【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 6【クレパラ】

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1名無しさん@ピンキー
前スレ
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 5【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155997951/

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/


過去スレ
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087532046/
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 2【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1114938225/
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 3【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1126793003/
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 4【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1148234366/


エロなしSS
[漫画サロン]
仲村佳樹作品SS&妄想スレ5
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1153227890/


落ちたスレは専ブラ、またはこちらにURLを入力することで閲覧できます。
 ttp://www.geocities.jp/mirrorhenkan/


>>2-4に初投下を目指す方々に向けた注意書きがあります。
投下前に一度目を通してみてください。


微(美)エロ、変態大歓迎!!
神々のご降臨をお待ちしております
キテー*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*キテー
2初投下の前に1:2006/09/10(日) 12:27:13 ID:/IzIkTDd
▼執筆時の注意▼


 [1] 以下を心がけると読みやすくなります(個人差があります)
   ・視点を固定する。
   ・視点の切り替えを行うなら、レス毎、または2行程度開けてからにする。
   ・セリフや行動やモノローグが誰のものなのか分かるように書く。
   ・セリフと状況説明・描写のバランス(量)を考える。
   ・句読点を適度に入れる。
   ・改行や空白行を適度に入れる。
   ・推敲する。(※必須)


 [2] 1スレあたりの文字数
   専ブラやI.E.からだと60行以内。または4096バイト以内。
   全角40〜50文字くらいを目安に改行すると読みやすいようです。


イメージ(全角40文字)
123456789●123456789●123456789●123456789●

イメージ(全角50文字)
123456789●123456789●123456789●123456789●123456789●


 [3] 間違えやすい漢字
   『蓮』
     たまに『連』になっているのを見かけます。

   『尚』
     尚(なお)なのか尚(しょう)なのか考え込むアフォがココ(>>1)にいます。
     流れで判断できますが、なるべく開いて(=ひらがな化して)もらえると有り難いかも。

     例1:『蓮は尚も強引に貫いた。』 ・・・蓮→尚(松)801?

     例2:『蓮はキョーコの口を塞ぎ、尚も激しく求め続けた。』 ・・・蓮→キョ←尚(松)3P?
3初投下の前に2:2006/09/10(日) 12:27:45 ID:/IzIkTDd
▼投下前の注意▼


 [1] 通常
   前置きとして数行程度の簡単な内容説明を書く。任意。


 [2] 大作の場合
   わかる範囲で予定レス数の目安を書きましょう。
   名前欄に『タイトル 1/20』などと書いてもおk。
   投下に1時間以上かかるような場合、またはスレの容量制限が迫っている場合は
   事前に予告・相談すると、しえんやその他のサポートが得られるかもしれません。
   ※以前のスレは450〜500KB前後で落ちています。


 [3] 王道以外のカップリングを含む場合
   前置きしてあると興味のない人はスルーできます。
   最近は蓮×キョーコが多いので、それ以外のカップリングには予告を付けるのが無難です。


 [4] 過激な描写を含む場合

   予告を必要とする内容の例(禁止含む?):
     愛なし、レイプ、度が過ぎる変態もの、ロリ、ショタ、百合(レズ)、801(BL、ホモ)、
     陵辱、SM(蝋燭、鞭、流血)、スカトロ(浣腸、排泄)、
     3P(輪姦)、獣姦、触手、強制女性化、強制男性化、ふたなり・・・・etc

   前置きに明記すること。目立つように【】や『』などで囲むとなお良し。
   拒否反応を起こすものには個人差があるので、可能な限り前もって住人に相談することをお奨めします。


 [5] その他
   特殊なシチュエーション(パラレル)やオリジナルのキャラクターが幅を利かせる場合など。
   事前に舞台説明があると物語に入り込みやすくなります。
4初投下の前に3:2006/09/10(日) 12:29:34 ID:/IzIkTDd
▼投下時の注意▼


 [1] 投下は一度に
   このスレには連日のように神様の降臨があるので、
   日数が空きすぎるとストーリーを忘れ去られる可能性があります。
   完結していないものを「出来次第続きも投下します」といって小分けに投下するのも極力避けましょう。
   最後まで書けないなら投げて続きを書いてくれる神様を待つか、
   きりの良いところまで書いてから投げることを推奨します。
   ・・・・生殺しは本誌だけで十分ですorz

   また、他の神様が降臨する妨げにもなるので、執筆と投下を並列して行う行為は厳禁です!!


 [2] 携帯からの投下
   まずはメモ帳やメールの保存機能を使って完成させ、それをコピペで投下しましょう。
   携帯に保存できるテキストの容量には上限がありますが、
   一度に作成できないような大作は携帯から投下するのを避けるが吉。

   お奨めの方法
     携帯のメモ帳などでちまちまと執筆
       ↓
     Webメールのアドレスに送信
       ↓
     漫喫や図書館などのPCでメールを開いて編集・推敲
       ↓
     快適に投下
       ↓
     みんなで'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ


 [3] 参考
   こちらに何にでも使えるスレッドがあります。投下のテストにどうぞ。

   ■練習用殴り書きスレッド2
    http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152574312/
51:2006/09/10(日) 12:30:16 ID:/IzIkTDd
今までに何度か見かけた質問ややりとり+αをまとめてテンプレにしてみました
いつも楽しませてもらってる側なのにえらそーなこと書いてゴメソ

個人的には>>3[3]の例はほとんど駄目だと思ってます
6名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 12:36:21 ID:Rj7+56kY
>>1乙。
テンプレまで乙。

「尚」の件ワロスww
実は自分も尚(なお)=松、で読んでしまって(゜д゜)ウヴァ?となったことがあったw

このスレいろんな神がいて楽しませてもらっているので
前置きの件などでさらに皆が楽しめれば嬉しいね。
と言いつつ即死防止保守。
7名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 12:42:40 ID:ZfSRa1cR
>>1さん乙です。

わかりやすいテンプレGJ。
保守しときます。
8名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 12:56:15 ID:MOjZ89na
1タンGJ〜♪
そしてほっしゅ。

板内にSS書きの控え室っつースレがあるんだけど、
そこでの雑談とかも結構おもろいよん。
雑談好きなネ申、お暇つぶしにいかがでしょw
9名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 15:40:33 ID:YE8Luuo2
スレ立て乙です!
そして的確で至れり尽くせりなテンプレ超GJです!!!
>>1さん萌え萌えです。心の拠り所にします。
10名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 19:22:38 ID:3TEHogNg
>>1さんスレ立て乙&GJです!
ナイステンプレ(*´Д`*)!
11名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 00:17:41 ID:flf3hJyZ
乙華麗です。

ところでBLってなんですか?
触手、強制女性化、強制男性化、ふたなりって何ですか????
12名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 00:33:27 ID:MHR2+rWs
>>11
知らないほうがいいこともあるよ。

BLはボーイズラブです。
13名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 00:48:15 ID:iBrtS7XC
>1ですが、あれはよく耳にするエロのジャンル(?)を片っ端から羅列してみただけです。
BLはBoys Loveの略で美少年同士のエロ。
801/BL/ホモは厳密には違うと聞いたんですが、自分もそこまで詳しくはないので・・・。

触手は触手に服を溶かされて犯されるもの、
強制○性化は性転換、ふたなりは両性具有
・・・のことらしいですが、これも正直よく分かりません。

>>12
名前だけは知っておいた方がいいと思う。
読んで後悔するよりは・・・orz
14名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 01:25:08 ID:flf3hJyZ
勉強になりまつた。アリガトン

触手ってエイリアンみたいなやつですね。
ふたなりはあれですか一人エッチができるってこと?
それとも「転校生」みたいな感じ?
蓮とキョーコの中身が入れ替わっちゃってエッチするとか?

って、書いてて違うポイ気がしてきた・・・。
ごめんイメージ貧困ですね
15名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 01:29:11 ID:Xee0qBGd
>>14
ふたなりはともかく両性具有くらいわかれ
16名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 01:39:26 ID:LDOdHpWd
ふたなりは、男女のどちらともエッチできるんじゃないのかな?
両方の性器があるっぽいから。
想像力が貧困だからイメージできないけど。

>>15
知らないで済むなら知りたくなかったよ、どれも。
17名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 02:04:21 ID:5rCkUcAK
キョーコと蓮が入れ替わるの面白いね。
蓮は変態だから、鏡の前とかで「これが、あのコの体…」
とか言って体中くまなく見たり、触りまくってたり。
でも、仕事やトイレの問題が…。
仕事は社さんに相談して休み、または丁度良くオフだったとか。
トイレは…うーん、キョーコがかわいそうだね、蓮に見られるのは。変態スマソ。
18名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 02:59:00 ID:HRMcSFGE
>>17
>蓮は変態だから
ナチュラルに認定されててワラタ
あちこち触りまくってオナヌーし、新たなポイントを開発
→無事に元に戻った暁にはフル活用でキョーコを鳴かせまくりとか。変態だし。
19名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 05:13:11 ID:fuGzrDAy
>16
知らないのはいい。
好きになれないのもいいだろう。

でも、見下した言い方はやめれ。
20名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 07:50:08 ID:/FNuEbeB
1乙。
だが敢えて言わせて貰うが、そのテンプレはやりすぎだと思う。
仲村スレには仲村スレの独自空気があるんだろうし、他スレを見習えとは言わないが、
他を覗いてると、リレーあり小分け投下有りで、結構自由にやってるよ。
確かに一気に投下された方が閲覧者には都合が良いのだろうが、
逆に数ヶ月掛けて数百レスにも渡る超大作を披露してくれるネ申がいるところもある。
それに比べると、いつも思っていたがこのスレはちょっと沸点低すぎ。
あからさまには叩かないが、やんわり文句付ける香具師が多いから性質が悪いと思う。

後、いくら何でも新スレ立てるの早過ぎ。
前スレだって、480KB過ぎで立てても梅に数日要したのに、
450KB超えたばかりの段階で立てる必要がどこにあったのか。
頑張って作ったテンプレを披露したい気持ちは分かったが。

以上、スレ汚しスマソ。あくまでも個人的な意見なのでスルーしてくれ。
21名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 09:16:35 ID:flf3hJyZ
他スレなんか覗いたことないからエロパロの基準なんか知らないけれど
(他見ようともあまり思ってない)
私はあのテンプレで良いと思う。
相談なくどんと来たのは確かにちょっと驚いたけど
22名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 10:49:18 ID:mbW1ZjHz
スレ立ての時期はいいんじゃないかな?
投下するのに途中で落ちると大変だしなぁ。
まあ次スレの時に再度検討しようよ。
23名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 12:35:25 ID:BNZ+1kvL
相談はあったほうがよかったね。
でも大体の内容はいいと思う。
ただこれが鉄則になると窮屈だからあくまでも目安って入れるとか、次スレまでに検討すればいいよ。
事前に断りさえあれば小分けも連載もおKだと思う。
創作は萌えとその時の勢いに左右されるからね。
24名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 16:39:02 ID:LDOdHpWd
「初投下の前に」と書いてあるからこれでもいいと思うけどなぁ。
ネ申様方は書き慣れてるから長くても連載でも大歓迎(長編好きだから)だけど
初投下でいきなり長編連載しますと言われたらビックリする。
25名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 22:49:54 ID:MHR2+rWs
>>1さんのテンプレ、私はなかなかいいと思う。
>>1さんのテンプレを参考・ベースにして、みんなで意見出し合って、
追加・変更していこう。
26名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 22:52:11 ID:ZSH3u753
テンプレはやりすぎ、に同意。

1さんの専用スレではないのだから、これだけの量のものを新たに
加えたいなら事前に披露し、住人と相談して決めるのが民主的な
やり方だと思う。
今まで細かいルールもなく、それで荒れることもなくやってきたスレ
なのに、何故こんなに細かい約束事を一方的に決めたのか?

しかもタイトルが「初投下の前に」。
まるで「これらが出来ない人は投下するな!」と言わんばかり。
このスレのマターリした雰囲気が好きで、自分も何か書いてみようかと
考えていたけど、ここまできっちりやらないと駄目なら止めておく。
27名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 22:59:13 ID:BNZ+1kvL
まあまあ、あんまり過剰反応するのもマターリのさまたげになるよ。
これから改正案を話し合えばいいジャマイカ。
それとも梅祭りを利用する?
28名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 23:12:53 ID:mbW1ZjHz
梅のほうで議論するってこと?どちらでもいいよ。
丁寧でわかりやすいし参考になるけど、
詳しいのと、読む側が視点になってるから
ギチギチした印象を与えるのもあるかもね。
投下するときは前置きを、くらいでも
このスレ的にはまったり守られそうだから十分かもしれない。
改行に関しては携帯から投下するには参考になりそうだけど。
と言いつつ保守。
29名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 23:16:51 ID:MHR2+rWs
じゃあ、改正案を1つ。
>>4の [1]投下は一度に だけど、小分けに投下してもいいと思う。
アンカーをつければOKじゃないかな、と私は思う。
>>1のテンプレは「決まり」ではなくて、あくまでもわからなくなったときの
「参考」にすればいいんじゃない?
最終的には神の判断で投下していただくということで。
301:2006/09/11(月) 23:17:17 ID:iBrtS7XC
余計な事をしてすみませんでした。
無断で先走ったことも言葉の選択が不適切だったのも分かっているので、
言い訳や言い逃れはせずに以降の行動を控えます。
スレの空気を悪くしたことも住民の皆様にお詫びします。

私が一番神々の降臨の妨げになってしまい申し訳ありませんでした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

31名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 23:49:10 ID:MHR2+rWs
>>30
いやいや、親切でしてくれたことなんで、気に病まないで。

>>17で、妄想を思いついたんだけど、エロいかなさそう。
キョーコの体で蓮が演技をした。ボーイッシュな女の子の役(CMか何か)だったので、
何とかきりぬけた。でも、その演技が、女の子のファンを増やすことに。
キョーコは(蓮の中)、私の力じゃないのに…と悔し泣きする。
それを見た蓮(キョーコの中)がおろおろとして謝る。
後日、蓮とキョーコは元通りになったが、ある日、「蓮とキョーコ熱愛発覚!」
という記事がでまわった。
しかし、女の子の味方をつけたキョーコは、蓮のファンにも受け入れ、歓迎される。
あまりの歓迎振りに?となる蓮とキョーコ。
実は、美少年(キョーコ)と美青年(蓮)と同じようなノリで喜んでいる女の子達であった。
キョーコなら許せるみたいな。わかりにくいなスマソ。
32名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 23:56:40 ID:Zk8iS6xq
話し合いはこっちのスレでして欲しい。
前スレはいずれ落ちてしまうので、向こうですると話し合いの経緯が
このスレには全く残らず、>>1-4のテンプレだけが残ってしまうから。
33名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 00:25:25 ID:9cIqCn9v
叩き台の提案。この程度でいいと思うんだけど・・・



【作品を投下する方へ】

◆住人からお願いしたいこと
・レイプもの・レズもの・801ものなど読み手を選ぶ作品は、投下の前に
 注意書きを書いてください。
・投下直前のレスにカップリングを書いてもらえると嬉しいです。
・投下の最後に終わりなのか続くのかを書き区切りを示してもらえると、
 感想が書きやすいです。
・前に投下したものの続きを投下する時は、>>○○という形で前レスへの
 アンカーをつけてもらえると分かりやすくて助かります。

◆知っておくと便利なこと
・1スレで投下可能なのは60行以内、又は4096バイト以内です。
・1行は全角128字までOK。但し改行1つで6バイト(全角3文字分)使います。
・何にでも使えるスレッドがあるので、投下のテストなどに利用してください。
 「練習用殴り書きスレッド2」
  http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152574312/
・携帯からの投下
 メモ帳やメールの保存機能を使って完成させたものを順に投下すると、
 投下時間が短縮出来ます。
34名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 00:32:52 ID:Ka8l3Gjn
お聞きしたいのですが、携帯からの投下は迷惑でしょうか?

テンプレ見て、自分はいつも携帯からの投下なので、気になってしまって…。

この間、投下した時に、重複してしまったり、時間をかけてしまったって失敗もしているので、投下しない方がいいものか…と思って。

漫喫などにいければ良かったのですが、子供が小さい為、行けないのが現状でして…。

時間をかけてしまった事に関しては、子供が起きたりのトラブルもあるので、次回からは、1度に投下ではなく、小分けして投下しようと思っていたものですから。
テンプレを見ると、ちょっとした長編を携帯からの投下って事や、次回から、小分けしてって思っていた事など、全て当てはまってしまうので、皆様にお聞きしようと思いました。

あまり良い作品が書ける訳でもないし、迷惑でしたら、迷惑とはっきり言って下さいね。
35名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 01:35:52 ID:qkmttgUq
>>33
ん。こんなもんでいいと思う。
簡潔にまとめたほうが見やすいし、目を通す気にもなる。

>・1スレで投下可能なのは60行以内、又は4096バイト以内です。
×1スレ
○1レス
36名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 01:51:00 ID:C0Xf1nC0
私は書く側だけど、そんなやりすぎだとは思わなかったな。
突然でてきたのと、断定的な書き方で反感買ったかもしれないけれど
書いてあることはすごく参考になるし納得行く。

個々の内容に関しては
>2の[1][2]は常識
>3はより良いやり方
>4は任意参考として捉えた。

全体的に仲村スレルールというより、SS投下の参考にと思った方がいいかもね。
これに背けば全てNGって訳じゃなくて
指針として捉えておけばいいんじゃないかな。
失敗なんか誰にでもあるし
私だって前々の作品は過去スレから消し去りたいくらい恥ずかしいことやらかしているし。
要するに慣れだよね。

どうせ読んでもらうなら、読み手側の立場にたって解りやすく書けたほうがいいじゃない?
37名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 02:11:33 ID:wauJx0vo
>>34
個人的には、迷惑とは全く思いません
作品を書いてもらえるなら大歓迎

ただ、1さんの作ったテンプレとテンプレの内容に
賛成している人たちのレスを見ていると、迷惑だと
思っている人が多かったみたいですね……うーん

>>33 >>35
賛成です
38名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 02:12:30 ID:GDn8dPu5
このスレは自己満足かつボランティアで成り立ってるようなものだから
職人への注意書きは御門違いな気がする。(むしろ必要なのは注文の多い閲覧側のような?)
>>2-4は理想論として投下する人が心に留めておく程度にして
テンプレは以前と同じく過去スレと保管庫のリンクがあれば十分だと思う。

>>34
自分も別に気にならない。
気になるなら投下側が投下する前に一言注意書き入れるか投下した後に謝罪でもしとけば済む話だと思う。
39名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 02:13:53 ID:nVAGT8MB
>>35
携帯から投下すること自体は、皆言ってる様に
時間をかけないよう、まとめて投下すればおkだとオモ。
ただ前スレでも思ったんだけど、あんまり職人さんの
私生活(子供さんがどう、とか)が見えると、
作品が凄く良くても、私は萎えてしまうんだよね。
前スレで投下に時間かかったこと指摘された時も、「どうしても
手が離せない急用で」位の答えで良かったのではないかと。
キツイ言い方だったら、ごめんねm(__)m
40名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 02:50:35 ID:hc3ZQDtr
職人さんが書きたいように書いて頂ければそれでいいと思っている自分は
テンプレは>>38さんと同じく過去スレと保管庫のリンクがあれば十分だと思う。
あんまりルールきちきちに明記してしまうと新規の住人、職人さんがとっつきにくくて
過疎ってしまうと思うんだよね。最近は近年まれにみる豊作期なのでこういう問題
があがったのかなと思うけどこの豊作期がいつまでも続くとは思えないから過疎期
にも備えてほどほどにしとくのが吉かなと思うよ。
でも>>1さんのテンプレは今後何か書こうかなと思っている自分には大変参考にな
りました。アリがd

>>34
投下に時間がかかっても自分は気にならないよ。
あまりにも時間がかかりすぎるようなら連載形式にして日にちをかけて完結するのも
ありだと思う。ただ他の職人さんとの兼ね合いもあるでしょうから始まりとおしまい
をきちんと明記しとけばいいんではないかなと思う。
41名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 03:15:34 ID:wauJx0vo
問題なのは、1.スレの冒頭に、2.「初投下の前に」という断り書きつきで、3.事細かな
テンプレがあること、だと思う。

このスレから初めて参加した人は、真面目であればあるほどテンプレをきちんと
読み、「この通りに出来る人しか参加してはいけないのだ」と捉える。
注意書きのあまりの多さに、途中まで読んでギブアップし、そのまま去っていく
人だっているだろう。

スレ立てした人や賛成している人たちは、↑こういうことを分かった上で書いて
いるんだろうか。職人さんや新規参加者を大事にしないスレは廃れるよ。

投下する人にばかり要求しているテンプレだから、不公平感を強く感じる。
参考までに某スレのテンプレ。住人の約束の方が多い。

> 【スレ住人のお約束】
> ・基本はsage進行で。マターリと行きましょう。
> ・自分の趣味嗜好に合わないSSは、文句を言わずにスルーしましょう。
> ・煽り煽られは荒れのもと。ヤバイと思ったらレスはやめてスルーを。
>
> 【投下する職人さんにお願い】
> ・陵辱モノ、百合モノ、801風味なモノなど読者を選ぶ作品の時は、
>  投下の前に注意書きを書いてください。
42名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 03:59:16 ID:7xOS/Nr9
投下させてください。

自分、前スレの>>539-545を投下したものです。
埋め草にしようと、今回はキョーコ目線で、前スレ>>539-545と同じ物を書いたのですが、いろいろ考えてこちらに投下させてもらうことにしました。
43:2006/09/12(火) 03:59:58 ID:7xOS/Nr9
「ほっぺ、触っていいですか?」
久しぶりの2人の休日。
ソファに深く腰をかけて、テレビの画面を見つめる、端正な横顔に、ふいに触れたくなった。
「いいけど、何?急に」
あなたは優しく笑って快諾してくれる。
「や、なんか、敦賀さんに触りたくて」
するり、あなたの肌に触れられることが嬉しくて、頬が弛んだ。
「お肌、きれいですよね」
お肌だけじゃない。
すらりと伸びた長い指も、私を抱きしめてくれる力強い腕も、しなやかな肢体も。
あなたの全てが、きれい。
「うらやましいです」
なんて、どさくさにまぎれて、手をつないだ。
「恋人つなぎ」
長年憧れだったなんて、きっとあなたは馬鹿にするから言えないけれど。
その手から伝わるぬくもりが嬉しくて、笑みがこぼれてしまう。
「この映画の敦賀さん、素敵ですね」
気恥ずかしさをごまかすように、テレビに視線を戻して、映画の中のあなたに酔う。
でも、出演者のあなたには、内容が分かってしまって面白くないのか、黙り込んでしまった。
「…?敦賀さん?」
44:2006/09/12(火) 04:00:37 ID:7xOS/Nr9
声をかけた私に、
「いや、なんでもないよ」
って、優しい笑顔で答えるあなたを見たら、
「…?そうですか」
としか言えなかった。
映画もそろそろ終盤で、あなたと、きれいな女優さんのラブシーンが流れる。
キスなんかしちゃって、そんな場面を見たら、チリチリと胸が騒いだ。
「敦賀さん?」
あなたは、ますます険しい顔で、ぼぉっと何かを考えてる。
最近、忙しかったから、お疲れなのかな?
「どうされました?さっきから何か考えこんで」
映画のエンドロールが流れはじめても、あなたはどこか上の空。
私、何かしたのかな…。
「映画、終わっちゃいましたよ?」
映画の終わりを告げる私に、
「あ、ごめん。どうだった?映画」
感想を訊いてきた。
キスシーンに嫉妬しました、なんて本音が言える訳もなくて…。
「やっぱり、見てなかったんですね?」
冗談めかして言った。
「最近、忙しかったからお疲れなんじゃないですか?せっかくのお休みなんだしお昼寝でもします?」
気を使ったつもりで言った言葉に、
「いや、いいよ」
キョーコと一緒に過ごしたいから、って返されてしまった。
45:2006/09/12(火) 04:02:09 ID:7xOS/Nr9
「駄目ですよ。少しお休みしなきゃ。一緒にいたいなら、一緒にお昼寝しましょう?」
そしたら、あなたに沢山触れられるし、くだらない嫉妬なんて、忘れられると思うから…。
「そんなことしたら、キョーコを襲ってしまうかも知れないよ?」
困ったように笑って、あなたが言った。
冗談めかして言ってるけど、多分、それが本音でしょう?
そんなこと、気にしてたなんて、思っても見なかった。
「かまいませんよ、そんなの」
あなたになら、何をされても。
「敦賀さんとするの、好きですよ」
恥ずかしいけど、これが私の本音…。
言いながら、繋いでいる手の甲に、ちゅ、と唇を落とした。
誘ってみてるつもりなんだけど、気付いてくれないかな、って思ってたら、
「…はあぁ」
ものすごく重いため息。
やっぱり駄目かな。お疲れだし…。
「どうなっても知らないよ」
瞳に、少し、獣の光を宿して言うあなたに、どきどきと胸が高鳴る。
あなたは、軽いキスをくれた後、お姫様抱っこで、私を寝室まで運んでくれた。
46:2006/09/12(火) 04:02:58 ID:7xOS/Nr9
ベッドに私を下ろしたあなたの首に、手を回して、頬と唇に、ちゅ、とキスを落とす。
「どうしたの?今日は」
いつもは、自分から誘ったりなんかしない私が、今日に限って、こんなことするから、不審に思ったのか、訊いてきた。
こんなこと、恥ずかしくて知られたくないけど、
「映画の敦賀さん。女優さんとキスしてたから…」
ちょっと悔しくて、と告げる私に、
「やきもち、妬いたの?」
言い当てられて、顔から火が出るように、恥ずかしくなった。
「…はい。すみません、敦賀さんだって、おしごとな…、んっ」
突然の、口付け。
「んっ、んふっ」
ちゅ、くちゅ、と粘液の触れ合う音が響く。
「ホントに、どうなっても知らないよ」
唇を離して、少し吐息の荒くなった声で、あなたは囁く。
「かまいません。敦賀さんなら」
私は笑って、あなたを見上げた。
「優しく出来ないかも知れない」
私を見つめて、耐えるように呟くあなたに、
「敦賀さんはいつでも優しいですよ」
告げて、唇に、ちゅ、と口付けた。
「もう、止められないよ」
私の服の中に手を入れて、ブラのホックを外して、きゅ、と乳首を摘まれる。
「あっ、か、かまいません」
47:2006/09/12(火) 04:05:07 ID:7xOS/Nr9
そんなこと気にしないで。止めないで、あなたの好きにして…?
首筋に、鎖骨に、耳の裏側に、あなたの舌が、ぞろりぞろりと這いずり回る。
「あ、ん、」
片手で胸の先を触られながら、ショーツの上から、もう片方の手で撫で上げられ、厭らしい声と、吐息がもれた。
「濡れてるね。ひょっとしてしたかった?」
耳元で囁く艶やかな声に、カァと顔が熱くなる。
「あっ、…はい。少し」
本当は、凄く、だけど…。
「あっ、あん」
ショーツの中に手が入ってきて、私のでぬるぬるになった指で、肉芽を触れられた。
「あ、ん」
服とブラをたくし上げられて、乳首に、ぬらりとした舌の感触を感じる。
二箇所、同時に攻められて、躰がじわじわと熱くなってくる。
「あっ、敦賀さんっ」
「いいよ」
言葉と同時に、少し強めに刺激されて、
「んんんんっ!」
いとも簡単に、達してしまった。
はぁ、と息を整えてる私のショーツを脱がせて、
「あっ」
今度は、舌が肉芽に触れた。
「あっ、あんっ、あんっ、」
一度達して、敏感になったそこを、ころころと舌で転がされ、べろりと嘗め上げられる。
同時に、あなたの長い指が、私の中に入ってきた。
48名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 04:05:25 ID:zilvqvDe
ケータイからでも全然OKと思うよ。
前スレでも時間が掛かるとの前置きもあったから気にならなかったし、
改行も問題なかったから大丈夫だった。

内容が一部向けでも、前置きさえあれば読む側は取捨選択できる。
時間が掛かるとあれば支援できるしあとでまとめ読みも可能。
妄想が消えてしまうのは惜しいからむしろぜひ参加してほしい。
と自分は思うけど反対の人もいるんだったら
もうこの機会に言ってあげれたほうが次ケータイさんも気に病まずにすむかも。
ついでに書く側としては、感想や小ネタが妄想燃料になることも多いので
スレ活性化のためにもこのペースでわいわいぜひ続けていってほしい。
なにげに良スレ。
49:2006/09/12(火) 04:05:59 ID:7xOS/Nr9
「あっ、んっ、んぅ」
くちゅ、くちゅ、ぴちゃり、と厭らしい音が耳に届く。
「あ、あん」
肉芽と、その下のお口を、ぐりぐりと同時に触られる。
だめ。そんなにされたら。
「つ、敦賀さんっ、私、またっ、あああん!」
また、私は簡単に達してしまった。
「はぁ、敦賀さんっ」
私ばっかり、気持ち良くしてもらってる気がする…。
あなたにも、気持ち良くなって欲しいのに。
「ちゅっ」
あなたのズボンを下ろして、大きくなったモノを加えた。
「してくれるの?キョーコ」
「んちゅっ、私、いっぱい、気持ち良くなったから、今度は敦賀さんです」
優しい目をして、私を見つめる、あなたの気持ち良さそうな顔が嬉しくて、
「はむ、んちゅ、んむっ」
奥まで加えて、沢山舌をからめた。
あなたのモノが、だんだん硬くなってきて、もっともっと、気持ち良くなって欲しかったのに、
「ちゅっ」
突然、唇を離されてしまった。
どうして?感じてくれてたでしょう?
「気持ち良くなかったですか?」
不安になって、問う私に、
「キョーコの中に入りたい」
切羽詰まった声で、あなたは囁く。
「あああっ、おっきい、」
50:2006/09/12(火) 04:06:43 ID:7xOS/Nr9
私の脚をM字に開かせ、ゴムを被せたモノを侵入してきたあなたは、がつがつと激しく腰を打ちつけてきた。
「あんっ、あっ、あっ、敦賀さんっ」
せり上がってくる感覚に、声を抑えられない私は、きっと厭らしい顔をしてる。
「んぅっ、あっ、つかまらせてっ」
ふわふわする意識と躰で、あなたにしがみつく。
「はっ、キョーコ、かわいいよ」
耳元で囁くあなたの声に、もう、何も考えることが出来ないくらいに、感じてしまう。
「あっ、あんっ」
じくじくと、中が熱くて、
「あんっ、あんっ、んあっ」
とろとろに溶けてしまいそう。
「あっ、敦賀さんっ、激し、すぎですっ」
「止められないって、言ったろ」
なんだか、余裕のない声。ね、あなたも、同じように感じてる?
「あっ、んぅっ、あんっ、またっ、敦賀さん!」
限界が近くなってきてる。
「いいよ、キョーコ。俺もそろそろ」
そう言って、あなたは更に腰を速めて、私の、奥の奥までかき回した。
「あっ、あああっ、んぅっ、んあっ」
…すき。好き。想いが溢れて、泣いてしまいそうになる。
「んやっ、敦賀さん!つるがさっ、…っ、んあああぁぁっ!」
おねがい。一緒にキテ?
「はっ、いくよ、キョーコ」
51:2006/09/12(火) 04:07:31 ID:7xOS/Nr9
「ごめん」
二人、同時に果てた後、あなたが言った。
「なんで、あやまるんですか?」
「優しくしたかったのに、やっぱり、自分本位で」
そんなことない。
「敦賀さんはいつでも優しいです」
優しすぎるくらい。
「それに」
恥ずかしくて、あなたの腕の中にもぐり込んで、
「気持ちよかったです」
目を見れないから、耳元で言った。
「あの、敦賀さん」
恥ずかしがる私を、あなたは優しく抱きしめてくれる。
「激しいの嫌いじゃないですよ。敦賀さんとなら。
それに、何か、我慢とかしてるんだったら、しなくていいです。
私、敦賀さんに大切にしてもらってるの、わかってますから」
だから、いっぱいして欲しい。もっと、あなたを見せて欲しい。
「ほんとに我慢しなくていいの?」
「はい」
私の顔を上げさせ、見つめるあなたに言った。
「君を傷付けるかも知れないよ?」
「傷付いたりなんか、しませんよ。私、敦賀さんのこと、好きですから」
むしろ、嬉しい。
「じゃあ、もう、一回」
「はい」
くすくすと笑いあって、口付けを交わし、体を重ねあって…。

子供のように嬉しそうに笑うあなたが、可愛くて、くだらない嫉妬なんか、どっかにいってしまった。
52名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 04:08:36 ID:7xOS/Nr9
おしまいです。

他の職人さんの作品も、楽しみにお待ちしてます。
5348:2006/09/12(火) 04:14:52 ID:zilvqvDe
ス、スマソ…豚切ってしもうた…orz

>>42
GJ!!キョーコ視点も萌えたよ(*´Д`)二度オイシイ
互いに相手に夢中ってあたり、たまらんですな。
5442:2006/09/12(火) 04:18:37 ID:7xOS/Nr9
いや、こっちこそ、すいません。
人がいない時間を狙ったつもりだったんですが(´・ω・`)
5542:2006/09/12(火) 09:12:23 ID:7xOS/Nr9
>>48
度々、すいません。朝方、一番打ちたかったこと、眠くて打ったつもりが打ててなかったです。
いつも、詳しい感想をありがとうございます。
励みになります。
アンナジカンニヒトガイテ(´∀`)ビックリシチャッタ

スレの皆様に。
自分、ちょっとわけあって、毎回、携帯から投下してますが、読み辛かったらすみません。
頑張って、精進しますので、これからも投下させてくださいm(_ _)m
56名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 15:15:14 ID:Ka8l3Gjn
>>34です

>>37さん
気にならないと言ってもらえて、安心しました。ありがとうございます。

>>38さん
言うとおりですね。もし、投下する場合は、注意書きと謝罪を入れたいと思います。

>>39さん
何も考えず、私情を話してしまってすみません。そうですね、急用でって言い方をすれば良かったんですね。
他の職人さんの邪魔をしてしまったと思い、ありのままに説明してしまいました。
以後気をつけます。
5734:2006/09/12(火) 15:38:15 ID:Ka8l3Gjn
>>48さん

そう言っていただけると幸いです。

48さんが言うように、携帯が嫌と言う方がいたら、言っていただけると、ありがたいです。
嫌と思う理由なども教えていただければ、投下する時などに、気をつける事も出来ますし、投下を止める止めないはさておき、そういった事もお話し出来ると、携帯による投下である自分は助かります。
5820:2006/09/12(火) 18:19:22 ID:Lh3/ilSu
>>20書いた者です。何だか爆弾投下して言い逃げみたいな形になって申し訳ない。
自分は書き方があまり上手くないので、文句を付けるみたいになってしまったが、
>>40-41等で、「それが言いたかったんだ」という事を言って貰ってると思う。
スレ住人といっても、関わり方はそれぞれだし、固定されてる訳でもない。
これからスキビに嵌ってやってくる新規のROMも職人もいる。
そういう人達がテンプレを読んでどう思うか、少し気になったんだよね。
テンプレは基本的に初めてやって来る人の為の顔なんだから、
今の住人である自分達が気になる気にならない、ではなくて、
初訪問の人にとってどうなんだろう?という事を考えて欲しかった。

>>34さん含む携帯使いさんへ。
投下の有無やら何やら、全く気にする必要はないと思う。
このスレに携帯で参加しようがPCで参加しようが、
そんな事は完全に個人の自由だよ、一々他人の顔色を窺う事ではない。

ただ、投下にもし手が掛かって面倒臭いと断念してしまうのだったら残念だから、
前スレや>>4でまとめてくれてるやり方を一部参考にしてみると良いかもね、とそれだけの事。

うーん、一々偉そうな書き方で本当に申し訳ない。
神をwktkで待ち受けるROMに戻ります。
59名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 19:20:37 ID:6MX8Ux8r
ずっとここ読んでると基本的に自由にまったりってのがわかってるからいいけど、
初めて見るor初めて投下、または携帯から投下 する場合には
ちょっと構えてしまう可能性がある、それで読める機会がちょっとでも減るのは避けたいなーってことだよね。

1スレあたりの文字数、前置きを書くといいよ、くらいは書いてもいいかなと思ったけど、
過去スレ見てるとたとえ携帯からの人でもそこらへんうまくやってくれてるみたいだから
結局なくても大丈夫かもね。
質問があったら教えてあげるとかでもいいかもしんない。

自分は、絶対書けねー、と思っていてある日書いてみたら
今じゃストレス解消のように楽しく書くようになってしまったので、
ぜひ新しい神の出現もケータイさんもwktkで(・∀・)マッテルマッテル!!
60名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 19:29:17 ID:6MX8Ux8r
>>38>>56
注意書きはあってもいいけど謝罪する必要はないんじゃないかなw
あとは投下する人におまかせで。
61名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 21:35:06 ID:h3VqhiIj
>>42
GJ!
ラブラブあまあまな2人に萌えたよ。
(*´Д`)カワイス!
62名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 02:01:47 ID:h0ffBAe/
>>56
>>38ですが説明不足というか言葉が足りなかったというか失言というか・・・
あれは、投下前に途中で投下できないことが分かっている場合は先に一言断りを入れ
投下中にアクシデント等で中断してしまった時には投下後「途中間が開いてすみません」
くらい書いておけばそれ以上何かする必要はないんじゃないかなと言いたかっただけです。
決してパソコン以外の書き込み者は投下前と投下後に注意書きと謝罪の言葉を書き連ねろとか
型に嵌らない投下は許さないとか諸々を主張したわけではありません。
携帯だからといってあまり恐縮せず堂々と投下してもらえればなと思っての発言です。
私のレスのせいで色々誤解させてしまいすみませんでした。
何はともあれこれからも56さんの作品楽しみにしています。がんばってください。(/^▽^)/マッテルー!

悪文のためちゃんと通じているか不安です。エスパーさん翻訳お願いします。_|\○_
63名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 02:17:50 ID:VWfTpjTw
>>62 _|\○_
お尻を付き出して……いやらしいね、キョーコ。
そんなに俺のが欲しいの?

と蓮が言いそうだと思った自分はオワッテル(つД`)
64名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 02:22:28 ID:SNNSxbzf
>>64
その妄想脳に嫉妬。
6564:2006/09/13(水) 02:23:52 ID:SNNSxbzf
ごめん(´・ω・`)
>>63だった
66名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 03:19:47 ID:C9B+7NDh
勝手にまとめ。代案について話し合うのは次スレを立てる頃かな?

○スレ立てとテンプレを作ってくれた1さん乙でした。
・けど、テンプレはみんなと相談した上で決めて欲しかった。
 1.初めて見る人や初めて投下する人への配慮が欲しかった。
 2.投下する人にばかり要求するのは不公平。
 テンプレ代案a. >>33>>35
 テンプレ代案b. 過去スレと保管庫のリンクがあれば十分
・スレ立て時期が早過ぎたのでは。

○携帯使いさんは気に病む必要なし。


>>63
いや、むしろ始まりではないかとw <オワッテル
その調子でドンドン妄想して欲しい。
67名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 13:08:04 ID:s0hJxxjZ
蓮キョで一応本番無し、でも蓮がちょっと変態ぎみ?、全8レスで投下します。
エロ描写があまり得意じゃないんで、生温い目で見てやって下さい。
では。
68:2006/09/13(水) 13:09:16 ID:s0hJxxjZ
「ただいま帰りました〜」
誰もいない部屋に虚しく響き渡る声。
そうだった、敦賀さんは今日から地方ロケで3日間留守なんだ・・・。
敦賀さんと付き合う様になって、一緒に暮らし始めて一ヶ月余り。
一人で過ごすには広すぎる部屋が余計に淋しさを募らせた。
とりあえず、シャワー浴びよう。
脱衣場で服を脱ぎ、熱いシャワーを首筋に当てる。
敦賀さんはあの時、よく私の首筋を攻めてくる。
そこが私の“スイッチ”だと知っていって、
キスをしたり、舌をそっと這わせたり、そのまま耳たぶを軽く噛んだり。
そうされると、身も心も蕩けそうになるの。
首筋だけじゃない、私の身体は全身くまなく敦賀さんの色に染められていた。
敦賀さんの手で“女”になったあの日から、その色は日増しに濃くなっている。
身体の奥の甘い疼きを誤魔化そうと、シャワーの勢いを強くした。
昨夜あんなに愛し合ったのに、あれから24時間も経っていないのに・・・・。
何だか自分が凄く淫らになった様で、微かな罪悪感に苛まれた。
浴室を出て、パジャマに着替え、ドライヤーで髪を乾かす。
今日は朝迄パジャマ着たまま眠れそう・・・、ふとそんなことを考えてちょっと可笑しくなった。
そうだ、冷蔵庫に何か飲み物あるかな?
69:2006/09/13(水) 13:10:26 ID:s0hJxxjZ
冷蔵庫を開けると、敦賀さんの綺麗な筆跡で「キョーコの分」
というメモが貼られたスポーツドリンクのペットボトルがあった。
敦賀さん、優しいな――。
良く冷えたスポーツドリンクが、私の火照った身体に染み渡っていく。
今日は疲れたし早めに寝よう、そう思って寝室に向かった。
幾度となく敦賀さんに抱かれてきた場所――。
一人でこの部屋にいると、それぞれの夜が鮮やかに思い出されて、つい顔を赤らめてしまう。
そう言えばさっきから、何だか身体の芯が又熱くなってきたみたい・・・。
私、どうしちゃったのかな――?
気が付くと、私はパジャマの前をはだけ、自分の乳房にそっと触れていた。
敦賀さんがいつもしてくれることを、自分の手になぞらせようとする。
小振りな乳房を揉みしだき、中指と人差し指で乳首を挟み転がす様に・・・。
「あ・・・・・」思わず声が漏れる。
でも、自分で慰めた経験の殆ど無い私の手の動きは
ぎこちなくて、物足りなくてもどかしい。
もっと、もっと――何かに追い立てられる様に、
私の手はついに茂みに伸びようとした。
刹那、枕元の携帯が震えた――メール、敦賀さんからだ。
『ごめん、今仕事終わってホテルに帰ってきた。
キョーコは何してた?』
70:2006/09/13(水) 13:11:54 ID:s0hJxxjZ
『敦賀さんのこと、考えてました』
流石に正直には言えなくて、そう返信するけど嘘じゃないわよね。
『俺もキョーコのこと、ずっと考えてた』
嬉しい・・・。凄く幸せな気持ち。と同時に身体の芯が又ジンと熱を増す。
『キョーコ、お願いがあるんだけど』

『何ですか?』

『キョーコの裸を写メールして欲しい』
私は絶句した。
だって、私の身体の火照りはさっきから一層激しくなり、もはや私は
パジャマを脱ぎ捨て、生まれたままの姿になっていたから。
やだ、何だか見透かされてるみたい――。
でも、写メールなんて恥ずかしすぎる、絶対無理よ。
『そんな、無茶言わないでください』

『見るのは俺だけなんだから、別にいいだろう?』

そんなやり取りを数回繰り返し、ついに私は折れた。
携帯のカメラのレンズを裸の自分に向けて、撮影ボタンを押す。
恥ずかしさの余り、ちゃんと映ってるのかろくに確かめず、敦賀さんのアドレスに送信する。
すぐに敦賀さんから返信が来た。
『視線逸らしちゃダメだよ、ちゃんとこっちを見て、撮り直し』
71:2006/09/13(水) 13:12:56 ID:s0hJxxjZ
敦賀さんに言われるまま、私は新しい写メールを送信する。
『何で胸隠すの?折角綺麗なのに。もう一回撮り直し』
敦賀さんの注文は止まらない。
『次はもっと下の方映して欲しいな』
――何でこんな意地悪な人好きになっちゃったんだろう?
でも逆らえないの、大好きだから――。
身体の火照りと羞恥心で、おかしくなっちゃいそう。
その時、携帯に今度はメールじゃなくて電話の着信。
「キョーコ?」

「敦賀さん・・・・」

「素敵な写真ありがとう、ちゃんと保存しといたから」

「もう、敦賀さんのバカ・・・」

「写真のキョーコ、凄くそそるよ、まるでしてる時みたいないやらしい表情してる」
思わせぶりな間を置いてから、敦賀さんが言った。
「・・・・・・・もしかして、自分でしてた?」

「―――!!」
息を飲む私に構わずに、敦賀さんは続ける。
「キョーコ、冷蔵庫にあったポ○リ飲んでくれた?」
一瞬何のことか分からなかったが、すぐに思い当たった私は答える。
「ええ、お風呂上がりに戴きましたけど・・・」

「あれにね、キョーコの大好きな魔法をかけといたんだ」

「魔法、って――?」
恐る恐る聞く私に、彼が事もなげに答える。
「キョーコが気持ち良くなるお薬を入れたんだよ」
その言葉で全て納得がいった。あの飲み物には“媚薬”が入っていたのだ。
72:2006/09/13(水) 13:14:12 ID:s0hJxxjZ
「今、どんな感じ?」

「身体が熱くて・・・・・変になりそうです・・・」

「どうにかして欲しい?」

「・・・・・はい・・・・・お願いだから助けて下さい・・・」

「じゃあ、俺の言う通りにして。自分ではどこまでしてたの?」

「・・・・・・む、胸を触って・・・・」

「下はまだ?」

「・・・・・・はい・・・・・」

「じゃあ触ってみて・・・・・・どう?濡れてる?」
そんなことは触る前から分かっていた。
熱くなったそこに手を伸ばすと、溢れ出した蜜が指に絡み付いてくる。

「あぁん・・・・」

「いやらしい声だね、その様子だと下の泉は大洪水かな?」

「あ、いや、言わないで・・・」

「下は触ってなかったって言ったのに」

「だって・・・・」
あなたのせいです、あなたが私をこんな風にしたんです・・・。
73:2006/09/13(水) 13:16:38 ID:s0hJxxjZ
「そのまま、もう少し手前の方に・・・」
敦賀さんに言われるまま、手を動かす。
そこにはいつも敦賀さんが執拗に攻める肉芽があった。
「擦ってみてごらん」

敦賀さんの指使いを思い出しながら、言われた通りにする。
「あああぁーーーー!」
身体中を電流の様な快感が駆け巡った。

「気持ち良いんだね?」

「あ、そんな、はぁ、だめぇ・・・」

私は夢中になって敏感なそこを擦り続けた。
もう少しで達しそうになった、その時――。
「ストップ」
敦賀さんの声に思わず手が止まる。
どうして?後少しなのに・・・・。
「俺がいいって言うまで我慢するんだ」

「そんな、ど・・・して――?」

「簡単にイッたんじゃつまらないだろ?」

その後、しばらく敦賀さんの「いい」と「ストップ」に翻弄され続けた。

「お願い、もう、許してください・・・・」
このままじゃ気が狂いそうだった。
74名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 13:17:01 ID:DNChkqnk
sien
75:2006/09/13(水) 13:17:30 ID:s0hJxxjZ
「さあ、どうしようかな」
じらす様な口調の敦賀さんと対照的に、私は泣きだしそうな声になっていた。

「お願い・・・・、お願いですから・・・」

「お願い、だけじゃ分からないよ、キョーコはどうしたいの?」

「・・・・・・イキたいです、お願い、イカせて――!」

「じゃあ、今度は指をあそこに入れてごらん。
中指と・・・・人差し指も入るよね?
それで二本の指を動かして、掻き混ぜる様に・・・」

「ひゃぁん、ぁあん、いい、いいのぉ・・・」

「自分のあそこの中はどう?」

「も・・・・・とろとろ・・・・で・・・す・・・」

「そこがいつも俺のモノを食べてる、いやらしいお口だよ」

「あぁ、そんなこと、言っちゃイヤ・・・・」

「イヤなんて言っても、本当のことだろう?」

敦賀さんの声と、まるで自分じゃないみたいな淫らな声と、
秘所が奏でるくちゅくちゅという、かすかな水音――。
凄い、もう、何にも考えられない・・・。
76:2006/09/13(水) 13:18:25 ID:s0hJxxjZ
「あぁ、もうダメ、イキそう・・・」

「いいよ、イッて」

「はぁ、ああぁ、ん、ダメ、イク、イッちゃう――!」
何かに操られたように激しく指を動かした私は、痺れる様な快感に意識を手放した――。


少しして繋いだままだった携帯から、敦賀さんの呼び掛ける声が聞こえてきた。
「キョーコ、キョーコ、大丈夫?」

「ご、ごめんなさい、私ったら」

「いや、いいよ、気持ち良かったんだね?」

「はい・・・・、でもやっぱり、敦賀さんにされる方が、ずっと気持ちいいです・・・」

「帰ったらいっぱい可愛がってあげるから、覚悟してて」

「はい、待ってます」

電話を切った私は、夢でも敦賀さんに逢えたらいいな、なんて思いながら眠りについたのだった。

77名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 13:23:19 ID:s0hJxxjZ
以上です。
携帯からの投下なので、改行など見辛い箇所があったらすみませんm(__)m
エロの奥深さと自分の未熟さを痛感致しました。
お目汚し失礼、では。
78名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 13:32:02 ID:SNNSxbzf
リアルで遭遇GJっす。

蓮変態帝王だよ蓮(*´Д`)
さみしがりなキョーコ、カワユス
79名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 14:53:20 ID:s0hJxxjZ
>>67ですが、作中『』はメールのやり取り、「」は電話での会話です。
分かり難かったらすみませんm(__)m
80名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 20:52:32 ID:eVohLg0J
>>67
いやいやGJ!!
蓮の焦らし攻撃に禿げ萌エス(;´Д`)'`ァ'`ァ'`ァ'`ァ
従順なキョーコもかわええ
81名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 08:18:07 ID:MdODeJew
前スレ見事な締め乙!
前スレ>>663さんの案、電話中の悪戯キョーコversionの
小ネタで梅ようとしたら書き込めなかったのでこちらに落としとく。

---

「ええ…そう…ですね。いえ、大丈夫ですよ、なんでもないです。
 じゃあ、社さんも現地、に…直接、ですね。
 はい、わかりました。じゃ、明日。お疲れさまでした……キョーコっ!」

俺が電話している間、叱れないのをいいことに、
キョーコはずっと俺の下半身に悪戯をしていた。
頭を押しやり叱ると、例の無垢なまっすぐな眼で、
しゅん、と小さくなって首をひねりかわいく尋ねる。

「良くなかった、ですか?」

俺はハアァァァァ、と大きくため息をついた。

「そういう…問題じゃないんだよ」
「じゃ、良かったですか?」

そう、キョーコを「女」にしたのは俺。
望みどおりになっていくのは喜ばしいが…

「良かったよ。でも」
「でも?」
「悪戯にはお仕置きだ」

俺に悪戯しようなんて十年早いよ。

---

結局勝つのは夜の帝王てことで。
82名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 08:36:38 ID:iHoVctjn
GJです!自分前スレ663だけど読めて嬉しい
キョーコ可愛いよキョーコ(*´Д`)
ピュアなキョーコとキョーコがやっている悪戯のアンバランスさが堪らないよ
帝王の躾も激しくなること間違いなしだね
83名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 12:36:11 ID:rYL986ow
>>67
変態イイヨイイヨー
裸を写メさせる蓮変態モエ!
蓮のお気に入り便利辞書と一緒に保存されているわけですね。
誰も、蓮がキョーコの裸を携帯で持ち歩いてるとは思わないよな。
キョーコのノーパンと同じくらいドキドキ

>>81
蓮の、上半身と下半身のギャップに(*´Д`) ハアハア

>>82
躾ってなにー!?(゚∀゚)ワクワク
84名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 13:23:47 ID:+KD+ZPAF

投下させてください。

ええと、鬼畜な蓮です。
放置プレイ、大人のオモチャ、ビデオ撮影、言葉責め有のソフトSM風味です。
苦手な方は、スルーしてください。
85:2006/09/14(木) 13:24:37 ID:+KD+ZPAF
「そろそろ30分かな」

事の起こりは、一本の電話。
2人で食事を邪魔した挙げ句、相手が『奴』だったから、なおさら。
「違うんですっ!私が教えたわけじゃ…っ」
君の電話番号を、何故教えた?と詰め寄る俺に、必死で言い訳をする君を、少しいじめてみたくなった。
「敦賀さん。お願い、信じて」
信じてないわけじゃない。
なんであんたが私の番号知ってるのよ!って君自身が、一番驚いてたからね。
ただ、そんなに無防備な君に、少しだけ怒ってるから、お仕置きがてら、意地悪をしてやろうと思った。
「んっ…、いやっ、つるがさんっ、まだぁ?」
ベッドルームに放置された君は、裸に剥かれて後ろ手に縛られ、秘部を玩ぶ玩具に頬を紅潮させて、官能的な姿で喘いでいた。
「ただいま、キョーコ」
「…っ!敦賀さんっ!これ、もっ…、ぬぃてぇ、」
「まだ駄目だよ。何回イッたか、ちゃんと数えてた?」
「そん、…の、わからなっ」
腰をゆるりと動かして、もぞもぞと脚を動かしながら、息も絶え絶えに君が言う。
「そう。言いつけを守らなかったから、お仕置きだな」
君を貫いている玩具を掴んで、引き抜き、また差し込みながら言った。
86:2006/09/14(木) 13:25:31 ID:+KD+ZPAF
「嫌っ!敦賀さんっ!もぅ、ゆるしてっ…、ぃあああぁぁぁんっ」
散々、達したそこは、随分と敏感になっいるらしく、君は何度も何度も絶頂を迎えた。
「許さないよ」
まぁ、俺がいない時の様子は、そこのビデオで撮ってるから、後で2人で見るとして…。
「いやらしいね、キョーコ。こんなオモチャでそんなに乱れて」
「いやっ、いやぁ」
「嫌じゃないだろう?君のここは悦んで、たくさん涎をたらしてるよ」
今夜は、君をたくさん可愛がってあげるよ。
「っ、るがさん…、おねがっ、もっ」
「許さないって言ったろ」
「あっ、んあっ、…やああっ!」
これで、今夜は何回目かな?
「凄いね、キョーコ。このまま、気絶するまで何回イくか、試してみようか?」
そう言って、君の胸の先の突起をくわえた。
「いやっ!…やっ、ぃやあっ」
身動きの取れない君は、されるがまま。
俺の舌や、唇、手の中の玩具で躰の隅々まで、荒らされて、乱れていく。
玩具の振動音と、くぷっ、ぐちっ、と秘部から聞こえる淫らな音に、耳を犯されて、君はさらに高まっていく。
「んゃっ、敦賀さっ…、もっ、いやっ」
過ぎた快楽は、拷問のように君を苛み、
「…っ、まっ、またっ、」
87:2006/09/14(木) 13:26:17 ID:+KD+ZPAF
「い、あああぁぁぁんっ」
びくびくと躰を引きつらせて、透明な液体をほとばしらせながら、君は達した。
…少し、いじめ過ぎたかな。
ちらり、罪悪感が浮かぶ。
はぁはぁと、荒い息を整える君から、玩具を引き抜いて、目隠しを外してやる。
「…敦賀さん、ごめんなさい」
潤ん瞳で俺を見つめる君に、ぐらっときて激しく口付けた。
「んっ、んっ…」
舌を絡めて、口腔をまさぐる。
淫らに乱れた君に、扇情的に煽られ、もう我慢ができない。
「んっ、敦賀さん、お願い」
唇が離れて、君が口を開いた。
「おもちゃじゃなくて、敦賀さんのが欲しい…です」
一体いつから、こんなに淫らに俺を煽るようになったのか…。
「あんなにイッたのに、まだ欲しいの?いやらしい子だね」
「ちがっ」
「違わない」
ゴムをかぶせて、勢いよく君を貫いた。
「あぁっ、敦賀さん、手、はずしてぇ」
「だぁめ」
一応、お仕置きだからね。
「あっ、あんっ、ああっ」
何度も達したそこは、狭くて、ぎゅうぎゅうと俺を締め付ける。
「凄いね、キョーコの中。奥まで加え込もうと、ひくひく蠢いてる」
「あっ、…ぃや、いわないでぇっ」
言葉で煽ってやると、君はさらに乱れた。
88:2006/09/14(木) 13:27:59 ID:+KD+ZPAF
そんな君を見てると、さらにいじめたくなる。
「キョーコ知ってた?そこのカメラで、撮ってたの」
「…嘘っ、ぃや、あっ、嫌っ、…んっ」
君の中が、さらにキツく俺を締め付けた。
「…っ、凄いね。キョーコ、感じてるんだ」
ぐちょぐちょに中をかき回しながら、言葉で君をいじめる。
「さっき、オモチャであんなにイッたのに、ビデオに撮られて感じてるんだ」
「あんっ、…っ!嫌っ、やめっ、ああっ」
「やめていいの?」
腰の動きを止めると、物欲しそうにゆらゆらと、腰を動かしながら、俺をみつめる。
「…っ、いじめっこ」
「いじめられて感じるくせに。ほら、やめていいの?」
ずるり、引き抜こうとすると、
「いやぁ、…して?敦賀さん」
「いやいやばっかりだな、キョーコは」
素直におねだりをする君は可愛くて…。
「ああっ、ぁんっ、あっ、んっ」
激しく腰を動かした。
なすがまま、されるがままに責められて、乱れに乱れる君は、
「かわいいね」
本当に、俺を虜にして放さない。
「ああっ、んっ、もっ、…だめっ、だめなのっ」
ぎちぎちに俺を締め付ける力がさらに強くなる。
「キョーコ、おれもっ、」
「あっ、あっ、んあああぁぁっ」
89:2006/09/14(木) 13:28:57 ID:+KD+ZPAF
ぎゅうぅっ、と締め付けられて、君の奥の奥で、俺も達した。

「もう、怒ってないですか?」
最後の絶頂に飛ばした意識から、目を覚ました君が問う。
「うん。ごめん」
実は最初から、あんまり怒ってなくて、ちょっといじめてみたくなっただけだ、なんて告げたら、
「そうだったんですかっ!?」
驚いて、
「あんな恥ずかしい事させるために、演技したんですかっ!?」
敦賀さんが好きだから我慢したのに、と怒られてしまった。
「ごめんね。でも、可愛いかったな、キョーコ」
「…っ!ごまかしても駄目です!ホントに怖かったんですからね!」
「ごめん」
ぷりぷりと怒り覚めやらぬ君を、抱き寄せた。

今日は、怖がらせて、本当にごめん。
今度はもっと優しく抱くから。
…だから。
「後で一緒に、ビデオ見ようね」
「……っ!!敦賀さんのばかっ!変態!もう知らないっっ!」
思いっきり紳士の笑顔で、耳元に囁いた俺を、真っ赤になった顔で見上げた、君はへそを曲げて、バスルームに逃げ込んでしまった。
90名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 13:31:31 ID:+KD+ZPAF

おしまいです。

えーと、その、なんだ…、

すんませんっした!
;y=ー( ゚д゚)・∵.ターン
91名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 13:38:35 ID:RNNfHioh
>>90
謝らなくていいよー、GJ!
ついにキョーコの口から変態認定がw
92名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 15:09:19 ID:MdODeJew
>>84
撮影キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!
そして変態認定もキタコレwww
いじめっこ萌エス(*´Д`)GJ!!
93名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 18:06:56 ID:jdGaZ2XL
>>84
蓮の変態ぶり、2人の痴態にGJ!
すごい変態レスになるけど、玩具使ってキョーコすごく感じてるけど、
蓮は何とも思わないのかな。自分のと玩具とどっちがイイか、気にならないのかな。
蓮は玩具に負けない立派なもの持ってそうね。自信がありそうだ。
94名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 18:58:27 ID:+KD+ZPAF
>>93
自分の勝手なイメージだと、むしろ、
「コレと、俺のとどっちがいい?」
とか、
「俺のよりコレが好きなの?」
とか、キョーコをいじめるプレイとしては、そういう発言しそうだけど、
やっぱり最後は自分っぽい気がする。
夜の変態帝王だし…。
95名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 19:26:12 ID:jdGaZ2XL
>>94
そうだね。変態帝王だし、気にしなさそうだね。
むしろ、>「コレと、俺のとどっちがいい?」←エロッ
このセリフはあくまでもプレイで、蓮は自信満々で言いそうだな。
96名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 19:40:37 ID:RNNfHioh
何故かパラレルで大正物、キョーコが華族の令嬢、蓮が琴の師匠というのが浮かんだんだが。
琴の傍でコト(洒落じゃないよ)に及んだものだから、
感じてるキョーコの指が琴の弦をかき鳴らして、
蓮に「声を我慢しても、その琴の音で全てお見通しですよ、お嬢様」
とか言われたり、それでキョーコが指を切って、
蓮がそこに接吻して血を吸ってやったり。
でも身分違いの恋なので、キョーコが嫁ぐことになって別れの時が。
二人は互いの琴の爪を交換し、この恋を胸に秘め
生きていくことを誓い合うのだった――。
何か、変態か純愛か良く分からんなw
エロにいく前段階(本当にサワリのみ)迄は書いてみたんだが、
時代考証等が分からないのもあって、上手く繋がらなかったorz
イメージ的には三島の「春の雪」みたいな感じ?
(ちゃんと読んだことないけど)
97名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 19:53:28 ID:rYL986ow
>>96
すっごく萌える。萌え要素がたくさんあるね。
身分違いの恋(お嬢様、先生って呼び合ったり)、
和風(琴、着物…などなど)、指を吸ったり、絡み合ったり。
蓮が琴の師匠ってかっこいい。蓮の指使いが…イイ。
これって、映画話とかにしてもよさそう。
官能的で美しい2人に観客は酔いしれるとか。
98名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 20:03:58 ID:rYL986ow
蓮は、相手がキョーコだから、キョーコに対する愛の言葉、愛撫とか、
キョーコが嫁いでしまうつらさ、キョーコを見つめる情熱的な瞳、切ない瞳とか、
演技に熱中しそう、というより、演技を忘れて熱中しそう。
それでまた、熱狂的な女性ファンを増やす、と。連投スマソ。
99名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 20:17:07 ID:+KD+ZPAF
>>96
うわぁ!世界観が綺麗ですごくイイ!
切なげな設定に萌え。
見たい。見たいよー(*´Д`)=з
100名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 20:19:55 ID:+bqbJwdu
>>84GJ!
愛で耐えたキョーコ可愛い。
ラブラブ属性な自分としては続きに、
ビデオ見て玩具に張り合っちゃう蓮、
玩具相手じゃ絶対見られないキョーコ(甘えるとか抱きつくとか)にノックアウト…なんて妄想を…

>>96
ツヤっぽくていい!あの二人だと別れた後薄命そうと妄想
考証はあんまりこだわらなくても?
映画にしてぼかしてもいいし、と無責任を言ってみる。
ガンガレ!
10196:2006/09/14(木) 20:24:33 ID:RNNfHioh
おお、>>97=>>98タン、反応ありがd。
書きかけてたのは最初蓮が片想いっぽい感じで、
お嬢様の側にいられるだけで幸せって思ってて。
(琴を弾くキョーコの後ろから、手を添えて手ほどきしてドキドキしたり)
でも縁談が決まって、キョーコが蓮の部屋に忍んできて、
「ずっとお慕いしていました、嫁ぐ前にお師匠様と――」(蓮、まだ躊躇う)
「女の私から申し上げているのです、恥をかかせないで下さい」
これで蓮決壊して、一度きりの契りへ。
愛し合う内に「蓮」「京子」と呼び合ったり。
でも夜が明けると、又元の呼び方に・・・・。
ゴメソ、調子乗って語りすぎた。
せめて、これを作品化出来る文才があればorz
102名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 20:37:01 ID:RNNfHioh
連投スマソ、>>101書いてる間に>>99さんと>>100さんからも応援が。嬉しいなぁ。
凄く図々しいんですが、とりあえず今出来てる2レス(蓮が京子の縁談を知る所)
まで投下させて頂いて、後はリレーにするとかじゃダメですかね?
上で私が書いた設定にはこだわらないで構いませんので。
ダメだったらスルーでお願いしますm(__)m
103名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 20:56:33 ID:+KD+ZPAF
投下(´∀`)マッテル!

投下した後に、『だれか、続きお願いします』って書いといたら、誰か書いてくれると思うよ。
このスレ、職人さん、いっぱいいるっぽいので。
104名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 20:56:37 ID:rYL986ow
>>102
キテキテ(*´∀`)マッテル!
読みたいです。みんな、きっと妄想しまくるから、
102さんも他の職人さんも創作意欲わくと思うよ。
105名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 21:05:48 ID:RNNfHioh
ありがとうございますm(__)m
じゃあ、お言葉に甘えて冒頭部(エロ無し)のみ投下します。
106:2006/09/14(木) 21:07:01 ID:RNNfHioh
美しい琴の音が部屋の空気を震わせている。
奏でているのはこの屋敷の主、最上伯爵の令嬢京子である。
「そこは、そうではなくて――」
屋敷出入りの琴の師匠、敦賀蓮が遮った。
「失礼します」
そう言って蓮は京子の背後から近付き、京子の手に
自分の手を添え、手ほどきしてやる。
計らずも華奢な身体を包み込む様な形になり、蓮の胸は高鳴った。
京子の美しい黒髪から漂う甘い香り・・・・。
不埒な想いから逃れる様に、蓮は京子から身体を離す。
初めて出逢った時から、蓮は彼女に恋をしていた。

無論、華族の姫君である京子は、蓮には決して
手の届かない存在だということ等分かり切っていた。
ただ、こうして彼女の近くで過ごす時間があるだけで幸せだ――。
京子も既に十六歳、そろそろしかるべき相手との
縁談が持ち上がってもおかしくない頃である。
そうなれば、二度と逢えなくなるやもしれぬ――。
せめて今のこのささやかな幸せを大切にしたい、蓮はそう思っていた。
107:2006/09/14(木) 21:08:49 ID:RNNfHioh
「さあ、先程の所から・・・」
蓮に促されて、京子の指が弦の上を滑る。
しかし、今日の彼女はどこかおかしい。
ほんの僅か――おそらく蓮にしか分からないだろうが、琴の音に乱れがある。
ふと京子の手が止まり、しんとした静寂が二人を包んだ。
「お師匠様」
京子のか細く、それでいて凛とした声が響く。
「何でしょうか、お嬢様」

「“あのこと”・・・・・・・お聞きお呼びでしょうか?」

蓮には何のことか心当たりが無かった。
「はて、何のことでしょう?」

ほんの一瞬、京子の瞳が哀しみの色で染まった様な
気がしたのは、自分の思い過しだろうか。
蓮が答えを見い出せぬ内に、京子は何事も無かった様に、再び琴を奏で始めた。

〜〜〜
それから数日の後。
蓮は屋敷の小間使いの女から、京子の縁談の話を耳にした。
相手は政界にも繋がりを持つ財閥の次男坊だという。
京子は一人娘だから、婿入りという形になるのだろう。
ついに恐れていた時がやって来てしまった――。
覚悟はしていたはずなのに、蓮は自分の一部が
砂の様に崩れていく錯覚に捕われた。
108102:2006/09/14(木) 21:13:07 ID:RNNfHioh
中途半端な所でスマソ、続き書いて下さる神、お待ちしておりますm(__)m
京子が嫁ぐのではなく、婿取りという形になってしまいました・・・。
それと、×お聞きお呼び→○お聞き及び、でした。
色々すみません。
109名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 21:41:20 ID:+KD+ZPAF
じゃあ、1レスだけ続きを書かせてもらいますね。

他の職人さん、エロ、お願いします。
>>106-107
の続きです。
110:2006/09/14(木) 21:42:15 ID:+KD+ZPAF
とうとう明日は、婚姻の日。
蓮は、縁側に出て、月を見ていた。
明日、結婚のお祝いを言ったら、姿を消そう―
他の男の妻となる京子を見ているのは、辛すぎる。
けれど、最後に、京子の綺麗な姿は目に焼き付けておきたい。
「お師匠様…」
なんだ、幻覚を見るくらい、自分は彼女に惚れていたのか―
もう、今更、そんなことに気付いても、所詮は身分違いの恋。
京子を手に入れることなんて、出来ないのに。
「お師匠様」
幻覚では…、ない?―
「お嬢様!何をしているんです?こんな、夜更けに」
明日、二世の契りを交わす筈のあなたが―
「こんな男の部屋に、一人で」
「お師匠様…、私」
月に照らされ光る、涙を湛えた瞳を蓮に向けて、京子は言った。
「ずっと、お慕いしておりました」
はらり、涙の粒が零れ落ちる。
「明日、私は好きでもない殿方の妻になります」
「それなら、尚更、こんなところにいてはいけない」
抱き締めてしまいたい欲望を、理性で押さえて告げる。
「いいえ。今だからこそ。」
きり、と一瞬、堅い決意を胸に秘めた目。
「お願いです。私を抱いてください」
111名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 22:00:17 ID:rYL986ow
>>106
GJ!!
冒頭から萌えたよ。
蓮のキョーコへの想いに、ときめきがとまらない。

妄想出てきた。

想いが通じ合い、2人は、稽古の度に愛し合うようになった。
お互いの肌を心に体に刻みつけようと激しく愛し合う2人。

…って神キテター(゚∀゚)!!

