ファイアーエムブレム&ティアサガ第25章

このエントリーをはてなブックマークに追加
724外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:39:40 ID:dMhFxLVv
「ちがーう! こえ、おひめしゃまじゃないよぉー」
 おやおや。シルクちゃんには王女様はお姫様に見えないようです。
「ふーむ。シルクちゃんは大きくなったらお姫様になりたいかい?」
「んーん」
 頭を横に振ると、きっちり揃えた前髪がさらさらと揺れます。
 ああ、もう何て可愛いんでしょう。今すぐ抱きついて服を破いてしまいたいです。
でも我慢我慢。
「シルクはねー、シスターになるのー」
「ほう。シスターか」
「そんでねー。おいのりするんだー」
とお祈りの真似をするように両手を胸の前に組む。
「偉いなーシルクちゃんは」
「えらいー?」
「うん。偉い偉い」
 ルドルフに頭を撫でられて、シルクちゃんはえへへと上機嫌で笑顔。
手に触れたシルクちゃんの髪はとってもすべすべで皇帝も上機嫌。
「こんどはねー、これー」
とシルクちゃんは新しい本を持って皇帝に差し出す。
「よんでー」
「うむ」
 シルクちゃんを膝に座らせ、ルドルフはその絵がいっぱいの本を読んでやりました。

      ☆
 女戦士の敗北は悲惨だ。死よりも先にそれに勝る屈辱が与えられる。
 その事実を女は年頃に近付くとすぐに教えられる。……身を守るために。
「今の私があの場にいたら帝国の下衆共をたたき斬ってやるのに。
 今ならその力があるのに」
 そう……
 今なら……
      ☆
 
 そこまで朗読してルドルフはぱたんとページを閉じる。
「あー、シルクちゃん。この本は退屈だから他のになさい」
「えー」
「いい子だろう?」
「はーい」
 あっさりうなずくとシルクちゃんは他の本を持ってくる。前の本よりもまなり薄い。
「よんでー」
「よしよし」

     ☆
 びくびく……
「こんなやつらに……くやしい……! でも……」
     ☆

「はー!」
 すぐさま本を閉じる。どうやらいけない本が混じっていたようだ。きちんと隠していたのに。
「えー。よんでー」
「シ、シルクちゃん。ご本はこれくらいで。おやつにしようか」
「おやつー?」
 シルクちゃんはパッと両手を広げ、
「たべるー」
725外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:40:33 ID:dMhFxLVv
 メイドさんがテーブルの上に置くターキシュ・ ディライトとホットミルクを、
子供用の椅子に座ったシルクちゃんはきゃーと輝く目で見つめる。
 その2歳の女の子を、小さなテーブルを挟んで反対側のルドルフ皇帝が笑って見ている。こちらの飲み物はミルクティー。
 メイドさんがお辞儀して退室すると、シルクちゃんはぱーんと手を合わせ、
「いただきまーしゅ」
「ああ。いただきます」
 ちゃんと作法ができてなんとお利口さんでしょう。
 ちっちゃい手でお菓子を取って、ちっちゃい口に入れてもぐもぐと食べる。
その光景は神秘的ですらあり、ルドルフはお菓子も食べずじっと見入ってしまった。
 あまりにもジーと見つめていたせいか。口をもぐもぐさせ、ごっくんと飲み込んだシルクちゃんは、
手にしたターキシュ・ ディライトの残りを皇帝に差し出す。
「はい、あーん」
「ははは。あーん」
 身を乗り出して、口を大きく開けてルドルフは一口で飲み込んだ。あんまり大きく口を開けるものだから、
シルクちゃんは足をぱたぱたさせてきゃっきゃっと笑う。
「はい、シルクちゃんもあーん」
「あーん」
 シルクちゃんも小さな口を精一杯に大きく広げ、お菓子をいっぱいに頬張る。
「あまーい」
 とってもご満悦な様子。
 それからミルクをごっくんと飲んで、いきなりお話を始める。

「あんねー。このまえぇにゃーにゃーがいたの。
 そんで、にゃーにゃーはにゃーってないたの。にゃーって。
 だーら、シルクもにゃーってないたんだよ。にゃーって。
 そしたら、にゃーにゃーはにゃーってないてどっかいっちゃった。にゃーにゃーって」
 以上、2歳の女の子のお話でした。
「ははは。それはよかったね」

