聞きながら、僕は膣奥に精をぶちまける。
彼女は嬉しそうにウットリと、僕の子種を受け入れた。
ちょっと顔を見るだけの予定が、もう1回、あと1回と長引いたせいで、
一緒の見回り当番だった先生に迷惑をかけてしまった。
そのお詫びという事で、深夜の見回りを人より余計にやる事になり、現在はその当番中である。
「モナー君、お夜食でもいる?」
まあでも、見回りの間もレモナ先生がついてくれていて寂しくは無かった。
それどころか見回り万歳といった感じで、人目が無いのをイイ事に深夜の旅館の廊下を
ベタベタと腕を組んで歩いている。
「ええ…あ、やっぱイイです。最近、僕も中年が近いせいか肉がつきやすくて…」
「あら、モナー君は少し丸いくらいが可愛いわよ?」
プニッと肉付きの良い僕の頬をつつき、レモナ先生が笑った。
「30男に可愛いって…先生、もしかしてデブ専?」
せっかく呼び捨てになってみたものの、どうも普段は恥ずかしくていつも通りになってしまう。
まあ、この辺は徐々に慣れるもんだろうと互いに了承して、しばらくは元のままにいる事にした。
「そんなんじゃないわよ。ヤダ、膨れちゃって、ホント、モナー君は可愛いなぁ」
僕が膨らました頬に、チュッとレモナ先生が軽く口付ける。
「せ、先生。こんな所、誰かに見られたら…一応、勤務中なんですから」
ずっと僕とイチャイチャするのを我慢していたらしい先生は、
べったりと僕の横で嬉しそうに笑いっぱなしだった。
「アラアラ? モナー君がそんな事よく言えるわよね。だって、昔はよくしてくれたじゃない。
学校でしたのも何回もあったし〜」
レモナ先生が口を尖らせ、僕の過ちをつつく。
「それは、その…やりたい盛りだったし…」
先生に責められ、しどろもどろに言い訳にもならない事を口にした。
「ふーん、肉欲だけであんな事を私にしてたんだ…」
「そんなじゃありません。好きだから、したかったんです」
ますます拗ねるレモナ先生に、僕はここだけは伝えなければと真剣に好きと伝える。
「今はしたくないの?」
レモナ先生が色っぽく目を細め、僕を見上げていた。
「したくても仕事中です」
ジッと熱く見つめられると、そうは思ってもしたくなってくる。
「良かった。したいとは思ってくれてるのね」
「レモナ先生、ちょっとっていうか、かなり淫乱になられましたよね」
僕の覚えているレモナ先生は、いつもダメよと僕をたしなめていたはずだ。
「アラアラ? そんな肉体にしたのは誰かしら〜?」
先生がニマニマと僕の顔を覗き込んで、言葉を待っている。
「僕ですか?」
促されるように自分かと問い掛ければ、彼女はウンウンといった感じで頷いた。
「毎日、毎日求められて、好奇心で集めた知識で色んな所を開発して、そういう風にしたのはモナー君よ」
言われてみれば3月頃のレモナ先生は求めこそしなかったが、
僕が迫ると嬉しそうに秘所を潤ませて受け入れていた。
既にあの頃、今の淫乱さは形作られていたらしい。
「じゃ、責任取らないといけませんね」
握っている手に力を込め、先生の肉体をより自分の方へと引き寄せた。
「ふふ、そうよ。責任取って、一杯してね」
「あ、責任で思い出した。スイマセンが学校には恩もあるし、高校に3月まで勤めて
クラス担任の責任を果たしたら旅館に婿入りに来ますから、それまでは通い婚で良いですか?」
レモナ先生を正面から見つめ、両手を握って頼み込むように尋ねる。
「うわ、凄いプロポーズね。というか、煎餅屋の長男なのに婿入りって大丈夫なのモナー君」
言われてみれば、確かにプロポーズと取れなくもない発言である。
こんなロマンチックの欠片もないプロポーズをしてしまうなんて、思ってもみなかった。
昔から色々とプロポーズの言葉を考えていたはずなのに、こうもポロっと出た適当な言葉が
プロポーズになってしまうのだから人生は油断ならない。
「僕が煎餅屋の長男なの、良く憶えてましたね」
レモナ先生が僕の家の事まで覚えていたのに驚きつつ、嬉しくなった。
「だって、家の旅館で出してる御煎餅、モナー君の家のだもの。いつも食べては君を思い出してたのよ」
親父が頑固に国産の米と醤油にこだわって焼く煎餅は、色んな旅館で愛用されていると
お袋が自慢していたのを思い出す。
「僕はココと取引してるなんて知りませんでした。まあ、僕の家は妹のガナーと旦那が継いだんで大丈夫です」
「そうなんだ。でも、こんな年上で子持ちの嫁なんて嫌がられそう…」
僕の言葉にホッとしたように先生は笑ったが、それも束の間。急に不安そうな顔になってしまった。
「僕らが愛し合ってる気持ちが一番でしょう? それに相性も抜群だし」
僕はちょっと茶化すように、タップリと丸みを帯びているレモナ先生のお尻を着物の上から撫で上げる。
下着のラインのないお尻は、何度撫でても飽きなかった。
「んっ…モナー君、仕事中なんじゃ……」
レモナ先生が僕を軽く睨んでたしなめる。
「ちょっと位、休憩したってバレませんよ」
階段の踊り場、人の気配のない場所でレモナ先生の着物の裾を持ち上げ、
何も覆うもののないスリットに指を挟みいれた。
「あんっ…やぁ…ちょ、どういう休憩をしようとしてるのよ? この、ワル教師」
レモナ先生の粘膜を割り開けばそこは滴り落ちそうなほど潤んでいて、
僕をたしなめる言葉とは裏腹に酷く疼いている。
「僕は昔からワルですよ? だから15年前もレモナ先生を襲ったんです」
零れそうな蜜を落ちる前に味わおうと跪き、彼女の着物の合わせに顔を突っ込む。
「その割に、…ふぅ…モナー君…てば…ぁふ…優しい手つきだから、困っちゃうのよ…ねぇ…」
丹念に丁寧に花びらの雫を啜ると、レモナ先生が喘ぎ混じりに言葉を紡いだ。
「困ってるんですか?」
味わっても味わっても溢れ出す愛液から口を離し、立ち上がった僕は彼女の別の蜜を味わおうと
唇を合わせる。
「…ううん、嬉しい」
唾液を絡ませ、舌に糸を引きながら、レモナ先生がはにかんだ笑みを浮かべた。
「じゃ、イイじゃないですか」
本格的にエッチになだれ込もうとレモナ先生の胸元に手を入れる。
「ちょっと待って、モナー君」
レモナ先生が僕の手を止め、階段を見上げていた。
「え? 何?」
彼女と同じ方向を見上げるが、そこには何もない薄暗がりの空間が広がっているだけ。
「アラアラ? 誰かいたと思ったんだけど…気のせいかしら?」
レモナ先生が首を傾げ、おかしいわねと苦笑した。
「僕は気づきませんでしたけど…」
特に視線を感じなかった僕は、その事を大して気には止めず続きをしようと手を伸ばす。
「う〜ん、でも、ちょっと気なるし…。あ、そうだこっちに来て」
彼女に手を引かれるまま連れ込まれたのは布団部屋だった。修学旅行生が来た事で布
団をあらかた持ち出されガランとしたそこは、繋がるには丁度イイ暗がりと広さである。
ずっと埋められなかった愛と肉欲の時間を埋めようと、僕と先生は3泊4日の修学旅行期間、
暇さえあれば繋がっていた。
僕が15年越しの恋の相手と睦まじくしていたのを知ったしぃちゃんが、ショックを受けているなんて知らずに。
「先生が、15年以上、好きだった人って…そんな…。あんな事までしてる仲だなんて…」
僕はココの所、誰かの何かを目撃するばかりで、まさか自分が目撃される方になるとは思っていなかった。
だってしぃちゃんが、お兄さんから聞きだした見回り当番の時間割から、
深夜、僕を待っていたなんて露ほども考えていやしなかったから。
以上、お粗末さまでした
なにしてんのあんた?<逝犬
これは次も期待せざるをえない。
GJでした!
GJ!!!!!!!!
次回作にめっちゃ期待。
>逝犬氏
大変GJでした!
「濡れ場の少なさ」を気にしておられるようですが、描写の濃密さと日常部分のアクセントもあって
特に気にする事なく楽しませていただきました。
次の話にも期待しております。
ただ敢えて言わせてもらうと・・・ 旦 那 カ ワ イ ソ ス w
偶にはメジャーな♂ギコ×♀しぃの純愛和姦モノも見てみたい……
とか言ってみるテスト
とつ!
すばらしい
前作のキャラや前々作のしぃ先生の妹が出てきたりと各作品が繋がってて懐かしくなった
そして改めて考えるとものすごい学校だなぁと思うわけですよ
レモナ先生淫乱すぎw絶対三人目できるぞこりゃ
鬼畜モノはさらにレアだぜ
メジャーだからこそ「自分が書かなくても…」とか思う人多いらしいからね
逆に、供給が減ったら作り手に回る人が増えるのは、
絵板とかでもたまにあるね。
カタワとダルマの性別逆転モノとか期待しちゃうんだぜ
284 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/28(土) 16:16:15 ID:vIJFn5R1
待ってるぜ
何を?
また来年、かな
ツンデレ♀クックル×激しく忍者とか
288 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/03(金) 20:15:44 ID:rBlK1ZBF
マイナー路線で、♂フーン×♀レモナとか。
個人的趣味だから想像しにくいだろうな。
ドマイナーってかスレないだろ…
保守
職人様を待ちつつ保守
なぁ…腐女子ってみんなこんなに読解力が無い馬鹿ばっかりなのか…?
すまん。誤爆したorz
297 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/04(火) 11:49:41 ID:E4P6AyBy
がんばれ
保守
299 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/11(火) 20:46:54 ID:7Qr/vDLp
保守
300 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 11:30:54 ID:dqEjrn0r
2ヶ月経過
そろそろ新しい小説が見たい
301 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/20(木) 11:31:43 ID:dqEjrn0r
300GET
アロエナビ、見れないんだが…
305 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 00:57:03 ID:MM4d/bRr
房津ネタとか・・・
だめかなぁ
306 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 01:00:28 ID:MM4d/bRr
房津ネタみたいなぁ
YOU書いちゃいなYO
308 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 18:31:00 ID:1nwASLnZ
文才(?)ないんだよ
大変長らくご無沙汰してました。泥酔するよの筆者です。
まずは作品を書きかけのまま一年半以上も放置してしまったことをお詫びします。
もう忘れられているかもしれませんが、作品が完成したので投下します。
そして遅レスですが、情事の事情GJ!
疲れた。
ドッと疲れた。
とんでもなくダルい疲れた。
いや、ナニかした訳じゃない。決して。
ナニもしてないから疲れた。
虐殺らしい虐殺パート3。「 生 殺 し 」
対象の精神を根こそぎ削り落とすこのトンでもない虐殺をやらかした当の本人は・・・寝てる。
俺のベッドで、念の為の氷嚢を枕にして、そりゃもー安らかに寝息を立てて。
頭打って気絶してたのが、一通り洗って拭いて俺のワイシャツ着せた辺りから居眠りになってた。
ともあれ、これでいよいよ飲みに行けなくなっちまった。
「この野郎、人の気苦労も知らんで」
腹いせにほっぺたをムニ〜っと引っ張っても反応ナシ。
ムニュムニュと寝返りを打って眠りこけてる。
前言撤回。
虐殺パート3は続行中。
ぎゃしゃ は むぼうび の じゅもん を となえた。
じかく の ない すえぜんが モララー の せいしんを むしばむ!
