内容:
「渡辺さん」「ツンドロ」「素直ヒート」「荘厳」などの世間一般的ではない新ジャンルの総合・混沌的なエロSSスレです
大元の新ジャンルスレでは投下したいけど出来ない、そんなエロSSカモン
勿論、今までにないさっき自分で思いついたキャラやシチュでも構いません
SS投下の際、名前欄に新ジャンル名を入れてくれると嬉しい
大元の新ジャンルスレが現在進行形であるなら、向こうで宣伝するなどの迷惑をかけないように
基本的にどんな新ジャンルでもおk、嫌いな新ジャンル・シチュはスルーなどしての大人な態度で
使わないだろうけどスレ落ちした時の一時的な避難所にしてもおk
職人さんは随時募集中
即落ちしたマイナー新ジャンルでもおk?
おk
けだるい時間流れていた。
他の人が普通に働いている時間は、私にとってはただ息をするだけの時間でしかない。
生きるための最低限のものだけを与えられて、誰も居ない部屋で私は日中の大半をこうやって過ごす。
でも夜にくらべればマシだった。私の『所有者』が帰ってくれば私は休むまもなく働かされる。
大きなモノを突っ込まれ、さんざん遊ばれたかと思えば次のをイれられる。
私の芯は熱く火照り、冷める暇も与えられない。激しくマワされ、時には晒される。
ある時などクスリ漬けにされる事もある。変な病気にならないようになんて言うけど、
それは私の中を常にかき回して、あまりのもどかしさに体中が痺れて動けなくなってしまう事すらある。
所詮は買われてきた来た身分の私には、文句を言う事もままならない。
毎晩『所有者』が疲れて眠ってしまう明け方まで続くのだ。
そんな日々がもう何年も続いていた。時間は私に変化を与えた。
最初はぎこちなかった行為も次第に馴染んできた。
苦痛だった事がすんなり受け入れられるようになっていった。
(『所有者』は私を従順に従わせる為の努力を惜しまなかった。)
時には他のコが部屋に連れ込まれる事もあるが、いずれも暫くすると居なくなった。
何日か放って置かれる事が合っても、いつも居なくなるのは私以外の誰かだった。
他のコ達と違って、後ろの壁に繋がれている私の枷が外される事は無かった。
私は大事にされていた。『所有者』のお気に入りだった。
だからわたしは日が落ちるのを残念に思いながらも、夢見心地で夜を待っていた。
そして、今夜も始る。
無造作に私の一番敏感なところに触れる。私は全身を駆け抜けるしびれるような感覚に身体を震わせる。
それを合図に私の中に仕込まれているモノが高速で回転して、私は思わずかん高い悲鳴をあげてしまう。
突き動かされるように私の芯は熱を持ちはじめ、吐息も熱を帯びる。
そうして痺れかけた顔をあげて『所有者』に今夜の挨拶をするのだ。
「Windowsへようこそ」
〜新ジャンル『パソコン』〜
う〜ん、需要が無かったか…
需要はあるが供給がない
7 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/12(火) 22:51:31 ID:np8IQCto
>>6 まさしくその通り
SS書ける職人来てくれえええええええええ
>>8 一応、
>>1の言うこと守ってれば大丈夫だと思うぞ
エロSS書きたい人はこっち、その手前やエロ無しまではそっちてことで棲み分けられるだろ
渡辺さんと佐藤さんのレズプレイきぼんぬ
「ああ、疲れた……」
俺はネクタイを緩め、そのまま敷きっ放しの布団に倒れこんだ
鍵は閉めたし、チェーンもかけた
これ以上、何もする気が起きない
あ、携帯とPCのメールはチェックしとかなきゃ……もしかしたら仕事先から何か来てるかもしんない
更にもしかしたら駄目元で行ったかの大企業から取引の持ち掛けメールが来たりなんかしたりして
「……あるわけねーか」
現実は非情だ、何のスキルも無いごく普通のサラリーマンにそんな奇跡が起きるわけない
申し遅れた、俺の名前は「筧布 団」……去年大学卒業したばかりのペーペーだ
入社してから色んなことを知ったし、学ばせてもらった
けど、その分だけ苦労や疲労は積み重なるわけで……正直限界がきていた
毎日規則正しく起きて出勤、真面目に働いて帰宅してさ……下戸だから同僚と飲みにもいけない
そんな生活に嫌気がさしてきて、今ではこの柔らかな布団の上が俺の安息の場だった
元々、俺に会社勤めは無理だったのさ
大学時代、休みの日は引きこもってPCで2ちゃんを見続けてきた現在進行形の童貞だぜ?
今まで良く保ったよ、えらいよ俺、ほめてやる
つーか、誰か俺をほめて……
そんなことを考えてる内に、俺は眠りの海に引きずりこまれていった
柔らかな布団は次第に俺の体温でぬくもり、中身の綿が優しく包み込んでくれる
ほんと幸せだよ
明日は有休とって、このまま寝続けてようかn…………
……
「起きて……起きて下さい、団さん」
……あー、もう少し寝かせて
「起きないと、会社に遅れますよ」
遅れても良いよ、だって布団がいつもより気持ち良くて
「そ、それは嬉しいのですが」
はぁ、そうだよね、布団が気持ち良いと嬉しくなるよね
ほら、こんなに柔らかくて……ムニュムニュしてて
「……んっ、そんな……変なところに触らないで下さ……ぃ」
ムニュムニュ? 普通、布団ってふわふわしてないか?
そりゃ万年床だけどさ、まだ綿の柔らかさは健在で……つーか、この感触覚えがあるな
そう、なんていうかずーっと昔……赤ちゃんの頃とか?
「ぁ……んっ、はぁっはぁっんんっ……!!」
あー、ふわふわじゃないけどこれも触ってて気持ち良いや
なんていうか、温かくていい匂いがして……まるで夢にまで見た女の人の柔肌のようで
……ん?
「……も、だ……ひゃめ……」
少し冷静に考えてみよう
この童貞の家に、なんで艶っぽい女性の声が聞こえてくるんだ?
あれか、脳内妄想が激しすぎて幻聴の域に達したのか
「そうじゃありま……んんっ!」
俺はおそるおそる、その目をパッチリと開けてみた
目の前に見えたのは、黒髪の女性
紛れもなく女性
しかも、俺に覆い被さってるじゃありませんか
「……お、おはようございますぅ」
まだ興奮醒めぬような赤みを帯びた顔で、その女性は俺に挨拶した
「おはようございます」
俺は反射的にそう返して、その後…………ショックのあまり気絶した
寝起きに明らかに感じ入って、頬を赤らめた黒髪美女を見たこと以外にな
俺の手が、明らかにその女性のふくよかな胸の辺りをもみもみしてたんだわ
てっきり布団だと思ってたものは、今まで母ちゃん以外触ったことのないおっぱいで
それがとどめだったんだ、童貞には
まるで現実逃避するかのように、俺が気絶したのは当然なのさ
笑わないでくれ……頼むから
さあ、続きを書くんだ!
「……はい、今日は体調が優れないので、医者に行ってからの午後から出社させて下さい。……いえ、急ぎの仕事はありません。はい、はい……」
俺は声の調子を落としながら電話口に立ちながら、何度も何度もお辞儀した
課内で俺が下戸なのは皆知っているから、二日酔いのズル半休ではないって考えてくれてる
「有難う御座います。では、失礼ゴホゴホッ……失礼しました」
最後の咳はわざとらしかったかな
こういうことをやるのは初めてだから、よくわからん
「しっかし、本当に休むことになるとは……」
それも、まさかこんな形で取ることになろうとは
「あ、あのー……お電話終わりました?」
ええ、おかげ様で
「そうですか」
いえ、礼には及びません……ってか、先ず幾つか良いですか?
「あ、はい」
あなたはどこの風俗嬢ですか? 俺、童貞卒業の決意を固めてどこかに電話しましたか?
「いえ、そうじゃないんです」
ああ、もしかして泥棒さん? 俺の童貞を盗みに来てくれたんですか?
「それも……違います」
おお、顔を赤らめて俺から目を逸らすなんて……そそるじゃないか
つーか、先ずね、あなたの服装が問題なのですよ
何ですか、そのけしからん格好は
「え? へ、変ですか?」
男としては非常に嬉しいのですが、世間一般からすればかなりおかしい部類に入ります
なんで、布団カバーのチャックから顔を出すような奇抜なファッションを取ってるんですか?
しかもその下、未だ手に残る感触から…………何も着てないでしょ?
「はい」
こら、そこ、嬉しそうな顔をするんじゃありません
大体、寒くはないんですか
「いえ……あなたが一晩かけて温めてくれましたから」
女性の頬が更に赤くなる
俺、やっぱり何かしちゃったんだろうか
すんません、童貞なんで避妊失敗してるかもしれません
見たところ、ゴムも使ってないみたいだし
「え……あ、あの……」
うーん、この場合、俺が誘ったってことで俺が責任取らなきゃいけないわけだよな
どうしよう、親御さんに謝りに行ったほうが
いや、この見た目の年齢だと……むしろ旦那さんのところへ行かないと駄目?
まさか美人局? ああ、とんでもないことをしでかしてしまったよ、母ちゃん
……そうだ、こんな時こそ2ちゃんだ、安価だ、助けてヴィパえもん達よ
「あのぅ、私の話聞いてくれます?」
ハッ……勿論ですとも
むしろ、あなたの口から総ての事情……もとい情事の詳細をお聞かせください
無我夢中で記憶も無い童貞卒業なんて、卒業してないのと変わらないんです
「……私、おふとんなんです」
………………ハイ?
もう一度お願いします。わんもあぷりーず。今、なんて仰いました?
「私、おふとんなんです」
あ、本当に頭が痛くなってきた
こりゃ、午後からの出社も無理かもしれん
……
「私、おふとんなんです」
いや、全くわかりませんよ
なんですか、おふとんって?
そういう名前なんですか? 変わってますね
「そうじゃなくて……なんて言ったらいいんでしょうか。……団さん、つくも神って知ってますか?」
つくねなら焼き鳥屋でよく食べるけどね、たれのやつ
「えっとですね。長いこと使われているものにはその内、魂が宿って……いわゆる妖怪化するってものなんです」
はぁ、神って付くのに妖怪なんですか
ていうか、それ、だいぶ違う気がするけど……まぁいいや
「ですから、私、おふとんのつくも神なんです」
ああ、それで「私、おふとんなんです」ですか
なるほど、なるほど、そっかーなるほどねー
「理解してくれましたか」
出来るかボケェぇえぇぇえぇぇぇっ……!!!!!
「え、えぇーーーーーっ!!!?」
そんなん、いきなり言われてもね、現実味が無さ過ぎるんですよ
要するに、あなたはおふとんの擬人化さんなんですね
いわゆる新ジャンルなんですね
「あ、はぁ……最近はそう言うんですね」
ごくごくごくごく一部ではそう言うんです
「私はおふとんの擬人化……つくも神です。具体的にはあなた達の言う肉体は中身の綿が、服は」
その布団カバーってこと?
「そうです。そんな風に変化したみたいです」
とてつもなくエロいですよ、それは
「は、はぁ……」
うん、これはやばいですよ、そこの見ているあなた
だって、白の薄い布団カバーだけですよ?
下は素っ裸、全部見えるより興奮するものがありますよ
どうも身体の方は普通の女性らしいし、何よりグラマーなんでいけない突起物や身体のラインが隠しきれてないんですよ
窮屈そうで、こうチャックを全開にしてあげたいくらい
「だ、団さんって助平なんですね……」
いや、あなたの身体や格好が反則的過ぎるだけですよ
ていうか、なんで女性なんでしょう?
「さぁ……私は団さんに使われていたおふとんですから、それなりに団さんの思念がそうさせたんじゃないでしょうか?」
つまり、俺はこういう色っぽい黒髪若妻属性があるってことなんですね
否定出来ませんよ、だって俺の下半身が正直にそれを証明してるもん
「というわけで、これからも宜しくお願いします」
おふとんさんが布団カバーの中から三つ指つけて、丁寧にお辞儀した
ん? どういうことでしょうか?
「いえ、ですから、これからも団さんのおふとんとして使命を全うさせてください……てことです」
な、何だってー!!!(AA略)
……そ、それはマジですかぁ!!?
「そんなに喜んでもらえて、私も嬉しいです」
い、いや嬉しいのは嬉しいんですが……こう……世間体や俺の理性が……
「どうして?」
おふとんさんが布団カバーを引きずらせ、俺の傍にそっと近づく
カバーの中からきしゃな指先を俺の頬に添わせ、しだれかかってくる
「私はこう、おふとんとしてあなたを包むだけなのに」
あ、もうやばいです……息、桃色の吐息が俺の耳にかかってますよ
「綿がこんなお肉になってしまいましたけれど、こうしてより一層あなたと密着出来るようになりました」
そう言いながら、おふとんさんが俺の身体を抱きしめる
もうね、人肌ですよ人肌……あったけぇー
柔らかいもんが当たってますよ、いけない突起物が薄布一枚越しに押し付けられてますよ
「気持ち良いですか?」
はい、勿論
…………考えてみれば、おふとんさんに恥ずかしいとか何とかって気持ちは無いんだろうなーと思う
だって、おふとんさんはいつもの職務を全うしてるだけで、俺が意識しちゃってるだけなんだもん
こりゃ罪作りにも程があるよ
ほんとにもう、いつ理性が飛ぶかわかりませんわ
あなたなら、ふとんに欲情したって世間一般から蔑まれても構いません
つーか、もうムラムラして下半身が限界突破しそうです
……聞くのもあれですが、あなたの身体でイッちゃってもいいですか?
ていうか、思い切りぶっかけちゃっていいですか?
ていうか、布団カバーから中身引きずり出して……ほんとに完全に女体化してるか色々突っ込んでみても良いですか?
ていうか、あなたのま○こで俺の童貞卒業決めちゃってもいいですか?
「私は構いませんけど」
私は構いませんけど
私は構いませんけど
私は構いませんけど
私は構いませんけど
・
・
・
キタ――――――ッ!!!!!
こりゃもう、午後から会社なんて言ってられるか
今日一日ズル休みして、あなたという存在を堪能しつくしてくれる
おふとん擬人化でも構いませんよ、もう
あなたという存在で童貞卒業なんて夢のよう
こりゃ、明日辺りに2ちゃんにスレでも立てよう
サブジェクトは【ついに】おふとんは俺の嫁【童貞卒業】にでもするか、いやもっと良いのを考えよう
なんたって、今日は人生最良の日…………無宗教な俺だけど、神様有難うっ!!!!
俺がはしゃぎまくってる最中、おふとんが首を傾げながら言った
「私の身体で何してくれても構いませんけど、汚したらちゃんと洗って干してくださいね?」
……ええ、勿論! 汚したら干してあげます!
あなたの為ならなんでもしてあげますよ! もう!!!
…………ん? もう一度お願いします。わんもあぷりーず。今、なんて仰いました?
「いえ、ですから汚れたら洗ってくださいって。そして、干してくださいって」
干すってどうやって?
「私の中身を取り出して、たまにやってくれてるようにベランダに。二つ折りとかで」
ベランダに
ベランダに
ベランダに
ベランダに
・
・
・
ノォ――――――ッ!!!!!
な、なんでそんなこと……俺、近所からなんて言われると思うのよ!!?
「知りません。私、おふとんなんです。今だって、布団カバーが汚れてるのが気になってるのに、中身まで汚れたとなったら耐え切れません」
いや、そりゃそうかもしれないけどね
でもね、あなたが耐え切れない以上に私の下半身が耐え切れないのですよ
「いつもは、せめて私だけでも汚さないように処理してくれてたじゃないですか。そうしてください」
そんな! 極上のあなたを目の前に、いつものように済ませろと!!?
そりゃ酷い、酷すぎます!!!
「私は、おふとんなんです。そりゃ……あなたのおかげで私は生まれたんですけど、それ以前に私はおふとんなんです!」
……うん、気持ちはわかるよ
でもね、俺の気持ちもわかってほしいなー……
「私は、おふとんなんです」
うん、だからね……童貞卒業……
「私は、おふとんなんです」
うん、だから……
「私は、おふとんなんです」
うん、だ……
・
・
・
うん、わかった……そうするよ……
「ありがとうございます。これからも、よろしくお願いしますね」
おふとんさんはにっこりと微笑んだ
母ちゃん、俺の童貞卒業はまだ先の話になりそうだよ
……明日のスレ立て、サブジェクトは【まだ】おふとんは小悪魔【童貞】でいこうかな
ああ、完全に会社行く気失くしたよ……
俺ががっくりと肩を落とし、いつものようにティッシュを用意する
今まではエロゲに頼ってたけど、今日から目の前にあるものが代わってくれる
その分だけ、今までよりマシかなと思える俺はちょっと凄くね?
誰かほめて、ねぇ……ほめてよ……
「……あぁ、あのさ、せめてフェラだけでも……してくれない?」
と意気消沈気味に頼もうとしたが、そういえば顔も綿が変化したものなんだと思い至る
経験の無い俺が我慢しきれず、口内発射でもしたら…………そう思うとそれも頼めない
俺の憂鬱を気にせず、おふとんさんは新たな自分という命を再認識するかのように、きょろきょろと辺りを見回している
ああ、かわいいよかわいいよおふとんさん……ハァハァ
……それで気づいたんだが、おふとんさんは滅多にその場から動かない
やっぱり元がおふとんだから、動くのがおっくうなんだろうか
それにしても、あの柔らかさ……あの……ゥウ……ッ!!?
「……団さん」
おふとんさんが何か思いつめたような顔で、俺に声をかけた
……俺はもう少しでイケそうだったんだが、これの所為でちょっと萎えたぞ
なんだ? まだ何か?
おふとんさんが自らの服というカバーをくんくんと臭いをかぎ、そしておもむろに中からチャックをこじ開ける
「やっぱり我慢出来ません。今日はとりあえずカバーだけでも洗濯して下さい!」
全開にしたチャックから勢い良く飛び出るおふとんさん
恥じることなく総てをさらけ出したおふとんさん
ふくよかなおっぱい、白い肌に腰のくびれ、ヘアーもスジも隠そうとしないで実に堂々としていた
その絶景に、俺はまた気絶した
童貞卒業の前の、モザイクかかった2次元のしか見たこと無い俺には刺激が過ぎたんだ
笑わないでくれ……頼むから
なぁ母ちゃん、童貞卒業前の俺に、どれだけこの苦行に耐えろって言うんだい?
誰か、教えてくれよ、頼むよ
……そうだ、こんな時こそ2ちゃんだ、安価だ、助けてヴィパえもん達よ
−完ー
以上、スレ
>>1こと『新ジャンル・おふとん』でした
あんまりエロっちくないし、そんな情事を書ける力量がまだ無いんでこんな形で終わります
つーか、これ、普通に新ジャンルスレとして立てたかったんだけど……どうも自信無くて断念したもの
割と完結した感はありますが、もし続きとか同じ新ジャンル書きたい職人さんがいればどうぞ
>>21 GJ!!
俺の布団も擬人化しねぇかな・・・
24 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 09:49:40 ID:RuVpz/2F
>>21 おもしろかったー!
ただ布団カバーが、茶巾包みのようになってる姿を
想像して笑ってしまった
26 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/21(木) 02:41:18 ID:J4MDejvf
保守age
期待保守
28 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/23(土) 23:13:23 ID:6a/C6AFH
保守age
「外見は女だけど男友達」が好きなんだが、エロを書くとまんま801になっちまうな…
需要なさそうだwwwww
どうせ過疎ならsageで適当に話題を
学園スレで新ジャンル娘達が好きな体位とかあったな
32 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 00:21:34 ID:D5w6Yvoh
>>29 あるんだよー
ヌードルの絵師さんが外見でうpしてくれてたが住人が中途半端でうp消えたんだよorz
イミフから無断借用してきました。
「素直すぎる」「優しい邪気眼」「なんか偉そう」「孤独」「鸚鵡返し」「ヌードルオナニー」
「ルパン三世の銭形が幼女」「肉食女子高生」「パソコン」「妹はvipper」「児玉 清」
「実は女だった内気な奴」「素直ヒート」「ロリ熟女」「もしもクラス全員がVIPPERだったら」
「o(´□`o)ぽんぽん!」「内臓」「ツンウザ」「プロセス」「他人」「ツンパンジー」
「変態クール」「ツンバカ」「ツンドロ」「ツン辺」「誤解殺気」
34 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 01:14:45 ID:sPAXd/tL
>>33 学園から持ってこないか普通
ツンデレが好きだ 素直クールが好きだ 素直ヒートが好きだ
変態クール好きだ ツンドロが好きだ 素直狂うが好きだ
殺人鬼が好きだ 軍マニアが好きだ 闘女が好きだ
渡辺さんが好きだ 佐藤さんが好きだ ゾンビ妹が好きだ
荒鷹さんが好きだ ツンバカ好きだ 素直シュール好きだ
日和が好きだ 偽善者好きだ バーボンガールが好きだ
葬儀屋男が好きだ 葬儀屋女が好きだ 武士デレが好きだ
理ンデレが好きだ ツンサメが好きだ 幽霊ちゃんが好きだ
貞子ちゃんが好きだ 透明妹が好きだ 無駄に荘厳が好きだ
魔法少女は微妙だ ヤンデレが好きだ アホの子クールが好きだ
変態古風が好きだ 魔王幼女が好きだ ヴァルキリーが好きだ
学習型クールが好きだ 優が好きだ ダンボールさんが好きだ
火星人が好きだ くねくねが好きだ 不幸が好きだ
日下さんが好きだ 安価ミスが好きだ ぬ〜べ〜が好きだ
ツン死ねが好きだ 猫が好きだ 美容師は嫌いだ
テンプレ無断借用
怒られないよね(´・ω・`)
35 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 16:17:27 ID:LKHi7pav
ウェックス天麩羅入りしてたのかよwwwww
神ジャンルスレは次々立ってるのに、ここは過疎ッてるな〜
37 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 22:05:46 ID:RSaEymFc
保守
色鉛筆は新ジャンルには入らないんだな。
それが過疎たる所以なのか…
保守
39 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 13:41:48 ID:344D+x3j
つか本家にスカウト行ってみれば?
このスレの存在知らない連中もいるだろうし
さぁ話し合おうか某スレより来た諸君
もしや人いないとかないよな?
とりあえず誤解殺気のエッチ最中の
切れ長の目がうるうる
これだけは譲らんぞ
>>41 それで男は綺麗、じゃなくて可愛い、と初めて思うんだな
ここなら遠慮無しに話せるから凄くニヤニヤしてる俺ガイル
43 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 22:16:07 ID:8RyBbVsQ
ただいくらエロパロでもグロいのは書けないなぁ
鮫子はSがデフォだな
44 :
以下、名無しに代わりましてvipがお送りします:2006/09/27(水) 22:17:08 ID:6pU1R73P
セクロス部とか言い出した俺も来ましたよ
とりあえず本スレはおっぱいレベル雑談はOKとしたい
>>43 グロはtxtか何かで忠告してからで良いんじゃね?
エログロもまた然り
優可愛いよ優
コンプレックスの胸を綺麗だ、って褒められて照れながらも胸を隠してる手をどけるんだな
47 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 22:20:27 ID:HT7LQARN
おっぱいはありだろ。
乳首からは駄目か
50 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 22:22:57 ID:HT7LQARN
グロは空気変わるからな。
キャラがかわいそうなのは耐えられない人とかいるし。
俺とか俺とか…
だが書いてる本人は超楽しいかもしれんな
夢オチにすれば問題ない
まあ書くにしても、お前たちの中で新ジャンルキャラの
処女・非処女は?
優は処女
譲れない
56 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 22:30:05 ID:jBuWHsuQ
鮫は非処女
譲れない
なぜか鮫子の18禁だけまとめにある不思議
好きだけどwwwww
58 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 22:31:18 ID:B+wEHAO8
アホは秘所女譲れない
残りは処女か・・・
60 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 22:34:46 ID:B+wEHAO8
ぬこは童貞
クー 「ふふ・・・男、私は幸せだぞ・・・」
この台詞は欲しい
>>61 美味しいなぁ美味しいなぁ
ところでアホの子の非処女は何処から出た話なんだ?
相棒じゃね?一緒に住んでりゃ・・・そりゃなぁ
>>63 成る程把握
エロがあったわけじゃないのか
65 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 23:35:38 ID:gOOtpMgN
日和は非処女
日和も何故非処女なのかkwsk
67 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 23:51:23 ID:gOOtpMgN
スレの最後でゆうやに食われた
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/09/27(水) 23:56:14 ID:IRw/Qwy8
変クーってエロパロにする必要あるのかあれ
最初からエロのような…………
>>69 詳しくは知らないが本番まで行ってるなら、そういうキャラとしてみるべきだろうな
71 :
素直クールは別にエロパロスレ立ってるな:2006/09/28(木) 00:10:54 ID:ie3zJUT7
72 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 00:31:04 ID:GL7sHW04
つか新ジャンル学園キャラの中で鮫子のエロさはぶっちぎり
興味はあるんだが、Vip行ったことないから半分くらいわからん
まとめサイトあるなら張ってくれまいか
ないなら軽く説明をくれると嬉しい
あと、Vipの本スレに宣伝にいくのは、一応こっち18禁あっち全年齢だし、あんまり望ましいことじゃないだろ
やっぱ未成年が流入してきちゃうし荒れる元だとおも
75 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 10:53:36 ID:ie3zJUT7
>>74 向こうでエロが投下されることもあるんですけどね^^;
とりあえず
>>75
そうっすか
viper以外お断りかつ向こうでもエロあったりするなら、vipに篭ってやってりゃいいじゃん
>>77 バイパーってなんすか?
エロアニメっすか?
毒カウンター十個で無条件勝利っすか?
VIPPERじゃない奴お断りなら他所でやってくれないか?
とりあえずここはエロパロ板な訳だし。
正直迷惑なんだ。
香ばしいな
VIPPERじゃなくてもキャラ把握できれば良いんじゃね?
だから把握するためにまとめサイトとか貼ってくれっていったら、vipで半年ROMれとかぬかされたんじゃねえかこの野郎
84 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 10:27:42 ID:6NBYCBgd
>>81 学園の天麩羅も見ずに何を言ってるんだお前は
エロパロ板だし、sage進行でいいよな?
せっかく降臨しかけた職人にツバを吐くヴィッパー
vipper以外お断りっていつ決まったんだ?
キャラや設定がわかんないなら書きようがない
それで、教えてくれって言ってきたこっちの板の住人には、本スレ行けって丸投げされる
そりゃあ、本スレいきゃあすぐわかるんだろうけど、こっちでやるなら、本スレにおんぶだっこじゃなくてある程度このスレだけで独立してあるべきだと思うんだが
いや、別に煽りたいとかむきになってるとかじゃなくさ
俺自身についてはこんなこと書いてる暇があったらさっさと本スレ読んでこいよ粘着野郎wwwで済むけど、vipみたいにむやみやたらに人がいるわけじゃない過疎板だから、ある程度環境整えないと人こないと思う
91 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 19:19:00 ID:BPgrOSWK
sageようぜ!
エロパロ板だし書き込み少ないだろうから、このスレがいつも上のほうにあったら流石にウザく無いか?
なんかよく判らないですが
変な人が煽れれて
ルールがなんたらと変な解釈して
煽られて
火病をおこして
周りが仕方ないから妥協してやったって事ですか?
dd
で、今人気あるキャラて誰なん?
98 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 00:35:39 ID:gt224Qld
鯱子がすきじゃーーーー!!!
幼女じゃねーかwww
渡辺さんと素直ヒートが好きなのだが、Hシーンを想像できない
優が好きだ
日和も好きだ
ちっこいのが好きだ
>>100 「男ぉぉぉぉッ!
早く男のその逞しいのをブチ込んでくれッ!
さあ、来いッ!来てくれ男ぉぉぉぉぉぉッ!
……あれ?
どうした?!なぜしおれる!?
男? ……男ぉぉぉぉぉぉぉ!!」
こうですか?
全然(ry
ヒートと言えば
「男ぉ……どうした……早く、してくれ……」
と、目を潤ませながら(ry
どうやら俺の頭はおかしいようです
人気投票では
シュール
荘厳
ツンサメ
よくわからん
人気投票はあんまり当てにならんと思う
連投厨が溢れてるからな
107 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 01:10:52 ID:X7lvSeuB
学校スレ立てた俺が来ましたよ!
ふーん、そう。
109 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 13:06:54 ID:m8pKjXb5
新ジャンルスレはできるだけチェックするが、
学校スレは設定厨がうざいので避けてる
sageような
設定じゃなくて俺の中では、じゃないのか?
111 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/01(日) 21:22:55 ID:hHCTQG8s
ぎぜんキボン
何故かひよこスレを立てた
>>1の作品は好きになれない俺ガイル。
好きになろうと努力しても無理だった。
>>112 いちいち書き込むなよ
荒れる元になるし、そう思ったのならスルーしとけ
俺は日和好きだけどな!
114 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 22:05:10 ID:iuH0hXWH
女「知ってた? ここを見てる人の8割以上は非童貞なのよ」
男「え、知らなかった。ほんと、それ(゚д゚*)」
女「ええ、本当よ・・・」
男「(゚д゚)」
女「(゚д゚)」
こっちを、こっちを見ないでくれ・・・・・・・・・
ここ覗いてる奴で「幽霊が見える子」と「哀れ乳」のdat持ってる奴いない?いたらうpしてくれないか?
○○「・・・あれだけ時間があったのに、ついに一度も私の身体を開いてくれなかったわね」
男「ごめん。俺にはどうしても無理だった」
○○「いやになっちゃう。あなたみたいな人にヤられたいのに、どうしてかこういう時に限って好みじゃないガリ勉タイプの方が積極的なのよね」
男「それがそいつの本性さ。ヤりたがりなんだ、俺と違って」
○○「見て。私の身体、あなたをずっと待ってたのよ。受け入れる準備は出来てるの」
男「・・・駄目だ。俺には君のこと直視出来ないよ。目も合わせられない」
○○「そんなに私のこと・・・嫌い?」
男「なんていうかさ、君のことをヤらなくちゃいけないっていう義務感みたいなのが萎えさせるのかな」
○○「それは逃げだわ」
男「わかってる。じゃあ、はっきり言おう。俺はヤりたくないんだ」
○○「私をヤらなくて恥をかくのは・・・あなたなのよ?」
男「覚悟は出来てる」
○○「そう・・・。わかったわ。それなら、もう何も言わない。明日からは寝坊出来ないんだから」
男「そうだね。嫌になるよ。ああ、今日この日この時がこの期間が一生続けばいいのに」
○○「そしたら、私も一生ついてまわるのよ?」
男「それはゴメンだね。そしたら、君から一生逃げ回るさ」
○○「もぅ・・・意気地無し」
明日は始業式。夏休み最後の日のこと
〜新ジャンル・宿題〜
女生徒「やだぁ・・・もぅ出さないでぇ・・・」
男教師「何を言ってる。まだまだこれからだろう」
女生徒「これ以上出されたら・・・あたし壊れちゃぅょ・・・もぅやめてぇ」
男教師「望むところだ。一度くらい、壊れてみた方がお前にはいいんだ」
女生徒「・・・せんせぇはあたしのことそんなにいぢめて楽しぃの?」
男教師「あぁ、楽しい。俺が出すたびにお前の顔が苦痛に歪むのを見ると、この職業をやってて良かったと思うよ」
女生徒「・・・・・・このインラン教師ぃ」
男教師「・・・・・・ほら、リクエストにお答えしてもう一丁っ! 次はこことここだ!」
女生徒「ぃ、いやぁぁああぁ・・・っ! ・・・ヒッグ・・・もぅ信じらんないよぅ・・・・・・誰かぁ・・・助けてぇ・・・」
男教師「泣き言を吐くな。ほら、そこ勝手に閉じるな。コラ、開け」
女生徒「うわぁあぁぁんっ! あと2点、あと2点あればぁ〜っ!」
男教師「補習中にごたごたうるさいぞ。それとお前が言いたいのはインランじゃなくてインケンだろう。そんなんだから、赤点を取るんだ」
女生徒「・・・ぅうっ、もぅ・・・あたしのバカぁ・・・」
折角の連休前、そう呟きながら観念した女生徒は教科書と問題集を開くのだった
〜新ジャンル・宿題〜
これは笑ってしまった
GJ
職人期待age
123 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 19:02:54 ID:n25Ek0UQ
渡辺さんといえば佐藤さんとの百合
だれか書いてくれるか
シチュくれないかな…
自分じゃ思いつかぬ
計算済み マッタリしすぎ
この二つに期待
渡辺さんと佐藤さんなら
渡辺さん風邪をひく→佐藤さんお見舞い→風邪薬と媚薬を間違える→「ふぇぇぇ〜……体が熱いよぉ……」「今、楽にしてあげる」
俺の妄想
狂「今、楽にしてあげる」
〜BAD END〜
という妄想
新ジャンル「メイドヒート」
ヒ「お帰りなさいませええええええええええええ!!! ご主人さまああああああああ!!!」
男「あ、ああ・・・ただいま」
ヒ「それではッ! 夜のご奉仕をさせていただきますッッ!!!」
男「え!? そ、そんなの別に契約内容に含まれてな…」
ヒ「失礼しますッ! うぉりゃああああああああああああ!!!」
男「イッ!? 痛ええええぇぇ!!」
渡辺&佐藤の百合は書きたいが・・・
どうやらまだまだリビドーが足りてないみたいだ
130 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 08:09:32 ID:GaFbmx8w
職人期待保守
妹ヒートエロでも書いてみようかしら
132 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 17:33:33 ID:BrrOwirK
>>129 女「(おっとここでわたくし待望の百合が書かれようとしています!!!!!でも投下されるのは謎…いや!!)書いてー!」
素直ヒート
女「んぁぁぁ!いいぞ!もっとだ!もっと突け男!!」
男「うるせーよ。隣に聞こえるだろうが」
女「私はいっこうにかまわん!!」
男「俺がかまうっつの」
女「気にするな!!!私たちの愛を世間に広めるんだ!!」
男「いやだっつの!」
女「うぉぉぉぉ、いいぞっその腰使い!!イくっ!」
男「俺もそろそろっ!くぅ」
女「ぁぁぁぁあああああ!出てる!!男のが滝のごとき勢いでぇぇぇ!燃えるようだ!!!!」
男「おまえせめてヤる最中は抑えろよな…」
(´・ω・)ヒートは最中に女らしくなればかわいいかもしれんな
>>133 >(´・ω・)ヒートは最中に女らしくなればかわいいかもしれんな
しかしそれではヒートと名乗れない
ヒートは激しいあえぎと潮吹きジャマイカ?
ヒート「うぁっ!あっらめっらめえぇぇ!」ぷしゃあぁ…
とか
脳みそ腐ってるね
違うだろ
普段とのギャップに萌えるんだ
口調は同じで、声は弱弱しいとか
「男ぉ……あの、その……早く、してくれ……」
学園スレでゲームの話し出てるが、ここの奴らはもちろんエロゲ待ち望んでるよな
今はエロゲの話してるぞ
VIPオチタ\(^o^)/
もしかしてVIP落ちてる?
もしかしなくても落ちてるから安心汁
143 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 17:09:12 ID:RXFtiROp
保守いる?
144 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 01:49:06 ID:8ZGnTb1B
まだ落ちてんのか
素直ヒート
女「男ォォォォォォ!!」
チュッ
女「んっ!…あ……ぅ………」
女「お、男ォォォォォ!!」
チュッ
女「んんっ!…は…ぅ………ぉ…男ぉぉおおお!」
男「効果は7秒か…」
素直なのに恥ずかしがる所が愛いやつ(・ω・`)
素直ヒート可愛いよ素直ヒート
最近は本スレより別スレの方が質がいいけどな
どこが何の本スレになるんだ?
>>148 VIPの方が素直ヒート本スレ
馴れ合いのほのぼの板の方が別スレ
今本スレ落ちててないけどな、別スレの方が馴れ合ってない不思議
素直クールのエロもここですか?
専スレがあるかもしれんが、ここは新ジャンルならオリジナルでもOKな
間口の広い所。一向に構わないと思うよ。
153 :
素直クール:2006/10/28(土) 00:11:26 ID:Wzn8Sczl
ク「やあ、聞いてくれ」
男「んあ? どうした」
ク「昨晩、君の事を考えて自慰をしていたんだ」
男「へぇ・・・・はぁ?!」
ク「いや、とてつもない快感だった。君の性器が私の性器から出たり入ったりする所を想像して・・・」
男「なっ?!、 お、お前なにいt」
ク「ついついやりすぎてしまって、指がネトついてしまった。おまけにあまりのことで声まで漏れてしまい・・」
男「だからなにいt」
ク「今思い出すだけでも身悶えしてしまう。ああ、もう下着が少し湿ってきたようだ」
男「・・・・・・・・・・・」
ク「ついては、今晩はもう少し具体性を含んだ妄想にしたいと思う。そこで頼みだが・・・どうしたんだ?」
男「い、いや・・・・・・」
ク「そうか、勃起してしまっているのか。丁度いい、ズボンとパンツをおろしてくれ。今晩のおかずにする」
男「あ、ちょ、こら!!」
(省略されました。はいはいワッフルワッフル)
それなんて変態クール
わっふぉーわっふぉー
それはまさしくジャンル「変態クール」なんだがw
ちょっとアナルにフリスクを・・・・・入れたいんだが、男くん。
>>156 ん…、そう、三ケース程頼む。あ、いや、それもだ。空になった容器も忘れずに入れてくれ。
158 :
変態クール:2006/10/28(土) 15:08:31 ID:Wzn8Sczl
そうだったのか。変態クールエロはこのぐらいだと思っていた
女「やあ男。昨日送った写真はみてくれたか?」
男「・・・・なんつうものを送るんだお前は!!」
女「どうだあの縛り方は。君に見られると思うと、興奮して秘部が洪水になってしまった。床に広がった染みはどうだった?」
男「んな詳しく見てねぇよ!!」
女「そうか、前かがみになっている所を見ると見てくれたか。・・っ、んっ・・・思い出すとまた濡れてきてしまった。まったくこのバイブも快感が足りないな」
男「ちょっ、お前なにつけてあるいてk」
女「どうだ、愛液まみれでぐちゃぐちゃになってしまった。興奮するか?」
男「誰がだ!!」
女「おっと、角度が急になったぞ? ああ、私ももうがまんできない。君のものを思い切りぶちこんでくれ」
男「なっっ、こ、ここ外d」
女「どうした? やらないならこっちから跨がせて貰うぞ」
男「や、やっ・・・・」
(省略ワッフル)
わっふるわっふる
わっふるわっふる
クーキャラをエロ化したら、変態クールと差別化は難しいな。
いくらおとなしめのエロ発言だろうと、あの口調でしゃべってると羞恥プレイにしか見えんw
161 :
猫耳:2006/10/28(土) 23:58:16 ID:+JuSBnZ1
女「お・・男君のソレ・・みてると体の奥がね、じゅんって熱くなるんだ・・」
男「・・・・・・・」
女「だから、それ。。あの・・・触らせて?」
男「いきなりなんだ・・・おまえ・・」
女「その・・・大きな・・・・ネ コ ミ ミ ♪」
父「ふふふどうよ?新しくお前のネコミミにつけた機能【媚薬】散布機能!」
男「てめえの差し金かァァ!ああああもうこんな体いやだあああああ!」
女「ああん・・耳だけとかいわないから、さ!」
書いてるうちにgdgdなったけどかまわず投下
反省はしていない。後悔はしている
猫耳はいいキャラだな
新ジャンルかどうかは別として
GAME〜横浜攻略〜、B型同盟、ラメント…。
でも、男が読んでも萌えるのはこっち
今日あった「イマラチ子」とかいう新ジャンルはとてもエロくてよかったんだが伸びなかったな…
165 :
名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 03:34:39 ID:8i7fyS+0
「真面目な妹と変な姉」でも期待してみる
全身性感帯はパロにする必要性がないから却下か?w
全身性感帯って何か敏感サラリーマンみたいだなwwwww
169 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 14:37:10 ID:RcRz4+Ne
>>168 駄目だ
学園で見た時も思ったが何度見てもふたなりに見える
>>169 ふたなり説もあるんだからまぁ許してくれよ
2、30レス級(多分)の、非エロ描写やや多めのSSはありだろうか。
エロまでの描写長いとアレかもしらんので。
>>171 男「(台詞)」
女「(台詞)」
形式じゃない、ちゃんとした地の文アリSSならその長さもアリかと思う
>>171 思い切って投下してみることをオヌヌヌする
>>171です。
ふつつか者ですが、よろしくおねがいしやす。
素直ヒートメインの短編ですが、
諸々の設定(男や友の性格、キャラの相関・特性・能力等)がかなーり俺の趣味になってますので、
その辺ご承知願います。
尚、全4回に分けての投稿を予定しています。
CHAPTER.1
昼休み。
「――――――それなんてエロゲ?」
しつこくせがまれたので渋々事情を話してみれば第一声がそれか、この野郎。
俺はふてくされながら目の前の失礼なダチ公にガンをくれてやる。
が、奴はその軽薄な態度を崩さず続ける。
「今日日、親父さんとお袋さんが出張で留守とか面白みがないぜ。
もっと美味い餌持って来いクマー」
何をわけのわからんことをほざいてやがる。
…昨日、親父とお袋は仕事から帰ってくるや、
『明日から暫く出張に行く』とか言って、今朝から家を空けてしまった。
心の準備もくそもなく俺は一人取り残され、ああ面倒だ、
と内心で愚痴りながらとりあえず日頃の習性に任せて登校したわけだ(そこをこいつに見抜かれて今に至る)。
…ああ、畜生。認めたくないが、全くこいつのいうとおりだ。
今時こんな一昔前の漫画やゲームのようなお約束な展開があっていいのか。
運命の神とかがいるなら、俺は声を大にして言いたい。
『それなんてエロゲ!?』と――――――あれ?
「んで。このことは誰かに言ったん?」
頬張ったメロンパンをカフェオレで流し込みながらの友の言葉で我に返る。
そうだった、今は神の野郎に愚痴を垂れている場合ではない。
「誰かって…誰に?」
「だから、ヒーとかクーとかツンとか」
「馬鹿言うな、一番知られたくない面子じゃねぇか」
あいつらのことだ。これを知られたら何を言い出すか分かったもんじゃない。
下手すりゃ、俺の家に乗り込んできて押しかけ女房でもおっぱじめかねない。
…特に、ヒーの奴だ。学校だけでもやかましいのに、
家でまであいつに叫ばれたら、便所でだって落ち着けるか怪しいもんだ。
「へぇへぇ、贅沢なお話で。けど、おまえ家事とか出来たっけ?」
「ん?まぁ、困らない程度には出来る」
ヤキソバパンをむじむじと齧りながら答えてやると、
友はほう、とさも意外そうに驚嘆して見せた。…こいつ、俺をどういう目で見てたんだ。
「何々、ここまでお約束だと、いっそおまえさんの家事能力も皆無じゃねぇと逆に面白くねぇな、と」
美味い餌持って来いっつったりお約束を期待したり、どうしてほしいんだおまえは。
ドドドドドッ・・・
呆れ半分で頭を抱えていると、遠くから何やら轟音が聞こえてきた。まさか…!
「(バンッ)男おおおおおっ!!何か悩みがあるのかあああああっ!?
水臭いぞおっ、いってみろおおおおおっっ!!」
破壊せんばかりの勢いで教室の戸を横に薙ぎながら駆け込んできたのは
―――ま、確認するまでもないが―――ヒーだった。
他の生徒の喧騒に満ちていた教室は、瞬く間に奴の暑苦しさに塗り替えられる。
…ったく、昼飯時ぐらい静かにしてくれ、胃が縮むだろうがっ。
「ア゙ー…やかましい。帰れ」
「なぜだあっ!?困っているなら相談に乗るぞっ!!」
自分で出来る限りの最高に迷惑そうな顔を作って追い散らす手振りをかますが、全く効果はない。
というか、おまえはいつになったら人の話を聞くことを覚えるんだ。
「おーおー、相変わらずお熱いこって」
「…まったく…おい、クー!いるんだろ、さっさと連れてってくれ!」
「(コッ)…おや、気づいていたか。流石、男」
全速力で駆け抜けてきたはずのヒーの後ろから、息一つ乱さずに現れたのはクー。
昼休みになってまだ十五分弱、奴らが三人で学食に行くのを見たので、
ヒーがここに来るならストッパー役のクーが一緒だと踏んだのだ。
「気づいてたのか、じゃねぇっての。しっかり手綱握っておいてくれよ」
「男おおおおおおっ!私は馬じゃないぞおおおおおおっ!!?」
うむ。お前は馬じゃない。後ろに鹿もつけてやる。
がなるヒーと俺の苦々しい面を眺めながら、クーはくつくつと笑いを噛み殺す。
「ふふっ、いやすまない。対応が後手になってしまったのは認めるよ。だが―――」
キラリ。クーの眼光が俺を射抜く。…まさか
「君にも原因はあるのだよ?今朝から君の様子がおかしいのが見て取れてね。
気になって二人に打診してみれば、彼女がこの調子さ」
「――――――」
…ちっ。やっぱり、クーには見抜かれてたか。
今さ頃になってヒーの奴が騒ぎ出した時点で、予想はしていたが。
「………」
「困りごとなら力になるよ…といっても」
むすっとして机に頬杖を突く俺を見て、クーは静かに微笑んで溜息をついた。
「その様子では、話してくれそうもないね。…行こうか、ヒー」
「なにいっ!?もう諦めるのかクウッ!!」
流石、俺の性分をよく知るクーは、しょうがないなぁ、とでもいいたげな苦笑を浮かべ踵を返す。
そんな彼女に、衰えることを知らないテンションのまま、
ヒーは誰かっぽい雄たけびを叩き付ける。
と。
「男おおおおおおおっ!遠慮はいらんっ!
私で役に立てることがあればいつでも来るんだぞおおおおおおおっ!!」
クーにずるずると引っ張られながら、あの歩く公害は最後のシャウトをぶちまけたのだった。
「…嵐のような一分だったな」
「…ありゃ、そんなもんだったのか」
水と火の化身の如き二人が去り、教室に元のかったるくも平和な喧騒が戻ってきた。
閉鎖された一つの空間の温度を極限まで引き上げ、すぐさま冷却する。
その間、ジャスト一分。ヒーの無駄にパワフルな行動力とクーの冷静さあっての神業だ。
…いや、それが何の役に立つかといわれると、答えに窮するわけだが。
「しかし、お前も偏屈だねぇ」
「あにがだよ」
缶コーヒーを啜りながら、横でニヤニヤする友に流し目を送る。
「確かにあのテンションにゃちょっとついてけないけどさ。
ヒー、あんなにお前のこと思ってるのに、よくもまぁそんな邪険にできるよなぁ」
「うーるーせー、お前一遍代わってみろ。冗談抜きで疲れるから」
人事だと思って、この野郎。
おー怖い怖い、などと友は椅子の背もたれに前傾しながら面白がっている。
「けどよ。真面目な話、付き纏われてる内が華かもだぜ。
あんまり愛想がないと、見限られちまうことだって有り得るって」
突然、友の声に少しばかり本気が混じる。
「…あのな。たかだか親の出張ごときで、何でクラスメイトを頼らにゃならんのだ」
ふん、とふてくされて視線を窓の外に移すと、友は含みのある口調で追撃をかける。
「あにあに、ただのクラスメイトならそらそーだわな。
でも、あの娘は一人の男としてのおまえさんの役に立ちたがってるわけよ。アンダースタン?」
なにが、アンダースタン?、だ。馬鹿馬鹿しい。
…まぁ、確かに。俺もちょっと、自分で酷いかな、と思うことはあるんだけど。
あいつに対しては、何故だか冷めた対応しかとる気が起きない。
やかましくされるのは疲れるが、それを理由に人様の好意を
無碍にするほど腐ってもいないつもりなのだが…?
「…ん?廊下の方が騒がしいな。なんだろ」
思考の片隅で、大方やっとこさ追いついてきたツンと二人(主にヒー)が馬鹿騒ぎでもしてるんだろう、
などとぼんやりと考えながら、俺は残りのパンを口に突っ込んでしまうのだった。
これはいいwktk
CHAPTER.2
断っておくと、俺は断じて家事音痴などではない。
男女同権を声高に掲げるオカンの影響で、最低限一人暮らしになっても
人並みの生活を送れるよう、炊事洗濯などを一通り叩き込まれている。
…まぁ、料理に関しては、殆ど我流になってしまったが。
とにかく、そんなわけで敢えてあのトリオに救援を求める必要などどこにもない。ない、のだ。
「さーて…久方ぶりに、自炊でもしますかね」
放課後になって、俺は下校ルートの途中にある中堅スーパーに食料の買出しに向かう。
…技術がある、とはいえ、普段はお袋に頼りっぱなしであるため、
滅多な事がなければ自分のこのスキルを行使する機会はない。
極稀に、朝早く目が覚めてしまったときなどに気まぐれを起こして
自分の弁当をこさえてしまうこともあるが―――どうにも料理が冷めて頂けん。
たまには本腰入れて真っ当な飯を作らないと、錆付いてしまう。
ガー
(んー…しまったな、出掛けに冷蔵庫の中見てくればよかった。
まぁいいか、材料は新鮮なほどいいs)
ガツンッ
「!」
しまった!考え事しながらカート押してたら人にぶつけちまった!
…ってあれ、この後姿、どっかで見たような―――
「うおおおおおおおおおっ!なんだああああ、敵襲かああああああっ!?
受けて立つぞ、どこからでも掛かってこおおおおおおおおいっ!!!」
公衆の面前で、振り返りながら恥ずかしげもなく熱血シャウトをぶち上げるタワケがそこにいた。
「って何だ、男じゃないか!遂に私の愛に応えてくれる気になったのかっ!!?」
「違う、うるさい、黙れ」
最悪だ。よりによってヒーと鉢合わせすることになるとは。
「どうしたんだっ、こんなところでえええええっ!?」
「おまえこそ。いっとくが筋トレマシンやステロイドの類はスーパーにはないぞ、とっとと帰れ」
家庭のにおいなぞ微塵も宿さぬこの女に、
夕飯の献立の思索に耽る主婦たちの領域を侵されてなるか。
一刻も早く退場願いたい。…こう見えても、こういう時は心は主夫なのだ、俺は。
「むっ!?何を言っているんだ、私はいつもここには食料の調達に来ているんだぞっ!!」
と。追い払おうとする俺の思惑とは裏腹に、至極真っ当で常識的な返答が返って来る。
ほう。一応、こいつにも良識って奴があったのか。
「そうかい。じゃ、さっさと済ませて帰れ、店の人に迷惑だから」
といっても、こうも馬鹿でかい声で叫んでいては、
その程度の良識など瑣末事、帳消しである。見ろ、みんな笑いながらこっち見てるぞ。
「つれないな、男おおおおっ!!だがそんなお前も好きだああああっ!!」
駄目だこりゃ。
「それより今日はどうしたんだっ!?男がスーパーに来るなんて珍しいじゃないかあああっ!」
「ついて来るな鬱陶しい。…何、お袋に帰りに買い物を頼まれただけだよ」
俺の動きに合わせて足並みを揃えてくるヒーを適当な嘘でやり過ごす。
…っと、そういえば、この前醤油が切れ掛かってるとかいってたっけ。どれ―――
「む?男おおおおおっ!ちょっと待てえええええっ!」
「なんだ、いちいち叫ぶな」
醤油のボトルに手を伸ばした瞬間、ヒーの奴が絶叫した。…本当に心臓に悪い。
「男っ、買う品は決まっているのか!?」
「…ああ。それがどうした」
「ふふふ、男っ、嘘を吐いても無駄だぞおおおおっ!!」
突然、得意げに指まで突きつけて踏ん反り返る馬鹿一名。ついにおかしくなったか。
「三日前の日曜、お前の母君と偶然ここで会った時、
母君は同じ1リットルボトルを買って行かれたっ!
今日またお前にそれを買ってくるよう頼むなど有り得んんんんっ!!」
…ちっ、ぬかった。
お袋が三日前に買い物していた事を初めとする色々な偶然が重なったことも不運だが、
何よりこいつの洞察力を過小評価していた自分に腹が立つ。
「男おおおっ、何故そんな嘘を吐くっ!
そうか、クーが言っていた悩み事が関係しているのかそうかそうだろうそうに違いないッッッ!!」
あるのは勢いばかりだが、恐ろしいことにヒーの言うことは的を射ている。それも、ど真ん中。
「お前には関係ない」
再びカートをガラゴロと転がし始めてお茶に濁そうとするが、ヒーは食い下がってくる。
「話すだけなら損にはなるまいっ!?」
いや、多分、それ泥沼フラグだから。
「関係ないって言ってるだろ」
「男っ…私は、そんなに頼りないかっ!?私では、力不足かあああっ!!?」
今にも大号泣しそうなテンションで、尚も俺に付き纏うヒー。
このままでは、俺が悪者にされそうだ。…ちっ、こんな下らない事で近所の噂の種にされてたまるか。
妥協案だが、面倒になる前に早々にケリをつけてやる!
「親父とお袋が暫く家を空けるんで、家事を自分でやるのが面倒くせぇなーってだけの話だよ。
ほら、どうってことのないつまんない話だろう」
やけくそになって、一息で言い切った。
だが、まだ気は抜けない。この次に飛んでくる言葉は、既に予測がついている…!
「なんだとっっ!!よし、ならば私が男の家に行って家事をs」
すぐさま立ち直り、いつものテンションで一言一句予想通りの言葉を吐き始めた。
それを言い切る前に、こちらから突っぱねる。
「いやいい。俺、全部一人で出来るから」
「ぬぅ!?ならば…そうだ、食事の面倒ぐらいはみt」
突っぱねる。
「いいって。いい機会だから自分で作りたい」
「…せめて、今晩だけでm」
…突っぱねる。
「結構だ」
「………」
自らの提案を悉く迎撃され、ついにヒーは黙り、俺について来なくなった。
諦めたか、と後ろに目をやると、奴は口をへの字に曲げて、ぷるぷると震えていた。
―――それが、何故だか少し、チクリと痛んで。
けどよ。真面目な話、付き纏われてる内が華かもだぜ。
あんまり愛想がないと、見限られちまうことだって有り得るって
(くそっ…どうしてこんな時に、あんな言葉が…!)
急に、胸糞が悪くなった。
ヒーに見えないように眉間に皺を寄せて舌打ちするのと同時に、
「なら…なら、二人で作ろうっ!!それならいいだろうっっ!!?」
…恐らくは、ヒーが必死に知恵を絞った末に出ただろう、最後の提案が木霊した。
「わかった、いいよ。一緒にやろうか」
―――自分でも、驚くくらい。自然にそう答えて返していた。
「――――――え?」
言った俺自身でさえ驚いているのだから、
てっきりまた断られると思っていただろうヒーがそんな間抜けな声を上げるのも無理もない。
…って、しまった、このパターンだとあいつ、暴走するかもしれん!
(間に合え―――!)
早々に鎮圧するため、取り押さえに駆け寄る、が、
「………うん。頑張ろう、男っ!」
泣き出しそうな弱々しさから一転。余りにも予想外の笑顔が、そこにあった。
直前で急ブレーキをかけてぶつかる寸前で踏みとどまるが、
至近距離でヒーの満面の笑みに直面し、俺は動揺する。
「?…どうしたんだ、男」
小動物のように小首を傾げ、ヒーは頭一つ分ほど上にある俺の顔を覗き込む。
…あれ。こいつ、こんなに可愛かったっけ。
「変な男だ。…よしっ!!」
と思ったのも束の間。ふん、と気合を入れ、ヒーは今までとは逆方向に駆け出した。
「何をしている男おおおっ!!そうと決まれば手抜きは無用、勝負は材料選びから!!
安く、熱く、美味く!!最高の一品を作るぞおおおおおっ!!!」
今までの余裕のなさが嘘のように、こちらに振り返って絶叫を再開しやがった。
…うむ。さっきのはやはり、一時の気の迷いであったと信じよう。
ともあれ、あいつを誰もいない我が家に招き入れることになったのだ。
こいつは一波乱ありそうだなぁ、おい。
さて、そろそろ晩飯だぜwwww?
これはwktkしちゃう><
わっふるわっふる
なんだオナニーに近いようなものかと思ってたらめちゃくちゃ文章巧いじゃねぇかwwwwww
これはwktkするしかないwwwwwww
CHAPTER.3
「ただいまー」
っても誰もいないけどな。
白い買い物袋をぶら下げたまま開錠し、ドアをくぐる。
「邪魔するぞおおおおおーーーーーっ!!」
嬉々として、住人である俺のン倍の声量を張り上げてヒーが後から入ってくる。
「懐かしいなっ、確か五年前は、惜しくもこの錠に敗北して入れなかったんだったなっ!!」
「半年前だ、人ン家の鍵と戦うな、そもそも忍び込もうとするな、色々と捏造するな」
以前、こいつは俺の晩飯を作るためにウチに不法侵入未遂を起こしたことがある。
何をとち狂ったか素人技術の針金一本で錠を開けようとし、
あえなく失敗して玄関前でションボリしていたが。
「細かいことは気にするなっ!わっはっはっ!」
豪放に笑う上機嫌なヒー。…こいつ、絶対懲りてないぞ。
「さあ、善は急げだ!!男、何が食べたい!?」
リベンジの機会が訪れ余程嬉しいのか、
台所へとズカズカと進みながら手持ちの買い物袋を振り上げて訊ねてくる。
「おい、二人で作るって事忘れてないか。
食べたいかどうかは別にして、俺の出来るものはそんなに多くないぞ」
繊細なモノは、一先ず作ったことはない。
俺が作れるのは、時間や分量をそれほど細かく気にしなくていい、
大雑把な料理だけである。
「むうっ、そうかっ。よし、じゃあ男が決めてくれっ!!
私はそれに合わせるぞっ!!」
「マジか」
よもやこいつの口から、『人に合わせる』という台詞が出てくるとは思わなんだ。
意外な事態に、つい反射的に確認の言葉を口走る。
「応っ、期待していいぞ!」
ヒーは威勢良く、豪快に胸を張り制服のリボンを揺らして応えた。
ふむ。それほどいうなら、お言葉に甘えさせてもらうとしよう。そうだな…。
「…じゃ、チャーハン」
量を作れて、材料も豪快にぶった切ってぶち込んで炒めるだけ。
仮にこいつの腕が自信に見合わぬへっぽこだったとしても
俺の力で巻き返せる、ベターな選択だ。
「わかったっ!ならば差しあたって米だっ!!」
ぐりんと買い物袋を一回転させ、台所へと飛び込んでいくヒー。
…本当に大丈夫なんだろうな。
・
・
・
時刻は五時半過ぎ。とりあえず私服に着替えて、居間から外の様子を眺める。
普段なら空に日没寸前の綺麗な赤味を拝める時間なのだが、
昼頃から雲が湧き始め、今ではどんよりと黒色で染まってしまっている。
「…んで。おまえは何してるんだ」
「はっ、はっ…む?」
窓の外から、人の家のリビングで四つん這いで上下している変態に視線を移す。
何を思ったか、こいつ米を研いでジャーにセットするや否や筋トレをおっぱじめやがったのだ。
「む?じゃねぇ、ジャー、スイッチ入れなくていいのかよ」
首だけ上に向け、さも不思議そうな顔をして腕立て伏せを続けるヒーに尋ねる。
「ああ、すまん、この時間は、トレーニングと決めているんだっ。
心配は要らんぞっ、飯が炊けるのは七時の予定だっ、下拵えは六時からで十分間に合うからな!」
ぐるん、と体勢を変え、尻を支点に今度は仰向けになって腹筋に切り替える。
…どうでもいいが、よく喋りながらそんな運動できるな。逞しい奴だ。
「なんで?すぐ炊けば一時間も掛かんないはずだろ」
思った疑問を、とりあえず口にしてみる。
が、その瞬間。
「…っ甘いぞ男おおおおおっ!!
米は最低三十分、充分に水分を吸わせてから火を入れるのが常識だあああーーーっ!!!」
俺の言葉に聞き捨てならないものがあったのか、
ヒーは運動を止めて見下ろしている俺に向かって吼えた。
「………」
…びっくりした。こいつに、そんな時間を気にする観念があったなんて。
ん?待てよ、そういえば。
「じゃあ…さっきジャーに入れてた、黒い塊は何だ?」
スーパーで材料を調達している最中、あいつは突然いなくなったと思ったら、
何やら黒い物体を持って帰ってきた。
…百円そこらの代物だったので、特に気にも留めずにスルーしたが、まさかアレを釜に入れるとは。
「ああ、竹炭のことかっ。まあ見ていろ、男に本物の米の力を見せてやるからなっ!!」
ふむ。どうやらヒーは、料理に関しては一家言あるようだ。これは期待していいのか。
…しかし、この物言いは何だかシューを思い出して仕方がない。今度けしかけてみるか?
・
・
・
三十分後。
「エプロンは…そうだな、お前はそこに掛かってるのを使ってくれ」
「応っ!わかった!」
あれだけ運動したのに、息切れ一つ見せずに元気に応えるヒー。
あのトレーニングが最早日課と化しているが故の体力、というところか。
…そうなると、それと対等に渡り合うクーが普段何をしているのかが
激しく気になってくるが、まとりあえずそれは置いといて、だ。
「んじゃ俺は…久々にアレを使うか」
ドスドスドス…
小走りで二階へ駆け上がり、自分の部屋の箪笥から真緑のエプロンを引っ張り出してくる。
一年の時に、家庭科の洋裁の授業で作らされた自作エプロンだ。
…多少趣味が悪い彩りで、当時の自分のセンスが疑われるが、とりあえず今はどうでもいい。
「(ギイ)さて、まずは何からはじm…」
背中で紐を締め、後ろ手にドアを閉めながら台所に戻った直後。
俺は、我が目を疑った。
「――――――男っ、こっちは準備できてるぞっ!」
制服に、エプロン。
たったそれだけの、何の変哲もない組み合わせのはずなのに。
不覚にも―――固まってしまった。
(………メチャクチャ様になってる)
腕まくりし、ステンレスに敷いた布巾の上に置かれたまな板と包丁を前にするヒーの姿は、
恐ろしいほど似合っている。
はっきりいって、普段のヒーからは冗談でも想像できない光景である。
「…?」
と。ヒーは何も言わない俺を不審に思ったのか、
つかつかと歩み寄って覗き込んでくる―――って、うおおっ!近い!近い!!
「―――男。ちゃんと手は洗ったか?」
「え…?あ、いや、すまん、まだだ」
口を真一文字に結び、む、と眉間に皺を寄せて問い掛けてくるヒー。
それに、よく分からないまま高鳴っていく鼓動に気を散らされ、不自然な対応をしてしまう。
くそ、これじゃ俺のほうが馬鹿みたいじゃないかっ!
「…いかんぞ男っ!!料理の最大の敵は、不器用でも未熟でもない!