>>110
激モエス!!
蓮、抱きしめちゃえ!
月明かりの下なんてロマンチック。
112106:2006/09/14(木) 22:58:15 ID:RNNfHioh
>>110さん、続きありがとう!触発されて1レスだけ、出来ましたよ(小分けですみません)
113:2006/09/14(木) 23:01:13 ID:RNNfHioh
「いけません、帰りなさい」
迸る想いを抑え、蓮は京子に背を向ける。
「嫌です」京子は蓮の背に縋り付き、言った。
「私は生まれた時から人形の様に生きる様運命られて来ました。
今迄は父に従い、これからは夫となる人に従わなければなりません。
でも、私も人間です。一人の女です。確かに生きたという証が欲しいのです。
心から人を愛したという証が・・・・。
お師匠様、お願いです。
女の身で恥を忍んで、ここまで来たのです。どうか・・・・」
京子が言い終わらない内に、蓮は向き直り、彼女が壊れそうな程強く抱き締めた。
「私もずっとお嬢様を・・・」

「嬉しい・・・・」
蓮は京子の閉じた目蓋や、涙に濡れた頬に接吻し、それからそっと唇を重ねた。
甘く、蕩ける様な――。
蓮もそれなりに女を知っていたが、今迄に無いその感覚に驚き、無我夢中で貪る。
京子も始めは戸惑っていたが、いつしか蓮に応え様と、ぎこちないながらも舌を絡ませてきた。
それが又可愛くて、一層愛しさを募らせる。
やっと唇を離し、息を乱しながら二人は見つめ合った。
「大丈夫ですか?」

「はい・・・・あ、お師匠様、見て下さい、蛍です」
二人の目前を蛍が二匹、漂っていく。
「短い生命を精一杯生きているんですね」蓮が言う。

「何だか、私達みたい・・・」京子が呟いた。

「さあ、こちらへ」
蓮は京子の手を取り、私室の奥へと誘った。
114名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 23:55:53 ID:rYL986ow
>>113
(*´Д`)ステキ…
蓮とキョーコすごくかわいい。
トキメキがとまらないよ。
115名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 00:35:28 ID:Awh9l9ih
ママン、キュンがムネムネして切ないよ(*´д`*)
1レス続き書いてみたがまだエロまでいかなかった。スマソ。

----

奥の部屋へと導き襖を閉める。
手は襖に添えたまま、京子に背を向けたまま…蓮は逡巡する。

この…無垢で穢れを知らぬ令嬢を、自分が果たして乱して良いものか…

答えは決まっている。良いわけがないのだ。
しかしこの時を失えば、永遠に触れ合う機会も失われてしまうかもしれない。
それを思うと胸がちりちり痛んでたまらない…
蓮は初めて味わう身体を切られるような切なさに心をかき乱されていた。

「お師匠さま?…お気が変わられたのでございましょうか…」

京子は後ろから蓮の帯のあたりをきゅっと握り締める。

「お師匠さまの気が例え変わられようと、わたくしめの決意は変わりませぬ。
 わたくしは、お師匠さまに捧げたいのです…ですから…」
「京子さま…」

蓮は必死に理性を保とうとその手を震わせる。
振り向いて手を伸ばせば、そこに夢にまで見たぬくもりがある!
しかし…しかし…

「蓮…?蓮?いるの?誰か声がしたようだけれど?」

突然の外からの呼びかけに蓮は激しく動揺した。

「---姉君、なんでもありません…!琴の情緒を広げようと、古書を詠んでいたまで」
「そう…でしたらよろしいの。ごめんあそばせ。お気にならずに続けてね」

ホッと息をつき振り返ると、京子は目の前に立ってまっすぐな瞳で蓮を見上げていた。
そしてすっと蓮の手を取り、自らの頬に当てて摺り寄せ、唇へとずらし口付ける。

「京子さま…」

油断すると動き出してしまいそうな自分の指。蓮は慌てて手を握り締めた。
が、京子は構わず首筋へと這わせ、胸元へとすべりおろす。

「お師匠さまに教えていただきたいのです。女の我が身の傷みも、悦びも…すべて」

理性と欲望の狭間で激しく揺らめき、蓮の視界はぐらり歪んだ。
とどめを刺すかのように、京子は伏していたその顔をすいと上げ、潤んだ瞳で蓮を捕える。

「受け取っていただけますか?」
116名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 00:48:57 ID:EbwR5Jud
>>115
ナイス!キョーコカワイス(*´Д`)
蓮、決壊、決壊!(*゚∀゚)いけいけ押し倒せ!
117名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 01:09:00 ID:FWgRLp9+
>>106-107 >>110 >>113 >>115

GJ!
キョーコ(*´Д`)カワエエ!
たまには、リレーも新鮮だねぇ。
118106:2006/09/15(金) 04:52:04 ID:Ov0V9bYP
続き1レス投下させて頂きます。
>>115さん(GJ!)の続きです、何とかエロっぽくなってきたかな?

***6***
しゅるり――。
帯を解く衣擦れの音・・・。
「―――!」
息を飲む蓮の前で、京子は着ていた物を脱ぎ捨てた。
部屋に差し込む月明かりに浮かぶ白い肌・・・。
人目に晒したことのない“それ”は純潔を
そのまま語るかの様に染み一つなく、美しかった。
(まるで天女の様だ――・・・。)
自分の雄が熱く充血するのを感じる。
「お師匠様・・・」

京子の声に、蓮の中で“もう一人の自分”が覚醒した。
すらりとした首筋、肩から胸の辺りへと、雨の様に唇を落としていく。
それから、ゆっくりと彼女の前に跪き、柔らかな
膨らみの先の薄紅色の蕾を口に含んだ。
「あぁ・・・・」
生まれて初めて知る感覚に、京子の唇から吐息の様な声が漏れる。
舌で優しく蕾を転がしてやると、脚に力が入らなく
なったのか、支えを求めて蓮の頭をきつく抱き締め、
蓮は京子の胸元に顔を押し付けられる形になった。
それが“もっと”とせがまれている様で、
蓮は更に強く吸い上げ、舌で責め立てる。
「あ、ぁあん、お師匠様・・・・」
必死で耐えてはいるが、抑え切れず零れる甘い声が、蓮を更に駆り立てた。
唇を離し、京子の表情を確かめながら、
散々攻められてすっかり堅くなったそこを指で弾く。
「ぃゃあぁん」
清楚な面立ちが快楽に歪み、次の瞬間京子の膝は崩れ落ちた。
119名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 11:02:51 ID:XMRLt85P
これまたGJ!
わわ、脱いだぞ。おおっ崩れ落ちたか。
と続きを考えたり待ったりするのもたまには楽しいね(*´д`*)
120名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 14:58:35 ID:jHyYodMi
ちょっとこない間にリレーSS企画が!? ヽ(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)ノ
こーゆーのも何つーか、エロの共有な感じで(;´д`) イイね
おいら文才ないので参加できませんが、ネ申の皆様の降臨をwktkで待つ
121名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 16:06:30 ID:QShfhgji
保管庫更新されてるね
122名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 16:36:52 ID:Yl3zo/5X
>>121
連絡用スレに依頼があったみたいだね
123名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 19:39:30 ID:EbwR5Jud
>>118
GJ!!(*´Д`)
胸だけで萌えたよ。
124名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 21:40:59 ID:op3yOoam
>>118
GJGJ!
ピュアな2人に萌え!
キスと愛撫だけなのにすごくドキドキする。
125名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 21:48:04 ID:FWgRLp9+
>>106-107 >>110 >>113 >>115 >>118

続き書いてみた。
1レス。
126名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 21:49:07 ID:FWgRLp9+
崩れ落ちた京子に口付けを落として、両手で胸をまさぐる。
「蓮…と、お呼びください。お嬢様」
耳元で囁いて、首筋に舌を這わせ、再び胸に顔をうずめる。
「あっ、蓮…さまっ」
「呼び捨てで構いませんよ」
そのまま押し倒した拍子に、ちらりと目に映った表情が、艶めきたって美しかった。
「ぁん、…蓮」
名を呼ぶ声が、さらに欲望を刺激する。
「お美しいです。お嬢様」
蓮の舌がぬらぬらと滑り落ち、胸から腹部、そしてその下の茂みの中の、小さな真珠に至った。
「あっ」
生まれて初めての感覚に、京子は身をよじる。
ぬるりと生暖かい舌の感覚が、恥ずかしさを忘れさせていく。
「…んっ、あ、ぁん」
「お嫌ですか?」
口に手の甲を当てて、声がでないようにしている京子に、蓮が問う。
「い、いいえ。ただ…」
「ただ?」
「何だか、ふわふわとして…」
今まで味わったことのない、快楽に素直に身を任せて、
「きもちいい…です」
京子は言った。
127名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 21:54:26 ID:Ov0V9bYP
>>106ですが、続きいかせて頂きます(例によって1レスのみ、
リレーにしようと言い出した癖に自分ばかりスマソ)

***7***
しなだれかかる京子を抱きとめた蓮は、そのままゆっくりと彼女を横たえた。
そして、自らも着物を脱ぎ、彼女の上にのしかかる。
下肢の辺りに猛る雄の存在を感じた京子は、刹那びくりと身を震わせた。
「怖いですか?」蓮の問い掛けに、
「いいえ、少しも」微笑みを浮かべつつ、京子が答える。
怖くないはずないのに――・・・。
眼前の男を信頼しきった、汚れない瞳がそこにあった。
蓮は愛しくてたまらなくなり、深く深く彼女にくちづける。
「お嬢様・・・・」

「京子、と呼んで下さい」

「京子――!」
幾度夢の中で、その名を呼んだことだろう・・・。
今この身に起きていることが現であると
確信したくて、繰り返し繰り返し、愛しい女の名を呼ぶ。
常日頃繊細な琴の音を紡ぎ出す蓮の指は、京子の肢体の美しい
稜線をなぞり、滑らかな肌の感触を味わっていた。

蓮の手の動きに呼応する様に、京子も腰をくねらせ、呼吸を乱している。
「はぁ・・・・・あぁ・・・」
蓮は身体を起こし、京子の足元に移動した。
彼女の小さな足に接吻し、指の辺りに舌を這わせる。「や・・・・ぁん」
京子が驚きと快感で身をよじった、その隙を逃さずに、
蓮は彼女の両の脚の間に手を差し入れた。
自らの逸る気持ちを抑えながら、その先にある泉を目指し、
蓮の指と唇はゆっくりゆっくり這い上っていく。
128126:2006/09/15(金) 21:58:18 ID:FWgRLp9+
ごめん、かぶった。
>>127 さんので続けてください
129名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 21:58:42 ID:Ov0V9bYP
うわ〜、ダブっちゃった、ごめんなさい!m(__)m
>>127は無かったことにして下さい、しばらく大人しくしていますorz
130名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 22:01:52 ID:EbwR5Jud
いや、どっちでもつながりそうじゃない?
両者ともGJ!!
131名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 22:07:41 ID:87UT5Tf1
これもリレーならではでしょう。
ちゃんと続けて読める、すごいよ!
お二人ともGJです!
132名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 22:22:45 ID:VCpTRFvs
これぞリレーの醍醐味ですね! GJ!!
133126:2006/09/15(金) 23:08:05 ID:FWgRLp9+
>>127
ホントにごめん。
続きは、次の職人さんの書きやすい方に書いてください。
ってコトにしましょうか?
次の職人さんの判断に委ねて…。
134127:2006/09/15(金) 23:18:07 ID:Ov0V9bYP
そうですね。
(ホントは先に投下された>>126さんを立てるべきかとも思うんですが)
次のネ申にお任せする、ということで。
皆さん、本当にすみませんでしたm(__)m
135名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 23:55:25 ID:op3yOoam
謝らなくていいのにー(*´∀`*)お2人ともGJです!

>>126
エロス!大人風味で色っぽいね。
お嬢様って呼び方がエロく感じる。激萌えた!
官能的な文章GJです!

>>127
蓮のキョーコへの気持ちの描写が素敵…ピュア萌えた!
琴を奏でる蓮の指が、どんな風にキョーコに触れるのか、
考えるとドキドキする。
136名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 00:15:52 ID:o7Zof3n5
d切り失礼します。
以前出歯亀松視点で楽屋エチを書いた者です。


今日を逃すと火曜日にしか来られないので拙作を投下したいのですが、
流れと雰囲気を壊さないためにもリレーが一段落してからの方が良いでしょうか?

ちなみに、ピュアのカケラもない変態モノですorz
投下する場合はあと2時間くらい待機できます。
137名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 00:19:43 ID:E+xnKIR4
>>136
断りを入れるんじゃなくて、自分で空気読んでよ。
138名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 00:21:51 ID:o7Zof3n5
そうですね。火曜日の夜にまた来ます。
139名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 00:22:00 ID:od6xiMTk
>>136タン
遠慮しないでいいと思うよ。wktkで待ってる。
140名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 00:28:35 ID:Xf1ikOrM
>>137
断りは大事だよ。

>>136
うーん、どうなんだろうね。
リレーはアンカーで続ければいいと思うし。
私はいいと思います。wktkで待ってます。
141名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 00:33:46 ID:od6xiMTk
何度もゴメソ、自分リレー始めた>>106だけど、
他の妄想神を疎外する形になるのは、決して本意じゃない。
色んな職人さんの色んなSS読みたいな、と思うよ。
だから>>136さんに限らず、リレー中だからって
遠慮してる職人さんがいたら、気にしないでって言いたい。
142名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 00:59:50 ID:2aWDq+xd
リレーこそ終わりが見えないわけだから、
むしろそれ以外は遠慮せず落としていいと思うな。
そのほうがリレーも全何レスくらいか決めずに楽しめるよ。
143名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 01:03:48 ID:p0zR5sem
とりあえず、リレーのアンカーおいとくね。

>>106-107 >>110 >>113 >>115 >>118 >>126 or >>127

自分も、リレーはアンカーで続ければいいと思う。
144名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 02:11:17 ID:qLjZmtXG
>>106-107 >>110 >>113 >>115 >>118 >>126>>127の続き1レス。

>>126>>127に関してはどちらでもOKとなるような始まりにしたつもりだがどうだろう。

---------


ビクンっ、と身体をこわばらせる京子。

「ああっ…!…ちょっと…ちょっと、お待ちください…っ」

迫ってくる波に脅えたのか京子は制止する。
しかしもう、止められそうにない…
いや正確には、拒否するその言葉すら煽りに思える。
蓮は大きく膨らみ始め熱くなった蕾を思いっきり吸い上げた。

「あああっ!!」

京子は身をよじりピクピクと内腿を震わせた。

1回…

初めての瞬間に顔を紅潮させハァハァと必死に息をする京子の様子。
蓮は見あげてその表情を垣間見た。
さきほどまで必死に保とうとしていた理性は無残にも吹っ飛んでしまう。
まだ小さく痙攣している愛液の源に指を突っ込むと、
ちゅく、ちゅく、と淫らな音と同時に京子の扇情的な喘ぎ声が部屋に広がる。

「やぁ…ぁあ…蓮、どの…っ…わたくし、わたくし…っ」
「…お気が変わられましたか?もしそうであっても…もう私は止められそうもない」

中指だけだった挿入に人差し指も加え、ゆっくり、しかし大きくかき回す。

「ちが…う…違います…んんっああっ、あ、あ、ん…っ
 あ、も、もう…何もっ…やぁ、んっ…考え、られない…ぁんー、ん…っ!!」
「もっと考えられなくしてさしあげます」

蓮はそういうと指の動きを早くする。
めちゃくちゃにその中を弄ぶとぐちゅぐちゅぐちゅ、と乱れた音が響き渡る。
喘ぐ声が上がっていくのを危惧し、蓮は押さえつけるように唇を塞いだ。
京子は腕を蓮の背中に回し、抗議のつもりか快楽のためか、蓮の着物を必死に引っ張る。
蓮の指を包む肉壁に力が入り始めたのを感じ、蓮はますます指のスピードをあげた。

「んっ!!ん、ん、んっ…!んん、ん!…んんんーーーっ!!!」

今度はさっきよりも大きくビクビクと震えて京子は再びその瞬間を迎える。

2回…。

蓮は京子が絶頂に達する回数をカウントしていた。
この指で数えられるほどでは足りない。
この美しい肌が他の男のモノになるなど…そんなことにはとても耐えられそうになかった。
何度も…何十回でも、その身体に自分の感覚を刻み込みたい。
そしてそれを忘れられない身体にしてしまいたい。
もう自分なしではもう我慢できないと言わせたい…!
蓮の欲望はますます膨らみ、すでに自分では制御できないほどになっていた。
145名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 02:13:47 ID:qLjZmtXG
リレーは焦る必要もないしいつまで続くか読めないし
むしろ他の作品をメインと思ってのんびり続けていく、くらいでよろしくないかね。

てことで他に萌えが作品化したら
遠慮なく投下してもらったほうが自分も嬉しい。
てかいろいろ読みたいよ(*´Д`)ハァハァ
146名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 02:19:14 ID:DM2KyKYM
>>137こそ空気読むべき…でオケ?
147名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 02:36:20 ID:E1BzUB+o
>>144
おぉー見事につながってる!GJ!
今度の蓮は、帝王が見え隠れしてるな。
情熱的な蓮モエス!
148名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 02:46:56 ID:E1BzUB+o
リレー面白いね。
作者さんによって、話の色(っていうの?うまくいえないけど)が違って楽しめる。
連投スマソ
149名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 05:44:37 ID:od6xiMTk
>>106-107 >>110 >>113 >>115 >>118 >>126>>127>>144の続き、1レス投下します。
150リレー続き:2006/09/16(土) 05:46:32 ID:od6xiMTk
ぐしゅ・・・・・ぐちゅり・・・・。
わざと淫らな音を立てて、更に掻き回してやる。
雪白の肌が熱に染まり、可憐な瞳が悦びに潤む様を見つめながら、蓮は言った。
「聞こえますか・・・・・良い音色です」

「あ・・・・そんな、恥ずかしい・・・・」

「恥ずかしがることはありませんよ」

そう言って蓮は指を抜いた。
更なる快楽を瞳でねだる京子の唇に、蜜にまみれたそれを加えさせる。
「・・・・・綺麗だ」

蓮はそう言って、京子の唇から指を離し、又甘やかな接吻を交わす。
同時に京子の手を取り、自らの雄へと導いた。
「どうですか・・・・?」

「・・・・熱い、です・・・」
頬を染めながら小声で答える京子に、蓮は煽る様に囁く。
「あなたの物も、同じ位熱くなっていますよ」
とろとろに溶けた京子の泉に又指を差し入れる。
「ぃやっ・・・」

「嫌なのですか?」
京子は恨めしそうに蓮を眺め付けてから、ふるふると首を振った。
「ぁ・・・・ひぁん・・・・やぁ」
蓮は、自分の内の“鬼”の存在を初めて自覚していた。
もっと、自分の全てを彼女に刻み付けたい、
生涯消えない程の印をその肌に残してやりたい、
これが最初で最後の契りならば・・・・。
既に何度も達したそこは貪欲に蓮の指を食んでいた。
蓮は心を決め、絡み付くそこから指を抜いた。
花弁の間の裂け目を何度も雄でなぞってやる。
「あ・・・・はぁん・・・・・・」
入り口の所にぴたりとそれをあてがい、問い掛けた。
「いいですか・・・?」
初めての少女への労りと、荒れ狂う欲望が心の内でせめぎ合う。
「はい・・・」答えた京子の瞳には、覚悟の光が宿っていた。
151名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 07:52:18 ID:2aWDq+xd
>>150
GJ!うひゃーエロス!!( ゜∀゜)=3
152名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 10:44:33 ID:E1BzUB+o
>>151
うわわーエロい(*´д`*)
帝王蓮が、本領発揮って感じだ!GJ!
153名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 16:32:18 ID:qLjZmtXG
>>106-107 >>110 >>113 >>115 >>118 >>126>>127>>144>>150
の続き1レス投下。
154名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 16:34:00 ID:qLjZmtXG
蓮は労わるようにとなんとか理性を取り出しゆっくりと挿入する。
何度か止まり、様子を見ながら先へと進めるが、京子の中はきつく時間がかかった。
京子はぎゅっと目を閉じ唇を噛みしめているが、
声をあげなかったので痛いのかあるいは心地良いのかもわからない。
蓮は奥まで達したところでそっと京子の頬に手をやり声をかけた。

「痛うございますか?」
「いえ…今は大丈夫でございます…」

今は…ということは我慢していたか。
健気な様子に愛しさが募る。そして同時に京子を手に入れたことに喜びが込み上げ、胸の中が熱くなった。

「今は?」
「はい…あの…なんだかとても…熱くて、変なかんじで…」
「それは…もっと教えてさしあげなければ」

蓮はゆっくりと腰を回す。
次第に京子の中も熱さを増し、少しずつねっとりと湿り気を帯びてくる。
くちゅ…くちゅ…徐々に音も奏で始め、京子は再び熱っぽく啼き始めた。

「ああっ…お、お師匠さまぁ…っ」
「名を」
「れ、蓮…どの…ぁあ…ん…先ほどとはまた…違い、ます…すごく…あ、ああ…」
「お嬢様」

突然蓮は動きを止め呼びかける。

「…はい」
「明日もそのように、淫らな声をお上げになるのですか」

言ってはいけない、と思いながらずっと抑えていたが、
声を上ずらせて我を忘れていく京子の様子を目の当たりにするうち、
蓮は次第に顔も知らぬ京子の夫となる男に激しい嫉妬を燃え上がらせていた。

「そ、そんなっ!そんな…」
「まだ見たこともない男を相手に、
 そのように熱く身を捩じらせ繋がりをお求めになるおつもりですか」

突然の蓮の残酷な言葉に、京子はしばらく言葉を失っていたが、
やがてゆっくりと両手で顔を覆い、声を詰まらせ囁いた。

「そんな…お師匠さまだけ…お師匠さまだけです…こんな…」

泣かせたいわけではなかった。
ただ感情が高ぶって抑えが聞かず、言わずにはいられなかっただけ…。

「……いえ、いいんです。すみません、言葉が過ぎました」

蓮は京子の手を退け涙を拭う。

「お許しください…どうか今の言葉はお忘れになってください…」
「…いえ…いいえ、忘れません」

まっすぐに蓮を見据えて答える様子に、蓮は責められているのかと怯んだ。

「今のは、お師匠さまの本心でございましょう?
 でしたら…嬉しい…こんな、こんなわたくしの我が儘な願いを聞き入れその胸に抱いてくださる上に…
 夫となるという男を妬んでくださっているのでしょう?
 お師匠さま、わたくしは…お師匠さま以外の男に抱かれるつもりなどございません」
155名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 16:34:32 ID:qLjZmtXG
スマン。もしや繋げにくい展開にしてしまっただろうか・・・orz
京子のざれ言と思ってくれてもいいし、駆け落ち展開でも良し。
ってことでダメでしょうか。
もしダメだったら修正路線も考えてみるんで。
156名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 16:44:46 ID:kYtC9Qlc
バレ難民に来てますね。
157名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 16:59:12 ID:od6xiMTk
>>155
いやいや、凄く良い感じ。
私は一夜の想い出を胸に別れていくか、
肌を重ねることで離れられなくなった二人が
夫の目を盗んで忍び逢う様に・・・なんて考えてたけど、
駈け落ちは思いつかなかった、これぞリレーの醍醐味だ。
それに、二人の心情がとても綺麗に描かれていて素敵。GJ!
158155:2006/09/16(土) 17:31:36 ID:2aWDq+xd
ID違うけど>>155です。
「お師匠さま以外の男」じゃなくて「お師匠さま以外の殿方」と書けばよかったね。

>>157
夫の目を忍んでってなにそれ萌ゆる(*´Д`)

・そのまま別れる
・そのまま駈け落ち
・夫に身体を許さず嫁ぎ先で居心地が悪くなった頃蓮があらわれ連れ去る
・夫の目を盗んで逢瀬(夫には拒否)
・逢瀬(夫にも無理矢理抱かれており激しく嫉妬しつつ抱く蓮)

こうですか?選べません!
159名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 17:42:28 ID:Xf1ikOrM
>>154
わー(*´Д`)嫉妬する蓮はげモエス!GJ!

>>157-158
どの設定もすごくイイ!迷う。

>>156
ね。あっというまだったよ今回。
前はすっごく待ちどおしくて焦れてたのに。
ここのおかげで苦もなく待てた。
もう最近は、本誌よりもこっちで萌えを補充してる気がする。
ここのひとたち、いつも萌えをありがとう。
160157:2006/09/16(土) 17:51:37 ID:od6xiMTk
元ネタ作った>>96=>>106でもありますが。
何となく浮かんでいたラストは、京子が「これを私だと思って下さい」
と、別れ際蓮に自分の琴の爪を渡す。
祝言の日、蓮は「お二人の門出に」という名目で、琴の演奏を披露する。
(京子の琴の爪使用)
「月蛍」というその曲に込められた蓮の想い――。
熱い視線を密かに交わし、あの夜のことは決して忘れない、と心に誓う二人、なんて考えてみたり。
勝手なこと書き連ねてすみませんm(__)m
161名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 18:22:20 ID:Xf1ikOrM
自分、リレーの結末で、妄想が浮かんでしまったんだけど、
エロでもないし、悲劇の結末だから、書き込んでいいものかどうか迷う。
162161:2006/09/16(土) 18:28:08 ID:Xf1ikOrM
いや、やっぱりなかったことに。スマソ。
163名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 18:47:05 ID:geq2sM4K
蓮かキョーコ、または二人が愛を守るために死んじゃうっていうんなら、
私的には悲劇じゃないな。
キョーコが好きでもない男に身を任せるほうが悲劇…
164名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 21:32:25 ID:od6xiMTk
>>106-107 >>110 >>113 >>115 >>118 >>126>>127>>144>>150>>154
続き1レス投下します。
165名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 21:34:41 ID:od6xiMTk
京子の言葉に突き動かされたかの様に、蓮は再び律動を彼女の中へ送り出す。
「はぁっ・・・・あぁ・・・・・いぃ・・・・」

「その様なお声・・・・他の誰にも聞かせたくない」

「・・・・お、ししょ・・・様、だ・・・け・・・・・ひゃぁん・・・・・、
私の・・ぁん・・・・・心に、はぁっ・・・住む、お方は・・・」
迫り来る快感に乱れた、途切れ途切れの声で京子が言う。
このまま溶け合ってしまえたらいいのに・・・。
そうすれば、二度と離れないでいられる――。

「あぁ、お師匠様、私、もう・・・」
京子は四肢をしっかりと蓮の背に絡めしがみ付く。
熱く蕩けた蜜壺は蓮の全てを吸い尽くさんばかりに締め付けてきた。
もう、限界だ――。
動きを更に速めながら、蓮は熱に浮かされた様な声で、女の名を呼んだ。
「京子・・・・京子・・・・・・!」

「あぁ、蓮、連れて行って、あぁぁんあぁぁゃぁ―――!」
嬌声を紡ぐ京子の唇を、蓮は自分のそれで塞ぎ、激しい接吻を交わす。
一際大きな快楽の波にさらわれた二人は、同時に絶頂を迎えた。
166名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 21:37:13 ID:DM2KyKYM
どんな展開でも、
“そして時代は流れ…生まれ変わった京子と蓮は再びめぐり逢った…”
とか最後につければハッピーエンドっぽい。
167166:2006/09/16(土) 21:42:18 ID:DM2KyKYM
>>165
ごめん!
なんかぱっと見、文句つけてるみたいになってしまった。

166は>>163デス。
168名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 21:49:27 ID:geq2sM4K
生まれ変わり…前世エンド?
169名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 22:48:59 ID:Xf1ikOrM
>>165
GJ!
絡み合う2人にドキドキ。
170名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 23:29:31 ID:E1BzUB+o
>>161
どんな妄想?気になる。

>>164
(*´∀`*)GJ!
171名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 23:59:10 ID:2aWDq+xd
>>164
GJ!
エロは見事に繋がったし、
結末に関してはいろいろなバージョンで読みたいと思うのは贅沢すぎですかね(*´д`*)
ハッピーなのも悲劇も読みたい。
172名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 01:02:23 ID:gkLm3Snu
そうだね。色んな結末があってもいいかも。
私も読みたい。
173名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 01:40:48 ID:yikGOzhF
>>165

の続き1レス。

アンハッピーエンドバージョン。
誰か、他のハッピーエンドな結末書いてください。
174リレー完結、その1:2006/09/17(日) 01:42:25 ID:yikGOzhF
「…それでは、帰ります」
そろそろ、皆、起き出す時間だから、と京子は言った。
先程まで、あんなに愛し合った躰が、通い合った心が、ひどく痛んで仕方がない。
「お師匠様…。京子は、貴方に出会えて、貴方を想えて幸せでした。
最後の最後に、肌まで重ねてもらえて…。」
はらり、はらり、涙を流しながら笑む京子は、やはり美しい。
「私の中には、一生、お師匠様が居るでしょう。
でも、今日のことを思えば、きっと生きていけます」
そう言って、部屋の中に残り香だけを残して、京子は去って行った。

婚礼の日。
京子の姿を遠目にだけ見た。
言葉を交わせば、きっと、連れ去りたくなるから…。
そんなことは、許されない。
『京子は、貴方に出会えて、貴方を想えて幸せでした。』

いいえ、お嬢様。
私こそ…。
私こそが。
貴女のその明るさに、可愛らしさに、貴女を想えて涙が出る程、幸せでした。

その日、蓮は人知れず旅立った。


互いを想う気持ちは、例え離れていても、他人のものでも、いつまでも胸に秘められたまま…。
ずっと、ずっと、生き続けて…。


おしまい
175名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 01:49:40 ID:zQsvw2il
>>174
GJ!
切なくて、でも後味の綺麗な終わり方(;;)
ハッピーエンドは、私も状況的にちょっと思いつかないなぁ。
(お別れバージョンの結末は書いたけど、
>>174さんとカブるので、大人しく引っ込めます^^;)
176174:2006/09/17(日) 01:54:03 ID:yikGOzhF
勝手に終わらせてごめん。

ってか、>>106さんの構想やら、世界観やらぶっ壊してすみませんでした。

;y=ー( ゚д゚)・∵.ターン

>>175さん
いや、読みたいです。
気にしないで投下してください。
177名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 02:02:11 ID:zQsvw2il
>>176さん
>>175ですが、実は>>106でもあります(笑)
>>175で書いた様に素敵なラストを書いて頂いて嬉しいです。
ぶち壊しだなんて、そんなことないですよ〜。
読みたいと仰って頂いたので、お言葉に甘えて私なりのラスト投下させて頂きますm(__)m
178リレー結末2(別離編その2):2006/09/17(日) 02:04:38 ID:zQsvw2il
いつしか空は白み始めていた。
この腕の中の温もりを手放したくない、しかし――。
「私、行かなくては・・・」
分かっていた、今宵のことは一刻の夢、あの蛍の如く儚きもの・・・。
「お師匠様・・・・・ありがとうございました」
いっぱいの涙が湛えられた瞳が、蓮を見つめていた。
「お師匠様は、私にこの先の何もかもを乗り越え
られる程の幸せを与えて下さいました。
今宵の美しい月、あの蛍、お師匠様のお声もお姿も
温もりも、ずっとずっと私の胸の中で生き続けるでしょう」

「私も、生きている限り忘れません」蓮が答える。
本当はこのまま、さらってしまいたい――しかし、それは叶わぬ夢だった。
引き裂かれる様な痛みに耐えながら、彼女を立たせ
「さあ、人目につかないうちに・・・」と、背中を押してやる。
これでいいのだ、これで――。
京子は蓮に押し出されるまま、数歩進んだ所で立ち止まる。
華奢な肩が震えたかと思った一瞬のち、京子は振り返り蓮の胸に飛び込んできた。
蓮は万感の想いを込めて、彼女を強く抱き締め、言った。
「愛しています・・・」

「私も・・・」
名残を惜しむ様に唇を重ねる。
やがて、身体を離した京子は大切にしている琴の爪を懐から取り出した。
「これを・・・・私だと思って――」
そう言うと溢れ出しそうな涙を隠し、今度は振り返らずに走り去る。
蓮の手の中の琴の爪だけが、夏の夜の夢の名残りだった――。
179名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 02:14:30 ID:yikGOzhF
>>178さん
うわー、GJ!
1レスで、ちゃんと、エピソード入れれててすごいですね。

「愛しています」で別れる2人。
(´・ω・`)セツナス
180名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 06:38:28 ID:j46SmMPu
>>106-107 >>110 >>113 >>115 >>118>>126-127>>144>>150>>154>>165

結末を2レス投下します。
やや幸福向けエンドで。向いている…はず。
1811/2:2006/09/17(日) 06:39:10 ID:j46SmMPu
町の中心から少し外れた寂れた地域。
小さな連れ込み宿に蓮はいた。
あの翌日、京子が嫁いでから3週間。
せめて最初だけは少しのあいだ、疑われぬようにと一度も会わなかった。
3週間の後、この宿屋で落ち合おうとふたりはあらかじめ決めていた。

1組の布団。枕元に小さく灯された明かり。
蓮は予定の時間よりもひどく早く着いてしまい落ち着かない。

もしや京子はこないのではないか。

あの夜、生涯離れられぬと深い繋がりを確かに感じたが
一日、また一日と経つごとに温もりは遠くなっていく。
自分は日が経つほどに狂おしく京子を欲しているが、果たして京子もそう思っているのか…。
このまま京子に触れられずに朝を迎えることを思うと
嫉妬と悲しみ、そして怒りにも似た激情に襲われこめかみが熱くなった。

「京子…京子…」

思わず言葉にしてその名を呼んでみる。
あの夜から何度も繰り返してきたことだった。

「京子…っ」

乱れる心に堪えられず頭を抱えてしゃがみ込んだそのとき、
静かに襖が開く音がして振り返る。
そこには夢に何度も現れた京子が静かに微笑んでいた。
蓮はぽかんとくちを開けたまま情けなく無言で眺めた。

「お呼びになりましたか?」

はにかんで笑う京子を見て、蓮は知らず涙をこぼしていた。

「どうされました?大丈夫にございますか…?蓮さま?」
「…っ…来ないかと…二度と会えぬかと…」
「なぜそんな。お約束したではございませんか」

すがりついて着物を引き寄せる蓮を、京子はふふ、と笑いながら幼子をあやすようにその頭を撫でる。
京子の確かなぬくもりを感じ、蓮の心も次第に鎮まっていった。

「京子さま」
「なんですか?」
「……抱かれたのですか?」

聞かずにはおられなかった。夫婦となったのだから当たり前だろう。
そんなことを聞いても互いに辛いだけなのだが、それでも蓮は問うてしまう。
すがりついたままそっと顔を見上げて覗くと、
案の定、京子はみるみるうちに顔を曇らせてしまった。
1822/2:2006/09/17(日) 06:39:47 ID:j46SmMPu
「…すみません…また余計なことを---京子さま?」

京子は顔を青白くさせ身体を硬直させている。

「…責めているのではないのです、本当にすまない…すまない。ただ知っておきたかったまでで」
「いえ…いえ、違います、いいのです…」
「…何がありました?」
「……2週間…2週間は守ったのでございます…
 お師匠さまの温もりを、ずっと我が肌に残しておき…たくて…
 でも…でもある夜……っ…それから毎夜…嫌がる私を…っ」

膝から崩れ落ち、身を震わせる京子をかき寄せ、蓮は必死に慰めた。

「もういい…!もう…もうおっしゃらなくて結構です…!」
「…蓮さま…京子はもう、もう嫌ぁ…蓮、さま以外…っ…嫌ぁ…」

京子は抑えていたものを吐き出すかのように嗚咽を漏らし始めた。
が、しばらくのあいだ強く抱きしめ、何度も背をさすってやると、徐々に落ち着きを取り戻していった。
顔を上げさせ唇を奪う。この唇も…

「…唇は…守りました」
「え?」
「あなただけの物、です。身体は…奪われてしまいましたけれど…」
「そう…そうですか…いえ、身体も私だけの物です。忘れさせてさしあげます」

蓮は京子を取り戻すつもりで激しく抱いた。
会えない間に募った京子への熱情、そして京子の夫への激しい嫉妬。
相容れぬはずのふたつの感情が、京子が喘ぎ声をあげる度に蓮の胸を焼きつくす。
蓮は悟った。自分はこのまま京子を帰せない。
夫の元へと帰し、またこの身体が奪われることなど!
そしてなにより、自分が京子の心と…身体なしでは、もう生きていけない。

「ぁあっ…ん…蓮さま…蓮…っ…ん…」

守ったという唇を何度も塞ぎ、首、胸、腹、そして内腿へ。
蓮はすべてに強く吸い付きはっきりと痕をつけていく。
蓮は京子の足を広げさせ、茂みの下にある膨れた蕾を探り当てて舌の先で転がした。

「あぁっ…あ、あぁ…蓮…ぃい…気持ち、いい…」
「どんどん溢れています…京子さまは淫らだ」
「やぁ…っ…あ、あ、ん…」

我を忘れていく京子が愛しい。
蓮は蕾の先を舌でつつき、また根元からゆっくりと舐め回し、
あるいはじゅるじゅると音を立てて吸い上げ…執拗な愛撫を夢中で繰り返す。

「ああっ!や、嫌ぁ…!れ、蓮、さま、あ、あぁっ、あ!ああ、あっ!…っぁあああっ…!!!」

舌で極みの瞬間を迎えて京子はビクビクを身を震わせる。

「まだまだ…これから、ですよ」

そう、まだ背中、臀部、と痕をつけていない。
この痕は決意の刻み。

---このまま京子を屋敷に連れて帰る---

灯りはとうに消え、月の光だけが障子の隙間から差し込んで照らす。
白く浮かび上がる二人の肌は、月が朝の光と変わるまで熱く蠢き続けていた。
183名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 06:43:45 ID:zQsvw2il
いったんリレーまとめ(その1)

1(>>106)2(>>107) 3(>>110)4(>>113
5(>>115)6(>>118
184180:2006/09/17(日) 06:44:27 ID:j46SmMPu
終わってねーよ!と言われるかもしれませんが…
実際奪ってしまったらそこに住むのも身が狭いかもしれないし
逃げたら残された家族の身が狭いかもしれない。
なんとなくあまり突き詰めないほうが幸せのような気がしてここで終わらせてみた。
でもこの後は静かな土地に行って、近所の人や子供たちに琴を教えながら
つつましやかに幸せに暮らした、と想像していただければ嬉しい。と、丸投げ。

>>174>>178
見事な締めGJ!!
切ないけど読後感いいね。・゚・(ノ∀`)・゚・。
185名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 06:48:55 ID:zQsvw2il
リレーまとめ その2
7ーa(>>126)7ーb(>>127
8(>>144)9(>>150)
10(>>154)11(>>165
結ーa(>>174)結ーb(>>178
結ーc(>>181->>182
抜けあったらスマソ。
186180:2006/09/17(日) 06:50:29 ID:j46SmMPu
あと、相手の呼び方や丁寧語にするか…は距離感が難しくて混在させた。
不自然に思えたらスマソ。

>>183
まとめ乙。
d切ってごめんね(´・ω・`)

今のところ

不幸エンド:結ーa(>>174)結ーb(>>178
幸福エンド:結ーc(>>181->>182

ってことで。
187186:2006/09/17(日) 07:03:10 ID:j46SmMPu
「不幸エンド」というより別離エンドと書いたほうがよかったか…orz
別離=不幸とも思えない気がしてきた。
重ねて連投許して。
188106=178=183:2006/09/17(日) 07:10:39 ID:zQsvw2il
>>184さん
GJ! 凄く官能的で萌えた。
こちらこそ、豚斬る形になってスマソ。

>>174さん
いや、逆に詰め込みすぎといいますか^^;
自分の悪い所として、描きたい台詞やシチュに
気を捕られすぎて、動きの流れや細かい描写が
分かりづらく、読む方に不親切な所が多々あったと反省しきりですorz
>>178だけじゃなく、全体的に)
まだまだ修行が足りませぬ。
189名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 07:18:38 ID:zQsvw2il
あ、ゴメソ、>>174さん宛は>>179さん宛。
でも、IDからして同じ方ですよね?

蓮が実は名家の隠し子で身分違いの壁が解消、
すったもんだの末二人は晴れて夫婦(めおと)に。
こんなのしか浮かばないorz>ハッピーエンド。
後、京子が蓮の子を身籠ってドロドロ展開もイヤス。
連投スマソ。
190名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 07:45:12 ID:wWkTta/7
>>161です。
お言葉に甘えて、妄想を落とします。不幸エンドです…。
時間軸としては、>>160さんの構想のその後になります。
>>163さんの、>好きでもない男に身を任せるほうが悲劇…
>>189さんの、>ドロドロ展開? (本当に投下しようかどうしようか迷ったのですが…。)
ていうのもちょこっとあるので、気になる方はスルーしてください。




嫁いでからしばらくして、キョーコは妊娠した。
蓮との子供だ、キョーコは確信した。一夜だけで授かってしまうなんて…。
結婚してから何日かは、キョーコは体調がすぐれないといい、夫に体を許さなかった。
その頃にはもう、月のものが来ていなかった…。
時期でいえばどちらの子供かはっきりとはしないが、キョーコは確信していた。

愛する人の子供…子供をもちろん愛しているが、お腹の子供が大きくなるにつれ、罪深さに苛まれる。
キョーコは、お腹に赤ちゃんがいますから…といい、以前よりもさらに夫を遠ざけるようになる。

夫は、キョーコをとても愛しているが、愛するあまり、心を開いてくれないキョーコに乱暴なことをしてしまう。
「本当に俺の子供か?」
キョーコは、あなたの子供です、としらを切りとおす。

キョーコは体調を崩す。自分はもう長くないと悟るキョーコ。
この子だけは…でも、そばにいてあげられないかもしれない…。
キョーコは最後に、愛する蓮に手紙を送る。
結局、難産で、キョーコも赤ちゃんも死んでしまう。

蓮は、ずっとキョーコを想い続けていた。ずっとキョーコを愛し続けると誓っていた。
キョーコが死んだと知った蓮は気が狂ったようになり、キョーコの後を追い、死んでしまう。

つじつま合わないかも、スマソ。



191名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 10:36:47 ID:j46SmMPu
>>190
         .。::+。゚:゜゚。・::。.        .。::・。゚:゜゚。*::。.
      .。:*:゚:。:+゚*:゚。:+。・::。゚+:。   。:*゚。::・。*:。゚:+゚*:。:゚:+:。.
ウワァ━.:・゚:。:*゚:+゚・。*:゚━━━━゚(ノД`)゚━━━━゚:*。・゚+:゚*:。:゚・:.━ン!!
  。+゜:*゜:・゜。:+゜                   ゜+:。゜・:゜+:゜*。
.:*::+。゜・:+::*                        *::+:・゜。+::*:.
なんて悲シス・・・しかし萌える。

>>190さんのそんな悲しい展開をちょっといじって無理やりハッピー型のあらすじも作ってみた。
途中から
1.京子死亡バージョン
2.再会バージョン
と分かれているのでお好きなほうで。
-------------------------------------------
妊娠中に夫に蓮の子と言ってしまい、京子は怒り狂った夫に追い出される。
しかも蓮とくっつくのは許せないと隠れて遠くのどこかに追いやられてしまう。
京子が消えたことに気付いた蓮、夫に居場所を教えるよう土下座して頼むが蹴られて追い返される。
傷心の蓮は旅に出て京子を探し続ける。
何年も旅して、なぜだか懐かしい場所にたどり着いた蓮。
そこでようやく噂を聞く。

その噂は京子だと確信したが…子を産んで死んでしまったというものだった。
悲しみに打ちひしがれるが、子が無事なら、と話に聞いた小さな家の前に立つ。
そこで老夫婦と静かに暮らしているらしい。
なんと言って戸を叩くか逡巡していると、元気な声と共に戸が開き、
かわいらしい---まさしく幼き日の京子であろうと思われる---女の子が現れる。
「あなただあれ?おじいさんに用?」
「・・・いや・・・君の・・・懐かしい人だよ。迎えにきたんだ」

----その1(死)
 京子から話を聞いていた老夫婦はその子を京子の形見と共に渡し、 蓮は愛情いっぱいに育てていく。
 生涯愛したのは京子ひとりだった。 (終)

----その2(再会)
 「迎えに?私のこと知ってるの?」

 「---誰かいるの?声がしたようだけれど」

 蓮はその子の後ろから現れた人影に目を見張る。 
 そんな…そんなわけが…!自分はまたいつもの夢を見ているのだろうか…?

 「京・・・」
 「…れ…蓮…?うそ…でしょう?だって…だって…」
 「京子…本当に京子なのか…?幻ではないのか?」

 恐る恐る手を伸ばす蓮。
 京子もまた震えながらその手をゆっくりと取る。

 「蓮…だって…あなた…あなたは死んだって聞いたの…」
 「君だって…いや、そんなことはいいんだ、君が本物なら」

 互いに頬をさすりその存在を確認し合いながら強く抱き合うふたり。
 その後は子と三人、静かに幸せに暮らしたのだった。(終)
------------------------------------------
その2の互いの死の噂は夫が流したものだった、というオチ。
「迎えにきたんだ」は13巻見開き表紙のコーンと子キョーコのショットのイメージに近いかも。
軽く誘拐犯ww
192名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 12:15:13 ID:rqx9hvya
ええと済みません、>>165さんの次に挿話を作ってまいりました。
>>166さんに触発された、1レスです。
193誓い:2006/09/17(日) 12:17:16 ID:rqx9hvya
尽き果てた後の離れ難さに、二人は繋がったまま言葉を交わし続けていた。
もうじき京子は帰らねばならない。
蓮のぬくもりを、熱さをいつまでも感じていたいのに、京子の心を空虚が蝕みそうだった。
一体何処へ帰るというのだろう。
私の心はもう、家も親も何もかも失っているのに…
京子の耳に、蓮の声が聞こえてきた。
「これが罪でも…私は後悔しませぬ。」
はっとして京子は叫ぶように言った。
「いいえ…いいえ、罪ではありませぬ!蓮様、貴方は私を救ってくださったのです。罪などは…私一人のもの!」
「京子に罪などはない。」
激しく言い切り、蓮は京子をきつく抱き締めた。
「うかつなことを申しました。私達の心は真実、それが許されぬのは…」
静かに涙を流す京子の姿に、蓮は口をつぐんだ。
同じ想いだと知った。
全て今の、人の世のしがらみの苦しさが…
「人は死ねばまた生まれ変わると言うそうですね…」
あやすように頬に唇を落とし、蓮は京子の髪を撫でる。
「そうなのですね。でも、京子は…もう傷つきたくありませぬ。もし蓮様に出会えなければ、もしまた引き離されてしまったら…」
京子の瞳からはなおも涙が流れ続ける。
「もし生まれ変わったなら、私は必ず貴女を探し出します。」
強い決意と共に蓮は京子の瞳を覗き込んだ。
京子のその大きな、涙に彩られた澄んだ瞳が揺れた。
「幾線幾億の人々の中…惑わされ間違いつまづくことがあろうと、どんなに困難なことであろうと、決して諦めませぬ。」
二人の唇は重なり、深く繋がりあった。
しばしの後、今度は先ほどとは違う涙に濡れた京子の瞳に、強固な決意を秘めた蓮の表情が映った。
「今度こそ、必ず貴女を私のものに」
「蓮様…!」
泣きじゃくりながら京子は蓮に強くしがみついた。
ただ一人、愛するただ一人。
そのただ一人が他ならぬ自分を、来世までも愛すると誓ってくれた。
この世では報われぬ二人でも、来世まで、新しい自分となってまでも必ずや見つけ出し愛すると。
帰るところは、あった。
その愛するただ一人…
蓮。
京子の心の中にも新たな決意が浮かんでいた。
「私も誓います。蓮様。私達は必ず出会いましょう。たとえ親に世界に傷つけられようと、
私は決して貴方にだけは、傷つけられることはありませぬ」
瞳に映った蓮の顔は、夢見るような表情だ…と京子は思った。
その蓮の見た夢は京子自身。
今までに見たどんな表情よりも美しい微笑みに蓮は魅入られていた。
そして蓮も京子に夢を見せた。
だが…二人の心のそれは夢ではなかった。

この世の何よりも強い誓い。
194名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 12:20:06 ID:rqx9hvya
神々の中に割り居るようで済みません…
世界を壊してしまったのではないかと心配です。

どのバージョンでも皆様素晴らしいです!
本当に楽しませていただいてます、神様有り難うございます。
195106:2006/09/17(日) 14:06:01 ID:zQsvw2il
大正時代ということを考えて、第一次大戦や関東大震災等の混乱で、
京子は屋敷も家族も失い(夫とも死別)、
一人で生きていこうとする中奇跡的に蓮と再会、
結ばれるならハッピーエンドいけるかも。
そんな壮大な話書けないけどさ(てか、既にエロパロじゃないしw)

協力して下さってるネ申の皆さん、本当にありがとうm(__)m
自分のふとした妄想が、こうやって大きく
育っていくなんて、感激しています。
196名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 16:16:54 ID:j46SmMPu
>>193
GJ!
太宰治の最後のように、赤い腰紐で互いを繋げて心中する図が浮かんでしまった…orz
しかし互いに心で愛し合ったまま生きる誓いとも心中の誓いとも取れる見事な繋ぎだよ。

>>195
そんな映画見たいよ。ふたりの共演で妄想すれば倍萌え。
小ネタから広がることも多いし、妄想は躊躇せず披露すべしですよ(*´д`*)萌エカモーン


リレーの余韻冷めぬところ豚切ってしまうようで恐縮ですが
台風で引きこもっていて1つ作ったので投下します。
全4レス。
初エチ話ですが、そんな爽やかさはみじんもありません。
蓮やや鬼畜気味。
197196:2006/09/17(日) 16:21:12 ID:j46SmMPu
もとい。全5レスで頼みます。では。
1981/6:2006/09/17(日) 16:22:59 ID:j46SmMPu
雨は次第に強さを増していく。
蓮は大きくため息をついた。

「天気が落ち着くまでここで過ごそう」

---

事の発端は社長の一言。
仕事の報告をしに行った蓮に、いつものように説教を始めたローリィ。

「お前…つきあって2ヶ月にもなるのにまだ手を出していないだとぉ?!!」

くらっと倒れるようにフラつきながら頭を抱え、
若いくせに不健康だ、お前は不能かと罵ったあげく、
お前にはきっかけってもんが必要なんだ、と叫び、嫌がる蓮を無視して計画を練り始めた。
が、そこは社長の計画。
気付けばマリアや社など、周辺の人も巻き込んで別荘でお祭り騒ぎ、に変わっていたのだった。

「最初の目的はどこに行ったんだ…」

ぶつぶつと愚痴りつつも蓮は密かに安堵もしていた。
キョーコと毎晩のようにマンションで会い、唇も重ねる。
が、まだその先に進む勇気が蓮にはなかった。
欲望はある。むしろそれは日に日に大きく膨らんでいる。
しかし抱きたいと思えば思うほど、無垢なキョーコを傷つけるようでひるんでしまい、
結局いつも紳士的に車で送って笑顔で別れる。
正直蓮はどうしていいのかわからなくなっていた。

(まるでガキだな、俺。…きっかけ、か…)
確かにきっかけ、が必要なのかもしれない。しかし…

「敦賀さん?」

突然顔を覗き込まれて呼びかけられ、蓮はハッとする。

「お疲れですか?昨日も遅くまでお仕事だったんでしょう?」
「…いや、疲れてないよ。ちょっと考え事をしてただけだよ。君と初めて会った場所を思い出してた」
1992/6:2006/09/17(日) 16:23:40 ID:j46SmMPu
それは嘘ではなかった。
別荘のあるこの場所は、あの日のあの場所にどこか似ている。
そしてこの場所に立つキョーコもまた…あの日のままに蓮には映った。

「私もです!コーンの森を思い出します!あ、コーンの森って…私が勝手にそう名づけてたんです」

頬を桜色に染めて微笑むキョーコ。
…しまった、こんな静かな森で散歩になんか誘うんじゃなかった…
蓮はキョーコの笑顔に慌てて目を逸らしきびすを返す。

「…そろそろ帰ろうか」
「え…??」

キョーコは不安そうに慌ててついてくる。

「あの…私なにか、不快にさせましたか?」
「違うよ、とんでもない」

ただ、勢いで押し倒したりしたくない、だけ。

「でも…」
「ほんとだよ、ごめん、気にしないで」

にっこり笑ってキョーコの手を取って引く。
キョーコはほっと安堵のため息をついてまた満面の笑みで返してきた。

「あの、じゃあ、お願いがあるんですけど」
「なに?」
「社長さんに伺ったんです。この先に、すごく綺麗な滝があるって。
 ちょっと奥にあって歩かなきゃいけないらしいんですけど…ダメ…ですか?」
「………いいよ、君が行きたいなら…行こうか」

(あの上目遣いでおねだりされたら拒否できるわけないだろう!
 この子本当に完全に天然でやってるのか?まあ間違いなく計算はありえないが…)

「まったく君は…」
「え?」
「…いや、なんでもない」
「敦賀さん、さっきから変ですよ」

くすくす笑いながら腕に寄り添ってくるキョーコに蓮の頬も緩む。

「うん、まあ、変かもしれないな」
「なんですか、それ?おかしな人です」
「キョーコ、楽しそうだね」
「楽しいですよ、敦賀さんとこんな風にふたりで外を歩けて、しかもそれがこんな素敵なところで。
 社長さんに感謝しなくちゃいけませんね。後でもう一度、お礼言います」

なるほど、きっかけ、にはなりそうにないが、確かに社長には感謝しなきゃな。
いつしかキョーコの上機嫌が伝染し、蓮は暖かい気持ちで歩を進めた。
2003/6:2006/09/17(日) 16:24:23 ID:j46SmMPu
1時間後、ふたりは小屋にいた。
突然の激しい雨に打たれ、とりあえず近くにあった小さな小屋に飛び込んだのだ。

「ひどい雨だな…寒くない?わけないよね、困ったな…風邪でもひいたら大変だ」
「いえ、大丈夫です。こう見えて丈夫ですから」
「なんだか楽しそうだね」
「そうですか?」

無防備に笑顔を向けてくるキョーコに蓮の胸が弾む。
頭から足先までびしょびしょに濡れ、服からは水を滴り落ち、ぴったりくっついて身体の線が露出している。
蓮は慌てて目を逸らし、窓から外を伺った。

「止みそうにないね…仕方ないな、しばらく…天気が落ち着くまでここで過ごそう」

蓮は自分を戒めるように窓の外を凝視していたが、キョーコは蓮の背中に抱きついてきた。

「敦賀さん…」

両腕を前まで絡め、しっかりと抱きついてくる。
さっきの扇情的なキョーコの姿が目に焼きついて離れない蓮にはあまりに刺激的な温もり。
心臓が跳ね上がり、自分の背中が熱くなるのを感じる。

「……寒い?…まだ止みそうにないし、俺が走って帰って…
 …着替えや毛布なんかを持ってきたほうが早いかもしれないな。そのほうが---」
「違います」

遮ったキョーコの口調が先ほどまでとは別人のように強いのに蓮は驚いた。
キョーコの腕を解いて振り返ろうとするが、キョーコは強くしがみついて離さない。

「どうした?」
「…敦賀さん…私…心の準備はできてます。ですから…」
「なにを…いったい何の話を…」
「ごまかさないでください」

キョーコは蓮の前に回りまっすぐな目で見上げる。
雨はますます勢いを増して屋根を打つ。
キョーコは激しい雨の音にかぶせるように必死に叫んだ。

「敦賀さん、いつも…いつもこういう時になると目をそらしてます!
 キスだって…長くなると慌てたように止めたり…私がくっつくと離れたり…!
 敦賀さんが大事に思ってくださってるのはわかってます。
 でも…でも、もう私、待てません!」

蓮はすべて気付かれていたことに愕然とし、同時に待てないと迫るキョーコの目に迷いがないことを見て動揺する。
そして血が逆流しているかのように身体が熱くなっていく。
どこかに逃げてしまいそうな理性をなんとか引き寄せようと心はもがく。

「…キョーコ……」
「お願いです…抱いてください」
2014/6:2006/09/17(日) 16:25:05 ID:j46SmMPu
キョーコの懇願に蓮の理性はもろくも飛び散った。
濡れて肌にまとわりついた服を夢中で脱がせる。
自分で請うたことながら、蓮のあまりの激しさにキョーコはわずかに戸惑う。

「つ、敦賀さん…そんなに急がなくても…私逃げません…」
「俺ももう待てない」

自らの服も脱ぎ捨て戸惑うキョーコを強く押し倒し、そのままの勢いで濡れた胸にしゃぶりつく。

「あっ…や…やだ敦賀…さ、ん…やさしく…してくださいっ」
「ごめん…そんなの無理だ。ずっと欲しかった」

乳首に軽く歯を立てて苛める。
驚きの混じった声をあげるキョーコを見上げ、反応を伺いながら、舌、歯、と快楽と痛みを交互に与えていく。

「すべて…痛みも、快感も、教えてあげるから、覚悟して…拒否はできないよ」
「ぁあっ!ん…っや、やぁ…つ、るがさぁ…!」

雨の音に混じってキョーコは大きく喘ぎ始める。
その感度の良さに蓮の興奮は高まり、もう抑えは効かなくなっていた。
茂みの下にある突起に手を伸ばし、くるくると指で回しながら耳元で囁く。

「ここ、なんていうか知ってる?」
「ゃあん…しら…知らないっ…!」
「ふーん、ほんとかな。美味しいんだよ、すごく」

蓮は身を下げて指から舌へと愛撫を変える。
舌の先で軽く転がし、そしていきなり強く吸い上げるとキョーコはあっさりイってしまった。

「ああっ!!」
「そう、いい反応だ…でもまだ…」

その後も蕾を舌と指で執拗に愛撫し、蓮は何度もキョーコをイかせた。
次第にキョーコも我を忘れ、初めてとは思えないほどに乱れ始める。
その様子を頃合とみた蓮は、身を返して自分の上に跨らせた。

「入れてごらん」

はぁはぁと息を荒げながら、キョーコは戸惑いの表情を浮かべる。

「で…でもぉ…」
「欲しくないならいいんだよ」

蓮は観察するようにキョーコを眺めて楽しんでいる。
その眼に促されるように、キョーコはそそり立った杭に自らをゆっくり沈めていった。
2025/6:2006/09/17(日) 16:25:37 ID:j46SmMPu
「んっ…ぅんっ…ぁん…っ…そんなに…見ないでください…っ」
「いい眺めだよ。…全部入ったね。次はどうしたい?」

キョーコは頬を赤らめしばらく黙ってじっとしていたが、
恥ずかしさに顔を逸らせたまま、ゆっくりと腰を動かし始めた。

「ん、んんっ、あ、あんっ…!わ、わかん、ない…っ」
「上手だよ、キョーコ。…すごく締まってて気持ちいい。でも---」

蓮は床につけていたキョーコの両膝をぐいと立て、M字に大きく開かせた。
いきなりの体勢にバランスを取れず、キョーコは両手を後ろに付く。

「このほうが、繋がっているところがよく見える」
「やっ!い、いやぁっ…見ないでぇ…っ」
「いやらしいね、キョーコ。俺のを奥まで咥え込んで…汁が溢れて垂れてるよ。ここも膨らんでる」

蓮は繋がった少し上で大きくなった蕾を指でこすりあげる。
反応良く声をあげる様子を見ながら腰を突き上げると、
キョーコはますます高く啼きながら、蓮の動きに合わせて跳ねるように腰を動かし始めた。

「あ、あん、ん!んー!や、やだっ、つるが…さんっ!」

必死に伸ばしてくる腕を引き寄せ強く抱きしめた。
キョーコは首にすがりつき耳元で喘ぐ。

「ん、ん、あ、ああっ、や、イヤっ、ん!あんっ」

突き上げるリズムに合わせて可愛く上がるキョーコの声に、愛しさともどかしさが募る。
蓮は貫いたまま立ち上がり、壁に押し付けながら激しく突き上げを始める。

「ぁあっ!や、だ、だめっ!こ、こんな…のっ!んっ、や、つる…が、さんっ!
 やだ、こわ、怖いっ…、んっ!あ、ゃあっ、また、き、きちゃうっ…っ!」
「…っ…キョーコそんなに…っ…締めちゃ、だめだよ…っ…俺まで…」
「んんっ、だ、だって…あ、ああっ!だ、めぇ…ん、あ、ゃっ、あ、ああっ、ぁあ!ぁああああっ…!!!」

ビクビクと締め付けながら、蓮の首にしがみついたままキョーコは脱力し、そこで意識は白く飛んだ。
2036/6:2006/09/17(日) 16:26:35 ID:j46SmMPu
雨が上がりふたりで別荘に戻ると、
心配していたののか、社長、社、マリアが外で待っていた。
姿を見たマリアは慌てて走ってくる。

「おねえさまっ!!蓮さまも!心配したの、すごい雨だったし、なかなか戻ってこないから…!」
「ごめんよマリアちゃん、滝の近くに小屋があったから、そこで雨宿りしてたんだ」
「まあそうだったの…お姉さま、まだ服が少し濡れてらっしゃるわ、着替えないと」
「あ、うん、ありがとうマリアちゃん」

マリアはキョーコの手を引いて別荘の中へと連れて行く。

「でも長い雨だったでしょう?何をなさっていたの?」
「え?……あ、いや、何って…だ、だから雨宿り…」

キョーコはみるみるうちに顔を赤く染めていく。
その様子を見た社は蓮を見やりながらニヤニヤして言う。

「マリアちゃん、あとで俺がゆっくり教えてあげるよ」
「や、やだ社さんっ!何を言うんですかっ!」
「あれ、キョーコちゃん、何か言っちゃいけないようなことでもしてたの?」

とぼける社にキョーコはますます真っ赤になる。

「っ…!!な、なにも…!…わ、私…着替えてきますっ」

しれっと反対を向いている蓮に、黙ってキョーコのやりとりを見ていたローリィが囁く。

「ほらな、きっかけ、だよきっかけ」
「…社長…あなたどこまで計算してたんですか?」
「なんの話だ?俺は向こうに綺麗な滝がある、って教えただけだぞ」
「どうだか…」

まったくこの人は…まさか天気まで予測して言ったんじゃないのか?
疑いは晴れぬまま、結局社長の計画通りになっているような気がしてならない蓮であった。
204196:2006/09/17(日) 16:30:07 ID:j46SmMPu
以上です。結局全6レスだった。スマソ。
ぎゅっとかしないために対策をおろそかにしたために変質者になっちゃったよ蓮ごめん。
205名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 18:44:17 ID:wWkTta/7
>>174
蓮、旅立っていくんだ…2度と会えないんだ。
だけど、美しい幸せな思い出としていつまでも2人の胸に残る。
悲しいけれど、素敵な話ですね。

>>178
こちらも悲しい、でも美しい終わり方。
2人の別れがすごく綺麗で切ないですね。
2人の身を引き裂かれるようなつらさが伝わります。

>>181
これから2人にはいろんな困難が待ち受けているんだろう。
だけど、それを覚悟した2人の絆はとても強いに違いない。
危うい、でも幸せの絶頂にいる2人。
こんな終わり方も、幸福だと思う。

>>191
>>190です。コメントありがとうございます。投下してよかったかなと思ってたので嬉しかったです。
ここまで話を広げられるなんてすごいなぁ。
最初はちょっとつらいけど、読んだ後は幸福感が残ります。

>その1(死)
キョーコは愛する娘を残してどんなに心配だっただろう。蓮が娘に会えてよかった。
蓮は、娘という、2人で愛し合った証がいたから、幸せだったのかもしれない。
キョーコの形見の中には、きっと蓮が渡した琴の爪もあるんだろうな…。

>その2(再会)
これは全く悲しみのないハッピーエンドで。
いいなあ。よかったなぁ。(*´∀`)

>>193
繋がったまま愛の言葉をかわすのに萌えました。2人の誓いが切ない。
私だけのイメージですが、ZARDの「永遠」が頭の中で流れました。

リレーのみなさん、とてもGJです!
楽しませていただきました。でもまだこれから結末くるかな?