「ごちしょうーさまー」
 甘ーいお菓子を食べて上機嫌のシルクちゃん。皇帝の机の横に積み上げられた箱にととっと駆け寄る。
「なーにー?」
「赤ちゃん遊ぶために用意していたものだよ」
 そこには贈られた品物やルドルフ自身が用意していた玩具が入っている。
「どれ。シルクちゃんが遊ぶものはと」
 その中から一つの箱を開けて、ルドルフは小さな子供用の杖を取り出してやる。
先端の星のマーク☆の付いたピンクの杖。
「あったー!」
とシルクちゃんは声を上げて杖を受け取る。
「ほら。ここを押すと」
 ルドルフが杖の根元のスイッチを入れたやると、先端の☆がぴかっと赤く光って回り、
ぴんぴんぽろりん♪ と音を出す。
 光る。回る。音が出る。魔法のステッキ!(本当に魔法仕掛け)
「きゃー!」
 嬉しそうに魔法のステッキを振り回し、それから音に合わせて腰を振り、何やら歌いだす。
「ぱーわ。ぱわぱわぱーわ、ぱーわー」
726外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:41:34 ID:dMhFxLVv
 ぱわぱわぱーわーと歌って踊るシルクちゃん。あまりの可愛さに無理矢理押し倒して乱暴したくなります。
 でも我慢我慢。
「お上手お上手。それは何と言う歌かな?」
 シルクちゃんはくるっと一回転して、
「おかーしゃんのうたー!」
と言われても皇帝には何の事だか分からない。
「ぱーわ。ぱわぱわぱーわ、ぱーわー」
 光って回って音の出る魔法のステッキを振り回し、シルクちゃんは歌う。お尻を振って体を上下させる。
 と、その動きがぴたっと止まる。
 そして自分で魔法のステッキを箱の中へときっちりと仕舞い込む。後片付けも出来るなんて、
とっても偉い子。
「うむ。それはシルクちゃんにプレゼントしておこう」
 女の子が生まれた場合に用意していたものなので、男のアルバインには不要でしょう。
 もっとも赤ちゃんの為に用意していた物全てがもうすぐ不要になるのだが。
そう思うと胸が締め付けられる
「うん! あいがとー」
 でも笑顔で箱を抱きしめるシルクちゃんを見ていると、過酷な運命も忘れていられる。
アルバインともこうやって共に過ごせたのだろうか。
「ほら。こっちにもあるぞ」
と今度はぬいぐるみを見せてやる。
「あったー!」
 箱をそっと置いて、皇帝が両手に取った二体のぬいぐるみを交互に見つめ、
「こっちがわんわんでー」
と犬のぬいぐるみを指差し、
「こっちがにゃーにゃー」
と猫のぬいぐるみを指差す。
「大正解。よく知ってるね」
「えへへー」
 ルドルフからぬいぐるみを受け取り、シルクちゃんはその二匹をお互いにお腹に噛ませる。
「わんわん。おなかたべろー」と犬の口を猫の腹へ、
「にゃーにゃー。おなかたべるー」と猫の口を犬の腹へ。
 そして一端と離すと、互いに頭をぺたんと下げさせる。
「わんわん。おいちー。
 にゃーにゃー。おにくおいちーねー」
 どうやら犬と猫のお食事のようです。
「はーい。わんわんもー、にゃーにゃーもー、おなかぽんぽーん」
 床にぬいぐるみを置くと、シルクちゃんはルドルフへと向かい、
「こーてー! こーてー!」
「ん?」
 ぴたーと足にしがみつき、真下からえへへーと笑顔を向ける。
 頑丈な金属製の脛当てに覆われた脚にすりすりと頬を寄せる。その冷たく固い感触が気に入ったらしい。
 そうしながら足をもじもじさせ、
「おしっこー!」
 おやおや。どうやらおトイレの時間のようです。
「む」
 皇帝は一瞬、母親かメイドを呼ぼうとしたがやめました。
 せっかくの良い機会です。自分でトイレに行かせましょう。
「よしよし。それじゃあおトイレに行こうか。
 小さなお尻を腕に乗せ、2歳の女の子のおしっこに挑戦。
727外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:42:40 ID:dMhFxLVv
「おっきートイレ!」
 皇帝専用のピカピカトイレにシルクちゃんはご満悦で飛び跳ねます。
 皇帝専用。その名が付くものは通常の1.5倍の性能を誇ります。もちろんこのトイレも。
「はーいシルクちゃん。ぬぎぬぎしましょうね」
 皇帝らしからぬあやすような声で言い、ルドルフははぁはぁと荒い息でシルクちゃんのスカートの端をつかむ。
「ぬぎぬぎかー?」
「うん。おしっこしーしーしないと」
「しーしー!」
 キャーとシルクちゃんは笑い、そのスカートを捲し上げると可愛いクマちゃんの顔が見えました。
「かわいいくまちゃんだねー。はい足あげてー」
「くまー! くまー!」
 歌うように笑い、シルクちゃんは足を上げておパンツを足から脱がされます。
 皇帝は脱がしたパンツをじっと凝視してましたが、
「しっこー」
 シルクちゃんの声で我に戻ります。
「はっ!」
 そして見えました! 2歳の女の子の小さな小さなたて筋が。
「おおっ!」
「なんだー?」
「いやいや」
 動揺を悟られないように皇帝はシルクちゃんを持ち上げ、両脚を開かせて便器に向けます。
小さな丸いお尻はまだ青くて。その青に目を奪われながら、ルドルフは小さな体を支えてやる。
「ほら。しーして」
「しー」
 んーとシルクちゃんがきばると、小さなおまんこからしゃーとおしっこが飛び、放物線を描いて便器に吸い込まれていきました。
「きゃー」
 ぱたぱた足を揺らしながら、シルクちゃんはおしっこを出しながらはしゃぎます。
「あー……」
 そしておしっこが止まると残念そうにしょぼくれてしまいました。これはいけません。
「ほらシルクちゃん。きれいきれいしてあげる」
とルドルフはシルクちゃんを顔の上に持ち上げ、おしっこの滴るおまんこをぺろぺろと舐めてあげました。
「きゃー!」
 あそこをぺちゃぺちゃと舌で舐められ、くすぐったそうに足をばたつかせるシルクちゃん。
その足が顔にぺちぺちと当たりますが、ルドルフは気にせずおまんこを舐めました。
だってシルクちゃんのおまんこはとっても甘くて……滴るおしっこもとっても美味しい!
「はぁはぁ。はい、きれきれいしたよー」
「きゃはー」
 笑顔のまま降ろされ、シルクちゃんは上機嫌で背伸びしてルドルフの腰をぱんぱん叩きます。
頑丈な腰当てをカンカンと小さく鳴らして。
「こーてーもー」
「え?」
「こーてーもー。しっこー」
 どうやらルドルフにもおしっこをしろと言ってるようですよ。
728外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:43:51 ID:dMhFxLVv
「ふむ」
 ちょっと考えたルドルフは、腰当てを外し、ガチャッと降ろしました。そしてチャックを開けて、自らの皇帝ちんこを取り出します。

「アー!!!!!!!!!」

と、どでかい皇帝ちんこを目の当たりにしたシルクちゃんが目を真ん丸くしました。
「なんだそれー!」
「何って……おちんちんだよ」
「おちんちん!」
 精一杯背を伸ばして、シルクちゃんは小さな手で皇帝ちんこを触ります。
小さな指が触れ、どでかいちんこがぷらぷらと揺れました。
「おおう」
 ルドルフも思わず腰を引いてしまいます。
「おひげだー!」
 その根元からびっしり生えた陰毛にも、シルクちゃんは目を輝かせました。
「ん? ああ。ちんちんのお髭だよ」
「おちんちん! おひげーっ!」
 ぱーっと手を伸ばし、シルクちゃんはちんちんを揺らし続けました。
「きゃー。わー。ゆれてるー。ゆーれーてーるー」
「はっはっはっ」
 高笑いしながら、ルドルフは触るに任せていました。今すぐにもちんこを入れたいのを我慢しながら。
 でもいけません。8歳の女の子だってどんなに優しくしても、血がいっぱい出て「痛い痛い」と泣き叫ぶのです。
2歳の女の子に挿入したら死んじゃいます。まして皇帝ちんこは超高性能かつ絶倫なのですから。
 そしてルドルフは全精神力を振り絞って勃起を抑え込んでいました。冷や汗が浮かびます。
「ほら。シルクちゃん。おしっこするからどいてて」
「はーい」
 シルクちゃんが見ている前で、ルドルフはじょーとおしっこ。その膨大な量にシルクちゃんはきゃーとはしゃぎます。
「すごー! すごすごー」
 はぁはぁとおしっこを済ませたルドルフは息を整え、皇帝ちんこをしまって、腰当てを再び装着しました。
シルクちゃんにもパンツをはかせて、手を洗ってから皇帝トイレを出ます。
「それじゃあシルクちゃん。ママと赤ちゃんの所に戻ろうか」
「はーい」
 そしてシルクちゃんを抱っこして授乳室まで戻ります。
「なあシルクちゃん」
「んー?」
「さっきおトイレ行ったことは秘密にしてくれないか」
「ひみつかー?」
「ああ。二人だけの秘密」
「うん。いいよー」
 赤ちゃんの部屋に戻って、降ろしてもらったシルクちゃんは早速母親に駆け寄ります。
「まーま」
 丁度赤ちゃんのオムツを代えてるところで、小さなおちんちんを出していました。
「あらシルク。良い子に遊んでもらった」
「うん。いいこー」
 そしてシルクちゃんは、赤ちゃんのちんちんを指差し、
「おちんちん! こーてーのとちがうー!」
729外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:44:44 ID:dMhFxLVv
「シ、シルク?」
 唖然とする母親に、
「あんねー。シルクねー。こーてーのおちんちんふにふにしたのー。そんでーこーてーはシルクのおしり、ぺろぺろしたんだよ」
 シルクちゃんは笑って説明します。
「こ、皇帝陛下!?」
「あーシルクちゃん。それは秘密にしてくれるんじゃ」
「ひみつってなーにー?」
 ガクッとうな垂れるルドルフ。どうやら「秘密」の意味を知らなかったようです。
「皇帝陛下……」
 白い眼で見られ、皇帝陛下はそそくさと部屋を出て行きました。
「そ、それじゃあアルバインをよろしく」
「うん!」
 シルクちゃんはオムツを代えてもらってご機嫌の赤ちゃんに呼びかけます。
「あーかちゃん。おちんちんふにふにしてあげるねー」