モララー は もんもんと している。
(モララーの正気にスリップダメージ)
「とと、とりあえずなんか飲むか」
このままじゃ気まずいし、かと言って大人しく寝るのはムカツク。マジで癪だからな。
「えーっと、確か棚に・・・あったあったこれぞ学生時代からの友」
チャラララーン
ビッグマソ4gペット(空)を手に入れた!
「・・・そういや今日の帰りに買うつもりだったんだっけ」
いやいや焼酎がダメでも日本の心、ポン酒があるんだからな!
ごそごそ・・・チャラララーン
クックル殺し一升瓶(のみ)を手に入れた!
「あー、こないだギコと空けたんだっけ」
こなくそ!これで俺が諦めると思ったら大間違いなんだからな!
「確か昔調理酒に買った老酒が床下収納に・・・」
がさごそ・・・チャラララーン!
元紹興酒を手に入れた!
「香酢になってやがる・・・orz」
や○やめコンチクショウ。
ふ、ふふ。何のこれしきピロシキ!冷蔵庫開けりゃ缶ビールの一本や二本くらい!
ガチャ
「えーと、蕗にちくわに黒こんにゃく。牛乳パック入りの天然ヨーグルトに昭和生まれの納豆にヴァンタ・・・」
ロクなもんがない。
「おお神よ!天上におわします壺嫌いのモララエルよ!これもあなたが与えたもうた試練なのですか?
いと矮小な小市民風情など鉄管ビールが御似合いと!?」
「・・・当然さモララー」
プチ
「ムニャ・・・僕は君の虐殺者なんだk「くあwせdrftふじこ!!!」
バンッ!!ゴトッ。
火病って扉を叩き付けた勢いで冷凍庫が開いて何かが転がり落ちた。
「あん?なんだこりゃ?」
パッと見は霜の塊。でもその形は見るからに酒瓶。
振ってみるとタポンと液体の音。少々トロリとしてるっぽいが、中身は凍っていない。
「スピリッツか。ま、この際酔えれば何でもいいからな」
と、ガシガシ霜を削って出てきたラベルはZubrowka
「マジかよ・・・イエイエモウゼイタクハイイマセンケドネ」
筆者注
Zubrowka→ズブロッカとは、ウォッカにバイソングラス(ズブロッカ草)という草を漬け込んだポーランド産の酒。
バイソンとは、ウシ科バイソン属で和名は野牛。御当地では絶倫な動物として有名である。
それが主食にしている草ならばさぞかしそーゆー効能が期待できるだろうという非常にわかりやすい理由から生まれた酒。
「くそ。イライラしてちっとも回ってこないんだからな」
早く酔いたいから生(き)のままグラスで飲むが、一向に酔わない。いや酔えない。
飲みには行けないしゲロまみれになるし去勢されかけるしベッドは占領されて今日は床だし当の元凶は俺の苦悩と葛藤を知る由もなく寝てるし何から何まで腹が立つ。
・・・あー、クソ!クソ!うんこです!うんこです!腹立つんですよバカ!
腹いせに顔に落書きしちゃる!
ペン立てから油性マジックを取ったところで、視界の端でむっくりと起き上がる影。
ちっ、目覚めたか。
まあいいや、もっかい寝たところで落書きしてやる。
「・・・・・・」
あいつは寝起きらしく、ぬぼーっとした仕草で首だけ回して見回している。
しばし見回して俺を見つけたらしいあいつが、やっぱりぬぼーっとした足取りで歩いてくる。
「なんだよ?もう何があっても驚かないからな」
「・・・のどかわいた」
は?
「ねえもららー、のどかわいたー」
いや、もっと他に言う事あるだろ。
はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・
やっぱこいつはこいつだ。
吐いて冷水浴びて寝て呂律はマシになったけど、今度は寝ぼけてやがる。
彼氏でもない男の家で二人っきりだってのに緊張感の欠片も・・・ってあいつが手にしてるのは!
俺が脱力している間にあいつは、今まさにテーブルのグラスに口をつけようとしていた。
「ばっバカ!それは水じゃないからな!」
ズブロッカなんか飲んだらまた振り出しじゃないか!
もうあんなのは御免だ。せめてムードタップリに酔ってくれれば少しは・・・イヤイヤそんどこじゃなくて!
「なんだよ、ケチー」
「ケチとかじゃなくてだな!」
ドタバタジタバタむに。ぎゃあ!どったんばったん、
ツルッ、バシャ。
「あーーー」
例のごとく、散らかった床の何かを踏んづけてすっころんだ。
いや、でも今回は痛はくない。痛く“は”。
「「あーーー」じゃない。早く降りろ!」
馬乗りになられるとだな、押し付けられてるんだよ!
ナニに・・・そ、その・・・園が・・・
いつか話してたイドの怪物。俺はお前なんかに負けないんだからな。
そう簡単に、ま、負け・・・て?
ohシャツの隙間から桜色のナニかがチラリズム♪
プッチン♪
ああ、やっぱり俺はモララー種だったみたいだ。
自分で言うのもどうかと思うけど、俺は自他共に認める純マターリなモララーだ。
世の中にはマザコンやホモーリ、虐待や虐殺といった危険な性格を持ったモララーもいるけど、俺にとっては全く無縁だ。
でも、体の奥底から湧き上がってくるこのドス黒い感情は、モララー故のものなんだと思う。
「きゃうっ!?」
力任せに起き上がると、あいつは入れ替わるように仰向けに転がった。
細いし軽いし、本当に遠慮をしなければこれくらいワケない。
「な、なにするんだよモラ・・・ンッ!」
戸惑いながらも文句を発するうるさい口を、やはり強引に引き寄せて塞いでやる。
「ンッ?!ンン!んんぅ!!」
無理矢理口を押し開き、生意気ほざく元凶の舌をつかまえてねぶる。
あいつの舌から、喘ぎの度に伝わってくる吐息から、そして不規則にビクッと戦慄く身体が、俺を煽り立てる。
「フハッ、ハァ・・・ッ・・・ハァ・・・な、なにするんだよう」
流石に苦しくなったのでひとまず開放してやると、涙目になりながらも口答えしてくる。
まだ、わかってないようだな。
それでいい。
「んんっ・・・ンクッ!?ンッ!ンッ!ンーーーーーッ!!」
ついさっき確かめた、触れる度に身体を震わせる場所。
未熟ながらも確かにあった、口内の性感帯。
そこを集中して攻め立てると、ビクビクと身体を震わせてあっけない程簡単に登り詰めてしまった。
「はぁ・・・はぁ・・・ひどいよ、モララー」
タップリと絶頂を味わわせて解放してやると、息も絶え絶えだがそれでも抗議してくる。
そうだ。それでいい。
「ヒャうッ!?な、なに・・・」
「なんだ、もうこんなになってるのか」
クチュクチュと腿の間を探る指の水音。
ネンネというのもおこがましい程の世間知らずなこいつはわかってないだろう。
「ヒアッ!アアッあああ!」
「無理やりされるのがイイとはな。おまえ、マゾの気があるんじゃないか?」
だが俺の指に絡みつく液体は主張している。
「ほら、逝け。俺の手でされて、逝ッちまえ!」
「ああ!くるっ、また・・・何か、ああああああっ!」
蹂躙される悦びを。
「そろそろいいか」
「ハアハア、え?なに・・・?」
ぐったりと抵抗の素振りもない腿を抱えて怒張をあてがう。
愛液で余計につるりとした割れ目に、ツプリと先端が入り込む。
「教えてやるからな。俺の、男の味をな!」
「や、やめてモララー!怖いよ、いや・・・痛ーーーーっ!!」
メリメリと、狭い入り口を押し広げて侵入する感覚。
苦痛に歪む表情も、ポロポロとこぼれる涙も、嗜虐心をそそる。
そうだ、泣け。叫べ。そうして俺のものになってゆけ。
「痛っ!やあ!痛いよモララー!いや、や・・・いやあ!」
いける。
拒否の言葉を着た哀願は意志の綻び。
心を支えるプライドと自我の柱に走った小さな亀裂だ。
知識なんかない。経験なんかあるはずもない。だが、わかる。
モララーの本能が伝えている。
こいつはこのまま、壊せる。
でも
「あっ・・・?っく、ハァ、ハァ」
それじゃつまらない。
「やめてやる訳じゃないからな?今当たってるのが処女膜だ」
「しょ・・・じょ・・・?」
壊れないように、正気を残しながら
「おまえはこれから、女になるんだからな」
「なに言って・・・僕は、もともと・・・いぎッ!?」
ブツリ
「ッーーーーーーーー!!」
突き落とす。
「ハハ、どうだ?オトナになった感想は?」
そうして刻み込んでやる。
「ッ・・・ッ・・・・・・!」
服従の悦びをな!
「ァッ・・・カハッ・・・ぅ」
開けられたまま細かく震える唇からはしかし、搾り出すような呻きしか漏れてこない。
初めて男を受け入れた膣内は狭く、ただ単調にギュウギュウと締め付けることしかできない。
「ハハハハハ!そんなにイイか!言わなくてもわかるぞ。上と違って下の口は素直だからな!」
しかし確かに感じられる、破瓜の血とはまた違う滑らかな液体の感触。
「そういえばお前、喉が渇いてたんだっけな」
呻きに合わせて時折ピクリと震える感触を楽しみながら辺りを見回す。
「んーと、あったあった。よっこらショット」
グイッ
「ンアッ!?」
繋がったまま乱暴に身体を起こして抱き上げながら立ち上がると、あいつは全身を大きく波打たせた。
「ほら、ちゃんとつかまってないと辛いのはお前だぞ」
「う・・・うう・・・」
俺の言葉にあいつは、苦痛と快感に震える四肢を絡みつかせて身体を支える。
倒れないように背中を押さえてだけやると体が密着し、浅く早い息遣いまでが伝わってくる。
「しっかしホントにお前軽いなあ」
「ッン!ッく!ッくぁ!」
わざと余計に大きく上下に身体をゆすって歩くと、あいつはその度に大きくわななく。
程なく酒瓶を拾い、またたっぷりと時間をかけてソファーまで歩いて行き、
ズンッ!!
「ひぎゃ・・・っ!!」
勢いよく腰掛けると、あいつの身体は耐え切れずに深く沈み込む。
ジワリと押し出された愛液が、竿に絡み付いた破瓜の血を洗い流してゆく。
「ヒック・・・お願いモララー、もう許し・・・ングッ!」
力なくしなだれかかりながら弱々しく哀願するのを無視して酒をあおり、乱暴に口移しする。
「カハッ・・・熱っ・・・のどが、あついよぅ」
アルコールに喉を焼かれて乾いた咳をしながらも、また少し正気を取り戻したみたいだ。
・・・そろそろ終わらせるか。
「くく、いよいよこれからが本番だからな。もう二度と虐殺しようなんて思わないよう、タップリ今までのお返しをしてやるんだからな!!」
「ぅぅ・・・もうやだよう・・・やめ・・・っあああ!!」
言葉をさえぎり突き上げると、細くて軽い身体が一際大きく跳ねる。
「ああっ!んあっ!やっ!ゆるっ!してぇ!!」
「ははっそんなにいいか?やっぱりお前は根っからのドMだったんだな」
遠慮も気遣いも容赦もなく突き上げる俺の上で、あいつの小さな身体は木の葉のように翻弄されている。
「ひぎっ!っかはぁ!んああ!!」
「まったく!虐殺者のくせにこんなにバカで世間知らずでしかもドMときたもんだ!」
しかし言葉とは裏腹に、結合部からは快楽の証がとめどなく溢れてきて抽送をよりスムーズに助ける始末。
まったく本当にお笑いだ。
「ひぃっ!ひぐっ・・・!」
「お前なんかに虐殺ができるわけないんだからな!」
突き上げの度にビクビクと収縮する膣の動きに細かい痙攣が混じってくる。
俺もそろそろ限界が近い。
「あぐっ!ああっ!!あああっ!」
「でも何も心配いらないんだからな。おまえは俺が飼ってやるんだからな!」
小さく不規則な痙攣は徐々に大きく長くなってゆき、一際大きな締め付けの瞬間、
ヅンッ!!