不・衛・生・だああああああーーーーーっっっ!!」
「っっっ〜〜〜〜!」
ヒーは高らかに(それも俺の顔のまん前で)、己が主張を絶叫した。…耳がどうかなりそうだ。
…ちぃっ、油断した、いつもならコレを回避するため、
こいつにここまでの接近を許すことなどないのだがっ。
「っやかましいっ!!ああ、悪かったよ、ちくしょうっ」
「はっはっはっ、それでこそ男だっ!」
大口を開けて高笑いするヒーを見て、漸く普段のペースを取り戻す。
ああ、そうだとも。あれは何かの錯覚だ。
一瞬たりとも、あいつにエプロンが似合うなどと思った俺が浅はかだったのだ。
193 :
171:2006/11/07(火) 03:45:41 ID:dDAkNPRg
ごめ、予定より尺が伸びますた。
全5回構成となりそうです。
あとなにやらPCが不調くさいので、
もしかすっと間が空くことになるかもしんねーです。スマソ。
これ、いい わ
わっふるわっふるぅぅぅ!!!!!
CHAPTER.4
――――――ドン。
フライパン丸々一杯分ほどの山盛りのチャーハンが二人前、テーブルに置かれる。
…中身満載の土鍋か何かのような鈍い音を立てるそれは、一応皿なのだがー。
「うむ!準備完了だっ!!」
エプロンを外し、互いに食卓に座って向かい合う。
ヒーの奴は腕組みをして完成品を眺め、うむうむと頻りに頷いている。
「悪いな。一緒にやるどころか、足引っ張っちまって」
「む?はっはっはっ、気にするな男っ!!
おまえは覚えが早くて教え甲斐があるぞ!流石、私が惚れただけのことはあるなっ!!」
俺が詫びると、ヒーは上機嫌に笑いながら鍋から味噌汁を装う。
…単刀直入に言うと。ヒーの料理スキルは半端じゃなかった。
それこそ俺のやっつけ技術など、こいつのそれと比べれば児戯に等しい。
チャーハンの具に使うウィンナーに、包丁の刃を垂直に入れようとした俺に対して
こいつが怒号を飛ばしたことに端を発し、ヒーの集中調理講座が始まった。
包丁という道具の持つ性質と使い方、中華鍋の回し方、調味料を入れる順番etc…。
ガチガチの我流で固まってしまっていた俺の技術を、ヒーは実践を交えて根気強く矯正してくれた。
気がつけば一時間のマージンはあっという間に使い切ってしまっており、
このままでは晩飯がいつになるか分からなかったので、俺は終始ヒーのサポートに回ることになった。
…それでも、主食と汁物を一品ずつ仕上げるのがやっとになってしまったが。
本当。多少うるさいのが玉に瑕だったが。
食事が遅れるのも厭わず俺に指導してくれている時の真剣さといい、
手馴れた手つきで中華鍋の肉や野菜を回す姿といい。
ヒーは俺が思っているよりずっと、家庭的な娘なのかもしれない
「米を多めに炊いておいて正解だったなっ!メニューが少ないのを量で補えるというものだ!!」
「………すまん」
ヒーに悪気がないのは分かるが、そういうことをいわれると
スーパーで偉そうなことを言った手前、肩身が狭い。
「細かいことは忘れろ男おおおおっ!それより、冷めないうちに頂くとしようっ!!」
「…そういってくれると、助かる」
こんな時、こいつの底抜けの明るさは非常に嬉しい。
…時刻は七時半。まぁ、早いとは言いがたいが、遅すぎるということもないだろう。
こいつがせっかく気合を込めて作ってくれたのだ、
少しでも美味く食ってやるのが礼儀というものだろう。
「それじゃ、いただk」
「いただきまああああああああああああああああっっっっっすッッッ!!」
手を合わせ、豪快に叫びながらスプーンを引っつかんで
目の前に置かれた米と具材の山を掻き込んでいくヒー。その姿、まるで猛獣。
…先ほどまでの家庭的なこいつは、見る影もない。
「…はぁ」
やれやれ。昼間といい、さっきのといい、俺はどうやら少し、疲れているらしい。
そう、何度も確認したじゃないか。
こいつはこいつ、可愛いとか、家庭的とか、
そういうのとは無関係なとこで、ヒーはこういう奴なのだ。
「ハム」
しょんぼりしながら、スプーンを握って山盛りのチャーハンを口に運、ぶ――――――んう!?
「―――――――――」
…美味い。なんだこれ。おい、ちょっと待て、こんなの、知らないぞっ。
これが家庭で作ったチャーハンだってのか!?
「んぐっ…おい、ヒー!」
すぐさま飲み込み、コレを作った張本人を問い詰める、が。
「#$б★℃@!?」
「わかった、ちゃんと飲み込むまで待つから、叫ぶな」
口に大量の米粒を詰め込んだまま叫び返そうとする奴の口を脊髄反射で塞ぐ。
危うく鼻から無理矢理スパゲッティを食わそうとしたガキ大将と腰巾着のようになるとこだったぞ…。
「…むぐっ!ふぅ、どうかしたかっ、男っ!!何か足りないものでもあるのかああああっ!!」
ピチピチッ。…それでも、完全には防げんのね。
まぁ覚悟はしていた。それよりも、だ。
「これ、どうやったんだ?家庭のチャーハンって、もっとねちゃっとしてるもんだと思ったけど」
火力不足のせいか何なのか、家庭で作るチャーハンは水っぽくなりやすい。
だが、ヒーが作ったこれは、米の一粒一粒がパラパラとスプーンから零れ落ちるほど、繊細だ。
「ああ、それは砂糖を使ったんだっ!
チャーハンは砂糖を混ぜて炒めると、風味が増し、更に水分を相殺してくれる!覚えておけええええっ!!」
「へえ…米に三十分水分をどうたら、っていうのも関係してるのか?」
一口ずつ口に運びながら(奴はその間に、三口ほど口に放り込んでいる)、確認していく。
「当ッッッ然だあああああっ!!チャーハンに限らず初歩の初歩だっ!これも覚えておけええええっ!!」
「おう。…なら、あのチクタンとやらは?」
「ミネラルの力を侮るなあああああああっ!!こいつも覚えtЩ☆刄オ!!!!」
むせた。何やってんだ、こいつは。
説明も段々具体性がなくなってったし。…ひょっとして、照れてるのか?
「…ふぅん。成る程ね」
ズズッ。何だか微笑ましくて、味噌汁を啜りながら早食いに夢中なヒーを眺める。
…ううむ、昆布出汁がよく効いている。今度、これも聞いてみよう。
「っ御馳走様ッッッ!!!」
「って早いなおいっ!!」
気づけばヒーの皿とお椀は空っぽ。…まだ、5分ちょっとしか経ってないはずだが。
「はっはっはっ!いや、まずまずだったな!
コンロの火力がもう少し強ければ更に上を狙えたんだが、まぁ及第点だっ!!」
こいつにしてみれば、アレでまずまずだったらしい。…底が知れん奴だよ、全く。
しかし、とことん品がないなぁ。これだけの料理の腕があるんだから、
もう少し大人しくなれば引く手数多だろうに。…ほら、口元にご飯粒までつけて、はしたない。
「ったく…ヒー、ちょっと動くなよ」
「む!?何だ、おとk」
ひょい、ぱくっ。
指でちょい、と、ご飯粒をとってやって自分の口に放り込む。
「んぐ………………」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!????????
な に や っ と ん じ ゃ 俺 は ア ア ア ア ア ッ ッ ッ ! ! ! ! ! !
これは平和ボケか老害かっ!!?はたまたアカシックレコードの陰謀かっ!!
何を自然にヒーのおべんとの面倒見てんだ俺って奴はあああああああっ!!
しかも、く、く、く、くちも、口元の…ッッッ!!!!
「―――――――――」
ヒーの奴は無表情で固まって、声も上げられずにいる。
そりゃそうだ、いくらやったのが俺で、相手がヒーとはいえ、
突然男にあんなことされりゃ女なら誰だってこうなろうってもんだ!
ああ、と、とりあえず謝らないとッ!!
「す、すまん、ヒー、反射的につい」
ってなんだこの言い訳はああああっ!
俺は反射的に女の子の口についた米粒を食っちまうような変態だと聞こえるぞ!!
何か、何か違う言い方は―――、
「……っ男ッッッ!!」
「はいっ!!」
などと脳内会議を開いている間に、ヒーが復活した。
「…すまん、先に、皿を洗ってくる。
…あ、ああ、男はゆっくりでもいいぞ、味わってほしいからなっ!
皿はそのまま置いておいてくれ、後で取りに行くからっ!」
硬い笑顔で、強がりにも似た口調のまま、自分の皿とお椀を持って流しに向かうヒー。
本人は上手く取り繕ったつもりなのだろうが、
彼女を知る人間なら誰でも何事かと思うほど、その言葉には普段の覇気は微塵も残っていなかった。
「………ぁ」
呆気に取られたまま、俺はヒーを止めることも出来ず、
ただ馬鹿みたいに口をぽかんと開けていた。
(…嘘、だろ。あいつが…俺を…避けた、のか…?)
昼間の友の言葉が、再度俺の脳内に反響する。
…いつでも、何をしても、俺に好意をぶつけてくれた、ヒー。
鬱陶しくて、やかましくて、男友達みたいなヒー。
本当は料理が上手くて、世話好きで、優しいヒー。
その彼女に避けられることが、こんなにも、俺の心を空虚にする。
―――なぁ、俺よ。お前は、ヒーを、どう思ってるんだ―――?
ピシャァァァン…ゴロゴロゴロ…
遠雷を耳にしながら、俺は冷めたチャーハンを無理矢理に腹に収め、食卓を後にした。
201 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/08(水) 02:18:15 ID:l2CNH6vx
wktk
わっふるわっふる
ヒートかぁいいよヒート
wktkwktk
205 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 16:51:34 ID:MLTl7812
ちょw、素直ヒートまとめで評判聞いて来たんだけど
途 中 か よ !
wktk過ぎてでかけられねえw
GH!!!!!!!
206 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 16:57:29 ID:m2hQ6Mvw
>>205 GHてwwwwwww
Good Heat か?wwwwwwwwww
207 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/09(木) 19:12:53 ID:4ckPFMCY
God Handの意も含まれていますwwww
大人なら空気読んでふつうにGJと言え。
ここはhage進行でおk?
wktk^2
GJ!
211 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/10(金) 12:47:07 ID:w2yc705d
wktk
vipはまだ復帰しないんだろうか
続きまだかなー。wktkwktk
やっと復帰したみたいだな。
そのうち板一覧更新されるだろう。
215 :
171:2006/11/12(日) 02:24:08 ID:oYH8RCMS
ごめんよ、PCがヘソ曲げて、筆が上手く進まんです。
明日か明後日までには完結できると思いますので、宜しくです。
216 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 02:38:34 ID:NbwbWaXq
待ってます!
行方不明だったぬこが帰ってきた!
だからwktkして待ってる!
171愛してるぜ!!
急がなくていいから、とびきりのやつを頼むぜ!!!!
ここからどうやってエロに持っていくのかwktk
220 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 21:37:40 ID:yI4NcTYZ
wktkして来ました。
CHAPTER.5
ザアアアアアァァァァァァァ…
「…大雨洪水警報、か」
パチン。テレビのリモコンの電源スイッチを押下し、溜息をついてソファーに沈み込む。
夕方から愚図つき始めた天気はとうとう決壊し、今や雷を伴う大雨となり、
雨粒が派手にガラス窓を叩いている。
…時刻は九時。逃げるように食卓を後にし、リビングに来てからもう一時間以上が経つ。
結果的に、後片付けを全てヒーに押し付ける形になってしまった。
情けない話だ。昼間、あれだけ啖呵を切っておいてこの様か―――
―――――――――本当に?
…違う。この期に及んで、まだそんな言い訳をするのか。
俺は、逃げた。ヒーから。そして或いは―――自分自身から。
ぼんやりとテレビのバラエティを眺めながら、俺はあいつのことを考えた。
昨日までは、何を意識したこともなかったヒーが、
たった一日でこんなにも気になる存在になってしまった。
スーパーで泣き出しそうな顔を見た時。
エプロン姿を初めて見た時。
俺に料理を教えてくれていた時。
俺は何度も、彼女の今まで知らなかった一面に気づかされていた。
そして、揺らぐ感情を、気のせい、気のせいと振り払ってきた。
けどそれは。本当に、気のせいだったのだろうか―――?
「………」
意識を、廊下の向こう、台所と食卓に向ける。
…ヒーが部屋を出た気配はない。いくら何でも、片付けは終わっているだろう。
にも拘らず、いつもなら時間が空けばいの一番に
俺の所に突撃してくるあいつが、動く様子がない。
………まいった。本格的に、避けられている。
自業自得とはいえ、辛いものだ。
…この大雨では、例え俺が送っていくにしても危険だろう。
今夜は、あいつには俺の部屋に泊まってもらって、俺はここで寝るとしよう。
「…すぅ」
深呼吸し、台所に向かうために意を決して立ち上がろうとする。途端―――、
――――――バタンッ。
「!」
「男おおおおおっ!すまん、長居してしまったな!!
そろそろお暇させてもらうぞおっ!!」
リビングの扉が盛大に開け放たれ、ヒーが飛び込んできた。
先ほどのテンションの低さはどこへやら、いつも通りの暑苦しさを取り戻していた。
…だが、何かが違う。恐らく、昨日までの俺なら素通りしてしまうほどの些細な違和感。
それが、今、あいつの影にある。
「お暇って…帰るのか!?この雨の中をっ」
いや、そんなことよりもだ。今、あいつはかなり無茶なことをいった。
今尚、ガラス窓をばちばちと打ち付ける横殴りの雨の中、帰る、と、そういったのだ。
「ああ!何、心配するなっ!この程度の雨でどうにかなる私ではないぞっ!!」
むん、と胸を張って断言するヒー。だが、やはり何かおかしい。
その様子に、空回りのような薄ら寒さを感じ、俺は眉を顰める。
「馬鹿、よせって!いくらおまえでも、風引いちまうぞ!」
傘など意味をなさないし、外は真っ暗。
下手をすれば、事故や何かで命を落とすことも有り得る。
ヒーがいかに無鉄砲で底なしのタフネスを持っているとはいえ、流石に見過ごすことは出来ない。
「侮るな男おおおおおっ!
大丈夫だ、傘を忘れてずぶ濡れで帰るなど、私にとっては日常茶飯事だあああっ!!」
…今この時ばかりは、この叫びが痛々しい。
ヒー、おまえは、何を我慢しているんだ…?もしかして、俺のせいなのか…!?
ドカドカドカッ
「おい、待てヒー!」
「はははっ、今日はどうしたんだ男っ!
いつもなら私が何をしようと見ているだけなのになっ!」
俺の静止を振り払って、ヒーはフローリングの床を踏みつけながら玄関へと向かう。
声だけは笑っているが、もう顔をこちらへ向けようともしない。やはり、おかしい…!
ガチャッ
「さあ、見ていろ男おおおおっ!
この私の生き様、とくとその目に焼き付けろおおおおおーーーっ!!!」
靴を履き、玄関のドアノブにヒーの手がかけられる。
奴が少し手首を捻って体重をかければ、すぐさま外の雨風が中に吹き込んでくるだろう。
そして―――、
…いけない。今、ヒーを帰したら、俺はきっと後悔する―――!
「ヒーッッッ!!!!!」
―――――――――ピシャアアアアアアアアァァァァァァンッッッ
バツン。
「!?」
腹の底から、ヒーの名を叫んだ瞬間。
雷鳴と共に何かが断たれるような音が響き、視界から光が消えた。
…どうやら、停電したらしい。雷の音からしてどこかに落ちたのだろう、暫くは元には―――、
ぼふんっ。
「…っと…?」
突然。胸に、何かが寄りかかってくる感触を捉える。
暗くて形が分からないが…心地よい柔らかさと、適度な重みが妙な安心感を与えてくる。
反射的に両手を添える、と。
ぴくんっ。
触りなれた感触が指に触れた瞬間、俺に密着した何かは僅かに震えた。
…そこで初めて、この状況で俺の腕と胸に収まりうる何かがソレ≠ナあると悟る。
恐る恐る、呼びかけてみる。
「………ヒー?」
「…な、なんだ。こ、怖くなんか、ないぞっ!」
顔の下から聞こえてくる、塵ほどの覇気もない、弱々しい虚勢の訴え。
間違いないらしい。俺が今抱いているのは、ヒーだ。
いや、それは正確ではない。停電と同時に俺に抱きついてきたのは―――ヒーのほうからだった。
「えっと…おまえ、暗いの、駄目だっけ?」
「うるさいっ!か、かかか、雷なんて、ヘソさえ守っていれば恐れるに足らんっ!!」
成る程。雷のほうだったか。
「ふぅん。…ところで、帰るんじゃなかったのか?やっぱり怖くなったか?」
「こ、こういう時は、くっついている方が安全なんだっ!!」
何で覚えた知識なんだろう。…しかし。
「…ん」
なんだか、変な感じだ。
暗がりの玄関で、ヒーと二人、ただ抱き合っている。
とくん。とくん。
ヒーの鼓動と俺の鼓動が、互いに互いの生を伝え合う。
これは、機会なのか?俺が、俺自身の気持ちを確かめるための…。
「ヒー」
「?」
こうしていても始まらない。
昼間はお約束の展開を仕組んでくれた神に愚痴を垂れたが、
今度ばかりは、最後までお約束の展開を貫いてくれたことを感謝しよう。
或いはこれは、戯れの誘いか。まぁ、どっちでもいい。
俺はこの機会を、逃さない。
「とりあえず―――俺の部屋に行こう」
・ ・ ・
ガチャッ
「あ…」
「すまん、手間取った。懐中電灯、電池切れてやがったから探して来た」
居間の戸棚から非常用のライトを持って部屋に戻ってくる。
ヒーは俺が出て行った時のまま、大人しく俺のベッドに座って待っていた。
…借りてきた猫のよう、とはこのことだ。
俺も毒気を抜かれ、さてどーしたもんかと冷静に状況を整理している。
「親御さんには電話したか?」
「…うん。遅くなったし外は危ないから、今日は友達の家に泊まるって」
俺が下に行っている間に、心配しているだろう家族に連絡を入れるように言っておいた。
どうやら、ちゃんと言うとおりにしたらしい。…普段も、これくらい素直だったらいいのだが。
「…は」
何を、馬鹿な。…こいつは、いつも素直だったじゃないか。
素直じゃないのは―――俺の方だ。
斜に構えて、一度だってこいつの好意を正面から受け止めたことなんてなくて。
それが、今日。こうして俺たちの間に溝を作ってしまった。
普段から俺は、ヒーを女として意識せずに接してきた。
だから今日、こいつを初めて女として意識し、動揺してしまった。
そう、俺が認めていなかっただけで。
こいつはただ真っ直ぐで、気持ちを抑えることを知らないだけの女の子なのだ。
「………」
「………」
懐中電灯を部屋のテーブルに放り、ベッドに座るヒーの足元に胡座をかく。
薄暗い部屋にはただ強くなる雨音ばかりが響き、俺とヒーは無言で時を過ごす。
こち、こち、と、微かに聞こえるアナログ時計の音だけが、
その無限とも思えるような時間が止まっていないことを示している。
「…電気、つかないな」
ヒーの顔を見上げぬまま、呟く。
返事はない。…当然だ。ヒーは空元気を装い、この大雨の中を無理にでも帰ろうとした。
そこまでするほど居心地が悪かったこの場所で、一晩を明かさねばならなくなったのだ。
口など開こうはずもない。
(…やっぱり、ちゃんと謝ったほうがいいよな)
静かに嘆息し、謝罪を決意する。
俺は目を閉じ、一呼吸を置いて口火を切ろうと―――
「男っ!ごめんっ!!」
「――――――?」
と。口を開こうとした矢先、先手を取られた。
突然の大声に驚いて振り向き、見上げるとヒーが頭を下げていた。
暗い上、前髪が目を隠しているため、こいつがどんな顔をしているかは見えない。
…だが、その声は。激情に震えていた。
「ごめん、ごめんなっ!私があの時、変な風に固まらなければ、
男が嫌な思いをすることもなかったんだよなっ!!」
「え…?」
身に、覚えがない。
だって、それは。ヒーが固まったのは、俺が米粒を取って食べたからで。
それを俺が変に意識して、こいつがそうなったのは、その後で―――、
「わかっていたんだ、私はっ!
私みたいな、暑苦しくて、感情の制御が出来なくてやかましい女は、迷惑なだけだってっ!」
…違う。
「私がどんなに好きだって、男に求愛したって、
男が私なんかを女として扱ってくれるわけがないってっ!」
……違う。
「だけど、私は幸せだっ!!
友達の一人としてでも!男への愛を、例え相手にされなくても言い表すことが出来て、
おまえの側に居られる、それだけでっ!そう思ってたっ!!」
………違うっ。
「なのにっ…ごめんなっ!
あんな、こと、してくれると思わなくて…いつもみたいに、笑って誤魔化せばよかったのにっ!!
嬉しくて、男を意識して、馬鹿みたいに黙り込んでっ!!」
―――――――――違うっ!
「だから…ごめん、な。私は…私はもう…!おまえに、付き…付きまと―――」
―――――――――ぷちん。
…見えないはずのヒーの目に何かが光り、奴が取り返しのつかない一言を囁こうとしたその瞬間。
俺の中で、何かが弾ける音がした。
ボフンッ
「っん…!な、お、おと…」
気づくと、俺は無言でヒーをベッドへ押し倒していた。
肩の外に両腕をついて、覆い被さる形で彼女を見下ろす。
「男…なに、を…?」
「ヒー。一度しか言わないから、絶対聞き逃すな」
猛り、燃え上がりそうな感情を僅かだけ言葉にして押さえ込む。
俺はヒーの耳元に口を近づけ、そっと、強く告白した。
ザアアアアアアアッ…
「え…あ、う…?」
暗さにも、お互いいい加減慣れた。俺とヒーの視線が、上下に交差する。
彼女は耳元から離れた俺の顔を見上げ、
何を言われたか分からないという風にしどろもどろに狼狽している。
「ごめんな。突然で。でも俺は、もう後悔したくない」
危うく。俺は、こんなにもいとおしい女の子に酷い傷をつけてしまうところだった。
…自慢にもならないが、俺は今まで誰かを好きになったという経験がない。
だから、今のこの感情がヒーが俺に持ってくれている好き≠ニ同じものなのかは分からない。
でも、俺は今。初めて、女の子を前に、沸騰しそうなほど高ぶっている。
「男ぉ…すまんっ、今の、もう一度だけ、いってくれないか…?」
「やだ」
頬を高潮させながら、たどたどしく通らぬ要求をしてくるヒーを手短に突き放す。
「うう…ずるいぞ男っ、私が今まで、どれだけ男に好きだといったと…!?」
目に涙を滲ませながら俺を非難するヒーの上半身を、グイと抱き起こす。
彼女は更に動転し、俺の顔を眼前に目を丸くして固まってしまう。
だが、俺は構わずに彼女を求める。
「――――――教えてやるよ。叫ぶだけが、好き≠表す手段じゃないって」
「ん…」
乱暴に、ヒーの唇を奪う。
自分自身でも、とても初めてとは思えない、粗暴で、攻撃的で、ロマンがなくて―――情熱的な、キス。
それは俺の理性を徐々に蝕み、ヒーへの感情を激しく燃え上がらせる。
「んふ…おt…む…」
ヒーの唇を強引に割り、舌を口内へ進入させる。
互いの唾液がねちゃねちゃと静かに音を立てて混じりあい、蠱惑的な匂いが五感を支配し始める。
彼女は俺のされるがままに、抱きしめられながら熱い息を漏らす。
「ぷ、は…!」
数十秒に及ぶ、長く熱いファーストキスを終える。
俺とヒーの口を透明の糸が結び、口付けの荒々しさを物語っている。
「はぁ…ふぅ…」
瞳を潤ませ、最早抗議することもせずにただ俺を見つめるヒー。
そんな彼女に、もう一度だけ軽く口付け、押し倒す。
「ひゃっ…!ふぁっ、男っ、何をっ…!?」
しゅるり。ヒーが途中で逃げられないように押さえつけ、胸のリボンを解く。
衣擦れの音を耳にしながら、俺は一本の布切れとなったリボンを床に放り、制服をたくし上げる。
「うあっやめっ…」
ヒーは取り乱し抗議するが、もう遅い。
色気のない灰色のスポーツブラが、制服の引っ掛かりから逃れ、躍動して現れる。
「み…みるなぁぁぁぁぁっ!」
恥ずかしさの余りか、弱々しく絶叫しながら顔を手で覆おうとするが、
手を俺に押さえつけられて出来ない。
(…意外と、でかい)
へそ下から鳩尾に至るまで、無駄のない引き締まったヒーの体。
そこに唯一、彼女の運動を妨げる以外の何者でもない双丘が、でん、と居を構えている。
否、そうではない。ヒーの体がスレンダーだから一際目立つのであって。
胸自体のサイズは、平均よりやや大きめ程度。男の手で包んで、少し足りないくらいといったところか。
「ふぁっ」
むにゅう。徐に、自由になるほうの手で、スポーツブラの上からヒーの乳房に触れる。
心地よい弾力が、埋没した掌と指を押し返してくる。
「………は、あ」
忘れていた呼吸を、一度だけ再開する。
そして、ヒーの顔を見下ろしながら、問う。
「ヒーの胸、見たい。駄目か?」
直球。残念ながら、今の俺に気の利いた口上を考えている余裕はない。
ヒーは、う、と何だかわからない声で反応を示したが、
やがてごにょごにょと、小さな声で何かを呟き始めた。
「え?すまん、よく、聞こえない」
俺が顔を寄せると、ヒーは眉毛をハの字に曲げて、おずおずと主張した。
「…見ても、いいから。手を、離してくれぇ…う…痛いぞ」
「あ、すまん」
気づけば、ヒーの胸に興奮して、彼女の腕を押さえる手に力が入ってしまっていた。
慌てて、彼女の両腕を解放する。
「う…ん」
解放された腕を、どうしていいか分からないと言う風に間誤付きながら、
ヒーは所在なさげに目を泳がせる。
…こうしているのを見ると、弱気なヒーも可愛いのではないか、
などと勝手な嗜虐心が起こって来る。
「じゃ、いくぞ」
「え?ちょ、待ってくれ、心の準備がっ」
ぐいっ、たゆん。
力任せにスポーツブラを上にずり上げ、束縛から解放されたヒーの胸が元気に震える。
(う、わ…)
どくん。ヒーの女としての部分を直接目にし、自身の鼓動が一層高鳴るのが分かった。
「ひゃぅっ!!」
むにゅうっ。考えるより先に、手が動いていた。
本能の訴えるまま、双丘を両手で鷲掴みにして揉みしだく。
「おと、おと、こ!そんな、乱暴、に…っ!」
むに、もにゅもにゅ、ふにゅうっ。
昆虫の足のようにリズミカルに、十の指が乳房に埋没してゆき、その形を自在に変える。
目測通り、手で包むとほんの少しだけ物足りないので、つい、力が入ってしまう。
ヒーは抗議しているが、自由になった腕で俺を阻止しようとはしないし、何より、
(…乳首、硬くなってる)
手の平の真ん中あたりで、先端がコリコリと自己主張を始めているのが分かる。
…俺は彼女に気づかれぬように、そっと指の位置を変えてゆき、
先端が、人差し指と親指で作った円の真ん中に来るように調整する。そして―――
「…ん」
ぺろり。
突き出した下の先端で、片方の乳首を軽く舐め上げた。途端。
「ひ…ひぅぅぅぅっ!!」
びくびくんっ。電気が走ったように、ヒーの体が軽く跳ねた。
うむ…どうやら。
「ヒー…もしかして、イった?」
「………う、く」
俺の問いに、羞恥で顔を真っ赤に染め上げるヒー。
それが何だか、妙に嬉しくて、少し意地悪をしてしまう。
「…敏感なんだな。胸だけでイクなんて」
「お、男が、沢山、いじるからだぞっ…!」
「初めては、鈍いって聞いてたけど…もしかして?」
「…!!」
俺の言わんとすることを悟り、ヒーは瞳に涙を滲ませ、ぷるぷると震える。
しまった、やり過ぎた。
「ごめんな。もういわないから」
ぎゅっ、と、横たわるヒーを優しく抱きしめながら謝罪する。
彼女は悲しんでいいのか喜んでいいのかわからない、という風に、口元を芋虫のように歪ませる。
そんなヒーがおかしくて、俺は本音をしっかりと、伝えてあげる。
「うん。大丈夫。そういうの、嫌いじゃない」
「…本当か?」
「ああ。ヒーがエッチだと、俺は嬉しい」
エッチ、という耳慣れない低俗な言葉が気恥ずかしいのか、
ヒーはやっぱりどう反応していいかわからないでいる。
だが、その間にも、俺のヒーへの欲求は押し寄せてくる。
「…なぁ。ヒーの大事なところ、見たい」
「――――――え?」
一瞬、いわれたことを理解できずにヒーは間抜けな声を上げる。
だが、見る見るうちに顔が羞恥の赤に染まり、言葉を失う。
「〜〜〜〜〜っ!!」
「嫌か?」
重ねて問うが、ヒーは視線を泳がせながら、おろおろするばかりである。
…おそらく、今ヒーの頭の中は真っ白に違いない。
多分、俺が女で同じ状況でも、こんな反応しか出来ないだろう。ならば。
グイッ
「ふぁっ!!?」
ヒーの両足を揃えて持ち上げ、そのまま九十度横に倒す。
自然、彼女の上半身もこてっと横倒しになり、ヒーは頭だけでも、
と無理矢理顔をこちらに向ける。
「お、おtk…そんな、やめてくれっ」
呂律の回らないヒーを無視し、制服のスカートを捲り上げる。
「う…あう…」
上半身同様、贅肉がよく削ぎ落とされた綺麗な脚線美と、
スマートな臀部が露になる、が…。
「…すごいな。ぐしょぐしょだ」
「うぅ…いうなあああぁぁぁぁっ」
実況してやると、ヒーはとうとう手で顔を覆い尽くし、目をあわそうともしなくなった。
彼女の真っ白で飾り気のないショーツは、彼女自身の分泌した愛液で
最早下着としての用を成していない。
(綺麗だな…それに、やらしい)
徐々に、下卑た欲望が俺の中を埋め尽くしてゆく。
自身でも分かるくらいに息を乱し、ヒーを汚したくて、仕方がなくなる。
ジュルッ
「ッッッ!!」
一気にショーツをずらし、ヒーの股間のぬめりを口で啜り上げる。
視界を覆ってしまっていたせいで俺の動きを感知できなかったヒーは、
思いがけない不意打ちに体を跳ね上がらせる。
…冷静に考えれば、自分がどれだけ突拍子もない真似をしたかわかったのだろうが。
生憎、今の俺にそんなことを分析している余裕なぞ、ありはしない。
「ん…はぁ」
ちゅ、じゅるる、ぷちゅっ。
淫猥な水音を立てて、獣のようにヒーの秘所を舐め、啜り、貪る。
「ふ、はぁ…はぅ、う…!」
次第に、ヒーの呼吸に熱が混じり始める。
俺も、ゆっくりと行為の幅を広げていき、割れ目を、陰茎を、膣内を、
指も駆使して舐ってゆく。
「おと、こぉ…そん、なに、したら…また…あぅっ!」
視界の戒めを解き、窮屈そうに体を僅かだけ起こして俺を見下ろしてくるヒー。
がくがくと体を痙攣させ、足腰立たないくらいに感じているようだった。
…本当に敏感なんだな。
「ん」
「!!っつ!」
ずじゅるっ。一際強く愛液を啜り上げ、秘所から口を離す。
ねっとりとした感覚が口内に残り、それだけで理性がぶっ壊れそうになるが、
努めて平静を装う。
「ヒー。…おまえの初めて、もらうぞ」
「!…」
俺の短い問いに、ヒーはこくん、と無言で首肯してくれた。
・
・
・
再びヒーの足を持ち上げて支え、正常位でベッドに横たえる。
すぐさま、取り出された、張り詰めた男根を彼女の陰唇にあてがう。
「ん…!!」
「くぁ…!」
亀頭を、ぐい、と膣に進入させる…ぐ、ううっ!
(あっつ…!それに、き…っ!!)
「おとこぉぉ…!」
ヒーの膣を、俺のモノが裂き、押し広げていくのがわかる。
激痛に顔を歪めるが、俺はそれどころではない!
本人の気性に負けず、俺のモノを溶かさんばかりの熱量で包み込み、
更に凄まじい圧力で絞りあげてくる膣…!ぐぅ…!ちょっと、ま…うくっ!
「ヒーっ、力、ぬ、て」
「うぅ…やって、る、ぞ…!!」
尚もぎゅうぎゅうと俺のモノを圧迫するヒーの膣と、絡み付く襞。
そういや、体動かしてる女の膣は名器だとか聞いたけど…って、考えてる暇ねぇぞっくそっ!!
「はぁ、はぁ、はぁっ!」
「おとっ、そ、にっ」
襲い来る快楽に脳を侵され、ケダモノのようにヒーを貪る。
腰を鷲掴みにし、凄まじい圧力をかけてくる膣肉を力任せで貫く。
がっしりと固定し、全体重で以って子宮口をノックする。
「ヒー、ヒー、ヒィィィィッ!」
「んんんっ!!」
バシンバシンと、本能に任せて腰を何度も打ちつける。
獣の本能に支配され、熱に浮かされて快楽に溺れる俺の体の下で、
ヒーが口を真一文字に噤んで唸っている。
目には涙が滲み、先ほどとは打って変わり、
彼女には毛ほどの快感も齎されていない事は一目瞭然である。
(あ――――――く)
激しい前後運動から、やがて下腹部を何かが上ってくる感覚に見舞われる。
もう…耐えられないっ!!
「ぐ―――あああああぁぁぁぁぁっ!!!」
ずるっ―――――――ドグンッ!ドクッ、ビュクビュグッ、ブビュッ!!
最後に残った理性を振り絞り、極限まで膨れ上がったモノをヒーから抜き放つ。
直後、青筋の立ったペニスの先端から、マグマのように滾った灼熱の液が迸る。
「は…は、う…」
ヒーはすでに気を失い、微かなうめきを漏らすのみである。
…幸いなことに、凄まじい勢いで噴射された白液は一発たりともヒーの陰唇に命中することはなく、
彼女の腿や雄大なヒップに降り注ぎ、射精は終了した。
「………はぁ…ふぅ」
津波のように襲ってきた快感が去り、俺はとりあえずヒーにぶちまけてしまった精液をふき取ってやり、
心地よい充足感に満たされたまま、彼女の横で眠りに付いたのだった。
EPILOGUE
「………………」
とりあえず、寝覚めは最悪だった。
まず襲ってきたのは、おっそろしいほどの罪悪感。
よく昨日のことを思い出してみよう。
ヒーを部屋に連れ込んだところからだ。
懐中電灯をとってきた。ヒーは親御さんに電話し終わってた。米粒の件で謝罪が始まった。
…OK、ここまではいい。だが、その後は何だっ。俺はどこの変態強姦魔ですかコノヤロー。
ヒーの合意もくそもなく、押し倒して、キスして、( ゚∀゚)o彡゚おっぱいおっぱいその他色々っ!
縄とフックがあったら速攻首吊りでもしたい勢いだ畜生!
「…あー」
誰も居ないベッド、いつも通りの寝起きの部屋の風景を見て、夢だったらなぁ、とも思うのだが。
ふーりーむーくーなー♪なみだをーみーせーるーなー、あいごっざーぱぁーおっらーぶ!♪
あすをとーりーもーどーすぅぅぅぅんだああああーーーーーーっ!!♪
…階下から響いてくる最高にご機嫌な歌声が、
昨日のアレが現実だったのだということを如実に物語っている。
それより何より、
トントントントンッ
「(ガチャッ)おーい男おおおーーーっ!!朝飯ができたぞおおおおっ!!」
…困ったことに。俺のこいつへの好意が消えてないんだなぁ、これが。
「ん。悪い、すぐに支度する」
「風呂は沸いている、早めに済ませるんだぞっ!
今日は弁当も作ったからなっ!!昼も期待してくれていいぞっ!!」
「わかった。楽しみにしてる」
…ああ、もう、まいったな。幸せだ馬鹿野郎。
・
・
・
「和食でよかったか?すまん、最初に聞けばよかったぞっ」
「いいよ、俺はどっちも食うし。美味いし。文句はない」
もくもくと箸を焼き魚や卵焼きに走らせる俺の言葉を受け、
ヒーはてれてれと顔をニヤつかせる。まぁ、それはともかく。
「昨日は…その、悪かったな」
コップの牛乳を啜りながら、本題を切り出す。
「んっ?何がだ?」
「昨日の…色々したけど、特に最後…おまえ、イッてなかったろ。ごめんな、痛かっただろう?」
「???…初めては痛いものだろ?なんで謝るんだ、男」
きょとん、と首を傾げ、白飯をもぐもぐとかみ締めるヒー。
…なんだか、会話がかみ合ってない気がする。
「だって、俺…自分勝手に、一人だけイッて」
つい、視線を逸らしてしまい、ごにょごにょと弁解する。
それを受け、ヒーはああと頷いて、口の中のものを飲み込んで、笑い出した。
「はははっ!そのことかっ!気にしなくていいぞ男!」
「は?」
「私を気遣う余裕もないほど、男が激しく私を求めてくれたということだろう?
こんなに嬉しいことがあるものかあああああっっっ!!」
―――――――うわぁ。そう来たか。
その発想はなかった、なんというポジティブシンキング。
「…んむ!もうこんな時間かっ。男っすまんがあと一分で口に入るかっ!?」
「おう、任せろ(カッカッカッ、コトン)ごちそうさんっ!」
「うむ、流石だ!私は洗いをやるから、男は鞄を取ってきてくれ!」
「了解っ」
凄まじい速度で意思疎通と行動を展開し、
とても昨日までと同じ組み合わせとは思えないコンビネーションを繰り広げる。
…いや、マジで驚いた。俺が素直になるだけで、こんなに変わるもんなんだなぁ。
トントントンッ
「ヒー、そっちはどうだ?」
「今終わったところだ!それでは行くぞっ!」
それぞれの仕事を片付け、玄関で落ち合う。
放り投げた鞄を即座にキャッチに、靴に足を滑り込ませる。
右手には二人分の弁当袋が下げられ、ヒーはすぐにでもドアノブを捻ろうとする。
「あ、そうだ」
直前、俺は一つの憂いを思い出した。
「む!?どうしたっ、忘れ物か男っ!」
「いや、そうじゃないんだが」
とりあえず、ヒーに荷物を置くように指示する。
彼女はそわそわしながらも、一先ず俺の指示を聞いてくれる。
「学校での、俺とお前の関係なんだが」
「ああ!」
「暫くは、今までどおりにしないか?」
「ああ!…なんだってぇぇぇぇぇっ!!!?」
AA略。じゃねぇ、落ち着けっ!
「なぜだああああっ!?
せっかく24時間男とイチャイチャできると思ったのにいいいいっ!!」
頭を抱えて絶叫するヒー。荷物置かせて正解だったな、弁当が台無しになるとこだ。
「まぁ聞け。こういうのはな、あんまり外で見せびらかすもんじゃないんだ。
あぁいや、節度を弁えればいいんだが、お前、そんな器用じゃないだろ?」
「うううう…っ!」
「だからいつも通り。な?」
「う゛う゛う゛う゛う゛〜〜〜〜でも、男おおおお〜〜〜」
葛藤しながら懇願するが、俺だって空気読めない奴の仲間入りはしたくない。
…ったく。わがままばっかりいうんじゃありません。
「あのな、ヒー。我慢するのがおまえだけだと思うなよ」
「え?―――ん」
ヒーの肩を掴んで抱き寄せ、優しく唇を重ねる。
昨日のとは違う、温かく、互いを慈しむような、柔らかなキス。
「あうあうあうあう…男おおおおおっ!!」
つぷっ。ゆっくりと体を離す。
ボヒーッ、と頭から蒸気を吹きながら腕の中でじたばたと暴れるヒーに諭す。
「帰ったら、その…今度は、二人一緒に気持ちよくなろう。
二度目だから、俺も、ちゃんとしてあげられると思うから」
負けじと、俺も顔から湯気が出そうなほど赤面しながら、本音をぶつけた。
余りの恥ずかしさに、言い切った後、柄にもなくそっぽを向いてしまう。
「―――――――――」
―――それで。ヒーのリミッターがぶっ壊れたらしい
バンッッッ
「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッッッッッ!!!!!」
ドドドドドドドドドッ…
「…行っちまった」
荷物は、後で届けてやろう。…それにしても、なんて速さだ。
その内、人間やめるんじゃないかあいつ。
「………」
二人分の鞄と弁当袋を下げて、玄関を出る。
空は、昨日の大雨が嘘のように晴れ上がっている。
…しかし、神さんよ。
あそこまでお約束だったって言うのに、最後の最後で裏切りやがったな。
まぁ、いいさ。俺が初めての快感に夢中になって、終わるまで痛いの一言さえ発しなかったヒー。
あいつの、あの痛みに歪んだ顔を笑顔に変えてやるのは、こっから先、俺の仕事だ。
あんたはそこで、胡座でもかいてみていてくれよ。
すぅ。一つ深呼吸をして、空を仰ぐ。そして、
「ヒィトオオオオオオッ!!大好きだぞおおおおおっ!!!」
…ん。ま、たまに叫んでみるのも悪くない。
あいつの前でやるのは、死んでも御免だが。
ヒーはやっぱり、静かに抱きしめてやるのが、一番可愛いと思うのだ。
さぁて。俺もぼちぼち、走らないと遅刻するな。一気に行きますかっ!
ダダダダダッ…
俺は大荷物を抱え、食後の運動も兼ねて学校への全力疾走を敢行するのであった。
放課後の、今後暫く続くであろうヒーとの擬似夫婦生活に、思いを馳せながら…。
―――尚、その日の昼休み、教室に押しかけてきたヒーが開けた二人分の弁当箱の中身が
赤飯だったことが原因で、ちょっとした戦争が起きたのだが、それはまた別の話である。
〜FIN〜
GJだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
GJぅぅぅぅぅぅ!
ところで陰茎は陰唇の誤字だよな?ヒーにおちんちんがアッ―!だ!
とにかく楽しめた!GJ!
243 :
171:2006/11/14(火) 09:38:31 ID:f26m9Wk5
( ノ∀`)…
どうしても許せないミスが二つ!最早手遅れだがっ!
とりあえず陰茎→陰核です。午前二時以降にモノ書くと碌なことになりません。
GJ!
エロシーンを飛ばして読んじまったが、それでも十分楽しめた!
素晴らしいぜっ! GH!
マジ最高!感動した!
エロかわいいぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっ! GH!
そして次なる新ジャンルは『変態ヒート』か!
…すまん、俺が悪かった
変態ヒートはまとめに載ってますよ
>>248 あったのか…サンクス、ちょっと逝ってきます
ここであえてトリプ(鷽)を入れてしまうが
漏れには何も出来ぬが Dr171これからも頑張れいい薬になった
素直シュール、素直狂う、ツンドロ、渡辺さん、店員……。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 店長ゥー!店長ゥー!
⊂彡
GJ!!!!!!!
君ぃ、ほのぼの板に来ないか? コレならわざわざエロパロ板でなくても大丈夫だと思うぜ。
あと変態ヒートはぶっちゃけス○○ロなんで見ないのが吉。被害者は俺だけで十分だ……。
GJ!!!!!ここまでの良作が生まれるとはおもわなんだwww
>252
ヒロインはヒーだけど、限りなくクーがメインに近いSSは
素直統合・すなおひぃと、どっちに投下すればいいでしょうか?
あとツンもちょっと出ます。
ぶっちゃけ↑の後日談ですが、読まなくても問題ないようにはするつもりでつ。
>>240 今一気読みした。GJ!
しっかしゴングにアカレコかよw抱きしめたときはきっと鋼鉄j(ry
素直ヒート可愛いよ素直ヒート
総合行っちゃった
素直統合ってどこの板にあるんですか?
教えてください。
統合でもいいさ。面白かったしな。
ただ、こっちにも知らせてくれたら嬉しかったな
>>261 ごめんよ、新ジャンル系は馴れ合いご法度と聞いていたので、
必要な時以外は成るべく口数は減らしてあるんだ。
クーをいっぱい書いてたら性欲を持て余したので、息抜きがてら後で
男「(台詞)」
ク「(台詞)」
形式のヤツを書いてみますね。
俺の中のクーは同い年なのに年上系な攻め攻めエロ担当なのです。
〜男の部屋にて〜
男「…(ジー」
ク「…なんだろうか。私の顔に、何かついてるのかな?」
男「あ、いや、その。…怒らないで、聞いてくれるか?」
ク「ふむ。努力はしよう」
男「…クーって、胸、大きいよな、って思って…」
ク「ああ、そんなことか。…興味があるのかい?」
男「…(コクン」
ク「そうか…では、触ってみるかい?」
男「えっ!?」
ク「ほら…(プニュ」(男の手を取り、自分の胸に押し付ける)
男「!く、クー…?」
ク「んっ…どう、かな?」
男「すごく…柔らかい」
ク「ありがとう。…なら、次は直接見てほしいな(プチッ」(ボタンを外し、ブラに包まれた胸を露出させる)
男「う、わ…(ビクンッ」
ク「ふふっ。光栄だな。私を見て、欲情してくれているのかな?(ニギニギ」(男のチンコをズボンの上から弄る)
男「はう…ク−…!」
ク「待っていてくれ…すぐに気持ちよくしてあげるから(ヂーッ」(男のズボンのチャックを下ろしてチンコを露出させる)
男「!?クー、やめt」
ク「ふぅ…すごいな。生命の神秘だね。いくよ、ン…(パクッ」(チンコを口に含む)
男「うぅっ!!」
ク「ほう…ふぁい?」
男「ん…クー、いいよっ」
ク「チュプ…ぷは。ふぅ…ふふ、喜んでもらえて嬉しいよ」
男「あ…クー」
ク「…そうだね。では次は、こういうのはどうかな?(ムニュッ」(ブラをずらし、胸でチンコを挟み込む)
男「あう!クー、それ、よすぎ…!」
ク「そうかい?…切なそうな声を出すね。可愛いよ…」
男「クー、その…もっと、強く、して」
ク「ん?…ふふっ、それでは、わからないな。誰の、何を、何で、どうしてほしいのか、
ちゃんといってくれないか?(ニュルニュル」(焦らすように胸をチンコに擦り付ける)
男「そんな…うう」
ク「…ほら…早くしないと、私も気が変わってしまうかもしれないよ」
男「うくっ!…ク、クーのっ…クーのエロおっぱいでっ!!俺の勃起したチンコを、
滅茶苦茶にシゴいて、射精させてくださいっ!!!」
ク「!!…はぁ…すご、いな。君に、そんな卑猥な言葉で懇願されると…私の方まで変になってしまいそうだ」
男「クー…頼む、早く」
ク「ふふっ、いいよ。約束だからね。では、いくよ…んっ(ムギュッ、ズリズリ」(チンコを挟んだ胸を左右交互に上下させ始める)
男「はぁ!はぁ…クー!これじゃ、すぐにっ!ううっ」
ク「は、は…男、我慢、しないで、好きなときに、射精して、いいぞっ」
男「ク…クーっ、もうっ!!(ググッ」
ク「んっ…!」
男「う、あああっ!!(ドクドクッ」(亀頭が谷間に完全に埋没した瞬間に果てる)
ク「!あ…はぁ。…男、君のが、私の胸の中で、欲望を吐き出しているよ」(谷間の中で射精を続けるチンコを胸でシゴき続ける)
男「うく…はぁ…はぁ(ズルリ」(射精を終え、谷間からチンコが抜け落ちる)
ク「…ふふっ…見える、かい?私の胸が、君の出した精液でベトベトだよ」(密着した胸の間から、ドロリと白濁液が溢れて来る)
男「ハァ…ハァ…ハァ…」
ク「ん?男、もう限界かな?…ふむ、仕方ない。私は、君の精液で自慰に耽るとしようか………んん!」
続かない。
ちゃんと素直クールになってるか心配です。
個人的に、(ナニ中の興奮を差し引いても)非常識であると思われる発言の有無で、
変態クールとの住み分けが出来ればいいなと思っております。
んでは、統合の方の作業に戻ります。
( ゚д゚)ポカーン
267 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/18(土) 09:32:30 ID:hoAluuhI
sage
あー、下手に括弧つけるよりもト書きにしたほうがいいかな。やっぱ
>>262 馴れ合い御法度なのはVIPのほうだから大丈夫だよ
なにか書こうかと思うんだが
誤解殺気、素直ヒート、無口先生、幸せ、のどれがいい?
一番人気なのを書く。
誤殺
渡辺さん
>>271 先ずは一票
>>272 偉そうがあったか。よし、候補入りで一票。
>>273 佐藤さんとの絡みは勘弁。レズ嫌いなんだ俺。
他の作家さんに頼んでくれ。純粋に男との絡みだったら書くけど。
じゃあ俺は敢えて対人恐怖素直クールに一票
>>275 ちょwwこれ以上幅拡げるなよwwww
……一番最初に2票目が入ったやつを書くかな…。
じゃあ俺も対人恐怖素直クールに一票だよ
>>277 なら対人恐怖素直クールで決定。
書き上がるまでお茶でも飲んでてください。
なぜかこのタイミングでなんか偉そうに一票
282 :
270:2006/11/20(月) 20:20:17 ID:8MnqRcoE
いざ書こうと思ったら、対人恐怖素直クールの資料が手元になかった…。
誰か持ってない?
持ってないんで無口先生に一票
対人恐怖素直クールは途中から超人男と健気友がメインになってたからな
いや俺は好きだったけど
285 :
270:2006/11/21(火) 00:13:24 ID:a9w45p7M
>>283 ごめん、今お気に入りあさってたらあった。対人恐怖素直クールの資料。
機会があれば書かせてくれ。俺も無口先生は好きだし。
「機会があれば書く」んじゃない
おまいが書きたい時に書きたい物を書くんだ!!!
287 :
270:2006/11/21(火) 01:12:45 ID:a9w45p7M
そうは言われても時間がないぜブラザー。(´・ω・`)
明日には対人恐怖素直クールを投下するよ。
対人恐怖素直クール、投下始めますよ〜。
事情により携帯からなんで、ちょっと書き込みに間が空くけど勘弁ね。
キタ
バッチこおぉぉぉぉおい!
あ、あれ?
――ガサッ
朝刊が配達される音で目を覚ます。オヤジみたいな起き方だと我ながら思う。
しかし習慣になってしまっているのでどうしようもないし、別段と困ることもない。
むしろ健康的でいいじゃないか、とも思うが。やはり年寄りくさいだろうか。
そんなどうでもいい思考をしながら、俺は隣で眠る彼女を起こさぬようにベッドを抜け出た。
「面白そうなニュースは……、無いな」
朝刊を取ってパラ読みしつつ、俺は大学に行く支度をする。
「っと、飯の準備もしなきゃな」
服を着替え終え、俺は朝食の準備をするため台所に向かう。
冷蔵庫の中身を確認し、俺は早速料理を開始した。
・
・
・
・
「まっ、こんなもんか」
大体作り終え、時計の方を見る。そろそろあいつを起こす時間だ。
俺は朝食を並べた後で、俺は寝室へと向かった。
「おーい、起きろ。朝だ」
「……んー、後5分……」
「ベタなこと言ってんじゃねぇよ」
今だ布団にくるまり抗議する彼女をゆさゆさと揺する。
するとようやく観念して、もそもそと体を起こし始めた。
「うー、おはよう、恭一……」
「はい、おはようさん。那美」
寝落ちしてた俺を誰か殴ってくれぇ……(´・ω・)
∧_∧
( ・∀・) | | ガツンッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V`Д´)/
(_フ彡
気を取り直して
>>293の続き。
「うん、やはり君の料理は絶品だな。この味噌汁一つ取っても……」
「そんなにベタ褒めするようなもんでもないけどな」
そう言いながら那美は美味そうに料理を食べる。
喜んでくれるのは素直に嬉しいが、味噌汁でそんな褒められてもな……。
「ごちそうさま。美味しかったぞ」
「お粗末さま」
俺も那美も食べ終わり、食器を一緒に片付ける。
「那美、俺はこの後学校行くから」
「わかった。行ってらっしゃい」
お前も来れたら来い、そう言おうとしたが止めた。
笑みを浮かべながら行ってらっしゃいと言う那美を見たら、何も言えなかったからだ。
こいつだって学校に行きたいはずだ。高校の時みたいに……。
「……んじゃ、行って来る。昼には帰ってくるよ」
「ああ、わかった」
「んで帰って来たら、わかってんな。リハビリついでに買い物だ」
「うっ……あ、ああ。わかっている」
その返事に満足し、俺は再度行って来ます、と言って家を出た。
風が吹く。本格的に冬が始まり、最近はこの風も冷たくなってきた。
……冷たい風が吹くと、今だに思い出す。あの日の事を……。
わっふるわっふる
モッコスモッコス
あまりの中途半端加減にワロタ
>>296の続き書いてたら、内容が全て吹き飛んだ件について。
泣くぞちくしょう……orz
せっかく一気に投下出来ると思ったのに……。
>>300 中途半端なのは仕様です。
さて、また続きを一から書くか……。
俺が事故ってる間に随分と過疎っているじゃあないか
303 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 00:17:23 ID:Dd13tKkK
待ってるんだぜ?
誰も何も書かないのか…
>>305 世の中には言いだしっぺの法則というものがあってだな…
つまりわかるな!?
307 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 02:08:18 ID:udep/dpd
マスター、俺×銀で一つ頼む
何?今ちょうど切らしてる?
じゃあ優×銀でお願いできるかな?
>>307 そういう新ジャンルなんだな? 待ってるよ
309 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/01(金) 16:45:29 ID:udep/dpd
銀=新ジャンル「ぎぜんしゃ」
俺=新ジャンル「俺」
優=新ジャンル「やさしい」
魔物Aに萌える俺は底辺
「底辺」が渡辺 に見えた俺は重症ですね
なんか偉そう×素直シュールを頼む。
ほしゅ
ほのぼの純愛、ヨロ
いいや、触手で陵辱プレイ物だねッ!!
誤解殺気かほぼ無反応
クレクレスレになっとるがな…
319 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 00:45:41 ID:NnDpNCz8
火星人「クレクレッ」
新ジャンル「ハートマン軍曹」
よし!家に来て私をファックしていいぞ!(////)
321 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/16(土) 18:59:02 ID:Q2BfNABy
素直ヒートってあれか
VIPであったやつか
324 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/20(水) 10:38:41 ID:O1zNAzpK
エロパロ板は大抵クレクレスレになるから困る
325 :
ななし:2006/12/20(水) 11:22:05 ID:b5YaYvHa
それでもこのスレのクレクレの多さは異常
いや、そうでもないな
普段どんなスレにいるんだw
修羅場とかじゃね?
あそこはいまだに賑わしいらしいし……(´;ω;`)ブワッ
角煮じゃね?
331 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/22(金) 16:10:38 ID:vs89Goxk
はっきり言って、VIPでエロSSスレ立てたほうが100%人がも書き手も来る
板違いなんて気にしない
VIPに板違いなんてあったっけ?
>>332 VIPつかエロはピンク以外は板違いだろ。
334 :
名無しさん@ピンキー:2006/12/23(土) 13:52:01 ID:bXb9UsT4
久しぶりに見に来たらちょっと伸びてるから期待したのに……orz
なかなか難しいもんだな
337 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/01(月) 13:18:17 ID:D3TDSdrN
髪の毛の色だけな
こんな紫がかった色は認めない
認めたくない!!
三箇日までに「常に低体温症」ネタを投下しようと思ってたけど、
なかなか筆が進まない……。orz
俺も黒ツンデレネタを書こうと思ってたのに、
全く筆が進まない…
書いたらただのフランス書院ができた。
これはエロパロじゃない気がする・・・orz
>>342 それは我々が判断するのでとにかく投下しる。
新ジャンルが出ててエロかったらそれはエロパロだ
だからうp
友「男……なんでそんな内股で歩いてるんだ? 玉でも打ったか?」
男「いや……その、ヒートに入れたら火傷した……」
俺「うわぁ……ヒートの中……すごくあったかいなり……」
友「あったかすぎるだろ……常識的に考えて……」
ふつーにいいね! GJGJ!
男「“日本国民のM男に問う! どのように嬲られたいかベスト3!”だって」
友「いいセンスだ」
俺「3位:言葉攻め、2位:ムチ攻め」
友「1位は?」
俺「触手攻めだそうだ」
友「いつから日本はこんな国に・・・」
触手なら詩音に嬲ってもらえ
エロゲに精(両方の意味で)を出している最中、そいつはやって来た。
蹴破られたドアが、床に崩れる音を伴って。
火星人「ん、自慰の最中か。ふーん、玄米ビスケットがあるのにね」
男「何奴!?」
火星人「日本触手連合会の者だが」
男「え? 日本? 触手?」
火星人「さて、顔つきといいオーラといい亀頭の色といい、さくらんボーイのようだが?」
男「悪いか」
火星人「別に。むしろそんなことは関係なくなる。今からお前はわたしの得物(触手)により嬲られるのだから」
男「いや、ワケがわからな――――って、アッー!!」
彼は童貞よりも後ろの処女を喪失するはめになった。
350 :
名無しさん@ピンキー:2007/01/20(土) 22:57:48 ID:xnbBZff/
アッー!
ウホッ
保守
ho
す
sy
ほ
357 :
名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 21:53:26 ID:swKO9FvY
ほ
過疎ってるなぁ
359 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/01(木) 15:09:36 ID:SOtmJfkT
_,,,,,,,,,,,_
/彡ノ´`ヽミ`
|_ノ∋::::∈:::::|
| -・-:...-・-::::|
| ..::∪ ::::::::|
| ..::-==-::::::::| 過疎ってんじゃねーぞコラ
ヽ ...:::::::::::::::::::
`''ー―''´
/ ||/ ⊃ ⊃∧_∧
| ||___ノ ( )<ごめんなさい
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
っていうかどうせ誰も投下しねぇんだから保守してねぇでさっさと落とせよ
361 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/06(火) 18:24:54 ID:NxjpTZa0
だが断る
「ふぇぇぇ〜ん……お家に入れないよぅ〜……」
家庭の事情で学校近くのマンションに一人暮らしをしている佐藤さん。
土曜日の夕方、誰と遊ぶでもなく一人っきりの家で、
ただぼーっとしていた彼女のもとにかかってきた突然の電話。
それが、全ての始まりだった。
理由を聞いても、ふぇぇと泣きじゃくり家に入れないと繰り返すばかりの電話の主に、
これはチャンスと、もとい、かわいそうになった佐藤さんはとりあえず自分の家に呼ぶことにした。
「……家おいで…」
「……いいの!? うわぁぁい!
………………場所わかんないよ〜、ふぇぇ〜ん……」
喜んだのも束の間、電話の主は新たな壁にぶつかって再びふぇぇんと泣き声を洩らす。
場所を説明しても素で迷子になるだろうなと踏んで、
今いる場所を聞き出し迎えに行くことを告げ電話を切った。
「待っててね……渡辺さん…」
電話に向かって一人呟くと、佐藤さんはいそいそと出かける支度に取りかかった。
****
「寒いのにありがとぉ〜」
待ち合わせ場所に辿り着くや否や、渡辺さんが満面の笑みを浮かべて走り寄ってきた。
毛糸の帽子、マフラー、コート、手袋……全てがモコモコしていてぬいぐるみのよう。
コートから伸びるすらりとしたというには幼いラインの脚は短パンから突き出ていて、
寒さで震えているのが何とも言えない気持ちにさせる。
普段見慣れている制服とは違った、初めて見る渡辺さんの私服姿に佐藤さんは挨拶も忘れて見惚れてしまう。
「……佐藤さん? あっ、あのっ、寒いのにごめんね? あのねお礼にあったかいココアを………………
ふぇぇぇぇ〜ん、冷めちゃったよぉ〜」
黙ったままの佐藤さんに慌てた渡辺さんは、予め買っておいたであろうココアを取り出し
待っている間に冷めてしまった二本の缶を抱えあたふたする。
「猫舌だから……」
──本当は猫舌なんかじゃないし甘いココアも苦手。だけど……──
いつも通りの抜けっぷりに思わず弛んだ顔でココアを受け取り、一口飲み込んだ。
「……寒いから…」
ふにゃあと笑った渡辺さんに、家へ行こうと目で促し二人は仲良く歩き出した。
ふぇぇぇん、続き書いてぇ〜
ほ
新ジャンル「俺」のエロってただの自慰かな?
瑞穂お姉さま的な感じでよろしく
367 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/24(土) 01:10:36 ID:CILBQFxl
ho
ツンデレS男と素直ヒートM女のエロSSってアリかな? かな?
あるんじゃね?
370 :
名無しさん@ピンキー:2007/03/31(土) 14:12:37 ID:aNAfFBfr
ho
盛り上がれ保守
名前欄orz
373 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/09(月) 12:47:38 ID:N35OFQvB
ho
374 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/12(木) 21:52:38 ID:XCTlObLr
su
375 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/19(木) 23:33:30 ID:hzZqw1MT
ほ
376 :
名無しさん@ピンキー:2007/04/25(水) 22:36:30 ID:2jclYsDn
su
377 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/02(水) 12:32:22 ID:wj6XwLiz
ho
保守
379 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/11(金) 22:57:14 ID:blGe8cDw
ほしゅ〜
「なあなあキミ、ふぇらちをって知ってるかい?」
「ググれ」
「エローン」
・ω・`
381 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/18(金) 07:32:09 ID:03JC/3G4
期待age
382 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 08:57:59 ID:qPhfBh5g
あげ
383 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/29(火) 23:33:27 ID:eKz2MpDj
a
384 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/06(水) 22:32:12 ID:GQ/tQh4u
ho
shu
386 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 00:52:37 ID:AWcB6NtI
保守
387 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/13(水) 00:54:22 ID:AWcB6NtI
保守
へたれドSというのはどうだろう。
ガイシュツ?
>>389 憧れのセンパイを物陰からか見つめながら
「先輩素敵…ああ、先輩の泣き顔が見たい…あのお尻を真っ赤になるまでスパンキングしてみたい…
でも言えない、奴隷になって下さいなんて言えないいい!」
とか妄想して悶々としてたり。
うーん普通に妄想少女か…
391 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 14:28:37 ID:bGgr5yxi
だれか甘え系でエロパロ書いてくれないか?
