デブな女が美男子に犯される

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
こんなのもありかな・・・
2名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 16:36:42 ID:QFep+Zll
25歳

三日間トップバリュ製品で過ごしたら食費が9000円も浮いた。
1ヵ月でPS3とソフトが買えるよ。
君もやってみなよ。

1日目 朝食 トップバリュヌードル 78円
     昼食 トップバリュヌードル 78円
     夕食 トップバリュヌードル 78円

2日目 朝食 トップバリュヌードル 78円
     昼食 トップバリュヌードル 78円
     夕食 トップバリュヌードル 78円

3日目 朝食 トップバリュヌードル 78円
     昼食 トップバリュヌードル 78円
     夕食 トップバリュヌードル 78円

飽きたら腐るほどある他のトップバリュ製品を買えばいいだけ。
バランスのよい食事でダイエットにもなる。
ジャスコお客様感謝デー マジでおすすめ。

http://www.r-jusco.co.jp/
3名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 16:42:30 ID:oeLhdBck
腐女子の妄想乙
4名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 17:32:42 ID:IhfwU7nI
顔が可愛いポチャ系ならアリだと思う
ブスだったら救いようがないが・・・
5名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 22:17:10 ID:F4ZDy2e4
ある意味関連スレ?

◆デブやブサイクに犯される女のエロパロスレ◆
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1151775982/

……こっちは『デブ(やブサイク)な男』に女が犯されるスレだけど
6名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 12:04:32 ID:pYvnzgs+
例えば元々は綺麗なのに出産とかで太ってしまった女性と若者……とか?
レディコミみたいになりそうだ。
7名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 14:32:51 ID:+iswZ61T
25才、92kg。家事手伝い。

電車通勤でコンビニのバイトもやってるんだけど、隣の隣の隣町で通り魔が出たら
19才の新入りバイト君が物騒だからと帰り道、駅まで車で送ってくれた。
ヤバイ、マジ惚れる。明日からダイエットする。





夜食摂るまではホントにそう想ってた、あの夏の昔日。
8アルバム:2006/09/13(水) 05:19:56 ID:NTAmARHg
部屋の掃除も大体終わり、少しの時間休憩する事にした。
テーブルの上には片付けの最中に見つけたアルバムがある。二人ぐらいは座れる
ソファーに座り、そのアルバムを数年振りに開いた。
そこには18歳の私がいた。
茶色のブレザーに身を包み、友人達と笑顔で写真に写る私は青春を謳歌してい
た。
特別美人でもないし特別可愛くもないが愛嬌のある顔付き、長身でも小柄でもない
等身、プロポーションは制服の上からでは判断しにくい。
つまり、10年前の私はどこにでもいる女の子だった。

私はアルバムの横に置いておいたポテチの袋を破った。
微かに塩と油の臭いが鼻に届く。一枚取り出し一口で食べた。
高校を卒業し10年が経った。その間にいろいろと変化があった。
大学に入って一人暮しと同時にバイトを始めた。
大学生活に慣れた頃には酒、煙草、そして男も覚えた。
そんなダラダラした最後の学生生活も中途半端な成績で卒業し就職。
職場では最初の頃にあったお誘いも2年も経てばに無くなり、出会いなども無い。
自宅から職場へ。職場から自宅へ。気が付けばこの二つを繰り返す日々。
当然の如く彼氏なども出来るはずもなく、
中学、高校、大学時代の友達は次々に結婚し始め、残ったのはバリバリ仕事をす
る仕事人間の友達と、ただただ売れ残った私だけ。

ボーッとしながらポテチの袋に指を突っ込むとすでに袋は空だった。
何時の間にか全て食べ尽くしていたようだ。
ポテチを摘んでない方の手でアルバムを閉じると表紙に3年3組森崎涼子と私の名
前がプリントされてある。
この時代に戻りたい。そんな情けない気分になりながらゴミと化したお菓子の袋を
クシャクシャと弄びながらソファーから立った。
ふと、学生時代に初めて自分で稼いだお金で買った長方形の全身が映る鏡の方
へ眼をやった。
そこには、あのアルバムの中にいたどこにでもいる女の子ではなく、どこにでもい
る太った女が映っていた。

10年間で一番変わったのは自分の体型だと溜息混じりに思った。
9アルバム:2006/09/13(水) 05:21:04 ID:NTAmARHg
掃除の時に着ていたジャージからカットソーとGパンに着替え終わり、化粧も済ませ
た。
壁に掛かった時計を見上げた。3時30分。
さっき見た時からまだ5分も経ってない事に気付いた。
もうすぐ大事なお客さんが来る。少しだけ息苦しさを感じる。まるで初デートの時の
待ち合わせのような気分に口角が少し上がった。
まるで、それを見計らったかのようなタイミングで部屋の中にチャイムが鳴り、私は
鳥のように素早く顔を玄関の方へ向けた。
大事なお客さんが来たのだ。

急いで玄関に向かいドアの覗き穴に顔を近づけた。
男の子が立っているのが見えたと同時に、緊張感が高まり息苦しさが増した。
数年振りの再会にドキドキしている。
緊張で震える手で鍵を開け、チェーンロックも外し、ドアを開けた。
「いらっしゃい。疲れたでしょう」
言葉を発したと同時に手の震えと息苦しさは消えた。こういう部分では無駄に歳を
取ってない事に少し安心した。
「あっ、お久しぶりで〜す」
彼が少し頭を下げた。
「じゃあ、狭いけど入って」
「お邪魔します」
アルバムの中にいる私と同じ年の男の子が部屋へ上がった。

私は先ほど座っていたソファーへ戻り、彼には一人用のソファーに座ってもらった。
「お母さんから聞いてるけどよろしくね」
「俺も改めて。こちらこそよろしくお願いします」
「敬語とか使わなくてもいいよ。少しの間だけど一緒に暮らすんだから仲良くやろ
 うよ」
「いいの?じゃあ、そうするよ。昔みたいに」
彼はそう言って笑った。
可愛らしい男の子になった。顔の造形は悪くないどころかTVや雑誌などに出て
お金になるぐらいだ。ヘアスタイルも今時の男の子らしく、少し癖のある感じにスタ
イリングされ、幼さの残る顔立ちに男っぽさが加えられている。体の線の細さはまだ
10代だからだろう。それでも私より20センチ近くある身長差に充分男を感じる。
私はなんとなくだが、自分の弛んだお腹周りを両腕で隠し彼に見えないようにして
言った。
「金曜に来ればよかったのに」
「ダメダメ。それじゃ帰省にならないじゃん」
陽一君がまた笑った。

アルバムの中の私が彼と出会ったら、必ず彼女は恋をしただろう。と、柄にも無く詩
的な感想を頭に思い浮かべていた。
10アルバム:2006/09/13(水) 05:22:23 ID:NTAmARHg
陽一君の母親である弘子さんとは同じ職場で働いていた。歳は離れていたが私達
は気が合った。陽一君とも何度も会った事がある。
彼女は数年前に退職し陽一君と共に実家に帰った。
そんな彼女から久しぶりに電話で連絡があったのは、つい二週間前だった。
こちらで行なわれるライブに行く陽一君を、私の部屋へ泊めて欲しいとの事だった。
普通、年頃の女の所へ高校生の息子を泊めようなどと考えないし、何よりサボりを許
したりもしないだろうが、彼女は陽一君に甘かった事を思い出した。
私も陽一君の事は知っていたし、何より私の容姿を見て若い子が変な気を起こす訳
がないと思った。
私は少し考え、彼女に預かっても良いと答えた。

すでに時計の針は8時を回っている。
私達は家の近くのファミレスで食後のコーヒーを飲みながら話をしている。
今日は陽一君のために奮発するつもりだったので、銀行に行って3万降ろしてきた
のだが、彼に今日は奢るから何か食べたい物はあるかと聞くとファミレスと答えた。
足元見られたかなと思ったが、それで食費が浮くのなら良いかと思い私もファミレス
で夕食を取っている。
「ライブは土曜日だよね?」
「そうだよ。俺すげぇ楽しみにしてたんだよねぇ」
「あんまりハメ外さないでよ」
「はいはい、わかってますって」
明るい子で良かった。
随分と会ってなかったから人見知りでもされたらどうしようなどと考えていた。
まだ再会して日が浅いからか、もしくは一応異性だという事もあるのか男特有の下品な
冗談も言わない。
私はカップを口元へ持って行きながら少しだけ笑った。

会計も終わり二人で並んで部屋へ帰る。
隣を見ると陽一君がいる。
男とこうやって二人きりでプライベートを過ごすのは何年振りだろうか。
夜の空気が少し冷たい。
「ねぇ、彼氏とかいないの?」
虚しい考え事をしている私に、陽一君が突然話しかけてきた。
しかも、タイミングがタイミングだけに結構心を抉られた。
「どう思う?」
陽一君の後先考えない質問に腹が立った私はイヤな返し方をした。
「いると思う」
誰だってここでいないと答えられないだろう。
「残念、ハズレ」
「え〜、そうなんだ」
少しの間だけ私達の間に沈黙があった。
陽一君は何を言うべきか迷っているようだ。なんだか自分が惨めに思えて
くる。外見も最悪、内面も最悪では浮ばれない。
「陽一君は?」
「ん?」
「彼女いるんでしょ?モテそうだもんね」
「今はいないよ」
陽一君は情けない顔を作りながらそう答えた。

私も今はいないと答えるべきだったかもしれない。
11アルバム:2006/09/13(水) 05:31:21 ID:NTAmARHg
一人暮しの気安さというのも良いが、共同生活というのも良いと久しぶりに
思った。
一緒にご飯を食べたり、テレビを見たり、話をしたり、一人の時では味わえ
ない何かがある。もちろん一人の方が自由ではあるが。
会社から帰ると陽一君がいる。
そう思うと今まで味気なかった生活も彩りが出てきたようだ。少なくとも会社
から帰りは楽しく感じている。

「ただいま」
玄関のドアを開き、ここ数年する事がなかった挨拶をしてリビングへ歩いた。
「おかえり」
私にとって、この挨拶は最近の楽しみの一つだ。
陽一君はソファーに座りTVを見ていた。
「ご飯まだでしょ?」
「うん」
「何食べたい?」
「ん〜、なんでもいいや」
「はいはい」
料理に自信はない。ただ、陽一君は好き嫌いが少ないので何を作っても食
べてくれそうだ。
適当に野菜炒めを作り、秋刀魚を焼いた。
ご飯は陽一君が炊いてくれた。
そして、それを二人で食べた。
たったこれだけの事が、今の私にとっては楽しい。もしかしたら私はかなり寂し
かったのかもしれない。

「風呂開いたけど」
ソファーに座りながらテレビを見ていると陽一君が声をかけてきた。
「うん、わかった」
振り返ると陽一君がタオルで髪を拭いていた。首筋と胸元を見て心臓が一瞬
痛みを覚え、顔が熱くなった。
私は急いで立ち上がり、お風呂場へと向かった。

まだ顔が熱い。
私は高校生の男の子にドキドキするような年齢ではない。飢えているようで自分
で自分が気持ち悪い女だと感じる。
ブラウスを脱ぎブラを取った。続けてスカート、ショーツを脱いで、少し壁際まで下
がって洗面台の鏡の前に立った。
もうすぐ中年に差しかかる女の太った惨めな肉体。
顔は肉が付き難い体質なのか、昔の面影を残したまま大人になっている。顎と首
の境目は数年前に消滅した。さらに下に行くと、筋肉の支えを失い垂れて離れた
肉の塊がある。中心にくっ付いた茶色の乳首が、この身体の間抜けさを演出して
いる。
鏡から目を逸らし、自分の体を見下ろし腹に手をやった。
ブヨブヨと呼ぶに相応しい弛みきった腹。体のラインが出る服を着れば妊婦と間違
われても可笑しくないほど下っ腹が出ている。
身体を折り曲げて下半身も見てみた。股間から手入れを怠って陰毛が臍にまで届
く勢いで生えている。まるで黒いタワシのようだ。剛毛からすぐ下にある太腿は無駄
に肉が詰まったハムを思い出させる。情けない事に足の甲にまで肉が付いているよ
うだ。
惨めで情けない豚と罵られても仕方のない体。

痩せようと思うが思うだけどうせ無駄だと理解している。
12アルバム:2006/09/13(水) 08:12:03 ID:NTAmARHg
太っている女にも外見に気を配る事が出来る。
服装と化粧をしっかりとしていれば、少なくとも根暗な女だと思われる事はないだろう。
そして、もう一つ大事なのは髪だ。
伸びたら伸びっぱなしの野暮ったい感じではなく、ちゃんと美容室でカットしてもらう
のだ。
この三つは絶対に外せない。太っていようといまいと、これらを外せば最後、女ですら
なくなる。
昔は髪が長く背中まであったが、今は肩あたりで揃えている。
シャワーを手に取り排水溝に向けたままコックを回す。たまに冷水をいきなり浴びて心
臓が止まりそうになる。最初、冷たい水圧が徐々に湯気を上げ始めるのを手で感じシャ
ワーで髪の毛を濡らす。
充分過ぎるほど髪を濡らしたら、椅子に座りシャンプーのノズルを二度、三度押し液体
を両の手の平で馴染ませるようにして頭皮を指の腹で洗う。
全体をマッサージしながら洗い終えたら、シャワーで泡を洗い流した。
次にリンスを馴染ませるようにして髪に使い、シャワーで洗い流した。
磨きをかける必要が全くない体ではあるが、隅々まで洗いお風呂から出た。

タオルで体を拭き、髪の毛をタオルで軽く叩くようにしながら水分を拭き取る。
充分、水分を拭き取ったので、後はドライヤーで乾かすだけだ。
ドライヤーを左右に振りながら乾かしていく。ふと、洗濯籠の中にある物に目が行った。
陽一君が脱いだ服だ。
何故か目を離す事が出来ない。体の奥の方が熱くなり、息をする際に少し重いような感
覚がする。
「あつっ!!」
突然、頭に熱を感じた。
ドライヤーを動かしてた手が止まっていたようだ。
今度は髪を乾かす事に集中する。乾き切ったら素早くショーツを履き、パジャマを着込んで
、脱衣所から出た。
なんとなくこの場に居たくなかった。

リビングへ戻ると陽一君が、大きい方のソファーに布団を敷き、その上で寝そべってTVを見
ていた。
そのソファーが彼の寝床だ。私もソファーへ座りTVを見る。
綺麗な女性アナウンサーが決して流暢とは言えないが、原稿を読み上げている。
なにやら脱税があったようだ。
しばらく二人で喋る事も無いままTVのニュースを聞き流していると、陽一君が欠伸をしてみせ
た。
「そろそろ寝ようか」
「そうだねぇ。おやすみ〜」
私がそう言うと陽一君は、眠そうに返事をしてリモコンでTVの電源を切り、自分に布団を被
せた。
私は立ち上がり部屋の電気を落とした。
「おやすみ」
そう言って寝室へ足を向けた。

何故か脱衣所が気になった。
13アルバム:2006/09/13(水) 08:58:37 ID:NTAmARHg
頭から足先までを布団で覆い隠した状態で、興奮で乳首が勃起した胸に両手を伸
ばす。
ほとんど張りは無く、手から伝えられる感触は柔らかさだけだ。
太った女は感度が悪いと言うが、実際はどうだろう。確かに痩せている方が、余計な
肉に神経が埋もれる事はないだろうから、気持ち良くなれるかもしれない。
そんな事を考えながらも両手で胸を揉み続ける。
少しだけ右の人差し指を乳首に掠めてみた。
オナニーの良いところは、次は何処を、どんな風に触れれば気持ち良くなれるかがわ
かるところだ。
左手で乳首を摘みながら、先ほどの右手でお腹をなぞりながら股間に滑らせていく。
しゃりっ。という独特の音が絶え間無く聞こえ始める。
すでにパジャマもショーツも布団の中で脱ぎ捨ててある。
剛毛を掻き分け性器に辿り着いた指先で両側を人差し指と中指の腹でゆっくり優しく
擦る。
「んっ・・・ふぅ・・・」
吐いて吸って、吐いて吸って。
自分自身の行為で、自分の息遣いが荒くなってる事に、気恥ずかしさを感じながら、性
器を擦る指先を内側へと侵入させていく。
「あぁ・・・んっ・・・あっ・・・」
左手が止まっている事に気付き、また乳首を弄ってみたが、そこは当分刺激は必要な
いようなので、左手も股間の方へ持っていった。
辿り着いた時には人差し指と中指を内側で小刻みに振るわせていた。
行き場を失ったような左手の人差し指の腹で、性器の上側に付いている包皮の上から
クリトリスを転がす。
「あんっ・・・ん、ぁぁぁ・・・」
右手の二本がクリトリスを弄んだ事により自然と激しく動き始めた。股間に生えた毛が
内側から漏れる液体で内腿にまで張り付いている。右手は手首にまで水飛沫が掛かって
いる。
クリトリスを包む皮を捲り直接指で摘む。脳天が痺れるような気持ち良さが私に襲い掛
かる。
「ん、はぁ・・・ぁぁぁっ・・・ぁぁぁっ・・・んっ」
ずっとこの気持ち良さが続いてくれれば良いが、どこかで肉体的、精神的にテンション
が下がる。
そろそろ終わりにしよう。
私の冷静な部分がそう判断した。
膣の中に潜り込んだ指で内側を強めに擦り、左手でクリトリスを激しく弄った。
「んっ・・・はぁっ、ああっっっ・・・ぁぁぁ・・・」
いつも以上に興奮しているせいか、たったそれだけの事で私は達した。
太った身体がエクスタシーの余韻を楽しんでいるのを尻目に、徐々に心のテンション
が下がり始めるのがわかった。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
自分でも驚くほど大きな声を出してしまったせいだ。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