 それからも赤ちゃんはすくすくと成長しました。
 そんなある日。シルクちゃんが3歳の誕生日を目前に控えた日。
「シルク。シルク」
「んー?」
 母親に起こされシルクはぱっちりと眼を開けます。
「なにー?」
「準備しなさい。外に行きますよ」
「おそとー?」
 まだ夜中です。母親は神妙な顔で赤ちゃんのアルバインを抱いていました。
「これからリゲルを出て、ソフィア王国のラムの村にアルバイン様をお連れします」
「んー」
 何だかよく分かりませんが、とにもかくにもシルクちゃんは赤ちゃんを抱えた母親と一緒にリゲル城を出ました。
 暗い夜道をてけてけ歩き、後ろを振り返ると、巨大なお城がそびえ立っています。まるでお化けのように。
 シルクちゃんはゾクゾクと震え、母親の手をしっかりと握りました。

 しかし女手一つで赤ん坊と幼い娘を連れ歩くのは無理だったのでしょう。
 リゲル帝国の国境を超えてソフィア王国に入った所で、母親は幼いシルクをミラの修道院に預けました。
 慈愛と平和の女神ミラ。その修道院なら子供を大切に育ててくれると思ったからです。
「ごめんね。ごめんねシルク」
 抱きついて泣く母親に、シルクは「よしよし」と頭を撫でてやりました。母親がどうして泣くのかさっぱり理解できなかったのです。
 シルクちゃんが母親がいなくなったのに気づいたのは、次の日の事でした。
「ままー。まーまー」
 母親を求めてただ泣くシルクを、修道院のシスターも、ただ抱いて慰めてやることしか出来ませんでした。
 それから母親がどうなったかシルクは知らない。ただ母が向かったというラムの村の名前だけが記憶に残された。
 そして修道院で暮らし、シルクはいつしかシスターの道を歩んでいた。
 可憐な少女に成長したシルクは修道院を出て修行の旅に出る。
 だが時代は戦乱の世。シルクはラムの村近くで盗賊団に捕まり、辱めを受けてしまう。
 そこを助けてもらったのがアルム。ラムの村から来た若者。
 そのままアルムの仲間になったシルクは、常に彼の側にいるようになっていた。
730外伝2歳のシルクSS:2006/12/21(木) 21:45:46 ID:dMhFxLVv
 そして、アルム軍はリゲル帝国まで遠征し、火竜山を降りようとしていた。
 眼科にリゲルの滝が広がっている。その先には要塞があり、リゲル城を守っている。
すなわちリゲルの中枢は目の前であった。
「わー、大きな滝」
 激戦に思いを巡らすアルムを他所に、横に並んで歩くシルクは嬌声を上げている。
遠くに見えるリゲルの滝の光景は確かに美しい。だがアルムにはそれを眺める余裕さえなかった。
「そうだな」
 隣に立つおかっぱの聖女にアルムはホッとさせられ、声をかける。
 小さい頃からしっかりしていた幼馴染のセリカとは違う、保護欲をそそられる少女。
 シルクもまたアルムを見てにこやかに頷く。その腕の十字のアザを見ながら。
(とうとうここまで来てしまった)
 あの日、母親に連れられてリゲルを出た時もこの道は通ったはずだ。だがそこまでは覚えていない。
覚えているのは赤ん坊の腕にある十字のアザ。
 そして火竜山を降りたアルム軍はそこで一端停止する。疲れを取り、今後の激戦に備える為だ。
 全軍に指示を飛ばし、自らもようやく休憩を取るアルム。そこにシルクがお昼ごはんのサンドイッチを持ってくる。
「ぱにーに! アルム様ぱにーにですよぱにーに」
「あぁ、ぱにーにだ、よかったねシルク」
「はいっ」
 アルムとシルクは二人座ってサンドイッチを食べた。

(おしまい)
731外伝 ◆9QlRx9nooI :2006/12/21(木) 21:49:59 ID:dMhFxLVv
ますは幼女に感謝。2歳の女の子ってけっこうしゃべるもんですね。
おまんこは小さくてやっぱり入らないと判断しました。

シルクがアルムの乳母の娘というのは小説版の設定です。
こんな展開も考えてました。

セリカ「見つけた……シルク」
シルク「さっきから、います」
セリカ「どうしてあなたは……私の大切なものを奪おうとするの?」
シルク「……分かりません、そんなの」
セリカ「ずるいよね……ずるいよね……? ずっと、ただのシスターだって言ってたくせに……」
シルク「……」
セリカ「私なんかより、10年以上も後から割り込んできたくせに……」
シルク「……」
セリカ「ほんのつい最近、ちょっと気が変わっただけなのにぃ!」
シルク「っ!」
セリカ「いらない……あなたが一番いらない!」
シルク「更迭だ!」

没です。
732名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 22:19:16 ID:f3XweIr4
外伝氏これでエロパロ書いてくれ。
http://www.youtube.com/watch?v=Q-bVFjyMpmg&mode=related&search=
733名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 22:21:51 ID:T7MUKQDv
外伝(ゲームの)作品、久しぶりだ…嬉しいな。
734名無しさん@ピンキー:2006/12/21(木) 23:06:40 ID:n9D6VpZd
乙彼!
ょぅι゙ょシルクたん(;´Д`)ハァハァ
って、いくらなんでも幼女過ぎwww