392 :
sage:2007/06/19(火) 14:30:30 ID:bGgr5yxi
失礼。
・・・・
女「うっふ〜ん。あっは〜ん」
男「なにやってんの、さっきから」
女「フフ、くノ一忍者といえば色仕掛け!わたしのせくしーポーズで男さんをメロメロです!」
男「………………………」
女「いや〜ん。ばか〜ん」
男「犯すぞ」
女「ひう!?」
男「だってそういうことじゃん。な、慣れないことはやめとけって。お前性格的にそっち方面は向いてないだろ」
女「うぅぅぅ……………!!」
男「(それに、あんまりそーゆーこと、覚えてほしくないしな)」
女「え?なにか言いました?」
男「いーや、なんにも」
女「覚えててください、いつかきっと、わたしの色香で男さんをオオカミです!」
男「へーへー。楽しみにしておくよ」
女「そ、それにですね。男さんならわたしは、その、やぶさかではありませんというかナントイウカ……」
男「ぶっ!?」
エロパロではないが新ジャンル「素直忍者」より。
エロは書けずともネタなら書けるさ!で、保守。
ピンポーン
男「はー…い?女?」
女「うぇ、ぐす、ひっく、開けて」
男「あ、ああ」
ガチャリ
男「ど、どうしたんだ」
女「お母さんと喧嘩して、ふぇえ、家出してきた、うぐっ」
男「全裸でか」
女「そ、それは、親のお金で買ったものは一切持っていくなって」
男「よし、帰れ」
女「そんなひどい!男くんは裸の女の子を放り出す鬼畜だったの?」
男「これ、俺の服だけど貸してやる。で、帰れ」
女「えー、もうちょっとだけいいじゃんスゲージャン」
男「帰れ」
女「大丈夫!学校の用意一式とゴムはちゃんと持ってきたよ!」
男「帰れェェェェェ!!!!」
新ジャンル「家出少女」
男「それじゃあ、いくよ」
女「はい、きてください。今夜も、可愛がってくださいね?」
男「う、うん。そうだね……頑張るよ」
女「心から愛していますわ、男様」
ブアアアアアアアアアア!!!!!!
男「ああ―――ッ!物凄い勢いでバラが咲いていくぅ!?
そしていつの間にか浸水していたベッドの周りの湖みたいな水溜りに一枚花びらが落ちた!
波紋がゆっくり広がって女さんの頬に一筋の涙が流れ、気がついたらもう朝日が!!畜生またかよぉぉぉぉ!!!!」
チュンチュン……
女「うふ、おはようございます男様。その……昨夜は、とても良かったですわ」
男「荘厳さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!」
女「ねぇ男。あたし、ホントはおしりの方が気持ちいいって気付いたからもっといじってほしいんだけど、
こんなこと言って男に引かれたらヤだからやっぱり聞かなかったことにして?」
男「そりゃ奇遇だ。俺も実はおしりの方がイレてて気持ちよかったりするけど、
女に負担かけんのヤだから我慢してるんだ」
女「そっかー」
男「そうだな」
男・女(おしりでしたいなぁ………)
男「うわぁぁぁ!!朝起きたら俺の手が女の子になってる!!って、お前女?」
女「叫びたいのはこっちよ!何でわたしが男の手になってるのよ!!」
男「知るかぁ!!ああ、なにかの呪いかコレ!!」
女(そりゃ、男といつも一緒にいたいって流れ星にお願いしたけど……なんか違うわ)
男「ああくそ、こんな大変な朝なのに元気だなお前はよぅ!!」
女「誰が……ってきゃあ!な、なんてもん勃たせてるのよ変態!」
男「男の生理現象だよ!!」
女「……ハッ!!も、もしかしてわたし、これからソレしごかなくちゃならないの?」
男「はぁ?」
女「だって、男の子って定期的にアレしないとソレが紫色になってポロッてなるんでしょ?」
男「怖ェよ!何知識だソレ!」
女「わ、わかった。い、イヤだけど仕方ないわね……するわよ(きゃー!きゃー!きゃー!)」
男「いやいやいや、いいって!恥ずかしいから!」
女「でも、仕方ないでしょう!?アンタに死なれたら困るんだから!(えいっ!!)」
男「………………………」
女「………………………(うう、ちょっと嬉しい自分が憎いわ)」
男「………………………」
女「………ど、どうなのよ!気持ちいいなら気持ちいいって言ってよね!」
男「ヘタだ。我が息子、微動だにせず」
女「なんですってぇぇぇぇぇぇぇ!!」ギュウウウウウウ!!
男「アッ――――――!!!!!」
新ジャンル「右手」
>>396新ジャンル「無駄に荘厳」
>>397新ジャンル「両方素直」
女「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!」
男「はぁ、はぁ……。処女って、ホントに痛いんだな……。慣れるまで、ゆっくり、くっ、するからな」
女「ちっ、違う!これそーゆー痛さじゃない!痛い!ホント痛い!なにこれ、痛いよぉぉぉぉぉ!!!!」
猫知識:雄猫のペニスにはびっしりとトゲが生えています。
このトゲが雌猫を刺激し、その激痛で排卵を引き起こすのです。
雄猫は雌猫の必死の抵抗を押さえつけ、引っかかれても頑張って耐えてコトを済ませなければなりません。
レイプかよ。猫って大変だね。
男「………………………………やっぱり猫耳なんて」
女「ひくっ、ひぅ、うぅ…う……ぐすっ。耳、関係なくない?」
新裏ジャンル「猫耳」
男「なぁ……しても、いい?」
女「フッ、キミもわかってきたようだね。キミは知る由もないだろうが、
『光の者』の末裔であるキミと『邪神ザエラティア』の転生した姿である私は
本来相容れない対極の存在。しかし、こうして定期的に肉体を繋げることによって、
二人のエナジーサイクルは調節され、『光の者』や『邪神』ではないただの人間として
生活することが可能となり、異世界を巻き込むほどの………あン♪ま、まだ途中なのにぃ………」
男「素直にいいよって言えよお前は」
新ジャンル?「彼女は中二病」
女「らめぇ」
新ジャンル「滑舌が悪い」
「残念。先週に誘ってほしかった」
「安全日!大事な大事な、アタックチャ〜〜〜ンス!」
「それではお勃ちください」
「さあっ慎重かつ大胆に参りましょうっ」
「男さん、意を決して私の中に飛び込んだ!挿入部が赤に変わった!」
「はぁ、はぁ………お見事!」
「男さん……」
「な、何?そんな顔赤くして下腹部なんか押さえちゃって………ま、まさか……できちゃった、とか?」
「その通りっ!!」
新ジャンル「児玉 清」
女「もしゃもしゃ」
男「相変わらず草ばっか食ってるんだなお前。栄養偏るぞ?」
女「ぽりぽり」
男「そりゃ肉を食えとは言わねーよ。でも、ほら。タマゴ焼きやるから。
もっとバランス考えなきゃダメだって。えーと、タンパク質とか……」
女「取ってるよ?」
男「?」
女「取ってるじゃん。良質のタンパク質なら、男くんから」
男「………………………………」
女「……………………」
男「……………」
女「………ゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさい!!」
男「い、いや!まさかお前がそんな下ネタ言うとは思わなかったもんでつい!」
女「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!お嫁に行けないよぉぉぉ!!!」
男「待った!ほら、クローバー!四葉だぞ、うまいぞきっと!」
女「うわぁぁぁぁぁぁん!もぐもぐ!!」
新ジャンル「草食女子高生」
男「まだ、苦しいか?」
女「んっ……へ、へいちゃらダヨ?(ぴーん)」
男「無理すんな。焦らなくてもいいんだから」
女「ん……(ゆらっ)ず、ずるいよ。なんでそっちはそんな、余裕なの?(ゆらゆら)
そっちだって初めてだってゆったじゃん(きゅいんっ)」
男「疑うなよ。入れるとき一回失敗したろうが。俺的に結構キツかったんだからな、アレ」
女「う……そりゃ、見ててわかったけどさ(しお)」
男「お前、わかりやすいから。俺がちゃんとしてないと」
女「む!(ぴんっ)それって、まるでわたしがダメな子みたいじゃん!(ぷんすか)」
男「そうじゃないって。……好きな女の前でくらい、頼れる男になりたいの。俺は」
女「あぅ……(ひゆひゆ)ず、ズルいよ。そんなこと、そんな顔で言われたら……じゅんってなっちゃうじゃん(ふにゃあ)」
男「………!!ズルいのは、お前の方だよっ!!」
女「わ、ちょ、急に………!(わたわた)」
男「面目ない………」
女「まったくだよ(ぷんぷん)。あー、まだなんかひりひりするよぉ(しなぁ)」
男「しっかりしようって決めたのに。決めたのに………」
女「ま、いいけどね。嬉しい痛みってヤツだし、さ(ひよひよ)」
男「ふぇ?」
女「大好き♪(CHU!)」
男「おま、おま、お前………」
女「へへー(ぴこぴこぴこぴこ)」
男「………やっぱ、ズルいわ」
新ジャンル「アホ毛」
女「えへへ♪」
男「そんなに三段アイス、食べたかったの?」
女「はい!さんだ〜んアイスゥゥるるチョコミントバニラ黒胡麻〜〜〜♪」
男「(黒胡麻が浮いてる…)あれ、女さん。ほっぺにアイスが」
女「ほえ?」
男「待って、動かないで。取ってあげるから」
ふきふき………
男「うん、綺麗になった」
女「………あ、ありがとうございます」タタタ
男「?」
ヒュンヒュンヒュン……ゴッ!!
男「がはぁッ!!どこからともなく金属バットがッ!?」
不良「テェメェェェェェェ男コラ死にてェのかボケがぁぁぁぁ」
男「いてて………あ、子分さんだ。ぉつかれさまーす」
不良「アイサツなんかどーでもいーんだよオイコラァ!てめ、何番長のナイスパス華麗にスルーしてんだコルァ。急にパスが来たからかコルァ」
男「は?」
不良「番長のほっぺにアイスついてたらチューでとってねって合図にきまってんだろノータリンがぁ!!」
男「あ、そうだったの?ていうか、見てたの!?」
不良「ったりめーだろマジ死ねやボケェ!てめ、番長に指一本触れてみろ一生その指洗わせねぇからな」
男「でも、さっきはチューしろって」
不良「至極当然だろ死んで輪廻回ってもう一回番長と出会えコラァ!!もし番長に恥かかしたらどうなるかわかってんだろうな。
ドタマかち割って記憶喪失にして番長が一生テメェを看病すんぞコラ」
男(なんだかんだで女さんを慕ってるんだなぁ)
女「なにしてんだお前!!男くんに絡んでんじゃねェよ輪切りにして額縁に入れてオークションにかけっぞゴルァ!!
……って、なんだ。不良じゃない。あ、また男くんにちょっかい出してたんでしょ!ダメだってゆったじゃん!!」
不良「すんません番長!コイツがあまりにも不甲斐ねぇもんでつい」
女「それがお邪魔虫だっていうの!せっかく二人っきりだったのに。今度何かしたら、
……干潮の九十九里浜に埋めるから。首だけ出して、縦に」
不良「マジ勘弁してください!!潮がぁ!潮が段々満ちてくるのに身体が動かねェよぉぉぉぉ!!」ダッ!
女「さて。邪魔者は追っ払ったし、行こっか、男くん」
男「は、はぁ……」
女「えへ、腕組みぃ♪」
男(………敵わないなぁ、この人には。色んな意味で)
女「はい、今日のおかずはカキフライだよ〜」
男「うん。美味そうだし実際美味いんだろうけど、もう流石に飽きたっての」
女「仕方がないって。亜鉛とらなきゃだし。はい、マカビンビン」
男「あぁ……楽じゃないとは思ってたけど、なんか意味が違うんだよなぁ」
女「………!男くんっ!ゾワゾワだっ!」
男「……怪人か。なぁ、どうせ連中弱いんだから人間のまま行かね?」
女「バカ!弱く感じるのは変身した私たちが強すぎるからだよ!人間じゃ勝てるわけないじゃない!」
男「それはそうだけど。こう連続すると身が持たない」
女「愚痴はあと!はい、マカビンビン!さ、今日はあたしが攻めの日だよね?必殺技考えてきたんだ♪」
男「どっちの?」
女「こっちの。えいっ!」
男「きゃー、おーかーさーれーるー」
説明しよう!男と女は改造人間である!
二人は性的な意味で合体し、性的な意味でお互いの精神を統一することによって悪を滅ぼす無敵のヒーローに変身するのだ!
ちなみにかのウルトラマンAは北斗隊員(♂)と南隊員(♀)が合体して変身するヒーローである!
無論、こちらは性的な意味でではない!でも、なんかえっちだ!
女「はぁ、はぁ、ま、また先にイッちゃった………ごめんね、もう一回」
男「………………………身が持たない………」
新ジャンル「変身」
>>405新ジャンル「気弱番長」
男「はあ、はあ、お前、いつもより興奮してたじゃん。あんな大きな声出して、誰かが来たらどうするんだよ?」
女「だって、教室でするなんて…どうしよっか……?あ、テレポートで、ンッ、逃げるってのは?」
男「お前のテレポート、どこに出るかわからないだろ。学校からの帰り道を短縮する!とか言ってジャマイカに飛んだの忘れたか」
女「あれは困ったねぇ」
男「帰ってこれたからいいけど。って、お前締めすぎ。抜くから、緩めろって」
女「待って。その前に、これ見て」
男「ん?」
女「ノート!えんぴつ!教科書!」
男「女の腕に色んなモノがくっついた!新しい超能力か?」
女「うん。テレビ見てて、これやっててさ。できるかな〜って試したらできたんだ」
男「で、欠点は?」
女「欠点はしばらくくっついてとれないこと。実験したときはクリップだったから目立たなかったけど、
三日くらい取れなかったなぁ」
男「………待て。なんで今新能力を俺に見せた?」
女「………………してる最中、さ。ずっとこうしていたいなって……思っちゃった♪」
男「……抜けない」
女「膣痙攣か超能力か、どっちかなぁ?」
男「どっちでもいいわボケェ!!」
友『さっきのツッコミ、男のじゃね?女ちゃんがまた何かやらかしたのか?』
男「やぁべぇぇぇぇぇぇぇぇ!!女!何とかしろ!!」
女「だから離れないんだってば!」
男「ああ、じゃあ、仕方が無い!!一か八か!!」
女「うん!」
男・女「「テレポートッ!!」」
ヴンッ!!
ガラガラ……
友「WAWAWA忘れ物〜〜〜♪男、女ちゃん。お前らなにやって……」
男「………………………」
女「………………………」
友「………………………」
男「……女、ここはどこだ?」
女「……隣の席」
友「………すまん。ごゆっくりぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」
新ジャンル「ダメエスパー」
姉「私のほうが男くん好きだもんね!」
妹「なに言ってるの!あたしなんてお姉ちゃんの好きの一億倍大好き!」
姉「あたしはそのさらに一億万倍だ〜〜〜い好き!」
姉・妹「ううぅ………!!」
妹「といっても、男君は私たちのこと『女』っていう一人の女の子だと思ってるからなぁ」
姉「双子とはいえ、なんでこんなややこしいことに………」
妹「お姉ちゃんが悪いんだよ!はじめに男くんと仲良くなったの私なのに!」
姉「あんたも入れ替わり作戦は大喜びだったじゃない!」
妹「お姉ちゃんも男くんに惚れるなんて思わなかったもん!」
姉・妹「ううぅ………!!」
姉「でも、二人交互ってことは一緒にいられる時間が二分の一ってことで」
妹「同じ顔してるのも手伝ってか、独占欲がメラメラと」
姉「このままじゃいけないわ。何か手を考えないと」
妹「そだね。ピンチこそチャンスに!それが私たちだもんね!」
男「行くよ……女ちゃん」
?「うん、きて……」
男「ん……キツ……って、血?あれ?また?」
姉「奪われちゃった………嬉しい♪」
妹「こぉらぁぁぁぁぁぁ!!!!」バタム!!
男「うわぁ!!……って、え?あ、あれ?女ちゃんが二人!?」
妹「男くん!こないだ私の初めて奪ったくせになにやっとるかぁぁぁぁぁ!!」
男「な、なにが、どうなって?あれ?な、はぁ?」
姉「男くん、わたしの初めて奪ったんだから、ちゃんと責任とってくれるよね!?」
妹「責任ならわたしのも取ってくれるよね!?」
男「せ、責任はそりゃ、取るけど………あ、あれ?どうなってんの?」
姉「取るって言った?取るって言ったよね?」
妹「はい、確かに!ちゃんと録音もしました!」
姉「これからは二分の一じゃなくて二倍だよ!」
妹「流石は我ら!」
姉・妹「策・略・姉・妹!」ビシッ(ポージング)
姉「………はい、まだ途中なんだから妹はさっさと撤退撤退。初めてなんだからちゃんとしたいし」
妹「は〜〜〜い。………ま、でも男くんの童貞は私のものだけどね」
姉「!!!!?」
男「してる最中はエロんだけどなぁ」
女「ソッチのスイッチ入っちゃってるからねぇ」
男「コトのあと冷静さを取り戻してみると、なんというか」
女「無茶するんじゃなかったなぁ、と?」
男「うん。いじめすぎた。悪い」
女「別にうじめられるのは嫌いじゃないからいいんだけど。今回は場所が場所だもんね」
男「くそっ、バケツ貸して。雑巾洗ってくる」
女「あ、あたしも行くよ」
男いや、誰かが来たら困るだろ。見張ってて」
女「ん、了解」
ジャー……ゴシゴシ……
男「ああ、わかってたはずなのに、俺って奴はよぉ。なんで更衣室であんな激しくしちまったんだ?」
女「………銀色の、取れない………」
素晴らしい
女「好きです!付き合ってください!!」
男「死ねよ立体女」
女「ふぇぇぇぇ、男くんに振られるのこれで三十回目だよぉ」
女友「もう諦めたら?どこがいいのよ、あんなオタク道を時速300キロでカッ飛ばしてるようなヤツ」
女「わたしのほうが知りたいよ!でも仕方ないじゃない!好きなんだもん!!」
女友「男、誰かに殺されなきゃいいけど。ま、いいわ。今回も失敗したけど、次は大丈夫。
作戦指揮官を手配したから」
女「?」
??「ども〜〜〜♪」
??「呼ばれて飛び出て、私たちの登場ですよ!」
そして………
男「んだよ、女友か。女の件だったら、3Dじゃヌけねぇって言っとけ」
女友「フフフ、そんなこと言ってられるのも今のうちよ。アンタはすぐ女にひれ伏して、今までの非道を詫び、
精子と涎を撒き散らしながら女に交際を申し込むことになる」
男「アホか。これだから三次元はクソなんだ」
女友「これを見なさい!!」ペカー!
男「こっ、これは………ッ!!?」
女友「女作、女擬人化(?)イラスト萌え萌えVer.!!!!!!」
男「i…あ、ああ…ああ……ああああああああああ(ペタンと座り込む)」
女友「さらに!女作、女×男同人誌全年齢Ver.!加えて18禁Ver.!!」
男「ああ、あふゥッ……ひいいい…ガクガク(恍惚としてよだれをたらす)」
女友「続けて!女作、女フィギュア1/10スケール!!」
男「ああ…あ、うんっ…ああ……ビクンビクン(カウパー氏腺液とよだれと涙と小水を漏らす)」
女友「1/1スケール!!!!」
男「あんっ!ああっ、もうダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!(痙攣しながら地面を転がる)」
女友「なに勘違いしてるんだ………まだアタシのターンは終わってないぜ」
男「………ッ!?」
女友「女のご両親作!女・生Ver.!!!!!!!!」
女「ど、ども………」
男「結婚してください!!!!!!」
女「喜んで!!!!!!!」
??「上手く言ったわ。報酬は……策略を成功させたこと。この快感こそが私たちの報酬」
??「末永くお幸せに。記念に同人誌は一冊もらっていくわ」
??「時にはいいことしたいときもある!」
??「それが我ら!」
姉・妹「策・略・姉・妹!」ビシッ(ポージング)
新ジャンル「アンチ三次元」
>>408新ジャンル「策略姉妹」
>>409「かたつむり」
六行目訂正(うじめ→いじめ):女「別にいじめられるのは嫌いじゃないから〜〜〜」
>411
糞ワラタ\(^_^)/GJ
>>410>>412……か、勘違いしないでよね!賑わってきたらネタ投稿はやりにくくなっちゃうから、誰もいないうちに
好き勝手やろうと思っただけなんだから!!別にあんたたちに褒めてもらいたかった訳じゃないんだから!!
で、でもほら、ウサギだって寂しいと死んじゃうっていうしさ、
たまになら見にきても………いいと、思う、けど?
新ジャンル「ツンデレ」
>>409「かたつむり」
一行目訂正(エロ→エロい):男「してる最中はエロいんだけどなぁ」
男「うぅ……女ッ!も………出る!!」
女「出して!男くんッ!!わたし、わたし、欲しいよッ!!男くんの赤ちゃん………
だからッ!!おなかに、おなかにいっぱいぃ………………ッ!!!」
男「だめ……だって!外に………ッ!!くぁっ!!」ドクッドクッ!!
女「わた、わたひも……イきゅぅぅうううううううううん!!!!!」プシャァァアアア…
男「はあ、はあ、はあ、はあ………」
女「は、はあっ、はあ、はふぅ………」
男「お疲れ、女……愛してるぞ」ナデナデ
女「………ありがとうござます」
男「……?あ、そか。いつものか」
女「そのようです。申し訳ありませんムードを壊してしまって……やはり、私なんて男さんに相応しくない野菜屑女です」
男「んなことないさ。それに……それだけお前が感じてくれたってことだろ?」ぎゅ
女「あ……」
男「タオルケット引いてて正解だったな。お前汁っけ多いからなぁ」
女「……男くぅぅぅぅん!!わたしも!わたしも大々だ〜〜〜い好きッ!!ね、も一回しよ?しよ?しよぉよぉぉぉぉ!!!」
男「お、もう復活か」
女「はむっ♪」
男「咥えんな咥えんな。まだ無理だ……っていうかさ、漢字違くね?」
女「もんまほほいっはっへ、なっひゃうんらもん(そんなこと言ったって、なっちゃうんだもん)」
男「モノ口に入れたまま喋っちゃダメだぞ。……もう復活か、俺」
新ジャンル「青菜に塩」
男「………………」
女「申し訳ありません男様!この女がついていながら、また奴に遅れを取るとは………」
男「………虎の子の怪人を連れ、さらに二人がかりでさえ敗退か。………話にもならないな」
女「……その、お叱りは受けます。ですから……今日もこの卑しい女めに、お、お仕置きしてください………」
男「わかった。お前が望むなら、そうしよう」
女「は、はい………。それで、男様、今日はどのような」
男「少し趣向を変える。お前は最近いたぶられることを悦んでいるように見えるからな。
…そうだな。今日から三日間、夜伽には来なくていい」
女「………は?」
男「また、その間自慰行為を行うのも禁じる。貞操帯はつけるな。己の意思で己を罰するものと思え」
女「ぇえ、あ、そんな………いえ、承知、しました………」
男「………………………」
女「………………………」
男(さて、三日後はどんないじめ方してやろうか。とりあえず焦らしとおねだりは確実として………)
女(三日間……嘘ぉ、長すぎだよぉ………あ〜、ただでさえいじめてもらえると思って身体火照ってたのにぃ!ふぇ〜〜〜ん)
変身女「もう三日も怪人出てきてないよ!?何やってんの、あいつら!!」
変身男「平和でいいじゃないか。……まぁ、お前が怒ってるのは別のコトだろうけど」
変身女「本番は変身しちゃうからって前戯止まりなんだよ!?ざっけんな!博士に再改造してもらおう!
えっちじゃなくても変身できるようにって!!あ!ダメじゃん!!」
変身男「でも最近ヤル気なくなってきてないか?こないだの怪人は結構強かったけど幹部の女、
怪人じゃなくて俺たち応援してたぞ」
新ジャンル「悪役」
不良「………………………」
友「………………………………」
女友「………………………………………」
三人(話が始まらない………………………………)
番長女「男くん、手、つなご?」
番長男「う、うん」
不良「指は絡めろや番長と赤い糸で縛りつけるぞゴルァ!!」
エスパ女「マッガーレ!」
エスパ男「……変わってないじゃん、スプーン」
友「男!俺のチンコが!俺のチンコが大変なことに!!」
アンチ男「アンチ女タンハァハァ!!」
アンチ女「………こっからが本当の勝負ってことに気付いたわ」
女友「大丈夫、そんなこともあろうかと今回も作戦指揮官を手配したから!」
三人(あ〜〜〜、やっぱこのポジションが落ち着くなぁ)
新ジャンル「サブキャラ」
JUN 9. 2007
夜、バカップルの女友と男友くん、独り身仲間の男くんとポーカーをやった。
女友の奴、やたらいちゃついてやがったが、きっと見せつけてるにちがいねェ。
私たちをばかにしやがって。
JUN 10. 2007
今日、職員室のおえら方から、新しいウサギの世話を頼まれた。
毛むくじゃらのモップのような奴だ。
生のエサがいいってんで、にんじんを投げこんだら、奴ら、臭いを嗅いだり、前足でコロコロしたあげく、やっと食いやがる。
JUN 11. 2007
今朝の5時頃、目を真っ赤に腫れ上がらせた女友に、突然たたき起こされて、さんざん泣き付かれた。
なんでも、男友くんといざこざがあったらしい。女友ときたら夜も寝ないでメールばかりやってるから、こんな事になるんだ。
JUN 12. 2007
昨日から、女友と男友くんは喧嘩したままなんで、空気が淀んじまって、妙に、暗い。いらいらするんで、気分転換にあのウサギどもの小屋を掃除してやった。よし、綺麗だ。
JUN 13. 2007
あまりに空気が悪いんで男くんに相談にいったら、俺からも男友から相談を受けてるという。それから、なんとかまた四人で遊びたいといった。
おかげで男くんを意識しちゃったぜ。
JUN 14. 2007
朝起きたら、男くんのことが頭から離れなくなっていた。
ウサギどものオリがやけに静かなんで、足引きずって見に行ったら男友と女友が掃除していた。三日疎遠になったくらいで寂しがりやがって。
Uターンして男くんに報告だ。
JUN 16. 2007
昨日あの小屋掃除に行くよう男くんが差し向けた、てはなしだ。
夜、むね中あついどきどき。
胸のこどう きいて ねたら おとこく ゆめみた。
いったいわたし どうな て
JUN 19. 2007
やと なか なおた も わたしやばい
今日 おんなともに、そうだ んこくは くう
JUN 21. 2007
だいすき だいすき おとこくん きた
いいむーどなんで こくはく
だいすき です。
4
おとこ
すき
「俺には今好きな女の子がいる。おれの幼馴染みで、物心つく前からの腐れ縁で、ついでに恋人だったりもする女というヤツだ。
家は隣同士。しかもお互いの部屋の距離が窓を挟んで1mもないというお約束ぶり。
ガキの頃はよくこの窓を伝ってお互いの部屋に遊びに行き来したものだ。そして、今でもそれは活用していたりする。
ところでこの窓だが、便利な反面近すぎるという欠点もある。俺たちがこの歳になるまで彼氏彼女の関係にならなかったのは、
ひとえに距離が近すぎるので男女というよりは家族として認識していたためだ。
俺と女がいかにしてライクの関係からラブの関係にシフトチェンジしたのかは、まあ長くなるので割愛しよう。
そう、窓の話だったな。
すぐ目の前にお互いの部屋が見えるということは、つまり、カーテンさえ開けてあれば
そこで何をしているのか丸見えなわけで。
………勘のいいヤツはそろそろわかってきただろう。そう、俺は見てしまったのだ。
女が、ええと、その、自分を慰めている光景を。
始めは何をしているのかわからなかった。ただ、部屋に戻ったら名前を呼ばれている気がしたので、
気軽にいつもの調子で声を掛けてみたのだ。
………顔が本当に熱くなって喉が一瞬にして干上がり、絶句してまじまじと見てしまった。
女の方も同じような反応で、しばらくフリーズしていたがしばらくしてギコギコと油の切れたロボットのような動きでカーテンを閉めた。
……そうして次の瞬間、見ちまった、見られたと叫んだ声が壮絶な羞恥のハーモニーを奏で、俺は母さんにおたまを投げられてこぶができのだった。
今の俺にそのこぶはもうない。つまり、それだけ時間がたったということだ。
しかし、あれ以来女とはロクに話もしていない。切ない声で俺を呼ぶあられもない姿をどうしても思い出してしまうのだ。
恋人といっても俺たちは手をつなぐくらいで、キスもしたことがないプラトニックな間柄だ。理由は、まあ仕方が無いといえば仕方が無い。
家族期間が長かった為か、どうもムーディーな空気を作りにくいのだ。肝心なところで、いつもおちゃらけてしまう。
……いや、これはいい訳だな。俺がヘタレなだけだ。
だからあいつは、欲求不満になって自分を慰めていたんじゃないか。
俺は男で、あいつは女。わかってたはずだろう?俺。
そういうことをするのが、恋人なんだってこと。
恥ずかしいことじゃない。俺だって女を想って自分を慰めたことは両手両足の指で数えても足りないくらいだ。
お互いがお互いを求めてるんだから、ここはひとつ、俺が男を見せて―――」
男「授業中にッッッ!!人のモノローグをッッッ!!!!!寝言で言うなッッッ!!!!!!!!!!」
ガタッ
女「……ふぇ!?」
新ジャンル「ねごと」
>>417新ジャンル「バイオハザっ子」
女「はぁー……男くんとキスしたいなー」
男「何を言いますか突然」
女「だってさぁ、ヒマなんだもん」
男「勉強してろ。テスト前だぞ。何の為に図書館まで来たんだよ」
女「勉強ならしてます。こう、右手は袖!左手は背中!柔道の要領で重心を崩し、こっちは背伸びして間合いを確保!
で、撃つべし!CHU!」
男「実演するな。それとそれ勉強と違う」
女「助走をつけて目標に飛び掛り、その勢いを殺さないまま撃つ、乙女キッスミサイルというワザもありますが、
二回から目薬を成功させるような正確さと力加減がないと唇を切るので気をつけましょう」
男「まだ治ってないだろ、お互い。血の味がするぞ、お前」
女「ついばみキス。テンポが大事です。プロはキツツキのスピードでこれができます」
男「唇千切れるわ」
女「でこちゅー。されるのが好きです♪」
男「やらんぞ」
女「大人キス。いわゆるディープキスです。何段階かレベルはありますが、ハリウッド映画レベルまで身につければ
日常生活で困ることはないでしょう。相手の唾液は音を立てて飲むのがマナー」
男「麺類かよ」
女「真・大人キス。男の子と女の子ではやり方がだいぶ違います。
共通しているのは下半身に」
男「実践するな!!」
新ジャンル「キスしたい」
男「……………………言いたいことがあるなら、ちゃんと言ってくれてもいいんだぜ」
女「………………………………………………」
男「………………俺は、お前のこと、好きだ。だからお前で興奮もするし、その、抱きしめたいとも思う」
女「………………………………………………………」
男「………でも、お前は?」
女「………………………………………………………………」
男「お前は、俺じゃ嫌なのか?」
女「…………………………ッ」
男「お前はヘンだけど、いいやつだってことは誰よりも俺が知ってる。お前を理解してやれて、
何があっても味方でいてやれる。お前は、俺が好きだって言ったとき、泣いてたよな。
嬉しいって言って、泣いて、それで………」
女「……………………………………………」
男「わかんないんだよ。こうやって二人っきりになるのを承知でウチに来て、で、そうなって。
お互い服脱いで、裸になって……直前になって黙ってベッドの反対側まで逃げちまうなんて」
女「……………………………………………………………………」
男「急に怖くなったんなら、やめてもいい。俺、ちゃんと我慢する。でも、何も言ってくれないから。
俺じゃ嫌なのかって、不安で、不安で、仕方なくて、くそっ、何泣いてんだ俺。みっともねぇ………!!」
女「………………………そんなこと……ない」
男「女?」
女「……ごめんなさい。男くんを不安にさせちゃったね。
でも、わたしだって男くんが相手で嬉しい。男くんじゃなきゃ、絶対嫌だもん」
男「だったら!」
女「そうだよね。男くんは何があっても、わたしの味方でいてくれるもんね。
なに恥ずかしがってたんだろ」
男「……お前、もしかして」
女「男くん………………」
グギュルルルルルルルルル………………
女「……………………………………………………………………」
男「…………………………………………」
女「スカトロに興味、ないよね?」
男「トイレ行って来いッッッ!!!!!!!!!」
新ジャンル 「常にウンコをガマンしてる人」
ガキィン!ズガガガァァァン!!ドッグォォォォォン!!……シュババ!カッ!!!
女「………………………!!」
男「………………………」ピタァッ!
女「……命乞いはせぬ。殺せ」
男「………お前の首を取るために世界中を旅して、俺にもわかったことがある。今魔物に襲われている街や村は、もともと
魔物が住んでいた場所を人間が拓いて住み始めたらしいってことだ。彼らは、住処を追われ取り戻そうとして暴れていたんだ…」
女「それがどうした。至極当然のことだろう?我ら魔族の行動も…貴様ら人間の行動も」
男「俺はそうは思わない。なんで見てくれが違うだけで、魔族たちとは共に住めないんだ?言葉はちゃんと通じるのに。
実際、お前たち魔族と共生していた土地もあったんだ。できないことじゃない。そして魔王、お前だって……」
女「………………………お前は、なにを」
男「お前は魔族の王だ。その首が打ち取られたとなれば、もうあとには引けない。魔族との全面戦争になるだろう。
あるいは、俺を導いた神のご加護とやらは、最初からそれが狙いだったのかも知れんがな」
女「我を、殺さないのか」
男「俺もお前もやれることがまだあるだろう。決闘に打ち勝った者として命じる。俺の旅に同伴し、魔族と人間の争いを解決する手伝いをせよ。
幸いお前は一見、普通の女の子だ。一緒に旅をしても、なんとかなる」
女「………………舐められたものだ。しかし、死人は口をきかぬ。曲りなりにも王として、これ以上恥をかくわけにはゆくまいな」
………………
男「おい、女。くっつきすぎだぞ」
女「何を申すか。我と貴様は『駆け落ちした恋人』じゃぞ。くっつかんでどうする♪」
男「それはさっきの街での設定だろう。もう街道に出たんだから、別にもういいんだよ」
女「断る。我はこれが気に入った。よし、接吻しよう接吻」
男「……なんだかなぁ。お前、一応魔王だろう。なんだその体たらくは」
女「貴様こそなんだその体たらくは。剣の一振りで龍の首を落とす兵(つわもの)が、よもや乙女の身体ひとつ支えられんのか?
フン、恋人同士と名乗り、同じ部屋に泊まりながら夜這いもせなんだ貴様のことよ。腑抜けめ」
男「だから嘘設定になんでそこまでこだわる?ほら。次は色町ギオーンの妖孤キュウビノキツネだぞ。ちゃんと説得できるんだろうな」
女「キュウビ……!?い、いかん!キュウビはいかん!他のに変えろ!」
男「何で。そんなに手ごわいのか?手もつけられないのか」
女「いや、あやつはむしろ人間を惑わすのが趣味で……と、とにかく!我は行かぬ!」
男「そうか。魔王がいれば説得はかなり楽になるんだが。仕方が無い。俺だけで」
女「だぁぁぁ!!行く!やはり我も行くぞ!!」
男「さっきから何焦ってるんだ?」
女「だ、だってあやつの乳房は反則―――」
男「乳房………ああ、なるほど」
女「貴様!今我の胸元を見て笑ったろう!許せぬ万死に値する!!消し炭となれ無礼者がぁぁぁぁぁ!!!」
男「一瞬で劫火の魔法を紡いだ!?強くなってないかおま………ぎゃああああ!!」チュドーーーーン!!
新ジャンル「魔王」
女「お前様っ!お昼ごはんでありんすよ〜〜♪」
男「おー、サンキュ。って、キツネウドンかよ」
女「仕方がないでありんす。あちき、アブラアゲ大好きでありんすし」
男「東の輸入品は今割高なんだから控えろって言ったろう」
女「そんな酷い。お前様は何の権限があってあちきの好物を禁止するでありんすか?」
男「お前の雇い主だからかな」
女「従業員にはもっと優しくするでありんす!ストるでありんすよ?」
男「ご自由に。どーせ、お前ここじゃもう働けないだろ。正体バレて幼女に戻って、働いてた店が潰れたんだもんな。
知らなかったとはいえ、幼女雇ってたらそりゃ潰れるわ。いくらこの街とはいえ、ルールってもんがある。
そして、そのルールを破ったお前に働き口があるわけがない。文無しに居場所はないぜ?」
女「うぐぐ……あちきの正体を暴いたのはお前様でありんすよ!責任はとれでありんす!」
男「飲み勝負ってのは引き際が肝心なんだぜ。俺はその点、負け知らず。しかし驚いたね。
ギオーン中の男を夢中にさせる妖姫がこんな子狐だったなんて」
女「………綺麗な女の人になれば、人間はあちきに優しくしてくれるでありんす。お前様は、ヘンな人間でありんすよ」
男「……女」
女「ン………シッポ、なでちゃダメでありんすぅ」
男「………大丈夫。俺は……」
女「やぁ…お前様……ウドン、のびちゃうぅ………」
男「女…俺が、」
バタム!!
魔王女「フハハハハハハ!!随分と惨めな姿だなキュウビよ!ええ!?」
勇者男「急に強気だなお前」
男「………………………………………」
女「………………………………………」
魔王女「………………………………………」
勇者男「………………………………………」
魔王・勇者「………………………………………」ギィィィィ……パタン
新ジャンル「キツネ耳娘」
男「おじゃましまーす」
女「うぉぉぉい男く〜〜ん!!何故にしてチミがあたしンちにくるのか30字以内で述べYO!!」
男「お前の親御さんから頼まれたんだよ。旅行行くからその間お前の面倒見てくれってな」
女「AH父さん母さん、あたし一人では留守番もできぬと仰るか!!」
男「仰ってたぞ。お前は勢いだけで生きてるからなぁ」
女「っつーか!っつーか!男一匹女一匹、これヤバいシチュじゃないかな?かな?
オッス、オラ女!処女膜の危機だってのにオラわくわくしてきたぞ!」
男「とりあえず飯作って風呂わかして、お前の勉強見たらさっさと帰るから安心しろ。
あと、明日からはお前がウチに来い。面倒くさくてかなわん」
女「お呼ばれありますか隊長!可愛いぱんつはいていくであります!は!しまったよ隊長!今日は普通のぱんつだよ!
初夜なのにヤバくない?何気にヤバくない?は!そうだ!シャワーん時着替えればいいんじゃん!あたしノーベル新人賞取得!
ありがとう中小企業!ありがとうネジ工場!!」
男「落ち着け。当社比1.5倍テンション上がってるぞ」
女「そりゃそうでがんすよ!男くんがあたしンちに来るなんて何年ぶりか覚えてません!あたしバカだから!あはははははは!!」
男「そうだな。朝は毎日迎えに来てるけど、上がらせてもらうのは小学校以来か。あんま変わってないけど」
女「あははは……あたしは、ずっと待ってたよ。男くんがいつか、また遠慮なんてしないであたしの家に来てくれること」
男「女………」
女「な〜〜〜んてネ!シリアスなフリぃ〜〜!!騙された?騙された?騙されたら右ひじを左のかかとにつけて告白します!
男くん、ちっちゃい時からずっと好きでした!好きでした!ヤウェーイ、バランス取れねー!あははははは!!」
男「知ってるって。俺もだから安心しろ。台所、借りるぞ」
女「女体盛りかい?おぉい、二つの意味で食べられちゃうよあたし!上手い!山田く〜ん、女さんにほんの少しの勇気をください!」
男「だから、飯作って風呂わかして、一緒に勉強したら帰るっつってんだろ。ヘンなことはしないから安心しろって」
女「座布団と勇気を運ぶ山田です。センキュッ!!あはははははははは!!………それじゃ、ダメなんだよ」
男「なに言ってんだお前?」
女「男くんはさ、なんでもできて、いっつもあたしを助けてくれるよ。
でも、あたしはダメだ。アタマ悪いし、何にも出来ない。どうしよう、あたし、男くんに何にもお返しできないんだよ………!
だから、だからさ。せめて……あたしのこと、使ってよ。あたし、男くんになら………!!」
男「やめろ!!」
女(ビクッ!!)
男「何にも出来ないとか、自分を使えとか、言うな!!ふざけんな、二度とそんなこと言うんじゃねぇ!次はひっぱたくからな!!」
女「………ふぇ……ぇ、ええ………うぇぇぇぇぇぇぇぇん、うぇぇぇぇぇぇぁぁああああああああん!!
うわぁああああああああああああああああああああああああああん!!!!
ごめんなさい、ごめんなさい、ひぐっ、ごめ、ごめんなさい………!!違うから、さっきの、うぅ、シリアスな、ふり、だから!」
男「………………………………」
女「あは、ひくっ、あはっ、騙された、しょ?ひっ、男、んは、すぐ本気にする、だ、からぁっ!!
男「………………………………………ばかやろ」
女「ひぐ、ひくっ、う、ぅううう………………」
男「ぱんつ」
女「ふぁ?」
男「ぱんつ、変えて来い。見ただけで射精するような、とびっきりの可愛いヤツがいい」
女「………う………うんっ!ガッチャ了解でありまふ!隊長!!」
新ジャンル「ハイテンション馬鹿」
男「はあ、はあ、ふう………うわ、我ながら結構な量だなこりゃ」
女「はあ、はあ、はふ……どれ、見せてみるといい。なるほど、いつもに増して見事だなキミの精液は」
男「何か照れるな。おい、なにをそんな真剣な顔で」
女「………ずるずる。ンこくん」
男「飲んだ!?え、何やってんの?」
女「………………ふむ。やはり直飲みでないと臭みも苦味も増すな。おまけにゴムの風味も加味されている。
もとよりあまり美味いモノではないが、これは信じられないほどマズイ」
男「何クールに顔歪めてんの!?ぺっしなさい、ぺっ!」
女「もう飲んでしまった。種とはいえ、『生命』に至るかもしれないという4億もの可能性をゼロにしたんだ。
無駄にしないためにはせめて、栄養素として摂取するしかあるまい」
男(飲んでくれるのってホントはスゲェ興奮するんだけど……この無表情で生真面目なこと語られながら飲まれてもなぁ……。
ま、いいか。それがコイツだし)
女「なんだ?ニヤニヤして。行為のことについてのダメ出しなら勘弁してくれ。まだ慣れないもので意識も途切れがちなんだ」
男「いや、まだゴムあるからさ。肉食えないお前にもっとサプリメントを提供したいな、と」
女「な……ッ!!………………不純だぞ、男。せめて正直に、もう一度したいと言うなら私もやぶさかではないというのに」
男「もう一回したいです。させてください」
女「やれやれ。仕方が無い……と、これは私も誤魔化しだな。嬉しいぞ、男。私も……したい」
男・女「ん………」
新ジャンル「優しいクール」
女「第十七回、チキチキ!らぶらぶえっち反省会〜〜〜!!」
男「わー!どんどんパフパフー!」
女「さて、息も整いスイッチも切り替わったところでありますが、今回もダメでした!」
男「ダメだったなぁ」
女「それはなんででしょーか!?ハイ男くん!」
男「俺が激しくしすぎたからであります」
女「正解者に拍手!」パチパチ
男「でも、女だって気持ちいーってゆってたじゃん」
女「それはそれ、これはこれ。あたしは快楽の欲求よりらぶらぶえっちを目指す健気な女なのです。
はい、ここで第二問!らぶらぶえっちに必要不可欠な儀式とはなんでしょうか?ハイ男くん!」
男「お互い果てたあと、優しくキッスであります!」
女「正解者と握手!」ニギニギ
男「でもそりゃ、俺も悪かったけどさぁ。一方的に俺だけ責められるのは何か違うと思いまーす」
女「ホホウ、その心は?」
男「お前、今日はちゃんと固定したって言ったじゃん。外れることはないのだー、とか間抜けなポーズで高笑いしたのは
どこのどいつでしょうか女さん」
女「むー……あたしですゥ」
男「正解者に着手!」ムニ
女「だって苦しいんだよギッチギチに巻いちゃうと!」
男「繋がってねぇだろーが!」
女「それは秘密デス」
男「事実だッ!!」
女「繋がってない……あ、そっか。なんだ。そういうことか!!」
男「どした?何かヒラメ板?」
女「固定しようとするから転げ落ちちゃうんだよ!だったら、フィニッシュの前にいっそ男に抱えてもらって、
あたしがメインで動けばいいんじゃない!?ほら、コレならイッたあと落ちた頭を拾うっていう超笑えるポイントがなくなるわけで、
スムーズにらぶらぶえっちができる!!」
男「おおおおおおおおおお!!!さっすが!!らぶらぶえっちの鬼!!」
女「わーい男ー!!ちゅー」
男「投げるな頭を。これがホントの投げキッス!ってやかましいわ!!」
魔王女「………………………………………」
勇者男「よう、どうだった?デュラハンは。
首を落とされてもなお戦いをやめることのない不死身の騎士、か。一度手合わせしてみたいもんだ」
魔王女「………あやつも、魔王軍屈指の凄腕だったのだがなぁ。いやはや、げに色恋とは恐ろしいものよ」
勇者男「……?よくわからんが、とにかく危険はないんだな?じゃあ次いくか。えーと」
魔王女「あ、待て。コラ!街を歩くときは腕を組む約束であろうが!」
新ジャンル「生首」
426 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 09:31:32 ID:MBUrOD4r
『あッ!あッ!ああンッ!男くん、男くん!らめらよぉ、こんな……声、聞かれひゃぅぅ………ッ!!』
『いいじゃん、聞かせてやれよ。俺の相棒は、こんなにえっちで可愛いんだぜって自慢できる』
『やらぁ、男くんだけ、男くんらけなろぉッ!!』
『俺もだ!女!誰にだって渡すもんか、女!俺だけの女!!』
『らいすきッ!男く、男くん、ああ……ッ!大好きなの!あたしィ!男くん、大好き!!』
『俺も、俺も大好きだ!イクぞ、女ッ!女!女ァ!!』
『あたし、あたしも!一緒、いっしょにぃ……イク、イク、イクぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!!!!!』
『………………………………………………………………』
『………………………………………………………………………』
『『………………………………………………………………………………』』
ガタガタッ!
「「お客様方、済まないが怪人が出現したようだ!世界の平和のため、私は往かねばならない!
なぁに、すぐに怪人を倒し、とびっきりのコーヒーを淹れなおすと約束しよう!トオッ!!」」
からんころーん……
客A「………………………」
客B「……………………………………」
客C「………………………………………………」
客A・B・C(((丸聞こえだっつーの)))
新ジャンル「ヒーロー喫茶」
レヴェル高杉ww GJ
これからも期待wktk
きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
やっと!!!やっと!!!!やっっっっっっっっっっっっと誰かきたぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁっぁ!!!!!
今まで二人しか見にきてくれなくてさあ、ああ、これ寂しくて死んじゃうってこんなかんじなんだなって
そろそろくじけそうだったんだよマジで!!!!!!
ありがとう!!!ありがと!!!生まれてきてくれてありがとう!!!キミの父さん母さんにありがとう!!!!!!
この感動をありがとう!!!!!今世界はほんとうbにまぶしく輝いて前が見えねぇぞ
こんちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!
からんころーん……
女「やっほー、お待たせ男ー……ってアレ?男、まだ来てないのかな?
あんにゃろめ、待ち合わせに三十分も遅れるなんてなんてヤツ!!」
客A「こら!早く出ろよこのガキ!!」ドンドン!
客B「ずるいぞお前だけよぉ!!」ドンドン!
男『うるせーオッサン共!集中できねぇだろうが!!こちとら若いんだ文句あるかぁぁぁぁぁ!!』
女「………なんだ、トイレか。でも、他のお客さんたち何やってんだろ」
客A「オッサンとは何だ俺ァまだ二十代だぞ!」
客B「オッサンの性欲ナメんなクソガキが!!」
男『変身女さ〜〜ん!やらしいよ変身女さんハァハァ!ハァハァ!』
女「ちょっとぉ〜、男、ナニやってんの?お腹壊したのぉ?」
男『女!?来てたのか!?』
客A「お前!彼女いんのかぁぁぁぁぁぁぁ!?」
客B「はい出ろ!今出ろすぐ出ろ早く出ろ!お前彼女持ちの癖に他の女でコくなんて申し訳ないと思わないのか!!」
女「こく?なにそれ」
客A「あ〜、言っちゃおうかなぁ。キミの彼女に今キミがナニをしようとしてるのか言っちゃおうかなぁ?」
客B「お嬢ちゃん、この男最低だぜ!このトイレ篭城犯はね、アンタという女がいながらここの喫茶店のウェイトレスさんで」
男『女ァァ!!!!!!!』
女「は、はいッ!?」
男『オナニーするから帰ってくれないか。』
女「……………………………………………………………」
客A「………………………………………………」
客B「……………………………………」
女「さいってい!!!!!!!!!!!!!!!!」ガン!!
………からんころ〜ん………
男『……これで文句ないだろオッサン共。うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
俺も、俺も大好きだ!イクぞ、変身女ッ!変身女!変身女ァ!!』
客A・B(か……漢だ!!!!!!!!!!!!)
新ジャンル「オナニー」
狐女「うぅぅぅぅ………!!寒い寒いでありんす……ねぇ、こんな土地になにがあるっていうのでありんすか?」
狐男「ある富豪にちょっとしたお使いを頼まれてな。世界一強い酒があるんだそうで、それを買いに来た」
狐女「お酒♪」
狐男「今のお前は幼女だろう。どこの店行ったって出してくれるのは果汁のソーダ割りくらいが関の山だな」
狐女「だったら変身して行けばいいでありんす!」
狐男「それも却下だ。俺も呑んだことは無いが、洒落にならないくらい強いらしいからな。
酔い潰れてまた飲み屋が潰れたらどうすんだ、お前」
狐女「フフ、解ってないのね坊や。お酒にはいかなる犠牲を払っても味を見る価値があるのよ?」
狐男「黙れ幼女。とばっちりが俺にも来るんだよ。商売先を潰す商人がどこにいる」
狐女「ここ」
狐男「いねェよ阿呆!!」
女「ユキオンナがなんぼのもんじゃーーーーい!!」
男「お前酒飲んだことないならないって言えよホントによぉ!!」
女「男ぉ〜〜、われはホントはお前がらいすきなのらぁ〜〜〜」
男「はいはい酒臭いぞ。宿に戻って休もう、な?」
女「おろかなるニンゲンどもよ!われわ魔王らのに男に惚れ抜いているのら!!
らのにこの男はちぃっともわれを大切にしてくれなんら!!ちゅ〜〜」
男「臭い臭い臭いって言ってるだろう。捨ててくぞ」
女「……ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええええええええん!!
男がいじめたァああああああああああああああああああ!!!!」
男「ああ、もう!泣くな!お前それでも魔王か?ほら、おぶってやるから!」
女「ひくっ、うぅ…………く〜〜」
狐男「………なんだありゃ。……あ、あれって確か」
狐女「……………うん。魔王でありんす。信じられないけど」
狐男「………行くか」
狐女「で、ありんすな」
新ジャンル「酔っ払い」
>>428 ってか
すでにアナタ自身が新ジャンルW
すげぇ、何なんだろう、この異常なほどに持続する瞬発力はw
俺(水)「おおい、なんだよ新ジャンルスレ。お前もっとやればできる子だろ?よし、おれがいっちょ人肌脱いでやるぜ!」
「小ネタばっかで申し訳ないけど、意外と書けるもんだなぁ。っていうか、連続して書き込みってやってもいいんだっけ?ま、いいか。怒られてないし」
俺(木)「さて、保管庫漁って……次はどのジャンルで書こうかな、と。お、これ面白そう!」
「見てくれてる人いた!でもまあ、自分が面白いと思ってやってることだしな。それにしても嬉しいもんだ。あ、り、が、と……と」
俺(金)「そろそろネタ探しが辛くなってきたかなぁ。………今日は、誰か読んでくれるかな?」
「しかしここまで書いてきて一番のお気に入りが不良ってどういうことだ、俺」
「F5。新着レスなし。………さ〜〜〜て、次は何のジャンルで書こうかな、と」
俺(土)「朝起きて、目が覚めて。俺、ぼんやり考えた。……レスは、と。来てないか」
「なんか独自キャラの色が強くなってきたなぁ。新ジャンル的にまずいよなぁ…」
「F5。新着レスなし。………さ〜〜〜て、次は………はぁ。いや、がんばれ、俺」
「俺……なんでこんな頑張ってんだっけ?一度あげてみよう。なにか変化があるやも知れない」
「F5。新着レス………………キ、キ、キ、キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!!!!!!!!!」
>>431に捧げる
新ジャンル「俺」
>>428 あ、あたしだってktkr!とかGJ!とかレスしたいんだからぁ!
でも、こんな速いだなんて…PCさえ…
ううん、でもあたし頑張って携帯からレスる!
新ジャンル
不慣れ携帯
435 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/23(土) 17:41:39 ID:Dc4xN28V
正直、魔王が可愛くてしゃーないんだがWWW
あ、ありのまま起こったことを話すぜ。
「作者が多いのか作品投下が沢山来てて良いスレだ。」
と思ったら、
「一人の職人の努力の結晶だった」
俺が携帯とか仕事中だとか、
そんなチャチな理由はどうでも良い、
神に対するGJの意識に満たされたぜ・・・。
>>432 飽くなき自己満足です。
>>434 すまない。でも思いつたら書き込まないと、ネタが逃げてしまうんだ。
SSとかだったら熟成させたほうがいいんだろうけど、こーゆーのって勢いが大切だと思ふ。
>>435 魔王&勇者組は異世界・人外担当でかなり動かしやすいキャラです。
例えば「生首」なんかは彼女らと絡ませてモンスター娘スレ向けな「デュラハン」に変換することで、
「首が取れる女の子」というキャラクター像が想像しやすくなり、よりわかりやすくなったと思っています。
男「ハッ!ガクラン美少女だと思ったらお前は女じゃないか!ついに見つけたぞ女!さあ、また大人しくお縄につきやがれ!!」
女「フッフーン、この私の変装を見破るとはなかなか腕を上げたじゃない、男!でも足のほうはどうかしらね?―――ついてこれるか」
男「―――ついてこれるか、じゃねえ!!お前のほうがついてきやがれ―――!はッ!しまった!!まんまと振り切ってしまった!俺が!!」
女「アーバヨーイ!!」
男「おのれ女め、まんまと逃げよって!まぁてぇ〜〜〜い!」
友「………なにをやっとるんだお前は」
男「あ!友!こっちに女が逃げてこなかったか」
友「……さあ?俺は見てないけど?」
男「じゃあこれ!この顔見たら俺に知らせてくれないか!?」
友「いや、知ってるし俺。女ちゃんの顔…ってなんだこれ?指名手配写真?」
男「女は今、『俺の心を奪った罪』で指名手配中なんだ!」
友「……おいバカ。なんで亀甲縛りなんだ、女ちゃんは。しかも服の上から」
男「知ったような口をきくな!それは菱縄縛りだ!!それに、お前のような下衆に女のおっぱいを見られてたまるか!!」
友「死ねド変態!!」
男「フフフ、その写真は『俺の心を奪った罪』で一度女を『お縄』にかけた時の写真なんだ。
あまりに美しいので自慢したくなってな。そうしている内に女は猫のように俺の腕の中からするりと抜け出していってしまった。
あ、ありのまま起こったことを話すぜ!『俺は女を縛ったのに、女に縛られているのは俺だった』な…なにを言っているのかわからねーと思うが、
それはお前の理解力が足りないせいだ。寝ても醒めてもとかベタ惚れとかいうレベルじゃ断じてねえ。もっと運命的なものの本質を味わったぜ……」
友「男、俺今スッゲーお前を殺したい」
女「ねー、もう恋愛怪盗☆女!ごっこしないの?」
男「バカ言うな!お前が逃げればいつだってそこは夕焼けの砂浜さ!」
女「ウフフ、捕まえてごらんなさ〜〜〜い!!」
男「アハハ、待〜て〜〜よ〜〜〜ぉう!!」
ウフフ…アハハ…
友「………………………………………………………………………。
……………………………………………。
……………………………………ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
新ジャンル「指名手配」
>437
新ジャンル
「マジレス」w
女「ねぇ〜〜!博士、博士ってばぁ〜〜〜!!」
博士「ヌシもしつっこいのう!駄目なものは駄目じゃ!」
女「いいじゃないですか死にはしないんだし」
博士「ヌシはわかっとらん!改造手術の本当の恐ろしさがな!中途半端な覚悟で来て貰っては困るんじゃ!!」
女「アタシ……アタシ中途半端な気持ちなんて持ってません!!この魂はいつでもド直球です!!」
博士「はぁ………ヌシの肉体レベでは危険すぎる。もう高校生になったとか言っておったが、
そもそも改造手術に体力が持つかもわからん。科学を探求するものとして、そんな賭けはできんよ」
女「でも!お姉ェとお義兄ちゃんは博士が改造したんでしょう!?」
博士「アレらは悪と戦うため、自ら危険を承知でのことじゃ。ヌシのような邪な気持ちではない」
女「よこしま?確かに今日はしまぱんですけど」
博士「おヌシわかっててボケとるじゃろ!?とにかく、帰れ!!」
女「そんな!アタシには博士が必要なんです!
だから、だから……………………!!あたしのおっぱいを、大きくしてください!男くんを篭絡するために!!」
博士「………あの、なんでそれで儂んトコ来るかなぁ?」
女「いいじゃないですか。オチャノコサイサイでしょ?」
博士「そりゃオチャノコサイサイじゃが……それ、別に改造しなくてもいいんじゃね?」
女「お願いします!……うぅ、認めたくないけど、小学生並に幼い身体をいじれるチャンスですよ!?」
博士「儂、ロリどころか別に女体に興味ないし。インパクトレンチとかベルトサンダーとかダイヤコアドリルとかで勃つタイプじゃし」
女「変態!!変態!!変態!!変態!!」
博士「変態じゃない!萌える工学のマッドサイエンティストじゃ!じゃあの!」
女「……………………………………。
………………………………………………。
………………………………………………………ドリル」
博士「ぬ!?」
女「……必殺武器は、ドリルがいいなぁ」
博士「ぬ、ぐぅう!?」
女「目からビームも、かっこいいよなぁ」
博士「おヌシ……そこまで」
女「博士の望む機能をつけさせてあげましょう。それでどうです?」スッ
博士「ぬぬぅ…………………!!
……うぬ、ぬぬぬぬぬぬ……………!
ぬ、ぉおおおおおおおおあああああああ!!!!!!!」…ガシッ!!
変身女「で、アンタも改造人間になっちゃったってワケ?」
女「そだよ。どうよ、この豊満おっぱい」
変身女「ロリ巨乳とは、またコアな」
女「何とでも言って。よ〜〜し、『ねぇ、ここどーやって解くんだっけ?ムニュ♪作戦』はここに完成を見たよ!」
変身女「見てないでしょ。まだカレ、来てないじゃない」
女「大丈夫、アタシのレーダーは常に男くんの位置を衛星カメラで把握してるから。あと五秒で来るよ」
変身女「無駄にハイテクなストーカーね」
ピンポーン
女「ほらね。ハーイ!!」
ガチャ
男「女ちゃん、来たよ。男友のヤツ、急に来れないっ電話がきたんだけ…ど…………」
女「ン?どうかした?(フフフ!見てる!見てるわ!!アタシの豊かなおっぱいを見てるわ!!)」
男「……………………ぺ」
女「ぺ?」
男「ぺったんじゃない女ちゃんなんて女ちゃんじゃなぁぁぁぁぁい!!!!!!」ダッ!!
女「あ〜〜〜、そっちの趣味だったかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
新ジャンル「改造人間な妹」
男「なぁ」
女「ん」
男「たまには後ろから、とか」
女「ダメー」
男「即答かよ」
女「顔が見えてないとイヤ」
男「じゃあ、騎乗位」
女「んー」
男「正常位オンリーじゃん俺ら」
女「いーじゃん」
男「色々試したい」
女「質より量な」
男「ラグビー部かよ」
女「走るの苦手」
男「体力ゼロだもんな」
女「か弱くていいさ」
男「ちっちゃいしな、色々と」
女「うるせ」
男「飯食わないからだ」
女「三度の飯より米がすき」
男「学食の親子丼、半分しか食えないくせに」
女「多いよアレ」
男「俺は二杯食える」
女「そーかい」
男「…なぁ」
女「なにかね」
男「何の話だっけ」
女「日本経済」
男「してねぇよ」
女「うん」
男「したいのかお前は。ベッドの中でその話を」
女「まさか」
男「だろ」
女「んだね」
男「思い出した」
女「む」
男「他にあったっけ?」
女「なにが」
男「しがみつける体位」
女「……」
男「だろ?」
女「…だめかい?」
男「いんじゃね?」
………ぎゅう
新ジャンル「がしっ」
女「ふう、ふう、ちょっと買い過ぎたかな..」
男「よお、女、買い物か?」
女「うぁあああお、男!ななんでアンアがここにいるのよ!」
男「なんでってチャリで外にくらい出るぜ?それよか重そうだなその荷物、なんだ本か?」
女「ななななんだっていいでしょう!」
男「ふーん。ま、いいや乗れよ」
女「へ?」
男「送ってってやるよ、その荷物じゃ大変だろう」
女「い、いいわよそんな」
男「遠慮すんなよ今更、ほら汗だくじゃないか荷物貸しな」
女「あ...うん...」
(あ...男の背中て結構広い..やっぱ男なんだな...え、何考えてるんだあたし.
こんなの只の親切に決まっるじゃん...でも、こんあののもいいかな...)
男「ふーやれやれ、ほんと重たい荷物だよなぁ、お前も買い物は程々にしろよ、じゃぁな」
女「ちょっ、ちょっとまってよ..その、なにか冷たいものでも飲んで,飲んでいきなさいよ!」
男「え?お、そうかさんきゅ」
女「か、勘違いしないでよ!お礼くらいしないとわたしがコキ使ったみたいじゃないのよ」
男「おじゃましまー..うわぁなんじゃこりゃぁ」
女「な、なによ、ちょとちらかってるかもしれないけど」
男「いやスゲー本だな、これ全部お前のか、へー凄いなぁ」
女「うん新刊でたら好きな作家さんのは全部買ってるから...」
男「お、これもう次ぎの出てるんだ、、もう読んだのか?貸してくれよ」
女「あ、まだ読んで無い」
男「じゃぁこれ」
女「あ、それもまだ」
男「じゃぁこれは?」
女「まだ」
男「えーとこのあたりは流石に...」
女「まだ」
男「お前...じゃどこまで読んでるんだ」
女「えーと..こっからこの辺り..」
男「お前..それって」
新ジャンル
積ん読
女「男ぉおおおおおお!お前はわたしを怒らせたたぁああ!」
男「ちょっ、待て、モツツケ!」
女「うるさぁああああ!あの女はどこの誰ェ!キィィィィ!」
男「ぎゃぁああああああ!」
ズバァアアアアアアッ
新ジャンル
劈く
女「ドイツ中世後期における都市手工業者の独占的協同組合のことよね」
男「商人の同業組合に対してそう呼ばれたんだ」
新ジャンル
ツンフト(Zunft)
男「じゃあ明日9時にな」
女「.....」
男「おい、話し聞いてるか?」
女「.....」
男「おい!」
女「えー?...あー...ごめんなんなさい...で、なぁに?」
男「明日、9時、な、」
女「うーん...分かったぁ...じゃぁねぇー」
男「ったく、しょうがねぇなぁ」
友「はは、でも女ちゃんのあのぽーとしたとこは可愛いじゃないか」
男「そうかぁ」
友「なんて言うかさぁ放っておけないっていうか」
男「け、何言ってるんだ、お前あれと一緒に居てみろ、大概イライラし通しだぜ。
あれはぽーじゃなくてボーとしてるんだ、人の話しは全然聞いてないわトロいわ...」
ビュッ
女「今!わたしの悪口言ってたでしょう!」
ギュウウウウ
男「グッグッググるじいいぃい」
友「早っ!」
新ジャンル
聾の早耳
やたー!!ついに俺以外の人のネタ投下が再開したよー!!みんなー!!