ごめんなさい、陽一君。
14アルバム:2006/09/13(水) 22:31:52 ID:Q/ulwKXR
呼吸が整ったので起き上がり、ベッドの側の小さなテーブルの上に置いてあるティッシュ
箱を手に取った。数枚抜き取り、足を広げ股間から涌き出た液を拭う。
この行為はどうしようもなく惨めな気分を与えてくれる。
興奮している時は気にもならなかったが、冷めてみると濡れて張り付いた陰毛が気持ち悪
くて仕方が無い。この剛毛の処理をしないといけないと真剣に思う。
何度かティッシュで同じように手、太腿、股間を拭いてシーツをどうするか迷ったが、今
日はこのまま寝るしかないと思い、ショーツを履き、パジャマを着た。
ベッドに横たわり布団を被った。
いつもならオナニーした後はぐっすり眠れるのだが、今日は違った。
近くに高校生の男の子が寝てるというのに、その子を想像して自慰に耽った罪悪感
が、声を聞かれたかもしれない恐怖感が私を閉めつけている。
今になって、あの時の興奮が堪らなく恥ずかしいと思う。
自分の想像の中の私は、陽一君と愛し合っていた。
今までで一番有り得ない妄想だった。

結局、深夜になるまで寝つけなかった。
睡眠時間は三時間といったところだろうか。
髪を整え、化粧も終わり、仕事に行く準備は10分前に整っている。
それでも寝室を出られないのは、もしかしたら陽一君に昨夜の自慰行為を知られてるかもし
れないという恐怖からだった。
しかし、そろそろ時間的な余裕がない。
私は一度大きく深呼吸をしてドアノブに握り締め、いつもより少しゆっくりと回した。
「あっ、おはよう」
寝室のドアを開けると陽一君はすでに朝食を取っていた。
「う、うん、おはよう」
私は昨夜の事を思い、声に反応するのが少し遅れた。
朝は陽一君が用意してくれていた。トースト二枚にマーガリン、ストロベリー、ブルーベリーの
ジャム。
「はい」
「あっ、ありがとう」
陽一君が私の前にインスタントコーヒーの入ったカップを置いた。
1枚目のトーストに、マーガリンとストロベリージャムを半々に塗り、齧りつく。
2枚目はストロベリーとブルーベリーのジャムのハーフ&ハーフだ。
食欲はあまり無いが、なんとか二枚のトーストをコーヒーで流し込んだ。
ふと視線を上げると陽一君がこちらを見ていた。
胸が痛くなるのと同時に冷たい汗が腋から噴出した。
「美味そうに食べるね」
陽一君の言葉に肩の力が抜けた。どうやら私は力んでいたようだ。
「朝はちゃんと食べないとね」
私はそういうとお皿とカップを流しへ持って行く。
「あっ、俺がやっとくよ」
「そう?ありがとう。じゃあ、行ってきます」
陽一君の言葉に感謝しながらも、私は逃げるように部屋を出た。

お昼はいつもの喫茶店。
ここのランチは、平日の私に微かな幸せを与えてくれていたはずなのだが、今日はどこか味気
ない。
ランチメニューに付いていたコーヒーを飲みながらボーッとする。
ふいに頭の中に浮び上がったのは裸の陽一君。昨日の妄想と同じだ。
突然、暴れ出したくなった。
もうすぐ三十路になろうかというのに決まった相手もいない女が、高校生の男の子に欲情して
いる。
浅ましいというより、ただ気持ち悪いだけ。
溜息を一つ吐き、レジで会計をすませるために席を立つ。
外は秋晴れだ。

午後の仕事は駄目だろうな、と一人苦笑した。
15アルバム:2006/09/14(木) 00:22:57 ID:wozI/vdY
想像していた以上に、午後の仕事が手につかず、散々な気持ちでトボトボと歩く。
あれほど楽しかった帰り道が、今となって苦痛に近いのが寂しい。
たった一度の一人遊びで、何故ここまで気分が落ちるのか。随分と真面目になったも
んだと心の中で呟いた。

重い気分のまま、玄関のドアを開けた。 挨拶をするのに少し躊躇してしまった。
「ただいま」
それでもなんとか力を振り絞り声を出す事が出来た。まるで違う人の部屋に帰って
きてしまったかのような気分である。
リビングへ行くと、陽一君がいなかった。 遊びに行ったのかと思い、一息吐いた。
オナニーしたぐらいで、こんなに気が滅入るのなら、一人暮しの方が断然マシだと
不貞腐れた。
ソファーにでも座るかと考えたが、欠伸が出てきた。
昨夜はあまり眠れなかったせいだ。
八当り気味にソファーを一度蹴り、寝室に向かって足を動かした。

薄っすらと見えたのは、昨日お世話になったティッシュ箱だった。
携帯を取り出し時間を確認する。 23時45分。 私は相当疲れてたようだ。
ぼんやりする頭でそんな事を思ったが、陽一君の事を思い出し、慌ててベッドを降り
足早にリビングへ向かった。
「おかえり、ただいま、おはよう」
寝室のドアを開くとソファーに座った陽一君がいた。
「あっ、あぁ、うん、えっと、おかえり」
寝起きの私は、陽一君の言葉に上手く反応出来ず、つまらない事でしか返せなかった。
なんだかよくわからないが、ちょっとだけ後悔した。
「仕事大変そうだね」
「まぁ、仕事ってそんなもんだよ。ご飯食べた?」
起きて間も無い少し掠れた声で陽一君に聞いた。
「食べたよ。疲れてるんなら俺が作ろうか?」
「いいよ、いいよ」
私は顔の前で手を振り遠慮してみせた。 台所へ行き、冷蔵庫の中身を見る。
「何も無い」
冷気が篭る箱の中に呟いた。
ファミレスにもコンビニにも行く気力が湧かない私は、置いてあったリンゴを二つ
と、包丁を皿の上に乗せ陽一君いるリビングへ戻る。

リンゴダイエットなんて思われたら恥ずかしい、と馬鹿な事を考えながら。
16アルバム:2006/09/14(木) 02:25:20 ID:wozI/vdY
「リンゴ?」
「そう、リンゴ」
「晩飯?」
「そう」
陽一君が呆れたような顔をして言う。
「なんか買ってきてあげるよ」
「いいよ。今日はこれで」
咄嗟にダイエットという単語は呑み込んだ。
もう一度台所へ行き、お皿とフォークを二つ持ってきて、ソファーに座りリンゴを
剥き、皿に並べる。
「どうぞ」
陽一君にフォークを渡し、少し遅い夕飯を始める。
一つ目のリンゴを剥き、食べやすい大きさに切り分け、二つ目のリンゴを剥いてい
く。
陽一君がリンゴを一つ食べ終えた。私はリンゴを半分まで剥いている。
陽一君がじっと私の顔を眺めている。
「何?」
少し恥ずかしくなった私は聞いてみた。
陽一君は私の顔から天井へ顔を上げ、しばらく黙り込んだ。
私が居なかった間に何 か困った事があったのかと心配になった。 しばらくしてTV
の音だけが聞こえた。
私はリンゴを剥きながら待った。
陽一君が天井を見上げたまま口を開いた。
「昨日の夜さぁ」
「イタッ!!」
指を切った。 ジンジンと痛みを発していた。
リンゴから目を離すと、陽一君が私の顔を見ていた。
あの素敵な笑顔を浮べて。

心臓が握り締められてるよう感じがする。それと同時に腹の筋肉が締まり、冷や汗
が止まらなくなった。
私達は視線を絡ませ合っているが、陽一君の目に映る私の顔は強張っているだろう。
手足が震え始めた。
可愛らしい男の子男が、ゆったりソファーから立ち上がり、惨めに震える太った女
に近付いて来た。
私の右手からそっと包丁を奪い、左手からはリンゴを奪っていった。
陽一君はリンゴに噛り付き、咀嚼しながら私を見ている。得体の知れない恐怖で思
考が停止している頭が、口元から零れる果汁が艶かしいという事だけ感覚的に捉え
た。

陽一君はリンゴを半分ほど食べて、残りを皿に置いた。
私は何故かその動作を切っ掛けに理性を取り戻す事になった。
しかし、何と言えば良いのかわからない。別に大人になれば誰だってする事をした
だけだ。
取り戻した理性が最初に判断したのはそれだった。
いろんな事を頭が推理、計算していく。
私が自慰に耽っているのを陽一君は盗み聞きしていたのだと。
そう思うと腹が立った。
「信じられない!!」
「はぁ?」
突然叫んだ私に陽一君は少し驚いた顔をしたが、今の私には何の慰めにもならない。
「盗み聞きなんて最低!!なんなの!!気持ち悪い!!」
そう言うと陽一君はニヤついた嫌な笑いを見せたくれた。
「大体ねぇっ、ここは私の部屋なのっ!!私が何しようと勝ってでしょ!!!!」
「で、昨日は何してたの?」
「えっ・・・?」
「昨日の夜しか言ってないじゃん。何してたかなんて知らないよ」
彼のニヤつきは酷くなった。

あの素敵な笑顔が見たいと思った。
17アルバム:2006/09/14(木) 03:31:06 ID:wozI/vdY
彼はこれで勝ったつもりでいるんだろうか。
そう強がってみたが、先ほどの怒りは吹き飛び、激しい羞恥心に顔が熱い。
室内に沈黙が時間が舞い降りた。膝の上にやった手を握り締める。
「ねぇ、何してたの?」
沈黙を破ったのは彼の方だった。
何か仕返し出来る事は無いか。自然とそんな風に考えていた。
自分の握り拳と彼の足を交互に見ていて閃いた。
私は無言で立ち上がった。
「どうした?」
彼が少しうろたえたのを見て、今度は溜飲が下がる思いがした。
私がこれからする事で彼はどんな姿を見せてくれるのだろう、と考えると楽しさ
すら感じる。
一瞬、彼を睨みつけ、私はテーブルの上に置いてある携帯に手を伸ばした。
私の考えた復讐は、彼の母親である弘子さんに、この事を報告するという単純な内
容だった。
しかし、その手は携帯に触れる前に彼に止められてしまった。
「触らないでよ!!!!」
掴まれた手を勢い良く振り解く。
もう一度、手を伸ばしたが、それよりも早く胸元に包丁の切っ先が向けられた。
今までとは別の恐怖が襲い掛かってきた。

声が出なかった。
殺されるかもしれないという恐怖が、声帯を絞めつけているようだった。
「どこに連絡するつもりだったのかなぁ?」
小さな子供に問いかけるようなふざけた態度にも腹が立たなかった。
私の目が、包丁と彼の顔を行ったり来りしたりしている。
「まぁ、いいや」
彼は小さく笑い、包丁を降ろした。
それでも恐怖は消えない。
「で、もう一回聞くけど・・・昨日の夜は何をしてたのかな?」
上体を屈ませ、見下ろすような格好で彼は可笑しそうに聞いてくる。
その答え自体に恥ずかしさなどすでにない。ただ、答えようにも彼の持つ包丁が怖
かった。

答えられない私を、彼が笑いを含んだ視線で、じっと見ている。
すると突然、彼の持つ包丁が首元に伸び上がった。
恐怖で首が竦んだ。
答えないと、答えないと、答えないと、殺される。
「何してたの?」
彼の口から、この状況に似合わないほど優しい声が洩れた。
これがラストチャンスだ。私はそう感じた。
「・・・オナニーです」
絞める声帯を必死に振るわせてか細く答えた。
「聞こえない」
残酷な声が聞こえる。
「オナニーです」
もう一度、今度はさっきより大きめの声で答えた。
「聞こえない」
一度言葉にした事で慣れが出来たのだろうか、それともヤケクソになっているのだ
ろうか。
私は鼻で息を大きく吸った。
「オナニーです!!!!」
部屋中に響くほど大声で叫んだ。
「あはははははははは」
私が叫んだ直後に彼も大声で笑い出した。私も少し笑ってしまいそうだった。
何故か、この間抜けなやり取りのおかげで、部屋の雰囲気が明るくなった。

だからといって視界に入る包丁が怖くないわけではなかった。
18アルバム:2006/09/14(木) 05:27:15 ID:wozI/vdY
「はぁ、はぁ、はぁ・・・あ〜、腹痛い」
腹を抱えて笑っていた彼は、笑い過ぎて腹筋を酷使してしまったようだ。
私は彼が笑っている間、どうする事も出来ず、膝をついて馬鹿笑いしている彼を眺
めているだけだった。
笑うに笑えない状況が続いている。
彼は何度か目元を拭い、鼻を啜りながら立ち上がった。
「あ〜、ごめん、ごめん」
何について謝っているのかわからないが、今にも吹き出しそうな顔で謝られた。
「じゃあ、とりあえず服脱いでよ」
「はぁ?」
何がじゃあ、で、何がとりあえず、なのか。
先ほどまでの部屋中を包みこんでいた空気は、すでに霧散している。そのせいか私
も普段に近い感じで彼に接する事が出来た。
「はぁ?じゃなくて服脱いで、って言ってるの。ほら早くして」
「えっ、ちょっと待ってよ。なんで・・・」
私なの。と、言いたかった。
こんな太った女の裸なんて見たってしょうがないはずなのに。

うろたえる私を面白そうに眺める彼。
包丁の刃の部分を指の腹で弄び始めたのを見て、どこか投げやりな気分になった。
殺されるのに比べればマシだと。
私は意を決してシャツの一番上のボタンに手をかけた。
一つ目のボタンを外すと胸の谷間が見え隠れし、二つ目を外すと色気の無いブラの
前の部分が見え始める。三つ目でブラが完全に露出した。
不思議とここまでは特に恥ずかしさは感じなかったが、四つ目のボタンに手をかけ
た時に、恥ずかしいと感じた。
羞恥心で震える手を動かして四つ目を外す。弛んだ腹を見られた。
五つ目を外し、顔を下に向けたままシャツを脱いだ。
「おっぱい大きいね〜。その分、腹も出てるけど」
その言葉に私の動きは一瞬止まった。コンプレックスに遠慮無く触れられ傷付いた。
「とりあえず、下着だけになってよ」
私の心の中など無視して、彼は楽しげな声を投げつけてくる。
腹が立ったが、彼の言う通りにするために、スカートのファスナーを下げ足元に
スカートを落とした。文字通り太腿が明るい部屋の中に姿を現した。
無地の、これまた色気の無いショーツから食み出る陰毛が見えた瞬間泣きたく
なった。

服を着ていないだけで、なんだか頼りない気分になった。
だらしない腹の前に片手を回し、食み出た陰毛を隠すために、もう片方の手を股間
に置いて内股のまま立ち尽くした。
お互い沈黙したままだった。
私の下着に包まれた体を見てどんな感想を持っただろう。一生聞きたくない答えだ。
突然、跳ねるような機械音が聞こえた。
反射的に顔を上げると、彼が携帯で写真を撮っていた。
「ちょっと、それはやめてよ!!」
「動かないで」
「それは絶対に嫌!!」
無駄だとわかっていても怒鳴らずにいられなかった。写真など残っていると、何に
使われるかわからない。
しかし、彼はお構いなしに携帯を操作し、また私を撮った。
無機質な機械音に、私は悔しさを感じた。せめてもの反抗で彼を睨み付けたが、今
度は顔も写されてしまった。
「次はソファーに座ってよ」
彼は大きなソファーに包丁を向け柔らかく命令した。

これから殺される豚を想像して無力感に苛まれた。
19アルバム:2006/09/14(木) 11:10:17 ID:CxPejIHh
両手をお腹周りを隠すように組んでソファーに座った。
「胸が凄いな」
両手を組んだ事によって、胸が寄せられて谷間が深くなっている。
しかし、胸を見られるよりお腹を見られる方が恥ずかしい体型だから仕方が無い。
また耳障りな機械音が鳴り、私の恥ずかしい姿が彼の携帯に記憶されたようだ。
「こんな事して楽しい?」
「楽しいに決まってんじゃん」
彼は皮肉もあっさり返し、深くなった胸の谷間に携帯を近付け、もう一度写真を撮った。
「下着も取ろうか」
そう言われた私は、躊躇せずブラの肩紐を降ろし、背中のホックを胸の前に回しな
がら持ってきて外した。色気の無い外し方はせめてもの反抗だ。
「大きいけど、ちょっと垂れてるよね」
そんな事を呟きながら、また携帯で撮る。
「文句があるならやめればいい」
「こんな面白い事やめられないよ」
そんな戯言を聞きながらショーツを脱ぐためにサイドに手をかけた。
流石に戸惑いを感じたが、どうしようも無いと思い直し、腰を浮かせて脱いだ。
「あっ、パンツを裏返して膝に置いて」
「なんで、そんな事しないといけないの・・・」
「いいから早くしてくれよ」
少し苛立った様子に呆れてしまった。
私は言われた通り、ショーツを裏返し膝の上に置いた。一日中履いていたせいで汚
れと黄ばみが目立つ。
「うっわ!!汚ねぇ」
そう言いながら写真に収めていく。
「変態」
恥ずかしさを紛らわすために虚しく強がった。