>>718
了解。

このスレでの、外伝 ◆9QlRx9nooIへの、一方的な思い込みからの非難、悪言罵言の書き込みについて、
スレッド住人の一人として、外伝氏に謝罪いたします。
それらは、あるものは誤解から、あるものは嫉妬からの、認識不足または一過性の感情によるもので、
職人のご気分を害するほどの価値があるレスsではない、と思います。
聖なる泉の水に流し、素晴らしきそして有り難き作品の数々をご披露くださることを望みます。
735名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 00:21:58 ID:nfA3rnjn
ちょっと前の「猟奇を始めから期待した人に誤解を与える」
って書き込みの通り
「件の2作品には【猟奇エロ】は無いから、それをほのめかす表記は避けてくれ」
という単純な話だったらここまでこじれなかったのになあ。

まあとにかく解決したようで良かった
736名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 00:24:43 ID:nfA3rnjn
あ、すまん。
書き込む気なかったのに送信されてしまった。
変なこと書いてしまってごめん。
737名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 00:27:42 ID:Dz7MH/qj
もうすぐ圧縮の季節。
まさかとは思うけど、ここ使い切る前に新スレ落ちたりしない……よね?
738名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 00:49:44 ID:t/zAyJIe
何故>>724の「本」に誰も突っ込まないw
739名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 06:40:44 ID:YzweeA4a
埋めついでにカキコ、
もうすぐVCで紋章がダウンロードできるので
それにあわせて

チェイニー(変身済み)×パオラ×カチュアもの

一応和姦姉妹丼のつもり・・
自分はストーリー物かけないんで
ほとんどエロシチュですけどよければどうぞ
740名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 06:41:58 ID:YzweeA4a
英雄戦争も終わり
アリティア騎士団以下面々も各地の復興のために帰国の準備を進めているところ・・

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「えっ、俺に頼み事?いいよ話して」
チェイニーが聞き直すと
カチュアは顔を真っ赤にしながら耳元でささやいた。
「えっ、そんなこと?いいの、変身したって
変わるには外見だけで中身は俺自身だよ?」
カチュアは悩んでいるようだったが数秒考えたうちにうなずいた、
そこへパオラがこちらも悩みながら二人の前に現れた。

「えっ、カチュアもチェイニーに頼み事・・珍しいわね」
「姉さんこそ」
「えっ、パオラも俺に頼み事?二人して珍しいなあ」
パオラにも理由を尋ねるとカチュアとはほぼ同じ理由のようだ。

「ええ?姉さんもなの」
「カチュアも?」
「本当は本人に言うつもりだったけど、あの方たちの幸せそうな姿を
みているとどうしても切り出せなくて・・」
「私も・・あの子の幸せそうな姿を見ていると・・」
「わかったわかった、二人とも面倒みてあげるよ
でも国に帰るまであんまり時間がないから
二人同時でいいかい?」
「姉さんと!?」
「あら・・」
二人ともかなり悩んだ様子だったが、
これを逃すとチャンスはないということで了解を得たようだった。

「じゃあ早速宿に行こう、
実はちょっと疲れるんだけど、二人別々の姿を見せることができるから
安心していいよ」
そう聞いて二人は心底ほっとしたたようだった。
741名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 06:42:29 ID:YzweeA4a
・・・・

宿の湯浴みから二人が上がってくると、そこには変身したチェイニーがいた。
(ああ・・マルス様・・)
(アベル・・)
二人とも感極まりない様子で顔を紅潮させている。
(竜族の力でそう見せてるだけなんだけど、
 本人たちが喜んでくれてるならそれでいいか)

「早速ですまないんだけど二人とも横になってくれるかな
できればお尻をこちらに向けて」
二人はおずおずとしながらもお尻をチェイニーの方に向け始めた
肉付がよく豊満というにふさわしいパオラと
スレンダーで小ぶりながら所々引き締まったカチュアのお尻は見るものを感嘆させるに十分だった。
チェイニーは二人の下着を下ろすと、女性器を愛撫し始めた。
「えっ、ひゃ・・」
「んっ・・」
二人は驚いた様子だったが、かまわずチェイニーは続けた。

「もう一度すまないんだけどこれ舐めてもらえるかな」
チェイニーはズボンを下ろすと、そこには半勃起した男性器がそそり立っていた。
二人とも最初は驚いた様子だったが、
先にパオラが舐め始めると、カチュアも意を決したように舐め始めた。
(アベルの大きい・・)
「れろ・・ちろちろ・・ちゅぱ」
(これがマルス様の・・)
「ちゅぱ・・ん・・ちゅ・・ん」
二人ともフェラの知識は皆無に近かったが
最愛の人への思いだろう舐める舌の動きには力が入っていた。

「ちゅうう・・ん、・・んちゅ・・んんっ」
「あっ・・うん・・ちゅ・・ちゅ・・れろ」
お互いの舌と舌が絡み合って、テクニックが無いながらも、
ピンポイントでつぼをついてくる、
指と指も絡み合い根っこのところにじわじわと刺激が加えられていく。
なれていないながらもパオラがカチュアに指示を出し、
性器の全面を丹念に責めていく、
パオラが玉袋・・カチュアがカリ首を舐め、
戦場で見せるそれと同じで姉妹のコンビネーションは格別であった。
次第に男性器は硬さを増していき見事な隆々とした男根となった。
そして二人とも男性器を舐めるという行為と、
チェイニーの愛撫により興奮したのだろうか。
次第にあえぎ声が混じってきた。
742名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 06:43:30 ID:YzweeA4a
(そろそろいいかな・・)
チェイニーは体制を反転させると、パオラの秘所にあてがおうとした。
「カチュアはこっちね」
そういうとチェイニーはカチュアの秘所を舌で舐め始めた。
初めての行為に、パオラも挿入に戸惑っているようだったが、
じりじりと男性器が近づいてくるのを見て、
意を決したように奥まで貫いた。
(っ・・ん・・これがアベルの・・すごい)
痛みはあるようだったが
擬似とはいえ最愛の人のものを受け止めた高揚感が上回っているようだった、
一方カチュアは、今まで誰も触れさせたことの無いようなところを、
先ほどの指に続いて、舌で責められていることに異様な興奮を覚えていた。
(ああ・・マルス様・・私のそんなところを・・)
「んっ・・んっ・あっ・・ああ・・ん」
「ひゃっ・・ん・・ん・・んんん・・ああ・・」
カチュアとパオラはお互い対面にいることもあり、
お互いの姿を見て興奮してきたようであった。
「姉さんすごい・・んっ・・あっ・・ああ」
「カチュアも・・人のこと・・んっ・・ん・・ん」

二人はキスを交わし、
次第にその快楽に酔っていったようであった。
狭い部屋の中で響くクチュクチュというお互いの口をむさぼる音と、
チェイニーのカチュアへの愛撫・・そしてパオラへの挿入音が重なって、
甘美な音とにおいが充満していた。
次第にパオラもなれてきた様であり、
ゆっくりとであるが自らも腰を降り始めた。
「んっ・・いい・・いっ・・ん・・」
「んっ・・姉さん私が気持ちよくしてあげるね」