新ジャンルでエロパロの復活は近いぞー!!あとはSS職人を待つのみさね!!
>>443-446!GJ!!でも「劈く」が読めなかったのは秘密だぜ!!
このスレが立ったころから張り付いてるが、こんなに盛り上がってるのは初めてだw
>>447よく頑張ったな。ありがとう。
頭の中でクールとヒート双子巨乳先輩の設定で話練ってるが纏まらね…
エロ力が足りないのか…?
脱字訂正
クールとヒートの双子巨乳先輩、な
女「きゃあ!」
男「うわぁ!」
女「……な、なんで部室で着替えてるのよぅ!!アンタはッ!!」
男「いや、だってセンセが言ってたろ!水泳部の男子更衣室あたり今改装中なんだよ!ていうか張り紙あったろ、着替え中って!!」
女「ウソついたって駄目よ、そう言ってあたしを誘い込んで、いやらしいことしようってんでしょ!!」
男「狙ってできるかそんなこと!お前が見落としてただけだろバカ!!」
女「ハァ?そんなことあるはず――…!」
男「ほらな!ほらな!」
女「フン!」ビリバリー!
男「アッ―――!!」
女「そんなことどうでもいいわ、変態!」
男「お前破ったろ今!どうでもいい訳あるかっていうかそのまま出て行けよなんで戻ってくんのこの人!?」
女「………出るに出れない状況ね」パタン ガチャ
男「なんで扉閉めんの!?なんで鍵かけんの!!?」
女「今誰かが部室に入ってきちゃったら、アンタの計略の犠牲者が増えることになるわ。べ、別に二人っきりになりたかったわけじゃよ!」ジー
男「『じゃないわよ!』だろ!本音出てんぞ老人口調で!見るな!バスタオルでかろうじてガードしてる下半身を見るな!」
女「( ゚д゚ )」ジー
男「ミルナ!」
女「なによ!じゃあどうしろっていうの?…そう、わかったわよ!これでいいんでしょう!?」ヌギヌギ
男「なんでお前も脱ぐんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
女「密室に裸の男女が一組……流されるのは嫌いだけど、あんたとなら………」
男「密室にしたのも裸になったのもお前だろ!!それから一応俺水着着てるから!この下に!」
女「なんでまだ着てるのよ!」
男「水泳部だろ俺ら!部活終わっても着替てないんだから水着着てるのは当然じゃござせんか!?」
女「あたしにだけ脱がせて自分は着たままってわけ?とんだ鬼畜ね!」
男「ダレカー!通訳ヨンデキテー!!」
女「仲間を呼ぶ気?絶対嫌!あたしは!あたしは……あんただから、こうやって………」
男「うわぁ来るな触るな寄りかかるな熱い吐息を吹きかけるなぁぁぁぁぁ!!!!」
女「初めてなんだから。………やさしく、ね?」
男「うぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」
新ジャンル「ツンウザ」
女「はむはむ……ろうはら(どうカナ)?」
男「う〜〜〜ん……頑張ってるのはわかるけど、イマイチ。全然上手くなんないな、フェラチオ」
女「ぐしぐし。あぐあぐ」
男「あはは、くすぐったいくすぐったい。も、もういいよ」
女「しゅーん」
男「怒ってるわけじゃないぞ。な?」
女「ううー」
男「お前ヘンなところでズバ抜けた器用さを発揮するからな。忘れた頃にスッゲーテクを身につけるかも知れん」
女「ぺ。口ン中になんか絡まってる」
―――スルスルと手品の旗のように出てくる、一本に繋がった男の陰毛
男「スッゲーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」
新ジャンル「ハイスペックバカ」
ビュォォォォォオォォォォォ………
男「さささささささぶい……なんで今日はこここんなに寒いんだ!?」
女「……お、男さんっ!おま、お待たせしましたっ!!」
男「いや全然まま待ってない……って女!なんて恰好してんだ!?」
女「ひっ、ヒモビキニです!ずぅっと南の暑い土地の衣装だそうです!」
男「いやここ世界で一番寒い土地だよ?なんでそんな恰好してんの?」
女「は、恥かしがりやを直すためです!!」
男「………………………はい?」
女「昨夜、私の家に魔王様がやってきて……相談を受けてくださったんです。話を聞いてくれたのはお供の人で、魔王様は二日酔いでしたけど。
それで、恥かしがりやを直すには、一度物凄く恥かしい思いをして、『あれよりはマシ』って思えばいいって、魔王様が」
男「で、ヒモビキニ?っていうかヒモだよねそれ」
女「………………………はぃ」ビュゴォォォォォォォォォォォ!!!!!!
男「死ぬ!凍え死ぬ!!」
女「すいません!すいません!!」
男「地元の俺でさえ死を覚悟するほど寒いのはこのせいだったのか……死の大地にしたいのか魔王は。
そんなことのために女を使うとは、許せん!!どこだ魔王!俺が勝負してやる、出て来い!!」
女「違います違います!私が悪いんです私が恥かしがりやなのが悪いんです!」
男「そんな恰好してたら誰だって恥かしいに決まってるだろ!裸よりエロいわ!色々はみ出してるし!!」
女「へ?………………きゃああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」ビュゴォオォォォォオォオオォォォォォォ!!!!!!
男「ぎゃああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」」
女「ふぇぇぇぇぇぇぇぇ……恥かしいよおぉ」ビュゴォオォォォォオォオオォォォォォォ!!!!
男「死ぬ!死ぬ!なんか全身痛くなってきたヒャッホォォォウ!!なんでそこまでして直したいのさ!?」
女「だって、だって!私だって普通の人間みたいに、男さんとお付き合いしたいから!!」
男「はぁ!?」
女「わたし、こんなだから!!男さんとキスもできない!もっと、男さんと触れ合いたい!一番奥まで触って欲しい!!
でも、今のままじゃ出来ないから!!だから、わたし………!!」
チュ
女「―――――――――!!男、さ………!!」
男「できたぞ!女ァ!普通に、だって?バカ言うな!凍えそうだけど、キスできるんだよ!どうだ、普通だろ!
これが俺たちの普通なんだ!できないことなんて、ないんだよ!!やってもいないこと、できないって、言うな!!」
女「男さん―――――――――」
男「………………吹雪が、止んだ………………」
女「男さん………!!」ギュウ
男「あったかい」
女「え、でも―――」
男「冷たいよ。でも、あったかいんだ!だろ?」
女「………………………はいッ!!」
新ジャンル「雪女」
新ジャンル「雪女」オマケ
魔王「うぅううう……頭が痛い喉が痛い間接が痛い………ゲホゴホ!!」
勇者「ユキオンナをからかいすぎるからだ。ただでさえ二日酔いで体調崩してたくせに」
魔王「き、貴様とてあの冷気をまともに食らったくせに……何故そんなにピンピンしていられるッ!?」
勇者「俺はお前の氷結呪文を受けても氷の中から自力で出てこれるんだ。ちとこたえたが、温泉に入ったら直った」
魔王「脳ミソ筋肉め……バカは風邪を引かぬというでな!ゴホゴホ!!」
勇者「違うな。バカは風邪を引いても気付かないんだ。なぁ魔王殿」
魔王「我は気付いているぞ!バカじゃない!バカじゃないぞ!!」
勇者「だったら大人しくしてろ。どれ、熱、どのくらいある?」
ピタ
魔王「ひぅ」
勇者「……やっぱ熱いな。こりゃ二、三日」
魔王「で、デコが……デコと………」プシュー
勇者「おわ!?あちちちち!!」
>>448 そう言ってもらえると、孤独死しかけてたいつかの俺も成仏できる。
こちらこそ、ありがとう…!
>>449 職人の全身全霊をこめたリビドーにwktk
ひんにうは?ひんにうはいないのか!?
勇者「魔王ー。待たせたな」
魔王(はぅうう……!普段より弱っているからか!?勇者がいつもより優しいぞ!!)
勇者「ほら。厨房借りて、ミルク粥作ってきてやったぞ。風邪の時はこれが一番だからな」
魔王(料理もできるのかこやつ……完璧超人か!?我は生卵さえよう割らないというのに!!)
勇者「魔王?……寝てるのか」ギシ
魔王(ちょ……何故ベッドの上に座る!?)
勇者「今なら……寝てるから、大丈夫だよな」
魔王(何故毛布をまくる!?大丈夫って何だ声が近いつまり顔が近いやばい我今絶対赤くな
ってるええい気付かれる落ち着け我頑張れ我ファイトだ我はやればできる子だ!!)
勇者「魔王………起きるなよ、頼むから」
魔王(きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!勇者ぁぁぁあ!!なんで寝巻きの下を脱がす!!?
ちょ、我初めてなんだから優しく接吻からっていうか眠っている女子を脱がすって
勇者そんな大胆なこやつ普段何もしようとしないくせにいやここは起きるべきかそ
もそも初めから寝てないんだけどああ父上我は我は我はぁぁぁ!!!!)
勇者「………………………………………」
魔王(したっ、下着、下着だめ我汗かいてるからニオイがシャワー浴びさせて恥ずかしい
起きちゃおうかなでもちょっと嬉しいちゃんと大切にして大丈夫勇者なら抱きしめ
て我ヘンじゃないかな勇者気に入ってくれるかなああ全部見られちゃう見られちゃ
う恥ずかしいよお我つるつるだから全然色気ないしていうか人間と同じかどうかも
わかんないし初めってホントに痛いのかなでも勇者にならなにされたってきゃああ
あ!見られちゃった見られちゃった勇者勇者勇者勇者お願い痛くしないででも我も
う勇者のだからちゃんと我慢する恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい好き大好き嬉し
いすきすきだいすき勇者勇者ああ勇者ゆうしゃぁぁぁぁ………!!)
勇者「……………おかみさん。さっそく使わせてもらいます。座薬」
魔王「死ね」
チュドォォォォォォォォォォン!!!!!!!
新ジャンル「病弱」
>>456 これはきたw
テンパってても一人称「我」の魔王がいいな
458 :
まえがき:2007/06/24(日) 15:21:27 ID:Qx52ye09
この熱冷め切らぬうちに、人生で初めてSSとゆーヤツ(モドキ)を書きました。
小ネタしか作れない自分ですが、なかなか楽しんで書けました。
楽しんで書けた、ということは稚拙ながらも胸を張って俺の作品だということです。
では、どうぞ。
梅雨時日本列島、今日も今日とて天気は雨だ。
北海道には梅雨がないと聞くが、心底うらやましい。こう連日雨続きだと参ってしまいそうだ。
まあ、反面日本らしくていいとも思うし、空梅雨になったらなったで調子が狂うものでもあるが。
天気は一日雨模様といっても気温は高く、なにもしなくても背中に汗がじっとりと浮いてくるのがわかる。
下ろしたての夏服が台無しだ。そういえば、素肌の上に直接シャツを羽織るヤツもいるが、俺にはよくわからない。
Tシャツで一枚隔てないとピッタリ肌に張り付いて物凄く気持ち悪いからだ。それとも、その気持ち悪さの中にも趣があるというのか。ウウム。
などとどうでもいいことを考えながら傘から滴り落ちる水滴を眺めていると、視界の隅にぱたぱたと駆けてくる雨傘が映った。
「ごめんねぇ、しょーちゃん」
息を切らせたその下でにへー、と微笑む女の子。
名を今井 舞(いまい まい)という。上から読んでも下から読んでもいまいまい、が自己紹介に必ず含まれるこの小動物は、
俺こと宇木野 士洋(うきの しよう)の幼馴染みであり、妹分であり、さらには恋人でもあるという忙しいヤツだ。
ちなみに回文は小学生の頃俺が面白がって考えてやったコイツ唯一の鉄板ギャグだったりする。
もっとも、言い終わった後得意げににへー、と笑うので思わずこっちも微笑んでしまう、というのだから反則じみた代物だが。
「遅いぞ、マイ」
「えへへ。あのね、朝起きたらもう八時回ってた」
………遅れるわけだ。
こいつは、はっきり言ってトロい。のんびりやでクラス一の癒し系の名を欲しいままにし、
マスコットの地位を不動のものとしているが、それはあくまでも愛玩動物的な可愛がり方であり、
実際に昔からツルんでる俺としては頭を抱えたくなることもしばしばだ。
おかげでこいつのトロさに世界で一番耐性がついた俺は、いつの間にかマイの保護者的ポジションに任命されてしまった。
………まぁ、それは望むところだが。
「走らないと遅刻しちまうぞ」
「えー、また走るの」
「えー、じゃない。ほら、ダッシュダッシュ」
正直、走っても微妙なラインだと思う。俺たちは夢も目標もなく、ただ『近いから』という理由で今の高校を受験したため、
学校自体は徒歩でも通える距離にあるが、何せこいつの足は、ものすごく遅いのだ。春先の体力測定のたび泣きそうになっているヤツである。
実際今年は泣いてたし。そのくせ持久力は妙にあるので冬場のマラソン大会では結構好成績を収めていたりする。
俺にとっては小走り程度で、マイにとっては全力に近い疾走で、雨の住宅街を駆ける。
走っていると傘がぶれるので段々雨に濡れてきて気持ち悪い。
一定以上になれば逆にテンションも上がるというのに、本当に鬱陶しい雨だ。男ならもっと土砂降りになりやがれ。
「おい、マイ。大丈夫か」
不意に、マイの様子が気になった。
知らずにペースが速くなっていき、俺の後に続くマイがひっくりかえってしまうのはガキの頃からよくある話だ。
こういう所に気を配っていかないと、マイの保護者は名乗れない。
「はっ、はっ、へ、平気だよ。しょーちゃん」
足場が悪いためか少しフラついているが、まあ大丈夫だろう。こいつの持久力なめんな―――と。
「はあ、はあ………どうか、した?前見て、はあ、走らないと、危ないよ」
「い、いや。なんでもない」
慌てて曲げた首を戻す。今、俺はウソをつきました。
なんでもなく、ない。
雨に濡れたマイの制服はしっとりと背丈に似合わない豊かなボディラインを描いていて、
ピンクの可愛いブラがうっすら透け、こちらを挑発している。
―――俺以外誰も知らない、一生知らせるつもりも無いマイの一面が脳裏にフラッシュバックし、
思わず呼吸のタイミングを乱す生唾をゴクリと飲み込んだ。
「も、もう少しだからな。がんばれ」
ここの小道を抜けたら校舎裏に辿り着く。フェンスを乗り越えればもう安心だ。
本当は正門以外立ち入り禁止なんだけど、遅刻の危機だ。知ったことか。
と、無理矢理意識をマイから逸らしていると、急に視界が開けた。
小道を抜けたのだ。よし、もう安心だ。このペースなら授業には滑り込みで間に合うだろう。
しっかし、この濡れた制服と蒸し暑い教室でさっぱりわからない授業を受けるのか―――気が滅入ることはなはだしい。
―――と。
「―――――――――!!」
全身が粟立つような感覚がした。慌てて身を引く。急に立ち止まった俺の背中にマイがぶつかって小さく悲鳴をあげた。
その俺たちの目の前を―――トラックが通り過ぎていった。
危ないところだった。住宅地から続くこの小道は近道になるが、
視界が悪く大型車両も通れるT字路になっているので思わぬ事故を引き起こすこともあるのだ。
幸い死んじまったヤツはいないというが、自転車をぶつけて前輪がひん曲がったヤツならクラスにも数人はいる。
時々注意を促すプリントが配られたりする危険地帯なのだ。
「大丈夫か、マイ」
振り返った俺は思わず目を見開いた。
尻餅をついたマイのスカートは完全にまくれ上がっていて、ブラと揃いのピンクのショーツが丸出しになっている。
転んだ時傘を手放したようで、もとより濡れていたシャツは完全に身体に張りついて、マイの柔肌が透き通ってしまっていた。
乱れた髪はまるで事後のような妖艶さで、俺は―――。
「へ、平気だよ。しょーちゃん。えへ、びっくりしちゃったね」
―――俺は、平気じゃない。
「マイ。体操服、あるか」
「ううん、持ってないよ。今日は体育、ないでしょ」
「じゃあ、俺のジャージを貸してやる。教室までひとっ走り取ってくるから、それまで」
唇を、ひと舐め。
「旧倉庫で、待ってろ」
マイは目を丸くした。そうなのだ。
旧倉庫で待ってろ。
それは、俺たちにとって特別で、大切な意味を持つ言葉なのだ。
「………うん、わかった」
マイは少し頬を染めて大きな瞳で俺を見上げ、こくんと、頷いた。
それを見届けた後、俺は駆け出す。
マイのペースに合わせたものじゃない、体育祭でリレーアンカーを務めたこともある疾走。雨粒が弾け飛ぶような神速。
まったく俺ってヤツは、自覚以上にわかりやすい性格らしい。
うだつの上がらない雨が今、なんて、なんて、なんて心地がいい。
火照った身体を冷まさぬように。それでいて、オーバーヒートを起こさぬように。
今、天は他の誰でもないこの俺を祝福している!!………いや、俺たちを、だな。なあ、マイ?
「お待たせ」
息を整えながら、俺は薄暗い倉庫の中に足を踏み入れた。
―――旧倉庫。
この学校には倉庫と名のつくものが四つあり、そのうち二つは体育倉庫である。跳び箱やらマットやらがある想像通りのものだ。体育館と武道館、それぞれにひとつ。
さらにイベント倉庫。体育祭や文化祭など大きなイベントで使われるセットが片付けられている。
毎年セットは変わっていくのに前年度のものをわざわざ保存していくのでちょっとした博物館じみている。
文化祭の時なんか、開放するだけで客がとれるんじゃないだろうか。
そして、ここが旧倉庫と呼ばれる実質、雑多物置小屋である。
もともと剣道の武具やらを仕舞うためのものらしいのだが、数年前に武道館が新しく建てられたことによってこの倉庫は存在理由を失った。
今では部活連中が好き勝手にモノを放置していくという混沌空間となっている。しかも必要なものは大抵部室に置きっぱなしにするので、整理に来るヤツもほとんどいないという状態だ。
勿論、普通は鍵がかかっていてすんなりとは入れない。
しかし、今この時俺は堂々と扉を開け、その埃っぽいひんやりとした空気を嗅ぐことができる。種は簡単で、以前ここに侵入したとき、倉庫の窓の鍵を壊しておいたのだ。
おかげでマイを先に忍び込ませていた俺はこうやって中から鍵を開けてもらうことができた。
教員連中の中には鍵が壊れていることに気付いているヤツもいるだろうが、学校側が使わない倉庫にセキュリティなんて必要ないのだろう。
そのまま放置されている。そのいい加減さ、俺は嫌いじゃないぜ、センセ。
「いらっしゃい、しょーちゃん。準備、出来てるよ」
そう言ってはにかむマイは、すでに制服を脱いでしまっている。濡れた制服では寒かったんだろうな、きっと。
その背後に目をやると、ごちゃごちゃとした辺りと比べ不自然に何もないスペースが広がり、そこに畳マットが敷いてあった。
武道館が出来たとき不必要になった備品のひとつである。
「ちょっと狭くないか」
「えー、でもこんなもんじゃない?」
まあ、いいか。どうせ最後の方はいつもワケわかんなくなっているんだ。地べたに転がろうが関係ない。マイは嫌がるだろうが。
「さて、じゃあさっそくおっぱじめますか」
「う、うん………」
胸の前で手をごにゃごにゃしているマイ。……もう何度も身体を重ねているのに、コイツのトロさは全然変わらんな。
まあ、これが後に面白いことになるので別にこのままでもいいか。むしろ、このままがいいか。
「………ん」
する時の二人の約束。開始の合図は優しいキスで。
「………ん、んふ」
それが、段々と。
「ぴちゃ……ちゅ、ちゅ、ちゅる、ずず……」
深く、深く。濃厚に絡み合うものになっていく。
「………しょーちゃぁん………」
「マイ………」
お互いを、求めていく。
「ふぁ、あ、ああぁ、しょーちゃん、しょーちゃん……気持ちいいよお」
俺の頭に覆いかぶさるようにして切ない声をあげる生まれたままの姿のマイ。
俺は一度マイの女の子の部分から口を離し、知らず自然に口元が歪むのを自覚した。
そこはてらてらと銀色の妖しい光を放ち、ゆっくりと淫らに動いて俺を誘う。
指を二本ほど突っ込んでやると、これまたいやらしい嬌声をあげて粘液を垂れ流すのだ。
他の女がどうだかは、経験が無いのでわからない。しかし、それにしてもマイの愛液は随分と濃い方だろう。
………異常に、といってもいいかもしれない。
量も勢いもそれ相当のもので、コイツが本気で感じ始めたら辺りにぬらぬらと光る結界ができてしまう。
まるで―――そう。陸に上がった巻貝が、あたりを這いまわった跡のように。
そして、コイツを感じさせるなんて、俺にとってそう難しい話じゃないのだ。
「……ひっっ!!!っっ!!!……あはっ!!!…あうんんっっ!!!」
マイに指を突っ込んだまま激しく動かしてやる。いい声で鳴くんだもんなぁ、ホントに。
やがてぴっ、ぴっ、と細かい飛沫が飛び始め、マイの声色が切羽詰ってくる。もうそろそろか。
――――――さあ、出て来い。角を出し、槍を出し、その色に狂った目玉を見せてみろ。
「あ、あっ、あっ!あ……あああああああああーーーーーーーっっっっっっ!!!!!!!!」
一際高い声をあげ、びくんびくんと痙攣したかと思うと、くたくたとへたり込んでしまうマイ。まずは、一回。
マイは汗と涎と愛液でぐっしょりと濡れてしまっている。さあ、ここからが本番だな。
「………ああ、しょーくぅん………」
まだ腰が抜けているのか、ずるずると這い寄りしだれかかってくるマイ。
ぬらり、と濡れそぼった股の間から愛液が糸を引く。
「こんど、わたしがぁ………」
言うが早いか、俺はマイに押し倒された。俺は驚くでもなく、抵抗もなく、自然にそれを受け入れる。
「しょーくん、しょーくん」
切なく鳴きながら俺の制服を邪魔だと言わんばかりに剥ぎ取ってしまう。
全身を舐め回し、吸い付いて跡を残す。かぶりつくような勢いで俺の雄を咥え、しごき、喉の奥で受け入れ、犯していく。
普段の大人しいマイからは想像もつかない乱れ振りだ。それを、快楽に身を任せながら俺はニヤニヤと見つめている。
こんなマイは俺しか知らない。こいつを猫っ可愛がりするクラスメイトも、休み時間にじゃれあっている友達も、こいつを生み育てた親御さんだって、
マイにこんないやらしい一面があるのなんて夢にも思わないに違いない。
俺の、マイ。俺だけの、マイ。
これが、貝殻から姿を現したかたつむりの姿なのだ。
マイは、いつもは引っ込み思案だが、それは本当に“引っ込んでいる”のではないか、と思うときがある。
………まあ、それはほぼ八割がたこうしてマイを狂わせている時なのだが。
つまり、普段は大人しく殻の奥に隠れているが、雨に濡れれば―――雨のように降り注ぐ、熱い体液に濡れれば―――本性である積極性が顔を出す、といったところか。
まったく、我ながら品がない。
「マイ、胸でしてくれないか」
………それが、どうした。獣の行為にマナーなどあってないようなもの。
俺たちはじぐじぐと、お互いを貪り食らうのみだろう。
俺に注文され、奉仕するのがそんなに嬉しいのか。俺の愛しいかたつむりは蕩けきった眼で微笑うのだった。
――――――絡みあう、ふたり。薄暗い室内で、影は、ひとつ。
もっと動いて、絶叫にも似た声をあげ。どうせ雨音がすべてをかき消してくれるだろう。
水溜りが出来るほどの淫液を迸らせ、実際に水溜りができていた。いつの間に失禁したのか、敷いていたはずのマットはどこへ行ってしまったのか。
どうでもいい。関係ない。犯す。犯す。犯す。犯す。犯す。犯す。お互いがお互いを犯す。
どこからが自分で、どこまでが相手なのか。どうでもいい。関係ない。もっと擦って、達してもなお止らず。
渦巻く殻は、お互いの肢体。求め、求め、奪い、奪い、喰らい、愛し合う。
それはきっと、人類が誕生するより遥かな昔。
生き物が、まだかたつむりのような姿をしていた頃から続く、もっとも原始的な行為のひとつ。
お互いがお互いをかき混ぜあう狂乱の儀式。
「マイっ!マイっ!マイっ!マイっ!マイっ!!」
「しょーくん!しょーくん!しょーくん!しょーくん!しょーくん!!」
やがて来る、ひと際大きな波に。
二人の終わらない行為は、再び、幕を下ろす。
「結局さ、さぼっちゃったね。授業」
雨は、まだ止む気配はない。
俺たちは案の定泥だらけになった身体を払い、とりあえず着替えて、しかしまだ倉庫の中にいた。
マイが完全に腰を抜かしてしまったのだ。
俺の身体もけだるさが残っているし、もう少しだらだらしていたい。
「授業………ね。もう、なんかいいや。今日はさっさと帰ろうぜ」
「だね〜〜。匂い、しょーくんのニオイ、いっぱいついちゃったもん。出て行ったら退学になっちゃうよ」
匂いか。確かにな。
と、いうか後始末はどうしよう。
前回学校内でいたした時も、飛び散ったマイ液を残らずふき取るのに苦労したし、どうして俺たちは場所が特殊だとこうもポンポンとネジが飛ぶのか。
まあ旧倉庫は更衣室よりは人も寄り付かないし後始末も楽なのだが………。
「おしっこ漏らすんだもんなぁ、マイ」
「だってぇ………」
羞恥心で泣きそうなマイ。
そんなマイの頭を、ぐしぐしと乱暴に撫でてやる。
安心しろって。俺のマイ。
どんなになったって、俺がお前を手放さないさ。
お前の居場所は昔っから、俺の傍って相場が決まってるんだからな。
雨はいまだ止まず。梅雨はまだまだ明けそうにない。
きっとこの空の下のどこかに咲く紫陽花の葉の下で、かたつむりが雨宿りでもしているに違いない。
MY@MAI〜新ジャンル『かたつむり』妖艶伝〜 完
466 :
あとがき:2007/06/24(日) 15:29:40 ID:Qx52ye09
SS職人がなかなか来てくれないから、仕方がないので自分で書きました。
朝からずっと雨なので思わず書いてしまった。今は公開している。
連続投稿で神といわれても所詮ずっと小ネタばっか書いてたへタレなので、
至らぬ点もありましょうが、その辺の文句はなかなか降臨しない本家SS職人に矛先を向けてください。
このバカップルは以前書き込んだ小ネタ
>>409の男と女だったりします。
名前は梅雨の紫陽花(うきの しよう→雨期の紫陽+花)とかたつむり(いまい まい→マイマイ)から。
ネタが浮かんだら魔王SSとか書きたいけど、横文字の名前のつけ方がわかりません……。
ではまた。今夜にでも………。
なんでこんなに一気伸びしてんだwww
あまりの事にびびったw
468 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 16:16:30 ID:TqFamow5
なんかめっちゃ盛り上がってるwww
470 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/24(日) 17:34:20 ID:o3uGDZ4F
>>466 バイト中ヒマだったんで
水曜から今日までに投下されたお前さんの作品を一気に読んでみたんだが、
その一撃一撃の破壊力の高さに吹いたww
何者だお前wwww
>>466 GJ!
どんだけのポテンシュャルだあんた
このデレっぷりはガチ(//▽//)
何時でも言ってやる!
GJ!
>>471 誤→何時でも
正→ 何度でも
あ、でもGJ!はいつでも言ってあげるのは本当なんだからぁ!
間違ってない、間違って無い…よね…
スマン…orz吊ってくる
>>465の人気に嫉妬
まさしくこいつは大物
あんたどの新ジャンルスレで書いてた?
あんたの作品をもっと読みたいんだぜ
怒濤の如く投下されるエロネタSSに普通のエロSSが加わった!
まさにスレタイの如くカオス
475 :
あとがき:2007/06/25(月) 00:24:47 ID:0owVDKfC
ただいまー。
改めて読み直してみるとマイマイが絶頂前はあかりだったのに絶頂後はこのみになってるヨ。
呼び名は基本なのにね。俺恥ずかしい。
これから投下する人、気をつけてネ。
………………っつーかナニ?何なの?何があったのみんな?
ここ、新ジャンルでエロパロスレよ?ついこの間までサカナの浮いた川みたくなってた所だよ?
なんで、そんな所に、こんなに、ひとが集まってきて、みんなしてGJ!!してくれてるの?
あれか、何かの陰謀か。俺を担ぎ上げて高いツボとか売るつもりか。
買いましょう!!騙されててもいい!!!現金一括でお願いします!!!
みんな!!!!おかえりなさい!!!!!!!!!!!
そして、そして!!ありがとうございます!!ここが貴方の和みプレイスになるよう、
俺、俺!がんばるよ!!!!!!
か、漢、もとい神がいる
名前欄そのままだった。
>>469 センキュッ!!一番乗りのキミにはこの腕一杯の愛をあげるよ!ゴリ押しで!!
>>470 サボんなww
>>471-
>>472 吊っちゃダメー!吊ったらお前の足を俺が支えていつの間にか組体操の練習みたいにしちゃうからね!!
ほら、あの、空気椅子の膝の上で一人タイタニックしてるみたいな。あれ。
>>473 別に新ジャンルスレで遊んでたことはないっす。
水曜の一番初めに書いた素直忍者スレでひとつネタ出したくらいかな。その直後落ちたっぽくてガックリきたけど。
ここに来る前はほのぼの純愛スレで純愛ネタ出してました。VIPっぽくて好きって言われて嬉しかったから、
それから毎日ネタ投下してたなぁ。ポエムと清姫伝説除けば、確かみんなギャグ系だったはず。
んで、男くんがドSに目覚めるネタ書いてからこっちに来ました。
このスレとは親戚みたいなもんだからかな?割と相性がいいみたいですね。
新ジャンル「マジレス」ふたたび
男「なぁ………………」
花「……………………」
男「今の季節、日向はマズイよなぁ……」
花「……………………」
男「どうしよ。俺、何も植え替えの知識とか無いや」
花「……………………」
男「……我慢できるか?」
花「……………………」
男「……………………」
花「……………………」
男「………………ツンツン」
男「……らめえぇー…」
花「……………………」
男「……………ごめん」
大好きなジャンル「花」。
妹「って、ねぇ聞いてるの!お兄ちゅん!...あ...」
兄「はははは!なんだそれ、お兄ちゅんって!なんだお前雀か!」
妹「な、なによぉ!ちょっと言い間違えただけじゃん!莫迦兄ぃ!」
兄「あはっはは!チュン、あはははは!おにーーちゅん!あははは!」
妹「もーーーー!バカバカバカバカバカバカバカァ!」
バスバスバスバスバスバスバスバス
兄「痛っ!痛wちょっwwwおまっw痛いあっはww.......痛いって!おい!」
妹「ばかぁ、ばか兄ぃ..スン...ばかぁ...クスン」
兄「あ.......泣くなよったく、しょがねぇなぁ...な、ほら、」
妹「知らない!バカ!...スン..スン」
兄「わかったよ、悪かった、もうチュンでいいから、な.こっち向け」
妹「........スン.....ん」
兄「ほら」
ちゅん
妹「あ」
ちゅん、ちゅん
妹「あん、やめ.....だめ、そこちゅんしたら.だめぇ...あんん」
ちゅん、ちゅん、ちゅーーーー
妹「あああ、だめぇ、ジュンってなっちゃああああううん」
兄「おや?っこれは何かなぁ?」
チュンチュンチュパチュパチューーーッパ、チュプチュプチュプ
妹「ああん!やっ!うん!..あっあっあっあっあうん!いっやぁ..チュンい..yいいい」
チュプチュプチュプチュンチュンチュッ
妹「いいいい、いい、イイ!チュンイイ!アッ、アアッアンンン!チュンいいい!おに..ちュンんん!」
新ジャンル
チュンデレ
ゴメン妹スレのパクった_| ̄|○...
女「もう!いつもいつも何よ!」
男「だから仕事だったって言ってるだろう、仕方ないじゃないか」
女「前からの約束してたじゃない!バカ!嘘つき!もう知らない!」
男「おい、待てよ!」
女「....もういい!」
男「おい!待てってば!おい!」
女「....」
男「拗ねるのもいい加減にしないと」
女「なによ!どうする気!」
ガシッ
男「こうしてやる!」
ちゅ
女「あん」
ちゅちゅちゅんちゅんぱっんちゅ
女「んぱぁっ..あんっ..こんなの.ん..んん」
じゅっじゅるんぷっちゃ..んちゅ
女「ごまか...んん..な.いふぐぅんんん」
男「んぱぁっはぁ、はぁ」
女「んはぁ....んふぅ.....ふぅ」
男「どうだ」
女「...ごめんなさい...」
男「もう子供みたいに拗ねるなよ」
女「はい....もうしま......するかも」
男「何ぃ!」
女「...だって...叉して欲しいもん...」(//▽//) カー
新ジャンル
チューデレ
ゴメン同じパターンだ_| ̄|○...
女「この穀潰し!役立たず!甲斐性無し!」
男「...すまん」
女「ごめんで済んだら警察いらんわぁ!」
男「反省してます...もうしません」
女「へぇええそう!その台詞前も言ったわね、ったく!口先ばっかしなんだから!大体ねぇ!」
その時、一羽の雀が
女「いやぁああああん!すずめちゃんかわいいいい!」
新ジャンル
真チュンデレ
その時、一匹のネズミが
女「いやぁああああん!ネズミちゃんもかわいいいい!」
新ジャンル
真チューデrya
ゴメン同じパry
さぁ!俺がこうして時間を稼いでる間にお前はSSを投下するんだぁああ!
新ジャンル
勝手に自己犠牲
男「………………………………………」ギリリッ
男「―――――――――――――」
男「ッ!!」カッ!
スッ
スサスサスサ……
友「はー………男先輩、かっこいいわぁ」
女「そうねー…」
友「会(かい)ん時の眼とかヤバいわよねぇ!子宮が疼くわぁ」ジュルリ
女「そうねー…」
友「さっきの射(しゃ)も完璧だったしさぁ、さっすが二年生にしてすでに大学から引く手数多は貫禄が違うわよね」
女「そうねー…」
友「ちょっと女!聞いてるの!?」
女「へ!?ご、ごめん、ちょっと考え事してた」
友「もぅ!男先輩の話でしょうが!あんただって好きっていってたじゃん!」
女「あ、え、うん。そうだね……」
友「あんたもさぁ、そのボーっとする癖、なんとかした方がいいんじゃない?」
女「…うん、ごめんね。気を付けるわ」
「オラ一年!!喋ってるヒマがあんなら外周行ってこい!ついでに買出しな!!」
友「うぇ〜〜〜、マジっすかぁ。っていうか妙にセコいよね。絶対その『ついで』がメインだって」
女「ほんと、言うことが汚いって言うか。……泣き顔も汚そうだし」
友「何か言った?」
女「別に」
男「お、一年。買出し?」
友「男センパイ!いやぁ、外周ですよぉ」
男「ははは。一年のときは誰だって通る門さ。僕もよく行かされたなぁ」
女「よくイカされたんですか!先輩が!?」
男「そ。もう炎天下の中心臓破りを行ったり来たり。もう半泣きだったね」
女「半泣き!!」
友「ひどい!」
男「ま、我が弓道部伝統の儀式だと思って耐えてよ。あ、ついでに僕にもポカリ買ってきて」
友「ちょ、せ〜〜んぱ〜〜い!そりゃあないですよぉ!!」
女「………」
男「あはははは……」
女「……おねだり」
男「ん?]
女「お、おね、おねだりしてくれたら、買ってきてあげますよ?」
友「女、なに言ってんの?」
男「………………」
女「………………………」
友「………………………………?」
男「お、お願い……しま………す?」
女「買ってきて下さい」
男「かってきてください」
友「女?」
女「わかりました。行こ、友」
友「ちょ、女?なに今の!ねぇ!」
男「んん………??」
女「はあっ、はあっ、今は……これが精一杯」
友「ねーぇ、何だったのよ今の」
女「男先輩………あぁ、飼いてぇぇぇぇぇぇ!!!!」
友「何を?ポカリ?」
女「子宮が疼くわぁぁぁぁぁ!!!!!」
帰ってきてるかもしれない
>>388へ
新ジャンル「へたれドS」
男「よう、ただいま」
「………」
男「聞いてくれよ。俺今日彼女に振られちゃったよ」
「………」
男「何でだと思う?浮気だよ浮気。ひっでぇ話だろ?」
「………」
男「なんかさー。ガッコに好きなヤツが出来たんだって」
「………」
男「は、別の大学行ってもいつでも会えるんじゃなかったのかよ。これだから女ってイキモンは」
「………」
男「お、そうか。悪い。一応お前にもめしべがあるから………女、か?」
「………」
男「ま、いいか。うん、そんなことは、どうでもいいんだ」
「………」
男「アイツがさ。最後にもう一度抱かせてあげるから、それでサヨナラにしようって言ったんだ」
「………」
男「おう、ふざけんなよなぁ!あのクソアマ、俺をバカにすんのもいい加減にしろってんだよなぁ!!」
「………」
男「………」
「………」
男「…好きだったんだよ」
「………」
男「もしかしたらって、俺のこともう一度見てくれるかなって」
「………」
男「抱いたよ。まったく、本当に、俺ってヤツは」
「………」
男「そうしたらさぁ!あンのアバズレ、しばらくシねぇうちにスッゲー上手くなってんの!!」
「………」
男「はは、笑えるよなぁ!ハハハ!はは、は………わら、っ、は、はぐっ、ぅうう………!!」
「………」
男「ちくしょ、畜生、うう……!ちくしょお………ぐふぅ、うあ、ぁあ、うぅうううう………!!!」
「………」
男「……なぁ、好きだったんだぜ。ぐずっ、本当に、マジで……」
「………」
男「………ずず、…はは。なんで、綺麗に、涙だけ出ないんだろうな?鼻水垂れてきやがる……ははは」
「………」
男「ぅう、うううう………ぅぐっ、ふ、くぅううう……ぁうう…!!」
「………」
「………………」
「………………………」
男「………ん、あ。もう、夜か………?泣きつかれて寝てたのか、俺。…はは、ガキじゃあるまいし。
………………みっともねぇ。なぁ、お前もそう思うだろ?
………………………………あ」
花「………」
男「………………ありがと、な」
>>478へ送る 新ジャンル「花」
イメージは月下美人。
「だからですね、ロリとひんにうは本来全く別物なんですよ。ロリは幼いからこそ乳がない。
これはもう、童貞だったことがない男がいないのと同じくらい、仕方がないことじゃないですか。
へ?僕ですか?いいいいい嫌だなぁ!そんな訳ないじゃないですか僕だってね、僕だってね!経験くらい…
ぁ……ょ。もういいじゃないですか!僕の貞操とひんにうの奥深さは全く関係がない!裁判長!
はぁ、はぁ……ええと?そう、仕方がないんですよ!成長した女の子であればあるほど、ひんにうというステータスのレヴェルはあがっていく!
可能性です!『まだ大きくなるかも知れないわ』という可能性が低ければ低いほど、イイ!
自分がひんにうであることを嫌でも受け入れざるをえなくなるからです!
………オバハン?やだなぁ。あれは女の子じゃないじゃないですか。二次成長が終わってる、ギリギリくらいがベストですかね。
本人はスレンダーだと言い張る!しかしその本質はひんにう!本音を言えば豊満になりたい!でももう成長は見込めない!
だから内心悔しがりながらもスレンダーと無理にカッコイイ呼び方をして妥協する!
乳コンプレックス!むはー!え?ロリ?ロリはロリでいいものですが語り始めると止りませんよ、僕。
ですから今はひんにうに話題を集中して……あ!そこのお姉さん!あなた、ナイスひんにうで」
魔王「あン?」
新ジャンル「哀れ乳」
会長「男くんとお付き合いを始めたそうですね。おめでとうございます」
幼「ありがと。……で?なんなのこの娘ら」
―――幼馴染みと会長を囲むようにして、女の子たちがズラリ
会「何って、我らが『男くんを影から見守り日向から愛でる会』のメンバーたちですが」
幼「他校の子もいるじゃない。……ホント、もてる彼氏を作っちゃったものね」
会「下手な挑発はおやめなさいな。私とて手荒な真似はしたくありません」
幼「これだけの数で囲んでおいてよく言うわ」
会「……幹部の中には、まだ得心がいかない者も多い。なんとか召集をかけても、コレだけしか集まらなかったのです」
幼「どんだけの規模よ。まぁいいわ。好きにすれば?アンタはこんな真似しないと思ってたあたしが馬鹿だったってことね」
会「こんな真似、とは?」
幼「………ッ!!だから、気に入らないからってあたしをどうにかしようっていう薄汚い真似よ!」
会「………私は会長です。私には、会員の総意を汲む義務がある」
幼「はっ!大変ね」
会「まったくです。私も所詮はファンクラブの一メンバーにすぎなかったということでしょう。
誘蛾灯の周りを飛ぶ羽虫と同じ。誰より光に憧れて、でも、光に触れると焼かれてしまう。
あなたがうらやましい。あなたは、その光になんなく触れることができ、その輝きを受けて自身も輝くことができる」
幼「言ってる意味がよくわかんないけどさ、やるんなら、はやくすれば?……逃げはしないわ。この数からは、どうせ逃げられないだろうしね」
会「話が早くて助かります。………では、私から」
ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン
幼(ごめんね…あたし……どんなになちゃっても……男は、あたしを好きでいてくれるかな?)
スッ
幼「やっ………!!」
ギュ。
幼「………へ?」
会「―――ああ。これが、男くんと手をつないだ手なのですね」ウットリ
幼「………………………………なにやってんの、アンタ」
会「何って、決まっているでしょう。間接握手です。諜報部は早い段階で、あなたが男くんと手をつないで下校しているという情報を掴んでいました。
幹部はいきりたって粛清部を動かそうとしましたが、私はこのことを逆手にとって間接的に男くんと触れ合う機会を作ろうと考えたのです」
幼「…………前から思ってたけど、あんたって本当はバカ?」
会「全国模試で100番以下になったことはありませんが何か?」
幼「ちょっと待って、じゃあこの子たちって」
会「私と同じ、間接握手を求める者たちです。あなたには名誉会員になっていただき、月に一度間接握手会を開いていただきます」
幼「なんであたしが!」
会「(組織の幹部をなだめるにはそれしかなかったのです!命惜しくば、協力してください!)」
幼「……どんだけの規模よ。わかったわよ、もぉ……」
会「助かります。ではこれより第一回『キミも旧倉庫で名誉会員と握手!会』を開催いたします!!」
ワッ!!
会「………ところで」
幼「なによ……あ〜〜、疲れた」
会「男くんとは、もうキスをしましたか?」
幼「………なッ///」ボッ
会「………」ジー
幼「そ、それは嫌だからね!!」
新ジャンル「男ファンクラブ会長と男幼馴染」
ええと……ただただエロい地の文ありの長編と
会話形式のネタを含む短編、どちらのほうが需要アリ?
どっちでも問題はないッ!!
初期はwktkしてたけど、
去年の暮れ辺りから諦めて疎遠になってた俺がきましたよ。
半年後、神が降臨するなんて、あの時誰が予想できたろうか?
このスレに新ジャンル「不死鳥」の称号を与えたい!!
>>483 ありがとー
新ジャンルはイミフでしか見たことないけど、「花」は好きだった。
擬人化する前のラストで泣いた………
よーし、はりきって長文行ってみよう。
Let's Go!
ひんにゅーか…妹でも出せばいいんだろうけどチョイ役にしかなんねーな…
>>491 あるキャラクターが出る必要の無い作品にそのキャラクターを出す必要はねーと思うぞ。
リクエストに答えたい気持ちはわかるが、おまいさんが心底楽しんで書けるのが前提じゃね?
遊び心も、もちろん大切だけどナ。
>>482 居るよ…
ずっと居るよ…
だってあのレスもあんなレス付けてたのわたしだもん。
ずっと見てたよ、あなたのこと
覚えててありがとう…
新ジャンル
無駄に儚い
や、いーかもうこれ(笑)
さぁ!盛り上がってまいりましたぁ!
>>493 ごめん。ほのぼの純愛スレにいた俺にとってその言葉は字面だけ見てると
胸がキュンてするより先に心臓がキュッてするんだ。
ず ッ ト 見 テ た ヨ 、 ア な た ノ コ と
みたいな。
>>494 し、しまったぁ!そっちかぁ!
新ジャンル
粗忽者
渡辺さん「ふえぇ〜、教科書で指切っちゃった〜」
佐藤さん「消毒………」
ちゅっ
渡「ひっ…………!? さ、佐藤さん」
佐「血が止まるまで、待つ」
ぢゅる
***
渡「ありがとうねぇ、佐藤さん」
佐「次は総論だから……また後で」
渡「うん」
フラッ………ガク
渡「あ…、れれ? 血液が……無いよ〜……?」
佐「保健室…………キラーン」
女「昔の人はいいことを言いました!敵を知り、己を知らば百戦危うから不!
わたくし思うに、それはチャンバラに限ら不!恋の戦にも通じるのです!
ドゥーユーアンダスタン?」
男「わかるかボケェェェェェェ!!縄を解け縄を!」
女「ものわかりが悪いのね。ハッ!またひとつ男様のことを知ってしまいましたわ!
セバス!メモの用意を!」
執事「はッ!お嬢様!」シュバッ!
女「も…の…わ…か……」
男「スンマセン、どっからともなく現れたお姉さん。
ここ、どこすか?俺、何で拉致されたんでしょう?」
執「申し訳ございません男様。先ほどは手荒な真似をいたしまして」
男「いえいえ、実に的確な鳩尾への一撃。痛いと思うヒマもありませんでした。
しかも目覚めた今では苦痛もなし。結構なお手前で」
執「ありがとうございます。我が主、○○財閥会長のご令嬢、女様のご命令でしたので」
男「へ?あの世界有数の超巨大企業の?アレが?」
女「存外失礼ですわね!……ハッ!メモメモ!存、外、失……」
執「そしてここは旦那様からあてがわれたお嬢様のお部屋にございます」
男「はぁ。……部屋っつった今!?家だろここ!つうか屋敷だろむしろ!」
女「庶民の感覚ではそうでしょうね。ハッ!男様の感覚はしょ、しょ、sy………セバス、辞書!」
執「ここに!」ババッ!
男「手品!?」
執「いえ、執事の嗜みにございます。
さて、何故男様をここへお連れしなければならなかったのか。それは………」
女「男様を観察し、その生態を理解し、
どう告白すれば色よい返事が頂けるのか、その答えを出すためですわ!」
男「………………………………………」
執「お嬢様は男様に恋をしてしまったのでございます。
しかし、庶民の色恋など純粋バイオのお嬢様は完全に未知の世界。そこで」
女「男様をよりよく知ることでそのハンデを埋めようと考えた訳なのですわ!」
男「………………………………………」
執「男様のご両親はこの件に関して既に承諾されております。
我が本社の社員食堂にお父上が経営なさっておられる中華飯店の支店を出すという条件で」
男「………………………………………」
女「それから明日からわたくし、男様のクラスメイトになりますので。
庶民の感覚を掴むためには庶民の世界に入らなくてはね」
男「………………………………………」
女・執「「それでは男様、これからよろしくおねがいいたします」わ」
男「…………………………はッ!絶句してた間に話が終わっとる!?」
執「男様、紅茶をお淹れいたしましょう。何かお望みのものはございますか?」
女「男様の好きな紅茶!メモメモ!」
こうして、俺とお嬢とセバスちゃんの可笑しな日々が幕を開けたのだった。
………とりあえず、縄を解くところから始めようか。
新ジャンル「強気お嬢様」
新ジャンル「執事少女」
二行以上の台詞の改行をサボってしまったぜ。ごめんぜ。
いつにも増して読みにくくて済まないぜ。
コピペするときの範囲選択とかモニターに定規当てるとか一行一行こまめにスクロールするとか工夫して、
でも飛ばさずに読んで欲しいんだぜ。
俺は新ジャンルから勝手に独自キャラを作るだけじゃなくて
その独自キャラに新たな新ジャンルを当てはめて話を作るのが好きなので(魔王のことだぜ)
この男とお嬢とセバスちゃんは多分またどこかで出てくるんだぜ。
次こそはほのかにでもエロを絡ませたいんだぜ。
男「女、ちょっとこれ洗うの手伝って」ジャー ゴシゴシ
女「はいっす!畳マットっすか。………センパイ、この銀色の、なんすか?」
男「エロSSのかたつむりさんの、アレの跡」
女「……え?ウソ?これ、全部?」
男「あの人汁っけ多いってレベルじゃねーぞ。更衣室の時なんかもっと大変だったしな」
女「へー」
男「あのバカップルはなんで大人しいところでヤらねーんだろうな」
女「その方がコーフンするんじゃないっすか?知りませんけど」
男「だったら完全に屋外になるとか開き直ってほしいね。撮影中待機してるときなんて、声が響いて
こっちまで聞こえてきてヤになっちゃうぜ。こちとら働きづめで溜まってんだっつーの」
女「………男センパイ」
男「んぁ?」
女「自分、女っすよ」
男「……そか。悪ィ。野郎連中でずっと仕事回してきたせいか、どーもデレカシーに欠けていかんやね。
こりゃもうしばらく独身だなぁ」
女「そうじゃなくて」
男「ん?」
女「………だから、じ、自分。女っすよ。これでも」
男「知ってるよ?」
女「………うっふ〜〜ん」
男「お、懐かしい。素直忍者さんのネタだな。お前の初仕事だもんな、そりゃ思い入れあるわ。
で、なんでこのタイミング?」
女「もういいっす」
男「………?」
新ジャンル「裏方雑用」
男「………なんで黙ってるんだよ」
女「………………………………………」
男「またウンコか?だったら無理しないで」
女「………違うよ。そうじゃない」
男「だったら」
女「いくら男くんだって、言いたいことと言いたくない事があるってことだよ」
男「お前………」
女「じゃあ、わたし、行くね」
男「……ど、どこへだよ!俺、お前と離れたくねーよ!」
女「ついてこないで!!」
男「………ッ!!」
女「それじゃ」
ジャー ゴボゴボ
男「………………………………今度はおしっこかよ」
新ジャンル「いきなりおしっこに行く女」
魔王「……まあ、なんだかんだで風邪をひいていたときは世話になったからな。感謝してやろう。感謝するがいい」
勇者「言ってることおかしくないか?というか、お前が宿を半壊させたおかげで俺ら今文無しなんだからな。
感謝する前に謝れ」
魔王「あ!あれは貴様が我におかしなことをするからだろうが!寝ている婦女子の衣服を脱がそうなどと武人として恥の極みと知れ!
べ、別に不安と期待が入り混じった乙女ちっくミキサーを明後日の方向にブン投げられて行き場のない怒りに駆られたからじゃないんだからな!」
勇者「悪かったよ。お前寝てたみたいだし、なんか顔も真っ赤で汗もいっぱいかいて苦しそうだったし。早く元気になってもらいたいって思ったんだよ」
魔王「………許す」
勇者「早いな!」
魔王「ところで、この酸っぱいコメと肉はなんだ?」
勇者「俺の故郷の料理を作って売るんだ。ホントは魚貝類をネタにするんだけど、山の中だしな」キュッ キュッ
魔王「お、おおぅ!?」
勇者「ほら、食べてみろ」
魔王「はむ。ンまい!!」
勇者「だろ?」
魔王「貴様はすごいな………」
勇者「ん?」
魔王「我にはできぬ。こんな美味い料理はおろか、人を喜ばせるような事など何も知らぬ。
我は魔王。全ての魔の頂点にあり、常闇の災いを司るモノ……」
勇者「……………」
魔王「我は、おまえといると楽しい。我にも、いつか破壊以外のなにかができる気がしてくるからな。
勇者とは我とは反対に、光で心を照らすものなのだな」
勇者「………ホレ」
魔王「?」
勇者「だったら、いつかと言わず今やれ今。作るだけなら簡単な料理だから、お前にもできるさ。人を笑顔にするような、美味いスシがな」
魔王「勇者………」
勇者「それにな、俺もお前といて結構楽しいぞ」
魔王「………ぐす。フ、フン!楽しい楽しくないの問題ではあるまい!
我は貴様の道楽に付き合っているようなものなのだから、感謝して我に生涯尽くすがいい!」
勇者「はいはい、わかったよ」
魔王「………ふふふ♪」ギュ
, - 、::`::)
’、(;;;; (:⌒::) ,□
’、( (´;^`⌒)∴⌒:`.・ //
・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;ノ、"'人 /
、(⌒ ;;;:;´'从 ;' ;:;;) ;⌒ ;; :) )、 、
( ´;`ヾ,;⌒)´ 从⌒ ;) `⌒ ) ) \ ◇
′‘: ;°. ´⌒ (,ゞ、⌒) ;;:::) ヽ,/
男「料理下手ってレベルじゃねーぞ!!」
新ジャンル「爆発娘」
女(おっとこくーん!やっほー!!)
男「!!」ビクゥ!
女(あはは、あたしだよ。あたし)
男(頭の中で……女の声がする?女、新しい超能力か?)
女(そーみたい。ダメだよ授業中寝ちゃ)
男(うるせ。いいんだよ俺文型だから、数学なんて使わん)
女(男くんらしいや。ね、こーしてみんながいるところで秘密の会話してるって、なんかドキドキしない?)
男(………かもな。なぁ、なんかエロいこと言って見せろよ)
女(えー、恥ずかしいよぉ)
男(だからいいんだろ?真面目に授業受けてると見せかけて、実は淫語で頭一杯な女子生徒。興奮するじゃん)
女(もー!男くんの、えろ!)
男(そうとも。ささ、頼ンますよ女ちゃん♪)
女(………男くんのおち○ちんが欲しいです……)
男(どこに欲しいの?)
女(あたしの……いやらしい……お○んこに、男くんのぶっといお○んちんのお汁、たくさんください…………)
男(うわぉおお!えろはそっちだろー!!)
女(……うう……これ羞恥プレイだよぉ)
男(二人の秘密の会話なんだろ?………ちょっと待てよ)
女(あはは、なんかあたしもヘンな気分になってきちゃった。ああ〜〜、調教されてるなぁ。あたし)
男(そういえばさ、お前の超能力ってどれも帯に短したすきに長しって感じだろ。この精神感応はどうなんだ?)
女(へ?さぁ)
男(さぁって。知らないのか?)
女(だってできるようになったのついさっきだし。数学つまんないなぁ、男くんとお話したいなぁって思ったら、なんかポンって)
男(なんてアバウトなヤツだ……だが、その意気や良し!よし、たくさんエロいこと言え!)
女(もー、結局それなんだもん。この、えろ♪)
教師・級友(聞こえてンだよ………)
新ジャンル「テレパシー」
便乗してみた(・ω・)ノシ
女「おっ早ー!男くん!」
男「おう1おはよ」(今朝も可愛いなぁ...)
女「え?...やだぁ(//▽//)男くんたらぁ..」
男「ば、ばか、何...お間こそ(//_//)」(うはっなんだよ俺の写真にそんな)
女「あっ!もう!男くん!....だめっ」
男「ばっ、なっ、だってお前...うはあっそんな事」
女「え?,,,や!やだぁ!そんなとこまで!だめぇ」
男「うはぁっ....駄目だ俺..もうエロスギ..」(鼻血)
女「いやぁああん!観ないでぇ」
男友「おーおー毎朝お盛んなこって」
女友(そんなにいやなら毎晩おなにーしなきゃいいのに...)
新ジャンル
二人はエスパー
純情過去視少年と淫乱テレパス少女
女「おっ早ー!男くん!」
男「おう1おは..うはーーー!」(鼻血)
女「やっ、だめぇえ!」
男友「おーおー毎朝お盛んなこって」
女友(そんなにいやならそんな下着着なきゃいいのに...)
しょのに
純情童貞透視少年とドスケベテレパス痴少女
授業中
女「……………」ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ……
教師・級友(空気が鉛のようだ…)
友1「(おい、男!女ちゃんを何とかしろよ!!)」ヒソヒソ
男「へ?」
友2「(そうだよ!女さん、モノッスゲー殺気立ってるじゃねーか!)」ヒソヒソ
友1「(とにかく、メールでも手紙回してでも、何か彼女のご機嫌をとるようなこと言って和ませてやれよ!)」ヒソヒソ
男(別に噛み付きゃしないのに……だって)
女(うんこしたい……)ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ……
男「……はぁ。センセ、腹痛いんで保健室言ってきまーす。女、ちょっと肩貸して」
女「うん、いいよ…(男クーン!好き!スキ!ダイスキ!!)」ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ……
教師・級友・女(助かった……)
男「もう、流石に慣れたわ」
>>420 >>500と同一人物
新ジャンル「誤解殺気」
男「もう付きまとわないでくれないか。はっきり言って迷惑なんだよ!!」
……男、何を言ってんだろ?あたしはただ、男が放っておけないだけなのに。
大体、アンタが迷惑になんて思うはずがないじゃない。アンタは心底あたしに惚れ抜いてるんだから。
それにあたしが片づけ嫌いじゃないのを知ってて、いっつお部屋を散らかすのはどこのどいつよ、まったく世話焼けるんだから。
……てことは、男はウソをついているってことになるんだけど、男があたしに嘘なんて言うわけないもんなぁ。
つまりこれは言葉の裏を読め、以心伝心を確かめる男からの愛の試練に間違ないってことね!
こんなに急に試練を与えてくれるなんて、男ってばやっぱりいぢめっこなんじゃない?でも、そんなアンタも……好きだけど、さ!
見てるがいいわ。不肖、このあたし、女の実力を甘く見ないことね!!
ええと、もうつきまとわないでくれないか。これは、『つきま』の部分を『きまつ』に直せば簡単に答えは出るわ。
『もうきまつとわないでくれないか』そう、『もう期末。問わないでくれないか』アンタね!現実逃避したってテスト日は確実にやってくるのよ?
夜、アンタの部屋にお邪魔するから、一種に勉強するわよ!って、ソッチのお勉強じゃないわよエロ男!……もぅ♪
次、『はっきりいってめいわくなんだよ!』ふふん、男ってば。ちょっとBランクの問題だけどあたしを舐めてもらっちゃ困るってもんよ!
ローマ字に直して『HAKKIRIITTE MEIWAKUNAIDAYO!』並び替えて『WAKITTE MEKKIRI H NAINDAYO AI』
『脇って、めっきりHなんだよ愛!』そうだったの。最近、男はめっきり脇フェチになってあたしの脇を想像するだけで男のグングニルが
あたしのイージスを貫き穿つのを我慢できなくなるってことね!ま、大丈夫よ。あたし、毎日ちゃんと全身隅々まで洗ってるもの!べ、別にアンタの為じゃ……あるけどさ。
意訳すると、男はさっき『夜部屋に来いよ。今日は脇でイケるようにお前を開発してやるぜ』って言ったのね?
女「もう、男ってばヘンタイなんだから♪」
男「ダレカー!通訳ヨンデキテー!!」
新ジャンル「考えすぎ」
506 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/28(木) 21:13:26 ID:ObJQYqW4
ここ一週間の賑わいは、燃え尽きる線香花火の最期の瞬きだったというのかッ!!
充電中だろ。
きっと皆長篇書いてるんだよ
509 :
まえがき:2007/06/29(金) 16:36:48 ID:+cSx0/B7
その通りです。長編書いてました。
でも一応、最低一日ひとネタは投下してたんだぜ?
いっしょうけんめえ かきました。
そしたら、ぜんかいのにばいになってますた。
小出しにするとか、もっとやり方があったろう、俺。
15レス分あります。どーぞー。
放課後、僕は校舎裏にやってきていた。
みんなは校舎裏って、いったいどんなイメージを持ってるだろうか。
『汚い』『じめじめしてる』『カマドウマ』『サボリスポット』
『不良の溜まり場』『すいませんすぐ買ってきます!……あの、お金とか………ハ、ハイそうですよねゴメンナサイ!!』
………まぁ色々あるだろうけど、そのほとんどは『普段人があまり足を運ばない場所』に集中するんじゃないかな。
それは、あまりいい場所とは捉えられないと思うけど――そりゃ、いい場所だったらみんな来るもんね。クーラーのきいた図書室とか。
そんな校内ネガティヴプレイスプライスレスにノミネートされるような校舎裏だけど、ごく稀に、
そのマイナス要素を全て反転させて地上の楽園、遥か遠き理想郷となることも、あるにはあると伝説では語られていたりするとかしないとか。
『日富 健人くんへ
放課後、旧倉庫前で待っています
桐生 九音』
………朝から何度も何度も確認したピンク色の紙がかさかさと震える。
これは僕の靴箱に入っていた手紙だ。白い封筒、ハートのシール。
開くとほのかに甘い香りがして、そこには女の子のもの以外の何物でもない丸くて小さな字が躍っている。
………。
うん、言いたいことはわかる。僕みたいな取り立てて長所のない男が、
なんでそんなもんもらってやがるんだこの裏切り者!!ってコブラツイストをかけたいんだろう。
オーケイ、でもちょっと待ってくれよ。早とちりはお互いナシにしようぜブラザー。
差出人、桐生 九音。
ここが今回のXファイルだ。もし桐生さん以外の誰かだったら、僕は程度の差こそあれ例外なくヘリウムガスよりも軽く、もしくは鉛のように重い足取りで校舎裏へ直行しただろう。
でも、桐生さんの場合は話が別だ。軽くしていいのか重くしていいのかいまひとつ迷うところ。
そりゃあ桐生さんは、声は声優さんみたいに女の子っぽくて可愛いし、眼は澄みきってて綺麗だし、
頭はいいし運動もできるし身体つきも無駄な肉がないって感じだし性格もいいし料理もできるというけど。
………真っ黒なのだ。
あ、もちろん人種差別的発言じゃないぞ。服装のことだ。
ウチの学校には一応制服はあるものの、服装は学年ごとに色の違う腕章さえ付けていれば別に私服でもいいのだけど、それがいつも真っ黒。
夏でも冬でも長袖のセーラー服。ただしスカーフまで真っ黒な。さらに黒ストッキングで足をガードしているため、肌の露出は手と首筋のみ。
髪型は腰まである黒髪のロングなのでぱっと見黒い筒みたいだ。もし夜道で出くわしたら唯一白い仮面だけががぼうっと浮いてるように見えて悲鳴を上げること受けあいだろう。
―――――――――そう。今さらっと言ったけど、別に服装が悪趣味なのはいい。良くないけど、まぁ変わってるな、で済ませられる範囲だ。
問題は………仮面なのだ。なぜか。いっつも。ドクロのようなデザインの不気味な仮面で、のぞき穴からくりくりと硝子玉のような瞳が覗いている。
聞いた話によると、たとえ水泳の授業中であっても絶対にとることはなく、
居眠りしている彼女の仮面をふざけて取ろうした生徒は次の瞬間、弾けたように立ち上がった桐生さんにシャーペンの切っ先を文字通り『眼』の前に突きつけられて失禁したらしい。
生徒手帳にある写真でさえ仮面付きで、どうして学校側がそれを許したのかは数多すぎて最早数える気も無くすこの学校のミステリーに数えられている。
彼女がどうしてそんなこと恰好をしているのかは、誰も知らない。
噂では一目見ただけで発狂するほどの不美人だとか、逆に国という国がドミノ倒しみたいになる程の傾国の美女だとか、イヤイヤ実はあれが素顔なんだとか言われてる。
本人に聞いてみようにも全て柔らかく受け流されてしまうのだとか。
そんな桐生さんだから、深い付き合いをしている友達もいないようだし、例えば教室移動や昼食なんか特に女子はなにかと仲のいいグループで固まっていたりするけど、
桐生さんはそういえばいつも一人だ。放課後なんかも一人でさっさと帰ってしまう。モチロン個性的な女の子の多いウチの学校には少なからず孤高な雰囲気の漂う娘もいるけど、
桐生さんはなぜかそういう空気は持ち合わせていなくて、なんというか、放課後、夕日で赤く染まった誰もいない教室でひとり佇んでいるような、そんな光景を想像するというか。
だからか、好奇の眼差しだけじゃなく桐生さんのことが気になっていなかったといったら嘘になる。なるんだけれど、それは異性としてというよりは
……絶滅寸前の野生動物を気に掛けるっていうほうが近いような。だって悪いけどあんまり異性に見えないんだもの。主に外見とか。
だのに。
「き、き、来てくれてありがとう!男くん」
桐生さんは僕の前で、どう見ても女の子にしか見えない様子でもじもじとスカートの裾を弄っているのだった。
あれ?なんでこんな可愛いんだ?ていうか、これホントに桐生さん?なんかイメージ違うよ。中の人違うんじゃないの?