>>198
蓮、初めから飛ばしすぎー(*´Д`*)ヤーン
雨、2人きりの小屋、と、シチュエーションがイイですね。
激しいエロエロ蓮に萌えです。
206178:2006/09/17(日) 19:58:29 ID:zQsvw2il
>>198さん
久々の新作GJ!
初めてなのに、エロエロ大魔王に感じさせられまくるキョーコに禿萌(*´Д`)ハァハァ           

>>205さん
>キョーコの形見の中には、きっと蓮が渡した琴の爪もあるんだろうな…。

琴の爪は京子→蓮に渡した、という設定のつもりだったんですが、
私の文章力不足で分かりにくかったら、すみませんでしたm(__)m
207名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 20:18:21 ID:wWkTta/7
>>206
うわわっごめんなさい。
京子が蓮に渡したって設定はよくわかってたよ。読み取ってた。
キョーコと蓮が互いの爪を交換しあうって妄想を誰か書いていた
ような気がしたから。記憶違いだったみたい。ごめんなさい。
208206:2006/09/17(日) 20:33:20 ID:zQsvw2il
>>207さん
何度もスマソ。
>キョーコと蓮が互いの爪を交換しあうって妄想を誰か書いていたような気がしたから。

それ、私が一番最初に>>96で書いたヤツだ^^;
結局気が変わって設定変えちゃったんで、混乱させてすみませんm(__)m
209名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 21:39:06 ID:qGSeP+KS
数日覗いてなかったらすごいのが
キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 
リレーSS素敵♪ リアルで遭遇したかった〜。


>>198さん。おねだりキョーコが(*´Д`)モエッ。純真なマリアちゃんも良いですよ〜。

ええと、前スレ651です。
モー子さん×新開監督ネタにお許しを頂けると思っていなく、今妄想固め中です。

大変申し訳ないのですが、蓮キョモノをその前に作っていて、投下させてください。
軽井沢編にリンクしたようにしてますが、別物としてお読み頂ければ。
変態どころは、温泉の中で人前で見せびらかしているところぐらいしかないと思います。
加えて本番が少ない。変態蓮よりヘタ蓮の含有率が大きいので、長編になりましたorz
全22スレ予定です。大量投下お許しをガクガク(゜Д゜;)ブルブル 
2101:2006/09/17(日) 21:39:59 ID:qGSeP+KS
先発隊と合流した軽井沢で、無事に撮影を終えた一日目。
蓮はキョーコにまとわりつくストーカーが、その姿を片鱗でも見せやしないかと気を張りながら、撮影に
のぞんでいた。帰りの車の中では普段以上に疲れが出ていた。腕を回し、こきこきと拳を鳴らす姿に、
通りすがりの老夫婦がぎょっとしてみせた。明日まで軽井沢ロケは続く。慣れない土地で少女を
守るため、まだ見ぬ敵と闘わなければならない。
だからホテルのフロントで、「当ホテルには温泉施設が整っておりますので、きっと疲れもとれますよ。
ごゆっくりおくつろぎください」と営業スマイルで勧められた話に聞き入ってしまっていた。
いつもなら個室のシャワーで済ませ、他の宿泊客の迷惑にならないようにしているのだが、不破尚などの
諸々の問題もあり、どうにか肉体だけでもすっきりとさせておきたかった。
「本日はダークムーンご一行様以外にはお客様もあまりいらっしゃいませんので、真夜中でしたら誰もいないかと」
ホテルマンの最後の言葉で行ってみようかと決めた。
2112:2006/09/17(日) 21:40:57 ID:qGSeP+KS
他の男性共演者やスタッフが外へ豪遊しにいくと連れ立っていく姿を横目に、夜道は怖いからとホテルに
戻りますねというキョーコの後ろをさりげなく陣取り、蓮も女性共演者と同じ帰路についた。
女性陣にどうせなら一緒に夕食をと誘われたが、笑顔で断る。
「減量をしているので。申し訳ないんですが」
「ああ。それで他の皆さんとご一緒じゃなかったのね」
ストーカー対策のためとは表立っては言えないため、さらににっこりと頷く。
キョーコは心配そうに、部屋に戻ろうとする蓮を見つめてくる。
「敦賀さん。大丈夫、ですか? 食べないだなんてだめですよ、倒れちゃいます。一緒に行きましょう?」
百瀬逸美も、キョーコにつられて蓮の表情を窺っているというのに、
蓮は気を抜いていて、つい少女へ向けて愛おしげに微笑みかけてしまう。
「ああ、大丈夫だよ。少しはお腹に入れるから。じゃあ、皆さん。また明日の撮影で」
手を振り合い、自室にこもると、笑顔も消えた。
社が頼んでくれたルームサービスも口をつけただけで終えてしまった。
「ダメだな、こんなんじゃ。今なら不破どころか変質者にも簡単にやられるな」
ウイスキーを片手に、一人ごちる。
「あいつは何も考えずに躊躇いもせずに彼女を守ったっていうのに……俺は」
ぼんやりと天井を見ているうちに時間は経過していた。
そして、ふと夜中の一時だと気がつき、温泉のことを思い出した。
2123:2006/09/17(日) 21:41:56 ID:qGSeP+KS
男湯の暖簾をくぐると、一組のスリッパを見つけた。
(まあ。一人ぐらいなら、騒がれもしないだろう)
蓮は服を脱ぎ捨て、タオルを腰に巻きつけた。一度地方ロケの鄙びた温泉宿で、浴室で子供に鉢合わせ、
「すっげー」などと下半身をあまりにじろじろと見られて居たたまれなくなった経緯がある。
「まさか子供一人で、温泉には入らないだろうけど」
脱衣室から浴室へ通じるドアを開けると、思った以上に湯気がこもっていた。換気が悪いのだろうか。
湯船に先客がつかっている。黒いショートカットの、線の細い少年がいた。
一度目を眇めるが、共演者ではないなと判断してシャワーを浴びようと踵を返したところ、声を掛けられた。
「も、も、もしかしてもしかしなくても、つ、敦賀さんですか!?」
甲高い声が浴室にこだまする。
蓮は聞き間違えるはずのない声に、再び浴槽に目を向け、その場で固まった。
「最上、さん? なん、で」
頭に白いタオルをのせた少女が、半透明な湯の中に身を沈めていた。
揺らめくお湯の中で、彼女の細長い四肢ばかりか、胸の膨らみや細いくびれ、
それに続く柔らかそうな茂みまでがのぞいて見えた。
蓮は咄嗟に水滴が落ちてくる天井に目を逸らしたが、見てしまったものを脳裏から消すことは難しかった。
甘い誘惑に、くらくらする。
「ど、どどどうしてここに?! こここ、ここってもしかしたら混浴でしたかっ?!」
動揺する彼女を前に、蓮は顔を背けて首を振る。
「いや。男湯だったよ。フロントで聞いた話だと、ここのホテルは時間ごとに男湯と女湯を入れ替えている
っていうことだから、最上さんは入れ違いで入ってしまったんだね。確認もせずに入れ替えるなんて
ホテルの人に後でたっぷりと文句を言わないと」
(本当に。俺ではなくて他の男が彼女の入浴シーンを目撃していたのなら、文句だけではすませるつもりは
なかったけどね)
淡々と話す蓮に、キョーコの顔は青ざめていった。
2134:2006/09/17(日) 21:43:30 ID:qGSeP+KS
(つ、敦賀さん、お、怒っている? そ、そうよね。私ってば先輩に疲れさせるようなことばかりしている
んだもの。しかも私、敦賀さんに対して今セクハラしていることになるんじゃあ……だから呆れて……、
た、大変だわ! とにかくここを出なきゃ。先輩を温泉に入れず、立たせているなんて噴飯ものよ!)
「す、すみません! い、今出ます!」
慌ててキョーコが立ち上がると、蓮は目を丸くした。
「ちょっ、最上さん!」
蓮の制止も聞かず、キョーコはタオルで隠すこともせず、湯船から飛び出た。
お湯の中で見えていたものよりも、生々しい彼女の裸体が現れて、蓮の立ちくらみがひどくなった。
小さな胸が反動で揺れ動き、熱で桜色に染まった身体を細い腕で自ら抱きすくめている姿が
蓮の劣情を呼び起こす。
ため息をつき、少女に近付く。キョーコの身体から水滴がぽたぽたと滴り落ちていた。
「君、今自分がどんな格好をしているのか分かっているの?」
抱き寄せたいと伸ばした手に力を込め、むしゃぶりつきたいと思うその身体を強張る両手で湯船の中へ戻した。
「頼むから、俺を先輩だからとかといって、そんなに畏まってくれないで欲しいんだけど」
(……ついでに無防備な表情や格好も控えて欲しいところだね。自覚はないんだろうから性質が悪い)
蓮は、辛うじて残った理性でキョーコに話しかけていた。
「まず俺が一旦ここを出て着替えて外に出て見張っているから、その間に君が着替えて出て行くんだよ?」
「そんな、私一人で出て行きますから、敦賀さんはそのままここに」
「君が着替えている間に他の男が来たらどうするんだ。俺だったら間違いなく襲っているね」
苛立ちを含んだ声に、キョーコは首を竦めた。
「……それとも俺に襲って欲しいの?」
ようやく我に返った少女は、真っ赤になり自分の頭にのせたタオルを下ろして、身体の前面にまとった。
「ごめんなさい……敦賀さん、その、お願いできますか?」
(君を襲えと?)
ぼんやりとした頭で馬鹿なことを思い浮かべてしまったと、蓮は自嘲する。
214名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 21:44:18 ID:HYsPMJy8
(・∀・)sien!
2155:2006/09/17(日) 21:44:20 ID:qGSeP+KS
「じゃあ、最上さんは俺がいいというまでお風呂の中にいるんだよ」
蓮の指示通りに動こうとした矢先、脱衣室から賑やかな声が聞こえたかと思うやいなや、
浴室へぞろぞろと数人の足音がやってきた。
「お。やっぱり誰かいるぜ?」
酔客か、声が高く、若者らしい。
蓮はキョーコを抱き上げ、隣の狭いジャグジー風呂へ飛び込んでいた。
「つ、敦賀さん?」
「しっ」
この場からキョーコを逃がそうと思えば、出来た。浴場を間違えたと言い訳でもしながら、
酔客とすれ違いに彼女を抱えて脱衣室へ駆け込めばいいのだろうが、
一瞬でも少女の可愛らしい裸を、他の男の目に触れさせたくはなかった。だから躊躇した。
「いいから俺の後ろに隠れておいで」
キョーコは蓮の言う通りに、彼の広い背中に身を寄せた。
「でっけー風呂だなぁ」
「露天もあるぜ?」
「けっ、混浴はないのかよー色気もねーなー」
蓮は、真夜中には他の客もいないだろうというホテルマンの言葉を恨んだ。
(一人ならまだしも三人か)
しかも相手は、蓮が微笑んでキョーコの存在が見えなくなってくれるような女性ではない。
物わかりのいいタイプでもなさそうで、したたか酔っている。
(黙って、立ち去るまでここにいるか)
無難な考えが浮かんだが、相手によって計画は崩された。
「お、こんちはー。なんだ、そこにいたのー? オレら煩くてごめんねー」
「あははは、あれー、えー、見たことある顔だなー、会ったことありますかー? おにーさーん」
「って、うおっ、すげ。敦賀蓮じゃん」
蓮はプライベートの時間まで、ファンサービス(ファンとも呼べないが)をするつもりはなかったが、
紳士スマイルで対応した。
「こんばんは」
「なになに、ドラマの撮影ですかー」
「あ、ダークムーンの? じゃあこのホテルに百瀬逸美ちゃんもいるんじゃ?」
「うわ、会いてー、貰えるんじゃねぇ? サインとかさー、握手とかさー」
「ね? 後ろにいる人ももしかして芸能人? 誰誰、握手握手」
2165:2006/09/17(日) 21:45:40 ID:qGSeP+KS
キョーコはぎくりと肩を竦めた。
(ばばば、バレたら私ばかりじゃなくて、敦賀さんはじめドラマに影響がっ! 怖い!)
顔を見られないよう、蓮の背中に額をくっつける。
濡れた前髪が蓮の肌を撫でた。
「なにー? 恥ずかしがりやさん?」
「あの、この子は芸能人ではなくて、マネージャーの甥っ子なので、そっとしておいてくれませんか?」
「えー、そーなのー? ほっせー腕だなー? 小学生?」
(ちちちち、近付かないで〜! 泡があるとはいえ、胸見られる〜! だだだだめだめ、これ以上はー!
ごごごごめんなさい、敦賀さんー! あとでいくらでも土下座しますから〜! 大魔王になっても耐えますから〜!
こんな最低なことしてごめんなさいっ)
心の中で謝りながら、キョーコは蓮の背中にピッタリと吸い付いた。
蓮の胸板に腕を回し、肩甲骨の下に小さな胸を潰すように押し付けた。
(な、に?)
蓮は、目を見開き、背中に当たる柔らかな乳房とその真ん中の二つの尖りに、一瞬息が止まりそうになる。
二つの先端が背中を微かに上下する。
(も、最上さん、俺に悶え死ねというのか?)
欲情をこらえようと、息が上がる。目がうつろになる。
「くそ、なんかさっきから密着してて、怪しいなぁー。そのガキとえっちぃことしてんじゃねぇの?」
「ひっぺ返しちまおうか?」
「本当に人見知りが激しい子なので勘弁してくれませんか?」
キョーコの抱擁に眩暈に陥りながらも、彼女を死守することは忘れない。
「えー、甥っ子って言ってて女なんじゃねぇの? こんなのガキの手じゃねぇよ」
蓮に回わした手をつねられる。キョーコはぞわりとした。
「もしかしてスキャンダルか〜? 風呂ん中で激しくエッチしてたって証言したら、週刊誌に売れるかもよ?」
「敦賀蓮だから、金になるかもなー。『絶倫!敦賀蓮』ってよ。面白れぇ、お前左回りこめ、オレ右な」
蓮から自分を離しにかかる若者三人に、キョーコは涙目で怯えていた。
「いやっ」
(触られたくない!)
キョーコの身体が背中にぐいぐいと押し付けられ、蓮はいっそ理性を手放そうかと考えて悩んでいたが、
彼女の涙が肩口に落ち、しゃくり上げる声を聞いた時点で、すでに冷静であることを投げ捨てていた。
2177:2006/09/17(日) 21:46:40 ID:qGSeP+KS
「で、君たちはどんなスキャンダルがご希望なのかな?」
にっこりと笑いながら、左右からキョーコに手を伸ばしてくる二人の男たちの手を同時に捻り上げた。
「いででででで! ぐわ」
「て、てめ、やんのか?」 
「やるって、何を」
蓮の瞳が氷のように冷たく光る。
「たとえばキスとか?」
キョーコの顔を両手で囲い、三人には見せないようにその身体を腕の中に抱き込み、突然彼女にキスをした。
「マスコミに売る気なら、微細に入り正確に伝えるんだよ? 事実と違ったら君たちが困ることになる」 
暴行者に背を向け、あくまでキョーコを隠しながら、口づけを続けた。
「ぁっ、んぅっ」
舌を絡めとられる動きに、キョーコはお湯でのぼせ上がっていたことも手伝って、すぐにぐったりとなる。
「はぁ、ぁっ……や、つ、敦賀、さん?」
キョーコは混乱していた。
(ど、どうしたっていうの、これじゃあ、マスコミに何て書かれるか! で、でも敦賀さんだから
きっと何か考えがあって、でも今、私、キ、キスして?)
「ふぇ?」
大きな手で顔を覆われた先に、艶やかな瞳があった。
「もう、なんて顔をしてるんだ」
囁く声。
蓮は自分の平静さを取り戻そうと頭の片隅で足掻いたが、キョーコの色づいた顔にその心は崩壊していた。
「そうやって俺を誘っていることにどうして気がつかないんだ」
(これから君が有名になるにつれて、他の男たちが君をどんな目で見るか。俺は芸能人として
成長していくこの子を、邪魔してしまうのではないか?)       
今目の前にいる三人の男たちにだって、決して彼女の髪の毛一本さえ見せたくはなかった。
しかし、キョーコが快感に恥らう顔をもっともっと見たいという欲求だけは強まっていく。
先程自分にしつこく擦りつけられた胸を、湯の中でこっそりと揉んだ。
ぴんと勃起した桃色の乳首を捏ね回す。ぷにぷにと摘み、指の腹で丁寧になすりつけた。
2188:2006/09/17(日) 21:47:33 ID:qGSeP+KS
「なっ?……ぁっ………はぁっ……あぁ、……な、なに? はっ……ぁぁんっ」
初めての行為に、キョーコはふるふると首を振る。
「俺の背中でするより、イイと思うけど、どう?」
「…何を、言っているのか、わか、りません……? やぁんっ、こんなの……破廉恥……です……ぁっ」
湯の中に沈み込みそうになる身体を支えようと、蓮の首にしがみ付いた。
「や…ん、ん……あっ、だめ……」
蓮の片手が下へのび、太腿の間でさわさわと触れてくる。
何をするの? と一瞬訝しがるキョーコに向けて目を細める蓮。
長い指が茂みを掻き分け、花芯へと滑り込んだ。
「……なっ?……ぁっ、……ふぁっ……ぁあっ……」
人差し指はキョーコの入り口付近をねちねちと抜き差しする。時折肉芽をくすぐられ、身を竦めた。
(な、に? 何なの?! これ、は?……敦賀、さ……?)
「や、や、……ぁぁんっ」
レイノに襲われた時の嫌悪感とは間逆の衝撃が、キョーコの中を駆け抜ける。
「んぅ……ふぅっ……んっ、ぁっ、ぁっ」
小声で蓮は笑った。
「最上さん。お湯はさらさらなのに、何だか君のココはぬるぬるするね?」
「……知り、ませんっ……そんなのぉ……」
蓮の指が更に奥へと差し込まれる。
「知らないなら教えてあげるよ? 君のもう一つの口が俺の指を食べたいって言ってる」
「た、食べ…? う、うそ……ですぅ……ぃやぁっ……ぁぁんっ、あぁんっ、あっ、あっ、あっ……
いやぁっ……、指、抜い、てぇ……変、へ、んに……なっちゃぅ……ぁはぁっ……敦賀、さんの
食べ、食べちゃう、よぉ……ぃやぁっ」
「ああ、我慢できないんだね。真っ赤になって最高に可愛いよ。イっていいんだよ? 最上さん。ほら」
(い、いくって……何で、すか……ぁ、んぁ……どこ、に、いくのぉ?)
風呂の気泡さえ身体を愛撫しているように感じられる。キョーコは蓮の指の注挿の激しさに脚を引き攣らせ、
固く尖った乳首をきゅっと捻られると、水中でびくびくと痙攣した。
背中を駆け上る快感にのけぞりながら、蓮の深い口づけを美味しそうに半開きとなった唇で受け入れていた。
2199:2006/09/17(日) 21:48:19 ID:qGSeP+KS
蓮の身体に塞がれて、甘い喘ぎ声しか聞こえず、震えるか細い腕しか見えず、相手は分からず仕舞いだったが、
三人の若者はあきらかに敦賀蓮が『ヤッている』と確信していた。
だが眼前で繰り広げられる二人の情事に圧倒され、お互いに目も合わせられなかった。
「……もっとぉ…」
キョーコがついにおねだりを始めたのを聞いて、三人は現実に引き戻された。
「や、やっぱり女じゃねぇか」
「ど、どこが芸能界一いい男なんだ。へ、変態か?」
「け、ケータイ持ってこい。と、撮るぞっ」
一斉に非難をするが、確実に動揺していた。一人が転がるように湯船から出ようとしたその時。
「おーい。敦賀君、ああ、ここにいたんだねー」
優しい声が蓮を呼んだ。
「緒方監督?」
儚げな容姿を持つ彼に、今夜ばかりはローリィに劣らぬ力強さが見えた。
「げ、なんで女がここに」
「いや、立派に男性なつもりですけどね」
緒方はにこにこと笑って言ってのける。
「はい、もう『演技テスト』は終わり。やっぱり敦賀君のラブシーンは濃厚すぎるよ。今夜のは却下だね」
衣服を身に着けたまま、浴室へ入ってくる。
「あ、そこの君たち。明日のエキストラさんじゃないんですか?」
にっこりと笑い手招きする可愛らしい青年に、若者たちは呆然と魅入った。白いシャツにネクタイ
姿だというのが惜しい。真っ平らな胸がはっきりとわかった。
「え? 違うの? エキストラさんじゃない? じゃあ、今の内緒でお願いできませんか?
さっきのはダークムーンの方向性とは違う『演技』だったから。ドラマには使わない。
敦賀君の演技は本格的だから勘違いされただろうけど、少しでも誤解を持たれるのは嫌なんだ」 
「て、テスト? ダークムーンの?」
「え、じゃ、そこにいるのは、百瀬逸美?」
一瞬動きが止まる緒方だったが。にこにこと笑い続ける。
「僕もこの男湯に入ろうとしたら、さっき清掃のおばさんに睨まれてね。本当、浴場を間違えるだなんて
そんなドラマみたいな素敵な展開があるわけないじゃないですか。皆の夢だからよくある設定にはなる
んですよね。まあ、そこにいる子が男の子でも女の子でも、あくまでもさっきのラブシーンは『ふり』
ですから気にしないで欲しいんです。実をいうとその子、遊びに連れてきた僕の親戚の子ですから、性別を
うっかり間違われたのかもしれないですけど」
長々と淀みなく解説をする緒方を、若者たちは唖然と見つめていた。
「…………あ、あんたの?」
そこいらにいる女子高生よりも乙女で可憐な笑顔に、三人は、敦賀蓮がもしや男の子相手にラブシーンの練習を
していたのではという不可解な事態にさえ、催眠術にかかったように疑問にも思わなくなかったようだ。
ね? もう遅いから休んだほうがいいですよという純真な眼差しに、若者たちは簡単に騙されて出て行った。
22010:2006/09/17(日) 21:49:12 ID:qGSeP+KS
緒方は微笑んだままだったが、
「敦賀君。中途半端なことをして、ダークムーンを潰したら恨むからね?」
声の冷たさに 蓮は片眉上げる。
気絶寸前のキョーコを見やり、すこし声を和らげた。
「京子さんをお願いします。君がここに来て、一番喜んでいたのは彼女だったんですよ。
さっきの『演技』はダークムーンでは使えないけれど、驚いた。でもドラマでも、女の子のことでも、
何にでも本気じゃないと、僕は許しませんからね」
二人を残して、緒方は軽井沢ロケ最終日に向けてゆっくり休むようにと立ち去った。
その後、暖簾を戸に斜めに立てかけ錠代わりとして人の出入りを塞いだ上で、蓮はキョーコに服を着せ
始めた。蓮が触れるたびに、キョーコが小さく吐息する。
「……ぁっ……はぁっ……?」
無防備な裸体に、押さえ込んでいた自身の欲情が再燃する。
思うままにいたぶってやれる胸が呼吸の度に上下する。
くすぐったいのか内股で脚を擦り合わせている姿には、かなり堪えた。
この場で彼女を抱いてしまいたくなる。体中にキスをして自分のものだという印をつけたい。
己の欲望を突き立てて、啼かせてやりたい。   
しかしまた人がやってきては、せっかくの緒方の行為が無駄になってしまう。それに。
「俺も変質者と変わらないじゃないか」
自分の我儘な願望にあきれ返り、無心を努め、キョーコの着替えを手早く済ませた。
それからふんわりと抱き上げて、相部屋の百瀬逸美が眠っている部屋へと運んだが、鍵が掛かっていた。
キョーコの持ち物に部屋の鍵は見当たらなかった。どこかで落としたのか? 単に彼女が部屋の中に忘れたのか?
既に二時。ノックをして、中にいる百瀬逸美を起こすべきか。キョーコを起こして、彼女自身が逸美に頼んで
ドアを開けてもらい、「おやすみなさい」と部屋へ戻るのをただ黙って見送るのか。
どうしようかと一瞬考えたが、考えたふりをしただけで少女を連れて自分の部屋に直行していた。
22111:2006/09/17(日) 21:50:00 ID:qGSeP+KS
社を呼ぶこともせず、自分の部屋のベッドへ寝かせつけた。
心地良さそうに、少女は布団にしがみ付いている。
「んん……っ」
にこぉっと笑いながら寝返りを打つキョーコに、昔の面影を見た。
「どう考えても犯罪者の気分だな」
そっと頭を撫でると、その手を取られて頬ずりをされた。
「…………本当に、この子は」
「……コーン、行かないでぇ……」
急に目尻に涙を滲ませた彼女に、蓮は胸を鷲掴みにされた。
「……行っちゃいやだよぉ……」
愛おしさを抑え切れなくて、涙の跡に唇を寄せた。
「どこにも行かないよ、キョーコちゃん」
緒方の中途半端は許さないという台詞を思い出し、スキャンダルを恐れている彼女を自分の部屋へ再び、
恐らくまた醜いエゴで引き込んでしまっていると嗤った。
彼女への想いは本気だ。想いは真剣であっても、『敦賀蓮』として行動するとそれは、
やはり曖昧なものになっているような気がする。
「最上さん。俺の存在は君を苦しめるだけなのかもしれないな」  
苦しそうな声でつぶやくと、キョーコがぼんやりと目を開けた。
「……つる、がさん?……あ、れ?」
おぼろげな眼差しで周囲を見回した後、がばりと起き上がる。
「ご、ごめんなさい!? 私また……何か」
そして温泉でのことを思い出したのか赤面する。
「わ、私、さっき? ……あ」
「何をしたか、覚えてるんだ」
疲れたように苦笑すると、キョーコが見る間に青ざめていった。
「ご、ごめんなさい。私、私、あんなことしてごめんなさい!」
22212:2006/09/17(日) 21:50:54 ID:qGSeP+KS
「最上さん、何をそんな……俺は」
消え入りそうに肩を小さくする少女に、蓮は苛立つ。
自分が彼女をそのような態度にさせているのに、傲慢なこの感情に更にいらいらとした。
真っ直ぐに伝えられない。伝えてはいけないと『敦賀蓮』が抑え込んでいるから。
(駄目だ。彼女はここにいては駄目だ)
「最上さん。部屋の鍵は? ポケットにもなくて、俺の部屋に連れてきたけど」
「あ。そう言えば、ベッドの脇に置いたまま……」
「じゃあ、フロントに行こう」
勢い良く立ち上がる蓮を、キョーコは怯えた目で見つめる。
「すみ、ません。また、ご迷惑をお掛けして」
「迷惑? 何で俺が君を迷惑だなんて思わなくちゃいけないんだ」
ベッドの中からおずおずと出てこようとするキョーコの肩口を、押さえつけていた。
(駄目だ。やめろ)
自分から部屋へ帰るよう促したのに、どこにも行かせたくないという思いが蓮を動かしていた。
喉の奥が干からびていた。
(言うな。言うな!)
「俺は……君が、……好き、なんだ。だから」
キョーコの目が見開く。
(敦賀さんは、何を、言っているの?)
「へ。あ、あ、あの、私も敦賀さんのこと好きですよ? 先輩として一番尊敬していて……あっ」
ベッドへと腰を掛けて、キョーコを抱きしめていた。
「君にとって、俺は単に尊敬する先輩という存在だけでしかないのか。
俺が不破のことで怒ったのは、先輩としての感情からじゃないんだ。ひどく邪な気持ちだった」
突然の告白に、抱擁に、キョーコは彼の腕の中で息を殺していた。
強張るキョーコの身体に、蓮は硬く目を瞑り、腕の力を弱めた。
「ごめん……、困らせたね。変質者のような真似をして怖がらせた」
立とうとする蓮の袖を、キョーコは掴んだ。蓮は、首を傾げた。
「怖く、ありません。怖くないです。ただ、びっくりして。だって敦賀さんが私なんかを
好きだなんて、ありえない」
「俺が嘘をついていると? どうして自分のことを『なんか』だなんて言うの」
坊の時に聞いた想い人の話がキョーコの頭を支配していた。
(だって好きな人がいるって……女子高生って……そんな、まさか、私?)
自惚れたくはないと、傷つきたくはないとまだ濡れていた頭を振る。
「ひどいな。そんな力いっぱい拒絶しなくても。もう、君を束縛するようなことはしないから」
223名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 21:53:50 ID:d1AoePnt
つC
22413:2006/09/17(日) 21:56:23 ID:qGSeP+KS
蓮は力なく笑い、キョーコの頭をぽんぽんと叩いた。
「さあ、部屋まで送っていくよ。明日も、というかもう今日か、撮影があるんだからね」
「ちが、……いやっ」
蓮の胸に頬を埋めていた。それは無意識の行動だった。
「帰らない、帰りたくない、……嫌わないで」
少女の哀願に、蓮は自制が効かなくなりそうだった。
「君が俺を男として見てくれないからといって、嫌ったりしない。大丈夫だから」
(しばらくは『敦賀蓮』として対応するしかないんだろうが)
ちりちりと痛む胸に、蓮は唇を噛み締めた。
「私、図々しいとはわかっています。でも私、怖い。敦賀さんに、いない存在として扱われるんじゃ
ないかって、いえ、それが普通なんです、私の我儘だから。でも、でも」
「最上さんはちゃんとここにいるじゃないか。いいから、部屋へ戻ろう。混乱させてすまなかった」
それでも必死にしがみ付いて離れない少女の顔を、蓮は冷徹な目で仰向けさせた。
「頼むから。これ以上俺の側にいると、ひどい目に合うんだよ? こうやって」
一度着せた服をはだけさせる。ブラウスのボタンを一つ一つ外していく。
「君から見たら、好きでも何でもない俺にこんなことをされて、嫌悪感だらけだろう?
結局、俺もレイノという男と変わりがないんだ」
蓮の指先が小さな胸の谷間を擦り上げるだけで、キョーコの心臓は跳ね上がった。
ドキドキとして、あろうことかもっと触って欲しいと願った。
「嫌じゃ、……なかった」
「え?」
蓮の動きが止まった。
「お風呂の中でも、私、嫌じゃなかった、です。敦賀さんに、されて……その」
蓮に愛撫をされている間、彼が与える快感に溺れていた。
尚のことは頭にも過ぎらなかった。多分あの時、レイノに襲われて思い浮かべてしまったのは、回避のため。
沖縄にいる蓮に助けを求めても、来るはずがない、また叶わぬ想いに傷つけられると心の奥底で恐れていたため。
「私、好きだと言っていいんですか?」
「最上、さん?」
蓮の手の甲に、小さな唇で口づけた。
「あなたのことを、好きだと言ってもいいんですか? 私のこと本当にまだ、好きでいてくれますか?」
キョーコの瞳に涙が盛り上がった。
「好きです、好きなんです。知らなかった、私あなたのことが好き……どうしよう」
どうしようどうしようと蹲ろうとする少女を、蓮は力の限り抱き寄せた。
「今更撤回しても、遅いからね」
息を吐き出すようにして宣言し、蓮は、キョーコをベッドの上へ押し倒していた。


22514:2006/09/17(日) 21:58:00 ID:qGSeP+KS
「悪いけど、俺止められないから」
フロントホックのブラを外して、震える柔らかな胸に舌を這わせた。
「君の身体全部に、俺が君を好きだということを教え込んであげる」
またキスを、柔肌へ少しずつ落としていく。
喘ぐ唇を舌全体で塞ぐと、キョーコは息苦しそうにしたが、蓮の肩に手をやり自分に引き寄せて応えた。
「んぅ……はぁっ、…が、さん」
ねっとりとしたキスをした後、鎖骨を、肩を、乳房を小さく吸い上げ、しこった乳首をねぶり上げる。
「……ぁあっ?! はぁっん……」
「ココが気に入ったんだね?」
しつこく舌で突き、ちゅうっとしゃぶる。キョーコは小さく震え、蓮のシャツを握り締めた。
「はぁっ……んぁっ、いぁ……っ、……ぁあんっ」
素直に反応するキョーコの胸を楽しみながら、ショーツをずり下ろした茂みの中へ片手を伸ばし、
花芯をほぐしにかかる。すでに愛液で溢れていて、蓮は目を細めた。
はじめは撫でるようにしていたが、第一関節、第二関節と挿し入れし、いたずらに肉芽を摘み上げる。
キョーコは胸を唇でまさぐられ、背中を左手で何度も擦られ、大事な秘処を右手で犯されて、
三ヶ所に散らばる快感に翻弄されていた。
「……い、や……、おかしく、なっちゃうぅ……」
「まだだよ。もっともっと乱れてもらうから」
蓮の瞳に宿る色香に、キョーコは胸が苦しくなった。
(『美月』を見る時の目だ……)
22615:2006/09/17(日) 21:59:13 ID:qGSeP+KS
ふいに蓮の顔がキョーコの胸から離れた。
「え?」
まだまだとはっきり告げられたのにと、キョーコは不安になった。
(私の裸って……やっぱり魅力、ない? む、胸小さいし)
キョーコの曇った顔に、蓮は微笑みかけた。
「こんなに美味しそうな身体を前にしてやめられるわけがないだろう? 自分が今どんなに色っぽい表情を
しているか、本当に分かっていないのか? 無自覚すぎるよ、君は。でも今夜は誰にも見せられない
君を、俺だけに見せて? ほら、最上さん。これから自分で胸を可愛がるんだよ?」
「へ? あ?……自分で?」
蓮の背中に回していた両腕を解かれ、キスマークの散った自らの胸に両手をのせられる。
「もう、自分のイイところ、わかっただろう? 俺が教えてあげて良かったところを好きに 
弄ってごらん? 激しいのがいいのか、じっくりとされるのがいいのか、俺も知りたい」
そう言うなり、蓮はキョーコの下半身に頭を下げ、ぬらぬらと濡れそぼった花芯を啜った。
「ぁっ、……そ、んな……とこ」
「君の身体中に教えてあげるって言っただろう?」
吹きかけられる息にさえ、キョーコは身を竦めた。
ディープキスをするように下の口に舌を差し込まれると、内股で彼の頭を挟み込んでしまう。
「俺の言うとおり、胸をいたぶって楽しむんだよ。俺がこれから時間をかけて大きくしてあげるから」
「大きく……って」
蓮の言葉に誘導されて、キョーコは自分の乳房を両手で持ち上げた。手の内に収まる大きさを
恥ずかしながら、揉みしだく。

22716:2006/09/17(日) 22:00:26 ID:qGSeP+KS
「ぁっ……やぁっ……」
蓮の舌の動きに合わせて、キョーコは乳房を回した。
花芯をじゅるじゅると吸い付かれる。彼が自分の愛液を飲み込んでいると知って頭を振った。
「だめ、だめぇ……やぁっ」
両手で自分の下にある彼の頭を押しのけようとする。
「最上さん。手が動いてないよ」
くすりと笑われ、キョーコは目を伏せる。
「だって、敦賀さんが、破廉恥で……どう、…あっ…したら……はぁっ、いいか……んっ」
「お願い。してみせて? 君は乳首が好きみたいだったから」
蓮の美しい瞳に促され、キョーコはそっと自らの胸の尖りに指を添えた。人差し指と親指で
摘む。お湯の中で蓮が捏ね回したように、思い出し思い出し同じ動きを辿る。
蓮はキョーコが胸への自慰を再開したことを確認して、彼女の割れ目へ舌を滑らせた。
じっくりと割れ目の中をねぶられて、キョーコは小刻みに震えていた。
蓮の淫らな行為から目を逸らしたいからか、快感を追い求め始めたのか、
乳首をくりくりと回し始める。
キョーコの愛液はとどまることを知らなかった。蓮はわざと音を立ててちゅくちゅくと少女の
秘処を攻め続ける。
「……ぁあっ、い、ぁ……もっと、もっと、強く、……してぇ……!」
「ああ、イキそうなんだね? 最上さん」
「い、いくって……? ど、こ……?」
その言葉に本当に彼女はうぶであると知って、蓮は堪らなくなって彼女の胸へ手を伸ばした。
「本当に可愛いんだから。こういうことだよ?」
キョーコが胸の先端を相変わらずくりくりと弄っていた手を押しのけ、それを思いっきり引っ張り、
長い指を根元までキョーコの奥へと突っ込んでいた。
22817:2006/09/17(日) 22:01:21 ID:qGSeP+KS
うつろな瞳で天井を見上げた少女は、蓮が彼自身にコンドームを手早くつけているのを横目で
眺めていた。
「今度は、大分きついかもしれないよ? 君が欲しいんだ」
キョーコはこくりと頷いた。これからすることは今までの前戯で、予想はついていた。
「敦賀さんはまだ『イってない』んですね?」
蓮は嬉しそうに笑った。
「うん。これから君にイカせてもらうから」
キョーコは真っ赤になると同時に、心細げに瞳を揺らした。
「私、敦賀さんみたいに、何にも知らないですし、……敦賀さんがっかりしたらどうしよう」
「君に失望だって? 俺のベッドにいるだけで夢のような気分なのに。それに
今夜は俺が教えるって言っただろう」
蓮はすでに柔らかくなっている花芯を再び指で愛撫した。
キョーコは先程の快楽を思い起こしたかのように、すぐに吐息を漏らす。
「……ぁっ、はぁっ、ぁあっ……んっ……」
蓮の指はキョーコを愛でていてくれるのに、あまりに緩やかなその動きにキョーコはもどかしげに首を振った。
襞を撫でて、入り口を軽く引っかく程度の優しい愛撫。
「足りない?」
蓮はキョーコが腰をくねらす淫媚なさまに、声を上ずらせた。
キョーコは答えず、蓮の指にただ腰を押し付けてくる。くちゅくちゅと自分で内の感じるところを探そうとしている。
そのまま彼女の淫乱な面を見続けてもいたかったが、惜しいという思いを捨てて指を引き抜いた。
22918:2006/09/17(日) 22:02:16 ID:qGSeP+KS
「え……敦賀さん?」
キョーコは蓮の指を引き止めようと、ひくつく花芯で締めつけようとした。
蓮は目を細め、キョーコに口付ける。
「待ってて。今あげるから」
反り返った自身を、彼女の愛液で溢れかえった処へ挿れ始める。
指とは違った脈打つソレに、キョーコは唇を噛み締めた。
「痛い?」
少しずつ半分まで進んだところで、蓮はキョーコの表情を窺った。
「すこ、し……でも、大丈夫、です」
蓮は痛みを和らげようと、唇でキョーコの肌に吸い付き、舐め上げる。
蓮の小さな心遣いにキョーコの胸がきゅんと高鳴る。
「ん、すごい、……締めつけてくる……最上さんは食いしん坊なんだね」
「そ、そんなこと、……言わないで……ぁっ」
会話で気を逸らしながら、蓮はキョーコの奥へ奥へと身を沈めていく。
「んぅ……っ、ぁあっ……いぁ……っ」
ついに蓮自身を全て受け入れたキョーコは、眉を顰めていた。
支配される圧迫感に、声も出ない。
蓮はいきなり動くことはせずに、彼女の苦痛を悦楽に変えようと、臍から胸へと何度も撫で上げる。
「んふぅ…」
「最上さん? 俺は、今君の中で必死に絡みつかれて、気絶したいぐらいなんだけど、君は、どう?」
「……敦賀さんのが、私の中でドクドク暴れてて……恥ずかしい……で、も、私、幸せかも……」
彼と一つになっているのだという実感で満たされていた。
「じゃあ、もっと激しくするよ?」
蓮はほんの少し腰を揺らした。
「あっ、んぅ……」
何度かの注挿で、キョーコの股から破瓜の印が流れ落ちた。
それをすくい取って、唇に寄せた。
「ああ、最上さんの処女を貰ってしまったね……後悔なんてしてない?」
「そんな、してませんっ…だって……私は、あなたしか欲しくない。お願い。あなたをください。
早く、あなただけしか考えられないようにして?」
23019:2006/09/17(日) 22:03:14 ID:qGSeP+KS
最後まで優しくしようと決めていたのに、キョーコの一言が蓮の劣情に火をつけた。
「ぁああっ、んぅ……」
蓮の突然の腰の動きに、呻いてしまう。
箍の外れた青年は、少女のよがり声を求めて、M字に脚を広げさせたその真ん中へ何度も楔を打ち付ける。
キョーコは、蓮の背中に爪を立てた。
「…い、……いやぁ……っ、あっ、あっ……こんな……やぁっ……」
「ごめん、……最上さん、んっ、……止まれない……君の、誘惑に、俺が……勝てるわけ、ない、だろ」
餓えた獣のように、蓮は少女の肉壁の上を下をと勢い良く攻めた。
狂ったようなセックスに震えながらも、キョーコは蓮を掻き抱く。
自分をこうまで欲していてくれていると思うと、苦痛ではない何かが胸の中で生まれていた。
「……ぁんっ、ぁんっ……敦賀、さ、ん……気持ち、イイ……の? …んぅ……ぁっ」
「ん、最高に……イイ、よ……最上さん……とずっと、君の中で、こうしていたい……んっ、
また絡みついて、くる……なんて子だ……」
蓮の恍惚とした表情が嬉しくて、キョーコは彼の胸へキスをする。
「……そんなの、どこで、覚えた、の? 悪い子だね」
蓮はにやりと笑ってスピードを緩め、繋がったまま、キョーコを抱き起こした。
青年の膝の上で向かい合うように座り、続けざま下から突き上げれる。
「俺ばっかり楽しんだんじゃ、君にイイ思い出が残らないだろ? ほら俺と一緒に動いて?」
一つ突き上げて、キョーコの反応を待つ。
「敦賀さんと一緒に……?」
また一つ突き上げられて、キョーコは彼に合わせて腰を上下に動かした。
23120:2006/09/17(日) 22:04:12 ID:qGSeP+KS
「最上さん、……ん、……本当に、初めてなの?」
蓮の律動に同調して腰を揺らすタイミングが、絶妙だった。腰をくねらす度に、小さな口で
蓮自身に食いついたり離したり、翻弄されっぱなしであった。
キョーコは何を言われているのか判っていないらしく、蓮にしがみ付いて、腰を振る。
「意地悪、意地悪……あぁっ、……はぁっん、……きて、きてぇ…一緒にいくぅ、のぉ……」
駄々っ子のように振舞う少女にすでに、苦痛の色はなかった。
我儘な彼女を初めて見て、蓮の悦びは高まった。
「そういうことは、俺以外に言うんじゃないよ。君の我儘は全部叶えてあげるから」
キョーコを四つんばいにさせ、後ろから一気に貫いた。
肌が打ち付けられる音が部屋中に響き渡る。獣のように少女の身体を貪り続ける。
「ぁあっん……はぁっっああっ……ぁあっ……んぁっ……あぁっ……だ、めぇ…イイっ……イイよぉ……っ、
い、イくぅ……イっちゃうよぉ……!! もぉ、待て、ない……我慢、できないよぉ……
つる、がさん……が、さん!……き、てぇ、早く、きてぇ! ……激しくしてぇ…!」
「イくことを覚えたんだね」
蓮は小さく笑い、インサートの動きを早くする。
突き上げるたびに、キョーコの胸が揺れ、彼女の嬌声がかすれていく。
「どう? もっと奥がイイ?」
「あっ、あっ、あっ、…ぁあんっ、きちゃぅ……きちゃぅっ、きちゃうよぉ…ぁはぁっ
……んぁ、いぁぁっ!! イイっ! だ、めぇぇぇ!」
自身を震わせると同時に、蓮はキョーコの好きな乳首をここぞとばかりにつねり上げた。
232201:2006/09/17(日) 22:05:08 ID:qGSeP+KS
カーテンの隙間からもれた朝日で、キョーコは目を覚ました。
「……あれ?」
逸美と並んでもう一つベッドがあるはずなのに、彼女の姿がない。
「えっと……」
肩口に掛けられた重い物体に首を傾げる。男の腕だ。そして背中に吹きかけられる寝息。
「!」
驚きにベッドから飛び降りようとするのを耐えて、ゆっくりと振り向く。
蓮が安心しきった寝顔を見せていた。
「う、うそ……あ、あれは、ゆ、夢じゃなかったの? どう、しよう私、どんな顔して」
身体中に残る甘い咬み跡、残滓、気だるさが、蓮との行為が現実だったと物語っている。
「……お、落ち着け、落ち着くのよキョーコ。まず着替えて、敦賀さんの部屋を片付けて、
こっそりここを出て、普段と変わらないように撮影現場へ……ひっ!」
「……何を画策しているのかな?」
神々スマイルではなく紳士スマイルの蓮と目が合って、キョーコはベッドの端に退いた。
「お、おはようございます」
「おはよう」
習慣で挨拶を交わしたが、何を話せばいいのか、キョーコはうろうろとした。
「やっぱり後悔したんだね?」
蓮の笑顔が消えたのを見て、キョーコは首を振る。
「こ、後悔なんてしてません。昨夜も……その、言いました。でも、こんなこと世間に知られたら
敦賀さんの立場が」
「いや、俺の立場はどうにでもなるけど、最上さんの立場を考慮してなかったね。ごめん」
「そろそろ百瀬さんも起き出して、私戻らないと」
ベッドから抜け出そうとするキョーコを蓮は、引っ張り込んだ。
「なっ?!」
23322:2006/09/17(日) 22:06:08 ID:qGSeP+KS
「またしたくなった」
「も、もう朝の五時ですよ! こんな朝から、しかも百瀬さんに心配かけて、だめっ!」
腕の中で暴れるが、蓮はさらに強く抱きしめる。
「うん。さっき社さんにね、頼んで、最上さんは温泉で貧血起こして『別室』で休ませてあるって
メールを入れてもらったから。それからダークムーンの放送終了後に、君とのことをマスコミに
公表したいってお願いした。緒方監督にもね」
「や、社さんに? お、緒方監督にも?!」
「ああ、だから君が俺の部屋にいることが他にバレても、いろいろ考えてくれるよ?」
だからしよう? といたずらっ子のような目で覗き込まれる。
大きな手はすでにキョーコのお尻を撫で回している。
キョーコは唇を尖らせるも、頬を染めて彼のモノに腰を押し付けていた。
「はぁっん……、敦賀さんの、もう、大きくなってます……」
「今まで我慢してたからね」
(不破にも誰にも君を絶対に渡したりしない)
蓮は、キョーコと親密に二人でいるところを尚に見せつけてやりたいという
子供のような自分の感情に苦笑しながら、吐息を漏らすキョーコに自身に座るように命じていた。
「朝からもうぐしょぐしょだ。……ほら。『きて』って誘って? キョーコ」
キョーコは素直に頷き、大好きな蓮の肉棒に跨った。

234名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 22:08:45 ID:qGSeP+KS
ごめんなさい!投下遅い上、通し番号が変にorz
そしてシエン有難うございます!

本当スレを消費しながら怒涛のようなエロが書けずにすみませんorz
ヘタ蓮は難しかったです。変態の方がさくさく進む気がする('A`)
というか朝からそんなんで撮影大丈夫なのかと、緒方監督はローリィ並みの能力者なのかと
突っ込みたいところはいろいろありますが、以上、
本誌でこうなったら嬉しいなという私の妄想でございました_| ̄|○ il||li


モー子さん&新開監督ネタもこれから書き始めますが、遅筆のため7〜10日間かかりそうです。
長編にならないよう気をつけます故(`・ω・´) 今度はこんなようにならないよう
気をつけます!
235名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 22:31:05 ID:HYsPMJy8
>>234
いやいやGJ!長編も展開が面白くて歓迎だよ。
というか十分エロいし変態気味だから安心するんだw
蓮の言葉どれもエロス。
そしてこのキョーコも初めてなのにエロすぎる(*´Д`)ハァハァ
とくに「意地悪、意地悪」の繰り返しになぜか禿げ萌えた。
236名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 22:32:09 ID:5xoVh0/2
>234
GJ
蓮の葛藤が良かった(*´∀`) 風呂場のシーンが特に萌え
長編好きにはたまらん作品でした。

新開監督とモー子さんのも期待してます。
またモー子さんがリードした作品になるのかな楽しみはたまた新開監督の逆襲が来るのか
237名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 22:57:35 ID:yikGOzhF
>>234

ぐはああぁぁあぁあ!

ネ申様GJ!G〜J〜!!

キョーコかわいいよキョーコ(*´Д`)

切ない感じと、蓮の想いと、エロさと相まって、すげーっす。
尊敬しますよ(*´Д`)=з
感動しました。すごくいい作品をありがとう。
すごく、勉強になったよ。
238名無しさん@ピンキー:2006/09/17(日) 23:38:25 ID:wWkTta/7
>>209
おー大作だ!GJです!
萌えどころがいくつもあって、数え切れないくらいです。
変態コメントを残してしまいそう。控えめに…。
お風呂場で無防備に誘惑するキョーコすごくイイ!
蓮の辛抱たまらんところがたまりません。
エロ描写が上手すぎです。蓮の言葉もエロス。
朝のシーンで、キョーコが蓮と一緒に寝てて驚くところに萌えました(*´Д`)
さらに蓮がしたがるところも。

>>208さん、いえいえこちらこそ、説明不足で誤解させてごめんなさい。(´∀`;)
239名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 08:25:41 ID:eQMf8Ps4
>>209
GJー!!
初なのにしっかり求めちゃってるキョーコに萌え(;´Д`)'`ァ'`ァ'`ァ
前半、蓮の理性と変態癖のせめぎ合いが面白かったw
後半ますますエロ濃厚で(・∀・)イイ!!
飽きない展開素晴らしかったですよ。

敦賀蓮、子供に「すっげー」とビビられた過去を持つ男www


ここは時代、場所、と状況設定が豊富だねえ。
もうシチュは使い果たしたかと思いきやまだまだ出てくる。
同じようなシチュでもみんな違って感心しとりますわ。
蓮のキャラが意外と応用が利くせいなのかなw
240名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 16:49:55 ID:lJ59Qyx3
大作&本誌続編妄想GGGGJ!

>239
>子供に「すっげー」とビビられた過去を持つ男www

前に検索したサイトにはこんな事が書いてあった(ソース忘れたorz)
 ・日本人の平均は最大時12〜13a
 ・芸能界で一番大きいと噂されているのはH賀K二の22a

トリoクのおかげで「長身=巨●」という先入観があったから
蓮なら前スレの20aも有り得ると思ってしまったw
明治時代の見世物小屋に50a代の男がいたという話しもあったけど
さすがにこれは嘘だと思う。
241名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 16:52:28 ID:n/IlVoRG
>>239
>敦賀蓮、子供に「すっげー」とビビられた過去を持つ男www
自分、そこに1番反応した。 ←変態

こんな男がいればなぁ。変態だけど。
いないから萌えるわけだけど。
242241:2006/09/18(月) 16:57:59 ID:n/IlVoRG
>こんな男がいればなぁ。
ブツの大きさでいってるわけではなく、
外見、テク、魅力的で、自分を愛してくれるという、
完璧(?)な男がいればなぁっていう意味。
243名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 17:36:03 ID:KcdqZUX5
横ゴメソ、キョーコがラ○ホの建物見て、「お城」だと勘違いする妄想が浮かんだ。
蓮はその無邪気な誤解を利用して、「入ってみる?」な〜んて言ったりしてw


自分語りスマソが、小学校低学年位の時、キョーコと
同じ事言って親に怒られまつたorz
今は、真っ黒に汚れちまったぜ・・・。
244名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 17:56:28 ID:83c+znsi
私もラ○ホをお城だと…
結構共感できる人の多い幼児体験だと思う。
先日、チャペルのある結婚式場をラ○ホと間違えたほうがショックでした。

これだけだとスレ違いみたいなんで変態妄想化。
思い切ってプロポーズを匂わせる気持ちで「お城に行きたい」と言うキョーコ。
ところがその建物はチャペルではなくてラ○ホ…
蓮には、キョーコの願望も正しい希望も、そして自分の実益も叶えてもらいましょう。

私もピュアには戻れないようだorz
245名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:05:25 ID:n/IlVoRG
2人ともラ○ホと気付かず入るかもしれない…。
246名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 22:40:33 ID:eQMf8Ps4
慌てて付け足す>>242に萌えた

>>245
ちょwwwそんな天然カップルwww

ラ○ホ話もぜひ膨らませて欲しい。
と思いながら豚切るのは大変恐縮なのですが投下させてください。

前の前のレスあたりでエプロン話からコスプレネタになり、
そのとき小ネタとしてナース服の話をちょっとしたのですが、
そのプチ妄想をもう少し広げてみました。
特に前置きするようなことはないだろうとは思うんですが、少なくともピュアではないです。
ヘタ蓮を操るキョーコを目指して書いてみました。
全8レスです。
2471/8:2006/09/18(月) 22:41:43 ID:eQMf8Ps4
社はここ数日、ある人物の顔色をうかがいながら過ごしている。
その人物とはもちろん、敦賀蓮。
基本的には誠実、紳士。いつも爽やかな笑顔で相手を虜にする、文句なしに完璧な男。
社に対してもそうなのだが、最近なんとなく機嫌の良し悪しを読めるようになってきた。
そしてここ数日。社にはわかるが蓮は機嫌が悪い。
しかも日に日に悪くなっているような気がする。

(もしやキョーコちゃんとうまくいっていないのかな…)

そんな心配をしていたのだが----。
今日はキョーコと蓮が共演しているドラマの撮影日。
病院が舞台で蓮は医者、キョーコは脇役の女性看護士。
スタジオでの撮影もあるが、今日は実際の病院での撮影をまとめて撮っている。
さきほど廊下の隅でふたりがこそこそ話しているのを見かけたが、
相変わらず仲は良さそうで喧嘩しているとも思えない。
セットを変えるため休憩時間になり、社の元へと戻ってきた蓮に話しかける。

「なあ、蓮。なんか悩んでるならお兄さんに言ってみな?」
「なんですか、急に?」
「相変わらずそんなすっとぼけた笑顔でごまかそうったて、俺にはわかるんだぞ。
 お前ここ数日、なんかストレス溜めてんだろ」
「…ストレス、ですか…」
「そうそう、ストレス。なんでも溜め込むのはよくないぞ?」
「そうですか。んー、そうですね。溜め込むのはよくないですね、そうします」
「へ?」
「アドバイス感謝します、社さん」

あっけに取られる社を残し、蓮は笑顔でどこかに行ってしまった。
2482/8:2006/09/18(月) 22:42:21 ID:eQMf8Ps4
その数日前、蓮のマンション。
夜、借りてきた映画をふたりでソファに座って見ながら、蓮はキョーコの髪や耳をいじっていた。

「ん…もう敦賀さぁん、くすぐったいですってばぁ」
「この映画、期待はずれだね」
「そうですけど、でもこの女優さんはステキです。ん、もぉ、ダメですっ」

蓮は首すじにキスを落とし、服の下から胸へと手を伸ばす。

「いいだろう?」
「ほんとにっ…今日はだめ、です。ダメな日なんです」
「俺はかまわないよ」
「私がイヤ。ぜーったい、イヤです。我慢、してください」
「どうしても?もう5日も我慢したのに」

おでこにキスをしながら説得する。

「ん…ダメ。どうしても我慢できないなら、敦賀さんだけでも…してあげますけど…」
「うーんそれは嬉しいけど…でもきっとそれだけじゃ我慢できなくなるな」
「じゃあおあずけ、です」

くすくすと笑うキョーコに胸が弾む。
最近こんな調子で蓮はすっかりペースを奪われている。

「明日は?」
「明日はモー子さんとこにお泊りするんです。モー子さんのおうちって、大家族なんですよ!
 にぎやかで、ちょっとにぎやかすぎたりもしますけど、でもすっごく楽しいんです」
「そう…それは楽しみだね」

…こうも目をキラキラ輝かせる様子を見せられては行くなとも言えない。
蓮は女友達にすら嫉妬してしまった自分が情けなくなり、気付かれないように小さくため息をついた。

「敦賀さん、怒ってます?」
「…いや、怒ってないよ。明日会えないのが淋しいだけ」
「1日だけですよ。明後日、夜に事務所で待ってます」

にっこり笑うキョーコを見て蓮の胸がきゅっと締まる。

(まったく…毎日がこんなじゃ心臓が持たないな)

蓮はますますキョーコに夢中になっていく自分を感じていた。
2493/8:2006/09/18(月) 22:43:02 ID:eQMf8Ps4
そして2日後。
互いに仕事が終わったあと事務所で落ち合い、駐車場へと向かおうとしたところ…

「おねえさまぁあああああっ!!蓮さまーーーっ!!」

勢いよくマリアが走り寄って来た。

「マリアちゃん、ひさしぶりね。元気だった?」
「ほんと久しぶり!2週間もお姉さまたちと会えないなんて、マリアもう限界だったわ」
「大げさねえ」

微笑ましい光景に頬を緩めていると、その後ろから社長が現れた。

「お、ちょうどいいところに!これからマリアと食事に行くんだ。おまえらも行くぞ」

----こうしてこの日もふたりきりの時間は奪われた。
食事のあと、お前は飲みにつきあえ、と蓮は社長に連れまわされ、
遅くに帰ったときにはキョーコはすやすやと無邪気な顔で眠りについており、
朝に蓮が目を覚ましたときにはすでにキョーコは仕事へ出ていて姿はなかった。

そしてその日の午後、撮影現場の病院。
休憩時間になりキョーコが廊下を歩いていると、突然腕を引かれて口を塞がれ、
そこにあった部屋に引きずり込まれた。
呻き声をあげ腕を振り解こうとすると、耳元で優しく囁かれた。

「キョーコ、俺だよ」
「…敦賀さん?!」

蓮はゆっくりと腕を離し、ドアの鍵をかけてキョーコを部屋の奥へと連れて行く。
どうやらここは備品倉庫かなにからしく、棚がいくつも並んでいる。
電気をつけていないので薄暗く、小さな窓から光がわずかに漏れる。

「もう!びっくりしたじゃないですか!…もしかしてストーカーじゃないかって…襲われたかと思って…」
「ごめんごめん。こうでもしないと、なかなかふたりっきりになれないから」
「そんなことありません!今夜だって会える予定でしょう?」
「夜までなんて待てないよ」

蓮はキョーコを引き寄せ唇を奪う。
キョーコは一瞬驚いて身をひいたが、蓮の強引なキスに素直に応じる。

「…もう…淋しがりやさんですね、敦賀さんは」
「キョーコは違う?会えなくて平気?」

耳たぶを軽く噛み、耳元で囁きながら考える。

(これじゃまたキョーコのペースだな…)
2504/8:2006/09/18(月) 22:43:45 ID:eQMf8Ps4
「ん…平気じゃないです、けど…今朝、敦賀さんの寝顔で充電しましたから」
「俺はそれくらいじゃ足りないよ。それにこの格好、すごくそそる」

蓮はナース服のボタンを外しにかかる。
が、キョーコは慌ててその手を掴んで止めた。

「だめですよ、撮影まだあるんですから」
「まだ時間あるよ、鍵もかけたし」
「だーめ。もう、我がまま言わないでください」
「無理だよ、もう我慢できないんだ」

嫌がる手を振りほどき強引にボタンを外すと白いレースのブラジャーがのぞく。
蓮はそれをずらして胸を露出させ、貪るように吸い付いた。

「だ、だめ…!ダメですってばっ、そんなに吸ったら…痕がついちゃうっ…!」
「ここならいい?固くなってるところ」

蓮は突起をちゅぱちゅぱと音を立てて吸い付き舌で転がす。

「んっ!だめぇ、ダメ…で、す…!そんなこと、したら…敦賀さ、ん…我慢、できなくなっちゃうで、しょう?もぉ…」

制止を無視してもう一方の手で残る乳房を揉みしだく。
止めようとする言葉もしぐさも、すべてが蓮の欲望を煽る。
理性が完全に吹っ飛んでしまいそうになったとき、突然ガチャガチャと鍵が開けられる音がした。

蓮は顔をこわばらせて焦るキョーコの手を引き、一番端の棚の陰、部屋の一番奥に逃げて壁際にキョーコを押し隠す。
部屋に入ってきたのは女性看護士ふたりらしく、入り口の棚から物を取り出しながら話す声が聞こえた。

「ねえ、撮影やってるの見た?」
「見た見た!!本物の敦賀蓮見ちゃった!写真撮りたいなあ。でもダメだよね」

ふたりは急ぐ様子もなく楽しそうに話している。
奥にはやってきそうにないと踏んだ蓮は、再びキョーコへの愛撫を再開した。

驚いて手をつかもうとするキョーコの唇を塞ぎ、左手で胸を撫でながら、
右手でスカートをずりあげてショーツの中に手を入れる。
そこはすでに充分濡れており、溢れる蜜を掬い取って蕾にくるくると塗りつける。
キョーコは小さく首を振り拒否して身をよじらせていたが、
何度も強引にいじっていると、やがてその動きは指に合わせて自らこすりつけるものへと変わった。

(もう少し、かな)
2515/8:2006/09/18(月) 22:44:20 ID:eQMf8Ps4
蓮は音がしないようにゆっくりと中指をキョーコの中へと入れ、手前、向こう側、と向きを変え、
壁をまさぐるようにいじって再びゆっくりと抜き、また蕾へ液を擦り付ける。
そしてまた…。ゆっくり、何度も執拗に繰り返す。
キョーコは眉をひそめ、必死に蓮の首にしがみついて快感に耐えている。

(最近の君は我慢強いから、もっと苛めてあげないと陥落しないよね)

「握手くらいしてもらえないかなー。他は誰見た?」
「京子がナース服着てたの見たよ。けっこう似合ってた。
 あの子ほら、清純そうだから天使のナース、ってかんじだったよ」
「童顔だもんね。私らより似合うかも」
「ハハハ、私たち清純ってかんじでもないかー」

ふたりは笑いながら部屋を出て行く。
最後に再び鍵をかける音がして部屋に静寂が戻った。
キョーコは塞がれていた口を離して苦しそうに息をする。

「…敦賀さんっ!」
「ぬれぬれだね、キョーコ。感じてた?」
「…っ…もう、声、出ちゃうかと思っ…やぁ…」

蓮は指を二本に増やし、今度は大きく穴を広げるように回し始めた。

「すごいね、どんどん溢れてくるよ、キョーコの中。
 清純な天使のココはこんなにいやらしい音を立ててる」

くちょ、ぬちゅ、と大きな音が部屋に響く。
キョーコはハァハァと息を荒げ、目はうつろになって蓮を見上げている。

(そろそろ落ちたかな。---もう、逃がさないよ)

不敵に笑って追い詰める。

「ゃあっ…やだぁ…ちが、うもん…私じゃなく、て…敦賀さんがっ…いやらしいの…!」
「そうかな?じゃあ試してみる?」
2526/8:2006/09/18(月) 22:45:02 ID:eQMf8Ps4
指の動きを早めて激しくかき回すと、くちゅくちゅくちゅ、とさらに淫らに音が鳴る。

「やっやだっ!!だめっ!ぁああっ…ん、んぅっ!や、や、やだぁ、あ、あ、んっ!!」
「ほら、こんなに大きな音を出して、びちゃびちゃにしてどんどん垂らして。
 ほんとにいやらしいのはどっちだろうね」
「あ、あ、んんっ!ん、ぁん、やだ、やだきちゃうっ、つる、が、さんっ!あ、あぁっ」
「どうする?やめてあげてもいいんだよ?」
「やだっ、や…ごめんなさ…いやら、しぃの、私ぃ…っ!私の、ほぉ…なのっ、ん、ぁんっ!
 いいっ…いいの、気持ちイイっ!や、やめない、でぇっ!あ、あ!」

蓮はキョーコが逝きそうになったのを見て直前で動きを止めて、最後の追い込み、と焦らしにかかった。

「もう俺を焦らしたりしない?」
「…ぁ…じ、じらして、なんか…」
「嘘。焦らしてただろう?」
「だってぇ…だってそのほうが敦賀さん…いっぱい…激しいから…っ」
「わざと待たせたんだね」
「だって…いつも敦賀さんばっかり…意地悪なんだもの…やだぁ…はやくぅ…!」

待ちきれずに自ら指を求めて動くキョーコの腰をつかんで戒める。

「こらダメだよ。約束してから」
「なんですか…なんでも…なんでもするからぁ…はやく続きっ…!」
「もう焦らしたりしない?」
「しないっ…しませんから!」
「ほんとに?」
「ほんとに!本当に…なんでもするっ…なんでも言うこときくから…ゃあ…はやくっ逝かせてえ…!」
「いい子だ、約束だよ」

褒美とでもいうように動きを激しく再開し、キョーコは悲鳴にも似た声をか弱くあげて崩れ落ちた。
2537/8:2006/09/18(月) 22:45:41 ID:eQMf8Ps4
蓮は達したキョーコを支えて立たせ、もう一度壁に押し付けた。
キョーコは息を荒げて艶のある表情で蓮をにらみつける。

「…っ……敦賀さんの…えっちぃ…」
「どっちが。…入れていい?キョーコが欲しいよ」
「ん…でも…衣装、シワになっちゃう…」
「また焦らすつもり?」

さわさわと軽く太ももを撫で上げながら、キョーコの眼をのぞきこむ。

「もう…。一回だけ、ですよ?」

キョーコは自らスカートをめくり上げ、ショーツをすす、と下ろして足を片方抜く。
そしてそのまま片膝を立てて蓮を誘った。

「きて?先生…」

蓮はすでに我慢の限界になっている自分のモノを取り出しキョーコの誘う恥部にあてがう。
一気に貫いてしまいたいのを抑え、ゆっくりと溝をたどり入り口で小さく抜き差しを繰り返す。

「キョーコ…俺を操縦しようなんて十年早いよ」
「んぁあっ…ゃ…意地悪、しない、でぇ…っ」
「欲しい?」
「あ…んぅ…ほ、欲しい…っ…欲しいです、すごく…」
「どうしても?」
「どうしてもっ…たまんない、のぉ…欲しくて、たまんない…!ゃだ、欲しい…我慢、できない…」
「しょうがないな」

蓮は今まで溜めこんでいた欲望を一気に吐き出すように激しく突き上げた。

「ああっ!!!」

ぐっ、ぐっ、と奥まで突いては一旦ぎりぎりまで抜き出し、また突き上げる。

「ぁあっ!やっ!あっ!ゃだ、だめ!そんっ…なに!激し、すぎっ…!」

振動に合わせて喘ぐキョーコの声が高まる。

「…っ…激しいのが…よかったん、だろ?」
「そうっ…だけ、ど…!あっ…だ、だめっ…こん…なのっ、初め…てぇっ!こ、壊れ、ちゃうっ!」
「壊れて…キョーコ…っ!狂ったキョーコでも、愛してるから…っ」
「い、いやぁっ…そん…そんなのっ…やだ、どうし…どうしよう、ヘン、へんに、なっちゃ…うぅ!」

キョーコの中が次第に締まり、瞬間が近づくのを感じて蓮は動きを早めた。

「あっ、ゃあ、やだっ、きちゃ、きちゃ、ぅうっ!あ、んっ、あぁ!だ、だめっ…!いっ…イっちゃう!」
「っ…すごいね…キョーコの中…!いいよ、イッて…っ」
「あ、あ、んっ!ん!ゃあ、あ、あ、ぁあああっ、ああぁぁっっ---!!!」

ガクガクと震えてキョーコは脱力し、蓮はそれを受け止めた。

「清純な…天使は、すごく淫らなんだね。知らなかったよ」
「…つ…つるがさんの…せいです…つるがさんが…こんなにしたのぉ…」
「もっともっと、淫らにしてあげるから。覚悟するんだよ」

蓮は何度もキスを貪った。時間の許す限り、長く、深く。
2548/8:2006/09/18(月) 22:46:27 ID:eQMf8Ps4
「あれ?まだ撮影始まらないんですか、社さん」
「え…?あ、ああ、なんだか小道具に手間取ってるみたいで…」

社はさっきとは打って変わって機嫌の良い様子の蓮に驚く。

「蓮…なんかあったか?何か…いいこととか…」
「なんですか?おかしな人ですね、社さん」

くすくすと笑う蓮はどう見ても上機嫌。
社は狐につままれたような心境だった。

「まあ…蓮が元気ならいいんだ、うん…」
「ああ、そうですね、いいことがあったというより」
「なに?」
「社さんのアドバイスに従ったんですよ。溜めこむのは良くないですね、やっぱり」

ありがとうございました、とにっこり笑って撮影に向かう蓮。
社はさっぱり訳がわからずしばらくそのまま首をひねりつづけていた。
255246:2006/09/18(月) 22:50:28 ID:eQMf8Ps4
以上です。
>>209さんに習って長いのを、と思ったのがこれ以上膨らませられず…。
しかも蓮を翻弄するキョーコを書きたかったんですが、
最終的にはやはり夜の帝王に屈してしまいました。
自分には無理ぽ。

で、話を戻して。
ラ○ホだとおもちゃを使ったりキョーコにAV見せたりしますよね(*´Д`)ハァハァ
前スレでも話題になったけど妄想にまで繋がらかったのでちょっと悶々(´・ω・`)
256名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:18:48 ID:eQMf8Ps4
突然だけど、神様たちの作品読んでると、事後の会話、ってラブラブでいいね。
あと、リレーでもあったが、繋がったままの会話に妙に萌える。
会話の内容はなんでもないエロじゃなくてもいいんだが。
とさりげなくリクエストしてみる。
事後or繋がったまま会話集が見たいです。職人様キテェェ・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!
257名無しさん@ピンキー:2006/09/18(月) 23:52:05 ID:wJo6ncMc
>246
GJ(゚∀゚)!! 我慢強いキョーコが可愛い(*´Д`)
いつもどれぐらい我慢してるのか気になる

ラ○ホだとおもちゃを使ったりキョーコにAV見せたりしますよね
>蓮が普段からAV見てると思ってやきもち妬くキョーコとかいいな
258名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:04:21 ID:ckHrw6/m
>>246
神様キテタ(*´Д`)
頑張って焦らすキョーコかわいいよキョーコ(*´Д`)
これまたGJですな。

AVだと、見ながら
「あれと同じコトしてみようか?」
とか、いろんなプレイをさせられそうですね>キョーコ
ラブホだったら、
お風呂のマットでぬるぬるローションプレイとか強要しそうだ>変態帝王
259名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:20:31 ID:rlTxY7Za
>246
>「きて?先生…」
ってなんて素敵な萌え台詞……GJ!!