そう言うと、ゆっくりカチュアはパオラの豊満な胸をもみ始めた。
口、胸、性器・・すべてのところを責められたパオラは、
腰の動きを早めて絶頂への快感をむさぼろうとしているようだった。
パオラは騎乗の扱いは長けているらしく、
とても処女とは思えない動きでチェイニーを翻弄していった。
リズミカルに縦横に腰を振る動きで、
パオラの白い豊かなバストも左右上下に揺れる、
とても戦場で戦っているときのおとしやかで華麗な戦いとは、
そぐわぬパオラの乱れようであった。
時折鼻の奥に入る、カチュアの甘い女性器の匂いも興奮を増大させているようで、
さすがにチェイニーも絶頂に達しそうだった。
「パオラ・・いくよ・・うっ・・」
(あっ・・アベルの子種が私の中に・・入ってくる・・ああ・・)
パオラは自分の子宮内の入ってくる精液によって、
軽い絶頂状態に達したようだった、
それによる締め付けはすざましく空っぽになるかのごとく精液を膣内に注ぎ込んだ。
ドクドクと波打つそれはパオラの膣を満杯にしただけでは収まらず
抜いても射精し続けパオラの白いお腹を精液で汚していった。
743名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 06:44:28 ID:YzweeA4a
・・・・

「次はカチュアの番だよ、どうする?」
「え・・でも・・わたしどうしたらいいか・・」
カチュアは目の前での姉パオラの乱れようと、自分の中に男性器が入るという恐怖から、
混乱しているようだった。

「カチュア・・あなたの目の前に写っているのが、誰かはわからないけど
あなたの愛した最愛の人でしょ・・ちゃんと受け入れて上げなさいな」
そうパオラはカチュアの耳元でささやいて、
妹の唇に軽くキスをすると、
胸をもみながら・・もう片腕で女性器を軽く愛撫し始めた。
「やっ、姉さん・・そこはだめ・・」
パオラの手つきは女性の弱いつぼを心得てるらしく、
中をじらすようにこねこねと、性器の外部を愛撫していく、
太ももに舌を這わせ、胸の中心部からゆっくりとこねくり回す、
時には耳を噛み、優しく髪をなでる。

そうしてるうちにカチュアの目は、すぐさまにとろんとした目つきに変わっていった。
自ら性器から溢れてきた精液を垂らしながら
実の姉妹を愛撫するという行為は、背徳的な行為を連想させ、
一度あれだけの精液を放った男性器を、再び脈打つ男根と変えるのには、
十分な要素だった。
「じゃあ・・カチュアいくよ」
「んっ・・」
パオラの愛撫によって心理的余裕ができたのか、
以外とすんなり受けいることができた。
(ああ・・マルス様・・)
カチュアは意中の男性の名前を心の中でつぶやくと、
痛みをこらえ・・うぶな動きながらも腰を動かし始めた。
744名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 06:44:59 ID:YzweeA4a
「つう・・これが男の人の・・何だけ変な感じ・・」
先ほどとは違いゆっくりとした腰の動きに、
チェイニーも余裕が出てきたらしく。
「パオラここを口で攻めてあげてよ」
チェイニーの指示を聞くと、パオラはカチュアの充血してきたクリトリスを、
やさしく愛でるように舐めはじめた。
ゆっくり皮を剥ぐと、敏感な部分にちょんちょんと舌を這わせていく。
カチュアの顔に自ら性器を押し付け、
時には激しく、緩急を交えながらゆっくりと快感の波をひろべるべく愛撫していった。

「ちょっと・・ねえ・・さん・・そこは・・だめ・・」
さすがのカチュアも指による責めはともかく、
舌技による刺激は想像していなかったらしく、
パオラが一舐め一舐めするたびに男性器に締りが増大していった。
ぎゅうぎゅうと中から誘い込むように膣内が収束する。
「そんな・・二人とも・・ん・・あっ・・ああ・・」

カチュアは最愛の人の幻影と、
自らの姉であり心からすべてを受けいれられるパオラからの責めに、
喘ぎ声も潤いも感じさせる響きになっていた。
「んっ・・だめ・・わたしおかしくなっちゃいそう・・」
こうなれば普段の冷静沈着なカチュアの姿からは想像できないほど、
自ら腰激しくふり、自ら中に子種を受け入れようとする行為は、
見ているものを昂揚させるに十分だった。
カチュアが腰を振るたびに、ピストン運動のスピードの激しさも増していく、
二人ともそろそろ限界が近いようで、
肉と肉がぶつかり合うクチュクチュという音も最高潮になっていた。

「カチュア・・そろそろいくよ・・!」
「ああ・・わたしの膣に注いでください・・子種を・・ああっ」
ビクン、ビクンとなるたびに放出された精液は、
瞬く間にカチュアの膣を侵していき次第に、膣口からたれるピンクがかかった精液が、
カチュアの足にねっとりと絡んでいった。
(これが・・マルス・・様の・・ああっ・・)
どこかで偽とはわかりつつも最愛の人のものを受け入れたという感覚は、
カチュアに満足感をもたらしたようであった。

(さすがに・・変身しながら・・二人の相手をすると・・もたない・・な・・)
そう心の中で思うとチェイニーはぐったりとその場に倒れこんだ。
745名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 06:45:31 ID:YzweeA4a
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

数十分後チェイニーはまだ眠っている二人に毛布をかけてあげると、
一人岐路につく準備をはじめた。
そして出かける寸前、
再度二人の顔を見ると吹っ切れたようなやさしい寝顔を見ることができた。
(へえ・・こんな能力でも役に立つことがあるんだね)
依然マルスに行ったいたずらを回想しつつ、チェイニーは苦笑した。

(さて・・そろそろいかないとガトーに怒られちまうな)
暗黒竜を倒し平和になった世界での竜族の生き方を話し合う予定だったのだが。

(こういう風に協力し合えるなら以外と悪くないかもしれないね)
そう思うとチェイニーは満足げに旅路の岐路についた。
746名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 06:50:36 ID:YzweeA4a
お終い

エストも書きたかったけど話の展開上没に
チェイニーの変身とか突込みどころはいろいろあるけど
単純に姉妹丼を書きたかっただけなんで勘弁してください
747名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 08:40:39 ID:gggXKiS7
キターーーー!!!11
GJ
748外伝 ◆9QlRx9nooI :2006/12/23(土) 19:16:39 ID:Ned4Bi3c
姉妹丼GJです!チャイニー幸せ者