「ヒギッッ!!!」
「ほら、所有物の証だ!しっかり受け止めるんだからな!!」
ガクガクと断末魔の痙攣をする膣内奥深くに怒張を突き刺し、熱く煮えたぎる欲望を叩き付けた。
「ひっぁぁああああああああああ!!」
灼熱の焼印を撃ち込まれたあいつは一際大きな悲鳴を搾り出す。
「っあ・・・」
最後の一滴まで注ぎ込んでズルリと怒張を引き抜くと、あいつはそのまま意識を手放して倒れ込んだ。
「これからずっと、ずっと俺が・・・」
そして放出の疲労か、やっと酔いが回って来たのか、俺の意識も暗闇に沈んで行った。
眩しい。
安アパートの窓にも等しく陽は射し込む。
でも、眩しい。
「もうちょっと寝かしてくれ。だって昨晩あんなに・・・」
・・・あんなに?
ガバッ!
意識が急速に醒めてゆく。
眠気も疲れも吹っ飛んだ。
「あ、あいつは」
見回してもいない。
部屋中を探しても、どこにもいない。
「当然、だよな」
あんなレイープまがい・・・いやレイープそのものをされて、逃げないわけないよな。
もう完全に、嫌われたよな。顔も見たくないに違いないよな。
酒に酔ってたなんて、言い訳にもならないよな。
「ふ、ふふふ、ははははは!」
笑いがこみ上げてくる。どうしようもなく湧き上がってくる。
「はーっはっはっはっは!よかったじゃないか!これで鬱陶しく付き纏われることはなくなったんだからな!」
愉快で愉快でたまらない。
そうだからな。ようやく平穏が戻ってきたんだからな。だからっ!
「だからこれは、嬉し涙なんだからなっ」
目の前がよく見えないくらい、嬉しくて仕方ないんだからなっ!
「ああなんて清々しい朝・・・昼日だからな」
解放感に溢れたこの気持ちで散歩でも行くんだからな!
「・・・あいつを探しに行くんじゃないからな」
どこに行ったかも判らないやつを探して、謝るつもりじゃないんだからな!
「許してくれなくても別に・・・か、構わないんだからな!!」
ガチャ
べちゃ
「うわっ!冷てっ!」
飛び出した瞬間べちゃべちゃヌメヌメした感触に襲われた。
尻餅を突いた目の前にプラーンとぶら下がっているのは、黒い四角に四本の棒・・・
殺伐としたスレに光臨した鋼の救世主ようかんマン。
じゃなくて黒こんにゃくに割り箸を刺しただけのこんにゃくマン。
「ふふふ、かかったねモララー」
呆然としている俺に投げかけられる不敵な声。
「お、おまえ」
逆光でよく見えないが、得意になって胸を張ってるっぽい起伏のないシルエット。
「僕がいるのに眠りこけているなんて、虐殺してくれって言ってるようなものだよ?」
ああ、バカだ。
やっぱりバカだ。
俺は、大バカ野郎だからな!
「きゃうっ!モ、モララー?」
「ごめんな!あんなことして、本当に悪かったからな!!」
「な、何だか判らないけど、僕にかかればこんなもんさ」
どこか抜けてる返答もひどく懐かしい気がする。
本当に、失っていなくてよかった。
「それと、これからは君の家に居座らせてもらうよ」
「ほへっ?なっなにを」
イキナリナンデスト?
そ、それって押し掛け女b・・・
いやいやそれは問題だろ!イロイロと!
「そうすれば虐殺し放題だからね。ま、僕に家を知られたのが運の尽きさ」
カクッ
そうだよな。こいつはそんなやつだった。
やっぱ、疲れた。寝直そう。
「そ、それからっ!僕に虐殺を諦めさせようとしても無駄だよ!
あの程度のことで僕が諦めると思ったら大間違いさ」
「さいでっかさいでっか」
まくし立てるように喋りながら俺を追いかけて来るけど、とりあえずいいや。
こいつは相変わらずバカだし、今回はそれに救われたわけだしな。
「あれくらいゼンゼン平気なんだからね!
だ、だからもっと酷いことしても・・・ま、毎日でも・・・その、か、構わないんだからね!!」
「はいはいワロスワロス」
あー心配して損した。
・・・・・・へっ!?
「そういえばお前、あの日は何であんなに酔ってたんだよ。マスターも止めろよな」
「ああ、あの日はね、親切な人に奢ってもらったのさ。お店もマスターのところじゃなかったし」
「おいしいものをたくさん飲ませてもらったよ。
オレンジジュースとか、セロリの入ったトマトジュースとか、それにグレープフルーツにお塩って合うんだね」
「ぶっ!!」
レディキラーばっかじゃねえか!!
「結局その人潰れちゃって、先に出てきたけど悪かったかなあ。でも奢りって言ってたし・・・」
「・・・・・・」
あ、あぶねえ・・・やっぱり押し掛けられて正解だったかもしれないからな。
目の届くところにいれば、少なくともそういったことは防げるだろうし・・・
そこのお前、別の意味でアブナイとか言うな。
「それとお前、今まではどこに住んでたんだ?」
もうひとつ浮かんだ疑問。
そもそもこいつの家に放り込んでれば、こんなことにはならなかったワケだしな。
「どこって、そこら辺さ。ダンボールとか」
「・・・・・・」
やっぱり危ねぇ。
事前にわかっても放置できなかったのかよ。
モウオレバッドエンドカクテイダッタンデスカソウデスカ
やった!流石もらぎゃしゃッ!
俺たちに書けないものを簡単ではないかもしれないが書いてくれるッ!
そこにシビれるゥ、あこがれるゥ!
(・∀・;)「何だよおまえ、そんなに食うと腹壊すぞ」
(,,゚ -゚)「僕より自分の心配でもしてなよ。それに最近みかんがおいしいんだ」
・ ・ ( ∀ )「何妊婦みたいなこと言って・・・オウイエ!?」 ∧
ま、まさか・・・いやそんなバカな目の錯覚だ ∵ ∧
そりゃレイープされると動揺で排卵が誘発されて出来易いって云うけど ∵
(,, 。。)「でも流石に食べすぎかな?少し太っちゃったみたいだし」・ ・ Д ( )
次回
■□■責任とってよ!■□■ モラぎゃしゃ 1抹殺 ■□■でも虐殺はするよ■□■
うそですごめんなさい。
ダッテオレAAカケンシ。イヤマジデ・・・
実際処女膜ってのは膜じゃないんだけどね
と、モラぎゃしゃハァハァ
乙っした
どなたか処女膜についてkwskご教授くだせぇ。
お前の目の前にある箱を使え
うおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!
待ちに待ったモラぎゃしゃktkr!!
作者殿GJです!
と、
>>321 小説で良いから書いてたもれ〜ww
328 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 18:17:10 ID:25kegaUh
ほっしゅ
329 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 01:26:21 ID:t+D7IyGW
誰かが新しいまとめサイトを作ってくれるのをwktkしながら待ってる俺ガイル。
331 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/12(金) 19:08:46 ID:t+D7IyGW
kozou仕事しろ
wikiとかに保管庫作って誰でも管理出来るようにするのはどうだろう?
アダルトOKなところってlivedoorしか知らんが他にもある?
335 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 14:12:29 ID:8/t2gZ9M
保守
336 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 15:48:00 ID:MI1ELFiQ
保守
アヒャ君、今日の晩御飯のリクエスト、何かある?」
「何かと言われても…何が出来るんダ?」
夕暮れ時に自室で刃物の手入れをしていると、俺の嫁が、モナーが声を掛けてきた。
迂闊に近寄ると危ないので、部屋の入り口に立っている。
「えっと…豚肉と、お野菜が色々、冷凍食品でしょ…それと…
あ、ギコさんからお魚貰ったよ、今は冷凍してあるけど…」
「また釣ったのカ、早めに食っとかねぇと後で面倒だナ。
焼き魚で頼ム。…いや、冷凍なら煮魚のほうがいいカ?」
「せっかちだもんね、ギコさん」
いつかのやり取りを思い出したのだろう、クスクスと笑っている。
平和を象徴するような笑顔と、周囲を和ます性格が人気で、モナーの周りには人が絶えない。
しかも、顔良し・スタイル良し・料理もうまいと三拍子揃っているだけに、
男の間では美女の代名詞のしぃと並んで評価が高く、
その分け隔てない性格から、勘違い野郎同士の争いが陰で頻発している。
俺のような乱暴者と暮らしていることに、俺自身驚いている。それなのに…
ある者はモナーを菩薩のようだと言い、ある者は俺が無理矢理手篭めにしたという、
まあ、それは仕方ないだろう、知らない者が見れば悪魔が天使を召抱えているように見える…と、俺は思う。
「モナー、本当に俺で良かったのカ?」
「もう…何度も言わせないでよ。私は、アヒャ君がいいと思ったから、ここに居るの」
「悪かった。もう二度と言わねェ」
モナーは優し過ぎるほどに優しい。それがもとで、勘違いする野郎が何人かいた。
モナーを開放しろと俺に言い、冗談じゃないと病院送りにしてやった。
第一、モナーの方から俺と暮らしたいと言い出したのだ、それを信じない連中が多すぎる。
「それじゃあ、今日はお魚にするね」
「…モナー、ちょっとこっち来イ」
台所へ戻ろうとしたモナーを、俺は呼び止めた
「これで…いいの?」
モナーは俺に言われたとおり、自分の手でスカートを捲くり、お尻を俺に向けている。
白い体に映える下着と、俺にも着いている丸い尻尾が特徴的だ。
俺はあぐらをかいて下から観察する。…実にいい眺めだ。
「…アヒャ君、どうしたの?」
「アヒャ♪モナーを食べたくなっただけダ♪」
困惑した顔でスカートを捲くるモナーをリラックスさせるべく、軽い口調で答えて尻をつつく。
ピクンッと尻尾だけが反応する。…可愛い。
「そんな…晩御飯の準備も済んでないのに…」
「嫌なのカ?尻尾が揺れてるのは、誘ってるんじゃないのカ?」
「これは…恥ずかしいだけ…だから…」
「別に尻くらい、どうってこと無ぇダロ?」
周りがなんと言おうと、俺たちは夫婦だ。夜の営みだってそれなりにやっている。
もとい、俺は絶倫だ。一度や二度じゃ満足しない。
新婚夫婦がやらないようなヤり方もやった、モナーの体で、俺の精液が犯していない場所は無いはずだ。
夜のモナーは、周りの連中が想像もつかない程に淫乱になった。
「そ、そうだけど…その、まだ明るいし…
他の人に気づかれたらって思うと…恥ずかしいよ…」
「暗くならないと気分が乗らないってカ?
安心しろ、すぐにその気にさせてやるからヨ」
そう言うと、俺はモナーの尻を手のひらで撫で始めた。
「あ、ああん、お尻を…撫でないで…」
「アヒャ♪可愛い反応ダナ♪」
モナーは逃げようと腰を引いたが、立ち位置は変わらない。本音は続けて欲しいのだろう。
俺はそう解釈すると、指で輪郭をなぞり、中央部で手のひらを滑らせる。
我慢しているのか姿勢は微動だにしないが、尻尾は素直に反応している。
右に撫でると右に、左に撫でると左に、上下にも同じようについてくる、リズムの変化にも敏感に反応する。
…本当に可愛い。
「あぁん…アヒャ君の…ばかぁ…///」
「撫でるには尻が遠いナ…」
座る位置を間違えたらしく、お尻を撫でるにはわずかだが前傾姿勢になる必要があった。
俺が小休止すると、モナーがお尻を突き出してきた。
壁に手をつき、スカートは輪ゴムか何かで前にまとめている。
「ど、どうぞ…」
「撫でられたくないんダロ?」
「い、意地悪を言わないでよ…」
モナーは少し怒ったように言う。尻尾はピシッと静止し、動く気配が無い。
俺はやれやれと、お尻を優しく撫でてやった。
「あ…」
モナーの口から甘い吐息が漏れ、静止していた尻尾が可愛く揺れた。
「…ある意味、わかりやすいナ」
「な、何…?