ラ○ホでおもちゃネタなら、以前挙がってた
おもちゃとコレとどっちが(ry を是非とも入れて欲しい!
260名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 00:27:20 ID:I1HHbEL1
>>246
GJ!
堕ちていく天使キョーコエロカワイス!
蓮の白衣、蓮の帝王攻めエロス!人が来てるのに止められない蓮にモエス!
飢えてたのね。貪る蓮に(*´Д`)キャー!
261名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 01:07:29 ID:0lvs/8ap
>>246
一緒にいるとすぐ触ってきて、エッチしたがる蓮カワイス。
おあずけくらう蓮カワイス。それで欲望が爆発する蓮イイ!
キョーコカワイス!「先生」って響きに激しく萌えた(*´Д`*)ハアハア
GJです!
262名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 01:28:11 ID:Ipe17qr/
>>246
禿GJ!
激しいのが欲しくて、わざと焦らしてたキョーコ(*´Д`)ハァハァ
キョーコは「先生」とか(リレーの)「お師匠様」とか呼ぶの、ハマるなぁ。
263名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 04:55:53 ID:ckHrw6/m
投下させてください。

変態っぽくはありますが、特に、前置きはないです。
264:2006/09/19(火) 04:56:38 ID:ckHrw6/m
「やっぱり、コレだと短いなぁ」
週末はラブミーコンビでの、香港ロケ。
スタッフさんに何着かのチャイナドレスを手渡され、
「好きなの着ていいから、2人で相談して決めて」
って、言われた。
モー子さんは、黒いロングのチャイナドレス…。
すっごく、似合ってたなぁ。
「敦賀さんって、演技用にこんなでっかい鏡まで持ってるのね」
今日は、ロケが押してて遅くなる、って言ってたから、さっさと衣装合わせすませて、敦賀さんの帰りを待とうかな…。
敦賀さんちに、お泊まり、久しぶりだから、嬉しいなぁ、なんて考えてたら
「ただいま、キョーコ。悩殺的な格好だね」
突然後ろから、抱き締められた。
「お、お帰りなさい、敦賀さん。早かったですね」
しまった。敦賀さんのコト考えてたら、着替えるの忘れてた。
「コレ、香港ロケの衣装?」
ピンクの超ミニのチャイナドレス…。
「いえ、これは試しに着てみただけで…。衣装はそこに転がってるクリーム色か、赤いのにしようかと、あっ」
説明してたら、耳の裏側にちゅっ、てされた。
「だ、だめですよ。敦賀さん。すぐに着替えますから…、ん」
敦賀さんの方に向き直って、体を離そうとしたら、大人のキスが降ってきた。
265:2006/09/19(火) 04:57:49 ID:ckHrw6/m
「んっ、…こらっ、だめですよ。ご飯、用意してますから」
「ご飯より、キョーコが食べたいな」
ちゅ、ちゅ、って、唇にたくさんのキスを降らせながら、スカートの中に手を入れて、お尻を撫で上げてきた。
「んんっ、先に、ご飯にしましょう?んっ、ね?おいしいですよ?」
「ご飯より、キョーコの躰の方がおいしいよ」
身をよじりながら逃げようとする私を、鏡に押し付けて、敦賀さんが言った。
「それに…。こんな格好で出迎えられたら、我慢なんか出来ない」
再び、唇を塞がれて、舌を絡めとられる。
「んっ、ふぅん」
敦賀さんはキスが上手い…と思う。
私は敦賀さんしか知らないけど、たくさん気持ちよくしてくれるから…。
「キョーコ、お願い。ここでしよう?」
甘えた声と、上目使いのおねだりの顔。
「卑怯です。敦賀さん」
私が、それに弱いの知ってて。
「じゃあ、いい?」
「そんなコト言いながら、もうボタン外してるじゃないですか」
肩口のボタンが外されて、服の中に大きな手が、滑り込んできた。
「ちゅ、んむっ」
柔らかい唇の感触と、ぬるりとした舌の感覚が、躰の奥をムズムズさせる。
「ん、あっ」
「ここ、立ってるね」
266:2006/09/19(火) 04:58:30 ID:ckHrw6/m
ブラの隙間から、胸の先の突起を摘まれ、体中の皮膚が粟立つ。
「んっ、やぁ」
敦賀さんは、子供みたいに嬉しそうに笑って、それを口に含んだ。
「あっ、ぁんっ」
ぬらりとした、舌の感触が、躰の芯を熱くする。
……つぷり。
片手が、下に降りてきて、ストッキングを指で破った。
「ちょ、つ、るがさっ」
「キョーコ、かわいい」
敦賀さんは悪びれもせず、破れたストッキングの端から指を滑り込ませて、ショーツの中に手を入れてきた。
「あんっ、」
肉芽を捉えられて、ぐりぐりと刺激される。
「あっ、ぁんっ、んっ」
胸への愛撫と、肉芽への刺激で、頭の中がくらくらとする。
「んっ、あっ、あっ、んんんんっ」
指と舌で煽られて、軽く達してしまった。
「気持ちよかった?」
「…わかってるくせに」
はぁはぁと、上がった息をしている私を覗き込んで、わざわざ訊いてくる。
「ここでしていい?」
また、甘えた声。
「あっ」
お願い、と耳元で囁きながら、敦賀さんは私の中に、指を入れてきた。
「あっ、ん、…今日だけ、ですよ」
答えた私に、深く深く口付けて、敦賀さんは指の動きを速めてきた。
「あっ、んんっ、んっ、あぁん」
ちゅ、くちゅと、音が洩れる。
267:2006/09/19(火) 04:59:22 ID:ckHrw6/m
片手で胸の先端を、片手で躰の奥を、唇には口付けの雨で、それぞれ愛撫されて、立ってられないくらい、感じてしまう。
「んっ、んんっ、あっ、あぅんっ」
また、ムズムズと高まってくるのがわかる。
「んっ、ふぁっ」
「イク顔、見せて」
「ぃやっ、あんっ、あ、あああんっ!」
唇を離して、敦賀さんが言った瞬間、私はまた、達してしまった。
「かわいいよ、キョーコ」
敦賀さんは、ちゅ、と唇にキスを落として、私の体を反対に向けさせ、鏡に手をつかせた。
……びりっ。
ストッキングの穴をさらに広げて、
「あっ、あああっ、」
下着の端から敦賀さんの大きくなったものか入ってきた。
「すごいよ、キョーコ。すごく締まる」
そんな恥ずかしいことを言いながら、腰を動かし始めた。
「あっ、あんっ、や、おっきぃ」
中に入ってきた敦賀さんのは、温かくて、奥の奥まで入ってくる。
「んんっ、…あっ、あんっ、あんっ」
腰を掴んで逃げられないようにされて、ぐっ、ぐっと内襞をすられる。
「キョーコ、前見て?」
敦賀さんの声に、前を見ると、
「あっ、いやあっ!」
はだけたチャイナドレスで、真っ赤な顔して、後ろから敦賀さんを受け入れる、いやらしい私がいた。
268:2006/09/19(火) 05:00:22 ID:ckHrw6/m
「いやっ!敦賀さっ、こん、…の、いやぁ」
あまりに卑猥な光景に、嫌々と首を振る。
「嫌?鏡、見てから、キョーコのここ、すごく締まったのに?」
「いやっ、ああっ、あんっ」
敦賀さんは、意地悪く、私に言葉をかける。
「ほら、キョーコ。ちゃんと見て?キョーコのかわいい姿」
「やぁっ、み、れ、ないぃ」
涙目になって駄々をこねても、許してくれない。
「嫌なら、やめるよ?」
ここまできて、それは困る。
「んやっ、やめ、ちゃ…、やだぁ」
「じゃあ見て?ちゃんと」
仕方なく、鏡の中の自分と目を合わせる。
「あっ、あんっ」
「キョーコ、やらしい顔してるね」
「あっ、いやぁっ、…いっちゃ、やぁっ」
「チャイナドレスもはだけて、破れたストッキングがいやらしいね」
「やっ、つ、るがさっ…が、した、くせにっ」
敦賀さんは、意地悪を言いながら、私の中をかき回して、激しく奥まで入ってきた。
「あっ、あっ、あんっ、…ひぅっ、んんっ」
一番、感じるところを、ぐりゅっと擦られて、脚ががくがくと震える。
「あっ、つ、つるがさっ、んあああっ」
ぐぐっと、奥まで突かれた瞬間、私はまた、高みに昇った。
「はっ、すごいね、キョーコ。イキっぱなしだ」
269:2006/09/19(火) 05:01:41 ID:ckHrw6/m
繋がったまま、敦賀さんが言った。
「やぁ、ん」
ぐり、とイッたばかりのそこを刺激される。
「ね、つるがさんも。キモチよくなってぇ?」
後ろを振り向いて敦賀さんを見た。
「充分、キモチいいよ。キョーコの中」
敦賀さんは優しい目をして笑って、私を引き寄せてキスをくれた。
「んっ、まだぁ」
イッてないでしょう?
「あんっ」
私の言いたいコトがわかったのか、敦賀さんは、また、腰を動かし始めた。
「じゃあ、遠慮なく…」
そう言って、さらに腰をすすめる。
「あんっ、…あっ、…るがさっ、きもち、いっ…よぁ」
ぐち、ぐちゅといやらしい音が、聞こえる。
「キョ…コ、俺も、キモチいいよ」
「あっ、あっ、んぅっ、ああんっ、はんっ、…つるがさっ、」
「…っ、キョーコっ、」
お互い、名前を呼び合いながら、快楽に酔いしれ、
「…んっ、またっ、きちゃっ、…んっ、つ、るがさっ、いっしょにキてぇ!」
「はっ…、いいよ、キョーコ。…俺もっ」
「あっ、あっ、あっ、んあああっ」
「……くっ…」
2人同時に達した。


「いつのまに、ゴムなんて付けたんですか?」
「秘密。でも、キョーコといつでも繋がれるように、持ち歩いてるから」
270:2006/09/19(火) 05:03:30 ID:ckHrw6/m
そう言った敦賀さんは、子供みたいな顔して笑った。
「…チャイナドレス、シミになっちゃいました」
「いいじゃないか。そんな短いの、他の奴になんか見せられない」
不意に、真顔に戻って言う敦賀さん。
…ひょっとして。
「ヤキモチ、妬いたんですか?」
そう尋ねる私に、少し照れて、
「悪い?」
ぶすくれる敦賀さんは、ちょっぴり可愛くて、嬉しかった。
「コレ、買い取りです」
「そっか。じゃあまた、それ着てできるね」
無駄に神々しい笑顔を私に向けて、さらっと変態っぽいコトを言う敦賀さんを、
「もうしません」
さくっと切り捨てながら、着替えを済ませてキッチンに向かった。
「ご飯、食べましょう?」
後からついてきて、食事の準備を手伝ってくれてる敦賀さんは、
「デザートは、もちろん、キョーコだよね?」
って甘えてくる。
その顔、その声…。
「やっぱり、卑怯です」
答えた私に、にっこりと最上級に神々しい笑みを湛えて、
「じゃあ、急いでご飯食べないとね」
なんて言う、敦賀さんを見たら、凄く凄く、卑怯だと思ってしまった。
271名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 05:12:28 ID:ckHrw6/m

おしまいです。
272名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 06:06:18 ID:4dmC0SWr
>>263
GJ!!
ストッキング破りキター!
おまけにチャイナに鏡となにげに豊富な萌えアイテム(*´Д`)ハァハァ
273名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 12:28:25 ID:Ipe17qr/
断片的な小ネタは浮かぶんだが、作品としてまとまらないorz

妄想その1
蓮のトレーニング器具にロデオマシーンがあって、胸や栗をいじられ、
イキかけた所で、マシーンに乗せられたキョーコ@全裸。
下からうねる様な動きで栗を刺激されイキまくる。
蓮「しっかり掴まってないと落ちちゃうよ」とか。
その後今度は自分にまたがらせ、
「さっき覚えた通りに腰動かしてごらん」
と騎乗位で啼かせまくり。

妄想その2
夜の遊園地にデートに来た蓮とキョーコ。
観覧車に乗り、夜景を見ながらキスをしていい雰囲気。
その時、観覧車が故障で止まってしまう(一番上で)
蓮「じゃあ、ただ助けを待っててもつまらないし」とキョーコを襲う。
いつ動きだすか分からないし、スリルでドキドキの二人。

妄想その3
レストランで食事をする二人。
キョーコ「このホタテ、ぷりぷりで美味しいです〜」

蓮「(小声で)キョーコのあそこも、ぷりぷりで美味しいよ」(←変態w)

妄想その4
マンションでいつもの様に、イチャイチャモードに入ろうとする蓮。
台本覚えなきゃいけないから、と最初は断るキョーコだったが、結局流されるまま最後まで。終わった後
キョーコ「もう、敦賀さんのせいで徹夜です〜(泣)」

蓮「ごめん、台本の読み合せ付き合ってあげるから、ね(神々スマイル)」

キョーコ「でも、敦賀さんはお忙しい中いつ台本覚えてるんですか?
お家で台本広げてる所、一緒に住む様になってから見たこと無い気が」

蓮が見せたのは、通信講座の速読と記憶術の教材。
蓮「キョーコと過ごす時間、少しでも無駄にしたくないからね」

すんません、逝ってきますっ(シュタタタタ)
274名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 14:11:09 ID:F6G+Hr4j
>>273
どうせ逝くなら保管庫に行ったらどうか。
ロデオネタならあるよ。
275名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 15:43:25 ID:4dmC0SWr
ホタテネタワロスwww
ただ待っててもつまらないってのもすごい理屈で吹いたw
276名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 16:10:17 ID:qp95I9Jk
自分も小ネタ浮かんだ。


ある日、キョーコが子犬を抱いて蓮のマンションに来た。
「どうしたの?その犬?」
「捨てられてたんです。可愛そうなんで、今日だけでも・・・・」
承諾した蓮だったが、その夜いつものようにキョーコと愛し合っていると、いいところで子犬が邪魔する。
イラつく蓮だったが、子犬に手伝わせてキョーコヲ」イカせる。
「・・・やぁっ・・・二人して、舐め、ない・・・・でぇぇ・・・・っ」
みたいな。


ダメだ。
自分も逝ってくるorz
277名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 19:56:52 ID:iHaqb0zb
>>271
着衣、というか破れた衣装に禿萌え。GJ!!
これを期に蓮がコスプレHにハマる予感がして、お腹イッパイです。
ゴチになりました!!
278136:2006/09/19(火) 20:00:37 ID:iHaqb0zb
連投スマソ。リレー中に顔を出して引っ込んだ136です。
朝が早いこともあって早々に寝てしまいましたが、フォローしてくださった方々の言葉に甘えて
変態話を引っ提げてまた来ました。

前回の投下後に楽屋出歯亀ネタの蓮キョピュア版も見てみたいというお声を頂いたので挑戦してみたものの、
変態には変態モノしか書けないということが判明し、
いっそ変態の道を突き詰めたろか! と、暴走したらこんなものになりました。


内容説明:
【目隠し】【緊縛】【ハメ撮り】【ソフトSM】【バイブ責め】【アナノレ】【潮吹き】【自慰強制】【顔射】

妄想元は前スレのハメ撮りネタです。
すでに同じネタでネ申作品が投下されているので、
今さらお呼びでないかもしれませんが開き直って投下します。全15レスです。
279記憶と記録に残る夜 1/15:2006/09/19(火) 20:01:51 ID:iHaqb0zb

 シャワーを終えて寝室に入ると、ガウンだけを身につけたキョーコがベッドで待っていた。
 俺は髪をタオルドライしながら歩み寄り、キョーコの横に腰を下ろす。
 深い口づけをかわしながら考えるのは、明日から3週間会えなくなる彼女のこと。
 今晩はたっぷりキョーコを補給したいと思っているから、普通のセックスで終わらせる気はなかった。
「今日は新しいことをしてみたいんだ」
「楽しいことですか?」
「もちろん」
 キョーコは嫌がるかもしれないけどね、と俺は心の中で付け加えた。
「これをつけてみて」
「アイマスク?」
「そう。目隠しでセックスするんだ。見えない分、他の感覚が過敏になって気持ちいいはずだよ」
「それは楽しそうですね」
 これから何をされるのか想像もしていないであろうキョーコは、嬉々としてそれで目を覆った。
「それから、もう一つ。特製の衣装を身に付けてもらいたいんだけど……」
 ガウンをはぎ取りながら、さりげなさを装って提案してみる。
「私が自分で着た方がいいですか?」
 しばらく会えないとわかっているキョーコも、今日はなんだか大胆だ。
 何をされるのかわからずとも、声には期待感が漂っている。
 アイマスクを取ろうとする手を制し、俺は「持ってくるね」と言い残して準備を始めた。

 有線をクラシックチャンネルに合わせ、音量を上げる。
 落とされていた照明をすべて点灯させて、枕元のランプをベッドに向ける。
 三脚を立ててビデオカメラを固定し、キョーコの全身が映るように角度とレンズを調整する。
 RECボタンを押して赤いランプが点灯したのを確認すると、
 俺はナイロン製の赤い縄を持って、大人しく待っている彼女の傍らに膝をついた。
280記憶と記録に残る夜 2/15:2006/09/19(火) 20:03:13 ID:iHaqb0zb

 縄の中央で作った輪が首の真後ろにくるようにして前に垂らし、
 寄り合わせて鎖骨、鳩尾、割れ目のところで結んでいく。
 足の間をくぐらせて、再び背中でも一定の間隔をあけて結び目を作る。
「敦賀……さん?」
「ごめんね、もうちょっとかかりそう」
 ネットで調べた通りにやっているが、なにぶん初めてなもので、
 何度もシミュレーションしたにも関わらず手間取ってしまう。
 何をされるのかと不安がるキョーコをなだめつつ、
 俺は縄の先を首の後ろの輪に通して前と後の縄を交互にクロスさせ、
 彼女の躰にいくつもの菱形を刻んでいった。

「できた」
 初めてにしてはきれいに仕上がった亀甲縛り。
 強調された乳房がなんとも言えない卑猥さを漂わせる。
 両腕は後ろで組ませて自由を奪い、2本目の縄を使って、
 ふくらはぎと太股がくっつくように折り曲げさせた足をぐるぐると巻いた。
 両脚を繋ぐ縄は首の後ろを通ってピンと張り、下半身にM字開脚を強制している。
「キョーコ、すごくきれいだよ」
 縄が食い込んで、怪しい艶をたたえた陰部が煌々と照りつける照明の下に晒されている。
 いつもはなかなか見せてくれないキョーコの恥ずかしい処を全開にして、俺はゴクリと唾を飲んだ。
 男を知ってだいぶ経つのに、俺が頻繁に穢しているのに、そこはまだきれいなピンク色で……。

 犯しまくって、汚してやりたくなる。


「や……。敦賀さん、これは……なに?」
「緊縛。キョーコが逃げられないように縛ったんだよ」
「しば――」
 いまさらジタバタと身をよじって逃れようとするキョーコを押さえつけ、
 買ったはいいが、使いたいと彼女に言い出せずにいたおもちゃを取り出した。
281記憶と記録に残る夜 3/15:2006/09/19(火) 20:06:11 ID:iHaqb0zb

 キョーコと肉体関係を持つようになってかなり経つが、
 彼女は最近までローターさえ入れさせてくれなかった。
 見た目には嫌悪がなくても、異物が侵入してくることに怖れを抱いていたらしい。
 俺のには早々に慣れてくれたのに、それよりも小さな無機物がダメというのが納得できず、
 つい先日、俺は眠っているキョーコのナカにローターを挿れた。
 セックスを教えた時と同じで、彼女ははじめこそつらそうにしていたが、
 飲み込みの早い躰はすぐに快楽を覚えてくれた。
 だが、ローターはナカにすっぽり入ってしまうので物足りない。第一、画にならない。
 俺ので苛めてもいいけど、気持ちよすぎてこっちの理性までもが飛んでしまう。
 だからグロテスクなおもちゃに犯されたキョーコが、
 ぐちゃぐちゃに壊れていくところをじっくり見てみたいと思っていた。

 この日のために用意したのは、俺のよりも少々劣るサイズのバイブレーター。
 挿入を潤滑に行うためのローションで濡らして、
 根本で2股に別れたうちの大きい方を潤みはじめたばかりの蜜壺に押し込み、
 ブラシ状になった小枝を陰核に当てた。
「ひゃぁあぁぁっ……ん! ナニこれぇっ!? つるがさん? つるがさんっ!?」
 未知の『何か』の感触に驚き、キョーコの声は怯えを孕んでいる。
 おもちゃの経験がほとんどない彼女には、少し早かったかもしれない。
「これはバイブといってね、キョーコの大好きなローターを少しだけ大きくしたもの、かな。
 スイッチを入れるから、心おきなく気持ち良くなっていいよ」
 スライダーを操作すると、バイブはヴイィィィンと振動を始めた。
「ひゃぁ……ん、やぁ、やぁ、やだぁ……んぅ! いやぁぁ、やめ、いやっ、も……やめてぇっ!!」
 振動数を変えながら、腰をくねらせて悶える姿を愉しむ。
 バイブを飲み込んだ淫らな穴から、だらだらとよだれを垂れ流すキョーコ。
 縛り上げていく課程を収めたカメラを手に持って、どろどろになった彼女の秘部に近づけた。
 こんな可愛い姿を一時のもので終わらせるのはもったいない。
 こうやって残しておけば、キョーコがいないときにも愉しめるしね。
「気持ちいいんだろう? 下のお口は正直だよ?」
「やだ、やだ、やだぁ、はずかし……。見ちゃ、ヤあぁ……、ん、んぅ、やはぁ……っ」
 バイブがヴヴヴと震えながらキョーコを啼かせる。
 その激しい振動と、異物を排除しようとするキョーコの内部の動きによって、
 大きく縦に揺れながら外に押し出されていく。
「好き嫌いは良くないな。これもちゃんと愛してあげて」
「――――んぅ!!」
 キョーコのナカから追い出されようとしていたバイブを、俺はもう一度ぐっと押し込んだ。 
282記憶と記録に残る夜 4/15:2006/09/19(火) 20:07:15 ID:iHaqb0zb

「ひゃぁ、……ぬいてぇ。これ、やぁっ。はげし……すぎぃっ! あぁっ――」
 俺はキョーコに寄り添うと、深い口づけで声を封じた。
 右手で優しい愛撫を与えながら、左手はバイブを持ってキョーコの局部を抉り続ける。
 もちろんカメラはベストショットが撮れる位置に置き、彼女の媚態を余すところなく記録していく。
「ん――、っ――――!」
 触れあう唇の隙間から漏れる苦しげな声も、俺の嗜虐心に火を付けるだけ。
 涙の雫が伝う頬を舐め、熱い吐息でくすぐった耳の奥に先端をすぼめた細めた舌を突き入れる。
 耳朶を噛み、獣になった気持ちで喉笛を甘噛みしてから、舌で稜線をなぞっていった。

 縄で嵩増しされた二つの膨らみの頂では、桃色のものが屹立していた。
 俺は体の下から回した手で一方の乳房を掴み、もう一方に実った果実を口に含んだ。
 ちゅばちゅばと吸い付き、舌で転がし、歯を立てる。
 それだけで、敏感な彼女の躰はビクビクと反応してくれる。
「あぁっ、……るがさんっ、あぁ、あぁっ……ん。だめぇっ、痛……たぁッ、やあぁ」
 言葉だけを聞けば嫌がっているようにも思えるが、キョーコが本当に拒絶する時とは反応が違う。
 これは感じているときの言葉。
 恥ずかしがり屋の彼女は、自分から快楽を求めたりはしない。
 表面上は嫌がっているフリをして、もっと乱れたいという本心を覆い隠している。
 本音を暴くためには、もっと追いつめて、余計なことを考える余裕を失わせる必要がある。
 だから今日はいつもより少しだけ乱暴にするが、
 これも愛するがゆえの行為だと思って受け入れてくれ、キョーコ。

 俺はバイブを抜き差ししつつ、キョーコのイイところを探した。
 本来の活動に専念できないクリブラシに代わって指先で花芯を嬲りながら、
 嬌声のあがるポイントを攻める。
「はぁんっ……、そこっ! そこもィイっ。ふわぁぁ……、しげき、つよすぎっ。
 だめぇ、こわれ……るぅっ」
 Gスポットを執拗に刺激し続けると、キョーコの下半身がぶるぶると小刻みな痙攣を始めた。
 小さな絶頂を何度か経て、さらなる高みを目指すべく、執念深くそこを攻略していく。
「すごっ、もう……なにも、かんが……られなっ! イっちゃうぅぅっ!」
 少しずつ大胆になっていくのは、追いつめられてきた証拠だろうか。
 それとも、目隠しされたことで、素直になっているのだろうか。
「イっていいよ。今日はキョーコの可愛い姿をたくさん見たいからね」
 彼女の理性を壊してしまうべく、俺は乳房と陰核と陰唇、キョーコの感じる3箇所を同時に責めさいなんだ。
283記憶と記録に残る夜 5/15:2006/09/19(火) 20:08:45 ID:iHaqb0zb

「あぁっ――――!」
 ひときわ高く啼いてキョーコは達した。
 気を失ってぐったりした躰。
 下半身だけがビクンビクンと跳ねている。
 可憐に咲き誇る牡丹の中央には、震え続ける男性器を模したおもちゃが突き刺さったまま、
 あふれる蜜がライトに照らされていやらしく光る。
 もちろん、バイブを彼女のナカに挿れたところも、蹂躙しているところも、すべて記録した。
 今までこの俺が自慰行為なんて冗談じゃないと思っていたが、
 この映像をおかずにすればキョーコの感触を思い出しながらイけるかもしれない。
 ……あくまでキョーコに触れられないときの非常食としてだが。

「愛してるよ、キョーコ……」
 抵抗のなくなった躰を愛撫しながら、俺は手に持ったカメラでキョーコの全身を舐めるように映した。
 しっとりと汗がにじんだ肌はぴったりと貼りついてくるようで心地良い。
 弛緩した全身にくまなく口づけを落とし、服に隠れてしまう場所にはしつこいほどに所有の証を刻んでいく。
 無数の花びらを散らしたかのような鮮やかな鬱血が白い肌に映える。
 これを見るのは俺の特権。
 キョーコは俺のもの。
 この躰は俺だけが知っていればいい。
 本当はこの部屋に閉じこめて、存在そのものを独占してしまいたい。
 それが叶わないから、せめて筐体の中にだけでも『永遠』が欲しかった。

「ん……ぅ」
 醜い心を持った野獣の腕の中で、捕らわれの眠り姫が目を覚ました。
 キョーコはいつものように俺にキスを求めようとしたが、縛られているため身動きできずに足掻いて終わった。
「はぁん、つるが……さん。これ、ほどぃてっ……」
「だめ」
「じゃあ、せめて、アイマスク……」
「それもだめ」
「じゃあ、……じゃあっ、ナカに、挿れたものを……」
「いやだ」
「やぁっ、っつ、っふぅ……、もうヤメ……っ!」
 あいかわらずキョーコの恥部ではバイブが暴れている。
 ピストン運動でさらに深い場所にも刺激を与えてやると、キョーコの嬌声はさらに熱を帯びていった。
「ひゃぁっ、はぁっ、ひゃあぅ……んっ。やだぁ、またィっちゃうぅっ!」
「今日は何度でもイっていいよ」
 バイブの振動数をMAXにしてナカを掻き回す。
 イイところに当たるたびに、大きく開けっ放たれた口から俺を煽る甘い声が漏れた。
 ……たまらない。
 力を入れれば折れてしまいそうな細い四肢。
 俺を悦ばせるために女らしさを増した躰。
 かけがえのない至高の存在である彼女を、お姫様のように大切に扱ってあげたいとは思うものの、
 それ以上にこみ上げる貪り尽くしたいという欲望には勝てなかった。
「訂正。今日はキョーコの限界までイカせるから……」
 やめてと言われても止まれないから、覚悟して。
284記憶と記録に残る夜 6/15:2006/09/19(火) 20:09:26 ID:iHaqb0zb

「やぁっ、とめて……、それ、ぬいてぇっ。やぁあ!」
 攻め続けていると、これまで感じてよがっていたキョーコの態度が急変した。
「どうしたの、キョーコ? まだイキ足りないだろう?」
「やだやだやだっ! ぬいて! はやく抜いてっ」
「だからどうしたんだ? 理由を言ってくれないとわからないよ」
「でちゃう! おしっこ、もれちゃうよぉっ! 早くぬいてぇっ」
 切羽詰まっていくキョーコの声。
 俺は止めるどころか、いっそう激しく彼女を攻めたてた。
「あ――――っ……!」
 悲鳴とともに、キョーコは尿道口からぴゅぴゅっと透明な液体を飛ばした。

「つるがさんのばかぁっ! だからやめてってゆったのに……。もぅ……ヤだ、さいてーっ」
「お漏らしするキョーコも可愛いかったよ」
 くすくすと笑いながら、俺は顔にかかった潮を拭った。
 無味無臭なその液体は尿とは別のものだが、キョーコにはその区別がついていないのだろう。
 彼女に潮を吹かせるのは初めてではないものの、キョーコのうろたえぶりは何度見ても飽きない。
 自分が失禁したのだと思い込んでいる様子が可愛らしくて、俺は自然に笑みを浮かべた。
「むーーーっ!! 今日のえっちはこれでおわり!」
「だーめ。まだ俺がイってないだろう。キョーコばかりが愉しんで終わりなんてずるいよ」
 これだけで解放したりはしないよ。
 俺はまだナカにさえ挿れてないのだから。
「そろそろバイブだけじゃ足りなくなっただろう? 欲張りなキョーコに俺のもあげるよ」
285記憶と記録に残る夜 7/15:2006/09/19(火) 20:11:22 ID:iHaqb0zb

 俺は痙攣を続けるキョーコの躰を裏返した。
 腰を抱えて持ち上げ、バイブが抜けないようにしっかり押さえつける。
 そして俺はキョーコの愛液を自身に塗りつけ、待たされ続けて立腹しているソレをお尻に押し付けた。
「――――!!」
 キョーコは呻いた。
 慣らされていない菊門にいきなり挿入されて、苦しむ顔が俺を煽る。
「っ痛! ううっ、ひゃあっ!!」
 ずぶずぶと欲棒を飲み込んでいくお尻を開発したのも、もちろん俺。
 この部屋でキョーコが処女を喪失した日、泣き出されて一度は諦めたはずだったが、
 その後も何度か彼女に頼み込み、徐々に慣らしていったのだ。
 今ではここも立派な性感帯。積極的に両方で相手をしてくれるまでになった。
 さっすがに同時に、というのは初めてだが。
「すごいね、キョーコ。二本も刺さってるよ」
「はぁ、はぁ……、はぁぁん、んふぅ……。つるがさん、くるしっ、ひゃぁ……っぁん!」
 バイブでぐりぐりと膣内を掻き回す。
 その動きと細かな振動とが、薄い壁越しに俺のものにも当たってくる。
 キョーコの内側にある細かな小突起がざわめくように動いて、
 相乗効果で天国に誘われているかのような快感が得られる。
「……っイイよ!! 最高っ!」
 キョーコ本人に自覚はないだろうが、彼女の躰は前も後ろも名器だった。
 恋人がこんなにも卑猥な躰を持った女の子だなんて、つくづく俺は果報者だ。
 抱いても抱いても、飽きるどころかもっと離れたくないという想いが強くなる。
 症状はまるで薬物中毒。
 キョーコと繋がっていると、脳内麻薬に侵されて冷静な判断ができない。
 先走りと腸内の分泌物でなめらかに動けるようになり、俺は激しい抽送でキョーコを啼かせた。
「んんっ……。やぁっ、裂けるっ、こわ……る。つるが……さっ、も、や……て、やめてぇっ」
「まだだよ。俺も早く……イきたいんだ」
 半ばまで抜いたそれをもう一度深く押し込む。
「ひぃぃっ――っ!」
「ああっ! ィイっ、キョーコっ!!」
 悶えるキョーコを無理矢理犯しているようで、いつもよりも余計に興奮する。
「も、むりぃっ! くるしぃっ、やぁぁんっ。きついのォッ!!」
「もう少しでイクから、それまで、ね?」
「やぁっ、もうだめぇ、がま……できなっ――」
 先に達してしまったキョーコを追うように、俺も彼女のナカで果てた。
286記憶と記録に残る夜 8/15:2006/09/19(火) 20:12:20 ID:iHaqb0zb

「ごめんね。優しくしてあげられなくて」
 俺は名残の白濁液を始末して、ぐったりしているキョーコに詫びた。
 無理な体勢を長時間強いると血の巡りが悪くなるので、惜しみながらも四肢の戒めを解くことにする。
 脚に巻いていた縄をほどき、両手も拘束から解放すると、白い肌にははっきりと縄の痕が残っていた。
 緩めに結んだおかげで擦過傷ができていないのは不幸中の幸いだが、
 芸能人は体が資本だと言っておきながら、危うく彼女の商売道具に傷を付けるところだった。
 反省した俺は、赤い線を消すために鬱血している手足をさすった。
「やぁん! くすぐったぃ……」
 マッサージしているだけなのに、キョーコは身をよじらせて逃げようとする。
 乱暴にされるのは嬉しいくせに、優しくされるとくすぐったくて耐えられないなんて難儀な躰だね。
 まあ、だからこそ、俺も心おきなくイロイロ試せるんだが、さすがに今日はやりすぎたかもしれない。
「大丈夫? どこか痛いところはない?」
「平気です。私も、気持ち良かったから……。
 見えないと、次に何をされるのかわからなくてドキドキしますね。クセになりそうです」
 嫌われても仕方ないと思っていたのに、キョーコの口をついて出たのは、
 俺の予想に反して好意的な感想だった。
 まるで、遠回しにもっとして欲しいとねだっているような……。
「次は何をする?」
「敦賀さんにおまかせします。こういうのって、わからない方が楽しいですから」
 どうやら彼女は怒ってなどいない様子。
 それどころか、もしかして悦んでいるのか?
「そろそろこっちの穴も可愛がってあげようか」
 バイブを引き抜いて愛液を滴らせた淫唇に先端を埋めると、
 そこは熱を帯びていて、ぎゅっと俺を締め付けてくる。
「はい、よろしくお願いしますっ」
 キョーコは可愛らしくそう言って、俺の首にすがりついてきた。
287記憶と記録に残る夜 9/15:2006/09/19(火) 20:14:00 ID:iHaqb0zb

 手足は自由にしたものの、彼女の躰はまだ赤い縄模様で装飾されている。
 俺は縄で強調された乳房を揉みながら、キョーコの最奥を目指した。
 咲き誇る花弁はバイブに散々苛められたことと縄の食い込みによって、強烈に俺を締め付ける。
「ああぁ……、すごっ! つるがさんの、おっきくて、熱ぃ……!!」
「キョーコのナカも、すごいことになってるよ。よほど欲しかったんだね」
「やぁ、はずかし……こと、言わな……で」
「どうして? 俺を欲しがってくれてるみたいで嬉しかったんだけどな」
「ほし、のは、ほんとぅです。つるが……んのこと、だぃすき……だから」
「俺も、愛してるよ。ふぅ、っ……ん、気持ちイィっ!」

 ここ最近、ヤリすぎたせいかキョーコの膣口は緩くなっていた。
 俺のサイズにあわせて広がっだけだと思えば嬉しくもあるが、
 開発にとりかかった頃の強烈な膣圧が失われたことは、自業自得と知りつつも物足りなく思っていた。
 それがどうだろう。
 何度もイカせたことで、俺自身を喰い千切らんばかりの勢いで絡みついてくる。
「キツっ……。咬みつかれてるようだ」
 内部の三段締めとミミズ千匹の感度もあいかわらず良くて、奥は奥で最高に気持ちいい。
 俺は暴走しそうになるのをこらえ、クッションをせきれい台がわりにあてがって、
 ちょうどいい角度を探しながら『の』の字を描くように腰を動かした。
「あっ、あっ、あっ! そこもいいっ」
「ここ、は?」
「んふぅ……っ! ソコも、好きぃ!!」
 俺の理性を試すかのような可愛らしい嬌声。
「いけない子だね。こんないやらしい躰になって、俺を離してくれないなんて」
「つるが……んのが、きもちィイかられす! あぁっ、ひゃぅう……ん」
 キョーコも俺で感じてくれている。
「バイブと、俺の、どっちがいい?」
「もちろ……つるがさんの……。だから、はぁ、あっ、もっと、おくに! 奥に来てぇ!!」
「はいはい。お姫様のお望み通りにいたしましょう」
 キョーコに望まれるまま、俺は子宮の入口を貫かんばかりに突き上げた。
288記憶と記録に残る夜 10/15:2006/09/19(火) 20:15:15 ID:iHaqb0zb

 俺たちは小休止も挟まないで幾度となく互いを貪り合い、力尽きてハアハアと息を切らした。
 全力疾走した後のような倦怠感と達成感が全身を覆っている。
 だが、欲望というものは限界を知らない。
 時間切れのその瞬間までキョーコと躰を繋げていたい気持ちは揺るがなかった。
 一旦引き抜いて、あふれ出したものを片づけると、俺の頭は次のプレイのことで一杯になっている。

「もうアイマスクを外してもいいよ」
 キョーコの手が目元に伸びた。
 長い間暗闇に閉ざされていた目が周囲の明るさに慣れるまで、何度もまばたきを繰り返す。
 そうしてキョーコの目に最初に映ったのは、ビデオカメラを回している俺。
「――――!?」
 口をぱくぱく開けてキョーコがカメラを指差す。
「表情が硬いよ。もっと笑って」
「いつから……」
「ん?」
「いつから撮っていらしたんですか?」
 キョーコは青ざめた顔で俺を問いつめた。
 まあ、予想していたからこそ目隠しをさせたんだけどね。
「最初からだよ」
「さ、最初からって! もしかして、縛っているところとか、バイブでイカされるところとか……全部ですか?」
「そう。キョーコがおもらししたところも、ヒイヒイよがっているところも全部撮ったよ」
「消してくださいっ!」
 カメラを回し続ける俺にしびれを切らし、キョーコはそれを奪おうと手をのばしてくる。
「キョーコが帰って来たらね」
「今すぐです!!」
「キョーコと会えない3週間のお楽しみを俺から奪うの?」
 何も掴めていない手が空中で止まった。
 しばらく会えない俺のことを気にかけていてたらしく、彼女はもうカメラを奪おうとはしなかった。
「私の目の前で消してくださいね?」
「それはもちろん。本物の方が何倍も楽しめるからね」
 もちろん、キョーコの前で消すのはコピーだよ。
 マスターは永久保存版として大切に保管するに決まっている。
「で、後で消すからもっと撮っていい?」
「嫌ですっ」
「撮らせて?」
「……かわりにこの縄をほどいていただけますか?」
「よく似合ってるから、だめ」
「…………」
 俺に何を言っても無駄だと悟ったのか、キョーコはため息をついて口を閉じた。
289記憶と記録に残る夜 11/15:2006/09/19(火) 20:17:29 ID:iHaqb0zb

 四つん這い、おすわりのポーズで上目使い、膝立ちして上半身だけをひねった振り返り……。
 恥じらうキョーコに様々な格好を強要するのが楽しくて、深夜のビデオ撮影は思いのほか盛り上がった。
 被写体が魅力的だから、いくらでも撮り続けられる。
 俺は名カメラマンになったつもりで、体育座りからM字開脚に移るようにと指示を飛ばした。 
「足を広げて、そう、指で開いて奥までよく見えるように」
「やです……」
「見せて」
「だめ、はずかしい……」
 涙目になってキョーコはやめて欲しいと訴えるが、
 俺はすでにキョーコの躰を全部知っているのだから、彼女が何を恥ずかしがっているのかわからない。
 嫉妬深い俺が他の男に見せたりしないのは、言うまでもないことなのに……。
 だから俺はキョーコが何を言っても、聞く耳を持たなかった。
「キョーコがいない間にセックスしたくなったらどうしようかな?
 一応、俺は抱かれたい男ナンバー1だから、相手をしてくれる女性はいくらでも見つかるよ。
 我慢できなくなったら、他の女性を抱くかもしれないね」
 キョーコを知ってしまった今、他の女で満足できるとは到底思えないが、
 そんなことまで気のまわらない彼女は蒼白になった。
「そんなの、や……です!」
「じゃあ開いて」
 脅しが利いたのか、キョーコはそろそろと脚を割り、両手でそこを広げる。
 俺はカメラを近づけて秘肉開きをフレームに収めた。
「いいよ、次は指を入れて」
「…………」
 何か言いたげな沈黙の後、キョーコはVサインで肉壁を押さえて、
 もう一方の手の指を小さな穴にあてがった。
 ずちゅっと音を立てて細い指が飲み込まれていく。
「これでよろしいですか?」
「動かして。そう、上手だよ」
 恥じらいながらののろのろとしたピストン運動が始まる。
 キョーコは俺の顔色を窺いながら、「もういい」と言われるのを待っている。
 でも、まだだめだよ。
 キョーコと会えない期間を乗りきるには、もっと過激で淫靡な姿を記録しないとね。
「指、増やして」
「え? や、やだ。……もう、むり」
「聞こえなかったの? 指を増やしてと言ったんだよ」
「その顔はひきょ……」
 何とでも言ってくれ。
 今日の俺はキョーコを貪り尽くすと決めたのだから、こんなものじゃ済まさないよ。
290記憶と記録に残る夜 12/15:2006/09/19(火) 20:19:15 ID:iHaqb0zb

 寝室にキョーコの荒い息づかいといやらしい音が反響する。
「つるがさ……。も、ほんとに、ダメぇっ」
 俺のに慣らされたキョーコのそこでは3本の指が踊り、
 ひくつく襞の隙間から漏れる空気で、くぽっ、くぽっ、と鳴り続けている。
「もしかして彼氏の前なのにおならをしてるの? はしたない娘だね」
「ちがぅ……もん。つるがさんのせぃ、だも……。はぁん! これ、もぅ、やめたぃ……です」
「キョーコ、芸能人はカメラが回っている間は泣き言を言わない。これ、鉄則だよ」
「……ひゃぁ、でも、むりぃっ……」
「そんなに嫌?」
 涙目でこくりと頷くキョーコ。
「じゃあもうやめようか。明日も早いしね」
 俺がカメラを置いてガウンを拾い上げたとたん、キョーコはふるふると首を振った。
「まってください。こんな状態では、ねむれません」
「だって、これ以上したくないんだろう?」
「……そういういみでは……」
「何? どんな意味?」
「ちゃんと、最後までイカせてください」
 キョーコはあれだけ広げるのを渋った脚を全開にして、俺を誘った。
 艶やかに濡れた淫唇がひくひくと蠢く。
 今すぐ挿れてしまいたい衝動に駆られたが、彼女の方から求めて欲しいと考えていた俺は
 もう少しだけ様子を見ることにした。
「バイブを使えば? 気に入ったんだろう、ソレ」
「――――!」
 冷たく言い放つと、キョーコは青い顔で固まってしまった。
 ん。ちょっと追いつめ過ぎたかな。
 だが、何も言わずに待っているとキョーコはベッドの上に座り直し、両手をついて頭を下げた。
「ごめんなさい。もうわがままなんて言いません」
「どうしたの? いきなり?」
「私が言うことを聞かないから怒ってしまわれたんでしょう?」
 小さく首を傾げて、潤んだ瞳で見上げてくる。
 そういえば、彼女にはマイナス方向の妄想という持病があったな。
「怒っているわけじゃないよ。キョーコがお願いを聞いてくれないと、気持ちよくしてあげられないんだ」
 そう言って、下半身を見るようにうながした。
 俺の凶器は半勃ちの状態で、キョーコをよがらせるには強度が足りない。
「さんざんキョーコのナカで暴れたから疲れてるんだよ。欲しいならこれを元気にしてあげて?」
「はいっ」
 ご褒美が欲しくてたまらないキョーコは、悦んで俺のものに飛びついた。
291記憶と記録に残る夜 13/15:2006/09/19(火) 20:21:07 ID:iHaqb0zb

 キョーコは前も後ろも名器だが、それに負けないくらい口遣いが巧みだった。
 キスも上手になったし、口でのご奉仕はあっという間に昇天させてくれる。
 教えた覚えはないのだが、俺の顔色を窺いながらどこが良いのかを瞬時に悟ってイイところをはずさない。
 今もカメラと俺と俺自身にかわるがわる目を向けて、「どうですか?」と言いたそうに見上げてくる。
「ん……。すごくいい」
 脚の間に顔を埋めるキョーコの髪を撫で、顔の輪郭をなぞった。
 膨らんだ頬の内側には肥大化した俺の先端があり、
 彼女はそれを愛おしそうに口に含んでしゃぶっている。
「おいし……?」
「んっ」
 しゃべれないキョーコはにっこりと微笑んで返事に代えた。
 付け根を覆う茂みをかきわけてやわやわと陰嚢を揉みほぐし、両手で包み込むように棹をしごく。
 裏の筋を舐め上げ、キスするようにすぼめた唇の間から小さく舌を出して、鈴口の割れ目を挑発する。
 やばい。気持ちよすぎて早くもイキそう。
 表面に浮かぶ血管がビクビクと波打ち、絶頂が近いことを訴えている。
「固くなりましたね。そろそろ挿れてもいいですか?」
「まだだよ。キョーコの口にご褒美をあげてない」
「もうっ! どうせなら下のお口にくだ――」
 彼女が文句を言い終わるよりも早く、口を離す隙を狙ったように白い粘液が空中を舞った。

「やだぁっ! せっかく元気になったのに」
 顔中に俺の飛沫を飛び散らせたままキョーコが嘆く。
 キョーコがしごきあげた俺のものは、本日何度目かもわからない放出を終えて再びうなだれてしまった。
「もう一回してくれる?」
「当然です。私は諦めませんから! でも、その前に顔を洗ってきます」
 精液でベタつく顔が気持ち悪いのか、キョーコはベッドから身を起こそうとした。
「待って」
「……?」
「それはタンパク質でできているから肌にとてもいいんだよ。
 顔パックだと思って、せっかくだからこのまま続けよう」
「本当ですか? 初耳なんですけど……」
 さあね。適当に言っただけ。
 だけど顔射なんて滅多にさせてもらえないのだから、もう少し見せてくれてもいいだろう?
 汚れたキョーコも可愛いよ。
 俺はキョーコの手を掴んで引き寄せると、そのままベッドに組み敷いた。
292記憶と記録に残る夜 14/15:2006/09/19(火) 20:23:19 ID:iHaqb0zb

 キョーコの口に自身を咥えさせ、俺は彼女の下の口とディープキスをした。
 体格差のせいで背中を丸めなくてはいけないのがつらいが、
 それが苦ではなくなるほど彼女のもてなしは贅を極めた。
 たっぷりの蜜が溢れて喉を潤し、雌の臭いが鼻腔をくすぐる。
 蠢く襞は早く欲しいと雄弁に物語っていて……。
 現金な俺の分身はキョーコの口内でビンビンに膨れ上がった。

 このいやらしい隙間を俺ので塞いでしまいたい。
 そんな欲望に支配され、ガバッと身を起こして体の向きを変える。
「挿れていい?」
 愛していたものをいきなり取りあげられて驚くキョーコに尋ね、返事も待たずに入口に押し込んだ。
「んもぅ! 勝手なんだ……はあっ、そこ、ひゃぁっ!!」
「ごめんね。待たせた分も可愛がってあげるから」
「ぅん……。あぁ、ああぁ……っ! はあぁぁん、んっ、んっ、はぁんっ!」
「寝かせないから、覚悟、してね」
「んんっ! もっと、もっとくださいっ。あっ、あっ、ぁあぁぁんっ。
 ひゃぁっ! つるがさんの……おっきくて、ひゃ、ふぅっっ! あつい、……っぁああん!!」
「ね。せっかくだから、今度はキョーコが撮って」
「え……。やだ、そんなの……」
「俺はキョーコを気持ちよくするのに専念するから。ね、キョーコ?」
 強引にカメラを手渡して、俺は彼女の両足首を掴んだ。
 脚を持ち上げてV字に開かせ、彼女の方に傾ける。
 そこに膝立ちした俺のものを挿入すると、結合部がキョーコにも丸見えになる。
 出入りするところを見せつけることができるこの体位は、最近の俺のお気に入りだった。
 だが、せっかくの絶景なのに、キョーコはカメラをそこに向けようとしない。
「どうして俺の顔を撮るのかな?」
「つるが……さんが、ぁんっ! きも――んふぅっ! きもち、よさそ……だから」
 キョーコはまだコレの使い道がわかってないらしい。
 ビデオ鑑賞の最中に自分の顔なんて見たら、興醒めしてしまうだろ。
 仮にそれで興奮したらナルシストじゃないか。
 今やっていることは棚にあげて、俺はそこまで変態じゃないぞと内心で毒づいた。
293記憶と記録に残る夜 15/15:2006/09/19(火) 20:25:00 ID:iHaqb0zb

「繋がっているところを撮って」
「はぁっ、んふぅっ……! も、……ぅぶん、とった、でしょ?」
 俺がおねだりすると、キョーコはふるふると首を振って拒んだ。
「へえ? キョーコはもう満足してるんだ?」
「あ、やだ、やあっあぁぁんっ!! ごめ……なさぁあっ! やめちゃだめぇっ」
 わずかに声を落としてすごむと、彼女はビクッと怯えて焦りだした。
 肉棒が暴れている場所にちらりと視線を向けるが、きゅっと唇を噛んで目を背けてしまう。
 醒めた目で見下ろす俺には、キョーコの中でせめぎ合う羞恥心と快楽への渇望がはっきりと見えた。
 よし、もう一押し。
「ここはいつも隠れている場所だからたっぷり楽しみたいんだよ。
 しかもキョーコの一番美味しいところでもあるしね……。
 そうだ。ただ撮ってもつまらないから実況してみて。その方が燃えるかもしれないよ」
「じっきょ……したら、つづけて、くださいますか?」
「キョーコが嫌だと泣いても続けてあげる」
 覚悟を決めたキョーコからは、恥じらいが消えていた。
 本当にキョーコは荒々しく攻められるのが好きだね。
 キョーコを啼かせるのは俺も大好きだから、嗜好も躰の相性もバッチリで嬉しいよ。

 キョーコは俺の言ったとおりにカメラを結合部に向けた。
 熱に浮かされたような表情で、視界に映るものを忠実に言葉に変えていく。
「……、わたしは、いまっ、つるがさんの、ぉっきな、お、おち……んに、犯されて、ます」
「俺はキョーコのナカにお邪魔してます。キョーコは気持ちいいのかな?」
「はい……。とっても、きもちイイです」
 うっとりと頬を染めて感じている顔が淫靡だ。
 腰の動きを変えてみる。
「今はどうなってる?」
「わたしのナカを、つるがさんの……が、か、かきまわしてますっ」
「キョーコはこれを咥えるのが本当に好きだね。もっといる? それとも……」
 俺のものが奥に当たるようにぐっと脚を引くと、抜き身の剣は彼女の鞘にすっぽりおさまった。
「ひゃ、あぅぅっ! ほしっ……です。いっぱ、くださ……」
「じゃあ、これからキョーコのココを蹂躙するよ。準備はいい?」
「はぁぃっ! わたしのあそこを、ぐちゃぐちゃにしてくださぁいっ!!」
 とろけきった表情の彼女にはもう、かけらほどの理性も残っていない。
 俺はキョーコの痴態に満足し、さらに激しく腰を振った。
 粘膜が擦れるいやらしい音と嬌声と息遣いとが寝室を満たし……。


 そして……
 俺たちはビデオカメラに見守られながら飽くなき衝動に身をゆだね、
 鳴り響くアラームに遮られるまで互いの躰を貪り続けた。
294136:2006/09/19(火) 20:27:21 ID:iHaqb0zb
終わりです。
暴走しすぎて引き返せないとこまで来てしまった気がします il||li ○| ̄|_


微妙に楽屋ネタからロケの話を引っ張ってますが、
キョーコに撮影を納得させるための設定なので続きはありません。
投下まで間があったのに力不足で>>93-95様たちのネタをうまく生かせませんでした( ゚Д゚)・∵. グハッ!!
295名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 20:31:31 ID:ckHrw6/m
うわあぁあああ!!
鬼畜帝王、GJ!グーッジョーブッ!!

エロイ(*´Д`)=зエロイヨー
従順なキョーコカワエエ!

自分、>>94ですが、ネタ使ってくれてありがとうネ申様!!
296名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 22:18:05 ID:Zxopr2Cf
すげ〜っ!!GJ!
変態蓮、ついにココまできたかっ!
でも何より
>自分の顔なんか見たら興醒め
に爆笑しちまったよ。
297名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 22:27:57 ID:I1HHbEL1
>>263
キョーコカワイス!チャイナドレスセクスィー!ビリビリストッキングイイ!
>ご飯より、キョーコが食べたいな(*´Д`)モエッ
甘える蓮かわいいよ。この蓮は年相応っぽい感じでかわいい。GJです!

>>278さんすっげー!
すごく濃い。
この蓮とキョーコは変態道を極めてるね。
真性SMな蓮とキョーコ。
何か、新しい世界をのぞいたような気がする。GJ!
298名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 00:04:51 ID:gzJkKE5B
>>263
キョーコの「こらっ」に萌えた(*´Д`)ハァハァ
エロいのに甘々でイイね。GJ!!!!

>>278
sugeeeeeeee!!GGGGJ!
すごいよ、マジで変態ネ申だw
もう開き直ってその道でさらなる極みを目指してくださいw

>  今やっていることは棚にあげて、俺はそこまで変態じゃないぞと内心で毒づいた。

に吹きだしたwww
なにがすごいって蓮もすごいがキョーコの順応ぶりがもっとすごい。
キョーコえろいよってかキョーコも完璧マゾ変態だよキョーコ(*´д`*)なのにかわゆくて萌エス
299名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 19:13:39 ID:gzJkKE5B
     ∧_∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ( ´Д`)/<   神様!今号の萌えポイントは
 _ / /   /   \  マゾっ子キョーコの下僕宣言ということでよろしいでしょうか?
\⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\  \________________________
 ||\        \
 ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
 ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
300名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 20:22:37 ID:SxkGULdc
でも舌噛み切ったら萌えどころか血の海よ〜
素質は見えたけどw
301名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 20:32:34 ID:AjQFkkTI
今号の恋人抱きの、腰に手が何気に萌えた(*´Д`)
302名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 22:25:55 ID:46p9YKX3
今号、まだ読んでないけど(バレは見てた)、蓮の手つきエロそうだ。
303名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 22:50:51 ID:gzJkKE5B
事後or繋がったまま会話集をリク中の>>256ですが
とりあえず自らひとつ作りましたので投下します。
簡単な会話の小ネタで済ませるつもりだったのですがなぜか全6レスです。
これじゃ会話集に入れられないじゃないかと思いつつ。
キョーコ視点のラブラブ路線です。
3041/6:2006/09/20(水) 22:51:29 ID:gzJkKE5B
「明日は何が食べたいですか?
「んー、じゃあキョーコが好きなハンバーグ」
「もう、敦賀さんの食べたいもの訊いてるのにっ」

最近私と敦賀さんは、こうして繋がったまま他愛のない話をする。
激しく抱き合ったあとは、敦賀さんはその何十倍も何百倍も優しくしてくれるの。
もしかして罪悪感でも感じてるのかな…
激しくもてあそばれるの、実は好き。だからそんなの気にしなくってもいいのにって思う。
そんなこと恥ずかしくて、まだ言ったことはないんだけど。

「キョーコが好きなものが好きなんだよ。キョーコが幸せそうだと嬉しいんだ」

さらりと言われて胸がきゅんとなる。
嬉しい…いつもこんな風に、私を幸せな気分で満たしてくれる。
いつも---そうか、いつも…私だけじゃ、ないのかも。
きっと今までに付き合ってきた女の人にも。
そう思ったら今度はぎゅ、っと鷲掴みにされるみたいに苦しくなる。
バカみたい、私ってば、うぬぼれちゃって。

「敦賀さん…聞いてもいいですか?」
「なんでもどうぞ」

敦賀さんは私の頬や髪を優しく撫でながら促す。
いつも訊きたくて、でもずっと訊けずにいたこと…

「あの…敦賀さんが今まで付き合ってきた女性って、どんな人ですか?」

なるべくさりげなく…重くならないように言ったつもりだけど、
うまく演技できたかわからなくてまともに目が見れない。

「どうしたの、突然」
「…ふと、思っただけで…」
「どうして知りたいの、そんなこと?」
「だって…敦賀さんみたいな人だったら…
 綺麗で色気があって、なんでも器用にこなしちゃう素敵な女の人、寄ってきそうだし、
 第一なんで----」
3052/6:2006/09/20(水) 22:52:02 ID:gzJkKE5B
なんで私なんかを、と続けそうになって慌てて止める。
前に何度かその言葉を言ったら、敦賀さんはちょっと怒った。
私なんか、なんて言っちゃダメだ、キョーコは自分の魅力がわかってないんだ、って。
その時は素直に受け入れたフリをしたけど、正直未だに納得がいかない。
私なんかよりずっとずっと素敵な人と付き合ってきたはずなのに、なぜ私なの?
こんな風にうじうじ考えちゃうの、悪い癖だってのはわかってる。
だけどいくら考えても変。それが正直な私の気持ち。

「"なんで"、何?」
「……」

見透かすような目で見つめられている、はず。
顔を逸らしたままの私の両頬を、敦賀さんは両手で掴んで無理に自分のほうに向ける。

「キョーコ」
「…っ」

まっすぐな瞳に見据えられて、私は何も言えなくなる。
なんでもありません、って言おうとするのに、喉に詰まって言葉が出ない。
変わりに涙が溢れそうになって…逃げ出そうにも顔を掴まれてるし、なにより…繋がったまま。
もう私ってバカだ。なんでこんな時にこんなこと訊いちゃったんだろ…。
敦賀さんは心底呆れたようにハァァァァァ、と大きくため息をついた。
ますます悲しくなって、こらえきれずに涙が落ちてしまう。
もう…こんな自分がイヤだ…。

「…っ…ごめ…なさっ…」
「なんで泣く?まったく…ほんとに君は自分ってものを理解していないんだよ。
 ---じゃあ、質問の答えだけど」

敦賀さんは私の涙を舌で掬いとりながら慰めるみたいに囁く。

「忘れたよ、どんな子とつきあったかなんて」
「…嘘っ!」

ぐすん、鼻をすすって涙をこぼず私に笑顔を向ける。

「本当に忘れたんだよ。キョーコにこうしてもう一度出会ったら、
 それまでの恋愛なんてすっかり頭から消え去ったよ」
3063/6:2006/09/20(水) 22:52:34 ID:gzJkKE5B
敦賀さんは優しい。
優しすぎて、私はときどき胸が苦しくってたまらなくなる。
こんなに大事にされて、愛してくれてるのに、想いが通じる前より切なくて苦しいかもしれない。

「信じてないね?困った子だな…」
「私も…?」
「ん?」
「私のことも…そんな風に、忘れちゃう?」

そう言って見上げると、唇を強く強く塞がれた。

「ん…ん、んっ…」

勇気を出して訊いたのに、敦賀さんは答える変わりに愛撫を再開した。
左手で乳房を揉んで、右手はお尻から太ももを往復する。何度も何度も…
…ごまかされてる?
違うよぉ、ちゃんと答えてほしいのに…!
やめて、やめて、頭の中ではそう叫んでるのに…でもお尻を撫でる手が熱くて…
また動いて欲しくなってきて、アソコが熱くてうずいちゃう。
やだ、さっき逝っちゃったばかりなのに…
気付いたら頭の中じゃ、意地悪しないで、さっきみたいに激しく突いて!って叫んでる。
私いつからこんなにいけない子になっちゃったんだろ。
なにもかも、敦賀さんのせい。
好きでたまらなくて不安になるのも、
抱いて欲しくてたまんない、なんてこと考えるようになったのも…。
さんざんお尻と太ももをさすったところでようやく唇を解放される。

「また濡れてきたみたいだね」
「…つ…敦賀さんもまた…」
「また?」

もう。いつもこうやって、私にいやらしいことを言わせたがる。
恥ずかしくてたまんない。言いたくないのに…言わないとなんにもしてくれない。

「…また…私の中で…っ」
「キョーコの中で?」

カァっと顔が赤くなるのが自分でもわかる。
やだ…こうなった敦賀さんは妥協なんて絶対しない。
わかってる、わかってるけど---
必死に首を振って、言えない、許して、って伝える。

「教えてよキョーコ。どうなってる?」
「…また…大きくなって……」
「それから?こっち見て教えて」

再び両手で顔を包んで目を覗き込むから目も逸らせない。
もう、どうしてこんなにいじめっ子なの!

「お…っきくなって……固くて…すごく…熱い、です」
「当たってる?」
「ん…奥に…っ」
3074/6:2006/09/20(水) 22:53:26 ID:gzJkKE5B
意地悪ばかりされてるのに、私の中からまたどんどん溢れてくるのがわかる。
ううん、違う。私ってば、意地悪なことを言われれば言われるほど濡れちゃうの。
もうやだ、なんでだろ…私、敦賀さんに変な魔法かけられちゃってるの?
敦賀さんは私の言葉を訊くと、ふっと笑って奥をぐりぐりってしてきた。

「ぁああっ!」

頭が一瞬真っ白になって、自分がそれを待ちわびていたことを知った。

「っ…ほんとによく締まるね、キョーコの中は」
「だ、誰と…比べてる、んですかっ」
「妬いてるの?」
「……」
「妬いてるんだ。嬉しいな。そうだね…昔はそれなりに遊んだんだよ、いろんな女の子と寝たりした。
 だけどどんな子たちだったかなんて忘れたよ。キョーコのことしか頭にない。
 でもそうだな…あえて比べるとするなら…」

敦賀さんは腰をゆっくり回したり突いたり、私の好きなポイントを探すように楽しみ始める。

「キョーコの中が一番締まりが良くて、一番淫乱だね」
「ゃあっ…あぁん…っ…ちがっ!ちがうの、そんな…そんなこと、訊きたいんじゃぁあっ…あ、ああっ」

そこっ!そこ、すっごく気持ちよくて、もうおかしくなっちゃいそう!