蒼炎アイク×タニスを投下します
749蒼炎アイク×タニス:2006/12/23(土) 19:18:14 ID:Ned4Bi3c
「ではタニス。空の敵は任せていいか」
「うむ。神使親衛隊の名に恥じぬ戦いをお目にかけよう」
 アイクがクリミア再興軍の正式な将軍となって初戦の前。デイン国境を目前にして、
新たに軍に加わったタニスと念入りに軍議を行っていた。
といってもタニスから一方的に進言し、アイクは相槌を打つだけである。彼女の提案には口を挟む余地などなかった。
 女性ながらいかにも軍人といった厳格な態度のタニスに、アイクもこと戦闘に関しては全て任せようと思うようになっていた。
ティアマトとはまた別の意味で頼りになる。
「ときにアイク将軍」
 二人だけの軍議も終わり、唐突にタニスが話題を変えてくる。
「お腹は空かぬか」
「は?」
「腹は減っていないかと聞いている。腹が減っては戦も出来ぬというからな」
「あ、ああ。ちょっと小腹が空いたかな」
 今は夜中だ。誰か呼んで作ってもらう、というのも気が引ける。
「ふむ。しばし待て」
 言うと野営地の天幕を抜けて、タニスは出て行った。
「……。何か作ってくれるのか?」
 見るからに堅気の軍人という気質のタニス。さて彼女の腕前はいかほどのものかと待っていると。

「この馬鹿者がーっ! 兵糧に手を出すとは何事かっ!!!」

 どか! ばき! バキバキ!! グサ! ザクザク!!

 ……
 遠くから怒鳴る声と何やら剣呑な物音が聞こえてくる。
「……」
 戦場でよく聞く音だ。アイクは人知らず蒼ざめていた。
「待たせたな」
 そして戻ってきたタニスは、皿の上に玉子と殻を乗せていた。一応火を通したのかこんがり焼けている。
「ええっと。それは」
「玉子料理だ。見て分からぬか」
「分からない」
 正直にアイク。そして彼女のもう片手に握っているソニックソードを指差す。
「それは?」
「これか」
 その剣は血で濡れていた。
「兵糧に手を出してガツガツ食べている不届き者がいたのでな。成敗して埋めてきた」
「あー……それはひょっとして魔道士の少女では?」
「うむ。そんな成りをしていたか。案ずるな。次は舌を引っこ抜く」
「は、はは……」
 次、ということは生きてはいるのだろう。
「さあ。食べろ」
 机にお皿を差し出して、タニスは剣を拭いた鞘にしまう。
 アイクはごくっと喉を鳴らして、皿の上の物体を見下ろした。
「玉子を食べさせたいのか、殻を食べさせたいのか、どっちだ」
「む」
 タニスは眉をひそめて、アイクと玉子を見比べ、
「これでは不満か」
「いや、その……もういい」
 やけになって食べてみる。だって男の子だもん。
750蒼炎アイク×タニス:2006/12/23(土) 19:19:34 ID:Ned4Bi3c
 口に入れてみると案外美味しい……とうこともなく、アイクは口の中でガツガツと玉子の殻を噛み砕いた。そして胃に放り込む。
「どうだ」
「不味い」
 ごっくんと飲み込んで、正直にアイク。それでも顔は平然としたまま。いや今にも吐き出しそうなのを必死に我慢しているのだ。
「そうか。面目ない。神使様よりアイク将軍の力になるようにと勅命を賜ったのに」
「いや……。あんたの役割は戦う事だろ?」
「それでは駄目だ」
「ダメ?」
「使命は果たせなければならない」
 タニスはすっと毅然とした眼差しでアイクを見据え、
「どうすれば、私はアイク将軍の力になれる」
「いや、だから……一緒に戦ってくれればそれでいい」
「戦闘以外では私は不要だと?」
 そうだ、と言おうとしてアイクは踏みとどまった。
「ソンナ、コトハ、ナイ」
「本当か!?」
 くわっとタニスの目が見開く。戦場で突撃の号令を降すように気合が入っていた。
「それで、私は何をすればいい」
「何って……」
「あいにくとこういうのは不得手なのだ。教えて頂けるとありがたい」
「うむ……」
 どうにも困った表情でアイクは天幕の奥を見る。立ち上がって薄い布を開けると、

「あ、あの……。きょ、今日は、しないの…?」

 赤い顔で妹のミストが簡易ベッドに座っていた。
「きょ、今日はいい」
 つーと額から冷や汗が流れた。そしてミストをお姫さま抱っこして天幕の外に放り出す。
「ふえーん。お兄ちゃんのばかー。浮気者ーっ」
「こら。誤解されるようなことを言うんじゃない。ただ交尾してるだけじゃないか」
「お兄ちゃんのちんこほしいのに」
 とりあえずまだ不平を言う妹を追い返し、アイクはふーと額の汗を拭った。
 平然と一部始終を見ていたタニスは、
「ふむ。アイク将軍はああいうのが好みか」
 うんうんと頷く、両手を開き、アイクに呼びかける。

「さあ来い。抱きしめてやるぞ」

 アイクは目を細めてタニスを見て、
「鎧のままで?」
「これは失礼」
 手馴れた仕草でカチャカチャと鎧を外す。ファルコンナイトの装甲は薄い。
すぐに鎧を外し、ついでに下のシャツまでがばっと脱いだ。
「ぬっ」
 思わずアイクは目を見張る。下着は身に着けていなかった。
 そして上を向いてぴんと張った乳房が露になる。ティアマトよりは小さく、ミストより大きい程よいサイズ。
「さあ来い。抱きしめてやるぞ」
 上半身を裸にして、再び同じ台詞。平然としたままで。
751蒼炎アイク×タニス:2006/12/23(土) 19:20:55 ID:Ned4Bi3c
「えーと……」
 いいんだよな、とアイクが一歩進むと―
 間合いに入った途端、むぎゅっと頭をつかまれ、そして胸に押し付けられる。
「おわっ」
 むにゅーと柔らかい感触が頬に触れ、アイクは紅くなった。だが当にタニスはいつもの毅然とした表情で、アイクの顔を胸でぱふぱふする。
 張りのある乳房は触れてみると弾力があり、むにっと形を変えてアイクの顔に柔らかい感触を与えた。挟むほどではないが。
「うっぷ。もういい。もういい」
 胸の海で溺れそうになり、アイクはハァハァと顔を上げる。
「どうした。真っ赤になってるぞ」
「そ、そりゃなるよ」
「うむ。うむ」
 何やら納得してタニスは何度も頷く。
「そえれで。これからどうするのだ?」
「は?」
「アイク将軍はどうしたい?」
と言われ、アイクは半裸のタニスを凝視する。
 よく鍛えられ引き締まったタニスの均整の取れた肢体。だが女性らしいふくよかさもちゃんと残している。
「その……寝てくれるってことか?」
「寝る? アイク将軍は私に添い寝しろと?」
「ああ。いや」
 どうも会話がかみ合わない。
「裸になって。ベッドで寝てくれ」
「承知した」
 あっさりと頷き、タニスは下も脱ぎ始める。

