_ _ /⌒\ /´ `>┼─ -ヾ_ / '" }! \ / / ji ヽ { / /〃 / 、 } ヽ ヽ. ハ /l / l |ィ'T{ j丁lヽ !| |n │ l│l l レ=、l / ル=ミ<リ |/}i ! _ N l | fハヽ/ l_ Y》 l/j / ふっぷくぷー , ヘヾ!l ゝ! r'j r'__ノ 少='‐ァ { } }`┴┴'^ー<) /イ 〃 > ヽ'_/-圧冊≧}_トーr≦7/ーヘ/'⌒  ̄て了/ ̄ `l >'ォ=≦二入__ ぐf゚ ∠l弍__ \} / 仁7¬、<>\ ヽ__/ V ̄丁~7!_/「 し′ l__,ノ
>>1 乙エスタ
とりあえず俺は「少女の苦悩〜」でシャルロットを陵辱した貴族Aの役でヨr(ry
>>1 乙彼ー
じゃ俺はシャルロットを苦しめてる宝玉で(ry
前スレ
>>671 萌え死んだ(;´Д`)ハァハァ
わっふるわっふる!
前スレ
>>674 1.ルイズ 2.シエスタ 3.タバサ 4.モンモン の順と予想
6 :
ある日、森の中 :2006/09/07(木) 00:35:02 ID:JXKAwJlz
ででででで、この先どうするんだっけ。 顔では余裕を演じていたシエスタだったが、内心はかなりテンパっていた。 『火蜥蜴婦人の誘惑』ではこの後、ぼっちゃんが逃げようとして、そこを組み敷いて美味しくいただいてしまう、という展開なのだが。 口でしてくれ、なんて選択肢はその本にはなかった。 と、とりあえず、キス…。 先走りでてらてらと光る肉棒の先端に、シエスタはそっと口付ける。 「うっ」 才人はその快感に身を縮こまらせる。 あ、キモチいいんだ…。じゃあ…。 今度は裏筋に口付ける。才人の体がビクっと震える。 次は根元に口付ける。「うああっ」と才人が喘ぐ。 そうやって才人の男根にキスの雨を降らせて、反応を楽しむ。 サイトさん…カワイイ…。 目の前の牡の匂いを嗅いでいるうちに、だんだん、シエスタの頭の芯もボーっとしてきた。 気がつくと、右手をスカートの中に忍ばせ、自分自身を慰めていた。 「はぁ、サイトさん…」 シエスタは、サイトを逃がさないように左手で軽く茎を握り、先端を口の中に含む。そして、それを舌で嬲る。 「うああぁっ」 才人が切なげな声を漏らす。 サイトさん、キモチイイのね…? 茎をしごき、先端を吸い上げ、自らを慰めながら、シエスタは行為を続ける。
7 :
ある日、森の中 :2006/09/07(木) 00:36:46 ID:JXKAwJlz
「も、もうだめだ、シエスタっ」 不意に、才人が声を荒げ、シエスタの頭を掴む。 突然の行為に驚くシエスタ。吸い上げる力が弱った瞬間に、才人は乱暴にシエスタの頭を抑えた。 才人の肉棒がシエスタの口内を犯し、喉の手前まで先端が届く。 次の瞬間、才人はシエスタの口の中に己の欲望を吐き出していた。 「ご、ごめんっ!」 ドクドクドクっ 「…!えほっ、えほっ!」 喉の奥に熱い液体を流し込まれ、思わずシエスタは才人から口を離し、咳き込んでしまう。 「ご、ごめんシエスタ!あ、あんまり気持ちいいもんだから、つい…」 涙目で咳き込むシエスタを、慌てて才人は介抱する。 「…ふぁ…んくっ…」 何かを言おうとしたシエスタだったが、口の中に吐き出された才人の欲望が、それを許さない。 …サイトさんのだ…。 シエスタはそれを、ゆっくり飲み干す。 「んっ…んふ…」 口の端から流れこぼれたひとすじも、指ですくって口に入れる。 その仕草はとても色っぽく、才人の視線を釘付けにした。 …こういうときは、どう言うんだっけ…。 たしか、こう。 「あは…サイトさんの…おいし」 涙目のまま、シエスタはにっこり微笑んでそう言った。 ずぎゅうううううううううん。 直撃。大当たり。本丸崩壊。 アパム!弾もってこいアパーーーーーム! シエスタのエッチ爆弾に、才人の理性本部はすでに壊滅寸前だった。
ところでまとめサイトはないの?
9 :
ある日、森の中 :2006/09/07(木) 00:37:29 ID:JXKAwJlz
「あ…まだ、元気ですね…」 シエスタの目が才人の下半身に留まる。そこでは、先ほど欲望を吐き出し終えたばかりの才人が、ビクビクと脈打っていた。 シエスタはそのまま才人の体をまたぐと、エプロンドレスのスカートを、たくし上げた。才人の目にその中身が飛び込んでくる。 そこにあったのは、薄い恥毛に彩られたシエスタの割れ目から滴る粘液と、その粘液でぬらぬらと淫靡に光る内太股であった。 ごくり、と才人の喉が鳴る。 ゆっくりとシエスタは、立膝でその割れ目を才人自身の上に運んでいく。 「し、シエスタ…」 才人はもう抵抗しない。いや、できないのだ。 捕らえられた獲物に、狩人に対抗する術はない。 「サイトさん……ごめんなさい」 なぜ謝るんだ? 才人が疑問に思う前に、シエスタの秘裂が、才人の怒張を飲み込んでいた。 「うあぁっ!」 「サイトさんっ…!」 血は滲んだが痛みはない。薬のおかげだということをシエスタはよく知っていた。 そのまま快楽に任せ、腰を上下に揺する。 「サイトさんっ!いいですっ!キモチいいですッ!」 髪を振り乱し、シエスタは才人の上で悶え狂う。 目の前で、よく知った顔が快楽に溺れ、腰を振り、己の身体で快楽を貪り食らう。 それはまるで夢の世界の出来事のようで。才人の理性を吹き飛ばす。 才人は、つけてないせいで傍若無人に揺れるシエスタの胸に、手を伸ばした。 それは、シエスタの腰のリズムに合わせ、才人の手の中で踊る。 「サイトさんっ!サイトさんっ!」 惚けたように才人の名前を呼び、胸を揉む才人の手に自らの手を添えながら、シエスタは才人の上で踊る。 「シエスタ、シエスタ…っ!」 才人のほうも限界が近いのか、上半身を起こし、シエスタの胸に顔を埋める。
10 :
ある日、森の中 :2006/09/07(木) 00:38:36 ID:JXKAwJlz
「ダメ、私もうっ…!」 「俺も…っ!」 どちらからともなく限界を告げ、最後の一刺しがシエスタの中を貫く。 どくどくどくっ…。 先ほどの射精にも倍する精液が、シエスタの中に注ぎ込まれる。 「うあぁっ…」 「あは…出てる…サイトさんの…」 繋がったまま、二人は折り重なって倒れた。 数十分後。 先に目を覚ました才人は異変に気がついた。 覚えてる。全部。 「ふふ…もうこんなにして。イケナイひと」「指で続ける?それとも、お口がいい?」 「あは…サイトさんの…おいし」「サイトさんっ!いいですっ!キモチいいですッ!」 頭の中ではっきりとコトの映像がリフレインできる。 しばらくおかずには困らないねー♪ じゃなくてっ! 才人は思わず真っ青になる。 そして、自分の上で寝息を立てるシエスタを揺さぶる。 「おい、シエスタ!」 「ふにゃ?あ、サイトさんだぁ…」 嬉しそうにふにゃっと笑い、シエスタは才人の首に手を回す。 「そうじゃなくて!記憶!シエスタは記憶どうなってる?」 無理やりシエスタを引き剥がし、才人はシエスタに尋ねる。 「あ、薬の話ですか?」 そうそう、と才人は首を縦に振る。 「アレ嘘ですから」 ぴきッッ。 まるで「硬化」の魔法にかかったように、才人の体が固まる。 「そんな都合のいい薬あるわけないじゃないですか。アレただの鎮痛剤ですよ」 ぴしっっ。 石像と化した才人にヒビが入る。 もちろんこれは計画的犯行であった。 雰囲気で酔わせ、都合のいい展開にして、落とす。 ジェシカの授けた手管であった。 だってこのくらいしないとこのヘタレはなんもしてこないし。 「大丈夫ですよ、誰にもいいませんから♪」 そう言ってシエスタは完全に固まっている才人の腕に絡みつき、胸を押し当てた。 でも、ミス・ヴァリエールには自慢しちゃうかもしれません♪ 心の中で恐ろしい事を呟きながら、シエスタは笑った。 〜fin
11 :
あとがさ :2006/09/07(木) 00:41:28 ID:JXKAwJlz
2スレ跨いじゃいましたごめんなさいorz 実用性重視でがんばってみましたがいかがだったでしょーか。かなり好み偏ってますがw ちなみにこの後続編も考えてます(ルイズ編) その前に、一本エロじゃないの書きたいんですが、そういうのってここにうpしてもおk?
>>11 GJでしたー 少なくともわたしゃエロも非エロも歓迎ですぜ
誰かまとめサイトつくってくれないかなぁ。このまま埋もれさせたくないぞ
>>11 GJ! 弾持ってこーいって何発やる気なんですか才人はw
前スレ205なんかは非エロでも割と評判良かったみたいだし、出来がよければ大丈夫なんでは?
>>4 >>5 じゃあ俺はシャルロットの自慰の手助けとなってきたであろう杖の役で(ry
前スレ671の頭悪い続きを考えたんだが…。 「ほほおおおおおう」 背後からドス黒い声がする。それは毎日聞き飽きるほど聞いた例の声。 「犬はメイドに舐められて喜ぶワケ…?」 「わ…わん?」 振り向くと、果たしてそこには、完全無欠絶壁少女、才人のご主人様のルイズが仁王立ちに鳴っていた。 ああ、ご主人様。今日も仁王立ちがオニアイで…。 絶望に喰われた才人は覚悟を決めた。 しかし、今日のルイズは一味違った。 机の上からスープ皿を奪い取ると、ちょこん、と床に正座し、温くなったスープを太股の間に垂らしたのだ。 「な、舐めなさい、犬」 続きません(何
あああああああああああああああ ルイズうううううううううう
>11 キタコレ!! 神!! エロでも非エロでも楽しみに待ってますよ 続編も
>>11 GJ! シエスタかわいいよシエスタ
一番に投下したかったのに、規制ってどういうことだ!くそっ!
ルイズが近くを通ったんじゃね?www
>>15 で、「そ、そんな事サイトさんがする必要ありません!」とシエスタがサイトの頭を抱き寄せ、
ルイズ様がますます激昂なさるわけですかw
>>4 ,5
じゃ俺はシャルロットの色んな液が染み込んだベッドシーツの役d(ry
(`Д´)=●)`Д゜)・;´
>>11 オチにヘタレなんて言葉使うなよ、萎えるじゃねえか…
シエスタも黒すぎるし
前スレで結婚後の二人を書いてみたら妄想が止まらない。(確か前スレ
>>579 だった)
その内シエスタとの結婚生活も書いてみる気だが…結婚後シリーズ。勝手に書いてみる。
(因みにモンモン×ギーシュ(出来かけ)を書いてみたり、鬼畜サイト×ルイズとか、ドラム缶風呂シチュとか、鏡ルイズ×サイト書いてしまったのも俺。乱発すまん。移り気orz)
「ふぅ…」
漸くルイズの誘惑から脱し、風呂場へ。通常の家庭なら誰しも安心できる場所だ。
心を落ち着かせ、ゆっくり湯に体を溶かしていく感覚。日本人だからか、サイトはそれが好きである。
パタパタ…
やっぱり来たか。
最近は風呂上がりに猛烈な疲れが溜まる。
理由は分かっている。
「入るわよ…」
桃色の髪をバスタオルで纏め、大きくなったお腹に手を被せ、少しだけ大きくなった胸をバスタオルで包む女性。
ルイズだ。
「今日もか…」
風呂の縁に手を掛けてサイトが言う。
最近の日課の一つ。
混浴。
「な、何よ!私じゃ不満?」
「…」
敢えてサイトは答えなかった。実は凄く嬉しいのだ。自分の一番好きな人が自分の奥さんになる。ここまでは良い。
問題は彼女を未だに愛しすぎている事。
信じられない事にお互いの愛は一層燃え上がっていた。 その上、結婚。 最早遠慮する必要はないのだ。サイトの悩みはココにある。 即ち、歯止めが無い。 極端な話どれだけ子供を作ろうが、どれだけ恥ずかしい言葉を話そうが、ストッパーがない。 更にルイズの愛は底無しにサイトを包み、なおかつ彼女は予想外に尽くす人間だった。 そんなルイズを見ているとサイトは応えたくなり、毎晩、朝日が昇るまで行為に耽るのだ。 それが例え困難な仕事や、重要な日が翌日に控えていたとしても。 「俺…死ぬのかな…」 なんとも幸せで情けない悩みであるが、本人はかなり真剣である。 彼なりに出した結論は「出来るだけ淡白にルイズに接して行こう」となったが、実行しようとする度に彼女の愛がそれを遮って来た。 今日も、また。 「そ、そうよね。私と付き合いたくない日だってあるわよね…」 ルイズは少し成長したのか、引き言葉を使うようになっていた。その言葉は逆にサイトの良心を刺激し、悩みになって行くのだが。 しょんぼりとしたルイズを見るとサイトは放っては置けない。 「あ…いや…そうじゃないんだ…」 「いいの…ごめんなさい…「あなた」も疲れてるのよね…」
「あなた」 サイトに結婚を、ルイズを一生守っていく事を自覚させる言葉。 サイトへの揺さぶりは充分である。 「ルイズ?」 「?」 「あの…背中流してくんないかな…疲れちゃって…」 「わかったわ!」 爛々と目を光らせ、湯船を出たサイトの背中に近づいた。 「色々上手くなったよな…」 「何か言った?」 「別に…」 本当に背中を流すだけなら良いのだ。本当にそれだけなら。 「サイト?」 「ん?」 タオルに泡を付けて背中を擦りながら訪ねる。 「ここに…他の子のキスマークがあったら許さないんだから…」 「うん…」 実は嫉妬が激しいのは言うまでもない。サイトが最近ルイズに関して分かった事。それは、 満足するまで愛してやらないと不安になる事 ルイズは俺の愛が足らないと直ぐに不安になる。 家でそんな風になるルイズを思うとサイトは可愛がられずにはいられなかった。今、彼女は「俺だけのルイズ」にしたのだから。 「アンタが守るって言ったんだから…」 「わかってるよ。ルイズ」 サイトが耳元に顔を近づけて言う。 「今日も…な」 「うん…」 結局自ら宣言してしまう。ルイズはいつでもYESで返した。 「私がサイトのお嫁さんなんだから…」 「うん…ありがとう」
背中を洗い流すと、二人は一緒に湯船に浸かった。 サイトが湯船の壁にもたれ、手足を伸ばし、そのふともも辺りにルイズがちょこんと座る。 柔らかな白い、小さなお尻が触れる。 これを俺のモノにしちゃったんだよな… 少しだけ下半身が熱くなってしまった。柔らかな感触はサイトの筋肉質なふとももに吸い付くようだ。 ルイズは頭をサイトの胸に預けている。 サイトはルイズの頭越しにルイズの体をのぞき込んだ。 「おっぱい…」 「え?」 「ちょっとだけ大きくなったよな…」 幾らルイズの胸が小さいとはいえ女性としての能力は備わっている。少しだけ膨らんだ胸はその中に液体を宿した証。 若干乳首も大きくなったが不細工ではなく、丁度サイトがつまめるサイズである。 「あまり見ないで…乳首まで膨らんじゃったもの…」 「そんな事ない。可愛いよ」 そう言うとサイトは小さく、僅かに膨らんだ乳房を指でつついた。少しだけぷよぷよとした感覚。 「ひゃ…」 「もうおっぱいが出るんだよな…」 ルイズの乳房ははちきれんばかりであった。中の液体が溜まっている証拠。 「お前はおっぱいが小さかったんだからあまり溜めると毒だぞ」 「ひゃ…ふぃ…」 サイトはまだ指を止めない。
「も…やめて…こぼれちゃう…」 気が付けばルイズの乳首はビンビンになり、固まっていた。少しだけ意地悪してやりたい衝動に駆られる。 「ちょっと調べてやるよ」 「ふぇ…?」 サイトは乳房の先端の方を指で挟み込むように触れた。 「そんな風に持ったら…」 「出ちゃう。だろ?」 サイトは指に力を加えた。 ピュッ 「ひゃっ!」 その液体はルイズの乳首からこぼれ落ち、湯船の湯を白濁させた。 「結構ちゃんと出るんだな…」 「やめ…サイト…」 ピュウ 先ほどより力を加えて押せば飛距離は更に伸び、噴水の様にルイズの乳首からは母乳が溢れ出していく。 「ほら…沢山でてる…」 「ふにゃ…」 サイトが可愛がってくれている。そう自覚する途端にルイズはサイトに逆らわなくなり、彼に身を任せて行く。 ピュッ ピュッ 「ほら…お前のおっぱいでミルク風呂…」 「はひ…サイト…赤ちゃんの分が無くなる…」 サイトは手を止めない。既に股間は力を蓄え、ルイズの柔らかな尻に叩きつけられていた。 「俺も我慢できないから…お風呂上がってからな?」 「わ、分かったわ…」 「後…」 「何?」 「俺にもおっぱい…頂戴…」 「…甘えん坊…」 拒否はしていない。 二人は同時に風呂場を出た。 脱衣所ではルイズが裸のままタオルを捜している。 一足先にバスタオルを見つけたサイトは、それをルイズに被せた。 「むぎゅ…」 「我慢しろ」 サイトはこれでも細心の注意を払っている。 桃色の濡れた髪が綺麗で、少しだけ照れた顔。自然に上目使いになる瞳。サイトを刺激する体。 何故だか分からないが、バスタオルで抱き締めた。ルイズの髪に顔を埋めて。 「サ…サイト?」 「俺の可愛いご主人様…」 「え?」 「俺の可愛いお嫁さん…」 「…」 「俺の…ルイズ…」 二人の仲はまだまだ深まるようだ。 ベッド編に続く。 移り気俺最低orz でも続けたい…
27 :
名無しさん@ピンキー :2006/09/07(木) 11:48:42 ID:RAIgNEWK
グジョバ
>>26 GJ!デレルイズの破壊力はやっぱすごいな(;´Д`)ハァハァ
ドラム缶風呂シチュには未だに息子がお世話になってますw
30 :
2-193 :2006/09/07(木) 18:02:10 ID:rKc3ulgm
今晩、看病編の続き投下します。 で、一部シエスタが黒化しているところがあるから、 読みたくない人は名前のNGに黒シエスタと入れてほしい。 勝手なお願いですがよろしくお願いします。
シエスタは黒くてナンボ、と思う私はマイナーなのだろうか
32 :
26 :2006/09/07(木) 18:39:20 ID:qDHGmzB5
む…。シエスタに追い風…俺はルイズ派だ! シエスタ追い風=ルイズに向かい風。流れを引き戻すべく頑張るぞφ(.. )! ………とはいえシエスタが嫌いな訳ではなく…他の職人さんも頑張ってくださいm(_ _)m
33 :
時を駆ける少女 :2006/09/07(木) 18:42:40 ID:JXKAwJlz
才人は上機嫌だった。 そりゃもう、冬の冷たい水も気にならないほど、上機嫌だった。 それは、今朝のルイズの寝言。 『サイトぉ、だいすき…』 ものすごく甘ったるい声で、ルイズは寝言で「才人大好き」を連発していたのだ。 ええいもうこの果報者、夢の中までルイズさん俺に夢中ですか。 しかし起きたルイズにそのことを報告する勇気は才人にはない。 もし報告しようもんなら、 「いいいい犬に対してそんなこと言うわけないじゃないの!ななななななに勘違いしてるのかしらこの犬は!」 と激昂するのは目に見えていたからだ。 この事はボクだけのちっちゃな秘密にしておきましょー♪ 鼻歌など歌いながら、才人は洗濯を続ける。 すると次の瞬間。 水場の水面が光りだし、中から茶褐色の「何か」が浮かび上がってきた。 「わわっ!?」 才人は慌てて、洗濯中だったルイズのパンツをその上に落としてしまう。 茶褐色の「何か」は歪んだ球をしており、ぱっと見、それは生物の毛の塊に見えた。 わかりやすく言うと、茶褐色の髪の、人間のアタマ。 それはどんどんせり上がり、顔が出て、弾力のありそうな胸が出て、きゅっとくびれた腰が出て、短いプリーツスカートに包まれた腰が出て、すらりと伸びた足が出た。 そこには、トリステイン魔法学院の制服とそっくりな服を着た、茶褐色の長い髪の美少女が浮かんでいた。 「よっと」 パンツを頭に載せたまま、洗い場から現れた謎の美少女は、自分が現れた洗い場の縁に飛び乗って、才人を見下ろす。 あれ、どっかで見たような…?奇妙な既視感を才人は感じた。 「ん?」 アタマにのっかった何かに気がつき、少女はソレを手にとって広げる。 レースの小さな下着が、ぴろーん、と少女の前で広げられる。 ふむ、と少女は頷くと、才人に向かって言った。 「あなた、ヒラガサイト?」 「え、そ、そうだけど」 「今、洗濯中?」 「そ、そうだよ」 何者だこの子、なんで俺の名前知ってんの、と才人が混乱していると、少女の顔がぱあ、っと明るくなった。 「パパだーーーーっ!!」 そう言って少女は才人に抱きついてきた。 「なにぃーーーーーーっ!?」 才人は純粋に驚いた。
34 :
時を駆ける少女 :2006/09/07(木) 18:44:09 ID:JXKAwJlz
「ちょちょちょちょちょっと待て! 俺君みたいな大きな子供がいる年齢じゃ」 「知ってるわよー。まだ十六でしょー?同いだ同い」 「はぁ?だったら尚更」 「私はマナ。未来から来たパパの娘よ」 未来から来た。パパの娘ぇ? この異世界に来て大概のことには驚かなくなった才人だったが、さすがにコレには驚いた。 ちょっと待て。ってことは俺将来誰かと結婚すんのか…? 才人が少女に絡まれたまま動揺していると、背後から鋭い殺気を感じた。 はっとして振り向くと。 そこにはルイズがいた。 「ああああああ朝からいい度胸ね犬!今度は何!?新しい娘!?」 ちょっと才人の事が気になって様子を見に来たルイズが、そこに仁王立ちで立っていた。 それを見た、マナと名乗った少女がまじまじとルイズを見つめる。 「…ちっちゃ」 禁句!それ禁句! 才人の背筋を嫌な汗が流れる。 「な、なによアナタ!無礼ね!」 「ぺったんこ」 ルイズに近寄り、ない胸の上に手を当てる。 マナさん!世界破滅の鍵ですからそれ! 才人の体を悪寒が襲う。 「ななななななななななななな」 怒りの余り、ルイズの声は言葉にならない。 しかし、そんなルイズの怒りも意に介さず、マナはルイズに抱きついた。 「ルイズママだー!」 「え?ええええええええええ?」 今度はルイズが驚く番であった。
35 :
時を駆ける少女 :2006/09/07(木) 18:44:54 ID:JXKAwJlz
少女の名前はマナ・ヒラガ・ヴァリエール。正式名称はもうちょっと長いんだけど、めんどいからパス。だそうである。 『虚無』の魔法の一種、「時の門」をくぐって、この時代にやってきた、才人とルイズの長女だそうだ。 「しょ、証拠を見せなさいよ」 もう一度名乗ったマナに、ルイズはそう言う。 ルイズはいまだ半信半疑だ。 「んー、じゃあ。 ルイズママは「虚無」の担い手なんだけど、今使えるのは「エクスプロージョン」と「イリュージョン」と「ディスペル・マジック」だけ。 パパは伝説の使い魔ガンダールヴ。今持ってないけど普段使ってる剣はデルフリンガー。吸魔の力を持ったインテリジェンスソード。 ついでに言うと巨乳好き」 ルイズと才人は顔を見合わせる。 ここまで詳細な情報を知っているのは、本人たちくらいなものだ。 「信じてくれた?」 ニコニコと笑うマナは、髪の色こそ違うが、確かにルイズに似ていた。 目は少しルイズより優しげだが、通った鼻筋、細いあご、波打つ美しい髪は、ルイズに瓜二つだった。 ただし、顔から下の造作はルイズより遥かに大人っぽかったが。 特にゴム鞠のようなその胸が。 「…どこ見比べてんのよ」 ルイズとマナの胸部を見比べて観察していた才人のせつない場所を、ルイズは遠慮なく蹴り上げた。 「でも、それだけじゃ信用できないわ。信用に足る「何か」を見せてもらわないと」 悶絶する才人をよそに、ルイズは物証を要求した。 「しょーがないなー」 そう言ってマナは懐から杖を取り出し、ルーンを唱える。 この、聞き覚えのある響きは…。「虚無」の呪文だ。 ルーンがある程度完成すると、マナは杖を振った。 そこに現れたのは、結婚式の風景。 少し成長したタキシードの才人と、その隣に成長した、ウエディングドレスのルイズ。その周りに、祝福するようなトリステイン魔法学院の皆。 ルイズと才人は熱く見つめあい、そして…。 「わーわーわーわーわー!!わかったからもういいから!!」 真っ赤になって「イリュージョン」の写した幻影を両手でかき消すように動かす。が、幻影は消えない。 マナがくすっと笑って杖を振ると、幻影はかき消えた。 「し、信用してあげるわよ…。 …で、今のは?」 「ルイズママがよく見せてくれた結婚式の幻影じゃない。忘れたの?」 「忘れたもなにも、私こんな犬となんか、け、け、け、結婚しないもん!」 真っ赤になって否定するルイズ。 素直じゃないなあもう、と思いながらマナは言った。 「まあ、そうするかどうかは今のママが決めることだし。 まあそれはともかく、本題に入りましょ」
36 :
時を駆ける少女 :2006/09/07(木) 18:46:00 ID:JXKAwJlz
そして、マナは自分がこの時代にやってきた理由を話し始めた。 マナがここに来たのは、弟を追ってのこと。 弟も同じく虚無の担い手で、「時の門」を開けて、こっちに逃げ込んだというのだ。 「なんか悪いことでもしたのか?その弟さんは」 復活した才人が、そう尋ねる。 「んーん。シエスタママのお仕置きが怖くて、逃げただけ」 シエスタママ?不思議な単語に、才人とルイズは首をかしげる。 「シエスタママは、私たちの乳母。もう一人のママってわけ」 「なるほど。ルイズじゃおっぱいでそうに」 「それ以上言ったら殺すわよ。犬」 「すいましぇん」 そして、「時の門」をコントロールできるもう一人の「虚無」の自分が、弟を追ってきたという話であった。 「でもさ、俺たちと接触して大丈夫なのか?ほら、タイムパラドックスとかって」 才人の疑問に、マナが応える。 「タイムパラドックスなら起きないわよ。この時点で二人は私のこと知ってる。つまり私のいる未来は二人のいる今と繋がってないわけで」 「なるほど、多元宇宙とかってやつだな」 ルイズは完全に置いてきぼりだ。 「な、なによ、私にもわかるように説明しなさいよ!」 「んーまあ、「何も問題はない」ってことなんだよ要するに」 時空とか宇宙とかそんな次元の話をしてもルイズには理解できないだろうと、才人は思った。 「…なんか馬鹿にされてる気分」 「してないよ」 不満そうに口を尖らせるルイズを、才人がフォローする。 今度は丁寧に、タイムパラドックスってのはな、時間移動する際に起きる…と、丁寧な説明を始めた。 「仲いいよね、やっぱり」 寄り添う未来の両親を眺め、マナは小さくそう呟いた。
37 :
時を駆ける少女 :2006/09/07(木) 18:46:42 ID:JXKAwJlz
弟はきっとお腹をすかせているので、厨房にいるだろう、というマナの予想に従い、三人は厨房に向かった。 すると、厨房の入り口に、シエスタと見慣れない男の子が座って、談笑していた。 「あ、シエスタママと…ショウだ」 ショウ。マナの弟の名だった。 確かに、その男の子は才人にそっくりだった。ただ、白いレース付のシャツに、黒いズボンを履いていて、マナと同じ茶褐色の髪をしていたが。 「お腹すいてるんでしょ?もっと食べていいのよ」 「うん、ありがとう!綺麗なお姉ちゃん!」 「綺麗な」の部分で赤くなり、シエスタは上機嫌になる。 「や、やだお上手ね、最近の貴族の子って。 そういえばあなた、どこかサイトさんに似てるわね。知り合いか何か?」 「んー、親戚みたいなものかなー」 シエスタの差し出したバケットから取り出したパンを貪りながら、ショウはそう応える。 その目の前に、さっと影が差す。 「や。元気にしてた?ショウ」 その影は、ショウの姉、マナのものであった。 「げ、姉貴!こんなとこまで追ってきたのか!」 「姉貴、じゃなくて姉さま、でしょう!まったく口の悪いのは直らないんだから! さ、帰るわよ」 そう言ってマナは手を差し出す。 しかしショウは手を出さない。 怯えたようにマナに尋ねる。 「ね、ねえ姉貴」 「ね・え・さ・ま」 「姉さま。シエスタママ怒ってた?」 「怒ってたけど。それ以上に泣きそうなくらい心配してたわよ。あのシエスタママがルイズママに泣きついたんだから」 「げ…最悪だオレ…」
38 :
時を駆ける少女 :2006/09/07(木) 18:48:49 ID:JXKAwJlz
二人にしかわからない会話を続ける姉弟に、才人とルイズは見入っていた。 「仲のいい姉弟ね」 「だなあ」 「きっと、家庭が温かいからなんでしょうね」 「きっとそうだな」 「私たち、そんなあったかい家庭を築けるんだ…」 「あ、ああ、そうだねえ」 なんだか妙な空気が二人を包む。 ルイズが才人を見上げる。才人がルイズを見つめる。なんだか二人の距離が近づいて…。 「あー。おほん」 シエスタの咳払いに、二人は冷静さを取り戻した。 「サイトさん、あの子今「シエスタママ」って言いましたよね?どういうことなんです?」 事情を知っているらしい才人に、シエスタが尋ねてくる。 あー、説明していいものかー、と才人が悩んでいると。 「あの二人は、未来から来た私たちの子供なの!」 いつの間にか才人の腕を抱え込んでいたルイズが、シエスタめがけてそう言い放った。 しかしいきなりそんなこと言われて信じるシエスタではない。 「はぁ?何をわけのわからないことを仰っているんですかミス・ヴァリエール? ついに頭の中までゼロになっちゃいましたか?」 「ななななななななな何を言うのよこのバカメイド!ちゃんと証拠だってあるんだから!」 「じゃあ、今から子供作っちゃいましょうか才人さん?」 「ちょ、オレを巻き込むなよシエスタ!」 「サイトは私とけけけけけ、結婚するんだから!バカメイドなんかに渡さないんだから!」 未来を知ったことで、ルイズの中で何か歯止めが外れたらしい。才人の腕を放す気配は全くない。 シエスタも負けじと、才人の腕を取り、胸をぐいぐいと押し当てる。 それを眺めている、姉弟二人。 「昔っからこんなんなの?この三人…?」 「仲がいいんだか、悪いんだか…」 そして、マナはルーンを唱える。 ナウシド・イサ・エイワーズ…… 詠唱が完了すると、ルイズ、才人、シエスタの三人を奇妙な空気が覆った。 才人にはこの空気に覚えがあった。 ティファニアの…「忘却」だ。 「ごめんね?パパ」 薄れ行く意識の中で、才人はマナの声を聞いた。 「記憶、もらっていくね。末永く、お幸せに」
39 :
時を駆ける少女 :2006/09/07(木) 18:49:52 ID:JXKAwJlz
「時の門」の時の流れの中で、ショウはマナに尋ねた。 「なあ姉貴、タイムパラドックスがないのに、なんで三人の記憶消したんだ?」 「んー。三人に幸せになって欲しいから」 「どういう意味だよ」 「先のこと知ってたら、もし結果が違ったらがっかりするじゃない?それに、先の見える道ほど退屈な道はないと思う」 「ふーん。そんなもんかな」 「それより。帰ったらちゃんとシエスタママに謝るのよ。すっごい心配してたんだから」 「…うん。わかった」 もう、出口はすぐそこだ。 「ちょっと!その手を放しなさいよバカメイド!」 「ミス・ヴァリエールこそ放したらどうなんですか!」 トリステイン魔法学院の中庭では、いつもの光景が繰り広げられていた。 メイドと、貴族の、使い魔を賭けた骨肉の争い。 当の使い魔はルイズの蹴りを股間に食らい、目を回していた。 その光景を目にして、仲間たちは笑いあう。 「ホント、飽きないわねー」「恒例」「二股かけるサイトが悪いのよ。ねえギーシュ?」「そそそ、そうだねモンモランシー」 そうして過ぎていく、いつもの日常、いつもの風景…。 「サイトさんは私のものですっ!」 「サイトは私の使い魔なの!だから誰にも渡さないのっ!」 未来は、誰にもわからない。
40 :
あとがち :2006/09/07(木) 18:51:05 ID:JXKAwJlz
エロ抜きでいってみました。 某スレに投下したSSの内容に準拠しております。 かなり脳内バリッバリなので、嫌いな方はヌルーしてくだちいorz
面白かったしOK!
○月×日 今日もサイトさんはミス・ヴァリエールと一緒にいる。 以前一緒にお風呂に入ったときにもあったが、鞭やら縄の跡らしき傷がいくつか確認できた。 SM…ではないと思う。どうせ何か失敗をした彼女をサイトさんがたしなめたことに腹を立てて お仕置きと称して憂さ晴らしをしたのだろう。そうに違いない。 胸だけじゃなく、器も小さい貴族だ。私ならサイトさんを優しく抱擁してあげるのに。 ○月△日 今日はサイトさんとたくさん話ができて幸せ。 サイトさんの世界のこと、生活、好みのタイプや好きな食べ物などたくさん話して貰った。 どうやら、サイトさんは守ってあげたくなる女の子、家庭的な女の子に弱いらしい。 前者ではミス・ヴェリエールのほうが勝っていて、後者は私のほうが勝っている。 こうなると先手必勝。先に行動したほうがサイトさんを手に入れられそうだ。 というわけで、立ち上がるときに足がもつれた振りをして、サイトさんに抱きついた。 サイトさんの顔が近くにあってものすごく真っ赤になっていた。 かわいいんだから、もう。でも一気にキスまでいったらよかったかな。 明日にでもはっきりとアタックしよう。 ○月□日 最悪なものを見てしまった。 サイトさんがミス・ヴァリエールとしていた。 何が馬鹿犬だ。今のお前はただの発情した雌犬じゃないか。 サイトさんもサイトさんだ。あんな雌犬にかまわなくたって私のほうはいつでも準備万端なのに。 許さない、絶対に許さない。 ○月◎日 私は今日、法を破った。 惚れ薬は法律で禁止されている。 でもサイトさんのためだ。悪魔にだって魂を売ってもいい。 今サイトさんは子供のように私のおっぱいに顔をうずめ、吸い付いている。 今はこれでいい。少しずつ薬を少なくして、自分から私を襲わせるように仕向けよう。 そうしたら、あの雌犬に私たちの行為を見せ付けてやるんだ。 絶対にサイトさんは渡しません。絶対に。
43 :
2-193 :2006/09/07(木) 19:04:35 ID:P8ElSx89
42があぼーんされてればおkです。 それでは推敲する間お待ちください。
Koeeeeeeeee!! だがそれがry でも、シエスタってルイズに対してはそれくらい思ってそう 傍から見ればサイトに対して相当酷い事してるし、好きな相手なら尚更
45 :
2-193 :2006/09/07(木) 21:07:07 ID:P8ElSx89
さて、5分後くらいに投下しますよ。
二日酔いのところをシエスタに襲われたサイト。 彼は彼女に仕返しをすることを誓うのでした。
「まったく酷い目にあったぜ……」 「ま、仕方ねーんじゃねーの? 相棒」 「そりゃそうかもしれないけどさ……」 食堂で昨日の一件がばれた後、サイトとシエスタは学院関係者全員による 記者会見という一種の拷問を受けさせられたのだ。 貴族とはいってもうら若き少年少女。恋に恋するお年頃。 恋と性について、もっとも興味がある時期なのだろう。 また、そのときいくつかの視線がじと〜っ、とサイトたちを睨み付けていた ことも付け加えておく。 「でもよ、二日酔いのところを女の子に襲われたのが初体験、なんて 男の沽券にかかわるじゃねえか」 「もう消せねえ過去だけどな」 「うるせえ!」 「それにまんざらでもなかったんだろ?」 「そりゃ、シエスタはかわいいし、素直だし、嫌いじゃないし、 むしろうれしかったし、気持ち良かったし……って何言わせんだ! この!」 「俺は何にも聞いてねえぞ」 「とにかく、これは男のメンツの問題なんだ。絶対シエスタに仕返ししてやる」 「まあ、がんばれよ、相棒」
「まずは相手を知らなきゃな」 「俺が知るところだとこうなってるな。 年齢 17歳 身長 162サント スリーサイズ 83/60/85 出身 タルプ 趣味 昼寝 特技 料理(シチュー) 好きな食べ物 モモ胡桃パン 好きな人 サイト 初体験 サイト 夢 サイトさんと恋人になること、サイトさんに料理を食べてもらうこと…(略)」 「お前なんでそんなに詳しいんだ。それと最後のほうのはいらねえ情報だろ!」 赤面しながら怒鳴るサイト。どうやら過激なことを事細かに言われたらしい。 「まあまあ、こんなに思ってもらって幸せ者だねえ、相棒は」 「まあ、別に悪い気はしねえけど…って、また話が脱線してるじゃねえか!」 このようにサイトが真剣に考えても、デルフリンガーに茶化され、たいした案が出ないまま 何日も過ぎてしまった。そんなある日のこと、
「ふっふっふっ、やっと手に入れたぜ」 「どうした、頭でも打ったんじゃねーだろうな」 「俺はいたって大丈夫だ。媚薬を手に入れたんだよ。それも飛び切り強力な。 これを飲むと異性が欲しくて欲しくて仕方がなくなるらしい」 「それをどうすんだ?」 「シエスタに飲ませて調教するんだよ。とまではいかなくてもシエスタに俺の剣を 叩き込んでやるんだ。想像しただけでも楽しみだぜ」 「変態だな、相棒」 「男はみんなそうなんだよ」 「で、どうやって飲ませる気だ?」 「どこかデートに誘って飲み物を頼んでそこに 「……衆人環視の中でか? いくらなんでも捕まるぞ。 基本は二人きり。できれば邪魔の入らないところがいいだろうな」 「ならピクニックとかはどうだ? 野外になるけど学園内よりはましだろ」 「まあいいんじゃないか、がんばれよ、相棒」
「シエスタ」 「あっ、サイトさん」 「突然なんだけど、今度の休み、ピクニックにでも行かない?」 「いいですね、あっ、お弁当とか用意しないと」 「手伝おうか?」 「うーん、せっかくなので当日のお楽しみ、ということで」 当日 少し遠出して二人は街が見下ろせる小高い山に来ていた。 「う〜ん、空気がうまいな」 「空気においしいとか、まずいとかあるんですか?」 「街の中とかよりは居心地がいい気がしない?」 「私は…サイトさんと一緒なら…どこでも……」 「へ、変なこと言うなよ」 「私、本気ですよ」 じっとサイトのことを見つめてくるシエスタ。 思わず頬をかいて視線をそらしてしまう。 「照れたサイトさん、かわいいです」 「シ〜エ〜ス〜タ〜」 「それよりお弁当にしませんか?」 「そうだね、そうしようか」 成功編、失敗編に続く
成功編 「シエスタ、はい、お茶」 「サイトさん、ありがとうございます」 そういって渡したお茶の中には媚薬が含まれていた。 昼食は豪勢なもので、二人では食べきれないのではないかというほどの量があった。 残しちゃまずいと思ったサイトがどうにかすべて食べきったのだが。 「サイトさん、どうでしたか?」 「とってもおいしかったよ。シエスタをお嫁さんにもらえる人は幸せ者だな」 「それって……もしかしてプロポーズですか……」 「えっ?」 「サイトさんさえよければ、私はいつでも……」 スカートをあげながら、ゆっくりと白い太腿があらわになっていく。 「サイトさん、あなたが欲しいんです……」 息に艶が含まれ、上気した顔で甘えてくる。 「おねがぁい……」 サイトは媚薬が効いてきたことを確認し、胸と股間に指を這わせた。 「はあぁっ、サイ、ト、さん、気持ちいいっ、けどっ、ちがうのぉっ」 「どうして? 指にどんどん絡み付いてくるけど?」 サイトが指で中をかき回すたびにシエスタの愛液で手が濡れていく。 外側を軽くなでるだけでも、体を震わせ、かわいい嬌声を上げる。 服越しに胸を軽くもむと、柔らかく、それでいて弾力がある手ごたえ、 手のひらでは乳首が立っているのがはっきりとわかる。 「言わなくても、わかってる、くせにぃ……」 あえぎあえぎ、必死に言葉をつむぐ。そんなシエスタを見て嗜虐心に火がついたのか 「ちゃんと言わないとお預けだよ?」 手の動きを止め優しく囁く。 「サイトさんのぉ 言い終わる前にサイトは唇を重ね、しゃべれないように口をふさぐ。 「んー、んーんーんー!」 手足をじたばたしてもがいても、しっかり押さえ込み、決して唇を離さない。
「はぁ、はぁ、はぁ…」 おとなしくなったところでやっと唇を離し 「シエスタ、キスしたかったんじゃないの?」 「キスもしたかったですけど、サイトさん、意地悪です……」 わずかに涙を浮かべ、ポカポカとサイトの胸をたたくシエスタ。 「ごめんごめん、シエスタがかわいいから虐めたくなっちゃうんだよ」 「私、もう我慢ができないんです」 「だから、何をして欲しいのか言って?」 「サイトさんと、ひとつになりたいんです……」 「ひとつに?」 「私を滅茶苦茶にしてください……」 再びスカートをまくるシエスタ。サイトはぐっしょりと濡れたショーツを脱がし シエスタの女の部分をまじまじと眺めた。 「サイトさん、そんなに見ないで……」 「エッチなんだね、シエスタ」 「サイトさんだからです…サイトさんじゃなかったらこんなに大胆になれません……」 「じゃあ、こんなことしてみようかな」 シエスタの股間に顔をうずめ、舌で秘所を舐っていく。 「サ、サイトさん、だめぇっ! おかしく、なっちゃう!」 「おいしいよ、シエスタ」 中まで舌を差し込み、中を存分に味わい、突起を舌ではじいてやると、 「あああああああっ! だめぇっ!」 潮がサイトの顔にかかっていく。顔を離し優しくシエスタを抱きしめる。 「どう? 気持ちよかった?」 「はい。でも、もっと気持ちよくして欲しいんです」 快楽の余韻に浸りながら、呼吸を落ち着かせていく。 「それに、サイトさんにも気持ちよくなって欲しいんです」 すばやくサイトのものを取り出し、 「挿れて…下さい……」 サイトの先端をシエスタの下の口が飲み込もうとしていた。
「シエスタ、いくよ」 座ったままシエスタを抱きかかえ、自身の屹立を飲み込ませていく。 「んん…サイトさん、どう…ですか」 シエスタもサイトに抱きつき、その大きな女の武器を押し当てる。 擬音で言うなら むにゅっ といったところだろうか。 「サイトさんの…大きくなりましたよ?」 さらに強く押し当てていく。心臓の音がお互い聞こえるほどに。 「シエスタ、すごくどきどきしてる」 「サイトさんもです」 じれったく感じたシエスタは腰をくねらせ始め、 「サイトさんがこないなら、私が動きますね」 「うっ、くうっ」 「サイトさん、子供、作りませんか?」 さらに激しさを増していく。主導権を握られまいとサイトも腰を突き上げる。 「今は、まだ、早いんじゃないか?」 「私はいつでも、かまいません……!」 「(だめだ、もう我慢が……)」 「(サイトさんと、一緒に……)」 サイトはびくびくと震え、シエスタはひくひくと痙攣し始めている。 互いに限界が近いことを悟り、最後の力を振り絞る。 「うっ、ぐっ、シエスタ!」 「あっ、ああっ、サイトさん!」 サイトは彼女の中から逃れようとしたが、彼女の締め付けと抱きつきから、 逃れられずに中に欲望を吐き出していった。
「サイトさん」 「何?」 「ごめんなさい、今日の食事の中に媚薬を混ぜたんです」 「……途中から俺も我慢ができなくなったのはそのせい?」 「私が混ぜたのは性欲を増大させる薬なんです。私、ずるいですよね。 ミス・ヴァリエールにサイトさんを取られたくないからって、薬でものにしようとするなんて。 軽蔑しますよね……」 「シエスタ」 髪をなでながら 「俺もシエスタに薬を入れたんだ。エッチになる薬を。俺も同罪だよ。 シエスタを俺の虜にしようとしたんだから…ごめん」 「ごめんなさい、サイトさん」 「ごめん、シエスタ」 二人は抱き合ったまましばらく過ごした。 「サイトさん、ずっと好きでいさせてくださいね」 「うん、ありがとう。シエスタのことを大切にする、約束だ」 「サイトさん……」 「サイトさん、あと、子供が欲しいって言ったのは本心ですから」 「え?」 「できちゃったら責任とってくれますよね?」 「……うん、もちろん」 「今日はたぶん安全日です。でも、サイトさんならそういってくれると信じてました」 ほっとするサイト。まだ子持ちになるつもりはないらしい。 「だから、続き、しましょう?」 柔らかい胸が形を変えるほど押し付けられる。再びサイトが元気になっていく。 「シエスタがその気なら…」 サイトはシエスタに覆いかぶさり、 「こっちが満足するまで離さないからな!」 「きゃーっ♥」 結局、その後数時間にわたって抱き合い、帰れなくなり、近くの山小屋で一泊することになったのでした。 続く?
失敗編 「シエスタ、はい、お茶」 「サイトさん、ありがとうございます」 そういって渡したお茶の中には媚薬が含まれていた。 昼食は豪勢なもので、二人では食べきれないのではないかというほどの量があった。 残しちゃまずいと思ったサイトがどうにかすべて食べきったのだが。 「サイトさん、どうでしたか?」 「とってもおいしかったよ。デザートにシエスタを食べたいくらい」 「サイトさんったら。でもせっかくですからシてあげます」 この状況は危険。前回の経験からそう導き出したサイトは距離をとろうとしたが、 体がうまく動かせない。 「まさか……」 「逃げちゃだめです♥ えい♥」 シエスタはサイトを押し倒し、馬乗りになった。 「シエスタ、まさか食事に何か……」 「欲望に忠実になる媚薬を。逃げられないってことは心のどこかで犯されたいって思ってるんですよ」 「違う!」 「素直じゃない子にはおしおきです」 言うが早いか、サイトの分身を取り出し膝裏で挟み込んだ。 「意外と気持ちいいらしいんですよ、これ」 サイトが飲ませた媚薬、そしてシエスタの薬によっていつもより大胆に積極的に行動してくる シエスタに翻弄され始めていた。 「ふふ、サイトさん、気持ちよさそう」 シエスタの白い足が上下し、程よい圧迫感が先走りを走らせる。 「すぐに出しちゃだめですよ。いっぱい気持ちよくしてあげますからね」 どこからか包帯を取り出し、根本を縛り上げる。 「これで出せませんよ、サイトさん」 「やめて、シエスタ……」 「いっぱいいっぱい溜めて…溜めて……最高に気持ちよくしてあげますから安心してください」
シエスタの足が上下するたびにサイトの我慢汁が噴出する。 「っ、ああっ……」 「くすっ……」 膝裏で挟み込んでいたものを離すと、足裏で直接踏みつける。 足の指が亀頭をくすぐり、かかとで竿をぐにぐにと踏みつけてくる。 「足で踏まれて感じちゃうなんて、サイトさんってほんとに変態さんなんですね」 「ち、違う……」 「ならこのいやらしい液は何ですか?」 「う、うう……」 「素直じゃない子にはこうです」 踏む力を強め、圧迫を強くする。 「あっ、ああっ、シエスタァ……」 身体が痙攣し、竿が強く震える。が、射精したはずなのに、精液が出ることはなかった。 「ふふ、根本を縛ると出ないって言うのは本当だったんですね」 「うっ、ぐうっ」 絶頂に導かれたはずなのに、射精できない苦痛がサイトの肉体に刻まれ、精神を蝕む。 「サイトさん、もっともっと気持ちよくして私以外に発情しないようにしてあげますね」 再び足の動きが再開される。今度は座って両足の指で竿全体を刺激していく。 ほどなくして2度目の絶頂を迎える。だが、やはり出ることはない。 「まだです、まだ……もっともっと溜めて♥」
「今度はパイズリなんてどうですか?」 と、そのメイド服を脱ぎ捨てる。ヘッドドレスとソックスまでははずさなかったが。 細身に似合わない大きな二つの丘がゆれる。思わずサイトは視線をそこに向けてしまった。 「やっぱりここがいいんですね」 サイトのシャフトが沈んでいく。暖かく、柔らかく、そして気持ちいい谷間の中に。 「ふああ……」 逃げなくてはという危機感が薄れ、快楽への欲求が増していく。 このあとなんてどうでもいい、今の欲望がすべて。 「シエスタ、早く……」 「ふふ、せっかちさん」 ゆっくりとした動きで2度の絶頂を迎えたペニスをじっくりと高めていく。 先ほどまでと違い、全体を包囲しながら責めてくる。 射精したいという欲求からサイトは腰を動かし始めていた。 「もう、サイトさんったら、そんなに私のおっぱいがいいんですか?」 何も答えずに必死に腰を突き上げ、快楽を貪る。 「それとも、こうしてほしいんですか?」 突き出した先端に舌を軽く当てる。ただもうそれだけで、 「!!」 身体に電流が走り、背中をのけぞらせる。 もう一度精液を放出しようとする。しかし、苦しみが増すばかり。 それでもどうにか出そうと必死に身体を動かし続ける。 「(出したい、出したい、出したい……!)」 「そんなに出したいんですか? サイトさん?」 いつの間にか声を出していたらしい。どうにかこの苦しみから逃れようと、 「シエスタの…中に…出したい……」 必死に声を紡ぐ。 「そんなに出したいですか?」 首を縦に振る。もはや完全に快楽の欲求へと捕らわれていてしまった。 「いいですよ。私ももう、我慢できないんです」
「サイトさん、いきますね」 根本を縛ったまま、腰をおとし、サイトの屹立を沈み込ませる。 包帯を解き、腰を軽く振ると、 「!!!」 「んっ! すごいぃ、すごいのぉ!」 前回したときの何倍も激しい発射。あっという間にシエスタの中を満たし、 収まりきらないそれはシエスタの外へとあふれ出していく。 「(と、止まらない……!)」 出しても出しても、止まるところを知らない精液。自分の中のものを全部出しているんじゃないかと 思わせるくらい激しく、大量に。 「(駄目だ…意識が……)」 強烈過ぎる快感を肉体に叩き込まれたサイトはそのまま気絶してしまった。 「もう、私だけのものです、サイトさん」 身体を抱き起こし、耳元で囁く。 「もう、絶対に、逃がしません」 その後、学院に帰った二人は昼間は普段どおりの生活をこなしていた。 しかし、夜になると、 「(行っちゃ駄目だ、行っちゃ……)」 足が言うことをきかない。勝手にシエスタの元へと動いてしまう。 「サイトさん、いらっしゃい」 サイトはシエスタから逃れられなくなっていた。 その後のサイトがどうなったかはご想像にお任せする。
仕返しを書いている途中に突然成功編と失敗編が書きたくなり こんなに長くお待たせしてしまって申し訳ありません。 結果として、より多くの人が楽しめるようになったんじゃないかなとその点は満足しております。 あと、シエスタのデータは基本的に公式サイトのを流用させていただいております。 成功編は成功といえるのかとちょっと自分でも思うわけですが、 シエスタをおいしくいただいたということで。 失敗編の方はこんなシエスタ、シエスタじゃないとか言われそうですが、 一見おとなしい人ほど、爆発した時にすごいんじゃないかと勝手におもっとるわけです。 単純に黒化させるのが好きなだけかも。 成功編ではこれから山小屋に連れて行って、雨で濡れた二人が 寒い身体を温めあってというのを書きたかったんですが、 ほかの方が書いてしまったようなので、何かほかのネタを考えます。 それでは読んでくださった皆様方に感謝を。 彡サッ P.S. 失敗編の続きを書くつもりはありませんのでご容赦を。
いやっほう、シエスタ!シエスタ!(;´Д`)ハァハァ 失敗編で、追い詰められるサイトにムラっときた俺はもう駄目かも分からんね 冒頭のデルフとの会話もいい味出しててGJw
61 :
森の中の人 :2006/09/07(木) 23:09:18 ID:JXKAwJlz
>>59 砂糖のように甘い山小屋編をキボンしましゅ。
ウチのはどっちかってゆうと黒寄りのなので…。
62 :
26 :2006/09/07(木) 23:24:22 ID:qDHGmzB5
ヤバいな…シエスタ追い風っていうかシエスタハリケーンだよこれじゃ… 流れが…欲しい…誰かー?ルイズ×サイトで希望のシチュありませんかー?
>>62 淫魔にとりつかれ理性を失ったサイトがただ欲望の赴くままにルイズを犯しまくるみたいなの。
簡潔に言うとルイズ目茶苦茶に。
朝目が覚めると、そこに才人はいなかった。 バカメイドとピクニックに行って、昨夜は帰ってこなかった。 まあ、大雨が降っていたし、帰れないのは仕方ないのかもしれないけど。 帰ってこないってどういうことよ。 もう私を置いてどっかいっちゃったりしないんじゃなかったの。 バカサイト。バカサイト。バカ…。 枕を抱きしめ、ルイズは才人を想う。 才人の温もりを思い出す。 才人の肌の感触を思い出す。 才人の、匂いを思い出す。 「サイトぉ…」 甘い声が、自然と口から漏れる。 口からついて出たその名前は、薄闇の中で幻影を結ぶ。 それは、ルイズにしか見えない「イリュージョン」だった。 ルイズの横には、見えない「サイト」がいた。 「どうして、何もしてくれないの…?」 指が、淫らに自分の胸を撫で回す。 サイトがしてくれないなら、自分でするしかないから。 「どうして、見てるだけなの…?」 擦り付ける太股の内側が、湿った音をたてはじめる。 見て。触って。襲ってもいい。ちゃんとしてくれるなら、知らないフリ、してるから…。 「お願い、サイトぉ…」 はぁ、とため息が漏れ、股間に手が伸びる。 そこは確かに、濡れていた。 想像の中では、ルイズは才人に犯されていた。 まるでルイズの意思を無視するように、乱暴に腰を打ちつけ、犯す。 しかし想像の中のルイズは、それを全て受け入れ、娼婦のように乱れている。 ホントウハ、アアサレタインデショ…? ルイズの中の何かがそう囁く。 違うもん。サイトはあんなことしないし、私もあんな…。 デモアナタハ、シテホシインデショ…? 違う、違う、違う。 デモ、ユビハトマラナイノネ。イケナイコ…。 心の中の声に嬲られるように、ルイズの指は止まらない。 ショーツをずらし、秘所をかき回し、快楽を得ようと蠢く。 「サイト、サイト、サイトぉ…!」 「おー。呼んだかー?」 がちゃっ。 いきなりドアが開き、才人が帰ってきた。 「え?」 「えっ…」 今まさに才人の名を呼び、絶頂に達しようとしていたルイズの動きが止まる。 「あ、あの、ルイズサン…?」 「いやああああああああああああああああああああああ!!」 ルイズは、抱えていた枕を全力で才人に投げつけた。
一応「森の中」の続編ですが、単体でもOKなように仕上げます。 すいません続きはまた後日になりましゅorz 明日早番…(汗
66 :
前スレ 653 :2006/09/07(木) 23:53:59 ID:yWFK7I/1
前スレの
>>647-652 の続きがもう直ぐ打ち終るんですけど……
(1時間ほどは掛かりますが)
なんか、投下しづらい位シエスタだらけで……
頑張りますっ、多分埋もれるけど。
……そゆわけです
>>26 .32.62さん 悪気は無いんですけど、なんか、ごめんなさいっ。
ルイズも好きですっ、前スレで書いたの読んでくれるとうれしいです。
いつまでも襲ってこないサイトに痺れを切らして、 サイトを縛って無理やり初Hしようとする話とか で、裸に剥いたらアルビオン戦で出来た古傷を発見してしまい、 「私のせいで・・・ごめんなさい。痛むでしょ?」とぺろぺろ舐めるご奉仕プレイに発展s(ry
68 :
62 :2006/09/08(金) 00:04:51 ID:aIguWU9Q
>>66 ルイズ派がココにも…頑張れー(..)ノ~~
>>63 相分かった。今度こそ鬼のサイトを…
って、職人さんきてたのね、ゴメンですorz
>>64 ルイズかわいいよルイズ(*´д`)ハァハァ
>>66 ワクテカしながら待ってますw
前スレの分、シエスタは才人を使い魔でなく人として見てくれる、
て点を丁寧に書いてくれたのがすごく好印象でした
70 :
68 :2006/09/08(金) 00:10:29 ID:aIguWU9Q
時間差で希望シチュが…レスはしないかもわからんが頑張る!