「次は涼子も楽しめる遊びにしようか」
「呼び捨てやめてくれる?気分悪いんだけど」
「昨日の夜やってたオナニーして」
呼び捨てに去れた事など軽く吹き飛ばすような事を言い出した。
無理矢理抱かれる事になるとは思ってたが、そんな事をさせられるとは考えていな
かった。
「そんなの無理だって・・・」
どこまで馬鹿にすれば気が済むのかわからない。
「早く、早く、足広げてオナニーしてくれよ」
わざと急かすように言うが、私は俯いたまま黙り込んだ。
自慰とは一人隠れてやるものであって、人前でする事ではない。抱かれる覚悟なら
すでにしてある。
オナニーは自分の意思でやるものであって、セックスはそこに相手の意思が反映さ
れる。一人遊びの虚しさを他人に見せるのは辛いものがある。
無理矢理にでも抱かれてた方が楽だった。

死と隣り合わせの状況の中、本気で逆らう事の出来ない私は、テンションが下がり
きってる中でソファーに深く腰掛け足をM時に大きく開いて見せた。
彼は私の股間を見て吹き出した。
「毛、濃過ぎない?ボーボーじゃん」
誰かに見せる機会も無かった陰毛を、彼が揶揄する。
あまりにストレートな表現に顔が強張った。
彼は少し体を引いて、大股開きをしている私の全身が写る様にして一度、揶揄した
股間に携帯を近付けてもう一度撮った。
「そんな事・・・もうやめてよ・・・」

視界が潤んで彼の姿が少し見え辛くなった。
20アルバム:2006/09/14(木) 23:02:48 ID:K2LOxMBh
私は頬を流れる涙を拭いながら、大きな音を立てながら鼻を啜った。
「豚みたいだな」
その音を聞いた彼が言う。
性器は大量の陰毛に隠れているだろうが、どちらにせよ股の間に、カメラを向けられ
るのは、精神的にショックが大きかった。
「ねぇ、オナニーまだ?」
言葉で傷付けるのに飽きてきたのだろうか、彼は手っ取り早い方法で急がせようとす
る。
包丁の刃を目の前に持ってきたのだ。
忘れかけてた包丁の恐怖を思い出した。私は恐怖と戸惑いを隠せないまま、右手を股
間に伸ばした。

陰毛に指先が触れた瞬間、また新しい涙が溢れてきた。
眼前の包丁を眺めた。死ねば楽になれるとは思えなかった。死ぬのは怖い。切りつけ
られるのはもっと怖いと思った。
視界を暗くした。閉じた瞼の端から、また涙が流れたが、今度は拭いはしなかった。
中指が性器に触れた。そのままの勢いで縦に割れ、内側から食み出た肉の中心を上下
に撫でた。
「はははっ。本当にオナっちゃったよ」
もう何を言われても傷付いたりしないとわかった。
踏み躙られた尊厳が体と頭の熱を奪ったかのようだ。
彼が何か動かしている。
薄っすらと瞼を開くと、彼はテーブルを退けて、その空いたスペースに胡座をかいて
座り、目線を私の股間に合わせた。
携帯はテーブルと一緒に手放したようだが、包丁だけは持っている。
そこに彼の狡猾さと用心深さを感じた。
性器を覗き込まれているというのに羞恥心も無く、怒りすら湧かなかった。
すでに幾度と無く体を重ね、今更、裸を見られたぐらいでうろたえたりはしない男女
の感覚に近い。

「指入れて」
言われるがまま中指を、膣に押し込んだ。
体の反射で性器がほんの少しだけ濡れている。
気持ち良くは無い。気持ち悪いわけでもないが。
ただ、体の中に自分の指が入っているだけだ。鼻に指を入れるのとなんら代わりがな
い。
私はそれらしくするために、指を出し入れし、時折性器を広げるように大きく指を回
したりした。彼の顔に不満の色はない。
性器に触れれば気持ち良くなるなどという歪んだ知識の元に、オナニーをするように
命令したわけではないようだ。
どうやら、私を意のままに操る事に楽しさを感じているような気がする。
「片手が空いてるね。胸でも揉んでみたら?」
彼の命令に従って胸を揉み、乳首を摘む。
これで完全にオナニーをしている格好になった。

一体これはなんだろう。
21アルバム:2006/09/15(金) 03:27:20 ID:rtYOCF0A
「ちょっと、広げて見せてよ。毛が邪魔で見えにくいしさ」
「え?」
「だから、あそこを広げろって言ってんの」
あそことは今、私が指を突っ込んでいる性器の事だろう。
性器を広げて見せろと言っている。見せびらかすような場所では無いが、仕方が無い。
指を抜き、胸を弄っていた手と共に性器に添え、左右に思い切り、開いて見せた。
彼が顔を近づけてきた。静かな鼻息が性器に掛る。
「黒い、っていうかクサッ!!」
そう言って彼が顔を少し背けた。
「お風呂、まだだから・・・」
「そうだったね」
彼はそう言って、私が広げた性器を眺めている。
しばらくしてから、人差し指を立てたままの右手を股間に持ってきた。
ヌッという音が股間からの振動で聞こえた。
「んっ・・・」
数年振りに私の性器に男が触れた瞬間だった。

「この毛の濃さはちょっとマズイよ。さっきもパンツから食み出してたしさ」
彼の指がゆっくりと、出たり入ったりを繰り返している。
「もうちょっと前に座って」
そう言われて、私はソファーの上のお尻をずらす。
彼が顔を引いて、先ほど汚いと評した股間から距離を取る。
私はゆったりとソファーの背凭れに体を預けた。そろそろM字に開いた足が痛くなって
きた。
「おいおい、ケツ毛ボーボーじゃん」
彼は伸ばし放題の陰毛を、撫でたり、指先で痛くない程度に引っ張ったりして遊ん
でいる。
「イタッ!!」
いきなり鋭い痛みが股間から感じた。
どうやら強く引っ張り過ぎて一本抜けてしまったようだ。
「あぁ、ごめんごめん」
顔を顰め、彼を少し睨んだ。
「さてと・・・」
そう言って彼は立ち上がった。
ついに、この瞬間が来たと身構えた。
覚悟は決めたつもりだが、脅されて体を許すのには抵抗がある。
一度深呼吸をしようと息を吸った。
「風呂入っておいでよ」
「ぶはっ!!ごほっごほっ・・・」
「ん、大丈夫?」
「え?あ、うん、大丈夫。お風呂入ってくるね」
タイミングを思い切り外された。

体を泡で包みながら考える。
確かに彼の手には包丁がある。
しかし、どうもお互い真剣な感じが続かない。
私自身もすでに彼に太った裸を晒す事は苦では無くなっている。慣れたせいもある
が。先ほどの会話も、なんだか普通のカップルのようだ。
これからレイプしようとしてる男と、レイプされようとしている女の会話では無い
事だけはわかる。
しかし、抱かれる事に抵抗は無いわけではない。
風呂場へ行く前にチラッと見た時計は、深夜1時を少し回っていた。
いつもよりも入念に体を洗う私。

やはり、これからレイプされる女のする事ではない。と思った。
22アルバム:2006/09/16(土) 03:45:59 ID:cdfDo9ef
髪を乾かすかどうかで、少し迷ったが痛むのもイヤなので乾かす事にした。
別に、これからのための準備などではない。と、心の中で言い訳を繰り返しながら。
ドライヤーを切ると、今度は着る物に困った。
いつものパジャマを持ってきておらず、バスローブなどは当然置いてない。
タオルを巻くか。そのまま裸で出るか。
どちらの方が喜んでくれるだろう。と、考えている事に気付き、頭を一回、二回と
わざとらしく振り、裸で出る事にした。
リビングに戻ると彼がソファーに座って携帯を弄っていた。携帯の操作に忙しいの
かこちらに振り向きもしない。
この状況を作り出した本人に、無視する形を取られると、動くに動けない。
気まずい空気を払い除けながら口を開く。
「あの・・・お風呂入ったけど・・・」
「わかってる。焦んなよ」
彼はチラリとこちらを見て、口元を厭らしく歪めて言い、また作業の方へ戻って
いった。
仕方なく彼の横顔を眺めていた。
相変わらず可愛い顔をしている。
私は、この顔を持った男が、今まで心の底に抱え込んでいた寂しさを、埋めてくれ
るかもしれない、と期待し俯いた。

「こっちおいでよ」
俯いていた私に彼が言った。
心が少しだけ弾んでいるのがわかる。思わず笑顔を作りそうになるのを耐えた。
「えっと・・・寝室に行かない?ここじゃちょっと・・・」
抑えた声で彼に言う。
「・・・しょうがないなぁ」
彼は笑いながら立ち上がった。
これから起きる事は、レイプではなく、プレイに変わったような気がした。
彼は私を脅し、私は彼に従う。
陽一君が私に近付いたのを確認し、寝室へ歩き出した。

この部屋に越してきて、初めて寝室に男を入れた。
「暗いなぁ。電気付けてよ」
私は、部屋の壁にあるスイッチを指で押した。
薄暗いかった部屋が明るくなった。
彼に肩を押されベッドの方へ促された。
「上がって」
ベッドの側まで歩いた私に言う。
私がベッドの上がると、彼も上がった。
誰かと寝る事など考慮していない小さなベッド。
そこに男と二人で上がった。
彼の顔を見ると、少し微笑んでいた。
羞恥心が戻ってきたのだろうか、無意識の内に手が体を隠そうとする動きをする。
私の両肩に優しく手を置いてくれた。
期待していいのだろうか。
「きゃっ!!」
突然、彼の手が首に回され、そのまま前のめりに倒された。

首と膝が痛くて泣きそうになった。
23アルバム:2006/09/17(日) 11:02:05 ID:1GU7mL5Y
暴力的な流れで、大きなお尻を彼の方へ突き出す形に、四つん這いになった。
しかし、不思議と怒りは湧いてこない。彼のしたいようにさせよう、という思いの
方が強かった。
ベッドが軋み、お尻の近くに彼が腰を下ろしたのがわかった。
彼の手がお尻に触れ、肛門の部分を広げた。
「やっ・・・!!」
お尻を振り、視線から逃れ様と無駄な努力をした。
「本当に汚いねぇ・・・」
彼が小さな声で呟く。
「くっ!!」
肛門を指で突付かれた。
そのまま入れられるのかと思い、少し焦ったが、彼はその下の渇いた性器に突っ込
んだ。
「痛いっ!!」
「我慢、我慢」
「ん・・・」
唇を舌で湿らせ、指の動きに集中する。
性器が濡れさえすれば、気持ち良くなれるからだ。
しかし、彼はなんどか単調な動きでピストンを繰り返し、指を引っこ抜いた。
「あっ・・・」
もう少し続けて欲しかったが、次に何をしてくれるのか楽しみだった。

彼は指で陰毛を掻き分け性器に触れた。
そして、そのまま性器を広げ、指意外の何かが性器に触れた。
「えっ?ちょっと待って・・・」
次の瞬間、硬くて太い物が侵入してきた。
「痛いっ!!痛いっ!!待って!!お願い!!」
彼はお尻に手を置き、ピストンを開始する。
私の都合は全くお構い無しだ。
「痛いよ!!」
全く濡れていない性器への挿入は、痛みしか感じなかった。
「あぁ、俺もちょっと痛い・・・」
「じゃぁ、やめてよ!!」
「うん、まぁ、でも、これはこれで」
勝手な事を呟きながら、彼一人で楽しんでいる。
「んっ、んっ、ぐっ、んっ・・・」
体が前後に揺れる中、歯を食いしばり、ただただ耐える時間が続く。

どれほどの時間が経ったのか。
時間の確認などしていないのでわからないが、辛い時間は長く感じるものだ。
瞼を強く閉じて、彼の動きを感じる。動きが徐々に激しくなる。
「はぁはぁはぁはぁはぁ・・・」
男の喘ぎ声は、あまり好きではないが、腰を振るという動作は大変だろうから、仕
方が無い。
お尻を掴み、バックから突くだけのセックス。
今までのセックスでは考えられない雑さだ。
「はっ、はっ、はっ、はっ・・・はっ!!・・・ふぅぅぅぅ・・・」
「んっ・・・!!」
突然、激しく動いていた彼が根元まで捻じ込み動きが止まった。
私の体の中に気持ちの悪い感触が広がった。
何が起こったのかわからなかった。
しばらくしてから、彼はゆっくり動き出し、何度か私の中を擦ってから引き抜いた。

避妊という言葉が頭の中に浮び上がった。
24アルバム:2006/09/17(日) 11:55:20 ID:1GU7mL5Y
「えっ?ちょっと・・・なんで?」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・ん、どうした?」
呑気な彼の声に、私はキレた。
「どうしたじゃない!!」
私は彼に後ろ足で蹴りを入れた。
「イタッ!!なにすんだよッ!!」
それを無視して、体を起こし彼を睨み付けた。
「なんで中で出すの!!避妊は?ねぇ、コンドームとか着けてた?着けてないでしょ
 が!!」
彼はお腹を押え、私を睨みつけていた。
下半身だけ丸裸の姿は、なんだかユーモラスだ。
「はぁ!?コンドームなんかあったか?無かっただろうが!!馬鹿じゃねぇの!?」
「馬鹿はそっちでしょ!!子供出来たらどうすんの!!」
「下ろせばいいだろうが!!んなもん!!」
そう怒鳴りつけた彼は、私の顔を平手で叩いた。
衝撃でベッドに倒れこむ。

目の前のシーツが涙で滲む。
妊娠の恐怖とか、理不尽な暴力を振るわれたからとかではなく、純粋に痛みからだ。
「お前みたいなデブが、相手にしてもらえるだけでも有り難いと思え!!」
怒鳴りながら私の腕を掴み、圧し掛かって来た。
「中に出さないでって言ってるの!!」
体を捩じらせて抵抗する。
またしても平手が飛んできた。
仰向けの状態で、両手を押さえつけられて、崩れたプリンのようになった胸に噛み
付かれた。
「痛いっ!!やめてよッ!!痛いってば!!」
鈍い痛みに叫ぶ。
足の間に割り込んでいる彼を、踵で何度も蹴った。
「やめろ!!馬鹿!!」
彼は噛んでいた胸から、口を離し、平手を何度も振るい、私を黙らせる。
「豚がブーブーうるせぇんだよ!!」
左の頬がジンジンと痛む。

暴力に屈し、黙った私の片足を抱える。
彼は自分のペニスを誘導し、何の愛撫もされてない性器へ突っ込んだ。
「ぐぅっ!!」
そのまま乱暴に腰を前後に動かされる。
また、私は目を閉じ、その揺れに耐えなければならない。
「お〜、揺れてる、揺れてる」
おそらく、胸の事だろう。
その揺れてた胸に両手を伸ばしてきた。力強く鷲掴みにされ、時折爪を立てて柔ら
かさを楽しんでいる。
「やめてよ!!・・・本当に痛いんだってば・・・」
「はぁ、はぁ、はぁ、痛い?そりゃ良かった・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・俺は別に気持
 ち良くしてやろうなんて思ってないしな・・・」
そう言って、また激しく腰を動かし始めた。
「お願いだから、中に出すのだけはやめて・・・それだけは・・・」
「はぁ、はぁ・・・俺がどうするかは・・・んっ・・・俺が決めるから・・・はぁ、はぁ・・・」
期待していたのは、こんな事ではなかった。

私の唯一の願いは聞き届けられる事はなかった。
25名無しさん@ピンキー:2006/09/19(火) 20:17:22 ID:O+igGxS6
お預け?それともエンド?
26名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 21:46:02 ID:FZBcfjJR
腐女子の妄想みたいなスレだ
27名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 23:26:03 ID:zpOmbSGm
太めなのを気にする女子と普通の男子の
ほのぼのエロが見たいとリクエストしてみる
28名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 23:54:49 ID:3PQ7PgWd
不覚にも勃起した自分に嫌悪
29名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 00:28:42 ID:JuYjGa+k
腐女子は自分の醜さや不潔さをこんな露骨に書かないよ
30名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 06:28:24 ID:UK1DoLU+
いやいや、これ男性が書いてるのかな。
こんな一人称で綴られるノアール読みたいなあ。
31名無しさん@ピンキー:2006/09/26(火) 23:08:58 ID:2FMALTQw
>>29
オモタ
32名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 00:05:01 ID:qb3kERzB
続きが読みたい・・・・
33名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 12:27:32 ID:vy6FO7dF
晒しage
34名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 02:33:41 ID:zYp4S0kq
携帯から失礼。
わたし女だけど、不覚にも?読んで泣いてしまった。
なんか切ない。わたし自身がコンプレックスみたいのがあるのか。
続き読みたい・・。
35名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 10:42:00 ID:mZ6UAOLJ
期待揚げ
36名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 18:33:53 ID:W/pQh+/b
期待あげ
37名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 23:15:28 ID:TrjAvngW
あげる
38名無しさん@ピンキー:2006/10/23(月) 11:32:42 ID:uglc9JMe
ガンパレードオーケストラだと…
白の章
岩崎×山口
緑の章
先内×荒木
そういう事ですか?
39名無しさん@ピンキー:2006/10/24(火) 23:06:52 ID:Cfhrzjn6
普通にぽっちゃり女子が好きだ。
特に普段が肝っ玉母さん肌で、回りも本人も女意識してないようなタイプ。
40名無しさん@ピンキー:2006/10/26(木) 09:14:50 ID:Oz7phdgh
期待あげ
41名無しさん@ピンキー:2006/11/04(土) 00:08:41 ID:RySBH5qy
ほっしゅ
42名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 19:28:58 ID:/WWOw6m8
さああげの時間だよ!
43名無しさん@ピンキー:2006/11/06(月) 13:21:19 ID:0A19qAzx
期待age
44名無しさん@ピンキー:2006/11/07(火) 22:41:49 ID:UavwSqzC
45名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 00:16:36 ID:3ykSrnKC
一気に読んだが実に面白い。
私女だけどね。
続き読みたい。
46名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 23:57:39 ID:cx3wwKTz
期待上げ
47名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 04:06:34 ID:OXui0KTS
あげ
48名無しさん@ピンキー:2006/11/20(月) 11:31:37 ID:lLhpwDd/
11月23日オープン 日本初の出会い系!!
<即愛便> <ラヴメール> 会員制 ¥1.000で使い放題!!
オープン記念先着100名様 年間会員が!!なんと!! 20%off
お早めに!!100名様限り!!
49名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 00:43:25 ID:JCW+W0Hq
「やだなぁ…」
改札前で月を見上げつつ、私は白いため息をはいた。
今日はチャット友達との、二人だけのオフ会。
連絡先は交換したけど、画像は「会ってからのお楽しみ♪」とごまかした。
でも、会えばごまかしようがない……。
会うことが決まってからの数日。
吐くほどに走り、気がどうかなりそうでも食べなかった。
でも、このたくさんの余分なものたちが、たかだか数日で消えてくれるはずもない。
残ったのは、空腹感とめまいだけ。最悪だ。
ネットで知り合った彼とは、言葉を交してもう半年になる。
一生会わない人だと思っていた。
だから、たくさんの本音を話した。
太っていることのコンプレックス、
自分のこと嫌いなこと、
それでも誰かに好きになってもらいたいこと……。
話しているうちに、彼のことが好きになっていた。
それだけは、言えなかった。
嫌われるのが、とても怖かった……。