 安作りの簡易ベッドがギシギシと揺れる。二人も乗ったのだから当然だろう。
 ギシギシ、のあとはアンアンと続くものだが声は出ない。
 裸になってベッドに横になったタニスの上に、同じく裸になったアイクが覆い被さるように抱きつく。
そして上から乳房に指を食い込ませて揉み、口で乳首を吸っていた。
「……」
 だがタニスはぎゅっと眉をひそめただけで、いつもの厳しい眼差しでアイクの頭を見下ろしたまま。
「なあ。感じてるのか?」
 アイクが乳首から顔を上げる。その乳首はピンと勃起しているから、感じてはいるのだろう。
「うむ。こうしているとなんだか心地良い」
「だったら少しぐらい喘ぐとか」
「喘ぐ?」
「あんあんとか」
「あんあん(棒読み)」
「もういい」
 棒読みに逆に萎え、アイクは顔をタニスの口に寄せた。彼女の頬はまだ紅くない。
「キスしていいか?」
「どうぞ」
 あっさりと言われ、アイクはちゅっと口にキスする。彼女の唇はとても甘かった。
「いつも、こういうことしてるのか?」
 平然としているタニスに聞くと、彼女はふむと考え込み、
「隊の部下にせがまれてよくこうやって裸で抱き合うが。これも部下を安心させる為の上司の務めだ」
「隊の部下って……女ばかりだよな?」
752蒼炎アイク×タニス:2006/12/23(土) 19:22:27 ID:Ned4Bi3c
「そうだが」
「その……男とは?」
「アイク将軍が始めてだ」
「むっ」
 急に責任重大と感じ、アイクは気を引き締める。男のよさを教えてやらねば。
 顔を下げ、彼女の股間に目を移す。びっしりと陰毛が隠した花園。
 その股間に顔を埋めると、ふさふさと陰毛の感触がした。
「そのような所……汚くはないか」
 相変わらず冷静にタニスが言う。
「汚くなんかないよ。脚開いて」
 素直に脚を開くタニス。その中央、ちゅっと陰毛の奥の割れ目にキスするが、ビクッとも揺れない。
 舌を伸ばすして、割れ目をなぞると、毛のふさふさした感触と、熱い肉の味がした。
そして愛液のじゅっと濡れた味。
(濡れてはいるんだな)
 体は感じているが、全く態度で示さないタニスに半ば感心し、それならもっと感じさせてやると秘所に舌を走らせた。

 ちゅちゅっ……じゅるじゅる…

 唇が割れ目を這う度に愛液が噴き出し、淫らな音が響く。
 だがタニスは息一つ乱さない。
 仕方無しにアイクは顔を挙げ、タニスの顔を見ると、彼女は素知らぬ表情で上を見据えていた。
「ん? もう終わったか」
「いや。まだだ」
 アイクの腰のイチモツはビンビンに上を向いていた。
 タニスはそれを「ほほう」と眺め、そして不意に手で包んでくる。
「おおっ?」
 掴まれアイクの腰がびくんっと震えた。
「これが……男のもの。ふむ。こうなるのか」
 手の中で揺れるイチモツが面白いのか、そんな呟きを漏らす。
「は、離してくれないか。大事なものなんだ」
「これは失礼した。無礼をお許しいただきたい」
 タニスが手を離すと、イチモツはビクンビクンと大きく飛び跳ねる。
「これをタニスの中に入れるぞ。いいか」
「どうぞ」
「妊娠するかもしれないんだぞ!?」
「妊娠したまま戦う女も珍しくはない」
「いや、そうじゃなくて……」
 ハァと溜息をついて、アイクはよいしょっとタニスの開いたままの腰に自らの腰を挟ませた。
イチモツの先端が彼女の陰毛に触れ、ふさふさした感触がする。
「いいんだな」
「よいと言っている」

 ずっ、と腰を進めた途端、固いような柔らかいような肉の壁が先端に触れた。
「くっ」
 歯を食い縛り、ギギリと肉壁を突き破ると、赤い血が一筋流れる。
「んっ」
 未知の痛み、そして快楽にわずかにタニスの声が漏れた。だがそれだけ。
「うおおおっ!」
 だが一方のアイクは、下半身から溢れる快楽にたちまち翻弄され、頭が真っ白になった。
 イチモツを一気に埋め、ギチギチと膣肉に絞められ、思わず達してしまう。
753蒼炎アイク×タニス:2006/12/23(土) 19:24:21 ID:Ned4Bi3c
 どくっ……どぴゅどぴゅどぴゅ〜……ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜

 白濁液がとろっと結合部から流れる。膣内にはもっと溢れ、子宮目指して流れ込んでいった。
「はぁ……はぁ」
 モノを引き抜き、アイクはがくっとタニスの上に倒れ込む。そのアイクの頭に手を回し、タニスはよしよしと撫でてやった。
「なあ」
 体の下にタニスの柔らかい体を感じ、アイクは射精と絶頂感に浸りながら聞いてみる。
「どうだった。俺に抱かれるのは」
「うむ。気持ちよかったぞ」
「本当に?」
「本当だ」
 ハァと溜息をつくアイクの頭を撫でながら、タニスはうむうむと何度も頷いた。
 股間からは血と精液が流れていた。

(おしまい)
754名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 21:02:54 ID:Us6JAqTf
チェイニーです…
今朝は二人の姉妹に搾り取られました…
正直腰が痛いとです…

チェイニーです…
その後名前をチャイニーにされました…
中華ですか…

チャイニーです…
チャイニーです…
チャイニーです…
755名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 21:55:39 ID:YzweeA4a

蒼炎好きなだけに
増えてくるとやっぱり嬉しいな
756名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 22:26:54 ID:J0wORkcd
>>748
外伝氏GJ!
最後まで反応に乏しいタニスがなんとなくらしいと思った。
それよりミストと日頃なにやってんだ!(笑)>アイク
757名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 22:39:11 ID:+XrTa7ef
>>739
GJ! 懐かしいな、wii欲しくなってきたー

>>748
外伝さんGJ。テンポの良さと小ネタがいいですね
758名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 23:05:44 ID:asp+gtQN
>「さあ来い。抱きしめてやるぞ」

素クールの匂いがした
759名無しさん@ピンキー:2006/12/25(月) 21:06:00 ID:4ikqtJIB
「あんあん(棒読み)」コーヒー噴いたwwwwwww
760人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/12/27(水) 20:31:53 ID:X109Mjoi
陣内マジむかつく
俺も紀香と結婚したいよ
761人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/12/27(水) 20:34:18 ID:X109Mjoi
うげっ・・・・・・!!!
どこに誤爆してんだ俺orz
762 ◆Z9Z6Kjg2yY :2006/12/27(水) 21:37:33 ID:uG6r4B2o
まあ落ち着いて
763名無しさん@ピンキー:2006/12/27(水) 21:39:13 ID:XD3k2FmO
フュリーがノイッシュ・アレク・アーダンと乱交しまくるSSが読みたいな
シルヴィアに「あの女邪魔だから犯っちゃってよ」と頼まれるも、フュリーは好みじゃないから気が進まないアレク
そこで前々からフュリーを可愛いと言っていたノイッシュとアーダンと手を組んでフュリーを罠に嵌める
最初はレヴィンに操を立てるつもりだったフュリーだけど3人との行為に夢中になっていく
みたいな。
頭の中では妄想してるんだけどSSにならねぇ(;´Д`)