これはいいミックスアップが期待できそうだ。
72 :
66 :2006/09/08(金) 01:05:46 ID:xXGBplNJ
では今から 投下します。
73 :
1/11 :2006/09/08(金) 01:06:25 ID:xXGBplNJ
「これなんかどう?」 ジェシカが薦めてくれたのは、水着に見えた…… 「ジェシカ……私、着替え借りたいだけなんだけど。」 折角だから、魅惑の妖精でスカロンさんに、いくつか料理を教わることにした。 その間……サイトさんは、へへへへへやで、待ってる。 ジェシカがにこやかに、一部屋用意してくれた。 今日はお泊り。 ……ミス・ヴァリエールは毎日サイトさんを独り占めしてるんですから、 ……一日位良いですよね。 本人が聞いていたら、絶対いいって言わないけど。 お料理するのに、サイトさんに貰ったお洋服が汚れると嫌だから、 着替えを借りようとジェシカの部屋に来た。 で、 「なんで、水着?」 「まぁまぁ、騙されたと思って…ねっ!」 ジェシカは押しが強い……結局着せられる。 「んで、はい。」 エプロン? 「油はねたりしたら危ないでしょ?」 「普通の服貸してくれれば良いのに……。」 「まぁまぁ、取り合えず着た着た、厨房に行くわよ。」 うん。 エプロンなんて付けるだけだから、直ぐに用意は終わるけど。 結局そのままの格好で、ズルズル厨房に行くことになった。 なんだかすれ違うお客さんたちが、 びっくりした様にこっちを見るのが、気になるんだけど…… 厨房にスカロンさんは居なかったけど、たくさん料理を教わった。 食堂の料理と、味付けのコンセプトや盛り付けが随分違って勉強になる。 一生懸命、勉強してると…… 何故かジェシカに叩かれた。 「いたっ、何するのっ?ジェシカ。」 「あ・ん・た・はっ、何真面目に料理してるのかなっ?」 「えっ、でも……街の味をって。」 「そんなの、口実でしょーがっ、もうっ、随分経つじゃないっ、ちゃっちゃっと部屋行って、一発決めてきなさいっ。」 「い、い、い………。」 思考が停止する。 「あぁ、もうっ、えっと、これとこれとこれと。」 私が作った料理や、魅惑の妖精のオリジナルメニューをいくつか選んでワゴンに載せてる。 「さってっと、行くわよーシエスタ。」 ジェシカに引っ張られる。 ……いっいっいっっぱ…… 転ばなかったのが、とっても不思議。
74 :
2/11 :2006/09/08(金) 01:06:55 ID:xXGBplNJ
バイトしてた頃は、掃除のときくらいしか入らなかったスイートルーム。 綺麗に整えられた部屋と、……大き目の一つのベット…… 見た瞬間体が硬直する。 コンコン ドアがノックされる…… 「は、っはいっっっ。」 声が裏返る。 ゆっくりとドアが開き…… 「はぁい、サイトくん。」 スカロン店長だった。 想像とのあまりの落差に、泣けてきた。 「な、なんすか?店長。」 「いやぁねぇ、今日はサイトくんお客さまよぉ、あらぁ、いやだわぁ、私ったらこぉんな口聞いちゃって、ミ・マドモワゼルしっぱぁい。」 い、いつもよりキツイ…… 「い、いつもどおりでいいです、店長。」 ジェシカに部屋代として、適当にお金を渡したらここに通された。 多すぎたみたいだ。 「まぁ、ベットメイクとお部屋のチェックは済んでいるけど、お風呂を沸かしにね。」 この部屋そんなものまで付いてるのか…… 学生寮とはいえ、貴族のルイズの部屋にも着いてないのに…… 幾ら位の部屋なんだろう……ここ。 スカロン店長がバスルームに入っていく。 よく見ると、鉄のバケツを提げている。 「めったに使わないんだけどねぇ、よいしょっと。」 浴槽の上で、バケツをひっくり返す。ジューっと言う音共に湯気が立ち始める。 焼いた石かな? 「お湯が温くなったり、沸かし直したいときは、私をよんでねぇ。」 「あ、すいません。」 「それでねぇ、サイトくん。」 「はい?」 スカロン店長が、バケツを抱えて、こっちを見てる。 「人の妹の娘を、寄りにも寄って、家で傷物にする気なら……。」 メキャメキャメキャメキャ…… バケツが……バケツだった物に変わった。 「男として、それなりの考えがある。覚悟しろよぉ?」 たまにしか聞けない、スカロン店長の漢バージョン…… こえー、泣きそうだ……今日俺、なんか怖がりすぎだろぉ。 「あー、でもねぇ。」 オカマ声に戻る。 「あ〜〜んなに可愛い、シエちゃんに、てぇ一つ出さないのは、失礼だって、ミ・マドモワゼルはおもうなぁ。」 どうしろっていうんですかっ、スカロン店長。 「あら、いやだ。」 とかいいつつ、バケツだった物を摘みながら、恐怖と混乱の権化は立ち去った。 ……逃げるべきだろうか…… コンコン 恐怖が蘇る、ノックの音。 「はっ、はぁぁぁぁい。」 われながら逃げ腰だ。 「失礼いたします。」 ジェシカだった。 ほっとする。食事を運んでくれたみたい。 「あ、ありがと。丁度お腹空いてたんだ、シエスタは?」 ニヤリと、ジェシカが笑う。 ……何たくらんでやがる。 ジェシカが、自分の身体でカバーしていたドアの影を見せた。
75 :
3/11 :2006/09/08(金) 01:07:26 ID:xXGBplNJ
「ここでじっと、正面を見ときなさい、いいわね、シエスタ。」 って言われた地点で待つ。 「……シエスタは?」 サイトさんの声だ。 ジェシカが回る様に私の前からどいて、背中にがっしり張り付いた。 「ちょっと、ジェシカ。」 「ほら、シエスタ、正面、サイトくんみてっ。」 ひそひそと、囁くジェシカ。 不思議に思ってサイトさんを見ると……あれ? 「は、は、は、……。」 なんだか、赤くなって止まってる、慌てて駆け寄る。 「サ、サイトさん。」 「は、はだかっ…ぇ…………?」 「へ?」 後ろで、ジェシカが笑い転げてる……何が有ったの? 「いやー、サイトくん流石、妄想大爆発!、男の子だねっ。」 ジェシカにその場で回転させられた。 「なぁぁぁに、考えたのかなっ?」 「え、あうぁぁぁぁぁ。」 頭を抱えて、座り込んでしまう。 「サ、サイトさん大丈夫ですかっ?」 なんだか真っ赤になって、顔を上げてくれない。 その間にジェシカは、室内のテーブルに配膳していく。 「では、ごゆっくりお寛ぎ下さい、お客様。」 にっこりと営業スマイル。まって、ジェシカ…… 「お風呂の方は熱めにして在りますので、お好みのお加減でご使用下さい。」 ジェシカが部屋から出て行く。 「それでは失礼いたします、食器は後で下げに参りますね。」 ……この状態のサイトさんと二人にされてもっ……… 「あ、あのサイトさん、お食事ありますけど……。」 俯いたまま、サイトさんがテーブルに着いた。 「……いただきますね。」 サイトさんも、真っ赤なまま食事を始める。 ……どうやら、さっきのことには触れない方がいいみたい。 「あ、サイトさん、そちらの料理、味の方いかがです?私が作ったんです。」 「え、あ、そうなんだ………うん、美味いよ。」 「えへへー、ちょっと自信有ったんです。お口に合ってうれしいな。」 多分話がそれて、ホッとしたのか、やっと話し始めてくれた。 「今まで、厨房に居たんだ?」 「はい、色々教わったので、明日マルトーさんにも伝えます……多分ご存知でしょうけど。」 「いや、言って見ないと分らないって、ひょっとしたら、食堂に新しいメニュー増えるかもな。」 「えー、そんなこと無いですよ、きっと。」 他愛ない話が本当に嬉しい。 「さっき、スカロン店長が来たよ、お風呂沸かしていった。」 「ジェシカも言ってまし……た……ね……。」 気が付いた……お風呂、ここに泊まるんだ、サイトさんと二人で。 あぁぁっぁぁあ、ベット一つしかない……ジェシカちゃんGJ! 妙に意識して、赤くなってしまう。 サイトさんも同じみたいで、そわそわし始めた。 「あ、おれ、先風呂入ってくる、熱い風呂の方がこのみだしっ。」 サイトさんが行ってしまう、ちょっと残念。 落ち着いて部屋を見ると、凄い部屋だった。 小物とかもかわいー……スカロン伯父様趣味はいいのよね……趣味は。 サイトさんは気付かないだろうけど、調度品はどれも高級品だ。 ………ここで……今夜……ちょっと赤くなる、でも多分サイトさん何もしないと思うけど。 何か?までかは分らないけど、サイトさんが私達に手を出さない理由。 多分それを聞かないと、進展することは無いと思う…… まず、それを聞かないとね……がんばるっ。 決心と共に、ふと、ジェシカちゃんの着せてくれた、水着を見る。 あ、……ここまで分ってたのかな?ジェシカ。
76 :
4/11 :2006/09/08(金) 01:07:57 ID:xXGBplNJ
その場に有った手桶でお湯を浴びる。 まだ顔が赤い気がする……。 ジェシカに思いっきりからかわれた……。 確かに、そう見えたとはいえ…… シエスタの裸エプロンはありえない。 「ふいーーー。」 湯船につかる、かなり大きい湯船だ。 熱めだけど、あのままあの格好のシエスタの居たら…… 多分、理性が切れる。いや、絶対切れる。 「責任……とれねぇーしなぁ……。」 風呂場の天井に呟く。 「何が取れないんですか?」 「ん?いやね……っって、シエスタさん?」 風呂場のドアの向こうにシエスタが…… 「しつれーしまーす。」 居た、既に風呂場に居る。 「な、ななななんなぁぁぁぁぁ。」 まともに喋れない、前の暗い庭とは違う。 ここは一応明かりが入ってる、一緒に入ると、ばっちり見える。 「ご一緒してもいいですか?」 「ご、ごぉぉぉぉぉぉ?」 いや、だからシエスタさん、見えちゃいます、お互いに、冷静になりましょう。 シエスタがエプロンに手を掛けスルリとほどく。 「ゴクリ。」 喉が鳴る、目があっちこっちに釘付けになる。 「実はこの下のこれ、水着なんですよ。」 エプロンを脱衣所に投げながらの宣告。 ……体中の力ががっくり抜ける…… (そーだよなー、そーいやそーだよなー) シエスタが身体を流して、湯船に入ろうとしている。 あー……水着って面積下着と一緒。 うれしい事実に気が付く、凄く儲けた気分で、シエスタを見つめてしまう。 「サ、サイトさん?」 あ、ばれた。 「……前も言いましたけど。」 「ごめんなしゃい。」 「見たいんなら、そう言って下さい……私は隠しませんよ。」 反射的に謝ってから、シエスタを見る……。 にこやかに微笑んだまま、こっちを見てる。 「見たい……ですか?」 シエスタが、背中に手を回そうとしてる。 「ちょ、まって、シエスタ。」 見たいけど。 「……私……魅力ないですか?」 有りすぎです。ばっちりです。 「かっ、可愛いけどっ、こういうのはっ、なんかちがうっ。」 声を絞り出す、はっきり誘惑に負けたかったけど……だめだ。 「じゃあ、このままでいますねー。」 残念だけど、ホッとする。 「その代わりに、サイトさんがどうして何もしないか、教えてくれませんか?」 もう一度見たシエスタは、もう笑っていなかった。
77 :
5/11 :2006/09/08(金) 01:08:28 ID:xXGBplNJ
……ちょっと卑怯かもしれない……でも…聞きたかった。 サイトさんもこっちを見てくれる。 目が真面目になって、私の目を見てる。 「……俺は……居なくなるかもしれないから。」 それだけ言って、目を逸らす。 「ここで誰かを好きになっても、付き合っちゃいけないと思う。」 「シエスタは可愛い、ルイズだって可愛い、正直手を出したくなる時だってあるし、出しかけたこともある……。」 ミス・ヴァリエールに……ですね。 「でも、駄目だよ、俺は男だから、責任とれないことはしない。」 サイトさん、優しいです。 でも、それじゃ 「わたしや、ミス・ヴァリエールは迷惑ですか?」 わたし達の気持ちは、どこに行けばいいのだろう? 「ちがうっ、二人とも、好きでいてくれるのはうれしい。……それに……俺は嫌われる度胸もないから、……冷たくも出来ない。」 貴方が嫌われたくない、って思ってくれてるって分って嬉しいです、サイトさん。 「サイトさん、我侭ですね。」 「………うん……ごめん……き…らいに…な…った?」 小さく聞いてくるサイトさんが、声の様に小さい子に見える。 かわいい……つい、そっと抱き寄せる。 「シ、シエスタっ、だからっ。」 もがくサイトさん……でも、嬉しそう。 「サイトさん、つらかったですか?」 サイトさんの頭を、そっと撫でながら聞く。 「帰れなくて、つらいですか?」 サイトさんが震える、多分、私が聞かないといけないことは、これ。 「帰れなくなるのが怖いですか?」 サイトさんが、横に頭を振る。 「違うんだ……シエスタ、俺は多分あっちでは……誰にも必要とされてない。」 びっくりした。 「多分ね……シエスタ、俺は、帰るのも、帰らないのも怖いんだ。」 「帰るって、言い訳して、女の子に手を出さないのも、帰ったときが余計怖くなるから。」 サイトさんが震えてる。 「帰らずにここで暮らせば、今までの俺はなんだったのか分らなくなる。それが怖い。」 「俺はどこにも居場所がない、故郷では必要ないし、ここでは異邦人だ……、それが……悲しいんだよ……。」 私は、そっとサイトさんを抱きしめる。 「私は、サイトさんが必要ですし、同郷ですよ……帰る場所も行く場所もないなら……ここに……。」 ゆっくり腕に力を込めて、サイトさんを強く抱きしめる。 「帰ってきてください、どこに行ってもいいです、きっと、ミス・ヴァリエールの所にもサイトさんは行きます。」 ミス・ヴァリエール可愛いし、サイトさんの周りは美人が多すぎる…でも。 「ここに……帰ってきてください。」 力を抜いて、サイトさんの目を正面から見る。 あ、潤んでる、かわいー。 「私はそれだけで満足ですよ。」 今度は私が、サイトさんの胸に飛び込んだ。
78 :
6/11 :2006/09/08(金) 01:09:14 ID:xXGBplNJ
シエスタの柔らかい身体が俺の腕の中に有る。 緊張してる……顔を見なくても分った。 多分、返事を待ってる。 困った……多分、俺は受け入れたいんだ……シエスタを、今まで張ってた虚勢はさっき破られた。 断る理由は一つだけ。俺の覚悟。 ここで暮らし、ここで死ぬ。たったそれだけの覚悟……。 でも、今まで出来なかった覚悟だけど…… (そういえば……地球にシエスタは居ないんだよな。) 腹が決まる、きっとこんな感じだ。 今まで生きてきて始めて、身体に芯が通ったような気がする。 親戚の叔父さんの言った、男は結婚して一人前という言葉の意味を知る。 (叔父さんは、破産して離婚したけど。) どうでも良いことまで思い出したが、取り合えず決めたことを言う。 「シエスタ。」 「はい。」 ずっと、返事待ってたんだ、それだけなのに、妙にうれしかった。 「質問に、質問で返すのは、失礼だけど……いいかな?」 俺は切り出す、でもここは譲れない。 「……はい。」 ちょっと、怖がってるのが分る。ごめんねシエスタ。 「俺と付き合ってもらえるかな?シエスタ、これからずっと。」 古風な考え方だろうけど、告白は男の方からしたかった。 シエスタだけに、勇気を振り絞らせるのは、卑怯だと、そう思った。 シエスタが、俺の質問を理解してくれるのを待つ。 ……真っ赤になったシエスタが、首をガクガク縦に振った。 「はっ、はいっ、あのあのあのあの………おねがぃ……します。」 うれしかった。もうこのままハルケギニアに骨を埋めてもいい。 シエスタのひいじいさん、アンタと今なら話が合う。 優しくシエスタを抱き寄せる。 風呂で火照ったシエスタの身体が、柔らかく俺の身体に当たる。 あ、やば。 身体の一部が過剰に元気になる。 シエスタに当たる……うぁ……はずー 「サ、サイトさん。」 いや、告白していきなりは、急すぎだろう。 「ご、ごめん。先上がるからっ、シエスタは暖まってから上がって。」 慌てて離れようとするけど、シエスタが俺の身体を離さなかった。 「わたし…隠さないって……。」 絞り出すような声、シエスタはずっと覚悟を決めていてくれたんだった。 「でもっ。そのっ、付き合って……いきなりはっ。」 「……私は……でも……いいですけどっ……サイトさん。」 ちょっと引いてくれて、一安心、さすがシエスタ。 「学園に帰ったら……ミス・ヴァリエール居ますよ……あんまり……その……チャンスが……。」 ……そうだった……女の子の方が、先のことを見てるなぁ…… 「あの……サイトさん……歯止め無くなって……ミス・ヴァリエール……同室で……その……ガマン……できま……す?」 うぁっ、俺信用ねぇっ。 「だから、その今……そのっ、満足してもらったらっ……。」 シエスタむちゃくちゃ赤い……風呂の所為だけじゃない。 スルリと水着全て脱ぐ、柔らかそうな胸が、晒されて……いきなり抱きついてくる。 「その……好きにして……いいんです……よ?」 耳元で囁かれる。理性が溶ける。 無意識に胸を弄る、柔らかい。 「あっ、……。」 シエスタが微笑む、うれしそうに。胸触られてその反応はズルイ。 歯止めが利かなくなる。 指に思ったより力が入る。 「きゃっ。」「あ、ごめん、つい……。」 ふるふると、シエスタが首を振る。 「好きにしてって、いいました。もう……サイトさんがどうしても良いんですよ、今……この身体は……サイトさんのモノだから。」 理性なんて、持ってたことすら忘れてしまった。
79 :
7/11 :2006/09/08(金) 01:09:45 ID:xXGBplNJ
サイトさんが、胸に吸い付いてくる。 ちょっと、というか、正直結構痛い。 けど……夢中で私を求めてくれているのが分る。 幸せ。 胸に吸い付いているサイトさんの、頭をそっと触る。 さっきまで怖いって泣いてた、初めて私だけに見せてくれた本当。 どんどん愛しくなって来る。 浴槽の脇に有った、台のような所に寝かされる。 サイトさんが、両手に私のおっぱいを持ってる。 楽しむように、揉み続けている。 今気付いた、私が痛くて悲鳴を上げるたびに、指の力がちょっとづつ抜ける。 一応気を使ってくれているんだ。 更に可愛く見える、夢中で……おっぱいに吸い付いて…… サイトさん、赤ちゃんみたい。 そんなことを思っていたら、いきなりキス。 いつかのように、舌を絡めて……サイトさんの舌が熱い。 多分私の身体も……。 「サイト……さん。」 無性に名前が呼びたくなる。そこに居ることを確認したくなる。 「シエスタ………。」 また、キス。 お互いに夢中で唇を吸う、サイトさんはその間もおっぱいを揉み続ける…… おっぱいが、ほんとーに好きなのねー。 うれしい、自分の身体がサイトさんを悦ばせることが出来るのが。 そして……段々加減を覚えてきたサイトさんが、痛くない様に揉める様になって…… 夢中で吸う唇が、段々敏感になって…… サイトさんの身体を感じる自分の身体が……本当にうれしい。 段々気持ちよくなってくる、幸せすぎてちょっと怖い。 サイトさんを抱き寄せる。 サイトさんも私の背中に手を回す。 ビクンっ身体がいきなり震えた。 えっ……サイトさんの手が、背中に触っただけなのに…… サイトさんも、私の手が触れるとビクビクしている…… うれしい。 そーっと、サイトさんの反応を見ながら、あちこち触ってみる。 サイトさんも同じことを思いついたみたい。 背中を、腕を、足を、そしてお互いの一番敏感な所を…… お互いに恐る恐る触ってみる。 二人とも無口になって、キモチイイコトだけに集中する。 目が合うだけでキスをして、暇があったら相手を弄った。
80 :
8/11 :2006/09/08(金) 01:10:15 ID:xXGBplNJ
股間が痛い位だ。 熱で浮かされたような目のシエスタが目の前に居て、俺の手に、指に応える。 シエスタの指が、舌が、俺の身体を這い回る。 シエスタの指の感触が気持ち良い……同じ様に触り返すと、シエスタの反応が良くなる。たぶん最初の方、シエスタにかなり負担をかけていたんだろう。 詫びる様に、そっと触れる。 身体は興奮しているけど、頭のどこかが、シエスタに感じて欲しいと冷静さを繋ぎ止める。 このまま……とも思ったけど…… 「シエスタ……。」 とろんとした目のシエスタが、首を傾げる。 「ベット……行くよ。」 ビクッとしたシエスタだったけど、覚悟を決めたように頷く。 シエスタの身体の下に手を通して抱き上げる。いわゆる、お姫様抱っこ。 「きゃっ、サ、サイトさん。」 シエスタもちょっと冷静になったみたい。 人一人分にしては、軽い位の重量を抱き上げたまま、脱衣所に向かう。 でも、アルビオンで身体鍛えてて良かったかも、力尽きると格好付かない。 シエスタが恥ずかしがって、ピッタリ身体に抱きつく。 残念、見えていた絶景な谷間が隠れる。 「今更?」 「今更でも何でも、恥ずかしいんです。」 用意されていたバスタオルで、シエスタの身体を拭く。 シエスタは俺を拭いてくれる。 シエスタに身体を拭いてもらうと、子供に戻ったみたいで気持ち良い… お互いに肩を抱き合って部屋に戻る、テーブルが片付いている。 あ〜、ジェシカだか、スカロン店長に感づかれた公算が高い。 シエスタも気付いた…… 「あ、……どうしましょう?」 「どうもしない、隠すことでもないし……いっそ、自慢でもする?」 くすくすシエスタが笑い出す。 「ジェシカにそんな自慢すると、たぶん反撃が凄いです。」 ……確かに。 苦笑しながら、シエスタにキス。 目を瞑った所をもう一度抱き上げる。 そのままベットにそっと横たえる。 薄く目を開けたシエスタの身体をもう一度触る。 「サイトさん。」 「シエスタ……。」 ゆっくりと胸に顔を埋める、俺はどうやらこれが凄く好き。 シエスタは俺の頭から背中を、優しく撫でる。狂いそうに心地よい。 ……やばい、多分このまま寝たら、死ぬまで起きない。 今寝るのは、嫌だ。 本能が、俺を揺り動かす。 上半身を抱き上げ、舌を絡めながら、胸を触る。 風呂上りの身体はまだ熱い。 背中を触りながら、シエスタを俺に抱きつかせる。 「んっ、あっ、んんんんんっ。」 シエスタはキスが好きだ。一度キスするとなかなか離してくれない。 ピッタリと身体を密着させて、シエスタの胸の感触を身体で楽しむ。 空いた手を、そっと、シエスタの大事な所にしのばせる。 「ひぃぁっ、サイト……さんっ。」 そっと、形をなぞる様にゆっくり感触を楽しむ。 ひとしきり触った後、硬くなってくる所に集中する。 「あっ、あぁぁぁぁあっっっ。」 風呂で散々触った身体は、すぐに感じ始める。 手を休めずに、シエスタを抱きしめ、強くキスをする。 「んんんん、んっんっぅうぅぅぅうっ。」 シエスタの舌を吸い上げ、手をどんどん動かす。 「サイトさんっ……あのっ……。」
81 :
9/11 :2006/09/08(金) 01:10:49 ID:xXGBplNJ
女の子から……こんな事言って……嫌われたくないから… ずっと耐えてたけど……きっとサイトさんはわざとだ…。 「あの……サイトさん……シテ……下さい。」 顔が真っ赤になってるのが、自分でも分る。 サイトさんが、私の耳に口を寄せる…… 「シエスタ……」 耳に息が掛かってゾクゾクする。 「一つだけ……言ってからにしたくて……我慢してたんだけど……。」 サイトさんも我慢してたみたい、なんだろう。 「これだけは言ってからじゃないと、……けじめだし。」 「?」 私をギュって抱きしめてからサイトさんは言った。 「愛してるよ、シエスタ。」 不意打ちだ、ズルイ、今こんなこと言われたら…… 涙がぽろぽろ出てきた。 「……サイトさん……私も……です。」 そっと口付ける。 何かを決心したような瞳で、サイトさんが私を見る。 あ、………入れるん…だ。 私は身構える。
82 :
10/11 :2006/09/08(金) 01:11:20 ID:xXGBplNJ
少し手こずったけど、俺の分身が目的地に到着する。 後は……手を添えたまま、ゆっくりと突き込む。 暖かい何かが、俺をゆっくり包んでゆく。 シエスタの手が、背中に回される。 「痛い?」 聞いてみる。 シエスタは笑いながら答えた。 「女の子の秘密です、サイトさんそんなこと聞くなんて、えっちですよ。」 反論できない……黙って腰を進める。 一瞬あってるのか不安になる抵抗があったが、俺が全部埋まる。 背中に回されたシエスタの手が俺を抱きしめる。 不安になった俺はもう一度聞く。 「シエスタ、大丈夫?」 「サイトさん……質問に……質問で…返します。」 「?」 「気持ちいいですか?」 ……悩むまでも無い。 「凄く、熱くて、柔らかくて、ざらざらしてる。凄く……」 続けようとする俺の唇に、シエスタの人差し指が当たる。 「じゃあ、問題ないです。……この身体はサイトさんのモノです…… 好きなだけ使って……気持ちよくなって……。」 ゾクリと背中に何かが這い上がる、俺が伝えてくる快感だけじゃない。 シエスタが俺を愛してる、そのことに対する歓喜が身体の中を跳ね回る。 元々、ほとんど余裕なんか無かった。 俺はゆっくり動き出す、自分の動きがもどかしいけど、早く動くには伝わってくる快感が強すぎた。 シエスタにキスをする。 うれしそうに舌を絡めてくる。 しまった、気持ちいい。 更に限界が近づいてくる。 もったいない……もっと、もっと、シエスタを感じたい。 一瞬でも長く、シエスタの中に居たい。 でも、快感が限界をあっさり超える。 どくどくと、シエスタの中に精液が注ぎこまれる。 俺がイク瞬間、シエスタがうれしそうに微笑んだ。
83 :
11/11 :2006/09/08(金) 01:11:51 ID:xXGBplNJ
目を開ける…… 朝になってる。 あのあと、サイトさんと何度も何度も…… まだ痛いけど…… サイトさんが気持ちよさそうだったので、満足。 胸の中にサイトさんが居る。 口がちょっと開いてる、キスしてみた。 あ、吸い返してきた。 サイトさんが起きるまで、悪戯してみる。 「ん…あぁ…シエスタ……おは……シエスタァ?」 「おはよう御座います、サイトさん。」 笑いがこみ上げてくる。 「夢じゃありませんよ、サイトさん。」 ……サイトさんひょっとしたら、後悔してるのかもしれない それが凄く怖かった。 「よかったー、夢だったらどうしようかと思った。」 ……その一言がどれだけうれしいか、たぶんサイトさんには分らない。 「朝ごはん貰ってきますね。」 私はベットから降りる。 あ、 「着替えないです……。」 水着着てこの部屋に来たし、水着は今お風呂のそこ……困った。 「俺が行って来るよ。」 サイトさんが、あっという間に服を着る。 「ごめんなさい、お願いします……あと、ジェシカに服を……。」 「了解っ、ゆっくりしててね、シエスタ。」 サイトさんが部屋を飛び出していくと、入れ違いにジェシカが入って来る。 「あ、あれ?」 「ふっふっふー、シエスタおめでとう。」 「え?」 「お風呂って声響くんだよ。」 ……え…… 「廊下まではまる聞こえだったね。」 ……えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ 「まぁめったに使われないには理由があるのよー。」 …先に言ってぇぇぇぇぇぇ 「隣の客も燃えたみたいだし、良いよね?」 よくなぁぁぁぁい でも、顔が上げれない……恥ずかしくて何もいえない…… クスクス笑いながら、ジェシカが着替えをくれた。 「そうそう、早く行って上げないと、サイトくん大変かもだよー。」 「えっ?」 「バケツ潰しながら待ってる人がいるからねー。」 バケツ? サイトさんの悲鳴が聞こえる……なんだろう 慌てて部屋を飛び出しかけるけど…… 「ジェシカ。」 「なに?急ぎなよ。」 「ありがとっ。」 ジェシカが照れてる、 そして私はサイトさんの声の方に駆け出した。
84 :
66 :2006/09/08(金) 01:18:50 ID:xXGBplNJ
>>68 さん まだ頑張るけど、一度頑張ってる……読んで欲しいなぁ…
>>69 さん 謝らなくてもっ、
感想ありがとう御座います。シエスタってきっとそんな子だなーと
書いてて思ったけど、シエスタ・サイトは両方いい子ってか、絡めにくい、
回り動かさないと仲良く手をつないで帰宅しそう。
その所為もあって、中盤以降と締め方にちょっと難あり…
拙い文章ですが、出来れば読んでください。
ではっ
85 :
68 :2006/09/08(金) 01:38:06 ID:aIguWU9Q
>>84 あのー…非常に申し上げにくいんだが、作品全部読んでるよ。俺。
多分最初辺りに感想レスしたと思う。ただ俺も書く方だからあんまり感想レスしてなかったりする…
勿論アンタや他の職人はリスペクトしてる。あまり構ってない風で悪いね。ルイズ×サイト至上主義の俺はちゃんと見てるから、今後も頑張ってくれ!
さて…真面目レスはこの辺にするかな…鬼サイト続き書いてこよー
>84 アンタは俺の神だ!! シエスタ可愛いよシエスタっ!
質問なんですが、もしかしてゼロの使い魔9巻のアニメイト限定版のカバーとコミックアライブ11月号付録のカバーって同じのですか? わかる方いたら教えてください。
シエスタがモットー伯とかにハァハァされるのや ルイズがグリフォン隊の隊長に寝取られるのってない?
>>84 うおおおおおおお!(*´д`)ハァハァハァハァ
朝からドキドキが止まらねぇ、GJ!
サイトの心の在り様に、しっかり決着をつけてくれたのが何より嬉しい
どちらの世界でもなく「ここ」に帰ってきて、てところで不覚にもウルッときた(つД`)
すごくいいもの読ませて頂きました、ありがとうー
91 :
84 :2006/09/08(金) 08:30:34 ID:xXGBplNJ
>>84 さん ………ぎゃだーーーってかんじでしょぅか…
自分も他の方にあまり感想書きません。切が無いので。
多分どのコメントの方かは、真面目レス読んだら分りました……
恥ずかしい……因みに、自分も全部読んでます。
鬼サイト頑張ってください。
……鬼ってか鬼畜系まだ書いてないですね……そのうち挑戦。
難しそうだけど。
>>86 さん、ありがとー
>>90 さん 実は自分では別の展開考えてたのですが…
気が付いたらああなってました。しかも、そっちの方がしっくり来たので……
ちょっと寂しいけど書き直しませんでした……
喜んでもらえてうれしいです。
92 :
91 :2006/09/08(金) 08:32:10 ID:xXGBplNJ
>>84 じゃ無くて、
>>85 だぁぁぁぁぁぁ
自分にレス付けてどうするっ、寂しい子かっ自分。
いろいろごめんなさぁぁぁぁいっ、
>>85 さんっ。
93 :
85 :2006/09/08(金) 10:09:28 ID:aIguWU9Q
>>92 いや…謝られづくめじゃなんか心苦し…
俺なんかはスルーして頑張って下さい(T_T)ノ~~もっとユルくいきましょー
まぁおちけつ (*´Д`)ハァハァ
なにこの馴れ合い・・・
「…もう…やめてぇ…」 聞こえない。 「…ひぐっ…」 ベッドの上のルイズは涙で目を腫らし、必死にその涙を手の甲で拭っていた。 学生服は引き裂かれ前を露わにし、スカートは脱がされて、下着などは部屋の隅に投げられている。 「アンタ…なんで…」 「さてね…犬だから獣にでもなったかな…」 サイトの目に憐れみなどない。あるのはルイズを犯す思考だけ。 ルイズの全身には至る所にサイトの欲望がかけられていた。 その小さな胸に。 その端正な顔立ちに。 その柔らかな桃色の髪に。 一番浴びせられているのは、 「ほら、こっちに向けろよ」 「いやぁ…」 無理矢理ルイズの脚を広げると、そこに体を割っていれた。 彼女の大事な場所から流れ出ている液体は間違いなくサイトの精液。最早破瓜の痛みなど忘れさせる位に注ぎ込み、犯し尽くした。 サイトはソコに両手の人差し指と中指を差し込み、広げる。 「もうユルくなっちゃったかな…?」 「酷いわ…酷いわよぉ…」 ヌルヌルとした内膜はルイズの愛液とサイトの精液が塗りたくられ、白濁した液体にまみれている。その奥には、サイトの精液が溜まっていた。 ルイズの膣にサイトの精液で池が出来たように、大量に注がれている。
既に子宮一杯に注がれているのだろう、膣まで溜まっているのだ。 「赤ちゃんが…出来ちゃう…」 「そりゃいいや。俺の子供産めるように毎日使って慣らしてやるよ」 チャプチャプと音を立てるルイズの中に満足し、サイトは股間に血が集まるのを感じた。 「栓…しないとな」 「ひぐっ!」 再びルイズを貫く。サイトに何度も貫かれた穴は最初に比べればすっかり緩んでいたが、サイト専用と言わんばかりの絡み付きを見せた。 しっかりとルイズの腰を掴み、何度も打ち付けていく。 「ひゃぐっ!ひぐっ!」 「またイキそうなんだろ?」 その間にもグチャグチャと二人の接合部分は音を立てていく。 幾度と無く打ち込まれたルイズの瞳は虚ろになった。 「ルイズ?」 「は…ひぃ…?」 「俺の肉奴隷にならないか?」 「ひゃ…はぁ…にく…どりぇい?」 「俺が言えばすぐにルイズはこの穴を差し出すんだ」 「…ひゃ…しょんな…」 「その代わり、毎日こんなに気持ちいい事してやるし、ずっと俺の側にいられるぞ?」 「…サイトのしょば?…」 「ああ、ずっとお前を愛してやる…」 「ホント?…愛してくりぇりゅの…?」 サイトは唇を貪った。 「こんなキスもいつだってしてやるさ…」 「美味しい…サイトのお口美味しいよぉ…」
ルイズはサイトの唇を貪り返し、その唾液を奪うようにして飲み込んだ。 「どうなんだ?ルイズ?」 「私…サイトの…肉奴隷に…」 「なるのか?」 「なるよぉ…だからもっと…私を好きになって…愛して」 ルイズは恍惚とした表情でサイトに答えた。 「ああ…分かった。じゃあいつも中で出していいよな?」 「私サイトの赤ちゃん産むから…いつでも使っていいから…」 「好きだよ。ルイズ…」 溢れ出さんばかりにサイトの欲望がまた、ルイズの中で炸裂した。 「私今…外も中もサイトので一杯…」 全身に浴びせられた液体でルイズは満足していた。 体のドコに触れてもサイトの液体でヌルヌルであり、また、膣からはとめどなく精液が流れ出している。 そんなルイズをサイトは後ろから抱きしめていた。 「お前は俺のモノだからな…」 そう呟くと再び唇を貪り合う。 数日後 「ルイズ?」 「ん?」 「休み時間…」 「分かったわ…」 授業の合間にサイトは「要求」した。 滅多に使われないトイレの個室で 「ん…」 ルイズがスカートを向けてめくり上げれば、そこには小さな白く、美しいお尻が存在した。すぐに下着をずりおろしサイトに向ける。 「いいわよ…今日はどれにするの?」
「ん?そうだな…」 既に全ての穴はサイトにより開発されている。サイトの事を考えるだけでルイズは穴を「支度」できるようになっていた。 後ろ向きのルイズのお尻の割れ目に手を入れ、タテスジを二本指で割る。 「もうビショビショ…」 「早くして…休み時間が終わっちゃう…」 「急かすなよ…それに…」 ガバッ 両方のお尻に手を当て大きく開かせた。露わになる、もう一つの穴。肛門。 「ヒクヒクしてるぞ…」 「アンタがいつでも出来るようにしとけって…」 「いい子だなルイズ」 ルイズの背中越しに口づける。 「ん…サイトぉ…」 「さて…どっちにしようかな…」 自らのモノを取り出し、膣と尻穴に上下させるようにして交互に肉棒をあてがっていく。 「ど・ち・ら・に・し・よ・う…」 「意地悪しないで…早く…」 「早く、何?」 「サイトのオチンチン…頂戴…」 最近は卑猥な言葉を言えるようサイトは「教育」した。地球の色々な言葉を教え込んだのだ。 「じゃあ、使いたい方の穴で自分でいれてみて?」 「うん…」 慎重にルイズはお尻の割れ目にサイトのそれを飲み込ませていく。 「なんだ…ケツの方か…」 今サイトの亀頭に当てられているのは後ろの穴だった。 「ん〜!」 ルイズの様子がおかしい。
「どうしたんだ?」 「届かない…」 どうやら前穴を使いたいのに身長差で届かないらしい。懸命にルイズ自らお尻に両手を当てて両穴を丸出しにしてみるものの、当たるのは後ろの穴だけ。 「届かないよぅ…」 ズブッ 「ひゃぁ!」 サイトはルイズの腰ごと持ち上げ、突き刺した。 「おまんこがいいんならそう言えばいいのに…」 「あ…りがと…サイト…」 ルイズは壁に手をつき、腰を打ち付けていく。 「昨日の俺のが…まだ溜まってるぜ…」 「サイト用の穴だもん…」 まだサイトは出していないにも関わらず、白濁した液体が溢れ出していく。 「この調子なら…ホントに子供できちゃうな…」 「いいの…サイトの子供が出来たってサイトが私を愛してくれるなら…だからサイト…」 「ん?」 「私を嫌いにならないで…おまんこもお尻の穴もいつでも使っていいから…」 締め付けを強くしようとルイズは自らのクリトリスを弄り始めた。 「あ…ひゃ…」 「また…キツっ…ルイズ…」 ジワジワと締め付けをキツくしていく。 「ん…子宮とサイトのオチンチンがキスしてる…」 「じゃあこっちもだ…」 無理やりルイズを振り向かせ、唇を奪う。
「ルイズはいいな。二カ所もキスしてもらえて…」
「あは…嬉し…」
サイトは限界を感じて強く腰を打ち付けていく。
「でる…ルイズ!」
「サイト…出して!」
再び溢れんばかりの欲望をサイトは吐き出した。
繋がったままルイズは余韻に浸っていた。
「サイト…」
後ろを向き、サイトの顔を覗く。
彼のその唇の端が、歪んだ。
「へ…」
「よっと…」
ルイズの両腕を掴み、引き寄せる。
「へへ…これで抜けないよな…」
「あ…」
サイトに抱えられて漸く入った穴だ。その上、両手首を捕まれている。オートバイに見立てれば、ハンドルがルイズの腕と思えばよい。
前輪がルイズの脚、後輪がサイトの脚にあたるだろう。ただ接合部は、快楽の中心。
「このままトイレの外まで歩け…」
「え…そんな…」
既にサイトのソコは力を持ち、ルイズを再び貫いている。
二人の繋がり目からはとめどなく愛液と精液が垂れ、床を濡らしていた。
「人には見つからないさ」
「でも…」
「授業に間に合わないぞ」
「ん…」
ヨタヨタとルイズは歩き出す。サイトはわざと遅れながら進み、何度もルイズを貫きながら進んでいく。
「またキツくなってきた…」
「こんなの無理…」
二人の混ざった液体を滴らせながら進んでいく。
何とかトイレを脱出すると、サイトから解放された。
ルイズは下着を履き直す。
「しっかり締めてないと溢れるぜ」
キュッ
ルイズは出来る限り股間に力をいれ、内股で歩きだした。サイトの肩を借りて。
「今日俺、お前より遅れて帰るから…」 「え…」
「シエスタのトコじゃない。ただの剣の練習」
「…」
「だから……の格好で待ってるんだ」
「…分かった」
「今晩も…な?」
サイトの欲望は止まらない。
どっちかって言うと滅茶苦茶ルイズって言うか奴隷ルイズ…一応…for
>>63 。希望通りじゃなかったらゴメン。では次のシチュへ…希望があったらまたどんどん書いてってくれ。じゃ、また。
纏めサイトマダー? 作ったら希望の職人が、希望のシュチュで‥とか駄目?
103 :
101 :2006/09/08(金) 13:12:38 ID:aIguWU9Q
>>102 俺は構わなかったりするっていうか…萌えるシチュは大体アンタ方が出してくれるから俺は助かるんだけど、職人によるかな?
実際今このスレのレギュラー的な職人どんだけいるんだろ?
そう言われるとエサにならない
>>101 GJ。
やっぱアニメ化してるせいか活気があって良いな。でもアニメ放送終了
で過疎するのは勘弁。まとめキボンヌ。9巻が出ればティファモノとかも出てきそうだな
俺はアルビオン軍7万との戦いで傷つき倒れ、そこをティファニア略称テファに助けられる。 死にかけた俺が起き上がったとき、俺とルイズを、いやこの世界をつなぐと言ってもいいルーンがなくなってしまった。 俺はもうルイズのところには戻れない、そう思っていたのに……… 「あなたが言っていたルイズって娘、もしかして髪が桃色で………」 ルイズが俺を探しにきてくれた、それは本当にうれしかった、でも。 俺は、ルイズのところには戻れない。 俺は、ガンダールブじゃないから。 「テファ、お願いがあるんだ」 ルイズとシエスタ、二人が俺の墓の前までやってくる、二人は墓を前にして泣き崩れるように放心した。 そして、二人の後ろでテファが呪文を唱える。 テファが使える『虚無』の呪文、名前はしらないが記憶を消してしまう恐ろしい呪文。 「テファ、頼みがあるんだ。二人の記憶から俺の記憶だけ消してくれ」 俺の残酷な頼みにテファ少し逡巡していたが、うなずいてくれた。 そして……… 「それじゃあ私達は帰りますね」 「お世話になりました」 二人が笑顔で去っていく、あの後二人はテファの家で一晩すごした、俺も一緒だったが二人は俺のことなどまるで初めてあうかのように接してくれ 二人にはじめましてといわれたときには死にたくなったが。 なぜここにいるのか? それもわからないまま二人はトリステインへと戻る。 なあ、テファ。 これでよかったのかな? やっぱり俺、悲しいよ。 二人の姿が見えなくなった後俺はテファに抱きついて泣いた。 俺が散々泣きはらした後、 「俺、ここで暮らしていいかな?」 テファは俺の甘えを受け止めてくれた。 テファは俺を包み込んでくれた。 「俺、テファが好きだ」 こんな感じで誰かやってくれ。 俺にはできないお願いします。
書き手じゃないが その展開分岐は考えたことなかったわ。 確かにかなり自然だな、ティファニアとのフラグ立てに少しイベントさえ挟めば。
>106 ダメだ Side:B ルイズらと一足違いで学園に帰ってきたキュルけとタバサは、 サウスゴータから戻ってきたルイズとシエスタの記憶が改竄されていることにすぐ気付いた。 移り気で惚れっぽくはあるがその心はまごうことなく自分の物であると自負しているキュルケは 他人に心を弄られることの嫌悪感から烈火のごとく憤り、 謀略により心を狂わせた母を識るタバサは、歪められた心の悲劇的な行く先を想い冷酷な殺意を抱いた。 水治療の魔法に長けたモンモランシーにルイズの事を頼んだあと、二人はお互いの考えをすり合わせた。 ――薬とは考え辛い ――相手は記憶を操る魔法使いかもしれない ――サイトに関する記憶のみを消されていることから、サイトの身に危険が及んでいる可能性が高い 考えを纏めた二人は早々にサウスゴータへ旅立つ。 「何処の誰かは知らないけど、この身の灼熱で粉も残さず焼き尽くして――」 「その心を恐怖に引き攣らせたまま永劫の獄を以て――」 『殺してあげる』 百と六つの法外によって歪められた歯車の軋みを ルイズはまだ知らない。 エロくならんorz
>>108 か、カッチョエエ(何
他人のためにそこまで怒れるキュルケとタバサコンビに震えた
でもその先に待っているのは泥沼ルートのヨカンw
俺が書いたら間違いなくギャグんびなりそうだ(何
と、いうわけでルイズ編の続き、投下しまっす
見られた。サイトに見られた。 羞恥の余り泣きそうになりながら、ルイズはベッドの上でシーツに包まっていた。 少し開いた部屋のドアをちらちら気にしながら、思い切り後悔する。 恥ずかしい。死んじゃいたい。 しかも、自分は思い切り才人の名前を呼んでいた。 そういう風に見てたって、思われちゃう…。 ハシタナイ女の子だって、思われちゃう…。 サイトに、嫌われちゃう…。 ルイズの頭の中は、すでにぐちゃぐちゃだった。 当の才人といえば、ドアの外で所在なげに枕をいじっていた。 な、なんだったんだアレ…。 当然ルイズのオナニーである。 し、しかも、お、オカズはひょっとして、オレ…? ひょっとしなくてもルイズは才人の名前を呼んでいた。 混乱しながら才人はルイズの投げつけた枕に顔など埋めてみる。 ルイズの匂いがした。 どの位そうしていただろう。 充満した気まずい空気を払ったのは、ルイズの声だった。 「入って、サイト」 言われるままに、才人は部屋に入る。枕を抱えたまま。 ルイズは相変わらずベッドの上で、シーツに包まっている。 気のせいか、その顔は今にも泣きそうだった。 「キライになった…?」 シーツの中から、ルイズが上目遣いでサイトに尋ねる。 「…え?」 なに覗き見してんのよ変態、死んじゃえ犬、とか罵倒の台詞とか、足か魔法の一撃くらいは覚悟していた才人だったが、ルイズの言動は才人の予想の遥か上を行っていた。
「こ、こんなはしたない事する子、サイトきらいでしょ…」 言ったルイズの頬に、涙が一筋、流れる。 自分で言った言葉に、じぶんで傷つけられているのだ。 サイトは私が嫌い。 キライ。キライ。キライ。 頭の中で反芻される言葉に、ルイズの心が切り裂かれていく。 「え、えっと」 突然泣き出したご主人様に、才人は言葉を失う。 ここは、慰めないとイカンのだろう、男としては。 「き、嫌いになんかならないよ」 「…え」 どん底に落ちかけていたルイズの心を、才人の言葉が救い出す。 しどろもどろになりながら、才人は続ける。 「そ、その、オレだって自分でする事あるし、ルイズオカズにしたことだって何度も…あ」 しまった口が滑った。 二人の間に流れる妙な空気。 「……」 ああ、ルイズの目が冷たい。 このヘンタイ!死んぢゃえ!とか思ってるんだ。 ああ、死にます。犬めは死ねといわれれば、死んでしまいます…。 「サイト、私でシタことあるの…?」 きゃあああああああ。告死天使が舞い降りたぁぁぁぁぁぁ。 絶望のどん底で、才人は応える。 「は、はい」 「何回くらい?」 「えっと、覚えてません」 「覚えてないくらい、し、シタの?」 「は、はい」 どどどどどどどどうしよう。 サイトもしたことあるって。それも私で。 つ、つまり、想像の中で二人はシちゃってるわけで。 混乱したルイズは、次の瞬間とんでもないことを口走っていた。 「ね、ねえ」 「はい?」 「男の子って、どうやってするの…?」 なんですと? 「私のも見たんだから、今度は、サイトが、し、シテみせてよ…」
すんませんご飯食べてくるので続きはもすこあとでノシ
生殺しだ はやくしてええええええええ
>>108 炎と水の魔導師に散々追い回され、やっとの思いで誤解を解いたと思ったら
今度は暗黒メイドと一番目の虚無に命狙われるのか。テファがんがれテファw
>>112 あなたがご飯食べてる間、俺は一人でモンモン・・・じゃなくて悶々としてるぜ(;´Д`)ハァハァ
ちくしょう、俺もメシ食ってくる (つД`)
116 :
108 :2006/09/08(金) 20:38:14 ID:VeLY7fQq
>>109 >>114 強引にエロに持っていこうとすると、漏れの未熟な脳味噌だと超鬼畜になっちゃう。
鬼畜杉はスレの傾向から逸脱するんで、別のを考え中。
でも、ティファって根っからの受けキャラっぽいのでおいらには厳しい予感。
いっそ別キャラの話でも書こうかと。
とんでもないルイズの要求に、サイトは思わず反論する。 「むむむ、無理だって!できるわけないだろ!」 「で、でも、一人の時はシテるんでしょ?」 二人とも相当頭が沸きあがっている。 お互いにとんでもないことを口走っているのに気づいていない。 「一人の時はそうだけどさ!今ルイズいるし!」 「わ、私がいたらどうだっていうのよ?」 「恥ずかしいだろ!」 「私だって、私だって、死ぬほど恥ずかしかったんだから! 嫌われるかと思ったんだから!ばか!」 言ったルイズの目尻から涙の筋が一筋、走った。 卑怯。ルイズさんソレ卑怯。 「わ、わかったよ」 言って才人は立ち上がり、ルイズに背を向けてズボンに手を掛ける。 「お、お前がしろって言ったんだからな!」 そしてズボンと一緒にパンツを降ろすと、ルイズの方に向き直る。 ルイズのオナニーを見て完全に勃起した才人自身が、そこで脈打っていた。 「あ…」 こんなおっきいんだ。 こんなのが入るんだ。 そのテの本で得た知識だと、コレをいじると、殿方はとってもキモチがいいらしい。 「な、なんだよ」 あまりにルイズがまじまじと凝視するので、思わず才人は引いてしまう。 ルイズはふといたずら心に唆され、ソレを指先でつついてみる。 「えい」 「うひゃっ」 思わず声を上げ、腰を引く才人。 …なんかカワイイ。 今度は、持ちやすそうな竿の部分を握ってみる。 予想外の不意打ちに、逃げるのが遅れる才人。 「わ、なんかビクビクしてる」 「ちょ、ダメだってルイズ!」 それが刺激を与える最良の手段とも知らず、、ルイズは無意識に、握った指を前後にグラインドさせる。 「うわ、ちょ、ダメだって!」
予想外の刺激に、才人は身じろぎひとつできなくなってしまう。 そして、惚れた相手の送り込む快感に、才人は即座に限界を迎えた。 ビュビュッ! 才人の肉棒から白い液体が迸り、ルイズの顔を汚す。 「きゃぁっ」 ルイズは思わず顔を背けるが、間に合わない。 …あ、こんなに熱いの…。 強烈な牡の匂いと温度に、ルイズは驚く。 それと同時に、下腹部に点る、熱い何か。 夢の中の才人を求めるときに感じていた、何か。 「ご、ごめんルイズ!こんなつもりじゃ」 慌てて才人は拭くものを探す。 しかしここで拭くものといえば、今ルイズが抱え込んでいるシーツくらいしかない。 当のルイズは、惚けたように才人を見つめている。 「サイトぉ」 少し怒ったような声で、ルイズが呟く。 「は、はひっ」 今度こそ、終わった。 さようならオレ。そしてありがとうオレ。 しかし覚悟を決めた才人の目の前で、信じられない光景が展開していった。 「サイト、自分ばっかり、ズルい」 そう言いながら、ルイズはシーツを手放し、腰に手を伸ばす。 するすると濡れたショーツを脱ぎ去り、ころん、とベッドの上に仰向けに寝転がった。 マテ。まさか。 「わ、私もキモチよくして…」
生殺しの多いスレじゃのう。
「く…ぅ…」 下半身から絶え間なく駆け登ってくる痺れのような感覚に耐えながらサイトは考る。 どうしてこうなたんだろうどうしちゃったのさ俺たちと。 (やっぱりアレが原因なんだろうけど、でもなんでこうなるかなぁ) 「うぁっ」 そんな愚にも付かない事を考えているとザラつきつつも蕩けるような舌が鈴口に絡みついた。 くぽ…ちゅぷ… 切れ目の下から上へ。ねっとりと。 痛みにならないギリギリの深度で溝に舌先を捻じり込みつつ往復し、 想像だにつかない柔らかい唇をカリの窪みにすぼめ、 顔そのものを緩やかに上下左右へと動かして唇での愛撫にアクセントを添え、 青臭い先走りを喉の奥へと導く吸引を加える。 私に、私の唇に、私の舌に集中しろと。 腰がくず折れるようなその感覚は紡がれない言葉となってサイトを攻めたてる。 くぶぅ…ず…ちゅ… 「ちょ、ダメ。それダメぅぅ…」 自分に意識が向き直った事に気をよくしたのか、更に前後への刺激を竿に加えられた。 ザラついた舌を意識してかせずか、舌を竿の下部の線に柔らかく包むようにあてがい左右に運動させる。 唇のすぼまりをそのままにゆっくりと竿を飲み込んでいく。 ツルんとした鈴口が上顎の奥で擦れることでこぼれ出る粘液が一層濃くなると、 今度は竿からカリへと唇を移動させていく。 吸い込みを強めることで上気した頬が卑猥にへこみ、内頬の肉が竿とカリをぬめりと攻めたて、 舌先が膨らみの溝を穿ちながら円を描くようになで上げる。 唇はビクンと震える鈴口までの丸めに沿ってそのまま吸い立て、 更に濃くなった粘液を一滴も逃さぬように、ちぅと音を立て離れた。 唇と鈴口に唾液と先走りを原料とした橋が掛かり、緩い逆アーチを描く。 それが急傾斜な二次曲線を描きながらも途切れないのはお互いの昂ぶりの証。 そしてその淫らな混合液でドロドロになった右手は竿に掛かり、ゆるゆると上下させて緊張を維持させる。 繊細な指はカリに掛かるとまるで別の生き物のようにエロティックな調和を披露し、 段差を確かめるようになまめかしく、先走りを絡みつかせるような動きで竿を下っていく。 小作りで繊細な鼻筋は桃色に染まり、両の眼はトロんと半眼に狭められ、瞳は鈍く潤みきっていた。 その瞳と視線が絡み合うと、脳が焼けるような淫蕩さを感じる。 城下の下町、夜ともなればそういう類の店先にたむろする男共を手玉にとる情婦でさえ こんな表情は出来ないだろうと思う。 そんな表情を作らせているのが自分の雄であり、相手はその表情を否としていない。 「私の事を考えて。私を感じて」 吐息に熱さを感じるほどに接近した唇の先から舌を出し、それを道しるべにして唾液を竿にまぶす。 滑らかさが増すことで指先の絡みつきも増してにちにちと下品な音を途切れさせることなく言う。 確かに気を散らせていた。それを悪いと思ってる。 こんなことしてもらっちゃってるのに考えごとをするのは失礼だと判ってる。 でも… 「でもなモンモン。俺にもプライドが少しだけはある。速射砲はヤだぁあああ! あいだ!」 「モンモンいうな。 って、そくしゃほうってなによ」 切ないところがきぅっと握られた。
飯食ってくりゅ
誰かこのスレの過去ログアップしてくれないか? datでもhtmlでもどっちでもいい。 3スレから来たばかりで過去ログ持ってないのよ。
>>122 2スレ目はまだ落ちてないよ。1スレ目は落ちてるけど。
斧 N16_3874
桃色の核弾頭が降ってきた。 母さん…オレ、星になります。 「い、いいの?ルイズ」 爆発しそうな心臓の鼓動とともに、才人は尋ねた。 「う、うん。サイト、ちゃんと見せてくれたし。 そ、それに私も、なんかガマンできない…し」 言いながら、ルイズは閉じられた足を自分で開いた。 そこは、先ほどの自慰行為と、才人の精を浴びたことによる興奮で、濡れていた。 「は、恥ずかしいんだから、早くしてよね…」 真っ赤になった顔を背け、ルイズは言う。 開いた足は閉じないまま。 では遠慮なく。 才人、イキまーす! 才人は、いきなりルイズの割れ目を下で舐めあげた。 「ひゃあっ」 ルイズの背中に電流が奔る。 それは自分一人では決して得られない快感。 想像の中の、才人に抱かれている自分だけが、知っている快感。 今度は、舌先でルイズの中をこね回す。 「ふぁんっ」 悪寒にも似た強烈な快感に、ルイズの声と背筋が踊る。 キモチよすぎて、ヘンになるっ…!! 今度はあふれ出る液体をすすり上げ、全体を舐めまわす。 「だ、だめえ」 ギュっとシーツを握り締め、ルイズは快感に震える。 次の瞬間、ルイズの体を電流が駆け抜け、ばね仕掛けのようにルイズの背筋がビクンっ、と撥ねる。 才人が、充血して膨らんだルイズの肉芽を吸い上げたのだ。 「ーーーーーーーーーーーー!!」 目の前がホワイトアウトし、意識が飛ぶ。 ほんの少しのタイムラグのあと、ルイズが見たのは、自分に覆いかぶさる才人。 「ル、ルイズっ」
熱い吐息がルイズの顔にかかる。 次の瞬間、ルイズの唇は塞がれていた。 「ん、んんー!」 突然のキスに、驚くルイズ。 そして、股間に当たる熱い何かに、ルイズの意識が覚醒する。 あ、サイトが、当たってる…! しちゃうつもりなんだ、サイト。 で、でも大丈夫だよね、今なんか腰から下痺れてるし。 痛くないよね、たぶん。 そんなはずはなかった。 才人に引き裂かれたルイズは、激痛で、思わず才人の首筋に爪を立ててしまった。 「いた…いぃっ!」 「くっ…!」 才人も、その痛みに理性が少し、戻る。 ヤバ。勢いでしちゃった。 ルイズ、怒ってないかな…? 「ご、ごめんルイズ。でもその、止まらなくて…」 「うう、痛いぃ…」 自分の言葉に応じることもせず、ただ痛みを訴えるルイズに、才人の心が痛む。 「ごめん…」 「はぁ、はぁ、はぁ…」 才人が動きを完全に止めているせいで、だんだん痛みが治まってきた。 しかし才人はそうもいかない。 キュウキュウと締め付けてくるルイズのそこは、まさに快感の坩堝だった。 首筋を削られる痛みに戻ってきていた理性も、だんだんその快楽に押しやられていく。 「うっ…だ、だめだ、抜いていい?ルイズ」 「…ダメ、絶対ダメ」 やっと痛みが治まってきたのに、今動かれたら水の泡だ。
しかし、才人はそれどころではなかった。 ヤバい。抜かないとマズい。絶対まずい。 それが証拠に、才人のソレはだんだんルイズの中で大きくなって…。 「ご、ごめんルイズっ!!」 それは爆発の兆候だった。 ルイズがそう気づいたときには、才人はルイズの中に精液を吐き出していた。 「あ、や、出てる、出てるよぉ…」 サイトの迸りは、ルイズの中から溢れるほど続いた。
「…バカ犬」 ベッドの上で小さくなって丸まっている才人の背中に、ルイズは怒ったように言い放つ。 「すいましぇん」 才人が情けない声で謝る。 どっちが悪いとか言い出すと泥沼化しそうなので、才人はひたすら謝ることにした。 ルイズの指が、才人の首筋にそっと触れる。 そこには、自分が削った、爪の跡。 ルイズの細い指がそこに触れると、才人の体がビクっと震える。 ちょっと、悪いことしたかな。 少し反省しながら、ルイズは疑問を才人にぶつけてみる。 「ねえサイト」 「はひ」 「えと、その、男の子は週に何回くらい、しなきゃいけないの…?」 何を聞いてくるんだこのご主人様は。 でも、今応えないと、なんか飛んできそうな気がして、才人は応えた。 「さ、三回くらい、かな」 希望を言えば毎朝なんですが。 「じゃ、じゃあ」 ルイズは、丸まった才人の背中を抱きしめながら、言った。 「週に三回、しよ。 そ、そのうち、痛くなくなるよね…?」 その言葉と背中に当たる柔らかい小さい何かに、才人の理性が再び吹っ飛ぶ。 「ルイズっ、もうしんぼうたまらんっ!」 しかし飛んできたのは甘い言葉ではなく蹴りだった。 「週三回だって言ったでしょ、犬っ!!」 でも、キモチよくなったら、週に何回でも、してもいいと思う。 とりあえず、戦勝報告をメイドにしてやるべきかしら。 ベッドの下で目を回している才人を見ながら、そんなことを思うルイズであった。 〜fin
グッジョブ!!!
GJ!でもなんでだろう、才人の墓標が見えるよ。
132 :
あとがそ :2006/09/08(金) 22:52:43 ID:Gvsu6/Gw
と、いうわけでルイズ編ENDです。 さて完全に二股を掛けた形となった才人の未来やいかに! というわけでまだ一回続きます。お付き合いくだされ。 あ、あと、いま私の中で戦隊モノパロと、学園モノパロを書きたいという欲望がむくむくと…。 ものすごいアホな内容なんで、うpしていいかどうか悩む…。 >一部抜粋(戦隊モノ) 才人が天高く左拳を掲げると、その左手に刻まれたルーンが光り輝く! 「チェンジ・ガンダールヴッ!」 才人の体が光に包まれ、漆黒の鎧を身にまとう。 「来いっ、デルフ・リンガァぁぁーッ!」 伸ばした才人の右手に吸い込まれるように、天空から一振りの剣が舞い降りた。 ・・・ダメ?
上に同じく
上に同じく
ゼロの使い魔のキャラで乳関数等の数値を割り出してみたw
ルイズ 153 76 53 75 37.405 微 0.497 貧
シエスタ 162 83 60 85 42.154 普 0.512 標
アンリエッタ 158 84 59 85 44.285 普 0.532 標
キュルケ 171 94 63 95 51.304 巨 0.550 美
タバサ 142 68 49 67 32.218 微 0.479 貧
モンモランシー 166 80 58 79 38.205 普 0.482 貧
※小数点第3位以下四捨五入
A カップ 10cm以下
B カップ 10.1 〜 12.5 cm
C カップ 12.6 〜 15.0 cm
D カップ 15.1 〜 17.5 cm
E カップ 17.6 〜 20.0 cm
F カップ 20.1 〜 22.5 cm
G カップ 22.6 〜 25.0 cm
H カップ 25.1 〜 27.5 cm
I カップ以上 27.6 cm 〜
ちなみに
バスト差分 = バストトップ(cm) ÷身長(cm)
体型指数
貧弱 0.49 以下
標準 0.50 〜 0.53
美乳 0.54 〜 0.55
グラマー 0.56 以上
だそうな
尚、乳関数はここで出した。見れなかったらググってみw
http://nigiwai.net/cycry/chichikan/chichikan.htm それによると、
乳関数 : ( バスト ^ 2 - ウエスト ) / 身長 = n
(無乳<30≦微乳<38≦普通<45≦巨乳<55≦爆乳<65≦超乳)
になるらしい。
こうしてみると、みんなきわどい数値だな。たった1の変動だけでもランクが変わってしまうな。
個人的にはモンモンが指数でルイズ以下だったというのが驚きw
シエスタも思ったほど高くない…○TL
ジェシカとティファの数値も知りたかった…○TL
一刻も早い投下を望む!!
YOU書いちゃいなよ。 ところで誰ですか。 サイトをめぐって争うルイズとシエスタ。 どちらからともなくサイトにご奉仕をはじめ、 そのまま3Pに発展なんて電波を発信している人は。
139 :
戦隊スキー :2006/09/08(金) 23:55:56 ID:Gvsu6/Gw
俺俺(・ω・)ノシ
ベタにどっちが多くイかせるか勝負とか。
デルフに犯されるルイズきぼん
「ゴメン、もう言わない」 イイところで水を差されたことに腹立っているモンモランシーだが瞳の色は情欲から冷めていない。 言い合いを避け素直に許すことにしたらしい。 すっと立ち上がると手の動きはそのまま、唇をサイトのそれに寄せてきた。 まだ先ほどの行為の名残が強く残りぬめり光っていたが、お互いそんなことは気にも留めなかった。 ちむと軽い接触の後、すぐに熱がこもりだす。 「ん…んぅ……はぁ…ぅむ…」 お互いが唇を挟み、舌でソロリとなで合う。 柔らかい唇のくすぐったさに体を震わせるモンモランシーを、サイトは強く抱き締めた。 と同時に怯えるように引っ込んでいく舌を自身のそれで追いかけ唇の間に滑り込ませる。 歯から歯茎を通り、上顎をなで上げるような繊細な舌の愛撫にモンモランシーの体が痙攣する。 自分以外の、しかも憎からず想い始めている男の腕と舌の束縛はたやすく彼女に根を上げさせた。 「んはぁ…それダメぅむぅぅ……ん、んー!」 ぴくぴくと小刻みなひくつきを無視して、サイトは舌同士の絡め合いを続ける。 怯えるようだった舌はすぐにこちらの動きをなぞるような動きに変わり、 程なく粘膜同士しの熱くぬめらかな愛撫が完成した。 「ンー! ンー!……ンッ…ン…んふぅ…ふっ…ふっ…」 サイトは積極さを見せ始めたモンモランシーの舌を徐々に自分の方へ誘導していく。 時に上顎をなぜくすぐり、飴玉を頬張っているかのように頬肉を内部から押し広げ、 与えられる快感を逃すまいと追いかけてくる舌にギリギリ触れるような微妙なタッチで少しずつ。 「んふぅ…ふぅ…ふぁあ……あ…あぁ…」 くちゅりと唇が離されゆるりと抜かれようとする舌を追いかけてモンモラシーの舌が出てくる。 惚けたよう表情で唇の端から唾液が顎を伝うのも構わず付き出された紅い舌。 粘液越しの刺激を求めてねだり声を上げるその瞬間、サイトは強く唇を押しつけ舌を甘噛みした。 「〜〜!!」 ビクンビクンと体が硬直して腰が砕そうになったところを慌てて抱き上げてやる。 唾液まみれで胸に押しつけられた唇の吐息の熱さに、軽く上り詰めたのだと知った。 大丈夫なのかと問うが返事はない。 降りてくるまで支えてやることにし、改めてモンモランシーの顔を見る。 元々勝ち気な顔立ちの彼女だが今は眉の端が下がって、 全体に桃色付いて前髪が乱れ張り付いているカワイイおでこが何故か大人っぽく感じられる。 (こいつってこんなに綺麗だったのか。そばかす気にしてるけど全然イイじゃないか) そんなことを考えているなど毛ほども思っていないだろうモンモラシーは、 ようやく降りてきて自分がサイトの胸に顔をうずめている事に気付き、 上目使いで顔色を伺うや見つめられていることに少し恨めしそうな表情を作った。 見られたつぶさに観察された露骨に嫌だという程でもないがやっぱり嫌だしできれば見られたく無いし どういう表情で返せばいいか判らないしなにより一番恥ずかしい表情をルイズの使い魔であるサイトに 唯一見られたという一種の負い目のようなよく判らない複雑な感状がそこはかとしないこともないし やっぱり使い魔だし何か一言キツク締めておかないと助長するかもしれないなんてあるかもしれないし …というような事を一息で考えた挙げ句、 「う〜〜」 と唸った。 何事か言われると思って強張ったサイトだが、その目に険が無いのを知ると表情を和らげ思う。 そういうところが被ってるんだよなぁと。
>>138 二人に見られながらイカされるのを恥ずかしがって、思わず顔を背けてしまうサイト
そんな仕草にムラっときたシエスタが「サイトさんがイクときの顔、ちゃんと私たちに見せてください」と言いながら
サイトを絶頂に導いて行き、堪えきれなくなったサイトは、二人の見てる前で果て、痴態を晒してしまう
その一部始終を見ていたルイズも、シエスタ同様サイトへの嗜虐心を隠し切れなくなり
「ほら、あんたの恥ずかしい顔、私達にもう一回みせてよ・・・」と、イったばかりのナニをしごき始め
って感じの電波だったぜ、俺が受信したのは
>>143 その優れた受信感度を、今すぐエディタに叩きつけるんだ (`・ω・´) m9
>>143 そいつはおかしいな。
俺が受信したのだと、風邪を引いたサイトをどちらが看病するか言い合いになって、
「あんたみたいな平民の女がでしゃばらないで」って言ったルイズに対し
「あなたにこんなことできますか」とキュルケよろしくおっぱいに顔を埋めさせて、
勝ち誇った顔をするシエスタ。
激昂したルイズがサイトのズボンを脱がせフェラ開始。
それにシエスタもくわわって
って感じだったが?
俺なんてシエスタがルイズ部屋でサイトにモーション掛けてる所にルイズが帰ってきて、 サイトが慌ててシエスタをクローゼットに隠し、ほっとしたのも束の間。 今度はルイズがら超変化球なモーションを掛けられて嬉し困惑の極地に陥りつつも 持ち前の柔軟さを垣間見せてシエスタをほっぽり出してルイズとコトに及ぶ。 しかしなにぶん耳年増でもなく、 ナニなソレへのアグレッシヴさにかけてはシエスタに遙か及ばない二人のぎこちない行為に ふっ と鼻で笑うシエスタinクローゼット。 今正にブレークスルーを迎える初心者二人の前にさっそうと現れ出でるシエスタ。 貴族? そんな超ノービスなオコチャマテクで? ぷっ てな感じをオーラに乗せて二人に歩み寄りガシッっとサイトの首をこちらに向けさせる。 あまりにもあまんまりな気迫にビビリの入るサイト。 しかしシエスタはここぞとばかり豹変し 「サイトさま…わたくしシエスタはサイト様を思う余りこのようなイヤらし(ry…」 と、メイドである己の立場を最大限に活かす「隷属とおしおき」を発 orz
ようやく落ち着いたモンモランシーは、自分がまだサイトの切ないところをニギニギしているのに気付く。 その手が自分の心の奥底を映し出しているような気がして、火照りの納まらない顔が更に熱くなった。 '切な気'はまだ固さを十二分に残していて、トクントクンと脈動を手に伝えている。 自分だけという思いがよぎる。 だがそれ以上に、自分を優先してくれたというサイトの想いが嬉しい。 いや、きっとサイトはそんな細かい気配りはしていないだろう。 あまり何も考えなく、本能の赴くがままの行動があれだった。そっちのほうが正解か。 それでも、と。 自分も同じなのだとモンモランシーは思う。 サイトと(多分)同じく、心が求めるままに躰も求めた。 貴族だ平民だ、使い魔だ主人だと線を引いて区別しようとも、 人であるなら芯の部分では何も変わらないのだ。 根が同じなら区別に意味はない。開き直ったほうが勝ちだ。 あのメイドの娘だって、同じなのだ。 想いは言葉にしなければ伝わらない。 しかし伝えるべきは想いであり言葉ではない。 何処かの誰かが言いそうな台詞だが、 モンモラシーがルイズに先んじてサイトと関係を持つに至った理由がそれであり、 それこそがモンモラシーがルイズに勝る一点であった。 ならば伝えなければならない。 私が何を求め望んでいるのかを。 そしてモンモランシーはサイトに告げる。 「今度は、貴方の番よ」 やっと前フリオワタ
>>147 GJ!
サイトとモンモンは新鮮ですた。
>>101 氏
GJ!
できたら次はもっと激しいのを・・・!
ルイズやシエスタの救いのないぐらいにグチャグチャになる話を・・・!!