あ、あん…そんな所を…ああん…広げるのは駄目だよ…」
「いつも思うが、お前の尻は柔らかいナ…」
俺はモナーの尻を掴み、揉みはじめた。
「あ、あはぁん…そ、そんなに激しく揉まれたら…
ああん…変になっちゃうよ…」
モナーの下着の股間部分に、ハッキリとわかるシミが出来始めていた。
なかなか順応が早い。が、それはそれで苛めたくなる。
「あ、あんん…はぁん…あ… ああん、あん…あ…え?」
俺は手を止め、モナーの顔を見る。
「もう行って良いゾ。早いとこ晩飯にしようゼ」
「あ…う、うん…」
モナーは返事はするが、スカートを戻そうとはしない。
そのまま何かをジッと待っている。
「あ、あの…」
「どうしタ?」
モナーは下着をずらすと、スカートを捲くったまま姿勢を正した。
「お、お願いしてもいいかな…?」
「何をダ?」
わかっていながら聞き返した。
「…い、挿れて…ください…」
俺はその答えに満足し、自分のズボンから男性器を放り出した。
スリットを俺のモノの先が割ると、大量の湿気が零れ出し、すでに秘所がトロトロなのが分かった。
そのトロトロな秘所を俺のモノの先が移動していると、ここだと言わんばかりの穴に当たった。
俺は、躊躇せずにそこに俺のモノを潜り込ませた。
「うっ…あ、あぁぁ…大きいのが…アヒャ君が…入って、きたよぉ…」
俺のモノはグイグイとモナーの狭い膣内を突き進み、奥にまで達する。
「それで、この後はどうするんダ?」
「う、動いて…」
「動くだけでいいのカ?」
「…熱いのを、私の中に注ぎ込んで…何度でも…アヒャ君が満足するまで…」
「分かっタ」
俺はモナーを抱きしめながら、腰を動かした。
股間の締め付けと濡れ具合が丁度良く、俺の腰は勝手に動いているようだった。
「あふん…ひあ…ひあぁぁん…」
モナーの喘ぎ声は大きくなく、どこか恥ずかしがっているようだった。
「モナー…もっと大きな声で鳴いて良いんだゾ」
「そ、そんな…ぁん…恥ずかしいよぉ…」
「俺の責めが足りねェんだナ?」
俺はモナーに大きな声を出させようと、激しくモナーを求めた。
モナーを力強く抱きしめながら、腰を突き上げる。
「ひ、ひぅん…!」
中々声は大きくならない。だが、その我慢している感じが、さらに俺を燃えさせる。
真夜中の淫らなモナーの声を求めて、俺のモノがモナーの一番奥へ体当たりを繰り返す。
どのくらい繰り返しただろうか、快感の波に耐えかねたモナーの体が、
俺の男性器によって持ち上げられ、一瞬だけ床から足が離れる。
それは、全身の体重を股間の一点で支えるということだ。
「っ!ぁ!ひあぁぁぁぁん!!」
ついに、モナーに大きな喘ぎ声を出させることに成功した。
だが、俺のモノが絶頂に達しようとしていた。
「出すゾ…!」
「あ…ひん!い、いれて…んん!入れてくださ…あ…あん!!!」
俺は強烈な一突きをモナーに与え、最奥で射精した。
ドクッドクッと俺の中から、モナーの膣内に流し込まれる。
「はいってきてる…ドクドクって、アヒャ君が…あ、あ、あぁぁぁぁ…」
モナーは体内へ流し込まれた精液を、歓喜で体を震わせながら迎え入れた。
「あ…はぁはぁ…はぅん…」
モナーの足がガクガクしているが、倒れこむことはなさそうだ。
「さてト…」
俺は余韻を楽しんだ後、次はどうしようかな、とモナーのお尻を掴むと、
モナーの尻尾がピコピコと揺れた。
そのままモノを抜こうとすると、尻尾は止まった。
再始動の構えをみせると、尻尾はピコピコと動いた。
「…分かりやすいナ」
「な、何が…?」
「何でも無ェ、続けるゾ」
「う、うん」
俺たちは晩飯の時間を大幅に遅らせ、夫婦の営みを楽しんだ。
いつまでも妊娠しないモナーから、俺に内緒でピルを飲んでいると明かされるのは、もうしばらく後のことだった。
GJ!
モナーがかわいかった。
尻尾の描写がイイ!
かわいいなあww
gj!
344 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 21:44:51 ID:MI1ELFiQ
待ってたぜ!
新SS
そしてGJ!
GJ!
虐殺モララー(♀)×♂ギコの普通のセクロスが見たいです
しぃ等を虐殺したあとで興奮しっぱなしのモララーは唯一の友人であるギコに襲ってしまうみたいなものを
347 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 19:05:28 ID:hzsst2rd
面白そうだな
捏造はそろそろお腹いっぱいだなぁ…
スレ物が読みたい
捏造?
オリジナル作品を捏造と呼んでるのか?
>>348 スレタイを100万回読め。
そして二度と戻ってくんなクズが。
確かにそろそろオリジはアキタ…。
パロキボンヌ
そして投下してくれる神が減るのか
書く書かないは職人の自由だし、オリ以外も読みたいってレスも読み手の自由だと思うけど
どのスレのパロが読んでみたいとかレスする方が雑談としては膨らむんじゃね?
自分はパロならモラツーとかが読んでみたい
AA関連は需要はあるけど供給がない挙句に
供給してくれる神に文句と注文が殺到するから供給がどんどん減る
>>346 考えてみたが普通のセクロスじゃなくて逆レイプになってしまった
>>354 それもそうだな。
タデクイのマナーと大耳ガナーが読みたい…。
ツンデレ巨乳はやばいだろ常識的に考えて…。
ちょwマナーw
ごめんマニーだマニーw
359 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 22:53:38 ID:iFfeM7Ky
じゃあ房津のパロで
フサが酒で酔ってつーとやっちゃう
・・・なんてどうだろうか
フライ・ハイ! モララー先輩のモララーを♀化させてギコとの絡みがみたい
>>359 wktkwktkwktkwktkwktkwk(ry
362 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 23:37:28 ID:Hm9jIvkd
ほっしゅ
363 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 23:10:23 ID:tBZh+/GW
ほっしゅ
>>359 救世主ktkr!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここはモカーとフーチャンなんてどうだろうか?
おまえらみたいな乞食共がいるから供給者が減るとなぜ分からん。
この馬鹿共が!
キャラを並べてるだけじゃ、ネタ提供にも何もならんよな。
シチュエーションとか、プレイ内容まで語ってくれるならともかく。
ネタ提供するんなら、書く人のチンコ立たせるくらいのネタを書け。
でないと、書く気が起きるわけがない。
強制じゃなくてネタの提供だろ
>>366見たいな事言われちゃお終いだがさ
どこもかしこもAA関連スレはどうしてこう職人様々で職人様の利することをしない奴はクズ論調ばかりなんだ。
普通に好きなカプ列挙していったっていいじゃないか。
つか間違っても
>>366みたいな考え方の奴には書いて欲しくねーわ。死ね。
ただ、カプばっかしか口にできない馬鹿が何を言う
なんでカプばっかしか口にしちゃいけないのか疑問
ここは小説しかうpしちゃいけないスレなのか?
好きなカプ言うくらいで目くじら立てないで欲しい
つか自治厨うぜぇ
>>365-367 お前みたいに人を乞食扱いして荒らすようなのがいるから過疎るんだよ
文句あるならお前らが職人を奮い立たせるお手本のレスでも考えろ
できねぇなら黙れ
>>366だが、言った事を曲解されているな。
小説を書いて欲しいと思ってるなら、カプだけ書いてもネタ提供にはならないって言ってるんだ。
小説書いて欲しいと思ってる人に方法が間違ってると言ってるだけで、カプだけ書けば満足な人は最初から眼中にないんだよ。
>>370 カプ談義でちゃんと仲良く盛り上がれるなら、小説のネタになるし良いんじゃないの?
ただ、名前並べて後は投げっぱなしなやり方じゃ、盛り上がりはしないからカプ談義する事にネタ投下の効果がない。
あと、職人に何の貢献もせず、カプ談義だけしたいって言う
>>368くらいになると確実にスレ違い。
>>371 スレと関係ない事して注意されると自治厨うざいとキレるのは、様式美すら感じますね。
>>372 職人でもない自治厨が完全な俺ルールを押し付けて俺は正しい!と喚くなんて様式美すら(ry
カプ並べてたっていいじゃないか
そのカプから気に入ったカプを書いてくれる職人様がいるかもしれないだろ?
お前がその流れを堰きとめたせいでそれすら許されない空気になったんだが?
別に職人様に書けって強制してるわけでもないんだろ?
強制してたらスレ違いだが…。
俺は一応へたれな書き手だがカプ列挙でもおkおk。
シチュがあればそりゃ有難いが、斬新なカプがあったり
面白そうなスレ紹介してもらえる今の流れも楽しいよ。
ピリピリせずに好きなカプ語りでもしようや。
結論:自治厨はスルー
ところでお前ら最近どんなスレでカプエロ妄想してる?
俺は改八のへたれ×じぃで妄想してるんだがw
>>375 俺は房津の山さん×フー
面倒見のいいトラウマ持ちのおっさんと幼女萌え
オーソドックスなギコ♂しぃ♀って最近見ないよな。
性別逆転多すぎて切ない…。
ツンデレギコもいいんだ。確かにいいんだ。
でも俺が見たいのはギコクンダッコ♪のしぃなんだ!
と力説したくなることがたまにある。
>>373 だから、曲解してるってば。「効果がない」と指摘してるだけで、書くなとは言ってない
反証するなら、「カプ並べただけで職人が書いてくれる効果が多大にある」とかじゃないと意味無い。
カプ談義ならしても良いよ。小説のネタになるし。
実際、盛り上がってる話の中から、「じゃあ書いてみるわ」ってのは有るし。
盛り上がれば楽しいし。
自分が批判したのは、「しぃちゃんとギコクンのラブラブHが見たい」とかで終わり、発展も何もしないようなレス。
これに、「職人に筆を執らせる効果はない」と言った事には、賛同がもらえると思うのだが。
>>378 賛同もらえないから総叩きされてんだろ空気嫁よ
>>379 いや、叩かれている理由が、確実に俺の論旨と違うところなんだ。
カプ談義止めろと言ったかのように叩かれても困る。
でも、小説投下なくてもカプ並べていれば楽しいから黙れって言われる流れだな。
ゴメン、俺が小説にこだわりすぎた。黙るから、楽しい時間を続けてくれ。
>>380 黙らなくてもいいから、「職人に筆を執らせる効果のある」萌え語りでも投下していってくれ。
偉そうに講釈垂れるならそれくらい簡単だろ?