着信音が響く。
「はいっ!」
「美紀さん?」
「……望さんですか?」
「もしかして、黒いコートにジーパン?」
「そうですけど…」
私は自分に近付いてくる人を見た。

黒いスーツの素敵な、背の高い……。
「美紀さん、美……」

あぁ、お腹すいた……。
50名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 04:00:18 ID:LPNhN22M
デブな女じゃなくてブスな女の方が良い
51名無しさん@ピンキー:2006/11/21(火) 16:52:35 ID:if3H4cMP
>>49
続きは?
52名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 00:07:52 ID:zDSdo1Gr
保守
53名無しさん@ピンキー:2006/12/07(木) 01:18:09 ID:2vSr2PJ+
うわー腐った女子の臭いがぷんぷんするスレだな
54名無しさん@ピンキー:2006/12/08(金) 07:04:47 ID:A1oy5BMa
^^;
55名無しさん@ピンキー:2006/12/10(日) 20:19:21 ID:vpt8u5O1
腐女子のすくつage
56名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 05:43:01 ID:y4JT1AuU

57名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 08:56:04 ID:zuYW3aNR
>>24の続きってないの?
58名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 09:25:52 ID:ta7m0HZP
◆デブやブサイクに犯される女のエロパロスレ 2◆
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161226568/
59名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 21:43:30 ID:zAYPezu3

60なまえを挿れて。:2006/12/26(火) 03:04:22 ID:ZAM9NRH8
悪いけど、基本的にレイプ物になるだろうな
それか集団イジメ系になってしまうな
デブだかは知らないが、ブスのそれ系の話は昔読んだ記憶がある
やってやってありがたく思えよ的な扱いのイジメレイプ
61名無しさん@ピンキー:2006/12/31(日) 09:29:55 ID:4245Myc0
続きなしかよ・・・まぁどうせデブ専男が妄想で書いた話だろうけど。
62名無しさん@ピンキー:2007/01/02(火) 14:35:55 ID:0yj2jJJ2
エロなんてそんなもんじゃね?
63名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 04:03:51 ID:48AC0HBp
そろそろ子供の手が離れたな、と感じた一昨年から、
週に四日ほど、近所に部屋を借りて子供向けの習字教室を始めた。
最近の子供はお習字なんてあんまり習わないだろうと思い、
知り合いの子供数人に教えるつもりで始めたのだが、生徒は少しずつ増え、
今では幸い教室を維持するほどのお月謝が集まっている。

――でも私の趣味みたいなもんだな…。ほとんど収支はトントンだもんね。
そう思いながらもこの二年ほど、楽しく教室を続けてきた。
背筋を伸ばして墨をする、無心に筆を運ぶ、それが無性に好きで、
字はそんなに上手ではなかったのにもう二十年以上書道を続けてきた。
大抵の人は進学や受験という節目で書道から離れていく。
でも私は休んだり先生を変えたりしながらも、書道から長く遠ざかっている事はなかった。
64名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 04:05:16 ID:48AC0HBp
けれど結婚して子供が生まれて、そのあと数年は、どうしても忙しさに
流されて筆を持つ気になれなかった。
そんな中、三年前に子供が小学校に上がるとふと無性に筆を持ちたくなり、久しぶりに
墨をすり、書を書いた。

それと時をほぼ同じくして、私が書道師範の資格を持っている事を知った知り合いの
ママ友達が、子供に字を教えて欲しいと頼んできた。
正直私は気が進まなかった。
知り合いの子供を教えるのは責任を感じてやりにくい。
もともと私は他人に教えるのが苦手だ。
だが、話を聞いた主人が「いいじゃないか。やってみたら?お前もそろそろ
趣味や生きがいになる物を探すべきだよ」と強く勧めるのもあって、
初めは自宅で数人の子供を教えていた。

その内口コミやら何やであっと言う間に生徒が増え、すぐに自宅では手狭になって
しまった。
きっとお月謝が三千円と格安なのも人気が出た原因なのだろう。
私は近所に小さなアパートを一部屋借りて、書道教室を移した。
65名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 04:06:57 ID:48AC0HBp
生徒は大半が小学生。 一番小さな子で幼稚園の年長さんだ。
大きな子は一番年長なのが高校二年生の男の子。
高校生はこの子と、あと一年生の女の子が一人だけ。
中学生は男女合わせて五人。
小学校以上の生徒となるとぐんと数が減ってしまう。

やっぱりお習字と言うと字を覚えたての子供が悪筆を治すために習うもの、と
いう考えが世間一般にはあるようだ。
もったいない……。私はいつもそう思う。
絵画教室や音楽教室のように、幾つになってもその時々に自分を表現する手だてとして
楽しく付き合えるのが書道だ。
だけど、現代の子供や親にはあまりそういう考えは無いようだ……。


66名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 04:09:05 ID:48AC0HBp
生徒の中で一番年嵩の子は裕福な家の、キレイな顔立ちをした男の子だった。
いつもおとなしく控えめで、黙々と書いては帰っていく。
同じ年頃の生徒が少ないせいもあるのか、滅多に生徒同士の雑談にも加わらないし、
私に話しかけてくる事もほとんど無い。
ただ、一度彼が「先生、書道って良いですよね。オレ、背筋が伸びて心ん中の
ぐちゃぐちゃが全部すっきりしてくるのって、筆を握ってる時だけだよ」
と突然話しかけてきた事がある。
「あ、先生もおんなじよ。ほんとにそうよね」と返事をすると、彼はすごく良い顔で
にっこり笑った。 


その時、突然彼が異性に見えた。 
高校生相手に三十二歳のおばさんが何でときめくの…
自分で自分が滑稽だった。 
でも自分にときめく気持ちがまだ残っている事にまず驚かされた。
出産で体重が激増して、今の私は若い頃の知り合いが見てもきっと
私と気付かず通り過ぎるほど変わり果てていた。
何度もダイエットに挑戦しつつ、失敗したりリバウンドしたり…。
主人とももうすっかり友達みたいな仲になってしまっていて、
女らしい気持ちになるのは月に一度の生理が来た時くらいのものだ。
ときめく、とかいう気持ち、すっかりなくなって久しかったのに……。
67名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 04:11:45 ID:48AC0HBp
それ以来、何となく私は彼、佐藤くんの事を避けてきた。
彼はそんな私の心の変化には一切気付かないようで、相変わらず
きちんきちんと週に二回現れては稽古をして帰った。
彼は知り合いのそのまた知り合い…といった程度のつながりで
うちの教室を紹介され、去年の夏ごろから通ってきていた。

初めから書道の腕前は相当なもので、私でも直しようのないくらいの
字を書く子だった。
「上手なのね。ずっと習っていたの?」
「…母が…教えてくれていたんです……」
「そう… とても立派な良い字を書くわ…。正直私が教えてあげる事って
あんまり無いかもしれない…。ほかの先生を紹介しましょうか…?」
「いえ! ……いいんです、ここで…。 って言うか、ここが良いんです」

私の事を知る訳でもなく、この教室が良いとこだわるのは何故なのか、
少しだけ不思議な気持ちがしたが、きっと交通の便や色んな点でここを気に入って
くれているのだろう…… そう思って余り深くは気にしないようにした
68名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 04:14:40 ID:48AC0HBp
彼は今時の子にしては珍しく、ちゃらちゃらした所が無かった。
服装なんかは今の若い子が着ている物を身に着けているが、
髪はパーマやカラーで傷めた事のないような黒い自然な色。
教室に入る時はいつも携帯の電源をそっと切っているようだった。

彼は時々もう一人の高校生である女の子と一緒になる事があったが、
そんな時でも彼は余りその子に関心が無いようだった。
女の子は割と可愛らしい子で、彼らが揃うとまるで絵に描いたような
美男美女の組み合わせとなる。
なのに積極的に話しかけるのはいつも女の子の方からで、彼は一言二言
短く返事を返すだけだった。
(女の子に興味が無い年齢じゃないはずのに……。割とクールなんだな…。)
そう思いながら何となく彼を観察している自分が嫌だった。
69名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 04:16:03 ID:48AC0HBp
佐藤くんが来る時間はいつも教室の閉まる一時間前くらいの事が多く、
小学生はほとんどが帰ったか、あるいは帰りかけている。
ウチの教室は小・中学生までは曜日と時間をはっきり決めて通ってもらうのだが、
高校生の二人はテストや部活動など、何かと忙しいはずなので、特に時間を決めずに
週に一〜二回好きな時間に来てもらうようにしている。

時間の最後の方に来る佐藤くんは、自然と私と二人っきりになる事が多かった。
二回に一回はもう一人の高校生の子も一緒になるのだが、それでもわずか三人。
昼間は小学生でごった返す教室が、まるで違う場所になったかのようにひっそりとし、
互いの息づかいさえ聞き取れそうな、そんなぴん、と張り詰めた空間になる。
佐藤くんを何となく意識し出した私は、その空間が楽しみなような怖いような物になり、
彼の来るのを心待ちにしながらもどこか恐れている自分に気が付いていた。
70名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 04:17:24 ID:48AC0HBp
そんなある日、教室を閉めて出ようとした時、部屋の前で誰かが言い争っているのに
気が付いた。
「どうして…? 私は別にあなたに他に好きな人が居ても良いって言ってるのに…
 それでも嫌なの……?」
(青木さんの声だ…!) その声は高校一年生の教室生、青木かな子のものだった。
「……悪い…。 そんな気にとてもなれないんだ……」
次の声は佐藤くんだった。 何を話しているのだろう…?
でも本能的に、これは立ち聞きしてはいけない種類の会話だと気付き、慌ててドアから
遠ざかろうとした。 
その時、自分の中に突然、会話を盗み聞きしたい、という欲求がむらむらと湧いてきた。
(いけない―― 何を考えているんだろう。)
でも―― 
いいじゃないか…と心の声が言った。 別に聞かれて困るような話なら、こんな所で
しなければ良いだけの事……。 それに聞いていたって誰も気付きはしない……。
もし気付かれても、私はドアの所になんて居なかったと、素知らぬ顔をして過ごせば
いいだけなのだ……。
私の足はその場に釘付けになった。
71名無しさん@ピンキー:2007/01/12(金) 04:19:11 ID:48AC0HBp
「……! 良いわ… わかったわ… あなた、やっぱりあの人が好きなんでしょう?」
「……何の事だ……」
「私、知ってるのよ。 あなたが定期入れにこっそり隠してる写真。
 あなた、変態ね…! 気持ち悪い…! あんなぶよぶよしたおばさんと…」
「やめろ! 下司の勘ぐりだ…!!」
「あら、すごい顔… いつも無表情で冷たい顔してるのに、あのおばさんの事
言われたらそんな顔するのね…! ……ばっかみたい!! 大体、あんな写真、
人に見られたら何て言い訳するの? 教えてよ…!」
「……母親だと言ってある。 昔死んだ… オレの本当の…」
「…そんな嘘までついて、ほんと馬鹿じゃないの? あーあ、アンタになんか
告って損した…! せいぜいあのおばさんと仲良くね!!」
そう言って彼女は立ち去った。 走り去る足音が小さくなっていく。

何の話なのか、よくわからなかった。
でも何故かどきどきと胸の動悸が激しく打ち、強張った足を無理やりに室内へ向けた。
(今出たらまだ佐藤くんが居るかもしれない… もう少し経ってから帰る事にしよう…)
そう思ってそーっと靴を脱ぎ、机の前に腰を下ろした。
すると次の瞬間、佐藤くんが勢いよくドアを開けて入ってきた。
(――!!) びっくりして心臓が飛び出すかと思った。
キャッ!と悲鳴を上げかけて、とっさに口に手を当ててこらえた。

私の驚いた顔を見て、彼はぴたり、と動きを止めた。
「…先生…? 今オレたちの会話聞いた…?」
まだ驚きが残っていて、とっさには返事ができなかった。
必死で首を横に振り、聞いてない、という事を示した。

72名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 00:56:26 ID:zfpCulML
wktk
73名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 12:01:35 ID:sfj7oDyb
佐藤くんは私をじっと見ていた。
目つきから、私の否定を信じていない事は明らかだ。
(どうしよう… 正直に言えばあっさりと世間話にできたかも知れないのに…
嘘をついているの、きっとばれてる…。)
私は年甲斐も無くうろたえた。
佐藤くんが突然、無造作に靴を脱いで上がってきた。
猫のように軽い身のこなし… 背が高いのに敏捷で、一連の動作に物音は無かった。
「あのさ、別に良いんだよ。 ホントの事言っても。 聞こえただろ?勝手にさ。
…気を使われるの、オレ苦手なんだ」
少し離れた場所に腰を下ろしながら話す。 

何だか違和感がある…。
何だろう……?
「オレ、あんま同年代の女って興味ないんだよな。…って言ってもホモって訳じゃ
ないよ。 高校生くらいの女ってさ、何かうるさいし、落ちつかねーんだ」
(しゃべり方……。) いつもと違うのはその話し方だった。
(いつも、ちゃんと丁寧にですます調でしゃべってくれてる佐藤くんが……。)
そういう言葉遣いをされると、ますます彼の異性が際立った。
17才……子供ではないけれど、大人でもない微妙な年齢の彼が使うくだけた言葉は、
変に男っぽくて、私は更に落ち着かない気分になった。
74名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 12:03:00 ID:sfj7oDyb
「先生、戸締りして帰る時間だろ? 邪魔してごめん。 でもちょっとトイレ
借りていい?」
「あ、え、ええ、もちろんよ。 どうぞ」
彼は奥のトイレに立った。
バタン、とトイレの戸が閉まって、私はやっとつめていた息を吐き出した。
(ふぅーーー! やれやれ…何だかどっと疲れちゃった。 一年分ぐらい
余計に歳取っちゃった気分……。)
教室に置いてある鏡が目に入る。 縦長の姿見は私の疲れた顔とたるんだ身体を
情け容赦なく映している……。
(若い人って… 良いわね……。)
そう心の中に思って、鏡から目をそむけた。

ふと佐藤くんのカバンが目に入る。
中からこぼれ落ちそうになっている物が目に入った。
(定期入れ……。) 私は思わず反射的に今にも落ちそうなその定期入れを手にした。
中に入れておいてあげようとして、ふとさっきの青木さんの言葉を思い出した。
(定期入れにこっそり隠し持ってる写真って……) 
中を覗きたくなる誘惑が少し頭をもたげてきたが、そんな自分を戒め、その定期入れを
そっとカバンの中に戻そうとした。
その時、突然耳元で囁き声がした。 「見たいですか――?」

75名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 12:04:14 ID:sfj7oDyb
「な! な、何を――!?」 私はいつの間にか背後に立っていた佐藤くんに
心底驚き、滑稽なくらいに取り乱して答えた。
彼の雰囲気が変わっていた。ふふ…、と笑いながら、彼は定期入れを私の手から奪った。
彼が一枚の写真を取り出す。 私は瞬時にさっきの会話がどういう事だったのか
わかった気がして身震いした。 (いやだ…見たくない……。)
本気でそう思った。 怖かった。
私の直感どおり、そこには醜い私の写真があった……。
いつ撮ったものなのだろう…?
カメラ目線ではない私が子供の字を直してやっていた。

「これ… なに…?」
「何って…… 先生の写真だよ」 
私と机を挟んで差し向かいの位置に座りながら佐藤くんが言った。
「どうしてあなたが持ってるの…?」
「ごめん。 ついいたずら心でこっそり携帯で撮った。それを焼いたんだ」
「でも… いくら何でもこんなの撮ってたら気付くはずなのに……。
全然気付かなかった……」
「うん、だって先生この時小学生がやたら多くてさ、教室めちゃめちゃうるさかった
んだよ。 オレもあんまりうるさいから集中できなくてさ。 なんか適当に書いて
さっさ帰ろうと思ってた。 そいでちょっとした暇つぶしにね……」
「そう……」
76名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 12:05:59 ID:sfj7oDyb