150 :
101(鬼畜に付き注意) :2006/09/09(土) 09:59:44 ID:maxKm9MJ
>>149 >>116 と通ずる部分があるんかな?116の話を聞いてみたい…
猟奇以外の鬼畜は書けるかな…別の板では書いてた。
「ほら、来てやったぜ…」
「あ…サイト…」
暗い部屋に閉じ込められた少女。両手首は天井からぶら下げられた腕輪で拘束され、お尻を突き出す形で「彼」を待っていた。
彼女のお腹は膨れ上がり、新たな命を宿している。
「はやくハメてぇ!」
「先に小便がしたいんだよ」
サイトは一物を取り出すと、ルイズの肛門に肉棒を突き刺した。
放たれたのは精液ではない。
ジョボジョボ…
「ふぅ…」
「早く…おまんこに頂戴…」
ルイズは完全に肉便器として調教されていた。
既に何度と無くサイトによって使い込まれたルイズのアソコは、だらしなく涎を垂らし、尚且つサイトの到来を待っている。
最初のピッチリとしたタテスジは今ではヤルから開いているのだ。
「ハメてやるよ。でも先に…」
コップを取り出す。
「最近栄養が足らなくてな」
そのコップをルイズの胸の下に持っていき、乳房に手を掛けた。
「乳搾りの時間だぜ」
ピュッ
サイトは乳房の先端を人差し指と中指で捻り、ルイズの乳首から何度も液体を吹き出させる。
「気持ちいいか?」
「あは…乳搾り…すきぃ…」
既に乳首を勃起させていたらしく、それをコップに差し込むだけでこぼさず注ぐ事が出来た。
「おっぱいがない牛さんだな…」
「ねぇサイトぉ…まだぁ…?」
何度も腰を振り、催促する。
「ルイズ?メス牛さんって年中妊娠させられるんだぜ?」
「そう…なのぉ?…」
「お前もなりたい?」
「牛さん…私サイトの牛さんになる…ずっとサイトの子供妊娠するの…」
「じゃあ俺にハメて貰えるようお願いしないとな?」
「うん…だからハメてサイト…お尻の穴にオシッコだってしていいから…おまんこ毎日使ってぇ…」
懸命にルイズは腰を振った。サイトはコップにたまったルイズの母乳を飲み干す。
最近は愛撫などしていない。勝手にルイズが濡らして待っているからだ。
「お願いのポーズは?」
サイトは手の拘束を解いてやる。
ルイズはコロンと床に寝転がると、自らの大事な場所に両手の人差し指と中指を差し込み、膣と中身を晒した。
「いいよサイト…」
「もうユルユル…子供が産まれるんだからいいか…」
サイトは一物を差し込んでいく。
「ああん!」
ルイズは口から涎を垂らし、恍惚の表情で飲み込んでいく。
「ありがとうサイト…」
「わざわざユルくなった穴使ってんだ。感謝しろよ」
「ユルユルでごめんなさい…でも…きもちいいの…」
ルイズの瞳にかつての光は、無い。あるのは恍惚の表情と、サイトを受け入れる幸せだけである。
>>149 30分位で書いたけどこんな感じ?搾乳ネタはシエスタでやりたかったが、鬼畜の時だけシエスタってのもなんだかなって思った…他の方にはorz
平賀才人は普通の高校生である。 それが突然異世界に呼び出され、なんだかわからないうちに「使い魔」にされてしまった。 ご主人様はナマイキで、それでも可愛い、ルイズ。 しかし才人の迷い込んだ世界は、少し歪んでいた。 第1話「5人目の戦士」 その日、いつものように授業を受けていると、唐突に教室が揺れた。 ドカン!ズズズズズズ…。 慌てて立ち上がる生徒たち。しかしその生徒を、壇上の教師が制止した。 「いいですか皆さん!落ち着いてください!この教室にいる限りは安全です!」 彼の名はコルベール。二つ名は「炎蛇のコルベール」。生徒の間での通り名は、「閃光のコルベール」。 彼の言葉に、生徒たちはおとなしく従う。 しかし、その表情はいつものソレとはあからさまに違っていた。 「始まったか…!」 そして、コルベールは教室の扉を開け、外に駆け出していった。 コルベールが退出すると、俄かに教室は騒がしくなる。 その中で、4人だけ、落ち着いていた生徒がいた。 「ついに始まったってワケね」 長い真っ赤な髪をかき上げ、立ち上がったのは『微熱』のキュルケ。 「出番」 読みふけっていた本を閉じ、身体に見合わぬ大きな杖を手に取ったのは、『雪風』のタバサ。 「フッ…とうとう覚悟を決めるときが来たようだね…」 バラを模した杖を口に咥え、立ち上がったのは『青銅』のギーシュ。 「あーあ、来ちゃったかあ…」 仕方ない、と言わんばかりに立ち上がる、『香水』のモンモランシー。 4人は連れ立って、教室の扉から出て行った。 「あ、お前ら、大人しくしてろって先生が言ってたろ!」 才人は慌てて止めるが、4人は才人の制止など意にも介さず、出て行ってしまった。 「お前も止めろよ、ルイズ!」 しかし才人の呼びかけに、隣で座っている桃色の髪の少女は、応えない。 『ゼロ』のルイズ。 「私も行かなきゃ…でも…」 ブツブツと呟き、自分の手をじっと見つめている。 「お、おい。ルイズ?」 「サイト、アナタも一緒に来て!」 顔を上げたルイズは、才人の手を取り、教室から駆け出した。
トリステイン魔法学院の正門が、襲われていた。 襲っていたのは、人ならざる軍隊。 魔法人形、アルヴィーの大群による、猛攻だった。 しかし、正門はトライアングルクラスの魔法使いたちによる結界術で守られていた。 「おのれバリアーか!小賢しい!」 アルヴィーの大群を率いているらしき妙に露出の高い女が、金切り声を上げていた。 そんな状況が、目の前の巨大スクリーンに映し出されていた。 「これが、正門前の現状です」 そこは、コルベールの実験室の、さらに奥。 巨大なスクリーンと数々の機器に彩られた、ファンタジーというよりSFな空間だった。 ここドコ。 才人の目が点になっていた。 目を点にしている才人を置いて、コルベールは淡々と説明を続ける。 「彼女は、暗黒神聖帝国ガリアの手先、「土くれのフーケ」。 その名の通り土の系統の、スクウェアメイジです」 「暗黒」なのか「神聖」なのかはっきりせんかい。 思わず才人はココロの中で突っ込む そして、画面が切り替わる。 そこには、巨大なゴーレムと、それに跨り、街を蹂躙するフーケの姿。 「アルヴィーにバリアーが敗れないと悟った彼女は、ゴーレムを出してくるでしょう。 そうなると、正門が落ちるのは時間の問題です」 最初っからゴーレムで突っ込めばいいんじゃあ…。 才人は思ったがあえて突っ込まない。 「そこで、あなたたちの出番です」 コルベールは、目の前に整列した5人の生徒を眺めた。 『微熱』のキュルケ。 『雪風』のタバサ。 『青銅』のギーシュ。 『香水』のモンモランシー。 そして、『ゼロ』のルイズ。 「出動!魔法戦隊『メイガスファイブ』!」 『ラジャー!』 「ちょっとまてええええええええええええ!!!」 さすがに今度は突っ込んだ。 「何か質問ですか?使い魔くん」 あまりにアレな展開に、流石に才人はついていけなくなっていた。 「なんだよ魔法戦隊って!なんだよ暗黒神聖ナントカって!」 「ふむ。順を追って説明しなくてはならないようだね」
そして、コルベールは語りだした。 このハルケギニアには、昔から対立関係にある2つの勢力がある。 一方は善。一方は悪。 善の顕現が、トリステイン魔法王国であり、悪の顕現が、暗黒神聖帝国ガリアである。 この2つは数百年に一度、全力で戦い合う。 その際の準備機関として設立されたのが、トリステイン魔法学院であり、暗黒神聖帝国ガリアに対抗するべく生み出された、魔法科学技術の結晶が、『魔法戦隊メイガスファイブ』なのだ! 「そして私がメイガスファイブ司令、コルベールだよ」 才人は床に突っ伏していた。 「じゃ、じゃあなんで、コイツらが戦わなきゃいけないんだよ!」 「彼らが選ばれたスクウェアだからだよ」 さらに、コルベールは説明を続ける。 彼らは普段、その正体を悟られぬよう、トライアングル以下のメイジとして、学院の生徒を演じている。 しかし、一度ガリアとの戦闘になれば、その全ての力を解放し、戦うのだ。 『微熱』のキュルケの真の名は、『灼熱』のキュルケ。 『雪風』のタバサの真の名は、『烈風』のタバサ。 『青銅』のギーシュの真の名は、『金剛』のギーシュ。 『香水』のモンモランシーの真の名は、『怒涛』のモンモランシー。 「そう、彼らの普段の姿は世を忍ぶ仮の姿!彼らの正体は、正義のために戦うヒーロー、『魔法戦隊」 「…ルイズは?」 もっともな疑問である。 「実は彼女は、魔法が使えない」 コルベールの言葉に、ルイズはぎゅ、っと唇を噛む。 「ゆえに彼女は、『ゼロ』のルイズ。しかし彼女は選ばれた。彼女も立派なメイガスファイブの一員なのだ!」 その言葉と同時に、真っ赤な光とアラートが、部屋を包む。 「まずい!バリアーが限界だ!すぐ現場に向かってくれ、頼んだぞ!」 『ラジャー!』 5人は敬礼すると、司令室から飛び出していった。 才人は置いてけぼり。 「…あのー」 「君も逝き給え!きっと新しい世界が待ち受けているだろう!」 熱に浮かされたように語り掛けるコルベールに、才人はなんだかイヤになった。
正門前では、今まさにバリアーが破られようとしていた。 「ほーっほっほっほ!トリステインの防御結界もたいしたことないわね! やぁっておしまいアルヴィーども!」 『イーッ!』 なんだかフーケはノリノリだ。 「待ちなさいッ!」 光とともに、声が降ってくる。 「何奴っ!?」 門の上から聞こえた声に、フーケが見上げると、そこにいたのは長い赤い髪を風になびかせたキュルケ。 「ガリアの野望は、我らが砕く!とぅっ!」 そして門の上から飛び上がり、空中で高々と天空に杖を掲げる。 「チェンジ・フレイム!」 声とともに、空中にキュルケの使い魔、フレイムが姿を現す。 フレイムは一瞬にして炎に包まれると、巨大な竜と化し、キュルケを包み込む。 着地したキュルケは、やけに線の多い、真っ赤な鎧を身にまとっていた。 これこそが、スクウェア最大奥義、『合身』である。 メイジを守る使い魔と、メイジ自身が合体することで、最大の防御と攻撃を手に入れる。 『メイガスファイブ』のみが可能な、変身であった。 そして、キュルケは手に持った杖に軽く口付けする。 すると杖は炎に包まれ、巨大な銃へと姿を変えた。 「『灼熱』のキュルケ、見参!」 キュルケは結界に群がるアルヴィーに、銃口を向ける。 「私の『お熱』はちょっとアツいわよぉ…」 そして、トリガーを引く。 銃口から赤い光が迸り、アルヴィーたちを消し飛ばす。 「くっ、しかしまだまだアルヴィーはいるわよ!怯むな!突き進め!」 しかし、進軍を始めようとしたアルヴィーたちを、突風が押し返す。 突風の風上には、マントを翻した、タバサ。
「させない」 タバサがルーンを唱えると、巨大な杖が二つの光に裂かれ、タバサの手の中に納まる。 すると、タバサの小さな両手には、黒光りするハンドガンが握られていた。 タバサはアルヴィーの大群の大群に向かって走り出す。 「チェンジ・シルフィード」 小さく唱えたルーンに呼応して、、疾る彼女に、彼女の使い魔、シルフィードが併走する。 シルフィードは高く嘶くと、その身体を白い風に変えた。 白い風がタバサに絡みつき、肝心な場所を巧みに隠しながら、変身を完了させる。 アルヴィーの大群に肉薄したタバサは、大きな鉄の翼を持った白い鎧を、身に纏っていた。 タバサは両手を交差し、前方のアルヴィーたちめがけてハンドガンを連射する。無数のアルヴィーがその銃弾に倒れる。 敵の真っ只中に躍り出たタバサに、アルヴィーたちが一斉に襲い掛かる。 しかし、その刹那、タバサは大きく上空に跳び、翼を閃かせながら回転する。そして、銃弾の雨をアルヴィーに降らせた。 撃ち終えたハンドガンを高速で回転させ、タバサは言った。 「『風』を捕らえられるものはいない。 …私は、『烈風』」 空に舞い上がったタバサに、フーケはアルヴィーたちに命令を下す。 「あの忌々しい風使いからやっておしまい!」 しかし、アルヴィーたちは動かない。 いや、動けないのだ。 大地から生えた無数の手が、アルヴィーの足を止めていた。 『土』の魔法だ。 フーケは、その魔法の源を、殺気のこもった目で睨む。 「ダメだよ、レディーにそんな顔は似合わない」 そこにいたのは、バラを模した杖を口に咥えた、ギーシュがいた。 「チェンジ・ヴェルダンデ」 ギーシュが囁くように言うと、彼の前の地面から巨大なモグラが姿を現した。 そのモグラの身体が金色に光り輝き、金色の龍に姿を変える。 そして、金色の龍がギーシュに絡みつき、金色の鎧に姿を変える。 「『金剛』のギーシュ。 推して参る」 鋭い眼光とともに、ギーシュは大地を蹴る。 口に咥えたバラの杖を横に薙ぎ払うと、バラの杖は巨大な槌に姿を変えた。 「砕けて散れ」 片手で真横に振り抜いた槌が、動きの取れないアルヴィーたちを粉々に打ち砕く。 「大地の女神は私にぞっこんなのだよ、レディー?」
同じ『土』系統のメイジとしての実力を見せ付けられ、フーケは怒りに震える。 「おのれえ!まだ終わったわけではないぞ!アルヴィーはまだまだいるんだからな!」 そして、フーケの背後からゾロゾロと湧き出るアルヴィーたち。 「あとからあとからゾロゾロと…しつこいったらありゃしない」 呆れたような声で、そこに現れたのはモンモランシー。 「チェンジ・ロビン!」 彼女がルーンを唱えると、彼女の足元にいた小さなカエルが、一瞬で彼女を乗せられるほどに巨大化する。 その上に載ったモンモランシーに、天空から降り注いだ滝のような水が打ちつけられる。 水の引いたそこには、蒼い鎧に身を包んだモンモランシーがいた。 「私は『怒涛』のモンモランシー。 『怒涛』は全てを押し流す!」 そう言ってルーンを唱えると、彼女の手にしていた杖が光り輝き、二振りの小剣に姿を変える。 「押し流せ!タイダルウェイブ!」 モンモランシーが小剣を振り下ろすと、津波がアルヴィーたちを飲み込んだ。 しかしそれでも、フーケはそこに立っていた。 『土』の魔法で作り出した足場で、モンモランシーの津波に耐えたのだ。 「おのれ、おのれえ!神聖皇帝から頂いたアルヴィーたちをよくも!」 怒りに震え、フーケはルーンを唱える。 「出でよ、ゴーレム!」 ゴーレムとの戦いを門の影から見守りながら、才人は言った。 「お前も行かなくていいのかよ」 その傍らには、ルイズがいた。 「だって私…『合身』できないもん」 魔法の使えないルイズに、スクウェアクラスの力を必要とする『合身』は不可能だった。 しかも、ルイズの召喚した使い魔は才人。 つつつつつまり、才人と一つになるってことで。 そんな恥ずかしいこと、できるわけなくて。 「でも、押されてるぞ、あいつら」 確かに、4人は押されていた。 キュルケの炎弾は予備動作が大きすぎて、ゴーレムに届く前にフーケの魔法でかき消される。 タバサの風弾は威力が小さすぎ、ゴーレムの肌に弾かれる。 ギーシュは、無数に呼び出される小さなゴーレムの相手をしていた。 モンモランシーの津波は、乱戦では味方を巻き込んでしまう。
「私にも…力が欲しい…」 悔しさに唇を噛むルイズ。 才人はそんなルイズを、いじらしい、と思った。 そんな時、ルイズの胸にかけたトリステインの印から、コルベールの声がした。 『使い魔くんとキスをしたまえ、ミス・ヴァリエール!』 「は?」 「はい?」 いきなりのコルベールの声に、二人の目が点になる。 『君の魔力を、使い魔くんに貸すのだ!君が魔法を使えなくとも、使い魔くんが力を引き出せる!』 そういうの、アリなのか? 思わず才人はルイズを見つめる。 才人に見つめられたルイズは、何かを覚悟したように、目を閉じた。 「こ、今回だけだかんね」 「わ、わかったよ」 「す、好きなわけじゃないんだかんね」 「わかってるよ」 「じゃあ…」 そして重なる、二人の唇。 「くっ、なかなかやるわね!」 4人は、いまだゴーレムに苦戦していた。 4人が弱いわけではない。フーケのゴーレムの使い方が巧みなのだ。 「アルヴィーの時はやられたけど、ゴーレムじゃそうはいかないよ!」 ゴーレムの拳が、4人を薙ぐ。 4人はなんとかそれをかわすと、間合いを取る。 「トリステインの魔法戦隊もたいしたことないねえ!」 いい気になり始めたフーケの耳に、鋭い声が届いた。 「いい気になってんじゃねえぞ、悪者!」 門の前には、才人がいた。 その顔は自身に満ち、なぜか少し赤くなっていた。 「目覚めたのね」 「遅い」 「5人目の到着だ!なんて素晴らしいんだ!」 「うるさいわよギーシュ」 うあー、やっぱやんないとダメなんかなー。 と考えていると、頭の中に声がした。 いいからさっさとやんなさい!バカ犬! 響くご主人様の声に、才人はしぶしぶ覚悟を決める。
才人が天高く左拳を掲げると、その左手に刻まれたルーンが光り輝いた。 「チェンジ・ガンダールヴッ!」 才人が拳を振り下ろすと、光の柱が天から降り、才人の体が光に包まれ、漆黒の鎧を身にまとう。 そして、才人は内から流れ出る力に命じられるまま、彼は己が武器とするべき剣の名を呼んだ。 「来いっ、デルフリンガァぁぁーーーーーーッ!」 伸ばした才人の右手に吸い込まれるように、天空から一振りの大剣が舞い降りた。 才人はそれを 右手で軽々と受け取る。すると、大剣が才人に語りかけてきた。 「待ってたぜ相棒っ!いっちょ、暴れるかっ!」 大剣が楽しそうに才人に語りかける。 大剣の名はデルフリンガー。『虚無』のガンダールヴの武器となる、インテリジェンスソードだ。 才人はその重さを確かめるように振り回し、フーケのゴーレムに切っ先を突きつけた。 「『虚無』のガンダールヴ、平賀才人! いざ、参るっ!」 大地を蹴り、肩口にデルフリンガーを構え、一直線にゴーレムめがけて突っ込んでいく。 「バカが!捻りつぶしてくれる!」 フーケが残酷な笑みを浮かべ、ゴーレムの拳が振り下ろされる。 「うおぉぉぉりゃあああああああ!」 その巨大な拳めがけて、才人はデルフリンガーを振り下ろす。 まるで巨大な刃に触れたかのように、ゴーレムの拳はやすやすと切り裂かれた。 「バカなっ!?」 驚くフーケに、デルフリンガーが勝ち誇ったように笑う。 「見たか!これが『虚無の剣』!見えない自在の刃さね!」 そして、才人にもう一度語りかける。 「相棒!遠慮はいらねえ!ぶったぎれ!」 「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉ!!」 才人は、ゴーレムより高く高く跳びあがる。 「トドメだっ!ゼロ・スラーーーーーッシュ!」 デルフリンガーから伸びた不可視の刃が、ゴーレムを真っ二つに切り裂いた。 ずがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん! 巨大な爆発とともに、フーケのゴーレムは消し飛んだ。
「お疲れ様!君たちのおかげでトリステインの平和は守られたよ!」 司令室に帰ると、コルベールがねぎらいの言葉を掛けてきた。 そして、4人は、新たな仲間に歓迎の言葉を投げかける。 「よろしくね、サイト♪」 「仲間」 「これからもよろしくやっていこうじゃないか!友よ!」 「暑苦しいわよギーシュ」 しかし、才人が気になっていたのは、その4人ではなく、自分の後ろに立つ、小さなご主人様の事だった。 「大丈夫」 才人は、所在なげにしているルイズの頭を優しく撫ぜた。 「俺が、お前の力になってやる。俺はお前の使い魔だしな」 第1話 完 次回予告 ついに5人そろったメイガスファイブ! しかしガリアの魔の手は、学院だけでなく街にまで及び…。 次回、『魔法戦隊メイガスファイブ』第2話 「妖精のシエスタ」
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あとがぬ :2006/09/09(土) 14:12:30 ID:MSsTQ+w2
実は続きません(爆死) ていうか続けたら俺が死ぬ。59話も_だからwていうかゼロ魔じゃないしw まあ、パロの一種としてお楽しみ頂ければ幸いー。 お目汚し失礼しましたー
ハラショー! いや、面白かったよ。 たまにはというかやったもん勝ちな気もするけど気にしない方向で。
いや、これはこれで面白いなw ノリがこれだけブッ飛んでくれれば問題なしw
うまいな。続きも読んでみたいよ、乙。
上手くできてて実際面白いんだけど 読んでると少し恥ずかしくなってくるw
笑い転げました。 面白かったです。
1話限りなら夢オチという手も・・・ってスーパーササニシキだな、それじゃ。
>なんだかフーケはノリノリだ。 一番ノリノリなのは:ID:MSsTQ+w2じゃないのかとw
この流れなら桃色薄くても投下出来る・・・かもしれないので 前スレ375の続きでちょっとだけお邪魔しますよ、と。
「さてと挨拶は済ませちゃったし、後はお見送りしかできないけど・・・」 紅髪の少女は少し離れて黙祷するかのように瞼を閉じている蒼髪の友人に向き直った。 「せっかく同行してもらったんだしもう一肌脱いでくれない?シャロ」 蒼髪の少女には聞こえているはずだが返事も反応も無かった。 「聞こえてるんでしょ〜? あんまり気乗りしない事かもしれないけど、私にとって区切り 付けるのに必要なんだからお願いよぅ」 両肩に手を置き揺さぶられようとする直前、反応があった。主ではなくその使い魔である 風竜の幼生が二人のもとに舞い降りてきたのである。ついで多少怪訝な面持ちの主の声。 「聞こえてる・・・けどシャロって誰のこと?」 「誰のことも何もここには私と貴方しかいないわよ。その上で私が呼んだんだから普通は 貴方のことになると思うけど?」 「私の名前は、タバサ・・・今はまだそれだけ」 自嘲気味とも取れる返事 キュルケは友人の肩に置いた両手に少し力を込めて語りかける 「あのねシャルロット、貴方がどういう経緯でタバサを名乗ってるかも聞かせてもらったわよ。 けど貴方は人形じゃない、貴方の友達として貴方を人形の名前で呼びたくは無いのよ。 でもまぁ本名そのままじゃ色々と面倒そうだし少し呼びづらいじゃない、だから縮めてシャロ♪ ・・・っていう理由だけじゃダメ?」 一気にそこまで言い切って紺碧の瞳を覗き込む。しばしの沈黙の後きびすを返しつつ 「二人でいるときだけ・・・」 そういう声はどこか幸せな色を帯びていたようにキュルケは感じた。
時を置かずして二人は、タバサの使い魔シルフィードに乗りゲルマニアの空に飛んでいた。 「・・・」 「ここから二十秒ほど東に飛んで頂戴、そこまでは黙祷。で到着したら二回旋回して報せて」 これからどうするのだという友人の無言の問いを察知しつつキュルケは指示を出す。タバサも 心得たと頷くと風竜に耳打ちし、瞼を閉じた。 〜二十秒後〜 いくら風竜のあしといえども二十秒でそう移動できるものでもない、眼下の景色も取り立てて 違いがあるようにも見えないのだが・・・。 風竜の旋回を感じてキュルケは瞼を開く、そして再度指示を出した。 「頼みっぱなしで悪いんだけど、貴方の風の呪文で先生を東に送ってもらえないかしら? 風だけだと少し寒いかもしれないから私も簡単な火の呪文を使うけど。」 そう、全ては彼を「炎蛇」の≠ニしてではなく教師<Rルベールとして送る為。 悔恨と償いと救済を求めて研究にあたった二十年、使い道の全く無いような愉快な蛇君にたどり着き それを評価してくれた少年が来たという東方ロバ・アル・カリイエに興味を示した彼をそこへ。勿論、 ゲルマニア領内からタバサの風呪文で飛ばしたところで届く筈も無いが今の自分にはこのぐらいしか できそうもないのだから是非も無い。遺灰の半分は墓に収めてあるから宿題の提出先もちゃんとある。 「別に嫌じゃない・・・。最期まで自分を持って人生を終えることができた人を送る事ができるのは それ自体が名誉なこと・・・。」 少し陰を帯びた返事に、あぁお母様のことね、と察しつつキュルケは杖を取り出す。 「せっかくだしタイミング合わせて行きましょ、シャロ」 了解したとタバサの杖が動き、一拍置いて詠唱が始まる。キュルケが唱えようと思った呪文よりも 一呼吸長い詠唱節の呪文という気の利かせようは彼女ならではかもしれない、と思いつつ自分の詠唱に かかる。 (時期が来たらサイトも東方へ帰る事があるかもしれません、それまで先に行っていてください。 そしてその時が来たら彼が無事辿り着けるように導いてあげてくださいましね、ミスタ) 数秒後、風と火のドットクラス呪文の連繋によるラインスペルによりかつてコルベールであったものは ゲルマニアの空より東方へと消えていった・・・。
この後、キュルケとタバサが百合ったり 落ち込んでるルイズを見かねたシエスタがモンモンに頼み込んで サイトの残り香を発する香水を作ってもらいルイズと二等分したり・・・。 で、二人してその香水でサイトを想って致しちゃったり、とか企んでたんだけど どうにも形に出来なかったので誰か代わって書いてくだせぇ・・・。
なんか擬音で停滞してるんだけど、 すきにしちゃってええのん?
擬音って何だらりん?
>>174 いわゆる どびゅ とか ずちゅ とかの類。
いまモンモンの続き書いてるんだけど、
犬化風味が加わって、ちょっとバカっぽくなるかもしれんけどゴメン。
「今度は、アナタの番よ」 それが合図だった。 ゾクリと背筋に何かが奔り、あらゆる全てが昨日までと違っているコトを知った。 モンモランシーの瞳が急激に、息が詰まるほどの湿度と粘度を帯びる。 その視線は自分を捉えている。捉えてはいるが、何処か根元の部分で決定的にズレているような… そんな今まで見たことのない絡め取られるような眼に視線を外せない。 体温が上がり、汗が吹き出し、血流が耳に直接響くほどにざわめく。 刹那、魔法という単語が頭をよぎる。しかし彼女は杖を持っていない。 惚れ薬や媚薬の類かもしれないと思い至ったとき、測ったかのように耳元で囁かれた。 「薬じゃないわよ」 「でも、これはなんかおかしくないか?今までと違う気がする」 「そう、今までとは違う。それは今の言葉に想い乗っているから。 編み込まれていると言ったほうがわかりやすかしら?」 言葉に編み込むなんて、そんなの聞いたことが無い。 今まではウソで今からがホントという意味なんだろうか。だとしたらそれはおかしい。 気位の高いモンモランシーが嫌悪する相手と今までこんな事をするはずが無い。 好かれるかどうかは判らないけど嫌われてはいないだろう。じゃぁ今は嫌いって事? 俺やっぱモグラ? 「そ、それってどういう…いままでは込めてなかったって事か?」 「そう。今までは自分に枷を填めていたようなもの。大して高くもないプライドでね。 気付いていても気付かない振りをし続けていたの。でももう終わり。 同じだという事実に抗うのを止めただけのこと。だから…」 そういってモンモランシーは視線を外すことなくゆっくりと両のヒザを折った。 荒い息遣いが周囲に響く。それが一体誰によるものなのか。 絡まり合った視線の熱さはそれを気に留める思考を二人から奪う。 ヒザはやがて肩幅程度に開かれたサイトの足の間に深く割り入った。 まるで傅くような姿勢。だがそれは決して平民の使い魔に対して魔法使いたる貴族がすることではない。 まるで立場が逆転したかのようなモンモラシーの態度にサイトの雄が跳ねた。と…
そこで初めて、自分のモノがまだ握られていることに気付く。 モンモラシーの右手は水気を失ったことで竿に張り付いたような状態になっていて、 それ故に、乾きかけ特有の匂いを放っているはず。 なのに彼女はそれを気にも留めていない。 いや、むしろそれに吸い寄せられるかのごとく、頬ずりしかねないほど顔を近付けていた。 絡めた視線が解かれ、鼻先の雄に注がれる。 それだけでドクンと、ソレが跳ね上がり、下腹の奥底から新たな粘液が送出される。 スッと左手が竿に添えられ、張り付いた右手の指が徐々に離されていく。 生乾きの糊を剥がすようなその感覚に、雄は粘液の量と精臭の濃さでそれに応えた。 五本の指と手のひらが竿から剥がされた後、左手と同じようにそっと触れる。 鞘の先端で零れ落ちそうなほどの玉になっている淫液に固定されていた両の瞳がサイトを見上げた。 まるで壊れ物を扱うように添えられているひんやりとした細く柔らかい指の感触。 雄の匂いに酔い蕩けた表情と湿り気を帯びた瞳。 たったそれだけでサイトの頭は霞が掛かったかのようになり、正常な思考を難しくさせ、 ただひたすら熱くたぎる躯と雄が、これから与えられるはずの快感を切望する。 「あ……はっ……くぅ…」 もう寸前だとでもいうかのようなサイトの呻きが、モンモラシーにそれを紡がせ、 瞳が鈍く光っているような錯覚の中で、サイトはそれを聴き留めた。 「私は我慢を止めた。だからサイト、アナタも我慢しないで」
紡ぎ終わって薄く開いた唇が、その中でぬめるザラついた舌が、滑らかな内頬の肉が、 じゅぷぅ…! サイトの雄を絞り立てた。 「あ゛あ゛あ゛ーーーーーーーー!」 くぷっ ぢゅ ぢゅぷ ぢゅぶ ぢゅぽ ぢゅぼ ぢゅぼぉ… すぼめた唇が竿先の丸みからカリの張りをなぞり、 舌が鈴口に入り込んで奥から溢れる粘液をすくい取って亀頭全体に塗り込める。 竿全体を飲み込む唇のすぼまりと裏筋に這う舌全体のザラついた感触に、 コツリと当たる喉奥に到達した亀頭の痺れがプラスされる。 ぢゅ……ぢゅちぅぅぅぅぅぅっ 吸引で竿に触れる内頬肉と舌の刺激を存分に与えつつ顔を引き、 唇がカリに達するや舌が亀頭と溝を舐め回す。 「―――!!」 脳に直接叩き付けられるようなその刺激に視界が白く霞み、 声も出せずにただこの快楽に埋め尽くされる。 唇がカリの窪みで吸い止まり舌が溝にねじ込まれ雄の粘液を催促するよう小刻みに震え、 それに応じて滴り出る精臭液を唾液と混ぜ合わせ亀頭に塗りたくる… 雄を喜ばせることだけに特化された口全体を使った淫らなルーティーン。
モンモランシーの淫欲に濡れた視線は常にずサイトの眼を捉えていて、 自分が雄に与える快楽をその瞳でもアピールし問いかけ催促する。 (私の唇で感じて 私の舌で、頬で、喉で感じて! 私でキモチヨクなって!) ちゅぶぅ…じゅ…じゅ…ずちゅぅぅぅぅ……くぼ…っぶっ…ぢちぅぅ… ぶちぅっ…くぼ…くぽ…くぶぢゅぅぅぅ…じゅぅぅぅ…ぴちゅ… 淫技による濡れた音とからめ取られる濡れそぼった縛視。 サイトの右手はモンモランシーの頭へ伸びる。 それがより深みへの催促なのか、強すぎる刺激への抵抗なのか。 白濁した思考で判断が付かないまま手を力なく頭に添える。 プライドが高かったはずの貴族少女から与えられる快楽奉仕に、 己の臭い精液で応えていいのだと知った。 「くっ…でる…モンモン…だすよっ!」 望んでいた台詞を聴いたモンモランシーは瞳をゆっくり閉じ開くことで肯定の意を返し、 淫技を採集奉仕に変える。 「んっ…んぶっ…う゛ぶぅ…お゛…お゛ぶぅっ」 くぼっ くぼっ くぼっ くぶぅ ぢゅぶぅ ぢゅぅ ぢちゅぅぅぅ… 鈴口付近の丸みをなぞるようにのたうっていた舌が鈴口の溝にえぐり込まれ振動し、 淫液と唾液でぬるんだ右手が竿を淫らに上下する。 その刺激で竿がぶくっっと膨らんだのを合図に カリ首ですぼまった唇の裏の歯が亀頭を優しく甘噛みし、 同時に鞘の根元で輪を作ってた左手が動き、白魚のような柔らかく繊細な指が 切望して止まない淫液が満ちる貯蔵袋を痛みを与えないギリギリに優しく揉み転がした。 (出して 私の口で出して 私の唇で、舌でイって! 私で出して!!) 「…で、る…――っ!
ぶぴゅっ ぶびゅる びゅるぅ … ビクンと、捻じり込まれた舌を振り払うように竿が跳ね上がって弾けた。 一度、二度、三度と、固まりのような濃縮精がモンモランシーに浴びせられる。 綺麗に手入れされた髪に降りかかり、額を、鼻筋を、頬を、目まで汚す。 その量と匂いにモンモランシーの脳髄がトロけ瞳が濁り、 ただ雌の本能のみで更なる迸りを求めてねだる。 暴れる竿先を慌てて口に含み直して唇と歯でカリ筋を刺激し、 粘る本番汁が吹き出す溝に舌を当て小刻みに振動させ舐め削ぎ回し、 口内へ精の放出を誘う限界の吸引を、暴れる心臓による呼吸の求めを無視して持続させる。 それは一滴でも多く永く濃く射精させるための、一秒でも強く深く永く感じさせるための、 淫らに堕ちた発情雌の本能の催促技巧のだった。 (もっと…もっと! もっと出して! 出しきって!) 何度跳ね上がったのか、どれだけ経ったのか、そんな事はどうでもよかった。 ただ出すがまま、出されるがままに二人は雄の精柱と雌の淫口の性行を続けた。 最初に動いたのはサイトだった。 そのまま死んでしまうかのような白く痺れた視界での射精がようやく終わったサイトは、 かうは と吐息を吐き出し、モンモランシーの唇から己を引き出す。 精液と唾液の粘液でぬれそぼった唇からぬちゅりと淫行の名残音を残して露になる亀頭。 しかし催促を続ける舌は抜け出るそれに追いすがるように唇を割って付き出され、 白く濁った粘りけのある液が濃ゆく太い糸を引いて両者を繋いでいる。 口の中は精と唾が混じった粘液で溢れていて、 ぶちまけられた顔の白濁と濁りきって怪しく光る瞳。 そのまりの有り様にサイトは狼狽えた。 後悔でも混乱でもなく、その様に劣情を覚えることに。
「も、モンモン…」 「ふ〜 ふ〜 ふ〜っ ふ〜っ…」 しかし口をだらしなく開き舌を突き出して竿をゆるゆると撫でさするモンモランシーは その言葉を理解していないのか、発情した表情のままその瞳をサイトに向け続ける。 未だ全く萎えない雄が唇から離れた事にようやく気付いた彼女は、 突き出した舌と奥の口内をサイトに見せつけるように顎を上げた。 ドクンとサイトの雄が振動する。 口内の白濁は殆ど飲み込まれておらず、その中で貯まっていた。いや、貯められていた。 突き出された舌がゆっくりと口内に戻され、貯まっている白濁の中に沈む。 淫液の中で蠢く舌によって白濁が混ぜ合わされ徐々に泡だってくる。 サイトはそれを惚けたように見つめている。 その口内のそれがこれからどうなるのか、どうなって欲しいのか、 それを考えるだけで竿が跳ね上がり、残り精が溝から湧き出して 竿と亀頭を優しく愛撫する指にからめ取られる。 唇が徐々に閉じられ、白濁混合液による淫らすぎる舌の戯れが隠された。 顎の微妙な動きと頬の動きが、口内での舌の戯れが未だ続いている事を想像させる。 「くちゅ…くちゅ…くちゅ…くちゅり…」 その想像を確信へと、モンモランシーは音を出すことでサイトに示した。 その意を無意識に受け止めたのか、 口内の舌の動きを透かすように凝視していたサイトの視線がモンモランシーの瞳へと動く。 視線が合わさって、サイトは理解させられる。その眼が語っている。 それが、その口内の動きが… (そう、私の舌が、口の中がいま、アナタの、出されたての子種汁で犯されているのよ)
「あ――かっ―――!」 その意味を理解させられたサイトは、それだけで再び射精感に覆われる。 だがその感覚に流されるわけにはいかない。 まだ、まだこの先があるのだと、濡れた瞳にからめ取られている視線が訴えかけているのだから。 だからサイトは無理矢理に射精感を押さえ込んだ。 と、子種袋を愛撫していたモンモランシーの左手が、 頭に宛てがわれているサイトの右手ををそっと掴んだ。 掴まれたままになっているのその右手をゆっくりと導く。 ――こめかみへ ――頬へ ――顎へ そして ――喉へ とぷりと先走りが流れ出た。 それ程の刺激だったのだ。その意味するところが。 モンモランシーの瞳は濡れたままで怪しく濁り光っている。 その眼は催促していた。 どうしたいのか、どうして欲しいのかと。 サイトはようやく理解した。 ――しかし伝えるべきは想いであり言葉ではない―― その意味を。だから応えた。 だから導かれ宛てがわれた右手の指で、喉をそっと微かにさすってやることで。 途端、モンモランシーの瞳が歓喜の色に染まり、 想い人から与えられたオーダーに忠実な淫蕩さで応えた。
こくん……こくん……こく… 指に伝わる振動が喉奥で起こっている情景を想像させる。 導きを終えていたモンモランシーの左手が喉から顔へと動いた。 その指がぶちまけられ粘りけを失わずプルプルと固まりのような状態を維持している精液をこそぎ、 未だ濡れた唇からぬらりと割り出た舌へ集める。 ぴちゅ……こくん……ぴちゅぅぅ ちゅっ ちゅっ……こくん… 顔の精液を全て指でこそぎ集め、その指を舐めしゃぶり、飲み下す様を、 モンモランシーはサイトの視線と右手の指を伝わる振動とで確認せしめた。 それを見届けたサイトはビクンと竿を振り動かし、 竿を上下している右指に先走りをトプリと与えることで了承の意を表しす。 それに応えるモンモランシーはぬるんだ右手を名残惜しそうに竿から離し、 先走り汁を舌で舐め清め、飲み込みんだ。 「あ、ありがと……すごかったっていうか、その…凄いです」 多少困惑気味な感謝の言葉を言うサイトだが、 モンモランシーの瞳はその言葉を良しとせず動かない。 サイトは更なる褒め言葉をぼんやりした脳で高速展開するが、 それより先にモンモランシーが動いた。 両の手をサイトの両手に宛てがい、そっと掴む。 手を自分の頭へ導き掴ませ終えると自分の手をだらりと下げ、 今しがたまで愛撫していたサイトの淫茎に唇を寄せちむと口づけ、 口を開き、子種に犯され尽くしたぬめ光る舌を亀頭の裏へと突き出した。 二度目の、合図だった。
下記貯めた分を放出。 次はサイトを動かすつもり。 なんかココ、俺1人しか居ないっぽい?
そんなことはないぞ
SUGEEEEEEEE!!! 何かもう否応無しにおっきさせられた(;´Д`)ハァハァ その文章力、只者じゃないですな? GJすぎますですよ
何か書こうと思ったが俺は虐待しか書けないことに気づいた。
ノーパンセーラーかわいいよシエスタ(*´д`) どうせあれだろ?ここにいるおまいら全員 ツンデレルイズかクールビューティータバサか巨乳キュルケ が好きな奴ばっかなんだろ? この三人やるからさ、シエスタは俺が奪っちまってもいいだろ? シエスタかわいいよシエスタ(*´д`)
許さん
酒場Hのお話を読んで以来、シエスタ×サイトが脳内公式になってしまったアルよ サイトの心の悩みとか、ゼロの使い魔としての自分と、平賀才人としての自分の間の葛藤とか ルイズには見せない深い部分を拾って慰めてくれるのがシエスタ、て感じがしてツボなんです
↑がいて悪いんだが… ノーパンセーラーなのにスカートの後ろセロテープでくっつけてお尻丸出しのまま歩かせたり、メイド服で下着だけ脱がせて「胸」って注文したら 「はいっ」 って笑顔でポロリしてくれたり、 「シエスタ」 って注文したら 「はい、どーぞ」 ってもじもじしながらスカートの前まくって、割れ目を晒して触れさせてくれたり、 「退屈」 って言ったら自然に手を胸に導いてくれて 「つまらないものですが…」 なんてベタなセリフをいって揉ませてくれたり、 「今日のデザートは、ワ・タ・シ」とかいって手料理で食欲満たしてくれたあとベッドで性欲まで満たしてくれて、 お母さんになったら「甘えん坊さんですね…」 って言って膝枕して赤ちゃんが吸ってない方の母乳吸わせてくれたり、最後には 「お疲れ様…」 って言って玄関で裸エプロンして正座して、前に「いつでもどうぞ(はぁと)」なんてプリントしててどこでヤッても 「あなたの為だから…」 なんて言ってくれて… そんな俺はルイズ×サイト派?自分でもわからん。 誰か止めてくれ…同志はいるのか!?挙手!
シエスタはモンモンに瀕差で負けるくらい好きなんで、 そのうち書きたいと思ってる。 ただ、ハピハコ風なエロが出来るかちょっと不安。 んで、>108の続きをバカっぽく何も考えずに行ってみる。 >106方面のエロも混ぜたいけど多分エロくならない予感が激しいので 106のティファ萌えな人、是非書いて読ませてください。
高速無考慮お笑いヴァイオレンスエロティカ(>108の続き) Side:B-02 シルフィードでサウスゴータに向かうタバサとキュルケ。 翼の後退角度と体の流体力学の限界に挑む高速飛翔だった。 とは言っても音速の遙か手前の速度である。 主人の最優先命令「Full priority Instruction」に忠実に答えようと勤めるシルフィードは、 限界であるはずの飛翔速度に何故だか途方もない無念さが沸き上がってくる事に戸惑っていた。 別なる世界では軽く'壁'を突破するだろうシルフィードだが、 あいにくここハルキゲニアにザカリテは居ない。 それに宇宙空間でもない。 そもそもそんな古い8bitな異世界など、読者にすら殆ど理解されない。 シルフィードの無念さの正体がどれなのか、それを知るのは始祖ブリミルだけなのだろう。 上に乗ってるキュルケからすれば、そんな異世界の話など知ったことではないし、 いまの速度でも息さえ辛いはずなのだが、 タバサの風の守りで何の問題もなかった。 ただ行く先にあるだろう、サウスゴータの地を憤怒の瞳で凝視している。 タバサはいつも通りの無感情にみえる。 しかしその内はプラズマと化した青白い超高密度冷気というなんだか矛盾した表現の怒りに満ち溢れている。 はっきり言ってブチ切れ寸前。触ると爆発するほどの。 それが判るのはキュルケだけだ。 違いの判るキュルケはタバサに語りかけはしない。思いは同じ。怒りも同じ。 ただ色が違うだけなのだから。
Side:C-01 学園に帰ったルイズとシエスタは周りの反応が微妙に変なことに薄々は気付いていた。 タバサとキュルケはサウスゴータで逢ったサイトという平民の事をやたら聞いてきたし、 何故だか妙に詳しく知っている。 いつもは自分をゼロだと鼻で笑っているモンモランシーが何故か妙に優しい。 気に掛けているというか、観察されているというか… 薬と称して妙な薬品を飲まされるのには辟易した。 なんだか全てが気に障った。 が、本当は何に障っているのか、本人には判るはずもなかった シエスタは取り付く二人にタジタジといった感じで、 あたふたする以外にどうしようも無かった。 自分の髪と眼と同じ色をしたあの少年の事を聞かれるとき、 二人の眼が刺し殺しそうな気配を漂わせているのにただ狼狽えた。 だからその二人に少年の事を話したとき、 自分の顔が僅かに歪んだこと、それを二人が確認したことに全く気付かなかった。 部屋へ戻ったルイズは、まず最初に壁脇にある藁に目を止めた。 それがそこにあること自体は問題ない。 戦でアルビオンへ赴く前も、これはあった。 しかし、前と今では一つ違いがあることにルイズは気付いた。 判らないのだ。 何のためにこれがココにあるのか たしか以前はそれが気になるような事はなかった。 在ることが自然なのに、在る理由が不明。 ルイズは困った。考えても判らない。 結局、戦争ボケだろうという、 周囲の状況に流される'大人の折り合い'を付けることで自分に許しを与え、 その藁束を捨てに行った。 ゴミ捨て場に投げ捨てた藁束はモワリと藁屑を巻き上がらせてルイズを咳き込ませる。 「ケホ、もう、なんなのよ! あ〜もぅ 目に入っちゃったじゃない!!」 涙眼でプンスカ怒りながら立ち去るルイズを藁束は沈黙で見送る。 ルイズの涙がはたして藁埃だったのか… それが知れるのは運命の軋みがハルキゲニアを覆うとき
Side:A-01 心が砕け散るようなルイズとの'初めまして'を済ませ、 この世の終わりのような雰囲気で胸に縋り付き泣くサイトに、 ティファは自分のしたことの意味を漠然と理解した。 好きな人に忘れ去られるコトの意味。 僻地の村で村人に自分への疑念を忘却させて生活しているティファ。 害をなす人の記憶を消し、親しい人は死んでしまった親と、子供達だけ。 好意を寄せた人を忘却させたことが一度も無かった彼女は今、 記憶を操る事の危険さを理解しつつあった。 もしエマたちが自分を忘れてしまったら… 悲しい。泣くだろう。 そしてそのままいつか悲しみを忘れ、 ただ一人で色のない営みを続けていくのだろう。 死ぬ日まで。 そう考えてふと、サイトを見る。 もしサイトが自分を忘れてしまったら… それを想像したとたん、ティファの体が震えた。 そうなったら自分はどうなるのか想像が付かない。 悲しむのだろうが、実感が沸かない。 ティファは心の奥底で無意識に考えることを拒絶していた。 それが何ゆえなのか、まだ彼女は理解できない。しかし… そんなよく判らない思考のままサイトを見つめ続けていると、 サイトがもぞりと動いた。泣き疲れて寝入りそうになっているらしい。 と、ビクンとした。サイトがではない。ティファ自身が。 そしてドキっとした。 急に顔が熱くなる。ついでに体も熱くなっていく予感がビシビシする。 頭がボーっとしそうになる熱が顔全体を覆い、ティファは急に恥ずかしくなった。 「あああああ、あの! き、ききき今日は疲れたでしょうから、おおおお休みになりませんか? なりましょう。 てゆーか、なってくださいぃぃ!」 アレな急展開! ではなく、胸にうずまるサイトの仕草に恥ずかしさを感じたティファが、 単にいたたまれなくなってスキル’棚上げ’を発動させたにすぎない。 時代はまだヴァイオレンスなのだった。 結局ドモりまくったティファのよく判らない気迫に押し負かされたサイトが、 頭の中を「?」で埋め尽くしながら自分の部屋へ戻ったのは、 サイトがティファの胸で泣き始めてから実に4時間と29分32秒後の事。 ――月が、高かった
>>161 読んでて自分もちょっと思いついた。クロスオーバーに分類されるべきもの(しかも別の物混ざってる)だけど、
とりあえず思いついた所をちょっとだけ・・・
「ドラグバイザー!」
才人がそう叫んで左腕を胸の手前で構えると、その左手に龍を模した赤い手甲が現れた。
「バックルベント、ベントイン!」
更に才人はポケットのカードデッキから銀色のベルトが描かれたカードを取り出し、手甲
にセットし、手甲の顔の部分をスライドさせた。
『Vバックル』
すると手甲から冷たい声が聞こえ、才人の腰にカードに描かれていたベルトが装着された。
そして才人はポケットのカードデッキを取り出してポーズを取り、叫んだ。
「変身っ!」
カードデッキがベルトにセットされ、才人の身体は赤き鎧に包まれた。そして才人は
さっきとは違うポーズを取り、名乗った。
「仮面ライダー・・・龍騎!!」
Side:B-03 限界性能を十二分に発揮したシルフィードの飛行により、 程なくしてサウスゴータに到着したIce-girlタバサとFire-womanキュルケ。 上空で旋回飛行を続けるシフフィードは既に偵察モードだ。 程なくサウスゴータの外れに在る森の中程の小さな村の一角に黒髪を発見! 竜種特有の超々望遠スキル「Su-Ba-Ru」をいかんなく発揮したシルフィードは、 タバサになでなでされるというS級のお褒めを頂けて上機嫌だった。 フィルフィードをトレースモードへ移行させたタバサは、 対忘却野郎必滅作戦のブリーフィングをキュルケと行なった。 「とにかく先手必勝よ!」 「高機動格闘」 「サイトを風の守りでガードして他のは殲滅したほうが早いかしら…」 「限定地域制圧」 「サイトが生きて動いてるって事は、あの村全体が敵陣である可能性が高いとも考えられるわね」 「広域殲滅は無理。あれは拠点防衛用」 「くっ なんで4機作っとかないのよ!」 大ざっぱで火力重視な作戦を提案するキュルケに対し、 腐るほどシュヴァリエの称号を得ていて状況把握と戦術の練りに長けているタバサ。 全然面白くも流れに関係もない比喩で行われる謎会議は混迷を極めた。 結局、忘却野郎を特定してスポットでKILLするという、 極一般的で極めてタバサ的な戦法が採用される。 「広範囲攻撃は殲滅対象の死体の確認が難しい」という至極真っ当な理由だった。 キュルケがマントを取り外し、ごく普通の町娘風な服に着替える。 健康的な色の豊満な肉体が露になるが、 あいにくタバサは女の子なのでエロスなベクトルの発生はなかった。 天秤はまだ、ヴァイオレンスに傾いているのだ。 杖を袖の中に隠し、必要とあればすぐ裾から取り出せるようにする。 いわゆる暗器の要領だ。 レビデーションで草原と森の境目の森寄りに降り立ったキュルケは、 さっそく対象特定のため、村への小道を歩き出す。 そして少し離れた森の中で、それを追尾するかの用に蠢く影が一つ…
Side:C-02 月が高く見下ろすトリステインが喰えん…もとい学園。 ルイズは月明かりに照らされたベッドでスヤスヤと眠りについている。 その脇には、何故か昼間に捨て去ったはずの藁束が。 夕食を食べ、モンモンの執拗な薬攻めを何とか乗りきりったルイズは、 就寝時になってもモンモン…ぢゃなく悶々と理解不能な違和感の理由を考えた。 しかし自分が何に違和感を覚えているのかは判っても、 その違和感の理由がサッパリ解らない。 解けないパズルに業を煮やしたルイズは結局、 捨てた藁束を取りに戻ることで、取り敢えずこの感情を治めようとしたのだ。 夜、薄暗い中、ゴミ捨て場に辿り着いたルイズは人影を発見する。 それは、夜着で立ち尽くすシエスタだった。 そのシエスタを無視して通りすぎ、藁束の前で止まる。 振り返らずに 「何してんのよ」 「いえ、なんとなく…」 「なんとなくってなによ。こんなゴミ捨て場で」 「これ…」 シエスタの台詞は、単に藁束があるという漠然とした意味しか込められていない。 しかしルイズにはそれが、 「なぜルイズの部屋にあった藁束がここに捨てられているのか」 「捨てられていなければならないのか」 という、一種の非難めいた台詞に聞こえた。 「う…す、捨てようと思ったけど捨てる理由がありそうでないきがしないでもないから 取りに来ただけよ!」 「そう…ですか…」 「……何よ」 「いえ、これ…これを見ると、何故だかあのサ『あ〜〜〜! もういい!』」 シエスタの声がルイズに遮られる。 厳格な父に常日ごろから教えられていた 「人の話を遮ってはいかん。よく聞き、正しく考え、適切に返答しなさい。 それが貴族たる有りようだ」 を破った。破らずには居られなかった。 しかし常日ごろから誰かの何かの言葉を遮りまくっていたような気がする。 キュルケだろうか…でもとても大事なことのようにも思う。が… それは今考えることではないと判断し、記憶の底へ無理矢理封じ込めた。 頭をガガリ掻きながらう〜とかむふ〜とか唸るルイズ。 後ろめたいような恥ずかしいような切ないような、 そんな2:4:4で複雑怪奇な気持ちを振り切ってシエスタに振り返る。 「判ってるわよ。あの…なんてったっけ。さ―――サイト! あの少年の事ね?」 「っ! そ、そうです。あの人です。あの人が浮かんで…って、ミス・ヴァリエールも?」 「まぁ……ね」 断ち切られた線が再び繋がる気配を、月が観ていた。
Side:A-02 月が高く見下ろす村外れの一軒屋。 サイトは月明かりに照らされたベッドでスヤスヤと眠って…はいなかった。 昨夜のティファの態度を考えていたわけではなく、 ――いや、それも気になるお年ごろなのだが―― 先日のルイズとシエスタの事だった。 ガンダールヴの力を失った今、自分だけの力じゃルイズを守るなんておこがましい。 ワルドの台詞が過る。 ――お前ではルイズを守れない まったくその通りだった。 自分が守っていたのではなく、 たまたまこの身に宿ったガンダールヴの力がルイズを守っていたにすぎない。 心の強さがガンダールヴの強さだというデルフリンガーの言葉などサックリ忘れ去って サイトは自虐的思考に溺れた。 ルイズもシエスタも、自分を忘れた。 無力でモグラな俺のことはもう二人には存在しない。 それでいいんだ。 君たちの幸せを、オレは祈っているゼ。 そんなベタで内向きな自虐フィールドで自分を覆い、 空に浮かぶ月を見上げる。ルイズもこの月を見てるんだろうか。 サイトは泣きたくなった。 声を上げずにむせび泣き枕を濡らし始めたその時、 ――コンコン ドアが控えめに叩かれ、 「私です…」 ティファだった。
Side:C-03 サイトの事を完全無欠に忘れ去ったかのように思われがちなルイズとシエスタだが、 その実、本当に忘れ去っていた。あんですとー!? しかし、何事にも例外があり、物事には限界がある。 ティファニファの忘却魔法は結局の所、ある一点で致命的ともいえる欠陥があったのだ。 極東の地、先住魔法の本家本元を源に発するエルヴンワールド。 その、聖地一帯を拠点とする、ティファの血の半分を全分で受け継ぐ種族であるエルフ。 彼の地の王立図書館の地下数万サントにある玄室書庫―があるのならナ〜―に眠る禁断書籍。 【忘却効果と周辺記憶への影響の考察】のP295を引用してみよう。 『忘却の効果は、その目的とする対象記憶に関連する記憶(これを周辺記憶と呼ぶ)へは 限定的な効果を及ぼすまでであり、消えた対象と結びつく周辺との矛盾に影響を与えるまでには至らない。 対象記憶と周辺記憶が強固に結びついた状態で尚且つ本人に記憶矛盾の自覚が強く存在する場合、 欠けた対象記憶は周辺記憶によって補われる。それは元の記憶の劣化コピーとしてだけではなく、 周辺により補強されより強固な対象記憶として定着し得る。 典型的な例では、 対象記憶が妻や夫、愛子であるような場合、より強い愛着や愛情により補強された記憶が作り出され定着する。 また、対象記憶に関わる他者への操作が行われていない場合、他者に著しい負荷が掛かりやすく、 その負荷はしばし詠唱者への強い拒絶感を産む。(例:殺意等)』 ティファがこれを読んだら青ざめるだろう。 読んでいたなら全身全霊でサイトの望みを断っただろう。否っ! と。 しかしティファがそれを知るはずもないので、 特に危機感もなくノンビリした生活を送っていたのだった。 と言うわけで 欠けた心の基礎部分の打設作業はサイトの置き土産が原因のあの夜以降,急ピッチで行われていた。 それはもう、突貫だった。 ついでにルイズとシエスタの'サイトを基点とする既視感による反発'は綺麗さっぱりリセットされ、 新たに'何だかしらないが忘れちゃってるのかもしれない何か'という共有事象により 正の感情で強く結ばれつつある。他人に相談できない悩みを共有する友といった感じだ。 いわゆるSPS(Social problem sharing)というやつだ。 二人は'綿密'な話し合いを行い、 原因の大きなキーがあのサイトとかいう黒髪の異国風少年である事を確認し、 もう一度あの地で少年に逢って原因解消の手掛かりを得る事が最適だと結論付けた。 「結局あのサイトってのが違和感の原因よね?」 「ええ、多分」 「じゃぁもう一度逢えば解消するかしら?」 「少なくとも手掛かりはありそうですね。もう一度逢いに行きます?」 「行く」 20秒程度だった。
とりあえずID:v2AILlMwがをが書きたいのか分からないのは俺だけでいい
○ 何を書きたいのか
>>201 やっぱそう思うよなぁ。
漏れも板違いだと思ってた。
エロ場面まで端折ることにする。
ここは前振りとしては重要なんじゃないだろうか、と思うがどうだろう といいつつキュルケとタバサが一番気になるだけなんだがな
ifモノとして割と読めてるのは漏れだけか? もう少し設定説明とかを簡略化してあるといいとは思うけど。
端折りモードでメモったら結構量がある。 自分、プロットの清書をナメてました。
207 :
149 :2006/09/10(日) 06:04:25 ID:rat0RP3Z
>>101 氏
GJ!!!
わざわざ書いて下さってありがとうございます!
孕ませルイズの搾乳〜(( ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ )) ウハー ジタバタ
ツンデレならぬツン奴隷〜♪
Side:X-01 ルイズとシエスタは再びサイトに逢うために出発。 モンモランシーは頼まれた治療を放棄するわけにはいかず、ついて行く。 すぐにたどり着けるはずもなく、急ぎたいのに急げない「寸止め焦らし」により、 サイトに逢いたい気持ちが猛烈に発達する二人。それは殆ど恋だった。 モンモンは世界から取り残される。入りたくはないだろうが。 サイトとティファは故郷に帰れない共通項や淡い恋心の自覚云々が、 夜のお話タイムで発生。急速に意識し出す。 共に東が目的地であるという事から、 サイトは零戦で東へ行こうと誘う。 飛ぶ機械に懐疑的なティファだが、本当ならとても楽しい事だと思う半面、 子供たちをどうするかで悩む。本当は一緒にイきたいお年ごろ。 一方キュルケはすぐに忘却野郎を特定。殲滅戦開始。 同じくしてタバサは上空からBtZ(一撃離脱)を敢行。 件の二人の原因であることが知られて忘却の自転車操業を開始するティファ。 しかし神速のキュルケに杖を取られ絶体絶命。 「何をしている!」 そこへサイト探索の任を受けたアニエス登場。 怒濤の勢いで剣を抜きさり突撃するアニエスだが、 森に潜んでいたフレイムが奇襲。 炎の牽制から下頭突き+シッポの下回し打ち。 うつ伏せに倒れたその尻にS(slanking)ボタン連打によるコンボで呆気なくノックアウト。 ティファを拘束しようとするキュルケの前にサイトが立ちふさがり事情を説明しようとした矢先、 タバサ&シルフィードのBtZが正確無比に決まる。 デルフリンガーの吸収は発動せず、運動エネルギーを加算されたタバサのエアハンマーがサイトを直撃し昏睡。
Side:X-02 二人+二匹掛かりであっと言う間に3人を拘束したタバサ&キュルケ。 杖を取り上げただけじゃ不安なので、行きがけに買った闇道具(スカロン御用達)を使用。 皮で出来た棒状の部品が付いている猿ぐつわ等、ボンデージフルセットで詠唱と行動を完全に封じる。 念のため予備で買っておいたもう一セットは急襲してきた女剣士に使う。 これからどうやって処理するかをカンカン&ガクガクと話し合うタバサ&キュルケ。 その処理方法を聞いて自分がやらかした事の重大さ思い知るティファ。 唾液まみれでカフぅ コフぅと息をしながら恐怖にガクガクする。 全く関係ないのに一方的にやられて束縛されてるアニエス。 唾液まみれでカフぅ コフぅと息をしながらカンカンになる。 そこにサイトが意識を取り戻し、ティファの処理を何とか止めてもらおうと懇願するサイト。 結局、無理矢理忘却で子供たちと村人からティファの記憶を奪い、 学園へ拉致りルイズ&シエスタへの仕打ちの贖罪をさせる事に決定。 二人への魔法の解除も約束させる。ここに、ティファの準オモチャ化が確定。 もちろん原因を作ったサイトにはルイズ&シエスタへの奉仕と、 その奉仕が原因になるだろう責任を取らせることに決定。 荷物が3人増えてこりゃぁ困ったどうしよう俺飛べないかもと悩むシルフィード。 そしてまったく無関係で巻き込まれただけのアニエスの扱いに困るT&K(T&C?)の二人。 黙っておくから何も聞かずに帰って欲しいという願いに渋々同意したアニエスは城へ帰る。 ティファとサイトの二人が増えて困ったシルフィードだが馬二頭の約束で俄然やる気になり、 さっさと学園に帰る。
Side:X-03 雲の間に飛び去り消えた一向。そこへR&Sが到着。 しかし村にサイトが居ず、ティファと名乗っていたきょにぅ娘も居ない事を知る。 「胸か、結局は胸なのか!」と’何故か’プンプンのR。 あのばくにぅに’何故か’危機感を募らせるS。 やっぱりこの二人にサイトは必要なのだった。 子供たちの二人への発言に妙な気がするも、 「紅い髪でおっぱいが大きなおねえちゃんと、青い髪の眼鏡のおねぇちゃんが 竜に乗って来た。んでもって、すぐ帰ってった」 という重大発言で学園に戻る二人。 オモチャ確定のティファは上空で、オモチャの意味を知り愕然。 キュルケのオモチャ説明で赤くなり、タバサのオモチャ説明で青くなるという珍妙な体験をする。 始めての人は好きな人がいいという条件を何とか飲ませることに成功したティファはその相手にサイトを選ぶ。 サイトは驚いたが拒否権もなく、持ち前の前向きさで了承する。 こうして第三者による強制ではあるが、お互いの想いを知る二人であった。 やがて学園に帰還。さっそく学園長室に赴く4人。ティファはボンデージを解除されている。 死んだと思われていたサイトの生存に喜ぶも、サイトを助けたのがハーフエルフであることに困惑するオスマン。 恩人である事、天涯孤独である事、本人に人間種への害意が全く無いことを理由に 学園に保護する事を了承。(先住魔法の事は知らされていない) 特徴的な耳に関してはオスマン老のスクウェアパワー(主に水系統)が炸裂、 少し大きいかもしれないかナー 程度にまで治療される。
な、なんであらすじだけ書いちゃったの… 台無しじゃないか…
Side:X-04 城に戻りアニエスはアンリエッタに報告をおこなう。 サイトの生存にホッとするアンリエッタ。その’ホッ’に込められた真の意味は何なのだろうか。 報告中に何故かお尻をさするアニエス。その’さすり’に込められた真の意味は何なのだろうか。 一方怒濤の勢いで学園に帰ったR&Sは、ティファとサイトの存在にイラついた。 サイトがティファに頼んだ忘却魔法の件をT&Kに知らされた二人は刹那、怒り心頭に発するが、 解除魔法で直るとの話で、取り敢えずサイトの処置は直ってからという事にする。 ティファの解除魔法の詠唱が始まる。 が、ティファは解除するのではなく、全員に再度忘却を欠ける腹積もりであった。 訳でもなく、普通に解除魔法発動。 しかしティファには解除効果が不完全であることを感じる。 忘れたはずのサイトへの想いが理由もなく膨れ上がっていた二人に元の状態へのリセットは無理で、 結局、「スキ」という気持ちのみが戻る。 しかし二人にはそれで十分であった。 ルイズの「キスしたくせに泣いちゃうからネ」スキルが発動し、 シエスタの「殺す微笑みの足攻撃」スキルが発動する。 ティファは結果オーライでいいの?的微妙な微笑みのまま二人のスキルにハラハラした。 不完全(らしい)な解除だったがどうやら元の鞘に納まるようだ。これで一件落着安心ねとニヤるT&K。 いやマジで夜も安心なのだった。 こうして、複雑な人間関係の坩堝が完成。 忘れ去られた感のあるモンモンは不貞寝していた。 しかし活躍はすぐにやってこよう。調合師なのだから。
無理矢理だけどエロフラグ立てれたっぽいので続きでエロいの考えます。 話の筋でいうと多分最初はルイズとシエスタな話で、その後ティファにいくと思うです。
スレ違い 荒 ら す な
>>214 少し黙ってろ朝鮮人。
お前もなんか書け、犬。
シルフィードの能力「凍った目」とかの方が好きだ。
あらすじじゃなくて普通に読みたかったな。結構面白かった。 ただ記憶消去頼んだのはサイトなのに みんながティファにキレるのはおかしくね?
218 :
84 :2006/09/10(日) 12:00:36 ID:tHwVxSFX
長いの書いた後力尽きたり、試しに鬼畜なの書こうとして挫折したりしてました。
どーしても、サイトがひどいことをしないってか、……鬼女ルイズ、が出来る。
しかもその場合、サイト出てこない。
しかも、ルイズに救いがないため、最後まで書いてない……
鬼畜書ける人凄いです。
>>93 あんまり、謝罪してると、いろんな方面から怒られそうなので、以後控えます。
>>190 読んでもらってありがとう御座います。
思うように文章がまとまらなくなったので、口直しって言うか、気分治しにタバサ一本書きました。
凄いの複数有るから、タバサ書きにくいんですけど。
短いですけど、こんな感じのはいかがでしょう?