>>381 残念だが、そういうのは苦手なんだ。
むしろ、他人の萌え語りを聞いて小説を書く方が得意だ。
だから、何一つ琴線に触れないここのネタ提供に焦れてしまった。
無駄に迷惑をかけてしまったようで、本当にすまなかった。
>>382 そりゃまた傍迷惑な話だな…
好きなシチュやカプや話くらいあるだろ
人に文句言うくらいなら自分もなんか置いてけよ
自分ができないことを人に強制すんなって話だ
ていうかさ、こんなカプ好き!の書き込みが続くことなんてどのスレでもザラ
萌え語りの切欠になるかもしれない流れを潰した自覚は持てよな
>>383 大概いけるが、スカとヤオイは無理。
特にというなら、今ちょっと書いたが、だいたいこんなの↓
薄暗い倉庫の中、天井を走る梁にくくられたロープの先で、しぃは小さく揺れていた。
腐食して穴が開いたトタン屋根から覗く、空の月だけがしぃを照らしている。
両腕を高く上げてロープにくくられ、つま先立ちでようやくその足がつく程度の高さに吊されたその姿を。
どれほど長い時間そうしていたのか、しぃの顔は苦痛にゆがんでいた。
その体は汗に濡れ、肌に纏った白いワイシャツを透き通らせている。
下半身には何も纏っておらず、脱がされた下着が足にからみついているだけ。
いや、その太ももに、テープで小さな円柱状の物が貼り付けられていた。
それから伸びたコードは、しぃの足に絡まるように這い、閉じられた太ももの狭間に隠された部分へと消えている。
コードの先から響く鈍い振動音が強くなる度、しぃの顔には苦痛だけではなく別の色も混ざりこんだ。
と……その時、ガラガラと大きな音を立て、倉庫の一角が口を開く。入り口のシャッターが開けられたのだ。
しぃは、そこに立つ人影を見て、その顔を恐怖の表情に染めた。
386 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 18:32:00 ID:SwsqoPXv
どんどん職人が遠ざかるふいんき(←なぜk(ry )になって来てるな.......
お互いもうやめようや。
はっきり言って、「こんなカプが好き、だから書け」な身勝手な奴らは見てて気持ち悪い。
自分が書けないから他人に押しつけるだけ押しつけて何もしない。
そんなNEETどもを見てて職人が書く気など起こるわけがない。
少ない自分の時間を無駄にしてでも書いたのに、その努力を乞食共は理解もせず、ただオナってまた書け、書けと騒ぐだけ。
そんな職人が哀れで仕方ない。
>>387 カプ列挙≠「こんなカプが好き、だから書け」なわけだが。
誰もお前に書いてくれなんて頼んでねーよ。
つまり小説以外何一つ書き込んじゃいけないって事だな。
カプ名もカプ語りも小説に対する感想も一切アウトと。
よっぽどスレ違いな内容ならともかく、スレに沿った内容で駄目だしされたら過疎るだけだろ…
そんなにカプの話が嫌ならスルーかNG登録しろよ…
>>387 じゃあ、お前が職人を歓喜させて思わず筆を取らせるような萌え語りを(ry
てか何このリアルタイムカキコwwwwwwwww
>>385 M嬢コンテストの調教過程みたいでおもしろそう。
>>391 面白そうと言ってくれて、ありがとう。
そのうち、何かチンチンおったつネタが出たら小説を書かせてもらうよ。
保守
うむ
保守
保守
>>398 同じ奴の書込だが、それがどうかしたか?
人にモノを頼む態度として
>>398はあんまりじゃないか?
所詮は乞食だ、そういうことをするから誰も書かなくなるんだよ。
頼んでないのなら、どういうつもりの発言だったのやらw
「385で良いから小説書け」とか「385で良いから、書きたいなら書いても良いぞ」とかそんな感じか?
多分、言葉が足りないだけじゃないか?
398は多分、「見てるこっちは
>>386でも十分チンチンおったつ」て
意味で言いたかったんじゃないかと思う。
>>404 論厨ktkrwwwwww
>>405 まぁ、簡単に言えばそうか。
別に特別書いて欲しくは無いが、「書くなら
>>386で良いと思う」って言いたかった。
「385で良いから、書きたいなら書いても良いぞ」で、当たりじゃないかw
どうでも良いが、386でチンチン立つのかお前ら。
てかもうこの話題止めよう(´・ω・`)
どんどん書き手が遠ざかるふいんき(なry)になってるから。
乞食共は所詮この程度の知能しか持たない
純愛ものを書くとしたら、ギコしぃが無難ですかね?
410の好きなものを書けばそれでいいと思う。
とりあえずは無難だねと答えておく
他にも純愛向きな組み合わせはあるだろうけど、最初に思いついたギコしぃで良いんじゃね。
楽しみにしてるから、頑張れ。
413 :
410:2007/12/01(土) 23:43:47 ID:i0QyFPsB
ご回答ありがとう。
事の一段落がつき次第、投下したいと思います。
wktkwktkwktkwktk
ほっしゅ
416 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/10(月) 16:22:32 ID:133WeECx
モララーとツーのも見たいなぁ
乞食様の御登場です
保守
419 :
あぼーん:2007/12/16(日) 10:56:15 ID:5jyw5KBH
あぼーん
420 :
あぼーん:2007/12/16(日) 10:56:52 ID:5jyw5KBH
あぼーん
421 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/19(水) 21:28:44 ID:I4IYk19F
小説投下。つまらなかったらすいません。
登場人物
ノエル・アヒャエンデ
ギル・ゴルァシオン
注意書き
・オリジナル
・のー×ギコのカップリングが嫌い。
・純愛物が嫌い
と言う人達にはお勧めできません。
422 :
永久:2007/12/19(水) 22:17:12 ID:yd8nJNC2
(やっべ・・寝過ごした・・)
と、小さく呟きながらギルは家を飛び出した。
目覚し時計が壊れて、起きれなかったのだ。
「あ〜・・もう近道するしか・・・」
と、また独り言を呟きながら十字路を右に曲がった。
曲がったのと同時に何かにぶつかった。
ぶつかった何かは短い悲鳴をあげ、地面に尻餅をついた。
ぶつかったのはのー族の少女であった。少女は立ち上がり小さく頭を下げ、走っていった。
ギルもつられるように頭を下げ、少女の背中を見つめた。
「うちの学校の制服だよな・・・あ゛・・いっけね・・・」
学校の予鈴が聞こえ、ギルは慌てて駆け出した。
(・・・結構可愛かったなぁ・・・)
ギルは、机に突っ伏し、朝の少女を思い出していた。
朝の少女は顔立ちもよく、なによりのー族にしては珍しい豊満な胸をしていた。
(・・・・また会えたら良いんだけどな・・・)
小さくため息をつくと同時に、担任の教師が教室に入って来た。朝の少女を連れて。
朝の少女は、少し顔を赤くして、黒板に名前を書き、呟くように言った。
「ノエル・アヒャエンデです。よろしゅうお願いいたします。」
「んじゃ、ノエルの席は・・ギルの横。はい授業始めるぞ〜」
ギルは体中の血が駆け巡ったような気がした。鼓動は速くなり、顔は紅潮している。
「あ・・・朝の・・・ノエルです。よろしゅうお願いします〜」
「あ・・・ギルです。よろしく。」
互いに微笑み、机の影で握手をした。
423 :
永久:2007/12/22(土) 15:02:30 ID:winc8AeA
二人が付き合うのに、時間は要らなかった。
告白したのはギルでは無く、ノエルの方だった。
昼休みの体育館裏・・・というありきたりなシチュエーションだったが、そんなのは気にならなかった。
顔を赤に染め、言葉を交わしたときの光景は実にほほえましいものだった。
今日は二人が付き合い始めて一ヶ月になる日だった。
しかし、二人の付き合いは未だプラトニックなままだ。
経験豊富なギルに対して、ノエルはまだ処女だった。
それどころかノエルはキスさえもしたことが無いのだ。
ギルはやはり、誘い辛いらしい。
しかし、そんな関係はあっという間に崩れた。
今日はギルの両親が留守。ということで、ノエルがギルの家に泊まる事になった。
初めて入る男の部屋にノエルは遊園地に来た子供のようにきょろきょろとあたりを見まわしている。
それを見て、ギルは(可愛い・・・)と頬を緩める。
時間はあっという間に過ぎ、夜になった。
食事をとり、もちろん別々に風呂に入り、また部屋に行く。
「じゃぁ寝るか・・」
「―――なぁ、ギルはん。」
「ん?な・・・・」
ギルは開いた口がふさがらなかった。
目に入ったものは、一糸まとわぬノエルの姿だった。
424 :
永久:2007/12/22(土) 15:18:23 ID:winc8AeA
「ちょっ・・何やって…」
「ギルはん…うちを、抱いてくれへんかな?」
思いがけない言葉だった。
普通に言われても驚く言葉だ。
ましてや相手は処女である。
「何言ってんだゴルァ!」
「お願いや。うち・…ギルはんが欲しい。」
まっすぐにギルを見つめて言う。
その目は真剣だ。
ギルはノエルを抱き寄せて、耳元で言う。
「本当に・・・後悔しないな?」
「・・・うん。」
返事を聞くが速いか、ギルは強引にノエルの唇を奪う。
「んっ・・んむっぅ・・んーーー!」
ノエルは苦しそうに顔をゆがめるが、口内に入ってくる舌を拒みはしなかった。
「・・悪い。俺・・優しく出来ねェかも知れねえ。」
「それでもええ。・・・ギルはんが手に入るなら。」
ノエルがギルの腰に手を回し、しっかりと抱きしめる。
そしてそのままベットに倒れこんだ。
425 :
永久:2007/12/22(土) 16:09:46 ID:winc8AeA
「んっ・・む・・んんぅ・・ふぅ・・んっ・・・」
舌を動かす度に、ノエルの体が小さく跳ねる。
初めての感覚に、ノエルの瞳は潤み、肌は赤みが差している。
ギルはゆっくりと手を動かし、大きな膨らみに触れる。
「あっ・・・!」
快感に、ノエルの体は思いっきり反り返る。
しかし、ギルは手の動きを止めない。
「やっ・・あぁっ・・やぁぁあぁっ・・!」
その快感を否定するように顔を左右に振る。しかし体はだんだんと反応し始める。
ギルはもう片方の手を、下腹部・・いや、脚の付け根にある、桜色の秘所へと運んでいく。
「やぁっ!?」
ノエルは甲高い悲鳴をあげ、更に大きく体を反らす。
秘所はもう湿っており、ギルの指を濡らす。
ギルは、
その花びらのような秘所の下にある、小さな穴を擦る。
「やぁっ!やっ・・いやぁっ!」
指がそこを刺激するたびに、そこは潤いを増す。
「…そろそろ…大丈夫か・・」
「え…?ヒっ!」
服の間から、ギルのモノが顔を出す。
ピクンピクンと脈を打ち、先端は濡れ、妖しく光っている。
「やっ・・待っ…」
「…待たない。」
「やっ・・――――――っ!」
秘所を貫かれ、ノエルは声にならない叫びをあげる。
「やっ・・ひぎぃっ!いやぁぁあぁっ!」
秘所からは血が、瞳からは涙が溢れている。
「・・・ごめん。本当にごめん。すぐ、終わるから…我慢してくれ。」
ギルはゆっくりと腰を動かし始める。
「やっ・・やぁぁっ・・・かはぁっ・・・あうっ・・」
ノエルの表情にも、痛みとは別な物が混ざり始めた。そして・・・
「やっ・・・やあぁぁぁっ!」
一際大きい声をあげ―――イッた。
「ぐっ・・・・」
ギルも釣られるように、ノエルの中に、大量の精を放った。
426 :
永久:2007/12/22(土) 16:10:24 ID:winc8AeA
「んっ・・む・・んんぅ・・ふぅ・・んっ・・・」
舌を動かす度に、ノエルの体が小さく跳ねる。
初めての感覚に、ノエルの瞳は潤み、肌は赤みが差している。
ギルはゆっくりと手を動かし、大きな膨らみに触れる。
「あっ・・・!」
快感に、ノエルの体は思いっきり反り返る。
しかし、ギルは手の動きを止めない。
「やっ・・あぁっ・・やぁぁあぁっ・・!」
その快感を否定するように顔を左右に振る。しかし体はだんだんと反応し始める。
ギルはもう片方の手を、下腹部・・いや、脚の付け根にある、桜色の秘所へと運んでいく。
「やぁっ!?」
ノエルは甲高い悲鳴をあげ、更に大きく体を反らす。
秘所はもう湿っており、ギルの指を濡らす。
ギルは、
その花びらのような秘所の下にある、小さな穴を擦る。
「やぁっ!やっ・・いやぁっ!」
指がそこを刺激するたびに、そこは潤いを増す。
「…そろそろ…大丈夫か・・」
「え…?ヒっ!」
服の間から、ギルのモノが顔を出す。
ピクンピクンと脈を打ち、先端は濡れ、妖しく光っている。
「やっ・・待っ…」
「…待たない。」
「やっ・・――――――っ!」
秘所を貫かれ、ノエルは声にならない叫びをあげる。
「やっ・・ひぎぃっ!いやぁぁあぁっ!」
秘所からは血が、瞳からは涙が溢れている。
「・・・ごめん。本当にごめん。すぐ、終わるから…我慢してくれ。」
ギルはゆっくりと腰を動かし始める。
「やっ・・やぁぁっ・・・かはぁっ・・・あうっ・・」
ノエルの表情にも、痛みとは別な物が混ざり始めた。そして・・・
「やっ・・・やあぁぁぁっ!」
一際大きい声をあげ―――イッた。
「ぐっ・・・・」
ギルも釣られるように、ノエルの中に、大量の精を放った。
427 :
永久:2007/12/22(土) 16:28:47 ID:winc8AeA
「・・・ギルはん。」
「ん?何だ?」
「これで、ギルはんはうちのもんやね。」
そう言って笑うノエルの頭を、軽く小突く。
「ばぁーか。」
「え・・・?」
「とっくの昔からお前のもんだろ!・・ほら、寝るぞ!」
ギルは、顔が赤いのがばれないように、深く布団をかぶる。
「・・・うん!」
ノエルは満面の笑みを浮かべ、布団をかぶる。
「ギルはん。」
「今度は何だ?」
ノエルはギルの手を握り締め、
「うちのこと・・離さんといてね。」
と、小さく呟いた。
それを聞いたギルは、フッ・・と笑い
「ばぁか。離せっつっても離さねェよ。―――永久にな。」
「・・・ばか・・・」
二人は、幸せの中、手を繋いだまま深い眠りへと落ちていった。
〜Hapyy end〜
【二重投稿スマソ】
>〜Hapyy end〜
ってことはBad endもあるのか?