と、僕が思わぬ攻撃にうろたえていると、桐生さんはとうとうその言葉を口にしたのだった。
「わっ、わたし、わたし……日富くんのことが好きです!!」
言った。
僕の人生で始めて受けた告白は、構図だけ見れば黒尽くめの仮面少女というかなりアレな相手からかもしれない。
でも、この時の僕はそれどころじゃなかった。
――――其の者、黒き衣を纏いて旧倉庫前に降り立つべし。失われた女の子との絆を結び、遂に僕をはるか遠き理想郷に導かん。
「古き言い伝えは真であった……!!」
これが告白……ッ!なんという甘く切ない攻撃だ……!モテるヤツはこんな相手と戦っていたのか!
なんだか目の前がプールに入った時みたいになってよく見えないけど、桐生さんは桐生さんで頬を押さえてキャーキャー言っちゃったー、とかやってる。だから桐生さん、キミ中の人違うくない?
「えと、すっごく嬉しいよ。でも」
嬉しいのは本音だ。そして、相手が自分を好いているなら(例え恋愛感情じゃなくても、だ)こっちもその好意にこたえなくっちゃならないのは僕にだってわかる。でも、これだけは確認しておかなくちゃ。
「僕の、どこがいいのさ?自分で言うのも悲しいけど、とりたてていい所なんて、ないよ?
勉強もスポーツも顔も平均的だし、性格だって、この間バスに乗ってたらおばあさんが面前に立ってたんだけど、席譲ってあげるのだるいなーっちょっと思っちゃったし」
「………優しいですから。日富くん」
「そんなことないんだってば。野良犬が寄ってきた時もアンパン半分しかあげなかったし、酔っ払いのお兄さんが駅前でひっくり返ってた時も駅員さん呼んでくるくらいしかできなかったし。
………そういえばさ、去年、不良の人に絡まれてた女の子がいたんだけど……」
「優しいですよ。日富くんは」
………そんなこと、ないんだけどなぁ。本当に。
「そんな日富くんだから、わたしは日富くんが好きになったんです」
そう何度も言われると照れる。うーん、困った。
「だから、殺します」
………突然、話が冥王星まで飛んでいった。
なんだって?今、なんて言った?殺す?why?何故?
「わたしの一族の掟なんです。初めて異性を好きになったら、その人を殺さなければならないんです。だから、死んでください」
……桐生さんは何をいっているんだろう。あ、ポケットから何か出した。シャーペンかな?先が尖ってて危ないよ。そんなものでも、眼なんかに突き刺したら立派な凶器になるんじゃないかな。
ちょ、待って。待って!殺し屋?なんじゃいそりゃあ!!
「この恰好はね、人に自分の姿を覚えられないようにするためなんです。とっても目立つでしょ?
でも、ずっとこの恰好だから、コレを脱いだとき、逆にわたしは誰だかわからなくなる。わたしの素顔って地味ですからね」
桐生さんが仮面の下で微笑う。ずっと綺麗だと思ってきた瞳が、明るいところに出てきた黒猫のようにきゅっと細くなった気がした。
黒尽くめに髑髏の仮面。あ、そうか。これは彼女の本性なんだ。手に持っているのは大鎌じゃなくてシャーペンだけど、つまり、その恰好が意味しているものは紛う事無く死神なんじゃないか―――。
「ひ……!」
逃げようと思った。でも、それは数歩後ずさっただけでどん、と何かにぶつかって終わる。
慌てて振り返って背筋が凍った。そこにいたのは桐生さんと同じ、黒い衣装に白い仮面の長身の男。
「悪く思うな」
冷ややかな眼で見下ろされ、もう僕は動けない。蛇に睨まれた蛙なんて言葉があるけど、今僕が指一本動かそうものならこの男に首をへし折られてしまうだろう、という確信。失禁しなかったのが奇跡だった。
「それじゃあ」
少なくとも五メートルは離れていた桐生さんが、一瞬にしてキスできそうなくらいの距離に迫る。人間とは思えない脚力に、僕は瞬間移動かなにかとしか思えなかった。
彼女の右手に鋭いシャーペン。それは鼠に襲い掛かる蛇のような速度で、正確さで、まっすぐ僕に迫り―――
―――僕の手の中に納まった。
「………あれ?」
「兄さん!」
「がってん!」
呆ける僕を放置して黒ずくめの二人組はなにやらガラガラと車輪のついた道路標識みたいなものを運んでくる。切れ込みの入ったピザみたいなカラフルなそれは、どう見てもダーツの的。
もっと言えば、金貨とダーツを交換して真ん中にささるとタワシが貰えるアレみたいだった。というか、そのものかも知れない。
あまりのぶっ飛んだ展開に頭がついていかない。あの、なにがどうなっているんでごぜいませうか?
「さあ!日富くん!お願いします!」
桐生さんが何か言ってる。お願いするって、何を?僕、殺されるんじゃなかったの?
桐生さん、僕が好きなんじゃなかったの?あの甘酸っぱい空気はどこへ行ったの?あの凍てつくような空気もどこへ行っちゃったの?
「え?わたし、もちろん日富くんのことは大好きですし、殺しますけど?」
「ああ、君には死んでもらわなくっちゃ困るが」
髑髏の仮面ふたつがシンクロナイズドで小首を傾げる。なに言ってるかわからないのはこっちの方だ。ああ、なんか帰りたくなってきた。
よく見ると的にはそれぞれ何か書いてある。ますます某日本の首都友好公園みたいだな。
何々?『出血死』『転落死』『窒息死』『溺死』『安楽死』『腹上死』『大往生』―――あの、これってまさか。
「そうだ。きみはそこからシャーペン型某手裏剣を投げ、刺さった死因で死んでもらう」
「わたしが責任を持って殺しますから、安心して死んでください!」
僕は逃げ出した!しかし回り込まれてしまった!!
「無駄だ。妹に見初められた瞬間に、キミが妹に殺されることは決定していたんだ。早く投げてくれないか。放課後、校舎裏とはいえ誰も来ないとは限らないんでな」
この人本当に人間か?さっきまで桐生さんの隣にいたじゃないか。なんで次の瞬間僕の背後に立っていられるんだよ!?
「俺は妹と違ってこの拳だけが武器だ。歩法で相手に悟られないよう近づくのは基本なんだよ」
あ、ダメだ。この人マジだ。
僕は観念するしかなかった。だって、こんな怪人たちに囲まれて生きて帰れるわけがないんだから。主に外見的に。
こうなったら仕方がない……できるだけ準備に時間がかかりそうな死に方を狙って、なんとか誰か助けを呼ぶしかない。
相手は暗殺者だというし、あんまり騒がれては困るはずだ。
よし、そうと決まれば今こそ命を燃やし生きる意志を示せ若者よ。僕の中にあるありったけの生存本能を今この一投に込めて!
『出血死』……頚動脈をナイフか何かで切られて終わりだ。
『転落死』……それもダメ。すぐそこに非常用の螺旋階段があるから、ここから誰にも見られず屋上にあがるなんて造作もない。
『窒息死』……首絞め。これも外れ。
『溺死』……水、酒、女、理想。溺れて死ぬならどれが一番マシか。
『安楽死』……果たしてそれは、真の人道と言えますか?
『腹上死』……ってなんだ?とりあえず保留。
『大往生』。
………。
眼を擦って、もう一回確認。
『大往生』………………………これだ!!
大往生ってことは、孫を含む家族に囲まれて畳の上でわが生涯に一遍の悔い無し!って叫んで死ねるってことだよな?
寿命で死ぬってことは、ここで理不尽にクラスメイトに告白されて殺されるって馬鹿な目に合わなくて済む!!
これしかない!
僕はシャーペン―――よく見ると芯の部分が針状になっていて、重心も刺さりやすく、投げやすい作りになっているようだ―――を握り、構える。
「「ぱっじぇっろ!ぱっじぇっろ!」」
黙っててくれませんか髑髏兄妹。それともうパジェロじゃないぞ。
回る的に意識を集中させ、―――投げる!
「あ!」
力みすぎた!暴投だ!シャーペンは的を大きく外れ、
「じぇええええい!!」
桐生兄がフリスビーのようにブン投げた的にしっかりと刺さっていた。
「ナイス兄さん!」
桐生さんが手を叩く。もしあのまま外れてたらどうなっていたんだろう。想像するだけでも恐ろしい……って!ど、どこに刺さったんだ!?
「………………」
的を拾った桐生さんのお兄さんが黙り込んだ。仮面の下の表情は見えない。どうなんですか?
賞金一千万円のクイズの答えを告げられる直前の挑戦者でも、こんなに緊張はしないだろう。桐生さんもお兄さんには駆け寄ろうとせず、拳を胸の前に当てて固唾を飲んでいるようだ。
やがて、桐生兄は申し訳なさそうに、言った。
「日富 健人くん。突然、こんなことになってしまって済まない。
白状すると、一族の掟とは言え君を殺すつもりなんてなかったんだ。あの掟には抜け道があってね。もともと恋い慕う相手を殺させることで桐生を情のない冷酷な暗殺者にするための掟だったんだけど、
初恋の相手を殺さなくていい方法がちゃんとある。桐生の性を名乗らせることだ。身内同士での殺し合いは、そいつが外道に堕ちない限り厳禁だからね。
だから例えキミがどこを狙って手裏剣を投げても、こっちで調節して『大往生』に当てさせるつもりだった。けど……」
桐生兄が、的をこちらに向けて投げる。
「申し訳ない」
「そんな」
日富 健人。
死因。
腹上死。
―――だから、腹上死って、なにさ?
で。
僕と桐生さんは旧倉庫の中に二人っきりになっていた。
実質物置小屋でごちゃごちゃしているけど、その中で不自然なスペースがある。
なぜかそこだけ、さあ寝転んでくださいと言わんばかりに畳マットが引いてるのだ。
あのあと、腹上死の意味がわからなかった僕と桐生さんはしばらくキョトンとしていたけれど、お兄さんからその意味を聞かされるやその校舎裏に男女の絶叫が響き渡ることになった。
顔を真っ赤にしてうつむく桐生さんと僕……いや仮面の上からだと表情はわからないけど、なぜか僕には桐生さんがどんな顔をしているのか手に取るようにわかった。だって、僕と同じ顔をしていたに違いないからだ。
僕たちの必死の抗議に対しても、お兄さんは首を縦には振らなかった。
なんでも、僕がやったあのダーツは殺し屋業界の中では『ホイール・オブ・フォーチュン』と呼ばれていて、
それは『こうやって死ぬ』という結果がまず先にあり、過程はどうあれ必ずその死に様に至るのだという呪いのアイテムの類らしい。
呪いて。冗談はよしこさんお昼はまだかのぅ?ってなもんだ。でも、僕みたいな一般人からすれば殺し屋も呪いも同じようなものであり、世界を思い道理に作り変える少女の話を聞いても今の僕は疑う事無く信じるだろう。
腹上死。
………つまり、えっちなことをしてして、ひたすらしまくったことで招かれる死のことだ。腎虚なんかもモノによっては立派な死の要因になるらしいし。
もちろん、一度や二度の情交でポックリってことはないので、桐生さんは僕を殺すためにはこれから―――どれほどかかるかわからない、一年や二年じゃ多分足りないだろう。
もしかしたら一生かけて、僕と―――身体を、重ねなければならない。
それが何を意味しているのか、流石に鈍感といわれる僕にだってわかる。そうやって過ごすのが許されるような関係は、世間的にひとつしかないから。
………これ、なんてエロSS?
参った。桐生さんに告白されただけでも日本と冥王星くらいの現実との乖離を感じるのに、ここまでくれば一周回って現実だと疑いようもない。夢にしたって、僕はそんな想像力豊かなほうじゃないぞ。
「そ、それじゃあ、殺しますね」
桐生さんがいそいそと服を脱ぎ始める。僕は慌てて後ろを向いて、それを見ないように……って、いまからもっとすごいことをするのに、何でそのくらいで照れなくちゃいけないんだ……いや、やっぱダメだ。鼻血出そう。
本体がこんなにガッチガチに緊張しているのに比べ、僕の分身はガッチガチに期待していらっしゃる。わかりやすくていいな、お前。とか一人話しかけてみたりなんかしちゃって。
だって仕方がないじゃないか。
桐生さんは今僕の後ろで服を脱いで、しゅる、ぱさ、ぷち、とか衣擦れの音が物凄くやらしくて頭に血が回らない。なんせ女の子とこういうことになったことがない。H
な本で研究しているわけでもなし、経験地はほぼゼロだ。正直不安で堪りません。
って、僕はなんで桐生さんにだけ脱がしておいて自分は普通に服を着ているんだ?
僕は慌てて服を脱ぎ始める。トランクスに手をかけようとして、躊躇い、やめた。今の精神状態でここは流石に恥ずかしすぎる。
「ど、どうぞ……」
振り返って、息を飲んだ。
窓から差し込む僅かな光が女神の肢体を照らし出す。
細く、引き締まった身体は猫を思わせるほどで、でもしっかりと女性らしいふくよかさも持ち合わせていた。
桐生さんのしみひとつない真っ白な肌は薄明かりを反射して月のように輝き、僕の目を釘付けにする。
艶かしいというよりは、ギリシアかどこかの彫刻を思わせる美しさだった。
………仮面を除いて。
「………桐生さん」
「だ、だって恥ずかしいです……」
それを言うならツンと張った胸や、そ、その、控えめに陰毛の茂ったその部分なんかを隠すべきなんじゃないかと思うのだけど。
それらを覆い隠すものは後ろのほうで折りたたまれている。その潔さたるや、ヤる気まんまんな下半身の本音を照れて隠してしまった僕がチキンみたいじゃないか。
すみませんチキンですごめんなさい。
とうとう、僕は最後の砦を手放した。これで僕を守るものはなにもない。どうだ、女の子より先にすっぽんぽんになることこそ男の誉れ。
今、僕はチキンじゃない!ターキーくらいにはグレードアップしたのだ!
「ぼ、ぼ、僕だって恥ずかしい。で、でも、僕は、桐生さんが見たい。桐生さんがどんな顔をして、どんな表情を作るのか、見たい。
ぼ、僕も始めてだから、もしかしたら、桐生さんを泣かせちゃうかもしれない。でも、その涙を拭いてあげられるように、ちゃんと桐生さんを見ていなくちゃ」
ああああああ、何だか物凄いことを喋っている気がする。
でも、こんなにも、頭に血が上っているのだから。
嘘をつく余裕なんて僕にはない。
本音なんだ。
「―――わ、わかりました」
桐生さんがついに、仮面に手をかける。後頭部で留めていたベルトをパチパチと外すと、髑髏の仮面は支えを失ってあっけなく地面に落ち、ことんと軽い音を立てた。
「―――キミは」
現れたその女の子を見て、僕の手は思わず額に伸びていた。左眉、こめかみに近いそこには桜色の傷跡がある。
去年の話だ。注文していた漫画本が入荷したとの電話を受け、ご機嫌な気分で街中にある大きな書店に足を運んでいた日のこと。
何か悲鳴のようなものが聞こえた気がして、僕は何気なく店の裏手にあるパチンコ屋の駐車場を覗き込み、そして目を丸くすることになる。
二人の若い男が、女の子を前にしていきり立っているのだった。
足元には、これも女の子に絡んでいたうちの一人だろう、茶髪の男が転がって伸びている。
女の子の方はというと、これが全く怯えていないようで、わめく男たちの顔を冷ややかな目で見つめながら時折ため息をついたりしている。
どういう状況か、まったくわからないが―――とにかく、女の子が良からずと呼ばれる人種にちょっかいをかけられていることはわかった。
……かといって、飛び出して行ったりはしない。できない。だってそうだろ?僕がのこのこ出て行ったところで、何ができる?
僕は身体測定でも中途半端な成績しか出せない、十把ひとからげな男なんだぜ。それに、それに……僕には関係のないことだし。
見なかったことにして、帰ろう。
背を向けようとして、身体が凍りついた。
男の一人がナイフを構え、突きつけたのだ。なんてことを。相手は女の子だぞ!
気がついたら、僕はその場を飛び出していた。走りながら、自分でも後悔していた。
何やってんの僕。さっき自分でも自分のスペックは確認しただろう!?
僕はナイフを持った男の腰に体当たりをした。男はまったくの不意打ちだったので踏ん張りも何もなく、僕と一緒にひっくり返る。
仰向きに転がったところで、もう一方の男が地面に崩れ落ちていくのが見えた。―――え?
女の子が、動いていた。そのままナイフの男に襲い掛かると、ふらつく男の膝を蹴り飛ばしてもう一度転がし、抜き手を放って静かにさせる。
映画の殺陣のように洗練された動きに、僕は声もない。とんでもない達人だ。
そして女の子は、絶句している僕に小さな小さな声で「ありがとう」と言うと、ハンカチを押し付けてどこかへと走り去ってしまった。
あとには女の子に叩きのめされて呻いている男たちと、勝手に突っ込んできて勝手に頭を打った僕だけが残された。
今思い出すだけでも恥ずかしい。結局、その子は僕なんかが飛び出す必要もなく男たちを片付けていただろうし、
僕はカッコつけて怪我したただの馬鹿ということになる。傷は浅かったけど、頭だからか血が沢山出てハンカチは真っ赤になってしまった。
これでは洗っても返せないので一応新しく買いなおしたけど、その子と会うことはもうなかった。
その女の子の顔は、実はよく覚えていない。あっという間の出来事だったし、一年も前の話だ。
一年前、たった一度見ただけの女の子の顔を覚えているなら、ソイツはシャーロック・ホームズという名前に改名するべきだろう。
ででも、僕は確信した。あれは、桐生さんだったんだ。
仮面を取っていたから、この一年僕はあの女の子が同じクラスにいることにも気付かなかったんだ。
「その節は、助けていただいてありがとうございました」
裸の桐生さんが僕の胸にしがみついて、囁く。
そんなことない。僕こそ何もできなくって、ごめん。
そう言いたかったけど、柔らかな感覚にドギマギして声も出ない。
「わたし、本当に嬉しかったんですよ?助けてもらうなんて、わたし、初めてだったんですから。
あれから日富くんを目で追うようになって、ああ、本当に優しい人なんだなって思って。気がついたら、だいすきになっていました。
掟があるから、誰にも言うつもりなんてありませんでしたけど、それでも兄さんにバレてしまうくらいに」
「………………」
桐生さんが背伸びして、僕の唇にやわらかいものが重なる。
「仮面を取って、正解でした。仮面をつけたままでは、キス、できませんから」
僕は―――今度は僕から、桐生さんにキスした。
僕こそ、あの時、あの優雅な強さに心奪われていたと言ったら、キミは笑うだろうか―――?
軽く、触れ合うだけだったキスはやがてお互いの舌と唾液を交換し合うものになり、
さらに僕は唇から首筋、鎖骨、胸元へと接吻を下げていく。
「く、ひゃ、ひ、とみ、くふ……ん!」
顔を真っ赤にした桐生さんが僕の頭を抱きしめる。柔らかくていいにおいのする桐生さんの胸に押し付けられた。
く、苦しい。息ができない。ちょっと離して桐生さん。
「はひ、ああっ、ん、日富くん……らいすきぃ………!!」
聞いてない。まだ急所のどこも攻めてないのに、桐生さんはすっかりできあがっているようだ。
……意外とえっちなんだな桐生さん。髑髏の仮面を外したことで、心のペルソナも外れてしまったか。まぁ、いいや。
僕はなんとか首を回すと、桐生さんの双丘の頂点、ピンと張り詰めて刺激がくるのを今か今かと待ち構えている乳首に目をやった。
なんだか授業中、必死に手を上げて存在をアピールしている小学生みたいでかわいい。
せんせい、わたし、できるよ!ここのもんだい、できるよ!
よーし、それじゃあたっぷりご褒美をあげないとな。
「はきゅ!!」
こりこりと片手で健気な桐生さんを転がしてやり、かり、ともう片方の健気を甘噛みしてあげる。
「あひ、ん、あ、ぁ、あ、ぁ、あ、ぁんっ」
指で弾くたび、舌で弄ぶたびに桐生さんはひく、ひくんと痙攣し、切ない声をあげる。
面白いくらいに反応してくれるのでこっちも興が乗ってきてもっと悦ばせてあげたくなり、
それがさらに桐生さんを悶えさせることになるのだった。
遊ばせている片手を桐生さんの秘所に這わせると、もうそこはたっぷりと蜜をたたえていた。
そこからさらに進めようとすると、慌てて桐生さんが侵入しようする僕の手を押さえつける。
「だめっ、そ、そこはダメですっ!」
邪魔しないでくれないかなぁ。僕はすかさずきゅっと乳首を捻り、桐生さんを撃退する。
「ふぇぇ……」
「かわいいよ。桐生さん」
「かわっ!か、は、あ、くぅぅぅうんッ!!」
おっぱいをこね回し、割れ目に合わせて指を動かしながら耳元で正直な感想を囁いてあげると、
桐生さんは今までにないほどの大きな反応を見せ、がくがくと痙攣してぺたんと座り込んでしまった。
これって、………もしかして。
「桐生さん……」
「はふ、はふ………ん……」
「いっちゃった?」
途端、桐生さんの真っ赤な顔がさらに、首筋まで朱に染まる。
「うー…」
恨めしそうな顔で睨まれてもちっとも怖くない。むしろ、こんなにくるくる変わる桐生さんの表情を見て知らずに頬が緩んでしまった。
あいさつしても、そっけない返事しかくれなかった桐生さん。休み時間、独りで本を読んでいた桐生さん。
けれど、気遣いができて、いつもさり気無く周りにフォローを入れていた桐生さん。
笑った顔も、泣いた顔も、怒った顔も、誰にも見せなかった桐生さん。
それでも、桐生さんは、こんなに普通の女の子だったんだ。
それがとっても嬉しくて、僕は力一杯桐生さんを抱きしめた。
まだひくひくと震えている桐生さんに、僕はまたキスをひとつ。それだけで彼女はまた呆けたようになって、僕に擦り寄ってくる。
……やばい。これ、楽しいかも知れない。
桐生さんが僕なんかの指で感じてくれるだけで、もっともっと感じさせてみたくなる。その端正な顔を快楽で蕩けさせたくなる。
いじめていじめて、懇願する桐生さんにわざとらしく「何を?」なんて聞いてみちゃって、
泣きそうな桐生さんにキスをしてチャラにしてもらうのだ。
―――でも、残念ながらそれは次に機会に、ということで。
だって、もう……我慢できそうにないから。
「桐生さん、もう……」
「は、はい………きてください」
桐生さんの正面に回って、天をも穿てと言わんばかりの怒張を濡れそぼった彼女の泉にあてがう。
お互い少し深呼吸して、一気に―――
「……あれ?」
入らない?なんで?こんなに桐生さんは溶けそうなくらい濡れているのに、なんで入らないんだ?
「え、ちょっと、あれ」
あせってぐいぐいと押し付けるも、柔らかい弾力に押し返されてしまう。
うう……なんでだ!?桐生さんはこんなに濡れているじゃないか!!
桐生さんの視線を感じる。心配そうに見られているに違いない。
大丈夫だから、僕なら大丈夫だから、なぁに、もう少し強く押し進めればきっとツルンと入るに違いないさ―――!
入らない……入らない………!!嘘だろ、ヤバイ、ちょっと泣きそうになってきた。
「健人くん」
「なんだよ!」
思わず怒鳴ってしまう。そして、後悔した。何怒ってるんだ僕は、一番不安なのは桐生さんのほうなのに。
―――触れるか触れないかの、優しい、くちづけ。
驚いて目を見開いていると、桐生さんはぺろっといたずらが見つかったみたいな顔で小さく舌を出して笑った。
「さっきさんざん苛めてくれたから、そのお返しです」
「あ………」
そして、ぎゅ、と抱きしめられる。
「二人でしましょう?ね?」
「う、ぁ………」
今度は僕が真っ赤になる方だった。恥ずかしい。
穴があったら体育座りで入るから誰かそこに腐葉土をかけてください。来年の夏にはかぶと虫になっているでしょう。
桐生さんが感じてくれるのをいいことに一人でコトを進めようとした自分を恥じた。
何やってるんだ、僕は。こと性交なんて、二人じゃなきゃできないことじゃないか。そんなこと、当たり前の話なのに。
「ごめん。桐生さん」
「……九音って、名前で呼んでください。わたしも、健人くんって呼ばせてくださいね?」
僕は桐生……九音さんを抱きしめた。温かい、心臓の音がする。
さぁ、二人でもう一度、始めよう。
「み、見えますか……ここです」
九音さんが広げて、導いてくれている。
女の子が自分の性器を露出させるなんて死にたいくらいに恥ずかしいはずなのに、それでも僕を見つめて、誘ってくれている。
初めて見る開かれた女性器に少し感動した。これは……世の男が夢中になるわけだ。
えろい。なんというか、妖艶だとか色っぽいとかセクシーだとか、
そういったものは全てコレから派生したもんであり、つまりココには男を雄にする全てがあるというか。
思わず我を忘れて襲い掛かってしまいそうになるが、先ほどの失態を思い出していい感じにテンションを下げる。
ビークールビークール。頭はクールに、でもハートはホットに。できればちょっとトリッキー。
くにゅ。
「あ、もう少し下です」
どうも僕がさっき入ろうとしていた場所は入り口のずっと上だったらしい。
港じゃないところに突っ込んでいくとは…船員の命を無駄にするところだった。手招きしてくれたマーメイドに感謝しよう。
「ぁあ、そ、こです……そこぉ」
なるほど、ちょっと感触が違うようだ。九音さんの言葉を受けて、僕はどこか祈るような気持ちで腰を進める。
ずぶっ、ずぶぶ……抵抗はあるものの、そこにはちゃんと、僕を受け入れてくれるような仕組みになっていた。
ちゃ、ちゃんと入っていく…やばい、これはき、気持ちがいい!
ちょっと洒落にならない快感が僕の男根から背骨を伝って脳みそを串刺しにする。
こんなんで全部入ったら、動いたら一体どうなってしまうというのか!!
……………と、駄目だって、九音さんは大丈夫か?
「九音さん」
腕の中にいる九音さんに声を掛ける。
「大丈夫ですよ。思ったほどわたし、痛くないみたいですし。一思いに、貰っちゃってください」
にこにこしているが、それでも苦痛が皆無というわけではないだろう。ちょっと涙目になっている。
―――ありがとう、九音さん。九音さんの、貰うからね。
招かれざる客と見たか、九音さんの膣内は僕を締め出そうと押し返してくる。
それを力ずくで押し通り、拓き、蹂躙していく。
「く、ふぅ………!」
九音さんがさすがに苦しそうな声を、出さずにかみ殺している。もう少しだから、がんばって。
……いや。がんばろう、一緒に。
そして、ついに僕と九音さんのお腹は、ぴったりと重なりあってしまった。
「はあ、はあ、はあ、はあ……全部、入ったよ。九音さん」
「嬉しい……わたし、嬉しいです。あは、健人くんを、包んじゃってます……」
九音さんの膣内は熱く煮えたぎり、こうやってじっとしている状態でも妖しく蠢いて僕自身に絡みつく。うぅ……気持ちがいい。
今まだかつてない快感の坩堝に、
こっちは意識を浚われないように世界で一番僕の雄の本能を狂わせ、また世界で一番男としての理性を保たせる女の子にしがみついて耐える。
「いっぱいこすって……わたしで、いっぱい気持ちよくなってください………」
さっきあまり痛くないといったのが本当だったのか、それともこの短時間でもう慣れたのか。
九音さんは妖艶に微笑んで、自ら腰をくねらせた。
そんなことされたら、僕は……僕はもう………!!
腰を引いて、まだ硬さの残る肉壷に再び進入する。
それはもどかしいほどにゆっくりな前後運動だったけど、
そんな緩慢な動きが、こんなにも、こんなにも、トビそうなほど気持ちがいい―――!!
「九音さん!すごい、すっごく、気持ちいい!!」
「あ、あ、わた、わたしもぉ、いいですぅ……!」
「九音さんも?九音さんも、気持ちいいの?」
「はい、はい!健人くんに犯されながら、わたひ、感じちゃってます!!」
思わず抜き出す途中のペニスを確認する。
量こそ少ないものの、そこには確かに鮮血がこびりついていて、九音さんの破瓜を達成したのだと告げている。
初めてなのに、この娘は!感じちゃっているというのか!けしからん、なんてえっちぃ九音さんだ!串刺しの刑し処する!!
結合部のぬめりが増し、動きやすくなると僕は次第にピストン運動を激しくしていった。
突き立てるごとにヌチュヌチュと淫らによがる陰部は、九音さんを代弁する本音の口。
嘘もつけるほうの口は、大きな声を出すのを恥ずかしがって必死に抑えられている。
それでも動くたび甘い声が出るのを止められない。
「ひ、ん、あ、あ、ふぅっ、くん、きゅうんっ!!」
もっとも、今の僕にそんな桐生さんを舐っていたぶってやろうなんて余裕はない。
あるのはただ一点、腹の底にこみあげる溶けた鉄を叩きつけるのみ。
「たけ、あひっ、あ、たけとく、健人くんっ!!大好き、すき、あぅ、すきですっ!たけとくん、だいすきぃぃ!!」
何か聞こえる。でも聴こえない。ただ、ただ、この快楽の果てにある境地に向けて疾走する―――!!
「九音さんっ!僕、もう………」
「出してっ!いいから、なかにいいから、欲しいですっ!健人くんのぉ!!」
九音さんが膣内を伸縮させ、同時に両足を僕の背中に絡めて拘束する。
う、引けない。ピストンの為に腰を引くこともできない。
仕方がない、ひたすら、前へ、前へ、前へ、前へ、前へ、前へ、前へ、前へ―――その先へ!!
「く、うわぁぁぁっ!!」
「ふあ、あああああああああああああああッッッ!!」
びゅくっ!びゅ、びゅくん!!
これまでにないほどの量と熱を持った精液が九音さんの子宮に解き放たれ、同時に九音さんも膣内を締め上げた。
あ、膣内出しだ。………ま、いいか。あとのことは、あとで―――かんが、え………。
「ああ……熱いの、たくさん………」
力が抜けてへたり込んだ僕にまだ足を絡めたまま、九音さんが夢心地の表情で囁く。
ふと、目が合って、なんだがおかしくって二人して笑った。
しちゃいましたね。
うん、しちゃったね。
外がやけに眩しい。
旧倉庫から出てきたふたりはけだるい感覚にこきこきと体中を鳴らした。
「思ったより長かったな。ああ、ああ、心配しなさんな。聞き耳立てたりしてねーよ。
しっかし、歩き回ってみたけど、このガッコ全然変わらないのな」
桐生兄はここの卒業生らしい。倉庫の鍵をくすねてここ―――当事はまだ現役で使われていた―――をホテルを蜜室にするヤツは結構いたそうだ。
そういえば後始末をしながら気付いたのだけど、ここ、窓の鍵がひとつ壊れている。しかも一番奥の、一番目立たないところのだ。案外その伝統は今も続いていたりして。
そう言ったら、そりゃあお前たちが使うんだし続くだろ、とか真顔で返された。………恥ずかしい。
そして、最後に。
「これ、ホイール・オブ・フォーチュン。一度使っちまうともう効力は無くなっちまうから、記念にどうぞ、義弟よ」
「は、ども……」
「それから、妹を泣かせたら運命を捻じ曲げてでもお前の首をへし折ってやるからな。肝に銘じとけ」
初めて僕を見下ろした時のように、冷たい目、凍てつく声で囁くと、バイバイと手を振って背を向けた。
「兄さん、ほんとシスコンなんだから。でもね、兄さん、健人くんのことはちゃんと認めてるんですよ。
なんせ一月ほど監視して、信じがたいがコイツは間違いなく善人なのら!なんて言ったんですから」
「………なのら?」
「はい。健人くんが言ってた酔っ払いの人を介抱したって話、あれ、兄さんです。
健人くんに欠点が見つからないんでイライラして自棄酒飲んで、駅前で寝てたらその健人くんが助けてくれたんですって」
あはは、と笑う九音さん。
………あ、はは………。
がくっときた僕はそのまま何気なく的に目をやって、それで………。
「あー!!」
声をあげた。
「どうかしました?」
「こ、こ、これ」
「?」
九音さんも覗き込み、その髪が逆立つ。
ポツンと開いた、ダーツの跡。『腹上死』に、それはない。
あるのは、『大往生』の、そのど真ん中―――
そういえば僕らの中で実際どこに命中していたのか確認したのは桐生兄だけだったような。
僕も九音さんも「腹上死……そんな!!ところで、腹上死って、ナニ?」だったし、説明の後はパニックでそれどころじゃなかったからだ。
ああ、もしかしたら、これが兄さん流の「妹を宜しく」だったのかなぁ?
「に、に、兄さぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
激昂した九音さんがテクテクと歩く桐生兄の背中を追う。
「………ちょ、九音さん!仮面、かめ…………ま、いいか」
僕の彼女は暗殺者。
でも、僕たちは正面から向かい合い、正々堂々と恋をしたのだった。
KILL YOU & HIT ME〜新ジャンル『アサシンデレ』妖艶伝〜 完
525 :
あとがき:2007/06/29(金) 17:06:53 ID:+cSx0/B7
AHHHHHHH!!また改行ミスったI読みにくくてしょうがないぜコンチクショー!!
ごめんよみんなー。
にしても、どうして俺の書く男連中はこうもSッ気があるんだろう。
女は揃ってMばっかだし(へたれドSは除いて)。まぁ、いいか。苛めるのメッチャ楽しいし。
でも陵辱は苦手だから、やっぱりバカップル。
バカップル最高。
苗字はタイトル通り「KILL YOU→きりゅう(桐生)」「HIT ME→ひとみ(日富)」で、
名前は「LOCK ON→くおん(九音)」「TARGET→たけと(健人)」から。
リクエストとかとってみたいんだけど,
期待に答えられなかったらと思うと妙に怖いんだぜ!センキュッ!!
なんだこの伸びようはっ
うはwwwテラエロスwww
とっても読みやすかった!
途中の小ネタにニヤニヤしつつ息子をそそり立たせて文章に惹きこまれてた!
並のエロ小説なんかよりも俺は断然好きだ!
Yeahhhhhhhhhhhh!!!
Goooooooooood Jooooooooooooooooob!!!!!
テンション上げてないで小説書けな俺。
>>525 GOOOOOODJOOOOOOB!
どんだけのハイスペックだあんた!
このネタ魔王のデレ魔神奴!
チクショー!
惚れた…(//▽//)
おいおい、おまいら〜。
褒めすぎじゃないの?それマジで本心?
ごめん、途中で送ってしまった。
言っておくけど俺、褒められて悪い気しないからね!!
読んでくれたみんなに俺からの愛を!特に
>>527!
俺の作品で勃ってくれたのか!?すごいなアンタ!!
532 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 01:11:33 ID:YjUr2UYO
このスレに絵師の方はいらっしゃいませんか?
黒尽くめ髑髏仮面の桐生さんとか見たいんだぜ
男「誰もいない……オナヌーするなら今のうち」
シコシコ……ハァハァ……シコシコ……ハァハァ……
女「デデレデレデレ!デデレデレデレ!」
男「うわ!急に……ウッ!」
女「………」
男「あ、顔に……」
女「………」ヌギヌギ
男「!?」
女「………」ジー
男「………」
女「デデレデレデレ、デデレデレデレ」
男「せめて拭いて帰れ」
新ジャンル「デデレデレデレ」
??「ゆうしゃ!どうだこのすがたは!」
勇者「………?」
??「ばかもの!わたしだ!まおうだ!」
勇者「何か、小さくないか?」
まおう「いいところにきづいたな!」
勇者「……普通気がつくぞ」
まおう「まおうとは、ふだんまりょくをおさえて
かりのすがたでいるものときいたのでな!やってみたのだ!」
勇者「そうか」
まおう「なにかもっとほかにいうことがあるだろう!?」
勇者「お前、それで荷物とか持てるのか?」
まおう「う……」
勇者「体力も無さそうだから一日に移動できる距離も減るだろうし、
魔獣や野党に狙われる回数も増えるだろう。
そもそも普段の姿で全然困ってなかっただろう」
まおう「く、ぅうう……」
勇者「それに」
まおう「………」
勇者「今日は宿代節約のために色宿に泊まろうと思ってたんだが、
その姿じゃそれもできない」
魔王「何をしている。宿はどこだ!!」
勇者「……言っておくが、何もせんぞ」
新ジャンル「魔王幼女」
ええぃ
ここの神々は俺を腎虚でで殺す殺す気か気かwwww
背後から俺は天理(まり)の剛直を握る、
「あっ」と天理は身体をびくつかせる。
「た、高(たか)くん..やっぱりダメだよ..こんな..」
「こんなにガチガチにして今さら何をw」
ズイっと竿をこすり上げながら俺は天理の首筋にそっと口づけする。
「あ、あん、そこだめ...」
「じゃぁ天理、口。」
俺がそういうと天理は顔を俺の方に向ける、俺はその口を奪う。
「ん....」
お互いの舌が絡みあい、貪りあう。二人の呼吸と鼓動が高まって行くのが分る。
そのまま空いた手をシャツの中に入れ、胸の小さな固まりを弄んでやる。
「ん.ふ.ふん...ああん」
「その身体でも感じるのかよ...」
「う..うん..ってことは高くんの身体..えっちだよねw」
上気した顔で含み笑いしやがる天理。
「うるせぇ..お前の方こそ胸がもうジンジンきて..ほら、こうすると.ん」
天理の背中に俺は胸の膨らみを押さえ付け、自ら捏ね上げる。
そう大きくない膨らみと一緒に先端がぐりぐりと擦られ、その度にジンジンとした感覚が
俺を襲う。
「いやん..あたしの胸..そんなに硬くしないでぇ...あ..ふぅん」
背中に「自分の乳首の硬さ」を感じて天理も甘く切ない息を吐く。
「何言ってんだ..お前の胸じゃん...ふっうう...やっぱり天理はドスケベだな」
目の前の姿見には俺達の姿が映っている。
『俺』はカーゴパンツとトランクスを脱いで下半身丸出し。
両手は背後に、タオルで手首を縛られている。
そうして背後から『天理』に足で無理矢理開脚状態にされて、左手で乳首を弄られ、
おっ立ったブツを右手で扱かれて、頭を仰け反らせている。
背後から『俺』を責めたてる『天理』は自ら胸を押し付け肩ごしに「にやぁ」と嫌らしい
笑顔を-俺の表情を-浮かべている。
「そ、そんな事っ...だって、だって高くんがそんなに..するんだもん」
『俺』の声で天理が泣き言を言う、『俺』の声なのにどうやったらそんな声が出るんだという
鼻にかかった甘い声。
「だったら俺も気持ちよくしてくれよ...」
『天理』の声が絶対その可愛い顔から出なさそうな嫌らしい響きで答える。
「もうっ..覚えてなさいよ..」
タオルで縛られた天理の手が俺の腹部を彷徨う、やがてショートパンツの端をみつけると
ずいっっと指がゴムを潜って中に進入してきた。
「うふっ.ふふ...いくよぉ...」
恥丘を包み込んだ指がすぅっと前後に動きはじめる、中指がクレバスとその終わりにある突起を
皮の上から刺激する。中指が少し曲げられ、わずかに割れ目を割った。
「ほらぁ..高くん、びしゃびしゃだよ?...」
「んん...ん」
慣れた指つかいで天理は自分の「女の子」を責め立てて行く。
なにかじゅわぁっと染み出る様な漏らしたような感じが広がった。
「ほらぁ...どうしたの...高くん..」
とうとうつぷっと指を進入させると突起の裏をさわさわとこすり始めた。
「んぁっ」
「内側から責められる」と言う感覚に俺は硬直する。
俺の下腹部がぎゅうと締まり、かぁっと熱く燃える。
「んふっ高くーん、おててがお留守だよ?」
勝ち誇る天理、ヤバイ、これはヤバい。
「んぁ,...あっ、あっ..んんくっ..なぁ...ま、天理」
「んふっ?なぁに降参?」
「凄いよ、お前...いつもこうしてオナニーしてるのか...」
「え!」
思わず手が停まる天理。チャンス!俺は胸にあった左手を下ろし、するりと会陰から後ろに
滑りこませた。
「あ!あっやだ!そこだめぇっ!いや、いやぁ!いや、いや、いやぁん!」
「くっ、くらえ秘技!アナニー!ん、んぁあっ」
穴を刺激しなから右手のピッチを上げる、だが天理も俺の中の指の動きを止めなかった。
「いや、いやいやいやぁ、ああああん、でるでるでちゃう、いやぁでるでるぅうう」
「あ、あ、あ、あ、来る、なにか来る...ああ!ま、天理ぃい!」
「たかくぅふふうん!ああああん!」
俺達は同時に達した。
「おい天理、起きろ!」
「ん..あ、たかくんおはよ..」
「ばか寝ぼけてんじゃ無ぇよ、早くおれのソコから手離して手首のタオル解いてくれよ」
「え?いやぁん!」
俺に言われて慌てて俺のアソコから手を離す天理。
「もぉっ..ってことはあれ?戻った?」
「ほら俺の言った通りだろう?同時にイケば戻れるって、ほれ、解いて。」
「ん...っとはい。」
「さんきゅ、やれやれ.」
「そうかぁ..じゃぁこれからする度にこうなっちゃうの?」
まぁ同時じゃなけりゃ問題無いんじゃないか」
「あ、そうか..でも別々はヤだし..まぁあれね、毎回4回すればいいのよね?」
「よ、4回って..2回でいいじゃないかよ」
「うーんだってぇ、ホントは3回がいいんだけど..ねぇ?」
「ねぇ?じゃねぇ!」
新ジャンル「入れ代わりカップル、ねえ入れ代たままスルなら自分の顔観てスル事に
なるから萎えるじゃん?だったらこうして鏡観ながらお互い責め合う方がアレでいいよね?
ってアレってなんだよ!」
クールとヒートの巨乳双子先輩ネタ、
設定書き中だぜ…
番長キャラとか外人まで出ちゃうぜ…
俺初の試み…
>>534 いやぁああああん!まおうちゃん可愛いいいいぃぃいぃぃいいい!
新ジャンル
まおうデレ
いつもながらGJでござります_( )_
>>538 ありあとー(・∀・)ノシ
分りにくいけど、男と女が入れ代わってて、「女に入った男」が,「男に入った女」を後ろから..
分らねえ!.._| ̄|○
ちなみに男は大和高太(やまとたかひろ)女は桜井天理(さくらいまり)
地図みて決めた(´・∀・`)....
>>539 wktk!
外人って!(w
>>540 アメリカ人で日本語が流暢な貧乳さんが出るのさ…
そもそもきょぬー双子と主人公だけじゃ面白くないと思ったのさ…
ひんぬぅぅうっぅうっぅぅぅぅぅぅうぅぅ!!!!!!
しかも異人!普通メリケン娘ってのは豊満の代名詞みたいなモンなのに
それがひんぬー!!発想の逆転満塁サヨナラホームランだな!?
いよッ!この四割打者!!
落ち着け
男「 国語、100点。数学、100点。社会、100点。理科、100点。……英語、0点。
―――おい、なんだこれは」
女「ん?中間テストの結果だけど?」
男「見りゃ解る。俺が言ってる意味は…」
女「問題が難しくてわかりませんでしたァ」
男「Aランク大学の入試問題を三十分で解くようなヤツが、中二の中間試験で零点とるとは思えんな」
女「……だってさァ、お兄ちゃん」
男「学校では先生だッつったろーが」
女「はーい、セ・ン・セ。やる気がなくてできませんでしたぁー」
男「お前な」
女「だってぇ。お兄ちゃんのテストじゃないんだもん」
男「俺は一年の担当なの。進級して俺の担当から外れたからってやりすぎだぞ。
お前がこーゆーことやると俺が怒られるんだよ。何故か」
女「いとこだから?」
男「一応、お前が言うこときく唯一の大人ってことになってるからな。職員室じゃ天才のお守りで通ってる」
女「へぇ。天才の彼氏、じゃなくて?」
男「……そーゆー冗談をあんまり言うな。古参の連中は頭が固いんだから」
女「あたし別に冗談で言ってるつもり、ないけどなー」
男「ならなおさら、十六になるまでは胸ン中しまっとけ」
女「んじゃ、前借ってことで」チュ
男「……はぁ。とにかく、期末ではマジメにやれ。
いや、別にマジメにやらなくてもいいから、こーゆーことはするな。いいな」
女「いいけどさー、ご褒美とかないの?飴と鞭っていうじゃん」
男「赤点取ったら夏休み中ずっとチューなしな」
女「それ鞭!あたしが言ってるのは飴の方だってば!」
男「………百点ごとにべろチュー一回」
女「う…なかなか魅力的。でもさー、そろそろお兄ちゃんもあたしの処女貰ってくれてもいいと思わん?」
男「思わん。少なくとも教師と生徒の間柄であるうちはダメだ」
女「ちぇー」
男「剥れんな。帰りにアイス買ってやるから」
女「あたしハーゲンダッツのキャラメルね!」
男「スーパーカップ以外認めません!」
女「ちぇー」
新ジャンル「天才」
男「ゴメンな、痛かったろ」
女「……」
男「俺も初めてだったから、加減ができなくて…」
女「……」
男「……な、また…してもいいかな?」
女「…………」
ピンッ シュルルルル パシッ
裏
男「…………」
女「今度は、わたしが上」
新ジャンル「コイントス」
女「こ、ここここここここここここが男殿の部屋でありますかっ!!」
男「ん、まぁくつろいでてよ。ジュースでも持ってくるから」
女「Rrrrrrrrrrr了解であります!!」
男「すっげえ巻き舌!」バタム
女「(お、男殿の部屋に二人っきり……この状況はま、間違いなく……!
女、俺……
い、いけないであります!まだ早いであります!)でも……上官の命令には逆らえないであります……
命令だ!服を脱げ。下着もだ
うぅ……恥ずかしいであります………ヌギヌギ
恥ずかしい、ね……そんなこと言って、期待してるんじゃないのか?
そ、そんなこと……
俺がいいというまで起立の姿勢をとっていろ!!
!!バッ
ほら、ここはもうこんなになっているじゃないか
あ、っん……男殿……だめで、ありますぅ………
ところで俺のデザートイーグルを見てくれ。こいつをどう思う?
すごく……大きいであります………」
―――ドアの外
男「……いや、確かにキスくらいしちゃおうかとは思ってたけどさ………」
新ジャンル「テンパり三等兵」
セクロス寸前まで書いたぜ…
でも仕上がってから投下予定だぜ…
>>548 残念だが…今夜になるかはわからねえ…
明日かもしれねえんだ…
すまねえ!今の俺には謝る事しかできねえ…
すまねえ!今日は投下できねえ…携帯からじゃ大変なんでな…
明日の朝辺りを待っててもらえると助かる…
551 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/03(火) 22:00:15 ID:UcLDLMuU
ひとつ聞くが―――待つのはいいが、その間ネタを投下してもかまわんのだろう?
勿論だ…
俺も読みたいぜ、あんたのネタ…
「ところで、お前。城にいた頃は何やってたんだ?」
青年の問いかけに、少女はびくっと身体を震わせた。
「………何と?」
「俺が城に行く前だよ。俺は世界中旅して魔獣退治とかしてたけど……今とやってることあんまり変わらないな。
お前は普段何やってたのかな、と。
魔王ってでっかい椅子に腰掛けて笑ってるようなイメージしかなくてな。
……まぁ、お前見る限りそれもかなりかけ離れてるんだが。
なぁ、魔王って普段何してんの?」
少女は何故かしばらく苦い顔でギリギリと歯軋りすると、あげていた顔を本に戻した。
「我は昔から読書が趣味だったからな。魔王城の書庫に日がな一日篭っていたが」
「魔王城に恋愛小説なんて置いてあったのか?」
青年が少女の読む本のタイトルをチラリと見て、眉をひそめた。
『薬草味のファースト☆キッス』
最近少女がはまっているらしい小説シリーズの最新作だ。
荷物が増えるからと渋る青年を、こうすれば問題あるまい!と転送魔法で魔王城に送りつけ、
読みたくなったら召喚魔法で呼び出しているのである。
次の街に着いたらこのシリーズ全作集める気でいるらしい。嗚呼、貴重な路銀が消えていく。
「ば、馬鹿者!もともとこのような低級な娯楽小説に興味などなかったわ!
我が好んで読むのは千年の歴史を持つ魔道書であってだな!」
少女が顔を赤くしてわめく。
少女にしてみれば、恋愛の指南書である少女小説を必要としたのは青年と共に旅をするようになってからに他ならない。
妙な勘違いをしてもらっては困るのだ。色々と。
「ちょっと待て。でも、お前城から出たことなかったんだろ?本ばっかり読んでたのか?」
「……そうだが」
「仕事みたいなものは?王様っていや市民を管理するのが仕事だろう」
「魔王と人間の王を一緒にするな。人間の王は所詮人間に過ぎないが、魔族の王は魔王という一個の種族なのだよ。
したがって我は何もせずとも他の魔族の頂点にある。管理などする必要はない!」
本から顔を上げて無い胸を張る少女。
そこに、青年がふと気付く。
「つまり、お前何もしてなかったんだな」
「………………………………………………………」
「薄暗い書庫に篭ってでっかい魔道書抱えて、ブツブツ独り言呟きながら一日潰して。気がついたらもう寝る時間、か」
「………………………………………………………」
「根暗だったんだな。お前」
「うるさいうるさいうるさい!!」
少女小説が霞の如く消え去り、代わりに火球が現れる。
「も、勿論本ばかり読んでいたわけではないぞ!えーと、昼寝したり、散歩したり……ご、ごろごろしたり………」
「……お前………」
「そんな目で我を見るな!水晶で遠くの景色を見てたりしてたんだぞ!!」
「へぇ、お前そんなこともできるのか。何を見てたんだよ」
「それは……」
少女の顔が何故か真っ赤になる。
言えない。
“勇者”に選定された男が各地の強力な魔獣を撃破しているとの報告を受けた後、
水晶でその勇者の姿をずっと追って見ていたなどと。
突然魔獣が襲い掛かってきたとき、とっさに「危ない!」と叫んでしまったことなど、
気がついたらニヤニヤしていたり、その後この者は世界で一番我を嫌っているのだな、
とがっくり肩を落としたなど言えるはずもないのだ。
思えば殺す殺されるの関係しかありえないと思われた魔王と勇者がこうして二人で旅をしているなど、
あの頃は夢でしかなかったのだが。
まったく、喉元に刃を突きつけられて共に旅をすることを命令されたとき、
我がどれほど驚き、嬉しかったことか……この鈍感は気付くまいよ。
「……何ニヤニヤしてるんだ、気持ち悪い」
「きっ!気持ち悪いとは何を無礼な!」
火球を投げつけるも、まるで蝿かなにかのように弾かれて彼方に飛んでいってしまう。
遠くの山に当たり、大きなクレーターができた。
あれは最上劫火球魔法ではない。初級火球魔法だ。
……誰もいなかったことを祈ろう。
「貴様こそ何をやっていたのだ、我を倒す旅に出る前は!」
――勢いで言ってしまったが、ふと、今までその手の質問は一切してこなかったことに気付く。
魔王は勇者と出会う前など何も無い空虚な存在だったからいい。魔王は魔王でなかった時など一瞬たりともなかったのだから。
だが、勇者は―――勇者である前、ひとりの青年だった頃がちゃんとあるのだ。
「俺が、勇者になる前か――」
青年は少しだけ寂しそうに笑った。
少女はその顔に胸がちくりと痛くなるのを感じた。
勇者を勇者たらしめたのは、魔王という存在だ。勇者は、勇者になって本当によかったのか?
青年が一瞬だけ見せた表情は、少女の知らない青年本来の顔だったのではないか?
「そんな顔すんなって。俺は後悔なんかしてないんだから」
よほど不安そうな顔だったのか。
青年は普段の青年に戻って少女の頭をくしゃくしゃとなでた。
「う、うるさい!馬鹿者!」
気恥ずかしくなって怒鳴るが、それは普段より力が無い。
「そう、後悔なんかしてない。俺は俺にしかできないことがある。そのことに、誇りを持っているんだから」
……この男はずるい。
少女はむにゅむにゅと口の中だけで呟いた。
そんな顔されたら、我はどうすればよいのだ。胸がきゅんきゅんするではないか。
「そ、それで?貴様はなにをやっていたのだ?あれほど我を侮辱したのだ。
よもや特に何もしていないなどとのたまうのではあるまいな?」
咳払い、そして無理矢理ニヤリと笑う。顔が火照っているのは挑発的な態度でカバー。最近身につけた照れ隠しだ。
「そうだったな。俺はずっと東にある国の王城騎士団にいて―――」
大好きな男と二人旅。
またひとつ、“すき”が増えていく。
――――――幸せだ、と思った。
いつかのふたり〜新ジャンル『魔王』純愛伝〜 完
え?
終わり?
嘘?
もう会えないの?
まおうたんともうあえないの?
いやだよ、そんあいやだよ...
全オレが泣いた..._| ̄|○マオウタン...
このやろー!
どんだけハイクォリティだあんた!
GooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooD
JoooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooB!
557 :
あとがき:2007/07/04(水) 01:39:40 ID:ltKPhpXA
エロがないから妖艶伝じゃなくて純愛伝。
新ジャンル物置で「魔王って普段何してんの?」っての見付けたんで
ウチの二人で適当にネタ書いてたらいつの間にか文章までくっついてたシロモノ。
名前が無いのでスッゲェ書きにくいです。
誰か魔王の名付け親(ゴッドファーザー)になってください。もちろんシュトロハイム口調で。
勇者はあるんだ、一応。
多分、次回の妖艶伝は魔王の恋敵登場!になるでしょう。プロットあるし。
今回みたく3レスくらいでサクサク書いていければいいんだろうけど、
それだと妖艶まで進まなくて純愛止まりになってしまいそう。
3レスっつったらマイマイん時でも前半終わったくらいか。
って、アサシンデレん時なんてまだ告白し終わったくらいじゃないか!
まだ東京○レンドパークネタも出てきてないよ!?困るだろそんなの(俺が)!!
558 :
あとがき:2007/07/04(水) 01:47:32 ID:ltKPhpXA
>>557 うおっ!GJはやっ!!
バッキャロォイ!ンなことあるかよォ!!
涙を拭きな、前を見な!魔王の処女膜があるうちは、この俺が幕を下ろさせねぇぜ!
魔王の親父も勇者の幼馴染みも実は書きたい戦闘シーンもまだなのに、
誰がバイバイさせるかよぉ!
ワイは伝説になるんや!天下とるんやー!!
センキュッ!!
勇者?
東 洋人
に決まっている。
>>558 べっべべべべべべ、べつにアンタの新ネタを、
今か今かとまって30分ごとにアクセスしてた訳じゃ無いんだからね!
大体なによ!あとがきだなんて!
まるであたしが感動のあまり読後すぐにGJしたのスルーされたみたいじゃ無い!
……ばかぁ…
....GJ
>>560 ヒガシ ヒロト
ヒーローとロト(ドラクエ)を掛け合わせるとは………恐れ入った。
ありがたく使わせていただきます。
>>560 とうようじん だから ひがし ひろと かよ!
564 :
563:2007/07/04(水) 02:38:09 ID:47LLQtjf
で、ドラクエ初代ボスの竜王からリューなんてどうだ
<魔王
決定。
魔王リューと勇者ヒロト。
ちなみにリューのフルネームは本人も覚えられないくらい長い。ピカソ並。(ドラゴンには変身しません
>>534参照)
ヒガシ ヒロトは東の果ての果て、ヒイヅルという幻の島国出身……らしいが幼少の頃、
父親に連れられてのちに仕えることになる王国に渡ってきたので詳しいことは不明。スシは親父の得意料理だったらしい。
「橿原先輩、ちょとうちに寄っていきませんか?」
わたしがそう言うと『橿原先輩』ちょっとびっくとして、
「え、..吉野、今日は..」
と少し躊躇する。
うふふやっぱりそれは後ろめたい亊が有るからですか?
「すぐすみますから、ね?」
そう言うとわたしは先輩の腕に腕を絡めて強引に引っ張る。
「お、おい吉野..しょうがないなぁ」
可愛い後輩に甘えられてしかた無く、って感じでそう言う先輩。
でもね顔が少し引きつってますよ。
ぱたんと玄関をドアを閉じると、靴を脱ごうとしてる先輩、ううん伸二を引き止めて言い放つ。
「いいのよ、ここで。」
「え」と動きを止め振り向く伸二
「今日は幾つもらうの」
「なぁさくら、今日の朝の亊を言ってるのか?あれはだって」
勿論そんな話し聞く耳もたない。
「幾つ?」
上がり口の横にあるスリッパを取りながらもう一度聞く。
「........7..つ?」
「惜しい、9つ。間違ったから3発加算で12発ね。」
「そんな」
伸二の顔からさぁっと血の気が引く。
あらあら、だめよそんな顔しても。
「約束したよ?わたしの前で他の娘と話したら1分一発って、さ、用意して」
「え?ここでかい...」
「そうよ、さっさとしないと母さんがパートから帰ってくるかもよ。」
「さくら..」
「早く!」
パシッとスリッパで靴箱を叩く、観念したのか伸二はカチャカチャとベルトを外し始めた。
するりとズボンを下ろし、足を少し開くと自分の股間を手で押えようとする
「下もでしょう?」
「だって、人が来たら」
パシッ
黙って靴箱を叩く。
伸二はするっとボクサーブリーフの後ろを下ろす。
「全部よ」
一瞬手が止まったけどするするとブリーフが足下まで下ろされる。
白く引き締まった臀部が露になる。
伸二は足をすこしひらいて自らの袋を手で被う、そのまま上半身を倒してお尻をわたしの方に
突き出す。
お尻の割れ目がひらいて後ろの穴が覗く。
「今日..」
その格好でおずおずと伸二は喋りはじめる。
「今日、私、橿原伸二は吉野さくら様の前で他の女と口を聞いてしまいました...
御主事様を蔑ろにした悪い......下僕に..」
きゅっと穴締まる。
どきどきしてるのね、伸二。
可愛い。
「どうか...この悪い下僕に......罰を与えて下さい。」
「...よく出来ました」
そうしてわたしは手のスリッパを振り上げると
ガスッ
あれ?
おかしいなぁ、ここは気持ちよく『スパァアン』ってスリッパが、あれ?
どうしてスリッパが横になって伸にいちゃんのお尻に..刺さってるの?
あれ?
「.............くっ...さ、さく..ら..お、おま...」
伸にいちゃんが青い顔してあぶら汗を流して倒れてますよ?
「いやぁあああ!」
「伸にいちゃん大丈夫!?どうしよう!おにいちゃんっ!いや!ごめん、ごめんなさい!
やだ!わたし...!また..いやぁおにいいちゃん、ごめんなさぁいいっっ!」
「...いいから...パンツとズボン履かせてくれ..そんで..救急車呼んで..」
「う、うん!ええと..ごめんなさいごめんなさい..」
「早く..小母さんが帰って来る前に..」
橿原伸二、この時尾てい骨骨折。
両親には「後輩の玄関先で転んだ」と説明。
新ジャンル
「ド不器用ドS、おにいちゃんごめんなさぁあい!ふたりは幼馴染み」
12発と聞いて、後輩にのしかかられて12発のナニカを搾り取られる図を想像した俺のトキメキを返せ!
そしてケツにスリッパ挟めたまま救急車に運ばれていく伸にいちゃんを想像して吹いた俺のウーロン茶を返せwww
GJ!!!
不気味なビデオだとは思っていたんだ。
再生してから今までずっとどこかの古井戸が映し出されているだけの内容。
このビデオを貸してくれた先輩の話によると、どこかの著名な研究者が撮ったものらしく、
ある野生動物がそこを縄張りにしているのでビデオに映っているかどうか見て欲しいのだそうだ。
先輩の顔が若干引きつっていたのが気になったが、
その動物が映っていようが映っていまいがバイト代は貰えると言うので引き受けた。
そしてしばらくして、先輩から「本当にごめんな」というメールが来た訳が判明した。
井戸から這い出てくる白い服を着た女。
これは……まさか、ネットなんかで都市伝説としてよく語られている『呪いのビデオ』というヤツではあるまいかっ!?
うぇええええええい、マジかよ!!
噂は噂であって真実という身も蓋もないフィクションには一切関係ありませんのでお引取りください!!
カレーにマヨネーズ入れんなよ!なんか色とか別モンになってるじゃねーか!
トイレットペーパー使い切ったら新しいの出しとけって何回言えば理解するんだよ!!
ろくご30ってやっておきながらなんで30より減るんだこの……ド低脳がァーーッ!!!
どうする俺、どうする俺、どうする俺、どうする俺ッ!!?
もう幽霊はテレビ画面から這い出てるって!三日トロロおいしゅうございました!!
うわぁぁぁ!!!来るな!!来るなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
………………………………………………………!!!!!!!
…………………………………………………。
…………………………………………。
………………………………?
