既出カポーだからって、一度きりじゃなくてもいいしね。
てな訳でレヴィ×姫もきぼん。
朔ら彦×蝶子か、蝶子たち三姉妹の百合キボン
朔ら彦と蝶子、ゼーンとアルビレオ、姫&レヴィ・・・は普通に書けても
アンヌ様のSMな日々とか、書いてしまうと本気でSM板行きになってしまう気がするw
百合話はしばらく見てないからどうかなー
聞いてみたからにはこの中で色々試行錯誤してきます、住人さんありがとう。
このまま他の書き手さんも降臨してくれる事を期待。
>>109 何になるか楽しみです
既出だったらセーウ×かぐやが読みたいな
書くのに勢いつけるのは大切だと思い知りましたw
ゼーンとアルビレオだと何もしない甘々バカップルになるだけだったので断念。
とりあえずカルノ&ユーハで投下↓
闇の中、”少女”の姿が薄布をまとって嗤う。
『後生大事な思い出みたいじゃなーい?バーカ このロリコン!』
うるせぇ。その”姿”で喋んな。
嗤う声を聞いて、チリチリと胸の奥が焦げるような、そんな気がした。
闇の中、押し倒されている。上にいるのはドブス・・・って言うとまたバカブキが怒るだろうな、ユーハが圧し掛かっている。
「アンタ、女にこんな事されてんのに何強がっちゃってんスか?」
「お前なんざにヤられても屁でもねぇよ」
「・・・言ってくれるじゃないッスか悪魔憑き」
いつも頬につけているバンソーコーを剥がして、視えるモノを手で払いのけながらユーハが哂う。
そのまま、俺の首筋に顔を近付ける。近付けるな、鬱陶しい。頭が、痛い。
「こんな事されても反応しないなんて、神聖騎士団も変な躾してるんスねぇ」
べろりと首筋を舐めてまた哂う。その声を響かせるな、気持ち悪い。
「それとも何スか?こーゆーの初めてってヤツ〜?」
あははははは、と声を上げながら体をべたべたと触ってくる。こいつもレヴィの母親と同じタイプか、もしかして。
「何だよ、お前ってドSだったワケか?」
眉を顰めて聞いたら頬をひっぱたかれた。衝撃で余計頭がいてぇんだけど、おい。
「あたしはただの霊能少女ッスよ!アンタとかあの神霊眼みたいな化け物とは違うっ!」
「・・・ふぅん?」
答えにならない答えを聞いて、体を強引に起こせば、当然上に乗っている相手は転がり落ちて。闇の中でも床はあるらしく
腰を撫で擦るユーハの腕を掴んで引き寄せる。
「なるほどな”ただの”霊能少女なワケだ。って事は」
言葉を続けずに、代わりに相手の唇を塞いでやる。むぐ、とくぐもった声がしたと思ったら唇を噛まれた。
自分の唇を舐め上げたら血の味がした。ローゼリットでもここまでしなかったぞ、ゴラ。
「いってぇな、このドブスが」
「じ、情緒もへったくれもないんスかアンタにはっ!」
「押し倒して来た奴が言う台詞かよそりゃ」
闇の中でも判る程に紅く染まった顔を見ながら言葉を返してやると、案の定返事に詰まりやがった。
人の事押し倒しておいてコイツ・・・・・・・もしかして初心者?
「ロリコンかどうか、試してみるか?」
「なっ!」
音を立てたかと思う位に硬直した相手の体を、今度は俺が組み伏せる。見た目よりも細い腕、細い腰、細い首筋。
ぺろりと首を舐めても、強張った体は押し返して来る事も無い。
反応が無いのも困るんだけどなぁ、と思いつつも薄いシャツの上から胸を触る。
「・・・何カップ?」
また頬をひっぱたかれた。コイツちょっと乱暴過ぎるぞ、部下の躾どうしてんだよホクロの奴。
軽く舌打ちして、シャツの裾をめくり上げたら慌てて裾を抑えにかかってきやがった。
「脱がなきゃ出来ねぇだろうが」
「情緒の欠片も無いんスかアンタにゃっ」
「煩い」
またぎゃんぎゃんと喧しくなりそうだったので、自分の唇で相手の唇を塞いで。噛まれたら噛み返してやるだけだ。
(お?)