「何度も何度も…一番欲しがりだし、いやらしいことばかり言うし」
「そ、それはぁ…はぁ…ん、や、やだっ…待っ、てっ…それは、つるが、さんが…
 …無理に、言わせて…っ、あ、あんー、んっ!」

また大きな波がゆっくりと迫ってきて、我を忘れそうになったところで、動きを止められる。
もう、またっ!いつもそう、私を翻弄して楽しんで…!
いつもいつも敦賀さんの思い通りで……でも…
もぉ…だめぇ…くやしいけどまた、お願い、しちゃう…
だっておねだりしないと、続き、くれないんだもん。
私、ほんとに敦賀さんが言うみたいに、いやらしいのかも。
だって、だって、我慢、できない!無理だよぉ、こんなおあずけ状態。
もっともっと、気持ちいいこと、して欲しいのっ。

「ダメだよ、そんな自分から腰振って。ほんとにキョーコはいやらしい子だな」
「ごめ…なさい…っ…だってぇ、熱くて、疼いちゃうのっ!動くと、あんっ、気持ちいい、の。
 めちゃくちゃに、してほし、のっ…い、ぱいっ…いっぱい、いやらしいこと、してぇぇ」
「聞こえる?ぐじゅ、ぐじゅ、って。すごいね、びちゃびちゃになってる証拠だ」
「や…だ…言わない、でぇ、そんな、ことっ、あ、んっ!ね、ね、して?して?」
「なに、して欲しいの?」
3085/6:2006/09/20(水) 22:54:00 ID:gzJkKE5B
また…!も、やだぁ、言うの、恥ずかしいのに!
恥ずかしくてたまんない…のに…そんな敦賀さんの言葉だけでまた感じちゃう…
えっちなこと言われると、私の中が、また熱を持ってきて溢れ始めるのが、わかる。
どうしよう…私、ほんとに、敦賀さんの知ってる女の人の中で、一番淫乱なのかも。
だって、言ったらご褒美もらえる、って思ったら、我慢できずに、言っちゃうもの。

「もっと…もっとして欲しいの…」
「なにを?」

…っ!今日はここで、許してくれないの?いつもはここで、してくれるのに。

「や、やだぁ、やだ、も、やだ、言えない、よぉ、許してえ!欲しい、欲しいの、もっと、欲しいっ」
「だめだよ、ちゃんと言わなきゃわからない。何が欲しいの?どんなふうに?」

そんなの言えない!ひどい、ずるい。とことん追い詰めて、苛める気だ。

両手で顔を覆って、イヤイヤ、って一生懸命、首を振った。
ほんとに、イヤなの、言いたくない!
敦賀さんはその両手を取って、涙ぐむ私のまぶたに口付ける。
まぶた、ほっぺ、耳、首、そして唇。優しいキスの嵐にまた幸せな気分になる。
よかった、許してくれた…
そう思ったら、とびっきりの笑顔でとどめを刺された。

「どうして欲しい?」

ずるい…
逆らえないの、わかってるくせに。

悔しい気持ちより恥ずかしい気持ちより、淫らな欲望のほうが膨れ上がって、私は落ちる。

「敦賀さんの…敦賀さんの熱いので…私の中、めちゃくちゃにっ…いっぱい、かき回して…」
「それから?」
「それ、からっ、奥まで、激しく…何度も、いっぱい突いてっ」
「それから?」
「あと、ぐりぐりって…」
「好きなの?ぐりぐり、ってされるのが」
「好きぃ…大好き…だって、だって、気持ち、いぃの、ヘンに、なっちゃいそぉに、イイの」
「キョーコ、かわいい。全部してあげる」
3096/6:2006/09/20(水) 22:54:32 ID:gzJkKE5B
それからのことは、よく覚えていない。
すごく気持ちよくて、気持ちよすぎて…ほんとは全部覚えていたいのに、頭が真っ白になって…
でもあとで敦賀さんが言うには、喘ぎまくりで逝きまくりだったって。
何度も何度も逝ったのに、もっと、もっと、って、「俺のほうが気絶するかと思った」だって。
もう、恥ずかしい…敦賀さんも忘れてくれればいいのに、あとで何度も報告するの。
覚えているのは、気付いたら優しく綺麗に整えられて、
身体中にキスの跡をつけられてる最中だった、ってこと。

「敦賀さん…やだ私…」
「信じてくれる?」
「え?」

なんの話かわからずに訊き返す。

「俺の頭の中、キョーコだけだ、ってこと」

あ、そうか…私が信じないから…それで怒って今日は一段と意地悪だったのか。

「信じます…ごめんなさい…」
「いいんだよ、信じてくれるなら」

なぜ私か、ってことはよくわからないけど、愛されていることは、よく知ってる。

「明日の…いやもう今日、か。午後は仕事だったよね」
「はい、光さんたちと、収録です」
「……彼って…キョーコに気があるよね、心配だな」
「そんなわけないじゃないですかぁ。敦賀さんってば、変な人」

くすくす笑ったけど、敦賀さんは笑わないまま、胸元で、ちゅ、ちゅ、と吸い付いてる。

「みんなでどこかに行くのはいいけど、ふたりっきりはやめて欲しいな」
「どうしてですか??」
「…どうしても」

ため息をつきながら見上げられる。

「よくわからないですけど、わかりました」
「ほんとに?」
「ほんとです。約束です」
「約束、だよ」

もしかして嫉妬も独占欲も、私より敦賀さんのほうが強いのかな?
そう思ったら、なんだか敦賀さんがかわいく思えて、髪を撫でてあげながら、話しかける。

「敦賀さんってば、甘えんぼさん」
「キョーコ、好きだ」
「私も、大好きですよ」

敦賀さんの愛撫が激しくなってくる。
もうすぐ朝なのに、今日もまた、寝不足だなぁ。
そう思いながら、私は身をよじらせた。
310303:2006/09/20(水) 22:56:48 ID:gzJkKE5B
以上です。

蓮は怒ったというより、実際はキョーコの天然無意識上目遣いに決壊した、ということで。
自分で書いておいてなんですが、キョーコ視点っていやらしいですね。
311名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 23:07:03 ID:6246Ebbh
またもリアルに神と遭遇キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
キョーコの心情がいい。やきもち妬くキョーコ(*´Д`)
そしてそれに対する蓮の意地悪が(*´Д`)ハァハァ
312名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 00:21:00 ID:NwJniy39
昔の女に嫉妬キター。GJ! キョーコカワイス(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
イイヨイイヨ-。もっと繋がったままのエロトーク(屮゚Д゚)屮カモォォォン
313名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 12:38:23 ID:iVyHs6pR
激しくがんがんされるよりねっとりゆっくりのがいいな ボソッ
314名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 12:39:04 ID:iVyHs6pR
だれがおまいの好みを言えと・・・
315名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 12:39:49 ID:iVyHs6pR
今酷い自演をしてみたのだが誰もいなかった(´・ω・`)ショボーン
316名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 15:26:29 ID:N+5PwBHE
ちょwwwなにやってんだw
317名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 21:16:50 ID:8pJdmLS8
もうここまで来たらいっそウテルスセックスまで極めて欲しい。
318名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 21:35:34 ID:NwJniy39
蓮のをキョーコの中に完全に挿れてしまったら、それはもう子宮に達してるんじゃないかな。
蓮のの長さとキョーコの奥行きを考えたらそんな気がする。
319名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 22:08:56 ID:b0qO3bpc
いやそんなに簡単には入らないと思うよ。
子宮口に達していたって開いてなければ入らないからね。
ウテルスは凄いらしいとは聞くが、激しく突きまくるセックス向きではなさそうだから、
理性決壊したての盛った野獣・蓮向きではないかもしれん。とマジレス
320名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 22:24:57 ID:QTAjzChC
このタイミングで言うと自演ぽいがw・・・ゆっくり大きくもよさそうですね(*´Д`)ハァハァ
最後までキレちゃわない蓮ってのはありえないのかねw
321名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 23:31:38 ID:j6zAIlgN
>>303
GJ!
キョーコかわいい。密着イイ!(*´Д`)
蓮の、どんな子とつきあったか忘れたっていうのがいいね。
キョーコじゃなきゃだめって感じでモエス!
322名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 02:16:54 ID:++wPb3iR
私的には非ハードでソフトな蓮は「有り」なんだけどなー
そっちの方がイメージ。根はフェミニストなんだから。
帝王全開の鬼畜もいいけど。
323名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 16:28:52 ID:R8W2F12Z
投下させてください。

甘々風味の、微エロ(に、なるのかな?)です。
324好き、トキメキと、キス 1:2006/09/22(金) 16:29:32 ID:R8W2F12Z
コトリ。
ソファに深く腰掛けた俺の、目の前に置かれた、ペアのマグカップ。
「敦賀さんは、ブラックですよね?」
ふかり、隣に腰を掛けるのは、恋人のキョーコ。
「ああ、ありがとう。おいしいよ」
ずっ、とキョーコの入れてくれた珈琲を飲みながら、テレビの画面に視線を落とした。
「それは、よかったです」
キョーコは嬉しそうに笑って、自分のカップに口を付けた。
「それ、何?」
「甘めのカフェオレですよ」
お砂糖たっぷりです、と、にこやかに笑って、俺を覗き込むキョーコの唇を、ぺろりと舐めてみた。
「甘い」
呟く俺に、少し照れて赤い顔をしたキョーコが、
「お砂糖たっぷりって言ったじゃないですか」
呆れたように、言う。
「うん」
そうだね、と、答える俺に、不思議そうな顔をして、テレビの画面に視線を向けた。
「敦賀さんは、毎日テレビ出てますねぇ」
ほやーっ、と呟きながら、キョーコはテレビの中の俺を見た。
「キョーコだって、最近、仕事、増えてきたじゃないか」
本当は、俺以外の誰にも、キョーコの姿を見せたくないのに、俺の思いとは裏腹に、最近、キョーコは人気が出てきた。
「そんなことないです。まだまだですよ」
325好き、トキメキと、キス 2:2006/09/22(金) 16:30:13 ID:R8W2F12Z
至って真剣に呟くキョーコは、本当に仕事人間で、時々、ちょっと困る。
「敦賀さん」
不意に、テレビの画面から視線を外して、ソファに膝立ちになり、俺の頬にキョーコの柔らかい唇が触れた。
「どうしたの?急に」
「へへっ、キスがしたくなりました」
額に、瞼に、反対の頬に、軽いキスを落としなから、キョーコが言った。
俺の上にまたがって、ちゅ、と唇にキスをして、ぺろり、唇を舐めてきた。
「苦いですね」
くすり、笑って、ちろちろと唇に舌を這わせるキョーコに、胸が高鳴る。
「ブラックだからね、…ん」
答えた俺の唇を、軽く吸って、舌を差し込んできた。
肩と、頭の後ろに手を置いて、俺の舌先を捕らえたキョーコは、ぺろりと舌を這わせ始めた。
甘えて、キスをしてくるキョーコが可愛くて、されるがまま。
好きにされている俺に、気を良くしたのか、更に舌を絡めてきた。
「んっ、ふぅ」
どちらからともなく、吐息が漏れる。
キョーコの舌に応えて、舌を絡めてやると、キョーコも応え返してくれた。
「ちゅっ、……んむっ」
舌と一緒に唾液を絡めて、ぬるぬるとした感触と、生温かい口内を味わう。
「んっ、んっ」
頭の中が、くらくらとして、気持ちがいい。
326好き、トキメキと、キス 3:2006/09/22(金) 16:30:54 ID:R8W2F12Z
自分から舌を絡めるキョーコが可愛くて、俺の舌を突き出してやると、
「はっ、んちゅ」
まるで、俺のモノを加える時のように、唇でしごいてきた。
ちろちろと舌先に舌を絡め、奥まで加えて、舌の裏を舐め上げる。
その行動が、なんとも俺を煽って、下半身が熱くなった。
「んっ」
キョーコの服の中と、スカートの中に手を入れて、その滑らかな肌に触れる。
「んふっ、う」
背筋や太ももを触られてくすぐったいのか、キョーコが身をよじった。
「ちゅっ」
キスだけでも、こんなに、気持ち良くなるもんだな、とぼんやり考えながら、キョーコの舌を捕らえて、口内をかき回した。
「ふっ、ぅん」
柔らかい唇の感触に、甘い唾液に、生温かいぬらりとした舌の感覚に、下半身が疼いて、
「んんっ」
キョーコのスカートの中の割れ目に、ズボン越しに、俺のモノを擦り付けた。
「ふぁ、敦賀さん、もぉ、おっきくなってます」
腰を掴んで、ぐりぐりと腰を動かす俺に、口付けながら、キョーコが言った。
「キョーコがあんまり、可愛いから…。」
俺の唇を貪るのに夢中になっているキョーコに、告げる。
「中、入ってもいい?」
唇を離して、額をこつんとつけて、甘えた声でキョーコに言った。
327好き、トキメキと、キス 4 :2006/09/22(金) 16:33:18 ID:R8W2F12Z
「キス…、止めちゃいやです」
ぷう、と膨れて言うキョーコに、
「キス、止めないから。ね?お願い」
頼み込んで、ショーツを脱がせた。
「まだ、いっぱい、してくれます?」
「うん。まだまだ、沢山」
キスを求めるキョーコにゴムを渡して、
「着けて」
おねだりをしてみる。
受け取ったキョーコは、慣れない手つきで、ゴムを着けて、俺の上に跨り、また、唇を求めてきた。
「濡れてるね。キスだけで、感じた?」
これなら、わざわざ濡らさなくても、すんなり入りそうだ。
「んー」
からかうように言った俺の言葉を遮るように、深く、深く口付けてきた。
「んちゅっ、んっ、んんっ」
キョーコの腰を掴んで、ゆっくりと腰を落とさせると、重なった唇の間から、声が漏れた。
「んっ、ふっ」
繋がったまま、キスを交わす。
俺の髪に指を絡ませながら、舌を絡めるキョーコの中は、きゅ、きゅ、と締まって気持ちがいい。
今すぐ、腰を突き動かしたいのを我慢して、唇の感覚に意識を集中させた。
ぬるぬると舌を絡めて、唾液を啜り、何度となく唇を重ねる。
「んぅっ、んっ」
ちゅっと、軽く舌を吸ってやると、キョーコの中がきゅ、と締まった。
328好き、トキメキと、キス 5:2006/09/22(金) 16:34:05 ID:R8W2F12Z
服の中に手を入れて、ブラのホックを外す。
「んんっ、ぅんっ、んっ」
双房を揉みしだいて、胸の先を指で摘んで弄ぶと、
「んっ、んふっ」
甘い吐息を漏らせた、キョーコの中が更に、きゅうきゅうと締め付けてくる。
「ちゅっ、んっ、ふっ」
唇を離すことなく、舌を動かし続けていると、ゆるゆるとキョーコの腰が動き出した。
「んんっ」
キョーコの腰の動きに合わせて、ゆっくりと中をかき回してやると、一瞬、きゅっ、と中が締まった。
「はぁ…」
「イった?」
「ん、ちゅ、ふあふあして、…モチい…ん」
唇は離さずに、そのままゆるりと腰を動かし続ける。
頭がくらくらとして、気持ちがいい。
何も考えられないくらい、お互い、唇を貪りあって、求め合う。
目を瞑ったままで、五感が研ぎ澄まされるのか、いつもよりも、満たされる気分になった。
「んんっ、んっ、…ふぅっ、んんっ」
キョーコもそれは同じようで、俺の髪に指を絡ませ、反対の手でシャツを掴んで、必死で口内を貪ってきた。

こうして、俺達は、繋がったまま果てるまで、何度も何度も、口付けを交わした。
329好き、トキメキと、キス 6:2006/09/22(金) 16:34:45 ID:R8W2F12Z
「キモチよかったです」
2人で果てた後、キョーコがぽそり、呟いた。
「たまには、こんなゆったりした、えっちもいいですね」
俺の膝の上に座ったキョーコが、胸に擦りよりながら、言った。
「本当だ」
いつもは、激しすぎる位に、お互い求め合うけど、たまには、こんなゆったりした時間を過ごせるのも、捨てたもんじゃない。
「敦賀さんとなら、ずっとずっと、キスしてられます」
「俺も。キョーコとなら、世界一長いキスだってできるよ」
くすくすと2人、笑いあって、また、唇を重ねた。


愛しいキョーコと、ゆったりした時間。
2人の中にあるのは…。

好き、トキメキと、キス。

330名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 16:36:23 ID:R8W2F12Z
おしまいです。

タイトルで言葉遊び中に浮かんだんだけど、あんまり、エロに発展しなくてすいません。
331名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 16:42:42 ID:Ye2FGvJd
リアル遭遇キタ━━(゚∀゚)━━!!
超GJです!甘々で萌えた(*´Д`)ハァハァ
332名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 19:18:29 ID:Epe1Hzmd
ゆったりキタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!
甘エロGJ!されるがままの蓮萌エス(*´д`*)キョーコモカワユス
333名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 19:43:10 ID:Pf6ZoQTd
GJ!
キスがあまあま濃厚で萌えたよ!(*´Д`)
キョーコからのキス、キョーコにいいようにされてる蓮、
キスだけで反応する2人にモエッ。
334名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 21:46:56 ID:bgoSujHO
GJ!ゆったり甘甘ウレシス
しかし、タイトルに「さすがの猿飛」を思いだして絵面があの二人に…。
年寄りの繰り言ですじゃ。スマソスマソ…orz
335名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 22:24:26 ID:Pf6ZoQTd
>>322
私もありだと思う。 >ソフトな蓮
普段のイメージはそんな感じだね。そっちの蓮も萌える。

その一方、こういう完璧な男は、何か、変態性を隠し持っているような…
と考えてしまったり。
336名無しさん@ピンキー:2006/09/22(金) 23:24:55 ID:lFK6r7DU
GJでした!

>>334
私も忍d思い出しましたよ…orz
337323:2006/09/23(土) 00:26:54 ID:/HdO1C/M
「さすがの猿飛」って何でしょう?
無知故に、意気揚々とタイトル考えついて使ったものの、何か、先人の方が使ってるもよう…。
調べてみたけど、わからんかった(´・ω・`)ショボボーン
338名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 00:31:29 ID:VCNboLWN
甘甘良かったよ。
私も「さすがの猿飛」が浮かんだよ。
他にも浮かんだ人が居て安心したw

>323
アニメのOPだったんだよ。
恋の呪文なんだよ。
339名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 00:34:12 ID:4epVqrgN
ttp://www.globetown.net/~dup/2/3n/0157.HTML

24歳の自分にはタイトルとこのアニメが繋がらなかったけど
OPが「恋の呪文はスキトキメキトキス」だと書いてあった。
340323:2006/09/23(土) 00:58:16 ID:/HdO1C/M
Σ(゚д゚lll)アニメですか!?

ヒィー((((゚д゚;)))
知らなかったとは言え、ファンの方すみませんでした。
341名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 20:42:25 ID:bfFR+Kaj
>>323
甘々に萌えさせていただきました。GJ!
カフェオレの味見する蓮、シャツを掴むキョーコがいいよ(*´Д`)ハァハァ
服とかシーツとか腕とか、ぎゅっと掴むの、なんか萌えますな。


この流れで甘エロでゆるいかんじのを投下させてください。
全4レス、事後トークで。
話の内容に、ちょくちょく上がる観覧車ネタを使いました。
特に>>273さんのをちょいと頂戴してます。
3421/4:2006/09/23(土) 20:42:57 ID:bfFR+Kaj
はぁはぁと苦しそうに息を荒げるキョーコ。
眉をひそめて必死に空気を探すようにしている姿が愛しい。愛しすぎて…
この子のすべてを手にしたいと強く思い、いつも無我夢中で抱いてしまう。
そして実際に得るのは渇望。
まだ、足りない。もっともっと、キョーコが欲しい。一体俺はどうしてしまったのか…
こんなに誰かを求めたことがなかった。だからどうしていいのかわからない。

「キョーコ、大丈夫?」

繋がって上から組み伏せた状態のまま、彼女の頬を軽く叩く。
キョーコは「ん…」と小さく唸り、何度もゆっくりと瞬きをしながら目を開けた。

「激しすぎたね、悪かった」

襲ってきた強い後悔にさいなまれて、いたたまれない気持ちになってくる。
小さくか細くて、そのうえ純粋な心を持ったこの少女を前にすると、
自分が穢れていることを強く自覚する。

「ごめんキョーコ」

それでも―――この髪の一本一本も、この小さな耳も、瞼も、頬も、この唇も…
誰にも渡したくない。一秒たりとも頭から消したくない。
いつもいつも、手にしていたい。そう思いながらキスを落とす。
すがるように唇を貪っていると、キョーコが何か言おうと声を漏らした。
が、責める言葉が出るのが怖くて、無視して舌に吸い付く。

「んー…ぅ…ん、つるが…さ…」

強く胸を押し返されて、観念した俺は唇を解放してやる。
が、その代わりにと首すじに吸い付いた。
悔やむ心とは裏腹に、キョーコの身をよじらせる動き、その呻き声が妙に色っぽくて、
さっき果てたはずのモノが彼女の中で再び力を取り戻していく。

「やだ敦賀さ…ん…また…」
3432/4:2006/09/23(土) 20:43:29 ID:bfFR+Kaj
キョーコの肌が再び桃色に染まっていく。
彼女を女にしたのも、こうして色気を教え込んでいるのも他でもない自分なのに、
俺はその彼女に翻弄されるかのようにまた我を失っていきそうだ。
あるいは…この子にはもともとそうした「オンナ」の魅力が備わっていたのかもしれない。
男を夢中にさせる魅力?
そう思うとますます、自分の腕から手放せない。
醜い独占欲がまた高まってきて、思わず力を込めて胸を揉む。

「あ…ん…もぉ、つるがさんってば…一度で済んだこと、ないんだから…」
「キョーコがイヤならやめるよ…もうしたくない?」

舌の先で直線を描くように首すじを舐め上げ、耳まで登る。
耳の形を覚えこむように丁寧に味わいながらそのまま質問すると、
キョーコはくすぐったいのか身をよじりながら、俺をからかうようにくすくすと笑った。

「イヤ、って言ったら、んふ…やめられるんですか?」
「ほんとにイヤならやめるよ。キョーコが嫌がることは、したくない」
「ふふ、じゃあ、イヤです」
「ほんとに?」
「…んー、ウソ、やめないでください。それに…」

キョーコは目を覗き込んだ俺の両頬に軽く手を添えて優しく微笑む。

「イヤなことなんて、されたことないです。敦賀さんにされること、全部好き」

この笑顔には…もはやため息しか出てこない。

「キョーコ…ダメだよ、あんまり俺を甘やかさないでくれ」
「考えすぎ、です。それより…このまえのこと、OK、ですよ」
「このまえのこと?」
「このまえの…敦賀さんのおねだり、です」

このまえ俺は、ふたりで出かけたい、と提案したが、キョーコはダメだと頑なに拒んだ。
俺たちの関係はまだ公表していない。
発表したい気持ちは大きいが、キョーコはまだ新人、いろいろと問題もある。
ひとつひとつ、社長と相談の上で決めなくてはならない。
デートひとつ取ってもそうだった。

「社長さんに相談したら、むしろ仲良く歩いてるところを撮られるなら歓迎だろ、なんて言われて。
 そういう問題でもない気がするんですけど…でも…敦賀さんとどこかに行きたいし…」
「どこがいい?」
「うーん、あまり人が多くないところってどこですかねぇ」
「多くてもいいよ」
「だめです。あぁ…ん…」

そろそろ我慢できなくなってきて、少し腰を動かして反応をうかがってみる。
キョーコのほうもまた濡れ始めてきたらしく、くちゅ、と小さく音が聞こえた。
3443/4:2006/09/23(土) 20:44:03 ID:bfFR+Kaj
「ダメ?俺はいろんな人に、見て欲しいけどな、一緒にいるところ」
「ゃあ、はぁ…ん…ダメ…ダメ、ですよ…まだ、ダメ、そのうち…ね?」
「そう…じゃあ、そのうち、どこに行きたい?」
「んー、遊園地、とか…」
「絶叫マシーンとか?」
「いえ、そういうのはいいんですけど…ん…観覧車、乗りたいです、敦賀さんと」
「観覧車で、こういうこと、したいの?」

ゆっくりと大きく腰を回す。
キョーコの中は俺の言葉に反応してきゅっと締まる。
いい反応だ…これだからつい、意地悪なことを言ってしまう。

「やだ…もう、ちがいますっ!ただ乗って、空から…街とか…見たいだ、けぇ…はぁ、や、やだ…」
「そっか…でもキスはしたいな」
「観覧車で、ですかぁ?」
「そう」
「だめですよぉ、見えちゃいますもの」
「誰も見てないよ」
「見てますっ。敦賀さんは目立つんですから。…んー…ぁあ、ん…やだ…きもちぃ…ああっ!」

キョーコの両足をまっすぐ伸ばして持ち上げて、下からゆっくりと突き上げる。
激しく突き続ける時のように強烈な快感とは違うものの、
なんともいえない心地よさが脳天を長く突き抜けていく。

「じゃあ…一番上なら、誰からも見えないよ」
「あ、ああっ…え…一番…うえ?…ゃあっ、あ、ん、んーーっ」
「そう、一番、上」
「ほんとに、見えない…なら、あ、ぃや、んぅ…だ、だめ、また…きちゃ、うぅ…っ」
「じゃ、約束。観覧車の一番上で、しよう」
「するって…ああっ、やだそん、な…っ、あ、あぁっ…ね、ねぇ…するって、キス、でしょう?あっ、やっ…」
「さあ…どうだったかな」

キョーコの中の締め付けが高まる。
動きをさらに大きくすると、ぐじゅぐじゅと卑猥な音が耳に届く。

「ん、ん、あぁっ!や、やだっ…キス…だけっ…あ、あ、あぁ、んっ!んーっ!」

それ以上言わせないようにと唇を塞ぐ。
そろそろイかせてあげようね、キョーコ…。
奥まで行き着くよう両足を両手でしっかり持ち上げて、なるべくゆっくり…しかし大きく回しながら突き上げる。
何度も何度も、徐々に突き上げを高くしていくと、キョーコの呻き声が迫ってくる。
拒むかのように首を振り、必死に唇から逃げて息を荒げて喘ぐキョーコ。
一番淫らで…一番魅力的な瞬間だ。

「ん、んっ!んあ!や、やだっ、だ、だめぇ!まっ…待って!きちゃう、から、やめっ…!やめてっ!イヤ!イヤなのっ!」
「嘘はダメだよ…イっていいから」
「ゃあっ、あ、あ、ああっ!やだ、イっちゃうっ…!イっ…ちゃ…あ、ああっ!ああっ…―――!!!」
3454/4:2006/09/23(土) 20:44:36 ID:bfFR+Kaj
乱れたキョーコを整えてやりながら、どこに連れていってあげようかと考えていたら、
ようやく喋れるようになった彼女が突然我に返ったように話を戻す。

「ね、ねえ敦賀さん、キスだけ、でしょう?」
「なにが?」

そうだ…海を見に行くのもいいな。

「なにが?じゃありません!観覧車の話です!一番上でって…」
「いやらしいキョーコがキスだけで済むわけがないじゃないか」
「なっ!なんで私がっ…!敦賀さんでしょう?!」
「俺はいつでもやめてあげる、って言うのに、続けさせるのはいつもキョーコだろう?
 海にしようか、初デート。ドライブして、夕陽見て」
「うぅ…いいです…けど…」
「じゃ、明日は海で決まり。観覧車でするのは、またいつかのお楽しみってことで」

実際には…きっとキスだけで一周終わるだろうな――そう考えて、ちょっと残念に思う。
慌てふためいて身を起こそうとするキョーコを抑えて、キスで説き伏せながら。
346341:2006/09/23(土) 20:47:25 ID:bfFR+Kaj
以上です。

なんかいまいち萌えシチュが思いつかず…ほぼ会話だけで進めてしまいました。スマソ。
さらなる小ネタに妄想、それからもちろんネ申の降臨もお待ちしてます。
347名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 23:47:53 ID:FKRY0UT0
GJです。
おもしろかったです。
348名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 23:57:52 ID:KoLhDMgk
GJ!ラブラブな2人いいなぁ(*´Д`)
キョーコの体に溺れる蓮モエッ!

本誌を読んで、まだ実際には2人、キスもしてないなんて、改めて気付かされたよ。
早くキスくらいはしてほしいよね。
349348:2006/09/24(日) 00:05:55 ID:CezUb4+w
訂正。細かいけど。
>キョーコの体に → キョーコに
350名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 11:53:56 ID:fzsMI7a9
こっそりと作品投下しても宜しいでしょうか?
351名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 11:58:19 ID:FeIPBGgj
堂々と頼むwktk
352名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 12:08:13 ID:fzsMI7a9
「キョーコ、ちょっとおいで。」
「何ですか?敦賀さん。」

この日キョーコはいつものように蓮のマンションへ食事を作りに来ていた。
蓮と付き合い始めてからというもの、キョーコは「恋人なんですから、体調管理くらい私にさせてください!」と言って毎日のようにマンションへやって来る。
そして、出来上がった食事を一緒に食べ、蓮に送られて帰っていく。
そんな日々が続いていた。
勿論、これはこれで幸せな日々だ。
誰も愛さないと決めていた二人が、お互いを必要として愛し合っているのだから。

だが、蓮だって若干20歳の男だ。
愛する女が傍にいたら、抱きたくなるのが本音。
紳士の皮を被っていたが、日が経つにつれてその皮は脆くも剥がれていった。

「ねぇ、キョーコ?」
キョーコを自らの足の間に座らせ、後ろから抱きしめながら甘い声で名前を呼ぶ。
この体制に慣れるまで1ヶ月かかった。
「はい?どうしたんですか?」
「そろそろさ、もっとキョーコに触れたいんだけど。」
ストレートに『抱きたい』というのもどうかと思い、表現を和らげて伝えてみた。
「・・・?触ってるじゃないですか。」
キョーコはキョトンとした表情で言うと、自分のお腹あたりにあった蓮の手を持ち上げた。
ほら、この手が。とでも言わんばかりに。
353名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 12:19:13 ID:fzsMI7a9
「そういうことじゃないんだよ。」
「違うんですか?」
幾分固く感じた蓮の声に、キョーコは問いかけながら体を捻って振り向いた。
すると、そこには真っ直ぐと自分を見つめる瞳があった。
「敦賀さん・・・?」
「キョーコは俺に触れたいと思わない?もっと近くにいたいって。」
「思わないわけないじゃないですか!!私だっていつも近くにいたいし、もっと近くにいたいですよ!」
胸の前で拳を握って力説するかのようなキョーコに、思わず蓮の頬が緩んだ。
「そう。じゃあ、いいよね?」
「え?」

キョーコが言葉の意味を理解するのを待たずに、蓮はキョーコを抱き上げてベットルームへと向かった。
綺麗に整えられた白いシーツの上にゆっくりとキョーコの身体を横たわらせる。
「えっ!?ちょ・・・敦賀さん・・・?・・んっ」
蓮はキョーコの上に覆いかぶさるようにして唇を重ねた。
ぷっくりとした柔らかい唇を、啄ばむように求めて味わっていく。
唇をくまなく味わうと、今度は蓮の舌が動き出す。
唇の形を確かめるかのように舌で舐め、少し開いているその隙間から舌を差し入れた。
「・・んっ?・・・・っ・・はっ・・あ・・・・んんっ・・・」
口腔内で蓮の舌が動き回ると、キョーコの口からは吐息と共に小さく声が漏れる。
それを耳にすると、キョーコの口腔内で自由を得た蓮はもっと、もっと奥へとキョーコの舌へ自らのものを絡めていった。
354名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 12:25:33 ID:fzsMI7a9
唇を重ねる角度を変えるたびに、ピチャッ、ピチャと淫らな音が鳴り響く。

キス自体は初めてじゃない。
蓮はキスだけはどうしても我慢できず、付き合い始めてからは毎日していた。
けれど、それはフレンチなもの。
唇を重ねるだけのものだった。

初めてキスをした日、キョーコは蓮にこんなことを言った。
「キスって、こんなに優しくて温かいものなんですね。」と。
355名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 12:39:19 ID:uNsh9gHF
しえん
356名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 12:40:07 ID:uNsh9gHF
しえん
357名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 13:53:47 ID:Jdx2+EdT
終わりなのかな?と思いつつ一応支援。
358名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 16:17:54 ID:qufP4zHZ
ネ申が神隠しに……?!((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
359名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 16:35:01 ID:Jdx2+EdT
  ( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /

  ( ;゚д゚ )       ジケン?ユウカイ?
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /

小ネタを投下しようかと思ったんだが…
続きも気になるし心配なのでとりあえず夜まで待ってみるw
360名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 18:12:20 ID:AK7rlF5w
>>359
>>350さんではありませんが、投下しちゃって構わないと思いますよ。
wktkで待つ!
361名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 18:44:38 ID:Wb8b7k4R
私も待ってます(*´Д`)
362359:2006/09/24(日) 19:22:59 ID:Jdx2+EdT
では>>350さんが途中?なのかもしれませんが
それまでのお目汚しということで3レスほどいただきます。

>>342-345の続きで観覧車ネタ。
本番ナシの微エロです。
3631/3:2006/09/24(日) 19:23:31 ID:Jdx2+EdT
「キスだけ、ですよ?」
「わかってるよ、何度も言わなくても」

ここは夜の遊園地。
蓮は夜ならきっとバレないよ、とキョーコを説得し、半ば強引に連れてきた。
さっきまでふたりは隣接している動物園を周った。
キョーコは子供時代にも動物園に行ったことがほとんどないらしく、
夜でほとんどの動物は寝ていたものの、子供のように目をキラキラさせて喜んだ。

「さっきの黒ヒョウ、なんだか敦賀さんに似てました」
「それはどういう意味?喜んでいいのか…」

えへへ、とはにかんで微笑むキョーコは上機嫌で、
こうしてごく普通のデートもこの子と一緒だとやけに新鮮だな、と考えて、蓮は底知れぬ幸福感に浸っていた。

最後に乗ってから帰ろう、と手を繋いで乗り込んだ観覧車。
以前の"約束"―観覧車でしよう、と無理矢理させた約束―が頭にあったのか、キョーコはちょっと固まっていた。
『約束』は、一番上でキスをする、それだけだ、と何度も蓮に確認させる。
実際キスだけのつもりだった蓮だが、そう何回も言われると少し苛めてやりたくなってきた。

「キョーコ、遠いよ。こっちにおいで」
「でも…傾いちゃいます」
「大丈夫だよ、落ちるわけじゃないし」

にっこり微笑むと、キョーコは渋々といったかんじでゆっくり立ち上がる。
手を引いて隣りに座らせて肩を抱き寄せると、頬を赤らめて慌てて押し返す。

「だ…だめです!誰が見てるか…わからないのに」
「照れてるキョーコ、かわいいよ」

囁いて耳に舌を入れる。
くすぐったそうに首をすくませてますます真っ赤になるキョーコ。

「も、もう…ほんとにダメ!ほら、あっちの観覧車から見えますってば!」
「見ちゃいないよ、どうせみんなカップルばかりだし、同じことしてるんだよ」
「そんなことっ…そんな…ことありま、せんっ!とにかく…とにかく見えるからいけません」
「見えなきゃいいんだね」

え?と小さく驚くキョーコの股に強引に掌を入れて、下着の上から軽くツメを立てて擦る。
キョーコはビクっと震え、そんな自分の反応に慌てたかのように動揺しながら手を押し退ける。
しかし構わず中央を指で何度も往復させ、花芯があるであろう場所で指を止める。
軽く突付き、強く押し、くるくると回し弄んでいると、そこは徐々に固く大きくなってきた。
3642/3:2006/09/24(日) 19:24:21 ID:Jdx2+EdT
「だ、だめ!いやぁっ…キス…キスだけ、の…約束、でしょう?こんなのっ…」

言葉とは裏腹に顔は火照り、表情も艶っぽさを増していく。
まったく…これが無意識なんだから恐ろしい。

「一番上まで、まだ時間がある」
「だからって…!」
「ここはもっとして欲しい、って言ってるみたいだよ」
「あっ!や、やだっ!」

スカートをしっかりとめくり上げ、ショーツの中に手をねじ込む。
思ったとおり、指を這わせるとぬめった液がまとわりついて絡む。
快感を覚えれば覚えるほど、キョーコの濡れ具合はあがっていくようだ。

「"イヤ"、"ダメ"、って嘘ばかり言って…すごいよ、濡れまくって溢れてる」
「やだ…っ…違う、違うのっ…!も、だめ、なのにぃ…」
「いやらしい顔。明日の俺とのベッドシーン、同じ顔してくれる?」
「…え…でも…どんな顔してるかなんて、わかりません…ぁんっ」

指に絡んだ蜜を膨れた突起に塗り付けると、キョーコは首に強くしがみついて耳元で喘ぐ。
色っぽい声に蓮は自分まで興奮しそうになるのをなんとか抑える。

「できなかったら、こうして本番でも苛めてあげるから」
「そんなのっ!あ、んっ!ダメに…決まって…ん、あぁっ」
「どうせ見えないようにするんだし誰にもわからないよ。こっそり公開セックス、しよっか」
「なに…言って…ん、んっ!」
「そろそろ一番上、だよ」

約束通りキスをする。
舌を絡めとり、どちらのものともわからない唾液を吸い上げ、咥内を味わう。
片手は頭の後ろに置いて逃げられないように…そしてもう片方はいじり続ける。
徐々にキョーコも舌で応え、目もうっとりとし始め、
足も開いていき、指の動きに合わせるかのように小さく腰も動かしている。
充分に濡れている源に中指を入れると、一瞬締め付けただけでみるみる呑み込んでいく。
一本では足りそうにない、と人さし指も加えて入れ込み、親指はクリトリスを強く擦る。

「ん、んんっ、ぁん!きもち、いい、やだ…こんなとこ、で、んっ、あっ!」
「ごめん、下着がびちょびちょだね…こんなに濡れるなんて、思わなかったから」
3653/3:2006/09/24(日) 19:24:53 ID:Jdx2+EdT
抜き差しを繰り返し、ゆっくりとかき回していると、
狭い密室でキョーコの喘ぎ声と、くちゅ、ぬちゅ、と淫靡な音が響き渡る。
耳元で段々と大きくなる声を聞きながら、残り時間を考えて指の動きを早めた。

「あああっ!あ、あ、だ、だめですっつるがさんっ!!
 そんな、そんなに、激しくしたらぁっ!やだ、私っ…!あ、んーっ!」

キョーコはますます必死に首にすがりついてくる。
もう誰かに見られるなんてことは考える余裕も見えない。
キョーコの淫らな様子に煽られるように、蓮は陰唇の中に入れた指を思い切り早くかき回し躍らせる。

「いいよ、イってごらん。キョーコが気持ちよくなるところ、見せて」
「きゃ、んっ、ゃだ…はぁ…んっ……いいの…?いい?…イっていい…?」

顔を向け、上目遣いで頼む表情がたまらない。
それには応えずにただ指でめちゃくちゃに苛めてやると、キョーコは再びしがみついて叫んだ。

「あ、やぁ、だっ…!つるが…さんっ!…くる、きちゃ…うっ…―――っっ!」

キョーコは蓮の背中にツメを立て、声を押し殺したままビクビクと下半身を痙攣させた。
そのまま黙って震えている背中を片手でさすってやりながら、締め付けて離そうとしない指をそっと抜いた。

「イったね…ちゃんと息、してごらん」
「…ゃあ……」

小さく抗議とも取れる声を上げたが、キョーコはそのまま動かない。
観覧車はちょうど真下に到着して、蓮は動けないキョーコを抱きかかえて観覧車から降りた。

「…だ…だめ…下ろして…くだ、さい…」
「歩けないだろう?そんな状態で」
「歩けますっ…!こんな、もう…恥ずかしい…」

顔を見せないようにと胸に押し付けているつもりらしいが、
傍から見れば首に手を回してしがみついているただのお姫様だっこ。結果的に充分目立っている。
真っ赤になっているキョーコをよそに、
これならマスコミにバレるのも時間の問題かな…となぜか上機嫌の蓮だった。
366359:2006/09/24(日) 19:28:49 ID:Jdx2+EdT
以上です。甘さもエロさも半端ですんません。

ところで濃厚ラブシーンとなると、
マイクで拾ってる音声さん、思わずアップにしちゃうカメラマンさんあたりが一番赤面ですかねw
367名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 19:48:05 ID:FeIPBGgj
>>366さん、GJ!
>>273ですが、観覧車ネタ書いて頂けて嬉しいです。
明日の撮影でもラブシーンあるのね(*´Д`)
しかし・・・・・、実際には前○りしちゃうから、おイタは出来ないよね?w
それにしても、>>350さんはどこへ?
368名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 19:49:01 ID:DO/vYjGF
GJ!
まさかと思ったけどやっぱりキスどころじゃすまなかったねw大胆すぎ!
キョーコかわいい。この後大丈夫だったのかな?…妄想
369名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:12:33 ID:Jdx2+EdT
たまに投下してますが感想いつも励みになってます。どうもありがとうございます。

>>368
妄想の中身をぜひ。
車に放り込まれてアンアンかマンションまで勢いよく帰って襲っちゃうとかですかね(*´Д`)ィャンバカン
もしやそういう「大丈夫」ではないのかなw
蓮の車じゃえらく狭そうっていうのがちょっと気にかかりますな。
370名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:24:18 ID:Wb8b7k4R
>>362
GJ!
蓮のいじめっぷりがたまらないよ(*´Д`)
>できなかったら、こうして本番でもいじめてあげるから
撮影だと、スタッフに見えないようにうまくやるのかな。シーツの中で。
前○りって、手は滑り込ませたりできないのかな。
と考えたりして。

それにしても、>>350さんはどこに?
371名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:29:06 ID:DO/vYjGF
368ですが、中身ですか!?
え、おっしゃるとおり車とか直行ですけどそれまで大丈夫かなとか、
思い切ってトイレも考えたけど、遊園地じゃこんでてまず入れないなとか…
そういうことをw
焦って場所探して慌ただしく愛し合う二人もいいですv
できればこの後の二人見たいですねvV
372名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:45:05 ID:Jdx2+EdT
トイレだと女トイレか男トイレかの選択も気になるところw
男のほうが邪魔は少ないかもしれないけどもうそれならそこらの草むらry

>>367>>370
前○りって、シーツなんかでしっかり隠す場合もするんでしょうかね。
まあたとえ実際はするとしても萌え眼鏡で消失してしまえば問題ナスw
373名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:49:01 ID:FeIPBGgj
ベッドシーンといえば、昨日テレビに青○典子が出てて、
ドラマのベッドシーンの撮影ではやっぱりギャラリーがいつもより多くて、
しかも撮ってるカメラマンさんが「ゴクッ」と生唾飲んでたって話してたw
そういう状況だと、蓮はどうするんだろう?
やっぱり見られることで更にヒートアップ?
思わずキョーコをカメラから隠してNGとか?w
374名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:53:27 ID:4MODLIjG
>前○り
勃たないように強烈に固定するシールのようなものだと聞いたことがある。
高橋克典さんだったと思うけど、前○りが「象さん」の人もいるんだとかwww
相手役の女優さんへの配慮として使用するっぽい。
375名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:55:04 ID:LUM2MNBE
>>367>>370
何かの番組で、俳優さんが言ってたが、前○り張らないで、ベッドシーンで本当に繋がったりしてた人たちがいるみたいですよ。
376名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 20:55:20 ID:Wb8b7k4R
実は、前○りってどういうものか知らない…。
前○りする場合ってヌード!?キョーコの胸とか見えちゃうんですかね。
蓮、胸にキスとかするのかな。
シーツに隠れてて見えなくて、フリだけと言われてるけど、
見えないことをいいことに吸いつく蓮、
っていうのも萌えます。
普通の男がやったら変態だけど。
377名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 21:05:03 ID:Jdx2+EdT
象さんワロスwww
てっきり陰毛が見えないようにするためだけかと思っていた。
じゃあシーツとかに隠れるシーンで当の本人たちが必要ないと言えばしなくてもいいのかも?
演技そっちのけで吸い付いて触りまくりで喘がされるキョーコにギャラリーハァハァ

> 普通の男がやったら変態だけど。

というより蓮もこのスレじゃもうすっかり変態が板についてきているから違和感すら覚えないw
378名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 00:21:34 ID:yDzkjo5z
>>350さんはもう来ないのかな?
379名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 00:36:45 ID:PRWSsaqJ
>>342
GJ!
>「やだ敦賀さ…ん…また…」
キャー!(*´Д`) 生々しいよ!モエ!

>もっともっと、キョーコが欲しい。
>この髪の一本一本も、この小さな耳も、瞼も、頬も、この唇も… 誰にも渡したくない。
蓮の愛し方に激しく萌えた!キョーコウラヤマシス!

>「敦賀さんにされること、全部好き」
ズキューン!キョーコカワイス!

>>350さん、どうしたんだろうね。
続きが気になる。トキメキの予感。

>>362
GJ!
蓮の手つきエロいよ(*´Д`)ハァハァ!
蓮のあいかわらずの帝王ぶり、テクニシャンぶりが、たまんない。
蓮のキス、言葉、蓮のすべてがエロい。
蓮の手って、程よく大きくて、爪の形が綺麗で、指が長くて、エロそう。
触られたいって感じの手だと思う。手フェチなのかな私、想像するとモエ。
380名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 01:15:22 ID:a7/+/K9M
前○りネタで考えてみたんだけど、どうしてもエロが書けない……_| ̄|○

1、有の場合
キョーコの為を考え、前○りは有りにしたものの、
どうしても本番中のキョーコの艶顔に辛抱堪らず、前が激痛を伴う程に苦しくなる蓮。
(↑前○りがイメージで掴めてないのでそんな事は実際にはないのかも。スマソ)
で、撮影後の楽屋orマンションにてにキョーコに
「パンパンに腫れてるよ……キョーコが治してくれるよね?」
とか何とか言って、迫りまくる変態帝王。

2、無の場合
リアリティを追求する為、と前○り無しで臨むと言い、スタッフを感心させる蓮。
(交際は秘密にしている為)表向きは京子に向かって
「大丈夫、これでもプロだから撮影中に変な事はしないよ」と言いつつ、
実際には、バスローブの下にしっかりゴム着用済。
ベッドに入ってからスタンバイ中は、バスローブを既に脱いでいる
キョーコを周囲に見られないようにしっかりガード。
そして本番の挿入シーンで、本当に入れる蓮。びっくりするキョーコ。
でも、キョーコは徐々に我を忘れ始める。
多分1カットで撮影が終わるとは思えないので、
シーンの合間は挿入したまま(相変わらずがっちりガードで)待機、
そして本番は、水音漏れないように注意しつつギシアンしまくり。

てのを考えてはみたものの、文章になりませんですた。

少し話変わるが、TVを見ていて、蓮が今まで恋愛重視のドラマに出なかったのは、
月9とかの視聴率重視の爽やか系ドラマが多かったからなのかなあとかふと思った。
普通の20代前後のトップ俳優達がやるドラマって、恋愛要素あっても、
実際のキスシーンは唇を付けるだけとか、ベッドシーンは朝チュンとかで済ませてるよね。
もう少し濃厚だとしても、やっぱりTVドラマで夜の帝王が本気の濡れ場をやるのは
問題有りだと思うのでやるとしたら映画かな。
でも例え映画でも、ベッドシーンで話題を取るようなものは、
色物のイメージが付きかねないから、中々難しそうだなとか思ったり。
後、キョーコはまだ濃いベッドシーンを演じちゃ不味い年齢なので、
もしやるとしたら18歳以上になってからかな、とか思った。

妄想の後に現実的な書き込み&長文ですみませんでした。
381名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 01:40:16 ID:nUL5mB0O
350さんはパソコンが調子悪くなったのかな? 続きを楽しみに待ってるね。

それから、支援する時はこのスレじゃなくて、他のスレでやった方がいいよ。
エロパロ板の連投規制はスレごとではなく板単位なので、他のスレで支援
しても効果は同じ。
それに、作品投下の途中に他のレスが挟まる自スレ支援より、挟まらない
他スレ支援の方が読みやすいから。

ちなみに、支援によく使われるのはこのスレ。ここでは、レスは書き込み
としては反映されないんだけど、支援としては反映される。

【即納24h以内】レンタルサーバすぐ使えます。(2Get禁止)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/9242006007/
382名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 06:42:07 ID:BVA9Kpk8
>>381
板内の他スレでもあいだにレスが入れば連投にはならない、ということらしいね。
個人的には落としてても読んでてもさほど気にはならないのでどっちでもいいけど
覚えておくと必死に支援しなくていいかも。

>>380
無しバージョン萌え。
挿入待機って禿げ萌え(*´Д`)ハァハァ
しかしマイクって小さな音でも拾っちゃうんだよね?
リアルな音まで拾っちゃわないか心配です。
別の音か台詞の声でごまかすとか。
383名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 07:38:26 ID:f6nBzXt9
>>380
モエッ。激痛に悶える帝王も、可哀想だけどワロスwww

>>382
激しい濡れ場なら、特にセリフがなければマイクは入れないかもよ
大抵実際のシーンではBGMが被さってる希ガス
でもあまり濃いのは見た事ないけどあえぎ声までリアルに撮るもん?

まあどちらにしてもスタッフにはばれそうだ
384名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 11:05:34 ID:QFjPfLQU
リアルでドラマ失楽園撮影中にエッチしちゃった川島なおみと古谷一行。
「古谷さんのアレがつるっと入っちゃったの♪」はあまりにも有名なセリフ
385名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 14:45:31 ID:Ju1ThZwF
それなんてエロスw
しかしそれって考えようによっては彼のモノが小さry
386名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 18:27:20 ID:lhP5LOz6
自分の知ってる前張りはヘアーが出ないようにガーゼで覆って
その上からガムテとかで押さえるらしい。
昔の特撮で女優さんの真ん前で全裸になることになった俳優さんが
つけるって言い張ったけど、女優さんのが気にしないからとかで
そのまま撮影したって噂がある。
それは当然エロシーンじゃないけどね。
387名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 19:30:40 ID:laMSK7g0
>>384
しってるw。どっかの深夜番組で言ってたよね。
「雰囲気出すために前バリなしで」っていったのなおみタンなんだよね。
古谷がちっこいっつーよりなおみタンがやる気マンマンって感じだったw。
388名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 21:36:35 ID:kVujzLDz
えぇーまじで…すごい…。
失楽園、観たことないんだけど、
それ、ドラマに使われてるの?すごすぎる…。
389名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 21:47:29 ID:4QydU47A
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/前貼り
男の人って大変なんだねえ…。
つか何でも載ってるウィキペディアも凄いが。勉強になります
思わずSSのネタになるものがないか小一時間彷徨ってしまった
390名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 21:59:00 ID:yDzkjo5z
前○り、女優さんもするって初めて知った。
私も勉強になりまつた。
391名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 22:46:38 ID:laMSK7g0
>>388
使われてるからすごいのよ。
ドラマ失楽園の濡れ場全部見比べると「あ、これがつるんの回だw」
って思い切り解るほど2人の表情が変わるの。
ヘアを写さないAVがお茶の間にって事だよねw。

蓮だったら自分でやっておきながらオンエア中止を申し立てそうだけどねw。
392名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 23:16:45 ID:kVujzLDz
>>391
本当に使われてるんだ…。うわぁ…。
今度、借りてみようかな。
このスレで失楽園に興味を持ったよ…。
393名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 00:36:54 ID:X/h4aKXK
見えないとはいえ、本番はまずいよね。(蓮とキョーコの話)バレバレじゃ…。
でも、キスマークくらいならうわさになってもギリギリセーフ?
394名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 01:12:46 ID:8oCjPuRi
あれ? 保管庫から消えてる?
395名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 01:15:20 ID:hYJwIi3/
数がかなり多いから「少女マンガの部屋その3」に移動したみたいだね
396名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 01:36:09 ID:GfYEd8g2
保管庫見てたら、ホントに色んな作品があって、おもしろいね。このスレ。
催眠術のネコの話とか、下着ネタの話とか、軽井沢の長編とか、好きだー(*´Д`)
ネ申様方ホントにスゴス(*´Д`)=з
397名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 02:52:10 ID:tXKvGJ4H
一週間以上も来ないと、萌えフェアが〜。
鬼畜あり、甘甘ありと、頭がパンクしそうです(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア

度々すみません。モー子さん&新開監督ネタを上げたものです。
と、とりあえずできました。全体を読み返して一言地味です。

注意点はラブラブエッチがお好きな方はスルーして頂きたいのと(一応エッチは同意上です)、
エロは後半(8レス辺りから)しかなく、前半は状況説明に必要かなと思いつつ書いたんですが、長い。
エロも淡白、あっさり味になりました。きっと蓮キョのように悶々としてないからだと思いたいんですが、
それなのに全15レス予定です。微変態です。これ以上、ぐだぐだせず投下します。
3981:2006/09/26(火) 02:53:11 ID:tXKvGJ4H
「監督! 待ってください!」
撮影が終わった夜八時。
新開は、スタッフに明日の撮りの大まかな指示をした後、スタジオを出ようとしていた。
「どうしたんだ、琴南さん」
「明日撮る私のシーンをカットするって、どういうことですか。私の演技にどこか問題でも
あったんでしょうか?!」
「慌てなくていいから、とりあえず鏡を見なさい。女優さんだろう」
急いで着替えてきたらしく、スカートが斜めになり、綺麗な黒髪があちこちにはね上がっている。
「す、すみません。いえ、でも、一言どうしても申し上げたいのですが!」
撮影初日から琴南奏江という少女は、演技熱血を全面に出してスタジオ内を圧倒していた。
若手では最近にないプロ根性を持っていて新開も割合気に入っているのだが、時折演技以上の
領域に踏み込んでくるきらいがある。
「社長から何かストップが掛かったんですか?」
「宝田さ、宝田社長には今まで作品自体にまで口を挟んでもらったことはないね。あの人が選ぶ逸材だから
配役にはある程度妥協はできても、一線はちゃんと守ってもらっているからね。
どこの誰だろうと俺が作り上げる世界を壊される筋合いはない。勿論、君にもだ」
垂れ気味の目が一瞬鋭くなり、奏江は口ごもった。
「君の演技がどうのこうのの話じゃないんだ。脚本家と話し合って決めたことだから。明日は
次のシーンに備えて温存していなさい。一つ出番が減るぐらいで映画での君の存在に影響はないはずだ」
「……はい、すみません。出過ぎた真似をしました。
ただ私の演技が通用しているのか確認をしたかったので、つい」
(ふーん? 不安だからこそ、懸命になっていたか。良い心構えだ)
新開は、子供らしくもある奏江の一途な一面に小さく笑った。
3992:2006/09/26(火) 02:54:23 ID:tXKvGJ4H
「まぁ、一度追加された自分のシーンを、すぐまた取り消されたと聞いたら、誰でも焦る。
だが、気にするな。君の事だから余程気合を入れて練習を重ねたと思うんだが、
明日の予定だったシーンはない方が、おそらく君の為にもなるはずだ」
慰め半分、真実半分のつもりで言った台詞だったが、奏江の目がきらりと光った。
「それは、やはり私ではこの役どころが不足だったと?」
美しい猫目で「一体私の演技のどこが駄目だったっていうの」と無言の圧力をかけてくる。
周囲のスタッフが、ちらちらと奏江を見ている。
先日の撮影で新人俳優風情が監督に対し、キスシーンがないから撮影が上手く進まないのだと
直訴し通ったことで、一部の人間から反感を買っている節がある。
やれやれと新開は、コミュニケーションに大変不器用そうな少女の肩を叩いた。
「君は少し息抜きをしたらどうだい。キョーコちゃんもそうだったが、肩に力が入りすぎているよ。
ぴちぴちの十代、高校生でしょ」
「ぴちぴちって……監督、おじさん丸出しですよ」
「はは。そうずけずけと本当のことを言えるのは学生の特権だ。羨ましい限りだよ。
まず今日は帰って充分に休息をとりなさい。監督命令」
「そ、そうしますが……あの、監督。大変図々しいんですが、途中まで送ってもらうことはできませんか」
新開は、奏江の顔をまじまじと見た。
「それは何かのお誘い?」
「そんなわけあるわけないじゃないですかっ」
拳を震わせる奏江に、新開はしれっと答える。
「いや、言ってみただけ。怒らない怒らない。問題は、あいつか。困ったな」
新開はスタジオの隅に隠れている男に一瞥をくれた。
「映画の撮影が終わるまで、君の神経が持ちそうにもないしな」
奏江は足元に目を落とし、憂鬱そうに頷いた。
4003:2006/09/26(火) 02:55:14 ID:tXKvGJ4H
問題なる男とは、今回の新開誠士の映画で主役を張る男優であった。
奏江よりも年上の二十四才、今年デビューを果たしたばかりの芸能人としては遅咲きの部類の人間だった。
二浪した大学を卒業後、たまたま応募していた美男子コンテストで準グランプリに入賞し、
二時間ドラマや月9ドラマの脇役で出演、運良く、新開の新作映画で主演を射止めるに至った。
「宝田さんではないんだけど、スポンサーの関係があるんだ。ちょっと共演者に言い寄るからと言って、
主役の彼を簡単に切るわけにもいかないからな」
新開は苦々しそうに笑う。
「演技もまあ及第点ぎりぎりだし、金持ちのぼんぼんの設定にぴったりとした顔と雰囲気持ってるから、
難癖もつけられない。その上、大手菓子メーカーのイメージタレントとして抜擢されている。
撮影といえば、すでに全体の三分の一は終わっているときた。大人の事情、わかる?」
肩を竦める新開を、奏江は冷然と見上げた。
「大手芸能プロダクション・LME社長の力も、絶対ではないからね」
「わかってます。LMEの力も身を持って知ってます。別に首を切って欲しいとか、そんなことを
望んでいるわけではありません。よっぽど言い寄られたほうが、きっぱりばっさり断れますし、
簡単なんですけど。ただ、あの人に『家』まで付いてこられたくないんです。んもー、イラつく。
あ”ー、本当になんでいきなり『家』なのよっ、ムカつく、ムカつくわ」
きぃぃと奏江の金切り声に、新開は少し苛め過ぎたかと目を眇めた。
「大人の事情を、純粋に役者であろうとする君に言うべきではなかったかな。
ま、君であれ彼であれ、大事な出演者と映画をスキャンダルまみれにするつもりはない。
今夜は俺が送っていこう。彼も監督である俺相手に、口出しもしないだろうし。明日からの対応は
LMEサイドにきちんと話して、何か対策を考えないといけないかな。じゃ、行くか」
新開はあとはよろしくとスタッフに手を振ると、ポケットから車の鍵を取り出し、奏江の腕を取って、
自分の方へと引き寄せた。陰に潜んでいた男が、更に身を隠した。
「ところで、さっきから『家』『家』って気になるんだけど。
『家』以外だったら、男に付き纏われても大丈夫なのかい。琴南さんは」
実のところ『家』が散らかっていて男を上げられないとか、既に男と一緒に住んでいてバレたら困るとか
案外そんな理由じゃないのかと笑う新開に、奏江は、この男はもしや自分の秘密に感づいているのでは?
油断はできないと気配を殺して、彼が掴んだ自分の腕を睨みつけていた。
(ふっ、家族に秘密にしていた一人暮らし用のアパートの所在地がついにバレて、
今はあいつらの巣窟と成り果てているところなんて、……死んでも見られてなるものですか!)
4014:2006/09/26(火) 02:56:11 ID:tXKvGJ4H
「で、自宅はどこにあるの? 俺はこの後予定もないんでね。ちゃんと送り届ける」
「い、いいえ。途中までで結構ですから。監督にそこまでご迷惑をお掛けできませんよ」
奏江は引き攣りながらも笑った。
(新開監督。私の秘密は、あなたにも知られるわけにはいかないのよ! ふふふ見たら最後、地獄へ落とすわよ〜)
奏江の心境を知ってか知らずか、新開はハンドルを軽快に切る。
「遠慮するな。夜道だし危ないだろう。別に送り狼になんてならないから安心しなさい」
新開は先日、演技テストの一環で奏江がしたキスにもさほど動揺も見せなった。
彼に対してその面では安心している。敦賀蓮以上に女関係は謎だが、浮いた噂があまりない。
特に共演女優との恋愛報道は一度としてない。軽薄そうにも見える容姿であるが、公私混同をしない態度に
奏江は一目置いていた。奏江を恋愛対象と見ていないからか、こうして助手席に座っていても
スタッフも色眼鏡を使って見ることはなかった。なにせ一回り以上離れた年齢だ。自分の兄よりも
余裕のある大人であるところが、また奏江の気に入るところだった。
ただ、マンモス家族に占拠された自宅を見せるまで、心を許したわけではない。
「あ、そうだわ。夕飯の用意でお店へ行かなくちゃ。私って馬鹿ね。あ、監督、そこの駅前で結構です」
わざとらしく手を叩く。台詞も思わず棒読みになった。
「お弁当貰ってこなかったのか」
「ええ、うっかり」
嘘だった。
(脂っこい内容だったから、残したんだけど。映画撮影中に体形を少しでも変えたくないのよね)
新開は奏江の態度を透かし見たのか、急に黙り込んだ。
「あ、あの?」
「つけられているな」
「え」
バックミラーを調整して、親指で後ろを指す。
奏江は後方を振り返り、覚えのあり過ぎるその車種にぞっとした。
「奴だろう? こうなると本当にストーカーになるな。家は特定されたくないだろ」
「ええ、勿論です」
恐怖よりも先に怒りの感情を出す少女に、新開は苦笑する。
(剛毅なんだか、強がりなんだか)
「じゃあ、少し寄り道をしていこうか」
「は?」
「俺も腹が減ったんでね。夕飯付き合ってくれる?」
家を見られるよりはいいかと奏江は、再び後ろを振り返って承諾した。
4025:2006/09/26(火) 02:57:07 ID:tXKvGJ4H
新開が連れて来たのは、ホテルの最上階にあるレストランだった。
馴染みらしく、ウエイターが恭しく頭を垂れた。
「急に悪いね」
新開の挨拶にウエイターはさらにかしこまる。
案内された席は、都内の夜景を見渡せる大きな窓際だった。
「……監督と新人女優で噂になったら大変ですよ」
ふかふかした椅子に腰を落ち着けた奏江は小声で忠告するが、新開は肩を竦めるばかりだ。
「それはないだろう。俺は世間では蓮と同様とまではいかないが、クリーンなイメージだし、第一君と
男女の仲になったと報道されたら、それこそ冗談か洒落にしかならないだろう。お笑い報道として
かえって映画の宣伝になれば万々歳だ」
(ちょっ、ば、馬鹿にしている?! 確かにあなたから見れば私は生意気な小娘程度でしょうけど!)
新開は赤ワインを頼みかけて、奏江の険悪な視線に、注文を取り消した。
「お酒なら大丈夫です。私、タクシーででも帰りますし、監督が気を遣わないでください」
新開は少し考えた後、自分には食前酒を、彼女には搾りたての季節のフルーツジュースをと依頼した。
食事が進み、酒も飲んでないのに、奏江は新開に絡みだしていた。
「だいだいですね、なんで私のシーンがカットなんですか。納得できる理由を教えてください」
娼婦という役を任された時から、どんなシーンでも覚悟は出来ている。色気のある場面がある方が
観客も喜ぶのではないか。それを削るとはいかがなものか。
「君は本当に仕事が好きで、プライドが高いんだな」
良い作品を作りたいという奏江の気概に、ワイン二本分のアルコールも手伝ってか新開の顔が綻んだ。
「ではカットしたシーン、是非やらせてください。一度見てからでも」
「あのね、だからさっき言ったように」
新開は、横目で斜め隣の席を透かし見た。
「わかった。ここでは何だから、移動しよう」
突然席を立った新開に首を傾げながらも、奏江は彼の視線を追って表情を強張らせた。
4036:2006/09/26(火) 02:57:58 ID:tXKvGJ4H
新開はホテルのフロントで鍵を受け取ると、奏江を連れてホテルの一室に引きこもった。
「気づいたか?」
「はい、いましたね」
「いつも、彼はここまでするの」
「いえ今日ほどでは」
「なるほど。俺がついていたからか」
新開はベッドに座り込み、奏江を見上げた。
「俺はもうアルコールが入っているから運転は無理だ。だからと言ってタクシーで一人きりで、安心して
君を帰すというわけにもいかないだろう。君は一人暮らし? ご家族はいないのか」
「い、いますけど」
「じゃあ、迎えに来てもらったほうが」
奏江は、憤怒の表情手前で堪えた。
(で、できるわけないじゃない。きっと面白がって、家族総出でやって来るに決まっているわ。
そして私の女優生命が終わり、お笑い人生に取って代わられたらどうしてくれるの?!)
「私もここに泊まります」
奏江の宣言に、新開の目が据わる。
「それこそスキャンダルになったら、どうするんだ」
「監督自身が、お笑い報道にしかないらないって言ったじゃないですか」
「冗談じゃない。単に食事をするのとは違うんだぞ」
「別の部屋に泊まりますよ?」
新開は天井を振り仰いだ。
「当たり前だ。俺は今まで食事程度なら個人でも団体でも気軽にしてきたが、この状況はいただけない。
迎えが嫌だと言うなら、俺がタクシーを使って家まで送り届ける」
「や、やめてください!」
新開は帰るぞと奏江の手を取り、部屋のドアを半分まで開きかけ、留まった。
「くそ」
「どう、したんですか」
「奴が張り付いている」
げんなりした新開が、ドアを後ろ手に閉めた。
「君の家族が迎えに来るのが一番の解決策なんだがな」
奏江の仏頂面に、新開はさらに大きなため息をついた。
4047:2006/09/26(火) 02:59:02 ID:tXKvGJ4H
「大体なんで急に、こんな目に合わなくちゃいけないのよぉ、信じらんないっ。ファンに付き
まとわれるなら、まだ譲れるけど。どうして同じ芸能人に犯罪まがいのことをされるわけ?」
奏江は憤然としているが、監督である新開はこの出来事には少しばかり感心していた。
「多分、先日のキスシーンで、君は奴を役だけでなく本気で惚れさせたんだろう」
(蓮以外にも、実生活にまで共演者に影響を与えられる役者がいるなんてな)
新開はとりあえず部屋に備え付けられている椅子を引っ張り出して、奏江に与えた。
「早く家族に連絡を取ったほうが、君のためだぞ」
「ひいては映画のためですよね」
新開はやれやれと首を振り、小さな冷蔵庫から缶ビールを取り出した。
奏江には、炭酸飲料水を放り投げて寄越した。
「もしかして監督はカットしたシーンを撮影することによって、さらに彼のストーカー行為を助長させると
思って取りやめたんですか。だったら私、嫌ですからね」
少女はプルトップを押し上げ、缶に口をつけると、一気に飲み干した。
「俺は役者に気を遣うような監督ではないよ。いい場面を撮るためなら、子供でもいびり倒す」
新開は自分のビールをちびりちびりと飲んでいたが、奏江のぼんやりとした様子に、まだ半分以上
残っているビール缶を机の上に置いた。
「どうしたんだ、琴南さん」
「何だか、ぼーとしてきて、身体がかっかっしてきたんですけど」
申告した症状に新開は慌てて立ち上がり、奏江が持っていた缶を取り上げた。
「何てことだ。お酒だったか。まずいな」
目の焦点が合っていない少女は、椅子の上から今にも転がり落ちそうだ。
新開はひとまず、少女を抱えベッドの上へ横たえた。
それから彼女の持ち物からケータイを探そうと、カバンをあさり始める。
「こうなったら、とっとと帰ってもらわなくちゃな」
「なーにーをー、してーるーんですかー」
奏江が新開の手を力いっぱい掴み上げた。
そして酔っ払い少女はにぃーと笑い、新開をベッドへと引きずり込んでいた。
4058:2006/09/26(火) 02:59:55 ID:tXKvGJ4H
「認めませんよー。私は世界一の女優になるんですからねー」
頬を赤く染めて酒臭い息で、驚く新開を押し倒していた。
馬乗りになり、新開のワイシャツのボタンをぷちぷちと外していく。
(お、おいおい。何をする気だ)
「恥ずかしいのを我慢して、兄貴のエロビデオまで見て研究したっていうのに。今更やめる?
冗談じゃないわー。覚悟してくださいねー? 監督ー」
新開のシャツを肌蹴させると、今度はズボンのジッパーに手を掛ける。
「琴南さん!」
奏江は長い髪をかき上げ、耳へとかけた。それから下着の中に隠れていた新開のモノに手を添えて、
いきなり美しい唇で咥えた。
「待て、おい」
男が逃げないようにと後ろ向きになった奏江は、丸い腰で仰向けになった男の胸を押さえつけ、
彼自身をしゃぶり出した。ちゅっくちゅっく。少しざらついた感触が、新開を刺激する。
「やめ、なさい」
酔いが回っていて力が思うように出なかった。
「やめて、いいんですかー? 監督のすごいことになってますよー、直立不動になってまーす」
くすくすと笑いながら、奏江は新開をちゅうちゅうと吸い上げ、顔を動かして上下に扱く。
お気に入りの玩具を見つけたかのように、懸命に愛でようとしている。
「気持ちイイー? ねー気持ちイイー? やだ、ぴくぴくしてる〜。
ビデオじゃモザイクだらけでわからなかったけど、そっかー、こうなっているんですねー。
あ、あれも試してみよう?」
奏江はまるでおままごとでもするかのように嬉々として、自分のブラウスを脱ぎ始めた。
ブラを外すと、たわわな胸が零れ落ちた。その豊満な胸の間で新開の反り返ったモノを挟み込む。
「ええっと、確かー?」
柔らかな肌が新開の硬くなった中心を包み込み、揺れ動いた。
「ほら、どう?」
(……くっ! 俺は何をされるがままになっているんだ!)
少女の身体を押しのけようとするが、彼女がそれを許さなかった。
4069:2006/09/26(火) 03:00:44 ID:tXKvGJ4H
両胸を挟む手に力が込められる。新開を捕らえて離そうとしない。
起りつした先端はちろちろと舌で、舐め上げられる。なんとも柔からかな感触に新開は呻いた。
「監督今イキそう? イきそうなんですかー? 顔射? 顔射なの〜? ほらほら脈打ってるわっ、
私ってすっごーい、もっと? もっと?……なっ!?」
笑い続ける少女が急に、声をひそめた。
新開が、奏江のスカートの中へと手を差し入れていたのだ。
「ん……いぁっ」
湿った下着を指先で撫で上げていた。触るか触らないかのぎりぎりのラインで秘処に触れていたかと思うと、
奏江のショーツをずり下ろして、指を少しずつ入れた。
「やっ……なっ……」
奏江の動きが完全に止まった。
「ほら、動け。さっきまでの威勢はどこに行ったんだ?」
力が抜けたのをいいことに、新開は奏江の腰を持ち上げ、彼女の花芯に唇を寄せた。
「匂いが少しきついかな?」
「はぁっ……や、やだっ、嗅ぐなんて……」
「腰を突き出して、君が誘ったりするからだろう?」
舌を差し入れ、れろれろと掻き混ぜる。柔らかい微細な感触に、奏江は首を竦めた。
「いぁっ、はぁっ、んぅ」
「さぼってないで。俺をイカせるんじゃなかったのか。せっかく練習をしてきたんだろうが。
女優魂はどこへ行った」
40710:2006/09/26(火) 03:01:36 ID:tXKvGJ4H
新開の挑発に、奏江のスイッチが入った。覚悟しなさいとばかりに胸を押し付け、新開を陥落しようとする。
丁寧に丁寧に胸で擦り合わせて、男を絶頂へ導こうとする。新開の震える吐息を聞いて、再び口で愛撫を始める。
ただし、先程までの余裕は彼女の中に残されてなかった。顔を赤くし涙目で、快楽を追い求める。
新開もどこまで彼の理性で動いているのか、奏江の花芯に果物を食べるように喰らいつく。
「こんなに、たらたらと涎を垂らして……いやらしいな……君が男に溺れてどうするんだ? もっと
俺をやり込めないと駄目だろ。それとも普段はクールな顔をしてて、下着の中は常時濡れているのか?
ああ、ここ、強くしてやろうか? …ん。君のちょっとしょっぱいな」 
「あぁんっ、やっ……そん、な、味を確かめないで、くだ…さい、私は普通の、高校生、
女優、ですっ、しかも……や?! 犬みたいにべろべろ舐めな、いでぇ、なに、ぁっ、ん、んぅぁ、
だめったら……っ、いやぁ…きつ、い、吸わないでよぉ……もー、いやぁっ」
「ここは台詞の羅列じゃなくて、アクションで観客を魅せなければいけないだろう? 俺を翻弄してみなさい」
新開は、奏江の腰を自分の顔の前に抱え込んだ。
「ひぃぁっ……な、に?」
少女の赤く腫れ上がった肉芽を指で揉み出す。実験でも繰り広げているかのように、淡々とした
表情でその割れ目へも指を差し入れる。舌よりも強い刺激に、少女は首を大きく振った。
「だ、だめ、そんなの……私は、娼婦なのよっ?! ……や、やめてぇ……ぁあっ、はぁっんっ、いやぁっ
私が、私がぁ……するぅ…」
奏江は、突き出した腰をゆらゆらと動かす。それでも『高慢な娼婦』であることに拘っているのか、
男を振り返り、上気した顔で唇を噛んで耐えている。
(ちゃんと誘えているじゃないか)
新開はスカートだけを辛うじて身に纏った彼女の姿に、ほくそ笑んだ。
(だが)
新開が命じると、奏江は命令通りに再び彼自身を扱きだした。表情こそ見えないが、黙々としゃぶり続ける様子はわかる。
「正面向いて、俺の上に座って」
念のためにとコンドームを奏江の手で被せさせた後、彼女の身体を引き寄せた。
一方、新開の肉欲をまざまざと見せ付けられ、彼がリードして行為を強いられたことに屈辱を感じたのか、
これから初めて性交することになるのだと怖気ついたのか、奏江の腕には力がこもる。
「跨るんだ」
「い、いや」
「俺を納得させるんじゃなかったのか」
「でも、こんなの」
40811:2006/09/26(火) 03:02:36 ID:tXKvGJ4H
奏江はぎゅっと目を瞑り、天井を向いた新開のモノへと自ら腰を下ろしていった。
先端が入った時点で、恐ろしさに拳を震わせる。
「俺は何もしないぞ」
奏江は顔を背けながらさらに身体を沈めこみ、半ば辺りのところで腰を回した。
圧迫感と痛みで少し冷静さを取り戻し、絶対に目の前の男を這いつくばらせてやると歯を食い縛る。
「男を憎んでいても、全面に出すな。どういう役柄か忘れたか」
新開の言葉に、奏江ははっとして微笑んでみせた。彼の両手を取り、自分の胸を掴ませる。
「『私が欲しいんでしょう? どうしたの、婚約者に遠慮しているの? うぶな彼女にはわからないわ。
今夜は二人で楽しむのよ、今夜だけよ。さあ、私をめちゃくちゃにしなさいな? ほら』」
奏江の目は淫靡な『娼婦』の目になっていた。脚本通りの言葉に、新開も主人公の台詞を返す。
「『僕が愛しているのは君だけだ。君に出会ってしまった時からもう決まっていた。もう』」
「『可愛いこと』」
そこで、奏江は男の上で腰を打ち下ろした。
役に入っていたためか、自分が処女であることも一瞬忘れていたのだ。
「はぁっん?! あっ、ぁあっ」
衝撃に、息を呑む。それでも主人公を虜にしようと腰を動かした。
「いっあぁっ、あっ、……んぅっ、あっ、あっ、だ、だめっ……」
苦しみに素が出て、新開の両肩を力いっぱい握ってしまう。台詞も出てこない。
新開は奏江の胸を揉んだ。たぷたぷと上下左右と揺れる胸から時折手を移し、腰から背中へかけて撫で上げる。
「ひぃあっ……」
奏江の腰の動きに合わせて、背中に何度も手を這わせてみる。
(この子、ココが弱いのか)
苦悶の中にも彼女の一瞬の快感を見抜いて、新開はにやりとした。
律儀に男の快楽を引き出そうとする奏江を繋がったまま抱えて、ベッド脇にある机から備え付けの羽根ペンを
取り出した。新開の動きで衝撃が深まったのか、奏江は呻く。
しかし羽根で背中を擽られると、それもわずかだが吐息に変わった。
40912:2006/09/26(火) 03:03:31 ID:tXKvGJ4H
新開はベッドの端に座り、奏江を正面に抱えたまま注挿を続けた。
奏江がイイ動きをすれば、羽根で彼女の背中を刺激した。それを知ってか、奏江は腰を大きく
グラインドさせたり、細かく動いたり、スピードを変えたりして、新開の与える快感を欲した。
「はぁっん……うぅんっ……あぁっ、ああっ……」
男は少女の胸の谷間にキスをし、吸い上げた。
「えっ? あっ」
反射的にのけ反り、ベッドから落ちそうになる。不安定な体勢に、思わず新開にしがみ付いた。
「せっかくいいものを持っているんだから、ココも開発しようか?」
動きを止め、羽根を背中にさわさわと添わせると同時に、硬く震える乳首に舌を這わせる。
唾液を染み込ませるような様子で、胸の尖りに舌を巻きつける。
だんだんと胸は、新開の唾液で光りだした。キスの跡があちこちに残る。
何度も同じことを繰り返している内に、乳首をねぶるだけで奏江の花芯が新開を締めつけるようになった。
次に、ペン先で奏江の乳首をコリコリと撫でた。
冷たさと硬質な感触に首を竦め、きゅっと新開のモノを奥へと引き込む。
新開は面白そうにコリコリ、コリコリと乳首を攻めた。桜色の乳首はインクのために黒く染まっていく。
胸の尖りの陥没した中で、ペン先を細かく左右に震わせた。
「ぁっ、ぁあっ」
そして奏江は嫌がるどころか、また腰を小刻みに動かし出した。
「あんっ、あぁんっ……監督ぅ」
新開はペンでしばらく愛撫を続けていたが、やがてそれを投げ捨てて、
直接指先で胸の尖りを弾き、彼女を突き上げてやる。
41013:2006/09/26(火) 03:04:27 ID:tXKvGJ4H
「ぁっ、はぁっ……やっ、『まだ、まだよ。こんなんじゃ足りない』……んぅ……はっ……」
無意識の内に頭に叩き込まれた台詞が出ていた。
「じゃあ、満足するように心掛けよう」
新開は、奏江の腰を引き寄せ、ベッドのスプリングを利用してさらに大きく突き上げた。
「なっ……あっ、あぁっ……あっ、あっ、あっ、あっ、な、……に? ぁっ……やぁっ、はぁっん……っ」
「ああ、いい具合にほぐれてきたね」
乳首を摘まれて、打ち付けられる。乳首を摘まれて、打ち付けられる。その間隔が短くなり
奏江も自分の動きを早めた。奏江が上下する度、ぐちゅぐちゅ、ぐちゅぐちゅと淫猥な音が流れ出す。
中心を黒く染められた大きな胸は、激しく動き回る。カーテンを閉めずにいた窓に、二人のまぐわう姿が
はっきりと映し出されていた。
「ぁあんっ……んぁ……、やっ、いやぁっ……そ、そこ、そこがイイ……っ! きてぇっ……きてぇっ
…監督ぅ……はやくぅ……ココ、ココなのぉっ……」
「さすが、淫らな娼婦だっ、ほら、コレがいいのかっ?」
「うん、うん、ソレなのぉ……」
新開が突き上げる度に奏江は何度も何度も頷く。
「あっ、ぁあっ? い、……ぁぁっ」
「んっ」
「やぁっ」
突然、少女は男の上でがくがくと震えだし、とろんとした目をして果てた。
男も、ぶるりと身を震わせていた。
「……んんぅ……『もっとぉ、もっとよぉ』、ぁあっ……はぁっ、『はや、く』……ぁあっ、はぁっん」
半ば気絶しながらも抱きつき、台詞を続けている。腰もゆらりゆらりと揺れている。
(及第点。だが男を誘えていても、君は男を落とす娼婦であって、落とされちゃいけない役なんだがね)
新開は、意識を無くしながらも自身を締めつける奏江の花芯の余韻を楽しんだ。
41114:2006/09/26(火) 03:05:20 ID:tXKvGJ4H
朝だった。
奏江は二日酔いのためか、頭を抱えていた。
「大人をからかうもんじゃなかったね。酷い目にあっただろう?」
(自分であんな状態の彼女を喰っておいて、俺もたいがいだな)
本当は本番までするつもりはなかったのだが、途中から抗えなくなった。
「新開監督。やっぱり私、この役向いてないのかもしれません」
新開は目を見開く。
(それが仮にも男女の関係になった朝に言う台詞か? なんてきっぱりしている子だ。
いや、そもそも俺のことは恋愛対象としては、範疇にないということか)
「本当に大丈夫なのか。好きでもない奴相手に、虚しかっただろう」
「映画でも私は主人公を憎んでいる役ですから、好都合です。ただ、恋愛感情ははっきりいってありませんが、
今でも監督のことは尊敬はしてますから、気にしないでください。
それに撮影に、私情は持ち込むつもりも毛頭もありません。監督も今まで通りにしてください」
気だるそうな顔をしながらも、瞳の色は強かった。
(いい根性している。この子に惚れるなんて厄介だろうな。でも初めてがコレで精神的に大丈夫か)
奏江は気の抜けた表情で、再びうつ伏せていた。
新開は罪悪感で、胸が痛み出していた。いつの間にか、彼女に嘘はつきたくないと思った。あくまで彼女は
作品を作るもの同士、対等でありたいと望んでいる。
「琴南さん。君のシーンをカットしたのはね、あまりやり過ぎると、観客がかえって引いてしまうからだ。
いくらリアルでもね。いや、リアルだからか。
先日の濃厚なキスシーンだけで君の魅力は十二分に伝わると判断したからカットしたんだ」
奏江は、がばりと起き上がる。ふるふると裸の肩を震わせ、口をぱくぱくさせる。
(そ、そんなこと、さ、最初からそう言ってよね!? 何のために私は)
「私は私は……んもー、監督の馬鹿! いやっ、信じらんないっ」
少女の目に初めて涙が滲み、新開は彼女の肩を抱き寄せた。
「すまなかった」
41215:2006/09/26(火) 03:06:05 ID:tXKvGJ4H
ひとしきり泣いた後、新開が今度はパッケージをよく確認したミネラルウォーターを差し出した。
「ところで、さっき君のケータイが鳴っていて出てしまったんだけど。君のお姉さんらしい人が出て、男と
一緒にホテルにいると感づかれた。その後、君のお兄さんらしい人が出て、首洗って待っていろと怒り出した」
「それで」
「待っていると答えた」
奏江は冷や汗を流している。
「まさか、この場所を教えては」
「教えたさ。二人でホテルを出て写真を撮られるわけにもいかない」
「な、なんてことを!」
これからホテルで起こる騒動を想像して、こめかみを押さえる。
「監督、……いち早くここを立ち去ってください。今すぐに!」
「いや、君が家族と一緒に出て行くのを見届けなくては安心できない」
「あいつらが来たら、大スクープにされますよ?!  映画の話題なんて吹き飛んじゃうんですよ?!
私もおしまいだわ! 監督も大事な映画をスキャンダルまみれにしたいんですかっ!」
新開は聞いているのか聞いていないのか艶然と微笑み、奏江の太腿を撫でた。
「……や、やめてください? 監督。もう演技は」
「演技ではなくて、ベッドの上に、君を一人残していくのも惜しいと思って」
「は?」
「お兄さんたちが到着するまで、時間はある。ちゃんとしたくない?」
奏江は手をついて、ベッドの上を逃げた。
「わ、私はもう……」
嫌悪感はないが、困惑する少女の顔があった。
「駄目?」
「は、はい」
(まいった。本当に、恋愛感情はさっぱりなんだな)
新開は肩を竦め、中年男の片思いの始まりの予感に苦笑し、奏江の頬に唇を寄せた。
「では、将来の大物女優に敬愛を込めて」
「は、え?」
薄い唇が肌をかすめる。
子供らしい初々しいやり方に、奏江はしばらくベッドの上で、昨夜以上に顔を真っ赤にしていた。
(な、なに? 私、一体なんなのこの動悸は〜?!)
琴南奏江、彼女の春ももうすぐかもしれない、秋の日の朝であった。
413名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 03:07:04 ID:tXKvGJ4H
最後無理矢理さわやかな朝で終わらせました、どこがさわやか?_| ̄|○ il||li
蓮キョはラブラブにできるのに、
モー子さん&新開監督は内面熱くても、やはりクールなイメージがあってこれが限界でした。
甘甘に羽目を外した二人は、書けんかったです。
原作では腫れた惚れたの関係以前に、まだ対面もしていないのに、勝手にカップリングしてしまい
また、これは新開監督じゃないと思われた方すみません。新開監督は書いてても謎の人でした、はい。
それでは、長々とお目汚し失礼致しました。
しばらく皆様の萌えで充電をさせて頂きます。神待ってます(・∀・)wktk
414名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 03:23:32 ID:2g+OJpPE
リアルタイムで読めて、トクした気分。
モー子さんの役者バカっぷりと監督のクールさとが、らしくてよかったです。
「事後」に惹かれあうというのも、萌える展開ですなー
415名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 04:13:37 ID:os67jJnU
GJ!なかなか面白い展開だったよ!
心情もキャラ的にしっかり掴めてて良かった。
そして大人な魅力の監督エロス(*´Д`)ハァハァ
蓮キョにもこの調子であおって欲しいよ。
休載つらいから自分もこのスレで萌えを補給。
416名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 20:05:12 ID:f1G7+JQP
これはこれでアリなカップリングだと思う。GJ!
自分はエロだけのSSよりストーリー性のある話が好きなので
たっぷり堪能させていだきましたハァハァ(*´Д`)ハァハァ