恐る恐る、目を開けてみる。
『………抜けない』
幽霊が挟まってた。
どうやら、テンパっていた拍子にテレビの電源を落としてしまったらしい。
上半身だけ暗い画面から突き出た状態で、半泣きになって俺を見上げている。
………よく見ればこの幽霊、ちょっとした美人だ。
………。
とりあえずちんこしゃぶらせてみよう。
新ジャンル「幽霊」
女『って怨霊舐めんなコラァ!!』ガー
男「うわぁ!舐めてません舐めさせたんです!!」
女『うまくねぇよ(ネタも肉棒も)!!』カサカサカサ
男「うわぁぁぁぁ!!なんかテレビから生えたままテケテケさんみたく上半身だけで這って追いかけてくるぅぅう!!!!」
女『フハハハハハ!あたしゃ普段からこんな移動の仕方だもんね鍛えてるもんね上半身!!』
男「だから胸がフラットなのか―――!!」
女『なんだとコルァ!!!!』ガー!!
ビィン
男・女「『!?』」
ビィィン
男・女「『テレビのコード!?』」
男・女「『………………………』」
男「……よし、とりあえずちんこを」
女『……え、ちょ、マジ勘弁してください!!キャー!!』
新ジャンル「アンビリカルケーブル」
友「よーす浅川」
男「おう高山、とりあえずあがれよ」
友「ん。相変わらず汚いなお前ン家は」
男「うるせ」
女『ぅうう……うう』
友「………おい、なんだあの生き物は」
男「ああ、なんか先輩にビデオ見るバイト紹介してもらったって言ったろ。あン中から出てきたんだ」
友「意味がわからんが……なんで彼女は泣いている?」
女『ぅう……汚されちゃった………汚されちゃったよぉ』
友「……………お前」
男「おい親友を犯罪者を見るような目で見るな。咥えさせてはいないぞ。
噛み千切られたら困るからな。だから、目の前でオナヌーしてやっただけだ」
友「自首しろ。ところで、話からするとアレは都市伝説にある呪いのビデオとやらのマスターテープってことか」
男「らしい。といっても殺しに来るはずの本人がそこで生えてるから“呪い”は無さそうだがな」
友「………つまり、彼女がそこで生えてる限り」
男「………呪いは消滅するってことだな」
男・友「「………………………………」」
女『ちょ、なんで羽交い絞めにするの?ああっ!ビデオ、ビデオ抜いちゃらめぇ!!
電源入れて再生しないとあたし出られない……
ってぇ!何そのトンカチ!どこから持ってきたの?や、ビデオデッキ壊しちゃらめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!』
新ジャンル「何か生えてクール」
572 :
566:2007/07/05(木) 07:34:52 ID:XwSBIYlp
>>568 アリアドネー(・▽・)ノシ
>返せ
前向きに善処しますW
>>587-589 貞子タン…
ホラーでこんな萌えさせやがって…
GJだこのやろー!W
エロシーン書くのがムズいぜ…
とりあえずきょぬーにさんどいっちされてみてるが…
きょぬーさんど……窒息するじゃねーか……
不思議だよな…苦しいのに……心地いい………
綺麗な顔してるだろ…死んでるんだぜ…それで……
体全体でさんどいっちなw
背中とおなかにきょぬーがむにむにと。
なぁ...
このスレ何人いるんだ?
ひょとして....
まさかな..
とりあえず
>>1である自分はいる
あの過疎期からここまで賑わうようになるとは思ってもなかった
書き手の皆さんには感謝しきれない・応援してるし、その内またつたないが自らも書くよ
>>394から参戦の俺もいる。
孤独死しそうな時にレスをもらえた土曜の朝の奇跡を俺は忘れない。
ヲイヲイ
何だよ、みんなシャイなんだから…
まさか3人ってことが有るかい…
ねえ?(´・ω・`)
>>578 え?木曜日と金曜日にレス付いてたじゃん?
スルーかよと思ってが…
まさか…お前…
本気で気付いなかったのか…
そんなわけないだろう?
俺はただちょっと出張でこのスレを見れなかったんだ
俺も居るぜ
>>580 馬鹿言え。ちゃんと気付いてたし、感謝もしてたさ。
ただ、そん時はネタがあまりにもノリノリで孤独感があんまりなかっただけなんだ。
……馬鹿は俺だな。スマン。
布団のころからいるぜ、俺は
立ったときからいるが、まさかここまで化けるとは
586 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 17:14:27 ID:nIrMiFEg
俺も布団のときから居るよ〜
>>583 こっちこそスマン。
たしかにあの時はなんか邪魔したいかんのかと思う勢いで、いつレスればいいのかと(笑)
男「おい山村」
女『山村っていうな。あたしにはちゃんと名前があんのよ。さだ―――』
男「どーでもいい。お前さ、なんかできないの?」
女『何かって?』
男「居候だろ。家事とかするのが当たり前ってモンだろ」
女『誰が居候か。好きでここにいるんじゃありません』
男「仕方ないだろう。お前、帰ったらどうせまたビデオばら撒くんだろ?」
女『それが仕事だし』
男「仕事だったのアレ!?」
女『まーね。ま、いいわ。そろそろ妹が助けに来てくれる頃だろうし』
男「妹いんの!?何、やっぱ怨霊?」
女『あたりき。国籍は違うけど、お姉ちゃんっこだったから、アンタなんて一発で』
ドンドンドン!ガチャ!!
女『ホラ来た』
男「マジ!?」
幼女『ふぇえええええん!!お姉ちゃぁぁぁああああん!!!!』
男「………………」
女『………………………』
幼女『………………………………』
三人「『『挟まってる………………………』』」
居候、二人目。
新ジャンル「歩けない姉」
え?サマラって幼女じゃないの?
>>568 「さくらちゃん、元気だして」
「うん...」
「ほら先輩大した事なかったんでしょう?きっと許してくれるよ」
「大した事有るよ..骨折だもん...」
「あ、あ、でもほら、先輩も分かってくれるよ、だってさくらちゃんが..ほら、
ちょっと...ちょっと甘え過ぎただけだって」
私がそう言うと彼女は拗ねたような顔で顔をしかめて俯きました。
でもちろちろっと上目つかいで私に視線を送ります。何か言いたそうな、でも言えないと言う風に。
『違うの』
そう言いたいんだよね。
そうだよね、でも言えないよね。
やがて彼女はばつの悪そうな顔でわたしに言うのです。
「小梅ちゃん..」
「ん?」
「胸..貸して..」
「ん」
そして親友-吉野さくら-はわたし-月ヶ瀬小梅-の胸に顔埋めるのです。
「ん..んふ.....ふっふっ、...ふうううん................ふええええん...」
やがて押しころした声で彼女はわたしの胸で泣くのです。
私がよしよし、と小さい子にする様に彼女で背中を軽く叩いてあげます。
頭に優しく手をあててあげます。
いいよ、いつでも貸してあげるよ。
この胸はさくらちゃんの為にいつでも空けてあげるよ。
「..ごめん...」
「落ち着いた?」
「うん...」
「じゃぁ、はい、これ」
「ありがとう」
彼女はわたしが渡した紙パックをつうぅと吸うと、はぁと一息。
「うふふ」
「何?」
「だって小梅ちゃんいつもウーロンだよね」
「んふふふ、そうだよ」
そうだよ
だって私知ってるんだよ?
さくらちゃんと先輩が何してるのか
あの時はびっくりしたよ
偶然見ちゃった準備室の中、さくらちゃん先輩の股間を足で押さえてたよね。
どきどきしたよ。
でもさくらちゃん、もっとどきどきしてたんだよね?
力入れ過ぎちゃった、踏んじゃいけないとこ踏んじゃったんでしょ。
先輩、白目むいてたもの。
あの時のさくらちゃんの顔ったら、おろおろして、どうしたらいいか分らない顔で
とっても可愛いかったよ。
すっごくどきどきして、じゅんってきちゃった。
あの時廊下の棚に忘れてきちゃったウーロン茶。
だからいつもウーロン茶
いつか気が付くかな?
気が付いたらどんな顔してくれのかな?
早く気が付いてくれないかな。
その時までウーロン茶。
もし気が付いたら、その時は
私がさくらちゃんをもっといい顔で泣かせてあげるね。
新ジャンル
「トキメキウーロン茶」
または「友達もドS」
>>591-
>>592 ホントに返ってきた!あんたなんて義理堅いひとなんだ!!
三倍返しで確かに受け取ったぜセンキュッ!!
>>593 よせやい
アンタのほうが先に返してくれたんだぜ、
「ヘタレドS」で。
こっちこそ、いつも投下トンクス(・∀・)ノシ
595 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 12:39:31 ID:A02oAlNW
ん…
この静けさは…
みんな長編製作中か…W
>591
亀だがGJ!
葛城のすすきとか生駒高山の竹とかも期待している俺は奈良県民
少女が少年と出会ったのは少女がまだ十にも満たない、本当に幼い少女のときでした。
「ローラ、紹介しよう。私の新しい剣であり盾となる―――君だ」
「お初にお目にかかります―――と申します、お見知りおきを」
少女の父親に肩を叩かれている、大柄な男性。黒い髪に黒い瞳……元々のこの国の民族のものではありません。
きっと、他国からの移民でしょう。
『剣となり盾となる』
ようするに彼は父親の新しい護衛騎士なのでした。
どういった経緯があったのか知りませんが、移民とはいえ異人を懐刀に置くような者など少女の父親以外にいないでしょう。
特に父親の立場から考えれば、それは最早ありえないといってもいい話でした。
まったく、それが器の大きさからくるのか、危機感の欠落からくるのか。
まぁ、少女はこの時の父親にはいくら感謝してもし足りないくらいに感じているのですが。
そう、少女はその時、護衛騎士―――ではなく、その隣にいた少年にすでに目を奪われていたのでした。
「ああ、こいつは俺のせがれです。ローラ様より三つ年上になりますか。
ゆくゆくはローラ様の直属護衛騎士になれるよう鍛え上げるつもりですので、まぁ覚えておいてやってください」
いえ、目だけではありません。
すでに少女はこの時―――
「ヒガシ ヒロト、です。よろしくお願いします」
―――少年に心までも奪われていたのです。
少女の懇願もあり、少年は暇を見つけては少女の相手をするようになりました。……いえ、これは適切ではありません。
少女のほうが、暇さえあれば――暇なんてなくとも、少年に会いに行くようになったのです。
少年は広い広いお城の裏庭で、いつも独り剣を振るっていました。
もちろん、いくら護衛騎士の息子といえど気軽に入れるような場所ではありません。
しかし、少年がお城の外の森で剣の稽古をしていると、少女は城壁を越えてまで少年に会いに行ってしまいます。
困った大臣たちは、少女が礼儀作法やお花や舞踊のレッスンからいなくなっても少女がどこにいるのかすぐにわかるように、
少年を目の届くところへ招いたのでした。
少女はいつも少年の隣で剣の稽古をにこにこしながら見守っているのですから、
もう見張りの兵士を動員してまで四方を探し回る必要はありません。
こうして、時々見回りに来る兵士が少女を引き摺っていくまで、少女にとっては至福の時間が過ぎてゆくのでした。
さて一方、少女の心を知ってか知らずか―――きっと知らず、少年は毎日毎日、ただ一心に剣を振るっていました。
頭のいい人はそれを『馬鹿の一つ覚えのように』とせせら笑うかもしれません。
しかし少年の心には剣しか映っておらず、また剣にも、少年の心以外に映すものはありませんでした。
少女はそれがとても切なくて、でも、それでもいいと思っていました。
「俺は、器用じゃないから。一度に色々できればいいんだろうけど、せめて、ひとつ心に決めたことだけはできるようになりたいんだ」
こうやって二人でいるとき、少女は少年の一番近くにいられるのですから。
恋する乙女が相手と懇意になりたいとき、その彼女が起こす行動は今も昔も変わらないものです。
たとえ時空を隔てた異世界の話であっても、それはおそらく同じことでしょう。
早い話、少女は少年が好きなものを良く知り、それを通じて親しくなりたいと思ったのでした。
―――剣しか知らない少年に振り向いてもらうためには、自分も剣になればいい―――
それは少女の人生で三本の指に入るくらい画期的なアイデアでした。
もともと身体を動かすことが好きだった少女は、稽古用の木刀を兵士宿舎からくすねてきて少年と共に剣を振るようになりました。
するとどうでしょう、少年から話しかけられる回数が以前より格段に増えたのです。
「身体はもっとまっすぐに」
「振りぬくようなイメージで」
「身体が流されてる」
「っていうか、なんでそんな動きにくそうな恰好なんだよ」
「剣を振る以前に走りこみから始めたほうがいいんじゃないか?俺も付き合うから」
それだけではありません。
筋肉痛になり、血肉刺ができ、烈火のごとく怒られましたが、
少年も怒られると思った少女はめげずに反論し、脅しすかしごねて泣き出し、終いには国家転覆さえちらつかせて、
とうとうこっそりではなく堂々と少年に会いにいけるようになりました。
もちろん、他のレッスンをきちんと真面目にすることが条件ですから、時間は限られています―――『剣術のレッスン』の時間は。
全てのレッスンが終わって、少女の自由時間になると少女はいつも走って少年に会いに行きます。
そして二人で日が落ちて前が見えなくなるまで剣を振るい、夜になってからは少年に字や教養の稽古をつけるのです。
少女は変わりました。
お城暮らしで、いつも退屈そうにしていた少女は少年という想い人兼師匠兼弟子を得て、以前より何倍も明るく健康に、さらには明晰にさえなっていきました。
少年に教養を教えなければならないのですから、昼間の数々のレッスンもないがしろにするわけにはいきません。
結果として、少女は誰の前に見せても恥ずかしくないほどに優秀な姫君になっていきました。
異民族の少年と仲良くすることに対し、始めはあまりいい顔をしなかった大臣や少女の家庭教師たちも、これでは文句を言うわけにはいきません。
少年は少女にとって、少女は彼らの国にとって、なくてはならない存在だったからです。
もっとも少年の頭の中はやはり剣のことでいっぱいで、少女ほど百芸に長ける者にはならなかったようですが―――
運命が少年の元を訪れるとき、このとき習った字や計算方法や様々な知識、礼儀作法が剣にも勝る財産になるのですが、
それはまた別のお話。
さて、お互いがお互いを高めあう、とてもいい関係に思えていた少女と少年ですが、それを見守る大人たちはひとつ困ったことになったと頭を抱えました。
少女ももう小さな子供ではありません。
いずれ国の顔となる立場の人間として、優秀な男性と添い遂げるという自覚を持ってほしいのです。
この場合、優秀であるということはその本人の能力にはあまり関係が無いというのが不思議な話ですが。
いつまでも少年にべったりではよからぬことになりかねません。少年の方はもう青年と呼んでも差し支えない年頃になっていたのですから。
相変わらず少年の目には剣しか映っていないようでしたが、少女が少年に送る視線に段々色が含まれてきているのは誰の目にも確かでした。
そして、昔から少女の最も得意とすることは、自分のわがままに正当性を見出してそれを押し通すということにあるのです。
しかも、はた迷惑なようで、実は後々考えてみれば良いほうに転がっているのですから手のつけようがありません。
このままでは少年と駆け落ちでもしかねない。
そう考えた大臣たちはとうとう、少年をお城から追い出してしまうことに決めました。
………が、勿論そう簡単には行きそうもありません。
少年だけなら―――剣しか頭にない彼のことですから―――「出て行け」といわれればさっさと荷物をまとめ始めるでしょう。
ですが背後に少女がいるとなれば話は別です。
荷物をまとめている少年の荷物を再び箪笥に戻して妨害し、
少年を追い出そうとする大敵の部屋のドアを蹴破って少年と共に編み出したという必殺剣で鮮血の結末になりかねません。
考えに考えた結果、彼らは少年を“選定”することに決定しました。
“選定”
それは特別優秀な者を、世界を救うといわれている『勇者』として認定し、世界各地で自由に行動することが許される一種の免罪符を与えることなのです。
もっとも、それは表向きの話。
実際には『お前など、どこへでも行ってしまえ』という勘当に近いものでした。
なにせ世界中を自由に行き来できるということは、つまりどの国にも属さないということ。
何をしてもいいということは、つまりもう面倒は見ないということ。
適当な試練を与えてやれば生きて帰ってくる保障すらありません。
世界を救うといって、いったい何を救えばいいのか。広い世界の中ではそれすら定かではないのです。
ところが、『勇者』に選定されること自体は至上の誉れであるのは確かなのですから、誰も文句を言うことはできません。
たとえ破天荒で頭の切れる少女であっても、『勇者』に選ばれたものを前にしては祝福とともに送り出すしかないでしょう。
事実、門出の日、少女はぼろぼろと泣きながらも『勇者』となった少年の邪魔をすることはありませんでした。
いえ、実は少年が『勇者』になるかも知れないという情報をどこからか聞きつけ
(勿論、少年が勇者に選定されようとしていることは絶対に洩らしてはならない超重要機密情報になっていました)、
選定に必要な書類を焼き払おうとしたり、
選定の儀式ができなくなるよう魔法陣を破壊しようとしたり、
その前に既成事実を作ってしまおうと少年の寝室に忍び込もうとしたりと、散々妨害工作を働いていたのですが。
他の誰でもない、少年その人がやる気になっていたのです。
長年剣のことで頭がいっぱいだった少年の目の前には今や世界が広がっていました。
こうなった少年にはいかなる理屈も道理も通用しないことは少女が誰よりも知っていました。―――なにせ、ずっと傍で見つめてきたのですから。
「―――待ってください!」
「ん?ああ、どうした?」
「ひとつ………約束、してください」
「―――わかった。何を?」
「必ず…!もう一度……会うと」
『勇者』に与えられた試練は『魔王退治』。
強大な魔力を持ち、一夜にして大国を焦土に変えるといわれる怪物を倒すなどと、最早人間の業ではありえません。
今だかつて誰も成し遂げたことはない、それどころか姿すら誰も見ること叶わずに終わるという不可能じみた試練でした。
どんな約束を交わそうとも、二人が再び巡り合うことはないのです。
「ああ。約束しよう。俺が世界を救えたら、また会いにくるよ」
「必ずですよ!約束しましたよ―――!!」
最後に少年は少女の手を握って、背を向けました。
少女は少年と交わした握手の感覚を永遠のものとするように、その手を胸の前で抱きしめ、少年の後姿をいつまでもいつまでも、見続けていました。
さて―――数年後、長年に渡って世界を震撼させ続けてきた魔王が、まさか本当に勇者の剣によって倒されるなど―――
―――この時、勇者の背中を見送る誰もが、想像もしなかったことでした。
602 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 15:28:43 ID:z/RvMSFi
これは本当の話です。
ある日、友達と2人で遊んでいて、疲れたので近くの公園のベンチで休む事にしました私がトイレに行くと、(友達は動きたくないと言いました)なんと
亀梨和也くんと小池徹平くんが草陰でHしていたんです!!!!
亀梨くんが徹平くんの事を掘ってて、徹平くんは「あん、やっ、和也ぁ…」と
すごくえろい声であえいでいました
最後には徹平くんが「やっ、だめ、いっちゃう・・・」と言って、
亀梨くんが「てっぺ…俺そろそろ出る…あっ!!」といって2人ともイッちゃいました
イッた後も、2人でディープキスしたりイチャイチャしてました
私はそのシーンを携帯でとりました!!かなり画質がイイです!!
あと、2人がイッた後のイチャイチャしていたシーンの写メもとりました
この書きこみを7つの板にレスすると
http://www.uploda.org/uporg468552.jpg.html http://www.uploda.org/uporg468553.wmv.html の上のアドレスからは画像が、下のアドレスからは動画がダウンロードできます!
私は念のため8つの板にレスしたら、見れました
すごくエロかったです徹平くんのチ●コがぐちゃぐちゃに濡れてて・・・
24時間以内にやらないと呪縛霊の花子に寝ている間に命を盗まれてしまいます
「あ、あぁ……っ!」
押し殺したような嬌声が室内に響いていた。
真夜中の個室、およそ少女には似つかわしくない小さな部屋。明かりは夜空を円く切り取ったような月の輝きのみ。
壁に映し出された影が、ベッドの上で行われている営みを描いている。
「……んっ………あっ………」
少女の秘部を柔らかく優しく、あたたかな指先がなぞっていた。
自分以外の誰も触れたことのない秘裂に沿って、何度も、何度も、優しい指先が往復する。
『―――しばらく会わないうちに、ずいぶんいやらしい娘になっちゃったんだな』
ああ、狂おしいほど愛しい彼。
そんなことはない。少年を想うからこそ、ずっとずっと大好きだった少年のぬくもりを忘れないからこそ、少女の身体はこんなにも切なくなっているのだから。
『俺もだよ。ずっとこうしたかったんだ』
それならもっと早くにこうしてくれればよかったのに―――いや、もうそんなことはどうでもいい。
少年を想い、いつかのように誰より近くに感じる今この瞬間が全て。
「あっ………は……あンっ…くぅ………ぅぅ……あっ…はふぅ……」
『いいぞ。もっと、もっと俺の指を感じて欲しい』
「はい、もっと……あぁ………触って、たくさん………してくださいぃ…………!」
少年のために大切にしてきた秘所はもう蜜で十分に潤い、クチュクチュと官能的な音を奏でていた。
少年の温かさをたたえた手が、少女の身体を愛し続けている。
この数年で見違えるほどに大きく成長した胸は少年の手を柔らかく包み込むことだろう。
胸の大きな女性は愛撫に反応しにくいなんて言う者がいるそうだが、それは所詮平たい胸の遠吠えにすぎない。
何故って、少女の持つ重力に反してツンと張ったバストは少年に触られることを想像するだけでこんなにも先端を尖らせているのだから。
「ああっ、好き、すき、だいすきぃ…………!!」
『俺も、愛しているよ………』
「嬉しい、わたひ、嬉しいです……っ!………ひぁああっ!!」
優しい指先が少女の恥ずかしい突起に触れた途端、少女の身体に電気が走った。
それは思わず身体をぴんと伸ばしてしまうほどで、同時に少女の蜜が秘裂の隙間からぴぴっ、とほとばしる。
「やぁ、そこは………」
『だめかい?』
「ぅう……いじわる………」
もっとも敏感な部分を攻められてしまってはもう少女にはどうしようもない。
少年のぬくもりになす術なく―――抵抗しようなんて、これっぽっちも思わないのだが―――少女は絶頂へと押し上げられていく。
少女の身体に篭る熔けてしまいそうなほどに熱い疼き、臨界に向けてなおも増していく衝動。
それは目も開けられないほどの突風の中にいるようで、すべてが飲み込まれて翻弄されていくような―――
「ふぁああああああああああああああああああああああッッッ!!!!!!!」
ひく、ひくんと何度か小刻みに痙攣する。
それは、とても幸せなひと時だった。
―――本当に、あのひとに触ってもらえたら、わたしはどうなってしまうのでしょう?
少女は自慰のけだるい余韻に漂いながら、愛液に濡れた自分の手を見つめてぼんやりとそんなことを考えていた。
「―――ん?」
下の階から何やら物音がする。悲鳴と、何かが壊れるような音。
せっかくの寄り添いに水を差すとは、無粋な輩も居た物である。
ドガン!!
部屋の扉を蹴破って、オークの略奪者は思わず舌なめずりをした。
部屋には女が一人だけ。寝台の前にスッと立ち、こちらを真っ直ぐに見つめている。
女といってもまだ若い。少女といってもいいほどだ。
女であれば連れ去って慰みものにするのが彼のモットーである。あとでリーダーにどやされるかもしれないが、まぁその時はその時だ。
……いやいや、これはむしろリーダーに横取りされないかを心配するべきだろう。
この女、相当の美人だ。
これは一度や二度犯したくらいで売っぱらうのはもったいない、どうにかして専用の奴隷に……と、待て。
彼はふと、少女に怯えが全くないことに気がついた。
妙だ。
ニンゲンなら誰しも、この土色の斑が染み付いた醜い姿を見た途端に悲鳴をあげて逃げ出すか、錯乱してその柔っこい貧弱な腕力で戦いを挑んでくるというのに。
気に食わねぇな。
オークは忌々しそうに頬を歪めると、そのまま笑い顔を作った。
だったら、泣き叫ばせてやるよ。
相手はニンゲンの女だ。俺様のモノをブチ込んでやりゃ、いい声で鳴くに違いない。
そう決めたオークは少女の肩を乱暴にひっ掴もうとし、
―――その腕がないことに気がついた。
二の腕からすっぱりと断ち切られていて、ぶすぶすと煙があがっていた。
―――あれ?
目を瞬かせるオークの目の前に、雷撃の一閃が迫っていた。
彼はオークの略奪者たちのリーダーであった。
今回襲撃すると決めたのは街道沿いにある小さな宿屋である。
その宿屋は数年前までは繁盛していたが、近くに大きな旅館ができてからは客がそちらに流れ、
ついには雇っていた傭兵を解雇したことを彼は知っていた。
それでいて、人気の旅館に泊まれなかった客がこちらにちらほら流れてきているのだ。
中には噂の旅館を聞きつけて路銀をはたいて旅してきた富豪もいる。
傭兵もいない宿屋に泊まるなんて、襲ってくれと言っているようなものだ。
ちょろいな。
男は殺せ。若い女だけは生かしておいて、あとで犯して新しい肉玩具にすればいい。
仲間にそう伝え、彼は合図を送った。
―――そして、惨劇が始まったのである。
はじめ、彼はいったい何が起きているのか理解できなかった。
目の前で仲間が次々と倒されていく。
腕を飛ばされ、首をはねられ、胸を貫かれ頭をかち割られ。
床に転がる死体から血は一滴も流れ出さない。
傷口からはぶすぶすと煙があがり、焼け爛れているが彼にはそんなことを気に掛けている余裕はない。
密かに傭兵でも潜ませていたのか?違う。
では客の中に、屈強な戦士が紛れ込んでいたのか?―――そう、なのだ…が。
剣を振るい、襲い掛かる同胞を袈裟斬りに叩き斬っているのは男ではなく、どう見てもか弱そうな小娘だったのだ。
くるくると舞うように剣を振るうその姿はさながら舞踏会の花。しかしてそれは竜巻であり、取り囲もうにも空中を奔る稲妻がそれを許さない。
―――魔法剣。
魔道と剣術両方に精通した者だけが編み出せる絶技である。
彼らの石斧や槍はかすりもしない。弓を放とうにも、瞬時に接近されてしまって逆に仲間を射抜いてしまう始末。
こいつ、魔族との戦いに慣れている―――?
そこまで考えたとき、彼は思わず叫び声をあげた。
風の噂に聞いたことがある。
砂塵の巨蟲ギガントワームを両断し、食人妖樹ドリリアルドを斬り倒し、
火炎龍イグニスドランの首を落とし、略奪平原でオーガー千体をたった一人で皆殺しにした人間の存在を。
『勇者』。
魔獣退治のスペシャリストであり、魔王にも匹敵する戦闘力を持つといわれているそれは、
彼ら魔族にとって出会ってはならない『死』そのものなのである。
逃げなければ命はない。
そう判断した彼は再び叫び声を上げた。
撤退の指令。
しかし、それを実行できる同胞が、どれだけ残っているのか。
背を向けて走り出した彼は知らない。
もはや、逃走などという手段を取れる者がこの場にはただの一人も存在しないことを。
その首筋に、雷刃がすでに迫っていたことを。
「―――これで、全て片付きましたね」
群の頭らしい最後のオークの首をはねると、少女はひゅんひゅんと剣を振り回した。切り裂かれた辺りの空気が帯電し、稲妻を描く。
「う、ぉおおおおおおおおっ!!」
オークに襲われていた客たちが喝采する。
怪我の大小はあれど、致命傷を負ったものや死者はいないようだ。
「お見事ですな、姫」
今までどこに隠れていたのか、音もなく老人が姿を現した。
いや、彼は彼で戦っていたのだろう、両手に血に濡れたナイフが握られている。
姫と呼ばれた少女はため息をついた。
「姫、と呼ぶのはやめなさいと言ったはずです。私はあの方を探し当てるまで姫君であることを捨てた。
ここにいるのはただの一人のローラなのですから」
そう、この若き女騎士こそが少年に恋したかつての少女。
城でただ待ち続ける日々に終止符を打ち、必死に止めようとする人間を雷刃剣で振り切って、
過去まるで前例のない『勇者捜索』に乗り出した破天荒の代名詞、ローラ姫その人なのである。
「承知、しております。しかしこの爺にとってたとえどうあろうと姫は姫。
……ですがその姫が望まれるのであれば、せめてローラ様とお呼びするのをお許しください」
「……では、そのように」
まだぴくぴくと動いているオークに止めの落雷を突き立てると、少女はどこか彼方を見上げてニヤリと頬を吊り上げた。
―――今、ローラが参りますわ。ヒロト様―――
「―――で?そのお姫様とやらに会いに行かんのか、貴様は」
「……ああ。俺はまだ世界を救っていない。ローラに会いに行くのはそれからだ」
「ふん、ローラ。ローラ、とな。ふん」
「何だよ、お前から聞いてきたんだろう。おい、魔王」
「リュー、だ」
「は?」
「リュリルライア・ストラート・クノ・ザエラティア・
ティー・クラセウス・ド・アルエレメート・ダース・リリ・ルシエル………
…なんとか、かんとか……トエルゥル・ネオジャンル。我の名だ」
「長いな。しかも何だ、間のナントカってのは」
「うるさい。長すぎて我もよう覚えておらんのだ。とにかく、これから我のことはリューと呼べ。いいな、ヒロト」
「……ま、いいけど」
「ふん」
「おい、何をそんなに怒ってんだよ。……ええと、リュー」
「………今、貴様の傍にいるのは我だからな」
「なんだって?」
「……ふん!なんでもないわ、たわけ!!」
貴方の傍で〜新ジャンル『騎士娘』妖艶伝〜 完
609 :
あとがき:2007/07/08(日) 15:35:44 ID:em4fZVNr
こんにちは。新ジャンルエロパロスレに舞い降りたスターダスト、むしろただのダストこと俺です。
前回の『純愛伝』の続き、ヒロトが勇者になる前は何をしていたの?と、魔王のライバル登場のお話でした。
騎士姫ローラの由来は勿論、「そんな、ひどい」の無限ループでおなじみ、ドラクエ1のローラ姫です。
王女の愛という発信機内蔵のアイテムやら、
「こんな汚れた恰好では、お父様に会うことなどできませんわ」と勇者を宿屋に連れ込み、
「ゆうべはおたのしみでしたね」なことを強要する(に、違いない)やら、この姫は一筋縄ではいきませんね。
長すぎるリューの本名は適当です。本当はじゅげむくらい長いのですが、俺を含めて誰も覚えていません。
ていうか考えていません。誰か暇な人がいたら教えてください。
ウルは王!トエルは真!!
ちなみに主人公が姫なのに新ジャンルが騎士娘なのは、プロットでは姫ではなく王の護衛騎士の一人娘だったから。
ローラと名づけた途端、姫にクラスチェンジしました。
名前って偉大です。
ではまた。センキュッ!!
610 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 16:05:26 ID:A02oAlNW
>>597-609 GOOOOOOOOOOOOOOOOD
JOOOOOOOOOOOOOOOOB!
どんだけハイクラスだあんた!
待ってた甲斐があったよーーーーーーー!
ローラが素敵杉!
ああっでもこれからリューたんと壮絶なバトルが待っているのですな!
WKTK!
興奮してageちまった…orz
吊ってくる…
602はつまんないチェーンだから踏むなよ!
よくやった!
ウチ(営内)に来て陸士のケツをファックしていいぞ!
…冗談です。
勇者選定試験があるのなら、努力型が勇者になったのだから…
後一歩のところで外れて悪堕ちした天才型の新ジャンルを書きたくなった…。
題して
「最も邪悪なる者はあと一歩の所で聖者になれなかった者である」ジャンル。
いまプロバイダ由来のアクセス禁止で長文ダメだけど。
GJ!!
途中の邪気眼全開にはワロタwww
続きwktk!
>>596 おお、分かって頂きましたか(;´∀⊂)アリアトー
>葛城のすすきとか生駒高山の竹
おお使わせて頂きます、一応「春日小鹿」と「高原ソニー(曽爾)」って言うのは考えてたんですが(w
>>597-609 GJ!凄げぇ!続きに期待。
正座して待ってる!
>>609 素晴らしい。
女の戦い勃発フラグが立ってるという点にも期待。
傷だらけのローラ……いやなんでもない
ならば俺はギャランドゥ!
新ジャンル「西(rya
しかし、ここは新ジャンルとは名ばかりの混沌空間になりつつあるな…
このスレは最初から最後まで新ジャンル「混沌」でお送りします
女「わたしは暗器使い。愛用のシャーペンには芯の代わりに猛毒が仕込んであります。
兄は暗殺拳の達人。人を殺すのにナイフはいらない、首を少しだけ捩ればいい。
彼氏は普通の一般人。でも、あだ名はスナイパー。だって、百発百中なんだもん♪」
男「………………………九音さん?何を」
ドドドドドドドドド……
チルドレン「おとーさーん」「パパー」「親父ィ」「とーちゃん」「ダディ」「お義父さん」
「おっとォ」「ちゃーん」「父さん」「父上」「お父様」「パパやーん」
男「………うぅ……う〜〜ん……………キミにお義父さんと言われる筋合いは……」
女(健人くんヘンな夢見てるなぁ……)
テレビから女が上半身だけ出して埋まっている。
自称怨霊だというが、そんなにスゴいなら家事のひとつでもやりやがれ。
そんなにわたしの実力が見たいなら見せてあげるわよ!後悔しないことね!というので、
さっきからじっと待っているのだが……何やってんだコイツ。ヨガ?逆しゃちほこ?
必死に上体を逸らして俺をじっと見ている。前から思ってたが、コイツ馬鹿なんじゃなかろうか。
………妹もやってた。なんだこの姉妹。
>>621 それは貞、いや山村さんは目を閉じてすこぉし口を尖らかして、
何かをまってるて事か?W
……そうか。そういうことだったのか。
すまんな山村。気付かなくて。
しかし、怨霊のすでに停止したハートを射止めてしまうとは、俺はどんだけ色男なんだ?
『え?何?何ニヤニヤしてんの?ちょ、顔、何で近づいて……』
チュ
「………こういうこと、だろ?可愛いトコあるじゃんお前」
『……………………ちっ、ちっちちちちち違うわよバカァ!!』
俯いてしまった。ふふん、照れ隠しか。
『ま、まつげの処理してなかったから……』とかぶつぶつ言ってるが、耳、赤いぞ。
妹の方を見ると、まだやってた。
ただし今度は唇をすこし突き出して、カッと見開いていた目も閉じてしまっている。
………いや、俺ロリコンじゃないし。
わかったよ。泣くな。その代わりでこちゅー、な?
新ジャンル「解説」
女「そろそろ普通のエッチにも飽きたところね」
男「もう?俺らさっき童貞と処女卒業してマッタリしてた所じゃん!」
女「甘いわよ男くん!人間常に挑戦する心を持ち続けていないと倦怠期到来よ!」
男「はぇーよだから!今いっちばんイイ感じの時期だろむしろ!!」
女「というわけで、体力も回復してきたことだし第二回戦ヤリます!」
男「そ、それは……いいけども………」
女「よし、手首!手首入れるヤツやりたい!お尻に!」
男「はーい、じゃあ息吐いて〜」
女「……ぴぎゃぁぁあああああああああああ!!」
女「うぅ、ううううぅ……ぐすっ」
男「おー、よしよし。普通でいいんだよ、普通で」
女「ひっく、ぅう……いいこと思いついた。ケツの中でしょうb」
男「ケツから離れろ」
女(『キス』したいッ!しかし男くんは『周りに人がいる場所ではベタベタしたくないタイプ』ッ!!
いかにしてさり気無く『キス』するかッ!それがこの勝負の分かれ目になるッッ!!!!)
ドドドドドドド
男(『女』の様子が……おかしいッ!あれは『キスしたい』と思っている顔ッ!
しかし俺はこんな公衆の面前で『キスする』ワケにはいかない!!
何故なら……何故なら……『恥ずかしい』ッッ!!)
――――――勝負は
一瞬で決まるッ!!!!――――――
女「キスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキス!!!!!!!」
男「Aaaaaaaaaaaaaaaaaaatttooodaaaaaaaaaaaaayyyyyyyyyyy!!!!!!!!!」
ドッシャァァァァァァ!!!!!!
男「馬鹿なッ!この『男』がッ!『かわいいヤツめ』と思ってしまうッ!!断りきれないッッッ!!!!」
女「キスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキスキィィィィィィィィィィ!!!!!!」
男「いつの間にか……『キス』が『スキ』になっていたのか……完敗だ……俺の……」
ドォォーーーン
女「おまえが気にする『クラスメイト』なんて……おまえが恥ずかしいと思う『羞恥心』なんて……
今!ここにある『男くんだいすき♪』に比べれば ちっぽけな力なんだッ!!
確実にここにある!!今、確かにここにある『ときめき』に比べればなッ!」
教師「えー、二人とも、授業中は勘弁してください」
新ジャンル【JOJO】
>>624新ジャンル「無謀チャレンジャー」
姫「なんとか……ヒロト様の足取りを追ってここまで来ましたけど……暑いですわ……」
爺「砂漠のド真ん中にあるオアシスの町ですからな。ヒロト殿はここでも何かしたとか」
姫「それにしても、見渡す限り砂と岩ですわね。あっちに見える山より大きな双子岩くらいしか目印がありませんわ」
少女「ああ、あれ、もともと一枚岩だったんですよ」
姫「わぁ!……って、あなたは?」
少女「ヒロト様のお名前が聞こえたものですから♪少し前まで、この砂漠には大きな魔獣が棲んでいまして……」
爺「……龍の如き大きさの魔蟲を斬り裂いた時、その衝撃波は勢い余って岩山を割った……と。
空にも届く豆の木を切り倒したり、大洋の主を釣り上げたり、山を殴って火山を噴火させたり、
行く先々で観光名所を作っていますなぁ、ヒロト殿は」
姫「そんなことより、さっきの娘のキラッキラした目の方が問題ですわ。何ですかあの(はぁと♪)の数」
爺「そして、行く先々で恋する乙女を作っていますなぁ」
姫「……………ちょっとそこらをブラついて適当に魔獣を斬ってきますわ」バチバチバチバチ!!!!
新ジャンル「世界遺産」
女「好きなヤツができたんだと思う。あたし」
男「思う?」
女「人の気持ちはうつろう物」
男「目に見えるものは蜃気楼」
女「触れないかもしれない。だから確かめない。…臆病だから」
男「気持ち、わかる」
女「そりゃどーも」
男「………………」
女「………………」
男「……告白、しないのか」
女「しないよ。エゴイストだから」
男「……そか」
女「だから、これも自己満」
男「?」
チュ
男「………………」
女「返事はいい。ばいばい」
男「………………ッ」
ぐい。 チュ
男「……また明日な」
女「………………」
女「………ひゃあ」
新ジャンル「ぎぜんしゃ」
やっと追いついた………
とりあえず全ての書き手さんにGJと言っておくんだぜwww
バチバチバチバチ!!
魔獣『ギギッ!?ギギーッ!!』
バチバチバチバチ!!
姫「そーれひとつ斬ってはヒロト様の為〜!ふたつ斬ってはヒロト様の為〜〜!!」
魔『ギギィィィィィィィィィ!?』
姫「ひゃっはぁぁぁあああああああ!!!!」
バチバチバチバチ!!
爺「ローラ様が……あんなに輝いておられる……!!」(うるうる)
新ジャンル「帯電」
確かに輝いてるけどwww輝いてるけどwww
きっとローラ様は普段はドリルツインテールだけど、
戦闘時(帯電時)はそのドリルが直毛になってツノみたくトンがるんだぜ!
魔王「ふむ………」
勇者「ん?どうした。あ、お前また新しい本買ってきただろ」
魔王「固いこと言うな。それよりヒロト、貴様必殺技はないのか?」
勇者「必殺技?」
魔王「これを見よ。主人公は秘められた力を解放し、必殺技を以って邪悪なる魔王を倒すのだ」
勇者「……お前こんなの読んでるのか?」
魔王「我とはあまりにかけ離れすぎてて腹も立たぬ。それよりホレ、魔王城でも必殺っぽい技は見なかったのでな」
勇者「……目覚めたばっかの力なのになんで技名を叫べるんだろう……?まぁそれはいいとして、俺、必殺技なんて持ってないぞ」
魔王「何?」
勇者「剣の型とか、細かい技名とかはあるけど……もう半分自己流にアレンジされてるだろうしなぁ」
魔王「炎や氷を剣として使うのはどうだ!主人公っぽいぞ!」
勇者「俺、魔法使えないぞ。剣一筋だし。……そういえばローラがそういうの得意だったなぁ」
魔王「ロ……!ふん!そんなこと、造作もないわ馬鹿者が!!」
勇者「ああ、そう言うお前だって必殺技なんか持ってないじゃないか。魔法だっていちいち術式叫んでるわけじゃないだろ?」
魔王「ぬ………………」
勇者「だから、それでいいんじゃないか?」
魔王「………………………………」
勇者「………………………………」
魔王「え、エターナルフォースブリザード!」
勇者「……寒い」
新ジャンル「必殺技娘」
姉「くぅぅぅうううう…………!あれ(
>>624)からアイツのことが頭から離れない……!
なによー、なんなのよー!これはー!!」
ゴロゴロゴロゴロ……
妹「恋ですねー」ニュ
姉「うひゃあ!ば、ばばばばばばば馬鹿言わないでよ!別にアイツのことなんてなんとも思ってないんだからね!
……って、サっちゃん……テレビは?何でカタツムリみたいになってないの?」
妹「うん、考えてみたらわたし別にビデオ壊れてなかったし。電源入れなおしたら出れた」
姉「ナイス妹!さあ、あたしを助けてくださいお願いします!」
妹「それは無理でしょ。お姉ちゃんのビデオ壊れちゃったじゃん」
姉「く……なら、とりあえず浅川ブッ殺せー!怨霊ナメとったらあかんどワレ!」
妹「それも無理だよ」
姉「ホワイ!?」
妹「だって、お兄ちゃん優しくしてくれたもん。なんだかんだ言いながらちゃんと世話してくれたもん。
恨みなんて、忘れちゃったよ」
姉「アンタ……」
妹「お姉ちゃんは?」
姉「な…………」
妹「もし出れたとして、お兄ちゃんを殺せる?」
姉「…………………………」
妹「怨霊でいる限り、そこからは出られない……ううん、『出たくない』って言ったほうがいいのかも」
姉「………どういう意味?」
妹「わかんない?いいけど。それから……わたしも、お兄ちゃん好きなんだよ」
姉「!!!!」
妹「じゃ、わたし散歩行ってくるから。お兄ちゃんが大学から帰ってくる頃には戻るよ」
姉「…………………………」
姉「………………………………………………ぅうー」
新ジャンル「霊姉」
>>634 最初に言っておくが俺はこのシリーズが好きだ。
いやむしろ、
好きだぁ!
いやいや、
好きだぁ!好きだぁ!だいすきだぁ!
んーあと、
好きなんだからぁ!
あ、いや
…好き…
とかぁ
ん…ちゅ…ぴちゃ…じゅる…じゅるじゅるじゅる…あむ、ずずじゅるじゅる…
んぱぁ、あ、ごめんなさい暑いんで思わずアイスバーしゃぶっちゃった、てへ。
でね、あたしがどれだけだーーいすきかわかったでしょ?
その上で聞いてね?
>>571 ビデオ抜いちゃらめえぇぇ
ビデオデッキ壊しちゃらめえぇぇ
って、貞、いえ山村さん、言ってるよね。
ビデオ、無事じゃなくって?
新ジャンル
「重箱の隅」
山村『そっ、それは……!ホラ、「ビデオデッキ」を略して「ビデオ」って言うじゃない!』
浅川「しかし、それだと『お姉ちゃんの』の意味が通らんぞ。俺のだし」
山村『……さ、サっちゃんはアメリカ人なのよ!日本語に慣れてないのよ!!』
浅川「本人、散歩から帰ってこないぞ。……逃げたな」
山村『サっちゃぁぁぁぁぁあああん!!!!』
魔王「そういえば、ヒロト。貴様、王城騎士団に属していたと言っていなかったか?
>>555」
勇者「ん?そうだが」
魔王「しかし、そんな様子はひとつも……」
勇者「ああ、所属はしていたけど訓練に参加したことは一度もないんだ。何故か召集が無くてな」
魔王(ボケ姫の差し金だろうな)
勇者「でも、こうして神に導かれて勇者になったんだ。剣の稽古は無駄じゃなかったってことさ」
魔王「それもだ。貴様、そうは言っていた
>>421が、聞くところによると“選定”によって勇者になったのであろう。
どこに神とやらが出てくるのだ」
勇者「俺を“選定”に推薦した大臣が言ってたんだ。君を推薦するよう神からお告げがあったって」
魔王(まぁ、実際は国政上邪魔だから理由をつけて国を追い出されたっぽいがな)
JOJO女「『大人は嘘つきだ』と思った少年少女の皆さん、どうも済みませんでした。
大人は嘘つきではないのです。間違いをするだけなのです」
637 :
612:2007/07/12(木) 23:57:09 ID:uOFVrxos
勇者シリーズがすんごく面白いので悔しいので自分で新ジャンルをやってみる。
勇者になるため神々の手により厳しく鍛えられたが、人間達の利益の絡み合いのために選定されなかった若者。
人間の手により選定された勇者が冒険する先々で活躍する話を聞くのだが、彼は神々の切り札として残される。
だが彼は、飽くまで人間のために戦いたかった。そして彼はついに神々の手を離れ旅立つ決意をするのであった。
女神「気を落とさないで…貴方は来るべき日のために闘う者」
若者「そんな日など関係無い! 僕は苦しむ人々のために闘いたかった」
女神「真直ぐで、優しい子に育ちましたね…」
若者「そこをどいて下さい! 僕は行く」
女神「なりません。人間達の勇者は未だ健在。貴方はニセ勇者の汚名を被りたいのですか?」
若者「勇者とは与えられる資格なんかじゃない! 自分で為る者でも無い! 無名の人々から認められる者だ!」
女神「私に剣を向けるのですか? 今まで勝てた事が無いと言うのに? 無駄なことはお止めなさい」
若者「自分のためだと思うと勝てなかった。だが、今は違う! 僕は苦しむ人達のために貴女と戦う!」
母でもあり姉でもあり厳格な師でもあった女神との戦いは一昼夜に及ぶが、出藍の誉を見せつけ勝利を収める。
激しい戦いで女神の纏った鎧や衣服はボロボロになり、肌もあらわな状態になっている。若者は生唾を飲み込んだ。
弱々しげな女神に抱いた感情は、雄としての劣情だった。そんな彼の内心を知らず、双乳を隠して女神は微笑む。
女神「強く…なりましたね…さあ、お行きなさい。貴方ならきっと勇者と称えられる者に為る筈です。この私が…?」
若者「う、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! 」
女神「な、何をするのです! や、やめなさ…ああ…んぅッ! あああああああああああ! 痛い、痛いいいいい!」
若者は女神を押し倒し、純潔を奪い、互いが満足するまで犯し続けた。罪の意識に泣き崩れる女神を背に、彼は旅立つ。
嵐の中、神殿の扉が開け放たれる。雷光が閃き、稲妻が目の前に落ちる。照らされた彼の顔は陰惨な笑みに彩られていた。
新ジャンル「最も邪悪なる者はあと一歩の所で聖者になれなかった者である」堕ちた勇者、略して堕者
たぶんありがち。
カッケェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!
つうか堕ちた勇者が憐れすぎる……ヒロト、邪魔だから出てけって意味で勇者に選定されたのに……
むしろ神々に鍛えられた
>>637の勇者の方が『勇者』としては本家っぽいぞオイ
「ばかぁあ!」
バシーーン!
『痛っ、ちょと何すんのよ!』
「バカにはこれくらいしないと分らないでしょうバカッ!あたしのバカ!」」
『ちょっと、わたし!いきなりバカバカって!、何か分らないでしょ!』
「まだわからないのバカッ!何が「重箱の隅」よ!」
『え...あ、でもほらアレはそれだけ熱心に読んでるっていうファン心理って言うかぁ』
「まだそんな事言ってるのバカ!バカバカ!我ながらバカッ!、あんたもう一度
>>634読んでみなさいよっ!」
『え?...ああ!貞、いえ山村さん、かばええなぁっ』
「ねぇ..じゃなくって、ココ、ドギマギしてるのよ!乙女心よ!フラグ立ってるのよ!」
『うんそうだねぇ』
「しかも妹サっちゃんも『お兄ちゃん好きなんだよ』まで言ってのよ!これはもうトライアング状態よ!」
『うんうん、ドキドキするねっ!(はぁと)』
「その流れをあんたブッた切ちゃったのよ!どうすんの!どうすんのよこの始末!」
『え...
あ、あたし...
やだ...
ど、どうしよう...』
「やっと分かった様ね...自分がやった事の重大さ」
『どうしよう、ねぇどうしよう..』
「どうしようもないじゃない、もうレスも付いてるし..」
『...』
「...」
『...』
「...」
『わかった...』
「何?」
『あたし行く、行って直接あやまってくる!』
「え、ちょ、直接って...?」
『とにかく行ってくる、きっと話せば分かってくれるよ!じゃちょと行ってくるぅうううう!』
バビュン
「行くって...ホントに行くか...
バカだとは思ってたけど、あそこまでバカとは..我ながら.._| ̄|○」
新ジャンル
「自己批判」
「自己反省」
「自己嫌悪」
そして「あほの子」
>>636 スマン、そんなつもりじゃ...ちうかそこまで指摘して無いYO!(w
でも
>>626の引用も624じゃん無くて、625...
ううん、なんでもないよ?
サ『ただいまー』
山『サっちゃん!意外と帰宅早っ!!』
浅「おう、帰ってきたか無謀チャレンジャー」
サ『……?何の話?』
山『だって
>>624で扱ってる新ジャンルが「無謀チャレンジャー」じゃん。だから』
サ『お姉ちゃんゴロゴロしすぎて頭にカビ生えたんじゃない?
>>624は「解説」だよ。
逆シャチホコのポーズは有名な見下ろし睨みのシーンを再現したいんだっていう』
浅「……じゃあお前は何に無謀チャレンジしてたんだ?」
サ『だーかーらー、アレは
>>625のミス…………』
(――わたしも、お兄ちゃん好きなんだよ――)
サ『無謀じゃないもん!無謀じゃないもん!!』
浅「うわ、なんだ?なんか知らないけど泣くなって。ほら、なでなでー。いいこいいこ」
サ『うぅー。ぐすん』
山『……切なくないもん!切なくないもん!!』
浅「黙れサダ公!」
山『サダ公!?』
女「そろそろ尿道プレイの季節よねー」
男「具体的に何するのか知らないだろ、絶対」
いえいえ、むしろしっかり読んでくれてるんだなぁと感動してたくらいです。
重箱の隅と言わず蓋の裏までツツき回してくだしあ。
神殿から出たのは良いが剣と衣服しか所持品のない堕勇者こと堕者。霊山から降りて最初にした事は
生まれて初めての「労働」だった。知識はあるが全く彼が実践した事の無い「強盗」を最初に行ったのだ。
堕者「少しお尋ねしたいのですが、よろしいですか?(ニッコリ)」
村娘「は…はい…(ポッ)」
堕者「この村は××…神の信仰が厚いと聞いております。その信徒の集まる場所は何処に?」
彼がまず目指したのは、神々の内の一柱を信仰する神殿。その神と親しく、直接教えを受けた事もある
堕者に取って見れば協力を簡単に得られる相手と認識していた。顔を真っ赤にしてどもりながら答える
村娘に内心不思議がりながら礼をいい、教会を目指す堕者が目にしたのは…××の教えに不釣合いな
豪壮な建築物だった。
堕者「清貧に生きるのが信仰の在り方と××は自慢していましたが…この壮麗な建物は一体…?」
??「い、嫌ぁぁぁぁぁぁぁ! 離して、離してぇ!」
彼が扉を押し開け中に進むと…あろうことか大神官の手によって手折られそうになっている半裸の娘を
目にした。娘は明確な拒否をしている。彼は迷わず情欲に狂う大神官の鼻先に剣を突き出し制止した。
娘は堕者の背に隠れ、しがみついている。大神官の粗末なモノを見て、彼は顔を顰めた。
堕者「大神官ともあろうものが何をしているのです? この娘は明らかに嫌がっているでしょう?」
彼は己の言葉に矛盾と罪悪感を少し覚えた。育ての母でもあり姉でもあり厳格な師でもあったあの女神も、
『最初』は自分を拒否して制止したのではなかったのか? …最終的には謝りながら彼の上になって陶然と
なってぎこちなく腰を振っていたのを思い出し、彼は我に還る。…悪い事はしていない。誰も困ってなどいない。
女神は泣いていたが、何故かは自分にはわからない。途中からでも本気で女神が抵抗すればやめたのだ。
神官「フン、この娘の父親はワシに借金を返せなかった。その代価に初花を貰おうと言うだけだ」
堕者「××は僕に良く言っていた。金銭は人を縛る者ではない、と。××の教義に貴方は従わないのか?」
神官「何を青臭いことを! そこを退け! 今なら穏便に事を済ませてやるッ」
堕者「ならば貴方は背教者だ。××に仕えるに値する者では無い。××の姿も見た事もないのだろうな」
神官「貴様、何様のつも…ぎゃああああああああ!」
堕者は迷わずその剣を振るい、断罪した。あっけなく大神官は倒れ、床に臓物を撒き散らし死んだ。神殿内を
見渡し、溜息を吐く。贅沢な彫刻、銀器、金器がずらりと並べられた荘厳な内装も、××に直接接していた彼には
全てが無駄な、虚飾の塊に見えた。奥の部屋に進むと、備蓄された食糧や信徒のための旅の予備品があった。
旅に使えそうなモノを物色している彼に、声を掛ける者がいた。
娘 「あ、あの…ありがとう…ございます…」
堕者「早く帰りなさい。…どうしました? どこか具合でも悪くなりましたか?」
娘 「はい…。体の震えが…止まらなくて…」
彼は手を止め、娘の背後に廻りそっと背中から抱きしめる。彼が落雷に脅えた幼少のみぎり、女神がよくこうして
なだめてくれたのを思い出したのだ。余程怖かったのだろう。娘の心臓の鼓動がだんだん早く、高くなってきている。
堕者「落ち着きましたか? 」
娘 「いいえ…まだ…。でも…お礼をしないと…」
堕者「? くおっ!」
娘が向き直り、彼のズボンを下着ごと押し下げて陽物もまろび出させ唇を這わせた。彼にはわからなかったが、
娘の陽物を握る手付きは初々しく、そしてその舌による技巧は稚拙だった。歯も当たっていた。だが、彼の心の
どこかをその行為は刺激した。彼は娘の頭を押さえ、無理矢理上下させる。涙をにじませて苦悶する娘の顔に
興奮してしまう。そして…彼は精を放つ。
堕者「う…あぁ! 」
娘 「んぐっ…んぅ…ん…(ゴックン)…まだ…お礼が残って…いますから(よいしょ)」
堕者「歯を食い縛っていて下さい。痛いですよ…それっ!」
娘 「いっ…あああああああああああああああああ! ああ…好きぃ…」
死体になった大神官の目が、獣のごとく情欲のままに絡み続け、蠢き続ける二人の淫猥な姿を映していた。
新ジャンル「助けたその場で」
むぅ……今気づいた、
書いてる作品のヒートが
いまいちヒートしてない…
あ〜あ、無理にエロ入れようとして失敗したって奴だなこりゃw
巣に帰れよw
というか落ち着きのあるヒートになってまっとる。
無理にエロ入れようとした訳じゃないんだがなぁ…。
ま、いいや。書けたら投下と思ったけどやめて巣に帰るとしよう…
ソーマの朝は早い。
まだ暗いうち、一番鶏の鳴く声を目覚ましに起き、今日も一日が始まるのだ。
あくびをかみ殺して向かう先には井戸。冷たい水で顔を洗えば目もしゃんと覚めるというものである。
「くぁあ……う。ん、よし。今日も一日、頑張りまっしょい!」
井戸の水は料理やお茶淹れ、その他朝の家事に必要な分と、そしてソーマの麗しき寝呆け姫をたたき起こす分とを分けて汲み上げる。
ふたつのバケツをよいこらと持ち上げ運び出すが――くだんの少女を起こすのはまだ少し後だ。
彼女は最近、寝起きのお茶がないと機嫌を損ねてしまうようになった。
いくらなんでも森の乙女としてそれはどうかと思うのだが、まぁ懐いてくれているのは大変に嬉しいのでそこは置いておくことにしよう。
裏手のにわとり小屋から卵を二つ。
積みあがった薪を小脇に四つ……三つ。ひとつ落とした。
彼女が趣味でやっている畑から熟れた野菜を適当に籠に放り込んで、これで朝の準備は上々だ。
パンもまだ十分に買い置きがあるし、ちょっと奮発して買った氷魔法が属性付加された保冷庫には牛乳もベーコンもある……と。
……保冷庫の魔力が切れ掛かってるな。今度街に出たら機工魔術屋に行って魔力を補充してもらわなければ。
あの手の店の雰囲気は苦手だけど仕方がない。甘くしたミルクをたっぷり入れたお茶は彼女の好物なのだから。
自分の生活も彼女が来てから随分と変わったものだ、とソーマは改めて思う。
彼女に出会う前の自分はほとんど料理などしなかった。
卵とパンと、干し肉や適当な野菜を焼くだけ。飲み物は水オンリー。それでよく生活していたものである。
いやいや材料を見る限り今もあんまり変わんねーって、などと思うなかれ。『ただ焼く』のと『料理する』のでは雲泥の差なのだから。
保冷機なんて金持ちの贅沢品だと思ってたし。お茶なんかどれも一緒、つうか淹れるのメンドくさいしー、
みたいな少年だったソーマが今やスープひとつ作るのに前の晩から下準備をしているくらいだから恐ろしい。
それもこれも、彼女の喜ぶ顔が見たいがため……なんて、照れくさくて思考に浮かべることすらできないことだけど。
森に入ってしまえば食べるものはそれこそ山のように見つけることができるので、お弁当はパンのみ。
朝食は軽めに、トーストとベーコンエッグ、
蘇摩風具沢山漢汁に、乙女畑のサラダ〜初夏の恵み風ドレッシングを添えて〜である。
バターとはちみつはお好みで。
お茶も淹れたし、日も昇ったし。さて我が愛しの君を起こしに行きますか。
「お〜い、クク。朝だぞ起っきろ〜〜!!」
……うるさいなぁ。
ソーマが呼ぶ声にククはころんと寝返りで答えた。
ククは寝起きが悪い。
と、いうより暗闇に弱いといった方が適切か。
朝日を十分に浴びなければ身動きひとつ取らないくらいには弱いのだ。
こうやってソーマの起こす声を「うるさい」と感じることができるのも、ひとえにカーテンの隙間から漏れる朝日のおかげである。
もぞもぞしていると、ジャッ、とカーテンを全開にする音がして急に明るくなったのを感じた。
「ほら、起きた起きた。お茶が冷めるぞ」
おちゃ。
ソーマの淹れてくれるお茶は最高だ。
いや、他の人が淹れたお茶なんて飲んだこともないけど、
自分が淹れるよりずっとずっと美味しいのだからきっと世界で一番美味しいに違いない。
ああ、まだ眠っていたかったのに頭がどんどん冴えていくのがわかる。
せっかくいい夢を見ていたのに、ソーマはいじわるだ。……もう、どんな夢だったかも思い出せないじゃない。
「う〜〜」
「飯も作ってあるんだから。今日の漢汁は最高の出来なんだぞ」
……おとこじる。
ソーマが試行錯誤を重ねて辿り着いた特性スープの境地だ。
鳥の骨から出汁を取るそれは毎日食べても飽きないほど美味しいけど、そのネーミングはどうかと思うククであった。
まあ、それは置いといて。
ククはもぞもぞと蕾状になっていた花弁から寝惚け眼の顔を出した。
「おはようのキスは?」
しゅるしゅると身体を固定していた触腕を伸ばして、少年の首や腰に柔らかく巻きつける。
ぐい、と身体を寄せるともうソーマは逃げられない。……逃げたりしたら、拗ねる。キス十回くらいしてくれなきゃ許さないほどに。
「あー……はいはい。おはよ、クク」
「んふー」
唇と唇が重なる、柔らかい感覚。
ククは目を細めてさらにソーマを抱き寄せる。
「……おい」
「ソーマのおとこじるも飲みたいなぁ」
「……昨日したばっかりだろ。それに、仕事の時間が」
「いいじゃん。森の乙女として命令をくだします。ソーマの日課に朝えっちも加えること」
「拒否権を発動します」
「じゃあ、拒否権の発動に対して拒否権を発動します」
「なにがなんだか」
「えへへー」
ずるずる。
ソーマを花弁の中に引きずり込んで、はい捕獲完了。
ああ、断っておくが毎朝こんな熟れた桃が腐ったみたいなことをしているわけではない。
……うん、週に三回…四回くらいだ。
…………多い時は五回くらいかもしれない。
「ソーマ、すきー♪」
何にせよ、ククはソーマが大好きなのだ。
花弁に包まって眠ったり、触腕があったり。無論、ククは人間ではない。
花の亜人、アルラウネ。立派な魔族である。
魔族といっても一般に知られているように人間を襲って身包みを剥いだりオレサマオマエマルカジリなことはしない。
そもそもそんなことは一部の野蛮な魔族や、ククたちのように高い知能を持たない魔獣のすることなのだ。
そりゃあ、大昔は野心家の魔王の命令に従って人間の世界を滅ぼそうとした輩もいたそうだが、それだって、もうおとぎ話より昔の話。
今では人間に敵意を持たずのんびりと過ごしている魔族がほとんどなのだとか。
ちなみに今の魔王は歴代魔王の中でも屈指の魔力量を持ちながらも稀代の放任主義、
ヒキコモリニートのネクライオン発生装置で有名なのだとか。
ククも指令を受けるどころか姿さえ見たことがなく、実在するのかさえ怪しいものだとケラケラ笑っていた。
……いいのか魔王。ナメられてるぞ魔王。
――そのように、この森一帯を任されているククの一族は、
人間を襲うどころか代々ソーマたちの仕事場である森の守り神を務めているほど人間に対し友好的なのだ。
ソーマの住む村はきこりたちの村である。
そして、その村人にとってククの一族は近年になって権力を得てきた聖堂協会が仕える神々よりずっと大切な存在なのは明白だ。
最近国から申請があり村にも教会が建てられたが、正直迷惑だなぁというのが村人の心境だろう。
神聖協会は理由がどうあろうと魔王の眷属を決して認めないからである。
それに、村にとっては神聖信仰より優先するべき慣わしも、ちゃんとあるのだから。
森の精霊であるアルラウネに祈りと感謝を捧げてからでないと仕事はできないし、
特にアルラウネが棲まう精霊の森に立ち入ることが許されるのは村から選ばれた優秀な若者の『覡(かんなぎ)』のみ。
それはアルラウネに生涯仕え、また良き夫となって村と森を繋ぐ存在であり、
それこそソーマのお爺さんのそのまたお爺さんよりもっとずっと昔からの慣わしなのだった。
……協会から派遣されてきた神官はそれを見て見ぬふりをしている。
流石に土着の信仰を踏みにじってまで神聖協会の建前を押し通そうとする馬鹿ではないようだ。
しかし森の民である村人を前に神聖協会の白い制服ではやはりよそ者丸出しであり、なんだか見ていて憐れになってくる。
きっと任期を終える頃には彼の胃袋は蜂蜜が取れそうなほど穴だらけになっているに違いない。可哀想に。
ところで、村にとっては神官なんかよりよっぽど重要な導き手、精霊アルラウネ・ククに仕えることが定められた今世代の『覡』たるソーマは。
「……冷めてるな。俺の漢汁が」
「あ、あはは……でも冷めててもおいしいよ?」
「冷めてる」
「あはははは……」
「冷めてる」
「……マジすんませんっした」
その精霊に土下座されていたとさ。
覡になっても仕事がなくなるわけじゃない。
ソーマはソーマでちゃんときこりのノルマがあり、それを村に納めることで生計を立てているのだ。
もっとも他の連中のようにチームで働くのではなく、たった一人で仕事をこなさなくてはならないから他のヤツらより大変なのだが。
それもそのはず、ソーマの仕事場は不可侵領域たる精霊の森。
仕事仲間は触腕を器用に使ってひょこひょこ歩いているアルラウネ・ククのみなのだから。
まあ、魔族というだけあってククは大変な力持ちであり、
大人の男が二人がかりでやっと運べるような丸太を触腕ひとつでひょいひょい持ち上げてしまうのだが。
ちなみにククらアルラウネは大きな花に包まれている美女(ククはまだ若いので美少女、といったほうが正しいか)の姿を持っており、
それを花弁の中からニョッキリ生えている四本の触腕で倒れないように支えている形をとっている。
歩いている姿はまるで陸を行くイカのように見えなくもない。しかしそれを言うと拗ねてべしべしと叩いてくるので注意しよう。
ククによるとこの触腕は大昔、魔王も神もなかった頃、ただの花にすぎなかった彼女たちの雄しべが変化したものなのだとか。
アルラウネの一族が女性しかいないのもそれに関係しているのかもしれない。
性器としての『雄』を捨て、雌として精を求め歩き出した妖花……うーん、エロスだ。
まぁ、ソーマは神学者ではないのでその辺は単なる想像、空想、妄想に近いものがあるのだが。
それはいいとして。
「あー、これこれ。この子なんかいい感じ」
ククがひょこひょこ歩いて、木を選別している。森の樹木といっても無尽蔵にあるわけではなく、きこりといえど勝手に木を切るのはご法度だ。
切り時の木とそうではない木、それらを見分けるのはまさに熟練の業なのである。
駆け出しペーペーのソーマにそんな技量はないが、こちらには人間なんかよりよっぽど木に詳しい姫君がいるのだった。
「ソーマ、この子OKだよ」
ぶんぶんと手と触腕を同時に振っているクク。だてに森の守護者をやっているわけではなく、ククの選定眼は村一番の親方より確かである。
「うっしゃ」
「ふぁいとーソーマ!」
こーん。こーん。
斧を振り上げ、仕事開始。
穏やかな昼下がりであった。
……ってやっぱり仕事に遅れてるじゃないか!