夜中にそっと目を覚ます、キュルケに気付かれないように、ベットを降りる。 出発は明日……今回のチャンスは今夜だけ。 足音を立てないように廊下に出る。 目指すのは………母さまの部屋。 幼い頃から通りなれた道を、そっと辿る。 部屋の前に着く、聞き耳……良かった……寝ている。 音を立てないように部屋に入る。 ペルスランが扉に油を差しておいてくれたよう……ありがとう。 母さまの顔を見る……よく寝ている。 穏やかな母さまの顔を見れるのは……もうこんな時しかない。 『お疲れ様、タバサ。』 くたびれた人形をそっと、どける。 母さまの横に身体を滑り込ませて、私はやっとシャルロットに戻る。 (母さま、友達が出来ました。) (母さま、クラスの人たちはとても騒がしいけど……) (母さま、トリスティンの書庫はとても広いです。) (……… 色々な報告、でも……心の中で。 報告が終わって…… (ごめんなさい……母さま) トリスティンの書庫をどれだけ探しても、かけられた魔法の手がかりが見つからない。 (ごめんなさい……母さま) 本当は、私が掛かっていたはずの魔法。 (ごめんなさい……母さま) 父さまが亡くなった後、私が居なければ、母さまは静かに暮らせていた。 (ごめんなさい……母さま) 父さまが殺されたのだって、兄と違い子供が居たのも後援の大きな理由だった。 (ごめんなさい……母さま) 私は………産まれて来なければ良かったね。 涙が止まらない、タバサと違って、シャルロットは泣き虫だ。 『ごめんなさい、母さま今だけ……今だけですから……』 声を殺して泣き続ける。 髪を撫でる手に気が付く。 身体が恐怖に凍りつく、もし……今、母さまに拒絶されたら…… きっと、シャルロットの心は壊れてしまうから。 恐る恐る、母さまを伺う……眠っていた。 「良い子ね……シャルロット。」 寝言だ………髪を撫でる手も、寝惚けているのだ……。 でも…… 『これで……シャルロットは、まだ頑張れるよ、母さま。』 そっと起き出して、タバサを手に取る。 『お願いね……シャルロット。』 廊下に出ると、キュルケが立っていた。 何も言わずに、抱きしめてくれた。 頑張ろう……暖かいキュルケの胸の中で、私は堅く心に誓った。
>219 泣いた ええ子やタバサ キュルケもな
222 :
205 :2006/09/10(日) 12:38:30 ID:l5m3grWe
>>161 >>193 正直ね 嫉妬するほど 面白い
前者は全体的な勢いと皆がノリノリなのが素晴らしく、
後者は地の文と謎会議に大爆笑。後半ダイジェストになってしまったのは残念ですが。
ただでさえ糞長いSSでスレ容量を圧迫しているから
コメントは控えようという自戒を破ってしまうぐらいに面白かったです。
で、今回もまた「少女の苦悩、少年の怒り」の続き、糞長いパートを投下いたします。
しかもまたエロなしってどういうことですか先生。ごめんなさい先生。気に入らない方はスルーよろです。
真の意味で始業の鐘を聞くのは実に久方ぶりだと、『疾風』のギトーは思った。 ヴェストリの広場に居並ぶ生徒たちを見回しながら、重々しく一言言う。 「では授業を始める」 この台詞を口にするのも、やはり久しぶりだ。当然である。 ギトーは教師という職業にありながら、つい先日まで戦争に参加していたのだ。 アルビオンとの戦争が終わって駆りだされていた男子生徒たちも帰還し、ようやくちらほらとではあるが再開できる授業も出てきた。 ギトーの受け持っている風魔法の講義も、そんな授業の中の一つであった。 (よく生きていられたものだ) ギトーはふと思う。 彼は、戦争の終盤突如として反乱が起きた際、最初に吹き飛ばされた宿屋のすぐそばの建物の中にいたのである。 飛び交う銃弾を風魔法の結界で逸らしながら、命からがら生き延びた訳だった。 日頃から風系統こそ最強だと標榜している彼ではあったが、さすがに迫りくる敵軍に突撃してそれを証明する気にはなれなかったのだ。 (幸運だったな) しみじみと思ったあと、ふと広場の向こうに聳え立つ火の塔の方に目を向ける。 その根元の辺りに、今にも崩れそうな掘っ立て小屋のようなものがある。 今は亡き、コルベールの研究室であった。 (戦争に参加した私が生きていて、ミスタ・コルベールが死んでいるとはな) 内心でため息を吐く。 コルベールは、アルビオンとの戦争中に手薄になった魔法学院が襲撃された際、生徒たちを賊から守るために死亡したのだという。 昔から間抜けな奴だとコルベールを笑っていたギトーだったが、今となってはそんな風にしていた自分が恥ずかしく感じられる。 前までは気難しいと恐れられていたが、今なら亡きコルベールを見習って、少しは生徒に優しくなれそうな気がするギトーなのである。 ギトーはふと我に返った。最初の一言を言ったきり何も言わない教師を、生徒たちが不思議そうな顔で見つめている。 ギトーは気を取り直して一つ咳払いをして、自分の後ろに立ち並ぶ藁人形を手で指し示した。 「これは訓練用の藁人形だ。本日は、この人形に向かって風魔法を撃ってもらう」 学院の倉庫の奥から引っ張り出してきた人形を見て、ギトーは感慨深い気持ちで数度頷く。 訓練内容は地面に突き立てられたこの藁人形に、一定以上離れたところから風魔法をぶつけて倒すという実に単純なものである。 風魔法が得意な者ならば鼻歌混じりに達成できる簡単な訓練だが、苦手な者はそうはいかない。 うまく風が出せても藁人形に当たる前に拡散してしまったり、 当たっても威力が弱すぎて藁人形を倒せなかったり、見当違いの方向に飛んで藁人形に当たらなかったり、など。 (懐かしいな) ギトーは思い出す。 ずっと昔、魔法学院に入りたててでまだ上手く魔法が使えなかった頃、ギトーはなかなかこの訓練を成功させることが出来なかった。 夕暮れになって他のクラスメイトが全員帰ってしまう時刻になっても、ギトーはまだ藁人形に向かって魔法を撃ち続けていたのである。 自信を喪失するギトーに、担当の教師はずっと付き添っていてくれた。 そして、ゆっくりとした口調で、風系統の特徴について詳しく解説してくれたのである。 その教師への憧れが、ギトーが教師になった理由の大半を占めていた。 (だが、私は慢心してそれを忘れていた。愚かなことだ) コルベールの死に様を聞いて、ギトーは深く内省したのである。 そして、出来の悪い生徒でもついてこれるような授業をしようと誓って、昨日この藁人形を引っ張り出してきた訳だった。 (確か、このクラスには特別出来の悪い生徒が一人いたはずだな) ギトーは立ち並ぶ生徒たちの列を見回し、桃色がかったブロンドの少女を見つけた。 『ゼロ』のルイズである。非常な努力家という評判に反して、魔法の成功率はほとんどゼロに近いという何とも気の毒な少女であった。
(よし、今日はとことん彼女に付き合ってやろう。そして初歩の初歩でもいいから、必ず風魔法を習得させてやるのだ) ギトーの胸の奥に、静かな情熱が蘇りつつあった。早口に説明を終えて、ギトーは首を巡らせる。 「さて、まず誰か一人にやってもらおうか」 口ではそう言いつつ、まずはルイズの実力を見てやろうと決めているギトーは、ゆっくりと腕を上げてルイズを指差しかけた。 しかしそれよりも早く、列の中から一本の腕が上がる。見ると、青い髪の小柄な少女が無表情で手を上げていた。 もちろんルイズではない。ギトーの記憶が確かならば、タバサという変わった名前の生徒のはずだった。 ドットメイジという触れ込みのくせに、ラインメイジよりも上手くフライの魔法を使ってみせたのを覚えている。 (確か、彼女は風魔法が得意だったはずだが) 思わぬ事態に、ギトーは顔をしかめかけた。しかし、すぐに思い直す。 (先に、風魔法を得意とする者に手本を見せてもらった方がいいかもしれん) それに、もしも皆の前に立ったルイズが失敗してしまったら、彼女はますます自信を失ってしまうに違いない。 ギトーはルイズに向けかけた指先を、タバサに向け直した。 「よし、ではお前がやってみろ。タバサだったな」 タバサは一つ頷いて、無言のまま足早にクラスメイトたちの前に歩み出てくる。 「その辺りで止まれ。そこから藁人形に向かって好きな風魔法を撃ってみろ。なに、もし壊しても予備はあるから安心して」 ギトーが言いかけたとき、不意にタバサが顔を上げた。その表情を見て、ギトーは眉をひそめる。 前まであまり生徒に興味を抱かなかったギトーだから、タバサのこともそれほど詳しくは知らない。 そんな彼ですらも、今のタバサには違和感を持った。 確かに同世代の少女と比べて表情の変化に乏しい娘ではあったが、こんな風に触れただけで切れそうなほど鋭い目をしていただろうか。 そんな、殺気すら感じさせる瞳で眼鏡の奥から見据えられて、ギトーは慌てて手を上げた。 「では、私が手を振り下ろしたら撃て」 いいから早くしろと言わんばかりに、タバサが小さく頷く。背丈よりも長い杖を構えて詠唱を始める彼女を見て、ギトーは勢いよく手を振り下ろした。 その瞬間、凄まじい突風が広場に吹き荒れた。 あまりの風圧に目を閉じそうになりながら、ギトーはかろうじて薄目を開いて状況を把握しようとする。そして、ぎょっとした。 ほとんどの生徒が風に吹き飛ばされるかしゃがみ込むかしている中で、一人タバサだけが真っ直ぐに立って、杖を前に向けている。 嵐と表現してもいいほどの勢いで渦巻く風の中心は、ギトーが広場に並べて立てた藁人形だった。 竜巻のように渦を巻く風の中で、藁人形が次々と舞い上げられ、細切れにされていく。 よく見ると、後ろに寝かせてあった予備の藁人形まで巻き込まれていた。 呆然とするギトーの前で風はじょじょに収まっていき、広場は再び元の静寂を取り戻した。 後に残ったのはこわごわと立ち上がって周囲を見回す生徒たちと、相変わらず静かに立っているタバサ、そして切り刻まれた藁人形の残骸だけ。 口を半開きにして何も言えないでいるギトーに、タバサは小さく問いかけてきた。 「人形はこれで全部」 実際そのとおりなので、頷くしかない。するとタバサは「じゃあこれで授業は終わり」と呟き、踵を返して歩き始めた。 確かにそのとおりだと言わんばかりに、他の生徒たちも歓声を上げて駆け出していく。 その瞬間ようやく我に返って、ギトーは慌てて手を伸ばした。 「こら待てお前たち、まだ授業は終わっては」 しかし、そう言った頃には生徒たちは既に広場から出て行ってしまっていた。伸ばされた手が空しく宙をつかむ。 ギトーは歯軋りしながら地団太を踏んだ。 「人が折角やる気になっているのに、可愛くない奴等め」 恨みをこめてそう呟いたとき、ギトーはふと気がついた。まだ一人だけ生徒が残っている。 小太りな生徒だ。途方に暮れた表情で周囲を見回している。 「お前は確か、かぜっぴきのマリコルヌだったか」 「風上ですミスタ・ギトー」 鼻息も荒く抗議するマリコルヌに、ギトーは笑顔で歩み寄った。 「そうか、風上のマリコルヌか。お前はやる気があるな。皆がサボってるのに一人だけ残るとは」 「いえ、ただ逃げるタイミングを逃しただけで」 「そんなにやる気があるお前を見込んで特別に個人授業をしてやる。ありがたく思え」 「いえいえ私もここまでで」 「逃げるなよ」 つかまれた肩を思い切り握り締められて、マリコルヌは悲鳴を上げた。
「なんか前より間抜けになってたわねえ、あの先生」 完全に逃げおおせたと判断して、キュルケはほっと息を吐いた。少し前を、タバサが悠然と歩いている。 少し足を速めてタバサの隣に並びながら、キュルケは含み笑いを漏らす。 「まさか、あなたがあんな愉快なことやらかしてくれるなんて思ってもみなかったわ。ねえ見た、あのときのギトーの顔」 そんな風に話しかけるのだが、タバサは返事もしなければこちらを振り向きもしない。キュルケは眉をひそめた。 返事がないのはいつものことだが、歩く速さを合わせようとすらしないとは。 それどころか、タバサはますます足を速め、まるでこちらから離れようとしているかのようである。 「ねえ、どうしたのよタバサ」 「ついてこないで」 足を止めないまま、タバサが冷たい声で言ってくる。こうもはっきり拒絶されるのは久しぶりで、キュルケは驚くよりも早く困惑してしまった。 「どうしたの急に」 「話した」 「なに」 「サイトに話した」 それだけで説明が終わったと言わんばかりに、タバサは早足で歩き去ってしまった。 立ち止まって小さな背中を見送りながら、キュルケは顎に手をやって考える。 「つまり、サイトに事情をばらしちゃったから怒ってると、こう言いたかった訳ね」 まるでこちらから逃げるように去っていくタバサを見て、キュルケは小さく吹き出した。 「分かりにくいようでいて分かりやすい嘘を吐くわねあの子も」 タバサの怒りの表現方法をよく知っているキュルケは、少し残念に思いながら肩を竦める。 「避けられてる、か。今回は本気で仲間にいれてくれないつもりなのね、タバサ」 キュルケとしては無理にでも仲間に入りたいところだが、今回ばかりは遠慮しなければならないようだった。 やはり自分に出来る形で助けになるしかないか、と考えたとき、キュルケは視界の片隅に見知った顔を二つとらえた。 金髪の美男子ながらどこか間抜けで親しみやすい雰囲気を漂わせる少年と、 いかにも高慢そうで刺々しい顔立ちの中に、繊細な優しさを感じさせる金髪巻き毛の少女。 ギーシュとモンモランシーである。最近、前にも増して距離が近くなってきたと噂の二人だった。 何やら夢中で捲くし立てているギーシュ、それを澄まし顔で聞きながらも口元が緩むのを隠せていないモンモランシー。 いつもどおりの二人の姿をしばらくじっと眺めていたキュルケは、やがて一つ頷いた。
出発はタバサが才人に助けを求めた日から数えて、ちょうど一ヵ月後に決まった。 目的地はガリア王城、ヴェルサルテイル宮殿である。 王を暗殺するのが目的である以上当然ながら他の人間に知られる訳にはいかず、移動する間も姿を見られるのを避けねばならない。 故に、タバサの使い魔であるウインドドラゴンのシルフィードは、今回は学院に置いていくことになった。 移動方法は、徒歩である。と言ってもタバサと並んでトコトコ歩いていたのではあまりに時間がかかりすぎる。 故に、ルーンを光らせっぱなしにした才人が、タバサを抱きかかえて走ることになった。 途中いくつかある関所も避けねばならないため、ほとんど人が踏み入らないような森や山を踏破するコースを選ぶことになった。 ルートはタバサが調べてくれた。彼女が溜め込んだ膨大な知識は、こういう場面でも役に立ったのである。 こうして、計画は順調に練り上げられていった。 才人は剣の訓練や持久力向上に精を出し、タバサは極力精神力を温存しつつ、旅の準備に余念がない。 ルイズやシエスタに最近の行動について問い詰められはしないかという心配はあったが、、 ルイズの方は特に不審がるような様子も見せずにいつもどおり才人に接していたし、シエスタとは不思議なほど顔を合わせなかった。 タバサのほうもうまくキュルケを誤魔化したと言っていたし、ギーシュやモンモランシーともほとんど会話する機会がなかった。 そうして拍子抜けするほど順調に、何事もなく一ヶ月間が経過したのであった。 木の幹にもたれかかって俯きがちに座っているタバサの青い髪を、夜風がかすかに揺らしていく。 空は雲一つない晴天で、銀に瞬く星が全天を覆っていた。 木にもたれかかったまま目を細めてそれを見上げながら、才人はぽつりと呟く。 「明日だな」 視界の隅で、タバサが小さく頷いた。 この一ヶ月間、二人は毎晩こうして密会していた。ガリア王ジョゼフ暗殺のための打ち合わせを行うためだった。 タバサ自身、こうなる前からそのための計画を考えてきてはいたらしい。 だからこそ、たった一ヶ月で十分準備を整えることができたのである。 相手からの妨害や予想外の問題が全くないと仮定すれば、往復にかかる日数はおよそ二十日。 当たり前の話だが、馬車で街道を進んだりシルフィードで飛んでいくよりは遥かに時間がかかる。 それでも普通に街道を歩いていくよりはかなり速いのだ。それに何より、人に見られる可能性はゼロと言ってもいい。 道筋はタバサが綿密に調べ上げているため、こちらもほとんど問題ない。 食事などはかなり制限されることになるだろうが、これは致し方ない問題である。 保存の効く携帯食などを、出来る限り袋に詰め込んで才人の体にくくりつけていく予定だった。 準備は万端である。後は、ヴェルサルテイルに辿りついた後にミョズニトニルンとジョゼフを倒せるかどうかだけだ。 タバサ自身もそのことに思いを馳せているのだろう。二人はしばらく、ただ無言でじっとしていた。
「お兄ちゃん」 膝を抱え込んで目を伏せたまま、タバサが小さく呼びかけてくる。 「なんだ」 「本当に、いいの」 才人は苦笑しながら、タバサと同じように木に背を預けて腰を下ろした。右手を伸ばして、彼女の頭を軽く撫でてやる。 「いいんだよ」 タバサは何も言わず、眉間に皺を寄せて唇を噛む。 今更、止めようなどと考えている訳ではあるまい。躊躇いがあるはずもない。 タバサとて、ずっと心に秘めて研ぎ澄ましてきた怨讐の刃を、ようやく鞘から抜き放ったところなのだ。 どんなに強い自制心を持っていようとも、敵を切らずに元の場所に収めることなど出来るはずがない。 それでも、才人を巻き込んでしまったという負い目は消えないらしかった。根が優しい少女だから当然と言えば当然である。 様々な感情がタバサの横顔に浮かんでは消えていくのをじっと見つめていると、やりきれない思いが才人の胸に広がった。 タバサはまだ十五歳のはずである。自分はまだまだガキだという自覚がある才人よりも、さらに一回り年下なのだ。 芸能人に夢中になったり、ちょっと背伸びして化粧を始めてみたり、友達と恋の話に興じたり。 それが、才人が知っているその年頃の少女の普通の姿だった。 この世界でだってそういうことにさして違いはあるまい。そうする権利はタバサにも当然あるはずだった。 だというのに、何故こんなところでこんな風に苦しそうな顔をしていなければならないのか。 (早く、何の悩みもなく笑えるようにしてやりてえな) 見ていられずにふと頭上に目を移したとき、視界に映ったのは満天の星空だった。 そういえば、一ヶ月前もこんな風に夜空を見上げたものだ。才人は微笑を浮かべて、タバサの肩を叩く。 「シャルロット。空、見てみろよ」 そんな気分ではないかもしれないと危惧しながら言った台詞だったが、 タバサはゆっくりと星空を見上げて、口元に淡い微笑を浮かべてみせた。 「きれい」 小さな呟きを聞いて、才人の胸が不意にじんわりと温かくなった。 タバサが安らいだ表情を見せたのは、実に久しぶりのことだった。 少なくとも、この一ヶ月はいつ見ても思いつめたような深刻な顔をしていたのだ。 不安や苦悩から少しでも意識をそらしてやろうと思い、才人は無駄にはしゃぎながら立ち上がる。 「なあ、こっちの星座ってどうなってんの」 闇雲に腕を振り回して、次々と適当に星を指差す。 「あれはオリオン座か。ああ、あれは小熊座じゃないのかな」 タバサがおかしそうに微笑んだ。 「そんなの初めて聞いた」 「あ、やっぱこっちだと違うのか」 タバサはスカートを手で払いながら立ち上がり、おもむろに腕を伸ばして星を指差し始めた。 「あれが始祖座、あっちは蛙座。あれは風竜座で、隣が火蜥蜴座。下にあるのがモグラ座」 言いながら次々といくつかの星を囲んでみせるのだが、もちろん才人にはどれがどれだか見分けがつかない。 「どれとどれが、なんだって」 混乱する才人の顔をじっと見つめていたタバサは、やがて小さく舌を出した。 「嘘」 「あ、騙したなこの野郎」 頭を軽く小突いてやると、タバサは小さく笑ってから懐かしむように目を閉じた。 「わたしも騙された」 「誰に」 「父様」 才人は目を見張った。タバサの微笑の向こうに、今よりももっと幼い彼女の姿が見えた気がしたのだ。 いつも忙しい父親がこっそりと連れ出してくれた夜の森。無限に広がる星空を映して、小さな瞳は無邪気に輝く。 悪戯っぽく笑いながら嘘の星座を教える父と、罪のない嘘に頬を膨らませる娘。 そして父親は小さな娘を肩車してやり、少しでも星がよく見えるようにしてやるのだ。 はしゃいだ娘は一生懸命に手を伸ばし、届くはずもないのに星をつかもうとする。 世界の違いなど関係なく、どこにでもいそうな親子。今はもう、どこにもいない親子。
才人が無意識に拳を握り締めたとき、不意にタバサが小さな声を漏らした。 「どうした」 慌てて駆け寄ろうとする才人を、タバサは手の平で制する。 顔がかすかに赤らんでいた。宝玉の効果が今発現したのに違いなかった。 どうしてやることもできず、才人はタバサが少しずつ離れていくのをただ見ているしかない。 「それじゃ明日、夜明け前に」 「大丈夫か」 「平気。部屋までなら持つ」 たまらずに声をかけた才人に、タバサは闇の中で小さく頭を下げた。 「おやすみなさい」 「おやすみ」 タバサはフライの魔法を唱えて、自分の部屋の窓に直接飛んでいく。 彼女の姿が完全に見えなくなったあと、才人はおもむろに背中のデルフリンガーを鞘から引き抜いた。 「いよう相棒、もうお邪魔じゃないかい俺」 いつもどおりのとぼけた声を上げるデルフリンガーには答えず、才人は無言で雑木林の奥に進む。 少し開けた場所で屈み、地面に落ちている小枝を拾い上げる。それをじっと見ながら問うた。 「デルフ」 「なんだね」 「ガンダールヴの強さは、心の震えで決まる。そうだったよな」 「そうだよ」 「なら、いけるな」 才人はゆっくりと小枝を放り上げる。そしてそれが一番高く上がった瞬間を見計らって、一息にデルフリンガーを引き抜いた。 左手のルーンの輝きが闇の中に眩い軌跡を描く。小枝は一瞬空中で静止したあと、細切れになって地面に落下した。 「今なら、負ける気がしねえ」 「そりゃま、肉弾戦で相棒に勝てる奴はいねえだろうよ」 デルフリンガーはため息をつくように言った。 「そうそう相棒、一つ忘れてないかい。いや、あえて目をそらしてるのかもしんねえけど」 「なんだよ」 「明日出発だってのに、未だにご主人様に何も言ってねえじゃねえの」 才人は言葉に詰まった。どうにも切り出すことができずまたルイズも何も言ってこないので、結局この一ヶ月間事情を話していない。 「また黙って行く気かね」 「そうなっちまうかな」 「傷つくだろうなああの娘っ子。使い魔が何も言わずに他の女の子と二人きりで出てっちまうんだ、自信なくして自殺しちゃうかもね」 「おいおい、嫌なこと言わないでくれよ」 「俺は事実を話してるつもりなんだがね」 才人は肩を落とした。 「そりゃ、こういうのがあまり良くないことだってぐらい、俺も分かってるけど。 ルイズに話したら『あたしもついていく』とか言い出しかねないし」 そう言い訳しつつも脳裏に浮かぶルイズの泣き顔に、才人の胸の内の罪悪感が膨れ上がっていく。 「そうだな。やっぱ、話さねえとな」 打ち明けたときのルイズの反応を想像すると、いろいろな意味で気が重くなりはしたが。
閉じた目蓋の向こうに夜明けの薄明かりを感じて、才人はため息混じりに目を開けた。 すぐ目の前に、穏やかな寝息を立てているルイズの背中が見える。 結局、事情を話せずじまいで夜が明けてしまった。 「俺って駄目な奴だな」 小さく自嘲しながら、ルイズを起こさないようにそっとベッドから抜け出す。 壁に立てかけてあるデルフリンガーを手に取り、何気なく周囲を見回した。 才人が荷物を準備してはルイズに疑われるので、旅装は全てタバサが用意してくれているはずだった。持っていくのは剣だけでいい。 だから、才人がやるべきことはあと一つだけだ。 ルイズの学習机からメモ用の紙を取り出し、机の上に置く。 インク瓶の蓋を開けて羽ペンを浸し、短くメッセージを残す。 「怒るだろうなあ、ルイズ」 だが、仕方のないことである。 そもそも、事情を打ち明けようが打ち明けまいが、他の女の子のために何かしているという時点で、ルイズは怒るに違いない。 そんな風に考えても、やはり罪悪感は消えてくれない。 「ごめんな、ルイズ」 消えない罪悪感を抱えたまま、才人は静かに部屋を抜け出した。 昨夜の晴天が嘘のように、空はどんよりとした雲に覆われていた。 いつものこの時刻と比べるとかなり暗い上、冷たい霧に覆われて視界も悪い。 数分ほど霧をかき分けて、才人はようやくタバサを発見した。 タバサは、いつだったかアンリエッタの馬車を出迎えた正門の柱によりかかっていた。 足元にはぱんぱんに膨らんだ大きな袋が置いてあった。旅の荷物に違いなかった。 「悪い、遅くなった」 タバサは小さく首を振る。才人は正門の隣にある詰め所をちらりと見やる。 「当直の先生はいないのか」 「いない。多分、さぼり」 相変わらず警備がずさんだな、と才人は顔をしかめる。こんなだからフーケに宝を盗まれたりするのだ。 同時に、不安になった。こんなところにルイズを一人で置いていって大丈夫だろうか。 何せ虚無の使い手である。自分がいない間にガリア王が放った刺客が襲ってこないとも限らないのだ。 今更その可能性に気がついて、才人は後悔した。 せめてアニエスに連絡を取るなりキュルケに事情を全て打ち明けるなりして、ルイズをガードしてもらえばよかった。 「どうしたの」 タバサの問いかけに、才人は首を振った。 こうなったら仕方がない。出来る限り早く事を終わらせて、さっさと帰還するだけである。 才人はタバサの足元の袋を持ち上げようとして、顔をしかめた。 「予想より重いなこれ」 「出来る限り軽くしたけど、それが限界。ここまでもフライで運んできた」 さすがに移動中ずっと魔法を唱えさせることはできないので、嫌でも才人が体にくくりつけて運ばなければならないのだ。 こりゃ思った以上に重労働だ、とため息をつきながら才人が袋を持ち上げたとき、不意に霧の中から声が聞こえてきた。
「やっぱりこうなったわね」 才人は硬直した。聞き覚えのある声である。聞き覚えのありすぎる声である。 まさか、と思って恐る恐る振り返ると、予想どおり小柄な人影が霧の向こうから歩み出てきたところであった。 ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールその人である。怒りに柳眉を逆立て、口元を引き結んでいる。 久々のご主人様のお怒りに、才人は腰を抜かした。最近大人しかったから忘れかけていたが、怒ったルイズはやっぱり恐い。 ミョズニトニルンとガリア王をまとめて一人で相手にする方が、幾分かマシに思えてくるほどである。 恐怖に震える才人に、ルイズはゆっくりと歩み寄ってくる。タバサはどうしていいか分からないようで、何も言わずにルイズを見守っていた。 「どどどどど」 「何が言いたいのかしら。はっきり言いなさい、この馬鹿犬」 「どうしてルイズがこんなところに」 「どうして。今どうしてって言ったのかしらサイトったら」 ルイズは顔を歪ませた。笑ったつもりらしいが、口元が引きつっただけでちっとも笑っているように見えなかった。 「それはわたしが聞きたいわねサイト。どうしてあんた、この一ヶ月間ご主人様であるこのわたしに何も説明しなかったのかしら。 不思議だわサイト。不思議すぎて頭が混乱して、思わずエクスプロージョン撃っちゃうかも」 「やめてくださいお願いしますご主人様」 サイトは悲鳴を上げて土下座した。タバサが無言で、才人の背中のデルフリンガーを引き抜く。 「あれま、やっぱりこうなったか」 鞘から抜かれた瞬間、デルフリンガーは呆れたように言った。才人は肩越しにデルフリンガーを見やる。 「おいデルフ、一体どうなってるんだよ。やっぱりってことは知ってたんだろお前」 「そりゃ知ってたよ。この一ヶ月間、貴族の娘っ子がずーっと夜に寝た振りしてたことぐらい」 才人はルイズを見上げた。図星だったらしく、ルイズの顔に赤みが差している。 「あんたってば、このわたしがいつ事情を説明するかと待ってんのに、結局何も言わずに出て行こうとするんだものねえ」 「いや、それは」 「おまけに何これ」 そう言って、ルイズは怒りに震えながら腕を突き出す。その手には、先程才人がしたためた置手紙が握られていた。 「『ちょっと出かけてくる。必ず戻るから心配しないでくれ』ですって。 ええ、ええ、心配しませんとも。ご主人様に一言の断りもなく出て行っちゃう馬鹿犬のことなんか、誰が心配してやるもんですか」 喋ってる内にルイズの怒りのボルテージがぐんぐん上昇していくのが、才人にはよく分かった。しかしどうすることもできない。 背中からどす黒いオーラを立ち上らせて爆発寸前のルイズが大きく口を開きかけたとき、霧の中から苦笑混じりの声が聞こえてきた。 「その辺にしときなさいよ」 またも、聞き覚えのある声だった。今度はタバサが驚きに目を見張る。彼女の眼前で、背の高い人影が霧の中から歩み出てきた。 キュルケだった。口に手を当てて大欠伸をしながら、気だるそうにこちらに歩いてくる。 だが、歩み出てきたのはキュルケだけではなかった。 「そうですよ。ミス・ヴァリエールはもっとサイトさんの気持ちを考えてあげるべきです」 少し怒った口調で言うのは、手に何かの包みを持ったシエスタだ。 「まあ、いつもどおりと言えばいつもどおりで安心するがね」 肩を竦めるのは、手に白銀色の薔薇を持ったギーシュ。 「ホント、いつまで経っても進歩がないわよねえ、あんたたちって」 呆れた声で言うのは、目の下に隈を作ったモンモランシーだ。 霧の中から新たに歩み出てきた四人は、ルイズの近くに並んで才人とタバサを取り囲む。
予想もしなかった事態に、才人はもちろんのことタバサも呆気に取られて何も言えなくなってしまった。 それを見て、キュルケが吹き出した。 「そうそう、その顔よその顔。その顔が見たくてこの一ヶ月間ずっと黙ってたのよ」 「少々趣味が悪いとは思うがね」 ギーシュが苦笑する。その辺りでようやく立ち直った才人は、立ち上がりながら叫んだ。 「お前ら、なんで」 「気持ちは分からなくはないけど、静かにした方がいいわよ」 モンモランシーが本塔の方をちらりと見ながら、唇に指を当てる。 「ここまできてわたしたち以外にばれたら、それこそ台無しでしょう」 才人は慌てて自分の口を手で塞ぐ。しかし、やはり驚きは消せなかった。 「誰にも言ってないのに」 「浮気しちゃいけないタイプよねサイトって。嘘が下手だもの」 キュルケがからかうように笑いながら、何気なく杖を振った。 「風魔法って便利よねー。空気の流れをコントロールすれば、盗み聞きだって自由自在だし」 要するに、この一ヶ月夜中に密会していた才人とタバサの会話は、全てキュルケに盗聴されていたらしい。 振り返ると、タバサが珍しく動揺した様子で目を見開いていた。 「気付かなかった」 「気をつけてやったもの。さ、種明かしはここまでにしておきましょうか。時間もないんだし」 キュルケの台詞に危機感を覚え、才人は慌てて手を振った。 「いや、駄目だ。今回ばっかりはお前らを連れて行く訳には」 「勘違いしないの。誰もついていくなんて言ってないでしょう」 才人の唇に指を押し当てて、キュルケは悪戯っぽく微笑んだ。 「わたしたちは、ただ贈り物を渡しにきただけよ」 「贈り物だって」 「そ。餞別ってやつよ」 キュルケがそう言ったとき、待ちかねたような勢いでシエスタが飛び出してきた。 シエスタは才人の目の前で立ち止まると、正面から顔を覗き込んでくる。 「サイトさん」 その瞳が潤んでいるのを見て、才人は危機感を抱く。ある意味ルイズ以上に危険なのがシエスタである。 才人に対する愛情表現が素直な分、どんなに止めてもついていくと言いかねない。 しかし、何とか思いとどまらせようと才人が口を開くよりも前に、シエスタ自身がそれを止めた。 「何も言わないでください。大丈夫です、わたしも止めるつもりはありませんから」 「そうなのか」 少し驚いて言うと、シエスタは罰の悪そうな表情でちらりとルイズを振り返った。 「最初に事情を聞いたときはそうしようと思ったんですけど、ミス・ヴァリエールに言われたんです」 「ルイズに。何を」 「『あんたはサイトを信用してないの』って。『七万の大軍に突撃しても戻ってきたのよ。 今回だって絶対に戻ってくるわ。少しは信用してあげたらどう』」 ルイズの口真似をしたあと、シエスタは悔しげに唇を噛み締めた。 「前はそういうことを言うのはわたしの方だったはずなんですけど」 その表情の歪み具合は、悔しいどころかほとんど恨みがましいものですらある。 才人の方はシエスタの表情に恐れ入るよりも、ルイズがそこまで自分を信頼してくれていたことに素直に感動していた。 しかし、数秒感動したあと、ふと疑問に思う。 (あれ、でもさっきは凄い勢いで怒ってなかったか) ルイズの方を見ると、彼女は赤い顔でそっぽを向いている。何やら、恥じ入るような表情である。 不思議に思った才人が首を傾げたとき、デルフリンガーが口もないのに吹き出した。 「おい、お前なんか知ってんだろデルフ」 「さて、何の話だかね」
二人の会話を横目に、シエスタはタバサの足元に置いてある袋に飛びつくと、無言で紐を解いて中を漁り始めた。 その表情のあまりの真剣さに、才人もタバサも何も言わずにシエスタを見守るしかない。 「ひどいです」 突然、シエスタが金切り声を上げた。その場の全員が反射的に肩を竦めるほどの声である。 「ちょ、シエスタ、もうちょい静かに」 「ミス・タバサ」 才人が止めるのを尻目に、シエスタはタバサに食ってかかる。 ほとんど顔を突きつけるような勢いのシエスタに、さすがのタバサも驚いたように身をのけぞらせた。 「なに」 「これはなんですか」 シエスタは袋の中身を示してみせる。タバサは目だけでちらりとそれを見て、珍しく自信なさげな声で答えた。 「携帯食料と、水」 「サイトさんに何日間もこんなものばっかり食べさせるつもりなんですか」 「シエスタ、何もそんなに怒ら」 「サイトさんは黙っててください」 「ごめんなさい」 シエスタに怒鳴られた才人と食って掛かられたタバサが、同時に謝る。 シエスタは「ホントにもう」と怒ったように呟きながら、次々と袋の中身を取り出し始めた。 貴族であるタバサにああも激しく食って掛かるとは、さすがに才人がらみのときのシエスタは普段とは一味も二足も違う。 呆然とする才人の肩を、誰かが叩いた。振り向くと、からかうような苦笑を浮かべたギーシュが立っている。 「君もなかなかやるじゃないか」 「そういう言い方はよせよ」 「照れるなよ。僕から見てもなかなかの色男ぶりだよ」 「お前から見てってのがなんか嫌だな」 「つれないなあ。まあいい。それより、僕からも餞別があるんだ」 ギーシュはさっきから手に持っていた白銀色の薔薇を差し出してきた。才人は顔をしかめる。 「俺には男に口説かれて喜ぶ趣味はないぞ」 「僕も男を口説く趣味はない。ついでに言うと、どうしても口説かなければならないとしても、もう少し美形の男を選ぶ」 「嫌味が餞別かよ」 「違うよ。いいからこの薔薇を受け取りたまえ」 今ひとつギーシュの意図がつかめないまま、才人は渋々白銀色の薔薇を受け取る。 その瞬間、予想外のことが起きた。武器として作られたものにしか反応しないはずの、左手のルーンが輝き出したのだ。 「これ、武器なのか」 「ご名答」 驚く才人に、ギーシュは悪戯っぽく笑ってみせる。才人は手の中の薔薇をしげしげと眺めた。 「確かに薔薇だから棘棘がついてるけど。まさかこれ投げつけろってんじゃないよな」 「違うよ。薔薇の外見をしているのは、何と言うか僕の趣味さ」 「お前の趣味はロクなもんじゃないな」 「ひどいなあ。それより、使い方を教えるよ。いや、教えなくても君なら分かるんだったか」 そう言われたとき、才人の頭の中にその薔薇の使い方が流れ込んできた。 「念じればいいのか」 「そう。たとえば、槍になれという風にね」 「こうか」 言われたとおりにすると、手の中の白銀色の薔薇がスライムのように形を変え始めた。 驚く才人の前で白銀色の塊は真っ直ぐ長く伸び、念じたとおり一本の槍と化す。 鋭い穂や長い柄には、凝った意匠などは少しもない。だがそれ故に透徹された美しさを持つ長槍である。長さは才人の背丈ほどだろうか。 手の平に伝わる冷たい触感は明らかに金属のそれなのだが、重量は重すぎず軽すぎず、繊細にも感じるほどの奇跡的なバランスを保っている。 突然手の中に現れた槍を呆然と見つめる才人を満足げに眺めながら、ギーシュは詩を読み上げた。
「神の左手ガンダールヴ。勇猛果敢な神の盾。左に握った大剣と、右に掴んだ長槍で、導きし我を守りきる」 突然聞き覚えのある詩が出てきて驚く才人に、ギーシュは肩を竦めてみせる。 「どうだい。君にぴったりの武器だと思うのだがね」 「こんなもん、一体どこから持ってきたんだ」 ギーシュは片目を瞑って人差し指を立てる。 「持ってきたんじゃない。作ったのさ。いや、正確には作らせたと言ったほうがいいかな。グラモン家、モンモランシ家、それにヴァリエール家。 こんなにたくさんの貴族の家名を並べ立てたのは、この僕でさえ初めてだ。魔法研究所は実にいい仕事をしてくれたよ」 要するに、名門貴族のコネを使ってゴリ押ししたらしい。さすがに呆れた顔をする才人に、ギーシュは苦笑を浮かべる。 「そんな顔をしないでくれたまえ。全ては君のためにやったことだし、それに研究所の一部門を借りただけで、料金はちゃんと支払っている」 「嘘吐け。貧乏だろお前ら」 「僕らじゃない。キュルケが払ったんだ」 「キュルケが」 才人が見ると、キュルケは悪戯っぽくウインクして小さく片手を振ってきた。 「過去に男たちからもらった宝石やら服やらを、全部売り払ったらしいよ。それでも少し足りなかったが、研究者たちは喜んで引き受けてくれた」 「なんでだよ」 「材料を持っていったからさ」 材料、と言われて、才人はまた手の中の槍に目を戻す。薔薇の形だった頃と変わらず、槍は穂から柄まで同一の白銀色である。 塗装してある訳でなく、初めからそういう色をしているらしい。これほど見た目が美しい金属を、才人は地球ですら一度も見たことがなかった。 「魔銀だよ」 ギーシュの話によると、魔銀というのはメイジの錬金でしか得られない貴重な金属らしい。 銀を最も多く含むその金属は、錬金する際に貴重な触媒が多種必要である上、 組成が複雑でかなり高等な技術を持つメイジにしか練成できないとのことだった。 得がたいだけにその用途は多種多様で、特に魔法を内部に固定させるのに最も適しているのだという。 「それにも魔法がかけてあってね、頭で念じるだけで様々な形に変化させることができるのさ」 「長槍、短槍、短剣、鞭、球。それと、薔薇か」 頭の中に浮かぶ知識を口に出して呟きながら、才人は顔をしかめる。 「薔薇はいらねえだろ」 「僕の趣味だよ。薔薇は最も美しい花だからね」 「相変わらずだなお前も」 「メイジならばもっと自由自在に形を変えられるが、今回は魔法が使えない君のために作らせたから、多少制限がつく。 それでも長短硬軟自由自在だから、アイデア次第でいろいろな使い方ができるはずだよ」 才人は試しに槍を伸ばしたり、逆に短くしたり、鞭にしてしならせたりしてみた。 「剣にはならねえんだな」 「左手の大剣はもうあるじゃないか」 「それとも俺じゃご不満かい、相棒」 デルフリンガーが少し拗ねたような声で言ったので、才人とギーシュは顔を見合わせて吹き出した。 そして、才人はふと気がつく。ギーシュの説明によると、この魔銀というのはかなり作りにくい金属らしい。 「なあ、こいつの材料になった魔銀は誰が作ったんだ」 そういうことができそうな人物は、才人の知る限り一人しかいない。 「ひょっとしてコルベール先生か。でもあの人今はまだ帰ってきてないんだろ」 そう言われたとき、ギーシュは一瞬目を伏せた。そして、笑って首を振った。 「いや、違う。先生の研究室は勝手に使わせてもらったけどね」 「おいおい、勝手に弄繰り回したら怒るぜ、先生」 コルベールが禿げ上がった頭を真っ赤にして怒るのを想像して、才人は笑った。 ギーシュは何故か少しだけ悲しそうに目を細めた。 「そうだね。だが時間がなかったし、そういう器材はあの人の研究室が一番揃っていたんだ」 「まあ、何があるんだか分かったもんじゃないからな、あそこ」 「それに、才人のためだって言えば許してくれるはずだよ」 それもそうか、と頷いてから、才人は首を傾げる。 「でも、先生じゃないなら一体誰が」
するとギーシュは、誇らしげに胸を張った。 「僕さ」 「お前が?」 才人は目を剥くほどに仰天した。それから、じろじろとギーシュの体を眺め回し、ずばり言う。 「嘘だろ」 「ひどい奴だな君は」 「だって、確かドットとかいう最下級のメイジなんだろお前」 友人に向かってこの言い草はひどいと自分でも思うが、事実だから仕方がない。 するとギーシュは少しだけ自嘲的な笑みを浮かべてみせた。 「そうだ。だから僕も、自分にはきっと出来ないと最初は思ったさ」 「そうだろうな」 「だがね、君がまた命を賭けて危険な場所に赴こうとしていると聞いて、たまらなくなったんだ。 僕にも何か出来ることはないかってね。それで、先生の研究室を漁っている内に、虚無について語った詩を見つけたんだ」 「ああ、先生の研究室にもあったのか、あれ」 「虚無やガンダールヴの事を、随分熱心に研究していたらしいね。そして、右手に掴んだ長槍という記述を見て僕は閃いたんだ。 君のために武器を作ってやるのが、僕に出来る中で一番いいことなんじゃないかってね」 ギーシュは肩を竦める。 「それから先は授業もさぼって来る日も来る日も錬金の日々さ。 自分には出来ないんじゃないかと何度も疑いつつ、寝る間も惜しんで魔銀精製に没頭した。 正直、ここまで何かに夢中になったのは初めてだよ。それも男のためになんてね。 そして、二週間ほど前に、ようやく手の平に握れる程度の魔銀を作るのに成功したんだ」 そのときのことを思い出すように、ギーシュは微笑を浮かべてじっと手の平を見下ろした。 「自分にそんなことが出来るだなんて、その瞬間まで信じられなかったよ。 だが、僕は確かにやり遂げて、どうにか君にその槍を届けることができたんだ。 実を言うと、自分でも未だに信じられないんだがね。 だけど、一度作り方が分かれば、集中さえすれば一日に微量は精製できるようになったんだよ」 ギーシュの言葉に反して、才人は妙に納得していた。 ギーシュだって、名門と名高いらしいグラモン家の息子なのだ。 今までは女の尻を追い掛け回してばかりで埋もれていた才能が、真剣に自分と向き合うことで開花したと考えても何ら不思議はない。 アニエスとの修行を経て素のままでも少しは強くなれた才人だから、すんなりとその事実を受け入れることができた。 才人は左手でギーシュの肩を叩き、笑った。 「すげえじゃん、お前」 「いや、なに」 ギーシュは照れ笑いを浮かべたあとで不意に真顔になった。 「君に比べれば大したことはないさ。また死ぬかもしれない大冒険に挑もうとしているんだろう」 その口ぶりからするとあまり詳しく事情を聞いてはいないらしかった。 だというのに、授業をサボって連日徹夜してまで才人のために武器を作ってくれたのだ。 じんわりと目頭が熱くなってくると同時に、才人は少し心配になった。
「大丈夫なのか」 「何がだね」 「俺とシャ、いやタバサがやろうとしてることはさ、何ていうか、ちょっと問題があることなんだ」 もしも失敗したり、あるいは成功しても犯行が明るみに出た場合、協力者としてギーシュたちにも咎が及びはしないかという危惧がある。 しかしギーシュは笑って首を振ってみせた。 「大丈夫だよ。僕らはただ、『所用で出かけるタバサの護衛』を頼まれた君が心配で、 お節介にも武器なんかを贈ってやっただけなんだ。後で君がどんな大問題を起こそうが、 『な、なんだってー、ちくしょう、あの使い魔に騙された』って驚けばいいだけさ」 「いや、そんなので済ませられる問題じゃ」 「それにな、サイト」 ギーシュは才人の肩に手を置いて、笑みを浮かべた。 それは、自分のしたことの正しさを確信している者だけが浮かべられる、爽やかな笑顔だった。 「君はいい男だ。いい男のすることに、間違いはない」 揺るぎや迷いなど微塵も感じさせずに、ギーシュははっきりとそう言い切った。 その言葉は才人の胸を重く、そして何よりも熱く揺さぶった。 才人はギーシュのくれた槍を強く握り締め、水平に掲げた。 「分かった。ありがとうよ。遠慮なく使わせてもらうぜ」 「ああ。是非とも役に立ててくれ」 ギーシュは笑って言ったあと、おもむろに懐から何かを取り出しじっと眺め始めた。 何かと思って覗いてみると、それは白い毛の縁飾りがついた勲章だった。 「なんだそれ」 「杖付白毛精霊勲章さ。戦争のとき、シティオブサウスゴータへの一番槍を果たしたときに賜ったものだ」 「へえ、すげえな」 勲章をもらうというのが名誉なことだというぐらいは、才人も知っていた。 だから素直に賞賛したのだが、何故かギーシュは自嘲気味な笑みを浮かべて、自分の目の前に勲章をぶら下げた。 「最近、これを見ていると恥ずかしくなってくるんだ」 「なんでだよ」 「君にだから話すが、僕は戦争中ほとんど突っ立っていただけで、指揮なんか部下に任せきりだったんだよ。 オーク鬼の群れを見ただけでパニックを起こしそうになったほどさ。情けないことこの上ない」 自嘲気味にそう言ってから、ギーシュはじっと勲章を見つめて呟いた。 「僕は、この勲章に見合うような立派な人間じゃないんだよ」 彼らしからぬ真摯な表情に、才人は戸惑いながらも苦笑する。 「まあ、そりゃ仕方ないだろ。軍人としての訓練なんかまともに受けてねえんだし」 「でも君は七万の大軍に突撃したそうじゃないか。臆病な僕には絶対にそんな真似は出来ない」 「俺だって好きでやった訳じゃないぞ」 「それでも君はやってのけた。正直、憧れるよ。僕も君のように勇気のある人間になってみたい」 ギーシュの言葉は女を口説くときと同様、照れというものが全くなかった。 そのストレートな賞賛に才人の方が照れていると、ギーシュは彼に似合わぬほどに真面目な顔で才人を見つめてきた。 「死ぬなよ、サイト。僕はもう二度と、友人を失う悲しみなんて味わいたくない」 才人もまた真っ直ぐにギーシュの瞳を見つめ返し、生還を約束した。
才人がギーシュから槍を託されている横で、タバサもまたモンモランシーから小さな瓶をいくつか受け取っていた。 「香水じゃないわよ」 冗談めかしてそう言ったあと、モンモランシーは瓶の一つを指で軽く弾いてみせる。 「これはね、秘薬よ。治癒魔法を使うときに役に立ってくれる、秘薬。まああなたには説明なんていらないわよね」 タバサは頷いた。彼女自身は風系統の魔法を得意とするメイジだが、水系統の魔法も多少ならば扱えるのだ。 普通に使えば水魔法を得意とするモンモランシーに及ぶべくもないだろうが、秘薬の助けを借りればそれなりの深手を癒すことが出来る。 モンモランシーは欠伸をして目を擦った。 「全く、そんな量の秘薬調合するのは大変だったわよ。出来るだけたくさん必要だと思ったから、 この一ヶ月間必死に材料探し回って睡眠時間削ってまで作ったんだから。 おかげで、ご覧のとおり肌は荒れるは髪はぱさぱさになるわ」 自分でそう言っているとおり、モンモランシーの目は充血し、目の下には隈が出来ていた。 少し頬がこけたようにも見え、傍目にも少し顔色が悪い。 だが、その表情はどことなく晴れやかで、達成感に満ちているように見える。 タバサは自分の手に納まった、小さな瓶をじっと見つめた。この助けはありがたかったが、それ故に疑問だった。 「どうして」 「なに」 「どうして、ここまでしてくれるの」 不思議に思い、モンモランシーの顔を見上げて問う。モンモランシーは何故か顔を赤くしてそっぽを向いた。 「別に、あなたのためじゃないわ。ただ、わたしはもう人が傷つくのを黙って見ているのが嫌なだけ」 その言葉の意味は、タバサにもよく分かった。 魔法学院が襲撃された日、コルベールを助けられなかったことを後悔しているのは、何もモンモランシーだけではないのだ。 「それにね」 と、モンモランシーは不意に軽くかがみこむと、タバサの瞳を覗き込んできた。 タバサはいつもどおりの無表情を作って、モンモランシーの突然の行動をやり過ごそうとした。 にも関わらず、モンモランシーは何故か寂しげな微笑を浮かべた。 「やっぱり。あなたの目、なんだかとても悲しそうだわ。どうして今まで気付かなかったのか、不思議なくらい」 モンモランシーはタバサの肩に手を置き、普段とは打って変わって穏やかな口調で囁きかける。 「あなたたちが何をしようとしているのかはよく分からないけど、頑張ってね。 あなたの悲しみを癒す手助けが出来るなら、これほど嬉しいことはないわ。 でも、無理はしないこと。あなたたちが死ぬと悲しむ人がいるってこと、絶対に忘れないようにね」 優しい声音は、渇いた喉を潤す冷たい水のように、じわりとタバサの胸に染み渡っていった。 なんと言っていいか分からずに俯いてしまうタバサに微笑みかけ、モンモランシーは踵を返してルイズのそばに歩いていった。 そして、自分をほったらしてギーシュと話している才人に苛立っているルイズを、笑いながらなだめ始めた。
そのとき、キュルケがタバサの前に歩いてきた。タバサはまた目を伏せる。 一ヶ月ほど前、キュルケを遠ざけるためにあえて拒絶して以来一度も会っていない。 あの選択が間違っていたとは思っていないが、さすがのタバサもあんな風に別れたキュルケにどうやって接したらいいかがよく分からない。 そうやって黙っていると、キュルケが不意に呟くような声で言った。 「いよいよ、出発って訳ね」 タバサは小さく頷く。まだ、キュルケの顔が見れなかった。 「結局、わたしには少しも話してくれなかったわね。まあ、風魔法で盗み聞きしといて言う台詞じゃないけど ああそうそう、ギーシュたちにはあなたのお家のこととか今回の旅の目的とか、 そういう詳しいところまでは話してないから、安心してね」 普段と何も変わらない調子で苦笑混じりに言うキュルケに、タバサはとうとう黙っていることができなくなった。 ちらりとキュルケの顔を見上げて、短く問う。 「怒ってる」 キュルケは数秒無言だったが、やがてため息混じりに言ってきた。 「タバサ」 タバサが顔を上げた途端、キュルケが両頬をつねってきた。 「怒ってるに決まってるでしょうが」 そのまま好き勝手にタバサの頬を引っ張りまわして、終わりに勢いよく離す。 かなり力を込めて引っ張りまわされたので、両頬がひりひりと痛くなった。慣れない痛みに、目に涙が滲んでくる。 「痛い」 「わたしの心の痛みだと思ってちょうだい。ま、これでおあいこね」 陽気に笑いながら、キュルケはタバサの頭を撫でる。タバサは未だに痛む頬を押さえて恨めしげにキュルケを見上げた。 キュルケは、そんなタバサを何故か眩しそうに目を細めて見下ろしてきた。 「なんだか少しだけ表情が豊かになったみたいね、あなた。恋のせいかしら」 ずばりと言い当てられて、タバサはまだギーシュと話している才人をちらりと見る。 それを目ざとく見つけて、キュルケはからかうような口調で言ってきた。 「サイトったら悪い男よね。いつの間にやらタバサまで虜にしちゃうんだから」 「そんなのじゃ、ない」 タバサは自分でも分かるほどに歯切れ悪く反論する。キュルケはにやにやと笑いながらタバサの耳元に囁いた。 「お兄ちゃん、だっけ」 タバサの顔が急に熱くなった。 盗み聞きされていたということは、当然ながら才人をお兄ちゃんなどと呼んでいたことも知られているのである。 さすがに無表情を保っていられずに、それでも何とか反論しようと、タバサはひよこのようにじたばたしながら口をぱくぱくさせる。 しかし、頭が熱くなりすぎていてまともな言葉が浮かんでこない。 キュルケはしばらく堪えていたが、やがて耐え切れなくなったように大きく吹き出した。 「ああもう、最高。本当に表情豊かになったわ、あなた。サイトに感謝しなくちゃ」 キュルケがいちいち才人を引き合いに出してからかうので、さすがのタバサも少々ムッとした。 「キュルケ、嫌い」 そっぽを向いてそう言ってやるが、その動作すらもキュルケにはおかしく見えたらしい。 彼女はしばらくの間タバサの肩を叩いて笑っていたが、ふと気遣うような声音で囁いてきた。
「お兄ちゃん、でいいの」 タバサは驚きに目を見開いて、キュルケに顔を向ける。 キュルケは、先程まで馬鹿笑いしていたのが嘘のような、優しい微笑を浮かべてこちらを見ていた。 「お兄ちゃんって呼び方、サイトにこれ以上心を惹かれないようにっていう自分への戒めみたいに見えるわ」 タバサは、今は少し離れたところでルイズと話している才人を見やって、小さく首を振った。 「サイトは、ルイズのことが好きだから」 「ずいぶん物分りがいいのね。わたしの故郷じゃ、恋は奪うものっていうのが常識なんだけど」 「生涯の伴侶は一人だけ。父様は母様を愛してた。母様もそう」 仲睦まじい夫婦の姿を思い出し、タバサはそっと目を閉じた。 「愛し合う二人の間に割って入るのは、駄目」 「あの二人はまだ愛し合うって段階までいってないと思うけど」 「まだ素直になれないだけ。二人とも、心の底からお互いを大切に思ってる」 タバサは目を開けて、無理に微笑を作った。 「だから、いい」 キュルケは無言でタバサを抱きしめる。そして、服越しに背中の宝玉に触れてきた。 「ごめんね、気付けなくて。友達失格だわ、わたし」 「そんなことない。隠してたから、気付けないの当たり前」 「ありがとう。わたしも出来る限りサポートさせてもらうつもりよ」 キュルケはそう言ったが、旅に直接ついてくる気はないだろうに、どうするつもりなのだろう。 タバサが首を傾げたとき、荷物の袋を漁っていたシエスタが不意に声をかけてきた。 「ミス・タバサ。兎の皮を剥いだり鳥を焼いたり、できますか」 突然の質問だったが、タバサは動じずに頷いた。 彼女とて、王家から理不尽なほどに厳しい任務を命ぜられ、幾度もこなしてきた身である。 貴族の娘だからといって、自分の食事も用意できないような箱入りとは違うのであった。 シエスタは胸に手を当ててほっと息を吐いた。 「それなら大丈夫ですね。サイトさんなら罠なんかなくても手づかみで獲物を捕まえられるでしょうから。 荷物から、携帯食料はほんの少しだけ残して抜いておきます。少しでも軽くしておいた方がサイトさんも走りやすいでしょうし」 「あ、それならついでにこれいれておいてくれる」 言いつつ、キュルケは腰に下げていた袋の中から、奇妙な装置を取り出した。 円筒形の装置である。キュルケは使い方を説明するように、円筒の上部を外してみせる。 「ここから雨水や川の水なんかをいれて、下の部分に火をつけるの。 そうすれば、下からゴミとかが排出されて、ちゃんと飲める水になるんだって」 要するに魔法を用いた小型の蒸留装置らしい。シエスタが目を丸くした。 「便利なものがあるんですねえ」 「コルベール先生の研究室に、こういうのの設計図がたくさん残ってたの。それを組み立てただけよ。 ま、慣れない作業でやたらと時間喰っちゃったんだけどね」 欠伸をしながら、キュルケはシエスタに装置を放り渡す。 「水の浄化自体は水魔法でも出来るけど、出来る限り精神力は温存したいでしょ」 確かにその通りである。タバサは頷いて、キュルケとシエスタに頭を下げた。 「二人とも、ありがとう」 そのタバサを見たシエスタが、「まあ」と口に手を当てて呆けたように呟いてから、不意にタバサを抱きしめてきた。 タバサは唐突にそんなことをされて驚いたが、とりあえず何も言わずに抱きしめられていた。 が、その内シエスタの豊かな胸に圧迫されて息が苦しくなってきた。 じたばたしていると、キュルケが苦笑混じりにシエスタを嗜めた。 「こらこら、タバサが苦しいって言ってるわよ」 「あ、ごめんなさい」 謝りながら、シエスタが体を離す。 「とにかく、いろいろと旅のお手伝いをさせてもらいますからね、わたしも」 顔を赤くしてそう言うシエスタに、タバサは困惑しながら頷いた。 何故急に抱きしめられたのかは、結局分からずじまいだった。
「全くあんたって使い魔は、ご主人様に事情を説明しないまんまギーシュと馬鹿話ばっかり」 「いや、別にさっきまでは馬鹿話してた訳じゃ」 「黙りなさい」 「はい」 ギーシュとの話が終わるや否や、ルイズは有無を言わさずに才人を引っ張って皆と離れたところに連れてきた。 そして、才人を無理矢理地べたに正座させて説教タイムの開始である。 「それで」 と、ルイズは不意に顔を曇らせた。 「結局、あんたはどこに何をしに行くのかしら。ミョズニトニルンが関わってるってことは、 他の虚無の担い手とも対峙することになるかもしれないんでしょう」 その口ぶりからして、ルイズは少なくともギーシュより詳しく事情を知っているらしい。 どちらにしても、ちゃんと全てを打ち明けなければルイズは納得しないだろう。才人は覚悟を決めて、全てを説明することにした。 ガリア王ジョゼフがミョズニトニルンの主人であり、虚無の担い手であるらしいこと。 ジョゼフがタバサの両親の仇であり、彼を殺さない限りタバサも苦しみから解放されないこと。 そういった事情を知り、タバサを救うためにガリア王ジョゼフを暗殺することを決意したこと。 さすがにタバサがどういう種類の責め苦を味わっているのかとか、一度タバサと交わってしまったことなどは話せなかったが。 「もちろん、お前に迷惑をかけるつもりはない。どんなことになっても、俺の身元は絶対に明かさないようにする。 だから、許せないかもしれないけど、それでも黙って俺を行かせてほしいんだ。頼む」 話をそう締めくくって、才人は頭を下げた。ルイズはしばらく黙考したあと、静かな声で問いかけてきた。 「サイト。今から一つだけ質問をするわ。正直に答えなさい」 「なんだ」 「あんたが一国の王を暗殺しようとしてまであの子を助けたいと思うのは、あの子が好きだから?」 予想外の質問に、才人は驚いて顔を上げた。 ルイズは黙ったまま、真剣な目で才人を見つめている。 才人は首を振った。 「それは違う。何度も言ってるけど、俺が好きのはお前だけだよ」 ストレートにそう言ってやると、ルイズは顔を赤くして目をそらしながらも、文句を言うような口調でぶつぶつと呟いた。 「じゃあなんでご主人様ほっぽりだしてまで行こうとしてるのよ」 「放っておけないからだよ。単純にそれだけだ。 それともお前、凄く苦しんでる女の子を放っておくようなロクデナシが使い魔でもいいのかよ」 「じゃああんた、逆に聞くけど」 と、ルイズはじろりと才人を睨みつけた。 「たとえばわたしがあの子と同じぐらい苦しんでて、どちらか一人しか助けられないとしたらどっちを助けるのよ」 それは凄まじく意地の悪い質問だった。 タバサを助けるとは答えられないが、かと言ってルイズを助けると選択してタバサを見捨てるのも問題がある。 才人が苦悩していると、ルイズは呆れたようにため息をついた。 「全くあんたって奴は、そうやって誰にでもいい顔するんだから」 「そう言うけどさ。あ、そうだ、すっごい頑張って二人とも助けるってのはどうだ」 「はいはい。とってもあんたらしい答えだと思うわ」 「とっても」の部分にやたらと力を込めつつ、ルイズが嫌味ったらしく言う。 こんなつもりじゃなかったんだけどなあ、と才人は内心ため息を吐いた。 出発前にご主人様の機嫌を損ねたまま暗澹たる思いで旅立たなければならないとは、先が思いやられるというものである。
そのとき、急にルイズが笑い出した。 「なんてね。安心しなさい。別に怒っちゃいないわ」 予想もしないルイズの変化に、才人は目を瞬いた。 そんな才人を数秒ほども楽しそうに見つめたあと、ルイズは不意に表情を引き締めた。 「サイト」 「なんだ」 「あんた、さっき言ったわね。お前に迷惑はかけないって」 「ああ。安心しろ、たとえ拷問されたって絶対にお前の名前は」 言いかけた才人を、ルイズは手で制した。 「逆よ。才人、隠す必要なんてどこにもないわ」 「なんだって」 才人は目を剥いた。ルイズは腰に両手を当てて胸を張った。 「誰かに尋ねられたら、堂々と自分はルイズ・ド・ラ・ヴァリエールの使い魔だって名乗りなさい」 「いやお前、さすがにそれは」 「気にすることないわ。ひどい男じゃない、無能王ジョゼフは。 そんな奴が王なんてやってたら絶対によくないことが起きるわ。 大丈夫、自信を持ちなさい。あんたは正しいことをしようとしてるの。 もしもあんたのために処刑されることになったとしても、わたしは絶対に後悔なんかしないわ。 それどころか、立派な使い魔を持ったっていう誇りを抱いて死んでいける。だから、あんたも胸を張って行きなさい」 ルイズは力強い瞳で才人を見据えながら、一片の迷いもなくそう言い切った。 才人の胸に不思議な感情が溢れ出した。愛しさとはまた別種の熱さを持ったなにかだ。 その感情の正体を計りかねる才人の前で、ルイズは不意に力強い表情を崩した。 後に残ったのは不安と危惧に押しつぶされそうな、か弱い少女の顔だった。 「でも、一つだけ約束して」 「なんだ」 「絶対に帰ってくること。ご主人様を置いて死ぬなんて、今度は絶対に許さないからね」 薄らと目を潤ませて、ルイズは気丈にそう言った。 それは、直前までの台詞から考えると、明らかに矛盾した言葉だった。 理性と感情、それぞれの要求。だが、完全に本音を吐き出した訳でもあるまい。 不意に体の奥底から湧き上がった衝動に駆られ、気付くと才人はルイズの細い体を強く抱きしめていた。 「ルイズ。俺がタバサを助けようと思ったのは、あいつが苦しんでるからってだけじゃないんだ」 「他にどんな理由があるのよ」 困惑交じりの声に、才人は目を瞑りながら囁き返す。 「お前のこと、凄いって思うからだ。誇りに思うからだよ。 そんな凄いご主人様の使い魔なんだ。俺自身も、出来る限り凄い奴になりたいと思う。 そういう気持ちが嘘になるような真似だけは絶対にしたくない。だから、俺は行くんだ」 才人の胸の中で鼻をすすり上げながら、ルイズは笑った。 「馬鹿。あんた、前はあんなに名誉のために死ぬのはくだらないって言ってたじゃないの」 「そりゃ今だって変わらないよ。俺は名誉のために死ぬんじゃない。誇りを抱いて生きるんだ。 大丈夫だ。絶対にここに帰ってくる。約束するよ。お前一人残して、死んだりはしない」 「本当」 胸の中のルイズが、不安げな表情で才人の顔を見上げてくる。才人は笑って頷いた。 「本当だよ。何なら、指きりしたっていい」 「指きりってなに」 不思議そうに聞いてくるルイズの体を一旦離し、才人は右手の小指をルイズに向かって立ててみせた。