429 :
永久:2007/12/22(土) 20:44:36 ID:winc8AeA
≫428
はい。ありますw
※〜Hapyy end〜 の方とは関係有りません。あしからず。
「なぁ。ギルはん。」
「なん・・むぐっ!?」
ノエルの呼びかけに振り返った途端、ギルの口は塞がれた。
「むーっ!!?んー―!?」
「アハハ。驚いたやろ?でも・・…自業自得やで。」
ノエルはギルの口を塞ぎ、微笑んでいる。
しかしその笑顔は、冷たく、暗い憎悪に包まれていた。
「っ…ぷはっ…・おい!どうしたんだよ!?」
「…おかんの仇や。」
「はぁ?」
ギルは身に覚えのないことを言われ、完璧に頭が混乱している。
「あは・・分かるはず無いや。やったんはあんたの父親やもんな。」
「親父が何を…」
「うちのおかんを捨てて・・あんたの母親のところへ行ったんや」
憎しみのこもった瞳で、ギルを睨む。
「アハハ、気付かんかったやろ・・うち、一応あんたより年上なんよ?・・」
「・・てことは・…俺達…」
姉弟。腹違いの・・姉弟。血の繋がった・・・
「・・姉弟…」
ギルは、がくりと膝を付いた。
「そうや…お姉ちゃんや・・」
ノエルは妖しげに微笑むと、
「…調教…開始や。」
と言って、笑った。
〜Bad endていうかこんなのも有り〜
Bad endの調教興味あるな・・・
オツカレ。
なかなか良かったです。
ところで。
HAPPYじゃなくて?
真っ黒エンドとの落差が激しいな
あーもしかして
キャラの語尾がむちゃくちゃ笑えるオリ捏造満載小説サイトの中の人?
なんか色々惜しいからもっと文章勉強してきてほしい。
内容はGJ
↑こういうのがいるから作者が減るんだと思うんだが・・・
どう思う?↓
↑正論だと思う
せめて中学英語くらい調べなくてもちゃんと書いてほしい
一応18禁鯖なんだし
ギコとのーじゃなくてもいいじゃんこれ。名前だけって感じ。
ギコとしぃって言われたほうが納得できる。
誰でもいいなら、別にギコのーでいいじゃん。
書き手の好きにさせてやれよ。
ちゃんとした作者がこんな場所でこんな奴らの相手をするはずもないけどな
440 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 16:22:33 ID:25FIS+MQ
現在ピンク関連規制全解除につき
ピンク関連板に荒らしが進行中
PINKheadline、ピンクニュース、ピンク秘密基地、ニーピンは既に壊滅
現在荒らしは半虹に進行&ほぼ壊滅
この板にもすでに来てるっぽいな まずいぞ・・・
早期回復は望めないので避難した方がいいかも。
442 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 20:36:08 ID:FysUw1z9
浮上
ここの避難先はドコ?
444 :
名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 13:19:00 ID:EZC68M7U
ないな
そっか
age
あげ
投下しようと思ってましたが、何やらあまりよろしくない状況らしいですね。
避難所はないとお聞きしたのですが、どうしましょう。
いやいや投下大歓迎ですがな!
避難所つくる?
もう規制復活したんじゃないの?
大丈夫なようなので投下しますね。
片目なあの人よりアヒャメ×カタメです。
カタメは本スレではっきり性別が確定していないのですが、♀で固定されたと見てます。
言い忘れましたが読みやすさのためアヒャメが全角です。ご注意ください。
「カタメー」
いつもの玄関の前に回ってみるがそこにカタメの姿はない。
綺麗に積み重ねられた落ち葉が風にかさかさと揺れている。
「花子、カタメは?」
わからない、と花子が首を傾げる。
「家ん中かなー」
いつも玄関前で話をするのが当たり前になっているから、家の中に入るのには初めてだ、多少の抵抗がある。
しかしその半分は好奇心だ、これはいい機会、少し驚かしてやろう。
ドアノブをひねる、ドアが開く、…不用心この上ねー。
(おじゃましまーす)
入るとアイツらしい小綺麗な部屋だった。
水の音が聞こえる、まさか水道水出しっぱなしにしてんじゃねーだろうな。
台所を覗くと水道に異常はない。
と、するとシャワーか。
そう思った瞬間後ろで扉が開いた。
「アヒャメ?」
コップの水をあおってカタメは口を開く。
「不法侵入は関心しないね」
「アヒャヒャ…悪い悪い」
ため息をつくと、カタメは巻いていたバスタオルをおもむろに脱いだ。
お…オイオイオイ!何やってんだ!
「カタメ…?」
「何?」
何?じゃねーよ、何?じゃねーよな!
コイツは何考えてるんだ。
「アヒャメ?」
近づくなバカ!俺から不法侵入しといてなんだけど!
「い、いいから離れ…」
もういい、オマエが悪い。
不安そうに揺れる尻尾を掴んで引っ張った。
「な…なにを、うわ」
あせったのか後ろもろくに見ずに後ずさりをして机に行き当たった。
「あぁ、くっそだからオレは男なんだよ!」
肩を掴んで引き寄せる、胸と胸を密着させると、カタメの腰が引けるのがわかった。
「あ、アヒャメ、何かあたって…」
当ててるんだよ!
しきりに視線を下に向けて、何か言いたそうにしている…がもう知らん。
密着させた胸が存外柔らかくてびっくりする、普段の様子からいくと平野もびっくりの盆地レベルかと思っていたからなおさらだ。
首筋から石鹸と汗の混じった匂いがする。
腰をすくって机に押し倒した。
「!」
開いた口を唇でふさぐ。
苦しそうに暴れる手を、頭上で乱暴にまとめた。
「んー!はぁ…あ」
苦しそうな声に唾液を飲み下す音が混じり思わず目を開けると、傷のついた片目しか見えなかった。
唇を離す、大きく息を吸い込み、赤い舌が空気を求めてひらひらと動いている。
けれどまたすぐにその舌に噛みついて、深く唾液を送る。
「アヒャメ、やめっ」
柔らかい胸は激しい口づけの合間に、擦られていい感じに火照っていた。
まだ荒い息を繰り返してるがまだこのまま終わらすワケにはいかない。
「な、そこは…あ、や…!」
「オマエでも濡れるんだな」
失礼な事を言うようだが、結構本気で驚いている。
コイツがこんな音を立てて喘いでいるのが想像できなかった。
「あ、ん!や、ひぅ…ああっ!」
「さっさとイッちまえ、力抜け」
手首を押さえる手を離しても、抵抗する事なく机のへりを掴んで耐えている。
イかないようになんとか抵抗しているようだが、この様子じゃ無理だ。
「あ、あ、ひ…ああぁぁっ!」
びくんと腰をひくつかせて達し、ぬるぬるとした液体が床に垂れた。
「もう、いいか」
「あ、アヒャメ!」
弱々しく肩を掴むが抗議にもならない。
力の抜けた下半身ごと持ち上げてあてがうと、ぬるりと先端が入り込んだ。
「しっかり捕まってろよ!」
「嘘、ちょっと待っ…あ、ああ!」
中はかなりきついがとっかかりはない、多少残念だが構やしない。
片目の傷が目立たなくなるくらい赤くして喘いでいる、カタメが。
「あ!ちょ、はっ…激し、あんっ!」
「捕まってないと、辛いのはオマエだぞ」
オレは机に両手をついて揺さぶっているのだから、カタメは不安定でしょうがないだろう。
白い喉が反り返って、首に抱きつく力が強くなる。
腰を持ち上げてやると行き場がなかった足が腰に巻きついてより深く挿入された。
「オマエ、こんなにエロかったんだな」
「違う!そんなんじゃ…あ、ぁ」
床ぬるぬるにさせておきながら何を今更。
汗が流れ落ちる首筋を舐め上げてさら強く押し付けて揺さぶる。
「アヒャメ…」
うわごとのように名前を呼ばれるとなんとも言えない情欲に駆られる。
そうだよ、コイツをカタメにしたのはオレじゃねーか。
「あっ、んく…あ、あ、ヒャメ、もうっ…」
「カタメ、」
吸い込まれるように中がひくついて、かすかに残っていた理性ごと中にぶちまける。
「あぁああっ…!」
「…くっ」
細い腰が跳ねて、視界の端で尻尾がへなへなと力尽きて落ちていくのを眺めながら薄く柔らかい胸板に頭を預けた。
「アヒャメ、何…どうしたの?」
貴方らしくないね、と必死に体を起こそうとしている。
オレらしいってなんだ、優しくてかっこよくて素敵ないい人か?
入れっぱなしだったのを引き抜きながら、カタメの体を抱き起こす。
「…魔が差した」
我ながら情けない言い訳だな、あぁもう。
そんな事を言いたいワケじゃない。
「ごめん」
…友達失格だろーな。
カタメはなんか困ったようなよく分からない顔をしている。
「カタメ、す「あ!」
ガタンと椅子から立ち上がり、慌てて玄関に向かう。
「どーしたんだよ」
「落ち葉集めてたの見た?あれで焼き芋やろうと思ってたんだ、早くしないとまた風で散らばっちゃう」
「焼き芋…」
「そこの芋持ってきて」
そう言うと外の方に走っていってしまった。
見回すと新聞紙にくるまれた焼き芋が3つ。
一番大きな芋にはご丁寧にアヒャメと書かれている。
「…」
「花子、アヒャメの事好き?」
結構好き
「ドーナツとどっちが好き?」
ドーナツ
「…はぁ」
どうしたの?