今度は素直にこちらを受け入れて、口の中に舌が入って行く。逃げ回る舌を追いかけて絡めて、息が苦しい位に追い詰め、
裾を抑える手が緩んだ隙にシャツをめくり上げて。少し温度の高い肌を直に触れて、撫で回して。
柔らかい素肌の感触が、更に柔らかい膨らみに到達したら一瞬だけ咥内が狭くなったような気がした。
ぷは、と息を漏らしながら唇を離す。恨めしそうな視線を受けて、ニヤリと笑ってやる。
「胸けっこうでかいじゃん」
悔しそうな表情のまま顔を背けられると、白くて細い首筋が闇の中に映えて綺麗だと一瞬だけ、不覚にも思ってしまった。
横を向いたままの顔を見ながら、胸に舌を這わせる。舐めた跡は、闇の中でも蝸牛の這った跡のように銀色に光る。
もう尖っている先を軽く突付けば、小さな呻き声が頭上から降ってくる。
クスクス、と含み笑いを浮かべながら空いている方の胸をそっと握ってみたら、手の平に収まりきらなくて軽く衝撃が。
「なぁ、やっぱりお前何カップなわけ?」
「羞恥プレイ好きなんスか、アンタってば!」
「別にぃ?ただちょっとした疑問だよ疑問」
握ればむにゅ、と形を変える感触を楽しみながら、ローゼリットもこんだけ胸あればなぁ、とかあってもどうせ
ヤらせて貰えないだろうし、どっちにしろ無理だったなぁとか、小さな溜息を零す。
「人の胸揉んでる癖に他の女の事考えるなんて最悪ッスねアンタ」
不機嫌な声が聞こえたと思ったら、手を叩かれた。やっぱり躾がなってねぇぞホクロ。
「じゃ、どうしたらお前はご機嫌になるワケ、ドブスさーん?」
「逆にやられてみればあたしの気持ちも理解出来るッスよ、悪魔憑き」
「へ?」
きょとん、とカルノが驚いた隙にまたユーハは押し倒していた。形勢逆転。
「男って要するに抜けばいいんスよねぇ?」
ふひひ、と哂いながらユーハはカルノのズボンに手をかける。慣れない手つきでボタンを外しジッパーを下ろして、
下着に手をかけて、そこで手を止めて。
「腰上げないと下ろせないじゃないッスか」
「あぁ?そんなの知らねぇよ。ここ開ければいいだけだろ、この初心者が」
ち、とカルノが舌打ちをしながら下着の前を開き、自分を出す。まだ完全ではないものの、そこそこのサイズのソレに
ユーハは視線を合わせられずに彷徨わせる。それでも手だけはそこに添えて、ぎこちなく上下にさすって。
「乾いた状態でさわんじゃねぇよ、いてぇ・・・下手糞」
ぼそりと呟いた声が聞こえ、ユーハの肩が一瞬ピクリと反応する。それから視線をやっとそちらにやって、あからさまに
躊躇してから恐る恐る顔を近付け、仔犬が匂いを嗅ぐように鼻を鳴らしてからぺロ、と舐めて。
暫しの沈黙の後、そのまま竿の部分を舐め上げる。
「・・・ぅ」
チロリ、と舌先が頭の部分との境目を舐めた時にカルノが小さく呻けばユーハはそこを中心に舐め上げ、更にカルノが
反応する所を探るように頭の部分もチロチロと舌先だけで舐める。
「っ・・・。焦らすんじゃねぇよこの・・・しょ・・しんしゃ・・・がっ」
その声を聞き、ユーハは小首を傾げて軽く思案を巡らせる。
「カマトトぶってんじゃねぇ・・・っ・・・咥えんだよ」
やめんな、と眉を顰めるカルノの顔を見、それから自分が今まで舐めて銀色にぬらぬらと光って硬くなったソレを見、
ユーハは流石に顔を強張らせる。
その表情を見て、カルノは薄笑いを浮かべながら言葉を紡ぐ。
「逆にやり返すつってたのはそっちだろ?」
「や、やらないとは言ってないッスよ」
ムキになったような声音で言い返してユーハは頭から咥え込んだ。もごもごと口の中で妙な声を出しながらも
ぎこちない舌使いで頭をただ、舐める。カルノの反応が返って来ないので、咥内で突付くように、舐め出して。