「こうやって、お互いの小指をからめるんだ。俺の故郷で、絶対に約束を破らないっていう印なんだよ」 言いつつ、才人は強引にルイズの手を引き寄せて、自分の小指にルイズの小指を絡めさせた。 そして、今や懐かしさすら感じる文句を口にしながら、小さく腕を上下させる。 「指きりげんまん、嘘吐いたら針千本飲〜ます、指切った」 言い切って指を離そうとしたが、何故かルイズは顔を赤くして小指を離そうとしない。才人は苦笑した。 「いや違うよルイズ」 「え、なにが」 「これ、最後に指切ったって言ったら指を離すんだよ。それで確かに約束しましたってことになるの」 「あ、そうなんだ」 眉尻を下げながら、ルイズが名残惜しそうに指を離す。才人は満足して数度頷いた。 「よし、これで大丈夫だ。俺は絶対生きて帰ってくるからな」 「うん」 それでもまだ多少不安げな顔をしていたルイズは、不意に何かを思いついたようにちょっと目を見開き、 それから顔を赤くしてもじもじと歯切れ悪く言い出した。 「あのね、サイト」 「どうした」 「さっきの、あんたの故郷での約束の印なんでしょ」 「そうだけど」 「じゃあ、今度はわたしの故郷での約束の印、してくれる」 「ああ、いいけど。どんなのなんだ」 するとルイズは無言で目を瞑り、唇を突き出した。あまりの事態に、才人は硬直してしまう。 「なにやってるの、早くして」 焦れたように、ルイズが言ってくる。才人はぎくしゃくした動きでルイズの肩に手をかけつつ、それでもやはり躊躇った。 「あのご主人様。ホントによろしいんでございますか」 「勘違いしないでくださる。あくまで約束の印なんであって、他の感情なんて一切ありませんから」 何故かお互いに変な敬語になっている。 明らかに雰囲気がおかしいことに気付きつつも、才人はほとんど衝動的にルイズの唇に自分のそれを押し付けた。 甘い匂いと感触が唇に伝わってくる。この異世界に最初に来たとき味わった、懐かしい感触だ。 とは言え約束の印であるから長い間味わっている訳にもいかず、才人は一秒もしないうちにルイズから体を離した。 「ご主人様。終わりましてございまする」 「そうですか。それはいい塩梅でございましたね」 意味不明な会話をしつつ、二人は互いに目を逸らしあったまましばし無言であった。 その沈黙を破ったのは才人でもなければルイズでもなかった。 「ふーん」 嫌味ったらしい声でそう言う、剣。それを聞いて、ルイズは大きく体を震わせた。 「ちょっと、サイト」 「え、なに」 「そのボロ剣に話があるの。ちょっとそれ置いてあっち行っててくれる」 「いいけど、いったいなに」 「いいから早く行く」 歯を剥いて怒鳴るルイズに気圧されて、才人はデルフリンガーを地面に放り出してすたこらさっさと駆け出した。
未だに袋の中を整理しているシエスタに向かって駆けていく才人の背中を見ながら、ルイズは無言で剣を拾い上げる。 さっきの一言以降、デルフリンガーは何も言ってこない。 その沈黙がまた嫌味ったらしく思えて、ルイズは顔を引きつらせた。 「ねえちょっとボロ剣。何か言いなさいよ。それとも溶かされたいのかしら」 「いやいや、別に他意があって黙ってた訳じゃねえよお嬢様」 デルフリンガーの口調は露骨にこちらをからかっているものだった。 人間ならば間違いなくにやにや笑いを浮かべているであろう声音のまま、デルフリンガーが言う。 「いやあ、長生きはしてみるもんだね。まさか数千年も生きてて今初めて知ることがあるなんて思わなかったよ俺。 約束の印がキスか。いやあ、俺が知らない間にハルケギニアの風習もずいぶん変わったもんだよ、うん。 男同士の約束とかのときはどうなんのかねこの場合。いやん、デルフ困っちゃう」 ルイズは無言で始祖の祈祷書を開いた。 「いやだからマジ止めてちょうだいよそれは。何でも力で解決しようとするのは悪い癖だぜ。暴力はいけない」 「あんたがいちいち嫌味を言うのが悪いんでしょうが」 怒鳴りつけてから剣を地面に放り投げる。デルフは「いてっ」とわざとらしく抗議した。 「もうちょっと優しく扱ってよ。年寄りは大事にするもんだぜお嬢ちゃん」 「都合のいいときだけ年寄りぶらないで」 「カーッ、聞いたかい今の台詞。鬼嫁。鬼嫁があたしをいじめるんだよ相棒」 このボロ剣の言うことをいちいち真に受けていたら身が持たない。 ルイズはため息を吐いて、尚も何かを喚き続けているデルフリンガーの声を黙殺した。 「しかし、相変わらず素直じゃないねえ」 不意に声の調子を変えて、デルフリンガーが言ってきた。 「キスしてほしいんならそう言えばいいじゃないの。相棒なら喜んでいくらでもぶちゅぶちゅやってくれるぜ」 「別にキスしてもらいたかった訳じゃないわよ」 「ふーん」 「あれはね、別にハルケギニア全土の風習じゃないの。わたしの家に代々伝わるおまじないでね」 「ふーん」 「だから、約束の印以外の意味は全くないの。全部あんたの勘違いなの」 「ふーん」 明らかに信用していない。とは言え、自分でもさすがに下手な嘘だと思ったので、文句は言わなかった。 「そうか、俺の勘違いか」 「そうよ、勘違いよ」 「でも嬢ちゃん、いいのかい」 「何がよ」 「相棒も勘違いしたまんまだぜ」 「それがどうしたの」 「その状態で、あのメイドに『約束してください』なんて言われたら」 ルイズはデルフリンガーをほっぽり出したまま全速力で駆け出した。
そうして、三十分もする頃には準備は全て整っていた。 正門の前に立った才人とタバサを、ルイズたち五人が正門の内側から見守っている。 才人の背中にくくりつけられた袋は最初よりもずっと軽くなり、今や最低限の必需品だけが詰まっている状態だ。 「いやあ、それにしても気付かなかった。そうだよな、森とか山とか通っていくんだし、食料は現地調達すりゃいいんだよな」 「盲点」 才人の言葉にタバサが頷く。そんな二人を見て、キュルケが苦笑を浮かべた。 「なんか、心配になるわね。遊びに行く子供を送り出す母親の心境だわ」 「おいおい、そりゃひでえよ。最低限迷子にはならないつもりだぜ」 言いつつ、才人は右手に持った槍に向かって「球になれ」と念じる。 槍は瞬時に小さくなり、才人の手の平に収まるサイズの球になった。 この状態でも武器として認識されるらしく、左手のルーンは光ったままだ。 「確かに、この状態ならこのまま走っても大した問題にはならねえな」 「というより、君はまさか剣を握ったまま走っていくつもりだったのかね」 ギーシュが呆れたように言う。才人は大真面目に頷いた。 「そのつもりだったけど」 「準備がいいようで全然良くないじゃないの」 「全くそのとおりだな」 モンモランシーの台詞に、才人とタバサは顔を見合わせて苦笑した。 確かに敵を倒すということにだけ捕われすぎて、細かい点をぽつぽつ見落としていたようである。 それを指摘しフォローしてくれる友人たちがいたのは、実に幸運なことだった。 「サイトさん」 シエスタが目を潤ませて歩み出てきた。手には最初現れたときに持っていた包みをぶら下げている。 「本当に、行っちゃうんですね」 「ああ。大丈夫、絶対戻ってくるよ」 「はい。わたし、信じてますから。これ持っていってください」 そう言って、シエスタは包みを差し出してくる。 「お弁当です。今日の分だけですけど、一生懸命作りました。 しばらくは味気ない食事ばっかりになるでしょうから、せめて今日だけでもおいしいもの食べてください」 「ああ、ありがとう。そうだよな、シエスタの料理もしばらく食べられなくなるんだよな」 まだ温かさを保っている包みを見下ろしながらそう言うと、シエスタは不意に堪えきれなくなったように泣き出してしまった。 「え、ちょっと、シエスタ。いきなりどうしたんだよ」 慌てて才人がなだめにかかると、シエスタはしゃくりあげながら「だって」と声を詰まらせた。 「皆さん凄い品物でサイトさんのお役に立ってるのに、わたしだけこんなことしかできないのが悔しくて」 何ともいじらしい言葉である。才人の目頭もじんと熱くなった。 「そんなことないよ。旅の準備だっていろいろと整えくれたし、他の皆に負けないぐらいにありがたいよ」 「本当ですか」 「本当だって。ああでもさ、欲を言えば、見送りは笑顔でしてほしいな。もちろん、出迎えもね」 シエスタはようやく涙を拭い、赤い顔で「はい」と笑ってくれた。
そのとき、モンモランシーが気遣わしげに本塔の方を振り返った。 「そろそろ行かないと、誰かに見られるかもしれないわ」 「ああ、そうだな。ちょっと名残惜しいけど、出発するか」 才人は傍らのタバサを見やる。タバサは小さく頷き返してきた。 そして、才人は改めて正門の向こうにいる五人の顔を見回し、頭を下げた。 「皆、本当にありがとう。正直、皆がきてくれなきゃ、こんないい気分で出発できなかったと思う」 五人は、それぞれに違った表情を浮かべて答えを返してきた。 「気にしないの。こっちだって好きでやってるんだしね」 穏やかな微笑を浮かべるキュルケ。 「そうだ。僕らは友人なんだからね」 目を細めて笑うギーシュ。 「そんなことより、元気で帰ってきなさいよね」 澄まし顔で片目を瞑るモンモランシー。 「わたし、信じてますから」 胸に両手を置き、強い瞳でこちらを見つめるシエスタ。 「いいから、さっさと行ってさっさと帰ってきなさいよ」 うつむき加減で唇を尖らせるルイズ。 才人はもう一度だけ全員の顔を見回した。出来る限り、今の皆の姿を記憶に留めておきたかった。 そのとき、魔法学院内から重々しい鐘の音が聞こえてきた。 起床の鐘。一日の始まりの合図である。 「それじゃあ、行ってくる。必ず二人で帰ってくるよ。約束だ」 そう言い残して、才人は踵を返した。タバサも無言で五人に向かって頭を下げてから、それに従う。 行く手で、厚い雲の切れ間から淡い朝日が差し込んできているのが見えた。 鳴り響く鐘の音の中、才人とタバサの背中が少しずつ遠ざかっていく。 (ああ) ルイズは心の中で小さな吐息を零した。 数ヶ月前、意識を失う直前に見た淡い微笑と、今小さくなっていく背中が重なり合う。 このまま行かせていいのか。あのときと同じように、もう戻ってこないのではないか。 胸が不安に押しつぶされそうになる。本当は行ってほしくなどない。 それでも、止めることなどできない。 誇りと決意を抱いて旅立とうとしている大切な人を、自分の我がままで引き留めることは、絶対にしてはならない。 しかしどんなに理性で打ち消そうとしても、心を埋め尽くす重苦しい不安は消えてくれないのだ。 才人の背中はどんどん遠ざかっていく。あともう少しで、完全に見えなくなってしまうだろう。 そのとき、誰かがルイズの背中を押した。 それはキュルケだったかもしれないし、モンモランシーだったかもしれないし、シエスタだったかもしれない。 鳴り響く鐘を背に、ルイズは弾かれたように駆け出していた。 「サイト」 涙混じりの声で後方から呼びかけられて、才人は驚きと共に振り返った。 ルイズが走ってくる。風に涙を千切らせながら、真っ直ぐに。 自分に向かって飛び込んでくる小柄な体を、才人は危なげなく受け止めた。 「どうした、ルイズ」 ルイズは才人の胸に顔を埋めたまま激しく泣きじゃくっていたが、やがて涙に濡れた顔を上げて途切れ途切れに言った。 「絶対帰ってきてね。わたし、ひとりぼっちはもういや」 珍しく素直に自分の願いを表現するルイズを、才人は強く抱きしめた。 「ああ。必ずだ」
タバサと才人が去っていった方向をじっと見つめたまま、五人はしばらくの間正門の傍に立ち尽くしていた。 「それにしても」 不意に、シエスタが苦笑混じりに呟く。 「ミス・タバサって、あんなに可愛らしいお方だったんですねえ」 頬に手を添えて、シエスタは悩ましげなため息をついた。隣でモンモランシーも苦笑した。 「ホント。わたしも真っ直ぐ見上げられたときに、思わず胸がきゅんとしちゃったわ」 「ま、当然ね。わたしの親友だもの」 何故か誇らしげに胸を張ったあと、キュルケは「さて」と両手を打ち鳴らした。 「そろそろ戻りましょう。わたしたちが見られて不審がられてちゃ世話ないわ」 「そうだな。部屋に戻ってゆっくり休むとしよう」 体をほぐすように伸びをしながら、ギーシュが言う。モンモランシーが呆れた顔で両手を腰に当てた。 「あんた、授業はどうすんのよ」 「いいじゃないか。どうせ今日はミスタ・ギトーの授業だけだ。 彼は最近何故かマリコルヌの指導に熱心で、他の生徒の扱いがぞんざいだからね」 「確かにね。一体何があったのかしらあの人」 「何なら一つのベッドで眠ろうじゃないかモンモラ」 「さて、帰りますか」 ギーシュの口説き文句を軽く受け流しつつ、モンモランシーは眠たげに歩き出す。ギーシュも慌ててその後を追った。 未だに才人が去っていた方向をみたまま瞳を潤ませているルイズの肩に、シエスタがそっと手を添えた。 「さあ、わたしたちも戻りましょう、ミス・ヴァリエール」 小さく頷きつつも、ルイズは歩き出そうとしない。シエスタが怒ったように言った。 「もう、どうしたんですかミス・ヴァリエール。サイトさんは絶対に帰ってくるって言ったんです、何も心配ありませんよ」 ルイズはまた頷いたが、やはり歩き出す気配はない。 シエスタはその様子を見て眉をひそめていたが、やがて口に手を添えて意地悪く笑った。 「まあいいですけどね。そこに突っ立ってぼうっとしてくれてた方が、わたしにとってはありがたいです。 不健康にげっそりやつれたミス・ヴァリエールと、健康的な笑顔のわたし。サイトさんはどっちが魅力的だと思うかしら」 そう言った瞬間、ルイズは柳眉を逆立てて大きく足音を立てながら本塔の方に歩き出していた。 その背中を見送りながら、シエスタはおかしそうに笑う。 「ホント、分かりやすい人ですね」 「あなたも言うようになったわねえ」 呆れ半分にキュルケが言うと、シエスタははにかんだように微笑んで「最近なんだか慣れちゃって」と呟いた。それから、丁寧に頭を下げた。 「それでは、わたしも失礼しますね」 頷くキュルケにもう一度礼をして、シエスタもゆっくりと本塔のほうに向かっていった。 雲と霧を払いながら地上に降りてくる薄い陽光の中で、キュルケはかすかに目を細める。 才人とタバサの姿は、もうとっくの昔に見えなくなっている。聞こえないと知りつつ、キュルケは小さく囁いた。 「今度会うときは、わたしにもシャルロットと呼ばせてもらいたいものね、タバサ」
その日の朝早く着替えを終えたばかりのアンリエッタの寝室を訪れたのは、いつもの鎧に身を纏ったアニエスであった。 アンリエッタは女王付きの侍女を下がらせて、アニエスを部屋に招き入れる。 アニエスはアンリエッタの自戒のためにすっかり殺風景になった寝室に通されると、まずは跪いて非礼を詫びた。 「このような時刻にお目通りを願った無礼をお許しください。緊急にお伝えしなければならないと判断いたしました故に」 「いいのです、わたくしの隊長どの。あなたが礼儀に目を瞑ってまで伝えようとすることなのです。 よほど深刻な事態なのでしょう。報告をお願いします」 アニエスは一つ頷き、魔法学院を監視していた銃士隊員からの報告内容をアンリエッタに伝えた。 先の戦争中に襲撃されて以来、魔法学院周辺で数名の銃士隊が常に巡回を行うようになっていた。 再び魔法学院が狙われることを恐れたアンリエッタが秘密裏にアニエスに命じたことで、 学院長のオールド・オスマンの許可は取ってあるものの、他の誰にも察知されていないはずである。 「ルイズの使い魔さんが、女生徒の一人と共にどこかへ旅立った、と」 「はい。途中で森に入ってしまい、その上ガンダールヴの力で疾走したために見失ってしまったようですが」 「一緒にいた女生徒というのは」 「シャルロット・ド・ラ・オルレアン」 アンリエッタは目を見張った。 「確か、ガリアの今は亡き王弟殿下のご息女でしたね」 思い出すように呟く。タバサと名乗っている少女の素性はとっくに調べ上げられていた。 政争争いに敗れたとは言え、仮にも王族である娘がトリステインに留学してきているのである。 これで何の関心も払われない方が不思議というものであった。 「一体、何のために」 「分かりませぬ。ただ、平賀才人は明らかに旅姿だったということで、かなりの遠出になることは間違いありません」 「ガリア王家から何か任務が伝えられたのかしら。でも、それで使い魔さんが同行するのは不自然だわ」 アンリエッタは親指の爪を噛みながら数秒黙考した。 「ガンダールヴの神速で移動している二人を発見するのは、まず不可能でしょう。それに、二人は森に入ったのでしたね」 「はい。明らかに人目を避ける様子でした」 「それでは、様子を見るしかありませんね。ひょっとしたら、ガリア王ジョゼフの企てに何か関係しているのかもしれません」 彼の無能王に何かただならぬものを感じたアンリエッタは、未だにその企ての尻尾を掴むため各地に間諜を潜ませていたのだ。 だが、今になっても目立った成果は上がっていない。無能王は日々ヴェルサルテイルの奥で一人遊びに興じているとのことである。 彼の考えを探るために、今は藁にでもすがりたい心境であった。 「それと、もう一つ」 アニエスは懐から泥に塗れた人形のようなものを取り出した。手の平大の大きさで、人の体を模している。 自身も優秀なメイジであるアンリエッタには、その人形の正体が一目で分かった。 「アルヴィーですね。あまり複雑なつくりではないようですが」 魔法の力で動く操り人形である。アニエスは頷いて、慎重な口調で言った。 「数日前、魔法学院周辺の森で、土から顔を出しているのを銃士隊員が発見したものです」 「そうですか。それでは、魔法学院の誰かが失敗作を廃棄したとかではないのですか」 「それならば良かったのですが」 アニエスは眉をひそめてアルヴィーを見つめた。 「これと同一の人形が、他にも数体発見されております。それも全て土に埋もれた状態で」 「つまり、どういうことなのですか」 「それらは全て、魔法学院の方角を向いて埋められていたのです。それも、学院を取り囲むようにして」 アンリエッタは目を見開いた。アニエスは淡々と説明を続ける。
「魔法研究所に調査を依頼したところ、魔法が発動すれば成人男性より一回り小さなサイズにまで巨大化することが判明致しました。 おそらく、少なく見積もっても同じ人形が数百は埋められていると推測されます。 術者が魔法を発動させれば、これらの人形が一斉に魔法学院に向けて進撃するように配置されているのでしょう。 それほど多くの人形を、一度に操れる者は一人しか存在しません。即ち、神の頭脳、ミョズニトニルン」 アニエスがアルビオンで才人とミョズニトニルンの戦いに巻き込まれて以来、 トリステイン王国でも密かに虚無の情報が集められていた。 アニエスは才人やルイズからも情報を得ており、その使い魔の能力に警戒心を抱いていたのである。 「狙いはやはり」 「ええ。虚無の担い手、ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールと見て間違いないかと」 「人形を全て発見して取り除くことはできないのですか」 「発見できたものは、全て土から顔を出した状態で埋まっておりました。 ですが、本来ならばもっと深いところまで潜行するような仕組みになっているとのこと」 「つまり、事前に駆除することは不可能なのですね」 「残念ながら」 つまり、ミョズニトニルンは自分の意思次第で数百、ひょっとしたら数千の軍勢に魔法学院を包囲させることができるわけだった。 それも、今すぐにでも。 「ルイズを他の場所に避難させるのは」 「護送中に大量のアルヴィーに包囲されては手の打ちようがありません」 「どうしたら良いのでしょう」 アンリエッタは女王であるが、軍事のことは専門外である。アニエスは跪いたまま真っ直ぐに女王を見上げた。 「私にお任せください、女王陛下」 「どうするつもりなのですか」 「簡単なことです。護送が不可能ならば、魔法学院に立てこもってアルヴィーを撃退すればいいまでのこと。 一度この人形を無理矢理発動させてみましたが、単体の実力は大したことがありません。 また強度もさほど高くはなく、剣や銃でも撃破は可能。一定のダメージでただの土くれと化します。 つまり、平民にも十分に対処可能な相手ということです」 「しかし、あなたの銃士隊だけでは数が足りないでしょう」 「ええ。ですから、職にあぶれた傭兵たちを連れていきます」 アニエスは肩をすくめた。 「アルビオンとの戦争が終わって、仕事のなくなった傭兵たちが下町をうろついて治安を悪化させていると聞きます。 奴等を統制しつつ職を与えてやるのに、これほどいい機会はありますまい。 魔法学院の警護ですから、多少は良識のある者たちを選ぶ必要があるでしょうが。 それと、戦争が早期に終結したために大量に余っている銃と弾を持っていきます。 魔法学院に務めている平民たちでも、訓練すれば少しは戦力の足しになりましょう。 有事の際には学院の生徒にも手伝ってもらうことにしましょう。卵とは言え、メイジは戦力として当てになりますから」 すらすらと説明するアニエスに、アンリエッタは深い信頼をこめて頷いた。 「あなたに全てお任せします、わたくしの隊長どの。すぐに書類を発行いたしますから、あなたは準備に取り掛かってください。 わたくしの大切な友人と、わが国の未来の財産である学生たちの命を、どうかお守りくださいまし」 「この命に代えましても」 アニエスは立ち上がって一礼し、寝室を退室しかけた。その背中に、アンリエッタはふと問いかける。
「アニエス。本当に、敵は来るのでしょうか」 アニエスは振り返り、きびきびと答える。 「間違いなく。ガリアの王弟殿下のご息女及び虚無の使い魔の失踪と、このアルヴィーが発見された時期が重なった。 とても偶然とは思えませぬ。おそらく敵は何らかの手段で使い魔の不在を察知し、 その隙を突いてルイズ嬢を亡き者にしようと企てたのでしょう。 ですがご安心ください。非才なれども戦火を潜り抜けたこの身。そう易々と敵の思い通りにはさせませぬ。では」 アニエスが退室した後静まり返った部屋の中で、アンリエッタは静かに自分の肩を抱いた。 時代は動乱期を迎え、空気にすら硝煙の匂いが混じっているように思える。 ウェールズ、ルイズ、シャルロット、そして自分。何故こんな時代に生まれついてしまったのだろう。 平和な時代に生まれれば、皆が何の不安もなく笑っていられただろうに。 (今は自分の運命を嘆くときではないか。今も生きている友人のために、出来ることをしなければ) アンリエッタは弱気になりかける自分を奮い立たせると、執務室へ行く準備のために手を打ち鳴らして侍女を呼んだ。 (さて、陛下の手前大丈夫だと断言したが、これはなかなか厄介な仕事だな) 一人廊下を歩きながら、アニエスは頭の中で目まぐるしく考えを巡らせていた。 立てこもって防衛を行うと言っても、魔法学院は元来軍事用の施設でないだけに、そのままの状態で膨大な敵を食い止めるのは不可能だ。 防壁の建造は学院にいるメイジたちにやらせればそれ程時間はかからないだろうが、問題は兵だ。 自分の銃士隊は大丈夫だ。だが、傭兵の登用は慎重に行う必要がある。 金のために働く連中である。それが困難な戦闘であると分かったとき、粘り強く戦場に留まるとは思えない。 下手をすれば、彼らの逃亡で全軍の崩壊を招く危機すらあるのだ。 その光景を想像するのは、あまり気分のいいものではない。 それに何より、平民や学院の生徒たちを一応戦える程度に鍛えられるまで、敵が待っていてくれるかどうか。 (それ程時間はかけられんか) それでも、無理だと投げ出すことは絶対に出来ない。アニエスは重苦しい覚悟を固めて、靴音も高く廊下を歩いていった。 この日、特に戦争中魔法学院の学徒兵と良好な関係を築いていた軍人や傭兵を中心に、ある命令が下された。 命令内容は、「対メイジ用の新戦術の試験を魔法学院にて執り行うため、警護に同行されたし」。 少々奇妙な命令であったが、職にあぶれていた多くの傭兵たちは喜んでこの仕事に飛びつき、軍人たちも奇妙な顔をしながら命令に従った。 それ程遠くない未来に、想像を絶するほどの激戦が待ち受けているとも知らずに。
249 :
205 :2006/09/10(日) 13:09:34 ID:l5m3grWe
エロなしパート+凄まじい設定捏造+一人で70KB弱の容量投稿。 どうなってるんですか先生。いや反省はしているんですよ先生。もうちょっと短くできなかったかな、と。 だ が 私 は 謝 ら な い ! 大丈夫、全ては計画通りです。ただ単に途中で何度か計画を変更しているだけです。 それではまた次回。
>>249 さん GJ 個人的には、エロ無しは気になりません。面白いし。
>>222 のコメントを控え〜は見習います。
いわれるとその通りです、意見聞きたいとき意外は以降自分もそうします。
やっぱり保管庫は必要だな …これだけ長いとw
>>249 凄く面白いです。いままで読んだいろんな作品の二次創作を総合しても上位にくるくらいに。
ちょっとキャラがみんなカッコよすぎる気もしますがw
個人的にはキャラがカッコいい作品は大好きなんで大歓迎ですけどね。
ただ一個だけ。字に関しては確か通じないはずなんで
サイトの置手紙をルイズが読めちゃうのはちょっとまずいんじゃないかなぁと。
253 :
205 :2006/09/10(日) 13:49:20 ID:l5m3grWe
>>252 うわ、やっちまった! デルフに教えてもらってミミズがのったくったような字で書いたことにすりゃ良かった!
すみません、これは完全なミスです。ご指摘ありがとうございます。皆様どうか笑ってくだされ。
もしくは 『あんたの故郷の字なんて読めないわよ、バカ』『あ・・・』 見たいな感じでもいいかも。 原作でもサイトは結構うっかりすることある感じですし
>>251 アダルトOKなフリースペースって意外と少ないんだよ。それがネック。
>>349 冒頭のギトーがいい味出しててツボですw
シエスタの世話焼きっぷり、ルイズの寂しがりや、デルフのおふざけ
どこを見ても萌えてしまい、ニヤニヤしっぱなしでした
いつもながら見事なお手前、GJですよ
でも一番胸にキュンときたのは、ギーシュのサイトラブっぷりd(ry
>>249 でしたorz
罰としてアンリエッタ様にルパンダイヴしてくる
>>249 ギーシュがサイトの為に武器を作るってのが原作でも本当にありそう…
ちょっと質問です
ttp://ja001.sukiwikiweb.com/zero 纏め作りかけてるんですが、……Wikiで……編集初めてだったりっ…。
なんでって言わないでー、
作者ごとに纏めるのとか便利そうだったからなんですがっ。
よく考えると、自分が書いたの以外、
固定ハンドルの人
205さん
裏タバサのひと
位しか、拾えない気が……
これは、この人だよー とかあれば 指摘を
作者項目って、上の3パターンくらいトップに張って、作品ごとに項目作ればいいですかね?
あと、パスとID晒したら編集してくれる人居ます?(手伝ってくれる人でも)
項目の行数限界かな?一回では一スレ全部は入らなかったので、3つに分けてます。
前半と中盤のダブりは勘弁を……読みにいくのちょっと……面倒。
やってると自分のSS書けない気がっ。
262 :
261 :2006/09/10(日) 18:38:05 ID:tHwVxSFX
ちなみに、規約が 第4条(利用に際して) 4:当サイトには、成人向けの内容を含んだサービスが存在する可能性があります。このようなサービスの利用は18歳以上の方に限らせていただきます。 第6条(禁止事項) (8) わいせつ又は児童虐待にあたる画像、文書などを送信・掲載する行為 いきなり消えるやもです。
263 :
261 :2006/09/10(日) 19:29:35 ID:tHwVxSFX
なんか、カウンタがぽつぽつ回ってるので、先に書いときます。 今、過去ログからSS拾ってる最中ですので、更新はもうちょっと待って下さい。 一通り出来たら、報告しますので、しばしお待ちを。 テキストの量がかなりあるので、今日中に拾い終わるかすら不明だったり。
>>261 さん
GJ!です。
編集はちとお手伝いできそうにないのですが、コピーが存在するだけでも
今までのSSが光り輝くってものですよー。
別スレに投下したSSってのもあるんだけど、こっちに張りなおしてもいいものか(もちろんエry
まとめ作成(暫定)GJ!
>>265 その別スレは他にもSS投下されたりしてましたね
とりあえずこのスレのまとめを作って貰って、それから余裕があったらそっちも見てもらうとか?
まとめ作成、乙。
>>261 ウホ、まとめ乙であります。
実は1スレ目がある頃はここに来てなくて
開拓者達のレスが読めんかったんで感謝!
269 :
承者 :2006/09/10(日) 21:57:04 ID:/RyYSFlf
270 :
261 :2006/09/10(日) 22:11:30 ID:tHwVxSFX
と、とりあえず、3スレのテキスト抽出終了。 作品ごとに登録中 承者さん の作品一覧とかは、その後にー キャラ別に見たり、作者別に見たりするの楽かなーと思ってWiki使ってみたんですけど。 保管庫って作るの結構手間なんですね……。 上記手順は、ちょっと待って下さい、今日中に一通り作品の登録はするつもりです。 1スレ目の一部の人、ごめんなさい、未整理で人単位で纏めただけです。 落ち着いたら、整理する……といぃなぁ…… てか、誰かてつだってぇぇぇぇ
むしろ職人さんは住民の機嫌伺うんじゃなくて自分の書きたい物書けば良いと思うよ。
272 :
261 :2006/09/10(日) 22:13:31 ID:tHwVxSFX
あ、あと タイトルが無いの 適当に付けちゃっていいですか? 駄目なら指定貰えば、後で訂正します。 Wikiの項目の消し方が良く分らない……機能的に向いてると思ったんですけどねー。 では、作業続行。
273 :
269 :2006/09/10(日) 22:38:01 ID:/RyYSFlf
頑張れ261…携帯じゃ手助けできねぇ。草場の陰(使い方誤り)から応援してる。
>>271 実は自分じゃタネが見つけられない…住人の想像を見て、それを適当に文字にしてみるのが実は楽しく…機嫌取りじゃないんダヨ(-_-#)
たまには自分の妄想を爆発させて行くけどな。なんかシチュ聞いて文にして投下するのが今は楽しい。
その内自立するからゴメンヨorz
それまでこの状態で居させてくれ…
ルイズは退屈していた。 早く授業終わんないかなー。 たすたすたすとつま先でカウントダウンしながら、ルイズは上の空で授業を聞いていた。 今日は才人を教室に連れてきていない。 今夜の準備のために、町に買い物に行かせている。 まあ買い物ってのは口実だけど。 あれから1週間あまりが過ぎていた。 その間に二人がこなした回数は4回。 1回目はなんかよくわかんない内に終わった。 2回目はかなり痛かったけど、サイトが全力で優しくしてくれたから、幸せだった。 3回目からかなり痛みが引いてきて、入れてからもキモチよかった。 4回目でついに、入れてからイった。終わったあとにサイトが優しくしてくれて、泣きそうになった。 過去のコトを思い出すと、自然と顔がふにゃけてくる。 「どしたのヴァリエール?キモチわるい笑い方して」 気がつくとキュルケが目の前にいて、顔を覗き込んでいた。 どうやら授業は終わっていたらしい。 「ななななななんでもないわ!それじゃあ、マタ明日、ごきげんようっ!」 慌てて席を立ち、教室の外めがけて走り出すルイズ。 早く帰って準備しなきゃ、サイト帰ってきちゃう。 シエスタは覚悟を決めていた。 今日はキメます。必ず。 あの森の中での一件から、シエスタは才人とシテいない。 逢うたびに何度かモーションをかけているが、全て失敗に終わっていた。 なーんか、避けられてる気がするのよねー。 とりあえず、狩りの基本。それは、まず逃げ道を塞ぐこと。 バラしちゃいましょうかねー♪とりあえず。 恐ろしいことを考えながら、シエスタは着々と準備を始めていた。
「手料理よし」 テーブルの上に並べられた料理を指差し確認して、ルイズは言う。ルイズの力作。 「雰囲気よし」 レースのカーテン。ランプに掛けたピンクのシェード。炊きこめられた香は『女神の躊躇い』。最近貴族の夫人の間でも評判の、甘い匂いの香。 「自分、よし」 ルイズはそう言って、自分に、しゅっと香水の瓶から香水を吹きかける。モンモランシーの自信作、『青銅の貴婦人』。…ネミーングがベタだと思うけど、いい香り。 「えええええええ、えぷろんよし」 赤くなりながらルイズが広げたのは、普通の、何の変哲もないエプロン。 これが今回のキモ。 記念すべき5回目を思い出深いモノにするための魔法のアイテム。 そのテの本に載っていた、最終奥義とやら。 は だ か エ プ ロ ン。 ここここここれだけ着て、ささささささサイトが帰ってきたら、 「ごはんにする?お風呂にする?それともわ・た・し?」 ってやややややっややややや、やるのよ。ヤるのよ! サイトびっくりするかな。なんて言うかな。も、もし失礼なコトいったら、今日はおあずけなんだからっ。 自分の想像にエプロンを抱えたまま真っ赤になって悶えるルイズ。 そんなルイズを、ノックの音が現実に引き戻した。 「サイト?」 「なんだミス・ヴァリエールですか」 ルイズの誰何の声に、がっかりしたようなメイドの声が返答した。 なななな、なんでメイドが。 ルイズが軽く混乱していると、なんの遠慮もなくシエスタは扉を開けて入ってきた。 手に料理とワインの入った大きなバケットを提げている。 「ちょ、ちょっと!入っていいなんて誰も」 「サイトさんに関してお話があります」 シエスタのその台詞に、ルイズの動きが止まる。 シエスタは部屋の中に入ってまず、何この部屋、と思った。 まるで町の逢引宿じゃないの。 そしてシエスタの目がテーブルの上の料理を捉える。 ははーん。 料理と雰囲気でサイトさんの気を引こうってわけですか。 でも、させません。サイトさんは私のものです。 そして、シエスタは決定的な一言を、投下した。 「怒らないで聞いてくださいね、ミス・ヴァリエール。 あの晩私、 サイトさんと、しちゃいました」
すんません続きはまた後日になりましゅノシ
NA,Nanndatte〜〜〜!!!
>>261 wikiの編集は結構慣れてるんで手伝おうと思ったけど、
編集権限が管理者だけになってるようで出来なかった。
とりあえず、まずは誰でも編集できるように設定してくれんかな?
wiki形式の最大の利点は、管理者が一人でやらなくとも更新できるって点だと思うのよ。
仮に管理者が興味薄れてこのスレから離れたり、忙しくて更新できない期間が長引いたりしても、
wikiさえ残っていれば有志がほぼ最新の状況を更新続けられるわけだし。
もちろん、荒らしが出た場合は管理者が一時的に制限かけたりアク禁したりする必要があるけれど。
279 :
261 :2006/09/10(日) 23:29:58 ID:tHwVxSFX
制限はずしました。 希望者居たら、ID作ろうかなと、でもここでID書くなら、誰でもにしても一緒ですね。 よろしくお願いします。 取り合えず、仕分けたテキスト追加していきます。 纏めてーがーっとやった所為か、ページの作成とかが重い感じしてます。 途中で明日にしちゃうかもですが、よろしく。
サイト×モンモンの続きが書けたので張るね。 後書きっぽいオマケも考えてるので、それはリアルタイプしてみる。でも日付変わるな。 (後書きないと中途半端な終わり方だし) 自分の書いたブツを申告すると、 (サイト×モンモン) >120 >142 >147 >176-183 (106絡みのどうしょうもない駄作) >108 >193-195 >197-200 >208-210 >212 で合ってると思う(多分)
今度こそサイトは躊躇わない。 「ハッ…ハッ…ハッ……ッ…はっ…はっ…はっ…」 既に気高い貴族のプライドなど捨て去られ発情した獣のような荒い息を吐くモンモランシー。 その頭に宛てがわれた両の手にゆっくり力が込められた。 「はっ…はっ…はっ…っ!…ぁぁ…ぁあ…ああっ!……あー…あー…あ〜…」 その瞳がどろりとした欲望はそのままに狂喜の色を混じらせ潤み、 声が白痴じみたおねだり色に変わる。 トロリと唾液が唇の端から溢れ出し、顎を伝いブラウスに淫らな染みを作る。 ゆっくりと瞳が閉じられ、そしてねっとりと開かれる。 その全てが催促していた。 突いて と。 サイトはゆっくり腰を進めた。 舌の上をぬめ滑り口内へ侵入する雄。 その雄の動きそのままに、待ち受けたそれを誘うように舌が引き込まれていく。 「あ〜…んあぁっ!…あ、あ、あ、あ、あ!、あっ!、あっ!、あっ!,はぁむっ!…ちぅぅぅぅ…」 唇が亀頭を包み込み奥へ奥へと吸引を開始し、待ち焦がれた舌が先走りをすくい塗りまぶす。 駆け昇っていくその感覚に耐えながら更に奥へと侵入させる。 上顎に亀頭上部をこすり付け裏筋をねっとりと刺激する舌のザラつきを感じながら、 瞳に宿った喜色に視線を絡めながら、今まで一度たりとも到達したことのない場所へと… 「んっ…ぢゅぅぅぅ……ん…ん…んっ…んっ!・・・んぅっ!!……ん?……んぅ!?…んぅぅぅっ!?」 達する直前で止める。 喜色に濡れていた瞳に困惑が混じり、雄を飲み込んだ口から呻きが発せられた。 「んー! んー! んぅーっ! ん゛〜っ ん゛ん゛〜〜っ」 もっと奥にと。止めないでと、困惑の瞳が潤み目尻に光を反射させる。 しかしサイトはそのまま竿を引き出していく。 眉が下がり眉間にシワを寄せて絶望色で懇願する眼が何故だと訴えかけている。 離すまいと必死に唇を引き締め、これ以上無いという強さで吸引し、内頬を使ってまで排出を拒む。 全体で追いかけようとする頭部はしかし、 股下に深くヒザを押し込ませサイトの手で固定された頭によって辛うじて上体の立位を維持させているのだ。 更にサイトの手で頭が固定されている状態で動かせるはずもなく、 サイトの腰の動きになすがまま、雄と淫口のセックスを強制解除させられた。
ついに唇から抜け出した竿がぶるんと跳ね上がる。 その竿に少しでも近付き雄汁を、匂いを、熱さを感じようと、 モンモランシーの顎が上がり、舌が極限まで引き伸ばされる。 絶望の目尻はついに溢れ、頬に筋を描き嘆いた。 唇から漏れ滴る唾液も構わずに口を目一杯開け広げて舌を突き出すその様は、 淫技の再開をその躰全てで斯い願うただの蕩けた淫雌だった。 「あ゛〜〜! あ゛〜〜! あ゛あ゛〜〜!! あ゛あ゛〜〜!!」 「モンモランシー」 「あ゛〜…っ!…… 渾身の叫びで懇願する雌に、サイトが問いかける。 その問いかけの言葉は躰での会話が半ば暗黙の了解となっていた彼女を混乱させた。 不安な表情で見上げるモンモランシーにサイトは優しく問いただす。 あくまで言葉で言わせるつもりらしい。 「モンモランシーは、どうされたいの?」 「っ……ぁ……」 「言ってよ」 「…く、…口でされ『口で?』 っ!」 「ちがっ…ぁぅ…の…ど…」 モンモランシーに刹那の理性が戻り、急に恥ずかしくなった。 明確に言葉で表す羞恥に今更ながらに気付いた。 しかし同時に、サイトの欲する意味にもまた、気付かされたのだ。 (言わせたいのね…私が望んでいることを…私の口から) ぞくりと体が震え熱くなった。 表情がどろりと戻り、伸ばされた舌が唇を舐め濡らす。 新たな唾液で濡れ光る唇が震えてサイトに答えた。 「喉で! 喉がいいの! 喉でされたいのっ!」 「喉で、セックスしたいんだ?」 「せ…くす・・・?」 「俺の居た世界じゃ、だいたいそう呼ばれてる。ちょっと違うけど」 モンモランシーの視線が雄に向けられ、ぼんやりとそれを見つめ確認するかのように呟く。 「せ…っくす せっくす せっくす セックス っ!」 ビクリと竿が跳ねて亀頭の先から透明な汁が湧き出る。 それを見たモンモランシーは喜色に顔を染めてサイトを見上げて叫んだ。 「したい! セックスしたいっ! 喉でセックスさせて!」 ビクン…どくん…どくん… 応ずる雄竿の反応に微笑みを浮かべて更に斯う。 童女のようなその表情。しかし躰から放たれる匂いは余りに淫蕩だった。 「させて! 喉でセックスさせて! 喉がいいのっ 喉のセックスがしたい! サイトものどがいいよね? だってビクンビクンしてるもの! こんなに熱くて固そうにしてるもの! 喉でセックスしたらきっと凄いの! 今でもこんなに凄いんだからっ もっと凄くなるわ! サイト初めて? 初めてスルの? 私もはじめてだからきっとすごいわ だってふたりのさいしょだから! だからしよ? ね、のどでしよ?のどでしたい!されたいのっおねがいのどにいれてついておかしてっ!!」 狂喜の笑顔で涙を流しながら斯い叫ぶその様に、サイトの雄は限界まで張り詰めた。 頭を掴んだ手の位置を後頭部付近に変えて力を込め直し、 先走り汁を滴らせた竿をゆっくりと懇願の唇へ近づけていく。 いくよ と、眼で語った。
「うんっ うんっ! きてっ! のどまできてっ!…ぁ……あ、あ、あ、あ…」 唇に近付く竿先を舌が捉え、先走りの絡め亀頭に塗り込めながら中へと誘導する。 唇が亀頭を咥え挟み、舌と唇と吸引で喉へ喉へと懇願し、 ずんっ 頭を引き寄せられ腰を突き出され唇を下腹の恥骨に押しつけられた。 竿先は上顎の遙か奥、願い斯い叫んだ場所に、届いた。 「んう゛…う゛……お゛……お゛……ご…」 眼が限界まで見開かれて涙が頬を伝ってシャツを濡らし、 唇の吸引すぼまりが止まり唾液が恥骨下の精液袋へ流れ伝い、 喉は生体の本能に忠実な、飲み込みとも吐き出しともつかない締め付けを亀頭に与えた。 断続的に痙攣していた手が持ち上がり指が喉に触れる。 初めて喉奥に達する斯い願った竿先の存在感を指でも確かめているのだろう。 と、ニーソックスに包まれた太股の力で僅かに浮かせていた腰から力が抜け、 喉に当てた手が再びだらりと垂れ下がった。 「お゛……う゛ぅ……お゛……お゛ぅっ……」 掴んでいる頭が重くなる感覚に一瞬狼狽えたサイトだが、 瞳に拒絶の色がないことを知り容赦のない挿出を始める。 まったく相手のことを考えていない…否、 考え抜いているからこそのスラストだった。 びゅじゅっ じゅぶっ ごりっ ぐぷっ ぐぼっ ぢゅぶっ ごりぅっ 「う゛っ……お゛っ……ごっ…お゛う゛…うぶお゛ぉ…お゛…う゛ぅ……」 「も、モンモンっ 凄いよ。 喉凄いっ」 「お゛っ!…う゛お゛ぅっ!…う゛う゛う゛〜!」 ビクンビクンと身体中を痙攣させ、半開きの眼に狂喜と喜色を映し、 噎び涙で顔をグシャグシャにしてモンモランシーは悦んだ。 彼女は望外の快楽で思考を白濁させ、ひたすら喉のセックスを味わう。 だらだらと先走りを滴らせる亀頭を締め上げて喉が悦んでいる。 竿をねぶる痺れた舌がもっともっとと噎び悦んでいる。 半眼の瞳から流れ出る随喜が突き込み尽くしてと歓喜している。 身体中が嬉しい嬉しいと叫び上げていた。 サイトがそれに応え、躊躇なく竿を喉へと突き込む。 ぶじゅぅ ぼぢゅぅ ごりゅっ ごぢゅ (これっ、 これ好き! のどのセックス好き! これ大好きになるぅ!) 白くぼやけた視界の奥にチカチカと瞬く光が見えだし、 白濁に濁りきった思考が光りを得ようと躰を蠢かせる。 喉の締め付けが包み込む飲み込みに変わり、 唇まで引かれる亀頭のその一瞬に舌先を絡め溝の先走り汁を舐めこそぎ塗り込める。 この世の誰一人として再現不可能かと思われるほどの雌技巧に、 サイトの竿が、亀頭が、ぷくりと一回り膨れ上がった。 唇から喉までの全てを味わう長いストロークのスラストが、 喉の包みあげる締め付けに集中するため喉奥の短く細かいスラストへと変わる。 じゅ ぶっ ぼっ ごりゅっ ぼぢゅっ ごちゅっ 「お゛!? う゛! う゛っ う゛っ お゛ お゛ お゛ お゛ぅ」 (あぁっ…太いのに…固いのに…もっと太く固くヌルルヌルになった!) 増大した雄の体積と喉に集中しだした動きにモンモランシーの躰は嬉し泣き、 悦びの涙を流し続ける瞳をゆっくり閉じ開く事で了承の意を表した。
ごりゅっ (きて!) ごちゅぅ (もっときて!) ごっ (でるの?) ぼぢゅっ (だすのね?) ぶっ (だして) ぼっ (だして!) ぢゅぼっ (のどにたくさんだしてっ!) 既に挿抜ですらなく、喉奥での振動になったサイトの腰の動きに モンモランシーは待ち望んだ瞬間がやってくることを識る。 青臭い雄汁を催促する無意識が喉の生理反応を無理矢理押さえ込み、 突き込み初めに柔らかく包み込み最奥に達する直前にキツく収縮させ誘導を始め… 喉が締め付けが’一刻も早く一滴でも多く催促する’搾り取りのリズムに変わったとき、 サイトは我慢を放棄した。 「出す! 出すよ! 喉に出すから!!」 ぼっ ぼっ ぐぶっ ごりゅっ ごちっ ぼちゅっごちゅっごぶっ 「お゛ お゛ お゛!お゛!お゛ぅ! う゛! う゛! んう゛う゛う゛〜…」 放出の宣言に目蓋の懇願で応じ、 喉の締め上げリズムを振動する亀頭の先走りに集中しシンクロさせる。 最高のタイミングで、最高の締め上げを行い、最愛のオスの精を最高濃度で受け止めるために。 メスとして最高の快楽で思考を吹き飛ばせ快楽の極みに惚け昇り詰めるために。 「くっ…あ゛…あ゛…あ゛…あ゛っ あ゛あ゛っ」 サイトが切なげに切れ切れの呻き声を上げ、 「お゛ お゛ お゛ お゛っ お゛う゛っ う゛う゛ぉ」 モンモランシーが早く濃くと呻き声を上げる。 「いっ…く…っ……で……る…ぅ……!!」 「お゛ お゛う゛ ぶっ ごぶっ う゛……う゛お゛お゛っ!……っ!!」 ぶっ びゅっ ぷぴゅぅ ぴゅるっ… 「――!――!!――!!っ………」
バチンと、モンモランシーの意識が弾け飛んだ。 放出の衝撃と共に駆け昇ってくる特上の快楽に見開かれた眼が目蓋に半分方覆われ、 と同時に瞳が霞み濁り、くるりと裏がえって白目を見せた。 しかし白い固まりの精液は上喉を叩く押し上げの放出に締め付けのリズムを合わされ 最高濃度を維持させられたまま搾り抜き取られていく。 意識を手放したモンモランシーの、最愛のオスにだけ与えるメスの本能技巧だった。 ブルブルと震えるサイトの躰。 メス喉の与える最高級の刺激を最上級の礼で返すかのように、 汗を滴らせ掴んだ頭を下腹に押さえつけ腰を震わせ最愛のメス喉に射精を繰り返し続けた。 それから一体どれほどの時間が経ったのか。 サイトの下腹に押しつけられた頭が、ゆっくりと離れていく。 いや、離されていく。 欲望の淫汁全てを出し終えたサイトが、喉奥に打ちつけていた雄を抜き出したのだ。 小作りな顔の一体何処まで突き込まれていたのかと思われるほど、ズルズルと抜かれていく。 唇と舌は未だ竿をピッタリと含み、竿にヌルリと絡みついていたが、 それは力なく弱々しいものだった。 ぬぷりと、ついに竿先の亀頭まで全て唇の外へ抜き出されると モンモランシーがコフッと息をつき、 同時に喉奥に残った白濁がトロリと唇へ向かって逆流していく。 しかしそれは唇を割って顎を伝うことなく舌と歯茎の間に貯まり込んだ。 ビクン、ビクンと不定期にケレンするモンモランシーの肢体。 べチャリと尻餅をついているその部分は、 自らの秘裂から昏々と湧き出した淫水粘液と、 快楽による弛緩と絶頂による痙攣動作により排出された尿で泉になっていた。 シャツは己の唾液と汗で濡れそぼって肌にピッタリと張り付き控えめな胸の膨らみを露にし、 スカートとニーソックスは泉を吸収し華奢で繊細な足のラインをぬめ光らせている。 サイトゆっくりとしゃがみ込んで顔の位置まで目線を下ろし、 絶頂の余韻で放心しているモンモランシーの火照り切った表情を見つめる。 ズボンが濡れるのも構わずその済みに腰を下ろして最愛人の熱い体をそっと抱き寄せる。 手が柔らかいふくらはぎをそっと掴んで優しく伸ばさせ窮屈な女の子座りを解いてやる。 お嬢様抱っこの要領で持ち上げ自分のヒザ上に乗せてやり、 両の手でその柔らかい躰を包み込んで余韻から降りてくるまで温もりを与え合うのだった。
ここからオマケ風な後書きかく。 と、その前に、 みんな。頼むから俺の人格を疑わないでくれ。タノムorz
287 :
261 :2006/09/10(日) 23:55:52 ID:tHwVxSFX
>>278 さん ページの追加が上手く出来なくなった感じがします。
暫く前にも似た感じになったとき、時間で直った感じだったので今日は休みます。
ごめんなさい。また、何か有りましたら教えてください。
ほぼ思いつきでWikiに叩き込んでみたんで、保管庫と相性よさげだなと。
いっそ、IDとパス渡したい気もしたり……出来る限り頑張りますが。
>>280 さん
>>273 さん 登録編集は、後日で……すいません。
因みに、まだ上げてないテキストは、24種ほどです。
長めのから、上げたつもりですが、まだ長いの残ってます。
変な所で切れてる、これとこれは、繋がってない等有りましたら一報を。
直してくれても良いですが。
上げ終わったー、って言ってから、これはどこだーでも……
とりあえず、目がちかちかするので、今日はこれでー
288 :
261 :2006/09/11(月) 00:27:44 ID:o/VFg2JQ
寝るとか言いつつちょっと試したら、ページ作成できるようになったので、
とりあえず上げれる分は上げました。
これが無いとか。
つながりが変とか、これとこれは繋がってるとか
>>287 な内容がありましたらよろしく。
作者ごと、とかキャラごとに分類するつもりです。
ちなみに容量オーバーっぽかったです、一スレ目削りました。
代わりにログ保管庫のURL張りました。
こうしてとか、これは駄目とかの指摘も待ってます。
「ふぅ」 「はふぅ」 二人はようやく一息付けるまでになって壁に寄り添い放心状態。 あれからモンモランシーが降りてくるまで実に半刻ほども必要とした。 現世に復帰した彼女はまずここが何処なのか確認の為に辺りを見回し困惑し、 サイトの膝上で恥ずかしい疑似お姫様抱っこを強要されている事に頭を?マークにし、 次に自分の服がベッチョリでヌトヌトな事に先ほどまでの痴情を思いだし顔から火を吹き、 恥ずかしげに顔をかくそうと頬に当てた手により、 顔全体が唾液と精液でヌルヌルパックになってる事に気付いて羞恥に身を縮めそっぽを向いた。 チラチラとサイトの顔を伺いたい気持ちと貴族のプライドで天秤の傾き具合を脳内シミュレートするも、 アレをナニしてと獣のように懇願した今更の現状では無意味な事を理解し、 諦めてサイトに向き直った。半身と顔で。 「よ、よう…てか、おはよう?」 「っ!……はぁ。別にそれでいいわ、サイトだし」 「う、うむ。苦しゅうない」 断じて情事の後の会話ではない。 それは少なくとも次の日になっていなければいたたまれない類の会話のはず。 しかしモンモランシーは、そのヘッポコ会話が何故だからとてもサイトらしくて、 サイトを強く感じられるような気がして吹き出した。 「ぷっ…あはははは!」 「む、笑うなよ。どういうリアクションしていいか判んねぇもん」 「じゃぁ、しおらしく頬を染めて胸に顔を埋めましょうか?」 「いや、それは遠慮しとく。そっちの方が反応に詰まる」 「でしょ?だったらいじゃない」 「まぁモンモンが…って、モンモランシーが良いって言うならそういうことにしておく」 「別にモンモンでいいわよ」 「いいの?モグラいいの?モンモンで」 「そのモグラはどうでもいいから。蔑称でなきゃそれでいいわ」 「そっか」 それで会話が止まった。 なんとなくお尻がムズムズするような妙な雰囲気だ。 これが噂に名高い『いたたまれない気持ち』なのかな。 なんて思ってるとモンモランシーが体を預けてきた。 「ねぇ…どうだった?」
っ! この娘っ子ってばなんて返答しにくい事をそんな上目使いで聞いてくるかなモンモン! ストレートにも程があると思いませんか貴族のお歴々。 と、愚にも付かない思考を展開させるも、その目が真剣さを含み持ってることに気付き、 真面目に応えることにした。ドモらないでいこう。 「凄かった。あんなの初めてだ」 その応えに顔を桃色に染め視線をそらすモンモランシー。 追い打ちをかけるなら今だ。 「あ、そうは言っても誰かと比べてるわけじゃないよ。 俺、まだモンモンしか知らないから」 りんこ状態に熟れ上がった顔が胸に擦り付けられ隠される。 でもモンモン、おでこ丸見えだから。 「私だってサイトしか知らないわ。それにあんなこと…」 モジッと体をくねらせ、 「サイトだけにしかしないから」 その言葉は小さく絞り出されただけだが、芯がありサイトに強く届いた。 この貴族っ娘は大層プライドが高く高慢だが、 でも、きっと根はこういう態度が似合う娘なのかもしれないな。 という旨をモンモランシーに告げると彼女はプイと横を向いて言った。 「こんなこと普段からしてたらルイズに気付かれるわ」 「そ、そりゃそうか。じゃぁ二人の時だけ?」 「ええ、今みたいな時だけ」 ルイズの事が思い描かれる。 今しがた獣のように交わったばかりの娘を膝に乗せておいて言うのも何だが、 俺はルイズが…っていうかルイズもっていうか、要するに両方好きだ。 こればっかりはどうしようもない。 その考えが読み取れたのだろう。モンモランシーがニヤリ顔で振り向いた。 「ルイズが好きなんでしょ?判ってるわ。ルイズも貴方が好きなはず。 でもねサイト。私だって好き。それは誰にも負けないつもりよ」 「そんなの判ってるよ。好きでもない男にあんなことしないって自惚れてるんだ、これでも」 「それが判っているならいいわ。じゃぁこの話はこれでおしまいね」 「うん、でもさ」 「なに?」 「これ、どうすんの?」
まとめお疲れ様ですー
無理せずゆっくり作ってくだされ
>>286 この変態めっ!(誉め言葉w
どういうオチがつくのか楽しみ
自分はティファニア受難編も好きでしたよー、GJ!
そう言ってモンモランシーと辺りを見回す。 もうぐちょってぬちょったカオス状態であり、 いくら東塔で人が滅多に来ないとはいえこれはマズくないだろうか。 「大丈夫よ。サイレント使ってるから声は漏れてないし、 私は水使い。ヌルってても水は水よ!」 そう言って凜々しくすっくと立ち上がり… ペタンと尻餅をついた。 しばしの間、えも言われぬ不思議静寂が二人の間に横たわった。 「…」 「…」 「抜けてる?」 「抜けてる」 よっこらせと立ち上がるサイト。 実は自分の腰もかなりガクガクな訳だが、 (つぅ…腰め。根性出せや!) そこは男の手前、みっともない姿を晒せないので無理矢理スタッっと立ち上がった。 「っと…で、どうすればいいの?」 「支えてて」 「ん」 腰に手を当て支える。 んっ と小さく呻いたモンモランシーは微妙な具合でサイトに寄りかかり、 杖を構えて詠唱を始めた。 この世界に来て不思議と最初から言葉は理解できるが、 魔法の詠唱は未だによく判らない。外国語だろうか… そんなぼんやりと考えている間に、詠唱が終了。発現した。 要は、 『どうせ構成物質は水がメインなんだから、 愛だろうが精だろうが尿だろうが、液なら制御OKなはづ』 スキルって訳だ。 細かなエフェクト描写はカットするとして、 見る間に濡れ鼠な二人(主にモンモン)は綺麗サッパリ乾燥状態になった。 もちろん染みとかが残ったりするオチはない。 しかし部屋に満ちた交わりの残香までは隠しようが無かった。
>>261 ちょいと編集しようとしたんだけど、SukiWikiって随分と使いにくいね。
行数制限あるみたいだし、一番痛いのが編集中にプレビュー見れないこと。
記法がかなり独特みたいで、既存のwikiとはあまり互換性が無いみたいだ。
287みたいに不安定なところもあるから、まだまだ発展途上なんだろうと思う。
ページ数増えてくるともっと重くなって不安定になる可能性だってあるわけだし。
個人的には、pikiwikiが安定してるし汎用性が高くて一番使いやすいと思う。
多分、pikiwikiが日本で一番使われてるwikiスタイルなんじゃないかと。
ここまで作ったのをまた一から作り直すのは大変だと思うけど、
pikiwikiでやり直すことも考えてみてはどうかな?
今のところこのスレは勢いがあるし、今後も投下SSは増えていくだろうと思うから、
長い目で見れば、使いにくいsukiで続けるよりも、今のうちに使いやすいpikiに
移行してしまったほうが後々楽になると思う。
「んー、匂いはしょうがないわ」 「夜風に当たれば消えるんじゃないか?」 よい考えだと思ったのだが、モンモランシーの顔は冴えない。 なにか問題発現だったのだろうか。 「あのねぇ。一体何時間夜風に当たるつもりなのよ。 朝日が昇るまで当たり続けるつもり? こういう匂いはね、そんな簡単に取れるものじゃないのよ!」 むっ。予想外の反論だ。 しかしよく考えればそうなのかもしれぬ。 酒も一晩じゃ抜けないしなぁ。酔いも匂いも。 テコと肌…もとい、て事はだ。 部屋に帰った俺様はご主人様であらせられるヴァリエール嬢にバレちゃうって事? そっと目を閉じる。 ――おいサイト、尋ねるぜ ――言ってみろ ――この状態でルイズにバレたらどうなる? ――…… 脳内サイトが目蓋の奥に浮かぶ。 右手がゆっくり握られ、親指が立てられる。GJサインのアレだ。 親指が首の左側へ突き立てられ、スパッっと首の右へ動いた。 そして親指は下、つまり鉛直方向へ向けられ、その方向へトスンと下ろされた。 目をつむったままリアルサイトが震える。 つまりアレか。首かっ切って死なすぞってアレか… サイトは目を開き、震えて怯える表情でモンモランシーにしがみついた。 「モンモン! 何とかして、俺死んじゃう! 首かっ切られてKILLされちゃう! モグラ死んじゃうよ!!」 モンモランシーはふらついた。 これがついさっき、己の喉を犯し尽くした男と同じだとは… いや、そんなことは判ってる。サイトはこういう性格だ。今更だ。 素早く立ち直ったモンモランシーは、杖を取り出す。 サイトから一歩離れ二歩離れ、三歩離れた所で止まり俯く。杖はこちらに向けたままで。 なにやら先ほどよりよほど神聖っぽく入念な詠唱作業らしい。 サイトの喉がゴクリと鳴った。
囁き…祈り…詠唱…念じろ! モンモランシーがビクッっと顔を上げる。 サイトがビクククッッッっと直立不動になる。 するとどうだろう! ……説明を端折る。 要は、予め用意されていた水差しの水で即席洗濯機状態にされたサイトが、 綺麗にクリーニングされたという事だ。 「ふぅ、これでいいわ。多分バレないはず」 やたら達成感のありそな爽やかな汗をつぅと拭いながらモンモランシーが語った。 水魔法恐るべし。 「でもねサイト」 ぐぅ、まだ何かありやがりますか! 「な、何? まだ懸案事項が残ってますかモンモランシー嬢」 「出来得る限りの事はしたわ。これ以上は私の魔法じゃ無理」 「じゃぁ心配してもしょうがないよ」 「まぁそうなんだけど…サイト。あなたの態度で気付かれるってこともあるのよ」 「う、それはなんとか頑張ってみる」 「ええ、でないと…」 でないと…? 「もう出来なくなっちゃうから」 ドアを開け、ひんやりした階段へ出る二人。コツコツと階段を降りていく。 二人の距離は昨日までよりも少しだけ近かく、 そっと手を握り合って歩みを進めていく。 「うん、普通にしてりゃいいんだよな」 「そう、普通が一番。でも女はそういう事に敏感だから」 その微妙な良い雰囲気は、しかしサイトによってブチ壊される。 「モンモンの喉みたいに?」 パシ〜ン! 「バカぁああああああああああ!」
モンモンに萌えたのは初めてだ
おまけ 翌日、美しい紅葉を頬に貼り付けたサイトがルイズに広場で問い詰められた。 カップに注がれた琥珀の液を飲みながら、 なんと言い訳しようかと同じテーブルに座っているモンモンをチラリと見る。 目が合ったモンモンがポツリ。 「ねぇ、今度いつセックスする?」 サイトはブホァと紅茶を吹き出しモンモンに詰め寄る。 (ちょっと待ってくだしあモンモンさん。俺になんか恨みでもあるの?) (大丈夫よ。あなたの世界の言葉なんでしょ?判りっこないわ) (そ、そりゃそうだけど、なんて言い訳すればいいんだよ。モグラ困っちゃうよ) (ったくしょうがないわね。私に任せなさい) (おながいしまつ。モンモン) そのやり取りを不審げに見つめるルイズ。 なにやら二人だけの密会っぽく映るその姿に苛ついた。 「ちょっとサイト。なに二人でこそこそ話してるのよっ。怪しいわ!」 詰め寄るルイズにモンモランシーが涼やかに答える。 「セックスの事? あぁ、ルイズは知らないのね。サイトの世界の遊びよ」 嫌な脂汗をダラダラ流しながら、サイトはこの会話の行く末を思い不安を隠せなかった。 しかし、今のサイトになす術はなく、ただ見守ることしか出来ない。 (ちぃっ。待つってことがこんなに苦しいとはな。こりゃ堪えるぜ) 元居た世界の何処かの何かのような台詞を頭で捻りつつ、ただ耐える。 「せっくす? それなに? わたしサイトに教えてもらってない…」 不安げな表情でサイトを見つめるルイズ。 ご主人様であるこの自分が知らないという事実に複雑な心境のようだ。 (マテ、いまこのモグラは待つという苦痛に耐えているところなんだ。 その問いに答える暇も気力もないんだよ。頼む、察してくれ) 気分はもうガマガエル状態。汗がダラダラだった。
「ん〜,遊びって言うより結構真剣よ。少なくとも私はそう」 チラリとサイトを横目に見る。「サイトはどうなの?」と。 「は、ハハハハhahaha。そうだな、やっぱ真剣にやったほうが面白いよな。アレは」 サイトは覚悟を決めた。もうどうにでも成っちゃえコノヤロな感じだ。 「ふ〜ん。でも具体的にはなにをするのよ!」 じぃぃぃと二人を見つめるルイズ。 やたら真剣に聞き入っている。ヘタするとメモ帳を取り出しそうな勢いだ。 「うーん、説明が難しいわね。ルールはその時々で変わるものみたいだし、 人によって色々あると思うわ」 したり顔のモンモン。強引に遊びの方向で説明をごまかすつもりらしい。 「基本的には飲んだり食べたりね。結構大声出すときもあると思うから 周りの迷惑にならない場所でするのがいいと思おう。そうよね?」 ぐっ、振るか。そこでモグラに振りますか… 「そうそう、やっぱ人の多いところじゃダメだな。参加する人だけ集まってって感じだ」 ヤケになってウンウンと頷き答えるサイト。 しかしその首に死に神の鎌が突きつけられているような気がしてならなかった。 「ふ〜ん。でもそれって社交界とかそういうのと変わらないわね。 あれも結局最後はカードとかしちゃうし」 そういったルイズは更に続ける。 「じゃぁサイト。こんどそのせっくすとやらをしなさい。 そうね、次の虚無の曜日の前日がいいわ!」 サイトは天を仰いだ。 終わったと。 しかし天はもう少しサイトを生かしておくようだ。 「でもいいのルイズ?あなたお酒ダメでしょ?」 「う…」 「せめて’2回’は飲めないとねぇ?」 「だ、大丈夫よ! 練習するもん!」 「練習で何とかなるものなの?あなた下戸でしょ?」 「うぅぅ〜」 サイトが死の縁で覚悟を決めている間に事態は収束へ向かい… 夜な夜な酒の訓練に勤しむルイズの二日酔いの世話焼きと、 モンモンとの不定期シッポリで忙しいサイトだった。 おわり
>>261 纏めお疲れ様です!!