たまには蓮キョ以外をつまみ食いするのもいいね!
417名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 20:42:26 ID:KsTaQvpF
モー子さんって必死で意地っ張りで妙に大人っぽいようででもピュアなところもあるね。
そこらへんうまく出ててすごいと思ったよ。

ところで濃厚なベッドシーンとまではいかなくても萌えるラブシーンってどんなのだろ。
やはりキス絡みですかね。
クレパラの時みたくキョーコが窓際に座っててキスってのも身長差を考えるとちょうどいいな。
誰かにオーイオーイと探されているのに隠れてキスってのや
最初はとまどいがちだったのに徐々にディープってのもいい。
またはキスがなくてもあすなろ抱きや隠れてテーブルの下で手を繋いじゃうとか…

と延々妄想しているところですが他に萌えラブシーンなシチュはないですか(*´Д`)ハァハァ
418名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 20:49:55 ID:X/h4aKXK
>>397
GJ!
モー子さんが色っぽい。
モー子さんがエロいことすると、何だか意外で、ドキドキする。自分女なのに興奮する。
監督の大人の男の魅力にクラリときた。かっこいい。
419名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 21:07:08 ID:PmUaV8F0
>>417
萌えシチュとはちと違うかもしれんが、二人の身長差ネタで、
キスする時キョーコがうんと爪先立ちになって、
蓮の首にしがみついてるのとか、私的には萌えるかも。
そのまま蓮がくるくるキョーコを振り回したり(分かる?)
後、唇以外の所にキスするのとか、頭のてっぺん辺りにチュッとか、
座ってるキョーコ(ミニスカ)の前に跪いて、
脚(ふくらはぎ辺り)にキスとか・・・・変態でスマソ。
420名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 21:37:13 ID:X/h4aKXK
>>419
>座ってるキョーコ(ミニスカ)の前に跪いて、脚(ふくらはぎ辺り)にキス
だんだんと上(ふともも、秘所)の方へ…私も変態

萌えシチュかぁ。キョーコと蓮が名前で呼び合うようになったら萌えるなぁ。
全然エロじゃないけど。
421名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 22:34:45 ID:ivKtURCF
GJGJ!
モー子さんエロい(*´Д`)
クールな監督にモエス。監督が乱れるとこみてみたい。
この2人いいなぁ。エロいし、お似合い。

萌えるシチュ。うーん…。
高校の制服を着てるキョーコとエッチは?
…変態、てか犯罪?
422名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 23:03:46 ID:Gt55f+97
モー子さん楽しみにしてたよ。
監督なかなか強情ですな(*´Д`)

萌えはキョーコ全裸で蓮はきっちり服着てる状態がいいな。
>417さんのあすなろ抱きされながらキョーコを喘がせて欲しい
言葉責めしながらがなおいいな
423名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 00:15:55 ID:URAOWwi3
前に映画で見た「女が男を縛る」がちょっと萌えだった。
縛るといっても手だけで、女性がキスとかするだけでソフトなの。非SM。
たまには積極的なキョーコとされるがままの蓮もいいなと…
424名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 00:40:47 ID:sC1qunpS
>>423
>積極的なキョーコとされるがままの蓮
思い出した、前スレでなんかあったぞ。
熱を出した蓮と看病するキョーコ。
着替えさせようとしたとき、蓮の下半身が反応しちゃって、赤くなる2人。
キョーコが下半身を愛撫し始めて、あわてる蓮。
蓮は、風呂に入ってないからやめさせようとするが、キョーコは「私にまかせて…」
少年のように喘ぐ蓮、そんないつもと違う蓮が、かわいくて愛しくてたまらないキョーコ。

ってよく覚えてるな私。前スレの内容、そのまんま勝手に書いちゃったよ。
よかっただろうか。前スレのひとスマソ。いいネタなのでもったいないと思って。

萌えは、シャワーを浴びてるところがいいな。
425424:2006/09/27(水) 00:49:10 ID:sC1qunpS
シャワーは、2人で浴びてるよりも、個々で浴びてる方が萌える。
って、それじゃラブシーンにならない…orz
426名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 01:04:35 ID:+U2tjXsT
バスルームのなかでシャワーブースが独立してて、
ガラス張りの個室状態になってるホテルに泊まったことがあるよ。
そんなのならどうかな?
427名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 03:09:47 ID:2R+1sDom
ソファーに座って映画を見る二人
ちょっかい掛ける蓮、
悪戯をうるさがって蓮のベルトで
後ろ手に両手を縛ってしまうキョーコ
そのまま膝の上で映画を見ていたが
いつにない状況で硬くなってる蓮をみて
むくむくと悪戯心が湧いてきて…


やっぱり最後は返り討ち?w
428名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 19:07:32 ID:581zQAVs
されるがままの蓮も萌エス(*´Д`)ハァハァ
ちょっと上にあったキョーコにキスされるがままってのもよかったね。
しかし自分はキョーコ攻めになるとなぜか書けず断念…orz
429名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 22:42:28 ID:wiF1NoVs
突然質問で申し訳ないのだが、以前の作品で、蓮とキョーコがマンションの
ベランダでHしてて、それを松が見てしまうってシチュエーションがあった
と思うのだが、保管庫から見つけられない・・・

どこかわかる親切な方教えてくだされ。それにしても見つからないと
余計に読みたくなるのはなぜだろう。
430名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 22:44:41 ID:+U2tjXsT
「@裸エプロン」っていうのだと思う
431名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 23:05:00 ID:2k83cA10
>>429
すごかったよねあれ(*´Д`*)

他作品も良作揃い。神様、いつもありがとう(*´∀`*)

そういえば、このスレ、すっかり変態道を極めたよね。
変態話に関しては、もう、どんな話がきても驚かないかもしれないよ、私。
432名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 23:30:06 ID:sC1qunpS
萌え話、うーん。
全然関係ない話になるかも。

ありえない話になるんだけど、
同じ歳のキョーコ(17歳)と蓮(17歳)とか、コーン(12歳くらい?)とキョーコ(12歳)とか。
年上のお姉さんになったキョーコ(25歳くらい)と蓮(20歳)とか、キョーコ(17歳)と蓮(15歳)とか。
さらに年上になった蓮(26歳)とキョーコ(17歳、ピチピチ)とか、蓮(28歳)とキョーコ(20歳、女盛り)とか。
年齢差によって、雰囲気変わるかなと思って。
433429:2006/09/27(水) 23:35:12 ID:wiF1NoVs
>>430、431
うわ!見つかったよありがとう!!
最初裸エプロンしてるっていう設定をすっかり忘れてたよ

どの作品も好きだけど、やっぱり私は蓮とキョーコがラブラブで
松が悔しがったり見せ付けられて興奮してしまったりっていうのが
一番萌えるな
434名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 23:39:41 ID:VAny3QGn
年齢差、身長差、敬語に萌えていたからあまり考えたことはなかったが、
あえて「蓮」呼びでタメ口にしたりするだけでも雰囲気違ってくるだろうね。
人前では敬語、ふたりだとタメ口、だったらなお良し(*´Д`)モハァ
435名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 23:46:18 ID:sC1qunpS
>>426
それいいね。私のイメージと>426さんのイメージは同じかなぁ。
それって、バスルームには2人で入るってことかな?
シャワーを浴びている蓮の背中にドキドキしたり(キョーコ)、
シャワーを浴びているキョーコの白い裸体にドキドキしたり(蓮)?
436名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 23:59:48 ID:VAny3QGn
ガラスで仕切られたシャワールーム…

「ちょっと敦賀さぁん…っ…これって…ついたての意味、ないんじゃないですか?!」

見られることにも見えることにも恥ずかしくてたまらず
キョーコはシャワーから熱い湯を出し続けたまま両手で顔を覆ってしゃがみ込んでしまった。

「キョーコ大丈夫?のぼせるよ」

確かに必要ないよね、と言いながら蓮はキョーコのシャワールームにやってきた。

--------
だめだ、自分が妄想するとガラスの意味が全くなくなってしまうw
437名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 00:03:07 ID:M5ZYUEfN
>>436のIDからバニーガールのキョーコを妄想しました(*´д`*)ハァハァ
過去スレでもちょっとあったかもね<バニー
438名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 00:11:38 ID:X0zj172H
>>436
>ガラスで仕切られたシャワールーム…
曇ったりするかな。
曇ってて、はっきり見えないところがそそられるとか。
439名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 01:11:19 ID:I+COhNTx
426ですが、シャワーブースは電話ボックスをもっとゆったりさせたくらいのサイズで、
シャワーで濡れるからあんまり曇らなかったです。
そしてバスからちょうど見えるくらいの位置にありましたw
女友達と泊まりに行ったんだけど、なんだか気まずい感じがして妙な笑いが出ましたよ…
ガラスに押し付けられる裸体は萌えかも。
440名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 01:37:37 ID:HE3J6QZC
シャワーシーンのイメージを膨らませていたら、”サイコ”になってしまったorz

自分は誰かに見られる・聞かれる話に萌える。
社さん、光君、松以外にも、共演者やスタッフ、ファンに見られるのもいいと思う。
441名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 01:59:50 ID:I+COhNTx
共演者やスタッフ、ファンに見られる…それすごいね。
恋するハニ○ミに出演してどんどんマジになっていく二人がちょっと浮かんだ。
本当にまずい部分はぐるになったスタッフが気を利かせてカットするとか。
無理かorz
あとは舞台の濡れ場を本気でやる、くらいかなあ…
442名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 06:07:46 ID:juIEaJeF
>>441で妄想。

ハニ○ミに出演したふたり。
実はつきあっているとはいえカメラ前でラブラブを見せ付けられるという状況に蓮は上機嫌で絶好調。
キョーコは蓮の気障なエスコートはいつもどおりとはいえ見られていることに恥ずかしくてたまらず。
しかしようやく少し楽しみ始めた頃でもうデートは終盤。

最後の指令は耳元で愛の言葉を囁く、というもの。
キョーコからどうぞ、と届くようにしゃがむ蓮。
真っ赤になりつつも蓮の肩に手を置き、小さな声で「好き…」と耳元で囁くキョーコ。

パチン。蓮、ずっと抑えていたがそれでスイッチが入ってしまう。

キョーコの後頭部をしっかり支え逃げられない体勢にしたところで
「キョーコ、愛してる」
と囁き首すじに吸い付き始める。

「ちょっと…っ…ダメっ!敦賀さんっカメラ…カメラ回ってます!」

当然マイクは焦って制止するキョーコの小さな声も収集。
もう聞いちゃいねー状態でエロいキスを続ける蓮にスタッフ赤面呆然。

そのまま熱愛発覚につながり、蓮はキョーコに叱られる。
オンエアではカットされるかと思っていたキョーコだが、
熱愛報道もあってオンエア前に話題沸騰、
そのまま放送されてものすごい高視聴率を記録してしまう。

キョーコ激怒。蓮とスタッフほくほくw
443名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 12:23:51 ID:xDDy8jtA
前大正リレーしたけど平安もいいかも。
光源氏みたいに流れるように誘惑する蓮が見たいw
444名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 13:00:41 ID:WJfkF5dI
平安と言うと在原業平の詠んだ歌に、幾つか蓮っぽいのがあった。

きみにより思ひならひぬ
世の中の人はこれをや恋といふらむ

(通釈)あなたのお陰で知る様になりました。
世の中の人はこれを恋と言うのでしょうか。

思うにはしのぶることぞ負けにける
逢ふにしかへばさもあらばあれ

(通釈)あなたを慕う気持ちの方が人目を憚る気遣いより勝ってしまった。
逢うことと引き換えにするなら、どうなろうと構うものか。

業平も蓮も当代きってのいい男という共通点もw
となると、キョーコは藤原高子か?(又悲恋じゃんw)
そういえば、以前ヅ○で業平の話やった時、業平と高子が駆け落ちする
場面があって、業平が高子をおぶってやりながら、
「怖くありませんか?」
「いいえ、少しも・・・・業平と一緒だから」
というやり取りがあったんだが、蓮とキョーコが演るのを想像したら倍萌えた。
何か、エロパロらしくないレスでスマソorz
445名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 13:10:26 ID:xDDy8jtA
すごい短歌、ぴったり!ほかにも色々ありそうですね。百人一首とかでも。

ところで連投ごめんなさい。
萌えが止まらなくなって、源氏なあらすじできてしまいました。

当代一の貴公子蓮は、ある日通りすがりの寂れた屋敷で衰弱した姫に出会う。
母が身分の低い女だったために隠されて育った姫は、
いつまでも迎えにこない父を呪い、力を使い果たしていたのだった。
姫の境遇に同情した蓮は彼女を引き取り、美しく育った彼女に恋をする。
しかし心に傷を負った彼女は容易になびかず、虚しい未遂の日々。
ようやく姫も蓮の真心にほだされはじめた頃、姫が倒れる。
蓮に恋する女の呪咀を受けたのだった。
必死に姫を抱いて守る蓮の心が呪いに打ち勝ち、二人はようやく結ばれる。

…見てのとおり、六条と紫の上と空蝉と夕顔のチャンポンですがorz
こんなのをすごく読んでみたいです。
自分じゃ長くて難しくてとても書けそうにない…神様…
446名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 21:15:50 ID:WJfkF5dI
>>445さんの粗筋、凄く素敵(*^_^*)
でも、私の文章力じゃちょっと追い付かない・・・・すみませんm(__)m
その代わり別設定で、とりあえず2レス書いてみたんですが、
大正の時みたいにリレーにした方がいいでしょうか?
時間を物凄くかけたら、仕上げられそうではあるんですが。
(でも、十二単衣ってどうやって脱がすのかとか
分からなくてちょっと行き詰まり気味w)
447名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 21:23:26 ID:PrWnoeQY
「キョーコ!」
富士テレビの一角。
人気の少ない階段の踊場で、恋人を待っていた私の前に現れたのは、
「……っ!ショータロー」
恋人の敦賀さんではなかった。
「なんでアンタがここにいるのよーっ!」
せっかく敦賀さんに会えると思って、うきうきわくわくドキドキしてたっていうのに。
こんなヤツに会うために、わざわざ人気のないところに来たわけじゃないのに。
「お前こそ、わざわざこんな人気のないところで、何してるんだよ?」
「アンタに関係ないでしょう?」
訊かれた内容には答えず、冷たく言い放つ私に構いもしない。
「お前、あの噂、ホントなのかよ?」
相も変わらず、自分の事が優先のようで、ぽんぽんと質問ばかりが飛び出した。
「敦賀蓮と付き合ってるって、ホントかよ!?」
そういえば、業界人の間で噂になってるって、社さんが言ってたっけ?
「おいっ!何とか答えろよ!」
「うるっさいわねーっ!私が誰と付き合おうが、アンタに関係ないでしょっ!」
いい加減、鬱陶しくなってきて、ショータローに怒鳴り散らした。
「はっ!何だよ、お前。マジかよ」
ショータローは、鼻で笑った。
「付き合ってるのは、本当よ」
448名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 21:24:50 ID:juIEaJeF
リレーにするかは>>446さん次第だと思うよ。
時間かけても書きたいならそうしたらいいし
書けないリレーにしたいってならそれもアリだし。
リレー楽しかったからまたあればそれも良し。
自分も書けたらまた参加する意思もあるしそういう職人さんもいるんじゃないかな。
449447:2006/09/28(木) 21:25:52 ID:PrWnoeQY
うおっ。すいません。
レス貼ろうと思って、レスとは違う書きかけのものをはってしまいました。
忘れてください。

>>445
すっごい素敵な設定ですね。
450448:2006/09/28(木) 21:28:05 ID:juIEaJeF
>>449
ちょwww豚切ったかと思って逝きかけたらw
すでに萌えて忘れられんよw
続き待ってる( ゚∀゚)=3
451447:2006/09/28(木) 21:43:20 ID:PrWnoeQY
>>450
ホントすいません。
明日の夜までには投下できると思います。
452名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 22:24:39 ID:xDDy8jtA
>>445です。
源氏なあらすじにレスくださってありがとうございます!嬉しいです。
もしリレーで参加してくださるなら幸せです、読みたいです!
ネタはまんま源氏から引っ張ってチャンポンしてあるんで、
ややこしい設定や場面は地の文で軽く流してくださってもいいですし、
別設定でも楽しみです。
よろしければ神様、どうかご参加を…
453名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 22:39:59 ID:FhAu8DeO
>>442
すごく萌える(*´Д`)!
だって、蓮は、演技じゃなくて、素の(キョーコを愛してる)自分
をみんなの前にさらけだしてるわけでしょ。すごく萌える。
演技じゃなく、本気で愛の言葉を囁いたり、エロいキスをする蓮に萌え。
これ、どんなことが起こるか、視聴者に秘密にして放送するってどうだろう。
観た視聴者が「ウソー!」って大混乱。
松がそうとは知らずに(キョーコが出てるから、蓮は気に食わないけど)
その番組を観て、衝撃受けるとか。
興奮してしまた。

>>447
私も忘れない(*´Д`)!マッテル!

平安話もいいねー。
平安時代とか大正時代とか、すごく憧れる。
454名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 23:05:20 ID:WJfkF5dI
>>446です。
えーと、平安物とりあえず3レス程投下してもよろしいでしょうか?
雅びなエロが書けなくて、やっぱり行き詰まりましたorz
一応エロ直前位の所迄は持ち込みましたがw
神様方、何とかお力貸して頂けると嬉しいです。
455名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 23:15:24 ID:X0zj172H
>>448
そうですね。
最後まで1人で書いても、リレーでも、どちらでもいいと思います。
リレーだとしたら、参加する職人さんもいそうだし、
小出しだったとしたら、妄想や意見(>>446さんの、十二単衣ってどうやって脱がすのかとか)
を提供してくれる人もいそうだし。
1人の作品も、また楽しみだし。
どんな形式でも面白そう。楽しみにしてます。
456名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 23:15:36 ID:WJfkF5dI
「京子殿、今宵こそお顔を見せて下さらぬか」

「いいえ、なりませぬ」

時は平安、泰平の世――。
御簾を隔てて一組の男女が向き合っている。
男の名は蓮宮(れんのみや)。その美貌ゆえに当代一の貴公子と謳われ、帝の覚えも目出たかった。
女の方は京子といい、元はやんごとなき生まれの姫であったが、
両親を早くに亡くし、今は数人の女房とこのさびれた屋敷で、ひっそりと暮らしていた。
そもそも蓮宮が京子の元に通う様になったのは、宮中の噂話がきっかけであった。
都のはずれに美しい姫が住んでいるが、その姫はかつて不実な男に
裏切られ、以来男を信じられなくなったという。
姫の噂を聞き付けた数多の公達が屋敷を訪れても、
決して御簾を上げず、つれない態度を崩さない。
その噂の姫君こそが、京子であった。
そうと聞けば、色男の蓮宮も行かずにはおれない、初めは興味本位であった。
しかし、いつしか寝ても覚めても想うのは京子のことばかり・・・。
これ程迄に自分になびかない姫が初めてだからか?
涼やかな声音が彼の恋慕を掻き立てた。
457:2006/09/28(木) 23:16:45 ID:WJfkF5dI
「あ、なりませぬ――!」
気が付くと、蓮宮は御簾を跳ね上げ、京子の寝所に踏み込んでいた。
今迄、その様な真似はしたこともない。
が、身体が勝手に動いていた。
京子は単衣の袖で顔を隠し、肩を震わせている。
「すまない、怖がらせてしまった、ただ、どうしようもなく貴女に焦がれて――」
そう言いながら、蓮宮は頑なに隠したままの京子の顔を優しく覗き込んだ。
「どうか一目でいい、顔を見せて欲しい」

「わたくしの顔など、どうして見る価値が
ございましょう、わたくし等、地味でつまらぬ女・・・・・」

「何故、その様なことを。誰かに言われたのですか」
そこで、蓮宮は思い当たった、京子の心を踏み躙ったという男の存在を。
「私は、その男とは違う」
辛抱強く諭すように、蓮宮は京子に囁く。
「何もかも、忘れさせて差し上げます」
京子の手首をそっと掴み、顔から袖を外させた。
不安気に揺れる瞳が蓮宮を見つめていた。
宮中の姫君達とは違う無垢で可憐な美しさに、たちまち心を奪われる。
「美しい――夢で見たよりもずっと・・・」

「そんな・・・」
恥じらって頬を染める姿が初々しい。
458:2006/09/28(木) 23:17:46 ID:WJfkF5dI
蓮宮は激情のままに京子を強く抱き締めた。
(姫は――その男と契りを結んでいたのだろうか・・・?)
見も知らぬ男へのどす黒い嫉妬が胸に渦巻き、
知らぬ内に力がこもっていたらしい。
「・・・・痛うございます」

「こ、これはすまない」
どうも、いつもと勝手が違う。
蓮宮は腕の力をふわりと緩めた。
しかし、京子は少し身を固くしてはいるものの、
蓮宮の腕の中から逃げ出そうとはしなかった。
拒絶されていない――そのことに力を得て、形の良い唇をそっと吸った。
京子の単衣に焚きしめた香が、ゆらりと立ちのぼる。目の前に蝶が飛んでいる様な感覚に幻惑されて、
蓮宮は京子の舌に自分の物を絡ませた。
「ん、んぅ―――」
触れ合った唇の間から漏れる京子の呻き声に、
いつしか甘い物が混じり始める。
ようやく唇を離すと、京子が堰を切った様に語り始めた。
「・・・わたくし、ずっと怖かったのです――蓮宮様に惹かれていく自分が。
何人もの殿方がこの屋敷を訪れましたが、
あなたは他のどの方とも違います。
わたくしは、あなたの訪れをいつしか心待ちにする様になっていました」

「そうだったのですか?」
京子の思いもかけぬ言葉に、蓮宮は天にも昇る心地になった。
「でも、あなたの浮き名は、都中知らぬ者はいないと聞きます。
わたくしは、あなたに恋して・・・・・又裏切られるのが怖かった・・・」

「私は、決して貴女を裏切りません」
459446:2006/09/28(木) 23:24:44 ID:WJfkF5dI
すみません、ここで力尽きましたorz
後、1レス目番号振るの忘れてました。
続き書いて下さる神様や、何かアドバイス下さる方、お待ちしてます。
他力本願ですみませんm(__)m
460名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 23:29:52 ID:PrWnoeQY
GJ!

十二単は、ホントに十二枚も着てるわけじゃないし、上に掛けてあるものを脱がしたら、後は剣道着みたいな着物と、袴からなるものだったと記憶してるが……。
(袴はスカート状)
蓮は、直垂でいいのかな?
宮さんだから、皇族だもんね。
461名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 23:32:25 ID:X0zj172H
うわゎごめんなさい。遮ってしまいました。
>>454さんGJです!雰囲気がいいですね。
色男の蓮が、キョーコに夢中になる様がいい。(*´Д`)
キョーコもかわいい。幸せに慣れていないところが愛しい。
462名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 01:49:33 ID:j3l+xt89
445です。
平安ものキター!>>454さんGJです!
蓮宮様って名前も萌え(´Д`)
ありがとうございました。
463442:2006/09/29(金) 04:08:48 ID:hOz/VcNB
>>453
実は昨日その後日談をずっと妄想していたんですけど
エロにも発展せずまさか萌えてくれている人がいるとも思わずwお蔵入りにするつもりでしたが
萌え住民がいらっしゃるならと投下させてください。

>>441さんの妄想に便乗した>>442設定の後日談、2レスの小ネタです。
前述のとおりエロなしでスマソ。
4641/2:2006/09/29(金) 04:10:03 ID:hOz/VcNB
遅めの夕食の後。
キョーコが皿を洗っていると、後ろから蓮がまとわりついてきた。
髪を撫でたり首すじを触ったり…。

「もぉ。くすぐったくてお皿落としちゃいますよ、やめてください」
「しようよ、キョーコ。そんなのあとでいいから」
「ん、ダメです。あとでなんて言ってたら朝になっちゃう」
「明日でいいよ」
「だぁめ、待ってください」
「待てない。今すぐがいい」
「んもぅ。なんでですかぁ」

ようやく振り向いて諭すように叱ると…
いつもなら強引にくるはずの蓮が、「理由なんかないけど」と目を逸らした。

「…なに焦ってらっしゃるんですか?」
「…なにも」
「どうして今、目を逸らしたんですか?」
「逸らしてなんかないよ」
「いいえっ逸らしました!何か隠し事―――」

そこでキョーコは思い当たった。
この前の二人の公開デートの放送時間である。
キョーコはエプロンをつけ濡れた手のままテレビに向かって走り電源を点けた。
ちょうど遊園地の観覧車から降りてくる場面だった。
間もなく最後の問題のシーンだが…

「ねえ敦賀さん……これ、差し替えられて放送されるんですよね?」

―――最後、耳元で愛の言葉を囁く、という予定だったのに、蓮が暴走した。
しかもキョーコの、カメラが回ってますから、の発言が音声で拾われ…熱愛報道となってしまったのだが、
とりあえずその場でスタッフにバレた。
呆然とするスタッフ一同の中で、まず音声さんがつぶやいたのだ。

「あの…どうもあのふたり、実際付き合ってるみたいですよ…」

必死のキョーコの制止に蓮が我に返ると赤面しているスタッフ一同が凝視していた。
しまった、まあ仕方ない、という程度の蓮に対し、キョーコは半狂乱。
必死に蓮とプロデューサーに泣きつき、普通に愛を囁くシーンを撮り直してもらったのだ。
放送ではその撮りなおしたシーンが使われる―――はずなのだが。

4652/2:2006/09/29(金) 04:10:35 ID:hOz/VcNB
「そうだよ、だから見てもつまらないだろ、ほらテレビはいいから、しようよ」
「おかしいです敦賀さん!いつもだったらこういうの、私が嫌がっても見たがるのに!何か隠してらっしゃるんでしょう?!」
「そんなことないよ、ほら、撮り直したほうが放送されてるじゃないか。もう確認したから終わり」

消そうとする蓮を引っ張りテレビから離そうとするキョーコ。

「たしかに…でもなんだか怪しいです!だから最後まで見るんです!」
「見たいの?珍しいね、自ら羞恥プレイなんてキョーコはマゾだなぁ」
「ごまかさないでっ!!」

ひっぱり合っているふたりの前で、番組はスタジオに場面が変わり、久田と中野がキャーキャー言いながらコメントを付ける。

『ちょっとステキーーーー!!』
『敦賀さんって何やってもサマになりますねぇ、もうドキドキしちゃった』
『京子ちゃんも赤くなってかわいいし。この二人、実際に付き合ってるわけでしょ?』
『そうそう、今ので交際バレちゃったんでしょ?独占放送ですよ!
 ―――え?違うの?』

なにやらスタッフが出しているフリップを読み上げ始める中野。

『なになに、今のは京子ちゃんの頼みで取り直したシーンで?実際にラブラブしちゃった本物映像が別にありますぅ?!』
『キャーーーーなにそれっ?!!』
『それVTRあるの?見れるの?』
『見ーたーいー!!』
『なんとぉ、それを今から放送します!見れるのはもちろんこの番組だけですよね』

絶叫する久田+スタジオと共に、テレビ前ではキョーコも絶叫していた。

「キャーーーーーー!!っちょっと敦賀さんっ!!話が違います!!!」
「だって、ヤラセは良くないよ」
「って敦賀さんがOKしたんですか?!!」
「あー……そういうことになる、のかな」
「もうっ…信じられないっ…!!」

テレビでは再度観覧車から降りてきた二人が映る。
キョーコは恥ずかしさに耐えられずテレビを消そうと手を伸ばす…と、今度は蓮がそれを止める。

「なんで消すの?せっかくだから見ようよ」
「イヤですっ!!恥ずかしくて見れません!…ってもうっ離してください!!」
「いいからいいから」

蓮の力に敵うはずもなく、そのままソファまでひっぱられ、結局蓮の膝の上に座らされ無理矢理見せられることになる。
蓮は目を塞いで見ようとしないキョーコの手をはがし、

「ほらよく見てよ、イヤがってる表情もたまらないよね」
「…もうやめてっ…!」
「ちょっと感じてた?いやらしい顔だなぁ」

結局はいつもどおり「羞恥プレイ」で終わる二人であった。
466442:2006/09/29(金) 04:18:50 ID:hOz/VcNB
以上です。
実はハニ○ミ、1度しか見たことないんだ…不自然だったらごめんね(´・ω・`)

>>446
GJ!!
女慣れしていて色男のはずの蓮が夢中になっちゃうっての萌えるよね
御簾に隠れる、袖で顔を隠すってのがまさに平安風味だ(*´Д`)ハァハァ
源氏物語といえば、朝の光で顔を見たら…とあったはずだがキョーコは朝見ても美しいはずだw
一応朝になるまでに帰っちゃうんだっけ。
二度目は夜這いってのもいいな、なんて勝手に妄想。
467名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 19:12:32 ID:RuqhCLpy
>>446
GJ!
>「だぁめ、待ってください」
>「待てない。今すぐがいい」
禿萌えた(*´Д`)ハァハァ
私もハ○カミたまにしか見ないけど、実際には大体全く違ったジャンルとか、
接点無さそうな二人のカップリングが多い気がする。
蓮とキョーコみたいに同じ事務所同士とかって、今迄あったのかな?
468名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 19:22:52 ID:RuqhCLpy
間違えた。
>>466さん宛です。
すみません・・。
469名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 19:38:50 ID:b9QH1Gyl
同じ事務所同士は記憶にないけど、プライベートで仲良し同士が
出たことはあるよ。
ちなみに今回は夫婦で出るらしい。
あと、ガチャガチャでハ○カミおみくじなんつーのがあって、
ハ○カミプランがおみくじみたいになってるの。
プライベートでそう言うので遊ぶ二人も可愛いかなと思った。
470名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 20:53:59 ID:JJa24raR
>>463
GJ(*´Д`*)!
>>453です。
蓮とキョーコのやりとりがかわいいよ。
嘘が上手そうなのに、目をそらす蓮にモエ!
471名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 21:15:15 ID:/A8wJYPj
>>463
GJ!2人のスキンシップに激萌えたよ(*´Д`)

萌えシチュ…すごく変態レスになるけど、今、蓮の目の前でストリップをする
キョーコが浮かんだ。
472名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 23:13:44 ID:eCB5xNKF
萌えシチュはあっても、SSにするって難しいよね。
特に時代物って、時代考証が厄介。
その時代にないものや、変な言葉使いを書いてしまったり…。

十二単は、袴・裳など全て入れれば12枚前後。
総重量は15〜25キロ程度。着るのも脱ぐのもひと苦労w

ちなみに、日本では古来から真名(本名)を呼ぶのは相手を支配することを意味し、不敬とされ、身分の高い人は役職名で呼ぶのが一般的。
だから逆に、真名を教え合う、なんてくだりがあっても萌えるかも。
『敦賀蓮』って芸名(偽名?)っぽいし。
473名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 23:41:21 ID:A+s6pIla
本名マイクだったりしてw
474名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 00:05:43 ID:Ysv8ctPk
十二単って紐一本で袿までバサッと脱げるんじゃなかったっけ?
いざという時男が脱がしやすいようにw
現代の振袖の方が脱ぐのは大変だよ
475名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 00:13:00 ID:NxLyRyI2
昨日うっかり、投下したものですが、投下させて下さい。
長い割に微エロです。
476454:2006/09/30(土) 00:13:20 ID:swcEs5xe
>その時代にないものや、変な言葉使いを書いてしまったり…。

ああ、私のことですか、すみませんorz
和物の雰囲気は大好きなんだけどなぁ。
源氏物語なんかでも、濡れ場等の直接的な表現は無くて、ぼかしてあるよね。
雰囲気を大切に、かつエロく・・・・難しい。
477:2006/09/30(土) 00:16:21 ID:NxLyRyI2
「キョーコ!」
富士テレビの一角。
人気の少ない階段の踊場で、恋人を待っていた私の前に現れたのは、
「……っ!ショータロー」
恋人の敦賀さんではなかった。
「なんでアンタがここにいるのよーっ!」
せっかく敦賀さんに会えると思って、うきうきわくわくドキドキしてたっていうのに。
こんなヤツに会うために、わざわざ人気のないところに来たわけじゃないのに。
「お前こそ、わざわざこんな人気のないところで、何してるんだよ?」
「アンタに関係ないでしょう?」
訊かれた内容には答えず、冷たく言い放つ私に構いもしない。
「お前、あの噂、ホントなのかよ?」
相も変わらず、自分の事が優先のようで、ぽんぽんと質問ばかりが飛び出した。
「敦賀蓮と付き合ってるって、ホントかよ!?」
そういえば、業界人の間で噂になってるって、社さんが言ってたっけ?
「おいっ!何とか答えろよ!」
「うるっさいわねーっ!私が誰と付き合おうが、アンタに関係ないでしょっ!」
いい加減、鬱陶しくなってきて、ショータローに怒鳴り散らした。
「はっ!何だよ、お前。マジかよ」
ショータローは、鼻で笑った。
「付き合ってるのは、本当よ」
478:2006/09/30(土) 00:17:20 ID:NxLyRyI2
私の言葉に、ショータローの顔が少し引きつった……気がした。
「アンタには感謝してるわ。アンタに捨てられなかったら、私は、敦賀さんと出会うことなんて出来なかったから……」
ばんっ、と凄い音がして、私の両手首が踊場の壁に縫い止められた。
ぎりっ、と両手を締め付けられて、ショータローの体の下から抜け出す事ができない。
「いった……、離しなさいよ!」
見上げた私に向けられたショータローの顔は、何だか泣き出してしまいそうに見えた。
「ふんっ。お前なんかに、あの男が本気になると思ってんのかよ?」
鼻で笑って、侮蔑するような笑顔を私に向けて、ショータローが言った。
泣き出しそうな顔なんて、錯覚だったみたい。
そもそも、コイツがそんな顔なんてするわけがない。
「敦賀さんは、アンタなんかより、ずっと誠実よ!」
敦賀さんは、優しいもの。
大切にされてるって、泣きそうになるくらい、実感させてくれるもの。
「お前、バカじゃねぇ?あの男の周りには、すげーイイ女達が選び放題に、いっぱいいるんだぞ?」
そんなコト、アンタなんかに言われなくてもわかってる。
確かに、敦賀さんの周りには、綺麗な女優さんだって可愛いアイドルだってたくさん居る。
479:2006/09/30(土) 00:20:19 ID:NxLyRyI2
「わざわざ、地味で色気のねーお前なんか選ばなくても、あいつの周りにはそりゃあイイ女がいっぱい群がってくるだろーが!」
ズキリ。
ショータローの言葉に、古傷が痛んだ。
「そんなコト……」
地味で色気がないから、コイツに捨てられた、私。
敦賀さんに、大切にされてるのがわかってるのに、自分に自信がなくて、いつか振られるんじゃないかと、いつだって怯えてる。
「アンタなんかに言われなくても、充分わかってるわよ!」
こらえきれずに、涙がぱたり、床にこぼれた。
「お、おい。キョーコ……」
泣き出してしまった私に驚いて、ショータローが手の力を緩めた。
瞬間。
……バンッ。
凄い音がして、目の前からショータローの体が消えた。
「……っ、敦賀さん!」
そこには、ショータローの襟首を掴んで、今にも殴りかかろうとしている、敦賀さんがいた。
「何、人のオンナ泣かせてるんだ?」
だめっ。
そんなヤツ殴っちゃだめ。
「だめです!敦賀さんっ!」
殴りかかろうと振り上げた腕に、飛び縋り、止めさせる。
「離しなさい!キョーコ、こんな奴庇う気か!?」
「違います!」
こんな奴殴ったら、敦賀さんの体に、商売道具に、
「じゃあ、離し……」
480:2006/09/30(土) 00:21:45 ID:NxLyRyI2
「敦賀さんの綺麗な体に傷がついちゃう!」
私の発した言葉に唖然として、敦賀さんは拳を下ろしてくれた。
ショータローも、突然の事にびっくりした顔してる。
「キョーコ?」
「はい」
「何で、コイツがここにいる?」
「わかりません」
敦賀さんに会えると思って、喜び勇んでいたら、知らない間に後ろにいたから。
「……そう」
敦賀さんは、深い溜め息をついて私に向き直った。
唇を私の瞼に落として、舌で涙を拭う。
「おい……、お前ら、俺を忘れていちゃついてるんじゃねー」
睨み付けるショータローを無視して、敦賀さんは私の両手首を手にとった。
「痣になってる」
せっかく綺麗な手なのに、と、痣のついた部分に唇を落としてから、ショータローを見据える。
「君も業界人の端くれなら、体に傷が付く事がどんな事になるか、くらいわかるだろう?」
ショータローを睨み付けて、そう言い捨てた敦賀さんは、私の腰に手を回した。
「てめぇ、マジかよ?」
「何が?」
「キョーコと……」
「ああ、そのことか。本気だよ。残念だね、彼女の色気のある顔が見られなくて」
さらり、ショータローの言葉をかわして、行こうか、と敦賀さんは言った。
取り残されたショータローは、
481:2006/09/30(土) 00:22:33 ID:NxLyRyI2
「キョーコ!お前、俺のコトが好きなんじゃなかったのかよっ!」
思いっきり、自意識過剰で失礼な発言を私に向けた。
ったく、敦賀さんの前で何てコト言うのよ!
「私が好きなのは、敦賀さんに決まってるでしょーっ!」
思いっきり叫んだ私を宥めて、敦賀さんは、ショータローに一瞥、睨みを効かせた。
「失せろ」
一言、低い低い声で、ショータローに告げて、私を車まで案内してくれる。
けど……、
「敦賀さん、怒って……ます?」
やっぱり、嫌な思いしたよね?
「君には、怒っていないよ」
ふぅ、と溜め息をついて、車のドアを開けてくれた。
「どうして泣いたの?」
車に乗り込んで、走らせて、少ししてから敦賀さんが口を開いた。
「奴に、何かされた?」
「い、いえ。手首を掴まれた以外は何も」
「じゃあ、どうして?」
「あの……」
自分に自信がなくて、ずっと不安だったコト。
地味で色気がないから、また、振られるんじゃないかと怯えてたコト。
敦賀さんに釣り合わない自分を恥じて、どうしようもなかったコト。
伝えたら、敦賀さんは押し黙って、何かを考え込んでしまった。
「キョーコ」
「はい」
「今日は君を抱きたい」
482:2006/09/30(土) 00:24:04 ID:NxLyRyI2
そんな風に、敦賀さんが言ったのは初めてで、なんだか少し、照れくさくて嬉しかった。
「今日は、帰すつもりないから。嫌なら、このまま、だるま屋まで送るよ」
敦賀さんと過ごす時間が、嫌なわけがない。
「今日は帰れませんって、だるま屋に電話しときます」

部屋に着いたら、敦賀さんは、シャワーを浴びようとする私を制止して、そのまま、ベッドルームまで連れてきた。
「俺が、どれくらい君のことが好きか、君の躰に、心に、刻みつけてあげる」
そう言って、深い口付けをくれた。
こういうコトをするのは初めてじゃないけど、する、と意識してするのは初めてで、ドキドキする。
キスをしながら、敦賀さんは私の服を、器用に脱がして、ベッドに連れて行ってくれて、全身に唇を落とした。
頬に、唇に、首筋に、髪に、背中に、胸に、手に、脚に……、数え切れないくらいのキスを落として、時々のきゅ、と印をつける。
敦賀さんのふにふにした唇が気持ちよくて、体中が熱くなった。
「キョーコ、好きだよ」
キスの合間に囁く声が心地良くて、体中に印された痕が、敦賀さんのものだと主張しているようで、心が満たされる。
「……あっ、ん」
483:2006/09/30(土) 00:25:01 ID:NxLyRyI2
胸に顔を埋める敦賀さんの舌の感触に、思わず、声が漏れた。
「キョーコ、かわいい」
熱に浮かされたような、敦賀さんの声が、艶めいて、全身が粟立つ。
綺麗な長い指が、私の躰を這いずりまわって、体中の性感帯を刺激する。
敦賀さんが私の中に入る頃には、意識も躰もとろとろに溶けて、
「んっ、すき……。敦賀さんっ、好きっ」
気持ちだけが溢れ出してどうしようもない。
「……っ、キョーコ、俺も。こんなに俺を夢中にさせるのは、キョーコだけだよ」
重ねた肌の温もりに、繋がれた手に、敦賀さんが、私を想ってくれてるのが、すごく伝わる。
「んっ、……敦賀さんっ、好きっ」
私の気持ちも、ちゃんと伝わってる?
不安で……。
口に出さなければ不安で、言葉を吐き出す私の唇を塞いで、
「大丈夫。ちゃんと、わかってる」
笑顔で言ってくれる敦賀さんを見たら、涙が出た。
「泣かないで、キョーコ」
繋がったまま、泣き出してしまった私の涙を口で拭って、
「好きだよ」
囁く敦賀さんの声と同時に、二人で果てた。

「ごめんなさい、敦賀さん」
裸のまま二人、シーツにくるまって抱き合う。
「不安になったりして」
告げる私に、深く口付けて、
「不安は解消された?」
484:2006/09/30(土) 00:25:52 ID:NxLyRyI2
私の顔を覗き込む敦賀さんは、すごく、安堵した顔だった。
「実は、俺も、不安だったよ」
敦賀さんがそんなコト口にするのが初めてで、少し驚いた。
敦賀さんでも、不安になるんだ……。
「一言で君をそんなに、不安にさせるアイツの影響力に嫉妬した」
「敦賀さんでも、ヤキモチ妬いたりするんですね」
なんだか不思議で、そう呟いた私に、そりゃあ俺だって人間だからね、って困ったように笑った敦賀さんは、なんだか可愛かった。
「じゃあ、今度は私が……。敦賀さんの躰に、心に、どれだけ敦賀さんのコトが好きか、刻みつけてあげます」
上半身を起こして、唇を落とした私に、少し驚いた顔した敦賀さんは、
「それは楽しみだな」
くすくすと笑って、私の頬に触れた。

再び、躰を重ね合った後、
「噂になってるみたいだし、記者会見でもしようか」
交際宣言しようと提案する敦賀さんに、素直に、はい、と答えた。
答えを聞いた、敦賀さんは、
「キョーコが俺のだ、って皆に宣言できるって、いいね」
って、ものすごく、ものすごぉーく嬉しそうに、笑った。
485名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 00:26:46 ID:NxLyRyI2
おしまいです。
待ってくれた方ありがとうございました。
486名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 00:33:13 ID:JXcsonDM
GJ!!
すごーーく紳士な蓮でドキドキしました。
変態蓮に慣れてしまったので、心が洗われるよう・・・
記者会見の様子も読みたいです。
487名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 00:35:26 ID:NxLyRyI2
連投すいません。

>>466
二人のじゃれあいがむっちゃカワエエ(*´Д`)
キョーコって、何故か、羞恥って言葉が似合うよね。
488名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 00:40:11 ID:4fZXNoEY
変態もいいが、真摯な連はやっぱりテラモエス(*´Д`)
>ものすごく、ものすごぉーく嬉しそうに、笑った。

(*´Д`)
489名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 00:51:27 ID:ADhV72Y1
GJ
なんだか後半夫婦のような二人に(*´Д`)
原作のイメージに近い

490名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 00:54:55 ID:E+WcrhzV
>>477
GJ!蓮すごくかっこいいな(*´Д`)
初期のクールな蓮と、紳士な蓮って感じだ。
嫉妬する松にも萌えてしまったよ。
491名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 01:13:42 ID:ZTtgeVRT
>>454
GJ!!なにこの切なくて甘い萌え。・゜・(ノ∀`)・゜・。
マイナス思考キョーコと真摯な蓮、バランス取れてていいね。
492名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 12:22:19 ID:3VEUaL32
>>476
自分は>>472ではないが、そういうつもりで書いたんじゃないと思うよ。
被害妄想止めれ。

そもそも、平安時代の本物の話言葉なんてどの記録にもないよ。
小道具や作法の時代考証ならある程度は出来るかもしれないけど、言葉は無理だから。
だから皆、時代小説やマンガ、映画ドラマ等で得たイメージで書いたり読んだりしていると思う。
そんな自分も難しすぎて書けないけど、続きを書いてくれるネ申様がいるといいね。
493名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 15:46:27 ID:W4pHmEwu
>>492
平安時代の言葉に関しては、そこまで気にしなくていいかもね。雰囲気がでてれば。
花魁の時ほど難しく考えなくてもよさそう。

ストリップキョーコイイ…。生唾ごっくんの蓮。
494493:2006/09/30(土) 15:54:38 ID:W4pHmEwu
スマソ、ストリップキョーコは、>>471へのレスです。
495476:2006/09/30(土) 15:55:17 ID:swcEs5xe
>>492
確かに・・・・・自分が投下した中で、言葉使いに
関して少し反省点があったものですから、
(京子の台詞の「でも」を「なれど」か、
せめて「けれど」の方が良かったとか)
つい読む方も気になってしまわれたのかな、と
少し暴走気味にレスしてしまいました、ごめんなさいm(__)m
スレが嫌な雰囲気にならない様、これからは気を付けます。
496名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 15:59:49 ID:ZTtgeVRT
(・∀・)キニスンナ!

ストリップ…果たして最後までさせてもらえるんだろうかw
497名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 18:15:43 ID:tVtt5F3k
絶対蓮は触り始めるよね。
ガマンできたら拍手もの。
498名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 18:22:44 ID:NxLyRyI2
>>456-458
の続きをかいてみた。
1レス。
誰か続きお願いしますね。
499:2006/09/30(土) 18:24:08 ID:NxLyRyI2
「貴方を、信じてもよろしいの?」
潤んだ瞳で見つめる姫に、つい、魅せられる。
「私を、信じて下さい」
思わず、姫の体を抱き締める腕に、力がこもる。
「んっ、苦し……」
「ああ、すまない」
着物に炊きしめられた香の香りに、胸が締め付けられた。
「京子殿……」
「はい」
「貴女の過去に、何があったのかはわかりません。
しかし、私は、貴女に焦がれてやまない。
このまま、貴女と肌を重ね、三日夜の餅を食み、二世の契りを交わしたいのです」
目を、しっかりと見つめて告げる蓮宮に、姫の目が揺らぐ。
「本当に?わたくしで、よろしいの?地味でつま……、んっ」
姫の、自分を卑下するような発言を、自分の唇で塞ぎ、
「貴女でなければ意味がない」
それだけ告げて、しゅるり、しゅるりと着物を脱がせた。
「あまり、見ないでください」
現れた美しい肢体に、目を見張る蓮宮に言葉を投げかけはするものの、姫は、紐解く指や、触れる唇を拒みはしなかった。
「やはり、貴女はお美しいです」
蓮宮は、再び、唇に深く口付け、首筋に舌を這わせていった。
500名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 18:38:40 ID:swcEs5xe
何故か浮かんだのは、ミニスカポリスのコスプレしたキョーコが、
手錠をかけた蓮の前でストリップとかだったりするが。

平安物の続き、時間をかけて漸く1レス
(まだエロ無し)だけしか出来てませんorz
が、鮮度が落ちないうちに投下させて頂きます。
501名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 18:41:51 ID:swcEs5xe
わわっ、リロードし忘れてたら、ネ申がいらしてた!
>>499さん、素晴らしいです!続きありがとうございますm(__)m
502499:2006/09/30(土) 18:44:42 ID:NxLyRyI2
ありゃ。被ってるねぇ。
こっちこそすいません。
続きがあるなら、自分のヤツ、使わないでいいんで。
投下楽しみにしてます(*´Д`)
503名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 19:01:30 ID:E+WcrhzV
>>499
GJ!
キョーコに夢中とはいえ、やることはさすが色男!
スマートでかっこいい。

>>501さんの作品も楽しみにしてます!

たまにはいいかも、焦らしプレイ。 >ストリップ
キョーコじゃなくて、蓮のほうね。
このスレでは、キョーコ、散々焦らされてるし。
504501:2006/09/30(土) 19:33:53 ID:swcEs5xe
>>502さん、>>503さん、ありがとうございます。
寛大なお言葉に甘えて、投下させて頂きますが、
本流は>>499さんということで、四(仮)としました。           お目汚しお許し下さいm(__)m
505四(仮):2006/09/30(土) 19:35:27 ID:swcEs5xe
「それは、真実(まこと)でしょうか?」
縋る様な瞳で見つめてくる京子を、蓮宮もひたと見つめ返し、答える。
「心からの真実でございます」
蓮宮はその時初めて知った――言葉では言い尽くせぬ
想いが、この世にはあるということを。
正直こうして顔を合わせる迄は、頑なな京子に対する
意地が、些かも混じっていなかったとは言い切れない。
しかし京子を見た瞬間、この人こそ探し求めていた人、自分の半身の
如き存在、かけがえの無い、ただ一人の女人だと悟った。
溢れる想いを持て余し、蓮宮はもう一度京子を掻き抱いた。
「信じても・・・・・良いのですか?」
震える声で紡いだ京子の言葉は、自分の心に
問い掛けているかの様な、かすかな響きだった。
蓮宮は少し身体を離し、しっかりと頷く。
その瞳の中の京子が、柔らかな微笑みを浮かべた。
「嬉しゅうございます・・・・」

「やっと・・・・・微笑って下さいましたね」

そう言って蓮宮は、京子の瞼に軽くくちづける。
すると、そこから一筋の涙が零れた。
506名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 19:37:33 ID:swcEs5xe
↑はリレー上は無視して下さって結構です。
失礼致しましたm(__)m
507名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 20:18:14 ID:NxLyRyI2
GJ!
相変わらず、雰囲気が綺麗で、素晴らしいですね(*´Д`)キョーコカワイス

それにしても……。
大正リレーの時といい、今回といい、二回も被っちゃってすいませんでした。
モウリレーハカカナイ_| ̄|○カカナイカラ…
508501:2006/09/30(土) 20:26:47 ID:swcEs5xe
>>507さん
いえいえ、こちらこそ。
実は前回の大正リレーで、被ったのも私です(爆)
もしかしたら、何かの波長が同じなのかも。
・・・・なんて図々しいですね、すみませんm(__)m
509名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 20:54:41 ID:E+WcrhzV
>>505
GJ!こちらはピュアピュア蓮キョだ。いいねー。

>>507
そんなこと言わずこれからも書いてくださいー。

大正リレー見てたよ。お2人ともGJでした。
510名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 21:08:15 ID:1OeK5RnS
>>499>>505もGJ!!
いや同じようなところで終わってるから
次があってもどちらの続きとも取れそうだから問題ない気がする。

ストリップキョーコ。
キョーコが何の理由もなく自らストリップ始めるとも思えんし、

・なにかの罰
・役に入れ込みすぎて別人格降臨
・誤って酒を飲んでしまって酔っ払い
・前にもあったが催眠術にかかってしまった

こうですか?わかりません!><
511名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 21:23:37 ID:swcEs5xe
いや〜、>>499さんのは既に脱がせていらっしゃるのに、
私の>>505はまだキス止まりですからorz
あの時代の帳台の周りを囲ってある、あれって几帳でいいんだよね?

ていうか、頭の中で絵を想像してた時、蓮宮が烏帽子つけたまま、
京子の秘所に吸い付いて、烏帽子で京子の顎にダイレクトアッパー
とか浮かんでしまって、orzとなりまつたw
こんな調子じゃ、私に平安エロ本番は無理と思われ。
512名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 21:47:53 ID:E+WcrhzV
>>510
「セクシーなキョーコが見たい」「脱いでみせて」とかいいだす蓮。←変態
蓮を悦ばせるように脱ぐ…。
最初は恥ずかしがってたキョーコだけど、蓮を悦ばせようと必死になったせいか、
あと女優なせいか、脱ぎ方、見せ方が上手になっていく。
流し目、挑発的でエロかわいいキョーコのできあがり。
蓮の下半身はこれまでないくらいに張り詰めていく。
って変態スマソ。
513名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 22:14:33 ID:W4pHmEwu
両者ともGJ!
それぞれの蓮の、キョーコへの愛に萌えた。
続きはノープロブレムよ。

>>512
見た目の清純さと、やってること(ストリップ)のアンバランスさがイイ。
清純そうな子悪魔キョーコに萌え。
514名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 22:41:47 ID:NxLyRyI2
>>510>>512
自分が浮かんだのは、

「お芝居のお稽古、つけてください」
で、
「敦賀さんの役は縛られて見てる役なんで」
と、後ろ手に蓮を縛る。
んで、衣装脱いでくキョーコを見ながら、大きくなった蓮のモノに気付いたキョーコが、
「敦賀さん、おっきくなってますよ」
って、イタズラを始めて……。
舐められたり、馬乗りになられたりでされるがままの蓮と、されるがままの蓮が新鮮で、楽しくなってくるキョーコ。

だった。
誰か……、ネ申様ー!(*´Д`)=з
515名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 00:18:25 ID:2Qk7cAeU
>>514
いいかもそれ。
蓮キョの立場が逆転?
喘いで乱れる蓮が見てみたい。(変態…)
516名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 00:27:43 ID:KPtIRoD5
>>499さん>>505さんGJ!
2度も被っためぐり合わせもGJ!w

ストリップかあ
芝居の稽古は使えるね
好きな人を誘惑しようと必死な女の子とか、水商売の過去を持つ女性の役をもらったとか…
>>514のも新鮮ですごく見たい

好意を持たれた女性にきわどく誘惑される役をもらった蓮
ドラマと分かっていながら見ていて嫉妬に駆られたキョーコ
冗談で挑発した蓮の言葉についムキになって――
…というのも浮かんだ
517名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 00:29:18 ID:w3VGLMFs
>>514
そのあと、蓮に倍返しされたり(*´Д`)イヤン
518510:2006/10/01(日) 00:32:41 ID:UXizSkVF
役に入れ込みすぎて別人格バージョンでとりあえず書いてみました。
4レスです。
519510:2006/10/01(日) 00:34:42 ID:UXizSkVF
後ろ手で縛りが入ってるのでソフトにSM風味です。では投下。
520510:2006/10/01(日) 00:35:14 ID:UXizSkVF
マンションに戻ると部屋は真っ暗。
暗闇の中、月明かりにキョーコがぼんやり浮かび上がっている。
どうやらガラス越しに夜空を眺めている…のか?