佐藤くんの顔がさっと赤らんだ。
「そう…って…。 先生、その言い方はないだろ」
机越しににじり寄る佐藤くんに私の動悸がまた早くなり出した。
「先生、さっきの話、聞いてたんだろ? ならもうわかってるんだよな。
オレ、先生が… 先生の事が……」
彼の手が伸びてくる。
思わず手をひっこめて身体を引いた。
「ちょっと、冗談でしょ。 こんなおばさんをからかうのはやめてよ」
口でそう言いながら、私は軽いパニックに襲われていた。
目の前の出来事がまるで他人事のように遠く感じていた。
「…! おばさんなんて言うな!! オレ、そういうの好きじゃない。
自分を決め付けんなよ。 先生は先生だよ」
「なに言ってんの…。 あのね、私はおばさんだから。 あなたより、えーと…
何年だっけ…? えっと、えっーと…十五年! 十五年も長くニンゲンやってるの…!
そんな冗談なんかでだまされないわよ…!」
私はどぎまぎしながら必死で彼を軽くにらんだ。 
(早く… 早く冗談にしてしまおう…。
というか、本当に冗談だよね…? 早く冗談でしたと言って…!)
気を抜くと手が震えそうだった。
77名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 12:07:21 ID:sfj7oDyb

彼が突然低い机をひらっと飛び越えて隣に座った。
顔には恥じらいと怒りの表情がうっすら浮かんでいる。
「…まだ冗談なんて言うのか……!」
彼が怒りを含んだ声で低く呟いた。 私はこの状況に身体が震えだしていた。
どう言えばいいのか、どう振舞えばいいのか、全くわからない…。
情けないが、彼の方がこの場を支配してしまっていた。
いつもの教室、いつもなら… 私が動かし、支配するこの空間で、
私は十五も年下の子供にすっかり混乱させられていた。
私は思わず立ち上がった。

すると彼も素早く立ち上がり、ぐいっと身体を寄せ、無理に私の手を取った。
「先生… どうしてわかってくれないんだ。 オレ、先生が好きだ」
彼の呼吸が荒かった。
「やめなさい…! 私みたいな太った冴えないおばさんをあなたみたいな
若くてキレイな子が好きだなんて、あるはずないでしょ…! どこまで
私をからかえば気が済むの……!」
私はとにかくこの状況から逃れようと必死だった。
家で私の帰りを待っている家族の顔が目に浮かんだ。
78名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 12:09:00 ID:sfj7oDyb

急に彼の身体が離れた――。
私の手も自由になり、私は束の間、ホッとした。
「先生… どうしたらオレが本気だってわかってくれる…?」
私は表情を見られまいと、彼に背を向けた。 
「ど、どうしたら…って、あなた…まだそんな事言って……
もういい加減にしなさい…! 先生は帰るわ…! 家族が待ってるの…。
あなたもいい加減に早く…」
帰りなさい…と言いかけて、思わず息を止めた。
衣擦れの音――。 なに?
思わず後ろを振り向き、心臓が止まりそうになった。

彼は淡々と自分の衣服を脱いでいた。
上半身を裸にした彼がTシャツをパサっと床に落とした。
言葉も出ない私に彼が言った。
「これでもオレを疑うかい…?」 彼はそう言って真剣な目で見つめた。
思わず後ずさる……。 
彼の身体は大人の男の体格にまだなりきれぬ青さを見せながら、どこか
年不相応のなまめかしさがあった。
先ほどから玄関の小さな灯りしか点けていないので、部屋は薄暗い。
その中で彼の身体は異様なまでのオーラを放っていた。
「オレ、先生みたいにぽっちゃりした人でないと好きになれないんだ。
 …って言うか、いざ付き合ってみても、痩せた人じゃどうしても興奮しないんだよ」

「……それって変態じゃないの…? そういう趣味の人、噂には聞くけど、
 初めて見たわ……」 私は目の前の光景に呆然としながら、やっとの事そう聞いた。
話しかけながら、私は自分の声がどこか遠くから聞こえてくるような気がしていた。
今私は目覚めているのだろうか? それとも悪い夢の中にいるのだろうか?
79名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 12:12:23 ID:sfj7oDyb

「ヘンタイって…。まぁそうだけどさ。先生ちょっと言い過ぎ…。そんな事言ったら
先生のご主人だって変態って事になんじゃん。 ……仲良いんだろ?……
前に一回街なかで見かけた」
「…そ、それはそうだけど、主人は今の私が好きなんじゃないわ…。 元々はもっと
痩せてたのよ…。妊娠と出産で太っちゃっただけ…。 なかなか痩せられないので
主人も私も半分諦めてるのよ…。 ただそれだけの事よ……」
「ふーん…… そんなとこまでオレの母さんにそっくりなんだな…」 彼が呟く。
「え…? お母さん……?」
 
彼は一歩前に出ながら声を低めた。
「……さっきの話、少しは本当なんだ…。 オレの…本当の母親… 三年前、オレが
中学二年生の時に死んだんだ…」
「…え…? じゃあ今のお母さんは?」 確か彼の家は両親が揃っているはずだ…。 
彼がこの教室に一番初めに来た時、彼は高校の一年生で、夏休みに入る前ぐらいの
季節だった。 その時、母親という人が初めの月の月謝と挨拶代わりの手土産を持って
一緒に来たのを覚えている。

「じゃあ… あのキレイな人は新しいお母さん…?」 
そう、彼の母親と名乗ったその女性は本当に美しい人で、同性の私が見ても
思わずため息をつきそうになるような美貌の持ち主だった。
その容姿の迫力に、日頃からコンプレックスの強い私は思わずうつむきそうになった。
相手がしっかりと私の目を見てくるのに、私は何だか愛想笑いばっかりしてぺこぺこ
お辞儀をし、ほとんど相手の目を見なかった。 いや、見られなかった。
(これではどっちが挨拶に来た方だかわからない…。)そう思って私は内心では自分が
情けなかったのをつい昨日の事のように覚えている……。
80名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 12:14:50 ID:sfj7oDyb

「…あれは親父がめっけてきた後妻ってやつ。 オレとは何の血の繋がりもなーい」
「…そ、そう…。 …にしてはあなたに良く似てた…。 すっかり
あなたの実のお母さんだと思ってたわ……」
くすっと彼が笑った。 醒め切った笑いだった。
「あいつ……!」 彼が低く呻いた。
彼の目に冷たい殺気めいた物がサッ、と流れた。
「ねぇ、先生… あいつのした事をオレは絶対に死ぬまで許してやらないよ」
「あ、あいつ…? あいつって誰…?」
「オレの親父。 あいつ、母さんが死んでから一年経つか経たない内に後妻を
迎えやがった。 それだけじゃない。 あいつはオレの母親がまだ生きている内から
あの女とよろしくやってやがったんだ。 癌で苦しむ母さんを見捨てて最後は
家にすら帰って来なかったあいつを… オレは絶対許さない…!」
彼の顔がぞっとするくらいの憎悪で歪んだ。
(きれい……。) 男の子をきれいだと思うのは可笑しいと思いながら、
そう思わずにはいられなかった。 
怖ろしいと思いながらも、私は目の前の彼の圧倒的な美しさに内心では
ひれ伏していた。 
81名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 12:16:54 ID:sfj7oDyb

「ね…先生…… オレの事さっきキレイって言ってくれたよな」
「! そんな事言ってない…!」
「うそ… 言ったよ、確かに…。“あなたみたいな若くてきれいな子”って…」
「…い、言ったかも… で、でもそれは…」
彼が音も立てずすり寄った。 思わず後ろに下がる。
だがもう後ろは壁で、それ以上後ろには下がれなかった。
とっさに右の方に逃げようとする――。
(――!) 右には玄関の靴箱があってそれ以上は前に出ないと進めなかった。
慌てて左へ逃げようとする私を、身体を巧みに寄せて彼がブロックした。

「あ――!」 彼の身体が密着した。 私より少し高い体温が包み込む。
「な、に…… ちょっと…」 嫌がって押し返す私を彼は面白がっているようだった。
「先生…… 良い匂いがするね…。 甘い… これって何だろ… 体臭かな?」
彼は私の首に顔をうずめた。 「――!!」 押し返そうとしたが、
彼の身体はしっかり私を押さえていた。
――びくともしない…。 私は更に慌てた。 
こんなに細身なのに、私が太刀打ちできないくらいの力が彼にはあった。
そう言えば、彼の身体は線が細くても胸や腕には程よく筋肉がついて、服を着ていると
わからなかった力強い質感が溢れていた。
(やっぱりまだ子供って言ってもちゃんと男の人なんだ… 嫌だ…怖い…!)
82名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 12:19:44 ID:sfj7oDyb

「先生… オレの事… 嫌い……? オレ、内緒だけど援交のバイトしてんだ…」
「…え、えんこうって何……?」
「エンコーって言ったらエンコーだよ。 ほら、女の子がするじゃん。
お金もらってエッチする、あれ。 あれの男の子版だよ」
「……! なんでそんな事…」
「…さぁ… なんでかな…… オレにもよくわかんねぇけど…。
 あんな奴らにこづかいなんてねだりたくないしな……。
 それに、オレ、そういうの性に合ってんだと思う……。
 良いぜ…中年の女の弛みかけた身体をいじってアンアン言わしてやるのは。
 オレも気持ち良いしな。 それで金が貰えんだから言う事なしさ」
「そんな… そんな事して平気で学校行ってるの…!?」
「……? なんで? こういうのオレの他にもやってる奴いるぜ…? まぁ
 年上の太った女が好きでやってるのは多分オレ一人だけど…」
そう言いながら彼は私の腰に手を回してきた。
「だから心配しなくてもオレ、年上の人との経験あるから…。
ね、しようよ……オレと…」

「…いや…っ…! やめて…!!」 身をよじって逃れようとする。
だが次の瞬間、身体に電気が走ったようになって身動きができなくなってしまった。
彼の唇が私の首筋を捉えていた…。
「先生… オレを好きにして良いぜ……。オレも絶対先生を満足させてやるから…」
「いや…!! 何言ってるの…!? そんな事…」
「先生… 最近こういう事した……? オレ、何となくわかるんだ…。
 しばらくご主人とご無沙汰なんじゃねぇの…?」
「……! そ、そんな事どうでもいいでしょ…! あなたに関係ない…
 うっ… あ…っ…!!」
彼の舌が私の首筋を駆け上がり、私の左の耳たぶに届いた。
彼が耳を軽く甘噛みする……。 逃げようとしたら逃げられるのに、
私の頭は軽い思考停止状態だった。
彼の舌がぬるりと私の耳の中を撫でる。 抱きしめる力を強くしながら
彼は私の首筋を舐め、吸っていた。 唇が触れる度、舌が通る度、私の
身体は意志とは関係なく快感を感じ取っていた……。
「い…いや…! …ほんとに…! やめて…!!」
私は半分泣きそうになって彼に懇願した。
83名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 12:21:26 ID:sfj7oDyb
「先生… 可愛いね… あんまり経験ないの…? ひょっとして、
 男ってご主人しか知らないとか……」
「……!!」 
「……へー… もしかして図星…? 良いね。ますます
 燃えてきた……!」
「…ちょ…っと…!! お願い… もう本当に……勘弁して…!
 私を家に帰して…!」
「…そんな事言うなよ…。 この半年、オレ本当に辛かったんだ…。
 先生の事が本気で好きでさ…。 たまらなかった…。
 商売では寝る相手がいたけど、誰も身体以上の事なんて興味なかった…。
 でも、先生の事は違う…。 先生、自分の事さっきから否定してばっかだけど
 先生美人だよ…? もっと自信持ってよ…」
彼が耳もとでキスする合間に囁く… 吐息がかかって、ぞくぞくするほど
感じてしまう… もうやめて… ほんとに… まだ抵抗できる今の内に
何とかしないと、取り返しが付かない事になってしまう……。 
 
84名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 12:23:50 ID:sfj7oDyb

突然、携帯が鳴った。
「あ…! 私の携帯……! で、出ないと…」
「…いいじゃん… 出るなよ…!!」 彼が押し殺した声でささやく。
「そんな訳にはいかないわ…! 主人からよ…きっと…。
 出ないと変に思われるわ… 家からここはすぐだから、きっと不審に思った
 主人が探しに来る……!」
「………」 
彼はしばらくためらっていたが、突然私の身体を放した。
ほっとしながら慌てて電話に出る。
やはり主人だった。
   『どうしたの? いつもより随分遅いじゃない。俺迎えに行こうか――?』
電話の向こうの声が私の緊張を解いた――。
「ごめんね…、ちょっと片付け事してたらだいぶ遅くなっちゃった…
 うん、うん、はーい… お願いしまーす…」
私は電話で主人と話しながら、佐藤くんが服を着て立ち去るのを見つめた。

彼は一度も私の顔を見ずにドアを閉めて立ち去った――。

85名無しさん@ピンキー:2007/01/13(土) 12:29:05 ID:sfj7oDyb
……ここでしばし中断でございます……。    書き手より。
86名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 04:12:56 ID:GUAkRk2/
神キタ!wktkしながら続き待ってます。
87名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 13:18:56 ID:zJE6cRxI


俺は飛ぶように走りながらさっきの出来事を考えていた。
今さらながら自分の取った行動が性急過ぎたと悔やまれる……。
(後悔はしていない…。) 一人胸につぶやく――。
何度夢に見ただろう。こういう時が来る事を…。 何度も何度も夢想し、
想像の中で先生をけがした……。
夢の中ではオレは幸せだった。 先生はいつもオレに優しく笑いかけ、オレを
包み込むように愛してくれた。
でも現実は違った…。 (そんな事…わかっていたはずなのに…。どうして無理にでも
手に入れようとしたんだ…。)
頭にさっきの光景がよぎり、思わずギリッと奥歯を噛み締めた。
携帯に出る先生… 心底ホッとしたように明るい声でダンナと話してた…。
(今の先生を本気で好きじゃないダンナなんて、ほっとけよ!先生!
オレは… オレなら先生を全て愛してやれるのに……)
88名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 13:20:37 ID:zJE6cRxI

青木かな子―― あいつ、わざとあんな教室の真ん前で話を切り出しやがった…。
可愛い顔立ちをして、中身は傲慢で最低な女だ…。 
あいつが話している最中、ドア越し、玄関に人の気配を感じて、オレは少し焦った。
だが、ふと(オレと青木がもめている所を見たらどんな顔するのかな… せんせ…。)
ついそんな好奇心が先に立った。 
やきもちを焼かせたい… そんなつまんない気持ちがどこかにあったんだろう。
いつも先生を見る度に、オレが感じる気持ち。
ここではオレたちの先生だけど、一歩外に出たらもう子供の母親であり、
ある男の妻であり、一家の主婦である先生…。
たまにはオレが従順な生徒とは違う顔を見せたってかまやしない――。
ちらっとそう思ったんだ…。


あいつが定期入れの写真にまで気が付いていたなんて、オレはちっとも予想してなかった。
だからあいつがその話を切り出した時、オレは正直血の気が引いた…。
でも同時に心のどこかで期待した。 この状況が変わるかも知れない…。 
先生に本当のオレを見てもらいたい…と。
あの女は言いたいだけ言うと去っていった…。
オレは躊躇したが、思い切って教室のドアを開けた――。
89名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 15:14:13 ID:zJE6cRxI

ドアを後ろ手に閉める。 先生はオレが入ってくると思わずにいたようで、
驚きで目を見開き、ちょっとばかり跳び上がった。 
思わず声をあげそうになり、手で口を押さえている。
「…先生…? 今オレたちの会話聞いた…?」
先生の顔を見れば聞こえていたのはわかり切っている。 でも聞かずにはいられなかった…。
先生が必死に首を横に振るのが見えた。
先生の慌てる姿がオレにとっては新鮮だった。
照明を落とした教室は薄暗い――。 オレは先生の目をじっと見つめた。


薄暗い中、ゆっくりとオレの中に抑えたはずの欲望が湧き起こる…。
(やめろ! この人はお前がいつも抱いている金持ちの色気ババァとは違うんだ…!
そんな事をして徹底的に嫌われても良いのか…?)
オレは自分の衝動をそう思って抑えようとした…。 
しかしオレ自身、思ってもみなかったこんな状況に軽い興奮状態にあった。
90名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 15:16:17 ID:zJE6cRxI

追いつめたい… 追いつめて身体を奪ってみたい…
そんな心の声が次第に大きくなる。
いつもいつも抑えてきた。 先生の穏やかな笑顔を踏みにじってさえも望みを果たしたい
と思ってしまうオレの心を。
手の届く所にいるのに… すぐそばにいるのに… いつも先生とオレには見えない
大きい壁が立ちはだかっていた。 
時々教室に先生と二人きりになる。 そんな時、オレは筆を運びながらいつも上の空で
先生の息遣いだけを意識していた。  もやもやした物がオレの中をいっぱいにしていく…。
そんな状態でこの半年を耐えてきた。
先生にはずっと気持ちを伝えないつもりでいた。 隠し通す覚悟だった。
ぶつけてもどうにもならない……。
母親であり、妻であり、オレよりはるかに年上の… そんな先生を求めても、
地獄に堕ちるだけだと、オレの理性は教えていた。