手伝う知識もない私を許してください…
てかモンモン可愛かった!!GJ!!
>>298 Good Job!
ここで悲しい知らせがあります。
今回の放送でルイズがツンデレから
ビ ッ チ
になりますた。合掌…
345 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で :2006/09/11(月) 03:44:47 ID:zrofFvlA
>>326 原作だと、ルイズがサイトに対する気持ちを理由に断る、で、その後ワルドの本性が現れるっていう展開だったけど、
アニメでは、半分嫌々だけど、結婚OKってかんじで、ワルドの本性がわかっちゃったから、それを理由に結婚を断るって感じになってるから、
「もしもアニメでワルドが本性を出さなかったら多分ワルドと結婚してたんじゃねーの?そのくせに助けてもらったサイトに平気で鞍替えして接吻かよwこのビッチが!」
って展開になって荒れてる。
アニメ板は今尚も凄い流れで荒れている…。
どうみても途中から愉快犯荒らしが紛れ込んでるから そこまで言ってる奴はそんないない。途中でサイトを思い出してる描写何回もあったし アニメの構成が最悪だっただけであのままでもギリギリで思いとどまってたと思うぞ。 つかアニメは純粋にフラグが足りてなかったから あの程度の描写でビッチとか言ってる奴は正気を疑うけどな。
>>300 おまけ書いてて本放送見れなかったんだけどそんな変更があったのか。
アニメはツンデレ感が原作とちょっと違うっていうか、
ツンとデレの落差が薄くて違和感あるんだけど、
この仕様変更はそういうのとは次元が違うな。
サイトとルイズの一番大事な根元のトコロで違えちゃってるじゃん。
ところで、一話でケコーンの前振りから救出&KISSまでやっちゃってるの?
やっちゃってるんなら恐ろしいダイジェスト振りだ。
>>303 サイト、ワルドに負けてショボーン
↓
ルイズ、サイトを宥めるも拒絶される
↓
ワルドの求婚を受ける
↓
ワルドの策略でサイト達が置き去りにされる。サイトがワルドの陰謀に気づく。
↓
ワルドが本性を表し結婚宣言撤回
↓
ルイズ、催眠術をかけられそのまま結婚式(カリオストロ的な展開に)
↓
サイト登場、ガンダールヴの真価を発揮してワルドをぶった斬る
↓
ワルド、王子を殺し更にルイズから手紙を奪って教会を放火し逃走
↓
助けに来たタバサの竜でトリステインに帰る
↓
サイト、気絶してるルイズにキスする。その瞬間目覚め、身を委ねる
こんな流れで終了。アニメスレじゃ今も荒れているよ。
何だかねぇ…ビッチですか…
才人モンモンの人は雑破業ファンか。
逆惚れ薬ものとかどうかな? モンモン、惚れ薬Part.IIを作りギーシュに飲ませようとするも今度は才人 が飲んでしまう→そこにルイズ登場→才人、ルイズに惚れてじゃれつき始める →戸惑うルイズ→精霊の涙の入荷までしばらくかかる→それから二人の生活 始まる→無邪気に甘えながら口説く(ギーシュのような口説き文句連発)才人に プライドの高いルイズは自分の夢(8巻)のような才人に上機嫌→犬を可愛がる ように才人をあまやかしていくルイズ。 ちなみにこの展開は惚れ薬の部分を帰るだけで退行モノとかにもなる。
変える、か
>>306 それイイ!(・∀・)
是非書いてくれ!
>>304 ウホ、サビの部分を全部丸ごとかぁ
>>305 雑破業って単語を初めて知ったのでググったら作家さんなのか。
なんか特定ジャンルのエロ(ポルノ?)の代表格だそうで。
と言う事はああいう描写が似てるんかな。
今日の天気を見て思ったのだが雷に怖がりそうな人って誰かな。 それで何か書きたいのだが。
王道で行くなら、やっぱルイズかと 「かっ雷なんて怖くないんだから!(涙目」みたいなw
312 :
261 :2006/09/11(月) 08:35:52 ID:o/VFg2JQ
>>293 さん
作り直しはさほど手間でもないです。
(手間が掛かるのはテキストのSS部分の選別、終わってるし)
作者ごとの拾い上げや、ジャンル別、出演キャラ別の拾い上げが出来るかなーとWikiで検索してたまたま目に付いただけなんで、
引っ越すのに抵抗はないですけど…、PikiWiki今検索して見に行ったら、契約方わからなかった・・・
なので、あとは上記ジャンル分けくらいですし、いっかなーと。
Wiki独自の機能で、これが使えるから引っ越そーってゆうのがあればそのときにでも。
今日中に、作者別とかの仕分けはするつもりです。
助言に感謝をしつつ、出勤。
ん〜でもやっぱり……引越しはちょっと悩んどくかもです。
もうアニメには期待してないよ シエスタとアンリエッタさえいれば、後はどうでもいいwwww
ウェールズが死に、ルイズがビッチになってしまった以上、 頼りになるのはシエスタだけになったな。 頼むぞシエスタ、人気を引っ張ってくれ!
ビッチとまでは言わないけど、アニメは描写端折りすぎ。 惚れ薬とか抜いて、クロムウェルも出さなきゃワルドラスボスで収集ついた気がする。
もういいからアニメスレでやっといてくれ 此処には関係ない
周囲の反対を追い切ってサイトとルイズは結婚。 で、シエスタもサイトに付いてきて、(ほぼサイト専属の)メイドとして従事。 基本的に戦う以外にすることがないサイトは 毎日「ご褒美」「お仕置き」と称してシエスタとチョメチョメしたり、 たまにお城に行ってお疲れの女王陛下を慰めて差し上げる。 そんなサイトにルイズは嫉妬心丸出しで挑んでくるけど 毎回ベッドの上で返り討ち 俺って妄想すら貧困だなorz
ビッチって意味分かって言ってんのか。
320 :
名無しさん@ピンキー :2006/09/11(月) 18:45:17 ID:VK14De+c
>>318 おいしなそれ、俺だったら
さらにシエスタが妊娠して、ルイズの嫉妬がヒートアップ…
何の昼ドラ?
むしろアニメはアニメでこのスレ的に有効活用してみるのもいいと思うけどな。 原作とアニメじゃシルフィードの上でのキスの意味も異なるし、ワルドの婚約を 受け入れてしまったことに対して引け目を感じるルイズってのも書けるだろうし。 というわけで、エロ、エロ、アニメのトライアングルマジックを誰か書いてくれ。
>>308 童貞な俺には性描写は無理だ・・・。まぁそれに至る過程までなら書けるが・・・
アニメなんか無視してエロパロろうぜ! アニエス調教とか誰かやってみる気はないかい?
>322 安心しろ。 誰も魔法使えないが魔法使いの世界の話かいてる。 百組いれば百組のやり方や趣向がある。 正解はないからきにすんな。 君にも書ける。
>323 コンコンコン…コンコン 扉がノックされた。 「お入りなさい」 アンリエッタの声で扉が開く。 「今日は何の報告なのかしら。 今貴方に報告しなければならないことは何も無いように思うのですが?」 銃士隊は現在特に任務に就いているということはない。城内で待機中のはずだ。 「…」 アニエスに返答はない。落ち着き無さげに視線を彷徨わせている。 「報告ではないのね? では何なのかしら… 何か懴悔せねばならないようなことでも?」 その言葉にハッとし、顔を歪ませ俯くアニエス。 その顔が心なしか赤い。 「あら、顔が赤いわね。飲酒の懴悔なのかしら? でもその程度の事をわざわざわたくしにするのは変ね?」 チラチラとアンリエッタを覗き見るが逆光でその表情は判らない。 「償わねばならない罪があると貴方がいうのならあるのでしょうね。 詳しいことは別室で聞くことにした方がいいのかしら?」 ビクリとアニエスの体が震え、 「…は…ぃ」 銃士隊隊長にあるまじきか細さだった。 別室には天幕の付いた大きなベッドがある部屋だった ランプが点いておらず薄暗い寝室にアンリエッタの後に続いて入るアニエス。 アンリエッタは部屋の中ほどで立ち止まり、振り返らずに言った。 「用意なさい」 ガシャリと、アニエスの鎧が脱ぎ捨てられた。 黒アンorz
先生!全く違和感ありません!w
>>322 いや、面白さに童貞関係ないよ。リアリティ追及するなら、このスレ全部女に見つからないうちに破棄したほうがイイことになる。たぶん死ぬまで笑われるぞ。間違ってる部分も含めて微笑ましいのが萌エロ
>>328 うおーい! そういうこと言うとかえって書きにくくなるじゃないかー!
まあ、だからって「じゃあ出来るだけ正確に書かないと」って勉強して書くのもなんかアレだが。
>>323 「聞いてルイズ・フランソワーズ。私も最近、可愛い「猫」を飼い始めたのよ」
「へえ、そうなんですか姫殿下?」
「そうなの。とっても可愛い声で啼くのよ。うふふふ…」
ちらりと傍らに控えるアニエスに視線を送る。
その視線を受け、ビクっと身体を震わせるアニエス。
こうですか!わかりません!
大事なのはイマジンだ。強い妄想の前では、子宮口にツッコもうが処女が感じようが瑣末な問題だ
しまったちょっとリロードせんかったらカブってたorz
>>328 まったくだ。
リアルでは有り得ないシチュと行為を萌やすのがエロパロだと思ってる。
>>332 つ、続き書くよな? な?
おれも書くからさ!
>>322 童貞だからこそいい魔法描写ができるんだろうが。
鎧、当て着、下着と、全てを脱ぎ去ったアニエス。 恥辱以外の色を瞳に湛えてアンリエッタを見つめる。目を逸らすことは許されない。 それを妖しく見つめ返すアンリエッタ。 銃士隊とは思えないほどか細いその方の丸み。 捨て去ったたはずの女をいやが上にも強調するツンと張った乳房。 鎧の着装に支障をきたすのではないかとすら思われるくびれた腰。 張りと軟らかさの矛盾を持ち合わせた尻。 絶妙なラインの造詣でくびれた足首までを形どる足。 その全てがアンリエッタの加虐心を煽っていた。 ゆっくりとアンリエッタが近付くがビクリと震えるもアニエスは動かない。 ただ、一足毎に呼吸が荒く切なげに変わっていった。 アニエスの一歩手前で立ち止まったアンリエッタの右手がすぅと上がり、 切なげな吐息で無意識に何かを斯い願っている唇に人指し指を触れさせる。 「はっ…はぁっ…」 小さくも色をふんだんに含んだ吐息が指に絡まる。 胸はせわしなく上下し、その躯が興奮に高まっていることをアンリエッタに主張した。 つぅと指が顎を伝い、そのまま首筋をなぞってアニエスをビクリと震わせながら胸元へ。 起伏を伝い登り頂点を避けながら腹へ降り、ヘソを通って… 「ぁ…ぁあ…はぁっ…」 小刻みに震えて悦びの吐息を紡ぐアニエスの瞳を見つめたまま、 その指はアニエスが求め斯う場所へ。 「あ…ああ…あっ…!?」 すっと指が離れる。 アニエスの躯は待ち望む刺激が寸前で喪失したことで更に熱くなり、 潤んだ瞳で何故と問うた。 「懴悔がまだでしたわね」 「…ぁ…はぃ…」 そう言ったアンリエッタの視線がベッドへ移り、 アニエスはフラフラと歩み寄っていった。 その内太股の奥、閉ざされた秘裂を潤ませて。
またSか…
ふらつく足どりでベッドへ近寄ったアニエスは腰を曲げベッドに手を付いた。 足を曲げずにいるので腰の高いアンリエッタは尻を高く突き出したような状態になる。 足から腰にかけてふるふると震えているのは無理な姿勢を維持しているためなのか、 火照る躯が自然に作り出す昂ぶりのせいだった。 アンリエッタはその姿を確認すると脇の机から何かを取り出し、 椅子をアンリエッタの丸く震える尻がよく見える位置に据え、腰掛けた。 その一連の行為を音のみで察したアニエスは更に体が熱くなり既に汗ばみ始め、 フルフルと蠢く下半身がこれから行われる懴悔による贖罪の刺激を乞うている。 アンリエッタはその様に満足するとアニエスが言う。 「さて、懴悔でしたわね。’今度は’なにをやらかしたのかしら?」 過去に幾度となくこの懴悔が行われていることをわざと強調して相手の被逆心を煽る。 その問いかけに尻たぶの間の女の唇をひくつかせてアニエスは答える。 「わ、私銃士隊隊長のアニエス・シュヴァリ『アニエス?』」 アンリエッタの声が被さり懴悔が中断され、 アニエスは困惑気味な顔で何が悪かったのか、ぼんやりした頭で必死に考える。 「前にも言いましたでしょう?人と話すときは目を見て話すべきだと」 それはつまり、 恥ずかしい懴悔の言葉を、尻を突き出し高く上げた状態で振り返れという事だ。 アニエスの顔が羞恥で真っ赤に染まり、瞳に涙をにじませる。 同時に恥辱で熱せられた秘裂からついに淫液が溢れだし、ポタリと絨毯を汚す。 しかし命に背くことは有り得ない。アニエスは振り向いた。 椅子に腰掛け足を組み、’それ’を手に椅子に腰掛けるアンリエッタ。 その表情は普段の慈悲に溢れたものではなく、アニエスだけが見られるもうひとつの素顔。 アンリエッタの視線がアニエスを捉え、懴悔を促した。 はぅと吐息を吐き、アニエスは吐露する。 「私銃士隊隊長アニエス・シュヴァリエ・ド・ミランは、待機任務中にありながら あ、アンリエッタ様への…しょ、しょく…思い、みだ…らな…」 「淫らな…なにかしら?」 唇が震え続けられないアニエスにアンリエッタは聖母のような優しい慈悲の声で続き促す。 その口調が余計にアニエスを昂ぶらせ、その瞳から涙を溢れさせる。 「良いのですよ、アニエス。ここは懴悔の場。躊躇う必要はありません」 「あ…あ…あぁ…」 涙を流しながら唇を震わせるアニエス。うまく言葉を纏めることも出来ないようだ。 それをみたアンリエッタは立ち上がり、アニエスに近付くとそのままベッドの上へと移動すると
339 :
261 :2006/09/11(月) 23:00:26 ID:o/VFg2JQ
とりあえず、3スレ目260位まで、キャラ別ジャンル別に並べてみました。
あと、作者別に並べようかなと……一番難しそうだけど。
ttp://ja001.sukiwikiweb.com/zero 見てみておかしい点など有りましたら、ご一報を、あんまりこっちで報告するのも迷惑かもなので、
以降完成まで極力黙ります。
区分については、ほとんどそのときの気分で決めました……
変更依頼待ってます。ごめんなさい。
あと、引き続き、繋がりがおかしい、これとこれは自分が書いた、等待ってます。
SS書きたいけど、切の良い所までは作らないと気分悪いよぅ……
禁断症状まで行ったら、いきなり投げ出すやも……
>>339 乙!
だがせめて名前欄や日時表示は消してほしい・・・
341 :
261 :2006/09/11(月) 23:11:08 ID:o/VFg2JQ
>>340 さん
控える言って、いきなりです、ごめんなさい。
名前とか、日付表示、前後の同じ人が書いた文章は極力残してあります。
(多分ミスもあります、これ書いたの別の人とか、消しすぎとか)
理由・消すのは簡単だけど、拾いなおすのは大変だから。
雰囲気残るかなーってのも有ります。
後で言うつもりでしたけど、作者の方々も誤字等気になるところありましたら、
自分で編集、結構簡単ですので、触ってください。
基本的に、今後の更新全面的に自分でやる気はありませんので、
後で編集の仕方を纏めてから、ここに書くつもりです。
(まったく放るつもりでもないですが。)
人任せで申し訳ありませんが、気に成るようでしたら消していただいて結構です。
消しすぎたー、元が駄目になったーって時は、巻き戻しますし。
>>341 まとめサイトは言ってみれば「小説」を載せているわけだから
その時のスレの空気はどうでもいいと自分は思う。
正直、読みづらいしなにより逆に雰囲気壊してます
シエスタが伯爵に犯される話、普通に書かれてるだろうなと思ってたら、無くてちょっとガッカリ。 ひょっとして、みんなアニメ版には黒歴史的なモノを感じていらっしゃる?
>>341 いつも乙です
自分は名前欄残しとく派なので嬉しい計らい
消すのは自分で出来るしね
そういう方針みたいなのを決めないままに放置して それぞれに勝手に消してくれってのはちょっとどうかと思うけど まあwikiだから良いか
>>343 言われてみるとないね
何故かとっくに出てるような気がしてたw
個人的には、伯爵に陵辱された後で、サイトとラブラブする話が見たいかも
心は汚されてないけど、でも辛い、悲しい・・・みたいな
・・・ええ、「少女の苦悩」のシャルロット陵辱とか大好きな変態ですが
>>339 まとめ乙であります。
名前蘭の有り/無しを選択するってのはムズそう。
編集で消したあとで再度名前蘭を復活させるってのは重労働なんで、
編集時に名前蘭の行を
<cite></cite>
で括り、
WikiのCSS(/user/zero/style.css)に
cite {
font-style: normal;
}
を追加し、
名前蘭を見たくない人はユーザーCSSを適用できるブラウザで
cite {
display: none !important;
}
とすれば名前蘭が消えて見えると思う。
それくらいしか解決策が思いつかん。
もしくは、名前蘭有りと無しで二重化するか。
少なくとも俺が見てるまとめサイトはすべて名前欄は消去されてる。 もしくは白字になって背景と一体化。 俺はないほうがいいけどなぁ・・・
OS堕ちたorz
私はアニメ組なんですが、放映直後にモット伯×シエスタを投下しようと思った。
でも、スレの雰囲気がそれを許さない(純愛系メイン)から
鬼畜スレにでも投下しようと思ったけど、結局書かないで執筆断念。
シエスタが風呂(あの世界に湯船はないという話だが何故かシエスタは湯船の中)から
呼び出しがかかるが、
それからサイトが戻るまでに時間があるので
その間にやられてしまうことは充分可能だと思っている。
内容は陵辱でオチの関係上、救いがないと思うけど(苦笑)
モット伯はアニメのみだから、需要も僅少かと思っている。
原作派には受けよくないと思う。
>>349 ナイスビンゴ 00:00:00
日を追うごとにサイトとラブラブになっていくルイズに嫉妬したアン様が、 密かにワルドとフーケに連絡を取り、ルイズを陵辱させる展開キボry
352 :
261 :2006/09/12(火) 00:23:38 ID:tfgpSC/m
昨日申告のあったお二人と、自分の分、あと個人的な趣味で覚えてた205さんを登録して。
……ログ読みながらIDチェックして、作者拾うぞー……挫折しました。
(切の良い……の舌の根も乾かぬうちに)
面倒すぎる……ごめんなさい、教えてくれるか、自己申告願います。
で、今投下されてる分を纏めに放り込んだら、暫く放置します。
人の読んで纏めてると、創作意欲がむくむくと……。
>>293 さん すいません。312ですっとぼけた事言ってますが、スルーしてください……
無料サーバ探すの面倒なので、このままで……
ここ契約しただけで使えるので手間がなかったんです。
捨てアドだけで出来たし。
>>347 さん 思いついて、唐突に実行でしたので、知識はほぼ0〜。
Wiki側のCSSの設定は変更依頼のほうに書いてもらえば、書き換えます。
(かさばりそうですので)
………オーナー権限のIDとパス要りませんか?
>>348 さん 趣味が分かれるのも有りますが、昨日初めてこの状態ですので……
やってたら、まだ形になってないと思います。(テキスト拾うのが大変でした)
個人的にはどっちでもいいので、気に成るようなら消してください。
……有った方がいい人が巻き戻すかもしれませんが。
では、簡単に新規SSの登録法を。
1.名前を決める。ダブらない様に、あと記号は避けた方がよさそうです
(そんなレベルかっ自分、……いやページは作れたけどリンクにならなくて泣いたり)
2.新規の文字を押し、テキストボックスに1で決めた名前を入力。新規作成ボタンを押します。
3.作ったページが最近の更新状況の一番上に来ますので押します。
4.そのページ内の編集ボタンを押します。コピペなりなんなりでSSを入力
確認するのボタンを押します。
プレビューが出ますので、良かったら更新を押します。
登録自体はこれだけですが、このままだと、見に行きにくいので、作者別、ジャンル別、キャラ別など
に各個入力して行くと探す人がうれしいです。
各々のページで同じ様に編集を押して、登録済みテキストの最後にでも、
[[1でつけた名前]]
を追加します。半角の大括弧2個で括った名前のページに勝手にリンクになります。
以上です。いや、本当に。
で、作者の方々。
自分のSSの所にいって、編集ボタンを押した後は、好き勝手いじって、確認、更新
以上です。
でも、こー陶芸家みたいに、この作品は納得いかんっ
とかって、全文削除は悲しいので、出来ればやめてほしーなぁ……
以上ですー、では真上までの登録後、また趣味に生きます。(いや、これも趣味ですがっ)
何か有りましたら、変更依頼か此処にて通告願います。
ではっ。
353 :
261 :2006/09/12(火) 00:27:28 ID:tfgpSC/m
>>265 さん
場所の指定貰えば、拾いに行きましょうか?
354 :
322 :2006/09/12(火) 00:45:05 ID:xQd9bG/L
レスくれた皆へ お・・・おまいら・・・(つД`) わかった・・・・7万の軍勢に特攻してみるよノシ とりあえず過程は脳内で出来上がってるからすぐ書けるが性描写の部分になると 遅延する可能性が高い。色んなエロパロとかエロゲーから良い文体を拾ってくる。 まぁブログの更新もあるし。とりあえず時間軸は8.5巻ってことでノ
やっぱりかあのバカ犬ーーーーー!! 半分予想していたとはいえ、その一言でルイズの怒りは頂点に達した。 でも。 サイトと私はもう4回もしちゃってるわけで。 今日もこれから5回目の予定のわけで。 そんな余裕が、ルイズの怒りを半分ばかり抑えた。 「あ、ああら、ウチの犬がとんだ粗相を。 よーく言い聞かせておくわ」 言いながら勝者の笑み。 な、なんなのこの余裕は…! ルイズの余裕に、シエスタは思わずうろたえる。 「な、なんでそんなに落ち着いてるんですかっ!? シタんですよ私たち!?」 「私たち」にちょっとカチンと来るが、今のルイズにそんなものは通用しない。 「で、一晩で何回シタわけ?」 ふふん、と鼻で笑ってみたりする。 「い、一回ですけど」 「ああら一回!ただの一回! 私たちはもう4回もしたわ!ついでに言うなら今日5回目!」 いつぞやの、キスの回数の仕返しである。 しかし、それで怯むシエスタではない。 「でもサイトさんのハジメテは私が頂きましたが」 「サイトのハジメテ」。その単語にルイズの奥歯がぎりっと鳴る。 どんなんだったんだろ。どんなエッチな顔してたんだろ。 これは、悔しいかも。 ルイズの変化に気づいたのか、シエスタにも余裕が戻る。 しかし、これでは当初の予定とは大幅に違う。 「しちゃいました」「なんですってー」サイトさん逃げ出す「私がいます」ハッピーエンド、のはずだったのに。 ええいこうなったら。 「どうやら、白黒つける必要がありそうですねぇ…」 言ってシエスタはドン、と持ってきたワインの瓶を机の上に置いた。 「ふふん、どっからでもかかってらっしゃい…」 そして、宴の幕が開く。
「ただいまー」 ルイズに言いつけられた買い物を終えて、才人はルイズの部屋に上機嫌で帰ってきた。 だって今日は週に3度のシテいい日。 それも5回目。5回目ですってよ奥さん!んまぁー! 最近はルイズもちゃんと感じてるようで、前回の乱れようはスゴかった。 思い出すだに前屈みになるくらい。 おっと今は荷物抱えてるんだっけ。まずいまずい。 『この、節操なしーーーーー!!』 見事なユニゾンとともに放たれた二本のワインの空瓶が、荷物を満載して軽く前屈みになった才人の頭を直撃した。 気がつくと。 才人は両手を後ろ手に縛られ、下半身だけ裸で、ベッドの上に転がされていた。 「あ、あれ?あれれ?」 慌てて周囲を確認すると、広げられた足の間にシエスタがいた。両膝で才人の足を押さえ、閉じられないようにしている。 視線がなんか普通じゃない。 「し、シエスタさん?」 「ミス・ヴァリエールともシタんですってね」 地獄の底で吹く風は、あらゆるものを凍らせるという。 シエスタの声は、まさにその地獄の風だった。 「いやあのそれはえっとですねえっ」 言い訳が思いつくわけもなく。才人が狼狽ていると。 「ほんと、いけないおちんちん…」 シエスタが突然上着をはだけ、実はそれなり以上にある胸を放り出した。今日もはいてないらしく、はだけた瞬間、ぷるんと揺れる。 「あ、あの、シエスタさん…?」 「いけないおちんちんにはおしおきです」 そう言って、おもむろにはだけた胸で才人のモノを挟みこんだ。 「うわっ!」 入れたときとはまた別の快感に、才人の背中に電流が奔る。 シエスタは両手でむにむにと胸で挟み込み、才人を刺激する。 「ちょ、ダメだってシエスタっ…!」 「なにがダメなんですか?こんなにカタくしておいて。ホントに節操のないおちんちんですね」 言って胸をずらし、肉の谷間に埋めていた才人の先端を引き出し、口に咥える。 「うああぁっ!」
359 :
なかがさ :2006/09/12(火) 02:36:29 ID:8eH3Yoyg
今日はここまでディス あとまとめのヒト、「せんたいさん」で ・ある日、森の中 ・あなたのいないアサ ・時を駆ける少女 ・魔法戦隊メイガスファイブ を分けといてくだちい おながいします ノシ
>>356 いやほんとすごいな、向こうの職人さんたち。
ほかにもこんな良スレが眠ってるんだろうか。
スレの空気の違いも面白かったw
ふと思いついたんだけど サイトがルイズの世界に残るんじゃなくて 最後何らかの帰る方法が見つかってサイトは帰ろうとするんだけど ルイズがサイトについていって(もしくは事故で巻き込まれて) 現代でサイトと仲良く暮らすルイズって想像したら萌えないだろうか?
>>森の中の人 お前は俺かってほど好みがにてますね シエスタとルイズにお仕置きされる続きにWKTK
>>361 いきなり大都会の只中に転送されて「な、何ですか?ここどこなんですか?」状態のルイズを想像して萌えたw
右も左も分からない不安と共に、サイトが守ってくれる安心感から何とか平静を保ってるものの、
自分は召還されたばかりの頃のサイトに、安心させるどころか散々酷い仕打ちを繰り返してきたのを思い出し、
罪悪感でますます塞ぎこんでサイトをオロオロさせる という妄想がry
シエスタは逆に一瞬で現代社会に溶け込みそうな悪寒w
最後はやっぱりサイトが死ぬ。 とか駄目だよね?
>>363 もちろんバイト先はメイド喫茶だよな!?
ブリミルのいう奪還すべき聖地がエルフの住む地じゃなくて、サイトのいる現代だったら面白いのに。
それだ!
>>361-363 俺も読みたいなそれ。
シエスタは半分が日本人だからねぇ。それはジェシカにも言えることか。
似たようなSSなら上に張ってあったアニキャラ板のルイズスレで見た気が…
平賀ルイズなんて名乗ってたような? ここへの引用okかな?
>>352 保管庫作って貰ってなんだが
保管庫のやつ読んで、いいから話書けオモタ
俺だけ?
アニキャラ板とエロパロ板…保管庫… 今最盛だな!ただ…誰か避難所orz
>>361 帰還方法が見つかり帰ろうとするサイトを
帰らないように体で迫るルイズというのは考えたことがある。
ルイズが現代に来たら「なんだ。お城もあるじゃない。この国の王に謁見するわよ」
といってルイズが向かったのが、郊外の西洋風の城の外見をしたラブホテルw
なんてのを思いついたよw
現代に来るルイズは面白いかも。
いっそ、ルイズとシエスタが来て、サイトの家に上がり込み
この世界で生活していくために働いたり、両親に気に入られようと頑張ったりして
競り合う二人というのは面白いかなと思った。
家事ができるシエスタがサイトの母親に気に入られてルイズが不機嫌になったりw
ルイズ「あら?変わった個室ね・・・」 ルイズ「香りも装飾も、悪くは無いわ」 ルイズ「サイト、お茶を持ってきて頂戴」 こんなのが普通に浮かぶな
むしろ帰ってみたら家がなくなってるとか パラレルワールドみたいになって
>>363 で、ささやかながら歓迎会まで開かれちゃったりして、
感極まってぽろぽろ泣いちゃうわけだな
「わ、わたし・・・っ・・・サイトに、あんな酷い事・・・したのに・・・っ」みたいな
同じ時間軸じゃないかもしれないし。
ルイズの戸籍とかどうすんのよ!? とか聞いたらヤボ? だよね ごめん、吊ってくる
戸籍は婚姻届を出したり 社会保障を受けるのに必要であって そうでないなら戸籍はなくても問題ない。
戸籍は最悪、中国人か朝鮮人から買えばいいよ
アメリカでは戸籍の偽造なんて日常茶飯事。
そのまえに親が怒るだろ どこで拾ってきたの!2匹も飼う余裕なんてありませんよ!捨ててきなさい!
382 :
261 :2006/09/12(火) 21:15:13 ID:tfgpSC/m
アニキャラスレから いくつか登録しました、これで全部でしょうか? 自分の……書き始めます
そこは2秒で「了承」だろ
>>382 乙!
新作ワクテカしながら待ってます。全裸で
今って全盛期なのかなぁ
アニメ終わってもすぐ新刊出るから それなりに勢いは維持される気がする。 アンリエッタがどれくらい黒くなるかwktk
もう既に十分黒(ry その気になればいつでもルイズを切り捨てられる、てのは7巻で証明されてる品 ある意味ミョズニトニルンよりアン様のが怖いw
>387 なんか、原作読みたくなってきた。
最後は、才人はハルケギニアに残ってルイズとシェスタが日本に飛ばされる。 ……とかだったらイヤだなw
>>387 7巻って殿作戦のことか?あれは現地の将軍の独断だろ。
撤退の要請も本国の部隊に突っぱねられたみたいだから、
ルイズを殿に使う作戦はアン様まで届いてないっぽいけど。
折角虚無までつけたのに!発言はありゃ感情に任せて
言っちまったもんだろうし。
まぁ、十分に黒いのは確かだけどなwww
個人的にアン様には寝取りが一番似合う気がするw
アンリエッタは浮き沈みが激しいからな まあキャラ立ちしてて良い事だ
ルイズの使い魔さんが欲しい →ルイズ邪魔、消そう →前線部隊の撤退要請を退け、孤立無援になるよう仕向ける →ルイズを鉄砲玉に使うよう、前線司令官にこっそり命令 →にっくきアルビオンに大打撃を与え、邪魔なルイズも合法的に消せて一石二鳥! →・・・と思ったら使い魔さんが代わりに特攻しちゃった!ああ使い魔さん、あなたは今どこにry という妄想を逞しくしてニヤニヤしてる俺黒アンスキーw
394 :
261 :2006/09/12(火) 22:59:43 ID:tfgpSC/m
>>384 さん……ごめん、多分エロくない……
新刊出る前に、コルベールとキュルケ書いときたいなと、
生きてるにしろ死んでるにしろ、見えない間に自分の話作りたいなーって感じですっ。
ちなみに、なんかひさびさっぽくて、筆が進まないので、息抜き。
ちょっと質問なんですけど、アニキャラのスレのほうにも勝手に加えました…
…て言った方が良いのでしょうか?
纏めサイトなんて創ったことなかったので、礼儀が分りません……
……自分で報告するのもなんか恥ずかしいし……
どうなんでしょう?
395 :
280の人 :2006/09/12(火) 23:48:23 ID:JHaDLjv0
OSオチの時にセーブし忘れたアニエス×シエスタが100行くらい巻き戻って 脳内修復作業に難航してる所にデムパきたので張る。 お目汚しどころじゃないヘタレさ加減だけど、初めてのルイズもの。
月明かりに照らされたルイズのお部屋 ゴソゴソ……ムクッ キョロキョロ じぃぃぃ〜 …ツン………ツンツン…『うぅ〜ん…』ビクッ!…… 『ぐぅ…ぐぅ…』 ホッ… ギシッ…ゴソゴソ…カチャカチャ…カチャカチャカチャ… 「むぅ…カチャカチャ…カチャ…!…ふぅ…」 ずり…ズリズリ…ズリリ… 「ふぅふぅ…」 すぅ〜はぁ…すぅぅぅ〜〜…はぁぁぁぁ…ごきゅり… モゾ…モゾモゾ……モゾリンコ…テロン 「ッ!!…ドキドキ…」 ツン ピク 「!」 ツンツンッ ピクピク 「!!」 ツツッ ビクッ 「!?」 サワ…サワサワ… ビククッ…ムク・・・ムクムク サワサワ…クニクニ ムクムクムクッ…シャキーン(`・ω・´) (・∀・)
ニギ ビクン! ニギニギ ビククっ! ニギニギニギ…キュッ ビクククッ!…トロ… ササッ!!…バクン バクン バクン……ソ〜〜…ピト…ヌルヌル…ヌリヌリ… ビクンビクン…トロトロ… ヌリッ…ヌリッ…ニュリッ…ニュチ…ニチ… ビクン ビクン ビククン! ニチッ ニチッ ニチッ ニチュ ニヂュ ニヂュヂュヂュッ ビクン ビクン ビクククン ビククククッ ハッ…ハッ…ニチ ニチ ニチ ビクククゥゥ…ブクン !!!ッ…ニチニチニチュニチュニチュニチュニチュニチュチュチュチュ! ドクン!はむっ…ビュッ ビュビュッ ビュルルルッ… 「ん…んふっ…んふぅ…んふぅ…ふぅ…ふぅ…んん…ん…ん…ン...」 ピチュ…………んっ!…コクン コクン コクン… はぁぁぁ… ゴソゴソ…ズリズリズリ…カチャカチャ…カチャリンコ… ゴソゴソ…ポフッ…コテン じぃぃぃぃ………そぉ〜〜〜……チュッ スゥ…スゥ…スゥ…
「ぅ…ん……ん?…さいと?。 …サイト! いつまで寝てんのっ!起きなさい!!」 ゴン! 「っ〜〜〜!! っつ〜〜。な、何すんだよ! 「何するもないでしょっ。ご主人様より先に起きなくてどうするのよ。このバカ犬がっ!」 「わ〜ったよ。起きりゃいいんだろ」 (はぁ…最近疲れ気味なんだから、ちょっとは大目に見ろよなぁ…) 「何ブツブツ言ってんの!」 「いいだろ。ちょっと疲れ気味なんだよ」 「つ、つかれぎみ??」 「あぁ。なんかダルいっていうか、疲れが取れてないっていうか…」 「そ、そそそんなに疲れちゃうものなの?」 「はぁ? 何言ってんのおまえ?」 「へ?…そそそそう意味じゃなくて一般的っていうかなんというか…」 「? まぁ疲れてるのは確かだ」 「そ、そう…なんだ…」 「おまえ、顔赤いぞ。 風邪か?」 「ち、ちがうもん! 風邪なんかじゃないもん!」 「お、おう…(何ムキになってんだか)」 「じゃぁ着替えと洗面の用意をしなさい」 「わーったよ」 ゴソゴソと着替えを用意するサイト。 (そっか。そんなに疲れちゃうんだ。アレ…) ルイズはほんの少しだけ同情してやることにした。 をわり
ワロタwwwwww
>>394 |д゜) <羽交い絞めの中の人、了解
サイト最終日の中の人も了解してるようですし、挨拶は別にいいんじゃないでしょうか
むしろ、自分の拙い文章をここに並べていいものか恐れ多く・・・orz
いつも楽しみに読ませて貰ってます。職人の皆さん&まとめの管理人さんGJ!
あ、あとキャラスレの前スレ終盤に貼った分が
少しだけあったので、加えさせてもらいましたー
>>395 ナイスデムパ!w
OS修復がんがってください
>>375 一応真面目に考えるなら時間軸はおなじっぽいぞ。バズーカの件の話とかから考えるに
どうかな 帰れても現代とは限らないし ゼロ世界の中世に召喚されたのであって、 現代に相当する歴史がもうあるかもしれないよ
また違う世界に召喚されるかもね
404 :
261 :2006/09/13(水) 08:32:25 ID:ZjyDY/55
>>400 さん
了解を了解。感謝。
最終日の中の人……このスレにいてるのかな?
拙い文章って言われると、自分の分が恥ずかしくなるので……
なんだか最近、職人さんというより管理人さんですっ……
折角のWikiなので編集してもらって幸いです。
拾いそこね、失礼しました。
>>395 さん
自分も、昨日・一昨日と一回づつPCが勝手にリセット。
……何か有ったんでしょうか?ウィルスチェックとかには特に何も掛かってないんですが。
スレ違い失礼。
保管庫の変更、以降保管庫トップのコメント欄に記述し、基本こっちでは黙ります。
ここ2,3日うるさくしてすいませんでした。
ではっ。
まとめ2 3日で出来るなら、もっと早く作ればいいのに。
こういうのはやる気になるまでが大変。
407 :
せんたいさん :2006/09/13(水) 10:48:08 ID:sKTBUZfS
ちなみに せんたいさん=妄想請負人 だったりする罠 るいしえの続きは昼以降になりましゅ。夜勤明けネムー
いい夢みろよ!
>>404 保管庫キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
早速長編読んでます
女王の関心まだかな〜
>>405 そんなこというなら自分で作ればいいのに。
人が頑張っているのになんて言い草だ。
スルースルー
>>151 亀レスだけどGJ!
シエスタやアンリエッタ、カトレア等の鬼畜物も見てみたい
しかし、孕ませでおっきした俺は歪んでるのかな…
そんなあなたに便利な言葉。 「ものにもよる」
宝玉のせいでサイトを襲ってしまい泣きじゃくるシャルロットとか 過去の陵辱劇を思い返し泣き濡れるシャルロットとか 過去のサイトへの仕打ちを後悔し涙するルイズとか そういう描写見ておっきさせてる俺という変態もいるから心配するな
ルイズの小さな尻にペニスを突き立てたい。
ルイズのペニスを尻に突き立てられたい。
ルイズにはチンコも毛も生えておりません!!
さすがに毛は生えてるだろ。 ルイズはロリじゃねえ。ただ貧乳なだけだ。
そりゃあ髪の毛はね。
ロリで貧乳→ルイズ・シャナ 辛うじてロリじゃないが貧乳→里香 だと解釈してるぜ
才人とシエスタの絡みを横目で見ながら、ルイズは焦っていた。 『交互にサイトとシて、気持ちいいって言わせたほうが勝ち』 酔った二人の首脳会議により、才人の所有権はそれで決定されることになった。 ちなみに才人に選択権はなかったりする。 二股かけるような犬に人権なんてないのである。 しかし、この現状を鑑みるに、ルイズの敗北は濃厚であった。 アレは自分にはちょっとムリ…。 一生懸命寄せて上げてみるが、物理的に谷間を創ることが不可能だった。 なんとかして止めなきゃ!サイト盗られちゃう! 慌てて酔った頭脳で考える。 ピンと来た。あれっきゃない。 ルイズはクローゼットに駆け寄り開けると、クローゼットの隅っこに置いてあった小さな紙袋を手に取った。 「ほら、キモチいいんでしょ?ほらほら」 「うあぁぁぁっ!」 ぐにぐにと胸の圧力で快感を与え、言葉で責める。 耳と性器の両方から襲い来る快感に、才人は抗うことができない。 がんばれ私、後少しでサイトさんは私のもの! マトモなら台詞も行為もかなり恥ずかしく感じるのだろうが、酔ったせいで頭の芯が吹っ飛んでいるシエスタは、もう才人に「キオチいい」と言わせることしか頭にない。 「言って!キモチいいって言って!」 しかし少しばかり与える刺激が強すぎたらしい。 「ダメだ、シエスタっ!」 びゅびゅっ 「きゃあっ」 シエスタの胸の谷間で果てた才人は、白濁液をシエスタの顔に吐き出していた。 「ふぁ…あつい…」 顔と胸にぶちまけられた才人の熱い迸りに、思わず惚けてしまうシエスタ。 それを見逃すルイズではなかった。 「そこどきなさいバカメイドっ!」 押し飛ばされてベッドから転げ落ちるシエスタ。 落ちた拍子に頭を打って目を回してしまった。 「ご、ご主人様」 「へ?」 迸らせた快感に惚けていた才人の耳に、聞きなれない単語が届いた。 この声でこの単語はアリエナイ。 頭までトんじゃいましたかオレ。 「ご、しゅ、じ、ん、さ、ま」 今度は耳元ではっきり聞こえた。 ていうか耳たぶに熱い吐息が。ていうか耳たぶ噛んじゃダメだろルイズ。 「ルイズッ!?」 はっとしてこそばゆい右耳の方を見ると。 はたしてそこには、かつてアルビオンで見た黒猫の衣装を着た、ルイズがいた。 これこそが、ルイズの一発逆転の秘策であった。
「悪いメイドは退治しましたにゃん…。 だ、だから、ご、ご褒美欲しいにゃん」 言い馴れない台詞に赤面しながら、ルイズは子猫のように才人に身体を擦り付けてくる。 なにぶん布地の少ない格好なもので、押し当てられる小さな胸やら女の子の大事な部分の膨らみやらがダイレクトに伝わってきてなんだかもう。 むしろそれよりも、ルイズの言動にたまらんものを感じる才人であった。 「どどどどどどどどーしたんだよルイズ!」 「こ、今夜はアナタがご主人様にゃんっ」 赤くなりながら、才人の上で猫のように四つん這いになり、上目遣いで才人の顔を覗き込む。 「して欲しいこと、言って…?」 潤んだ瞳でそんなことを言ってくる。 うわあああああたまんねえええええええええ。 上目遣いに見上げる顔の上には、非現実的な黒いネコミミ。才人の身体に擦り付けるために反らせたせいで、才人の目からはルイズの頭越しにふりふりと揺れる尻尾と、小ぶりなヒップが飛び込んでくる。 ルイズエロいよルイズ。 「手」 「え?」 「手ぇ、ほどいて」 とりあえず、あのけしからんお尻をなんとかしてやりたい。ののののの、脳髄を直撃するじゃないかっ! 自由がどうとか以前に、そんな思考が頭を支配した才人であった。 しかし、ルイズの返事はそれに反していた。 「だめ」 「え?」 なんで?して欲しいこと言ってって言ったじゃんかよぅ…。 自由になるとかいう以前に、このけしからんネコミミルイズをどーにかできない事にがっくりくる才人だった。 しかし、がっくり来たのもつかの間、次のルイズの攻撃は才人の脳髄を完膚なきまでに叩きのめした。 「だって、ご主人様目がえっちなんだもん。 手、ほどいたら、ルイズにえっちなことするもん」 そんな事いいながら、背中を向けつつ流し目を送ってきやがったのだ。才人の上で。 もちろんこれだってルイズの作戦である。 「しししししししししし、しませんからっ!しないからほどいてっ!」 いやその目は絶対するだろう。ていうか鼻息。鼻息なんとかしてよサイト、とか心の中で呆れながら、ルイズは背中越しに甘えた声で尋ねてみる。 「ホントにしない?」 「しない、しない」 「ホントにぃ?」 「ホントにホント」 「嘘ついたら…ひどいんだから」 でもしなかったらもっとひどいかんね、とか思いながら、ルイズは才人の腕を縛る縄を解いてあげた。 果たして、封印を解かれた獣は襲い掛かってきた。 「ルイズーっ!」 「きゃー、ご主人様のウソツキーっ!」
423 :
せんたいさん :2006/09/14(木) 00:48:31 ID:xqrO1e3x
寝たら日付跨いじまったorz どんどん内容がアホになってくる・・・俺の頭をどうにかしてくれブラザーorz しかしまだ終わらない。すまにゅー
(・∀・)目が覚めまスタ
ちくしょう、ここで寸止めかよ (;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ
斎藤さん
シエスタよりもアンリエッタとルイズのどろどろとしたサイトの奪い合いが見たくなってきた ちょっとダークっぽくなりそうで想像するとゾクゾクするw
>>427 お前な・・・・。
アニメで幼い二人が無邪気に遊んでる様子が映った場面で成長した二人が一人の男(才人)
に同時に食われるというシチュを想像したら未だに俺の中にどす黒い物が眠ってるよ (;´Д`)
ルイズがピンチを切り抜けて生還する度に、心の中で「ちっ・・・」と舌打ちするアン様
アンリエッタのエゴイスト振りには時々萎える
統治者として成長したと見せかけて 今度は権力傘に幼馴染みの男狙う女の性が・・・ ああ、戦争吹っ掛けたのも女の性かw
アン様にはもうオモチャ(アニエス)がいるのでもう他のはいりませんのだ 俺内ゼロ魔カップリング ルイズ×才人 シエスタ×才人 ティファニア×才人 モンモン×ギーシュ タバサ×キュルケ アン×アニエス わかってるとは思うけど後半がオモチャにされる側ね
覆いかぶさってきた才人がまず最初にしたことは、キス。 ルイズは才人とキスするのが大好きだ。 身体を触られる時みたいなゾクゾクはないけれど、唇同士が触れ合う瞬間、身体中がぽーっと暖かくなる。 なんだか気持ちが優しくなって、才人の全部が大好きになる。 もちろん才人も、4回の経験で、ルイズがキス好きだと理解していた。 「まずは、ご褒美、な」 一度唇を離し、才人はそう言ってくれる。 あ、ヤバい。なんか凄いふわふわする。 酒の影響とキスのせいで、ルイズの頭の芯はぼーっとしていた。 でも、この隙に言っておかないと。 「えっちなことしないって言ったのに…ウソツキ」 ちょっと頬を膨らませ、拗ねたように言ってみる。 「ルイズが可愛いのがいけないんだろ」 そう言ってもう一回キス。 くさい台詞と判っていても、嬉しい。 合わせた唇から、ため息が漏れる。 「…んふ」 才人の右手がルイズの胸に伸びる。 申し訳程度に胸を覆っていた衣装に、指がかかる。もともと急造の衣装は、才人の手であっさりと脱げ落ちた。 一応、抵抗しとこ…。 フリーになった左手で才人の右手を掴み、抵抗する素振りを見せる。 すると、才人は何を思ったのかその手をとり、ルイズ自身の胸に当てさせる。 自分でも、乳首が硬くなってきているのがわかった。 「ほら、こんなになってる」 唇を離し、才人はルイズ自身の手でルイズの胸を刺激させる。 「や、やぁ」 自分でしているみたいで、ルイズは羞恥に頬を赤らめ、視線を逸らす。 「キモチいいだろ?」 言って才人はルイズを抱き上げ、自分の膝の上に座らせる。 右手はルイズ自身の手を操り、ルイズ自身の胸を嬲らせる。 左手はルイズの腰に回し、いやらしく尾てい骨の辺りを中心に、ルイズの小さなお尻を撫で回し始めた。 「ふぁ…だめ、それなんかやらしいっ…」 才人の上で腰をくねらせ、空いた右手で才人の胸板を押し、逃げ出そうとする。 しかし、ずり下がったルイズの白い肉丘を、熱くたぎった才人の肉棒が止めた。 「ヤダ…熱いの…おしりにあたってる…」
「ホントのご褒美だよ」 ルイズの耳元で囁く才人。 思わずかぁっとルイズの頬が朱に染まる。 「ホントの、ご褒美…」 自分で言っておきながら、その言葉に自分で恥ずかしくなる。 その隙に、才人が両手でルイズの白い双丘を包み込んだ。 そのまま、両手でその丸みを楽しむように撫で回す。 性器でない場所を嬲られる背徳感と、むずがゆい快感に、ルイズの声が震える。 「ふぁっ、やぁっ…お尻なでちゃやあ…」 今度は空いた両手で才人の胸を押す。すると、今度は才人の肉棒がルイズの肉丘をなぞり、薄い衣装に隔てられた裂け目に当たる。 「ルイズ、おしりがいいの?」 耳元でルイズの反応を楽しむように、才人はルイズに囁きかける。 「おしり、へんなのぉ…むずむずするのぉ…」 涙目でルイズは訴える。 そんなルイズに気をよくした才人は、ルイズの腰に巻きついた、薄い毛皮をずらした。 粘液を滴らせた秘裂と、ひくついた肛門が露になる。 才人は左手で衣装が戻らないよう抑え、右手のひとさし指でルイズの排泄口をノックした。
「ひゃっ」 羞恥と背徳感に、浮き上がっていた意識が戻る。 「だめえ、そんなとこだめえ」 必死に訴え、才人の右手を掴む。 「じゃあ、どこがいいの?」 意地悪な笑みを浮かべ、ルイズの身体から手を離し、才人はルイズに問う。 快感に酔った自分の顔を覗き込む才人に、ルイズは赤面し、顔を背ける。 「そんなの、言えないもん…」 「じゃあ、ご褒美はなしだな」 そう言って才人はルイズを抱き上げる。 軽く中腰になったところで、ルイズは才人の頭を抱えた。 「やだ。こんなとこでやめちゃやだぁ」 「じゃあ、どんなご褒美が欲しいか、言ってごらん?」 この、すけべぇ…。 自分から誘っておいたことも忘れ、ルイズは心の中で抗議する。 仕方なく、赤面しながら、要求を口に出す。 「サイトの、私の中に欲しいの…」 既に、呼び方がいつものそれに戻っていた。 才人はにやりと嗜虐的な笑みを浮かべると、言い放った。 「ご主人様、だろルイズ?」 「ご、ご主人様の、お、おちんちんが欲しいの…」 えっち、へんたい、どすけべぇ…。 それでも、抗議は心の中だけだ。 真っ赤になってルイズが言うと、才人は満足したのか、ルイズの腰を持ち上げ、自らの上に愛液を滴らせたルイズの秘所をあてがった。
436 :
せんたいさん :2006/09/14(木) 15:48:18 ID:xqrO1e3x
んじゃちょっと用事で出てきますノシ
ルイズ、全然奴隷っぽくないな 没
ルイズだしな
>>431 ワルドに続きアンにまで裏切られたらルイズ壊れちゃいそうだな。
>>439 むしろサイト依存症じゃないかな。
浮気(という事に脳内処理)なんぞしようものならスクールデイズ系バッドエンドが。
>>436 GJ!
二人がラブラブしてる間、ベッドの下で放っとかれたまま寝てるシエスタを想うと涙を禁じえないw
>>439 アルビオンでは色々と辛い思いをしたからな・・・
サイトがいてくれたから何とか気丈でいられた訳で、もしまたサイトを失うような事があったら
本当に壊れちゃうかも
最後がどうなるのか色々騒がれているが サイトが帰ったらルイズは何が何でもサイトを手に入れようとするだろうな。 サイトをもう一度召還するか自分が地球にいくか。 もしくはサイトを監禁するとか(笑)
>>もしくはサイトを監禁するとか(笑) ありえそうで吹いたww
>>442 最後はハルケギニア残留エンドか、地球帰還エンドかって話だな。
地球の科学力を見てカルチョーショックを起こし寝込むルイズ(;´Д`)
>444 エロ本とかAVとか? つーか、ノートPCの真の姿に驚愕するんだろーな。
>>445 い、いやらしい。いやらしいわ!
とか言ってても夜な夜なお勉強さんなんだろうな。ルイズw
447 :
承者 :2006/09/14(木) 23:35:09 ID:QkpaOZA4
ちょっと作品投下頻度が…(今までがスゴすぎ)誰かシチュ希望ある?猟奇以外は可
亀だが
>>150 の評価 感謝。鬼畜は受け入れられないと思っていたのだが、需要あるなら適当に希望してくれ。なんなら>151の続きでも他のヒロインでも…俺は異常者だな(-_-#)
サイトがを死姦
>>承者 あなたを異常者と呼ぶのなら私は喜んでそう呼ばれよう。
>>442 「えー、サイトを監禁して、塔に閉じ込めなさい。そうね。
一生出さないから鎖は頑丈なものに取り替えなさい」
こうですか!分かりません!
>>447 それならばリクを。エロパロスレ初のテファSSを投下してください。
あと「友達だからいいの」は是非使って欲しいw
じゃあ俺もテファ!搾乳!ドロドロ! をリクします。 変態でゴメンね。
ミルクローションパイズリ、と申したか
453 :
承者 :2006/09/15(金) 02:05:38 ID:01WaB7ta
また妊婦ネタになるけどいいのか?まあおっきなおっぱいにミルク…黄金の組み合わせだが…
貴様!妊婦でないと母乳は出てはいかんと申すか。 っ先住の魔法orアンドバリの指輪 っモンモン っエルフは孕んでなくても母乳がでちゃうんです いくらでもシチュを考えてください。
エルフには『おちんちん』が生えてるって施設で教えこまれた。 胸革命もそうだって言われた。
妊婦でなくても(出産経験もなし)母乳は出ますよ。 実際にそういう人います。 女性ホルモンバランスの影響です。 この場合、女性は妊娠出来ません。 ただし、これは要注意です。 脳腫瘍が出来ている可能性があるからです。 もし、こういう人がいたらすぐに産婦人科へ行くと共に、 脳外科に行ってMRI検査を!
457 :
承者 :2006/09/15(金) 06:03:56 ID:01WaB7ta
↑は知ってた。だから妊婦にこだわってた…でも良く考えりゃファンタジーだしな。兎に角ミルクマシーン書きまーす
>>447 既に流れが決まった後に言うのもアレだけどいつでもいいので
もし可能なら
>>361 のシチュのSSがみたい・・・。
テファが、裸の胸を晒していた。 草色に染めた、妖精風の服が半端に脱がされて、大きなおっぱいの途中で引っ掛かっている。みずみずしい肉の塊をきつく――赤く変色するまで圧迫していた。 「きゃふぅうん!」 ひっぱたかれた子犬のような泣き声。円筒形の下半身が凶悪にいきりたち、今しもテファの肉ひだに身を沈めてくつろごうとしているところだった。 先端が触れる。テファがあからさまに萎縮する。怯え縮こまり、震える膝頭が男の腰を挟んでふたつ、哀れなほどぶるぶると揺れている。滑り込もうとする異物がテファの花弁をぬるぬるとはい回るたび、テファは身悶えた。 「やだ、は、入る、入っちゃうっ、いやあ、ああぁっ!」 テファがわめく。色気も艶もない絶叫。いいようにされるのが怖い、顔色も変えない才人たちが怖い、だがそれ以上に、いやだと言って泣く以上の抵抗で機嫌を損ねるのが怖い! 「うっせーなあァ……」 才人が、興ざめした顔で呟いた。 それを受けて、子供が小瓶を降ってみせる。 「才人にいちゃーん、やっぱりコレ飲ませようよー」 「そーだよ。なんかほら、あんま感じてないっぽいし」 「あァ? だからダメだっつったろ」 「そりゃちょっと高くつくけど、ぜんっぜん濡れないよ、テファ姉ちゃん」 「テファ姉ちゃーん、イイ子だから濡らして?」 勝手なことを言いながら、テファの乳首をひねってみせる。 「ッひゃゥ!」 「あーあ、かわいい声出しちゃって」 「ほんと、リアクションとおっぱいだけはデカいんだよね」 「やっぱコレ……」 「しつけえよ!」 「……はあい」 才人はもう一度挿入のために入口をまさぐると、角度を合わせて先端を押し込んだ。乾いた生肉が絡み付く、あの独特の痛みが官能とないまぜになって頭を痺れさせる。
「だりィな。もうツッコんじまうか」 「そーだね!」 「……っ! やっ……」 浸食はさらにさらに時間をかけて行われた。抵抗は激しかったが、横から子供ふたりに押さえつけられていて は、親指一本まともに動かせないようだった。血が昇った頭と顔をあざやかなピンクに染めて、首を振る。光 の輪の乗る金髪が、さらさらっと、空気を孕んで散った。 「きゃぅ、ふぅっ、ぃうぅぅん! んーっ、ぅ、……ぁ、 ふっ……うー……」 テファは暴君の振る舞いに驚き、怯え、拒絶し、やがて静かに諦めた。ティファニアの体にがっぷりと食い込んだ肉厚の モノが、ぴたりと静止して動かないのに気付いたのだ。 銃口を突き付けられた人間とそっくりの顔つきで、ただただ神妙に息を吐いていた。 貫通果たして逸る才人が、手始めに、ずぷずぷずぷっ! と体ごと揺さぶって突いてみたが、ティファニアは『ん ーっ!』と低く声を殺すだけで、苦痛に顔をゆがめている。 つまんなそうに、とっさに思い付いたセリフを、言うだけは言ってみる。 「おいおい、腰が動いてんぜ?」 「ぎゃはは、ベタ!」 「どこのエロ本だよ!」 「うるせ。――ん?」 そのとき、ひくり、とティファニアの内部が胎動した。抵抗がききすぎて痛いくらいの肉襞が、初めてしなやかさを帯 びたのだ。微熱をはるかに超える温度でうるみをたたえ、今にも滴り落ちそうですらある。 才人は笑った。線の細い顎をにやにやと崩して、ティファニアの目をゼロ距離から睨み付ける。 「満更でもなさそうじゃんか」 臆病そうな瞳いっぱいに涙が溜まる。そんなことはないとでも言いたげに、彼女は脚を閉じてみせる。 「そんなに咥えこみたいのか? 好きモノだなあ? この淫乱」 思い付く限りのベタな単語を並べながら、才人は大きめのストロークで一度動いてみせた。硬くせり出した 笠の突端が、いちじくの実を舌ですりつぶす程度のあっけなさで女の中をかき乱す。 「そんな、こと、……あんっ、ふぁっ! あああんっ!」 変化は明白だった。声がいきなり甘みを増した。 「んだよ、いきなり濡らしてんじゃねーぞコラ」 「うそ、いや、……っ! あぁぁぅ……ひゃん!」 ティファニアは肩をのけ反らせて才人の腕にすがりつく。爪を立てるティファニアを疎んじて才人は身を起こす。 あらわになった巨大な乳房には、充血した乳首がぷっくりと持ち上がっていた。 「おおおお!?」 「イイ! サイコー!」 「エルフラブ!」 「エロい! エロいよ!」 「ゃあ……見ない、で、っはあぁん……」 煽られて女はますます体をくねらす。裸が赤く火照っているのに、乳房だけが真っ白い生き物のように跳ねた りたわんだりを繰り返している。 「下のお口は素直だなァ、おい?」 「んんっ……ん、あ、やああ……」 「そして才人兄ちゃん演技が下手クソ!」 「だーっ! うるさいですよ子供達! せっかく人が 盛り上げてやろうってのにですね!」 才人は短気を起こした。苛立ち紛れに、下敷きにした胴体の、あばらのすぐしたあたりを平手打ちにした。きゃん、 とティファニアが鳴く。下半身がくぅっと締まる。
「なんだよテファ、ひょっとして、イジメてちゃん?」 「ちが、いま、……すぅ……ふあぅん! ……あぅ……」 ぱちゅんっ……ぱちゅっ……ぱっちゅっ…… ティファニアはゆるやかな狼藉に完全に身を委ねているように見える。猫のように目を細めてサイトを眩しそうに 見つめる顔は、どう見たって淫蕩としか形容できない。 ――ちゅぐむっ、ぎちゅむっ、ぱちゅぐむっ…… 「あくうぅっ! ……あっ、才人さ……ああっン……」 ティファニアの両足を人魚のように纏めて抱える。 浸食の角度がさらに深くなった。才人は付け根までティファニアの分泌物でぐちゃぐちゃにしながら、棍棒を抜き差しする作業に専念している。 「すげぇなあ、テファ……感じてんだろ? まとわりついてくんぜ……」 「ふぁあん……違う、ですぅ……!」 ティファニアはもつれる舌で、甘えるように抗議する。口で嫌がっていても才人には分かる、とぷっ……と、 またあらたに濡れた秘所をひと突きされて、ぷしっ、と、みだらな水溜まりが跳ね散ったのが。崩れ落ちる寸前の アイスにスプーンをツッコんで、思う様かき回したらこんな風にもなるだろうか。 ――ぱっちゅ、ぱちゅん、ぱちゅっ…… かまわらで見てるだけの子供たちが、とうとう我慢の限界に達したようだ。 「ド淫乱だよねぇ、テファ姉ちゃん」 「……こんなに何度も何度も何度も何度もハメられて」 「どんどんどんどん気持ちよくなってんだろ?」 ぐずつくように、次々とティファニアを責め立てる。 言われるたびにティファニアは、まるで暗示にかかったように悦んだ。ぬぷし、と内部を貫く才人の肉棒に とりすがって絡み付き、きうっ、と、せつなげに縮こまる。 ティファニアは今にも泣きそうだ。 「ふっ、うぅ……もう、いやぁあ……」 ――ちゅぷっ、ぐちゅっ、ぬじゅっ…… ――じゅぷっ! 「ひゃあン!」 才人は、ティファニアの秘密のカギ穴に、肉のキーをしっかり差し込んだ。ぐちゅぐちゅととりとめなくぬめる内部を、ティファニアの快楽への扉を開錠するべく 特別な技巧を加えて腰をうねらせる。 「あ、あああんっ!」 ティファニアはあからさまに顔をゆがませた。 「いやっ、だめぇ……それぇ……!」 「テファ姉ちゃん、顔真っ赤だよ」 「いやいや言って、よがってんじゃん。最低のスケベだね」 「ねえ、才人兄ちゃん、まだぁ? 俺もうこんなに腫れちゃったんだけどー」 「うるせえな、もうちょっとだ。口でも胸でも、好きなところ使えよ」 子供達は上を下への乱戦をして、我先にティファニアの体に硬いところを押しつけていく。 「いやっ、嫌、やめて――ぅぐ、んむぅ!」 後半はかき消えた。こどもの一人が顎をこじあけ、欲望のままにねじ込んだのだ。
「うくっ……テファ姉ちゃんの唇、すげえやらかい」 「胸も……うはっ! ああ、テファねえちゃあん……」 「エロいよお……ねえちゃんん……」 「んぐうっ! あふ…んー……っ! んー!」 胸の谷間に馬乗りになり、夢中でおっぱいをかき集めているガキ二人が邪魔で、才人からはテファがよく見え ない。失敗した。あの表情が、あの胸が、最高なのに。 ねちっこい物音だけが伝わってくる。 ――じゅぷっ、ちゅばっ、くちゅっ…… 「おいしそうだねえ、テファ姉ちゃん?」 「んぶう……んんん……」 「ああっ、テファねえちゃん、テファねえちゃん、すごい胸だよっ、キモチいいよぉっ!」 「なんでそんなエロい顔してんの? 全身犯されてうれしいんでしょ? ねえねえ。恥ずかしい? やらしすぎだよ? 才人兄ちゃんにズボズボされてうれしいんだ?」 「んむうぅ……んー! んー、んんん!」 「ああっ、そんなに吸わないで、なんだよねえちゃん、そんなにご奉仕しないでよお……」 「テファねえちゃんっ、やらかっ、いいよっ、ふわふわだよっ、すべすべでっ、とけそ、むにむにっ!」 「才人兄ちゃん激しいねえ? ガンガン突かれてうれしいんでしょ? ゆさゆさされて気持ちいいんでしょ? 頭おかしくなりそうなんでしょ?」 ――ぐじゅぶっ、ぱちゅっ、ぱちゅっ、ぱちゅっ、ぬぷっ、 「バコバコじゃんねえ、これはすごいよねえ」 ――ずぷっ、ずぷ、ずぷぷ、じゅっぷ、ずぷぬっ…… 才人はひたすら突きながら、尻尾よろしくびくんびくんと跳ね回るティファニアの脚に蹴られまくっていた。 どこもかしこも押さえ付けられて行き場のない興奮のせめてもの発露なのだろうが、薬莢のない拳銃のひき 金ほどにも威力がない。 「んん……っ! んんんー……!」 くぐもった泣き声、裏腹な肉びら。 ティファニアは泉のようにわき出る奥を知らず知らずにひくつかせ、才人のものを欲している。 「くふぅ……ねえちゃんしゃぶりすぎ、もう俺出ちゃうって……」 「んんー……! んー……!」 「そんなにうれしい? じゃあいっぱい出してあげるからねえ……」 「んっ、んんっ、――んぶふぁっ、あくっ、ああっ」 暴発するこどもの分身に驚いたのだろう、口から離すティファニアが、哀れにもせきこんでいる声がする。 「だあめだよテファねえちゃん、飲むんだってばぁ……ほ、らっ!」 「んんん――っ!」 ごく、こくり、と喉を鳴らす音。 深刻にせき込む声。 「はあっ…はあっ……ああ……いやあぁ……」 ティファニアの、鼻にかかったとろけ声。 「テファねえちゃっ、ぼくもっ、ぼくもいくっ、テファねえちゃんっ、おっぱいっ、おっぱいすごいっ、好きだっ、テファ姉ちゃんっ!」 「やぁっ……! そ、んな……ああんっ……はっ……んああんっ……」 胸にむしゃぶりついていたうちの一人が、どう、と背中から倒れた。 「べとべとだねえ、テファ姉ちゃん!」 「あふぅぅ……んうぅ……やあふ……」
「顔も口の中も胸もおなかも、ぬるぬるして気持ち悪いでしょ! すごい眺めだよ、汚されたあとって感じ! こういうの、大好きなんでしょ? いっぱい犯されて満足でしょ? まだまだ二回でも三回でも十回でも二十回 でも犯してあげるからねえ、あそこから溢れてとまらないくらい注いで妊娠しても壊れてもはやくぶち込んでって よがって泣くようにしたげるから……ああっ、テファ姉ちゃん……!」 「ああっ! いやあっ! んああぁっ! ああぁう!」 饒舌に喋り散らしていた奴も同じ道を辿る。 「テファ……」 ティファニアは白濁した液体まみれで泣いていた。伏し目がちの目許を真っ赤に腫らして、こぼした透明な流れが 白い体液と混じり合う。 才人はひときわ強く突いた。 「ああっ!」 ティファニアはか細い悲鳴をあげる。 「ふぁっ……ああん……あうぅ……」 おどおどとした喋り口調の、いったいどこに隠していたのかと思うほどの甘くせつない声で。 才人はティファニアの足を開かせると、腰を構えた。 ――ずく、じゅく、ぬぷ、じゅ、ず、ぬぷぷっ! 「やはぁっ……! あ、あ、あ、ああ、ふぁ、あ、っああん!」 ヒートアップさせながら腰を打つ才人、陶然と快楽に顔を歪ませるティファニア。 巨大な胸を白い液体がこぼれてつたい、てら光る白い胸が弾んで揺れる。たぷたぷと音がしないのが不思議な ボリューム。持て余して縮こまる、ティファニアの華奢な体。 ティファニアの中が濃厚に収縮する。締まり絡み付き、才人のスライドを強烈に誘う、つくたび少しずつ 脳がやられて前後不覚に陥っていく。 濡れた真綿のようにティファニアの最奥がじっとりと少しずつ締まる、極上の甘い脂身のように、サイトの突きであっけなく身をとろかす、 無数の 触手のようにひだがしっとりと密着しせめぎあい、才人の硬さに蜜塗れのひだを貫かれて胎動を強めていく。 「やん、やぁっ……こんな、こと、しなくても……わ、わた、才人さん、才人さんがっ」 ――ぐぷぐぷぐぷぐぷぐぷぐぷっ! 才人は聞こえないふりをした。 「ああんっ! すき、好きだったのっ、なのにっ……」 ――どくんっ!