「キョーコ…どうしたんだ?!」

心配して声をかけると、キョーコはゆっくりとした動作で振り返る。その目はどうやらうつろなようで。

「どうした?一体何が…」
「敦賀さん…抱いて」

キョーコの手から、バサリと冊子が落ちる。どうやら台本らしい。
ということは…これは台詞?そういえば男を誘う役をもらったとかで悩んでたな。
自分の置かれている状況を把握しようと思考をめぐらすが、
うっとりと色っぽく迫るいつもとは違う彼女に心臓はバクンと跳ね上がった。
小さく震える手で台本を拾い上げ、キョーコに手渡す。
首筋が熱くなるのを感じながら、気付かれないように背を向け傍らの間接照明で部屋に明かりを灯した。

「…とりあえず落ち着きなさい。キョーコ、君は…時々そうやって、役に入れ込みすぎて、
 自分との区別がつかなくなるんだよ。今もそういう状態なんだ、今の君は本当のキョーコじゃなくて…だからとにかく」
「こういう私はお嫌いですか?」
「そうじゃない…そうじゃないよ。嫌ったりするわけないじゃないか。そういうことじゃなくて」
「わかってない」

キョーコは背中に寄り添い、腰にすっと手を巻きつける。
回した手で俺の胸へと這わせて上下にさすり、胸の膨らみを背中に擦り付ける。

「私だって欲情するの」

こんなふうに俺を煽って、この子は普通じゃない自分を俺が抱くのか試しているのか?
もう抑えられそうにない自分と戦いながら、動きを止めようとキョーコの手へと自らの手を重ねた。
するとキョーコはその両手首をつかみ、俺の腕を後ろへと回した。
そして後ろ手にしたところで、ソファにあったベルトで両手首を縛る。

「…?!っキョーコ、何を…っ」

驚いて振り向いたところで胸をドン、と押され、そのまま倒れるようにソファへと座らせられた。
5212/4:2006/10/01(日) 00:35:47 ID:UXizSkVF
「待ってて…すぐ……」

キョーコは着ているシャツのボタンをひとつ、またひとつと外していく。
すべて外し終えるとゆっくりとシャツを脱ぎ捨てた。
黒いブラジャーをした色白の身体が照明に浮き上がり俺を誘う。
もはや抑えることを忘れて見入っていたが、手を出そうにも縛られて動けない。

「キョーコ、これじゃ手伝えないよ。外してくれないか」
「オイタはダメ…敦賀さんはすぐに全部脱がせちゃうんだから」

くすくすと笑いながらキョーコはスカートを脱ぎ捨てると黒のショーツを露わにする。
ブラジャーとセットで以前にプレゼントしていたものだった。
まだ目の前の彼女は下着をつけている姿だというのに、
今までにないキョーコの大胆さに興奮しているのか、既に俺の下半身は熱くなっていた。

「頼むよキョーコ…」
「いけない人ね。もう固くなっちゃったの?」

キョーコはゆっくりと近づいてきて…シャツのボタンを外し胸をはだけさせ、ズボンを下げられ、
ボクサーパンツの真ん中は膨れ上がっていてなんとも情けない気分だ。
その間も俺は、脱がせているキョーコのブラジャーから覗きそうで見えない突起やショーツの中の茂みを想像してますます興奮は高めていた。
下着姿だけで完全にタつなんて…

「まるで発情期の男の子ね」

そう、あるいは変質者、だな。
自由に動ける足のつま先で、キョーコのショーツの中央をこすってやる。

「あっ…ん!…もう、ダメぇ…んん…ぁあ…」

手の指ほどは動き回らない愛撫がもどかしいのか、
キョーコは自ら腰を前後に揺らしてつま先に擦り付けてくる。
花芯と思われる膨らみが親指に当たる。

「綺麗だよ、乱れてるキョーコも綺麗だ」
「はぁ…んぅ…っ…」

キョーコは腰を動かしながらブラジャーを少しズリ下げて乳首を出し、
自らつまみあげるとそこはきゅっと上を向いて小さく立った。

「はぁ…ん…ねぇ、私、こうされるの、好き…」
「ほかには?どうされるのが好き?」

手が駄目だら言葉で手伝ってあげようね。

「ほか…ほかには…」
5222/4:2006/10/01(日) 00:36:18 ID:UXizSkVF
キョーコは名残り惜しそうにしながらも俺の届かないところまで下がり、おずおずとショーツを下げて脱いだ。

「糸をひいてるよ。びちょびちょに濡れて、淫乱な子だ」
「ん…そう…私……いやらしいの…」
「足にまで垂れてるよ。待ちきれない?」

顔を赤らめ、キョーコはこくんと頷く。

「も…待てない……いい?」
「なにが?」
「…もっとエッチなこと…もっと…気持ちいいこと、してもいい?」
「いいよ、好きなようにしてごらん」

許しを得たキョーコは嬉しそうに笑みを浮かべながら近づいてきて俺の下着を脱がせる。
脱がせやすいように尻を浮かせてやると下まで一気に下げ、いきり立ったそれをじっくりと見る。
愛しそうに何度か手で触ると、ソファに上がり俺に跨ってきた。
首に手を廻し、ゆっくりと腰を下ろしていく。
はちきれんばかりに膨れているせいか、入り口で少し入れたところで動きを止める。

「ああっんっ!…おっきいよぉ…入んない、かも…」
「そこまででいいの?我慢できる?」

少し腰を揺らして煽ってやるが…手が使えないせいか、あまりいつものようには苛めてやれそうにないな。

「やっ、やだぁ、そんなの、がまん、でき、ないっ…!」
「いいんだよ、気持ちよくなって」

キョーコはぎゅっと目をつぶり、ゆっくりと俺を沈めていく。
眉をしかめたり、一瞬うっとりと恍惚の表情を浮かべたり、小さく声を上げたり、
快感で刻む表情がたまらなく艶っぽく、そして可愛らしい。

「いい顔だ…うまいよ、もっとおいで」
「ん…あ…入ってるぅ…」
「そうだね。どんどん呑み込んでるよ、キョーコのいやらしいところ」
「やだ…言わないでぇ…っ…ぁあ、ん…全部、はいっちゃった…ん…」

しかしキョーコはゆっくりと腰を上げ、入ったそれを再び抜いてしまう。

「…っ…キョー…コ…?」
「んー、もう一回」
5234/4:2006/10/01(日) 00:36:50 ID:UXizSkVF
俺の肩に手を置き、下を向いて位置を確認しながらまた呑み込む。
奥までゆっくり入れ、また抜き出す。そしてまた…
そうして何度も何度も抜き差しを繰り返し、徐々に動きは早くなっていった。
ブラジャーからこぼれる乳房が小刻みに揺れ、ちゅぷ、ぐちゅ、と徐々に大きな音が響き出す。

「いやらしい…音だね…空気が漏れてる音がするよ」
「聞かない、でっ…見ないでぇ…」
「そんなの無理だよ。まったく…いつそんな動き、覚えた?」

キョーコは器用に腰を廻している。
たまに腰を突き上げてやると、キョーコはそのたびに甲高く鳴き声を上げる。

「ああっ!…敦賀さん、が…教えた、のぉ…ああん!あ、あ、やだ、きちゃ…う…」
「感じてるキョーコの顔、一番綺麗だな」
「だ、だめっ、見ちゃ、いやっ!」

片手で俺の目を覆う。暗闇の中での繋がりは一層キョーコの中が感じられる。
俺は目も手も塞がれたまま、無我夢中で腰を突き上げる。
二人で果ててしまうまで、俺は執拗にキョーコを啼かせ続けた。
感じているキョーコが一番綺麗と言ったのは本心だ。恐らく彼女は意識していないのだろうが。

荒げる息を落ち着かせてから俺のモノを抜き去り、キョーコは俺の腕を縛っていたベルトを外した。
行為の途中からは既にいつものキョーコだったが…
本人は今になって我に返ったのか真っ赤になって慌てている。

「ほんとにごめんなさい…私ったら……痛かったですよね」
「痛いかどうか、試してみる?」
「え?」

キョーコの両腕を高く上げ、今度は俺がその腕を固く縛り上げる。
逃れようともがく彼女を抱え上げてベッドまで移動し、その腕をベッドの柵に繋げてみた。
少し離れて眺めてみると、これはなかなか扇情的な光景だった。

「さあ、たっぷりお返しをさせてもらおうかな」

倍返し、くらいじゃ借りは返せないな、と付け足して、俺はキョーコを朝まで征服した。
524510:2006/10/01(日) 00:41:29 ID:UXizSkVF
番号間違えまくってしまった。

>>520は1/4
>>522は3/4

全然ストリップにならなかったのでストリップネ申の降臨を待つよ。
そしてキョーコ攻めを書けない技量のなさが災いしてされるがままの蓮じゃなくなってるし
しかも投下してから気付いたが>>517さんの倍返し発言がかぶってるしw
なんかいろいろ申し訳ない…orz
525510:2006/10/01(日) 00:45:06 ID:UXizSkVF
追記。
言わずもがな、後ろ手で縛りは>>514さんのネタをいただきましたよ。
蓮にイタズラするキョーコ萌エス(;´Д`)'`ァ'`ァ'`ァ
526名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 00:51:31 ID:2Qk7cAeU
>>518
申し訳がることなんかない!GGGJ!
途中までは攻めてたよねキョーコ。新鮮だった。
黒を身につけてるとは…エロエロセクシーなキョーコにモエ!
縛られてて手出しができない蓮にも萌えたよ。でも、途中から余裕が出てきてたよね。
蓮は手ごわいな。キョーコこれからもがんばれ。
その後の倍返しもすごく見たいよー(*´Д`)
527名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 00:57:56 ID:2Qk7cAeU
>>516
>好意を持たれた女性にきわどく誘惑される役をもらった蓮
>冗談で挑発した蓮の言葉についムキになって――
それもすごくいい!
冗談で挑発したのに、最後にはキョーコに陥落してしまう蓮(*´Д`)イイ…
528名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 01:11:58 ID:UXizSkVF
>>516
それ、役じゃなくても萌えるね。
最近共演した綺麗な女優さんにやたら迫られてる蓮。
食事をしているとケータイが震えている音がする。

「…出ないんですか?」
「いいんだよ、出なくて。キョーコとの時間のほうが何倍も大事」

トイレに席を外し、戻ろうとすると、蓮が電話をしているのが見える。
キョーコは、蓮が浮気なんてするはずがないと思いつつも、
自信のなさから自分に隠れて電話しているのかとそれからすっかり落ち込んでしまう。

その後も猛アタックは続き、ドラマの撮影現場でも、さらに蓮のケータイが鳴るたびに
キョーコはその場からこっそり逃げ出してしまう。
そして車に乗っているときにまた蓮のケータイが鳴る。

「敦賀さん、電話です」
「…いいよ、放っといて」
「よくありません、出てください」
「どうして?出たくないんだよ」
「理由なんかありません!とにかく出てください!」

驚いた蓮は路肩に車を停める。
キョーコは蓮のケータイを取り通話状態にして蓮に渡し、車を降りて走り去ってしまう。
焦った蓮、必死で追いかけーーーー


って全然エロじゃなくてスマン。
529名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 01:14:40 ID:ge4sjgqi
ネ申さまキテター(*´Д`)
自分、>>514ですが、書いてくれてアリガトン。
キョーコえろかわだよキョーコ(*´Д`)=з
キョーコやっぱり返り討ちにあうんだねキョーコ(*´Д`)ハァハァ

誰も書いてくれなかったら、また、一人で需要のない萌えを投下するところだった……。
ネ申さまありがとう。
530名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 01:29:52 ID:w3VGLMFs
GJ!
>いけない人ね。もう固くなっちゃったの?
キョーコのセリフにドキリ。はげ萌えた。
蓮の視界が遮られるのも、感覚が研ぎすまされる感じがしてイイ。
倍返しもすごく読みてぇー!(*´Д`)
531名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 01:30:41 ID:GaxtT2GZ
>528
(*´Д`)
この話そのままエロにつなげそうだが
嫉妬するキョーコもいいが信頼されてないことでちょっと拗ねて激しい蓮

>510
GJ
後半余裕の蓮が(*´Д`)
やっぱり返り討ちにあってしまうキョーコの話読みたい
532名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 01:56:21 ID:qbC43XTi
>>510さん、GGGGJ!
攻めキョーコハゲモエス(*´Д`)ハァハァ

余韻醒めやらぬ所恐縮ですが、平安リレーの続き1レス投下します。
自分>>505ですが、どちらかというと>>499さんの
流れを汲んだ感じになりました。
533:2006/10/01(日) 01:59:11 ID:qbC43XTi
「あ、待って、待ってください」
蓮宮の唇が肌を這う感覚に、京子は戸惑いの声をあげる。
「もしや、急いてしまいましたか――?」

「い、いえ。そうではありませぬ。
ただ先程から何やら、身体の奥から
熱い物が込み上げてくるような・・・・・。
これは一体、何なのでしょう・・・?」
京子の初々しい反応に、蓮宮は彼女が男に
肌を許すのが初めてだと悟り、歓びに胸を躍らせた。
「これから、ゆっくり教えて差し上げます」
――幾千幾万の夜を尽くしても、この想いは伝え切れない――。
そんなことを考えながら、形の良い乳房の先の突起を
口に含み、もう片方の乳房をやわやわと手で弄ぶ。
豊かな黒髪が床に乱れる様は、まるで天空の星の河を思わせた。
「あぁ、宮様、蓮宮様・・・また、溢れてしまいます・・・・」

「ここから、ですか・・・?」
そう言って、蓮宮は京子の秘所に手を伸ばそうとする。
「・・・・いや、恥ずかしい・・・・」
触れられる寸での所で脚を固く閉じ、羞恥に
身を捩らせる様は、美しく艶めかしかった。
534名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 02:08:40 ID:ge4sjgqi
またまた、ネ申さまキター(*´Д`)
自分、>>499ですが、気ぃ使わせてしまって、すいませんでした。
初々しいキョーコかわいいよキョーコ(*´Д`)
何が凄いって、ちゃんと繋げて下さる所が凄い。
週末は、ネ申さまが多くて嬉しい(*´Д`)=з

…………自分も、ネ申の皆様みたいに、ちゃんと記憶に残るモノを書けるようになりたいよ(´・ω・`)ショボン
535名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 02:57:16 ID:GHTJJUbL
>528
萌える〜。
本気で逃げるキョーコに、必死で追いかける蓮のシチュが読みたいよ
536名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 10:06:41 ID:w3VGLMFs
>>533
GJ!男を知らない純粋なキョーコカワイス。
537名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 11:51:51 ID:5Qp7ZhKe
逃げるキョーコに追う蓮でアポロンとダフネ(だっけ月桂樹になる子)を
思い出した。
あれはまあ悲恋だし、つーかアポロンの片思いだし、あれで捕まってエロに
なるとまずい気もするなぁ。
538名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 18:35:11 ID:UXizSkVF
>>510ですが、思わせぶりなラストになってしまった「倍返し」発言の責任を取って
なんとか返り討ちを目指して続きを書いて参りましたので投下します。

前置きキーワードは拘束、電話。
100%完全に蓮が攻めです。というか鬼畜蓮です。
苦手な方はスルーよろしく。

全4レス。
>>520-523の続きです。
5391/4:2006/10/01(日) 18:35:50 ID:UXizSkVF
一度台所へ戻り、氷で割ったウィスキーを手にベッドルームへ戻ってきた。
両腕を頭上でくくられベッドに繋がれたキョーコは黒いブラジャーから乳房を覗かせ、下半身は何も身に付けていない姿。
今の状況からなんとか逃れようと身を捩じらせている様子だが、それがますます俺の征服心を煽るということには気付いていないらしい。
俺はベッドの脇に立ち、酒を口にしながらしばらくキョーコを眺めていた。

「もう敦賀さん、そんな楽しそうに見てないで、これ、外してください」
「どうして?なかなかいい眺めだよ」
「や、やだ…冗談はやめて…っ」
「本気だよ。それに、さっき俺を犯したお礼を返さなくちゃね」
「犯したって…!結局いつもどおり、犯されたのは私じゃないですか」
「よく言うよ、器用に腰を振って喘いでたくせに」

真っ赤になっていじけるように膨れるキョーコを見ながら氷を口に含む。
俺はキョーコの上に跨り、尖った胸の突起のあたりに氷を置いた。

「ひゃぁっ!つめたぃ!」

身体が跳ね上がり氷が胸を伝って落ちる。
落ちた氷を拾い上げて再び胸を這わせてやると、冷たさに身を捩りながらも熱く火照っていることをその表情は語っていた。

「ここ、コリコリだよ」
「ああっ!んっ!」

ウィスキー口に含み、そのまま飲み込まずに乳首を咥える。ウィスキーがこぼれてキョーコの身体を伝い落ちる。
冷たさと快感の相乗効果なのか、キョーコの反応はいつも以上にいい。
手首のベルトとベッドの柵とを繋いでいる縄をぎゅっと掴み、それを支えにくねくねと身体をひねる。
嫌がっているというよりも、むしろ俺の動きに合わせて求めているようだ。
こういう姿を見ると…なぜか焦らしてやりたくなる。

俺はベッドの脇に置いたウィスキーの入ったグラスから氷を手に取り、
今度はそれをキョーコの白くて柔らかい腹へと伝わせる。
そのまま茂みのあたりに放置し、太ももを優しくさすってやる。
5402/4:2006/10/01(日) 18:36:22 ID:UXizSkVF
「ああ…ぅう、ん…ん…」
「キョーコ、なぜそんなに強く足を閉じてる?」
「…なぜって…べつに…」
「もしかして、もう熱くて溢れてるのかな」
「そんなことない…!そんなこと…っ…」
「じゃあ見せて」
「イヤっ…ダメ…ダメです…」
「嫌がっても無駄だってこと、まだわからないのかな。濡れてないなら見せてごらん」
「……やっ…」

キョーコの身体から離れ、よく見える位置を陣取ったところで「さあ、どうぞ」と促す。
俺は今おそらく意地悪く哂っているのだろう。
が、これもキョーコの被虐的な性向がそうさせているのだから仕方がない。
グラスのウィスキーを一口飲むと、カラン、と氷の音が部屋に響く。
顔を赤らめたキョーコは足を震わせ左右に揺らしてはいるが、その足を固く閉じたまま開こうとはしない。

「俺は我慢強いからね。キョーコが我慢できるのならいくらでも待つよ」

キョーコはぎゅっと唇を噛みしめて俺を睨む。

「ああ、その顔もいいね」

俺の言葉に抵抗が無駄だと悟ったのか、涙ぐんで目をそらし、両膝をゆっくりと立てた。
そしてその膝をおずおずと鈍い動きで開いていき、わずかにその中央が覗いたところで動きを止めた。

「それじゃ見えないな」
「敦賀さんの意地悪!」
「意地悪されるの、好きだろう?」

いまさら何を言うんだ、首を傾ける俺をちらりと見て、小さく「好きだけど…」と呟く。

「だったらさあ、続きを見せてごらん」

ようやく観念したのかキョーコは膝を大きく広げる。
美しい光景が眼前に現れ、俺は歓喜を抑えるのに必死になった。
中央は薄暗い照明に当たってキラキラと光り、溢れた蜜がしたたり落ちてシーツを濡らしている。

「綺麗だよキョーコ…でも嘘はいけないな、びちゃびちゃに濡れまくってるじゃないか。
 縛られて興奮するなんて、キョーコは変態だね…シーツに大きな染みができてる。ほんとに悪い子だ」
「だって!…だって…ご、ごめんな、さい…っ…」
「もう一度、謝って」
「ごめんなさい…」
「もう一度」
「ごめんなさいッ、ごめん、なさい、敦賀さん…私…悪い子なの…許してっ」

必死に許しを請うキョーコが愛しくなり、グラスを置いて唇を塞ぐ。
貪るように舌に吸い付くと、口の脇からウィスキーがこぼれる。
口移しで飲まされた少しのアルコールをごくん、と飲み込む様子もまたたまらない。

「どうして欲しい?正直に言ったら許してあげるよ」
「あ…ん…入れて…入れて、ほしい」
「もう?」
「ん、ん…お願いっ」
「ダメだよ。ここもまだ、味見してないし」

何度も頷いて挿入を請うキョーコの膝を割り、顔をうずめようとしたが――

トュルルルルル

家の電話が鳴り、ベッドの脇の子機が光って鳴った。
5413/4:2006/10/01(日) 18:37:01 ID:UXizSkVF
「誰だろうね…俺たちのいい時間を邪魔するなんて…」
「あ、んんっ、はや、早くぅ!」

内ももに吸い付いて焦らし続けるあいだも電話は鳴り止まない。

「ったく…しょうがないな、キョーコの声、聞かせてあげようか」
「だ、ダメっ!出ないで、ああっ…!…絶対…出ちゃ、ダメぇ!」

そう嫌がられると出ないわけにはいかないな。
子機に手を伸ばし、置いたままボタンを押しオンフック状態にした。
驚くキョーコを見て思わず笑みがこぼれたが、シッ、と指で示して「もしもし」と応える。
電話の相手は監督の新開だった。

『蓮、電話出るの遅いぞ、風呂にでも入ってたか?』
「いえ、ちょっと取り込み中で」
『なんだ?今話せるのか?』

キョーコはぶるぶると首を振る。

「――ええ、構いませんよ」
『そうか、いや、今日撮ったシーンを今編集してるんだが――』

そのまま監督は話を続ける。俺も相槌を打ちながら愛撫を再開する。
何度も首を振って拒否するキョーコを無視し、腹、茂み、太もも、内腿とさすりながら、相槌の合間に胸の尖りをチロチロと舐める。
キョーコは唇を噛みしめ声が漏れそうになるのを必死にこらえているが、時折吐息が小さくこぼれる。
大きく上下し始めた胸に煽られて、足を割って蜜の溢れる源を視姦する。

「いえ…そのシーンはカットしても構いませんよ」

顔を近づけて話すと、吹きかかる息だけで感じるのかキョーコのそこはひくひくと震えてさらに愛液が溢れる。
俺はつい悦ばせてやりたくなってしまい、
監督の話を聞きながら我慢できずにクリトリスをペロリと舐め上げてしまった。

「ゃああぁっ!!」

キョーコの啼き声は明らかに快感の喘ぎで、しまった、と思った時にはすでに遅かった。

『…オイ、蓮…お前なぁ……』
「あー…すみません。ちゃんと話は聞いてたんですが」
『そうみたいだな…。しかしな、いやー…またかけ直すか』
「俺は続けても構いませんけど」

笑いながら応えると監督も思わず笑い出した。

『ハハハ、そりゃー俺だって仕事の話ができるうえにそんな喘ぎ声まで聞けりゃ、これ以上ウマイ話はないんだが』
「ダメですっ!!もう勘弁してくださいっ…!!」
「ちょっとキョ…」

ふたりののん気な会話を聞いて、二人がかりで苛められると思ったのかキョーコは思わず叫んでしまった。

『オイオイ、その声まさかキョーコちゃんかよ!』
「――っ!!!」
「あー…そうみたいですね」
『そうか…そうかそうか、そういうことだったか。いやー続きを聞きたいのは山々だが、
 これ以上さっきみたいな色っぽい声聞いちゃったら、次に彼女に会った時に襲ってしまいそうだな』
「それはダメですよ。もうサービスは終わりです」
『ハハ、そりゃ残念だな。じゃあ終わったら電話くれ』
「朝まで終わりませんよ」
「敦賀さんっ!!」
『そりゃまたすごいな。まあいい、主に訊きたかったことは聞いたし、明日現場で会おう』
5424/4:2006/10/01(日) 18:37:37 ID:UXizSkVF
はい、じゃあ明日、と挨拶を済ませ、子機に手を伸ばして電話を切る。

「バレちゃったね。まあ特に困ることもないけど」
「困ります!次にどんな顔して会ったらいいか…もう恥ずかしい…」
「バラしたのはキョーコだよ」
「敦賀さんですっ!」
「ひどいな、俺は悦ばせようと思っただけなのに」
「そんな…!やぁあっ!…も…やだぁ…っ、だ、ダメ、あ、んーーっ!」

音も気にせずじゅるじゅると液を吸い上げると待ちわびていたキョーコが声を上げる。
花芯を指でくるくると撫でながら舌を穴にねじ込んでやる。

「あ、ああっ!だ、だめ、イっちゃうっ!いっ…いやぁーーっ」

俺の顔を挟もうとする太ももを制止し、大きく広げてしばらく続けると、キョーコは呻きながらビクンビクンと跳ねた。

「まだ…これからだよ。朝まで、だからね」

そう、キョーコはここからがスゴいしね。
はぁはぁと息を荒げるのも構わず足をぴったり閉じて膝を曲げさせたところに
俺は大きくなった自分のモノをゆっくりと突っ込んだ。
イったばかりのキョーコのなかは、きゅう、と俺を締め上げる。

「ぅ…スゴイな、キョーコのココは…ビクビク動いてるよ」
「だ、だって…まだ…っ…だめ、動いちゃ、あ、ん!ん!」

焦らした分、このままでは俺の興奮が抑えられそうにない。
まずは激しく突かせてもらうか――激しく抜き差しを繰り返し突き刺すと、
タンッタンッと打ち付ける音と、それに合わせてくちゅくちゅと水音が走る。
キョーコの身体は逃げるようにズリ上がり、頭上にあるベッドの柵を握り締める。

「や、やぁっ!いや!激し、すぎ、敦賀、さんっ…!もっと、ん!や、やだ、もっと、キて!」
「悪い子には、こうして…っ…、罰、与えないと、ね…」
「ん!はぁ、ん、やだ、奥まで、入って…る…!また、きちゃう、やだ、ぁあっ」
「スゴイね…監督に電話して、声、聞かせてあげようかな」
「だ、だめっ!だめ、ほんとに、だめ…ああ、あ、あ!イッて…いい?ぁん、もう…!」
「まだダメだよ」
「お願いっ…!おね、おねがい…も、ダメ、いっちゃぅぅ、あ、ああっ―――!!」

脱力しているキョーコの手首の拘束を解いてやる。
優しく手首をさすってやるが、息をするのが精一杯といったかんじで反応が薄い。

「まだ、って言ったのに。ダメな子だな」
「だって…ん……ごめ……」

言葉にならない呻きをあげるキョーコをうつぶせにし、臀部を上げさせて再び挿入する。

「ああああっ!!」
「今夜は気絶するまで…いや、気絶してもイかせてあげるから、覚悟して」
「いやぁ…こわ…壊れ、ちゃう…っ…」
「じゃあ、壊れるまで犯してあげる」
「ぁあっ、ぅあ、ん、はぁ…いいぃ…っ!」

横目で時計を見ると、まだ日付が変わったばかり。
言葉は嫌がりながらも淫らに愛液を溢れさせながら腰の動き、声、で悦んでいるキョーコ。
朝まで果たして壊せるか見ものだな。
ふっ、と哂いをこぼしながら、俺はキョーコの中に溶けていった。
543538:2006/10/01(日) 18:40:42 ID:UXizSkVF
以上です。今度はほんとに終わりですw
倍返し以上、となんとか必死に苛めてみたんですが倍くらいにしかならなかったかも。

>>533
GGGJJJ!!!

> 「これから、ゆっくり教えて差し上げます」

お、教えて教えて(*´д`*)ハァハァ
平安の夜だとロウソクか月明かりですよね。萌え。
544名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 18:44:45 ID:sHa/TMnB
流れぶった切って投下させていただきます。
キョーコ攻めで、蓮は縛られてるうえに声出してます。
苦手な方はスルーしてください。
携帯からなんで、改行等失敗してたらすみません。

5451/12:2006/10/01(日) 18:47:04 ID:sHa/TMnB
「あっあの〜キョーコちゃん?」

「何です?」

「何です?って、何で俺は縛られてるのかな?」

「私の言うこと聞いてくれる約束です。」

「そうは言ったけど、縛る理由を教えてくれてもイイじゃないか。」

-こんな予定じゃなかったのに-

今日は、蓮とキョーコが付き合いだして一周年の記念日だ。
家でゆっくりしたいと言うキョーコの要望で、仕事を早く切り上げ明日は互いにオフを取った。

何かプレゼントをと言ったが、何も要らない一緒に居られればそれでイイのだと言われた。

-あぁ、もうコノ娘は何て顔して、こんな可愛いコトを言うかな〜-

始終その言葉と表情を思い出しては知らずと笑みをもらし、今日と言う日を待ちわびていた。

-どうやって彼女を喜ばそうか?泣かそうか?-

何も要らないと言われたが、それでもと大きな花束を抱え
歓喜と欲望に溢れる気持を抑えつつ家路を急いだ。

5462/12:2006/10/01(日) 18:48:11 ID:sHa/TMnB
向かえ出た彼女の姿に一瞬驚いた。
いつもの彼女は大好きなピンク系の、可愛らしい物を身に付けている。
今日は深いVネックの黒いワンピース姿だ。

ジッと見つめていると、大人っぽい装いとは対照的な愛らしい面を見せる。

「へっ変ですか?」
顔を少し赤らめモジモジとする。

「いや、凄く似合っているよ。」

-その下はどうなっているのか、早く見たくてたまらないよ-

花束を差し出すと『何も要らないって言ったのに。』そう言いながら、だが嬉しそうに笑みをもらし花瓶に生ける。

「あっ敦賀さんお食事はすませてくるって、おっしゃってましたけど…」

「大丈夫、ちゃんと食べたよ。なんなら社さんに確認するかい?」

「いえ、お祝いだしイイかなって、ワインを買ったんです。」

「ワインを?」

「はい。で、軽くおつまみを用意したんですけど、めしあがりますか?」

-未成年だからっていつも飲まないのに、でも酔ったらキョーコはどうなるんだろう?-

好奇心の方が勝った。
だがそれが失敗だった。

5473/12:2006/10/01(日) 18:49:14 ID:sHa/TMnB
ホロ酔いのキョーコは、凶器とも思えるほどの可愛らしさと、色っぽさを纏っていた。

「敦賀さん」と言いながら横向きに膝の上に乗り、首に腕を回してくる。
いつもなら絶対に自分からは、膝の上に乗ってなどこない。

-普段もこの半分でイイから甘えてきてくれるとなぁ-

ゴロゴロと猫のように顔をよせてくるキョーコ、擽ったいような感触が気持いい。

そっと額に口づけ、唇にと思った瞬間キョーコが口を開いた。

「敦賀さん、プレゼントは要らないって言いましたけど、やっぱり貰ってもイイですか?」

「え?あぁ構わないよ。何が欲しい?」

「物じゃないんですけど…」

「何?遠慮しないで言ってごらん。」

「明日まで私の言うコトきいて?ダメ?」

究極とも言える上目使いに、思わず『いいよ。』と言ってしまった。

「ホント?絶対ですよ!」

-まぁキョーコのことだから、ビックリするほどの難題でもないだろう-


5484/12:2006/10/01(日) 18:50:04 ID:sHa/TMnB
で、今や手首を縛られ尚且つベッドの枕元に座らされ、縛られた手首を柵に固定されている。

「準備よーし!!」

アルコールのせいなのか、かなりハイテンションなキョーコ。

「もしもーし、キョーコちゃん?俺の話し聞こえてる?」

「え?あー縛る理由でしたっけ?それはですね…」

何でも琴南さんに受け身ばかりじゃ駄目だとか、自分から誘ったり攻めたりしろと言われそうだ。

自分からなんて無理だと言ったが、酒でも飲めば恥ずかしさも飛ぶだろうとか
いつまでもマグロ状態で飽きられるのと、どっちがいいのかなど色々と吹き込まれたらしい。

-全くこの上無く余計なことをっ!-

うつむき深く溜め息をついていると、シュルッ、パサッと音がした。

音のした方へ目を向けるとそこには、これまた普段のキョーコからは思いもしない姿があった。

ノーブラで黒いレースに縁取られた、真っ赤なサテンのスリップ姿。
深く入ったスリットからチラチラと覗くショーツは、布の部分が極小で両脇を紐で結んであった。


5495/12:2006/10/01(日) 18:51:37 ID:sHa/TMnB
ギシリとベッドを軋ませ、キョーコは四んばいの姿勢でゆっくりと近付いてくる。

真っ白な乳房や、その先端に彩られた小さな突起がチラチラと覗く、ゴクッと思わず喉を鳴らした。

「きっキョーコちゃんがしてくれるのは嬉しいけど、縛られるのは何でなのかな?」

「だってそうしないと敦賀さん私に触るでしょう?」

「俺に触られる嫌なの?」

パッと顔を赤らめ、間を置いてプルプルと首を振る。

「でも敦賀さんに触れられると、直ぐにワケ分かんなくっちゃうんだもん。」

ナルホドと思っているうちに、キョーコは蓮の股間辺りに跨った。

「きっキョーコちゃん、無理しなくてもイイんだよ。だいたい俺がキョーコちゃんに飽きりゅっ、ぁ!」

-なっ何だ今の?俺が出したのか?-

自分自身が上げた声に驚いたが、そろよりもビックリして目を円くしているキョーコの姿が目に映った。

クスッと、いやニヤリとキョーコが笑った。
5506/12:2006/10/01(日) 18:52:26 ID:sHa/TMnB
「敦賀さんも耳、弱いんですね。」

初めは何をされたのか、一瞬で理解できなかった。
だが弱いと判断された耳を、容赦無く舐め回された。

「ヤメッ、んッ!」

耳たぶに吸い付き、甘噛みされ中にまで舌を入れてくる。

「キョッ、コ もーいぃ、くっ!」

空いてる方の耳に指を這わせ、丹念に撫で擦り指で栓をされた。
そのせいでクチュクチュと、耳を舐め回す音に頭が支配される。

それしきの事でまたも声を出しそうになり慌てる。

-ヤッヤバイ、耳だけでこんなになるなんて!-

まだスラックスと下着に包まれたままのそこは、完全に立ち上がろうとしていた。
衣服に阻まれパンパンに張りつめ、今にも突き破りそうな程だった。

どうにか紐を解けないかと、ぐっと手に力を入れる。

-もう我慢できない。早く押し倒して抱き締めたい-

そんな蓮の思いとは裏腹に、キョーコは耳から首筋を伝い激しく上下する喉仏を舐め
吸い付き、肉食獣が如く歯を立てた。
5517/12:2006/10/01(日) 18:53:18 ID:sHa/TMnB
「かふっ。」

喉が押され勝手に、息とも声ともつかない物が漏れる。

うっすら着いた歯形に満足そうな笑みを浮かべ、歯形に舌を這わす。
そのまま顎まで舐め伝い、一呼吸置いて蓮の唇をペロリと舐めた。

「敦賀さん舌出して。」

言われるままに舌を出すと、そう言ったキョーコも舌を出しゆっくりと絡めてくる。キスされるのかと思いきや、舌を絡ませるだけで唇を合わせようとしない。
体を前に出してキョーコの唇を捕えようとするが、スイッと後ろへ下がるように逃げられる。

-なっ何で?何でだよ!?-

こんなにもキスしたい!と思ったのは初めてだった。
キスの攻防に夢中になっていた。

「んあぁっ!!」

不意に新たな刺激に襲われ、あられもない声を上げてしまった。

「へぇ〜男の人もココ固くなるんですね。」

そう言ったキョーコの顔は、新しいオモチャを与えられた子供のようにキラキラしていた。
シャツの釦に手を掛け、筋肉で隆起した胸や腹を露にし、首からそっと臍の辺りまで撫でられた。

5528/12:2006/10/01(日) 18:54:35 ID:sHa/TMnB
肌の感触を楽しむように何度も撫で擦り、
胸に飾られた小さな突起に掌を当て、コロコロ転がすように手を動かす。
さらに親指と中指で挟み、人指し指でカリカリとひっかくようにされた。

「んっ、あぁ…ひゃっ」

-あぁ、もう限界だ。-

内腿がふるえだし息が上がる。
「はぁ、キョーコもうっ!!」

勝手に腰が動き、ビクビクと腹筋を震わせあっけなく達してしまった。
スラックスにじんわりと染みが浮かんできた。

「敦賀さんたら、おもらしするなんて悪いコ。」

フフッとからかうように笑う。
ジュッと全身が羞恥で焼けた音がした。

キョーコは蓮の隣へ座り直しカチャカチャとベルトを外して、ジッパーを下ろし下着の中に手を入れてきた。

「凄く濡れてますよ。下着がグチョグチョになってる。」

そう言いながら少し元気の無くなった楔を撫であげ、再び胸への愛撫を始める。
片方は指で弾くようになぶり、もう片方はチロチロと舐め回す。
舌の表面のザラザラした感触、裏側のヌルヌルとした感触が交互に突起を刺激する。

「ふっ… ぅん。」

握られた楔が器量を増し始めた。
5539/12:2006/10/01(日) 18:55:31 ID:sHa/TMnB
カリッと突起を甘噛みされた。

「ん!!!」

下着の中で蠢いていたキョーコの手が、的確に蓮の弱い箇所を攻め立てていたのもあるが
あっさりと二度目の性を放ってしまった。

「私のこと敏感だって言うけど、敦賀さんの方がよっぽど敏感なんじゃないですか?」

ズルズルと濡れて張り付いた衣服を脱がし、股間に顔を埋めようとする。

「もっいい、もう充分してもらったから、紐をほどいてくれないかな?」

「駄目です。敦賀さんだって私がヤメテって言っても、止めてくれた事無いくせに。
それにココはまだ物足りないみたいですよ。」

二度も達したにも関わらず、さらに大きく膨らんで腹に着きそうな程だった。

「まっ待て、待ってっテ。」

制止も虚しく、キョーコはじゅるりと音を立て、蓮の猛りきったモノにむしゃぶりついた。

「んはっ、キョーコ、キョーコ!」

レロレロ、チュパチュパ激しく音をさせ、蓮を再び高みへと導いていく。
だが不意に楔からキョーコの唇が離れた。

55410/12:2006/10/01(日) 18:56:27 ID:sHa/TMnB
次の瞬間、蓮の人生初の体験が訪れた。
大きく反った楔の下にある柔らかな二つのまろみ、
その一つをキョーコが口に含んで舌で転がしたのだ。

「あっあぁ!!んはっぁ、キョッコ!イクッ」

もう声など抑えようという気は吹っ飛んだ。
キョーコは二つのまろみを交互に含み、手は激しく楔を扱きあげた。
内腿が震えだし頂点に登りつめそうになったとたん、ギュウっと根元を掴まれ開放を塞き止められた。

「このままイクのと、私の中でイクのと、どっちがいいですか?」

根元は掴んだまま、先端にチュッチュッと口づけながら聞いてくる。

「はっ早く、んっキョーコの中に入り、た…い。」

にっこり笑ってキョーコは立ち上がり、スリップの裾を持ち上げて蓮を跨ぐ。

「ねぇ、ほどいて?」

そう言って顔の近くへショーツのリボンを寄せた。

リボンの端を口で掴み首を振ってほどく。

ありがとうと言って、はち切れんばかりの楔に手を沿えゆっくりと腰を落としていく。

「あん、おっき?スゴ…く、はっああん。」

「キョーコ手をほどいて、抱き締めたい。」

「りゃめ、あんっまだ、りゃめ。」
55511/12:2006/10/01(日) 18:57:22 ID:sHa/TMnB
-クソッじれったい。-

スプリングを利用して一気にキョーコを貫いた。

「きゃう、んんぁっ だっダメです。敦賀さんは動いちゃらメなの。」

構わず出来る限り腰を弾ませ押し付け、キョーコの中をかき回す。

「んぁ、ひゃっ くぁ ああん。」

揺さぶられたキョーコの肩からスリップの紐がずり落ち、形のよい乳房が表れた。

ぐっと顔を押し付け突起を含み、吸い付き舐めまわした。
キョーコの中は何の愛撫をせずとも濡れそぼっていたが、いつもより窮屈だった。
それが更に奥の方から締め上げてくる。

「くっ、キツっ」

「あっ あっ もっもうダメぇ、イクっイッちゃうよ。」

キョーコ自身も激しく腰を振り、グチュグチュと蜜の絡み合う音を立て二人同時に果てた。

互いの肩に頭を預け息を整える。

「キョーコ、流石にもう手が痛いよ。」

「ごっごめんなさい。」

繋がったまま蓮の後ろへ手を回し、紐を解いた途端勢いよく押し倒された。

「きゃっ。んんっあぁ!」

繋がったままだった為、激しく中をえぐられた。
55612/12:2006/10/01(日) 18:58:16 ID:sHa/TMnB
「随分悪いコになったね、いつ覚えたんだい?」

-全く、おっ俺の方が哭かされてどうするんだ-

「良く無かったですか?」

「えっ?良かったよ。」

-良すぎ。あんなに早くイクなんて、ガキか俺は。
でも、手は自由になったしこれからだよキョーコ。-

「敦賀さん、今夜は私の言う事きいてくれるって約束覚えてすか?」

「えっ?ああ。」

-まさかこれで終りにして、寝ようとか言う気か!?-

そう思った瞬間、キョーコは蓮の首に腕を回し耳元で囁いた。

「朝までイジメて、私がしたよりずっと悪いことして?」
囁いた後そっと耳を噛んだ。

顔を見合わせると、今まで見たことの無い極上の悪い『女』がいた。

-失敗したな、本当にこんな予定じゃなかったんだ。
溺れて、虜になって、離れられなくなるのは、君のはずだったんだ…-

も う キョ ー コ 無 し で は 生 き て 行 け な い。
557名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 19:04:58 ID:sHa/TMnB
以上です。

自分 以前王様ゲームの話書いた者なんですが、わざわざマン喫まで行って投下したのに
メモ機能というものを思い付かず、投下に時間がかかってしまい申し訳ありませんでした。
今回携帯の保存メールからコピペしましたが、上手くいったでしょうか?

あっSSにつきましては、えっとゴメンナサイOTL
558名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 19:07:54 ID:UXizSkVF
>>544
攻めキョーコキタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!!
しかも攻めがsugeeeeeeeeeeeeeeeeee!!GJ!!

攻めなのにキョーコかわいいよキョーコ

> 「でも敦賀さんに触れられると、直ぐにワケ分かんなくっちゃうんだもん。」
> 「敦賀さんたら、おもらしするなんて悪いコ。」
> 「ねぇ、ほどいて?」

に禿げ萌えた(*´Д`)ハァハァ
っつーかキョーコなかなかテクニシャンw
抗おうとする蓮もイイね。

リアルタイムで遭遇したけど投下もスムーズで良かったよ。乙!
559名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 19:29:38 ID:UXizSkVF
もひとつ書き忘れ。

> 「準備よーし!!」

ってワロタw
かわいすぎるよキョーコ(*´д`*)モハァ
560名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 22:18:46 ID:2Qk7cAeU
神がダブルでキタキタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!

>>538
(*´Д`)キャーキャー!
ベッドに繋がれたキョーコがエロいよ。
それを見て煽られる蓮に、こっちも盛り上がった。
電話しながらHって、器用なエロ帝王蓮にドキドキしたよ。
キョーコが壊されちゃうーキャー!

>>545
(*´Д`)ギャーー!
攻めるキョーコにはげ萌えた!しかも甘え上手!萌え死にそう。
かわいいのに肉食獣なキョーコに萌え。
「敦賀さんたら、おもらしするなんて悪いコ。」ギャー!
喘ぐ蓮、すぐに達する蓮がかわいすぎる。色々な意味で初体験だね。
>も う キョ ー コ 無 し で は 生 き て 行 け な い。
ギャーー!モエス!

…興奮しすぎた。両者ともGJ!
561名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 19:58:49 ID:afQZTIZo
>>454です。
平安話、何とか続きを書き上げましたので投下します。
リレーと言っていたのに、結局殆ど私一人の小出し
連載の様になってしまってすみませんm(__)m
>>456-458>>499さん(凄く触発されました、ありがとう)>>533の続きです。 では――。
562:2006/10/02(月) 20:00:44 ID:afQZTIZo
蓮宮は下方に伸ばした手で、そのまま京子の太腿を撫で上げた。
指先だけで羽根の様に軽く、何度も何度も太腿から
ほっそりとした腰へと繋がる稜線をなぞり続ける。
もう片方の手は変わらず右の乳房を揉みしだき、
舌と唇は左の乳房の先で固さを増してきた桜色の果実を味わっている。
「あ、はぁ・・・・・いけませぬ・・・・」
蓮宮の愛撫に翻弄された京子は、身をくねらせ吐息混じりの声を漏らす。
「もう、止められませぬ」
瞳に強く妖しい光を宿した蓮宮は短く告げて、再び先程の果実を口に含んだ。
舌先で突つき、転がし、軽く歯を立てる。
「・・・・ひゃぁん――!」
唐突に襲った強い刺激に、京子は一際高い声を上げ、軽く頭をのけぞらせた。
自らの声に驚き慌てて口を塞ぐが、その間に太腿を撫で擦っていた、
蓮宮の指がいつしか内股へと伸びていたことに気付く。
先程とは打って変わった、荒々しい手つきで撫で回され、
京子は抗おうとするが、背筋を駆け上る甘い痺れに身も心も溶かされていく。
563:2006/10/02(月) 20:03:00 ID:afQZTIZo
京子の白い胸元から顔を離した蓮宮は、
しなやかな下肢の間に身体を割り入れ、
閉ざされた花園を目の前に開かせた。
そのまま、甘露に濡れて妖しく光るそこを、しばらく見つめ続ける。
「やはり・・・・・・ここから溢れていたのですね・・・」

「・・・・いや、もう・・・・・許してください・・・」

「申し上げたでしょう、もう止められぬ、と」
蓮宮はそう言って、京子の秘所に顔を埋めた。
「あ、そんな・・・・・いけませぬ、不浄な・・・」

「不浄?こんなに美しいのに・・・。お見せ出来ないのが残念だ」
蜜を啜り、舌で花弁の間をなぞる。
「は、ぁん、もう・・・・・あぁ、ん」
京子は美しい眉根を寄せ、快楽の波に溺れまいとしている。
が、彼女の意志とは裏腹に、その腰は淫らな揺らぎを見せていた。
その時、顔を上げた蓮宮が尋ねた。
「姫、私がお嫌いですか?」

「いいえ、いいえ!」
愛する人を失いたくなくて、京子は必死で首を振る。
「良かった」
蓮宮の笑顔に、京子の胸はとくんと鳴り、そして思った。
――この方になら、何をされてもかまわない――。
564:2006/10/02(月) 20:04:53 ID:afQZTIZo
花園の中の、小さく膨らんだ蕾を見つけた蓮宮は、迷わずそれに吸い付いた。
「ああ―――!」
何をされてもかまわない、確かにそうは思ったけれど・・・。
京子はあまりに強い快感に慄き、思わず逃れようとしてしまう。
しかし、蓮宮に下肢をしっかりと押さえ付けられ、それも叶わない。
蓮宮は蕾を強く吸い上げると同時に、舌先でくるくると転がした。
「・・・・あ・・・・・ぃやぁ、はぁ・・・・ひぁん・・・」
もはや、声を抑える余裕等無かった。
蓮宮は飽く事無く、蕾を責め立てる。
「・・・ぁあ、れ、んの・・・みや、さま・・・・」
途切れ途切れの声で名を呼んだ。
一際強く、長く蕾を吸われ、
「や、あぁん―――!」
京子は生まれて初めての極みを迎えた。
その目の端に乱れたまま置かれた桃色の単衣が映り、
――まるで、わたくしの心のよう――。
ぼんやりと、そんなことを思った。
565:2006/10/02(月) 20:06:34 ID:afQZTIZo
快楽の名残で、息が乱れている京子を
労る様に抱き締めながら、蓮宮は囁いた。
「次は・・・・・少しお辛いやもしれませぬが・・・。
どうか、私にお任せください」

「はい・・・」
蓮宮は再び秘花に手を伸ばし、まず指を一つ“そこ”に差し入れた。
異物を受け入れたことの無い上に、先程絶頂を
迎えたばかりの“そこ”は、きゅうきゅうと蓮宮の指を締め付けた。
京子の反応を伺いながら、もう一つ、二つと、
慣らすように指を増やしていく。
「ん、ぅん・・・・」
京子が、くぐもった悦楽の呻きを漏らした。
三本の指で京子の中を掻き乱しながら、親指の腹で蕾を擦ってやる。
「ぁ・・・・ひぃ・・・ぃい・・」
とめどなく溢れる蜜は、京子の太股を伝い、滴り落ちていた。
再び高みに駆け上がろうとする京子から指を抜いた蓮宮は、
痛い程に張り詰めていた自らの猛りを、代わりに突き立てた。
「――――!!」
全身を貫く様な破瓜の痛みに声も出ず、見開いた瞳の端に涙が滲む。
蓮宮は、そんな京子の頬に優しく触れ、指で涙を拭ってやった。
「・・・・すまない」
京子は、何とか微笑みを浮かべながら、首を振った。
「少し、動きますよ」
蓮宮はゆっくりと腰を動かし始めた。
京子の中は蠢く様に彼の分身に絡み付き、吸い付き、波打っていた。
甘やかな愉悦の淵に溺れそうになりながら、蓮宮は驚きを隠せない。
このような女人が、この世にいたとは。
ますます深く惹き込まれ、もはや離れられそうにない。
566:2006/10/02(月) 20:08:09 ID:afQZTIZo
京子も蓮宮の動きと共に、次第に激しい痛みが遠退いていき、
代わりに快楽の波がひたひたと打ち寄せてくるのを感じていた。
再び、その唇から悦びの吐息が漏れ始めた。
「・・・・あぁ・・・・ぁはあ・・・・」
蓮宮は繋がったまま、京子の白い肌に唇で印をつけていく。
首筋や乳房に紅色の愛の花が滲んだ。
京子の背は波打ち、瞳は今迄に無い程の快感に潤んでいた。
「ぁ、もう・・・・壊れてしまいます・・・」
いつしか蓮宮の動きに自らも応えながら、京子は浮わ言の様な声で言う。
幾度も腰を打ち付け合い、その度に小さな絶頂が京子を襲った。
蓮宮も無垢な姫君が、蝶の如く艶やかな女に
花開いていく様を目の当たりにして、
「・・・姫、京子姫・・・・・お慕いしています・・・」熱っぽい声で告げた。
「わたくしも・・・・あぁ、蓮宮様、狂ってしまいそう、わたくし、怖い――!」

「大丈夫、二人で狂いましょう、貴女と狂えるなら、私は本望です」

「嬉しい・・・・」
蓮宮は狂うと言ったその言葉の通りに、一層激しく、深く京子の奥を抉った。
「・・・・ひぁ、ぁん、ゃあ、ぁあ・・・・・」
蓮宮の動きが早まると共に、京子の声も切羽詰まった響きを増していく。
「ああ、蓮宮様、あぁ――――!」
京子が高い声で啼いて果てると同時に、蓮宮も彼女の中に精を解き放った。

〜〜〜〜〜
その後も、蓮宮は京子の許に通い続け、やがて彼女を妻として、自分の屋敷に迎え入れた。
かつて京子を裏切った尚中将(しょうのちゅうじょう)は、
仲睦まじい二人の様子を伝え聞き、大層悔しがったそうな。
(おしまい)
567名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 20:13:41 ID:afQZTIZo
以上です。
最後取って付けた様な終わり方ですみませんm(__)m
最初にネタ振って下さった>>445さんの粗筋も生かせず終いだし・・・orz
その他色々お見苦しい点、失礼しました、逝きます。
568名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 20:19:46 ID:LaxP5ZZh
>>454
GGJJ!!!
数多遊んできたはずの蓮宮がハマっちゃうってのが萌え

平安、大正ときたら次は昭和戦時中とかですかねw
互いに想いを寄せ合いつつもそれを告げないふたり。
なんとなく相手に想われているのではと思いつつも
もし自分のうぬぼれだったら…と恐れ、いまの淡く幸せな関係を壊したくないため言い出せない。

そんなとき蓮に赤紙が。
涙が止まらない京子。死を意識する蓮。
二度と会えなくなるかもしれない状況にふたりはもはや気持ちを抑えられず
行ってしまう前に抱かれたい、抱きたいと強く願う。

場所は妖しい宿か蓮の小さな部屋でギシギシアンアンや、橋の下の草むらとかでも(・∀・)イイ!!

しかし本来なら最も露出度高いはずの縄文弥生には萌えられそうにないw
569名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 20:54:48 ID:3+WpoJLV
445です。>>454様GJ!雅やかでうっとりです。
本当にありがとうございました。
私もいつか自力で源氏なあらすじを生かせるように精進したいです。
>>454様のような平安ものが書けるのはいつになるかorz

>>568様、戦時中も素敵ですね!すごくイイ!
そして最後には笑わせていただきましたw
でもまだわかりませんよ、素敵な縄文・弥生もあるかも!?
570名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 21:48:25 ID:Qv0RUpFr
>>561
GJ!いと艶かし!
和風官能話って、妖しげで独特の魅力がある。
最後のしめはものがたり調でいい感じ。(*´Д`)よかったよー。

いいかもよ。縄文、弥生時代。歴史詳しくないからよくわかんないけど、
巫女キョーコと、馬(っていたかな)に乗った荒々しい美丈夫蓮とか。
571名無しさん@ピンキー:2006/10/02(月) 22:19:13 ID:tqmL46PO
>>457
GJ!
キョーコが愛されてる感じがイイ!
自分、499ですが、なんか割り込んでしまって、本当にすみませんでした。

弥生だったら、
大王蓮と采女キョーコとか、
カガイ(携帯で変換できない)で、キョーコを口説き落とし、えっち(この場合野外になりそうだが)
とかしか思いつかない。


戦国とかは?
戦に出掛けなければいけない殿(蓮)と、死んでしまうかもしれない夫を待つ姫(キョーコ)とか、
政略結婚で人質になる姫(キョーコ)をかっさらいに来る蓮とか、
いろいろシチュエーション作れそうな気がする。
572561:2006/10/03(火) 00:30:57 ID:1cdr9sRl
>>499=>>571さん
いえいえそんな、謝らないで下さいな。
>>499さんのお陰で突破口が開けて、書き上げられた様な物です。
その他にもGJやアドバイス下さった方、皆様本当にありがとうございましたm(__)m

今ふと思い付いたのは、飛鳥か奈良時代位で、
仏師蓮が遊び女キョーコの美しさに惹かれ、
彼女の姿を菩薩像に映したいと、モデル
(和風にいうと何?)になって欲しいと頼む。
が、裸体で目の前に立つキョーコに、蓮は欲情を
刺激され、煩悩と仏の間で葛藤する。
キョーコも蓮に見つめられ、視姦されている様で高まってしまう。
その内に、遊び女キョーコが蓮を誘惑。
(「あんた、あたしを抱きたいの?」みたいな 感じで)
二人は肌をついに重ね・・・・って、又長くなりそうだなorz
てか、キャラがキョーコっぽくないかもw
戦時中だと、負傷した兵士蓮と彼を世話する従軍看護婦キョーコとか。
弥生や戦国も面白そうですね、読んでみたい。
573名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 00:48:16 ID:J1cg4GFB
ひさびさに覗きに来たら、ネ申様がイパーイで嬉しい。

遅レスだけど、ストリップの話が出てたので。
たしか、海外の通販で家庭用のストリップ棒というのがあるらしい。

蓮が買うのか、もしくはプレゼントでローリィ辺りから貰うのかな。
574名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:35:46 ID:ndTo/D+o
>>572
>煩悩と仏の間で葛藤する。
それ萌える(*´Д`)新しいな。このスレ煩悩だらけだよね、って一緒にしてごめんみんな。
蓮、仏師兼僧侶ってのはどうだろう。禁じられた恋、欲望にもだえる蓮。
結局、禁忌をおかして、キョーコにどんどん溺れて堕ちていく蓮とか。
蓮だけじゃなく、キョーコのキャラも難しいよね。
誘い方…「きて」とか?うーん。
遊び女だけど、本当は純粋で、生活のため仕方なく身を落としたとか。
いや、でも、>>572さんの誘惑キョーコの方が萌える。
キョーコに誘惑されて堕落する仏師蓮をみてみたい。

>>573
ストリップ棒がなくてもストリップやれるっちゃやれるけど、
あったら盛り上がりそう。変態な蓮がすぐさま買いそうなアイテムだな。
575名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 01:36:17 ID:x99rZiKR
>>572
GJでした!
>仏師蓮が遊び女キョーコの美しさに惹かれ、
火○鳥の鳳凰編と紅○女を思い出してしまう私…
戦時中もいいですね。看護婦向いてそうだ。
このまま行くと蓮キョで全時代網羅できそうな勢いですねw

>>573
ストリップ棒っていうんだ…初めて知った…
576名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 15:05:28 ID:DnoiZ0Xa
投下させてください。

前置きは特にないですが、強いて言うなら、コスプレです。
興味無い方はスルーでおねがいします。
577:2006/10/03(火) 15:06:19 ID:DnoiZ0Xa
『駄目です!神父様!か、神様が見てます!』
『神が何だと言うんだ!そんなもの、私の愛の前には、無いも同然だ!』

「はい!カーット。キョーコちゃんはこれで、クランクアップです。お疲れ様」
「お疲れ様さまです。ありがとうございました」
監督のカットの声に、現実の世界に引き戻された。
「お疲れ様でした、キョーコちゃん。よかったよ」
「ありがとうございました」
さっきセットの中で、私に言い寄ってたのは、抱かれたい男No.2の古賀さん。
今回のドラマは、教会を舞台にしたサスペンス・ミステリー。
私は、修道女の役で、片想いの人がいるんだけど、その人ではない人に言い寄られる役、だったんだけど…。

あわわわっ。睨んでる、睨んでるっ!

このドラマの主演は、敦賀さんで、私が片想いする、神父さん役。
今日の撮影はこれで全部終わりだから、見学していきます、なんて言ってたけど…。
撮影中からずっと、神父さんの衣装でキュラキュラした笑顔を浮かべながら、ホントは無茶苦茶、機嫌が悪かった。

「随分と仲がいいんだね、古賀さんと」
「いえ、そんなことないですよ…」

うぅ。拗ねてらっしゃいますか。
挨拶しただけなのに…。
何か、別の話題…、
578:2006/10/03(火) 15:07:02 ID:DnoiZ0Xa
「敦賀さん、神父さんの服、良くお似合いですね」
「ありがとう。キョーコも良く似合ってるよ。シスターの格好」
せっかく、こんなに素敵な教会で、ロケも終わってやっと二人きりになれたのに、気まずいのは嫌だもん。
「ホント、キョーコの腰に手を回して、唇を奪おうとする古賀さんに、軽く嫉妬したくらいだよ」

その笑顔…。軽く、じゃないですね?絶対。

にっこりと、神々しいオーラを湛えて笑む敦賀さんは、本物の神父さんに見えたけど、ちょっと怖かった。
「こ、この教会、凄く素敵ですね」
「そうだね」
逸らそうと思った話も、大して逸れずに、気付いたら、敦賀さんに、教壇の所まで追い詰められてしまってた。
腰を抱かれて、逃げられないようにされて、
「んっ」
唇を奪われる。
吐息の漏れた唇から、舌が侵入してきて、私の舌が絡めとられた。
「んっ、んんっ」
黒いワンピースの修道服のスカートを託しあげられ、太ももに敦賀さんの手が触れた。
「んっ、ちょ、敦賀さん!駄目です」
「何が?」

何がじゃありません。これは、このままなし崩しにえっち、のパターンな気がします。

そんなことが言える暇も与えられないくらいに、唇を吸われて、
「…っ、ふっ」
579:2006/10/03(火) 15:07:48 ID:DnoiZ0Xa
吐息と、くぐもった声だけが響いた。
「んっ、んんっ」
ぬめぬめした、生温かい舌の感触に、頭の中がふわふわとしてくる。
「キョーコ、俺のお願い、きいてくれた?」
「ふぁ、アレですか?着けてますよ、ちゃんと」
「じゃあ、見せて?」
敦賀さんのお願い、は、敦賀さんがプレゼントしてくれた、黒の下着とガーターベルト、黒のストッキングを着けるコト。
「ここ、じゃ、駄目です」

だって、誰が来るかわからないもの。

「駄目じゃない」
甘えた声で、ちゅ、と口付けて、私の目を覗き込んでくる。
「お願い」

うあ、卑怯!

私は、コレに弱い。
いつも、やることなすことスマートな敦賀さんが、私の前だけ、こんな甘え方すると思うと可愛くて、なんでも言うコトきいてしまいそうになる。
「キョーコ」

あー、もう!そんな声で、そんな顔で、甘えてこないでよー。

「あ、き、今日だけ、ですよ」
本当は、『今日だけ』だったことなんてないけど。
「うん」
満足げに笑う敦賀さんをみたら、まあ、イイかと思ってしまった。
スカートをたくしあげて、敦賀さんに、下着を見せる。
「ああ、可愛いよ、キョーコ。神聖な修道女が堕ちた感じが、凄くいい」
580:2006/10/03(火) 15:09:02 ID:DnoiZ0Xa
敦賀さんの言葉に、スカートの裾を離してしまった。
「何で、下ろすの?可愛かったのに」
「だって…、恥ずかしい、です」

敦賀さんったら、じろじろと見るんだもの。

「駄目だよ。ちゃんと、見せて」
「も、やだ」
「だぁめ」
いつも通り、一歩も引かない敦賀さんの言う通りに、再び、スカートをたくしあげた。
見つめる敦賀さんの瞳に、顔が、体が熱く火照るのがわかる。
「敦賀さん、まだ?」
いつ、人が来るかわからない教会の中で、不埒なコトをしてると思うと、ドキドキして仕方がない。
「ひゃっ、う」
突然、敦賀さんが、服の上から胸の先を口に含んだ。
「ちょ、敦賀さん!コレ、衣装っ…」
「大丈夫」

何がですか!?何が大丈夫なんですか?

「大丈夫、じゃな…、あっ」
するすると、スカートの中に手が入ってきて、ショーツの上から割れ目をなぞった。
「濡れてるね、見られて感じた?」
「そ、そんなコト…」
「なくないよね?」
敦賀さんは、指をショーツの中に滑り込ませて、くちっ、とわざと音を立てた。
「ホラ、音がする」
「あっ、ああん」
くちゅくちゅと、いやらしい音が響く。
「ふっ、んむ」
581:2006/10/03(火) 15:09:41 ID:DnoiZ0Xa
敦賀さんの首に手を回して、唇を求めた。
「んっ、んっ、んん」
舌を絡めて、敦賀さんの唾液を啜る。
「んっ、ちゅっ」
「駄目だよ。キョーコの可愛い声が聞こえない」

き、聞こえたらヤバいと思うんだけど…。
だめ、何も、考えられない…。

「はっ、敦賀さん…、あっ、ん」
中が熱い。
「いいよ、キョーコ」
「い、いっちゃ、あああん!」
ぐり、と、内襞を擦られた瞬間、簡単に達した。
脚の力が抜けてしまって、立ってられない。
ぺたり、座り込んでしまった私の目の前に、敦賀さんの大きくなったモノが見えた。
「ちょ、キョーコ!」
敦賀さんの着ている長い修道服をたくしあげて、ズボンをさげ、大きくなったモノに触れた。
「すごい…。大きくなってますね、敦賀さん…」
「キョーコが、あんまり可愛かったからね…、んっ」
ちゅっ、と先に口付けて、敦賀さんのモノを口に含む。
舌を絡めながら、見上げた敦賀さんの顔が気持ちよさそうで、二人の格好が聖職者なだけに、何だか、悪いコトをしてるような気分になった。
「はっ、ちゅっ…、んむっ、敦賀さん、気持ち、イイ?」
「ああ、気持ちいいよ」
更に、舌を絡めて、深くくわえ込もうとすると、
「んっ」
582:2006/10/03(火) 15:11:41 ID:DnoiZ0Xa
唇を離されてしまった。
敦賀さんは、私の手を教壇につかせて、目の前の十字架と向き合う形にさせた。
「あっ、あんっ」
ショーツを脱がせて、私の中に指を差し込む。
「あんっ、つ、つるがさ、」
じくじくと中が熱くて、きゅうきゅうと敦賀さんの指を締め付けてるのがわかる。
「お願い」

敦賀さんのが欲しい。

「何を?」
敦賀さんは、にやり笑って、わざわざ訊いてくる。
「あっ、敦賀さんの、ん…、ちょうだい?」
「俺の、何?」
「あんっ、いじわるっ」

悪徳神父。そんなコト言わなくてもわかってる癖に。

「おねがいっ」
「ちゃんと言わないとあげないよ」
敦賀さんは、私の中に指を這わせながら、意地悪ばかり言う。
でも、私も、もう我慢が出来ないくらい、敦賀さんが欲しい。
「あんっ、おねがい、敦賀さん。も、欲しいのっ」
「何が?」
「あっ、お肉の棒。敦賀さんの、お肉の棒、私の中にいれてぇ!」
恥ずかしいおねだりをした私に、
「いやらしい子だ…」
言いながら、敦賀さんは私の中に入ってきてきた。
「あっ、あああん、あっ、あっ」
「はっ、イイね。神聖な修道女を犯す、この背徳感。たまらない」

そうだった。

583:2006/10/03(火) 15:13:39 ID:DnoiZ0Xa
中を擦られる感覚に、忘れていたけど、ここは教会で、私は修道女で、敦賀さんは神父さん。
「あっ、だめ、つるがさっ、だめぇ!」
ずりずりと奥まで入ってくる敦賀さんのモノは熱くて、意識が遠のく。
「キョーコ、あの台詞、言ってみて」
「あっ、あっ、セリ、フ?」

えーと?あ、今日の。

「あんっ、『だめ…です、神父さまっ!か、かみさま、あっ、かみさまがっ、みてますっ』」
「いいじゃないか、キョーコ。キョーコのいやらしい姿、神様にも見せてあげなよ」
「あっ、いやっ!いやぁっ!」
「清純なものが汚されるって、何か、イイね」
呟く敦賀さんの言葉も、深く考えられないくらい、頭の中が真っ白で…。
「あっ、あっ、あんっ、つ、るがさんっ、…も、いっちゃ」
「いいよ」
「あ、いっしょにっ、キてぇ!」
「はっ、いくよ。キョーコ」
「あっ、あっ、ああああぁぁああぁん!」

「……変態神父」
果てた後、敦賀さんに言った。
「じゃあ、キョーコは淫乱シスターだね」
にっこりと、神々しい笑みを湛えて、返されてしまった。
「帰るまで、待てなかったんですか?」
「うん。ごめんね」
私を抱き寄せて、額に唇を落として、敦賀さんが言った。
584:2006/10/03(火) 15:14:28 ID:DnoiZ0Xa
「ホント、素敵な教会ですね」
呟く私に、敦賀さんが、
「キョーコは、結婚式はこんなとこでしたい?」
突然訊いてきた。

そりゃあ、こんな素敵な所で出来たら嬉しいけど…。

「そうですね。いずれは」
そうできたらいいですね、と答える私の左手を手にとって、
「ちゅ」
敦賀さんは、薬指の付け根にキスをして、痕をつけた。
「婚約指輪の代わり。いつか、こんな素敵なところで、結婚式しようね」
照れながら言う敦賀さんは、可愛くて…。
「後になって、なかったことにしないでくださいね」
告げた私に、
「神に誓うよ」
唇を落として、言ってくれた。
私は、

ホントにいつか、そんな日がくればいいな…。

心底思った。
585名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 15:16:00 ID:DnoiZ0Xa

おしまいです。
586名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 18:14:20 ID:VpBBpHqs
GJ
前半エロイのに後半は綺麗にまとめられて良かった。

>「清純なものが汚されるって、何か、イイね」
蓮変態(*´Д`)
587名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 18:44:49 ID:UtBJD4zh
>>576
GJGJ!!
イヤンダメンと言いつつしっかり応じるキョーコ萌え(*´д`*)ムハ

っつーか抱かれたい男No.2キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!
このスレ的にはこの新登場の古賀さんの活躍を激しく希望。

レイノや松じゃキョーコははなから敵対心丸出しだし、
リーダーじゃイマイチ頼りなくて当て馬にならないw

古賀さんがこの共演以来キョーコに言い寄る
→キョーコ、困りつつも先輩なのであまり変な対応もできず
→蓮の心配&嫉妬は燃え盛り
→(゚д゚)ウマー
588名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 21:18:51 ID:7ZfiYcHc
>>576
GJ!!
神に背いてもいいって言ってた本誌の蓮を想像したよ。


古賀さん、自分も今後の活躍期待!
強く出れずヤキモキする蓮もイイナー。
589名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 23:29:41 ID:1cdr9sRl
>>576さん、GJ!
エロも良かったけど、最後のプロポーズみたいなやり取りに萌えた。
因みに、私の勝手な古賀さんイメージは、
・蓮よりちょっと年上(22〜23位?)
・ワイルド系
・蓮が出て来るまでは、抱かれたい男NO.1
こんな感じだったりするw

ところで、今更なんですが>>350さんがその後
どうされたのか、非常に気になっています。
又、続き書かれたら投下して下さいね、待っています(^-^)
590名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 00:54:30 ID:KS3jCh4E
>>576さん、GJ!!
コスプレえっちもプロポーズやりとりも
とってもよかったデス!!

古賀さんイメージ。
>>589さんの
・蓮よりちょっと年上
・蓮が出てくるまでは抱かれたい男No.1
は同意。
・ワイルド系
より、ライトでちょっとエッチな
福山○治さんみたいなひとをイメージしちゃいました。
キョーコが
話してて異性を感じさせない楽しいひとだな〜
気安く話す→蓮嫉妬メラメラ
どうでしょ?

でもワイルド系もいいっすね!