死んだ母さんにどこか似ているあの人を神聖視する感情が無かったなら、もっと
早くに先生を求めていたかも知れない。
教室を訪れた初めての日… オレは家に着いてから、先生の印象を思い返していた。
書の上手かった母… ふくよかで、優しく… でも全てにおいて自信が無く…
オレの母さん… いつも… 泣き笑いみたいに笑ってオレを抱きしめてくれた…。
一緒に風呂に入った幼い頃、添い寝をしてもらった小さい頃、オレは幸せだった…。
「男の子は母親に似ると言うけど、あなたはお父さん似ね…」
そう言いながら、いつもオレの髪を優しく優しく撫でてくれた。
愛しおしむように、そっと、繰り返し繰り返し撫でてくれた…。
母さんの甘い、コクのある体臭がオレを包んで… オレは世界に悲しい事や
恐ろしい事なんかこれっぽっちも無いと信じていられた…。
あの頃オレは、いつも母さんの丸くて柔らかい身体を安心して感じていられた。
優しい記憶… 母さんの温もりの、あったかいその記憶が、今でもオレを慰めてくれた。
91名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 15:17:35 ID:zJE6cRxI

先生を見た時、どこか懐かしかった…。 
何故こんなに胸が締め付けられるのか…。 慕わしく、甘い感情がオレに満ちていた。
(…似ているんだ…… 母さんに…。) 気付いてオレは泣けてきた…。
一人で暗闇を歩いてきたこの三年間の果てに、再び母に巡り会えたような
気がしていた…。
でもあの人は母じゃなかった…。 そう、もちろん、母が死んだ歳よりずっと若く、
そして声も仕草も全てが違う……。 
ただ、微笑む時の泣き笑いのようなその笑顔がまるで母と一緒だった。
オレはその顔を見るとたまらなくなった。 先生を腕の中に抱きしめたくて
たまらなくなる…。 
それでも、死んだ母さんと重なる事が、オレの暴走を食い止めていてくれた。

それなのに…。


オレは自分をあざける気持ちと共に、先生を微かに憎むような気持ちが芽生えている
のに気が付いていた。
オレの自業自得だというのに… オレの中にオレ自身ですら持て余す凶暴な気持ちが
日に日に膨れ上がってきた。
もうどうだっていい…。 先生も、教室も、学校もバイトも…
オレ自身の事も、もう考えたくなかった…。
書道教室… やめよっかな…   唐突にそんな気持ちになった。

92名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 15:30:50 ID:RfqPZy+u
……とりあえずできたとこまで投下。またしばし中断です。……  書き手より
93名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 16:08:01 ID:CGYATdiD
GJ!!
続き待ってます
94名無しさん@ピンキー:2007/01/14(日) 23:19:12 ID:m40sWT6X
スレ伸びてると思ったら…( ゚Д゚)!!

おぉ!GJ!!
今後の展開が凄く気になる!続き待ってます!
95名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 12:02:12 ID:OMoQ4YNu

その日は寒く、みぞれ混じりの雪が降っていた。
オレはこの教室に通うのはその日で最後にすると、前もって先生に伝えてあった。
あの日以来、青木かな子は教室に姿を見せていない…。
だからいつもオレは先生と二人になるのを避けなければいけなかった。
でないとオレはまた何をしでかすかわからない…。
性懲りも無く先生に詰め寄って、思いを遂げようとしてしまうかも知れなかった。
オレはここんとこずっと、意図的に少し早い時間に顔を出し、子供の嬌声に紛れながら
教室の隅で先生の様子をうかがっていた。



あの日以来、先生とはまともに口もきいていない。

オレはあんな事をしでかしたというのに、教室をやめなかった。
あの晩から数日経った稽古日に、オレは何気ない態度と顔つきで、いつも通り
教室に顔を出した。
先生はオレを見て一瞬凍り付いたように固まった。
その日、先生は決してオレの顔を見ようとはしなかった…。


何度通っても先生のその態度は変わらなかった。
オレを見る目、オレに話す声、全てが警戒心に満ちていた。
オレはその先生の態度の一つ一つに傷付いていた…。
当然の仕打ち… 頭はそうわかっていても、感情は乱れた。
心という物があるなら、心臓の位置にあるに違いない…。
何故ってオレの心臓は、先生の冷ややかな目、態度、そんな物で突き刺され、
ズタズタに切り裂かれる痛みに耐えていたから……。
それは本当に現実の痛覚として、絶えずオレを苛んでいた…。
96名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 12:04:02 ID:OMoQ4YNu

わかっていたはずだった。
こうなる事はすでにわかっていたはずだ。 …でも、オレの中にはほんの少しの
期待とうぬぼれがあったんだ…。 先生もオレと同じように感じていてくれるかも
知れない… オレを受け容れてくれるかも知れない… って…。
いつからか、先生がオレを見る目にほんの少し熱が加わったような気がし始めていた。
オレが意識している気持ちにもう一つのおんなじ気持ちが寄り添ったような錯覚…
…あれは本当に錯覚だったのか……?


今日は最後の稽古日だから、わざと時間をずらして遅めに教室に入った。
教室には中学生の生徒が二人と先生が居るだけだった。
オレは内心の緊張を抑えて席に着き、道具を取り出した。
「…佐藤くん…」 先生が近付いて来た。
「…今日で最後なんて…… 残念ね…。 今日は好きな様に書いて良いから…。
お手本は無しで……」 「……はい………」


残念なんて… 本音じゃホッとしているくせに……!
オレは先生の言葉に内心でイラッと来ていた。
でも自分を暴走させて大失敗したあの夜の事を思い出し、自分の苛立ちを押さえ込んだ。
中学生が一人、また一人と帰って行った。
オレと先生はたった二人きりになった。
97名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 12:07:33 ID:OMoQ4YNu

「先生… 渡しそびれてたけど、これ、ウチの母から。 お世話になりました…」
稽古時間の最後が近付き、オレは先生に菓子折りを差し出した。
「ありがとう…! いつもご丁寧にして頂いて…… お母様によろしく伝えてね…」
先生はオレから箱を受け取ろうとした。 オレはつい箱を持つ手に一瞬だけ力を籠めた。
先生の白い手が、ピクッと震えたような気がした。
オレに目線を合わせようとしない先生が箱から手を放した。
ほぼ同時にオレも手を放そうとしたので、受け取り手のない菓子箱が
二人の間に落ちた…。


「先生…! これ美味しいお菓子なんだよ。 オレ、お茶入れるから今
食べませんか? 先生も今日はお仕事が大変で疲れてんでしょう…?」
オレは菓子折りを拾いながら、雰囲気を変えようとわざと明るい声を出して言った。
そんなオレのわざとらしさに先生は目に見えてホッとした様子で、
「…そ、そうね! お茶なら私が入れるわ…!」と腕をまくる。
「先生は座っててください。 オレ、こういうの得意ですから」
先生を手で制して台所へ立つ。 ここは普通のアパートを借りて教室に
しているので、小さいながら台所があった。


「コーヒーで良いですか?」 訊ねながら手は既にコーヒーの用意をしていた。
今日はコーヒーでないと都合が悪い…。 
「ええ、ありがとう。 インスタントしか無いけど…」
「知ってるよ。 オレ何度か入れてもらったじゃん」
笑いながら2つのカップにコーヒーの粉末を入れる。 「先生お砂糖とかミルク
要らないんだっけ?」 既に知っている先生の好きな飲み方…… でも一応
確認のため聞いてみる。  「ええ。 そのまんまブラックでいいわ」
ポットからお湯を注いで、オレはこっそり先生のカップの方に薬を入れた。
コーヒーだったら味がわかりにくいはずだ…。 もし先生がほかの飲み物を頼んだら
その時点でオレの今日の計画は取り止めるつもりだった。


(「いいけどよ… 誰に使うんだよ。お前今彼女いねーだろ? まさかヤバイ事
しようとしてんじゃねーだろうなー」「いや、そんなんじゃねぇよ。バイトで使うだけだよ。
お得意さんでこういうの、欲しがってる人が居るんだ。ただのプレイだって」「……
わかったよ。でもさー、これあんま何回も使えねーぜ。結構ヤバイらしい。いつも
こんなん使ってっと、ぶっとんだまんまになっちまうってよ」「…わかったよ。
気ぃつけるから。…恩にきるぜ」)
連れとの会話が頭をよぎる……。 引き返すなら今だ…。
オレはさすがにためらっていた。
こんな薬を使ってまで先生をどうこうしたいなんて、
本当に思っているんだろうか、オレは……?
98名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 12:11:35 ID:OMoQ4YNu

そこに先生の携帯が鳴り響いた。
「…はい… あ、あなた…? 今? 良いわよ。あ、そう、遅くなるのね…? 
ええ… ええ、良いわよ。 …あの子、今日はおばあちゃんの家だから…。うん、
うん、はいはい、わかってる。 はーい、それじゃあね……」
先生が笑っていた。 優しい声で、いつもの笑顔で。
それを見てオレは再び先生のダンナに嫉妬した。
オレの中に冷ややかな決意が芽生えていた……。
コーヒーを持ってにこやかに先生のもとに行く。
「どうぞ。 濃すぎないかな?」
あどけない笑みを浮かべた自分… オレは痺れたような頭の中で、自分で
自分を観察していた。 …怪しまれてはいけない……。 


大丈夫…この表情と声はオレの商売道具だ。 たいていの大人はこれにひっかかる…。
いつもは心の中で舌をぺろっと出しているのだが、今日はそんな余裕は無かった。
少しでも変な振る舞いをして気取られてはいけない…。
オレの神経は抑えようとしても抑えようとしても昂ぶった。


先生がコーヒーを口に運ぶ… 菓子を取ってオレに渡す… 
ぎこちない微笑み… 当たり障りの無い会話…
それをオレはどこか醒めた観察者の目で見ながらどんな微妙な変化も見逃すまいと
気を張り詰めていた…。


「…? なんか…ちょっと…」
少しして、先生がコーヒーのカップを取り落とした。 オレの身体に緊張が走る――。
「――どうしたんですか? 具合でも悪いんですか?」 先生を気遣う様子を見せる。
(……よく言うよ…。) オレは自分で自分に呆れていた。 よくそんな
しらじらしい演技ができるもんだ…と。
「……ごめん…トイレ… 行ってくる…」 先生は立ち上がって思わず壁に手を付いた。
「大丈夫ですか…!?」 オレは辛そうな先生を見て、思わず本気で心配した。
既にもう苦い後悔が胸の奥でちらつく……。
「だい…じょうぶ… …だいじょうぶよ……」
先生がトイレに消えた。
99名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 12:20:57 ID:OMoQ4YNu

それから何分待っても先生はトイレから出てこなかった。
オレは心配とほんの少しの好奇心でトイレのドアをノックした。
「――先生? …先生――! 大丈夫ですか?」
……返答が無い…。 オレはしばらくドアの前で中の気配を探った。
何の物音もしない中に、微かに先生の呼吸の音がした…。
荒く、短く、それは繰り返されていた。
オレは、あの薬がひょっとして先生の身体に合わなくて、先生が中で今
虫の息になって死にかけているんじゃないんだろうか、と、突然思った。


身体中の血が凍った――。
オレは恐怖に捉われて慌ててドアをガチャガチャいわせた。
鍵がかかっている。
オレはドアのノブを必死に引っ張った。 ドアのノブは程よく古くなっていて、
ほんの少しグラグラしている…。 このまま力を込めれば取れそうだ――。
ドアノブはオレの必死の押し引きでかなりグラグラしてきた。
(あと一息なのに――!) オレはじれて、思わずドアノブを足で蹴り飛ばした。
(開いた――!!) オレはドアノブが取れた穴に手を突っ込み、ロックを
外すのももどかしく、トイレに飛び込んだ。


そこには先生がだらりと身体を壁にもたせかけて座っていた。
「――先生……! …先生……先生… しっかり! 先生…!!」
身体をそっと揺する…。 
身体に力が無い…。 ぞっとしながら必死の思いで先生の身体を抱え上げ、
トイレから引きずりだす。 
先生の身体の重みでオレはよろめいた。 次の瞬間、机の横のスペースに
二人、もんどりうって倒れ込んだ。


「先生… 先生… 返事してくれよ! おい!」
肘をついて身体を起こし、慌てて先生の肩を揺する。
「……ん… あ……」
良かった… 生きてる…。 オレは身体からいっぺんに力が抜けた。

100名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 12:26:07 ID:OMoQ4YNu

先生の顔がほんのりと赤かった。 まるで酔ったように上気した頬が、
先生を若く見せていた。 半ば閉じた目は涙で潤んでいる。
胸を大きく上下させながら、先生の口は絶えず荒い息を吐き出していた。
「…く… くるしい… お、おみず… ちょうだい…」
やっと先生が言葉らしき言葉を発した。
髪が乱れて、なまめかしかった。 オレはぞくっとしながら急いで水を
汲みに行った。
水をコップに汲みながら、オレはこの先どうすればいいのか、どうしたいのか、
わからなくなっていた。 
先生を蹂躙する為に手にした薬… だがさっき先生の身に何かあったのだと
思った時の、冷水を浴びせかけられたような恐怖心が、まだオレの中で
くすぶっていた。


「……はい、みず… 自分で飲める…?」 オレは戻って先生に水を差し出した。
先生は何とか両肘で身体を支え、上半身だけを起こそうとした。
オレはその先生の手に水を渡す。 先生がコップに口を付けた瞬間、水の入った
コップが手からすべり落ちた――。
「あ……」 先生が短く喘いだ。 薄手のセーターの胸元がコップの水を全て吸って、
びしょ濡れになっていた。 大きな胸が浮き上がる。
「水、入れなおしてくるよ」 そう言って台所に取って返す。
コップに水を注ぎ直す。 オレの股間はオレの迷いを無視して硬くなり始めていた。


先生のもとに戻ると、先生は苦しそうに喘いでいた。
オレは先生を支えると、コップを先生の口にあてがった。
先生はコップからだと飲みにくいのか、口の端からほとんど水を
こぼしてしまう…。
それを見たオレは、先生の口からコップを離し、自分の口に当てた。
水を含み、先生の口に口移しで水を流し込んだ。
何の抵抗もなく、先生がこくん、こくん、と水を飲み込んだ。
「…んっ… あ…はぁ…っ…」 口を離すと先生のとろんとした目が
空をさまよった。 オレは憑かれたように、もう一度水を含み、口移しに先生に与えた。
水が先生ののどを通る。 こくん、こくん、とのどが鳴る。
今度はすぐに唇を離さなかった。 水を飲み切った先生の口に、オレは
改めてキスをした。
101名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 12:28:05 ID:OMoQ4YNu
………また中断します。ごめんなさい。………      書き手
102名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 13:04:01 ID:TZvWrq55
うをーーーーっ!!
続きキターーー!!
鬼畜になりきれない佐藤イイ!先生もカワエロでイイ!
続き待ってます!
103名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 18:39:37 ID:6gruqHY9

柔らかい唇がオレを受け止める。 先生の吐息が熱っぽくオレに流れた。
唇に吸い付き、思う存分味わった。 先生の半開きになった口からは何の抵抗の
言葉も出て来ない。 それどころか、先生もオレの唇を味わい、オレに求めてくるような
気配があった。 オレの股間はますます熱さを増していた。
(薬を使うとこんな風になってしまうのか……。) それは恐ろしさを伴う喜びだった。
舌を使って先生の口中を犯す。 先生はそれを決して嫌がらなかった。
オレの舌が先生の口の中に侵入した時、先生の身体が喜びにびくっと震えたのがわかり、
オレも強い衝動がこみ上げた。
(あ… 先生… 先生… ごめん… オレもう我慢できねぇ……!)