「・・・ん」
微かな声が耳に届けばそれをまた何度も続け、相手の反応を窺い、括れの部分を咥内でしゃぶりだす。
僅かにながら、頭も上下に動かし始めればカルノの感度を更に増幅させる。
何も無い宙を掴むようにカルノの空いた手はふわふわと。
そして、何の前触れも無くカルノはあっさりと達して。
「・・・・・・・っ!!」
いきなり口の中に広がる妙な味、妙な匂い、妙な感触。
慌てて顔を離し、口の中のモノを吐き出しながら、ユーハは四つん這いのまま一歩後退する。
「ぎゃー、やだやだっ!不味いッスよ、これーっ!」
声を喧しく上げながら、また一歩。
「お前が先にやり出したのに文句かよ、あーやだやだ。やっぱお前ヤダ、ヤダヤダ」
ぷるぷると首を振るカルノの視線の先には”少女”の姿が、また。
『このデスマッチはねぇ、強い方が勝つんじゃないスよ』
は、と眼を見開いた彼の耳に、甲高い声で叫んで彼女は姿を消した。
次に目を開いた時には、目の前は明るかった。
ただ、頭が痛かった。
「カルノ!!」
聞き慣れた声が耳に届いて振り返る。
乾いた陽射しの中、金の髪が駆け寄って来るのが見えた。
「・・・・・・レヴィ」
何が起こったのか、何をされたのか、何をしたのか。
よくわからなかった。
ただ、頭がいたかった。
ただ、乾いた陽射しとは正反対な陰が眼に痛かった。
投下終わり。
『×』にならんかったです。ユーハ→カルノかな、とか読み返しつつ書いてたらこんなorz
姫なバカップルかゼーンなバカップルでちょっと癒されてきますノシ
いつもながらGJです
119 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/26(金) 13:54:59 ID:cDz9MdSm
GJ!たまにはageておくよ
せっかくのエロパロスレなので清純そうなカプでエロエロなのが読みたい
清純そうなカプ…思い付かないなー。
セーウ×かぐやとか清純というのかわからないがキスまでいくのに三年くらいかかりそう
>122
先生御本人のその後話の同人誌で、キスまでに同居から2年かかりました。
ゼーンとアルビレオなんて手を繋ぐのにすら2年位かかりそう…
エロ有りに持って行くまでが大変なんだよ、ちくしょう!
と鉄壱智新刊を読みつつ叫んでいた奴がここに一人。
清純系はセーウxかぐや、後はローゼリットxカルノとか?w
ゼーンとアルビレオの初夜一歩手前編、1レス分だけ。↓
月が綺麗な夜。夜風に吹かれて空を見上げていたらゼーンが隣に座ってきたので顔を向けて。
「どうしたの、ゼーン。眠れない?」
「んーん」
ぷるぷると首を左右に振って返事にならない返事をして、ゼーンがもたれかかってくる。鼻腔をくすぐる、独特の
『男』の香りがむずがゆいような蕩けそうな甘くて気持ち良い感覚。
「ゼーン重いって、重いって」
もたれかかったまま抱きついてくるゼーンを押し返そうとしたら、何か声が聞こえた。
「・・・・・〜」
「聞こえないよゼーン。ちゃんと顔見て話してよ」
少しだけ強引に顔を持ち上げて体を離して、真っ直ぐに顔を見詰めて、一瞬だけ他の人と面影を重ねてしまったり。
「嫁〜」
「はいはい、だから何?って聞いてるだろゼーン」
「お前はオレの前から消えないよな」
一瞬、何の事だか悩んで、自分の体の事とか目の前の奴と同じ顔をした人の事とか自分で怪我した時の事とか、一気に
本当に一気に一度に一瞬に頭の中をよぎって、それから自然に自分の頬が緩むのを感じて
「別に俺はゼーンの前から逃げようとしてないだろ?今も、これからも。だって」
だって。
「俺は、あんたの・・・ゼーンの『嫁』なんだろ?『旦那』は『嫁』の面倒を最後まで見るもんなんだってよ」