>>350さん
わたしもまってます〜。
591576:2006/10/04(水) 07:43:33 ID:j2vXUyog
一巻から、勝手に名前拝借したら…。
なんか古賀さん大人気(゚Д゚;≡;゚д゚)アワワワ
どーしよう、何も考えてないよ…_| ̄|○
(;´Д`)ナニカカンガエタホウガイイノカナ…





誰か…、ネ申様ー!!( ゚Д゚)=зオネガイシマスヨ
592名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 08:14:29 ID:gjj5166m
このスレの新キャラとして
皆と各職人が好きに拝借妄想&料理すれば無問題w
古賀さんおいしいポジションだよ古賀さん
593名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 10:42:30 ID:gjj5166m
IDがGJだ!!
GJたくさんもらえるように頑張る(・∀・)記念パピコ!!
594名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 21:52:05 ID:j2vXUyog
投下させてください。
>>486さん
>>477ですが、記者会見の話が読みたいとの事でしたので考えました。
どうぞ。
595:2006/10/04(水) 21:53:35 ID:j2vXUyog
『敦賀さんは、ダークムーンの頃から、京子さんの事を、想っていらしたみたいですが…』
『そ、そうみたいですね…』
『京子さんは、その頃は何ともなかったんですか?』
『その頃は…、そうですね。尊敬出来る先輩だなぁ、と思ってました』
テレビから聞こえてくるのは、私が昨日受けた記者会見の模様。
「へぇ…。ホントに、俺の気持ちに気付いてなかったんだ」
「あっ、ごめ…、なさっ」
スケジュールが合わなくて、結局、一緒の会見にはならなかったけど、何とか社長さんの許可も降りて、記者会見できるようになった。
敦賀さんは、先に会見を済ませて、
『彼女の、何にでも一生懸命な所が好きです』
とか、
『可愛くて仕方ないですね』
とか、テレビで見てるこっちが恥ずかしくなるような事ばっかり、言ってくれた。
『京子さんは、敦賀さんのどんなところが?』
『えーと、仕事のコトに真剣なとことか、紳士的で優しいところとか…、ですかね』
『そうですか。敦賀さん、素敵ですもんねぇ』
『そ、そうですね…』
『まぁー!真っ赤になって。照れてらっしゃる!!』
きゃあきゃあと、黄色い声をあげて騒ぐレポーターさん達。
その真ん中で、照れて俯く私。
596:2006/10/04(水) 21:54:15 ID:j2vXUyog
「ホントだ。真っ赤になって…。かわいいね、キョーコ」
「あんっ、そ、それより、コレっ…」
敦賀さんは、そんな私の会見の様子を見ながら、一つ一つ、感想をくれる。
私はというと…、
「駄目だよ。会見が終わるまでは、このまま」
テレビに向き合うように、敦賀さんの上に座らされて、M字に脚を開かされ、敦賀さんのを飲み込んだままで、会見どころじゃなかった。
「い…じ、わるっ。この前は、優しかったのに…」
「キョーコがかわいいからだよ。ホラ見て」
服と、スカートの中に手を入れて、胸の先や、下腹部の茂みの奥の芽を、手で弄ばれて、テレビなんか目に入らない。
「んっ、みれ…、い」
『抱かれたい男No.1の敦賀さんと、お付き合いする上で、やっぱりいろいろ言われたりします?』
『そうですね。ないと言えば嘘ですね』
『不安になったりは?』
『不安になった時もありますけど、今はないです』
「これ、ホント?」
「あっ、ほんと、んっ、ですっ」
「それはよかった」
言いながら、敦賀さんは、ぐりゅり、腰を回した。
「ああんっ」
早く、突き動かして、楽にさせて欲しいのに、本当に、会見が終わるまで、このままで見るらしい。
597:2006/10/04(水) 21:55:04 ID:j2vXUyog
『今日の芸能すくうぷ!は、抱かれたい男No.1の敦賀蓮さんのお相手、京子さんでした』
『いやー、ホント、うらやましいですねー』
『真っ赤になっちゃって、可愛らしかったですね』
「ホント。かわいかったよ」
かぷり、耳たぶをくわえて、敦賀さんが言う。
「つ、るがさん、はやくっ」
私の中に入ったまま、敦賀さんは私の体を反対に向けて、向かい合わせになった。
「焦らしてごめん。今から、いっぱい満足させてあげる」
そう言って、敦賀さんは、私に深く口付けてから、腰を動かし始めた。


この夜は、眠る事なんてできなかったけど、
「キョーコが俺のだ、って宣言できて、ホントに嬉しい」
って、何度も求めてくる敦賀さんが、本当に嬉しそう可愛かったので、まぁいいか、と思ってしまった。
598名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 21:55:54 ID:j2vXUyog
おしまいです。

エロとか、絡めないで、ラブラブ会見とかを求めてらしたのだったらすみません。
お粗末さまでした。
599名無しさん@ピンキー:2006/10/04(水) 22:18:28 ID:ZFZlLmQE
>>594
GJ!!!
テレビの中とテレビ前とのキョーコのギャップに萌え(*´Д`)ハァハァ
キョーコいつも一晩中啼かされて大変ですなw
600名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 00:08:49 ID:YfN/73Wx
>>594
キャー!破廉恥よ(キョーコ口調)
普通にテレビを観てると思いきや…
なにしてるんだー!(*´Д`)ハァハァ
GJ!
601名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 00:45:33 ID:CcyZMkmu
GGGGJ!
公認になったらますます行動がエスカレートしそうだ。人前で……とか。

自分がレポーターだったら「抱かれたい男No.1に抱かれる感想は?」と聞いてみたい。
602名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 15:59:08 ID:9sMxwjKQ
>>572です。
仏師蓮と遊び女キョーコの小ネタが出来ました。
設定や心理描写を細かく書いてると、とんでもなく
長くなりそうだったので、簡潔にエロシーンだけ纏めてみました。
が、逆に詰め込みすぎになったかもしれません。
しかも、全体の雰囲気から、最後まで「男」「女」で、
名前を出さずじまいになってしまったりorz
お手数ですが、脳内で蓮キョに変換して読んで下さいm(__)m
歴史モノ飽きた方、攻めっぽいキョーコがお嫌いな方はスルーでお願いします。
603名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 16:00:19 ID:9sMxwjKQ
「ねぇ、あんた、あたしを見て何とも思わないのかい?」
女の言葉に、男の心は揺れた。
目の前に立つ女は生まれたままの姿に、領巾だけを纏っている。
「動かないでくれないか」声の震えを抑えて、そう告げた。
「男は皆、あたしの躰に触れたい、抱きたいって思うんだよ」
女は、妖艶な笑みを浮かべる――まるで、男の心を見透かすかのように。
男は視線を落とし、黙々と彫り続ける。
ふとした出会いから、仏師である男は、
女の姿を菩薩像に写したい、と思った。
遊び女として、数多の男と肌を重ねてきながら、女はどこか清らかで、
澄んだ美しさを湛えていて、男は一目で心を奪われた。
ふと気配がして目を上げると、女がすぐ傍らに膝を付いていた。
「動くな、と・・・・」
女は、男の手から彫り刀をそっと取り上げ、床に置いた。
「何を―――」
叱る様な男の声を遮って、女が言った。
「あんたの目を見たら分かるよ。
あんな目で見られたら、あたしも、ほら」
女は自らの茂みに手をやり、そこから滴る甘露を指で絡め取る。
それで、男の唇をなぞりながら、耳にふうっと息を吹き掛けた。
「欲しいの」
女の甘い声に、男の躰は痺れた。
いけない、いけない――どこか遠くで声がする。
しかし躰は声に逆らい、気が付くと女の細い腰を抱き締めていた。
互いに唇を貪りながら、床に倒れ込んだ。
仰向けに横たわった男を跨ぎ、女は天に向かって
そそり立つ楔へと、腰を落としていく。
「あ、ぁあん・・・・・、こんなに大きいの、初めて」
悩ましげな声をあげて、女は腰をくねらせた。
蜜壺の熱さに溶けながら、男は下から女を突き上げてやる。
「・・・は、いぃ・・・・もっと・・・」
女は、形の良い乳房に男の手を導いた。
乳首を摘み捻ってやると、白い喉元を見せて仰け反った。
――こんな時でさえ、この女は清らかで美しい――
共に絶頂を迎えた瞬間、男はそう思った。
604602:2006/10/05(木) 16:07:40 ID:9sMxwjKQ
以上です。
てか、もうスキビじゃないよな、これorz
でも妄想炸裂して書かずにいられなかった、スマソ。
こんな感じの役を映画か何かで、蓮キョが演じる
ってのはどうだろ?等と考えてみたり。
605名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 18:21:09 ID:NfBT9W3i
>>602
GJ!!1レスなのに雰囲気出ててすごいな。
こんな雰囲気のふたりで共演するふたり、
家で練習中に役に入れ込みすぎたキョーコが…で脳内変換した(*´д`*)萌エ勝チ
606名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 19:40:09 ID:MHE9nB9e
GJ!
イメージが違っても、ドラマとか映画の役って事でさらに妄想できるのがスキビの懐の深さだねw
607名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 19:53:16 ID:Z+qIjVsc
作品はGJ!でも、自分語りウザス。
スレ汚してごめん。
逝ってくる。
608名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 20:01:18 ID:9sMxwjKQ
>>602です。
>>607さん、嫌な思いさせてすみませんでした。
私の方こそ逝きます。
609607:2006/10/05(木) 20:39:08 ID:Z+qIjVsc
言葉が足りなかった。
貴女の作品が嫌いなわけじゃないんだ。
ただ、すごいネ申作品でも書き手さんが、マイナスな発言とかしてると、
『じゃあ、それを絶賛した自分は何なんだよ』
となって萎えてしまうんだよ_| ̄|○
嫌な思いをさせてしまってごめんなさい。
私が言えた事ではないかもしれませんが、投下するのはやめないでくださいね。
では、今度こそ逝きます。
610名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 21:11:41 ID:YfN/73Wx
>>602
GJ!小ネタというより、ちゃんと話になってる。
目で語ってしまう蓮イイ。

>>608-609
逝くな。
(´・ω・`)
611名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 23:17:31 ID:YfN/73Wx
仏師で思いついたんだけど、画家はどうだろう。
蓮が画家で、キョーコがモデル。
蓮がモデルになってほしいとキョーコに頼む。
最初はヌードじゃなくていい、という条件で引き受けたモデルだけど…。
その先は考えてない。最終的にはヌードになるかな。
612名無しさん@ピンキー:2006/10/05(木) 23:23:30 ID:YfN/73Wx
高校の美術の先生とかもいいかも。キョーコはそこの生徒で。
キョーコはモデルをしていて、秘密の関係。
連投スマソ。
613名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 00:03:14 ID:9C/hLuti
投下します。

>>576さんの作品で登場した抱かれたい男NO.2の古賀さんがこのスレ的に成長するよう願ってw
思いっきり可哀相に使って当て馬にしています。

ただしあまりにイヤな奴にもイイ男にもしたくなかったので、
当て馬と言いながらもそこそこ頑張ってます。

なのでキョーコが迫られるのがイヤな方はスルー推奨。
あとは焦らしプレイです。

9レスです。
6141/9:2006/10/06(金) 00:03:54 ID:9C/hLuti
「キョーコは明日の仕事、なに?」

食事の後、いつものようにふたりで台所の流しに並んで片付けている時、敦賀さんが聞いてきた。

「明日は富士テレビでドラマ撮影です」

私が答えると、敦賀さんの動きが止まって、水の流れる音がジャーーーー、と響いた。

「敦賀さん?どうかされました?」
「いや…」

敦賀さんの動きは再開されたけど、なんだか上の空で動作も鈍い。
何か怒ってる?
ううん、怒りのオーラは感じないし…。

「あのー」
「キョーコ、アイツには注意するんだよ」

ゆっくりと皿を洗いながら、無表情で敦賀さんが言った。

「アイツ?アイツって誰ですか??」
「…アイツだよ…古賀って男」

泡を流したお皿を渡されたのにも気付かず、私はポカンと口を開けて敦賀さんの横顔を眺めていた。
いつまでも受け取らない私にようやく敦賀さんが目を合わせる。
6152/9:2006/10/06(金) 00:04:29 ID:9C/hLuti
「え?古賀って…古賀さんですか??」
「そうだよ、古賀って言ってるじゃないか」
「あの古賀さん?」
「…他に古賀がいるのか?キョーコがドラマで共演してるあの古賀だよ」

敦賀さんの鋭い口調がため息に変わる。

「まったく君って子は…」
「その古賀さん…ですよね?どう注意するんですか??」
「だから――……言いたくないけど、あの男はキョーコに気があるんだよ」

なぁんだ。敦賀さんってば

「焼きもちですか?大丈夫です、ドラマの中だけですから」

なんだか愛されてるかも、なんて思ったらくすぐったくて、照れくさくて思わず吹き出してくすくす笑ってしまう。
そんな私を見て敦賀さんは天を仰いで、ハァァァァァァ、とさらに巨大なため息をついた。

「琴南さんも一緒だったよね、ドラマ」
「はい!そうなんです。だから楽しくって」
「ひとりになっちゃダメだよ」
「ひとりに?テレビ局で、ですか??」
「そう、帰りは迎えに行くから、それまでひとりにならないように」
「なんだか子供みたいですね、私」
「子供じゃないからタチが悪い…」
「え?」
「いや…とにかく、そういうこと」
「心配性ですねぇ、敦賀さんってば」

再び笑ってしまった私に、敦賀さんは洗い物を中断して後ろから抱き付いてきた。

「心配だよ、ほんとに。無防備というか疑いを知らないというか」
「んー敦賀さん、濡れちゃいますっ」
「まあそこがキョーコのいいところではあるんだけど」
「もう、聞いてます?冷たいですってばぁ」

いつもどおり私の制止は無視されて、唇も…身体も舐め回されて、そのまま明るい台所で啼かされた。
6163/9:2006/10/06(金) 00:05:01 ID:9C/hLuti
翌日撮影のあと、モー子さんと別れて敦賀さんと落ち合う予定の地下の駐車場へ行こうとしていると、
後ろから古賀さんに呼び止められた。

「キョーコちゃん!」
「あ、お疲れ様です。古賀さんももう上がりですか?」
「うん、そうなんだ。それで、キョーコちゃんにお願いがあるんだけど」
「なんですか?」

敦賀さんは注意しろ、なんて言ってたけど、古賀さんはとってもいい人。
まだ新人なのにドラマの準主役に選ばれて、なにかと風当たりの強い私を気遣って、こまめに声をかけてくれる。
おかげで最近、モー子さん以外の女優さんたちも私に声をかけてくれるようになった。

「ちょっと荷物がたくさんあって持ちきれないんだ。楽屋にあるんだけど、一緒に運んでくれない?」
「お安い御用です!」
「よかったぁ。事務所に持ってくるように頼まれたんだけど、数が多くてさぁ」
「古賀さんってば、売れてらっしゃるのにそんな雑用引き受けるなんて、人が良すぎですよ」
「いやー売れてるタレントとして扱ってもらえないんだよ」

ハハハ、と笑う古賀さんに連れられて楽屋に入ると、確かにダンボール箱が5,6個並んでいた。

「大丈夫?無理しないでね」
「任せてください!古賀さんだって、力なさそうなのに大丈夫ですか?」
「ハハ、これでもたまにジム行って鍛えてるんだけどな」

駐車場にある車まで2往復して楽屋に戻ると、もうあとは大丈夫だよ、と礼を言われた。

「何もお返しがないな…。ああ、じゃあ、せめてお茶でも入れるよ」
「あ、私が入れますよ」

それじゃお返しにならないと遠慮する古賀さんを制して急須にお湯を注ぐ。

「古賀さんってば、気を使いすぎですよ。私みたいな新人にまでこんなに親切にして」
「キョーコちゃん」
「なんですか?」

お茶を入れ終わって、急須を置いたところで聞こえてきた古賀さんの声は、
さっきまでとは違って真剣な口調だった。

「親切…じゃ、ないんだけど」
「え?」
6174/9:2006/10/06(金) 00:05:44 ID:9C/hLuti
振り向こうとしたところで、後ろから強く抱きしめられた。

「こ…古賀さん?どうされたんですか…?」

答えがなくて、ただ耳元で息遣いが聞こえる。
混乱する頭の隅で、昨日敦賀さんに同じように抱きすくめられたことを思い出していた。

「あのっ…ちょっと……!」
「親切なんかじゃない。そんなイイ奴じゃないよ、オレ」
「なにか…あったんですか…?あの、古賀さんは優しい方です。だから皆さんに好かれてて―」
「キョーコちゃんは?」
「え??私がなんですか?」
「キョーコちゃんはオレのこと好き?」
「…?好きですよ?」
「じゃあオレと付き合って」
「な…っ!なにおっしゃってるんですか?!!」
「好きなんだ、君のこと。だから優しくしてるんだよ。全然気付いてくれなかったみたいだけど」

苦笑いしながら耳元で囁く言葉に、ようやく状況を理解して頭の中が真っ白になった。
昨日敦賀さんが言ってたことの意味にやっと気付く。
敦賀さん、全部わかってて…それでひとりになるなって…

自分の愚かさが情けなくて涙が込み上げてくる。
バカだ、私…敦賀さんの言うこと聞かないから…

「…なして…離してください…」
「本気だよ。君のこと、すごく好きになっちゃったんだ」

振りほどこうと身体を捩るのに、華奢な古賀さんは意外と力が強くて逃げられない。
そのまま首にちゅーっと吸い付かれて、私は自分の血の気がひいていくのを感じた。

…やだ…っ…敦賀さん以外の人に、こんな…こんなことされるなんて…

涙がぽろぽろ落ちて、力が抜けていく。

「…だ…いや…だめっ…!」
「いるの?付き合ってる人」
「…いる…いますっ、だからやめて!」
「誰?」

うなじにキスをしながら呟いている。
事務所に交際は伏せておくよう言われてる。敦賀さんの名前なんて出せないのに!

「誰って…誰でも…いいでしょう?もう離して…!」
「オレ以上の男じゃないなら諦めないよ。それとも、付き合ってる人なんて本当はいないとか」
「ちがっ…!!」

「俺だよ」
6185/9:2006/10/06(金) 00:06:38 ID:9C/hLuti
突然ドアが開いて、敦賀さんが入ってきた。
呆然としている私をちらりと見て、そして同じく唖然とする古賀さんから私を引き剥がして――
ぎゅっと腕を引っ張られた私は顔を敦賀さんの胸にうずめる格好になった。
なんだか力が抜けてしまって、座り込んでしまいそうになる。

「古賀君、そういうことだから。キョーコが欲しいなら、次から俺に言ってくれないかな?
 もちろん渡す気なんかさらさらないけどね」

ひくひくとしゃくりあげて泣く私を車に押し込んで、敦賀さんは運転席に乗り込んだ。

「キョーコ」
「ごめ…っ…るがさ…ごめんな……」

わぁっと泣きだしたら引き寄せられて敦賀さんの胸に押し付けられた。
怒られるかと思っていたのに、上から優しい声が聞こえる。

「いいよ、わかってる」
「私…なにも…わかって、なくって…」
「いいんだよ、キョーコは悪くない」
「怖かっ…た…わかったんです、敦賀さんじゃなきゃイヤだって…!」
「――なにされた?」

敦賀さんの声が鋭くなる。

「……っ」
「キョーコ、アイツになにされた?」
「…首に…っ…首すじと、うなじ…」
「キスされた?」

何度も頷く。再び涙が込み上げてきて、それに気付いた敦賀さんが背中を撫でてくれた。

「許せないな」
「ごめ……」
「キョーコがじゃなくてアイツだよ。ったく油断も隙もない」

私の顎を掴んで、瞼にキスを落とし、頬を伝う涙をペロリと舐める。

「大丈夫だよ、忘れさせてあげるから」

敦賀さんは私の首筋に吸い付いた。
まるですべての箇所を埋め尽くすみたいに、丹念にキスを落としていく。

「イヤ?」
「んんん、イヤじゃ、ない…敦賀さんのキス…熱い、です…」
「忘れられる?」
「んぅ。も、忘れる…んー、でも…痕に、なっちゃうかも…」
「いいよ、キョーコは俺のモノ、ってマーキング」
6196/9:2006/10/06(金) 00:07:16 ID:9C/hLuti
ふふ、と笑うと、敦賀さんはますます吸いつきを強くしながらキスを下げていく。
胸元に降り、服の上から胸の突起のある場所を噛み付かれて私は思わず声を上げた。

「あっ!…だ、だめ…こんなとこじゃダメです、誰かきちゃいます…」
「構わないよ」

スカートの中に手を入れられ、下着の横から指を入れられ弄られる。

身体を伝い降りていく甘さと熱さ、そして誰かに見られてしまうかもしれないという恐怖と羞恥。
双方の快楽に苛められ、昇りつめていってあの感覚が迫って来る。

「――ぁあっ、つ、つるがさんっ!!」
「イきそう?」
「…ィくっ、イっちゃうっ!」

敦賀さんの視線を感じながら目をぎゅっと瞑ると、そこで指を抜かれた。

「や、ぃやぁっ!」
「おあずけ。帰ろう」

それからマンションまで、敦賀さんは頬を染めて足をすり合わせる私の様子を楽しみながら、でも決して触らずに運転して帰った。

「お願い…ね、敦賀さん、続き、して?」
「ダメだよ、外から見えたらイヤだろう?」
「構いません…お願い…ねぇ?」
「だーめ。おあずけ」

マンションに着いて、エレベータの中で敦賀さんの手をひっぱる。

「おね、お願い、ココ、触って…!」
「いけない子だな。カメラがあるだろ?映っちゃうからダメだよ」
「いいの!」
「よくないよ、もう少しの辛抱」
「もぉやだぁ…」
「いい子だから、我慢して」

敦賀さんは私の腰を引き寄せてお尻を撫でた。
その手が触れるところ、全てが熱くてたまらない。
6207/9:2006/10/06(金) 00:07:52 ID:9C/hLuti
部屋に入るなり敦賀さんの服を必死に脱がせた。
シャツのボタンを全部外して、ベルトを抜いて下は裸にした。

「キョーコ、そんな急がなくても時間はたっぷり――」
「やだ!もう待てないっ…意地悪ばっかり…!」

自分の服は脱ぐ時間がもったいなくて、着たままスカートの中から下着を落とす。
スカートをめくりあげて、廊下の壁にもたれて膝を立てた。

「お願い…入れて、早く、熱いの、欲しいのっ!」
「しょうがないな」

あそこから溢れて熱い蜜が足まで滴り落ちていくのがわかる。
多分私のそこはもうじゅくじゅくになってる。
でももう恥ずかしいよりも、脳天が痺れたみたいに麻痺して、ただ入れて欲しくて。
待ちわびてた敦賀さんのものが入ったときも、我を忘れて喘いでしまった。

「ああっ――!!!」

身長差から、敦賀さんはしゃがむようにして挿入したけど、そのあとの突き上げで私の身体は浮いたみたいに跳ね上がる。
同時に敦賀さんは私の身体を抱え上げて、私は首にしがみつく。
挿入感が奥まで染み渡って、言いようのない快楽に占領される。
それでも…もっと…もっともっと気持ちよくなりたくって、私はいやらしく腰を振ってしまう。
だって、こうやって揺するとすごく…気持ちイイんだもの。
これ自分の声?ってくらいにいやらしい声と、ぐじゅぐじゅって卑猥な音が耳をいたぶる。

「…――っ…キョーコ、激し、すぎだよっ」
「だ、だって…あ、ああっ、やっ、やだ、気持ち、い、んっ、はぁ、ん!…ぁあ、あんっ!」

敦賀さんもいっぱい腰を振って…あ、だめ、イっちゃう!
ううん、ダメ、じゃない、イきたいっ、来る、きちゃうっ…!待ってた、の…やっと…!

「あぁっ!つ、つるが、さん…!」
「…キョーコ、イきそう?」

素直にウンウンと頷くと、いきなり敦賀さんは身体をひいて抜いてしまった。
そして私を下ろし、そのまま壁に押し付けた。

「や、やだっ!!抜いちゃヤぁっ!!」
「ごめんね」

半泣きで必死に抗議する私に悪びる風でもなく、突然抜かれた穴に敦賀さんは自分のモノ――ではなく、
指を何本か入れてかき回し始めた。
6218/9:2006/10/06(金) 00:08:39 ID:9C/hLuti
「――っ!!ち、違う、やだ、つるがさんっ!」
「違わない」
「そうじゃ、ない、の!指じゃ、ぃやあっ!あ、あ!やだ、いっちゃうっ、から、ヤダッ!!」
「イっていいよ」
「イヤっ!違う、のぉ!つるが、さんの、あふい、おっき、の!で、イキ、たぃ…のにぃっ…!」
「んー…あとで、ね」

敦賀さんはものすごく…早い動きで、私のそこをかき回してる。あ、も…いっちゃう…!

「すごいな…飛んでるよ、いやらしい液」
「…だ…めぇ…っ―――!!!!」

戦慄に似た衝撃が身体中を走って、立っていられなくて崩れ落ちた。
すわりこんだ私を敦賀さんは強引に立たせて、後ろ向きにして壁に押し付けた。
壁に手をつけて立とうとするけど、ほんとに力が、入らない…
それでも腰を支えられて、座り込むことも許されなくて。

「…つるがさん…ダメえ、立てない…」
「熱くて大きいのが欲しいんだろう?」
「だめっ、まだ…待って!」
「待てない」

あああっ!!もぉ…なんでこんな、いじめっ子なの…!

「…っ…すごい、締まってるし、ビクビクうねって巻きついてくるよ…
 キョーコ…すごく淫乱、だね…」

恥ずかしいこと言われて、顔がカァっと熱くなる。
敦賀さんはゆっくりと腰を回す。
立っていられなくて崩れそうになるのに、手がズリさがるとますますお尻を突き出してる格好になって。
それになにより…また気持ちよくなってきて、敦賀さんの動きに合わせてしまう。
敦賀さんの右手はしっかり私の腰を掴んで、回す動きから今度はズンズンと突き始めた。
身を打ち付ける音が廊下に響く。

「だ、ダメっ、つるが、ひゃん、もぉ、無理っ!さっき、…ったのに、も、イけ、ない、あんっ!」
「大丈夫だよ、キョーコ、は、いやらしいから、何度だって」
「ああっ!や、やだ!んん、気持ち、よすぎて、狂っちゃ、うぅん!」
「…んっ…」
「あ、やだっ!また、き、ちゃう!もぉ、い、イキたい、よぉ!イって、いい?もう、いい…っ?」

しまった、言わなきゃよかった!
そう思ったときはもう遅くて、私の言葉を聞いて敦賀さんはまた意地悪に動きを止めた。
6229/9:2006/10/06(金) 00:09:16 ID:9C/hLuti
「もぉ…ほんとに…もうだめぇ……ぉねがい、イかせて…イきたい、のっ…!
 なんでも、する、からっ…なんでも、言うとおり、する、からぁぁ…」

泣きながら懇願する私の背中を指で這わせながら、敦賀さんは楽しそうに言う。

「なんでも?」
「なんでも、する……だから、はや、く…」
「もうあの男に近づかない?」
「え??」

あ、すっかり忘れてた…まさかそれで意地悪してたの…?

「近づいてなんか…ああっ!!」

大きく突き上げて、敦賀さんはまたじっと待ってる。

「だってぇ、お仕事…」
「仕事以外で」
「近づかない、です、だから、おねがい…続き、してぇ…」
「ほんとに?」
「ほんと、ほんと、です。欲しいの、つるがさん、だけ!つるがさんの、欲しい、の!!」
「んー…心配だけど…」
「早くっ!!!」
「わかったよ」
「ああぁあっ――!!!」

敦賀さんはようやくお願いをきいて、昇りつめるまで激しく苛めてくれた。
今までにないくらいさんざん焦らされてたぶん、後から思い出すと顔から火が出そうなくらいに乱れてしまった。

「つるがさ……」
「ん?」
「ベッド…連れてって…」
「あっちでもう一回って意味?」
「ちがいますっ…もう無理ぃ…」
「無理じゃないよ。なんでも言うこと聞くんだろう?今夜は2桁にでも挑戦しようか」
「…怒ってるんですか?」
「キョーコには怒ってない」

私に怒ってなくても…その矛先が私に向かうなら同じだと思うんですけど。
抗議しようかと思いつつ、でももう一回してもいい、かな…なんて思えてきて、
素直にベッドまで運ばれることに――ううん、そのあとも、素直に言うことをきくことにする。

「私…今夜はつるがさんのおもちゃ、ですね…」
「好きに遊んでいいってことかな?」

にっこりと微笑んで確認してくる敦賀さん。
そうです、と言葉で認めてしまうとさらに苛められそうな予感がして、
私はとりあえず黙ってコクンと頷いた。
623613:2006/10/06(金) 00:14:02 ID:9C/hLuti
おしまいです。

蓮は駐車場で待ってたら古賀さんと荷物を運んで戻っていくキョーコを発見、捕捉したってことで。

妄想を肥大させてくれた>>576さんありがとう。
>>589-590の古賀さん妄想にも萌えたがイマイチ広げられなかったので
また違う古賀さんの降臨も勝手に待たせていただきますw
624613:2006/10/06(金) 00:25:42 ID:9C/hLuti
連投捕捉失敬。

>>618は地下まで降りて、って描写は省いたんですが、わかりにくかったらスマンね。

>>612
その蓮キョドラマはどこの局で放送されますか(*´Д`)ハァハァ
625名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 00:41:02 ID:55mEhojq
>>623さん、GJ!
てか、古賀さんキタ━━(゚∀゚)━━!!
程良く強引で真摯な感じで好感、今後も頑張って欲すぃ。
激しく求めるキョーコ、じらす蓮、萌えまつた。

古賀さんネタだと、>>576さんの教会エチーを、
実は古賀さんに見られてた、とかも妄想w

>>612さん
教師と教え子ってダクムンと被るけど、いいよね。
絵筆で愛撫するとかどうだろう?(変態?w)
626名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 01:49:28 ID:2m6xoCJF
>>613
GJ!
鈍感なキョーコと、心配で気が気じゃない&嫉妬する蓮にモエ(*´Д`)エロもイイ!
古賀さんもかわいい。活躍に期待。

>>625
油絵の具のにおいがするアトリエで、床の上で、私達は愛し合った。
敦賀先生の手、指には絵の具がついていて、触れられたところに絵の具がついた。
私(キョーコ)の体の、普段、服に隠されていて見えない部分についた絵の具は
2〜3日取れなかった。

とか。
627名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 02:15:52 ID:Y21sGClv
>>613
古賀さんキタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━ !!
焦らされて、激しく求めるキョーコカワユス(*´Д`)キョーコエロイヨキョーコ

自分、>>576ですが、古賀さんがこんなに人気なるなんて、思ってなかった…。
スレの皆さん、ありがとう。

>>625
>教会エチーを、 実は古賀さんに見られてた
自分も、そのネタで考えてたんだけど、別のネタが降ってきたから、消しちゃったよ(´・ω・`)
628名無しさん@ピンキー:2006/10/06(金) 18:52:52 ID:9C/hLuti
古賀さん覗きまでやるとはさっそく幅広いなw
629名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 01:12:50 ID:KjX3/1rj
古賀さんを松とからめるのもいいかも。

って今日は人少ないね。三連休だからかな。
630名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 06:02:00 ID:1t5oAyiw
松と並べると至極まともな好青年になりそうだよね。
てマルチに歌も出したりバラエティにも出たりしてる可能性もある。
抱かれたい男にランキングされるからには色気も必要だなぁ。
古賀さん自由自在w
631名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 15:55:59 ID:aqzpeBDW
初投下したいと思います。

古賀さんもほんのちょっと出てきます。
632:2006/10/07(土) 15:59:08 ID:aqzpeBDW

今、俺はキョーコと同じドラマに出演している。
彼女と付き合いだしてからは初めての共演で楽しみにしていたが、まさかこんなことになるとは思ってもいなかった。

周りの男の目が気になる。彼女を見るその目に恋愛感情は含まれていないのか、いちいち探ってしまう。


中でも俺が一番危険視しているのは古賀という男。
俺よりは3つ年上で、俺より先輩。甘いマスクの上トークも上手いらしく、特に奥様方に人気があるようだ。
そんな男が、キョーコの元恋人役としてキョーコと日々親しくしている。
気にならないわけが無い。


そんなことをいつものように考えていると、スタジオの入り口でまた二人が仲良く話しているのが見えた。
「えっ!?古賀さん、お料理なさるんですか?」
「うん。結構色々つくるよ。最近はクッキーとかパウンドケーキとか・・・あとは・・・」
「ふふっ。お菓子ばかりじゃないですか〜。」
・・・俺だってキョーコの為なら料理くらいするさ。
「京子ちゃんはどんなの作るの?」
「私はですね〜。昨日は鮭のホイル焼きとか作りましたよ!」
「へぇ〜、いいね!食べてみたいな〜。」
・・・それを食べていいのは俺。他の男になんか食べさせやしない。
633:2006/10/07(土) 16:03:15 ID:aqzpeBDW
このまま耳を傾けていても俺にとっては何一つ楽しいことは無いので、高ぶった気持ちの勢いに任せて二人の間に割って入ってしまおう。
「最上さん、今休憩中だよね?読み合わせ付き合ってくれない?」
「・・・!い、いいですよ!」
俺の不機嫌に気付き、ビクッとはしたものの引き受けてくれた。
敦賀蓮のイメージを落とさないように、二人の関係を感づかれないように、古賀さんへのフォローも忘れない。
「すみません、古賀さん。楽しそうにお話していたところ悪いとは思ったんですが、急ぎなもので…。京子さん、お借りしますね。」
本当はこんなこと言いたくないけど、しょうがない。
「いえ、いいですよ。じゃあ、京子ちゃん、また撮影の時ね!」


誰にも見られないように俺の楽屋に入ると、俺は壁にキョーコを押し付けた。
「随分と仲良くしてるみたいだね?古賀さんと。」
おそらく今、俺はキョーコがよく言っている“似非紳士スマイル”を浮かべていることだろう。
「だ、だって、一緒のシーンは沢山あるし。それに、優しいし、悪い人じゃないし・・・・んんっ!」
放って置くと古賀のことを褒めちぎりそうな口を、俺は強く塞いだ。
俺以外の男の話なんて、して欲しくない。
口紅が落ちる程その唇を強く吸い上げ、口腔内に舌を侵入させる。深く、奥まで。
角度を変えるたびにピチャリ、ピチャッと湿った音が響き渡る。
「んっ・・、んはっ・・・ぁ、んん・・・っ」
唇を味わい、舌の暖かさを味わう。絡め取れなかった唾液が、口の端から零れ落ちてゆく。
俺はそれを丁寧に舐めとるとキョーコの首筋を尖らせた舌でツツッ・・・となぞり、手は胸へと這わせていた。
634:2006/10/07(土) 16:07:02 ID:aqzpeBDW
「ちょ、敦賀さんっ!ダメです、楽屋ですよ、ここ!!」
「関係ない。俺はキョーコとの関係がバレるといけないからって社さんに監視されてるのに、古賀さんだけ堂々と喋れるなんて。こうしてキョーコを補給しないとやっていけないよ。」
「そんなことっ・・・、ひゃぁっ・・・!」
何か言おうとするキョーコを遮るように、俺はブラウスの下からブラジャーを外し、抜き取った。
薄いブラウスの下には既に遠慮がちに起立したピンクの突起。柔らかな胸をやわやわと揉みながら、それを指の間で挟んだり摘み上げたりすると、途端にキョーコの口から甘い声が漏れ始めた。

「ぁ、ぁん・・・っ、んぁ、ぁあ・・・」
「もう感じてるの?本当にキョーコはココが感じやすいんだね。」
「やっ、ちがっ・・!ね、敦賀さ・・・っはぁ、家に帰ってか、ら・・・、ねっ?」
「このままじゃ撮影なんかできないよ。キョーコは平気なの?」
「へ・・・っき、じゃっない、けど・・ぉ、ここじゃ、ぁぁんっ・・・!」

誰かに見られるのを危惧してか拒否しようとするキョーコの下半身の割れ目を強く擦りあげた。
ショーツ越しにでもはっきりわかるくらい濡れているそこ。言葉とは裏腹に俺を受け入れる準備は出来ていた。
中指で強く上下に擦り、その上でプクリと主張している突起を親指の爪で突付いた。
緩急を付けて摩る指と、弾いたり押しつぶしたり突付いたりする指の刺激でショーツは溢れ出る蜜でビショビショになっていた。
スカートを汚さないように、と片腕で巻き取りながら甘い嬌声と敏感な反応を楽しむ。
635:2006/10/07(土) 16:10:15 ID:aqzpeBDW

「・・ぅん、ぁっ、ぁ、っはんっ・・・、そんな、にっ、しな・・でぇっ・・」
「今、もっと気持ちよくしてあげるからね。」
本当はもっと指で苛めたかったけど。
なんて思いながらも俺は天を向いている自身に避妊具を被せ、一気にキョーコの中へと入っていった。
最初は少し屈んで挿入したが、突き上げと同時にキョーコの身体を浮かせ腰を掴み上げる。

「ぁぁぁん・・・!ひぁ、・・っぁん、ぁん、っん・・んぅっ」
「っキョーコ・・・、凄く絡み付いてくるよ。欲しかったんだね・・・っ」
「っぁ、やぁ・・ん、いわな、っでぇ、あぁ・・っん、ひゃぁぅ・・・っ、ぁあ、ん、んっ、っはぁ」
リズム良く突き上げたり、グリュグリュと掻き回したり、ギリギリまで引き抜いて一気に奥まで・・・。
互いの息遣いと淫らな水音だけが直接脳髄に響いてくる。
そんな空間の中で、俺たちは快楽に溺れ、絶頂の波に攫われるのはすぐだった。

「もっ、だめぇっ・・!敦賀さっ、ぁん、んっ、つよくっ、やぁ・・、つよ、く、してぇっ・・!」
「っく・・、キョーコ、キョーコ・・・!」
「ひやぁぁぁ・・ぁぁあんっっ・・・」




行為の後の乱れた息を整えながら衣服を元通りに直していると、床に座り込んでいたキョーコから抗議の声が上がった。
「もうっ!誰か廊下通ってたらどうするんですかっ!・・こ、声も、抑えてなかったし・・・」
「んー・・・。大丈夫だよ?(たぶん)」
まるで気にもしてないかのような俺の言葉に溜息を吐く彼女の髪を撫でながら言った。

「あんまり他の男と仲良くすると、いつでもするからね?」
「なっ!もう楽屋でなんかしませんからね!」
「じゃあ、セット裏とか・・・?」
「もっと駄目ですっ!」
636631:2006/10/07(土) 16:11:51 ID:aqzpeBDW
終わりです。

637名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 17:15:33 ID:9XMgQ0rh
>>631
GJ!(*´Д`)
蓮の心の声がカワイス。モエ。
古賀さん、2人の声聞いてたりして。
638名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 18:30:25 ID:9XMgQ0rh
声を聞いた古賀さんが興奮してたりして。
(蓮に負けず変態…)
連投スマソ

>>631
濃厚エチにもGJ!
639名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 19:37:04 ID:YgkkzYD3
>>631
GJ!
おまいさんの書く蓮、かわいいな(*´Д`)
短いのに、エロもよかった

ところで、
そろそろ470KBみたいだが、次スレのテンプレどうするんだろう?
640名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 20:27:15 ID:f4hQVtXR
>>631
GJです。キョーコの為に料理する蓮。読みたい。

テンプレは前スレのを使えばいいと思う。
641名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 21:11:13 ID:iBOZwAtD
全6レス投下します。
一応コスプレ?物です。
では――。
642:2006/10/07(土) 21:12:20 ID:iBOZwAtD
この秋、私は初めて連続ドラマの主演に抜擢された。
内容は交通課の婦警である私が、数々の難事件を解決するという一話完結物。
恋人の敦賀さんに報告したら、まるで自分のことみたいに喜んでくれた。
私も、主役が貰えたこと自体もだけど、それで“敦賀蓮”という
目標に又一歩近付けた気がしたのがとても嬉しかった。
今日は番宣の為のポスター撮り。
私も婦警の制服姿でカメラの前に立った。
「はい、OK!京子ちゃん、上がってくれていいよ」
カメラマンさんの声に、ホッと緊張を解いた。
さて、と。今日はこの後オフなのよね。
楽屋に帰って着替えて・・・・あ、そう言えば敦賀さんも収録でこの局にいるはず。
この制服姿、敦賀さんにも見せたいなぁ。
そう思いついた私は、敦賀さんにメールを送る。
『今から逢いに行っても平気ですか?』
敦賀さんからの返信。
『これからしばらく待ちに入るから大丈夫。
三階の南側の一番奥の楽屋、分かる?』
『分かります、今から行きますね』
出来るだけ人目につかない様にしながら、私は敦賀さんの楽屋に向かった。
643:2006/10/07(土) 21:13:17 ID:iBOZwAtD
コンコン。ノックすると、すぐにガチャリと音がして、
狭いドアの隙間から部屋の中に引きずり込まれた。
「珍しいね、キョーコの方から逢いに来るなんて」
そこまで言った所で敦賀さんは、いつもと違う
私の姿に気付いて、言葉を止めた。
そのまま、何も言わずにじっと見つめられて、
思わず「変ですか?」不安になる。
敦賀さんは「・・・・・いや、凄く可愛い」
呟く様に言って、私との距離を縮め、一層熱っぽい視線を注いできた。
「可愛すぎて・・・・・もう、犯罪だよ」
そう言いながら、突然私を強く抱きすくめた。
上から敦賀さんの熱い唇が降ってきて、口の中を舌で蹂躙される。
瞬く間に思考力を奪われている内に、上着とシャツのボタンが手早く外されていく。
「だ、だめっ」
息をついた隙に何とか抗議の声をあげた。
「だめ、じゃないだろ。こんなそそる格好で来ておいて」
白いシャツの間から、ピンクに黒のレースで
縁取りされたブラジャーが露わになった。
「婦警さんは、随分いやらしい下着を着けてるんだね」
煽る様な口調で囁かれ、頬が火照ってしまう。
ううん、火照ってるのは頬だけじゃない。
いつの間にか敦賀さんのペースに巻き込まれて、身体の奥に火を点けられて。
644:2006/10/07(土) 21:15:14 ID:iBOZwAtD
「今日の撮影、男は何人位いた?」

「え?」
唐突な質問に戸惑って、すぐに答えられない。
「共演の長谷川さんとかも一緒だったんだろ?」
長谷川さんというのは、今回共演するベテランの俳優さん。
敦賀さん、まさか・・・・嫉妬してる?
いえ、敦賀さんのヤキモチは嫌と言う程経験済みだけど、
「敦賀さん、私と長谷川さんじゃ親子程の年の差があるんですよ」

「それは分かってるけど、長谷川さんだけじゃない。
監督もカメラマンもスタッフも、俺より先に
こんな可愛いキョーコを見た男皆に・・・・」
絞り出す様な声で続ける。
「嫉妬してしまうんだ」
パチンとフロントホックを外されて、大きな手で
乳房を包み込む様に揉みしだかれた。
「ゃ、ぁん・・・・だ・・・・め・・・」

「俺にしか見せないキョーコを、今ここで見たい」
乳房の中央で存在を主張し始めた突起を、きゅっと捻られる。
「あぁん!」

「キョーコ、こっちにおいで」
敦賀さんに促されて、私はドレッサーの前に立った。
鏡の中の私は、婦警の制服の上着とシャツを
はだけさせて、そこから白い胸元を覗かせていた。
物欲しげに潤んだ瞳が、こちらを見つめる。
「い、いやっ」
思わず目を逸らそうとすると、後ろから敦賀さんに頭を固定された。
「見てごらん、キョーコ。淫乱な婦警さんだね」
645:2006/10/07(土) 21:17:22 ID:iBOZwAtD
敦賀さんは私をひょいっと抱き上げ、ドレッサーに座らせた。
両脚をぐいっと広げられ、跪いた敦賀さんの
鼻先に私の恥ずかしい所がある格好になる。
「凄いね、キョーコ。ショーツにいやらしい染みが出来てる」
そう言って、敦賀さんはそこに唇を当てた。
ショーツ越しに舌で割れ目をなぞられて、
「ひぁ、ん・・・・・あ、ぅん」
凄く感じちゃう、感じちゃうけど、
一枚の布の遮りがもどかしくて、じれったい。
お願い・・・・・直接触って欲しいの・・・。
「キョーコ、そんなに動いたら落ちちゃうよ」

「だ、だってぇ」

「しょうがないな」
敦賀さんは私をドレッサーから下ろす。
「手を付いて」
ドレッサーに手を付いた私は、敦賀さんに向かってお尻を突き出すポーズになった。
・・・・やだ、恥ずかしい・・・・。
ミニのタイトスカートを腰の辺り迄捲り上げられて、
「Tバックだなんて、やっぱり婦警さんは悪い子なんだね」
敦賀さんは今度は私のお尻にチュッとキスをした。
そんな所にキスをされるのは初めてで、
それだけで私はますます昂ぶってしまう。
「こんな所、他のヤツには見せない?」
敦賀さんの手が前に回ってきて、ショーツの中に
入り込んで、クリトリスを刺激した。
「・・・あぁ、ゃ・・・・・いぃ、す、ごく・・・」
やっと触ってもらえて、私は又淫らな蜜を溢れさせた。
「キョーコ、ちゃんと答えて。こんなことさせるの、俺だけ?」

「・・・・はぁ・・・も、つる、が、さん、だけ・・・
つるがさん・・・だけですぅ・・・」
646:2006/10/07(土) 21:19:30 ID:iBOZwAtD
「じゃあ、これは?」
敦賀さんの長い指が私の中に忍び込んで来た。
熱く蕩けた内部を引っ掻く様に刺激されて、
「・・・いぁ・・・・あん・・・・だめぇ・・・」

「ここはダメだなんて言ってないけど。
婦警さんは淫乱な上に嘘つきなんだね」
そう言って、くちゅくちゅと音を立てて掻き回された。
「や、ぁあん、つ、るが、さん・・・・もう・・・」
いやらしい蜜が、私の脚を伝って滴り落ちた。
「も・・・・ダメ・・・・・イっ・・・ちゃ・・・・」
突然指を抜かれて、私は絶頂の直前で放り出された。
「や、何で・・・?」
思わず振り返って、恨みがましい目で敦賀さんを見てしまう。
「これからもっといいモノあげようと思ったんだけど」
敦賀さんはいつの間にか、膨張した大事な所にゴムを被せていた。
「でもキョーコは指の方がいいんだね」

――違う、違うのに・・・。敦賀さんの意地悪。
「・・・・教えて、キョーコが一番好きなモノ」

「・・・・つ、つる・・・・が、さんの・・・・・おっき・・・いの・・・」

「大きい・・・・・何?」

「・・・いじわる・・・!」
お願い、これ以上いじめないで――変になっちゃう・・・。
「ほら、言って」
敦賀さんに促されて、私はとうとう一番恥ずかしい言葉を口にした。
「お****・・・!つるがさんの、お****が、好きなのぉっ――!」

「入れてほしい?」

「ん、お願い、はやくぅ――!」
漸く敦賀さんの熱くて大きなモノが、私の中を掻き分けて入ってくる。
647:2006/10/07(土) 21:20:23 ID:iBOZwAtD
「キョーコ、すごいよ・・・・・締め付けてくる」
待ちわびていた私の中は、敦賀さんのモノに
熱く絡み付いて、一緒に溶けようとしている。
後ろから激しく突き上げられて、
「は、ぁあ、はん、いい、・・・きもち、いぃ、よぉ」

「俺も、すごく、いい・・・キョーコ、前見てごらん」
顔を上げると、鏡に快楽に喘いでいる自分が映っていた。
「いや、いやぁっ」

「凄く、いやらしくて可愛いよ」

「あ、ゃだ・・・・はずかし・・・・・はぁん、いぃ、もっとぉ・・・」
もうダメ、頭が真っ白になっちゃう。
「ぁん、あぁ、つる、が、さん、つるがさぁん――!」

「キョーコ、一緒に――!」

「あ、もう、イク、イッちゃう、んぁあぁああん――!」

〜〜〜〜
「ごめん、見境無くて」
二人で果てた後、敦賀さんがすまなそうに口にした。「いいですよ」
どんなあなたでも、私はあなたが好きだから。
「ホントは手錠なんかも使ってみたかったなぁ」

「もう、何言ってるんですか!」
わざと怒った様な声を出すと、広くて逞しい胸に抱き寄せられた。
「ドラマ、頑張って。君は頑張りすぎちゃう位
頑張る子だけど、何かあった時は俺が傍にいるから」

「はい」
そして、今度は穏やかで優しいキスを交わす。
そう、敦賀さんと一緒ならどんなことも乗り越えていける――きっと、ね。
648名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 21:26:09 ID:iBOZwAtD
おしまい、です。
649名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 23:09:56 ID:iBOZwAtD
連投ゴメソ、もう次スレ立てた方がいいよね。
テンプレはこんな感じでいいかな?


前スレ
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 6【クレパラ】
http://same.u.la/test/r.so/sakura03.bbspink.com/eroparo/1157858707/



2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.gozaru.jp/


過去スレ
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087532046/
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 2【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1114938225/
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 3【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1126793003/
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 4【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1148234366/
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 5【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155997951/


エロなしSS
[漫画サロン]
仲村佳樹作品SS&妄想スレ5
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1153227890/


2に>>33さんの案を入れたら、より親切かな、と。
如何でしょう?
650名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 23:16:00 ID:iBOZwAtD
ゴメソ、携帯からリンク貼ろうとしたら失敗したorz
大人しく、どなたかにお任せしますm(__)m
容量残り少ないのに、無駄使いスマソ、逝ってくる・・・。
651名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 01:06:51 ID:BLyw9tWy
ネ申キテタワァ・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!

>>631
新たなネ申誕生GJ!!
そして新たな古賀さんも誕生wたしかにトークなめらかだな。

>>641
こちらも嫉妬蓮萌エス(*´Д`)
鏡プレイもたまらんですな

テンプレは>>649だけか、
2に入れるなら、>>3をさらに簡素化して↓このくらいでもいい気がするんだけどな。

投下にあたり----
・レイプもの・レズもの・801ものなど読み手を選ぶ作品は、投下の前に注意書きを。
・カップリング予告推奨。
・1スレで投下可能なのは60行以内、又は4096バイト以内です。
・1行は全角128字までOK。但し改行1つで6バイト(全角3文字分)使います。
・携帯からの投下
 メモ帳やメールの保存機能を使って完成させたものを順に投下すると投下時間が短縮出来ます。
652651:2006/10/08(日) 01:13:43 ID:BLyw9tWy
>>3じゃなくて>>33を簡素化、だった。
貴重な梅レスを・・・orz
もう立てといたほうがいいと思いつつテンプレ>>2をどうしたものか。
意見あったらキテキテ。

ところで今日結婚式にお呼ばれしてした妄想。

とりあえず発表は後回しにして極秘で結婚式をあげることになった蓮とキョーコ。
お互い呼びたい親類がいるわけでもないので、
社長や社さんたち10人程度を集めて簡単にチャペルで式。
キョーコは幸せにうっとりと誓いのキス・・・をしていたら蓮のキスはなかなか終わらず、
あまりに長いためこっそり引き剥がそうとするが離れず
見ているほうが赤面&呆れる

という妄想を神聖な場でしてしまってごめんなさい。
おまけにそのあとドレスのまま…という妄想まで走ってしまってごめnry
653名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 01:49:06 ID:ZnwLFOH1
>>649だけど、保管庫のリンク忘れるわ、現行スレのリンク間違ってる
っぽいわ、のダメダメ状態だから、このままコピペしたらマズイ気がw
(慣れないことするもんじゃないねorz)
2は>>651で良いとオモ。
>>652の妄想、いいね。
お姫様抱っこでチャペルから出てきて欲しい。
そして、キョーコの投げたブーケを何故かキャッチしてしまう社さんとかw
654名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 02:02:06 ID:BLyw9tWy
じゃあついでに訂正。


前スレ
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 6【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1157858707/

2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/


過去スレ
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087532046/
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 2【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1114938225/
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 3【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1126793003/
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 4【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1148234366/
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 5【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155997951/


エロなしSS
[漫画サロン]
仲村佳樹作品SS&妄想スレ5
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1153227890/


------------
>>653
ちょww社さん本物の乙女w

>>641の手錠発言にも萌え。
婦警役で手錠をカシャン、と華麗にかけることができず
帰って蓮の手首を使って練習中のキョーコと黙って凝視している蓮。

「うーん、けっこう難しいんですねえ」
「……」
「そうだ、敦賀さん前に刑事役やってましたよね?できますか?」
「…できるよ、貸してごらん」

カシャン、とキョーコの手首に。

「すごい!動きが慣れててかっこいいですねー」
「そっちの手、後ろに廻して」
「こうですか?」

カシャン

「これで完了」

あとは当然…。
蓮に手錠かけて攻めキョーコでも萌え(*´Д`)ハァハァ
655名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 02:23:38 ID:ZnwLFOH1
>>654
おぉ、訂正テンプレ、d。
携帯だから無理かもしれないけど、一回スレ立て挑戦してみるノシ
656名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 02:27:55 ID:ZnwLFOH1
やっぱりダメだったorz
どなたかお願いしますm(__)m
657名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 09:45:38 ID:/8Q+uPw5
立ちました
【スキビ】仲村佳樹作品のエロパロ 7【クレパラ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1160268277/
658名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 10:29:33 ID:ZnwLFOH1
>>657
スレ立て、d。
659名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 21:17:37 ID:BLyw9tWy
スレ立て乙。
梅タイムですな。

古賀さん覗ききぼんコメントがいくつかあったが
見られてる・聞かれてるor見られそう・聞かれそうなシチュは
やはり大きな萌えポイントなんですかね(*´Д`)ハァハァ

しかも知らない人より知ってる人に、ってことは
純粋そうなあのキョーコが、的意外性もポイントなのかもと分析してみる。
660名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 21:43:20 ID:LCJk/rvJ
自分>>576なんだが、自分の考えた古賀さんネタは、

教会エチーを目撃されてなおかつ、写メを撮られる。

「敦賀君をそんなに虜にする、君の躰に興味がある」
と、古賀さん、キョーコを脅して迫る。

蓮登場。
キョーコを組敷く古賀さんをはったおして、ケータイぶっ壊す

蓮キョエチー

だった。
古賀さんがあんまりにも悪人だったし、携帯から一回で投下出来る量で終わらないからやめたよ
(´・ω・`)
誰か、文章化出来るネ申さまいないかなー(´・ω・`)ヨミタイ
661名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 22:05:16 ID:ZnwLFOH1
私が考えてたのは、妹みたいに可愛い子だな、と
思ってたキョーコが色っぽく乱れる姿を覗き見て、
女性として意識してしまう古賀さんだった。
SSというより、小ネタになりそうだけど。
>>660さんのも面白そう。

>>654
自分>>641だけど、ホントは手錠プレイ入れたかった
んだけど、力不足で上手く使えなかったorz
萌えシチュだし、いつかリベンジしたい。
662名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 22:06:56 ID:GvvakEaQ
>>641
GJ!エロ帝王(*´Д`)
キョーコの婦警姿に欲情するとこがまた変態チックでいいですな。
でも、蓮は、キョーコがどんなコスプレをしようと萌えてそうだ。

>>657
スレたておつです!

>>660
その展開もイイ!

これから梅タイムだねぇ(´Д`)
663名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 22:56:26 ID:LCJk/rvJ
小ネタを投下しようと思う。
1レス
664名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 22:57:22 ID:LCJk/rvJ
つい最近、子供番組に出た。
敦賀さんは、わざわざそれを、録画して見て下さるそうで…。
「じゃあ、敦賀さんが見てる間、ご飯作っときますから」
「どうして?一緒に見ようよ」
「でも、ご飯…」
「いいから」
敦賀さんに押し切られて、隣に座った。
子供たちに囲まれて、わいわいがやがやと楽しそうな様子を、にこやかに笑いながら二人で見ていた。
『キョーコちゃん、胸ちっちぇーなー』
テレビの中、1人の男の子が突然私の胸に触った。
瞬間。
隣から、ものっすごく、冷たい空気…。
「……キョーコ」
「はっ、はい?」
敦賀さんは、低い声で私を呼んだ。
「ひゃっ、つるがさっ」
「胸くらい、俺がいくらでもおっきくしてあげるよ」
キュラキュラと神々しい笑みをたたえて、敦賀さんは、私の服の中に手を入れてきた。
胸どころか…。
「あっ、あっ、つるがさっ、…んっ、だめっ、だめぇ」
「駄目なの?キョーコ。キョーコの中、こんなに、熱くなって、締め付けてくるのに」
「あんっ、い、言わなっ、…でぇっ」
体の隅々まで、弄ばれた。

「もうっ!敦賀さんったら。子供にまで、ヤキモチやかないでください」
言った私に、ごめんと笑う敦賀さんは、全く悪びれてなかった。


おしまい
665名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 22:57:33 ID:b5Z6vBCz
>660
その展開読んでみたかった。
キョーコの泣き顔ってかわいいよなといつも思ってるからちょっと泣かされる展開は萌える(*´Д`)ハァハァ
666名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 23:16:36 ID:BLyw9tWy
>>664
GJ!悪びれずに謝る蓮、かわいくて萌えた(*´д`*)
しかし蓮の嫉妬は見境がなくてワロスww
667名無しさん@ピンキー:2006/10/08(日) 23:22:54 ID:CokYgKQQ
>>661
そんな古賀さんが是非見てみたい。

>>664
GJ!
自分の子供にすら嫉妬しそうな蓮だもの。
他人の子供ならなおさら・・
668名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 01:30:55 ID:SgLswyXj
現在古賀さんとキョーコの会話を妄想中。

休憩中、テーブルでお菓子をつまみながら。
モー子さんも共演中で3人の場合。
エロなしでスマソ。

古賀「京子ちゃんってつきあってる人とかいるの?」
キョ「!なんですか急に!そ、そんなの…いません!絶対いません!」
古賀「へーいるんだぁ」
キョ「な!な!」
モー「あんたね…バレバレなのよ。嘘がヘタすぎ」
古賀「相手は芸能人?」
キョ「ままままさかっ!!」
古賀「へーそうなんだー。なんか意外だなぁ。俺の知ってる人?」
キョ「…どうなんでしょう…?」
古賀「……ほんとに芸能人なんだ…」
キョ「?!カマかけたんですか…orz」
モー「…あんたってほんとバカね…」
古賀「どんな人?」
キョ「えっと…すごーっく優しくってぇ、仕事に一生懸命でぇ」
モー「おまけにものすごく嫉妬深くてもう大変」
キョ「モー子さんっ!」
古賀「そりゃ大変だなぁ。京子ちゃんホントにその人でいいの?」
キョ「もちろんです!確かにちょっと…焼きもちやきです、けど…」
モー「ちょっとじゃないっつーの」
キョ「でもすごぉく大事にされてるんですよ」
――えへへ、と微笑むキョーコ
古賀(…なんだよこの笑顔…反則技じゃねーのか…?)
モー(古賀さんちょっと赤くなってんじゃないのよこの天然コマシ…)

「最上さん」と声がしてなぜか蓮登場。驚く古賀、顔をこわばらせる奏江。

蓮 「隣りのスタジオにいたから顔を出してみたんだけど、なんだか楽しそうだね」(キュラキュラスマイル)
キョ「敦賀さん!ハイ、楽しくおしゃべりしてましたぁ(ってあれ…なにか怒ってる…?)」
蓮 「そう、それはよかった。もう収録あるから行かないといけないけど、じゃあまたね、琴南さんも――よろしく」
モー「…は、はい…」
蓮 「古賀くん…だったよね。また今度ゆっくり話でも」
古賀「はいぜひ!」

古賀「驚いたなぁ、京子ちゃん、敦賀さんと知り合いなんだね」
キョ「は、はい…まあ…」
モー(よろしくって…しっかり見張ってろって意味、よねきっと…)

-------
自分は誰かや世間が蓮とキョーコの関係を知る、ってのに萌えるのかもしれん。
669名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 01:37:04 ID:G6cNGJT/
>>668
イイ!モー子さんが足組んでクッキー片手に突っ込んでるのが見えたw
670名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 02:23:11 ID:SgLswyXj
>>660
いっそのこと
そんなに興味があるなら好きなだけ見ろ
と目の前で始めちゃったらどうだろ。
裸は見せたくないだろうから服着たままになるだろうけど。
トウチャンニイイツケテヤル!ヽ(`Д´)ノウワーンと途中で逃げるか最後まで見ちゃうかは古賀さん次第w
671名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 12:22:30 ID:SgLswyXj
>>668続き

蓮 「琴南さん、ちょっといいかな?」
モー「は、はいっ?!」

モー「あの…一応気をつけて見てますよ、そりゃあ完璧とはいかないですけど。だいたいですね――」
蓮 「どうにかならないかなぁ…」
モー「は?」
蓮 「あの笑顔だよ。見ただろう?誰にでも振りまくの、どうにかならないもんかな…」
モー「…無理だと思います。本人自覚してないですから」
蓮 「そうか。心配だな」
モー「そんなにご心配でしたら、首に縄でもつけるなり手錠でもするなりしてりゃいいじゃないですか、ったく」
蓮 「それはもちろんやってるけど、まさか一日中ってわけにもいかないだろう?」
モー「ハァ?!!」
蓮 「困ったな…まあとにかく頼むよ、じゃあまた」

キョ「モー子さん…敦賀さん何のお話だったの?」
モー「あんたね…少しは断わるってことを覚えなさいよ!」

と、プンスカ怒るモー子さん、まで妄想しました。
連投スマソ。
672名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 12:30:46 ID:nRAWO2bd
禿藁
673名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 12:37:03 ID:P3ExzPRb
>>671
GJ!ワロス
>蓮「それはもちろんやってるけど
それを聞いたモー子さんの心の声「へっ…変態!!」
まで妄想した。
674名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 16:51:27 ID:SgLswyXj
経験の浅いキョーコに自分好みの行為を教え込む蓮。

「自分で入れてごらん」
「で、でも…」
「大丈夫、たっぷり濡れてるからすぐに入るよ」

顔を真っ赤にして、蓮のモノに手をそえて恐る恐る埋め込んでいくキョーコ。

「んっ…はぁ…ん…見ない、で…ください…」
「どんどん飲み込んでるよ」
「あんっ、ん…は、入ったみたい…です…重くないですか?」
「大丈夫。動いてみて」
「動くって…どう動いたらいいんですか?」
「じゃあまずは前後に、かな」
「ん…こう、ですか?…んっ、あ、あんっ」
「…うまいよキョーコ…」
「敦賀さん、んんっ、気持ち、いいですか?」
「ああ、すごくいい…」
「よかっ…たぁっん、はぁん、あ、あ、いい、です、私もっ」
「もっと締めてみて?」
「え?やだっ、わ、わかん、ないっ」
「っ…!すごいな…」

ってかんじで、こうですか?わかりません>< と言いながらも
しっかり順応してるキョーコとかも読みたいです(*´Д`)ハァハァ
675名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 19:21:45 ID:P3ExzPRb
>>674
(*´Д`)ギャア!
萌え萌えしいよ。
いや、間違った。生々しいよ。
676名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 01:31:31 ID:HT+dO1AZ
短い中で、エロや萌えを開発なさるネ申、さすがです。
小梅祭り参加させてください。エロなく萌えも微妙ですが。
キョーコとコーンのプチ妄想。

河原でいつものようにコーンとお話をしたり、小魚を釣ったりと遊ぶキョーコ。
木陰で発情したオス犬がメス犬に覆いかぶさっているのを見て、純真で子供なキョーコが
コーンを手招きしてお願いをする。
「コーン。犬さんがクーンクーン言ってケンカしてるの。止めてあげて?」
さすがに犬の性交だとわかるコーン、うるうる目のキョーコに困った笑顔を向ける。
「きょ、キョーコちゃん。あ、あれは仲良くしているんだよ? だからそっとしておこうね」
「そうなの? 妖精さんもああいうことするの?」
「い、いや、人間はすると思うけど」
キョーコは何を思ったか、四つんばいになってコーンを見上げる。
「じゃあ、私もコーンと仲良くする!」
コーン、暑さとあいまって卒倒。
「きゃー、コーン! 待ってて、今ハンカチ濡らしてくるからね!」
そして6巻の35話に続く……。

ごめんなさい、原作の綺麗な思い出が……。
677名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 02:12:13 ID:I2ft81HN
>>676
蓮とキョーコカワイス!(*´Д`)
蓮にも純真な頃があったんだねぇ。
678名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 06:54:12 ID:PxcvWfbh
キョーコも蓮もカワユスwww
「キョーコだってあのとき―」
とふたりでジャレあいながら思い出話、の図まで浮かんだ(*´Д`)
679名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 14:47:11 ID:/0uJW7T7
カップシチューのCMを見る度に、

カップシチューをかき混ぜるキョーコと、それを微笑ましそうに見つめて、最後にあーんってする蓮

を思い浮かべてしまう自分は、このスレに毒されてると思った。
680名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 18:52:18 ID:iEiUclQ6
>>679
それ蓮キョでやってほしいよねw

CMといえば、自分はやっぱりエステのかな。式場に拐いに来る?みたいなやつ。
681名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 21:46:06 ID:zqmLOpLQ
>>679
そのあとは当然「キョーコも味見したい」だよな?と思ってしまう自分もry

涙目
上目遣い
照れ顔
キューティーハニースマイル

と、キョーコなにげに必殺技豊富だよねw

蓮に仕込まれて「ほんとに効くのかなぁ?」と思いつつドラマで古賀さん相手に技を使ってみるキョーコ。
あっさり陥落してしまう古賀さん。
仕込んだことを後悔する蓮。
「やっぱり私じゃ無理ですね」えへへ、と笑う無自覚なキョーコ。

まで妄想しました。
682名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 22:07:05 ID:Z2MHZ0WH
>>679
こんなのも有り?

キョーコ「敦賀さん、はい、あーん」

蓮「あーん(食べる)」

キョーコ「美味しいですか?」

蓮「うん、美味しいよ」

キョーコ「ふふ、間接キスですね」

蓮「(キョーコにキスして)、やっぱり直接の方がいいな」

キョーコ「もう、敦賀さんっ」

蓮「熱々で美味しい、キョーコの唇(もう一度キス)」

なんてのも妄想した。
エロくなくてスマソ。
683名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 22:11:32 ID:I2ft81HN
>>681
キョーコの技にやられる古賀さん。イイ…(*´Д`)
その技にやられる松というのも見てみたいが、無理だね。
無理だから、その技を目撃するとか、キュートアンドセクシー系のCMで
それを披露するとか
684名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 22:24:20 ID:/0uJW7T7
毒され仲間がこんなにイパーイ(*´Д`)

あとCMネタで、小西○奈美みたいにアップになって、

春「京子です。一緒にお花見どうですか?」
夏「京子です。海っていいですねー」
秋「たまにはまったり、お月見。どうですか?」
冬「こたつでお鍋にビール。それから、私。最高でしょう?」

とか。
テレビの前で撃沈される蓮。
685681:2006/10/10(火) 22:24:21 ID:zqmLOpLQ
>>683
その晩の蓮とキョーコの会話を妄想してみた。

「そうだ、昨日のあれ、試してみたんですよ」
「アレって?」
「昨日敦賀さん、おっしゃったじゃないですか。
 『キョーコが瞳をうるうるさせて、上目遣いで見つめたら男はイチコロだ』って。
 で、今日、ちょうど涙ぐむシーンがあったんで、上目遣いでやってみたんです。でも全然ダメでした」
「…誰にした?」
「古賀さんです。まったく無反応で。やっぱり私じゃ効かないんですね。
 あ、ちなみにそのあと古賀さんってば、簡単な台詞なのにずぅっとNG連発で、可笑しかったんですよ」
「……そう…」

>>682
熱いからフーフーもしてますよね(*´Д`)ハァハァ
686名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 00:43:40 ID:AiX2guFw
ずっとロムってたんですが、参加させてください〜。

蓮キョなんですが、エロです。エロだけなんです。
ストーリー性の無いものなんで、お嫌いな方はスルー願います;
ちなみに蓮がちょい鬼畜で、甘〜いです。
全6レスになる予定ですので宜しくお願いします。
では投下しまーす!
687名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 00:45:49 ID:PiSPWPX/
新スレに投下した方がいいよ、もう残り無いから。
6881/6:2006/10/11(水) 00:46:09 ID:AiX2guFw
―――夜も深まり、二人は照明を落とした寝室で既にベッドに入っていた。
甘えて、蓮に寄り添いながら談笑するキョーコ。いつもならこの流れでエッチが始まるのだが……


「ごめんキョーコ、今夜は疲れてるから……休んでもいいかな」

申し訳なさそうに申し出る蓮。
勿論、そんな申し出に拒否してワガママを言うわけがなく、キョーコは快諾する。
むしろ蓮の疲労に気付きも出来なかった自分を責めた。
「ごめんなさい!お疲れなのに気付きもしないで、私ばっかり喋ってしまって……!」
「いや、いいんだ。それより、お願いがあるんだけど。聞いてもらえるかい?」
ベッドの中、キョーコは向かい合わせの恋人の発言にきょとんとする。

「お願い、って?なんですか?」
「いいから。ね、いい?」
「?……よくわからないですけど、いいですよ?」

キョーコの返事を聞いた瞬間、蓮の口がにんまりと歪んだ……ように見えた。
「ふぁぅっ」
そのように見えた気がした蓮の笑みの意味を、考察しかけた時だった。
蓮と正面向かい合わせになっていた体を180度ひっくり返され、蓮に後ろから抱きつかれる格好にされると、
改めて蓮の“お願い”を聞かされるのだった。

「ちょっ、敦賀さん!もう寝るんじゃ……」
キョーコが声を上げたのは他でもない、蓮の右手が何の前触れも無しにキョーコの股間に伸びたからだった。

「お願いだから、今日はキョーコのココに入れたまま……寝させて?」

「……なっ、な、な、……なにを言ってるんですかぁぁぁ!?」
急な“お願い”に軽くパニック状態になるキョーコ。

「いいでしょ?キョーコも、欲しくないの?俺の……」
言いながら、既に硬直しているソレをキョーコの背後から押し付け、熱を伝える蓮。
毎晩のように与えられるそれの感覚が蘇り、キョーコはかっと頬を赤く染める。

わかりやすい―――キョーコの背に気付かれないように顔を綻ばせる蓮。
キョーコの頬の色を承諾の意と読み取り、さっと下着ごと、パジャマのパンツに手を掛けて引き下ろした。
「ちょっ、敦賀さん!ダメですってばぁ……!」
「ダメ?……どこが、かな?」


くちゅ……

いつの間にか引き出されていた蓮のソレが、露になったキョーコの股間に擦り付けられて音を立てた。
689686です
>>687さん、あわわ、早速コピペしちゃいましたー;
すみません!
では新スレに参ります。ありがとうございました!