>だみゃ〜ん氏
ワロスwwwwwwwwwww
だみゃ〜ん氏の好みは紀香だったかwwwwwwwww
764名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 13:31:34 ID:zINOwF0Z
>>763
俺はむしろどこに投下するつもりだったのかの方が気になるw
765名無しさん@ピンキー:2006/12/28(木) 17:50:08 ID:+hqwciHH
>>763
テラカオスw
766人造人間だみゃ〜ん ◆.lt5gYzbQ. :2006/12/30(土) 15:49:38 ID:dhScR3iu
埋めネタ

ジュリアン「なあ レナさん! 早く逃げねえと 本当にやべえぜ。麓には、アリティアの騎士団が来てるっていうし、今がチャンスなんだ。もう少しの辛抱だから、頑張ってくれよ!」
レナ「ごめんなさい・・・・・・。でも、大事な極太張型を置いてきてしまったの。あれを取り戻さないと・・・・・・
ジュリアン「そ、そんな物、どうでもいいから、早く逃げるんだ!」
レナ「だって、あなたと同じサイズなのよ?」
ジュリアン「黙れ雌豚!」

シーダ「剣士ナバール!あなたほどの方が、どうしてこんな山賊たちの用心棒をしているの?」
ナバール「・・・!?何だお前は?女や子供に用はない。さっさと立ち去れ!」
シーダ「お願いです。無意味な戦いはやめて・・・どうか私たちに力を貸してください。もし、それがダメなら、この張型で私を好きなようにして!」
ナバール「黙れ雌豚」
ナバールが 仲間に 加わった!
767名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 16:47:45 ID:l7TEwLY9
「黙れ雌豚」 の元ネタというか元祖は何だろう?
768名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 16:48:40 ID:l7TEwLY9
誤爆した
まぁいいや
769名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 19:10:48 ID:k8P+XHbU
誤爆なのかよ
7703日目夕方 ?/12:2006/12/30(土) 20:38:02 ID:fBJpbl6e
「そう言えば……ファの名前って、本当の名前なの?」
 裸で抱き合ったまま、ロイは腕の中の幼女に問いかけた。竜族の少女はきょとんと大きな瞳でロイを見上げた
が、すぐに笑顔で答えた。
「うーんとね、本当はね、もっとながーい名前なの。でも長すぎるから、最初のところだけとってファなの」
「そうなんだ……どんな意味なのかな……」
「えっとね、『しんじつの音』なんだって」
「真実の…音?」
 ファの紫色の髪を優しく撫でていたロイは、ちょっと意外な答えに手を止めた。ファは「そうだよ」とやや得
意げにうなずいて見せる。
「えっとね、ずーっと昔にね、ある『さっきょくか』さんが、『真実の音』を探して音楽をつくってたの。出だしから
すごくおっきな音だしてね、『これが真実の音だよね?』って問いかけてるの」
「……………………」
「でもね、『ちがう、そんなんじゃないよ!』って言われちゃうの。それでね、ぼんやりしながら考えてたら、
『だいさんがくしょう』の最後で『お? ひょっとして!』ってヒントを見つけたんだよ」
「だ、第三楽章……って……?」
「そしてね、『おーっ!!』ってかんじでどーんと思いをめぐらせるのが『だいよんがくしょう』の最初なんだよ。
それから『これだろ?』とか『これだ!』ってどんどん『真実の音』を鳴らすんだけど、『まだまだ』『おしい』
『ちがーう』とか言われるの!」
「言われるって……誰に?」
「で、そーやってるうちに、おや? ってある音の並びを見つけたんだよ。まだ自信がないから、はじめはおそる
おそるコントラバスでこっそり弾いてみたの。で、大丈夫みたいだから、バイオリンでも弾いてみたの! 『お、
もしかしてこれが?! 』『キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!! 』ってついに『真実の音』を見つけたの!
『真実の音』っていうのは、『ファ』だったんだよ!」
 ファが嬉々として語る物語に、ロイは固唾を飲んで聞き入るしかない。
「これなら大丈夫だってことになって、オケのみんなでテーマをひいてみたの。それが、ファの本当の名前の、

『ファファソララソファミ レレミファファーミミ ファファソララソファソミ レレミファミーレレー』

だったの! ファの名前の意味、わかった?」
「…………………………う、うん…………」
「でもね、ちょっと待ったーっ、まだ何か足りないよーって、バリトンの人がとめたの。だから、楽器だけじゃ
『真実の音』は表現できないんじゃないかって考えて、男の人のコーラスを加えてみたの! 『フロイデ!
(サイコー!)』って呼びかけるバリトンさんに、『フロイデ!(サイコー!)』って男の人みんなで返事したの。
そしたら、バリトンさんはさっきよりもおっきく「フローーーーーーーイデ(超サイコーーーー!)」って返してく
れたんだよ! アルトさんや、ソプラノさんもいっしょになって、みーんな楽しく大合唱!
『真実の音』がついに見つかったんだよ! 」
「………………そ、そう、なの…………」
 ロイはファの勢いに呑まれ、弱々しく相槌を打つ。そんなロイの態度に、ファはむーっと眉をひそめた。
「……ロイお兄ちゃん、ファのお話、ぜんぜんわかんなかったでしょ」
「………………い、いや、そんなこと……」
「もー。あしたの夜は、『うたがっせん』なんて見ないで『きょういく』見てよ! 約束だよ!」


 3日目夜の執筆にようやくとりかかることができたものの遅々として進まずむしゃむしゃして書きました。
 内容についてはあまり深く突っ込まないでください。あと元日になったら忘れてください。
771名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 23:08:16 ID:WFRUxYKk
お二方に送る言葉

ネ申

もはやこれしかいえないですよ…
772名無しさん@ピンキー:2006/12/30(土) 23:22:53 ID:F8mAbASe
>>770
第9かよw
773名無しさん@ピンキー
病室には妹の苦しそうな吐息と咳の音だけが響いている。
妹の白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏
なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだ少女じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静に口を
開いた。
「……なんだ?」
「わたし、お馬さんが読みたいよ…」
馬どころか、この1年身体を起こす事だってままならないのに…
「馬か。……どんなのが読みたいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだ妹は、儚げに笑ってこう答えた。





「……シーダ様をファックするペガサス…」

カシム「よし待ってろ」