博士から聞いたんだ、と小さく呟いてゼーンの首に抱きつくように体をすり寄せる。
「嫁〜・・・」
「んー?」
抱きついているから、ゼーンにはちゃんと聞こえないんだろうけれど小さな返事を返す。どうせ肌越しの振動でわかるだろう。
「そんなに近いと流石のオレも色々と困るんだけどさ、嫁は嫁でいて欲しいし、だから」
うぅぅ、とそのまま口篭もったゼーンの首筋に鼻先を当てる。やっぱり良い香り。
「別にもう、俺逃げないよ?一緒にいるって。負担になるようなら捨ててってよ」
もう、今更どこかへ、こいつの前からいなくなりたいとか思わない。どうせなら一緒にいた方が楽しいし、それに
「ゼーンのこと たぶんすきだよ俺」
今まで心の中でも頭の中でも胸の中でも口にも出さなかった形に出さなかった言葉を、首筋に鼻先を当てながら
微笑んで相手に告げる。
「嫁、それホント?」
「うん」
「嫁、子供出来たらオレの傍にいる必要なくなるんだぞ?」
「旦那は嫁の面倒みなきゃなんだから、いなきゃいけないのはゼーンの方だよ」
「おー!旧人は何か凄い事してるんだな」
「・・・・ゼーン、それはちょっと何だか間違ってる気がする」
くすくす、と楽しそうに笑って。月が綺麗な夜、ゼーンと俺は本当に『夫婦』になった。
GJ!!!!!!!
これは良い甘々バカップルだw
エロあり初夜本番編もきぼんぬ
GJGJGJGJ!!!!
ゼーン×アルビレオ好きとしては萌えを通り越して悶えました
是非とも続きを(;´Д`)
保守
ほす
もす!
相変わらず筆が進まない状況。スレ保守ありがとうございます>住人の皆様
そして相変わらずのバカップル1レス投下。
って言うかこいつらのバカップルっぷりしか今浮かばないとかどうしたらいいんだorz
↓
ここは風が冷たいな、と無邪気に笑いながら言われた。
月が綺麗だから気にしないよ、と聞こえない声を呟きつつ抱き付いたまま首を左右に振るとくすぐったそうにまた笑う。
「ほんっとに嫁は良い匂いするなぁ、ん〜?」
「なんでアンタはいきなりそういう方向に話持ってくかな、ゼーン」
小さく溜息を零して相手の顔を見上げる。月明かりに映えて、荒れている髪も透ける様にきらきら、ひかって、
こちらを見てにっこりと微笑んで来る顔がまた、とても綺麗でかっこ良いなんてまた思ってしまったりして。
「ん〜。嫁、やっぱり止めておくか?何かお前顔紅いぞ」
誰のせいだと思ってる、と思いつつも俯き加減になりつつ首をまた左右に小さく、小さく振る。
しばらくの間、ゼーンの手が視界の中をウロウロとして、その度にまた『男』の匂いが鼻腔をくすぐって体の中が
むず痒くて気だるくてじんわり痺れて芯から蕩けてしまいそうな、感覚に包まれて、気持ち、良くて。
ウロウロしていた指が、そっとこちらの頬に触れてくる。思っていたよりも体温が低くなっているのに気付いて顎を上げる。
いつもと違って何だか赤くなった頬のゼーンが、顔を近付けて来た。思わず反射的に目を瞑って、次の瞬間に
「ちゅ」と小さな音と一緒に唇に少しかさついているけれど、柔らかい感触が触れて、驚いて咄嗟に
ぜーん、と名前を呼ぼうと唇を開きかけたら、柔らかい感触が離れて行って薄く目を開く。
「・・・目ぇ開くなよ、結構恥ずかしーんだから」
「え?」
何を言われたのか理解出来ずにきょとん、と小首を傾げて見上げた顔はさっきよりも紅く染まっている。
「嫁〜。お前、今何をされたのかわかってるかー?」
ぽふぽふ、と俺の髪の毛を叩くように撫でながら、ゼーンが笑いながら覗き込む。
「えーと、ゼーンが何か顔近付けてきて、それで・・・・・」
それで、唇に何かくっついて驚いたんだっけ。
ん?
あれ?