「なんでもないよ」
おしまい
それでは携帯から失礼しました。
GJっす!
おおっ! おっつ!
GJ!
age
虐モラ♀×♂モナ、キボン
( ^ω^)とかノパ听) ってアリですか?(´・ω・`)
VIPでやれカス
別に、アリでいいんじゃないか?
>>467 せっかく来てくれてるのに追い返すなカス
まってるぜぇぃ
あれはAAじゃないだろ
AAだけどAA板で使われてないし、
マンセーの量もROMの反応もVIPでやった方が…。
ギコモナ他AA|擬人AA|VIPAA|アイドル系AA|顔文字AA
AAっぽさを並べるとこんなかんじか。
別にきわどいからって追い出すようなもんでもないでしょ
このスレもこんなに過疎ってるんだし
ここで書くってんならそれはそれでいいでしょう
いやなら見なきゃいいだけだしね
マンセーが欲しいだけの奴なんてとっくにこんな所に残ってなんか居ないだろ
注意書き入れて見たくない奴は専ブラあぼんでいいんじゃないか
476 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 12:35:58 ID:79bkKw46
>>466
λ_λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( `ー´) < いいんじゃネーノ?
/ ノつ \__________________
(人_つつ
477 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/02(土) 12:36:31 ID:79bkKw46
478 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 21:38:45 ID:BN4yD5zD
アク禁か
480 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 22:14:43 ID:70juqMe6
マチクタビレター
職人まだかいな・・
職人じゃなくて悪いがここまでの作品まとめ
>3-18. 囲い雨 〜 少女フーン×♀モナー 〜
>42-50 悪戯 【ノーネ×♀偽モナー】
>74-80 パーティーゲーム(ギコ×つー)
>101-126 終末の過ごし方
>150-154 〜略して淫雨の巻〜
>189-206 つーが壊頽んですが…
>225 ボロスレ ダラ×デナ
>230-231 ボロスレ モララー×デナー
>253-267 学園内の情事の事情 第3話
>310-321 【泥酔するよ。】
>337-341 ♂アヒャ×♀モナー
>422-430 永久
>454-458 タイトル無し(アヒャメ×カタメ)
読み返してたら俺の持ってるエロゲのイベントと酷似してるSSがあって驚いた。
>>481 >読み返してたら俺の持ってるエロゲのイベントと酷似してるSSがあって驚いた。
ちょっとkwsk話していってもらおうか。
483 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/29(金) 19:56:08 ID:hy2swXel
え・ろ・げ?!
エロゲのイベントって大体お約束物だから被っても仕方無いイメージがある。
そんな「他には無い」って感じの特殊な設定なん?
いや、別に普通のシチュなんだけど話の流れとか台詞がほぼ一致してる部分が多い。
エロゲの方には無い部分もあるし、参考にしたのかな、と。
ちなみに巣作りドラゴンって言うエロゲ。
>337-341 ♂アヒャ×♀モナー
これ。
ごめん
エロゲのタイトルに噴いた
489 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 19:47:56 ID:8Xu8hkg/
巣ドラ俺も持ってる
仲間だな
490 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 01:00:55 ID:Kae0tDzP
…なんか、謝ったほうがいいのかな?
どうもモナーの尻尾萌えが抑えられなくて書き始めたんだが、エロ関係は初めてだったんで
中々筆が進まなくてつい…
尻揉みの後に尻尾揉みも追加しようと思ったけど、単発であまり長くなってもなぁってことで中止した
やっぱ、エロゲとか参考にするのはやめるべきだよね…ごめん
参考にした、と一筆添えておかないとただの盗作になっちゃうからな。
流れの緩いこのスレでよかったと言うべきかw
次から気をつけて、また頑張ってくれると嬉しい。
AA擬人化のエロいイラスト描いてる絵師が知りたい
>>493 ここはエロパロ。
絵師の消息伺いはスレ違いだよ。
専用スレ自分で見つけて移動してくれ。
>>493 2ちゃんねるでもっとも寒い場所へ行ってみな
3月ウサギたん…
497 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 22:21:19 ID:MgSGifyy
>>466 ムハー(゜∀゜)
期待してます(>w<)9
八頭身モララーってエロいといか色っぽいと思った
499 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 18:02:37 ID:LPdP/ezp
↑あ、俺も思った。
モナ虐の3人は全員雌だと信じてる
百合プレイいいな。
↓ここで大天使ガブユリエル降臨
(゚¥゚* 三 *゚¥゚)
お前じゃねえええええw
506 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 20:43:14 ID:9iTJauz/
あげ
(゚¥゚* 三 *゚¥゚)ユリー
508 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 21:16:22 ID:AkHkq775
保守
何故かガブユリエルでクソワロタ
保守
ここが停滞ぎみなんで、なにか小説のネタでも提供して職人の役にでも立てればいいな、とでも思ってたんだけど
頭にモララー三銃士のショタものが浮かんでしまった\(^o^)/
ショタは選ぶからな…
アフォしぃリンカーンを思い付いたけどどうやっても逆レですありがとうございました
アフォ×虐モラ・・
あぶねwwwww
>>511 注意書きをするか、適当なロダに上げるか、ショタスレで落とさせてもらうか、だな
個人的には読んでみたいが、苦手な人も居ることは容易に知れるし
おいそれと書いて投下汁!とは言いにくいな
読みたいけど
>>513 ソレイイカモシレナイ・・・だがあぶないwwww
516 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 18:31:44 ID:lK9wk2Fz
なんとなく幸せスレのアヒャ×ちびしぃキボンヌ
完結祝いにモーラス×NOとか
マニー×大耳ガナーとか、読みたい。
モーラスは例の腐女子軍団がチラつくから勘弁してほしいわ…
あいつらののー絡みのカプはホモにしか見えない…。
>>518 嫌ならその話題出すのやめようぜ
むしろこっちまで引っ張って来るのやめろ
ぐだぐだとくれくれ言ってないで、自分で書け
521 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 19:17:35 ID:Xw4bomdz
君たちも小学校を卒業したならばくれくれ君はやめておけよ。・・・・調子乗ってスマソ
ネタ提供ってクレクレだったのか
どう考えてもクレクレだろ…
常識のある人間が見たら
ネタ提供(笑)
525 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 12:44:55 ID:cCjnwMZF
職人さん病気かも・・・・
どんなに苦しくても
おいしいものたべて
うんこすればなおるよ!!
526 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 22:41:53 ID:ayreBv14
>>518 なんの話それ?
モーラス好きだったけどなにかあったの?
ググってもわかんねー。
>>526 簡単に言うと、モーラス伝作者とその取り巻きでモーラス伝でホモ妄想して
更にホモ創作していたってだけの話だ。
つまりモーラス×のーはホモが作者脳内の公式。
作者達にとってモーラス伝とは801妄想のための土台でしかなかったのだよ。
なんかどうでもいいな
俺勝手に百合妄想してるから別にいいよ
なんかもうAAとか全部雌でいいよ
マララー(♀)だけは同意できない
いや、きっとそのギャップに萌えるんだ ろ う
ふたなりですね、わかります
AAは誰にも縛られません><
百合いいな。
今度からAAはふたなり娘として妄想することにする。
全部ついててお得だし。
♀マララーは良いものだ
いつでも頭の飾りでオナし放題
ふたなりと言ったら、つー×のーだろ
つーは昼間にやたら元気なので攻めと思われているが、夜になるとのーにされるまま
それを知らないモナーちゃんが、つーの気を引こうと一生懸命になってるんだよ
一気に加速して吹いた
てかこのスレって結構な人が居たんだな
539 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 21:53:18 ID:ZAL5n8Jc
ギコ×しぃとかオードソックス的なのがいいなぁ。
虐モラ×しぃとかアブノーマルなのもいいかも。
過疎が止まらない。
まだマシな方だとは思うがね SS的な意味では過疎だな
>>539 ギコしぃはメジャー過ぎて、「ギコはこうあるべき、しぃはこうあるべき」なイメージがあったり
最早それが当然みたいになってるので、逆に難しいような…
少なくとも、俺には無理だ…
反対に、マイナーなカップル、特に脳内カップルだと制限が緩いから書きやすいと思う
543 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 10:13:22 ID:sxvoa5En
>>539 虐モラ×しぃは濡れも賛成かも。だがギコ×しぃは反対かもしれん
ぐだぐだとくれくれ言ってないで、自分で書け
よし!お決まりの一行リレー小説やるか!!
なぁ、ここはそんなに縛りがキツいスレなのか?
設定厨達の「ギコ×シィはこうあるべき」みたいな固定観念でがんじがらめ。
その「こうあるべし」とやらから外れたネタは容赦無くフルボッコ。
かと思えば、「虐モラ×しぃは濡れも賛成かも。だがギコ×しぃは反対かもしれん」みたいな
自分で料理することなく餌を喰うだけ喰っといて文句ばっかりのそんな飽食クレクレ野郎のせいで
ギコ×シィ物を考えてた職人さんがそれを投下できないという。
職人の方が投下しづらい空気ばっか漂うスレなのか?
んなガキの戯言なんて気にせず投下しようや。俺も書いて来ようかな。
VIPみたいに、ネタ提供の協力を仰ぎつつ、即興で書いていくってのやりたいな
いつも人居ないから、なかなかやろうとも言えないんだけど
549 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 08:54:26 ID:bpSL9Wga
やっぱ一行リレーとかやってみるか?
別にそんな何かを求めず自然体でさ
VIPみたいに常にチャット状態でそれが罷り通れる板ならともかくこの板だと無理があるような。
せめて数行以上で、書ける人は特に制限設けず、くらい緩くした方がいいんじゃないか?
551 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 13:40:12 ID:KleCTvei
1行リレーはやりたいがネタが思いつかんのだよ。ネタが
ネタっていうとエロに繋げやすいネタですよね。
ぱっと思いつかないなー。
>せめて数行以上で、書ける人は特に制限設けず、くらい緩くした方がいい
いいんじゃないでしょうか。
ちまちま書いても、途中で不安になるんだよな
台詞回しとか、周りの描写とか…エロに入るとさらに気になる…
リレー…やってみる?
ここを覗いてる人って、どれくらいの頻度でチェックしてるんだ?
今いない人の意見も聞くべきだろ?
一週間くらい待つ?
>>553 JaneだからPC触ってる間はほぼ張り付ける
>>554 最近、ギコナビからかちゅ〜しゃ(kage)に乗り換えたが、Janeってそんなにいいのかな…?
ちょっと検討してみる
>>555 いや別に専ブラだって意味で言ったんだがww
>>553 SS投下したい人の邪魔にさえならなければ良いんじゃない?
過疎ってるんだから、何でもやってみるのが良い。
今、居ない人の意見は別にいらないだろう。
すぐにでも始めて良いんじゃね。
>>558 まあ、それもそうだよな…やってみなくちゃ始まらないし
と、思ったが…書き出しがよくわからねぇ…orz
ヘタレでスマン、誰か手本を…
>>559 まずジャンルとか、シチュとか、カップリング決めないとなぁ
監禁調教物で良ければ書こうか?
>>560 調教物も久しいな…
キャラとか決まってる?
決まってないなら受けは♀モナに一票
デレデレ和姦に一票
がんばるよ(`・ω・´)
もう定番カプのベッタベタ路線で良いじゃん
ボケ役モララーとしっかり者でツッコミ役のシィによるラブコメなんて見てみたかったりする。
シィはいつも手荒いツッコミをする過激な人だったりする。
>>561 ♀モナ良いねぇ
>>562-564 監禁調教物がお呼びじゃないなら、他の書き手さんに期待して貰うしかないなぁ
他の書き手さん、頑張れ
>>563 モナ:どうかな…?モララーの口に合うといいんだけど…
モラ:どれどれ、頂きます…あ…美味しい…
モナ:本当!? 良かったぁ…
モラ:なんて言うと思ったかい?w
モナ:ふぇ…そんなに…?ごめんなさい…
モラ:冗談だってw本当にモナーは学習能力がないんだからなw
モナ:〜っ!モララーの意地悪!