木一本切るのがどんだけ大変か解ってるのかッ!!何のために早起きしたんだよ!!!!
ソーマが仕事をしている間――特に今日のように木を切っている間、ククは昼食を取ってくるのが決まりになっている。
お昼ごはんがお弁当のパンだけというのはあまりに味気ないものだ。
ちなみにアルラウネは植物の魔族であり日光から養分を生成することも可能であるが、
成体となった彼女たちはそれだけで生きていくことはできない。
触腕や花弁を含めれば人間よりも大きくなる身体を維持するためには、
むしろ並みの成人男性よりも大食らいでなければならないほどだ。
それも、できれば肉を。
植物体であるアルラウネには野菜から取る栄養素は必要ない。
肉汁したたる分厚いステーキがククの好物であった。
森に独りで住んでいた頃は料理どころか「火を通す」という概念すらなかったから、
本当に童話に出てくるような獰猛なモンスターじみていたと思う。
なんのことはない、適当にその怪力で鹿なんかを引きちぎって消化液に浸していけばいいだけの話。
栄養を取るだけが目的なら舌の上に乗せる必要はない。
ククが美食家になったのは、勿論ソーマを覡に迎え入れてからだ。
ソーマの覡としての初仕事。お近づきの印に街で買ってきた鴨肉を炙って簡単な料理を作ったというので、
まあニンゲンに倣って口で食べるか、と消化液ではなくわざわざ口に放り込んで――仰天した。
美味しかった。
今まで何の為にあるのか正直疑問だった味覚が五感の頂点に立った瞬間だった。
以来ソーマがお気に入りになってしまい、彼が住むことになる小屋に半ば強引に押しかけて。
気がついたら、恋をしていた。
……これって餌付け、かな?
ククは思わず苦笑してしまう。
実のところ、ソーマとの関係は覡と聖霊の間柄を遥かに逸脱していた。
覡はあくまでもアルラウネの世話係であり、女性しかいないアルラウネにとっての『雄』の役目でしかない。
何度か身体を交わして精を受ければもうほとんど用はないのだ。
過去には、養分を得るために覡の腕を千切って消化液に突っ込んだアルラウネもいたほどである。おやつも同然の扱いだ。
アルラウネが森の恩恵を人間に与えるのはひとえに、効率よく優秀な精を手に入れるために過ぎない。
ギブアンドテイク、そこに情は通わないものである。
だが、ククはソーマを愛していた。
胸を張ってそう言える自分が誇らしい。
ソーマの胸元に指先を這わせ、そう囁けることが何より嬉しい。
精を放たれたあと、ソーマに優しく口付けされるともう幸せすぎて気絶しそうになる。
ああ――――
……やばい、ちょっと欲情してきた。
でも、朝おねだりしたばかりでまた擦り寄るとなると、天真爛漫が売りのククでもちょっと躊躇ってしまう。
アルラウネの蜜……愛液は強力な催淫・精力効果があるため、
アルラウネが男を誘えば彼女が満足するまで相手と身体を重ね続けることができるのだが。
シたいなら、デキる。
しかし………そんな行為はククの望むところではないのだ。
それに朝の行為の影響でだいぶ時間が押しているようだし、ここで迫ったりしたら必殺きこりパンチを食らいかねない。
ソーマに怒られたり、軽蔑されたりするのは絶対に嫌だった。
我慢、我慢、と。
なんだかムラムラしながら、でもソーマが驚く顔が見たくて、
ククはうさぎでもいないかなとキョロキョロ辺りを見回すのだった。
「―――で、結局これか」
「うん。えへ、大物でしょ?」
「いや確かに大物だけど」
熊である。
「うさぎ探しててなんで熊捕まえてくるんですか、アルラウネ・ククさん?」
「いやぁ、ソーマの驚く顔が見たくて」
「うん、驚いた。お前のアホさ加減になぁ!!」
「きゃうー!!」
出ました必殺きこりパンチ!!
まだ少年の面影が色濃く残るソーマだが、伊達にきこりをやっていない。
その拳はビンの底のほうで固まってる塩の塊を砕くほどの威力を秘めているのだ。
「熊捕まえてどうすんだよ!しかもでかいなコレ!毛皮高く売れそうだでかしたぞバカ!捌くの時間かかるぞオイ!」
「うー」
「………とりあえず血抜きだけしちゃうけど。これは昼飯には使えないな〜。熊肉は臭みが強いから焼けば食えるって訳じゃないし」
ちゃっちゃと手早く作業に取り掛かるソーマを前に、ククはショボンと肩を落とす。
これでまたタイムロスだ。熊と戦っていたから果物も取ってきてないし、また足を引っ張ってしまった。
「ごめんなさい………」
花びらを握り締めて俯くククの頭に、ソーマはドンマイ気にすんなと手を置こうとして、
熊の血で汚れた手を置けないな、と思い直した。
その代わり、ククの顔を覗き込んでニヤリと笑ってやる。
「まあノルマは達成してないけどな。ところでお前、この熊一頭と今日のノルマ、どっちが高く売れると思う?」
「………わかんない」
ソーマはわざと難しい顔で商人のようにぱちぱちと計算機を弾く仕草をし、
「俺の見立てでは……トントン、もしくは熊が若干高いってところかな」
「………ホント?」
ウソ。
ただの木材ならその計算も間違ってはいまい。
しかし、ソーマが扱うのは他でもない森の乙女の祝福を受けた『アルラウネ・ブランド』なのである。
“神木”の類ではないが、質の高さではそこらに出回っている木材など比べるまでもない高値がつくのだ。
でも、そんなことはどうでもいい。
「ああ。ま、今日はさっさと仕事を切り上げて久しぶりに二人でのんびりするさ」
「………う、うん!」
ソーマにとって、この少女の笑顔こそ値の付けようもないほどの宝なのだから。
「飯、パンだけだけどな」
「う………」
「………熊、ククの匂いにつられて着たんじゃないか?なんか、凄いぞ」
「だって……ソーマとえっちできるって幸せだなって………思っちゃったんだもん」
「朝、したのに。この、エロ娘」
「うぅー」
昼食を食べ終わってお腹の具合も落ち着いてきた頃。
柔らかな木漏れ日の中で、二人はどちらともなく唇を重ね合わせていた。
本日の接吻は焼き魚風味。
あの後ソーマの提案で魚釣りとなり、ククが鬼神の如き勢いで川魚を釣っていく様子に薄ら寒い思いを抱きながら、
一応持ってきていたチーズとパンで焼き魚をメインディッシュとした簡単な昼食を取り、
散歩兼デザート探しに森の中をぶらぶらしていたのだった。
そうして熊が何故寄ってきたのかという話になり―――熊は意外と警戒心が強いので、
特にアルラウネのような『森の主』には滅多に近づかないのだ―――ククがエッチなことを考えていたと白状したのだ。
アルラウネの媚薬は何も蜜だけに留まらない。
その芳香にも雄を引き付ける作用があり、魔法使いの中にはアルラウネの蜜を加工して人間用の媚薬や香水を作る者もいるのだとか。
「ま、いいけど。俺、エロいククのこと好きだし」
ソーマがククの花弁の奥の奥―――アルラウネの雌しべ、ヒトとなんら変わらないクレバスに指を這わせ、
たっぷりとたたえた蜜を掬い上げてぺろりと舐める。
魔力を帯びた媚薬の原液の効果か。ソーマのそそりたった男性器がいっそう逞しさを増したようだ。
いや、それを言うならこの甘い催淫香で鼻腔を刺激されたその時から、ソーマはこの花霊姫を快楽に潤す隷属となっていたのだろう。
………恐ろしい怪物アルラウネは甘い香りで男を誘い、滴る蜜をもって快楽に溺れさせ、花弁と蔓で男を抱きしめ休む事無く愛に狂う………。
はたしてククは花びらの中にソーマを抱き寄せて、しゅるしゅると蔓を巻きつけはじめるのだった。
いつもの生活に使う触腕ではない。
それよりもっと細く非力で、何十本も伸びている蔓はククの『触手』だ。
触腕と異なり器用さも力もないそれの使用目的はただひとつ。
『貴方を離さない』ことである。
―――どんなに激しく動いても、二人が分かたれないように。
―――愛し合う二人の理性が壊れてしまっても、堕ちてしまわないように。
ククはそう解釈していた。
ソーマはもう獣になって、ククの乳房を舌先で弄んでいる。
アルラウネは人間の精で子を成すが、もちろん人間ではない。
このように、少女の姿をしているのは実のところ、たったひとつの理由の下に。
愛する為。愛される為。
この瞳も――――――この唇も
―――この首筋も――――――
――――――この肌も
この乳房も―――
――このお尻も
―――この性器も――――
この声も―――――――この心も。
すべてはヒトと。
愛する貴方と繋がるその為だけに―――。
しゅるしゅると絡みつく蔦がソーマの全身を愛撫する。
アルラウネが獲物を拘束するための触手は、ククにとってソーマを悦ばせるための千の指先。
蔦は自らの蜜壷から愛液を掬い上げ、ソーマの鍛えられた身体に塗りたくる。
犬でいうところのマーキングに近いかもしれない。
自分の匂いをつけることで、これは自分のものだと主張する―――馬鹿なことを。
ソーマが自分から離れていくわけがない。ククが、ソーマから離れるわけがない。
ソーマだって、ほら。こんなに自分を抱きしめていてくれる。
ククだって、ほら。こんなに蔦を絡みつかせて、離れまいとしがみついてくる。
ソーマの棘はククに奥深く突き刺さり、さらに蜜が欲しいと催促する。
花はそれに答え、熱い愛液と淫靡な香りを撒き散らす。
「あぁあっ!あっ、はぁっ」
「ふぁ、あぁは、ん、うあっ!」
あえぎ声ももうどちらのものかわからない。
お互いがお互いに酔いしれてしまっていた。
それも、そのはず―――。
「ソーマの、ソーマの、膣内で暴れてるよぉっ!!」
ククが嬌声をあげる。
限界が近いらしい。
「ククっ、ククっ!」
腰を振りながら、ソーマは愛する少女の名を叫ぶ。
「ふぁ、あっ、ん……な、何ぃ?ひぅ」
「愛してる!」
蕩けた眼をまっすぐに見据えて、そう言った。
ククの目が一瞬丸くなり、次の瞬間ふにゃっと崩れる。きゅ、きゅぅっと膣内が締まり、ソーマのモノを絞り上げる。
「あたしも、あたしもぉ……愛してる!ソーマ、愛してるっ!!」
―――アルラウネの蜜など、ただの粘液に過ぎないほどに。
ソーマにとってはククが。
ククにとってはソーマが。
お互いがお互いを興奮させる、世界で一番の媚薬となるのだから。
「すきだ、好きだ!クク、ククっ、クク―――ッ!!」
「ああっんあんっ!!ん、き、すき、あ、ああっ!!――は、だいすきっ、ソーマぁああッッッ!!!!」
どろどろに凝った精が放たれる。
夜、朝、そして昼……連戦ですっかり水っけを無くしたそれは、それでも勢いだけは衰える事無く少女の小さな子宮を貫いた。
お互い抱きしめあったままぶるぶると快楽に震え―――くた、と全身から力が抜ける。
「ぁ、はあ、ふ……ふふ、えへへへ………」
ソーマの胸元に顔を埋めて、くすくすと笑う。
「どした?」
「んふふ、ソーマ、あったかいね」
「……ばか。ククのが、あったかいだろ」
………ぎゅう。
結局、熊を土産に小屋に帰ってきたのは日が沈む直前になってしまった。
アルラウネのククは夜になると途端に動きが鈍くなってしまう。
明かりのついた家の中なら昼と同じに動けるが、それでも少し身体が重いらしい。
まだかかろうじて日が出ているといえど、森の夕闇は光をあっという間に奪ってしまう。
重い熊を担いで帰るのはソーマにとっては至難の業なので、できればククに頑張って欲しいところだった。
「やれやれ、やっと帰ってきたな」
「おなか、すいたなぁ」
きゅるる、とククのお腹から可愛らしい音が鳴る。
「飯の下ごしらえは朝のうちにやっておいたし、漢汁なら温めるだけだからすぐに………」
………そこまで言いかけて、ソーマの足は止まった。
小屋から、煙が上がっている。
誰か、いる。
「ソーマ」
ククも気がついたらしい。熊をおろして、ソーマの袖をつまんだ。
「………ここはアルラウネの森だ。覡以外…俺以外の村人が近づくことはない。と、いうことは……」
「強盗、かな?」
「わからん。でも、こんな村に………?」
誰であろうと、勝手に人の家に上がりこんで狼藉を働く輩は放っておくわけにはいかない。そこはソーマとククの家なのだ。
ソーマは斧を握り締め、
「………………ッ!!」
扉を開け放った。
そこにいたのは、
「やあ、お帰りなさい」
―――にこやかな微笑をたたえた美青年であった。
「………あんた、誰だ」
怪しい。怪しいが、なぜか敵意を感じなかった。
ソーマは警戒しながらも、とりあえず斧を下ろす。
腰から剣を下げているが身にまとっているのは布の服と皮の上着という簡単なものだ。
剣士なら軽装でも鎧を身につけるだろうし、戦士でないならアルラウネ・ククがいるこっちのほうが有利だ。
彼女は熊と格闘しても捩じ伏せることができる怪力と、感覚を狂わせる毒を併せ持つのだから。
「旅人か?知らないかもしれないが、ここはこの村にとって神聖な森なんだ。俺……覡以外に近づかれると袋叩きにあうぞ」
ククは………様子がおかしい。
血の気の失せた顔でかたかたと奥歯を鳴らしている。
なにを、そんなに怖がっている?
こいつを?おかしなヤツだが、そんなに恐ろしいか?
まあいい。とっとと帰ってもらえばいいだけのことである。
「ほら、今なら見なかったことにしてやるから。それから、人の家に勝手に上がりこんでなんやかんやするのは」
「なるほど、生贄を要求し拘束する……話に聞いた通りだ」
何か、言った。
「は?」
呆けるソーマの横を、神速が通り過ぎていった。
一瞬も目を逸らさなかったのに――全く反応できなかったククが下段から放たれた斬撃をもろにくらって外に弾き飛ばされる。
「―――え?」
「もう安心ですよ、きこりさん。僕が助けに来ましたからね」
いつの間に剣を抜いたのか。いつの間にククを斬りつけたのか。
青年はさっきとまったく変わらない笑顔をソーマに向けると、倒れるククに歩み寄った。
「ぁ、が……あ、う……」
「まだ息があるのか。驚いた。草だけあって生命力が高いんだな」
ぞっとするような冷たい声。
敵意がない?何を勘違いしていたのだ。
辺りを氷結させるような感覚は敵意どころじゃない、これは、殺気にほかならない……!!
ククの身体から、生きている証が流れ出していく。
ヒトのものとは色の違う、でも、何も変わらない、血、が―――あんなに。
「な、何を」
「まあ、いいさ。森に巣喰う魔獣よ、断罪の剣で闇に還れ」
高く、剣を掲げる。
沈む太陽と登る月光の輝きを同時に受けて、青年の剣は青白く光っているように見えた。
それは絵画のように美しい光景で。
闇の侵食が進む空、それを切り裂くように光る剣、凛とした青年と倒れ付す怪物。
もし絵描きが見たなら、その額縁にこう名札を貼るだろう。
――――――『勇者』――――――
しかし、その怪物は。
アルラウネは。
ククは。
ソーマが、ソーマが、ソーマが愛した一人の少女―――
「何をしてんだッッ!!!!!てめぇえええええええええええええ!!!!!!!!!」
斧を振り上げ、叫ぶ。
そのまま青年に向かって振り下ろし―――
―――小屋の壁に叩きつけられた。
そのままずるずると……落ちない。足は宙をさまよったまま、磔にされる。
「やめてください。邪魔をすれば、あなたも断罪せざるを得なくなる」
片手をソーマに向けたまま、しかし目線は足元のククから話さずに青年は言った。
魔法ですらない。青年は、ただの魔力の奔流でソーマを弾き飛ばしたのだ。
「やめろ、やめてくれ……ククを……殺さ、ないでくれ………!!」
もがくソーマをちらりと見て、青年は少し眉を動かした。
憐れみを、こめて。
「大丈夫、今洗脳から開放してあげます。
―――ああ、それから。スープ、ご馳走様でした。とても美味しかったですよ」
「やめろ!やめて、やめてください!!ククは、ククは俺の―――大切なひとなんだ!!!!だから――――――!!!!!!」
神に選ばれし勇者の持つ断罪の剣が、
―――――――――――――――振り下ろされた。
染まる花弁〜新ジャンル『植物娘』妖艶伝〜 完
659 :
あとがき:2007/07/14(土) 18:52:42 ID:bitMNELN
こんにちは。
新ジャンルエロパロスレに晴天をもたらすべく吊るされた人間大のテルテル坊主、その中身は………俺です。
予想される罵詈雑言に対する言い訳は置いておいて、ひとまずはこのSSを
>>612さんに捧げます。
貴方が『堕ちた勇者』を書かなければ、この作品は生まれませんでした。
勝手にキャラクターを使ってごめんなさい。イメージとの齟齬もあるでしょうが、自分なりに表現してみたつもりです。
そしてできれば、こちらの舞台にもまた登場させたいのですが、かまわないでしょうか?
ソーマの名前の由来はその汁を神様が飲むというインドの植物、ソーマ(蘇摩)から。
ククは日本における木の神、ククノチ(久久能智神)から取りました。
悲惨エピローグ、○○エピローグ、両方考えてあります。まだ文章に起こしていませんけど。
でもとりあえず、新ジャンル『植物娘』としての話は、ここで途切れてしまいます。
それでは、センキュッ!!
660 :
612:2007/07/14(土) 19:22:52 ID:5pbxfBbl
大変楽しく読ませていただきました。キャラの件はよろしく御願いします。
性根まで腐らせるか、修正可能な歪み方かはこれからの展開次第ですね。
これからも楽しみにしています。一旦これで落ちます。では、いつかまたこのスレで。
>>641-642は端折り過ぎたのか…? 反省して敗者復活戦をいつか挑むとしましょう…。
>>659 う〜ん、こういうのはどうなんだろう。
たしかに出来はいいし、ほど良くエロいんですが、読後がちょっと……。でもそう思わせるのも職人さんの腕と考えるならコレもいいんだろうか?
ククみたいな娘、好きなんだけどな。少し残念。
バッドエンドは他所でやれって感じだな
あったりまえっすわ!!
俺だってククは自分の娘も同然なんだから殺したくねーんですよ!
ハッピーエンド至上主義だからな!ヌルいって言われようが、ラブラブな二人は幸せにならなきゃ嘘だッッッ!!!!
でも助ける話を書くには人様の息子さんを正式にこっちの舞台にスッパ抜かなきゃならないんで、
いったんここで切って許可とらにゃならなかったんですよ!!
でももう許可とれたから、大丈夫!大丈夫だよ!!
それでも魔王なら……魔王ならきっとなんとかしてくれる!!
………っていう話を、今書いてるから!!
きっとククを救ってみせるから!だから………大丈夫だよ!!
………ローラ何やってんだろ、今頃(遠い目)。
仇役はどうなるんだろうと今はwktk
噛ませなだけだと萎えるなw
でもNTR展開だけはカンベンな?
>>663 大きな丈の夫言い過ぎw
じゃあ、安心してwktkしながら待たせていただきます。
とりあえず毎回ハイスコアGJだぜ!
612もリターン待ってるぜ、俺はあんたの方の堕者にwktkだ。
堕ちたいのに、逆に行く先々で助けしてそうで(w
まぁちょっと文が荒いとは俺も思うが。
ああっコネタでBパート終わってるし!w
667 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 16:31:18 ID:W343+Rwv
wktk
668 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 19:16:31 ID:iAk6r1wV
こういう事ですか?
堕者「勇者は俺だけでいい・・」
それ魔堕ち決定フラグw
「へえ、勇者の剣技にしては雅がない」
でライバルフラグ成立w
アギトwww
昨日道を歩いていたら、急に雨が降ってきたんだ。でも、僕は傘をささなかった。
何故かって?……昨日、シャワーを浴びてなかったんでね!
サマ『HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!!!!!アン・ビリー・バボー!!!!!』
浅川「………おい」
山村『………何も言わないで。お願いだから』
新ジャンル「アメリカンジョーク」
女「あ、あの!」
男「はい」
女「あ、あの、ちょとおお聞きしますけどっ!、この辺りで貞.いや山村サンって方を
知りませんかっ!」
男「え?いやー知らないですねぇ」
女「知りませんか?美人なんです!」
男「美人なんですかー(W、ええと山村さん...と」
女「はい!多分美人です!それでテレビから生えてます!」
男「..?生えてる?」
女「はい!生えてます!」
男「その...生えてる?って言うのは?」
女「カタツムリみたいな人なんです!腰からしたがテレビに」
男「....いや...そりゃ...知りません」
女「知りませんかー...」
男「はい」
女「..そうですか..じゃっ!」
バビュン
「なんなんだ..今の娘は.」
『橿原先輩...』
「うわっは!さ、さくら!居たのかっ」
『はい、だってわたしが先輩を...お待たせするはずないじゃないですか』
「じゃあ..今のも..」
『はい、最初から見てましたよ。ちょっと可愛い娘でしたね?』
「いや、いやぁ変な娘だったよ!ねぇ?ちょとおかしいじゃないかな、なぁ?」
『先輩?』
「はいいっ!」
『ちょっとーそこでお話しましょうか?』
「いや、さくら、だってほら、一分も話ししてないよ!」
『...笑った(ボソッ)』
「え」
『笑ってた...約束したよね..』
(ガシッ)
「ちょ、ちょ、さくら、どこに..」
『先輩?おなかが痛いんですか?あそこの公園にトイレがありますよ、あそこに』
「いや、ちょと待って、待て、まってぇいやぁあああ!」
新ジャンル
「方向音痴」
果てしなくGJ!!だけどさくらちゃんはもう「ほのぼの純愛」まで昇華されつつあるなwwww
まぁ、あれももともと新ジャンル系統だったんだから別にいいかww
674 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/16(月) 00:30:53 ID:6YuZKt5n
女「おい待て!」
男「なんだ鬱陶しい」
女「何だと!・・さっきは何故奴に止めを刺さなかった!」
男「決まっている俺と奴との戦いに貴様等が余計な手出しをしたからだ」
女「だから私の部下を倒したというのか!」
男「当然だ俺の邪魔をする奴は誰であろうと容赦はしない」
女「そ、それなら何故あの時奴の女を助けた!ま、まさか惚れているのか!?」
男「?何を慌てている俺はただ以前の借りを奴に返しただけだ」
女「ほ、ホントかあんなに接近してキ、キスでもしようとしてたんじゃないのか!?」
男「何を言っているキスとは結婚式にするものだろう」
女「え?あ、ああそうだな・・・」ホッ
男「何故安心したような顔をしている?」
女「うるさい!それよりこれからどうするつもりだ?お、お前がどうしてもと言うなら組んでもいいぞ?」
男「下らん俺は一人で世界を制してみせる、誰とも組むつもりはない」
女「な!わわ私だって願い下げだ!誰がお前なんかと!」
男「そうだ、貴様に一つ言っておく」
女「ななな何だ!?」ドキドキ
男「次に俺と奴の戦いに手出したら命は無いと思え、さらばだ」バッ
女「・・・・・・ち、畜生ーーーーーー!!!!」
新ジャンル
「鈍感ダークヒーロー純情派」
女「………ぅ、ううぅ………ご、ごめん。ギブ。いったん抜いて」
男「あ、ああ。……スマン」ヌル
女「………はぁっ、はぁっ……ごめん………」
男「い、いや……(といっても、これで三回目の失敗……俺が悪いのかなぁ?)」
女「男も、ヤだよね……挿れてるのに、最後までデキないなんて………」
男「あ、いや。それは」
女「……だからね、私、考えたんだ」
男「……な、何を?」
〜〜♪〜〜〜〜♪
男「な、なんだこの音楽はッ!?」
女「「ピッチャー(っちゃー)、女に代わりましてェ〜〜(てぇ〜)、女妹ォ〜、女妹ォ〜(ぉ〜)」」
男「ウグイス嬢!?」
ジャーン!ジャーン!ジャーン!
男「げぇっ、女妹ちゃん!室内なのにリリーフカー!?しかしひとかけらの良心なのか、
それは対象年齢三歳以上の電動乗用玩具リリーフカーモデルだーーーーー!!!!」
女「さあ、女妹。男くんをコマしちゃいなさい!!」
男「……いや、ヤケになんなって。気にすんな。ちゃんとデキるまで、一緒に頑張ろうぜ」
女「……………うん(///)」
女妹「やはり私じゃあ役不足だったようだぜ! ここは明日またあらためて出なおすとすっか! 女妹はクールに去るぜ」
女妹「………………………………男先輩……グスン」
新ジャンル「中継ぎ投手」
勇者「ぶっちゃけ、俺、リューのこと好きだし。ていうか愛しちゃってるし」
魔王「何!?ま、待て!ぶっちゃけるなヒロト!まだ、心の準備が……」
勇者「や ら な い か」
魔王「あ〜〜れ〜〜wwww」
「お ま ち あ そ ば せ !!」
魔王「何奴!?」
??「ひと〜つ、ヒロインの座を狙い!
ふた〜〜つ、ふくよか大きなおっぱいと!!
みっつ!!磨いた雷刃剣で!!」バッ!!
姫 「勇者を射止めるローラ姫、推して参る♪♪」
魔王「……………………………………誰?」
ズコー
姫 「誰って!貴方の恋のライバルですわ!!」
魔王「あ、そなの?いや、だって面識ないし」
姫 「がはッ!!痛いところを突くとは………!やりますわね!
しかし私は必ず黄泉返りますわ!!覚えておいでくださいまし!!!!」スッタカター
魔王「何だったんだ、今のは。………まぁ良い。ヒロト、我初めてだから……や、優しく………」
勇者「残念、リュー。もう朝なんだ」
魔王「………へ?」
……チュンチュンチュン………
魔王「………………………なんか、釈然としない夢を見た気がする」
新ジャンル「迷走」
主に俺が。
ところで、堕ちた勇者の名前が必要なんだが。
これまでドラクエ関連で名付けてきたから(ヒロトはこじつけだが)
彼にもドラクエ的な名前が欲しいところ。612さん、どうっすか?
677 :
612:2007/07/16(月) 03:34:29 ID:D1ns2mmB
夜分遅くお疲れ様です。
それなら5のピサロのアレンジでどうかな?
イメージ的に合わないのなら5の天空装備のモトネタの人、パトロクロスとか。あとは禁じ手の…テリーをアレンジしてティリィとか。
おー、丁度見ててくれて助かりました。
じゃあ、全部くっつけてテイリー・パトロクロス・ピースアローで。
おおー、なんか勇者っぽい名前!
…でも誰もがわかるドラクエ系は1に勝るものはないし…。
3まで縛りならば候補は三名に絞られます。
1・ユキノフ(ロトの鎧の関係者。1出演)
2・オルテガ(3出演)
3・ディアロト(ルト、だったかなぁ…小説精霊ルビス伝説出演)
色々まだあるとは思いますが、これにて一旦失礼します。では、また!
ああ! 見てらっしゃったのですか!
では、それでよろしくお願いします。おやすみなさい。では、これで失礼します!
>>679 あ、ごめんなさい。行き違いになってしまいました……
ネーミングは生みの親の612さんのをいただきたいのです。
でも、それじゃあ済まされないっすね。
ですから、あのー……アレ。ローラ姫お付きの爺やの名前。
彼の名前!ユキノフ・ディアルトにけってーい!!
苗字が勇者級にカッコイイぞ、爺さん!!
寝ちゃった!
爺やー!名づけ親、寝ちゃったよー!!
じゃあ、仕方がない。
実はこの爺さんはかつて王城お抱えの暗殺者で、引退してからも城を離れることを許されず
(なんせ裏の家業の人ですから、城から出て行かれると困るのです。色々と)
ちみっちゃい頃から破天荒だったローラ姫の付き人に就任。
大臣たちにも顔が利くほどの結構偉いポジションにいて、王城におけるヒロト×ローラ派のリーダーである。
という設定も付加!よかったね爺や!!
時計を見る、1時5分前。
何回見てるんだろう、バカじゃないの。
髪にブラシをかける、これも何回目だ、バカかわたしは。
気を緩めると顔がニヤけてくる、ああ、どんどんバカになって行く!
これと言うのもあのバカの所為だ、どうせ今日も時間ぴったりに来るんだわ。
どら焼き持って。
そんなに嬉しそうな顔してた?『そんなにこれが嬉しいのか』ですって!
バカ、
バカバカッ!
「だって本当に来てくれると思わなかったんだもの(はぁと)」
なんて言えるかっ!バカッ!
ああそうさ、とりあえず『うん』ってっ言ったさ!言っちゃったさー!
それから毎回かよ!
そのバカの名前は生駒竹生(いこまたけお)、
『竹の様に真直ぐに成れと付けたらしい』っその、て?ああそう。
ああ親御さんの望み通りね、ホント真直ぐだわ。
真直ぐ過ぎるわっ!見たままか!
『本は貸せないけど..読みに...来るのならいいよ..?』
『そうか!いやーすまんなぁ、何時ならいいんだ?』
『え?ええ!えーとぉ..そ、そうねぇ、や、休みの1時くらいなら...』
『そうか!1時だな!』
それから毎週きっかり1時。
そんなに本を読むのが好きかっ!
ホントにずーーーと読んでるもだもん...5時まで
『お、もうこんな時間か、うーんじゃまた来週だな、お前どこまで読んだんだ?
なんだー全然進んでないじゃないか、ホント読むの遅いなぁ』
読めるかぁあああ!
気になって読めるかぁあ!
借してもらってる通学用兼書庫の2K、どこにも逃げ場がないわぁ!
それでなくても本だらけでスペースが無いのに!
大体あんた、年頃の女の子と二人っきりでなんとも思わないのか!この朴念仁!
まぁね...そうね...
単にクラスメートに親切しただけだもんね、あんたは誰にでもそうだもんね。
わたしみたいな魅力無いのに興味ないよね...
知ってるもん
クラスの男子がわたしの事「ススキっ原」って呼んでるの、
ススキの原っぱみたいに色気が無いですって。
煩いわ、こっちこそあんたらみたいなガキな男はご免だわ。
まったく、なんでクラスの男子って、現実の男って、ああもガキっぽいんだろう。
でも
でも貴方は...生駒はこう言った
「すすきかぁ、夕陽に映えるすすきっ原て見た事有るか?、一面のすすきが夕陽に照らされて、
先が金色に光るんだよ、一面の金色。
あれ綺麗だよなぁ..うん、葛城すすき、いい名前だな!」
そうなの、お父さんがお母さんにプロポーズしたのが、そういう時のそういう所だったんだよ。
だからすすきって付けたんだよ。
そう教えてくれたのもそういう時のそういう所、金色の原っぱだったんだよ。
だから
嬉しかった、
うれしかったよーーーーーーーー!!
バカ!バカバカバカバカバカッ!バカのくせにどうしてそんな事さらって言えますか!
もうっ!どうしてくれるのよ!この気持ちーー!
ワシャワシャワシャ
あああ!しまった、髪の毛グシャグシャ!
もー何やってんのよわたしー。
ふう、
あ、そうそう、そろそろお湯かけないと、お茶の用意とか、ね。
うーん、このエプロンどうかなぁ、前の学園祭でメイド喫茶やったときのだけど。
あの時は死ぬほど恥ずかしかった..生駒、来てないよね?違うクラスだったし。
やっぱアホっぽい?ちうかエプロンしてるのって変?変じゃないよね、自炊してんだし。
うーんでも、この胸のヒラヒラとか..ああでもこっちのって汚れてるしなぁ。
ど、どーせ気が付かないよね、なんたって朴念仁だし、
でも...
意外に気が付くかも、「お、なんだ葛城、今日のエプロン可愛いなぁ」とか...
さらって言いそう、ちうか、い、言われたらどうしよう..キャーーー!!
ワシャワシャワシャ
ああ!エプロンがぁ!
ピンポーン
「おおーい葛城、いるかー」
「うわっ!わっわわわっ、ひゃひゃっひゃい!」
うわぁ来た!来たぁ!なんで今来るのよー!バカーーーッ
新ジャンル『積ん読リターンズ:日曜日のツンデレラ』
>>673 トンコツ(・∀・)ノシ
い、いやぁ...まだまだっす、そこまで行けるように精進しますわー。
まぁこいつら使いやすいのでまた書くと思います。
>>676-682 ええっとー堕者の名前はテイリー・パトロクロス・ピースアローで
じじいがユキノフ・ディアルトて事でFA?
ヒロトは無骨な武人なイメージだけど、堕者はなんか優麗な感じがスンな!
いいね!
それにしても流れは勇者シリーズなのか!ちうか人気に嫉妬!(笑
俺も書いていい?
勿論奈良シリーズだけどな!(w
「でーぶでーぶ百貫でーぶ、おまえのかーちゃんでーべーそー、
あしたになったらおおでべそーっ!ばーかーたーこばーかーたーこ
ちうかキモ!うわっマジキモ!キメェんだよこのオタやろう!」
『...さくら』
「だめよ、そんな顔しても止ないいだからねっ!ばーかっ、ばーか!」
『だからそういうのは言葉責めって言わない...orz』
新ジャンル
『不器用ドS2:ボキャブラ貧困』
GJでごわす
よかよか どんどん書いてたもんせ
浅川「……………」モグモグ
山村『……………………』(;゚‐゚)ゴクリ
サマ『……………………』(( ;゚д゚)アワワ
浅川「………………」ポリポリ
山村『……………………………』(lll゚Д゚)ヒィィィ
サマ『……………………………』((;゚Д゚)ガクガクブルブル
浅川「……………………」ゴクゴク
山村『………………………………………』ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
サマ『………………………………………』(((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
浅川「……………………………うわ」
山村『………………………………………………」(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク
サマ『………………………………………………」((((((((´;ω;`)))))))ウウ…グスグス………ヒック
浅川「あー、ドキドキしたぁー!……あれ、どうしたお前ら」
山村『ど、どうしたじゃないわよ!何よさっきの映画!!怖いじゃないバカぁ!!!!』
サマ『………ヒック……ウウゥ………う、ふえぇぇぇ…』
浅川「なにって……お前らの元ネタだが」
新ジャンル「怖がり幽霊」
うん、ホラー映画見たことなかったんだ俺。怖いから。
でも勇気だしてリング見たんだ。怖かったんだ。
>676
GJ!
桃太郎侍掛けた上に遂に夢落ち来たかww
>683
596だが、竹にすすきと爺婆臭い植物名をよくもここまで…
萌えましたwww
>689
泣いちゃったサマにときめいたwww
ハリウッド版リング観賞記念
浅川「おい、モーガン」
サマ『苗字で呼ぶな!!!!!!!』
新ジャンル「幽霊妹」
なんか文が荒れてるとか言われてた人がカワイソウになってきた。
そういや双子巨乳の人はどうなったんだろ?
(´・ω・)マダー?
勇者シリーズ、途中経過報告します。
テイリー、爆笑。
ヒロト、大暴れ。
リュー、メガネON。
>>693 すまん、ヒートがいまいちヒートしてないって言ったら
巣に帰れと言われて投下について検討中。
おとなしめのヒートは嫌いか皆。嫌いなら投下しない方がいい気もする。
投下すればいいんでねぇ? 少なくとも心の整理はつくから。
受けなかったらここの住人と波長が合わないって事でさぁ?
なにせここ、新ジャンルならお題はなんでもいいんだから。
そうだぜ。むしろ、こんなに自由な場所はないぞ。
魔王を見ろ。山村を見ろ。その他俺の書くモンは、
みんな新ジャンルの銘を騙ったぱちもんだぜ。
でも、投下したらみんな喜んでくれるぜ。
気にするなィ、思う様やればいいさ。
というか、必殺おっぱいさんど予告で発狂したの俺だし、
ひんぬーあめりかん登場予告で発狂したのも俺なんだからな。
楽しみにしてるんだぞオイ。
ヒートでないならウォーム(ぽっかぽか)ってお題で投下しちくり。
>>698 まさしく新ジャンル(笑)
ちうこった、書き手が増えるのは大歓迎だ。
(笑)
ふむ。では期待に応えるためにも頑張って書き上げるか。
たぶん住民の中で一番書くの遅いな俺。orz
702 :
まえがき:2007/07/17(火) 18:43:38 ID:yG86G+QF
>>648-
>>658「染まる花弁」の続編(?)完成しました。
エロなし、萌えなし、ギャグなし。おまけに………長い!!
では、お付き合いください。
wktk
「何があった」
小屋に足を踏み入れるや、リューはツカツカとうなだれている少年に近づいた。
「………何があった」
「――――――――――――」
少年は答えない。
その目には何も映っておらず、虚ろな視線は宙をさまよっている。
「何があったッ!!」
胸倉を引っ掴むも、反応はない。放心したままだ。
空洞どころではない。心と呼べるものは、少年から失われてしまっているのか。
「貴様―――」
「リュー、よせ」
喝を入れようと振り上げた手を、掴んで止める者がいた。
ヒロトである。
彼らは旅をして各地で生活する魔族の様子を見て回っているのだが、
リューの提案でこのアルラウネの森に立ち寄ったのだ。
アルラウネ一族はここ一帯の森を治める『主』である。
その土地に棲む魔族にいちいち会いにいくのでは千年かかってもまだ時間が足りない。
よって、その土地を治める主と面会するのが手っ取り早い方法なのだ。
ケダモノと同じように本能に生きる魔獣はともかく、悪魔や妖魔といった類の魔族たちには理性がある。
共に生きることができる世界の構築のため、
できるだけゴタゴタを起こさないようにと話し合って説得することもできる相手なのだ。
人間の側には大国に“選定”された勇者ヒロトが、
魔族側には全ての魔と闇の頂点に立つ魔王リューが説得にあたるため、理解を得るのは難しくなかった。
彼らの旅は割と順調だった―――の、だが。
アルラウネの森は、その気配が異常だった。
野生動物は落ち着きを無くし、木々にも覇気がない。
村人の中には森に入っての仕事中動物に襲われた者もいるという。
執拗に攻撃されたらしく、こんなことは一度もなかったと仕事場の親方らしい老人はしきりに頭を振っていた。
縄張りを侵せば、そりゃあ襲われても文句は言えないが、無論そんなことはないし、つい今の今まで普通だったのに、と―――。
リューはそれを聞くや否や、アルラウネの森に向かって一直線に走っていった。
長年森を治めていたアルラウネ一族は森の番人といってもいい。
森が無法に侵されたのなら、そこには必ずアルラウネの異常があるはずなのだ。
手短に事情を説明し、リューの後を追うヒロトが見たものは、
広がる、蒼い血溜まりだった。
それをしばらく睨みつけていたリューだったが、引き摺った後を見つけると、血が続く小屋の扉を蹴破ったのでる。
リューの手を放すと、ヒロトは血で蒼くそまった指先を見せた。
どうやら血の跡を調べていたらしい。
「まだ血が固まりきってない。下手人はまだ遠くに行っていないはずだ」
スラリと剣を抜き払い、
「見て回ってくる」
その眼光は鋭い。
いつもリューとだべっていたり、やれやれと呆れながらも優しく笑っているヒロトが滅多に見せない
――見せなくなった、『戦うもの』としての貌である。
ここで一戦交えるつもりなのだろう。ヒロトは相手を殺しはしないだろうが、
かといって森に混乱を、いや危機をもたらした者を放っておくことはできない。
「……さて、我は我でやることがある、か」
リューはヒロトを視線だけで見送ると、ひょいと首を戻した。
今の森の様子から見て、そしてあの出血量から見てまだ生きている可能性は低い。
が、まだ時間がそれほど経過していないのなら……もしかすると、できることがあるかも知れないのだ。
「できること、か」
リューは自分の考え強張った笑みを浮かべた。
アルラウネはどこにいるのか、と奥へさらに踏み入ろうとしたところで、
「――――――――――――ッ!!!!」
斧が、リューに向かって振り下ろされる。
だがそれはリューに届かない。彼女を包む魔法障壁が斧の無骨な刃を受け止め、弾いた。
「……ほう、ようやく目が覚めたか?」
少年は血が滴るほどに斧の柄を握り締め、息を荒くしてリューを睨みあげる。
その顔は真っ青。汗は額どころか首筋までぐっしょりと濡らし、
考えて動いているというよりは身体が無理矢理使命を果たそうとしているようだ。
「オォ…ァあぁあああああああぁああぁあああああああ!!!!!!!」
少年は次々と斧を叩きつけるも、リューの魔法障壁に阻まれて全く効果はない。
当たり前の話だ。
リューは生まれながらにして全ての魔族を超越する『魔王』。
対する少年は簡単な魔法も使えないただの人間である。
斧というなら、サイクロプスの大戦斧でさえリューの前には銀杏の葉程度の脅威でしかない程だから。
それでも、少年は止まらない。止まれない。
リューは知らない。
何故少年がこんなに必死に、命を削るようにリューを打ち続けるのかを。
その壊れた心の意味を、それでも流れる涙の意味を。
知らない。知らなかった―――だろう。かつては。
だが、今は察することができる。
この者は、護れなかったのだ。
無論、敵は太刀打ちできる相手ではなかったのだろう。しかし、そんなことは関係ない。
護りたくて、護ろうとして。でも護れなかったから、今、こうして戦っている。
それは、自分の命よりも、ずっとずっと。
遥かに大切な、愛するひとを。
これ以上、誰にも辱められないように。
絶対に、その先には、行かせない―――!!!!
「………………敬意を払おう、若者よ」
リューは、何を思ったか魔法障壁を解除した。
少年の斧はリューの目の前を紙一重でかすめ、勢い余って床に叩きつけられる。
よほど力んでいたのだろう、少年も斧と一緒にひっくり返ってしまう。
「く、ぁ、ぁあうううぅぐ………!!」
深く食い込んだ斧を抜こうともがくが、そう簡単にはいかない。
そこに、斧の刃で断ち切られたリューの髪がはらはらと落ちた。
「………ふ、ぁ、うう………!!」
少年がキッと顔をあげる――その頭を、包み込むようにして掴んだ。
「我が名はリュリルライア・トエルゥル・ネオジャンル」
高く、高く。凛と澄んだ声で。
「貴殿が想い人の命、この手に預かる。魔王の名に懸けて、必ずや―――救ってみせよう」
リューは生まれて初めて、誰かを『助ける』と言ったのである。
「結構足が速いんだな。割と遠くまで来たもんだ」
「森の中を進むなんて趣味じゃないんですけどね。
魔獣の情報をくれたあの村の神官さんが、出て行くときは大回りして欲しい、なんて言うものですから」
ほとんど小走りになって追跡し、焚き火の前で切り株に座ってパンを齧っている青年を見つけたのだった。
広大な森で青年の跡を追えたのは奇跡にも等しいが、決して偶然ではない。
柔らかい森の土に刻まれた足跡、折れた枝葉、落ち葉、
木に掠めた剣の傷跡、背の高い草を払った跡、そして何より、濃い血の臭い。
それら全てが青年の残した道となってヒロトを導いたのである。
もちろん、それらは人間の五感では到底見つけられない、感じ取れないものだ。
しかし集中したヒロトの嗅覚は犬と同じにまで高められ、耳は地を這う虫の足音さえ聞き分ける。
そもそも夜の森なので辺りは闇に包まれているが、彼は微かな月や星の光ではっきりとものを見ることができた。
長い旅のさなか身についた、超人的な感応能力である。
それは、どんなに鍛え上げようが人間では遥かに辿りつけないものだが―――それを気に掛けるものはこの場にはいなかった。
「ところで、こんな僻地にまで僕を追いかけてきた君は誰です?
どこかで見た覚えはあるのですが……人間の知り合いは少ないんですけどね、僕」
「アルラウネを斬ったろう。何故そんなことをした」
爽やかに笑う青年を無視して、ヒロトはちゃき、と剣を突きつけた。
青年の顔色が変わる。
意外そうに、心底不思議そうに。
「何故って……あれは人間を脅かす魔獣ですよ?野放しにしておくほうがおかしい。
……ははぁ。君もアレを狩りに来たという訳ですか。獲物を横取りされて怒っている、と」
「お前がアルラウネに手を掛けたことで森の主が失われ、混乱を招いている。
お前がしたことはいたずらに秩序を乱しただけだ!」
「秩序………?」
青年は目を丸くすると、
「ぷ、くく、く、ふはっ!あはははははははははははははははははははははははははははははは!!
ち、秩序!あの魔獣が?あははははははははは!!あはは、はは、く、苦しい」
弾けるように嗤い出したのだ。
「……何を嗤う」
「ふっ、ふふ……はは、あ、あのですね。魔と闇から生まれるものは混沌なんですよ。闇の化身たる魔族は混沌、秩序とは真逆の存在ですよ。
神は光を以ってこれを滅し、人々に秩序と安寧をもたらす……教わらなかったんですか?」
「あいにく、俺は神聖教会の徒じゃないんでね」
「んー、僕も正確にはそうなんですけどねぇ。なにせ、神官経由じゃなくって直接教わってた身ですし」
青年が口にしたのはこの世界で最高位の歴史と勢力と権力を持つ宗教の教えであった。
信仰している者もそうでない者も、もはや常識として刷り込まれている魔族=悪、神族=善という図式を描いた張本人である。
もっとも、神聖教会はかつて魔王がこの世界を征服しようとしていた時代、
人間を救うべく立ち上がった神と彼らに仕えた騎士を崇める者たちから端を発した信仰であり、
先の図式もその時代に唱えられたものであるため、
民衆の理解を得るためにもっとも単純な、わかりやすい形で広まったものと容易に想像がつくのだが。
ある意味、魔族と人間の共生を目指すヒロトたちの最大の敵といえるかも知れない。
………その、化身みたいなヤツだな。
直接教わった、という言葉に若干の違和感を覚えながらも、ヒロトは剣を握る手を緩めない。
「それが正しいか間違いなのか、そんなことはどうでもいい。
だがはっきりしているのは、お前がやったことは間違いだということだ。
村の人の中には仕事中に野生動物に襲われて怪我をした人もいる。
お前には村の人たちに………あの少年に、アルラウネに。土下座して謝ってもらうからな」
青年は……あくまで笑みを絶やさない。
そのしなやかな指が、スッと空を指した。
「夜の空に月があるのは、何故だと思います?」
………何を言っているんだコイツは。
「星があるのは、何故だと思います?それはね、夜を照らすためですよ。
暗闇を排除するために、人々を安心させるために、夜の月は明るく光っているんです。
………僕はね、そうありたいんですよ。誰かが闇に囚われているなら、その誰かが安心できるように照らしてあげたい。
それは所詮、神の後光を借りた虚構でしかないのかも知れない。でも、それでもいいんです。誰かが、それで助かるんだから」
「…………お前」
「現に、僕は今日、一人の人間を助けました。胃が痛そうでしたからね、あの神官さんは」
「……お前、」
「今度は村の人が困っているんですか。だったら、それも僕が助けますよ。簡単なことです。
ええと、野生動物に襲われたんでしたっけ。
ああ、だったら、この森で人間を襲う凶暴な動物を全て斬ればいいんですよね」
「お前、それ以上、喋るな」
「嫌だなぁ、もう剣は収めてくださいよ。僕なら連行じみた真似されなくても自分の足で村まで行きますって」
ヒロトの剣が、青年に襲い掛かった。
巨岩さえ断ち切る豪剣が森の地面を抉り、火薬が炸裂したかのような轟音と共に粉塵が舞い上がった。
普段比較的温厚な彼からは考えられない、怒りに満ち満ちた斬撃。
怒髪天を突くほどに、
ヒロトは、怒っていた。
『我にはできぬ。こんな美味い料理はおろか、人を喜ばせるような事など何も知らぬ。
我は魔王。全ての魔の頂点にあり、常闇の災いを司るモノ……』
『……………』
『我は、おまえといると楽しい。我にも、いつか破壊以外のなにかができる気がしてくるからな。
勇者とは我とは反対に、光で心を照らすものなのだな』
いつかした何気ない会話を思い出す。
そうそう、あの時は励まされて、おまけに「お前といると楽しい」なんて言われて、
嬉しくてつい魔力が暴走して大爆発が起きたんだっけ。
その後しこたま怒られたけど、そんな記憶もこうしてリューの心を暖めてくれる。
そう、ヒロトはまるで、太陽のようだ。
リューを暖かく照らしてくれる、輝く陽光。
『いつかと言わず今やれ今』
ああ、そうとも。だから、それが『今』なのだ。
案内された寝室で、アルラウネを看る。
ひどい有様だった。
まず、腰から肩にかけての深い傷である。
あまりに深い傷なのでほとんど身体がふたつに分かれている程だ。そこから、中身がごっそりと零れ落ちてしまっている。
これだけでも十二分に致命傷、それも即死級の傷なのに、さらに生命の中心、心臓を串刺しにされている。
目の前で愛するものをこんなに凄惨な形で手に掛けられたのだ。ソーマと名乗ったあの少年が正気でなくなっていたのも頷ける。
問題は、大きく二つ。
ひとつ、リューは回復魔法を使えないということだ。
稲妻を発生させたり、大気を氷結させたり。もっとも得意とするのは、火焔を熾して全てを焼き尽くすこと。
ようするにリューが得意とする魔法は“破壊”に大きく偏っているのである。
もともと他人と関わらず生活してきたので、何かを直したり癒したりすることは大の苦手なのだ。
性格的にも割とヤッツケ主義の大雑把な性分なので、そういう傾向にあるのだろう。
だが多岐に渡る魔法の種類であるが、回復魔法ほど精密な魔力の使用を求められるものはない。
一歩間違えれば体内に染み込んだ魔力はその者の肉体を逆に破壊してしまうことになる。
命というものは、かくも揺らめくヤジロベエなのか、というほどに、至極簡単に患者を死に追いやってしまうのだ。
それが他者の魔力ならなおさらである。
そもそも己以外の魔力は肉体が受け付けないもの。水と油のように交わらない異物として排除しようとし、アレルギーを起こす。
酷いときにはそのまま死んでしまうこともあるほどだ。
魔力を以って他者に干渉し、害をもたらす。これは“呪い”という最古の魔法のひとつである。
回復魔法を呪いとしない為には、患者の魔力感知能力を麻痺させ、さらに肉体に気付かれないように治療しなければならない。
それには薄氷の湖を走り抜けるような、あるいは眠る龍の鱗を千切って持ち去るような技術と知識が必須となるのである。
それはいい。
リューは氷が割れようがお構いなしに向こう岸まで湖を踏みしめて走りきる自信があったし、
龍の鱗が欲しいなら叩き起こして真正面からねじ伏せて、鳥肌が見えるまでその巨体を蹂躙してやるまでである。
どんなに難しい魔法であろうと、最高位の魔力量を持つリューに扱えない魔法など存在しない。
なんなら召喚魔法で魔王城から魔道書を持ち出し、それを参考書に術式を行ってもいい。
そう、ただ、もうひとつの問題は。
すでにアルラウネ・ククは、回復魔法がどうのこうのという状態ではなかったということ。
この若い花妖姫は、すでに。
その命の花を、散らしていたのだから。
「覇ぁぁァアアアアッッッ!!!!!」
踏み込んだ軸足は大地を砕き、全身は竜巻を起こすように捻りから開放され、
固く束ねられた筋肉が隆起し、鋼の剣が天をも斬り裂く勢いで振るわれる。
その一閃の前には一切の例外なく全てが乖離し、粉々に砕かれるだろう。
魔王の魔法障壁―――世界最強の“盾”さえ打ち破った世界最強の“剣”には、驚くことに欠片の魔力も込められていない。
純粋な力のみの破壊。ヒロトが鍛え上げた無色の刃である。
それを、青年は神業のような体技で躱していく。
紙一重でいて、そのなんと遠いことか。こんな相手とは、ヒロトは終ぞ刃を交えたことがなかった。
まるで実体を持たない流水のようにこちらの攻撃からするするとすり抜け、連撃と連撃の隙間を縫って突風のように接近し、
弾けた火の粉のように軽い一撃を放ってまた流水に戻る。
だが、砂飛礫のような攻撃も積もり積もれば泰山となろう。青年は、そういう戦いを組んでいた。
せめてもっと“溜め”の効いた攻撃ならあえて受け、そこにできた間隙に必殺の一撃を放てるものを。
ヒロトはぎり、と奥歯をかみ締めた。
長期戦は別に苦にはならない。それが証拠に、彼はかつて一昼夜かけて千人もの敵と戦い、全て倒したという経験を持っていた。
……しかし、捉まらない相手はヒロトの苦手とするところである。
つぅっと額から血が一筋流れ出すが、気にもかけない。裂傷にまみれた戦いは慣れたもの。
それに、今のヒロトは放っておいても瞬時に傷口が塞がってしまうのだから。
さて、青年の方はというと。
(………なるほど、面白い魔法を使うものだ)
ぶつぶつと、口に中だけで不思議なことを呟いている。
ヒロトは魔法を使えない。それは周知の事実であった。
魔法が使えないからこそ、彼は剣を鍛え、ここまで剣一本で戦ってきたのだ。
しかしそれは半分正解であり、そして半分間違っていた。
魔法は、その七割が才能だといわれている。
生まれながらにしてその才があるか、ないか。これは魔法を扱う上でもっとも重要なウェイトを占めているのだ。
まず、魔力量。
多ければ多いほど高度な魔法を使うことができ、またその効果も絶大なものになる。
レベルの高い魔法はそれだけ多くの魔力を消費するためだ。
ほとんどの人間はこの魔力量があまりにも少ない。
簡単な魔法もいたずらに使おうとすれば、足りない魔力を生命力から差っ引かれてあっという間にミイラとなるだろう。
だから、王族や魔法使いの一族は優秀な魔力を求め、家柄を第一に婚姻を進めようとするのだ。
そして、もうひとつ。魔力の放出量である。
魔法とはつまり、自分の魔力を使って奇跡を行使する術のことだ。
たとえば貯水タンクにある蛇口を捻ってコップに注ぎ、喉を潤すというように。
このタンクは、水を使ってもしばらくすれば雨が溜まってまた満杯にすることができる。
このたとえで言うなら、先の魔力量の才能はタンクの大きさだ。
タンクが大きければ、喉を潤す程度の水ではない、畑に撒いて野菜だって作れる水量を使うこともできるという訳だ。
そして、この蛇口の大きさが魔力の最大放出量である。
いくら大きなタンクを持とうと、か細い蛇口では大量の水を一度に使うことはできないのだ。
コップで水を撒いてもすぐに乾いてしまい、瑞々しい野菜は育つまい。
大きな蛇口を持ってさえいれば、
栓の開け閉めの加減を覚えることで少ない水量も沢山の水量も使い分けることができるというわけである。
ちなみに魔の頂点、『魔王』リューが持つ魔力量と最大放出量はもう貯水タンクだとか、そういうレベルでは遥かに語れない領域にある。
プール……貯水池………ダム。いや――大海。
放出量は、かつて世界を押し流したと云われる終末の洪水。
リューは今、それを一滴一滴、
鍾乳洞を作るかのような精密さでコントロールしているのだが―――それは、彼らが知らない静かな戦いである。
通常はこのタンクと蛇口はそれぞれに相応しい規模のものだが、稀にバラバラな者がいるらしい。
コップ一杯のタンクしか持っていないのに、底を抜くように一気に全ての魔力を使い切ってしまう者。
こういった者は、枯れるのも早いが回復するのもまた早かったりする。
大きなタンクを持ちながら、か細い蛇口しか持たない者。
彼らは大きな術は使えないものの、長く休みなしで魔法を使い続けることができる呪術師に向いたタイプである。
そして、ヒロトは―――おそらく巨大なタンクを持ち、なおかつ……蛇口を持たなかったのだろう。
いくら魔力を持とうとも、それを放てないものには魔法は使えない。
ただ体内に蓄積され、それっきり。
使い道のない魔力を抱えたまま、その者は生涯普通の人間として生き続けるだろう。
だが、ヒロトは違う。
ヒロトは魔力を放出せずに体内のみで魔力を使う術を編み出したのだ。
一心に磨き続けた剣の果てに得た絶技か、はたまた天武の才か。
骨格に、筋肉に、神経に。身体に流れる血潮の微細な粒にさえ魔力を通わせ、ヒロトは超人的な身体能力を発揮する。
それが、鋼鉄以上の強度を持つドラゴンの鱗さえ力押しで貫く豪剣の正体だった。
(一撃でも受けたら即死だなぁ……あれは)
だから、青年もまた攻めあぐねているのだ。
一撃でも受ければ、反撃できる。受け流し、勢いを殺せず泳いだ身体を返しの刃で斬り付ければいい。
ヒロトの身体は強化されていて相当に頑丈だろうが、
それでも眼球や後頭部など少しでも削れれば致命的となる急所に叩き込めば、こちらの勝利はもらったも同然。
(…………いやいや、無理無理)
けれど、それは『受ける』という前提が間違っていた。
柔よく剛を制すという言葉があるが、それには続きがあるのを知るものは少ない。
曰く、『剛よく柔を断つ』。
絶大な力は防ぐことも流すこともできないのである。
正直言って、青年の師の中にもここまでの豪剣使いはいないだろう。
いくら多くの師を持ち、あらゆる戦いに臨機応変に対応できる青年の剣も、
『触れるだけで死ぬ』相手に活路を見出すのは至難の業だ。
お互いがお互いに苦戦する中で―――――しかし、青年だけは笑顔を崩さない。
いや、それどころか。
百年の仲となろう友人に、やっと出会うことができたように。
きゅうっ、と。
ますます、笑みを深めるのだった。
夜明の抱擁〜新ジャンル『月』英雄伝〜[前編] 完
うおおおおおおおっ!!GJだぁぁぁぁぁぁ!!
やっぱりアンタすげーよ!!おれもこんなの書けたらなぁ………
(;゚‐゚)ドキドキ
717 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/17(火) 22:29:42 ID:y6N80diQ
(´;ω;)クク…なんで死んでしもたん?
大丈夫やて、あんた言うたやないの!大丈夫やて!!
このあほー!
気になって仕事にならんやないかー!
ハッピーエンドまでGJは言ってあげないんだからね!
ばかぁああああああ!
信じろ!! 魔王と作者さんを信じるんだ!!!
お待たせいたしました。
勇者シリーズ「英雄伝」。
エロなし萌えなし笑いなし、ここを何処だと心得る!?
森の妖精姫を凶刃のもと惨殺した謎の青年、彼はいったい何者なのか。
我らが魔王リューは恋人たちを死の別離から救えるのか。
勇者ヒロトが胸に抱く過去と絶望、そして希望と正義とは。
明日を照らす太陽は何も語らず、しかしソラを蒼く染める。
―――夜明けは近いぞ、見逃すな!
夜明の抱擁〜新ジャンル『月』英雄伝〜[後編]、このあとすぐッッ!!
………ちゃんねるは、このままで。
回復魔法は対象者の治癒力を高め、傷を治す魔法である。
つまり、生きている者にしか効果はないのだ。無理に死者を“回復”させようとすれば、逆にその体組織を破壊し、腐敗して崩れてしまう。
そうなったら、リューはどの面を下げてソーマやヒロトの前に顔を出せばいいのか。
ヒロトが一人で戦いに行ったということは、リューにこの場を託したということに他ならない。
誰に対しても高圧的な態度しか取れず、破壊しか能のなかったこの魔王を―――信用してくれたのだ。
だから、リューはここで諦めるという選択など端から持っていなかった。
アルラウネ・ククのことは、まだソーマには話していない。
恋人はもう手遅れでした。
それをわざわざソーマに言って、何になろう。
それに、おそらくあの少年はそれをもう知っている。
それどころか、最期の最期まで傍に付いていてやり、こと切れる様を看取ったに違いない。
段々薄れていく呼吸を、なす術もなく見守りながら。
冷たくなっていく手を握って、何度も、何度も懺悔しながら。
その少年に、それでもリューは少女を救ってみせると言ったのだ。
もう死んでいる?は、だからどうした。
我が身は魔族の王リュリルライア。
生死の不条理など、霞の如く吹き飛ばしてくれよう―――――!!!!