ちょっと待て、今何かちょっと、ちょっとよぎったんだけど。
「は、初めてだったのに・・・・っ!」
やっと何をされたのか理解して自分の唇を手で塞いで、ゼーンを見上げる。
「初めてか、そっかー、そりゃ良かった」
なぜか涙で霞む視界の中で、うんうん、と嬉しそうに頷く相手を見て苛々と何かがこみ上げて来た。
「ゼ、ゼーンの馬鹿――っ!!」
ぽふん、と力の入らない手で相手の胸を叩いて、そこに顔を埋めてすんすんと鼻を啜る。
初めてのキスが、かさついた唇の感触の記憶だなんて酷い。ぐすん、と鼻をもう一度啜って見上げてみたら
困った顔のゼーンがそこに、いた。
「よ、嫁・・・やっぱり止めておいた方が良かったかな、俺、やっぱり旦那になれないのかな・・・」
うぅぅと小さく唸りながらゼーンが哀しそうな視線を彷徨わせる。
「そういう意味じゃないっ!せめて、その、あー。もー!」
めそめそし出した相手を見て、苛々感増大。
ぐぃっとゼーンの服を掴むと引っ張って、こちらから一回だけちょん、と啄ばむようなキスをして、すぐさまパッと離れて
相手に向かって人差し指をつきつけて一声。
「こ、これでおアイコだからなっ!」
自分でも何を言ってるのか判らなかったけれど、俺がした事はとりあえず間違ってるわけじゃなかったみたいだった。
きょとんと目を丸くしたゼーンが次の瞬間に花が綻ぶように微笑んで、それから更に笑みを大きくして、こちらに大きな手を
むけて来て、わしわしと俺の頭を撫でながら嬉しそうに大きな声で無邪気に笑って。
「うん、やっぱり俺の嫁はこうでなきゃな、うん」
何だかよく分からないけれど、ゼーンは嬉しかったみたいだ。
「なぁゼーン」
「んー?」
「俺、嫁合格なのかな」
「それを言ったら・・・」
くすり、と小さく笑って。
「俺の後を着いて来た時点で嫁合格な気がするぞ、嫁」
胸の奥の痛い所を突かれた気がするけれど、まぁそれはそれでいいかな、と。『旦那』に位はいぢめられてやっても・・・・・・・
いや、ダメだな。こいつに位は勝っていないと気が済まない。
「なぁゼーン」
「なんだー、嫁」
わしわし、と相変わらず髪を撫でながら機嫌良さそうにゼーンが返事を返して来る。
「初めてはやってもいいけど、お前は女房の尻に敷かれた旦那でいるんだぞ」
ぴん、と指を立てて言ってみたら、ゼーンは”よくわからんがわかった!”と機嫌良さそうに頷いた。
月が綺麗だなぁ、と思いながらその夜、初めてゼーンの腕枕で眠った。時々ゼーンが思い出したように額やら頬やらに
キスをしてくるのでなかなか寝付けなかったけど、寝心地は悪くない。鼻をくすぐる匂いもいいし、うん。
あー、でもこれってゼーンは結構困るんだろうなぁとクスクス笑って、ゆるりと瞼を閉じた。
『夫婦』になると、心に余裕が出来るような気がするなぁ、と夢見心地に思いながら。
本文長いと怒られ結局2レス・・・・・失敬。
朔ら彦の処理は蝶子ちゃん達が持ち回り制でやっていたりしたら色々と萌えるとか
そういう事は思い浮かぶんですが。お姉様の口調がいまいち理解出来てないが故に
そこで脳内処理が止まる罠。
とりあえずアルビレオは耳年増だけど理解出来てない派、ゼーンは映像付で勉強を
させられてたとかだといいよね!と叫んで逃げます。
「夫婦になる」ってそういうことかバカップル!
ナイス甘々
GJGJGJGJ!!!!!!!