モラ:ん〜? モナーが可愛いせいだからなw
モナ:…/// そ、そんなの…女の子には皆に言ってるくせに…///
モラ:言ってない言ってないw本命はモナーだけなんだからな♪
モナ:…本気にしちゃうモナ…///
――――――――――
こうですか?わかりません><
モナーは相手の手のひらでコロコロ転がされると良いと思う
>>565 相手は、ツーかアヒャなんかどうかな?
強くて頼もしいあの人に告白したら、部屋に閉じ込められちゃった的な…
あるいは
口下手な俺があの子を落とす最終手段!
とか
監禁調教モノでレズ これ最強
>>567 ツーなら、おにゃのこか、ふたなりが良いかな
あこがれのお姉様にペットにされてしまう的な
なんかいろいろ混ざりまくっててカオスw
>>569 いいねぇ…
アヒャお兄ちゃんが調教の手本を見せるとか言って、モナーに手を出すのも悪くないと思う
監禁調教物は止めた方がいいんじゃないか?
苦手な人も居るだろうし、「読むのはいいけど書くのは」って人も多そう。
苦手な人は普段なら「黙ってスルーしろ」で済むし済ませられるだろうけど、
リレー小説だし沈黙しなくちゃいけない期間が結構長くなりそうなのと、
なるべく、皆に出来るだけ参加してもらった方が盛り上がるし。
ひとまず初回ってことでテンプレな和姦的なものからにした方がいいんじゃないかな。
(流石に、好みのカプじゃないとか、そう言うのは目をつぶってもらう形にはなるがw)
>>571 アヒャお兄ちゃん良いなぁ
こんな感じで書き始め中
モナー(♀):女学生。監禁されて調教される
ツー(♀):モナーの先輩。モナーを調教する
アヒャ(♂):ツーの兄。調教師。ツーを手伝う
あと、既に調教済みの性奴隷の娘を出して、モナーの調教を手伝わせようかな
どのAAが良いだろう。性別は、女とフタナリとどっちが良いだろう。
そこまで細かくネタ出すんならもういっそのことリレーなんてまだるっこしいことせずに
さっさと書いちゃった方が良くないか
だな、何か問題出てきたら、その場で対処すればいいよ。
580くらいまでにはいけるようにしようぜ
監禁調教物書こうとした者だけど、リレー小説には向いてないって意見が多いようだなぁ
俺のやり方も、拙いっぽいし。
リレーの件は無しにして、勝手にやらせて貰った方が良いか
>>576 ここで聞く前に、そのスレで聞くべき事じゃないか?
その上で、ちゃんと小説の体裁を整えるなら良いと思うが
単にレスをまとめて終わりとかだとダメだろうな
>>576 悪くない案だと思うが、先方へ挨拶したほうがいいと思うぞ
リレーはリレーで純愛系をテーマにやっていけばいいんじゃないか?
リレーよりもむしろ
「一つの設定で皆で話を投下する」
っていう長編AAスレみたいなやり方のほうがやりやすい気がするが
それじゃいつもとかわらないじゃん
いつもと変わらない?
普段なら下手すればパクリ呼ばわりだろ
>>579 こんな感じ?
お題【料理】
「ツーちゃん、今日のご飯はどうだった?」
「あぁ、悪くはなかったな…」
俺はぶっきらぼうに答える。だが、エプロン姿のモナーは満足そうに微笑むと、いそいそと食器を片付け始めた。
俺とモナーは夫婦ではない、アパートの隣人、それだけだ。だが、いつの間にか、モナー押しかけ女房のように食事やらの世話をするようになっていた。
食器を洗うモナーの後ろ姿を、ぼんやりと眺めながら、俺は思い出していた。こうなるきっかけの日、それからの会話で記憶に残っているもの、俺とモナーに関するあらゆることを。
――――――――――――――――
思いついたのここまで
勝手に書いたけど、テーマに沿って色んな人が書くってことでいいよね?
最初のテーマは料理でおk?
おそらく
>>576だと思われる書き込みが該当スレに・・・
本気でやる気なのか?
>>583 いやリレーならそれでいいんだけど
>>579で言いたかったのはなんていうかこう
「既存の作品」でエロ小説書くノリで
↑ここも自分達で書く
「シィのアトリエ」みたいに世界観を共有して、書き手さん達がてんでんばらばらに書くってこと?
むしろ八総
そんなのより既存スレのエロパロ読みてぇ
アテクシのオリジナルを見なさいよ!はもういいラギ
オリジナルが見たくなけりゃ見なけりゃいいんじゃね?
オリジ書いてた人は前からいただろ…
そもそも停滞の打開案練ってたのに「誰かオリジナル設定作って〜」って作品待ちするなら以前との違いはなんだよ
もう全員好きなものを書けばいいジャマイカ
取りあえず全員モコーリして落ち着こうぜ
全員モコーリしたものを抜いて賢者タイムに突入した結果ですね
いきなり失速してしまったようです
オリジナル作品作者サイド 既存の設定だけでは作りにくい・・・ オリジナルの設定を作ったほうが自分の世界を書きやすい それでも結果的には叩かれるのでは・・・
パロ作品作者サイド 既存の設定を使える分枠組みは楽だ、しかし下手に設定を崩せば叩かれる、適当に崩しただけでは本スレに申し訳無い・・・
(例外)
>>588サイド 世界観が掴みにくいから他のスレを参考にしてくれたほうがありがたい、そのほうがイメージしやすい
現状を個人的な解釈で書き出してみた、作者さんも大変なのでしょう・・・
学園内の情事の事情の続きを待ってる俺にも関係ある話ですね。わかります
595 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 18:00:02 ID:T23I6lm4
久々に見たらすごい人が
たまには皆で な
597 :
名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 13:06:30 ID:XGWN1MJ8
きっと職人さんはこのスレがヤボイ事になってるのを知らないんだろうなぁ。
「野暮い」と「ヤバい」をかけているのか?
599 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 16:02:18 ID:Ko4q6cQG
漏 れ が う み だ し た 言 葉 だ。
(ヤボイ)
あっそう。
ageてまで言うことじゃないな。
601 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 12:36:29 ID:rs11oBcM
今、ネタ考えているんだけど、どのカップリングにしようかまよってる・・・・・
ネタ提供、おながいします。(人)
602 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 18:55:31 ID:rs11oBcM
あひゃ×しぃ
素晴らしい自己完結レス
>>601 人にお願いしながら、最後に金玉を晒すなんて、何て失礼な奴
''''二「)
(人)
最近、ageカキコが多いなあ
606 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:31:56 ID:ZpVtYiUT
>>604 それは金玉ではなく手を合わせているのでは。
え、ああ、うん、そうだね、手を合わせてるAAだね。うん。そうだね・・・
ネタにマジr… いやこれは寧ろボケてるのか?
609 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 09:08:54 ID:2+VmyqFs
小説もいいけど・・・・どこかのスレでこれをAAにしてくれんかなー
おっと、123氏の悪口はそこまでだ
611 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 16:43:39 ID:znUIXXjV
612 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 17:30:39 ID:ReP6S1EN
???
613 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 11:51:20 ID:orJA9prn
はじめてですが
虐モラ×しぃを書いてみました
・性別逆転
・純愛系
・プチ虐殺表現(最初だけ)
以上のものが嫌いな人はスルーしてください。(まだ途中です)
614 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 11:51:40 ID:orJA9prn
「ダッコ!!」
虐殺厨を嫌ってるアフォが、虐殺厨のモララーにダッコをねだってる。
なぜかって?だってここはギコがいない町。ダッコをしてくれるAAがいなかったら、
虐殺厨にでも頼むしかない、どうせ殺されることを知らないだろう・・・・。
「いやだ、糞虫の体なぞ触りたくない」
はっきりと言ってやった、アフォはものすごい怒った顔で、こちらを睨む。
「シィイイイ!!シィヲダッコシナイナンテ、モララーノブンザイデ!!」
「コノギャクサツチュウ!!」
「ハハ〜ン ダッコジャナクテ、コウビガイイノ〜」
「ジャ、コウビ〜」
「・・・・・」僕は黙り込んだ、そして、
「ボッ僕は・・・・・・」
しぃの手足をにぎった、そして。
「オンナなんだからなーーーー!!!!」
アフォの手足をちぎった。
「シィィィィィィィィ!!!!!!」
アフォは手足をもぎたてられたショックで死んだ、とどめに頭つぶしてやったぜコンチクショウ
・・・・・・・・・
なんで僕って男にみえるんだろーーー orz
こんな事でめげるなモララー!!きっと露出の高い服を着れば!!胸には自身があるからな!!
テーケテーケテケテケテーテーケテーケテテテ♪
メールの着信音がなる。
「メール?・・・・しぃからだ・・・」
ピッ
(もう飯できたから今すぐ帰ってこーい)
「ナニナニ今日はほうれんそうの炒め物・・コンチクショウ、なんで今日にかぎって嫌いなおかずなんだ」
近くにあった石を拾い、蹴りながら歩いた。ここの町は昼は観光地、夜は静かな酒飲み場。だけどそれは昔の話。
今ではここは、虐殺厨のストレス発散地、昔のキレイな雰囲気はどこかへ消え去った。
だけど、僕はこの町を気に入ってる。僕の大切な友人、同居人、近所の人たち。みんな僕みたいな虐殺厨にやさしくしてくれる。
だけど・・・僕はモララーのくせに女、みんな本当は僕のこと嫌いなのかなぁと思ってしまう。
みんなは気にしてないけど、ときどき不安になってくる、でも、僕が女だったからアイツとつきあえたんだ。
ガチャッ
「ただいまー」
トントンと靴をそろえる、目の前には、僕の大好きなアイツが立っている。
「おかえり、・・・血だらけだぞ早くシャワーあびてこい」
「あいあいさー」
こいつはめずらしい♂のしぃ、僕の家は放火されてなくなったから、いまはここで同居させてもらってる。
僕はしぃが大好きだ、向こうはどう思っているのかわからない、ただの同居人か、友達か、それとも・・・・
「モララーはほうれん草きらいだから、大好きなエビフライと一緒に作ってやったから、ありがたく食えよな」
「は〜い」
しぃの作る料理は最高にうまい、嫌いなほうれんそうもおいしく感じる、エビフライもカリッとしてておいしい。
「あいかわらずしぃの作る料理はウマーだからな〜♪」
「そうか?お前の作るやつもなかなかだけど」
「えーそうかなぁ」
ちょっと照れながら水を飲む、やっぱ異性からほめられるのはうれしいものだ。
「今日の掃除当番モララーだからよろしく」
「ラジャッ」
軽く食器洗いをし、しぃの部屋へ向かう。本棚の隅っこにAVが置いてある
「・・しぃも男だからな〜」
ていうか隠し場所が単純すぎる、もし僕がお母さんだったらどうするんだよww
しぃの部屋は案外キレイだ、きちんと整理整頓されてる。変態で軽い性格のくせに家事的なことだけは得意なんだから。
ま、僕もまじめそうだけど中身はぜんぜんまじめじゃないけどね
わ、ワッフルワッフル!
616 :
名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 22:29:26 ID:bQNShYWN
↑
ちょwww少し期待
毎年この時期になると現れるあの人の作品が楽しみだ。
618 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 23:00:33 ID:d0iVekd+
だれだ?
もう、知ってるコテが消えすぎて悲しい…
チチムスさんとかまだ生きてんの?
☆