突然オレは先生から身体を離し、先生の服に手をかけた。
こぼれた水で濡れてしまったセーターを脱がす。 先生の髪の毛が静電気で顔に
貼り付き、乱れた色香を漂わせた。 先生は虚ろな目でオレのするがままになっていた。
力が抜けた先生から衣服を剥ぐのは結構大変な作業だった。 
でも軽い興奮状態に陥っていたオレは、引き破るくらいの勢いで衣服を取り去った。
セーターの次はブラウス、ブラウスを脱がすと、その下は薄いキャミソールだった。
(へぇ、可愛い… こんなの着るんだな…) 正直中年の女性に慣れていたオレは、
年上の女が身に着ける下着類に無頓着になっていた。 40才を過ぎた女は、
ものすごく派手なものを着ているか、その逆でものすごく地味な(ばばむさいって
言うのか?)ものを着ている人に分かれることがほとんどだった。
(やっぱ32才っつったらまだ若いんだよな…。 多分オレらとあんまり
感覚変わんねぇ…) オレはぼんやりとそう思った。
部屋はまだ落としていないストーブの暖気で暖かく、外はみぞれが降っているというのに
オレと先生は軽く汗ばんでいた。 窓が真っ白にくもっているのが薄いカーテンを通してわかる。 


オレは先生のキャミソールを残して、先にブラジャーを外した。
ブラジャーを外すと大きな胸がこぼれそうに弾けた。
キャミソール越しに透ける先生の白く丸く大きい胸が、オレの目に焼き付いた。
(……!!) 目からの刺激に股間が突っ張る。
オレは我慢できずにキャミソールごと先生の胸をわしづかみにした。
指が食い込む。 「……っ…つっ!」 痛かったのか、先生が顔をしかめた。
オレは手の力を緩めず、じっくりと先生の乳房を揉みしだいた。
すると先生の喘ぎが段々と変化してきた。 痛みを訴えるそれから
喜びに喘ぐそれへ…。
「…あっ… あっ… ん…ふ…ぅ…ん……」 先生が喘ぐ声はオレを興奮させた。
キャミソールの上から、布地ごと先生の胸の突起をくわえた。
「あ…っ!」 先生が喘ぐ。
キャミソールの腕ぐりをギューっと中心へ寄せて乳房を半分露出させた。
ギリギリ見える乳輪のほの赤い色が更にオレの興奮を煽る。
舌で乳輪を舐める。 「あ… あ…」 先生がよがり出す。
しかしそのままでは舌を差し込むしか愛撫の方法が無かった。 オレはじれて
キャミソールのひもを肩から外した。 両腕を抜いてキャミソールを下へずらすと、
先生の豊かな乳房がぷるん、と飛び出した。
「…あ…!!」 どうやらそれだけでも感じるらしく、先生は軽く顔をそらせた。
オレは夢中でその白い乳房に吸い付いた。

104名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 18:41:30 ID:6gruqHY9

乳房を揉み、乳首をせり出させたところをチロチロと舌で舐める。
そのまま舌をぬるり、と這わせて乳輪を一周させる。
先生の喘ぎ声は少しずつ泣くような湿りを帯びて来た。
「……うっ… うっ… あ… あ…ん」
オレは片手で自分のジーンズのベルトを外した。
「……っひっ!」 オレが大きく乳輪を咥え込むと、先生の小さい悲鳴が洩れた。
乳輪全体を甘く噛みながら、舌先で小刻みに乳首の先端を微かになぞっていく。
先生の身体が揺れ出した。 切なげにオレの下で揺れている先生の身体をオレは
もっと肌で感じたくて、ジーンズと下着と靴下を片手で慌ただしく脱ぎ捨てた。
先生を愛撫する手を止め、上の服も脱ぐ。
一糸まとわぬ身になったオレは、おもむろに先生のスカートを脱がせ、
下着も全て取り去った。


先生の身体は白く、肌理こまやかでどこもかしこも曲線に満ちていた。
しっとりと脂がのって、ぬめるような白いその胸と腹、そして豊かな腰の線が、オレの
目に心地良かった。 ほとんどむだな毛が生えておらず、つるんとした肌だったが、
大事な部分はしっかりとした茂みにおおわれていて、その色の対比が白い肌の
艶めきを見事なほど強調していた。
たっぷりとした胸のラインは、まだ下垂する事なく豊満な張りを保っている。
先生の丸みを帯びた身体は、昔の絵描きが描く、豊潤な女神のようだった。 
「先生… きれいだ… 子供がいるだなんて信じられないよ…」 思わず呟いた。
こんなキレイな身体を放っておくなんて、先生のダンナは馬鹿だ… そう思った。
薬の効果なのか、先生の身体は少し汗ばみ、ほんのりと上気していた。
額に前髪が一束張り付いている。 先生は悩ましくとろんとした目でこちらを
見上げていた。 
次の瞬間、オレは思わずまた先生の口を吸った。 
先生は嬉しげにゆるりとオレの首に手を廻した。
身体が引き寄せられ、オレの鼓動が早くなる。 股間のモノが屹立し、天を指していた。


身体を密着させると、先生の身体の肉がオレの身体をすっぽり包み込むようだった。
(気持ちいい……) 幸福感に恍惚とした。
先生の口を忙しく吸いながら、左手で先生の胸を愛撫した。
乳房を揉んだり乳首を捏ねたりを飽きず繰り返す……。
しばらくしてオレはようやく先生の唇から離れ、その首筋や耳に唇を這わせ出した。
「あ……!」 先生は軽く身をのけ反らせた。 
軽くキスをし、唇でさーっと先生の首筋を撫で、耳もとに口付けた。
先生は切ない声をあげて身をよじった。
肩先からわき腹を通って、たっぷりと肉の付いた腰の辺りを唇で軽くさする。
先生の声がどんどん切羽詰って泣き声に近くなっていた。
105名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 18:45:07 ID:6gruqHY9

オレはすかさず先生の脚を割ってその間に入った。
軽く片脚を持ち上げると、先生の大事な部分が丸見えになった。 
丘は豊かに肉付き、その狭間の割れ目にはもう透明な蜜が溢れていた。 
キラキラと零れる熱い蜜がオレを誘う。
思わず舌と唇でその蜜を掬い上げ、舐め取る。 先生の愛液はかすかにしょっぱく、
オレはその味に何故かたまらない興奮を覚えた。 
いつも商売で女のアソコを舐める時はただ何も考えないようにして奉仕していた。
好きでやってると言ったバイトも、クンニだけは嫌いだった。心を無にしないと
うっかり吐いてしまいそうになる。
でも先生のは全然違っていた。舐めたいと思い、舐める。舐める事で昂ぶってくる。
オレは初めて他人に奉仕している最中に、それだけで身が痺れるような快感を得ていた。


割れ目に沿って舌を滑らせ、先生のクリトリスを舐め上げる。
「……は…ぅっ…!!」 先生が大きくのけ反った。
反射的に脚を閉じようとして、オレの頭を柔らかいふくよかな太ももでぎゅっと締め付ける。
その肉の感触にオレはうっとりとした。 脚を閉じようとする先生の動きには構わず、
無理やりに頭をもぐりこませ、温かな先生の秘所へと容赦なく舌を侵入させた。
ふっくらと丸い小さな蕾を、舌先でチロチロと舐め、唇全体を使ってちゅ…っ、と吸う。
見る間に先生のクリトリスがぴん、と硬くしこった。
「あ… あぁ… あ…んん… あ…あ…っ!!」
オレの責めに合わせて先生の声が上がり、それを聞きながらオレは
自分の陰茎がぐんぐん硬さを増すのを感じていた。
先生の固く閉じようとした脚も、オレの愛撫に連れて徐々に開いてきた。
今では先生は自ら脚を開き、快感を貪り出していた。
オレの亀頭の割れ目からももう先走りの汁が溢れている。 


舌と口で先生のクリトリスを責めながら、オレはゆっくり中指を先生の蜜壷に
こじ入れた。 入り口から中指の第二関節辺りまでをずぶずぶと沈める…。
先生の膣はもうぬるぬるで、オレの指を簡単に迎え入れた。
指が咥え込まれ、先生の膣がうねった。ピチャッ…、クチャリ…、湿った音が洩れる。
独りでにうねうねと動く先生の中は、指を入れているだけで
気が持って行かれそうになるほど気持ちよかった。
(あ… 気持ちいい… 柔らかくて、吸い付いてくる…。
指でこんな風になるんだったら、アレを入れたら一体どうなるんだ…?) 
オレは甘い期待に喘いでいた。
106名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 18:47:50 ID:6gruqHY9

先生の膣を指で探る。 挿入した中指の腹を使って膣壁を撫でた。
きゅ、…と手前に指を曲げる…。 「ああ…! い… い…いい… そこ…」
先生が切なげに泣きながら潮を吹いた。 つつーっと熱い蜜がしたたってくる。
先生の腰がオレの指に合わせて自然と動き、そのエロティックな光景に
オレのモノが痛いくらいに張り詰めてきた。
「先生…? 気持ち良い…?」 オレの問いかけに、先生は無言で頷く。
一瞬パッと顔が赤らんで、まだほんの少しの羞恥心が残っている事を伝えていた。


「先生… オレ、もうイキたいよ… 先生の中に入れたいけど、持たない…
ねぇ… 先生… 口でして…」 オレは先生の顔の上にまたがった。
先生は嫌がるどころか嬉しそうにオレのいきりたったモノを咥えこんだ。
「あ……!!」 …今度はオレがうめく番だった。 先生の柔らかい唇が
オレのモノを咥えてゆっくりとスライドする…。
先生はみだらにオレを舐め、さすり、うっすらと笑っていた。
先生の舌がねろり、とオレの雁に巻き付く――。
オレは気持ちよさに思わずビクッと腰を引いた。
一瞬先生の口がオレのモノから離れて、先生の熱い息が敏感な部分にかかった。
「――んっ…!」 オレの竿がピクン、と跳ねる。
先生の右手がオレのペニスをしごく…。 どんどん射精感が高まってくる。
先生は先走りでぬるぬるになったオレの亀頭をゆっくりと片手で弄んでいる。
しごき上げ、しごき下ろす手のリズムが、どんどん速まる。
くちゅっ、くちゅっ、といやらしい音が辺りに響いた。
突然、ちゅっ…、と先生が音を立ててオレの亀頭を吸った。舌を小刻みに
尿道の割れ目に食い込ませてくる…。
「――あ!! い、いく! イクっ!! 先生!!オレいくよ!!!」
快感が駆け上がり、オレを支配した。 頭の中が白く痺れるような悦びに
身をまかせながら、オレは先生の口の中にビクッ、ビクッと
勢い良く精を放ち、果てた――。
107名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 18:55:13 ID:6gruqHY9

しばらくぐったりと先生の隣に横たわって、オレは先生の
髪や頬を撫でた。
先生は目を閉じて浅い息を繰り返している。オレの精を飲み込んだ口元が
少し開き、口から溢れた白い物が頬を伝っていた。
オレは脱ぎ捨てた自分のシャツで先生の口元を拭った。
「先生…? ありがとう… 気持ち良かった…。
ね、今度は先生が気持ち良くなる番だよ…?」 
オレはそう言って、先生の腕や肩をそっと唇でなぞり始めた。
「…! あ… い…や…」 先生はほんの少し抵抗する素振りを見せた。
だが払いのけようと動かした手は力無く床に落ち、抗議する声もすぐに
甘いよがり声に変わっていった。 先生の腕が粟立ち、身体が微かに震え出す…。
「先生… ここ、良いんだね…? もっともっと感じて…?」
オレは先生の肩に手をかけ、ゆっくりと先生をうつむけにした。


先生をうつ伏せにし、髪の毛をかき上げる。 先生のうなじが見えた。
オレはおもむろに先生のうなじにキスをした。
「あっ――!」 先生が大きく身をよじる。 
オレは先生の膝下を軽く足で押さえ、身動きが取れなくしてから
うなじから肩、肩から腕、と、唇でなぞっていった。
同時に右手の中指と人差し指をするすると背中に這わす。
先生はもう声も出ない様子で、必死に耐えていた。 両手で床をつかみ、
身体を起こそうとする。 「い…いや… あ、あ… や…やめて…」
先生の口から抵抗の言葉が洩れる。 薬の効き目が薄れてきたのかも知れない…。
でももう先生の身体は悦びにもがいている。 オレはまだ先生を解放するつもりは
無かったし、先生自身、オレの身体に抑え付けられて身動きできない中で
快感に太刀打ちできないでいるようだった。
快感にのたうつ先生を見て、オレの股間がまた硬さを取り戻していた。
白い背中がのけぞる様子とかん高い泣き声がオレを刺激した。



108名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 18:57:00 ID:6gruqHY9

オレはたっぷり背中や腰を愛撫してから、ぐいっと先生の腰に腕を廻して
そのたっぷりとしたお尻を引き上げた。 「――!!」 先生が震える。
先生の豊かな腰に抱きつくような姿勢になり、腰に廻した手の片方で、前から
先生のクリを触ってやる。 先生は泣きながら腰を振って逃れようとした。
「…駄目だよ…先生… もっと気持ち良くなってもらうまで離さないよ…
ほら、またこんなに濡らしてる… 先生? 先生のココ、正直だよ…?」
先生は両肘を床につけ、身体を支えていた。 
オレの指がクリを強くこする度、先生は両肘の間に頭をうめるようにして
ひときわかん高い声で泣いた。 すすり泣きのように身体をひくつかせ、
叫び出すのを必死にこらえているようだった。
  

「…せんせい… 入れるよ?」 そう言うとオレは返事を待たずに
後ろから挿入した。 
(……っ! …あ…あ…… い、いい… 気持ちいい…)
オレは繋がった部分から蕩けるような快感が広がるのを感じ、思わず
頭を後ろにのけ反らせた。
「せんせ…い… き、気持ちいい… オレ… こんなん…
はじめてだ…  っ… あぁっ…」
つい声が洩れる。 二回目なのに既にオレにはもう余裕が無かった。
先生の中はぬるぬるで、温かく、柔らかい肉がオレを押し包むようにうごめいていた。
気持ち良さについ腰が動く。 動くたび、オレのモノをからめとるように
先生の膣壁がまとわりついた。
柔らかな肉に吸い付かれ、オレの快感は徐々にせり上がってきた。
オレはなるべく気を散らせて射精感を追いやるように努めた。
(先生となるべく長く繋がっていたい……。離れたくない…!
先生… 先生…!!)


109名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 18:59:15 ID:6gruqHY9


「あ…!あ…!あ…!あ…!」
悦びに声を上げながら、私はうっすらと理性が戻ってくるのに気が付いていた。
佐藤くんが…佐藤くんが私の中に入って動いている…。
(ど、どうしてこんな事に…。)
段々と遠かった意識が戻って来た。 今やっと頭の半分で自分のしている事が
わかるようになったが、それでもまだぼんやり霞がかかっているようだ…。
服を脱がされた辺りから、うっすら遠くにだが自分の意識は戻っていた。
それ以前の記憶が途切れている…。
コーヒーカップを落としてから、私は一体どうしたのだろう…。
うっすらと意識が戻った時、私の身体は火照るようで、暑くて暑くて仕方が無く、
まるで自分の身体ではないようだった。 動悸が打ち、我慢できないくらいに身体が疼き、
何もしなくても性器の奥底からあらがい難い快感が生じていた。
(ゆ…ゆめなら…いいのに…) しかし今の私の身体の熱と快感が、
それが現実だと絶望的に告げていた。
さっきからずっと、彼の愛撫に悦楽の吐息を漏らしたのも、進んで彼のモノを
咥えたのも、全て紛れもなく私のした事だった…。


突き上げられる悦びに、思考が止まりそうになる…。
余りの気持ち良さに、勝手に涙が流れてくる。 私はいつしか
肉の悦びに咽び泣いていた。
(…こんな…に… 気持ち良くなってしまうなんて… 私の身体…
一体どうしてしまったんだろう…) 
佐藤くんの腰の動きにかきたてられた快感は、だんだん一点に集まってきた。
「あ… いき…そう… …っ!! いっ…いやっ!!! いやっ!!!
あっ あっ ……っあーーーーっ!!!」  …私は一気に昇りつめ、
快感の波に全身をさらわれながら、びくん!びくん!と痙攣した。
…痺れるような愉悦が押し寄せる…。 頭が真っ白になり、膝の裏を
つーっ、と汗がすべった。


110名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 19:01:51 ID:6gruqHY9


先生はひときわ長い嬌声を上げ、絶頂に達した。
先生の膝ががくがくと揺れ、オレを咥えこんでいる先生の内部が突然
グーッとせばまってきた。 「――!!」 
オレは先生の膣に、ぎゅっ、ぎゅっと強く締め付けられた。
「――あ――!!」 (駄目だ―! 出る!!)
オレは素早く先生から自分のモノを引き抜いて、左手で軽くしごいた。
びゅくっ、びゅくっ、と白いものが飛び、先生の尻を汚した…。
オレは精を放った快感にしばしうっとりとした――。


俺たちはしばらく裸のままでぐったりと横たわっていた。
オレがまず動き出し、オレが汚してしまった先生の尻をきれいにティッシュで
拭いてやった。 先生はまだ呆然としたままうつ伏せに寝ていた。
オレは先生の身体を拭き、一つ一つ脱がせた服を着せようとした。
「……いい… このままにしておいて……」 先生が初めて口を開いた。
「先生……」 オレは瞬時に自分のしたことを悔いた。
先生の声は絶望に打ちのめされた人の声だった。
「先に… 服を着て… ね…?」 先生が囁くような小さな声で言った。
オレは自分の服を身に着けながら、先生になんて言おうか、そればっかり
ぐるぐると考えていた。
オレが服を着終わると、先生は脱がされた服で前を隠しながら壁際にもたれ、
虚ろな表情でぼんやりしていた。


「先生… ごめん… 」
先生がゆっくりとこちらを見る。 表情の無い眼がオレを見た。
「いいのよ… 気にしなくて… こんな事くらいで
騒ぐような年でもないし…。 それより、あんなふうに感じたの…
初めてだった… ありがとう…」
どこか諦めたような暗さで先生がつぶやいた。 そこには
いつもの泣き笑いのような先生の笑顔があった。
「先生… オレ… オレさ…」 心から謝りたい気持ちが湧き起こった。
「忘れて…!」 先生がオレの言葉をさえぎって言った。
「ここを出たら全て忘れてちょうだい… それだけはせめて… 
お願いを聞いて… ね…?」
「先生… 」「もう行って…!!」 先生が泣いていた…。
言い訳もできず、慰める術も無く、オレは立ち尽くした。 
「…早く…!!」 先生が顔を背ける。 オレはいたたまれず
その場を逃げるようにして立ち去った――。


111名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 19:04:46 ID:6gruqHY9


彼が出て行ったあと… 私はだるいからだを引きずって一つずつ
服を着た。
全部悪い夢だと思えば済む… そう自分に言い聞かせ、
しばらくぼんやりと座っていた。
まだ身体の芯が熱い… 疼きが奥深くに残っていた…。
ようやく力を振り絞って立ち上がり、帰る支度をした。