―――だが無論、そう簡単な話ではない。
と、いうより不可能に近いものがあった。
死者を甦らせる魔法など存在しない。
ネクロマンシーと呼ばれる呪術は、確かにある。
しかしそれは、死者蘇生術と銘打っておきながら、実際には死者の肉体を己の意のままに操る死体操糸術に過ぎないのだ。
ゾンビにしてもそう、キョンシーにしてもそう。
肉体と魂を繋ぐ“線”は、一度切れてしまえばそれっきりのもの。
いくら魔力でそれらしいものを取り繕うとも、紡いだ魔力はすぐに枯渇、し、て―――………。
「………………………………ッッッ!!!!!!!!」
リューはばっと踵を返すと、ほとんど転がるような姿勢でソーマのいる広間へと向かった。
確かにあった。ちらっと見ただけだが、確かに見えた。
「………どうかしましたか」
まだ青い顔をしてうなだれていたソーマが、尋常ではない様子のリューに顔を上げる。
それを横目で見ながら、しかし声をかけずに押しのけるようにして通り過ぎる。
向かった先には、台所。
そこにあるもの、それが、彼女の求める鍵なのだ。
「―――やはりあったぞこの馬鹿者が」
「どうしたんです。それが、いったい何なんですか。ククは、ククはどうしたんですか。
お願いします、助けてください。ククを―――」
「黙れ」
縋り付くようなソーマを突き放し、リューはそれを開けて何事か調べ始める。
目当てのものは何なのか、ソーマにはさっぱりわからない。
そこには常温ではすぐに痛んでしまうベーコンや牛乳、余った野菜や卵がいくつかあるだけだ。
ククの蘇生と何か関係があるのか。アルラウネだから野菜が必要なのか。
しかし、それをリューはポイポイと取り出していってしまう。
どうやら食料を探しているわけではないらしい。
そればかりか、溶接されている仕切り板までどんな魔法を使ったのか外し始め、それをまた一枚一枚鷹のような目で調べていく。
「………あの、何を探しているんですか?」
「――――――魔方陣だ」
「魔方陣?」
リューはうむ、と頷くといったん探す手を休め、ソーマを見上げた。
「生き物が生きていくには肉体、魂、そしてそれらを繋ぐ“線”が必要だ。生命力と置き換えてもいい。
肉体及び魂が損傷し、この生命力が枯渇した時、“線”は切れその者は死ぬ」
死、という単語にソーマが目を伏せる。わかっていたことだが、それでも辛いに違いない。
リューはその想いを汲みながらも、説明を続ける。
諦める必要はない。まだ、希望はあるのだと。
「この“線”はそれ自体が強力な魔力の塊だ。言ってみれば、生き物は『生きている』という魔法を常に使っているんだよ。
我も、貴様も、龍や馬や虫、植物だって同じことだ。
そして、たとえ他人のものでも魔力さえあれば“線”紡ぐことが可能なんだ。
問題は、これをどうやって維持するか。
生命力となった魔力は常に消費される。“線”は徐々に削れてゆき、生き物はその都度自然界からマナを取り入れ、魔力の回復をはかる。
だが死者は魔力の回復ができない。それが生者と死者の決定的な違いだ。いくら魔力で“線”を紡いだとしても、すぐに霧散しておしまいだ。
我は別れの時間を稼ぐことを『助ける』などというつもりはない。
だから、人間の寿命くらいは『生きて』いられるよう、見合うだけの魔力はくれてやる。
だが、最大の問題がここにある。
どうやってそれを『この場に置いていく』かだ。
アルラウネ・ククにはこの森に残ってもらわねばならん。しかし我には我でやらねばならないことがある。ここには残れん。
そこで―――これを応用する」
コン、と小突いたのはさっきまで引っかき回していた一抱えほどの箱。
―――美食家のククのため、材料を保存しておくために買ってきた保冷庫だ。
氷魔法が属性付加されており、もうすぐ魔力が切れるからと思っていた、それが―――。
「………あ!」
魔力が切れるってことは、この保冷庫は内部を冷やすために常に魔力を消費しているってことじゃないか!
それが長時間維持されているってことは―――。
「そうだ。『モノ』に魔力を貯めておくとは。人間の発想と、それを現実にする技術には舌を巻くしかないな。
こいつに刻まれた魔方陣にはその氷魔法が消費する魔力を提供するために、術者の魔力をある程度貯めておくためのものがあるはずだ。
そいつを解析し、強化して我の“海”をくれてやる。
貴様の髪が抜け落ちるくらいまでは『生きて』いられるだろうよ。
魂は交霊術で呼び出す。肉体のほうは―――クク本来の身体は損傷が激しくて使えんが、まあいい。
“線”に比べればなんとでもなる問題だ。どうとでもなろう」
ソーマは保冷庫に飛びつくと、震える手を何度も滑らせて、保冷庫の扉ではなく蓋――上底にある残量魔力値を見るメーターをさらけ出す。
そこにはサイズこそ小さいものの、確かに円環蛇の魔方陣が刻まれていた。
「ウロボロス……循環系で魔力が腐らぬようにしたか…なるほど。考えたものだ」
リューが手を掲げると、何もない空間がにわかに歪み、ドサドサと魔道書が山積みにされる。
「我はこれより魔法陣の解析にあたる。義体を作成したら強化した魔法陣を刻んで魔力を装填、
交霊術で魂を憑依させ“線”で義体に繋ぎとめる……。
………どれひとつ取っても我には専門外だが、やれぬこともあるまい」
リューは召喚で呼び出した眼鏡をかけると、
「さあ、蘇生術を始めるぞ」
ニヤリ、と魔王的に笑ったのだった。
「―――何が可笑しいッ!!」
一撃必殺を一閃、二閃三閃四五六―――息もつかせぬとばかりに繰り出しながら、ヒロトは怒鳴る。
青年はそれらを全て紙一重で躱していく。
髪の毛一本にでも掠れば首ごと捻り切れるだろうという剣圧の暴風の中で、心底おかしくてたまらないといった風に哄笑していた。
「何が可笑しい、ですって?こんなに可笑しいことがありますかッ!!
神に選ばれた僕と、ヒトに選ばれた君が―――まさか、こんな形で!刃を交えるなんてねえ!!」
「―――――――――――――――な」
思わず、ヒロトの身体が止まる。
度し難い隙を見せることになったが、青年は攻撃に転じることはなかった。
そのままバックステップでヒロトと距離を取ると、また可笑しそうにくつくつと笑い出す。
「お前………何者だ」
「おや、知らなかったんですか?………まぁ、そりゃあそうでしょうね。こっちは君ほど派手なことはまだしていませんし。
ね、ヒトの“選定”を受けた『勇者』ヒガシ ヒロトくん。
僕は君の事を良く聞いていますよ。神殿でも有名でしたから、君は。
もっとも、さっきまで気がつきませんでしたけど。遠目の水鏡で見たのもほんの一瞬のことでしたし。
……師匠に怒られるんですよ。下界にあまり囚われるなって。
でも、こんな剣を使える人間といえば、君しかありえませんからね」
「………………………………」
「ああ、僕のことですよね。
まぁ、多分君の思っている通りです。
『遥か昔、魔王が世界を征服しようとした時代のおとぎ話。
人間に味方した神々と彼らに仕えた騎士がいました。
騎士は神から授かった力を以って世界を旅し、巨大な龍も千の軍勢をも退け、ついには邪悪なる魔王を打ち倒しました。
そして、世界は平和になりましたとさ。めでたしめでたし』
最も有名な『英雄伝』のお話ですね。この騎士がかの偉大な『始まりの勇者』というワケです。
今ではただの国政のカードに成り下がっていますが、もともと『勇者』という存在はね、ヒロトくん。
――――――神に選ばれた騎士のことを指すんですよ。
神々はまた邪悪なる魔王が世界を脅かした時のために『勇者』を……そう、“選定”し育成してきた。
表舞台に出てきたことは一度もありませんでしたけどね。
そして―――はは、お察しの通りです、ヒロトくん。
僕の名はテイリー・パトロクロス・ピースアロー。
―――神の“選定”を受けた『勇者』ですよ」
「――――――――――――――――お前が、『勇者』……?」
「本来の意味での、ね。いやいや、君を偽者だという気はありませんから安心してください。
むしろ嬉しいくらいですよ。この戦いっぷり。噂通りだ。君となら、いい戦友になれそうです。
ああ、本当に嬉しいなぁ。僕ね、小さいころから神殿暮らしで、友達なんていなかったんですよ。
正直霊山から降りたのもつい最近ですし。いやいや、世界の広さに驚いてばかりです。
でも、一緒に旅すれば、きっとあっという間に全ての魔族を倒して―――」
「お前」
虫唾が走るような無邪気な言葉を、ヒロトは押し殺した敵意で遮った。
「なんで、そこまで魔族を敵視する。何故そこまで魔族を殺そうとする」
青年―――テイリーはきょとんとした顔で、あっさりと答えた。
「何故って、苦しむ人達のために戦うのが勇者の使命でしょう」
それは、まるで。
何を、わかりきったことを聞いているのかというような。
一遍の曇りもない、真っ白な正義。
「貴方だってそうじゃないんですか?それじゃあ、なにをもって世界を救うというんです?」
「俺は――――――」
苦しむ人々を救う?それがどうして魔族を殺すことに繋がるんだ。
そんなものは、違う。だって、ヒロトは。
「魔族と人間が、共存できる世界を作る。それが俺の使命だ」
「………………………………………………………………………は」
今までずっと、種類は違えど『笑顔』を崩さなかったテイリーの顔が、空白になる。
口をぽかんと開けて、信じられないことを聞いたかのように。
「………………………すいません、共存がどうとか聞こえた気がしたんですが」
「ああ。俺は、魔族を邪悪なものだとは思わない。現に、彼女らと共に生活していた人たちもいた。だから」
「共存できる、と?」
ヒロトは頷いて肯定する。そうとも、世界を変えること。それはヒロトが旅の果てに見出した、『勇者』としての使命なのだ。
「ん〜〜〜〜。参った。これは予想外だったなぁ」
テイリーはポリポリと額を掻いている。
「魔族がどうこうと言うのは、まあ置いておきましょう。気になった点をひとつ。
じゃあ、君は、どうして魔族を殺していたんですか?矛盾してません?
僕が知る限り、有史以来世界で一番魔族を殺したのはヒロトくん、君ですよ。
特に略奪平原の千人斬り。一夜にしてあんなことできるのは『始まりの勇者』か君くらいでしょう。
それで、どうして『共存』なんて言葉が出てくるんです?」
略奪平原。
その単語に、ヒロトの奥底がびきり、と音を立てる。
―――宙を舞う首、咲いた血の花。抉れた心臓。死体、死体、死体。
―――飛沫の向こうに、鬼が待つ。まもなく死体、またひとつ。
―――勇者が作った屍平原。偉大な功績、血に塗れ。
「それほどの力を持ってるんだから、わざわざ棲み分ける必要なんてないと思うんだけどなぁ」
「………棲み分け?」
「はい。人間と魔族の話でしょう?何故相容れない二つの種族が同時に存在できると思います?
それはね、彼らとは住む世界が違うからなんですよ。
ほら、ライオンはモグラを食べようとしないでしょう?だってライオンは陸、モグラは土の中。棲む世界が違う。
鳥は昼間、蝙蝠は夜、空を飛ぶ。活動する時間帯が違うから、喧嘩しなくていい。これも同じです。
棲む世界が違うからこその『共存』なんです」
「………何が言いたい」
「人間と魔族も同じってことですってば。ここにしたって、昔はアルラウネしか住んでなかったからいい。
でも、人間が移り住んできたからアルラウネは人質を取るようになった。
ほら、『共存』がおかしな形になる。
人間の繁栄のためには、そこにある世界からは魔族にはどいてもらわなくちゃいけないんですよ」
―――彼らが住んでいた森はもう、ない。拓かれて煉瓦で固められ、街になった。
―――街道を通る人間を襲うことが、彼らの復讐だったんだ……。
―――俺は………。
「それが人間のために戦うってことでしょうに」
―――よくやってくれました。これで安心して商売ができますよ!
―――ゆ、勇者さん、これ…お礼です!あんまり美味しくないかもしれないけど……一生懸命焼きました!
―――夫の仇をうってくださって、ありがとうございます!うっ、うっ……。
「そんなことを、」
逆流する胃液を、押し返す。
―――俺は、正しいことを、したんだ。俺は、正しいことを、したんだ。俺は、正しいことを、したんだ。俺は、
「俺は、」
―――それがどうした。至極当然のことだろう?我ら魔族の行動も……貴様ら人間の行動も。
そんな正論(こと)を、
―――我にも、いつか破壊以外のなにかができる気がしてくるから―――
「認める訳にはいかないんだよ………!!」
「そう、ですか」
テイリーは心底残念そうに肩をすくめてみせた。
「これは身を捧げた正義の違いですから、僕は何も言いません。
残念です。僕と君は、きっといい友人になれるのに」
そして、くるりと背を向ける。
「僕はもう行きます。村からは離れているとはいえ、これだけ暴れれば野生動物も怖がって人間に近づかなくなるでしょうし。
ああ、それから。その“豪剣”。街中では使わないほうがいいですよ。街が壊滅する」
言われて、はっと辺りを見回す。
森が、無くなっていた。
ヒロトの豪剣の余波を受け、辺りの木々が切り倒され地面は抉れ、地形すら変わっていた。
「あ………」
「………まるで自然災害の跡だなぁ。いや、ホント受けなくてよかった」
あはは、と笑いながらテイリーは立ち去っていく。
姿が見えなくなると同時に気配も闇の中に消え、ヒロトはがくりと膝をついた。
「あ、ああ………」
―――俺は俺にしかできないことがある。そのことに、誇りを持っているんだから―――
いつか自らの口で言い、傍らの少女に聞かせた言葉が、がんがんと頭の中で響く。
「あああああ、あァぁぁああああああああああああああああ!!!!!!!!」
傷のない身体と、今にも折れそうな心の差を埋めるように。
ヒロトは、荒野の森で空に叫ぶ。
仰いだソラは、まだ暗い。
今は、まだ。
「………やっと帰ってきたか」
暁の刻。
小屋の前に座ってじっと森の方を眺めていたリューは、顎から手のひらを離してピンと背筋を伸ばした。
ソーマと―――ククは、小屋の中で眠っている。
本当に色々あって疲れたろうし、今日は昼まで起きないだろう。特にククの方は明後日あたりまで眠り続けているかも知れない。
なにせ、“誕生したて”なのだから。
どうにでもなると思っていたククの義体だが、これがなかなか難航した。
なにせ、憑依に相応しいものがない。
思いついたのは人形だが、ソーマもククも人形で遊ぶ趣味など持っていなかった。
納屋にあった鎧を提案してみるも猛反対にあい断念。ふんどしとか一本角とか格好良かったのに。猫に好かれる鎧なのか、中に猫いたし。
いっそ伝説の武器っぽく仕事用の斧にしてはどうかとも言ったが、涙目で叩かれたのでこれも断念。
そして、最終手段としてホムンクルスを作成することになったのである。
ホムンクルスを作成するための精液をソーマが用意し(無論、リューは一切これに関して手助けはしていない)、
媒体となる血液は本人と同じ型とするためククの遺体から拝借。
より魔力を馴染ませるためリューの血液も少々、森の土を組体とし、ゴーレムの秘術も織り交ぜて義体は作られた。
今はまだ生まれたてで、双葉のような小さなアルラウネだが、成長すればまた元のようにソーマの仕事を手伝えるようになるだろう。
魔道書をカンペにして行われた交霊術もかなりあやしげなものになり、
魔法陣の作成や呪文の詠唱途中でリューが「あっ」とか「えーーと」とか口にするたび、ソーマの寿命が目に見えて縮まっていた。
それでもなんとか儀式は成功、死んで間もないためか意識のはっきりしないククの魂をほとんど力ずくで義体に押し込め、
これまた強引に“線”で繋いでしまった。
成功したのが奇跡に等しいかなり雑な儀式だったろうが、それでも成功したのだ。
アルラウネ・ククはこうしてこの世に甦ったのである。
全世界の魔法使いが目をむくような高度な魔道書を山と召喚し、義体の作成、交霊術、
“線”の作成、そして向こう数十年分の魔力を提供したためにリューの“海”はほとんど使い切ってしまった。
一晩にしてこんな魔力量を、それもたった一人で消費したなどということは世界が天と地にわかれてから一度もなかったに違いない。
慣れないことをして、リューはすっかりくたくたになってしまった。
それでも、彼女は誇らしげに胸を張り、大好きな男を迎え入れる。
破壊しか知らなかったちっぽけな魔王が、初めて誰かを救うことができたのだ。
ヒロトには聞いて欲しいことが山ほどある。
ソーマに斧で襲われたとき、錯乱している彼の様子を見て、その想いをひしひしと感じてどれだけ胸が締め付けられたか。
そのときどれだけ心の底から『救いたい』と願ったか。
ククがもうこと切れてしまっていたとき。それでも、諦めたくなかった。
義体と魂を“線”で繋ぎ直す方法を思いつき、難問にぶつかって、それを見事な閃きで解決した。人間の技術に助けられた。
儀式を展開するためにどれほど自分が頑張ったか。その時ソーマが淹れてくれた、甘くしたミルクがたっぷり入ったお茶の、身体に染み入るような味。
それがククの好物だというのを皮切りに、延々とのろけじみた思い出話を聞かされて辟易し、でも、やる気は倍ほど沸いてきた。
家中をひっくり返しての義体探し。
儀式の開始。
そして、成功。
眠る小さなククと、歓喜の涙を流すソーマを見ながら、自分が何を思ったか。
話したいことが、山ほどあるのだ。
だが今は、もし犬のような尻尾があればぶんぶんと振りたくっているに違いない気分を抑えて、いつものように余裕をもって彼を迎えよう。
「遅かったじゃないか。いったい何を――――」
その身体を、
抱きしめられた。
「―――――――――な」
頭が真っ白になり、次いで真っ赤に染まる。
な、ななななななな何をするんだこいつはッッッ!!!!!
混乱しかけるが、すぐにスッと熱が引いた。
震えている。
ヒロトの、身体が。
小刻みに、何かに耐えるように。
「………………すまん。少しだけ、このままでいさせて欲しい」
ヒロトが耳元で呟く。
ああ、そうか。
こいつは、つまり。
「―――いいとも。好きなだけ、胸を貸してやる」
ずるずると、崩れるように座り込む。
リューも特に支えようとはせず、ただ一緒になって座り込んだ。
「………すまん」
「謝るな、ばか」
リューは、震えるヒロトの背中を、ゆっくりと撫でる。
嗚咽も漏らさず、涙も流さず。
ただ、何かに耐えるように。
ヒロトは、泣いていた。
掛ける言葉を、リューは持たない。
死者を甦らせることができても、どんな奇跡を使えても。
愛する男が泣いたとき、こうして胸を貸すだけしかできない。
それが、リューの奥底を締め付ける。
何があったか。
それを、この男は語るまい。
訊けば答えてくれるだろうが、答えはただの事実だ。そこに意味などない。
だから、今はこうして、胸を貸すだけ。
でも、いつか。
そう、いつか。
ヒロトが、すっかり安心できるように。
泣きたいときは、涙を流してもいいのだと。
そう、言えるようになりたかった。
朝日が二人を照らし、長い影を作っている。
仰いだソラは晴天。
今日もまた、いい天気になりそうだ。
夜明の抱擁〜新ジャンル『月』英雄伝[後編]〜 完
一番槍GJ!!!
しかし義体で解決と来ましたかww
735 :
あとがき:2007/07/18(水) 00:51:59 ID:4cXTWrD3
……今回、俺はキーボードひたすら打ってただけです。
よく漫画家さんとかが、「キャラが勝手に動いてくれる」とか言いますけど、まさにそれ。
特にテイリーが、もうね。
コイツ、最強だよ。
自身には全然ダメージなしで、ウチの魔王の魔力をすっからかんにし、勇者の精神力に深刻なダメージ与えて去っていったよ。
ていうか、コイツがやっつけられてるのって全然イメージできないんですけど。
『堕ちた勇者』というよりは、『相容れないもうひとつの正義』みたいな感じになりました。
ただ、そのやり方が「堕ち」てる、みたいな。
正義の天敵は別の正義です。はい、パワポケですね。
俺はテーマとなる新ジャンルを決めるとき、いつもwikiや倉庫やまとめを漁って決めているんですが(マジ助かってます)、
今回は物語優先で、「月」は後から決めました。第二候補は「魔法」。
でも、神の光を受けて輝く勇者という意味で「月」に。
リューもそうですしね。
ヒロトの周りをくるくる回って惹かれるけどなかなか近づけない「月」。
まあ、彼女は実際の月と違って離れていくことはなさそうですが。
でもね、リュー。
地球だって、月の影響をすっごく受けてるんですよ?(ARIA)
ではまた。センキュッ!!
>>734早ぇwww
はい、まぁ大体元ネタの想像はつくと思いますが。
………そうだよ、戦車のミケだよ!にゃー。
………そうだよ、フェイスレスだよ!にょーん。
………そうだよ、素子ねえさんだよ!イノセンス出てたっけ?
………そうだよ、橙子さんだよ。怪盗スカーレット・パラソルは関係ない!
さて、俺が実際に元ネタにしたのはどれでしょう?
正解者のリクエストに答えます!なんて。
魔王シリーズの人GJです
とゆうか、俺もなんか書きたくなってSSかいてたら。
魔王シリーズの影響受けちゃって、似ているというか……設定を借りちゃったんですけど…………
これってダメですかね?
スピンオフっつうことですか?勿論大歓迎です。
それだけ世界が広がるってことですから。
でも、よかったのか?ホイホイ設定借りちゃって。
俺は他人のキャラだって構わないで本編に登場させちまう男なんだぜ?
おっと、忘れてた。
ここは新ジャンルスレ、それだけは忘れちゃいけないぜ。
>>738 ありがとうございます!!でも俺うまく話まとめられるかなぁ………
でも頑張ってみます。エロSS書くの初めてですけど、僕…あb あなたのSS好きですから
GJ!前後編乙!
でも堕の場合は勇者よりも崩すの簡単だろうな
信じている正義を崩されれば簡単にアイデンティティ喪失するだろ
神様側が人間にヒドイコトしてるの知るか
裏で神様側が魔側と手を組んでるのを知るとか
そうなった場合怒りがどこに向くかで展開が変わるな
このあほー!
どんだけハイエロファントだ、このやろー!
GJ!GJ!GJ!だこのやろー!
興奮して寝れん(笑)
しかし堕も最終的にはハッピーエンドになって欲しい。
エロパロ板でエロ無し……。
こんなに面白いと思ったのは初めてですよ。
最高のGJ!
ヒロトは悩み苦しみながらも、自分で見出だした正義を掲げ、
堕は神々から教えられた正義を迷う事なく実行する。
テイリーが月ならヒロトは太陽だな、まさしく真逆の二人だ。
ふと思う。
真面目な話もいいけど、脳髄がかゆくなるほど甘い話も書きたいなぁ、と。
思った後で、はっと気付く。
書きたいなぁ、だと?
読みたいなぁ、だろそこは!
調教されてる……調教されてるよ俺!!
書いてくれてるのは嬉しいけど近況報告とか多すぎ
チラシの裏にでも書いてろ
そうだな。悪かった。
少し調子に乗ってたみたいだ。
今後気をつける。
まぁあんだけ筆が走ってたんだ、行き過ぎもするさ。
ともあれ乙。
あと3人は書き手が居るはずだから、ちょっと休んでてもいいんじやね?
(´・ω・`)
空気読まずに投下
ちうか空気変えたいから投下
友「よお橿原、来てやったぞー」
友女「ちーっっす、橿原君、具合どーお?あ、さくらちゃーんちわーん」
女「あ、大和先輩、桜井先輩、こんにちわ」
男「なんだお前ら、バカップルが揃って珍しいな」
友「バカっプルとはなんだ、折角見舞いに来てやったのにそれはないだろ」
友女「そうよ!ほら、こうしてお見舞いも持ってきたのにー。
ええと、ちょっと台所借りるよ?あ、さくらちゃん手伝ってくれるかなー」
女「あ、桜井先輩、そういう事はわたしがやりますから...」
友女「いいのいいの、でもちょと手、貸してね?ささ。」
女「は、はい..?」
友女「じゃぁ橿原君、ちょっとさくらちゃん借りるねー」
男「で、何が聞きたいんだ?人払いって事だろ、桜井にさくら連れ出させて」
男友「バレバレ(笑)?、まぁそうだ。
んー分かってると思うがお前の最近の怪我の事さ、あれはーさくら...吉野さんと関係有るんだろう?」
男「...あいつに責任は無い..」
男友「責任は無いか...が、関係も無いのか?なぁ都祁や室生もお前の事心配してたぜ、
このままじゃ部活はどうなるんだって、お前だったらインターハイも..」
男「いいんだ、部はやめる」
友「お前...なぁ、その感じからすると惚れてるから、ってだけじゃないだろ?
何が有るんだ、お前と吉野さんの間に」
男「俺は...あいつに大きな貸しが有るんだよ...」
友「ううむ..その負債はお前一人で負わないといけないものなのか?
や、個人的な話しだとは思うが..その、なんだ、話して楽になる事も有るだろう?
話しによったら..」
男「...聞きたいか?」
友「う、うむ」
男「...すこし長い話になるが....」
新ジャンル
「なれそめ」
続きまだまだだから...
後は頼む!
新ジャンル
「無責任」
(´・ω・)…
みんなきっと今長編書いてるんだよね?
ああ、やっと書き終わった…………
でも結構長くなっちゃったんですけど、投下しておkですか?
許可も取れたみたいなので投下します。
一応、この話の内容は魔王シリーズの設定を一部お借りしています。魔族とか勇者とか。
>>738で許可も取ってあるので………11〜12レスぐらいの長さですが、しばしお付き合いください。
754 :
1/11:2007/07/21(土) 00:51:35 ID:4lTwk7v6
全てを染める鮮やかな紅、全てを覆い隠す深い漆黒・・・・・・・・
私の目には、その二元色しか映ってはいなかった…………
黒は嫌い……………………まるで私の存在を否定されているようで
紅は嫌い……………………まるで私の鮮血のようで
ナゼクロイノ? それは私の存在が消えゆこうとしているからだ
ナゼアカイノ? それは私の血が体から流れ出ているからだ
あれ……………?向こうに何か見える………………
ああ………そうか…………あれは私の体か………………
そして私は、紅と黒のスパイラルをさらに深く―――――堕ちてゆく――――――――
「っあ!!…………………!!?」
「ハァハァ………………?」
い、今のは何?夢?………いや違う、あれは確かに私の記憶。でも私は………そしてここはどこ?
755 :
2/11:2007/07/21(土) 00:52:23 ID:4lTwk7v6
かなりの汗をかいていたのか、私にかかっていた布はぐしょぐしょになっている。
息がある程度落ち着いてきたので辺りを見回してみた。
どうやらどこかの小屋のようだ。
カッカッカッカッ…………
「っ!!」
誰かが来る!!
今のご時勢、世の中は荒れに荒れまくっている。
どこへ行っても戦争戦争、自分のみは自分で守るのが鉄則だ。
私の装備と言えば薄っぺらい布一枚、ほかは何も着ていない。
まあ、相手が3、4人くらいなら何とかなるが。私はとっさに身構える。
ガチャリ………
しかし、ドアを開けて入ってきたのは、無骨な醜いオークでもなく、大振りな剣を携えた鎧の男でもなく……………。
「あっ、もう起きたんですか?」
小ぶりな女の子だった。
「フンフンフ〜ン」
あまりにも想像とかけ離れていたために、キョトンとしている私を後目に女の子はしょっていたリュックを開け何かしている
「はい、まだ慣れていないかもしれませんが、お薬です。」
「あっ、どうも…………ってちがーーーう!!」
756 :
3/11:2007/07/21(土) 00:53:05 ID:4lTwk7v6
あまりにもヘンテコな展開にやっと追いついた私の脳が精一杯の声を発した。
うわぁ、女の子引いてるよ………。
「なんなのよ、これは!!一体どういう事なのよ、これは!!ってゆうか私は…………。」
勝手に叫んでおきながら私の脳は回想モードに入ってしまった。
757 :
4/11:2007/07/21(土) 00:54:56 ID:4lTwk7v6
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その日私は、いつもどうり洞窟の奥でグダグダとしていた。やる事なんていっても、私はただテキトーにここに居ればいいし、たいていのことは配下の魔物がやってくれるし。
大体私の存在価値なんてものは、よく言えば象徴、悪く言えばマスコットのようなものだし。
でもまあ、そんな暮らしも嫌じゃなかったし悪くも無かった。
そう――――――――――奴が現れるまでは。
風の噂や配下からの報告で聞いてはいたが、見るのは初めてだ。
そりゃ当然だろう、魔族にとって『彼』と出会うのはイコール死を表すのだから。
そうそいつの名は『勇者』、無機質な大剣を携えた『悪魔』―――――――――。
だが私とて魔王様からこの領域を任されたもの、配下の魔物とは一線を画した存在。いくら勇者と言えどそうやすやすとやられる私ではない。
舞い散る砂塵、吹き飛ぶ瓦礫、きらめく剣閃、荒れ狂う劫火。
私と勇者との戦いは熾烈を極め、一昼夜にも及んだ。
だけど…………。
かたや今までに数多の魔物を倒し、死線をくぐり抜けてきた勇者、かたや洞窟の奥で食っちゃ寝食っちゃ寝してきた私………こらそこ、ヒキコモリとか言うんじゃない。
長く戦っていれば、ボロが出る。
まさしく刹那というものか、私は一瞬の隙で首を刎ね飛ばされてしまった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いやー、まいったまいった。まさかドラゴンである私の首を一撃で刎ねるったぁ…………
ん?……………ドラゴンである私?
758 :
5/11:2007/07/21(土) 00:55:44 ID:4lTwk7v6
ちょっとまって、ドラゴンって言えばRPGとかに出てくるあのでっかくてガオーって…………。
私もドラゴンですから体長はかるく10mは越えていて………アレ?ここ巨人の里?さっきの女の子私と同じくらいあったよ!?
ハッ!?もしかして私が小さくなっちゃったとか?
「何で私が小さくなってるのぉーーー!!?」
「うわっ!?」
ちがう!!いや、間違っちゃいないけど違う!!
私が小さくなったとか、どうでもいいんだよ!!私首刎ねられたよね?私死んだよね?ここは天国ですか?とかそういうこと聞けよ私!!いや、やっぱり何で小さくなったかも気になる。
って言うかアンタも「うわっ!?」じゃなくて質問に答えなさいよ、いや、でも黙ってたのにいきなり叫べばびっくりするか。そういや、私ドラゴンなのによく普通に接しているねアンタ。
「まずは自分の腕を見てみればいいんじゃないかな?」
自分の腕を見ろだぁ〜?そんないつも見ているものだし、どうせ鱗がびっしりついた丸太のような腕とながーい爪が生えているんでしょ………。
「…………………………………無い。」
ガバッ!!
間抜けな声をあげた後、私はベットを飛び出し窓ガラスに自分自身の顔を映した。
「無い!無い!!無い!!!」
窓ガラスに写った私の顔には、ドラゴンの象徴と呼べるものは何も無かった。
鋼より硬い鱗も、兵士の鎧もたやすく切り裂く爪も、なが〜い髭も、鋭い角も!!
いまや目の前にある顔は、水のみ場で見るいつもの顔とは違う、女の、そう人間の女の子の顔なのだ。
759 :
6/11:2007/07/21(土) 00:56:31 ID:4lTwk7v6
もうね、まったくワケがわからんのですよ。死んだと思ったら、人間の美少女に生まれ変わった?
そんな、ファンタジー小説じゃあるまいし。この私の、やり場の無い感情は近くにいた女の子に向けられた。
「ちょっと!!これどういうことよ!!寝ている私になんか変な事でもしたわけ!?」
「イタイイタイイタイ!!話しますからやめて〜!!」
…………………。
彼女の話によると、医者兼錬金術師である彼女が錬金術に使う鉱石を探して私の洞窟に入ったところ、死んだ私(彼女いわく死んだのではなく死に掛けだったらしい)を見つけたらしい。
「でもなんでドラゴンの私を助けようと?」
「ボクは医者です、種族がなんであれ助けるのがボクの信条ですから。」
「……………でも私は確かに死んだよね?」
「いいえ、正確に言えば瀕死の状態でした、まあ、どちらにしろ死んでしまうほどの重症でしたが。」
「じゃあ何で私は生きているの?」
「…………『賢者の石』って、知ってますか?」
「命無きモノに命を、価値無きモノに価値を、万物の法則さえも超越する究極の物質です。」
「じゃあその『賢者の石』って言うものの力で?」
「そうです、あなたの中にそれが入っているんです。」
「へぇ〜………。」
「ただ、現在の技術で練成出来る『賢者の石』は不完全なもので、一定期間ごとにエネルギーを補填しなければならなくて…………」
そう話す彼女の声はだんだんと小さくなっていった。と言うかなんで顔が赤いのよ?
「ですから………その………あの…………」
声がさらに小さくなり、顔がさらに赤くなる。なによ、言いたい事があるならはっきり言いなさいよ。
760 :
7/11:2007/07/21(土) 00:57:10 ID:4lTwk7v6
「ボクと…………セックスしてください!!!」
……………え?ゴメン、なんだって?え?ちょ?ホワイ?何?
って言うか女同士じゃ性交できないよ?
「え?………いや…………ボク、男の子ですよ?」
…………………
な、なんだってー!!(AA略
そんな!?こんなかわいい男の子が世の中にいるだと!?まさにファンタジーだ!!
しかも性交!?
「その………さっきも言ったように『賢者の石』は不完全なのでこうやってエネルギーの補填をしないと…………」
さいですか、これなんてエロゲ的な展開ですね。と言うか『賢者の石』のエネルギーが切れるとどうなるんでしょう?
「えーと、『賢者の石』のエネルギーが切れると、話すことも、動く事もできなくなります。」
………つまりは死ぬってことね。あぁ、これから私はエネルギーを補填するため一生雄どもに嬲られ続けるのね………かわいそうな私!!
「安心して下さい、その………『賢者の石』の精製にはボクの血を使っているので、ボク以外ではダメというか、拒絶反応が起こると言うか………。」
ふーん、じゃあ私は一生このコとヤるわけで………アレ?これって遠まわしなプロポーズ!?
「あの…………やっぱりボクじゃダメですか………?」
ああ、そんな涙目で私を見つめないで………
お父さん、お母さん、私は人間の女の子に生まれ変わったあげく、ナニか新しいものに目覚めてしまいそうです。どうしましょ。
しかも、自分で言った後に恥ずかしかったのかうつむいてもじもじしています。ヤヴァイです、どストライクです。キタコレ。
もう襲っちゃっていいですか?もうだめです、理性の限界です。向こうから誘ってきたから襲っちゃってもいいですよね。もういいです、襲います。
761 :
8/11:2007/07/21(土) 00:58:09 ID:4lTwk7v6
彼はうつむいてモジモジしている。今がチャンスだ!!
私は静かに彼の後ろに回りこみ彼のズボンに手を掛けた。
「ひゃぅぅぅっ!??」
ああ、可愛い………やばい、私今、鼻血出かけた。
「あ………あのー………。」
「ふふふ………どうしたのかなぁー?」
そういいながら、彼のパンツを脱がし彼のモノがあらわになる。
彼の体がピクッっとなる。ふふふ………可愛い。
「あっ………そんな………だめです………。」
「だって脱がなきゃ出来ないよ………?」
「あぅ…………。」
そういって、赤面している彼のモノを擦り上げる。
んー、まだちょっと柔らかいかなぁ?でも擦っていればだんだんかた……く………な…………
なっ………なにこれ!?ちょっと大きすぎない!?
でも、こんなので突かれたら………。
762 :
9/11:2007/07/21(土) 00:58:48 ID:4lTwk7v6
「あの……なにを………。」
「なにをって入れようとしてるんだよ。」
「待ってください。ボク、まだ心の準備がっ………」
「問答無用っ!!」
ズニュン………彼のものが私を一気に突き上げる。
っはあ!?なにこれ!?やばっ……すごっ!!
体あつっ………あっ…頭がまっしろに……………
「うっ…あっ…ボ…ボク、もうっ……!!」
「ひゃうっ…わたしも…イクっ…イッっちゃうよぉ!!」
ドクッドクッドクッッ!!
……………う……ん?…………アレ?
チュンチュンチュン……………
窓から優しい朝日が差し込んでいる…………。
え〜と?確か昨日はあのまま夜までヤってその後…………。
763 :
10/11:2007/07/21(土) 00:59:28 ID:4lTwk7v6
う〜〜〜、頭いたーい………二日酔い?お酒は飲んでないんだけどなぁ………。
ふと周りを見回すと、小屋の中に彼の姿は彼の姿は無かった。
まあ、仕方がないか。私ってばこんな変態だし。愛想つかされるのも仕方がないよね。
さて、これからどうしようかな?どーせすることもないし勇者にでも復讐しに行こうかな?
そういえば、エネルギーがどうとか言ってたけど大丈夫かな?勇者に復讐するまで持つかな?とにかくここを出よう、時間がもそんな無いしね。
そうおもい、小屋を出る準備を始める私。って言っても何も持っていないんだけどね。とりあえず服はこの布を体に巻けばいいかな?
そうして私は小屋を出て、目の前の道を3、4歩歩いたところで………。
「あれ?、もう出発するんですか?」
「!?」
私が驚いて声のした方を見ると、どこかで顔を洗ってきたのか肩にタオルをかけた彼が立っていた。
「なんで居るのぉ?」
「?」
てっきり見捨てられたと思っていた私の質問に対し、彼は首をかしげ答える。
「もう少し休んで言っても良かったのに………それにその格好はなんですか?」
「えっ?だって私服着てないし………てか、私にあいそつかしてどっか行っちゃったんじゃなかったの!?」
「え………?だってボクが居なくなっちゃったら、アナタが死んでしまうじゃないですか////」
ちょっと顔を赤らめてそう話す彼。
「まあ、アナタが早く行きたいというのならいいですけど。」
「ちょっと待っててください、ボクの荷物を取ってきますから。」
764 :
11/11:2007/07/21(土) 00:59:59 ID:4lTwk7v6
そういうと彼は、小屋へと走っていった
そうか………私、一緒に居ていいんだ。彼の側に居ていいんだ。アレ?目から汗が………
少しして、彼が小屋から出てきた。私が泣いているのに気付いてビックリしながら私に駆け寄ってきた。
私は言う。だいじょうぶだよ。と………
朝焼けの光の中、彼と二人並んで歩く。美しく輝く太陽は、まるで私達を祝ってくれるような………
グウウウウゥ………
……………。
「……………。」
そうだった、朝ごはん食べてなかった。
「ねぇ〜おなか減ったぁ〜。」
「我慢してください。………ボクだって丸二日なにも食べていないんですから………。」
「ここから少し南に行ったところに町がありますから、そこで…………」
「ご飯食べよう!!」
「その前に服屋に行って服を買ってください。」
二人の旅は、まだ始まったばかり
新ジャンル「錬金術」
以上、駄文にお付き合いくださりありがとうございました。
もうね、だめだね。そんなにエロくもないし、話も何がなんだか。こんなんじゃ設定をお借りした魔王シリーズの人に顔向けできない!!
しかもSSもまともに書いたこと無いのに、初であるエロSSでこんな長い話書いちゃって
はじめは、某錬金術マンガっぽいのを目指してたのに、どこをどう間違ったかこんな変な話に………
とりあえず20時間以上寝てないとヤバイって事がわかりました。もしご指摘や批判があったらびしばし言って下さい。直せるところはがんばって直していきますんで。
これ以上スレを消費するのもなんなんで今日はここら辺で寝ます。おやすみなさいノシ
追伸、魔王シリーズの人、設定を貸していただき本当にありがとうございました
>>765 初長編よう頑張った!乙
また出来たら投下してくれ。
待ってるノシ。
>>749 甘い西瓜の香りのGJ!!!!
インターハイ云々ってことは、もしかしていつぞやの弓道部のヤツらが
橿原先輩やさくらちゃんになるのかい?
とりあえず続きwktk!!
空気淀ませてごめんよ。
俺、調子乗りやさんだから、行き過ぎたらまた誰か注意してくれな!
>>765 吹き抜ける夏の夜風のGJ!!!!
魔力補充のために性行為は基本中の基本ですよね!!
とりあえず名前つけな名前!じゃないと俺書くとき勝手に命名しちまうぜ!?
女「と、いうわけで男くん。わたしたち、もうそろそろ次のステップまで進むべきじゃない?」
男「………結婚か?」
女「なっ……!ち、違います!いや違いません!けど今は違います!ううん、いずれは違いませんけど違います!!」
男「落ち着け。で?今回はどんなプレイにチャレンジしてみたいんだ?」
女「がんこうかん!!」
男「ぶっ!!」
女「具体的に何するのか知らないけど、ヒトは日々進歩する生き物なの!さあ、レッツがんこうかん!!」
男「ちなみに漢字で書くとこうな」
眼孔姦
女「……………………………………………………………………………………………………」
男「………………………さー、れっつ眼孔姦ー」
女「………………え?ちょ、待、いやぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!」
男「…だからな、こーゆーのって基本的に怖いモンなんだって。普通でいいじゃん。な?」
女「……うぅぇぇえええええん、怖かったよぉ……」
新ジャンル「怖がりチャレンジャー」
浅川「よう、JOJO。どうした、お前が俺に相談なんて珍しいな」
九条「ああ。お前、幽霊と同棲してるって高山に聞いてさ」
浅川「……まぁ、そうなるのか」
九条「なんか、俺も幽霊に取り憑かれてるらしいんだ。で、お前ならなんとかできるんじゃないかって」
浅川「なんとかっつったって、俺別にエクソシストとかじゃないんだが」
九条「ビデオ壊れたんだってな。丁度ウチ、いらなくなったDVDプレイヤーがあるんだが」
浅川「やる」
浅川「で、やめて欲しいと九条から苦情がきたんだが」
佐伯『ぞれは嘘ね。私ど彼は愛じあってるんだがら』
浅川「………ストーカーかよ。九条も可愛そうに」
佐伯『失礼ね。何?あんだ私と彼の゛愛を引き裂ぐ悪魔?許ざないわ!くらえ!』
浅川(―――やばい!呪われる!?)
佐伯『生前カラオケ行き過ぎて喉潰した攻撃!!!!
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛』
浅川「………………………………………………」
佐伯『どう?不安になるでしょ?あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛』
浅川「博多の塩」つミ
佐伯『うわぁ〜〜!あまりに豊富なミネラル!!!!
身体が〜〜〜〜と〜〜け〜〜る〜〜〜ぅ!!!!』
九条「ありがとな!浅川!!」
浅川「……とりあえず今日は帰るわ。なんか泣きたくなってきた」
新ジャンル「承太郎にガチで悪霊」
>>767アナタ様に名前を付けていただけるのなら僕は死んでもかまいません。
でも一応考えていた女の名前、ドラクエ縛りじゃなければモンスターハンターの雌火龍リオレイアから取って
『灼炎龍 リオル・スレイヤー』
もちろん別の名前でも結構です。
あと男の方は知りません(笑)、ご自由に付けてもらって結構です。
>>770すいません、コテ外すの忘れてました………orz
男「ったく、夏だからってどいつもこいつもサカりやがって」
女「まったくですな」
男「おい女、知ってるか。ウチのクラスで彼氏彼女いないのついに俺たちだけだぜ」
女「マジ!?ピザのマケボノ(あだ名)は?」
男「一年の女子に告られたんだそうだ」
女「告“られた”?なんだ、妄想か」
男「だったらよかったんだがな。世界は広かった、とだけ言っておこう」
女「んだよー!せーしゅんしやがってよー!!」
男「まったく、ここにイイ男がいるってのに!なぁ女!」
女「まったく、ここにイイ女がいるってのに!ねぇ男!」
男「………………………」
女「………………………」
男「………わかってんだろ。なんで、俺が彼女作らないか」
女「………そっちこそ。あたしがその気になったら彼氏で野球チームが作れるっての」
男「………………………」
女「………………………」
男「お前から告れ」
女「なんか負けた気がするからやだ。男から告んなさいよ」
男「なんかムカつくから嫌だ」
女「むー」
男「ふん」
女「……夏休み、一緒に遊ぼうぜィ」
男「……結局、今年もお前と一緒かぁ」
女「不満そうだな」
男「いんや。せーしゅんしてるね」
新ジャンル「あまりもの」
773 :
奈良:2007/07/22(日) 02:13:30 ID:3ORYBay0
おかへりー
>>767 まってくれ、なんであんたお見舞いが西瓜だとわかったんだ(笑)
あー基本コネタなんで続きは期待せんでくれえ(´・ω・`)
空気読まずに投下
渡辺「あれれぇ〜、私の万年筆がないよぉ〜……」
佐藤「………」
スッ…
〜30分後〜
渡辺「佐藤さん、あのねあのね、私の万年筆みつかったんだよぉ〜」
佐藤「……同志渡辺、もう少し早く言って欲しかった……」
渡辺「ふぇ?」
佐藤「…もう20人自白者が出てる」
渡辺「ふえぇぇぇぇ?!」
新ジャンル……?
渡辺「話しはきかせてもらったよぅ〜、みんなシベリア送りだねっ!」
「赤い」新ジャンル「大☆粛☆清」
勢いでやった、赤ければ何でも良かった、今は反s(ry
女「いいことを教えてやろう。男が使っているマグカップは本来私のものだ。これ、理解できるか?」
男「つまり、お前の家には来客用のカップがない、と」
女「…違う。今日、パパとママは帰ってこない。この家には私とお前ほ二人きり。これ、理解できるか?」
男「つまり、はよ帰れ、と」
女「違う!私はさっきお前が部屋にいるにもかかわらずシャワーを浴びてきた。これ、理解できるか?」
男「つまり、お前はしずちゃんバリに綺麗好き、と」
女「違う!!私は手持ちの中で一番可愛い下着を身につけている!これ、理解できるか?」
男「つまり、たまたま手に取ったのがその下着だった、と」
女「違う!!!わ、私はらちがあかないのでお前をベッドに押し倒したッ!これ、理解できるか!?」
男「つまり、急に腕立て伏せがしたくなった、と」
女「違ァァ!!わた、私は、私は、男と一緒にいると身体が火照ってしまう!抑えられないんだ!!
……これ、理解、できるか?」
男「つまり、女はクールの皮を被った淫乱っ娘だった、と」
女「……ぅう…ち、違、うぅ……ッ!うぅ、私がこうなるのは、男、男だけなんだから……ッ!!
ひっく、これ、りかい、できる……?ぐすっ」
男「……つまり、女は俺が好き、と」
女「……………そう」
新ジャンル「これ理解できるか?」
も、ももももも萌えた!
すもももももももももももも。
つーかコレ男は天然かと思ったが確信犯だろ絶対w
>>749 男「...俺とさくらが幼馴染みって言うのは知ってるだろう?家も隣同士だし。
学年は一つだが、あいつ早生まれだから実際は2つ位の差なんだ。
今でこそあいつも人並みの身体付きだし俺とそんなに差は無いけど、昔はもっと小さくってさ、
ホント可愛かったよ、お互い一人っ子同士だし、兄妹のようにして育った...
だからあいつ今でも二人っきりのときは俺の事「おにいちゃん」て呼ぶんだ。
どこに行くのも一緒だったよ、お互い両親共働きでさ、同じ保育園で育ったし。
それで、俺は6才くらいの時公園に遊びに行って...
俺はさくろをブランコに乗せてたんだけど途中で友達が遊びにきて、俺そっちに行ちゃったんだよ。
それで、そいつらと遊ぶのに夢中になちゃってすっかりさくらの事忘れたころに..
あいつ俺のとこに来ようとしたんだろうな、ブランコから自分で降りて...落ちたんだ。
でもあいつ泣かなくって、でも額からダラダラ血流して本人より廻りがびっくりして大騒ぎで
俺もそれで気が付いて、もうびっくりしちゃって俺の方がわんわん泣き出しちまって、
もうな、さくらが死ぬじゃないかって、かなりパニくってたらしいわ。
女の子の顔に傷をつけたてんで親父とお袋にすげー怒られたよ、もうウチの一家平謝り。
まぁ大した事無くってよかったんだけど、俺、包帯巻いたあいつの膝でわんわん泣いて謝ってさ。
そしたらあいつが俺の頭をちいさい子にするみたいになでなでして「いいこいいこ」ってして。
それで...その時...俺は...その時のさくらの顔ていうか表情が...
思えばあれがそもそもの始まりだったんだと思うんだ...
そんな事があって、それからますます俺とさくらは一緒に行動する様になったんだ。
本当の兄妹以上に
(以下は長くなる上にあまり重要じゃないエピソードが続き、最終的に普通にキモウトとか
スレ違いとかになりそうになったんで省略)
...
と、まぁそういう事なんだよ、俺達はもう...離れられない...」
友「うっ、うっ..うっ(;´Д⊂)」
男「おい..泣くなよ..(^^;」
友「だって、だってお前...うううメリー号がメリー号がぁ!船なのに船なのにぃ!(泣)」
男「ってワンピースかよっ!いやむしろ遅っ!って何巻読んでんだよ!」
友「いやー最近姉貴が買ってきてくれなくてなぁ、読んで無くてなぁ。」
男「自分で買えっ!つか人の話し聞け!」
友「聞いてるさー要するにあれだろ、お前がドMだって事だろ?」
男「ぶっちゃけやがったー!(T T)」
新ジャンル
「ぶっちゃけドM」
か、書くの面倒になったとかそういうのじゃ無いんだからねっ!
>>777 結局そこかよww
まあ、結局そこだわなwwww
779 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 16:39:10 ID:0QSl1xfQ
>>769 九条承太郎ww
つうかお前呪怨見たろwwww
>>774 うわーい渡辺さんと佐藤さんだ!
待ってたよーおおかえりー!
>>772 だが俺はこういうカプーは好きだ!w
意地を張る二人が一線を越える瞬間って萌えると思わないかい!
>>778 すまん!つか、ついどーしてもこうなってしまうだ!
『新ジャンル』だからなっ!(w
お詫びにエロエロユリユリ物を書く!
>>779 おお呪怨なのか、おかげでネタが分ったw
ところで、ここってあとどんくらい書けるんだろう?
「次」はどうするんだ?
事の始めは伸にいちゃんのお友達、大和先輩と先輩の彼女、桜井先輩がお見舞いに来た事でした。
お二人とも明るくって本当にいい方達です。おにいちゃんはバカップルって言いますけど(w
特に桜井先輩は大和先輩にぞっこんで、おにいちゃんに邪な想いを抱きそうに無いので好きです。
だからわたしもおにいちゃんが桜井先輩とお話しするのはゆるしてあげてます。
おにいちゃんも親友を裏切る様な事はしませんしね(そんな事わたしが絶対に許しません)。
それで、お見舞いに来た桜井先輩が手伝って欲しいと言うので一緒に台所に降りました。
桜井先輩は小振りの西瓜を持ってこられたんですけど、それの中身をくり抜いて、
中に切って盛り付けるとおっしゃて...
(「ほらそのほうがみんなで食べるのにいいでしょう?」)...そうかなぁ...
まぁ、それで女同士いろいろお話してたら、わたしとおにいちゃんお話しになって...
「ええ?さくらちゃん、橿原くんにやってあげた事ないの?だってつき合ってるんでしょう?」
『え...そんなに皆さんしてる物なんですか?』
「するよーだって普通つき合ってたらするでしょー、それに、ほら...気持ちいいし♪」
『そうなんですか?...でも..そんな..恥ずかしいですよ..だってわたし...
自分でも..したこと無いし』
「ええ?!自分でしたことないの?寝る前とか普通ヤらない?」
『します?するんですか?ええっ...だって...わたし...恐いし...』
「うーん、居るのよねぇそういう子、そうかぁさくらちゃんもそうかぁ...
ううん..イカンよそれはイカン!」
『えっえっ?そんな大層な...』
「よーしわかった!ここはあたしが一肌脱ごうじゃない!さ、おいで」
『え?おいでって..何を』
「だからー、おねーさんがお・し・え・て・あ・げ・る」
『え?え?ええーっ!』
まさかあんな事になるなんて...
びっくりしたのが桜井先輩がいそいそとポーチからお道具セットを出してきた事でした。
『桜井先輩..それって..そんなのいつも持ってるんですか?』
「ん、そーよー、だって何時でも何処でも出来る様にね(はぁと)さ、横になりなさい」
『せ、先輩..やっぱりいいですっ!..だって』
「さくらちゃんっ!」
『はいっ!』
「ダメよそんな事じゃ!、これは必要な事なのよ、ちゃんとした方法でちゃんとしないと。
いずれあなたが大人になった時、自分の子供に教えなきゃいけ無い事なのよ!」
『は..はい..すいません...』
何が大人に必要なのか今一つ分らなかったのですが、その時の先輩は...恐かったです。
あんな先輩見るの初めてでした、なんだかわたしはとても悪い事を言った気になっていました。
「はい、じゃぁ横になってね、そう、いい子...あ、ちょと待って、下にこのタオルを敷いて」
『は、はい...』
「うふふふ、じゃぁあ、拝見しましょうかねぇ♪ホントさくらちゃんて色白いよねぇ、
いいなぁ、ここもこんなだし、可愛いなぁ」
『あ、あんまり見ないでください..(///)』
「恥ずかしい?でもよく見ないと、あらあら、ここもこんなに赤くなってぇ、
もー可愛いなぁ!...ねぇさくらちゃん?」
『は、はい...』
「舐めていい?」
『ひ、ひゃぁああ、や、やめて下ださいいい!』
「あははごめーん、冗談冗談、だってあんまり可愛いだもん、さて真面目にするかぁ、いくよ?」
『はい..よろしくお願いします..先輩』
「もー、硬いなぁ、さくらちゃん、先輩はやめてよぉ、天理でいいよぉ。」
『は、はい、じゃぁ天理さん』
「ん、まーかせてっ最初はねぇ...うふふ、絶対に病みつきになるよコレ、」
『天理さん、さっきから気になってたんですけど、それって何ですか』
「これ?ベビーオイルよ、これでね..こう..」
『ふぁっ!ま、まりさんっ』
「んふ?こそばい?大丈夫最初はみんなそうなのよ、こうして...ゆっくり...ね?」
『あっ!あっ...はぁ...ふっ...ふんん..』
「気持ちいいでしょう?」
『は、は..あっ...ふぁい...』
あんな気持になったのは初めてでした、それに本当に桜井、天理さんは上手で...
あんなに恥ずかしかったのに、
あんなに他人に自分の身体の一部を触られる事なんかなかったのに...
もうすっかり天理さんの手に委ねて、まるで身も心も融けてくような気持ちになっていたのでした。
「さてと、さくらちゃん?」
『ひゃい...』
「もうすっかり大丈夫ね?(あらあらあんなに染み作っちゃて、うふふ、)じゃぁ本番いくよ?
じっとしててね?そっとやるけど痛かったら言うのよ?」
『...はい...い』
そうして天理さんの手でわたしの中にそうっと...
『あっ!』
「大丈夫?痛かった?」
『いえ、..大丈夫です..』
「中に入ってるのわかる?もうすぐ奥まで...」
『...はい』
不思議な事に入っている物は見えないのに、その長さや硬さなんかがはっきりと分るのです。
それがわたしの中の奥に進む度に、そしてそれが壁をこする度に、わたしの身体がびくっとなって
もうなんていうか我慢でき無いって言うか、でもそっと天理さんがわたしの手を握ってくれたので、
なんとか耐える事ができました。
「..さくらちゃん凄い、凄いよ..これは..ほらもうこんなに奥まで...と、ちょと...我慢してね」
『はい、、あっ!痛っ、ま、まりさんっ...』
「うごいちゃだめ..よ...もうすこし我慢して...」
『んっ...あっ...あっ..まりさんっ!..わたし..もう..』
「もうすこし、もうすこしだから...もう出る、出るよ!凄い!こんな..さくらちゃん..」
『んっ、あっ!あっ!あっ!』
「ああ、出るっ」
「はい、お疲れさまー、終わったよ。ふふ、ほらさくらちゃん、これでお口拭いて」
『え?はい、口って..?』
「よだれ、ほらこんなに染みになってるよん♪」
『え?あひゃぁああ!よ、よだれってこんなに出てましたぁ!?』
「出るよ高大だって凄いもん、うちの猫だって」
『猫!ねこって..天理さん、猫にまでするんですか?』
「するよーあいつらも気持ちよさそうな顔するもん、まぁたまーにだけどね」
『へぇー(っていうか猫にまでするんだこの人...)』
「で、どう?気持ちよかったでしょう?」
『はい、小さいころにお母さんにしてもらって以来な気がしますけど、
本当に気持ちいいもんですねぇ』
「そうでしょう、随分溜まってたもん。さくらちゃん可愛い顔してこんなに凄いの...」
『うひゃぁぁあ!見せないでくださぁい!早く捨てて下さいよぉ!』
「えー記録なのになぁ、あたしもこんなに大きなの久し振りだから記念に..」
『やっ!やめてくださいぃっ!もぉ、こんなもの!えいっ』
「あっ、もうしようがないなぁ...ちぇー。
でもあれだよ、これからもちゃんとしないと、またそんな大きな..」
『はいっ!します、しますっ!寝る前にちゃんと自分でしますからぁ!』
「えー..昼休みにしてあげようよ思ったのにぃ」
『けっ結構ですっ!』
新ジャンル
「耳かきマニア」
なんたる肩透かし。楽しかったですGJ。
とてもいいセンスでしだ。GJです。
女「謎は全て解けた!ジッちゃんの名にかけて、真犯人はアンタだ!」
男「ばかな、濡れ衣だ!」
女「言い訳は見苦しいですよ男さん!今正直に話してくれればあなたを無理に咎めようとは思わない、自首しなさい」
男「はっ。どうしてもと言うなら、決定的な証拠を見せてみろ!」
女「………仕方がありませんね。私、実はこの部屋に罠を仕掛けておいたんですよ」
男「罠……だと?」
女「ええ。ものぐさな男さんは私が掃除しないとろくに片付けもしたがらない!
そこで私、掃除するとき少しだけ手を抜いたんです」
男「まさか………!」
女「そう!薄く溜まった埃に跡がついた、この本棚!動かしたんですか?何故?」
男「ぐ、ぐぐ………それは……!!」
女「何か見られてはまずいものでもあるんですか?男さん?」
男「く……!!俺の、負けだ。女……」
女「……私は言いましたね。エロ本買うくらいなら私とスレばいいじゃない、って……どれほど勇気を出していったのかお分かりですか?」
男「すまない、女……!!俺は………俺は………ッ!!!!」
ズズ……
女「こ、このエロ本は……!!」
男「そうだ……表紙の女優が、なんとなくお前に似てたから……つい、悪魔の囁きに乗っちまったんだ………」
女「男さん……」
男「女………」
女「でもね、それは犯罪を犯していい理由には、ならないんですよ………」
男「……う、うわぁぁぁぁぁああああああああ!!!!!!!!!」
美少女探偵、女!一見普通の少女に見える彼女は実は、かの明智小五郎と誕生日が一緒なのだ!
警視総監さえ注目する抜群の推理力は、主に彼氏のエロ本を発見することに使われる!!
行け!女!!戦え!女!!今日も寝る前にバストアップ体操だ!!!!
新ジャンル「名探偵」
まお「さて、次はどうするか、だな」
勇者「……いや」
まお「正当な勇者を名乗る者が現れたか。そんな危険なヤツは放っておけんな。
が、各地の主に声をかけて回る旅もまだまだ先が遠い。どっちを優先させるべきか……」
勇者「……おい」
まお「いっそ、魔王城に戻ってしまうという手もあるがな。
偽勇者はまず我を狙ってくるだろうし、魔王軍に情報を伝えればこの先かなり楽になるだろう」
勇者「それはいいんだが」
まお「なんださっきから」
勇者「……なんでまたチビになってるんだ?」
まお「ククの為に結構な量の魔力を消費してしまったからな。こうやって少しでも魔力消費を抑えているのだ」
勇者「む……でも、前にその不便さについては説明しただろう?」
まお「そう言うな。疲れたら貴様が負ぶればいいではないか」
勇者「むむ………」
まお「な?」
勇者「………………はぁ。わかったよ」
まお「うむ!」
勇者(この間の借りがあるからなぁ……)
まお(これで何かに理由をつけてひっついていられる。この姿は便利だな♪)
勇者「……へばるの早過ぎないか?」
まお「だめー。もう歩けぬー♪」
新ジャンル「偉そうなロリ」
もうそろそろ500KBいくのか………
長編はもう投下できないな。次スレはどうしようか?
>>790 え?立て無いの?
色々完結して無いじゃん?
俺は続きが読みたい
俺も続きが書きたい
それじゃーぱっぱと立てちゃいたいんだが、
スレ立てなんてしたことないもんだから勝手がよくわからん。
とりあえず
>>1の使いまわしでいいんだろうか。
それともアレンジした方がそれっぽくなるかな?
他になんか必要なことある?
794 :
奈良:2007/07/24(火) 23:10:54 ID:o1Yle53Z
>786-787
アリアトネー(・∀・)ノシ
>789
くっ..ひ卑怯な..ようじょとは...
まおタソかわいいよ、かわいいよまおタソ...ゴロゴロゴロ..(横転)
くそう
俺も続きが読みたい。
あと612の人も765の人もまだまだ書きたいだろうしな。
ちうこって俺も自分のアソコとチクビ意外は茶もスレも他人の顔も立てたことがないのでわからん。
テンプレは前のままでいいけどリンク変わってるんじゃ無いか?
それとここんとこの流れでは、もはやVIPは関係無くなりつつ.有るけど
佐藤さんと渡辺さんのヒトもいるからあのままでいいか。
795 :
奈良:
すまんテンプレにリンクは無いな。
以下現行
>>1より
--------------
内容:
「渡辺さん」「ツンドロ」「素直ヒート」「荘厳」などの世間一般的ではない新ジャンルの総合・混沌的なエロSSスレです
大元の新ジャンルスレでは投下したいけど出来ない、そんなエロSSカモン
勿論、今までにないさっき自分で思いついたキャラやシチュでも構いません
SS投下の際、名前欄に新ジャンル名を入れてくれると嬉しい
大元の新ジャンルスレが現在進行形であるなら、向こうで宣伝するなどの迷惑をかけないように
基本的にどんな新ジャンルでもおk、嫌いな新ジャンル・シチュはスルーなどしての大人な態度で
使わないだろうけどスレ落ちした時の一時的な避難所にしてもおk
職人さんは随時募集中
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これの『SS投下の際、名前欄に-』から下は要らないかも。
あ、『嫌いな新ジャンル・シチュはスルーなどしての大人な態度で』は要るか。
って俺達だけで決めていいのか?w