バカップルにますます磨きが…、もうどこまでもついて行きます(;´Д`)
嫁に抱きつかれたりで嬉しいながらも困ってしまう
男心なゼーン側の話とかも読みたいです、とおねだりしてみたり
朔ら彦のお世話は「蝶子ちゃんにはまだ早いわいなあ」と
千花夏姐さまの独壇場のようなイメージがw
または蝶子にお世話の仕方を伝授する千花夏姐さまとか…
>蝶子にお世話の仕方を伝授する千花夏姐さまとか…
読みたい(*´Д`*)
朔ら彦と蝶子で想像してみても、外見のせいか百合に見えてくるなぁ
「ゼーン。お前の嫁になる前に言っておきたい事があるんだ
お前にはちょっと厳しくない所もあるかもしれないけど、俺の本音聞いてくれるか?」
こほん、と軽く咳払いを一つしてから、アルビレオは口を開く。
「俺より先には寝ないでくれるかな、俺寝付き悪いから。
俺より後には起きないでくれよ、俺寝起き悪いから。
飯は上手く作ってくれよ、でなきゃ俺食わないしな。
あ、出来る範囲でいいんだけど、忘れないでもらえるかな?
俺は仕事も何も出来ないから、何も守れないけれど
ゼーンはゼーンにしか出来ない事もあるから俺が出来る事には口出ししないで俺にくっついてて。
えーと。そうそう、ゼーンの親はもういなくなっちゃったけど、俺の親もいないようなもんだしな、だから
大切にしような。え、何をって・・・んー、この場合姑さんになるのは博士になるのかな。小姑がマキヲさん?ウドの大木?
小難しい事なんて無いだろ、賢くこなせばお前なら楽なはずだよ、愛すればいいんだからさ。あ、俺を一番にだからな!
人の悪口や陰口なんて言ったり聞いたりしちゃダメだぞ、お前単純なんだから騙されるし信用しちゃうしな。
あと、変なヤキモチとかしたりするなよ、例え博士相手にだってぜーーーったいにしちゃダメだからなっ!
その代わりに俺、浮気とかしないから。
んー、うん、多分しないと思う。
しないんじゃないかな、博士だったら分かんないけど覚悟しといてくれ・・・って冗談だよ、冗談。
『幸福』って二人で育てるモノでさ、俺かゼーンかどっちかが苦労して繕ったりしちゃいけないと思うんだよね。
だから無理すんじゃないぞ?
ほら、ゼーンって俺の為に色々捨ててきてくれたりしたじゃないか。え、そんな自覚無いって?うん、でもさ。
帰る場所はもう無いんだから、ゼーンが帰る場所は、家は俺のいる所だからな。理解出来るか、ゼーン。
うん、それともう少し。もし、この先子供が出来たりとかするだろ?どっちにしろ俺達、二人共年を取っちゃうじゃないか。
でもねゼーン。お前は俺より先に死んだらダメだからな。一日でもダメだぞ、とにかく俺より後に逝けよ。
それでさ・・・その、俺が死ぬ時は俺の手を握っててくれるかな。涙をちょっとだけ流してくれたりしたら俺、その〜・・・
ゼーンのお陰ですっごく大変だったけど良い人生送れたって言うと思うから。ううん、必ず言うからさ。
忘れるなよ、俺の『旦那』はゼーンだけだからな。俺が『選んだ』のは生涯、ゼーンだけなんだからな。
いいか、そのいつもケラケラ笑う顔と頭で覚えられるかわかんないけど、忘れるなよ。
俺が生涯『旦那』にしようって思ったのはゼーンだけだからな。いいか、忘れたら怒るからな」
それだけ言うと、アルビレオは満足したように頷いて微笑み、ゼーンの腕を当然のように枕にして目を瞑る。
焚き火に照らされたまま、幸せそうにゼーンは同じように微笑みながら頷き、自分の『嫁』におやすみのキスを落とした。
「だからって寝るの邪魔したら俺、怒るからな」
「いいから寝ろよ、嫁。先に寝たらいけないんだろ、俺」
「当然だよ『旦那』さん」
ふふ、と二人で微笑んで見つめあって、それから目をまた瞑るのはアルビレオだけ。可愛らしい吐息が寝息に変わるまで、
ゼーンはその髪を優しく静かに撫でていた。今夜も月は、ただそれを見守るだけだった。
連投になってしまってるけどどうしても頭から関白宣言が離れなかったんです。
アレはゼーンが言うよりアルビレオが言うべきだろうと言うのが離れなk(ry
あぁ、すっきりした。
>137
ゼーン側の話、しかと承りました。阿呆で馬鹿に磨きをかけたバカップルで
その内また参上致しますw
千花夏姐さまの口調が綺麗に収まらなくて書けないんですよ、これが悔しい事に。
一筋縄で行かない所は千花夏お姐さまと言うべきなんでしょうかね?