外に出るとみぞれが雪に変わっていた…。
寒い…
こんな冷え込む中を、あの子は逃げるようにして帰ったの…
突然涙がこぼれてきた。
佐藤くんの、どこか大人びた横顔や、時々見せる人懐こい笑顔を思い出した。
嫌いじゃなかった… でも、こんなふうな事を望んだ訳でもなかった…。
もう会う事もない…。
そう思いながらあの子の淋しい後ろ姿が頭を離れなかった。
安堵の涙なのか、悔しい涙なのか、それとも
別れを悲しむ涙なのか…
降りしきる雪に私の両の目からは涙が止まらなかった……。






112名無しさん@ピンキー:2007/01/15(月) 19:23:19 ID:TZvWrq55
うわーーーーーっ!GJGJGJGJ!!!!
凄いよかった!ホントよかった!切ないよ!!
113名無しさん@ピンキー:2007/01/16(火) 00:53:12 ID:iyImuzeB
GJ!! あんたネ申だよ!!
114名無しさん@ピンキー:2007/01/17(水) 00:48:50 ID:2JRLERrD
期待age
115名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 01:10:43 ID:bscnLYBZ
さいこー!!
116名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 02:52:32 ID:ybK+1ILr
小説だけならいいがリアルで考えたら絶対にあり得ない話だな
想像もしたくない
117名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 07:39:47 ID:xXSU9yhg
そうでもないような・・・俺が高校ん時、倍以上歳離れた彼女いるのいたし
いやそこは寧ろどうでいいとこか、デブってるとこが問題なんだよなw
まぁでも小説は小説のままにしておいた方がいいよな、汚されなくて

でも俺もこの先生とやりたいw俺の中でのイメージはピンクの電話のみわちゃん?かな
118名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 09:49:51 ID:t063nX6H
www ミヤちゃんにバロス。
漏れは細川ふみえをぷっと一回り膨らました感じをイメージしてた。
119名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 19:50:55 ID:xXSU9yhg
細川ふみえだと、なんかフラれた女の台詞とかが
いかにも嫉妬って感じだなぁ・・・まぁ嫉妬には違わないんだけど・・・
細川ふみえだと色気がありすぎるから、微妙に色気がないような
キャラの方が設定としてはいいなぁ
みやちゃん以外だと、意外と思いつかないな、背が低いキャラがいいかな
120名無しさん@ピンキー:2007/01/18(木) 20:19:07 ID:MgQ6+IV4
うーん、深いね…。 でもこだわりとしては
白くてムチムチ、ミロのビーナスとか、ボッティチェルリの描く女体のラインなんだが。 だからあんまり小柄じゃないイメージ。
ミヤちゃんは前者はあてはまるけど後者がな〜。 もうちと上背欲しい。
121名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 02:45:58 ID:GGMcpOi0
おなかのぜい肉をつかまれながら、「これが邪魔なんだよな…
な… これってさ、肉屋で売ってる肉としたらどれぐらいの量あると思う…?」
とか言葉で責められ、不覚にもぜい肉が感じてもだえ泣きするぽっちゃりさん

とか、書いてみたいけど筆力が無い。
122名無しさん@ピンキー:2007/01/19(金) 13:10:25 ID:p2OXCus7
>>121 書け!お前は出きる子だ!お前なら書けるさ!

…ぽっちゃりさんって年上イメージがあったが
別にぷにぷにぷっくりな幼女でもいいと気付いたオレガイル
123121:2007/01/20(土) 00:10:06 ID:UHYILjMH
ごめん、自分ファンタジーしか無理…
ぜい肉言葉責め、誰か他の職人さんがいたら書いて欲しい…。

幼女も今んとこ引き出しにあらず…。役立たずでごめん…。
124名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 00:41:31 ID:B7LVElCZ
肥満化スレも良いけど、ここも最高だぜ
125名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 12:01:02 ID:FRFa7Oll
キーンキンターマタマ、ターマ潰しぃ〜♪
120キロ級大デブのキンタマを思いっきり蹴り上げてイジメるのって本当に面白いわぁー
残酷ベビー@〜にキンタマを蹴り上げられるは大デブの運命☆ぶひっ

チーンッ!
ブヒィィィィッ?!
ぴょんぴょんぴょんっ!!!



126名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 23:22:35 ID:aIHOI+a4
アルバムの続きはもう来ないのかな?
ここってデブスは駄目だっけ?
デブでも顔もブスだったら萎えるか
127名無しさん@ピンキー:2007/01/21(日) 01:53:32 ID:oxvi11rB
>>126
いいんじゃねーの?とりあえず投下しろ!話はそれからだ!
128名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 03:40:36 ID:cddfzppu
うちの親父は絶世の美男子だけど母ちゃんはデブ。
デブ専だった親父の方から母ちゃんに告ったらしい。
129名無しさん@ピンキー:2007/01/23(火) 03:48:58 ID:XY7kXJdP
>>128
デブに希望の光が射しました…(・∀・)!!!!!

釣りでもいい…
ひと時の癒しをアリガトウ…!!
130名無しさん@ピンキー:2007/01/24(水) 23:15:03 ID:B5Redbrj
デブ専は案外、多い。
131名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 05:33:48 ID:JHxP9954
>>111
すげえや お前はネ甲
132名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 21:44:25 ID:MD44X+p2
テレビ朝目の玄関前へ一台のワゴンが止まると同時に、中から男性アイドル
グループのもっこすファイブが現れた。リーダーの正樹を先頭に、四人の少年
が風のように走り出すと、その後に良く太った女が続いて出てきた。女はまろ
びよろけつつ走ろうとするが、平均年齢十八歳の五人についていけるような
脚力は、有していないように見える。

「本番、始まってるわよ。急いで!」
「マネージャーが一番、遅い!いいから、歩いてこいよ!」
「ごめん・・・後は頼むわね」
走り出してから十秒もしないうちに、女はロビーにへたり込んでしまった。実は
この女、もっこすファイブのマネージャーで、橋田知子という。身長は百五十五
センチ足らずだが、体重は八十キロを超えており、その体型はよくビヤ樽に例
えられていた。

穏やかで丸っこい顔には愛嬌こそあれ、異性から見初められるような要素は無
く、知子には恋愛経験が無い。日頃は愛が無くても食っていけるさと嘯いてはい
るが、実の所は寂しいと思う二十八歳なのである。また、基本的に男性グループ
に女性マネージャーというのは、不適格と思われがちだが、彼女の場合、見た目
が幸いして若い少年たちのお守りを任せて貰えていた。美男子ばかりのメンバー
からは間違っても恋愛対象とは見られないし、また、タレントのマネージメント能
力というのも、彼女には備わっていたのである。

「水分を補給しないと・・・」
飲料水の自販機まで行く途中、知子はロビー備え付けのモニタの中に、生放送
中の歌番組に出演するもっこすファイブの姿を見た。司会者が新曲について質
問すると、全員が爽やかに応じていた。
「間に合ったようね、んぐ、んぐ・・・」
五百ミリリットル入りの炭酸飲料をぐびぐびと飲み、渇きを癒す知子。その姿を、
守衛が呆れて見ている事を、本人は知らずにいた。
133名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 21:57:13 ID:MD44X+p2
日付が変わった深夜零時過ぎ、知子は都内のホテルにいた。明日ももっこす
ファイブを引き連れ、仕事の予定が幾つかあるので、英気を養うために部屋で
シャワーを浴び、Lサイズのバスタオルを体に巻いて、首筋と手首にコロンをあ
てていた。

両隣にはもっこすファイブがツインの部屋をそれぞれ取り、二人一組で就寝
中の筈である。ただ、リーダーの正樹だけがあぶれ、知子と同じ部屋の中に
いた。このホテルの一フロアを丸ごと借り切ってあるため、ボーイその他の従
業員は朝のベットメイキングまで現れず、知子と正樹が一晩、この部屋で過ご
しても、誰にも知られぬよう手筈が整えられている。

「マネージャー、まだかよ」
「もう少し・・・」
ベッドに寝転ぶ正樹に目だけ遣り、知子は髪を乾かしていた。正樹は全裸で、
風呂上りの知子の上気した肌を睨みつけている。男根は逆さに跳ね上がり、
まるで肉で出来た槍のようであった。

「焦らすなよ」
「あッ・・・」
待ちきれぬとばかりに正樹は立ち上がり、知子の前へ立ちはだかった。身長
百八十五センチ、八頭身の美形少年は肉体も良く引き締まり、例えるならば
彫刻のような凛々しさを持っていた。しかし、下半身を見ると若草の中から剛
直が逞しく屹立しており、今にも食いつかんと涎を垂らしているのだ。
134名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 22:07:57 ID:MD44X+p2
「しゃぶれよ、飲ませてやる」
「もうちょっと、口の利き方を覚えなさい、正樹」
「うるさいな。俺の便器のくせして。とっととしゃぶれよ」
正樹は知子の濡れ髪を掴み、手で扱いて命令した。

「痛いわ。手を離して」
「だったら、しゃぶれ」
「分かったわ」
「分かりました、だ」
「・・・分かりました」

知子の目の前に突き出された男根は、二十センチはあろうか。それを、唇で扱
いてやらないと正樹は満足しなかった。若い盛りで何度も出来るとばかりに、
まず最初の濃い目の子種を、知子に飲ませてやる事に愉悦を感じるのである。
そうして知子は十も年下の少年の命を受け、男根を頬張った。

「まったく、黙ってしゃぶれば良いものを」
正樹はいわゆるイマラチオを好み、知子の意思とは関係なく腰を揺する。そう
すると巻いていたバスタオルが取れ、豊満な肉体がお目見えした。ビヤ樽のよう
な体型だが胸は大きく、またその先端にはピアスが輝いていた。実を言うと、これ
は正樹の命令でつけているのである。リング状のピアスには正樹のイニシャルが
彫られていて、従順な女奴隷としての印が刻まれていた。
135名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 22:15:29 ID:1e+DZdNq
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +
136名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 22:23:34 ID:MD44X+p2
そう、知子は正樹専属の娼婦だった。初めはただのマネージャーとタレントという
立場だったが、情が通う内にその一戦を超えてしまったのである。もっこすファイ
ブのメンバーもその事は承知で、時々、正樹のおこぼれに預かる場合もあった。

ある時など、知子は五人の少年に一晩、代わる代わる犯され続けた。泣こうが喚
こうが容赦なく、暴力で押さえつけられては若くて逞しい少年たちを迎え入れなけ
ればならなかった。基本的には正樹用なので、滅多な事は無いものの、知子の
立場というのは汚らしい言葉を使うと、それこそ便所という表現が相応しい。

「出るぞ、飲めよ」
正樹は知子の頬に手を当て、勝手きわまる射精を開始した。塊のように濃くて
大量の子種を知子は飲んだ。こぼしたりすると正樹の機嫌が悪くなり、酷い目に
遭うからだ。しかし、こういう嗜虐的な行為に打ちひしがれるかと思いきや、知子
は違った。十も年下の美少年に、そういう扱いを受ける事が愉しかった。出来れば
もっと辱めて欲しいという気すらあった。

「飲んだか。良し、じゃあ、立ってベッドへ行け」
「はい」
促されるまま、知子は立った。ぴんと背筋を伸ばすと肉付きの良い下半身が丸見
えになったが、何とそこにはあるはずの若草が無かった。これも正樹の命で、剃っ
てあるのだ。性行為の時、邪魔になるからと常々、綺麗にしておけという命令なの
である。
「でかいケツしやがって。まるで、俺のをぶち込んでくれと言わんばかりだぜ」
正樹は知子をベッドに伏せさせ、尻の肉を掻き分けるようにして男根を突き込む。
狙いは大きな尻の割には小さくすぼまった、排泄孔である。
137名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 22:36:40 ID:MD44X+p2
生木を裂くようなおぞましい感覚が、知子の背骨沿いに脳へ響く。ここを抉られる
のは、よほど慣れていないと辛いものがある。第一、匂いが出るし、正樹の男根
だって穢れてしまうではないか。知子はつと振り向き、正樹に乞いをするが──

「お願い、ゴムつけるかローションを」
「後でケツが痛むってか?我慢しろよ、それくらい」
「お尻でするのよ・・・匂いが──あッ!」
「ほうら、入ったぜ」

先ほどの口唇愛撫で男根に唾液や子種が付着していた為か、知子の尻穴は正樹
を拒む事は出来なかった。二十センチもあろうかという逸物でぐいぐいと排泄孔を
遡られる時、知子はいつも歯がゆい思いをする。そこは汚物が溜まっている場所で
あり、女としてはもっとも注目されたくない場所だった。それを承知で少年は敢えて
犯すのである。また、道具も巨大ゆえ、知子は捻じ込まれると反射的に体が前のめ
る。しかし、逃がさぬと正樹は彼女の両腕を後ろ手に戒め、動きを封じて自身の体重
を乗せていくのだ。

「感じるか、こいつ!」
「い、痛いわ・・・もっとやさしく」
「うるせえ、この肉袋が!」
実を言うと、知子の尻穴はこれまでに紡いだ激しい荒淫のせいで、ほとんど抗いを
見せる事は無い。だが正樹に対し、一種の被虐心を持っている為、嫌がっているよ
うな素振りを見せなければならなかった。乱暴に、そして激しく犯される事が、知子の
望みであった。
138名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 22:51:28 ID:MD44X+p2
もっとも、尻穴への刺激だけで絶頂まで上り詰めるのは無理な話で、知子は
正樹の目を盗み、自分でクリトリスを弄る必要があった。後ろ手を取られてか
らしばらくは従順に尻穴を捧げ、正樹にクライマックスが訪れる頃、そっと皮
を剥いて充血しきったそこに指を添えるのである。

正樹も達する時は特に激しく腰を使い、知子の大きな尻を平手で打ちたがっ
た。いつしか知子は自分の排泄孔を犯され、尻を打たれながらでないと気を
やる事が難しくなっていた。正樹は子種を放出する瞬間、知子の乳首にある
ピアスを引っ張った。その時、知子が上げる悲鳴のおかげで、何回目の絶頂
でも大量の子種を放つ事が出来るからだった。

「おお、出るぞ・・・ケツの穴、締めろ!」
「あうッ・・・あああッ!」
ベッドの足が折れそうなほどの勢いをつけ、正樹が達した。尻の中に大量の
粘液が放たれると、知子も弄っていたクリトリスを弾くようにして、何とか快楽
を共有する事が出来た。膣からは白濁した液が滴り落ち、知子はほとんど
白目を剥いたのであった。

「このメス豚め、泣け!」
「ひい───ッ!」
やはり、正樹は狂気にかられるように乳首のピアスに指をかけてきた。知子
は絶頂の中、僅かながら正樹に愛されているような錯覚を得る。これが女な
ら耐えられる痛みである事を悟り、少年の暴力に甘んじるのが、己の使命と
すら思った。
139名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 23:03:50 ID:MD44X+p2
乱れたシーツの波の上に、疲れ果てて眠った少年の姿がある。知子はその寝顔を
見つめ、さも満足そうな表情だった。
「可愛い寝顔だこと」
子種を飲まされ、尻の穴で奉仕させられても、この顔を見ると何だか怒れなくなる。
知子は裸で寝ている正樹に、そっと布団をかけてやった。

「おやすみなさい」
灯かりはベッドの脇に置かれたスタンドだけにして、知子もローブを身に着けて眠る
事にした。正樹と一緒のベッドで、こうしていつまで寝られるのだろう。知子はまるで
我が子を見遣るように、十八歳の少年の傍らへ寄り添う。目を閉じるとすぐに睡魔が
襲ってきた。彼女だって、一日働きづくめで疲れている。眠くなるのは当然だった。

心地良い眠りまであと少しという所で、不意に正樹が知子の手を握った。起きている
様子は無く、無意識下での行動らしい。
「正樹・・・」
ずっとこのままで──そんな言葉が部屋の中に響いたが、はたして二人のうちのど
ちらかが言ったのかは、声が小さくて分からなかった。

おしまいん
140名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 23:16:02 ID:1e+DZdNq
GJ!!
最後で、こういう形の愛情ってのもアリかなって思った。
おっきした。
141名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 02:28:44 ID:768Le+vl
142名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 03:41:46 ID:EEN46qGm
妄想だけならいいがデブ専が意外に多いとか馬鹿じゃないの
テブの時点で恋愛対象外
143名無しさん@ピンキー:2007/02/07(水) 09:50:33 ID:y42cg4VJ
^^
144名無しさん@ピンキー:2007/02/18(日) 21:34:15 ID:h2N+5jf9
え?レズなの?
145名無しさん@ピンキー:2007/02/20(火) 20:39:24 ID:rGB91udh
ほしゅ
146名無しさん@ピンキー:2007/02/24(土) 01:05:32 ID:7zCNgWbd
保守
147名無しさん@ピンキー:2007/02/27(火) 08:29:23 ID:gp7KWRSx

148名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 11:24:40 ID:A27aLTNC
期待あげ
149名無しさん@ピンキー:2007/03/12(月) 00:45:49 ID:9JLvP2Mb
ほしゅ
150名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 20:52:36 ID:Hi/Fw4we
保守
151名無しさん@ピンキー:2007/03/25(日) 19:33:31 ID:2rN5p41V

152名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 22:13:26 ID:vdRtFR1l
保守
153名無しさん@ピンキー:2007/04/28(土) 21:22:35 ID:VICwFUJA
このスレのssを普通にドラマで見たいと思った
154七市:2007/05/03(木) 21:02:30 ID:gpKFd3AD
age
155名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 11:18:11 ID:ngQ3+IIC
あげー
156名無しさん@ピンキー
コンビニで酒井美羽って人のコミック本にど真ん中ストライクな話があった。