という、夢を見た。 おしまい
tumaran
夢オチかよ!!!!!!!!!!!!!!!! その後のやりとりに期待してたんだがなぁ。なんにせよGJ!
いやあ、将来有望な子供達だ、早く逮捕しろ!
誰の夢?彼の夢?何の夢?何処の夢? それとも――彼女の夢?
「本当に…いいのか?」 「友達だから…いいの…いいえ…あなただから…」 ベッドの上で月明かりに照らされた二人。 男の方は女に馬乗りになり、女の方はじっと彼の顔をみつめていた。 サイトは緊張していた。 ティファニアの最も恥ずかしい部分。それは彼女の、胸。 はっきり言えば彼女の体らスレンダーである。締まったウエストや太股、きめ細かな肌。それを無視しているのが、 彼女のバスト。 俺…本当にこんなものを俺の物にしちゃっていいのかな… サイトの頭の中では国宝級に触れていい物か迷う存在。そんなバストだ。 新緑色のエルフの衣装に包まれたその場所は、布の上からは少しだけ形を映しだす。美しい円形。その中心の存在はまだ確認していない。 胸が膨らんでいるというより、胸が成っているといった方が適切だろう。実際に想像してみて欲しい。胸にメロンがくっついている状態を。 しかし確認したトコロ、彼女はあの大きさで胸が下がっていない。重力すら無視した大きさと形なのだ。 この薄布の下には、彼女の秘所にも匹敵するような大事な部分が存在する。 「じゃ…いくぞ…」 「うん…」 そっと、剥がされていく布。少しずつまばゆい肌がのぞいてくる。
綺麗だった。 白く豊かな膨らみ、少し指でつつけば波紋を立たせる程柔らかい。あの張りで、膨らみで、である。 その上にちょこんと乗る突起は、桃の色。そのバストを無視しているかのような小さな、さくらんぼの種の大きさの、半分以下の突起は、ビクビクと震えていた。 「テファ…触るよ…」 「う…ん」 最初はこれだけ緊張した。こんなに触れてはならないと思っていた。 今では。 そのバストはサイトの為にある。 朝 「おはよう。テファ」 「おはよう。サイト」 適当な朝食が席についたサイトの前に並べられる。 空のコップと共に。 ティファニアは生まれつき特殊な体質がある。それはミルクが出ること。 「今日もお願い」 「わかってるわ」 エプロンを外し、首もとのリングを外す。 ブルン 溢れ出す、彼女の乳房。 彼女の胸には変化が起きていた。乳首が若干赤味を帯びている。原因は「使いすぎ」だ。 「ん…」 テファは少しずつ自らの乳首をいじり始めた。親指と中指の腹で転がし、人差し指で先をつつく。 「手伝うよ」 サイトは舌先をそこへチョンチョンと当てていく。みるみるうちに乳首は硬さを帯びていった。
加えて、その乳首のサイズも巨大化していく。まるで小さな子どものペニス程に。 サイトはつつくのを止めた。舌先に甘味を感じたからだ。 テファはその先を空のコップに差し込む。 「サイト…お願い…」 サイトは人差し指と親指で握るようにして乳首を圧迫していく。 ヂュウウ 勢いよく噴き出す、彼女の母乳。 「はい…搾りたてよ…」 程なくコップ一杯のミルクが注がれた。 エルフのミルクの栄養価は高く、サイトは毎日これを飲んでいる。 ゴク… 程なくして飲み終わり、朝食の目玉焼きを口に運び始めた。 「テファ」 「ん?」 サイトはそのまま口づけ、口の中の物をテファに送る。 「栄養もとらないと…食べさせたげる」 「ありがとう…サイト」 朝食を取った後、二人はとある部屋に向かった。 「今日も一杯出すから…沢山売って来てね…」 孤児院から離れたこの小屋は、作りと鍵だけは頑丈に作ってあり、外から中を覗く事はできない。 中に転がっているのは牛用のミルク缶と、古い機械。想像できると思うが要するに搾乳機である。何故存在するかはわからない。 最近の日課としてサイトはミルク売りに出かけていた。
改めて彼女の状況を見ていると、堪らない。 廃屋のような小屋の中で、天井から吊り下げられた腕輪に拘束され、 その胸は常人を超越するサイズがぶら下がっており、肥大した乳首から搾乳がされている。 サイトは後ろに回り、彼女の下着を下ろした。 「するの?…」 「ごめん…可愛い過ぎて…」 「ん…」 ティファニアはサイトの股間に重なる位の高さまでお尻を突き出した。すっかり潤いをもたせ、サイトの到来を待っている。 懸命に突き出す彼女の健気さに、更にサイトは興奮した。 チャックを下ろすと、前戯なしに差し込む。 「あっは…ん」 「やっぱりここは…キツ…」 繋がり目から滴り落ちるのは、彼女の体液。 「気持ちいい…テファ」 「居なくならないでね…サイト、好きなだけさせてあげるから…」 彼女は腰を使ってサイトを楽しませていく。出し入れの手伝いを全身でしているのだ。 「サイトの子供…欲しい…」 「食い扶持が増えるぞ…」 「その時にはもっと…搾ってね…」 サイトは息を荒げ、無言で精液を吐き出した。 テファも余韻に浸りたかったが、搾乳中の為、それが許されなかった。 「テファねぇちゃーん!サイトにいちゃーん!」 子供達の声が聞こえる。
「ん?」 何事かと思い、サイトはその場を立った。ミルク缶の中には、まだ半分程しかミルクが溜まっていない。 「呼んでるぜ?」 「私はもう少しかかりそうだから、行ってあげて」 「わかった」 拘束を解かず、サイトは小屋に鍵をかけて外に飛び出した。 ヴィィィ 「もう…出ないわ…」 一人取り残されて、かなり時間が経っていた。その間は搾乳機は作業を続け、テファの母乳を搾り、既に缶を一杯にしている。 ところが、サイトは未だに帰って来ない。 「早く…帰ってきて…」 懇願するような声で、扉を見つめている。その間も搾乳機は作業を止めず、既に数滴、滴り落ちる程の量しか搾りだせないテファの乳首を、追い討ちをかけるように吸い出そうとしていた。 無理やり乳首が勃起させられ、更に肥大させられている状態だ。 「いやぁ!これ以上みっともないおっぱいにしないで!」 無情にも搾乳機は働き続けている。 「サイトぉ!」 「テファ!」 「ごめん…遅れちゃって」 既にミルク缶からミルクは溢れ出していた。 「痛かったよぅ…寂しかったよぅ…」 テファは涙を手で拭いながら拘束の解除をされていた。
さらけ出された彼女の乳首が痛々しい。 「テファ…」 「牛さんになっちゃう所だった…」 サイトはその大きな乳首を口に含んだ。 「ひゃ!」 「ごめん…治まるまでこうしとく…」 舌で転がし、丹念に舐めあげていく。 テファの乳首は勃起度のみが高く、治まればまた小さなサイズに戻る。肥大も勃起した時に顕著にあらわれた。 「今日は頑張ったし、何でも言うこと聞くよ」 「そう?じゃあ…」 テファはしゃがみなが足を開脚し、自らの秘所をサイトに晒した。ぽっかり割れたタテスジからは先ほどの精液ではなく、透明な液体がしたたる。ピンク色の粘膜がいやらしい。 「たまには私ばっかりじゃなくって、サイトのミルクも飲ませて……おっぱい使ってもいいから…」 「今のおっぱいは可愛いそうだし…それは今夜な。今は…」 クチュ 「あっ♪」 「こっちで…な。乳輪ズリもして欲しいんだろ?」 「乳首が擦れるの…好き…」 サイトの、また別の未来。 ―完― 希望通りかどうかわからん…兎に角テファは胸!搾乳!以上。 …期待してた人ごめんなさい(T_T)パイズリも結局入れてないし。 また新たなシチュ募集…by承者
もう・・・・・・スケベなんだから
ありがとう。やっとラブラブテファが見れたよ!
>>474 ラブラブでしたね、GJ!
希望シチュとしては、ルイズ鬼畜物で興奮した俺としては他キャラの鬼畜物を…
そしてできれば種付けとその結果としての妊娠・搾乳を…
ってこんな事言ってると誤解されるかもしれないけど、俺はゼロの使い魔好きですよ?
ただこういう濃い内容のSSも読みたいと思ってるだけですからね?
478 :
>>459 :2006/09/15(金) 14:50:26 ID:7BIbgNbt
レスありがとうございます。ヌきどころ以外はお目汚しかと思い、割愛しました。 蛇足です。 「うまくいったみたいだね、二人とも」 廊下から覗き見していた子供が、小瓶をちゃぽんと振りながら呟く。 正気に戻った才人に、あのあとすぐ追い出されたのだ。様子を伺うと、まずテファが才人に平手打ちした。才人が土下座し、ティファニアがおろおろと取りすがり、才人が床にガンガン頭を打ち付けながら泣き、 テファがその豊満な胸に才人を抱きとめ、才人はそれに動揺し、テファも遅ればせに手で隠す。 なにやらピンクのムードが漂い、いままさに二人がキスをしたところだ。 「二人とも焦れったすぎなんだよ」 「そーだそーだ!」 「ちょっとお風呂でばったりしたからってあんなに恥ずかしがらなくても」 「体がぶつかったとか、じっと見られてたみたいとか、そんなんで大騒ぎしちゃって見てらんない」 「見てるこっちが恥ずかしいよ!」 「だよなあ!」 「才人兄ちゃんも! なんでイイとこで毎回ハズすかなあ!」 「へたれだ!」 「ダメだ!」 「はがゆすぎて死にたくなるよ!」 「テファ姉ちゃんも! いそいそと才人兄ちゃんのために裁縫したりお弁当作ったり! 」 「夜中に部屋尋ねたりして気があるのみえみえなのに自覚なし!」 「煮え切らないな!」 「全くもってけしからん煮え切らなさだ!」 「これくらいしないと、絶対一生くっつかない!」 「……でもちょっと、やりすぎじゃない?」 「うーん……」 室内では、才人がティファニアに覆いかぶさったところだ。 「くっそ……テファ姉ちゃんー……」 「ずりいよ才人兄ちゃん……」 「ううう……」 「俺たちの姉ちゃんがあぁ……」 やがて誰からともなく呟いたそうだ。 「役得だよ!」
こんいうオチかよ! 本当に将来有望なお子さん達で。
>>469 グッジョブ!
ゼロの使い魔の中で一番ティファニア好きな俺としてはありがたい限りだ。
ルイズとメイドが争ってるところに姫様乱入→泥沼になってティファニアが
良いとこもってくような話誰かよろしくお願いしまつ
ルイズとシエスタが仲良くレズる話キボンヌ
これはいいティファニア祭りですね(;´Д`)ハァハァ
お二方GJ!
>>481 寝ぼけたルイズがシエスタをちいねえさまと間違えて乳を揉む話をだなry
483 :
名無しさん@ピンキー :2006/09/15(金) 20:41:30 ID:Pmq2wIcg
サイトさんは、今日もまた剣の練習と体力づくり。 怪我が治ったところなのに、ちょっと心配。 アニエスさんもサイトさんも、私を怖がらない……トリスティンってどんな国なのからしら。 そこに行けば……幸せに成れるのかな…… 期待するのには疲れた。 ずっと一緒にこの村で暮らしてた子が、町にお遣いに行った後、 「化け物。」 って私を避け始めたときも。 隠していたハーフのエルフだって、ばれた村で、 「お前なんかに売るものはないよっ。」 って言われたときも、……悲しかったけど、仕方がないと思った。 みんなが私を怖がるのには、きっと理由があって、私が頑張ればきっとそのうち分ってくれるって…… そう、信じていたときは。 でも現実は、私を避けないのは子供達だけ。 子供達も、大きくなって物を知れば、みんな私を避ける…… お母様がいない今、きっと私は死ぬまで一人……そう思っていたのに…… サイトさん……… 始めて私を綺麗だって……褒めてくれたオトモダチ…… 「……大切な………おともだち。」 「それは、お友達かな?」 誰もいないと思って出した声に、反応する人……いいえ、剣が居た。 デルフリンガーさんだ、 「ど、どういう事ですか?」 「いや、たいしたこっちゃーねーが、お嬢ちゃん、本当にそれで良いのかい?」 ……多分彼がなにを言いたいのか分る…… 「良いんです……おともだちで……期待すると……つらいから。」 「……そうかい……でもな、あんたが相棒のあたまん中から、主の記憶を……。」 「デルフさん。」 「んー?」 「それをしたら私は、本当に化け物になっちゃいますよ。」 「……そうかい………損な性分だな。」 「それに、自分から好きな人の横に立つ資格を、捨てたくないです。」 「…ほー、スキナヒトね。」 あ 「だっ、大好きなお友達ですっ。」 「ふむふむ、大好きっと。」 「デ、デルフさんっ。」 「いや、もうちょっと正直に生きた方がたーのしーぜぇー。」 「いっ、いいんですっ、ずっとこうして来たんですし。」 デルフさんの声が急に真面目になった。 「でも、ずっと相棒は居なかったろう。」 「…………」 「欲しい物があるなら、ちゃんと言える様になれや。」 きっと身体が有ったら、じっとこっちを見てるであろうデフルさんの声。 「で……も……わたし……私……バケモノ……だもん。」 今まであった人の目を思い出す。 「きっと、サイトさんも、いつか……。」 悲しくなる。 「そーかい、じゃーしゃーねーな。」 どこかホッとしてデフルさんを見る。 「あんたが、相棒を信じられないってーんなら、しょうがない。」 「えっ、ちがっ、サイトさんはそんな人じゃ…。」 「……わかってるんなら、素直になんなよ。」 ……だまされた…… 「ず、ずるいですっ。」 「はっはー、お嬢ちゃんの敵は手ごわいぜー、これくらいの駆け引きはこなさんとなー。」 「……デルフさん、優しい。」 「なっ、ばっばっかゆーな、おりゃー剣だぞ。」 「もう少し……素直になることにしますね。」 黙ってデルフさんと微笑み合って、こちらに向かってくるサイトさんに手を振った。
>>484 萌えテロリストめ!!
俺を萌え殺す気か!!
486 :
261 :2006/09/15(金) 21:19:54 ID:ub2xZ1gX
テファ祭り参加ー キュルケ・コルベール進みません…… 自分のイメージのコルベールが強すぎて、思うように動いてくれません。 立てたプロット端から壊してくれます、起きないはずの所で起き出したり、予定ないことをしようとしたり… ……自分のイメージのコルベール先生こんな感じ 無敵超人コルベール、日頃はさえない教師だが、一度事有れば、無敵超人コルベールへと変身する。 ではその変身プロセスを見てみよう。 『鬘を着ける』 以上のプロセスを、0.01秒で終了し、教師コルベールは無敵超人となるのだ。 何故か怪盗フーケに毎回さらわれる憧れの、ミス・ロビンクルを救うのだっ。 ゆけっ、無敵超人コルベールっ、明日は君に掛かっている。 唯一正体を知る、薄幸の優等生シャルロット その姉妹で、正体を探るジャーナリスト キュルケ 仇と付け狙う アニエス 雑魚はもちろん 増殖怪人 ワルドくん ……あー楽しいわ、これ せんたいさんの真似だけど。癖になりそう。 では 続きかいてきまーす。(キュルケ・コルベールのね)
>>484 萌え萌えした(*´д`)
デルフツンデレw
488 :
承者 :2006/09/15(金) 21:36:12 ID:01WaB7ta
自分がきっかけかは知らんがテファ祭り状態(゜д゜;) あんまり同キャラばっかてのもな…よし、逆にテファ以外にしよう! …敢えて俺が書くテファを希望したいならそう言って下さいm(_ _)m じゃ、誰かの希望を書いて来ますノシ
「uhcustan/guest」
「uhcustan/guest」
>489-490 をひをひww どこで何言われたんだww
以前あった、シエスタが酒と媚薬でサイトを無力化して美味しく頂いちゃう話の、ルイズverを見てみたいです
あ、これじゃ言葉が足らぬ(;´Д`) ルイズがサイトを食べるってことです でも、シエスタがルイズを食べる展開も見t(ry
ここでテファニアがアニメにでたらどういう感じになるか想像してみる
>>494 ティファニア「禁則事項です♪」
正直スマンカッタ
シエスタが気がつくと、ベッドの上ではルイズと才人がコトの真っ最中だった。 しまった。やられた…! 一瞬の虚をつかれ、ベッドの下に叩き落されたのだと気づいたシエスタは、逆襲の方法を探す。 このまま乱入したのでは、負ける。彼女の本能がそう告げていた。 そして、シエスタは、脱ぎ捨てられたルイズの服と、その傍らに落ちていた見慣れた布切れに目を留める。 これだ。 「あんっ、ご主人様っ、きもちいいっ」 ルイズは下から突き上げられる快感に、才人の頭を抱え、悶える。 才人の機嫌を損ねてはアレなので、「ご主人様」モードはオンのままだ。 ていうか役に入ってたほうがなんかキモチイイ。 そうやって行為に没頭していると、不意に才人の動きが止まった。 「ふぇ?」 才人は腰の動きを止めると、そのまま仰向けに寝転んだ。 「なんで、やめちゃうの…?」 「今度は自分でしてごらん?ルイズ」 そう言ってニヤリと笑い、今度は軽く突き上げる。 「ふぁんっ」 再び戻った快感に、ルイズは思わず才人の胸板に手を着いてしまう。 そして、才人は動きを止める。 「やだ…やめちゃやだぁ…」 「自分でしてごらんって言っただろ?」 何でこんなにすけべなんだろう…。 心の中では半分呆れながら、ルイズは言われたとおりに腰を上下にグラインドさせる。 「ふぁっ、きもちいっ、いいよぉ」 淫らに自分の上で跳ね回るルイズを見ながら、才人は動きそうになる腰を抑えるのに精一杯だった。 がんばれオレ。ここで負けたらご主人様失格。 自分の上で悶えるルイズの姿は、その頭につけたネコミミのせいもあって、酷く現実味を欠いていた。 ひょっとするとこれ、夢なんかもしらんね。 そんなことを才人が考えていると、不意に才人の顔に影が差した。 影の方を見ると、そこにはシエスタがいた。 裸エプロンの。
「旦那様」 「ご主人様」の次は、「旦那様」ときた。 裸の上にエプロン、頭の上にはいつものフリルカチューシャといういでたちのシエスタが、頬を染めながら才人の顔を覗き込む。 そのエプロンはシエスタには少々小さいらしく、その豊かな胸が半分、こぼれていた。 なななななな、なんつー格好してるんですかシエスタさん! 才人が混乱していると、そのまま、膝立ちで才人の頭のすぐ近くまでにじり寄り、なんと、エプロンの前をはだけて見せた。 「旦那様…シエスタはいやらしいメイドでございます…。 旦那様を想うだけで、シエスタのここはこんなに…」 その言葉の通り、シエスタの内股は溢れ出た粘液でてらてらと光っていた。 「あ、あのう?シエスタ?」 「シエスタのいやらしいここに、旦那様のお情けをくださいませ」 才人の言葉など無視し、シエスタは濡れた秘所を才人の顔に押し付けた。 強烈な雌の匂いとあまりにも非現実的な環境に、才人のおつむは種割れした。 あーこれは夢なんだきっと。 夢ならナニやっても許されるよな!ビバ夢! 才人は押し付けられたシエスタのそこに、遠慮なく口付ける。 「ああっ、キモチいいです旦那様っ」 ルイズは突然現れたシエスタに呆気にとられていた。 その隙に、シエスタは才人を「旦那様」と呼び、ついにそのいやらしいアソコを才人の顔に押し付けたのだ。 ななななななななな、なんて破廉恥な! 自分のヤってることも棚にあげ、ルイズは心の中で怒り狂う。 これで才人さんのクチは封じました。作戦勝ち♪ 心の中で勝ち誇り、シエスタはにやりと笑う。 「ちょっと、ナニ邪魔してんのよバカメイドっ!」 「先に邪魔してきたのそっちじゃないですかっ!」 ついに声が出る。 ついでに手も出る。お互いに両手をがっしりと組み合い、にらみ合う。 ネコミミご主人様VS裸エプロンメイド。 世紀の大決戦の幕が、切って落とされようとしていた。 「やぁっ!」 「ああんっ」 しかしその幕は下りることなく、突然動きはじめた才人によって閉じられた。 才人はルイズに突き刺した肉棒を上下に動かし、シエスタの肉襞を舌先でこね回す。 二人は、その快感に翻弄され、両手を組み合ったまま、お互いにもたれあってしまう。顔が近づき、吐息がお互いの耳にかかるほどになった。 「ご…ご主人さまぁっ」 「だ、旦那様っ」 お互いの耳元でお互いに違う呼び方で才人を呼び、快感に震える。 二人が愛する男の舌が、性器が、お互いの秘裂を嬲る。 「サイトぉ、だめえっ」 「サイトさん、私ぃっ、私っ」 限界の近づいた二人は、同じ名で愛する男を呼ぶ。 いつの間にか二人は抱き合い、視線を絡ませていた。
う ん こ ぶ り ぶ り
あ、シエスタって…こんなエッチな顔、するんだ…。 ミス・ヴァリエール…目が…ウルウルしてて…カワイイ…。 二人の顔が自然に近づき…お互いの唇を奪い合った。 女同士なのに。すぐ傍にサイトが、サイトさんがいるのに。 「んふっ…ふぅっ…」 「ふっ…んう…」 才人のものではない柔らかい唇。擦れ合う柔らかな胸と胸。 二人は、いつの間にかお互いの身体で快感を貪っていた。 シエスタの胸…おっきくてやわらかい…。 ミス・ヴァリエール…キス上手…。 そして。 二人は同時に、限界を迎えた。 「ふぁっ、いく、私いっちゃうっ!」 「だめ、だめです、もう私ぃぃっ!」 お互いを抱き合い、二人は果てた。 キモチよく眠っている才人を挟み、二人はベッドにぺたんと座って見つめあっていた。 ちなみにさっきの衣装のままだ。 「あ、あのね」 「あ、あのですね」 先ほどの行為を思い出し、お互いに赤面する。 わ、私、シエスタ相手にあんなこと…! お、女の子相手に私ったら、私ったら…! お互いに俯き、ちらちらとお互いの様子を伺いあう。 「えっとね、サイトのことなんだけど」 「えっとですね、サイトさんについてなんですけども」 二人は、お互いの言わんとしていることを、何故か理解しあっていた。 「しばらくは、共有財産ってことで、手を打たない?」 「二人で管理するのが建設的だと思います」 そして、二人でぷっ、と吹き出す。 「じゃ、お互いに週3回ずつで」 「1日くらいは休みあげないと、干からびちゃいますもんね」 とんでもない決定が自分に関係ない場所で決められていることも知らず、才人はとんでもない夢の続きを見ていた。 「もう、ダメだってテファぁ…。ホントにいけないおっぱいデスネ♪」 ぷちっ。 『この節操なしのバカチンがぁーーーーーーーーーーーーーーー!!』 完璧なユニゾンで、二人の蹴りが才人をベッドから吹っ飛ばした。 〜fin
つまりテファも入って週2回ずつのはずが、知らないうちに休みの日はみんなでってパターンが出来るわけですね? ハァハァハァハァ GJですよー
501 :
あとがつ :2006/09/15(金) 23:08:00 ID:rZi0WfCU
ようやく終わりました。 このルイシエ3部作のコンセプトは「サイト総受け」。 見事なまでにサイト自分からはアクション起こしておりませんw 一応実用性重視で仕上げたつもりでしたが、いかがだったでしょーか。 ちなみに自分どう転んでも欝モノや鬼畜系は書けないのでそのへんは他の職人様におまかせしましゅorz あと次学園モノ書きたいけどどうしようか悩み中。あんまりパロすぎるのもアレじゃないかなあ
3Pキタ━(゜∀゜)━(∀゜ )━(゜ )━( )━( )━( ゜)━( ゜∀)━(゜∀゜)━ !! と、言いたい所だが 「サイト総受け」。 ってなんだ?? 腐女子氏ねよ…
>>501 きわめてGJでしたー!
学園モノだろうとなんだろうと待ってますよん
>>501 GJ!&お疲れ様です
綺麗にオチがついててワロスw
サイトは基本的に受け属性だと思ってる俺ガイル。時折オヤジ入るけどw
基本5、攻め専10、受け専0として
ルイズ:7 シエスタ:9 アン:8 テファ:3 キュルケ:10 シャル:7 ギーシュ:9
くらいだと脳内補完しt(ry
505 :
280の人 :2006/09/15(金) 23:41:26 ID:Hxi52ikh
みんなGJ! 俺仕事忙しス なんかいろいろなファイルが壊れまくるなと思ったら NTFS圧縮なファイルが壊れるバグがOSに潜んでいたらしい。 なんとか戻していまは安定。 んで、会社の休み時間にエロパロ書いてんの同僚に見つかった。 「へぇ」 「ふ〜ん」 こういうときのcoolな返し方を収得すべきだった。もう会社じゃ書かんorz 今デムパなの書き中。やっとエロパート。 アニエス受け進んでない。誰かアニエスパワーをください…
あ、「サイトに対して」ってことね
エロパロにいるくせに俺言葉足らずorz
>>505 お仕事お疲れ様です
会社もSSも無理しない程度に頑張ってくださいー
ところで、同僚にニヤニヤされる姿を想像して萌えt
>502 私は腐女子じゃないが、男受けも書く。 いろんなものがあっていい。
今初めてきたのだけどこのスレレベルタカス 少女の苦悩〜の続きが読みてえ
>>508 普段は男受けモノにはほとんど興味湧かないんだが、
サイトが苦悩したり泣いたりするSSを見ると・・・シエスタと同じ気持ちにさせられるというか性欲を持て余ry
個人的には
>>73 のSSの関係が一番ツボだったり
こういう腐もいるから気にせず書いちゃってくださいw
511 :
名無しさん@ピンキー :2006/09/16(土) 00:51:40 ID:poREtgDW
ゼロ魔の原作の黒幕はアンリエッタなんですか?
512 :
280の人 :2006/09/16(土) 00:53:10 ID:jmcTgjaX
>>511 黒いのと黒幕は似て非なる。
是非原作を読むことをお勧めする。
ネタバレスレにテファのSSあったんだけどぜひまとめに入れてほしい
>>26 から(for
>>458 )
「ふぅ…」
先に布団に潜ったルイズは一息ついた。もう何回も交わっているのだが、未だに胸が高鳴る。
「今からサイトに……いっぱい可愛がってもらうんだから…」
この後の事を考えると楽しみで堪らない。
今日はどれくらい頑張ってくれるのだろうか。どれ程甘やかしてくれるのだろうか。
そう考えて、ベッドに潜り込んだ。
ゴソ…
「ルイズ…起きてるよな?」
「…当たり前…アンタを待ってあげたんだから変な事言わないでよね…」
「へいへい…」
布団の中はルイズのシャンプーの香りでいっぱいだった。というより彼女自身の香りだろうか。サイトは布団の中に体を入れる。
ピンク色の寝間着がかわいらしく、大きなお腹も彼女の体に丸みをもたらしていた。
少しだけサイトは撫でてみた。パジャマの上からではあるが、ルイズの肌の柔らかな感触。
「もうちょっとだな…」
「うん…」
「ルイズがママか…」
「アンタがパパよ…」
「いつ出来たのかな…」
「さあ?結婚してからだから…」
「もしかしてあの時?」
「いつ?」
「ウェディングドレス着ながら…」
「あれはもうやめてよね!」
「だって一回しか着ないと思ったし…」
「…服好きよね…」
実際に何をしたかは伏せて置く。
サイトは手を止めて、ルイズに口づけた。
「ん…」
「ん…」
お互いの口の中を楽しみ、相手の唾液を飲み干す。この瞬間がルイズは好きだった。
「キス…上手くなったよな…」
「アンタだって。私はアンタのアレにもキスしなきゃならないんだから…」
そっとサイトはルイズの胸のボタンを外していく。
まばゆく白い肌の輝きは未だ落ちてはいない。はだけさせると見える、少しだけ膨らんだ乳房と、乳首。
「ほら…私のおっぱい欲しいんでしょ…?」
少しだけその小さな胸を突き出し、ルイズはサイトを挑発していく。
「じゃ…遠慮なく…」
サイトはパクリとそれを口に含んだ。
甘味が口の中で充満していく。
「ルイズのおっぱい美味しい…」
「あんまり吸っちゃダメ…赤ちゃんの分残しといてね…」
ルイズの母体はまだ慣れきっていない為、若干乳の出が悪い。
サイトは、ルイズの小さな乳房を親指と人差し指でコリコリ揉んでいく。
「あっ…」
「良くほぐさないとな」
サイトはその間も口を離さず、ルイズの胸を貪っていた。
「あまり虐めないで…」
「だって美味しいし…」
徐々にルイズの乳首は硬さを帯びてきた。今堪らない方は、ルイズ。
「ね?サイト…」
「ん?」
「おっぱいもいいけど…」
急にルイズはモジモジし始めた。その顔は真っ赤になり、切なさを込めた瞳がこちらを見ている。
「あ、ゴメン」
ルイズが何を望んでいるか、サイトには分かっていた。
お互いの性器はほったらかしだったのだ。ルイズの我慢も限界だろう。
「肝心なトコ忘れちゃダメじゃない?」
「わかってるよ…」
今晩も長くなりそうだ。
ー完ー
まず
>>458 遅れた。一応現代…ごめん付け足し。
この続きで、結婚後現代でのルイズ×サイトの生活を書くつもりなんだが…書ければ書く。許してくれorz
3P等を希望した方々へ
1対1以外は俺には書けない事が書いていて分かった。能力不足orz。1to1なら…許してくれるならまた宜しくたのみたい。
鬼畜を望んだ方々へ
誰の鬼畜が良いか、どう責めるか、どれだけやっていいかを載せてくれれば結構いけるかな?
>>477 も誰を責めたいか言ってくれれば…実は鬼畜が得意分野な自分ガイル(そんな俺は変態)
色々書いたけど…見放さないでくれぇー!(T_T)懲りずにまた受け付けます!
>514最下行 伏せないでっ! 細密充填方式で克明に!(;´Д`)ハァハァ しかしみんな上手いのぅ。
ゴロ…ゴロゴロ…… 「ったく…」 下痢ではない。 ルイズが手持ちぶさたで寝返りをうっている訳でもない。 「なんでこう急に」 ハルキゲニアには測候所がなかった。 高い山のてっぺんにレーダーサイトがあるわけではないし、 静止軌道に観測衛星が上がってたりするわけでもない。 「きしょうちょう? なにそれ?」だ。 なんとなく魔法で観測くらい出来そうな気もするが、 あいにく魔法使い達はそういう事柄を見事にスルーしていた。 そういう訳でサイトは洗濯中に雷雨にみまわれたが、 洗いきってしまわないと後が面倒なので濡れるのも構わず洗濯だけは終わらせたのだ。 パーカーは着ていない。 今頃ルイズがマッパで羽織りベッドでゴロゴロしてるだろう。 「ぬぅ」 サイトは己の一張羅を我が物顔で好き勝手しているルイズを思い唸った。 もっとも、着ていたとしてもゴアでもPVCでもないナイロンでは意味がないだろうが。 洗濯したぱんてーその他は外には干せない。 部屋にロープを張って干す事になるだろう。 「四畳半フォークかよ」 サイトの機嫌も雨模様だった。
518 :
310ネタ :2006/09/16(土) 01:35:33 ID:jmcTgjaX
建物に入ってすぐルイズとタバサを見つけた。 ルイズは落ち着き無さげにソワソワしており、 タバサは相変わらずその鉄仮面振りを誇示している。珍しく本は読んでいない。 なんともデコでボコな組み合わせだった。 「なにしてんの? こんなとこで」 「なっ、なんでもなわよ!」 「なにムキになってんだよ。洗濯は終わったよ。部屋に干すしかないけど」 「そ、そう。じゃぁ部屋に戻るわよ」 「何か用事があるんじゃないのか?」 「な、なな何も…もう終わったの! 終わったからいいのっ!」 「う、うん……」 ピカッ………ゴロゴロゴロ〜… 「っ!………な、なによ」 「…いや、なんでこんなところに居るのかナ〜って」 もうバレバレだった。 真っ赤になって反論する様に「弱点みっけ」と思ってしまうサイトだが、 ルイズはバレてるとは露ほどにも思っていないのだろう。無駄な反論を開始しする。 「ちょ、ちょっと様子を見にきただけよっ。あめ降ってきたし心配カナーって。 この優しいご主人様が心を砕いてる事に感謝しなさいよね」 「うん、感謝してるよ。雷も鳴ってるしな〜」 ニヤリと笑いルイズを見つめる。 いよいよ顔は紅くなり、もう茹でたてでホヤった状態だ。 「かっ、かかか雷なんかここ怖いわけないじゃない! バカじゃないかしら! まったく失礼しちゃうわ! き貴族が雷を怖がるなんてあああるはずないじゃないっ! ほ、ホホホホホ…」 もう自分が何を言っているのか冷静に判断出来ていないのだろう。 墓穴もここまで掘れると一種の才能だなとサイトは思った。 それにしても雷が怖いなんてカワイイとこあるじゃん。サイトは一人ごちだ。 まるで二人きりのようなこの一連の会話だが、 もう一人タバサがいることを忘れてはイケナイ。 彼女も会話の輪の中に入ってはいるのだが、 「…」 なので二人みたいなもんだ。 その時だった。
519 :
310ネタ :2006/09/16(土) 01:36:51 ID:jmcTgjaX
視界の全てがモノトーンになる閃光。 同時に石作りの建物すら揺さぶる大爆音が響き渡る。 「きぃゃぁぁぁぁぁああああああああああああああああ!」 「うわっ、スゲー。こりゃ落ちたな」 「…」 上からルイズ/サイト/タバサだ。念のため。 ルイズは爆音と同時にサイトの胸にしがみつき顔をうずめている。 よほど怖かったのだろう。体がブルブル震えていた。 タバサの鉄仮面はあの爆音ですら揺るがせることは出来ない。 正に鋼であった。 「あー、怖かった。怖かったネー。よしよし」 サイトがルイズの頭をなでてやる。 全てが小振りのルイズは頭も小さくてカワイイ。 フワフワの髪をクシクシとなでくりまわすえも言われぬ感触にサイトの鼓動は加速した。 ルイズは顔をうずめたままでそのなでくりまわしの感触をくぅと喉をならせて堪能し始めたが、 自分の置かれている状況を思いだし、サイトの胸を突き飛ばすようにして離れた。離れて言った。 「ななななにしてんのよごしゅじんさまのあたまをかってになでくっちゃったりするなんて かみなりなんてこわくないんだからこどもあつかいするのはごしゅじんさまにしつれいだわっ まったくなんてつかいまなのかしらっ!」 ノンブレスでまくし立てるルイズだが湯だった顔では迫力の欠片も無かった。 サイトはニヤニヤしながら追い詰める。 「うん、うん。子供はみんなそう言うんだヨ。怖くないって」 「っ!! う゛〜〜〜〜〜〜〜」 ルイズはもう恥ずかしいやら情けないやら憤慨やら切ないやらが入り交じった希有な表情で唸ると 洗濯の終わったぱんてー等の入ったタライを引っつかみ脱兎のごとく駆け出した。 よほど恥ずかしかったらしいその姿を見てサイトは少し反省する。 「攻めすぎた…ちょっとフォローしてくるから。じゃ、タバ…サ……」 タバサはこころもち俯き加減だった。 ほんの少しだけ、頬が紅かった。 ちょっとプルプルしてた。 足元には水たまりがあった。水源地はタバサだ。 「…」 「…」 な なっ 「何でタバサぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
小学生が書いたような落書き文章ばっかだな。
521 :
310ネタ :2006/09/16(土) 01:57:10 ID:jmcTgjaX
タバサは身を縮めるように立ち尽くしている。 ルイズがそうだったように、タバサも心細かった。 だから学園内でだれか人の居るところへと足が向いたのだろう。 それを自分は間接的にでもからかった事になりはしないか。 タバサ自身そう思っていないかもしれないが、サイトはいたたまれなくなった。 コツ・コツ・コツ… 内罰的思考が膨らんできたところに足音が聞こえた。近付いてくる。 サイトは顔面蒼白になって慌てた。 この状況はやばい。マジでやばいよ。マジやばい。 こんな所見られたらタバサを苛めてたと思われる事うけあいだ。 足音は次第に大きくなっていく。もう一刻の猶予もならん と。 サイトは右手をタバサの腰にガバチョと回し、小脇に抱えた状態で急速離脱を開始し、 ガンダールヴ発動時をも上回るかと思われるほどの神速で一路タバサの部屋へ向かった。 その一連の行動を要約したらこうだ。 ダダダダッバタンッガチャ はぁはぁはぁ… 何とか誰にも見られずにタバサの部屋へ辿り着けたサイトはタバサを抱えたまま 棒立ちで一息つき、タバサを見た。目があった。 小脇に抱えられたままのタバサは殆ど水平体勢で、パチクリと目を見開いている。 知らない表情だった。 と、鼻を突く匂いが微かにした。 そうだった。タバサお漏らしさんなんだったなと、サイトはさっそく着がえを用意する。 部屋のレイアウトは余り変わらない。クローゼットとたんすがあって机があって、あとはベッドだ。 本棚が2個もあってタバサらしかったが、いまは着がえだ。探し始めた。 すぐに着がえを見つけ。あっけに取られたようなタバサに渡して着替えさせる。 取り敢えずぱんてーとスカートを替えさせてようやく一息つくと、タバサの様子がおかしいことに気付く。 なんだかモジモジしててタバサらしくない。 その様はまるでイケナイコトが見つかった子供のようだった。 そんなタバサをへぇほぅふぅんと見ていたサイトだが、すぐ気付いた。 源流付近のお召し物は替えた。しかし、下流域を替え忘れていたのだ。 サイトは再度たんすを物色し、白ニーソックスの替えを用意した。
522 :
310ネタ :2006/09/16(土) 01:59:32 ID:jmcTgjaX
「はい、これ履き替えて」 「…」 「タバサ?」 「…」 「おーい、タバサー」 「…」 タバサはお漏らしという恥ずかしい行為を人に、 しかも男の人に見られたことでカチンコチンだったのだ。 サイトはあいにく自分がコレと思った人以外からの厚意の類に鈍感だったし、 コレと思った人の厚意にすらズレを発生させる人なのでどうしようも無い。 単に湿ったニーソックスが気持ち悪いのだと思っているサイトはモジモジしてるタバサの態度を測りかね、 強制換装に踏みきった。というか、いつもルイズにしている事の延長だ。 「はい、そこ座って」 ベッドに腰掛けさせて湿ったニーソックスを脱がす。クルクル輪を作るアレだ。 しかし、サイトの動きが止まる。 それは 肌というには あまりにも白かった しなやかで やわらかく 繊細だった それは正に 玉の肌だった 何かにインスパイアされた台詞が頭を駆け巡る。 サイトは着がえも忘れて魅入ってしまっていた。 そして焦った。 「あ、あは、あはははは。後は自分でやってね。でないとモグラ困っちゃうから」 モグラきた とタバサが思ったかどうかは知らないが、タバサは動かない。 脱がされかけたニーソックスをぼんやり眺めている。ボソリと言った。 「最後まで着替えさせて」 ピシ サイトの中の何かの防波堤に、亀裂が入った。
523 :
310ネタ :2006/09/16(土) 02:24:43 ID:jmcTgjaX
「た、タバサ?」 「…着替え」 「で、でもいいの?モグラいいの?」 コクリ 「で、では…」 スルスルと巻かれていくニーソ。その下から現れる白い足。 サイトは心臓をバクバクさせながら着替えを続行する。 真っ白な生足が徐々に露になるにつれ、サイトはどうしようもなく喉が渇いていくが、 それでも我慢してニーソを脱がせ終えた。 洗濯したての真新しいニーソに履き替えさすのが惜しいほどの生足がサイトの目の前にある。 頬ずりしたくなるような欲求を耐えるのに一苦労していると、 タバサが小さいステッキを取り出し魔法を唱えた。 魔法はクローゼット下の引き出しからハンカチを取り出し、 水差しの水で程よく湿らせフワフワとサイトの前で停止した。 「タバサって、ステッキ持ってたんだ」 「予備」 成る程と、サイトがハンカチを手にとるとタバサは足をそっと上げる。 拭けということだろうか? 「拭いて」 だった。 しかしこの体勢…これは… 「お舐め」ポーズじゃないか! サイトはもう心臓がバクバクの喉はカラカラの大変な状態だったが、 ソレをすると決して開けてはイケナイ扉が開きそうなので必死に耐えた。 必死に耐えてソロソロとハンカチを足に当てる。 ハンカチが冷たかったのだろうか。足がぴくんと動いたが、サイトは気にせず拭き始める。 言葉のない閉鎖空間で足を拭かれる少女と拭く青年。 ソロソロ… ピクッ ソロロロ…ツツツッ ピクピクッ サイトの動きに合わせてピクつく足。 アレでナニげな表現だが、実際かなり際どい雰囲気を醸し出しつつある。 折れそうに細い足首から柔らかいふくらはぎ、可愛らしいヒザを経て 太股へ達する頃には足のピクつきはビクつきに変わっていた。 そぉ〜〜つつっ 「っ……ん…」 ピクピク・・ビクッ つつつ〜〜さわっ 「ぅ……くぅ…」 ビクビク…ビクンッ タバサはもうサイトは見ておらず横を向いて視線を彷徨わせ顔を染めて上げている。 その表情を見てサイトはイケナイと思いつつ、 防波堤の件をうっちゃってつい調子に乗ってしまった。 新しく履き替えられたぱんてーの脇の一番微妙な境界線まで到達してしまったのだ。
524 :
310ネタ :2006/09/16(土) 02:25:30 ID:jmcTgjaX
ツン ビクンっ! はぅん!と声を上げたタバサははっとした表情になりサイトを、拭かれている部分に目をやるや、 ユデダコのように首筋まで真っ赤に染めてまた横を向いてしまう。 手はその部分を防ごうと押さえているようでいて、全然防がれてはいなかった。 その様にサイトはごくりと喉を鳴らした。止まりそうになかった。 「こ、ここもちゃんと拭かないとな?」 そういって微妙なエリアをサワサワと拭き始めた。 タバサはビックリして止めたいのか止めたくないのかよく判らない手の複雑運動を始める。 未体験の感覚に戸惑っている内になんだか止め辛い雰囲気になってしまっていたのだ。 明確な拒絶のないのをよいことにサイトのフキフキは加速した。 ぱんてーの縁の際どい場所をサワサワとつつ〜とランダムに拭いていく様に タバサの手はもう添えられているだけの状態になり、 止めようも無い切なげな声をあげ続ける。 ついにサイトの手が薄布一枚で隠された敏感な部分へサワリと到達する。 「くふぅっ!!……っ!……っ!……っ!……」 いつもとは明らかに違う艶のこもった声を響かせて足が閉じられる。 華奢なタバサの内太股では手を阻止するまでには至らず、 僅かに開いた隙間でサイトの手がサワサワと秘部をさすり続けると 今までにない痙攣でタバサの体が折れ、ベッドに横倒しになった。 目をぎゅっと閉じ顔をベッドに押しつけながら断続的に痙攣は続き、やがてくてっと脱力した。 タバサは名残のような痙攣を時折続け、止められていた呼吸を再開する。 閉じられていて目蓋が薄く開いてどこかぼんやりした瞳を僅かに覗かせながら 荒い息を続けるタバサにサイトは近付き、左手で頭をなでてやる。 ボサボサした風貌の髪は、とても柔らかかった。 「初めてだった?」 頭を撫でながらすぐ目の前まで顔を近付け優しく問うと、 コクンとタバサが頷いた。 「もっとちゃんと拭こうか?」 甚だサイトらしくない台詞だがタバサがどう思ったのかは判らない。 しかし、瞳を合わせながら コクン と、確かに頷いた。 つづく
リアルタイムktkr!!!!!11!!1!!1
続きは今夜。 前スレ103の偉大さを思い知った。
GJ! ルイズの分かり易い反応に萌え狂ったw
なんかたくさんキタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━( ゚)━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━!!! みんなGJ!
愛欲に満ちたスレだがとりわけ愛に傾いてるな、ここは 居心地良いけど正直こそばゆうてたまらんのう いや、とにかく職人さん達はGJと言うことで
原作での敵キャラはワルドとフーケの他に誰がいるんですか?
クロムウェルなど それ以上はネタばれかな
ショートカットの金髪が二つ、膝丈の草原の間からぽつりと 突き出していた。 「……もう、いいだろう」 女が言って、足元のマントを体に引き寄せる。動作はひどく 緩慢で、戦い疲れているようでもあり、めくるめく快感の余韻に ひたっているようでもある。 男装とも旅装ともつかない実用一点張りの服装が、今はかまい たちに食われて無数の裂け目ができている。風の魔法のなせる 技だった。しなやかな二の腕を胸の上に、たるみのない腿を 胴体にしっかりと引きつけている姿は、負傷してなお闘志を 失わぬ大鹿を思わせた。 ジュリオは感嘆した。 「信じられないな! こんなに美しい人がこんなに強いなんて! 剣裁きなんかまるでワルツのようだったよ。童話から抜け出た 戦の女神ですら、あなたほど絵にはなるまいよ! ぼくは、 すっかり、見とれてしまった――」 ぴんと均整のとれた肢体の持ち主は、アニエスである。 美辞麗句を並べたてながら、彼はマントを踏んづけた。 真っ白いマントに草染みが飛び、土足の痕が刻印される。 アニエスは鋭く男を睨み、男は笑顔でそれをいなす。 「勝負はついた」 「ははは。参ったな」 アニエスは動揺を悟られまいとした。そうして笑っている とジュリオは朗らかな美少年にしか見えない。だがこの男は 笑っているときが一番恐ろしいのだと、長くはない時間の 中で思い知らされている。 「誰が勝手に負けていいって言ったかな」 「言っただろう、もうおしまいだと。疲れた」 ジュリオは笑顔を崩さぬままで、かたわらの愛する竜を 顎でしゃくった。飛竜は無垢な瞳で近寄ると、炎の舌で アニエスの肌をちろりと舐める。 アニエスはもう、悲鳴も出なかった。デッサンの整った ふくらはぎには、似たような傷痕がいくつもあった。 「……ゲスが」 「なんでかなあ――」 ジュリオは心の底から楽しげだ。 「ぼくは本当に女性が大好きなんだけどね――あなたの ような人を見ると、ぼくはむしょうに、虐げたくなる、 殺したくなる」 「殺せ」 アニエスが睨むと、ジュリオはばら色の頬を手で覆った。 深刻な面持ちで頭を振り、 「殺せだって! おお、なんて恐ろしいことを……!」 芝居がかって言うジュリオを、アニエスはヘドの出る 思いで見つめる。 「殺すさ。でも、お前に指図されることじゃない」 「言葉遣いが変わったな。地金が透けてるぞ、 卑しい即席の地金がな」 ジュリオはにこにこと笑いながら、アニエスを蹴り上げた。 「……かはっ!」 腹に入っていた。からだを枉げて咳き込むアニエスの、 手足の隙間にブーツの爪先を突っ込んで、ジュリオは アニエスの無防備な秘所をえぐっていた。 「ぐっ……うぅ……」 ジュリオはいつもの陽気な小芝居を、ここぞとばかりに 打ってみせる。 「罪深い人だな、あなたも! こんなにぼくの心を惑わせる! ここが法廷なら極刑は確実さ! しかしぼくは神官だからね、 罪は許されなければならないともよおく心得ている!」
どん、と、大きく胸を叩いて、下半身から取り出したのは、 ジュリオの勃起した肉の棒。 「さあ、ここに始祖ブリミルのお慈悲が宿った! 邪悪なる 武術もて人心惑わし御世鳴動せしむる魔女め――」 ジュリオはうすら笑いを浮かべているアニエスに、なにか ひどくプライドを傷つけられたような顔をして、もう一発 ケリを入れた。 「まあ、なんでもいいけど。しゃぶれよ」 アニエスの顎を持ち上げ無理やりに上向かせ、その唇に 指をねじ込む。噛み切ってやろうと言わんばかりにアニエスが 顎を硬くし歯を立て、その口内をジュリオは嬉しそうに 暴きたてる。 ぬぽんっ! 抜き取った指先と唇とに、透明な糸が 紡がれて消える。 濡らした指を、アニエスの下半身に、塗りたくった。 「……あっは! なんだこれ!」 ジュリオは、にちゃぁっ、と、抜いた指をアニエスの 顔でぬぐってみせる。 「洪水じゃないか!」 「くっ……」 アニエスは恥じ入るように顔をそらす。 「なんと卑猥なことだろうね! 最高だよ! 苛烈なる 麗人が剣を交えながら濡らしていたっていうのかい! 暴力に感じてしまう性質ってわけかな!」 アニエスの頬を、自身の分泌物が伝う。粘っこい液体が 頬高のフェイスラインを流れて落ち、涙のしずくのようにしたたった。 ジュリオは満面に喜色をたたえて、アニエスを地面に 蹴倒した。それから背中をしたたかに打って息をつめる 女に馬乗りになると、ろくな愛撫もなしに突っ込んだ。 ――ぬ、ぷっ。 挿入は極めてスムーズに果たされた。 「史上でいちばん笑えるビッチだな! え! おい! 女だてらに武勲をあげたアニエス銃士隊隊長、 乙女らの敬愛を一心に集めてやまぬ気高き百合! 鉄火のドレスで踊り舞う銃の化身が――」 アニエスは声もない。 ジュリオはことさらにいたぶるように、中を突いた。 「帷子の下でこんなに熱く女を濡らしているとはね!」 ――にちゅっ、くちゅっ、みちゅっ。 軽快な滑り出しに、ジュリオは気をよくした。 「ああ……素晴らしいよ! いやに花弁をとろかすじゃないか! すっかりぼくを受け入れたようだね……」 彼の言うとおりに、アニエスの『花弁』は、ひくつきながらも 『ぼく』の蹂躙に、むしろ快感すら覚えていた。 ――ちゅっぷ、ぱっちゅ、ちゅっく。 アニエスは変容し、反応し、やがては順応するだろうおのれの 体とジュリオから、ずっと目をそむけている。 ジュリオはそんな彼女の顎を捉え、目をのぞくよう鋭く命令 した。そうやって女を扱うのに慣れ切っているのがありありと伺える。
「人を叩き伏すのが快感なのかい」 ジュリオはアニエスの、薄氷のような瞳を見ながら言った。 からだだけでは飽き足らず、心の底まで犯してやろう、 という趣向らしい。 「地べたに這い蹲る敗者が君を駆り立てるのかい? 死闘の末に 犯し手の立場をついには得られなかった男どもの視線が! どうにかしてぶち込んでやろうともがいて万策尽き倒れて 死んでいく男どもの無念の目が!」 ――くちくちくちくちくちゅっ! …… おのれの言葉に興奮したように、ジュリオは陵辱の度合いを 深めていく。 暴力的な言葉を浴びせ続けながらもなお、間近で見る ジュリオは、美しかった。この目で見つめられたら、 ほとんどの女性は拒めないのではないかというくらいに。 アニエスは場違いにうずきときめく自分の胸を意識する。 胸の高鳴りが、強靭な抽送とふいにリンクした。さきほどから、 ジュリオが動くごとに、体がいやというほど甘く痺れている。 ――ぱちゅ……ぱちゅ……にちゅ……ぐちゅ…… 声も出ず、乱暴な動作に身を任せるアニエス。 「銀より冷たく取り澄ました軍人女が、じつは命のやりとりに こそ熱くたぎってしまうとはね! なるほど欲情が原動力なら 剣の腕も冴え渡るというもの! そうやって何人殺して何人頭で 犯したんだい? ええ?」 アニエスは狂喜して息を弾ませる美貌の男子に、いけないと 思いながらも魅入られていた。 女性のように甘い頬、すらりと頑健な顎のライン。いたずらっぽい 笑いを宿した、切れ長の大きな目。やわらかい髪が、暖かい空気を はらんでふわりと乱れたまま、すっきりとしたフォルムの 小さな頭蓋を覆っている。 ――ぐっちゅ……ぱっちゅ……ぬっぷ…… ジュリオは天使そのものの無邪気な笑顔で、じつに粗野な振舞い のまま、アニエスを犯し続けている。 この笑顔をわずかなりとも自分のものにしたいと思う乙女が、 どれだけいただろう。その献身の積み重ねが、彼の強固な自信を 保ってあまりある。 「ぼくをねじ伏せて犯せないのが悔しいかい? こうやって 乱辱されるのは不本意極まりないだろう?」 悔しかった。 しかし同時に、その事実に感じてもいた。
アンリエッタは敵キャラなんですか?