と書いて朔ら彦相手に苦労しまくって鼻で笑い飛ばされて半べそになる蝶子が今脳裏を横切った。
GJ!!
>飯は上手く作ってくれよ、でなきゃ俺食わないしな。
アルビレオはゼーンにご飯作らせる気満々なんだね、なんかワラタw
ゼーン側のお話、楽しみにしてます
>朔ら彦相手に苦労しまくって鼻で笑い飛ばされて半べそになる蝶子が今脳裏を横切った。
半べそになっても朔ら彦にお仕えするのが蝶子の喜びなのでしょう
ある意味M?
朔ら彦は言葉責めとか得意そう。
朔ら彦は言葉責めをして蝶子を泣かせて千花夏お姐さまに怒られてしまえばいいんだ。
そんな事を考えつつ軽めにバカップルゼーン側。↓ そろそろ原獣文書から離れよう自分orz
新大陸は今日も良いお天気でした。雨も適度に降るし水に困る事も無いし、今の所狩りも楽だし。
「きょーおもたぁいりょーっよくかせいだぞー♪」
ふんふんと調子外れな鼻歌を歌いながら道を歩いて行く。背中には今日獲れた獲物、と言うか食料。
「嫁は何が食いたいんだろうな、昨日は焼き物だったから今日は蒸し物にするか」
道の脇に立っている木から適当に葉っぱを何枚か毟り取って、ついでに薪用にも何本か枝を折り取って背中へポイッと。
しばらく道を歩いて行けば枯れた枝葉で作られた、雨風を凌ぐ程度の簡素で質素な東屋が一軒。
その東屋の前に転がっている石の上に、所在無さげな様子で足を揺らしている金髪の少女が一人。
もうずっと前から匂いは届いているんだろうけれど、大きく声を上げて鼻歌をもう一度。
「おーい、嫁〜!帰ったぞー、きょーおもたいりょーっよーくかせいだーぞーー♪」
「音痴、煩い、喧しい」
そんなに俺は音痴なのか、とひっそり心の中で思いながらも東屋の前に座り込んでザクザクと獲物を捌く。
ふわん、と鼻に甘い香りが強く届くのと同時に背中に柔らかい感触と、のしりと軽い体重が圧し掛かる。
ずるずると背中を滑り落ちる細い体を支えるように手を回し、振り返ると間近にある金の髪に縁取られる綺麗に整った顔。
ちょっとだけ視線を逸らしたい気分になりつつ、相手が口を動かすので口元へ視線をやればそこから出た言葉は
「なぁなぁゼーン、今日は何作るんだ?」
「ん〜、今日は葉っぱで包んで蒸し焼きでもしようかと思ってるが、嫌か、嫁?」
相変わらずよく喰う嫁だ、と思っても言葉に出せば多分蹴られる。いや、確実に蹴られた上にしばらく口聞いてくれない。
俺、こんなに弱かったっけ、魔神だよな俺?と自問自答しつつ相手の反応を窺えば少し考えた後にコクリ、と小さく頷きを
一つするとにっこりと可愛らしい微笑を浮かべてこちらの首元にギュッと抱き付いてきた。
正直言ってコレが一番困る。
だって胸が胸に当たって柔らかい感触が背中よりも一層感じられるしモロに真正面から顔が近付いて来るし匂いも当然モロに
と、そこまで思考が回って止まりそうになった時に『ぱ』と手を離して、相変わらずにこやかな表情を浮かべ、
アルビレオが水を汲みに走り去って行った。それをいつものように呆然と見送りながら、ゼーンは自分の微妙な弱さに
ついて、手をじっと見ながら悶々と色々考えてしまうのだった。
ちなみにこの後、手が止まっていたせいで捌くのが遅くなり蒸すのに時間がかかって、結局アルビレオに拗ねられたのは秘密。
困るゼーンはどんなだろう、と発想したら蹴られて怒られる図が何か出て来たんですが・・・
アルビレオは博士以外で唯一ゼーンに勝てる人間だと思うんd(ry
いい加減、そろそろ鉄壱智か魔法士で妄想すっ飛ばしたいです。そして連投済みませんorz
GJ!!!
さすがの魔神も嫁には弱いのねw
おねだりを聞いてくださってありがとうございますGJGJ!!!!!!
アルビレオ…、無意識に男を振り回す女ですねw
呆然としちゃうゼーンが可愛い
魔法士も鉄もカップル妄想しがいのあるキャラがいっぱいなので楽しみにしてます(;´Д`)
148 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/15(木) 23:58:14 ID:dBlZYPLP
保守age
149 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 02:23:36 ID:mWfI5FgH
保守
「レヴィ、どうかしたのか?」
「なんでもないよ、姫」
ふぅん、と彼女が微笑む。それだけで周りの空気がほんわりと暖かくなるような気がする。
なかなか出られる事の無いベッドだけれど、彼女が来てくれるだけで心は満たされる。
「あー、そういやまた熱を出したんだってなレヴィ。ちゃんと大人しくしてないとダメだぞー?」
あはは、と軽く笑いながら彼女が細くて柔らかくて長い髪を手で梳けば、ふわりと広がる良い香り。
「姫が看病してくれるかもしれないからね、俺はいくらでも熱を出すよ」
クスクス、とまた微笑む彼女に手を伸ばす。
白く柔らかい首筋をなぞれば紅い唇から甘い吐息が零れ、細くて白い指先がこちらに伸びて来る。
空いた方の手で伸ばされた手を握って、彼女の上に圧し掛かる。
「レヴィ。それは流石に重たいぞ?」
言葉とは裏腹に笑いながら、彼女が体の下で身をよじらせると、白いシーツの上に広がる長い金の髪。
笑う唇に口付けてにっこりと微笑み返す。
「それだったら、姫が俺の上に乗っかる?」
「やだなぁレヴィ。そういう事を言ったら身も蓋も無いってモノだ、洒落っ気が無い」
ちゅ、と軽く口付けられたと思えばふわり、と自分の腕の中から白い体は抜け出て自分の隣へと。
頬杖をついて彼女の髪を梳けばくすぐったそうに細められる目元を見て、その目元に軽くキスを落とし、閉じられた瞼の
上にもキスを軽く、啄ばむように優しく何度も落として、落として、啄ばんでは逃げて。
「・・・ん」
柔らかい唇が餌を求めるように顎を上げて、こちらの唇を啄ばみ返す。
「焦れったいな、レヴィの馬鹿」
「どうせ馬鹿ですよ、俺は」
姫にだけなんだけどなぁ、と小さく口の中で呟いてから柔らかい唇を重ね、そのまま舌を中へ進ませて絡ませて
お互いを互いに飲み込むように喉を動かして、それだけでもう蕩けそうな感覚に体を一瞬震わせて。
ぷは、と息をしながら唇を離せば間を繋ぐのは銀の糸。
「あれ、レヴィ」
「どうかした、姫?」
こちらを見ながらぺろり、と紅い唇が銀の糸を舐め上げるのを見るだけで、それだけで脳まで蕩けそうな快感。
そちらを見ている自分の額に、ペチリとひんやりした白い手が当てられる。
「姫?」
「また熱が出てるなお前」
「・・・・・・・姫」
「熱が下がるまではお預けだな、レヴィ?」
「姫〜」
「ダメだ、体調がこれ以上悪いんじゃ”契約”も何も出来なくなるだろうが」
ふふ、と優しい笑い声と共に白くて柔らかい体が自分の体を包み込む。きゅ、と薄布越しの白い柔肌が自分を抱き締めるのを
感じて、やっと諦めがついた。
「じゃ、このまま看病してくれるなら諦めようかな俺」
「はいはい」
クスクスと楽しげに小鳥が詠うように囁くような声を聞きながら、今日もレヴィは目を閉じる。
保守代わりに(・ω・)ノシ
何か今月号凄かったらしいですが、まず新刊がまだ買えていない状況。
こんな状態で魔法士チェックなんか出来るかー!
GJGJ!!!!!
今月号見た後に読むと涙が…
ほす。
保守
hosyu
危ない危ない。保守。