「あっはは! そんな顔をしないでおくれよ! まるでいたいけな少女そのものじゃないか!」 彼の言うとおりだった。このときのアニエスは、臆病な娘の ように、忍びながら、うるんだ瞳でジュリオのご機嫌をうかがい 見つめているだけの、無力な女に過ぎなかった。 すくなくとも、アニエスのまわりにはこれまで、そんな風に 彼女を扱う男はいやしなかった。誰も彼もがアニエスにこび へつらい、敵わないから遠ざける。 「もっと強くねめつけてくれ――自分は身勝手な男になんか 屈しないのだというように――いつか殺してやるのだというふうに! ――」 ジュリオは偏執的に規則正しく抜き差しを繰り返している。 『花弁』はもはや熱したゼラチンほどの抵抗力もなく、『ぼく』 はますます増長して猛々しい アニエスはためいきひとつつかなかった。さすがといおうか、 多少の荒事では体が温まりさえしないのだ。 「――そのくせどうしようもなく身体が反応するのだというようにね!」 ――ちゅぐっ、ぐぷっ、ぐりゅぬっ。 体も脳も、なにもかもを巻き込み虐げるジュリオに侵食 されて、とろけていた。もはや、指一本も動かせないほどに。 このまま壊れてジュリオにすがれればどんなにか気持ちいい だろうと思わせるほどに。 冷えた手足とは裏腹に、おなかの中だけが温かかった。 違う生き物が猛り狂っているかのようだ。 官能が全身の神経すべてを制圧し乗っ取って、意識だけが うつろにジュリオの美しい顔立ちを追っている。 『花弁』がもどかしげにひくついている。 快楽が併せ持つ、ほとんど暴力的な思考停止作用に、 アニエスは完全に捕らわれていた。 アニエスはうっとりとトリップしたきりなかなか言うことを 聞かない腕に内心鞭打って、右手を上げた。 ジュリオの、神話の少年神のように上気した赤い頬を、 精一杯の力を込めて、平手打ちにする。 ――ぱしん、などというかわいい音はしなかった。 べっちーん! と、音高く反響して、くっきりともみじの痕が 残ったほどだ。 ジュリオはかたっぽの頬だけをあげて、笑った。左右対称の 整った顔立ちが、底知れぬ悪意と喜びにカタチを変えて、 アニエスを冷たく見下ろした。 「そう――そうだよ!」 ジュリオは狂喜乱舞して――あまりにも嬉しいとき特有の 奇妙なテンションで、アニエスをぐちゃぐちゃに犯し始めた。 ぬめる内奥を鉄の棒のように硬い屹立でぎちぎちに圧迫し ながらぶち込み、複雑に絡み吸いついて抜き差しならない中を めちゃくちゃにすり潰しながら引き抜いていく。 みだらなうねりで無言の催促をするアニエスの腰を徹底的に 抑えつけ、ジュリオは自分の好きなように突きまくった。 技巧も挿入する角度も自分のものを搾り取るためのものであり、 アニエスの疼きには一片も気遣わない。
そんなジュリオの輝く双鉾を見つめながら、ふとアニエスは、 女性とまぐわっているような錯覚を起こした。めちゃくちゃに 喚いている姿はヒステリーのようにも見えるし、どちらかと言えば、 アニエスの抵抗を喜んでいる。拒絶されたがっている、反撃され たがっている―― ジュリオは、本当は。 ――まさか。 ジュリオの風貌がそんな錯覚を起こさせるのだろう。 本当はこうやって犯されたいのはジュリオの方なんじゃないか? そんな幻想を抱かせるほどに、彼の美貌は儚げで、庇護欲を そそり、加虐の誘惑に満ちている。 「ほんとに君は名器だね! 歴史にあまた名を残す傾城の美姫でも こうは甘く射精をそそらなかっただろうよ! 」 しかしその半分は、ジュリオの魅力のなせる技だった。 もう半分は、いみじくも彼が看過してみせたように、アニエスの 性癖に由来するのだろう。彼女は真実、暴力に強烈なフェティズムを 覚えている。 ――ずくっ……じゅぷ……ぐちゅ……ぬぐっ…… ジュリオは乱暴にしているようで、じつはアニエスを痛めつける ようなことはしていない。後ろを乱暴にいじくるような真似を しなければ喉を犯すわけでもなく、刃物で体を切り刻むでもなく、 膣内に致命的な異物を挿入するようなそぶりもない。 首を絞めるくらいは、されると思っていたのに。 「すっかり愛液が吹きこぼれて、ぼくの毛まで濡らしているのが 分かるかい? からだごと全部弛緩しきって、刺激に過敏に なっているのが?」 いいながら、彼もまた興奮している。初恋にうかれてはしゃぐ 乙女のようにまつげを震わせて、瞳を半分以上まぶたで寝かせ、 青い未熟な色気をふくんだ目尻をアニエスに流している。 アニエスはとりとめもなく妄想する。 戦場にあって、これを犯したいと思う男も、少しはいただろう。 そして、おのれの乱心にひどくうろたえたに違いない。オレは 変態じゃない、悪いのはこいつだといわんばかりに、敵意を 向けてきた輩も、ひょっとしたらいたのではないか。 この傲慢な少年が、頬を染め、眉をしかめて、自分の下で 愛らしくも泣き叫ぶことがあったとしたら。
アニエスはしびれる下半身の、限界を悟った。 すでに十二分に犯し尽くされた。 快楽の波が高まって、彼女をさらっていこうとするのが分かる。 その熱が、アニエスにうわごとを洩らさせた。 「……うえに」 ジュリオが首をかしげる。 「うえ、に、ならせて……」 そのしぐさがあまりにもかわいらしいので、アニエスは 無意識のうちに手を伸ばして、こめかみの髪を指ですいてやった。 ジュリオはその手に、反応した。 びくん! と身をすくめたのだ。 アニエスは知っている。これは叩かれるのを気取った 小動物とおなじリアクション。 「――図に乗るなよ、負け犬!」 ジュリオは怒っていた。傷付けられているようだった。 なににかは知らない――だが、推測はできる。 「お前は下敷きにされてればいいんだ! おもちゃのように 扱われて捨てられればいい!」 「……そんなに、上になられるのが、怖いか……? ……コンプ、レックス? ……トラウマ、なのか?」 ジュリオは険悪に笑ってみせた。 「は、意味が分からないね! 気持ちよすぎてイカレたかい? 隊長どの!」 「そう、かもね」 アニエスはほのかに笑んで言うと、ジュリオの動きに集中を戻した。 ――じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷっ! 『花弁』がとうとう乱れて散った。ジュリオのいたぶりに 悦んでいたひだがひきつけを起こし、これ以上の受け入れを拒絶し、 アニエスの思考を純白に染め上げた。 「……う、あっ」 一瞬、女の子のように鳴くと、ジュリオもその胎内に 熱い精を放った。鳴動すら感じ取れるほどに強く暴れ、 アニエスの鼓動にしごきあげられて目も眩むばかりの快感を 引っ張り出していく。
「さて……」 ジュリオは憑き物が落ちたような純真無垢の、まっさらな顔つきで、 しずかにアニエスから自分のからだを引きぬくと、帯刀に手をかけた。 「復讐しようなんて気を起こされても、面倒だからね。それに我らの 主君も、アンリエッタ女王づきの護衛である君の有能さを、 疎んぜられている。ルビーのありかも知らないならば、 生かしておく道理もない」 それをアニエスの首にひたりと押し当てる。 「……命乞いも、しないのかい?」 ジュリオがあまりにもつまらなさそうに言うので、 アニエスは、言ってやった。 「……もう殺されてる」 「はい?」 「心がな。好きに、しろ」 「……なんとか言え。冗談だ」 きょとんとしているジュリオに。 アニエスは無感情に付け加えた。 ジュリオは笑いもしなかった。 おしまい
アンリエッタはいまのところ味方です 連投失礼します
キュルケの部屋は甘い匂いがたちこめていた。香水がいくつも 混じりあったような香り。 「――お久しぶりね」 「う、うん。顔はよく、合わせるのにね」 「そうね。二人っきりで会えるなんて、いつ以来かしら」 久方ぶりに見るキュルケは、縦のプリーツとたっぷりとした ドレープ使いの、まっさらなブラウスだけを着てベッドの上に 半身を起こしていた。天然の巻き毛をかきあげて、ふらふらと 起きあがる。 才人は部屋に一歩踏み込んだところで、オロオロしていた。 一発で部屋の妖しい雰囲気に飲まれてしまったのだ。 キュルケはその手をそっと取ってやると、透ける楕円ぎみの 薄茶の乳輪を、ことさら才人に見せつけるように二の腕使って かき合わせ、その谷間に導いた。 「あたしの情熱、ようやく受け入れてくれる気になったのかしら」 才人はなんとも答えようがなくて、ぎこちなく笑みを浮かべた だけだった。 「……いらっしゃいな」 キュルケは才人の腰に手を回すと、ベッドの上に促した。 シーツは真新しく皺ひとつなく、キュルケが今日はひとり寝 だったことを物語っている。ベッドの頭部とナイトテーブル には、ゴールドのごてごてしいチェーンやネックレスや、その 他なんだかよく分からないアクセサリがたくさん散らばっていた。 ベッドの縁に腰掛けさせると、キュルケは才人を後ろから 抱きすくめた。豊満な胸に頭ひとつまるごとうずめられて しどろもどろの才人に目を細めて笑うと、手早くベルトを 解きにかかった。 真上を向いて自己主張する海綿体を愛しそうににぎって、 キュルケはふふ、とまた笑う。優艶な含みのある笑いである。 昨日からあれだけの目にあって一度も放出していない才人は、 キュルケに握られて、それだけでたまらなくなった。
「あ、あの、キュルケ、俺あんまり持たないかも」 「みたいね。ほら、もう、先っぽから沢山出ちゃってるもの。透明なのが」 キュルケのやさしく自信に満ちた手つきが才人の亀頭のてっぺん、 尿道口をじわじわと刺激していく。 「う、うわっ、待って、ヤバいって」 「いいのよ――このぶんだと、ずいぶん我慢してたのね。かわいそうに」 キュルケはやわらかく全体をグリップすると、慣れた手つきで 上下にシェイクし始めた。安定した強烈な刺激に、才人はあっと いう間に昇りつめていく。裏筋を親指全体で巧みに絞り、枉げた 中指で笠の出っ張りをこすこすとやさしく刺激し、竿全体をやや きつめの握力でしっかりと掴み、ねっとりと情熱的にコスって いるのである。 才人はそれでも耐えた。技巧をツボから外そうと尻の肉を逃が していると、それもキュルケに感づかれた。 「我慢なんか、しなくてもいいのよ。二度目もすぐに立たせて あげるわ」 ぎゅむ、きゅむ、きゅ、ぎゅむと、キュルケは握る手に 変則的な圧力をかけた。それがひき金になって、才人は とうとう頂点に達した。 「う、あ、――だめだ、キュルケ、俺、もうッ!」 「いいの、いいのよ、楽になっちゃっていいの――」 女の子のように何事か呻き、身を震わせながら、才人は 大量に吐精した。ぶる、と最後におおきく武者震いをし、 どくん、と打ち止めの玉を放つころには、キュルケの指の 間から白い澱がつうっとしたたるほどの量になっていた。 「すごい。これだけで妊娠しちゃいそうだこと」 掌に溜めた精液をとろりとぼろきれになすりつけながら、 キュルケは呆れたように耳打ちする。 「ごめん、いままでずっと、我慢してたから」 「ふふ、なんとなく分かるわ。どうせ、ルイズがあなたを 中途半端にして追い出したんでしょう?」 追い出したのではなく、才人が勝手に怒って出てきたの だが、才人はあいまいに頷いた。 「怒らないでやってちょうだいね。生娘が気まぐれなのは、 仕方のないことなのよ」 「でも」 才人はすっきりした頭で反論する。ふつふつとたぎる不満を もすべて吐き出してしまいたくなっていた。 「あいつ、自分から誘っておいて、結局嫌だって」 「まァ。あのお子ちゃまが、自分から」 キュルケはくすぐったそうに笑う。――才人の耳もとに ぴったりと唇をよせて、低い声で笑うキュルケは、それだけ でどきどきするほど色っぽい。 「分かってあげて。あの意地っ張りには、それが限界だったのよ」 「でも、毎回我慢するこっちの身にも――」 「初めてなのよ。怖いのよ。ましてそれがルイズなら」
543 :
sage :2006/09/16(土) 15:04:42 ID:poREtgDW
そうなんですか!! ありがとうございます
「……なんだか、妙にルイズの肩を持つんですね」 才人がいじけて言うと、キュルケはその頭を胸の奥深くへと うずめてやりながら、 「そうね。あの子は鼻持ちならないけど――でも」 才人の耳を軽く噛んだ。ちゅ、と鳴らした唇が、いやに耳の 中で響いて艶かしい。 「わたしにも、初めてのときはあったから」 同情しちゃうのよね、と、キュルケは、ほとんど息だけで囁いた。 「どんな風だったの?」 「気になる?」 「うん」 「ふふ。妬いてくれるのかしら?」 「はは、そうだね、キュルケみたいな人の最初の相手になれる なんて、羨ましいかも」 キュルケはつかの間遠い目をした。 「――とても好きな人だったわ、とだけ」 「それだけ?」 「ええ。それ以上は秘密」 「覚えてないだけだったりして」 「まさか。いまでもありありと思い出せるくらいよ」 「……痛かった?」 「もちろん」 「痛いからやめてって言ったりした?」 「したわ」 「そのときその男、どうしたのさ?」 「やめなかった」 「無理やり?」 「なかば、ね」 「……最低だね」 「とんでもない」 「嫌じゃなかったの?」 「嫌だったわ」 才人は子どものように唇をとがらせる。 「じゃあひどいじゃないか。嫌がってるのにむりやり するなんて」 キュルケはしばらくきょとんとしていたが、それから ふ、ふふ、と笑い出した。 「……なんだか、百%じゃないといけないみたいね」 「え?」 「"好き"か、"嫌い"か。"したい"か、"したくない"か。 ゼロか百かしか存在しないのかしら」 「……え」 「人の気持ちって、そんなにはっきりと割り切れるもの だったかしら」
そうなんですか!! ありがとうございます
キュルケはつぶやいて、才人の顎に手をかけた。舌を 出さずに、唇だけを重ねて、押し付けてくる。ぼんやりと キュルケの肉感的な唇を感じながら、才人はルイズの、 子犬のような、かわいらしい舌先を思い出していた。 唇同士をたっぷりとすり寄せて、満足したのか、 キュルケは陶然と才人を見つめる。微熱を帯びたような 挙動で才人の肩に頭を寄せて、体重をかけて才人を ベッドの上に押し倒してしまった。 「……っ!」 才人はキュルケの大きなおっぱいに押しつぶされる。 窒息しそうになりながら、前留めのサテンリボンが 目の前一センチで、しゅっと音を立てて外されるのに、 なんとなくどきりとした。爪にまぶした金粉がきらりと 才人の視界に焼けつきを起こす。 ぱらり、とはだけるブラウスの合わせ目。そこに鼻づらを 否応もなく押しつけられたまま、なすすべもなく才人は、 あが、とケモノのように歯を立てる。 「こー、ら」 キュルケはくすくす笑った。才人の黒髪に頬をくっつけて、 おかしくてたまらない、といった具合にぐりぐり寄せる。 才人は胸元にじゃれつくふりをして、服を左右に流してやった。 いやらしい色の乳首が、生意気そうにツンと上を向いて、現れる。 才人は噛みつくのをやめた。ちゅ、と唇を鳴らしてくちづけ たかと思うと、胸の一番深い谷間から、急角度でこんもりと 盛りあがる玉の肌の頂まで、ゆっくりと唇を這わせていく。 乳首を口に含むと、キュルケはくすぐったそうに笑った。 「ふふ……あはは。なんだか、子どもみたいね」 才人はなんだかばつが悪くなってきた。 投げやりにグラマラスな体をベッドに横たえているキュルケは、 昨日のルイズのように陶酔の極地にいるわけでもなければ、 シエスタのようにめくるめく非日常に瞳を輝かせているよう にも見えず、ひどく眠たそうに見えた。 緊張して、期待しているのは、才人だけのようだ。 火をつけてやりたくても、どうすれば焚きつけられるのか、 才人には分からない。
「どうしよっか」 キュルケがささやく。才人からは見えないところで、 キュルケは硬さの取れない才人の分身を、手遊びに いじくりまわしている。けだるくにぎにぎする手つきには、 親身な優しさがあり、だから才人も再び臨戦態勢を取り 戻しつつあった。 「俺、たぶんうまくできないよ」 言い訳がましく言う才人に、キュルケはちょっとだけ 手をとめた。すぐに緩慢な加圧を再開し、亀頭の丸みから 竿にかけて脈動するように力を込めながら、ゆっくりと、 言葉を選ぶように、問いかける。 「……うまくできないと、ダメなの?」 「いやほら、俺テクとかないっすから」 「まるであたしが、とんでもない玄人みたいな言い方ね」 キュルケは重たげに上半身を起こすと、ずずず、と重い 荷物をひきずるようにして、柔らかな塊を才人の体に這わ せてやりつつ、両の胸を才人の頭から腰元へ移動させた。 違うのか? とは、さすがに言えなかった。なんだか とても失礼な気がした。 「怖いの? あたしに、気に入られないかもしれないって」 「うん。たぶん。がっかりされそうだし」 キュルケは、ふうん、と気のない返事をした。 「だったら、動かなければいいじゃない」 「でも、それはやっぱり、男として」 「いいじゃないの。ああしろ、こうしろって、偉そうにしてれば」 キュルケはあっさりと切り捨てる。 「男の人はね、堂々としてるのが一番よ。ちょっと ぐらい傲慢でもね」 言い切ると、キュルケは才人の竿のいちばん根元に、 唇と舌を添えた。 ちろりちろりと繊細な動きで、三枚いっぺんに使って くすぐりながら、一気に裏筋を滝のぼりのようにかけあがる。 亀頭のてっぺんで、今度は淫猥な音を立ててじゅっぷりと 吸いついた。じゅぷ、ぐじゅ、と、蜜月のように甘く 唇と棒と舌とを絡めあいコラボレートさせながら、 惜しむように遅々と下っていく。長い名残を残して粘膜同士の 熱い抱擁を引き剥がすと、今度は亀頭のてっぺんに唇をつけた。 したたる唾液でぬめる唇をいやらしく滑らせて、しずしずと 亀頭をその内部へと吸い込んでいき、すぐ裏の頬肉を 突き出して先端すべてを肉の質感でみっちりと包みこんでやる。
キュルケは吸った。シェイクを飲むときでもこうまで 顎の筋肉を使うまいというほどの勢いで頬をへこませ、 ぬぢゅうぅ、ぢゅ、ぱちゅうぅっ、と、すごい勢いで いやらしい音をさせながら、フライングで垂れた透き通った 体液をあまさず口腔内に吸いあげる。 ぬぽっ、と、重いコルクが外れたときのような音を させて、キュルケは口を離した。間断おかず、今度は 竿ごとひとのみにして、舌の腹を蛇のようにくねらせ 始める。じゅぷじゅぷと口全体を胎動させて、亀頭を 上顎の裏に打ちつける。 と――そこでキュルケは思い出したように居住まいを 直して、釣りがねのようなおっぱいで、才人の幹の根元を 挟んだ。ぬめらかな幹から、つうっ、と熱した体液が一筋、 灼けた肌を玉になって滴る。 そこをもろとも両手で押しつぶし、抱き込んで、 ほとんどぴったりと張り合わせるようにして、キュルケは おっぱいを激しく上下にグラインドさせた。 にちにちにちにちゃっ! と、粘性たっぷりの摩擦音が こだまする。 才人の筋が、きゅうっ、と反応した。 「う、わ、ちょ、キュルケ!」 「こういうの、お嫌いかしら?」 「違うよ、すごすぎて、なんだか――」 才人は悲鳴を押し殺した。急速に速射の体制が整い、 今では呼吸するのにも気が抜けない。ちょっと油断すると すぐにリミットが外れそうになる。 「どうする? このまま胸か、それとも」キュルケは 才人の袖をひき体を見せつけて、股間の茂みを指し示す。 「ココか。ふふ」 キュルケのおっぱいは片手では支えきれずに、ずりゅっ、 と幹が滑って軌道をはずれ、胸の肉布団の外に飛び出した。 それを無理やり捉えてこすると、にゅぐっ、とまたあらぬ方向に 竿が逃げる。その不規則な動きがいっそう気持ちいい。 「……キュルケは? したいの?」 肩を妖艶にくねらせて、胸を情熱的にゆすりたていたキュルケは、 涙袋を浮かべて笑った。
「ご自分でお改めになってはいかが」 その声は、ぞくっとするほどかすれていた。身を焦がす 情熱の前に昂ぶり、固唾を飲む女しか出せない声色。 キュルケは才人から上半身を離した。つぅっと体液の 混合物が一本、糸を引いてはかなく消える。 スプリングをきしませて膝立ちになったキュルケは、 唖然と見守る才人の眼前で、肉の花びらのつぼみを、 そっと押し拡げてみせた。 そこはとっぷりと濡れそぼっていた。もはや絡め 留めておけなくなった体液が肉ひだの隅々を潤し、 茂みまでをも濡らして、いまにもしずくが滴り落ちて きそうですらある。 キュルケは、ぺたん、と尻持ちをついた。 濡れた陰部で、才人の屹立したもののうえを、 ぬらり、と這った。 「んん……」 この期に及んではじめて聞く、キュルケのせつなげな ため息。くぷ、と才人の硬いところに自分の水も同然に 柔らかいところを押しつけて、続けて何度も、くぅん、 と鼻を鳴らした。 「才人……」 懇願するように、キュルケが囁く。濡れた赤目でじっと 見つめ、もの欲しそうに唇をたゆませる。そうやって 射すくめられるとよく分かる、キュルケは迫力のある 美しい顔立ちをしている。続くデコルテのラインの たわわかな曲線。この谷間の稜線の存在感と美しさに 悩まされた奴は大勢いるだろう。 「欲しい」 「ん……うん」 才人の屹立したものに指をかけて、傾斜を上向きに 修正すると、キュルケは腰をあげてその先端に敏感な 部分を寄せる。 そして少しずつ、体重を乗せて、体を沈めていった。 「……んっ……ん、んん、う、ふっ――あぁ……っ!」 さきほどと同じように、ぺたんと才人の上に座りこむと、 キュルケは喉あごを仰け反らせて体を震わせた。たまらない、 留めがたいというように、うずく結合部を腰全体をくねらせて すり合わせる。 「――く……っああぁ……っ!」 遠慮がちな腰のスライドが加速度的に深度を増しうねりを増し、 リズムを伴って、すぐにひたむきな上下運動になった。 キュルケの大きな乳房が左右ばらけてバウンドし、才人の視線を 釘づけにする。
とろみを帯びた激しい抽送がダイレクトに脳髄にこだまする。 甘味によく似た脳内物質が頭いっぱいに氾濫し、喫水線をはるかに 越えて体を蝕み、どんどん目先の快楽に溺れさせる。 ぬちゅ、ちゅぷっ、ぐぷ、ずちゅっ―― キュルケの動きは、ほとんど暴力的なほどに激しい。ともすると 痛みに耐えているのかと思うほど眉根を寄せて、壊れそうな くらいに腰をくねらせ、結合部をめちゃくちゃにかき乱している。 それに合わせて才人も、少しずつ、突く動作をくわえはじめた。 「――っ!」 声にならない、人間には出せない高音を搾り出すように、 キュルケが乱れた息を吹きこぼす。大きなおっぱいがぶるりと 揺れて、才人の動きに合わせて踊る。 キュルケは惚れ薬を飲み干したような顔つきをした。 才人を歓喜の瞳で恋焦がれるように見つめ、まとまらない 思考をそのままナマのままぶつけてみせる。 「あっ、いいのいいそう、いい、あっ、してちょうだ、 あっ! あぁっ!」 キュルケは自分の大きな胸に指先を食い込ませた。 勃起しきって充血している胸の先端をくすぐるように いじりながら、弾む乳房の塊を乱暴にゆさぶってみせる。 「ああんっ――すご、すごい才人、もっと、そう、そう、 そうよ素敵、あっあぁ……!」 いっとう奥深くまで貫かれるたびに、キュルケはぽってり とした唇の端から涎を垂らさんばかりの、弛緩しきった 艶かしい表情を見せ、揺れる重たげな胸を才人の 視界いっぱいにそらしてみせる。キュルケの胸は、 激しすぎる振動でちぎれそうになっている。 キュルケ自身も息が切れて、肺がちぎれそうになっていた。 「あ、あ、あ――!」 ビートを勝手に刻まれて思うように声も出せない ようだ。小刻みに母音をとぎらせながら、かすれた声で ささやきつづける。 「才人、才人っ、ああっ、さいこぉっ、ああうぁっ、 んぅうっ!」 キュルケが豊かなふとももをひらめかせる、おなかから のけぞってみせる、背骨を限界まで反り返す、ちゅぐちゅ ぬちゃっ! ――挿入口が派手な音を立てて抜き差しを 繰り返す、柔らかい生身同士を痛くなるぎりぎり手前で すり潰し合う、キュルケの胸が振動で形を変える。
「いやぁっ、だめぇっ、もう、もうだめ、才人、さいとっ!」 キュルケが上半身をそれまでで一番くねらせて、才人の胸に 頭をうずめた。ゆっさゆっさと揺すり揺すぶられつつも、 キュルケのからだがそれまで以上に反応しはじめているのが 才人にも分かる。全身に緊張を張り巡らせ、キュルケは ひくりまたひくりと肢体を痙攣させている。 「たし、も、だめ、才人、あくぅうっ、これいじょ、はっ」 「キュルケ、いけそう?」 キュルケは物憂げな瞳を頷かせてみせた。細い鎖骨の下に 凶悪なほど大きな胸がぶらさがって揺れている。細い肩が 折れてしまうのではないかというほどの動的な律動。 才人は懸命に突きを繰り返す。あまりにも深く突きまた あまりにも先端まで抜くので、ともすると外れてしまい そうになる。ずぬぷっ、と限界まで甘い果実を貪り食い、 ちゅぷぬるっ、とかなりの苦労を割いてねっとりと 引き剥がす。 「さいっ……ああんっ! ね、もう、いっても、あぁっ、 ねえ、さいとっ」 「いいよ、俺も、そろそろ」 「あっ、あっ! ああぁっ! くうぅっ! いく、 いくいっちゃうぅっ!」 ふるるっ……と、キュルケの肩に、腰に、震えが走った。 びくんっ! と、強烈な痙攣が才人の屹立したものを 締め付ける。 それが誘爆源となり、才人の肉棒も連鎖を起こした。 視界もろとも才人の脳内がホワイトアウトを起こし、びくん、 と震えたのをきっかけに、めちゃくちゃな快楽を引き起こし ながら、猛烈に体液を暴れ散らす。 びくびくびくんっ! と、なおもキュルケの内部は痙攣し 収斂し、才人の分身を一滴余さず搾取し吸い尽くし、 しごきあげていく。 「ああぁ――ッんんん……!」 キュルケはハスキーな嬌声をおなかをしぼって吐き出し きり、やがて力尽きて、才人の上に折り重なった。
以上、連投失礼しました
>>545 単なる初心者のようだし、また同じようなことされても困るから一応書いとく。
ここはエロパロ板だからそういう質問はラノベ板の本スレでするべき。
あと、他の人がSS投下してる途中に割り込んで書き込むのは原則禁止。
荒らしだろ
ネ申
GJ! しかし、サイトはメガプレイボーイですね。劇中に出て来る女性の大半はヤラれちゃったんじゃないでしょうか。
キュルケまでキタ━━(゚∀゚)━━!!
>>552 本番前の二人のやり取りがすごくツボです、GJ!
アニエス話もその後が気になる(;´Д`)ハァハァ
>>552 凄いアニエスパワーGJ!!
それにしても凄い多産家だ。
まとめを見て思ったのだが自分で書いた作品については名乗るべきなんでしょうかねぇ
562 :
261 :2006/09/16(土) 23:24:42 ID:z5AarSBw
作者別に並べたのは、似た傾向の作品が纏まると思ったので。 どれ書いた人か分れば、分類はし易いので助かりますが。 作者別って、しないものなんでしょうかね? ちなみに、自分で編集されてもいいですよー。 あと、こっちで書きにくいようなら、まとめのコメント欄使用して貰ってもいいですし。 1、2スレ目読んでて、感想にレスとかも控えた方が良いのかな?と思ったりしてます。 まだ実行してませんが。
ゴメン。まとめ場所のアドレスって…どこにある?
564 :
261 :2006/09/16(土) 23:32:43 ID:z5AarSBw
ふと思いついた こんなルイズはイヤだ ルイズ「私をなめるな従僕! 私は命令を下したぞ 何も変わらない! 「見敵必殺」!「見敵必殺」だ! 我々の邪魔をするあらゆる勢力は叩いて潰せ! 逃げも隠れもせず正面から打って出ろ! 全ての障害はただ進み 押しつぶし 粉砕しろ!」 正直スマンカッタ
いやあああああぁぁぁぁぁ!!!
>>565 デレると
「今日も私を守ってくれてありがとう!お礼…するね…」
ブラウスを外していく。
「胸ちっちゃいけど…好きにしていいわよ…」
「こんなトコまで汗だくね…私のココで汚れを落として」
アソコをぱっくり開かせて。
挿入されながら
「あっ…今日もご苦労様あっ…明日も沢山殺してきてねぇっ…」
唇を貪って
「もっと頂戴…腫れ上がる位私の唇食べてぇ!」
最早ルイズじゃねぇ…正直スマンカッタ
風光明媚な山の上に、その学園はある。 というよりも、山全体が、学園そのものであった。 幼稚園から大学までを擁するマンモス学園。 その名は、『私立トリステイン学園』。 平賀才人は転校生である。 賞罰ナシ。彼女ナシ。好奇心旺盛なことが欠点でもあり、長所でもある、そんな17歳。 父親の転勤に伴い、住み慣れた東京を離れ、人里離れた「春ヶ木沢」にある、「トリステイン学園」に転校してきた。 ここの高等部は、良家の子女が通う全寮制の高校である。 当然才人も、今日からここの寮暮らしだ。 「えーっと、ここだっけか」 トリステイン学院の寮は、春ヶ木沢の街から少し離れた位置にあった。あったのだが。 「あー、平賀才人君ね。確かに承ってるけど、ごめんねえ」 受け付けてくれたやけに若い寮の管理人は、ミス・ロングヒルと名乗った。 なにがごめんねなんだろう、と才人が疑問に思っていると。 「今寮が満室なのよー。街の方で部屋探してもらえないかしら」 はい?どういうことなんですか、そんな話聞いてませんよ、と才人が言うと、 「連絡に手違いがあったのかしら?あのボケ学園長にも困ったものねー」 知り合いの不動産業者に連絡は取ってあげるから、とミス・ロングヒルは言ってくれた。 どうやら、全寮制とは銘打っているものの、少し事情が違うらしい。 ミス・ロングビルの言によれば、全寮制であるのは良家の子女を扱うからであって、今はそれほど「良家」でもやかましくない。 春ヶ木沢以外からの入学者の一部は、確かに寮以外の部屋に住んでいたりするし、春ヶ木沢の住人なら、自宅から通うものもいる。 ただ、確かに遠方からの入学者が多いので、「全寮」と銘打っているとのこと。要するに建前なのだ。 その建前でとばっちりを食った才人は、まあ不運だったと思いなさい、とはミス・ロングヒルの弁。 春ヶ木沢の街に降りた才人は、ミス・ロングヒルの教えてくれた不動産業者に行ってみる。 「…や、休み?」 紹介された不動産業者の名は「ギトー不動産」。その入り口には「本日体調不良によりお休み」との張り紙。 不動産業者が休みということもありえないが、その理由がさらにありえない。 こんな業者に部屋を紹介されたら、犬に亡夫の名前をつけた未亡人が管理人のアパートにでも入れられそうだ。 才人は仕方なく、そのへんのコンビニで手に入れた住宅情報誌を流し読みしていた。 すると。 わふわふっ! 「わわわっ!?」 巨大な毛の塊が、正面から才人にのしかかってきた。才人は避けられず、押し倒されてしりもちをついてしまう。 白と黒に塗り分けられた、巨大なモップ、と表現すればいいだろうか。それが今、才人の上にのしかかっている。 その巨大なモップはもふもふと才人の顔の匂いを嗅ぐ。息が生臭い。 才人の頭はいらん分析結果をはじき出した。こいつはオールドイングリッシュシープドッグ。よく海外のドラマなんかで暖炉の前に寝そべっているアレだ。 「くっそ、どけよこの犬!」 しかし犬は言うことを聞かず、もふもふと才人の匂いを嗅ぎ続ける。 「あらあら、だめよデルフちゃん」
モップの上から、影がさした。 その影は桃色がかったブロンドの、ウェーブのかかった髪の女性だった。 高価そうな薄紫のカーディガンを羽織り、薄黄色のレースのついたワンピースを着ている。 その手には、犬用のリード。その先が繋がっていないことから、どうやらこの犬の飼い主であることが推測できた。 「ほら、その子困ってるじゃない?どいてあげなさいな」 飼い主の言葉に、モップはわふ!と応えると才人の上からどいた。 しかし、主人の下に戻ることはせず、才人の横にちょこなんと座り込み、でっかいはたきみたいな尻尾でアスファルトをばふんばふんと叩いている。 どうやら才人が気に入ったらしい。 「うっわ、べたべただよ」 才人の前髪と住宅情報誌は、モップの吐き出したよだれでべたべたになっていた。 「あらあらごめんなさいね。うちのデルフちゃんがとんだ粗相を」 言って女性は上着のポケットから小さなハンカチを取り出し、才人の前髪を拭く。 あ、なんかすごいいい匂いがする…。 才人が少しぽーっとしていると、なかなか落ちないわねえ、と呟いていた女性は、才人が手に持っていた住宅情報誌を見て、言った。 「あらあなた、この街でお部屋をお探しなの?」 「あ、はい。一応そうですけど」 「ならうちにいらっしゃいな。ちょうど一部屋空きがあるわ」 にっこり笑って言った女性は、カトレアと名乗った。 カトレアの家はこの春ヶ木沢の名士で、大地主の家らしい。 不動産を何件も持ち、このこぢんまりとした2階建てのアパートもまた、その一軒らしいのだ。 アパートの名前は「かとれあ」。どうやら彼女の名前にちなんでつけられたらしい。 「私がここの管理人をしているの」 言ってカトレアは「管理人室」と書かれた部屋のドアを開け、才人に「おいでおいで」と手招きする。 才人は彼女の言うがままにドアを潜る。後ろからデルフがついて来た。 「こら、お前は外だろ」 才人は追い出そうとするが、デルフは言うことを聞かない。その巨大な尻を床に下ろし、動く気配はない。 「あらあらダメよ。デルフちゃんはここの王様なんだから」 カトレアの言葉に、デルフは嬉しそうにわふ!と応える。 犬のクセに王様かよ、と才人が半分呆れていると、カトレアが続ける。 「この子すっごい寂しがりやでね。人がいないとダメなの。だから、このアパートではどこでも出入り自由なの」 その台詞と同時に、カトレアははいこれ、と才人に鍵と書類を手渡した。 「あなたのお部屋の、103号室の鍵と、各種契約書ね。家賃は月3万円、敷金礼金は0。デルフちゃんがノックしたら入れてあげること、以上かしら」 「え、いいんすか?オレまだ何も」 「どうせここより条件のいい物件なんてないわよ。それにあなたはここに住んだほうが幸せだわ、たぶんね」 嬉しそうにカトレアは笑う。
なんだろうこの自信は、とか思ったが、書類に書いてある102号室の間取りと、条件を鑑みるに、どう考えても相場より安い。 ここに決めた方がよさそうだ。 「じゃあ、ここにします」 「決まりね。お姉さん嬉しいわ。じゃ、各種契約書は1週間後くらいまでに出してね。荷物の手配はそちらでお願いできるかしら?」 とりあえず、住む場所が落ち着いて才人はほっとしていた。 「103号室、103号室、っと」 103号室は4部屋ある1階の、管理人室の二つ隣の部屋だった。101号室がないことから、どうやら101号室を管理人室として使っているらしい。 管理人室を出て数メートルの場所に、そのドアはあった。 あんな綺麗な管理人さんと一つ屋根の下かあ。 少し鼻の下の伸びた才人を、足元から聞こえるわふわふ!という音が現実に引き戻した。 デルフは管理人室から出てきた才人についてきていた。本気で才人が気に入ったらしい。 「あのなあお前、管理人さんのとこに戻らなくていいのか?」 わふ!デルフは前足で器用に103号室のドアを指す。開けろ、という意味らしい。 しょーがねーなー、と思いながら才人はドアを開ける。真っ先にデルフが中に入り、突き当りのリビングまで入り込み、わふ!と鳴いた。 「誰の部屋だと思ってんだよ」 まあいいか、凶暴な犬ってわけでもないし、と才人は前向きに考え、デルフのいるリビングまで進む。 デルフは西側、つまり104号室側を向きながら、ばしばしとはたきのような尻尾を床に叩きつけている。 「?なんかあんのか?」 才人がそちらを向くと、そこには奇妙なものがあった。 それは、壁に空いた大穴。それを無理やりカーテンで隠している。 一体何があったんだ、と思う前に、才人にとって驚愕の事態が起こった。 デルフがもう一度わふ!と鳴くと、そのカーテンの向こうから女の子の声がしたのだ。 『デルフー?そこにいるの?』 カトレアのそれとは違う声。幼さを含む、少女の声。 デルフはもう一度わふ!と鳴く。 『待ってよ、今シャワー浴びたとこなんだから』 その声に反応し、デルフはさらにわふ!と鳴くと、カーテンめがけて飛び掛った。 カーテンはいともたやすくビリビリと破け、その向こう側の風景を才人に見せる。 そこにいたのは、桃色の髪の、タオルを一枚身体に巻いただけの、胸の小さな、少女。 「い…」 「い?」 一瞬の硬直のあと、彼女は叫んだ。当然である。 「いっやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁァ!」 声と一緒に飛んできた中身の入ったペットボトルをまともに食らい、才人は気絶した。
572 :
なかがつ :2006/09/17(日) 01:16:17 ID:bc66ugOj
なんていうかパロりすぎて名称以外ゼロ魔じゃない気がす(ry 続き書いていいもんか悩んでます…orz もしOKなら続きは後日うpしましゅ
_/,'  ̄  ̄ 9{_ {゚>‐一 ¬ ̄ ̄`ヽ、 j. \ / / { \ { ヽ / ヽ { ヽ、 \ l ヽ〉. i / ∧ l__\ 代ー 、ヽ | | { { X´l ヽ\} \_ヽ | l ヽ \∨ ヽ | ! 続きいらない、糞つまらん。 \小. (●) (●)ソ l , l } ,,ノ(、_, )ヽ、,, ,' / |:八 -=ニ=- ' / / l 个 、`ニニ´ ィ/ / l / _>r 'チー/ /
俺は読んでみたいぞー!
本編のキャラが学園に通うならともかく、 名前と性格を拝借しただけのオリジナルはどうかと思うんだ
何か違うな
578 :
名無しさん@ピンキー :2006/09/17(日) 02:04:43 ID:OlLONuWC
名前、性格、特徴ぐらいは残しとかないと別物だなw ここまで変えちゃうならせめて設定の説明ぐらいしてほしいなぁ
あんまり非難したくはないが、「エロパロ」板だよな…ココ…。 少女の〜少年の〜はちゃんとエロパロっぽかったから長編でも良かったんだが…ちょっと目が肥えすぎたかな?書きたいなら書いていいんじゃ?
非エロでもいいよって人多いからねここ。っつーか、エロなしのSSとかって専用の板あるんだっけ。 そして恐ろしいことにそろそろスレ容量の限界がきますよ皆の衆。ちょっと長めのSSとか来たら一撃ですな。 まだ立ってから十日ちょっとしか経ってないのに。
うお、もうかw まだ十日っスか。すげー
>>579 ハルヒ板のようなgdgdにならなけば
エロなしでもいいと思う
従順なシエスたんがみたい
っていうか下手に細かく分けようとして投稿作品減っても悲しいし。 ただでさえ少ないからなぁ。 個人的には全部楽しく読めてるから気にならないけど。
おまえら犬のしつけの仕方知ってるか? 気に入らなければシカトが一番上策なんだよ。 書いてほしいと思ったら意見を書く、感想書く、それ以外の職人へのレスは控えろ。 書き手もいちいち『書いてもいいか?』などと感想を強要するんじゃない。 好きに投下していいに決まってんだから。 だから荒らしに合うんだ。 どうしても気になるならエロくしろ。 という話で数十KBが消費される前に書いておいた。 これを守ればスレは荒れないよ。ピュア属性のおまえらがギスギスするのは見るに忍びない
馴れ合いしすぎると雰囲気がよくなるけど荒れやすい 加減が難しいよね
他力本願でスマソ…次スレ誰か立ててくれ…orz
まだ早いだろ。480KBくらいでいいんじゃね?
591 :
for584 :2006/09/17(日) 10:07:27 ID:gqDoDK+Y
俺のメイドは従順だ。いつでも、どこでも言うことを聞いてくれる。 ある日の午後、廊下で二人、並んであるいていた。 「シエスタ」 「何ですかサイトさん?」 今日も彼女はメイド服だ。可愛らしいカチューシャ、程よく育った胸、白く細く伸びた脚。 「今日も言いつけ、守ってるよな?」 「…はい…」 少しだけ顔を俯かせ、赤らめた。彼女に守らせてる事。それは 「ここでみせてくれよ?」 「えっ…」 「あの水兵の服の時はしてくれたじゃないか」 「…わかりました」 いつ、誰が通り過ぎるかもわからない廊下で、シエスタはまずサイトの手を取り、自らの胸を布の上から触らせた。 余程柔らかいのだろう、布の上から指が沈む。 「サイトさん…どうですか?」 彼女がたてようとしている証。それは、下着を着けていない事だ。これが言いつけの一つ。 確かめ方も決めた。 布の上から突起を触れさせる事。ただし、実際に服の上からわかる程の突起にするには勃たせなければならない。 シエスタはサイトが「確認」する度に自らを興奮させなければならなかった。 「勃ち方がたりない…下着着けてるんじゃ?」 「そ…そんな事ありません!」
592 :
for584 :2006/09/17(日) 10:11:25 ID:gqDoDK+Y
実際にシエスタは着けていない。
要するにサイトは、自分の望んだタイミングでシエスタが「支度」できるか確かめているのだ。
「もう少し…待ってて下さい…」
シエスタは後ろを向き、胸を支えるカップ型の布の中に手をいれ、自らの胸を虐め始めた。
「これで…いいですか?…」
次にこちらを向いた時には服の上からもわかる突起が二つ。ポツリと形を見せていた。意地悪にもサイトはその上から乳首を摘む。
「ひゃ!」
「確かにコリコリしてる…シエスタ?」
「はい?」
「暇つぶしさせてくれよ」
不意につまんでいた片手を離し、スカートの中に入れた。
サイトは何も着けてないシエスタの、ふっくらとした割れ目を人差し指と薬指で割り、中指をシエスタの中で暴れさせていく。
「そんな…こんなトコでイクことなんて出来ません!」
徐々に腰に力が入らなくなって来たのか、サイトに寄りかかりながら言う。
「他のトコならいいのか?」
「ココはいやです!」
既に水音を立てているシエスタに説得力は無い。しかしサイトは、シエスタの提案を聞くことにした。
ヌルリ、と指を引き抜く。
「あ…」
粘液の絡んだ指をサイトは、シエスタにの口に含ませた。
「こんなになってる」
「もう…意地悪…」
人目のつかない場所を探し、歩いていく。時折サイトは、シエスタのタテスジの肉を楽しんだ。フニフニとした感触がたまらない。
「ひゃ…」
「ココはいつでも触れるんだよな?」
「わかってます…わかってますぅ…」
そのまま前方の、女性らしい下腹部の膨らみを撫でていく。
「毎日剃ってる?」
「はい…もう生えないと思います」
サイトはシエスタに剃毛も強要していた。手遊びに使うとき、その感触を損なわない為だ。
「シエスタ」
「?」
「いい子だ」
軽くサイトは口付けた。これでいつも彼女は言いなりになる。その一方で、しっかりと下腹部を撫でている。
「私はサイトさんのものですから…」
彼女は、健気だ。
その内、余り使われていない休憩所を見つけた。この学舎は結構穴場が多い。
「ここにすっか」
「そうですね」
従順シエスタっつーか、調教路線?とりあえず埋めも兼ねて。
続きは…どうするかな?いい加減この路線ばっかじゃ問題じゃないか?ちょっと心配になってキタヨ…
>>590 いいね〜。調子出てきたんじゃないか?
593 :
小ネタ :2006/09/17(日) 10:56:16 ID:PDSiN1+H
ある日の夜。 「なぁルイズ」 「何よ」 「誕生日っていつなの?」 「明日よ」 「ええぇぇぇぇ! プレゼント買ってる暇が無いじゃん!」 「えっ、買ってくれるつもり、だったんだ・・・・・・」 才人はしばらく考え込んだ。 「明日は授業があるから、プレゼントは後日の休みに一緒に買いに行くってことでいいよな」 「い、いいわよ」 「じゃあ明日、ルイズが完全に目を覚ましたころに一曲歌ってやる」 ―――誰よりも早く、愛の歌を。 裏タバサはもう書かないのかって? ハードSMになる前に打ち切りです。ごめんなさい。 純愛ものを次のスレにあげるので許してください。
594 :
小ネタ :2006/09/17(日) 10:59:09 ID:PDSiN1+H
あっラストの部分なんだけど。 ―――誰よりも早く、故郷の愛の歌を。 だった、間違いすまん。
シエスタにも、裏タバサにも、純愛にも期待してます
596 :
584 :2006/09/17(日) 15:25:09 ID:y/FLJMy2
>>592 まさか本当に書いていただけるなんて:。・゚・(ノД`)・゚・。
惚れました!GJです!続きも期待します!
シエスタリアンな漏れとしてはこの路線大歓迎なんで無問題です
前々スレにあったサイト×アンリエッタのやつ(女王と異邦人)って続きないの?
600 :
名無しさん@ピンキー :2006/09/17(日) 22:47:16 ID:msI+DEdh
埋まったかな?
作品の投下が少ない…次スレを待ってるのか? 誰か…次スレを頼む…
じゃあ、試しに行って来る。
テンプレは
>>590 でいいのか?
>>602 宜しく頼む。あのテンプレなら問題ないだろう。デルフはいいポジションのキャラだな〜。携帯からじゃ立てにくいorz
多分…新スレ最初の投下を狙っている職人がいる筈…
俺も従順(調教?)シエスタの続き頑張るわ!頑張れ602!
レイラ
607 :
ブライトさん :2006/09/17(日) 23:53:26 ID:dyWE35vt
この前、一年程前ぐらいから交流が途絶えてた友人からメールが来た。 題名;成功した!! 本文;サンクス。それと今日、口からメガ粒子砲がでた。現在のどが負傷中。 この一年で君に何があったんだい? そりゃあ生身で口からそんなの放てば喉を痛めても仕方ないと思うが… 成功した!!ってことは前から口からそんなものを出そうとしてたんかい!? もしかして一年前から練習してて今日やっと出来たから俺に成功した!!とメールしたのかな? サンクス。の部分は多分俺が一年前に「人間、やる気を出せばなんでも出来る。」みたいな事を言って励ましたのだろう… そんな俺は未だに返信していない。
608 :
ブライトさん :2006/09/18(月) 00:03:17 ID:mos4w4Yj
誤爆
どこの誤爆だよw
もう2時だ…また眠れない夜だ… 何時になったら終わるのパソコンのErrorチェック… サイトが持ってきたパソコンは今どうなってんだろ?
「そういや、デルフ魔法が使えるインテリジェンス系の武器があるらしいけど、伝説の癖にまけてるなーお前。」 「何言ってやがる、相棒。魔法が使えるくらいなんだ。おりゃー魔法を吸い込めるぜ。」 「使える方が良くないか?」 「使えるったって、4属性だろ、俺は全属性を吸い込めるぜ、なんせ虚無の魔法武器だからな。」 「そうなのか?」 「じゃないと、全部吸い込める理由にならんだろ?しかも俺の『固定化』はブリミル・ヴァルトリ謹製だ、めったにゃあこわれねぇ。」 「へーそうなんだ。」 「まぁ固定化の影響を受けねー、虚無の魔法なら溶かされるけどな…」 「微妙だな……虚無の魔法乱射するのが側にいると……」 「貴族の娘っ子こえーよな。」 「こえーなぁルイズ。」 「寝言は可愛いのにな。」 「そうなの?」 「おぅ……こないだなんかな。」 「って、まっちなさぁぁぁぁい、そこの棒っきれ、溶かすわよ。」 「相棒、逃げろっ。」 「おっ、おうっ」 「まっちなさぁぁぁい」 「はっはっは、貴族の娘っ子、このまま娘っ子の寝言を言っちまおう、逃げる理由なくなるしな。」 「ま、まってぇぇぇぇぇぇ。」 「『あのバカはメイドが好き。』って言ってたぞ、相棒。」 「……ルイズ……俺そんなにしんよーねーの?」 「……ね、寝言にまで責任取れないわよ。」 「因みに『でもってご主人さまも好き、よね。』って続くんだけどよー。」 赤くなって黙り込む二人…… という妄想……埋めるついでに〜 ……こんなの書くと、9巻よろしくとか書きたくなるね。
朝から萌え萌えした(*´д`*)
613 :
名無しさん@ピンキー :2006/09/18(月) 22:42:23 ID:UckNaEcn
レスがないな
新スレの方へgo!
後はこのスレを埋めるだけ…
ゼロの使い魔の世界の人でメインキャストの名前ってだいたいフランス人っぽいんだけど、 あの長たらしい名前の意味を詳しく解説しているWebサイトとかはないかな。 フランス語関係のサイト巡ってるんだけどどうもワカンネ。 ルイズ フランソワーズ ル・ブラン ド ラ・ヴァリエール 名 名付け親? 土地の名? 貴族? 姓 うーん… キュルケとギーシュは判りやすいのになぁ
「ド」はフランス語の de ではないかと フランソワーズ(Francoise)だし
ここのエロパロって保管されてる?
↑スイマセン
622 :
621 :2006/09/19(火) 01:33:55 ID:E7W/Brm3
>>616 さん
ごめんなさい、自分文章の意味取り違えてますね。
名前の元ネタかと思った、失礼を。
後半ちゃんと読んだら分ることでした、ごめんなさい。
623 :
616 :2006/09/19(火) 01:48:49 ID:PPmmLFzT
>>620 誘導ありがとです。さっそく行ってきた。
624 :
621 :2006/09/19(火) 01:49:04 ID:E7W/Brm3
実在人物の名を使ってくのは常套手段だし、あんまり拘らなくても…なぁ
626 :
616 :2006/09/19(火) 02:07:43 ID:PPmmLFzT
いろいろリンクありがと。 実在の人物がどうこうという訳じゃなくて、 例えば、「ジョン・F・ケネディって、ケネディ家のジョンだよな? じゃぁFってなによ?」 みたいなノリで疑問に思ったの。 完全スレ違いで申し訳ない。
埋めにリレーでもしようぜ ある日、サイトは洗濯をしながらこの世界に来てからのことを思い返していた。 主に今まで会った魅力的な女性のことを。 ルイズ、シエスタ、アンリエッタ、ティファニア……他にも沢山いる。 そんな彼女達に少なからず好意を寄せられていると思うと、自然と頬もゆるむ。 だがこれだけより取り見取りだと選ぶのも大変だ。 そんなくだらないが、いつかは選ばないといけない問題に頭を悩ませるのだった。 洗濯が終わり、部屋に戻ると衝撃的な光景が広がっていた。 続きはまかせた
628 :
名無しさん@ピンキー :2006/09/19(火) 19:25:04 ID:2f0UnUQw
うんこ
を四つんばいになりがらモシャモシャ食べてるルイズとシエスタがいた。
そしてそれを見た次の瞬間サイトは日本に帰れたのである
はにまるハンニバル
という夢を見て、サイトは飛び起きた
という夢を見たルイズ
はぁ……夢か。 横ですやすや眠っているであろうルイズを確認しようと首を動かすと うんこを四つんばいになりがらモシャモシャ食べてるルイズがいた。
∞ループ
な悪夢に「夢なら覚めてくれ!」とうなされるサイトをニヤニヤしながら眺めるルイズ
637 :
261 :2006/09/20(水) 00:12:31 ID:ne1MxQWp
もーちょっとしたら、埋める為にあんまり受けなさそうなSSを投下します。 ……痛いの嫌な人はスルー推奨かも…… あと30分かな?
638 :
1/5 :2006/09/20(水) 00:33:56 ID:ne1MxQWp
ミス・ヴァリエールがこちらを見ている、既に言い付け通り私は何も着ていない。 「雌犬が服を着ているの変ですものね。」 それだけ言うと、真っ黒い皮で出来た首輪を差し出す。 ……アレを付けたらどうなるか、私は知っているけど…… 無言で受け取り、自分の手で首につける。 一つ目の約束『逆らわない』 「ヴァスラ」 静かに一声呟く。 っっっっっく 魔法の力が私を襲う。 身体に力が入らなくなって、その場に崩れ落ちる。 ベットの上だったので、怪我はしなかった。 静かに歩み寄ってくる、ミス・ヴァリエールが、つま先で、あたしのお腹を蹴り上げる。 身体に力が入らなくて、悲鳴すら上げられない。 仰向けに寝かされた私を、見つめる……強い瞳。 「この胸………」 ミス・ヴァリエールの手には、いつもの鞭。 「これでサイトを誘惑したのかしら?」 私がサイトさんと結ばれたのは、アルビオンからの帰り。 サイトさんとミス・ヴァリエールが、なんだか気まずくなっていたので、付け込む様な形になってしまった…… ミス・ヴァリエールが無言で鞭を振るう。 私の胸を目掛けて。 「いやぁぁぁっぁぁぁ。」 あまりの激痛に魔法で抜けていた力が戻る。 「い、いたいぃぃぃぃぃ。」 「あらぁ……駄目じゃない、シエスタ。」 優しく……優しく微笑むミス・ヴァリエールが怖い。 「犬は……なんだったかしらね?」 ……わずかなプライドが、ソレを私に言わせない。 「……言うまでやめないわよ。」 そのまま、ミス・ヴァリエールが鞭を振るい続ける。 「きゃ……いやぁぁぁぁぁぁ、いたいっ、。」 目を細めたミス・ヴァリエールの鞭が強くなる。 分ってる、きっと言うまでこれは止まらない。 でも………… 「いやぁぁぁぁぁ、んぁぁぁぁぁ。」 言えない……… クスクスと笑いながら、楽しそうに鞭と踊るミス・ヴァリエールが見える…… 痛みで、段々頭の中が空っぽになっていく。 唐突に痛みがやむ……た……す…かっ………た? 目の前で鞭がピシィッって鳴った、身体がすくむ。 「さて、もう一度聞くわよ?」 無言で真っ直ぐ鞭を振り上げる。 「………わ……ん。」 心が折れる……そんな音が聞こえそうだった…… 「もういちど……ききたいわ、シエスタ。」 楽しそうなミス・ヴァリエール。 「わん」 「もっとよ、シエスタ、たくさん鳴いて。」 「……わ……ん、わんわん。」 一声ごとに、心がミス・ヴァリエールに屈していく。 「で、どうする?シエスタ。」 二つ目の約束『諦めるときは、自分で言う』 ……私は……首を横に振る……サイトさんは諦めない。 「そう」 ミス・ヴァリエールは楽しそうに微笑んだ。
639 :
2/5 :2006/09/20(水) 00:34:30 ID:ne1MxQWp
初めてサイトさんに抱かれた、痛かったけど幸せだった。 ……自室に帰ると、ミス・ヴァリエールが居た。 「……おめでとう……シエスタ。」 え? 「見てたのよ……さっき。」 えぇぇぇぇぇ 「…良かったわね……シエスタ。」 あ……、ミス・ヴァリエールの目が赤かった。 そっと近寄ってきたミス・ヴァリエールが、私を抱きしめる。 「相手が貴方でよかった……。」 「ミ、ミス・ヴァリエール……」 ミス・ヴァリエールの小さな身体が震えていた。 「サイトも見る目があるんだかないんだか…ね。」 なんていっていいのか分らない。 「あの……ミ、ミス 「シエスタ……賭けをしない?」 え? 「か、賭けですか?ミス・ヴァリエール。」 「えぇ、そうよシエスタ。」 ……どんな賭けだろう…… 「貴方が勝ったら、サイトを使い魔から開放するわ……約束する。」 「え?サイトさんを。」 驚いた、サイトさんはずっと使い魔のような気がしてた。 「使い魔だと、今回の戦争みたいなときに危険だもの……シエスタこれは貴方へのお祝いでもあるの……。」 はっとした……ミス・ヴァリエールのいうとおりだった。 「……サイトのためにも成るし……簡単な賭けよ。乗る?」 選ぶまでもなかった。 「はっ、はいっ、ミス・ヴァリエールなんでもします。」 「そう……まずはね、3つ目『サイトに気付かれたら、貴方の負け』」 え? 「ま、負けって?」 「賭けだもの、勝ちだって、負けだって有るわ。」 「えっと……私がまけたら?」 「負けないと思うわよ、貴方が負けだと認めたらサイトを諦める。」 「えぇぇぇぇぇ、そんなの嫌ですっ。」 「えぇ、だから自分で決めさせてあげる『諦めるときは自分で言う』いい?」 「えぇ……まぁ、それなら」 「で、私はちょっと意地悪するから、貴方が諦めなければいいだけ。」 大丈夫そうだ。 「……それなら………」 「じゃあ、約束『逆らわない』あなたが逃げてたら、賭けにならないもの。」 ……そんなに無理な賭けじゃないと思う。 「いっいいですよ。」 「そ、じゃあ学園に帰ったら賭けを始めるわよ、それまでサイトといちゃついてなさい。」 「……素直なミス・ヴァリエールって……」 「な、なによ。」 「可愛っ」 ミス・ヴァリエールに抱きつくと、真っ赤になって暴れてましたね…… …………それが始まり。
640 :
3/5 :2006/09/20(水) 00:35:01 ID:ne1MxQWp
私が屈しないのを楽しそうに見つめる、ミス・ヴァリエール。 私の髪を優しく撫でる。 「いい子ね、シエスタ。サイトのことが大好きなのね。」 痛みで力の入らない身体を、そっとミス・ヴァリエールが労わる様にそっと触れる。 腫れ上がった胸を、お腹を……触れるか触れないかで……そっと。 痛みでも、快感でもない何かが這い回る。 「痛かった?シエスタ。」 優しく抱き寄せて、背中をさすってくれる。 嘘だ……そう思う…でも……声も手も、まるでサイトさんのように優しい。 「大好きよ、シエスタ……多分始めてのお友達。……同じ人を好きになった…」 歌うように、私の耳元で囁く。 朦朧とした頭が混乱する。 優しいキス、舌が唇をなぞる。 「く、はぁっぁ。」 まともに考えられない頭が、快感だけを受け取る。 痛みで敏感になってる胸を、痛くない様にそっと愛撫される。 「ん、いやあぁぁぁぁぁ。」 何が嫌なのか……考えられない………ただ……怖かった。 子供のように泣きじゃくる私を、ミス・ヴァリエールが宥める。 「いい子ね、シエスタ、大丈夫何も悪い事は起きないわ、貴方は……貴方だけは幸せに成るの。」 ミス・ヴァリエールが何か言ってる。 でも、意味が分らない。 背中を撫でていた手が、そっと下りていく……お尻に……そして 「あぁぁっぁぁ、にゃぁぁぁぁ。」 意味のあることが喋れない、優しく、ただ優しくほぐされていく。 過敏になった全身に影響され、充血しきったそこを、しつこく擦られた。 「んきゅぅぅぅ、んにゃぁぁぁぁ。」 声が止まらない……でも、そっと口付けられる。 くちゅくちゅと、舌の絡まる音だけが頭の中に満ちる。 空いていた手で、そっと抱き寄せられる。 ミス・ヴァリエールの胸に、私の胸がそっと当たる。 ゆっくり優しく擦られる胸、愛しむ様に吸い上げられる唇…… そして、執拗に捏ね上げられる陰核。 一生懸命全身でもがこうとするけど、最初に受けた魔法が私の力を削いでいる。 抵抗も出来ないまま、快感だけが高まる……… あぁあぁああああぁぁぁぁぁっ もうすぐっ………何もかもがどうでも良くなりかけた。 ……ミス・ヴァリエールの手がいきなり、私を抓り上げる…… 「きゃぁぁぁぁぁ。」 一瞬で正気に戻る。 「諦める?シエスタ。」 ミス・ヴァリエールの声が遠くで聞こえる
641 :
4/5 :2006/09/20(水) 00:35:33 ID:ne1MxQWp
全身から感じられていた快感が、一斉に遠のく。 まるで寒気がするように、何かが引いてく。 さっきまで、与えられる快感が怖かった。 今は……去っていく快感が……戻ってくる正気が……怖かった。 「だめぇぇぇ、だめだめだめだめぇぇぇ……もっとぉぉぉぉ。」 くすっ、と笑ったミス・ヴァリエールがまた体中で愛してくれる。 今度は貪るように全身で感じる。 「あはぁ……あははははははは。」 体中が多幸感に満たされる。 「シエスタ……諦める?」 ミス・ヴァリエールが何か聞いている。 反射的に頷こうと思った、キモチイコトしてくれるから。 何かを察したようにミス・ヴァリエールが慌ててキス。 今までは焦らす様な動きだったのに、急に私を追い詰めるように動き出す。 「あっあぁぁぁっぁぁぁぁぁ」 限界まで焦らされていた私はひとたまりもなかった。 あっという間に果てる……。 そして……敏感になった身体はまだミス・ヴァリエールから開放されない。 「うふふふふふふ、あぁぁぁっぁああああ。」 脱力し切って抵抗できない身体は、次から次へと逝かされる。 「んんんんあぁぁっぁぁぁ。」 どこか壊れたように、逝き続ける。 ミス・ヴァリエールが、優しく優しく触り続ける。 痛めつけられている時も、どこかこの人を憎めなかった。 初めての貴族のお友達。 「みしゅ、ヴぁりぇぇる……。」 「なぁに?シエスタ?」 「だいしゅきぃぃぃ。」 自分が何を言っているのか、私は分っていなかった。 「そう、シエスタ私も好きよ、貴方もサイトもとっても大事。」 「だから……さよなら……ね。」 どこかで限界を超えた……ゆっくりと意識が闇に閉ざされていく…… 最後に見たのは、デルフリンガーさんに近寄っていくミス・ヴァリエール
642 :
5/5 :2006/09/20(水) 00:36:09 ID:ne1MxQWp
私はデルフリンガーを抜いた、そのまま机に隠してあった薬瓶を取りにいく。 「ボロ剣……計画を早めるわ……今日実行よ。」 「……貴族の娘っ子………やめるんなら、今のうちだと思うがね?」 「もう手遅れよ……シエスタにここまでしたのよ。」 自分が水魔法を使えないのが不甲斐ない……傷が残らないように、そっと秘薬をシエスタの傷に塗りこむ…… 「ごめんね……」 初めての友達……多分……もう二度と居ない………命の恩人。 鎮痛効果も有る秘薬のおかげで、シエスタの息が穏やかになる。 「……サイトはもう、私にかかわっちゃいけないものね。」 サイトはシエスタを選んだ…… 「私の側に居たら、また……戦争や、ミョズニトニルンとの戦いにおわれるもの」 私は虚無の担い手、平穏な人生は……多分送れないから……好きな人たちは巻き込まない。 「生半可なやり方じゃ、相棒は娘っ子を見捨てないとはいえ……」 「……私だって嫌だったわよ……シエスタにこんなことするの……」 十分傷つけた後は、出来るだけ優しくした……罪滅ぼしにはならないけれど。 「ボロ剣、分ってるわね……貴方の役目。」 「……へいへい、相棒があんたの所を立ち去るように説得、戻らないように監視だろ?」「そうよ……あともう一つ。」 「まだあんのかよ、大忙しだね、俺様。」 「サイトが貴族の力が必要なときに、私に繋ぎを取りなさい、ガンダールヴの力だけじゃサイトが動けなくなったときのために……」 「……そこまでしてやんのかい?」 「頑張って出世するわよ、なんてったって伝説ですもの。」 「……相棒抜きでか?」 「……いらないわ。」 ……うそ 「心配しなくても、私は死なない……ううん、死ねない。」 「?」 「私が死んだら、サイトを守るガンダールヴの力が消えるから……死なない。」 「……娘っ子……おめぇ……」 「大丈夫よ、サイトとシエスタは私とのコントラクトが守り抜くわ。」 サイトがどこかで幸せに暮らしているのなら……何も怖くない……多分。 「……サイトがもう直ぐ帰ってくる、デルフリンガー……最後の一幕……お願いね。」 「……いやだっつったら?」 「溶かすわよ?」 「……いいぜ?」 「サイトの幸せのため……よ、お願い。」 「……アンタの幸せはどうするっ!」 「………サイトが楽しく暮らすのが、私の幸せよ。」 「…………変わったな、娘っ子。」 「サイトと一回死に別れたもの……2度は嫌。」 「もう立派な女だな……ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール」 「……覚えてたんだ」 「伝説だからな……そして、わすれねぇ。」 「ありがと……さて、来るわよ。」 私がデルフリンガーを振りかぶる。 「……あぁ…… あぁぁぁ、相棒、来てくれ、貴族の娘っ子が……メイドを………」 ありがとう、デルフリンガー さようならサイト、さようならシエスタ…… 二人とも、大好きだよ……
こんなのルイズじゃねeeeeeeee!!!1!!!!!111!!1 でもこんな優しいルイズも好きだ・・・・GJ!
>>643 さん
やっぱり、駄目ですかね?
丁度人目もなさそうですし、埋めに良いかなと……
痛い系の話を目指して……失敗……かな?
みえる、見えるぞ! 愛に拠る狂言劇は、近い将来より深い二倍の愛によって見事暴かれるだろう。 そして虚無は三度、今度は決して外れない枷に囚われることになるのだ。 と言う予言できちゃうくらい、前後編っぽい作りでございまする。 楽しめたしわくわくものでしたよ。
まじで感動した。 これ、もしサイトが事の詳細を知ったら壊れちゃいそうだ。 その辺りも後半に絡まってくる? きちゃう?
出来れば続きを読んでみたい…ルイズにも幸せを!!
(|| ゜Д゜) ルイズが千歌音ちゃんになっちゃったYO! だがこれはこれで(*´д`) 最初のヴァスラをシエスタに掛けるシーンでハァハァした俺マジ変態。GJ!w まあ、ルイズだと虐めてる途中orサイトへの演技の途中でボロ出そうな気も これがアンリエッタ様なら全く違和感n(ry
649 :
644 :2006/09/20(水) 08:30:12 ID:ne1MxQWp
>>645-648 感想にレスはしない方が良いと、何処かに有ってそのつもりでしたが……
埋め埋め状態だったら良いかな?
つ、続きですか……まったく想定せずに書いたから……難しい
新刊読んでから、行けそうなら書きます。
時間動かさずに、いきなり復縁は……無理がありそう(自分の頭の中でストーリーラインに無理があるとかけない
…とゆうか書きにくい人なので……ごめんなさい)
埋めないとーってのもあるんでしょうけど、難しいな、失敗かな?って思ったのに今までで屈指の量の感想頂くと、
自分自身の自己評価が、世間とずれてるのか不安になったりっ。
では、そのうち頑張ります。
……次のスレで ……の続き〜って書いた途端に、……ってなんだよ?
って言われそうですねっ、それも面白そう。 ではっ
二人が去ってからしばらく経っても、 つま先がシエスタの腹にめり込む感触や、鞭越しに伝わる衝撃、 徐々に小さくなっていくシエスタの悲鳴が頭から離れず、毎夜のようにうなされるルイズたん 衝動的にシエスタを傷つけた手や足をペンで刺す等の自傷行為に及び、 その都度モンモンを心配させるルイズたんを想像しおっきしt(ry
651 :
没ネタ :2006/09/20(水) 15:11:13 ID:Qr1myqNh
埋めにはちょうどいいか? 「サイトは私の使い魔よ! あなたにどうこう言われる筋合いはないわ!」 「サイトさんが誰とどうしてようが、サイトさんの自由でしょう!? 束縛ばかりして胸だけじゃなく器も小さいんですね、ミス・ヴァリエール」 「な、なんですって〜!!」 「まったく、うるせえお嬢ちゃんどもだぜ。昼寝もできやしねえ」 ここはトリステイン魔法学院。 ある日、ゼロのルイズと呼ばれる生徒が人間を使い魔として召喚したのが始まり。 その人間の名前は平賀才人。 ものめずらしさか、それとも彼の人間性か、彼に好意を抱くものは多かった。 で、今いがみ合っているのが召喚した本人、ルイズと、学院で働くメイドの一人、シエスタである。 なぜか。二人ともサイトのことが好きだからである。 で、当事者のサイトはというとこっちへふらふら、あっちへふらふらと、 特定の彼女を作らないでいつつ、女の子にキスしたりしている。 というわけで誰が彼を手に入れるのか、もうひとつの戦争が勃発しているのである。 「だいたいにおいて、あんたがはっきりしないのが悪いのよ! 今決めなさい! 誰を選ぶのか!」 それは無茶な要求というものだろう。そんなに簡単に決まっていたら話が続かな…ゴホゴホ… 今の状況は起こっていないのではないかと思われる。 「そうだな…肉体の相性がいい女の子がいいかな」 われながら馬鹿なことを言ったとサイトは後悔した。 これで今日のお仕置きは免れまい。 だがこれで今の状況からは脱出できるとそう踏んでいたのだが、 「わわわ、わかったわよ。なな、なんでもしてあげるわよ」 「サイトさんがお望みでしたらなんでもしてあげます」 想定の範囲外のことに一瞬唖然となるサイト。 次の瞬間には自分の分身が取り出され、二人の舌が絡み付いて、 このあとのをメモに書いていたがコーヒーこぼして破棄してしまった。 だが、私は(ry
うめ
俺、コルベール好きだったけど新スレに最近頻繁にでるようになってから名前見るだけで鬱になるようになてしまた。
>>650 本来なら人を無闇に傷つけられる子じゃないしな・・・
全てが済んだ後で、じわじわと心を蝕んでいく罪悪感
大切な友人が傷つけられ、壊されていく過程。それが脳裏を何度もフラッシュバックする
そして、そうしたのが他ならぬ自分自身だという、逃れようの無い事実
自分の魔法、その杖のたった一振りで、糸の切れた人形のように崩れ落ちるシエスタ
その手に、足に残る、痣だらけの肌の感触。耳の中を何度もこだまする、シエスタの悲痛な叫び
網膜に焼きついた、変わり果てた彼女の姿・・・
その全てが、ルイズの中を何度もリフレインし、心を深く抉っていく
最早、鏡に映る自分が、人の姿をした化け物にしか見えない
いとも簡単に、大切な親友を壊してしまえる自分。ああ、私もあの女―ミョズニトニルンと同じなんだ
姫様の言うとおりだった。私は"虚無"のルイズ。トリステインの切り札、恐るべき悪魔・・・
「あは、あははははは・・・っ」
使い魔の去った部屋の中、渇いた笑い声を上げるルイズ。その目からは、涙が零れ落ちていた―
という妄想が昼間ずっと離れなくて困ったorz
お兄さん幸せの園の住人なんで、欝ストーリーは書けませんorz ある意味ウラヤマシス
656 :
644 :2006/09/20(水) 21:52:56 ID:ne1MxQWp
>>655 さん
……おなじおなじ……つもり……
なんとなく挑戦してみたんですよっ
昼間になんとなく続きがかけそうな気がしてきた、頑張るかも。
>>651 ルイズは言うまでもないが
これじゃ、シエスタまでガイキチキャラだ
>>651 あっちへふらふら、こっちへふらふらワロスw
だがそれがry
>>656 命を捨てて守った少女に裏切られたサイト、心身共に深く傷つけられたシエスタ、
全てを知りながらも、ルイズとの約束を守るため沈黙するデルフ
そして、拭い様のない罪に染まったルイズ・・・
このままだと続きが気になって眠れなさそうorz
楽しみにしてますー
ニイタカヤマグチノボレ
ルイズに裏切られた、シエスタに手を上げられた怒りから、サイトが復讐鬼と化し、 ルイズを全く同じ拷問に掛け(筋弛緩剤で擬似ヴァスラ再現の上、殴打と鞭打ち) 挙句、男根の張型で処女を散らす展開キボン 初めてすらまともに奪って貰えず、ただ与えられる苦痛に耐えるしかないルイズたん(;´Д`)ハァハァ
そんな鬼畜なこと、よく思いつくな…(><)
662 :
生め産め :
2006/09/22(金) 13:56:08 ID:tmyx4gUv ◎ │ γ ⌒ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i ○ ○i < 荒らしの /i ∀ .i\ \_______ ⊂/i 荒 i\つ ゝ / 〜/ \ / /~\ \ / / > ) / ノ / / / / . / ./ / ./ ( ヽ、 (__) \__つ γ ⌒ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i ● ●i < 巨人が /i ∀ .i\ \_______ ⊂/i 荒 i\つ ゝ / 〜/ \ / /~\ \ / / > ) / ノ / / / / . / ./ / ./ ( ヽ、 (__) \__つ ◎ │ γ ⌒ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i. ゚∀゚i < 500kbゲットだゴルァ /i i\ \______________ ⊂/i ◎ i\つ ゝ / 〜/ \ / /~\ \ / / > ) / ノ / / / / . / ./ / ./ ( ヽ、 (__) \__つ ◎γ ⌒荒 /ノノノ^)) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |从 ゚∀゚ノ < 荒らしの小美人もいるよ 《,( = )》 \_____________ ┌/ ???ヾ┐ \ノUU.\ノ